
661 愛しい貴方を渡したくないから。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
フロライト! 今日がお前の命日だ!
2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
アンダンテに1人が投票した。
グラディスに13人が投票した。
マニュエルに1人が投票した。
グラディスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
フロライトが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、オルエッタ、コンダクト、シュゼット、グリフィン、メルヒオル、ダフネドラ、ジルベール、ジョシュア、アンダンテ、アングイス、テオドール、マニュエル、リュシオルの13名。
|
構内でも端だから、一度も来ない学生は大勢いるし、 あることすら知らない学生もいるとは思うけどね。
[覚えやすそう、との言葉>>2:420にはそんな風に笑う。 緊急時に頼る場所は、本来なら一度も来ない方が良いのだから。
礼を、と食い下がるフロライト>>2:421に、ならば、と提案]
じゃぁ、今度店に行った時に、 1枚ベーコンを余分もらってもいいかな?
[そのような意地を見せる彼を見るのは初めてだ。 基本的に珈琲を頼み、それを飲む。 自分が礼を言うことはあっても、彼から言われる事はあまりない。 退点時は除いて。 彼の負担にあまりならない案を出した]
(+0) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
/* 間に合わなかったって言う。
(-0) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
なるへそ、1dのは見れない=おでかけする前なので ってことか。
(-1) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
― 燈写館→ ―
[ 労いの言葉を貰えば>>2:427、へたりと眉を下げて笑う。勧められるままに影に入り込み、雇い主>>2:419から許可がどうにか下りたようだと判断したなら、昨日のようにぺこりと頭を下げて店を後にした。 ]
北風は冷たいけれど、吹かれてるだけマシ! 風にも通り抜けられるようになったら、どうしようもないの。
[ 人間として相手にされているだけマシなのだと、言外に秘め。店からはなれた道の端で、唐突に切り出した。 ]
あの壁画って、動く? …もしかして、噛みついたり、する?
(0) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
/* 無事に蒼い世界が見えるよ。 お二人は自吊りでしょうか。
先生、立候補有り難うございます。 墓下一人にする時間が出来てしまうから申し訳ないなぁ。
(-2) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
―Aphrodite―
[椅子に座って。首に巻かれたマフラーはどうしたら?って、少し引っ張る。
前髪が上がって、おでこが出る。 別段痣とかないし、怪我もない。
膝の上に置かれた毛布に、そっと手を乗せた。表面をなぞる、濡れた柔らかさがくすぐったくて。
眼鏡越しに金色を見ようとしてじっと見詰めてから、メルにぃのしやすいように目を閉じた。]
うん。猫。 猫も家族だよ。コンにぃは、もう1人じゃないの。
(1) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
― Aphrodite ―
大事な人?
[>>2:429大事なもの、がひとであると。 今の会話の中では目から鱗だ。 だって、今していたのは、大事な人の話。]
……そうだね。 神様、…機械にとっては、創造主か、 主様、ってとこかな。
[では、宝石商の子息の神は父親であるのか。 とんだ神も居たものだ。
下地をのせれば、次はファンデーション。 元の肌色を壊さない色合い。 首元に布を巻けば気にならなかろうが、 晒しても色違いで恥じぬように。
そうして、男は孤児院での一幕を思い返す。]
(2) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
|
|
―昼過ぎ・大学学生食堂→救護室―
[フロライトと別れて、一人学生食堂へ移動する。 学生の財布に優しい値段設定のまま、利用できるのはありがたい。 味はその値段分が還元されているが、そこに文句を言ってはいけない。 辛うじて残っていた軽食を取り、再び救護室へ戻った。
扉の前に既に待っていた学生がおり、急いで扉を開けた。 そのまま、白衣を纏って仕事に。 預かった新聞は読むことはできずにそのまま、場所も存在も隅に追いやられる。 よく読めば、この大学のこと>>2:294も書かれていたのだろうが、気付けぬまま*]
(+1) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
何か遭った時…。 勿論、ない方が良いんでしょうが、‘端で一番’って覚えやすいと思いますから。
[>>+0緊急時に頼れる場所は分かりやすい事に越した事はない。 男も大学生ともなれば、救護室に縁が深い生徒ではなかったけど。
食い下がった結果、向けられた提案。]
――畏まりました。
[あまり意地を張るのもよくない。 そこが落としどころであるのなら、と男は首肯する。]
(+2) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
それでは、これで。
ゆっくり休憩を取って下さいね。
[そうして男はグラディスと別れた。*]
(+3) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
― 怪盗の耳はなんの耳? ―
[男は菓子は無いと子供達に謝り、帰路に―― つかずに、上へ見通しを付ける。
遠目にも、修道女がふたり佇んでいる。 門前払いで終えるつもりは無かった。
彼らは知らない。 壁に耳あって、障子に目あっても 怪盗には、羽根もあり。
熊手にも似た金具付きのロープを 二階のバルコニーへ向けて投げつける。 手摺に絡むそれを伝い、乗り上がった。
そうして、三階にも仝じようにして、 手摺の上へ器用に両足立つと、 薄く開いた窓の方へと耳を欹てた。]
(3) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
[窓の外は、帰宅を促すような色をしているけれど、夜にだって何処かに出掛けてばかりのわたしだから。>>2:424]
此処に居ても良いの? メルにぃだけで、いいんだもん。
[って、聞いた。 誰かって、誰のことを言いたいの?
長くは居ない。そうでしょう? 最後の仕事だもの。]
……今日のクロックワークの、つまんなかったって、皆言ってた。
sevenの名前がないって。
(4) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
[応対した下っ端らしき先程の修道女と、 シスター・カーバンクルと呼ばれた女の会話。
落ちてくる会話の幾らかを聞きながら、 しかし得にならぬ情報しか無いのならそれで去った筈
窓へ注視を向けた時には、顔を引っ込めて。 しかし、修道女を振り返る老成した女の笑みは見逃さずに*]
(5) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
― 燈写館より出て>>0―
[仔犬のような印象を受ける青年だ。 眼帯も随分様になっていると店主は思う。]
確かに。 人遣いは随分荒いと見えるが。
[ふふふ、と愉快そうな笑いを含める。 さて、店にでも入ってみるかと 思っていたところ。 唐突にジルベールが切り出した。]
――動く?
[紫色の眸を1度、2度、瞬いた。 笑わなかった。莫迦にするような色は無い。]
そんな話は聞いたことが無い、今のところ。 ――何かに噛み付かれでもしたのかい。
(6) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
/* 時の流れすっ飛ばして夜行けばいいよね。 お店にサンドイッチ食べに行くんだ。
(-3) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
/* あ。そういや、核心的な情報を落としてなかったや!www
(-4) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
―昼過ぎ・大学3号棟―
何かあった時に無いと困るけど、 何もない方が良い。 ここは戦地じゃなくて、平和な街なんだからさ。 …って言うけど、結構暇だからって理由で来る学生もいるんだけどな。
[それだけ学生から信頼されていると思えば聞こえはいいが。 距離の取り方は難しい。 彼らの友人となってしまうのはそれはそれで問題だ。
提案を受け入れられれば>>+2笑って]
じゃぁ、さっそく。 夕食くらいに燐蛍亭寄らせてもらうよ。その時に頼む。
[準備室へと入っていくフロライト>>+3を見送って、 自分は学生食堂へ向かった*]
(+4) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
/* あ、ありがとうございますー! ご帰宅されるならお宅訪問する予定だったけど、眠らせて連れていく手間が(ry)
押しかけ女房して夫婦の寝室で…とか考えましたがげふんげふん。
(-5) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
[落とした物の大事さをダンテが分からなくても、大事な人のことならダンテも分かるだろうって思ったから。
わたしはうんって頷いた。>>2
ドレッサーに向かって化粧中の女の人なら幾つも見てきた。 同じことをされてるんだ、いま。
時々、ぐっと息を止めて。 ぷはっと吐き出した。
緊張するんだよ、一応ね。]
ダンテの主は、残念がってると思うよ。 もっとダンテ達の傍に居たかったはずだもの。
(7) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
/* 表で救護室の戸締り出来てるかな? うっかり。
(-6) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
― Aphrodite ―
これは取ろっか
[>>1マフラーを抜く形で預かり、待合ソファの上へ。 ハンガーにかけてもよかったが、とりあえずは此処に。]
そっか、家族…… ごめん僕は家族っていうもの自体、よく判らない。 動物も飼いたいとは思わないし、ね。
でも、一人じゃないのはいいことだ。
[そもそも仕事の都合上、飼育できないというのもある。 鷹とはいえ、嘴で子猫を突くことはしないが。
ファンデーションをムラ無く乗せた後は、 目を伏せている少女の目許に、筆でラインを書く。
暈すように淡いホワイトベージュのシャドウをのせてゆき 目尻に向けて、目を伏せれば分かる程度の朱を。]
(8) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
― 燈写館→ ― [ 自分でも思う。なんて突拍子もないこと>>0を言っているのかと。しかしダフネドラは笑わずに聞いてくれている>>6。それに詰めていた息を吐き出して。]
んー…。説明難しいんだけど。 朝起きたら、左目と腕が痛くて。 抜け穴なんて、なさそうだったし…
[ あまり詳しくは語らないけれど、嘘は言っていない。 しかしながら、まさか壁画が動くなどという発想には至るとは自分でも思っていなかった。思いの外、自分は不可解な出来事に参っているらしい。
久しぶりに思い出した家族を恋しく思う気持ちと、家族だった赫い仔猫に噛まれたことで弱っているのだろうか。 ]
んー…そういう話が無いならいいの! 変なコト言って、ゴメンね…
[ 彼の表情を伺いつつ、謝罪の言葉を。 ]**
(9) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
[掃除を終えて店内へと戻ったのは、昼も過ぎた頃。
店主が昼食を食べる予定があるのならば、 その間店番をするか、 はたまた邪魔をしないように、自分も昼を買いに行くか。 どちらにしようかと、考えて。]
あんたって、いつも自炊してんの?
[なんとなく気になって、問いかけてみる。 沈黙が続くのも気まずいと思っていたのもあるが。 薬を調合する人間がどのようにして料理をするのか、 気になっていたのもある。
ようするに、単なる好奇心。 自分と同じで殆ど料理をしない可能性も、 もちろんあるだろうけれど**]
(10) 2014/12/10(Wed) 01時頃
|
|
―夕方・大学救護室―
[日が落ち、救護室に濃い影が落ちる。 腹痛のためベッドで休んでいた学生に声を掛けて、帰宅するように促す。 長距離を通う学生だったので、念のためと腹痛の薬を渡した。
その学生を見送れば、今日の仕事は終わり。 新聞は結局最後まで取りには来ず、救護室の屑籠へ入れた。 白衣はもうそろそろ洗濯の頃合いか。 持ち替える荷物に詰め込んだ。 窓、薬品棚、扉と戸締りを確認して救護室を出る。
約束していた燐蛍亭へ向かおうか*]
(+5) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
―悪魔のささやきを落とす頃―
[蛍石の梟を勧めた店主が 尋ねてきたのはいつだったろうか。
思いつめたような花緑青に、 紫水晶の店主は 白い腕を差し伸べたのだ。
迷うのならば背をそっと押す。 閉じ込めてしまえばきっと、と 悪魔の囁きで促す。
歪んだ執着、 澱んだ感情、 狂気の様な
あい を。]
(*0) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
[目許の彩を加えるより前、 パウダーを乗せた後に、鼻筋と目の下に薄い白を乗せて伸ばした。 そうして、目許との調和が取れるように後でチークを置こう。 睫毛を加えるのは、剥がし方を訓える方が一手間なので 天向くようにマスカラを乗せ。 上向きの道具は使わない。逆さ生えではなく元から天を仰ぐ睫毛だ
己のみで良いと告げる口に、苦笑を零した。>>4]
大事なこの街に、見せたいひと、いないの? 一番最初にレディになった君を見れるのは、僕だけどね。
[くすりと眼鏡の奥で目を細めて笑い、]
…そっか。 昨日はちょっと、気が乗らなくて、 ……
(11) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
―昼過ぎ・大学3号棟―
[>>+4ここは戦地ではない、という言葉はひどく重く感じた。 退役軍人である彼の身体に残る戦争で受けたの傷跡は決して消えない。 自分の鉱物化した肌と同じように。]
――そうですね。 …おや、そういう学生さんもいらっしゃるんですか?
[暇だから来るという話には驚いたように目を丸くした。 それ程彼の務める救護室は居心地がよいのだろうか、と受け取る。 堂々と彼の元に訪れる事の出来る学生達が少し羨ましかった。
夕食に来店する約束は]
はい、お待ちしております。
[男は笑顔を浮かべると、準備室のドアに向き直ってノックした。>>2:425*]
(+6) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
―大学図書館―
うん、くだらないことなんて――ないんだから。
[だから、いつでも話は聞くと。 先の言葉(>>2:432)を繰り返すように頷いて、のち]
力の及ぶ範囲でなら、なんだって。
そう、最近は色々、物騒だから。 どうも、怪盗だとかなんだとか――戸締りには気をつけようね、お互い。
[そう、なんとなしに。近頃世間を賑わす怪盗の、話題を]
(12) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
明日かな、狙うなら。
[本当は、今すぐにでも掻っ攫いに行く可きではあるが。 先程三階への綱渡りをした時に気づいたが、 やはり何時もよりも体が重く感じてしまった。 ずっと喉が痛いのは、果たして風邪なのだろうか。
些しだけ、嫌な予感がしている。
頷かれたタイミングで、もう片方の目にシャドウを乗せる手も止まる そうして、再び作業をする精巧な指は動き、>>7 さて唇にも彩を――と思った矢先。 呼吸を留めていたらしく、息を吐き出す様子を目の当たりに、]
はは、そんな構えなくても取って食いやしない。 ――目を開けた頃には、もっと可愛くなる魔法が掛かってるよ お楽しみ。
[リップクリームを乗せてから、淡い朱を乗せてゆく。 桃色や色味の強いベージュと迷ったのは 娘の年頃を考えて、であったが。 結局は、薄くであるが緋色を差しておいた。]
(13) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
―夜・燐蛍亭―
こんばんわ、約束通り寄らせてもらったよ。
[初めて入る夜の燐蛍亭は、少しだけ酒が香る。 どうやら数種の酒を扱いっているようだ>>2:134 定位置となっているカウンターにほど近い、二人掛けの席に腰を下ろす]
夜はサンドイッチやってる?
[やっているのならそれを、 やっていないのならメニューを聞いて一つ頼む。 つける飲み物は"いつも通り"、店主のお勧めを]
(+7) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
[だってね、その色は。 赫い少女の髪の色にも調和するし、
女の子を彩る色、だからね。
けして、男の唇に塗る色ではない。 十二時の鐘が鳴る前であっても、なくとも。]
(14) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
違う……?
[どうしてか、わからないで。>>2:430 ただ不思議そうな目で教員を見つめて。 夢は自分自身でさえ否定できないと、くすむのは夢を追う瞳だと 視線をさまよわせる姿をただ、じっと。真剣な眼差しで見つめて]
でも、他者から見て。どちらが正論か、世迷言か。 それだけで決められるものじゃないですか? ……後悔しない、それが正論とは言わずとも、正しいということでしょうか?
[呟かれたような言葉を聞き返し]
この街の空は煙でいつも汚れてしまってるけれど。 色々な景色を見て回りたい。この街にはもう、戻ることもないと思いますけれど ……世界を旅してみたいんです。
[頭を振る様子に、少しだけ控えめだけれど夢の一部を話す顔は とても楽しげで]
(15) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
……そういったばかりなのに、虫のいい話ですよね。 ずっと、夢だったから。どうしても、わかってほしくて。否定、しないでほしくて。
[向こうも、分かってくれたなら。また、昔のように笑いあえるかなって]
可愛い幼馴染……あはは、男でしかも弟みたいな子ですけれどね。 ……生意気で、無茶ばかりしてる子ですけど。あんな別れ方はやっぱり、しちゃ駄目かなって。
[冗談を言う姿には、またくすりと笑う。 彼から冗談の言葉が飛んでくるなんて思いもしなかったから]
だって、ほとんどの講師なんてお金のためにしか動いてくれませんよ。 ……教え子の悩みをこんな真摯に聞いてくれるの、本当に少ないんですよ?
[そう、所詮は成績とお金を第一にしている講師ばかりだからと>>2:432 頷く姿にまたほっと安心したように息を吐いて]
……フラム先生、本当にありがとうございます。 あ、私そろそろ講義の時間なのでそろそろ行きますね。 話聞いてくださって、ありがとうございました。
[時間を見れば、そろそろ講義が始まりそうで。 そのまま、彼にまたお辞儀をすれば笑顔を向けてそのまま図書館から出て行った**]
(16) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
/* とりあえず、拉致られてから落ちようかと思ってたけど、なんか勝手に\ここで拉致って/ってやってるみたいで申し訳ない、本当に。 店でも夜道でも家でも拉致る場所は構わないけども、 そういうすり合わせはメモでしたくないんだよなぁ。
(-7) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
[マフラーで隠していた首飾り。 産まれた時から肌身離さず下げている卵。
紺色の行方を目で追って、また伏せた。]
……わたしも、あんまり分かってない。
[分からないから、羨ましくなる。 1人にさせたくないって気持ち、伝わってる?]
そうだよ、1人じゃないのは――。
[いいことだよ。
瞼の端まで筆がくすぐる。 目を開いたとき、どんなわたしが居るんだろう。]
(17) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
[そうして、椅子のバックを元へと持ち上げ。
髪の毛に霧を吹き、一度アイロンで伸ばして。 整髪の液を馴染ませてから、筒型の其れでカールを作ってゆく。
洗って乾かさずに過ごした癖のウェーブとは異なり、 ふわっと膨らんで、そう。 消えた中流貴族の娘にも引け劣らないくらいに、 綺麗で、豊かなウェーブヘアー。
外から室内を見通せるこの店に、 商店街をゆく一人>>2:392も通りかかることがあったのなら。 きっと、少女から女性に近付いた美人を覗けたのだろうか。
“魔法”に従ずる散髪屋の店主は、手元に注視をしていたが。**]
(18) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
/* メルヒオル何の病気なの…。 心配感…
(-8) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
― →Antique Amethyst―
[店に戻る前、男はふらりと骨董品店に立ち寄った。 普段のように店で使う雑貨を探すのではなく、‘何でも揃う’と言われる謳い文句に惹かれて。
彼を誰にも渡したくない。 そう思いつめた男に紫水晶の店主は白い腕を差し伸べ、悪魔の囁きを落とす。>>*0]
…あ…。
[閉じ込めてしまえばいい。 そう促す声は天啓のように男の心に染み渡る。 花緑青は鳥籠の誘惑に蕩け、熱い息を吐いた。
歪んでいても、 澱んでいても、 狂気だと言われたって構わない。
これは何者にも変え難い愛なのだから。]
(+8) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
― →燐蛍亭―
[骨董店と薬屋で、目的のものを購入して店に戻る。
店番をしていたセルマには、何かいい事でもあったのか、とからかわれ。]
――はい、そうなんです。
[男は倖せそうに微笑んで首肯する。 約束を交わした夜が待ち遠しかった。]
(+9) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
/* >>*0になんて書いてあったんだろ……
(-9) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
― 燈写館→ ―
[二人を見送り、己も店に錠を下ろして街に出た。
臨時休業知らせるプレートは、簡素で素っ気ない。 店主の気質を良く表したもので、 午後は殆ど外で過ごすだろうと想像に易い。
存外稼ぎの良い写真館の店主は、今日も多忙だ。*]
(19) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
[彼から訪ねてくれるのなら都合がいい。
はやく、はやく彼を閉じ込めてしまおう。
彼の妻が異変に気付かぬ内に。
――自分以外、誰も触れられない鳥籠に。*]
(-10) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
いけない、チークを忘れてた。
[幅広のチークブラシで明るいオレンジを 諄すぎない程度に頬へ乗せて、己も鏡を見遣る。]
さ、鏡を見てご覧。
今のオルエッタは僕とふたりだ、 一人じゃないね、
[>>17家族のことなんて、きっと彼女以上に知らない。 家族なんて、判らないものは、要らない。 少女の紡ぐ温かいものが何か、魔法使いは覗き見れない。
追うのはいつも、 温かさの存在せぬ、美しさだから。]
(20) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
―夕食時・燐蛍亭―
いらっしゃいませ。
[>>+7男は笑顔でグラディスを出迎える。 仕事を終えた後の解放感か、少し酒が入っている所為か、店にいる客は上機嫌。 サンドイッチはあるかと聞かれれば、男は申し訳なさそうに眉を下げ、]
申し訳ありません。 サンドイッチは昼だけなんです。
[そうして普段客のよく選ぶ、バケットとサラダとスープにメインディッシュが付くセットを彼に勧めた。 メインディッシュはポークソテーやサーモンのフライ。 チキンのトマト煮などがある。]
(+10) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
[生まれた時は、独りだったもの。 灰の中にいた時は、独りだったもの。
この十年間、独りだったもの。 師が生きていた間だけ、独りでは無かった、けれど。
「seven」は、
「なな」は 「Nana」は
もう、しんじゃうんだ]
(21) 2014/12/10(Wed) 01時半頃
|
|
/* あ。秘話はもう使わなくていいんやんね。 なんか使ってしまった。(;´・ω・)
(-11) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
[小さなガキ。この国の言葉ではなんと云う? ナノ、わたしはそう答えた。
少女のような大きな瞳、淡いチークのような髪の色。 師は、名無しの少年に、名前を付けた。
わたしはいまも、その名を抱いて生きている**]
2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
[小さなガキ。この国の言葉ではなんと云う? ナノ、わたしはそう答えた。
少女のような大きな瞳、淡いチークのような髪の色。 師は、名無しの少年に、名前を付けた。 ナノよりもナナの方が、響きが可愛いって。、
だからね、 わたしはいまも、その名を抱いて生きている**]
(22) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
[一番ぷるぷるってしそうだったのは、睫毛に何かを塗られたとき。
ぎゅっと目をつむりそうになったけど、頑張って耐えた。 台無しにしてしまいそうだったし。
上から降ってくる苦笑い。]
……この街しか、わたしは知らないから。だから、大事なんだと思うの。
見せたい人――見せたら、どんなことを言ってくれるんだろうって思う人はいる、よ。
[何人か、その顔を思い浮かべて。]
(23) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
正確には「小人」=ナノ
(-12) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
[ジルベールは? って、考えて。
心のうちで首を振った。
わぁ、すごいね!って、言いそうで。
でも、ホントに言ってくれるか分からないから。]
(-13) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
あ、漫画のナナはなんも関係ないです。 どっちかっていうと三次版権のセ●ンキャッスルから(ry
(-14) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
― 燈写館>>9 ―
―――、
[じ、と話すのを見つめながら 考えるときの仕草、自身の顎先に指を添える。]
何か、忍び込んだわけでは ないだろう、ということ。 それで、絵が動いた、か。
[前衛的な壁画には、獣めいた牙や 動物のようなものも描かれているが、 呪いの類というのは、無いはずだ。 真面目に考えるようすのは――さて、理由があるのか。]
気にしなくていい。 あまりに酷いようなら 相談においで。
[痛いという左目の目じりを、指の背で撫ぜて]
折角の同行だ、 一件、ご一緒願える?
[挙げた名前は燐蛍亭。 フロライトの好意の配達、ダフネドラはそれを頼むだけだが、ジルベールにはきちんと店の中、注文をどうぞと促すつもり。 食べない派手な骨董店主と、眼帯の青年と、一見不思議な取り合わせ。]
(24) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
――そうですね。 折角夜にいらしたのですから、ホットワインでもどうですか?
[今宵もお勧めを求められれば、男はホットワインを勧めてみる。
様々なスパイスが入っているから、睡眠薬が入っていても悟られにくいだろう、というのは口にしない。 珈琲を求めるようならバックヤードに戻り、彼の横顔を盗み見ながら思案する。]
(+11) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
あ、やっぱりないかぁ。 じゃぁ、メインにチキンのトマト煮、それのセットを頼もうかな。
[店のメニューを把握しきれていない。 これでは常連を名乗れないなと頭を掻く。 申し訳なさそうな顔に、こちらこそすまないと告げ、 お勧めのメニュー>>+10を聞けば、その中でチキンを頼む]
少しだけ、おまけしてもいいからな?
[悪戯っぽく笑って付け足す。 それはかわした約束の、ベーコンの代わりに>>+0 元々はサンドイッチに挟んでもらうつもりだったものだから、別の何かをと]
(+12) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
/*日本語ねじれてるしっかり
(-15) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
――正しいかどうかは、誰にも判らないね。
[苦笑して]
でも、そう――うん。 否定され莫迦にされても、抱いてきた夢なのに。 自分がそれを否定してしまったら――、
[彼女のことか、自分のことか、言辞は曖昧にしながら]
……あの頃の僕はね、生きていく意味を、叶わぬものに求めたんだ。 いまでも、それを追うのを止めないのは――あの頃の自分を、嘘にしたくないから。
[学生の前では使わぬ一人称を、洩らしたことに気付いて、苦笑して]
(25) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
ああ――、うん。 世界を旅、か。正直なところ、羨ましい。
[語られる、夢の欠片に。眩しそうに、目を細めて]
でも、惜しいな。 ――戻ってこないのじゃあ、旅の話を聞けないね。
[そう、残念そうに、笑ってみせた]
(26) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
―燐蛍亭―
[生憎、燐蛍亭の店主は配達中であった。 ならば、戻ったときにでもと手伝いのセルマに言付ける。
本日のサンドイッチ>>2:265と 紅茶の一種がジルベールの元へ運ばれる。 洋梨の爽やかさはチーズの濃厚さとよく合うだろう。
ダフネドラは食べないのかと 尋ねられたならば 僕は食べないのさ、と まものだからね、と 冗談めかして笑うのだ。]
(27) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
……ああ、講義。 そんな、時間か。学生の本分はそれだからね。
[時計に目をやり、頷いて]
うん、それじゃあ――、また。
[と、図書館を去る彼女の背、揺れる赤い髪を、見送った*]
(28) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
(ねこ、なら或いは あの場所に) [さてそれは推測に過ぎず、ジルベールに伝わることは無い。]
(*1) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
そうだな…ならせっかくだし、ワインを貰おうかな。 体も温まりそうだし。
[家に帰れば迎えられるのは身を差す寒さ。 明日も変わらず大学はあるが、決して酒に弱いわけではない。 少しなら大丈夫だろうと、勧められるままにホットワインを頼む。
勧めた彼の思惑>>+11になど、辿りつきはしない]
(+13) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
気が乗らないこともあるんだね、セブンにも。
……やっぱり、『大事な街』だから? 7年は、長い?
[唇は開いて――また、閉じる。 早く仕事を終わらせて欲しい気持ちも、わたしの中にはあるのに。
狙うなら――明日。]
うん。応援してる。それしか今のわたしには出来ないけど。 気持ちが続くようにって、成功しますようにって。
明後日の号外は、またseven一色になるようにって!
(29) 2014/12/10(Wed) 02時頃
|
|
はい、畏まりました。
[>>+12前回の来店時に初めて食事を摂った彼だ。 食事のメニューを把握していなくても仕方ない。 すまない、と謝られれば首を振ってみせ。]
…ふふ。 心得ておりますとも。
[グラディスの悪戯っぽい笑みに呼びこまれたように、男の顔には少し砕けた笑みが浮かぶ。 交わした約束は忘れていない、というように確りと頷いてみせ。]
(+14) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
…そうですね。 今晩も冷えそうですし。
お食事と一緒にお出ししましょうか?
[>>+13微笑んで応じながら、ホットワインの注文を受ける。 首尾よく事が運べばよい、とそう願いながら。]
(+15) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
[――あかい髪を、見送って。 ポケットのなかに、手を入れる。あかい髪。指先で、もてあそび]
――……、そう、かぁ。
[悩みならいつでも聞いたし、相談にもいつでも乗った。
教員と学生という立場――それだけで、良かったのに。
――だけど、ああ。 街の外へ――そして、戻らない、なんて。それが望みなんて。
世界を旅するなんて、それは。地理をも教えているから判る。 世界は安全な場所だけじゃない。そうじゃない場所のほうが多い。 そんなところに学生を送り出していいのだろうか。いや、きっといけない。 でも、教員だから。学生の夢は応援しないと。だけど、でもそれは、彼女のためになるのだろうか。
わからない。わからない。判断するのは、結局、彼女の自由意志。 それじゃあ、こういうのはどうだろう。女のひとり旅。旅のなかで出くわす危険を、事前に体験させてあげるというのは――?**]
(-16) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
―燐蛍亭 → ―
[健気な労働者と向き合って、 他愛ない話、仕事の話、 柔らかな時間を共有する。 金糸雀の囀りがあるならば 耳を楽しませることだろう。
さて、やがて席を立ち ジルベールと別れた後のことだ。
くるりと日傘を半分回し、少々遠出をしようもの。]
(30) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
/* 何かしら意味を付けられたらいいなってカクテル言葉のページを開いてます。 フロライトはバーテンさんじゃないので、ホットワインくらいだけども。 http://cocktailkotoba.nomaki.jp...
ポートワインって、ホットワインに使ってもいいのかなー(´・ω・`) ファンタジーだからいいか!
(-17) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
ワインも食事と一緒に。
[食事>>+14とホットワイン>>+15を頼み終えると、 彼はバックヤードに戻って行っただろうか。 食事が出てくるまでの間、一人思考の中へ。
郵便受けに手紙は届いているだろうか。 彼女は、いつこちらへ来れるのだろうか。
楽しみばかり想像して、不可解な事は思考の外。 ズボンのポケットに入れたメモの切れ端>>2:255のことも、 今は考えてはいない]
(+16) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
/* メモ入ってたw
(-18) 2014/12/10(Wed) 02時半頃
|
|
はい、畏まりました。
[>>+16注文を受けた男は、一礼するとバックヤードへ戻る。 楽しげな表情が浮かぶグラディスの心が何処にあるかは容易に予想出来、 騒ぐ胸を宥めるように押さえ、深呼吸をしてから調理を始める。 彼には美味しいものを食べて貰いたいから。
今宵のスープはコーンポタージュ。 玉蜀黍そのままの色した水面には乾燥させたパセリが浮かぶ。
メインディッシュの一つであるチーズを仕上げに掛けるチキンのトマト煮には、ブロッコリーや茄子、大豆などの野菜も入っている。 他の客に出す皿よりも肉を少しだけ多くよそうのは、交わした約束を果たす為。]
(+17) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[彼に出すホットワインには、 発酵途中にブランデーを加えて酵母の動きを止めるといった、独特の製法で出来るポートワインを使用する事にした。 そこに込めた意味に気付かなくて構わない。 ――いずれ分かる事だから。
鍋の中に入った真紅の液体に輪切りにしたオレンジと砂糖、シナモン、スターアニス、クローブ、生姜などを加えて弱火で煮込み。 スパイス類を濾しながらグラスに注ぎ入れ、彼の意識が他にある事を今は感謝しながら粉末状の睡眠薬を何食わぬ顔でさらりと落とす。 軽く混ぜた後にワインと共に煮詰めたオレンジの輪切りを浮かべた。
昨夜散髪屋に提供したように、硝子製のソーサーにはシナモンスティックを添えて。]
(+18) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
――お待たせしました。
[温かな料理とワイン。 全ての準備が整えば、銀の盆に乗せて彼の席に歩み寄る。
その中に薬を仕込んだとは思えない、グラディスの見慣れたいつもの笑顔で。**]
(+19) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[背の高い、黒髪の男性。合成音声で語る エヴァルト・ウェントワース卿。 碩学の癖に錬金術や神話に傾倒した変わり者。 紫水晶の眼にかかったひとりである。
彼の元に戯れ赴く。 どんな顔を、しているか。 覗き見るのは愉快の一つ。
――此方を向かないのは、つまらない。 ――離れればいずれ失せものとなる。
重ねた経験に歪む執着、 其れもまた面白いことだと ただ笑えたならよかった。]
(*2) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[なのに。
今更――今更の答えあわせ。 うそつきの真実。
置かれた封筒の中身。 藍色の花、靄のかかった深淵。
手放しで愉快と思えぬ棘が 確かに、そこに存在している。 おかしな話。
実に、おかしな話だ。]
(*3) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
散歩かい?
