
661 愛しい貴方を渡したくないから。
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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あらまぁ。 そんな話、はじめて聞きましたわ。
(0) 2014/12/02(Tue) 00時半頃
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この小さな街は、朝から霧に包まれておりました。
やがて工場の煙突から蒸気が上がることでしょう。
見上げる空は薄曇り。煙吐く飛空艇の影が街を覆い、やがて雲と共に空の彼方へ行ってしまうのです。
そうして、小さいけれど人の集まる賑やかな商店街にも陽光が差し込みます。
(#0) 2014/12/02(Tue) 00時半頃
今日もまた1日が始まるのです。
昨日が今日でも今日が明日でも明日が昨日でもまるで変わらない、
平凡で退屈な、けれど穏やかで平和な日々。
そんな1日が雨雫の様に降り続いていくと、
誰もがきっと、信じていたことでしょう。
(#1) 2014/12/02(Tue) 00時半頃
―――愛しい貴方を渡したくないから。
(#2) 2014/12/02(Tue) 00時半頃
誰に、というのでしょう。
何に、というのでしょう。
(#3) 2014/12/02(Tue) 00時半頃
そんな想いが雨雫の様に降り続いていると、
誰が、思っていたことでしょう。
(#4) 2014/12/02(Tue) 00時半頃
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[お空はどうして、遠くにあるの?
お空はどうして、真っ暗になるの?
あの大きな鳥は、どうやって飛んでいるの?
ねぇ? ―――ねぇ?]
(1) 2014/12/02(Tue) 01時頃
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―朝の街―
[今日も、朝は街中が真っ白に見えるよ。 昨日もだったね。
昨日と違うのは、靴が片方ないこと。 転んだ拍子に脱げて、犬が咥えて持って行っちゃった。]
……お靴、どうしよう。
[靴屋の主人にお願いしてみようか? あぁ、でもお腹が空いたよ。]
(2) 2014/12/02(Tue) 01時半頃
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/* 今回は、道具屋の主人NPCをあずまさんにお願いし、1参加者として楽しませて頂きます!
女の子だよ、純粋な女の子だよ、今回はっ!
(-0) 2014/12/02(Tue) 01時半頃
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ー捜査本部ー
……警部もお偉方に任せりゃいいのに
[くぁ、と欠伸を噛み殺しながら怪盗を取り逃がした警部からいつもの『お小言』を聞きつつ帽子を目深に被り直す 警部の一方的なライバル視により自分達の所轄が最近巷を騒がす怪盗の担当、ということに暗黙の了解でなってしまっていた
警部は良いかもしれないが 彼の『捕まえろぉ!』の掛け声と共にひらり空を駆ける怪盗を捕縛しようと、見張りと徹夜でボロボロの身体に鞭打ちながら追いかける部下Aこと自分としてはそろそろ上部組織にお任せしてほしいものである
隣で船を漕ぐ同期は仮眠をとる時間に怪盗が現れたことで一睡もしていない 己は丁度仮眠時間終了後だったので運は良かったのだろう……眠いことには変わりないが 今日も上司の愚痴を言い合いながら飲もうと思っていたがこれは誘わないでおいた方が良さそうだ
2時間の説教もとい警部のお小言の後、解散の掛け声とともに各自ばらばら動き出す 自分も眠っていた同期の肩を叩き退出を促して捜査本部を後にした]
(3) 2014/12/02(Tue) 01時半頃
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ふぁ……ぁ眠っ。まとまった年休取ろうかなぁ 家に帰ってもやる事ないし、何時もの様に街をパトロールがてらぶらりとするか
[ついでに友人捕まえて飲みに誘うのもいいかもなんて考えながら、小型蒸気バイクのエンジンを入れる 深緑のインバネスコートを風にはためかせながら蒸気煙る街を疾走し――というには速度がやや足りないが――
睡眠不足の目に映るのは霧深き景色 やがて飛空挺が空の彼方へ飛び去り、陽光差し込み輝くであろう街並み それを想像すれば若葉色の瞳を僅か細めながら今日も街は平和だなぁと呟いた]
(4) 2014/12/02(Tue) 01時半頃
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[蒸気バイクを走らせていれば、見慣れた赤毛が目に飛び込む>>2 蒸気バイクをキキィッと止めれば帽子の鍔上げ声をかけた]
オルエ、おはよっ。今日も朝早いんだなぁ …ん?どうしたんだ。こけでもしたのかい
[彼女の足元、見れば片方靴がない 朝のこの時間、靴無しでは寒いだろうと心配し]
俺、今から街を蒸気バイクでパトロールするんだけどさ よかったら靴屋まで乗ってかない? あ、ナンパじゃないから!ないからね?
[ウィンク1つ、尋ねてみたが彼女の反応ははたしてどうだったろうか]
(5) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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/* 入村しゅたたーっ♪ つなやんから早数か月……まってましたっ! 前の村が楽しくて、またほいほい参加してしまった私です sinonomeと申します、皆様よろしくおねがいしますっ(ぺこん
(-1) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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[タイヤが石畳の上を走る音、だ。 この音は蒸気バイク。きっと、きっと――ほらね。>>5]
コンにぃ…… おは、よ。
[足を止めて、じっと彼を見上げる。]
あのね、犬に盗まれた の。
(6) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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/* バイクくどかった!!!>>5私何回バイクバイク言えば(ry でも好きなんやもん!イメージとしてはスーパーカブ 鳴滝君が乗ってるあれ()
(-2) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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コンにぃは刑事さんだから、どうにかして……
[あまり見て欲しくないなぁと、靴のない方の足を後ろにちょっとだけ下げる。]
え? あ……
[ウィンク、されちゃった。 何だかドキドキするって、マフラーで口元を隠しちゃう。 そのままでこくんと頷き、バイクの後ろに座ろうと手を伸ばす。]
(7) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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[彼女の話を聞けば>>6、靴の片割れは犬に持っていかれたらしい あちゃぁと空を仰いだ後、此方を見上げる彼女に視線を合わせ]
犬か!どこの野良犬だ あーまぁた保険所の奴らが仕事サボリでもしたか? 何にせよそりゃ災難だったなぁ
[彼女の口から告げられた言葉>>7、任せとけとばかりに口角あげて マフラーで口元隠すのを見れば、照れ屋だなぁなんて目を細めた
やがて赤い髪が縦に揺れ、バイクの後ろ座ろうと手を伸ばせばその手を掴み、もう片腕腰にまわして彼女の小さな身体を引き上げようかと
彼女が後ろの席に座れば、腰に腕まわしといてと告げて 街中、いつもよりゆっくりバイクを走らせた]
(8) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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/* とりまSTK側とはゆるり誰にでもタゲってもらえるように縁故は投げときたいかなー オルエちゃんとまずは靴屋に行くか(まがお)
(-3) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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/* 縁故ちなうな、あれや接点や
(-4) 2014/12/02(Tue) 02時頃
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[澄み切った青い空――見上げ続けていたら色が橙色に変わり黒になる。 海も同じ――橙色から青色へ、そしてまた濃い青へ。
そんなな景色を見ながら色々な場所を巡り運命の人を探し続ける旅路。 そして最後は湖の畔で色とりどりの百合の花に囲まれながら、運命の人と愛を誓う御伽噺。
辛い旅だったのに、涙を流さない女の子の強さが好きだった。 いろいろな景色を見て回りながら旅をする女の子に――]
(9) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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―朝 自宅―
羨ましい、な……
[そう一言呟いて、読んでいた本をパタリと閉じる。大切そうに抱えては、空の色を窓から覗く。今日の色は薄曇り。 そろそろ飛行艇が街を覆う時間なのだろうか、その時間帯は少し肌寒くて嫌になってしまう。 早く太陽の光を浴びたいけれど、自分の願いが叶うことなんて有り得ない。 ため息を一つ零せば自分の部屋に唯一置いてある時計を見つめ]
そろそろ準備して行かなくちゃ。 お店の人に迷惑はかけられないもんね。
[くるり、窓から背を向けて、抱えていた本を机に置く。 椅子にかけていた黒のコートを纏い、キャスケットを深く被って。 必要なものだけを入れた鞄を手に取ればそのまま玄関へと向かい外へ出る。]
(10) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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やっぱり、今日は少し肌寒いかも。
[家の鍵を閉めて カツン、カツンと靴の音を鳴らしながら暮らし慣れた商店街を歩き始めた。**]
(11) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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どこの、だろう……。 うん。でも、そんなに災難じゃないよ。 ……コンにぃが 助けてくれる、し。
[あの犬も痩せていて。食べ物じゃないのに、靴を持って行って、可哀想って思ってた。]
ひゃっ!
[足が地面から離れる感覚が、宙に浮く感覚が、好き。 でも、恥ずかしい。手が、だって……。]
……ん。
[言われた通りに、そろそろと腕をコンにぃに回す。 ゆっくり走ってくれているけれど。 何だか温かくて。ぎゅうと大きな背中に頬をつけた。]
(12) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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/* こんばんは、愛しい貴方シリーズ第5村目うたやん村に参加させていただきありがとうございます。 役職希望、間違ってない!ちゃんと賞金稼ぎ、おk!
改めてharutorekiです。よろしくお願いします。
(-5) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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/* 『オルエ』って、略して呼ばれただけでキュンってしてしまう。弱いなぁぁぁ!
優しくされて、懐いてしまう……。
最初は刑事さん? よし、ゴミでも投げるか! とか思ってたのにwwwwwwwww
(-6) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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[蒸気の街を2人乗りのバイクは走る>>12 背に身体を預けた彼女の、"助けてくれるし"なんて言葉が擽ったい 無論その言葉通りにしなきゃな、なんて気合いをこっそり入れて 朝霧の中、頬を撫でる風はどこか冷たく。でも腰にまわされた彼女の腕は温かかった
景色はゆるやかに前から後ろに駆けてゆく カタリカタリ、キリリキリリ 歯車の音が蒸気と一緒に聞こえるのが、この街の特徴だろう
やがて目的地につけば先に蒸気バイクから降り、彼女をゆっくり降ろして共に靴屋を訪問する]
よ、じぃさんおはようさん 朝早くから悪いけどお客さん連れてきたよ この子に一等似合いの靴を1足そろえてくれない?
[そう店主に告げれば、いいの選べよと少しだけ席を外す 彼女が靴を選んでいる間に屋台で買ったのはホットドッグと温かな珈琲 さて自分が店に戻った時、果たして彼女は靴を選び終えているだろうか]
(13) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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/*>>勝手に靴屋を爺さんにする<< 多分店主はジョセフなんだよ(※それ霧雨です)
(-7) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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[とくん、とくん。 聞こえる心臓の音は、少しだけ遠くにある。
かたりかたり。きりりきりり。 両の耳が拾うのはいつもの音のはずなのに。 蒸気バイクに乗っているせいか、違う音に聞こえる。
辿り付いた靴屋。もう少しこのままで居たかっただなんて、座席から降りるのを渋る程子供じゃない。]
え、わたし 靴……
[出来損ないの靴で、良いのに。 何を注文したのか、耳を疑い、彼の制服を掴んで引いた。
いいの。いいの。無くした片方だけでいいの。]
(14) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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/* オルエちゃん可愛い…! あれ?これSTK逆の方がいいんじゃね(まがお)
(-8) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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……ん。選ぶ。
[おじさんの顔も見たけれど、にこにこされて。 どこに行っていたのか、コン兄が戻ってきても、わたしは選べないまま。]
……わかん ない。
[どれがいいか、わかんないよ。]
(15) 2014/12/02(Tue) 02時半頃
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どう、決まった?
[ホットドッグと珈琲持って店まで戻ってくれば、どうやら彼女はまだ靴を選んでいないようで>>15 先程袖を引っ張られた時に薄々予感はしていたけれど と胸中で呟きつつ
一言店主に断り机に買ってきたものを置けば彼女に視線を合わせ手こう尋ねた]
んじゃ、俺の見立てでもいいかい? ――そうだな、この赤い靴とかどうだろう きっと君に似合うと思う
[ショーケースに飾られていたそれを手にとって、履いてみてよなんて告げて彼女の足元置いてみる
彼女が気に入ったなら店主に代金手渡すつもりで]
(16) 2014/12/02(Tue) 03時頃
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/* コンさんのRP絡みづらかったらごめんよ…ごめんよ……!(灰で謝る系男子コンダクト)
(-9) 2014/12/02(Tue) 03時頃
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[ショーケースの向こう側は、いつも手が届かないところ。 どうしてガラスがあるんだろう。 どうして、手が届かないんだろう。
いつだって、綺麗で きらきらとしたものを閉じ込めて――]
わぁ…
(17) 2014/12/02(Tue) 03時頃
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[ほんの1歩。靴のないつま先を前に出す。 泥で汚れた足。こんな足に、似合うのだろうか。
足元に置かれた靴にじっと視線を落とし。 そろそろと、まだ綺麗な方の指先を入れた。]
……可愛い。
[底が厚くて、その分歩きやすい。 袖でぐぃと泥を拭ってから、両足に履いて店の中をぱたぱたと走る。]
コンにぃ、ぴったりだよ!
[にこりと笑顔が浮かぶ。だって、嬉しいんだもの。]
――?
[あ、お金?]
(18) 2014/12/02(Tue) 03時頃
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[ポケットの中に入れた手を胸元で開く。 数枚の、硬貨しか入っていなかった。
お手伝いした分だけ、お小遣いを貰ってる。 でも、それだけじゃ足りないから。
コンにぃは知らないだろうけど、 わたしはわるい子 なんだよ。]
(19) 2014/12/02(Tue) 03時頃
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[シンデレラがガラスの靴に指先入れる様に そろりと赤い靴を履いた後、元気に店の中をぱたぱた、走り回る様子に笑みが零れる>>18]
そっか、ぴったりか オルエがそれ、気に入ったみたいで俺も嬉しいや
[なんて朗らかに言えば彼女の髪をくしゃり撫でる 店主に代金手渡した後、よく似合ってるよと彼女の耳元囁いた
彼女がお金を気にするようなら、今度代金代わりにお勧めスポットでも教えてくれよと告げたろう
店を出る際先程屋台で買ったホットドッグと珈琲彼女に手渡し、其処のベンチで一緒に食べないかと誘う 見晴らしのいい所だから、誰か知り合いでも通れば分かるだろうしと 彼女が承諾したのなら共に其処へ向かうが、彼女の返答はどうだったか]
2014/12/02(Tue) 03時頃
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[シンデレラがガラスの靴に指先入れる様に そろりと履いた後元気に店の中をぱたぱた、走り回る様子に笑みが零れる>>18]
そっか、ぴったりか オルエがそれ、気に入ったみたいで俺も嬉しいや
[なんて朗らかに言えば彼女の髪をくしゃり撫でる 彼女の葛藤、気づかぬままに>>19店主に代金手渡した後、よく似合ってるよと彼女の耳元囁いた
彼女がお金を気にするようなら、今度代金代わりにお勧めスポットでも教えてくれよと告げたろう]
(20) 2014/12/02(Tue) 03時頃
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/* コン君俺っ子だけど僕の方が街のお巡りさんっぽかったよねと今更(ry
(-10) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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/* どしよっかなぁ。このまま朝食INベンチ誘ってもいいが、オルエの中の人眠くないかな?とか考えつつ
(-11) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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[髪に手が伸ばされる。分かってる。 コンにぃはあんなことしない、から。 逃げたいって思った気持ちをぐっと我慢すれば、やっぱり優しい手。]
くすぐった い
[笑うけど。すぐにマフラーで笑い声も隠したの。 耳元でこっそり言わないで欲しい。
耳が赤くなる。――ばか。]
う、ん。教える ね。高いところがあるの。 眺めの良い、場所だよ。
[交換こ。これなら、お金の代わりになるかな。]
あの、ね。お勧めスポット、2つでもいい?
(21) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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[その手に持ったホットドッグ。
一口わたしに、ちょうだい。**]
(22) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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/* あ、あああああそういうこと!>>21 わあああそれで稼いでたのか。そうか…(ほろほろ
(-12) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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/* もう既にストーカーロックがかかりそうです、 コンにぃの、ばかぁぁぁぁぁぁ(((((*ノωノ)
(-13) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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はは、くすぐったかったか。ごめんごめん
[少しだけ、身を固くしたような様子が気になったが>>21、頭をなでられた彼女の笑顔にその違和感は霧散する
教えられた場所は、昼寝したり休憩するのに最高だなぁと笑み浮かべ。今度上司への愚痴を叫びたくなったらいこう、なんて密かに決意する
お勧めスポット、2つでもなんて問いにはもちろんと頷く だってこれは彼女のために買ってきたのだから]
(23) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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[ホットドッグは細かく刻まれたピクルスとオニオンが、レタスの上に乗ったぱりぱりのチョリソーの真横に鎮座し。それをパンズが挟んだボリュームたっぷりのもの 赤と黄色の2色のソースがその上に波を描き、つんと香るマスタードの匂いが食欲を促すだろうか
珈琲は熱いから火傷しないように気をつけて と優しく告げた後、彼女にホットドッグと珈琲を手渡して。ああでもと]
――俺"が"、1口もらっちゃっていい?
[告げると同時にぱくり1口。うん、美味しいと口元ついたケチャップとマスタードを舌でぺろりと舐めとってにっと歯を見せて笑った]
(24) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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[赤い靴を履いた彼女、愛らしい様子にほのぼのしつつ確か彼女の職場はこのあたりだっけ?と尋ねる
もしそうであり職場に向かうなら気をつけて、と送り出しパトロールへと戻るだろうし、彼女がもう少し一緒にいて街を回りたいというならバイクの後ろに彼女を乗せて街を走るつもりである
さて、彼女の返答は*どうだったか*]
(25) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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/* ホットドッグ…食べたい(ぐぅ オルエちゃんお付き合いありがとおやすみぃ そういや彼女のコアどれくらいなんだろうね
(-14) 2014/12/02(Tue) 03時半頃
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[煙る蒸気が街を満たし、石畳に浅い雲海を敷く。 霧と言うには重たるい気化性がエンタルピーを押し上げ、 この街の変わらぬ日常の幕を上げる。
そんな街の大通りから一本裏手に入った小道に小さな工房があった。 赤屋根は幾らか煤け、セピア色の風景に溶け込む『燈写館』である。
美術的価値を持つ芸術写真家のアトリエではない。 スクープを追いかけ報道の拠点となる基地ではない。
ただ、こじんまりと、日常をフレームの中に収める営業写真館であった。]
(26) 2014/12/02(Tue) 07時半頃
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[この古い写真館を切り盛りするのは、技術者上がりの写真師である。 髪と眼は水底に似る濃き翠、機材を支える双肩逞しく、 感光剤を扱い、シネマトグラフを操る映像屋。
整然とアルバムが並び、天井から緩やかに下げられる渡し紐には、 インテリアめいて街を切り取る写真が下がり、時折ひらりと揺れていた。 飴色のカウンターに並ぶのは大小様々なレンズ。 入れ子人形如く並べられたそれらを一つずつ、 大きな手に取り、ブロアーたる吹き付け器具で埃を飛ばす。 吟味と共に、織目の細かいクロスで繊細な硝子を撫で上げた。
時間を掛けた作業から苦を感じさせず、気の遠くなる手入れを施す。 これらはタービンやシリンダのように、熱の中で働く機器ではない。 生まれる寸での卵をそう扱うように、細心の注意を支払わねばならず。 磨き終わった一つを光に翳し、店の扉を覗き込む。
歪んだレンズに映るのは、何も変わらぬ日常的な扉。]
(27) 2014/12/02(Tue) 07時半頃
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……あなたは全きものの典型であった。 知恵に満ち、美の極みであった。
[掌中でレンズを転がし、差し込む光の角度を変える。 低音を店内に静かに響かせ、小さく呼気を零した。]
―――…今日も変わらぬ歪んだ世界、か。 こんなにも近いのに、如何して是ほど遠いのか。
[殆ど光を感知しない右目に力を入れて眇め、 隻眼の男は遠くにヒュンヒュンと鳴る飛行艇の音を聞いていた。**]
(28) 2014/12/02(Tue) 07時半頃
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――これより御覧に入れまするは、 たったひと握りの魔法で御座います。
種も仕掛けもございません さ、 どうか瞬きはせずに。
1、2、……
(29) 2014/12/02(Tue) 08時頃
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3!
[虹の彩色を放つ煙が「人魚の涙」の名前を冠る 宝石を収めたショウケースの前から立ち込め、 展覧会場を覆い尽くす。
「種と仕掛け」しかない催涙煙とカラフルな紙吹雪。 一瞬の目晦ましの後、 既に長いマントにシルクハットを飾ったタキシードの男は消えている。
殘るは、ただ。 霧散してゆく煙と、紙の断片と。 仮面とシルクハットのデザインが片隅に置かれた メッセージカードのみであった]
2014/12/02(Tue) 08時頃
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3!
[虹の彩色を放つ煙が「人魚の涙」の名前を冠る 宝石を収めたショウケースの前から立ち込め、 展覧会場を覆い尽くす。
「種と仕掛け」しかない催涙煙とカラフルな紙吹雪。 一瞬の目晦ましの後、 既に長いマントにシルクハットを飾ったタキシードの男は消えている。
殘るは、ただ。 霧散してゆく煙と、紙の断片と。 仮面とシルクハットのデザインが片隅に置かれた メッセージカードのみであった]
(30) 2014/12/02(Tue) 08時頃
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『 皆様の大粒の涙、 それに、「人魚の涙」確かに頂戴しました。 怪盗seven 』
[蒸気気球から伸びた綱をつたいながら。
宵闇の中、 片手に収まった緋色の宝石を、黑に混じらぬ緋色を。
楽しそうに口端を歪めて、怪盗は見ていた。*]
(31) 2014/12/02(Tue) 08時頃
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―散髪屋―
[店を開ける時間にはまだ遠い。
枕の近くに放られたままの一冊を手に取る アルバムの中身は、これまでの盗品。
値の張る宝石に先人が描いた名画、 余す所なく装飾の施された、美しい水差し]
金に替えてしまうのが、勿体ないなー
[手の中にある赤い石を陽に透かしながら。 キラキラとした輝きに落とす感想は、それ。]
(32) 2014/12/02(Tue) 08時半頃
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[「私欲を満たす為に盗むな」
曾ての相棒であり、師として仰いだ男の言葉。
盗品は総て裏のルートで換金し、 遠し近しの孤児院に匿名で寄付する。 自身と同じく親を知らない子供の為に
本当に欲しいものは、金の鋏で稼ぐ。]
(33) 2014/12/02(Tue) 08時半頃
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……はあ
[素晴らしい作品の並びに目を細めた。 次は何をコレクションに加えよう。 考えるだけで、心が踊る。
――…鮮明とは甚だ遠いものの、 こうして綴じ込めておけば、何時でも見れた
だが、この石は違う。 フォルムは捉えられても色彩は――…]
[やはり惜しい。**]
(34) 2014/12/02(Tue) 08時半頃
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[――その骨董屋の店主《オーナー》 は 少々風変わりであった。
眼を惹くのは口元を覆っている 編み上げのコルセット。 毎日同じではなく日替わりだ。 腰も揃いのコルセットで縛り上げ 貴婦人のように細く仕上げてある。
お気に入りはバッスルスタイル。 前は短く、後ろは長くボリュームを持たせるのが好きらしい。 細い足を幾重にも重なるベルトやガーターベルト、或いは特注品らしい刺繍のタイツで飾る。 出掛けるときには日傘を欠かさない。 手袋は気まぐれでつけたりつけなかったり。 露出しているときは爪を流行りの染料でそめていることもある。
不健康に白いかんばせを縁取るのは 屋号にも連なる紫水晶めいた巻き髮だ。 とろりと眠そうな三白眼も、同じような色相。
様々な意味で浮世離れした店主は、いつからかこの街に在り、ダフネドラと名乗っている。その声は性別不詳一歩手前だが、確かに男性のものであった。]
(35) 2014/12/02(Tue) 09時頃
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[店主は淡いラベンダー色に染めた爪の指先で 古めかしい看板をそろりとなぞる。
Antique Amethyst
骨董屋と称しながら ダフネドラの眼に叶ったらしき 古今東西の風変わりな物品や 鉱石、天使の卵、オートマタ、一角獣の角 ―御伽話めいたものは何れもそれと称した模造品だろうが― それに、店主が趣味で作っている材質様々な造花が所狭しと並ぶ 驚異の部屋《Wunderkammer》めいた様相を呈している。
知る人ぞ知る、 密やかながら見るだけでもたのしめる ――そして、裏側でも“有名”な、店]
(36) 2014/12/02(Tue) 09時半頃
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― 朝・商店街の入り口 ―
[朝。冷たい空気に身を縮める。でも、霧で白く染まった商店街はどことなく幻想的で、小さく頬が緩んだ。曇り空を仰ぎながら空に向かって息を吐けば、工場の煙突から上がってくる蒸気のように、白い吐息が空に昇っていく。]
いつ来ても、白い街。 …でも、とてもきれい!
[自分の息が、街の白に同化するのを眺めてから、軽快に歩き出す。]
(37) 2014/12/02(Tue) 09時半頃
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…半年ぶりかな?
[自分がこの商店街を訪れるのは2度目であった。他国から仕事を求めてこの国に来た自分は、雇われるままにいろいろな街を渡り歩くのが常だ。]
ここの人たち、皆優しかった…。 また来ることができて、嬉しい。
[職場では、長く雇ってもらえることもあれば、何がダメだったのかすぐに解雇されてしまうこともあって。昨日まで働いていたところは半年で解雇になってしまったのだ。 それで、新しい職場を求めて、すがるような気持ちでこの商店街へと舞い戻ってきたのだった。]
今度の働き先は、優しいといいなぁ…
[働き続けているのは本国にいる家族の為。彼らには自分の援助が必要なのだ。だから自分は言われるがまま求められるがままに働いているのだ。たとえ、何があろうとも。]
(38) 2014/12/02(Tue) 09時半頃
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……怪盗が、出たんだって?
[インクの匂いがする、 活版印刷の号外に躍る文字。 視線を走らせ微かに目を細めた。]
――愉快。
[店先でくるりとフリルとレースにて装飾されたパゴダスタイルの日傘を廻し、蒸気が煙る煤けたあおぞらを見上げた。飛行船が、飛んでいる。]
(39) 2014/12/02(Tue) 09時半頃
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/* よろしくおねがいしまするるるる。。。 恒例の年齢と身長ダイス 年齢:20+2 身長:150+5+7
(-15) 2014/12/02(Tue) 09時半頃
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/* おはねむふにゃん グリフィンとダフネのロルきれいだなー 店の描写が細かくてなんかぶわわっとイメージが沸き起こる
オルエッタのコアタイムいつだろ とりあえず夕方までマターリかなぁ
(-16) 2014/12/02(Tue) 10時頃
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/* ただの趣味を詰め込んだ謎キャラになりましたね
(-17) 2014/12/02(Tue) 10時頃
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/* (ガタッ) 男ジルベ!男ジルベ!!
(-18) 2014/12/02(Tue) 10時頃
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/* ジルベール三白眼かおこわい!
(-19) 2014/12/02(Tue) 10時頃
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/* ダフネドラさん男性やーん! かわいいかわいい絡みに行きたい、けど…っ
≫村建てお手伝いPC≪
(-20) 2014/12/02(Tue) 10時頃
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/* この村でお手伝いのみは ぼっちだからね、ひとりあそびだからね、 こころを一人遊びに特化させなくちゃですね
(-21) 2014/12/02(Tue) 10時半頃
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/* 僕には無理なんだストーカー…… 期待に応えられない……つらい……[ 経験済み ] 被ストーカーにしよう!!と思ってたけど だって気づくの遅くて埋まってたんだ……しかたないね…… お手伝いでいいよしてくれたかるらさんには 感謝だよね……
(-22) 2014/12/02(Tue) 10時半頃
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/* …ハッ!寝かけてたあぶにゃい(目こしこし 多角になるのはなるたけ避けたいのでじるべに自分からしゃべりに行けないせつなさプライスレス(ぐすん
(-23) 2014/12/02(Tue) 11時半頃
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/* 中の人はグリフィンチップ好き 後オルエのロルが好き可愛い。可愛い(大事なことなので二回言った)
後なぜかシュゼの中の人が知ってる人な気がするぱっそん 理由:何か心惹かれるロルだから
(-24) 2014/12/02(Tue) 11時半頃
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―路地―
[Antique Amethystは気まぐれに寝坊する。 要は店主の気分次第、大抵は昼頃までに開いて 夜はいつまでやっているやら知れない。 赤葡萄を模した装飾品を耳元でしゃらりとならし、 豪奢な日傘で影を作りながらゆるりと路地を歩き始めた。
「あまり日が高くなると 目に優しくないから」
店主は朝の散歩の理由を、 そう説明している。]
(40) 2014/12/02(Tue) 12時頃
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Salve(おはよう)、ミスタ レディと御出掛けかい。
[>>25お馴染みの新米刑事に、少女の姿。
店主の口元は慎ましやか。 布の向こう側からどんな仕組みか声はそれなりに聞こえる。 豪奢な風貌は商店街でも浮いていた。]
(41) 2014/12/02(Tue) 12時頃
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Ciao(やぁ)、ダフネ 君は今日も粋な様子だね
[靴屋の前でオルエッタの今後の予定を聞いていれば、Antique Amethystの店主から声をかけられる>>41 朝の散歩の途中だろうか、豪奢な日傘の影で赤葡萄の装飾品が耳元で煌めく
馴染みの店主へ親しげに挨拶返し、ちょいとね、と共にいる経緯を説明する]
オルエの靴の片方、野良犬がもってっちまったみたいでさ 丁度この子に似合いの靴を買いに来たってわけ ダフネは散歩かい?その髪飾り、髪色に似合ってて綺麗だねぇ
ああそうだダフネもオルエも知ってるかい? 昨日さ、まぁた出たんだ怪盗"seven(セブン)" ゴシップ好きの新聞社、クロックワークスの野郎がま号外でも配ってるだろうけど…人魚の涙が盗まれて、警部はかんかん俺らは寝不足 まったく、少しくらい怪盗さんも休んでくれりゃいいのにね
[途中から愚痴の様になってしまったのはまぁ、至仕方ない]
(42) 2014/12/02(Tue) 12時半頃
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「またやられたぞ畜生!警察は何をやっとるんだ!」
[広間に響き渡る父親の声は、廊下を通るこちらの耳にも響いてくる。 煩い、煩い。 おおかた金に変える物が一つ減ったと思っているのだろう。父に宝石の価値は分からない。彼にとっては、どうせ全てが金になる石だ。 はぁ、と溜め息をついて広間の戸を開ける]
お父さん、こうも騒いでいると外へ声も聴こえてしまいます。 広いからと油断なさらないで下さい。
[忠実な息子の忠告に憮然とした表情をするも彼自身も思う所があったのか、黙りこくる。 その顔はやはり、損をしたという表情であったが。]
取引はあの宝石だけではありません。 落ち込み過ぎないでください。
[にっこりと笑みを浮かべるその姿はゴテゴテとした装飾に身を包む父とは反対に殆ど宝石を身に付けておらず、唯一のアクセサリーは黒く光る十字のピアス。]
(43) 2014/12/02(Tue) 12時半頃
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[父を諌め、整備をしている庭師に挨拶をし、家の門を閉める。 蒸気と熱気に満ちたこの街に父の喧々とした声は合わない。]
今日も蒸気が、満ちていますね。 怪盗なんて気にしなければ良いのに。
[きぃこ、きぃこ。 お気に入りのだるま自転車を走らせ、いつもの商店街へ足を運ぼうか]
(44) 2014/12/02(Tue) 12時半頃
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― →商店街 ―
[散髪屋が朝から開いている事はない。 大概昼過ぎにだらだらと開けて、夕方には閉まる どうも汗水垂らして働くのが性分では無いらしい
そんな体なので、以前に手伝いを雇ってみたが 半年程度で賃金を割ける余裕が消え、解雇にした>>38]
(45) 2014/12/02(Tue) 13時頃
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/* ジョシュのとこから盗まれたかぁ…フヒヒサーセンしなければならない予感…っ!
(-25) 2014/12/02(Tue) 13時頃
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――さてと、パンでも買いにいくかなぁ
[背伸びして寝間着から着替え、地毛を纏めてから鬘を被る。 いつものように目許を覆う厚い眼鏡をかけて、 上着を羽織り、商店街の通りをゆく。]
あれっ、
[先をゆく背中に見覚えがあったので、 眼鏡を押さえ、小走りに駆けて肩を叩こう。**]
ジルじゃないか。 久しぶり… またこの街に戻ったのかい?
(46) 2014/12/02(Tue) 13時頃
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―商店街:靴屋前>>42― [コンダクトに眼を細める。 口元がいつも覆われている店主の表情の機微は眸によく現れる。]
どうも、ミスタ。 僕はいつもどおり。
[すんなり息をするように受け入れて、ふむと経緯に耳を傾ける]
紳士だなミスタ、レディは幸運だ。 そう、僕は散歩。 そうだろうとも、昨日仕入れた。 良いだろう、気になったなら見に来るといい。
[葡萄を指先で揺らして見せてから、少しばかり自慢げだ。怪盗については頷いて]
聞いてる、読んだ。お察しの通り号外が来ている。 お疲れ、ミスタも大変だな。 まあ、みている方は愉快だが
[くすくす、口元に手を当ててわらう。]
(47) 2014/12/02(Tue) 13時頃
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/* ストーカーの被害者だからって 別にダミーがターゲットじゃなくてもいいよね 邪魔だからってゆっくりころしてもいいよね。
(-26) 2014/12/02(Tue) 13時頃
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[二つの瞳が雄弁に語る店主の心情>>47 口元覆うコルセットの下を一度見てみたいとは思うが、未だ見せてくれと頼んだことはない。今のような気安い関係が崩れることを恐れてのことであった
葡萄の飾りを白魚のような指で妖艶に揺らし、自慢げにする様は何とも愉しげに映る]
そうだな、暇ができたら是非寄らせてもらうよ そんときには舶来の品でも一等お勧めの品でも見せてくれたら嬉しいね
[そうからから笑っていたが怪盗の話になれば愉快に笑うダフネに苦笑浮かべ]
ま、大衆には娯楽ではあるわな しっかしセブンもあんだけ美術品盗んで何するつもりなんだろ。ダフネはどう考える?
[軽く尋ねるようで、捜査の一環と瞳は真剣だった]
(48) 2014/12/02(Tue) 13時頃
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[>>46のんびりと歩いていれば、肩を叩かれる。驚きながらも振り返ると]
わ!メルだ! ひさしぶりひさしぶり!! ジルは今日戻ってきたの!ただいまだよ!
[にっこりと笑って、その手を取ってぶんぶんと上下に振る。もし窘められたならしぶしぶ手を離すし、何も言われなかったなら満足するまで手を振って。]
んー… 前のとこ、また解雇されちゃったの。 なんでだろ…、ジルが悪い子だから?
[自分なりに一生懸命取り組んではいるものの、なぜかすぐ解雇されてしまう。出稼ぎ労働者としての立場を考えればその扱いも当然なのかもしれないが、現状を考えればため息しか出ない。]
(49) 2014/12/02(Tue) 13時半頃
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―商店街靴屋前>>48― [刑事の心情知ってか知らずか、ゆぅるり笑みに眼を細める。]
待ってる。 では とっておきを出そう。 レディも、見に来るといい。
[少女にも声をかけ、傘を半分ほど回転させて 首と共に傾ぐ。]
しかして ミスタには死活問題。 さあ なんだろう。 熱心なコレクターなのか 或いはそう、酔狂な「義賊」とか。
[口元のコルセットに指先添えて、 視線をつと横へと流す。 何のことはない、考える時の仕草のようなものだ]
なかなか、夢が在る。
(50) 2014/12/02(Tue) 13時半頃
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/* シャルノスとか謂ったせいで このダフネドラ人間なのかな疑惑ある ダフネだし(精霊)
(-27) 2014/12/02(Tue) 14時頃
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[かたかた、歯車の回る音がする。 からから、螺子の回る音がする。]
[街外れにぽつんと立つ一軒の屋敷。 そこはかつて天才と呼ばれた技師が世俗を嫌って移り住んだ場所。]
[しかし、既に屋敷の主の姿はない。 残っていたのは、彼の最後の作品である機械人形が一体だけ。]
(51) 2014/12/02(Tue) 14時頃
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― 屋敷の庭 ―
…………。
[花壇に水を撒く少女――否、少女にしか見えない機械人形の姿。 見た目も触感も、声も動作も、人間のそれとほとんど変わりはない。 ただ、後頭部に取り付けられた大きなねじ巻きのゼンマイが、明らかに機械の存在であることを示していた。]
水やり、終了。
[主が屋敷からいなくなって、どれほど経ったことだろう。 毎日決まった時間に決まったルーチンワークをこなすだけの生活が、もう長いこと続いていた。]
石炭、不足。購入が必要と判断します。
[次の業務に、石炭の貯蔵庫を確認して。 抑揚の乏しい声で、誰に言ったわけでもなく喋る。]
(52) 2014/12/02(Tue) 14時頃
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― 街 ―
[屋敷の機械や"アンダンテ"を動かすのに必要な動力を買うため、 だいたい月に一度か二度は街へと出る。]
…………。
[すれ違う人の多くは、アンダンテを気味悪がって避けようとする。 主のいなくなった屋敷を、人間によく似せて作られた機械人形がずっと管理しているとなれば、気味悪がって当然かもしれない。]
…………。
[もっとも、それを気にすることなどはない。 そんな理由もないし、必要もないから*]
(53) 2014/12/02(Tue) 14時頃
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今日? へえーそうだったのか、 似てる背格好が歩いてるものだから 僕が寝ぼけてるんじゃないかと思った
[振り返る青年の顔も長い髪も、見誤り無く。>>49 ほっと息をついて口元を緩ませて微笑み。
捕まれた手をぶんぶか振り回されたので 若干面食らったが、気が済むまで好きにさせ、]
…あぁ、そうかそうか。そりゃ気の毒に。 うちで働いてくれた時もよくやってくれてたのになぁ…
新しい働き口は、もう見つかった? それとも探してる真っ最中?
[首を傾げさせて。 そういえば、燈写館に昨日足を運んだ際、 主人が手伝いを探しているとか聞いた気もする
もし決まってないのなら、その事を話すつもり**]
(54) 2014/12/02(Tue) 14時頃
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/* テーマソング https://www.youtube.com...
アンダンテのイメージはもろアトリエシリーズ黄昏編のオートマタ。 まあ魔法や錬金術がないからかなり性能が落ちるけどね。
って思ったんだけど、よく考えたら感情があるように見えて見た目や動作が人間と殆ど変わらない機械人形って現代技術超えてるよね。 大丈夫かな……?一応蒸気と歯車で動いてるんだけど、もし世界観とズレてたらごめんなさい。
(-28) 2014/12/02(Tue) 14時半頃
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/* 余談だけど、実は最初被ストーカー側(賞金稼)やりたかったんだけど、wiki見た時には既に埋まってたから泣く泣くC狂にしたっていう。
賞金だったらパトリックかアイリーン使ってたなあ、きっと。
(-29) 2014/12/02(Tue) 14時半頃
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ー商店街・靴屋前ー
義賊、ね コレクターなら100歩譲って心情、理解できるも……義賊なんて性質が悪い
[普段の人を安心させるような笑みが嫌悪感丸出しの苦々しいものに変わる>>>50 ダフネの優雅に思案する様子とは天と地の差があった 日傘が視界の端にゆらゆら、揺れる
義賊様に睡眠時間を削られる身としてはさっさと誰でもいいから捕まえてもらいたいものである ここで自分が捕まえようという気概が無いところが下っ派Aの悲しい性であった]
夢かぁ。酒に溺れれば一夜の夢は見れるが でも起きたあとが虚しいんだよな……それよりは大衆は分かりやすい娯楽を好むんだろう
[延々捕まえられない怪盗と、無能な警察の追いかけっこに遠い目しながら、改めて今夜も酒を飲んでうさを晴らそうと決意した]
ダフネ、そういや最近の気になる話題はあるかい?あ、怪盗以外でな 恥ずかしながら怪盗騒ぎ出ずっぱで、ろくに新聞も読んでなくて
[たははっと帽子の上から頭を掻けば、ざんばら髪が空に舞った]
(55) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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―朝の靴屋―
[あっさりと返事があった。>>23 差し出されたホットドッグは、きっとお腹がいっぱいでも食べてしまいそうで。見ているとケチャップとマスタードがゆっくりと垂れていく。]
美味しそう……。
[つんと鼻にくる匂いと、チョリソーの香ばしさ。レタスのみずみずしい色。 お口いっぱいに頬張ったら――想像したら涎が出ちゃった。慌てて手の甲で拭う。>>24]
わぁ、おなかぺこぺこ、だったの!
(56) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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うん、ふーふーして飲むね。 コンに……ぃ?
[俺 が? 渡すために伸ばされた手は、ホットドッグを持つ方の手首をそのまま掴んで持ち上げる。
あ、と言う間もなく、顔が近付き口が開かれる。目前でぱくりと齧られた。赤色と黄色が舐め取られていった。
美味しかった? だなんて言うはずの口は開いたまま。悪びれもなく笑うの。なんか、ずるい。
わたしはこんなに顔が赤いのに。]
あ、ア、ぁ……きょ、今日は、学校いく、の……
[『学生』じゃないけれど。 逸れた話題にほっとする。 ふーふーって息を吹き掛けてから珈琲のカップに口をつける。]
(57) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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[思ったより熱かったけど我慢した。苦いのも我慢した。 すっごい日傘を差してる店主の姿が見えたから。>>41 今日もお姫さまみたいな格好をしてる。昨日も。きっと、明日も。]
さーる……、ダフにぃ。
[同じ挨拶を返そうとしたけれど、上手く返せない。 そうだよ、幸運なんだよって、こくこく頷いた。>>47]
これも、コンにぃが朝ごはんにって。
[齧りかけのホットドッグと珈琲のカップ。わたしの両手を塞ぐものをダフにぃに掲げて見せた。
まだありがとうは言えてない。]
(58) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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―商店街靴屋前― ふ、ふ、ふ――……悪い顔。 嫌いじゃない。
[ 店主は絹の手触りめいたわらいを含ませ、 苦虫を噛み潰したようなコンダクトに 明後日の方向から感想を告げる。日傘をまた半分廻し ]
捕まえればお手柄だ、ミスタ。
[ その気は無かろうと思っての、 からかい混じり。葡萄の耳飾り揺れる。 ]
しかして酒、酒に溺れるは甘美なれど感心しない。 ねむりぐすりでも処方してやろうか これも舶来物。
[ ――唇のあるあたり、人差し指を立てる。 それから、ざんばら髪に指先伸ばし]
偶には髪に鋏を入れてはどうだねミスタ。 男前が台無しだ。 そうは思わないかいレディ?
(59) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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レディにごはんもご馳走してくれる、 素敵な紳士なのに、ね?
[ >>58ちいさなレディに、 ダフネドラは笑みに目を細めて見せる。 よい子、と頭に手を置いた ]
気になること、気になること。
そうそう、そうだな。 ――ひっそり、 後をつけられている気がする、と ――誰かに、見られている気がする、と
そんな怖いお話はどう?
[妖しげに紫水晶の目を、細めて見せた。]
(60) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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あ……む。
[口元に運んだホットドッグ。齧りかけの、ホットドッグ。だってオニオンが落ちそうだったから。 だから、食べたの。コンにぃと同じところ。
こーいうの、なんて言うのかな? 美味しいはずなのに、ちょっと味が分からない。ぷちってチョリソーの皮を破ったら、じゅわってお肉の汁。]
(61) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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[お店においでって、ダフにぃが言うの。]
……いいの?
[確かめの質問を投げて、じぃぃと見上げた。美味しくなさそうな葡萄が揺れてる。
数日前、お店の壁に落書きして怒られたのに。もっと悪いこともしたのに。許してくれるの? って。じぃぃ。]
(62) 2014/12/02(Tue) 16時頃
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[怪盗セブンを、知ってるか、って?>>42
もしもわたしが犬だったら、名前を聞いただけでぶんぶんと尻尾を振って、くるくる回ったと思う。
だってセブンはすごくてカッコいい! 予告状通りに宝石を盗んでいく。絶対に失敗はしないの!
セブンが出ると決まって孤児院にお金が届くから、セブンがあしながおじさんだったら良いねって、皆で話してた。
だからセブンはヒーローで。 二人の話を楽しく聞いていたけど。 コンにぃのお顔が怖くなっていくから、わたしは何でもないって顔をして珈琲を飲むことにした。
わんわん。]
(63) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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メル、ぎゅーっ!! …ふふ!再会の挨拶おしまい!
[>>54彼が何も言わないものだから調子にのって振っていた手を離して、最後とばかりに彼の身体にぎゅっと抱き着いてから離れる。ご満悦。]
メルのところ、面白くて楽しかった! あのときはありがと、メル!!
[彼の事情は分かっているつもりだから、解雇されたことに対して恨んでなどいない。むしろ解雇された今でもこうやって声をかけてくれるのが、吃驚するほどにうれしい。]
んー…、まだ見つかってないの。
[次の質問には困った顔で。それどころか今日の寝床も未確定だとはさすがに言えなかった。]
(64) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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[ホットドッグの最後の一欠片。 あぐって口の中に頬張ると、レディって。>>59
んぐんぐと頷く。髪を切るって、おしゃれなんだよね。 んぐんぐと頷いていると、頭に少しの重み。
びくってなったの、ばれなかったかな。 んぐんぐの再開。
怖い話はちょっと苦手だから。 食べ終わったらばいばいしよう。
……んぐんぐ。**]
(65) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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おや、嫌いじゃないってのは嬉しいね ダフネみたいに綺麗な人に言われるのなら、尚更に
[皮肉半分、素直な賛辞半分。明後日の方からの感想にそう返す>>59 彼が美しいかんばせをしていると思うのは本当な事なので くるり日傘が廻る様子は、延々のいたちごっこを連想させた]
捕まえりゃボーナス出るかね そしたら君の所でとびきり高くて美味な酒でも買うとするさ その耳元の宝石の様な大粒の葡萄で作られた、飛び切り美味なね
――まぁ、酒に逃げるのは悪いってわかってはいるんだ でもさ……酒に溺れりゃ何にも考えなくて、済むから 全て無になって眠れるならそりゃ、是非眠り薬を処方してほしいもんだがね
[人差し指が口元覆うコルセットの上に置かれる仕草見れば、彼に似合いだ、なんて漠然と考え そのたおやかな指が自分の整わぬ髪に伸ばされれば擽ったそうに喉が鳴った]
(66) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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あっはっは、俺が紳士で男前?そりゃぁないない ま、この子が素敵なレディであることは真実だがな
[そう、ホットドッグを頬張るオルエッタを見つめる>>61 小動物の様な様子見れば少しだけ笑みを零すが、ダフネドラから続いた話>>60に眉寄せて]
後をつけられ誰かに見られ、ねぇ…流行の怪談ってやつか? 何にせよそれが犯罪者と被害者でないことを祈る限り 仕事は増えるが善なる市民まもるは警官の務めってね
[そう告げれば警帽の鍔をきゅっと指で摘んだ]
(67) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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/* あずまさんに、人狼のNPC、やってみます?って振って良かった!! 美麗です!きゃぁぁ!
(-30) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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っとと、もうこんな時間か 俺はそろそろパトロールに戻るけど…2人はどうする?
ダフネは有意義な話、ありがと 後で処方してもらえるなら睡眠薬取りに行くよ オルエははしゃぎすぎて転ぶなよ?
[そう、2人に言い残せば相棒の蒸気バイクに跨りエンジンを噴かす じゃあまたな、なんて言って手を振れば、インバネスコートを翻し商店街の街並みを駆け抜けていった ――指摘されたざんばらな前髪が視界に掛かるのを感じ 後で髪でも整えに行くかな、なんて考えながら*]
(68) 2014/12/02(Tue) 16時半頃
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―早朝・自宅―
[キンと冷えた空気に目を覚ます。 吐き出した息が白く――はならないが、部屋の空気は冷え切っていた]
ん、んー………
[大きく伸びをする。 キシリと軋んだのは左腕。 寝巻の下、そこに本来の腕はなく、金属製の義手がはめられている。 接続された神経が収縮すると、肩に刺すような痛みが走った]
―――冬か。 もう、と言えばいいのか。 それとも、やっと、と言うべきか。
[起きあがると、グーとパーを繰り返し、指先まで動くことを確認。 手入れのために機械用の油を探そうとベッドを出た**]
(69) 2014/12/02(Tue) 17時頃
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/* 保健医さんだー!お医者さんだ―(ちがいます)
(-31) 2014/12/02(Tue) 17時頃
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/* お邪魔します。よろしくお願いします。 過去村見ても、配偶者健在っていなかったようなので、不安。
(-32) 2014/12/02(Tue) 17時頃
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―商店街靴屋前―
ふ、ふ。いいとも。 ひどいイタズラには、お仕置きだけど。 うん、彼処には額縁でもつけようか
[ >>62紫水晶の隠れる笑みの形、 真顔の笑顔、さりとて遊びに来る者 歓迎の姿勢は嘘ではない。
>>63びくりとしたのを知ってか知らずか 素知らぬ顔で白い手指はオルエッタから離れた。]
(70) 2014/12/02(Tue) 17時半頃
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―商店街靴屋前―
おや御上手。
[ >>66半々の賛辞を当然と受け止めて 日傘をしゃなりと傾けて片目を隠すようにした。 ]
一躍英雄かもな? 来てくれるなら大歓迎。 最高級を、ご用意だ
[ 片目で覗き見るようにして、 悪戯に紫水晶を細める ]
――宜しくないね、宜しくない。 僕の見たては確かだとも。 夢も見ずに、眠れるさ
[ 睫毛を伏せると傘の影を廻し、両眼を再び日の元に。 ]
(71) 2014/12/02(Tue) 17時半頃
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/* 自分用メモ 【あったことあるひと】 オルエッタ ダフネドラ
【まだ】 シュゼット グリフィン メルヒオル ジルベール ジョシュア アンダンテ グラディス
できればSTK側全員と何らかの形でエンカしたいなぁ
(-33) 2014/12/02(Tue) 17時半頃
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僕は嘘はつかないさ
[ でも、時に言わないだけとも言う。 アメジストはさて?とからからわらう刑事と ホットドッグを頬張る少女を見る。 それから銀の睫毛がよく見える角度を作り 刑事の顔を流し見る ]
さて、さて、 果たしてどうだろう。 怖いのはなにも 目に見えないものばかりではない。
――守っておあげ、刑事さん。
[ ミスタ、ではなく職を囁く。 ]
僕はこれから散歩の続き。 ――ミスタは巡回、ご苦労様。
[ 半身でくるりと日傘を廻す。 蒸気バイクの巻き起こす風に紫水晶の髪が揺れる。 しゃらり、葡萄の耳飾りが鳴り――
ダフネドラの口元の形は、窺えない** ]
(72) 2014/12/02(Tue) 17時半頃
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―朝 商店街にあるパン屋―
[暫く一人静かに歩いては、体が空腹を訴えてきた。 そういえば今朝からまだ何も食べていなかったと、行きつけのパン屋に寄って3つほどパンを買おうとしたが なんだか主人が何処か様子が明らかに挙動不審。見てて疑問に思ったのでパンを買ったついでに話を聞いてみれば]
あら、 怪盗“セブン” がまた出たんですか…。 [淡白なコメントを口にすれば、店の主人は薄ら笑い。 別に怪盗が出たからといってこのパン屋が潰れる事はないだろう。 もしも怪盗がこの店のパンを盗んだら?逆に有名になって人が沢山来るから儲かるんじゃないだろうか。 だからここの主人がこんな挙動不審にならなくてもいいのでは。]
(73) 2014/12/02(Tue) 18時頃
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でも最近警官は気性が荒い人、増えてきてますしね。
[まあ主人的にはそっちのほうが心配だったのだろう。 このパン屋は警察官だって少なからずやってくる。 事件の苛立ちが重なり人に当たられたことでもあったのだろう。だからこんな挙動不審な態度になってるのかもしれないが]
あの、そうしてると警官の人に疑われますよ?
[そう、警官が来てあの態度だと誤認逮捕されかねないだろう。 行きつけのパン屋が閉店してしまうことだけはなんとしてでも避けたくて 一言忠告をすればパンの代金を支払ってその店を後にした。]
(74) 2014/12/02(Tue) 18時頃
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―パン屋→街道―
怪盗かぁ……かっこいい、なぁ。
[パンを食べながらぽつりと一言。 世間から見れば怪盗セブンは悪役なのだろうが、自分はそう思えない。
自分の目から、怪盗は目的を持って行動しているように見えた。 それはまるで幾重の困難を乗り越えて旅をするあの御伽噺の主人公のように見えて。]
――憧れちゃうな。
[パクリ、と言葉を零しながら先ほど買ったパンの一つを食べ終わった]
(75) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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[蒸気の烟る高い壁を仰ぎながら、好奇心に煽られた青年は独りごつ]
…それにしても「人魚の涙」 セブンは何故あれを欲しがったんだ…?
[だるま自転車を商店街の入り口で止め、歩き始める。 ぎっしり詰まった歯車やガジェットのあるこの風景がお気に入りで、用も無いのに寄ってしまうのが癖だった。 目覚めの珈琲を一杯飲もうか、果物でも買おうか。 想像を掻き回しつつ、商店街をぷらぷらと。]
(76) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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―朝・大学― [十数名が座ればそれで満員の小教室。 朝一番の講義で教壇に立つのは教師ではなく、学生の一人。 全員の視線をあびながら、張り上げるような大声でもなければ焦るような声でもなく、 ただ、世間話のような気軽さと穏やかさを纏う声音が、空間に落ちる。]
――…この主人公と乳母のやり取りを、突き放すような会話と捉える人も多いのですが、 まず前提として、当時の知識階級が当然の教育として 学んでいた書物はなんであったのか、と思い出していただきたい。
[古典作品の解説を、世間話のようにおっとりと話しながら、 更に古い異国の古典の書名をあげる。]
踏まえてもう一度この会話を見直せば、互いの教養を認めた上での 親しみや敬意が込められていることに気づかされることでしょう。 ええ、これをいかにも衒学的な会話だと解釈するのは、 現代における我々の感性であっても、ひねくれ過ぎと言わざるを得ないかと。
[他の学生の質問へ二言三言、言葉を返してちらりと教壇の横の方に座っている教授を見やる。 満足そうに小さく頷く教授と学生へ軽く頭を下げ、教壇から降りた。
どうやら、評価を落とすようなことにはならなかったらしい、と密やかに安堵のため息を漏らす。]
(77) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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[そのまま次のパンを口へ運ぼうとしたが、強風が吹き荒れて目にゴミが入らないようにぎゅっと瞑る。 赤い髪が大きくなびいて、風が止んだかと目を開ければ自分の髪を隠すかのように被っていた帽子を攫って行く]
あ、やだ!待って…!
[待てといっても帽子は待ってくれはしない。御伽と違って帽子にも風にも意思はない。 手に持っていたパンを袋に仕舞い直し、そのまま風に乗って何処かへ行こうとする帽子を追いかけ始めた]
(78) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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[大学に進めるほど裕福な生まれだったわけではない。 せいぜい中流と呼べる程度の家庭。 親は早くから手に職つけることの方を望んでいた。
けれど、周りを見回せば、 異国からの出稼ぎ労働者>>38や良くない噂の多い孤児>>19たちが目に入る。 このまま働きに出しても、彼らと同じような苦労を得るのでは、と。
悩む親に与えられた朗報は、学費の全額免除の報せだった。
無論、いくつかの条件もあったことではあるにせよ。 大学と地元の商会が設立した奨学金制度の恩恵を受けて、こうして学生生活を送っているのだ。]
(79) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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[条件の最たるものは成績の維持。]
っと…。 課題、片付けなきゃ。
[先日提出したのは、犯罪発生件数の推移から割り出す、犯罪活動の開始時期の傾向について。 今纏めようとしているのは、事業における労働者への利益循環について。 課題のために大学構内の図書館を利用しようと考えたが、小さく主張する胃の鳴き声にそれは一旦諦める。
朝早くから発表の準備を行っていたので、まともに朝食を摂る間もなかった。]
何か、適当に食べるもの…。
[講義の間の明朗な言葉づかいが嘘のように、ぼんやりと呟いて商店街へと足を向ける。
広がる蒸気は日常の中に定着していて。 白く煙る視界を今更疑問に思うこともない。 いつもの、日々。**]
(80) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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/* 駄目だ、うっかりしてるとネタに走りそうになってしまう。 落ち着け私。シリアルを捨てるんだ…!
(-34) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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― 商店街 ―
おぅっ、――…とと。
ま、半年なんて大した別れでもないが… また会えて嬉しいよ、ジル。
[小指の接続部がちょっと緩んだかな そう思っていた矢先に熱烈なハグ>>64
ぽんぽん、と軽く背中を叩き薄く笑った。 彼が離れた際に手を見下ろすが、まぁ問題ない。 帰りに技士を訪ねて締め直して貰おう。
度の入っていない眼鏡の縁を押し上げて、 彼の近況に耳を預け、]
雑用ばっかりで退屈かなーなんて思ってたけど そう言ってくれて嬉しいよ。 ホントは継続して頼みたかったんだけどね。 うん
ふむ、そうか。 それは落ち着かないよな……、
[記憶が確かなら、故郷の弟妹達に仕送りもしていた筈。 まだ決まっていない事を明かされ、ふむりと頷く。 以前働いてくれた時にこれまでの経験を尋ねたが 色々な仕事を触って来た、と聞いている。 真面目とは遥かに遠い生き方をしている自分と違い 紹介して困るような働き手ではない
それならばと口を開き]
…心当たりが一件だけ。 燈写館なんだけど、行った事ある?
雇ってくれるかどうかは解らないけど、 多分君なら大丈夫じゃないかなぁ、って。 どうだろう、行ってみない?
[荷物と共に晴天の下で過ごしているものの 曇天にも似た落ち込んでいる様子に見兼ねて。
宿まで考えてなかったとは見抜けずに。]
[定期的にあの場所は訪ねている。 盗品を写真として残すのがライフワークだが、 流石に現像を他人に任せられないので 教示を頼んだのが付き合いの始まり。
根気良く通ったお陰か。 今ではアルバムがボケてない写真で埋まっている 本職の人間が行ったものに比べれば 撮影の腕前なんて素人を越えやしないが 昔よりは多少マシだろう。]
(-35) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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― 商店街 ―
おぅっ、――…とと。
ま、半年なんて大した別れでもないが… 僕もまた会えて嬉しいよ、ジル。
[小指の接続部がちょっと緩んだかな そう思っていた矢先に熱烈なハグ>>64
ぽんぽん、と軽く背中を叩き薄く笑った。 彼が離れた際に手を見下ろすが、まぁ問題ない。 帰りに技士を訪ねて締め直して貰おう。
度の入っていない眼鏡の縁を押し上げて、 彼の近況に耳を預け、]
雑用ばっかりで退屈かなーなんて思ってたけど そう言ってくれて嬉しいよ。 ホントは継続して頼みたかったんだけどね。うん
(81) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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ふむ、そうか。 それは流石に落ち着かないねぇ……、
[記憶が確かなら、故郷の弟妹達に仕送りもしていた筈。 まだ決まっていない事を明かされ、ふむりと頷く。
以前働いてくれた時にこれまでの経験を尋ねたが 色々な仕事を触って来た、と聞いている。 真面目とは遥かに遠い生き方をしている自分と違い 紹介して困るような働き手ではない
それならば、と口を開き]
えーと、…ぱっと心当たる先が一件だけ。 燈写館なんだけど、この街で暮らしてた間に行った事、ある?
雇ってくれるかどうかは、解らないけど、 多分君なら大丈夫じゃないかなぁ、って。 どうだろう、ものの試しに訪ねてみない?
[荷物と共に晴天の下で過ごしているものの 曇天にも似た落ち込んでいる様子に見兼ねてしまった。
宿まで考えてなかったとは見抜けずに。]
(82) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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[定期的にあの場所は訪ねている。
盗品を写真として残すのが今のライフワークだが、 流石に現像を他人に任せられないので 授業料を払う代わりに教示を頼んだのが、付き合いの始まり。
根気良く通ったお陰か、最近では コレクションのアルバムがボケてない写真で埋まっている 本職の人間が行ったものに比べれば 撮影の腕前なんて素人を越えやしないが
昔よりは多少マシだろう、たぶん。]
(83) 2014/12/02(Tue) 18時半頃
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……おや?
[考えを巡らせながら商店街を散策していると黒のキャスケット>>78が風に乗って飛んできていた。 すとん、と落ちた帽子はまだ風に釣られて地面をずずと這おうとする。 数歩歩き帽子を拾い上げて]
…これは?
[見覚えのある帽子にはてと首を傾げた。]
(84) 2014/12/02(Tue) 19時頃
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[蒸気バイクを噴かし、商店街を疾走していれば視界の端に捉えたのはどこかぼんやり歩く1人の男>>80 確かいきつけの果物屋の女主人が、奨学生で1人、凄く頑張り屋の奴がいるって言っていたっけと思い出す その時説明された相貌に、彼がぴたりあてはまって]
おーい、そこの ふらふらしてるけど大丈夫か どっかいくなら送ってくが……ってかもしかして腹でも減ってんの?
[バイク跨り声をかけたが、果たして彼の反応はどうだったろうか]
(85) 2014/12/02(Tue) 19時頃
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[そんな立ち話をしていると。 新聞売りが此方へ向かって歩いて来たので、 インクの薫りが真新しい号外>>39>>42のビラを受け取る。
夜空に生える気球と、綱梯子に揺れる人影。 そんなワンシーンと共に活字が刻まれていた。 「人魚の涙」が奪われたという記事。
分厚すぎて瞳に浮かぶ感情が殺された眼鏡越しに、 目を細めさせ、口許は自然に緩む。
昨晩のターゲットは、美しい宝石である。>>43 怪盗“seven”は美しいものに目が無い故。 名あり価値ある逸品も、けして見逃さなかった。
厳重な警備体制の中、警察の制服に身を包み、 数日前に送りつけた予告状のせいで寝不足な警官連中>>42を欺き、 下見万全の状態で、予告通り持ち去った。]
(86) 2014/12/02(Tue) 19時頃
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/* >>86 わ、拾ってもらった嬉しい(きゃっきゃ
(-36) 2014/12/02(Tue) 19時頃
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[―――盗む日を明かす莫迦な鼠小僧はいない。
予告を出してから盗みに入るまでの数日は、 非常に街が湧いている。
催涙カバーマスクを被り逃走を図る間、 咳き込んで慌てふためく公僕どもの顔がまた、愉快爽快。
そんなストレス解消と、仝じ境遇の者達の為もあって>>63 まあこうしてハッピーな怪盗ライフを7年に渡り やめられずにエンジョイしている訳で。
芸術的価値があれば、気に入りさえすれば 盗むものは宝石だけには限らない。 遠出もするが、最近は目に叶う品が何処かしこに入荷する。 ―――…全く、ありがたい限り。]
(87) 2014/12/02(Tue) 19時頃
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[孤児達の間ではちょっとしたヒーロー扱いではあるが、 盗まれる側にとっては、必然的に害悪である。
聖夜が近い今、子供の期待は高まるばかりだろうし、 木枯らし吹く時節>>69に差し掛かった今、 寒さを凌げる衣服を特に求めるのもまた、当然の話。
昨日得た赫い宝石も、換金して金に変えるべきではあるが 外套のポケットに押し込んだ石は、 手放すには、少々惜しいものでもあった。
怪盗が最も好む色は、目が覚めるような朱色だ。
宝石商の息子が其れを知らなくても無理はない。>>76 色に囚われず、美しいと思ったものは何でも盗んできた。]
はぁ…また出たのか。 なんというか、お気の毒に。
[心にもない言をぽつりと溢し、笑いを耐える。 次は何を盗ろうかと、情報を探す算段を取りながら*]
(88) 2014/12/02(Tue) 19時頃
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待って、行かないで……!
[視界に小さく写る帽子を追いかける。 けれど元から足はそんなに速くないから、距離はだんだん遠退いて行く一方で ふわり、地面に落ちてそれでもまだ這おうとする帽子を拾い上げてくれた>>84人物を見つけてはその人めがけて全力で走り]
あの、それ、私の帽子で…!さっき風に飛ばされちゃって…!
[その人物の目の前までくればせぇはぁと息を吐きながら簡単に事情を説明し、呼吸を整えようと息を大きく吸い込む。 それが見知った人であることも忘れて、返して欲しいと頭を下げた]
(89) 2014/12/02(Tue) 19時半頃
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/* そういえばめるひーも薄赤色だね、髪>>88 緑の警察VS赤の怪盗……あれ、初代ぽけも○?(ちがいます)
(-37) 2014/12/02(Tue) 19時半頃
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/* んー…大丈夫なのかな。 寡夫にしようと思えばできるのだけど。 ……だ、誰からも来なかったら、奥さんこの街に呼んで一緒に暮らすかどうしようかな感じ。
そして、こっそり年齢をいじる。
(-38) 2014/12/02(Tue) 19時半頃
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―朝・自宅―
[義手の手入れはかかさない。 戦地とは違い、大学の救護室では深刻な怪我や病気になる者は少ないが、 いざという時に動かないでは困る。 手術ほど細やかな動きは不安が残るものの、 日常生活や応急処置をする分には十二分だ。 左視力の喪失によって退役を余儀なくされ、 今の職についた理由でもある。
この鉄製の手になって早7年。 可動する義手は蒸気機関を応用したものが動力であることはわかっている。 しかし、専門外。詳しい仕組みまではわからない。 あくまで自分ができることは手入れであり、 修繕は専門家に任せている。 尤も、大破させたことなどないが]
―――…じゃぁ、いってきます。
[服装を整えると、仕事へ行く準備をする。 玄関先に飾られた女性が微笑んでいる写真に声を掛け、自宅を出た。 目的地は大学。 朝食は道すがら、商店街で買ってすまそうか]
(90) 2014/12/02(Tue) 19時半頃
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これ、ノルベルトチェックなしの方じゃなかろーか。 ふむむんだいじょうぶかなー
場合によっては動けるようにしておかねば
(-39) 2014/12/02(Tue) 19時半頃
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……おや。
[荒い息を吐きながら頭を下げる彼女>>89の姿はよく知っている其れで。 悪戯心が働いて、まるで今日初めて見知った風を装い]
落ち着いてください。 …はい、どうぞ。
[主である自分の父に従者達が怒鳴られている姿を見ている。 彼女もその被害に遭っていた気がするが、今の姿は髪を下ろしているせいもあってかそんな陰気な様子は見えなかった。 拾い上げた帽子を彼女の胸の前に差し出す]
(91) 2014/12/02(Tue) 19時半頃
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しかし被ストーカー側に このPCで心踊らされる人物設定がいないという、だな。 せめて機械人形がおってくれたらな
(-40) 2014/12/02(Tue) 20時頃
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あと被ストーカー側に女子がいないのつらいですぜこれ… スライドするならキャラごと変更せな っておもってたんだけど、怪盗いなくなったらアレよなぁ
(-41) 2014/12/02(Tue) 20時頃
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― 商店街にて ―
あ――、先生お早うございます。 随分と早い出勤ですねぇ
[号外をくしゃりと掴んでポケットに閉じ込める。
さて、こうして道草を食っている今。 パンを買うか外食をするかで微妙に迷いつつ、 道行く教諭>>90を見掛ける。 彼もまた、全うに生き全うに働く者であった。
鋏を櫛を器用に扱う散髪屋の指は、一本余さず義指。 適当に付けた名前よりも脩い付き合いだ。 これが本物の指では無いと、扱う己ですらよく忘れる。
彼の片腕もまた生身の其れでないのは知っている。 但し、袖口から内側は識る由もないが。]
(92) 2014/12/02(Tue) 20時頃
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あ、シュゼット女子か! 名前で つい男子だとおもっていたなどと
(-42) 2014/12/02(Tue) 20時頃
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ワンチャン探偵さん待ちたいですわ… 探偵のいない怪盗なんて炭酸のはいってないコーラや!
(-43) 2014/12/02(Tue) 20時頃
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/* 怪盗についてロル書いてたら怪盗から話しかけられたー! …じゃなくて、遅筆直したいなぁ。
(-44) 2014/12/02(Tue) 20時頃
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―朝・商店街―
[朝の商店街は静かだ。 しかし、今日はなんだか少しだけ騒がしい。 少しの違和感を覚えつつも、歩を進める。
芳ばしい香りにつられて、パン屋へ向かおうかと歩いていると掛る声>>92]
おはよう、メルヒオル。 まぁ、いつもより少し、な。
[散髪屋を営む彼には、しばしば世話になっている。 何度も彼の仕事風景は見てはいるが、その滑らかな動きは見事なもの。 全てが義指であることは、彼が仕事中に手袋を外すなら知っている。 ただ、言われなければ気づかないだろう。 自分は肩からの義手のため、やはり細やかな動きは出来ない]
メルヒオルは今から朝飯? よかったら一緒に行くか?
[近くのパン屋を指差し、訊ねる。 きっと、挙動不審に出迎えるだろう>>73 彼女の忠告>>74が聞いていれば多少マシになっているだろうが]
2014/12/02(Tue) 20時半頃
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―朝・商店街―
[朝の商店街は静かだ。 しかし、今日はなんだか少しだけ騒がしい。 少しの違和感を覚えつつも、歩を進める。
芳ばしい香りにつられて、 パン屋へ向かおうと歩いていると掛る声>>92]
おはよう、メルヒオル。 まぁ、いつもより少し、な。
[散髪屋を営む彼には、しばしば世話になっている。 何度も彼の仕事風景は見てはいるが、 その滑らかな動きは見事なもの。 全てが義指であることは、彼が仕事中に手袋を外すなら知っている。 ただ、言われなければ気づかないだろう。 自分は肩からの義手のため、彼ほどの細やかな動きは出来ない。 見せびらかすようなものではないので、 義手は知っていても、それがどこまでか 知っている者は少ない。]
メルヒオルは今から朝飯? よかったら一緒に行くか?
[近くのパン屋を指差し、訊ねる。 きっと、挙動不審に出迎えるだろう>>73 彼女の忠告>>74が聞いていれば多少マシになっているだろうか]
(93) 2014/12/02(Tue) 20時半頃
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ストーカー 4人 人狼 1人 被害者 6人
蒼生さんは確実にストーカー側で参加。 なんとかなりそうなきがする
(-45) 2014/12/02(Tue) 20時半頃
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―→商店街― [勉学の場以外では驚くほどにのんびりしている、というのが周囲の主な評。 本人はそんなつもりがなく、結構真面目に動いている…つもり。
尤も、夕食を芽キャベツのバター煮にしようか 蕪のスープにしようかと迷うのと、 年代の違う文献の精査が同レベルの悩みであったりするのは、 余人には理解されないことでもある。
よほど危うげにでも見えたのか、ふらりと歩いていると声がかけられ>>85]
おや、おはようございます。
[怪盗騒ぎのたびに街中を警官たちが右往左往するのも、この街ではよくある風景。 彼の来ている服に、ご苦労様ですの意も込めて挨拶をする。]
(94) 2014/12/02(Tue) 20時半頃
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朝から授業で…朝食を抜いてしまったので。
[出来れば大学からあまり遠くない店か露店でも、と考えていたのだ。
よほど空腹に見えていたのか、と気恥ずかしそうに笑った。]
今からお仕事ですか?
[蒸気バイクに跨る姿に、移動が楽そうだななどと思ってまじまじと見つめてしまった。]
(95) 2014/12/02(Tue) 20時半頃
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[胸の前に差し出された帽子を見て、1度鞄を下において帽子を手にとって安堵の息を漏らす。 顔をあげてお礼を言おうと、その人の顔が目に入れば>>91パチパチと数度瞬きをして]
へ?…え!?ジョシュアさん!?
[思わずまた帽子を落としそうになり慌てて掴み直す。 自分が働いているお屋敷の息子さんで、あまり話す機会はなかったが同じ大学に通っていることもあり彼のことは良く知っていた。]
その、みっともない姿を見せてしまいごめんなさい。 [また深々とお辞儀をすれば帽子を…今度は風に飛ばされないよう深く被り直す。 彼を見てふと、思い出すのは怪盗セブンのこと。また宝石が盗まれたとなれば自分の主人である彼の父親はかなり怒っているだろう。]
あの……ジョシュアさん。旦那様、もしかして怪盗セブンのことで機嫌が悪かったり、してますか?
[こんな質問しなくても怒っているのは目に見えているのだが。 事前に聞いておけばいざ怒りをぶつけられる時ある程度覚悟はできるかなと、苦笑を交えて聞いてみた]
(96) 2014/12/02(Tue) 20時半頃
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[散髪屋の主人である時に、義指を秘すことは無い。
寧ろ、この生身では無い部分は、男の最も気に入る部分。 愛用鋏と揃いの金色。 オートマトンを人類の生んだ傑作品のひとつとして捉えている為、 それ以上でも以下でも無かった。
周囲が気味悪がっている、主を亡くした機械人形も>>53 この男にとっては、傑作品だ。 持ち主が死を迎えても、いつまでも主人を懐っている。 そんな感動すら与えてくれる、すばらしい存在。
ただ、街中で活動を停止してしまったあれの薇を巻いてやる事があっても、盗みたいとも得たいとも思わない。 この街からは遠路挟む研究所で、最新の技術品が今まさに 育まれている事は、風伝に聞いている。
更に人に近しいものとして。 更に人に近しいものとして。
そういった用途を人が願う意味は受注生産に或るのだろう。 自分の好む外見を申し伝え、人に近い存在として生み出す。
死者はけして生き返らないが、似た存在なら創れるのだ。 其れは、なんとすばらしいことか。*]
(97) 2014/12/02(Tue) 20時半頃
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[のんびりとした声音>>94で挨拶返され、ひとまず腹をすかせてぶっ倒れる、なんてことはない様でよかったと安堵する
どうやら彼は話を聞く所によれば朝早くから授業で朝食を抜かしてしまったらしい 気恥ずかしそうに笑う彼の頭をよけられなければくしゃり撫で]
そっかぁ、学生さんは大変だねぇ ん?俺は巡回パトロールってね。日課日課 仕事の方は、ほら今日は明け方まで某怪盗さんのお相手をしてたから 他の奴らは帰ってグッスリだけど、なぁんとなく眠れなくって
[くすくす笑いながらそう告げる 一人きりの部屋に帰る気が起きなかっただけとも言うが 蒸気バイクに視線を移すのを見ればそうだ、と閃いて]
よければ乗ってくかい? 露天でも喫茶店でも、丁度俺も朝食食べようと思ってたところだしさ お勧めの店や屋台があれば教えてよ
[そう、提案してみた]
(98) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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―朝・裏の路地―
[畜生。ちくしょう。チクショウ!
柔らかな印象を与える筈の垂れ目は吊り上げられ、 口はかたく閉じられている。 彼の顔に浮かぶのは、誰の目が見ても明らかな程、 不機嫌な、苦虫を噛み潰したような表情。
ため息のひとつやふたつ吐き出したいが、 蒸気を吐き出す煙突よりも高いプライド――……、 とは名ばかりの虚栄心がそれを拒んだ。]
ッ、 くそ……。
[大通りからひとつ逸れた、裏の路地。 雲ひとつない空を映したような色の髪をかき上げて、 路地を行く青年は、足早に。]
(99) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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肌寒いですが、気持ちの良い朝ですねぇ。 おや、すこし前髪伸びました? お忙しい身でしょうが、ご用立てなら何時でも。
ああ、朝食が未だでしたか。 それは奇遇。
僕もパン屋へ向う途中でした。
[パン屋を示す様子から、彼もまた食前らしい。>>93 店を訪ねてみるかと、つい今に伺ったジルベールを振り返り、]
ジルは朝食食べたかい? 朝飯くらいなら奢るよ
再会を祝うご馳走には、足らないかも知れないけど。
[食事処まで赴くのもまた惡くはないが、 彼も生活の手立てが決まらないままで居るのは落ち着かまい。]
(100) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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あ、そうか被ストーカー側もうひとり・・! これは厳しいかな、うむん
(-46) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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[すっからかんの、財布の中身。 イカサマに気付いたのは、負けを認めたその後で。
今頃、賭けを持ちかけてきた糞共は、 カモにした自分の事を嗤っているのだろうか。 嗚、この苛立ちは暫く収まりそうにない。]
あの糞共、今に見てろよ……。
[それはもう小物らしい言葉を呟いて、 主張しすぎない写真店の前を通り過ぎようと、]
(101) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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あ…… 写真、送ってないな。 [足を止め、店を見上げる。
毎年、元気にしているという報せと共に、 自分の写真を一枚、封筒に入れ。 送るは、遠方に住む両親へ。
留年した自分が、どの面下げて手紙を送れよう。 しかも留年した理由が、 カジノにかまかけていたというのだから、尚更だ。
そんな負い目からか。 今年は未だ、報せを出す事が、出来ていない**]
(102) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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/* >>102 なるほどなるほど …一瞬留年生が留学生にみえたなど()
(-47) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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[きっと蒸気バイクでもあれば、重い文献を運ぶのも楽になれるんだろうけれど…。 すぐさま頭の中でバイクと維持費と生活費が天秤にかけられ、かちゃん、と秤は傾く。 金銭面だけでなく、バイクの整備や手続きのための時間を惜しむ気持ちは、一番の重しで秤の上に鎮座していた。
傍目からはぼんやりにしか見えない表情は、くしゃりと頭を撫でられれば>>98、 一瞬目を見開いて、それから先ほどとは違った気恥ずかしさに笑みを咲かせる。]
ん、そか…。 お疲れ様です。
[明け方まで怪盗騒ぎの相手をしていたのだと、知ればわずかに表情を曇らせて。]
警察は体が資本、でしょ? ちゃんと眠らないと、判断力が鈍っちゃうよ。
[撫でられたお返し、と言わんばかりにコンダクトの頭に手を伸ばし。]
(103) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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じゃあ、ご飯食べに行きましょうか。
露店なら…二つくらい先の角にあるやつ。 串焼き肉をパンに挟んだのが美味しくて。 その辺りの店なら、今の時間は朝市で仕入れたばかりの野菜を使ったりしてるから…お奨め、かな?
[指さした先、商店街の中でもいくつか飲食店がひしめき合う区画。 そこにはパン屋の香ばしい香りも漂って、訪れる客の嗅覚を擽ることだろう。]
(104) 2014/12/02(Tue) 21時頃
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はは、そう言ってくれるのは君くらいなもんさ 何度も怪盗捕まえられないから、無能扱いする奴も出る始末 上司に言っとくれ文句は。そも何度も逃げられてんのに此処の部署だけで応対するのが間違いでさ…っとおっと失礼愚痴になっちまった
眠れないんだ、酒がないとね 朝っぱらからそれじゃまずいからこう、ぶらりバイクで巡回中ってわけさ
[表情曇らせる様子には心配ないよと告げ お返し、とばかりに頭に手を伸ばされ>>103、自分の方が年上と言うのに若葉色の瞳を丸くする 頭を警帽の上から撫でられたなら盛大に照れて慌てる事だろう
食事の誘いは承諾をもらえた様で>>104、お勧めを聞けばくぅとお腹が鳴る]
(105) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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へぇ!そんな美味しそうなんがあったのか 長いことこの街にいるけど知らんかったなぁ よし其処行こうか!そこ!! 野菜も新鮮なのが一番、ああお腹すいてきた
[彼の指さす方向を振り向けば、どこか賑わいを見せる商店街の一区画が目に入る 焼き立てパンの香ばしい匂いに食欲を刺激され、蒸気バイクをブルン、と鳴らせば彼の方を向き直し]
うっし、そうときまれば善は急げ 後ろ乗ってけ、えーと……名前なんだっけ?奨学生君 しっかり腰掴まってなよ?じゃないと落ちちまったら大変だ
[そう彼に告げればバイク乗るよう促した 彼が乗ればお勧めのお店までバイクでかっ飛ばすつもりである]
(106) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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[写真師として主な仕事は現像である。
写真館の主人は、元々技術者であった。 若い時分に中央都市で巧緻な機器の扱いを学び、 十年ほど前に生まれたこの街に帰って以来、燈写館を商っている。
眼に見える風景を丸ごと切り取る技術はまだ歴史の浅いもの、 小さなこの街で、営業写真館と言えば燈写館のみだ。 アマチュアと区別される為、写真師と言う呼称が専門職に在る。
学生証のポートレートやら、肖像写真など、 目に映るものなら全て薄い二次元に落してみせる。 最先端技術は中央都市でも決して安価ではないが、燈写館は相場に比べれば大分安い。
技術料を抑えての還元だと謳っているが、 特に此処最近は冷え込むようになって副業も忙しい。]
(107) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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[自身が学んだ専門は工学分野で、 中型までの蒸気タービンとボイラー程度までなら、整備と修繕も賄える。
最初は得意先である宝石商にポートレートを納品した際、 調子が悪いと言う大時計をサービスで直したことが始まりだ。 螺子を変え、振り子を整え、歯車に油を差しただけだが、 声の大きな宝石商は有難くも広告塔となってくれたらしい。
一つ直せば、あれは直せるのか、これは如何だと、 彼是持ち込まれ、本業の傍ら修繕業にも手をつけていた。]
(108) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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[そんな副業と本業を並行して回していれば、 当然身の回りの雑務が疎かになる。
技師とは何時の時代、何処に居ても喰い逸れることは無い。 映像技術以外は知れたものだが、それでも小さな街では重宝された。
そうして、いよいよ、小さな営業写真館は従業員を探し始めた。 商会に広告を出し、条件は『根気のある方』と言うシンプルなもの。
しかし、新しい技術の担い手である写真師に気後れしてか、 まだ、一通も紹介状は届いておらず、 従業員探しは暗礁に乗り上げつつあった。*]
(109) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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ああ、良かった。顔を見ても知らないと言われたら流石に凹んでしまいます。 ラマルチーヌさん、お疲れ様。風が冷たいですね。
[自らが羽織っていたコートの襟を掴み寄せ、首元に風が入り込まないようにする。 構いませんよ、と慌てた様子>>96に微笑を合わせて]
ええ、もしかしなくても怒っていますね。 全く怪盗セブンは厄介なことをしてくれました。 貴女にも大変な思いをさせてしまいますね。
[ごめんなさい、父のせいで。 噛み締めるように言う表情こそ穏やかだが、声音は酷く強張っていたか。]
…そういえば、貴女はこの辺に住んでいるのですか? 美味しそうなパンの匂いがしますけど。
[瑠璃色の瞳を伏せたのも一瞬の事。すぐに話題を切り替えて問いかけた]
(110) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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― 商店街・朝 ―
[この日の商店街は、なんだか少し落ち着きが無かっただろうか。 普段なら人形の姿を見て顔を顰めたり気味悪がるような人達も、今日ばかりはまるで眼中にない様子だ。]
…………?
[もちろん、だからどうしたという訳ではない。 むしろ買い物の邪魔をされないだけ良いことだった。]
(111) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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[愚痴を漏らす警官へ、困ったように笑む。 きっと彼が悪いわけでなくとも、彼へと醜い言葉を向ける人間はいるのだろう。
自分が大学へ行くと決めた時に、「親不孝者」と 陰口であるいは面と向かって 罵ってきた相手の顔は今でも思い浮かべることが出来る。]
お酒も悪くないけど…、ほどほどに。ね。
[それでも完全に止める気になれないのは、 彼のささくれ立った気持ちも、なんとなくわかるような気がするから。]
(112) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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―商店街―
[>>81ご満悦だった顔がメルヒオルの視線を追って。手を見下ろしたその意味に気がつけば、少し歪む。]
あ…、ごめんなさい。 指、平気?
[彼の相棒であり、商売道具でもある指が全て義指である>>92と知ったのは働いていたとき。亡くした理由などという野暮なことはきかない。ただ、金色に光るそれが美しい、それだけで。この国の技術は素晴らしいと常に思う。
質問の返答を聞いたのちに、働き口の情報>>82がもらえれば表情は再び一変し]
燈写、館?んー…、わかんない。 でもダメもとでいってみる!
[もう一度ありがとうの気持ちをこめてぎゅっと抱きつく。今度は指に気をつけて。]
(113) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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R18村久々すぎて震えてますよろしくお願いします。
虚栄心をズタボロにされたいなって思ったのでこんな感じのキャラで。 年齢の割に、思考はお子様。 虚栄心以外にもきちんとプライドはあるのだけど、 基本的に目立たないので残念な奴。
(-48) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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[指さした先へと視線を向けて。 途端の表情を明るくさせる警官に、奨学生君、と呼ばれてきょとん、と目を瞬く。 奨学生だって教えていたっけ?と首を傾げて。
大学内で上から数えて三人しか選出されない学費の完全免除という奨学生枠が、 学外でもそれなりに知れ渡っているのは本人にあまり自覚のないこと。
名を問われれば、わざとらしくないように視線を微妙に逸らした。]
あ、アングイス。
[母親や幼いころからの親しい人には略称でアンジー、などと いくらか可愛らしい呼び名でよばれるのが悩みの種。 それをそっと隠して、名乗った。
誘われるままに乗ったバイクの乗り心地に、こっそりとワクワクしながら危なくないようコンダクトに言われるまま、彼の腰へと手を回す。>>106]
(114) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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最近はめっきり寒くなったよな。 学生も寒気がするって飛びこんでくるし、 体調管理には気をつけないと…っと、すまん。
[癖でついて出るのは小言。 仮病でサボりに来る生徒に聞かせているものだ]
……ん?そんな伸びてたか? じゃぁ、近いうちに寄らせてもらおうかな。
[髪を摘んで、確かに、と毛先を見つめる。 ここのところ慌ただしかったために切りに行っていない。 パン屋に向かう途中>>100と聞けば]
1人よりは人数は多い方がいいよな…っと
[そこでもう一人の存在に気づく]
(115) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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お、久しぶり。 ……えっと、名前はジルベールで良かったかな。 元気だったか?
[ここ最近姿を見なかった散髪屋の従業員。 言葉を交わした回数こそ少ないが、 手際良く雑務をこなしている姿を何度も見ている。 半年ほど前に散髪屋をやめたとは聞いていた。
この街へ来ている事情は深くは知らない。 再会と言っている>>100のだから、 またこの商店街に戻ってきたのは確かなようだ]
ここに住んでたんだから知ってるかもしれないけど、 あそこのパンはうまいからな。 メルヒオルがパンを奢るなら、俺はそれに飲み物をつけようか。 [仕事を探しているとまでは察せず、とりあえず食事について問いかける]
(116) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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―商店街―
どうかした?レディ。 久方ぶり、ご機嫌いかが。
[>>111オートマタに日傘を傾けて、 其処に店主は立っている ]
燃料なら、良いのが入っている。
(117) 2014/12/02(Tue) 21時半頃
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[>>86メルヒオルが受け取ったビラを覗き込む。そこには怪盗“seven”の記事が。7年前から活動を始めた怪盗>>87のことは自分もよく知っている。]
今も捕まってないんだ? すごいねぇ…
[寝不足な警官>>42のことなど露知らず、素直な感想を口にする。7年間怪盗行為を続けながら、毎回逃げ切るだけのその手腕・頭脳・度胸。どれもこれも自分にはないモノ。自分もそれらを身につければ、故郷の家族にもっと楽をさせてあげられる気がするのに。自分は怪盗などではなく、薄汚い詐欺師にしかなれない。]
怪盗業は休業しないんだね! ふふ、メルのお店と大違い!
[ぽつりと呟いた言葉>>88に冗談を返した。]
(118) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* 適当なNPCのお店でお買い物と思ったらダフダフが反応してくれた。 感謝感激。
(-49) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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―営業写真館『燈写館』―
[小さなレンズにブラシを掛けて、傷をこさえず磨いてゆく。 白い手袋が武骨な指を隠し、繊細な作業に没頭。 朝から勤しむには陰気な作業だが、油に塗れるより性に合う。
幾ら、機器整備で腕を鳴らそうと己の本職は写真師である。 手が足りない等と言う自堕落な理由で疎かにすることは出来ない。]
―――…、
[されど、気を取り直した所で、扉の向こうに揺れる影を見た。>>102 朝の早いうちから燈写館を訪れるものなど、 見合いに備える御令嬢か、ゴシップ好きの新聞社の買い付けだ。 特に後者はネタが無くなれば無くなるほど、些細な写真を買いに来る。 何処の猫が五つ子を産んだとか、飛行船の名残雲が鯨に見えるとか、 平和を噛み締めるような写真で余った紙面を埋めるのだ。
雑多とはしているが、埃一つ落ちていない店内を横切り、 金ノブに手を掛けて、外の冷たい空気を誘い込む。]
……切手代まで絞られて、それでも息災を伝える健気かな。 デオドールくん、まさか鳩の足に括り付けて 飛ばす気じゃあ無いだろうね?
[扉の向こう、小道に居たのは青い髪した常連客。 淡々と告げる男は、ほんの少し湖水色を撓めて問うた。]
(119) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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[彼が財布を空にして、逆さに振っても銭の音が聞こえなくなると、 店主は厭味だか冗句だか分からぬ軽口をニコリともせず叩いて、 彼に切手を貸してやる仲だった。
瑣末な小銭ではあるものの、常備を余儀なくされる程度の頻度。 彼の親を思えばと言うよりは、己も若い時分に苦労した記憶が大きい。
無論、今の寒風と共に浴びせる声も、彼が応なり返せば、 親を安心させる為の切手を一枚、貸し出す心算であった。*]
(120) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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問題ないよ、うん。 小指ンとこのビスが、元からすこし緩みかけてたみたいだ。
この程度なら、家の工具でどうにでもなりそう。
[>>113寧ろ、これから向う先が燈写館であれば ついでに頼んでも良いかも知れない。 修繕の分野から離れているかも知れない>>108が 工具の揃えは間違いなく充実しているのは知っている。]
そうか、知らないか。 行ってみればどんな所かは解ると思う。
幸いなことに、業種経験自体は問わないらしいから。 意気込みさえあればどーにかなるんじゃないかな。
[働く為の意欲が薄い存在にとっては、それが一番不足している。 怪盗に休みなし>>118の冗句に、眼鏡の置くで眉をハの字に、]
――全くだ、ウチも見習うべきだね。
2014/12/02(Tue) 22時頃
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[酒をほどほどに、という忠告に少しだけばつが悪そうな表情で頷く>>112 分かっているのに、止められない。悪いことだと知っているのに それでも溺れたい日もあるのだ――それが毎日なのは問題だが
逸らされた視線には気がつかず、名を聞けば>>114しばし考え]
そっか、アン……は女の子っぽいよな じゃあグイス、って呼んでいいか? 俺コンダクト。この街のお巡りさん、よろしくなっ
[にっと笑えば彼の腕が腰にまわされたのを感じ、バイクで2人で商店街へ向かった]
(121) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* そして誤字る。
くっ…!
