
661 愛しい貴方を渡したくないから。
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
マリーベルが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、オルエッタ、コンダクト、シュゼット、グリフィン、メルヒオル、ダフネドラ、ジルベール、ジョシュア、アンダンテ、グラディス、アングイス、テオドール、フロライト、マニュエル、リュシオルの15名。
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[沈黙してしまった彼>>660に、何か不味いことをいったのかと不安気に瞳は揺れて 朝からでも昼からでも、と言ってくれれば]
あれ、そうなのかい? ならお言葉に甘えようかなぁ 午前中は、専ら薬の調合してるから…店番を頼みたいんだぁ
[気まずそうなその表情には、触れないでおくことにして、 了承し、階段を下る彼の背を見つつ。]
2014/12/08(Mon) 00時半頃
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/* 狙うのデフォがシュゼットで大爆笑の中の人
(-0) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[沈黙してしまった彼>>1:660に、何か不味いことをいったのかと不安気に瞳は揺れて 朝からでも昼からでも、と言ってくれれば]
あれ、そうなのかい? ならお言葉に甘えようかなぁ 午前中は、専ら薬の調合してるから…店番を頼みたいんだぁ
[気まずそうなその表情には、触れないでおくことにして、 了承し、階段を下る彼の背を見つつ。]
(0) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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/* このデフォルトは恩人しか設定されねーのか 昨日はメルヒオルさんで今日はグラディスさんで
明日はコンちゃんかフロライトさんかな(
(-1) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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何故か俺は1時更新だと思い込んでいた
んで、囁き見れるのは3dからなんだな 実は今まで一回も少女希望したことなかったもんで システム周りを確認したかったのだよねぇ
(-2) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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…長い時間、キミといたいし、ね。
[聞こえない声で、呟く]
(*0) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[戻ってきて、彼の手で棚へと並べられようとする瓶を見つつ、問われれば>>1:663]
えっとー…風邪薬は二段目の一番左で…痛み止めが三段目の右から四番目、かな。 あとは…
[実質覚、あんまりえていなかった。 むくりと起き上がれば棚の方へ足を運んで陳列を手伝って。 少しすれば木箱の中身はすべて棚へと移っていただろう]
よし、おわりー あとは店番しつつ、お茶でも如何かなぁ
[こんなに適当でいいのかと疑いたくなるところだけれど。 とりあえず、今のところする仕事は片付いてしまった]
(1) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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ストーカーさんたちにあんま話しかけるタイミングつかめずだったもんで、マジ誰がいこうかで悩ませていた可能性でかそう。
しかしまあコアが合わなかったり多角ったりしててだな…。 手隙さんがずっとウェイトしてるのに多角ゾーンにいくっていう選択肢は俺にはなかったのだ…!
(-3) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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あっ なんかめっちゃ1時更新だと思ってた………… 0時半ね、覚えておかねば……
(-4) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[機械人形と写真師。 それぞれから言葉をかけられ、>>1:668>>1:672そっと瞳を伏せる。]
気に、しなくていいから。 僕が勝手にしただけだし。
[出来上がった衣服の繕い。 それだけで充分。
それさえ終わってしまえば、ここにいる意味もなく。 そっと立ち上がる。]
じゃあ、これで帰るね。
[しばし躊躇って、一言だけ写真師へ告げた。]
心配してくれて、ありがとう。
[それが幼い子供同然に扱われるものであっても。 気遣ってくれたことへの小さな礼。]
(2) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[仕事と言うより借金の返済が近い関係。>>1:664 借り受けたのは少女人形本人では無いが、 硬い頭を持つ男は踏み倒す気など毛頭ない。]
―――ああ、そうだ。 慣れない使用人は忘れることもあるので、 その時は必ず印を強請るように。
[アリウッド家の押印は赤インクで転写されている。 これがなければ、もう一度屋敷に戻らねばならぬ大事なもの。
当面、預けた仕事は及第点を上げている。 彼の舐めてきた苦労の成せる業か、家族のためか。 無愛想で無神経な小言の多い男は、 多少なりと彼を評価し始めていた。]
(3) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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……二人とも不在とは珍しい。 ―――…業を煮やして、自ら捕り物に出かけたか。
[ジルベールの言葉にそっと笑気を噛む。>>1:667 夜の色に溶ける怪盗に脅かされる輝石店。 されど、己は過去の失墜を思い出す。 其れにも口角が上がりかけ、唇の端を隠す指先。]
ともあれ、ご苦労だった。 今日は“家”へと帰ると良い。
[労いは足されたが、後半はどこか皮肉気。 彼があの家屋を、帰る場所と認めているかは意識外。
そもそも、彼を迎えてくれる場所など、 この蒸気煙る街には、幾らもないのだから。*]
(4) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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ぐるぐるするのは視点が同じだからだよ。 他の視点から物事を見てみたら、案外簡単な結び目だった、 そんな時もあるから。
[暗闇を別の場所から照らせるかもしれない>>1:675 悩み事を聞いていない今は希望的観測でしかないけれど。 話したいと言って少しだけ明るくなった表情が 傷ついたように曇る]
すまないね。 こちらから言い出したことだったのに。
[言葉にするのは、勇気も体力も使うから。 その決意をした女学生を突き放す自分の態度に、 申し訳ないと謝罪して]
じゃぁ、また明日学校で。
[丁寧にお辞儀する彼女>>1:676を見送ると、 自分も大学へ向かった]
(5) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[フロライトとの会話時、彼女の微笑ましい言葉に笑んで頷いた オルエッタが子猫を撫でようとするのに気づけば屈み>>1:680 拳握り締めたのを見ればその手をとって、優しく摩る]
この子の頭、撫でてくれる?
[そう尋ねればさて彼女はどんな反応したろうか]
(6) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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オルエッタさんが勧めて下さったんですか?
[>>1:*144言いながら緩く首を捻る。 此処で会う心算だったのだろうかと。 彼は急いでいた様子で、サンドイッチを渡すと店を出て行ってしまったのだけれど。 少女の心を甘く染める男本人にその自覚はない。]
コンダクトさんの…そうですか…。 着てくれる人がいれば、服もきっと嬉しいでしょうね。
[彼女に手伝いをして貰って僅かな金銭を渡す。 その行為を施しとは男は思っていなかった。 簡単な作業だけれど、立派な労働だ。 ――その対価を渡している心算でいた。]
(*1) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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……?
[>>1:*145耳朶を掠める囁き声に彼女の複雑な感情は宿っていただろうか。 男は彼女の紡ぐ言葉に不思議そうに首を傾げる。 どうやら友人であると頷ける関係ではないらしい。]
……分からないのですか。
[けれどオルエッタは否定もしなかった。 喧嘩という単純な衝突ではなさそうだと、男は考える。]
…私はジルベールさんを知りませんが、 その人と貴女が、貴女の望む関係であれるといいですね。
[友人か、恋人か、家族か。 それとも――]
(*2) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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/* ロルを見返して頭抱えないような、ロルができるようになりたいです。 書きにくかったら非常にすみません。
(-5) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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…父はかなり怒っていましたけれども。 私は貴方という存在を識れて良かったと思っていますよ。
そういう意味では、私はこの街と同じくどこかおかしいのかもしれませんね。
[今朝見かけた新聞も怪盗の話題だった>>1:669。 それは平和である証拠であり、街が刺激を求める証。 気障ったらしく肩を竦める怪盗の所作など、誰が見れると思っただろう。 警察でさえ捕らえられない霧のような怪盗がこんなに間近に居ると誰が。
そんな彼が言う泥棒猫が異母兄弟であるとは、気付ける筈も無く]
(7) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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…ええ、なるほど。 「硝子の靴」は確かに美しいですが。
……本当に?
[怪盗の中に葛藤>>1:700が生じているとは見抜けず、それでも自らの抱く怪盗sevenの像とは乖離している気がして。 瑠璃の色を、すっと細めて]
困りますね。「硝子の靴」は渡せません。 シンデレラにも、誰にも。
[彼の言葉を強く否定する。 「硝子の靴」は渡せない。強い執着心は、強い抵抗を生み出す]
…貴方に「硝子の靴」は盗めませんよ、怪盗seven。
(8) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* メモ見たらリュシオルの縁故欄が可愛かった。 そして、ジョシュアの「接続:おるよ」に一昨日くらいからじわってる。
(-6) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[>>0青年がカジノ通いで散財している事も。 それが原因で大学を留年してしまった事も、 この店で働いていれば、 何れ、彼の耳にも入るだろうが。
それでも自分の口から告げる事は出来ず、 今はただ、そのことについては、 口を閉ざすのみ。]
……ん、解った。 僕がそのまま客に売っても大丈夫なモンは、 教えてくれれば、覚えとく。
[何も知らない素人が売れる薬は、 この店では少ないかもと思いつつ。 全て、店主が調合しているようだから。
幸い、記憶力は悪くない。 よく買い求められるような簡単な薬くらいなら、 店番である自分でも、対応できるやもと。]
(9) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[気付かれた!>>6 包まれた拳は強張り解けていく。]
……いいの? じゃあ、撫で る。
[恐る恐る指を開いて、猫の頭部を撫でた。 にゃ、と本物の猫が、鳴いた。**]
(10) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[>>1言われた通り、薬瓶を並べて行きながら。 途中からは隣に店主が居て、 彼自身も、薬瓶を並べ始める。
風邪薬があそこで、痛み止めがあの棚。 何度か一人で確認をすれば、 今回棚に並べたものは、大体覚える事ができた。]
―――― は?
[次の仕事は、と問う前に。 終わりと告げた店主に、ぱちりと瞬き。
楽できるのはまあ、悪いことではないのだが。 これで良いのだろうかと、頬をかく。 何せ、給料はなかなかのものだから。]
……まぁ、いいなら貰うけど。
[茶が嫌いな訳でもなしと、頷いて。 茶菓子のひとつやふたつ、買ってきたほうが良かったかと、 思考はよくわからない方向へ。]
(11) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* お相手のやりたいことは、何でも受け入れる所存です。 4分以上経過 o
↑言質取りました。
…………、………、 ………………………、
うわぁああい!!!!!!
(-7) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[さっき路地裏で迷った時、道の向こうに見えた人影。 ひとりは多分オルエッタ。そしてもうひとりの"誰か"さん。
きっと話したことのない、名前も知らない人だった。 そのはずなのに――何故だろう、思考回路にノイズが走る。]
[アンダンテは壊れてしまった。 既に記録も思考も、正常な動作をしていない。
主人の姿は遠く掻き消え、思い出せない。 だからだろうか。その"誰か"に彼女は見出したのだ。]
(-8) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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僥倖――僥倖、ね。
[いつの間にか、結構な時間だ。 商店街を、薬袋を提げて、あてどなく**]
(12) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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……ご主人サマ?
[――かつて主の面影を。]
2014/12/08(Mon) 01時頃
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……ご主人サマ?
[――かつての主の面影を。]
(-9) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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―午後・大学救護室―
[サンドイッチは大いに食べ応えがあった。 ただ、好みはと聞かれたら燐蛍亭のサンドイッチだ。 10年も前なら、肉があればそれだけで嬉しかったと言うのに、 今はさっぱりした味の方が好ましい。]
んー、歳かなぁ。
[野菜ジュースを飲みながら、独りごちる。 包み紙やカップを屑籠へ入れて、白衣を整える。 午後も、いつも通り、滞りなく過ぎていくだろう**]
(13) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* アンダンテか― どうしよ、全く接点ないのにどう誘拐されるかな……
(-10) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[裁縫技術を評価した途端、多少の違和を察知する。 片目を眇めて覗く蛇珠の瞳は、瞼に遮られた。>>2]
―――…ああ、夜は凍える。 戸締りをして、早めに休むことだ。
独りの夜とは存外長い、アンジー。
[低い温度の声は常なるもの。 帰宅するというなら、表から出るようにと告げた。 裏口は猫の通り道だ、彼の抜ける場所ではない。]
(14) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* 縁故が無いっていうのは私側からは組みやすいんだけどね。 相手からするとイキナリのことで、びっくりするだろうからなぁ……ごめんなさい。
(-11) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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おや、―――そうですか。
心労で頭が禿げ上がってしまえばいい、 是非ともそうお伝え下さい、お坊ちゃん。
[くっくと嗤う顔は、眉も笑い皺も秘匿されているが、 今宵上がる月に等しく、口許は弧を描いている。 価値の無い髪の毛など、絶えてしまえばいいのに。
自身をおかしいと称す御子息に、首を傾いだ。]
――…… そうですねぇ ですが、面白可笑しく生きた方が人生は豊かでしょう。 なにせたった一度切り、 存外短いのが人の人生ですから。
[青年の言うおかしい、と怪盗の告げた形容詞は 恐く意味合いが異なっている。]
(15) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[コンダクトとの付き合いは長いもの。 >>1:665口の動きには小さく頷いてみせ。
故郷を出てから、右目の失明を招いた病気について、薬を提供してくれるマニュエル以外に自ら語る事はなかった。 眼帯がずれれば鉱物化した肌が見える。 ――見えれば誰でもそれに気が付く。 そんな事実を眼帯如きで隠し果せるとは思っていないが――鉱化症について誰かに問われるとは思わなかった。
両親を失ったコンダクトが迎える、新しい家族。 仔猫を守りたいと願うコンダクトの意志は叶えてあげたいもの。]
いいえ――大丈夫ですよ。 私でお役に立てるのなら喜んで。
[故郷を出る前、医者に研究に協力してくれないかと頼まれた事があった。 けれどそれは断ってしまった。 その人は初めて会う人だったから。 だけど彼は違う。
首を振りながら静かに笑えば、お礼を言っているような仔猫の鳴き声が聞こえた。]
(16) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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長く留まるのも、色々とねぇ。 困るものがあるんですよ。
[其れは、嘘のような真実。 認めたくはない、現実。
煙に巻く口ぶりで、噂通りの好青年めいた御子息の 細まる目を見ていたが、宣言も鼓膜に入れたが。]
随分と大事になさっている品のようだ。 どうやら、あなたにとってはただの輝石では無いらしい
それはそれは――
[―――俄然 、]
(17) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* 墓に居るから秘話できないね!!!!!! ぼっち!!!!!
(-12) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[この感情は、心配などではないよ。アンジー。]
(-14) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* そうか… 二日目以降に何か面白いこと 謂わなくちゃと思ってたんだけど 特に気にしなくてよさそうだ
(-13) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[君に伸ばす腕が、俺以外であるなら赦すことが出来ず。 君を愛でる眸が、俺以外であるなら抑えることが出来ず。 名を紡ぐ唇が、俺以外であるなら堪えることが出来ぬだけ。
この感情は、君を慮った優しさなどでは決してない。 この眼差しは、君を按じた誠意などでは決してない。]
(-15) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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―――怪盗sevenに、盗めぬ品などありません。
[きっぱりと、はっきりと。明瞭に。 鷹の目を細め、酸漿ならぬ手袋に包んだ人差し指を立てる。]
盗む価値があるようですね。 必ずや、私のコレクションに入れて差し上げます。 益々欲しくなった。
[謳うように、嗤うように。]
(18) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[去り往く眼差しに語りかける瞳は、雄弁に万感を込める。
写真屋さんと舌足らずに呼んだきりの幼子には、 到底理解できぬ熱を眼差しに宿して。*]
(-16) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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――さて。 では私はこの辺で失礼致します。
ご機嫌よう、お坊ちゃん。 また会う日まで
[長いマントを棚引かせ、軽く足元を蹴る。 怪盗は、背からマンホールに落ちる形で
階段を使う事なく、くるりくるりと闇の中を舞う。 見上げる朱い日差しは美しく。
そう、この色こそ己の最も愛する色。 だが、朱色が似合うは我が師のみ。
溝鼠は、暗い闇の中が一番性にあっている。 地下の通路に綺麗に着地すれば、 後は流れる黎い川に踏み入らず、汚れた床を走り、]
(19) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[差し込む赫い煌りを一度だけ見上げ、 地の淵からただ一人に憧れる。
おまえ 時間よ止まれ―――黄昏 は美しい **]
(20) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[フロにぃには素直に話す。 こそこそ話は、コンにぃには聴こえないもの。>>*1]
うん。テオにぃがハンカチね、擦りむいたところに巻いてくれて。 返さないとって……思ったから。
でも、間に合わなかった。
[これで捻った首は元に戻るかな?]
服が、嬉しいの?
[驚いてパチパチって、瞬く。 そんな風に思ったことなんて、ないから。
小遣い稼ぎの為のお手伝いは、良いの。 朝から夜まで手を貸して、銅貨1枚と交換だって構わない。
ただ、そうしてお金を得ていると。 何もせずに与えられる無償の愛が、少しずつ少しずつ、良いのかなって気になってくるんだ。]
(*3) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[うん、わからない。>>*2 こくんと頷き返す。
望む関係って―――やっぱり、分からない。 フロにぃが願ってくれるのに。
わかしは困ったように、うんって僅かに頷くしかできなかった。**]
(*4) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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/* 大量に発言もらった! 美味しくいただくぜもぐもぐ。
ついでに秘話も投げるぜひゃっはー。 指が震えてる。
(-17) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[子猫の頭を撫でる彼女>>10を微笑ましそうに見ながら フロライトの頷き>>16と告げられた言葉に安堵の笑みを零す]
ありがとう、フロラさん よかったな、クレース
[小猫を撫でながら嬉しそうに告げれば、そうだとばかりに話しだす]
実は、聴講できるようになるかもしれないんです 今朝フラム先生にお会いして、それで事情を話してみたら資料を送って下さるそうで 勉強、ずっとしたかったから嬉しくて嬉しくて
それと……
[少し、言い淀んだ後]
幼馴染と、喧嘩別れしちゃったんです 幼馴染の夢、応援してるのにこの街を出て行ってほしくなくて それで正論って言う言葉の刃、叩きつけて彼女の夢を否定して―― この子を、家族が出来て自分を見返したら なんてひどい事、行ったんだろうって
[ぽつりとそう呟いた 黄昏色の空に滲む宵闇の色の様に、心の中に広がる染みは深い]
(21) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[体の修理と服の修繕を終えて、立ち上がる。 諸動作に完全に違和感が無いわけではないが、先程までとは打って変わって動きやすい。]
グリフィン、改めて、ありがとうございました。
[深々とお辞儀をする。 アングイスの方にも向き直り、もう一度。]
このお礼は、いずれ。
[とはいえ、グリフィンには世話になっていても礼を返せた試しがない。 作業を手伝う訳にもいかないし、お金を消費するわけにもいかない。 せいぜい「なにかあれば手伝う」と思う程度だった。]
(22) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[そんな事をしている間にも、日はゆっくりと傾いてゆく。
もし、万が一。 茶菓子を買って行こうだなんて考えた時には、 今日、おまけに貰った燐蛍亭のマフィンなんか、 良いかもしれない。
蜂蜜の程よい甘さの中、 時折感じるレモンの風味。 あれはなかなか、美味しかったから。]
…………。
[あの時、自分が処方された薬はどれだったのだろう。 ちらりと店内の薬たちに目をやってみるが、 やはり分かる筈もなく。]
(23) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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ねぇ、掃除道具とか、あんの?
[客が来れば、その対応を。 店主が仕事を思い出せば、その仕事を。
仕事がない間がどうにも暇だし、 間を持たせられるほど、お喋りでもない。 ならば掃除をすればいいと気付けたのは、 荷運びではない仕事を経験していたが為。
その問いかけに返ってきたのがどのような言葉でも。 今日の仕事の終わりを告げられるまでは、 従業員として、居るつもり**]
(24) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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―とある路地/夜の帳の縁で―
[黒い服、黒から紫のグラデエションのドレスと 金糸の縁取りのコルセットを身に着けて、 黒い日傘を差した店主が佇んでいる。 くるり、日傘をまわすと 濃い紫のタッセルが揺れた。 両手を添える銀の柄は月の光めいている。
闇に溶けるような色を纏い、 緩やかに迫る夜を見上げた。]
(25) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[彼女の整備も手馴れたものだ。>>22 一度や二度の修繕でなく、既にこれもまたルーチンワーク。
いいや、と閃かせた掌は常調子。 彼女に売りつける恩など一つもなく、日々の返済を遂行するのみ。]
ああ、ただ、アンダンテ。 記憶障害の度合いは検査していないので、 物の場所が分からなくなっていたり、 記憶が混乱しているかもしれない。
もしも、手記でも綴っているなら確認を勧めよう。
[一つだけ、気にはなったが己の手が伸ばせぬ中枢黒箱。 自己判断の性能に任せるべく、忠告を投げた。 どれだけ効果があるかは知れないが、彼女は高性能な機械人形。
―――深刻なエラーなど、夢にも。*]
(26) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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……そういえば
[子猫の喉を擽りつつ回想する オルエッタと共に憐蛍亭へと向かった際、明るい杏色の髪を見かけた気がした
美しい自動人形(オートマタ)、機械で出来たというにはあまりにも人に似すぎるその姿 どこか髪色やその大きな瞳に母の面影を感じる、機械人形
確か警察仲間の噂によれば古い屋敷に1人きりで住んでいるらしい 時々友人が何やら話しかけているのを見かけた事もある 決まったルーチンワークを歩む少女は、僅か歯車の音を鳴らしながら歩くのだろうこの街を 今日も明日も、変わらぬ賑わいを持つこの街の道を
きりきり、きりりと歩いてあゆんで まったく同じ一日を過ごす
それは警察としての業務の後酒に溺れ、泥の様に眠る自分にもよく似ていた 淡い初恋引き摺る幼馴染と喧嘩別れしたのが心に重く圧し掛かっているけれど ――それと同じ位に気になっていたのが、時々街で見かける杏色の髪の彼女
母と同じ、失った家族と同じ淡い色の髪の彼女]
(27) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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(ねぇもしも、彼女が人形だと言うのなら)
[友人と道の真ん中で話した事を思い出す 自動人形に夢を見てもいいんじゃないか?――そんなことを彼に告げたのを]
(もしも彼女が、人よりも長い時間生きれるのだとしたら) (もし、自分の家族としてずっと、傍にいてくれるのなら――)
[子猫の啼く声、にゃぁと耳に響き はっとすれば頭をゆるく振って]
……俺、疲れてんのかも
[ぽつり呟く、失った家族を求める青年は知らない 自分を見つめるその視線 面影求める自分と同一の視線が、自分に注がれていたのを*]
(28) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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/* こっちに接触してもらえないなら自分から逢いに行くしかないかなぁ 弱ったなぁどうしよう… ダンテの場合どう誘拐されるかね
屋敷に行って捕まえたでもいいし、自分の家に監禁されでもいいし とりまダンテさんに任せる感じの方がいいかな誘拐されの場合は
(-18) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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/* コッペリア。
(-19) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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/* ロルを打っている間にちょっと見えたんだが
>>淡い初恋引き摺る幼馴染
え。
え?(二度見)
(-20) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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/* しかし何でこっち来たのかな これは…ううううん悩むどう接触すればいいのか…… (頭抱え) とりま母の面影√でいくしかないかなぁ
(-21) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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―とある路地/夜の帳の縁で―
……星
[蒸気の合間に、星を見た。 ひとつ、失せ“者”をつくる夜。 かつて、よく似た夜に失せ“者”を得た記憶が 骨董屋の主人には、ある。]
(29) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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― 日暮の後 ―
[さて、勤勉にして躾けの良いアングイス青年が帰宅を選べば、 本日、燈写館も店仕舞い。窓辺に掛かるプレートは反転Closed. 従業員に定時を切り、少女人形を見送った。
日が落ちれば、客は寄り付かぬ。
そういえば、夜の仕事が一件。 悪戯紛いに入っていたようにも記憶しているが、 如何しても入用ならば、改めて。
本日は外せぬ用事にて、燈写館の主人は不在。 尖り屋根の写真館に重く落ちる錠の音。**]
(30) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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―夕刻 Aphrodite―
[保険医と分かれた後、何をすることもなくただ商店街を歩く。 よく来るパン屋でパンを1個ほど買って。それを食べながらまるで散歩をするかのように歩いて。 すっかり夕空になってきたころ。顔を出して見ようと思ったのは散髪屋。 扉の前まで来ると、それは主人不在である立て札を見つければ]
あれ、お留守?
[この時間帯に尋ね人がいないのには少し驚いた。 ずっとここで待っているのも考えたけれど、それでは彼の迷惑になってしまうだろう。
それに、日が落ちてきたからか少しだけ体が寒くなって。 また明日来ようと、そのまま店から立ち去っていった**]
(31) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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/* 長々考えてみたが、赤ロックはダフネドラで絞ることにした。 NGあれば記載あると大変有難く。
とは云うが、本命優先で温くなると思うので、 骨董屋も本職の手伝いの傍ら、 摘む程度に相手をしてもらえれば幸い。**
(*5) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[>>1:680仔猫に触れようとして拳を固めるオルエッタに、>>6コンダクトが手を差し伸べる。 包まれた少女の拳は力が抜けて――
男はそれを見て、ふわりと笑う。]
いいえ、どう致しまして。 …宜しく、クレース。
[嬉しそうに紡がれた感謝の言葉には、>>21緩く首を振ってみせ。 コンダクトに撫でられる仔猫に話し掛ける。]
そうなんですか。 それは良かったですねぇ。
[彼の学ぶ事への意欲は、昨日の店でのやり取りで伝わっていたから自分の事のように嬉しく思う。 けれどそこで彼の口は一度止まり。]
(32) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[言い淀んだ後に紡がれた言葉に男は目を伏せる。]
――それは…、辛いですね。 でもコンダクトさんは、その人に悪い事をしてしまったと気付けたのでしょう。
[彼の言葉の端々からは、喧嘩別れをしてしまった幼馴染を思う気持ちが感じられて。
子供のように簡単に仲直りは出来ないかもしれない。 けれど気付けたなら希望はあるのだと、彼の目を見て告げる。]
(33) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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/* アンダンテのメモで、こうがっくりきちゃって…… いろんな意味でごめんなさいって多分私じゃ嫌やったんだろうなぁ 赤で私の押し付け合いがあったのかな申し訳ないなぁ
(-22) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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/* あっ、オルエッタくるのか…? いや、此方からエンカしに行けばいいんだ。うむ。
(-23) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[>>28疲れているのかも、という彼に男は心配そうに眉を下げる。]
…大丈夫ですか? 珈琲を淹れましょう。 ――そうしてその後に、鉱化症についてお話ししましょうか。
[珈琲を淹れるまでの間。 それが男が自分に課した、心を落ち着ける為の猶予期間。
彼が頷いたなら、男は支度を始める。*]
(34) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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/* 畏まった、写真屋。 僕にNGは無いのだよ。 ゆるく、気が向いたときにでも どうぞお相手しておくれ。
(*6) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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/* まさかの展開(2度目)
(-24) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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/* 本命が居る状態で、だから いつぞやの怪盗のように 「うそつきはきらいだよ」が できるかもしれない
できるかもしれない
(-25) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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/* 悩んだだろうな…皆可愛いものわかる 僕は変人です
(-26) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[>>*3少女の報告に、男は納得する。 捻った首は元の通り真っ直ぐに。]
――そうだったんですね。 彼は急いでいた様子でしたから…。 次にいついらっしゃるか分からないので、お預かりしない方が良さそうですね。
[驚いたように瞬きするオルエッタに、この年で子供っぽかっただろうかと男は恥じ入る。]
…仕舞われているよりも、やはり使って貰える方が嬉しいと思いますよ? ――と、私はそう思うのですが…。
[店先で並んでいる品物よりも、誰かが使っている品の方が生き生きしているように見えるから。 そう、付け足した。
決まった家や仕事を持たない立場であるからこその彼女の心中を、男は聞こえたとして理解出来るだろうか。 無償の愛。 男にとってそれは、親しい人に、愛する人に捧げるもの。 意図して行うものではなく、そうする事が男にとっての当たり前。]
(*7) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[>>*4こくりと紅い頭が動く。 けれど彼女の中にある霧を晴らす事は出来なかったようだ。
関係の修復を図りたいのであれば仲直りを。 関係を変えたいのであればそうする為の行動を。
どうすればいいか分からないのなら――感ずるまま。 自分の本能に従うしかないのだろう。*]
(*8) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[フロライトに話しかけられた子猫はにぃと嬉しそうに鳴く>>32 生後間もないのに、まるで何を言っているのか分かるよ、と言っているかの様に]
ええ、とっても! 学ぶのには遅すぎることはない、ってフラム先生も仰ってくれて だから楽しみなんです、とても、とても
[そして続いた内容に一度、彼の口は止まる 目を伏せれば特徴的な色合いの髪がさらりと靡き 黄昏の日の光に照らされ妖艶な色を醸し出す]
……辛くは無いんです 辛い、というか――苦しい
(35) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[ごめんなさいと、口先だけで謝る事は出来るだろう でも、彼女の夢を理解して心から応援することがどうしても出来ない それは二重の意味で彼女を裏切る事になるのではないか――そう、ぐるり思考が巡る
気づけた。でも心から出来ないのでは意味がない事もわかってる 分かっているから堂々巡りの袋小路で 自分を見つめる彼の瞳が保護者の様で、まだ希望はあると言っているようで だからもう1度、考えてみようと思った
否定する事だけではなく――心から夢を応援できるようになればと それにはまず]
絶交宣言されたけど、逢いに行かなきゃ、かな 話聞いてもらえないかもしれないけど。本音でちゃんと 意地を張らずに今の気持ちを、伝えたい ありがとうございます、フロラさん
[と、くすり苦笑した]
(36) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[その後の心配そうな視線>>34には、大丈夫だと慌てて手を振って 此処最近の連続での怪盗予告の所為ですとばかりに]
あ、お願いします。 いつものあれを。あったかい珈琲を、1つ
[珈琲を淹れるまでに彼が気持ちを落ちつけようとしているとは知らずに、頷き1つ 珈琲の香りが漂えばそれを吸い込んだ後に彼から鉱化症の話を聞いたろう
誰彼時の赤・橙・黄・青といった様々なグラデーションが喫茶店を染める 日は落ちてもしばらく明るい状態が続くこの時間は、どこか不安定な自分の心に似ている 彼から話を聞いた後は、礼を告げ代金を支払い燐蛍亭を後にしたろうか*]
(37) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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―挿話:赤い猫のいないころ― >>1:494 >>1:495 >>1:496 >>1:497 [最初の変化。 夜には似つかわしくない、 暁の髪の色の娘の話。20年も、前の話。 押しかけ手伝い、強引で勝気。 その名前はエルヴェラという。
長期の募集はしてないよという 骨董屋の話を無視し、 毎日愉快に楽しそうに働いていた娘。 腕は確かな整備士で、 やがて店主もあるがまま、 気紛れな猫に軒を貸すようにエルヴェラという娘の場所を作った。
「空が好き?」
飛空挺への憧れを語る彼女に、 他愛ない話を花を編むように繋いでいた。
「レディはロマンチストだな」
星と空を語り、空飛ぶ船をあいした娘。 回る地球儀にはまだ見ぬ世界が描かれていた。 切り取る窓に、飛空挺の影。 怪盗の名は世に聞こえていたろうか。]
(38) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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―挿話:赤い猫のいないころ― >>1:494 >>1:495 >>1:496 >>1:497 [2度目の変化も振って湧いた。。 エルヴェラが宝石商に見初められ、毎日毎日 花を持って訪れるようになったのだ。
切欠は、正妻と共に 骨董屋に戯れに顔を出したこと。 たった1度の出会いが 彼のこころをくるわせた。
「恋は盲目」
店主はそう揶揄したものの 歪んだ執着、強い執着、そして あい を 愉快として嗜む店主は、 毎日訪れる彼を、咎めるでもなく、謗るでもなく。 ただエルヴェラの選択に委ねていた。
彼女が折れて嫁ぐを決めたときも、 咎めるでもなく、謗るでもなく祝福を。 彼女が夜空のようだと評した皿を、 餞別代りと飾り付けて渡した。
「よい空の旅を」
賑やかな暁の花が旅立って Antique Amethystは元通り。 ただ、蒸気機関の扱いは減った。 残念がる馴染み客も居たけれど、 やがて日常に溶けていく]
(39) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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ー夜・自室ー
[宵闇迫る空を風を切りながら自宅まで戻る がらんどうの寒々しいそこには、なるべく帰りたくなかったけれど それでも今は家族がいる
不眠症であることを今こそ感謝した事は無い 生後1日、これでは寒さやちょっとしたことで直ぐに死んでしまうかもしれない もう二度と、家族を失いたくなかった こんな俺でもいいといわんばかりに鳴いてくれた子だから
スポイトで人肌に温めたミルクを子猫に与えれば、ちゅうちゅうと強い力で吸いついて もしかしたら母も、赤後だった自分をこうして面倒みたのだろうか]
ん?どうした眠れないのか? じゃあとっておきを…だからイイ子で、お休み俺の可愛い家族
(40) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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/* ちょっと離れて見てみたら、妖艶とか見えて(゜o゜)となった。
\色が、ね!/
えぇ、このチップの髪の色合い大好きです!
(-27) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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……Schlafe schlafe holder süßer Knabe Leise wiegt dich deiner Mutter Hand Sanfte Ruhe milde Labe Bringt dir schwebend dieses Wiegenband.
[子猫に紡ぐは自分が幼い頃寝物語に聞いた子守唄 可愛し緑子に対して美しき夢を見られるように 柔らかな夢を護れるようにと
やがて子猫が眠りに着けばそれを柔らかなタオルでくるんで保温して 抱きかかえたまま小瓶の薬を1粒、嚥下 真珠色のそれを水で流しこめば微睡みを運ぶ――決して、眠りの淵に誘う事は無く
眠れ眠れ、疾く眠りて そんな子守唄とは裏腹に、浅き夢すら見ないまま 刑事は今日も、瞼を閉じる 去れど昨日と違うのは、腕の中の温かい命
大切な家族が、そこにいる*]
(41) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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―挿話:赤い猫のいないころ― >>1:494 >>1:495 >>1:496 >>1:497 [3度目の変化は終わりと共に。
裏世界の噂で聞いた、 宝石商の妾の女が詐欺を働き追われていると。 店主は「そう」と、その時はそれだけ呟いた。
深夜。裏戸を叩く乱暴な音。 血のにおいと土と下水に解いた髪を汚れようと 店に勤めていたときと変らず 店主はエルヴェラの頬を緩やかになぞる。
「――そう。頑張ったのだね レディ」
暁の娘の意地と矜持を、店主は買った。
「この子の名前を教えておくれ」
遺されたのは宝石のような赤と緑の色彩を纏う娘。 血濡れの唇から告げられた名は“オルエッタ”
娘の身分を隠させ、 隠蔽し、 其処まではいい。
育てることに関して魔性には勝手が分からない。 骨董屋はひとの棲むには向かない場所。 伝手を使って孤児院に預けた後も 行方が途絶え、現れ、「ねこ」のよう。
時は過ぎていまだ語らぬ物語。
骨董屋の壁の落書きも、 暁の娘に免じて、*そのままだ*]
(42) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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[マリー・ベルの不在は 翌朝にも知れるだろう。 良家の娘だ、 密やかに調べが進むかもしれない。 旅に出るという話が立ち消えたなら、 エヴァルト・ウェイクリー卿に 密かにささやきを贈ろうか。
――大丈夫、わるいようにはしないから。
すこしだけ、 こらしめて あげるだけ。
だから。]
(43) 2014/12/08(Mon) 03時頃
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―とある路地/夜の帳の縁で―
[やがて星は蒸気に隠れ 瓦斯灯の光ばかりが長く影を落とす。
紫闇の満ちる、 アメジストの夜**]
(44) 2014/12/08(Mon) 03時頃
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[>>35返事をするように鳴く仔猫の姿に男の目は細められる。 生まれたばかりの命は活気に満ちていて、また愛らしかった。]
フラム先生という方は存じ上げませんが、素敵な事をおっしゃる方ですね。
[男は微笑んで相槌を打つ。 教員や生徒が店を利用してくれるが、大学自体とは縁がない。 三十路の喫茶店店主が大学と縁など…という認識は、生徒以外でも講義を受けられる可能性を聞けば改められるだろうが。
辛いのではなく、苦しい。 コンダクトは胸の裡を偽らずにそう語る。 宵の色を乗せた髪は窓から入って来る夕方の日差しを受けてまた違った色合いを纏い、男の動きに合わせて眼帯や頬を撫でる。]
…そうですか。
[苦しいのは…やはり辛い。 それを晴らしてやる事は自分には出来ない。 ――無念に瞼が僅かに震えた。]
(45) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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[>>36幼馴染の将来を慮り、彼なりの想いを込めて紡いだ言葉を簡単に覆す事は出来ないだろう。 コンダクトは大事な相手に対して誠実でありたいと思う人だと思うから。 無理に捻じ曲げるのではきっと、意味がない。
彼の事は12の頃から見守ってきた。 兄代わりだどとはとても言えないが、弟のように思っている。 そんな彼が納得の出来る結果を手にする事が出来ればいい。 そう願う。]
…頑張って下さいね。
いいえ、私は何もしていませんよ。
[苦笑する彼に男は首を振ってみせた。]
(46) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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[>>37大丈夫と慌てて手を振られれば、男は目を瞬かせ。 世間を賑わす怪盗予告の所為と言われたなら納得する。 次の予告が来ている事もそこで知れただろうか。]
はい、畏まりました。
[頷きが返ってこれば、 男は一礼し、珈琲を淹れる工程に意識を移す事にする。 過去に繋がる欠片の入ったエプロンのポケットがひどく重たく感じたが、ないものとして振舞う。 豆は既に炒ってあったので、程なくコーヒーミルの刃ががりがりと豆を削る音が響き始めた。]
(47) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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――お待たせ致しました。
[そう言いながら、キャメルマタリの入ったカップをコンダクトの前に置く。 彼らが訪れていた時に奥の席にいた客は清算を済ませて店を後にしていた。 店の中にいるのは男達のみ。]
さて…どう話したらいいでしょうね。
[男は口を一度噤む。 先ずはこれを言っておこうか。]
率直に言いますと、私は≪鉱化症≫の患者です。 この眼帯の奥…右目とその周囲は鉱物化しています。
[言いながら右目を覆う眼帯を上にずらし、鉱物化した肌を僅かに晒す。 その場所は日光を受けて、蛍石の如く光を放つ。 猶予期間があった所為か、語る声は僅かに掠れる程度。]
(48) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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[彼の反応を見ながら、男はそのまま言葉を紡ぐ。]
今は定期的にマニュエルさんから貰った薬を服用しています。 この十年余り、患部が拡大している様子はないので、進行は止まっていると言って良いでしょう。
鉱化症というのは何らかの影響で、身体の一部が鉱物化する病気の事です。 只の鉱物を体内に取り込んで発症するものではありません。 決してお伽噺のように全身が鉱物と化したりはしません。 ――ですから、ある程度の範囲が鉱物化すれば恐らく止まります。
[それらは男自身の経験則、そして医者から聞かされた知識から。]
…昔は鉱山で働く人が罹る病気だと言われていたそうです。 その子孫が今も発症したりするものだと。 他にも感染の経路はあるようなのですが、元々珍しい病気なので研究は未だ進んでいないようです。
[但し、他の感染経路については知らないふりを。]
(49) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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…鉱化症の患者と傍にいたり、触れるだけでは感染はしません。 ですから、その子を飼っていてもコンダクトさんが発症する可能性は低いでしょう。
[そう言ってから仔猫に視線を向ける。 其処に浮かぶのは憂い。]
けれど現在のところ、根本的な治療は見つかっていません。 手術して患部を除いても、元に戻るという事はないようです。
…薬や治療に関して、私が言えるのは以上です。 この子は成長していく中、患部が拡大していく可能性は高いので、 今後どのように治療していくかについてはマニュエルさんに相談してみては如何でしょう。
[男は其処で言葉を切ると、コンダクトを見つめた。 子供であれば細胞の成長もめまぐるしい。 それがどう病気に関わっていくかは、男には分からなかった。]
(50) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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[彼らからはどんな反応が返って来たか。 質問を向けられれば、自分に答えられる範囲内で答えた。 あくまでも、仔猫に関する範囲でだが。 それ以上はまだ、冷静さを保って話せる気がしなかった。
移り行く色合いはまるで一枚の絵画のようで、男にとっては好ましいもの。 コンダクト達が店を出る際には、オルエッタに珈琲の入った水筒を手渡す。
少しだけ悪戯っぽく*微笑んで。*]
(51) 2014/12/08(Mon) 03時半頃
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[針道具をしまいこみ―― その際に写真館の床に、ひらと落ちた紙片には気づかぬまま。>>1:395
今は待つ人もない家路へと。**]
(52) 2014/12/08(Mon) 04時頃
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アンダンテ→コンダクト グリフィン→アングイス マニュエル→テオドール
ここまで見えたっぽいかな。
(-29) 2014/12/08(Mon) 07時半頃
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ああでもマニュエルはジルベールの可能性ありそうか。
pt的に秘話の動きがないオルエッタか ジョシュアの可能性がたかそげ?
舞台見てた間に考えてたけど 1dの動きを見るにオルエッタかジョシュアの可能性が高そうかしら。 ここふたりならどっちでも正体に繋がるもの落としてるのでストーキングには繋げやすそうな感じではある。
ジョシュアはシュゼットではとも思ってるけど オルエッタがジルベールもありそうな気がしてる
(-30) 2014/12/08(Mon) 07時半頃
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多分未接触場所はないだろう。 これ以上正体の種撒きはせんでもよさそうね
(-31) 2014/12/08(Mon) 08時頃
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[家族への愛情と幸福がアングイスの全て。
だから、それ以外の抱擁も、眼差しも知らず。 当然、戀うるためのくちづけも知らず。
幼さへ向けられた愛情を、懐かしく思うばかり。]
(53) 2014/12/08(Mon) 08時頃
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[冬の湖水の如き瞳が、熱を宿していたことも、また
――気がつかぬことであった。*]
(54) 2014/12/08(Mon) 08時頃
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―夕刻・燐蛍亭―
うん、とてもいい方なんだ 態々資料も届けてくださるし、この言葉があるなら頑張れる
[相槌打つ店主>>45に、顔綻ばせながら楽しげに話すは今朝であった赤毛の教師のこと されどそれも喧嘩別れの幼馴染の話になれば、沈んだものへと変わる 宵闇が深いものになる様に、告げる言葉には影が宿る 目の前の店主の不思議な色合いの髪が美しさを奏でる様に夕日浴びて輝くのと対照的で]
十分、助かってるし救われてるよフロラさん
[何もしていないと付け加える店主へ向ける声は親しみを帯びる>>46 何もしていないと言うけれど 話を聞いてくれて、アドバイスをくれて。見守ってもらう事のなんと尊いか 1人っ子の自分にもし兄がいたらこんな感じなのだろうかとも、思う シュゼット、幼馴染ともう1度向き合おうと思えたのは間違いなく彼のおかげであった*]
(55) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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[焙煎された珈琲豆が音をたてて削れてゆく>>47 注文の珈琲が運ばれて、それを1口飲めば年月経っても変わらぬその濃厚な味わいと温かさにほっと息をつき いつの間にか客は自分たちだけになっていたろうか そして――馴染みの店主、兄の様に慕う人から告げられた真実に、若葉色を揺らした
鉱化症、その患者であると告げられ眼帯が少しだけずらしたことで露わになる鉱物化した肌 それは何カラットのダイヤモンドも叶わぬほどの美しさをみせていた フローライトの様な輝きに少しばかり見とれならがも、掠れる声に心配そうな表情を向ける 思わず懐の中の子猫の頭を撫でれば、猫はにぁ、と小さく鳴いた]
(56) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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マニュ君、鉱化症に効く薬も作ってるんだね 流石だなぁ……進行が止まる、それが出来るんだ でも
[全身が鉱物にならずとも、ある程度の範囲とはどのくらいなのか そんな事を考えながら現在唯一の家族を見る 鉱山で働く人が罹患するというのなら。どうしてこの子は発症したのか 何故この子なのか。遺伝なのか ――ただ、無邪気に鳴く子が愛(かな)しかった
憂いの視線を向ける店主>>50、その瞳に映る色も同じだったろうかとも考える 根本的な治療法が見つからぬと言う事は、この店主もずっと進行に怯え暮らしていたのだろうか。薬を飲みながら、ずっと それが痛々しくも、悲しかった
成長するにつれ患部の拡大する可能性が高いと聞けば息を飲み 幼い生まれたばかりの子がその運命を背負う事に悲しみを覚える 知り合いの薬師への相談を聞けば頷き1つ。詳しい情報に礼を行った後――]
(57) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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フロラさん、いくつか質問いいですか?
その…罹患して、患部が広がる時って痛みは発するんでしょうか だとすればあまりにも、この子が可哀想で
手術して患部を除いた場合とそのままの場合、どちらの方が進行を遅らせる事が出来る?