――ウェイクリー卿
[行く先、影のように当然と現れて、 紫水晶は笑みを向ける。 ウェイクリー卿は僅かに目を見張り、 それから合成音声で、店主の名前を呼んだのだ。
まがい物の声なれど、 否、それゆえ却って骨董屋の興味を惹くもの。 元はといえば、それが切欠であった。]
(31) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
― →大学 ―
[小さな街にある最高学府。 一昔前は植物学者夫妻の講習が人気だったが、 蒸気圧に押し潰されて、今は歴史の枠が増えたらしい。
次世代エネルギーの運用も侭ならぬ癖、 過去を振り返りたがるのは世の常か。 まだまだ、この街は鉱山に頼る状況だ。 下水の濁りは年々増して、水底も淀んで見えない。
進学率は上がったが、大学に進めぬ者とて数多居る。 己が過去の過ちから酒を教えた相手もその一人。 選ばぬ道は綺羅綺羅しく見えるだろう、閉鎖社会の闇を知らず。
己は白い息を吐きながら、荘厳な門扉を潜った。*]
(32) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[事務局に赴いた男は、予定人数を伺い、予算を打ち合わせた。 プランを立て、幾つか見積もりを出せば、本日の予定は完遂だ。 後はいずれ燈写館に投じられる依頼書に従い、仕事を成すだけ。
事務局からの帰り道、 午後の麗らかな日差しとは縁遠い蒸気の街を臨める上階。 工場地帯に並び立つ煙突を遠くに見て、 先端から溢れる煙に合わせ、嘆息をひとつ。
思慮に耽だせば思い返すのは年下の恋人のことばかり。 季節の節目節目に訪れる大学では、いつも余暇に一人を探す。 恋の病に感化された男が、誰も知らぬ顔を隠しながら。]
(-19) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[今日も今日とて、愛しい恋人の姿を求め、校舎の窓から外を伺った。 視線を巡らせ、近くに引いて戻せば、丁度真下に恋人を発見。 どれだけの距離を隔てようと彼だと分かる。 仮令、隻眼だろうと、彼が顔を伏せていようと。>>2:390
喜悦と共に長躯を乗り出し、空から一声降らせ、驚愕を拝もうと画策。 普段の男からは想像出来ぬ稚気だが、恋人だけには何時も甘くなる。
楚々としながらも凛として、健気ながらに純潔なる恋しい人。 己が一方的な未来を誓う最愛の恋人(ひと)]
(-20) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
― → Antique Amethyst―
[――何のことは無い、他愛ない話。 件のエヴァルトと言葉を交わして、 幾らか後に己の“城”へと店主は戻る。
誰も拒まぬ、開かれた扉。 未だ外の誰の前でも外したことの無い 口元のコルセットとは正反対だ。
例えばそれが路地裏に居る 物騒な男たちだとしてもだろう。 この店主が憂き目にあったかは伝わっていないが。 あったとしても、逆に魂まで喰らい 骨抜きにしてしまうだろうと思わせる何かがある。艶やかに物騒だ]
(33) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[しかし、哀愁滲ませる彼に声は届かなかった。 唇を開くより先に、彼の背後に闖入者の影が立ったのだ。
狡猾な神経質が人相に出て、痩せているのに好色な脂を浮かせた男。 趣味の悪いスーツとポマードを塗りつけた黒髪が重い。
人を数多覗いてきた男は、一目で男の本質を知り、 次いで、遠目にも伺える面に当りをつけた。 地位と名声の前に、万人が旋毛を晒すと思い込んでいる顔。
―――― 己がゴシップ紙に噂を売った間男だった。
自身の寵を一途に向ける恋人へ、 断りも無しに誘いを掛ける、分不相応も許せるものではなかったが、 血色の悪い唇を震わせ、吐き出した罵詈雑言は聞くに堪えなかった。]
(-21) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
『折角私が目に掛けてやったのに、何が不満だ!』
『奨学金の更新を切ることなど、私には容易いのだぞっ』
『貧しい出にしてはそれなりの顔をしているから、 取り立ててやろうとしただけではないかっ!それをッ!』
[彼の胸倉を掴んで、何度も揺さぶりヒステリーを起こす。 男の矜持は中身など空っぽでも、地位と名誉にあったのだろう。 脅かされる恐怖と、彼に対する怒りとで、顔を真っ赤に染めていた。]
(-22) 2014/12/10(Wed) 03時頃
|
|
[――― 失敗した。
と、痛感したのは、其れを見下ろす男である。 もう少し、教授職にまで上り詰めたなら物の道理を知り、 自己保身で身を引くかと考えていたが、 最高学府の教授とは、頭の出来に関わらず就ける職だったらしい。
蟀谷を抑えて、肩に掛けていた鞄を外す。 男は、興奮のあまり、彼の後頭部を校舎に向かって打ち付けていた。]
『脚を開いて、男を咥え込む以外に価値のある顔か!? 薄汚い針子とて、どうやって仕事を取ってるか分からんなぁっ!』
(-23) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[自身は十年前と同じよう、下す断罪に躊躇いを持たなかった。 自身は十年前と同じよう、大事な商売道具よりも彼を優先した。
校舎から突き出す黒鞄、撮影機材は携帯用が一台だけ。 それでも、十分な重量だ。虫を叩き潰すには十分の。
パッと肩紐から手を離して数秒後、
――――――― 鈍く頭蓋が拉げる音を聞いた。*]
(-24) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
/* サイコパスが如何いうものか、 中の人がきちんと理解している訳ではないのですが、 この写真師は凄くそれくさい気がします。
(-25) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[運ばれてくるのはどれも丁寧に作られた料理>>+17。 客に出すものなら当たり前であるが、 これだけ豪勢なものはかなり久しぶりに食べる。 自分で作ると粗食にしかならないから。
同時に運ばれるのはホットワイン>>+18 温かな湯気が昇るワインはなじみがなく、そちらも楽しみ。 様々なスパイスが入れられたホットワインに、 異物が入っているとは気付けない。 持ってきた彼の顔も、普段と変わらないのならなおさら>>+19]
(+20) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
―――…どうして、君にはこうも虫が集るのか。 君が魅力的なのは重々理解しているのだが、 昨日の今日でこれでは、幾ら俺でも堪りかねる。 [男は溜息混じりに恋人の唇を啄ばんでいた。 校舎に掛かる木陰の中で、彼の後頭部に出来た瘤を慰めながら。
軽い脳震盪を起こしただけの彼は無事だった。
―――無事でなかったのは身の程知らずの男の方。 投げ出された足はピクリとも動かず、頭部が歪に歪む。 汚い言葉を吐く唇も、今は噴いた泡と泥に汚れているだけ。
動かなくなった塵の処理より、恋人の安否を確認するのは当然で、 気を失ったままの彼を気遣い、外傷を確かめる抱擁を繰り返す。]
(-26) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
ありがとう。 いただきます。
[チーズのかかったチキンにナイフを入れる。 フォークで野菜と共に刺して口へ運ぶ]
…ん、旨い。
[ほろりと、自然に言葉は零れる。 他の皿より少し多めの肉に食は進む。 ワインも、食事の合間に一口二口飲む。 喉を下るワインはそのものの温かさに加え、 アルコールやスパイスも体の芯を温めていく。 甘味の強いワインにしょうがのアクセントがあり、とても飲みやすい]
(+21) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[残さず食べ終わり、フォークを置く。 満腹故か、アルコール故か、頭が霞みがかったように働かない]
ごちそうさま、すごくおいしかった、よ
[彼と視線が合えばそう伝える。 もっと言葉を掛けたかったが、それ以上は言葉が出ない。 それだけがやっとだった。
―――酷く、眠い]
じゃぁ、帰るとするかな、 また………
[夕食代を机に置いて席を立とうとするも、 くらりと体が傾ぐ。
「また、明日」 そう続けようとしたが、続くことはなかった。 くたりと、その席で突っ伏して深い眠りに落ちていった**]
(+22) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[瞼を伏せていても美貌は翳りを知らず、純粋な無垢が滲んで見える。 時が神話の時代なら、彼は疎まれ、星座に上げられも可笑しくない。
珍しく大きく溜息を吐き出すと、最後にもう一度薄い唇を愛し、 校舎へと彼の背中を預けさせた。]
あまり、強硬手段には出たくなかったが、 流石にこのまま返すわけにはいかない。
―――…アンジー、君は俺の貞節な恋人。 肌を赦して良いのは俺だけだ、分かるな?
[勝手な小言を死体の傍で、甘く彼に吐く男。 彼の覚醒していたのなら、逸した常軌に悲鳴も上がりそうであるが、 幸か不幸か意識は蒸気の向こう側。恋人名乗る男など知らぬまま。
幼くも危機感不足の恋人を持つ男は、指をそっと舐めて濡らした。]
(-27) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
―Antique Amethyst―
[エヴァルトの様子を見るに、 さして気にしているわけでもないか。 おかしなところで淡白だ。 或いは、エヴァルトもまた見る者見れば 悪趣味の領域に触れているのかもしれない。
触れるのならば、夜だろう。 されど手放しで愉快と思えぬ“棘”は 存外魔性にも引っかかるらしい。
大学に行くと、謂っていた。 奇人たるダフネドラには縁遠い場所。 成る程それは、“時間”が掛かりそうなこと。]
――ふ。
[おかしなはなし。店主は吐息に笑いを混ぜた。
髪には藍の花を挿したままで**]
(34) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[クチ――――、
木陰の中に響くのは、精密機器に慣れた指が粘膜を掻く音。 彼の下衣を緩め、処女地を丹念に潤す水音。
左右の頬に口付けを寄せ、彼が夢現で震える都度、 慈雨の接吻降らせて慰めた。 噂に幾ら爛れようとも、真実誰も知らぬ窄まりを拓く五指。
怪しい疼きを呼び起こし、蠢く指は躾に似る。 未開の身体は、それでも男が熱を吐くほど淫らだった。
指を推し進め、また浅く引いては潤いを足し、 内側で鉤型に折り曲げ、粘膜をすりすりと摩擦。 戦慄く柔襞を躱し、彼の体内で指の節を数えさせる。 決して創を付けずに、甘く時間を掛けて拡張し、 彼が無意識に息を切らす頃、漸く指を退いた。]
(-28) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
君を疑う訳では無い。 けれど、俺の不安も汲んでくれ。
―――…大丈夫、何も怖いことなど無い。
[彼の周囲で最たる危険思想の持ち主は、 自身のことなど棚上げし、黒鞄より種子型のゴムを取り出した。
それは明るい空色をした小型のブロアー。 撮影機材を扱うものならば、誰しも知るが、 一般人は用途も分からぬ専門道具。 つるりと丸い形に精製の甘いゴムは鞭毛が目立つ。 ノズルが付けられる穴はキャップで封がされている。
決して太くも大きくも無いが、空気を湛えたゴムは張りがあり、 ひたりと窄まりに宛がっても、押し返す弾力。
されど、男は躊躇わず、粘膜巻き込み、 縁肉を捲くって、体内へと器具を埋めていく。 何も知らぬ身体へ、愛撫めいた楔がひとつ。]
(-30) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
/* 拉致まで書けたぞー!寝るぞー! 遅筆でホントすみませ…
(-29) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[全てを飲み込ませてしまえば、次に取り出したるは、 彼の不貞に備えた仕置き道具。前後を戒める貞操帯。 未熟な屹立を淡く圧迫し、内に収めた器具を留める代物。
此方は裁ち鋏すら拒む合皮製。 丁寧に鋲まで打たれた其れを、鍵を用いず開くには、 裁縫道具ではなく、金属を断ち切る工具が必要。
―――尤も、彼の身近でそんな工具を持つ男は、 彼を戒める鍵も所有していたが。
カシャンと鍵を回す音は軽く、慰めるように背中を撫でてあやす。 わずかにでも体温は上がっただろうか、身体に走る違和が解けるまで、 男は彼を抱きしめ、充足の海に沈む。*]
(-31) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
[次に彼が眼を覚ました折には誰の人影も遺体も無く。 残されたのは、下肢に絡まる淫靡な違和感。
動く度に、未熟な性を唆す種子型の―――、**]
(-32) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
― 猫の道 ―
[猫の道は誰も知らない通り道。 赤猫に教えて貰った専用参道。
昼歩きには滅多に使わぬその道を、 大きな荷物抱えて、渡る影。
誰も知らない、猫だけが知っている。 にゃあと鳴いた白猫に、笑わぬ男は道を譲った。**]
(35) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
/*ポートワイン、なんだろう。 明日わかるだろうか。
(-33) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
― 猫の道先 ―
[10年前、男は下水に粗大塵を捨てた。
その頃既に下水道に住み着いていた赤い仔猫に、、 此処はゴミ捨て場じゃないんだよ。と叱られたことも覚えている。
では、何処へ捨てれば良かった?と、 罪悪感など欠片も無い顔で問い返すと、 まだ下水の全てを知らぬ仔猫はにゃあと鳴いて返してくれた。
どこか困った風に見えた赤猫に、分かり難い笑みを喉に篭らせ、 次に捨てに来るまでに、考えておいて欲しいと告げた。
下水に塵を捨てに来たのは己が初めてではなかったが、 投棄に来た者は全て、忠告をくれる彼女に腕を挙げ、 時には命すら奪おうとした。
己の秘密を見られたと、偽りの剥げていく音に耐え切れず。
彼女の苦言を真面目な顔して聞いたのは、 恐らく無愛想で不遜な青年が始めてのこと。]
(*4) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
――― 捨てて良い場所は、決まっただろうか?
[十年越しの声は下水に響き、赤猫を呼んだ。
声が届かぬなら、仕方がないので不法投棄するしかない。 また、捨てたでしょう。と叱られても、甘んじて。
冷たくレンズを覗いて、真実ばかりに傾倒する男が、 頭蓋の陥没した死体を捨てに来たのは、今日で二度目。**]
(*5) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
|
|
/* ……、……、 (前夜に書いたログがわけわからなくて頭抱えてる)
眠いときは寝よう、うん……、
(-34) 2014/12/10(Wed) 07時半頃
|
|
[睫毛の生え際までにはコームを近づけなかったが 毛先も中心も、普段から他人の触る場所には遠い。 擽ったさを耐えていたのは、肩の緊張で悟れた>>23]
そう。 じゃあ、大事にしないとね。 大事なものは、目を離したらすぐ失くなっちゃうから、
[嘗ての経験則。 一番大事なものを傍に置きたくとも、 弟子たる身分ではそうもいかなかった
オルエッタの人生全てが注がれたこの街、 変わった彼女を見せたい相手は、 成程、何人も居るに違いなかった。
その脳裏を鏡のように写し込むことは叶わないにしても、]
僕には、見て欲しいひとは、 感想を言って欲しいひとは、近くに居ないからね。 どんなに願っても、
[空気を絡めてふわりと揺れる赫い髪の毛。 前髪を留めていたピンを外し、 厚めのバングを斜め気味に流して]
(36) 2014/12/10(Wed) 08時頃
|
|
/* 完全に寝ぼけたなまえまちがいが つらみがある……
どこかで 月は無慈悲な夜の女王 って使いたいのだが
(-35) 2014/12/10(Wed) 08時半頃
|
|
/* ターゲットさだまってるし あまり時間を奪うのもな感
一人遊びだー
(-36) 2014/12/10(Wed) 08時半頃
|
|
今まで、こんな事無かったけど…… 風邪気味だから、余計にかな。
これ以上にミスを重ねたら、盗む所じゃない
[>>29大事な街だから。
ふと金の指を止め、空気を噛む。 大事ではないとばっさり棄てること、 其れが当たり前であった筈なのに、出来なかった。
時計塔からのスカーレットに包まれた街並みも、 風景に匹敵する程に並べられたアメジストも、美しく 今、鏡の中に綴じ込めた赤い髪のお嬢さんも、 師の見立て通り、猫ではなく可憐な花に見えた。
だから、大事なものがあるこの街で彼女は生きるべき。]
(37) 2014/12/10(Wed) 08時半頃
|
|
[街そのものをひとつの宝に例えた師は、 その区域に彼女が収まってなければ、口を尖らすだろう。 誰かの手を握り、赤い道を通るオルエッタの未来を 想像するだけで直に拝めないのは、残念だが。
残念だ。 師の欲したものが、他人に浚われてゆくのを見れないのは。
全部無くして己だけを見ればいいのだと、 願ってしまったことは、一度あった。 たった一度だったのに、命まで綺麗に奪うなんて。 瓶底眼鏡の内側で金色は揺らぎ、少しだけ潤んだ。]
(38) 2014/12/10(Wed) 08時半頃
|
|
……ありがと。 うん、sevenに盗めないものは、無いから。
大丈夫、――…盗み出すよ。 オルエッタ嬢の声援さえあれば、百人力だ。
[横に流した前髪、サイドの髪を一筋掬い、 二つ編みに結ってゆき、ねじ曲げてヘアピンで固定。 棚へ手を伸ばし、オレンジの花のコサージュで飾る この花は…さて、名前が思い出せない。
アメジストに添えるのを嫌ったものの。 取り寄せ品の出来映えが店主の指に劣ろうが、 いま此処で彼女を飾れるのは、店の財。]
……でも、
(39) 2014/12/10(Wed) 09時頃
|
|
―――でも、オルエッタ譲。
可憐な花は、路傍に咲かせるものじゃない きちんと花瓶に差すか、鉢植えに移すものだ
……どうして孤児院に住んでいないことを、 僕に教えてくれなかった?
[食指働かぬ子供であっても危ういが、 他人よりも胸も尻も成長未満ではあっても 彼女は一人の女性だ。
裡を進めば、この街の治安も最高に善良とは謂えない 何処でどう暮らしているのだろうと、 浮かんだ疑問は、口を割りたくないなら訊かないが**]
(40) 2014/12/10(Wed) 09時頃
|
|
/* エヴァルトのキャラクターがどうなっているのかこれ まあ多分ベクトルの違う悪趣味
(-37) 2014/12/10(Wed) 10時頃
|
|
― 燈写館→・>>24 ―
[じ、と見つめられれば少し居心地が悪く。おかしなことを言っていると自覚があるから尚更。吹き抜ける風が寒くて、結い上げていた髪の毛を下ろす。首の後ろ、見えぬ位置。そこにあった小さな赤い〝証″は再び青紫に隠された。もしかしたら骨董屋には見つかってしまったかもしれないが。]
―――ん、ダフネが、言うなら。 何かあったら相談にいくね!
[左目の目じりを撫でる指を享受する。触れられれば気になるほどでもないが、確かに訴えてくる痛みもなくなるような気がした。
それからお誘いには二つ返事。燐蛍亭はずっと行ってみたくて、でも行けなかったお店>>1:102。ダフネドラと一緒なら気後れした気持ちも気にならないのではと、先ゆく背中を追いかけた。]
(41) 2014/12/10(Wed) 10時頃
|
|
― 燐蛍亭 ―
[ドキドキしながら入店し、慣れぬ店にきょろきょろと。注意されたのなら素直に謝って、店員と話をするダフネドラ>>27の邪魔にならぬよう身を縮める。
そして目の前に運ばれてきたサンドイッチ>>2:265と紅茶に目をぱちくりと瞬かせ、小声でダフネドラへと向き直る。]
―――ジル、そんなにお金、持ってないの!
[見るからにおいしそうなサンドイッチ。海老を食べた回数なんて片手で余る。自分はコーヒーだけでいいと思っていたのに、こんな贅沢。困った顔で向けた先、骨董屋の店主はなんと答えただろうか。]
(42) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
[食べることを促されれば、ありがたく。両手を合わせていただきます。]
ふふー!おいしい!! すごく、すっごくおいしい!
あれ…、ダフネは食べないの?
[>>27そう問えば、まものだから食べないのだと冗談を返されて。ダフネが笑うから、自分も笑顔になる。]
あ、あの壁画って、かきたしていいの? だったら、ジルいーっぱいかくよ!
[以前に言われた言葉>>1:266を思い出して。よい返事が貰えたなら、借家に戻ってなにか描くつもり。 怖い動物の牙は丸くしてしまおうと。そうすれば、噛みつかれないだろうと、子どもの発想。
そうしてしばらく柔らかい時間は続き。席を立ったダフネドラにお礼を数回。そして手を振って見送った。]
(43) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
/* ジルベールいいこ
(-38) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
[くるりまわる日傘>>30が遠くなった頃。サンドイッチを胃に全ておさめて手を合わせてごちそうさまでした。]
―――――――――、
[サンドイッチも紅茶もとてもおいしかった。今朝の固いパン>>2:260など比べようがない。比べる方が申し訳ないほどに。借家は、不思議なことが起こったけれど雨風をしのぐには十分すぎるほど。自分は今幸せだった。]
―――――――――、いたい。
[しかし手放しで喜べないのは、先ほど>>43借家に〝帰る″と思えなかったのは。胸を占めるは罪悪感と後ろめたさ。何にかと言えば、それは―――。
胸が痛みに顔をしかめる。ここは怪我をしていないはずなのに。]*
(44) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
/* おやおや>証
(-39) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
[罪悪感。 ―――それは働きに出て養うべき立場の自分が、満たされてしまっていることに。
後ろめたさ。 ―――それは故郷の家族と、赫い仔猫への。]
2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
― 燐蛍亭>>42 ―
[言葉では無い、正しく北風が吹きぬけて 桔梗色の髪を揺らす。 隠される小さなあかい証のいろを、 見つけて居ながら何も謂わないのは ささやかなくせに酷く貪欲で、 “わたしのもの”だと刻むくせ 本人からは見えない場所に在る「秘密」を 尊き愉悦と感じたからだ。
痛みもきっと刻んだ証の一つ。 そう思えど告げはしない。 告げるのは店主の領分ではない。 ――囁くべきは、刻んだ本人。
健気な子羊はまだ何も知らない。 かどわかすのは魔物の性だが、 既に手を引く者が在るなら背を押すだけだ。]
いつでもおいで。 気まぐれな店だけどね。
[目尻を撫でた後、下ろした髪もさらりと掬い 燐蛍亭へと向かったのだ]
(45) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
― 燐蛍亭>>42 ―
この街に「おかえりなさい」のお祝いに。
[困った顔には笑みの眸、 食べるといいよ、と促して 心配するなと言外に告げる。
――「おかえりなさい」は迎える言葉。
長く帰れぬ彼の故郷で、 帰りを待っている家族がかつて 彼に向けた言葉と同じ、
赤い少女と“おうち”で過ごし 知らず違えた約束の言葉と同じ。
囁く声はごく柔らかい絹の手触りだ。]
(46) 2014/12/10(Wed) 10時半頃
|
|
/* >天声&ジルベール その時間進行なら 急いで巻かなくてよかったじゃないですかああああ やだあああああああ
ゆっくりはなせばよかtt
あっでも ねこ ねこもストーキングしてるし ねこにもあいたいね
(-40) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
/* 抉っていけるかどうかわからないけど そういうスタイル
(-41) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
― 燐蛍亭>>43 ―
[まもの は冗談を告げ、 では食べる代わりに何をしているかと謂うと ジルベールとの他愛のない話、それに 香りと鳥の声や客人のさざめきを愉しむよう。]
構わないよ。 そういう契約の部屋だから。
[もちろん、と頷いた。 画家が残したオイルパステルが 一番下の引き出しに入っているよ、と 謎だらけの助言をした。 あの部屋は探せばまだ画材が残っているかもしれない。]
(47) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
―燐蛍亭―
[店を訪れる客に魔物と子犬が居る時間。 窓際の席では、女性刑事の二人が賑やかに話をしていた。上司や同僚、部下の事は悪く言っても、事件や街の暗い部分は派出所で。 誰が聴いているとも知れない場所。
そう、何処にだって聳てる耳と、光る目はあるのだから。 椅子に置かれた編み籠の、タオルベッドのなかで眠るのは小さな仔猫が2匹。
どうしたのかと問うセルマの声に、答える声も明るい。
主人不在の燐蛍亭は、変わらず珈琲の香りが満ちていた。**]
(48) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
― 燐蛍亭 ―
[燐蛍亭手伝いのセルマダフネドラに謂う。 「店主は大学に配達に行ったので 時計で半ごろ戻ってくるのではと思います。 待たれます?配達でよろしいので?」 燐蛍亭に訪れながら何を口にするでもない 豪奢な骨董屋をどう感じているのだか。
何にせよ、本人はまったく意に介さない。]
配達で頼むよ。 時間はそうだね、手が空いたころでいい。
[それから、会話を楽しむ緩やかさ。 >>2:433店主とは少しの差で入れ違い。
傘をまわして商店街を歩く。 >>44 ジルベールの抱く痛み、呟きを知る由もなく。
ああ、けれど、 あの子は1度も、あの部屋に“帰る”とは、謂わなかったな、*と*]
(49) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
/* 助詞ぬけたしまった
(-42) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
/* ねこねこねこがいるねこ
(-43) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
みゃぁ
[微かに鳴く仔猫は、飼い主達に気付かれて居ないよう。 籠の中から店内を見渡し。
欠伸をして、また眠りについた。**]
(-44) 2014/12/10(Wed) 11時頃
|
|
[ねこ。 ねこ。 こねこ。>>48
やわらかないのちのぬくもりを伴って 女刑事たちが話している。 コンダクトの名前も上がろう、 あたたかな場所と 安らげる香りは 人の口も軽くするものだ。 “恋”のお話も、若しかしたら欠片ほど。 コンダクトは鈍感だから。 嘆く声も慰める声も、 珈琲の香りに浮かび、 砂糖と違って溶けていかない。
耳に届く、間違いなく。 「耳は無いと思っていた」 などと謂う暴言はさておいて。**]
(50) 2014/12/10(Wed) 11時半頃
|
|
/* ねこかわいい
(-45) 2014/12/10(Wed) 11時半頃
|
|
―Antique Amtethyst―
[>>2:433 燐蛍亭の店主が珈琲を 届けに来るのはそう遅い時間でもないだろう。
店主の腕が存分に奮われた 芳しい香りが漂う中で交わした言葉は 底の見えない黒い水面に溶ける**]
(51) 2014/12/10(Wed) 12時頃
|
|
―悪魔のささやきを落とす頃2―
[ゆがみを聞き届ければ ひみつ、は多い方が愉しいと店主はわらう。
夜でなくとも望まれれば “なんでも揃う”店の店主は 白い腕を差し伸べて、 なにがほしい? 謂って御覧、と眼を細める。
閉じ込める檻が欲しいのか 自由を奪う枷が欲しいのか 熱を呼びこむ一粒が欲しいのか 甘い砂糖菓子が欲しいのか
*此処は魔物の領分だ*]
(52) 2014/12/10(Wed) 12時頃
|
|
/* 赤で落とそうとしてたの間違えた!!
まあ……大丈夫か……
(-46) 2014/12/10(Wed) 12時頃
|
|
―昼過ぎの街角―
『そこのお兄さん、靴磨きはいかが? ほんの少しの時間で足元ピッカピカだよ!』
[孤児院の子供達は、大きくなれば働きに出ることもする。口減らしされた青紫の髪の赤子も大きくなり、今は靴磨きの一員だ。
指を靴墨で汚し、客を呼ぶ。*]
(-47) 2014/12/10(Wed) 12時頃
|
|
/* 一人称俺が 存外少ないな
(-48) 2014/12/10(Wed) 12時頃
|
|
/* 薬屋にも行くかな! と思ってたけど 貴重な時間はお相手にそそぎたまえ感
(-49) 2014/12/10(Wed) 12時頃
|
|
/* 昼休みにログ書こうと思ったがねむすぎる。 出張の移動中に書こう……。
行動候補メモ: ・薬屋かアメジストで睡眠薬かなにか調達 ・アメジストで拘束具かなにか調達(できるのか?) ・忘れてたけど監禁場所の考慮。(自宅が防音性高いことにでもする?) ・講義終わったとこをストーキング? ・まだ鍵空いてるから再空き巣?
街を出ていく話が聞けたから、暴走スイッチオンでいいはず。
(-50) 2014/12/10(Wed) 12時半頃
|
|
/* そうだ接着剤流し込んで鍵穴固めよう(ぽむ
(-51) 2014/12/10(Wed) 12時半頃
|
|
/* 覗いたら>>52が見えてぞくっとした。 1が見当たらないので、赤かな。
ソロル回すかどうしようか。
(-52) 2014/12/10(Wed) 12時半頃
|
|
魔性は、ときに天使の顔をして 近づいてくる。 始めからあやしさを自ら吹聴している分、 僕は親切だよと嘯いたのは 誰にだったか。
目は口ほどに物を言うくせに、 最後の一歩を拒む拘束。 愉悦を嗜むにくせに、 法悦からは、程遠い。
不可思議と矛盾を基礎として編まれた宝飾品めいた存在は、百万の男の誘いに気づかなかったように、妙なところが欠けている**
(-53) 2014/12/10(Wed) 12時半頃
|
|
―Antique Amtethyst―
[赤い髪の彼女を見送って。 図書館を辞し、借り出した数冊の本を抱えて大学を出る。 途中、思いたって、骨董品店へと立ち寄った]
どうも。
[藍を飾った店主にひとつ、礼をして]
近くを通ったもので、ちょっと。 このとおりなもので、本をまとめるのに、ほどけにくい結束用のね、何本か分けていただけないかと。
(53) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
/*
ニンゲンではない。 キカイでもない。
(-54) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
──それから、ああ。 ちょっと、睡眠不足でして。 睡眠薬とか、ありませんか。
[骨董品店といえ、色々とおいてあるのは知っている。 なければ薬屋に行くしかないが、一カ所で揃うならばと]
あとは、接着剤があれば助かります。 資料の補修とかでね、遣うので。
[と、告げる]
(54) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
[真の用途は、もちろん。
解けぬ紐で縛るのは、本ではなく。 薬で眠りに導くのは、己ではなく。 固く接着するのは、固まれば要をなさないもの]
──ありましたよ、僥倖。 祝福に、感謝を。
[さて、紫水晶の魔性は、どこまで見通しか*]
(*6) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
―Aphrodite―
……わたしは、見てるだけだった。 メルにぃが魔法をかけてるところ、ね。
お店のガラス外から。
だから。あぁ、今度は自分の番なんだなって思ったら……えへへ。
[今は魔法の途中。 だから瞼は降りたまま。
唇に触れる感触は少し硬く。 さっきから良い匂いがしているけど、更にふわって香ってくるの。]
(55) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
―Antique Amtethyst―
ようこそ、ミスタ。 これは随分な大荷物。 学者も力仕事が必要と見える。
[ふふ、と小さくわらい。 艶とコシのある丈夫な紐を抽斗から取り出した。 擦れても切れることはなく、結束したものを傷つけることはないだろう]
睡眠不足とは、難儀なこと。 入り用の話、近頃よく聞くね。
[取り出したのは 真珠色の粒が入った小瓶。 深き眠りに誘う――Nepenthes ]
(56) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
[椅子の位置が元に戻っても、わたしは目を閉じたまま。 赤髪は熱いって悲鳴を上げない。 わたしも熱くないから、悲鳴を上げない。
ふわっと持ち上げられて。 そっと下ろされる。
春のような香りがした。]
(57) 2014/12/10(Wed) 13時頃
|
|
― 回想・燐蛍亭>>46 ―
おいわい…?
[食べるといいよ、と共に言われた言葉。]
ふふー、 ――――、ただいま!
[今の住処では返ってくることのない言葉。自分は半年前ダフネドラに『いってきます』も言えなかったのに。それでも返ってきた『おかえり』は、なんて柔らかいのだろう。
嬉しさに情けなく歪む視界を誤魔化すように、サンドイッチにかぶりついた。]
(58) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
|
|
― 回想・燐蛍亭>>47 ―
[絵を描いてもいいとダフネドラから許しが得られれば。]
やった!じゃあジル、頑張ってかくね! できたら、見に来て!