(-50) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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商店街の一角、彼のお勧めの露店の前を通りがかれば香ばしいパンの香りと肉汁溢れる串焼き肉が今まさに炭火で焼かれているのが目に入る]
なぁ、グイス! あれか?お勧めの奴って。美味しそうだなぁ
[焼き立てのパンと肉、瑞々しいパプリカを炒めたものとしゃきしゃきレタスが挟まれ、客に手渡しているのを見ればこくり喉を鳴らす]
よーし、今日は勤勉な学生君にお兄さんが奢ろう ってことでちょっと待っててくれ。バイク盗まれない様に見といてくれたら助かる!
[そう告げれば答えを聞くか聞かないうちに屋台の行列に並び 11分後には2人分の串焼き肉サンドを持って彼のもとへ戻る 手渡せば飲み物を買ってくるから、と再度背を向けようとした]
(122) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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問題ないよ、うん。 小指ンとこのビスが、元からすこし緩みかけてたみたいだ。
この程度なら、家の工具でどうにでもなりそう。
[>>113寧ろ、これから向う先が燈写館であれば ついでに頼んでも良いかも知れない。 修繕の分野から離れているかも知れない>>108が 工具の揃えが間違いなく充実しているのは知っている。]
そうか、知らないか。 行ってみればどんな所かは解ると思う。
幸いなことに、業種経験自体は問わないらしいから。 意気込みさえあればどーにかなるんじゃないかな。
[働く為の意欲が薄い存在にとっては、それが一番不足している。 怪盗に休みなし>>118の冗句に、眼鏡の置くで眉をハの字に、]
――全くだ、ウチも見習うべきだね。
[趣味に勝る仕事などない。]
(123) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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あ!!!せんせいだ!!
[かけられた声>>114に大きな声を上げて、その大きな身体に飛びつく。自分よりもずっと上にあるその顔を見ながらニコニコと。]
ジル、元気だったよ!! せんせいは?元気??
[言葉を交わした回数は少ないけれど、自分は彼の雰囲気をとても気に入っていた。それは父親の姿を重ねているからなのかもしれない。生憎、父親というものを良くは知らないけれど。流石に父とは呼べず、結局生徒でもないのに勝手に先生と呼んでいる。]
(124) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス
【まだ】 シュゼット グリフィンC メルヒオル ジルベール ジョシュアC アンダンテC グラディス テオドール
あってない人多すぎぃ!
(-51) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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[不意に自分にも振られた話題。それはメルヒオルの方から予想もしなかった嬉しいお誘い>>100で。遠慮もせずに嬉しさで飛び上がる。]
ご飯奢ってくれるの!? わー!メル素敵!カッコイイ!!ダイテ!!
[何時だか、何処かの国で習った賞賛の文句を並べ立てていれば、グラディスからも>>116]
えっえっ!!せんせいも!? わ、どうしよう、ジルとっても嬉しい…!
[知人と共に食べる真当な食事に心を躍らせる。]
(125) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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おはようございます、ダフネドラ。
[商店街を歩いていれば、ちょうど求めていた人の姿>>117。 立ち止まり向き直って、ぺこりと挨拶をする。]
今までの商店街の様子と比較して、人に落ち着きがありません。 何か通常とは違う出来事でもあったのかと推測していました。
[正確に言えば、何もない所から推測するなんて高度な機能はない。 状況を観察しなければ答えは得られない。]
それはさておき、石炭50キログラムの取引を希望します。
[ふだん、屋敷と自分を動かすための燃料は彼の店で調達していた。 とても上質な燃料を仕入れてくれるし、なによりこの人は機械人形を邪険には扱わない。]
(126) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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ええ、こう寒いと悴む指がなくて幸いというか。 僕は兎も角、先生はお大事になさって下さいね。
[>>115飛び出た小言に職業病を感じてくすりと。 元が親知らぬ孤児であった男は、 満足な学業をうける事は人生で一度も無かった。
大學に通う生徒の気持ちも、 生徒に頼られる教員の気持ちもさっぱり判らないが 親のスネを食物にして生きている生物の考えは べつに解る必要性が無い、と思いながら生きている。
代わりに得たものは、生活の上で最も役立つ技術。 その人物には、もう二度と訓えを乞えない。]
ええ、暇が出来たら是非とも。 とりあえずは腹を満たすとしましょうか。
[焼きたてのパン工房の売り物は美味しい。>>116 飲み物をとんぼ返りの祝いとすると教諭が告げれば、 そのやり取り>>124を微笑ましそうに眺めていた。]
其れならすこしは豪勢になりますねぇ。 じゃあ、買いに行きます?
[告げて、足をパン屋へと向けようと。]
2014/12/02(Tue) 22時頃
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ええ、こう寒いと悴む指がなくて幸いというか。 僕は兎も角、先生はお大事になさって下さいね。
[>>115飛び出た小言に職業病を感じてくすりと。 元が親知らぬ孤児であった男は、 満足な学業をうける事は人生で一度も無かった。
大學に通う生徒の気持ちも、 生徒に頼られる教員の気持ちもさっぱり判らないが 親のスネを食物にして生きている生物の考えは べつに解る必要性が無い、と思いながら生きている。
代わりに得たものは、生活の上で最も役立つ技術。 その人物には、もう二度と訓えを乞えない。]
暇が出来たら是非とも。 んま、とりあえずは腹を満たすとしましょうか。
[焼きたてのパン工房の売り物は美味しい。>>116 飲み物をとんぼ返りの祝いとすると教諭が告げれば、 そのやり取り>>124を微笑ましそうに眺めていた。]
其れならすこしは豪勢になりますねぇ。 じゃあ、買いに行きます?
[告げて、足をパン屋へと向けようと。]
(127) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* 取り急ぎお返事だけ。。。 皆さんロル回しお上手すぎて自分の場違い感半端ない。。
(-52) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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―入学時― [学費全てが保障される奨学生。学年で上位3人のみに許される待遇。 無論、そんなアングイスが入学早々に目立たぬわけもなく。
遠巻きにひそひそと噂されるか、 あるいは親の金で大学生活を送っているだけの、 自称上流階級であるところの先輩や同級生たちに、単位欲しさにノートの代書を頼まれるだとか。
眠気を誘うと有名な教授の講義よりもさらにくだらないそれらを 鼻で笑えば、自尊心だらけの彼らは容易く頭に血を昇らせて 自分に許される(と勝手に思っている)力でねじ伏せようとしてきた。
馬鹿げている、と止めたジョシュアが例外。]
(128) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* コンちゃん的には勉強頑張る人は好き でも多分テオみたいにお金あるのに親のすねかじって留年する奴は嫌いだろうなぁ 自分が学ぶ機会を取り上げられた分余計に
(-53) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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雇い主の息子さんですもの……流石に知らないだなんて冗談でも言えませんよ。 今日は少し寒いですもんね。ジョシュアさんも、風邪を引かないように気をつけてください。
[首元から風が少しだけ入ってきたけれど、帽子を追いかけて走った自分には今の風は少しだけ心地よく感じて。 微笑を返してくれる姿に>>110こちらもと笑みを作ったが、また見苦しいところを見せてしまったと内心でため息をついて]
いいえ、大丈夫ですよ。旦那様のそれも怪盗セブンの事も今に始まったことではありませんし。 それに私は働かせてもらってるだけでありがたいので。だからジョシュアさんが私なんかに謝る必要なんてないですよ。 [強張った声色に首を横に強く振って。 悪いのは全部誰の所為だ!なんて強く言えない。だからこそ、自分なんかに謝ってくれた彼に申し訳ない感情を抱いて]
ええ、生まれがこの街で。今はこの近くアパートの部屋を借りて家族と離れて一人で暮らしてます。 パン?あ、さっき買ってきたんです。まだ朝食食べてなかったので。 ……あの、よかったら貰ってください。商店街のパン屋さんの商品どれも美味しいのでオススメなんです。
[そういうと鞄を持ち直して袋の中から一つパンを取り出せば 帽子を拾ってくれたお礼ですと笑顔を作りそれを差し出した]
(129) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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アリウッドの跡取りさんが、僕を庇って利益なんてあったっけ?
[そう返したのが多分始まり。 そういえば、大学と商会が共同で設立した奨学金制度にアリウッドも名を連ねていた気がする。 そうなれば、苦学生を支援するという篤志家の仮面は 彼らの家にとっては広告塔として必要であるものか。
利があることに納得して、頷けばジョシュアが、 ――年上の友人がどんな表情をしたのかは覚えていない。]
(130) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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―燐蛍亭・一階 居住スペース―
…ん…。
[目を覚ました男の耳が拾うのは、今日も早くから起きて朝の支度をする主婦や、既に外に出ている労働者の声。 犬や鳥の鳴き声。 そんな当たり前の、愛おしい生活の音。]
…おはようございます。 ローズ。
[もぞもぞと布団の中から起き出した男が声を掛けたのは金属製の鳥籠の中。 その中を縄張りとしている金糸雀が、止まり木の上で美しい囀り声を室内に響かせる。 壁に掛けられた三つの歯車の組み合わさった時計はいつもの時間をさしていた。]
(131) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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[少なくとも、そこから一年以上友人として付き合いを続けているのだ。 きっと嫌な気持ちにはならなかった。
彼とその父親にとって、自分のような存在に心をかけることは Noblesse Obligeとしての一つだとしても。
そうでも仕方ないな、という気持ちと。 あとは、それでもやはり嬉しかったから。*]
(132) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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[>>125オートマトン以外に興味は無い。
危うく口まで出かけたフォローの仕様もない酷い文句を 吐く前に飲み込み、瓶底眼鏡を押し上げて。]
いやぁ、パンひとつでこうも喜ばれると、 冥利に尽きるというもの。
ですよね?先生。
[意見を横に流し、くすりと笑った。 飲み物ならパン屋の中でも売っているはず。 なら、向かい先は一択で済みそうではあるが]
(133) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* わー!喫茶店の店主さんだー! 後で珈琲飲みにいこっと!
(-54) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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[>>119店の前で、ぼうっとしすぎて居たらしい。 店主に気付かれたかと、苦い表情。 ただ、他人に譲ってもたっぷりと残る虚栄心は、 それを許さなかったらしい。
表情は一瞬にして、余裕の笑みへ。 頬がピクピクしている所までは、隠せない。]
ふ、ふんっ、この店に来るのも久しぶりだから、 客足が少なくなって潰れてやしないかと、 様子を見にきてやった、だけ――……
[だよ、と。両親への手紙の事を思い出せば、 言葉尻はしょぼくれて。]
(134) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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――…。
[簡素な寝間着のままで寝台から立ち上がると、片目を盲いた男は危なげなく歩いていく。 顔を洗った後に布で水気を拭い、先ず右目に紫色に光る鉱物の付いた天鵞絨色の眼帯を当てる。 分厚い布地が硬質化した肌を覆うとそっと息をついた。
それから着替えが始まる。 衣装棚の前には今日着る服が一式用意してあった。 袖を通すのは生成のシャツ、その上に金の縁取りの付いた天鵞絨色の詰襟のついた長めの上着を重ね、左右に開いた穴から通した常盤色のチーフを胸元で結ぶ。 下は紫黒色のズボンと金の装飾の付いたブーツ。
これらは男にとっては制服のようなものだった。]
(135) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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……ぐ、ぬ。 き、切手代、貸して、クダサイ。
[写真こそ添える事は憚られたが、 手紙の一枚くらい、そろそろ送らねば。 しかし悲しきかな、切手一枚分のコインもない。
幾度か世話になっている彼の前で取り繕うのも、今更の事。 悔しそうな表情で、切手を借りたいと告げ。]
今度、返すから。
[借りは必ず返す。返さなくては、気が済まない。 素行こそ良いとは言えないものの、根は真面目な青年だ。 金が出来次第、借りた切手の代金は返している。]
(136) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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―商店街―
レディは聡明だ。
そう、その通り。昨夜怪盗が出てね。 皆が皆気も漫ろというわけ。
[ ひとに接するのとさして変わらず くるりと日傘を廻して目を細めた。 うつくしいオートマタだ。職務に忠実なのも どこか物悲しくてよい。 店主は、風変わりなものを好んでいる。]
畏まった、開店時間はまだもう少しだが レディのため、戸を開くとしよう。 すぐ取りにくるかい?
[紫水晶の髪を揺らし、首を傾いで見せる。 蒸気式の自動車に乗せた方が楽かもしれないが。 ]
(137) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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―→露店― [アン、などとこれまた可愛らしい呼び名を選ばれなかったことにほっとして、 グイスと呼ばれることへ>>121了承し首を縦にふる。]
ん、コンダクト、ね。 果物屋のおばさんが言ってた人かな?
[成果に成らずとも、走り回っている新米警官の姿を好感を持って見ている人もいる。 正義感があって、しっかり者で。 そんな話を聞けば、少なくとも悪い感情は抱きようがない。]
(138) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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/* メルヒオルはアルバートか……。
(-55) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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さてと、先ずは朝食にしましょうか。
[金属製の鳥籠を大切そうに携え、男は店舗として使っている一階へと降りていく。
二階の居住スペース同様、店舗部分にも白壁に床は黒茶の木材が敷いてあり、ドア一枚で外界と接している。 店の中には一本足の丸椅子が並んだカウンター席が6つと、4人掛けのソファー席が3つ。 それぞれの椅子は臙脂色の革張り、ソファー席の机は床材と同じ黒茶色だった。
カウンターの机の端にはレジスター、電話が並んでいる。 更に奥にあるのは調理などに使うありふれた武骨なフォルムの蒸気機械。 調理台の側には飲料や調味料などの入った瓶の並ぶ棚や貯蔵庫、そして一番奥まったところに二階へと繋がる階段がある。]
(139) 2014/12/02(Tue) 22時頃
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いつも、あ、 …………………… 、ありがと。
[この一言を、 なかなか口にすることが出来ないのが難点だけれども*]
(140) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* >>140 何この子可愛い!!!!(叫)
(-56) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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! おっと……ジルベールは相変わらず元気だな。
[にこにこと飛び付かれる>>124とくしゃりと彼の頭を撫でる。 気持ちが良いほどに態度で示されると、 質問が余分だったか、とくすりと笑う]
俺?俺はもちろん元気だよ。
[彼は少々歳の離れた弟と接しているような気分にさせてくれる。 相手をする生徒は体調を崩した者か、 はたまたやる気なさげにサボりに来る者か。 とりあえず、ジルベールほど元気を体現する者は少ない。 とても新鮮だ。 そんな彼によもや父親を重ねられているとは思ってはいなかったが]
(141) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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メルヒオルの指は確か義指だったな。 水仕事多いだろうし、その点はいいのかもしれないけど… 俺も学生に風邪を移されないように気をつけるさ、ありがとう。
[彼が学生に対しどのような感情を抱いているか>>127、 感情を隠す眼鏡の奥まではわからない。 話が朝食に戻ればそれに従う]
じゃぁ、店に行くか。 遅刻になるまでには時間はあるけど、売り切れたら格好つかないし。 と言っても、安いジュースじゃ格好も何もないけどな。 …ここまで喜ばれると少し申し訳なくなっても来るなぁ
[メルヒオルにも先生と呼ばれ>>133、頭を掻く。 仕事先が聞けたら、寄ろうか、なんて考えながら。 食事に胸を躍らせるジルベール>>125と、 足を向けるメルヒオルと共にパン屋へ。 飲み物はパン屋で買うつもり]
(142) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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― → 一階・燐蛍亭―
[厨房側の床に降り立つとカウンターの向かいの壁が見えて、男は花緑青の瞳を細めた。
そこには蒸気バイクの車輪程の大きさの壁掛け時計が掛かっており、 一角に置かれた棚には骨董品めいた錆びついた初代のレジスターや置き時計、年代物のワインの瓶や、旅や星に関する書物などが収められていた。
それらの来歴は男自身が購入したり、知り合いから贈られたり、店を開いて間もない頃に使っていたものだ。 店に置いてあるものは自由に触っていい事になっているから、子供の遊び場にもなっていた。
店舗として使っているこの建物自体も年代物だが、越して来た時よりも多くのものが詰まった店内にはこの街で過ごしてきた歳月を感じさせる。]
(143) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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そういえば、蒸気チップは皆名前が5文字なんだっけ。 同じ文字数の名前がごちゃまぜになる人間だから ちょっと気をつけないとヤバい気がしてる
(-57) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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…一寸待っていて下さいね?
[何時も掛けているフックに鳥籠を掛け、男は厨房へと赴く。
店で使うものとは別に用意している小さな貯蔵庫から金糸雀用の穀物を取り出して餌入れに入れる。 そうして水入れを一度洗ってから新しい水を入れてやった。 籠の扉が開いていても逃げる事もなく飼い主が給仕をするのを見守っていた金糸雀は、新鮮なそれらを嬉しげに突き始める。
それから同じ貯蔵庫から材料を取り出すと、簡素な朝食の準備を始める。 上機嫌な看板娘の囀り声を聞きながら、ライ麦のパンに塩漬け肉と切った生野菜を挟んだサンドイッチと珈琲。 メニューは多少具材が変わっても、大体がそんな感じだった。*]
(144) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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[初めて乗る蒸気バイクは乗る前よりももっと心臓を騒がせるもので、 最もこの高揚を表す言葉は何語だろう、と探すうちに コンダクトはあっさりと目的を見つけて>>122 肯定の頷きを見るや否や、走り出してしまった。]
おまわりさん、気をつけないと転ぶ、…よ。
[言っても遅いが。
もう聞こえない距離になってしまったことに気がついて、バイクにぺたん、ともたれかかる。
串焼き肉の匂いとパンの匂いが混ざって、きゅう、と腹が鳴った。
食べるとまた卑怯なくらい、パプリカが甘くてレタスから感じる水気が少し堅めの肉と、香ばしいパンとよく合うのだ。]
お言葉に甘えまして。
[おごると言ってくれた言葉にも、すぐにお礼は言えず。 聞こえないにしても、言っておいた方がいい?とひとりで小首を傾げて呟く。]
(145) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* テオドール可愛いな…! 可愛い、可愛いですぞ…!
(-58) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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[男は十年前にこの街に越してきた。 男は一人暮らし―六年程前から一人と一羽暮らし―だった。
男は身体の一部が鉱物になる奇病に罹り、右目を盲いていた。 男は小さな二階建ての空き家を借りて、八年程前にそこの一階で喫茶店を開いた。
『燐蛍亭』 昼前から夕食時にかけて営業している店を含むこの家が、この男…フロライト・ラグランジュの全財産だった。]
(146) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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[この街に来る前に何処にいたのか、男は気軽に語ろうとはしない。
ずっと遠くから来ました。 霧のとは縁のない街でした。 近くに森と湖のある街でした。
そんな断片的な情報を、男は困ったように笑いながら話す。 親しい人間にはもう少しだけ話すけれど、街の名前は口にしない。
――人前では決して外さない右目を覆う眼帯の如く、まるで憚るように。*]
(147) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* ふええ長い。 これ、時期的に匿名にしたけど知ってる人には透けるんじゃなかろうか。
蒼生です。シリーズはちらちらしてました。 どうぞ宜しくお願い致します。(土下座)
(-59) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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ああ、そうか。それもそうですね。 有難う、気を付けますね。ラマルチーヌさんも。
[薄曇りの天気の中爽やかに返事をする彼女>>129へ礼を言い、彼女の笑みに隠れたため息に気付くことはない。 気遣ってくれたのであろうか。向けられた優しい言葉に有難う、ともう一度礼を。]
そうだったのですね。私もずっとこの街に居ますが知りませんでした。この街も小さいようでいて中々広いですね。 …え、良いのですか?貴女が買ってきたものでは…
[受け取るわけには、と否定するがお礼と言われて突っぱねる理由もなく。 差し出されたパンを受け取って]
では遠慮なく。 …じゃあ私はこれで。パン有難うございました。
[暖かいパンを手に持ち、手を振って。 呼び止められなければその場を離れる**]
(148) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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― →パン屋 ―
…んんー…そうですねえ、防水の加工もされていますし。 睡眠は厭という程とっているのでご安心を。
[>>142気分で店を閉める時だって侭ある。 なにせ、喜々として稼ぎに行くのは丑三つ時だ。 昨晩の疲れが殘っていないといえば、嘘ではない。
この怠け者は、今日も店閉めて過ごそうか、とか そんな考えすら働かせているのだった。]
先生も朝が遅ければ燐蛍亭にでも行くトコなんですがね。 あそこのサンドも中々いけますし。 …何より、珈琲がちゃんとしてて旨い。
[そのままパン屋に入り、クロワッサンをトレイに。 ジルベールには、いくつでもどうぞとは一応告げておく。]
(149) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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ん!なら良かった! メルの指、綺麗だから…心配した。
[問題ないとの返事>>123に胸をなで下ろす。自分には縁のないそれらの調子など自分には全くといっていいほどわからないから。]
意気込みなら、ジルいっぱい持ってる! 頑張って頼んでみるよ!
[雇ってもらえるとは限らないから、小さく意気込む。とある島国で覚えたドゲザというものなら意気込みが伝わるだろうかと少し考えたが、それは最後の手段にしようと思い直す。]
(150) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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あっ日本語をミスった つまりねむいんです
(-60) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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それは手間を掛けた。 倉庫の整理が全く追いつかなくて、危うく切手を切らすところだったよ。
[慢性的人手不足を面白くもなく嘆く言葉は、 彼の財布と相反する写真館の経営を表している。>>134 虚栄の海で溺死した後、漂着した浜で死体を蹴り上げるような行為。
賭博に興味のない堅実な男は、彼が折れるまで、 自ら些細な借金を申し出ることは無い。 故郷と自尊心を天秤に掛けさせて、自ら頭を下げる時まで、 根気よく待ち続け、彼の旋毛を見下ろした暁には、 音もなく肩と喉を揺らす、大変に良い性格をしていた。]
(151) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* ・ダフネドラのところに機械油買いに行きたい。 ・グリフィンのところに行きたい(ジル訊ねと修繕の確認) ・フロライトのところにお昼ご飯食べに行きたい。
アンダンテとの接触の仕方をどうしよう。 ジョシュア、ノルベルトは大学があるね。 オルエッタも大学か、接触の仕方はいくつか案はあるけど……
(-61) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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無い才能を絞るのは程ほどにしておくことだ。 君はポーカーもスロットもBJもルーレットも向かない。
[彼に舞い込む運気は損気だ。>>136 ついでに、顔に出易い案外素直な性分は、微塵も博徒向きでない。 彼の人柄ばかりはレンズを濾さずとも理解出来た。
いっそ、己から貸し出す切手代くらい踏み倒す気概もあれば、 一八にも勝ち得ようが、義理がなけなしのテクニックまで駆逐する。]
………どういたしまして、テオドールくん。
[しかし、時折こうして見せる彼の正しい性根こそが、 次もまた、発条が印刷された切手を用意させる。>>140
本当に、つくづく賭博に向かないと、 溜息も零さず、彼の手元へ切手をひらりと舞散らせた。]
(152) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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怪盗――盗賊の一種。 特に正体の定かではない、巧妙な手口を用いる泥棒のこと。
[彼の言葉で人々が浮き足立っていた理由を把握する。]
怪盗が出ると、人は落ち着かなくなるもの。 記録。
[怪盗など、自分には関係のない事柄だろうと推測しながら。]
はい、可能であればすぐにお願いします。
[開店を早めてると言ってくれれば、 笑顔を"作って"、しかし抑揚の乏しい声でお願いをした。]
(153) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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ー露店ー
[果物屋の女主人から、どうやら同じく自分の事は聞いていた様子で>>138そうそう、と頷けばにっこり笑む 女主人から聞いていた通り、真面目な学生の様だ 両親の他界、生活苦から進学をあきらめざるを得なかった自分としては早朝から講義に出ようとする姿は好感を持てる
珈琲を買ってくれば串焼き肉を挟んだパンと共に彼に手渡し、自分の分を食べつつ珈琲を飲み ――うん、美味い。パンは文句なしに美味しい でも如何せん、珈琲が美味しくなかった]
あー……燐蛍亭のコーヒーが飲みたい
[ぽつり呟き、未だ湯気煙る珈琲を再度口に含む
未だ両親が健在だった頃から訪れていた喫茶店 サイフォンの音、挽き割りの焙煎された珈琲の香り 美しい金糸雀の囀りとともに心地よい空間を提供してくれるその喫茶店は、自分にとっては思い出の場所であり憩いの場所であった
朝の時間だから未だ開いていないかもしれないし、昼過ぎにでも行ってみようとぼんやり思いながらこくり喉を鳴らし漆黒を嚥下した 澱の様に溜まった疲れや、内に燻ぶるものと共に]
(154) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* ぴえええええ(涙目) メモの追加事項を他の方のところから貰ってきてすみませ…!
(-62) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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[やがて朝食食べ終えれば、美味しいパンの店を教えてくれた事に礼を言う 指についたソースが勿体ないなぁ、なんて思いながら包み紙で拭きつつ、彼が食べ終わったのを確認し]
グイスは確かこの後講義だよな 間に合わなかったら大変。よければ送ってくよ 乗り心地は最高!だろ?なんたって自慢の相棒だからな
[と、彼が聞いてもいないのに自慢気にバイクをぽすり叩いて笑う 遠慮なく足に使ってくれとばかりにそう告げれば、彼はどんな反応したろうか
彼が首肯すれば、後ろに再び乗せて学校への道を蒸気バイクで向かうつもりであるし、彼が歩きたいと言うならそのまま見送るだろう]
(155) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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!ふふー!
[頭を撫でられる感覚>>141にふにゃりと頬を緩める。人に甘えることは好きだった。環境がそれを許してくれなかっただけで。だからこうやって甘えさせてくれるグラディスの傍はとても落ち着く。]
せんせいも元気!
[返答を聞けばなおさらご機嫌になって。満足するまで抱きついてから離れた。]
(156) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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[それからメルヒオルが言葉を飲み込んだこと>>133になど気がつかずに、美味しいと評判らしいパンに意識は向かう。]
んー?安いジュースでも気にしないよ? せんせいがくれるのが、嬉しい!
[>>142グラディスの言葉に首を傾げる。
値段など、所詮他人が決めた価値だ。その価値は人によって違う。安くても、美味しくなくても、友人と食べられることが自分にとっては価値のあるものだからと。
パン屋を知らない自分は、歩く二人の後ろをひょこひょことついていく。]
(157) 2014/12/02(Tue) 22時半頃
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/* お、落ち着いてログ読もう…。
店主にしてみたのはコアが特殊なので間口を広くしておこうというのと、 ダフネドラさんのお店の他にも此処ご自由に使っていいよ!という。
PLは全然お洒落なカフェ店主を出来る気がしなくてな…。 坊ちゃまの従者に志願しようとしてやめました。 だって主従でstkとか郷深いじゃないですか(真顔) そして村人さんと赤が縁故結んだ方がおいしいかな、と。 常連さんとかいらしたら全力でお出迎えする。(表読めてない)
因みにタイプライターで打った差出人不明の手紙を送ったり、お店に来てもらったらじっと見つめたりとか、そういうじめっとしたstkしようと思ってます。
(-63) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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そーね。 僕の持ち物で一番大事なのは、この指だ。 心配してくれてありがとう。
僕は君の職場が決まるかどうかの方が心配だ。 仕事の内容のむつかしさは、よく分かんないけど ジルは頑張り屋さんだから、どうとでもなるなる。うん。
[>>150盗むにも、鋏を動かすにも。 この十指が無ければ、てんでお話になどならない。
まるで本物の指のように動作する金色の其れを、 パン屋の室内灯で照らすように見遣り、ごくごく楽しげに。
クロワッサンの他にも多様なパンの揃えがあり、 まだ早過ぎると体感する時刻であっても、食指はそそられる。]
(158) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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/* ジルベールがめっちゃかわいい押し倒したい( でもアンダンテはご主人様認定してストーキングするつもりだから、ちょっと合わないかも?
(-64) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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―商店街―
そう、その通り。 偶像崇拝みたいなもの。 アイドオル、だ。
[ 怪盗について、苦虫を噛み潰したような 刑事の顔もまた思い出せば、 性別不詳寸前の男声がちいさくわらいごえを形作る ]
僥倖だ、レディ。
[されどオートマタは興味関心を向けるかといえば そうでないらしい。 精巧な分、人間と乖離した部分が浮き立つ。 其れもまた、佳きところ、と店主は考える。]
善は急げ。お手をどうぞ?
[ 冗談めかして差し出す繊手、 取られようと取られまいと構わず 足は店主の館にむかう。 そろそろ、街も賑やかになってきたようだ。 ]
(159) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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―パン屋―
睡眠は適度が一番だぞ? 寝れてるんならいいんだけどな
[メルヒオルの散髪屋は、不定期に閉店していることがある>>149 体調を崩すことが多いのか、研修などに行っているのか、 それを言葉にして訊ねたことはなかった]
燐蛍亭の珈琲は香りも良いよな。 味も勿論だけど。 へぇ、食事はあまり頼んだことなかったけど旨いのか。
[それほどおいしいのなら、昼食に食べに行こうか。 珈琲を飲みには行くが、昼食を燐蛍亭で摂ったことはない]
ジルベールは好きな飲み物選んでいいからな。 あと、ついでだからメルヒオルのジュースも奢るよ。
[自分用に野菜ジュースと、ベーグルをトレイに取った]
(160) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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― →パン屋 ―
へぇ…
[>>149防水加工までされているのかと、心の内で呟く。それから先ほどの会話から察するに、先生ももしかしたら義手かなにかなのかもしれない。 だからと言って何かあるわけでもない。ただ抱きつくときは気を付けようと小さく誓った。抱きつかないという選択肢はない。]
え、メル太っ腹だね?? イイコトあったの??
[いくつでも>>149と言われて思わずメルヒオルに問いかける。]
(161) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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/* 店持ちにしたのは自分が自由に使えるスペースあるのっていいよね、と。
設定は出ているものが全てで、詳細はあまり決まっておりません。 元加害者か被害者かで迷ってたり。 ひょろくて弱そうな感じだけど、長身で力もそれなりにある設定で。「こう見えて力持ちなんですよ」を何処かで使いたい。表と秘話で。
身長は…175+3
(-65) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[湯気さえも香る珈琲を受け取って、口ごもりながらも礼を告げる。]
あ、…ありがとうございます。
[こくりと喉を流れる苦味はあまり馴染まないもので。 奢ってもらったのに文句を言う筋合いではないと考えていれば、自分よりも先に 買った本人の口から>>154文句が零れたのがおかしくて、思わず吹き出していた。
コンダクトの口から出た店の名は、この商店街周辺の人間ならば、一度くらいは耳にしたことがあるもの。 試験前に図書館が開いていない時などは、目立たない片隅の席に陣取ることはあれど、頻繁には訪れることもない店。
雰囲気が落ち着くという人は多いのに、何故か妙に落ち着かない気がして。 結局長時間利用するのは、没頭できる書籍や課題を抱えてのことだった。]
(162) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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……ああ。
[パンを齧っていると珈琲が飲みたくなってくるが、時間を確認するともうそろそろここを離れなければ自分が取っている講義に間に合わなくなってしまう。 計算では大丈夫だった筈なのだが、狂ってしまったか。懐中時計をベルトポーチに仕舞い。 馴染みの燐蛍亭を恨めしげに見ながら、元来た道を戻っていく]
…まあ、またお昼にここへ来ればいいんですから。
[ひっそりと、自分に言い聞かせた。]
(163) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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/* ジルベール可愛いよね…
(-66) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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ふんっ、それはよござんした!
[>>151店の経営状況など知りたいとも思わないが、 何度も世話になっている相手だ。 店が潰れていなくて良かったと、 内心――ほんの少しだが、そう思う。]
べっ、別に、あんたには関係ないだろ! 僕だって、一山当てたことくらいあるし――、
[>>152わかってる。 自分が賭け事に向いていないことくらい。 だからこそ、核心をつかれれば、 子供のように言い返してしまう。
直後、ハッとなって口を噤むも、 悔しげな表情を、今度は隠そうともせず。]
(164) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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どうもねえ。 冬になると、冬眠したくなるといいますかねぇ。 布団から出れなくなるというか、布団を着たまま生活したい。
[と、茶を濁すが万年冬眠状態であった。>>160 純粋に睡眠時間を振り返るのなら、 夜活動し、昼寝る分には適した配分に違いない。
とはいえ夜に飛び回っていることを識っているのは、 この街に誰ひとりとて居ないだろう。]
ええ、なんかあの珈琲を飲むとね。 起きた感じがするんですよ。
是非ご利用下さい。 値段も莫迦高い感じはしないですし~。
[飄々とした口調で勧めつつ、飲み物の施しがあると聞けば これ僥倖と眼鏡の奥で目を細め、笑った。]
これはありがたい。棚からぼた餅。
[貰えるものはなんでももらう。金を貯めている身としては。 牛乳の瓶を取り、こちらご馳走になりますと添えて。]
(165) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[冷静に考えれば迷惑な客であろう。 次に懐に余裕のある時には、まともに訪れよう、と小さく決意する。
パンの最後の一かけらを飲み込めば、ちょうど振り返ってコンダクトが大学まで送ってくれるのだと言う。>>155 申し訳なさと在り難さで揺れて、彼の疲れた理由とそこに投げかけられら言葉を想像して――。 少し甘えることにした。]
いいんです?じゃあ…。
[ここまで来た時の爽快感を思いだし、そわそわと後部座席に座った。 普段彼は使わないはずの後部座席までちゃんと手入れされていて、なるほどこれは自慢の相棒だ、と頷いて笑う。]
僕も、いつか買いたいな。
[憧れとともにバイクに触れる。
大学生活は通常で有ればあと二年以上。 けれど、それを縮めるだけの結果を出せたら…。そう思ってバイクを眩いものでもみるかのように目を細めた。]
(166) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[大学まで送ってくれたコンダクトへ頭を下げて、その後ろ姿を見送る。]
仮眠くらいはちゃんととってくださいね。
[そんな一言とともに。*]
(167) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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ふふー!どういたしまして! …ん?あれ?
[>>158自分が害したくせに>>113>>123、なぜ自分がどういたしましてなどと言っているのだろうと首をかしげたが、室内灯で指を照らすメルヒオルが楽しげだったので口を噤んだ。]
燐蛍亭は行ったことないの… 美味しそうなんだけど、なかなか。
[まず前提として、外食はしないし、できない。そんな自分の境遇を恨んだことも過去にはあったかもしれないが、今はもう諦めている。]
(168) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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僕が金を返しにくるまで、潰れるなよ!
[ひらりと手のひらへと落ちてくる切手を掴み取り、 ふん、と偉そうに鼻を鳴らす。 青年なりに心配している訳だが、 彼の言動を見れば、心配も杞憂に終わるだろう。
手の中の切手を無くさないようポケットに仕舞い、 グリフィンに背を向ける。
ちらり。 先ほど怒鳴ってしまった事に、 彼が気を害していないだろうかと顔色を窺って。]
(169) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[写真屋が家の大時計を直してくれた時>>108、ついでに頼んだ真鍮の懐中時計。 それと全く同じ形状の、真鍮のものを一つ取り出す。 ぱかり、蓋を開ければしかしそこにあるのは時計ではなく、ラムネ菓子。 ひと粒摘んで口に放り、噛み砕いて]
…騒がしくなってきましたね。
["あの人"の声は嫌いだが、商店街の喧騒は嫌いでは無い。 蒸気を目いっぱい吸いこんで。 自転車に乗り、大学を目指す]
(170) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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え?
[>>161ええ、ありましたとも。 素敵な色合いの石が、外套のポケットの中に。
ちょっとだけ、声を詰まらせたが。 パンを乗せるのなら、トレイを差し出して。]
ジルが戻って来てくれたから、気前いいのかも。 久しぶりに会って守銭奴丸出ししてたらみっともないしね。
[しれっと話題を再会に逸らし、同意を求めるよう小首を傾げて。]
(171) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[グラディスの言葉>>160にありがとうございます!と店の迷惑にならない程度の声量でお礼を言ってから。]
えとえと… じゃあこれとー、これ!
[トレイに載せたのはイングリッシュマフィンとココア。]
(172) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[振り向いた顔も、すぐに前を向き。 足早にその場を去ろうと歩き始める。
指先は、ポケットの中の切手から離れない**]
(173) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[>>159彼の放つ言葉は、時にアンダンテが記録している言葉の意味から離れている。 それは概念的、抽象的、婉曲的なゆえかもしれないが、機械人形にはそんなことを理解出来るはずもなく。]
偶像崇拝、アイドオル。 ――記録。
[紋切り型に、既存の意味に新しく付け加えるだけ。]
はい、わかりました。
[そうして手を差し伸べられれば、ゆっくりとその手を取る。 さながら、差し伸べられた手は取るものと刷り込まれているかのよう。]
…………。
[この人形の手の感覚は、人間と何ら変わらない。 ただ少しだけ人の手よりも冷たくて、小刻みに歯車の回る振動が感じ取れるかもしれないか。 ――そんなふうに、店へと歩いてゆく]
(174) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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[商店街から大学までの短い旅路を承諾した彼>>166に笑いかけ。 憧れを抱いているのだろうか、自分の相棒である蒸気バイクに触れる指先は丁寧で優しい
何時か買いたい、と万感の思いが籠っているのか呟かれる言葉に]
何時か買えるさ。無限の可能性があるんだから 頑張れ学生、応援してるよ
[自分にとっては、明日を生きるために諦めた勉学の道 それを勤勉にこなし続ける彼が眩しい
蒸気バイクで大学までの道のり飛ばせば、やがて白亜のキャンパスが見えて>>167 礼を言い頭を下げる彼にひらり手を振り、その場を辞した
背に向け投げかけられた、『ちゃんと仮眠をとって』という親切な言葉に苦笑を零す]
……眠れないんだよなぁ
[ぽつり呟きは、向かい風に溶けた*]
(175) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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…?
[>>171読み取ったのは、小さな動揺。数多の仕事をこなし、多くの仕事仲間―――それらの大多数は裏のある人間だった―――と関わってきた経験から分かった、ソレ。]
……ふふー! ほんとだったら、ジルすごく嬉しい! じゃあ、今のうちに甘えちゃおう!
[差し出されたトレイにイングリッシュマフィンをのせて>>172、同意を求めるように傾げられた首と逆の方向に首を傾けてから、おどけたように笑った。
―――…追求するつもりはない。]
(176) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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おや、汽車で長旅だったんじゃないの? 一個で大丈夫ー?
[イングリッシュマフィンをトレイに預かり>>172、 そのままカウンターへ足を進める。
他に追加が無いようであれば、 そのままクロワッサンとマフィンで会計を済ませる心算。 店に寄って食べるかと促すのは止めておこう。 訪れる先が忙しい頃合になるより先に、向うべきと判断したので。
教員が学校へ向うのなら別れ道で見送り、 商店街を歩みながら、目的の一軒を目指そう*]
(177) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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冬は寒いもんなぁ。その気持ちはわかるよ。 着る布団が発売したら売れそうだけど、 もうどこかにあったりするんだろうか……
[うっかり話>>165が明後日の方角へ。 しかし、睡眠や食欲と言う原始的欲求があるのなら健康な証拠である。 朝食を抜く人が増えてきてる中、ちゃんと摂る彼らには、 その点は安心している。
もちろん、夜の彼の姿は知る由もない]
サンドイッチだね、今度食べてみる。 情報ありがとうな。
[近くで話を聞くジルベール>>168には]
気になるんならタイミング合えば奢ろうか。 ジュースだけじゃなく、ね。 珈琲が旨いのは俺の舌が保障する。
[メルヒオルから牛乳を受け取りながら、そんな風に冗談めかして]
(178) 2014/12/02(Tue) 23時頃
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濡れ手に粟、濡れて泡。 人魚姫のように唯の悲劇で済めば良いが、 君の虚栄は乾いても潮のようにざらりと残る。
[実際泡となって消えてくれるなら良いが、彼に残るのは借金だ。 学生と大目に見てもらっている内は未だしも、 負けが込めば、カジノは金の回収を急くようになる。>>164
そうなれば、今度は切手代どころでは無いだろう。 頭を下げる相手すら探さねばならない。 悪趣味にも、それは少し楽しみであるような気もしていた。]
(179) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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―――…テオドールくんの気遣いで燈写館が傾きそうだ。 ほら、あんなに鋭角をつけて。
[彼の視線を誘うのは元から鋭い赤屋根。 賭博に溺れる若人には、賛同できないが、 虚栄心の裏側にある小心者な一面は理解していた。>>169
故に気分を害することなど欠片も無く、 此方も平然と悪趣味な冗談を飛ばしてみせる。 青の眸とかち合う湖水色は、仄かに細まり。]
山吹色の菓子は十一にて。 首が回らなくなれば、締め直そう。 君の首に合うレンチも、用意してある。
[冗談を笑わず重ね、また神経を逆撫でる。 年は一回りも違わず筈なのに彼くらいの年頃には、 既に一線で活躍していた技師は大人ぶる。
猫の前で玩具を振り回すよう、掌閃かせ、 右足に左足を引っ掛けて転ばぬように、と器用な忠告で締めくくった。*]
(180) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[瓶底眼鏡の奥に或る金色の瞳で。 栗色の鬘で覆い隠した、奇異な色の頭で。
見た目からして色々とめんどくさがりや、 オートマトンヲタを特に隠さない店主が なにを考えているなんて、他人には悟れなかろう。
態度に一種の異変を感じ取ったとしても、だ。>>176 特に口立てされないのだ、 彼の再来を歓迎することは間違いない。
ごく普通の、小市民として。*]
(181) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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/* 世間ではあざと可愛いと言うのだろうけれど、断言しよう。
\テオドールくん可愛いいぃぃ!/
(-67) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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それに一応は同じ大学に通ってますし、ね。 あ、私は大丈夫です。その……お気遣い感謝します。
[ただの働き手である自分にもこういってくれるのと>>148自分が思った事を告げただけなのに今度はお礼を言ってくれう姿を見てこの人は本当に優しい人なんだなと自然と微笑が浮かんで]
ここは小さくもなく大きくもない、そんな街だって私は思ってます。探せば色々な場所が見つかるかもしれませんね。 いんです。それに、行きつけのお店だから安く売ってくれますし。だから受け取ってくれたらその……
[嬉しいと、ぽつり小さく言葉を零せば。そのまま差し出されたパンを受け取ってくれたのを見て少しだけ嬉しくなって]
はい、私もそろそろ行かないと時間が危ないので。 ……あ、あのジョシュアさん!帽子拾ってくださり、本当にありがとうございました!
[その場から離れる彼に、精一杯の大声を出せばこちらも手を振って 職場である屋敷を目指して歩いていった**]
(182) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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―靴屋前でのこと―
[お酒って、知ってる。>>55 はぁぁって出す息がとってもくさいの。 何も考えなくて済むなんて、コンにぃはきっと疲れてるの。>>66
よしよしって、背中を撫でようとして、やっぱり止めた。ケチャップの付いた手じゃダメでしょ? ぺろんって舐めたケチャップは、甘くてほんのり酸っぱさがあった。]
(183) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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写真みたい!
[良かった。そんなに怒ってない、かな? 額縁を飾れば、それは1枚の絵画になる。絵画ではなく写真にしたのはその方が良いなって思ってるから。>>70
燈写館へと入っていく家族は、笑顔でお店から出ていくの。 家族写真を撮ってるんだって、教えて貰った。家族なんだって、再確認するんだって。
じゃあ、家族が居ない人は、撮れないね。孤児院から追い出されたわたしは――…]
……写真みたい!
(184) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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―商店街→Antique Ametyst― [>>174 ある種純真な機械人形に 余計なことを吹き込みながら、店主は愉快そうに在る。 記録、記録、記録。 記録の積み重ねは何かを生み出すか。 なんて、単純な興味だ。酔狂なのだ、紫水晶の店主は。]
それでは、しばしエスコート。
[オートマタの動きは無駄がない。 そういう「動機付け」なのだろう。 感じる歯車の振動は、独特にして心地よいものだ。 少なくとも、この店主にとって。
にぎわう商店街、香るパンの焼けるにおい、 そういったものを通り抜けて店に戻る。]
少し時間を。手押し車もつけておこう。
[そっと手を離すと、店の奥に消えていく。戻ってくるまで、少しの時間。くるるぎぎ、と歯車式の鳩時計が啼いた。]
(185) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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コーヒー好き! …って、ダメだよせんせい!!
[1度ならまだしも、2度も奢ってもらうわけにはいかない。ぱたぱたと手を振ってから、しかし、グラディスとの外食は諦め難く、悩んだ末に出した答えは]
…先生のお仕事の、お手伝いする。 ジルの仕事量がコーヒーに見合ったら、連れてって?
[服をくいと引っ張って、お願いを。]
(186) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[続いてジルベールからもココアを受け取る>>172 自分の分の朝食と共に清算し、それぞれに渡す]
どういたしまして、と。 頼ればいいんだよ、若者は。
[親切さは人並みのつもり。 もうしばらくすると少しいいことがある。 それがわかっているだけに、気づかぬうちに浮足立っている。 会話を聞いているとメルヒオルもいいことがあったようだ>>171 何やら隠したそうな雰囲気に、一歩踏み入ることはできず、 彼らの会話を聞くのみにとどめた]
(187) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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オルエッタは、ダフにぃの笑顔に、言葉を重ねた。
2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[それからメルヒオルの言葉>>177には]
んー? じゃあこれも追加で!
[遠慮、という言葉はどこにおいてきたのか。その言葉を聞いて、そばにあったドーナツをトレイにのせて、メルヒオルの顔色を窺った。]
(188) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[ダフにぃがわたしのことをレディって呼ぶのは、もう仕方ないの。だって、女の人にはみんなレディって言ってる。 でも、コンにぃが言うのは少し違う気がするの。>>67]
……わたし、レディじゃない、よ?
[着ている服だってボロボロだもの。髪だって鳥の巣みたいだってからかわれる。ダフにぃの方がよっぽどレディなのに。ほら、日傘がくるくるとダンスをしてる。]
(189) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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こ、転ばないよ! 子供じゃないもんっ
[バイクの排煙筒からもくもくと煙がこんにちわ。コートの背中はすぐに小さくなっていく。>>68 くるくるんの紫水晶も、くるくるんと回る日傘に隠れた。>>72
ありがとうは、言えてない。*]
(190) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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― 些細な日常の記憶 ―
[新聞社の買い付けに応えるのも小銭稼ぎの範疇だ。>>119
他愛無い写真の数々は、主人の趣味と言うより、 撮影機材の試験の為に撮り溜めたもの。 蒸気を噴出す街中でも鮮明に投影出来るか、 夜半ならば如何か、満月の光源ありきでは。
そんな風に撮影したものが写真館には五万と眠っている。]
(191) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[その中でもクロックワークス社が喜ぶのは、やはり流行りのネタだ。
先日、居住区である二階の窓を開いたまま、 機器整備を行っていた男は、流行ものをスコープに納めた。
あれは満月の美しい夜、夜空は藍色だった。
星屑のステージを、舞う白い影。 満月を背負って、夜を泳ぐ姿は、閃くマントが翼にも見えた。 鳥類が夜分に羽を広げたのではない。 目撃したのは、この街で流行駆る最先端。
蒸気に紛れる怪盗紳士であった。
彼を追う警察の群れをあしらうように、 逃亡する彼の影に向けたレンズは、一片の曇りも無く。]
(192) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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―春のこと・大学にて―
[無事冬を越えた学生達が悪乗りするのは、どの大学でも同じもので。 この大学でも、例によって奨学金で入ってきた学生>>128の顔を見ては、ありもしない噂を立てるのが日常だった。 馬鹿馬鹿しい、胸の内で吐き捨てる。金が無いものが下で、彼らは全て能力が無いものだと見て。
流石に実力行使しようとしたのは見ていられずに]
…それが上流階級のやり方ですか。 ああ、失礼しました。人だと思っていましたが、貴方達は猿山のトップでしたか。
[と言い切り追い払ったのだが。]
(193) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[大きな満月に眩んで眸を眇め、シャッターを切った。 だが、生憎、携帯に特化した撮影機は精度芳しからず、 色彩の殆どは蒸発し、現像に至った折には白い影だけになっていた。
月を背に、発光するよう浮かぶ白影。
許可を得ず終いの被写体が、 ファイダー越しに覗かれていた、と気付いたかは知らない。 余りに幽けし一枚はクロックワークスに売られず、 燈写館でとろりとろりと、滴るような夢を見ていた。*]
(194) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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「アリウッドの跡取りさんが、僕を庇って利益なんてあったっけ?」
[頭の切れる彼>>130にとっては何の悪意も無い言葉だったのだろう。 実際、アリウッド家が出している支援金は、大学への発言権を大きくする為、住民達の支持を受ける為、ではあるのだが。 それが息子であるジョシュア自身に適用されるかと言えば、そんな事は全く無かった。]
算盤以外で動いては、ダメ?
[しかしその時曖昧な笑みしか浮かべられなかったのは。]
私はね、大嫌いなんです。ああいう人。
[止めた理由が、彼等が父に似ていて見たくなかったから、だったかもしれない**]
(195) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[月夜に湧いた紳士の正体。巷は騒ぐが、己は縁遠い。>>83 何食わぬ顔で撮影の技術を磨きに来ているとも、想像だにしない。
―――いや、正しくはどこか幻想的なあの白い影と、 石炭と煤塗れの黒い地上を切り離して考えていた。
水底如く深い湖水色は、レンズを覗くときだけ、 現世と幻想を繋げ、輝いて遥か遠くを見ている。]
(196) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[因みにその時に、クロックワークスに売り渡したのは、 案外上手く取れた警官諸君の醜態である。 ゴシップ記事の腕が鳴るやり込められた一枚。
しっかりと男前なる友人の横顔も映りこみ、 新米刑事殿から悪態を貰い受けたかは、また別の話。*]
(197) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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是非発明して欲しいですねぇ 研究所に掛け合ってもいい
[>>178取り留め無き会話を楽しみながら、 口に出してしまえば、自然と口許も綻ぶ。 ほんとうに掛け合いたいのは着る布団でも着る毛布でも無いが、]
是非そうなさって下さい。 僕よりうんと高収入の先生なら、財布の紐は緩そうだ。 なんて。
確か、ご家庭がおありでしたよね。 [髪を切りながら交わした世間話を思い出し、 平和な家庭を想像しては、やはり頭の中で首を傾げる。 それは一生知りえない、不思議なものなんだろう。
親も弟妹も存在しない男にとっては、 彼らの財産を知っても、眩い、と感じることすら沸かなかった。
無機物にしか、煌りを感じない故に*]
(198) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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……やっぱり、怒ってるよね。
[袋の中に入ってる最後のパンを手に取りまず一口。 怪盗セブンの事件に初めて遭遇した時、訳もわからず旦那様に怒られてしまい涙を流しかけた事を思い出す。 今ではもう仕方ないことだと割り切っているから泣くほどでもないけれど]
……今日はあまり旦那様に会わないといいなぁ。
[少しの仕事のミス、普段ならば容認してくれるのだけれど。多分今日は酷くしかられて、更に八つ当たりもされてしまうだろうから。 そんな願望を口にしながら。長く伸びた赤い髪を揺らして商店街の街を歩く。心の中で願うのは、先ほどの願望だった。]
(199) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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―それから、朝の街―
猫さんおはよう、にゃおーん!
[ぴかぴかの赤い靴、石畳の上をぴょんぴょん跳んでも痛くないの。
お腹もいっぱいだし、いたずらのお仕置きもなかったし、良いことだらけ。
耳をすませば、ほぅら。 怪盗Sevenの名前が囁かれてる。
やったぁ!]
あ、これ……。
[街灯におんぶしている紙を発見。]
(200) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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じゃぁ、俺は大学に行くよ。 もうそろそろ救護室開けないと、ね。
[朝から体調悪く、救護室に飛びこむのなら 無理せず休めと思うのだが、そうはいかない。 冬期休暇前にレポート提出を設定する教授もいるのだ。 課題を出す教授がいれば、徹夜で仕上げる学生もいる。 寒さも手伝ってか、ここ最近の救護室には常に人がいる]
じゃぁ、またな。
[商店街へ向かうメルヒオルと別れた>>177*]
(201) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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ははは、なら、今度手伝ってもらおうかな。 そうしたらお礼に珈琲を御馳走しよう。
[服を引っ張られる>>186と笑って答える。 風邪の予防などの関係で、やることは多い。 学生も診なければならないから、時間もないのだ。
ジルベールも目的地が大学じゃないのなら、 ぽんと頭を一撫でした後にわかれるだろう*]
(202) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[アングイスと別れた後、蒸気バイクを走らせていれば薄紅の長髪が風になびいている>>199のを見る 後ろ姿はどこか沈んだ様子で、もしかしたら彼女のしょげた原因は――彼女の職場からまんまと人魚の涙を盗み出された自分にあるかもしれない、と少しだけ罪悪感が去来する]
シュゼね……シュゼル おはよー。今日も元気そうだね
[蒸気バイクにまたがったまま幼馴染に声をかけ。昔みたいなシュゼ姉という呼び方ではなく、シュゼルと呼び捨てて 愛称で呼んでいるのに何処か余所余所しいのは、離れていた期間の所為かそれとも何か含む所があるのか 警帽をきゅっと目深に一度被った後、"いつもの街のお巡りさん"表情をして、こう告げてみた]
どっか行くなら送ってくよ?この蒸気バイクでね
(203) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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[食事を終えると慣れた所作で手早く後片付けをして、開店前に掃除や在庫の確認をし始める。 そうして足りないものを万年筆で紙に書きつけた。 照合したところ、取り敢えず開店に際して足りそうにない食材はないが、野菜は買い足した方が良いかもしれない。 …という事が分かった。]
あぁ、そういえば珈琲の豆が切れそうだったんでした。
[まだ客のいない店内に響くのは、ぽんと手を打つ男の声と小鳥の囀りのみ。 折角評価して貰っているのだから客を待たせたり、残念に思って欲しくはない。
階段の下部分にある倉庫に向かうのは細身の体でも性別は男。 それなりにかさばる荷物でも平気で運ぶ事が出来た。]
(204) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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/* 漸く、入村のご挨拶。 初めましての方は初めまして。 お久しぶりの方はお久しぶり、 何時もぶりの方は何時もお世話になっております。 まずはかるらさん、村建てお疲れ様でした。
此度、かるらさんのヤンスト村は三回目。 とうとう二十代での参戦で感無量です。
不慣れなところもありますが、どうぞ皆様、 これより暫し、御付合いくださいませ。遊んでくださいませ。
唐花さん共々、残業陣営ですが、 返上しつつ、遣り繰りしつつ、頑張って参ります!
(-68) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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/* ふ、ふ おんなのこはみぃんなレディ。
そんなダフネドラ。
(-69) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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…よいしょ、と。
[一旦、倉庫から持ってきた木箱を床に置き、一息ついた。 年々、こういった事が増えていくような気がする。 こういうところが年を取った、と云うのだろうか。 …などと言えば、八百屋のおかみさん辺りに叱られてしまう。
男は困ったように笑うと木箱を所定の位置に運ぶ。 それが終われば一度二階に戻り、財布を羽織った厚手のコートの内ポケットに仕舞い。]
――いってきます。
[そうして看板娘に笑い掛けてドアを潜り、朝の街へと。*]
(205) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット
【まだ】 グリフィンC メルヒオル ジルベール ジョシュアC アンダンテC グラディス テオドール フロライトC
(-70) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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/* とりまコンちゃんの予定としては フロライトの喫茶店に珈琲飲みに行って グリフに写真で殴りこみに行くかw
(-71) 2014/12/02(Tue) 23時半頃
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― Antique Ametyst ―
[店の中、手押し車もつけると言った彼を待つ。 石炭50キロならば、スペック上持ち上げられる範疇内。 自重より軽いものであれば問題はない。
しかし手押し車があった方がエネルギーの消耗が少なくて済む。] そんなふうに、合理的に判断した。]
…………。
[僅かな時間、彼を待っている間、ふと店内を見回してみる。 機械人形にある記録、あるいは人間らしく"知識"を参照して、 ここにあるのは識っている物から識らない物まで様々だ。]
……?
[小気味の良い――かもしれない、音を立てた鳩時計に顔を向ける。 自分に不足している記録を補おうとする行動は、 人間の"興味"と同じなのかもしれない。]
(206) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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― 燈写館前 ―
[牛乳の礼と共に教員を見送ったその後は、>>201 クロワッサンを手に、ドーナッツの増えた紙袋>>188ごと渡す。
牛乳は瓶なので、残念だが帰宅してから飲もうね。 歩きながら飲むのにあまり適していない。 クロワッサンを齧りながら、商店街を些さか逸れた小道へ入り、]
いやあ、先生って大変だなあ。 こんな時間から仕事じゃ、とても真似出来そうにない。
あ、――ほら其処。
[と、赫い屋根の建物>>26を指示す。 流石に面接に立ち会うつもりは無いが、一言経緯を伝えはしよう。
ドアノッカーを鳴らすのは、荷物の多い彼の代わりに 自身が行うことにして。]
(207) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[近くにある青果店へ向かう男が外に出たのは、出勤や登校には少し遅い時間帯。 少し落ち着いた街中の雰囲気に男は左目を細める。
この十年、この街にも何とか馴染む事が出来た。 それは常連となってくれた客に、周囲の人々に支えられてこそ。 事情はある程度知られていても右目は人目を引いてしまうので、店が休みの日でも用がない時に活発に外に出掛ける事はない。 目的のない散歩に繰り出すのは、夜以降。
それ故に新聞は取っていても号外を手に取る機会は少なかった。 それでも世間ずれをしないでいられるのは、店を訪れる客から色々と知らせてくれるから。]
…今日もいい日でありますように。
[歩きながら、そっと祈るように言葉を紡いだ。]
(208) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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―別れる前―
[家庭があるとの問い>>198に]
ああ、故郷に妻がね。 高収入と言っても、それほどではないよ。 俺の場合は負傷による退役軍人だから 少しばかり蓄えがあるってだけ。
[傾げられた首は、素直に問いのものだと受け取る。 しかし、彼の口から彼の家族の話は聞いたことはない。 深くまで見えない眼鏡の奥で、彼がどんなことを思い感じているのか。 一客が触れて良いものか、判断はつかないままだった*]
(209) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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/*ここまで独り言を使っていないことを思い出した。 元気ですか!?私は元気です!
オサレな雰囲気漂いまくってて私心配。 何が心配って付いていけるかどうか。
(-72) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[びくびくしながら仕事をするのは嫌だと考えていると聞こえてくるのは蒸気バイクの音>>203 街中のパトロールだろうと、気にせずそのまま歩いていこうとしたが。その乗っている人物から声をかけられれば]
あらコンちゃんじゃない、おはよう。 んーっと、元気といえば元気だけれど……コンちゃんには負けるかな。パトロールお疲れ様。
[見知った姿を見れば浮かべるのは柔らかな微笑。 まだ家族と一緒にこの街にいたころ、よく一緒に遊んでいた幼馴染。自分が戻ってきた時にまだ彼がこの街にいたときは嬉しくて思わず彼の手を握り締めて上下に振り回したっけ。 そんな思い出に浸っていると、何処にでもいるようなお巡りさんのように告げられた言葉に、暫く考えるように彼を見つめては]
それは嬉しいお誘いなのだけれど……コンちゃん、目の下にクマできてるけど大丈夫なの?
[実際は隈なんてできていないのだが、警官である彼も怪盗セブン騒ぎで疲れているはずだろう。 それなのにこうしてパトロールしているのは少し心配でカマをかけてみた]
(210) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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― Antique Ametyst ―
ん、――っと
[さて白く細い腕で 手押し車を押してくる。 奇妙な形の機構が途中までは石炭を運ぶが 繊細なものが所狭しと並ぶ店の中では自分で押して来ざるを得ないのだ。
>>206じい、と鳩時計を見つめるオートマタの少女を 紫水晶の双眸が観察するように見つめた。]
レディ、それが気になる?
[そ、とかける声は控えめだ。]
(211) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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/* うーん、現在凸出来そうな方はいなさそう?
店を開いた方が良いのでしょうか。 開くとうっかり外にお出かけ出来なくなるのでちと悩む。 今晩はソロって開店準備までして落ちよう、かな。
(-73) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[Sevenを報じる号外だということは、分かる。 両手に持ってじぃぃと眺めてみても、難しい言葉が多くて全部は読めなかった。]
人魚の涙……かぁ。
[いったいどんなものだろう。 どうして人魚は、泣いたんだろう?]
(212) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[キャスケットを何時もより目深にかぶった幼馴染は、相変わらず自分の事をコンちゃん、と呼ぶ>>210 子供っぽいからやめてよと何度も告げるが聞きゃしない、と苦笑しながらもその変わらぬ優しさが含まれた声に、一種甘えの様なものを抱いているのもまた事実
柔らかな微笑みと共に此方を向く彼女は、幼いころから変わらぬ純粋さを抱いている様に見える]
お疲れっていうかまぁ、相棒のバイクとともにぶらぶら街を走るだけだしね ……え、クマ出来てる?
[やばい、深酒で睡眠を無理やりとっているのがばれたか、それとも今朝の寝不足かと動揺を露わにするが、カマをかけたであろう彼女にはばればれだったろうか 実際、警帽の影で誤魔化しているがよく見れば隈が出来ているのは、事実なのだが]
ってか俺ら警察さんはいつも怪盗騒ぎで忙しいし、慣れてるから大丈夫 学生さんで、しかも庭師として働いてるシュゼルの方がずっと大変だろ
[そう告げた後、彼女の表情をちらりと見た]
(213) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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― 燈写館 ―
[寒風吹く中で分かり難い可愛い気を持つ常連客立ち話を済ませ、 店主は乾いた空気を纏って、店内へと舞い戻る。 埃の立ちにくい今の季節は、自身にとって好ましい。
仮令、どれだけ世間が蒸気圧に動かされていようとも、 己が油と錆に塗れて、熱を操ろうとも、自身の城には静寂が満ちる。 自然と一文字に結んだ唇から呼気が零れた。
賑やかしさは嫌いでないが、集中力に欠くものだ。]
―――…、……薬液棚の整理が、
[本日のタスクを脳内で組み立てているところに、 間髪いれず、来訪を知らせるノッカーの呼び声が聞こえた。>>207]
(214) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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………出来ない。
[予定を即座に折りたたむと、半ばまで渡った踵を返す。 接客業など技術者上がりには縁遠いが、 来客を迎える程度の愛想は些少だが持っていた。
開く扉にあわせ、胸に拳を宛がい古式の会釈。 ようこそ、と碧眼を向ければ、そこには馴染みの人物と、 見知らぬ顔が一つずつ揃っていた。]
(215) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[店主が在があれば反応はあろう。
ドアノッカーを鳴らした後は、 ポケットに押し込んだ一枚の紙を広げる。>>192
まあ、ある事無いこと記されている。 我々新聞社への挑戦では、警察に恨みでもあるのでは。 アリウッド家に個人的な――えとせとら。
そんな文字の羅列は、正にどうでもいい、に尽きる。 興味を引いているのは、写真の方。 闇夜に浮かぶ気球と、片腕を上げた白い道化師。
存外良く撮れている。 手前、微かにだけ写りこんだ時計塔。 これは、いままでの記事とも共通している。
提供元の心当たりは、この店一箇所だった。]
(216) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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―大学―
[不安はあったが、意外にもパン一個で腹は膨れた。 自転車をいつもの場所へ留め、講堂へ向かうところで通学途中に思い浮かんだ姿>>167が見える。 こんな事もあるのか、と苦笑を噛み。 彼の元へ歩み寄り手を振る]
おはよう、アン。これから講義か?
[初めて会って以来、後輩として、何より話も合う友人として、食事を奢ったり本の話をしたりする仲になっていた。 彼が可愛らしい呼び方に悩んでいると知ってか知らずか、今日も愛称で呼びかけを。]
(217) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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/* グリフィンのところにメルヒとジル アングイスとコンダクトからのシュゼットとコンダクト アンダンテとダフネドラ ジョシュアとアングイス? フロライトは時間がずれてる。
テオドールとオルエッタがフリーなのかな。 救護室の描写しておこうかな……と言うか、狂人の皆様とお会いせねばですね…!
(-74) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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/* にゃ、オルエッタちゃんお暇です?
(-75) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[今回も、中々良く撮れている。
撮られていることを理解しているかのように、 被写体は片腕を掲げていた。
お化けのような一枚は拝むこと無き存在ではあるが>>196 厚いレンズの奥で今でも脳裏に浮かぶは、 丸くて白いフルムーンと、見晴らし良き町並み。
もはや、何度も見過ぎて見飽きているが、 怪盗の一番好きな場所は、夜空の上であった*]
(218) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[青果店への道中、紅い髪の少女の後ろ姿>>212を見つけ、男は立ち止まる。]
…?
[どうも何か熱心に読んでいるらしく。]
あの――… どうしました?
[町外れで見かけた事があるような気がして。 脅かさないようにそっと声を掛けてみる。]
(219) 2014/12/03(Wed) 00時頃
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[>>211声をかけられればハッとした――とは少し違うだろうか。 しかしぴくりと小さく反応して、頷いた。]
時間は――……
[その先の言葉を紡ごうとして]
…………?
[出てこない。途切れてしまう。 あの鳩時計の何に興味を抱いたのか、自分でも把握出来ない。]
なんでもない、です。
[人工の瞳は、不思議そうに鳩時計を捉えたまま。]
(220) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[ポケットに丸めた紙を再び押し込む。 と、義指が触れたのは丸み帯びた無機物。 矢張り緋色は良いものだ。 この石は、やはり売り飛ばすには惜しい。
無機物としての美術価値が何れ程であるか 其れは雑誌を見るのが一等早い。
そういえば、今朝は赫い髪の娘を見ていなかった。 純粋に最も愛でたい、と強く感じるのはやはり赤。 あれの髪を梳くのは、生き物であっても樂しい。
と、考え事をしている間にドアが開く。>>215]
やあやあご主人。 昨日ぶりです、早い時間にどうもすみません。
昨日お聞きした手伝いの件ですが、 是非とも紹介したい子がおりまして。
[さ、とジルベールに前へ進み出るよう促そう。]
(221) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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/* >>220 アンダンテは時間の概念を正しく理解してないので、そのせいだったり。 だから製作者の主人が死んだということも理解してない。 今はいないだけで、いつか戻ってくると思っている。
(-76) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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それでも、朝からバイクで走るのは凄いよ。だって、走るだけって言っててもちゃんとパトロールしてるし。 コンちゃんは偉い警官さんだね。
[最近、というか事件直後の街をパトロールするなんて警官の人は大体嫌々な表情をしている。 不機嫌だから、商店街の人にも当たってる姿を見るのは複雑で。けれど、幼馴染はそんな様子を見せないのだから>>213彼はいい警官になるだろうと勝手に想像はしていたが]
……ねえ、コンちゃん。やっぱり無理してるんじゃない? 適当に言っただけなのにそんなに慌てるのって変だよ。 それと……
[心配そうに、幼馴染の顔を見上げれば、彼の縛っている髪の束に手を伸ばしその髪を優しく撫でた後]
話の論点をすり替えようとしないの!どうせ怪盗事件の騒ぎでお酒沢山飲んで無理やり寝てたんでしょ!
[誤魔化させないぞと、昔悪戯をした幼馴染を叱った時と同じように。髪を引張って自分の表情を伺う幼馴染へ怒りの色を見せた]
(222) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[出迎えた片方は覚えの在る顔。分野は違えど、彼もまた技術者だ。 己と同じく、自身の腕に価値を灯らせ、理容店を開く男。>>216 商店街の組合由縁以外にも、些細な手習いを教える相手。]
――…君がゴシップを好くとは意外だ。 真夜中の写真は駄目だな。 色が飛んで、現実離れしている。 [紙面に眼を通す彼に語りかけて、自身の一枚を酷評。 児童文学の挿絵になら丁度良いが、微かに片目を揺らす。]
……紹介か? 予約を入れていないから、少し時間が掛かる。
[視線で示すのは傍らの青年。 レンズの手入れ中であるカウンターを振り返り、 とりあえずは二人を店内へと招きいれた。 風を遮る屋根と壁は大事なものだ。]
(223) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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―大学― [アン、と。まるで女の子のように呼ばれて。>>217 今日こそは怒ろうか咎めようか、と迷いながら 振り向く間にそのどちらもするりと機会を逃すこともう既に幾度目か。]
ジョシュア…。
[逃げた機会へ手を伸ばすこともなかなか出来ず、 仕方がないと本日も軽い諦めとため息ひとつ。]
午前の講義は終わったから。 あとは課題と、論文と…先生たちからの頼まれごと?
[午後の講義以外は、と指折り数える。]
(224) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[自然と文字よりも写真に目が行く。>>162 これがSevenなのかな?
人魚の涙はイラストがかかれているけど、綺麗なのかなんなのか分からない。]
……わたしの涙と、どっちがきれいかなぁ?
[マフラーをぎゅと握りしめ、その下のネックレスを取り出した。 これは、お母さんからの贈り物……らしい。
『オルエッタ』
刻まれた名前と、小さなひび割れた鉱石の卵。 空に掲げてひびを覗く。 そこには髪の色を映したような、煌めく結晶が見えた。]
(225) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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半年前までウチで働いてくれてた子です。
店の都合で辞めて貰ったんですが 実に摯実な働きぶりでしたから…
此方で奉公する分には合うんじゃないかとね [それ以上の前置きはせず、本人に語らせる事とし。
仕事絡む遣り取りに口は挟むつもり無く、 何処か落ち着き無くポケットの中身を探っていた。]
(226) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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― →大学―
[商店街で二人と別れると大学へ歩き出す。 途中で誰かと出会えば言葉を交わしただろう。 なければ、救護室を開けるべく真っ直ぐに。
鍵を開けて、中に入る。 香るのは消毒液や薬草が練り込まれた塗り薬の匂い。 換気のために、寒いがストーブをつける前に窓を開ける。
薬品の棚も確認する。 劇薬はないものの、なくなっていたらそれはそれで困るものだ。 腹痛に効く丸薬、熱さまし、軽い睡眠導入剤。 他様々な薬品が数種類ずつ、それぞれ正しい場所にあった。
ベッドのシーツも新しいものへ変える。 終えるころに窓を閉め、石炭のストーブに火をつけた。
最後に、扉の表示を「close」から「open」へ。 学生の避難場所、受け入れ態勢は完了した**]
(227) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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警官さんって……これは当たり前のことだろ? それに俺さ、この街が好きだから
[蒸気煙る、生まれ育ったこの街が 両親が死んで、何人も街を去る人を見送って それでも捨てられない、守りたいこの故郷と市民達 ――だから、自分は外に憧れを抱く彼女の気持ちが、実はわからないのだった]
無理なんてしてないさ あ、慌ててないしさ
[言い繕うが手が伸ばされて>>222 優しく髪を撫でる手つき、心配そうな顔に少しだけ苦しそうな顔をするもすぐに押し隠す。と――]
ふぎゃっ!! い、痛い痛いシュゼ姉!引っ張んないで髪の毛ハゲるぅぅ!!!
[指摘にぐうの音も出ない。Ita vero(その通りです)
ぐいと左端、ひとまとめにしたざんばら髪を引っ張られ、思わず昔の呼び名が飛び出す 彼女に浮かぶ怒りの色を見て、困惑を宿した瞳を向ける
でも、其れがなければ眠れないんだとちいさく呟いた]
(228) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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―――ああ、そちらか。
[客の紹介ではなく、従業員の紹介だったらしい。>>221 調子の良い声で紡がれる案件に一つ頷き、僅かに姿勢を崩す。]
若いな、――…いや、何処かで。
[改めてジルベールを直視すれば、記憶が震える。 半年間の空白を埋めて手繰り寄せ、蟀谷をトン、とノック。]
……ああ、君のところで見かけたのか。 養えず手放したと聞いて、唸ったのを思い出した。 また、この街に来ていたのか。
君も甲斐性が無いな、メルヒオル。
[最後の言葉は余計だと知りながら、 あまり自身の技術に傾倒せぬ彼を咎める口振りになってしまう。 まともに店を開けば、解雇することもなかっただろうに、と云うのは岡目八目だ。
彼の持つ本当の妙技の在り処など、理解せず。>>226]
(229) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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その不鮮明な雰囲気がいいのではと。 月は綺麗に撮れていると思いますしー。
[>>223考え事に意識を逸らしていた為に、 ビラを見ている事を気取られた時は、一瞬だけ焦りを感じた。]
まあ人並みには、ですねぇ。
髪を切るだけでは脳がないもんで、 お客の話題に口を合わせる程度には、関心置いてますよ。
世間様を騒がす存在がどんな人物か。 そこを突くのは、野暮ですけど。
物語の登場人物のように、朧げであればいいと思います。 そういう意味で、よく撮れてるなぁ、と。
[警察が捕まえる事に興味が薄いことまでは隠せないが、 酷評を受けた作品に関しての文句は、些し棚上げし。]
(230) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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……あっ、ふろにぃ!
[見とれていたから、紫色がこっちを見ているのに気付いたのが遅れたの。>>219
号外の紙を手に持ったまま、ぱたぱたと走り寄った。]
おはよう、お外で会うのは珍しいの。おさんぽ? ローズはげんき?
(231) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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/* うわーん、時間軸微妙なとこに凸しちゃった、かも。(脂汗)
(-77) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[言い切らないのを言い訳に愛称呼びを続ける>>224 淡々と彼は言うが、その仕事量は計り知れないものだ。 はぁ、と深いため息を吐く]
良いかい?アン。 確かに君は奨学生で成績を維持しなければ学業に専心出来ないのも知っている。 けど幾ら何でも多過ぎないか?それで身体でも壊したらどうする。 また今日の食事もろくな物じゃないだろう。
[全く…と眉間に皺を寄せる。 他人事といえば他人事だが、彼の意欲は時々こちらが止めたくなるくらいだ]
(232) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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/* とか書いてたら。 オルエッタちゃんかわいいいいい。 可憐な彼女がどんなstkになるのかお兄さん楽しみです()
(-78) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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/* 誰も来なければおっひるっごはーん!って燐蛍亭行こう。
飲み薬出すのってアウトらしいけど医者いれば大丈夫って調べたところでその法律が舞台と違う国だと気づいた。 薬品は好きなだけ使っていいよって言う(
(-79) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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/* >>228のノリがどうあがいても高雄君である(ふるえ)
(-80) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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― Antique Ametyst ―
――ん?
[>>220 緩やかに店主は眼を細める。 人工の眼、それは人にはない煌きを宿す。 かち、かち、秒針の音。]
気に入ったなら、 買っていくかい。 時計、屋敷には在る?
[手押し車を機械少女の傍まで持ってきて コルセットの奥から囁きかけるように尋ねた。]
――“ご主人様”が、 またレディに在れば、また違うかもな。
[さらりと“彼女”の絹糸の髪ひと房白い指で掬って流す。伸びた?首を傾げた。]
(233) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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ああ、そういえば。 先日お父上から頼まれて作った資料はどうだったかな?
[少しは役に立ったものか、とジョシュアの表情を窺う。 経済学の授業課題で、彼の生家の稼業への取材の申し込みは、 それに合わせて作成される資料のいくつかの提示と引き換えに叶った。
人材の異動による業績への影響。 数は多いけれど、計算そのものは苦でもなく論文作成の傍らに整えられたそれらは、友人の父へと渡されていた。
大学が育てている学生が、その能力を地元商会のために役立てる。 作られた美談であっても、そこからの影響力は今のアングイスには必要なもの。]
(234) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[そのまま口添えだけして立ち去るつもりであったが、 招かれるまま、店内に足を踏み入れることにした。
大丈夫だ、店開けまでに時間はある。 無くても、いつものように気まぐれに閉めたままにしてしまえ。
話を通せば、覺えがあったようだ。>>229 暖かい店内に在を置き、ええ、と相槌を落とし。]
やー、そうなんですよぅ。 どうも人を雇うのには向いてなくてねぇ。
僕より余程がんばってくれていたんですがー。
[苦言とも取れる言葉が飛んでくれば、 堪忍と片手を揺らし、展示されている写真でも眺めよう。 説教と面倒はこの世で一番と二番を争う程に苦手なモノである。]
(235) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[食事の心配をされれば>>232、いつも曖昧に誤魔化すそれに 本日ばかりは笑って頷く。]
大丈夫。 奢ってもらったから。
[誰だと聞かれれば、いつも街中を走り回っている警官だと告げ。]
歩いてたら…ふらふらしてるように見えたみたいで。 そのまま連れていってもらった、よ?
[だから大丈夫。 そう言ってへにゃりと笑う。]
(236) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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[蒸発しそうな影は夜に溶けてしまいそうな一枚。 レンズ越しに持ち上げられた腕は見た、 まるで舞台役者のようだとシャッターを切ったのも覚えている。]
―――人だったと思う、……人を撮った筈だ。
[不意と独り言めいて言葉が揺れて、眸に翳りを覚える。 己の写真は美術品ではなく、世界からの隔離だ。 真実ばかりが映りこむはずの映像に、瞬きで眸を洗い。]
だが、そこに映っているのは人では無い。 腕が知れる。
[少し、逡巡で離れた意識を引き摺り下ろし、 幻想的に言葉を操る彼に首を振る。>>230 怪盗紳士の正体や義勇には反応薄いが、己の撮影した写真―――、 自身が見たはずのものには懐疑的であった。]
(237) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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ほんと!?せんせい、約束だからね! ジル、お仕事がんばるから!
[ 色良い返事に>>202勝手に約束を取り付けて。それから大学に向かうと聞けば、 ]
気をつけてね? 無理しちゃだめだよ…、わ!
[ 気休めだけれどと声を掛ける。頭に乗った重みには嬉しそうに頬を緩めた。それから自分はこの後用事があるため、そこで彼と別れた ]*
(238) 2014/12/03(Wed) 00時半頃
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……そっか。好きだから、当たり前でいられるのは凄いと思う。 コンちゃんのそういうところ、昔から変わらないね。
[別れた時、そして再会した時も変わらないその真っ直ぐさ。>>228 好きだから、この街を守る。守りたいほど好きなこの街に居続ける彼が何処か眩しくて。 ……自分とはまったく反対の気持ちを持つ彼を直視できなくて視線を避けるように横へと向けて]
コンちゃん。慌ててる人は普通そんなにどもらないと思うんだけど? まったく……正直に話しなさい!そうしたらちゃんと離してあげるから。
[髪を引張る力は抜かずに、ハゲると悲鳴を上げる幼馴染を睨み付ける。 ハゲてしまう幼馴染を見るのは少し、いやかなり心が痛むのだが……流石にそこまで力はないから大丈夫だろうと。 直後、困惑を宿す目と、呟かれた言葉を耳にすれば髪を握っていた手を離して]
ねえ、コンちゃんやっぱり無理してるんじゃないの? お酒を沢山飲んで無理やり寝るなんて、身体壊れちゃうよ……。
[そんな無理ばかりをしていれば、彼の両親と同じで死んでしまうのではと。 湧き上がる恐怖に、ぎゅっと握りこぶしを作っては瞳を伏せて]
(239) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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/* オルエッタが幼女です……。ようじょ!! 合法ロリ!
(-81) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[>>231此方に走り寄って来た彼女の注意が此方に向き、 聞き慣れた呼び名とその挙動からオルエッタと確信すれば男はほっとしたように口元を緩め。]
おはようございます、オルエッタさん。 お散歩ではなくて買い出しに。 ローズは朝からも元気に囀っていますよ。
[二十代にもうすぐ手が届く彼女に‘また遊びに来て下さいね。’などと付け足すのは気安さからか。 お手伝いをして貰ったお礼に焼き菓子だけでなく、駄賃を支払うようになったのは何時からだっただろう。]
――その…それは何ですか?
[彼女の持つ紙を指さしながら控えめに問い掛ける。 何が書かれているのか、少し興味があった。]
(240) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[瞬きもせず――否、瞬きというの機能はなく、 しばらく鳩が時を刻むのを眺めていたが。]
石炭の代金です。 鳩時計は、これで足りますか。
[手渡したのは、いつも通りの石炭の代金分。 それと、不測の事態に備えて余分に持ってきた分。 屋敷には古い時計が老骨に鞭打って動いているが、 いつ止まっても可怪しくはなかった。 鳩時計は、その代わりになるだろうか。]
――ご主人サマは、今はおられません。
[答えたのはそれだけだった。 手櫛のように掬われた髪は、もう何年も変わらないもの。]
(241) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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/* にゃ。メモの名前、間違えとる。酷い。(顔覆い)
(-82) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[以前から友人に、危機感の無さや警戒心の薄さを度々指摘されてきたものの。 当人はあまり堪えた様子はない。]
ご飯と珈琲をごちそうになって。 怪盗騒ぎで大変だって言ってた。
[よもや友人宅が被害にあったとは未だ知らず。 すい、とジョシュアの目の前に指を三本掲げる。]
過去の盗難事件の発生件数の分析で、 明らかに数値に変動があったのは時期は三点に絞られる。 この時期前後の変化を調べれば何かしら手がかりはありそうなものだけれど…。
[その時ばかりは刑法の授業と同じように、言葉は澱みなく紡がれる。]
…まあ学生の分析なんて警察にしてみたら、他の煩い囀りと同じか。
[それもまた仕方ない、とあっさり諦めを浮かべた。]
(242) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[商談用の丸椅子を引っ張り出して、並べて見せれば己は腕を組んだ。 因みに風を遮ってはくれるが、弾ける煤を厭って暖炉は無い。]
人を使うどころか、使われるのも向いていない気がするが。 俺が言うのもなんだが、君が客商売をしているのは、 七不思議の一つに数えている。
[のらりくらりとした風情の相手に、武骨な指を立てて見せた。 客商売には向いていないが、彼の職人気質は買っている。 だからこそ、疎かにする心中が知れない。>>235
彼をレンズ越しに覗いたことは無いが、 仮令覗いてみても、真実からは程遠いだろう。 忍耐九割を地で行く職人肌は、彼に撮影技術を教える際にも、 こうして厭味めいた苦言を差し挟む。
テオドールのように才の芽を硬くしているなら甘くもなるが、 同じ立場の彼には自然と小言が増えていた。]
(243) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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― 燈写館前 ―
あ、ありがと! お礼は今度する!絶対する!
[ グラディスと別れた後、メルヒオルから紙袋>>207を受け取る。これらのお礼をするとは言ったものの、自分に出来ることといえば仕事の手伝いくらい。今度お手伝いに行こうかと思いつつ、メルヒオルの後に続いてイングリッシュマフィンにかぶり付く。 美味しい。
しばらく進むと、赫い屋根の建物>>26が。]
ここ? 雰囲気あるねぇ…
[ その佇まいに、少しドキドキしてくる。そう言えば、従業員が何人いるかも知らないし、なんの仕事かもわからない。それでも働かなければならないのだが。中まで付き合ってくれるらしいメルヒオルがドアノッカーを鳴らすのを眺める。 ]
(244) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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や、確かにヒトでしょう?これは…… ああ、でも。 うーん、あのサイズだと小さすぎていけない。
[>>237撮影者本人に、ヒトを撮れていないと良い張られてしまえば。 はて困ったと栗色の偽たる毛並みを指で巻きながら返答に困る。
感性の異なりか。 真実を映す美の鏡には見えずとも、作品としては惡くない。 写真も宝石も絵画も、「作品」に見ているが故に 抱く感想は、矢張り真逆で留まってしまう。]
ヒトでは無い。 うぅーん、なるほどなるほど。
じゃあ、ご主人は一体何を撮ったんでしょうねぇ。 案外、オートマトンだったりして
そしたら僕もこの鼠小僧さんを尊敬するんですが。
[はは、と短く笑って瓶底眼鏡ごと視線を外し。]
(245) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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/* 拾いたいセレクション >>184
(-83) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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/*宝石の名前がフローライトな…!
フローライトは和名を蛍石というらしいので、店の名前に付けてみました。 燐蛍は調べてる最中にヒットした情報から頂いてきました、の。 燐は鬼火とか燐光に通じるので綺麗だなーと。
(-84) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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ローズが元気で良かったの。 昨日も今日も、きっと明日も元気だよね。
買い出しかぁ。わたし、お手伝いしてもいい?
[お財布の中身は、ローズのごはんよりも寂しいから。 またお駄賃が欲しいなぁって、おねだり。>>240]
これ? かいとーSevenだよ!
[見せてあげるねって、手から離さずにフロにぃの目の前に広げたよ。]
(246) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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……俺は変わらないよ。シュゼルが変わらない様に
[外の世界にあこがれる彼女と、この街を愛する自分 平行線で、消して溶けあうことのないセメント硝子の欠片の様に対照的で。自分から逸らされた視線>>239がそう、物語っていた
正直に話せと告げる言葉は、自分に気持ちを吐露させる 酒がないと眠れない、と
暗闇に怯え一人に嘆き明日が来るのを厭う気持ちまでは語らなかったけれど、睨みつける琥珀色を見ていられないと若葉は揺らめきさざ波を立てる]
(247) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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無理はしてないよ。大丈夫 ほら街のお巡りさんは頑丈なのが取り柄だし 壊れそうになったら、きっと誰かが止めてくれるでしょう
[そんな相手もいないのに。嘘を吐く
目を伏せる幼馴染を心配させないようにと真実を何重ものヴェールで覆い嘘を真にする 吐き出せぬ思いは泡沫になり静かに心の淵に澱みとなって降り積もる 其れを見ないふり聞かないふり この街を守るお巡りさんの、優しい笑み浮かべるのも、もう慣れた
にっこり、彼女に笑んで]
ま、ダフネが睡眠薬を処方してくれるらしいし お酒とはおさらばになる日も近いから大丈夫だって!
[これは、本当。馴染みの店の店主の名を出せば彼女は安心するだろうか]
って、シュゼル大学はいいの? グイスは朝から授業があるって言ってたけど…学年が違ったら講義はないのかな
[大学か何処か出掛けるところだったんじゃない?なんて話題をそらした]
(248) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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/* 纏め
オルレッタ:お手伝いして貰ってる。 コンダクト:常連さん シュゼット:? グリフィン:? メルヒオル:常連さん ダフネドラ:? ジルベール:今度会うかも アンダンテ:? グラディス:常連さん アングイス:お客さん。居心地がよくなさそう テオドール:?
かな。今のところ。
(-85) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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そうか。一食凌げたのなら何より。 怪盗騒ぎ…ねぇ。
[盗まれた「人魚の涙」は家にあったものだ、と言おうか考えて、止める。 言ってどうするのかも分からないし何より重要ではないと判断したからだ。 すらすらと流れる教授顔負けの推論>>242にへぇ、と耳を傾ける]
もっとしっかり分析したら。
[期待していない風の声に、浮かんだ疑問を投げかける]
もっと分析して、行動パターンや傾向を掴めたら。 アンは怪盗セブンを捕まえられるかい?
[瑠璃色の瞳は捕まえてやるという復讐の色ではなく、単純な興味の色。]
(249) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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…………ふん。
[>>179青年とて、危ない橋を渡るつもりはない。 借金にまで手を出す勇気なんてものは 当然の如く持ち合わせておらず。
財布をすっからかんにしてしまう程だから、 いつかは、自分も借金を背負う事になるのだろうか。 そんな怯えは、胸の内。]
ああそうかい、そうかい! もっと傾いてしまうといいさ、鳥も留まれないくらいにね!
[>>180傾いて傾いて、直角にでもなってしまえ。 キイィと悔しそうに、ビシッと赤い屋根を指差して。 彼の前では、両手いっぱいの虚栄心も意味を成さない。]
(250) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[真顔で繰り出されるその言葉は、 本気なのか冗談なのか、測ることすら難しい。 冗談が冗談に聞こえないとは、正にこの事。]
生憎、故障する予定はないんでね。 首が回らなくなる事は、無いだろうよ!
[たとえ首が回らなくなったとしても、 彼に世話になるつもりもなし。自分でどうにかしてやるさ。
彼の余裕が、青年の神経を逆撫でする。 あっかんべー、とこれまた子供のように舌を出し。 逃げるように走り去ろうとして、 右足を左足に引っ掛けそうになったのは、 見られてないと、良いのだけれど*]
(251) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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[機械人形の三原則は承知の通り。 創造主たる人間を欺き、単独で盗みを働くなんて。 其れこそまさに、追い求めている夢であった。
其れこそまさに、怪盗が最も欲しいものであった。 生身でなければ、手も伸ばせる人物の。
共通する歓楽を興じれる者は、只ひとりしかいない。 けれど、代わりが創れるのなら。それはどれだけ、]
いやぁ、働かないと飯に困るのが悲しい人生ですから。 そうですかねぇ、 髪を切ってる時間は、結構好きなんですけど。
寝ることの次くらいに。
[小言を聴かせる側が慣れたものなら、>>243 聞く側の聞き流しっぷりも大概である。
カメラの扱いを習う時とも、現像の手段を教示される時も、 良いから肝心なことだけ話してくれと、隠れた頭の中で懐っている 顔にも多少出るやも知れないが、瓶底が半分は隠してくれるので]
ご主人は寧ろ実直過ぎる。 足して2で割れば帳尻もつきそうなものですが、ねー。
(252) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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……。
[暖炉こそないが壁は髪切処よりも厚く感じる。
興味の矛先を物言わぬものへと向けて。 口に出さぬ憧憬を脳裏に描く。
そろそろ帰れと言われるまでは、ほんの暫し**]
(253) 2014/12/03(Wed) 01時頃
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/* あれ…メルヒオル、村人側…だ、よ、ね…?