それともう1つ 鉱化症の発症者の生存率とか、わかれば
[他の感染経路の事、で少しだけ声が揺れていた様な気がしたから そのあたりのことは尋ねなかった 尋ねても応えてくれないと本能で感じていたからかそれとも ――否、きっとまた、あの憂いを帯びた瞳を見たくなかったからか
何にせよ今の自分にとっては一番大切なのは新しい家族で この子の為なら何でもできると思った もう二度と、失いたくないと*]
(58) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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― 地下道を抜けて、散髪屋 ―
[地下の逃走経路の把握も、 七年住んでいれば難しくはない事。
赤い髪の少女とも、元従業員とも 下水通る道で遭遇した事は、一度も無い。 追跡を何度か確かめながら、店に近いマンホールへ。 梯子階段を上がり、蓋を持ち上げ、 人目の無さを確認してから店の裏口に駆け込んだ]
今夜狙うのは、止めておくべきだな。
[住居側へ入るなり、立ち眩みに座り込んだ。 昨日、今日と細い朝食のみで済ませた事、 連日たる睡眠不足が重なるミスの原因に思う。
身体の疲労とは違う、奇妙な葛藤には、 夜の帳にも似たカーテンを掛けた。]
(59) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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[「なな」ではなく「メルヒオル」が着ている衣服へと着替え、鬘を被る。 外出の目的は、骨董屋への引き取りと、食事の調達。 今日はさっさと寝てしまおう。 厚眼鏡を掛ける時、疲労の色が金目に浮いていたので。]
(60) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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―商店街―
[悪戯半分の用立て>>30は店を越す時に訪ねるつもりでいた。 その日が訪れない限りは、怪盗の手でドアノッカーを鳴らす事はあるまい。
本を届けに来た女学生は、既に去った後だったか>>31 夕刻を迎えた今では、パン屋も喫茶店も 既に閉まっている気もする。]
……酒場、かなあ
[喫茶店が空いていない限り、外食場所は限られて来る。
一先ずは、骨董屋へ向けて足を進めて。
そういえばあの店、閉店は何時であったかと 知らぬ話をふと思い出して、眉を下げる。
夜もオープン札が掛かっていた気がするのは 鷹の目ですら起こりうる蜃気楼なのだろうか**]
(61) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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なんと今回 プロローグで酒をのみませんでしたぁ!
直近では修に続いて、だけどヤンストではレアな気がする
(-32) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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―夜の帳に―
[ 魔性はおのれの時間を闊歩する。 夜歩む者があったとしても、 それは彼らの領域だ。 背中をそっと押しこそすれ、 邪魔も口出しもするはずがない。
斯様に歪んだ愉悦や執着を 愉快としてあいするアメジストは いささかならず感覚がずれている。
そんな店主が 正の感情と意志を持ってして 勿体ぶって“口説かれていた>>1:399”と、 気付いていたのかどうか。 花を詰め込まれた鳩が最も詳しいだろうが、生憎と言葉もなければ いのちもない。
約束が果たされるを 待っていたのは、確かだが。]
(62) 2014/12/08(Mon) 09時半頃
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[――鎮座する鳩以外に、 知っている者在るとするならば。]
(*9) 2014/12/08(Mon) 10時頃
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/* だれかな
(ぶん投げ
(-33) 2014/12/08(Mon) 10時頃
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―夜:Antique Amethyst―
[さて。 ――鷹の眼は幻を見ていたわけではない。>>61
確かにAntique Amtethystには 紫がかったあかりが灯り 「Open」の札がかかっている。
ランプの明かりが陰影をかたちづくる。 昼見るよりもずっと魔女の森めいた気配が強い。 その真ん中、夜の色めいた紫闇のバッスルドレスにきちりとコルセットを締めた店主が、ソファの肘掛に身を預けて眼を閉じていた。扉が開くか、ノックが在るか。
客人の訪れを感じれば、 ゆぅるりと体を起こし、紫水晶の双眸を細めるのだ**]
(63) 2014/12/08(Mon) 10時頃
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/* 現状投げ込まれた 過去の話は回収完了しているはずだぞ!はず!!
コルセットの下は 吸血鬼みたいな牙にしよう ホムンクルスっていう線も考えたけど すぐ死にそうだし
ぼかして行こうね(この限りないグレー感
(-34) 2014/12/08(Mon) 10時頃
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/* あと存外鈍感なところもある感
よぉしここからは ゆったりゆっくり 皆の背中を押していく
(-35) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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[散々になった兄弟。 引き取られていった猫たち。
増えた家族。 もう失くしたくないと必死なコンにぃ。
わたしは、――――独りのまま。
今は、ね。]
(-37) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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[多くの人にとって、夜はおうちに帰る時間。
じゃあ、ジルベールは何処に帰るの?
燈写館の表が見える屋根の上に、 わたしは身を潜めた。
従業員とはいえ、表から帰すだろうから。 だって、裏口は――猫の通り道。**]
(-38) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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―自宅― [迎える人の無い家は、たとえ数日のことだと分かっていても心が冷える。
『独りの夜とは存外長い、』 男の声が耳の後ろから追ってくるようで、>>14 小さく肩を震わせて自分で自分の体を抱きしめた。
夜は長く、凍えそうなのは体ではなく、 突きつけられる寂しさに、力なく笑いが漏れた。]
(64) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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[窓の外。白い蒸気とは異なる薄闇が、空へと帳を下ろしはじめる。 上着を脱いで、忘れないうちに新しい糸を補充しておこうと 簡易の裁縫道具を取り出し ――そこで、あの嫌な存在感を放つメモがないことに気がつく。>>52
諳んじられるほどに何度も睨み返した紙片。 急いで別の紙に書き写す。 件の教授の名前と、私的な連絡先。
高名な教授のこと、中央にいたことがある者ならば、 噂は耳にしたことがあるかもしれない。 医学の評価、艶聞、醜聞――いずれか。
どうしたものかと途方にくれるが、落としたとしたら、 あの広場か、あるいは燈写館。 候補はそれほど多くない。
窓の外はまだ薄らと光を残している。 それを見てすぐに脱いだばかりの上着を着直すと、 外へと飛び出した。]
(65) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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あ、これは今回もホモ…だな(察し
(-39) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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― 燈写館 ―
ハイ、気を付けマス!
[手渡したそれ>>1:667は自分が思っていたよりもずっと大事なものだったらしい。雇い主の注意>>3を頭の中で繰り返し、刷り込む。もう一度あの近づきがたい屋敷に戻るだなんて冗談じゃない。 しかし、ここで働く以上アリウッド邸はお得意様。先ほど言われたよう>>1:644に、機会があれば行かねばならないのだろう。]
(66) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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え、え…アリガト、ございます。
[通常はもらえぬ労いの言葉>>4。それ事態驚くことだが、まさかこの雇い主の口からそれを聞くとは。露骨に驚いたのは大目に見てほしい。
しかし労いの言葉だけで終わることはなく。後半に続いた皮肉めいた言葉には]
―――…じゃあオコトバに甘える。 ジル、……帰るよ。 明日も、今日と同じ時間でイイ?
[精一杯の、強がりを返した。 時にこの雇い主は人の弱いところが視えているのではないかと思う。いつでも的確に抉ってくる言の刃は、今回も当然のように。
そして、今日も家とは呼べず。だがあの時>>0:912と比べれば、態度も精神状況もいくらかましだ。 しかもその〝おうち”にはまだ一度も足を踏み入れていない。そこまで言う気はないから黙っておくが。]
オツカレサマデシタ!
[今日は逃げるのではない。普通の態度で蒸気の街へと。]*
(67) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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― Antique Amethyst ― [止まってはくれない分針は回り、時は刻まれ。
冬の空は移ろぎ早く、上空を見上げた所で 目映いスカーレットも其処には無く。]
……あれ。
[やはり、営業している。 「商品を盗ってはならない店」 オープンの札を前に、一度目を細めさせ、 手帳に綴られていた名前を思い返し、唇を結ぶ。
そうして、店の戸を叩き隔たりを開く。 室内の明かりのみで商品が浮かびあがる箱庭。 幻想的にも見えて、恐ろしくもある。 それに、西洋人形のように、貴婦人のように 腰持ち上がるドレスを纏う店主、が。]
……まるで人形の館だ。
(68) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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[証明の都合か、青白く浮かぶ顔。 苦笑を口許に張り付け、目を開く紫水晶に向けて、 売り物台に向けて、一歩、一歩と**]
(69) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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(――あぁ、 また、 迷い子かと思ったが。)
(*10) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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(夜には珍しい――客人だ)
(*11) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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[夜、Antique Amethystは 大抵は闇の世界に向けてひらかれる。 ときに徒花(あだばな)の咲く夜ともなろう。
さりとてただの客人も 追い返す様な無粋はない]
(*12) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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/* アングイスさんとアンダンテちゃんとお話しするチャンスだったのに!眠かったの!!ええいああ!!
(-40) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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[其処は館か、匣(はこ)か。
苦笑を貼り付けた客人に、 頬杖の体勢から絹の声を発する。 店が開いているのはさも当然といった態度だ]
――ようこそ。 今日は随分と遅い御出でだ。
[立ち上がり、マホガニーの机、 その引き出しの奥の方。 掌に収まるか収まらないかの大きさの、 細工が施された箱を取り出して 客人の傍に歩み寄り、蓋を開く]
お目当てはこちら。 間違いはない?
[はたして其処には、散髪屋が贈り物にしたいと謂った片眼鏡が収まっている。]
(70) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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― 夕刻:燈写館→商店街 ―
[扉の前でぺこりと一礼。そして背を向けずに扉から外へと。青空はいつの間にか茜空。]
どこ、いこう…
[昨日の夜のように宛もなくただ歩く。心の整理がついていない今、紹介された所へ〝帰る”気にはなれない。グリフィンに言った言葉>>67は純度100%の強がりだったのだから。]
ダフネには、悪いことしてる… ジル、悪い子…
[貰った豪奢な鍵をくるりくるりと遊ばせて『そういえばあれ>>1:266はどういう意味だったのだろう』なんて余計なことを考える。まぁ、その意味は部屋に入って初めてわかるのだが。]
…っ、
[頭を過った赤い猫。頭を振ってそれを打ち消す。猫の鳴き声を聴いた気がした。]
(71) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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―夜・自宅→―
[微睡みと、夜の静寂を破るのは1本の電話 折角子猫が寝付いたのにとぶつくさ文句を言いつつ、普段めったに鳴る事のない電話の受話器を取ると]
あぁ、なんだアイリか ……はぁ!?子猫がにゃあにゃあ変な泣き声? 夜じゃ医者も開いてないからどうしようって…あーわかった、そっち行くから待ってろ
[受話器を置けば先程の音で目が覚めてしまった家族がにゃあと鳴く]
あー、よしよしごめんな起こしちまって てかアイリの奴他の奴に頼めよなぁ…いや引き取ってもらったのはこっちだけど 女子寮に忍び込むことになるんだが、それは アオイの奴もいるらしいからまぁ変な噂は立たないと信じたいんだがな…
[インバネスコートを着込んで、胸にタオルで包んだ子猫を抱いて 蒸気バイクで目指すは警察寮
道中、馴染みの骨董屋が開かれている>>63のを不思議な面持ちで眺める それに――先ほど入店したのは暗いので自信はないが見間違いでなければ、散髪屋?>>68]
気にはなるけど後だ後 アイリの奴…今度酒奢ってもらうか…ああ寒い
[そう言いつつ、夜の闇を駆け抜けた]
(72) 2014/12/08(Mon) 12時頃
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―広場― [日の落ちた広場は露店も何もとうに帰り支度を済ませて。 姿が見えるのは、これからが活動時間の酒場の酌婦や カジノのディーラーたち。
昼間、機械人形の歌姫が聴衆を魅了していた一角は、 人気もなくうら寂しい気配を隠しもしない。
座っていたベンチの周辺にはそれらしい紙片は見当たらず、 もし落としていたとしても、ただの紙屑として片付けられてしまったのだろうと思った。
客を誘うには、まだ時間を持て余した商売女がどこかで歌っている。]
「くれないの薔薇になれたら あなたに手づから手折られ 雪のように白い御胸のよろこびとなりましょうに」
(73) 2014/12/08(Mon) 12時半頃
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― Antique Amethyst ―
すみません、こんな時間に。 明日にしても良かったんですがねぇ。
[端に佇むオートマタと、優美に瞼伏せる店主と どちらにも然程に、差が無いと謂える。
しかし、立ち上がる店主は人形では無い。 引き出しが開かれ、店主の掌に乗る小さき匣。
パンドラの其れにしてはあまりにも小さき体積。 片眼鏡を納めるには、実に適した大きさ。>>70
開かれた中身はびろうどに包まれた、あの、]
………えぇ、確か、に。
[師の片目を覆っていた其れに、よく似ている。 自然と目許は優しくなり、小さく息が零れ落つ。
丸いそれを親指と人差し指で持ち上げて、 分厚い眼鏡をずらし、金色の瞳の前に]
―――似合いますか、「アメジスト」さん。 赤髪の怪盗の、ように。
[どうせ、去る街なのだ。 あの手帳に綴られた意味を知ってから、 風と共に去るのも、悪くはない筈で。]
(74) 2014/12/08(Mon) 12時半頃
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[燈写館に戻る気にはなれなかった。 未だに自分を子ども扱いするあの写真師は きっとこんな時間に外を出歩くことに良い顔をしない。
裏路地に入ってはいけない、という忠告も 昼間はともかく夜の危険を考えれば納得も出来る。 季節を問わず仮初の春を鬻ぐ女や、逆にそれを食い物にする男。 無防備に迷い込めば、自分などたちまち餌食になるだろう。]
でも、…僕だって同じだ。
[手元から離れてさえ、小さな紙片は重くのしかかる。
昔、瞳を売れば父の薬が買えるだろうかと考えた。 今、その療養のために売ろうと天秤にかけているものは――路地裏で客を取る女たちと違わない。
自分で自分を嘲笑って、きつく唇を噛んだ。 指先が冷たくて、凍えそうで。
夜は途方もなく長い。*]
(75) 2014/12/08(Mon) 12時半頃
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ーこちらメトロポリス派出所:女子寮ー
……アイリ、これはな 親恋しがって鳴く鳴き声だ。病気じゃない
[半泣きになりながら子猫をバスタオルで包み、差し出してきた同僚にばっさり 診断を聞けばいつも酒豪な同僚は、そんなそぶりもどこに消えたかというようにへたり込む
大丈夫かと手を差し出し起こせば、何故かついパニックになって呼んじゃったのはたまたまだからねっ!別にいつも頼ってるわけじゃないから勘違いしないでよねと言われた。解せぬ ルームメイトのもう1人の異邦人の同僚にはくすくす笑われるし、今日はもしかしたら幸運と厄が両方舞い込んでくる日だったのかもしれない
胸の中の猫は兄弟に会えた喜びからかにゃぁと嬉しそうな声音で鳴き、まだ見えぬ目ではあるがぴくぴく鼻と一緒に動かしていた]
じゃあ俺らはこれで帰るから、ちゃんと戸締りしろよ? まぁアオイがいるなら大丈夫か
[そう告げれば子猫と一緒にさっさと退散 万が一不法侵入と間違えられたら明日から婦警さん達に冷たい目で見られること間違いなしである 実は別の意味でいい加減同僚の気持ちに気付いてやれよという冷たい目で見られていることにはまったく気付かぬ新米刑事であった この男の春は、やっぱり遠そうである]
(76) 2014/12/08(Mon) 12時半頃
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ー→街外れー
……
[街外れにある警官女子寮、その帰り道にふと見ればぽつんと立つ一軒屋を見かける>>0:51 確か街の噂によればそこはかつて天才と呼ばれた技師が世俗を嫌って移り住んだ場所だと言われていたんだっけと 昔々幼い頃、肝試しと友人と一度だけこっそり中を覗いた事があるけれど、『歯車の聞こえる』お化け屋敷にしては綺麗に整えられていて吃驚した覚えがある
結局何もなく、友人に早く帰ろうといわれてそのまま屋敷を去ったけれど その時屋敷の窓に一瞬、淡い杏色を見た気がしたのは、気のせいだったのだろうか
過去に浸っていれば子猫がにゃぁと鳴いてはっと意識が引き戻される]
よしよし、寒かったな帰ろうか
[今日は、というか当分酒場通いは中止だな、なんて言いながら子猫の額を撫で 商店街を抜け自宅へ向かうために再び蒸気バイクのエンジンを入れ、夜の帳を切り裂きながら走り抜けた*]
(77) 2014/12/08(Mon) 12時半頃
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― Antique Amethyst ― 構わない、開けているのだし。
[遠慮することはない、と 囁き添えて、差し出す品の検分を待つ。>>74]
そう。
[よかった、と言外の音に混ぜた。 つと、客人の分厚い眼鏡がずれ 月のような、黄昏のような金色の眸が覗く。 片眼鏡と重なる姿は、さながら]
――、……
[一度、紫水晶は丸くなり。 それから遠くを見るように翳り、]
ああ そう――ミスタが、 “彼”の、弟子。
[眼を閉じて、開くまでに一拍の間。]
似合うよ、ミスタ。聊か重ねた年月は、 足りないようだけど。
(78) 2014/12/08(Mon) 13時頃
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/* さて…グリフィンの赤側ターゲットって誰なんだろう。 そちらとも絡みたいだろうし。 [膝抱えて待機]
(-41) 2014/12/08(Mon) 13時頃
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/* しかし…秘話は来た瞬間、息が止まりそうになる
(-42) 2014/12/08(Mon) 13時頃
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/* 僕はニャルラトホテプ的 僕はニャルラトホテプ的 …魔法の言葉!
でもまあたまにはお気に入りもいるのだから
(-43) 2014/12/08(Mon) 13時頃
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――きらい。
(-44) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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/* stk先は今のところ
オルエッタ→ジルベール アンダンテ→コンダクト グリフィン→アングイス かな??
(-45) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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/* 何かコンちゃんぬこのクレースと暮らしてるだけで幸せな気がしてきた
同僚のアイリやアオイといった華もあるし、がみがみ警部は怪盗騒ぎ終わったら只の猫好きないい上司だし
メルヒーこれで怪盗やめるし
あれハッピーエンド?
(-46) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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/* 魂が情に脆いから 気をつけなさい(中の人)
ニャルラトホテプの愉悦愉悦。
(-47) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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/* この過去の物語を 切磋琢磨し合う感じ素敵
(-48) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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/* そういえば写真屋が特に ちょっかいかけてこなくても 籠って顔を出さなくなったら
つまらない
って謂うと思うから安心して(しない)
(-49) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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― 商店街→ ―
[蒸気でうっすらと白く見える街を、今朝洗ってもらった髪の毛>>1:149をふわふわと揺らしながら歩く。]
んー… ジル、優しくしてもらってばっかり…
[昨日から自分はお世話になりっぱなしである。メルヒオルやグリフィン、コンダクトには温かく迎えられ、新しい雇用主は言の刃を浴びせてはくるものの、殴ることなく使ってくれている。ダフネドラには心配をかけてばかりだ。
商店街に来てまだ2日目。そんな自分にもここの人たちは優しい。それだけに、何もできない自分が心苦しく。一方自分は傷つけてばかりだというのに。]
(79) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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お礼…したい、なー。 あ…!
[ぶらりぶらり歩いていれば、どこか裏路地を入ってきてしまっていたらしい。目の前には『Misty rain』の名を掲げる薬屋が。]
―――…、
[ポケットを漁れば朝と同じだけの硬貨>>1:102が手に当たる。叩けば増える魔法のポケットの逸話を思い出したが、生憎自分のポケットはただのポケットだ。これでは大したものは買えない。精々、飴が限界だろうか。
それでも何もしないよりはマシだから。とりあえず入ってみようと、店の扉を叩いた。]
(80) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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/* コルセットピアスとかすればよかったね と思ったけど苦手な人居そう
(-50) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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― Antique Amethyst ―
……やはり、貴方が「アメジスト」。
[七年と問えずにいた事が、漸く一枚剥がれる 弟子である事を認める代わりに、瞼を伏せた。 大怪盗は、弟子を誰彼明かしてなどいない。 盗むなという釘指しと、――手帳への綴り。
鷹の目を再び開き、名乗り通りの瞳を見つめた。 社交界の淑女も顔負けするドレスを着こなし、 ウェディングの主役であっても可笑しくない髪型すら似合う。
師が欲したのも、解らなくもない。 磨き抜かれた石のような輝きは、己に無いもの。 高貴の石に羨望と、奇妙な愉快さすら抱き。 口端を緩ませるのだった。]
えぇ、百万の男に比べれば。 到底及ばない数、ですね。
……こうしてお会いできて、光栄です。 貴方が「アメジスト」かどうか、 想像はしていても、確証はなかったものですから。
(81) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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生前、軽くだけですが、聞き及んでおりました。 アメジストとこの街は――…
[片眼鏡の内側で、金色が泣きそうに歪んだとて きっと。ほの暗い店内が隠してくれる筈。
先を告げようとしても、唇が震えるだけだった。
またひとつ、師の気に入りを知っても。 同調も、否定も、告げる本人が居ない**]
(82) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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/* よし、フィンにぃには赤で構って貰おう。にゃんみゃん。
コンにぃのお宅に上がり込んだり、つい、盗んだりしたけど、家族増えたね、良かったね。 で、終わってしまった……。 新しい家族なんていらない、この子は邪魔なの! ……には、ならなかった。
(-51) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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― Antique Amethyst ― ふ、ふ ふ 随分と、近くにいたものだ。 成程、手先も器用であることで。
[愉快そうに、くすくすと笑う。 美の鋏たる手が整えた銀紫が微かに揺れた。 上機嫌にも見える紫の双眸。 口端緩ます“seven”の眸をやはり真っすぐ見つめている]
月のような眼なのに。 隠していたのは勿体無い。
[手帳への綴りは店主とて知る由もない。 愉快の理由については――さて。]
何、ミスタは若い。 重ねるのだろう、まだ。
[片眼鏡のある方の目尻をなぞり、 さらりと離す。 紫水晶は当然のように「秘密」を飲みこむ。 内包し、結晶させてしまうように。 だから、かの怪盗の正体も骨董屋からこぼれることは決してない。]
そう畏まるものでもないよ。 どう伝わっていたのはしらないけれど。
(83) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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[ランプの光が揺れて、 強い陰影が表情を曖昧なものにする。 “seven”の次の言葉があっても、なくても。店主は静かに待っている。ただ、ふとこんな言葉を差し込んだ。]
弟子も苦労したと見える。
[腕をゆるやかに組み、 首を傾むけ視線を横に流した。 裏の世界で駆け抜けた噂、 百万の男の軌跡がある日突然、途切れた。]
“百万の”はうそつきだ。 ――困った男。
[囁く声の色は悪戯さを混ぜ込んだものだが 眸の奥は紫の影に隠れて「秘密」に沈む**]
(84) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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/* なんだろうこの 昔の男について語るみたいな雰囲気……。
※性別:ダフネドラ
(-52) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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[『――くれないの』>>73
何処かから聴こえる歌は、いつもの歌。 意味なんて分からない。 ただ、悲しそうだとオルエッタは思うだけ。]
(-53) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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[夜の街の、裏の通り。 商売女の白い手を、赤い爪を、払う男も中には居る。>>75
どうやら探しているのは眼帯の、女みたいな長髪の男だとは、本人だけが知るばかり。
1度きり。1夜きり。 買った男に惚れ込んだ。
『恋は盲目。』
アメジストなら愉快だと嗤うところ。]
(-54) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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[あぁ、彼処を歩いているのは彼ではないか?
生花の束ではなく、硬貨の束を差し出そう。
一夜の夢のために。 名も知らぬ君を、買うために。*]
(-55) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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―『Misty rain』―
[扉を叩いて、中へと入る。その時に燈写館で知り合った彼>>24はいただろうか。居たのなら挨拶をして, それから店主へと向き直り。]
――お久しぶりだね、薬屋さん! あの時は、アリガト!
[あの時の治療>>1:101のおかげで、どうにか今も働けていると、改めてお礼の言葉を告げる。 それから、少し困った顔をして。]
でね、なんか疲労回復のお薬、ない? 飴みたいなものだとたすかるんだケド…
[薬の所在はどうだっただろうか。]
(85) 2014/12/08(Mon) 15時頃
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/* オルエッタと時間軸がずれている疑惑…? 巻いていくべきか…
(-56) 2014/12/08(Mon) 15時半頃
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このままではダフネのストーカーになりそうな予感(何回目か
(-57) 2014/12/08(Mon) 15時半頃
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──泣いていた、か。
[そう聞いてしまった手前、やはり教員としては、気にはなるものだ。 すべての学生に目を配ることなど出来ないが、つい昨日、言葉を交わしたばかりでもある。
それに、日が暮れれば、場所によってはあまり上品とはいえない輩がたむろす界隈もある。 仕事を終えた荒っぽい工場労働者や、彼らの財布目当ての歓楽街。 嘆きに目を曇らせて、そんなところに迷い込まねばいいけれど]
……、私も、まったく。
[ひとつ、息ついて。 商店街で夕食をとることに決めて、家路を取りやめた**]
(86) 2014/12/08(Mon) 15時半頃
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/* 腕を組むのは秘密にしたいことがあるとき。
わざとやることもあるけどね
(-58) 2014/12/08(Mon) 15時半頃
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/* 焚きつけのお仕事がんばる
(-59) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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/* 唇が死人のように紫とか? 紅塗ってるっぽいけど実は地色とか? あと尖った牙みたいな犬歯とか。
(-60) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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/* と、コルセットの下を 人狼っぽく設定したところで
>秘話のptは通常発言と同じptです。ご利用は計画的に。
計画的じゃなくても まず枯れないだろうこのPT
(-61) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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/* にゃるらとほてぷ
#魔法の言葉
(-62) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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/* その本質は混沌そのものであり、存在自体に多くの矛盾を孕んでいる。その出自はアザトースの息子であったり、アザトースの知性の具現であったり描く作家によってもまちまちだがそれらが互いに完全に矛盾していてもすべて同時に真実であるとして何の不思議もない。 その在り方を正しく理解することは我々人間では不可能だろう。
こんな感じで行きたいの
(-63) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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―夕刻・燐蛍亭―
善い方と出会えて良かったですね。
[>>55コンダクトの嬉しげな顔は見ていて自分まで嬉しくなる。 機会があればその教員に会ってみたいと、そう思わせた。
けれど幼馴染に関する話題に移れば、一転して彼の言葉に影が落ち。 明るい飴色の髪は夕焼けを浴びて美しい光沢を放っているのに、その落差は彼の抱える問題を象徴しているようで、男はひっそりと嘆息する。]
そうですか…? ――そう言って頂けると嬉しいです。
[親しみを帯びた返答に、男は淡い微笑みを浮かべた。 自分が出来る事は微々たるもの。それを得て動こうとするのは彼の強さだと思う。*]
(87) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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[また時間が経てば、温かい食事を求めて客がやって来るだろう。 今は客の入りの少ない隙間の時間。
>>56男の出した珈琲を口にするコンダクトの姿に目を細め、男は病気の事を語り始める。 告げた真実に若葉色が揺れれば僅かに苦笑を浮かべ。
照明の光を反射して淡い輝きを放つ患部は、鉱物化していない皮膚と完全に癒着しており、まるで皮膚に鉱物で出来た仮面を被せたよう。 患部付近の皮膚は固くなっており、筋肉が上手く動かなかった。 更に奥にある右の瞳は光を感じる事が出来ない。
最初は戸惑ったものの、この十年近くで慣れてしまった事。 この皮膚も、眼も、自分の一部だ。 心配そうな表情が自分に向けば、安心させるように笑ってみせた。]
(88) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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/* 特定の眷属を持たず、狂気と混乱をもたらすために人と関わり自ら暗躍する。 化身ごとに知性も大きく差があり獣の本能の方が強い辺境部族に言い伝えられるだけの弱い邪神の化身から、高名な魔術師、科学者の化身も確認されている。
うむ、そうそうそう謂うイメージの中の ちょっと世話焼きで愉悦と歪みと 狂気的なあいを好むかわりもの。みたいな。 ニャルラトホテプと違って白いけど。
(-64) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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[――やさしい子。
ずっと変わらないでいて欲しいものだ。
男はそう思いながら、目の前の‘弟’のように思う子に笑いかける。]
(*13) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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/* 鉱石化の病は浪漫に満ちているね、素敵
(-65) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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えぇ、治癒の見込めない病に使う薬なんだとか。 お蔭でとても助かっています。
[>>57薬に関しては一つ頷いて。 それから口元に人差し指を添えて言葉を付け足す。]
…あぁ、でも此処だけの話にして下さいね。 話が広まれば、事実が歪んでしまう事もあります。 それで彼が困るのは私も望まないので。
[薬屋の友人から買っている薬は秘薬。 作るには手間がかかるのだろうと思う。
何の病気にも効く薬だとか、鉱化症の特効薬だとか。 そんな風に効果が歪曲すれば、何処からかそれを聞きつけた薬を求める客が殺到し、彼に迷惑がかかってしまうかもしれないから。]
(89) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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|
/*
ではこういう存在が ぞろりと付きまとわれたら どういう反応をするんだろうなって… いや付きまとうか分からないけど… 面白がるかな
(-66) 2014/12/08(Mon) 16時頃
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[――動物が鉱化症にかかる。 そんな話は初めて聞いたから、仔猫が発症した理由は男には知る術がなかった。 男は積極的に新しい情報を求めているわけではないので、他にも症例は出ているのかもしれないが。
鉱山で働いている人全てが鉱化症に罹っていたならば、もっとこの病は有名だっただろう。 しかし、そうではない。 遺伝の突然変異か、それとも元々因子を持っていたのか。 男がそれと見当をつけている経路以外にもあるのかもしれない。 正しい感染経路が解明されていれば、哀れな労働者が無体を強いられる事もなかったかもしれない。
もしあの時。 自分が研究に協力していたなら――少しは変わっていただろうか。
コンダクトの腕の中の愛らしい仔猫。 その小さな体躯に奇病を宿して生きていかねばならない。 コンダクトの想いとは別に、逃げた男は悩ましげに眉を下げる。]
(90) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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|
[――それでも男は、
盲いた瞳が完治する事は望んでいないのだけれど。]
(*14) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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はい、どうぞ。
[>>58一つ頷けば、幾つかの質問が投げかけられた。 それら一つ一つに男はゆっくりと答えていく。]
…熱と痛みは、少しあったかと思います。 痛み止めが必要かどうかは個人差があるのではないかと。 この子の場合、気になって掻いてしまって化膿するのが心配ですね。 やはり違和感はあるので。
[手術を…との言葉には、仔猫の患部を見つめ]
んん…。 進行の度合いにもよりますが、この子の場合はこれからの事を考えて手術した方がいいかもしれません。 その辺りは詳しい専門家に相談した方が良いかと。 …只、手術して患部を除いても薄らと表面に鉱物が残ってしまうかと。 一度鉱物化した組織は元に戻る事はありませんから。
(91) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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/* 写真屋の出方次第
(-67) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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/* フロライト酸の宝石をカットしたら 売れるんじゃない
※砕くな
(-68) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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―2週間前―
[ジャケットにドレス、馴れぬ正装に身を包んだ孤児達の一行が、シスターを先頭に、2年に1度、昼前の街を行進する。
アリウッド家を始めとする金持ちの扉を叩いて寄付を願い。 燐蛍亭でハムサンドを購入し。 Misty rainで不足分の薬の注文をし。 Antique Ametystで造花の髪飾りをレンタルし。
最終目的地の燈写館で、『家族写真』を撮る。
18年前に骨董店の店主から赤髪の娘を預かった孤児院の。
院長のシスターの顔、右半分は銅色の仮面に覆われている。その様のせいか、ついた渾名がカーバンクル。**]
(*15) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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発症しても毒ではないので、死に至る病ではないと聞いています。 現に、私はこの街に越す前からこうですから。
[生存率に関しては男は自分の胸元に手を当てて微笑んでみせる。
他の患者を男は直接は一人しか知らないが、医者からは他にも患者はいると教えられた。 ――男を監禁していた頃のノクロは進行する段階だったから、随分と怯えていたものだったけれど、概ね男がコンダクトに話したような感じだったように思われる。
そのノクロの死因は鉱化症ではない。 病室をこっそりと抜け出し、洗面所で衣類を使って自ら首を絞めて死んだのだ。*]
(92) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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[泣いて縋ってくる彼を抱き締めて、大丈夫だと優しく耳朶に囁いた。
一人にしないでくれと。 見限らないでくれと震える肩を慰撫するように撫でた。 ――あの姿の、 なんと愛しかった事か。
彼には自分しかいない。 そう思う度に背筋がぞくりと震えたもの。 彼を永遠に失われたと知った瞬間の絶望は――胸を掻き毟りたくなるような衝動を伴う。*]
(*16) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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/* 酸とは
産
(-69) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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/* 愉快な集団だなカーバンクル
(-70) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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/* いつ珈琲お願いにいこうかな…
(-71) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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ん?フロライトがディスせんせぽいなこれ
(-72) 2014/12/08(Mon) 17時頃
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― 閑話:故郷の話 ―
[ジルベール達が住んでいた区域は、首都の華やかさの影となる部分であった。夜の一人歩きなど自殺行為だ。
ジルベールが働き始めたのは齢18の春。父母と3人で働けど、6人を養うには足りない。裕福な暮らしなどは夢のまた夢。それでもジルベールは幸せだった。家族がいたから。帰れば『おかえり』と帰ってきたから。
そんな折、父と母が蒸発した。ジルベールが帰った時、家にいたのは泣いている弟と、下の妹。そして泣くのを必死にこらえている上の妹だった。]
…、どうしたの? お父さんと、お母さんは…?
[何が起こったか、本能的にわかっていた。でも認めたくなくて。いよいよ上の妹が泣き出して、すべてを悟った。それからは、働く時間を増やし、弱い家族を養うために遠い国にでることを決意することになる。その年の冬のことだった。]
(93) 2014/12/08(Mon) 17時頃
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『いかないでよ、ジル兄!』 ―――近所の優しいおばあちゃんに、お願いしてあるから。 『一緒にいようよ!!』 ―――ゴメンね、お兄ちゃんの稼ぎじゃあ…
[泣きわめく彼らを優しくしてくれたおばあさんにお願いして、背を向けた。後ろに聞こえる泣き声が、背中に刺さったが、振り返ることはなかった。
―――そうして今。家族とは一度も会えていない。定期的に届ける生活費が、住所不定で戻ってこないことが何よりの便り。]**
(94) 2014/12/08(Mon) 17時頃
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―過去:裏路地・Oculophilia― [裏路地に入ってはいけない。
そう言い聞かされていても、子どもの好奇心と誘惑は いつも天秤の上でぐらぐらと揺れている。 数日前に、初めて家族写真を撮ったばかりで、浮き立つ気持ちを抑えきれず ほんの少しだけ、と自分自身へ言い訳して影の道へと足を踏み入れた。
言いつけを破っている後ろめたさと、言いようのない高揚感が混じって、 どうにも言葉に出来ない気持ちが胸の中で暴れ回った。
時間にして、数分も経たない。 ほんの短い間。 もう充分だと胸を抑えて元の大通りに戻ろうとした体は、後ろから抱え上げられた。
少年一人。大人にとっては攫うことも容易い。]
(95) 2014/12/08(Mon) 17時半頃
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[目の前には大通りの明るい陽射しが見えているのに、 たちまちもっと細い路地に引きずり込まれる。 壁に押し付けられ、頭も背中も痛かったけれど すぐにそれも気にならなくなった。
首が絞められ、息が出来ない。
血走った眼で覗き込む異常者が興奮したように小さく呟く。]
『ああ!やっぱり…珍しい、蛇の瞳だ、…生きた宝石』
[剥きだしのナイフが見えて、恐怖と苦しさで見開いた瞳からぼろぼろと涙がこぼれた。 涙で瞳の色は余計に複雑な色味を増し、首に込められる力が強くなる。
異常者の双眸の色への陶酔と比例するように、どんどんと少年の視界は暗くなって、 とうとう意識を失った。]
(96) 2014/12/08(Mon) 17時半頃
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[目を覚ましたのは病院の寝台の上。 泣き出しそうな両親に抱きしめられるまで、 何も覚えてはいなかった。
見つかった時には呼吸が止まっていたらしい。 通りすがりの人に助けてもらえなければ、命を落としていただろうと後から聞いた。*]
(97) 2014/12/08(Mon) 17時半頃
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なんでタゲられ側がこんな不幸キャラばっかなんやろ今回wwww せんせーとシュゼット以外、みんなこんなつらい目あったのにさらに拉致監禁されるとかお気の毒すぎやろ!
今回もハッピーエンド多めになりそうかな。 でも私の抱くスチームパンクのイメージって夢と希望がないと無理だわってかんじだったので寧ろ喜ばしいことかもわからん。
(-73) 2014/12/08(Mon) 18時頃
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私もブレない狂信的キャラクターでいたかったけど、ストーカー側がいい人?多そうなんで結局ブレブレだわ…
多分ジョシュアでいいと思うんだが、あちらさんのやりたい方向性次第で引きもどれるように頑張りたいかな…。 急遽誰かとチェンジさせてしまった可能性あるとみてるので、気長にウェイトしよう。
(-74) 2014/12/08(Mon) 18時頃
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―Antique Amethyst/挿話―
[流した視線の先に在る、 そらが空間の多くを占める写真。 光り少ない夜にも褪せぬ、 くすんだそら、覗く蒼、遠い機影。 燈写館で見初めた作品の一つ。
気に入りの角度の窓以外は 大小の写真が額縁に嵌めこまれて在り 魔女の森の異世界感を加速させるしつらえで 数多の世界を覗くが如く。
「研ぎ澄まされたナイフで 切り取ったようだ。 ――お前の眼は、刃かい?」
いつだったか、無愛想な店主に 笑みを含めて感想を述べたことがある。 実に見事。実に愉快。気に入ったと、眼を細めたのだ**]
(98) 2014/12/08(Mon) 18時半頃
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マジで見出しミスなんなんだろう。 メモで謝るのもなんだかなあ(わかってくれてそう)なんで、わざわざしなくてもいいか…
この鳩こえーよぉ
(-75) 2014/12/08(Mon) 19時頃
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― Antique Amethyst ―
この街に越したばかりの時は、出張もしましたがね。 最近は近場でも逸品に出会えるようになりましたし…。
美容技術は別で磨いていたんですが、 師の元に居た時から、手先を遣うサポートは多かったので。
[>>83こんな話を明かすなんてどうかしているが、 先の息子との遣り取りで、「硝子の靴」さえ手に入れば この街を出る腹は、最早固まりつつあった。 殘る蟠りが拭いきれないとしても、だ。
アメジストに怪盗millionとして、師が接していたのなら、 彼に正体を知られても、悪い方にも良い方にも転ばなさそう。 その程度の算段は働かせていたが。 手配金を受け取って贅を煮やしたい、という様子にも見えない。 こんなドレスを普段から着込んでいる懐余裕があるのならば]
ええ――…此の街は抜けるつもりではありますが、 今後も怪盗稼業は続けてゆくつもりでは、あります。 名前が届くとしたら、sevenとは違う名でしょう。
…師からは、アメジストの店から物を盗むなと聞いていました。 どういう意図かは、明かして貰えなかったけど…。
(99) 2014/12/08(Mon) 19時半頃
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……えぇ。 連絡がつかなくなったと思えば、 飛空艇がオーバーヒートした、なんて、情報が届いた次第です。
本当に、急遽過ぎて困ったものだ。
[>>84この目で見ていないのだから、もしや帰って来るのではと この十年期待をせずには居られなかった、が。
暫しの沈黙を噛んだ後、仄暗い室内で口を開き、]
“アメジストとこの街は、何方も美しい。 他人に渡すのは、実に惜しい” ――そう聞いていました。
[――つまり、愛しい貴方を渡したくない、と。]
特に、街の風景は逢魔刻、時計塔の上からの一望が一等見事。 アメジストは、俯き加減を上から覗くのが一番華やかである、と。
……初めは、宝石を比喩しているのかとばかり。
[嘘つき、彼の告げる感想を聞き、空気を咬み殺す。]
(100) 2014/12/08(Mon) 19時半頃
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あの人は、“名品”を何よりも愛していました。 私には、嘘であるとは思えません。
でもね……、
[嘘であれば、どんなによかったと。
マンホールの下から見上げるだけでも、 この街から見遣る夕闇は、とても美しかったから。
教えるだけ訓えて、共に見れない“最高”なんて。 狡い、
片眼鏡を顔から離し、瞼を伏せる。]
狡くて、悪趣味な男だと。今も思ってますよ。
[天鵞絨の上に片眼鏡を置き、財布を取り出す。 赤くて、嫋かで、夕闇を思い出すような赤。 箱の中にあるひとつの夕焼けに、また哀しくなった。 きっと、この天鵞絨を見る度、この街を思い出す。
夜分時に長く留まるのは迷惑だろうと、会計を尋ねて*]
(101) 2014/12/08(Mon) 19時半頃
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/* タイトルコールぶっこまれた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-76) 2014/12/08(Mon) 19時半頃
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―自宅― [凍えるような指先と心臓をシャワーで温める。 頭上から降り注ぐ水温と湯気に包まれても、
体の奥は凍えたまま。
独り、
言いようのない寒さに震える。*]
(102) 2014/12/08(Mon) 20時頃
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―夕方・大学救護室→ ―
[講義の終わりを鐘が告げる。 ベッドで眠る学生に声を掛けながら、戸締りをしていく。 寝呆け眼を擦りつつ去っていく学生を扉まで見送り、 その後も慣れた手つきでストーブを消火、利用者のチェックにうつる。
一箇所だけ、名前が空欄となった利用届けのページを締め切り、 次のページに明日の日付を書いた]
よし、終わり。 ……――今日は届いているかな。
[白衣を脱ぐと救護室を出た。 待ち望む彼女からの手紙は、いつ届くだろう。 普段は気にならないことも、楽しみに思えば思うほど 待つ時間は長く感じるもの。
商店街を通り、向かう場所は自宅**]
(103) 2014/12/08(Mon) 20時頃
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― Antique Amethyst ―
つい最近も 界隈を賑わせていたように? ――ミスタはシンデレラなのかい。
[ほんの数日前、写真屋と共に訪れた客を評したそれ。]
才、豊かなことだ。 百万の審美眼は確かだな。
[怪盗の金色の眼は仄暗い中でも 光を湛えているように見えた。 濡れているからか、元よりそういう色なのかは闇のベールで判然としない。]
それは残念。 愉快が増えたと思ったのに。 ――大丈夫 僕はこの通り、口が堅い。
[相対する者の算段などどこ吹く風で 常の様子で店主は囁いた。 縫いとめられたような編み上げを 闇染めの指先でなぞってみせた。 ものを盗むな、という言いつけには緩やか、眼を細めて見せる]
(104) 2014/12/08(Mon) 20時頃
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難儀なこと。
[弟子も、看取ったわけでは無いらしい。 全ては恐らく、海の底。 sevenたる彼が求めたものと よく似た片眼鏡も、 鮮やかな赤色も、 伝え聞かせぬ言の葉も、 全ては、全ては、海の底。
沈黙の後、告げられる件の怪盗の言葉、 永遠の本人不在の中で、 こたえあわせが、ひとつ。]
――――、……
[紫水晶の双眸を瞬かせ。 不遜な怪盗がこの場所を訪れた時。 ああ、そうか、確か、その場所で。見下ろして。 沈黙が落ちて、時計の針がかちりと鳴った。]
(105) 2014/12/08(Mon) 20時頃
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[嘘では無いだろうと謂う弟子は、 その癖、ずるくて、悪趣味だと師を評した。 影の落ちる金の眸は闇夜に浮かぶ弓張月に似る。
また少しの沈黙を経て、
店主は徐に、くすくすとわらった。 長い睫毛を伏せて閉じ、 水晶のさざれが鳴るように、わらった。]
ふ、ふふ、 ふ。 ――本当に、 困った 男だ。
(106) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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――渡さぬと謂うのなら、 閉じ込めておくくらいでなくてどうするのか。
(*17) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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本当に、―――きらいだよ。
(-78) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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――――、
(-79) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[無口で無愛想なこの男。 周囲に女の影もなければ色もない。
巧緻で端正な少女人形を侍らせても、 未熟な稚児めく労働者を雇用しても、 歪な友情を育む奇怪な麗人と親交を深めても。 三十路もそろそろ越えようと言うのに浮いた噂一つもない。
噂好きの婦人はアレだけ人嫌いであれば仕方なしと云い、 野次る技師仲間は職も甲斐性も在るのに勿体無いと嘆息した。]
(-80) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[されど、レンズを覗く男の本心など誰も知らぬこと。 街中誰も知らずとも、男だけが知っている自身の恋人。
交際の月日は最早十年。
人を惑わす白皙の肌と、金翠色の眸。 恋人の掛買いない見目に先ずは狂い、 爛漫にして清純なる性根は、己に恋の病を掛けた。]
(-81) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[自身の恋人の名は、アングイス・マールム。
アンジーと繰り返す冷えた声の裏側は甘たるく、 よくも考えれば、男が愛称などと浮いた名で呼ぶのは彼のみである。 久しく燈写館を訪れた彼を、一秒の間も置かずに、 合致させたのは、決して記憶力の賜物ではない。
写真館に脚を運ばなくなった恋人を憂い、 幾たびも彼の自宅へと足を運んで、幸の四散過程を眺めてきた。
彼が与り知らぬ恋人は十年寄り添い―――、尚も君を見ている。*]
(-82) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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― 始まりの切欠 ―
[己が彼と出逢ったのが丁度、十年前。 家族写真を、と開業したばかりの木戸を叩かれたのが最初。
第一印象は少女のようだという、万人抱くと同じ感想。 第二印象は少年なのかという、凡夫なる驚愕。
第三印象はそれから少しの間を経て、悪戯阻止し抱き上げた折。 既に身体の造形作られていた男にとっては酷く軽く、 機器に慣れた体温には、低温火傷を錯覚させる温もりを有す。
胸の内で揺らめいた感情は、一瞬を切取り損ね、 されど、他の情動の様に掻き消えてしまうことはなかった。
十も違う少年を、柔く抱きしめたその時から、 緩やかに連続し続けることになったフィルム。 連綿と続く感情は、次から次へと結合し、やがて男の中で形となった。
―――――あの事件を境に。*]
(-83) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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― 夜の街 ―
[男は夜道を闊歩する。 足音はあちら此方から噴出す蒸気が隠蔽し、 宿無しは凍死を覚悟で路地で蹲る。
よく凍える夜だ。 蒸気に温む街でも肌が切れる。
薄く開いた唇から吐き出す息も白く濁り、 肩に下げた黒鞄が小さいふり幅で揺れている。
今宵の空はやや月輝の明りが闇い。 街を騒がす純白のエンターテイナーも、 スポットライトが脆弱と文句を付けそうなほど。
だが、己には、大変都合の良い夜だった。*]
(107) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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― アメジストの夜 ―
[自身の天職は写真師である。 芸術家ではなく、報道家でなく、一瞬を切り取り、 真実を平面に閉じ込める技術者であった。
この時代の夜に、シャッターを切ることなど滅多に無い。 精々夜会風景を、貴族が戯れに残したがるだけだ。 けれど、それも煌びやかなシャンデリアの下でのこと。
光源の少ない夜は真実を隠し、秘密に視界を曇らせる。 唯一人、技巧によって、夜を明かす男以外には。]
(-84) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[笑いのさざ波はやがて引いて、 会計を示す指先を、一度メルヒオルの手に重ねて止めた]
ミスタにばかり語らせるのは不公平。 ひとつ、彼の話をしよう。
[白い人差し指を自身の唇のあるあたり、 そっと立てる仕草を見せて]
“百万”の謂いつけは、 ミスタ――弟子の「先」を思ってのことだった。 何せ、此処は魔窟だから。
[そうして、告げるは店主の言い値。 審美眼に叶うそれ、 細工からすれば安いほどだがその値だと譲らずに]
答え合わせの分がある。
[謎かけめいた言葉を添えたのだ**]
(108) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[辻での挨拶は、貴人然。>>1:679 退屈を厭うのは、奇人然。>>1:*147
夜の舞台には少女と魔物だけでいい。 舞台袖から覗くファインダーなど、夜の裏側の話。]
(-85) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[切取った一瞬は三度。
魔物と少女の逢瀬。 そこから少女を減らした連続写真。
そうして、星を憂う横顔を。]
(-86) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[彼は己を悪趣味と嗤うが、嗤わせておけば良い。 己の本質への理解はまだ足りない。 己が彼を理解しきらぬよう、彼もまた。
今宵はただ、耳も口も隠した秘密を切取るだけ。
斑を重ねる蒸気から、視線を感じたとして、 役者には照明も音響も認知出来ない舞台装置。
ただ、彼の勘が確かなら、 レンズ越しに覗かれる感触だけが肌に残る。]
(-87) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[写るを厭うダフネドラ。 それこそ、正に魔物のよう。
されど、閉じ込められしダフネドラ。 フィルムに焼かれた影は人。
鮮明な一瞬、自分でないと語る彼の姿を手に入れて。*]
(-88) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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― 夜の道 ―
[慣れた足取り、宵街散歩。 猫にでも巡り合えば、今日は月より星が眩いなどと白々しい言。
星の数など数えずとも、足の向く先違えぬくせに。 誰も知らない行く先と、誰も知らない心の内を、 石炭燃やして上がる蒸気圧が夜へと押し出していく。
凍える夜だ。本当に。*]
(109) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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―自宅―
[結局、気にかけた相手と出くわすことも、その他の知人と会うこともなく。
とぷりと夜が暮れてから、独りの部屋に戻ってきて]
ただいま。
[言葉を返すものは、いまはいない]
(110) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[――かつては、この部屋には妹がいた。
進学を望む娘に、両親は街での一人暮らしを認めなかった。 学費を出す代わりに、既に大学で学んでいた兄の下での同居を条件として突きつけた。
妹がいた四年間は、とても楽しかった。 両親の目のない、ふたりきりの生活は、とても。
でも、それも、妹の卒業までのこと。 いつも兄の背中についてきた、可愛い妹も。 自分が講師の職を得るために研究に励み、奔走しているあいだに。 故郷に帰って、いまでは誰かの妻として別の家庭を築いている。
いつか届いた、幸福そうな家族写真。 もう、自分がこの赤い髪を撫でることはないのだろうと、しみじみ眺めたもの]
(111) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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|
[――その写真は、男の顔を塗り潰してある。
結婚式の日、ひどく後悔をしたものだ。 どうして、そこにいるのが自分でなかったかと。
他人にとられるくらいならば、どうして。 どうして、自分のものにしてしまわなかったのかと。
もし、手に入らないのならば、いっそ――と。同じ後悔は、したくない]
(*18) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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/*
とられた
(-89) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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―夕食時・燐蛍亭―
[コンダクト達を見送った後、夕食目当ての客がちらほらと現れ始めた。 空はもう陽が落ちて、月や星が浮かぶ頃合。 ――この街ではあまり見えないけれど。]
いらっしゃいませ。 中へどうぞ。
[寒空の下、店を訪れてくれた客を男は微笑んで出迎える。 金糸雀の囀りが聞けるかは、彼女の気分次第。 ストーブは程よく店内を温めて、中に入る客の身体をじわりと温めた。*]
(112) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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―鳥籠の中の話―
[自分の淹れる珈琲が美味しいと言ってくれたのは彼だった。 青磁色に宵の紫の重なる髪を美しいと言ってくれたのも。 ノクロは男にとって唯一の人だった。
だから思いを通わせた後、束縛されたって許容出来た。 ――愛されていると思えたから。
監禁の一か月程前から、ノクロは鉱化症を発症していた。 患部は左手の甲。 両親から発症する可能性は聞かされていたものの、じわじわと身体を侵していく病に彼は酷く取り乱した。
「こんなになっても離れないでくれ」と泣いて縋ってくる彼を男は慰めた。 ――どんなことがあっても離れたりしない、と。
男の`優しさ’に依存したノクロの要求は、男の心を試すようにエスカレートしていく。 歪んだそれらを微笑んで受け入れる男はノクロの心を蝕んでいた。]
(-90) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[逢う場所が人目を憚る廃屋に変わって、鎖で繋がれても。 暴力を振るわれても。 両親に連絡をしたいと願っても許して貰えなくても。
男は逃げなかった。 ――逃げる必要を見いだせなかったから。
けれど外から邪魔が入ってしまった。 自分とノクロは引き離され、絶望した彼は自らの命を絶った。
入院先で彼の死を知らされ、男は絶望し、号泣した。 自分に無体を働いた相手の死に対して涙する行為を、両親は男の優しさと思った。 けれどそれは、恋人を失った事による、心からの悼みだった。
その後、男は鉱化症を発症して入院期間が延長された。 周りがあの不審者に感染させられたのか、と騒ぐ中、男は病室で密やかに微笑った。
男にとってそれは、恋人の遺してくれた愛の証のように思えたから。]
(-91) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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[やがて熱と痛みに耐える生活を送っていく内、男はノクロのした事は世間的には罪になる事を知った。 何故、と男は花緑青の瞳を瞬かせる。 彼と育んだ愛が間違っていたとは思えない。 男にとって、あの三ヶ月はノクロと二人きりで過ごせた幸せな時間だったのに。
鳥籠の中で歪な恋に酔っていた男でも、痛苦に耐えていた時の事を断片的に思い出せば身体が震えた。 医者は、それは監禁されていた時に出来た心の疵によるものだと言った。 月日が少しずつ癒していくのだと。 癒される事がいい事なのかどうか、男には分からなかった。
故郷は彼との思い出が多すぎて、生きていくのは辛かった。 療養の為、或いは詮索を避ける為。 鉱化症の進行が落ち着いた男は、蒸気機関車に乗って密やかに故郷を出た。*]
(-92) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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/* 恋人呼びの破壊力が…!