[画家の居た部屋かと聞けば納得し、素敵な置き土産に気分も上がる。何を描こうか。部屋が暖かくなるように太陽でも描こうかと、考えは膨らむ。
ざわざわとしたにぎやかな店内。紅茶を一口含めば、仄かな香りも一杯に広がる。混じって聞こえる鳥の声はどこまでも澄んでいて。
――――――――その時、仔猫>>48の鳴き声が混じって聞こえた気がして。しかし姿は見えなかった。]
(59) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
|
|
―Antique Amtethyst―
古い歴史資料は 修繕が必要で? よいものが在るよ 資料を――傷めることもない
[口の大きな、 中身をすくいやすそうな瓶を取り出した。 ]
他に、欲しいものは――ある?
[ゆっくりと問いかけて、 首傾けしろい目元に笑み浮かべる** ]
(60) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
|
|
学者に書はつきもので。 紙はなかなか、重いものですから。
[苦笑して、紐をありがたく]
近頃は、物騒ですからね。 気になることも多ければ、優しい眠りもなかなかは。
(61) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
|
|
そう、修繕。 いまに残っている僥倖を、きちんと固めておかないと。
[応じて、代金を支払って]
いまのところは、これで用が。
まあ──欲しいものは、数ありますが。 いかにここでも、並びはしないでしょうから。
[問いかけには、そう笑う**]
(62) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
|
|
―Aphrodite―
そうだね、メイクはカットより代金高く貰ってるし 髪を切る時よりもお利口さんにして貰わないと 魔法が失敗しちゃうから、な。
[>>55それに、孤児院に化粧して帰ったら 他の子供達やシスターの反応が、 悪いものにならないかと、心配ではあった。 他の子たちよりも「特別」にしてしまうのは、]
僕にお手紙書いてくれたんだろう? だから、お礼だよ。
だから、オルエッタ譲から代金はもう貰ってる。
[>>57いつもは子供らしく真っ直ぐに整えるだけ。 他の子供たちより、ちょっとだけ「特別」。
でも、今日は、もっと。 でもね、だから少しだけ心配だった。
ちゃんと安全な“いえ”に帰れるのか、――って。 外は雨の匂いがして、寒いのに。 ふんわり流れた前髪は、春の妖精を模していた**]
(63) 2014/12/10(Wed) 14時頃
|
|
[チークは――あぁ、ほっぺにつけるやつ。一番広いブラシが頬に当たる。何の毛だろうね。猫でも犬でも馬でも驢馬でもなくて。
ほら、そんな事を気にしてる場合じゃないよね。 鏡を見る時間。
鏡よ鏡って呼び掛けるのは――別の物語。 今のわたしはメルにぃとふたりだ。 一人じゃないの。 これってとても素敵なこと。
うんって頷いて、にまって顔が弛んで。そうしてわたしは目を開けた。>>20]
…――わ ぁ
[開けた口が間抜けっぽい。]
(64) 2014/12/10(Wed) 14時頃
|
|
――そう。
ふ、ふふ。 それは――とても、素敵なことだ。
[ 赤い髪の学者に、 愉快そうに、軽やかに囁いた]
(*7) 2014/12/10(Wed) 14時頃
|
|
― 午後:商店街→ ―
[燐蛍亭を後にして、ぶらりと商店街を歩く。裏通りへと続く曲がり角からは、お客を呼び込む靴磨きや、あつあつのホットドッグを売り込む威勢のいい声が聞こえてくる。しかしどちらも今の自分には必要ないから視界には入ってこない。
前を向きながら、グラディスと珈琲の約束>>0:178>>0:186をしていたことを思いだしていた。]
んー…飲んだのは、紅茶だから… うん、セーフ!
[珈琲はせっかくなら勧めてくれたグラディスと飲みたかった。今日の仕事は午前中だけ。ならば、午後からグラディスのところへ行こうかと思いたつ。]
せんせーのお手伝い! ふふー、びっくりするかなぁ。
[珈琲などなくても、グラディスに会いたくなって。足取り軽く、大学方面へ。]
(65) 2014/12/10(Wed) 14時半頃
|
|
[目の前の、大きな鏡に映るのはメルにぃと―――]
……だれ?
[睫毛はいつもよりも長いし、翠の瞳が大きく見える。お肌もずっと綺麗。 一昨日のわたしよりも、昨日のわたしよりも。今日のわたしにはお姫様の魔法がかかっていた。
鏡に映るメルにぃを見上げ、スゴいって高い声をだした。]
(66) 2014/12/10(Wed) 14時半頃
|
|
──それでは、荷物もあるので、今日のところは。
[ひとつ礼をして、魔女の森を辞す。
そのあと向かった先は、さて──*]
(67) 2014/12/10(Wed) 14時半頃
|
|
― →大学校門 ―
[自分には縁のない場所。荘厳な門扉>>32は、開いてはいるもののまるで自分を拒絶しているよう。 しかしそれを気にさえしなければ、潜入は容易そうだった。
だが、構内はとてつもなく広い。自分が迷子にならない自信が無かった。保健室に行く前に日が暮れてしまったらどうしようもないのだ。おとなしく守衛室の扉を叩き、グラディスへの取り次ぎをお願いする。]
えー…、お休み、なの? どうして??
[しかし、返ってきたのは『グラディス先生はお休みです。』の一言だけ。理由を聞いても『守秘義務がありますので。』と門前払い。]
シュヒギムなんて、ジルわかんない…。
[ここ最近はやることが多い>>0:202と言っていたのを思い出し。意味なく休むような人ではないから、不安ばかりが募っていく。風邪でも貰ってしまったのだろうか。
居住地も知らない自分にできることは無い。明日なら会えるかもしれないと思いながら、大学を後にした。]*
(68) 2014/12/10(Wed) 14時半頃
|
|
─アパートにて─
[講義があると云っていたから、もし一コマだけで帰ってくるにせよ、まだそれなりの時間はあるだろう。 兎も角まずはと、先程、紫水晶の魔性から贖った接着剤を取り出して。 鍵穴へと、垂らし込んだ。鍵が開いたままで固まれば、当然に]
──鍵なんて、かからない国もあるからね。
[鍵の交換には、さて、どれだけかかるだろう。 それまでは、入り放題というわけで──]
(-55) 2014/12/10(Wed) 15時頃
|
|
/* メルにぃには、期待を持たせてくれるだけで居てくれると嬉しいわー。
この街に残るべきだ、とか、口に出して言わないでね?
(-56) 2014/12/10(Wed) 15時頃
|
|
──ああ、でも。 鍵がかからないと、不安で眠れないかな。
[それはよくない。睡眠不足は健康と美容の敵だ。ここは教員として、ぐっすり眠れるように配慮してあげないと。
真珠の小粒>>56を、何粒か。 粉にして、コップや買い置きの食材に振り掛けておく*]
(-57) 2014/12/10(Wed) 15時頃
|
|
[大丈夫だと、盗み出すと約束してくれる姿は、鏡越しではなく、振り返って確かに見たの。
『オルエッタ嬢』と呼んでくれる声に嬉しくなる。
魔法にはまだ続きがあった。髪が引っ張られる感覚。これは嫌じゃなかった。 花の飾りを着けるなんて、随分と久し振り。孤児院の皆と街を歩いた日を思い出させた。ダフにぃの造るものとは別の飾りだけれど。]
(69) 2014/12/10(Wed) 15時頃
|
|
/*
お姫様かわいい
(-58) 2014/12/10(Wed) 15時頃
|
|
/*
わかった、 イメージとして sakizoさんの描かれる デコラティブでドレッシーな 衣装がダフネドラの普段着イメージだ。
ただし胸はない 男なので
(-59) 2014/12/10(Wed) 15時頃
|
|
/* これは街で悪目立ち不可避(ダフネドラが)
グラディス…… イイセンセイダッタノニナー(どの口が)
(-61) 2014/12/10(Wed) 15時半頃
|
|
/*ちらり。 これは私の落ち度かな。 落ちロルまで持っていけなかったせいで ・いつ監禁されたのか(墓下補完では「2d夜」) ・救護室の状態(施錠済み) を書けなかった………と言うか、あそこで落ちるとそう言う意味になりますよね、うぅむ。 ホントすみません。ごめんなさい、ジルベール。
(-62) 2014/12/10(Wed) 15時半頃
|
|
そーいや、「万能」になってる気がして、大丈夫かしらん…
主に身体能力面で…
(-63) 2014/12/10(Wed) 15時半頃
|
|
/* そうだ、お姫様に アリスのドレスを 着せてあげよう是非 アングイスに頼もう(寝言)
(-64) 2014/12/10(Wed) 15時半頃
|
|
/* リアル爆発しちゃだめじゃないかな(粉みじん)
(-65) 2014/12/10(Wed) 15時半頃
|
|
[『でも』の後に続く言葉。>>39>>40 花瓶とか鉢植えとか、何を言おうとしているのか分からなかった。
お胸やお尻だけじゃなく、背丈も学も、心の成長だって足りないわたしは、街の暗い所に潜む野良猫と同じ。]
どうして、知ってる――…の?
[孤児院に居ないって。 知られたからもう終わり……では、ないけれど。
バレちゃったって、悪戯がばれたときみたいに小さく笑う。]
(70) 2014/12/10(Wed) 15時半頃
|
|
―Antique Amtethyst>>61―
そうだね、失踪事件や、 教授のゴシップ――も、報じられていたね? 品行方正とはいかないものだ
[聖職だなんて謂うはずない。 煌びやかなればこそ、 堕ちる闇はどこまでも深い。 店主は――微かに笑いを含めた]
よい夢の訪れるよう
[眠る前の祈りのようだ。 魔性は祈ることなどないが。]
そう、そうだね。そうだとも。 ――ミスタならば、そうだろう。
[うたうようなリズムで重ね]
いつでもおいで。
[*去りゆく客人を見送った>>67*]
(71) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
ごめんね。黙ってて。
……孤児院は、もうわたしのおうちじゃなくなったの。
うぅん、初めっから――そんなの、なかった。
[半年前の、家族ごっこも同じ。]
メルにぃにこの秘密を教えてたら、何か変わってたかな?
[何処に住んでいるのか、知ってるのは一握り。わたしが眠りから醒めずにそのまま冷たくなっても、それを知るのも一握り。
セブンの最後の仕事は明日。 だから、今の寝床はナイショなの。]
(72) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
[──朝方は数分しかいられなかったのを取り戻すよう、あちこちを舐めるように眺めて回って。
覗き込んだ浴室で、深く息を吸い込んだ。 排水口にからむ、あかい髪。拾い集めて、思いを馳せる。 彼女はここで、髪を洗うのだ。湯気のなか、長い髪を洗うに違いない。 くもる眼鏡を通して、その光景を幻視する]
(-66) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
うん、御手紙ね。書いたよ! それは本当っ
[孤児院から追い出される前に、あしながおじさんに書いたお礼の手紙。
そのお礼だって言われて、顔が熱くなった。ふぅ。]
……じゃあ、ね。 これ、お洋服代にして欲しいの。
[ポシェットの中から、石をだす。 ネックレスのものよりは小さいけれど。]
茶色のワンピースは、汚れちゃって。
[猫の血を落とす自信がない。]
(73) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
[──心のなかの、蒸気機関。 執着のくらい炎が燃えあがり、情欲の蒸気が満ちてゆく。 圧の上がった蒸気機関は、蒸気を抜いて圧を下げねば止まらない]
──ああ。
[──水蒸気がピストンを動かし力を伝えるように。 情欲の伝える力も、同じように上下する。 あかい髪。拾い集めたそれを、己にからめれば。ただそれだけで、圧は瞬く間に高まって。 破裂しそうな快感──己の煙突が、白い水蒸気を吐き出した]
(-67) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
/* >>73ちょっと覗いたらオルエッタちゃんが取り出したのって…!ってなってる。違ったら恥ずかしい(
(-68) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
/* 違う気がしてきたはずかしい
(-69) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
──は、……あ。
[圧が抜ければ、我にと返り。 欲望を吐き出した直後の気だるさに、自分への嫌悪感が混じる。 笑顔を向けてくれた彼女で、こんなことを。いや、笑顔を向けてくれたからこそか]
ああ……、最低だな、僕は。
[ひとつ、笑って──浴室の床に、赤と絡んだ白濁を残したまま、彼女の部屋を立ち去った**]
(-72) 2014/12/10(Wed) 16時頃
|
|
/* ということで離脱である。 我ながらちょっと、こう、なにこのどへんたいは。 シスコンでストーカーで髪フェチ……ああ、うん、ヤバい(確信)
(-70) 2014/12/10(Wed) 16時半頃
|
|
/* まあ、なにが一番ヤバいかっていうと。
この一連のストーカーログを、出張の移動中に、上司の真横で書いたことですね(
(-71) 2014/12/10(Wed) 16時半頃
|
|
/*
スチパン小説に「ホムンクルス」っていう 古典作品もあるし ニャルラトホテプがアレでも ホムンクルスと謂う手があるな… べらぼうに美人で創造されるらしいし ともあれ曖昧としたい
ところでナナ、病気なの?大丈夫?**
(-73) 2014/12/10(Wed) 16時半頃
|
|
[掌の上、見せた石は怪盗セブンの眼鏡にかなうといいな。>>0:606
それとねって、緋色の唇寄せてお願いひとつ。]
……セブンの衣裳の予備があったら、欲しいの。
[お願い。**]
(74) 2014/12/10(Wed) 16時半頃
|
|
[唇をそうっと舐めてみる。
同じ緋色なのに。
ジルベールの血の方が、ずっとずっと、美味しかった。]
(-74) 2014/12/10(Wed) 16時半頃
|
|
/* 抉りとってた。いてぇ**
(-75) 2014/12/10(Wed) 16時半頃
|
|
― 夕刻:商店街 ―
[大学を後にし、歩くこと数刻。白い蒸気に包まれた町並みは、夕日に反射してほんのり温かみのある色合いに。
ダフネドラが御馳走してくれたサンドイッチのおかげで胃袋は満たされている。晩を抜いて、その分家族への仕送りにしよう。そうすれば胸の痛み>>44も軽くなる。]
―――ん…、
[左目>>2:239が、痛む。朝より昼。昼よりも今。じんじんとした痛みが広がっていく。それはさながら浸食されていくように。]
どうしちゃったの? こんなこと、今まで一度も―――
[そういえば朝は触れてみただけだった。鏡なんて持っていないから。眼帯を外して触れたそこは、いつも通りの冷たさを持っていて。変わりはないと思ったのだが。]
(75) 2014/12/10(Wed) 17時頃
|
|
[―――借家のある方向へ入る裏通り。 人気のない道の端。雨が降ったのはいつだったか、そこにある水たまり。]
誰も、いない…、
[誰もいないことを確認して、眼帯をずらす。 そして、夕日を反射してほんのり紅いそれを覗きこめば。]
――――――――――――ひ…ッ!
[水に反射した自分の顔。〝鏡″の中の自分の左目が、夕日よりも強い色を放っていた。]**
(76) 2014/12/10(Wed) 17時頃
|
|
/* 良かった!!!!!あってた!!!!!!
(-76) 2014/12/10(Wed) 17時頃
|
|
―大学・学舎裏― [俯いて、悔しさをどうにか飲み込もうと努める静けさを 邪魔したのは不意の闖入者の足音だった。
誰かなどと確認するつもりもなかったにも関わらず、 荒々しく肩を掴まれ強引に振り返る羽目になる。 いつも神経質そうな顔に脂下がった表情を浮かべる教授が 目を血走らせ、胸倉を掴んできた。
どうやら、見下していた相手に言い返されるのは、 甚だ彼の矜持を傷つけることであったらしい。]
(77) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
『折角私が目に掛けてやったのに、何が不満だ!』
[目をつけられたのが不幸だった。 こんな男の誘いと、家族のための金策を秤にかけた自分の愚かさを、 今になって思い知る。
奨学金を打ち切る、 顔だけは多少見られる程度の 貧しい生まれのくせに――。
一々取り上げるのも馬鹿馬鹿しい言葉を並べ立てる男は、 その地位に見合わず 滑稽なことこの上ないけれど。
激昂するのにまかせて胸倉を掴まれたまま、壁に背中や頭を打ち付けられる。 痛みに顔は歪んだ。]
(78) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
『脚を開いて、男を咥え込む以外に価値のある顔か!?』
[眉を顰めた拍子に、自身の耳を打つのはそんな暴言。 本当に馬鹿馬鹿しい――、そう思えたのは次の言葉まで。]
『薄汚い針子とて、どうやって仕事を取ってるか分からん――』
[自分だけでなく、母を馬鹿にされるのは我慢ならなくて、 咄嗟に男の腕を振り払って睨みつける。
その抵抗に更に激した男の手によって、壁へと突き飛ばされる。 壁にぶつかる衝撃を感じるよりも先に、眩暈にも似た暗闇に包まれた。]
(あ…)
[以前にも同じ経験をした。 十年前のあの日、壁に押し付けられ、意識を失って――。
でも、今はあの時のように通りすがりの誰かが助けてくれるなんて。 そんな都合の良いことがあるはずなどない。
くらりと落ちる意識で、覚えていたのはそこまで。*]
(79) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
/* 青い鳥なんか、
居なかっただろう?
ってやるタイミングはどこかなぁって
(-77) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
/* ニャルラトホテプ的思考難しいぞ やはり理解できないのが這い寄る混沌…
(-78) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
/* アングイスへの執着(恋慕?)はよく分かるんだが
いまだにグリフィンが どういう意志でもってダフネドラに ストーキングしているのか掴み切れてなくてまことに深淵だし実に愉快である**
(-79) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
/* ダフネドラ自身は 今回にの件について不可解感すごい。
分からない、ってずっと思っている。 愉快とは違うしなんなんだおまえ。どうせ他に見ている愉悦があるくせに。なんなの。ほんと。どういうつもり。っていう揺らぎ。
現時点での見解を書いておくと きっとあとで読み返したときたのしい
(-80) 2014/12/10(Wed) 18時頃
|
|
[――ゆっくりと目を開ける。 すぐには、自分が今どこにいるのかが分からず。
そこが校舎の裏手であって、自分が意識を失っていたのだと、数秒遅れて気付く。 あのまま殴りつけてきそうな勢いだった男の姿はとうに無く、 気を失った事実に驚いて逃げでもしたのか、と思った。
ゴシップ誌と合わせて、学生への暴力沙汰が公になればどうなるか。 その程度のことを冷静に考えられるようになってくれればいいが。
そう思いながら立ち上がろうと――]
(80) 2014/12/10(Wed) 18時半頃
|
|
――――――――――――っ!!
[咄嗟に悲鳴を飲み込み、その場に座り込む。 それさえも、不吉な衝撃を与え。
我が身に起こった異変を突きつけられる。]
…ぅ、あ……な、に…。
[喋るどころか、呼吸する動きでさえ響く。 その時になって、気がついた。
下肢に纏わりつく異質な感触と――その奥に埋め込まれた異物に。]
(81) 2014/12/10(Wed) 18時半頃
|
|
[混乱と恐怖と、何より、動くたびにおぞましい疼痛を与える見えない凶器に震えながら、 洗面所までたどり着く。
扉を閉ざし、鍵をかけるのももどかしく、下肢の着衣を緩め そして―― 現れたこの世で一番悪趣味な拘束具に目を見開くしかなかった。]
(82) 2014/12/10(Wed) 18時半頃
|
|
うそ…、嫌だ、なんで…――
[下肢を覆うのは――皮で出来たそれを、何と呼ぶのかなんて。 知識だけで知ってはいた。 強度を増すためにか、いくつも穿たれた鋲は禍々しいほどに目に映り。 鍵の在り処さえも分からないというのに、無慈悲に、ただ在るだけの鍵穴。]
嫌だ、…やだ…。
[信じられない、受け入れられない、現実を拒否したくて がり、と皮の表面へ爪を立てる。
それさえも体内に埋め込まれた物を締め付け、腰から背筋へと奇妙な痺れが駆け上がっていく。 耐えても、泣いても。 灯されたばかりの、猥りがましい燻りに終わりは見えない。*]
(83) 2014/12/10(Wed) 18時半頃
|
|
/* へんたい。
#褒め言葉
(-81) 2014/12/10(Wed) 18時半頃
|
|
―回想:燐蛍亭―
[ただいまと、>>58 折り目正しく返る声に紫水晶は頷いて答える。]
ぜひ。 知らせを楽しみにしているよ。 芸術に、新たな色が 添えられるのを。
[あの風変わりな壁画を、 どんな風に変えるだろう。 愉快そうに、軽やかに答えた。 実際、たのしみにはしているのだ。]
(84) 2014/12/10(Wed) 19時頃
|
|
[母の様な淡い杏の髪色宿す機械人形の少女と暫く話した頃だろうか 寒空の中、懐とはいえ子猫をあまり外に出しておくのは本意ではない 別れを告げてその場を辞そうかと]
ああ、そうそう 派出所は知ってる?俺其処に勤務しているんだけどね もし俺に用事とかあるなら其処尋ねてみて 大抵はパトロールだけど蒸気無線で連絡があったら其処まで行くから
[もし、自宅の場所を聞かれたのなら 普段はしゃべらないが、母に似た彼女になら喋ってしまうだろうか 早々に辞すれば向かう先は何でも揃う骨董品屋へ
道中、友人の写真館が閉店しているのを見れば>>19珍しい、と考える 今日は勤務上がりのジルベールを珈琲の店へ誘おうかと考えていたので、当てが外れて肩をすくめながら『Antique Amtethyst』へとバイクを走らせた*]
(85) 2014/12/10(Wed) 19時頃
|
|
/* 金の束を差し出すまでは描写したし……。 でも、そこを拾わないってことは、嫌だってことでいいんだよね……。
(-82) 2014/12/10(Wed) 19時頃
|
|
―→Antique Amtethyst―
[丁度教師が店を出て暫くした頃だろうか 店主は今日も美しい出で立ちで、マホガニーの机と沢山の骨董品に囲まれてそこにいる
今の時間帯に喫茶店へと行けば同僚の何ともストレートな愚痴を聞いて少しは春が来そうなものであったがそうもならず>>48>>50 男が求めるのは今日は酒では無くて]
ダフネ、いるかい? 良ければ睡眠薬と――この子の自宅にいる時用の籠ベッドやら猫用哺乳瓶やらの一式が欲しいんだが
[何でも屋というわけではないがこの店には大抵物が揃う それならば子猫用の上等な物も揃うのではないかとの見立てであった ――赤毛の教師が、自分と同じ睡眠薬を所望した>>56とも知らずに
彼女の処方した睡眠薬は重い不眠症を患う青年を夢の中までは連れて行ってはくれなかったが、微睡みという状態までにはしてくれた それが子猫を1人で育てる今、都合が良かったりもする]
(86) 2014/12/10(Wed) 19時頃
|
|
[ひとり、珈琲と向かい合う。
コルセットを解けば 白いかんばせは隠すものなく露わになる。
薄い唇は淡い紫に縁取られる。 硬質の宝石めいた彩は 触れれば冷たいのではと思わせるほど。
異様なのは咥内だ。 ひとにしてはあまりに鋭い、 刃のような真珠色。
狼のような、お伽話の吸血鬼のような。 牙が、確かに生えていた。 奥まる舌も魔物の紫。
異形の貌。 人外の彫刻。 悪魔の恩恵。
――魔性の紫水晶だ]
(-83) 2014/12/10(Wed) 19時頃
|
|
―孤児院―
[メルヒオルの聞いた話には続きがある。]
『そういえば、シスター? Antique Ametystからお借りしたコサージュですが、ようやく返す手筈が整いましたので、近い内に伺いたいと思います。』
[幸運の花。>>*2:32 可愛らしいと子供達は気に入った。
幸福の花。 その幸福は何を以て得られるのか。 あまり知られぬもうひとつの言葉に、シスターカーバンクルは微笑み絶やさず。]
(*8) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
『――あの娘は見つかったのかしら。』
『申し訳ありません。未だ……。 雇い主に喉を潰されたと聴いております。あぁ、可哀想な子。はやく保護してやりたいのですが。』
[まだ見付からないと、シスターは表情を曇らせる。]
(*9) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
― Aphrodite ―
[チークブラシの毛の元は、栗鼠。 一番頬に心地よい、とは思っている。値は張ったが スノーホワイトにしては、髪が赤すぎて。>>64 ぽかんと口を開き、驚いているオルエッタと、 鏡越しに視線を向け、笑った。
知らない誰かが其処に居るのなら、 きっと君は、アリスなんだね。>>66
三時の帽子屋は、今は帽子を被っていない。]
お嬢さん、お気に召しましたか?
[視線が合えば、賞賛の色が若草色に浮かぶ 金色の髪ではなく、赤毛のアリスに頷いた。 誰でもない、知らない誰かじゃない、其れは君だよって、]
(87) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
今日、孤児院に行ったんだ。 アンダンテ嬢が探しに来てるうちに、 君を見つけた方がいいと思ってね。
でも、お屋敷に物を忘れたのなら、 取りにいくのも出来るか、って今思い出した。
シスター・カーバンクルって、怖いひと?
[>>70今にも舌を出しそうな茶目っ気の滲む笑顔。 どうして出て行ったのか、 どうして出て行かなければならなかったのか 其れは聞かずに、孤児院で過ごしていた時の事を。 返事が貰えるかどうかは、判らないけど。]
(88) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
[魔性は珈琲の香りを美味ととらえる。 ひとり、カップを傾けた。
コルセットは拘束具。 そして壁でもある。 秘密は多い方が愉快。
誤魔化しようのない異形を隠すには丁度よく 奇妙な風体を見た反応も楽し。 だから、秘密はどこまでも秘密。
だれもみたことがない。 うつくしい弧をえがく唇で、
*魔性は、わらう*]
(-84) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
そっか、……今はちゃんとした所に居るの?
[>>72告げて、首を傾げる。 おうちじゃなくなってしまった孤児院ではなく、 怪盗に内緒のひみつの家が、安息の場所であるのかどうか]
――そうだな。 毛布や石炭ストーヴを差し入れたかも知れない。 孤児院に切手を贈っても、君に届かないとは思わなかった。
[もし、か。 本当にそうしていたのだろうか。
きっと、そうしていただろうね。 だって、憲兵に突き出す気にはならなかったのだから。]
ありがとね。 洋服代? いいよ、あれはあげるつもりで――
[差し出された石に、目を丸めさせた。 きっと、血に塗れてなどいなかっただろう。 今着ている洋服が、汚れちゃうから>>74]
(89) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
うん、そうだな…この大きさなら、 伝票の置き石にぴったりかも。
[鉱石は、二束三文の価値も無い石。
だから人の目に埋め込まれたのだ。 価値ある鉱体であれば、連中が懐に入れるに違いない。 でも、長く人の眼窩に収まっていた石は、 微かに朱が奥に染み付いていて、綺麗だったから。
呼ばれ、頭を下げて唇に耳を貸す。 落ちてきた囁きに、怪訝そうに眼鏡の奥で瞳を瞬かせ、]
セブンの? ……あるよ、2着はスペアが。
あげてもいい、でもね。 sevenは、宝を奪い、夢で返す怪盗だ。 それを忘れないでね。
[クリスマスプレゼントとしてなら 殘していっても、いいかも知れない。 僕がこの街を去った後に、sevenを忘れずにいてくれるなら*]
(90) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
『……本当に、可哀想に。
下の弟さんも、長旅の疲れが出たのか……それとも、今までの環境のせいでしょうか。
高熱が出て――…それきり。』
『えぇ、本当に可哀想。ようやく幸せな暮らしが出来るはずなのに。』
『あの子、最後に腕を伸ばしてね。 私の手を掴んでこう言ったんです……』
[シスターは天井に手を伸ばす。それを胸元に引き戻し、両手で握る。]
(*10) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
『「………ジルベールお兄ちゃん。
ようやく一緒に、暮らせるね」――…って。
きっと、 おかえりと言いたかったのでしょう。
本当に、可哀想に……』
[若い修道女は、ほろほろと涙を流していた。 その肩を抱き、シスターカーバンクルは慰める。
全ては天の、御心のままに。**]
(*11) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
―現在/Antique Amethyst―
[珈琲の残り香。
燐蛍亭店主直々配達の珈琲はお気に召したようか。 薄く白い磁器を、染めた爪で弾く。
蒸気バイクの音に、>>86 緩やかに顔を上げた。 銀紫のヴェールがさらりと流れると 口元のコルセットは、当然のように健在だ。]
おやミスタ、ようこそ。 今日はかわいらしい連れが一緒だ。
[「ねこ」ではなくて本物の子猫。 睡眠薬の用命に、慣れた動作で小瓶を取り出す。 それから、ふむ、と自身の顎先に指を添え]
在る、在るけれど―― 篭ベッド、聊か装飾つきだが構わない?
[謂って、少し奥の方。作りの確かなまあるい籠の下の方、フリルとレェスがたたきつけられたもの。アイボリーのフリンジもぐるりと縫いつけられている。]
(91) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
―現在/Antique Amethyst>>86―
それで、哺乳瓶は――― あぁ、あった。これ。
[白い腕は魔法の腕か何かか。 棚の奥から目当ての品をとりだした。 少々古びているのを見れば 貴族か上流階級のペット用品だろうかと目算は立てられるであろう]
そういえばミスタ。 ミスタの話を噂に聞いたよ。
[くすくすと、笑いを含め しかし内容は告げなかった。 籠を見聞させるため歩み寄り、 紫水晶の双眸で じ、と見た。]
薬はどう、多少は効いている?
[多少はましになった眼元の隈、その片側を 指の背で慰撫するように撫ぜた。]
(92) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
/* 何故かある 猫飼育セット
ねこかわいい
(-85) 2014/12/10(Wed) 19時半頃
|
|
/* 何処かで僕も ひとりあそびしないと… なんか…いかがわしいやつ……(使命感)
独り言じゃなくてもう 表ログでいいかなって 思ってるよね
(-86) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
― 古い記録 ―
「例えば、だ。もしもアンダンテが事故に遭って体の下半分を失ったとする。その時、私はすぐに君の下半身を作り直すだろう。」
「次の日、君は再び事故に遭い、今度は上の半分を失った。私は今度は上半身を新しく作った。」
「さらに次の日には、中枢回路にも異常があることが分かり、これも新しいものと入れ替えた。」
「すると、君の体は完全に新しく置き換わってしまったことになるね。さてさて、こうすると果たして最初の君と新しい君は同じ個体だと言い切れるのだろうか?」
「ご主人サマ、ご主人サマの仰っていることは難しいです。」
「まだアンダンテには難しかったかな。」
(93) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
/* >>*11 これどうしてくれようかな…… 拾う?拾うの?