(-86) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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―――…君には人に見えるのか。
[湖水色がたっぷりと厭味を乗せて、低音を吐く。>>245 小さく鼻を鳴らし、芸術と真実の間に横たわる深い溝を見る。]
人より見間違えようが無いな。 こんな挙動に堪えうるジョイントがあるなら、 排熱効率理論だけで一財だ。コソ泥なんてしていないだろう。
[特に関節部の磨耗は激しい。 彼の一案を一蹴し、正体には興味がない。と言い切った。]
(254) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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[同じ技術者であっても、やはり着眼点が違う。>>252 機械人形については講義を二、三受けた程度だが、 全く興味を持たぬ代物でもない。
己の世代では難しい話だが、次世代エネルギーの道を見出せば、 それも何れ訪れる結末でしかないと考えていた。 そのときには、己も彼も、土塊と変わるほどの未来の話だとしても。]
―――…ジルベール、だったか。
君の慧眼は見事だった。 俺のところで雇われなさい、多少の技術も身につく。 この男に甘んじるより、余程良い。保障しよう。
[続くやる気に欠ける発言に、思わずジルベールへと水を向けた。 反面教師という四字が脳裏に浮かび上がり、 出稼ぎ労働者は大変回りくどい援護を受けて、就職先を確保する。
なるほど、これは、*種も仕掛けもない。*]
(255) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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えぇ、そうですね。
[>>246看板娘について触れられれば、表面上は微笑んだまま応じる。 金糸雀の寿命は十年程と聞いている。 そう考えると折り返し地点に来ている事になるが、それよりも長生きしてくれる事を願うのみ。]
手伝ってくれるんですか? それはとても有難いです。
[おねだりには青磁色の髪を揺らして緩く首を傾げ、申し出を受ける事にしようと。 仔細は知らないが、決まった職や家を持たない彼女達の金銭事情が厳しいだろうという事は想像出来た。]
あぁ、怪盗Seven。 巷で有名らしいですねぇ。
[それなら知っている、と頷いてみせ。 目の前に広げてくれた彼女に礼を言うと腰を折り、号外の内容に目を通す。]
(256) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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……本当、だよね? もし嘘付いて身体が壊れちゃったりしたら絶対許さないよ?
[彼の言葉が嘘かどうかなんてわからない。 ただ、大切な幼馴染が無理をしないで欲しいと、壊れたりしないで欲しいと願うだけ。 自分の知らない場所で大切な人が傷つくのはもう見たくはないと。 ただ笑顔を浮かべる幼馴染を見つめては小さくため息をついて]
ダフネドラさんが?それなら、まあ…… でも睡眠薬に頼る生活も本当に危ないと思うんだけど。
[でもあの人からの睡眠薬なら大丈夫だろうと、謎の信用があるからかそれ以上は口出しせずに。 出かけるところだったかと問われれば、ハッと何か思い出したかのように]
わ、私今日午前中はお仕事行かなくちゃ行けなくって…… ごめんね、コンちゃん。もっとお話したいんだけど時間が…
[この調子で行けば遅れてしまうだろう。そして飛んでくるのは遅刻へのお小言とお咎め。 昔の呼び名からまた何時もの愛称に戻ったのにも気付かないまま、ただわたわたと焦り始めた]
(257) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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[機械人形に造詣が浅からぬのは虚偽ではなかった。
男がかつて、中央都市へと技術を学ぶ為に街を離れる折、 一筆紹介状を書いてもらった相手が居る。 この街切っての天才と謳われた技師だ。>>51 世俗を厭う気難しい相手だったが、その名声は中央にまで轟いていた。
自身の腕を見せ、身を証し、技師のサインを貰って旅立った。 それは技師にとっては唯の気紛れだったかもしれないが、 己は十年経った今でも恩義を覚えている。
中央から戻って尚、技師の真似事をし、 数多の部品を集めているのは、恩師の遺作を慮るが故だった。
気味が悪いと疎まれる彼女の整備を、自ら買って出る程度には。**]
(258) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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―Antique Ametyst― [>>240 瞬きがなければ 黄昏めいた色の綺麗な瞳はよく見える。 使われているのはシトリンか琥珀か、ファイアオパールか。]
十分。 今から鳩時計はレディのもの。
[機械は人間の似姿の指先で、 必要な代金を正確に渡してくる。 機械少女――アンダンテに、店主は確かに笑みを向ける]
―― 「今は」 うん。そう。「今は」
[首を柔らかく傾けて、何年も変らぬ 髪ひとふさに口付けるふりをして離した。 常の戯れである。]
いつも、ありがとう、レディ?
(259) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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[紙面の上でまた失態、とあげつらわれている警察。 毎回出し抜かれればさぞかし肩身も狭かろう。 宝石を奪われた宝石商は気の毒だとは思うが、男の意識がより傾くのは一回り以上も年下の常連客の事。]
――これは、また。 コンダクトさん達も大変ですねぇ。
[もしオルエッタに問われればその内容をかいつまんで話す。
新しく奪われたのは人魚の涙という宝石らしい。 男の脳裏に過るのは、子供の頃に読んだ童話の内容。]
…一体どんな宝石なんでしょうね。 人魚の涙、というのは。
[紙面に視線を落としたまま、ぽつりとそんな事を口にしていた。]
(260) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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ジョシュアはこれから講義?
[問うて首を動かす拍子に、長く伸びた前髪が揺れて瞳が覗く。 青みを帯びた黒髪と同じように沈んだ色を想像する者も多いが。 緑の瞳は角度や明かりによって、ふわりと金色の光が差し込む。
ジョシュアの問いに>>249即座に首を横に振って、その瞳を眇めた。
この街の人口の流入、あるいは怪盗本人の残したものから推察される性格――判断できるだけの膨大な資料に目を通せば、得るものはあるかもしれないけれど。]
それだけの資料がそろうなら、いくら手をこまねいている警察だって捕まえられそうなものだよ。
犯罪に関してはあちらがプロだもの。
[あっさりと否定する。]
(261) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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おそらく持っている資料をどんな計算式にあてはめるか、を知らない人が多いんだと思うよ。
[使い方さえ分かれば簡単なことなのにねえ。 そう独りごち。
興味はあっさりと怪盗から失われた。]
そんなことよりも年明けの試験をどうしよう。
[ちょうど受けたい講義と被ってしまう。 そんな悩みの方が切実で、困ったようにジョシュアの横で笑った。**]
(262) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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本当本当、大丈夫だから わかってる、そんなことない様に気をつけるからさ
[お小言はもう警部で十分、なんて軽口叩きながらも内心、その気持ちが有り難く――辛かった ため息吐く幼馴染>>257に、再度ダフネドラのお墨付きだから安心だってと言い含める
自分の指摘にハッと何かを思い出したように呟く幼馴染 彼女が務め、先日まで警護していたかの屋敷の主は遅刻や怠慢に厳しい。いや、それは良い事ではあるのだが如何せん厳しすぎて給料は良いが従業員がよく怒られる姿を張り込みで目にしていた
わたわた、焦る姿を見ればくしゃりと警帽の上から頭を掻いて]
俺が送ってく。仕事場所ってアリウッドの家でいいんだろ? こっからならバイクで直ぐだし、時間も余裕だろ
[のってきなよ、と後ろを親指で指したが 彼女はどう反応するだろう]
(263) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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うん、お手伝いがんばるよー
[お小遣い稼ぎで一番労にあったのは、賭博場。 わしゃわしゃと冷たい水を浴びせられ、こ綺麗にしてから制服を着させられる。
背が低いから、お客さんはあまり視界に入れないから。わたしがこっそりチップをとっても、バレないの。]
……?
[ぁ。 空色の髪の毛が見えた気がして。]
(264) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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/* 学校関係者が遠い…! これは何か考えないといけない。 学校のボイラー爆破しろ!
ええっと、今、5:7で、あと二人いらっしゃる感? いらっしゃらないと1人移動かな。 移動できるのがグラディスとシュゼットと、ジルベールとテオドールか。
(-87) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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[文字を読める人を発見した!>>260 読んで欲しいとせがんで、説明してもらう。]
……コンにぃは、うー、さっき逢ったけど、大変そうだった。
人魚は、悲しいって泣いたのかな。 おうちに帰りたいって、泣いたのかな。
………フロにぃも、泣いちゃう時があるの?
[眼帯に覆われていない方の目をじぃぃと見上げたの。]
(265) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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/* そう言えば、エンジニアってスチームパンクの花形職だと思っていたので、 あえての写真師でしたが、特に技師居なかったという…。
あと、怪盗はチラッと考えたのですが、 仕事して、怪盗して、ストーカーして、赤にもストーカーすると言う余りにマルチな活動でやめました。 こやつ、何時寝るのさ。
(-88) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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……本当にわかってるかどうかはわからないけれど。 今はコンちゃんのこと信じるよ。
[自分とそそ警部さんを一緒にしないで欲しいと頬を膨らませつつも>>263 今は自分が口にした通り、彼を信じるしかない。 言い含められた言葉に推されながらも、そこは渋々といった面構えで頷く。 幼馴染はともかくダフネドラさんは信用ができる人という理由があることは黙っていよう]
そ、そうだけど……いいの、コンちゃん? コンちゃんだって仕事の途中でしょう?私はここから走れば間に合うけど……
[間に合ったところで、遅刻ギリギリにやってきた自分が見つかれば変に当たられる覚悟はあった。 一時期理不尽な八つ当たりに言い返す事もできずに心労が溜まったことを思い出せば、少しの沈黙の後]
えっと、じゃあお願いしてもいい、かな?
[好意を無碍にするわけには行かないのと、あの心労をまた味わうのは嫌だと。 乗せてもらおうとぺこりと頭を下げた]
(266) 2014/12/03(Wed) 01時半頃
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/* 点呼に反応なしのお二方、まだ来てないな…。 ちと心配。
(-89) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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[琥珀を磨いて作られた瞳は、周囲を観測するレンズの用途も成す。 代金を渡せば、鳩時計の分も足りたことに安堵して。]
……感謝。
[短く、ひとこと。 髪に口吻をする彼を不思議に思うも、特に気に留めることはなく。 石炭と鳩時計をしっかり受け取って。]
こちらこそ。 再び燃料が不足した際に、買いに来ます。
[ぺこりと再び一礼。 それから手押し車を、歩くような速さで、押してゆくのだった**]
(267) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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身長を振っておこう。 170[奇数・プラス、偶数・マイナス14(0..100)x1の2]
(-90) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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俺の仕事は困ってる人を助けることだから こういう時は遠慮しないでお巡りさんを頼りなさい
[なんて、仕事の顔をして>>266言ってみる 先程信じるよ、という言葉を聞いたときにほっとした表情浮かべたのとは豪い違いである
数瞬の沈黙の後 お願いしてもいいかな、と問う言葉に任せとけとばかりに胸を1つ叩いて 彼女がバイクに跨れば、エンジン吹かして商店街をかけぬけようかと]
(268) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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[薄緋色の髪と、杏色の髪が、風に揺れる
こうして蒸気バイクで彼女と2人で街を疾駆していれば、思い出すのは幼少の頃 あの頃は1つ年上の彼女がこぐ自転車の荷台に座って夕暮れの商店街を走っていたけれど。今は自分の方が背が高くなり、腰には彼女の手が回る。もう、戻らない日の郷愁が心に染みて
シュゼ姉さんはこんなに小さかったっけ
なんて思いながら道を進めば長い様で短い時間で、今朝まで張り込んでいたアリウッド邸へと辿り着く
確か此処で庭師をしていたよな、と勤務中に庭で見かけた彼女を思い出し]
シュゼル、着いたよ
[そう、彼女に告げて降車を促した]
(269) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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そう。余裕持って来たけど、時が過ぎるのは早いね。
[大学に聳える大きな時計台を見ようと目を細め。 明るい緑の瞳>>261を見つめ返し、否定には嗚呼、と頷く。 警察だってプロだが、怪盗がわざわざ足のつくような物を残したりはしないだろう。 まして、義賊と謳われる怪盗sevenが完璧な怪盗であると言われてから何十年と時が経った訳ではない]
まあ、それもそうか。 それに警察が優秀すぎないのもこの街が平和な証拠だろうね。
[今朝の新聞も、怪盗の話題以外は平和な日常のありふれた出来事ばかりだった。 いきいきと語る彼の能力は、あくまで自身の学習にしか使われないようで、彼らしいと溢れる笑みを表に出さないように、咳をする]
(270) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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―商店街大通り―
[ぐう。腹の音が鳴る。 家に帰れば少しは食べるものがあった筈。 それまでの辛抱だと、眉を寄せ。
自宅の借家に戻るには、一端大通りに出なくては。 朝帰りの身、感じる眠気に抗いつつ、 おおきなあくびをひとつ漏らす。
騒がしい大通りは苦手だ。 苦手、というか――大学の知人と顔を合わせる事が多いし、 この時間帯はどうにも避けて通ってしまう。]
……金、稼がなきゃな。
[両親からの仕送りは、まだ少し先だ。 借金を背負うつもりはないのだから、 今回も、どこかで働かなくてはなるまいと。]
(271) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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/* オルエを靴屋にのっけてって グイスを大学まで乗せてって シュゼルを仕事場まで乗っけてく
これは……>>警官というよりタクシーの運ちゃん!!<<
(-91) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット
【まだ】 グリフィンCー友人縁故 メルヒオル ジルベール ジョシュアC アンダンテC グラディス テオドール フロライトCー常連縁故
ジョッシュ、ダンテとの接点どうすっかなぁ
(-92) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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本気で使おうと思わない奴には銃だってただの鉄の塊に見えるだろうよ。 全員が全員アンのように優秀な訳でもないしな。
[父にとっては金のなる木であったあの宝石そのものに執着していた訳ではない。 彼が興味を無くすのと同じくして話題を打ち切る]
…どうしよう、と言われても私はアンの代わりにはなれないからな。教授に頼んで特別授業してもらったらどうだ?
[そんな無責任な提案をして時計台を見ると、針は時間を進めていた。 こうしちゃいけない、と後ろで一括りにしている髪をまとめ直す]
じゃあアン、私はそろそろ行くよ。 またご飯でも食べに行こう。たまには君から誘ってくれても良いんだよ?
[最後にそんな軽口を叩き、彼の元を離れた**]
(272) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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/*文長くなる癖があるな…抑えよう。 削ろう。
(-93) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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[働く事自体が嫌いな訳ではないが、 働いている姿を見られるのは、好きじゃあない。 賭けで負けてしまったから働いている、だなんて。 ああ、恥ずかしくてたまらない!]
なんて、言ってられないのはわかってるけどさ……。
[さて、短期で雇用してくれる店はあるだろうか。 自宅への道を歩きながら、 そういった募集がかけられていないかと周囲をチラチラと。
時折世話になっている店で雇ってもらえれば、 それが一番ではあるのだけど――**]
(273) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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はい、お願いします。
[>>264頑張る、という言葉には頷いてみせ。
彼女が他の場所でどのようにしてお小遣いを稼いでいるか、男は知らない。 自分の店と同じように手伝いをして稼いでいるのだと思っていた。
――もしも知ったなら割と本気で、お手伝いではなく雇用を検討するかもしれないけれど。
彼女の視線の動きに導かれた男の左目にも水色の髪を捉える事は出来ただろうか。]
(274) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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―Antique Amethyst―
[短く告げられる感謝に 店主は雄弁に語る眼を細めた。 商品をいちど指先で撫でて]
いつでもおいで。
[手押し車を押していく、 機械少女を店先から見送った。>>267 紫水晶の眼を埋め込んだ狼の像もまた、 同じく“彼女”を見送るのだった。]
(275) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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[そして>>265せがまれるまま、号外の内容を説明し。 終えた頃には其処に何が書かれたか彼女は正確に把握する事が出来ただろうか。]
……そうですか。
[知り合いの青年の様子を聞けば、見える目を伏せて嘆息する。 次に来店した頃にはこっそりサービスでもしようかと考えた。 そんな、些細な事しか出来ないのが心苦しいけど。
うちに帰りたいと泣いているのかも、という想像の根底には彼女の想いも含まれていたりするのだろうか。 脳裏をそんな想像が掠めたが、踏み込む事は出来ないまま、男も少し考えて]
――王子様を想って泣いたのかもしれませんね。 想う人と自分の命、どちらかしか選べなくて、王子様を殺せずに泡になって消えた人魚の話は知っていますか?
[知らなければ簡単な話の流れを話しただろう。]
(276) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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[じっと見上げる視線の先に何があるか気付いている。 問い掛けには緩く首を捻って]
……どうでしょうね。 私は、オルエッタさんよりもずっとお兄さんですから。
[素直に感情を晒すのは難しい、と。困ったように笑った。**]
(277) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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じゃあ私から見てもコンちゃんは頼れるお巡りさんになれるように頑張って欲しいかな。
[今の表情は、確かにお巡りさんだなと>>268 離れていた分、彼のこんな表情を見るのは何処か新鮮で何処か寂しくて。 胸を一つ叩く様子を見れば苦笑いを浮かべてバイクへと跨って。
安全の為に彼の腰に手を回して、後ろから、風に揺れる杏色の髪。 自分とは違うその色の髪と、大きくなってしまった一つ下の幼馴染の背中を見て。自分も、そして彼もあれから変わってしまったんだなと。時の流れは速いんだと、時の壁は高いんだと突きつけられたような気がして。
昔のように過保護な姉ではいられないと、考えてるうちにバイクは仕事先のアリウッド邸へと到着する。 そのまま後者を促されれば>>269頷いて、鞄を手に持ちなおして]
(278) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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ごめんねコンちゃん。迷惑かけちゃって。 でも本当に助かったわ……ありがとう。
[また、昔と変わらない笑顔を浮かべては]
私、今日午前中でお仕事上がれるの。 コンちゃんさえよかったらだけど、今日のお礼させてもらえたら嬉しいな。
[本当に今日は、いろいろな人に助けてもらってばかりだなと。 あと少し経ったら、誰にも頼ることなく生活していくのにこのままで大丈夫なのか心配になってきたが]
それじゃあ私もう行くね。コンちゃんも、無理しないでお互い今日1日頑張ろうね。
[ひらひらと手を振れば、長くて紅い髪を揺らしながら そのまま呼び止められなければ使用人用の入り口へと歩いていっただろう**]
(279) 2014/12/03(Wed) 02時頃
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[お買い物は楽しい。それは自分のものを買わないからだと思う。 だから、頑張るよ。
号外の話は、やっぱり難しかったけど。 お金持ちのおうちが可哀想とか、コンにぃが可哀想とか、Seven凄いなとか、大きな声では言えないから、こそっとフロにぃに耳打ちしちゃった。]
(280) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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どういたしまして 迷惑なんてないさ。だって俺はお巡りさんだもの、ね?
[アリウッドに着いた彼女から礼を言われればどういたしましてとにっこり笑みを浮かべる>>279 午前中で上がるらしい彼女の口から、今日のお礼をしたいという言葉を聞けば暫しの間熟考して]
はは、俺とシュゼルの間柄じゃん そんな礼とかいいのに ああでも、もし暇ができる時があるなら屋台で美味しいパンがあるんだ。串焼き肉とレタス、炒めたパプリカを挟んだやつですっごく美味しかったんだよね それ奢ってよ、シュゼル
[先程アングイスに勧められて食べた物の味を思い出しながら告げた後、シュゼルも頑張ってと屋敷に消える彼女の背を見送った*]
(281) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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―Antique Amethyst―
[アンダンテを見送り、 店先にて飾った場所から一つ取り、口元に寄せるは レェスで編まれた白いアスターの造花。]
――追憶。 機械の少女《オートマタ》は “ご主人様”の夢を視るか。
[物思うように眼を閉じる。 さて、今日はこのまま店を開いておこうと、 気紛れな紫水晶は通りにそのかんばせを向けた。
店主は外でものを口にしない。 コルセットの奥の唇は、長く在れど隠されたままだった。]
(282) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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/* 午後軸でシュゼルと屋台に食べに行った後>>279 誰かとエンカできたらいいなとメモ
(-94) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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[彼女を送った後、蒸気バイクで元来た道を戻っていれば 号外!号外と叫ぶ新聞売りが持つものが目に飛び込んでくる それは一面見出しで怪盗"seven"の事を取り扱っている新聞
蒸気バイクのブレーキ踏めば、その新聞売りの前で停車して 苦々しさを押し隠しながらクロックワークス新聞社のものを1部購入し、銅貨を支払えばがさり開き――其処に使われている写真にぴしりと青筋浮かび上がる
自分の隈と疲労に覆われた横顔が写っている、まぁそれはいい だが出来の悪いコメディの様に怪盗に見事に出し抜かれた警官達の醜態と間抜け面>>197 それを抜群の腕で撮れる奴など自分の知る限りでは1人しかいない ふるふる、と新聞紙を持つ手が震え、くしゃりと皺がより]
(283) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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グーリーフ―――!!!!!!!!
[怒りを孕んだ絶叫が、大空を切り裂く様に商店街に響き渡った…かもしれない
後で燈写館に乗り込んで悪態ついてやる それから酒でも奢ってもらおうなんて邪というかほぼ八つ当たりな考えを浮かべた後、ぐしゃっとバイクの荷台に新聞紙を放り込んで蓋をする
静謐で、海の底の様な髪と瞳をもつ友人と、何時も各地をバイクで飛び回って喧しい自分の友人関係というのは人が聞けば不思議な顔をされるだろうが、彼と過ごす時間は意外と居心地がいい 赭の屋根の家を思い返しながら、さてこれからどうするかと思案する
一先ず、ダフネの店に頼んでいた睡眠薬でも取りに行くかとバイクは商店街へとエンジン音を響かせ、疾走した]
(284) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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おうじ、さま……? 脚がお魚みたいな、人の話でしょう?
[そんな想像上の存在。 泡になった話、知らないって首を振る。
海の底に住む人魚のお姫さま。 溺れた王子様に一目惚れして。 人魚であることよりも、人間に、王子様と同じになりたくて。傍に、居たくて。
声を悪い魔女にあげてしまっても。 振り向いて、貰えなくても。]
……おひめさま、かわい、そう
[どちらかしか、だなんて。 わたしだったら、……わかんない。]
(285) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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― →Antique Amethyst―
[アンティークショップ、と言ってもいい様な品揃えのそこへとバイクをつければ、店は開いていたろうか>>282]
ダフネ、今し方ぶり 早朝話題に上ってた睡眠薬、処方してもらいに来たんだけど
[目の下の隈を幼馴染に指摘され、これは一刻も早く処方してもらうしかないかと彼女の店を訪れて 目に映るのは様々な骨董品の数々
そういえば以前彼女の店で購入した骨董品と言っていいかもしれない懐中時計は、今も胸ポケットの中でその時を刻んでいる 新緑の造花を視界の端に捉えながら店主の名を呼び、応答を待った]
(286) 2014/12/03(Wed) 02時半頃
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―Antique Amethyst―
[ふむ、と指を顎先に添え、 バッスルスタイルの裾を翻す。
剥製やら骨やらがダフネドラの美意識に従って 陳列されたその奥へと腕を伸ばす。 水晶の小瓶を取り出した。
“NEPENTHES”
“悲嘆や苦痛を忘れさせるもの” そんな意味のねむりぐすり。]
――ん?
[何ぞ、騒々しい音がした気がして 落ちかかる髪を指先で整えながら、店先の方を見遣った。]
(287) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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おや、早い再会。 巡回はいいのかい。
[彼女ととられようと彼と取られようと 店主はさして気にせぬ様子である。
店の中では当然日傘はささぬ。 なじみの客を出迎える態で、中にどうぞと手を差し伸べる。]
準備、丁度していたところ。 何回分?1度お試し?
(288) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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/* >>288 あっごめん彼女っていってた(ふるえ)
(-95) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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あはは、巡回の気力がもう、もうこれですべて吹っ飛んださああグリフの奴……
[クロックワークスの号外を思い出しながら店主の問いに答え>>288 美貌輝く中性的な容姿と骨董屋の柔らかな照明は、彼の性別を朧気にした
中へと誘う手に頷き店の奥へと入り カラリ、と彼女があつらえた空間で象牙色の骨が鳴る]
そうだなぁ…とりあえずは1週間 効いても効かなくても。それが夢も見ずに眠りにつかせてくれるなら
[いくらだい、と少しばかり疲れた顔で尋ねた]
(289) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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/* アル中で薬に頼る一歩手前とか この警官救いようがないな(今更) だめだこいつはやくなんとかしないと……
(-96) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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[訪ね後、つとコンダクトの目元を指先でなぞる。 避けられてもいたずらに眼を細めるだけだ。]
事故起こされてはかなわない。 よく眠れる、強いやつ。
どう?
[装飾過多なマホガニーの机に凭れかかって 白い手の中、“NEPENTHES”の刻まれた小瓶を指し示す。]
(290) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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事故なんて起こさないさ、お巡りさんだもの …そうならないように、酒に溺れて身体を休めていたんだけど、ね
[目元をなぞる指先>>290に、一瞬ぴくりと肩が震えるがなすがままに
強いものと聞けば破顔して 小さく、それがいいと願った
水晶の小瓶がたおやかな店主の白磁の掌の上、バカラグラスの様に光を浴びて煌めいている 店主がマホガニーの机に凭れる様子は、那由他ともいえる様な様々な骨董品と相俟って、パズルのピースが当て嵌まるかの様に感じさせた
"NEPENTHES"の文字を見ればその名の通りに憂いを取り除いてほしいものだと胸中で呟き]
(291) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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/* もしかしたら>>288>>290でひとつだったかもしれない ふええええロル投下早すぎたかなごめなしゃ(震え声)
(-97) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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あぁ あれか 無駄によく撮れてたけど グリフって写真屋のかい。 なるほど
[今朝方見た号外の写真か、と やや気の毒そうな視線をよこした。 それから一度手元の小瓶に視線を落とし]
一週間か。畏まった。 お試しだしね これくらいで。
[少し値引いた金額を、指で示して如何?と首を傾けた。]
(292) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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そうそう、あの写真屋さん 凝り性で腕利きのあいつの作品にきまってらぁ…あぁもう
[そう呟き落としてくしゃり杏色の前髪を掻き乱し 気の毒そうな視線>>292には苦笑を返す]
う、値引いても結構するんだねぇ でも……効果あるならば
[それでお願いと告げて 財布から代金を取り出し、彼に手渡した]
(293) 2014/12/03(Wed) 03時頃
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材質材料聊かならず貴重。 値が張るも仕方なし。これでも良心的。
[自称であるが嘘はない。代金を受け取りながら>>293]
……暴力的な休め方。
[酒におぼれる話に店主は肩を竦めて呆れたような、 困ったような態を眸で示す。>>291]
多少は酒が減るといい。 心配する者も多いだろう?
――人気者のミスタ。
[小瓶には丸薬が入っている。 掌、重ねるように渡して人差し指をコンダクトの唇の前 触れるか触れないかで立てて]
1回1錠、過ぎて飲まない。 効くと良い。
好い夢を。
(294) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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/* ダフネドラのうさんくささすごい
(-98) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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ま きちんと効けば 気絶同然 眠れる筈。
[謂って、こつんと足音と共に離れる。]
ものの序、 適当に愚痴りにでもおいで。
[追加発注はいつでも歓迎。 そう紫水晶の店主は抑え目に笑む。 壁には先日オルエッタがなした落書きが 額縁に囲われていたり*する*]
(295) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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/* メモはりすぎ!!!!111111あれっ
(-99) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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強力な物ならそれの原材料もやはり値が張ると、真理ではあるね
[彼女の言葉>>294に納得の表情で頷きながら 呆れた様な、どこか困ったようにも見える視線で肩を竦まれれば、ばつの悪そうな顔をする 眼は時に口より雄弁に語る]
……心配、かぁ
[俺はそんな、心配してもらえるような人間ではないのにと声なき声が唇から紡がれる 大切な物など皆掌から零れ落ちて仕舞う 死、別離、その他色々な要因
それでも唯一、其処に泰然とあるのが『この街』で この街があればきっと、大切な人は其処に留まる、または帰ってくるのだと それがこの街を、そこに住む人々を守りたいと願う要因になっていた 目的と手段が逆転していることにも気付かずに
掌を重ねる様に渡されたそれの中には真珠の様な丸薬が詰まっていて 唇から僅か数ミリ、空中立てられた人差し指で示された用法に頷いて]
(296) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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/* 性別 ダフネドラ でいいんじゃないかなこれ
(-100) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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/* 危うい子だね、ミスタ
(-101) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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ありがとう、ダフネ 怠惰を貪るモルフェウスよりも効果がありそうだ
[感謝と共にそれを懐仕舞えば、適当に愚痴をしにおいでとの言葉に小さく、一礼を返す
これは追加注文確定かな、なんて考えながらふと壁を見れば、何かの落書きだろうか、額縁に囲われていて 確か今朝いたずらに額縁云々>>70と言っていたがそれだろうか 犯人はオルエッタかな?なんて考えつつ、店を後にした*]
(297) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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ー→商店街ー
…あ、舶来品の酒買うの忘れた
[薬をもらいに来たのだが、ついでに買っておけばよかったと後悔しても後の祭。とはいえ今更引き返すには財布も贅沢をしなければ大丈夫だが幾許か心許なく ダフネドラの店から出れば人通りは早朝よりは多くなっていたろうか
これからどうするかねぇとバイクに跨り商店街を進む 風が頬を撫でながら過ぎ去るのを感じつつ、さて*どこにいこうか*]
(298) 2014/12/03(Wed) 03時半頃
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/*>>298 >…あ、舶来品の酒買うの忘れた このアル中の発言である()
(-102) 2014/12/03(Wed) 04時頃
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……ずっとお兄さんだから、フロにぃには涙が出ないんだね。
[いつもより、近くなった距離。>>277 さらっさらの髪にそぅっと手を伸ばして。 掌から零れていく陶磁器の色と、わたしとは違うみどり色の目を交互に見た。]
……なら、フロにぃの涙は、誰にも盗まれない、ね。 誰の手にも、渡らないね。
[それって、いいものなのかな。 きっと、いいことだと思う。]
……泣きたいときは、泣いてもいーのに。
[ぽつんと言葉を落として。]
予行えんしゅー
[わしゃわしゃあって、フロにぃの髪を撫でることにした。]
(299) 2014/12/03(Wed) 04時頃
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/*>>299 オルエちゃん超イイ子……!!!
(-103) 2014/12/03(Wed) 04時頃
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じゃあ、買い物の続き。行こう?
[号外の紙は、ちゃんとしまっておかないと。折り畳んでいると、ある写真に気付いた。]
あ。これ、コンにぃ?
[ほらって、フロにぃにも見せる。>>283 こんな写真を、街の皆が見てるんだ。]
……コンにぃ、泣いちゃうかな。
[なにか聴こえた――けど、風に乗って遠くに行っちゃった。>>284]
(300) 2014/12/03(Wed) 04時頃
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―青果店へ―
[わたしは赤い靴を履いて、石畳の上を歩く。フロにぃの前を歩いたり、横を歩いたり。
ぶぶーって大きなクラクションを鳴らして走る車が怖くて、フロにぃの後ろに隠れたりして。]
おはようー
[何を買うのかなって、私は大人しく待ってるの。本当だよ? 注意が逸れた瞬間に――…だなんて、ちょびっとだけ思ってるけど。**]
(301) 2014/12/03(Wed) 04時半頃
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あ、WIKI見る限りだとノルベルトこれそうな、よかった。
(-104) 2014/12/03(Wed) 07時半頃
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[入る前こそ緊張感を訴えていたジルベール>>244だが 今の押し問答は、散髪屋よりも安定した職場である、と 理解する助けになっただろうか。 縁に篭められた写真から目を離し、青年の方を横目で見遣り]
ええ、頭らしきモノがついている。 観客に手を振っている。
そんなんヒト以外に何者であると?
[>>254諷刺の含みが存分である事を承知の上で、 もう一度号外を見ることはせずに。
当人が人間なので、こう答えるより他無し。 少なくとも、鼠でも鳥でも無いのは明らか。
それに、観客である撮影者も機械とは違うと認めている]
主人の為に三原則を破り、嘘を覺える、なんて。 其れこそ物語だけの話なんですかねえ
夢は夢のまま、か。
[技術者としての見解通り。 軽口は沈黙へ閉じ込めて、ジルベールとの遣り取りに 耳だけを傾けることにし。>>255]
(302) 2014/12/03(Wed) 08時頃
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これはひどい。
[酷い雇い主にぶつかってご愁傷様。 そんな風にも取れる言葉が落ちれば、もう笑うしかない。 しかし、全く同意である。]
でも、カメラで遊ぶのは結構樂しいよ。 ジルも好きになるんじゃないかなー
やっぱり仕事は楽しまないと損だよねぇ。
[毒にも薬にもならない見解を落とし、口だけで笑った。 それでは、と一言添えて。 怠惰な商売人は、その場を辞すのだった*]
(303) 2014/12/03(Wed) 08時頃
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― 散髪屋 ―
[温い牛乳と共に帰路へつく。 店を開ける前に、コートを脱いで赤い石を見詰める 眼鏡が邪魔なので、額の上に押しやって。
人魚の涙。 幻想世界に住まう生き物の副産物。 暉に当てれば透明度に富む石は、 成る程、涙を固めたように見受けられる。
輝きに魅せられる1日を過ごすのも悪くないが――…
端に追いやられた一斗缶が目に付いてしまうと、 どうにも、なぁ]
(304) 2014/12/03(Wed) 08時半頃
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……――よいしょ
[義指を添え、小さな掛け声と共に浮かせる。 やたら重いが、まあそれでも半分程度。 金貨が金貨にぶつかる小気味良い音を楽しんだ。
最新型の機械人形は、この缶一つ埋めても 購入に到れるかどうか、怪しい。 重みを床に預けた後は、牛乳の存在を忘れ 大きな四角い貯金箱を抱き締め、目を閉じる。
――もう、七年も会えていないのに。 会えていないけど、脳裏に浮かぶ人物は ありありと浮かび上がる。]
2014/12/03(Wed) 08時半頃
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……――よいしょ
[義指を添え、小さな掛け声と共に浮かせる。 やたら重いが、まあそれでも半分程度。 金貨が金貨にぶつかる小気味良い音を楽しんだ。
最新型の機械人形は、この缶一つ埋めても 購入に到れるかどうか、怪しい。 重みを床に預けた後は、牛乳の存在を忘れ 大きな四角い貯金箱を抱き締め、目を閉じる。
――もう、七年も会えていないのに。 会えていないけど、脳裏に求める人物は ありありと浮かび上がる。]
(305) 2014/12/03(Wed) 08時半頃
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[
かちゃん、]
さて。 そろそろ開けるかぁ
[赤い石を一斗缶の上へ置き去りに。 金の色と同じ眼を瓶底に隠しながら、立ち上がる。
ストライプ入りのカッターシャツ。 仕事道具を吊るしたヒップバッグを腰に回し、 目の醒めるような赤いエプロンを纏う。
表のドアの札をオープンに替えて、 丸いチェストに腰を落とし。 牛乳を飲みながら客を待つ**]
(306) 2014/12/03(Wed) 08時半頃
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/* ふああ寝落ちてた…! コアずれやっぱり厳しいなぁ…申し訳なく…
(-105) 2014/12/03(Wed) 09時頃
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― 燈写館 ―
[開く扉に合わせて会釈されて、あわてて同じように頭を下げる。雇い主になるかもしれない相手に対する礼儀は、嫌というほどに身についている。
メルヒオルが簡単に紹介をしてくれるよう>>221で、促されればそれに従って前に出る。涼しげな顔の店主を見ながら、メルヒオルの前置き>>226に内心ありがたいと思いつつ、口を開く。]
ハジメマシテ。 紹介に預かりました、ジルベールと、いいます。
[口から出たのは、お仕事仕様の、使い古された自己紹介。]
(307) 2014/12/03(Wed) 09時頃
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[店内へと促されれば>>223、おとなしくそれに従う。その際店内をくるりと視線だけで伺えば、並ぶアルバムに、天井から下げられた紐に写真がディスプレイされている>>27のが目に入った。 それからカウンターへと目線を動かせば、何やら作業中であろうかレンズが置いてあり>>223、邪魔をしてしまっただろうかと不安がよぎる。
――――それでも、せっかくの就職先を逃すわけにはいかない。]
(308) 2014/12/03(Wed) 09時頃
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―Antique Ametyst―
そうだろうとも。
[効果の程を保証する言葉を重ね >>297 コンダクトを店主は店先から見送る。 緩やかに腕を組み、静かに眼を細めた。]
危うい子。
[街を動かす蒸気機関の叫びに ゆうるりと溶ける声はひとりあそび。 マスク形のコルセットに隠れたくちびるのかたちは やはり杳として知れない。 また買いに来るだろうと予想しながら、 店主は店主の在るべき場所へ。
真紅の天鵞絨で飾られた ロココ調の細工が美事なカウチソファに ゆぅるり腰掛ける。 前の短い風変わりなバッスルドレスを縁取る 装飾レェスが細い脚に絡むよう。 紫水晶のいびつなビーズを組み合わせて 白い指先で小さなすみれの造花を編み始める。
Antique Ametystは、 気儘に営業中だ。]
(309) 2014/12/03(Wed) 09時頃
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[気を取り直して、さっそく雇ってもらえないかと話をしようと思えば、何やら直視されて>>229。慣れぬ視線にドキリとする。]
…ぁ、そうです。 半年ほど前は、メル…ヒオルさんのところでお世話になっていました。それから半年、別の国に行っていて… 今日、この商店街に。
[メルヒオルを咎めるような口ぶりが少し気になったけれど、自分の雇用などは関係なく、まともに店を開けばいいのにとは自分も思っているので、それに対して何か言うことはなかった。しかし軽い調子のメルヒオル>>235には目をむけて、]
でも、半年も雇ってくれた! ジルは雑務しかできなかったのに。 ほんとに、ありがと!
[多用な仕事をやってきたつもりだけれど、所詮浅く広く。鋏で髪を切る技術などを持ち合わせていなかった自分をよくぎりぎりまで雇っていてくれたと、お礼はいくら言っても足りない。]
(310) 2014/12/03(Wed) 09時半頃
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―Antique Ametyst―
[ そういえば、と店主は思い出す。
>>273水色の髪の苦学生――テオドールのことである。 大物の仕入れ時、 賃金と引き換えに荷物運びなどを 時折依頼する相手だ。
不定期に商店街あたりで 短い仕事を転々としている彼は、 さてしばらく顔を見ていない。
宝飾品めいた見目の店主は、 金の雌蕊を染めた指先でなぞりながら 近々の仕入れのことを考えている**]
(311) 2014/12/03(Wed) 10時頃
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[>>243>>252何やら、難しい話が続く。仕事が好きだとか、誇りだとか、考えたことは正直なかった。それを口にしたこともあまりない。やる気がないと捉えられてしまっては些か都合が悪いから。言ったことがあるのは、街外れの下水道仲間の彼女くらいだろうか。]
…はいっ!
[彼女は元気だろうかと思考を巡らせていれば、呼ばれた名前>>255に驚いて。それから続く言葉には、その目を見開いた後に嬉しさに輝かせ、]
あ、ありがとうございます!! ジル、なんでもやります!
[掃除洗濯家事…そういったことは得意分野だ。技術の方はおいおい覚えていこう。まずは薬液棚の整理>>217だろうか。]
(312) 2014/12/03(Wed) 10時頃
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― 初めてこの商店街を訪れた日 ―
[出稼ぎ労働者としてこの国にきて、この商店街に流れ着いたとき、自分には知人と呼べる人は存在していなかった。
社会は決して甘くはなく、弱者に対して厳しい。前の職場を追い出されるような形で辞めてきた自分の手元にあったものと言えば、この街にくる程度の路銀と小さなパン。頑張っていれば何とかなるなどと、恵まれた人間の考えだ。頑張ったところで両の手に残っているものは、明日生きられるか不安な未来だけではないか。
白に染まるこの街に、薄汚い黒が混じるには勇気が必要だった。表通りを歩くにはあまりに惨めで粗末ななりをしていたから。ふらふらと誘われるようにして入った裏通り。小さな孤児院>>63を横目で眺めて、故郷に置いてきた家族を思って唇を噛む。]
(313) 2014/12/03(Wed) 10時半頃
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[ふらふらと歩きながら、考える。ぐるりぐるりと思考する。数年前に隠した左目。最悪これを売りに出しても構わないけれど…。
――――彼らには、自分の援助がどうしても必要で。 ――――そのためには、自分は生きねばならなくて。 ――――自分たちが生きるためには食べ物が必要で。 ――――その食べ物を得るためには、お金が必要で。
――――…つまりお金があれば、家族は生きられるのだ。
暴力的なまでの論理を制するだけの理性は残っていなかった。 結論が出てからは早かった。なんでもやった。
生きていくためには必要なことだからと言い訳をして、盗みもスリも騙しも…すべてやった。 そのうち、身売りにも手を出すようになる。切る暇がなくて伸ばし続けていた髪の毛は、物好きな客たちに女のようだと評判だった。
そんな生活を続けて数か月。寝床にしていた街外れの下水道で、女の子と出会う。]*
(314) 2014/12/03(Wed) 10時半頃
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/* ダミーちゃんは 僕のヤンのために しんでもらおうかな。 そっと国外にうっちゃおうかな。
(-106) 2014/12/03(Wed) 11時頃
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― 燈写館 ―
あ、もう行くの? いろいろありがと…!
[それでは、の一言>>303に退席の意を感じ取って、再びメルヒオルに向き直る。今日この商店街を訪れた身で、すぐさま就職先がみつかったのは彼のおかげに他ならない。]
また、顔出してもいーい?
[ここでの別れが永遠になるわけではなかろうが、それだけ聞いて。燈写館を去る彼の後姿に手を振った。]*
(315) 2014/12/03(Wed) 11時頃
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/* みんな大好き身売りだよー!!!!
#大好きとは
ところで家族の体調が…!っていうの たいへんだなしんぱいだな。 おだいじにだな。
(-107) 2014/12/03(Wed) 11時頃
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/* とりあえず、お返事は完了かな…?? ありがとうございました…!
(-108) 2014/12/03(Wed) 11時頃
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ー商店街→散髪屋ー
[ダフネドラから購入した睡眠薬に、きっと今夜は夢も見ないと安堵しながら蒸気バイクは商店街を駆ける
ふと思い出したのは彼との会話。ざんばら髪に鋏をいれるのを勧められたこと
たまには酒に使う金を少しばかり長すぎる前髪整えるのに使うもいいかとバイクが停車したのはとある店の前
瓶底眼鏡の店主の気まぐれか開店時間がまちまちの散髪屋は、腕がいいのにもったいないと同僚のアイリが愚痴っていたのを思い出す]
こんにちはー ちょっと髪整えて貰いに来たんですけど
[オープン>>306の表札を見ればドアを開け 店主へと声を掛けた]
(316) 2014/12/03(Wed) 11時頃
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/* ダフネドラ花とか食ってそう
#人間じゃない
(-109) 2014/12/03(Wed) 11時頃
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/* きっと多分人間じゃないな シャルノスで言うところのMみたいな…
ニャルラトホテプか
(-110) 2014/12/03(Wed) 11時半頃
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/* バタバタしてて、ログちゃんと読めていないからログ読みしてたらアンカミスとかいろいろ発見して埋まりたい(毎度のこと)
(-111) 2014/12/03(Wed) 11時半頃
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/* 僕はニャルラトホテプ 僕はニャルラトホテプ 僕はニャルラトホテプ 僕はニャルラトホテプ
って言い聞かせながらやろう
(-112) 2014/12/03(Wed) 12時頃
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― 昔の話・街外れの下水道にて>>314 ―
[その子は、いつだか孤児院で見かけた気がするのだが、よく思い出せない。あの時は色々考えていたためか、それとも留めておくにはつらいのか、記憶はうっすらとしか残っていない。]
…ハジメマシテ、コンニチハ。 ジルのなまえは、ジルベール。 アナタ、どうした?
[覚えたての言葉を、たどたどしく紡ぐ。しばらく生活すれば慣れるかもしれないが、今の自分ではこれが精一杯だった。
もしかして孤児院を追い出されてしまったのだろうかなどと考えながら、彼女の顔を覗き込む。まさかそれが当たっている>>184とは思わずに。]
(317) 2014/12/03(Wed) 12時頃
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[それでは何だと問われて沈黙を一時。>>302 閃く回答はあったが、やはり其処は黙して置いた。 明かしたところで買えるのは彼の失笑ばかりだろう。
人ではない、人には見えない。では、ナニカ。 アレが人に見える彼には一生理解出来ないだろう幻想。
息を散らし、止めることなく寧ろ退散を促がしながら、 自身の指の付け根に触れて、彼から覚える微かな異音を示唆。>>303]
―――トルクが甘い。 3.2+0.2N・mだ、横着者。
[そそくさ撤退の背中へ追撃。 商売道具の管理も杜撰と、長説教に足を掛けたが、 逃げ足の方が早かった。
気障な怪盗は闇夜に、自堕落商人は白煙に。 湖水色の瞳はいつでも見送るばかり。]
(318) 2014/12/03(Wed) 13時頃
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[そうして彼に残された新米従業員候補。 彼が抱える事情は知らないが、生真面目さは拾える。]
俺はグリフィン・アーロゲント、ご覧の通り、しがない写真師だ。 最近は副業も忙しないが、よろしく。
[差し出した指先は握手を求め、彼に金銭に見合うだけの働きを期待する。 労働を無闇に賞賛する訳ではないが、 誰かの施しによって生きる人種を男は厭った。 それがたとえ、満足に働けず、彼が守ろうとするものでも。
愛想の悪い店主は、何も知らぬくせ、 日影を生きてきた相手を無意識に咎める冷たい手を持つ。
するりと絡んで、体温を奪う、 余りに無慈悲な厳冬に似た指先だった。**]
(319) 2014/12/03(Wed) 13時頃
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/* ももてんさんがグリフィン、もちもちさんがテオドールかな…? 同村あまりしてないから自信ないけど。
(-113) 2014/12/03(Wed) 13時半頃
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―青果店―
りんご……、みか、ん? かぶ!
[孤児院でも読み書きは教えてくれているけれど、わたしはお勉強をさぼってしまったから、今も読めない字が多い。
ひとつずつ、フロにぃは教えてくれる。 嫌そうな感じはしないから、わたしはもっとって、あれそれ指差すの。]
う、しょっと。
[受け取った紙袋を両手に抱えると、前が見えなくなる。]
だいじょ、ぶだ……よ。お手伝い、するって、わたしがいったんだ、もん。
(320) 2014/12/03(Wed) 13時半頃
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― 散髪屋 ―
[次の獲物も宝石で良い気がする。 大事なものは近くに置くのが人の習性。 邸宅の方にも美味しい逸品があるのでは。 そんな想像を働かせながら、喉を鳴らす。 と、ドアベルが鳴った。>>316]
おや、どうもどうも。 サボりですか?
[と口にしてしまったのは、バイクでの来訪に インパネスコートの下が堅苦しい仕事を連想するもの故
店内は非常に小さい構え。 客を座らせる椅子は流し台と共に一つのみ。 目盛りでバックが昇降する仕様であるのは、 髪を洗う用途、顔剃りの為に。 2つと置けないのは都市部から高価で仕入れた事 それに髪を切る施術者が一人きりであるのも由来する。]
(321) 2014/12/03(Wed) 13時半頃
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/* 警部エヴァルトの説教の時に船漕いでた同僚Aはアイリーン>>316 もう1人の同僚は多分カジミールあたりかな?とか無駄設定を灰に落とすのであった
(-114) 2014/12/03(Wed) 13時半頃
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[待合の座り心地悪きソファには促さず、 ささ、どうぞと入店を促し。]
あー成る程、確かに長いですしねぇ。 枝毛も気になるでしょう。
[昨日から清掃などしていない椅子付近の髪を さささっと掃いてから客用の椅子を勧め。
座るようなら帽子も外して貰えたか。 霧吹きを作業台から取り、頭部全体に水気を与えるつもり]
では、長さはさして変えないで宜しい? ばっさり落とすには惜しい色ですよねぇ
栄養が足りてない質感ですが~
外周りで風が傷ませている、だけでは無さそうですねぇ 寝る前に乾かしてます? お食事偏ってません?
[櫛を入れる間、世間話を投げ掛けて。 言を交わさず過ごしたそうであれば 雑誌を出すつもりであるが。]
(322) 2014/12/03(Wed) 13時半頃
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[ふらふらとしたけれど、赤い靴のおかげで転ばないですんでるの。 靴ってすごいな。]
……?
[ひそひそ話が聞こえる。 燐蛍亭のご主人だわって。オルエッタだわって。
今日はメルにぃと逢ってないから、髪はぼさぼさのまんま。わたしと一緒だと、フロにぃも困るよねって、しゅんとする。]
(323) 2014/12/03(Wed) 13時半頃
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ー散髪屋ー
[1つだけの椅子が置かれ、小ぢんまりとした印象を与える狭い店内 店主の出迎えはサボリかという飄々とした口調>>321であり、それに苦笑を零す]
一応今日は非番なんだけどね。パトロールは日課だけどさ 店主さんは聞いてないかい?怪盗セブンの騒ぎ ここいらの警察官はみぃんなそいつの予告状からの警護に数日前から借り出され、昨晩取り逃がして終わったってわけ 御蔭で警部の長時間の説教とともに寝不足の唯の屍がごろごろと
[なんて恨み節。散髪屋の店主には関係のない事ではあるけれど サボリである事は否定しておこうと口が紡ぐのは今朝の警察達の失態模様 それと同時に今朝の号外新聞思いだしてまた不機嫌になり眉間に皺が寄る
やっぱりグリフに酒を奢らせよう。うんと高い奴 理不尽極まりない八つ当たりのハードルを上げながら 促されるままに入店、客用の椅子に座れば帽子を外し ざんばら髪を白手袋嵌めた指でぴん、と摘まむ]
(324) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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ああ、それで宜しく 最近碌に手入れしてないから、髪の先がささくれちゃってる 風呂からあがったら面倒で乾かしてないし、食事は…… あー、まぁね
[ばっさり落とすに惜しい色という言葉に、リップサービス上手だねと返し 杏色の毛先が日焼けと手入れ不足から薄赤色に染まりかけているのを見て苦々しい顔
赤色は、シュゼットやオルエッタの様な自然のものは美しいとは思うけれど今の自分の髪の先の様に濁った血の様な色合いは大嫌いだと胸中で呟いた
櫛を入れられた手入れされぬ髪は途中で所々引っかかる 店主の投げかける言葉は、全て的を得ていた]
店主さんは景気どう? 最近同僚から此処が開いてるのはまちまちって聞くけど 腕がいいのにもったいないーって嘆いていたよ
(325) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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/* ←チップ的には毛先が薄赤っぽいんだよね でも不摂生で枝毛が多いコンダクト(20)
(-115) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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[ひそひそ話が、また向こうから。 気持ち悪いって。ぜんまいの子だわって。
ガタゴトと重そうな車輪の転がる音が向こうから。
街の人はね、人魚は信じてるのに、アンダンテのことは信じてあげてないの。うぅん、何だろうな。よくわからない。
でも、わたしは気持ち悪いとか、嫌だなって思ってないから。]
(326) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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―大学・救護室―
[最初の急患は表示をopenに変えて程なく現れた。 一人暮らしの学生。どうやら腹が痛いらしい]
気持ちが悪いならベッドに横になっていっていいよ。 食あたりかな。心当たりはある?
[腹痛を伴う風邪、あるいは別の病気の可能性もあるため、 軽い問診を行う。 専門機関ではないから、ここで渡せる薬は全て店で買える物。 病院や家に帰るまでの一時的な気休めだ。 聞けば、3日前に買ったパンを食べたと述べた]
(327) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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原因に自覚があるならよろしい。 痛み止めにこれを飲んで、出来れば安静にね。 良くならないのなら、必ず病院に行くこと。
[一人暮らしは学業にバイトに忙しい。 金銭的にも厳しいだろうが、それで体を壊しては意味がない。 薬を受け取って退室する学生を見送る。 朝早くは流石に人は少ない。 増えるのはもうしばらく後だろうか。 暫し雑務をこなそうと救護室の奥へ]
(328) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット メルヒオル
【まだ】 グリフィンCー友人縁故 ジルベール ジョシュアC アンダンテC グラディス テオドール フロライトCー常連縁故
とりま既知5/7未遭遇 こんな感じか。残り2日半で絡めたら嬉しいな
(-116) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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―大学・救護室―
[人が寝たベッドのシーツは取り替えねばならない。 それがなかなか重労働だ。 取り替えるだけならいい。 洗濯、アイロンと手間が掛かる。 しかし、早く終わらせねば、帰るまでに乾かない]
………よっし、始めるか。
[ギシリと義手が鳴る。 油はさしたから、首を傾げる。 もうそろそろメンテナンスの頃合いかも知れない。 さした油もきれかかっていた事を思い出し、帰りに補充しなければと。
救護室の人の出入りを気にしつつ、洗濯に取り掛かる。 姿が見えなくても、呼べば聞こえるはずだ**]
(329) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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ダンテ! アンダンテ!!
[声を張り上げて、機械人形の名前を呼んだの。*]
(330) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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―Antique Ametyst―
ん。
[店主は紫水晶のビーズで編んだすみれを 窓から差し込むひかりに翳した。
出来はなかなか、値段は気分。
女性の中には好んでこの風変わりな店の 造花コサージュを求める者もいるのだ。 プレゼントにもお勧め、とは店主自称である。]
―――、
[カウチソファのひじ掛けに頬杖をついて、 重厚な硝子の向こう、つと店主は眼を留めた。真っ赤な上質のレンズを片眼に嵌めた令嬢めいた格好の女と、その隣を歩く背の高い男性と。紫水晶の双眸をつと、剣呑に細め、かくりと首を傾けた。
世界が斜めになる。 紫水晶の髪が視界を半分覆い、 赤いレンズの女の方姿を隠した。]
(331) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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/* 参加難しいのはノルベルトさんだよね。 またご一緒できたらよろしくお願いします。 お大事にしてください。
………同僚候補(´・ω・`)
(-117) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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/* 狂人に移動すると奥さんが消える…… 可能は可能ですが、割と消極的ではあります、すみません。
(-118) 2014/12/03(Wed) 14時頃
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/* どいておにいちゃんそいつころせないする。
(-119) 2014/12/03(Wed) 14時半頃
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/* オルエッタ(18)に
今驚いた
(今
(-120) 2014/12/03(Wed) 14時半頃
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― 燈写館 ―
[メルヒオルが去った後、先に声を上げたのは彼の方が先であった。]
えと、ジルはジルベール・アルシェ。 よろしく…――――
[オネガイシマス、と続くだったはずの言葉は喉の奥へと落ちて行った。差し出された手>>319をとり、握手を交わしたその時。感じたのは無機質なまでの冷たさであった。それはメルヒオルのような機械の冷たさと似ているようで、本質が全く違う、気がする。
―――いうなれば。初めての街を歩くときの、あの気まずさと、人々からの視線。冷たい何かが、背中を滑る。]
………残念ながら、写真師の経験はない、けど。 機械修理なら、昔やったことがあります。 マスターの都合に合わせて、使ってください。
[初対面だから、彼のことは知らない。もしかしたら自分の気のせいかもしれないけれど。にこりと愛想笑いをして、なにか仕事を任されたのならそれに取り掛かるだろう。]
(332) 2014/12/03(Wed) 15時頃
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―大学構内―
[お手伝いを終えて、ばいばいをして。 わたしは大学までやってきた。
同じ歳なのに、わたしとみんなは違う。 背も、格好も、持ち物も。
同じなのは靴だけ。蒸気の中でも目立つ色。]
にゃーお。
[敷地内を横切る猫がいたから、保健室に行こうとしていた足をくるっと回転させた。]
にゃー、にゃー。どこいくの?
(333) 2014/12/03(Wed) 15時頃
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―Antique Ametyst―
[傾いた顔を今度は緩やかに戻す。 コルセットに覆われた口元のかたちは やはり、やはり――杳として知れない。 白い項もまた首を覆うコルセットに隠されたままである。 扉が開いた。 赤いレンズの女と――背の高い男の連れ合いだ。]
ようこそ どうぞ ごゆるりと。
[店主の絹の手触りめいた声がするりと這う。 造花のコサージュが欲しいというのだ。 見繕う、その一挙手一投足を眺め遣りながら造花を口元に寄せる。それは、かれらが出ていくまで、ひそやかに。]
(334) 2014/12/03(Wed) 15時頃
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あぁ、お休みでしたか。 休日も市民の為に見廻りなさってるとは、 とても僕には真似できない 警官の鑑ですなぁ
[>>324口だけの賛辞を添えて明るく笑い。 話題が昨晩の怪盗騒ぎへ移ろげば、 前面の鏡越しに警官の顔を見る。
渦巻きが描かれていても不思議ではない程に 分厚いレンズが細くなる目許を反射で隠す。 口元には、愛想笑い。]
号外見ましたよぅ、 ぃやあ、今回も気の毒様です。 世に回る怪盗沙汰はセブン以外にも聞きますが、 これだけ長期に渡ってお縄に為らないのも、珍しい
ははぁ、それでお疲れの顔と髪でしたか
それじゃ終わった後に肩でもお揉みします。 あ、女性限定のサービスなんですがね、普段は。
[ざまあみろと笑い出したくなる気分を耐えつつ**]
(335) 2014/12/03(Wed) 15時半頃
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[街のなかに野良猫は結構いるんだよ。 首輪をつけたままの、猫もいる。
Antique Ametystの壁にかいたのは、お店の前でごろんってなったり、んーってのびてる猫たち。 貰ったチョークで、えいえいってかいたんだ。]
(336) 2014/12/03(Wed) 15時半頃
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赤い、花も御似合いで?
[さらりと白い指が髪を掬う、 男と、女と、双方に。 店主は客と聊か距離が近すぎるきらいがある。 紫水晶が流し見る横顔。 薦めの花を揃いで手折って、寄り添い去る。 店主は見送る。――随分前からの、馴染み客だ。 いつからだったか横に居る者が増え 取り替えて引きつれて、何人目、何人目。]
――… …
[ソファの上で片膝立てて、両腕で抱え 人形じみて白いかんばせの顎を膝の上に乗せる。 組み上げたすみれの花、よく似た色の爪で摘む。 花弁はいびつな紫水晶。 薄く磨かれた繊細な宝石は、
ぱきん
と澄んだ音を立てて折れた。 何のことはない、日課になった*花占いだ*]
(337) 2014/12/03(Wed) 15時半頃
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/* すききらいすききらいすききらいすききらい。 きらいしかでない。
(-121) 2014/12/03(Wed) 15時半頃
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/* 風呂ライトのことを知っているかどうか…2
(-122) 2014/12/03(Wed) 15時半頃
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[手押し車をゆっくり押して、屋敷へと帰る道のり。 周囲のひそひそ話を聞き流しながら、がたごとがたごと。]
…………?
[>>330此方を呼ぶ大きな声に反応して。 記録と照合、この声は――。]
こんにちは、オルエッタ。 こんにちは、フロライト。 お散歩ですか?
[足を止めて、彼女らの方にに向き直る。]
(338) 2014/12/03(Wed) 16時頃
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警官の鑑、ねぇ……まぁ好きでやってる事だから 同僚なんて今日は直帰でアパートでぐーすかぴーだしな
[自分も眠れたらそうするのだが、流石に朝っぱらから酒をたしなむのは控える位の良識はあった
何故か讃辞が口だけに聞こえるのは気のせいだろうか>>335 店内の照明、光を反射する瓶底眼鏡のレンズに隠された瞳は店長の本心を伝えない
前面に聳える鏡は寝不足と何処か疲れた様子の20歳の警官と、何処か野暮ったい恰好をしていると言うのに鮮やかな赤のエプロン、美しい義指というアンバランスを醸し出す散髪屋の主人を映し出していた
明るく、愛想笑いをする主人から紡がれる言葉は流暢な物で]
うー、今回"も"なんだよな 俺が警官になって2年、怪盗が出没し始めて7年 いい加減"seven"が"eight"になるまえにお縄にしてほしいもんだが 他の怪盗と違って、何故かアイツだけは捕まらないんだよなぁ
[肩を揉むという言葉にありがたい、と言おうとして 普段女性限定のサービスと聞けば俺は女性じゃないぞとどこかぶすくれつつも肩が凝っているのは事実、有り難く頂戴しようかと
店主の腹の底、何を考えているか知らないが 霧吹きの水が髪に掛かれば水分を欲していた髪がしなやかさを少しだけ取り戻す
散髪用具が置かれているであろうカートをちらり見れば 店主の指と同じ>>97金色の鋏が、愛用品なのだろうよく手入れされた輝きを放っていた]
(339) 2014/12/03(Wed) 16時頃
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/* 長い(確信)メルヒー長くてごめんよ… とりまざっくり切っちゃって!コンの髪!しとこう(ふるえ)
(-123) 2014/12/03(Wed) 16時頃
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/* 時系列を整備すると、不眠症状は両親失ってのPTSDで4年 酒を覚えたのが半年前の20の誕生日、酒で泥酔すれば眠れると知って酒に溺れてるコンさんが睡眠薬を処方してもらったのが今日と
おしこれでいこう
(-124) 2014/12/03(Wed) 16時頃
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/* ・アンダンテ設定 名前:AGOGICA-06「アンダンテ」 全長:140cm 重量:60kg
屋敷の天才技師が作った機械人形、AGOGICAシリーズの6作目。 同シリーズは、動作、素体の出来、思考回路、どれをとっても既存の機械人形とは比べ物にならないほど人間らしく作られている。また様々な用途に対応でき、作業用、愛玩用、観賞用などのほか、セクサロイド的な用途の為にも使える。
主人であった技師は世を厭って屋敷に移り住み、そこでAGOGICAの制作を始めて、三年前に6作目となるアンダンテを作った。技師は作品を世間の目に晒すこと無く屋敷に住まわせており、アンダンテは主人や姉である人形たちと暮らしていた。また、主な仕事として街への買い出しと主人の夜伽の相手を務めていた。
二年前に技師が病で急死するも、死の概念がインプットされていない機械人形にはそれが分からず長い眠りについただけだと思い、普通に屋敷の管理を続けていた。先に作られた姉達が次々と機械寿命を迎えて動作停止していくなか、唯一残ったアンダンテが屋敷の全てを管理し、今なお主人の帰りを待っている。
(-125) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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/* たぶん使わないけど、姉の機械人形達の名前は1作目から順に 「ヴィーヴォ」「ラルゴ」「グラーヴェ」「レント」「アニマート」。 全部アンダンテと同じで音楽の速度記号。
(-126) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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―回想―
[しとしとぴっちゃん。 霧のような細かい雨が降っていた。
折角のふりふりっとしたレースのアンダーも、革のスカートも、リボンの可愛かった帽子も、鳥の翼のようなジャケットも、空に駆けあがれそうなブーツも。
お前には似合わないって、ひんむかれた。拾い物だったけど。それでも気に入っていたんだよ。
冷たい石畳の上を、素足でぺたぺたと歩いていく。もっとざああって降ってくれれば良いのに。 脚の間から、垂れ落ちるものの気持ち悪さごと、吹き掛けられたお酒の臭いごと、洗い流してくれればよいのに。
ぺたぺたん。]
(340) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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[ぶるって体が震えたから、何か落ちてないかなって探したけれど。]
にゃーお?
[動かない仔猫が1匹、いるだけだった。探したけれど、ぜんまいなんて見当たらない。
腕のなかに抱き上げた仔猫はまだ温かいのに。動かないの。
どうしてかな。
すっごくすっごく、寂しくなった。]
(341) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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[下水道の暗い道。頭上の金網から、街の明かりが降ってくる。ぺたんぺたんと歩いていると、何かが居た。
また猫かな。それとも大きい猫かな。死んでるのかな? だったら、着ているものをちょうだい。
手を伸ばそうとしたら、目が合った。>>317 話し掛けられるとは思っていなくて、1歩だけ後ろに下がる。ぎゅうと仔猫だったものを、抱き締める。]
……こんにち、わ。
[わたしよりも大人に見えるのに。 その人はおしゃべりが上手じゃないみたい。そんなことでわたしは安心してしまう。]
(342) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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/* 脚の間は深読みするべき…?(
(-127) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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ジルベールって言うのね。
……じるべーる? わたしたち、どこかであったこと、なぁい?
[ぼんやりとした記憶は、この街と同じように白霧。 きっとどこかですれ違ったのね。なぁんだ。]
わたしはオルエッタ。
もう子供じゃないんだから、自分のことを名前でなんて呼ばないんだよ。
[どうした?って、聞かれたけれど。それはわたしがする質問じゃないかな。]
(343) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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―昔の話・回想―
[>>340霧のような雨の中、お互いに傘も差さずにその身を晒している。]
コンニチハ!! よかった、ジルのことば、ツウジル!
[仔猫を抱えた女の子>>341は、自分が話しかけると1歩だけ後ろへと下がった。腕の中の仔猫を抱きしめて、それでも返ってきた挨拶に一つの達成感。]
それ、キット、もうだめ。 かなしい、ケド、だめ。
[遠目から見てもくったりとしているその仔猫はおそらくこと切れてしまっているのだろう。冷たい石畳も気にせずぺたりと膝をついて、彼女と目を合わせていう。]
(344) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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ジルベールこそ、どうしたの? ここはわたしの、おうちだもん。
[孤児院じゃない場所。 ベッドもないし、椅子もない。 けれど――新しい、おうちなんだよ。]
だから、居てもおかしくない……もん。
[仔猫をぎゅうとして。小さくなりそうな声を隠したくて、俯いた。*]
(345) 2014/12/03(Wed) 16時半頃
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[それから、彼女に名前を呼ばれれば、ニコリと満面の笑み。久しぶりに動かした表情筋が、思ったよりスムーズに動いたことに驚く。]
んー…あんまり、オボエテない…。
[孤児院で見かけた、と言っても良かったが。なんとなく言うのが憚られて。首をかしげながらやんわり誤魔化す。安心したように>>342話してくれる彼女を悲しませたくなかったから。]
おるえった?オルエッタいいなまえ! ジル、だめ?ムズカシイ、わかんない…
[指摘されたことは、この国にきて数か月>>314しか経っていない自分には難しいことで、ゆらゆらと頭を揺らす。]
(346) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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―少し前/商店街―
[車輪の音が止まった。>>338 体を斜めにして、紙袋からちょっと顔をのぞかせる。]
こん…にちわ、ダンテ。 お散歩じゃない、よ。
おかいもの。 ダンテといっしょ、だよ。
(347) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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/* お気づきだろうか ダフネドラが人の名前を呼んでいないことに
ターゲットの名前しか呼ばないようにしようかなって。
(-128) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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/* みなさんいいひと ここからどう かわっていくのか知ら?
(-129) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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え!!! や、え!?
[わたしのおうち>>345という言葉を聞いて、声を上げる。 彼女が俯くのも気になったが、それ以上に気になることがあって。 視線を左右に落ち着きなく動かし、心なしかがたりがたりと体も震わせて。]
ジル、しらなかったの! ココ、オルエッタのおうちなの、しらなかった! ごめんなさい!フホーシンニューちがう!
[不法侵入。思い出すのは過去の記憶。いつだか盗みに失敗したときに言われた言葉。そして襲いかかってきた力。もう2度と失敗するものかと頑張ってきたが、また失敗してしまったらしい。彼女の様子>>345を見ればそんなことをしないだろうことは予想がついたはずだが、混乱した自分にそんな思考能力はなく。その時の記憶を思い出してか、目をぎゅっと閉じて。]
ユルシテ…
[乞うように、小さく。]**
(348) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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ジルベールは、ここまで読んだ。
2014/12/03(Wed) 17時頃
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うおおごめん見逃してた! オルエッタちゃんなでなでし隊
(-130) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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……んまぁ、忙しいとそうなりますよねぇ。 寝不足も祟っているようですし。
とはいえ、良い頭髪なのに勿体ない。 あまり髪を大事にしないとハゲますよぅ
[>>325お仕事でもストレス溜まりそう、 そんな忠告を挟みつつ、滑らかではない櫛通りに、 毛先からとかす形に切り替えて、漸く鋏を入れる 公僕のみなさんが揃いも揃ってバーコード。 とてもゴキゲンな妄想と共に、へらへらしながら肩を揺らす。
長さはキープし、量を削ぐ事にする。 ついでに、枝毛の伐採は忘れないのだ]
ウチですか? まぁボチボチ、や、先月より売上悪いかなー。
今月はお休みにした日が多くて、ねぇ。
[下見やショウの仕掛けも時間を食う。 盗む日が月に数回あれば、当然日中は外出続き。**]
いやぁ、冬になると冬眠したくなるというか、はは。
(349) 2014/12/03(Wed) 17時頃
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/* まぁ僕と話しても ストーキングしてもらえるような 特典は付いてこないんだけどね、ごめんね 良かったら遊んでね(たいいくすわり)
(-131) 2014/12/03(Wed) 17時半頃
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/* 1日目開始したら 偏執する相手のチップを決めようね
(-132) 2014/12/03(Wed) 17時半頃
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寝不足って髪にも出るもんなんだねぇ 知らんかったわ、勉強になった
[忙しさもあるが一番は不節制が原因の気がする 良い頭髪と言われて浮かべた苦笑は、ハゲるという言葉にびしりと固まった>>349 先程シュゼットにざんばら髪を1つにまとめたものを引っ張られた時、そういえばぶちぶちっと何本かお亡くなりに…… 若い身空でバーコードや河童ハゲは勘弁してほしいものである
へらりへらり、肩を揺らしながら笑う主人は何を考えているのやら 今度ダフネドラの店に行ったときに睡眠薬以外にも育毛剤を注文しよう。まだ若い刑事はそう決意した
しゃきり、しゃきりと鋏の音が鳴れば傷んだ髪が床に落ちてゆく 粉雪の様にも、枯れ葉の様にも見える降り積もったそれは、やがて箒に掃かれ捨てられていくのだろう
髪に未練もないし惜しくも無いが、それは何処か空虚を抱かせた]
休みの日が多いって…風邪かなんかかい? 最近寒さが増してきたし、店主さん気を付けてな
[自分の不健康な生活を棚に上げてそう告げる 盗み先への下見、幻想の種を仕込むのに時間を食っているとは思いもしないで]
冬眠かぁ……あー、俺もそん位寝れたらなぁ 冬眠するなら東の国のドテラでも着こむんです?
[なんて軽口叩いて 4年前からの不眠は、慢性の倦怠感として現れていた]
(350) 2014/12/03(Wed) 17時半頃
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それ直近のルーカスだわ>どてら
(-133) 2014/12/03(Wed) 17時半頃
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[ぐう、もう一度。腹が鳴る。 ああ煩いと下唇を噛み、顔を上げれば。]
ぁ。
[自分の青とは対照的な、赤い髪>>264
姿はちんまいけれど、彼女の赤はよく目立つ。 今日は顔色がよく見えて、こっそりひとり、安堵する。 毎日のように見かけていれば、 やはり安否が気になるというもの。
傍らに居る男性>>274は、時折訪れる喫茶の店主。 彼の店へと顔を出す回数は、青年の懐具合と比例して。 暫く客として訪れる事は難しそうだと、 写真屋に借りた切手に、指先で触れ。]
(351) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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ん、なんだこれ。
[やあ、と顔見知りの二人に、 軽く挨拶をするかのように片手を挙げて。 足元へ視線を落とせば、皺のついた、号外の。
オルエッタが手にしているのも、同じ物か。 世間を騒がす怪盗が、 またもや盗みを成功させたらしい。
こういうヤツなら、きっと賭けも上手いのだろう。 一瞬抱いた劣等感に蓋をして、 なんとなしに、号外をくしゃり丸めてポケットへ。]
(352) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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[号外に目を通している間にも、 二人の姿は消えていたか。]
……あれ?あいつの靴って、
[オルエッタの姿を思い出し、首を傾げる。 彼女の靴は、あんなに綺麗だったっけ。 あまりに似合っていたものだから、 違和感が薄く、気付くのも遅れてしまったけれど。
何処かで手に入れたのか、貰ったのか。 兎にも角にも、あの赤い靴は、 彼女によく似合っていたなと呟いて。
時折見かける、賭博場。 こっそりチップに手を伸ばす彼女を、 青年はいつも、見ないフリ。]
(353) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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あぁ、くそ。 働き口があるか、聞きゃよかったな。
[しまった。ぼうっとしている場合ではなかった。 折角フロライトが居たというのに。
フロライトの店、燐蛍亭でも、 働かせてもらった事はある。 短期の雇用を希望する事が何だか忍びなくて、 客として訪れる方が、多いけれど。
周囲を見回しても、既に彼の姿は見つからない。 赤髪の少女も同様だ。]
(354) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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[はてさて、これからどうするか。 職が見つからなくては、 明日から雑草を食べる生活になってしまう。
短期で働かせてもらっていた店を、 脳内で整理しながら。
家へ帰る前にと青年が足を向けたのは、 怪しげな雰囲気を纏う骨董屋。 あの店を骨董屋と称して良いのかは、 些か疑問ではあるが。]
仕事、あるといいけど。
[最初こそ風変わりな店主に戸惑いを覚えたものの、 何度か仕事を依頼されれば、それも大分慣れてきた。]
(355) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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/* ななくさがゆ
ただし米がない
(-134) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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―骨董屋「Antique Amethyst」前―
[視界に入った、古めかしい看板に。 一度深く、深呼吸。
青年の面倒な性格が故に、 仕事を探す事は勇気がいるのだった。 またスったのかと笑われるのが、 ひどく屈辱的だから。
扉に手を伸ばす前に。 向こう側から現れたのは、二人の人影、男と女>>337**]
(356) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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/* コンちゃん的賞金稼ぎの子らは
ツンデレ→テオドール オトン→グラディス 無邪気っこ→ジルベール 姉者→シュゼット まーてるぱぁーん→メルヒオル ※但し姉者(ギャグ枠)
(-135) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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/* >>353 あかいくつーはーいてたーおんなーのこー ひいじいさんにーつーれられーてーいーっちゃーったー (※当時の中の人は異人さん=ひいじいさんと思っていたらしい)
(-136) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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だって、普段も外回り多いんでしょう? 休みの日まで仕事を忘れないなんて。
まだお若いのに大したものですねぇ 親御さんの育てが良いのか、御仁が熱心な性分か
仕事が好きじゃなきゃ続かん生き方ですよねぇ。
[>>339二指で毛先より内側を掬いながら、枝毛を落とす リズミカルな音を聞いている時も、 散ってゆく色を見送るのも好む所。
“ただ髪を切っているだけでは脳が無い”。 手を動かしている間も、客の近況を中心とした 世間話は紡がれ、相槌代わりに金属音の奏で。
義指と同じ金色の鋏は、差詰め楽器だった。]
(357) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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――…そうですねぇ、ちょろちょろ活動されているようで。
こんな真面目な刑事さんが勤務されているのに、 今も捕まらないなんて、不思議で仕方ない。
へぇ、つまりセブンって年数を指してるんですか? 僕はてっきり、……
あぁ、刑事さんお勤めされて二年ですか。 それじゃあ、十年前に消えた大怪盗を存ざないでしょうね。 …この街で出た、って話は聞きませんし。
[多少毛先が死んでいても、毛は細くない。 ちゃんと手入れすればもっと輝きそうなもの。
不貞腐れたような表情を鏡写しで覚り、 休み明けのお仕事を頑張れるように、と付け加え。]
(358) 2014/12/03(Wed) 18時頃
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そうそう、多いんだよねぇ それと警部のまーてぇセブン~だしさぁ…駆り出される派出所の面々の気持ちになってくれりゃいいのにね、あの10円ハゲ警部
親御さん、かぁ 今でも、生きてたらなぁ……とは思うけどね
[4年も前、金持ちの車に轢き殺された彼らを脳裏から追い払い 仕事は好きだよ、とにっこり笑う 街を守れる、人々を助けられるこの仕事 大学進学を諦めたけれどこれはこれで良かったと思える人生である
金属音と店主の声が店の中でオーケストラを奏でる>>357のを聞きながら、しゃきりしゃきりとベースは規則正しく音を刻む
音と共に落とされる髪の毛は、ぱさりぱさり弧を描き]
(359) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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そうそう!1ヵ月1~2度、続くときは連続とか不定期だしね 御蔭でもう、捜査本部はてんやわんや 今も捕まらないのはきっと、腕がいいんだろうな怪盗の 後は上が無能だから応援を呼ぶ気配もない プライドとかそんなの全部捨てちまえばいいのに
[そうぶつくさ文句を言っていれば 聞こえた言葉にぱちりと若葉色を瞬かせ]
え?年数じゃないのか? 店主さんは……どう考えてる?
[なんとなしにそう問いかけて。10年前の大怪盗の話になれば]
あはは、俺は生まれた時からこの街に住んでるけど聞いたことは無いなぁ 当時は怪盗に憧れた方…今じゃ臍を噛む方だな
[よければその大怪盗の話、聞かせてくれるかい?なんて尋ね 休み明けの仕事を応援する言葉に、ありがとうと告げた]
(360) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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―アリウッド邸 庭―
[長く伸ばした髪を後ろで一つに纏めて。 先ほどまで着ていたコートを脱いで白のロングスカートは黒のスラックスへと変わり、仕事をする時に使うウエストポーチに園芸用の鋏を入れたら、帽子を外し屋敷の庭へと向かう。 外は少し寒くてもう少し厚着をしてくればよかったかなと思ったけれど、動きや少なくては仕事は捗らない。
コンダクトのおかげで時間通りに間に合って、お小言を言われることはなかったけれど。この家の主人で自分にとっての雇い主は遠目から見ればかなり機嫌が悪そうで。変な被害に遭わなくて良かったなと息を漏らす]
えっと、串焼き肉とレタスと……炒めたパプリカだっけ? それ何処の屋台で売ってるのか聞けばよかったなぁ……
[自分がこの街に戻ってきてまだ数年。離れていた期間が多すぎた所為か、それが一体何処の屋台で売られているかはわからない。 行きつけのパン屋には置いてなかった。というより、昔はそんなパンを売ってるお店なかったぞと。 けれど、折角助けてもらったのにそんなパン知らん!なんて言えない。あとで誰かに聞いてみようと、薔薇の植木の手入れを始め――]
(361) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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……あれ、グローブがない。
[――る前に、気付くのは手入れの際にいつも使うガーデングローブがないこと。 ポーチの中にいつも入っているはずなのだが、中身を確認するけれどそこには鋏以外何もない。 身に付けているわけでもない。はて、何処へ置いてきてしまったのだろうかと考え込んでいると]
あ。そういえば汚れちゃったから洗濯しようと思って……
[肥料を運んだり、土を入れ替えたりとしているうちに汚れてしまい家に持って帰って洗濯したのだった。 そしておそらくだが普段使う鞄に入れ忘れてそのまま水道の近くに置きっぱなしにしてしまったのだろう。]
……私の馬鹿。本なんて読んでないでしっかり確認すればよかった。
[今更家になんて戻れない。仕方ないから今日は素手で手入れをするしかないかと。 棘などに気をつけながら作業をすれば大丈夫だろうと。黙々と一人、仕事を始めた。**]
(362) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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/* >まーてぇセブン~ CV納谷悟朗
(-137) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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/* せぶんせぶ~ん♪ たったらったーたーたたー たったらったーたーららったー(ルパ○のOP)
(-138) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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[>>347挨拶に合わせて、ぺこりとお辞儀。]
そうですか。 アンダンテと一緒、ですね。
[石炭と一緒に手押し車に乗せた、鳩時計の歯車が ぎぎぎ、と軋むような音を立てて、鳴った。]
(363) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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―Antique Amethyst― [――ぱきん
と、澄んだ音が>>356青年の耳には届いたか。 男と女が去って後、 店主が紫水晶の菫の花弁を折った音だった。
扉の奥にテオドールが眼を向ければ やや不貞腐れた様な眉の角度と 下向けていた眸の色とが見えたはずである。]
――おや
[片膝を抱えたまま首を傾ぐ。 その頃にはすっかり常の店主の表情だ。 内側にパニエがぎっしり仕込まれていて 足の付け根は埋もれて見えずドレスの内側は神秘のまま。]
久方ぶり。丁度先頃 ミスタのことを考えていたよ。
[花弁の欠けた紫水晶のすみれを片手に、すらりとソファから立ち上がって手招いた。足元には花弁のかけらが横たわる。]
どうした。おいで?
(364) 2014/12/03(Wed) 18時半頃
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いや、隈がね。気になって。 髪もまあ、休息が不足してりゃ荒れますけど。
[>>350告げて、鏡に目を向け。 直ぐに長さを整える作業に入り、先程よりも細かく鋏が鳴る。
こんなもんかという処で鋏を台へ戻し、 剃刀に持ち帰ると、表面を布で拭ってから しゃりしゃりと音を聞かせつつ仕上げに入ってゆく
随分と厚みがあったようで、長さは一センチ程度しかあげていないのに、 足元には、杏色の毛が溜まってゆく。
落ちたものに執着は及ばない。腐った果実と仝じだ。
今生えているものがどれだけ帳尻を合わせているか、 どれだけ洗練された見栄えであるのか。 一種のアーティストめいた感慨を籠めながら、 先程よりも覿面に指通りよくなった髪を梳かし]
こんなもんですかね。 もう少し短くするなら、鋏を入れますが。
問題無ければ流しましょう。
[注意を頭へ向けて貰う為、肩をぽんと叩く。 体調不良と冬眠の話には愛想笑いと、 ドテラって何です?と雄武返し。]
(365) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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―回想/下水道―
通じたって、どうしてよろこぶの? ジルベールは、ねこさんなの?
[まるで動物とみたいに、言葉が通じたってことかな。>>344 海を越えた向こう側、山を越えた向こう側。此処じゃない国があるって知っているけれど、ピンと来なかった。ダフにぃのお店にある商品に書かれた文字も、どこにでもある文字も、全部同じに見えるから。]
………もうだめ、だなんて。 分かってるもん。
[仔猫から、心臓の音が伝わってこない。]
(366) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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[わたしは立ったまま。ジルベールは膝をついて、濡れた髪が肩から落ちていく。
女の人かなって思ったけど。 声は男の人。名前を呼ばれるのが嬉しいひと。>>346
わたしも覚えていない。 ジルベールも覚えていない。 なら、やっぱり勘違いだねってこの時は思ってた。
それが記憶違いだったと分かったのは、ジルベールが街から居なくなってからだけど。]
(367) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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[いい名前って褒められてわたしは嬉しくなる。]
そうなんだよ! ママがつけてくれたの。
[多分……ね。]
難しいことは分からなくてもいいと思うの。
[揺れる頭に、くすって小さく笑ってしまった。]
(368) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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……?
[ジルベールの慌てた声にちらと顔をあげてみれば、視線は魚のようにあっちこっち、寒いのか、体を震わせてる。>>348
フホーシンニューって、何だっけ?
あぁ、そっか。 数の少ない引き出しをえいえいって引っ張り出して言葉の意味を思い出してる間が、ちょっと長かった。
ごめんなさい、ゆるしてって、謝ってるの。わたしに、だよ? 目をぎゅって瞑ってるの。]
……
(369) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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[だからわたしは冷たい仔猫を置いて、ジルベールを腕のなかにとじこめた。 生きてる人の体って、温かいなぁ。
それから、優しいやさしーい声を出した。]
……だいじょうぶ、だよ。 今日からわたしとジルベールの2人のおうちにしちゃえば、フホウシンニュウじゃ、なくなるよね?
[いいこいいこって、してあげたの。 彼の手を取って、わたしの頬に触れさせてあげたの。
聴こえてるかな? 心配になって、耳元で囁いたの。]
特別に、ゆるしてあげるよ。
[――って。**]
(370) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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上の方ほど心労嵩むんでしょうなぁ。 僕らにとっては、世間話のネタでしか無いけど。 疲労が溜まっている時は、気が狭くなりますし おや、親御さんお亡くなりに? そりゃ遠慮ない話を振っちまいましたかね。
[>>359某婦警はそれなりに来訪もあるが、 この若き警官が髪を切りに来るのは珍しい。
家族の話があまり良い話題で無かったと察し するりと話題を変えるべく口を開きかけたが その心配は無用に畢った>>360]
いやぁ、そんな事は…。 人員も増やせる限度があるんでしょうし。 よくやって下さってると思いますよ、ええ。
[話を拝聴する側に回り込み、相槌を挟む。 「seven」の意味に移れば、些し間をあけて]
二十面相とか、そういう意味だと思ってました。 いや、分かんないですよ。 刑事さんの仰る通りな気もしますしー。
[告げて、上に被せた布に落ちた髪を軽く手箒で祓い。 背面も見えるようにと、小さな鏡で角度を確かめさせ]
(371) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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/* スカートの中は神秘
(だが男だ)
(-139) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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そうですよね。 この街の新聞は、遠方の話題が大して乗りませんし。
えーとね、 怪盗……なんだっけか、ばび、じゃないな。 みり、 あー。怪盗“million”という名乗り、でしたっけ
元は軍の空艇乗りだったとか、そんな噂ありましたねぇ。 乗り回してた小型艇が、型がそっくりでーとか。 それこそ盗れないものは無い、なんて名を轟かせてました。
[厚い眼鏡の裏、ぼんやりと憧憬に暮れるが、 声さえ掛かれば、直ぐに髪を洗う準備に取り掛かろう。]
(372) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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/* 僕は純なニャルラトホテプだよ しんじてよ
(-140) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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[切る為に髪を触る彼の瞳は、隈を捉えたらしく>>365 それが気になると言われて嗚呼確かにそりゃ気になるよなぁと合点した
魔法の様に動く鋏。義指と言う事を感じさせない滑らかな動きに感嘆して舌を巻く カットが終わり剃刀で髪を梳いていく音が店内に響けば頭が幾分、軽くなった気がする 髪を梳かせば枝毛もなく引っかかりもせずするりと櫛は通った]
ん…軽くなったなぁ 大満足!ありがとう店主さん
[肩を叩かれ、ふるっと一度頭を振れば梳かされた髪の毛で髪にとどまっていたものがはらり空を舞った]
あれ?ドテラ知らないの? この間同僚で異邦人の子がいてさ、その子に教えてもらったんだけど なんでも東の国の部屋用防寒服らしいよ …とはいっても俺も見たことないんだけどさ
[ドテラの説明、実は自分もよくは知らないのであった]
(373) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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心労溜まるのは自業自得な気がするけどね 絶対自分が捕まえてやる!って気概は良いんだけど如何せん出動する部下の事も考えてほしいもんだ
…いや、大丈夫大丈夫。もう4年も前だしさ
[話題を変えれば店主は察したのかそれに乗り>>371 人員の限度を解かれればその通りであると頷き1つ まぁお役所仕事柄――派閥やらプライドやら そんな上層部の様々な思惑が絡み合う以上仕様がない事なのであった]
二十面相…じゃあセブンは7つの仮面でもあるのかね 父の顔夫の顔恋人の顔それから――仕事をしてる表の顔、とか
[既婚でないかもしれないけれど、そんな感じかなぁなんて虚空を眺める 小さな鏡で後ろ髪を見れば、手入れしなさ過ぎて強く癖がついていたざんばら髪が、少しざんばらは残っているが見違えるほどになっていた。同僚の言うとおり、腕がいいんだなぁと感嘆の溜息
大怪盗の話を聞けば]
へぇ、その怪盗さんも数字だったわけか 空挺を乗り回す怪盗ってのも凄いもんだね 最後はどうなったやら……あ、洗髪お願いします
[何処か憧れを抱いた様に怪盗の事を語る店主に洗髪をお願いして 洗髪と乾燥が終われば代金を尋ねたろう]
(374) 2014/12/03(Wed) 19時頃
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そりゃあ良かった。 久しぶりに鋏を入れたものですからねぇ。 是非とも、定期的にお越し下さい。
折角の男前が髪型で台無し、なんて。 勿体ないにも程がありますし
[>>373上に敷いた布を首の留め具を外して一度取り去り、 闘牛士が大きく布をひらつかせるような体で、 ばさりと周囲に殘り毛を祓ってから。]
へぇ、防寒具。 いや~あまり東方の話に縁が無いものですから。 下につく側は大変ですねぇ 僕も見習い時代は、苦労も耐えなくて。
[敢えて家族の話には触れず、布を下ろし直した。>>374 謎でしかない血族搦みな温かみの話に触っても 恐く、舌が回ることはないので。]
どうなんでしょう。 そもそもどんな人物なのか皆目検討つきませんし。 定職に就いているのなら、忙しない人生ですね。
[なんて、感想を落とし。首へタオルを巻いて。
促しに応じ椅子を回して、洗い場側へ頭を下ろす。
タオルを目許に掛け、脇から両手を添える形で髪を洗い流し、 洗髪剤を手のひらと温かみに遠き指に絡め洗ってゆく。]
(375) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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…はあ。 誰か手伝ってくれないかな。
[かつ、かつりとブーツを鳴らして地下からの階段を登る 新しくバイトでも雇おうか、なんて考えながら 薬草やら何やらが積み上げられた陰気な調合室から今日の分の薬を箱に入れ、店頭へと運び込む
そこに並ぶ小瓶には、風邪薬に痛み止め。その他公にできない物まで色々。
蒸気満ちる空気の中で、ふと店の前を通った猫に一言、]
…いらっしゃい。
[なんて声をかければ、常連さんへの薬の準備を始めた]
(376) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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/* お、ふえたねふえた。 よかった。
(-141) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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[そうして、再びバックを持ち上げてから タオルで頭部を軽くドライし、頭皮を上から揉むようにして。 両肘を曲げ、首の付け根辺りに落としぐいぐいと押す。 そのまま慣れた手つきで肩へ向け何度か落としてゆき、 義指を肩に乗せ、指圧を。 肩甲骨の辺りまで適度に揉みほぐしてから、ドライヤーを取り。]
まあ、7と100万じゃぁ仝じ意味合いであるとしたら、 格がダンチになりますし、はて、って感じですねぇ
少なくとも、風船に釣られるよりは もっと高い処に飛んでいけるんでしょうけども。
[温度の低い蒸気を発すドライヤーで髪を乾かしたあとに、 お疲れ様ですと労いの常套句。 代金を告げながら、被せ布を取り去り出口側へ椅子をくるりと回し]
(377) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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/* わー!薬屋さん!! でも睡眠薬はもう買ってしまったのだ
……育毛剤買うか(まがお
(-142) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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薬屋 マニュエルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(薬屋 マニュエルは村を出ました)
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間違えてたぁ
2014/12/03(Wed) 19時半頃
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/* どうしたあぁああぁあぁあぁああぁあ
(-143) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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/*
あっ
役職かな 役職
(-144) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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/* 僕のうろたえこのなに?この?恥ずかしい(
(-145) 2014/12/03(Wed) 19時半頃
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そうだなぁ…給料入ったらまた寄らせてもらうよ 前髪が目に入らないのは久々だ
[男前というリップサービスにはくすくす笑いをかみ殺し 防寒具の話でどうやらここの主人は異国の、東方の者とは縁がなかった様子や見習い時代の事の話を聞けば意外そうな顔をした
この良い腕を持つ店主にも見習い時代があったのかとくるり瞳を丸くする いや、実際よく考えたらあって当たり前なのだが 義指を思い通りに動かすのも大変であろう。それを此処までの腕に鍛え上げるのはきっと苦労しただろうなと考えて 凄いな、と小さく呟いた
落とされた感想には]
はは、まぁたしかに普通に生きてる分には関わりのない感じではあるよなぁ
[忙しない人生、といっていいものだろうか 確かに睡眠不足と疲労に悩まされる人生だが、実入りは良いしなんて独りごち
頭皮に触れるひやりとした感触に、少しだけタオルで隠された閉じた眦を震わせた 当てられたお湯と共に泡と僅か残った切られた髪が排水溝へと吸い込まれてゆく]
(378) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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[その後頭や肩ををマッサージされればきもちいいー、なんてのんびりした声を出す>>377
これは同僚も足繁く通うはずだと凝りが解消されるのを感じながら実感し髪が乾けば手櫛で梳いてみる さらりとした感覚に俺の髪が……すげぇ!なんて感想を抱き、告げられた代金を払って]
んー、イイ感じ!ありがとう店主さん 頭が軽い軽い あ、何か困った事があれば最寄りの警官にご相談くださいっ 市民を守るも警官の務めってね
[嬉しそうにそう告げればにっと笑って 軽い足取りで店を後にした ――目の前にいる店主が、警察陣が長年追い求めた怪盗"seven"であることにはついぞ、気づかずに*]
(379) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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ええ、お待ちしております。 その時は是非顔も剃りましょう。
近頃は女性に好評なんですがねぇ 化粧の乗りが違うとか
あ、婦警さんに宜しくお伝え下さい。 こないだはメイクも贔屓にして下さいましたから~。 そっちは少々値も張るんでね。 なんでもいい方とデートだったそうで…
[顔に直接為す化粧も慣れたもの。
昨晩、非番であった婦警に代わって 仝じ顔を繕うた怪盗が彼ら警官に混じっていたことも、 きっと若い刑事は識るはずもない。]
いえいえ、今後ともご贔屓に! えぇ、盗むもんなんて無い店ですがねぇ
困った時は頼りの綱にさせて頂きますよぅ
[軽く笑って、頭の軽くなった客を見送る。 否、軽いのは元から、なんて皮肉は勿論噛み殺した*]
(380) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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/*散髪やさんに 巻き巻きしてもらうのもいいな、 変な色の髪だしね
うまくけしかけられるといいんだけど
(-146) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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/* 身長140+26 年齢18+4
(-147) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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/* とりま二日酔いの薬とか(育毛剤を)買いに行けばいいかなマニュ君は
(-148) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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/*
だあれが だあれに
いくのかなと
まあまだはやいさ
(-149) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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/*
ところでメルヒオル イイ性格してる
(-150) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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[遠ざかるバイクの音。 ひと仕事終えた処で落ちた髪を掃きながら、 小一時間前を頭へ過ぎらせた。
二つ返事で即採用と為った嘗ての雇われ子は、 今も尚恩義を感じてくれていた。>>310 半年程度の期間など、自分ならきっと忘れる。
長く伸ばした髪も健在であるのなら、 人の良い部分も変わってなど居ないのだろう。
去りゆく時は、いつでもおいでと告げたが>>317 髪を切っているのを眺めることに 有意義さなど、感じるのだろうか。 作品に価値こそあれど、創る人材に価値は見いだせない。 鋏が形成する美は他人であって、自身とは無関係だ。]
(381) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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[箒を片したあとに、小指の異変に気付く。 そういえば、背に注意を受けた>>318後、 ちゃんと締めていなかった。]
ビスを直して貰うつもりだったけど、 すっかり忘れてたな。 ま、問題ない。
[付け根と義手の繋ぎを撫ぜて、店奥へ。 頂戴したばかりの代金を一斗缶に落とした後、 小さな工具で緩みを直し、掛かる鳩時計を改め、]
(382) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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―大学・救護室前―
[洗濯を終えて外に出る。 蒸気で満ちる街の冬はより一層白で覆われる。 雪ではない、暖房器具による廃棄熱。 室内で焚いているストーブのそれに当たらないように、 物干し竿の位置へ移動。
窓から室内を覗けば、洗濯の合間に来た学生が1人、 まだカーテンで仕切られたベッドの中で眠っていた。
『怪盗セブンの勇姿を見ていたら、風邪が悪化した』
そのようなことを言っていた。 課題ならまだしも、と少し呆れてベッドに押し込んだのが数分前]
あれは…オルエッタかな。 おーい!