(-93) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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―新たな戀―
[男は越してきたこの街で喫茶店を営み、やがて恋をした。
激情に身を焦がすものではない、緩やかに胸が熱くなるような想い。 それが恋である事に気付いたのは三年前。
その日も、お勧めを頼む彼にどんな珈琲を飲んで貰おうかと、彼の横顔を盗み見た。 その時に目に入ったのは、グラディスが氷の入ったグラスを傾けて水を飲む仕草。 男性らしい太さの首の、喉仏の動きに目を縫い止められた。
男は慌てて踵を返し、バックヤードに引っ込む。 ありふれた、何気ない仕草だ。 幾つも、何度も見ている筈なのに。
――ひどく胸が熱くなった。]
(-94) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[心臓の音が煩くて、すぐには作業に入れなかった。
その日のお勧めは、モカとマンデリンのブレンド。 モカの独特な果実のような香りと、まろやかな酸味とコク。 マンデリンの柔らかなほろ苦さと、上品な風味を2:1で。]
――お待たせしました。
[珈琲を出す際、僅かに手が震えた。 それでもいつものように微笑んで。]
(-95) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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|
[恋を自覚しても、密かに眺めていられるだけで良かった。 彼には故郷に妻がいるから。
男である自分に好意を寄せられている事を知られたら、今のままの関係ではいられなくなる。 だから彼と自分は時折通ってくれるお得意さんと、喫茶店の店主で。
それでいいと、そう思っていた。]
(-96) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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|
―記憶―
[オルエッタは、18年の生涯で1度もこの国を、この街を出たことがないと記憶していた。
娘にとってはそれが真実。
しかし、蒸気機関車の上の客席に座った記憶が微かに残る。打ち捨てられた座席に座り、そんな甘い夢を見たのだと――思うのも、きっと彼女にとっての真実。]
(-97) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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|
[けれど彼の妻がもうすぐこの街に越してくると聞いて、平静を保つ事は出来なくなった。
>>1:182ちゃんと笑顔で言えた筈だ。 是非奥様といらして下さい。 私もお会いしてみたいです。 ――と。
でも、 ――そんなの、嘘。
きっと彼が妻と一緒に来店したら、仲睦まじい様子を見てしまったら、自分の心は嫉妬で壊れてしまう。 人形のように微笑んだまま。]
(-98) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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…っは…、…
[彼を誰にも渡したくない。 例えそれが彼の妻であったとしても。
そんな独占欲が頭を擡げる。 珈琲よりももっと濃い、底の見えぬ真黒な意志に男の心は染まる。 息が上手く出来なくなって、男は胸元を押さえて浅い呼吸をした。
この六年、離れて暮らしていた彼の妻よりも自分の方が過ごした時間は長い。 狡いじゃないか。 自分はどうあっても、彼の‘妻’にはなれないのに。
それに女性なら子供もその身に宿せる。 彼の血を引いた子はさぞかし可愛いだろう。 ――男の自分にはそんな事は出来ない。
彼と顔も知らない彼の妻が触れ合うのを想像して、男は胸を掻き毟りたくなった。]
(-99) 2014/12/08(Mon) 21時頃
|
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[そうして、あとに残ったのは講師としての仕事だけ。
だから、叶うかぎりに、良い講義を。 学生を惹き付け、落第を出さないような、良い講師に。
理想には程遠いながら、そう信じて、やってきたけれど]
――嫌いではない、か。
[赤髪の女学生。彼女はどうして、講義に来なくなってしまったのか。 もし、自分の講義の未熟ゆえに興味を失わせてしまったのなら。 彼女が学ぶ機会を奪ってしまったことを、謝らなくてはいけない]
学生が皆、刑事さんのようだったらね。
[呟いたあと。それは理想が高すぎかと、薄く笑う。 アングイスやジョシュアといった真面目な学生たちがいるだけで、感謝しなければいけないだろう*]
(113) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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|
[彼の妻が来るまでに何とかしなければ。 何とか。 …何を?
男はぐるぐると頭の中で考えを巡らせる。
――ああ、そういえば。 >>1:300いつに来られるか、もうすぐ返事の手紙が来る筈と彼は言っていた。]
(-100) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[手紙を彼の手元に届く前に奪ってしまえば、
少しでも彼らの再会を、遅らせる事が出来ないだろうか。
そう考えたのは、昨日の夜。 その後に男は体調を崩し、薬屋の元へ。*]
(-101) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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/* 長いよ!! このエピソード投げが既にstk行為だよ!(涙目)
(-102) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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/* この後、パーシーさんに大体の住所を聞き出し→お宅発見(視k)→明日の午前中に手紙奪取。 そして筆跡を真似て「暫く来れません」って手紙を投函。 というのを、考えている。
stkぽい宛名のない封筒を入れちゃおうか。 ……うん。先生ごめんなさい。(;ノωノ)
(-103) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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/* やばいよやばいよ、もうじき先生の人読むんじゃなかろうか。
だ、大丈夫でしょうか。(;´・ω・) というか、これ表で反応しづらい。 は、早くstk行為しなけれ、ば。
(-104) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[赤銅の仮面で顔の右半分を覆ったシスター―通称カーバンクル―は、幼いオルエッタを連れて異国の教会を訪れた。
滞在期間はほんの1週間。
仕事と、私用の為。 オルエッタの母であり、シスターの命の恩人でもあるエルヴェラとおぼしき人物が、その国にその街に居るらしいと情報を得たからだ。その可能性は海に落ちた雫を探すに等しいが、当時のシスターは海に潜るを厭わなかった。]
(-105) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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―アメジストの夜―
[ 少しばかり遡る。
星を見上げる紫水晶が、 不意に空から闇夜へ視線を向けた。 夜の狭間、蒸気の合間、 感じたのは刹那の感触。
――あれは、視線、だったのか。
白い手を、こめかみの辺りから 自身の頬にゆっくりと滑らせて。 口元隠す戒めを辿る。 僅かに残る手触りのようなものを 確かめるように。]
――、……
[だれ。
と、僅かな吐息のかたち。 答えるものなどいないのに。 斯様な場所に、誰がいるものか。 そうは、思えども
夜歩む魔性は、闇の向こうを暫くの間、見つめていた**]
(114) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[湯上りの体を拭い、肌着の上からガウンを羽織る。 自室に茶の入ったカップを持ち込んで、明日の授業のための教科書を開いた。
慎ましい生活を徐々に蝕んでいく不在がちの幸福と、 勉学に明け暮れて他を見る余裕のない暮らしに 恋などする暇があるはずもない。
それでも、こんな寂しい夜ばかりは 誰か気に掛ける相手がいれば心だけでも温まるものだろうか、と ふとした拍子に思ってしまう。]
(115) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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/* 慢心で。
(-106) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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/* 写真は、趣深い。 いろんな意味で
(-107) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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― Antique Amethyst ―
シンデレラ?…… ええ、と。「硝子の靴」を狙っているから?
[>>104一体何故そうなった。 先日紅を忘れた後にそんな話が生まれた事も知らず 不思議そうに首を傾げた。]
いえ、昼間も言いましたが、 血滲む努力の結晶ですよ、私の技術の何もかもは。 私は、宝石では無い。 流れる血を固めて、原石に見せかけているだけの偽り。
だから、師は私を、いちども
[一度たりとも、愛でてはくれなかった。 傍に置いておくだけの、愛玩として。
だから、彼に抱くのは羨望も混じる。 成程灰被り、ある意味で相応しい。
皆まで告げて惨めさを覺えるよりは、 去らずとも正体を吹聴しないと告げる店主の話に耳預け]
(116) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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……そう言われると、余計に街を離れるのが惜しい、 が、宝石商の御子息に、これを見られました。 私では無い時に。
[濡れた瞳と仝じく、輝きを集める金の指を掲げ。 赫い少女が若し明かさずとも、 恨みを抱いているであろう、青年は違うだろう。 今まさに憲兵が散髪屋に詰めていても可笑しくはない。] ……ええ。
[>>105難儀であり、哀しきこと。 何一つ殘してくれず、何一つにも縋らせてくれない。
しかし、師の生前の言葉でひとつの事実に 照合が叶ったという事を、知らない。
ただ、目の前で輝く、闇に染まらぬ 淡い紫が、師の云う通りに綺麗だと思った。
笑う口許は見えずとも、>>106 隠れた唇の形は、美しいのだろう。 そして、其れはもう、赤髪の男には見えぬ裡。]
(117) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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師匠の話を?
[しかし、話が飛べば、金の瞳を緊張に揺らす。>>108 魔窟である場所、己の先を見て。 端的で、謎かけにすら聞こえる其れに、意味は汲みきれず。
だが、寝る前に反復してみようと決めた。]
えっと、それは――随分安くありませんか。 ……こたえ、あわせ ?
[やはり謎が多い。 品を見れば破格な額面の理由ひとつすらも。 暫し迷ったが、言い値を託し、]
失礼ながら、あなたを変人だと思っていた でも、やはり今も判らない。
でも、そんなところも含んで、 師はあなたを欲しいと願ったのでしょうね。
(118) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[湿る目許を手甲で拭い、漸く微笑む。 私はこの街に居てはいけない。
でないと、師の欲したものを、己も欲しくなる。 師あっての弟子であるのだから。 そしてその品は、“魔窟”に存在するひとつであり、
礼をひとつ告げ、厚い眼鏡をかけ直した男は、 店内を抜けて、夜の帳に溶けてゆく**]
(119) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[コートの隠しに収められた紙片は彼の不貞。>>52
ちっぽけなメモに綴られた意味が知れぬほど、 己は子供でもなければ、彼に疎いわけでもない。
まだ、幼い恋人は指も腰も首すら細く。 少女と最初に違えた印象のまま成長遂げた。 しなやかで瑞々しい肢体に、人間離れした龍蛇の眸。
街の掏児から稀代の怪盗まで、彼に惹けぬは審美眼は無い。 価値の分かる者も、分からぬ者も、 みな、彼のまなこに惑うて咎人と化す。
―――彼自身の価値を知らぬ癖。]
(-108) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[都度都度、羽虫を払ってきたが、 まさか、彼自らこんな誘いを隠すなど、裏切りに等しい行為。
幼い恋人を想い、成人の時を従順に指折り数えていた己でなく、 金子と我が身を天秤に掛けるなど、痛切が胸に走る。 体温の足りない男が凍えるのは、纏わり付く夜気に由来せず。
彼だけがこの無愛想な男の心を傷つけ、 冷たい声を吐く唇に、甘い名を呼ばせる。
彼がアンジーと呼びかけられるたび、 懐愁の響きに紛れて、聞き落としてきた体温。
男の熱は、彼の名を辿る折のみ、燃え盛る。*]
(-110) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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/* 無駄に独り言を使っちゃうめも。 遅くなってごめんね…こんなのがstkでホントごめんね… >>9>>11>>23>>24
(-109) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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― マールム宅 ―
[元は家族三人、ここ数年は母子二人、 今は彼が独りで篭る家は、然して広くは無い。 彼に招かれたことは終ぞないが、 其れに対して文句をつけたことは無い。 当然だ。彼の慎ましさも貞節も、等しく彼の一部と愛していた故。
婚前の―――、その上、相手が未成年ともなれば、 控えるのは年上の甲斐性だろうと割り切っていた。]
―――…だが、君は溺れた男の悋気を解さない。 酷い恋人(ひと)だ。
[そっと腰に据えた鍵束から、細く安い銀鍵を取りあげる。 彼の家は豪邸でもなければ、牢屋でもない。 シリンダー構造を理解していれば、合鍵のひとつふたつ、 中央都市で技の粋を修めた男には手遊び程度の細工品。]
(-111) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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― →燐蛍亭 ―
[ひとつの商品を外套のポケットに籠めて。 空いて無ければ酒場に、と考えながら燐蛍亭を覗く。 窓を外から見る分には、まだ客も居るようであるが]
まだ、空いてますか。
[のそりとドアを開けて顔を出し、店主の意向を確かめて。]
(120) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[少しばかり室内を伺ってから、 人の気配が安らかなるを察して、鍵を回す。
彼に招かれたことは無い。 だが、初めて訪れるわけではない。 彼の親御が不在となれば、独りの夜へと寄り添いにやってきた。
まるでそれが自身の勤めであるとも云うように。 恋人のささやかな、赤誠であるとも云うように。]
(-112) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[時は夜。 孤独に耐えかね暖炉に火を入れても、弾けるのは炭ばかりで、 消費されるのは越冬の為に購った薪ばかり。
アングイスが早々ベッドに潜り込んでしまうことなど、想像に易い。 彼は雪のように白い肌理を持つ癖、決して寒さに強くない。 凍える夜は、即ち彼の温もりが不在の夜。
直に聞いた事はなかったが、きっと今宵も耐え難い。]
(-113) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[彼が寝台で見る夢は、在りし日の幸福か。 或いは、崩壊の近い現実か。
どちらにせよ、寝息を確かめてから、長躯は静かに彼に侍る。]
―――今宵は特と冷えよう、アンジー。 君の熱を以っても、まだ足りぬ。
[囁く言葉は彼に聞かせるものだが、起こす声量ではなかった。 恋人の寝顔を眺める至福は、己の胸の内を温めてくれる一因。 幾ら、貞節な恋人の不義を見咎めたとしても、それは変わらない。
ギシリと、寝台軋ませ、爪先で前髪払いながら。 伏せられた瞼を覗いて、冷たい男は甘く熱い息をひとつ。*]
(-114) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[影の街で、オルエッタの赤髪はとても珍しかった。 教会附随の孤児院で>>0:317、眠る彼女の髪が盗まれる程。
昏々と眠り続けるのは、シスターの処方した薬のせい。 けれど一時、翠の眼に少年を映した。
瞬く程の 一瞬だけ。]
(-115) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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いらっしゃいませ、パーシーさん。 お仕事お疲れ様です。
[席が半分程埋まった頃合い、訪れた客に男は微笑みを向ける。 八重歯の特徴的な彼は郵便配達員をしていた。 日中は蒸気バイクで郵便を配達しているので昼間に顔を出す事は滅多にないが、夕食をたまに此処で食べてくれる。
彼が暫くメニューと睨めっこした後に選んだのは、 ポークソテーとバケット、季節野菜のサラダとオニオンスープのセット。]
畏まりました。
[男は笑顔で首肯する。]
(121) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[その際に、何気なく問いかけを1つ。]
そういえば、グラディス先生が引っ越しをされたんですって?
[この街の郵便配達員は男の意図も知らずに笑顔で頷く。 奥さんと一緒に住む家らしい、と。 どの辺りか聞いてみれば流石に住所の番号を漏洩する事はなかったが大体の位置を話してくれた。]
へぇ、あの辺りなんですか。 静かでいいですよね。
[男はその位置を頭に留めると、微笑んで相槌を打つ。 ――情報提供ありがとう、と。 心の中でそんな感謝の言葉を紡いで。*]
(-118) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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/* 師匠は罪な男だね
(-116) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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そういや私さあ ノクロってメトロポリスのノチェロだと思い込んでた だってあぶないひとって…wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そうだよな、霧雨よな…
(-117) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[>>120メルヒオルの来店はそれよりも少し後だったか。 ドアから顔を出す彼を見れば、男はいつもの微笑みを浮かべ、]
いらっしゃいませ、メルヒオルさん。 大丈夫ですよ。
[中へどうぞ、といつものカウンター席を示す。]
(122) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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とりあえず師匠に食われてるルートは全力回避。 もちもち×もちもちはもう完全なるオナニー
(-119) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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そしてここまで秘話飛んできてないこと踏まえると ジョシュアで間違いなさそう、かな。 どう動くとやりやすいか、ちゃんと考えておかねば
(-120) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[どれだけ独りの夜に寒さを感じようとも、 遅くまで起きていることはなかった。
照明と薪を節約すれば、その分、父の療養に回せる。 僅かでも母の手を優しく癒す薬が買える。
まるで夢路だけが温めてくれるかのように、逃げ込むように。 明かりを消して、暗闇の中、瞳を閉ざす。
知らないうちに心の奥が弱っているのか、あるいは日々の積み重ねの疲労か。 眠りは深く、それのみが望むままに抱擁を与えてくれるのだと言わんばかりに。
深く、深く。 意識は落ちて。]
(123) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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あぁ、良かった。 酒場と悩んだんですが、温かいものが食べたくてね。 [>>122ほっと息をつき、カウンター席へと進む。 メニューに目を通すことは無く、 反復されていた郵便屋>>121と仝じメニューのオーダーを。]
因みにワインって置いてますっけ?
[夜の時間は酒も確かあったような、と。 空腹と疲れで、あまり働いていない頭の中で考えて。]
(124) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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/* フロライトさんをつけ狙う! そして文章が!が! がんばります。
(-121) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[父母の仕事場を備えた小さな家。 施錠を重ねても、名うての怪盗に狙われるようなことはない 気安さゆえか、建てられてから鍵を変えたことは一度もない。
それでも、それは唯一の安らぎと幸福の家。
寝台の中、いまだ知らない。 現実の崩壊の音が、近づいていることなど。]
(125) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[滞在期間は、ほんの1週間。
エルヴェラの残り火すら、見付からなかった。 シスターは眠るオルエッタと、もう一人を連れて街を去った。
猫のように鳴く、生まれたばかりの赤子を連れて。]
(-122) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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― 回想:燈写館 ―
[彼の胸に差別と区別から来る嫌悪を植えたようだったが、 畏怖を抱いてくれるくらいで丁度良い。>>66 案外使い勝手が良いと評しはしたが、未だ試用期間。 彼は何時でも、些細な失敗で職と家を失えるのだ。 仮令、与えた屋根と壁に一切寄らずとも、 約束された賃金は安い金額ではない。
得れば、彼の家族が炭を買え、パンを買える。 清水求めて、寒さ耐えかねる降雪を請わずに済むし、 一枚増える毛布とて、破格の贅沢品だ。]
(126) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[彼は意地を張ると同時に、この冷酷な経営者に媚びねばならぬ。 強がりながらも、旋毛を見せて頭を下げねばならぬ。>>67
噴けば飛んでしまうようなはした金でも、 彼は家族を捨てられぬ。生きる糧を放棄出来ぬ。 そんな信念はレンズを覗かずとも知れたこと。
どこへ帰るのかは聞かず、北風の導きに任せた。 ―――足を踏み出す彼は、実に尊く、健気な背中をしている。*]
(127) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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/* (;´・ω・)びゃあ。先生来た!
(-123) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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グラディスオンだからあんま邪魔になんない程度に… とは思うものの、居ても大丈夫かしら…。
(-124) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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―日の暮れた頃・薬屋『Misty rain』―
[店を閉じる頃合など知らぬものの。 どれだけ時間が遅くとも、 学校も行かぬ、一人暮らしの青年には、 かまう事などありはしない。
時折暇を持て余し、 薬瓶の向きを揃えたりだとか、 薬の場所を覚えようとしてみたりだとか。
そうしていた頃に、店の扉は開かれた>>80]
あ。あいつん所の……。
[>>85客と初めて顔を合わせたのは、今日の事。 燈写館で働く従業員に視線を向けて、 挨拶代わりに、ひらりと手を振る。
店主はどこに居ただろう。 薬瓶の並ぶ店内から奥を覗き込めば、 丁度、顔を出す頃だったか。]
(128) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[寒さの中、無意識に温もりを求めて腕を伸ばす。
独りの、家に、部屋に。
他の温もりが存在などしようはずもないのに。
決して記憶には残らないまま。 独りの夜に、手を伸ばすものがあるのだと、 夢路の中でだけ理解していた。]
(129) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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/* 凄く返しにくい秘話でごめんねこ。
つい、ハッスルしてしまうんだ…! 大丈夫、今日はお触りだけだから…!
(-125) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[後のアルシェ家では、長兄にある事実が告げられた。
『弟は―――死産だった』と。
空の棺は釘を打ち付けられて開かれず。
ただ暫くは、夕食の品が1品増えていたことだろう。]
(-126) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[いやしかし、疲労回復の薬などと。 あの男にこき使われているのではと、 僅かに顰めた顔は、二人の視界に入ったか。
青年は薬の事は詳しくない。 故に口を挟む事は出来ないが、 薬でなくとも、甘い飴ならば疲労回復に 向いているかもしれないと、思いつつ。
甘味は時に、疲労さえも忘れさせてくれるから。]
……働きすぎて倒れたりすんなよ。
[あいつは人使いが荒いからな、と肩を竦め。 嫌味のように口から発せられた言葉は、 青年の、解り辛い気遣いである。]
(130) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[彼の現状については、未だ知らない。 彼が話さないのであれば追及するようなことはせず]
そうだね 僕もそっちの方が助かるよぉ えーっと…
[説明した薬は、比較的注文の多い風邪薬や傷薬等の常備薬の類い。 瓶の色で分かれているしラベルが張られているので判別はしやすいハズである 結構多種の薬を説明したが、大丈夫だっただろうか。 ひとしきり説明をして。]
(131) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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―夕方・商店街→自宅―
[街を歩くと、左肩の神経が軋む。 薬が切れたせいだろうか。 腕の痛み止めの薬は、家に置いてきたために飲んでいない。 しかし、激痛ではなく違和感の程度。 右手で軽く肩を押さえて、寒さの中を歩く。
街はちらほらと店の灯りがつき始め、気の早い客が店を賑わしていた。 どこかで食事を、とも思ったが、越したばかりの郵便受けの中も気になる。 昨日今日と、二日連続で朝も昼も外食で済ませたから、 夕食くらいは家で食べようか。 自炊の腕がなまってしまっていては、妻になんと言われるかわからない。
くすり、笑みをこぼして家路を急ぐ。 やっと街の郵便局に届いた手紙の配送は明日。 故に、郵便受けを開けて落胆することになるのだが]
(132) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* 可愛くて息出来ない。
(-127) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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ああ、店番を手伝って貰いたいんだよぉ 一人じゃぁさみしい時もあるしね。
[びっくりされたと、こちらも一瞬きょとりとして。 …まあ、当たり前なのだが。この店以外で働いたことの無い店主は理解していない様子。 ティーポットとカップを運んでくれば何時もより一人分多いそれを運んでくる。紅茶を淹れるのは友人程上手くもないが無いが、下手ではない。]
へ、ああ、うん。 そこの端に置いてあるハズだよ …なんだか、嬉しいもんだねぇ
[部屋のすみに立て掛けられた道具を指差して。 これまで日中は一人で居たものだから、人の気配があるのは嬉しいもので。 働いてくれる彼に笑顔を。]
(133) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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ご来店有り難うございます。 [>>124安堵した彼がカウンター席へと進むのを見送って、軽く頭を下げる。 やがて郵便屋と同じメニューを注文されれば頷いてみせた。]
えぇ、ありますよ。 酒場程に種類はありませんが。
[夜の時間は酒を求める客も多い。 この店に置いてあるワインは赤と白がそれぞれ3種類と、ロゼが2種類。 少し値の張るものと、それなりの値段のものとを酒屋に運んで貰っていた。 産地と名前を告げて、どれがいいかを尋ねる。]
(134) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* 筆が、びっくりするほど遅いので…… フロライトさんホントすみません。
(-128) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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これ、レスポンスをわざと遅らせた方がいいやつやな。
(-129) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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もうしわけなくなりつつの…。 すまぬん。
(-130) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[定期的な仕送りは、教会に。>>94
青紫の髪の妹弟の姿は―――――何処にもなかった。**]
(-131) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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―2週間前―
[>>*15晴れ着に身を包む、孤児達の一行。 初めて見た時には何事かと思ったが、2年後に店を開いてからシスターから申し出があって合点がいった。
金持ちの家を回って寄付を募った後、 銅色の仮面をつけたシスターの周りに立って、「ハムサンド下さいな」とハムサンドを求める彼らに男は微笑みを向ける。]
――いらっしゃいませ。 ハムサンドですね。畏まりました。
[孤児院で彼らが何を食べているかは分からない。 外食など殆ど出来ないだろう彼らが、少しでも気が晴れたらいいと。 その日が近づけば男は考えを巡らせる。
今回ハムサンドに付けたのは、南瓜を生地に練り込んだマフィン。 野菜が苦手な子らにも食べられるように、よく裏ごしをしてある。]
(*19) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* これ>>0:77、実は源氏物語なんだけれども。 光の君が若紫を結構強引に自邸に連れて来たときの乳母とのやり取りである。
…、で。 十年前って9歳で、その頃から恋されてるという事実に動悸が… 光る君よりも誠実で我慢強いのか、グリフィン [膝を抱えてふるふる]
(-132) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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いつでも遊びに来て下さいね。
[そう言って店を出ていく彼らの後姿を見送る。 あまり人の居ない時間帯であれば遊び場所にしていい、と開放していた。
彼らはこれから薬屋と骨董品屋へ行って、燈写館で家族写真を撮りに行くのだろう。 それはオルエッタに教えて貰った事。 彼女もかつてこの一団にいたのを思い出して男は懐かしそうに花緑青を細めた。
戻って来られないなら写真を送って欲しい。 両親にそう乞われ、いつものように控えめに笑う写真を燈写館で撮ったのは3度程。*]
(*20) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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―夕刻、日の落ちてきた頃
あ、…テオドールー
[気づけば日も傾き、外は橙に藍が混じり始めている。 そろそろ店じまいだろうと、彼を呼ぶ]
お店、そろそろ閉めるよ 今日はありがとねぇ…はい、これ。
[手渡すのは今日の対価。 一日二日食べるのには困らない程度の金額が入っている]
とっても助かったよ また明日、ねぇ
[と、手を振って彼が去るなら見送って*]
(135) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* どっかで表に出さないとな。 忘れない…内に。(震え声)
(-133) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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あっなんかごめんすれ違った
(-134) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* そっか、今日から投票…。
うーん、うーん。 さくっと監禁パートに行ってもいいんですが。 フラグ建てに行く方はいらっしゃるかな?
(-135) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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んー…まだ、か。 ………どれだけ楽しみにしてるんだろうな。
[少しだけ、自嘲するように笑う。 年甲斐もない、と。 その照れを隠すように漏れ出す独り言。
誰も待たぬ暗い我が家の扉を開ける。 外気とそれほど変わらぬ温度の空気は、まだ家主の匂いに染まらない]
ただいま。
[決して返らないけれど、一人呟いた]
(136) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* 大急ぎで帰っちゃったけど、みなさん結構夜時間軸にいるね……? すみませ… さっさと朝にしたくもあるけど、難しい。
(-136) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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― Antique Amethyst>>116 ―
そう。――そうだね。 そういうこと。
[シンデレラ。 くすくすと、>>116わらう。 或いはまた、写真屋が検討をつけて 紅を渡すことがあるやもしれない。 故に、それまで種明かしはお預けだ。]
――それを偽りだと 僕は思わない。が
[見るべき価値の違うところ。]
重要なのは、其処ではない か。
[百万の盗賊が、弟子をどう見ていたか。 店主が知り及ぶところではなく、 途切れた言葉、その先を聞くことはない。]
(137) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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それは。
[理由の一端は謂わば「致命的」 離れず居るのが不思議なくらいだ。]
致し方ない――残念だ。
[と、言葉を落とす。
金の指、鉄色の指、 師の色とは違うが替え様のないもの。
あの指は縋ったろうか、 師を亡くしたのが突然ならば 弟子は途方にくれたにはずである。 されど今も彼はこうして夜を往く。 店主は、歪んだ執着や、くるうあい や、 尊い意地を、意志をめでる。
叶わず在った、答え合わせ。 どういう意図かわらう店主を見、 メルヒオルがどう思ってるかは知らないで。]
(138) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[なぞかけの答えは、 己で出してこそ価値があろう。 悪戯な仕掛け、弟子へと残して。
かけらを差し出し、 しかし全貌は見せぬまま。 今度はメルヒオル自身の言葉に笑みを滲ませた。]
ふふ、ふ 正直者。
きっと、ミスタの謂うとおり 彼は――悪趣味なのさ。
[夜の帳に溶けていく背を、 店主は佇み見送った。]
(139) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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遅い時間に申し訳ない。 まだお客が居るようで、安心しましたよぅ。
[>>134それでも、あまり長居はせず食事を終えたら去るつもりで。 客が残っている間は、店を閉められないのだろうから。 記憶違いでは無いことに安堵し、銘柄を耳に入れて。 常温で飲むのも良いが、深く睡れるようにと悩んだ結果、]
銘柄は何処のでも構いませんが、 赤で、モルドワインにして貰えませんかねぇ。 聖夜先取り、という訳でも無いんですが。
[オレンジピール等を混ぜて温める飲み方を所望し。 店主の告げた中には、ホットの提示は無かった為に できるかどうか、と首を傾げさせ。]
(140) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* うええ、居る時間割とあったのに手が遅くてごめんなさいですよー。
(-137) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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ー夕刻・燐蛍亭ー
[温かな明かりが灯る家々の窓 そろそろ家族が帰宅し夕餉を囲む時間だろうか もう少ししたら燐蛍亭にも温かい食事を求めやってくる人が来る
温かな仲間たちの時間 温かな家族の時間
それを見ながら影になって独りの家に帰るか、酒場に友や同僚を誘い管を巻くのが昨日までの日課だった
彼の肌に見事に融合した宝石は尚も美しくその存在を主張し 幽玄の美といっていいのだろうか、男の美しさを引き立てていた 鉱石の奥に自分やオルエッタとは色合いの違う碧を見て、それが光を感じていない様子に惜しいな、と思った
自分の動揺に苦笑しつつも、安心させるよう笑む店主 その微笑みは酷く、儚い]
(141) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[愕然とした表情を浮かべた後、目の前の男と懐の家族を憂う どちらも大切である事に、変わりなかったから 人差し指をたてて内緒の話と告げる言葉には頷く
いつもお世話になっている薬師の彼も困るし、無論目の前の店主も困ると言うなら無論情報を漏らすつもりはない ひいては腕の中の命まで影響が及ぶなら尚更と]
もちろん、誰にも言わないです ……お辛いでしょうに、この子の為に鉱化症の事を俺に話してくれた それだけでもう、十分感謝してるんです 後ろ足で泥かける様な事、できるわけがない
[そう、告げて]
(142) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[アッシュグレイの毛並みを見れば、山岳地方原産の猫の血を引いている可能性が高い もしかしたら人間だけでなく突然変異で猫にも鉱化症の遺伝が現れてしまったのかも そう予想しつつも確信の無いので黙っていて
フロライトの抱える悔恨も過去起こった出来事も、自分は何も知らない だからこそ悩ましげに眉を下げる様子を 鉱化症の同胞である子猫を心配してくれているのかと解釈していた
いくつかの質問に答える彼に頷きながら警察手帳でメモを取る]
……熱、ですか じゃあ常世の……いや、あれは子猫には強すぎるか ならアフィウンの方が…
[植物学者の息子は、温室で未だ咲く花の中で薬に使えるものを思案する やはり気になって掻いて仕舞いそうなら早めに摘出をした方が良いのだろうか
唯、心配なのは]
この子の、体力は手術に耐えられるんだろうか ……専門家に相談して、この子を取り上げられてしまわないだろうか もう、失いたくないんだ……
[命が助かるのが何よりも大切なのに それでもこの事と離れる可能性があるのならと躊躇してしまう醜さを内包しながら呟いた]
(143) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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毒ではないなら、安心かな 死なないなら、生きていてくれるならそれでいい ……フロラさんも、この子も生きててくれてよかった
[胸元に手を当て、微笑む彼にふにゃりと笑んで 安心した、とばかりにふわりと雰囲気が落ち着く]
あの、フロラさん もし手術をするとしたら……その 信頼できる医師とか、いますか? 俺は――この街の医師を信頼できない
[獣医に連れて行かなかった理由も根本的には其処であり そして両親の死を捏造された様にこの子まで害が及んでしまわないかという恐怖が根強くあったからであった]
(144) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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/* どんと来い!ですよ。 二軸並行なら平気。うん。 でも今日中には反応出来そうなstk行為しよう!
(-138) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[孤児院のシスターは、大学客員の末席を得ている。 救護室の職員が知らぬのも道理。
大学4年の特別選択講座は、人気のない一講座。
週に一度の一コマ。
そうして孤児院の外に出て。 他にどんな事をしているのかは誰も知らぬ。]
(*21) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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/* ていうかまた褒められとる(/ω\) このチップ選んでよかったね!
ふふ、口がお上手ですね? アンダンテさんにどんなstkされるのかと想像すると、おにーさん胸が熱いです()
(-139) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[故郷では、ホットのワインはグロッギという名称で、 サングリアのように果物や木の実を入れる。 だが、そこまでは望まず、ただ甘くて温かいワインが飲みたかった。
酒を飲む時、そして新しい宝を得る時。 その二度だけ、男は煙草を吸う。 ポケットからカウンタに出したのは、やや苦味の強い煙草。
嘗て、鉄錆色の指>>138が挟んでいた銘柄。 縋るものは、何も無い。 だから、彼が愛した趣向品をこうして傍に置く。 故郷の其れに似た飲料を求め、拾って貰ったあの日を、 唯一なる人物を、うっそりと頭に浮かべながら。
思い出のみしか殘してくれない、―――悪趣味な男。>>139]
(145) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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―少し前のこと―
はあ。
[>>133そんなものなのだろうか。 店内のものを覚えながら、 しかし覚えきれないものもあって、 後で確かめなおす必要がありそうだ。
仕事中にのんびり茶を飲む事など、 一度もなかったし、 誰かと飲食を共にすることもまた、 多いことではなく。
ティーカップに注がれた紅茶は、 一人で飲むときも、美味しく感じる。]
べ、つに。僕はただ、働いてるだけだし。
[嬉しそうな笑顔を見せられれば、 気恥ずかしそうに、頬をかく。 真っ直ぐなものには、どうにも、慣れない*]
(146) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[湯を使ったばかりの彼からは、どこか優しい香りがする。 貴族の使う香油など、この家には無いだろう。 精々が廃油の上澄みを使った石鹸だ。
だが、鼻腔から潜り込んだ彼は己を酔わす。 酒を幾ら煽ろうと、視界すら揺らさぬ癖、 洗い立ての恋人は明確な眩暈を覚えさせてくれる。
―――唆される、芳しい香り。
硬い蕾の開花を控えて待つ心算が、 最近の彼は一層美しく、儚げに艶を増すばかり。 不幸は女を飾ると云うが、性を問わず適応されるらしい。]
(-140) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[淡く開いた唇から零したのは溜息か、排熱か。 安らかに眠る彼に伸びる手は、年々増える。
身体がほしいか、それとも翡翠宿す黄金色。
どれもこれも、己のものだと言うのに疎ましい。 カサリと外套の隠しで自己主張する紙片が重く、 所有者を弁えぬ狼藉は、どれ程名誉を重ねようと度し難い。]
―――…寒いか、アンジー。
君を温めてやるのは俺だけだ、 一度きりは気の迷いと赦してやるが、次は無い。 次回の罰は君にも降ると心得て欲しい。
[恋も知らぬ、親以外の体温も知らぬ大切な恋人。 彼は路傍に咲いて、それでも大事に育てられた純潔。 奥歯を噛み締め堪えるが、結局甘くなるのは、 彼の伸ばす腕に惹かれる所為だ。>>129
他者には滅法辛く冷たい男は、 一方的に関係性を唱える恋人だけには当たりも柔い。]
(-141) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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―――…温めてあげよう、君は末端を直ぐに冷やす。
[軽く呼気を散らし、勝手な約束は眠りの縁に寄せた。 唯一、暖かくも冷たくもない爪で彼の掌中を撫ぜると、 長躯の背中を折り曲げ、高い鼻梁が薄い毛布を掻く。
緩慢な所作で毛布を払えば、外気に零れる彼の爪先。 細い足の括れまで露わに変え。]
―――…アンジー。 君は俺の恋人、私通は赦さない。
[小言を唱える口振りも、どこか懇願する質。 今度は明らかに、溜息ではない熱を変わらぬ表情が吐き出した。]
(-142) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[>>135店主に今日は店仕舞いだと言われたのは、 ジルベールが店を訪れる直前の事。
手渡された金は、 やはり一日働いて貰える量よりも多く。 うろたえながらも、 ありがとう、小さく呟いてそれを受け取る。]
明日は買い物の用があるから、 朝でもすこし、遅めになるかもしれないけど――、
[この時間では、インクを買うにも店が開いてなかろう。 明日の朝に買いに行くつもりで。 勿論――その間も、手紙に何を書こうかは、 考えるつもりでいるのだけれど。
そう言って、帰る前にすこしだけ 薬の場所を確認>>128していた頃。 開かれた扉>>80に、視線を向けて*]
(147) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[徐に軟体の腹が親指の裏を濡らし、左足の指を口腔に招く。 泥濘んだ口内は指で触れるより暖かく、閃く舌は指股を手繰る。 ちゅ、と響くリップノイズはささやかで、決して眠りを妨げない。
舌腹で辿り、唇で食み、足甲まで角度付けて、篭る熱を与えゆく。 とろりと滴り、冷えた端から一本ずつ指を迎えて甘噛み繰り返し。
切り揃えた爪の合い間まで濡らすと、自然と湖水色が撓んだ。]
(-144) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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/* >リュシオルメモ 俺もそうだと思ったので夜まで巻いたけど、 回りをよく見たらまだ夜っぽいので様子見してるところディスグラディス。
(-143) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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そう、クリスマスの国のひとでござんした! モイ!