(-87) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
―貧民街―
[化粧をして歩くのは、道化か商売女ばかりのこの街を、紺色マフラーで頭と顔を隠して私は走る。
猫の道は人の通らぬ道。 前を譲る人影は、なかった。]
『……よし、集まったか』 『いや、マックスがまだだ』 『まさか、怖じ気付いたんじゃなかろうな?』 『約束の時間まで、まだある。もう少し待とう』
[目当てのアパートから少し離れた暗い所。男の人たちが集まってた。
あと少し、時間があるらしい。]
(-89) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
/* テセウスの船、ですね。 最終的には壊れるつもりですが、その後修理するにしてもアンダンテにはこの問題が付き纏うのです。
(-88) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
/* 突然の哲学的問い
(-90) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
/* 「テセウスの船」だね
(-91) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
/* この村はファウストといい テセウスの船といい なかなか面白いものをぶっこんでくるなぁ
ニーチェと電気羊と這い寄る混沌は僕の趣味
(-92) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
/* 三本足の母猫。それは、片腕を負傷させた母親。 蒼の瞳の仔猫。それは、翠の瞳の赤子。
(-93) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
[顔を髪を汚さないように、進むのは結構難しかった。
通風口の鉄格子から部屋の中を伺う。まだ、ジルベールは帰ってきて居ない。]
(-94) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
― 下水の底 ―
[工場廃液と生活用水が流れて混じる下水道。 皆が要らぬものを捨てる場所。
犬が遊び飽きた片方の靴、穴の開いた薪ストーブ、 それに今日は大物ひとつ、痩せた身形の良い男。
出血のない遺体は汚水に朱を混ぜぬが、 瞠った眸の角膜はカラカラに乾燥していた。 頸部に浮いた死斑は、醜い本性を表すよう。
唯一、胸元に輝く徽章だけが綺羅綺羅しい。 それは本来、叡智持つ者に贈られるが、 頭の中に知恵ではなく、見栄と欲が詰まっていても、 金と擦った胡麻で購えるものらしい。やはり、閉鎖社会か。
ちっぽけな名誉の証は黄金で出来ている。 毟ってしまっても良かったが、面倒が勝ってそのままだ。]
(*12) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
[幾ら冬とて、あと数時間もすれば蛆が湧き、蛹も付着するだろう。 夏場なら早々肉も腐り落ちようが、今の時期ではもう少し掛かる。
まぁ、仕方がない。 遅くとも、春が来る頃には、頭蓋の割れた白骨と化す。
男は妥協を抱え、猫の道ではなく人の道へと戻っていった。*]
(*13) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
[備え付けのクローゼット。開くと空っぽ。 そこに、怪盗sevenの衣装>>90と、クリーニング屋から失敬したメイドの服をハンガーにかけて吊るした。
メイド服は着用感があるように、袖を通したりスカートの裾を広げたりしておいた。]
……うん、完璧。
(-95) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
[元の通りに扉を閉めて、格子を嵌めて。 次に向かったのは上の階。
ベッドの上で、男の人と女の人が裸で絡んでた。
もう浮気をしてるのかな。 復讐してやるって気持ちも分かる。]
(-96) 2014/12/10(Wed) 20時頃
|
|
[ともあれ、夢中になってるようだから。 わたしは貴重な貴重な、マッチを擦って。
暖炉の方に放ったの。 床の上にぽいってされた服の上に落ちた。
直に火が広がるだろうなぁて、思った。 それと、臭水も溢しておいたの。
火を着けた猫を放るとか、可哀想で出来ないよ。]
(-97) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
― 街中 ―
[>>2:349メルヒオルから、オルエッタの不在を聞く。]
そうでしたか。 ありがとうございました、メルヒオル。
[さらに言伝の約束までしてくれたことに、笑顔で感謝を告げる。 これだけ世話になっているのだ。先ほど受けたよく分からない――聞いていなかったお願い>>2:317も、あくまで無理の無い範囲で、快く引き受けようと思った。]
…………。
[そうして再び探し人の方を眺めていれば、 なんと彼の方から話しかけてくれた>>2:365。 自ずと喋り出すのをひと通り聞き届けて、後。]
(94) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
ご主人サマ。 ご主人サマ。 ご主人サマ。 アンダンテをお忘れですか。
[聞こえるか聞こえないか分からない程に、小さく呟いて。]
(-98) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
"はじめまして"、コンダクト。 私はアンダンテと言います。
[そう言葉を紡ぐのは機械人形特有の抑揚の乏しい声。 ぺこりと一礼すれば、後頭部の大きなゼンマイも見える。 彼は私のことを、噂くらいは知っていただろうか。]
悩んでいることは、特にありません。 ただ、アンダンテは貴方様が気になっただけなのです。
[かつん、と足元に響く音。 一礼した際、アンダンテのポケットから小さな何かが落っこちた。]
(95) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
[それは、オルエッタがどこからか持ってきて>>1:586、 屋敷に忘れていった、指輪。]
(-99) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
[私が外に出ると、忍ばせてるだろう足音が階段からした。
あの二人のあまーい声は、大きかったから。 きっとお兄さんたちのハートにも火を着けたんだと思う。
わたしの予想以上に、アパートは黒煙を上げて、燃えていった。]
(-100) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
[雨の降りそうな気配がしていたからか、 火の手に気付いたのが早かったからか、
それとも、事の大きさに怯んだおにぃさんたちが通報したのか……。
アパートの全焼は免れた。 けれど、上下階の三階分の多くは燃えて。 ジルベールの‘おうち’の壁絵が、炎の舌を逃れたのは幸いなことだった。
裸にシーツを巻き付けただけで外に出た男女は泣き崩れ、大家は困ったように見上げるばかり。]
(-101) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
―大学構内―
[必修の講義も終わり、学友と談笑をしながら廊下を歩いていた時だったか 学舎裏から、男性が体調の悪そうな顔で何処かへと歩いていく姿>>82 何かあったのだろうかと不思議そうに眺めていては、どうかしたのかと問いかけてくる学友に]
なんだか、体調悪そうな人が居たから気になっただけだよ。
[笑顔を作って、そのまま学友と廊下を歩く。 図書館に行って目当ての本でも借りに行こうかと
そこで、大学教員の言葉を思い出す>>12 今朝は半ば飛び出したにも近い形で家を出てきてしまったことを思い出す]
(……――あれ、今日鍵かけたっけ。)
[鞄から、アパートの自室の鍵を取り出して。 あの時パニックを起こして冷静な判断ができなくなってしまったから、あまり覚えていなくて 今日の必修講義はもうない。一度確認の為に家に戻るのもいいだろう そのまま、学友と別れを告げて自分のアパートへと戻っていった*]
(96) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
―Antique Amethyst―
[此方を見つめる紫水晶は静謐さを湛えている様にも、何処か楽しげな色を孕んでいる様にも見える。ブリリアンカットの様に見る人によって色を変える紫水晶>>91 その唯一の水晶に価値を見出した怪盗がかつていたが、それを青年が知ることは無い]
はは、この子は俺の新しい家族でね オルエが運んできてくれたってところかな
[な、と子猫の顎を擽る際に浮かべた表情は慈愛を湛えたもの 店主の前では見せた事のない微笑みを浮かべ 子猫も期待に応えるかの様ににぁにぁ、と嬉しそうに鳴いて]
装飾付き、かぁ まぁこの子雌だし、喜ぶ……はず。多分 じゃあそれで宜しくお願いします
[少し奥の方にあるそれを見れば何とも言えぬひらりひらりしたもので ふんだんにつけられたフリルとレースは細やかな装飾 フリンジに至ってはこの子が目が開けば猫パンチで遊んでしまいそうだな、と呟きくすくす笑った]
(97) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
[持ってこられた哺乳瓶は上質のものであるが何処か古びている>>92 上流階級のものであろうか 礼を言い代金を支払おうとすると、自分の噂話を聞いたとの店主の揶揄が 内容を聞こうと口を開こうとすればその紫に見つめられたじろぐ]
……相変わらずさ 眠れぬよ。1粒だけでは まぁそれでも酒に頼らぬ分健康にいいし この子の世話をするには微睡の方がいいから有り難い 丁度薬屋に頼まれ、研究用に1粒渡してしまったからそろそろ仕入れておこうと来たわけだ
[目元の隈を撫でられ、くすぐったそうに喉で笑う 少しだけ穏やかな雰囲気になったのは、間違いなく睡眠薬とこの懐の中の猫の御蔭であった 店主の指は、白く美しい。その艶やかさはまるで雪花石膏の様だな、と漠然と思った]
(98) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
[消火活動の最中、ある人が延焼を避けるために、火の蔦が這う木製のクローゼットを壊した。
木片達の上から濡らしたシーツを被せ、赤い炎を消していく。]
『これは………』
[煤けているとはいえ、白いマントとタキシードはこの貧民街には不釣り合い。それはメイド服も同じこと。
けれど、号外に印刷された写真と、予告状の記事を思い出せば――…。この部屋を借りた人物の真実に行き着く。
用意された真実に。]
(-103) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
さて、どうすっかねー。 なんかこれ以上振ってもプレッシャーを与えるだけになりそう、っていうかもう与えてる気はするんだ。
とはいえ、ヤンデレストーカー村だからな…。 ストーカー行為を助力することはできても、わたしが変わってやれないのが…うむん。
(-102) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
[嗚咽を零すたび、声を堪えようとするたびに、呼吸すらも。 薄い胸や腹がひくりと動けば、 たちまちそれに呼応するように体内でさざめく熱。
恐怖でしかないそれに、こんな場所で耐えきる自信などあるわけもなく、 ふらふらと覚束ない足取りで家を目指す。
友人や教員に声をかけられても、俯いて小さく風邪のようだと告げて。 顔色の悪さと、頼りない足取りにあまり不審には思われなかっただろうか。 様子のおかしさに気がつく者がいても、 こんな有様にさえ気がついてくれなければそれでいい、と願う。]
(99) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
『か、か、か、……怪盗sevenーー!!!?』
(-104) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
ー午前:商店街ー
[彼女の小さな囁きに不思議そうに若葉色の瞳を瞬かせる 前半部分は聞きとれず、忘れたのかと告げる言葉だけが聞こえ 自分は依然どこかで彼女に会った事があるのだろうかと首をかしげる
それは忘れてしまった『お化け屋敷』での邂逅 それはノイズと共に上書きされつつある彼女の過去の主人と彼女の出会い
歯車が軋む様にすれ違う、認識の差]
(100) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
ああ、はじめまして ……驚いた。綺麗な声だね
[どことなく、母に似ているという言葉は飲みこむ>>95 母とは違い抑揚のないものであったが、その澄んだ声は朧気に夢うつつ その際聞いたものと、同じであった
大きなゼンマイは彼女の後頭部で存在感を主張し、噂では聞いていたが自動人形が此処まで精巧に人を模せるのかとある意味感嘆してしまう]
悩みが無いのならよかったよ ……?俺が気になる、って俺なんかしたか? それとも猫が気になったのかな。こいつはクレース 俺の大切な家族で――
[カツン、と音をたて転がったもの それを見れば目を見開く
それは、自分の ははの]
(101) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
|
|
……かぁ、さん?
[呟く言葉。瞳は丸くなりながら混乱した様子で言葉を紡ぐ]
ねぇ、アンダンテ――ダンテ 君はどうしてこれを? これは俺の母のものだ。死んだ母の形見なんだ どうしてもって、いるんだい?
[声音は少しだけ、震えている]
(102) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
[大家は、契約したばかりのジルベールの名を上げる。 尋ねられた事に正直に。
怪盗sevenの衣装と、アリウッド家のメイド服、それに――…正真正銘の‘人魚の石’。]
(-106) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
― 帰り道 ―
[一仕事を終えた男は大通りを闊歩。 昼も回れば、幾ら曇天が常なる街にも活気が出よう。 昨日今日と、怪盗紳士の話題が不足していたが、 彼は皆夜空駆ける白影に夢を見る。
次に狙われるのはあの家だ、あの輝石だと、噂話が咲き誇り。 地上に繋がれた者の多くは、如何したって自由に憬るる。
―――夜空の向こうに、本当の自由が拡がっているかは別として。
想いを胸に抱くのはそれこそ、自由。 空も見上げず、前を見つめる写真師は、 そろそろ聖誕祭とワゴンを出した花屋の前を通りかかった。
赤に翠、それに聖人の白色が詰め込まれた花車。 温室で育てたんです、恋人に如何?と笑んだ売り子に、 逡巡挟み、長躯は常と変わらぬ顔を晒して、指を純白に向けた。*]
(103) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
/* ダンテちゃんぐうかわだわ(まがお) 猫とダンテちゃんいればコンちゃんハッピーなんじゃね?()
(-105) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
[購ったのは、一束の花と一差しの枝。 どちらも真っ白、綿雪が如く繊細で、硝子室生まれの春の花。
似合わぬ買い物は存外高く付いたが、多忙たる男の懐は数日暖かい。 稀には浪費も悪くない、と、煙る蒸気に身を馴染ませて、 カチと小さな音を掌中から零した。]
『―――アメジスト、』
[拾った声は合成音声。 一角獣を娶った主人に合わせ、もう一度鳴る音。]
『ダフネドラか。』
[カチ、カチ、カチ。 男の手の中に納まる赤銅色は、彼の声を覚えていく。
路地の影に背を預け、歓談に耳を欹てる男は気配も薄い。 愉快な合成音声に耳傾ける彼は気付きもしない機械音。 彼が紡ぐ際は、集音を閉ざし、男が告ぐ際は、電源を入れた。>>31
不慮の事故で多少ノイズが目立つようになったが、 不得手としている音響機器の出来は上々だ。 仕上がりを確認し、ついで幾つか声土産を頂いて、 挨拶も交わさぬ通りすがりは、路地から路地へと消える。
―――ふわりと残すのは、微かな知恵の果実の、甘い香り。*]
(-108) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
/* 職質待ったなし!
(-107) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
[これで、新しい‘おうち’はなくなった。
身の潔白や証拠不十分で牢に繋がれなくとも、1度ついた醜聞。グリフィンが雇用を続けるか否か――…、想像してみると良い。]
(-109) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
/* なにこれこわい
(-110) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
[大学の賑わいも街の喧騒も、紗幕隔てた別世界のことのよう。
体の内側から絶え間なく責め立てるうねりに、 息と声を押し殺し、 今にも砕けて力が抜けてしまいそうな足を やっとの思いで動かす。
目は潤み、目元は赤らみ、指先は震える。
時折立ち止まるたびに、は、と吐き出す息と、 体の内側だけが熱い。]
(104) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
[処女地に埋めた器具は、彼が息注ぐごとに柔肉を押し返す。 一歩脚を踏み出すだけも、強すぎる刺激は罰を兼ねていた。
潤んだ肉壁をズ、と無遠慮に摩擦し、 零れ落ちかけても、下着代わりの拘束具が落果を赦さない。 恥を忍んで掻き出す自由すら与えずに、 樹脂肌がざらざらと、彼の動きに合わせて身を苛んだ。
止まっていれば多少身に慣れるものの、 一度動き出せば、体内の緩やかな隆起に懐いてゆく。 まるで、商売女の自慰を思わせる自縄自縛。
雄としての頂は合皮の圧で封じられ、解放すら叶わぬ始末。]
(-111) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
[誰がこんなことを、と考え出せば、 当然第一候補に挙がるのは、今は骸となった愚者教授だろうか。
汚らわしい指に暴かれたのか、玩具のように弄ばれたのか。 内に収めたまあるい種子は、彼の心にまでも絡みつく。
悦を得るたび、併発するのは嫌悪感か。 愉を覚えるたび、滲むのは屈辱か。
不貞の代償は、何時の時代も高く付く。 幼い恋人の改悛を期待して、長躯は空に息を吐いた。*]
(-112) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
/* 4時の寝起きに見たのが 猥褻行為ととんでもない道具だった時の気持ちを10文字以内でのべよ。
解答例:)いいぞもっとやれ
(-113) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
/* アンジー可愛すぎて、立てたタイムスケジュールぽいしそう。 魔性過ぎる。このアンジェル魔性過ぎる……!
(-114) 2014/12/10(Wed) 21時頃
|
|
―Antique Amethyst―>>97
そう、家族。
[ 絹の声には感慨も憧憬も浮かばない。 変わらぬ手触りばかりが其処にある。 知らぬ笑顔を浮かべる刑事と 甘える猫を眺めている。 街のおまわりさん、ではない顔だ。]
赤いねこのレディは 本物のねことも仲良しか。
[ くすくす笑い、ともすれば微笑ましげだ。 撫でようとはしなかったが。 ]
ねこの――レディがお転婆なら、 直ぐに玩具にされそうだけど。
[ 猫を緩やかに見下ろした。 ]
(105) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
/* お待たせしてしまい、申し訳ありません。 めっちゃ長いのが出来上がってしまい…><
(-115) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
/* 指輪落っことしたはいいけれど、その後の展開を考えていなくてどうしようか悩んでいるアホがこちら。
オルエからだって言っちゃっていいかな? それとも隠すべきか……うーん。
(-116) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[>>+20料理の皿と酒の入ったグラス。 全てをグラディスの元に配り終えれば、>>+21ありがとう、という言葉に一つ会釈をして離れていった。
本当は自分の料理を口にする彼の姿を見つめていたかったけれど、今の自分は店主だから。 旨い、という言葉を聞けば、バックヤードに向かう男は嬉しさで瞳を蕩けさせる。
カウンター越しに彼の姿を見つめる。 自分の料理を彼が食べている。 その手が止まらないのは、気に入って貰えたからだろうか。]
――あぁ、
[喧騒から少し離れた自分の城。 バックヤードの中で、男は右手を頬に添えながら熱孕む吐息を吐き出した。]
(+23) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[そんな事に至高の幸福を見出す。 ――それだけで満ち足りていたら良かったのだけれど。
もう、それだけでは足りない。]
(+24) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
―Antique Amethyst―>>98
眠れない、か。
[ そ、と目元から手を離す。 一度ゆっくり眼を閉じて]
これでも微睡み程度なら いよいよ専門家の両分か。 子猫の世話にとは、想定外の利用法だ。 使えるなら、良かったか。
[ 籠と哺乳瓶を並べ、 睡眠薬はコンダクトの手に直接重ねる。 彼が内心どこの手をう評しているかは知らぬ風。 ]
――あのミスタに渡したのかい? そう……、
[ ふ、と。笑む間。 薬屋の、怪しげにして確かな腕を思うに――]
ともすれば、別の効能まで生やして来そうだ。
[冗談か、本気か。そう謂った。]
(106) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[>>+22背中越しにフォークが置かれるのが見えた。 グラディスは食べ終えたらしい。
アルコール度数の高い材料で作ったスパイスの効いたホットワイン。 それで隠したのは一服の睡眠薬。 途中で眠ってしまうと思っていたけれど、もしかしたら効いていないのか。 内心焦る男はそっと彼に近付く。]
――如何でしたか?
[そんな声を掛ければ、彼と視線が合った。 美味しかったと口にするが、少し舌が縺れているような。
不安と期待が男の胸の中でせめぎ合う。]
(+25) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
――…っ、あ…っ。
[代金を机に置いて、席を立とうとしたグラディスに咄嗟に男は手を伸ばした。 帰らないで、と縋るような男の瞳の色は、睡魔に犯される彼の目に映ったかどうか。 しかしまたと告げた彼の、自分よりもがっしりとした身体が傾ぐ。
力を無くしてそのまま。 席に突っ伏して眠りについたグラディスを見て、酔っぱらった客が笑う。 お仲間か、と。]
(+26) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
――…お疲れのようですね。 酔いが醒めてから帰って頂きましょう。
[お人好し、だと客は言った。 男は微笑んでそれを受け流す。 傍目には、いつもの店長に見えただろう。
店内にグラディスの知り合いがいなかった事が幸い。 男は顔を隠すように店の奥から持ってきた毛布を彼に掛けた。 その際にこっそりと松葉色した彼の髪に触れる。
愛しい人に触れる甘美に指先が戦慄いた。]
(+27) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[それ以上触れるのは我慢する。 箍が外れてしまいそうだったから。
早く、閉店の時間になるといい。
男はうっそりと微笑んだ。*]
(+28) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[>>101彼が人形と誰の姿を重ね合わせているのか、知らぬまま。 そしてアンダンテが、彼の姿を誰として見ているのかも、また。]
あ。
[金属音を立てて、地面に転がり落ちた指輪。 しゃがみ込んで、ポケットから落ちたそれを拾おうとして。]
…………?
[指輪を目の当たりにした彼の言葉>>102。 拾い上げて、不思議そうに首を傾げる。]
これは、オルエッタが落としたのを拾ったのです。 この指輪は、コンダクトの母のものなのですか?
[オルエッタが持っていた物が実はコンダクトの母の物。 それがどういう意味を指すのかは、どうにも推測出来ない。]
(107) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
キエエ箱が重いナリィ
(-117) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
―閉店後―
[只一人の客を中に残し、最後の客を見送れば、男は看板を下げて店の片付けをする。 いつもよりも丁寧に。 スツールは端の方に寄せ、店の窓は普段は閉めない鎧戸まで閉じて。 一つだけ、外が見えない構造をした硝子の明かり取りの窓だけを残して塞いでしまう。
唯一の出入り口である扉の前には四足のテーブル。 天板同士を重ねる形で二段重ね、下を潜れぬように二人掛けの革張りのソファーを押し込む。 そうして作ったバリケードは、手足を自由に動かせなければ破るのは困難だろう。]
(+29) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
―大学→アパート自室前―
[赤い髪を揺らし、やや急ぎ足でアパートの前に戻ってくる。 もしも、部屋を荒らされてたなんて考えたら。 よりによって、大切な本を家に置いているときに空き巣にでも入られていたら。
部屋の前まで来れば鞄から鍵を取り出し、鍵穴へ挿そうと――]
……え、なんで……鍵が入らない?
[何度も、挿そうと試みたけれど上手くいれることができず 鍵でも曲がってしまったのだろうか、それとも鍵穴に何か入ってしまったのだろうか 不思議に思い、そのまま大家の部屋まで歩き、大家である女性を連れてきて見てもらうことにした。
合鍵を受け取り、それを入れようとしても鍵はまた入らなくて。 何があったのだろうかと大家が鍵穴を調べて、彼女が分かったことを口にして]
(108) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
鍵穴に接着剤!? なんでそんな嫌がらせ染みた事……
[大家が、今朝家の鍵をかけたかと問いかけて。 よく覚えていないと告げれば、大家がドアノブを捻る。 すると扉は開いて、部屋に入れることが分かれば一先ずは安心する。 中に入れなかったら、寝泊りすることもできない。]
あの、グリゼルダさん……鍵のことなんですけれど どの位で元に戻りますか?
[それでも、鍵がかからないのは不安でしかない。 こんな嫌がらせのようなことをされているのだ、自分が留守の間部屋を荒らされることもあるだろう。 グリゼルダが業者に連絡をしてみるとは言ってくれたが]
……最低でも三日ですか。
[下手したらもっとかかる。 それだけを言うとグリゼルダは業者へ連絡をしに1度自室へと戻っていった。 ため息を一つ零せば、鍵のかからない自分の部屋の中へと帰っていった]
(109) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
―自宅― [常の何倍も時間をかけて、ようやく家にたどり着いたころには、 床に座り込むのがやっとのことで。 なんでこんな、と吐息を押し殺し、 続く責め苦から逃避するように考える。
何故こんなことになっているのか。 誰が、こんな真似をしたのか。
浮かび上がる答えは一つしかなく、意識途絶える直前まで己に暴力と激情をぶつけてきた教授。 『脚を開いて、男を咥え込む以外に価値のある顔か』 暴言と、他の醜聞同様に欲望の向けられた先が自身ならば――。
考えた先の想像に、絶望を覚えた。 昨日までは投げ出すことも厭わなかった体なのに、いざそうなってしまうと 湧き上がる嫌悪も恐怖も、想像し得なかったものでしかなく。
何度も頭を振って、嫌だと泣いた。
それでも、体の奥底で自身を苛む甘い疼痛は止まず、 そこから溢れる熱も何もかも、厭わしくて心の奥は冷えていく。]
(110) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[息を荒げながら、鋏へと手を伸ばす。
裁ち鋏でも頑丈な皮は切れないまま。端に刃の痕を残すだけ。
次にナイフを手にして、何度も皮の表面に滑らせる。 震える手元は腰に何度も小さな切り傷を残した。
苦しさに、手元が狂って、ざっくりと太腿を切り裂いたのは、 何度目に刃を滑らせた時だったのか。
パタパタと落ちる血の色と、痛みと。 それでも絶えない厭わしい熱に、咽び泣いた。]
(111) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
/* グリフィンなにを している
(-118) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[彼が眠る付近だけは、そのままにしておいた。
それなりに音がした筈だけど――よく眠っている。 流石によく眠れる薬、と言われるだけの事はある。 男はそんな事に感心した。]
――あぁ、放っておいて申し訳ありません。 ベッドにお連れ致しましょう。
[男は毛布を取って微笑むと、眠りから覚めないグラディスの右腕を自分の右肩に回して背負う。]
(+30) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
/* なにを、は 集音器のことです なんだ、なにごとだ
(-119) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
―2階・居住スペース―
[筋量の違いか、身体の作りの所為か。 少し苦心しながら彼を運んだのは、階段を上がった先にある男の普段使っている部屋。 1階と同じように明かり取りの窓以外は鎧戸が締まっている。 尤も今は夜だから、さして変わりはしないのだけれど。
不要なものは奥にある物置に使っている小部屋に運び込んだから、私物が減って少し閑散としている。 >>1:202スクラップブックの入った本棚はそのままに。 コーヒーや紅茶、料理の本である事が分かる本の群に、タイトルのない濃紅色は目立つ。
机の上にはまだ、ペーパーナイフで縫い止められた手紙。]
(+31) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
/* バラされた!>>107
(-120) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
|
|
[手紙の白が目に入れば、愛おしげに彼に注がれていた眼差しが一点、温度が変わる。
けれど緩く首を振り、 そっとグラディスの身体をベッドに横たえると、男は優しい手つきで松葉色の前髪を撫でつけて。 ごそごそと音を立てて取り出したるは骨董品店で購入した――]
…ふふ、貴方が私のベッドの上にいるなんて夢みたいです。
[かしゃん。
男は笑顔でグラディスの両足に黒い革製の足環をつける。 横には金具がついていて、それを使えば両足を1つに固定する事も出来る。 其処から延びる鈍い光を放つ鎖は、それぞれ左右のベッドの足に巻き付け、木槌で金属製の杭を打って床に固定した。
生身と義手。 異なる色した両腕を後ろ手に纏めるのは、前腕部をぐるりと覆う程の長さをした黒く太い革製のベルト。 3本のベルトでそれぞれの腕をきつく拘束するもの。]
(+32) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
蛇の道は蛇だし。 何が出来るかは面白そうだ
[ 薬屋の店主の薬の仕上がりに 密かに思いを馳せていた。 何せ秘薬の作成者だ ]
(*14) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
―Antique Amethyst―
[極々感慨もない、常の彼の変わらぬ声>>104が家族、と紡ぐ 視線には気づかぬまま猫を愛で]
そうみたいでな。街中で猫が出産するかもって話になって それで5匹ばかり取り上げたんだがいやぁ、疲れて 植物の解剖なら高校時代まではちょくちょく行っていたけれど 生身の、しかも妊婦猫の出産は初めてで 本を見ながらだがうまく行って良かったよ 母猫の方は警部が病院にまで連れて行ってくれたしね
[そう、ほっと一息といった顔をする 直ぐに玩具にされそうだと言う予言染みた言葉に苦笑 なんだかそうなる未来しか見えない 目も開かぬというのに、この子は懐から顔をひょっこりだしたりとお転婆みたいだから
見降ろされた猫はにぁ、と鳴く まるで私深層の令嬢だもん!と文句を言うかのように その様子もまた微笑ましいのだけれどと相貌崩して警官は笑う とてもとても、幸せそうに]
2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
―Antique Amethyst―
[極々感慨もない、常の彼の変わらぬ声>>105が家族、と紡ぐ 視線には気づかぬまま猫を愛で]
そうみたいでな。街中で猫が出産するかもって話になって それで5匹ばかり取り上げたんだがいやぁ、疲れて 植物の解剖なら高校時代まではちょくちょく行っていたけれど 生身の、しかも妊婦猫の出産は初めてで 本を見ながらだがうまく行って良かったよ 母猫の方は警部が病院にまで連れて行ってくれたしね
[そう、ほっと一息といった顔をする 直ぐに玩具にされそうだと言う予言染みた言葉に苦笑 なんだかそうなる未来しか見えない 目も開かぬというのに、この子は懐から顔をひょっこりだしたりとお転婆みたいだから
見降ろされた猫はにぁ、と鳴く まるで私深層の令嬢だもん!と文句を言うかのように その様子もまた微笑ましいのだけれどと相貌崩して警官は笑う とてもとても、幸せそうに]
(112) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
ああ、まぁこれとは4年ばかりの付き合いだからなぁ
[目元から離れる指と熱に少しばかり名残惜しさを感じながら目で追い>>106]
結構強い薬なんだろう? 医者に掛かった方がいいとは思うが ――俺はこの街の医者が信用できなくて
[理由は言わないけれど、と呟き1つ 使えるならよかったとの言葉に、感謝しているよと微笑んだ
哺乳瓶や籠を受けとれば、睡眠薬は手の中に 真珠色のそれは鈍い光沢を放っている どこか面白そうに ジョークかそれとも――本気かわからぬがとある事を言う店主]
別の効能ねぇ……案外マニュ君のことだから栄養状態の改善とか サプリメント効果とかつけてきそうだね お肌ピッチピチ!!とか
[色事に疎い刑事の想像ではこれで限度であった]
ところで――お題はいくら位?
[給料日前なのでなるべく安ければいいなぁなんて考えての、問い]
(113) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
オルエッタ嬢、見せたい人がいるんでしょう?
[まだ宵には遠い。 先程彼女の口から紡がれた言を繰り返すようにして。]
魔法がとけてしまわぬ内に、 いい女は、胸を張って街を歩く可きですよぅ?
……ほんとうに、綺麗になった。 あんなに小さかったのにね。
[悪用は駄目。 その釘差しが意味あるか否かは判らないが、 スペアの帽子にマント、白いタキシードを紙袋に畳んで入れ、 オルエッタに預けようか。
彼女には“いえ”もある“らしい” ならば夜道の心配はせずとも良いだろう。
怪盗は、美しさだけを追っている。 己の益にならぬことには、そっと蓋をして*]
(114) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
[可哀想な気がするけれど――逃げられては敵わない。 退役軍人とはいえ、彼が本気で暴れたら自分では敵わないだろうから。
男が手にしているのは猿轡にする心算の布。 声を上げられては近所に異変を悟られてしまうから。 だけどその前に]
――愛しています、グラディスさん。 貴方なしには壊れてしまいそうな程。
[花緑青を蕩かせて、男は虜囚の身となったグラディスに顔を寄せる。 ポートワインに込めた意味は、‘愛の告白’。 頬に両手で触れながら、夢見る人の唇を奪う。]
(+33) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
ー午前:商店街ー
[母の形見を拾い上げ、不思議そうな顔をするアンダンテ>>107 告げられた言葉に若葉色の瞬きが、ぱちりぱちりと]
……オルエが? どうして母さんの指輪を持っていたんだ……?
[彼女が盗んだ、という事を考えつかぬ警官 もしかしたら風呂場の隅にでもそのまま放置していたのを見つけてしまったのだろうか 常世の花の件があったというのに、疑うを知らぬ警官は愚鈍である その所為で、歳ほどすれ違った怪盗"seven"にも気付かない]
そうそう。俺の母のもの。父が母に送った指輪さ まぁ、なんにせよよかった これ、親の形見だから。失くさなくてよかった それを渡してくれないかい?