[猫を追いかける赤い彼女>>333が通りすぎれば、 そんな声を掛け、呼び止めただろうか。 いつも通り大学へ手伝いに来たのなら、干すのを手伝ってもらおう。 先約や用があるなら、無理に止めないけれど**]
(383) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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―回想:4年前の事―
[散髪屋を出て蒸気バイクを走らせながら脳裏に浮かぶは過去の事 髪を切られながら店主と話していた中で両親の事に触れられ、回想するのは4年も昔 当時高校生だった頃
あれは冬の寒い日の事だった 両親が金持ちの車に撥ねられたと高校で授業を受けている際に学校に連絡があり、駆けつけた時には2人とも既に亡くなり、死に目に会えず茫然とした事を思い出す
両親の死体はぐしゃぐしゃで、人はこんな風に肉の塊になるのか、とえづいて 不眠に陥ったのも確かこの頃だったろう
撥ねた方の金持ちは弁護士を雇い証拠を握り潰し 後に残ったのは2つの骨壺と僅かばかりの蓄え 高校はどうにか働きながら卒業できたが、大学に進学できるほどの金は残されていなかった
生きるために進学を諦め、刑事になって2年 それでも時々夢想するのは、もし両親が生きていたなら自分はどんな人生を歩んでいたのだろうと もしかしたら大学で講義を受けながら欠伸でもしていたのだろうか、なんて そんなとりとめのない事を考え、向かい風と共にかき消した*]
(384) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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―現在:商店街―
[散髪屋から出て足を向けたのは一軒の薬屋>>376 睡眠薬はダフネドラの店で購入したが、先程のメルヒオルとの会話が引っかかっていた――つまり、ハゲる可能性について、である]
……いつもの二日酔いの薬の他に育毛剤も処方してもらうか
[彼の薬は効き目が良い あれだけ深酒しても翌日には倦怠感は多少あるが酩酊感や気持ち悪さが殆どないから 店主の腕が良いのだろう、酒を覚えた半年前からずっとここの薬屋には御厄介になっていた
コン、と扉をノックしてから開ければ其処に店主はいたろうか]
マニュ!マニュ君いる? 今日も薬もらいに来たんだけど。あ、あとそれと ……育毛剤もちょっと見繕ってよ
[最後の方は小声で]
(385) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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― 燈写館 ―
[何処かで負け犬めいた遠吠え>>284が響いているとも知らぬまま、 凝り性で腕利きと評されるが、愛想空きしの写真師は、 これより迎える新たな従業員と対峙していた。
尊い紫色の髪に、大きな瞳は幼さを思わせる。 されど、彼から感じ取るのは年齢以上の年輪だ。 若いうちからの苦労は買いだと言うが、 彼は好んで苦労を買ったようには見えなかった。
彼程度の年頃で、大学に通うものなど枚挙に暇が無い。 己は中央都市で最高学府を修めたが、彼にはきっと縁遠い世界。
彼は一足早くに社会に出、礼節も身につけたのだろう。>>307 同世代と比べれば、彼の一礼は実に様になるものだった。>>308]
(386) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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今まではどのような仕事を。 君は若いが指が細い、炭鉱では門前払いも多かっただろう。
[平均身長まで届かない小柄な彼は、鉱山に潜るに向かない。 メルヒオルのところで雇われていたのも、 力仕事でないことが大きかったのだろうと当たりを付けた。>>310
無論、重量の在る機材もこの店にはあるが、 密度の高い機材はその分高価で、彼に任せる心算はない。 彼に対する信頼と云うよりも、安全性を重視する男であった。]
(387) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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薬草が足りないし…残りの仕事も… ああ、やっぱりめんどくさいなぁ …とりあえず、求人広告でも張っておいて貰おうか。
[ぼーっと店の奥で薬を取りに来る人を待ちながら、ごろりと寝転ぶ 食べていく為とはいえ、やっぱり力仕事はめんどくさい。 以前作りかけていたチラシを手に取ればそれに書き加えて
“薬屋『 Misty rain』 知識が無くても大丈夫。仕事内容は簡単な力仕事と店番。 何方でも歓迎。”
と、小さな葉っぱで縁取られた可愛らしいチラシを作り上げれば鳩へ任せ、街の中へと飛ばした。 町中へと撒き散らされたそれは誰かに拾われるかもしれない]**
(388) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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/* >>386 負け犬めいたwwwwくっそwwww お前絶対奢らせてやるwwww(とコンちゃんは決意したのだった)
(-151) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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メルヒオルも施し代わりに雇っていたわけでないだろう。 君は適正な労働と引き換えに、給金を得ていたのだ。 あまり、自分を過小評価するものじゃない。
―――…一度、自分へ付けた値を下げれば、 足元見られて値崩れを起こす。気をつけなさい。
[彼是と申し付ける前に、価値についての釘を刺す。>>312 これも彼にとっては難しい話に分類されるだろうが、 矜持の足りない仕事は信頼に足るものではないと云うのが自論だ。
実直の衣を纏った男の言葉は、きっと彼の胸に棘を刺す。 立場が違えば、唯の傲慢として響き、硬い声は低く這う。]
(389) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[聡明な彼には察することが出来たはずだ。
目の前の男は飢えたことが無いことも、 仕事が無く、食事が無く、寝る場所も無かった夜など無いことも。 純潔まで値をつけて売り捌いた彼とは、異なる人種であるのだと。]
こちらこそ、ジルベール。 ―――…君を歓迎しよう。
[握りこんだ五指はやはり冷たい。>>332 元々熱を嫌う精密機器に触れ続けた手は、 長年を掛けて機械の温度へと馴染んでいた。
メルヒオルの持つ硬質な冷たさではなく、自ら望んで得た冷性。 それは彼らのような弱者を、本質的に見下す威圧感を持つ。 口で歓待告げながらも、値踏みするよう覗く性質を垣間見せ。]
(390) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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/*ちょ、育毛剤…w まだ若いのに苦労してますねぇ。(ほろり) このお兄さんは大丈夫なんでしょうか。
お一人いらして良かったですのー。 精神安定剤的なものか、病気の薬とかを貰おうかな。 友人縁故とか…いいですかねぇ(そわぁ)
一時的に両手に花状態になっていて(゜o゜)となった私です。
(-152) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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先に労働証だな。 組合に出しておけば、君の身分証にもなる。 ……読み書きは出来るか? [漸く冷たい握手が退くと、カウンターを無造作に探り、 書類の束から記入欄の設けられた羊皮紙を取り出た。 添えるのは己の胸元からを抜いたドローイングペン。
軽く途切れぬ線を引くための筆記具。 専門道具では在るが、己にとっては日常使いだ。 カウンターでの記入を示唆し、天板を指で弾く。 埋められる場所だけ埋めてくれれば良い、と断りを入れて。]
アパルトマンはダフネドラに相談してみよう。 宛てがあるなら良いが、ないなら朝晩の冷え込みは骨身に染みる。
[そんなことは己が口にせずとも、彼は百も承知かもしれない。 己などより、ずっと現実的な深度で、苦労を買ってきたのだから。]
(391) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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/* あれ、マニュ君オフかしら>>388 どうすっかなー
(-153) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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君には店番と、煩雑な整理整頓を暫く頼む。 慣れてくれば工具も握ってもらうが、暫くは良い。
先ずは奥の部屋で眠っている修繕依頼の品を、 裏の倉庫に運んでおいてくれ。 落せば壊れるが、もとより壊れている。 原形留めない破壊を尽くさないなら、とやかくは言わない。
[己が示したのはカウンターの右側にある扉。 店先で受け付けた発条時計やら、騒音必至の家庭用ボイラー、 音の出なくなった蓄音機などが取り合えず納められていた。
持ち運べない重さの代物は無いが、多忙に感けて溜まっている。 裏手に増築された倉庫兼工房に運び込むのが彼の最初の仕事だ。
腰に下げた鍵束から、ジャラリと音色を奏でて、 工房の重い南京錠を外す為の予備鍵をカウンターに添える。 代わりに掌中に納めるのは必要分を埋められた書類。
黒く長方形型の肩掛け鞄に腕を通し、ついでに店番も頼もうか。 来客の名前と用件を記帳しておいてくれれば良いと告げ。
己は所用を片付け、彼の労働を正規のものにするため店を出た。]
(392) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[就職したばかりの相手に店番を任せる豪胆は、 レンズを覗かずとも、彼の人となりを知った所為だが、 彼からしてみれば、人は善良ならば、盗みを働かぬと言う、 それはそれは傲慢な行為に見えたかもしれない。
宜しく。と何度目か念を押す声は、 彼の生まれも育ちも何もかも、否定するようだった。*]
(393) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[>>351テオドールが此方に気付いて挨拶するように片手を上げてくれば、 男はそれに応じるようにひらりと右手を振った。
彼は時々店に訪れる学生。 それは客としてだったり、短期間の労働者としてだったり。 学生の身では懐も寂しいだろうと、雇っている期間中には夕食の賄を付ける。 しっかりと栄養を摂って勉学に勤しむ事が出来るように、と。
けれど最近は賭け事に嵌っているらしい、と人伝に聞いた。 若い美空で身を持ち崩さなければいいが…とひっそりと心配しているが、今日も賭けに負けた事は当然知らず。
子供の心が浮足立つこの時期には客足も増える。 多くの人を雇う余裕はないけれど、少し忙しいので求人広告でも作ろうかと思案しているところ。 けれど、こちらから働かないか、と声を掛けるのは、うっかり彼の矜持を傷付けてしまうのではないか、などと考えあぐねてしまう。*]
(394) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[Aphroditeの名を飾る小さな店。 現状、この店を大きくするつもりは毛頭なかった。 都市部で働けば、もう少し稼ぎも上がるだろうが
好きな時に店を開けることが許される環境でなければ 怪盗業と両立は、流石に難しい。
食えるだけの金が稼げりゃそれでいい。 望みを叶えるまでの間だけ。]
さぁてと。 珈琲でも飲みに行くとするかなぁ。 やはりこの時間は眠い。
[あくびを一つ落とし、エプロンを取り去って。 店の鍵を締め、外套を羽織って商店街を行く]
(395) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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えぇ、そうですよ。
[>>285知らないと首を振るオルエッタに、男は儚く消えた人魚姫の話を聞かせた。 可哀想、という言葉には一つ頷いて]
…私はこの話を知った時、 愛する王子が生きる道を選んだ彼女の選択が切なくて、 叶う事なら別の場所で報われて欲しいと…そう思ってしまいました。
[小さい頃に読んだ時の感情を思い出しながら、男は目を伏せた。 それを書いた作家の人生が投影されている事を知ったのはそれよりもずっと後の事。 その時にはまだ、自分の側には家族がいたのだった。 花緑青の瞳に宿るのは人魚姫への同情と、僅かな郷愁。]
(396) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[>>364開いた扉の向こう側。 何かが、割れたような。 不思議なものが並ぶ店内に響いた音に首傾げれば、 口元見えぬ店主の手には紫水晶。
花弁が手折られた菫の花。 元の姿は、綺麗なものだったろうに。
店主の表情を窺えば、違和感に包まれる。 しかしそれも一瞬の事、 きっと気のせいだろうと納得をして。]
そりゃあ、嬉しいこって。 僕も丁度、あんたの事を考えていたよ。
[雪を思わせるほどに白いかんばせの半分は、 コルセットに隠されて。 店主の言葉は嘘か真か、表情からは、わからない。]
(397) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[以前は恐る恐る足を踏み入れていた店内へ、 今は軽い足取りで、店主の傍へと歩み寄り。
仕事で店を訪れる事こそ度々あれど、 客として訪れた事は無い。 故に。青年が言おうとしている事も、 目の前の店主にはお見通しやも。]
あー……っと、仕事を、探してるんだけど。
[歯切れ悪く、口をまごつかせた後。 発した言葉は、店主の予想通りか否か。
仕事をくれと頼みに行く事は、 やはり、どうにも気まずくて。 行き場を無くした青年の視線は、 最終的に、花弁の欠けた菫へと。]
(398) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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そうです、お兄さんですから。
[>>299何処か言い聞かせるように繰り返し。 髪に手を伸ばされる事には目を瞬かせたが、逃げる事はせず。 色鮮やかな青緑の二つの場所を行き来する瞳に晒されれば、男はゆるりと花緑青の瞳を細め、]
ないものは盗みようがありませんね。 …まぁ、私の涙など、人形の涙と呼ばれるような宝石と比べようもないでしょうけど。
[近い距離でぽつりと零された言葉。 耳が拾えば男は不思議そうに瞠目して――]
? ――わ…っ。
[髪を撫でられれば珍しく驚いたような声を上げて、彼女が飽きるまで大人しくしていた。 瞼の奥が少し熱くなったような気がしたけれど、雫を生む事はなく。
離れ際、ありがとうございます、と向けてくれた言葉と行為に対してお礼の言葉を。]
(399) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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はい、そうですね。
[>>300時間は有限だ。 若い彼女の貴重な時間を貰ってしまうのも忍びない。]
…あ。
[オルエッタに指摘されれば其処に視線を落とし、顔を曇らせる。 男は文章に気を取られていて、写真の方はあまり見ていなかった。 これはあまりに――]
…どうでしょう。 表だって泣いたりはしない気はしますが、辛いでしょうね…。
[遠くに乞越えた叫び声。 知り合いの、それも件の人の声を聞いたような気はしたが、写真の方に意識は向かっていた。]
2014/12/03(Wed) 21時頃
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[少し冷たい風に当たりながらも薔薇の花の手入れを進めていれば、飛行艇が空を飛んでいくのが目に入る。 もうそんな時間になったのかと、一回顔をあげて作業を中断する。 スラックスについた土を払い落とし、今まで手入れをしてきた薔薇を見つめる。]
薔薇もいい、けど――
[この庭に咲いているほとんどは薔薇。 他にも色々な植物や植木は植わっているけれど、自分が1番好きな花はそこにはない。]
(400) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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はい、そうですね。
[>>300時間は有限だ。 若い彼女の貴重な時間を貰ってしまうのも忍びない。]
…あ。
[オルエッタに指摘されれば其処に視線を落とし、顔を曇らせる。 男は文章に気を取られていて、写真の方はあまり見ていなかった。 これはあまりに――]
…どうでしょう。 表だって泣いたりはしない気はしますが、辛いでしょうね…。
[遠くに聞こえた叫び声。 知り合いの、それも件の人の声を聞いたような気はしたが、写真の方に意識は向かっていた。]
(401) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[――シュゼット。
その名前は何処かの国の言葉で『百合』を意味するとかなんだとか。 それは自分が大好きな御伽噺に出てくる花。花と同じ名前だと知ったときの幼い頃の喜びは今でも覚えている。 喜びからもっと百合の花好きになった、もっと御伽噺の主人公への憧れは強くなった。 他の花も好きだけれど、百合以上には好きになれなくて。]
百合もあったらよかったのに、ね。
[くるりと、1度庭を見渡して。 そろそろ仕事からあがる時間になってきたのを確認すれば、この薔薇の植木だけ手入れをしてしまおうと]
ッ、いた……
[うっかり左人差し指に棘を刺してしまい涙を浮かべるも、そのまま手入れを続け、終わった頃には別の庭師がやってきて そろそろ上がっても大丈夫だと伝えに来る。お言葉に甘えて、屋敷の方へ戻ろうとすれば一言忠告を受け取る。 それは旦那様に注意しろとのこと。どうやら、まだ怪盗セブンのことで怒っているみたいらしくて。]
(402) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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はい、気をつけます。 それじゃあ私はこれで失礼します……
[屋敷の中へ歩いていく最中、棘の刺さった指を見る。 その指だけじゃなくても、グローブをしなかった所為か指は赤くなり所々切れていて。 グローブを忘れた自分が悪いのだが、流石に年頃の娘の手がこれでは……今は別の街にいる家族に泣かれてしまう。 帰りにお昼と薬を買いに商店街へ行こうかと、ため息を吐いた]
(403) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[と、寝転んだままでいればノックの音と元気のいい声>>385]
っと…はーい。
[起き上がってドアを開ければ、フードの隙間からいつもお世話になっている男の顔が見えて、所望の薬は大体検討がついた。]
やあ、いつものでいいかい?
って…育毛剤? まあ、いいけど。
[予想通り、彼が望んだ水色の小瓶に入った薬を戸棚から取り出しつつ、もうひとつ小声で告げられた注文にくすくすと笑いつつ。もうひとつ液体の入った瓶も手にとってとりあえず二日酔いの薬の瓶だけ手渡して]
はい、どーぞ。 これは…今のコンダクトには必要ないかもだけどねぇ
[自分より若い彼がこんなものを望むのはなんだかおかしくって、先程より笑いが押さえられなくなってきて。
ちなみに、この薬。全く毛の生えていない人向けに作ってあるので普通の人が使用すれば毛玉のようになるかもしれない]
(404) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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― →燐蛍亭前 ―
[普段、ソファ席は選ばず、カウンター>>139へ腰を据える。
本日もそのようにするつもりであったが、 店戸の札は、働く者の不在を意味していたか。]
とと、此れは運が無いな。 出直す可きか。
[前を止めていない上着の釦を締めながら、 立ち惚けのまま、些しだけ待ってみることにした*]
(405) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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/* テオのメモの来いよシュゼットに大爆笑www 何このノリ!大好き!!!(机バンバン
(-154) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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― →青果店―
[>>301オルエッタの履く真新しい赤い靴に気付いたのは道すがら。 お小遣いを溜めて買ったのか、それとも誰かにプレゼントして貰ったのかは分からないがそれを問う事はせず、可愛い靴ですね、と純粋な賛辞の言葉を紡いだ。
石畳の上、それなりに歩き慣れた道ではあるけれど、視界が人より狭い故に僅かな不安が宿る。 飛び回る鳥や蝶のように自分の前や隣を歩くオルエッタを眺めながら、今日は何の野菜や果物が安いかなんて話をしていた。 蒸気で走る車がクラクションを鳴らせば、僅かに肩を跳ねさせつつも、さりげなく肩に触れて彼女を道の端へ誘導した。]
おはようございます。 今日は何が安いですか?
[表面上は大人しくしているオルエッタが何を企んでいるかなんて知らず。 男は馴染みのおかみさんに声を掛ける。 持ってきた書き付けを手に他の品物を所望しつつ、世間話をするのも日常の一部。]
(406) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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/* テオドールの中の人のアレでもう、これを返すつもりしかなかったんだ……!
そういえば、そういえば今回賞金稼ぎ女私だけなのか。ちょっと吃驚。
(-155) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[結局、男が購入したのは、サラダやサンドイッチに使うレタスやトマトに、スープに入れる南瓜、玉葱やジャガイモ。 金糸雀用の青菜に、旬の果物を幾つか。 ルビーのように真っ赤な苺に黄色が眩しいレモン。そして洋梨にネーブルオレンジ。 これらはオルエッタに分ける分と、店で出すデザートに使おうかと。
包んで貰っている途中、>>323密やかな声が耳に入った。 自分とは違う物を忌避するのが人の本性とはいえ、自分以外の者の事を言うのには悩ましげに細めの眉を寄せて、右目を覆う眼帯に軽く手を当てる。
――聞こえるような場所で言うくらいなら、いっそ見えないふりをして欲しい。
義憤に駆られて彼女達に食って掛かる程、若くも勇敢でもなかった。 しかしそれは連れのオルエッタだけでなく、>>326燃料を買って来た帰りらしきアンダンテにも及ぶ。]
(407) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[>>330声を張り上げて彼女の名前を呼ぶオルエッタ。 やはり知り合いの事を色々と言われればいい気分はしないのだろう。
気風のいいおかみさんから受け取った紙袋。 負けるな、と勇気づけてくれるような視線には淡い笑みを返して抱える。 果実の入っている小さな紙袋をオルエッタに渡し、>>338手押し車を押す彼女が足を止めれば、]
こんにちは、アンダンテさん。 オルエッタさんの言う通り、買い物中ですよ。
[>>347オルエッタに続けるようにして、そんな風に返した。]
(408) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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/*コンダクトさん、毛玉になるん?(首こてん)
メルヒオルさん来てくれてる! ありがたい、ありがたい。
(-156) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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[フードの隙間から此方を見つめる翡翠色>>404 それにやぁ!と軽く挨拶返して]
うん、いつものでお願い
[いつもの水色の小瓶を受け取れば、育毛剤の分もはよ、はよ!と人目を気にしながら入口の方へちらり視線をよこし]
なんでも不摂生してたら将来バーコードになってしまうかもしれないって そう言えばさっきシュゼル…知り合いに髪の毛引っ張られたときに何本かお亡くなりになりましてね この年でハゲはいやです!いやです! ……ってなんで笑ってんだよマニュ―!!
[その後笑いをかみ殺す店主を見れば唇を尖らせる 噛み殺しも上手くいってない様子、だけど]
マニュだって今は良くても将来どうなるか分かんないぞ? 河童になっちゃったら頭撫でたげるよ
[なんて言いながら手渡された薬を手にとって 目の縁の隈を警帽を目深に被って誤魔化しながら、最近の様子を聞く]
そういやマニュ、最近景気はどうだい? マニュん所の薬は効き目が抜群だし、客足がどんどこ来てそうな気もするけどね
[差し入れでも持ってくればよかったかと思いつつ、品物の代金を訪ねながら世間話がてら口を開いた]
(409) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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―Antique Amethyst>>397>>398―
おや それは それは 素敵なことだ、運命的
[悪戯めかして眼を細め、 手折られた紫水晶の菫は手にしたまま ほんの少しだけ背の高い相手を下から覗き込んで眼を合わせる。 新緑だか、湖水だか、そんな印象の眼を持つ青年である。]
仕事、仕事――そうだと思った。
仕入れ、大荷物があって。 手伝い探すつもりだった。 なに、そんなに掛からない。
剥製平気?
[尋ねながら、視線の先にあった菫の花をテオドールの前に翳す。 1枚花びらが欠けているものの、見れぬわけではない細工。]
(410) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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―商店街―
[仕事着から普段着へと着替え直し、今日の仕事を終えればあまり速くない脚で商店街の入り口まで到着する。 鞄を持っていない手をもう1度見ればまたため息。手が染みた事を思い出せば手に塗る薬が欲しくなる。 けれど、今の自分の財布の中身を確認すれば薬を買って、お昼ご飯をどこかで食べる余裕はない。貯金から少し降ろしてくればよかったなと後悔した。]
お、お昼くらい抜いてても大丈夫……だよね。
[寧ろいいダイエットになると前向きな方向に考えて。 今日は自分が受ける講義はないのでこれからどうしようかと歩いていると]
(411) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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あら、メルヒオルさんじゃないですか。こんにちは。
[目に入ったのはお店の前で立ち惚けている人物>>405 散髪屋の主人で、以前自分の髪を整えてくれたこともあるその人を見つければ小走りで近づいて会釈をすれば]
メルヒオルさんはこれからお昼ご飯ですか?
[ちらりとお店の看板を見れば燐蛍亭と書かれている看板。喫茶店なのだろうかと。もし昼食を食べに北のなら邪魔はできないなと考えて]
(412) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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ふふ、はいはい …どーなっても知らないからねぇ
[人目を気にする様を楽しげに見ながら手にしていた瓶を手渡す]
数本じゃ禿げないよー…ふふ、また引っ張ったらもっと抜けちゃうかな? む、僕は河童になる前に薬使うさぁ。 僕が撫でたげるよぉ、撫ですぎたら禿げるかもだけどね
[なんて冗談をいいながら、目深に被られた警帽を取ろうと手を掛けて。それは取れただろうか。とれたならばわしゃわしゃと彼の頭を撫でて]
んーそうでも無いよ。 研究する時間もあるし、食べてけるから困ってはないなぁ でもちょっと力仕事とかが…大変だなぁ
[代金を受け取りつつ、カウンターに肘をつけばのんびりとそう返して]
(413) 2014/12/03(Wed) 21時頃
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それは残念。 先輩なら抜け道や懐柔方法のひとつくらい知っているかと思ったんだけど。
[まったく残念でなさそうにジョシュアの声に首を傾げる。>>272 試験の代わりにレポートの提出で代替してもらえないだろうか、と思案する横。 友人が良く手入れされた髪を直すのが見えた。
身だしなみの細部まで気を使って、それを直す仕草でさえいちいち様になる友人の姿に、 これが生まれと育ちの差か、と内心で嘆息する。]
ご飯となるといつもジョシュアが奢ってばかりだよ? ここは年上の顔を立てなさい、って言って。 そう言ってくれるのを分かってて僕が誘ったら、それが目的みたいじゃない。
[嬉しいけど、困る。 何とも言葉にしにくい気持ちは、それでも断りきれない甘えた感情を隠せずに。]
困った先輩だね。
[軽口には軽口を。 返して、ひらりと向かう先は図書館。*]
(414) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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― →商店街 ―
[今まで所用や出張撮影、それに納品を行う際には、 燈写館にClosedの札を下げねばならなかった。 しかし、店に一人残しておけば、来客の肩を落すことなく対応できる。 これは、己が思い描いていたより身が軽い。
まだ、彼に出来ることは少ないが、居ると居ないでは大分違う。 店主の愛想の無さ故に、求人すら梨の礫であったが、 これは大きな前進に他ならない。
早速、その従業員に畏怖を浴びせたとも自覚無い男は、 洋々、白煙に輪郭を隠す商店街へと繰り出していた。]
(415) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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[>>410風変わりな店主に運命的と言われても、 ときめきのひとつすら感じない。 菫の色とよく似た瞳と目が合えば、 青年のアクアマリンは、ぱちりと一度、瞬きを。
店主の色よい返事を聞いて、 一瞬、喜びの表情を浮かべたものの。]
剥製?そりゃまた、おかしなモンを。 まあ、運ぶくらいなら、別に。
[あまり、良い印象はないけれど。 かといって、駄目というわけでもなし。 折角仕事が得られる機会、棒に振るつもりはさらさらない。]
(416) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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……えっ、何その最後の言葉 どうなってもってこの薬何が入ってるんですかまにゅさぁあああん!?
[楽しげな様子で呟かれた言葉に、人目を気にしてるくせにぎゃあぎゃあと>>413]
え、やだー抜かないで束になってる所ひっぱらないで! 河童になる前に薬使うならマニュは大丈夫、かな ……な、撫でるなら優しくね?
[警帽が彼の手に渡れば、目元に隈をうっすら穿いた疲れた表情の刑事が1人 わしゃり、と頭をなでる様子にどこかほっとしたような表情を浮かべた]
(417) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/* 議事の伸びが素晴らしく凄まじいな。 これはコアがタイトなところに会いに行きたいが、 それは何処だと云われれば、現在地ソートがからっきし。
(-157) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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[近況の話ではどうやら其処まで盛況というわけではないらしい 不思議そうな顔をした後]
そうなのかぁ…って研究? あ、もしかして新薬作るのかな。じゃあさ睡眠薬作ってくれない睡眠薬 ダフネの店でさっき睡眠薬買ったんだけど 俺の不眠けっこう頑固だからもし効かなかった時のためにも そういやマニュ、この薬知ってる?
[コトリ取り出したのはNepenthesという、水晶の小瓶に入った丸薬 企業秘密成分等不明のものであるが――果たして彼は知っているかと
力仕事が大変だ、とのんびり返す彼に]
そっかぁ…バイト募集してたのってそれが理由かな さっき鳩がチラシ咥えててさ、1枚もらったけど 見つからなかったら何時でも呼んでよ 薬草知識は無いけど、力仕事位ならいつでも手伝えるし
[チラシを口元にやりながらそう告げた]
(418) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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―挿話:写真屋と骨董屋―
[>>391 アパルトマンをダフネドラに相談するという話が 口をついたのには理由が一つ。 冬の温度を持つ隻眼の写真屋と、 豪奢で風変わりな骨董屋はそれなりに親交がある。
ゆうじん、と謂うが正しいか、 或いはもう少しよい表現があるなら それは探り当てたそのときに。
骨董屋を名乗りながら 気に入りのものを集める蒐集癖、 グリフィンの写真がその眼鏡に叶ったのが切欠だ。 AntiqueAmethystの壁を飾る古美金額縁に縁取られた 写真の多くは彼の作品である。 しかし彼の作品を好みながら、 アメジストの店主は自分をフレエムに 収められるを嫌った。
「其処に在るのは僕じゃないし」
そんなことを、歌うように謂ったころから 店主の見目は、変らず今もこの街にあり、佳い写真は撮れたかと気紛れに尋ねるのだ**]
(419) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/* 二輪のお花がいつお帰りか次第だけど、時間軸同時並行は今日は問題なさそう、かな。 シュゼットさん達の様子見つつ、もう少し待ちますか。
(-158) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/* これでコンちゃんが河童になってしまったら? ……これで今までの俺とはさよならしようか。 [E:ナイフ]
(-159) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/* ダフネさん有難う! その内、不動産のこと聞きにいくからね! (まだ場所の把握が終わらない)
(-160) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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― 燐蛍亭前 ―
[のんびり佇んでいると、此方へ近寄る娘を振り返る。 濃い赤ではなく、透き通るような赤毛>>412 風に揺れる長い髪の方へ、瓶底奥に収まる視線を囚われながら、 飾り気無い仕事服>>361ではない事を長いスカートで悟り。]
あぁ、ご機嫌ようシュゼット嬢。 貴女も珈琲を?
[一杯落ち着けば、洗濯夫の処へ変装して赴くつもりでいた。 アリウッド家で働く使用人の仕事着を 本人に成りすまして取りに行き、邸宅内の調査が目的。
つい昨日、非番であると散髪屋で聞いたばかりのメイド。]
ええ、まあ。 どっちかといえば珈琲を目当てにね。
寒い日は、恋しくなりますしー。
(420) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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[昼までを図書館での文献探しに費やす。
窓の外は白く曇る風。
昼も夜も、まるで境目を隠すようなこの街の空が怖くて、子供のころは寝付けないままに物語をせがんだ。]
(421) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/*アングイス可愛い。 可愛い。
というか絡みに行きたいところが多過ぎる…! 大学内だし、アンと被らなければグラディスさんのところ行きたいかなぁ。
(-161) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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―回想・燈写館― [染物職の父と、針子の母。 白く霞むような景色から守るように優しく抱いてくれた腕は、いつの間にか小さなものになっていた。
肺を病んだ父が遠方で療養を始め、三人だった家族は二人になった。
毎年、息子の誕生日に合わせて親子で撮っていた記念写真は、 数年前から父の不在を突きつけるばかりとなり、撮ることはなくなった。
足の遠のいた写真館を訪れたのは大学へ入学する際。 記念写真よりももっとささやかな、青年だけの証明写真を依頼しても、 店主は余計なことを訊ねたりはしなかった。*]
(422) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/* 街中A:アンダンテ、フロライト、オルエッタ 燐蛍亭・前:メルヒオル、シュゼット 薬屋:マニュエル、コンダクト AntiqueAmethyst:ダフネ、テオドール 大学:ジョシュア、アングイス(図書館)、グラディス(保健室?)
ジルベールは燈写館。
こうか。
(-162) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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皆素敵だなあって思いつつ 皆の事を、こそこそ隠れてストーカーしたいなって思うよね
(-163) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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/*あ、オルエに絡みに行ってるわ先生。 多角苦手なんだよなぁ…
どうしたら多角出来るようになるんじゃろ。
(-164) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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―Antique Amethyst―
[>>416 人差し指を自分の口のある辺り、 コルセットの編み上げのあたりに立てた。 笑みの形、双眸を細めた。]
善い返事だ、ミスタ。
運ぶのは――“一角獣の剥製”。
ふ ふ ふ、面白いだろ。 どうせ縫い合わせたものでも 夢を見るには十二分。
[そう、つまり馬を運ぶということである。 仔馬だとしても、大きい。 つと、手にしている紫水晶の欠損菫に視線を流し。 白い指でテオドールの耳の辺りに引っ掛け髪に絡め髪飾りのように留め置く。毟られた花びらは床に打ち捨てられたまま。]
前金ついでに持ってお行き。 日当はいつも通り。
――それにしたって、 僕のところもいつも仕事があるわけじゃない。 宛てをもう幾つか探してはどうだい?
[場所に案内するよう手招き、店の外に出ながらそんなことを店主は謂った。]
(423) 2014/12/03(Wed) 21時半頃
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― 回想・下水道 ―
そっか、ワカッテタノ。 ごめんね、
[ >>366視線を合わせて、頭を撫でる。故郷に残してきた妹が頭を過って、眉をへたりと下げた。元気でやっているだろうか。 ]
オハカ、つくろ。 ツチに、かえすの。
[ 雨に濡れた髪をくしゃりと撫でて、それから体温をなくした仔猫を見た。 ]
(424) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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[街中を闊歩していれば、会釈を向けてくる街人も些少。 己には愛想が無いが、それを埋めてくれる技術を持つ。 特に、クロックワークス社のゴシップ紙が出回れば、 気安い挨拶も当たり前のように増えた。
特に笑いを取りたいなどとは思わなかったが、 友人でもある警察官諸君のクマ付き顔は、 灰色の空に明るみを指すベストショットだったようだ。
税金に飼われる犬がどのように吠えたかは与り知らぬ所であるが、 人々の笑顔の肥やしになるのなら、コンダクトのクマも浮かばれよう。
当人としては堪ったものであるまいが、 今日も逃がした、明日もきっと駄目だろうと、 頭皮の後退慮るよりは、怒気を空に爆ぜてさせている方が健全だ。]
(425) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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[喧しいのは遠慮願いたいが、例えばあの四年前>>384のように、 日常を壊された陰気な顔も、御免被りたいところであった。
エンジンを積んだ鉄箱が砕いた彼の平穏。
無愛想な己は碌々、慰めの言葉も送らなかったが、 洋酒を少し、飲み物に混ぜれば睡魔がやってくるとだけ教えた。
己も元々嗜む程度の飲酒量であったが、 彼は不眠と引き換えに、大量のアルコールを消費するようになる。
跳ねて、逃げて、転がっても、追いかけてくる闇から酒に溺れて。 アルコールに惑わぬ男は、あの時の選択に僅かな後悔を抱いていた。*]
(426) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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/* >>426 やだかっこいい…(ロルにきゃっきゃ
(-165) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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―― は、アホらし。
[>>423呆れたように半眼で、笑う店主に視線を送る。 現実にいる筈の無い存在の剥製だなんて、 余程の物好きくらいしか。
一角獣、即ち運ぶものは馬と同義。 どのようなサイズにしても、 大きい事には変わりない。]
っ、 ……、くれるってんなら、貰っとく。
[花弁の欠けた紫水晶が、 大分伸びてきていた髪を留め。 欠損していたとしても、安いものとは思えないが。
ありがとうの一言は、口の中でもごもごと。]
(427) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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嬢だなんて……別に呼び捨てでいいのに。
[彼が女性には何度か嬢とつけて呼んでいるのを知っているのだが 自分がそう呼ばれるのは少し気恥ずかしくて>>420思わず苦笑いを浮かべ]
珈琲?いえ、私は仕事帰りで薬屋さんのところに行こうと思ってたところですよ。 そしたらメルヒオルさんが見えたので……
[思わず声をかけてしまったと。 しかし珈琲と聞けば暫く考える。昼食代に比べたら珈琲一杯くらい安いものだと。]
確かに、寒い日は暖かいお茶が恋しくなりますよね。 ここの喫茶店って珈琲が美味しいんですか?
[珈琲を飲みに来るのだから、ここに彼は何度か来ているのだろう。 それだったらまた後で店主がいるときに来たいなと考えて。]
(428) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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―大学―
あ。
[ふと上を見上げた。古びた校舎よりも、煤けた塔よりも高い場所。 きっと。あの薄曇りの向こうには。 青いあおい空があるんだろうな。テオにぃの髪色のように。>>351>>352
同じ号外を拾ったのに、わたしはきれいにたたんで。テオにぃは丸めてしまった。
カジノに満ちる煙草の白煙の中でも、街に満ちる白煙の中でも、晴れた青空の色はすぐに見付けられる。
昨日のわたしは、お腹がすいてすいて、ずいぶんひどい顔をしてたと思う。だから、見付けても声をかけなかったけれど。]
(429) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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ぅぐ っ……!
[別に、他の場所での仕事だってある。 ある事はある、のだが。 単発の仕事をし易いのが、この店で。 どうしても、頼りがちになってしまうこの現状。
核心をつかれれば、ほんの僅か、言葉に詰まる。]
……別の場所の仕事もあるよ。 ただ、今日はあんたの店の近くを通ったから、 仕事がないかと思っただけだっての。
[勿論、嘘である。 仕事がある事を期待して、 態々この店へと足を運んだのだから。
店主の後に続いて、店の外へと。 髪を飾る欠損菫は、外す事を忘れて身につけたまま。]
(430) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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[ ママに付けてもらったのだと言うオルエッタを微笑ましげに眺めて ]
そうなのー? ふふ、ステキ!
[ 自分は名付け親など忘れてしまったから。小さくとも笑ってくれる彼女>>368に合わせて、さらにゆらりゆらりと頭を揺らす。
しかし、この後、表情は一変する>>348 ]
(431) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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/* えと、stk陣営 男性4、女性2(欠:1)
村人陣営 男性6、女性1 ですかにゃ。 村人陣営もう一人女性だと思ってて目も見て(゜o゜)となったCO…(震え声) 桃も薔薇も百合もどんと来いですよ!
(-166) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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[猫は何処に行ったのかと探すと、遠くでちょこんと座って待っていた。
よーし、いいこだから待っててね?
フロにぃから貰った紙袋を持ち直す。転んで潰したりしたら、苺なんて潰れてしまう。>>407
可愛いって誉めて貰った赤い靴で。コンにぃが買ってくれたんだよって教えた靴で。>>406
わたしは王子様じゃなくて、猫を追いかけたんだ。呼び止める声がするまで。>>383]
ん? あれれ?
[きょろろと見渡すと、先生が立ってた。]
せんせぇ!
(432) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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/* なんといいますか、深夜のテンションに任せたままメモ書かない方が良いと思いました。 反省。
(-167) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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/* オルエッタ可愛いです…可愛いです……
(-168) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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ふふー何って訳じゃないけど…ちょいと効果が強いかなぁ
[騒ぐ彼に楽しそうに笑いながら、何故かドヤ顔である。]
…それっ って、コンダクト、疲れてるの?
[彼の頭から帽子を取ればうっすらと瞳の下にひかれた隈が目に入って 少し彼の体調が心配になった。不思議そうな顔をされたのを見れば]
ん。ここ見つけにくいらしいしね…知ってればすぐ解るみたいだけど。 睡眠薬かい?うん。わかったよ、もっと強いやつ作ってみる…
[不眠だと聞けば、>>418先程の隈も納得したように頷いて頑張ってみようと。置かれた小瓶を見れば、きょとりと首をかしげる]
知らないけど…あ、それがさっき言ってた睡眠薬? しばらく使ってみるといいと思うよぉ それでも効かなかったら、もっと強いの作ってみるね。 珍しい薬だねぇ あ、良かったら研究用に…一粒だけ、頂けないかなぁ
うん、そうなの。 本当かい?そうだねぇじゃあ、お言葉に甘えようかな 今度お願いするよ
[最も、地下から表まで薬の箱を運んだり薬草を運んだりするのが面倒なだけなのだが。 口元に当てられるチラシを見ながら嬉しそうに微笑んで]
(433) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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[ 冷たいけれども温かい何かに包まれて、理性が戻ってきた。自分を包んでいるのは小さな身体>>370。 ]
だいじょー、ぶ…? オルエッタのおうちに、ジルもすんでイイの?フホーシンニュー、ならない…
[ 優しい優しい声に身体から力は抜けて。ぺたりと冷たい石畳に座り込み、彼女に手を取られ、されるがまま。 ]
トクベツ…? ユルシテくれる…
[ 耳元で囁かれればじわじわと涙が浮かんできて、彼女に縋り付くようにして泣いた ]**
(434) 2014/12/03(Wed) 22時頃
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―店の外:少し離れた「倉庫」扱いの場―
そう? もしかしたら もしかするかもしれないし?
[半眼のテオドールに流し目向けて 「余程の物好き」たる店主はそう嘯いた。 表情が見えるのはやはり目元ばかりである。]
ふ、ふ。 いいじゃないか、似合うよ、“坊や”
[いつぞ、店にはじめてきたとき、 おどおどとした様子を揶揄して店主は彼をそう呼んだのだった。
今もそう、もごもごとはっきりしないありがとうは 自尊心も虚栄心も高く聳え立つテオドールの癖だろう、 故に店主は時折謂うのだ。“坊や”と。]
(435) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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/* ……あれ、ジルってC狂だっけ( ログに溺れる作業中。
(-169) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[薬屋の店主から買った二日酔いの薬を手の中で弄びながら 酒、で思い出すのは海底色の髪と瞳を持つ友人のこと>>426 両親を失い、人から裏切られ、加害者に踏みつぶされ日常は壊され 好奇の視線に疲れ果てた身体は睡眠欲を放り投げた時の事
可哀想ね、なんて告げる人々の口角がゴシップに上がっていたのを知っている 人は汚い、笑顔の仮面の下に何を飼っているか分からない
その中で無愛想ながら慰めの言葉を贈らない友人が、唯何時もの様に珈琲を出してくれた燐蛍亭の主人が 眩しいものに見えたのは覚えている
友人からのアドバイスで、ブランデーを1滴紅茶に垂らし飲むもあまり効かなかったがおまじないの様にそれは20になるまで続いた 20の誕生日を迎え、法律で酒を本格的に飲んで良いという年になって 浴びるように飲んだ酒は自分を微睡の淵へ連れて行ってくれた
それからだ。酒に溺れる様になったのは 友人がほんの少し後悔をしているとは知らぬまま、新米刑事は酒に浸る日常を送っていたのだった*]
(436) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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いえいえいえ~。 ウチの大事なお得意様ですし。
是非また、大事な髪を切らせて下さいね。
[>>428和やかな営業の笑みは、分厚い眼鏡で半分隠れる。 薬屋へ向う途中であったと聞けば、それは足止めをと軽く頭を下げ]
ええ!こちらの珈琲は良い豆を使っている。 ねぼすけの僕が、一杯で目醒める程度には、ね。 普段珈琲はあまり飲まれないんです?
[どちらかといえば紅茶派なのだろうか。 と、声のトーンを落とし。]
そういえば、宝石屋さんがまた狙われたそうですね。 オーナーのお住まいで働かれていると聞きましたが、 色々大丈夫でした?
ウチに来るメイドさんからもよく聞くんですよぉ。 盗まれた日は、怒髪天につく勢いだってね。
(437) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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―少し先の話・昼前―
…ありがとうございました。 とても助かりました。
[根菜類の入っている紙袋はずっしりと重い。 しっかりと中身が詰まっているという証拠だと思えばいい買い物をしたと思えた。
やがてオルエッタと共に自分の店が見える場所に着けば、店の前には常連客の一人の後ろ姿。 瓶底眼鏡に栗色の、よく言えば豊かな髪をしているそれが、彼のありのままの姿と男は信じている。]
メルヒオルさん?…と、 ――すみません。 もうそんな時間でしたか。少々お待ちを。
[手が塞がっていて時間を確認する事が出来ない。 まだ彼と話していたならば、蘇芳色の髪をした女性―買い出しに出掛けた時に姿を見た事があったかもしれない―にも頭を下げつつ、 そんな事を言いながら、鍵を開けてオルエッタと共に急いで買ってきた食材を店内に運び込んだ。]
(438) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[因みにゴシップ社が買う写真は流行物だけではない。 絞ってもネタの一滴も出なくなったとき、 写真師を頼り、日常を乗せて、空白を埋める。>191
風景写真は己にとって、機材の調子を測る作業であるが、 当然、何処にでも転がっている被写体に食指が動くわけではない。
では、何処から街中の瑣末を受信しているかと言えば、 下水道を庭としている燃えるよう赤い髪した少女からだった。]
―――…ああ、ジルベールにも一言入れておかないと、 追い返されたら、不義理に過ぎるか。
[下水道での交友関係を知らぬ男は、風に独り言を浚わせた。
彼女を迎えるのは何時も、裏手から。 埃を嫌う機器座す店内には招かず、裏口傍で時折、雑談に興じた。
猫が増えただとか、減っただとか。 下水道に流れ着くガラクタや、市場の様子。 そんな他愛無いことを教えてくれる。
彼女の情報を、コイン一枚で己は買っている心算だが、 傍から見ても、或いは彼女から見ても。
それは――――己の厭う施しと、よく似ていた。]
(439) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[彼女は裏から。表から参じた事は唯一度も無い。 彼女は裏から。家族写真も知らぬ少女。>>184
彼女は裏から、―――街の深い場所を、知っている。*]
(440) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[呼び止めると返ってくる返事>>432 舌足らずのような、語尾を伸ばす呼称。 右腕と体で籠を挟んで支え、 左の義手で手を振る。]
おはよう…いや、もうこんにちわの方が良いのかな。 元気そうで何よりだ。
ところでオルエッタ、時間はある?
[抱えた白いシーツの束を差し、訊ねる]
よかったら、干すの手伝ってくれないかな。 俺が物干し竿に掛けるから、 籠からシーツを取ってくれるだけでいいんだけど。
[お礼は勿論いつも通り渡すつもり]
(441) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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オルエッタさん、お手伝いどうもありがとうございました。 これ、少ないですけど。
[厨房に食材を運ぶと、厚手のコートの内ポケットから財布を取り出して、いつものようにお駄賃を渡す。]
――それと、これも。
[彼女に持たせたのは果物を1つずつ―苺は4つ―入れ直した紙袋。 苺などはうっかりするとつぶれてしまうが、これなら持って歩く事も出来るだろう、と。]
(442) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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―店の外:少し離れた「倉庫」扱いの場―
[>>430 図星、と目が雄弁に語る。 が、店主は愉快そうに長い睫をわざとらしく伏せる笑みで 湖水の眸を眺めやる。]
そ。 なら、いいけど。 ま、その実 僕も助かった。
[くすくすくす、とコルセットの奥から笑いも毀れる。 薬屋のひらひら舞う鳩の求人が 舞い落ちるはいつごろとなるか。 「倉庫」扱いの家の扉の鍵を開け]
倉庫から運ぶ前に 商人が帰ってしまって 難儀してた。
[光が差し込むと、剥製は姿を現す。 白亜の仔馬に、真珠色の巻貝のような角が生えた異形のもの。 眼にはなにやらきらきらと光るカット石が嵌めこまれていた。]
(443) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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/* 大学が――――遠い。(諦めろ)
アンちゃん、縁故ありがとう! 待ちの姿勢で駄目ですな、動きましょう。
(-170) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[商人の店舗で飾られた名ある石。 今の処、目に付くものはない。人魚の涙は手中に或る。
あれを手放すつもりは、時間を過ごすことに失せてゆく。
ならば、別の石を探そう。 既に何度か狙っている店の方ではなく、邸宅の方を。 大事なものは、傍に置いておきたい。 そうだろう?*]
(444) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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……そのちょいと、が君の場合洒落にならないのですが、それは
[殴りたいそのドヤ顔>>433 でも何時もよく効く薬を処方してくれる恩人の顔は殴れない。なんという二律背反
隈を指摘されれば苦笑1つ。いつもの事だし大丈夫とひらり手を振った]
それなら求人広告にも地図書いておいた方がよかったんじゃないかな、今更だけど 作ってくれるの?やったぁ流石マニュ君!!
[ぱぁと明るい表情浮かべて礼を言う どうやら小瓶の中身はマニュエルでも知らぬ薬の様で 彼の知らぬというのに少しばかり不安は過るも、ダフネへの信頼と秤にかけ、更に使ってみるといいという言葉に後押しされて一先ず使う事にした
よかったら1粒くれないか、という言葉には首肯して]
いいよ、はいどうぞ
[小瓶から取り出した真珠色を1粒彼の掌に落とした
手伝いの話になれば、嬉しそうに微笑む彼に笑いかけ]
ん。俺いっつも街中蒸気バイクで走り回ってるから気軽に声かけてな …っと、そろそろお暇した方がよさそうかね 心配嬉しかったよ、ありがと ――そうだ
(445) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[ころり、包装紙に包まれた飴玉を8個 カウンターの上において]
差し入れ持ってこなかったから、その代わりに 今度手伝う時にはフロルさんの所の美味しい珈琲もってくることにするよ じゃ、またね。薬ありがと!
[処方された薬を抱え 笑顔で手を振り、薬屋を後にした*]
(446) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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―店の外:倉庫(だと思っている)場―
もしかもカモシカもないだろ。 縫い合わせてる時点で、ホンモノではないだろうし。
[>>435物好きな店主には、 物好きな客がつくのだろう。 この店の扱う商品は、 どうにも青年には理解できないものが多い。]
~~~~~~ッ!!!
[坊やと一言、呼ばれれば。 かぁっと頬に、赤みが差して。
坊やじゃないと、 飛び出しそうになった言葉を飲み込む事に、 何とか成功した様子。]
(447) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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―図書館― [パタン、と最後のページを捲り終え、積み上げられた資料を片していく。 ノートには全くの他人が見れば意味の分からない単語や数字が所狭しと書き加えられ、見るも無残。 纏めるのは帰ってから、と場の片づけを優先する。
午後の講義の予定を、と通りかかった大学の中心。掲示板を前に、予定していた講義がつぶれたことを知る。]
どうしよ、かな。
[実家の隅で、背を丸めて咳き込む母の元へ帰るには、まだ少し辛い。]
のど飴、買って帰ろ…。
[後数年、待っていて。 そう小さくつぶやく。
そしたら、蒸気で塞がれたこの街でない場所まで連れていくから。 心の中で両親へと告げて。 ひっそりと佇む薬屋の方角へと足を向けた。]
(448) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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年齢なんて、あんたと大して変わりないだろ。
[勿論店主の年齢など知りやしない。 ただ、見た限りでは、 自分とさして変わらぬ年齢のように、 思っているが。]
………… ふぅん。 作り物にしちゃあ、なかなか綺麗じゃないか。 まぁ、それでも。 こんなモノに金を払うヤツの気が知れないけど。
[商品があるであろう、倉庫の扉。 現れた姿に圧倒されて、すこし、黙り込んだ後。 いつもの調子を取り戻すかのように、 ペラペラと、言葉を紡ぐ。]
(449) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[薬をバイクの荷台に放り込めば、そろそろ昼食でも摂ろうかと蒸気バイクを街中走らせる
――と、前方見えるは先程回顧していた人物>>415>>425 黒い鞄を持って出歩いているのは珍しいとばかりに目を見張るも 自分は忘れていない。あのゴシップ紙に売られた醜態ショットを
前方、目標グリフィン。新米刑事突撃します ブロロ、と音をたてたまま近づいて]
(450) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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グーリフ―!!!! ここであったが百年目ー!!
[前方歩く友人を 大声で、呼び止めた]
(451) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[ばいばい、と出ていくオルエッタを見送るように金糸雀は囀る。 男は着ていたコートを脱いで倉庫の空いた棚の上に乗せる。 嗽と手洗いを済ませてから引き返し、ひょこりとドアから上半身を覗かせて]
――あの。 良かったら、先に座っていて下さい。
[昼間ですが寒いですので、と付け足して。
二輪の花と話している間に思ったよりも時間が過ぎていたらしい。 掃除を済ませておいて良かったと思う。 後は開店の看板を表に出せば、店の中に客は入れられる状態。 自分の用意が整っていないから、それにはまだ少し早いけれど。]
(452) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[まあ、寒い。 この時分になると、外套が最も重要な存在だった。
もっと寒くなって、雪が降れば良い。 金の指は、雪だるまを作るに最適だ。
それに、嘗て住んでいた場所を思い起こす助けになる。]
あぁ、マスターご機嫌よう。 いえいえ、ちょっと寄ってみたんですがねぇ。 営業時間には、ちぃと早かったようで。
[>>438荷物と共に戻った様子の店主が訪れたので、 ドアを預ける形で身を翻す。 なんだか急かしたようで、やはり別の用ごとを 先に済ませる可きだったかと、若干の申し訳なさ。]
(453) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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/* 薬屋行きたい陣営がいたから(シュゼットと、後アングイス)早めに〆ちゃったのであった
そしてグリフさんが回想を一杯落としてるので突撃してみた 酒オイテケー
(-171) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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で、コレを何処にだって?
[サイズからして仔馬のようだが、 流石に担いで運べるようなモノでもない。 一応、運転の心得はあるが、 さて、これはどのような手段で運ぶものか。]
(454) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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ありのままと言われると、雪だるまを登場させねばならないって
(-172) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[ひらり、はらり。 一枚の紙が、風に乗って足元へ。
さっきの号外だろうか? 思いつつも手に取れば、 薬屋の求人広告だったようで>>388]
…………。
[その紙を拾い上げ、 号外の時とは違い、丁寧に畳んでポケットに。 短期間でも雇ってもらえるか、 あとで訪ねてみようかなんて。]
(455) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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/* >グーリフ―!!!! ※となりのとと○のカーンター!!!ってばっちゃの叫び声のイントネーションでお楽しみください
(-173) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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/* (´・ω・)すれ違ってもたー。 待っておくべきだな。
(-174) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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/* この求人率w もう一人、出稼ぎの方がいたら丁度いいくらいかな。 フロライトの店は基本一人で回してる感じでいいか。
でもNPC一人くらいいた方が良いのか、な。 忙しい時間だけ限定で。 取り敢えず、まだぼやかしておこうか。
(-175) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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今日はね、きっと幸運な1日なの。 だからわたしは元気だし、せんせぇも元気?
[振られる腕の方に首を傾けた。>>441 何がなんでもお金が欲しいわけではないけれど。
ポケットの中には、増えた硬貨が数枚。>>442]
うん、時間あるよ。お手伝い、するよ?
[洗濯物を渡すだけの簡単なお仕事だもの。 こくんって頷いた。]
(456) 2014/12/03(Wed) 22時半頃
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[寧ろこの時間に、如何にも野暮ったいこの男が 珈琲を飲みに来る事自体、喫茶店に想定外のことだろう。 大抵は、この時刻に起き出して、店を開けるか否かを 決め倦ねるから、だ。
先に慌ただしく店内へ入ったマスターから 入店の聽しを受ければ、女学生を振り返り。>>452] 助かります。 シュゼット嬢は薬店へ行かれますか? それとも、僕とお茶でも?
珈琲、気になるなら奢りますよ。
[うずまき立つ程に分厚いレンズをかけた 身だしなみの整っていると到底言い難い人物に、 ナンパの文句は最高に似合わないが。はて。]
(457) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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[街の御夫人方は、怪盗紳士にも黄色い悲鳴を上げるが、 猫の発育にも蕩けるような感嘆を漏らす。 あの猫はどうなりました?と、善良そうな歓談投げられ、 受信専用の男は答えに窮していた。
先日ゴシップ紙へ売り捌いた写真について、 飼育する心算もないのに、興味を抱くとは難解な思考だ。]
――――……、
[例えば、このよう>>451に向こうから、 息災を知らせてくるものなら、いざ知らず。
慌てず騒がず、夫人に会釈を向けた後、 歩道側へと一歩下って彼を出迎える。 流石にバイクごと突っ込んでくるとは思わないが、 何せ、百年ぶりの再会だ。用心するに越したことは無い。]
一世紀ぶりだな、随分老け込んだじゃないか。 生気のある死体の顔をしている。
[真顔で繰り出す軽口と、片手を持ち上げる仕草。 減速、そして徐行。そんな意味合いを込めて。]
(458) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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/* 脱字どころか脱文している気がする22時。
う、うぉう…。 コンダクト、ごめんよ…。
(-176) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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今日は早く寝よう……
(-177) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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―店の外:少し離れた「倉庫」扱いの場―
カモシカ?カモシカか、ふふふ。
[何がツボに入ったのか 三白眼気味の紫水晶を細めた。]
いいんだよ、信じるものはすくわれる
[足とか。]
―――。
[頬に差す赤みに瞬き一つ、ふたつ。 何か謂いかけるさまを眺めながら、剥製の鬣を撫でる。 否定ではなく、>>449謂い返すような言葉が青年からは吐き出された]
そう。そうかもね。そうか。
[首をゆぅるりと傾いだ。実際、見た目は変らぬ程度だ。]
だがやはり、坊やは少々若い気がするね。
(459) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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おま、そこは真顔で言う所じゃないだろ 死人じゃない生きているよ?俺、俺、俺だよコンダクトだよ! そっちは相変わらず元気そうで……やっぱ俺老けこんだ? これでもさっき散髪屋で髪整えてきたんだけどなぁ
[片手を持ち上げるしぐさを見ればレバーを引いて減速、徐行運転 彼とご婦人の前までくれば>>458、蒸気バイクは名残の様に白煙を噴いて止まった]
っと、そうそうあの写真は何だよあの写真! 俺の不健康顔のどアップなんて誰得だ! まさかグリフが友達を売るなんて……やっぱ嘘泣きは通用しないかね
[泣きまねでもしようかと思ったが、流石に通用しないだろうとケロリとした顔をして]
後で酒奢れよなー…あれだ、肖像権料? で、1つ、気になったんだが お前どっからあの写真撮ったんだ
[理不尽極まりない言葉を投げかけながらそう、尋ねた]
(460) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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せんせぇは元気だぞー。 お、今日はおめかしか? 赤い靴は初めて見るな、似合ってる似合ってる。
[普段通りの格好で、目を引く髪以外の真新しい赤。 頷きながらそう告げた。 気持ちよい返事>>456が聞こえれば]
ありがとう、助かるよ。 寒さのせいかな、 屈んだり伸びたりを繰り返すと腰に来るんだ。 頼むよ。
[籠を寄って来ただろう彼女の近くへ下ろす]
(461) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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勿論!メルヒオルさんに髪切ってもらえるの好きですから。 今度は思い切ってバッサリ短くしちゃおうかな…なんて。
[いつも思うのは、その分厚い眼鏡で顔が半分だけ隠れてしまっていることについて。 笑顔を向けてくれてるのはわかるのだけれど、その笑顔が隠れてしまうのはもったいないなんて思いながら>>437]
そうなんですか?それなら飲んでみたいなぁ…… あ、えっと、そういう訳じゃなくって。その、お財布が心配で。珈琲飲めるかなって。
[良い豆を使ってるのならそれなりに値段も高くなるのではと。 そう考えると、やはり財布の中身が気になっててしまう]
ああ、怪盗セブンのことですよね。 旦那様かなり怒ってましたけど、今日は幸いにも私に被害が飛んでくることはありませんでしたから大丈夫ですよ。 あはは……確かにそんな勢いですよ。 でも、私怪盗セブンのこと嫌いじゃないですからそこまで怒らなくてもいいのにってたまに思っちゃいますけど。
[そんなことを口にしては、今日のことを思い出して薄ら笑い。 実は目の前の散髪屋の主人が怪盗本人だ何て知らないまま、そんなことを口に出して]
(462) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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猫にタイピングを邪魔される僕 タイピングし辛いけどかわいいからゆるすよ……
(-178) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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[――せめて、今度怪盗セブンが現れるときはアリウッド邸ではないところを狙って欲しいな、なんて考えて 少し風が吹けば赤くなった指が痛む。それを暖めようとはぁと息を吐いていると]
あ、えっとマスターさん? [見慣れない男性。おそらくここの店主が戻ってくるのを見てはぺこりとお辞儀をする>>438 なんだか、物腰軟らかそうな男性の様に見えて。 荷物を持っている様子を見れば買出しに行っていたのだろう。彼とその店主の話す様子をただじーっと見ていて]
(463) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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え、いいんですか?でも……
[確かに珈琲は気になる。けどお財布が危ない。 それにこの二人は仲がいいみたいだし、折角だから二人でゆっくり話して貰いたいとは思いつつも 入店の聽しを>>452断るのも、奢ってくれるという誘い>>457を断るのも申し訳なくて]
それじゃあ、あの……ご馳走になります。
[暫く考えた結果、この喫茶店で珈琲をいただくことにして。 薬屋に行くのもあとで大丈夫だろうと、今日大学の講義がないことに感謝しつつ。 またメルヒオルへと深々とお辞儀をした]
(464) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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―店の外:少し離れた「倉庫」扱いの場―
これを、街の南のお屋敷に。 何分多忙な方だから。 旧式の蒸気自動車はあるけど、 荷台に持ち上げられなくて。
――その力仕事と
ついでに運転手も頼みたい、ミスタ。
[自身の顎先に指を添える様は、貴婦人の仕草めいている。]
(465) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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/* ジルベールにまっぱ(首飾り付き)でハグした&一緒に住もうっていったことで、結構落としにかかってるよね? って、思ってしまったわww
わかりました、グリにぃ……ヒィンにぃ?の所へ、赤窓でいくよ!
(-179) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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はは、大丈夫だよ ちょっと毛玉みたいになっちゃうかも知れないだけだから。
[相変わらずくすくすと楽しげに笑いながら、 大丈夫だという彼をみれば、気合いを入れて薬を作らなければ、と心のなかで小さく意気込んだ]
あ、…そういえば、そうだねぇ わすれてたや。 うん。勿論だよ。ちょっと頑張ってみるね。
へぇ…綺麗な薬だねぇ これを元に作れば強くなるかなぁ…
[うっかりしてたや、と苦笑いしながら 貰った薬を手のひらで転がして、ぶつぶつと]
ありがとう。そうさせて貰うよ。 ん、もう行くのかい?
ふふ、楽しみにしてるよ。じゃ、またねぇ
[と、置かれた八つの飴玉と、今度持ってきてくれるという差し入れに礼をいいつつ、店を出る彼の背を見送った]*
(466) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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それは勿体ない! とは言うものの、ショートも似合いそうだ。
ですが、春先まで待つのを勧めますよぅ。 今切ると、寒くて大変でしょう。 庭弄りなんて、特に。
ああ、長いうちに沢山編ませて下さいね。 たまにはスタイルを変えてみるのもいい
短くしたら、長い髪が恋しくなりそうですねぇ
[>>462ふ、ふと短く笑いながら、提案を持ちかける。 常に帽子の代わりを被っている身であっても、 露出している耳は、赤くなる程度には寒い。
財布が心配であれば、誘いの効果はあるのだろう。 ま、宝石商の邸宅で働く彼女に労いの意を籠めて。]
そうでしたか、そうでしたか。 飛び火が一番理不尽ですからねぇ、気揉みしておりました。 へぇ、――sevenがきらいじゃない。 そりゃ意外な。
[立ち話を切り上げるに至ったのは、マスターの戻りで。]
(467) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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あ、あのね! コンにぃが買ってくれたの。わたしにって、選んでね、くれたの!
せんせぇも誰かに靴とか買ってあげるの?
[赤い靴を誉めて貰えるのは、やっぱり嬉しい。 にこにこと笑顔になる。]
……せんせぇ、おじいちゃんみたい。
[寒いと腰にくるだなんて。 ぱたぱた駆け寄ってから腰をじぃと見る。
ここも機械だっけ? って。]
はーい、頼まれましたっ
[足元に置かれた籠に手を伸ばそうとして。 真っ白な洗濯物と違って、汚れた自分の手に気付いた。]
………手、洗ってくる、ね?
(468) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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そーかよ。
[>>459何がすくわれるのかは、さて置いて。 多分、店主が言っているのは掬われる方だ。
坊やと呼ばれ、頭に血が上った青年も、 少しすれば落ち着きを取り戻す。 非常に不満気ではあるけれど。]
坊やって歳じゃないし、やめろって。
[鼻を鳴らして、そっぽを向く。 髪を飾っていた紫水晶が落ちそうになれば、 慌ててそれを、手の内へ。]
(469) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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中央都市でそんな詐欺が流行っていたな。 ―――…警官の汚職か。
[俺、俺俺!と繰り返される言葉に、嘆かわしいと芝居を打つ。
しかし、ふわりと舞うブロンドからは清潔な香りがして、 乾いた寒気ごと取り入れるよう、小さく鼻を鳴らした。>>460 最近は何時もどこか甘たるい酒の名残を覚えていたが、 彼が現在纏う清潔感には、それ以上の毒舌が抑えられる。]
俺の懐に得が溜まった。 市民の為に奮闘する姿を納めた公の場での一枚だ。 君等を撮ると飛ぶよう売れるが、関心の高さが窺い知れるな。
[実際はコメディドラマ宜しく、微笑まれているだけだが。 世俗の評価を気にしない男は、自身の写真にどのような風評が突いて回ろうと黙殺した。]
――――…地上と空の間から。
[怪盗の白影写真は仰瞰だが、彼らの写真は俯瞰だった。 態とはぐらかすように言葉を添えて、白を切り。
酒については、まだ日が高い。と、 太陽も滲ませる蒸気空を仰いで、更に白を塗り固めた。]
(470) 2014/12/03(Wed) 23時頃
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まあ、一人で運べるモンじゃないよな。
[>>465不健康にも見える白い肌。 店主が一人で運ぶには、重たすぎるものだろう。 荷台へ運ぶだけでも、大変だ。]
解った、それくらい任せてよ。 金の分は、ちゃんと働かせてもらうから。
[蒸気自動車を運転できることは、 大分、仕事探しに役立っている。 何せ単発の仕事は、荷を運ぶ仕事が多いのだから。
とはいえ、自分の自動車を持っている訳ではなく、 運転するのも久々で。 気をつけて運転しなければと、内心、すこし緊張気味。]
(471) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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是非そうなさって下さい、
あぁ、本当に髪を短くされる算段でいるのなら ウチで買わせて頂きますよ、長さにもよりますが。
[>>464珈琲の誘いを受けた女学生に頷き。 先程の話を振り返るよう話しながら、店のドアを支える。
娘が先に入れば、男も後に続こう。 木枯らし吹く屋外とおさらばして、歩み慣れた店の床を進む。 カウンターに腰を落とし、準備が整うまでは待つ算段。]
2014/12/03(Wed) 23時半頃
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是非そうなさって下さい、
あぁ、本当に髪を短くされるつもりでいるのなら ウチで買わせて頂きますよ、長さにもよりますが。
[>>464珈琲の誘いを受けた女学生に頷き。 先程の話を振り返るよう話しながら、店のドアを支える。
娘が先に入れば、男も後に続こう。 木枯らし吹く屋外とおさらばして、歩み慣れた店の床を進む。 カウンターに腰を落とし、準備が整うまでは待つ算段。]
(472) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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/* >>470 ありがとう!俺俺詐欺拾ってくれてありがと…!
(-180) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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/* セブンの話は聞いてなかったって事でいいのかにゃ(´・ω・`) 店の中で準備しつつ、お出迎えすればいい?
(-181) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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/* うむ、大丈夫そうだ。
(-182) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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俺は善良なる警察官ですから汚職はしませんぜ旦那!
とはいえ中央の警官の汚職は結構あるし上層部も派閥があるらしいし ま、下っ端には関係ないけどね
[態とらしい芝居口調に唇とがらせながらも乗るのはお約束か>>470 小さく鼻を鳴らしながらも普段の追撃が来ないのを訝しみながら、彼の言葉を聞く]
ソウデスネ その懐の得を頑張る警察の若造の胃に琥珀色の液体として還元してくれてもいいんだよ…? 関心っていうか失笑するために買われてる気はするけどねぇ
[写真の風評、気にせぬ様子に肩をすくめ。質問の答えに]
地上と空の間……?
[ぱちり、と若葉色の瞳を瞬かせれば一体何処だと唸る 時計塔の一番てっぺんか、それとも何処かの屋根の上か なんにせよ白を切られたのよりも白を塗り固められたよりもなによりも]
危険な事だけはしないでくれよ、グリフ 俺の酒の量を増やしたいのなら構わないけど
[酒を断られれば確かに昼前、まだ酒には早い じゃあ夕刻でも明日でもいいから奢れよなー、なんて軽く告げる 蒸気に覆われる燻ぶる青の中 ひと際白い一筋の飛行機雲が空を切り裂き棚引く様子に、今朝は曇り空だったけど晴れてよかったと呟いた]
(473) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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―店の外:少し離れた「倉庫」扱いの場―
そうだよ。
[>>469 言葉あそびを楽しむように 店主は声をころがした。]
かわいくないかい? かわいいのはだめ? そう。
[性別迷子の店主は、 欠けた菫の花が手の内に収まるのを見た。 売ればそれなり、好きにすればいいという風だ。]
(474) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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地震でウワーってなってたけどそんなに揺れは大きくなかった模様 揺れが小さくても長く続くと焦るよね
(-183) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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―店の外:少し離れた「倉庫」扱いの場―
そういうこと。
[>>471 肩を小さく竦めて両手を軽く広げる。 とてもではないがと思わせるような細腕だ。 テオドールも細身な方だが、やや病的な白い店主ほどではない。 故に頼る。]
ありがと、ミスタ。 いつもの旧式、使っておくれ。 こっちにつけて、二台に乗せたら、出発で。
助手席は僕。案内する。
[裏手に置かれた車を示し、真鍮製の鍵を渡す。 運ぶ際は目抜き通りを通るゆえ、 燐蛍亭やら写真屋やらからもその様子は見えることだろう。]
(475) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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/* そういえばシュゼ姉メルヒーとデートなんだよね これはコンちゃん嫉妬SHIT!すればいいのかそれともシュゼル大きくなったなぁすればいいのか()
(-184) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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買ってもらったのか、よかったなぁ。 選んでもらったんなら、そりゃ似合うよな。 コンにぃって人物もセンスが良い。
[彼女の呼び名は独特で、 "コンにぃ"が誰だかはうまく結び付いていない。 街で親しみやすいと評判の警官の名前なら、 自分も知るところだったが]
靴は俺も買ってあげる人はいるよ。 でも、少し遠くにいるかな、今は。
[洗濯籠を置きながら、少しだけ空の向こうに目をやる。 ――彼女は元気だろうか、と。 赤い少女が近付いてこれば>>468、視線を戻す]
おじいちゃんじゃないぞ、せめておじさんで! 腰は痛む時があるってだけで、今は大丈夫だよ。 心配ありがとうな。
[よもや、腰まで機械になっているかと 疑問に思われてるとは思いもせず。 手を洗ってくると言われたら 救護室の外に備えつけられた水道へ彼女を案内した]
(476) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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/* お返事と同時に地震が来てまして。 ごたごたしてすみません。元気で無事です。
(-185) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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自己申告に見出す信憑性とは。
―――…さて、星すら盗むと豪語していた大泥棒に 引っ掻き回されていた頃から何も変わらないのではないか。
[その昔、中央都市で聞いた噂では在るが、 どこの公僕も末端が最も苦労すると言う奴だろう。 丁度、目の前にいる彼のように。>>473]
自らホルマリンを志願する心意気は買うが、 俺は生憎、生物方面に詳しくない。 故に、体内で熟成させるアルコール漬けの臓物は、 大事に取って置くといい。保存食なのだろう?
[冗談と本気の境界を曖昧に変えた口ぶりで、 彼の胃袋辺りに視線を降ろす。熟成四年目だ。]
安心しろ、君と違って睡眠は取っている。 酒に、薬にと浮ついても袖にされ続ける君ではない。
[片手を閃かせ、安眠と同衾し損ね続ける彼を茶化す。 本人には死活問題でも、己には誤った選択だ。]
(477) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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―――…それに、
[ふと、小さく添える低音。 まるで、なんでも無いことのように薄い唇を開き。]
……俺の無事が、君の酒量を減らしたことなど、 ただの一度も、ないだろう? コンダクト。
[見え透いた嘘を付くな、と、碧眼の湖水色が、 レンズを覗かず、彼の本質をざくりと指摘した。]
(478) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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流石に冬には切りませんよ。 切るとしても春になって、暖かくなったらですね。 メルヒオルさんも、髪伸ばしてみたらどうですか?
[自分の長い髪を一掬い。 彼に髪を弄ってもらうのは嫌いではない。それに長い髪で暇を潰せる人が居るのなら伸ばしているかいがある。 露出している耳が赤くなっているのを見れば、神を伸ばせば少しは暖かくなると変に誘ってみて>>467]
でも、もう何度も当たられてるので慣れちゃいました。 世間では悪党なんて言われてますけど、私セブンに――
[その先を言おうとしたが、一旦話を切り上げて。戻ってきた店主のほうにまた軽くお辞儀をしては]
(479) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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……え、髪って売れるんですか? それなら今すぐにでも短くしたくなっちゃいますね……
[長さにもよると言われれば本気で首の後ろが見えるくらい切ってしまおうかと考える。 それに、自分では綺麗な色ではないこの髪が売れるのならこれ以上にない金稼ぎだななんて考えつつも]
お、お邪魔します……
[ドアを支えてくれているメルヒオルに>>472軽くお礼を言えば中に入り店内を見渡す。 初めて来たこともあってか、とても新鮮に見えて。自分も同じカウンターに腰を落とせば物珍しそうに店内をまた見渡し始めた]
(480) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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メルヒオルさんも、お嬢さんも、いらっしゃいませ。 どうぞ好きなお席に。
[花緑青を細めて微笑みを浮かべ、店内に入って来た二人を数歩奥で出迎える。 店の前で出会ったメルヒオルの連れの女性はまだ若い。 ――学生だろうか、と当たりを付ける。 彼女とコンダクトとの関係は未だ知らず。
店内はまだ少し寒いが、それでも外と比べれば幾分かましか。 男はバックヤードに置いている薪入れを出してきて、ストーブに熾こしておいた火の中に二つくべる。 空気が入るように調整をして、手に付いた煤を布で拭った。
そうして奥に引っ込んで、紫黒色のエプロンを身に着けると、鏡で手早く身なりを確認する。 飲食物を提供する商売だから中途半端ではいけない。 もうすぐ肩に届きそうな青磁色の髪はそろそろ切った方が良い頃合か。 この街に来て間もない頃はもう少し長く、自分で適当に切り揃えていたが、 今はメルヒオルの店で眼帯を隠す程度で揃えて貰っていた。]
(481) 2014/12/03(Wed) 23時半頃
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あのね。もっとほめてあげて、コンにぃのこと!
[きっとじょうし、って人にがみがみ言われてるかも知れないから。]
少し遠く?
[一緒になって空の向こうを見たけれど。 煙突の先っぽしか見えなかった。]
うん。買ってあげられると良いね。
[切手をはれば何処にでも届くというから。 せんせぇの選んだ靴も届くといいなって思った。]
(482) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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――どうぞ。
[そして透明な二つのグラスに水を注ぎ、鈍い銀色の盆にのせて彼らの元へと運ぶ。 左右の白壁に掛けた黒板にコーヒーの豆の種類や出している料理などの名前がやや角ばった字で書かれていた。]
メルヒオルさんはいつもので宜しいですか?
[常連客に緩く首を傾げて問うてみる。 珈琲は幾つか豆を仕入れていて、客の好みに応じてブレンドも承っていた。 連れの女性は初来店だが、何を選ぶだろう。]
(483) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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[>>474坊やとかわいがられても、 面白くもなにもないと、顔を顰め。
手にした菫は、切手の入っているポケットに。 そっと、大事に仕舞い込む。 売ればどれくらいになるだろう。 けれど、光を受けてきらめく菫に心引かれ。 手放す気は、今のところ無い。]
ん。それじゃ、車をこっちに持ってくるよ。
[真鍮の鍵を受け取って、裏手に置かれた車へと。 久々の運転でも、動かし方は忘れやしない。
無事に倉庫へ横付けできた、車の荷台へ。 剥製を運び込む際には、細心の注意を払いつつ。 傷ひとつ付けてしまわぬように。]
(484) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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……ディスおじちゃん?
[呼んでみたけれど、しっくりこない。 そうか、大丈夫なのかって頷いて、にこって返した。
果実入りの紙袋をはいって預けて、1人で行ってこれるよって、少しの間のさよならを。]
(485) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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信憑性なら大丈夫だ、問題ない ほらこんなスマイルが素敵なコンダクトさんが善良な市民のお金をがめるなんてあるわけないじゃないですかいやだなぁ
[そんな事が出来るなら、親を失った4年前に手を染めていた それを繋ぎ留めた1人は、まぎれもなく目の前の友人>>477]
星すら盗む大泥棒 なんだっけ、びりおん?とかそんな名前だって散髪屋が言ってたね 変わらないものだよ体制なんて 一度ぶち壊す風穴でもあかぬ限りはね
ってまって保存食やめて食べられるの俺!? 食べるなら取り出すときに痛くしないでね? 殆ど珈琲とかお酒しか摂取してないから多分美味しいだろうし
[不健康な食生活を暴露しつつ、冗談か本気かわからぬ口調をする共にくすくす笑いつつも冷や汗たらりと 胃袋より肝臓がお勧めだよなんて茶化しつつ]
羨ましいね、モルフェウスの寵愛を受けてる色男 どれだけこの身を浸しても、神様は幸せな夢を下さらぬらしい
[少しだけ疲れた様な笑みを見せれば、直ぐにあっけらかんと軽い言葉にかわる
そして]
(486) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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[小さく添えられた言葉に顔が強張る 彼は強い。真っすぐ綺麗に本質を叩きつける だからこそ眩しく、痛い]
――将来君が怪我したら増えるってだけさ また1つ、失うのかってね
[いつもの元気で親切なお巡りさんの顔が 口喧しい賑やかな青年の顔が少しばかり剥がれ 零れた言葉は、本音だった
普段だったら取り繕うはずの言葉は、喉に絡まって澱の様になっている]
(487) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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ある程度の方向なら分かるけど、ちゃんとした道は知らないから。
[きちんと道案内をしてくれよ、と。 念押すように言ったのは、 一角獣を荷台へ運び込んだ、その後で。
大きな通りを行くことになるだろうから、 知り合いの目にも留まってしまう事があるだろうか。 あまり、仕事をしている姿を見られたくはないが。]
(488) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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うおーねむい! 寝落ちちゃう前に落ちておいた方がいいな。 後1回ロール返したら寝ましょう(戒め)
あとダフネドラめっちゃ長い間お付き合いさせてしまって もうしわけなさがある!!すごい!もうしわけない!! 付き合ってくれてありがとう!僕もコルセット好きだよ!!
(-186) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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/* 薪ストーブに、レジスターに、調べ物沢山。 世界観壊していないか、びくびくものである。 レジスターと書いて大丈夫かな、と思ったけど明治時代にはあったらしい。 ディテール・アダー式レジスターなイメージでしたん。http://www.ncr.co.jp...
産業革命は18~19世紀だし、サク○大戦は大正時代だから齟齬ってない…よね?(・ω・`;三;´・ω・)
(-187) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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[案内された水道場。蛇口を捻ると暫くしてから冷たい水がばっと出てきた。
綺麗なお水にそっと両手を差し入れる。 置いてあった石鹸を濡らし、ゆっくりと手を合わせると、泡と一緒に汚れが落ちていく。]
……こんな風に、消えちゃったのかな。
[切ない選択をした、人魚姫は。>>396]
『おい。そこのチビ。』
(489) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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― 燐蛍亭 ―
[一席に腰を落としながら、先程中断した話を振り返る>>477 装飾を意味する部分毛も、鬘の類も。 キューティクルの高いものが望ましい。 まして、彼女の髪色は中々に希少な色合いだった。 ぼさぼさを演出する鬘に隠れた、自身の毛の色合いも同様だが 己の持ち物に、あまり興味は無い。]
髪の毛ねえ。 やぁこのくらいが丁度いいんですよ。
伸ばしたら手入れもへったくれも無い。
[髪が売れる話に興味を示していたのは記憶に新しい。>>479 滲む緊張感と、真新しいものを観察する様子は、 隣に座っていれば、それなりに伝わってくる。]
ところで、先程“悪党”がどうのと。 お仕事と勉学を両立させているお嬢さんが、 怪盗に興味がお有りなんですか?
[意外さは言葉尻に隠さず、先程切ってしまった言葉を 促しながら、カウンタに両腕を預ける。
風凌ぎに一役買っていた店内が、 次第に熱量の暖かさを帯びて来た頃合。>>481]
(490) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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………ぷぃ。
[上から降ってきた声は、わたしに当てたもの。無視をしたら、ぐわしって髪の毛を掴まれて、無理矢理上を向かされた。
だから、嫌いなの!! 頭に伸びる手は!!
買い物帰りの燐蛍亭で、メルにぃに出会ったけれど、女の人と一緒だったから挨拶しかしていない。
ぼさぼさの髪が、もっと酷くなる。]
(491) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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ああ、直接会って褒めてみたいな。
["コンにぃ"に選んでもらった靴はどうやら彼女のお気に入りのようだ。 褒めてあげて>>482と株をあげる様子を見ると、 殊更そう感じられる]
遠くだな。 この国ではあるけど、すぐには会えない。 買ってあげないとな、嫌われちゃいそうだ。
[オルエッタの励ましに、くすり笑う。 遠くに住む彼女――妻とは、文通と年に数度会う程度。 単身赴任の自分が嫌われやしないかと、 返事は細心の注意を払って出している]
(492) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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[皆がみんな、似合ってるねって言ってくれるものだと思ってた。けど。
わたしの足を飾る赤い靴。
『セブンみたいに盗んだのか?』って、背の高い人が言うの。 気付けば3人にぐるっと囲まれ てた。保健室の前なのに。
わたしにはきっと読めない、厚い本を持ってる学生たち。頭が良いのに。]
……ちがう、よ。 靴が、犬にとられたから……コンにぃが、買って くれたんだ、もん。
[盗んだんじゃないよ。 Sevenは靴なんて盗まないよって、足が震えそうになるのを我慢した。]
(493) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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/* アングイス―ジョシュア、グリフィン、フロライト グラディス―オルエッタ、ジョシュア、フロライト メルヒオル―ジョシュア、グリフィン、フロライト シュゼット―ジョシュア(フロライト) コンダクト―割とどこでも行けそう ジルベール―オルエッタ、グリフィン(フロライト?) テオドール―マニュエル、フロライト
こんなとこでしょうか。
(-188) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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どうもありがとうございます。 お買い物の帰りに、急かしてしまったようですみません。
ええ、僕はいつものを。
[>>483黒板は見ずに、馴染みの一杯を頼むことにする。 ティピカ種のニュークロップをホットで。 これが一番、珈琲“らしい”から。
そして、店を訪れるのが初めてであるように見受けられる 隣の客はどうするのだろうと、視線を移し。]
マスター、お嬢さんは慣れていない様子。 オススメのものを幾つかご案内された方が良いのかも。
(494) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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―旧式蒸気自動車にて>>484―
[顔を顰められて そんなにダメかと、悪びれない店主は首を傾ぐ。]
待ってる。
[其処は回数を重ねた分 信頼しているらしく、 白い店主はテオドールを待ち 車の荷台に運ぶのに手を添え的確に口を出し]
丁寧な仕事。たすかる。
[そう、きちんと感じたとおり褒めもする。]
もちろん。道案内は、任せて。 ――帽子でも被っとく?
[大きな鳥打帽を助手席の下から取り出して、有無を言わさずばふりと被せた。]
(495) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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『おい、コンにぃって、刑事のコンダクトだろ? そう呼んでたとこ、前に見ちゃったやだよねぇ』
『あー、あの。両親死んで、金がなくて刑事になった奴! 同じ学校だったんだよ』
『奨学金制度もあるってのにな。』
『アングイス・マールムだろ?』
『それよか、見た? 今日のクロークワークの号外!』
『あぁ、見た見た! コンダクトの……』
『『『ま・ぬ・け・ず・ら・!!』』』
[わたしの頭の上でやりとりされる言葉は、棘だらけで、下水道よりも腐った臭いがした。]
2014/12/04(Thu) 00時頃
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/* ふええ、オルエッタちゃん(´;ω;`)
あ、オルエッタちゃんはフットワーク軽いのであちこち縁故結べる気はしてます。 グラディスさんとのやり取り可愛いなって思ってる。
(-189) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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『おい、コンにぃって、刑事のコンダクトだろ? そう呼んでたとこ、前に見ちゃったんだよねぇ』
『あー、あの。両親死んで、金がなくて刑事になった奴! 同じ学校だったんだよ』
『奨学金制度もあるってのにな。』
『アングイス・マールムだろ?』
『それよか、見た? 今日のクロークワークの号外!』
『あぁ、見た見た! コンダクトの……』
『『『ま・ぬ・け・ず・ら・!!』』』
[わたしの頭の上でやりとりされる言葉は、棘だらけで、下水道よりも腐った臭いがした。]
(496) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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蒸気自動車がどんな仕組みになってるのかめっちゃ調べてる 運転席が見えてるイメージでいいんだよね? 機械系にはどうにも疎くて。 今度資料になりそうな本とか探してみようかな
(-190) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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[自分でそう呼んでとは言ったけれど>>485 実際に呼ばれると少しだけ胸にぐさりと刺さるものがあった。 若い子から言われればなおさら、 特にオルエッタは彼女と同年代の子よりも背が低いため、余計に。
彼女が大事そうに抱えていた紙袋を受け取って、 手を洗いに行く少女を見送る。 先に一枚干していようか。
あまりに遅くなるようなら、様子を見に行こう]
(497) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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……っ!