(-145) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[母猫の腹に注射針を沈めたのも。 2年に1度、『家族写真』を撮る振りのパフォーマンスも。
人魚の涙を越える稀代の名石の為。]
にゃーお。
[一団に混ざる彼女が途中で返される理由も、 失敗作だと母猫の脚を壊死させ、街に離放したのも>>*21
赤銅の仮面の下のように、白霧に隠されている。**]
(*22) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[例えば、家族の温もり。 例えば、明りの灯る家。 例えば、おかえりと返る声。
そんなものに価値を見出したことはなかったが、 それらを背負い重く身を軋ませる人種が居るのは知っている。
大変愚かしいと割り切る男も、されど人。 例外と括る程度の稀有は持つ。
男の胸に迫るは、いつも一枚きりの。*]
(*23) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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/* あれ…? 秘話ヒャッハーしてるのうちだけ…?
#もしかして初回落ち
(-146) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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/* オルエッタかわいいかわいい
しかし解釈間違えてたら申し訳ないなコレ… 弟と妹はもういないということでFA?だよね??
(-147) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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ふむ?村内時間がどうなのかわからんけど、 こまけぇこたぁいいんだよじゃあ駄目なのかな!
wikiは村前に書かれたものなのだし、 その時の流れに応じて臨機応変でいいとおもうの (適当にやるつもりだった)
(-148) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[恋も知らず、快楽も知らず。 ただ一度。 己さえも知らぬうち、呼吸を止めた過去の事件に唇は暴かれたのか、否か。 細い体を抱きしめた腕が誰のものなのかも知らぬままに。 月日だけ流れ。
眠りの内に密やかに進められる、接触に、小さく喉が鳴る。 子犬が甘えるように鼻を鳴らし、 至極ささやかに、それでいて甘やかな声が綻ぶ唇からこぼれた。]
(148) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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/* 様子見あかんのは知ってるんだけど、ね。
(-149) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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/* 時空が歪みそうなのは、わたしです。 に"ゃーー
(-150) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―夜・商店街―
[給料が財布の中に入ったとはいえ、 無駄遣いが出来る程、金がある訳でもなく。 あればカジノに行こうと考えてしまうから、 ある意味、これくらいが丁度良いのかもしれない。
とはいえ、大学に行っていないことには変わりない。 夜になる度、朝がくる事が憂鬱で。 行かねばならないと思っているのに、 きっと、明日も大学へ行く事は無い。]
飯は……いっか。
[家に、パンの残りがある。 昼にすこし贅沢をしてしまったから、 夜は家にあるもので済ませてしまおうと。
夜の帳も下り、大分静かな商店街。 ゆっくりと、自宅を目指し歩いてゆく。]
(149) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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― 閑話:故郷の話・続 ―
[両親が蒸発した後。ジルベールたち家族の生活は貧窮を極めた。食い扶持は2人減ったが、稼ぎ手も2人減ったのだ。単純明快単純計算。3分割していた重みは全てジルベールに伸し掛ってきた。]
…、
[さらに苦しめたのは年齢。18の少年を正規に雇ってくれるところなど無に等しく。もらえる仕事は非合法。そして非合法な仕事すらもらえなくなれば闇に身を染め身体を>>0:314。
そんな時、市場で見かけたのは赫の髪の毛。それを何に使うのかはわからないけれど、それが“金になる”という事実が大事だった。
―――生憎、ジルベールの髪に値はつかなかった。しかしこれは別の方向で価値を得る。]*
(150) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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/* >>148 ショタか。
※過去の話
(-151) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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― 閑話:裏故郷の話 ―
[触れたくない過去。両親の蒸発、かなりの重責の上に降りかかってきたあまりの事実にジルベールはこのことを忘れてしまっているのだが。
ジルベールは5人兄弟だった。妹2人に弟が―――2人、いた。]
『弟は―――死産だった』
[とある日、それは告げられた。確かにあった体温と重み。自分が仕事のうちに何が起きたのか、さっぱりわからなかった。ただ、小さな柩がそこにあるだけ。
あまのことにしばらく寝込んだジルベールはこのことを忘れていた。そこに働いたのは、防衛反応だった。]
(151) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―夕食時・燐蛍亭―
まだ大丈夫ですから、ご安心を。
[>>140店を閉める時間にはまだ余裕がある。 やがて銘柄を聞いた後にメルヒオルが告げる注文に耳を傾ける。]
モルドワインですか。 寒いですし、身体の中から温まりそうですね。
[ホットワインは寒さが深まれば対応しているもの。 特に聖夜が近づけば注文が増える。 果物は何が残っていたか、などと考えながら、男は目を細めて頷いてみせる。]
少々お待ちください。 ワインをお出しするのは何時が宜しいですか?
[昼間はセルマに手伝って貰っているが、この時間はいない。 彼の言葉によって手順を決める事にして、そう問い掛ける。]
(152) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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ー→自宅ー
[再び家に帰ればインバネスコートを脱ぎ、毛布に包まりながらバスタオルごと子猫を掻き抱く 冬の寒さに当ててしまった事を申し訳ないと思いつつも、一人この部屋に放置していけばあっという間に体温が奪われるから仕様が無かったこととはいえ――やはり心配で とくりとくり、小さく脈打つ心臓の音に安堵の表情を浮かべる
明日は意外な事に猫好きな警部から1日休みをもらっているし 温室の草花のチェックをたまにはするのもいいかもしれない 蒸気濾過装置で自動的に水耕栽培が出来るよう改良された品種のものはそのまま放置していたが、常世の花だけは土ではないと育たない
一度掘り返してしまったし、デリケートなものなのでこれだけは酒に溺れてもよく面倒を見ていた
明日はこの子を連れて温室の世話をしよう それからマニュ君の薬屋に行って鉱化症の薬を処方してもらって それから、それから……
[真珠色の薬1粒、眠りは運んでくれないけれど 懐の家族の温かさにどこか安堵して
その日夢は見なかったけれど、微睡みの中で父の懐かしい声を聞いた気がした*]
(153) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―夕刻・燐蛍亭―
[>>141一つの目しか見えないので、見える世界は狭い。 目の前の彼が自分の顔を、浮かべる表情を見て、どのように思ったのか。 僅かにその残滓を感じ取っても、男は気付かぬふり。
>>142治癒が見込めないという事実は、聞き手にそれなりの衝撃を与えたらしく。 愕然としたコンダクトには‘自分に関しては問題ない’と静かに笑ったまま。 彼が彼方此方に言って回るような人間だとは思っていないが、首肯するのを見れば、やはり安堵して。]
ありがとうございます。 私は大丈夫ですよ。 お役に立てて良かったです。
[自分の事を案じる言葉に、優しい子だと思う。 そんな彼から折角得た新たな家族が奪われてしまうのは、男も望まなかった。]
(154) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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/* あぁ、そうか。 ジルベールは、薬局にテオにぃが居るってオルエッタに知らせたいのかなぁ?
コンにぃの仔猫には火をつけられないけど、ジルベールの家には火を放ちたいのに。
というか、眼帯の、奥に、触りたい、のに!!
(-152) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[しかし今、彼は身体と精神共に成長し。故郷の家族への仕送りは一度も欠かしたことがない。
手紙は書けない。送っても彼らは読めぬから。写真など取るお金もない。連絡手段もない。それでも確かに生きてくれていると、信じている。
―――それだけが、ジルベールの生きる理由>>0:771。あの子達が幸せになってくれたらいい。]*
2014/12/08(Mon) 23時頃
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[>>143猫の毛から地方の特色を拾い取る程の情報は持っていなかったので、男の思考がそこに至る事はない。
過ぎた事を考えても仕方がない。 それよりも大事なのは今この瞬間。 男はそう考える事にして、向けられる質問に答えていった。
コンダクトはそれを熱心に警察手帳に記す。 彼が口にする何かの名前は、薬品の材料だろうか。 男は警察手帳を見ながらそんな事を考えていた。 訪れた事がないので、コンダクトの家にある温室は当然、見た事がない。]
……そう、ですね。
[男の耳が拾ったのは最初の方だけ。 身体が小さい分、手術にはそれなりのリスクが伴うだろう。 それを案じているのだろうと、男は受け取った。]
(155) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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――ありがとうございます。 そうですね、生きていなければこうしてお会いする事も出来なかったですから。
[>>144安心した様子のコンダクトは柔らかな笑顔を浮かべてみせる。 生きていてくれて良かった、という言葉には素直に礼を告げた。]
信頼出来る医師…ですか。
[この街の医師は…という言葉には哀しげに目を伏せて、男は視線を床に落とす。 男が知っているのは、故郷の近くの医師と、学術都市に住まう研究を…と言って来た医師くらい。
仔猫を信頼出来る医師に任せたいという考えは、理解出来るもの。 どちらかといえば、症状が落ち着くまで診てくれていた医師の方が信頼出来るのだが――]
(156) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[そんなジルベールを誰も責めなかった。
そうして今、彼は身体と精神共に成長し。故郷の家族への仕送りは一度も欠かしたことがない。
手紙は書けない。送っても彼らは読めぬから。写真など撮るお金もない。通信機器などあるはずもない。 生きている確証はない。それでも確かに生きてくれていると、信じている。
―――あの子達が幸せになってくれたらいい。それだけが、ジルベールの生きる理由>>0:771。]*
(157) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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/* わたしの髪が、売られてる!
ジルベール、ジルベール! 君だよ、君だけを見たんだよ私は!にぁあにゃん!
(-153) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[束の間考えた後、男は決定を下す。
医師から自分の過去が露見する可能性よりも、仔猫の幸福を。 もし知ったとしても彼が明らかに自分を避けるとは思わない。 それだけの時間を過ごしてきたのだから。]
分かりました。 一度連絡を取ってみましょう。
取り敢えずは、マニュエルさんに相談をしてみて下さい。 猫用にするにはどれだけ手間がかかるかは分かりませんが、秘薬を貰った方が良いと思います。
[そうした事を言って、他にも質問があれば答えただろうか。*]
(158) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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/* 裏では皆、ストーカーが発動しているのだろうか、これ。
全然、想像がつかないけれど、きっとしているんだろう、うん。
お相手に悪いから、早く仕掛けないと。
(-154) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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――……さて、と。
[夜も更けて。流石に、人通りも減ったであろう頃。
教員はひとり、冷たい夜霧のなかへ、再び歩き出す。
人目を憚るように、体型を隠すようなコートを纏い、帽子を目深に被ってと。*]
(159) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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/* みのがしってこわいね >>80
(-155) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[もし知れても大丈夫だろう、と考えた理由の一つ。
あの医師は事件の全容を知らない。 事件を調べた刑事でさえも真実に至る事はなかった。 ――だからコンダクトが知る事が叶うのは事件の概要と、自分が被害者である事くらい。
全てを知っているのは、口を噤んだ男だけなのだから。*]
(*24) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―Antique Amtethyst―
[メルヒオルが去った後、 店主はとすり、とカウチソファに腰を落とした。 たっぷりと仕込んだパニエが、柔らかに身体を受け止める。 手の甲を額に添えて、白い咽喉を逸らし、天井を見上げるかたちとなる]
――――まったく、 今になって
[くすくすと 笑う。 口元のかたちは知れぬまま]
数奇なものだ ――愉快な、こと
[呟きは、紫の闇にとける。 難儀なのはいったいだれだ。
レエスで編んだ白い花を 群れて詰め込んだオルゴオルを、 繊手を薙いで、机上から床へと、落とす。
しゃん、と不協和音が歌い 花が散らばる。花。花。花。]
(160) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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ええ、今日は一段と冷え込む。 お手数かけますが、お願いできますか?
[>>150果実のサーヴィスがあるとまでは測れず、 懐かしさを探しながら、手間を考えても其れを望む。
よく考えれば、この時間帯はあまり来ない。 大抵買い込んだパンと何かの料理を家で作り、 質素な夕飯で終わらせるからだ。
とはいえ、昨日も夕飯を食べていないし、 胃の中身は、既に熟れた朝食のパンと、 昼に教員から貰ったチョコレエトのみ。]
あ、先に出して頂いて結構ですよ。 お一人の時間にすみませんねぇ。
[郵便屋とオーダーを被せたのは、 用意が楽で済むだろうという計らいであったが、 普通にワインを準備するよりも、 アルコールが飛ばないよう気を遣わねばならない分、 ホットワインは時間を食ってしまう。
灰皿を手繰り寄せ、お願いしますと軽く辞儀を。]
(161) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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――嗚呼、
(*25) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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/* (・-・; >>80>>85
(-156) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[自炊と言っても、男のそれは簡素なもの。 豆と刻んだ玉ねぎのスープは、固形の素を湯で溶かして煮込むだけ。 焼いた肉の味付けも胡椒のみと酷くシンプルだ。
温かいだけ、戦地よりはマシだが味気ない。 テーブルの上に並べた自作の料理を見て、顎に手を当て唸る]
どうすれば、料理はうまくなるんだろうな。
[出来栄えは、手の込んだものではないせいか、可もなく不可もない。 しかし、味気ない。
こういう時に、妻の料理を思い出してしまうのは仕方ないだろう。 特別な時にしか帰らない男を迎える手料理は、いつも手の込んだ好物ばかり。
豆のスープを一掬いして、口へ運ぶ。 手は落ちてはいない。 妻に会った時の言い訳くらいにはなるだろうと、食事を始めた]
(162) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―夕刻・『Misty rain』―
テオくん!今朝ぶりだね! お買い物してるの?
[ひらりと手を振ってくれた彼>>128にぶんぶんと手を振り返す。従業員だとは知らずに問いかければ、答えが聞けただろうか。
それから店主に視線を移して薬の所在を聞いていれば、視界の端の彼の顔が]
?テオくんどしたの? 眉がこーなってるよ?
[こーなってるに合わせて眉を指で寄せてみせる。それからかけられた言葉>>130は純粋に好意と捉え、満面の笑みでありがとうと告げておいた。]
(163) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―夕方/燐蛍亭→―
[包みに入ったパウンドケーキ。 珈琲入の水筒。
コンにぃのお母さんのだっていう鞄も貰って良かったって思う。
ポケットの中は狭いから、穴が空いたら落ちてしまう。 わたしのおうちには、毛布とコップと、それと黒と金の万年筆がお留守番しているけれど。
やっぱりわたしの両手は小さくて。ポケットは小さいから。
あまり多くは持てないの。]
(164) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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― ある孤児院の肖像 ―
[写真たるは歴然とした贅沢品である。
正装に身を包むシスターに依頼を受けて、 シャッターを切ったのが二週間前。>>*15
子供たちの成長記録を、告げた女に男は愛想笑いもしなかった。 甲高い声ではしゃぐ子供の一人も抱き上げてやらず、 無愛想な男の目は、どこか見下す質に変わる。
仮面を掛けたその顔と、 腹も膨れず、病魔も治せぬ一枚に大枚を叩く行為に眇め。]
(*26) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[別段、祝言写真が撮りたい訳ではなかった。 楚々と身を整えて、家族へと淡く笑んだ被写体を求めたわけでもない。
だが、己の腕と技を冒涜されたように感じた男は、真実を覗く。 撮られる為に訪れるものには門扉を開こう、店を開けよう。 けれど、この一団は己の胸に何時も苦々しいものを残してゆく。
それでも、断らなかったのは、慈善事業ぶった為ではない。 単ににゃあと鳴く赤猫の古巣であったから。
にゃあにゃあと広く街を知る彼女は、取引相手だ。 彼女が自覚しているかは知らないが、買い付ける情報は糧となる。
男の仕事でも、技術でもない、とても個人的な糧となった。]
(*27) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[赤猫との雑談は、男が取捨選択をして、彼女は選ばず語るのみ。 茫洋したものであたり、眉唾の話もあったが、 聞く人が聞けば趣味の悪い話もあった。
例えば、人の醜聞。陰口。噂話。 何処の御夫人と大学教授が安宿へ消えていった。 大学の奨学生はその身で学費を払っている。 針子の旦那を巣食うのは伝染病。
赤猫に渡されるコインは決して施しではなかったが、 彼女からみれば十把一絡げに見えても仕方ない。 買う情報と捨てる情報の線引きは男しか知らぬ。
何のために買い溜めているのか、誰も知らない。*]
(*28) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[フロにぃにばいばいってして、コンにぃとクレースにばいばいってした後。]
……さむ。
[貰った服のお陰で暖かいはずなのに。おにぃたちのお陰で、暖かいはずなのに。
いつものように、わたしは寒い寒いって手を擦り合わせた。
茜色の空の下。 昏い闇夜のある方が、東の空。
金色のお月様は見えない。]
………
[だから、わたしは目を瞑った。 瞼の裏に、金色に輝くお月様があった。*]
(165) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―夜 商店街→自宅―
[家に帰るのも暇で、やることもなくて。 ならば時間を潰して遊ぼうかと。夕日を浴びながらただ一人、三年前に戻ってきた故郷を探索する。 ここを離れたのは――自分が七歳になったばかりの時だったか。 十一年前の商店街とは違って、自分の知らない店が沢山できていて。 新しいものを見つけるのは楽しいけれど、同時に自分の知っていたものが無くなってるのは悲しくて けれど、暗く重かった自分自身の心はだんだんと軽くなっていって]
夜ご飯……どうしようか。
[先ほど食べたパンだけでは足りない。流石に1つだけでは直ぐに空腹が訪れる。 何処かいい店はないだろうか。もしくは、食材を売ってる場所はあっただろうか。
昔自分が行ったことのある飲食店の店は全て無くなっていて。 それなら、馴染みのある店にでも顔を出そうかと。食材を買って帰るのもいいだろうと。 すっかり暗くなった夜道を歩いた]
(166) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[そうして用意を行うであろうマスターから視線を離す。
一本咥え、先に灯を点し。 眼鏡の奥に潜り込む白は、目にも痛い。 ―――苦い煙に噎せそうになるのは、十年変わらず。 肺にまで煙を落とせない、所詮蒸すだけ。]
………、
[金の指を見詰めながら、考えること。 負った傷は恐く深い。 義指自体は珍しくも無い。譬えば退役軍人や不幸な事故で失ったもの しかし、黄金の指を持つものは、この界隈で一人しかいない。
店を閉める可きかとすら、考えてしまう。 流石にグローヴをつけて水仕事など出来る訳が無かった。]
(167) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―少し前・『Misty rain』―
いや、僕はここで働いてるだけ。 もう帰る所だけど。
[>>163手を大きく振る彼に、 随分と元気なものだと目を丸める。
歳が近いと言われたような気がするが、 彼の背が低い事も相俟って、 自分よりも何歳か年下のようにしか思えない。]
は?ああ、うん、別によくあることだし。
[心配したなどと、口にはせず。 しかし満面の笑みで礼を言われてしまえば、 気恥ずかしそうに頬を掻く。]
じゃ、僕はもう行くから。
[店主にも一言、また明日と告げ。 扉の向こうから吹き込む風は、とても冷たい*]
(168) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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お相手さんがどなたかが未だにわかってなくて、 どう動けば相手さんがやりやすいかなーってのも 考えれないので適当に動いててすまねぇすまねぇってry
(-157) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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― 夜:→借家 ―
[薬屋では所望していたものの情報が得られただろうか>>85>>163。どちらだとしても、あまり遅くまで店に居座るのは失礼というもの。用事が済めば速やかに退散し。]
んー…さむい! どうしよっか…
[流石に今日も夜道を徘徊するわけにはいかない。硬貨が入っているポケットとは逆のポケットをあさり、例の鍵を取り出す。それをジッと眺め。]
みに、いくだけ… 見に行って…それで、
[ちゃんと頑張らなければ。自分のような労働者は身体が資本。いつまでも悲観していても仕方ないと自分を震わせて、ダフネドラの提供してくれた借家へと向かった。]
(169) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[しかし、この街に住まう者の髪を愛でられるのもごく僅か。 そう、時は必ず止まってはくれない。緋色を内砲に綴じ込めたくとも。
まあ、しかし。 常連という訳でもない。きっと勘付くまでには未だ時間がある、 そう思うことにして。
けほ、と小さく咳き込んで煙を吐いた。]
――嘘、か。
[明かすべき真実と、明かしても落胆しかない真実がある。 果たして、夜の時分すらめかしこんだあの店主にとって、 いずれとなったのか、それは不快な表情では無かった事から 奇妙な思い出の一頁として、灰に、塵に、埋もれてゆくのだろう。]
(170) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[鼻腔から抜ける声は、己を酔わせるどころか熱くさせた。 酒よりよく世界を回してくれる恋人に、熱を上げ続けるが、 あの無愛想な燈写館の主人だと誰が信じよう。
色も恋も興味のない素振りで、その実一途に十年を愛す。
機械よりも彼の体温に近づいた掌が、 御足を包んで掲げ持つ、細い糸如く痩せた雫は口付けで拭った。]
―――甘えても駄目だ、アンジー。 次は無い、次は―――…、次は。
[許しを乞うて、喉を転がしてをいるわけはあるまいが、 男の耳は都合よく出来ている。己だけが知る恋人には特に。]
(-158) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―夜/Antique Amtethyst―
[カウチソファに、 床を覗き込むような形で身体を横たえ 落ちた花を掬うように白い手腕を垂らす。
――まったく、今宵は、稀有な夜。
夜を渡る際に、 明確な視線を感じたことも含めて。 果たして理由が分からない。 娘を追う誰かか。 或いはただの浮浪者か。 若しかするとねこの眸。
なんにせよ。
大したことでは、ないだろう。 店主はそう結論付ける。 掬い上げた白い花、 ――ヒメウツギの造花に布越し口付けた**]
(171) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[次は、と唸った声の先は飲み込んだ。
冬はこうして脚を温め、夏は彼の汗を唇で拭った。 そうして誤魔化してきた飢えは、積もり募る。
故に、常なら婀娜だと厭って残す徴を刻む。 彼の足甲、滑らかな傾斜に恭しく頭を垂れて。 真っ赤に咲く朱華は、虫食いと一線を画する鮮紅色。
硝子の靴は要らない、彼には己の痕が残る。**]
(-159) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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――きらいだよ。
(*29) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―Misty rain/店前―
[猫用のミルクを買いに来たお店。 その時から時間は経って、わたしの服も変わっていた。]
?
ぁ!
[扉が開いて、出てきた姿に声をあげそうになった。>>168
あんな青髪は一人だけ。テオにぃだけ。 両手で口を抑え、影に隠れる。]
(-160) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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きらい。
(-161) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[塵に継いで、赤髪の後継者と為る。 そうしていつか、塵の中で花も咲く? そんな事は有り得ない。
喩え、己の此処で過ごす日を脅かしても。 此の指を、憎むことなど無いのだ。
仝じ金属の指であること、此れしか繋ぐものは無い。 人と手を触れ合わせても熱など伝導しないこの指。
しかしまぁ、金の指を失えば盗みも働けまい。 工具で取り付けられた、この魔法の指を。
赤子にも仝じ、何も出来なくなってしまう。*]
(172) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―夜・アパート前―
[――そのアパートの住所を調べたのは、暫く前のこと。 大学の事務局は疑いなく、学生の情報を閲覧させてくれた。 当時は本当に、講義に来なくなったことを心配して――だったけれど]
――……、
[目立たない場所に立ち。アパートの前を、じいと眺める。 視線の熱で、白い夜霧が濃くなるような幻想を抱くほどにひたすらに。 まだ、帰っていないのだろうか。それとも、もう眠っているのだろうか。
紫色の魔性から、彼女は泣いていたと、そう聞いた。 学生が悩んでいるのなら、その悩みを晴らしてやるのが教員というものだ。
そういえば、彼女はまだ、涙を流しているのだろうか。 目にしたことのない泣き顔は、それもきっと、魅力的なのだろう――*]
(-162) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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/* 遅くなって大変申し訳ないながら。
緊張の初ストーキング。 ストーカーって、こんなんでよいのかしらね……?
(-163) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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― 夜の街 ―
[男が再び街に出たとき、北風が特に冷たかった。 普段は寒さに疎い癖、今だけは体温と比較するよう身に染みる。
されど男は、ハイネックに指を掛けて、 風を呼び込み、夜を吐息で白く濁らせた。
仏頂面は吐いた息で夜に紛れ、空を仰いでもう一息。*]
(173) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[はたりとそのまま花は落ち、後は眠りの淵にたゆたうばかり**]
(*30) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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………ふぅ。
[テオにぃはすたすたと歩いていく。 あぁ、良かった。けれど、また明日って?
店の扉にちらと視線を向けて。 あっと閃いた。
葉っぱの求人チラシに八つ当たりした記憶と共に。]
(-164) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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/* 昨夜はお楽しみでしたね。
(-165) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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/* 吃驚しすぎて心臓止まるかと思った
(-166) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* 謂わざるを得ない
(-167) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―夕食時・燐蛍亭―
いいえ、大丈夫ですよ。 畏まりました。
[>>166出すタイミングを聞けば、男は緩く首を振ってみせる。 客が求めるものを出すのが店主の務め。 けれどモルドワインを求める彼が思い出の欠片を探している事は知らず。 只、煙草を取り出すのを見るのは久しぶりだな、という考えが頭を掠めた。
カウンター席に置いてある灰皿を引き寄せるのを横目に、 先に注文していた郵便屋にバターを添えたバケットと季節野菜のサラダを出してから男は支度を始める。]
(174) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[暫くすると、また扉が開く。
あぁ、良かった。ジオベールだ。
青紫の髪を わたしは追い掛ける。 そっとそっと、足音を忍ばせて。]
(-168) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―夜霧のなか―
――……、少し寒い、か。
[冷ややかな風が、厚手の外套を通じても身に染みる。
幾らか体調を崩すかもしれないが。 いい薬屋を教わったから、どうにかなるだろう。
とはいえ、少し、心も痛む。 無理をしては駄目という親切心からの忠告を、全く以って、容れていない*]
(175) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[男は蒸発する分を加味して測った赤ワインを鍋に入れ、 その中にシナモン、ナツメグ、シナモン、ベイリーフなどのスパイスにバニラと砂糖を加える。 更に輪切りにした皮付きのオレンジとレモンを。
アルコールの度数はそれほど高くないものを選んだので、沸騰しないように気を付けながらゆっくりと煮込む。 程なくして気化したアルコールの香りが店内に漂い始めた。 男は酒をあまり飲まないので、ホットワインを作る際にはアルコールを吸い過ぎないように気を付けている。
やがて半分程の量になれば、スパイスを手網でこしつつ、グラスに注ぎ込む。 ――真紅色したワインに橙色と黄色の輪切りの果実。 モルドワインの完成だ。]
(176) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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お待たせしました。
[男はバックヤードからカウンター席まで歩み寄り、煙草を吸っているメルヒオルの手元に商品を運んだ。 ガラス製のソーサーに乗っているのは、オレンジとレモンの浮かんだモルドワインの入ったグラスと、添えられたシナモンスティック。]
――料理の方も少々お待ち下さいね。
[パーシーにもそう告げるとコンソメスープを温め直し、 予め下味を付けておいた豚肉を、油を引いたフライパンに乗せて、火にかける。 焼き目が付けば裏返し、蓋をして暫く火を通した。]
(177) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ー夕刻・燐蛍亭ー
[自分は大丈夫、と告げる彼>>154 そうは見えないからこそ、不安になるけれどその気持ちを無下にしたくない それでも自分の役に立てて良かったと微笑み浮かべるのなら、その気持ちを蔑にもしたくなかった
薬品、というか植物の成分の名を口にしながらメモを取る 警察手帳に視線を感じれば首を少しだけ、傾げ
呟きの後半部分を効かれなかった事は果たして幸か不幸か 受け取り手と発し手の齟齬は、解消されぬままに]
(178) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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…うん。フロラさんに逢えてよかった フロラさんが笑顔なの、嬉しいなって思うし 兄さんみたいに思ってるんだ、俺
多分フロラさんがいなかったら、俺両親の死受け入れられなかった 温かい家、余所の家族の時間をずっと羨んで生きてたと思う。俺の方こそありがとう
[柔らかな微笑み>>156に、嬉しそうにそう告げて 信頼できる医師、という言葉 思い悩む彼に負担をかけてしまったのを申し訳なく思う。それでもこの街の医師に大事な家族を預けたくなかった
暫し時が流れ、連絡を取って見ると言う言葉に嬉しそうに顔を輝かせ]
ありがとうフロラさん! …よかったな。お前
[猫も礼を言うかのようににぁ、と鳴いて マニュエルへの相談というアドバイスにはこくり頷いた 秘薬に関してのそれは今日はもう夜の闇が近づいているし、生後間もない子をあまり外の風に当てたくなく 明日行く事にすると告げたろう]
色々相談に乗ってもらってありがとうございました その……お医者さんの事、よろしくお願いします
[彼に任せておけば安心と、絶対の信頼を置いて 頭を下げれば燐蛍亭を後にした*]
(179) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[ジオベールのことは嫌いだよ。
だいっきらい!
……でも、何処に帰るのかは気になるんだもん。
ちょっとだけ。ちょっとだけ……だよ。]
(-169) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[被うもののない、冷たい両手を擦り合わせ。 白い息を吹きかけても、手は冷たい。
友人の荒れた手は大丈夫だろうか。 寒さからのものではなかったとしても、 これからの時期、手はよく荒れる。
それは、一人暮らしの青年も同じ。 水回りのことは自分でやらねばならないし、 元々手入れをするような性格でもない。]
…… このまま、
[バイトを続けていれば。 カジノに行く暇を、自分に与えなければ――、
そう考えた事も、何度かあったが。 結局上手く、行かず仕舞い。]
(180) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[二人分のポークソテーを皿によそい、 ポークソテーのソースにする肉汁と漬け込んでいたマリネ液を煮詰める間にオニオンスープをスープカップに注ぐ。
付け合わせに蒸したじゃがいもと人参のソテーを皿に乗せた後に、煮詰まったソースを掛けた。 鼻を擽るのは生姜やマスタードの香り。]
――失礼致します。
[二つの銀の盆を両手に言いながら、 パーシーとメルヒオルに注文の品を運ぶ。 メルヒオルの元にはまだバケットなどを運んでいないので、先ずは其方から。 そして素早くバックヤードに戻ると出来たばかりのポークソテーとオニオンスープをサーブした。]
(181) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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今日の浮上はなさそうかな…。 あんま他の人を拘束もしたくないのだよなあ…。
アンダンテもコア確保が薄そうなんで、 と思ってもコンダクトとばっかり絡むってのも、ね。 なんかお二方に気を使わせそうでな。
(-170) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[食事を終えれば、痛み止めを飲む]
これは、一度メンテナンスすべきかな。
[あまり飲む必要がなかったから、 ギリギリになるまで減っていたことに気付かなかった錠剤。 痛みの原因は、ここ連日の寒さか、 それとも引っ越しの際に家具を持ったことか。 思い浮かぶ心当たりはぽつりぽつり。
けれど、専門外。 義肢になるまでの応急処置はしていたが、 そこから義肢になるまでの工程は、さっぱりわからない。
手入れとして関節に油を差すこと、 傷つけないように表面を磨くこと。 自分にできることはそれくらい。
触覚が無いまま動く手の感覚はとうに慣れた。 グー、パー、と手を動かして、感じるのは肩の痛覚のみ]
(182) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* 業務連絡というか、確認なんですが。
2日目だから、もうSTKしてていいんですよね……? (表が平穏すぎて不安になった)
(*31) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* グラディスさんのコンソメスープ移った…!(涙目)
低クオリティな調理シーンでごめんなさいですよ。
(-171) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* stkしてなくてごめんなさ…!(涙目)
(-172) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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フロライトのロールほんとおなかすくから!!! おなかすいた!!はい今おなかすいた!!!
夜中の食べ物ロールはテロ並みだと思うの…… 表現上手い人だと尚更……食べたい(ころがる)
(-173) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―2週間前―>>*15
[その奇妙なパレェドは、定期的に訪れる。 合わせて2年に1度、造花の種類が一つ増える。
季節は巡り、 訪れたシスターに、 紫水晶の店主は常通りに応対する。
シロツメクサのコサージュや冠。 その日のためにしつらえたもの。 ――少しばかりの皮肉を編みこんで。
可憐で慎ましやかなその花は、 幸運と、幸福――そして「復讐」の花言葉を持つ**]
(*32) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* いいと思いますよ。 なかなか手が回ってない亀ですが。
(*33) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* 俺は超してる。
(-174) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* あ、やっばい。 >>184に編集ミス発見。伝わらなくもないけど。 落ち着こう。
(-175) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* もちろんしていい。 全力で。それはもう全力で。
(*34) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* あれ、私だけ喉の減り可笑しくないですか?(多弁ェ)
(-176) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/*遠慮は要らないだいじょうぶ!
(*35) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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――どうぞごゆっくり。
[メルヒオルとパーシーに一礼すると、男はバックヤードに戻っていく。
ちらほらと帰宅する客も出てくる頃合。 清算を済ませようと席を立つ客にレジスター前で対応すると、戸口前まで見送る。]
(183) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* もうぜんりょくのやつもいるしな
(-177) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[>>176>>177暫し苦い煙を蒸していると、薫るはアルコールと 雑じり合う香辛料の甘い匂い。 くぅ、と腹が鳴る。
幼き頃から寒波の地で暮らしていた為か、 飢え以上に、体温を奪う寒さが恐ろしかった。
赫いワインに暖色の果実のスライス。 硝子のソーサーに乗った其れが届けられて、 些か驚いたように、マスターを見上げた。]
―――あっ、 こりゃ随分と豪華な。お忙しい所感謝します。
[ふわ、と薫る甜さに吸い込んでいた苦い煙が調和されて。 吸いかけの一本を、灰皿の窪みに預け シナモンスティックは迷った上に使い、風味を楽しむ。
煙草を伴にするのは、酔いの巡りを早める為に。 酒錆に罷れ、腹を満たし、何も考えずに寝てしまいたい。]
(184) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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/* コンダクトさんに対して重め過ぎるよ、ね。 申し訳ないです。 お見送りしたら、stkする!
(-178) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ー回想:お別れの日ー
[幼馴染とは家が隣同士という生まれた時からの付き合いだった 彼女は当時1歳年上だから背も高かったし 事あるごとにお姉さんぶっていたなと思い出す いやまぁ、年上だから当たり前なのかもしれないが
互いの両親は仲良く、のほほんと笑いながらその光景を眺めていたのも昔の思い出の1つである
そんな彼女がお気に入りだったのは1冊の本>>9 色々な場所を巡り運命の人を探し続ける旅路 最後は湖の畔で彼女の名と同じ 色とりどりの百合の花に囲まれながら、運命の人と愛を誓う御伽噺
当時の自分は旅よりも女の子よりもその絵本の所々出てくる植物の方に興味があって シュゼットに憤慨されたのを覚えている]
(185) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[そんな彼女が7歳、自分が6歳の時のことだ 親の転勤で隣一家が離れる事になると知り、当時の自分は大泣きして いかないでと涙を零す自分を優しく撫でた彼女は、また帰ってくるからと約束してくれた
自分はその時なんて言ったか そうだ、両親の研究を手伝って、いつか白百合よりも美しい花を姉ちゃんにあげるよ、と告げたんだっけ
それから11年後、約束通り帰ってきて嬉しかったのを覚えている]
また出て行く、んだよなぁ
[今度は帰る、とは言わなかった 戻ってくるとは言わず、この街を去っていく それが嫌でつい、正論と言う名の刃をぶつけ傷つけた]
謝らなきゃ、いけないのはわかってる それでも顔を合わせたら酷い事言っちゃいそうで ――誰よりも、その夢応援してるのに
それにシュゼルも俺に会いたくないだろうしなぁ な、クレース
[悔恨を抱いた呟きを落とされた猫は 自分の腕の中で丸くなっている*]
(186) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―夜の道―
[赤い外套は、血を含んだ殺人鬼の――…。そんな話も硬貨に変わったのは幾分も前のこと。]
フィンにぃ。
[夜の道を歩いていると、視線が合ってしまった。 なら、わたしはてこてこと近付くだけ。>>190]
お星様?
[つい、夜空を見上げる。 眩いかな? って首を傾げた。]
フィンにぃは何処に行くところ?
[夕御飯かなって、単純な質問。]
(187) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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……ジオベールのこと、雇ったの?
[だって、簡単な質問に紛らわせて、聞きたかったから。
本当に? って、立ち止まって。]
(*36) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[バケットが届く頃には、>>181灰皿に一本を圧潰す。
口の中に殘る香に密か、手も足も伸ばさず縋りながら。 メインやスープも運ばれてくれば、ソテーにナイフを入れて。 会計に従じるマスターに、無言で頭を下げておく。>>183
バケットはオニオンスープに浸しながら、食を進める。 元から食が太い訳では無いので、メインだけで腹も膨れてしまう。 殘るバケットは、籠の中にある紙に包んで持って帰ろう。]
(188) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―夜・アパートの自室前―
はぁ……買いすぎた。暫くは外食できないね。
[閉店寸前のパン屋へ駆け込み、売れ残ったパンを買って そこから体型維持の為に野菜を買いに行ったら、うっかり店主の口車に乗せられてしまって 予想以上の食材の多さに若干肩を落としながら、とぼとぼと歩く 片手に鞄。片手に買った食材。これだけでもう歩くのにさえ一苦労 ようやくアパートの前まで来ればアパートの部屋はいくつか電気がついていて 同じアパートに住んでいる住人はもう何人か帰ってきているのがわかった あまり音を立てないように自分の部屋の前に来れば扉を開けようとして1度鞄を床に下ろし――]
――………?
[くるりと、背後へ振り返る。 辺りはもう暗くなってしまったから、何処に何があるのかは良く見えない。]
(189) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[そうして、ナイフで一口大に揃えたソテーを食し終え、 オニオンスープも余さず賞味し。
食事を殘すのは、行儀悪いと師からも言い付かって来たが、 食える時に食え、と今までの生活で習っている。]
ご馳走様です。
[そうして、客も数人という所で一服をしてから席を立ち、 男もまた会計を済ませ、宵の街へ去ってゆくのだった*]
(190) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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(今、何かに見られてたような……)
[ただじっと、視線を感じた方向を見つめる。 でも自分の目には何も写らない。それに、もしかしたら野良猫や野良犬が偶々そこにいただけなのかもしれない。]
……気のせい、だよね。
[気のせい、そう自分にいい聞かせて。 けれど軽くなった気分はまた再び不安が混じって重くなる。
扉を開ければ鞄を持ち直して部屋に荷物を置きなおしては急いで扉を閉める。 不安の所為なのか体が震えて、部屋の鍵を閉め そのまま扉から遠ざかるように窓際においてある椅子の上に座ればため息をついた*]
(191) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[甘い刺激とも呼べぬ刺激だけを、末端に浴びて。 熱を帯びるのは、唇から吐き出される吐息のみ。 熱の逃がし場所を夢路に惑い、悩ましげに両の手がシーツを握りしめた。
誰も、何も見ていないところで。]
(192) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[貰った返事にうんって相槌打って。]
じゃあね、フィンにぃ。
[そのまま別れようとして。近くのお家の窓明かりを見て思い出した話をひとつ。]
……あのね。後ろに気を付けてね? ダフにぃが言ってたんだもん。
誰かが後ろをつけてるとか、誰かに見られてるとか……
あるんだって。
[こわい話を、ひとつ。>>0:60*]
(193) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* リュシオルさん、stkお疲れ様です!
(-179) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― Aphrodite ―
[商店街の端っこ、元は仕立て屋であった一軒。 裏口から入り、住居側へと。 戸締りをしたかどうかは、記憶に薄い程度には 疲労と酔いで、体は重く。
後はもう、着たものも着たままでベッドに身を投げ出す。 眠気に誘われ、目を伏せれば闇だけが其処にある。
手探りに、貯蓄の硬貨や紙幣を溜め込んだ一斗缶へと手を伸ばす。 金色の指を添えて、仝じ金属の感触を撫で、]
ごめんね、お師さん。 戻す日が、遠くなってしまった。
[住居を変えるのならば、金も当然掛かる。 新しい地で商売をするのなら、下準備で余計に。
金色の目に涙が浮いても、闇が全てを秘す。 優しくて、儚い、黑だけが其処に佇んでいた**]
(194) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[残るはずもなかった執着の痕跡を、残した――。
無自覚な夜は過ぎ行く。 孕んだ熱の逃げ場をなくしたまま。 辿りつく先すら見失ったそれらが、
積もって、 溢れて、 その身を飲み込みつくすまで。
束の間の安らぎを、今宵ばかりは守って、]
(195) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[まだ、だれも、しらない―――――。]
(196) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[わたしが誰の後をつけてるのか、なんて。 誰を見ているのかなんて。 そんなことは、言えないよ。
赤い靴の向かう先は――…**]
(*37) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― 猫の道 ―
[己の夜歩きは慣れたものだ。 人影を隠してくれる場所を知っている、靄の濃い場所を知っている。
けれども、そんな人間の抜け道は、猫にとっては天下の往来。 何時の間にやら、とことこ、てくてくと軽い足音重なり、 ついには赤猫と出くわした。>>187 流石に夜歩きの本職には叶わない。]
考え事をしながら歩いていた。 ―――…帰るところだ。
[彼女には行く先は在っても、帰る場所は無い。 この時間でも復路より往路が先に上がる。]
(197) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[そう言えば。 彼女にまだ我が家を紹介していない。
二階の寝室で寝転がりながら思い立つ。 街の写真屋は、出張の撮影も受けていたはずだ。 今度の手紙の返事に、二人の家の写真を添えようか。
妻の要望通りの深い緑の屋根 敢えて色を斑にした煉瓦の壁 扉には控えめに掛る「Farrell」の文字 それはこの辺りではあまりない姓。
――その家は、一人で暮らすには広く、 しかし二人で暮らすにもほんの少し広い。
その写真の依頼も、彼女の返事次第。 彼女はいつ、来られるだろう。 共に暮らせる日を夢見ながら、ベッドに沈む*]
(198) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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―――……君でも知らぬことがあるのか。
[意外だ、と全く驚かずに呟いて首肯で返す。>>*36 持ち上げた指先は、全天の星空を通り過ぎ、 彼に貸した借家の方角、貧民街に程近い場所へ。]
俺は趣味が悪いと思うが、骨董屋は嫌いでないそうだ。 部屋も貸した。
(*38) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* おうち紹介。 いや、あの、ほんとすみません。 後つける隙を作り損ね……(ずべしゃ
(-180) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[赤い髪と、赤い靴。
それに赤い外套を纏ったねこは、気になるだけだと言い聞かせて、夜の街をひそりと歩く。
彼の足が、止まるまで。
あの鍵は、なんだろう。 おうちの鍵かなって、ムッとしながら。]
(-181) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― 夜・『Misty rain』→借家前 ―
んー…?
[『Misty rain』からの道を帰りながら、後ろを振り返る。しかし風が通り抜けるだけ。こてりと首をかしげてもう一度前を向く。]
…ここ、かな?
[大きな建物を見上げて、鍵と見比べて、もう一度仰ぎ見る。豪奢な作りの鍵によく似た雰囲気のアパート、その一室がおそらく。]
(199) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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―自宅―
[悴む手で開いた扉の向こう。 寒さは外と、殆ど変わらず。 簡素な鍵をがちゃりと閉める。
部屋を温める術も無し。 さっさとシャワーを済ませて、布団に入ってしまおうと。
机に出したままだった、切手の貼られた封筒と、 殆ど書き進められていない便箋を仕舞い込み。 綺麗に整頓された部屋の中、 花弁の欠けた紫水晶と貰った帽子だけが、 行き場に困っているかのように、置かれている。]
………… ほんとに、このままで、
[良いのだとは、思っていない。 思っていないけれど――、]
(200) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[カツカツと音を立てて、階段を上った先。手の中の鍵を差し込めば、扉が開いた。]
―――ふふ、なるほど、こういうこと!