[そう、尋ね手を彼女に差し出す 白手袋に覆われた、手を]
(115) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
…ふ、んっ…、
[グラディスの下唇を舌でなぞり、間を割って侵入する事が叶えば並んだ歯列を柔くなぞる。 やがて新たに酸素を求めて彼の口が開けば、逃さぬとばかりに舌を咥内に侵入させた。 上顎をなぞり、舌を絡めとって唾液ごと吸い上げる。
呼吸をする暇、夢現で彼が誰かの名前を呼んだなら―― 嫉妬に駆られてその動きは一層激しくなった。
普段の男の様子からは想像もつかぬ、喰らおうとするかのような類のもの。]
(+34) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
― Aphrodite ―
[さて、その後は珍しく空いている店に目敏く赴く客の応対を。 住人の髪を彩れるのも、殘り僅か。
寝込むつもりが結局は働く羽目と為る。 金の指は、目と等しく仕事をし、一斗缶に幾ばくかの稼ぎを得て。]
……ふぅ。
[しかし、代償か。 喉の調子の悪さを気にしながら、奥側へと引っ込んでゆく。 ドアの札はオープンの侭だが、単純に直し忘れただけ。]
(116) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
…は…。
[やがて呼吸を乱した男はグラディスの上からどいた。 白い頬には赤みが差し、肩と薄い胸板を上下させる男の花緑青は熱に濡れる。]
――愛しています。 貴方が欲しいのです。 …貴方だけが。
[耳朶にそう囁いて、男は名残惜しげに先程まで触れていた唇を見つめ、眠る彼に猿轡を施す。]
(+35) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
[自分の口端に残る口付けの残滓を舌で舐めとり、男は立ち上がる。
まだしなければならない事が沢山残っている。 洗濯に、朝食の下拵え。 他にも何かしなければいけない事はあるだろうか。 暫く彼から目が離せないだろうから、風呂にも入っておこう。
夜が明けて朝食時になったなら、セルマに連絡をしなければ。 暫く店を休む、と。*]
(+36) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
[芋粥を用意し、生姜と葱を微塵切りにして添えて。 朝飯の筈だった昼飯が、今更に胃を満たす。
額に手甲を押し当てるが、熱は無さそうだ。 喉風邪か、と声帯のある辺り、喉の上をするりと撫でた。
手術跡も普段はメイクで誤魔化しているが、 店締めの後にまで隠している必要性が無かった。
何時もよりも喉仏の上下が薄いのも、 物を食べる時に、妙な閊えを感じるのも風邪のせいにして。]
(117) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
―翌朝―
[朝になれば金糸雀が鳴くだろう。 明かり取りの窓が、夜が明けた事を知らせてくれる。
見慣れぬ部屋。 身動きが取れぬ四肢は、その身に降りかかった災厄を知らせるもの。
少し夜更かしした男は、それでも目を開けた彼に嬉しそうに笑って言う。]
――おはようございます。
[異常な状況の中、変わらないもの。 だからこそ歪。*]
(+37) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
/* 本番だ! メモで「お疲れ様」じゃなく、「いってらっしゃい!」ってなってる人は、勝手に玄人なんだと思っております。
(-121) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
/* す…、スーパーフロライトタイム(SFT)…。(震え声&頭抱え)
(-122) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
[ちゃんと寝て、治さなくては。 鬘も眼鏡も取って首にタオルを巻き、ベッドで惰眠を貪る。
熱は無いから、汗はかかない*]
(118) 2014/12/10(Wed) 22時頃
|
|
― 誰そ彼時 ―
[仔猫を家族に迎えた刑事が店を後にした頃。
紫水晶の魔窟へ差し込む茜色の影。 傾いた日差しは蒸気が乱反射を促し、一層紅を燃え盛らせる。
キィ、と鳴いた扉の音が、彼の背中を撫で下げ気配を呼んだ。 来る者拒まぬ魔性の館。哀れな魔物の性分が、またも悪趣味を惹く。
彼が振り向く前に、即座再生されるは、合成音声。]
『振り向かないで、アメジスト』
[彼が興を注いだと同じ音階、同じ声色、同じ混色。 どこか砂嵐が混ざる以外は、完璧な模倣であった。]
(-123) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
『―――そのまま。』
[登録されたダイアルを弄り、男は口を開かずに、彼の影を縫う。
無論、唐突なウェイクリー卿の来訪とは信じぬだろうが、 ノイズ混じりの声は、得てせず、彼との約束を放棄したまま、 十年も前に、種も仕掛けも無く消え失せた誰かの声に似て響く。]
『そのまま、』
[壊れたスピーカーにしては精度が良い。 繰り返す言は、速度を下げられ、僅かな人工甘味料を混ぜていた。]
(-124) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
『そのまま。』
[彼が振り返らねば、箱の中の猫は曖昧なまま在れる。 振り返ったが最後、彼は十年前の喪失を今一度受けることになるが。
故に、真実を見据える写真師は、彼を見透かしていた。 きっと、彼は過去も、現在も、選ばず、 一緒くたに箱の中へと閉じ込めて、振り返らないと。
彼は愚かしきパンドーラーにはなり得ない。]
(-125) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[闖入者は彼の背後へ緩やかに迫り、首裏に冷たい指を掛けた。 項に掛かる細い髪を分け、編み上げの戒めを辿り擽る。]
『そのまま。』
[呪い言葉を吐き出す合成音声。 彼を背後から覗く写真師は、冷たい湖水色した男。
世紀の大怪盗でもなければ、享楽的な貴族でもない。 ただ、彼の秘するコルセットを解く男。
隠した口に冗句を向けたことはあるが、 背後からでは、存在の有無も窺い知れぬ。 ふ、と弾ませた吐息は笑気に似て、彼の髪を散らかした。]
(-126) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
["何かを盗む=悪いこと"とは記録にインプットされている。 しかしアンダンテの中でのオルエッタは"良い"人間である。 よってオルエッタが何かを盗むなどは考えもしない。
指輪を渡すよう言われれば、ほんの少しだけ思考を巡らせる。 オルエッタに返すつもりだったのに、渡して良いのだろうか。]
……承知しました。 オルエッタには、指輪はコンダクトサマに返却したと、 お伝えしておきます。
[指輪を白手袋の上に、そっと乗せる。 もしもこれが嘘だったら――などと露にも思わなかったのは、 人形が人形たる故だろうか、それとも相手が彼だからか。]
(119) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
『――――花は良い』
[口も無ければ、耳も無い。 されど、彼には耳があり、口もある。
決して、咲いて枯れるばかりの尊き色ではない。
そっと取り外したコルセット。 視線で辿れぬ代わりに瞼を伏せて、 静かに五指で唇を確かめ、指腹で手繰る。 秘された器官。誰も知らぬ、己も知らぬ彼の秘密の在り処。
頤を武骨な掌で固定し、見えぬ口腔へと添えたのは白い花。 温室で育てられた、彼の象徴たるやヒメウツギ。]
(-127) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
『………何だと思う?』
[その一声のみ、異質に響く低音。 彼の執着向ける過去でも、現在でもない男の声。
彼に答えなど求めず、返事など要らぬと云う様、 青臭い香りを彼の中へと詰め込んだ。 購った一束の殆どを、剥製に大鋸屑含ませる手順で収め、 溢れた純白は、彼の足元に零れて散る。
最後に押し込まれたのは硬質な機器。 途端に合成音がくぐもった。
彼の喉まで花を埋め。 嘔吐感を慰めるように喉を撫でてから、コルセットを直す。 溢れる嘘で満たし、秘密を吐かせる真似事は悪趣味に尽きる。
きつく編み上げ縛ったそのあとで、カウチに押しやる彼の背中。 倒れる衝撃に喉が詰まり、彼の口腔で声があふれ出した。]
(-128) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
『俺は、君を、知っている。』
(-129) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[以後は最後の言葉が繰り返される。
君を知っている、君を知っている、君を知っている。 百万の男も、偽りの声も知らぬ、ひとたびの友愛を。
飲み込めぬ白い花は、いずれ、吐瀉されるだけ。 ――――彼の抱える秘密のように。]
(-131) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
―昨晩・燐蛍亭―
[バックヤードで店主が何を思うか>>+23>>+24 視線を料理に移した男は、知らない。
ホットワインを一口飲む度に、微睡が押し寄せた。 体力はある方だが、そんなに疲れるほど働いただろうか。 それとも久しぶりに口にする酒に酔いがまわったか。 しかし、食事の最中に眠るなど、子供のようなことはしたくない。
動く手はゆっくりと、しかし最後まで食べ終える。 が、それも限界。 睡眠薬が入っているとは夢にも思いはしない。 だから、きっと酔いのせいだと。 ホットワインは自分の体には合わないのだろうと。 料理はどうだったか、そう問われ>>+25答える前に落ちる。
視界の端に捉えた彼の視線の意味>>+26を考えるには、 この睡魔は凶悪すぎた。 薬の力を借りた眠りは深い]
(+38) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
/* ふえあああ、何処までやっていいのか分かりませんんん。(´;ω;`) 投げっぱなしで萎えてしまわれてたらごめんなさい…。
奥さんの名前を呼ばれて嫉妬し隊。 先生が起きたら、どんどん精神的に落ちていくルートは予想できております故。
他の方々が相手にキスマーク付けてるの羨ましいなって思ったけど、ちゅー仕掛けるだけで割といっぱいいっぱいだった。
(-130) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[大丈夫、振り返っても、もう、誰も居ない。 死んだ猫も、生きた猫も、――― 誰一人。*]
(-132) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
― 黄昏時 ―
[茜色の空には夜が差し迫る。 男は一差しの枝を片手に街を往く。
本日も常と変わらぬ日常であった。 指で弄んだ枝は、知恵の果実の花を付ける季節外れ。 仄かに甘い香りを撒いて、視線を遠くに投げれば、 懊悩を抱えて、帰路に着く学生が見えた。>>104*]
(120) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
/* (゜o゜) ちょっとダフネドラさんへのお返し書いてきますね?
(-133) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
―昼過ぎ:Antique Amethyst―
[嬉しそうに、コンダクトは語る。 店主は時折頷きながら聞いている。 妊娠、出産、いのちを繋ぐ。]
ミスタ、意外な特技だ。 お手柄、猫にとっては、ヒーローか。
[ふ、と僅かに紫水晶を細めた。 ――成る程、それで、喫茶店のあの猫か。 合点がいったとばかりの様子]
玩具にされても、 使われるほうが籠も有用だ。
[猫が高くないた。 幸せそうな刑事と猫は、よく似合う。 街に絡み蔓延る闇など、まるで、無いように――否、見えなければ無いも同じか。]
(121) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[指先、眼で追われるまま離して退いて。 強い薬だ、と頷いた]
信用できない、とは。 謂いたくないなら聞かないさ、 ひとにはそれぞれ“理由”がある。
[人差し指を自身の唇の辺り、そっと立てて。 薬が有用ならば、其れに越したことは無い。 望むものに白い腕は差し伸べられるのだ。 店主も医者に掛かるようなことは、――ない、故に。]
外にいい医者が居れば好いが、 掛かると経費もかさむこと。
[そう、真面目に考えていた折 色事に疎いこと包み隠さぬ刑事の言に]
…… ふ、 ふふふ、 ふ
[店主は、2度ほど瞬いた後、徐にくすくすと笑い出した]
あぁ、 ああ――そう、 成る程、 納得できる、話
(122) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[力の入らぬ体は重い。 しかし、その強力な効能故に、目覚めることはない。
毛布を掛けられた温もりも>>+27 前髪に触れた指先も>>+28 何かを引き摺る音も>>+29 背負われた肩も>>+30
闇に紛れた囁きも>>+33
何一つ覚えていない*]
(+39) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[くすくす笑いは少し、続いた。 ――可笑しいこと、とそんな笑い。 かの怪盗の答え合わせのときの笑いとは、ちがう。]
――あぁ、悪いね、ちょっと。余りに。 ミスタが、純朴なもので。
[店主が闇を渡りすぎているという件は棚上げだ。 値段を示すに、古いものだからと 一般の籠ベッドの新品より安め。 もう使わないからと投売りする貴族が居るのは 皮肉と謂うか、贅沢と謂うか]
(123) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[鋏もナイフも役には立たない。 ブランケットを被って、小さく蹲って啜り泣く。
その間も漣のように下肢から伝播する疼きに疲弊して、 やがて、部屋には小さくしゃくり上げるだけの吐息しか聞こえない。
誰か、助けて。
声にもならないまま、熱をもつ体と冷えた心と。 投げ出されたまま。*]
(124) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
ああ、オルエには『見つけてくれてありがとう』って伝えておいてくれたら嬉しいな よければ今度君と一緒に俺の家に遊びにおいで これ見つけてくれたお礼をしなきゃね
[白手袋の上にそっと置かれた母の形見を握り締めれば>>119 はにかんだ笑みを浮かべる 限られた人間――家族や親しい人にしか見せぬ笑みであった]
…っと、君は俺の家を知らないんだっけ
[警察手帳を1枚破れば住所と簡単な地図を書いて彼女に手渡す 悪用や強盗、そんなことなど全く考えもしない なにせそこには価値があると思われるのは常世の花しかないのだから それも自分が持つ温室のカギが無ければ入れないのだから]
(125) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
―Aphrodite―
[魔法使いは笑う。>>87 帽子屋は狂った振り?
しばらくしてから、うんうんって頷いて。手を上げると鏡の中の誰かも手を上げるの。]
……わたし?
[そうだよって。メルにぃの口元が微笑んでいた。]
(126) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[まだ何を落としたのか、この時は分かってなかった。本当に、何だろうって首を傾げる。>>107
孤児院に向かった理由は納得のいくもので。内緒にしてた事って、小さなことで露見するんだなって思った。
シスターカーバンクルの、あの仮面の顔と。生身の顔とを思い出す。はっきりと思い出せるのは記憶に新しいせい。]
……怒らせると怖いよ。 でも、優しい――たぶん。
[皆は優しい人だって言うけれど。 街の人達のとは少し違う気がしてた。>>88
別段悪い事をした覚えはないけれど。追い出されたのは事実。 それでも問われるままに、孤児院での話をする。 靴磨きの仕事を覚えようとしたら、女の子がするもんじゃないって怒られた話も、パレードが羨ましかった話も、ね。]
(127) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[逡巡を数秒、思案を一瞬、迷う振りは刹那だけ。
頭の中で組み上げた都合の良い挨拶を準備して、 男は彼に幾らか遅れてマールム宅へと脚を運んだ。
狭いながらも、幼少よりを過ごした家屋で、 彼がどんな恥辱に翻弄されているとも知らぬまま、 ノッカーを鳴らして、来客を知らせる。
無論、居留守も使えようが、 良く躾けられた善良は顔を出すだろうと踏んでいた。 今は彼一人だけが、この家を守る住人であるのだから。>>124]
(128) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[ちゃんとした所っていうのは、暖炉とかベッドがある場所のことだよね。
そんなものはないけれど、約束が叶ったのならきっとちゃんとした所に住めるのかなって思ったから、やっぱり下水道だなんて本当のことは言わなかった。]
毛布やストーヴ……。あ、いいね。あったかいもの。
切手があっても、送り先が分からないんじゃ……届かないよ。
[郵便局止めや、仮の住所に送れば良いのかと気付くのは、そう喋ったあと。]
……切手が贈られるのなら、孤児院に居ればよかった……な。
[そんな、もしもの未来の話。]
(129) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
――ミスタ、さっき謂っていた 噂を教えてあげよう。
ミスタが、鈍感だっていう、話。
[悪戯な響きを含み、囁きめいて吹き込んだ。 傾ぐ銀紫の髪に、藍色が揺れる。]
たまには花でも買って 贈ってみてはどう?
[――花。 そう、花、と。謂って。 ふと。あることを思い出した。 とある路地、朝のこと。僅かな、残り香は]
……ミスタ、ひとつ、聞いてもいいかい? この季節に咲く 甘いかおりの花、知っている?
[造花を愛で、編み、自ら散らすこの店主は 季節の移り変わりに疎い。 ヒメウツギの白い花、そのにおいに、似ていたか、否、違うような気もした。]
(130) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
/* なにこれこわい
(-134) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
/* 褒めてる
(-135) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[力なく投げ出された手は、外からの音に>>128ピクリと反応する。 それさえも辛くて、体を起こすだけにも時間を有する。
淫らな熱を強制する拘束具から逃れようと暴れた結果、 着崩した服を整えるのにも更に。
泣き腫らした目も、上気した頬もそのままで。 どうにか着衣だけは整えて扉を開ける。
血で汚れた手を>>111拭うことは、頭からすっぽりと抜け落ちていた。]
(131) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
なんかこう、他のストーカーさんたちに 気を使わせてる感じが申し訳なくてだなあ。
やっぱ篭っててステる方が気ぃ使わせんでいい気もするが それはそれでかるらさんに心配かけそうでなんとも。
俺は今週は舞台充してるんで大丈夫だ! そして先にも参加村はあるんで、英気を貯めておくのぜ
(-136) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
/* スーパー据え膳タイムの予感。
ああ、こう、そわそわしますね。 ちょ、そわそわしますね!
(-137) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
テオドールいるならね、 なんとか理由つけて薬屋寄るのもありかなあと思うんだが あんま動き回ってると、それはそれでうーん…ってなる。
うーん、難しいのう
(-138) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
―朝・ ―
[珍しい朝だ。金糸雀の声がする>>+37 薄暗い部屋は、明り取りの窓で辛うじて朝だと知れる。
ここはどこだろう。 目を開いた先は、見覚えがない。 引越しはしたが、この天井ではない。 起き上がろうとして次の異常に気付く。
腕が動かない。 否、体が動かせない。 両腕は後ろ手に纏められ、頑丈なベルトで固定されびくともしない。 足は動かせはするものの、妙な重みがある。 体勢を変えて見れば、そこには黒い足枷。 その鎖の先はベッドに結ばれている]
(+40) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
[伝票の置石にされると本人が知ったら……と、複雑な表情。ちょっとがっかり。>>90
セブンの衣裳をくれるって。]
ありがとう! うん、悪いことには使わない!
[そう、これは悪いことではないはずだ。怪盗sevenの名前を地に落とすものでもない。*]
(132) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
(なんだこれは…!?)
[喋ろうとしてやっと気づく3つ目の異常。 猿轡がされている。 これはまるで虜囚だと]
んっ………ん――!?
[隣から聞き慣れた声がする>>+37 そしてようやく自分以外の人がいることに気付いた。 目に入るのはよく行く喫茶店の店主。
知っている人物の顔が見れたと言う安堵の後、 すぐさま最後の異常を見つける。
―――何故、この異常の中、笑っているのだろう。
強制的な眠りから目覚めたせいか、 それともあまりに異常な状況のせいか。 思考はまとまらない。ただただ、何かがおかしいと。 見知らぬベッドの上で、情けなく惑う*]
(+41) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
|
|
/* 地上もじっくり読みたいけど、読みたいけど! 返事に必死な僕です。遅筆ですみません。 そして地上フィルタを始めて使った
(-139) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
/* >グリフィンメモ 偶には表から、って…いつも不法侵入ってことですねww
(-140) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[微睡みの中で寝返り。 ぼんやりと先程の会話を思い出していた>>127
靴磨きは確かに少女の仕事ではないだろう パレード、そういえば年に数回こんな小さな街でもあった気がする 行事はやはり其処に存在しているだけで気分を高揚させる。 そして、過ぎ去った後に殘る静けさが、余韻を引き。
それよりも気になったのは、カーバンクルという修道女の事。 何かしらの裡はありそうだが、其れを探る時間は薄いのだろう。
小切手の送り先は明かされぬままであるが、>>129 彼女に渡せる誰かに贈れば、きっと経由して届けて貰える筈。 信用のできる相手、なら。]
何に遣う気なんだろう。
[>>132今更にスペアの衣裳の使い道が気になったが、 あげたものはあげたもので、今の持ち主はオルエッタ。 画策しても詮無き事、と目を臥せる。
鳩時計が時折鳴けば、寝返りをうつが次第に其れも無くなり。 眠気に負けて、考えることをやめる*]
(133) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[ノッカーの音色が反響し、眼前のノブが下るまでには、 留守を疑うほどの間が空いた。>>131
だが、慧眼備える男は、彼の在宅を知っている。 故に木枯らしに二度ほど横面を殴られても、 唇を結んで、佇むことに何の苦も持ち得なかった。]
―――…酷い顔だな。
[開口一番、放ったのは挨拶でも身を慮る声でもなく、 愛想も素っ気も足りない純然とした感想だった。 彼の火照りを舐める北風よりも、硬く冷たい声。]
街で見かけた顔が酷かったので、気紛れを起こし様子を見に着たが、 性質の悪い病でも貰ってきたのか。 ――――……相変わらず、君は幼いな。
[何一つとして嘘ではない。言葉が不足しているのは常なること。
何故、態々一介の写真師がだとか、そんな偽善は厭う癖にだとか、 彼の明晰な頭脳も、今は回らぬだろうと用意していた挨拶を告ぐ。]
(134) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[着衣から覗く肌は色付く白皙。 普段は冷たい雪色であるにも関わらず、 今は触れた場所から溶けてしまいそうな淫靡を放つ。
水膜を張り続けた眸に見上げられ、 からりと乾いた喉で慾火を飲んだ。
―――――酷い顔だ。 そんな色艶撒いて、往来を帰ったのか。アンジー。
声にならない小言は、男の胸内を巡って舐めた。]
(-141) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
―夕暮れ・薬屋『Misty rain』―
[今日もまた、日は落ちてゆく。 明日も、明後日も。同じように、日は過ぎてゆく。
時間が経てば、今朝の不安もすっかり消えて。 なんておかしな勘違いをしていたのだろう、 馬鹿馬鹿しいと、一人で小さく笑う。]
帰りに、礼でも言っていこうかな。
[昨日、おまけで貰ったマフィンを思い出し。 ああ、でも時間帯によっては、 もう店が閉まっているかもしれない。 明日に写真を受け取りに行ってから、 店の方に寄ってみようか。
フロライトへの礼が叶わないとは、 今の青年には知らぬこと*]
(135) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
はい、分かりました。 オルエッタにも、確かにお伝えしておきますね。
[彼の笑顔>>125につられてか、目を細めて笑みを浮かべる。 さらに家と派出所の場所>>85も教えて貰えば、それを記録して。]
コンダクトサマも、機会があればお屋敷にご来訪下さい。
[そう言うと最後にもう一度、彼の姿をじっと眺める。 彼の姿を、琥珀の瞳と記録回路に焼き付けるようにして。]
ありがとうございました。 それでは、また。 ["それ"はすぐに終わり、深々とお辞儀をして別れただろうか。]
(136) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
―Aphrodite→―
ありがとう、メルにぃ。 メルにぃのおかげで綺麗になったんだよ。
[綺麗になっても、まだまだなんだと思う。魔法がきれたら、メルにぃの中で、わたしは小さなオルエッタに戻ってしまうのかなって思うと寂しくなる。
それでも笑顔を浮かべた。]
またね。またね?
[何度目かのありがとうと一緒に。 紙袋を受け取り、わたしは店を後にする。>>114 首元にマフラーを巻いて。
胸を張って通りを歩いても、わたしだと気付いた者は何人居たっけ。
わたしはいつになったら、追いかけられるに相応しくなるのだろうね?**]
(137) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
―Antique Amethyst―
昔は親の後を継ぐつもりだったからね とはいえ医者ではなく学者の方だけど ……ヒーローであればいいんだが。実際は怪盗"seven"すら満足に捕まえられない警官Aだけどね
[因果は巡る糸車 縁あって家族になったこの猫と、自分の人生が交わる行幸 愛し温もりを撫でながら、紫水晶を細める店主を眺める>>121 何やら合点が行っている様子には、首をかしげながら]
とはいえ少しばかり勿体ない気もするけどね 良い細工物だし――とはいえ この子の健康には代えられないし、喜ぶのならそれでいい
[意外と子煩悩な刑事は、新しい家族に対して甘い 暗部に関わる仕事の癖に街の裏や闇など知らぬのは 警部が裏で部下が関わるのを封じているおかげか、それとも無知から来るものか]
(138) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[強い薬、という言葉にやはり自分は相当重症の様だと苦笑した よくもまぁ、ぼろぼろに限界を訴えず仕事もできたものである 酒に溺れながらも強制的に睡眠をとっていた影響か]
……言葉のままさ あいつらに、大切な人の名誉を貶められた 金に目が眩み悪に味方する医者など誰が信用するものか
[唯、それだけを そっと立てられた薬指、それと同じく心の深淵までは覗かせないと それは互いに同じだろうか 医者に背を向け、差し伸べられる腕に手を伸ばすは高校時代から 症状以外何も聞かず、琥珀を売ってくれた時から自分にとって此処の店主は信用に値する人間であった]
通いだと経費がかかるし今の仕事を続けるには難しい とはいえ拠点を移転してこの街を出て行くつもりはないんですよね だって――一杯思い出が詰まってるんですから
[家族の、友人の、同僚の、知り合いの、そして幼馴染の 縁故と言う名の執着の鎖は、両足絡みついて離れない
と、突如笑いだした店主に首がことんと横に傾ぎ]
……ダフネ?
(139) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[笑い続く様子と続けられた言葉に少しだけ頬を膨らませ これでも20で成人してるんですがと文句1つ それに接吻なら済ませましたよ!という台詞つき
――無論事故である。万引き犯を捕まえる際体当たりでバランスを崩してそのまま某酒豪の同僚に―― あの時の頬への平手打ちは痛かった でも実はそれが手加減されたもので、同僚が顔を真っ赤にしていたことなど当然気づいていない
提示された値段は安く安堵して。言われたままの代金を支払う 古いものでもこれだけ上等な物なのだから本当にありがたいとにっこり笑んだ
そして――]
(140) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
……は? 俺が鈍感?何処がだよっ!!
[そして言ったのは誰だ!と噂の主に憤慨 どう考えても鈍感です本当にありがとうございました
悪戯帯びた響きに、尚も納得がいかないと言った様子 懐の中の猫は不思議そうににぃにぃ鳴き。 銀紫が傾ぐ様子は酷く美しい]
花、かぁ。俺の家温室あるから今度切り花でも贈るかね 同僚にでもさ
[そう呟けば突如、ダフネドラからの質問が>>130]
……この季節? とはいえ今は蒸気温室が流行しているからほぼ季節は関係ないがそうだなぁ 林檎やシクラメン、アリッサム、カランコエ、ノースポール、ヒナギク マーガレット、プリムラ、それから――
常世の花、とかかな
[と、告げた]
(141) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[どうやら、ご主人サマは私を覚えていない。]
[それは何故?]
[きっと<致命的なエラー>によるもの。]
[エラーを治すにはどうすればいい?]
[修理が必要。]
[どうやって修理する?]
[それは、――――――すればいい。]
(*15) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[どうやら、ご主人サマは私を覚えていない。]
[それは何故?]
[きっと<致命的なエラー>によるもの。]
[エラーを治すにはどうすればいい?]
[修理が必要。]
[どうやって修理する?]
[それは、――――――すればいい。]
(-142) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
―貧民街―
[複数人が階段上る足音を聞いた後。
わたしはジルベールの帰りを待っていた。
この姿を見せたいって気持ちと。 別の気持ちが同伴してるの。
人の目線が届きにくい場所で。 じっと息を潜めて。 きっと、お嬢様やお姫様には不釣り合いの場所で。
やがて、騒動に人が集まってくる。]
(142) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
― >>76→ ―
[いつまでそうしていたのか。きっと数分に違いない。だってまだ夕日が沈んでいないから。眼帯は衝撃とともに隠すようにして元に戻したから、誰にも見られてはいない。]
…借家、いこ
[このままここにいたら、倒れてしまいそうだ。何がどうなっているのかわからない。わからないことが恐ろしい。自分の、身体のことなのに。一体いつ?いつあの冷たい鉱物は赤い雫になってしまったの?考えてもわからない。]
騒がしいね、何かあったの? …知ってる?
[豪奢な鍵を取り出してくるりと回し、重い足を精神的に疲れた身体を動かしていると、なんだか黒い煙が上がっているのが見えた。あちらは借家がある方か。何か、あったのだろうか。
ふと、傍を通りかかった猫に話しかけてみたが、にゃあと返事が返ってきただけ。]
(143) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
― 学生とカジノの話 ―
[時折、本当に時折だったが。 家族と離れ、単身此の街に住んでいる学生が髪を切りに来る。
彼の口から聴くことは無かったけれど、 狭い商店街は、噂の巡りも早い。
最近は大學にあまり来ず、カジノ詰めしている。 同級生の女生徒から漏れた噂は、 散髪屋の耳に、頭に記憶されており]
前髪は短めが好きなんですかね
[以前鋏を入れた跡から察するに。 金を稼いでもスってしまう彼の前髪は、 素人が入れた切り方にも見えたのだが。
他に待ち合う客はいなかったが、 声を些しだけ潜め、鋏の音は留めて]
(144) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
― →借家前 ―
――――う、そ…? もえちゃってる…火事…
[借家のアパートの前に人だかり。しかしそれより先に目に入ったのは半壊のアパートだった。さして大きくないそこは4階建て。パッと見て3階分は燃えてしまっているだろう。]
――――――――――、
[呆然と自分の部屋があっただろうところを見上げれば、火の手は免れたらしく煙が出ているが残っていた。部屋に私物などおいてはいなかったけれど。]
(145) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
お金遊びが好きなんですってねぇ 今日は勝ったんです?
ちなみに、どんなゲームで普段は遊ばれてるんですか?
[気紛れに紡ぐ口は、惰性を咎める訳でもなく、 負ける使い方に慣れてしまった犬を嗤うようでもあり。
案外ボられているのかとも思いつつ、*]
(146) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[ねぇ、ジルベール。
なんであのお部屋に帰ろうとするの?
もう家族じゃないって言ったけど。
ジルベールの‘おうち’は――…]
(-143) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
/* 赤猫の家に死体捨ててる写真師と、 写真師が借家代払っている家を燃やす赤猫。
この関係性に人知れず身悶えておきたい。 やっぱりオルエッタ上手いなぁ。
(-144) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
/* 近くを消防車が通るナイスタイミング。
(-145) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
ああ、よろしく頼むよ
[自然な笑みを浮かべる機械人形>>136 精巧な美で造られたそれであるが、一瞬まるで本当に生きているかのような錯覚を覚えた]
ああ、あの街外れのだろ? 昔一度だけ尋ねた事が……あっいや何でもないよ ……?
[こちらをじっと見つめる琥珀色 少しだけいたたまれなくなって頬を掻く 猫はにぁ!と少しだけ抗議、此方を見ろと言わんばかりにてちりと刑事の胸元を肉球で叩く]
ああ、じゃあまた何処かで会えば
[そう告げて手を振り 蒸気バイクにまたがって向かう先は骨董屋
だからこそ彼女の異変に気づかない ――何を考えているかなど、気づかない*]
(147) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
何かロールまわさねばと思いつつ頭が回らなくて、 もうひとつくらい落としたら寝てしまおうと思ってたのだけど、 メルヒオルが振ってくれてうれしみ たすかった!ありがとうありがとう
(-146) 2014/12/10(Wed) 23時頃
|
|
[かすかな扉の軋みの向こう。 己よりもはるかに背の高い写真師の姿は、 首を仰向けてちょうど良いほど。 どうして彼が、と思うよりも先に 開口一番告げられた言葉に俯く。>>134]
うん…。
[肌を容赦なく叩く風よりも冷たい声に、顔は上げられない。 酷い顔の自覚はある。
ぼんやりと見下ろす写真師の手が、目に映る。 機械人形の整備を行っていた大きな手。 そういえば、いくつか工具も扱っていたはず――。 鋏や、ナイフがダメでも、 それなら、 もしかして。
己の幼さを詰る声音に、身を竦めながら、 手を伸ばさずにはいられない。]
(148) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
――――…たす、けて。
[恐る恐る、写真師の袖の端を引く。
この冷ややかな目と声に、 愚かな子どもだと軽蔑されても、罵られてもいいから。
ただ、今はこの苦しみから解放して欲しかった。]
…たすけて、しゃしんやさん。
[涙混じりの声は幼く。 身の裡に篭る熱の逃がし場所が分からないまま、 零れる吐息ばかりは熱い。]
(149) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
/* 割と1dから思っておりましたが、フロライト可愛い。 真っ直ぐな好意に弱いドMだけど、抵抗頑張ります。
(-147) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[そういえば、誰かこの人の名前を知っていた。 あれは誰だったっけ。
喫茶店で写真の話をした。 友人の店だと笑って。
家族写真が好きだと言って、
そう、コンダクトが友人だと呼んでいた。]
グリフ…?
[問うように名前を舌の上で転がして。 たすけて、ともう一度袖を引く。]
(150) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
/* 頭がパーンした。
これは十年一途に愛しますわ。 これは病むほど夢中になりますわ。
(-148) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[>>+40目が覚めたのか、ベッド上で身じろぐ気配に男はぴくりと肩を揺らす。 照明を点けていない部屋は薄暗い。
その中で彼の横たわるベッドの脇に腰かけて、 自分の手で手足を拘束された所為で身体を動かせないでもがくグラディスの姿を眺めていた。 普段は自分の眠る場所に想い人がいる事の、何と刺激的な事か。
>>+41猿轡越しのくぐもった声。 彼の言葉が聞こえないのは寂しいと思う。 朝の挨拶を口にすれば、グラディスの視線が此方に向いた。 一瞬、彼の顔に安堵の表情が浮かび、どくり、と胸が高鳴る。]
その体勢、辛いですよね。 申し訳ありません。
[混乱し、惑う彼の姿は可愛らしく見えた。 微笑んだまま謝罪の言葉を口にすれば、無体を敷いたのは男だと知れるか。]
(+42) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
―猫の―
[手伝う猫の手は要らないと言われ、掏りには失敗し、飢えて飢えて仕方がない時は、ごみ捨て場の腐った芋も食べた。
それもないときは、別のごみを食べるの。要らないからって、棄てるんでしょ? 隠したいから、棄てるんでしょ?]