[違うよって、足をばたばたさせてたら、眼鏡の人に当たったの。
これでお話を止めてくれるかなって思ったら、違った。 顔を真っ赤にして、赤い靴を脱がそうとわたしの足を掴んだの。
すぽんって呆気なく、靴は脱げた。]
(498) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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/* >>496 わぁそういうの好き!!(ばたばたきゃっきゃ おるえちゃん拾ってくれてありがと///
(-191) 2014/12/04(Thu) 00時頃
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/* 自分が割り込んだ方がいいのか、それとも他の学生が良いのだろうかとそわり。 こういう時に空気読みスキル欲しい…!
(-192) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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せ、せんせ! ディスせんせぇ!!
[助けて、助けてって、近くに居るはずのせんせぇの名前を呼んだ。
明らかに狼狽えてる学生たち。
うるさい静かにしろって叫んでる。振り上げられた手。
殴られるのかなって、怖くなって、ぎゅっと強く目を瞑った。]
(499) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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それでは、 出発進行だ、ミスタ。
[無駄にしゃなりしゃなりと足を組み、 南に向けてと助手席で号令を出す。 目抜き通りを真っ直ぐに、安全運転。 学び舎見えるに雑談を見えぬ唇に乗せた。]
ミスタ、学業は如何? 楽しく或いは漫然と学を深めているかい。 学校では一角獣のことは教えてもらえないだろうが。
[ふふん、とうつくしいコルセットに覆われた鼻をつんと上げ]
(500) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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顔が良いのと愛想が良いのは、詐欺師の条件だ。 見目と腹の内が比例しないなど、君も良く知っている癖。
[ついでに嘘吐きは泥棒の始まりだ。>>486 顔と愛想がよく、嘘吐きこそ、コソ泥の正体だろう。と、 別段正体そのものには興味のない男が、適当な相槌。]
Billion? 大層な星の数だな。 ―――いや、それだけ多いなら砂粒の数か。
なんだ、君の臓物を肴にと言う話か。 珍味ならずや、不老不死の肉。………笑えない。
[あまり笑わぬ男が語る冗句は軽快な滑走を見せ、 不老不死なら人魚の肉だろうと言う蛇足まで付け足した。 彼を食っても不眠が移るだけで、不死など遠い夢のよう。
けれど、死体に似た睡眠行為に沈まぬ彼は、遠い夢すら見ない。]
夢に幸いをまだ願うのか。 何時か、琥珀色の海で溺死するぞ。
(501) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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|
うおっ!?なんだこれ、帽子?
[>>495頭に被せられたハンチング帽に、 動かし始める前で良かったと、思いつつ。 帽子なんて滅多に被る事は無いから、 何だか不思議な気分だ。
似合っているかいないのか、 自分で確認する事は出来ないから、 店主のセンスを信じるしかない。]
……被っとく。
[多少なりと、人の目につかなくなるやもと。 青年を知る人が見れば、 逆に珍しいと印象に残るものかもしれないが。]
(502) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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/* 俺だった!!!
(-193) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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/* お酒大好き(眠れる的な意味で)コンちゃんだけど 何故か酒好き好き書いてる時のBGMはマイヤヒ―マイヤフーのあれである ノマノマイェイ!!
(-194) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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―――…いや、
[清冽に差し挟む否定の語。緊張走る男に注ぐ眼差し。 彼に喋らせた本音を正す、レンズ如く輝く眸。>>487]
また一つ、では無く、もう一度、だ。
[酒の味を覚えたあの時から、彼はずっと溺れていた。 琥珀に満ちた水底で、唯一度の安眠を求めている。
シャッターを切るように、瞬きを一つ挟み。 けれど、傲慢な口振りは、返答を求めなかった。]
(503) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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[シーツに手を伸ばし、物干し竿に掛ける。 アイロンの手間を省くべく、皺を伸ばして、 その隙間から、水道の方を見ると、 学生に囲まれるオルエッタの姿が見える>>489
初めは彼女に知り合いがいるのだろうかと思っていた。 ちょうど影になって、髪を掴まれていること>>491は知れない。 学生にもプライバシーがあるからと聞き耳は立てず。 しかし、とぎれとぎれ聞こえて"しまう"言葉は>>493>>496 とても友好的な雰囲気には感じられない。
響くのは悲鳴>>499 干したシーツを留めもせず、そのままに。 急ぎ水道の方へ向かう]
(504) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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―旧式蒸気自動車にて、移動中―
[>>500店主の言葉と共に、蒸気自動車を走らせる。
旧式の蒸気自動車は、舵を取るのも大変だ。 なかなかじゃじゃ馬ではあるものの、 何度も運転した事があるためか、 手間取る事は、そうそう無い。]
………… ふ、ふんっ、僕は頭がいいからね。 学校の勉強なんて、簡単なものさ。
[視線は前を向きつつも。 大学の話がひょいと飛び出せば、 瞳は動揺の色を見せ。]
(505) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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え?テオドールふみさんなん?
あ、 オルエッタ→かるらさん コンダクト→しののめさん グリフィン→ももてんさん
まではみえてる
(-195) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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[真面目に通っていた頃は、 成績も良い方だった。 頭が良いのは、あながち間違ってはいないのだが。
ただ、ちょっと。 今は上手に活用されていないようである。]
そういうあんたは、店の方はどうなんだよ。 変なもんばっかり売ってるけど。 客足が遠のいちゃいないのか?
[話を逸らすのも、へたくそに。
骨董屋の店主を隣に乗せて、 蒸気自動車の舵取る青年の姿が、 暫く見られることだろう**]
(506) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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― 燐蛍亭 ―
そうです?メルヒオルさんだったら髪を伸ばしても似合いそうなのに。 やっぱり男の人とは感性が違うんですかね。
[伸ばしてくれないのは少し残念。もしも伸ばしてくれるのなら今度は自分が彼の髪の毛で色々と遊ばせて貰おうかな何て考えていたのだけれど。まあ、髪の長い幼馴染がいるので後で遊ばせて貰おうと、彼の髪のことは諦めて。]
悪党って言ってるのは周りの人たちで私は悪党だなんて思ってませんよ。 ……興味があるんじゃなくって、その……憧れてるんですよね。怪盗セブンに。
[ぽそぽそと、小さく声を漏らす。 もしも彼が怪盗セブンが嫌いだったら、自分は彼のことを怒らせてしまうのではないかと不安になって。 そんな不安からくるのか、それともまだ体が冷えているのかは知らないが店の中は暖かいのに、背筋が少しだけ寒い。]
(507) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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あ、ありがとうございます。 [水が入ったグラスを受け取れば、そのままそれを手に持って。 「いつもの」と店主が口にすれば>>483やっぱり常連さんなんだなと同じカウンターの席に座る男性を見る。 自分も急いで何か注文しなくちゃと黒板のメニューを見るが、種類が全然わからなくて頭がこんがらがってしまう。]
え、えっと。それじゃあの、マスターさんのオススメお願いしてもいいですか?
[さりげなく助け舟を出してくれたことにホッとして>>494 もしもそれも駄目だったのなら、メルヒオルが頼んだものと同じものを注文しようと]
(508) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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そこの三人。その手は何しようとしてる?
[声を張る。 口調こそ落ちついていたが、そのトーンはいつもよりも低い。 脱げた靴と、それを掴んでいる手>>498 そして、振りあげられた拳>>499 目に飛び込んできた光景は、女の子を寄ってたかって虐める男子学生たち。
珍しくあげた大声は、彼らの暴走を止めるにいたっただろうか]
…大丈夫か、オルエッタ。
[堅く目を瞑って怯えるオルエッタには優しい声音で問いかける]
(509) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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そういやそうだっけ でも顔が良い詐欺師は結婚詐欺師だけだと思うよ?ほら美女がびんきゅっぼんで誘惑してさ ……表で高潔な野郎でも、裏では黒々、よくある話知っている
[指摘に苦笑い>>501、嗚呼もちろん誰よりも知っていると コソ泥なら逮捕できるけど"seven"は未だ逮捕ならずと大仰にガクリ肩を落とす]
砂粒の数ねぇ その中からたった1つの正体見抜くは難しそうだ
不老不死ならさぁさお食べなさいって差し出すんだが 生憎コンダクトさんそんな属性もってなくって。自動人形ならば不老不死だろうけれどね 所で人魚って本当にいると思う?
[ダフネドラの店では扱ってそうだけど、なんて付け足して 軽快な口調で彼から紡がれる言葉は、意外と聞いていて楽しい 不眠が映るなら食べさせてやりたいものだ、なぁんて冗談を言った後 告げられた言葉にゆらりと瞳は揺らめいて]
現実に幸せが転がっているのなら願いはやめるけれど 父にも母にも夢でしか会えないんだ。その夢さえ見せてくれないんだ 溺れても会わせてくれるのなら、俺は
2014/12/04(Thu) 00時半頃
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そういやそうだっけ でも顔が良い詐欺師は結婚詐欺師だけだと思うよ?ほら美女がぼんきゅっぼんで誘惑してさ ……表で高潔な野郎でも、裏では黒々、よくある話知っている
[指摘に苦笑い>>501、嗚呼もちろん誰よりも知っていると コソ泥なら逮捕できるけど"seven"は未だ逮捕ならずと大仰にガクリ肩を落とす]
砂粒の数ねぇ その中からたった1つの正体見抜くは難しそうだ
不老不死ならさぁさお食べなさいって差し出すんだが 生憎コンダクトさんそんな属性もってなくって。自動人形ならば不老不死だろうけれどね 所で人魚って本当にいると思う?
[ダフネドラの店では扱ってそうだけど、なんて付け足して 軽快な口調で彼から紡がれる言葉は、意外と聞いていて楽しい 不眠が映るなら食べさせてやりたいものだ、なぁんて冗談を言った後 告げられた言葉にゆらりと瞳は揺らめいて]
現実に幸せが転がっているのなら願いはやめるけれど 父にも母にも夢でしか会えないんだ。その夢さえ見せてくれないんだ 溺れても会わせてくれるのなら、俺は
(510) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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/* 太字し損ねた悲しみ
(-196) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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[何処か悲鳴の様に告げる言葉は鮮烈な否定の言葉にかき消される>>503 返答求めぬその真実は、柔らかな部分を切り裂き目に見えぬ鮮血を滴らせる
ああそうだ、お前の言葉は正しいよ
声に出さず、唇だけで返答を もう1度失って。また溺れるのだろう琥珀の夢に 今度は酒すら効かなくなるかもしれないのだが
弱い自分がつくづく嫌になる それを眼前に突きつける友は凪いだ瞳で此方を見ていた 隻眼は湖面の様に鏡の様にあるいはカメラのレンズの様に 醜い己を映し出す]
――じゃあさ 失わせないでくれよ、グリフ 俺に友達を
[声音はどこか諦念の様な、それでいてどこか未来に慄く様な響きを帯びていただろうか]
(511) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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/* びんきゅっぼんって…誤字ィ(しょもん
(-197) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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/* グリフさんが傷をごりごりえぐってくれるのですごく嬉しい(←ドエム)
(-198) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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毛質がね。 こうもくるくるぼさぼさしてると、うん。
シュゼット嬢のように、指通り滑らかな髪であれば 伸ばしても惡くないのかなと思いますが。
[>>507と、彼女の髪を棚上げし、色の伺えない眼鏡の下、 瞳を細め、微笑んだ。 幼馴染の長めな髪と、よく判らないスタイルの頭を 天秤にかけて物を図っていると知れれば、余計に笑えるが。]
マスターの髪も綺麗ですよねぇ。 その長さがお顔に調和して一番美しいと思うんですが、 気に入っていただけてますかね。
[グラスに注がれた水を一口飲みながら。 話題の矛先を自然とふたりに逸らし、喉を潤す。]
(512) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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[こんなせんせぇの声を聞くのは初めてだった。>>509 3人と1人がびくって肩を震わせる。]
『ぐ、グラディス先生……』
『これは、その、あの……』
『ふ、ふんっ! 施された靴がチビには似合いだよ!』
『行こうぜ……』
『すいません、先生!』
(513) 2014/12/04(Thu) 00時半頃
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[小声で紡がれた言の葉を鼓膜へ収め。 あの屋敷で勤務する者の口から飛び出るにしては、 意外性に富んだ感触を受けながら。]
……憧れ? へぇ、なんでまた。
てっきり悪態でも飛び出るものかと。 [そこに怒りなどない。 ただ、純粋な疑問符と、若干の興味である。]
なにか盗みたい程に欲しいものでもお有りとか? それとも、現実から離れた存在に、憧れる?
(514) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[今度はせんせぇの優しい声がして。 わたしはようやく目を開けられた。]
……せんせぇ、だい じょ、ぶ
[大丈夫だと言いながら、ぺたんとその場に座り込んでしまった。]
(515) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[表で会話を交わしていた限りでは。 珈琲の種類に明るいとは思えなかった。>>508
香り高き黝い水を好むのなら、この店に一度は足を運ぶはず。]
餅は餅屋、桶は桶屋。 専門家に尋ねるのが一番良いと思いますよぅ。 いろんなオススメを試してみて、 気に入る味に出会えたら結構じゃぁないですか。
(516) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[水道場に行く前のこと。]
あのね。コンにぃはバイクに乗ってるから、きっと直接会えるんじゃないかな。
[誰を差すのか伝わって居なかったことに、この時は全く気付いていなかった。>>492
すぐには会えない、遠い場所。
さよならもなしに会えなくなったジルベールをふと思い出した。]
嫌われるのは、いやだもの、ね。 あ、でもね。 わたしはね、そーいうのなくても、せんせぇのこと嫌いになんてならないよ?
[うん、それは絶対。]
(517) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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いえいえ。 間に合わなくて大切なお客様がお帰りになっては哀しいですから。 ――畏まりました。
[>>494謝罪の言葉には緩く首を振り、注文を受ける。 ホットのティピカ種のニュークロップは‘いつもの’で十分に通じる。
メルヒオルの言葉に、物珍しそうに店内を見ていた女性に視線を移せば>>508どうやら困っている様子。]
…はい、そうですね。 ブルボン種でしたら、重厚な香味と華やかな酸味と甘みが楽しめます。 メルヒオルさんの選んだティピカ種も、柑橘系の明るい酸味と柔らかな香味があってお勧めですが。
[店に置いてある品種の中から、お勧めのものを二つ選んで口にして相手の反応を見てみる。 豆は全て自分の納得したものを仕入れているが、口に合うかはどういった味が好みかにもよるので。]
(518) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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顔が悪い詐欺師は三流だ。 人が何を基準とするかなど分かりきっている。 ……見合い写真の闇を君は知らない。
[注文がつけば、二次元の美醜も整えた。 たっぷりの光と柔らかな色彩で、外見など幾らでも取り繕える。 本職が語る闇は深く、静かに首を左右。
レンズを通して真実を見、望むようにアウトプットする。 これも写真師らしい仕事の内だ。>>510]
自動人形とて、不老不死ではない。 劣化と耐用年数が整備と部品交換で人間のそれより伸びるだけだ。 浪漫的回答を求めているなら、エンジニアに聞くものじゃない。
[移り変わる話題には、あっさりとした返答。 確かに水晶卿は揃えて居そうであるが、それも眉唾である。]
(519) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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―――…、
[言葉の刃が彼に創を付け、鮮血の代わりに声が流れた。 飄々と人と酒の間を行き来する彼らしい出血。
言い過ぎたと後悔するような繊細さは持たないが、 追撃は控えて、沈黙で蓋をした。]
弁えよう、コンダクト。
[そうして、一言で返したのは、後悔が尾を引いているからか。 棺桶を琥珀で満たしたのは、彼だとしても、 最初の一滴を垂らし込んだのは、やはり己の過ちだ。**]
(520) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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― 回想:最初の仕事>>422 ―
[染物職の夫と、針子の母。 それに透き通るような白皙の肌を持つ少年。 額縁に入れて飾っておきたいほど、完成された家族。
その御伽噺から抜け出た一家を同じフレームに納めたのが、 己の写真師としての一番最初の仕事だった。]
(521) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[時は丁度、今の彼と同じ年頃。
中央都市で取得したライセンスを用い、 営業写真館を商いはじめたばかりの頃だ。
すくすく育つ息子の可愛さ故か、 その頃から肺腑を患っていた故かは知らないが、 出来たばかりの写真館に家族写真を頼みに来たのがマールム家。
『アンジー、アンジー』
優しい女性の声が、白雪を掻き集めたような少年を呼ぶ。 十年経っても、理想と言う言葉と共に連想する家族の風景。
並んで撮られた一枚目は、当時の腕を鑑みれば、 当代の傑作と言ってよい出来だった。 レンズ越しに見たものを、そのまま映す技術。 技能だけではなし得ぬ温もりを切り取った一枚。
家族が減り、何れ彼らが撮影に訪れなくなっても、 燈写館の壁には家族の肖像が見本として飾られている。
今の彼には縁遠い幸せな家族が、時から外れ、切り離されたまま。]
(522) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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―旧式蒸気自動車にて、移動中―
似合うよミスタ。
[店主は気紛れで色々と被せたり触れたり 猫のように気紛れである。 実際、似合うであろう。 店主の趣味でつけた飾り鏡でも覗けば分かるだろう。 くすくす、店主はわらう。]
――そう。 勉学に励むは特権だ。
[紫水晶を流し見れば、感情にくるくる変る湖水の眸。 すっかり動揺していておや、と半眼になる。]
(523) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[証明写真撮影の際に、数年ぶりに訪れた彼は、 今もその写真が飾られているのを目の当たりにしただろう。 もしかして苦々しく、もしかして哀愁を伴って。
だが、デリカシーに欠ける男は、 気を取られているだろう横顔に、目線が欲しいと呼びかけた。]
―――…アンジー。 余所見はするな、眼はこちらだ。
[既に成人間近の彼を、幼子の名のまま呼んだ写真師。 地雷原を踏みぬいた音は、飛行船の汽笛に掻き消されていた。**]
(524) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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/* 服がちょっとチャイナ系っぽくも見えるので、中国茶とかも考えたんですが知識がなさすぎるのでやめましたw
工芸茶とか、一度呑んで見たいなーと。 見た目にも華やかですよねぇ。
(-199) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[男子学生の手は止まったようだ>>513 救護室に自分が常駐しているというのに 騒ぎを起こして見つからないと思っていたのだろうか。 バツの悪そうな顔をして、去っていく。
睨むように目を細めて、念のため顔を確認した。 救護室でのサボりの常習犯ではなさそうではある]
怪我はないか? あいつらはホントに…… うちの学生が迷惑かけてごめんな。
[大丈夫といいながらも、 その場で座りこむオルエッタ>>515に駆け寄る]
怖かったろ。少し休もうか。
[その場に置かれた靴を拾う。 緊張感から、腰が抜けてしまっているだろうか。 手を引いて、あるいは動けないようなら抱き上げて、そのまま移動する。 目的地は救護室のベッドだが、 理由が納得できるものがあればそちらへ]
(525) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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―旧式蒸気自動車にて、移動中―
[>>506 噂はゆらり、届かぬわけでなし。 例えば写真屋は、忌憚ない意見を 聞かせてくれたやもしれぬ。]
僕の店?
――変とはお言葉、 拘りの品ばかりなのに。 分かる人には分かるのさ。
何ぞ、勤労ばかりでなく 品を買い上げてくれても良いのだぞ。
[へたくそな話の逸らし方にも、 豪奢な店主は腕を組み胸をそらして堂々と言い放つのである。
道中、言葉交わす蒸気バイクの刑事と写真家の姿あれば 車の上で白い手ひらり、店主は振って 一方、じゃじゃ馬の旧式を手懐けるテオドールは顔を隠すように鳥打帽のつばを下げたようだ。]
(526) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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/* 拾いたいメモ。>>419
ダフネドラ:友達。やや魔物認識。
オルエッタ:井戸端会議楽しい。 ジョシュア:お得意先の息子 アンダンテ:整備したい。
コンダクト:夢をみない友人。肝臓漬け。 メルヒオル:人間じゃない⇔技術者らしからぬ。 ジルベール:うちの子。深淵負縁故。 アングイス:アンジー。可愛いこども。 テオドール:常連客。切手借金。可愛い。
(-200) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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―回想―
[左半身に傷を負ったのは7年前。 当時は戦地にいた。 29の、仕事に慣れた頃だった。
軍学校では医学専門だけでなく、一通りの戦闘技術も叩きこまれている。 しかし、飛行艇からの攻撃は為す術がない。
失ったのが左腕だけならば。 軍医ではなく、兵士として残ることもできただろう。 乱暴な話、引き金が引ければいいのだから。 致命的だったのは左視力の喪失も重なったことだった。 上半身から失われた"左"の感覚を取り戻すよりも、 戦いと関係のない、平素の生活に戻った方がいいだろう。
それが、グラディスに下された最後の命令だった]
(527) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[>>512メルヒオルが女性と髪の話をしているのを聞いていると、あまり熱心ではない様子の店の経営が勿体なくも思える。 蘇芳色の女性の髪は男の目にも綺麗に見えたから、切ってしまうのは勿体ないように思えて。
ぼさぼさの髪と瓶底眼鏡で隠された彼は整った顔立ちをしているように見えるのに、あまり気を使わないのには少し疑問を感じるけれど。 自分の髪の事に話が移れば]
…ありがとうございます。 ――長過ぎませんか? そろそろ切るか、結んだ方が良いのかなと思ったりするのですが。
[仕事柄、清潔感は重視しても見目に対しては無頓着な口だった。]
(528) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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/* よしよし、今日も1500pt内に収められた。 明日の下限は25843かな。平日は余裕だ。
(-201) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[人を救いたかった。 国のためになると軍に志願して、多くを救うために軍医の道へ進んだ。 現場では、応急処置が一刻を争う。 後衛の救護班でさえ、もれなくそこは戦地だった。 結果として、自らの腕は多くの同胞を救った。 しかし。
左手が奪われた。 左目が奪われた。 救う手段が奪われた。
そして、自分が救った彼らは。 多くを奪ってきた。
争いは何も生み出さないという使い古された言葉はある。 その通りだ。争いとは奪い合うものだから。 救えるものは、何だっただろうか。 戦地でその答えは出ず
―――グラディスは、その命通り戦地を去ることにした**]
(529) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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間が悪ければ改めるつもりだったんですがねぇ
やはり、何をするにも先ずマスターの珈琲がないと。 生きた心地、というか起きた心地しませんよ、えぇ
[>>518今を逃せば、閉店前に駆け込む羽目になったやも。 其れを思えば、足を他に向けかけたタイミングは、 散髪屋にとって、幸運といえる。]
どの一杯も、古いものは望まれない限り 使っていないそうですよ。 酸味苦味の強さやまろやかさで好みも多様ですよね。 今日の一杯が、シュゼット嬢の舌にマッチすれば それに越したこたぁないんですが、ね。
(530) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[説明に耳を傾けながら。 のんびりと交わす言葉を楽しむ。
否、――楽しむ振りをする。
こうして年月を生きてきた。 本当に聞きたい声を聞けぬまま、擦れたレコードを聞くかのように
師と飲んだ珈琲も、仝じ種類であって仝じ味ではない。 もう、あの時感じた旨さは二度と味わえないのか。 二度と取り戻せぬ、手の届かぬ宝であるのか。
そんな筈は無いのだ、そんな筈はない。 本物が得られなくとも、代わりなら、これから。
それが譬え、贋作であっても、**]
(531) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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三流なら逮捕は余裕、二流なら少してこずる 一流は女を落とすだったかな…人の美醜への拘りは恐ろしい …見合い写真の闇って何それこわい
[凄く気になる単語>>519を聞けば思わずゴクリ喉を鳴らす 写真師のレンズにしか映らぬ闇があるのだろうか、と少しばかり興味がわいた]
劣化と耐用年数と…有限なんだな エンジニアだからこそ自動人形に夢を見させてくれてもいいじゃないか いずれ半永久的に動ける永久機関搭載の人形ができるとかさ
[あっさりした返答にむぅと唸った 彼の言葉には、嘘は無い]
(532) 2014/12/04(Thu) 01時頃
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[沈黙で孤独の棺桶は蓋をされる
心得てくれるなら、それでいいと
暗さを帯びた若葉色を閉じればひとつ、呼吸をして ぱっと視界開けば元通りの。街の元気なお巡りさんの自分になる 棺桶は心の奥底沈められ、吐息と共に纏う空気は霧散する]
あ、そういやさグリフ お前こんな所にいるの珍しいよな。燈写館無人にして大丈夫かい?
[話題変えようと黒塗り鞄を目に留め尋ねる 冷静沈着で無愛想、というわけではないがあまり愛想振りまくのを見かけぬ彼が従業員を新たに雇ったとは知らぬままに
そう、彼に尋ねた頃 何やら巨大な荷物を乗せた旧式蒸気自動車とすれ違う>>526 ひらり手を振る佳人に手を振り返すが、運転席の帽子を目深にかぶったアルバイトの顔は見えなかった それらが通り過ぎれば再度彼が商店街まで繰り出した理由を尋ねたろうか 彼が新しい従業員の書類を出しに行くと知れば、引き止めて悪いと謝っただろう
彼が書類を提出しに行くつもりだと告げれば自分もそこで彼と別れたか ――無論、肖像権のなんとやらで酒の催促は最後にしっかり念押しして*]
(533) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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[左腕が鉄になった。 細やかな動きができる義手はさすがに手が届かず。 医学の知識はあれど、手術はできない。 ならばと、見つけたのがこの保健医の職。 前途ある若者のため、応急処置による延命はできるだろうから。
空きを探した結果、故郷から遠く離れることになってしまった。 軍を辞めたというのに妻には寂しい思いをさせている。 たびたび手紙で連絡は取り合っているものの、 直接会えるのは年に数回、数日間。
しかし、それももうすぐ終わる。 手に入れた商店街の外れの小さな一軒家。 そこで彼女と一緒に住もうと。
今はまだ一人で過ごす家に、彼女が来るのは、 先日出した手紙の返事の中。 近日中に届く手紙に書かれているはずだ*]
/* 長すぎて削ったけど、使いたいネタなので灰に投げておこう。 浮足立ってる理由は下の方
(-202) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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でも、メルヒオルさんの髪はふわふわしてそうですよね。 私は長くてふわふわしてる髪もいいと思うのだけれど……
[毛質でぼさぼさしていても、伸ばせば猫毛みたいにふわふわするのじゃないかと言う変な自論。 けれど散髪屋で、しかも接客業もするのであったらそんなに伸ばせないのだろうか。 そう意識しているのなら接客業者の鑑だなと感心して>>512]
本当に……私とは全然違う色で綺麗だと思います。 メルヒオルさんみたいに調和、とかはわからないですけど…… マスターさんに、とっても似合ってるなぁって。
[自分の様にただ伸ばしているだけじゃなく、綺麗に整えられている髪は本当に美しく思えて。]
(534) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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私が悪態をついてどうするんですか……
[と、まず一言。 確かに仕事先の家から盗まれているんだから、周りからは自分が悪態を漏らすものだと思っていたのだろうか。>>514 何故憧れているか、そう問われれば]
現実から離れたものにって言われればそうかもしれません。 ……私、ある御伽噺をよく読んでいて。その主人公の女の子が大好きなんです。
[口にするのは、子どもが読むような御伽噺のこと。 世界中を旅する女の子が幾多の困難を乗り越えて運命の人と巡り合うお話。 その女の子が羨ましくて、いつか自分も色んな景色を見て旅をしてみたいと言う願望。
そして、その主人公と怪盗セブンのことが重なって見えたこと。 やってることは確かに悪いことかもしれない。けれど、目的を達成する怪盗は自分の目からとてもかっこよく見えて]
私、なんだか子どもっぽいですよね。 自分じゃ絶対にできないって。なれないってわかってても憧れちゃってて……
[全て話し終えれば浮かべるのは苦笑い。 こんな自分の夢の話を聞かせてごめんなさいと口にして]
(535) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* そう言えば、ツーロックの件。 今回はかなり厳しいキャラメイクにしてしまいました。 横の繋がりを理解出来ていないと云うのが致命的です。
もう一人入ってくれるのが一番ですが、難しそうかな。 恐らく最初にアクションを起こす側だから、 難しそうなイメージがストーカー側にある気がします。
自分も偶には被害者の気持ちを知ろうと、 被害者側にCOしようとしたのですが、 気付いたら誰より先にストーカー側に座っていました。 本当に追いかけるの好き過ぎて、お恥かしい限りです。
(-203) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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ぶ、ブルボン……?ティピカ……?
[初めて聞く単語に首をかしげながら、説明を聞きつつこくこくと頷く。>>518 珈琲の豆にそんなに種類があったのかとまた一つ頭がよくなった気がした。けれど説明されていくうちにまた頭が混乱して、どれを選んでいいのか悩み始めてると]
そ、そうです、よね。 じゃあ……ブルボン種の珈琲を1つお願いします。
[オススメを試してみる。 そんなアドバイスを聞けば、>>516名前が少し美味しそうに思えたほうを注文してはぺこりと店主に向かいまたお辞儀をした]
(536) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* グリフィンさんは確か崇拝したいんだっけ? ならグイスとかメルヒーあたりに行きそうだと予想!(ズビシィ!
(-204) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット メルヒオル マニュエル(多分C) グリフィンCー友人縁故
【まだ】 ジルベール ジョシュアC アンダンテC グラディス テオドール フロライトCー常連縁故
とりま結構な人数会えたし、後もう2,3人位会えたらいいなぁまったりいこう
(-205) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* あばば、遅筆でごめんなさい…!
しかし、ブルボンと聞くとどうしてもお菓子メーカーや食器に目と口がついて赤ちゃんとうたいだすCMが出てきて…
#それはミルトンである
(-206) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* 「ブルボン」とは、「ティピカ」が突然変異により生まれた品種で、香り高くこくがあります。
イエメンからインド洋に浮かぶ「ブルボン島」に移植されたのが起源とされていて、のちにブラジルに移植されました。
生豆は小粒で丸みがあり、センターカットS字状をなしているのが特徴です。
収穫が隔年ということもあり生産性が低く、「ティピカ」同様に改良品種に押されて市場でその量は激減してしまいました。
なるほど、普段珈琲飲めない人なので(苦いもの駄目)こういう知識は新鮮です
(-207) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* …テオは会った事があるでいいのだろうか(まがお)
(-208) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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[>>534ふわふわしていそう、という評価にメルヒオルの栗毛を見やり。 癖のない直毛の男には、伸ばせば…といった知識はない。 女性に髪を褒められれば]
……その、ありがとうございます。
私の目にはお嬢さんの髪の方が綺麗に見えますが。
[これといった手入れはしていない髪の色を褒められて何となく恥ずかしくなる。 それを誤魔化すように微笑み、ゆるりと首を傾げてみせれば青磁色の髪がさらりと揺れた。]
(537) 2014/12/04(Thu) 02時頃
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[怪盗に纏わる二人の会話には口を挟む事はなく、街中でオルエッタと見た号外に乗っていた、家の関係者なのだろうかと思うのみ。
>>535彼女の怪盗への…現実から離れたものに対する憧れ。 物語の主人公のように彼方此方を旅してみたい、と語る姿は、 新たな住処を求めてふらりとこの街に行きつき、移り住んだ男には眩く思えて。]
――…叶うといいですね。
[夢を語る事は悪い事ではない。 女性の一人旅は少し危険な気もするけれど。
謝罪する言葉を否定する事なく、緩やかな微笑みを湛えてそれだけぽつりと零す。]
(538) 2014/12/04(Thu) 02時頃
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[>>536割合有名な品種をあげた心算だったが、それも聞き慣れない人間には異国の言葉や呪文のようにも聞こえるかもしれない。 それでも一生懸命に聞いている女性の姿には好感を持てた。 悩みつつも常連客のアドバイスを聞いて、注文を決めた彼女に向かって男は僅かに腰を折る。]
畏まりました。 それでは今から用意させて頂きますね。
[どういった理由で決めたかは知らないが、彼女なりの判断基準によって選ばれたのだろう。 感覚に頼るのも間違いではない。
店の、やや入り口近く。 定位置に掛けた鳥籠の、小鳥の囀りを背中に受けながら男はバックヤードに下がった。]
(539) 2014/12/04(Thu) 02時頃
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―少し前―
――ありがとうございます。
[>>530常連客のそうした言葉は世辞であったとしても有難いもの。 いつもより早めの来店。 遅めに店を開ける彼が、既に馴染み客相手に一仕事終えたとは知らず。 珈琲についての話題には大きく頷いて]
えぇ、二度目はやはり香りなども落ちますし。
豆も人と同じですね。 酸味に香り、コク。 収穫してからの時間、豆の煎り方や抽出の仕方によっても味わいが変わりますし、面白いものです。
[男が心底そう思っている事は、楽しげな声色と表情から窺い知る事が出来るだろう。]
(540) 2014/12/04(Thu) 02時頃
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[>>531メルヒオルの楽しむ振りも。
いつも頼む珈琲に対する想いも、 その奥底にある渇望も、男は知らぬ。
知らぬ男に出来るのは、 彼の注文した一杯をその時に出来る最高の出来で提供する事くらい。*]
(541) 2014/12/04(Thu) 02時頃
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[ニュークロップ。 収穫して数ヶ月程度以内の生豆はまだ青々としていて、草のような臭いがする程。 そんな新しい生豆は深めに焼き込むもの。
水分が多い故に少し時間が掛かってしまうが、いつもその日のうちに使い切るようにしているので新たに豆を炒る。 手網に適切な分量を乗せて均一に熱が伝わるように揺すりながら火で炙る。 持ち手は熱くなるので濡らした布を巻いていた。 中炒りの状態から更に炒り続ければ、やがて煙が立って店内に香ばしい香りが満ちて来る。 やがて程よく炒った豆を冷ましている間に、女性の頼んだブルボン種の準備に取り掛かる。 こちらは個性の落ち着くカレントクロップの状態の豆を選んだので火の通りもやや早い。
そうして同じ工程を経た焙煎豆を手挽きのミルにかける。 刃が豆を削る小気味良い音が店内に響けば、鳥がそれに応じるように歌う。]
(542) 2014/12/04(Thu) 02時半頃
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え、私の髪がですか……?
[さらりと、自分の髪を一掬い。 自分の髪と、店主の髪を見比べては>>537、お互いの髪質や髪色が全然違うんだなと思ったのと]
でも、やっぱりマスターさんの髪の方が綺麗ですよ。 マスターさんの髪は透き通ってて夜が明ける前の空の色みたい。
[御伽噺にも出てきたような色の髪。それに比べて自分の色はなんとも言えない様な色。 赤の髪ももう少し色鮮やかだったら好きになれたのにと、揺れる青磁色の髪を目を細めて見つめ]
……あの、髪が綺麗だって言ってくれてありがとうございます。
[少し褒め慣れてない所為か気恥ずかしくもあったけれど、褒められたことは素直に嬉しくて。 先ほどまでぎこちなく固まっていた表情が崩れてふわりと、微笑を浮かべ]
(543) 2014/12/04(Thu) 02時半頃
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……馬鹿にしないんですね、私のこと。 [正直に言うと、馬鹿にされるのではないかと思っていたけれど。 叶うといい、そういわれれば少し目を丸くした後に笑顔を作る。 昔、親や友人にこのことを話しては馬鹿にされて、それ以来自分がこの夢を語るのはなかった。 だから、そんな自分の夢を馬鹿にせず、呆れもせずそういってくれた店主には>>539嬉しくも思えて。]
えっと、ありがとうございます。
[バックヤードに下がる店主へと2重の意味で礼を言えば、珈琲が出来上がるのを待って。 彼が淹れる珈琲はどんな味なのだろうかと心を躍らせながら、また店内をきょろきょろと見渡して]
(544) 2014/12/04(Thu) 02時半頃
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……鳥篭?
[入ってきた時には気付かなかったけれど、入り口の近くに鳥篭があって。囀りが耳に届けばそちらに興味を惹かれて。 カウンターから席を立てば中にいる鳥を驚かせないようにとそろそろと近づいて]
こんにちは、はじめまして。
[鳥篭にいる小鳥に、話しかければその綺麗なで可愛らしい姿を見て。 店の雰囲気にも合っているななんて考えながら、一人じっと小鳥を見つめ、店主がカウンターに戻ってくれば自分もまたカウンターの席へと戻っただろう**]
(545) 2014/12/04(Thu) 02時半頃
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[珈琲を入れるカップに沸かした湯を入れて温める。
そうして濾過布を金具に取り付けると漏斗に引っ掛け、サイフォンを組み立てるとその上に挽いた豆を計り入れる。 二つのサイフォンにそれぞれ一杯分。 水を入れたフラスコ部分をそれぞれアルコールランプで熱すれば、蒸気圧で湯が上がっていく。 それは濾過布を通り、炒った珈琲の豆に染み込んで同じ色になる。 実験を思わせるその様子はカウンター席からも見えるだろう。
静かに、けれど強く香る珈琲の香りが店内を包んだ。]
(546) 2014/12/04(Thu) 03時頃
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――どうも、お待たせ致しました。
[銀の盆に乗せた珈琲の入った二つのカップをそれぞれの前へ。 抽出までの間に会話はあっただろうか。 水を向けられれば会話に入る余裕はある。 毎日のようにやっている事だ。]
ミルクと砂糖はどうされますか?
[メルヒオルは普段の通り。 シュゼットが所望するようならその通りに並べ、バックヤードに戻る。 珈琲を味わう客の邪魔をせぬようにと。
さて、今日の初仕事の具合はどうか。**]
(547) 2014/12/04(Thu) 03時頃
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/* ふみゃあ。 勉強不足で粗があったらすみませぇん。
しかしこのコース、かなり時間かかりますよねぇ。 ざっと一時間はかかるかな。 サイフォンで入れるのを見るのは好き。 理科の実験みたいで。
(-209) 2014/12/04(Thu) 03時頃
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/*メモ この街に来たのは7年前か6年前か。 義手作ってリハビリの期間がいる。
怪盗セブンは、それほど悪く思ってはなさげ?
争いには敏感で、手荒なことは好きじゃない。
あと、ベッド連行の字面がすごい(こなみ
(-210) 2014/12/04(Thu) 07時半頃
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君の目元からクマを追い出すことなど造作もないと言うことだ。 ―――…最も、それは真実では無いがな。
[真実が映るなら、偽りもフィルムに刻まれる。>>532 見合い写真に一目惚れなど愚行は止めておけと忠告を添え。]
夢は夜に、瞼の裏で描くものだ。 独り善がりに無機物へ押し付けるものじゃない。
[信号に答えるばかりの永久機関に見る夢。 夢を描かれた方は洒落ですまない。
己の脳裏には、恩師の残した少女人形の影がちらりと過ぎる。]
(548) 2014/12/04(Thu) 08時頃
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[封じた蓋はさしずめ地獄の釜か。>>533
彼はあまり人に多くを望まない。 己のような語気の強さを用いれば、泡沫のように霧散する。 棺桶に溜まった琥珀の熟成は、彼をよくよく侵しているようだ。]
―――…ああ、新しい青年を雇った。 昔、メルヒオルのところで働いていたジルベールを覚えているか。 彼がこの街に戻ってきたので、今度は燈写館に迎えた。
[気を取り直して開かれる唇に、此方も合わせて世間話。 店番兼雑用係兼マスコットである。人使いは案外荒い。]
彼の住居となるアパルトマンを探して―――…、 そう、あの魔物を捕まえに行くところだった。
[彼の視線が示す先、水晶のように巧緻な美貌を持つ奇人。 魔物呼ばわりした男は、一切の悪気も無く、声を飛ばそうか。
不動産が欲しい、と、蒐集家の真髄を試し、 また、彼の手腕たるを信頼して。
レンズ越しになど見なくとも、彼の有能は水晶如く輝かしい。**]
(549) 2014/12/04(Thu) 08時頃
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―旧式蒸気自動車にて、移動中―
ミスタ、一寸止めてくれ。
[>>533 >>549 見えたのは刑事と写真師、 後者に呼び止められたのを受け、 少しの距離を空けて旧式蒸気自動車は止まる。 鳥打帽のつばを下げる青年の「見られたくない」内心などお構いなし。 荷台には幌を被せた一角獣。きらり硝子の眼が光る。]
ごきげんよう。 この“魔物”に何ぞ用かい、写真屋?
[紫水晶の双眸を細め、 常の調子、やや機嫌よくも見える風で答える。 写真屋呼ばわりはどこぞの御伽噺の帽子屋呼びのようなものだ。 彼の腕をあいし、店主は勝手な名前をつける。]
(550) 2014/12/04(Thu) 08時半頃
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あの子か、帰って来てたのか。
[簡潔に説明と依頼を受けて 店主は驚くふうでもなく頷く]
ふ、ふ、ふ 冬が花を留め置くか。
否――――
[ 魔物よろしく悪戯に双眸を細めた。 隠れたくちびるのかたちは弧であろう。 ]
よろしい、幾つか宛はある。
半刻ほど時間を。 一角獣を送り届けねばならないので。
[ まるで現実味のない用件を 日常会話に混ぜ込んで、旧式蒸気自動車の窓から グリフィンの隻眼を覗き込む]
僕が行く?きみが来る? 選んでいい。
[ともすれば尊大だ。 ]
(551) 2014/12/04(Thu) 09時頃
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凄く珍しいんですよねえ。 青磁色に、宵の色が混じっている。
癖の無い良い髪ですから、 マスターがいらっしゃると仕事する気になれます。
あぁ、確かに。 後ろの方が若干重そうだ。
伸ばしたければ量だけ梳いて伸ばしても 重くならないように整えますし、 前と仝じ長さにも、揃えますよぅ。
お店の経営でお忙しいと思いますが 時間ができた時にお越し下さい。
[>>528美しいものに関しての興味に、偽りはない。 いつもは貼り付けられた紛い物の笑みも、 自然と緩んだ其れに変わる。]
(552) 2014/12/04(Thu) 09時頃
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ミスタ、
髪を切ったのか。 似合うよ。 実に好い。
[ ふとコンダクトに視線を流すと そんな賛辞を細めた眼と共にむけた。 腕のよい散髪屋、彼処も随分気まぐれな店。 店主も巻き髪を試しに弄らせた事が何回か。
グリフィンとコンダクトを順に見る。 閉じられた棺桶も 琥珀の一滴も 知っていても知らなくても この魔物は同じ風。
それではと声をひとつ、 鳥打帽のつばを下げるテオドールの 肩をさらりと撫でて催促し、
蒸気自動車は発進の煙を残し 一路一角獣の新たな棲家へ向かうのだ** ]
(553) 2014/12/04(Thu) 09時半頃
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この髪質で伸ばすと、乾かすにも苦労しそうでね こと自分に関しては怠け性ですから~。
そうですか? 栄養が届いてないんで、けっこうガシガシ傷んでますが
[>>534ふわふわ、は見た目だけである。 死んでいる毛を鬘にしているのだ 指に触れられれば、随分と人間味が薄いと気取られかねない。 その為、他人に髪を触れさせるような隙は、無かった。]
お二人とも、素敵な髪をお持ちだ。 是非大切にされて下さいね。
[>>535何故悪態をつかなければならないのかと 重くつぶやかれたので、両手を前に出し、]
ぃえいえ、ご主人の機嫌も斜めになるそうですし。 そこで働く側にとっては、 百害あって一理なしの存在だとばかり。
[そう括り、あとはシュゼットの話へ耳を傾けることにする 御伽噺の少女の行動力と、奔放な盗人を重ねる。 それもまた奇特に思えたが、“運命の相手”を求めて、 という部分まで話が移ろげば、眼鏡の奥で ぴくりと金色の瞳が揺れた。
羨望を抱いている意味を知り、 暫く音をなくして聞いていたが、 肘が水の入ったグラスをつつき、転がしてしまった]
(554) 2014/12/04(Thu) 09時半頃
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――とと、失礼。 布巾お借りしても?
[珈琲を用意してくれているマスターの背に声をかけ、 慌ててグラスを立て直す。 手近な台ふきを取り、カウンターの上に伸びた水気を拭い]
いやぁ、旅はいいですよねぇ 今まで見えなかった世界を幾つも発見できる訳ですから。 是非お金を貯めて、遠くまで足を運んでみればよろしい
それはきっと、樂しいでしょうから。
[珈琲を届けられた処で生憎ではあるのだが、>>547 手洗いを借りるべく、席を立つ 冷めたら勿体ない、直ぐに戻りますよぅ、と添えて*]
(555) 2014/12/04(Thu) 09時半頃
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そうだな、真実追い出した自分が映る日は果たして来るのやら
[友人の的確且つ歯に衣着せぬ言葉>>548に偽りでも幸せ映るなら良いではないかなんて嘯く
見合い写真など甲斐性ない新米の所に来るはずもないから無用の心配さと忠告に笑み溢した]
夜のカンバスが絵の具を乗せてくれぬからどうしようもないよ とはいえ……確かに夢を押し付けられた方は迷惑か
[主亡くした後も時々街で見掛ける機械人形を思い出せば浮かんでいた笑みは寂しいものになった
死んでもあれ程まで慕われるとは羨ましいものだと不謹慎な思いを抱きながら]
(556) 2014/12/04(Thu) 09時半頃
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/* コルセット外したくちびるは ニャルラトホテプ宜しく 物理的な闇が覗くのか App18超えの美貌を隠しているかのどちらか、 或いは両方
(-211) 2014/12/04(Thu) 09時半頃
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[彼が口を開き、耳に届いたのは懐かしい名前>>549 たしか彼は半年程この街にいたはず、と]
ジル君帰って来てたのか!あの子は頑張り屋だからね 君の所なら安心だ。いい子なんだよ、大事にしなよ?
[メルヒオルの散髪屋で真面目に働く姿を目にしたことがあり、街を出ていったと聞いたときは寂寥感を抱いたものだ]
君のところで住み込みさせればいいのに……ダフネが魔物ねぇ…
[妖艶な美しさは確かにと首肯していれば、彼が友人に声を掛けた>>550]
(557) 2014/12/04(Thu) 10時頃
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[手洗いの壁に凭れ、深く息を吐く。 重たいレンズは時として邪魔ものでしかなく、 時には、優しいカーテンに代わる。
真意も、感情も、浮かぶ水の雫すら。]
―――――…。
[まだ破れない。 盗品が生んだ金の使い道も。 俺がどうにかなっても、 人生を有意義に生きろという言葉も。]
……、わから、ない
(558) 2014/12/04(Thu) 10時頃
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[これは、本当に価値ある生き方? 今の自分を何処かで見ているのだとしたら、 模倣された本人が教えてくれなきゃ、わからない。]
………くっ、
[嗚咽は殺され、飲み込まれた。 物語のように、得れるのなら。 何より尊いが、それは必ず人ではない、*]
(559) 2014/12/04(Thu) 10時頃
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[暫し友人とダフネドラの話をぼんやり聞いていれば、ふと此方へ紫水晶が向けられる>>553 切り揃えた髪を誉められ、気恥ずかしそうに頭を警帽の上からくしゃり掻いて]
あはは、ありがと あそこの店主の腕はいいねぇ。同僚が褒めてたとおりだった こんな手入れ不足の髪が見られたものになるんだから
[シャワーを浴びても何時も僅かに漂っていた甘ったるい酒の香りは整髪料の臭いに掻き消され、こんなのも久々だなぁとも感じた]
とと、グリフ 用事を邪魔してたみたいで悪かったな、呼び止めて まぁでも行き違いにならなくてよかったよかった
今ジル君はどうしてんだ?留守番? そうなら早いところ帰ったげなよ。寂しいだろうし
[なんて要らぬ世話を焼きつつ、そろそろ自分も街を見回るとするかと相棒のバイクのエンジンをかける]
じゃ、俺もそろそろこれで 暇あったら写真館寄るから、そんときには温まった懐の分酒奢ってくれ! じゃあな、ジル君によろしく
[そう言い残せば蒸気バイクに跨がり商店街を駆ける さて何処にいこうかと考えながら*]
(560) 2014/12/04(Thu) 10時頃
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[顔を洗い、カウンターまで小走りに。 良い匂いを鼻腔に捉え、 既に加糖の手間も済まされたカップを ソーサと別れさせながら一杯のほろ苦さに出会う。
うん、今日も旨い。 懐かしさを拾える味わいに安堵して、 先程女学生が気にしていた鳥籠を一瞥し。]
あぁ、今日も昨日に劣らぬ一杯だ。 美味しい。
ローズちゃんもお元気そうで。 一息ついたら、僕の指を足休めにしたいのですがいつもの。
[囀ずる小鳥に話題を移し、金色の義指を揺らす 肩に乗る、という芸当を受けたことはないが、 店に来ると指に乗せることがある。
心地よい自然の蒸気が、嗅覚を擽って、 闇色の熱い水が、息苦しさを誤魔化してくれる**]
(561) 2014/12/04(Thu) 10時頃
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―回想・燈写館― [件の店の前を通る時には、いつも少しだけ胸が苦しくなる。 写真館の壁に掛かる一枚の写真。>>522 何も知らずに笑う幼い自分の隣で両親が笑っている。 幸福を切り取った写真は、幸福であるからこそ、今この手に掴めなくて苦しい。
『アンジー』
優しく呼ぶ母の声は変わらないのに、それを優しい眼差しで見つめる父の姿はない。
それでも、一葉の写真から溢れ出る温もりを、避けることも出来ず。 幼い自分自身への憧憬と懐旧に、目を奪われる。]
(562) 2014/12/04(Thu) 10時半頃
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「アンジー」
[心臓が、どきりとはねた。
母以外の声に呼ばれる年齢にそぐわない呼び名。>>524 長く伸びた前髪の隙間、緑の瞳が写真師を困ったように見つめる。
どうしてもこの店の中、記憶の向こうで木霊する優しい風景に響く声を思い出してしまうから。 写真師へ向けられる視線は、切なげな色をはらんでいた。]
(563) 2014/12/04(Thu) 10時半頃
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[瞳をこちらへ。そう促され、ゆっくりと写真師へ顔を向ける。]
あまり、瞳の色が目立たないように。 お願いします。
[緑の虹彩は光の角度で黄金を散らしたように不可思議な色を浮かべる。 長く前髪を伸ばして、影でその色が分からぬように。 隠す癖はいつの間にか身についたもの。
写真師の眼差しは真っ直ぐすぎて、隠したいものさえ暴くような気がするから。 緊張とともに、そっとレンズを見返した。*]
(564) 2014/12/04(Thu) 10時半頃
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―旧式蒸気自動車にて: 届け先屋敷前―
[>>560 「同意する。男前も上がろうもの」 と、コンダクトに言葉を向けたのは出発前。 鳥打帽のつばを下げて顔を隠していたテオドールに]
どうした、照れ屋?
[などと横目と共に分かっていながら 呼びかける店主である。 彼が謂い返すも黙るも、店主はくすくすと 水晶のさざれのようにわらうのだ。
件の燈写館、それから評判の喫茶「燐蛍亭」」を過ぎ 薬屋「Misty rain」がある路地を曲がらず、その先へ。
薔薇の咲く庭美しい 「人魚の涙」騒動で一躍有名になった 宝石商「アリウッド」の屋敷のはす向かい。 其処が今回の届け先であった。]
此処だ、ミスタ。止めて。
(565) 2014/12/04(Thu) 10時半頃
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[>>523似合うと言われても、今は確かめる術は無し。 そうかよ、と満更でもない表情も、大学の話となれば苦いものへと。 そちらの話は自分から、口を開くことは無いようで。]
残念だけど、あんたの店のものは 僕の趣味には合わないみたいだ。
[>>526胸張る店主に、そっけなく。 先程の菫も綺麗だと思わなくもないが、 金を払ってまで欲しいものでもない。
ふん、鳴らした鼻は、がたごと、揺れる音に消え。 見知った顔に気がつけば、すこし、帽子のつばを下げる。 下げすぎると視界が悪くなるのが難点か。 帽子のつばに隠れた顔や、帽子から覗く髪も、 確かめることは難しくもない。]
(566) 2014/12/04(Thu) 10時半頃
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[ゆっくりと。 車を止めたのは、店主の指示故に。 さらに少し、帽子のつばを下げ。 青い髪までは隠しきれやしないけど。
お人好しの刑事も、歯に衣着せぬ写真家も、 青年はどちらも苦手だ。 会話をすれば、どうにも調子を狂わされる。 悪いやつではないとは、思っているが。
そういえば、先の号外に、刑事の姿も写っていたか。 何とも気の毒な姿だったけど。 ちらりと刑事に目をやれば、 目の下に浮かぶ隈に同情すら覚える。]
魔物ね。
[成る程。この店主は魔物だったか。 ちいさく喉を鳴らしてくつりと笑い、 しかし会話には混ざらない。 視線も一度、刑事へと向けたきり。
店主に再び発車の指示を受けるまで、 声でもかけられぬ限りは、口を閉ざして、そっぽを向いて**]
(567) 2014/12/04(Thu) 10時半頃
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―保健室―
……にゃーお。
[宙に浮かぶ感覚。今日は2回目だなって思った。>>525 降ろしてって何度も言ったのに。せんせぇはそのままベッドまで運んでくれた。お姫さまみたいだなって思ったらどきどきしちゃった。
けど、せんせぇは学校のお医者様なんだから、さっきの学生達も怪我したら同じように抱えるんだよねって……。
そしたらそしたら、コンにぃだってバイクの後ろに怪我した人とか足の悪いおばあちゃんとか、おんなじように抱えて乗せてるのかなって……。]
(568) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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もぅ!
[わたしはシーツを頭から被って、山になった。膝頭を胸にくっつけてまんまるくなる。せんせぇに拾って貰った赤い靴を抱き締めて。
手には、首飾りを握り締めて。]
(569) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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[大事なものは―――…渡したくない。]
(570) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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―届け先にて:アリウッド屋敷のはす向かい―
[車を降り、 助手席に立てかけていた日傘をさして、 屋敷の呼び鈴を鳴らす。待ちの間に――]
おや ミスタ。見回りかい。
[見回り中で気が立っているらしき警部、 すなわち新米刑事の上司にあたる人物に 絹めいた声であいさつ交わす。
この店主は奇矯な人物だが、 不思議と警察に眼をつけられることはなかった。 なぜかは、さて?なぜだろう。 だれもしらない。 しらないのである。
魔物呼ばわりも無理からぬところ。
さて、屋敷の奥から現れたのは 咽喉に音声増幅装置を仕込んだ黒髪の男性であった。 氏をウェイクリー卿という。]
ミスタ、お届けにあがりました。
[変わりバッスルスタイルのドレス部分をつまみ、貴婦人めいて店主は頭を下げたのだ。]
(571) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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[――って、思った。
柔らかなベッドに体が沈んでいく感覚。耐えきれなくて、わたしはベッドから飛び降りた。
赤い靴に足を通して、外に向かう。]
せんせぇ、せんせぇー わたし、お手伝いする!
[干したシーツの両端を持って、しわを伸ばしながらわたしの方を振り返るせんせぇ。 孤児院のシスターの後ろ姿と重なって、思わず背中に抱きついた。]
(572) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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……ほんとはね。とっても こわかった。
[怪我はない。少しだけ怖かったって、言ったけど……ね。>>525 嘘つきました。ごめんなさい。ぎゅう。]
(573) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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―届け先にて:アリウッド屋敷のはす向かい/ ウェイクリー邸―
[>>567 魔物と呟かれるも 店主は気にする様子もない。 >>566「趣味に合わない」と謂われた際は、「それは残念」と ちいさく肩をすくめたものだ。]
ミスタ、手をかして。
[そっぽを向くテオドールに声をかけ、 ウェイクリー卿がつかわした風変わりな四足の機械人形と共に一角獣を運び込む。
天井まで本がぎっしり詰まり、 階段と扉だらけの迷宮のような屋敷だ。 「此処まででよい」と、真鍮管を通したような 低い声が告げる場所。
テオドールが、ウェイクリー卿の顔をよく見れば >>334店に入るときに見た男女の連れの 片割れに似ている。と気づくだろう。
店主は何も謂わない。 笑んでいるだけだ。]
(574) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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ー商店街・少し前ー
[ダフネドラとグリフィンとが会話している際に、目深に被った帽子で視線も顔も隠した骨董屋の雇われ運転手の姿を視界の端に留める>>567
隠しきれぬ晴れた夏の青空の色の髪が、その人物が既知の存在と教えていた
声をかけられたくない様子に、笑みを浮かべながらひらりと一度手をふって。こちらから声をかけることはしなかった
彼が此方を苦手にしていることは知っていたし――自分が誰にも気取られぬよう彼を妬んでいるのもまた事実だった]
(575) 2014/12/04(Thu) 11時頃
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―旧式蒸気自動車→Antique Amethyst―
[丁寧に一礼して館を後にすると 再び運転を任せて店主は自分の根城まで、と指示をした。 パンの香り、珈琲の香り、 上記の煙。歯車のきしむ音。 酒のにおい。それから路地裏の猫。 潜み棲む「ねこ」。影は濃い。
「みられている気がするこわいおはなし」なんて、 多くは気づかないふり。>>60>>72 店主は流れる景色に眼を細める。
AntiquAmethystに辿りつくと 車の鍵を受け取り 日当は常通り即金即決。 蝶の細密画《ミニアチュール》が描かれた洒落た封筒に入れて手渡した]
御苦労様。助かった。
趣味が合わなくてもいいなら 偶には手伝いにおいで。
[帽子のことは謂わないまま、 持っていくなら持ってお行き、と送り出す 態**]
(576) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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[両親に愛され、大学に通える幸福者 その幸運を賭け事に嵌まり食い潰し、留年した愚かな男
羨ましい、妬ましい 愚かに生きれるその無邪気さが 自分がもう決して得られぬ両親という宝物を持つ姿が
そして賭け事に身をやつしても、斜に構えてもなお失わぬその純粋さが
彼に向け張り付けた笑みは口角をつり上げた一見普段の、しかし歪なもの 決して彼や他者の前でお人好しのお巡りさんの姿を解くことはなかったが それでも彼をみるたびに、彼にとっては理不尽にも一方的に憧憬と妬みを抱くのであった*]
(577) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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/*何か対テオドールへの感情が、stk予備軍()
(-212) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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/* 一角獣に何か仕込んであるんじゃないかな。
(-213) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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―大学・通りすがり― [人通りの多い大学の中でも、嘲るような声となれば目立つ。>>496 小さな女の子を囲んで、嫌味な声を響かせてせせら笑う馬鹿三人。 アリウッドの取り巻きめいて群がる彼らの顔には見覚えがあったけれど。 ジョシュアがまともに相手をしているのを見たことはない。
相手を見下して、馬鹿にして、己の虚栄心を満足させる。 そんな醜さを隠そうともしない愚かさを、殊更に冷ややかに見つめた。]
(578) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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[少女が殴られかけたのには、とっさに口を開こうとしたけれど>>499 すぐさまに保健医が事態に気づいて止めに入る。>>509
振り上げられた拳が少女を打つことがなかったことに、安堵の息を零す。
きまり悪げに退散する学生たちは>>525、こちらに気づいてぎょっとした表情を浮かべる。 まさか観客がいただなんて思いもしなかったのだろう。]
学内で暴力、と…
[教授や後援者の耳に入ればどうなることか、と嘯けば、 たちまち彼らの顔色は悪くなる。 虚勢を張る様に、『あんな物乞いのチビ!』そう叫ぶ声は、 やはり相手を見下すばかり。
逃げるようにそそくさと去っていく背中は見る価値もない。]
(579) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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[コンダクトを馬鹿にする言葉も、 まるで奨学制度の助力が当たり前のように思っている言葉も、 全て聞こえていた。>>496
どんなに大変か、どんなに苦しいか。 分かりもしないで、知りもしないで。
失くして諦める辛さも。 苦労をさせることを知った上でそれを甘受する後ろめたさも。 何も知りはしないくせに。
胸の裡側でざわめいた不快感を隠し、 視線が合えば保健医と少女へ挨拶代わりに頭を下げた。 大丈夫ですか、と案じる声とともに。*]
(580) 2014/12/04(Thu) 11時半頃
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[風が吹く。シーツを乾かす風、髪を乱す風、そして――…]
あ、さっきの……
[目撃者の学生さんとディスせんせぇの話を中断させてしまったみたい。>>580
ごめんなさーい、って謝って、せんせぇの背中から離れたの。それからね。何処かで見たことがあるなぁって、おにぃさんの顔をじぃっと見上げちゃった。
大学のなかとかじゃなくて……]
(581) 2014/12/04(Thu) 12時頃
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― 燈写館 ―
[今までの仕事は>>387との問いに、すこし言葉を詰まらせる。口に出したくないような内容の仕事>>314が多かったから。初対面相手にそこまで明け透けに物を言うほど、自分は世渡り下手なつもりはない。挨拶と共に告げた仕事経歴は>>332は、マシなモノを取り上げた。]
門前払いは、ないけど。 炭鉱はすぐに追い出されてしまった、の。 メル、ヒオルさんのところでは、雑事がほとんどで。 家事とか…買い物とか、行ってマシタ。
[炭鉱ではむしろ八つ当たりのサンドバッグ要員だったなどと思い出して顔をしかめる。この新しい雇い主はそんなことをしなさそうではあるが。拳よりは言葉の刃を飛ばしてくるタイプであろうなどと予想を付けた。]
(582) 2014/12/04(Thu) 12時頃
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[―――…ほら、もう刃が飛んできた。>>389]
ん、そういってもらえると、嬉しい、ケド。 …忠告、アリガトウゴザイマス、マスター。
[適正な労働と引き換えに給金を得ることができている。それは自然のことのようでそうでないことを自分は知っている。自分のような立場では、価値もなにも決められない。主導権は雇用主。メルヒオルが、優しかっただけなのだ。
しかしそれを指摘することはしない。彼にとっては当然なことなのだろうから。自分とは何もかもが違う彼>>390に、わかってもらおうなどとは思っていない。パンの味しか知らぬものに、泥の味などわかるまい。
そして、彼の忠告が自分を心配しているわけじゃない>>390ことも、十分に理解しているのだ。このような視線には、慣れているから気にはしないけれど。]
(583) 2014/12/04(Thu) 12時頃
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[二言、三言。 挨拶程度の言葉を交わして場を離れるつもりだったけれど。
保健医の背中から滑り降りた少女に、見つめられているようで、>>581 そっと首を傾げる。
揺れる前髪が影を作って、その瞳の色を隠す。]
(584) 2014/12/04(Thu) 12時頃
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ー燈写館ー
[友人、そしてダフネドラとテオドールと別れて蒸気バイクが向かった先は燈写館だった
少しだけ顔を出して留守番をしているであろう彼の顔を見がてら、というやつである ダフネドラと会話していた彼があれからすぐ引き返してもバイクと徒歩だ、彼奴が帰ってくる前に少し話す時間はあるだろうと]
やっほー、ジル君いるかい?
[勝手知ったる写真館、ドアを開けながら店番の名を呼んだ ドアノブ掴まぬ方の手には、行き道購入した差し入れ持って]
(585) 2014/12/04(Thu) 12時頃
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/*
ウェイクリー? クトゥルフ神話の犠牲者のなまえだよ
タイタスクロウもいいよね
(-214) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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/* ひとの宿す闇、 たまらないね(ニャルラトホテプ声
(-215) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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[隠れてしまった瞳の色。あ、と声をあげた。]
本のひと!
[図書館から出てきた男の人は本を抱えて重そうで。 ぼんやりしているように見えたから。
だーっと前から走って角を曲がったところで避けきれないってぶつかったの。わざと。
ごめんなさいって謝って、拾って。その間に本じゃないものを盗ってしまったけど。]
(586) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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[せんせぇが呼んだ名前は、さっきの3人組が口にしていた名前とおんなじで。]
……アン、にぃ。 少し休んだら、もう元気になったよっ
[街で別れたアンダンテと同じ『アン』だねって思った。でもね、それだけじゃないの。見たことがあるのは、別のところ。ガラスの向こう側。 わたしの入らない……うぅん、入れないあの扉を開けて。いった?]
(587) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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/*オルエッタかわいい(確信) グラ先生とかな?赤い靴でコンにちょくちょく触れてくれるのうれしい。照れり
(-216) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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/* ログに溺れてるぶくぶく… とりあえずコンコン刑事さんに!
(-217) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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[本の人、と呼ばれて。>>586 誰?と思うけれど、 今も自分が抱えているのは嵩張る本と数冊のノート。
己の服装も地味ではあるものの、それよりも一層大学には不似合な少女の恰好に、 そういえば、似た相手とぶつかったような気が、と思い出す。
本に傷や汚れがないことに安心している間、謝られながら荷物を拾ってもらった。 その間に盗られた万年筆のことは、どこかに忘れたのか落としたのかと思っている。
艶を帯びた黒い軸と、それを縁取る金色。 豪華な装飾がない分、黒と金の艶が良く目立つ。 高価なものではないけれど、街の汚いものを瞳に映すことになれた少女には それはきっと宝物のようにでも見えたかもしれない。]
(588) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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― 燈写館 ―
[ 任された仕事>>392をどうにかこなしつつ、一人で留守番をしていれば、ドアの開く音。マスターが帰ってきたのかと思えば、呼ばれたのは自分の名前>>585で。 ]
呼ばれたの、ジル? …あ!!刑事さんだ! 刑事さんこんにちは、久しぶりだよ!!
[ 勝手知ったる様子で入ってきたのはこの街の新米刑事であった。彼にはメルヒオルの店で働いていたときに、お世話になっている。>>557 ]
(589) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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― 散髪屋の怠惰なる営業 ―
[元はこの街よりも遥か北に位置する、 とある国の貧民街に住んでいた。
飢えと、冷え。 孤児院なんて体裁の無き荒んだ場所。 手癖が悪くなければ、生きていける筈がない。 奪う事に躊躇があれば、溝鼠の死骸と宜しくやるだけ]
―――っと。
[この街の娯楽はカジノ程度のものだが、 貧しくても、それなりに心が裕福な住人は多いらしい ぶつかった少女の手を引き、握られたものが 自身の私物である事を認め、ちいさく息を噛んだ。 盗む側が盗まれるなんて、人は変わるものだ。]
(590) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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[興味を引いたのは、その手でなければ、 握られた私物でもない。]
それは返して欲しい。 僕の手が恋しくて戻りたいと泣いてしまうから。
[引いたのは、師の髪によく似た赤だった。
返して貰えないにせよ、妥協案を提示する。 憲兵に突き出す気は、返されずともあまりない。]
代わりに、もっといいものをあげる。 けして盗めないものを。
[越したばかりの散髪屋の店先を顎でしゃくり、 どうかと伺いを立てる目は、厚い硝子にかくれんぼ**]
(591) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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そうそう、呼んだのは俺!久しぶり さっきグリフにあってさ、ジル君がこの街に帰ってきて、あいつに雇われたっての聞いて 会えてうれしいよ、とっても オルエも寂しがってたし、またジルに会えるって知ればきっと喜ぶだろうさ
[今朝赤い靴を履いて楽しげにしていた彼女を思い出しながら、ジルベールに挨拶を>>589 一度この街を出て行ったときよりも、少しばかり顔色が明るいのは就職場所が決まったからだろうか 女性のように長く艶やかな、三つ編みにした東雲色の髪が揺れている]
グリフのやつさ、愛想悪いし結構ずばっと言うけどさ でもあいついい奴なんだ。絶対嘘もつかないし だからあいつのこと、宜しくな……あっこれ俺が言ってたの内緒な内緒 口止め料にこれをどうぞお代官様
[なんて冗談めかして言えば、彼に差し入れに買ってきたフルーツワッフルと缶コーヒーを手渡して 商品の前で食べたらあいつ怒るだろうから、それには注意な。なんて告げた]
(592) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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わ、わ、久しぶり!
[ 持っていた家庭用ボイラー>>392を丁寧な手付きでカウンターにおいた後、パタリパタリと駆け寄って、むぎゅりと抱きつく。 ]
今日ね、刑事さんみたよ! 新聞に写真がのってたもの!!
[ 彼にとっては、叫びたくなるほどに>>284不名誉な事などとは全く思っていない。 ]
(593) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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アンにぃ…?
[そんな女性めいた呼び方を、と抗議するよりも先、 保健医ににこやかに話しかける少女の声に遮られ>>587 結局訂正を求める機会は失われる。]
変な輩もいるから。 気をつけて。
[大学の雑務や人目に触れぬ力仕事。 それらへ小遣い稼ぎに来ている孤児や、日雇いの労働者の姿はけっして少なくない。
甘やかされることに慣れきった学生が、時々悪質な悪戯を仕掛けることも知っていたから、 小柄な少女へそんな注意をひとつ。]
(594) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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[そして冗談めかして告げたあと――むぎゅり抱きつかれた彼の背をぽふぽふ優しく叩き 新聞のくだり>>593でガクリ、肩を落とした クロックワークスのゴシップ野郎め、グリフめ
……絶対後で酒奢らせてやる 何度目かの決意を秘めた哀愁漂う新米刑事は、たははと苦笑いを零した]
(595) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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[硝子越しの写真の中に切り取られた家族の幸福。 手を伸ばしてもう一度取り戻したいと願うその微笑みを、 目の前の少女が知っているとは知らないまま。
相手が手に入れられないものを、 愛でられる幸福の足跡を、 写真館の正面の扉をくぐって幸せを残す、ただそのことを。
既に得た者と。 得られない者。]
それでは、失礼します。
[彼女が扉を開くことを、許されてはいない。 その隔たりに、気がつくことはないままに――。*]
(596) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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[以前も、今も、アンにぃの抱えている本は分厚くて、表紙が金色の文字で、きっと難しいことを勉強してるんだなぁ。
風が吹く。石鹸の香り。油の香り。古びた紙の香り。 それから、燃える石炭の――匂い。
あの時わたしの手の中にこんにちわしたのは、黒と金色の艶々としたもの。 ダフにぃに見せたら、万年筆だって教えてくれた。 文字を書くものなんだって。
じゃあわたしには要らないものだねって、渡そうとしたけど。 あのおにぃさんの手が恋しくて戻りたいと泣いてしまうんだなって勝手に思ったら。 結局今もわたしの、大事なもの。]
(597) 2014/12/04(Thu) 13時頃
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/* いんくなにいろ?(ワクワク
(-218) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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/* 僕は色彩雫の孔雀が好きだよ
(-219) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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[髪に隠れた目。見えたと思ったのに。 吹いた風は悪戯で、またすぐに隠してしまったの。]
へんな、ひと? さっきみたいな、人だよね……。はぁい、近付かないように、する。
[これは本当。髪の毛が抜けそうで、痛かったし。 離れようとするアンにぃに。]
おべんきょー、がんばってね。 ばいばぁい!
[手を振って見送った。]
(598) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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ん、話早いね! 今日からここのジューギョーインになりました、ジルです! なんちゃって!
[ぎしりとしていた気持ちが少し軽くなる。コンダクトはお兄さんのようで―――自分の方が年上なのだけれども―――くるくると変わる表情が素敵だった。]
オルエッタ、この街にいる…? わぁ…。会いたい、なぁ
[それからオルエッタの名前を聞けばへたりと眉を下げて変に笑う。実は彼女にはちゃんとしたお別れを言えなかったのだ。>>367まだこの街にいるのなら、会いに行こうとひっそり思う。]
(599) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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んー…んー… マスターは、悪い人じゃないって、思ってるよ。 仲良く、なりたいと思ってる…
[あの瞳>>390を思い出せば、仲良くなれる気はしないのだけれど、それは言わないお約束。むしろ宜しくお願いするのは自分だとカラカラ笑った。]
ふふー!内緒! くるしゅーないぞ!
[それから口止めは喜んで頂戴して、注意事項>>592には、はぁいと良い子のお返事を。]
(600) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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[寒くなればなるほど、ガラスの向こう側の暖かさが、温かさが羨ましくなる。
幸せな一瞬。家族の証。
いつまでもいつまでも。 届かない場所に、額縁に飾られて。
既に得たからこそ、もう一度と願うものがあるなんて。 そんな想いは、まだ知らない。*]
(601) 2014/12/04(Thu) 14時頃
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/* あ、家族!! 知らないって、言ってしまった!
いやいや、ジルにあったら、ね? きっと。
(-222) 2014/12/04(Thu) 14時頃
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[店主と同じ、此方に向けるまなこひとつ>>599明るく応対する彼を見ればなんだか元気がでる が、オルエッタの名前を聞いてその眉がへたり垂れれば何かあったのかと小さく訪ねた 彼が答えても答えなくても]
ああ、今朝商店街で会ってな。少しだけ寒そうだったかな 会えればいいな……ま、きっとすぐ会えるさ
[青空の下映える赤毛を思い浮かべればそう告げた]
[店主の話にいいよどむ姿>>600に、早速洗礼浴びたかと苦笑い でも友を理解しようとする姿に、からり笑う声に安堵の溜め息を溢した
差し入れ持って良いこの返事に破顔をして、彼の頭を撫でようと手を伸ばす 避けられなければわしゃわしゃ、撫でた]
そういや、燐蛍亭にはいったかい? あそこのコーヒーは美味しいから、オルエッタと一緒にでもいってみるといいと思うよ
俺の名前でつけといていいし。就職祝いに
[なんていえばにっこり微笑んだ]
(602) 2014/12/04(Thu) 14時半頃
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―回想/街中―
[てっきりいつもの石炭だけかと思っていたけど。耳慣れた、耳慣れない音。>>363>>408]
ねぇ、ダンテ。それなぁに?
[手押し車の中を覗き込めば鳩時計。 Antique Ametystにあったもの。どんな人が買うんだろうって思ってたから。]
良い買い物をしたねっ。 あ、またお家に行ってもいーい? その時計、動きも悪そうだし。
[ぜんまいは何処かなって、探しちゃった。 遊びにではなく、お手伝いにだけれど。燐蛍亭とは方向が違うから、またねって手を振って別れたの。**]
(603) 2014/12/04(Thu) 14時半頃
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/* ダンテって略 読むとつい 神曲かな…って思うよね…この門を潜る者一切の希望を捨てよ…
(-223) 2014/12/04(Thu) 14時半頃
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―商店街へ― [お勉強頑張ってね。>>598 そんな少女の他愛のない一言にさえ、昔を思い出さずにはいられない。
外で遊ぶよりも、父母の手元を見るのが好きだった。 生成の糸が美しい色に染まるのも、 四角い布が艶やかなドレスになるのも、 まるで魔法のようで。
憧れて没頭したおとぎ話の絵本は、いつしか分厚い本になり、 読み込む言葉の量は増え、飲み込む知識は増すばかり。
『しっかりお勉強しているね。』 褒めてくれる父母の言葉が嬉しくて、 その手元から始まった魔法は、教科書にもノートにもかけられたように くるくるとリズムをとって軽やかに踊り始めた。
魔法をくれた一人がいなくなってからは、 その呪文は思い出だけの中にある、声。*]
(604) 2014/12/04(Thu) 14時半頃
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/* Per me si va ne la città dolente, per me si va ne l'etterno dolore, per me si va tra la perduta gente.
Giustizia mosse il mio alto fattore; fecemi la divina podestate, la somma sapïenza e 'l primo amore.
Dinanzi a me non fuor cose create se non etterne, e io etterno duro. Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate.
我を過ぐれば憂ひの都あり、 我を過ぐれば永遠の苦患あり、 我を過ぐれば滅亡の民あり
義は尊きわが造り主を動かし、 聖なる威力、比類なき智慧、 第一の愛、我を造れり
永遠の物のほか物として我よりさきに 造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、 汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ
(-224) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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/* これそう謂う村じゃないから!! ※直前の自分の「地獄の門」引用に対して
いやそう謂う村かも
(-225) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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― 回想・半年前のこと ―
[そんなこんな>>434で、彼女の〝おうち”に住み、いつも通りの穢い仕事>>314とメルヒオルの店での楽しい仕事と、それから彼女と過ごす穏やかな時間を幾度も幾度も繰り返し。
そんな時間がずっと続いていくと思っていたあるとき。 申し訳なさそう―――希望的観測―――に解雇の旨を伝えてきたメルヒオルと別れてから、しばしこれからのことについて考えた時。]
『みつけたぞ!手間かけさせやがって!!』 『あんなによくしてやったのに!ほら、こっちにこい!』
[それはここに来る前に出稼ぎに出ていた国で働いていたところの雇い主達であった。何がそんなに気に入ったのか、こんなところまで追ってこなくてもいいだろうに。そもそもお前たちが自分にしたことを忘れているのではなかろうかと、怒るよりも前に身体は反対方向へと走り出していた。]
…痛い
[眼帯に手を当てれば、眼球とは違った硬い感触がした。]
(605) 2014/12/04(Thu) 15時半頃
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[この雇い主達から逃げてきたのは、入ってくる給金を捨ててでも、振り下ろされる暴力から離れたかったためであった。
男たちは、異国人の自分をさながら人形のように扱った。殴る蹴るに飽きてくれば、どこからか身体の一部が鉱物になるという奇病>>146を聞きつけてきて。]
…ッ!ヤダ、や、 っあああああああ!!!!
[そうして泣き叫ぶ自分を押さえつけて、男たちは面白半分に左目に本物の鉱物を埋め込んだ。この辺は映画を見ているような感覚で。気が付けばこの商店街にたどり着いていた。自分にも生きる意志とやらがあったらしい。見上げた先には薬屋>>376があった。]*
(606) 2014/12/04(Thu) 15時半頃
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げぇっネタかぶったこれ たいへんもうしわけない直近ログよめてなかったわ
(-226) 2014/12/04(Thu) 15時半頃
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…痛い痛い痛い
[指に触れるのは堅い鉱物>>605。そりゃあ眼球とは感触が違うわけだと自嘲する。今は痛くない。血も出ていない。だってあの時>>606『Misty rain』という名の薬屋さんが何やら薬を処方してくれたから。でもどうして痛いと言っているのだろう。]
…オルエッタ。
[職もないし、こいつらに捕まるくらいならば、どこかへ行こう。そう思った時に頭に浮かんだのは小さな彼女だった。]
アイサツ、しなきゃ…!
[下水道付近は自分に地の利がある。そう判断して、急いで彼女の元へ。]
(607) 2014/12/04(Thu) 15時半頃
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― 回想・→下水道 ―
[そうして見つけた彼女は、どんな表情をしていたか。]
オルエッタ…っ! あの、ジル、いく!
[どこへ、とも、なんで、とも言えなかった。状況を説明する時間も無ければそれを説明できるだけの語学力もまだ持ち合わせておらず。]
またね…ッ!
[それだけ伝えて、駆けていく。
後になって知ったのは、『またね』という言葉が長い別れを意味する挨拶ではなかったということだった。]
(608) 2014/12/04(Thu) 15時半頃
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― 燈写館 ―
んー…、ちょっと怒らせちゃってるかもしれない、の。 会えると、いいな…。 [過去の別れ>>608を思い出しつつ、コンダクトの問い>>602に答える。近況を聞けば、殊更心配に。それでも会えるさ、との言葉に眉は少し上がる。]
わ! ふふー!きもちー!
[伸びてきた手を視線で追えば、それは自分の頭に着地して。そのままわしゃわしゃと撫でられる。街の人々を守る優しい手。深い事情まで知らない自分は、彼が何を抱えているかも知らないままきゃっきゃと笑って、その手に擦り寄った。]
(609) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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[燐蛍亭、という名を聞くのは2度目になろうか>>168。皆がおいしいというそのお店には、行ったことはまだない。洒落た雰囲気>>143のそこに入る勇気が出なかったのだ。そういった意味を込めて、首を左右にふる。
しかし続けられた言葉には>>602]
もう!みんな太っ腹!ダメ! せんせいもそうだった!!
[それが好意からくる行為であることは十分に理解している。しかしながら奢ってばかりでは申し訳ない。せんせい――グラディスもそう言ってくれたが>>178、まさかコンダクトもだなんて。]
…じゃあ、刑事さんの見回りのお手伝いするね! 夕方なら、お仕事おわると思うの! 夜の巡回!!
[仕事が何時終わるかも、夜の巡回もあるかも知らないが、そう言って。仕事をしたら、一緒にコーヒーを飲みに行こうと。]
(610) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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/* めもしゅうせいだよ まあダフネドラの妖しすぎるチップ性能すごいね… このひと絶対人間じゃないわ…※自キャラ ある日骨董屋ごと煙のように影にとけていなくなってるんだろ?知ってる。
ジルベール無邪気ーなごむ。 存分に突き落とされるのを望んでそうで僕はたのしみだよ(ニャルラトホテプ思考で)
(-227) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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/* すごいぞ魔法の言葉「ニャルラトホテプ的な意味で」
(-228) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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― しばし前・燈写館 ―
字が下手なのは、ゆるしてほしいよ。
[渡されたのは羊皮紙とペン>>391。渡されたそれはペン先が細く。潰さぬように気を付けてゆっくりと空欄を埋めていく。空欄の多さに眉をしかめれば、埋められるところだけでいいとのこと。それに助かったと息を漏らして、書き進める。住所など、書けなかったから。]
あぱるとまん…、んー、おうちのこと、です? ダフネは知ってる!眼帯貰ったの! ダフネ、おうちももってるの?すごい!
[雑に敬語を使いつつ知らない単語に首をかしげるも、文脈からなんとなく意味を察して。意味が分かればよぎったのは彼女との〝おうち”>>370。しかしそこにまた住まわせてもらえるのか、わからない。ダフネドラに相談できるというのならそれでお願いしたいと告げる。]
(611) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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[商店街を歩くうち、ひそひそと囁き声とともに皆が視線を投げかける一幕に遭遇する。
視線の先には精巧な機械人形。>>53 美しい少女を模して造られた人形をほとんどの人は、 汚いものを見たかのごとき表情を浮かべて眺めている。
時折、街中に現れる人形は何一つ悪さをするでもなく、 精緻な美貌は何の感情も映さない。 もっと素行の悪いものも大勢いるというのに。 人形にかけられる視線はそれよりも冷たい。
あるいは、美しく作られているからこそ、 その理解の及ばぬ存在が気味悪いのか。
およそ好意には程遠い視線を不躾に投げつけられながら、人形の静謐は異質である。]
(612) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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[それでも、異質でも不気味でも。
造り手を失った機械人形の無感動さを、 哀れなものに思うと同時に、嫌な気持ちがこみ上げる。
遠く離れた肉親の不調は、こんなにも胸を苦しませるのに。 あの人形はそんな痛みも、感情も、知らない。
なんて薄情な――感情を持たない人形相手に、 無意味な憤りを覚えて。
仕方のないことだと分かっていながら、そっと視線を逸らす。
主を失ったまま動き続ける時間を、人形はどう感じているのか。 聞いてみることが出来たのなら、嫌な気持ちを抱えた心は軽くなるのだろうか。*]
(613) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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/* なんか縁故振りすぎてないかひやひやしてきた(小心者
(-229) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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あの子をおこらせちゃったかも、か そう思うなら謝れば大丈夫さ。ジル君もオルエもいいこだから
[きゃらきゃら笑い、掌に擦り寄る彼>>609にくすり笑い
その後の提案>>610に、やっぱりジル君はしっかりしていると感心して]
俺は怪盗騒ぎで今日は非番なんだ ジル君の仕事終わり頃に迎えに来るよ 一度飲んだら病み付きさ!
[早く終わるならここで待っていてもいいしと告げれば、彼はどんな反応をしただろうか]
(614) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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―回想/マフラー―
[ぴかぴかの赤い靴が不釣り合いだというのなら、わたしの首に巻かれたマフラーもだろう。
紺色のマフラーは男性用。質の良い材質は、なんというのかわたしにはわからない。すべすべとした手触りが気持ち良かったけれど。洗いすぎと、時間の流れで褪せてきた。
目立たない場所に銀色の刺繍。『ジョシュア=アリウッド』。
宝石商のお坊っちゃんの名前。]
(615) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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[なんでわたしが持っているか? 盗んだからじゃないよ。
前に、アリウッドの車にぶつかったんだ。
普通なら、そのまま車は去っていく。そうやって轢き殺された孤児仲間を知ってる。
遠くなる意識で、あぁわたしもそうなるのかなって思ったけれど。その人は違ったの。
水溜まりの中に倒れて泥だらけのわたしを、お医者さんのところまで連れていってくれた。]
(616) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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[怪我はたいしたことなかったんだ。 眠ってる間に治療は終わったから。 痣はなかなか消えなかったけど、ね。
わたしの首にかかってたネックレスのを見て、ジョシュアさんはどうしたの? ってきくから、素直に答えたんだ。
ママから貰ったんだって――。
そしたらね。なにか考え込んでね。顔色が真っ青になってね。気分が急に悪くなったみたい。
まるで首飾りを隠すように……わたしの首に自分のマフラーを巻いたんた。
ね? このマフラーは、貰ったものなんだよ。**]
(617) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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[>>575視界の端で、手を振る刑事へと。 かるぅく手を挙げ、挨拶ひとつ。 自分に向けられるその笑みが、 青年は、どうにも好きになれなかった。]
(618) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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[勉強なんて、しなくたって。 そんなものは、建前で。
一年、留年をした後に、 大学へ顔を出せば聞こえてくる嘲笑が。 奨学金を得て大学へと通う生徒達から、 冷たい視線を受けた事もある。
それらが、青年を大学から遠のかせ。
きっと、数少ない友人にも、 呆れられてしまっているだろう。 人一倍臆病な青年は、 他人から向けられる悪感情に、ひどく敏感だ。]
(619) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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………… 。
[だから、だろうか。
刑事の笑みも、それらに良く似ているように感じて。 人の良い笑みのように見えるその裏に、 何かが隠されているような、そんな気がして。
どうにも、この人は苦手だ。 お人好しなところも、どこか歪な微笑みも。]
(620) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[このままではいけないと解っているのに。
未だ自分と向き合うことが、恐ろしく。 他人から向けられる感情を、 素直に受け止める事すら出来ぬまま。
虚勢を張り続ける青年は、 坊やと呼ばれるに相応しい*]
(621) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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こっちの部屋から…裏の倉庫、ですね。 承知しました!