[芸術関連はわからないけれど、壁一面には素敵な絵画が。とても前衛的な絵は、強ばった表情筋を動かした。]
ただ、いま…
[先ほど足を踏み入れた時に言えなかった言葉をぽつりとつぶやく。分かっていたけれど、“おうち”にいた時のように返事が返ってくることはなかった。揺れる視界、右の目から雫が溢れる前に、備え付けのベッドに倒れて。]
―――――――おやすみ、ジルベール。 明日から頑張ろう。
[自分で自分に、おやすみなさいを。]
(201) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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――……ああ。
[夜闇越しにも判る、あかい髪が揺れている。 様子をみるに、どうやら、買い物をしてきたらしい。
それもそうだ。 悪いことがあろうと良いことがあろうと、お腹は空く]
……それにしても、随分と。
[重そうな、買い物袋。ヤケ食いでもするのだろうか? 食べ過ぎは、身体にも美容にも良くないのだけど、まあ、仕方ないだろうか]
(-182) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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と……、
[そのとき、彼女が、くるり振り向いた。 アパートから漏れる明かりのお陰で、部屋の前に立つ彼女の姿はよく見える。
こちらのほうを、眺めているようだけど。 もちろん、こちらは、夜闇のなか。彼女からは、わからない。
折角だから、じっと視線を返しておいた。 これはこれで、見つめ合うというのだろうか? まあ、悪くない]
――心せよ。 深淵を覗くならば、深淵もまた等しく君を見返すのだ――なんて、ね。
[小さく呟いて、彼女の瞳を見つめ続けた。 彼女が踵を返して、扉の向こうに、揺れる赤髪が消えるまで]
(-183) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― 猫の道 ―
[此処でのすれ違いでは猫に路を譲る程度の分別はある。 仮令それが、赤い二本足の猫だったとしても。>>193]
―――…ダフネドラなら、恨みでも買ったのだろう。 彼は性質が良くない。
[知人の忠告に返す言葉は軽い。 覗くことに長ける男は、覗かれるを知らぬ風。 肩を竦めて、帰路を知らぬ猫を見送った。*]
(202) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[すれ違い様、ポツリと漏らす独り言。 彼女に三角形の耳が生えていたなら、微か揺らめくだろう小声。]
―――…物騒だな、恋人にも伝えておくか。
[彼女の耳にしか入らぬ程度の声量だが、確かに落ちた言の葉。 知らないかも知れぬ単語は、風に浚われ夜の中。*]
(*39) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[自分を嘲笑するかのような目。叱責の言葉。 きっと、勉強にも追いつけない。
こわい。全てが、怖い。 向けられる視線が、言葉が。勉強が。 そして何より――両親に愛想をつかされてしまうことが。
震える青年は、布団の中で蹲り。 未だ前に進めずにいる**]
(203) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[>>184モルドワインをサーブすれば、メルヒオルから驚いた声が漏れた。 随分豪華、という言葉に不思議そうに瞬く。
――男にとってはモルドワインといえばこれだったから。 故郷はこの街よりも温かいが、この季節になれば暖を取る為にホットワインを飲む人間も多かった。]
――…? いえいえ。
[続いた言葉には首を振ってみせ、穏やかな笑みを浮かべてみせる。 彼がワインを口にするのを目に収めつつ、 冗談交じりに空腹を訴えるパーシーの様子に少し笑ってからポークソテーを作る為にバックヤードに。]
(204) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[>>188調理が終わった頃には吸い終えた煙草が一本灰皿に乗っていた。 接客の途中、メルヒオルが頭を下げるのが見えれば目礼で返し。
残った食事を持って帰るのは残さず食べようという意志を感じられるので男にとっては嬉しいもの。 食べ残しは捨てるしかないから。 乞われれば紙袋などを出す用意はしてあった。]
いいえ、お気をつけてお帰り下さい。
[>>190食事を終えて会計を済ませるメルヒオルを、 もうすぐこの街を出る心算でいる事も知らずにいつもの笑顔で見送った。*]
(205) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* >>187未来アンカー……じゃないか!もぅ!
(-184) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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―閉店時間―
[やがて全ての客を見送ると、男はストーブの火を調整した後に黒いコートを羽織り、 照明を落としてから夜の街へと繰り出す。 それでも足取りは薬屋に向かった昨晩とは違い、しっかりとしていた。
――鍵はしてあるものの、店の片付けは後回し。 こんな事は珍しい。*]
(206) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* 休みだからってお昼寝してたらこんな時間になっていた(震え
ただでさえ始動遅かったのに駄目じゃん……。
(-185) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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/* まあ特に何もなさそうだし。
(-186) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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/* ダフネドラはへいわだよ
(-187) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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―夜の猫の道―
[こんな場所で?こんな道で?>>109>>197 あぁ、でも考え事をしていたなら……。
思ったことは夜気と共に飲み込んでしまう。代わりに、じと見上げた。
わたしにだって、帰る場所はあるもの。それは孤児院でも、温かなベッドのある部屋でもなく。
地下の冷たい場所だけど。]
(207) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[魔物の抱える想いは知らない。 己は考えも付かぬ縁遠い代物。
故に人の足でじわり、と距離を削るだけ。 影踏みなど蒸気の街では流行らぬ遊びだが、 忍び寄っては影を踏む、そんな遊戯に良く似る行為。]
(-188) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[――そうして、ふと思いついて。 懐から、手帳とペン。さらさらと、記してページを千切りとる。 板書の文字は見たことがあるだろうけど、ペンで書くのとはまた違うから、きっと大丈夫だろう。
『たくさん食べた翌日は、食事を控えめに』
そうして、千切ったページを郵便受けに放り込んでおいた。 学生にアドヴァイスをするのは、教員として当然のことだ]
(-189) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[彼は往々手を差し伸べるが、それが善意でないことを知っている。 そして、そんなところを男は気に入っていた。
自身の愉悦のために、努力を惜しまぬは理に適う。
全て隠して歪なくせに、整然とした魔性の輝石。 何時かの戯れ言葉に、真面目に数秒逡巡したものも、 彼の問いたるが故。>>98]
機材は刃だが、俺の眼は違う。 ………何だと思う? 骨董屋。
[彼の記憶を震わせる問いかけと知らず、 彼の叶えられなかった約束と知らず。
意地の悪い男は、そう――――、]
(-190) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[可哀想にダフネドラ。
紫水晶に留まる男は悪趣味ばかり。*]
(-191) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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――さて……、おやすみ。
[アパートの部屋に向かって、呟いて。
踵を返して、ふと思う。 もし、寒空の下で長く無理をしたと知ったら、どうするだろうか。 さて、彼女は怒るだろうか、呆れるだろうか。 こんな自分の体調を心配してくれた、優しい彼女だから、叱られるかもしれない。
もっとも、こんな"無理"をしているだなんて。 とてもではないけど、知られるわけにはいかないから、仮定の話]
……、ふ。
[それでも、くつりと口許が緩む。 涙の理由を調べ上げて、それを除いてあげたなら。 もしかしたなら、また、自分の講義に出てくれるかもしれないと空想して*]
(-192) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[何かしら目的のある散歩、というのは珍しいかもしれない。 闇に紛れる黒いコートの襟を立てながら、パーシーに教わった付近を歩く。 片目しか見えないのと、暗いので家の判別は難しい。 それでも十年も暮していれば、その付近の住民の顔くらいは把握していた。]
…此処、でしょうか。
[白い息を吐き出しながら、二階建ての家を見上げる。 Farrellと書かれた表札を横目で確認すれば、少し離れた場所まで歩いていく。
まだ明かりは点いていただろうか。 点いていなくても、暫く黙って見つめていた。 そこに焦がれる相手の面影を求めて。]
(-193) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[この家に、もうすぐ彼の妻がやって来る。 彼の愛する妻が。
そう考えれば、顔も知らぬ彼女に対して嫉妬と憎しみがこみ上げてくる。 じわりじわりと心が黒く染まっていくような心地がした。 容易に洗い流す事の出来ない、澱のように淀んだ色。
――あぁ、また息が苦しい。*]
(-194) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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/* うん。どうだろう。 物証残しちゃうのは、早すぎた感がないでもないな。
人による証拠があると、うん。 なんだかわからない恐怖は薄れちゃうよね。
(-195) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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/* この後、お手紙を投函する予定なんですが、まだいらっしゃる?かもなのでちと置いてみようかと。
(-196) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[知らないこともあると、右の目を見て思ったことがちくと過る。>>*38]
そんなにぽいぽい、新しいものばかりじゃないんだよぉ。
[だから意外でも何でもないよって、まるで尻尾を膨らませるよう。
指差す方向は、奇しくも赤い靴の先と同じ。]
――あぁ、ダフにぃの紹介。
[大丈夫かなって、僅かに首を傾げた。誰も居ないはずなのに、物音がするとか――幽霊が出るとか、良くない噂も流れ着く。]
……そっか。 新しいおうち、出来たんだ。 ジオベールは、良い人に雇われたね。
[良かったねって笑おうとしたけど、全然笑えなかった。]
(*40) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[家の灯りは消してから眠る。
痛み止めも効いて、誘われるのは深い眠り。 決して不自然なものではなく、本能的な欲求に従ったもの。 冷えていく空気の中、一人、穏やかな寝息を立てる。
闇に紛れた影には、気づけようはずもない**]
(208) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[星の空の下、少しだけ笑えたのはダフにぃの話。>>202
あぁ、もしかして、今頃くしゃみをしてるかも。]
大丈夫。ダフにぃなら、何百倍にもして返すと思う。
[そう、例えば可憐な花に籠めて。**]
(209) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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/* オルエッタから大嫌い頂きましたァン! そして前向きと見せかけて、火に油を注いでいくスタイル。
(-197) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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/* 先生ごめんなさいね…!(;´・ω・) すみません。 お手紙投函する、ですよ。
(-198) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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―朝・自室―
……ん、……、
[いつもと同じような朝。蒸気音が低く響き、白い朝霧が街を包んでいる。
夜、ちょっとした用事で出歩いていたからだろうか。 やはり、身体の疲れは抜けていない。ただ、気持ちのほうは幾らか明るい。 学生のためになることをしたあとは、充実した感がある。 それに、今日か明日には刑事のもとへ聴講の案内が届くだろうから、喜んでもらえるだろう]
(210) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[何か、聴こえてその足を止めた。>>*39
こい――… 何だったか。
振り返っても背は遠くなるから、わたしはにゃーと鳴くばかり。**]
(*41) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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― Antique Amethyst ―
[夜も更けた頃、彼の助力を誰も乞わぬ街眠る頃。 男は静寂を纏い、尊き色を抱く水晶館へと訪れる。 賑やかしさなど欠片も連れず、煌びやかなど一条も誘わず。
それは、夜の始まりに彼を覗いたレンズの持ち主、 自身ではないと厭う彼を切取った写真師であった。
しかし、先の一枚は、まだ、乾板ごと黒鞄の内。 現像通し、作品と呼べるのは別のもの。]
(-199) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[フィンにぃが指差した方向に、確かにジオベールは歩いていく。
雇って、部屋を貸して。 趣味の悪い部屋。嫌いでない部屋。
――――あたらしい、おうち。]
(-200) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[簡素な封書を片手に、男は店内へと潜入。 押せば開く扉に小細工はいらない。
なにせ、彼は何時とて、誰とて、拒まない。]
(-201) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[堂々とした不法侵入の手合は、睡魔に惹かれた彼と対峙する。 自ら謎を深めるとは、大変に彼らしいと、分かり難く喉が上下。
されども、秘密にしたとしても、届け物から辿れば明らかだ。 犯人特定など容易かろう、シャーロック。
彼が愛する“秘密”を捨てるのならば、実に安易な事件簿。]
(-202) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[ポケットに入った手帳。 肉屋や青果店などには可能な限り自分の足で赴くが、 ワインなどの酒類や珍しい品物は配達を頼んでいるのでその管理の為に使っているものだ。 男は衝動的に、その手帳の後ろの方。 何も書かれていない真白いページを破り取る。
>>208家の灯りは消えていたが念の為に他の家屋の陰に隠れ、 手帳に挟んでいた万年筆を利き手でない手で握り、遠くにある街灯の明かりを頼りに短い文章を書き付けた。]
(-203) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[封書の中には女と男の並んだ写真。 片眼鏡を嵌めた女と合成補声機備えた男。 寄り添いあう睦まじい男女のポートレート。 昨日今日ではない光景は、彼の秘密を地引くよう。]
(-204) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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‘新居の住み心地はいかが?’
(-205) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[そうして、消えるのはヒメウツギの造花。>>171 代わりに添えられたるは一輪の花。
湖水より深い青の色、空より遠い哀の色。
―――― ジェンシャンの藍が、 水晶めいた御髪に隠れし左耳へ、そっと差されていた。*]
(-206) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[友人が訊ねるような内容の割に、書き殴ったような筆跡が目立つ。 まだ乾かぬインク。 字が滲むのも構わずに、四つ折りにする。
――ぱさり。
小さな音を立ててポストの中に収まる紙片。 彼は妻からの手紙が来るのを心待ちにしているだろうけど。]
(-207) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[階段を上がって姿は消える。
閉じた扉に向かって。
バカバカっ! て、悪態ついた。]
(-208) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[下見は済んだ。 後は、タイミングが合えばいいけれど――。]
…おやすみなさい。
[小さな声で呟くと、男は足早にその場を立ち去った。*]
(-209) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[バカバカって、自分に向かっても言ったの。
だって、わたしが言ったせいだもの。
戻ってよって、言えば良かったのに。 ジルベールにおかえりを言うのは、わたしなのに……。]
(-210) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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/*
「あなたの悲しみに寄りそう」「誠実」「正義」 「悲しんでいるときのあなたが好き」「貞節」「淋しい愛情」
きさま
(-211) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[ うとうとしながら見つめた天井。もしかしたら夢かもしれない。夢と現実の境目が曖昧な丑三つ時。 ]
ーーーーー…、
[ 故郷に残してきた愛しい家族の、可愛い弟妹の泣き顔が頭を過った。すぐさまかき消してしまったけれど。慣れぬ場所は、夢見が悪い。 ]* *
(211) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[ジルベールをポケットの中に入れることは出来ないからって、彼を置いてこの街を出ようとしたことを棚に押し上げた。]
…………
[じっと扉を見詰め、わたしは背を向けた。]
(-212) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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― 燈写館 ―
[深い靄が立ち込め始める頃、この街の朝が来る。 赤い尖り屋根の写真館は、やはり灰空貫くよう。 変わらぬ日常を抱えて聳えている。
――――如いて変化を上げるとするなら、 逆さに吊られたヒメウツギが、 二つに増えていたと言う、そんな些細なことくらい。**]
(212) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[ 扉を締めて、目を閉じて。そうして外の世界から目を背ける。
…扉の外で聞こえた音はもう、ジルベールまで届かない。 ]* *
(213) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[帰るためじゃないよ。
だってこのアパートのことは知っている。 壁にある絵の下に、何が隠されているのかって。
だからわたしも少しだけ真似をすることにしたの。]
(-213) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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/* 繰り返される寝る寝る記号詐欺
(-214) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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今日は……、 ……ああ、ないんだった、講義。
[毎日、担当のコマがあるわけではない。
フリーの日は、色々だ。 講義の準備をしていたり、家庭教師の仕事があるときもある。 自分の研究をするときもあれば、たまには気晴らしをしていたりもするけれど。
今日は、どうしたものか――いい加減、やはり、散髪でも行っておこうか?**]
(214) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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― 屋敷・夜 ―
[修復を終えてから、数刻。 アンダンテは再び屋敷に戻っていた。]
…………。
[損なわれた機能は概ね元通りに。 しかし、琥珀の瞳は不満気だ。]
――ああ、
[その理由は、はっきりしている。]
(215) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[それは道に迷った時、一瞬だけ見えた人影。 琥珀の瞳に写った、確かな姿。 あれは、きっと――]
――ご主人サマ。
[言葉を紡いだだけで、体の歯車の一つ一つが活発化するよう。 それは、主に再び逢えるかもしれない"喜び"か。]
アンダンテは、待ち続けておりました。 貴方様を、ずっと待ち続けておりました。
[様々な疑問は喜びにかき消され、記録の奥底に沈められる。]
(216) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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―夜・自室―
[パンに野菜を挟んだだけの簡単な食事 量は少ないはずなのに、食事が喉を通らない 何かが自分を見ていた。それは気のせいのはずだ。気のせいだと思っているのに
――振り返り、闇の中を眺めた時、誰かと目が合ったと感じているのはどうしてだ]
疲れてるだけ……うん、疲れてるだけだ。 [疲れてるから、ありもしない視線を感じただけだと。 そう言い聞かせて、無理矢理作った食事を口の中に放り込んで。 食べ終われば食器を流し場においてそのまま。後で片付けようと机のほうへ歩いて]
(217) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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――必ず、お迎えに上がります。
[こうして、アンダンテは主人の影を追い始める。
エラー それが自身の欠陥が見せる虚像だと、露も疑わずに。]
(218) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[床へ乱雑に置いた鞄を拾い上げ中から、中身を取り出し机に置く。 講義で使う文具、そして親へ連絡をするための便箋。それから――]
……夢見るだけじゃ世の中通用しない、か。
[何よりも大切な宝物である本を、壊れ物を扱うように机の上に置いては 幼馴染に言われた言葉を思い出す。
知っている。夢を見るだけじゃ何もできないって。 分かっている。ただ自分は夢に縋って逃げてるだけだって。]
やっぱり、やめよう……こんな気分じゃ、手紙なんて書けないわ。
[机に出した荷物をそのまま。普段着から寝巻きへと着替えれば冷たいベッドの中へと潜り込む。 ああ、明日はちゃんと大学に顔を出さなくては。そう心の中で誓って、瞼を落とした**]
(219) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[埃だらけの通風口。
ようやく辿り着いた場所から見上げれば、ベッドの上にジオベールが居た。
耳をすませて、寝息が聴こえるかを確かめて。
鉄製の柵を掴んでぐと押し込むと、思いの外あっさり外れた。]
(-215) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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/* ジオベール?じお!
(-216) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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/* 遅いというか、今日これ表で誰とも話せていない。 どうSTKするか悩みすぎて動けてないのは拙いな。
会えてない人も多いし。表も頑張ろう、うん。
(-217) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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/* だーっと書いてしまうことも出来るのだけれど、 根底に関わる部分でそれはしたくない俺心。 待たせて本当にすまない。アンジー。 在り難い振りを沢山沢山ありがとう。
(-218) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[寝ているかな? 眠ってるのかな?
側に寄って顔を覗きこむ。 久し振りに見る気がした。
朝に聞いたのは声だけだから。
腕に噛みついて、腕の中から逃げたから。]
…………ばか。ジルベールが悪いんだよ。
(-219) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[小さく言葉を落とし、ベッドのすぐ近くに膝をつく。 そうして、青紫の髪に触れて。]
おかえり。……おやすみ。
[半年前のように、閉じた瞼の上に唇を落とした。 そっと、そっと。]
(-220) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[しょうがない。 今日はこれで勘弁してあげようって思ったんだけど。
だけど。]
(-221) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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[部屋の中を見渡してたら、メルにぃのおうちとコンにぃのおうちを思い出してきてね。
あぁ、ジルベールは自分だけのおうちを手に入れたんだなって思ったら、むかむかってしてきたの。また。
お金だって無いから、また働きにきたんでしょ?
貧民街だとしても、とってもとっても安い部屋じゃないからお金もかかるのに。]
ずる、い。
(-222) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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[そぅ、ずるっこだ。
ジルベールばっかり、ずるいんだって。
思ったら、体は動いてた。]
(-223) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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―Dreame:Antique Amtethyst―
[さて、噂に長い睫毛は揺れはしたか。 くしゃみの気配は、ややも遠い。>>209
魔性は蒸気街の夢を見るか。
いつか、戯れの受け答えをしたことを 眼を閉じた闇の中、思い出した>>98
湖水の眼。 彼はなんと答えた。 彼は、なんと、問うた。
紫水晶は僅かに眼を瞠った後 すぅ、と細めて見つめたまま。
――悪趣味な。 意地の悪い、こえ。
「――さぁ」 「なにかな。――教えてくれる?」
いつかの腹いせのように、 敢えてことばを記憶に重ねる。 店主も大概、性質が悪い。 悪戯含みに、 彼の眼の縁を、 藤に淡く色染めた爪と 白い指先で撫ぜたのだ]
(220) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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/* これ誰落ちるの明日(
(-224) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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[散歩の帰り。 家に戻れば、男は冷えた身体を温める為に風呂場で湯を浴びた。 眼帯は外しており、鉱物化した肌が露出している。 その部分は湯が当たっても感覚は鈍い。]
……。
[身体を清め終えれば、男は寝巻に身を包み、髪の水気を拭って乾かす。 男の顔に表情らしい表情は浮かんでいなかった。 動かなければ人形に見えただろう。]
おやすみなさい。
[署名を落とした室内。 ベッドの上から小鳥に言葉を掛けると、男はそのまま横になる。 寝息が聞こえるようになるのはいつもより遅い。*]
(221) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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[鞄の中から出したお花は、大事にだいじに育てられていたもの。 温室の中で、守られて。
遺されたものだって、頭の中では分かってるけど。 考えないようにした。
常世の花。 コンにぃはどうしてたっけ?]
(-225) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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―夕刻の記憶―
[>>178旧い傷は痛むけれど、親しい人の役に立つ事は男のとって何よりの喜び。 男の口にした事に偽りはなかった。 この街に居れば自分は大丈夫。 まるで言い聞かせるように胸の裡に繰り返す。
コンダクトの首が傾げば、何でもないというように首を振る。 自覚していた以上に見つめてしまっていたらしい事をひっそりと反省した。
男と彼の認識はすれ違ったまま。 齟齬をそれと気付く事もない。]
(222) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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…っ…。 ありがとうございます。
[>>179嬉しそうに告げられた言葉に、男は目の奥が熱くなるのを感じた。 自分の存在はこれまでの彼にとって無駄ではなかったのだと。 そう言ってくれた弟のように思うコンダクトに心からの感謝を告げる。
医者に連絡を取ると言えば、彼は喜色で顔を輝かせてくれた。]
どう致しまして。 クレースにとって良い結果となるよう、頑張りましょう。
[猫と飼い主に笑い掛けてみせる。 明日に薬屋に赴くと聞けば、男もそれに同意した。]
はい、お任せ下さい。
[信頼を向けてくれる彼に背く事はならないと。 けれどこれから店は忙しい時間帯。 電話を掛けるのは明日になりそうだ。 頭を下げて店を出ていく彼とオルエッタを見送った。**]
(223) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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/* もやっとしていたら本当に申し訳ないです。
(-226) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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― 翌日 ―
[今日もまた、既に何百回と繰り返したか分からない仕事をこなす。]
…………。
[けれど、昨日からは今までとは違う目的が新しく出来た。]
清掃、終了。
[竹箒を掃除用具入れに仕舞うと、屋敷を出る。 今日は普段の買い出しの日ではないけれど、 探し人を求めて、街へと繰り出した**]
(224) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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―朝― [眠りの淵から起き上がる。
その肌に燻る思いを降り積もらせていることは知らず。
足の異変に気がつくのは、着替える時。**]
(225) 2014/12/09(Tue) 02時頃
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―朝:Antique Amtethyst―
[蒸気の煙に遮られていても 夜の帳はひとしく 差し込む黄金のひかりに剥がされる。]
――、…… ん
[時が停滞したような骨董店で、 ひとり、店主は体を起こす。 昨夜のことが尾を引いたのか、 少々時を隔てた記憶をみていたらしい>>220
店主は、小さく、 くすりとわらった。]
(226) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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[が――違和感に一つ瞬いた。。 眼を閉じる前に掬い上げた造花 ――ヒメウツギの花がない。
もとより扉は来るものを拒まず 開かれているが、それにしてもどうして。
次に眼についたのは 見覚えの無い簡素な封筒。 洒落をきかさぬそっけない在り様は 紫水晶の骨董屋に酷く似つかわしくない。]
――怪盗でもあるまいし。
[無愛想な置手紙のようだ。 さらりと手に取り、銀を磨いた レターオープナーで封を切る。]
(227) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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[その中身。 店主は 僅かに、眼を見開いて、 次に、見据えるように眼を細む。
辿るそれは、見覚えのあると謂って、余りある。 見たくもない。 見たくもない。 見たくもない。 されど、店主は口が堅い。 そんなことは億尾にも出さず在ったのに。]
――、……どうして
[ごく珍しく、眉を寄せる表情を浮かべた。]
(228) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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[水道の水が赤茶色から透明になるまで、ぐっと我慢。 その間に私は水筒の珈琲を一口。
水で洗ったは良いものの、絞る布もスポイトもないから、わたしは口の中に放った。
がりと噛み砕いて、歯で磨り潰す。 ジルベールの両頬を掴んで僅かに唇を開かせると、自分のを重ね合わせて汁を飲み込ませた。
鎮痛剤。メスを入れても、母猫は痛みを訴えなかった――から。]
(-227) 2014/12/09(Tue) 02時半頃
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[眼帯をずらす。 仔猫の目を開けたように、ジルベールの左の目を押し上げた。
中に埋められた鉱石の瞳。]
……かわいそう。
[本物の目は、何処にやったのかな。 売られてしまったのかな。お金が欲しいなら、こんな石こそ早く売ってしまえば良いのに。
あぁ、金色の混じる眼を欲しがった変な人が居るんだったっけ?
広げた三指をゆっくりと沈ませる。 痛くないよね?
ほら、もう少しで取れそう。もう少しで――。]
(-228) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[最後の違和感は、髪に触れた指先に。
封書の中身から顔を上げて、 身の丈よりも大きな 黄金に縁取られた鏡に眼をやった。
鏡写しの虚像は、銀に隠れた耳元に、 釣鐘型の深い藍の花が一輪 差し込まれているのを余すことなく映し出す。 かたちを確かめるようにそのまま藍の花弁を白い指先で撫でて]
……――gentiana?
[或いはジェンシャン。 群生せず、一本ずつ咲くこの花に与えられた花言葉を 知った上で置き土産としたのだろうか。だとしたら。]
随分と、――――悪趣味な。
[呟きに微かな笑いが混ざる。――が、聊か苦笑の色が濃い]
(229) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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[げに不可思議なるは、 小説よりも現実の方。
辿るは容易く、同時に難い。 そも、魔性には理由が分からない。 愉悦、愉快を好めど、これは果たして如何なる形。 シャーロックとなるは容易いが、 ワトソンたるは紫水晶には居ない。
ジェンシャンの藍が 眸の奥に奇妙に焼きつく。
――封書から覗く中身を、くしゃりと、爪を立て崩して**]
(230) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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/* ちょっとだけおきた。 あ、アンダンテ来てたのか…!すれ違ったごめんねぇええ><
リンドウの花ことばは悲しんでいるあなたが好きだっけ?
(-229) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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/* 常世の花は形は月下美人に似てて効能はケシ ケシの白の花ことばの忘却、眠りに賭けてたりする …寝よう
(-230) 2014/12/09(Tue) 03時頃
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/*
何これ怖い
(-231) 2014/12/09(Tue) 03時半頃
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/* 詳しく書きすぎか? 長く何処までも長くできるので ついだらだらと
よくないな…。
(-232) 2014/12/09(Tue) 03時半頃
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/* 「悲しんでいるあなたを愛する」
ですか?これは?あってる?誠実とかありえないもんな(暴言)
(-233) 2014/12/09(Tue) 03時半頃
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/* 僕はニャルラトホテプ的 僕はニャルラトホテプ的 僕はニャルラトホテプ的 僕はニャルラトホテプ的…**(いいきかせているところ)
(-234) 2014/12/09(Tue) 03時半頃
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[奥まで入れた指の先、くるりと回せば宝石は浮き上がり、容易に掌へ。
代わりに入れるは赤雫。 散髪屋の一斗缶の上に置かれていたもの。
盗むのなら、それこそ缶の中を奪えば良かったもの。 けれど、翼を生やして飛んでいってしまえば、街に残る理由になってしまう。
人魚の涙。
窓明かりにきらと光る、赤雫。 あぁ、やはりこっちの方がお似合い。]
(-235) 2014/12/09(Tue) 04時頃
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[ちゅとキスを送って手を離せば、瞼は降りる。
右の目端に本物の涙雫が見えた気がして。 唇で拭い、眼帯を元の通りに戻した。
ジルベールが起きて、その眼を見たら――… なんて、思うんだろうね?]
(-236) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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[コンにぃに教えてあげるとか、どうだろう? 怪盗sevenだって、間違えられるかな?]
…………ん。
[口の中が変な感じ。 そっか、薬がわたしにも効いてるんだ。]
(-237) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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[そう思ったら……。 もう少し、良いかなー? って、気になった。
ジルベールの腕の噛み跡。 どうなったかなって、袖を捲る。
あれ、あんまり大したことない。 そうか、足りなかったんだなって思ったら。]
……あ、ぐ
[噛んでしまってた。 犬歯が皮膚を破り、肉に食い込む感覚。
口の中に流れ込む血の味。
あぁ、ヒトって――ジルベールって、こんな味なんだなって思ったら。]
……こ、くん。
[飲んじゃった。うん、美味しい。]
(-238) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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………
[暫くは、滲む血が止まるまで、赤くなった周囲の肉とか溢れ落ちそうになる血をペロッて舐めて遊んでたけど。
ジルベールの眠る顔を見ていたら。ね。 何だか不思議な気持ちになって。
ぎゅってその頭を抱き締めた。 初めてあった時みたいに。]
(-239) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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[そうしてね。彼の首の後ろにね。
わたしのものだよって、痕を残したの。 首輪の代わりに。
ふぅ。これで今日は終わりにしてあげる。 満足げに頷いて、わたしはジルベールから離れた。]
(-240) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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[服を整えてあげて、元の通り。
ねこは足跡を残さないものだから。
するり。通風口に身を隠して、また鉄製の柵を嵌めた。]
(-241) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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[下水道のおうちに戻る前に見上げた夜。
細い路地裏から切り取った夜空は、満天のお星様が浮かんでた。]
(-242) 2014/12/09(Tue) 04時半頃
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ねぇ、ジルベール。
[はふと白い息が、星に吸い込まれるようにして消えていく。
わたしの言葉も、消えていく。]
きらい、 きらい、 きらいきらいっ、 うーーんと嫌い!
だいっきらいで だいっきらいで、 だいだい、だーーーいっきらい!!
(-243) 2014/12/09(Tue) 05時頃
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でもね。
ほんのちょっぴり……
好きだよ。
(-244) 2014/12/09(Tue) 05時頃
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[にゃーお。**]
(-245) 2014/12/09(Tue) 05時頃
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―翌朝―
[珍しく孤児院のシスターから連絡があった。 眠い眼を擦って、おはようございますって、した。]
え……、ジルベールの妹弟が見つかった?
[朝一の汽車で到着するみたい。 どうして今頃?って思ったけれど、シスターはにこやかに微笑むから、わたしはやっぱり聴くだけになる。]
(-246) 2014/12/09(Tue) 05時頃
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[北の街の教会で保護されていたけれど、 この街の孤児院に移すことが決まったんだって。
『でも、可哀想にね。重い病気で記憶がないの』
わたしはただ話を聞いているだけだった。 可哀想って、何がかわいそうなんだろう。
思ったけど、何も言わなかった。]
(-247) 2014/12/09(Tue) 05時頃
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[早朝のプラットホーム。
白煙吐き出す蒸気機関車が止まる。
体の自由を奪う薬の、効果がきれた僅かの間に、 上の妹が暴れて逃げ出した。
誰に話しかけても、彼女の言葉は誰の耳にも届かない。喉を潰された仔犬は、吠えたくても――吠えられない。
兄とそっくりな長い髪が、朝の白露に濡れる。**]
(-249) 2014/12/09(Tue) 05時半頃
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/* 長い上に、重い。
……いや、今日落ちも視野に入れたら、こうなった。
(-248) 2014/12/09(Tue) 05時半頃
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[いつものように、戸棚を施錠し いつものように、カーテンを閉めて いつものように、店を閉じれば 夕食もそこそこにベッドへと潜りこみ、そのまま意識を落とした
そして、目を覚ましたのは、いつもより少しだけ早い時間]*
(231) 2014/12/09(Tue) 07時頃
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ー早朝の道
…誰もいない道っていうのも、新鮮だねぇ
[どうでもいいことをぽつり 早朝であるからして人通りは確かに少ない。 フードを被り、明るい朝の道を歩く いつもより早く起きたのは、昨日採り損ねた薬草を探しに行くため これで見つからなければ、幾らか作れないものが出てくる。 いつなんどきその薬が必要かわからないのに常備できていないものがあるのは落ち着かない。 なんとしてでも避けたいものである]
(232) 2014/12/09(Tue) 07時頃
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[ーそれと、もうひとつ。 朝の道を歩きながら手に握るのは一枚のメモ用紙。
(キミは何してるんだろう。)
薬草を摘み終えれば、そこへと足を向けて 部屋から出てくる人からは見えない位置に隠れている。
彼が出かけるならその間、後ろに何かの気配があるだろう]
(-250) 2014/12/09(Tue) 07時半頃
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/* 寝落ち申し訳ないと思いながらの 朝っぱらからすとーきんぐ。 離脱りますね**
(-251) 2014/12/09(Tue) 07時半頃
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たぶん予約のタイミング考えると、 benicoさん?って思ってるんで、Twitterでは生きてるから 不慮の事故の心配はせんでええかなておもってるんだけども。
まだ正体完割れじゃない想定で商店街うろうろってた方が ストーカーしやすいのかなって思いつつ、まだ秘話飛んでないから 方向性どうしたいかが探せないという…!
48h経過したら相談してみようかなぁ…。
(-252) 2014/12/09(Tue) 07時半頃
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― とある本日のゴシップ紙 ―
[翌日のクロックワークス社はネタの枯渇が顕著であった。
連日大怪盗の活躍を面白おかしく書き立ていただけに、 続報が止まると、余白だらけの紙面は苦心で埋め立てられた。
結果、本日は常の三面記事が一面に押しやられ、花に欠けている。 話題性の足りない大学教授の不倫騒動、孤児院へ寄付を募る広告。 最小ロットで活版されても売れ残りは火を見るより明らか。
―――尤も、その三面記事も、根も葉もある醜聞であったとしたら、 当人には堪ったものでは無いだろうが。**]
(233) 2014/12/09(Tue) 08時頃
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[写真を融通に来た記者に、映像以外を売ったのはこれが初めて。
安宿へと夫人や年端行かぬ少女と消える教授が居るなどと、 本来陰口から縁遠く、直接本人に告げる筈の男が密告した成果。
ただ、所詮ゴシップ紙へのタレコミ故に、白日まではやや遠い。 それでも、厚顔無恥なる象牙の塔の住人先生が、 誰に逆恨みを抱いたかは――――、また別の話。**]
(-253) 2014/12/09(Tue) 08時頃
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― Aphrodite ―
[翌朝、号外紙が飛び交う時間になっても 睡眠不足でくたばった身体は覚醒に至れず。
日も高くなってきた頃合いに、 ぼんやりと目覚め、シャワーを浴びる。 微妙に怠いのは、風邪の兆候かも知れない。 バスローブを纏い、髪を拭いてる今も寒気が些か。]
……薬は飲みたくない、なぁ
[病院も市販薬も。苦手であるからして。
葱やらジンジャーやら芋やら木の実やらを突っ込んだ 薬膳粥でも作るかと考えつつ、小さく嘆息。
何時ものぼさぼさ頭な鬘と瓶底眼鏡にコートを装備し、 商店街のマーケットを巡るべく、歩き出し]
(234) 2014/12/09(Tue) 08時半頃
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― 商店街・マーケット ―
[動かなかった日すら、号外は出ていた。 興味の引かれない話題が幾らか。 少なくとも、マンホールに飛び込んだ怪盗の事は 記載に含まれていなさそう、だが。 憲兵が散髪屋を囲んでる、なんて事も無かった。
どの様に処理が為されたか、夕闇の頃を一度振り返り、 しかし、ひとつの記事を前に視線の先は固まる。]
……失踪?
[中流貴族の娘が、失踪だか蒸発だか、したらしい。 シュゼットの、女一人で旅に出る、という話を ついと思い過らせながら、娘の名と特徴を見て つい昨日の骨董屋を思い出し、目を瞬かせた**]
(235) 2014/12/09(Tue) 08時半頃
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[ さてそのゴシップ紙の知らないところで 1人の娘が家に帰らなかった。 娘の名前はマリーベル・エントワース。 エヴァルト・ウェイクリー卿の 何人目かのお気に入り。
本人居なくば話も進まぬ。 旅に出て、この街をしばし離れる算段は すっかり足踏みとなる。 さりとて娘が消えてまだ1日目。 さして危機感持たないままで。
ただ、時折視線を感じる。 闇を撫でる手のような、 絡め取るような、秘密の眼。
卿は、贔屓の骨董屋で買い入れた 一角獣の鼻面に手を置いた。 店主の膝では眠れぬ贅沢もの。
時間を過ぎてもマリーベルは現れない。
「珍しいこともあるものだ」
合成音声で呟く声は、 低く、落ち着いている。 傾けられた天秤に知らず、きつい煙草に火を付ける**]
(236) 2014/12/09(Tue) 09時半頃
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あれっ すまない記事にならんのか!
スーパー齟齬!
(-254) 2014/12/09(Tue) 09時半頃
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[ 号外は一つでなく、 記事の傾向も違うもの。
ある堅実な一枚には、 マリーベルの名について 消えたという記事がある。 蝶よ花よと愛でられた娘、 家族が心配してのことか。
足取りつかめず、 情報もないとのことだった。>>235
――誰が知ろう、誰も知らない。 魔性の愉快と天秤が 邪魔者として かの娘を沈めた夜。
――だれも、]
(237) 2014/12/09(Tue) 09時半頃
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[闇を切り取る ――ただひとりを除いては**]
(*42) 2014/12/09(Tue) 09時半頃
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おそかっ、た…
(-255) 2014/12/09(Tue) 09時半頃
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― 早朝・借家 ―
ん…、あれ、ここどこ…?
[見慣れぬ部屋、見慣れぬ風景。自分はベッドに横たわっており、風にも雨にもさらされてはいない。なぜか身体を起こすこともだるくて、天井を眺めながら辿るは昨日の記憶。]
―――あぁ、そっか。 ジル、昨日ここで寝たんだった。
[そして納得。そういえば昨日は借家で眠りについたのだった>>201。視界に入った壁画は、朝日が差し込む中で見ても実に前衛的。とてもすてきだ。これはお礼を言わねばとクスクス笑う。]
(238) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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[それから、怠い体に首をかしげつつ身体を起こせば、確かな違和感がそこにあった。口の中が、苦い。しかしそれ以上に]
っ…!? いた、い…
[鉱物を埋め込まれてからはしばらく痛みが続いたが、もう痛みは感じない。左目のない違和感に違和感を感じることなど無くなったはずなのに。今自分が感じているのは、あの時>>0:606程ではないがそれに似た痛み。眼帯を外して直接触れてみても、いつも通りの冷たさを感じるだけ。]
(239) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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ー早朝ー
[今日の寝覚めは猫の鳴き声と共にあった にぃにぃと空腹を訴える家族に柔らかく微笑めば、猫用ミルクを用意し与える 温かな命、新しい家族
子猫の食事が終わればインバネスコートを羽織り胸辺りにその子を抱き抱えながら温室を見回るーーと]
……ん?
[常世の花が一株、足りないような 乱雑に残った土跡は、植物を掘り返したのは素人であると言っていた
思い当たるのは、一人しかいない]
……オルエかな まぁ常世の花は見た目が綺麗だから欲しくなったのか
[一言言えばあげたのに、と苦笑する 両親の形見が減ったのは悲しいけれど、新しい家族をつれてきてくれたのは彼女だ
見ないふりをしようと決め、丁寧に土を慣らし ーー指輪や植物毒まで持ち去られていると知らぬままに
やがて世話が終われば子猫の鉱化症を相談するために、薬屋へ足を向けようと商店街へと蒸気バイクで向かった*]
(240) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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[そして今更になってオルエッタに噛まれた腕>>0:858がじんじんと痛む。あれから彼女とは一度も会えていないのに、痛みだけを残していくなんて酷いと自分を棚上げして、苦笑をこぼす。
…しかしそれにしても痛む腕。1日たって痛みが治まるならまだしも痛んでくるなんてと首を傾げ、袖を捲ってみて息をのんだ。]
――――――――え、
これなに…?ジルわかんない… 昨日までは、こんなんじゃあ…ッ
[そこは赤く紅く腫れていて、まるで何かに噛まれたかのよう。猫でも入ってきたのかと思っても、見渡す限り抜けられそうな隙間もなければ、扉はしっかりと施錠されている。]
(241) 2014/12/09(Tue) 10時頃
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―翌朝・自室―
[重い瞼が開けば、目に写るのは何時もの天井 ゆっくりと体を起こし、まだ眠さを訴える体に鞭を打って部屋の中、私服に着替えようとベッドの中から出てくる。 着替え終われば顔を洗って、朝食の支度をする。 ――といっても、昨日食べ切れなかったパンを一つ二つ口に運ぶだけなのだが。
鞄の中に、今日使うものを入れる。ただ、御伽噺の本だけは机の上に置いたまま。 今日は必修講義があるからあまり荷物は増やしたくない。一度本をとりに家に戻ればいいだろう。
赤く長い髪を解かして、帽子を被る。日課になった身支度を整え終えれば扉を開けて外へと出て行く]
(242) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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[えも言われぬ恐怖感に慌てて身支度をし。それから商店街へと駆け出した。
もしこの部屋に鏡があったなら、自分の変化に気が付くことができただろうか。しかし鏡のない部屋は黙したまま何も語らず―――。]
(243) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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[扉を閉めて、郵便受けに手紙が入ってないかを確認して そして鞄の中から鍵を取り出し、戸締りをして出かけるのが日常。 どうせ、郵便受けに入る手紙は大体が家族のものしかない。 それに毎日届くわけでもないのだからいちいち確認する必要はないのだけれど]
……?何かしら、これ。
[開けて確認した郵便受け。 中にはページを千切ったような紙が1枚入っていて 中身を取り出し、その内容を見ては目を疑い、顔色が真っ青になる]
何で、これ……!
[どうして、こんなことが書かれている。 普段の自分だったら悪戯か、隣の住人と間違えて入れたの だろうと簡潔に済ませられるのに。 内容を見て思い出すのは、昨日の視線。 気のせいだと言い聞かせたのに、それが気のせいじゃなくなっていく感覚が身体を包み込む。 もしかしたら、今もこうして何かに見られているのでは? そう思っただけで震えが止まらなくなる。]
(244) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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/* >>241何かっていうかオルエッタに昨日噛まれてるんですけどね?語彙力ェ…
(-256) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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[入っていた紙をくしゃくしゃに丸めて ここに捨てるのはできず、それを握り締めたまま鞄を抱えてアパートから逃げるように走り去る
――日常となった家の戸締りを忘れて、ただこの恐怖が消えてくれるのを願いながら朝靄の中へと駆けていった**]
(245) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
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|
―孤児院―
[早朝の街を駆ける中には、新聞配達の孤児達の姿がある。
彼らを労い、受け取った各社の新聞にシスターは視線を落とす。 中流階級の娘の失踪。あちらには、実名入りの。
きっとこの娘も見つからないなと、紙面を畳んで結論を出す。]
(*43) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
|
|
[コツコツと窓を叩く音。 両足義足の鳩を室内に招き入れ、筒の中を確かめる。
定刻通りの汽車の到着。 その朗報だけではなかった。
娘が1人、逃げた。]
(*44) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
|
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[『free』と短くしたためた紙片を筒に入れ、再び鳩を空へと放した。
喉の潰れた娘が消えても、行方を尋ねる記事は載ることがないだろう。金の用意がないせいで。**]
(*45) 2014/12/09(Tue) 10時半頃
|
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―朝/駅―
わっ!
[大きな汽笛の音に驚いて、わたしは思わずその場にしゃがみ込んだ。 昨日も今日も、きっと明日も。 駅は人で溢れてる。
隅っこの方で、水筒の蓋をきゅっと開けた。 口の中はまだちょっと苦い。
慎重に飲んでいたのに。珈琲は最後の一口分しか残ってなかった。]
(246) 2014/12/09(Tue) 11時頃
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― 朝・借家→商店街 ―
[とにかくあそこから離れたくて、商店街までの道を走る。商店街が見えれば足をゆるめて。
走ったためか少し冷静になった今、もう一度服の上から患部をなでる。ぴりりとした痛みを感じて再確認。原因はわからない。しかしダフネドラが勧めてくれた家。否定はしたくない。]
…ダフネに聞いてみた方が、いいのかなぁ。
[自分は知らない。彼が一部から魔物と呼ばれていること>>0:549>>0:567を。だって自分にとって彼はあの時>>0:634>>0:637からずっと、不思議で優しい人だから。]
(247) 2014/12/09(Tue) 11時半頃
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/* 割と自由にやらせて貰ってます、よ。>ジルベール 寧ろ、方向性とか大丈夫かなって……感じもあり。
白でも赤でも、ぶん投げたものがどう返ってくるのか楽しみです。そして、それをまた膨らませないと、な……。 少し止まってる(反省)
(-257) 2014/12/09(Tue) 11時半頃
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/* ジルベールが たべられそう(物理
(-258) 2014/12/09(Tue) 11時半頃
|
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あ、れ…?