(*16) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
/* うええ、動きにくいですよね…。 エピで謝ろう。
というか、もうちょっと拾いやすいロルを練ろう。
(-149) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[此処はごみ捨て場じゃないよ、わたしのおうちなんだよって言っても、聴いてくれなかった。まず、わたしが居ることに驚くの。
みんな嫌い。人間って、嫌い。 地下の真っ暗のなか。 嫌いじゃないって初めて思えた人は、わたしの言葉をちゃんと聴いてくれる人だった。>>*4]
(*17) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[目の前の建物を見ることに夢中で、息を顰める影>>142には気がつかない。 視界の端で、裸にシーツを巻き付けただけの男女が泣き崩れていて、全く意味がわからないのだ。]
『あ、刑事さん!この子です!この子が、ジルベール・アルシェです!!!』
[そんな騒ぎを遠巻きに眺めていれば、知らない人に名前を呼ばれ、手を引かれた。刑事さん、と呼ばれた男の人が、怪訝そうな顔でこちらを一瞥し、手元のファイルに目を落としながら、質問を投げかけてくる。]
(151) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
―いつか、散髪屋にて>>144>>146―
[商店街にある散髪屋へ足を運び始めたのは、 いつのことだったか。
すっかり忘れてしまったけれど、 カジノへ通いはじめてからも、 髪を切る時はその店を利用する事にしていた。
どうしても金が無い時は自分で切る事もあるのだが、 素人の手では、やはり歪なものになる。
その日は丁度、金に余裕があった頃で。 前髪もそろそろ邪魔になってきたからと、 足を運んだのであった。]
うん、まあ……長いと邪魔だし。
[以前は、勉強する時に長いと邪魔だったから、 そうしていたのだけれど。 今はただ、落ち着かないというだけで。]
(152) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
―Antique Amethyst>>138―
――そう。 知識は今も、生きているわけだ。
怪盗sevenは手練なわけだし、 そう卑下するものでもないさ。
[かの男の弟子であるわけだし――とは、 胸に秘めるばかりなり。]
ミスタは子猫に甘いようだ。 レェスを愛でるレディになるよう きちんと躾けてあげると好い。
[くす、と笑う。 闇知らぬなら其れも稀有。 店主はどちらもよしとする。]
(153) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
―――成る程。 それは――信用も地に落ちようというもの。
[物思うように一度目を閉じて それから立てられた薬指を見る。 此処に引かれるは一線。 深淵覗きあうことが一概に良いとは言い切れない。
深淵を覗き込めばまた深淵に覗かれる。 合わせ鏡のように深みに嵌る、ことだって――。]
そうだろうね。 なら新しい医者でも来ると解決か。
[いっぱいの思い出。 其処に覗く、明るいばかりではない色合い。 ――嗚呼、と紫の双眸は、緩やかに細くなる。]
(154) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[客の居ない店内。 響くのは、店主の扱う鋏の音。
鋏の音が止まったとき。 鏡に映る青年の表情が、一瞬歪む。
この店主もきっと、周りと同じだ。 内心は自分の事を、嗤っているのだろう――、 臆病な青年の思考は、卑屈なもの。]
勝ったからここに居るんだろ。 スってたら自分で切るし。
[青年の機嫌がどん底にまで落ちなかったのは、 珍しく、大敗しなかったから。
――勝ちと言えるほど、稼ぎもなかったが。 そこは、青年お得意の見栄である**]
(155) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
『君の名前は、ジルベール・アルシェかね?』
[その時自分は、]
『見ての通り、家事でね。出火したのは君の上の部屋。出火当時、そこの男女2人組が部屋にいたそうだ。原因は…暖炉の火が服に移ったのだろう。』
[なんだかとても、]
『そして奇跡的にも君の部屋は、ここからはよくわからないが半分ほど燃えてしまっていて、あの変な壁とクローゼット辺りは無事だったらしい。そして―――』
[――――悪い予感がしたのだ。]
『君の部屋から、白いマントとタキシード。そしてアリウッド邸のメイド服と思しきものが発見されたんだが。…話を、聞かせてくれるね?』
[悪い予感ほどよく当たる。 見せられた写真は、数日前にゴシップ誌で見た怪盗が着ていたものに、そっくりだった。]
2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
『君の名前は、ジルベール・アルシェかね?』
[その時自分は、]
『見ての通り、家事でね。出火したのは君の上の部屋。出火当時、そこの男女2人組が部屋にいたそうだ。原因は…暖炉の火が服に移ったのだろう。』
[なんだかとても、]
『そして君の部屋は、ここからはよくわからないが半分ほど燃えてしまっていて、あの変な壁とクローゼット辺りは無事だったらしい。そして―――』
[――――悪い予感がしたのだ。]
『残っていた君の部屋から、白いマントとタキシード。そしてアリウッド邸のメイド服と思しきものが発見されたんだが。…話を、聞かせてくれるね?』
[悪い予感ほどよく当たる。 見せられた写真は、数日前にゴシップ誌で見た怪盗が着ていたものに、そっくりだった。]
(156) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[だから、わたしはにゃあみゃあと、燈写館の裏庭で鳴くんだ。
クロックワークス社みたいなところに売られても。
あいの為に、使われるとしても。
硬貨で買われるだけだとしても。]
(*18) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
―自宅―
[部屋の中に入り、心労から来た疲れを癒す為にベッドへと倒れこむ。 鞄を床に放り投げて、うつ伏せから仰向けの体制になり天井を見つめる。 どうして、自分がこんな目にあっているのだろう。 誰かに恨みを買うようなことをしてしまったのだろうか。
視線を、天井から壁へ、そして机へと移動したとき]
……私、机の引き出しなんて開けたかしら。
[ベッドから起き上がれば机の方へ進んで この段の引き出しの中には何も入れていなかったから、開けることなんてなかったのに。 もしかしたら、寝ぼけているうちに開けてしまったのだろうと違和感をそれで片付ける。]
(157) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
/* マニュエルさんとジョシュアさん大丈夫かしら?
(-150) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[そうして、違和感を片付けてはマタベッドの上へと戻ろうとして また、小さな違和感が目に写る]
(……あれ、私ゴミって、出したっけ?)
[屑籠には確か友人から変わりに出ることを頼まれていた講義のことを書いたメモを入れたはずだったのだが 中には何もなくって、あまりにもおかしくて首を傾げる。
よく部屋を見れば空き巣に入られたような形跡他が残っていて、血の気が引くように顔が真っ青に。 何か盗まれているものはないか、あまりにも遅い焦りに駆り立てられ部屋を確認していく]
(158) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[まず、ベッドの上。布団や毛布を裂かれた様子はない。 窓もガラスが割られた様子はなくて、異変は見られない。 再度机を調べては見たが、何も盗まれた様子はない。 他の引き出しには大学で使うレポートや、貴重品が入っていたと言うのに何も盗まれていない。
流し台に置かれた食器、食材。見た感じでは特に変わったところはない。]
……やっぱり、ただの嫌がらせなのかしら
[ただ、鍵が閉まらなくされただけで神経質になっていたのだろうか。 それで部屋に入られて、ただ部屋を荒らされただけなのだろうか、自分は考えすぎなのだろうか 最後に浴室を調べようと、扉を開けて中を見渡す。 特に浴室にも変わったところなんて――]
(159) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
マニュエル、こう、あれかな、あれ こんなクズ相手にできるか!っていうあれかな(くずの自覚はある) そうだったらごめんよ……
冗談はさておき、 怪我とか病気とかされてなければいいのだけど。 体調崩してる僕が言うなって話かなわかってるおやすみなさい!!!
( ˘ω˘)スヤァ
(-151) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
/* ダンテちゃんかわいい。ダンテちゃんかわいい(大事なことなので(ry 私のSTKダンテちゃんでよかったぐうかわ(まがお
(-152) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
――……液体?これ、なんなのかしら。
[変わっていたところ、それは浴室の床に、残された白い液体。 かがんでよく見てみれば、その液体の中には赤い――自分の髪が絡まっていて。
髪を洗う時に、こんなものを使った記憶はない。 体を洗う時だって同じだ。こんなもの、使った記憶なんてない。
なんだか気味が悪い。しかも、それを見ていたら気分が悪くなっていって。 悪くなった気分と同じように洗い流そうと、シャワーから水を出せばそれを流して。 汚れが取れたのを確認すれば水を止めて、浴室を後にした*]
(160) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
―Antique Amethyst>>140>>141―
ふ、ふふ、ふ
そう、済ませたのかい。 そうか、それは、失礼。
[くすくすと、わらって ――それはそれは、可笑しそうに。 料金の受け渡しのときも わらって。 件のエピソードを知ったなら、 いっそあたたかく見守ったかもしれない。
生憎と教えるための唇は 訳あってかなくてか、コルセットに鎖されているが]
さあ、其れを考えてみるのも いい勉強になるのでは?
[どう聞いてもからかい交じりであった。 花を贈るならそれがいい、と頷いた。 一方的な藍の花を、ふと思い出しながら]
――常世。それは、また 珍しい名であることだ。
(161) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[ゆったりと、落ちついた動作でベッドの脇に彼が座る。 まるで異常なのは自分で、そうしていることが当たり前かのような、振る舞い。 うっとりとした視線に、恐怖を覚える。 一瞬でも安堵を覚えた故に、それは背を這うように、ぞくりと。
自分は拘束され、彼は自由。 その謎は容易に解けた]
っんん!?
[彼の口から出るのは謝罪>>+42 つまりは、自分のこの状況は彼が作りだしたと言うこと]
(+43) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[夜の記憶は、席を立ったところで途切れている。
どこの席を立ったか―――燐蛍亭 何故席に座っていたか―――食事をするため その食事は誰の手から―――フロライト・ラグランジュ
―――思い出し、至る。 彼が微笑む彼が元凶だと]
ん―――っ!
[布を唾液で濡らし、くぐもった声で言葉にならぬ音を出す。 解いてくれと。 何故彼がこんな強行に及んだかわからない。 言葉の体を為さない声は、彼の耳にどう届くのか。 身をよじり、唸ることしかできない]
(+44) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[この子がって、指さされて。>>151 名前呼ばれた人を、その場に居た人たちが一斉に見るの。
ジルベールかって言われてるから、わたしは今着きましたって顔をして、野次馬の後ろで背伸びする。]
(162) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
[当然、人の壁は高くて。>>156 がやがやと人の声は煩くて。]
ジルベール!
[ぴょんってまた跳んだ。]
(163) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
|
|
林檎、シクラメン、アリッサム、カランコエ、ノースポール、ヒナギク マーガレット、プリムラ、
―――、
(*19) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
――……気のせい?
(*20) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[自分を呼ぶ声>>163。それは数日前から聞いていない―――]
おるえっ、た…?
[遠目でもわかる。化粧をしている彼女は、驚く程綺麗で。緋色の唇がつややか。裏通りで見かける、男を引っ掛けるための化粧とは全然違った。]
アルエッタ!!
[もう一度、叫ぶ。]
(164) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
/* 地上のストーカーさんたちがえげつない
…褒め言葉です。 フロライト可愛くてどうしよう。
(-153) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
―自室・昼過ぎ―
ん……、
[――借り出した本の一冊を、読み終えて。
幾つかメモを取ってから、頁を閉じた。 目元を指先で揉みながら、深く、息を吐いて]
……なるほど、ね。そういう。
[ひとりごちて、一度、頷いた]
(165) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[こんな本を読むから――、街から出て行こうなんて、思うに違いない]
(*21) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[しかし、あらぬ疑いをかけられている今、自分と繋がりがあると思われたら、と思って背筋が凍った。]
(――――オルエッタには、迷惑かけちゃだめ…!)
[向けていた視線をそらす。知り合いか?と聞いてきた刑事さんには人違いでしたと白々しく嘘をついて。
じゃあこちらに来てもらおうか、という刑事さんにおとなしく従った。]
(166) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
― 落陽:→こちらスチームパンク派出所 ―
[連れてこられた先は派出所の取調室。]
だから!ジル、知らない!! 怪盗じゃ、ない!!!
[先程から何度繰り返したのかと思う台詞を、もう一度繰り返す。しかし目の前に座る知らない刑事さんはため息を1つついて、]
『これだけ状況証拠がそろっているのに、まだしらばっくれる気か?』
―――――――ッ!!!しらばっくれてなんかないッ!
[永遠かと思う会話の応酬。それに一石投じたのは、失礼します、と入ってきた別の刑事さんで。]
(167) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
『あの部屋を捜索しましたが、いくつかの画材があったばかりで…。宝石らしきものは何も見つかりませんでした。』 『そうか…』 『あと不審な点が…。アリウッド邸のメイド服ですが、“本日”クリーニング屋から盗まれたものだと、裏が取れました。』 『本日、だと?』
[その後しばらく話をしているのを、横目で眺めていた。頭の中では、先ほどのダフネドラとの会話が思い出されている。彼がせっかく楽しみにしてくれている>>84と言ってくれたのに、これでは壁画どころの話ではない。
そして、オリエッタ。化粧なんかしてどうしたんだろう。久しぶりに会えたのだから、謝りたかったし、話したいこともあったのに。変なところを、見られてしまった。]
(168) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[弱々しい声が彼の消耗を物語る。 篭る熱の吐き出し方を知らず、 既に数時間身内に抱えた質量に白旗を揚げていた。>>148]
―――…怪我をしているのか。 血の匂いがする。
[伏せた眼差しを追いかけ、視線を降ろせば、 黒ずんだ赤に染まる掌が見えた。 咄嗟に伸ばした手は、彼の懇願を受け入れる形へ。>>149
袖を引く幼い仕草に、手首を捕まえる大きな掌。 冬より凍える指先は、彼に触れるときだけ人の熱を取り戻す。]
(169) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
―Antique Amethyst―
知識も、与えられた愛情も、思い出も みんな生きてる……皆ね
手練でもやっぱり7年警察が捕まえられないのはなんとかのメンツに関わるって警部がぷんぷんで。それを毎回睡眠削られながら聞いてる俺らも寝不足でばたんきゅう 卑下するなとは言う言葉は嬉しいけど、やっぱり実力不足なんだなぁと痛感する日々なんですよね
[皆生きている、とはいえど酒に溺れるうちにその声も思い出も朧気になってしまう。不眠とは真、恐ろしいもので かの大怪盗を目の前の店主が想っている事>>153などやはり知らず]
そりゃもう一人前のレディに躾けますよ ってこらこらコートを噛んじゃ駄目だよクレース 後でミルクあげるから、ね?いい子だから
[とはいえ今の現状、どう考えてもレディへの道は険しいのであった
善悪の彼岸の様に、人の心の闇を理解しようとする者は、自らの中にある闇を呼び起こしてしまう危険がある 十分用心しなければならないけれど、もしそれでも闇同士が混ざり合えあ――それはむしろ2人だけの幸福にならないだろうか、なんて漠然と考える
まぁ、そんな相手自分には居もしないわけだが]
そうですね、できれば中央の方から最先端の精神科医でも来ればあるいは でもこんな都会と田舎の中間の街に来てくれる医者は居るのやら
[緩く細める東雲色は夜空と夕空を内包した艶やかさを持ち 瞼の裏に隠される闇を互いに知ることは多分ない]
(170) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[可笑しそうに笑う姿からは全くそうは思っていない様に見え>>161 再度頬を膨らませ 受け渡しの時までずっと笑っていたのだからもう、その頬はくさふぐよりもパンパンであった]
良い勉強、かぁ ま、花を贈られて嫌がる奴もいないだろうし いやアイリは酒の方がいいか?まぁ日ごろの感謝でいいだろ
[どう考えてもこの男気持ちに気づいていない ――そして花を贈る、で1つだけ記憶の中で引っかかるものが 誰かに、渡したいと願ったことが、あって――花を 白百合よりも綺麗な。あれは誰にだっけ]
……
[暫しか数瞬か、考え込んでいれば店主から言葉が漏れ出る]
珍しいだろうね、きっと 世界でも百数十しか株が無いし、きっとこの街では俺の家にしか無い筈 ああ、でもオルエが1本持っていったかな これだよ
[生前母がしおりにしてくれた物を警察手帳から取り出す 4年も前に封じたと言うのに、もし近寄れば微かに甘い香りがしたろうか]
(171) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
/* 「こちらスチームパンク派出所」は正式名称なんです!?
(-154) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
― 学生とカジノの話 ―
そうでしたか。 えぇえぇ、学生さんは俯いて頑張るのが性分ですし 男の子だから邪魔ですよねぇ
それに、明日写真を撮りに行くんでしょぅ? 予約しようと思った時間が埋まってると聞きましてねぇ 目敏く予約簿を見てしまったんですよ。
ちゃんと目が映るようにしておかなくちゃね
[>>152恐ろしい程に無関係な情報は手の内に得る。 人様の家で上がる今晩の食卓のメインから 新しく建った本屋の話、大學の休講日、えとせとら。
其れは一介の店主を超えるものであって、 客商売な職務を考えれば、得ても可笑しくない情報網。 半分は聞いた話であり、半分は耳に突っ込んだもの。]
(172) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
そうでしたか、そうでしたか。 ぃえいえ、僕も若い頃はねぇ、上司と遊びに行ったものです これがまた、大層強くてねぇ。 隣に居るだけで良い思いさせて貰いました。
[>>155歪む顔、空気を飲む音。 そのどれも鏡を通して、分厚い眼鏡の奥の金目は預かり 鋏を留めた耳に届き、
また、仕事に従じる。 大分厚くなってしまった前髪を鋤きながら、 素人カットのぶきっちょな毛先を揃えてゆき]
是非お小遣いが貯まったら、頼って下さい。
上司程では無いですが、 ブラックジャックとクラップスなら ディーラーを負かす自信があるんでねぇ
[代金を告げる傍ら、そんな事を。 苦渋を味わうことも、イカサマの手法を識る手と眸は薄く。 ある意味で、悪魔の囁き。
鈍臭そうな外見に、どれだけの説得力があるかは謎だが**]、
(173) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
痛いのか。
[何処が、と続ける声は、彼を叱るようだった。 彼の肌は、彼のものでは無い。所有者は別に居る。 彼の正統な所有者は、自傷すら赦さぬ狭心を備えていた。]
―――…アンジー、落ち着け。 俺は君を脅かさない。
[告げる言葉は緩慢に、子供に言い聞かせる静謐さを孕んで諭す。 幼子が知らぬ初めての熱慾。男は、ほんの少し、湖水の色を撓めた。]
(174) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[眩暈がした。
助けて、と懇願する彼に。 匂い立つ色香を撒く誘惑に。 舌足らずに強請る無自覚の淫蕩に。
いつか、彼の純潔を散らすのは恋人たる己だと言う自覚は在った。 されど、こんな風に甘える素振りは初めてで、 貞節を覚えさせるために施した躾は、己の理性を熔かしていく。]
(-155) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
―――…グリフィン、 ……グリフィン・アーロゲントだ。アンジー。
[無愛想な男にも、気兼ねない飲兵衛が授けた愛称を正す。>>150 それは大変傲慢な名前、至宝に侍る怪物の名前。 厄を祓う為に付けられた己の名は、本質を表している。]
先ずは手当てをしよう。 生物は門外漢だが、君に鮮血の香は似合わない。
………何処が痛いのか、苦しいのか。 俺に教えておくれ、アンジー。
[握り締めたままの手を引いて、世間から彼を隠すように押し入った。 同情も施しも、嫌いだと一蹴する男の慣れない仕草。 されど、男の全てに意味が在り、目的がある。
芳しい彼の血香と、高い体温が、左胸を突き刺した。]
(175) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[胸が爆ぜるように高く鳴り、皮膚下で体温が燃えている。
そう、何時でも俺を頼れば良い。 今のように従順に、君が世界で縋って良いのは俺一人。
力強く引いた身体は踏鞴を踏んで、 体内で安定していた異物が、ぐるりと凝りを掘削した。]
(-156) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
― こちらスチームパンク派出所前 ―
[取り調べから解放されたのは、あれから1時間後だった。釈放された理由は『証拠不十分』。しかし―――。]
…、
[紙面を賑わす“怪盗seven”もどきが見つかったという噂は広がっていく。もどき、とついたのはそれこそ証拠が不十分だったのともう一つ。]
――――あれが、怪盗“seven”? ――――絶対嘘でしょ。だって“seven”は…
――――あんな薄汚い異国人が…
[扱いは模倣犯。怪盗に刺激を求める人たちにも、よく思わない人たちにも、良くは映らない。 噂は巡り巡ってどのような伝わり方をするかはわからないが、それが自身を脅かすだろうことはわかっていた。]**
(176) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[>>+43向けられるのは怯えるような視線。 男が謝罪の言葉を口にすれば、グラディスの口からまたくぐもった声が漏れる。 それでも男は座ったまま微笑んでいた。
>>+44彼が声ならぬ声で訴えてくるまでに暫し間は空き。 恐らく今の状況に察しがいったのだろう、などと何処か他人事のように考える。 身を捩り唸る彼はどう贔屓目に見ても、この状況を甘受しているようには見えなくて。]
あぁ、そんなに暴れると、ベッドから落ちてしまいますよ?
[両足はやや緩みを持たせた鎖で繋がれているが、上半身を繋ぐ鎖はない。 手を突く事が出来ぬ身では頭を強かに打ちつけてしまうと、穏やかな声のまま指摘する。]
(+45) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[はっきりとジルベールの声が聴こえたから、わたしは人の壁の隙間をぬって前の方に出た。
あと一人、太ったおじさんのお腹の肉がジャマで。>>164
だから手を伸ばしたの。]
ジルベール!
[手を、伸ばしたのに……]
(177) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
その拘束、解いて欲しいのでしょうけどそれは出来ません。
[黒い革製の拘束具は骨董品屋で買い求めたもの。 よく似合っていると、男は思う。 まさか店主が笑顔で帰って来た理由がそれとは、セルマも思っていないだろう。]
だって、それを解いたら
貴方は此処を出て行ってしまうでしょう?
[青磁の髪を揺らし、首を傾げてみせた。 浮かんだ表情は硬質で人形を思わせる。]
(+46) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
怪我は、ある。 けど、それよりも…
[苦しくて、辛くて。 そんなことを甘い悦楽だと覚えてしまいそうな自分が怖くて。 助けてと繰り返す。 ほんの少しだけ優しく聞こえた響きに>>174縋る様に。]
(178) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
テオドールふみさんだな、やはり
(-157) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
[視線は逸らされた。
知らない人って、言われた。
手は、届かなかった……。]
(179) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
―いつかの燈写館―
[――繁忙期だけの、短期雇用。 その事務処理が、その日は、少し早く終わって]
――しかし、原理を聞いても、不思議なものです。 いま、こうして見ている景色を、ずっと残せるというのは。
[ぽつりと、雑談じみて]
素人でも、撮れるものなのですか。勉強すれば、私でも?
[と、写真技術に、興味を抱いて]
――いえ、まあ、ね。 過去の歴史は――想像するしか、ないですが。 皆が簡単に、生きた景色を残せるなら。 未来の、自分のような学者は。幾分か、楽だろうかと。
[だから、差し支えがないなら、写真を学びたいと――そんな会話は、いつのことだったか]
(180) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
/* >>179あああああああああ!オルエッタごめんねええええええ!!ジルも手をとりたかったんだよおおおおお!!!
(-158) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
ばかばかばかばかばかばかばかっ!
ジルベールの、ばかぁぁ!
[――って、思うのは。何度目だろう。]
(-159) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
―Antique Amethyst>>170―
―――、そう。
[続く言葉に、眼を閉じる。それも僅かの間。]
苦労は察するに余りある。 なかなか、世間は難しいものだね。
[ちいさく肩を竦めて見せた。 それは、ただ、いつも通り。]
前途は多難そうだ、ミスタ。
[猫と刑事の戯れを、一歩退いて見守る態。 彼が考えていることは知れないが、 ――さあ、それは、どうであろうか。 闇同士が混ざり合うならまだしも 陰陽のように在るなれば、それは。 闇。黄昏。逢魔が時と、謂う。]
それは、なんとも。 「縁」が「合え」ばかな。
[艶がある双眸は紫闇を深め、――そう。]
(181) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[それから何れ位眠っていたのか。 御免下さい、と店側から声が聞こえたのでベッドを出る。
鬘をきちんと被り、眼鏡をして。 流石にタオルは引き剥がし、店舗側へと赴いて]
――はい?
[寝ぼけ眼のままだったが、一気に眠気が飛んだ。 店内の待合椅子で待っていたのは、警官だったからである。]
(182) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
ふ ふ。 頬を膨らませるのはよすといい。 好青年が台無しだ。
[笑いの気配がやっとひいた。 日ごろの感謝、には頷いた。 随分、得がたい純朴さと鈍感さだ。 周りが擦れているだけかもしれないが。
考え込む様は何ゆえか、瞬き一つ向けて。]
灯台下暗し、だろうかな。 レディに?贈り物かい。
[尋ね、それから警察手帳を覗き込む。 ふわ、と微かに香る甘さ。でも]
あぁ、これは、うつくしい。 けれど――この香りじゃ ないな。
(183) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
/* あえて心当たりの花を言わないコンちゃんであった
(-160) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
―こちスチ―
[オレンジの花のコサージュは、野次馬たちの靴裏に踏まれて壊れてしまったかもしれない。
折角綺麗にしてもらったのに。
人壁は何かの洞窟みたいで、魔法が解けていった。]
………
[仔猫の時のように、わたしは派出所前で待ってた。 赤い手に、はぁって息を吹き掛けて。]
(184) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[彼の笑みは変わらない>>+45 何故だ?どうしてこんなことを? 猿轡に阻まれて、その問いすら発せられない]
っぐぅ…… んっ!
[返る言葉は、表情同様に優しさが滲む忠告。 しかしそれは、求めている答えと違う。 ままならない意思疎通に、その言葉を無視して、 なんとか動かないかとベルトで固定された腕に力を込め、引く。 ベルトは強固で少し擦り傷ができる程度。 しかも、無理矢理背へ腕を回しているせいか、左肩の神経が痛みを発した。 そう言えば痛み止めを飲んでいない。
痛みがあっても少し声をあげるのみ。 切れないだろうか、外れないだろうか、解けないだろうか。 一縷の望みに掛けて、背中の下、腕を動かす]
(+47) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[そんな姿を見てか、求めた答えが告げられる>>+46
目を見開いて、信じられないとでも言うように視線で訴える。 何故。どうして。と。 しかし、今、たとえ猿轡を外したところでそれが言えたかどうか。
彼に浮かぶ表情が変わる。 感情のない、顔。
抵抗する動きを止める。 同時に声も。 ただ目で訴える。 彼がこうする理由が、知れない]
(+48) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
――何の香り。
[何ゆえ斯様に引っかかっているのか、分からない、が]
(*22) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[いつでも裏口から逃げおおせるように身構えかけたが 怪盗の正体知ったりで警官が独りのみ訪れるのは流石に間抜け。 人員不足という訳でもあるまい。 それこそ、金絡みのゲームで敗北を抱え続ける青年以上に、 sevenを追って七年苦渋を舐めている公僕共は。
怪盗嫌疑と、愉快犯の可能性>>168>>176 その参考人が元は散髪屋の下働きであると聞き及んだとか。 半年前なら、雇用届けもまだ灰に埋もれてはいない。 また、現在雇用登録を受けている写真屋も訪ねたが 生憎留守中である、という事。]
(185) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
/* 多分刺されても文句言えないやつ… オルエッタさん好き勝手やっててごめんなさい(しろめ
(-161) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[それはわたしが魔法にかかる前のこと。>>*5
あまり美味しくない御飯を終えて、髪を指で弄っていた。 明確な、誰かの足音。 逃げるでもなく、焦るでもなく、ゆっくりとしたものだった。
反響する声は、名前はよく知っていたから、結構な大声で呼んでしまった。]
フィンにぃ!?
(*23) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[教わったばかりの名を何度も繰り返す。 手首を掴む自分よりも大きな手に、>>169安堵するように声を零し。
その背後、扉が閉まっていく刹那、>>175 抱き寄せられるように引かれた体の内で、 凶悪な種子は苛む場所を大きく違えた。
細い喉から、声にならない悲鳴があがり、 呼吸さえもまともに出来ないまま、 上向いた唇がはくはくと無為に空をかく。]
(186) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
/* ここスチ……くそこん
(-162) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
ジルベールが、ですか? いや、そんな子では無いと記憶しているんですがねぇ。
どうしてそんな話に?
[だが、仔細までは明かされなかった。 しかしこのタイミングを考えると、嫌な予感はたった一つ。
“模倣犯の可能性”で留まったという事は、 確かにsevenの名には泥も塗らないが―――、 一体何故、こんな事を。
散髪屋は、元雇われ人と赫い髪の少女の居住を共にした事も、 めかしこんだ様相を見せたいうちの一人とも、知らぬが故に。]
(187) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[こんな場所で逢えるだなんて、いやそれよりも、随分と昔の話を覚えてるものだなって、2重の驚きがわたしの目を瞬かせる。]
……なんの、話、だったっけ?
[だなんて、真面目な顔で尋ねてみても、ぷっと噴き出してしまえば終わり。]
もぅ、此処はゴミ捨て場じゃないんだよ?
[そう言って。]
アッチ。
[奥の方を指差した。]
(*24) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[茫然と見開く瞳に、とうに感情の色は薄く。 震える手でベルトを外す。 晒された下肢と裾を持ち上げた襯衣。
ひたりと下肢を覆う滑らかな皮の貞操帯と、 それを外そうと試みた挙句の傷痕がいくつも残り、 一番大きな傷はいまだに血が滲んでいる。
痛いよりも苦しい。 苦しいよりも辛い。 辛いよりも――怖い。]
グリフィン、…グリフィン…! たすけて、グリフィン。助けて――。
[誰に施された仕掛けなのかも分からぬまま、 ただ、助けを請う。
未知の感覚に後ろめたい疼痛を感じる自分が、 汚らわしくて、居たたまれなくて、 泣きたくて逃げたかった。]
(188) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
/* 自分のロルは読みにくい部類だと思うので、ホント申し訳ないです。
(-163) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[ 派出所を出た先に、赫い髪の彼女>>184が見えたときは、思わず足を止めてしまった。 ]
おるえった…?
[ 呼んだら、逃げてしまうだろうか。自分で遠ざけたくせに>>166逃げて欲しくなくて、呼ぶ声は小さい。だって、あんなに話したかった彼女が、目の前に ]
どうして、ここに…? 手、真っ赤になってる…
[ 彼女が逃げないでいてくれたなら、小さい声で疑問をぶつけて。そして白い息を吹きかける手が赤いことに気がつけば、その手に自分のそれを伸ばした。 ]
(189) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[態々警察に情報を奪いに行くまでも無い。 本人に事情だけ聞いてみるのは良いかもしれない。
だが釈放されたと聞けば、優先度は睡眠に勝る。
ジルベールの住処を訪ねるには、場所を知らない。 もう一眠りしたら骨董屋を訪ねてみようかとは、思いつつ。
警官が去った後は、また住居側へと戻りて 再びの爆睡の波に飲まれるのだった**]
(190) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[蔑まれることさえも覚悟していた湖水の瞳と北風の声が、 少しだけ優しくて、 それだけで嬉しかったから。
淫らな熱に翻弄される己を晒して、助けを請い続けた。]
(191) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[バイクに跨り去ってゆく>>147彼の背中を見つめていた。
いま、この場で"修理"などは出来ない。 けれど、家と派出所の場所を記録することが出来たから問題はないと判断して、アンダンテもまたその場から離れる。]
……。
[探し人は見つかった。指輪も返せた。 あとは、そのうちオルエッタに会って伝言を伝えれば良いだけ。]
…………。
[アンダンテは、ゆっくりとした足取りで、路地裏に消えていった*]
(192) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
―午後・商店街―
――……、怪盗もどきが捕まった?