[整理整頓は任されよう。どちらかと言えば得意分野だ。破壊だなんてするわけがないと本気なのか皮肉なのかわからない言葉>>392はスルーすることに決める。倉庫はわからないが、増築されたらしいし、視ればわかるだろうと、とりあえず後半の指示を頭に叩き込む。
それから書き終わった羊皮紙を手渡して、代わりに鍵を手に取れば、独特の冷たさが伝わった。]
…lって、え、みせばん…? それって、ジルひとり? ちょ…っ
[しかし前半に聞き間違いかという単語が含まれていて、思わず聞き返した自分は悪くない。だが雇い主はもうすでに肩掛け鞄に腕を通しており、名前と用件を記帳すればよいと簡単に指示を出して、店を出て行ってしまった。]
(622) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[>>543少し黒みがかった赤い髪が目の前で掬われる。 さらりとした質感を持つそれは素直に美しいと思った。]
――そんな事は、
[自分の髪の方が、と言われれば眉を下げて困ったように笑う。
髪の毛先が淡く纏う色を夜に喩えられれば、一瞬虚を突かれたように瞳を見開き。 けれど>>552いつもより優しく見える笑顔を湛えたメルヒオルにも同じように重ねられた時には普段の微笑に戻っていた。]
……いえいえ。 本当の事を言ったまでですよ。
[固いように見えた彼女の顔に微笑みが宿れば同じものを返す。]
(623) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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よし、じゃぁ運ぶよ。 捕まって。
[拾った靴を彼女に渡すと、 膝の下に左腕を通して、右腕を肩へ回す。 いわゆる横抱きの状態へ。 持ち上げたオルエッタは、負傷した同胞たちよりも軽い。 当たり前だ、女の子なのだから。 否、それにしても軽い。 子猫のように腕の中で大人しくしている少女>>568をそのままベッドに運んだ。
本当なら。 学費を支払わない彼女がこの部屋を使うのはルール違反。 しかし、彼女に迷惑を掛けたのはここの学生だ。 それくらい大目に見てもらおう]
(624) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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まぁ、そう怒らないで。 ……もっと早く気づけばよかったのにな。
[言葉では大丈夫と言っても、 立ちあがれない様子の小さな娘は放っておけない。 シーツにくるまり、不機嫌な様子>>569>>570 機嫌を損ねてしまったかと、しかし何だか可愛らしい抵抗に、 困ったような笑みを浮かべる]
ゆっくり休んでおいで。 俺は洗濯を済ませてくるから。
[ぽん、と彼女の片があるだろう箇所を軽く叩いて、 その場を離れる。 仕切りのカーテンを閉めて、使用中の札を出すことも忘れずに]
(625) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[干しかけのシーツはまだ物干し竿に掛っていた。 落ちそうではあったが。 パン、とシーツを伸ばして、落ちないように干していく。 後ろからの声が聞こえた>>572のはちょうどその時]
手伝ってくれるの? ありがとう、じゃぁ……
[振り返ると間髪いれずに、背中に温かさを感じる。 続けたかったその言葉の先は、ぽつりと零れた感情>>573に飲み込んだ]
………――ごめんな。 全然間に合わなかったけど、オルエッタが怪我をする前で良かった。
[それはせめてもの救い。 彼女が心身ともに傷つかないのが一番なのだから。 小さく震える少女の髪に触れようとして、止める。 鉄の腕では、傷つけてしまいそうだ。 右手でぽん、と肩に手を置く。彼女が落ちつくまで、そうしていよう**]
(626) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[理髪屋の言葉にはありがとうございます、と告げて]
…貴方の意欲を刺激する事が出来たなら幸いです。 時間が出来た時にお願い出来れば。
そうですね…少し短くして、梳いて頂けると。
[自分の頬に触れる髪に視線を向けながら、何度か重ねた希望を口にする。 自分の店と彼の都合が重なった時にでもお願いしようかと。]
(627) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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…馬鹿に? [>>544彼女の言に驚いたように目を丸くする。 幼少の頃、お伽噺に胸を躍らせていたからだろうか。 馬鹿にする事など、男には思いもつかなくて。]
素敵な夢だと思いますよ。 若い方は自由に夢を持つのが宜しいかと。 ――女性の一人旅は少し…危ないような気も致しますが。
[ありがとうという言葉には微笑みを返し、工程に意識を傾ける事にした。]
(628) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[>>545鳥籠の中の金糸雀は、見慣れぬ客が近づいてこれば 首を傾げてみせる。 渡された止まり木に止まって彼女をじっと見つめ。
向けられた挨拶に応じるように美しい歌声を披露した。]
(629) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[>>554髪を大切に…と言われれば素直に頷いてみせた。 出来る事と言えば、いつもより丁寧に扱う事くらいだけど。
シュゼットの話に耳を傾けている途中、グラスが揺れる音。 カウンターに水が零れたのか、布巾を所望され。]
はい、どうぞ。
[丁度手を離せないところで。 カウンターのテーブルの上に置いているものを使って貰えたらしい。
珈琲を淹れて運んだ後、手洗いをと言われれば、奥にあるものを使って貰う。 小さな家なので一つしかないのだが、客にも使って貰うので常に綺麗に保つように心掛けている。]
(630) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[>>561急ぎ足でカウンターに戻って来た彼に男は軽く会釈をしてみせる。 ソーサーから持ち上げてカップが傾けられる瞬間は、手が空いていれば今でも少し緊張するもの。
昨日に劣らぬ、と言われればそっと息をついて]
――それは良かったです。
はい、どうぞ。 メルヒオルさんならローズも慣れていますし。
[小鳥が彼の金色の義指に止まる様子を思い出しながら首肯する。 看板娘に芸を仕込んではいないが、希望する客や慣れた客にはそうした事も。**]
(631) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[>>561急ぎ足でカウンターに戻って来た彼に男は軽く会釈をしてみせる。 ソーサーから持ち上げてカップが傾けられる瞬間は、手が空いていれば今でも少し緊張するもの。
昨日に劣らぬ、と言われればそっと息をついて]
――それは良かったです。
はい、どうぞ。 メルヒオルさんならローズも慣れていますし。
[小鳥が彼の金色の義指に止まる様子を思い出しながら首肯する。 看板娘に芸を仕込んではいないが、希望する客や慣れた客にはそうした事も。**]
(632) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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あー… ジル、もうわかんないー…
[>>393一線を引いたその態度。それから自分を値踏みするような視線からは、自分のような労働者―――施しを受ける者―――に対する嫌悪、いや厭忌すら>>319感じたものだったのだが。それは被害妄想で、ただの自分の勘違いだったのだろうか。
普通は信用も信頼もしていない自分を、己の城ともいえる店に一人でなんか置くものか。自分が盗みでも働いたらどうするつもりなのか。そこまで考えなしには、見えなかったのだが。]
……や、チガウ。
[あれは、傲慢だ。メルヒオルの紹介である自分が、盗みなど働かないであろうという、平和な考え。もしくは、自分に盗みを働かれたとしても構わない、そんなことをしても自分に影響はないという驕り。]
…仕事、しよ。
[しかし、腹が立つことはない。今更だ。今は仕事のことだけを考える。仕事の、ことだけを。
否定などされたって、負けてやるものか。]**
(633) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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―挿話:眼帯と骨董屋―
[時を遡り前の事。 眼帯をジルベールに渡したという そんな小さなお話だ>>611 >>606 半年前、そう半年前のこと。
眸に鉱石を埋め込み 長く髪を伸ばした風変わりな青年は この商店街に身を置いていた。
薬屋で治療薬を処方された後 噂を聞き付けた変わり者の店主と ジルベールは対面した。
「それは坊やの趣味かい」
「違うな。違うだろうな」
「色の合わせがなってない」
「僕ならもっと違う色の石にする」
ダフネドラは紫水晶の眼を細めつつ 遠慮なく、しかし妙にずれた視点からの言葉を 彼に投げかけたのだった。]
(634) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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―回想・手紙― [遠方の父へと送る手紙。
母のドレスが気に入られた話、 自分もレースの縫い付けを少し手伝ったこと。 街は相変わらずの白い人工の霧に覆われている。 父がいなくなってから、好みの染め物がない、と 嬉しい不満を伝えてくれる顧客の言葉。
紫水晶の骨董屋で見つけた、少し面白い意匠の便箋に綴り、 揃いの封筒で包み込む。]
(635) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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あ…。
[郵便の窓口前。 うっかりと手をすり抜けた封筒が床へとひらひら落ちていく。 順番待ちの誰かの手がそれを拾い上げ、 こちらへ無事に手渡されたことに感謝して顔をあげた。]
ありがとう。
[相手が表情を強張らせたことに。怪訝な顔をして。 どこかで見かけた髪色に、 記憶の引き出しを引っ張り出していく。]
(636) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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―挿話:眼帯と骨董屋―
[ふむ、と自身の細い顎先に指を添えた後、 ジルベールの目元をつとなぞり
「そのまま動かないこと」
と、差し出したのはシンプルな作りの眼帯。 有無を言わさず片眼の鉱石を隠すように 淡紫に染まる爪を器用に用いて見事に装着させた。 しばし無言で見つめていたが 一つ頷くと姫袖の下から鏡を取り出し、 ジルベールによく見えるよう向けたのだ。
「似合うじゃないか、箔もつく」
「いびつな石を晒すよりずっといい」
「なに、使うあてもないものだ。お題は結構」
そう勝手気儘な事を謂って、 口元が隠れていてもそれとわかる程度に 双眸を笑みの形に細めたのだった。**]
(637) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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[賭け事に溺れ、留年したと噂の大学生。 それに思い至り、何故そんな人がこんな場所に? と疑問を浮かべる。
カジノ狂いでだらしがない――遠目にしか見たことがなかったし、 そんな噂ばかり先に聞いていたから、噂と目の前の人物がすぐに一致はしなかった。
ただ、しっかりと彼が握りしめていた手紙が、彼の大事なものに思え、 自身の書いた父への手紙を拾ってくれたことへの礼を告げるだけに留まる。]
(638) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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[結局、それからも大学で彼の姿を見ることは少なく。
噂だけが存在感を増していく。
『またカジノでうろうろしてたって』
その伝え聞くたびに、 あの時彼が握りしめていた手紙のことを、何となく思い出していた。*]
(639) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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/* わーい、便せんだ―
(-230) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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確かに、櫛を通す時大変そう。逆に櫛が折れちゃうかもしれませんね。
傷んでるかは触ってみないとわからないですよ。私はメルヒオルさんみたいに腕利きの散髪屋さんじゃないんですから。
[そう、自分にわかるのはその見た目だけ。>>554 何度か触ろうと手を伸ばしてみたことはあったが、実際触らせてもらえた時は一度もない。 隙を見て触ろうとしたことはあったが、彼は更にその上を行く油断の無さで、何度も完敗していた。]
大切に……わかりました。
[あまり好きじゃない髪を大切にするのは大変だと思うけれど。 大切にできるよう努力はしようと] 確かに、機嫌は悪くなられる一方ですけど…… ……ただ旦那様のそれよりも、怪盗セブンを追ってる幼馴染が心配なんですけどね。 幼馴染の為にも……捕まって欲しいって偶に思っちゃいますね。
[自分が憧憬を抱く一方で、幼馴染は自分の生活を削ってまで奔走している。 あの家の主人に当たられることよりも、あの子が身体を壊してしまったらと心配する気持ちが大きくて。
自分の夢と、気がかりなことを話しているうちに。グラスが転がる音が聞こえて]
(640) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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あ、メルヒオルさん大丈夫ですか……?
[鞄の中からタオルを出すよりも速く、彼の声は店主のほうへと向けられて>>555 慌ててグラスを立て直す様子から、やはり話してはいけない内容だったかと。]
親には何度も止められたんですけれど、ね…… それでも、世界を見てみたいんです。いろいろな景色を見たいんです。 閉じ込められてない、文字じゃないそのありのままの姿を……目に焼き付けたい。
あの、お話聞いてくれてありがとう、ございました。
[直ぐに戻ると言葉を残し、手洗いのほうへと歩いていく彼を見送り そのまま鳥篭に目を奪われていると、店主が珈琲を用意してくれた声を聞いてそちらの方へと戻っていった*]
(641) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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あ、ありがとうございます。
[小鳥を見るのをやめて、パタパタとカウンターの席へと戻る。 出された珈琲を受け取ると、ミルクと砂糖のことを問われ>>547欲しいと軽く告げれば並べてもらい バックヤードへと戻った後姿を見届けて。 どのくらいが適量なのかも、よくわからないまま。ためしに砂糖を一つ、ミルクを少しだけ入れて混ぜる。それを飲もうとカップを口に運び、まず一口]
――ぁ、おいしい……。
[口の中に広がるのは酸味と甘味。この豆特有の味なのだろうか。 コクがあって自分にとっても飲みやすい。砂糖とミルクを入れなくても、そのままでも飲めたかなと。 けれど、これはこれでとても美味しくて]
(642) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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(――……こんなに美味しいんだから、珈琲……高いよね……)
[こくこくと、ゆっくり珈琲を飲みながら思うのはまたお金のこと。 どうして今日に限って持ち合わせが少なかったのだろうと。奢ってもらえると言われたけれど、やはりそれは申し訳なくって。 憧れなんて話してないで自分のことをなんとかしろと、自分自身を叱りたくなった瞬間であった。]
“ローズちゃん”って名前なんですか、あの子。
[鳥篭の中、メルヒオルが小鳥の名前を呼ぶ。 ローズ――それを聞くと薔薇を思い出す。そしてそこから鎖に繋がれた様に一緒に思い出すのは仕事の最中棘を刺してしまった指のこと。 1度カップを置いて左指を見る。寒さで赤くなっていた指先はいつもの色へと戻っていたけれど、手入れで傷ついた切り傷や刺し傷はそのまま。]
(……薬、諦めようかなぁ。)
[値段もわかっていない今、多分薬は買えないだろうなと。深いため息を落とせばぼんやりと、自分の指を見つめるだけ。**]
(643) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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―薬屋『Misty rain』― [うっかり考え事でもしていれば、そのまま通り過ぎてしまいそうなお店。 人づてに聞いただけでは分かりづらいその店の扉を叩く。
懇意の教授から案内されて訪れた店は、その場所の分かりづらさ以外は至極便利であった。]
こんにちは。
[中からの返事はあったのか。 そっと扉を開いて、様子を伺う。]
(644) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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え、と…。 あかぎれの薬と、のど飴をください。
[針仕事で指先を良く使う母のための薬と、それから風邪の予防。 家で使う薬の補充は、いつもこの店で。
そして、いつも店主にかけられる質問。]
何か新しい薬は発表されました? …肺の病気に、良いような。
[この店を訪れる理由の一つ。 薬を扱う人間ならば、独自のルートで情報が入ってくるのではないか。 そんなわずかな希望でもって、問いかける。**]
(645) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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/* うーんうまいことうごけてないぞおよよ。 飛び入りすると追い付けないこと多いよなぁ、村の雰囲気とかに… できるだけみんなと絡めるようにしよう。うん。
(-231) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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―Antique Ametyst―
[テオドールを見送って後、 マホガニーの机に並べた便せんを軽く整える。 ある便せんに指先が触れた時、 >>635いつぞや同じものを買い上げた学生をふと思い出した。
気まぐれな店主は、 客の邪魔にならぬ程度に声をかける。 その日もトルソーに薔薇の花柄のコルセットをディスプレイしながら学生――アングイスに話しかけたのだった。
「大切なひとに 送る手紙かい?」
興味で店主は尋ねた。 便せんをじっくり選んでいるように見えた故である。 そして、お勧めをひとつ指差した。
「この便箋には秘密が在る。 光にかざすと花の模様が浮き上がるのさ」
店主はあの時と同じように便せんを窓に翳した。 光に透けて浮かぶ花には*「あなたを想う」という意味がある*]
(646) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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―ウェイクリー邸前―
[>>565照れちゃあいない。 そう言わんばかりに睨みつけるものの、 くすくす笑う店主に効果は無いようで。
青年もよく知る街の中を進み行き、 屋敷の前へと車を止める。 はす向かいの屋敷は確か、 怪盗騒動のあった「アリウッド」ではなかろうか。
店主と知人のように話す警部>>571も、 怪盗騒動の件で、ここに居たのかもしれない。 いやはやしかし、この店主は随分と顔が広いと、 感心を抱きながら。
ほんの僅かに、眉を顰める。 真面目に大学へ通っていた頃も、 この家の息子には、気に食わなかった。 それはもう、子供のような理由なのだけど。]
(647) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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[物腰柔らかで、 親が宝石商である事を鼻にかけない彼。 対して、自分を大きく見せようと、 虚勢を張る自分。
彼を見ていると、自分が惨めに思えて。 ひどく、腹が立つのだ。 完全に八つ当たりのようなもので、 向こうにとっては、いい迷惑である。]
ああ、うん。
[>>574ジョシュアは大学に居る頃だろうか。 そっぽを向くように、 ぼうっとアリウッドの屋敷を見上げていれば、 飛んでくる店主の声。]
(648) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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[コレを荷台に乗せた時とは違い、 四足の機械人形の手もあって、 大分、楽に剥製を運ぶ。
屋敷の中には、たくさんの本。 床下に空間があるならば、 いつか床に穴を開けてしまうのではと、思う程。
巨大な図書館のような、不思議な屋敷。 成程、店主の客である事にも納得がいく。]
………… ぁ。
[響く低い声は、生声とは違う。 ぱちりと瞳を瞬かせ、 ようやくウェイクリー卿を見上げれば、 店から出てきた客の、男の方によく似ている。]
(649) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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[自分が訪れる前に、コレを買っていったのか。 あの時は、別のものだったのかもしれないが。
兎にも角にも、金持ちの趣味は理解できないと。 客の前故表情には出さずとも、 胸の内では、顰め面。
そうして館を後にして。 商品を届け終えた分、随分と気が楽だ*]
(650) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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/* お店来てくれるの凄い嬉しい(´ω`*) 皆さんありがとう…
(-232) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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― 現在・燈写館 ―
謝れば、いい…? そっか、そっかぁ!!!
[ 彼の言うこと>>614にしばしキョトンとして。そうして意味を理解したのかじわじわと顔が笑みを形作る。まるでそんな発想は無かったとでもいうように ]
すごい!刑事さんテンサイ! ありがと、ジル元気でた!!
[ そう言って彼の手にすりすりと ]
(651) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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―Antique Amethyst―
[>>576車の鍵を、店主の手の中へと落とし。 受け取った封筒は、 毎度のように、洒落たもの。
あまりに洒落ているものだから、 使うに使えず、捨てるに捨てられず。 引き出しの中に、眠っている。]
……しょーがないから、手伝いにきてやるさ。 変なモノを運んでくれる物好きなんて、 そうそう、居ないだろうしな。
[あーだこーだ言っているものの、 ありがとうの一言が、なかなか喉から出ないだけ。]
(652) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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あ、帽子。
[かぶったままの帽子の事を思い出し、 つばを掴んで、返そうと。 その矢先に紡がれた店主の言葉に、 暫く、迷いを見せた後。]
いいんだな?本当に、いいんだな?
[持ってくぞ、と念を押す。 外で働くときにあれば、便利かもと。]
……あ、りがと。世話になった。
[最後にそう、言い残して。 ハンチング帽と共に、店の外へと*]
(653) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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[ それから、彼の申し出には ]
刑事さんはお休みなんだね! んー…つまんないかも、だけど。
[ それでもいいならお話ししよ、と。もちろん、なにか途中で用事が出来ても引きとめない。 ]**
(654) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット メルヒオル マニュエル(多分C) グリフィンCー友人縁故 ジルベール テオドール
【まだ】 ジョシュアC アンダンテC グラディス フロライトCー常連縁故
ぺったん。まさかの賞金稼ぎの子の方と多くあっている事実() だってみんな可愛いもん!(言い訳乙)
(-233) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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― 少し前 ―
いやー、他様に髪を触られるのはどうも苦手で。
[自身の髪に纏わる話は早々に切り上げ、 今まで繰り広げられてきた、密かな悪戦苦闘>>640も 頭を逸らす本人は素知らぬふりを通していた。
幼馴染みの災難を打ち明ける様子に耳を傾け、 彼女の話を聞く限りでは、公僕か探偵の二択に思え]
ほほぅ、それはそれは。 確かに追う側にすれば、お伽噺ではすまないでしょう この時期冷え込みますしねぇ。 シュゼット嬢の心配事が軽くなれば良いんですが …… 、全く。
(655) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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[しみじみとした口調で首をこくりと何度か。 彼女の言う幼馴染みが、 イコールとして先程の刑事と結びつかないけれど。]
お嬢さんの一人旅を心配しない親もいないでしょう どちらのお気持ちもわかります、…悩ましい。
しかし、人生は限りあるものです。 僕は応援してますよぅ
[>>641手洗いに消える前に、そんな言を置いて。 きっと、彼女が旅をすれば良いものも悪いものも 何もかも新鮮で希少な存在に見えるのだろう。
宝石、絵画、物珍しい品、他人の髪の毛、オートマトン。
それ以外を見ても、灰色に映るこの目と異なり、鮮やかに、艶やかに、見えるのだろう、その目なら。
―――ああ、羨ましいものだ**]
(656) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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― 燈写館 ―
そうそう しまった、と思ったら謝罪する オルエは謝罪されてもまだ臍を曲げる様な奴じゃないし もしもそれでも怒ってるならお巡りさんに言ってきなさい。仲裁するから
[じわりインクがにじむように、自然な笑みを浮かべる彼>>651 元気が出たと頬擦りする様子にこちらも元気が出たよと返す 天才という発言に気を良くして、もっと言ってもいいんだよ?とか調子に乗ったのはまぁ若気の至りと言うやつである
そして、此処の館の主人が帰宅するまでの滞在許可を得れば>>653 嬉々として様々な出来ごとを話し始めたろう 彼がこの街から出て行ってから、帰ってくるまでにおこった主な出来事 ――半分は、怪盗"seven"に対する愚痴だったけど*]
(657) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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[もとからあまりお客は来ないから。お店の奥でごろごろしつつ そういえば薬草が切れてたんだっけ、なんて考えていれば 再び、ノックの音>>644]
…はーい。
[いつもの様に間延びした返事をしながら起き上がる 覗いた時には寝転ぶ自分の姿はカウンターに隠れ、誰も居ない様に見えただろう。]
(658) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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りょーかい。 あかぎれの薬と…のど飴ね。
[カウンターの端に置いてあるのど飴の缶と後ろの棚に並べてある小さな壺を手に取ればカウンターに置いて]
肺の病気かい? 今のところ、聞かないね… いっつもキミに聞かれるから自分でも考えててはみてるんだけどなかなか上手くいかないんだぁ
…誰かがご病気なのかい?
[視線は先程の薬達を入れた袋へ向けながら。 何の気なしにそう聞いてみて。]
(659) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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[結局未だ食べれていない食事をするため、 自宅へ急ぐは、足早に。 手の中にある洒落た封筒は、 以前、郵便窓口で見かけたものと、 雰囲気がよく似ている。
――あれは、いつだったか。 留年した後だったから、1年も経っていない。]
(660) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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―数ヶ月前―
[写真を添えられぬまま、綴った手紙。 元気にしている、ただそれだけ。 手紙に書ける内容なんて、無いままで。 それでも、音信不通には出来ないと。
そんな時、 足元にひらりと落ちた、一枚の封筒>>636 拾い上げて封筒の主を探してみれば、 さして自分と歳も変わらぬ一人の青年。
名こそ忘れてしまったものの、 奨学生だと記憶している。 大学の関係者であったことに顔を強張らせ。]
(661) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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ん。
[皺がつかないように気をつけながら、 彼へと封筒を手渡した。
向こうは自分の事を知っているのだろうか、 知っていようが、知らなかろうが。 会話をするつもりは、無かったのだけど。]
綺麗な封筒なんだから、 落とさないようにもう少し気をつけたら。
[そんな言葉が、つい口から飛び出したのは。 彼の手紙も大切な人へ宛てたものかもしれないと、 自身の手紙の事を、思い出したから。
手にしていた自分の手紙は、 大事に握りすぎていたのか、僅かな、皺が**]
(662) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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―回想/下水道―
[髪の毛を掴むばかりの手じゃないって、頭の中ではわかってるけど体が先に反応する。怖いって、びくってなる。>>424
ごめんねって謝られたから、うんって頷いたけど、ジルベールの眉が下がってるから]
何がそんなにかなしいの?
[って聞いた。]
(663) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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おはか? つちにかえす?
[お墓ってわたし、知ってるよ。 家族が死んだら作るもの。お手てを合わせてるところ。
孤児院に居れば、血の繋がりがなくても家族だった。 だから、家族でなくなったわたしたちは死んだらけんぺいさんが連れてっちゃう。何処にって、誰も聞かない。
わたしも……聞かない。]
(664) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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[この仔猫は道端で拾っただけ。 家族じゃない。家族じゃないんだよ。だから、豚や鶏と一緒でしょ?
ひとまず仔猫のことは置いておいて。揺れる頭をぎゅっとした。>>431>>434
わたしの名前をステキだって褒めてくれた唇が、今度は震えてる。]
うん、だいじょーぶ。 住んで、いぃよ。 ジルベールは悪い子じゃないよ。
[泣き虫なジルベール。 トクベツになるんだよって、何度も何度も繰り返して、背中を撫でた。
涙が止まっても、彼から離さない限り、ずっとぎゅってしていたの。 左目の眼帯が素肌に当たって痛かった。少しね。それでも、突き飛ばしたりは出来なかった。*]
(665) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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―少し前。森の中 [街から離れた森の中。 薬に使う薬草を探すのに、ここの森は重宝している。 暗い山道、視線を地面に集中させながら必要な薬草を摘み取って かさり、と自分以外の生き物の気配。]
…なんだ。ねこさんかぁ
[左目に傷があるのが玉に傷だが白い毛並みに、金の瞳の美しい猫。 おそらく飼い猫だろうか。迷いこんだか…捨てられたのか。]
ふふ、おまえはキレイな子だね。 ―僕のものにならない?
[勿論言葉が通じることはない。返事も何もないままその猫を抱き上げて 森を後に、街へと戻る]
…新しいのが増えるねぇ
[上機嫌で、店までの道を歩く。*]
2014/12/04(Thu) 18時半頃
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[行くね。行ってらっしゃい。 出かける度に交わす挨拶がくすぐったかった。
同じおうちだけど、離れて寝ることもあったから、またね、おやすみって別れるの。
だから、半年前も同じだって思った。>>608]
うん、またね? いってらっしゃい。
[切羽詰まった表情で、早口で言うものだから気圧されたけど。 駆けて行く背中に手を振るしか出来なかった。]
……なにか、メルにぃに頼まれたのかな。
[解雇したって話をきくまでは、帰ってこない理由をそう考えてた。
昨日と違う今日が来たのに。 今日と違う明日が来るなんて、思っても居なかったんだ。**]
(666) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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―少し前。森の中 [街から離れた森の中。 薬に使う薬草を探すのに、ここの森は重宝している。 暗い山道、視線を地面に集中させながら必要な薬草を摘み取って かさり、と自分以外の生き物の気配。]
…なんだ。ねこさんかぁ
[左目に傷があるのが玉に傷だが白い毛並みに、金の瞳の美しい猫。 おそらく飼い猫だろうか。迷いこんだか…捨てられたのか。 足元へ来た猫の背を軽く撫でて]
ふふ、おまえはキレイな子だねぇ…
(667) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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うちにおいで。
[勿論言葉が通じることはない。返事も何もないままその猫を抱き上げて 森を後に、街へと戻る]
…新しいのが増えるねぇ
[それは、薬か。別のものか。 上機嫌で、店までの道を歩く。*]
(668) 2014/12/04(Thu) 18時半頃
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ええ、ローズちゃん。かわいいですよね、金糸雀。 ……あぁ、あれ?もしや雄でしたっけマスター。
どうも鳥類には詳しくないもんで [>>643飼い主たる店主に伺い立てをしつつ、 珈琲を堪能した後に腰を浮かせ。
手に注意を向けているシュゼットに気づき、 覗き込むように彼女の手元を横から見落とせば、 指先には、あかぎれとはまた違う細かい傷が。]
(669) 2014/12/04(Thu) 19時頃
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そういえば、薬屋に用立てと言ってましたね。 長くお引き止めしてしまったようで…。
あ、先程の御伽噺の話なんですけど。 その本、宜しければ今度貸して貰えませんかねぇ。
なので、こちらのお代は、 借用の前払い、ということで。 よろしい?
[返事を聞かぬうちに、勝手な約を取り付けて 財布を出し、2杯分の代金を店主に渡す。
厭なら忘れた振りを通せばいいだけだ。己ならそうする。
自分の注文したものと、仝じ額であることは、 何度も通う身、他の客の払う手元を見れば そんな些細なことも、記憶していた。]
(670) 2014/12/04(Thu) 19時頃
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―Antique Amethyst/テオドールと―
[>>652 封筒の行方は 店主の知るところではないが 知ればそれはそれはと笑むだろう。 謂われなければ知ることもなかろうが。]
ふ、ふ。
そうだな、そうだとも。 特に今日みたいな剥製なんて、 嫌がられることも 多いんだけど。 あとは、そうだな機械人形《オートマタ》も。
[車の鍵は奥の机にしまい込む。]
実際、得難い。待ってるよ。
[店主はそう告げた。 手くせも悪くないし、信用が置けるというは店主の見立て。 ときに手伝いをせがむオルエッタは少々手くせが悪い。
マホガニーの机に軽く腰掛けて、 >>653 迷いを見せるさまをたのしむように眺め遣る。]
(671) 2014/12/04(Thu) 19時頃
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いいさ。いいとも。 少々古いが作りは良い。
[問いかけの分声を返し、 組んだ足に肘をつき、頬杖の体勢。 青年の礼の言葉は最後の最後、 紫水晶を弧に細め]
こちらこそ。坊や。
[白い繊手を小さく振って、 青年を見送ったのである**]
(672) 2014/12/04(Thu) 19時頃
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/* まあ普通は日中覗けないからな…
(ふつう (とは (仕事します
(-234) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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ー回想:燐蛍亭についてー
[館の主が帰ってくるまでジルベールと話をしながら、思い出すのは後程2人で珈琲を飲みに行こうとしている燐蛍亭と、珈琲と、それを出す主人の事
自分が12の頃――未だ両親が健在だった頃に新しく出来た店 当時2人に連れられて初めて入ったそこは何だか不思議な空間に見えた>>143 大きな壁掛け時計や年代物のワインの瓶、色んな書物 それらに興味津々、触ったり読んだりしたものだった
何処から来たの?何処でこれらを手に入れたの? 尋ねれば困った様に笑いながら話す主人>>147に 幼心に聞いてはいけないのだろうな、と思えばそれ以上会話に上る事は無かった
両親と何度も通い、初めの頃はブラックが苦くて飲めなくて 砂糖とミルクたっぷりのカフェオレだったのが無糖の黒々としたものに変わったのは何時頃だったか
珈琲の香りを楽しみ、主人の柔らかな話し声を聞きながら 家族と過ごす温かい時間。それが何よりの宝物であった――彼ら2人が帰らぬ人になるまでは]
(673) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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[人の醜さ愚かさ汚さ全て見て。身も心もボロボロで 友に勧められた酒1滴、紅茶に垂らして飲んでも眠れず 目の下隈を作ってぼんやりしていた際に久々に訪れた喫茶店 そこは両親と訪れた頃と何一つ変わっていなくて。胸が苦しくなったのを覚えている
店主が出したのはいつもの、自分が良く注文していたキャメル・マタリ 温かなそれを口に含んで初めて、両親の死を受け入れ涙を零した 行き成り泣きだした客など店主にとっては迷惑だっただろうが、その時叩き出されなかったのは有り難かった
3人で来ていた店にあまり間をおかず1人で来るようになって 店主と世間話を交わすもまた楽しく 心地よい空間は癒しを運んでくれる
この店で飲む珈琲は、酒に溺れなければ眠れぬこの身をいつも慰めてくれた 地獄のように黒く、死のように濃く、恋のように甘いそれは飲む間、過去に浸らせてくれる 幸せだった頃の、思い出に*]
(674) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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/* やっちまった感しゅごい。 時系列整理にどれだけ時間かかってるんだ自分。 箱の前についてやっと気づいたホントすみません。
(-235) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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/* コンダクトが女々しすぎて冬 多分無意識甘えてるのはフロラさんで その自分に残っている甘えをばっさり断罪してほしいと願ってるのはグリフなんだろうなぁとか分析
(-236) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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/* シュゼルは甘えと言うより初恋のお姉ちゃんだからちょとちがう位置付け
(-237) 2014/12/04(Thu) 20時頃
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[シーツを干している>>626と大丈夫ですか、と掛る声>>580]
アングイスじゃないか。 俺は大丈夫だけど……うちのお手伝いさんがちょっとね。
[成績優秀で勤勉な奨学生として、学内でも彼の名はよく聞く。 教授から聞く良い評判から、陰口>>128まで様々。 サボりに来る不真面目な学生とは違い、緊急時にしか救護室に来ないため、 彼に関する情報の大半が伝聞だ。
会釈に苦笑で返すと、 背中にひっついていた少女が離れる>>581
何やら興味深げに覗きこんでいる。 会話を聞いていると、見たことあるようだ。 小さな商店街、知り合いでもおかしくはない。 まさか、掏摸>>586とその被害者>>588とは思いもせず。]
(675) 2014/12/04(Thu) 20時頃
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忠告ありがとうな、アングイス。 俺もそのあたりは気をつけて見ているよ。 雇った側の責任だしな。それに……
[落ち着いた口調で告げられる言葉>>594 短い言葉だが、彼なりの思いやりも見られる。 言葉を続けようか、逡巡しているうちに、 彼はその場を離れていく>>596]
アングイスも、気をつけるんだぞ。 …そうだ、何か相談事があったら遠慮なく来いよ?
[サボりに来る学生には小言を聞かせるが、 メンタルケアも仕事のうちだ。 陰口も耳に入る故、お節介だと思いながらも彼の背中に呼びかけ、 オルエッタと一緒に見送った>>598*]
(676) 2014/12/04(Thu) 20時頃
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…わっ。
[カウンターの向こう側から起き上がる店主の姿は、急に現れたように見え、小さく声をあげる。>>658 笑われてしまったかもしれない。
招き入れられるまま、買い物を済ませ。
いつもの問いかけに返ってくる、いつもの答え。>>659]
(677) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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/* 皆さんのフラグ構築力がすごい… 想像力と筆の速さが足りない。
そして狂人さんと1人しか出会えてない現実。 が、がんばる
(-238) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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[白煙を吐き出し、一層街の蒸気濃度を上げる自動車。 呼び止めた男は、歩道から車道へ向けて会釈一つ。>>550]
従業員に宛がう為の安いアパルトマンで空き部屋を探している。 商会から援助金も出るが、安価であれば在るほど良い。
[問いかけは単刀直入。説明は簡潔。 己の無愛想をチラとも厭わぬ変わり者に、此方も常調子の返答。 彼の奇抜さは随一であるが、世俗に迎合するよりずっと好ましい。 彼が独自の尺度で傾ける天秤に、文句をつけたことは未だ無い。]
(678) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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――…婀娜めいた揶揄は性質が悪い。 冬に根を張り、春を迎える準備だろう。 [抽象的な言葉遊びに片目を眇め、出稼ぎ労働者の本質を語る。 彼に与えようとしているのは冬の寒気を逃れる家ではなく、 寝て起きて最低限を揃える拠点だ。>>551 首に掛かった雇用契約と言う名の鎖を繋いで置く場所。
合理的な男は、理路整然ぶって用件を告げ、 見繕っておいてくれ。と締め括る。 己の根城は工房を兼ねる故に相応の拘りを持つが、 苦労の味を知る彼は、居住出来れば贅沢など言わないと踏んで。]
後ほど、店に邪魔をする。 ――― 一角獣……?
[彼が館に戻る頃合、落ち合おう。と言外に。 されど、幻想に棲む気難しい獣を示唆され、隻眼が荷台へと移動。 逞しい角を天に向けて聳えさせるそれを見て、成程、納得。]
君の膝では、眠れないと婿入りか。 貫かれる前で良かったな。
[ともすれば、厭味に聞こえるやも知れないが、 悪気の一切は無く、茶化す色の欠片もない。 ただ、純粋に、彼の無事を祝うように零したのだった。*]
(679) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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[そうして、ハンドルを握るテオドールにも視線を配る。 目深に帽子を引き下げても、空色の髪は隠しきれない。 博徒と化して、虚栄心を募らせても、 彼の色はこの街で伺えぬ尊いもの。 蒸気機関の発展と共に、忘れ去られた本当の空色。>>566]
………小銭稼ぎか、精が出る。
[小さく放った労いは、彼の耳朶を擽ったか。 今の彼はきっと、己に見られたくない姿のはずだ。
稼いだ小銭を元手にまた負けこむ賭け事に手を出すか、 それとも瑣末な切手代を返済してくれようと言うのか。 問うたところで、答えなど返ってはこないだろうが、 此度の切手代もまた、程なく戻ってくるのだろうと確信した。]
学業の進みを偽り固めて綴るより、 給与明細でも同封した方が喜ばれそうだな。
だが、――――…君には無理か。
[問いかける口振りから、確認する調子へ落ちて、 無神経な男は、彼の繊細な神経にざらりと触れた。 彼が必死で取り繕う自尊心を、踏み躙るように。*]
(680) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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[妥協と酒で出来た日常に馴染む友たるに、軽く鼻を鳴らす。 精巧な機械人形に抱く思いも、空色の青年に募る執も、 人に憧ればかり抱く彼自身を語るように聞こえたからだ。
彼は愛想もよく、人に愛される癖、満ちることを知らない。 大変に難儀な不眠患者であった。>>556>>557]
そう、彼は分かりやすい人外だ。 見てみろ、現に笑っている。
[示して見せるダフネドラの美貌。 実際、笑んでいるかはあまり関係が無い。
レンズを厭う麗人は、心中隠す魔物だ。 如何にして撮影しようとも、彼の一瞬たりとも切り離されぬ。]
(681) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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ジルベールには留守を頼んできた。 寂しいのは君だけだ、世の中それほど孤独でない。
[所在を問う男に返事と、打ち込む釘。>>560 あっさり言い放つ言の葉すら、彼の胸に差し込む暴力。
そんな愛想の無さにまるでめげずに、 酒席の約束を叶える相手は、寒風に浚われてしまうほど。
―――世の中に案外少ない、孤独者なのかもしれない。*]
(682) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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そう、ですか…。 そうですよね。
[そんなに都合よく、劇的な新薬など出来上がりはしないだろう。 分かっているのに、もしかしたら、と思って――問いは繰り返す。
しつこい質問で気分を害したか、と前髪の隙間から 店主の様子を伺って――何でもないことのように薬の袋に視線を向ける姿に緊張を解く。]
父が、肺の病気で。
[告げた療養施設の名、それは遠く離れた街。 蒸気の街から遠ざかり、しかしそれだって万全の治療ではない。 母子の生活を切り詰めて、蓄えから回せる本当にギリギリの範囲で選べた施設。]
(683) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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[もっと効果的な治療法があれば、もっと良く効く薬があれば、もっと蓄えがあれば――。 願望は尽きない。 現実には何も叶わないままで。]
早く、良く効く薬が出来ちゃえばいいのに、って思うばかりで…。
[暗い話題になりかけた、と慌てて表情を取り繕う。]
そうだ。 前に買った手荒れの薬、すごく良かったって、母さんが。
[季節ごとに指先の手入れが違うのだと、笑って、暗い話題を忘れたようなふりをする。]
(684) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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[家族の話をするたびに、脳裏に浮かび上がるのは燈写館の壁。 温かな家族の肖像。
浮かぶ笑顔が、今は欠けたまま。]
(685) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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― 商店街 ―
[小鳥との戯れは許されたか否か。 男は喫茶店を後にし、店を目指す。
一杯の珈琲も、暖かい店内も。 こうして一度外を歩けば、体は冷えを親しんだ。 何より目覚めに適しているのは、寒い風なのかも知れない。]
ふぅ…。
[喩え盗みを働くことで他人の人生が歯車合わせに崩れようとも そんな事は怪盗の知った事ではない。
街に住まうものもそうだろう。 たったひとりの唯一である財産が失われた日も。 だぁれも嘆いてなど、くれなかったのだから。]
(686) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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― 散髪屋 ―
[これからも仝じ、其れで何が悪い。 人間など、信じない。 誰が泣こうが悲しもうが、対岸の火事である。
初めこそ気落ちする歩みであれど、次第に確り石畳を踏む。 こうやって十年を、独り立ちした怪盗としての七年を歩んできた。
店のドアは主人が戻ってもクローズのまま。 居住区たる奥で顔に貼り付けるマスクを拵え、 昨日、店を利用したばかりのメイドの顔に似せてゆく
普段からこれで過ごせば、鬘を被る必要も眼鏡をかける必要も無い だが、接着時間は地肌がかなり痒い。 出来るだけ常から駆使したくない代物であった。]
(687) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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―回想・Antique Ametyst― [どこか子どものまま大人になった人のおもちゃ箱。 物珍しさの凝縮された店内に抱く感想はそれ。
煩雑であるようで整然。 理知的であるようで感じるのは情熱。 愛着ゆえの執着と放任。
ちぐはぐさを心地よく同居させた空間は、不思議と蒸気の街の息苦しさからは隔てられたもの。]
(688) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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[時折、年代物の小さな細工や貝殻の釦を求めて訪れていたが。
その時はぐるり見渡す物珍しいものよりも、いくらか実用的なアンティーク調の筆記具へと興味を示し 特に他の店ではあまり見られない便箋や封筒へと目を凝らす。 熱心さに興味が湧いたのか、他のディスプレイの手を止めて、 紫水晶の店主が一つ、指さす。
花の透かしが美しい便箋。 日にかざせば、淡く浮かび上がるその姿に見とれ、迷うことなくそれを選んだ。]
ありがとう、Diluculum Oculos
[淡い紫、払暁の瞳と呼びかけて無邪気に礼を告げる。*]
(689) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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[他人の面をかぶりて、銅に巻いている布を捨て去った。
体型や身長までこの指で欺く事は叶わない。 平均身長よりはやや低くなければ、 若い頃の栄養失調を引き摺る身でなければ。 性別を偽ることも、難しかったのだろう。
声音を作る為に声帯を弄ったが、 長く他人の声を真似るには至らない。 百万を飾る師に到底及ばないから、たった一桁だ。
何時も入れている厚い肩のパットも外し、 代わりに体型を整える為にコルセットを締め、 かりそめの胸部を偽装して、クローゼットを開く
店舗側はかなり狭いが、居住区域である奥の方は、 それなりに広く、クローゼットも数種類と。 女性物を押し込んだ方へと手を伸ばし、長袖のワンピースに着替え、]
(690) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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―Antique Ametyst―
[ 古めかしい革の装丁のファイルを開き、 綴じられた紙片を確認する。
――労働者用の、できるだけ安いもの。>>678
骨董屋の癖に、 妙な繋がりを持つのがこの店主だ。 天鵞絨のソファに脚を組んで座り、 3つほど選んで引き抜くと 羽ペンで円をつけた。
>>679ジルベールは 辛酸を舐めて虐げられてきた側だ。 雇い主の想定通り、文句は謂うまい。
さりとて劣悪な環境を提案するつもりは この店主にはなかった。 美意識というか――そもそもそういうものはリストにない。 狭くとも環境は悪くはないが 自称藝術家の壁画つきだとか、 機械技師の改造済みだとか、 一般には出回らない部屋をリストアップし、安く紹介しているのである。一部好事家にも受けがいいという。]
(691) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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金糸雀……ですか。
[確か、御伽噺の本にも出てきたっけ。とても美しい声で囀る、可愛らしい小鳥。>>669 御伽噺の金糸雀とは違う、実物の金糸雀を見てはまた新しい世界が見れたような気がして。 生憎、自分も鳥類には詳しくない。鳥の雄雌をはっきりと識別できるのは孔雀くらいしかなかった。 雄と雌で鳴き声は変わるのだろうか、今は囀りが聞こえない鳥へ]
……君は空を目指さないんだね。
[御伽噺の金糸雀は籠から出て空へと消えていった。広い世界を求め飛び立っていった。 けれど、店の金糸雀は籠の中で大人しくしている。
自分が生きている金糸雀を見るのが初めてだからそう言えたのだろう。事実、自分は金糸雀の生態を知らなくて。 金糸雀へと語りかけた言葉は返事が返ってくる事無く、消えていって]
(692) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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ええ、塗り薬と……ついでに幼馴染に何か買ってこうかなって。 長く引き止めただなんてそんな……!メルヒオルさんのおかげでここにも来れましたし、美味しい珈琲も飲めましたし。
[だから、そんな風に言わないで欲しいと首を振って]
本をですか? 私は構いませんけど……って、あの流石にそれとこれとじゃ釣り合わないですよ。 本はお貸ししますからやっぱり代金は私が……!
[自分の本を貸すのと、代金を払ってもらうこと。 天秤に掛けるまでもなく損が大きい。しかし返事を言い終える前に既に代金は店主へと支払われていて>>670 今から店主に自分の分の代金を払えば彼が払った半分は返ってくるだろうかと考えたが]
……それじゃあ、後日メルヒオルさんのお店に行きますのでその時にお渡ししますね。 本当はもっとちゃんとしたお礼をしたいのですけど……
[しかし現状そんな余裕は無く、ただ彼の作った約束を守ろうと頷いて。 時計のほうをちらりと見ればずいぶんと長い間ここにいたことに気付いて]
(693) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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時間も時間ですし……私そろそろ行きますね。
[珈琲も飲んで、身体も温まったことだし。 カウンターから席を立てば鞄を持って、まだ座っているだろうメルヒオルと店主の方へ1度お辞儀をして ふと、まだ自分の名前を名乗ってなかったことを思い出して]
私、シュゼットって言います。 あの……また、こちらに来てもいいでしょうか?
[なんてことを店主に聞けば、別れの言葉を伝えて。 くるりと入り口の方へ長い赤い髪を揺らしながら、ドアを開けて店を後にした**]
(694) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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[刑事と別れ、蒸気自動車と別れ、己は足を踏み出した。
コンダクトなどはあっさりと燈写館を仮宿に上げたが、 一時の留守を任せても、夜の時間は貴重なものだ。 それに一つしかないベッドを分け合う心算もない。
従業員を雇えども、経営者としての不遜は確か。 店番に勤しむ彼の値の付く肌を、威圧でチリリと焼く程度には。]
(695) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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[そうして、右足左足の駆動に長躯を乗せて、 其処彼処から噴出す蒸気に流動を作る最中。
己は不意に、知人を見かけた。>>612 彼の視線の先には作りものめいた少女の姿。 日々変わらぬルーチンワークに勤しむ愚直な機械人形。
されど、己はその小柄よりも、苦々しい横顔に気が留まる。>>613
彼があんな顔を作るようになったのは何時からなのか知らない。 自身の記憶の中に住むアンジーは十を迎えぬ少年で、 その頃から長身だった男は、身体の弱い彼の父に代わり、 一度、抱き上げ、遊んでやったことがあった。
高い天井に手がつきそうな遊泳は、想い出の中の話。 彼が幸せで、病魔の何たるかも知らなかった頃の話。
しかし、今、己の眸の縁を横切っていくのは、 爛漫な幼子の面影のみを残す、理知に満ちた空漠の彼だけ。
男はそっと瞼を伏せて、記憶をブツリと断ち切り、 知らずの内に立ち止まっていた足を再開させた。*]
(696) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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― →Antique Amethyst ―
[半刻と告げた店主の言葉通り、諸所の用事を済ませた後には、 蒸気に燻されること無く、帰還した主人が開く骨董店に訪れる。
表向き骨董屋などと大層な名を下げるが、 その実、己が魔窟と呼ぶに相応しい館である。 入手経路に興味は無いが、何が在っても驚かぬ。
流石に空に浮かんでいるはずの星など転がっていれば、 半信半疑にもなろうが、世の中にはそれすら盗む者も居るらしい。
現実感のない店だ、と何時も通りの様子で、 武骨な節が、ノックを二度、店内に響かせた。]
(697) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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/* メルヒオルが少女だよね。おそらく。
(-240) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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/* ゴォオオオオル!!!!!
[チェッカーぶんぶん]
(-241) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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― 商店街 ―
[裏口から店を出た時、ひとつだけ失念していた。
表玄関の鍵を閉め忘れている。 途中で気づいたものの、クローズの札を下げていれば 流石に誰も入らないだろうと考え直した。 万一扉を開けるものが居たとして、用があるのは店舗側のみの筈。 気まぐれでやる気の無い店主が不在とわかれば、去るに違いない。]
(698) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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[漆黒の鬘を被り、メイドが付けていた眼鏡に似たものを装着し、 瞳の色合いという違和は劃せぬまま、別の生き物に成り済ます。 手筈通りに、メイドの仕事着を受け取った。 出す義指には、ラバー製の指に似せたカバーが付いている 目を凝らされぬ限り、傍目には、人間の指に見える、筈。
商店街を通り抜け、目的たる屋敷を目指すまでの道のり。 ふと気づき、鏡を見遣った。]
――違うな。 ピンクではなく、オレンジだ。
[リップの色付きが、本人と異なる。
薬店に在庫はあったかどうか。 考えたが、小遣いをあげたも仝じ女学生が>>693 店舗に訪れている可能性がある。
先の話題を振り返り、ボロを出すとも限らない。 ならば、店に戻るが早いか否か――]
(699) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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― 骨董屋 Antique Amethyst ー
[なに、些細な違和だ。 だが劃せぬ部分以外は、寸分違えるのも許すまじき。 散髪屋では無い男は、完璧を尊ぶ。]
どうかな、…あるかな
[店に戻るよりは近い方へ。 骨董屋に化粧の助けを求めに行くのは、普通であれば可笑しいが、 あの店は“普通”ではない。
白いケープコートを纏った女は、 何食わぬ顔で、骨董屋の店舗を目指す。
先客>>697の背を見れば立ち止まり、若干の様子見であった。*]
(700) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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― Antique Amethyst ―
[ノックの音、2度>>697 歯車時計は時を告げる。 白い手、扉を開き男を招き入れた。]
ようこそ写真屋。 奥へどうぞ。
[すっかりきっかり時間通りだ。
一角獣の疑問符と答えの際は>>679 ふふふ、と水晶のさざれのように笑い
「そうさ、そうとも。早い婿入りで。 僕が厭なんて、一角獣は贅沢者だと思わないかい」
無愛想な言い草を、愉快そうに転がしたのだ。 そう、そのときの調子のままに。]
(701) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/*
まあまちがいなくおとめじゃないからな!!!!! (色んな意味
(-242) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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―少し前・商店街― [感情のない機械人形を見るたびに、感情が波立つ。 ああ、なんて不条理な、と慌てて視線を逸らして――視界に見えたのは写真館の主。>>696
迷うことなく歩みを進める彼の背に、思い出す幸せばかりが多すぎて、途方にくれる。
両親以外に抱き上げられて、無邪気に抱きついた記憶は今でも焼きついたまま。 その頃は、今と違って瞳を隠すことなく笑っていた。]
(702) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[瞳を隠すようになったのは、事件にもならなかった事件。
緑の瞳に金の光が浮かぶ。 瞳が鉱石化する病の噂も相まって、珍しい宝石のようなそれを欲して、 少年を誘拐しようとしたのは常軌を逸したOculophilia。
抉って保存するつもりだったのだという。 母親譲りの白い肌を見てからは、体ごと保存しようと目論んで。
幼子には伝えられなかったはずの、事件の詳細と動機を、漏れ聞く情報を集めて繋ぎ合わせて、 アングイスは全て知っていた。
『あの蛇の目をみたか?黄金が散って眩い、生きた宝石なんだ』
興奮しきった犯罪者の声が耳元で響く幻聴、それに耳を塞いで。 瞳を隠すために前髪を伸ばした。]
(703) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[唯一、家族写真のためだけ、前髪はあげられ、素顔を晒す。
隠されたものを知っている視線は――懐かしいのに、どこか近寄りがたい。 伸ばされた手の温度は、知っているのに。*]
(704) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/* グリフ→←グイスかな。やだ素敵(きゅんきゅん
(-243) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/* キャラグラのため 隻眼キャラの豊富感
(-244) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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―水道に案内する前―
バイクが目印だね。 あったら褒めておくよ。
["コンにぃ"は彼女の口調から、比較的街で出会いやすい人物らしい>>517 この時はまだ、"コンにぃ"と街のお巡りさんが結びついてはいなかったけれど、 その後に聞こえてしまった会話>>496で正体を知ることとなる]
離れていると、それだけ繋がりって薄くなっちゃうからなぁ。 ホント、呆れられていないといい。
[出るのは少しだけつかれた笑み。 戦地から、単身この街へ。 夫婦として生活した期間はとても短い]
オルエッタは嫌わないでくれるのか? それは嬉しいな。ありがとう。
[リップサービスなどではなく、とても真っ直ぐに届く言葉。 受け取り、そして水道へ見送った*]
(705) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[開かれる扉は、明度の高い彼の手ずからに因り。>>701 腕を伸ばして扉を支え、簡易な会釈は自身の胸に拳をつけて。]
すまないな、君が動かす不動産が一番早い。 本業でもないのに器用なことだ。
[ついでに後腐れも無く、手際も良い。 彼にそっぽを向いて出て行った一角獣は何が気に入らぬのか。 恐らく、真実、彼の云うよう、贅沢者だったのだろう。
一角獣の好みなど、少し知のあるものなら誰でも知っている。 この世に存在しない癖、そればかりは酷く有名だ。
―――例えば、]
(706) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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入らないのか?
[扉を押さえたままで振り返るメイド調の女。>>699 大きな眼鏡は野暮ったいが、それに難癖付ける軟派でなし。
例えば、己が声を掛けた地味で貞節な女こそ、一角獣の寵を得る。 尤も、少しばかり色味の強い紅だけは、浮いて見えたが。]
(707) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/* 見事な見逃しがあったよね。ごめんなさい。
(-245) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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―大学/保健室前―
[ひょいって軽々とわたしの体は持ち上がった。>>624 言われた通りに服の裾を掴んだよ。落ちないように。勿論、せんせぇは落とすことなんてしないだろうけど。]
……せんせぇは悪くない、もん。
[シーツの隙間からちらっと見ると、困ったような笑顔が見えたから、また潜ったの。>>625 丸めた肩に置かれた手は首の後ろにまで届き、くすぐったいともぞもぞした。]
(708) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[ベッドの中からさっさと飛び出たのは、落ち着かなかったからと、離れていたらって聞いたから。>>705 嫌わないって言ったのに、離れている時間のせいで嘘だって思われたくなかった。
ごめんなって謝られた時も、せんせぇは悪くないって言った。でも、せんせぇはせんせぇだから。フロにぃがお兄さんなように。 だから、>>626]
うん、ぅん……。 怪我してたら、もっとせんせぇのこと怒ってた。
だからゆるして、あげるよ。
[って、言ったんた。 頭に乗るならむしろ鉄の腕の方がいい。肩に置かれる大きな手。
やっぱりせんせぇだなぁって思った。]
(709) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[真っ白なシーツを広げては渡し、渡しては屈んで次の1枚を掴む。]
せんせぇはおうちでも洗濯して、学校でも洗濯して、ちょっと大変だね?
あ、学校の鐘って、がらんごろん大きな音がするよね。
[そんな話をしながら、最後の1枚をせんせぇに渡した。]
(710) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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― Antique Amethyst ―
同好の志の伝手というやつだ。
それに、誰にでもおいそれと 伝手を使ってやっているわけじゃないさ。
[人差し指を自身の唇のある辺りに立てて、双眸を細める。 無骨な手が扉を支えるを見るに自身の腕は離した]
――おや 連れかい? 珍しい
[首を傾けるは 写真屋の体躯の向こうに在る姿を見るためだ。 紫水晶の巻髪が揺れる。>>707]
(711) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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[残念ながら一角獣の話までは耳に届いていなかった。 否、この店から離れたのなら怪盗にとって盗む価値も生まれよう。 師の生前、聞いていた事がある。 アメジストから物を盗むのは止めておけ、という話を。]
あぁ、すみません。 入ります。
[>>707支えられているドアに気づき、中へ進むべく ローヒールのつま先を向けた。 顔を作るのは兎も角、声の方は誰彼に似せるのは難しい。 使える女性を模したオクターブは一種。
あまり言葉を多くは告げず、主人>>711にも頭を下げた。]
(712) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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いいえ、
[連れかという問いには緩く首を振り。
邪魔立て無きように静かに店内を見渡すが、 目的の物はざっと一瞥しても見当たらない。]
……あの、化粧品。 いえ、具体的に言えば口紅って置いてませんか?
[メイドにしては明るすぎる口許を指で隠しながら、主人へ。]
(713) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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俺は芸術家ではない。 風景が見たいなら窓を増設すれば良い。
[骨董屋の壁を飾る多くは己の作品だ。>>711 彼が価値を見出し、ゴシップで成り立つ新聞社よりも、 余程高値で買い取ってくれていた。 当然、瑣末な写真はなく、相応に自己評価の高いものを選択して。
そうして、時折、己の自覚せぬ観点から評論を貰えば、 成程、着眼点が違うと、彼の腕と同じく眼も賞賛した。 レンズを厭う癖、レンズ越しに見たものは違えず評価する。 相も変わらず、奇妙で酔狂な好事家だ。]
使いだろう、“見たことも無い女”だ。
[問われる偶然の連れ合いは、大通りですれ違ったことも無ければ、 コンダクトに誘われる酒場で見かけたことも無い、見知らぬ女。
隻眼にして精度の高い眸は、視覚情報を整理する脳と相性が良い。 街の住人全てを知っているわけでは無いが、 十年暮らし、数多の人を眺めてきた男でも知らぬ女であった。]
(714) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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―昼前・大学救護室前―
[アングイスと別れた後、再び干す作業に戻る。 籠の中で皺が寄ってしまう前に干さなければ。 まだ講義中のせいか、救護室を訪れる人が少ないのは救い。
オルエッタにシーツを取ってもらい、掛ける>>710]
1人暮らしだから、大変ではあるな。 休みの日にまとめて…ってやると、たまに服が足りなくなったりもするし。
学校の鐘は講義の区切りを知らせるからね。 構内どこにいても聞こえるから、鐘の近くはすごくうるさそうだ。
[そんな雑談をしながら、 皺を伸ばす時には少し手伝ってもらい、数分後には全てが干し終わった]
(715) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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ありがとう、オルエッタ。 すごく助かったよ。
[空になった籠を受け取って、着ていた白衣のポケットから財布を取り出す。 大きめの硬貨を二枚、それと救護室の窓辺に置いてあった彼女の紙袋を渡す]
はい、これはおまけ。
[渡した物は小さなチョコレート。 相談に訪れた学生にリラックスできるように渡すもの。 先ほどの、お詫びに一枚]
(716) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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―少し前、旧式蒸気自動車にて―
[>>680小さな言葉は、労いのものか。 やはり隠しきれるわけでも無し、 知る者には気付かれてしまうのだと、 ぴくり、肩を揺らした。
これで金が出来れば、 彼に借りた切手の分くらい、すぐ払える。
寧ろここで切手を返してしまっても 良かったのだけれど、 折角借りたものをそのまま返すのも、忍びない。]
(717) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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― Antique Amethyst ―
ようこそ、レディ。
[おや、連れではないのかと一度グリフィンを見た後で 改めてメイド姿の女性に向き直る。 変装であることには気づいていない――ように、見える。]
化粧品。 骨董屋で化粧品とは 愉快なレディだ。
[水晶のさざれ擦れ合うようにくすくす笑い しかし年代もののドレッサーの前にすいと向かうと 銀細工の小箱を開いて見せる。 店主が化粧をする関係もあるのだろうか はたしてそこに、とりどりの紅があった。]
色は、赤でなく? 薄い色をご所望で?
(718) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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―――― ッ!!!!!!
[細くて高い、今にも折れてしまいそうな、 青年の虚栄の心を。 この男は、いとも容易く手折ろうとする。
血の上った青年の顔は、 隣の店主とは対照的に、赤く。
咄嗟に飲み込んだ言葉は行き場をなくし、 いつもと同じように、 青年の心の内へと仕舞われてゆく。
瞳から零れ落ちそうになる雫を、 押し留めようとするかのように。 僅かに聞こえるは、歯軋りの音*]
(719) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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/* テオかわいゆいなぁ!
(-246) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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/* グリフィンが人の弱い所ぐっさりぐっさりしてて素敵 言葉責めってみててぷまいです
(-247) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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/* 奪われる事に敏感。 対自分、対他人。 争いは守ることだと思っていたけど、「何を守るか」で疑問を持ったせいでこんな感じ。
何か奪われている人にとことん甘いんだと思います。
(-248) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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アリウッド様のお屋敷に、勤め始めたばかりですの。 初めまして。
[>>714睫毛を伸ばしほほ紅を濡れば表情もきどれるが、 顔に被せるマスクは表情を繕えない。 困ったように眉を下げる事は不可能だ。 其れでも、愛想の薄い女で通せる筈、恐く。
一番気にしているのは、カバーを被せた義指だったが、 手に注意を向かせなければ、稼動音も誤魔化せよう。]
(720) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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[控えめに扉を潜る身に合わせ、追従と共に背で寒風を締め出す。 姿どころか、声まで地味に響くのは技巧の成せる業か。>>712 微かな違和に首を捻るが、生憎音声についての習いは甘い。
急いた様子の彼女に先を譲り、 使いの品が化粧品と聞けば、ゆっくりと胸の前で腕を組む。>>713]
魔性の七つ道具だ。 選択としてそう外れているとは思わない。 [女性を前にして、酷い言い草だが、此度ばかりは当らずとも遠からず。 魔窟で購う紅を差し、騙すは男かと他人事だが、 彼女に騙されるのは世間だ。器が違う。>>718]
(721) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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ー燈写館ー
[とりとめもなく過去から現在、様々な事を話していたが ふと、気になったことを問いかける]
そういやジル君は家族はいるのかい? もしいるなら手紙とか書いてみたらどうだろう 此処に就職になった、とか近況をさ きっとご家族安心するんじゃないかな
[家族のために出稼ぎに、という噂は聞いた事がある 切手がないならここの店主に言えば貸してくれるだろなんて言いつつ 普段なら人の家族関係には突っ込まないのだが、先程友人との会話で亡くした両親を回顧して 何の気なしに、尋ねてみたのだった
彼が言い淀むようなら謝るつもりである でももし、彼が嬉々として家族の事を話すのなら、それを聞きたいと思っての事 家族仲良く、そんな姿を見るだけで、聞くだけで幸せな気持ちになる 失ったものを思い出せるから――だから、 この館に飾られた、先程バイクで大学まで乗せて行った青年に似た少年が写る家族写真が 自分は友の作品の中で一等好きなのだ]
(722) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―挿話:眼帯と骨董屋>>637・side:G―
[その不思議な骨董屋「Antique Amethyst」のことは、風の噂で知っていた。そして風変わりな店主がいるということも。実際に会ってみれば、火の無い所に煙は立たぬ、といったところか。]
「それは坊やの趣味かい」 ―――――そう、みえるの?
「違うな。違うだろうな」 ―――――うん、チガウよ。
「色の合わせがなってない」 ―――――ん?
「僕ならもっと違う色の石にする」 ―――――…
[不思議に脱線した話についていけず、ことりと首を傾ぐ。目に埋まったばかりの好物は面白みもない色をしていた。もっとも、自分はそんなことに興味はないのだが。]
(723) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[ただ、人の視線は煩わしかった。煩わしさに左目を布で覆えば、みすぼらしさに拍車がかかりどうしたものかと。]
「そのまま動かないこと」 ―――――?がんたい…?
「似合うじゃないか、箔もつく」 ―――――にあう?ほんと?
「いびつな石を晒すよりずっといい」 ―――――うん、
「なに、使うあてもないものだ。お題は結構」 ―――――アリガト、ダフネ…
[鏡を見れば、いくらかマシな自分の姿。双眸を笑みの形に細めたダフネドラにお礼を言って。少し気が楽になって緩んだか、嬉しさに涙が一つこぼれ落ちた。]*
(724) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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― Antique Amethyst ―
窓に切り取らせる風景は 気に入りの角度だけが好い。
[妙な方向からの返答をする。>>714 写真は額縁に飾られて、独特の雰囲気に しっくりと彩っている。]
写真屋でも “見知らぬおんな” か。
[なるほど、写真屋が謂うなら 間違いなくそうなのだろう――という声色。 彼の隻眼とそれが切り取る光景を好む店主は 同様に彼の判断に信を置いていた。
故の発言、故の思案。
この街に来て日が浅いメイドなのか、 屋敷に閉じ込められがちなのか 彼の謂うように他所からの使いなのか、さて。]
(725) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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どういたしまして!
[空になった籠に、ふぅーと達成感溢れる息を吐き出す。 掌に落ちた硬貨は2枚。洗濯干しの手伝いには、多い額だと思ったけれど、こーいうのはこころづもりだからわたしはありがたーく貰うだけ。]
? おま、け?
わぁぁぁ、ちょこ!
[何だろうって匂いを嗅ぐと、ほぼ1年ぶりのチョコレートの香りがした。]
(726) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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同僚から聞きました。 こちらには、「なんでもある」と。
本気にして訪ねてしまいました。
[>>718紅を求めて来るのなら、骨董屋を訪れるは斜め上。 全くその通りすぎて、一瞬返答に迷うたがそう告げた。
ドレッサーから銀の小箱を取り上げる様子を見守り、 中身を覗き込めば、随分と揃えが良い。 住居に秘す七つ道具に匹敵するか、それより多いかも。]
ええ、これから仕事なので…。 オレンジ寄りのベージュを
(727) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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ありがとう、ディスせんせぇ!
[にっこにこと笑顔になる。 いつ食べようかな。今日? 明日? それともずっと取っておく?
ポケットに落ちた硬貨は、先客とこんにちわをして音を立てる。]
それじゃあね、せんせぇ!
[あの鐘がいつ鳴るのか分からないから。 わたしはせんせぇにまたねって手を振った。]
(728) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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/* ココア売ってるなら、チョコも比較的安価で手に入るよね…大丈夫だよね……… スチパンっぽい漫画が\皆もれなくベニアオイ/って感じのヤツしかなかったので、よくわかってないです。
(-249) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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……はい。今日の講義は、ここまでです。 次回は――……について話したいと思います。
[講義資料をトンとまとめて、教室を出る――背後で弾ける、騒がしい声。
自分の講義に意味があるのだろうかと、時々、思わなくもない。 世界は広く、歴史は長い。だけど、この学生たちが求めているのは、目先の単位だけなのではないか。 真摯に学ぼうとして自分の講義を聞いている学生が、どれだけいるのだろう。溜息を、人知れず吐いた]
(729) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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ジョシュアくんの。 ―――それは旦那様も羽振りの良いことだ。
[怪盗に入られた家が、新しい従業員を雇うとは。等と、 難癖がましい言葉は珍しく控えた。
理由は明快。 彼女の顔貌へ何度双眸のシャッターを切っても、 輪郭が暈けて、真実から遠ざかる印象を受けたからだ。
街を時折出歩く機械人形の少女にも似ているが、 本当はそれよりももっと、厚い面の皮。>>720
違和を抱えたままに、紅を選別する彼女に視線を注ぎ。]
(730) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―半年前、店頭にて [いつも通り、調合した薬を地下室から運び、戸を開けると人影があって。>>606]
…あれは…
[見覚えのある、紫の髪。 それは半年前までこの街にいた男の者だと記憶している。 顔を確認すれば、左目に埋め込まれた鉱石。何があったのかはわからないがこんな状況の人を無視するほど薄情ではない。]
ねえ、大丈夫?…じゃなさそうだねぇ …入りなよ。 治療しないと、大変。
[そういって戸を開けば、彼を招き入れたか]
(731) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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/* フルメンきたぁああ!!![祝杯] ようこそ!リュシオル先生!!
(-250) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―商店街近く・自宅―
[一人暮らしだからと、小さな部屋。 空腹を主張する腹に、 乾いたパンを詰め込んで。
紫水晶の菫を小瓶に差し込めば、 昔から変わらぬ殺風景な部屋も、 少しは華やかに見える気がする。]
…………。
[ポケットから取り出した、一枚の切手。 机の上には、したためては捨ててを繰り返した、 両親への便箋が、何枚も。
その中から封筒を取り出して、 ぺたりと、切手を糊付けに。]
(732) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[何を書こうか、内容は未だ迷うばかりで、 筆を取ることは出来ないけども。 忘れぬよう、逃げぬよう。 切手を封筒に貼り付けておく。]
ああ……薬局の仕事の話、聞きに行こう。
[凝った意匠の封筒から、 取り出した金は、財布の中へ。
丁寧に折りたたまれた、 従業員募集の紙を、今一度読みながら。 青年は、再び商店街へと足を向ける*]
(733) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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薬屋さんには、今はアングイスが居るんだっけ?
(-251) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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チョコだよ。 ――――でも、shhh. 他の人には内緒で、ね。
[救護室にお菓子があると知れること、 それを彼女にあげたこと。 内緒のことはいくつかあるけれど。
嬉しそうにはしゃぐオルエッタ>>726に、 自分の口の前で人差し指を立てて約束]
(734) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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― Antique Amethyst ―
[>>721 グリフィンの言い草に愉快そうに 紫の眼は笑みの形。]
写真屋に謂わせれば 此処は魔窟らしい。 あるものはある ないものはないけれど。
[>>727 それはメイド姿の客にも向ける。 おかしな店がある。そんな噂は当然 店主も承知しているところであるし否定も誇張も過少評価もしない。]
ならこれを。 きっと“レディ”によく似合う。
[分厚いレンズのその奥を 真っ直ぐ見つめる紫の双眸。 細い指が摘み上げた其れを掌に乗せようと差し出す。 ケエスに箔押しでアラベスク模様が装飾されている品だ。 そうして、口元隠す顎先と唇に触れるか触れない辺りを 白い指でさらりと撫でて]
紅は落としていくかい?
(735) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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/* フルメンバーヤッター!
(-252) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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/* !! 同僚!?できそう!?
(-253) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―現在・燈写館―
ん、そうだよね!謝るの、大事! ジル、ちゃんと言う! …それでも困ったら刑事さんに泣き付きに行く、よ
[そこで意地を張って、オルエッタとの交流を本当に絶ってしまう方が馬鹿らしい。勇気を出して会いに行こうと何度目かの決意。
そして促されるまま>>657にテンサイ!とコンダクトをはやし立てる。これではどちらが年上かわからない。
しかし怪盗“seven”の愚痴が始まれば、無理しないでね、とちょっと年上の顔をのぞかせた。]
(736) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[話を聞きながらも、ちょっと重めの蓄音機を倉庫に運べば言いつけられた仕事>>392は一先ず終了した。コンダクトの隣に座ってもらった缶コーヒー>>592を一気飲み。]
…っぷはー!ごちそうさまでしたっ! んー?ジルの、家族?
[今までは面白おかしいコンダクトの話を聞いていたのだが、急に自分についての話題が振られて一瞬びくりとする。それを誤魔化すように声のトーンを上げて]
ジルはね、お兄ちゃんなの! 妹が2人と、弟が1人! 手紙はね、ダメなの。書いても、皆読めないから…。
[喋れるのにおかしいよねぇ!と困った顔で。この国の識字率に比べれば、故郷のそれは0も同然で。書いても読めないからダメなのだと笑う。
写真の話は聞かなかったふり。異物が埋まった自分が写真に収められるなど、寒気がした。]
(737) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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羽振り?
あぁ、昨日宝石店の方にどろぼうが入ったとか…。 わたくし、来たばかりで良く分かっていないのですが。
[>>730声音に疑問符こそ乗れど、顔は平坦なまま。 写真に映しても、機械人形のように嘸しか無かろう。 専門家の見立ては当たっている。
七つ道具>>721の響きに一瞬だけ肩を揺らしたが、 直ぐに物色をしている様子を気取る。 つつかれると危うそうだという判断は、扉を潜った時既に。]
お話の邪魔をしたようで…
[観察というよりも識別に似た視線に気づかぬ振りで、 しかし店主と交わす雑談が途切れている事を静かに指摘した。 いっそ存在を無視されている方が、怪盗の心臓に優しい。]
(738) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―少し前・大学― [大柄な保健医の傍で少女は一層小さく見えた。 傷だらけの保健医の過去に眉を顰めて噂するものもあったが、 ごく少数のそんな噂話以外は真面目な勤務態度に好意を寄せる言葉も多く。 教員以外の経験を積んだ大人の、含蓄に富んだ声に学生からの評価も高かった。
風変わりな人ではあるけれど、悪い人ではないのだろう、と。 少女を気遣う姿に>>675>>676知らず微笑みを深くさせる。
似ていないはずの父の姿が、重なった。]
(739) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[別れ際、背中に掛けられた温かな声に、振り返ってもう一度会釈する。
少女と寄り添うと、余計にその体格差が際立って、なんだか微笑ましい気持ちにさせられてしまった。
ちらり、と得ていたはずで、失ったものを思い出させる。 二人の姿にそっと背を向ける。*]
(740) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―街中―
これはAntique Ametystにあった鳩時計です。 屋敷の時計が壊れそうだったので、代わりに購入しました。
[>>608鳩時計に興味津々なオルエッタには、そう伝える。 はたして、理由はそれだけだったろうか。]
はい、もちろんです。 またいつでもいらして下さいね。
[ご主人サマが"留守"の間なら、お客人を招いても問題ない。 そんな風にしばらく歓談していただろうか。別れ際には手を振るオルエッタとフロライト>>408に再度お辞儀をして。 いつもと変わらぬ歩みで屋敷へと向かう。]
(741) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[内緒のお話しはだーいすきっ。>>734 せんせぇと同じようにして、口の前に人差し指を立てた。そうして、]
あなたとわたし、ふたりっきりの内緒……ね?
[少し気取った言い方をした。]
(742) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[一部の学生の首がかくん、と動く。終わり>意識を取り戻したのだろうか。 はぁ、と溜息を吐いて階段状になっている講義室の段差を降り]
フラム先生。これ以前言われていた提出課題です。 …何か、気に病むようなことでもありましたか?
[お疲れ様です、と声をかけてレポート用紙を差し出すついでに、首を傾げて]
(743) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[無論、写真は生活必需品ではない。 薬のように無くては困る代物でもない。
十年来の写真館を訪れたことの無いものなど幾らでも居る。 ただ、自身が街でも見かけたことの無い人物となれば、 一気に数が減るだけだ。>>725]
――――…、
[なにやら魔物の機嫌が上昇した気がした。>>735 そうして魔物から女へと明け渡される紅の一。 まるで毒薬の譲渡に見えた己の目は、この店では幾らか歪むらしい。]
………怪我をしているのか?
[暫し黙して怪しげな売買を見守っていたが、 つい、唇から不躾な問いが零れて落ちた。>>738 自身の右手でひらりと空を掻き、折り曲げてみせる小指。 大胆不敵な心臓を擽るにも似た素振り。]
それでは紅も満足に差せまい。
(744) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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イイ子だジル君 そうだな、その時はよしこい!クレバーに受け止めてやるぜ!
[何度目かの決意を固める彼>>736にくすり笑ってそんな事を言う 囃されるのに鼻高々、愚痴に慰められ 年上年下、どちらがどちらか。混ざり合って
愚痴に関しては無理しないでと言う労わりの言葉に、少しだけ疲れた顔でありがとなと返した
話をしながらも手際よく与えられた仕事をこなす姿に感嘆し>>737 お疲れさまと缶コーヒーを一気飲みする彼を労った]
そうそう、ジル君の家族 …へぇ、そんなにいるんだ。凄いなぁ きっと賑やかなんだろうね、家族は、好きかい?
[少し歪なハイテンション、一瞬びくりとしたのを見たけれど それでも聞きたかった我儘な自分 識字率の事を失念していた事に気づけば小さく謝罪し 写真の話題に触れないのを見れば、そこはそれ以上追及しなかった]
しっかしグリフの奴まーた道草食ってんのかな 俺はあいつに酒を奢ってもらうのだ!強制的に ジル君は酒飲む?俺は葡萄酒が大好きで……
[酒の話になるとより饒舌になるのだった]
(745) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―商店街―
[もう直ぐ雪も降るこの季節。 流石にコートだけじゃ寒くって、首も手も冷えてしまう。 手袋は家にあったけれどマフラーは確か無かったなと……一瞬ダフネドラさんのお店が脳裏を過ぎったがあそこにマフラーは流石に無いだろうと首を振る。]
もう、3年かぁ……
[自分がこの街に帰ってきて随分と時間がたったと。 ただ親に言われるがまま大学に通って、夢の為にお金を貯めて。
無駄な時間だとは思ったことは無いけれど、本当にやりたいことはできないまま。 このまま、また暫くはこんな生活をしなくちゃいけないのかと思うと……時間が長く思えた。]
(746) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[――この街は自分にとって、檻や鳥籠と同じだ。 無理矢理ここに戻されて、外へ飛び出すのもできないまま自分はここにいる。]
今のままじゃ、何も変わらない。
[ゆっくりと歩を進めて、商店街を歩く。 薬を買って、幼馴染にお礼を用意して、本を渡して……やることは沢山あるなと、歩いていた脚は、小走りへと変わった*]
(747) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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ふふ、ごめんね。
[びっくりさせてしまったようで、>>677 小さく笑って要件を聞いて、彼の買い物を済ませて]
それは、大変。 …頑張ってるんだねぇ。
[彼らの生活は決して楽ではないと聞いている。 その中から施設の費用を出すのも苦労するだろうと、なんとかできないものかと思考を巡らせれば]
んー…今考えてる薬なら、なんとかなるかも知れないけど… まだ完成してないんだよねぇ
[彼に聞こえたかはわからない程小さく、独り言のように呟く 取り繕おうとする様子は見てとれたが、そのまま暗い話題になるのもとそのまま。]
それは、よかったぁ 季節によってかあ。成分とか、変えてみようかなぁ…
…何かあったら、頼りなよ? 僕にできることなんて少ないかもしれないけど。
[その情報は初耳。後で考えてみようと。 家族の話をする度に曇る彼の雰囲気はなんとなく感じていて、心配になった。]
(748) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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こういう店、初めてきました。 わたくしには判らないものばかり。
[>>735初めてでは無い。
商いをする者は、何かしらの用向きで訪れる。 異彩放つ店内の装飾も、この店主の変わった趣向の体現も。 抱いている感想は、ストレートに変人、であった。]
ああ、どう……。
[勧められた紅を顰めさせる、見事な装飾に目がいった。 高そう、と不安になる瞳でなければ、 ロマンスを感じる装飾に喜ぶ目でもない。 鑑定をする、芸術家の眸である。
そして、顎許に近づく指から温度を得たタイミングで 一瞬遅れて足を片方後退させた。 手のひらに置かれた重みが、ころころと床に堕ちる。]
―ー…すみません、びっくりして。 えぇ、ドレッサーお借りしてもいいですか?
[腰を曲げ、慌てて拾い上げた紅と共に拭うものと鏡の借用を求め]
(749) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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―商店街―
[『Misty rain』――、 求人のチラシには、そう書かれている。 名こそ聞いた事はあるものの、 何処にあるのかまでは、よく知らない。
しかしこの青年、 一度は薬屋に訪れた事はある。
ただ、覚えていないだけで。]
(750) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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―回想・薬屋『Misty rain』―
[青年が、カジノに触れてすらいなかった頃。
高熱を出して大学を早退した青年は、 近所の住民に教えられるがままに、 真っ赤な顔で薬屋へ。
マスクの下で、何度も咳を繰り返し。]
明日、試験があって、休めないから。 よく効く解熱剤とか、ない?
[朦朧とする、意識の中。 ひどく掠れた声で、店主に問うた*]
(751) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* 実は縁故のない人の方がストーキングしやすいんだよね。
(-254) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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ああ、内緒。 先生と、オルエッタだけのな。
[真似るオルエッタ>>742が微笑ましい。 救護室の中を見ると来訪者が見える]
…っと、ごめん、学生が来たみたいだ。 今日もありがとう、オルエッタ。 また、次もよろしくな。
[話相手と、仕事の手伝い。 いつも彼女の仕事は有り難い。 構内で数少ない安らぐ時間だ。 その思いも込めて、多めに硬貨渡してしまう。
籠を持ち、救護室の中へ。 中から彼女が見えれば、最後に手を振った*]
(752) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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―昔々の話・『Misty rain』店頭―
[男たちから逃げるために痛みをこらえて国を飛び出して、たどり着いたのは見知らぬ商店街の薬屋さん]
…ダ、レ? 治療…?
[目を開けようにも、鉱物に遮られた視界は真っ赤なのか真っ暗なのか。涙のように血が流れているが、皮肉にも鉱物が血をせき止めている。
目の前の人物>>731の顔はよく見えない。それでも前髪からちらりと除く瞳は優しげで。招かれるままに、店内へと足を踏み入れた。]
(753) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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え、ああ、や……、
[課題を提出してきた学生(>>743)に、半瞬、言葉に詰まる。 さすがに、学生相手に、学生の受講意欲が云々とはいえない。 誤魔化しながら課題を受け取って、冒頭の数枚にさっと目をやって]
うん、なるほど……うん、うん。 みんながこのくらい書いてきてくれれば、いいんだけれどね。
[苦笑して、そう呟いた。 地理や歴史などは、就業に役立つ技術や知識を身につけられるわけではないので、あまり学生に人気があるとはいいがたい分野なのだ]
(754) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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は?
[>>744主人と物品の遣り取りをする間に、 沈黙を愛していた先客から、此方へ向けた指摘が飛べば、 声を繕うのを瞬間的に忘れて疑問符を浮かせた。
その時ですら、声にしか怪訝は寄っていない。 普段の眼鏡よりは薄いレンズ越しに視線を向けたところ 小指を曲げる仕草に、今朝方の忠告を頭へ過ぎらせる。>>318
感づかれているのか、まさか。 背中に汗を滲ませながら、どう答えるべきかと 此方が沈黙に浸る番である。]
……ええ、でも。支障はないですから、…
(755) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* メモがでろんと長いと、大丈夫かなって思ってしまう。 ダイエットしたい。
(-255) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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― Antique Amethyst ―
[>>738>>720 アリウッドの屋敷の話が出ると 耳だけ傾け、思い浮かべるは怪盗の号外。 疲れ果てた刑事の姿。 愉快な街だ。魔物は機嫌がいい。見立てどおりだ。>>744 >>738 地味に控えめに詫びる様も気にせずに。]
ふ、ふ。邪魔と謂うことはない。
気が向いたならおいで。 趣味合う合わぬはあるけれど。
[>>749 メイド姿の客に抱かれている感想なぞ 何処吹く風で。一瞬、眼鏡の奥で きらりと光が宿ったように見えた。]
おや 失礼 レディ
[まったく悪びれぬ声は絹の手触り。 鏡についてはどうぞと豪奢なドレッサーへを手を差し伸べ示す。 さてそのときか、>>744魔窟で歪んだ視界、歪まぬ視界、小指を曲げた写真屋に、コルセットの店主は眼を細め―――]
(756) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* 自分用整理(…)
変な国で鉱物を埋められて逃げてくる。(商店街1度目) くすりやさんで治療してもらう。 骨董屋さんで眼帯をもらう。 オルエッタと出会う。 メルヒオルから解雇通知 鉱物を埋めた男に見つかる オルエッタにお別れ
もう一度帰ってきた。(商店街2度目)(現在)
(-256) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* あ、いけない。突っ込みすぎだ。 ウェイティング、ウェイティング。(自戒)
(-257) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[不意に聞こえた声が>>748空耳であった時が怖くて。 いまだ完成もしてないそれへ期待を寄せて、勝手な期待を裏切られることが恐ろしくて。
願望が叶えばいい。 そんな身勝手さを飲み込んで瞳をわずかに滲ませた。
会話が当たり障りのないものになっても。 忘れられない小さな声の断片を、そっと大事に胸の奥にしまいこんだ。]
(757) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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― Antique Amethyst ― ふ、ふ ふ
なら写真屋が塗って差し上げる?
[くすくすと自身の口元に白い指先を添えてわらう。 小指を立てて、コルセットの上から紅指すしぐさ。]
(758) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[かけられる優しい言葉に、わずかに表情を緩ませて、微笑み返す。]
ありがとうございます。 でも、本当に助かってるんですよ。 ここの薬は良く効くから。
[遠方の父の病状とともに、案じるのは家計を支える母の体。 針仕事のため、手指を使う母のため切らすことなく薬を買う。
訪れる頻度は無言の信頼。**]
(759) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* なんでこんなにめんどくさい経歴の子にしちゃったのか…(ゲンドウ
(-258) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[保健室は綺麗で清潔な場所じゃないといけない。>>752 これ以上居ることも出来ないから、わたしはアンにぃに言ったみたいに、]
お仕事、がんばってね
[って、手を振った。**]
(760) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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ー回想:高校時代の事ー
[両親が亡くなり生活苦もあり卒業後は警官に就職する事が早々決まっていたが、 少しだけ、諦め切れなかった進学の夢 それを断ち切るために2年前、大学のオープンキャンパスに行った事がある そこでは様々な分野の講義が聴講でき、それがとても面白く楽しかったのを覚えている
中でも興味を惹かれたのは、赤毛の教師の歴史の授業 その時は確かこの街の歴史を講義していたか
この街が大好きで、蒸気と共に発展していく過程を分かりやすく教えていた講義 ああ、ここで勉強したかったなぁと目を輝かせて席の一番前で眺めていた たった一度の講義だが、今も彼の授業を時折思い出しては懐かしむ
街中で時折、その教師の姿を見かけるが最近はなんだか疲れた様子で>>729 何か悩みでもあるのだろうかと実はこっそり心配している
頑張れ先生、なんて胸中でエールを送りながら、今日も街のお巡りさんは蒸気バイクで街中をパトロールするのであった*]
(761) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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― 屋敷 ―
[ご主人サマがいなくなってから、この屋敷は何年経っただろう。 ところどころ壊れている箇所はツギハギのように直してあるが、 掃除は欠かさないおかげもあり、内装はホテルのように清潔だ。]
……。
[買ってきた石炭は外の貯蔵庫へ、鳩時計は一階の壁に掛けておく。 かつん、かつん、と足音を立てて二階へあがれば、 アンダンテに割り当てられてきた部屋はすぐ目の前。]
(762) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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―燈写館前―
[あんまり跳び跳ねるとポケットの中の硬貨が飛び出ちゃいそうで。 赤い靴の履き心地の良さに受かれる気持ちをぐっと抑えて、大学の門を出てわたしは街の通りに戻った。
ぐぅってお腹が鳴るから、紙袋から苺を取り出してぱっくん。
ん~、甘くて美味しいっ! 酸っぱくないの! すごい!
もう一個、今度はわたしの髪の色みたいな赤と、表面の粒々も確めてから口に運ぶ。やっぱり美味しい!
もう一個、もう一個って食べてたらあっという間になくなっちゃった。残念。]
ん?
[そうやって歩いてると、コンにぃのバイクを見付けた。近寄ると、ガラス窓の向こうに家族写真。やっぱりアンにぃに似ていた。]
(763) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[ギギギと軋む音を立てながら扉を開けると、 そこはまるで生活感のない部屋。 なにせ家具は、まずベッド、クローゼット、それから机の三つだけ。]
…………。
[ゆっくり歩いて机に向かうと、机に上には一冊の日記。 『アンダンテの一行日記』と題されたその日記を、 慣れたような、けれど無機質な手つきでめくった。]
(764) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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……ふむ?
[誤魔化された>>754。 とは思うがそれ以上深く尋ねることはしない。人間誰しも言いたくないことはあるだろう。勿論、それは自分にも]
私は好きですけどね。単位の為に席に座っている者も居るのでしょうが。 中には他の講義や用事よりも優先して先生の講義受けたいなんて友人も居るくらいですよ?
[自分の進路が既に決められているからという余裕だけでは、好みにはならないだろう。 励ましの言葉ではないが事実を伝えてみる]
(765) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[燈写館には表から、入れない。 だからわたしは裏に回って、背を伸ばして扉をトントンって叩いた。ちっちゃくね。
フィンにぃとコンにぃが仲良しなのは知ってる。だからこれは賭けだった。テオにぃみたいにチップはないけれど。]
…………
(766) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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― アンダンテの一行日記 ―
[<最初の1ページ>
ご主人サマとの約束 1 毎日の出来事を要約して記録すること。これを一行日記と呼ぶ。 2 ご主人サマが留守でも、しっかり屋敷を管理すること。 3 地下室に入ってはいけない。二階にお客さんを通してはいけない。 4 お姉ちゃんたちと仲良くすること。
○月×日 AGOGICA-06 アンダンテ、今日から記録を開始。 ○月○日 花壇の花に水をやった。 … ○月△日 廊下でアニマートと衝突。アンダンテに損傷はなし。 ○月□日 念のため検査を受けた。約束4を追記。 …]
(767) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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おおっと アンダンテちゃんに道聞こうと思ったら 屋敷に戻ってたか
(-259) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[<[[1d200ページ目]]> △月○日 ヴィーヴォがまた故障。ご主人サマが修理した。 … ×月△日 この日は一日中ご主人サマの相手をした。 … ×月□日 ご主人サマが病院へいったので、皆で留守を預かった。 ×月◇日 石炭を買いに行ったら石を投げられた。損傷はなし。 ×月◎日 ご主人サマが帰ってきたのをラルゴと出迎えた。 …]
2014/12/04(Thu) 23時頃
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[<169ページ目> △月○日 ヴィーヴォがまた故障。ご主人サマが修理した。 … ×月△日 この日は一日中ご主人サマの相手をした。 … ×月□日 ご主人サマが病院へいったので、皆で留守を預かった。 ×月◇日 石炭を買いに行ったら石を投げられた。損傷はなし。 ×月◎日 ご主人サマが帰ってきたのをラルゴと出迎えた。 …]
(768) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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それなら、いいんですが。
[>>756もっと此方に気を遣らず話していて欲しい。 すれば、緊張の糸も幾らか緩むはず。 無能な警官に紛れている時よりも、数十倍は危うい。
興味を引かれるものは有るにはあるが、 散髪屋である時は、最低限しか此処に立ち寄らない。 盗むなと言われた師の忠告を、 破りたいと思いかねない品に出逢うから。]
どうも……。
[小指の指摘で、再び紅を取り落としそうになったが、 大きく息を吐いて、クラシカルなドレッサーの前へ。
普段変装をする時は、作業用の鏡。 こんな立派な鏡に座るなんて、最早ジョークである。]
(769) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[<411ページ目> □月×日 ご主人サマが急に寝たので、レントとベッドに運んだ。 □月○日 今日はご主人サマはずっと寝たままだった。 □月△日 今日もご主人サマはずっと寝たままだった。 □月□日 今日もご主人サマはずっと寝たままだった。 □月◇日 今日もご主人サマはずっと寝たままだった。 …]
(770) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* この1行日記がロックオンした相手で 埋まっていくかと思うと 僕は胸熱だ
(-260) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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ふふー!刑事さんカッコイイ! クレバーに抱いてー!!
[オルエッタが許してくれなかったらという前提>736の話のはずだったのだが、テンションに任せて話はそれていく。ちなみにお酒は入っていない。
疲れた顔のありがとう>>745には、頭を撫でることで返す。コンダクトの事情は全く知らないから。見当違いにも自分のために働く自分と、公のために働く彼とでは苦労の質が責任違うのだろうと思ったのだった。]
[家族は好きか、と問われれば>>745]
ん!好きだよ! ジルは、あの子達のためにがんばってる! あの子達が元気でいてくれれば、いいの。
[動揺は悟られなかったか、気がつかない振りをしてくれたか。どちらにせよ助かった。そして形式的ではあるが、聞き返す。]
刑事さんは家族いるの? 刑事さんもお兄ちゃんぽいね!
[彼は答えてくれただろうか。]
(771) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[<568ページ目> ◇月△日 ヴィーヴォが故障。ご主人サマは寝てるから修理不可。 ◇月□日 ヴィーヴォが動かなくなった。 … △月△日 ラルゴが動かなくなった。 … △月◎日 ご主人サマがいなくなった。起きて外出したと推測。]
(772) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[<569ページ> △月□日 ご主人サマのベッドにあった骨をグラーヴェと掃除した。 … ◎月×日 グラーヴェが動かなくなった。 … ○月△日 レントが動かなくなった。あとはアンダンテとアニマートだけ。 … ×月□日 アニマートが動かなくなった。 ×月◇日 私は引き続きご主人サマの帰りを待つ。 …]
(773) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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…ん?
[コン、コンと裏口から音がする 一旦男子トークを中断し、裏口の扉を開けようとよいしょと来客用のソファから腰をあげる]
ジル君、裏口から誰か来たみたいだからちょっとまってて もしかしたらグリフが返ってきたのかもしれない
[そう言い残して勝手知ったる友人宅の裏口へ向かい、ガチャリ扉を開ければそこには燃える様な赤毛の娘さん>>766 その顔見れば破顔して。とてもうれしそうにこう告げた]
オルエ!丁度いい所に 今ジル君がいるんだ。今日からグリフの店で雇われたんだ おーいジル君、オルエだぞ!