[肌着を脱ごうと体を屈め、足の異変に気づく。
日に焼けない肌でも、特に白い足。 ぽつりと、そこだけ赤く色付けば、否応なしに目立つ。]
ぶつけたのかな?
[そっと指で触れても痛みはない。 何度か指で撫でて、それ以上には何もないのを確かめる。
肌に残された赤の意味に気づかない、その幼さ。]
(248) 2014/12/09(Tue) 12時頃
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湿布でも貼っておいた方がいいのかな。
[時計を見れば、そろそろ刻限。
後で大学の保健室に行こうと決めて、 小さな違和感は流される**]
(249) 2014/12/09(Tue) 12時頃
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[朝一の汽車は既に別の駅に向かい、 貨物列車が乗り入れたりと駅は耳を塞いでも煩い。
だからこそ、 聴こえる話もあるのだけれど。]
(250) 2014/12/09(Tue) 12時頃
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/* 流石の未経験者率 被ストーカー側だとそうかな
※ダフネドラは当然のようにどっちも経験が ずらりとある感じ。魂まで喰ってそう
(-259) 2014/12/09(Tue) 12時頃
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/*
でものぞむものは得られない感じ
(-260) 2014/12/09(Tue) 12時頃
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[あぁ、ジルベールが妹弟に―――家族に会わなければ良いなって思った。
下水道のおうちの中で、話してくれたことを思い出す。
悪い子だなって思ったけど。 しょうがなかった。]
(-261) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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/*【業務連絡】 業務連絡故秘話で失礼、 発言PTを見るに秘話がお相手から送られていないかと思い、動きと方針決定のため、 村建て手伝いよりお相手のみお伝えいたします。
あなたをストーカーするのは「ジョシュア」です。
よろしくお願いします。 返信は無くてもだいじょうぶ。
(-263) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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/* 何となくコンちゃんが一番平和な気がしてきた(まがお)
(-262) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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/*【業務連絡】 お忙しいところ失礼を。 秘話伝達がお相手のメルヒオルに まだ届いていないかな、という村建て判断で お相手として 「メルヒオルをストーカーするのはジョシュアです」という旨、お手伝いダフネドラから秘話にてお伝えしましたことをお知らせします。
秘話で表で、メルヒオルのストーカーを どうぞ存分にお楽しみください。
(この発言に対する返信は無くても大丈夫です)
(-264) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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/* いかーんな、 もうちょっとちゃんとポイントなどをみなくては!!!
(-265) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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─朝霧のなか─
[講義のない、空いた一日。 彼女がどんな一日を過ごすのか、調べてみようと思い立った。 そこに、涙の理由が見つかるかもしれないと、朝も早くから、昨夜と同じアパートへ]
──……? ……何かあった、のかな。
[ただその考えは、彼女が何かから逃げるような勢いで、アパートから駆けていったことで断念せざるを得なかった。 夜闇に紛れてさえ、全力で駆ければ気付かれよう。 まして、日の光の下ともなれば]
(-266) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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[朝霧に消えていく、揺れる赤髪を見送って。 しかし、ふと気付いたことがある]
……いま、確か。
[戸締まりをしている様子は、あっただろうか?
──いや、まさか。 女のひとり暮らしで、そんな最低限の防犯さえ怠るようなことはないだろう。
思いながらも、足は自然に物陰から出て、アパートに向かっていた]
(-267) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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[新聞紙を広げて。 地面に煙草の吸殻を落として。
話に夢中になってるの。
誰が居なくなったとか、誰の尻が軽いとか、何処の女が良いとか、学生が身売りしているとか、石炭の値段が上がっただとか――…。
sevenはまだ靴を盗んでないらしい。
そんな話を聞いて、わたしは足元を見下ろした。]
(*46) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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…………、
[ドアノブ──彼女が毎日握っているであろうドアノブに、そっと手を伸ばす。
期待と緊張。捻れば、抵抗はなかった。 扉は開いた──開いてしまったと、云うべきか]
……不用心だ、不用心だね。
[呟きながら──するりと、部屋に滑り込んだ。 戸締まりを怠ると、大変なことになる──それを実地に教えてあげるのも、教員としては当然のことなのだと心中に繰り返して]
(-268) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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[クロックワークスの記事は物語としては面白いが 正しき情報を得る時に信を預けるものに非ず。 怪盗は、常に正確性を求める。 だので散髪屋のポストに届くのは、 細やかな情報を有り体に伝える一社のもの。]
………。
[内容を見る限り、行方判らずの理由は 記載などされておらず。
耳傍立てた所に寄れば、怪盗騒動が「恐ろしい」と。
他の「何か」に怯えていたとは、知らず。 淑女の行方も、知らず。
かさりと響く音と共に、号外記事はポケットへ。 怪盗は探偵ではない。 益にならぬ情報を拾う事は無く。]
どうも、ご主人お久しぶり。
[八百屋に立ち寄り、買い物の材を揃えて。 こほり、小さく咳を溢した。**]
(251) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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[ありがとうって、まだ言えていない赤い靴。 もうこんなに汚れてる。
吸い殻も集めればお金になる。
誰かの飲みかけの珈琲が棄ててあった。 匂いを嗅いでも、フロにぃのとは全然違うから。
えいって捨てちゃった。]
(*47) 2014/12/09(Tue) 12時半頃
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/* 中の人から失礼。
あ、良かったあってた。 48h経過しても何もなければ念のため確認打診取ろうと思っておりました。
予測が正しければ、ですが今回初参加の方だと存じておりますんで、浮上があればサポートはしてゆきたい、とは思ってます。
私からお助けするのが難しい部分もやはりあるかと思いますので、何かあれば補佐してあげて貰えると助かります。
お返事不要ですー。
(-269) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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[さて、聞くところによれば、空き巣は五分以内に犯行を終えるという。 優秀な盗人であれば、もっと短いことさえあるらしい。 クロックワークス紙の特集に、世間を騒がす怪盗の手口が幾つか紹介されてもいたが、まあ自分には真似出来まい。 とはいえ、長居が出来ないのは確かではある。
机に視線をやれば、一冊の本。教科書ではない、御伽噺。タイトルと作者を、記憶する。 何度も読み返されたであろう古本を手にとって。彼女の指が幾度となぞったであろう頁の匂いをかいだ。 戻した本の位置は、少しずれていたかもしれない]
(-271) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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/* よもやAntique Amethystで 話しているのに遠慮して 出てこれなかったとかだったら申し訳ない…!!!
あゎぅわどうしよう
(-270) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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/*【業務連絡追加。】 動きにくいことやこうしたいということなどあれば 赤ログ中会話などで お知らせいただければ 全力でサポートいたしますので お気軽におといあわせください。
(-272) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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[なにかメモでも残っていないかと、屑籠を調べて。 何か記した紙片があれば、懐へ。読むのはあとでいい。
そうして、空き巣の仕業に見せかけるよう、引き出し類を開けておく]
そういえば……随分たくさん、食べ物を買っていたね。
[調べれば、大量の野菜。健康には気を遣っているらしい。それには、安心した。 だけど、学生がちゃんとしたものを食べているか知るのも、大切なこと。 幾つかの野菜に、舌を這わせる。野菜の青臭さが、新鮮さを伝えてくる。うん、大丈夫のようだ]
(-273) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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[さて──名残惜しいが、そろそろ潮時だろう。 空き巣を装い部屋を幾らか乱しても、金目のものに手をつけるつもりはない。 それではただの泥棒だ。自分はただ、学生のためを思っているだけに過ぎないのだから]
──……、あ。
[部屋を出ようとして、はたと。 あかい髪。床や寝台に、数本残るそれに、視線が留まる。 うやうやしくつまみ上げて、その長い髪をそっと唇に咥えた。
──数本の髪の毛。それが唯一、部屋から持ち去られたものだった**]
(-274) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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/* 最後のひらがな感(変換ミス
(-275) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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/* あ、唯一じゃない。 ゴミちょっぱってる。
鳩で書くとこれだから!
(-276) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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―駅→街中―
ダーンテ!
[昨日、猫用のミルクを買ったお屋敷に向かうことにした。ずぶ濡れのダンテが居たって話を聞いたから。
服が破れて居ても、人形は人形だって。 そんなことを言う人にはイーってしておいた。]
(252) 2014/12/09(Tue) 13時頃
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/* 中の人より。とはいえお返事を。
はい、サポートしてまいります。 どうぞたのしいヤンデレ的ライフを!
(-277) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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/* ジョシュアがんばれちょうがんばれ
(-278) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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―朝・自宅―
[寒い朝が訪れる。 冷たい空気に左腕は冷え、幾分か動かしづらい。 しかしそれも暖まるまで。 右手でストーブに火を付けて、義手の関節に油を差す。 左腕が自由に動けば、朝食の準備に移った。
朝食は、昨晩の残りの豆のスープ。 ささやかだが、寝起きには十分な分量。 温めて飲めば、目もしっかり覚める]
今日も、行ってくるよ。
[片付けと身支度、戸締まりをして。 玄関先の写真に声をかける。 写真の中の妻は、変わらず微笑んでいた]
(253) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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[こんな早朝から郵便は配達されない。 ただ、昨日の暗闇で見落としていないか、 ――なんて淡い期待を持って郵便受けを開く]
…………ん?紙?
[手紙はやはり見当たらない。 代わりに合ったのは、見落とす事はない位置にある、 一枚のメモ用紙。 丁寧にたたまれた紙には、急いで書いたような、たった一文のメッセージ。
きょとりとした顔で、当たりを見回す。 引っ越し先を告げたのは、大学の事務員と商店街の管理局。 彼らがこのメッセージを残す理由は見当たらない。 それらしい人影も、勿論]
(254) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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……――悪戯かな。
[近所の人なら、引っ越しの作業を見ている。 この家に一人の男が越してきたことは知っているだろう。
出来れば友好的に付き合っていきたいと思ってはいるが、 この用紙を見ると少し不安が浮かぶ。
妻に申し訳ないと思いつつも、メモ用紙を再び四つ折りに戻し、 ズボンのポケットに入れ、大学へ歩き出した*]
(255) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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―朝・大学救護室―
[いつも通り準備を終えれば、扉の表示を"open"に。 ストーブで部屋は暖かく、訪れた者を歓迎する。 尤も、救護室に世話にならないに越したことはないのだが。
窓の外で翻る白いシーツを眺めながら、最初の来訪者を待っていた**]
(256) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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ねぇ、あのね。
[このお屋敷の中も、あまり入ったことがない。 入っちゃいけないって、モップを持って追い回されたこともある。
庭の綺麗な場所に、わたしと、ダンテ。
自分の赤い髪に蜘蛛の巣が絡んでるのに気付いて、くるって丸めておいた。]
(*48) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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[にゃーって、わたしの脚に猫が擦り寄ってきた。 パウンドケーキも食べちゃったのに。
何か残ってたっけ?
鞄の中を探してみても、何もなかった。]
……そういえばね。お母さん猫が仔猫を産んだんだよ。 わたし、それを見てたの。
(257) 2014/12/09(Tue) 13時半頃
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/* >フロライトメモ 自分もすごく遅いのでホント申し訳ない。 お昼と夕方も覗こう、がんばる。
と灰でお返事。
(-279) 2014/12/09(Tue) 14時頃
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―朝/Antique Amtethyst―
[昨晩は結い上げていた髪は解かれ 露出した白い肩へと落ちかかる。 豪奢な首飾りのようだ。
胸元まで覆うコルセットの紐を きつく引いて縛り上げた。 さながら、否、正しく拘束具。
緩やかに、編み込みの癖がついた銀色を 指に絡めて、眼の前に。 さらりとおちて、 パニエに隠されない 宝飾品じみて白い細い足に 気儘な軌跡を描く。
髪から離れた指は 藍色の花へと伸びた。 色素の薄い睫毛を伏せて、 見つめること、 幾許か。]
(258) 2014/12/09(Tue) 14時頃
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[――少し後。 バッスルのスカートをくるりと締めて
器用に編み込みを作り上げ 即頭部の片側のみで銀紫を結び、 仕上げに藍の花をこれ見よがしに飾り付けた。
日傘を手に、店の外。
号外が届く。 マリーベルの話題は一瞥 sevenの話題は書かれておらず。 ――紫水晶の双眸を細める。]
(259) 2014/12/09(Tue) 14時頃
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― →広場 ―
[なけなしの硬貨でパンを買った。それも焼き立てふわふわじゃなくて、冷たくて硬い露店のパン。1人で食べる焼き立てのパンなんて贅沢だから。]
ふふー、よく噛んで食べなさい、なんて あの子たちに言ったっけなー!
[よく噛めばお腹が膨れるね!なんて無邪気な顔を見せてくれた上の妹を思い出す。元気にしているだろうか。最近思い出すことが増えてしまって、会いたい気持ちが募っていく。]
…、まだ時間あるかな。
[そのためには働かなくては。朝早いからか機械人形の歌声はまだ響かず、白い蒸気がうっすらと支配する広場>>2:73でパンを一口、二口。]**
(260) 2014/12/09(Tue) 14時頃
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―朝/Antique Amtethyst前の通り― [――確かにsevenは謂ったのだ。
「宝石商の息子に見られた」と。
それなのに。 それなのに、だ。 何の知らせもないままか。 怪盗は見事逃げおおせたか? 硝子の靴は盗まれないまま?]
――、不思議なこと。
[口元に指先を添えて、 細めた眼で、道の先。 アリウッド家の在る方を流し見た**]
(261) 2014/12/09(Tue) 14時半頃
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──さて。
[衣服を改め、普段どおりの服装に。また、家を出て。 ひとつ、探すものが出来た。 いささか、刊行が古い。商店街の本屋には、期待出来なかろう。 数多書籍を収める大学の図書館ならば、或いは]
(262) 2014/12/09(Tue) 15時頃
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/* がんばるよ、 お手伝いだもの がんばるすごくがんばる
(-280) 2014/12/09(Tue) 15時頃
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[話したのは、コンにぃの珍しい温室のことだとか、研究室のことだとか、仔猫の眼の石のことだとか。]
不思議でしょ。
[って。]
(*49) 2014/12/09(Tue) 15時頃
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―翌朝―
[いつもの時間になれば、男はゆるりと目を開く。 目覚めはあまりよくなかった。 けれど起きねばならないと言い聞かせて起き上がる。
金糸雀に朝の挨拶をしようとして、僅かに痛む喉に気付いて触れる。]
ローズ、おはよ…、 んん、ごめんなさい。
外で長く散歩していたからでしょうか。
[昨夜は冷えていたから、と男は苦笑を浮かべる。 喉風邪の前触れか。 それでも早めに対処すれば治るだろう、と。]
(263) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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[顔を洗った後、昨日は着る服を用意しないまま寝てしまったので衣装棚に歩み寄る。 取り出したのは青碧色の少し地厚の上着。 白いシャツの上にそれを羽織り、紫水晶色のチーフを胸元で結ぶ。
身支度を整えて、階下で小鳥と一緒に摂る食事は、 昨日の残りのオニオンスープと、余った具を挟んだサンドイッチ。 そしてアッサムの茶葉に摩り下ろした生姜を加えたジンジャーティー。]
(264) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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[今日の営業は少し遅めにしようか。 紙にペンを走らせ、いつもの時間よりも30分程遅くなる旨を記す。
今日のサンドイッチは薄く切った洋梨とハム、チーズを挟んだものと、 白ワインやマスタードで風味を付けた蓮根と海老のサンドイッチ。
それらの下拵えを終えると、男は褐色の厚手のコートを羽織って外に出て、ドアに紙を貼る。 昼に来るだろうセルマの家へ寄ってその旨を伝えると、声の変化に気付いたようで、 来る時間を少しずらして、いつも働く時間の分はいてくれると言う。 いつもの下拵えなら自分にも出来るから、と。]
――ありがとうございます。
[雇われ人の気遣いに男は微笑み浮かべると、その場を辞する。]
(265) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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[話しているうちに何だか違和感。]
何かあった?
[一応質問だけはするの。 そうして、どんよりの空を見上げて、バイバイってした。*]
(266) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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―街中―
[蒸気機関が動き始め、段々と冷たい空気が温められていく時間。 郵便配達の蒸気バイクが駆動音を立てて駆け抜けていく。 乗っているのはパーシーとは別の配達員のようだった。
そろそろ郵便配達の時間か。
そんな事を思いながら歩いていると、道行く人の手には号外と思しき紙。 人だかりのある方へ近づいていくと号外を配っていた。]
一枚下さい。
[そうして号外を自分から求めるのは、なかなかに珍しい事。]
(267) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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[鞄の中を探したときに、指輪を落としていたことに気付かないまま。**]
(*50) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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/* 写真屋を見て硝子越しの 半眼を向けたいそれくらいはやりたい 牽制し合いな感じが面白そう
(-281) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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[受け取った号外。 >>237そこに書かれていたのは、紫の髪に左目に紅いレンズをつけた女性の。]
マリーベルさんが…?
[彼女の失踪に男は目を丸くする。 昨日はあんなに嬉しそうだったのに。
自発的にいなくなるには理由が必要だ。 ――不安が的中して、誰かに拐かされたのか。 今のところ、身代金の要求はないようだが。]
(268) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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…ご無事でいらっしゃるといいのですけど。
[>>1:582お気をつけて、と見送った男は顔を曇らせる。 彼女に慕われている卿ならば、堂々と迎えればいい。 わざわざ手を汚す必要はないだろうし。
‘失踪事件’。 過去の疵口を抉られたような心地がして無意識に身体が震え、左手で右肩を抑える。 男の顔色は普段よりも白い。]
(269) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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[どれだけそこにいただろうか。 知り合いがいても、話し掛けられたりしなければ男が反応する事はない。
やがて男は蒼褪めたまま踵を返すと、足早に雑踏の中に消える。*]
(270) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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|
[もしもあの人が消えてしまったら。
そんな想いに男は囚われ、心を乱す。 それはとてもとても恐ろしい事。]
(-282) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
|
|
[いなくなってしまう前に、彼を攫ってしまおうか。 誰も、妻も触れられないところに隠してしまえばいい。
そうすれば二人きりでいられる。 ――あの時のように。]
(-283) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
|
|
[その甘美に瞳を蕩かせ、 口元を弧の字に歪める男の頭の中からは、
同じ病魔に侵された哀れな仔猫の事は頭から消えてしまっていた。]
(-284) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
|
|
[やがて、昨晩闇に紛れて見つめていた彼の家の前にやって来る。 家事に励む主婦達はそろそろ食事を作る頃合か。 人通りは少なかった。
高鳴る心臓が落ち着くよう、深く息を吸い込む。 そっと敷地内に足を踏み入れ、ポストに触れて中を改めた。 昨晩に入れた紙片は其処にはなく、クロッカスをあしらった切手の貼られた手紙。 表には女の筆跡で愛しい人の名前が書かれていた。
――送り主の名はルクイース・ファレル。]
(-285) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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|
――…ッ。
[この女があの人の。
その場で破り捨ててしまいたかった。 或いは火を付けて焼いてしまいたかった。
けれど情報を得る為には内容を改めなければならない。 店に戻ってからにしよう。 衝動を押さえつけ、震える指で手紙をコートの内ポケットに収める。]
(-286) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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|
[そろそろ店に戻らなければ。
増えた重さは僅かなもの。 けれどそれ以上に重たい内ポケットを右手で抑え、足早に男は立ち去る。*]
(-287) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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/* ――と、今日落ちも視野に入れつつドーピング。
バッドエンドしか見えない気はするけど、それも楽しむよ! お相手さんが楽しめるといいんですがが。(頭抱え) 如何すれバインダー。
(-288) 2014/12/09(Tue) 15時半頃
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―商店街―
[――くるり、日傘は傾き廻る。 失踪の波紋もどこ吹く風だ。 そんなことは気に留めない。 それは店主にとって重要な事ではない。 重要なのは。]
――おや。
[少し振りに珈琲でも、と 燐蛍亭へ向かう途中のことだった。 >>270フロライトが蒼褪め、駆け去る姿。 どうしたのかと首傾げるも 追うほど急いでいるわけでもなし。 雑踏の中に消えゆくのを見送るのみ。]
(271) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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[とある遠くの失踪事件、 裏世界に通じる店主、 知らぬわけでは無かったとしても
それが今駆け去った彼にすぐ繋がるわけではない。
されど知るなら、そう、知れば。 赤い髪の教員の背を押す様な 囁きに似た声で
縺れる歪み、乱れるこころ、 それも佳いと謂うだろう。]
(*51) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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―商店街―
にゃー
[行きたいところは色々あった。 写真館、薬屋、喫茶店、骨董屋――…
そして、散髪屋。]
(272) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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[きっと、あんなことがあったって、ジルベールはフィンにぃのところで働いてるんだ。
眼のことに気付いてくれたかな? 腕の傷のことに気付いてくれたかな?
お仕事失敗して、フィンにぃに怒られちゃえばいいんだ。]
(-289) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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― →燐蛍亭―
[>>271骨董品屋の店主に姿を見られていた事も知らないで、 開店時間の1時間前に男は買い足した足りないものが入った紙袋を両手に抱えて店に戻る。 コートを二階に置いてくると手洗いなどを済ませ、 エプロンを身につけるとストーブに火を熾し、開店の準備を始めた。
――明日には洗濯をしなければ。 一人暮らしの男は洗濯物が少ないので、数日に一回、纏めて洗濯をしていた。
提示しておいた時間内に準備を終えれば、男はそっと安堵の息をつく。]
(273) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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[深淵を覗く者は また等しく深淵に覗かれている。
――その愉快は、紙一重だと知っていように**]
(*52) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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[いつもより少し遅い開店時間。
訪れる客がいれば、男はいつもの微笑みを浮かべて出迎える。**]
(274) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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/* ニーチェもぶっこんでいくスタイル
(-290) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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[コートを二階に持っていった際、逸る心を抑えて、ペーパーナイフで>>1:458手紙の封を切った。 中に書かれているのは、愛する夫と共に暮らせる事を喜ぶ女性の心。 それが手に取れるようで。]
……狡いですよ、貴女は。
[叩きつけるような音がしてペーパーナイフが机に突き刺さり、手紙を机の上に縫い止める。 ナイフを握る男の口から零れ落ちるのは硬質な声。]
貴女にはあの人は渡しません。 ――絶対に。
[彼の妻であるだけで、妬ましく、厭わしい。 そう紡ぐ声は呪詛のよう。 部屋を出ていく男の花緑青は強い怒りを孕んだ冷たい光を放っていた。*]
(-292) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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|
/* 神は死んだ。 神は死んだままだ。 そしてわれわれが神を殺したのだ。
"Gott ist tot! ! Gott bleibt tot! Und wir haben ihn getötet."
好きなんだけど宗教的すぎてあれかな。 あれだ。もじろうか。
(-291) 2014/12/09(Tue) 16時頃
|
|
[そんな悪いことを考えながら歩いていると、 聴こえる話も悪いこと。
ふられた腹いせに復讐がしたいって。 男の人たちが裏路地に集まってた。
恋人って、何人も居たらいけないんだって。 泣きながら同志よ!とか、慰めあってる。
誰のことかなって首を傾げて。 あぁ、あの金髪のって、思い至った。]
(-293) 2014/12/09(Tue) 16時頃
|
|
[ジルベールの新しいおうちの、すぐ上の階に住んでる人。
偶然? 運命?
夕方近くに、火を着けようって。 すぐに消火すれば良いって、そんなことを言ってる。
………そうだよね。あたらしいおうちなんて、要らないよね?]
(-294) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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|
[かつて鳥籠の中での生活に溺れていた男は、知り合いの失踪の知らせに心が揺れる。
もしもあの人が消えてしまったら、と。 そんな想いに男は囚われ、喪失の恐ろしさに心を乱す。
――誰かに彼を奪われるくらいなら、いっそ攫ってしまおうか。
そんな思いが芽生えた男の二階には、想い人の妻の書いた手紙。 ペーパーナイフが突き刺さったまま机の上に縫い止められている。
――愛しい人を自分だけのものにするにはどうすれば善いのか。
いつもの微笑みを浮かべて客と接しながら、男は嫉妬に胸を焦がしつつ思索する。**]
(*53) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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|
― 広場→燈写館 ―
[もぐもぐとよく噛んで、手を合わせて御馳走様でした。これだけ食べれば夕方まで持つだろう。そうして広場の時計を見ればそろそろ出勤の時間。]
んー! 今日も、ジルガンバル!
[大きく伸びをして、燈写館へと歩き出す。その際落ちていたゴシップ誌>>233。手に取れば孤児院への寄附を募る広告があって、目を細めた。]
(275) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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|
/* ジルベール広場か!ジルベール! 久方ぶりなんで コンダクトや赤猫ちゃんにも逢いたいよ
あと薬屋なんだけど あまり時間を拘束したら いけないよな……
あとお医者先生は学校メインですので わりと遠い…位置的な距離… こっち来ないよな…遠隔で飛ばし過ぎるのも負担だろうし
ジョシュアは頑張れ待ってるよ 怪盗VSって絶対楽しいと思うんだ…
(-295) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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[いいこと聞いたなって、わたしの足は軽くなる。
あのおにぃたちが来るまでに、 燃やしてしまおう。**]
(-296) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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/* ジルベールにごあいさつ と思ったんだけどこれ秘話でなにかしてるかな と思うと遠慮が 遠慮
(-297) 2014/12/09(Tue) 16時頃
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/* 悩んでるあいだに 写真屋の店(変換を覚えよう)に 移動してたーーー!!!
(-298) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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/* ジルしあわせになるんだよ… (なれるのかな (ねこ次第 (なーお
(-299) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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/* 独り言が支離滅裂なのは 色々うろたえているからです
(-300) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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/* 大学に行くのも考えたけど、そういうキャラじゃないよね。 職場に押し掛けるには、もうちょっと病む必要があると思う。**
(-301) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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ー→広場ー
[薬屋を訪れたが早朝はやはり留守のようで ならば昼過ぎにでもまた寄ろうと考える 暖の為に買った缶珈琲を片手に、それまでこの胸の中の子猫を冷やさぬよう何処か適当な店にでも入ろうかと考えていれば、目の端広場に東雲色が映る>>290
蒸気の白が支配する場所、一人きりパンを食べる姿を見て声をかけた]
ジル君、おはよう どうしたんだいこんな朝早くに
2014/12/09(Tue) 16時半頃
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/*タッチの差だった(>_<)
(-302) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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― 燈写館 ―
[3日目にもなればだんだん道も通い慣れてきて、周りに目を向ける余裕が出てくる。きょろきょろしながら歩く異国の労働者は不審に見えたかもしれない。
そんな折、ふと見かけた路地裏にて、男の人が数人集まって話をしているのが見えた。]
(んー。皆、悪いカオしてる。)
[穢い仕事に身を染めているからか、こういうことにはいつのまにか敏感になっていて。話している内容は全く聞こえないが、その顔はなにかしでかそうとしていると本能的に察する。
―――が、止めることはない。自分も穢い仕事をしているから、暗黙のルールだ。]
オハヨウゴザイマース!
[どこか胸に引っかかるものを感じながらも、元気にあいさつをして燈写館の中へ。中には無愛想な雇い主がいただろうか。]
(276) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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―商店街/燈写館前―
[さて、店主にはひとつ、 訪れたい場所があった。
燈写館。
別段何と謂うわけでなし。 気に入る写真が在ればよし。 顔を見てやろうという魂胆もあり。
骨董屋が髪にさすのは藍の花、 ――愉快、とは何処が違うもの?]
(277) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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/* オルエッタがかわいすぎ訴訟
(-303) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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/* んー、妹と、男の人のは、なしか……。 んー。
(-304) 2014/12/09(Tue) 16時半頃
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あれ、首無しの矢印、狂人じゃなくて人狼にささったのかこれ
(-305) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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[店員の出勤から、遅れる事少しばかり。>>276]
Salve(おはよう)、 ジルベールは元気な事だ。 絵は描き足した?
[部屋へをさした挨拶を向ける。 答えられるなら、あの部屋に 少なくとも1度は入っているはずと判断する。 ジルベールの身に奇妙な出来事が 起こっていることは、知らないのだが。]
写真屋、何か佳い作品は できていないのかい?
[店の中。写真屋に向かってそう謂った。 嘘ではない。謂わない理由があるだけだ。 ――分からない、確かめに来た、大したことではない。慢心か。
無愛想で無遠慮な在り様は愉快と思うまま ――紫水晶はふと、白い花の違和感に、一瞬、動きを止めた**]
(278) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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―午前・大学救護室―
[怪盗セブンが人魚の涙を盗み出した翌日に、 その騒ぎの野次馬をして風邪を引いた学生が再び救護室を訪れる。 2日連日クロックワークス社の号外を賑わせた怪盗セブンは、 3日目に沈黙した>>233>>235 買ったはいいがお目当ての情報が無い、期待はずれの号外2つを 救護室のテーブルに置き、本題に移る。 今度は号外を読みながら歩いて、柱に正面からぶつかったらしい]
話し始める順番が違う! 喋るなら、手当てしてる間でもいいだろ!
[何をしにここへ来たのだと。 珍しく声を荒げたのは、ぶつけた箇所が頭部だったから]
(279) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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[流血はなく、よく見ると前髪に隠れた額にこぶができていた。 こぶができているのなら一安心と、ガーゼを水で濡らし患部に当てる]
今日一日はこぶを冷やして大人しくしてること。 吐き気がしたら、無理をせずに医者にかかること。 数日経てば引くとは思うけどな。
[利用届けを書かせながら、言い聞かせる。 深刻になりすぎないように、最後に安心させるように付け足して。 しかし、次の講義の始業の鐘が鳴ると途端に走りだした学生に、 少し頭を抱えつつ、見送った]
(280) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* ちょっとだけね。ちょっとだけ。 邪魔はしない感。
見事に悪趣味ばかり引っかかってる感じする
(-306) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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[救護室に残されたのは2種の号外。 ゴシップ記事の多いクロックワークス社と、 情報により信用性を求める新聞社。
いらない、とは言っていたものの、それらは救護室で保管する。 「捨ててくれ」とは言われていないから、念のため。 テーブルの上では邪魔になると手にとって、何げなく目にしたのは 後者の号外に載る"中流貴族の娘の失踪"事件>>237]
―――…失踪、か。 親御さんも心配だろうな。
[マリーベル・エントワース。 男には耳になじみのない名前だが、 彼女がこの商店街で目撃されていたと聞けば世間の狭さを感じる。
新聞に躍る文字の既視感は、最近思い出したからだろう>>0:1020 彼女が無事に見つかることを願ってやまない。 記憶の彼は、確か見つかったはずであったから>>1:206 **]
(281) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* 僕はなんにせよ、 おちるときには連れて行ってもらえないのだし。
そしたら存分に きらい、ってする 美味しい
(-307) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* いい先生だね
拉致されるけど。
(-308) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* ニャルラトホテプニャルラトホテプ(魔法の言葉**
(-309) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* フロライトさん怖い、素敵。 がんばって抵抗する!
(-310) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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[自分が扉を閉めた後、再び扉は開かれた>>278。そちらに身体ごと視線を向ければ、いつみても優美な佇まいの骨董屋が。]
さるべ! ふふー、ジルは元気だよ!
[慣れぬ挨拶を返し、浮かべるは満面の笑み。朝の気怠さなど感じさせないつもりだった。しかし部屋に話題が移ればそうはいかず。]
お部屋!素敵な絵だった…んだけど、、 んー…
[絵を絶賛したのちに、しばし口を噤む。思い出すは今朝の不思議な出来事と痛む傷。相談しようにもなんといえばいいのか。なんとも説明のしようがなくて、視線を揺らす。]**
(282) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* ほんっと大学の救護室遠い。変人の代償****************************************
(-311) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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/* うっかり名前呼んでたしまった。
坊やだな、坊や。
名前は余程じゃないと呼ばないつもり…… たまたま、たまたま。
(-312) 2014/12/09(Tue) 17時頃
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とゆことは従来の突然死でちまった時のカバーはむりやな…
まま、今回はないこと祈ろう、うん
(-313) 2014/12/09(Tue) 17時半頃
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―朝・自宅―
[窓から差し込む朝日に、目を細め。
時計を見れば、 まだ寝ていても問題ない時間であるが。 肌を刺す冷たい空気が、それを許さない。
何度か布団の中で身じろぎをした後。 ぼさぼさの髪を手で梳きながら、 起き上がる。]
寒…………。
[いつものように、 顔を洗い、着替え、パンを食べ。 そうした頃には、すっかり目は覚めていた。]
(283) 2014/12/09(Tue) 17時半頃
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―朝・商店街―
[まだ人通り少ない商店街へ向かったのは、 久々に、朝刊を購入するため。 気が向いたとき、 暇つぶしにと購入することがままあった。
ここ数日、怪盗が話題に上がっていたが、 さて、今日はどうだろう。
結果からいえば、 つまらない話>>233ばかりであったのだけれど。 ひとつ、大学教授の話題だけは、脳の片隅に。]
(284) 2014/12/09(Tue) 17時半頃
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[この時間、開いている店は多くない。 インクを買い求められる時間でもないし、 写真を取りに行ける時間でもない。
新聞片手に来た道を戻ろうとした、ところで。]
………… ?
[ふと、振り返る。 誰かに見られているような気がして。 しかし視界に誰かが映るような事もなく、 気のせいだろうと、歩き出す。]
(285) 2014/12/09(Tue) 17時半頃
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―自宅―
[震える指で鍵穴に鍵を差し込んで、 軽く回せば、かちゃりと小さく音が鳴る。
――何故だろう。 やはり、背後が気になる。
振り返っても、誰も、何もいないのに。 纏わりつくような、視線が。]
気のせい、だよな……?
[理由も分からない、ただ、漠然とした不安が、 青年の胸の内に燻り始める。
何故、分かりもしない、 目に見えないものに不安を抱いているのか。 それすら、分からないまま。
その不安を振り払おうとするかのように。 部屋へと飛び込み、文字の羅列を追い始める**]
(286) 2014/12/09(Tue) 17時半頃
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逆に私がジョシュアをストーキングもできるっちゃできるのだよな。 金持ち嫌いな恨みからの最終的に愛情~であれば。
しかし、それで浮上できるのならメモ更新はありそうにも思う。 だもんで、浮上してくれたらひとまず様子見つつの私からもリードを投げてみて、それでも難しそうなら窺い立てしてみよう。
(-314) 2014/12/09(Tue) 18時頃
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ー午前:Misty rainー
[植物の世話を終え、昨日フロライトから貰ったアドバイス通り薬屋へ ついでにパン屋に寄って差し入れも買ってくればドアを開ける 新しくバイトに入った留学生とは顔を合わせたか、どうか]
マニュ君マニュ君おはよー 今忙しいかな?忙しくなかったらちょっと相談があるんだけど
[胸の中の子猫を抱きかかえながらきょろきょろ、周囲を見渡す 客が他にいないのを確認すれば口を開き]
あのさ、この子――俺の新しい家族なんだけどね ……これ
[指腹で片方の目を擽れば、現れるのは青銀の鉱石]
フロラさんに聞いたら、マニュ君に相談したらいいってアドバイスを貰って この子にいい薬とかないかな
[そう、尋ねた]
(287) 2014/12/09(Tue) 18時頃
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/* オルエの対応したあと燐蛍亭→Misty rainって行ってみるかな。 コンダクトと初遭遇出来るかは流れ次第で。
(-315) 2014/12/09(Tue) 18時頃
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―午前・大学構内―
[クロックワークス社の号外を配る配達員を無視して、商店街を走り抜け 人が多くいる大学の構内まで走りきれば、へたりと地面に座り込む。 その様子に友人は心配して声をかけてくれたけれど なんでもない、少し走ったから疲れただけと誤魔化して笑顔を作る 暫くすれば立ち上がって、走ってる最中捨てられず握っていた紙を見て]
……やっぱり、誰かの悪戯だよね。
[郵便受けに入れられて、くしゃくしゃに丸めた紙。それを屑籠へと捨てる。 前にも1度、隣の住人と間違えられて配達物などを受け取ることがあった。 だから、きっとこれもそう。視線は気のせい、動物がいただけだろう。
講義まで時間はある、さて何をしようか。*]
(288) 2014/12/09(Tue) 18時半頃
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― 屋敷を出てすぐ ―
これは、オルエッタ。 おはようございます。
[門を出てすぐに出会ったのは、見慣れた赤い髪>>252。]
……もしかして、遊びにいらしたのですか?
[気付けば、彼女の足元には猫が一匹。 なんとなしにしゃがみ込んで眺めてみる。 ときどき屋敷にも侵入してくる、この辺りの猫だろうか。]
(289) 2014/12/09(Tue) 19時頃
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[オルエッタの話は、アンダンテの知らないことばかり。 いつもいつも、とても興味深いもの。]
[そんな話の中に"彼"がいたことに気づくのは、もう少し先のこと。]
(*54) 2014/12/09(Tue) 19時頃
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[しばしの雑談の中、オルエッタから寄せられる疑問>>266。 "何か"とは曖昧で、どんな過去の事象を指すのか分からない。]
……ええ、今日は少し――人探しをしていまして。
[けれど、アンダンテにとって直近の重大な出来事はひとつだけ。]
それで、街を探しまわってみるつもりなのです。
[もっとも、名前も見かけも知らない人だから、 こうやって自分の足を使って探すしか無いのだ、と。
鈍色の空を見上げる彼女に合わせて、空を向く。 雨が降ってもおかしくなさそうな、そんな天気だと推測した。*]
(290) 2014/12/09(Tue) 19時頃
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/* ジョシュアがんばれ応援隊 (定期)
(-316) 2014/12/09(Tue) 19時頃
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― 別れた後 ―
[さあ歩みだそうとして、足元にきらり。 拾い上げてみれば、これは――?]
オルエッタの落し物でしょうか。
[きっと今からオルエッタを追いかけても間に合わない。 なにせアンダンテは走れないのだから。]
……。
[探し人を優先するか、オルエッタを探してこれを返すのを優先するか。 機械の回路は、どちらがより合理的かを取ろうとして。
結局、両方探せば問題ないじゃないか、と結論。 そうして再び歩き出した。]
(291) 2014/12/09(Tue) 19時頃
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/* あんだんてかわいい
(-317) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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― 商店街 ―
[粥を食ったら布団に包まって寝よう。 袋に入れて貰った野菜と共に そう思いながら歩いていると、先をゆくゼンマイ付きの後頭部>>291]
……おや?
[機械人形のゼンマイを何度か巻いたことはあった。 それも、月に一、二度の買い物の時。>>0:53 今日は、石炭も清掃用具の買い足しなども彼女の手には無く。 向う方向もマーケットでは無いように思え、]
アンダンテ嬢、こんにちは。 買い出しですか?
[帰りの岐路までならと、後ろから声をかけて歩み寄る。 外見型は女、機械人形である彼女もレディに分類されていた。]
(292) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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/* たぶんあのねこを ころしちゃうのがヤン
ねこ かわいい
(-318) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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/* ニャルラトホテプ… (気合を入れる魔法の言葉)
(-319) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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―午前・大学救護室―
先生、いますか?
[最初の講義を終えてすぐ、顔を出したのは滅多に訪れることのない救護室。 すれ違いざま、走り去っていくどこかの学生を見送れば>>280、先客はないようである。]
すみません。大したことはないんですが、 足をぶつけたみたいなので湿布をもらえますか?
[差し出した足の甲、いっそ鮮やかなほどに刻まれた紅色は 分かる者が見れば所有の証。 それさえも知らないままで、気付かぬままで、 秀才、と褒めたたえられるその裏腹の無知と幼さをさらけ出す。]
(293) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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という所の表明までしか今の私にはできねえなあ…。 benicoさんだと思ってたけど、ここまで浮上ないのなら 違うんじゃないかって気もしつつあるのね。
だもんで、マジでリアル不幸ではないかとビクビクしてる私です。
(-320) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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[その痕を見た保健医がどんな反応と感想を抱いたのか。 狼狽え、学生の不行状を疑うにしても、あまりに無防備な様子に何を思ったか。
それにさえ気がつかず、傍らに置かれたクロックワークス社の新聞とその号外。 何気なく手に取って、一面を見た瞬間、息をのんだ。 そこにあるのは連日街を賑わせた怪盗の記事ではなく、 ありきたりなゴシップ。けれど、その名前が問題だった。]
…嘘。
[茫然と呟く。 失くした紙片に書かれたのはたしかにかの教授の名前。
瞳の色が珍しい、と覗き込んで。 決して無視できないような数字を提示した相手の名は、 さして需要さえもないだろうに、確と紙面に刻まれていた。]
(294) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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― 商店街 ―
[探し人を求めて、ゆっくりと歩きまわる。 しかし大通りは使わずに、敢えて通ったことのない細い路地を選んで。 もちろん、今度は迷わないようにマッピングしながら。]
……。
[路地を抜けると、そこは見覚えのある商店街。 ここは知っているからと、踵を返そうとして。]
こんにちは、メルヒオル。
[もう一度振り返えれば、見知った散髪屋さんの姿>>292。]
いいえ、今日は人探しをしています。 二人ほど、探している人がいるのです。
[斯く言う彼は買い出しのようだったか。]
(295) 2014/12/09(Tue) 19時半頃
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人探し?
[>>295主人の命令で動く筈の機械人形。 まるで、彼女の意思が稼動を為しているとも取れたが、 物の借用でもしたのだろうかと、特段気には留めず。
寧ろ、人間の思想が絡まぬ機械の意思が彼女の足を 動かしていると悟れたら、リスペクトしかねない。]
ほうほう、そうでしたか。
どなたとどなたをお探しですか? お力に為れそうなら、お手伝いしますよぅ
[同行しても良いし、別で探してもいい。 何れにせよ、粥と風邪の事をひと時でも吹っ飛ばしたのは、 謳う機械人形よりも、精巧な出来栄えである アンダンテに会えたからであった。]
(296) 2014/12/09(Tue) 20時頃
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[夜な夜な相手を変えて安宿へと連れ込む、 その堕落した姿を書きたてる記事に、何かタイミングが違えば 自分がここに載せられていた気がして、ぞっと背筋を冷たいものが走った。 同時に、そうはならなかった安堵と。
様子のおかしい学生に、グラディスは体調を心配しただろう。]
最近寒くて、それですこしおかしいのかも。
[何でもない、それで済まされる範疇のことだと笑った。*]
(297) 2014/12/09(Tue) 20時頃
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―午前・大学図書館―
――これと、それと、これにこれも。
[探していた本のほかにも。神話や童話、御伽噺や怪奇伝説の類を何冊か借り出した。
司書には珍しい目で見られたが、実のところ、歴史と関係がないわけではない。
古代の神々が自然現象を象徴したものであるのと、同じこと。 実際の出来事が語り伝えられるうちに、物語などのかたちをとることは、ままある。
たとえば、南の群島地帯に伝わる創世神話。 神が蒸気を集めて固め、島々を創ったという伝説。 これは、海底火山の噴火で新島が生まれた光景を伝えたものだという論がある。
たとえば、東の国の御伽噺。 水龍を従えた王様が、民に幸福と繁栄をもたらしたという童話。 それは、大運河の掘削で領内に水運と用水をもたらした歴史上の王がモチーフとされている。
と、そのようなことを、司書ほかの意図を訊ねてくる相手には応じておいた]
(298) 2014/12/09(Tue) 20時頃
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/* ヒメウツギの花言葉は… [じたばた]
(-321) 2014/12/09(Tue) 20時頃
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お手伝いいただけるのならば、とても有難いです。 しかし、メルヒオルはお忙しいのではないのですか?
[彼の持つ荷物を眺めながら>>296。 ともあれ、探している人については伝えておこうと。]
探しているひとりは、オルエッタという少女です。 屋敷で落し物をされたので、それをお返しに。
[大通りを使わなかった理由の一つ。 彼女のことだから、人目につかない道を使うだろうと推測していた。]
もうひと方は、名前の分からない方なのです。 そのため、こうして歩いて探しまわっています。
(299) 2014/12/09(Tue) 20時頃
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[そこまで言って、一瞬の疑問。]
…………?