[街の噂を耳に入れて、ひとつ溜息。 模倣犯だかなんだか、知らないけれど。
あまり警邏がうろつくようでは、少々、息苦しい。 当の怪盗にせよ偽者にせよ、邪魔に思うことには違いなかった]
(193) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[派出所を出入りする人達は、みんな忙しそうに歩いていく。
魔法の時間は終わってしまった。
だからわたしはうつむいていた。]
(194) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
―Antique Amethyst―
生きて行くのは死ぬより大変だ でも、それでも朝起きて働いて。そうやって大勢人は生きてくんだろう 俺は人よりほんの少し、生きるのが難しかったけどね
[でもこの子に会えたそれだけでいいと微笑んで 肩をすくめる店主>>181に告げる口調は初めてであった頃より明るい]
そうだなぁ…前途は多難だが、まぁ頑張るさ、がんばる
[ボロボロになる末路しか見えぬ猫籠を思えば少しだけがっくり 闇と光が混ざり合うなら其処には無しかないだろう 闇は闇。全て飲み込むものだから 光など直ぐに、かき消されてしまうもの。そんな認識を抱いて
逢魔ヶ刻に逢うは魔物か、それとも運命の相手か そんなものは知らないし、自分にはおこり得ないことである 否、この腕の中の命が既に運命だったのだろうか、なんて]
そうだね。縁は異なもの味な物
[されど、闇すら閉じ込める光があるならそれは ――どうなるの、だろうね?]
(195) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
飲兵衛が好青年はないない! でもまぁ、ぶーたれたままは流石に笑われっぱなしだろうし我慢する
[でもまだ納得してないものと言わんばかりの声音であった 人の闇は見ても街の闇は知らず それは、失って尚も自分を取り巻く環境が優しかったからだとは無知な青年は知らない がみがみ警部も同僚も、知り合いの喫茶店の店主もそれとなく気にかけてくれているのだとも
瞬き向けられるのを感じれば、はっと考えを霧散させる]
灯台下暗し……よし今度彼女でも紹介してもらうか、アイリに そうそう、アイリにでも贈るかなって。花を
[盛大な殴られフラグを建設しつつも、探し花ではないと聞けばなんだろうと首を傾げ]
他にも特徴があればいいんだけれど…… 流石に香りだけじゃ判別は難しいなぁ
[そう、呟いていた頃だろうか ――怪盗が、"seven"が掴まったとの噂話が耳に届いたのは>>156]
(196) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
……違うよ、ジルベールの知らない人だよ。
[小さな声に答えるのは、小さないじわる。 どうしてって聞かれても、答えてあげなかった。]
っ!
[手を握られたことに驚いて、顔をあげる。]
(197) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[>>+47忠告は聞き入れて貰えないらしい。 拘束具はどれも新しいものだから簡単には解けないのに、と男は嘆息する。 それよりも擦り傷が出来るだろう彼の手の方が心配だ。
それと戦争の爪痕が残る左肩。 痛み止めを飲んでいる事は知っていたが、いつ飲んでいるかは知らず。 ずっと拘束を続けていれば、やがて固まって動かせなくなってしまうのではないだろうか。 彼が自発的に傍にいてくれれば拘束は必要ないのだけれど――今は難しそうだ。
猿轡に阻まれる声は、やがて痛みを孕むものに。 グラディスが義手を外そうと試みている事には気付かずに。]
(+49) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
|
|
[>>+48自分の投げた問いかけに、彼の動きが止まった。
瞠目する彼は此方を見ているようだけど、一体‘何’を見ているのだろう。 まるで在り得ぬものでも見ているかのよう。 けれど動きを止めてくれたのは、好都合だ。 何事かを問いかけるような瞳を受けて、男は花緑青を伏せた。]
――ねぇ、グラディスさん。
奥様からの手紙は届きましたか?
[表情らしいものを浮かべぬまま、抑揚を伴わぬ声で問い掛ける。 男はその答えを知っている。]
(+50) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* 義手は外さない、よ…! 書き方わるい、すみません
(-164) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* ……24時間にしようかな。 不在時間。
(-165) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[ >>197逃げられなかったことに、詰めていた息を吐き出す。しかし俯いて、小さな声で向けられた言葉には哀しみが込められているようで ]
…ごめん。 でも、今ジルは、本当に悪い子なの。そう思われてるの。
[ だから一緒にいたらオルエッタも悪い子だと思われてしまうと告げる。話しながらも周りの視線を気にかけて。 ]
……やっぱり、キレイ。 どうしたの?
[ 手が触れれば驚愕で上げられた顔。花はとれてしまっていたけれど、それでも綺麗さは変わらない。 その化粧の理由を聞いてみたが、答えてくれただろうか。 ]
(198) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
わたしも用があるから、一緒に行こ?
[先導しかけて立ち止まり、振り返って手を差し出した。 行こってもう一度声をかける。
暗いところもあるし、足が嵌まるような場所もあるからって親切で。
荷物があるなら無理かなって思ったけど、何だかカッコ悪くてすぐには引っ込められなかった。]
(*25) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
―――…それより?
[朴念仁を気取って白も切る。 硬い蕾を強引に温め、開花を迫った男が素知らぬ振り。 或いは、彼を更に辱める追撃。>>178
後ろ手に締め切った戸口は、そのまま彼を支えた。 華奢な身体を苛む熱量は知らない。未だ、知らない。>>186]
(199) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[ただ、反らされた白い喉に噛み付きたい衝動が強かった。 唇の裏を噛んだが、まるで役に立たず、 魅入る眼差しが止められない。]
―――…、
[口腔を巡らせた彼の名には卑猥が篭り、平静など忘却の彼方。 彼の煽情は永久凍土すら干上がらせる。]
(-166) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[義手は肩の神経と繋がっている。 簡単には外れない上に、外すには酷い激痛が走る。 それは動けなくなるほどに。 義手を付ける時にも味わった痛みは、出来ればもう味わいたくはない。 しかし、ちょっとやそっとでは外れないから、ベルトの方が先に負けやしないかと。
外しても逃げはしない。 話がしたい。 ベルトも足枷も猿轡も。 どの拘束具も、話し合いを拒んでいる。 尤も、真実を聞いた上で、逃走に移る可能性は十分にあるが。
ただ見つめられる視線>>+49に晒されて、 惨めに、不格好に、抵抗するしかなかったが]
(+51) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[目を見れば、問われる>>+50 妻からの手紙は届いていない。 今日――いや、昨日も帰宅して確認をするつもりだったから。
無冠上の彼が、何を言いたいのかわからないまま ゆっくりと首を横に振る]
(+52) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[急いた様子で下腿を晒す彼に、眇めた瞳は瞬き二つ。 貞淑を守る堅牢な拘束具に、脚を伝う朱の色。>>188
掴んだ手首に圧が増し、眼差しは彼の痛苦に注がれる。 利発な顔に似合わぬ禍々しくも淫らな秘匿。 今にも泣き出しそうな彼に、胸が震えた。]
―――…工具は燈写館にしか置いていない。 其れを壊すなら、此処では不可能だ。
[男はやはり、嘘を吐かなかった。 確かに鍵を使わず、解放する方法はそれ以外に無い。]
(200) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
手当てをしたら、燈写館へ赴こう。 そこでなら、外してやれる。
―――――…君の恐怖を、俺が祓おう、アンジー。
[小さく己の腰で揺れた鍵束の音は、聞かない振りをした。**]
(201) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[大型工具を持ち歩かぬは当然だが、 仮令、この場でニッパーを所持していたとしても、 己は珍しく嘘を吐いただろう。
狼狽する恋人が余りに愛らしく、 不安に震える姿が余りに儚げで、 彼を従順足らしめる拘束具を外してしまうのが惜しい。
夜の帳はすっかりと落ちている。 もう少し、―――彼に躾を与えても良い筈だ。
燈写館までの道程に想いを馳せ、男は笑みを静かに飲み込んだ。**]
(-167) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[途中で、小麦用の麻袋を拾い、ずるずりと引き摺って歩く。]
そうだ、あの三本足のね。お母さん猫ね。赤ちゃん産んだんだよ。
コンにぃのおうちがおっきくてね。 研究してた……とか、言ってたな。 温室もあったけど。
[仔猫の話をしながら、チュウと鼠の駆けた道を進む。 あとは、お針子さん達が勤める工場の経営がよくないこととか、大学長の選挙が近いだとか、貧民街でお化けが出るだとか、怪盗sevenが引退するだとか、他愛もない、いつもの話。]
(*26) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
―Antique Amethyst―
悲喜交々であることだ。 ミスタが生きていることで すくわれる者もある。例えばそう、その子とか。
[新しいぬくもりと出会った刑事は 口調、明るく在るように見える。]
ふ、ふ。 応援している。
[がっくりする様に笑いを含める。 するり、と自身を抱くように腕を組む。 闇も零すまいとする 秘密を守る仕草のようだ。]
――よい言葉。
[さて、それは甘いか酸いのか]
(202) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* ふむ、今日はグリフィン組落ちか? 取り残されるのだろうかね。 やったぜいたいぜ。
(-168) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
― いつかの燈写館・最初の授業>>180 ―
――…占いや祈祷が古い魔法なら、これは新しい魔法だろう。 まだ専門家は少ないが、君は頭の出来が良い。 理解出来ぬとも、適性が無いとも、俺は思わない。
[何時かの仕事上がりに掛けられた彼の感想に、 無愛想な写真師はフィルムを数えながらそう返した。
難易度の高い技巧ではあるが、器用と頭脳備えれば、 アマチュアを気取ることくらいは可能だろう。 現に物好きな散髪屋にも、小言七割で受講を行っている。
男が技と知を与える相手は、見込みの在る者に限られた。 最低限の教育を受け、光学と工学に適正がある者だ。 それ以外の輩に門戸を叩かれても、講義を開いたことは無い。]
――…型落ちで良ければ、一台余っている。 ボーナスだ、これからも勤労に励んでくれ。
[そうして、彼は、気難しい写真師に認められたのだ。 ――― 一瞬を永遠に引き伸ばす、その才があると。]
(203) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[ただ一つ、男は全くの雑談として言葉を添える。 風景を撮りたいと云う彼の言葉を疑わぬが故に。]
……真実を得たいなら、誰かの為になど撮らぬ方が良い。 君は君の撮りたいものを撮るべきだ。 景色でも、物でも、人でも。
――――…情熱は最良の指導者だ、リュシオル。
[初めての仕事で至った自論。 レンズを覗かせ続ける情熱は、今も己の傍に在る。**]
(204) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
悪い子? どうして? ここから出てきたのに。
[1日の拘束よりも短いから。理由を問うように首を傾げる。]
……ちがうよ、もう、違うよ。 ぐちゃぐちゃだもん。
[拭った跡は、こめかみにまで朱色を伸ばして。]
(205) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* 無冠上って何。無感情だー
(-169) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[お互いに投げ掛ける疑問の言葉。]
……これは、魔法なの。 レディになれるようにって、メルにぃがかけてくれたの。
[でも、髪は乱れてしまったから。 自分の指を髪の間に入れて、ぐしゃっとかき乱そうとした。
整髪剤の香りは、魔法の名残。**]
(206) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
―夜・アパート自室―
[戸締りのできない部屋から出て行くのは不安で ただ部屋の中で本を読んだりして時間を潰し、夕刻になれば浴室へ行き髪や体を洗って。 今日は早く休んでしまおうと、食事の準備をしている時だったか、大家であるグリゼルダが部屋へと訪れた。 話の内容はやはり交換するのにも時間がかかってしまい、三日は鍵がかけられないこと。 そしてその間、部屋を交換してそちらに移動をすることができると話を持ちかけられたが]
いいえ、大丈夫です。 ……あまり迷惑はかけられないので。
[それに部屋の荷物を移すだけでも大変だと。 折角の申し出を断れば、ふと大家が何か思い出したかのように街の噂話を口にする]
怪盗もどきが捕まった……? それって、セブンの模倣犯ってことでしょうか?
[怪盗セブンの模倣犯なんて、初耳だった。 セブンに憧憬を抱いている自分から見れば、どうして模倣をしたのか。わかるような、わからないような。 ただ、こんな騒ぎが起こったならまた商店街はざわつくだろう。]
ふふ、大丈夫ですよ。今度出かけるときは貴重品とか大切なものはグリゼルダさんに預かってもらいますから。 [再度自分を心配してくれる彼女には安心させるような笑みを見せて、自分は大丈夫だと説得をする。 そのまま大家が自分の部屋へもどったことを確認すれば、食事の準備をさっさと終わらせてしてしまおうと鍵のかからない扉を閉めた]
(207) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
―Antique Amethyst―
ミスタは色んな意味で 自覚を持ったほうがいい。
[くすくす、また少し笑いが混ざった。]
――……
[おや、とコンダクトの思考の流れにまた瞬く。 その発想は無かったようだ。 かの女刑事の名前は知らないが、 鈍も極まれば凶器である。]
――いや、いいんだ。 気のせいかもしれないからね。 珍しいものが見れたのは僥倖だ。
[さてそんな折、届いた噂話に紫水晶の双眸を 怪訝そうに細める。――まるで、信じていないのだが]
刑事のお勤め、かな。
[そう、嘯いた。]
(208) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* すっごい長いログになってるんですけど 大丈夫ですかね?これは?
(-170) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* 秘話への返事です
(-171) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[普段使っているコップの中には紅茶を入れて 未だに余っている野菜はサラダにしてしまおうと 一つの野菜を手にとって、なんだか肌触りが変なことに気がつく。 けれど、買ったのは昨日のこと。新鮮さが失われて傷んできているのかもしれない。]
あまり食べたくないんだけれど……
[一つ一つ食材を触って、まるで何か粉を振りかけられたような手触りの野菜を数個選んで 自分が食べやすいように野菜を切って、サラダを作り上げる。 そういえば、パンは全て食べきっていた。ならば、サラダと紅茶だけでいいだろうと。 なんだかサラダは粉っぽかったなと考えながら一人質素な食事を終える。]
(209) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[食器を片付けて、使わない食材をまた一つに纏めている時だった くらりと視界が揺れて、そしてぼやける。 気を抜いたらふらりと床に倒れてしまいそうで、壁を支えに遠めに今の時間を確認するが まだそんなにも遅い時間帯ではない]
(……――やっぱり、疲れてるのかしら私。)
[体が休むことを訴えているのだろうか。 今にも瞼が落ちそうなくらいに眠くて、瞼が落ちないように何度も目を擦る。 自分では平気だと思っていたが、本当はかなり疲れていたんだろうと 壁を伝い、何とかベッドまで辿り着けば白のブラウスとロングスカートのまま布団の中へと潜り込んで]
(起きたら、着替えて……それから親に手紙を書かなくちゃ)
[本当は今日のうちにやっておきたかったのだけれど こんな眠気ではそんなことはできなくて、目を閉じれば数分で寝息を立てて深い眠りへと落ちた**]
(210) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
/* アンジーが毎秒俺を殺しに来るんだ。 苛めないでなんて居られない。むねがくるしい。 俺、明日も残業だけど超がんばる。
そして、オルエッタは愛いなぁ。全力で愛でたい。
(-172) 2014/12/11(Thu) 01時頃
|
|
[促す声に、羞恥で消え入りそうになりながらも、 唇を戦慄かせる。]
後ろ、…ずっと入ったまま。
[詳細に説明するのは、どうしても無理で、呟くように声は小さい。 それでも、男の提案に一筋の光明を見出して>>200、何度も首を縦に振る。
怪我の痛みよりも、先にこの疼きをどうにかしてほしかったのだけれど。>>201 せっかく優しさをくれた人の瞳が凍るのが嫌で、そっと口を閉ざして頷いた。**]
(211) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
/* しかし、ジョシュアくんとマニュエルさんご無事かなぁ…。 御二人ともメモ更新も少ないから、本気で安否を心配してしまう。 いや、それは自分以上にペアの方が気懸かりだと思うけれど。
でも、御二人とも第一希望だし、やりたい事をやり遂げられると良いな。 上手くロック先以外に絡みに行けてないけれど、眺めていてそう思う。
(-173) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
――奥様からの手紙、昨日ちゃんと届いていましたよ。
‘あなたの準備が整えば私はいつでも其方に行けますよ。’ ‘電話があればその日のうちに。手紙を貰えば受け取った日に貴方の元へ向かいます。’ ‘貴方と暮らせるのがとても嬉しい。’――…
[>>+52首を振る彼に緩急のない調子で彼の妻からの手紙の内容を諳んじる。]
離れて暮らしていても、とても仲が宜しいんですね。
[あぁ、手紙を覗き見るだけで。 二人の仲睦まじい姿が容易に想像出来て……妬ましい。
人形の顔に僅かに浮かんだのは嫉妬。]
(+53) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
…私、貴方の事が好きです。 こんな事を言えば貴方を困らせたり、気持ち悪がられるだろうと思って、ずっと胸に秘めておこうと思っていました。 貴方が時折うちにやって来て、私はその日の貴方を見て珈琲を淹れる。 それだけで幸せでしたから。
[喉が引き攣れる。 一昨日の晩の名残、喉の痛みは未だ完全に治らぬまま。]
でも、奥様がもうすぐ此方に越して来られると聞いて、…マリーベルさんが失踪されて…我慢が出来なくなりました。
もう大事な人が傍からいなくなってしまうのは嫌なんです…。
[男の話は繋がりがおかしくなり、不安定に移ろいだす。 くらり、くらり。 頭が揺れるような感覚がして、男は自分の肩を抱いて震えた。 愛する人を永遠に失った時の絶望。 ――あんな思いはもう沢山。]
(+54) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
ですから、貴方を奥様の元には返しません。
…誰にも渡さない。
[昏い執心を曝け出し、男はまた笑う。 何処か歪な微笑みで。]
(+55) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
ここだよ。湖なの。
[わたしにとって「湖」といえば下水道の中で一番広い場所のことだった。淀み易い場所だから。色んなものが流れ着く。
棄てられたものが、沢山。 要らないものが、沢山。]
………ごみばっかり。
[暗い、冥い、水底なんて到底見えない場所を見詰め、言葉を落とした。]
(*27) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
― 屋敷の書庫・哲学書<人工の心> ―
[思考実験。ある部屋に、アルファベットが理解できない人間(これを「彼」とする)が一人いる。
この部屋には外部と紙切れをやりとりするための小穴が空いており、この穴を通じてアルファベットが書かれた一枚の紙切れが差し入れられるので、彼はそれにアルファベットを書き加えて小穴に返す。
彼はアルファベットが分からないが、部屋の中には分厚いマニュアルが置いてあり、そこにはどのアルファベットの羅列に、どう書き加えて返せばいいかが全て書いてある。例えば「HELLO」の羅列には「HI」と返す、といった具合である。
この時、彼はアルファベットの意味を理解していないのにも関わらず、表面上ではアルファベットを用いたコミュニケーションを成立させている。
部屋の外部から見れば、まるで彼はアルファベットを理解しているように見えることだろう。]
(212) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
[しかし、言うまでもなく彼は言葉の意味を理解しておらず、あくまでマニュアルに従っているだけである。
つまるところ、言葉の持つ意味を理解することと、マニュアルに沿って反応することは全くもって違うものだと言える。。
そして、機械はどれほど高度化しようとも、何らかの事象に対して、人間に決められた反応を返すことしか出来ない。
すなわち、機械が心を持つことは、決してあり得ないのだ。]
(213) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
/* これは「中国語の部屋」っていう機能主義批判をした思考実験。 前のテセウスと並んでアンダンテの一番重要なテーマだね。
(-174) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
―Antique Amethyst―
人生は苦あれば楽あり、悲喜交々塞翁が馬 昔の人はうまい事言ったものです ……貴方も
[自分で救われた、と言っていいのかは分からないけれどと言いながらも 瞳は優しさを湛え子猫を見>>202 幸せそうにもう一度、子猫の頬を擽った]
はは、がんばるよ……
[まるで秘密の花園への鍵を隠し閉じ込めようとする店主の仕草>>202 なんともそれは不思議なものであった 事情を知る人間が居れば、それは――酷く、堅牢な檻に見えたろう]
その言葉通りの人生かどうかはまだわからないけれど ダフネはどうなんだろうね
[甘くもあり酸いもあり、まるでネーブルオレンジ 今は酸いの方が多い我が人生、君はどうなのだろうと返して]
(214) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
いろんな意味で自覚? うーん…分かる様な分からない様な、まぁ気をつけるよ
[尚も笑う店主に苦笑を零し ――その店主の斜め上の発想を突き抜ける若き警察官にどうやら驚いた様子で まぁきっとそれを同僚に告げた際には赤い紅葉が頬に張り付いている事であろうことは想像だに難くない]
そっか。まぁまた何かあったら言って ……って"seven"が捕まった!?ちょ、戻らなきゃ! ダフネ、色々ありがとう また今度ゆっくり時間取れる時にでも寄らせてもらう いくよ、クレース
[店主に一礼、猫に呼びかけた後商品を掴み店を慌ただしく後にして 時刻は話しこんでいたため、橙に日は染まっていたろうか*]
(215) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
ー→こちらスチームパンク派出所ー
……ん?
["seven"逮捕の知らせを聞いて、急いで蒸気バイクを走らせ派出所まで駆けつけた が、その入口にいた2人の影にお邪魔虫かな?とこっそり2人に見つからぬよう抜き足差し足忍び足>>184>>189
2人が会話しているのを見て仲直りでもしたのかなと思いながら、彼らが気づかなければ派出所の入り口潜ろうとした]
(216) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
/* 機能主義とかロボットの人間性とかを知りたい人は、「アンドリューNDR114」っていうSF映画とかオススメです。
うろ覚えだけれど、ロボットの主人公が言った「貴方の身体の一部が機械なら、私の身体の一部は人間です。」ってセリフが印象的。
(-175) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
[>>+53彼はなんと言ったか]
[読みあげるように、彼女の文体そのままの手紙が諳んじられる。 幾日も待ち続けた答えがそこにあった。 いつでも、こちらへ来られると。
しかしその事実よりも、信じられないことは彼の言葉。
――――昨日ちゃんと届いていましたよ。
彼に新居を教えたのはついこの間のこと。 しかも存在のみだ。 場所や詳細な住所も教えていないのに、どうやって彼は辿りついたのか。
それに昨日は郵便受けには何も……否。 不可解なメモ用紙が一枚。 手紙を抜き取り代わりに入れたのだろうか]
(+56) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
[それが勘違いとは、わからない。 こちらの言葉は彼の猿轡によって阻まれているから。 しかしその程度の差異、男には関係ない。 家を知られて、妻からの手紙を盗まれた。それに代わりないのだから]
……っん!?
[フロライトから告げられる言葉はにわかに信じがたい。 言葉と行動が、ズレている。 同性愛者であることが問題ではない。 一応、理解は示しているところであるから。
問題は、好きだから監禁していると言うこと。 強行の原因はマリーベル・エントワースの失踪と、妻がこの街へ来ることであるらしいが>>+54 それと繋がらない。 少なくとも、世間一般的であるだろうと自負している男にとって。 彼が取った行動は異常だ]
(+57) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
[感情のなかった彼に、再び感情が戻る>>+54>>+55 不安、そして不気味な笑み。
ゆっくりと、再び首を横に振る。 違う、間違っていると。 自分のものにしたいから、力尽くで奪い取る。 それは、まるで自分の嫌う―――……]
んんっ!ん―――
[まるで以前に誰かがいなくなったような物言い>>+54は引っ掛かるものの。 しかし、これ以上奪われたくないのは自分も同じこと。
渡さない、と宣言する彼に睨むような視線を送る。 素直に従って、君のものにはならないのだと]
(+58) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
あ、向こうに滝もあるよ?
[そっちの方でも良いけれどと、高低差のある場所の存在を教えるの。
落ちたら最後。まるで奈落の底へ通じてるような場所。
音が凄いから嫌いなんだけど。]
(*28) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
―Antique Amethyst―
先人の知恵だね。
[年齢不詳は、そんなことを謂って 涼しい顔をするのだ。]
ミスタと話すのは、愉快だよ。 子猫の近況も、待っていよう。
[子猫と触れ合う新米刑事に向けるは絹の声。 腕を組んだまま、言葉を続けた。 知るものなければ、ただのしなやかな仕草だ。]
僕?僕は、さて、どうだろう。
[首を少し、傾けた。 光の加減で、眸は淡紫色にも見える]
(217) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
/* …?あれ?今日、「んー」しか喋ってない?
(-176) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
―Antique Amethyst―
[「まあ気をつける」 そんな言葉に店主は生温かい眼を そこはかとなく向けている。 ――事の顛末はいずれ見ることになるか、どうか。]
植物に詳しいということが分かったから その点については、頼りに。
[なぞられた、花の名前。
常世。永久に変わらない神域の花。 死後の世界とも謂われるもの。 ――何ゆえ、そんな名がついた。 花には口も無く耳も無く、枯れてゆくものなのに。なんて、皮肉。]
気になさらず、 無理はせず。 いつでもどうぞ。
猫のレディも、またいずれ。
[繊手を緩やかに振って、橙色のひかりのなかを、走り去る背を見送った。*]
(218) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
― 逢魔が時/Antique Amethyst ―
[――さて、刑事の去りし後のことだ。
あれから暫し。 茜色射し込み、影が長く伸びる時間。 蒸気の雲に乱反射する光は、 現実感を失わせる紅の紗となる。
偶々扉に背を向けていた店主が、 軋む小さな音に、振り向く寸前。
――留める声に、ぎくりと止まる。
普段なら、そんな戯言と笑い飛ばし 従うはずもないのに。
動きを止めて、 “そのまま” ――そのまま。 背を向けたまま、止まったのは。
はじめは、 かの執着の先の声に聞こえたからだった。 混ざるのは僅かなノイズ。 言葉が変る。 微かに混ざる砂嵐、 合成音声のトーンが変って――]
(219) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
――な、……
[それは、もはや絶え、 来るはずが無い誰かの声によく似ていた。 ――繰り返す。繰り返す。 記憶を擽るような声。 金縛りのように動けなくなった。]
……、――
[僅かに息を飲むおとは、 黄昏の空気を震わせる。
そのまま。動かない。
気配が背に近づいた。
そのまま。動けない。
合成音声に僅かに混ざるつくられた甘さ。 囁きの甘さではない。 合成音声に、そんなものはありえない筈なのに。
そのまま。――振り返ることが、できない。
誰か。確かめるべきなのに、だ。 閉じた箱開かぬ魔物の性分が仇になる。 知り尽くしたように、闖入者は影を縫いとめる。]
(220) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[ひやり、と。首裏に感じた 酷く冷たい温度。ともすれば、氷のようだ。]
ッ、やめ、……――
[手の動きを伴った制止の言葉は、 また合成音声に遮られた。 まるで呪いのようだ。動けない。
背後から覗く視線を感じる。 冴えた、湖水のような気配。
紐を解く音が響く。 戒めを緩め、闇に暴くもの。
――そのまま。 そう、そのまま、でと繰り返す。
笑いに似た吐息が項を擽り銀を散らす。 また、小さく息を飲んだ。 今度は先ほどよりも良く聞こえた。
外気に晒された、 常は秘するくちびる。 その理由、――見えなければ知れまいが、確かに触れられるかたちで其処に在る。]
(221) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[――何の皮肉か。悪趣味なのか。 否、知る者等無いはずなのに
どうして、そんなに記憶を抉る。 僅かに首を横に振るも それは弱く、
無骨な指が唇をなぞる。 紫水晶らしからぬ動揺に 震えるそれは形良い薄い唇だと 感触は伝えよう。
いつぞやレンズのような眼と 冗句で交わしたような 暗黒のうつろなどではない。
頤を固定する手を振りほどく力は無い。 露になるは口腔。 確かに柔い舌も、存在して。
添えられた――白い、花 鮮やかな記憶を伴うヒメウツギ。 「ひみつ」、をこんなにも、群れさせて]
(222) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
―――、 ……!
[無いと思っていたなどと嘯かれた耳の側 ――異質の低音に凍りつく。
唇がかたちをとりかける。 されど答えを求めぬが如く 其処に這入りこむは無遠慮な青臭い香り。 歯に触れて微かに苦味まで舌に残す。
花。花。花の香り。 花で満たされる。 花に添えられた言葉。 秘密。秘密。秘密。 ――ひみつを隠された口腔に満たして、押し込んだ]
(223) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
――… ン、ん―― っ
[上擦る、苦しげな呻き。 入りきらぬ純白の欠片は口の端から零れ落ちた。 押し留めるように 頤を固定する手に片手を触れさせ、掴むが 呼吸が阻害され上手く力が入らない。]
……っく ―― ッぇ ぅ
[咽喉の奥、白い白い、白、白で埋まる。 最後に冷たい硬質が押し込まれ 苦しさに、大きく眼を見開いた。
震える指に掴まれているのを意に介さず するりと白い咽喉を撫でる手は 顔覆うコルセットをきつく締めなおす。]
(224) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
――ん、 ぐッ
[カウチに向けて押しやられ、 掴む腕は離れていった。 成すすべなく倒れこみ、 その衝撃で、咽喉の奥の機器が声を紡ぎだす。
「君を 知っている」と。
――繰り返される、一つの言葉。 何度も、何度も、何度も、何度も。
花と肉とに触れながら 音を伝える微細な振動。 口の中から追い出せない。 逃げることを許さない。 「秘密」をこれ見よがしに詰め込んで、 飲み下せないなら吐き出すしかない。
何の比喩。何の悪趣味。 どうして。何のために。
わからない。わからない。――わからない。]
(225) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[倒れこんだまま、視線だけを動かして 滲みぼやけた視界で茜色の人影をねめつけようとして、 花に齎された嘔吐感に、身を折る。 いきが できない。 もがき、乱れた髪が黄昏の光に散らばって、 絡みつく銀の鎖に見えた。]
ぎ ぅ、――ィ、 ……っ
[震える指が、 きつく、きつく首まで絞まるほどに 締め上げられた紐を解くまで、どれほどか。]
(226) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
――っ …っ!!