[彼女をこの館で見た事がないから、もしかしたら中に入るのを躊躇しているのかもしれない 友人が彼女の情報を買っていた事は知らないが、勝手に屋敷の主人でないのに招くのは流石にまずいという常識があった なので店番の彼を呼んだが、果たして反応はどうだったろうか]
(774) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[もっと非道いジョークを聞いた。>>758]
ぃえいえ、殿方の手を煩わせるなんてそんな。 口紅とカメラは違いますし。
[写真師だと知っている体の文句が落ちたのは、 少なからずの動揺が生んだミスであったが、 今はそのうっかりを察することが出来ぬまま。
布で唇に浮いたピンクのルージュを拭い剥がす。]
(775) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[もっと非道いジョークを聞いた。>>758]
ぃえいえ、殿方の手を煩わせるなんてそんな。 口紅とカメラは違いますし。
[写真師だと知っている体の文句が落ちたのは、 少なからずの動揺が生んだミスであったが、 今はそのうっかりを察することが出来ぬまま。
布で唇に浮いたピンクのルージュを拭い剥がす。]
2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[[[<4d500ページ目>]] □月□日 オルエッタが屋敷に遊びに来た。 … □月△日 グリフィンに修理して貰った。燃料効率が向上した。 … <新しいページ> ◇月○日 今日は燃料を買いに行き、ついでに鳩時計を購入。帰りにオルエッタ・フロライトと会った。]
2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[<[1172ページ目> □月□日 オルエッタが屋敷に遊びに来た。 … □月△日 グリフィンに修理して貰った。燃料効率が向上した。 … <新しいページ> ◇月○日 今日は燃料を買いに行き、ついでに鳩時計を購入。帰りにオルエッタ・フロライトと会った。]
(776) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* アンダンテ…っ(ブワッ
(-261) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[転がる紅を拾いあげる細い指先に、注視を向けるのは非礼。 されど、返された声色は意外なもの。>>755 微かに揺れた音色に猜疑を抱く間も忘れ。]
――― 気付いていないのか。 すこし、外に向いて歪んでいる。 俺は医者ではないから、骨折かどうかは分からないが。
[女性の容姿を論う男はフェミニストではなかった。 ただ、見たままを所見として口に出す。 彼女の背をしっとりと濡らすとも知らぬまま。]
(777) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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あぶねえ連投しかけた 削除間に合ったぜGJ
最近議事国チェーンだったせいか25秒の余裕をもとうとしてしまう
(-262) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* ランダムが丁度いい数値。お見事。
(-263) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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………やぁっぱり。
[返事はなかった。 苺の果汁で唇が汚れてる。舐め取っても良かったけれど、人差し指につけてしゃがみこんだ。
戸口の石の上に、えいえいって猫をかく。 Antique Ametystの壁にかいたものより、へたっぴだった。だって、脚が3本あるんだから。]
(778) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[機器を操り、埃を厭い、スパナを支える小指が数度屈折運動。 彼女の指先に注視したのは別段、善意からではない。 しかして、興味本位という適当な理由からでもなかった。
単に整備を受け持つ少女人形と、重なって見えただけ。]
――――…見合い写真の誂えでもないのにか。 君の悪趣味、宣なるかな。
[弾ませる吐息を増やす店主に苦言。>>756 見合い写真の深淵と真実を知る男は、 多少なりと肌に粉を乗せる技と知を持っていたが、 店主の揶揄にあっさりと肩を竦めて見せた。>>758]
それに―――…、 俺は、赤の方が似合うように思う。
(779) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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良いぜ来いよぉ!
[童貞だけどと言うのは内緒。ハイテンションとは兎にも角にも恐ろしいものである>>771 頭を撫でられるのは好きだ。少しだけ、びくりとしてしまうけれど]
そっか、そっか きっと神様は見ててくれるよ その子らにも、ジルにもきっといいことがあるさ 家族を大切にね
[神様なんて4年前から欠片も信じていないが。もし居るのだとしたら彼と彼の家族にありったけの幸せをと願う そして家族の話になれば少しだけ表情が抜け落ちた後――普段の笑顔になって]
俺は一人っきりさ 昔はいたんだけどねぇ
[ただそれだけを告げ何処か儚く笑った。そんな折だろうか、燈写館の裏口を叩く音が聞こえたのは>>766>>774]
(780) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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そう? それは、嬉しいな。
[それだけで、教職に進んだ甲斐があったというものだ。 たとえ100人のうち1人だけしか求めていない知識でも、求めている学生がいるなら]
(781) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* >>778 ぎゃっごめんすれ違ったぁ
(-264) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* あ、みぎゃさんです、こんばんわ。
ストーカー枠ということで、はい。 アイリーンと迷ったんですが、男性でもいいよう、リュシオルにしましたハイ。
(-265) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* もしかして:早く別れたいと思われている
(-266) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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お客さん、かな? 刑事さん、お客さんなのに、ごめんね… おねがいします
[裏口へと向かうコンダクト>>774を見送る。裏口からやってくるなんて業者さんか何かだろうか。店番を任されたのは自分だけれども。いかんせんこの店の構造を把握できていない。裏口があるのだろう方向へとまっすぐ向かっていくコンダクトに任せたほうがいいだろうと自己弁護。]
…あ、
[しかしこれが仮にグリフィンであったなら。また冷たい目を向けられてしまうだろう。それは嫌だ。急いでソファから立ち上がりコンダクトが消えていった方向へ進めば]
『おーいジル君、オルエだぞ!』
[ぴしりと固まる。決意はできても>>736心の準備ができたとは行っていない。]
(782) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
|
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/* あ、たぶんアンダンテが他の姉達と違って長生きしてるのはグリフィンに修理してもらってるから、みたいなのを今思いついた。
でも一番大切な中枢の部分は製作者の天才技師に匹敵するレベルじゃないと治せないから、どっちにしろ寿命は近いかな。
(-267) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[>>747オルエッタとはまた違う、赤の髪が風に靡く。 向かいからくる友人の姿に、 僅かに、気まずい表情を浮かべ。]
……やあ。
[求人広告のチラシから顔を上げ、 シュゼットへとかけた声は、彼女の耳に届いたか。
彼女ならば、薬屋の場所を知っているかもしれないと。 そんな予想を、立ててのことだが。]
(783) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* >>782 めっさKYだなこのコンちゃん!ごめんよ!!
(-268) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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あ……
[なんか足りないな。角でもかこうかなって、思っている時だった。 がちゃって扉が開いて、コンにぃが顔を見せた。>>774]
え、えっ
[なんでって、わたしの顔はくえすちょんまーく。 次いで思ったのは、マズイってこと。
だって、これはフィンにぃとの内緒なのに。
だからわたしは身を翻して、一目散に逃げることにしたの。]
(784) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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ええ。ですからフラム先生、どうか気を落とさずに。 次の講義も楽しみにしていますね。
[大学でも少ない勉強熱心な友人に、彼の講義は人気が高い。 今朝会った彼も好きだっただろうかと思い出しつつ、一礼をする]
では、私はこれで。失礼します。
[呼び止められなければ、その場を辞するだろう*]
(785) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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―――そ、そうかしら。 目の錯覚ではございませんか?
[>>777何故一番困る部分を注視されているのか。 指を確かめるよう何度か撫でて、 指の裏側でカバーを正すように自然と意識は移ろぐ。]
だいじょうぶ、何処もおかしくなんてないわ。
[半ば自身に言い聞かせるような言。 おかしくないから、店主と会合を楽しんでいて欲しかった。 相変わらず、焦りを浮かせぬ能面は張り付いたままに。]
赤、か。
[>>779奇遇にも好む色を預かるが、同意をする心算は無い。 余計なことはせず、紅を引いて色合いを試す。
ああ、だいじょうぶ。これならば完璧。]
(786) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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―――……、
[鮮明なロジックエラーが耳に引っ掛かる。>>775 彼女は己の知らぬ女、だが、彼女は己を知る女。 もう一度、小指を折り曲げ、そのまま五指を握りこむ。]
……いや、気の所為だったようだ。 医者の真似事は向かないな。
[彼の知る写真師は、気の所為等と言う曖昧な言葉は使わない。 己が覗いた真実に、誰よりも自信を持つ尊大な男。 敢えて退いた言葉は、彼の秘匿に意図的な違和の棘を刺し。]
しかし、やはり、赤の方が似合うのではないか。
[もう一度繰り返す言の葉。 異性に向かい、浮いた言葉など、決して吐く男で無い癖に。]
(787) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* そして一行日記のミス発見。 >>774アンダンテは自分のこと「私」って言わない。
(-270) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* 無理やり縁故ぶっこんだからいろいろ矛盾してきたわー_(:3 」∠)_
(-271) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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――あ、待って!!
[此方の顔を見るなり、一目散に逃げ出す彼女>>784 ピシリと固まっているジルベール>>782にも気づかぬまま、彼女の腕を掴もうと手を伸ばすが 果たしてそれは叶ったろうか]
(788) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* メルヒオルさんロックしない場合、 あいつ、女装趣味なんだ…!と思い込むことになるんだが、 それはそれで凄く美味しい。
ううん、メルヒオルさん魅力的だぁ…!
(-272) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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そうだね。 期待されたら、頑張らないとね。
[次の講義は、さて、彼やその友人の期待に添えるだろうか?]
(789) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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― Antique Amethyst ―
[>>775冗談だか本気だか分からない調子の店主は ドレッサーから離れ書類をテーブルの上から 手に取り、肩越し振り返り]
確かにカメラと口紅は違うが
“よく分かったね”。 ――ああ 写真屋と呼んでいたからかな?
[何気なくさらりと流し]
今更。
[>>779苦言に悪戯なひとことを重ねた。 そうして写真屋に近づいていき、書類を示すより前に 彼の唇に触れるか触れぬか しなやかになぞるような仕草をみせる。]
rufus(あか)。 そう。 かんばせを彩るには好い色だ。
レディ、参考にするといい。
[くすくす、とわらった。]
(790) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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―昼前・大学救護室―
[がんばってと手を振られ>>760、気持ちを切り替える。
救護室に来た学生の処置をしていると、 講義の終わりを告げる鐘が鳴った。 もうすぐ、構内のそこかしこが騒がしくなるだろう。 講義室から解放された若い学生たちは、 次の講義室へ、商店街へ買い出しに、一度家に、そして少しだけ救護室へ 散り散りになる。
自分は常々、堂々と救護室で時間をつぶす学生よりも、 講義に出ている学生の方が幾分か真面目だと思っている。 しかし、講義をする教授や講師からしたらどうだろうか。 思い浮かぶのは、不真面目な学生にため息を漏らす年若い講師>>729
講義を聞かずに眠る、喋る、内職をする。 目の前にいるのに、大勢に無視されると言う状況はどんなものだろう。 常に対一で話し合う自分にはそう言った経験はないけれど。 真面目で探究心が旺盛な彼はどんな風に思うだろうか。
想像の範囲は出ない。 今度会ったら話してみようか。 何も、保健医の仕事は対学生のみではない*]
(791) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/*グリフィン氏、怪盗セブンを早くもロックオン、的な?(
(-273) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* 頭回ってないので今日は寝ますね…ごめんね
(-274) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/*ダフネとグリフに挟まれるとか怖すぎる。 夜中の職質より怖いわ。
(-275) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[クスクスと笑う。それはどことなく大人びた笑い。薬屋に拾われて、そして流れ着いたのが当然知人もいない商店街だと知って。穢い仕事に身を染めて>>314。冗談でもダイテなんて言えるくらいには自分は慣れてきていたらしい。]
神様―――、そうだね 刑事さんにもいいことがありますよーに! ジルが、見守ってる!
[生憎神様は信じていなかった。でもコンダクトの気持ち>>780は信じているから。]
[>>780先ほど頭を撫でた時にびくりとしたこと、表情が抜け落ちたことには気がついてはいたけれど、その身体をぎゅっと抱きしめて。]
そっかー…
[儚く笑う彼を見たくないのは自分のエゴ。抱きついたままに顔も一緒に押し付けて、それだけつぶやけば、ノックの音>>776]
(792) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[違和を違和で無いと認めたことにほっと溜息。>>787 指摘されぬままに留まった、偽りの剥がれもまた 口を滑らせた当人は、知らぬうち。 指はけして汗はかかない。ラバーの下で睡る金の指は。
ただ、手のひらだけが焦りを滲ませていた。]
赤、は。
[仕事に見合わない。 そう告げようとしてベージュを飾ったばかりの口を開き。
だが、此方の方が偽りなく自然体で言える気がした。]
赤は、
わたくしの一番好む色ですから。 そうね、緋色も一本購入しようかしら。
(793) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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―歴史の授業― [教科書と板書を見比べて書き写すものよりも、 居眠りや他の授業の課題に勤しむものの多い歴史の授業。
使い慣れた万年筆で、さらり、と時代ごとにこの街が提携していた地名を書きこんで。 授業では触れられぬその規則性を、自分なりに書き加える。
教授や講師の中では比較的年若い、ということもあってか学生の気の抜き様たるや他の授業の比ではないが。
そんな授業だからこそ、まともに取り組んでおけば 評価は正当性に加えて教師の心情が加味される。 打算混じりのレポートではあったが、勿論文句のつけようなどはないはず。]
(794) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* 拠点と言うか。 大学で保健室にいるってことになるから、そこから動けないんだなーって。 やっていて気づいたって言う。
いい加減、お昼食べ行きたいけど、ちょっと様子見
(-276) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[勿論、打算だけで受けた授業ではない。 過去を知ることは、未来への予測へつながる。
奇しくも友人が銃の扱いを知らぬ者を揶揄したように、 使い方次第ではこの知識は立派な武器となる。
身近でいえば、近世の取引先には未だこの地に影響力を持つ者も多く、 その経済基盤は当分揺るぎそうにもない、というのは経済学も合わせて考えれば容易く出る結論。
実に有用な授業だ、と熱心に取り組む数少ない学生の一人を、 教員が奨学生以外の認識で覚えているのかは謎ではあるけれど。*]
(795) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[歩を進める速度は速く、何処かお店に入りたいと歩いていると 向かいから聞こえてきたのは知っている人の声>>783]
あら、テオドールくんじゃない。こんにちは。 ……暗い顔してるけど、どうかしたの?
[気まずそうな顔を自分に向けるテオドールに軽く挨拶をして 彼が持っているチラシをちらりと見ればそれは知っている薬屋のもので]
これ、マニュエルさんのところのお店だよね? テオドールくんがこういうチラシ持ってるの少し珍しいかも。
[事実、自分が知っている彼は賭博などをしている不真面目な姿ばかり。 だから彼がバイト先を探しているなんて知らず、落ちてたから拾ったものなのかなと]
(796) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[>>640怪盗を追っている幼馴染、という単語が聞こえて来れば、浮かぶのはコンダクトの顔。 けれど新聞社とて怪盗を追っているというカテゴライズに入るかもしれず。 ピンポイントで常連客当人であるという確率は低いので、早々に頭の中から消してしまった。 確認する事はないまま、男の意識は珈琲の方に移り、やがてグラスの音に移ろった。
シュゼットは金糸雀に興味がある様子。 >>692空を目指さないの、と問いかける言葉が聞こえてきた時にはほんの少し遠い目をした。 >>669メルヒオルに性別を尋ねられれば、]
雌、ですよ。 金糸雀は声が綺麗ですから、愛好家も多いと聞きますね。
[愛好家の仲間は今のところいない。 一人暮らしの慰みと、少し店の切り盛りに慣れてきた祝いにと、 自分が彼女を飼おうと思ったのも、声の良さに惹かれてだった事を思い出しながらそう答えた。]
(797) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[硬直状態から抜け出せたのはいつだったか。]
あ、刑事さん! オルエッタ、いるの…っ!?
[裏口に顔を出せば、半年前にずっとそばにいた赤毛が、身を翻すのに合わせてなびいている様>>784と、それを捕まえようと手を伸ばした刑事さん>>788が見えた。]
おるえった! 待って…っ!
[絞り出した声は、はたして。]**
(798) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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――――。
[>>790多少の違和感は拭えずとも。 なにも問題無く此処を去れる。
そう思っていた矢先、 指摘されたことで、ミスティクに気づかされる。
これは、ひどい。 座った状態からは、上から飛んでくるようにも 感じられるアドバイスに、目を伏せた。]
ええ、 店主さんがそう呼んでいらしたものですから。
[長居は無用。 もとよりそう思っていたが、腰据えている場合ではない。 椅子から腰を浮かせ、長封筒をバッグから取り出す。]
えぇと、 おいくらかしら。
(799) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[営業写真館は確かに燈写館一つきり。 見逃しきれない端々の解れに眼を瞑れば、 女の勘と非現実的な超能力を持ち出しても良い。>>790
急停止が外からも知れる撤収は、 言葉で詰めるよりも余程雄弁だ。]
―――…君が施せるというのも、意外だがな。
[指摘するのは口元まで覆ったコルセット。 付き合いは短くないが、彼の唇も知らぬ仲だ。
それでも、笑気の調子のみで機嫌は窺い知れる。 秘密を抱えるメイドのお蔭で店主の機嫌が一向に下ってこない。]
(800) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[>>642どうやら珈琲はシュゼットの口にもあったようで。 零れ落ちた言葉を聞いて男は目を細め。 そろそろ昼食目当ての客用に下拵えをしておこうと、調理台で作業をし始めた。 >>643彼女の手指の話は耳が拾う程度。 薬屋に用事、と聞けば思い浮かぶのは友人の顔。 彼には友人として以外に薬屋としての側面にも随分頼らせて貰っていた。 男が彼から購入するのは街の人間も日常で使っている薬と、――少し特別な薬。
>>670>>693本の貸し借りの約束を取り交わすのは少し羨ましくも思えたが、初対面の男が加わるのも変だろうと。]
――はい、確かに。
[合計金額を告げる前に二杯分丁度の代金を渡される。 それを受け取った男は慣れた手つきでレジスターの真鍮の釦を押し、その数字を打ちこんで売り上げを記録した。 打ち終えれば鈴の鳴るような音が一つ響く。 お釣りはいらないので受け取った硬貨を引き出しの中に収めて閉める。]
(801) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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そうですか。 お気をつけてお帰り下さい。
[>>694時計を見て、その場を辞する彼女にいつも客に掛ける言葉を掛ける。 名前を名乗られれば。]
――シュゼットさん、ですか。 私はフロライトと申します。 いつでもどうぞ。
[柔和な笑みを浮かべて自分も名乗ると、蘇芳の髪を揺らす彼女の姿を見送る。 手の空いたメルヒオルとローズの戯れを見ながら、スープの下拵えをして。 やがて店を出ていく彼の事も同じように見送った。*]
(802) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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/* 何とか纏まったでしょうか。
(-277) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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べつに。 今日も空は汚いと思っていただけさ。
[>>796態々、賭けに負けて職探し中であると、 告げるつもりもない。 友人とはいえ、異性である彼女の前では、 やはり、虚勢を張ってしまう。]
こ、これは……、さっき拾ったんだよ。
[勿論、嘘だ。 用紙には、折り畳まれた跡がクッキリと。 丁寧に仕舞っていたことが、窺い知れる。]
(803) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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……マニュエル? おまえ、この店の場所、知ってんの?
[彼女の口からサラリと出てきて、 聞き流しそうになったものの。 はたと気付いて、問いかける。
目の前に居るのが友人だからか。 骨董屋の店主や写真屋の彼に向けるものよりも、 幾許か砕けた口調と、柔らかな表情で。]
(804) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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―燈写館/裏手―
[コンにぃが何か言ってた。ジル君って、誰かの事。ジルベールの事だって、すぐに結び付けない。 だって、彼は帰ってこなかった。ずっとずぅっと。
フィンにぃの名前じゃあないの。 だからわたしはますます焦る。
お話をするだけでお金をくれるって、寄付やお小遣いをくれる人達と何が違うんだろうって思うけど。 そーいうの、大キライです、ちゃんと働けって睨みそうって思うけど。
表のガラス窓から覗いて見える表情よりも、裏手でお話ししている時の表情の方が険しくなくて好きだったから、何も言わなかったの。
内緒だよって。
だからバレたら――…終わりだって、思ってた。 表の扉も裏の扉も開かない、開けない、機械仕掛けの箱みたいに。 鍵をなくしたら、もう2度と開かない――…]
(805) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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― Antique Amethyst ―
これ、見繕った部屋の資料。 眼を通して、選ぶといい。 今ならどれでも大丈夫。
[>>787 写真屋が、珍しい物言いをする。 彼の言葉はナイフであり釘であり棘である。 たのしめるものは少なかろう。 其処に含められた意図については言及せずに。
>>793ベージュをくちびるに纏った客に、 あか、を好むと告げるに向き直る。]
それは重畳。
なれば紅花の紅をどうぞ、レディ。 小さなものだが玉虫色だ。 きっとお気に召す。
[>>799 彼女の言い分に違和はない。 ベージュの紅に、ちいさな 純度が非常に高いゆえ、玉虫色に映る紅の入った器を添えて 示した値段は、一般の店より少し色がついた程度であった。質の佳さを考えれば上々であろう]
(806) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[赤い靴はわたしの足にぴったりあった可愛い靴。石畳の上だって歩きやすかった。
でもね、でもね。 急に走ったわたしの足は、指が靴に当たって悲鳴をあげたの。
だから、コンにぃの腕にあっさり掴まってしまった。>>788 抱えていた紙袋が落ちて、黄色いレモンがコロコロって転がった。]
(807) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[緋色を好むという地味な女。>>793 化けの皮たる言葉が脳裏を掠め、湖水色を撓らせた。
口元で震えたように見えた橙色は、明るすぎる琥珀に似ている。 あの夜に見た、白影の裏にぽっかりと浮いた満月と同じ色。 知らず知らずの内に溜息が零れていた。]
―――…そうか。 では、ジョシュアくんに宜しく云っておいてくれ。 富豪の息子には気後れするかな。 いや、彼は存外、人付き合いも良い。
[一つ投げた言葉は、罠めいている。 或いは男の底意地の悪さか。 紅の映える女など存在せず、奇術の如く蒸発しても、 相手の眸と、小指の形は忘れない。>>799]
グリフィンが、宜しくと。
[成程、種と仕掛けだらけだな。]
(808) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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/* グリフ×メルヒ……いい(ガタッ (着席
(-278) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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ふう……、
[首の後ろを揉みながら、息を吐いて]
……救護室、まだ開いていたかな……?
[開いているなら、栄養剤でも貰えないだろうかと、向かってみる]
(809) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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ばかばかっ、コンにぃのばか!!
[気付いてしまったこと、フロにぃがくれた紙袋を落としてしまったこと、レモンが転がってったこと、掴まれた腕が痛いこと。 全部ぜんぶを乗せて、ばかって言った。
ころころとレモンが転がる先から懐かしい声が聴こえて、わたしの顔はぐしゃぐしゃってなったと思う。>>798]
(810) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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―回想・下水道―
んー…なんだろうね… ジルも、ワカンナイ。
[かなしいの>>663、と言われて首を傾げる。今自分は悲しいのかそれすらもよくわかっていない。それよりも、悲しそうなのはオルエッタじゃないの?言おうとしてやめた。]
(811) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[そばに置かれた仔猫>>665。それを視界にうつしてから、そっとそらす。オルエッタの言うとおり。かわいそうとは思うけれど、家族ではない。この仔猫はひとり。ひとりぼっちで死んでしまったかわいそうな、子。異国にひとりぼっちの自分と、被った。]
ジルわるいこ、チガウ…? いいの?オルエッタの、おうち いっしょ?いっしょ…?
[そうしたら、ひとりじゃなくなるのなんて子どもじみたことを考えては、ぼろりぼろりと右目から涙を流す。背中を撫でてくれる手が、温かい。]*
(812) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[>>806部屋、住居? まさかこの街に長く住んでいる写真師が住まうわけではあるまい。 恐くは、今日職を見つけたばかりのジルベールの。
散髪屋で雇っていた時も、何処を住まいとしているかは 分からなかったが、こうして暖取れる場所に巡り会えてよかった
そんな安心感など、今は無い。 まあ、警官に通報されたところで逃げ足は一流だ。]
…ああ、いい色。
[中身を改させられた紅の器。中に棲む色を確かめ、 その器もまた小型ながら見事なデザインに鑑定眼は揺れた。]
存外お安いんですね。 では、これで丁度。
[質は良さそうだ。 想定よりも金は削れたが、まあいい。封筒から紙幣を取り、 釣りの無きよう支払いを済ませて。]
(813) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[騒がしくなる前にと、ベッドで眠る学生>>383に声を掛ける。 夜更かししたせいか、今までぐっすり眠っていたようだ。 薬は出していない。 眠れるのならすぐに回復するだろう]
まだ体調がすぐれないなら、今日のところは帰るか? 大学にいても、だるいんじゃ身にならないだろう。
[講義を聴けるか否か、それも問題だが。 一保健医としては、その風邪が構内で流行する前に対処をしたい。 彼のためにも、大学のためにも帰ってもらうのが一番だ。 だいぶ楽になったようだが、まだ調子が戻らないらしく、 学生は帰ることに決めたようだ]
(814) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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帰るんなら気をつけてな。 寄り道はしないこと。真っ直ぐ帰れよ。 …あぁ、そうだ。 薬屋、『Misty rain』あそこの薬は効くぞ。
[この救護室の薬は、だいたいそこに注文をする。 店主の纏う空気は独特だが、薬を見る目はとてもいい。 風邪薬も塗り薬も、使えばよくわかった。
まだ少しだけふらつく学生を救護室の入り口まで連れていき、見送る。 そう言えば、自宅の常備薬は痛み止めが切れかかっていたか。 今日は薬屋に寄ってから帰ろうと決めた**]
(815) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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/* 落ちようとしたら、リュシオルが見えたなどと。 もうちょいがんばるかな。な。
(-279) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[捕まえた彼女の腕は、とても細い>>807 力を込めたら折れて仕舞いそうな程に ころりころり転がる黄色とレンガ道のコントラストが日の光に照らされくっきり見えた
彼女を捕まえたと同時に、彼女の名を呼ぶ声>>798 そして彼女の叫び声>>810それは悲痛な、否切実なものだった]
――うん、俺馬鹿だから。ごめんな それでも……あの子は、ジルベールはずっと君に会いたがってたんだ あって、言いたい事があるんだって たくさん話を聞いてあげて
[そう告げればとん、と彼女の背を押して、ジルベールと対面させようかと きっと2人の話は自分は聞いてはいけないのだろう もし謝っても許してくれないなら仲裁はする、とジルベールと約束したけれど 彼女は自分と対面した時逃げようとした。そしてとどめの馬鹿、である
ならば此処にいれば再度逃げ出すかもしれない――友だけならともかく]
(816) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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―回想・>>608→―
[一緒だと強請ったのは自分だったのに。男たちを巻いて、別の国に腰を落ち着けてからも思い出すのは彼女>>666のこと。
心配をかけてしまっただろうか。 悲しませてしまっただろうか。 驚かせてしまったことだろう。 また会えるだろうか。 ―――会ったら、許してくれるだろうか。
そればかり考えて、結局商店街へと戻ってきた。 でも彼女にはまだ、会えていない。
もう少し。]**
(817) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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― Antique Amethyst ―
なにを意外と。 僕にだって口はある。
[>>800 口元に手を添えて、 肩を竦めて写真屋へ流し眼向けた。 誰からも隠したままの癖に、 店主はそんなことを謂うのだ。
しかしコルセットを外したその下に、 得体の知れない何かが潜んでいたとしても きっと不思議に思われない。
>>808さて、メイドに写真屋が向ける声を やはり愉快そうに、聞いている。 自身の手製のコサージュの一つを手に取った。 布と宝石で出来た白い花の群れ、 ヒメウツギ――花言葉は。]
(818) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[ジルベールに向けて口をぱくりぱくり "喫茶店、奢るのはまた今度で ――オルエと、お話しなよ。きっと大丈夫だから"
そう、オルエッタと対面するジルベールにだけ聞こえる声で小さく告げれば、ジルベールの横を抜け、表口から燈写館を出ようかと その際拾ったレモンを彼の手に手渡して
館の表の扉から出ればブルリとバイクのエンジンをふかし 一度だけ裏口の方を見れば頑張れ、と呟いて そのまま燈写館を後にした*]
(819) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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「ひみつ」
(-280) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[学生を見送ると、 救護室に現れたのは先ほど思い浮かんだ若い講師>>809]
いらっしゃい、リュシオル先生。 どうかしました?
[自分より年齢が若くとも、学生に教える先生。 敬意を払って学生を相手するよりも丁寧な言葉で話しかける]
(820) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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/* >>818 秘密、が花言葉かな?
(-281) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[緋色を愛する口は朱色をまとわず。>>808 纏う衣もまた、何処にも赤色はない。
名前と共に適当に付けた苗字―ー… “白”を意味するのにも関わらず、 嘘と後ろについただけで赤くなるフレーズのみ。
写真屋に其れを名乗ったことは一度も無く、 市民登録と営業登録の面に於いて籍置くのみだが。
シャンパンゴールドに近しいベージュを、 馴染ませるように上下の唇を合わせながら、 月を見立てているなどと、黑に隠れた色素薄き頭は 到底考えついてなど、いない。] ジョ…
[誰だそいつは、と記憶を探しかけたが ご丁寧に息子の名前だと明かしてくれた。]
ぼっちゃまにわたくしが言添えするなんて… ええ、でも。機あれば申し伝えますわ。
[だから今日のことは綺麗さっぱり忘れてほしい。 ひと握りの魔法のようにと、口に出さぬまま。]
(821) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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はなして! はなしてなよぉ! い、たいっ!
[戸口からは離れていたけど、ジルベールだってすぐにわかった。 痛いのは爪先じゃなくて、腕じゃなくて、もっと別のところだって思った。]
(822) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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―現在・燈写館裏口―
[聞こえた声がコンダクトがオルエッタを引き止めることに成功したことを知らせる。>>810>>816]
オルエッタ…? ね、オルエッタでしょ…?
[コンダクトに背を押されて>>816対面した彼女は記憶と変わりなく。小さい体に綺麗な赤。違うのは綺麗な靴を履いていることくらいか。いろいろな気持ちが篭っているのだろう、くしゃりとした顔に胸がツキンと痛む。
ころころと転がって足にぶつかったレモン>>810を拾い上げる]
(823) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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ここの街の空はいつもそんな感じじゃない。 でも今日は天気も少し悪いから余計汚く見えるのかもね。
[蒸気と煙ばかりのこの街は何時だってそうだと。 この街の空が綺麗だったと思っていたのは幼少の頃だけ。 今では彼と同じ、あまり綺麗ではない空だとしか思えない。]
あら、そうなの。 ……じゃあそれは誰かが折り畳んで捨てていったチラシなのね。
[にっこりと作る笑みはからかいの色を混ぜて。>>803 勿論、誰かが大切に仕舞っていたものを拾ったのかもしれないからあまりからかうのはできないけれど]
(824) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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マニュエルさんって言うのは、この店の店主さんの名前。 勿論知ってるよ。何度かお店に行った事あるし、それにこれから行く予定だから。
[問いかけられた質問には丁寧に答えて。>>804 チラシを覗き込めばどうやら働き手を捜しているそうで……生憎自分はここで働くことはできないけれど。 向けられた表情が先ほどよりも柔らかくなってることに気付けば]
ここに用事があるんだったら、テオドールくんさえ良ければ一緒に行く?
[もしも用事があるんだったら別々に行くよりも一緒に行った方が道も覚えるだろう。 断られた場合は店に行くまでの道を丁寧に教えるつもりだが]
(825) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[離して>>822との叫びに、胸の痛みはツキンからズキズキに。
それでも彼女の方が痛いのだろうから。レモンはそばに丁寧において、それから]
オルエッタ、ごめんね、ごめんね。
[昔彼女がしてくれたように、その体を包み込んだ。引っ掻かれたとしても離そうとは思わなかった。]
(826) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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―――…ああ、 門外漢に任せるとは、君も剛毅だな。 土地の安い場所で良い、騒音程度なら我慢するだろう。
[手から手へ、渡された資料を数枚捲り、適当な物件を指で捺した。 騒音程度なら未だ良いが、存外不動産価値とは治安と直結する。 住居は幾ら掛けようと給金天引きである。 暫し、逡巡するも、彼の手元に残る金子の量を選んだ。
卓を借りて、自身のサインを流す。 所謂保証人と言うやつだ。>>806
店主のことをとやかく言えぬ悪趣味を仕掛けた男は、 これ見よがしに書類への記入を優先させる。 まるで、大変傲慢な態度で、逃げ道を作ってやるように。>>813]
(827) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[腰のベルトに繋いだ時計を見る。 中途半端な時間。 どこの店もまばらで、今ならば多少居座っても平気だろうか、などと。
店にとっては迷惑なことを考えながら、叩く扉は燐蛍亭。]
(828) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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ー→燐蛍亭ー
[蒸気バイクが向かった先は、先程ジルベールに奢ると約束した燐蛍亭 ブレーキかけて店を訪れ、看板が営業中であることを確認する]
失礼しまーす フロラさん、こんにちは いつもの、頂きに来ました
[今朝の大捕り物で怪盗に出し抜かれ色々疲れる事もあった為、何処かその声は普段と違って覇気がない ドアを開ければふわり香る珈琲の香りから、先程まで客がいたのだろうか サイフォンの音が耳に届けば、此処は何時も変わらないと子供の様に笑み浮かべた]
(829) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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―燐蛍亭― [店内の客はどれほどのものだったか。
一番奥の隅の席。入口からも目立たない場所へと座り、お奨めの紅茶を頼む。 漂う珈琲の匂いばかりを楽しんで、それ自分から頼むことは滅多にない。
持ち込んだ本を開いた途端、そちらへ集中するばかりの客に店主が苦いものを抱いているかもしれないけれど。
遮断された意識は少なくとも、数十分はそのまま。 本当に目を通したのか、と疑われる速度で閉ざされた本の傍ら。 冷えてしまった紅茶を申し訳なさそうに啜りながら、改めて同じものを注文するのも 偶に訪れる客のいつもの振る舞い。]
(830) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[秘密を冠るコサージュを弄る店主>>818からも、 カメラの扱いと現像手段で訓えを乞うている人物からも、 大きな眼鏡を壁にした、鷹のような金目を逸らし。]
では、失礼。
[入る時よりも足早に、店を後にする。 なんと、購入したものをカウンターに置き去りにしたまま。
しかし、去る足取り早く。追いつかせない風のように*]
(831) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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ジルが、悪い子だったの…。 ちゃんと、つたえられなくて、ごめんなさい。 いっしょ、って言ったの、破ってごめんなさい…。
[今度はちゃんと伝えられる。あの時のことを後悔して、言葉をたくさん勉強したのだから。]
もう、あんなことしないよ。 約束、するから…!
[ユルシテとゴメンナサイを繰り返して。彼女の身体を抱きしめる。彼女の反応はどうだっただろうか。]**
(832) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[と、扉を潜ればよく見れば先客が1名>>828 それは先程大学まで乗せて行った大学生]
あ、グイス! 君も珈琲飲みに来たのかい?
[そう彼に笑いかけた]
(833) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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ああ、いえ……、 どうかした、というほどではないんですが……、
[救護室の主(>>820)に、恐縮して]
その、どうも最近、疲れやすくて……、
[これはまあ、事実ではある]
(834) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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/* またすれ違った…グイスごめん(震え声)
(-282) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[どんなにSevenがヒーローでも、素敵だなって思っても、コンにぃに掴まるわたしはきっと怪盗にはなれません。
たすけてって叫んでも、此処ではディスせんせぇには届かないんだなって思った。
コンにぃの言葉。わたしは嘘だって思った。>>816 本当に会いたがってたら、話がしたかったら、どうしてジルベールは此処にいるの?
会いたかったのは、お話ししたかったのは、コンにぃとでしょ。フィンにぃとでしょ?]
……うそ、つき。
[コンにぃのこと嘘つきだって思いたくないから、声はローズよりもちっちゃかった。
遠くなる背中。 やっぱり、ありがとうは――言えなかった。]
(835) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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まぁね。いつでも汚いけど。
[>>824お前の髪色は空のようだと、 褒めてくれた両親の言葉を、思い出し。
この街から見える空は暗くきたなく、 ああ、それでも今の自分は、 きたない空の色をしているか。]
………………ふんっ。 どうせ、誰かが捨ててったんだろ。
[暫し、沈黙。その後紡いだ言葉は口早に。 彼女の事だから、嘘だという事も 大方予想がついているだろう。
そっぽを向いた青年の口元は、 拗ねたように、への字型。]
(836) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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疲れやすいなら、十分大したことですよ。
[どこか控えめに要件を話しだす>>834 疲れやすいのなら、不眠か、病気で体が参っているか、それともメンタル的な部分か]
立ち話もなんですから、中へどうぞ。
[ここでは話しづらいだろうと、救護室の中へ入るよう促す]
(837) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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― アリウッド邸前にて ―
――…なんとまあ、情けない。
[此の一言に尽きる。 紙袋に包まれたメイドの衣服は傍らに。 購入した商品は置き去りに。
其れに気付く余裕は、商店街を離れた辺りで生まれた。 今更取りに戻る算段はない。
というか、二度とこの格好で敷居を跨ぎたくない。 独り立ちして7年、師の元で腕を磨いて十年。
後にも先にも、これほどの失態と苦渋は舐めた記憶が無かった。 危うい橋を器用に避け続けた、ということもあるが。]
(838) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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/* (テオドールがかわいい)
(-283) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[良く響く声は今朝別れたばかりの相手>>833
偶にしか訪れない店。まさか常連だとは思いも寄らず。 ふるふる、と首を横に振る。]
胃が荒れると困るので、今回は紅茶です。
[店主の趣味か、異国情緒を醸し出す唐草模様の美しい陶器と傾けて。 淡い琥珀を示す。]
おまわりさん…コンダクトはよく来るんですか?
[せっかく教えてもらったのに、名前を呼ばないのはなんだか勿体ない気がして。]
(839) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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丁度お前が行くなら、僕も行く。
[>>825願ってもない提案に、 こくりと小さく、頷いて。 自分から道を教えてくれと頼むのも、 やはり青年の性格では、難しい事だったから。]
……なに?体調でも悪いの?
[薬屋に行く予定があると、言っていたから。 もしや体調でも崩しているのではと、 気になって。
心配しつつも、顔には出さず。 ただ、何気なく問いかけたつもりであるが。 青年の性格をよく知っているのなら、 そっけない言葉の裏を読むのも、簡単だ**]
(840) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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……そういうもの、ですか。
[大したこと、なのだろうか。なのかもしれない]
では、まあ、お邪魔しますね……?
[救護室。そういえば、真面目に入ったことはないけれど――どんなものだろう?]
(841) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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四方に裂けた唇が? それとも、深い穴だろうか。 ――――いや、先ずは口は在ることに驚くべきだったな。
[必要事項を満たした書類を掬い、 軽口>>818叩きながら、彼に差し出し、鍵を受け取ろうか。
では、何が無いのだと聞きかけた言葉は控えた。 欠落の数など、本人こそが知るものだ。 中には何が足りていないか、自覚せぬものも少なくないが。]
(842) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[首を横に振りながら紅茶を飲むのだとカップを掲げる相手>>839にそっか、と頷き よく見れば机には持ってきたのであろう本が置かれていた>>830]
確かに、本読むときに胃が荒れるものを飲むのはな でも此処の珈琲なら大丈夫だから、よければ本を読まない時にでもまたためしてみなよ
[なんて唐草模様を見ながら目を細めた 次いで尋ねられた事に]
うん、俺よく来るんだ 此処が開店してからの常連なんだぜ? 珈琲が美味しいし、フロラさんの雰囲気に、ほっとする 俺この店大好きなんだよ
[名を呼ばれれば嬉しそうにした後、どこか親を自慢する様にそう告げて ほらここ、俺が12の時にぶつかっちゃった傷で、なんてカウンター席の一角を指差してぺろりと舌を出した]
(843) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[恐く此処、と検討をつけた裏口から入る。 本日雇われたばかりのメイドとして館内の執事に案内を受け。 幸いにも他に人の居ない時分を得て、中で着替える。
丈は長かった。 脛の手入れは怠っていなかったが、まあ助かる。 女性特有の脚線美は、偽造できない。
丁度主人は留守であるらしく、 ベッドメイクを承って、転々と私室の清掃を。 まあ、狙っているのは宝石商の部屋である。他はどーでもいい。]
(844) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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ちがうもん、わたし、オルエッタじゃないもんっ!
[違うちがうって、ぶんぶんと頭を振った。>>823 偉ぶった学生に掴まれたときよりも、もっとぐしゃくしゃになった。
ごめんねって謝るから、またぶんぶんって頭を振った。>>826 広げた腕にも掴まって。]
いやぁ、はなして!
[だだっ子のようにジルベールを押して、逃げようとした。指先が眼帯に引っ掛かっても、止めなかった。]
(845) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[緋色が似合うと云ったが、それは己が好む色だからではない。 天啓のように閃いた言葉だ。連想元はあるとしても。>>821
今度こそ、彼が足を大きく踏み外す寸で助け舟の出動。 白波に巻き込まれ、溺れて落ちるなど知らぬこと。 人魚の泡沫のように忘却を望まれているとも知らぬこと。]
――――…、……ダフネドラ。 確か、こう云ったのは人魚姫でなかった。なんだったか。
[地味な女らしからず、北風のように立ち去る背中を見送った後。 思案するよう眉間に指先添えて、設ける逡巡の間。>>831]
……ああ、 ―――――シンデレラか。
[閃いて口に出す御伽噺。 聞こえぬ鐘に急かされた偽りばかりで飾った女。
カウンターに残された紅を見て、笑気を堪えた湖水色が揺れた。]
(846) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[書類にペンを走らせる様子>>827を助け舟とは捉えていなかった。 そんな観察の余裕があれば、幾らだって落ち着き払っていられた筈。]
……おっ
[大黒柱の部屋で日誌を見つけてからは、意識は削げ落ち。 宝石店が狙われるようになってからは、 一番高額の石を金庫に置いているという耳より情報を得る。
その石の名前は――――、**]
(847) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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/* フルメン嬉しいなぁ
しかし囁きさんとやっぱり全員会えそうにないという……動き悪い子でごめんね…!
(-284) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット メルヒオル マニュエル(多分C) グリフィンCー友人縁故 ジルベール テオドール フロライトCー常連縁故←会いに来たよ!!!
【まだ】 ジョシュアC アンダンテC グラディス リュシオルC
(-285) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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[リュシオルを伴って、救護室の自分の椅子に腰かける。 彼にはその前にある椅子へ座るように告げて。
入って真正面、一番に目に入る3台のベッドは、 仕切りのカーテンも開け放たれ、今は誰も使用していない。 そのに、板で区切られた簡易相談室。 基本的にメンタルケアで使うが、稀に教授が使いに来る時もある。 更に奥には洗濯機や予備の薬品。あるものはMisty rainから仕入れたもの。 机があるのは入って左。ベッドの前だ。]
普通に生活しているのに疲れるなら、十分異常ですよ。 どこかで無理をしているってことです。
例えば眠れないだとか、気になることがあるだとか。 心当たりはありますか?
[彼が座ったのを確認すると、軽い問診をする]
(848) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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[相手が常連だと知れれば、そのお奨めであるところの珈琲にも興味が湧こうというもの。 本に没頭するでもなければこの店を訪れることは滅多にない。そのことは伏せて。]
そっか…。 じゃあ、次は友人を連れてきます。
[偶には誘ってくれ、と言った友人の顔を思い浮かべれば>>272、 自然と微笑みは浮かぶもの。
店内に纏わるコンダクトの幼い日の思い出に、珍しく表情を崩して控えめな笑い声とともにその話を楽しんだ。]
ダメじゃないですか、机に傷なんて。
[咎めるでもない笑いを含んだ声音に、滲むのは郷愁じみた羨望。
生き生きと語るコンダクトの姿に、自分だってもっと早く両親を連れてきてあげられたら、と。 小さな悔いひとつ。 そっと押し隠して、微笑ましい店内のやり取りを思う。]
(849) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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/* メルヒオルの肩書が「怪盗セブン」だとなんかこう、 オラ、ワクワクしてきたぞ… って気分になります。
(-286) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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ジルベールなんて、知らない! 悪い子のことなんて、知らない!
[半年前よりも滑らかなごめんなさいは、それだけ昔と今との違いをあらわしてる。>>832 わたしの知ってる泣き虫のジルベールは、消えちゃったんだ。]
うそだよ、もうあんなことしないって、うそ!
[離して。触らないで、イヤ!]
だって、だって――…
(850) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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……えっと。
[勧められるままに、座らされて]
え、……それは。 異常と、無理……ですか。
[困りますと、呟いて]
来年の契約に影響するので、そういうのは……、
[大学には回さないでほしいと、言外に]
……心当たり、ですか。 ないでもない、ですけど……、
[ただ、それは。講師としては受け入れるべきものだろうから]
(851) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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またシンデレラか
(-287) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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うん、是非是非! ちなみにお勧めはこれだよ。初めての人にはどんなのがいいかちゃぁんと聞いてくれるんだ
[ブルボン、ティピカ、それらが書いてあるメニュー表の場所を指差して>>518 柔らかな色合いのそれは落ち着いた雰囲気の店によく似合っていた 控えめに笑いながら自分の話を聞く彼に、いくつかこの店での思い出の、昔話をしようと
そこのワインボトルに硝子玉を入れてみた事とか ここの本棚には歴史や旅の本があって、何度も読み返したんだとか そして机の傷を注意されればくすくす笑って今はしないよ、なんて楽しげに
僅か声音に滲む郷愁に気づけば、見ないふりして更に話を紡ぐ]
珈琲ってどうやって作るか知ってる? このサイフォンで実験みたいに作るんだよ フラスコがごぼごぼって、泡立って、音がして それから凄くいい香りがするんだ……あ、もしかして勉強の邪魔しちゃった?
[もっと話し足りない、とばかりにおそるおそる尋ねてみた]
(852) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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― Antique Amethyst ―
信頼と言い換えると 耳ざわりが好い。
[>>827 剛毅と謂われ、 返す軽口はそんなもの。 選ばれた住居は風変わりな壁画が 描かれたままになっている変った部屋だ。 呪いの類でなし、気に入れば都だろう。]
気分と機会が“合え”ば確かめてご覧。 見たら気狂いなんてことは ――多分ないけど?
[たぶん。たぶんである。>>842 鍵は古めかしい装飾が施され 趣味趣向が窺える。 傲慢な写真屋の助け舟、溺れる溺れぬメイド姿、 愉しむように魔物はわらった]
(853) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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耳もあるのか。 眼は二つだと知っていたが。
折角だ、返しておこう。 ―――…どうせ、近い内に逢う。
[富豪に雇われているなら出入りをしている分、機会に恵まれる。 そうで在らずとも追々とは、彼ほど聡い男に態々告げることでなし。
かくて、写真師は骨董店から住居の鍵と、二本の紅を持ち帰る。 何でも揃うとは嘘でない事を証明するが如くのラインナップ。
駆け抜けた灰被りの行く先など知らぬ、 ――――住居の鍵が何本あるかも、己は知らぬまま。*]
(854) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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/* なんだこのテリーマンばりの説明口調。
(-288) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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約束、したって――…もう、やぶられてるもんっ
[からっからに干からびたレモンを渡されたって、食べないもの。……あ、お腹が空いて空いて仕方がないのなら食べちゃうけど。
約束って言われても、わたしは信じられなかった。 ただそれだけのこと。
ジルベールにどんなことがあったとしても、おかえりが言えなかったことが全てなんだ。]
……もぅ、『かぞく』じゃ、ない。
[口に出して、わたしはアっと気付いた。 何を求めていたんだろうって。 下水道のおうちにすみながら、ガラス窓の向こう側に手を伸ばそうとしていた。]
……ジルベールなんて、キライ。
(855) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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異常、では語弊がありましたね、すみません。 体の異常ですね。 体調不良って、疲れがたまったからとか、そう言ったところから始まるので。 油断はならないです。
[誰が来たかの統計は取っているが、その情報をそのまま大学には渡さない。 どこか不安げな様子>>851に、大丈夫ですよ、と告げて]
心当たりはない、ですか… では、何か気に病むようなことがあるとかそう言ったことは?
[なければ風邪の兆候だろうか。それならば栄養剤を渡そう。 もし、あれば話すことで肩の荷は下りるからと、愚痴でも何でも聞くつもり**]
(856) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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[おそるおそる、と言った風にこちらの様子を伺うコンダクトは 年上のはずなのに>>852、なんだか年下の様にも見えてしまって。 小さく吹きだした。]
大丈夫。 少し、息抜きしたかったから。
[そんな彼の声に返す答えの、半分は本当。 実験室のフラスコに良く似たサイフォンを指さされるままに見つめ、 コンダクトのはずむような声を聴いていた。]
(857) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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だいっきらい!
[腕を緩めてくれないのなら、がぶって噛みついてその隙に逃げ出すの。
『おかえりなさい』って言う日を待っていた――そんな日は、もう昔。
振り返りもしないで、わたしは走った。]
2014/12/05(Fri) 01時半頃
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だいっきらい!
[腕を緩めてくれないのなら、がぶって噛みついてその隙に逃げ出すの。
『おかえりなさい』って言う日を待っていた――そんな日は、もう昔。
振り返りもしないで、わたしは走った。]
(858) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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/* ここで許したら、ストーカー村ではなくなってしまう!!(もんどりうった)
(-289) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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/* 感動の再会かとおもったらけんか別れ……だと……>>858 これはジルにもっかい会わねば(まがお)
(-290) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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……テオドールくんの髪の色みたいに空も綺麗だといいのにね。
[彼の髪は自分とは間逆の色。>>836 太陽が高く上る時間帯の空の色みたいだと、昔彼に言ったことがあったっけ。 とても綺麗で、君に似合ってると伝えた時彼がどんな反応を返したかは忘れてしまったけれど。]
あはは、ごめんね。 テオドールくん分かり易いからつい、からかいたくなっちゃって。
[まるで子どものように拗ねてしまった彼に噴出し笑う。 どうやら、この反応は自分が予想したとおりのものだったようで。 そっぽを向いたテオドールにはまた謝罪の言葉を告げるが許してもらえるだろうか]
(859) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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セルマさん、今日も宜しくお願いします。
[スープやサンドイッチの具材の準備が出来上がった頃、―途中でテオドールの運転する車が通るのを見て、暫く眺めていた―家事を終えて時間の空いている昼間だけ手伝ってくれる近所に住む年配の女性がやって来る。 少し毒舌なところはあるが、強い味方だ。
そうこうしている内に一人二人と客が入ってくる。 今日のサンドイッチはパプリカサラダにバジルソースをかけたものと、スモークした鮭と水菜。 具材を挟むパンは、近所のパン屋が毎日その日に焼いたものを運んでくれる。]
…あ、マリーベルさん。 いらっしゃいませ。
[入って来たのは肩より上で切り揃えた紫の髪に、自分とは反対の左目に紅いレンズをつけた女性。 レンズの向こうに何が隠されているかは知らない。]
(860) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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/* バカって言うのは、やはり関東住まいだからなんでしょうか。
あほあほ言ってみたい……
(-291) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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よかった、断られたらどうしようかと思ってて。
[頷きを返してくれる姿にほっとして。>>840 と言っても、彼の口から頼み事とかお願い事とかは滅多に聞かないのだけれど。 こういうところは本当に素直じゃないな、なんて考えて]
ううん、ちょっと仕事をしてたら指先が荒れちゃって。 なんだか心配かけさせちゃったみたいでごめんね。
[彼に見せるのは、庭仕事で荒れてしまった自分の手。 うっかりグローブを持ってくるのを忘れてしまったと苦笑いを作る。 そっけない言葉だったけれど、彼なりに心配してくれたことは嬉しくて。でも、同時に申し訳なくもなって。]
それじゃあ、行こうか。 流石のテオドールくんでも1度通った道は覚えてられるよね?
[そのまま何気なく彼の手を引いて、歩き出す。 振り払われてしまった場合は軽く謝罪を入れて、そのまま道案内も兼ねて薬屋へと向かっただろう**]
(861) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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/*眠い時のロルはいつもに増して酷いので、本当にすみません。 気をつけます。
(-292) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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気に病む……と、いうか。 やっぱり、若輩というのもあるんでしょうが。
[と。講義をあまり真面目に聞いてもらえないのだと、嘆息して]
まあ、なかなか、良い学生は……ですね。
[苦笑交じりに、そう訴えるのであった*]
(862) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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どうぞ、中へ。 いつもので宜しいですか。
[そんな事を言いながら彼女を席に通す。 彼女には色々とこの街での事を教えて貰ったりもしていたが、以前に少し、常でない様子を見せてしまった事がある。 ――それは半年前の事。]
―回想:半年前―
[彼女から聞いたのは、出稼ぎ労働者を追いかける余所者の噂話。 仕事が辛かったのか扱いが悪かったのか、この街に逃げてきた若い労働者の目に鉱物を埋め込んだ…のだとか。 彼らが奇病の事を話していたらしいと聞いて、男はさっと顔色を変えて。]
(863) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[この場所に来ればいつも童心に返る 幸せだった頃。まだ世の中は理不尽なんてないって無邪気に信じていた頃に 父と母の優しい微笑みが、柔らかな声が聞こえてくるような気がして そしてそれを見守り、時に声をかけるフロライトの声を思い出して]
そう?ほんと? ならよかったぁ。俺の所為で勉強、支障が出たら大変だもの
[奨学生がどれだけ大変か。進学を諦める前、藁にも縋りたいと調べたから知っている だから小さく吹き出しながら大丈夫と告げる彼>>857に、ほっとした表情を見せた]
そういえば、赤毛の講師さん知ってる? えーと、眼鏡をかけた人なんだけどね 俺、2年前1度だけ講義を聴講した事があるんだ その時さ、この街の歴史を教えてて、凄くわかりやすくて楽しい授業だったの覚えてるんだ グイスはどう?何か好きな講義とかある
[この店の此処が好き!みたいな感じで、好きな授業!なんて問いかけてみた]
(864) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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…ッ、なんて愚かな事を…!
[声を荒げる事など殆どない男が、怒りを露わにした。 彼女の真紅の瞳が丸くなっているのを見て、我に返った男は慌てて謝った。]
――っ、すみません。 そんな事で病気に罹ったりはしないと、最近の研究では言われているのですがね。
[眉を下げて苦笑する。 燻った炎は胸の裡に押し殺したまま。 けれど指先は僅かに震えていた。]
(865) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[≪鉱化病≫と呼ばれるその病気は、症例が少ない事もあって完治する為の薬は開発されていない。 鉱物は人体と癒着し、早い段階で取り除いたとしても跡が残ってしまう。 鉱物自体に害はないので大抵は罹っても鉱物を取り除く事はなく、そのまま残す事になっていた。
蛇の魔物に睨まれたように全身が鉱物と化してしまう事はなく、ある程度の範囲が鉱物化すれば進行は止まる。 後は定期的に薬を服用すればそれ以上の進行はない…とされている。
この病気の患者の中には、 先天的にこの病を発症しやすい者―鉱山で働く地方に住まう者が罹りやすいとされていた。それが血脈で受け継がれていくのだが、それでも一代に一人発症するかしないかくらいだ―と、 後天的に何処かから病の芽を貰って発症してしまった者とがいる。
――男は後者だった。]
(866) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[病の芽をどこで貰って来たかは、一握りの者しか知らない。 十二年程前、男の住んでいた地方で話題となった失踪事件。 地方の新聞では一面に載った。 当事者だった男は、その事件で芽をその身に受ける事となり、やがて発症した。
随分と離れているから、この街に住んでいる者は知らないだろう。 図書館に保管されている新聞には小さな記事が残っているかもしれない。 けれど其処に書かれている苗字は今のものとは違うし、それが切っ掛けで鉱化病を発症した事は記事にはなっていない。
知られていないだろう土地を求めて、男は彷徨ったのだから。]
(867) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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―商店街―
ばかばかばかば、か、ばぁ……かっ
[もぅ、何に対してばかって言ってるのかも分からなくなってきた。
風に乗って、1枚の紙が顔に張り付いた。わぷっ! 見れば薬局の求人チラシ。>>388 木の葉がオシャレだとか思う余裕もなく、]
マニュにぃのばか!
[って、八つ当たり。]
(868) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[忘れようとしていた事件の欠片を見たような気がして、ぐらりと視界が揺れた。]
――嗚、すみません。 お代はいつもと同じで…。
え? あ……受け取っていましたね。 も、申し訳ございません…。
[その日の男の様子は散々で。 雇われ人にバックヤードに引っ込んで珈琲でも淹れていろと言われる始末。 何とか珈琲の味を落とす事がなかったのが幸い。 穏やかな店主が珍しく怒ったその出来事は、常連客は小耳にはさんだかもしれず。
薬を遣った労働者の事は、マニュエルからは聞いていただろうか。*]
(869) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[セルマに来客を告げられ、はたと我に返る。 マリーベルの注文した品はとっくに彼女がサーブしてしまったらしい。 珈琲だけ淹れるように言われて男はあたふたとサイフォンの準備を始めた。 これでは何方が店の主か分からない。
>>830訪れたのは大抵紅茶を頼んで、熱心に本に視線を向けている学生。]
――いらっしゃいませ。
[男は濾過布を器具に取りつけながら彼に会釈をした。 座るのは一番奥の隅の席。 決して長居をする事はないが、時折利用してくれるのは適当な店が他にないからか。 それとも少しはこの店の味を気に入って貰えているのかは判断が出来かねる。 出来れば後者であったならいいと思うけれど。]
(870) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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ご注文は…。 はい、畏まりました。
[今日の注文も、やはりおすすめの紅茶。 男はティーカップなどの準備を始める。 選んだ茶葉はダージリン。 透明度の高い琥珀色にマスカットのような香りが特徴だ。
人気なのは珈琲だけれど、好きなものを楽しんでくれればそれでいい。 冷めてしまうのは勿体ないから、淹れたてを飲んで欲しいと思うけれど、あまりに熱心なのでいつも言い損ねていた。
セルマによれば、彼は奨学生なのだという。 そういった学生は勉学で成果を出さねばならないという事は知っているが、当人にとってプレッシャーになっていないといいと思う。]
(871) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[>>829聞き慣れた蒸気バイクの駆動音がすれば男はドアの方に視線を向けた。 やがて止まった気配がすれば、暫くしてドアが開く。]
コンダクトさん。 いらっしゃいませ。
[向ける笑顔は少し砕けたもの。 そこは彼が小さな頃から見てきた所為か。
彼の注文に一つ頷いて早速準備に取り掛かりながら、>>833コンダクトが学生と交流するのを暫し見守っていた。]
(872) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[手短に済ませる予定であったが、思ったよりも時間が掛かった。 雇いたての彼が留守を守る写真館へと一路の帰宅。
コンダクトの来訪があったのなら、 不自由にはならなかっただろうが、急くことに代わりは無い。 掌の中で擦れ合う金属音を見下ろして、鍵を弄る。
家と言う概念に対する執着は分からない。 けれども、これが彼の楔になるだろうとは当りをつけていた。
屋根と壁があり、寒さを凌げる場所。 本当は、それ以上の意味を持つのだろうが、 無神経な男には、そんな意味など理解しない。]
(873) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[屋根と壁に守られたその場所に篭る意味。 縁遠い男の出戻りは、特別な意味が砕けた後だったか。
彼には鍵を差し出し、家を見てこいと告げる心算であるが、 大きな創を刻まれただろう彼はどんな顔をしていたのか、 男は知る由もなく、ただ――――、
唯少し、ほんの少しだけ、喉の奥で笑ってしまった。**]
(874) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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― Antique Amethyst ―
お急ぎで?――またのお越しを。
[風のように去っていく、 その姿を見送った後しばし、 写真家の問いに――]
シンデレラ。
[>>846 声、そろえて灰かぶりの名を紡ぐ。 紫に染めた爪で紅を弾く。]
硝子の靴でなく 紅を残していくのは 聊か婀娜かい?
[笑み湛える湖水色、覗き込む紫の双眸は上機嫌。 ――実に愉快。]
(875) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[屈託のないコンダクトの声は、在りし日の家族の温かさをそのまま伝えるようで。 未だ手が望むからこそ、痛い。
疼く胸を隠して、微笑み続ける。]
赤毛…で眼鏡?
[特徴がそれだけでは心許なかったコンダクトの問いに、>>864 歴史の授業、という要素が加わって、即座に思い出す該当者。]
フラム先生…のことかと。 地味だけどためになる授業だから、もっと受講生が増えるといいんだけれど。
[小さな嘆息は、現状がそうでないことへの憂い。 勢いのまま、好きな授業、と問われ。 両親以外に誰にも教えていないことをこっそりと呟く。]
古典や、文学…あまり経済や経営には直結しないんだけど。 好きなんだ。
[栄養にはならないけれど、心を潤す紅茶や珈琲のように。]
あ、でも化学変化や数学は、ちゃんと染色や縫物の計算に生かせるし、真っ先に授業とって…。
[次いで、大事にするのは両親の仕事関係。 慌ててそれらを不器用に紡ぐ顔に、優等生然と澄ました表情も、いつもののんびり過ぎる様子もない。
そのことに自分で気がついて、真っ赤になって俯くまで、十数秒。**]
(876) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[いらっしゃい、という優しい声は、初めて会った頃から変わらない>>872]
フロラさん、フロラさん 俺、いつものお願いします
[注文すればふうわり、笑い アングイスとお喋りしながら、見守られるのを感じれば何処か胸がぽかぽかした 温かな、幸せな そんなものがたくさん詰まったこの店 看板娘の金糸雀の囀りが、耳に心地よく響く
キャメル・マタリを砂糖ミルクなしで 甘い香りとシャープなコク、滑らかな舌触り それはカフェオレから中々離れられなかった息子を両親がこれなら飲めるでしょう?と注文した最初のブラック珈琲だった]
(877) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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―Misty rain―
こんにちは、マニュエラさんいらっしゃいますか?
[扉を開け店内に入ると薬の入った小瓶が沢山置いてあって。 テオドールが中に入ったことを確認すれば扉を閉めて、きょろきょろと店内を見渡す。]
手荒れに効く薬が欲しいんですけど……一つもらえますか? あ、あとマニュエラさんに用がある人を連れてきちゃいました。
[独特な薬の匂いが広がる店内は静かで。 カウンターの方に声をかけては恐らく居るであろう店主に声をかけて**]
(878) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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いっ
[脚が絡んで、派手に転んだ。 擦り向いた鼻と膝がじんじんと痛む。
そのまま顔を上げると、2人の姿。>>861 歩く方向は薬局がある方だから、マニュにぃのところに行けないなって思った。
せんせぇの所は遠いし、フロにぃは優しいけど果物置き去りにしてしまったし……。]
(879) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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― Antique Amethyst ―
在るとも、 一角獣に噛み千切られもしなかったからね。
[>>854 傲慢で無遠慮な物言いを 柳に風とたのしむ様子、 マホガニーの机に軽くもたれかかり腰掛けて、 グリフィンを見やる涼しげな目元が色素の薄い睫でけぶる。]
そう。 逢えたらどうぞ 「店主」がお気になさらずと 謂っていたと伝えて。
これはサァビス。
[ヒメウツギの造花を紅に添え、 逢うを当然至極と謂った風、 扉を潜る背に向けて]
ふ ふ
秘密は多い方が 愉快なものさ―― ねえ。
[そう、紫水晶の店主は囁いたのだ**]
(880) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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[もう手を伸ばしても決して得られない物を郷愁と共に懐古する自分と 希望に縋り未だ手が届きそうだからと疼く胸を抱える青年>>875 似ているのに、似ていない。そんな空回り]
そうそう、緋色の、まるで鮮やかな夕陽みたいに真っ赤な色 へぇ、あの人フラム先生って言うんだ あれ人気ないの?凄く面白かったのに…そうだね、もっと増えればいいね
[小さな嘆息聞けば、そういえばパトロールの時に見かける彼は何処か憂いを帯びていたなと思いだす 頑張れ先生、なんてエールを心の中でこっそり叫んでいれば 彼の口から紡がれる好きな授業は彼らしいもの]
そっか、確かに面白いよね昔の人のお話って 俺もさ、勉強数年前まで好きでも嫌いでもなかったけど 出来なくなって初めて、嗚呼楽しかったんだって思ったんだ ……染色や裁縫? もしかしてグイス、染物屋とかお針子とか そう言った職を継ぎたいの?
[両親の仕事関係とは知らぬままに問いかける 不器用にも、慌てた年相応の顔で紡ぐのを聞けばくすくす笑い 恥ずかしげに真っ赤になって俯くのを見て 君、今凄く良い顔だよ、と言葉をつづけた]
(881) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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/* コンダクトはしゃぎすぎ!(まがお)
(-293) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
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―Aphrodite―
………こん、にちわ? メルにぃ?
[『close』なにそれ? 読めない文字はスルー。 押したら扉は開くんだから、問題ないでしょ?
薄暗い店内は人気がなくて。
あれ、どうしたのかなって、マフラーを握り締める。]
メルにぃ……ねぇ、メルにぃ?
[よびかけに応じる声がないから、自然と足は奥へと向かう。]
(882) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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………わ、ぁ?
[神様。今日は幸運な日だってはじめは思ってました。 とちゅうから最悪な日だって思い直しました。
でも、今日は――…なんていえば良いのかなぁ?
ポケットの中で、増えた硬貨とチョコレートが笑う音がした。**]
(883) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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[豆を細かめに挽けば、辺りに漂うのはこの豆特有のモカフレーバー。 キャメルマタリを淹れながら思い出すのは、>>673コンダクトと初めて会った時の事。
この街に越してきて店を開いて、上手くいくだろうかと期待よりは不安で胸がつぶれそうで。 いらっしゃいませ、という声は変に裏返ってしまった。
両親に連れられてやって来た彼は好奇心でいっぱいで、店に置いたものに興味を示してくれた。 これまで住んでいた街の事も色々と尋ねられたが、その時の自分はまだ余裕がなくて。 困ったような笑顔を浮かべながら婉曲的な答えを返す内に詮索する質問は止まった。 それにひっそりと安堵したのを覚えている。
>>843彼が机にぶつかった時には慌てて駆け寄ったし、 彼がカフェオレからブラックを飲めるようになった時には「大人に一歩近づきましたね」などと言って自分の事のように喜んだ。 コンダクトが家族と共に店を訪れる時を、 温かな家族の時間に自分も僅かなりと関らせて貰える時間を、男も楽しみにしていた。]
(884) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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[彼の両親の訃報や彼の身に起きた災難を人伝に聞いても、男は何も出来なかった。 慰めに行く事も、ひっそりと様子を見に行く事も。 足が竦むのは踏み出すのが、行って拒絶されるのが怖かったから。 そして、彼が店を訪れてくれていたのに甘んじていたからだと気付いて歯噛みした。
全てを断ち切り、求めた新天地。 旅の果てに、この街を新たな住処として根を下ろす事を決めた。 それなのに自分はまだ殻から出られずにいるのだと。 良くして貰った人達の死を悼みに行く事も憚られ。そうして、そのまま。
次にコンダクトと会ったのは、やはり彼が店に訪れてくれたからだった。 彼の緑色の目の下に出来た隈が痛々しくて、一瞬声が出なかったのを覚えている。]
(885) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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[出したのはいつもの――彼がよく注文していたキャメル・マタリ。 >>877両親の勧めで、彼が初めて飲んだブラック珈琲。
いつものような微笑みが浮かべられているといいと思いながら、彼の前にそっとソーサーに乗せた湯気の立つカップを置いた。 彼がそれを口に含むのを遠巻きに見守り。
涙を零した彼を見て、ひっそりと目を伏せた。 感情を吐き出す事は悪い事ではない。 自分は出来れば隠しおおせたいと思う部類であるけれど。 此処が彼にとって感情を吐き出してもいい場所であれば、幸いだ。
間を置かず訪れるようになったコンダクトを男はいつも変わらぬ笑顔で出迎える。 珈琲を淹れる度、彼の目の下に出来た隈が、胸に出来た傷が少しでも早く癒えるようにと祈りながら。
他愛のない世間話をしながら過ごす時間は、彼が両親と一緒に訪れた前のように、或いはそれ以上に、男の中では大切なものとなっていた。]
(886) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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――お待たせしました。
[話は予想以上に盛り上がっているらしい。 邪魔をせぬようにソーサーに乗ったカップをテーブルに乗せた。
さりげなく一緒に並べたのは、唐草模様の小ぶりで浅い皿に入れた洋梨のコンポートが二人分。 何か言われたなら秘密、とでも言うように口元に立てた人差し指を当てて微笑んでみせる。**]
(887) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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[アングイスと話していれば、やってきたのはいつものキャメル・マタリ>>887 おいしそう、と満面の笑みで言おうとして――気づいたのは一緒に並べられた洋梨のコンポート とろりシロップかかったそれは喫茶店の明かりに照らされ淡く光る]
……ありがと、フロラさん
[人差し指が口元当てられるのを見れば、不眠症とここ数日の徹夜の張り込みで目の下隈が出来たままにっこり笑ってそう告げて それはいつもの街のお巡りさんの笑みではなく 限られた人にしか見せぬ本当に無邪気な微笑みだった
ぱくりと口に含めば果汁と煮込まれた甘みが口一杯に広がる 美味しい、と呟けばアングイスにもそれを勧めた フロラさんの作る料理って、美味しいんだよ、と*]
(888) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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/* 上手く動けてなくて申し訳ない…!><
>>801だけど怪しい薬じゃないのよ? とか言いつつはよ寝よう。
(-294) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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[キャメル・マタリを口に含みながら、何時も優しく、皆を見守る穏やかなフロライトが怒りを露わにした日の事を思い出す>>869
確かその時、散々に荒れていて 大丈夫?と尋ねても大丈夫と気も漫ろに言うだけだったなぁとも 此方もおろおろしてしまい、此処で働くセルマから男の子ならしゃんとしな、と背を叩かれたのだったか
鉱化病、と小耳にはさんだが、何かフロライトも関係しているのだろうか
警官になっても、街のお巡りさんになっても 親しい人を慰める事すら出来やしないと 後悔したのも、無力さを感じたのもこの時だった そして眠れぬ夜を過ごす際、飲む酒の量が少しばかり増えるのだが――それは余談である *]
(889) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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/* ダフネドラのCV:石田彰 感すごい**
(-295) 2014/12/05(Fri) 03時頃
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/* 喫茶店にお邪魔するのたのしそうだけど 僕ただの人狼だからな。NPC追っかけてるからな。
赤ログ とってもたのしみだよね。 エピった後になるけど 秘話読むのもたのしみだよね。
どういう組み合わせになるかなぁ ふふふ
(-296) 2014/12/05(Fri) 03時頃
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/* 「24時間経過後(つまり日曜日の0:30) PL会話にてストーカー相手の最終決定の摺り合わせをしましょう」
なので最初に誘導してと。 天声はいるかもな、まあ僕のほうでも 謂って構わないだろう。
適度に表にして取りまとめたらいいかなぁ
(-297) 2014/12/05(Fri) 03時頃
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/* *In his house at R'lyeh dead Cthulhu waits dreaming.*
(-298) 2014/12/05(Fri) 03時頃
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― 回想・燈写館 ―
[自身の写真とは、眸に映ったままを切取る技術である。
故に十年経っても色褪せず、 写真の中の母は愛息子を優しく呼び続けていた。 無愛想で偏屈な写真師さえ、その名を覚えてしまうほど。
機を織り、布を染めた小銭で行う些細な贅沢。 彼ら一家の語る裕福とは、何時でも家族に起因していた。
何時でも見ることが出来て、何時までも振り返ることが出来て、 それはなんて贅沢なことだろうと、 写真師には理解出来ない喜びを覚えていたのも鮮明な記憶。]
(890) 2014/12/05(Fri) 07時半頃
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[女子供のように響く彼の名は、本当に子供だった頃のもの。
揶揄ではなく、侮りでなく、自身にとっての彼は、 大学で英才輝くアングイス・マールムではなかった。 未だ、綺羅綺羅しい龍蛇の眸を揃えるアンジー少年だ。
それは幾年月を経ても変わらず。 写真館を訪れなくなろうと、眸を隠すようになろうと、 父親が肺を病んで、彼の元から幸福が不在がちになろうと。
決して変わることなく、彼の名を呼んだ。]
(891) 2014/12/05(Fri) 07時半頃
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―――…無茶を言うな、アンジー。 また前髪を上げられたいのか。
[それは別料金だ、としれりと添える写真師は、 小さな頭に前髪を撫で付け、秀でた額を晒させたのが、 もう十年も前だと云うことを忘れさせる調子で囁く。
彼の希少な虹彩を、違えず現像するには、 並々ならぬ技が必要であったが、誤魔化すことなどしなかった。 己はレンズ越しに見えたものへ、シャッターを切るだけ。
彼の今を問うように、過去の彼を思わせるように。]
(892) 2014/12/05(Fri) 07時半頃
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[きっと彼の証明写真は、何の変哲も無いのに、 どこか懊悩として、切なさ掻きたてるものの筈。
己の写真は真実ばかりが写りこむ。 彼が望むと望むまいに関わらず。 今も変わらぬ美しい双眸の色彩を、 飛ばしてしまうことなど、一度も無かった。**]
(893) 2014/12/05(Fri) 07時半頃
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[seven、 数字の持つ意味は何を意図としているのか。 様々な説が転がっている。
譬えば、保持する顔の数。 譬えば、道具の数。
譬えば、人が抱え持つ欲望の数。 譬えば、幸運の数字。
譬えば、変革と飛躍の象徴。 譬えば、22枚のうちの戦車。
譬えば、世界が創られた日数。 譬えば、虹の数。 譬えば、太陽から土星までの星の数。] [ここ七年の間、様々な学説が立てられていた。 名づけ親の感想も、主張も知らずに。
警官の見立て通り、年数を意味しているかも]
(894) 2014/12/05(Fri) 07時半頃
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/* 朝に覗きに。 狂人さんだし、少しお話したかったんだよなぁ 迷惑だったかな。拘束すみません。 昼までに解放しよう
(-299) 2014/12/05(Fri) 07時半頃
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[素顔不明な謎は、謎を引き寄せる。 真っ赤な嘘は、嘘を引き寄せる。
錠前に鍵を差し、中で息づくものを閉じ込めて。 しかし、一冊の御伽噺が、小一時間の夢物語が その鍵を外してしまっていた。>>882
店内は、狭い散髪屋。 店奥は、それこそプライバシーの塊を隠さない。
散髪屋に取り付けられた鍵は、どれも値をかけていて やや“警戒が過ぎる”と呼んでも過言ではない程に。]
(895) 2014/12/05(Fri) 08時頃
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[それも、閉め忘れてはなんの意味も為さない。 小さな娘の侵入を容易く聽し>>883、部屋は灯もそのまま。
開きっぱなしのクローゼット。
一斗缶の上に置きっぱなしの赫い涙
なにもかも、其処に置いてきぼり。]
(896) 2014/12/05(Fri) 08時頃
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[簡素なベッドと、香水が陳列された棚。 サイドボードに空の牛乳瓶。
クローゼットは全部で5つ。
ひとつは男女どちらの外套や帽子、靴類の収納。 ひとつはメルヒオルとしての衣服、下着が寄せ集め。 ひとつは女性用ワンピースやスカート、スーツまで それに、コルセットやタイツ等の女性下着、詰物 ひとつは警官や警備、幾つかの店の制服。]
[奥のもうひとつは―――…]
(897) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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[様々な鬘に化粧道具。
何よりも観音開きを開けると目につくのは、 白いタキシードとスラックス。 白い紳士帽に、目許を隠す仮面、手袋。
それに、夜空に映える鳥の翼にも似たものが。 ――――長い、長いマントだった。
種と、仕掛けを纏う本性はそのひとつに惜しみなく。]
(898) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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[一斗缶の上で輝く赤い石も、 多量の金を集めた缶を揺らせば、 硬貨とチョコレートと共にけたけた顎を鳴らす。
きっとね*]
(899) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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/* おはよう 怪盗のタネと仕掛けが失せたら 後には何が残るのだろう
(-300) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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― アリウッド邸 ―
[その石の名は、 「硝子の靴」。
一番高額の品が硝子であるはずは、ない。 カラット巧みなダイヤモンド。
評論家の間でも、一時期話題を浚った品。 厚い顔の裡でほくそ笑み、金庫の前に片膝預け。]
……誕生日か、住所の番地。 そんなどころか。
[主人の生まれは、下調べはしていた。
顎に手を据え、その数値を、住宅と宝石店の番地を
しかし、開く音はしない。]
(900) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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息子が居る――、って言ってたな、確か。
[息子の誕生日が金庫の鍵。 それなりに、あり得そうな話だった。]
[写真師と骨董屋店主が、これまた置き去りにされた 2つの紅を灰被りの靴に見立てていると、知らぬ侭 靴を預かる手も、知る由もない。
さらさら、メッセージカードに筆記を寄せて。 それをメイド服のポケットにしまい込む。
さて、盗み出すまでにこの鍵番は把握せねば。
主人の部屋を後にし、ダクトの位置を確かめ。 誰とも会わなければコートを着て裏口から去るつもり**]
(901) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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[しばらく愚痴をこぼしたあと、時計に目をやって]
──……と、ああ、すいません。 お忙しいところ、つまらない話で時間をとらせてしまって。 ちょっと診ていただくだけのつもりが、つい。
[慌てて謝罪して、席を辞そうとするだろうか**]
(902) 2014/12/05(Fri) 09時頃
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― 燈写館>>819 ―
〝ありがと、なんとか話をしてみるね。 ジル、がんばる” [視線の先には、コンダクトが。ぱくぱくと動く唇>>819を読み取って、同じように口パクで伝える。
渡されたレモンと、拾い上げたレモン>>823をこつりと合わせて、そうして寄り添うように2つ傍に置いた>>826。
自分たちも、こうなればいいななどと、夢物語を描いて]
(903) 2014/12/05(Fri) 09時半頃
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[オルエッタじゃない>>845だなんて言われても、信じられるわけがない。だって、綺麗な髪も、華奢な身体も、温かな体温も。すべてがこの子がオルエッタだと教えてくれているのだから。]
ちがわ、ない…! オルエッタ、オルエッタだよね…。 ジル、会いたかった。本当、なの
[うそつき、と呟かれた言葉>>835はコンダクトにだろうか、自分にだろうか。わからないけれど、これは嘘などではないと伝えたくて。ぶんぶんと振られる頭を抱いて、暴れるオルエッタの手が眼帯に当たってそれがずれても、直さない。今、自分の両手はオルエッタだけ。]
(904) 2014/12/05(Fri) 09時半頃
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[でもかき抱く腕が、震えてる。息が、しずらい。呼吸が浅く、早くなる。
彼女の言葉>>850は刃となって、自分に襲い掛かってくる。でも、自分が先に彼女を傷つけてしまったのだから。こんな身を切られるような思いをさせてしまったのだから、自業自得。自分には、この刃を受け止める義務がある。真っ直ぐに飛んでくる彼女の言の刃は、真っ直ぐな彼女の気持ちなのだから。]
うそじゃない、よ。 言い訳は、しない。ジルが悪い子だったの。 でも…嘘じゃない、の。
[どうすれば伝わるのか、わからない。]
(905) 2014/12/05(Fri) 10時頃
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[でも、なんて自分勝手。彼女ならわかってくれるだろうなんて、それこそ傲慢。
イヤなんて言わないで。 知らないなんていわないで。 あの時みたいに――――。
そうやって思う自分が、いる。ああなんて悪い子。 涙がじわりじわりと滲んでくる。視界が、揺れる。泣いていいのは自分ではないはずなのに。泣くくらいは許してもらえるだろうか。]
(906) 2014/12/05(Fri) 10時頃
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[のんきに許してもらえると思っていた自分>>771を叱りつけてやりたい。あの時>>665のように、許してもらえると思っていた甘ったれた自分に、ムカムカ、イライラ。]
『もう、やぶられてるもんっ』
[彼女の言葉に、二の句が継げない。自分にどんな事情があれど、彼女には関係ない。彼女に残っているのは約束を破られたという事実だけ。]
…ッ!
[そうして告げられた言葉>>855>>858。あれだけ勉強したのに、言葉は出てこない。代わりに涙はぽろぽろと溢れてきて。腕の痛みに怯んだ隙に、彼女はするりと腕の拘束を抜けていく。
広がる距離は心の距離。]
(907) 2014/12/05(Fri) 10時頃
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―挿話:怪盗とアメジスト―
[「アメジストから ものを盗むのはやめておけ>>712」
稀代の怪盗“Seven” その師が彼に伝えたひとつの忠告。 怪盗の確かにして見紛うこと絶無なる ―それが人間には向かぬ歪であったとしても― 審美眼にかなうものが 骨董屋に無造作に置かれようと手を出さないように。
用心深く、時に大胆で 才能に溢れた者が持ち合わせた嗅覚か経験則か 或いは本能的な危険察知能力故か。 いずれにせよ、彼の師はずば抜けた聡明さを持ち合わせていたのであろう。
果たしてかの師はこの店主と 生前言葉を交わしたか。 若しかするとたおやかな白い指先で 顎先を戯れに擽られたこともあったやもしれない。 それはそう、丁度今日、紅を忘れて駆けだした メイド服姿のおんなのように。
(――アレは魔性の類だ)
そんな呟きは誰から 発せられたものだったか。 いっそお伽話めいて、蒸気の街を*這う*]
(908) 2014/12/05(Fri) 10時半頃
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/* は い よるこんとん
存在的な話なので 別に超能力も異能も何も使わないよ大丈夫だよ
(-301) 2014/12/05(Fri) 10時半頃
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/* ジルベールマジヒロイン……!
(-302) 2014/12/05(Fri) 10時半頃
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[遠くなる背中>>858をできることなら追いかけたかった。 どこか冷静な自分が今は仕事中だから、と思うのもあったけれど、なにより]
ジルはもう…かぞくじゃない ジルなんて、キライ ―――…ダイ、キライ?
[オルエッタに言われた言葉を思えば、身体が動くはずもなかった。こんな自分が、どんな顔で追いかければいいのだろうか。
2度目の拒絶は、耐えられそうにない。弱虫な自分は店番へと戻る。流れる涙はそのままに。}*
(909) 2014/12/05(Fri) 11時頃
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―Antique Amethyst―
[さてシンデレラと写真屋の去った店には 静寂が訪れる。 店主は革のファイルを本棚に戻した後蓄音器に触れ 円盤にそっと針を落とした。 大きな百合の花めいた金古美色の口から ヴァイオリンの静かな旋律を奏で始める。
それからふと思い立ったように 棚の中に並ぶまろやかな曲線を持つ ウィスキーのヴィンテージボトルのうち 一つを手にし、染めた爪、白い指先でラベルをなぞる]
――aqua vitae(命の水)
[とはいえ溺れれば毒。 店主は酒の匂いを常かすかに纏う刑事を思い出した。 渡した薬は強いもの、 薬屋にも相談しただろうと踏んでいるが 別に骨董屋にとって薬屋は商売敵ではない。 調合用の珍しい品を卸すこともある間柄、 確か依頼品も*そろそろ届ける頃合いだ*]
(910) 2014/12/05(Fri) 11時頃
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/* 飲食店に 驚くほど縁が持てない この口縛りプレイ
(-303) 2014/12/05(Fri) 11時頃
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/* あと学校な(ハイパー不審者)
まあ!!!! ストーカーも ストーカーされる人も 人狼(おてつだい)よりはお互いに絡んだ方が 得るものは多い筈だから!!!!!
(-304) 2014/12/05(Fri) 11時頃
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/* でも遊んでくれてもいいぞ
[弱気]
(-305) 2014/12/05(Fri) 11時頃
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― 燈写館・>>873→ ―
[あれ>>909からどれほど経ったのか。コンダクトと、オルエッタ以外に来客はなかった、はずだ。]
いらっしゃいま―――、っと。 ん、おかえりなさい。マスター。
[>>873ガチャリと来訪を告げる音がする。そちらに顔を向ければ雇い主の姿が。オツカレサマデス、と一言添えて。
それから留守中のことを説明する。といってもオルエッタのことには触れず、コンダクトが来たことと、差し入れ>>592を貰ったということだけを手短に。]
(911) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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おうち、のかぎ…? おうち…
[家を見てこい>>874と告げられて渡されたのは、古い装飾がされた鍵>>853だった。なんだか古めかしいというか趣があるというか。なんとなくダフネのお店で扱っているだけあるななどと思うのは完全に自己防衛と現実逃避。
いらないとつっぱねてやりたかった。自分には〝おうち”があるのだ。しかし先ほどのことを思えばそうもできず。]
…ッ、
[一度緩んだ涙腺はもろくていけない。しかしこの雇い主の前で泣くことはしたくなかった。家について淡白な考えを持っていることなど>>874想像にたやすい。そんな男の前で、この気持ちを吐露したくない。]
―――ッアリガトウ、ございます! おうち、見てきます、ね…っ!
[タイミングよく喉の奥で笑う音>>874が聴こえ、頭の中が読まれてしまったのではないかと恐怖した。はじかれるように顔を上げ、早口でそう伝えると勢いよく店を飛び出していく。
声の震えは誤魔化せただろうか。]*
(912) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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/* オルエッタとはちゃんと仲直りしたいですと供述しており… なんか負縁故(?)多くてそわる…マスターへの態度挑戦的ですしおすし…
(-306) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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/* まだ直接お話をしてない人は、 1.ジョシュアくん 2.アンダンテちゃん 3.マニュエルさん 4.テオドールくん 5.アングイスさん 6.シュゼットちゃん 7.フロライトさん 8.リュシオルさん 9.ダフネドラさん
>>過半数<<
(-307) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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/* アクティブに動ける人尊敬する…。
今日の突撃目標はコンダクト[[who]]さんとマニュエル[[who]]さんにしようかな(有言不実行の可能性あり)
(-308) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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/* あいしてるよ あいされたいよ を考え始めると途端にへたれるので しゃなりしゃなりと愉快犯を続けて行こうね
これこの立場じゃないとできないね
(-309) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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ひええ シュゼットちゃん天使かよ……(むせび泣く)
(-310) 2014/12/05(Fri) 11時半頃
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― 百万の男と高貴の石 ―
[百万を名乗る怪盗は、嘗て一つの骨董屋を訪れた。 その頃もかの人物は口許を覆い隠していたか。>>908
モノクルで片目を覆う中年男は、髪の長い男。 伸ばしたままの緋色の髪を後方に一つ束ねにし 鑑定士のように鋭い瞳で、物色していた。]
……こりゃ質が善すぎる店だなぁ。 噂には聴いちゃいたが。 俺じゃなきゃあ、贋物を贋物として気付くまいよ
[顔を上げ、店主を振り返る。 野性味を隠し切らぬ紳士は、戦場の薫りを残す。 軍を抜けて十年経つが、毛色は抜けていない。 いや、抜いていなかった。]
(913) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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なァ、アメジスト。 お前さんの店は、ごまんと宝を見てきた俺らを まんまとたぶらかす恐ろしい魔窟だ。
――… 弟子にも箍をつけにゃならん。 怪盗が贋作を握って浮かれちゃ、笑い草だ。
[五年前は美術館に、今は邸宅に在を置く、 名画のレプリカが収まった額縁を爪弾き。 裏の世界で呼吸する男は、愉快そうに笑う。]
(914) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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[顎に蓄えた無精髭。 伸びる細い指に預けるは、袖口から取り出した白い華。
コサージュではない本物を、握らせ。]
しかし、この店で一つ奪いたいものがある。 それは一体何か、――君に判るかね…?
[卓上のオルゴオルのネジを巻く指は、 人の指ではなく、金色だった**]
2014/12/05(Fri) 13時頃
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[顎に蓄えた無精髭。 伸びる細い指に預けるは、袖口から取り出した白い華。
コサージュではない本物を、握らせ。]
しかし、この店で一つ奪いたいものがある。 それは一体何か、――君に判るかね…?
[卓上のオルゴオルのネジを巻く指は、 人の指ではなく、無機質の材質で創られた鉄錆色だった**]
(915) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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>メルヒーメモ >師匠は髪の赤いエドワーズ (ガタッ
(-311) 2014/12/05(Fri) 13時半頃
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― 古き挿話:百万の男と高貴の石 ―
[両の手指を折っても足りない 時を遡って数えても Antique Ametystと店主の姿は ―奇妙な事に―変わらず在った。 豊かな紫水晶の髪は結い上げて編み込みと装飾品あしらっていたのが違うところ。コルセットは日替わりだ。]
ふ、ふふ。 それは それは。 お誉めにあずかり光栄だ
[戦場の匂い残すおとこに、 店主は婉然と首を傾けて見せた。 裏の世界、知る人ぞ知る闇の側。 アメジストは表裏一体混じり合った色だ。]
(916) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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――怪盗家業は面倒が多いと見える。
[百万の名を持つ男がとった弟子なら 相当見込みが在るということだろう。 さればこそ、この骨董屋は毒と映るのであろう]
でも たぶらかされて みるのも 愉快だとは思わないかい?
ねえ “百万の”。
[声色は悪戯だ。]
(917) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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[指先伸ばし無精髭に触れた刹那、 白い花のいきた手触りが掌に収まる 紫水晶の双眸を瞬かせ、視線を花へと落としてから コルセットで覆われた口元に寄せる。 群れる白――花言葉は。]
――さぁ?
尊き強欲を抱くミスタの 眼鏡にかなうものなんて。
[一度眼を閉じれば銀に近い睫毛が あわい影を落とす。薄く開いて ネジを巻く音を追う。金属の擦れる音。 無骨な義手。赤い色。]
――なにかな。教えてくれる?