[わからない?そんなはずはない。 アンダンテはご主人サマの本名を知っている。 アンダンテはご主人サマの姿形を知っている。 記録回路の中に、こうして――]
――――――――。
[中枢でザザッ、と音がするような感覚。ほんの僅かなノイズ。 瞬間、疑問は吹き飛んで、主を探すという行動方針だけが残った。]
(300) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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/* 決して本気にならない相手という チョイスもありうる。 なるほど [考察注意]
(-322) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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/*予測変換の暴走
中な、中
(-323) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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/*
ストーカー成功先どうするか 吊り先って事なんだけど
(-324) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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ー→こちらスチームパンク派出所ー
[薬屋から出て向かった先は派出所 案の定そこには子猫を連れてきて可愛がっている同僚2人がいた 何してんの?と声をかけると警部からどうやら2人も休みを貰ったらしい しかし他の婦警の目もありずっと寮の中というわけにもいかず、こうして派出所の休憩室で猫と戯れて和んでいるということらしい
一緒に愛でようと声をかけられたのでクレースも一緒に蒸気床暖房マットに降ろせば兄弟猫とにぃにぃ戯れている。此処が天国か
暫く和んでいれば物陰から何か視線が……振り向けば其処には警部がいた]
……こっち来ます?警部
[行ってやらん事もない、とばかりの態度で此方に近寄る警部 但し顔はでれっでれなので意味がない
暫く4人で猫の戯れを眺めていたが――そろそろ昼食の時間やない?という同僚の1人の言葉に、解散という流れになる この際暫く有給とろうか、なんて4人で話しあいつつ派出所を後にする 子猫をインバネスコートの内に入れ、柔らかく抱きながら片手運転 商店街へと蒸気バイクは風を切って走るのであった]
(301) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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いえ、今日は店をさぼって寝るつもりだったので、 是非お手伝いさせて下さい。
広い街でもありませんし、どなたか解れば そう時間は掛からないでしょう。
[>>299買い物の荷物はあれど、重くて動けない程ではなく。 風邪が悪化しようが、それは自己管理の不足でしかなかった。 人間の頼みなら、用事を並び立てて断る所ではあるが、 師の再生を機械人形に託す狂信思想者にとって 機械人形が困っている分には放ってはおけない。]
それは素晴らしい。是非返して差し上げるべきです。 オルエッタ、ですか。彼女は見かけていないですねぇ。
孤児院に行けば会えるのか…… あぁそういえば。 明るいうちに店に来いと伝えましたけど、 今日来るかどうかまでは。
[落し物を届けようとするなんて、なんと善意的。 行為の比重では無く、機械が物を返す為に働くという その行動自体に、感嘆の溜息をついた。
分厚い眼鏡の下で、感動を覺え金目を輝かせたが、 名前の判らない人物を探していると聞けば、首を捻り。]
(302) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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/* アンダンテ、 壊れたらコンダクトも壊れるよ 壊れないようにおいのり
(-325) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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/* キャー コンダクトさーん!
両さんみたいな刑事はいないの
(-326) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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どんな服を着ているか、どんな髪型をしているのか。 若者か、おじいさんか。わかる特徴はありますか?
[機械人形が瞬間的に停止をしている間も、 睫毛の角度と輪郭の見事さ、髪の毛の質の良さを観察し、 カメラを持って来るべきだったと、大層後悔していた。]
(303) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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やべえこれ オルエッタをお嬢付けしてないの違和感マックスハートや
(-327) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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投票どうするかなあ 今のところどこも落ちる感じしなくてふむう
(-328) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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/* ジョシュアくん、無事だと良いなぁ。 悩んでもコアの厚い場所をロックしたと云うことは、 十中八九、身体が空かなくて村に来れないんだと思うんだ。
メルヒオルは動きも上手いから、遣り繰りしてるけど、 御二人とも、心も身体も無理はしないでね。(もふもふ)
(-329) 2014/12/09(Tue) 20時半頃
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―昔のお話・幼馴染との別れの日―
[その日は、駅から汽車に乗って別の街へお出かけする日だった。 暫くはもう故郷のこの街に帰ってこれることができない、お出かけの日だった。 自分の荷物が入ったトランクを手に持って、別れを告げにきてくれた幼馴染の家族に最後の挨拶をする。
親同士が他愛のない話をしているのを横目に 一つ下の、弟のような幼馴染と自分も何か話を使用かなと口を開こうとするけれど 何か話してしまっては別れが辛くなって泣き出してしまいそうで ただ黙って幼馴染を見ていたら、自分じゃなくてその幼馴染が泣き出してしまった>>186
少し生意気で、少し変わってて、悪戯小僧の幼馴染がこんなにも大泣きするなんて思わなかった。 自分の大好きな御伽噺を一緒に読んだら、本当に子どもかと言いたくなるようなものに興味を示して ここに興味はないの?と聞いても植物にしか興味がない!と笑顔で言われた時にはすごく怒ってしまった。
だから、こんなに変わってる幼馴染なら自分との別れだって笑顔でさよならと言うんだろうなと そう勝手に思い込んでたから、幼馴染がいかないでと言って、自分との別れに涙を流してくれるのが――嬉しかった]
(304) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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泣かないで、コンちゃん。 私、絶対にこの街に帰ってくるから!
[笑顔を作って、泣きじゃくる幼馴染の頭を優しく撫でる。 せめてお別れする日くらいは、“姉”ではなく“女の子”のように振舞いたかったけれど 今度再開するまで、最後に見た自分の顔が情けない泣き顔だったと記憶されるのは嫌だった
お互い笑顔で別れられたなら、残る記憶もきっとあの頃の楽しかったものばかりだと だから君も笑ってと、まだ、涙を流す幼馴染にそう告げた
暫く、幼馴染の頭を撫でていればもう行かなくちゃ行けない時間になって。 両親の後をついていく自分に最後、幼馴染から聞こえた言葉 いつか白百合よりも美しい花を私にくれると言う幼馴染に、笑顔で手を振って別れを告げたのだった。]
(305) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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――……いつか、か。
[自傷的な笑みを浮かべながら廊下を歩く。 再開してもう3年。昔の約束は果たされないまま、時間だけが過ぎて。 けれど、幼馴染にあんなに酷いことを言ってしまったんだ。自分を心配してくれたのに、それを突っぱねるような形で押し返して。 だからもう自分にそんな花を貰う資格なんてない。そんな思い出を振り返る資格はないんだと、自分にまた言い聞かせた]
(306) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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ー商店街ー
…ん?号外?
[怪盗"seven"も出ていないというのに。銅貨1枚払って買えば、そこにあるのは『"マリーベル嬢失踪"事件』>>237 こんな事態が起こっているのだ。有給は取れそうにないな、と考える 今日休ませてくれるだけでありがたいのだと珍しく上司に感謝しつつ、にぁにぁ鳴くクレースの額を撫でる
アッシュグレイの毛がふわりとして 目の明くのももう少しかなと顔を綻ばせる それは街のお巡りさんの笑顔ではなく、無防備に家族に対して向けられる絶対の愛情であった
新聞を読んでいればふと目に留まったのは散髪屋と機械人形>>292>>295 珍しい組み合わせもあるもんだと思いながら視線を外し、其方に背を向け屋台に売られる小籠包を買おうかと 先程派出所に行った際に、子猫にミルクあげといてよかった そう思いながら]
(307) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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―午前・大学図書館―
[講義まで少し時間がある間、保険医の元へ行って話しを聞いてもらおうかと考えたけれど 朝から利用したい学生の事を考えれば、この時間帯に行くのは迷惑と思って それだったら、今後の為に図書館に行って国々のことが書かれている本が読みたいと 図書館の扉を開いてその本を探そうと]
……フラム先生?
[本棚の元へ向かう前に、司書と話している教員を目にして>>298 挨拶をしようかと近づいたけれど、なにやら難しい話をしているみたいで。 あまり、話の邪魔にならないように、小さな声で二人に挨拶をすれば]
先生も、こういう本読むんですね。今度講義に使うんですか?
[彼の借りる本は歴史や地理の本などではなく、神話や童話。 他にも御伽噺や怪奇伝説の本ばかりで。少し珍しいなと思ったけれど この本は全部、歴史や地理などが関係しているものなんだと ならば、これも彼の講義で使うのだろうなと、一人勝手に納得した。]
(308) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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私から拾ってもいいけど、アンダンテから回収したいよね。たぶん>コンダクト
(-330) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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[ 素晴らしい、美しい、文明最高! 師匠を機械人形で再現した暁には、睫毛をばちばちさせよう。 バスティーユ陥落するまで戦える程度には。 毎日睫毛をブラッシングし、髪も毎日整えてやらなくては。
機械人形オタクは、心のファインダーでアンダンテを 587回撮影していた為に、蒸気バイクの通る音にも、 向けられた視線>>307にも、全く気付く事は無かったが、 “探し人”の名前が判らない彼女は、――さて。*]
2014/12/09(Tue) 21時頃
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[ 素晴らしい、美しい、文明最高! 師匠を機械人形で再現した暁には、睫毛をばちばちさせよう。 バスティーユが陥落するまで戦える程度にはびっしりと。
毎日睫毛をブラッシングし、髪も毎日整えてやらなくては。 その為にも、アンダンテの顔の作りは観察に費やす価値がある。
機械人形オタクは、心のファインダーでアンダンテを 3回撮影していた為に、蒸気バイクの通る音にも、 向けられた視線>>307にも、全く気付く事は無かったが、 “探し人”の名前が判らない彼女は、――さて。*]
(309) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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3回だけかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-331) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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削除発言が生きれば587回も撮影できたのに…。 ようやくヲタク要素が出せて、もう満足なので離脱すべきだろうか…。
(-332) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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/* ベルばら
とは
(-333) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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――ん……、と、ぁ。 あぁ、ラマルチーヌさん。
[気にかけていた相手と、こんなところで出くわすとは。 意外といえば意外だが、学生ならば勉強のために図書館にいてもおかしくない。それは、いいことだ]
講義、ええ。正確には、材料探しですが。 飽きられないよう、たまには、目先の変わった内容をと思って。
それに、まあ。 いい大人が恥ずかしいけど、こういうのも、嫌いではなくて。
[そう、応じた]
(310) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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[言葉を返しながら――、心は沸き立つ。
今朝といい――僥倖というのは、あるものか。
それとも、これが、紫水晶の魔から購った祝福か。
だが、魔から何かを購う代償は、どんなお話のなかだって、" "と決まっているが――]
(*55) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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/* うわっはー!昼間に覗けない日はつらたんだー!
(-334) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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[そうして、ふと。司書から、やや離れ]
――そういえば、その。 答えにくいことなら、構わないけれど。
[問うていいものかは、迷ったけれど。 やはり、知ってしまっている以上は、気にかかって]
最近、悩みとか、あるのかな。
[小声で、窺うように]
……その、たまたま昨日、商店街で。 声をかけようかとも、思ったんだけれど。
[泣いていたとは、余人の耳目もあるからして、直截には口には出さずに目撃を仄めかし]
(311) 2014/12/09(Tue) 21時頃
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[彼が何を思い何を理由にして、アンダンテに手伝いを申し出たのかのかなど知り得るはずもない。 ただ、人の善意を無下にしないのは基本的な"動機付け"のひとつ。]
ありがとうございます、メルヒオル。 それでは、どうかお手伝いをお願いします。
[ぺこり、深々とお辞儀をして。 オルエッタについての情報>>302を聞けば。]
孤児院ですか。それはどちらに?
[そこはまだ知らない場所。 ゆっくりそちらに向かってみても良いだろうし、居なければメルヒオルの店で待つのも悪くない。]
(312) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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もう一人の方は――。
[一瞬の記録を参照して、僅かな情報を捻り出す。]
性別は男性、服装は不明ですが主に緑色の配色でした。 髪型は、やや長い髪を片方に括っていたと思われます。
それ以外に関しては、申し訳ありません、言語化が難しいようです。
[それが難しい理由は、果たして。 ともあれ、実際に見て照合をすれば分かるだろうと推測していた。]
(313) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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―午前・大学救護室―
[学生が置いて行った新聞を眺めていると、次の来訪者が現れる>>293 真面目な奨学生として名高いアングイス・マールム。 手伝いに来たオルエッタを、気に掛けていた学生。 その印象は陰口よりも、教授たちの評価の方が正しかったのだと受け取っていた]
いらっしゃい。 足だね…そこに座って、よかったら見せてもらえるかな。
[見ていた号外をそのままテーブルの上に置き、椅子を勧める。 湿布を、と言われたが、患部は一応確認したい。 床に膝をつき、晒された足の甲を見て、 思わず動きを止め、目を見開く。
白い肌に散る紅は、どう見ても]
(314) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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あ―――、うん。そうだな。 一先ず、これは湿布はいらないな。 気になるなら包帯くらいは巻くけど、痣自体は5日もあれば消えるよ。
あと、俺は黙っておくけど、 こういう痣はあまり人には見せない方が……どうした?
[若いなぁと年寄りじみた事を思いながら、出来る限り当たり障りのない言葉を選ぶ。 無知故か、それともこのような事を日常的に行っている人物なのか。 判断するには、彼について知っていることは少ない。 前者の可能性も考え、忠告をするも彼の視線はテーブル、 正確には新聞に注がれていた>>294]
(315) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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[――ああ、まあ、もっとも、実際は。 目撃ではなく、紫の魔性からの伝聞だが。 彼女にそれを確かめる術もないはずで、ならば、問題もない
そうして、彼女の示す反応を、ひとつ足りと逃すまいと。 あからさまになり過ぎないよう気をつけて、その表情を窺った。
さあ、君は何を悩んでいたのだろう。どうして泣いていたのだろう。 直接それを尋ねることが出来る機会とは、これが魔性が曰くの、僥倖かもしれない*]
(-335) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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おい、アングイス、大丈夫か?
[凍りついたように紙面を見つめるアングイスに声を掛ければ、 しばし遅れて言葉が返る>>297 体調が悪いと言われるも、その反応から真実ではないことくらいは感じ取れた。 しかし、話したくないのならば、深く追求することはしない]
かなり冷えるようになったもんな。 気をつけるんだぞ。 ……――何かあったら、ここに来れば相談には乗るからな。
[感情の乗りきってない笑みに、先日告げたものと同じ言葉を掛ける。 自分にどうにかできる問題ではないかもしれないし、 触れられたくないこともあろう、あまり強くはいわずに言葉を添えるだけ。
彼が何も言い出さなければ、そのまま見送るだろう]
(316) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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/* どこにどう矢印が向いているのかすごく気になる、ね。[フラグ読めない陣営] ぼんやり、ぼんやり。
フロライトさんは11日12日の夜にいないってことは、今日落ち考えてらっしゃる可能性もあるかな? がんばって日のあるうちに時間作るつもりではあるけれど、昼間は数撃が限度なんですよね…うぅ
(-336) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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いえいえ、どういたしまして。
それより今度日を改めても構いませんが、 是非写真を……顔に上半身、引きで最低3枚、 いえ! どうか、どうか1枚だけでも…!
[>>312ヲタク丸出しで告げる様子は、 直に街を離れるという事もあり、周囲の奥様達が 微妙な顔をする程度には、大変気持ちが悪かった。]
孤児院は、この道を通って、 住宅街に差し掛かる手前にあります。
宜しければ、私が見てきますよ。 もし居るようでしたら、あの屋台の辺りに来るようにと伝えましょう
[相手が人間なら喫茶店や何処か室内で待てる場所を告げるものの 相手は機械人形で、寒さに悩む事は無い。]
(317) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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―商店街/燈写館―>>282
冬将軍に凍えてなければよい。
[なれぬ挨拶返す様子には 緩やかに眼を細めた。 部屋について、ジルベールは言いよどむ。 その理由、魔性と呼ばれたとて千里眼ではない。]
――? だけど、なんだい。
[問いかけの返事を、待ちながら。 揺れる視線に、さて、一考し]
仕事が終わってから 聞いてもいいけど。
(318) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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飽きられないようにって……先生の授業はそこまで退屈ではないと思いますよ?
[そう、確か幼馴染だって彼の講義を聞きたがってたはず。 そんな人の講義が退屈だとは自分は思わない]
恥ずかしがるなんてことないと思いますよ? 私、こういう本好きですし。神話とか、童話とか……読んでるととても楽しくて。
[特に御伽噺は、主人公の隣でその世界を堪能できたりして、それが凄く好きで。 この歳になると、そういう本が好きだという人はあまり見ない所為か、嫌いではないと言ってくれた教員に笑顔を見せる]
(319) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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はい?なんでしょうか……?
[答えにくいなら、と言われては何か聴きたいことでもあるのだろうかと首を傾げる。>>311 直後、聞こえてきた悩みという単語に]
いえ、悩みとかは別に……
[窺うような声に、否定しようと どうか心配しないで欲しいと言おうとしたが、商店街で姿を見られていたことを知れば 変な誤魔化しは通用しないなと]
……実は、昨日幼馴染と喧嘩しちゃって。
[どうして、喧嘩してしまったのか理由はいわないで。 酷いことを言ってしまったんだと。告げるその表情は苦笑い。]
(320) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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―昼過ぎ―
[普段以上に立ち回るセルマのお蔭で滞りなく、男は珈琲や紅茶を淹れる事に集中していれば良かった。
ピークを越えて客もまばらになった頃、不意に電話が鳴って大学の助教授から連絡が来る。 仕事に追われていて昼食を食べに行く時間がない。 少し遅まきだが、サンドイッチの配達を頼めないだろうか、と。]
――はい、畏まりました。
[店内の客の数も今なら少ない。 この時間ならいない間の留守番などはセルマにもが出来るし、この店の目玉である珈琲は男が居なければ注文する客は少ないだろう。
ついでに少し気分転換でもしてくればいいと言われ、男は気を使ってくれる彼女に感謝を込めて頭を下げた。]
(321) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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それでは、いってきます。 留守番をお願いしますね。
[やがてサンドイッチを作り終えた男はそれらを丁寧に籠に入れ。 エプロンを脱ぐと、褐色のコートに袖を通して街中へ。*]
(322) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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/* 店主、昼間に店を開ける。 (;´・ω・)割とお客さんが来てくれたから忘れてたけど、stkするには拘束時間割と長いんよね。
会えたらいいし、会えなかったら空き時間を埋められるかなって。 アンダンテさんの姿は見えるからほっとしたけど、ジョシュアさんとか大丈夫なのでしょうか。
(-337) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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ふむ…。全体的に緑色、髪を束ねて……。 緑、男性で長髪。
いつもその格好をしているのなら、 警官のコンダクトさん?
[>>313特徴を手繰り合わせ、一人浮かんだ顔を思い浮かべる。 と、屋台を指させば当人が居た。]
えっと、あの人では無いですか? [もしそうであれば、何故警官に用事があるのか。 迷子になっている所を拾って貰ったとか、 感謝のお礼に探しているだとか。 妄想を掻き立てるだけで、余計に賞賛の雨霰。
もし該当なる人物がコンダクトで間違いなければ、 良かったですね、と微笑んで一人孤児院へ赴く心算 オルエッタが既に孤児院を出ていると、知らぬ故。]
(323) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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/* 燐蛍亭にお昼食べに行くロル書いてたら。ら。
(-338) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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[向けられた笑顔>>319に、半瞬、目を丸くして]
良かった、笑われなくて。 実は、子供の頃、こういう話が大好きで――、ね。
――伝説上の都市。そういうのを、いつか見つけてやると夢に見ていた。
[そう、ひとつ息を吐いて]
歴史もね。こういうのの、延長みたいなものだから。 いまはいない人々、いまはない街や国、そこであった出来事を追っていく――って。
[その言葉には、たぶん、嘘はない。 研究者となったいまでは、単純に好き嫌いで語れる立場ではいられないけれど]
(324) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[優しい両親に手を引かれてやってきた光差す新緑の眸。
鉱山を掘り返し、伐採を代償に、燃料を手に入れてきた街では、 既に歴史書の中にしか存在せぬ遠い色合い。
奇異なる眼差しに惹かれ、対の眸を同じ視座まで下げ、 年端もいかぬ彼を、真正面から覗き込んだことを覚えている。 平均身長をゆうに超える長躯が、少年の前に片膝を付いて、 そっと伸ばした指先は、まだ若かく、人の熱を有していた。
柔らかい頬を指腹で擽っても、冷たさに少年が飛び上がることもなく、 男は硬質な湖水色の双眸を少し撓めて見せた。]
―――…はじめまして、アンジー。 俺はしがない写真屋さんだ。
[自身の肩書きを曖昧に括ったのは、それが最初で最後。 技に対する矜持より、幼い彼を想いて言葉を砕いた。 人の耳に如何聞こえるかを考慮して唇を開くことなど滅多に無い。 けれど、彼にはつい理解を求めた。
ぱちくりと瞬く眸が、あまりに己と言う人間を見透かしていたから。 幼い愛称を呼ばれ、彼が見せたはにかみを、己は生涯忘れない。*]
(-339) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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― 過去:ある永遠の誓い ―
[それは己がマールム家の肖像を現像し終えた翌日のこと。 現像液に浸して、肖像を引き伸ばし、世に生んだ自身の傑作。
男は芸術家を気取らない、その像には美は無い。 男は報道家の真似事をしない、その像に衝撃は無い。
だが、初めて金銭と引き換えに仕上げた一枚は、 己の腕を超える一瞬が、確かな永遠として切取られていた。]
(-340) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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―午前・商店街→薬屋『Misty rain』―
[青年の手には紙袋。 その中には、暫くの食事となるパンと、 雑貨屋で購入したインク瓶。
手紙に書き記すことは、未だ決まっておらず。 故に、写真を受け取りに行く事も、憚られ。 便箋の半分くらい埋めることが出来たらば、 無愛想な写真師のもとへ、向かおうと。
このまま、薬屋へ向かおうか。 荷物のひとつくらいは 置かせてもらえるだろうと考えながら。]
あ、
[店の前に着いたのは。 青年の苦手としている刑事>>287が、 丁度店での用事を終えて、出てきた頃。]
(325) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[覚めやらぬ興奮と言う感覚を抱いたのは初めてのことだ。
最初の仕事だ、丁寧な手順を経たのは自覚があった。 程よい緊張感と共に金翠色の眸を覗いた達成感。
男は平たいケースに額縁入りの肖像を収め、 居ても立っても居られず、マールム家へ脚を踏み出した。 自身の傑作を誰かに評価されたかったわけではない。
ただ、あの蛇珠の眸に、見てもらいたかった。
中央都市で修めた優秀な成績も、実技の巧緻も、 誰に見られずとも、評価されずとも、僅かも気に留めなかった男。 されども、この時ばかりは、まだ十年生きない少年に、 これが自分の本質であると、見て欲しかった。]
(-341) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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―午前・薬屋『Misty rain』前―
[一度、ぱちりと瞬いた瞳は、 彼の抱えている小さな猫へ。
何せ刑事と猫が結びつかないものだから、 どうしても、目がいってしまう。 猫が嫌いでない(この場合好きの意)というのも、 理由のひとつではあったが。]
どうも。
[気まずそうに、刑事へと挨拶をひとつ。 猫からも視線を逸らして、 店内に入ろうと、扉へ手を伸ばした*]
(326) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[異常者の声に不意と脚を止めたのは、偶然に近い。 されど、聞こえぬほど小さな呻きは、 気の所為だとその場を過ぎさせなかった。
覗いた暗い路地裏、 細い手足に、覆いかぶさる黒い影。 石畳に広がる黒髪と、煌くナイフが見えた。
瞬間的に視界を覆ったのは、美しい新緑の色ではなく。 我を忘れた真っ赤な真紅、
後先考えても一度きりの、憤怒の色。]
(-342) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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……はむ……んむ?
[小籠包を頬張っていれば何やら視線、というか指差されている様気配を感じて>>323 散髪屋と目が合えばお辞儀を1つ 懐ではまだ目の明かぬ子猫がにぁ、と鳴いている
先日整えられた髪は酒に数日溺れていない事もありボロボロ状態には未だなっていない
当人の脳内でのアンダンテへの賞賛っぷりはしらぬまま、もし去ろうとするならそのままひらりと手を振るだろう さて、彼の隣にいる機械人形の反応は、果たしてどうだったか]
(327) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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アンジー、―――…アンジー、 眼を開けてくれ、息をしてくれ。
[陥没した異常者の後頭部からは止め処なく血が溢れ、 男の右目からも鮮紅色の涙を流している。
咽返るような鉄錆の匂いすら無視をして、 両腕に抱える幼い少年を揺すり、喪失を恐れる低音が繰り返す。 彼の頬に降る生暖かい雫は鮮血であった。
何より保護せねばならぬ商売道具を半分を失って、 それでも尚、案じるのは我が身ではなく、幼い彼だった。]
アンジー、君から眼を離した俺が悪かった。 もう、二度とこんな怖いを想いをさせぬから、どうか。
[遠い意識の中で、謝罪と後悔と悲哀の入り混じる声が反響する。 彼の双眸に映らぬ誰かが、塩水よりも辛い涙を零していた。]
(-343) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[どうか、と緋色を零して呼気を分けた。 彼の肺腑に落した酸素は、焼けるように熱く、 両腕は常の男から想像し難いほどに震えている。]
俺が、君を永久に、護るから。
[狼狽隠して息吹を吹き込み、誓うように彼の名を呼んだ。
恋も知らぬ、女も知らぬ、 穢れなき彼の唇は、熱い血味の接吻を知っている。 彼を生かしたがる、誰かの病める熱情を知っている。*]
(-344) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[―――彼の家に飾られる家族の肖像。 硬く軽い額縁に納まり、厳かな様相。 されど、右角にほんの少しの欠けがある。
何時から欠けて居たのかは―――、誰も知らない。*]
(-345) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[悩み>>320は、そう。ああ、成る程と思わなくもない]
――ああ、そういう……、喧嘩、うん。酷いこと、か。
[幼馴染と、喧嘩。苦い笑みは、見ていたくなくない。ひとつ、頷いて]
あんまり上手くは、云えないけれどね。
酷い言葉だと、自覚があるなら。 どこがどう酷かったのかも、判っているはずだから。 それなら、どこをどう謝ればいいかも、自ずと判るんじゃないかな。
[思案げ思案げ、言葉を選んで]
――謝るべきところは、謝って。 でも、喧嘩で、片方だけが悪いとは思わないから。 だから、君が謝ってもらいたいところは、相手にそう伝えて。
そうしたら、だいたいは。
(328) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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―大学・門前―
[注文をしてくれたのは2年程前に着任した文学部の助教授。 未婚で一人暮らしの彼は研究に熱心過ぎるきらいがあって。 昼食を食いっぱぐれた事に気付いた時や夕食時などに、喫茶店を利用してくれている。 今日も研究に励んでいたところ、次の担当のコマまでの時間を失念していたらしい。 そこで燐蛍亭のサンドイッチの事を思い出したのだという。 来てはみたものの、男はまともに大学に足を運んだ事がない。 文学部の教員準備室を探そうと思うが、]
…3号棟というのはどれでしょうか。
[赤煉瓦の建物だ、と言われたが似たような色に見えて。 暫し途方に暮れる。]
(329) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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―午前:Misty rain―
[丁度、空色の髪と鉢合わせ>>325 懐抱えた家族を、無意識に彼の瞳から遠ざけようとインバネスコートの襟を整え子猫の顔を影に隠す
とっさにお巡りさんの笑みを向けるも それは柔らかなのに子猫に向けるものとは違い酷く冷たい印象を与える
自分の上に降りかかった影が面白かったのか もぞもぞ、と懐で動く気配がしてぴょこんと顔を出した猫はどうやら見られてしまった様子>>326]
ああ、どうも 薬屋に用事というとお風邪ですか? 学生さんだし体調に気を付けてくださいね 最近風邪流行りですし
[内心少しだけ苦笑しつつ、勤めて平然とした声をかければさて彼は反応したかどうか 彼がそのまま店内へ入れば自分も背を向け商店街へと*]
(330) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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―昼過ぎ・大学救護室―
[学生が来れば手当てに介抱、時折雑談。 新聞は預かったまま、テーブルの隅に置かれている。 午前の講義が終わっても、件の学生が取りに来る様子はない。 これは本当に体のいい屑籠扱いかと思うも、 今日いっぱいは取っておく。 一応最新情報だし、自分が買ったものではないから。
途切れた学生の波に、時計を見れば昼食の時刻を過ぎた頃。 今日は学食で済まそうか。 白衣を脱ぐと戸締りをして、救護室を後にした。
今日のランチはまだ残っているだろうか]
(331) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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/* 返しにくい秘話にしたって程がある。
もう、22時とか。
(-346) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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/* うちの子猫が可愛すぎて冬(BYコン) この子と1人と1匹でランデブーランデブーって感じしかしない
(-347) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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うん……だいたいは、そう。きっと、仲直り出来ると。 まして、うん。お互い知っている幼馴染なら、ちゃんと話せば。
[なんて――人付き合いのあまりない自分が、云えた義理でもないのだろうけれど。
でも、人が集まったのが国で。国と国の関係が外交で。 外交でまず大事なのは、互いの理解。
なら、逆もまた然りで。 国と国との関係で、大事なことは。きっと、人と人とでも同じことだろう。
そういうことくらいしか、歴史学者にはアドバイスできないけれど]
(332) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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コンダクト……。
[その名前に聞き覚えは――あった。 オルエッタから、話の中で何度か出てきた"コンにぃ"その人だ。 しかし、彼が私の求める人なのかはまだ分からない。]
…………? [そう思っていたけれど、メルヒオルが指さした方を向けば。 ――琥珀の瞳は、何度か瞬いて。]
はい、あの人です。 まさかこれほど簡単に見つかるとは、思いませんでした。
[まさに灯台下暗しと言うべきか。]
(333) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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―昼過ぎ・大学構内―
[学生食堂へ向かう途中、ふと目に入る門前の青年>>329]
あれは……フロライト?
[いつも店で見ているエプロン姿とは違い、外出用だろうコートに身を包んでいる。 雰囲気は少し違って見えるが、青磁色の髪は間違いなく彼だろう。 何故大学に来たのか、理由はわからず]
おーい、フロライト、どうした?
[きょろきょろと戸惑う彼に 話しかけるため、手をひらりと振りながら門前へ]
(334) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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/* 誰吊りだ…(真顔)
(-348) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[メルヒオルのに会釈をしていたが ふと、琥珀が此方を向いた気がした>>333 澄んだ大粒の宝石の様な瞳が此方をじっと見て
明るい杏色の髪が風に揺れる様子に、少しだけ母を思い出す ――が、年がまず違うしそもそも母の瞳は銀青色 過去の追想を振りきれば此方を見る機械人形にも会釈を1つ、返したろう
彼女が自分を探しているとは思いもせずに 懐の中の子猫は、不思議そうな声音でにぁ?と鳴いている]
(335) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[そう――表情と言葉から、なんとなく推測はつく。 彼女は、その幼馴染と、望んで喧嘩をしたわけじゃない。 だったら、そのためのアドバイスをしてあげるのが、教員としての役目だから。
だから、これでいいはずだ。 そう、これでいい。教員としては、これでいい。 諭すような穏やかな表情を作りながら、彼女を眺める。
ああ、でも――幼馴染、か。 あかい髪。助言。いやなことを、思い出す。 そうして、あのときはどうなった。妹は、結局は故郷の――、……、
もっと、いい助言が出来たら良かっ……――出来ればいいのだけれど]
(-349) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[>>327流石にこの距離で、懐の中までは拝めない。 ただ――、
何故公僕が散髪屋に詰め寄らないのか。 お坊ちゃんが、金の指の正体を勘付けていないだけなのか。
まさか、正体に気付いて尚。 硝子の靴を取らない限りは平穏に過ごせとでも。 そんな算段であるとは到底思えまいが、 否、そんな明かずの間の劣化のような喩え話に苦笑する。
万が一、そんなつもりでいるのなら、舐められたものだ。]
(336) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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―商店街―
[人探しって、誰を探しているのだろう?>>290 ほら、にゃんこだよーって猫の両脇に手を差し入れて持ち上げたりと遊んでいたら、すっかり尋ねるのを忘れてた。]
ダンテも、聞いてくれればよいのに。
[だれそれさん、知ってる? って。答えたのに。 話題にあげていたコンにぃと、ダンテの探し人が一緒だっただなんて。
そんな偶然が起きている最中。 わたしはひとり、Aphroditeの店の前に座ってた。]
(337) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[>>330こちらへ向けられた表情は、 笑顔であれど、氷のようにつめたい。
笑みの裏に隠された感情が何なのか、 確証は持てずとも、恐らくは。 自分の行動に思い当たる節がありすぎる。]
あんたも、気をつけなよ。
[彼とて、自分のカジノ通いの話は知っているだろう。 故にその言葉すら嫌味のように思えてしまって、 一言、そう返すのみ。
店内へと入り、扉を閉めて。 重く吐き出したため息は、 店主のマニュエルの耳にも、届いてしまっただろうか*]
(338) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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――……、ふ。
[微かに、自嘲する。ああ、そうだ。本当は、そう――、
君は悪くない、相手が酷いのだと、慰めて。 そうして心の隙間を広げ、こじ開け、入り込んで――と。
――そんなことが出来れば、きっと、良かったのだろうけれど]
(-350) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* ???「アンダンテは私の母になってくれたかもしれない女性だ」
(-351) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[厚い眼鏡の裡、 浮かぶ怒号、歪む金の目は隠れている。
コンダクトに会釈を返し、>>333探しているのが彼だと知れば、 それは良かったと、笑って肩を軽く叩く。]
あっ、写真の件考えておいて下さいね。 レンズ磨いておきますから。
[念押すように付け加え、その場を辞して孤児院へと向う*]
(339) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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おーそーいー
[おいでって、メルにぃから言ったのに。 お店の扉は押しても引いても動かなかった。
なら、裏口から忍び込んでしまおうか。]
………もぅ。
(340) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* うおおおおおおおおおおおおおおおお ジョシュアきたよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお よっかったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
( ノノ)
(-352) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* お兄さんは一安心です… やっぱ悩んできめた相手だもんね ちゃんとね…
(-353) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* オルエッタに聞くと一発でバレちゃうからなあ。 まあ人探しってことで街を巡ってみようと思ったんだけど、あまり巡らないうちに発見しちゃったのは予想外だった。 燐蛍亭に行けない……。
そしてロルから文章抜けてるし。酔っ払ってるからって落ち着け私。
(-354) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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…あっ、すみません。
[歩き慣れない場所に行き交う人通り。 死角の右後方から走って大学の構内に入っていく人に肩がぶつかってしまったが、商品の入った籠は死守する。 謝罪の言葉を口にして道の端へ寄ったが、その生徒とはとっくに行ってしまった後。
昼食の後だからなのか。 午後の講義の前の移動時間なのか。 それとも普段からこうなのか。
十年以上も前に大学から離れてしまった男には分からない。 籠を下げたまま、おろおろと途方に暮れていると声が掛かる。]
――グラディスさん?
[>>334知り合いの姿を見つける事が出来て、緊張で強張っていた肩が少し解ける。]
あの…サンドイッチの配達に。 文学部の教員準備室は何方でしょうか? 3号棟らしいのですが、何処か分からなくて。
[困ったように眉を下げながら、彼に場所を問うてみる。]
(341) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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― 燈写館 ―
[男は朝からヒメウツギの下で機器に指先を慰めさせていた。 小物の修理ならば、態々ガレージに赴かずとも、 華奢な工具を揃えるだけで事足りる。
小さな金音を響かせ、掌中に納まる機器を弄る。 時折光に賺し、剥き出しのコードと基盤を繋げては、 常人には奇術に等しい配線を視線で辿った。]
―――後は調整を……、おや。 遅かったな、ジルベール。
[小型機に赤銅色のカバーを掛けたところで、 威勢の良い従業員の出勤だ。>>276 当然、経営者はおはよう、とも告げずに、早速、小言を差し向ける。 相も変わらず彼に人権は無い。]
(342) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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― 孤児院 ―
[怪盗紳士は、態々訪れて募金をした事は無い。 つまり、金を贈る時は小切手の状態で配達であった。 パーシーが訪れる度、子供達は浮き足立つ。 窓に張り付くは、何人もの子供の顔。
そうして、訪れたのが冴えない眼鏡であると解れば、 落胆の色すら見取れた。]
どうもご機嫌よぅ、シスター。 オルエッタという娘が、此処に住んでいる筈ですが。
[ドアノッカーを叩いた事で、室内から出てきた修道女に、 頭を下げ、赫い髪の少女の在を仰ぐ。
だが―――、]
(343) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[――逢えた。
困りつつも、愛しい人に会えた僥倖に男の胸が躍る。
自分のした事を思い出せば少し気まずくもあるのだが、後悔はしていない。*]
(-355) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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本日は午後から大学へと赴いてくる。 もう直ぐ、博士号の証書に貼り付ける写真が入用な頃だ。 日取りを打ち合わせてくる故、午後は店を閉める。 君も本日は午前だけで良い。
[端的に告げるスケジュールは簡素なもの。 街に一つきりの写真館は、存外盛況だ。 怠惰な散髪屋とは訳が違う。]
故に、本日は店内清掃と乾板棚の記憶が君の仕事だ。 [本日の業務は漸く力仕事でないところ。 撮影用途で違うフィルムを覚えてもらおうと、 彼に筆記具と藁半紙のメモを貸し出した。
人使いの荒さは三日目にして顕在である。*]
(344) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[そうやって、ぼんやり通りを眺めていると、ジルベールの姿が見えた。
うぅん? 違うよね。 胸もあるし、着ている服も見覚えがない。
口をパクパクと開けて。何か喋っているようだったのに。
―――居なくなっちゃった。]
(-356) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* よおおしメルヒオルも 気合入れて攫われてね!!!!!!!!!!!
(最低)
(-357) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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― 燈写館 ―
[それから程なくして、珍しくはあるが驚きはしない来客があった。 己を悪趣味な写真屋と囀る骨董屋の魔物だ。>>277
ちら、と開いた扉の向こうを覗き、 彼にも朝の挨拶投じず、簡素な会釈一つを向け。]
今日も違うのだな。
[言外に告げるは彼の髪飾り。 毎日色彩を変え、流行を差しているのを知っていながら嘯いてみせる。 今日の藍は、聊か彼の趣味でないような気がした。]
(345) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[散髪屋の眼鏡の奥の黄金に秘められた怒りにゆがむ瞳には気づかない そも自分にとっては睡眠を邪魔する悪い怪盗は"seven"であり、目の前の散髪屋とは結びついていないものであった
それはアリウッドの息子が警察に怪盗との邂逅を暴露しなかったという証か、それとも未だ末端に情報は流れていないと言う事なのか
懐疑の色が彼の身の内染め上げて行くのを知らぬままに 何か機械人形に告げ去りゆく散髪屋を見送るだろう
後に残るは、母の面影宿す、1人のいや一体の*]
(346) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[誰の趣味かと言えば、水底の趣味である。 これ見よがしに髪を留める色合いに、口の中で知れぬ笑気が僅か。]
(-358) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[気遣いの言葉と緩やかに細められる目>>318に、やはりダフネドラは優しいと再確認。ついでにうっかり気が抜けて。]
ふふー!ここの“冬将軍”には、 凍えてしまいそうなんだよ!
[ボリュームを落として、内緒話をするようにダフネドラに囁く。雇い主には聞こえないようにしたつもり。
それからダフネドラの顔を見上げ、何かを話そうとし、口を閉じ。差し伸べられた救いの手に]
―――ん、仕事終わったら、お願い。
[曖昧に微笑んだ。]
(347) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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―――…最近は壁掛けに耐えうるものは無いな。 丁度良い被写体に欠いている。
[絵画に並べる作品と言う意味では確かに一つもない。 嘘ではない、己は嘘を吐かない。>>278*]
(348) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[隠しているのは、君のほう。
彼の目も見ず、言葉を隠し、 完成した機器を黒鞄の中へと放り込んだ。
修繕品にしては聊か雑な様子で。]
(-359) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[彼女はもう、この“いえ”を出た。 追い出したとも、出て行ったとも取れる一言。]
……―――なんですって?
[そんな事は聞いていない。 ならば、今は何処で暮らしているのだろう。
狐に摘まれたような気分を覺えながら、 それ以上の追求も、なんとなくしづらくて。
一先ず、屋台付近まで戻りオルエッタは居なかったとアンダンテに伝え、 見つけたら君が探していたと伝言する事を約束した*]
(349) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* 犬か! 一緒嬉しいのですが、一緒にいるとどうstkしたらいいかわかんないな! 奥様から手紙は来たかって表で聞くのと、見つめるくらいしか出来ないんだぜ。 後は妄想すればいい?
(-360) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* @1時間で自薦の挙手終了ですの、ね。 ふええ、まだ落ちるフラグ立てられないかもー。
(-361) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[その後を、バタバタと足音を立てて追い掛けていく人達が居た。
『待て!』
『どろぼう!』
そんな声ははっきり聴こえてるのにね。 すっごく必死だった。]
(-362) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* ジョシュアさん、良かった!
(-363) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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― Aphrodite ―
[そうして、買い物袋と共に商店街を通り己の店へ。 相変わらず、憲兵は詰め寄っていない。しかし猫は居た>>340]
おや、オルエッタ。 アンダンテ嬢が探していましたよぅ。
[座り込んだ赫い髪を軽く撫でる。 散髪屋は彼女をレディ扱いはしていない。
まだ、彼女は女性に為る前の子供で扱われていた]
もしかして、店開けを待っていたのかな?
(350) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* は、ジョシュアー!おにぃちゃんーー!!.˚‧o・(´ฅωฅ`)‧o・˚.
(-364) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[この青年は感情に敏感だ、というのを常に思う>>338 だから此方を猫の様に警戒するのも分かっているが、この妬みは取り繕うしかなく やはり浮かべられる笑みは歪な物になるのだ 一応心配な言葉は『お巡りさん』としての本心ではあったのだが
噂などあてにならぬというのも知っているが 彼に関しては実際未成年が賭博に出入りするという通報があった時賭博場で何度かすってんてんになったのを見ているので彼に対する好感度はゼロに近い
とはいえその純粋さを羨ましいという思いも同時にあるのだが]
はは、ご忠告ありがとう 風邪引いても医者には頼らないから大丈夫さ
[この街の医者に頼る位なら死んだ方がましだという捨て台詞を吐こうとしたが、今は懐の家族がいて その言葉を吸気と共に飲みこんだ
そのまま薬屋を後にすれば、残るはバイクの吐き出す蒸気のみ*]
(351) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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はい、わかりました。 それでは、また。
[去りゆくメルヒオルに、別れを告げる。]
…………?
[しかし返事はしたが、写真とはなんのことだろうと首傾げ。 実は、目当ての人を見つけられた"驚き"からか、 直前の情報>>317が不要と判断され一瞬で捨てられていた。]
……。
[どちらにせよ、メルヒオルには時折世話になっている。 多少の頼み事くらいなら引き受けようと思うのだった。]
(352) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[通りの向こうで、走り去る人達が見えた。
追いかけっこなんて、日常茶飯事。 ほら、向こうの角でも。女の人が金色の髪を掴まれて引き摺られてる。
『このばいため!』って、黒髪の女の人が怒ってる。
だからわたしは、頬杖付いて。 髪の毛の下の三角耳をぴくりと震わせて、聴いているだけ。]
(353) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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― 燈写館・>>276→ ―
[ダフネドラの訪れる少し前。挨拶とともに扉を開ければ、何やら作業中の雇い主>>342がいた。相変わらず挨拶が返ってくることはなく。だが自分が挨拶を辞めることはない。いつかそのうち返させて見せると意気込む。が、]
うえ!遅かった、です!? あー…、ゴメンナサイ…
[キョロキョロしながら歩いてきたのが良くなかったのだろうか。あんな路地裏の男たちなど気にしなければ良かった。意気込んだ気持ちは空気が抜けた風船のように萎んでいく。]
(354) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* 何故かこの言い回し>>315にによってしまう自分は、 心底むっつりであれですね。 グラディス先生の反応も大変嬉しい。
(-365) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[それから告げられた予定と業務>>344には殊勝な様子でハァイ、と良い子の返事を返してから筆記具と藁半紙を受け取る。]
んー…先に掃除、しちゃう!
[しかしすぐにそれを置いて、手に取るのは箒とちりとり。長い髪の毛はくるりと束ねて、準備は万端。
そんな時だったろうか、骨董屋が現れたのは>>278]
(355) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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こんにちわ。 珍しいな、こんなところで会うなんて。
[近付けば、やはり困っていたようだ>>341 広い門の隅に寄り、途方に暮れていた彼に、道を訊ねられる]
配達かぁ、ご苦労様。 3号棟は、正門――ここから2番目の棟を右に…ってちょっとややこしいな。 良ければ案内しようか。
[複数の学部を擁するこの大学の構内はそれなりに広い。 自分も、赴任して来たばかりの頃はよく迷っていた。 留守番をしているだろうが、この時間帯はアフタヌーンティーとしゃれこむ人もいるだろう。 彼も店を長くは空けていられないはず。 故に道案内を提案した。 幸い、時間はある。 昼食は遅くなるが、困っている知り合いを放り出すほど薄情ではない]
(356) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* グリフィンさん業務内容丸投げですみません…それでも仕事をくれるとか優しい…!