[気づいても、素知らぬ振りの―――]
(918) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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―今:Antique Ametyst―
[店主は暇にあかして白い花を編んでいる。 紅に添えたのと同じ花だ。 アンティークレェスを使ったもので、 可憐で儚い印象を見るものに与える。
店主の編み、染め、組みあげる 趣味の造花はひそやかな人気がある。 造花。まがいものの花。 時に――“花占い”と称して店主手づから 千切られ毟られ砕かれることもあるそれ。
生花と違い時を経ても長く其処にとどまるが 込められた意味までは*語られるものではない*]
(919) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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/*
格好いいね、百万の
(-312) 2014/12/05(Fri) 15時半頃
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― 燈写館→商店街 ―
んー…
[思わず飛び出してきてしまったけれども。手の中で先ほど渡された鍵>>853を遊ばせながら、ため息をつく。あの時の気持ち>>912は本物だから、家を見に行く気にはなれなくて。]
…、
[でもマスターとダフネの好意を無駄にしたくもない。さて、どうしたものかと目的もなく脚を進める。]
(920) 2014/12/05(Fri) 15時半頃
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/* こんなときに忙しくなんなくてもいいじゃんーー!! ▼リアル
(-313) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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ー回想:紫水晶と琥珀の水ー
[自分が紫水晶の様に美しい骨董屋の店主と知り合ったのは3年半程前になる
友に教わった眠れる"おまじない"は微睡みには誘うが眠りの淵には辿り着かせてくれなかった されとて夜、紅茶に一滴ブランデーを垂らしたものを飲まないと、暗い部屋一人きり、目が冴えて眠れない 友にアドバイスと共に貰った琥珀色が尽き、さてどうしようかと頭を悩ませる 未成年にまともな店はまず酒など売ってくれないし、友にたかるのも出来そうになかったから
そこである噂を聞いた。"何でも取り扱う"店があると
年齢不詳、美貌の店主の開いた店 そこには幻想の生き物、色とりどりの造花その他があらゆるものがあると 当時高校生。制服着たままその店の前までやって来たーーが、外から一別しただけでなんとも独特な雰囲気で気後れしてしまう
おろおろ躊躇っていたら店主に声をかけられ、中へ招かれたのが始まりだった]
(921) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―回想/金色の指―
[今日は自動車の整備工場に行ったの。 ちょうど良いから手伝えと言われて渡されたドライバー。ひたすらひたすらネジを弛めて絞めて。こーいうのは結構好き。歯車沢山。小さい部品沢山。好きな分だけ、たくさんお手伝いしたんだ。]
『そういえば、鉱化病って知ってるかい?』 『いぃや?』 『俺もよくは知らないんだけどね。クロックワーク社の友人が――…』
(922) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[面白そうな話をしているけど、わたしは聞くだけ。聞こえちゃうんだもの、仕方ない。「ねこ」みたいに、静かに静かにしてるんだ。
口を覆ったマスクも真っ黒、わたしの手足も顔も髪も真っ黒。みすぼらしいからシャワーを使っても良いって許可してくれたの。理由はどうあれ嬉しいなぁ。
両の掌に落とされた硬貨は銅色で3枚。これだけ? ってわたしは工場長の顔を見上げた。 でもね、分かってる。わたしは日雇いでも何でもないから、こうして貰えているだけでもありがたいんだって。
……分かってるけど、これじゃあお腹はふくれないんだ、よ……。]
(923) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[塀によじ上って、足をぶらぶらさせる。普段は下からばかり人を見ているけれど、たまには良いよね。
ダフにぃの日傘は今日は真っ黒。 赤いお花の飾りが揺れてる。
あれはフロにぃだね。重そうな荷物を持ってるけど……あぁ、もう誰かが声をかけている。]
(924) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[すっごく分厚い眼鏡の人が居たから、わたしはその人に決めたの。確か散髪屋のひと。見送ってから、ぴょんって降りて、後ろから。人が多いところじゃないとわざとだってバレちゃう。 ちっちゃい背はこーいう時に便利。すいすいと掻き分けて、どーん! 手にはしっかりと感触が――…あれ?]
っ、はなしてよ、このメガネ!
[手を掴まれた!>>590 この人誰? だれだっけ? って考える余裕はない。早く離れなきゃって、それだけ。]
(925) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[不思議だったのは、変な顔したのは一瞬だけで慌てる様子も怒ってる様子も見えなかったこと。
シって静かにするように指示して、私を路地の方に引っ張ってったの。憲兵さんの居る方じゃないよ。いいの?
あ、もしかして変なことするのかなって思ったけど、そうでもないらしい。だからおとなしく付いていった。
手には盗ったものを掴んだまま。お財布かと思ったけれど違うみたい。丁寧に皮袋に包まれて先が細いよう。]
(926) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[返してって言われても、わたしはなにも盗ってないもんって態度でいる。ふるふるって赤毛を振る。]
……泣いちゃう、の?
[やっぱり不思議。顔を上げてじぃと見上げる。厚いガラスの向こう側に何があるのかなって、じぃぃ。>>591]
もっと、いいもの……?
[示された場所は、仕立て屋さん……じゃなかった。新しいお店に変わってた。
もう一度眼鏡のおにぃさんを見上げる。もう一方の手を伸ばして頷いた。 届かないはずのガラスの向こう側に、この手が届くような気がしたから。**]
(927) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―現在/Aphrodite―
[初めてお店の中に入ってた時から、狭いなって思ってた。お客さんが座る椅子は1つきり。だからこれぐらいでちょうど良いのだろうけれど。
仕立て屋さんだった時よりも、店舗スペースが狭くなった。その分奥を広くしたんだなぁって思ってた。
貰った飴玉がコロコロって転がっていっても、奥の扉は堅く閉ざされていて。ちょっとやそっとじゃ破れそうにない。明かりの漏れるその場所へ、わたしは扉を押した。]
(928) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[それは、魔法使いの部屋への扉だった。うぅん、違う。
魔法なんかじゃない。
変装の魔法も、空を駆ける魔法も、姿を消す魔法も、全部ぜんぶ、
種も仕掛けも――あったんだ。]
……せ、ぶん?
[真っ白いタキシード、長い長いマントも、号外の写真にあった通り。
下水道の腐った水溜まりから見上げた夜空に、きらきらと星のように鳥のように翔んでいた――怪盗の、部屋だった。**]
(929) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[目に隈作った高校生が、開口一番ブランデーを売ってくれと告げ、よくも追い出したり学校へ通報されなかったものである 理由を尋ねられれば不眠症を患っているのだと答えたろう
店主の用意した琥珀は上質なもの。礼を言えば鞄の底に大事に仕舞い、暗い道、誰もいない家への路を急いだ それが縁で、琥珀が切れる頃に、否それだけでなくちょっとしたものが入り用になったときに此処を訪れる事となる
二十歳になり安酒が買える年になっても、ブランデーだけは、この店を利用していたりする
不思議な雰囲気の彼の店、アンティーク調の扉を叩くのだ*]
(930) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―Antique Ametyst―
[小さな白い花が幾つも積むは 蓋を開けたオルゴオルの中。 ――重なるは遠い記憶>>915
ひと息ついて、 曰く“気に入りの角度の窓”を見れば 哀れなほどに、肩を落として 途方に暮れた様子の眼帯姿が歩く。>>920
ふむ、と少し考えて 店主は金のレェス針を箱にしまうと 日傘を片手に、骨董屋の扉を押しあけた。]
どうした、坊や迷子かい?
――なんて、 そんなわけはないか。
[気の毒なほどに眸を揺らすジルベールは、 豪奢な装飾の鍵を握りしめていた。店を追い出されたというわけでもないらしい。日傘を傾け、店主は答えを待つようにジルベールをゆるやかに見つめている**]
(931) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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―挿話:命の水と新米刑事―
[>>921>>930 数年前のある日のこと。 Antique Amethystに風変わりな客が来た。
眼元に隈と、背中にずっしりと影を背負った 年若い学生であった。 開口一番、望まれたものはブランデー。 紫水晶はじぃ、っと興味深そうに見つめた後
「aqua vitae(命の水)を所望とは ――若いのに舌が肥えている」
そう、悪戯に眼を細めて ソファに座るよう勧めたのである。 何者であれ、この店に求めて来たのならば客は客。 店主はその姿勢を崩さない。
「眠れないのかい」
学生のいらえは「不眠症」であった。 あぁ、と頷きそれならばと 渡す琥珀色の液体は 香り高く、鼻孔を酔わす上等品。
「aqua vitae(命の水)とはいえ 過ぎれば毒だ」 「努々(ゆめゆめ)忘れず――良い夢を」
店主は学生の眸を覗きこむようにしながら、 唇の前、細い指を 触れるか触れぬかで立てそう添えた。
とある始まりのお話だ**]
(932) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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若いから、とかそう言ったものはないと思いますよ。 救護室にサボりに来る学生より、 講義室へ行く学生の方が真面目だと思ってたんですが… 目の前で無視されるとなると、堪えるでしょうね。
[落とされる溜息>>862に、やはり、と。 他の教授らよりも歳若い講師の溜息は何度か目にしていた>>791 真面目な人だと。そう言った印象を持つ。 話してみてもそれほど変わらない。
しかし、彼の講義は興味を持つ者にとっては人気の講義。 その評判>>761>>765は、自然と耳に入ってくるもの]
(933) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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…先生は、とても学生思いなんですね。 大勢の学生と、講義を通して「対話したい」と そう思っているように、俺は感じました。 本当に対話出来たら、それは素晴らしいことだと思います。
[しかし、大きな講義室では、彼が必死に呼びかけても、 その声は拡散されて、届かないこともあるだろう。 "自分への言葉かどうか"その感覚が希薄になってしまうから。 そう見当をつけて]
不真面目な学生の心に響くような講義をしたい、 それは最終的な目標として、 今はまず、聞いてくれる学生、彼らとの対話を楽しみましょう。 その講義で学んだ彼らの返事――提出するレポートは、 先生にも興味深い考えや理論が書かれているでしょうし。
[大きな目標を掲げてしまうと、その壁に押しつぶされてしまうから、 まずは小さく低いハードルを越えることから始めればいいのではないか。 そんなありふれた提案ではあったが。 "この講義が面白い"そう広まれば、真面目な学生が増えるはずだろう、と]
(934) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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[しばし話し込み、つられて時計を確認する>>902と、 思っていたよりも時間が過ぎていた]
いいえ、むしろ俺が引きとめてしまったみたいで。
でも、言葉にするだけでも楽になりませんか? 俺はだいたいここにいるんで、話したいことがあったら 気軽に来てもらっていいですから。
[謝罪にはそう応えて、薬品の棚から栄養剤を一本取り出して、 彼の目の前にことりと置く]
倒れてはいけませんから、渡しておきますよ。 ちょっと効き目は弱いですが。 強いものが欲しいのなら、 商店街の『Misty rain』と言う薬屋を訊ねてみてください。
[そう告げて、慌ただしく退室する彼を見送った**]
(935) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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/* 昼までに、とは何だったのか……すみません。 深夜開始だっけ。 がんばろう。村の人と殆ど出会ってない!
(-315) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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――確かに、少し、楽にはなったかな。
[席を辞して、教員室に戻ったあとひとつ頷く。 話せば、というのは確かにそう。 溜め込んでいたものを誰かに話すだけでも、かなり違う]
さて、じゃあ、少し頑張ろうかな。
[貰った栄養剤を飲みながら、レポートの束に向かう。
適当に繕ったようなものは、まだいい。 明らかに何人かで回して写したと思しきものや、文献を丸写ししたようなものも、少なくない。 そういったもののなかに、真面目に書かれたもの(>>743,>>794)が混じっていると、やはり嬉しくなる。
熱心に聴いてくれる学生というのは、本当に貴重なのだ。 そういう学生はかなり印象に残るもので、いま教えているなかでも何人かいる。 よく記憶に残っているのが、一昨年のオープンキャンパスのときのこと。 最前列で目を輝かせていた高校生(>>761)は、真面目というより、歴史が好きなのだなと伝わってきて。 ただ、その翌年に講義にくることはなかったから、残念ながらこの大学には入らなかったのだろう]
(936) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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/* 大学に現れるコルセット魔人とか
どう?
#つかまる
(-316) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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/* どうしても奇人変人には 大学とか学校は縁遠くなるよね…
用もないし
いや、本の寄贈とかすればワンチャン
事件だな
(-317) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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―商店街―
[しばらくレポートの採点をしたあとで、大学を出た。 やはりというべきか、玉石混交――石が八割以上を占める様を混交というのならばだが――だったので、また気疲れした。
目元や肩を揉みながら、足が向けた先は、商店街。 買い物をする必要があってのことだが、いくらか時間もある。 気になっていた喫茶店(>>143)に入ってみてもいいが、まずは教えてもらった薬屋(>>935)を探してみようと]
ええと……Misty rain、Misty rain……と。
(937) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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/* グリフがももてんさんかなー オルエちゃんがかるらしゃ?そんな予想 (←中身占い師の性能はポンコツなののめさんです)
(-318) 2014/12/05(Fri) 19時頃
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なんで見出しつけてないやつも見出しになってるんだろう この鳩やばい
(-319) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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/* よくよく考えたらコン君朝ホットドッグ1口と朝食に珈琲と串焼き肉挟んだパン食べて+珈琲と梨のコンポート以外食事とってない…! まぁアル中だし取らなくていいよね1日1食で()
(-320) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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/* ログ読みログ読み。
負けん気の強いジルベールは本当に可愛いな。 コンダクトは相変わらず良い奴だ。
(-321) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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……っ、 汚いモンを吐き出している、 アレがある限り、無理だろうよ。
[>>859ぱちりと、アクアマリンの瞳が瞬いて。
薄黒い煙を吐き出す煙突を顎で示す、その頬は。 昔、彼女に髪色を褒められた時のように、 ほんのり赤く。
お前の髪は宛ら夕焼けの色のようだ。 言われっぱなしが悔しくて、 そう言い返したのも、覚えている。]
(938) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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な、なんだよっ!おまえなぁ!
[からかわれたと解れば、キッと眉が釣りあがり。 顰め面してそっぽを向くも、 謝罪を聞けば、許すと一言、しぶしぶと。]
はぁ?心配なんてしてないんですけど。 ……手を傷めたらペンだって持てないんだから、 もっと気をつけたら?
[>>861心配?そんなものしていない、 勘違いするなと辛辣に。 実際は、胸の内が見透かされている事に、 焦りを覚えているだけで。]
(939) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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―回想、薬屋にて
[カラン、とドアのべるが音をたててそちらへと目をやれば 赤い顔をした青年が一人。 常連さん以外がくるのは珍しいな。なんて思いながら]
いらっしゃい…
ああ、勿論だよ 随分酷そうだねぇ… 試験なのかぁ休んでくかい?
[棚の中から錠剤入りの小瓶をひとつ取り出して、カウンター置いて 随分と掠れた声とその様子に心配になり]
(940) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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当たり前だろ、そこまで馬鹿じゃあない。
[一度通った道くらい、と。 言った矢先に、引かれた手。
急なことに驚いたのもあったけれど、 目で見たより、思った以上に、 彼女の手が荒れているように思えて。 その手を弾くタイミングを、逃してしまう。
それがどうにも気恥ずかしく、 ハンチング帽のつばを、片手でくいと下げ。 下げられた帽子のつばは、 友人の態度が以前と変わらないことへの喜びを、 上手く隠してくれている。
あれ?この道通った事がある気がすると、 僅かに首をかしげたものの。 あの時>>751のことはまだ、思い出せぬまま。]
(941) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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んぁ?あれ…… おい、ちょっと待て。
[手を引く友人を呼び止めて、 青年の足は、視界の端で転げた赤髪>>879へ。]
おい、がきんちょ。 これやるから、使えよ。 どっかで、水に浸してさ。
[綺麗に折り畳まれた紺色のハンカチを、 オルエッタに差し出して。 生憎水は持ち合わせていないため、 傷口を洗うことは、出来ないけれど。
転げた彼女を無視してしまうのも、 どうにも寝覚めが悪いから。 彼女が望むのならば、擦りむいた膝にでも、 ハンカチを巻いてやるつもりでいるが*]
(942) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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―昔々、薬屋にて [招き入れた側にある彼を椅子へと促せば、戸棚から塗り薬を取り出して]
ちょっと待ってて。 染みるかもしれないけど…
[医者ではないから、埋め込まれた鉱石を取り除くことは出来そうにない このまま傷を塞ぐのはどうかとも思ったが、応急処置で自分に出来るのはこのくらいだ。血液を拭い、消毒液で消毒をして自家製の傷薬を塗りつけて清潔な包帯を頭へ巻き付ける]
僕にはこんなことしかできないけど… …大丈夫かい?何があったか聞くのは野望かなぁ
[処置を終えれば優しく、不安にさせないように問いかけた 話したくないようなら何も聞かないであろう]
(943) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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― 百万の男と高貴の石 ―
[millionを名乗る男は見た目通りの年齢であるが、 眼前で首を傾げる主人がそうとは限らない。
娘のようでもあり美男のようでもあり、 何者であるかが判らないようで、何処かで見た気もする。 だが、それよりも意味があるのは、 存在そのものが、アメジストという石に等しく、 気品を失わない色合いであること、か。>>916]
怪盗が贋作を愛したら、それは死を意味する。 何れ程画力があろうと、何れ程素晴らしい見た目であろうと なにかを模倣したものは、模倣でしかないからだ。 偽物で満足する安い生き方を奨められまい。 俺の弟子であるなら尚更なァ
そういういけない毒を吐く口は、縛っておけ アメジスト。
[声音に一寸も咎める気配が無いのは、 悪戯を唆す口ぶりが、心地良いからして。>>917]
(944) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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花はいい。 口も無ければ、耳も無い。
傍に置いといて困る事は一片も無い。 枯れて棄てても、なんにも謂わない
[>>918今咲いたばかりと思わせる芳香と共に。 嘘から咲いた誠の花。 細い指先に囚われる事を茎は望む。 たったひと握りの命は、 水を遣らねば明日には枯れてしまうだろう。
紫水晶に見合う白、彩は預け先の色で充分。]
ほんとうに、判らない? ふっ、
[片眼鏡の内側で、緋色が二度三度と瞬く。 一律を守るメロディで、靜かな店内に音を与え、 教示を乞う薄開きの目と視線を交わす。
暫しの沈黙を守った後、堪えきれないとばかりに破顔。 オルゴオルの優しき音色は、赤髪の怪盗の豪快な笑い声に負ける]
(945) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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ふはーっははは、 ふぅ。
それじゃあ、答え合わせは、一年後にでも。 いい色の布を仕入れてこよう
こいつの仲間になる、いいモンをな
それまで、預かっててくれ、そいつを。 宜しい?
[口許を覆うコルセットの縫い目を軽く啄き、 手元の白い花は、一羽の鳩に姿を変える。 ばさばさと羽根を羽ばたかせるが、飛べない鳩。]
(946) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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[しかし、約は守られず。 一年経て、また一年後。 100万の男が死んだと裏通りに吹く風が噂する。
三年経てば、主人が育てていようといまいと、 一瞬だけの白い華が姿を変えた鳩も、息絶えた。
風と共に、魂は過ぎる**]
(947) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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/* ビリオンさんとダフネのお話いいなぁ [のんびりみている]
(-322) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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[上で師が見ているのなら、嘆くだろう。 なんというザマであるのか。 命の宿らぬ機械人形に夢を見て、揺蕩うたまま目を醒まさない。
所詮、超えることは叶わぬ。 空き巣を許す程度の、怠慢が存在するのなら。 永遠に半人前だった*]
(948) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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[歴史の講師の話から、自分の好きな授業の話になって。 思いも寄らないことまで言ってしまった頬が熱い。
すごくいい顔だよ、と言われても素直には受け取れず、俯いたまま。>>881]
両親が、そういう仕事だから…手助けになれたら、って。
[どんなに機械が発達しても、決して手を抜けない人の技術の部分。 それを誇りにしていた両親の仕事を、ずっと見ていたから。
頬を朱に染めて、それだけははっきりと言った。]
(949) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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/*あぁ、
此れは素敵な縁だ
そうだな、此処で逃がしたがために 喪ったから、欲しいと思ったひとを 手段を選ばず追い詰めるようになる 魔性みたいなのは、素敵かもしれない。
怪盗は師も弟子も 有能であることだ
設定が生えるたのしさ
(-323) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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/*
だからこそあいするひとに 手をのばしたまえよ、と 背を押すのだな
(-324) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/*
まあ 拉致監禁だけどな
(-325) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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―そして現在、地下にて。 [日の光の届かぬ地下室。ここは薬の調合に使う部屋である 勿論、客がくればベルが鳴る仕組みにしてあるため、対応することはできる。 昼だというにここへ降りたのは、忘れていた薬があったから。]
時間を遅らせる薬…我ながら傑作だよねぇ
[普通の客には処方していない、秘薬中の秘薬。 治療法の無い病に最終手段として使用する薬である。 正確には細胞の成長を限りなく遅くする薬なのだが。
奇病を患った彼に処方する薬>>801である。 近々切れるはずだったと思えば、後に届けにいこうかなんて考えていれば、 カラン、とベルが鳴って、>>878]
…はーい
[聞こえないがぽつり返事を呟けば階段を登っていき]
(950) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[俯きながらも頬を赤に染める姿に、純粋な少年の姿を見た>>949 両親の仕事、と言う言葉にどこか懐かしむ様な慈しむ様な色を宿した若葉色は勤勉な学生を見つめる]
手助けかぁ。素敵だね、うん どの仕事も大変だと思うけど、染色とか針子とかは特にそう思う 手作業で1つ1つ、毎日こなさなきゃ1日サボれば3日分腕が落ちるといわれてるしね
でも
[其処でいったん言葉を区切り]
でも凄く、いいなぁって思う ご両親が大好きなんだねぇ
[君は凄いね、と感心した様子。と、ふと思い至った事 目の前ではにかんだり、頬を朱色に染める姿 どこかで見覚えが……あ]
あああ!思いだした! グリフん所の家族の写真の子!! あの子にグイスがそっくりなんだ。あの写真、凄く好きでさ 幸せそうで、見てるだけで心があったかくなって
[手をぽふん、叩いて思いだした様子でまくしたてた]
(951) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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―薬屋『Misty rain』―
[オルエッタに渡したハンカチは、 受け取ってもらえたかどうか。 どちらにしても、 青年が目的地を変える事はなく。
たどり着いた薬屋>>878へ、 ひょっこり入れば、小瓶がたくさん。]
……ええと。 こいつの用事が、先で良いんで。
[軽く周囲を見渡しても見つからぬ店主へ、 シュゼットがかけた言葉に、付け足して。 友人の前で職の話をするのは、青年の意地が許さない。]
(952) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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―昼・大学救護室→ ―
[ゴォンと商店街まで響く音を立てて、午前の講義が終わる。 朝食のベーグルも、食べ終わってから数時間。 規則正しく過ごす体は、健康的に空腹を訴える。
講義が終わると、救護室に訪れる人は増える。 だからいつもはそれほど空けはしないが。 気になるのは朝の会話>>149。 燐蛍亭のサンドを食べに行こうか、と。 そしてしばらくあの店の珈琲を飲んでいなかったことも思い出す。
すぐ戻れば問題ないだろうか。そう結論付けて。 昼休憩が終わるころ、人がいなくなった救護室で白衣を脱ぐ。 救護室を施錠して表示を「close」に、その下に戻る時刻を書き添えたメモを貼った]
………たまには、いいかな。
[誰に聞かせるわけでもなく呟いて、燐蛍亭へ向かう**]
(953) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[気忙しく表情を変える。 全くいつもの自分らしくなく、そのことに戸惑いながらも 誰かとこうして笑ったり、表情を崩したり。 そんな中で飲む紅茶の味はなぜかいつもよりも美味しく感じられた。>>871
もっと美味しく飲んであげられたらいいな、と。 その時初めて思ったかもしれない。 そっと店主の顔を窺えば、陶器の人形のような感情の読めない穏やかなばかりの顔。 けれど、常連だといったコンダクトへと向ける眼差しは、仄かな温度を感じさせて、 決して彼が陶器の人形などではないのだと知れる。]
おいし…。
[こくん、と飲み込んだ一口。 素直な感想を漏らせば、注文外の皿を運ぶ店主の耳にも届いたろうか。>>887
頼んだ記憶のないコンポートに、問いかけの形に口を開きかけ――
まるで悪戯が成功したように内緒、と微笑まれ。 言葉はそのまま行き場を無くして、小さな感謝になる。]
(954) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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―回想・かつての薬屋で―
[>>940アクアブルーの瞳は熱に潤み、 店主の顔も、ぼやけて見えてしまう程。 財布から金を取り出す動きも、散漫に。]
いや、いい……。 あんたにうつるし、勉強もあるから。
[早退した分、勉強しなければと。 この頃の青年は、 成績に、ひどく執着していたから。
外へ出ようとする青年を、 それでも店主が休ませようとするのなら。 30分ほど、ばたんきゅー*]
(955) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/*
おまわりさんこいつらです
[ はい]
魔術協会に狩られそうな薬だな……。 レスを作ってから出るとしよう
(-326) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* 改めてみると自分のログ溺れっぷりに戦慄する…!
(-327) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[コンダクトに促され、口に運んだコンポート。 優しい甘味のほっと表情が綻びかけて――まさかの話題に>>951 あやうく咽るところだった。]
ぐ、リフ…?
[写真、と聞いて。 写真撮影にはしゃぐ自分を抱き上げて、優しく遊び相手になってくれた写真師の姿を思いだし。
店主の名前を思い出しても、いつも自分が 「しゃしんやさん」と舌足らずな声で呼んでいた記憶しかないことに気がつく。 次いで、母以外には彼しか呼ばない自分の呼び名も思いだし――。]
…燈写館の家族写真だったら…僕の家族。
[一度はさめかけた頬の熱さがまたぶり返して、小さく呟く。 捲し立てる相手へ、自分ですと申告するのは 勇気が結構いるものなのだ、とは初めて知った。]
(956) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[ドアが開かれたとこを示すベルの音を聞いてぱたぱたと階段をかけ上がれば 店の奥の棚の影からひょっこりと顔をだして]
やあ、こんにちは…僕に用かい?
手荒れの薬だね。 うん。了解したよぉ
[やって来ていた二人組の青い髪をした、どこかで見覚えのあるような男に後でいいと言われれば赤髪の女性の方の注文に頷いて、棚から小さな壺を取り出せばカウンターとへ置いて]
(957) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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― 赫い髪の少女と ―
[年の頃は十程度であるのだろうけれど。 やせっぽっちの躰からは、実際の歳が読めない。
顔や髪は臭ってはいない。>>923 だが、ただ水で流しただけである為なのか、 とても指通りが良いとは思えなかった。 師と仝じ色の髪であるのにも関わらず、――だ。 それは、とても哀しいこと。
驚愕の眼差し>>925を受けても、 分厚いレンズは、一度だけ異変を少女に感づかせたが 以降、ただ重く其処にあるのみ。 怪しい変質者と憚られていることは悟れぬまま 革袋に包まれた鋏持つ手首を店へ向う為に引き>>926]
(958) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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そう、……泣いちゃうんだ。 その子は、とても強いけど淋しがり屋だから。
[不思議そうに見上げる目に、レンズを向けて。 ガラス戸の先にある、新しい店の奥へと誘った。]
返したくないのなら、それを貸して? これを代わりにあげるから。 [一枚のビスケットと交換願ったが、どうか。 食べるようならそれを待ち。
客椅子へ座るのを促し、一枚の布を小さな躰にかける。 子供の身には長すぎる、足の先まで秘す布。 蒸気とは違う霧は吹かれて、洗いたての髪をまた湿らす]
(959) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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どんなに貧しくとも、どんなに寒くとも。 君の髪は、君を美しくする。
僕と僕の友人が。
ささ、目を離さずに見ててご覧、お嬢さん
[革袋より取り出された金の鋏は、リズムを刻む。 きっと、少女が聞いたことの無い響きで。
絡んだ部分を落とし、余分な量を梳く。 長すぎる前髪も、目に入らぬ長さに切りそろえ。
頭を洗って、艶を出す油もつけて。 蒸気で熱を産むヘアアイロンで挟めば、毛先までまっすぐ。 それは、浮浪児に似合わぬ、作りたての人形のよう]
(960) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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あともう少し大きくなったら、 もっとレディに相応しい魔法をかけてあげよう。
僕の指は、魔法の金の指だから。
[約束だよ、小指を立てて**]
(961) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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そうそう、その写真屋。俺の友達なんだ そっか!あれやっぱりグイスなのか 素敵な家族だなぁってずっと思ってたんだ
[彼の答え>>956にぱぁと顔を明るくして、嬉しそうに頷く 写真の中の幸せな家族。子を思いやる親、親を慈しむ子 その幸せの象徴が、目の前に居る
その子の口から先程、語られていたのは親の手助けになりたいと言う言葉 ああ、幸せは此処にあるのだとほっこりほっこり、心があったかぽかぽかで ――それと同時に少しだけ、自分の幸せだったときの事を思い出して
一度だけ目を瞑って過去の幻想振り払い、真っ赤になりながら小さく呟く彼にくすくす笑みを零した
自分にとっては"幸せな家族"が写っているのが眩しく見えて だから彼の珍しくも美しい瞳については実は注意を払っていなかった なのでその事は触れられず]
そういえば…良ければ大学の事、聞かせてくれないかな どんな感じ?講義の風景とか、キャンパスの中とか
[恥ずかしがる彼をもっと眺めていてもいいけれど これ以上褒め契れば真っ赤なリンゴみたいになってしまいそうだから 少しだけ、話題を変えてみた]
(962) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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― 回想:Antique Amethyst ―
[魔法使いに借りたドレスを身に纏い、 舞踏会の華やかを踊る、偽りの灰被り姫。 夜のワルツを踏む世間より秘した女。
彼と声を重ねての答え合わせ。>>875 流石は友垣、寸分の狂いを赦さない。]
婀娜を欠いては徒花、 色が抜ければ――――白になる、か。
[韻を踏んで続けてみたが、男の顔は無愛想のまま。 コルセットの中身は知らないが、愉快の裏はそれとなく知れた。]
(963) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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[彼はレンズ越しに覗かれることを厭ったが、 直視に対しては眼を背けない。>>880]
唯より高いものはない。 ―――君の愉悦を買ってこいと、唆されているようだ。
[気にするな、と態々告げる彼の言外へ、相槌一つ。
対価めいて添えられたヒメウツギは、硬い男に似合わない。 それでも、指に絡めて抱き寄せて、花を得るなど、らしからぬ仕草。
偽りを殊更愛でる骨董屋と、真実覗く写真屋。
陰陽めいた友情は、何時までも暫定的な関係性。 彼が知らない本当のレッテルを、己が知るはずもない。
しかし、まぁ、陰も陽も、混ざってしまえば、 総ては、空を覆う蒸気に濁った灰色に同じ。*]
(964) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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―回想・街中―
[荷車に乗っていたのは石炭だけではなかったらしい。 >>603鳩時計のものだというその音が懐かしいと感じたのは、実家に置いてあったからだ。 物心がつく前から置いてあった、幼い子供なら入れるくらいの大きさの柱時計。 流石に中に隠れようと思ったりはしなかったけれど。]
へぇ、Antique Ametystに。 あそこにはいいものが置いてありますからねぇ。
[>>741興味を示したオルエッタに応じるアンダンテの答えにふむ、と頷いて。 豪奢な格好をした店主とはあまり言葉を交わした事はないけれど、新たに店に置く物や雑多な小物を求めて何度か顔を出した事があった。 訪う約束を取り付ける様子は見守って。]
(965) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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―そして、今―
[>>957足音と主に、店の奥から現れた店主は、 はて、どこかで見たような。 何度か瞳を瞬かせ、朧げな記憶を辿ろうと。
気になりつつも、 どこかで会ったかなんて尋ねる事も、難しく。
友人が用を済ませる間、 店内を物珍しそうに、見回している。]
(966) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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[幸せな家族。
完全に失われてはいない。 けれど、綻びを生じ始めた幸福をなんと呼ぶべきなのか。 それは分からない。
けれど、ただ純粋に憧れでもって家族写真へ思いを馳せているであろうコンダクトへ 真実を告げるような意地の悪さはなく。 ただ、彼が話題を変えてくれたことへと、そっと胸中で安堵する。]
大学は…共通の必須科目は大抵大教室で、 教養科目や選択科目は中規模だったり小規模だったり色々、かな。 受け持ちの先生たち次第で中等教育とあまり変わらない形式もあれば、 学生の自主性に任せる先生もいて…。
そうそう、図書館は学生や教職員以外でも、この街の住人なら申請を出せばすぐに利用出来るし、 授業によっては外部聴講生を受け入れてる教授もいらっしゃるから、 様子見に来るだけでも楽しいと思う。
[その門戸の一部は学生のみに開かれているのではない、と。 聞けばコンダクトは表情を変えただろうか。]
(967) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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アンダンテさん。 手が必要であれば、いつでも声を掛けて下さいね。
[初めて会った時、後頭部にある螺子は斬新な髪飾りなのでは…と思った程に、アンダンテの造りは精巧で。 彼女を造った人間の仕事の細やかさに驚いたものだ。 今は彼女が人間ではない事を知っているが、それでも彼女より身長があるし、何かの役に立てればと。
そんな言葉を掛けて会釈をし、彼女と別れた。*]
(968) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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―現在・燐蛍亭―
[>>954苦学生が紅茶を飲んで、おいしいと口にするのを耳が拾い、男ははたりと目を瞬かせた後に淡く微笑む。
>>888コンダクトに向けられたのは、初めて出会った時の事を思い出させる無邪気な微笑み。 目の下にはやはり隈があった。 ――きっと仕事に忙殺されて、満足に眠れていないのだろう。 甘いものを食べると元気が出るから、少しでも彼が元気になればいい。 彼と会話に興ずる親思いの彼にも僅かばかりの労いを。]
ごゆっくり。
[ゆるりと首を振って、特別な事など何もしていないふりを。 コンポートを口にしてコンダクトが呟き、学生にも勧めるのを聞けばふわりと笑い、一礼してその場を辞する。
珈琲を淹れたり、食事を終えた客が代金を支払って帰るのを見送る姿は、半年前に取り乱した様子を欠片も感じさせない。*]
(969) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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/* コルセットといえばコルセットピアスを思い出す… あれすごく好きです
(-328) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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―半年前・燐蛍亭―
[負の感情を露わにしたのは、それが誤った方法だと知っていたからだ。 男のように元々鉱化症になる可能性を持たなかった者がこの病に罹る条件にはぼんやりとだけれど見当がついていたから。 そもそもそれが正しい方法だったとして、発症させてどうする心算だったのだろうか。
鉱物を奪う。
見世物にする。
――観賞用に傍に置く。
どれであったとしても相手が望まぬ事を強いるのは――。]
(970) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[罹患者は周りから好奇の視線に晒される。 一生、死ぬまで。
それがどういう事か想像もしていないくせに、そんな行動に走ったのだろう余所者に男は腹を立てていた。 そして同じくらい、過去の幻影に怯えていた。
此処はあの場所じゃない。 そう知っているのに。
心が千々に乱れるのを押し殺そうとして、>>889馴染みのコンダクトに話し掛けられても男は上の空。
自分の行動が彼に悪い影響を与えてしまった事も知らぬまま。]
(971) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[大学の話が彼から語られる>>967それを目を輝かせて聞いていた 初めて聞く話はとても興味深く。うんうん何度も頷き と、告げられた言葉に動きが止まる。じわりじわり、滲むのは]
…え、本当に!? 図書館は大学生じゃなくても使っていいの? フラム先生は聴講、開いてらっしゃるかなぁ
[若葉の瞳をまぁるくし がたん、と思わず立ち上がってしまって、慌てて謝罪して座り直し それでも今、聞いた情報に諦念を孕んでいた瞳は希望に溢れる パトロールの時間を少しだけ、変えさせてもらって 週に1度だけでもいいからその門戸、潜らせてもらえたならどんなにいいか
仕事は生きるために止められないけれど 彼から聞いたニュースは、新米刑事のかんばせを かつて希望に満ち溢れていた頃の面影を宿したものに変えさせた]
ありがとうグイス君! 俺早速明日にでも知り合いに聞いてみるよ 聴講とか、図書館とかの利用方法
[この店の常連に確か保健医がいたはず それに幼馴染もあの大学の学生だったはず 会えば早速聞いてみよう、なんて楽しげに笑んで。彼の手握って上下にぶんぶん振ってみた]
(972) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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……あ。
[バックヤードでぽつりと声を漏らす。 ――そろそろ薬を貰いに行かなければいけない。 >>950他に手立てのない難病に罹った患者に処方されるらしい、細胞の成長を遅らせる薬。 それと、常備薬もそろそろ買い足しておかなければ。
明日には、いつもの生活が出来るように。 皆に迷惑を掛けないように。
いつもあっという間に過ぎていくのに、夜までの営業時間はひどく長く感じた。 微笑みの仮面は上手く被れていただろうか。]
(973) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[その日の夜、店を閉めると男は薬屋にふらりと顔を出した。]
マニュエル、こんばんは…。
[まるで陸に上がった魚のように男の呼吸は浅い。 これが心の病によるものである事は分かっていた。 求めるのは‘いつもの薬’。 常備薬と、秘薬。そして軽い安定剤。
最後の一つが必要な理由は友人である彼にもきちんと話した事はなかった。 手元にあると思うだけでも随分と違うものだ。 流石に今晩は服薬した方が良いと思うけど。*]**
(974) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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/* >>974 安定剤!?!?フロウさんなにがあったん!?
(-329) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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/* そしてグラたんが喫茶店行こうとしてるけど 店閉めちゃってるフロウさん…(ふるえ)
(-330) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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あ、うん…。
[思いも寄らぬ――否、大学生活への憧れはなんとなく知っていたけれど。 ここまで喜ばれるだなんて思いもしなかった。>>972 ぶんぶん、と力いっぱい振られる手に苦笑しながら、付け加える。]
フラム先生はどうだったかまでは覚えてないけど、授業時間以外の特別聴講もあったはず。 夏季や冬季は新聞にも告知が出てたと…。 無料聴講もあるし、有料でも少し高いご飯代、くらいだから。
[少し言葉を探して。]
コンダクトも、大学を楽しめるといいね。
(975) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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これマニュエルが実質多角で忙しそうだから、 巻いたほうがよさげかな
(-331) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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― → 燈写館 ―
[人体に結晶化を齎す鉱化の奇病は砕けぬが、 眼に見えぬものは案外容易く砕け散るが世の常。 間々ならぬ世界なんて、広く見てきただろうに。 しかし、彼は未だ、何処かで信じていたのかもしれない。
それこそ、明日を目指して生きる糧だと言うように。]
予約は無かったので、つい長居をしてきた。 大事は無かっただろうか?
[彼の出迎えに、ただいま。等と柔らかな言葉を吐かず。 ただ、街を駆け巡る公僕の訪れに片眉を揺らした。>>911]
店内の飲食は禁止だと幾度口にすれば覚えるのか。 相変わらず、彼は酒の三杯分遅れている。
[微かな不機嫌を隠さず、鞄を静かに天板に降ろすと、 彼の手元目掛けて放物線を描くアンティーク。 質素から程遠い趣味の良い鍵は、 彼が家に抱く思いを賑やかに飾り付けた重厚さを持っていた。]
(976) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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そうだ、君には技も多少教えようと云っただろう。 清潔にしておくと良い、此処は炭鉱とは違う。
[突き放した言い方は、出かける前と同じ色合い。>>912 本当に彼が欲しているのは、穴の開いた建物では無いとしても。 おかえりと、告げてくれる誰かの居る場所だとしても。
潤んだ眸を覗く男は、慰めなど掛けてはやらなかった。 小さく口角が歪んだのは、彼が郷愁に黄昏たように見えたからか。 苦労を背負い、身を粉にして明日を目指しても、 まだ創を得られる彼を笑ったからか。
どちらにせよ、決して、性質の良い笑気ではなかった。]
―――ああ、今日は荷物を開き、身辺を整えると良い。 また、明日、おいで。
[彼に、街から街へと抱えて回るような荷物があるかは知らない。
それでも、一般的な見解として告げた言葉。 何もかも都度都度捨て、一切れのパンを求む弱者を意に介さぬ、 やはり、不遜で傲慢な声が、揺れた彼の声を覆う。
飛び出した外は、彼の弱さを、儚さを、責めるように冷たい。*]
(977) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[ぱくん、と口に運んだ洋梨のコンポートと紅茶がまた少し美味しくなった気がしていた。*]
(978) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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―回想・写真の中の幸福― [切り取られた時間と愛情は、時折いっそ残酷なほどに今欠けているものを突きつける。
『アンジー』優しい声音で呼ぶ母。 『アンジー』瞳を眇めて見守る父。
『アンジー』 両親ではない外からの声ににこりと笑って、物珍しいカメラやレンズへと手を伸ばす。
悪戯してはダメだ、と咎められながら。 何を恐れることもなく、ただまっすぐにレンズに笑いかけた。]
(979) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[そんな少年の日は遠く、失ったものも知りたくなかったものも数多抱えたまま。 レンズを隔てて対峙する彼との距離は変わらない。
返る声も、まるで隔たる年月などなかったように>>892響いて。 まるで幸福だった頃を今の現のように錯覚しそうになる。
暴かれてしまう。そんな奇妙な恐怖と、抗う必要のない囁きに微笑みは返せない。 見えない彼の手に、前髪をかきあげられたような気さえした。
寄る辺のない蛇の瞳は、レンズへと視線を吸い込まれるように向けたまま。 緊張とも怯えともつかない不安定な表情を浮かべ、その危ういバランスを証明写真に閉じ込められた。**]
(980) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[静かな喫茶店で嬉しそうにはしゃぐ自分に、客もびっくりしていただろうが何よりも驚かせてしまったのは目の前の彼だろう>>975 苦笑を見ればごめんごめんと謝りながらも、彼の言葉に耳を欹てる]
ふんふん、特別聴講か。夜間とかあるかなぁ…酒の量減らせばなんとか金は捻出できるかな 新聞は…普段はあんま買わないんだけどな。主にクロックワークスの野郎の所為で 無料聴講に…っと
[さらさら、警察手帳備え付けのメモ帳にその情報を書き込んで、ぱたり閉じて]
…うん、勉強したいんだ たくさん、たくさん
[告げられた言葉に自然な笑み浮かべ 再度ありがとうとぎゅっとその手を握り締めた
バックヤードに去っていった優しい喫茶店の主にも もしかしたらはしゃぐ声が聞こえていたかもしれない>>969]
(981) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[泣いているのは、鋏では無かった。 声も立てずに泣いているのは、再び独りに為った男だった。 家族も兄弟も、生まれた時から知らない。 そんな元から手に入らないものは、どうでも良い。
ただ、唯一の存在があればそれで良かった。 ただ、唯一の差し伸べられる手があれば、それで。 生まれた時から灰の中に突き落とされて、 レンチを篩い、害悪から身を守り、貧民街で生き抜いていた。
そんな暮らしから救ってくれたのは、ただ一人。
指をつなぐ暖かさなど与えられなくとも。 それを元から知らない男は、温度など求めない。
まだ望みを捨てない。 手だけではなく、全身が冷えていても。まだ、あの人に会える。]
(982) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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/* 失踪事件、表でどれだけ情報開示していこうかな。 昨日のあれそれで元被害者COしたようなものなので、新聞の記事は落とそうか。
stk行為は、過去に自分がされた事を繰り返す的なのになりそうです。 若干カニバになるので進行中にお相手さんを発症させる心算はないかな。 フロライト的には相手が望むのなら構わない、という歪んだ思考。 この人は愛されているからだと受け入れた側。 外から見れば失踪・監禁事件だけど、当人は共依存していて冷静な判断が出来なかった的な。 冷静になった今は心的外傷になっているけど、何かを切っ掛けにスイッチが入ってしまう感じで。
……う、受け入れてくれる方いらっしゃるかしら…。(震え声)取り敢えず離脱。**
(-332) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[邸宅のポストに一通の封筒。 中には、怪盗の筆記で為されたメッセージ]
『 鐘に溶けて消える前に、お迎えにあがります。 南瓜の馬車で、「硝子の靴」を。 怪盗seven 』
[其れは一体いつの夜か。明かす莫迦はいない*]
(983) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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/* なるほど、つまりめるひーは師匠の形した自動人形が欲しいのか(と解釈した)
(-333) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[友人と店主が何を会話していたとて、 口を挟む事はなく。]
…… あの。 この仕事、短期でも大丈夫……ですか。
[そう問うたのは、友人が用事を終えてから。 彼女が店を出てから問うつもりだったが、 店に残っていても、渋々口を開き。
流石にいつもの口調では駄目だろう。 そのくらいの分別はつく。
店主へと向ける瞳は、 かつてと変わらぬアクアマリン*]
(984) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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アンダンテとも接触したいけど、会える予感が…w
(-334) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[やがて興奮も落ち着きを見せた頃 目に入るのはモカ・マタリが飲み干された空のティー・カップとコンフォートが食べつくされた空の小皿 いつのまにやら全て食べ終えて仕舞って それくらい長く、彼と話していたのかもと気づけば勉学の邪魔をしたのを詫びて あたりは既に黄昏にでもなっていたろうか]
それじゃそろそろ俺はこれで! フロラさん、珈琲美味しかった!ごちそうさまでした グイスも話してくれてありがと。新聞をしっかりチェックする事にするよ ――勉強、頑張ってな
[そう、店主と目の前の彼に告げれば珈琲の代金支払いドアを開け 喫茶店を後にした*]
(985) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―挿話:百万の男と高貴の石>>944―
[怪盗が怪盗たる所以を語る、 筋の通った在り方は、そのまま気性をあらわすようだ。]
それは難しい注文だ。 けれど百万の、 ミスタが謂うなら今暫し。
[悪戯なまま人差し指を自身の唇のあるあたり、 コルセットの編み上げの前に す、と立てる。 花について語るを聞いて、]
それもなかなか いい趣味だ。 紛いものなら枯れないけれど。
[含むはわらい。 生の花、触れるは恐らく久しぶり。 骨董屋に在るのは造花ばかりだ。]
(986) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[分からない。首を傾けた疑問。 オルゴオルの音色がうたい埋めた沈黙を 弾け飛ばしたのは怪盗の笑い声だった>>945 今度は紫水晶が瞬く番だ。]
一年後。 それはまた、酔狂な。
[くすくす笑い、頷いた。]
よろしい、付き合おう。
[そうして、コルセットの縫い目に触れるもの。 流石に驚いたのか少しばかり紫水晶の眼を丸くし それからまた、笑みの弧を描いた。]
(987) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[1年、また1年、時は過ぎ。 風の噂が届いても鳩は骨董屋に在り。
もう1年が過ぎる頃。 上向け合わせた掌の上、 冷たくなった 飛べない鳩。]
――うそつきは、
[差し込む夕陽が強いコントラストを生む。 俯き、落ちかかる紫水晶の髪は目元を隠した]
……嘘つきは嫌いだよ、“百万”の。
[果されぬ約束は風と消え、 答えは得られぬままとなる。
何故、問わなかった。 何故、鵜呑みにした。 何故、留め置かなかった。 何故、何故、何故、何故、何故。 ――そのとき、確かに、内で何かが捻れ。
今、――骨董屋にある大きな鳥篭には 白い鳩の剥製が鎮座している。
がらんどうの腹の中、大鋸屑の変わりに さながら八つ当たりじみて 白い花の造花が詰め込まれているのを知る者は*少ない*]
(988) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―昼・商店街、回想―
[朝とは違う賑わいを見せる街を歩く。 聞こえてくるのは相変わらず怪盗セブンの話。 そして、稀に聞こえる機械仕掛けの少女の話。 どうやら、今日は彼女の買い出しの日>>53だったらしい。
気味が悪い、と人は言うけれど、 それほど奇妙だとは思えない。 自らの腕も機械製、それもあるだろうか。
主の帰りを待ち続ける機械人形。 気味が悪いと言うよりも健気と言う印象を受ける。
ちょうど、彼女が館で1人になった頃か>>773。 1人での買い出しに困っているように見え、他の人へそうするように手助けをしたことがある。 その時に彼女が持っていた荷物の重みに少々面食らったけれど。 自分にとって、彼女は等しく町の住人だった*]
(989) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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― 街中 ―
[裏路地も表路地も、至るところに手配書。 それにしても、ここまで人相惡く書く奴はどうにかしている。 腹立たしいので、人目無きことをいいことにマジックを取り出す。]
解せない。
[「私はもっと良い男です。 怪盗seven」 キュッキュと音を立て、サインまで入れた。
使用人に扮した裡で、ドヤ顔である。]
(990) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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― → 燈写館 ―
[蒸気バイクを走らせ、再び戻るは友人の館 多分この頃には友人も帰ってきているだろうし ジルベールがいたらオルエッタと仲直りしたかどうか、尋ねるつもりで
無論喧嘩別れになってしまった事も知らなければ 友人の写真館が飲食禁止なのをすっかり忘れてしまっていて、グリフィンに不機嫌を齎したであろうこと>>976に関しても全く想像だにしていない
そろそろ閉館時間だし、いいよななんて独りごち]
ぐーりふー!酒!酒飲みに行こうぜ!
[アングイスから齎された大学の講義を学べる可能性 それに浮かれながら燈写館の扉を開けた]
(991) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* 個人的にグリフ×アンジー超みたいです(まがお 酒の席でアンジーの事色々聞いてやろうとたくらむ中の人
(-336) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[そうして商店街を抜け、散髪屋までの道を往く。 何時でも彼の帰れる場所があるように、場を温めるのだ。 小型飛空艇は、赤髪の怪盗と共に散ってしまったけれども。 拾える骨なんて、なにも無かったけれども。 哀しんでいる者が、ここに一人いるだけできっと。
師を待っていた者がもうひとり、 此の街にいることも。 置き土産を今も店の中に置いていることも知らず。>>988
新しい宝を得る為に、心を保ち。 夢膨らませながらの帰路、それは寂しいものではない。 哀しいものなどでは、 ――…]
(992) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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― →Aphrodite ―
[裏口から鍵を開け、メイドに模した怪盗は中へ進む。 ただ、人気>>929に勘付き、息を飲んだ。 表側ではなく、直ぐ傍だ。
張り付いた顔の後ろ側で、白い顔は蒼白を得た。 ミスティクなどではない。完全なる敗北だろう。]
……オルエッタ?
[声を繕うのも忘れ、散髪屋の主人と仝じ声で。 呆然と、紙袋に入った女性用の私服を床へ落とす。]
(993) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[強盗ではなく、怪盗。 暴漢ではなく、怪盗。
力で得ることをしては為らない。 殴って奪うことをしては為らない。
そして、正体が識られた時。 其れが怪盗の死である。]
(994) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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― →燐蛍亭―
[昼時、と言うには少しずれた時間]
こんにちわ、フロライト。
[声とともに、燐蛍亭へ足を踏み入れる。
燐蛍亭を見つけたのはこの大学に赴任してきてすぐのこと。 ちょうど、この店に看板娘がやってきたころだった。 当時はまだ、左腕の動きにぎこちなさが残っていた。 珈琲の味に惚れ込んで、しばしば通う。 最近は少々立てこんでいて来れなかったため、店主である彼と会うのも久々だ]
久しぶり。最近忙しかったから来れなかったよ。 お勧めの珈琲と、サンドイッチを頼めるかな?
[メニューを頼みながら空いている席に座った]
(995) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* >>994 家政婦は見た!!ちがった これはどうなるかドッキドキだね!!!
(-337) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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あぁ、くそ……。
[もう此の街には居られない。 もう、開かれた観音開きのなかにある衣服を纏い、 悠然と飛び立てない。
膝をつき、両手で顔を覆う。 其れでも、他人の前で涙は流さなかった*]
(996) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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時間軸がイマイチよくわかってない部分あるので おとなしくしておこう(正座)
(-338) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* そういや時系列どうなってるんだ…… プロ+1dで1日なのかな? だとしたらはやまったか酒場へGO!は(ふるえ)
(-339) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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―少し前 商店街―
……それじゃあこの街も空はずっとこのままだね。
[それは少し寂しいね、と呟いて。 煙が立ち昇る煙突を見ては目を細め、青年の表情が赤くなっていたことに気付かないまま。
吊りあがる眉を見れば、どうやらからかい過ぎたらしく。 それでも謝ったら許してくれるのは彼なりの優しさなんだろうなとまたくすりと微笑を浮かべ]
……うん、そうだよね。 手を傷めたら何ももてなくなっちゃうもんね。今度から、ちゃんと気をつけるから。
[彼にとってペンを取れなくなることはきっと辛いことなのだろう。 けれど自分にはどうでもいいこと、たとえペンが取れなくなっても問題はない。最低限動けばいいと思っているから。 辛辣な言葉を言われるのは慣れているけれど、やはり何か刺さるものはあって浮かべるのは苦い表情]
(997) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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― 燈写館 ―
[さて、従業員が蒸気の街に消えてから。
先ずは貰い受けた偽りの一輪を指先で弄び、 生ける場所を探して、眸を巡らせる。
飲食禁止を謳うだけあり、水分も埃も縁の無い店内。 窓硝子には結露を防ぐ薬液まで用いて磨く懲りよう。 お蔭で遠い幸いは、通りからも良く見えて、身近な錯覚を起こさせる。
当然、そんな写真館に花瓶などあるはずもなく、 暫し逡巡してから、天井に垂れ下がるロープの端に吊るした。 鉄製でなく木製ピンチを用いたのは、造花に対する些細な配慮だ。
逆しまのヒメウツギ。 それでも、花弁の内に満ちた意味が落ちてくることは無い。]
(998) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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どうかしたの……って、あ……。
[何かあったのだろうかと、1度歩みを止めて。 転んでしまった女の子へと視線が行けば>>879>>942既に彼は女のこの方へと走っていて。
自分も一緒に近づけば、何かしてあげられないものだろうかと考えたが生憎自分は彼がしてくれた以上のことを女の子にはできなくって。]
あの……大丈夫?
[それだけ一言、女の子に伝えて。 そのままテオドールと女のこのやり取りを見届けただろう*]
(999) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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― 回想:Antique Amethyst>>963>>964 ―
ふ ふ。
いいね、なかなか好い。 詩人のようだ
[からかう様な口調は紛れもなく上機嫌。 直接視るなら、店主は嫌がる事はない。]
ばれてるかい?
――……写真屋も 愉悦を探してくればいい。 否、若しか、すでに ―――なんて。
[らしからぬ仕草に紫水晶の眸を細めて 湖水の隻眼を間近に覗き込み 絡めた指と花にコルセット越しに口付ける戯れ。
真実と、幻想と、織 り交ぜる蒸気の街は密やかに影を這わせながら*今日も、流れていく*]
(1000) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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―そして現在―
[棚の置くから顔を出した店主に軽く会釈をして>>957 なにやら用事があるようだった友人の用件を先にと一言言おうとしたが]
え、でもマニュエルさんに用事あるんでしょ? 私のは直ぐに終わるし……
[自分が言うよりも早く、先に自分の洋司を咲きにと口に出す友人を見ては それは申し訳ないと言わんばかりの表情を浮かべたが 店主のほうも彼の言葉に応じて薬のほうを用意してくれていたようで>>957]
(1001) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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ありがとうございます。 最近はもう冷えてきちゃったから手が荒れちゃうんですよね。
[一言二言、世間話をしてはカウンターへ置かれた壷を受け取り、そのまま薬の代金を店主に払って 店の中を物色しているテオドールのところへ>>966歩いていき]
私の用事はもう終わったからこれで帰るね。 それじゃあ、また明日大学で会おうね。
[自分の用事を先にと言ってくるということは聞かれたくない話でもするのだろうか。 素直じゃない彼は、自分が話を聞いてちょっとでもからかったらまたむくれてしまいそうだから。
店の扉を開ければ二人に会釈をしてそのまま出て行っただろう**]
(1002) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* メルヒオルのメモの 「汚い金であしながおじさんしてる」 って文章が好きです。
(-340) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* >>998 o0(そ、そんな場所に差し入れ持ってきてごめんねグリ君(震え
(-341) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[乾燥ついでにクロスの上に並べたままのレンズ群。 それらを白手袋はめた指で辿り、指紋を捺さずに棚へ収納作業。 合い間に、ジルベールへと頼んでいた仕事の確認も適え、 男は淡々と業務に勤しみ、退屈な日常を作り上げる。]
―――……、
[不意と視線をスライドさせ、棚とは対に聳える壁に意識を投じた。 そこに何年も飾られているのは、幸福を収めた額縁。 己の最初の仕事であり、一度も辛口をつけぬポートレート。]
………家と家族か。 人はよくよく、手に入らぬものにほど熱を上げる。
[独り言は誰にとも無く。 ツイ、と視線をスライドさせると、 大きな額縁の隣に飾られた小さな風景画に眼を移す。]
(1003) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* アメジストだいすき(石的な意味で)
絵に描いたように素直じゃない系つんでれな テオドールに 「坊やの様な人のことを つんでれと謂うらしいよ。東洋の言葉さ」 ってやったらぶっとばされるかな。
(-342) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[飾られているのは風景画―――とは、云っても、 映したのは短いレイリー散乱。即ち、青の空一色だ。
此処では無い場所の風景、この街には無い色。 澄み切った青い空、何れ橙に移り変わる色。
案外出来よく飾っていた其れ。 小型写真では在るが、これもまた、 この街では手に入らぬ魅力の一つだろうか。]
……度し難いものだ。
[薄く眸を細めて、呟く低音。 窓硝子を隔てても灰色の街から伺える青の色。
―――そう言えば。 自身の傑作たる家族写真ではなく、 この青の色合いを通りから眺めていた女性が居たことを思い出す。
確か、そう。 そのフロイラインは、黄昏色の髪をしていた。*]
(1004) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* みたところ 首なし希望はグリフィンひとりか。
(-343) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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べつに、急ぎの用じゃあないし。
[>>1001実際、急いでいるわけでも無い。 お前が先にと促して、青年の瞳は店内をぐるり。 時折友人の荒れた手を気にして、 ちらとそちらへ、視線を送ったりだとか。
くぁ、と。こっそり、あくびをひとつ。 朝帰りだったのだから、眠気も相応に降り注ぐ。 店主と話をした後は、切手代を返しに行って、 家に帰って眠りにつこうか。
どの仕事をするにしても、 夜型の生活を改めなくては、ならないが。]
(1005) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/*>>1004 まりべるかな? フロイライン(お嬢さん)って響き何か好き、きゃわいい
(-344) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* みんなすてきだね。 こっからヤンストなんだけどね すごいねこわいね。
ところで>>1000ゲットだやったね
(-345) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ。 そして、なによりも―――――速さが足りない。
(-346) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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…… 手、さっさと治しなよ。
[>>1002沈黙。 彼女の言葉に返答はせず。
明日も明後日も明々後日も、 きっと、いつものように。 大学に向かう事は、無いだろうから。
友人へ軽く手を振る青年の、表情はとても重たいもの。 彼女の姿が扉の向こうへと消えたなら、 視線はようやく、店主のもとへ。
浮かない表情は既になく、 ただ、何かを思い出そうとするかのように、 ほんのすこし、眉間に皺*]
(1006) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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うん……?
[さて、薬屋に辿り着けずにいたころ]
……あれは。
[学生(>>1002)の姿を見遣って、おやと。 見覚えがあるようでもあるけれど、遠目では、さて]
(1007) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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― 燈写館 ―
[粗方の雑務を済ませると、武骨な指から引き抜く白絹。 艶のある生地の下より露わになるのは大きな掌。 右と左と、纏めて懐にしまいこんで居たところ、 賑やかな声散らされる蒸気の軌跡が見えた。>>991
清々しい空の色とは違うが、彼もからりとした気質。 表面上は篠突く雨など知らぬと云う風体で、 今宵も眠れぬ前に、酒に溺れたがると言う本末転倒の御誘い。]
―――…君から日に三度は酒に誘われているな。 酒難救助の浮き具では無い心算だが。
[扉を引いて出迎えつつも、挨拶は相変わらず愛想が不足気味。 それでも、毎度毎度誘いを掛けてくれる彼の善意が高いのか、 或いは、孤独か深いのか。先ずはともあれ、小言めいて一つ。]
君の仕事は終わったのか? ジルベールなら出かけたぞ。
(1008) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[出迎えた友人はいつもの無愛想>>1008 俺何かしたっけ?なんて悪びれもなく考えながら]
いいじゃんいいじゃん、いつものことじゃないか 浮き具じゃだめならロープで手首縛って引っ張っといてよ…ってありゃ、ジル君とはすれ違ったか まぁ明日聞けばいいか……
俺の仕事?今日は非番だし毎日の自主パトロールも今日は終わり! そっちはどう?仕事終わったかい
[けたり笑いながら冗談1つ 小言などどこ吹く風。嬉しい知らせに浮かれた新米刑事がそこにいて いつもより声音は楽しげに、友人にそう尋ね
ふと、ロープに吊るされた造花に目を留める>>998 粗略…というには木製ピンチで留められているのでそれは言い過ぎか 花瓶に入れればいいのに、なんて逆さ吊るされたヒメウツギを若葉は捉える]
どうしたんだい?あれ イイ所のお嬢さんにでももらったとか
(1009) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/* しかし0時半で1日終わるのか それとも次の日またいでいいのか どっちだろどっちだろ(ソワァ
(-347) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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―赤い靴―
[ジルベールは、泣き虫だった。 昔と変わらず、泣き虫だった。
きっとわたしの代わりに泣いてるんだろうなって思った。目の奥が痛かったけれど、わたしは泣いてなんか居なかった。
ジルベールには、遠い国に家族が居るの。知ってるよ。教えてくれたから。家族の話をするとき、わたしの知らないジルベールに見えた。お兄ちゃんのジルベール。ちょっとピンとこない。
ディスせんせぇも、遠くに家族が居るの。大事な奥さんが居るの。 戦場の話も怖くてびっくりするけれど、奥さんの話をしてる時のせんせぇは寂しそうだった。背伸びをしてもせんせぇの頭には届かないから、お土産の話をして紛らわすの。]
(1010) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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……あら、フラム先生。
[薬屋から出てきて、少し歩いたところだったか。 向かいの方から歩いてくる大学の教員を見つければ>>1007小走りで近づいて、会釈をして]
こんなところで会うなんて偶然ですね。 先生も何か用事があってここに来てるんですか?
[こてりと首をかしげて、そう尋ねてはみたけれど 自分の予想が外れてたらこれはかなり恥ずかしい展開だった]
(1011) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[大学で、あの3人組はコンにぃのことをバカにしてた。でも、両親が居なくなったって、とってもツラいことだよね。寝れないからお酒に溺れて、虚しくなって、それでも止められないの。
お巡りさんだから頼りなさいってコンにぃは言うけど、コンにぃが一番誰かに頼りたいんじゃないかって思うの。 それとも、頼られることでコンにぃはコンにぃで居られるのかな?
あ。赤い靴のお礼、まだ言えてない……。]
(1012) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[4年前のある日。わたしは珍しく泣いていた。折角メルにぃがきれいにしてくれた髪の毛が、犬とのケンカでぐしゃぐしゃになったから。
靴ごと足を噛まれて、靴が靴でなくなったから。
声をかけてくれた女の人の髪の毛は、コンにぃと良く似ているって、後で思ったんだ。
旦那さんと一緒に、私に靴を買ってくれた。まぁるいビーズの付いた可愛い赤い靴。高校生の男の子が居るって。女の子が居ないから嬉しいって。
わたしも嬉しいって伝えた。 でも、ありがとうはまだだった。]
(1013) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[お店の前で別れた。 振り返ると手を振ってくれたから、振り返した。
少し歩いて、また振り返る。 二人とも気付いて、手を振ってくれた。]
あーりーがーとーぉ!
[大きな声で叫んだけど、聴こえなかったみたい。立ち止まって、なぁに? って。
だからもう一度、ありがとうって言ったのに。車のエンジン音と急ブレーキでタイヤの軋む音が、全てを飲み込んだんだ。
家族を奪ったわたしからの、赤い靴のお礼は――きっと伝わっていない。**]
(1014) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/* >>1012~>>1014 うわああああ素敵!素敵!! オルエちゃんありがとおおおお!
どうやらコンちゃんお母さん似か!
(-348) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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キーボードをカタカタ始めるとにゃんこが邪魔しにくるのよね かわいいから許すよ……(でれでれ)
(-349) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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と……、あ、うん。 えっと、ラマルチーヌさん……で、良かったよね。
[声をかけられれば、そう確認して]
ああ、いや……、その。 そうだね、偶然……うん、その、ちょっと買い物ついでにぶらぶらと。
[薬屋に、とは。学生相手には、なかなか答えづらい。 まして、薬屋を目指して道に迷っているとは、余計に答えづらい]
(1015) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―回想:赤い靴の女の子―
[両親が金持ちの不注意運転で撥ねられて 周囲の人達はどこか腫れものを触るかのように、余所余所しい 証拠が全て握り潰され、悪いのは不注意で"飛び出した両親"の所為にされて だからあの時、事故の瞬間見た人がいないか探していた だが、見つからなかった事で落胆したのを覚えている
何時も靴を買う時、お世話になっている靴屋の主人のジョセフ爺さんが言うには 両親が事故にあう少し前、小さな女の子に靴を買ってあげたと言う事を聞いた 赤い靴、可愛い靴 ビーズのいっぱい付いたきらきら、輝く靴
その子に会って、両親はどんな感じだった?どんな話をしたなんて 聞いてみたいと思ったけれど、あまりその店に来ない子らしく店主も覚えがないと言っていた
ああでも、もしその子にいつか会えたなら 一度聞いてみたい――俺の両親は、優しかった? 温かかった?声ってどんなだった? 喪失感と孤独に酒に溺れ、眠れぬ夜を過ごすうちに忘れて仕舞った家族の声音 ポラロイドが日焼けする様に朧気になる家族の思い出]
(1016) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[犬に靴を片方、持っていかれてしょんぼりしていた女の子 その子に両親と同じくとは知らず、靴を買って渡したいと思った時 赤い靴を選んだのは彼女の朝焼けの太陽の様な赤い髪の他にも理由がもう1つ
以前靴屋の主人から聞いた、両親の善行がうっすら脳裏に残っていたからかもしれない*]
(1017) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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はい、シュゼット=ラマルチーヌですよ。
[にっこりと、確認してきた問いに肯定して。>>1015 自分は彼の講義にあまり顔を出していなかったから、名前を覚えられてると思わなかったけれども。こうして覚えててくれただけでも少し嬉しくなって]
あら、先生も買い物なんですか。 私もさっき、買い物を済ませてきたところなんですよ。
[近くにある薬屋で、と言えば先ほど買った薬を鞄から取り出して。]
(1018) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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ようやく抽出できない苦しいプロに終わりが・・・! みえてきたぜ!wwwwww
半分鳩だとつれぇですわ…!
(-350) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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/* っべー…全然ロルに追いつけない。 どこから入ってどこへ抜けて、今どの時間軸なのかもわからん。
明日明後日休みだけどまだ全然人にも会ってないから対象ロックオンも難しいしなぁ… 頑張らなきゃ。
アンダンテは大丈夫かな。
(-351) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―回想 ≪鉱化病≫―
[半年前、普段は温厚な燐蛍亭の店主が声を荒げた一件があったらしい>>865 直接聞いたわけではない、どれもこれも噂話。 その話題はどうやら、鉱化病であった"らしい"。
鉱化病と言う病は、現代の医学では深淵まで覗ききれていない。 軍医の道に進むにあたって、珍しい症例として学んではいたが、深くは知らない。 そのような症状を持った者を軍で見たこともなければ、 実際に出会った事もない。
ただ、元軍医として、 治らぬ病があると言うのは何とも歯がゆいものだった*]
(1019) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―回想 ≪失踪事件≫―
[街中に舞う、号外。 それを見てはいないが、「新聞」と言うキーワードで思い出すことがあった。
まだ軍で学んでいた頃に、起こった事件だ。 一面ではないものの、遠い街で起こった失踪が新聞に書かれていた>>867 地方の青年の失踪事件にしては大きく取り上げられていた。 事件の全貌よりも、同世代の青年の失踪が、 ただの家出に留まらず記事となったこと。 そればかりが印象に残っていた。
その被害者の名は―――*]
(1020) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―昼・燐蛍亭―
[注文をした昼食を待っている間、静かな店内で思考を巡らす。 同期、と言うのも変だが、同時期にこの街へ来た看板娘のローズがいるからだろうか。 昔をよく思い出す。
ぼんやりと物思いにふけっていると、サンドイッチと珈琲が運ばれてくる。 声を掛けられて、慌てて礼を述べた]
ぼんやりしててごめん、フロライト。 実はさ、俺、ここのサンドイッチ食べるのは初めてなんだよなぁ。 いつも飯時に来ないせいからかな。
[取り繕って、先ほど手繰っていた思考の先>>1020がうやむやになったことに気づく。 あの事件の被害者の名は、もう少しで思い出せそうで、 ――――やはり、思い出せない]
サンドイッチ、いただくよ。 美味しいと勧められたから楽しみだ。
[早急に思い出さなければならない案件ではないからと、 思考を奥に追いやって、今運ばれてきたサンドイッチにかぶりついた]
(1021) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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海溝へ向けて牽引を? 自殺幇助にまで誘うとは笑えない。
―――…後は戸締りを終えるだけだ。 間違いを知らぬタイミングだが、拍手はやらんぞ。
[冗談には生真面目ぶった冗句で返して、店終いを告げた。 彼の爛漫さを深夜にまで継続させる為には、 大海に迫る琥珀色が必要だとも知っている。>>1009]
(1022) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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……ああ、朽ちることを知らぬ魔界の花だ。丁度良い。 何れ、被写体にでも持たせてみようと考えている。
[自身が魔物扱いするのは、この街に一人だけ。 玲瓏とした美貌を持つ紫水晶である。
めかし込んだ客に持たせるにしては、 余りに曰く在りげだが、見た目には美しく咲き誇る。 花弁も、葉も総て紛い物で、柔さなど欠片も無くとも。]
裏手を確認してくるので少し待っていろ。 ―――…付き合うのは一杯だけだ。
[予めに釘を刺し、ステイを言い渡して己は裏口へ。
赤い少女との井戸端会議は定例会ではない。 毎日やってくることもあるし、一週間姿を見せない時もある。 故に、本日少女が訪れたと知るのは、木戸を開いた瞬間。]
(1023) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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/* 遡ったり、記憶違いで確認したり、で 気づけばおっそろしいくらい時間経ってて寒さ以外の理由で震える。 発言数1000越えの中から探し物するの、大変……がんばる
(-352) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[足元に散らばる宝石めいた果実の粒と、 白石削って描かれた猫の落書き。>>778
散らかり具合に溜息を零したが、それ以上は無い。
ただ、三本足の猫は、彼女が見た侭を描いたのだろうと判じた。 猫の脚は本来四本で、一本欠けたなら先は長くない。
彼女が生物の死について理解しているかは未知であるが、 動かなくなった猫では被写体にならぬ。
また、彼女を置いて、何かが過ぎ去ろうとしても居ても、 彼女に出来ることも、己に出来ることも、高が知れている。 これも昨日と変わらぬ日常だ。 ―――減り行くだけが、失くすことだけが、変わらず。]
(1024) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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とと、あぶねえ 写真館の裏手のもの回収に行こうかなと思ったら グリフィン拾ってたよかった
(-353) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―それから暫く・薬屋からの帰り道―
[店主と話を終えた後。 もし良い結果でなかったとしても、 気にする素振りは見せぬまま。
大学の教員>>1007とすれ違うことも あったやもしれないが。 そうだったのなら、帽子のつばを前に下げ。 足早に立ち去るつもりでいる。
何せ、向こうは教員で。 こちらはと言えば、大学に顔を出さない留年生。]
ねっむ……。
[零れるあくびをかみ殺しながら。 青年の動きは、ゆっくりだ。]
(1025) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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そう。良かった、間違えていなくて。
[ほっと胸を撫で下ろして]
皆の顔くらい覚えないと、首が繋がらないからね。
[と、冗談半分に笑ってのち]
薬屋……もしかして、Misty rainという? ああ、その……ファレル先生に、このあたりにそういう薬屋があると聞いたのだけど。
[買い物帰りという彼女の示した薬に、視線をやって]
どこか、調子が?
(1026) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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深海まで引きずり込むつもりはないさ ちょっとしたジョークジョーク
[自殺>>1022、という死を連想させる言葉に苦笑すればひらひら手を振り 戸締りを終えるだけと聞けばそっか、と首肯した
花>>1023に関して魔界というワードを聞けば、骨董屋の店主かと合点がいって それでもこの花を選択した理由に不思議そうな顔をした 永久に近い生を生きる造られた花 店主がそれを愛でる手つきは優しい]
綺麗だしきっと被写体も満足するんじゃないかな 清楚なお嬢さんとかに似合いそうだ
[酒の付き合い、1杯だけと釘を刺され 分かってますと返せば了解とばかりに来客用のソファに腰を降ろす 睡眠薬もあるし、それに今日は珍しく嬉しい事があり だから自分も常の大量の酒ではなく、そこそこに切り上げるつもりだった
彼が裏口で何を見たのかは、知らずに待っているだろう]
(1027) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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ジョジュアのとこにも遊びに行ったりしたいんだけど、 現在地が大学だからなぁ。悩むぜ
(-354) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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/* 大学関係者って、皆苗字で呼んでるどうしようって思ったけど、 保健の先生だから、親しみやすくファーストネーム呼びしてるよってことにしよう。
(-355) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―Antique Amethyst前の通り >>931より―
[ジルベールのいらえを待つ店主は 静かに緩やかに佇んでいる。 日傘をさすような日差しもないが、 蒸気、石炭の煤除けにもなる。 もっともダフネドラは昼夜お構いなしに傘をさすが。]
写真屋の風にでも当てられた? あれは冬将軍だからな。
[笑み交じりの聊か比喩が過ぎる軽口は したしみの証だが、 傍から聞けば理解しがたいかも知れぬ。]
(1028) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* うーむ、これはグイスのことまで引っ張れる余裕はない感じかね(更新時間的な意味で) 1dどうなるんだろ…時間軸の続き?
(-356) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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ストーカー側との未エンカ多すぎるけどタイミングとコアがあわないのだぜ…!
(-357) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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あはは、間違えられてても気にしませんよ。 私先生の講義にはあまり顔だしませんし。
[ほっと胸をなでおろす様子に>>1026向けるのは苦笑い 直後聞こえてくる冗談のような言葉にまた噴出してしまう。そんなことあったら大体の大学の講師は首が繋がっていないだろうに。]
ええ、そうですよ。店主さんはいい人ですし。そこの道を真っ直ぐ行けば看板が見えると思いますよ。 ……そういえば、求人募集してるらしいですね。
[友人のチラシを覗き見た時、確かそんなことが書いてあったなと。 けれど大学の教員である彼には関係ないかとそれ以上言うのをやめて。]
調子が悪いんじゃなくって、ちょっと仕事で手先が……
[だから隊長のほうは大丈夫だと笑ってみせて]
(1029) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[講義も終わり、今日は昼以降の予定も無い。 計画通り商店街で食事でもしようかと考えながら階段を降りていると、何冊もの本を抱えた女性が向かって上ってくる。 重そうで、何より本のせいで前が見えていないようで。 彼女を手伝おうと同じ高さの段まで下りて声を掛けようとしたところで]
……っ、危ない!
[視界を遮っていたのが災いしたか。彼女が階段で躓き、バランスを崩す。 重力に従って落ちる彼女を庇う為に腕を伸ばし]
(1030) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[だん、という打ち付けたような音が響く。 彼女の下敷きにはなったがそれほどの高さも無かったのが幸いしたか、それと見て分かる怪我は無いようだ。 無事で何よりと起き上がろうと腕に力を込めると、左手首に鈍い痛みが走る]
……っ。 大丈夫ですよ。貴女は悪くありませんから。
[泣きそうな顔をする彼女を制して立ち上がる。 緩く手を開閉しても痛みは変わらないが、幸い動かせないという程でもない。商店街へ寄る前に一度家へ戻ろうか。 笑みを崩さぬまま彼女の元を離れ、踵を返す]
(1031) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[救護室へ向かう途中、赤毛の少女>>760の姿が目に入る。 目立つ赤毛と、靴。そして忘れる訳もない、紺のマフラー>>717。]
[父が落胤を産ませた、というのは身辺調査で分かっていた。そして落胤の素性も。 まだ大人になりきれなかった少年は、何度も孤児院へ通い、外から彼女の様子を見ていた。 それは決して妾の子が憎いとか、そういった感情ではなく、もっと別の感情から来るものであったが。
だから、睡眠不足と不注意から運転手が跳ねた子供が腹違いの妹だと気付いた時には思わず固まってしまった。 そして何より。]
(1032) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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そのマフラーは君にあげるよ。 暖かいだろう?これで、首を冷やさないように、ね。
[母から貰ったという首飾りが、穏やかで自分の憧れだった母が父にあげたそれに、酷く似ていたから。 首飾りを隠すようにマフラーを巻き、紺で覆う。]
(1033) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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―現在/Aphrodite―
[一斗缶の上の赤い石。人魚の涙だって知らずに掌に収め、ポケットにしまった。硬貨やチョコレートとは別のポケットに。 金色の指のように、義手のように、冷たく美しい涙がわたしを誘った。
かつらの中から、くるくると巻いた赤毛を見付けたとき。あの人だって思った。
ゴミ箱の中から卵形の石を見付けたとき。そうだよ、これは偽物で、本物はわたしの首にかかってるもんって思った。]
(1034) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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……そういえば、もうそんな歳か。
[すっと目を細める。赤毛は母親譲りだろうか。 おっとりとした目は父にも似ていない。だから、もう気にしなくていいのだと。 器用に右手だけでケースからラムネを取り出しひと粒齧り、後ろを振り返ることは、無い。]
(1035) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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―アリウッド邸―
「ぼっ…坊っちゃま!!」
[だるま自転車を片手で押し屋敷へ戻ると、真っ青な顔をしたメイド長が此方へ駆け寄ってくる。 また何かあったのだろうか。ゆるりと首を傾げ]
一体どうしたのですか。 そのような乱れ方はこの屋敷には似合いませんが…「怪盗が、怪盗セブンが!」
[そう言って震える手で予告状を見せてくる>>983 そこに書かれていたものは怪盗の名前と―]
…それは、それは駄目だよ怪盗seven。それはいけない。
(1036) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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美味しいな、このサンドイッチ。 これは勿体ないことしてたなぁ。
[焼き立てのパンに、新鮮な野菜とサーモン。 掛けられたソースは燐蛍亭のオリジナルだろうか。 食べごたえもあり、とてもおいしい。
雑談をしながら、食べただろうか。 時計を見ると、もうそろそろ大学へ戻らねばならない時間]
ありがとう、御馳走様。 また、食べにくるよ。
[代金を支払って燐蛍亭を後にした*]
(1037) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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……ぁ、 ……
[白くて長いマントは、昔間近で触れたものと同じようで違うもの。
手を、伸ばしたから――…音に気付くのが遅れた。>>993
わたしの名前を呼ぶのはメルにぃの声なのに。黒髪眼鏡の女の人が居た。
床に落ちた紙袋。見えた中身はレモンでも梨でもなく、何かの服。]
みり――…
[膝をつき、悔しげに漏れる声はやっぱりメルにぃで。]
(1038) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[硝子の靴。それは、アリウッドが所有する物の中で最も高価であり、最も美しく、そして唯一、父親に我侭も言わずただ従順な駒となっていた息子が唯一。 頼みこんで売らせなかった、宝石。]
「ど、どうしましょう坊っちゃま…す、すぐに警察に…」
[聞けば、父へ報告すればすぐ大事になり騒ぎにもなるだろうと黙っているらしい。 本音は従者達の失態だと騒ぎ散らすことも危惧した為だと考えるが、懸命な判断だ。 大丈夫、と小さく頷く]
大丈夫。灰被りは鐘がなる前に捕まえてしまいましょう。 怪盗は魔女ではありません。魔法が使えないのなら私達にも勝ち目はあります。
何より、あれは私の大切な物ですから。 決して渡しはしませんよ。
[まさかその怪盗が既に日に照らされた>>996とも知らぬまま。 青年は、静かな青い炎を灯す。 呟く言葉はメイド長へ向けたものではなく、顔も知らぬ怪盗への闘志と興味。]
……とりあえず、この手首に包帯を巻いてくれませんか? 強く打ってしまいまして。
[ひらり。左の手を上げてみせる。]
(1039) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[眺め降ろした落書きへ、足元の石を拾い、書き足す二つの円弧線。 描かれたのは、足りない四本目の足ではなく、閉ざした眸。
カラリと落した石は、甘い香りに包まれて墓石めく。 施しを嫌う男は、その場凌ぎの幻想を厭い、真実を寄り添わせた。
もう一度、摩擦で落書きが擦れる前に訪れるかは分からない。 だが、彼女が硝子越しに見る肖像ように、男は優しくなかった。 そして、柔らかくも、嘘吐きでもなかった。
一度、湖水色を細め、ガチャンと錠を響かせた。*]
(1040) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[程なくして戻ってきた身は、 先ほどと変わらぬ顔を向け、終わった、と短く告げる。 手繰り寄せたコートに腕を通せば、出掛ける準備も完了。>>1027]
めかし込んだ徒花ではなく? 存外、君の女の趣味は悪くないようだ。
―――…先んじて云っておくが、バイクの面倒は見ないぞ。 ほら、出ろ。
[本来、駐車場代わりに裏手を貸してやることも吝かではないが、 今は絵心優れぬ落書きが陣取っている。 故に、寒風より冷たい調子で、寛ぐ彼へと放ったのだった。]
(1041) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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― →大学・救護室―
[時刻は予定通り。 メモに書いた時間通りに戻って来れた。 ポケットから鍵を取り出して、扉を開ける。
保健医の帰りを待っている者がいたら、自分と共に中へ入るよう促して]
ごめんごめん。 いいだろ、たまには先生が外食したって。
[そんな風に笑って言い訳をした。 白衣を着れば切り替えて、職務に戻る]
(1042) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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そうかな。まあ、うん、そうなのかな。 たくさん顔を出してくれると、もっと、きちんと覚えられるんだけど。
[もっとも、何百人といる学生の、誰も彼もの名を覚えているわけでもなく。 瞳の色と透き通るような赤毛とが、どこか妹に似ていて、覚えているのだけど――まあ、それはさておいて]
そう、この先。 教えてもらったから、行ってみようとは思っていたんだけど。
[頷いて、ひとつ]
手先……? ……うん、その、教員としては、学業に差しさわりのない程度に……と、いうのが正しいのかな。 いずれにしても、お大事にね……というほか、ないんだけれど。
[どう言葉を選んだものか悩んで、どうにか、そうとだけ]
(1043) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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―挿話:蛍石と紫水晶>>965―
[口元をコルセットで覆う故か、 珈琲の香り高い燐蛍亭に訪れることはあまりない。 人前で其れを外すことは無いからだ。 ――今のところは。
逆に燐蛍亭の主人たるフロライトは 時折骨董店に足を運んでいる。
「ミスタの店の前はいつも佳い香りだ」
話しかけたのは骨董屋の店主である。 お奨めの小物として蛍石を磨いた梟を指差した。
「森の番人。 店番にいかが?」
そう、眼を細めて謂った店主は 恐らく金糸雀が彼の側に在るを知らなかったの*だろう*]
(1044) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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俺は大輪の薔薇よりも、まっすぐ太陽見つめる向日葵か それか清楚な百合の方がいいね 人間なんていつ気が変わるかわかったもんじゃない――ならより信用できそうな方がいい
…ってわかってるって 押していくからそんな冷たい事言うなって
[裏の落書きの所為でか、聊か不機嫌そうな声音で追い立てる様子>>1041に わかったとばかりにソファから飛び起き、燈写館を友と共に後にする
いつもの酒場に着けば駆けつけ1杯――瓶ごといつもは頼むのだが 今日はグラス1杯と頼めばさて彼はどんな反応したろうか]
そういやお前ん所に飾ってある家族写真 あれ、アングイスって学生さんの家族の写真だったんだな 今日偶然その子にあってさ。いい子だよなぁ 真面目で、頑張り屋で。両親が大好きで
[酒を飲みながら語るは今日馴染みの喫茶店で知った事実 彼とその子が親しい間柄というのは知らないが、ほろ酔い任せてそんな事を告げた]
(1045) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* >>1045 結局コンちゃんは人の気持ちを全く信じてないんだなと自己分析 友達だって親しい人だって、いざとなったら皆逃げだす 一度見捨てられたからこそ予防線張る愚か者、ってかんじかな
(-358) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* ヤバい、時間軸を見失った。
(-359) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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怪盗のおじさん。
[傍に寄ってしゃがみこむ]
ようやくわたしのこと……
[顔をのぞきこむように首を傾げ]
盗みにきてくれたの?
[顔を覆う手首に手を伸ばした]
(1046) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* >>1046 おや、オルエ×メルヒーくるか?wktk
(-360) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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―商店街・大通り―
[家に残っていたパンも、食べてしまったし。 安めのパンを、買って帰ろうか。 切手代を払うことも、忘れずに。
今日はなかなか、運がよかった。 ダフネドラから請ける仕事は、 力仕事が多いものの、報酬は相応のものだから。
賭け事こそ出来る程ではないが、 空腹で過ごすようなことは、無さそうだ。]
……金持ちに感謝するのも、癪だな。
[金を持っている人間が、 あの骨董店で趣味の悪い剥製を購入したから、 今、自分に金が回ってきているのだけども。 勿論、感謝の気持ちなんてひとかけらも無い。]
(1047) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[流石に緊張下でも従者達の手際は良く、包帯を巻けば左手はいつもと変わらぬ動きを見せた。痛みもそう感じない。 その足で母の寝室へ向かう。まだ日も落ちていないというのに、母は床に伏していた。 握る手は冷たく、病んだ手は細く、儚い。 その痩躯を起こし、気丈に笑う母が見ていられない]
…また、薬を買ってきますから。 元気になったら蒸気も掛からない場所でピクニックでもしましょう。
[静かに微笑む青年を、母は淋しげに笑って見つめるだけだった]
(1048) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[そのまま宝石の眠る金庫へと向かう。 怪盗の推測通り、鍵は息子の誕生日。 流れるような動きで扉を開け、中にある宝石を見つめる。]
…父さん、貴方は何もかも、壊していく。 家庭も、母さんも。
[瑠璃色の瞳に濁りはない。 それが家族すらも金儲けの駒にする父の、望む姿であるのだが]
…僕は絶対、渡さない。
[金庫の扉は、重い音を立てて閉められる**]
(1049) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[本当はフホーシンニューのわたしの方こそ顔を覆って、ごめんなさいって言うべきなのに。
散髪屋の魔法は、きらきらとして。 昔々の約束を思い出させてくれる。]
……
[眼鏡を外して、黒髪も外して。]
(1050) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* 待ってオルエッタパイセン、ロック早くないっすか。 え、これまだロックしてないんすか。
私が遅いだけっすよねすいませんこれ全く話せない人出てくるわこれ嫌だもう!自分嫌だ!
(-361) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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― Aphrodite ―
[>>1034一斗缶の上にあった筈の石が消えていても、 今の注意はそんなところに向いていなかった。 色こそ近しい石を首から下げた娘に注がれている。
いまここで、目撃者の首を締めること。 それは怪盗ではない何者かに為ることを、意味していた。 師の訓えは絶対である。
他人の為に盗んだ財を使えと言われた。 卑しき身分であったことを、忘れぬ為に。 どんなに寒い躰でも、貧しいからこそ温かさが篭る。 金を得て狂う只の凡人に為るなと言われた。]
―――――…。
[とんだ名探偵もいたものだ。 否、とんだ莫迦な怪盗も居たものだ。
だが、折れた膝のせいで低地となった身に、 鼓膜を震わす音>>1038>>1046 其れが、散髪屋の主人に向けられたものではない。 27はけしておじさんでは無いからだ。と思っている。]
(1051) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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あー……えっと、今度また行きます。 先生の授業は嫌いではありませんから。
[嫌いではない、ただ歴史のことを学びたいとは思わなくて。 彼の講義は自分には合わなくて、必修として取らず今では偶に友人の代わりに出るくらい。]
本当ですか?あそこのお店オススメですよ。 あはは……大丈夫です。ちゃんと学業のほうも専念しますから。 でも……私は手よりもこの足のほうが大切なんですけどね。
[果たして、これは教員の目の前で言っていい台詞だったのだろうか。 もしも起こられてしまった場合は冗談だと言って笑って誤魔化すけれど]
……というか、あそこに用事があるって…先生の方こそ体調悪いんじゃ…?
[話を摩り替えてた訳ではないけれど、薬屋に行くとなるとそれは逆に無効が体調を崩してるんじゃないかと心配になって。]
(1052) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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品種の違いで信頼度が変わるとは農耕的だな。
―――……信頼できそうだと、希望的観測でものを云うなら、 結局、裏切りの本質に堪えられないと言う事か。 確率を減らしたところで、爆ぜてしまえば皆一緒だろう。
[酒の席まで続けるのが花の話題とは、実に健全な成人男性二人組。 琥珀を満たしたグラスを傾け、酒量を弁え喉を潤す。>>1045
己が小言を与える前に、彼も己と同じものを頼んだが、 小さな酒場にどよめきを起こすほどには、珍しい現象だった。 グラスの曲に口付けながら、彼の横顔を覗いて、琥珀を揺らす。]
――…出来が良いので広告にした。 丁度、俺が彼くらいの年に撮影したものだ。
良い子か、その判断は俺には難しい。 恐らく彼は余り自身を良いとは思って居ないのではないかな。 優良であるとは、自覚があると思うが。
[ピート臭が鼻腔を擽り、アルコールが神経に乗る。 少し、酒で緩めた唇を緩やかに開き―――]
薬を酒で飲むなよ。
[実直な棘は、彼の酒焼けた喉へと突き刺した。]
(1053) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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