グリアン、とても…良いです…
(-366) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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どうして笑うんですか。 人の好きなものを笑ったりなんて、そんなことできないですよ。
[夢を馬鹿にされていえうからこそ、好きなものを否定されたり馬鹿にされた時の悲しさと悔しさは知っている。 そもそも、好きなものを馬鹿にする権利なんて人にはないのだから]
……なんだか、先生と私の好きなものと夢って似てますね。 ただ私はの夢は本当に、先生の夢よりも子どもっぽくてよく馬鹿にされて否定されてしまいますけれど。
[話を聞きながら、うんうんと頷いて。>>324 彼の言う夢や、好きなもののことは聞いていてとても楽しくて 自分の追うものとは少し違ったけれど、共感することができて]
(357) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/* >>309>>317メルヒオルさんちょー素敵wwww引き大事だよねwww
(-367) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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……あの子は、私のこと心配してくれてたけど 私がその心配を突っぱねて、それで、深く傷つけちゃって……
[おまけに、彼の顔を力いっぱいグーで殴ってしまった。 言われていることは正論だったのに、自分自身を否定されたように思い込んで その正論から身を守るために、彼を傷つけた]
……謝らなくちゃいけないところは、わかってるんです。 私がいきなり、街を出て行くなんて言ったのがいけないから。 でも、そこを謝ったら……私、もう彼と面と向かって話せなくなっちゃいそうで。
[教員からのアドバイス、目を伏せながら聞いて>>328 謝らなければいけないことは、もと沢山あるけれど。 ただ、謝ることは自分の夢を自分が否定してしまう形になりそうで。それが、少しだけ不安だったけれども]
(358) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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/*腹痛がひどい。 逃げるな、戦え。
お相手様が待ってる!頑張れ!ジョシュア頑張れ!
(-368) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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……そう、ですよね。 ちゃんと話せば、また仲直りできます、よね。
[お互いを知っているからこそ けれど、離れていた時間のほうが大きい自分達は本当にまた仲直りできるのだろうか。 アドバイスを聞き終えれば何処か吹っ切れたような顔をして]
あの、アドバイスありがとうございました。 ちゃんと話して、謝ろうと思います。 だから今度話すときは卑屈にならないで、ちゃんと自分の考えを分かってもらえるまで話そうと思います。
[ぺこりと1度お辞儀をしては、今度は自分の夢をちゃんと理解してもらえるように。 彼が納得してくれるように。]
(359) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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[そろそろ諦めて、マニュにぃのところに行こうかな。 薬局で働きだしたテオにぃに、ハンカチを返しに行こうかなって考えだした時だった。>>350]
メルにぃ!
[直でなくとも、歯車の鳴音と共にメルにぃの冷たい指が頭に乗る。
わたしはこの指から逃げたことがない。 ぱっと顔をあげて、ぱっと笑顔を見せる。]
そうだよ、待ってたよっ
(360) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[メルヒオルと別れた後、しばらくその場で立っていた。 目当ての人――コンダクトという名らしい、彼の方を向いたまま。]
…………?
[じいっと眺めてみる。]
(361) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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――ああ、間違いありません。
(*56) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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― 燈写館 ―
[良く体も動かすが、口も回る従業員。 彼が昨夜は家に帰ったと聞けば、意外にも思えた。 屋根と壁だけの場所だとしても、北風には折れたのか。 貧困はどんな矜持も意地も踏み躙り、彼に頭を垂れさせる。
そんな感想が湖水色の眸に瑣末過ぎった。>>282]
借家を与えたろう。 それでも凍えるというなら、薪を暖炉に放れ。 ――――…高騰しているがな。
[北風を引き連れる猛将は毎年のことでも手厳しい。 年の瀬を前に、取引量が増加し生木は高い。 男が痩せた従業員に告げる冗句はやはり炭より黒かった。>>347]
(362) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[わたしのことを『レディ』と呼んで、普通のお嬢さん扱いしてくれるありがたーい人達も居るけれど。
メルにぃについてなら、『オルエッタ嬢』っていつか言わせるんだって思ってる。
機械人形のダンテは、お嬢さんなのにね。]
……ダンテ? さっきダンテのお家で会ってたんだけどなぁ。
もぅ忘れちゃったのかな。
(363) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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―――…そこの魔物と取引か。 命までは奪わぬだろうが、性質は悪い。 努々、暴利に注意することだな。
[冷たい言の葉は外を巡る寒風よりも凍える代物。>>354 路地裏に住む異常者など日常茶飯事。 幾ら警察が補導を繰り返そうと、減りはしても居なくなったことは無い。折々対処している店主は、そっと息を注ぎ。>>355]
……魔物に用向きならば、掃除が終われば出て構わない。 燈写館は貸してやれんが、覚え仕事は急ぐこともなし。
(364) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[じっと眺める琥珀色は、澄んで美しい>>361 何故か不思議そうに、何も言わずに唯見つめる視線に気恥ずかしいものを感じ]
えっと……何か?お嬢さん お困りの事とかあればスチームシティポリスにお任せを 俺はコンダクト。いつもこのあたりをパトロールしてる もし現状悩んでる事とかあれば話し聞くけど……あの……
[なんというか、どぎまぎする 純粋な瞳で見つめられれば機械人形であろうとも
――彼女の明るい杏色の髪の所為だろう、きっと]
(365) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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いえ、アンダンテ嬢が暮らしているお屋敷に、 君の忘れ物があったそうで。
なので、届けようと考えたそうです。 主無き機械人形なのに、素晴らしい思考過程をする。 たいしたものだ。
――ええと。今ならまだ屋台の近くに居るかも知れませんが。
[先ず、アンダンテが彼女を探している理由>>299を伝え。 急を要するもので無いのなら、先日の約を果たして貰いたいが先か。 お嬢さんになる為の魔法>>363が欲しいのならば。
金の硬質なる指は、笑顔を向けるオルエッタの髪を撫で回し、 そうして、離してから店戸の錠前へと鍵を差し込んだ。]
(366) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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/* 病んでなければ、お蜜柑あげたいくらいジルベール良い子。 (目頭を押さえる)
(-369) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[パンとインクの入れてある紙袋は、 店の奥へと置かせてもらい。 新しく並べる薬瓶があると言われれば、 地下から運び、並べてゆく。
そうしている間にも客が来れば、 いらっしゃいと一言、声をかけ。]
あ、昼飯。
[を、買い忘れたことに気付いたが。 紙袋の中にはパンがあるし、 買いに行くといえば、許してくれそうな気がする。 どちらにしても、大した問題ではない。]
店の前、ちょっと掃除してくる。
[掃除道具を手に、表へと。 外に出た途端、冷たい風に首筋撫でられ、 くしゅん、小さなくしゃみ。]
(367) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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/* 投票先どうしようね… 一応自分も相手に合流はしたけど…うーん つけ狙いは、秘話見た瞬間に変えました、よ。 [指差し確認]
(-370) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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うむむ…誰が監禁に近いかがわからん。 とりあえず首なしのペアのアングイスと、私は少女なので対象から外れる。
つーかこの状態で墓下には落とされんだろうなあ…。 やはり別の方でリアル事情の可能性濃厚っぽいかな、これ。 メルヒオルKIMEEEEEEEでこなくなったとかなら 申し訳ないやら、きもいことを褒められている気分でちょっとアヒャしてしまu
凸死にはならんように祈るばかりである
(-371) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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― 燈写館>>345 ―
――そうとも、 今日は一寸趣向を変えて。
[腰を少しひねるように、 髪に挿した藍に指先を添える。
無愛想で無遠慮なくせに 写真師の観察眼は確かであるらしい。 今日は違う。 昨日も違う。 毎日変るのを知っているくせに。
――藍を挿してくるのは、はじめてだ。 ――知っている、そうだろう?
紫水晶は湖水をじっと見て、 されど其処には水底在るばかり。 呼気のいろまではわからない。]
(368) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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そう。それは残念。
[>>348 色よくない返事に 自身の腰に片手を当てて、 しゃなりと立つ常の姿。
こちらを見ない。 紫の眼は、柔らかく、しかし確かに 睨め付けるように半分瞼に隠された。 嘘ではない。隠されたことばはわからない。]
機器は丁寧に扱う主義では?
(369) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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テオドールが一番監禁には近いんかなあ。 お店で働いてるっていうのはあるし
ただ、ここも相方さん忙しそうなんで若干不安。 一応仮セットはしとくか
(-372) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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…ええ、そうですね。 伝えておきます。
[あの父親の禿げ上がる姿を想像したら、自然と笑みが洩れ、くつりと咬み殺す>>15。 続く言葉には、なるほどと深く頷く]
私の人生は、縛られたものですから。 面白可笑しく生きられたら良いのですけれど。
[自分の奇怪しさも、可笑しさも受け入れられたら良いのに。 そんな思いは、胸の内に溶ける]
(370) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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(――わからない。)
(*57) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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楽しみに、お待ち申し上げております。 [ぴん、と空を弾く人差し指>>18を見遣る。 泣く子も黙る怪盗の宣言も恐怖心は感じなかった。 謳い、嗤う声も、聞き逃すまいと耳を澄まして]
貴方が次に向かうのは、遠い街ではなくて薄暗い牢ですよ。
[ただ、微笑う。]
(371) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[そうして怪盗が地下へと消えた後、腐臭蔓延るマンホールまで足を進める。 そこは朱も黄昏も入り込まない闇。覗きこんでも姿は見えない]
…サイン、やっぱり貰っておけば良かったかな。
[蓋をずらし、マンホールを塞ぐ。 立ち上がり通りを歩けば、寒さは一層増していた**]
(372) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[夕焼けに染まる蒸気の街を歩く男は、笑みを浮べる]
―怪盗seven、貴方に「硝子の靴」は盗めない。
[それは、敵愾心でも警戒心でもない。 宝石に対する執着すらも上回る、
もっと、別の**]
(-373) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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/*手が震える メルヒオルさんメモに泣きそうになってる。
(-374) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[やはり襲いかかってきた“冬将軍”>>362。皮肉げに放たれた冷たい冗句に、薪を買うための資金があると思っているのか、と心の中だけで悪態をつく。そしてダフネドラとの会話>>318>>347が聞こえたらしく続いた言葉には]
魔物?それってダフネのこと? ダフネ、優しいのに!
[魔物なんて、失礼!と異議申し立てをし、]
えと、仕事はちゃんとする、ケド。 んー…、ダフネ、忙しい?
[気遣いともとれる言葉に目を丸くした後、ダフネドラへ予定を確認する。もし何もないようなら、お言葉に甘えて少し早目に上がらせてもらおうかと。]
(373) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[忠告に>>315返すのは不思議そうな表情のみ。 身に覚えのないことだから、致し方ない。
顔色の悪さを案じる優しさに、思い出すのは 昨夜案じてくれた無愛想なばかりの男の声。]
あ…りがとうございます。 何かあったら、相談に来ますね。
[勉学以外では饒舌になれない口はぎこちなく>>316 それでもどうにか笑顔を繕った。 追及されないことに安堵を覚えながら。*]
(374) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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よかった!きもくて去られずにすんだよ!!
とりあえずほっとしたわ…
(-375) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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――似ている。 そう、なのかな。そうなら、嬉しいね。
[ゆるり、頷いて]
まあ、否定されるところは、私の夢も同じかな。 そんな時代にそんな文明があるはずない、そんな場所に遺跡なんてあるわけない、とか。
[学生時代、担当教授にやり込められたもので――]
――夢を抱き続けることは、難しいんだよ。 でも、それを知っているからこそ。夢は、応援したいと思うんだ。
[やはり、それは本音で。自然に笑えたと思う]
(375) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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幼馴染なら、いつだって、心配はするんじゃないかな。 でも、そういう好意というのは、時に重く感じるから。
[突っぱねて、というのに、頷いて]
……街を、出て行く……?
[応じる言葉が、やや、硬く]
……ああ、それが君の。
[夢なのかと、呟いて]
(376) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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あ、その。失礼致しました。 ――…こんにちは。
[>>356知らぬ場所で緊張しているらしい。 向けられて初めて、挨拶をしていない事に気付き、恥じ入った様子で口にする。]
ええと…、ここから2番目の棟を右に…。
[グラディスの言葉を聞きながら眼前の建物群に視線を向けてみるも、ちゃんと辿り着くかは自信がなく。 道案内の提案を聞けば、花緑青を揺らし、彷徨わせる。
彼も仕事があるのではないか。 けれど今頃、注文主はサンドイッチを待っている事だろうし、店もそう開けてはおけない。 暫く逡巡した後に、男は彼の申し入れを受ける事にする。]
お時間を取ってしまって申し訳ありませんが、お願い出来ますか。
(377) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[――それが夢。街の外、どこかへ。
嗚呼――同じ、なのか。その髪の色のように。 同じ髪の、妹と同じように。どこかへ、行ってしまうのか]
(-376) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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/* ふええ。 吊り先どうしましょう。 リュシオルさんもアンダンテさんもスイッチ入りそうな。
(-377) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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[僅かに、悩んだように間を空けて]
――そう、うん。仲直り。そうだと思う。 大事な相手なら、きちんと、判ってもらえるように。
[そうして、お辞儀をする彼女に]
お礼なんて、別に。 教員として、学生の悩みをほどくのは、当然のことだから。
[ひとつ、首を振って]
だから、私で良いのなら。いつでも、相談には。
[そうだけ、付け加えた]
(378) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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― 燈写館 ―
心境の変化を表して? しかし、其れにしてはあまり似合わないな。 君には―――、そうだな。白が合う。
[工具を片付けながらの批評は、彼も知る馴染みの色。 高貴なる色を謳わなかったのは、造花が視界で揺れた為。
ただ、今更気付いたと言うように、 脚を組み替え、眼差しを彼に寄せる。>>368]
―――…耳もあったのだな。
[彼にしては物言いたげな雄弁な眼差しへ、 逸らす言葉は実に白々しい。 大根役者然たるは、己の無愛想が隠してくれる。]
(379) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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消耗品だ。直ぐに壊れる。
[これも嘘では無いが、らしからぬ言葉。>>369 畠を問わず、機械人形までも直してしまう癖、 小型機に掛ける手間はもう無いとでも言うよう。]
機械よりも人を惑わす本懐よ。 そこに迷える子羊たるや、一匹。
――――…魔物の領分だろう?
[するり、閃かせる指先が示唆するジルベール。 彼に与える答えは無い。未だ。]
(380) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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―孤児院―
[窓から覗く子供たちの顔は、生気にやや欠けてはいるものの、昨夜の夕飯のメニューを言わせてみれば、成程、切り詰めているわけだと知れる。>>343
建物の内から、賑やかな声が漏れ聴こえる。 ハムサンドがまた食べたいだの、カボチャのマフィンを買ってだの。
メルヒオルの対応をした修道女は、唇の前に人差し指を当て、静かにと叱る。]
(*58) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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『……先程のは?』
『これはシスターカーバンクル。ごきげんよう。 なんでもオルエッタは居るか――と。』
『そう。……なんと返したのです?』
『彼女はもう、この“いえ”を出た――と。』
[窓の格子を薄く開け、シスターカーバンクルは表通りを見下ろす。
ここは三階。気付かれる筈などないのに。仰いだ金色が此方を見た気がして――…。
シスターは、にこと笑んだ。**]
(*59) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― 燈写館 ―
[紫色を、隻眼に向けていた。 2つ、微かに揺れるヒメウツギ。 ――わからない。 一度、音になりかけた名前を飲み込んで、]
……写真屋、君の愉悦は見つかった?
[>>0:1000「君は君の愉悦を探せば好い」 などと嘯いていた、店主は――こちらを見ない男に囁いたのだ。 眸の底、藍が残像のように焼きついている。
冬将軍に愉悦あるならば ―骨董屋の趣味ではなくとも―傑作の家族写真にその欠片を感じて居たのに。否、もしか、そうだとしても。]
(381) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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[>>347 明るい声の、内緒話。 ジルベールに、くすりと魔性はわらった。
頷いて、仕事の後でと人差し指を 唇ある辺りに立てて見せた。
>>362>>364吹き抜けるのは冬将軍の風。 くすくすと、ダフネドラはわらった。 それは常の調子だ。]
人聞きの悪いことを謂う。 無い袖は触れないだろう、 気分次第ではあるけどね。
(382) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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[赫い子猫は気まぐれで、先の日は店奥まで勝手に入ったというのに 今日は店の前で店主を待っていた。 まあ、流石に今日は鍵を開けっ放しという低落は踏んでいないが。
自由気儘な赫い猫。 果たして、その兄が誰であるかは識る由も無いのだが、 父親だけとはいえど、血が通じても兄妹仝じ生き方とは成らず、 片方は、親に縛られた人形であると>>370 挑発を向けた御子息>>371と、眼前の猫に繋がりは見えず。
逢魔を進んだ青年>>372は、邸宅の近くに飾られた 似もしない一枚の手配書>>0:990を見る事はあるのだろうか。 自賛の極みたる文句と共に、美の鏡に為らぬ一枚。 その下に、マジックで書かれた文句が謳われている事を。
―――真実は、出会った者にしか解らぬ話。]
(383) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* おうふ。どうしようねぇ。 監禁フラグ建ったぽいのはリュシオル―シュゼット組とアンダンテ―コンダクト、 ニアがフロライト―グラディス組、でしょうか。
(-378) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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―大学― [覚えのない呼び立てに首を傾げたのは程なくして。 呼んだ相手は――本日怪盗の代わりに紙面を飾った教授>>233とあって、 正直なところ、あまりいい予感はしない。
それでも無視できる相手ではなく、渋々足を運ぶ。
案の定、というべきか。
遠まわしに、しかし嫌味なほどに、 情報を売ったのはアングイスではないかと責め立てられる。]
(384) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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仰る意味が分かりかねますが。
[表情は変えないまま、坦々と答える。 金に困っているのではないか、父が不在の家庭で母の身持ちも良くないのでは、 ありもしない事実だけ、貶めるために、責めるためだけに 並べられて耳を塞ぎたくなる。]
事実でないことを、憶測で並べるだけであれば――ゴシップ誌以下ですね。
[程度が知れる、と笑えば、さすがに自らの非は覚えがあったのか。 あるいはこのやり取りさえ三流新聞には恰好のネタだと思ったのか、 相手の語気が弱まるのをみて、そっと距離をとる。]
(385) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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失礼してもよろしいでしょうか。 覚えのない反省を促される意味が分かりませんので。
[従順な学生の、滅多にみせない反抗的な態度に 潔白を信じたのか、それとも扱いかねたのかは知らない。 けれど、止める声はなかった。]
(386) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― 燈写館 ―
いいや、俺も大学へ出かける前に寄りたい場所があるだけだ。 店の鍵を長々君に渡しておく訳にはいかない。
[彼が優しさかと拾い上げた欠片は、瓶の王冠めいた塵芥。 まだ、鍵を彼に預からせないのは当然としても、 ピシャリと言い放つ冬季が彼を煽る。>>373 魔物すら庇おうとする彼の真摯の一割すら男は持たぬ。
石炭のトロッコを脱線させることも、 八つ当たりに殴られることもない職場だが、 人間関係は劣悪の一言であった。
偶々彼の希望と己の思惑が重なっただけ。 ――――常々男は万人に冷たい。]
(387) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― 燈写館 >>373―
[ジルベールから声が上がる。 くすくす笑って、それはそれは、楽しそうに]
ありがと、坊や。 渾名さ、悪趣味な。 今のところ、写真屋しか呼ばない。
[――でもね、魔物は 優しい顔をして近づくのだよと 親切な使徒が居れば謂うかも知れぬ。 さりとて白い腕は善悪ではなく 店主の心のまま故に。]
大丈夫、坊やの為の時間はあるとも。
(388) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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そんなに緊張しなくても。
[遅れて出た挨拶に、それが見て取れる>>377 普段、卒なく接客をこなす彼を見ているせいか、 その様子はとても新鮮に映る。
戸惑いつつも、提案を受け入れたフロライトに]
了解。 俺はちょうど今から昼休憩だし、時間は大丈夫だよ。 じゃぁ、3号棟に行こうか。 その依頼人もお腹を空かせてるだろうし。
[くるりと3号棟の方角を指差して、門から、学内へ。 歩くのはフロライトの数歩前。 ついてきているか確認しつつ、少し言葉を交わせば、 すぐに目的地に着くだろう]
(389) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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[呼び出された教室から一歩、外へ出て。 きつくきつく唇を噛みしめる。
瞳の奥が熱くなって、潤む気配は感じたけれど 泣いてはダメだと言い聞かせて校舎の外へと飛び出した。]
誰も、こないところ…。
[ごしごしと目を擦って、誰にも見つからないところを目指して足早に去っていく。
事務室や教員の控室の裏側が、頻繁に訪れる者もない場所だと知っていた。 そこなら、悔しさにあふれる涙を誰にも見とがめられることはないはず。**]
(390) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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[昨夕、紡がれた一言は地下を通り抜けた己には知らぬこと。 そう、怪盗は、あの子息のことを何一つ知らない。
見聞のみの人柄、見合ったのもマンホールを下に置いてのほんの十分。 宝石を盗まれて怒りを貯め、一等大事な宝を狙われ怒気を篭める。 そうである可き筈で、それ以外であるとは知らぬこと。
知らない、 なにも知らないし、知ろうと思わない。 ただ、彼を通して最後の逸品を奪うことだけ考えている。
鋏は鋏であって、鏡では無いからして*]
(391) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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―翌日― [家に戻ると一人のメイドが、燈写館から使いの者>>1:598がやってきたと報せてきた。 大きな写真は自らが写しだされたもの。館に飾る為だと父は言うが、巨大な自分の顔が廊下に在るのは違和を覚える。 とりあえず仕舞っておけと言い置いて。
次の日の朝、新聞はマリーベル嬢の失踪を報じていた。マリーベル嬢もエヴァルト卿も繋がりのある人だ、エヴァルト卿の心中を察し、眉を顰め]
行ってきます。 それじゃあ、家を頼みますね。
[いつものように外套を羽織り、今日もまた街へ繰り出す。 昨日は結局怪盗の来ることは無かった。 それでも金の指、怪盗の見せた尻尾を警察に伝えなかったのは。 ちょっとした気紛れだったかもしれない。 或いは、昼に捕らえられる怪盗を見たくなかったからかもしれない。]
(392) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* テオドールのメモ可愛い( ´∀`)σ)Д`)
(-380) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* ダンテねちゃったかなー 私も眠いんだ―寝ようかなぁ(目こしこし
(-381) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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[箒を持つ手に、息を吐きかける。 外に出たことを後悔する程には寒かった。 しかし寒いからと戻るだなんて、青年の意地が許さない。
箒で塵を集めながら。 くしゃりと丸められて転がる紙は、 何処からか剥がれて飛んできた手配書>>0:990か。]
猫…… あいつ、どうしてんのかな。
[刑事の抱えていた猫を、思い浮かべ。 その後、頭に浮かんできたのは赤髪の少女。 ハンカチを返せと言うつもりはないが、 その後の経過は気になるものだ。
気温もかなり下がってくるこの季節、 少女にとっては、厳しいものだろう。]
(393) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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―Aphrodite―
[何を忘れたのか、覚えがない。 ミルク用のお金なら昨日渡しているし。>>366 確かめようと思ってポケットに伸ばした手を、止めた。 理由のひとつは、単純に驚いたからだ。]
忘れ物を届けるために、ダンテが私を探して、た?
[そんなこと、今まであっただろうかって。]
……ダンテが街に出てた理由ってそれだけ?
[もしそうであるなら、流石に待たせてはいけないのだけど。 他にも人探しをしているのだと聞いて、店内に入る方を選んだ。]
(394) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/*メルヒオルさん優しすぎる…天使かよ…ストーカーしよ…
(-382) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* >メルヒオルメモ ありがとう、ありがとう。 気を遣わせてすまない。
(-383) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* 時間切れなんだけど…!なんだけど…! うわーん[じたばた]
商売道具を犠牲にしてまで守られてたとか…そんな
(-384) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― 燈写館>>379 ―
いや? 贈り物さ。
[――但し一方的な。 本当に、何を考えているのか分からない。]
そう。白は僕も好き。
[半眼のままで顎を引き、 斜めに視線を流して向ける。 漸く湖水の色が見えた。]
羽でも生えていると思ってた?
[耳に髪を引っ掛ける仕草で、 白い耳朶を更にはっきり外気に晒す。 無愛想と棒読みは紙一重で、どちらなのかは判然としない。]
(395) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― 燈写館 ―
…ソウデスカー。
[>>387優しさかと思えば通常運転だった。雇い主の通常などよく知らないが。というか、初日から留守番を任せたくせに何を言うか、とはやはり心の中。
しかし、こんな態度をとっても雇い主が手を上げることはなく、追い出されることもなく。その辺りは感謝している。まともな人間関係を築いてこれなかった自分にとっては、良いに分類される職場であった。]
[冷たい雇い主から優しい彼>>388に目を向ければ、クスクスと笑っており、やはり優美。その渾名を雇い主しか呼ばぬと聞けば、やっぱり!としたり顔。そして]
ホント? じゃあ、すぐ掃除終わらす!
[ちょっと待ってて!と告げて口を閉じ。閉じた口の分だけ身体を動かす。]
(396) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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へっ、くしょい!
[ぶるりと身震い。 集めた塵は、風に飛ばされる前に塵取りへ。
このままでは、刑事の言う通り風邪を引いてしまう。 それは癪だ。物凄い癪だ。 風邪を引いた姿なんて、見られたくもない。]
……前は、
[風邪を引いても熱が出ても。 勉強を欠くことはなかったな、なんて。 呟いたところで、過去の自分には戻れない。]
(397) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* このまま監禁出来ないよなーって、思ってる……
(-385) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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/* は、テオにぃーー
(-386) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― 燈写館>>380 ―
自分で壊すこともないだろうに。
[くす、とそこで笑みを混ぜて見せた。 らしからぬ、けれどその理由はまだ見えない。 蒸気の向こうのそらのようだ。]
――ふ、 ふふ。
なに、魔物は気紛れだ
[指差す先を流し見て、笑みめいて眼を細める。 ジルベールが仕事を終えるまで、暫しそこで待つつもり。]
(398) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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― Aphrodite ―
[ぐっすり眠っていたり、孤児院へ向かったこともあり、 そのついでに子供に菓子をたかられたりして、 既に空は泣き出しそうな色から、儚い雲を殘しながら 再びの夕闇へと半分程浸かっていた。
結局今日もまともに店を開いては居なかったが、 元から風邪を案じて休むつもりであったし、 まあ、夜を迎えるまでは未だ時間もあることだし。
――大事を取るのなら、今日も盗みに踏み入るのは止める可きか。]
うん、忘れ物が何かまでは聞いてないんだけどね。
[>>394確かな真実であると、散髪屋が保証する。 ガラス張りの店内、唯一茶色のドアを開け、中に入る。
ドアマンをしている内、遅れて赫い髪の娘も入店すれば、 客の座る椅子を指し示てから。]
ああ、もう一つあった。 コンダクトさんを探してたみたいだ。 何故探していたかまでは、判らないけど
(399) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[似合わないと、どの口が謂うか。>>379 されど此の花、挿して外すつもりもなく
分からない――煙に撒かれたようなものか。]
(*60) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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すみません。 若い方が沢山いらっしゃるので、圧倒されてしてしまって…。
[>>389緊張する事はないと言われれば、男は困ったように眉を下げて笑う。 喫茶店はいわば自分の城。 その中では目を瞑っていたって普段通りに動き回れる自信があった。
これから昼食、という言葉には申し訳なくなるが、それも自分を3号棟まで連れて行けばいい話だと言い聞かせ。]
ありがとうございます。 はい、宜しくお願い致します。
[方角を指さす彼に頭を下げて厚意に感謝すると、数歩前を歩く彼の後ろをついて歩く。 時折確認するように視線が向けば、少し緊張の解けた微笑みを浮かべてみせ。]
(400) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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……ふふ、先生って変わってますね。 私なんかと似てて嬉しいなんていってくれる人、フラム先生くらいですよ?
[頷く様子に口元を押さえながらくすくすと笑う 変わってる人だな、なんて思いながら]
でも、先生の夢はなんというか、本当に夢があるじゃないですか。 私のは……ただの憧れ。否定されても、先生の夢は輝けるけれど、私の夢はくすんでいくばかり。 文明も、遺跡も。信じていれば……見つかると思いますし。
[逆になんでないんだと、否定するのかが分からない。 否定する側の気持ちが、思考が自分には分からない。]
……先生みたいに、夢を応援してくれる人が居る。 それを知ったから……私は――
[夢を捨てずに、夢を追いかけると決められた。 その笑みに、その言葉に。夢を諦めかけた人間からはどれほどの救いの言葉だっただろうか]
(401) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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……彼の言ってることは正論でした。 正論で、自分がとても危険なことをしようとしてるから、心配してくれてたのに…… その好意を、重く感じてしまう私はやっぱり、凄く嫌な奴……ですよね。
[言われた言葉が、重く感じてしまったのは 彼の心配を邪魔としか思ってなかったんじゃないかと]
あ、えっと……
[つい、うっかり口を滑らせてしまったと。口元を押さえる。]
……えっと、夢、というか。 色々な景色を見て、旅をしたくて。
[硬い言葉に、言ってはいけないものだったかと。 声がだんだんと小さくなって]
(402) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[元々は、真面目な性分だ。 虚栄心は強かったものの、それ故に、 結果がハッキリと出る勉強には、きちんと取り組んでいた。
――寧ろ、取り組みすぎていた。
何時いかなるときも、勉強は欠かさず。 しかしそれでも、試験で良い結果を出す事は出来ても、 トップになることはできなくて。
それがとても悔しくて、もっと勉強をする。 自分で自分へプレッシャーをかけ、上を目指す。 その、繰り返し。
そんな悪循環から青年を解放してくれたのが、 ふと息抜きに立ち寄った、カジノであった。 今までの生活に、かなりのストレスを感じていたのだろう。 思い切り悪い方向へと向かってしまったのは、 青年の誤算である*]
(403) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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……分かってもらわなくていい、って見栄張っちゃって。 それでも、また仲良くなれますかね。
[自分に、素直になれたなら それもできるのかな、なんて考えて]
それでも、こうしてちゃんと話を聞いてくれる先生はあまりいませんから。 先生は、教員の鑑ですね、やっぱり。
[首を振る様子に>>378、そんなことを言わないで欲しいと]
あの……先生さえ、よければまたお話聞いてもらっても…いいでしょうか。 本当に、私の話なんてくだらない、ですけれど。
[迷惑にならないならば、また話を聞いて欲しいとお願いをして]
(404) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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…グラディスさんは、此処で働いていらっしゃるんですね。
[事件後は鉱化症を発症したのもあり、通っていた大学は休学を経て中退という形になっている。
学内の建物や道を歩く学生達に視線を向けながら、前行く背中にそんな事を話し掛けた。]
(405) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[差し込まれた鍵の形状は、ぱっと見ただけで複雑そうに見えた。
やっぱり用心しているからだよねって思えば、どうして一昨日は?って、不思議が涌く。]
今日は、扉が締まってたね?
[ぱたぱた、汚れの目立ってきた赤い靴。]
(406) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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|
[――ああ、ずっとこうしていられたらいいのに。
彼の逞しい背中を見つめながら、そんな事を思う。
…そうするには、どうしたらいいのか。
どろり、心が黒く染まる。*]
(*61) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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|
[他にどんな事を話しただろうか。 やがて赤煉瓦の3号棟の前に辿り着けば、]
どうもありがとうございました。 あの…、また何かお礼をさせて下さい。
[改めて頭を下げた後、そんな言葉を向けた。]
(407) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* もう直ぐ30分切りそうなんだけれど、これ何処が落ちる…かなぁ…
フラグがよく見えないぞ…
(-387) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* んん。自薦なさそうですねぇ。 どうしようか。
店は休業状態でいいと思う。 セルマさんには体調不良で暫く休みます、とか言ってたとかでいいかな。
(-388) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* 誰吊りか…フロライトか…?
(-389) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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ー回想:常世の花ー
[両親が生前特に力を淹れて研究していたのは常世の花と呼ばれる花だった 白真珠みたいな花弁の中に、柔らかな杏色の花芯が鎮座している花 根に鎮痛の成分がある事が研究の結果分かったと、もう少し詳しい成分等々はもっと調べなければと両親は笑って息子に告げた
将来この頃は植物学者になるつもりであった 植物を育てるのは好きだし、図鑑を見るのも楽しかった とはいえ理系科目は生物だけ得意で後はお察しではあったが そんなある日に高校にかかってきた1本の電話 内容は両親の死であった
研究は中断され、効能を調べるために様々な鼻から抽出された植物毒は今も母の私室の研究棚に残っている 遠心分離機や高度な研究機械は生活の為売り払ったが、簡易な解剖用具等は残っていたのは行幸だったと胸元に抱える子猫を撫でながらそう思う
"常世の花は魔性の花、扱いには気をつけるのよ"
亡き母の言葉が、朧気な声音と共に囁いた*]
(408) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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― 燈写館 ―
探すまでもない。 俺は君とは違うさ、骨董屋。
[彼が一歩踏み出した夜を境に、笑みの質に変化が見える。 些細な移り変わりであるが、真実をレンズ越しに覗く男には確信。
己の知らぬ彼の胸内、彼の知らぬ己の胸内。 合わせ鏡は何処までも、知らない底へと連続している。>>381]
――――…見つけられぬのは君だけだ。 自覚は?
[答えは特に求めぬ上がり語尾。 子羊誘う魔物の邪魔など、人間の本分を超える。 ひら、と片手を泳がせると、己も緩慢に起立。]
(409) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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酔狂な。 一角獣にすら逃げられた君に。
[相槌は相変わらずの鋭利。>>395 内々知っている癖、アウトプットは常と変わらず。 彼に与えるはきっと更なる違和。
好みは鼓膜のみでドッグイヤーを折って、己も支度に移る。 戯れ言葉には、無いと思った。との本気の度合い測れぬ声。]
………ああ、そうだ。 気が向けば、其方へ帰りに寄るので開けておくといい。 ――――…急遽、北風を降ろす仕事が入れば、 底冷え労働に勤しむこととするが。
[彼の告げる冬将軍を遣った軽口は詰まらない。 愛想笑いも作らないので、更に冷えた。]
(410) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[散髪屋の錠前は、値を張っている。>>406 鍵師に相当な金を掴ませない限り、合鍵は作れなかろう。
尤も、此処まで注意をおかずとも、 今の今まで散髪屋を怪盗と疑う者も、まともに経営していない 散髪屋に金目が置かれていると踏む盗人も居なかっただけだ。
ガラス戸は表に丸見え。 己と赫い髪の少女が店内に居ることも、簡単に知れよう。
金の指で彼女の髪をさらりと撫で、化粧だけではなく 整えも行う可きかと思考を浮かせていた。]
今日からは、気をつけないとならないからね。 多分、僕は長くここに居れなそうだよ、オルエッタ
2014/12/10(Wed) 00時頃
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[散髪屋の錠前は、値を張っている。>>406 鍵師に相当な金を掴ませない限り、合鍵は作れなかろう。
尤も、此処まで注意をおかずとも、 今の今まで散髪屋を怪盗と疑う者も、まともに経営していない 散髪屋に金目が置かれていると踏む盗人も居なかっただけだ。
ガラスに隔たれた室内は、表に丸見え。 己と赫い髪の少女が店内に居ることも、簡単に知れよう。
金の指で彼女の髪をさらりと撫で、化粧だけではなく 整えも行う可きかと思考を浮かせていた。]
今日からは、気をつけないとならないからね。 多分、僕は長くここに居れなそうだよ、オルエッタ
(411) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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うーんこれ テオドールも今落ちると相手さんの反応浅くてきつい系かな。
(-390) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* しかし、あと30分ですね?(;´・ω・) 先生は突然言い出してすみませんですよ。
(-391) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* あ、夕方には貧民街が!ww
(-392) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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ダンテは、大事なものだって思ったのかな……。
[ポケットの上からでも一番大事なものを忘れていないと分かるから、どうしても後回しになってしまう。]
コンにぃ? あぁ、あのね。コンにぃに家族が増えたの!
そのことをね、ダンテにも教えてあげたんだ。 だからだと思うよ。
ダンテのおうちの庭にも猫が遊びに来るんだもん。
[仔猫のこと。三本足の猫のこと。 フィンにぃも教えないとなぁ。]
(412) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* オルエッタは本当に咽び泣くほど可愛いな。 可愛い人ばっかりだ。
(-393) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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ああ、なるほど。 確かにこれだけの人数の同世代が集まる空間ってそんなにないからな。
[理由>>400には納得の意を示す。 同じく人が多くいる場所とは言っても、商店街とは違う空気感だろう。
道中の問いかけ>>405には]
そうそう、ここが俺の仕事場。 正確にはこの大学の救護室だけど。 門から入ってすぐの1号棟の隅。
[歩きながら右手で門を、左手で1号棟を示す。 そう言えば、喫茶店と言う彼の仕事場にはよく行くが、その逆は初めてだと思い至る。 自分が知らないだけで、もしかしたら来ているのかもしれないが、 そうだとしても少なくとも、反応を見る限り頻繁ではなさそうだ]
(413) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[3号棟に着けば、丁寧に頭をさげられて>>407]
お礼?いいって。 困ってるお客さんの案内も仕事の内だよ。
[手を左右に振り、笑顔でそう返す]
(414) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[昨日と今日と、違う服。 茶色のワンピースは、下水道に。
髪を撫でる感触に、ふふり笑って。]
……今日から、は?
[なにか、少し言い方が違うなって思った。]
多分も何も、長く居ないんでしょう?
(415) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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― 昼近く・燈写館 ―
ダフネ! 待たせてごめんね…
[ぱたぱたと音を鳴らしてグリフィンと会話をしているだろうダフネドラ>>398に駆け寄る。掃き掃除と雑巾がけを終わらせて、ついでに藁半紙に看板棚の配置を書き写してきた>>344。
雇い主の許しが貰えたならば、今日はお暇するつもり。]
(416) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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オルエッタ-ジルベール アンダンテ-コンダクト リュシオル-シュゼット グリフィン-アングイス ジョシュア-メルヒオル フロライト-グラディス マニュエル-テオドール で合ってるのかな?イマイチハッキリ分かってない奴
(-394) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[呆れた声は右から左へ。 確立された上下関係は、三日目にして燈写館の日常である。 彼の手に入れた仮初の居場所であった。>>396
黒鞄に放り込む帳簿と見本誌。 叩きかけられた場所に人差し指を添える小舅の一幕も。 仕事だけに手を抜かぬ彼は、見下しはしても頚は遠い。
日常的で、とても日常的で。 裏から響く破璃の音など、幻聴のよう。
魔物の耳にも届く、瓦解の音色。>>398 今は未だ、ぴしりぴしりと忍び寄るだけ。*]
(417) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* そうだった…! フロライトに投票刺しても仕方ないやん。(涙目)
(-395) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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/* 初日落ちだー!
(-396) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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そうかも知れないね。 いや、安物の万年筆一本ですら渡しに来るかも知れない。 大事の価値が、僕と彼女では異なるかもしれないし。
[>>412告げて、椅子に座るのなら、バックを倒す。 膝の上にだけ毛布をかけ、前髪を髪留めで止めてゆき。
鋏には触れず、メイク用の道具を出して、 化粧水をコットンへ含ませ、顔の表面を優しく撫でる。 刺激の低いものを選んではいるが、大丈夫そうか。]
家族が増えた……? 猫、あぁ。猫を飼い始めたっていう意味?
(418) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[並んだ紫は質の違うもの。 されど、濃きと薄きは交じり合えば丁度良い。 存外手際の良いジルベールへと向けた評は、悪くない。と、 及第点であったが、やはり彼に拳は振るわれない。>>416
男も手荷物詰めた黒鞄を肩にかければ、鍵束を鳴らす。 本日午後は臨時休業。外はやはり、蒸気立ち込める冬の世界。*]
(419) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[>>413納得する相手の言葉には首肯して。 道を歩く生徒達の姿は男には眩しく見える。 あんな風に見える頃が、自分にもあったのだろうかと男は花緑青を細めた。
彼の示す仕事場には其方を向いて。]
…そうなんですね。 1号棟なら覚えやすそうです。
[彼の仕事をしている姿も見てみたいものだが、大学に縁のない男には無理か。 そんな事を思う。]
(420) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[>>414手を振って礼はいらない、と返されれば男は眉を下げる。]
でも…。 貴重なお時間を頂いてしまったのに。
[男はこういった面に関しては頑固な性質だった。 彼の前でそうした面を見せた事はあっただろうか。]
(421) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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― 燈写館 >>409―
最初から手の内?
……そうだろうとも 僕も君とは違う、写真屋。
[彼がレンズ越し、夜を覗いたことは 魔物とて知らぬこと。 陰陽、鏡写しに深みに嵌る。深淵もまた覗きこむ者を見ていると知っているはずなのに]
――どういう意味かな。
[問いかけに、 答え返らぬだろうと分かっていながら 怪訝の眉にて 小さく、呟いた。]
(422) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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失礼な。 一角獣の見る眼が無いだけ。 贅沢者でもあったかな。
[>>410鋭利な言葉に返る傲慢。 言葉交わしながら、違和感ばかりが降り積もる。]
――ん? 嗚呼、分かった、あけておく。
[何気なく答えながら澱は揺れた。]
北風を降ろすのには 僕より適任が居るさ。
[くすくす、と、笑いを語尾に含めて。]
(423) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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今日は、これから何処かに出かける? 折角“お嬢さん”に為るのなら、誰かに見せてあげる可きだ。
[>>415問題無さそうであれば、薄いゴム製の手袋を嵌めて 乳液に下地と、彼女の顔に撫で付けていく心算。
己が用いる七つ道具に比べれば、弱性のそれ。]
……そうだね、もとから、長くは居ないつもり
[だけど、何故か言葉は曖昧模糊。 理由は己でも解らぬまま、厚い眼鏡の奥に怪訝が滲む。]
(424) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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―大学・文学部教員準備室―
[グラディスと別れた後、男は準備室の扉をノックする。]
――失礼します。 遅くなって申し訳ありません。 カジミール先生。
[頭を下げれば気にしなくていいと言われた。 何気なく、書類や本だらけの机の上の珈琲のカップに男の視線が向けば、 彼は叱られる前の子供のように罰の悪い顔をした。]
(425) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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お気になさらず。 お持ち出来たらいいんですが、まだ準備中でして。
[男は笑って首を振ってみせる。
客に水筒を準備して貰うべきか。 それともこちらで安価な水筒を準備すべきか。 水筒の代金分を足せば、それなりに値が張る事が予想されて。
実施するには思案する必要がありそうだ。 それよりも、人手を募集する方が優先すべきかもしれないが。]
(426) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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― 燈写館 >>416―
お疲れ様。 構わないよ。
[ジルベールに労い向けて、 日傘の影の中に招く。 暇を願う言葉があれば、終わり交わされるまで待っている。]
北風の中 耐えられているのは立派だな。
[店を後にした後、密やかに、そう、笑ってさえ見せて。]
(427) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[籠に乗せたサンドイッチを机に乗せる。 今日のおまけは人参のマフィンだった。
よれた服にぼさぼさの頭。 目の下に出来た隈。 恐らく、泊まり込みで研究に勤しんでいたのだろう。 それは仕事に忙殺された一回り程年下の刑事を思い出させる。]
お仕事に熱心なのもいいですが、しっかりと栄養と睡眠を取って下さいね。 倒れてしまっては、元も子もないですから。
[五歳年下の彼に言い含めるようにそう声を掛けて、男はいつもの微笑みを残して退室した。*]
(428) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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寝落ちるくらいならいっそのことオフにして寝ちゃおう! と、最近は無理しなくなった僕 無理すると朝起きれなくなってしもーたよおかーちゃん……
しかしこたつは本当いつでも眠気誘ってくるから危うい
(-397) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[安物ではないけれど。 黒と金の万年筆を思い出した。 まだインクは乾いていないから、何かは書ける。 ……何かは。]
大事なもの……。あ、でもね。 大事な人は、ダンテにも居るとおもうの。
ダンテにも神様はいると思うの!
[もしかしたら、それは神様だった人なのかも知れないけれど。ダンテのマスターは、わたしにとって面白い人だったから。]
(429) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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それは――きっと、違う。
夢がくすむんじゃあ、ない。 抱いた夢の輝きまでは、誰も否定できない。自分自身でさえ。 ただ、夢を追う瞳が。この世界の現実――蒸気や煤で、くすむだけで。
[どこか、遠い視線を、彷徨わせて]
正論、正論。そうかもしれない。 だけど、世間一般の正論が、いつも正しいとは限らない。 自分が納得できるなら、後悔しないのなら――、それが。
[呟くように、云って]
……ああ、いや。 素敵だと思うよ、旅。色々な、景色。 私も――そう、叶うなら、歴史書にある景色を見てみたい。
[そう、一度、頭を振って]
(430) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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――判ってもらえなくていい、か。 それが見栄だというなら、本当は、判ってもらいたいんだ。
[それに、また仲良くなれるか、なんて尋ねるくらいだから]
そうなら、大丈夫だと思う。 あとは、相手の側だけど――まあ。 可愛い幼馴染と、喧嘩したままでいたいとは、思わないんじゃないかな。
[冗談めかして、そう]
(431) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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――鑑、なんて。
[そんなことは、ないのだけれど]
うん、それは。 教え子の悩みだったら、なんでも。
[なんでも、そう]
いつだって、どうにかするから。それが、教員の役目だもの。
[もちろんだと、頷いた*]
(432) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[その後、男は店に戻り、 燐蛍亭は夜までいつものように営業をする。
しかし翌朝、セルマに男から連絡が入る。 ‘体調不良なので、店を暫く休みにする’と。*]
(433) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[かたちのない――ひび割れる音に、らしくなく、*眉を寄せて*]
(*62) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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