[咲きこぼれるように、 薄い唇から花が溢れ出した。 ざらざらと、さらさらと、はらはらと]
ァ、ふ、…げふ、けふ――ッ ふ、ぁ が――、 ァは……っ、
[咳き込み、喘ぎ、白い花と硬質な機器を吐き出して。 片手で咽喉を、もう片方の手は 床について。苦しげに肩で繰り返す荒い呼吸。]
は、 ぁ …―― ぅ、
ァ、 は、――ぁ
[開いたままの唇から伝うは銀の糸、 純白の花はぬらりと濡れて泣いているようだ。
繰り返される言葉。 なお続いて。]
(227) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
……、――ィ――
[今度こそ、振り返っても。 其処にはもう誰もいない。 昼の焔の名残が夜に蝕まれていくのが見えるだけ。
吐き出された白い花の群れは 無残に散らばって。 唾液に塗れたそれを、
ダフネドラは震える白い手で掴み、握り締め 横たわる機器へ、力なく拳を振り下ろす。
それだけで、 繰り返す再生は止まったのに。
口腔の、内側から焼き付けられたかのように *あの声が、離れない*]
(228) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
どうして。
(-177) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
どうして。グリフィン。
(-178) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
/*
脅威の10レス 初めてじゃないかこんな長いの……。 寝る寝る**
(-179) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
/* 最後のレス読点おおすぎた感に反省**
(-180) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
[>>+56>>+57男は世間一般的な恋愛の感覚をよく知らない。
男の知る恋は只一つ。 ――失踪・監禁。 ひいては恋人の自殺に至ったものだけだ。 家は知らせていたが、送られてくる手紙の内容やその日に会った人。食べていたものの把握。 密かに会話を聞かれている事などはざらにあった。
それが普通、と男は思い、ノクロの求めを全て受け入れていたから。]
(+59) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
[>>+58何事かを訴えようとしているのか、グラディスがゆっくりと首を横に振る。 そうして男の宣言に返って来た、此方を睨む視線には哀しげに目を伏せて。]
――分かって下さらない。 …そうでしょうね。
[何故、と思うと同時に、やはり、とも思う。 入院していた時にも、理解してくれる人はいなかった。 理解して貰えないだろうから口を噤んだ。 そうしていたら男は監禁事件の哀れな被害者になっていた。]
(+60) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
[自分は世間のいう被害者だったのか。
いや、違う。 自分は確かに愛されていた。
ノクロの行動は愛あるものであった筈。
与え、与えられ、過ごしたあの日々は、決して間違いでは――]
(+61) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
[そこで思考を打ち切った。]
――…、
騒がないと約束して頂けるのなら、それを外して朝食を。 手の拘束を外す事は出来かねますが。
[今回の食事は普段男が口にするものと同じ、何も特別なものは入れていない。 けれど彼の様子からは素直に頷くとは思えない。
男は首を傾げながら、問いかけてみる。**]
(+62) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
/* い、色々と拗らせ過ぎていて。
萎えてしまわれてたら、本当、申し訳ないです…。
(-181) 2014/12/11(Thu) 03時頃
|
|
― IF ―
[ここは蒸気の街の路地裏。 大通りと違って治安も良くないこの場所で、今まさに暴漢の二人組がオルエッタ[[who]]に襲いかかろうとしていた!]
……そこまでです。
[そこにさっそうと現れる小柄な機械人形、アンダンテだ! 暴漢は人形を一瞥すると、彼女へ向けて襲いかかろうと――]
遅いです。ろけっとぱーんち。
[手を向けると、突如手首から先が暴漢へ向けて飛んでゆく! 不意を突かれた暴漢は殴られ吹っ飛んだ!]
とどめです。目からビーム。
[お次に放たれるのは琥珀色の光線!必殺アンダンテビーム! 「アバーッ!」暴漢は爆発四散!インガオホー!]
正義は勝つ、悪は滅びるのです。
[~IF・もしもご主人サマがロボアニメ好きだったら~ -完-]
(-182) 2014/12/11(Thu) 04時頃
|
|
/* 深夜のテンションって怖い。 それにしてもダフダフに何があったのか……どきどき。
(-183) 2014/12/11(Thu) 04時頃
|
|
マニュエルの最終発言は一昨日7時か? こちらも中身われしてるけどどんな方か判らないのだよね。 リアルが大変なことになってる可能性はあるかな。
benicoさんはかりんか幼稚園の時も発言厳しそうだったのと EP顔出しが無かったので、今日の夜まで発言なかったら ちょっとご相談してみようかとは、思う。 監禁に入ってから来れなくなってしまった方が危険だなあと思うし…
(-184) 2014/12/11(Thu) 07時半頃
|
|
─夜・自室─
──撮りたいものを、か。
[気難しい写真師の、最初の講義にて掛けられた言葉を思い出す。>>204 なるほど、あの言葉の意を、いまはっきりと得心する。 いまならば、いい写真が撮れそうだと──いや、撮りたいと、譲り受けた写真機を撫でた]
情熱は最良の指導者、か──あなたには、良いことを教わった、グリフィン。
[口元に笑み浮かべ、写真機を抱き、夜の街へ──*]
(229) 2014/12/11(Thu) 08時頃
|
|
─夜半・アパート─
[夜霧を抜けて、鍵のかからぬ扉の前。 二度三度と、扉を叩く。返事がなくば、紫水晶から贖った真珠の薬効で深く寝入っているものと。押し開く]
……やあ、こんばんは。
[寝息をたてて、眠り込む姿に、笑み浮かべつつ、そっと囁いた]
(-185) 2014/12/11(Thu) 08時頃
|
|
[あかい髪。息を呑んで、手を伸ばす。 手の届かぬはずのそれも、魔性の祝福ゆえか。 信徒が跪き聖者の御足に触れるように。 寝台の横、跪いて、あかい髪に触れる]
ああ──……!
[歓喜の声が、静かに漏れた。 痛いほどにいきり立ったものが、服の布地を盛り上げる。 あかい髪、撫で弄び。まるで己自身に触れているかのように、ぴりぴりとした快感が背筋を走る]
……、は、は。
[あかを一房、すくいあげて。口づける。
そう、今こそ──この一瞬を、永遠に]
(-186) 2014/12/11(Thu) 08時頃
|
|
[写真師の教育よろしく、扱いにもそれなりに慣れた写真機を手早く用意して。 眠るかんばせと、寝台に流れるあかい髪に向ける。 一枚、二枚──足りない。もっと、彼女を残したい。 情熱に従って、寝乱れた布団をゆっくりとめくる。 白いブラウスとロングスカート>>210に、余程に強い眠気だったのだろうと得心し]
着替えないで眠るのは、よくないね。
[寝苦しいはず、そうに決まっている。だから、これは親切だ。 一度、写真機を脇に。ブラウスの胸元に、手を伸ばし──ひとつふたつ、ボタンを外す。 露わになっていくしろい肌、あかい髪との対比が素晴らしい]
(-187) 2014/12/11(Thu) 08時半頃
|
|
[──大胆に肌をさらさせたところで、ひとつ頷いて。
あかとしろのコントラストを、写真に収める。 この瞬間を永遠にと、レンズの角度を変え、被写体の微調整を繰り返し、幾度も撮った。 いとしい君を、逃がさぬように。渡さぬように。誰に、何に。彼女の幼なじみにか、彼女が憧れる世界にか。渡したくない。世界から切りとって、フィルムのなかに閉じ込めていく──ああ、そうだ。 良い写真が撮れているだろうから、現像したら、彼女にも焼き増して贈ってあげよう]
(-188) 2014/12/11(Thu) 08時半頃
|
|
──……このくらい、かな。
[──写真機を、置いた。 レンズ越しに眺め続けて、もう限界だった。 肌をさらす彼女と同じに、己もまた、己の一部をさらけ出す]
──童話か。 眠り続けるお姫様を見つけたら、王子様とて獣になろうさ。
[しろい柔肌に、手を伸ばす。ゆっくりと、鎖骨の線をなぞっていく。 首筋に口付け、やわらかなふくらみに舌を這わせる。
──大丈夫だろうか? 半瞬だけ目を醒まされる危険が浮かんだが、もう止められない。 起きてしまったら、そのときは? ──力づくにでも、最後まで思いを遂げてしまえばいい]
(-189) 2014/12/11(Thu) 08時半頃
|
|
[──はちきれそうな情欲が詰まった己を、彼女の肌にこすりつける。 先端からあふれる透明が、しろい肌に筋を残す]
──いい、いいよ……、
[寝息をもらすくちびるに押し当てれば、あつい吐息に炙られて。熱が更に、増していく。 限界の近さを悟って。白い蒸気を吹き上げんと、炉に最後のあかい火を入れる。あかい髪。寝台に流れるそれをすくいあげ、熱く硬い己に巻きつけて。 目のくらむほどの興奮が、手を小刻みに動かす度にほとばしる──]
(-190) 2014/12/11(Thu) 09時頃
|
|
──ああ……!!
[瞬く間、限界を超えた蒸気機関が、破裂する。
──白濁が、美しい赤を汚した]
(-191) 2014/12/11(Thu) 09時頃
|
|
──……、
[白が散ったあかい髪。己のあとを残したあかい髪。息を呑む。 いまだ硬い己をさらけたまま、震える心で、写真機を。
──時よ止まれと、世界を切り取った]
(-192) 2014/12/11(Thu) 09時頃
|
|
[──そうして、鍵のかからぬ扉を後にした。
真珠の薬効に不安を抱いたわけではない。 止めた時を、切り取った永遠を、閉じ込めた彼女を早く確かめたくて。
──朝までには、きっと。 会心の何枚かを手に戻ってきて、郵便受けに投じることだろう**]
(-193) 2014/12/11(Thu) 09時頃
|
|
─自室─
[夢幻のごとくに白い夜霧のなかから、戻りて。
止めたばかりの時を、切り取った永遠を、閉じ込めた対象を、かたちにする作業に没頭した]
確かに──情熱は最良の指導者のようです、グリフィン。
[仕上がった作品に、満足げな吐息をもらした**]
(230) 2014/12/11(Thu) 09時半頃
|
|
/* おはようございます白い花を 詰め込まれるとかすげえな
(-194) 2014/12/11(Thu) 10時半頃
|
|
― こちステ前 ―
[どうして?>>205と問われれば困った顔をして。]
ここから出てこられたのは、証拠がないからなの。 でもね、真実は信じた人だけのものなんだよ…。
[証拠不十分で釈放されたとて、疑いが晴れたわけではあるまい。もしかしたら親しくしてくれた人たちのところに聴取にいっているかもしれない。>>185 そして人々の間に流れた醜聞>>193は、そんな事実とは関係なく。]
――あぁ、オルエッタ。 こすっちゃ、ダメ。
[ぐちゃぐちゃに擦ったのか、朱色はこめかみまで不自然な線を描いて。それを指先で拭いながら話>>206を聞く。]
(231) 2014/12/11(Thu) 10時半頃
|
|
そっか、メルが…。 ふふー、メルは魔法使いさんだったんだね…。
[いつも優しくしてくれた彼を思いだす。]
あ、それじゃあレディじゃなくなっちゃう! ―――ジルが、魔法かけるよ。メル程上手にできないケド。
[かき乱す手を優しく止めて。それから手櫛で彼女の髪の毛を整える。スチームも何も出ない手は、ただ上下に動いて彼女の乱れた髪を直すことしかできない。魔法と呼ぶにはあまりにお粗末。]
(232) 2014/12/11(Thu) 10時半頃
|
|
[ふと、あたりを見回せば、派出所に出入りする刑事さんが増えてきた。その中には顔見知りもいたが>>216気が付かずに。
あたりはもう薄暗く、模倣犯〝ジルベール”の名は一人歩きしているかもしれないが、おそらく顔までは知れ渡ってないのだろう。特に悪い視線は感じない。しかしそれもいつまで持つか。親しくしてくれた人の顔が浮かんでは、消えていく。]
(233) 2014/12/11(Thu) 10時半頃
|
|
/* 前村のログは少し読んだものの。 結局、ストーカーしたことないから、ちゃんとストーカー出来てるのかよくわからなくて不安ですよね……。 これはストーカーというかただの性犯罪者ではあるまいかという疑問がないでもない。
なお仕事中(
(-195) 2014/12/11(Thu) 10時半頃
|
|
/* 唐突に【文盲かつ日本語不足CO】 なので矢とかあんまり察せないんですが リュシオル→シュゼットでいいのかなぁ? で、マニュエル→テオくん、ジョシュア→メル??
(-196) 2014/12/11(Thu) 10時半頃
|
|
―アメジストの、 ― [ 夜が迫る。
されど紫水晶は逢魔が時に とどまり続けるが如く動かない ]
……、
[名前を辿るような呼気は 音にはならなかった。
もはや誰もいない扉を見つめ ――やがて、項垂れる。 白散らばる床に爪を立てた。]
――、ふ、…、…
[短く落ちる吐息とともに ごく小さく肩が震えた。 わらっているようにも見えたが、 下向くかんばせは豊かな銀紫の髪で隠されていた。
呼気に揺れて、 喉の奥を白のかけらが引っ掻いた。 幾度目か、喘ぐように咳き込む。]
(234) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
何を、 知っていると 謂うのか
――、 僕の 何 を
[ふ、 と鋭く落ちた息は 今度は確かに、 笑いのものだった。
体支えぬほうの手は、 自らの肩を抱くように。 喉の奥白い残滓が嘲笑うように絡みつく。 青臭さと苦み、飲みこんで。
肩震わせて 俯いたまま、水晶のさざれが 無遠慮に掻き乱されて ひび割れるように、さらさらと。
笑え。笑え。わらえ。わらう。 ―――わらって。]
(235) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
[外の喧騒も此処からは遠い。
冷たい指を思い出しながら 自らコルセットをきつく締めあげる頃には 街は完全に夜の海の底に沈んでいる。
―――あぁ、仕事を終えたら、と謂っていた あれは来るのかどうか。 身形を整えた紫水晶は、 鏡を見つめる。静謐に、 或いは睨むように。
燃え落ちた部屋、 ねこの泣き声、 sevenの噂、 切り取られる刹那。 夜を往く者たちの宴、 冬の風がぬるむ金襴。
蒸気の街を闇が這う。
月は無慈悲な夜の女王の顔をして、 全てを見降ろしながら何も*謂わない*]
(236) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
/* 月は無慈悲な夜の女王 とか 本当タイトルだけで読みたくなるし強い
(-197) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
/* ハインライン。 スチームパンクじゃなくてSFだけど
何処かで喝采せよ!喝采せよ! とか謂わなきゃいけない気がしてきたけど 何かそれどころじゃないこれ
この街こわいですね(しらじらしく
(-198) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
/* 愉快と笑うけど 自己防衛気味なところある
(-199) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
/* 自己防衛と謂うのはダフネドラが
ニャルラトホテプニャルラトホテプ 魔法の言葉… 愉悦と混沌よ我に力を(何なんだ**
(-200) 2014/12/11(Thu) 11時頃
|
|
/* 村建てさんのメッセージががが。(Twitter)
そうなんだよね… 被ストーカー側がね…。
僕無理やりにでも頑張って ストーカー側の方がよかったかなって 考えちゃうよね すまないストーカー側期待にこたえられないよ! っていう限界を訴えずにね…いや…それでもぬるいけどねものすごくね……ぬるいどころか
おっとこれいじょうはへたれが露呈するのでNGだ
(-201) 2014/12/11(Thu) 11時半頃
|
|
/* ダフネドラのキャラは 一応中の人の気合さえあれば 最悪の事態の時 何とかできるようにしてはあるけど ストーカー側でもいいとこ襲い受けですよねごめんね
(-202) 2014/12/11(Thu) 11時半頃
|
|
/* アッ お手伝いうるさいよ!出張り過ぎ!!! とかだったらどうしようほんとどうしよう
暇な人は話に来てくれていいし そう謂うポジのつもりで…ポジ…
グリフィンは苛むのがお上手で(ほめてる) ネタ広がってうっかりNPC大怪盗に過去の傷ざっくりですよ?どうなってるの?
あと>>*11どうしよう…拾うとしたらどうすれば
(-203) 2014/12/11(Thu) 11時半頃
|
|
/*
僕の独り言支離滅裂過ぎて震える*****
(-204) 2014/12/11(Thu) 11時半頃
|
|
/* メモ: 拉致監禁にどう持っていくか。 侵入の上に昏睡させてるから今日が一番楽ではあるが。 が、知らないうちに撮られた写真というきもちわるさMAXイベントがなくなるな。
・一緒に飲食するような機会があれば、真珠パワーでさくり。 ・なんか昏倒するお薬を仕入れる。購入時の説明が難だが。 ・部屋侵入してふんじばって拉致じゃなく彼女の部屋で監禁する。
思いついたのはこんなところか。
(-205) 2014/12/11(Thu) 12時頃
|
|
/* あとは、シュゼットがやられたいことを考えて午後のお仕事しよう。
本をどうにかする、は多分ポイントのひとつにあると思うんだけど。
ストーカーって、むつかしいね……。
(-206) 2014/12/11(Thu) 12時頃
|
|
[彼の恋愛観>>+59が聞けていたら、 やはり首を横に振っていただろう。 好きだから知りたい、 その感情にしては行き過ぎている。
理解出来る筈が無い>>+60 少なくとも昨日までの彼と自分の関係は、 喫茶店の店主とその一常連客だった。 自分にとっては、であるが。 言葉は何度も交わしたが、これほどの深みは未知。
しかし、争うことでしかわかり合えない獣ではないのだから。 自分の通じないかもしれない。 だが、話せば彼を理解させることはできるかもしれない。 その望みを叶えるには、猿轡が邪魔だ]
(+63) 2014/12/11(Thu) 12時半頃
|
|
[騒がなければ猿轡が外される>>+62 異常な環境下にいるせいか空腹は感じてはいない。 が、その提案に飛びつく。
話せる。問える。 身じろぎ以外の、意思を伝える術が欲しかった。 話せばわかると信じて。 腕が外されないのは、残念だが相手が優位に立っている状況で多くは望めない。
初めて首を縦に振る。 しかし、反抗的な視線はそのままに*]
(+64) 2014/12/11(Thu) 12時半頃
|
|
/* ジョシュアとマニュエル、来るといいなぁ。 中の人は密かに坊っちゃんvs怪盗の対決を楽しみにしていて。
(-207) 2014/12/11(Thu) 13時頃
|
|
―こちステ前―
集まってた人たちが、言ってたの。 怪盗sevenのアジトが見付かった、sevenが捕まったって。
……ジルベールが怪盗sevenで、盗みをする悪い子ってこと?
でも、違うから出てきたんでしょう?
[困り顔は出てきた理由を言うの。 証拠不足なだけだって。>>231]
……ジルベールは、怪盗sevenなの?
[信じたものが真実じゃなくて、本人の口から聴きたかった。]
(237) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
/*
こちステかわい
あの機械壊れてなくて 置いてかれたら時々なかせようと思うよね合成音声をね
(-208) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
[顔に触れようとする指は、生身の指はやっぱり怖くて反射的に逃げようとする。
けど、魔法をかけるというのなら、少し我慢をしてみよう。 恐る恐る目を閉じて。>>232
髪が梳かれていく感覚に時折肩を竦めて。]
(238) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
『どけどけ~!』 『怪我人だ! まだ生きてる!』
[がらがらと荷台を押す人達が派出所の方に駆けてくる。>>216 ぶつかりそうになって、避けたら今度はジルベールとぶつかった。
わたしの頭と、ジルベールの眼帯がちょうど。ごつって当たって。 倒れそうだから、彼の腕に掴まったの。]
(239) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
[左目に嵌めた涙はどうなったのか、噛み付いたところは大したことなかったのかなって、思ったから。]
(-210) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
/*
咽喉が潰れた か>>*11 エヴァルトに拾わせてみる?
※まだ考えてました
(-209) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
/* このダフネドラの なにも腕に残らない感じたまらない
(-211) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
/* あとは不在がちな方が そこそこ参加してわいわいストーカーしてもらえれば僕は…あんしんです…
(-212) 2014/12/11(Thu) 13時半頃
|
|
[コンにぃの姿に気付いたのは、派出所の入口で押し問答をしていたから。>>216]
『怪我人なら病院に連れていけ』
『もう虫の息なんだよ、それでも刑事か!』
[管轄が違うとか、なんとか。]
(240) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
― こちステ前>>237 ―
『……ジルベールは、怪盗sevenなの?』
―――チガウ。 ジル、違うんだよ…シンジテ
[信じてもらえなかった押し問答を思い出し。顔がくしゃりと歪む。
『違うのならばなぜ君の部屋に“seven”の衣装があるのかね?』
そんなこと聞かれたって、知らないものは知らないのに。
誰かがクローゼットにいれたの? でもなんで? そもそも、自分があそこに住むようになったのは3日前。 ―――自分があそこにいるのを知っていたのは、2人だけ。
ぐるぐる回る思考回路。知っているのは雇い主と斡旋人。でもその2人がこんなことをする理由も、得も見つからない。…何より疑いたくない。]
2人は、そんなことしない…。 ――――ジルが、何したの?もう…わかんない。 わかんないわかんない…っ
[口から出るのはあの時と同じ言葉>>1:101。]
(241) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[と、涙に歪んだ視界に、慌てた様子で荷台を押す人々>>239が見えた。このままだとぶつかりそうで。]
オルエッタ!そこはあぶな―――、
[声をかけたと同時に、それらを避けたオルエッタとぶつかった。
そして、劈くような、痛み。腕に捕まるオルエッタの手が、腕の噛み跡に触れて、そして]
――――――っ!?!?!?
[瞳に埋め込まれた赤石から、赤い雫が滴り落ちた。]
(242) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[とっさに手で押さえて、悲鳴をかみ殺す。
こんなところで、これが見つかってしまったら。 今度こそ、決定的な証拠になるかもしれない。]
――――――――オルエッタ、大丈夫だった? 大丈夫なら、あっち、いこ…? おねがい、おねがい…!
[腕の中の彼女に怪我はなかっただろうか。返事を聞いてから路地裏の方へと促す。ここにいるのは、ダメな気がする。
疑うことを拒絶した自分では、ことの原因たる人物に辿りつけない。それが目の前の彼女だとは、想像すらしていないのだから。]
(243) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[荷台の車輪が傾いて、被せてあった布がずれる。
板から零れ落ちたのは、人の腕と髪の一束。 白い少女の腕。血で汚れた青紫の髪。
落ちたきり、動かない。
だからわたしは、あぁ、死んだんだなってすぐに分かった。]
(244) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[ごみだからって、棄てられて。
拾われたけど邪魔にされて。
――また、棄てられるのかなって、思った。]
(-213) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[折角シスターに頼んで、連れてきて貰ったのに。
かわいそう。]
(-215) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
/* 綺麗に絶望もってきちゃうオルエッタさんsugeeeeee!
(-214) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[荷台がくる前のこと。 歪んで、今にも泣きそうなジルベールの顔を覗きこむ。>>241]
うん、わかった。 わたしはジルベールのこと、信じる。
怪盗sevenじゃないって、信じる。
皆がジルベールのこと、怪盗sevenだって言っても。
わたしだけは、ジルベールの味方だよ。
(245) 2014/12/11(Thu) 14時頃
|
|
[わかんないって、分かろうとしてくれないジルベール。]
そうか、ジルベールはなんにもしてない、いい子なのに、ひどい目にあったんだね?
かわいそうな、ジルベール。
[やっぱりあまーい声が出る。]
(246) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
/* お名前まとめ
上の妹 エルミール・アルシェ(Hermine・Archer) 下の妹 クレール・アルシェ(Claire・Archer) 上の弟 アルベール・アルシェ(Albert・Archer) 下の弟 フュルベール・アルシェ(Fulbert・Archer)
(-216) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
えっ
[目の前で流れた涙は透明じゃないの。あか。>>242 堪えるとこにもびっくりして、何度も目をぱちぱちってした。>>243]
う、うん……。いいよ。
[あっちの方、路地裏の方にって必死に見えたから、わたしはうんって頷くの。]
(247) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
/* アッ 回収されている感
(-217) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
― 荷台が来る少し前>>245→ ―
[シンジテ、と絞り出した言葉に返ってきた返事を聞いて、顔を上げた。]
オルエッタ、本当? ジルのこと、信じてくれる…?
[あれだけ言っても信じてくれなかった言葉を、彼女はあっさりと信じてくれた。そして]
オルエッタだけが、ジルの味方…! うん…、うん!ジル、何もしてないの!
[オルエッタはわかってくれた!あまいあまい声>>246に、身を委ねたくなる。 そんな時に荷台と衝撃は訪れただろうか>>242>>243]
(248) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
[オルエッタからの返事>>247がもらえれば、すぐさまそこを離れようとする。彼女はとても驚いているようで。]
びっくりさせて、ゴメンね…? 後でお話しするから…。ちゃんと言うよ?
[―――だって、オルエッタはジルの、味方。甘い声が脳内を満たして。頭の隅で警鐘がまだ聴こえるけれど、そんなの無視した。]
(249) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
/* 咽喉の潰れた女の子って 多分ジルベールのかぞくだよね?
この自信のなさが拾えなさ(白目
(-218) 2014/12/11(Thu) 14時半頃
|
|
[そうして彼女の手を、左目を抑えている手とは逆の手で取った時、先ほどぶつかってきた荷台の車輪が傾いて、布が、ずれた>>244
見てはいけないと、頭が警鐘を鳴らす。 しかし身体は動かさぬまま、オルエッタを見ていた視線だけが、吸い込まれるように荷台の方へ。
そして、見てしまった。]
あ、…あ、
[血で汚れた青紫。自分と同じ色のそれに、ドクドクト心臓が波打って。そしてちらりと見えたその髪の持ち主は]
(250) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
[>>+63考え方は人によってそれぞれである事。 それは男も理解している。 言葉にしてみなければ、自分の考えを相手に理解して貰う事は出来ない。 けれど口にしても理解されない事もあるのだと、知っている。
男がもっと冷静であったなら、正常な判断も下せようが。 鉱物を目に埋め込まれた哀れな労働者の存在を知った半年前から、 表面上はこれまで通りでありながらも過去の追想を繰り返し、裡では歪みが広がっていた。 骨董品屋で最後の一歩を踏み出させたのは白と紫の彼だけど、堕ちたのは自分。
しかしそれでも、 彼の愛情が向く対象である妻を‘邪魔者’として排除する。 そういった行動に走ろうと今は思考の端にもかからないのは男の性格ゆえか。
>>+64猿轡を外す提案に反抗的な色を瞳に宿したままグラディスが頷くのを見て、男は少し安堵する。]
(+65) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
――畏まりました。
[男は首肯し、口の戒めを解こうと彼に近付く。 話し合いをしたいが為に頷いたとは知らず。]
壁側を向いて下さい。 …じっとしていて下さいね。
[指示したように彼が動いてくれれば、施した猿轡を慎重に解いていく。
彼は開口一番何を言うのだろう。 湿った布を取り払いながら、そんな事を思う。
自分を罵倒するのだろうか。 自由になった口で噛みつかれたって構わない。
――それが、愛する人から受けるものならば。*]
(+66) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
えるみーる…?なんで、うそ… エルミール――――!!!
[今度こそ声は抑えきれずに。オルエッタの手を離し、なんだ、と不思議そうな顔をする刑事達>>240を押しのけて、故郷に置いてきたはずの上の妹の顔を両手で包んだ。]
エルミール…、エルミール! どうして、ここに…?本国で、待っててって…!
[>>244冷たい頬からは生気など感じられず。それでも事実を受け入れたくない頭が口が、彼女に語りかける。]
クレールは、どうしたの…?アルベールは、一緒? ねぇ、どうして…仕送りちゃんとしたよ? 3人が、生きていけるくらいの、お金! それなのにどうして…返事、してくれないの…っ
[下の妹と、弟。彼らは今どこで、何を。しかし彼女はとうとう口を開いてはくれなかった。]
(251) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
/* あれ、拾ってくれた?<上の妹
コンにぃの仔猫とおんなじ名前!
(-219) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
[信じるよ、味方だよって。>>248
何度も耳に聞こえた言葉。 そうやって、街の人達は嘘をつく。
怒らないから言ってごらん。味方だよって、言うくせに。 本当のことを言ったら掌を返すの。]
うん、ちゃんと聞くから……ちゃんと教えて。
[二人の足は路地裏に向かう。]
(252) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
[力が抜けたように、ぺたりと座り込む。周りの人間が何かを話していたような気がしたが、何も耳に入っては来なかった。次第に人は薄れ、荷台はどこかへ去っていく。
自分が働いていれば、家族は生きていけると思っていた。 近所のおばあちゃん>>2:94にちゃんとお願いして、3人の分の仕送りを欠かしたことなど一度もなかった。 便りなど無かったけれど、生きていてくれていると、元気に暮らしていると、思っていた。
思っていた。思っていた。 ――――――思っていたのに、現実は。]
(253) 2014/12/11(Thu) 15時頃
|
|
[向かう、はずの足は止まった。 手は離れて、荷台の方にジルベールは行ってしまう。
見ないままなら、知らないままなら幸せだったのに。]
……ジルベール、ジルベール! 見ちゃだめ、だめだよっ
[わたしは両手で彼の目を覆った。後ろから抱き締めるように。]
(254) 2014/12/11(Thu) 15時半頃
|
|
/* よくわからないけれどすごいてんかいになっていますね(しろめ)
(-220) 2014/12/11(Thu) 15時半頃
|
|
[半年前、ジルベールが教えてくれた以上のことをわたしは知っている。
上の妹、エルミール。 兄弟思いの良い子。
下の妹、クレール。 甘えん坊で泣き虫な子。
弟、アルベール。 暴れん坊で喧嘩っぱやいけど、お兄ちゃんの代わりに守らなきゃって責任感が強い子。]
(-221) 2014/12/11(Thu) 15時半頃
|
|
[それに、もうひとり。]
(-222) 2014/12/11(Thu) 15時半頃
|
|
エルミールって……ジルベールの、妹の名前、だよね。
[また聴こえるの。 どうしてって。どうしてって……。]
ねぇ、行こ。
エルミール、死んじゃったんだよ。
[お墓を作らないとって、初めて会った時みたいに言うのかなって、思った。]
……わたし、追い掛けてくる!
[ぱっと立ち上がって、路地裏の方に駆けていった。]
(255) 2014/12/11(Thu) 16時頃
|
|
/* 猫の名前とは一字違いだった……。
ジルベール、よしよし。
(-223) 2014/12/11(Thu) 16時頃
|
|
― 街の何処か・夕刻 ―
[細道を、裏路地を、縫うように抜けて辿り着く。 目の前にあるのは、どこかの民家]
……全経路の記録、完了。
[小さく呟いて、この場はもう用済みとばかりに踵を返す。 こうして、人形は少しずつ情報と材料を集めてゆくのだ。]
…………。
[杏色の髪も、茜色の服も、琥珀色の瞳も。 全ては夕闇に溶けてゆく――。]
(256) 2014/12/11(Thu) 16時頃
|
|
― アンダンテの一行日記 ―
[<1173ページ目> … ◇月△日 特に何もない一日だった。 ◇月◎日 階段で転んで損傷。グリフィンに修理して貰った。 ◇月◇日 やっと見つけた。]
(257) 2014/12/11(Thu) 16時頃
|
|
[茫然としていれば、オルエッタの声>>255が聞こえてきた。
そうだよ、ジルの妹。 2人いるうちの、上の妹。前にも話したっけ? とってもとっても、兄妹思いの、強くて 優しい子なんだよ。
――そう返したかったけれど、息は言葉にならなかった。]
(258) 2014/12/11(Thu) 16時頃
|
|
[それから、どこかに行ってしまう荷台>>253を追いかけて、オルエッタも路地裏に駆けていく>>255。]
――――――、
[待ってと口だけ動かして手を伸ばしたけれど、発されなかった声に、伸ばした先が背中では気づかれない。瞬く間にオルエッタは路地裏へと消えて、見えなくなった。]
(259) 2014/12/11(Thu) 16時頃
|
|
[追いかけては見たものの、荷台は見当たらなくて。]
………
[裏通りの暗がり。振り返ると、表通りの灯りが長く伸びていた。]
(260) 2014/12/11(Thu) 16時半頃
|
|
[綱渡りにも似た感覚にじとりと背に嫌な汗が浮かぶ。 感情的になっては駄目だ。 極めて落ち着かなければならない。 しかしどう見ても、落ち着いていないのは自分の方。 どくどくと、彼と向かい合ってから心臓の音が止まらない。
手紙がフロライトの手に渡ったと言うことは、 同時に彼女の住処も知れたと言うこと。 今はまだ、彼の視線は自分へと向けられているが、 下手をすれば危険はルクレースに及びかねない。
お勧めの珈琲を頼んだ時と同じ言葉で、受け入れられた>>+66 浮かんだ安堵>>+65は、自分が大人しいからだろうか。 こくりと頷き、言われたとおりに寝がえりを打ち、背を向ける。 目の届かない無防備な背を晒すことに、さらに緊張感が増す]
(+67) 2014/12/11(Thu) 16時半頃
|
|
[しかし、その不安は杞憂に終わる。 乱暴ではない、むしろ優しい手つきで、猿轡は解かれた>>+66 無理矢理引っ張られていた口の端がひりひりと痛むが切れてはいない。 飲み込み切れていなかった唾液で口の周りが濡れているが、 残念ながら拭う手は背の後ろ。 振り向かずに顔を壁に向けたまま、 押し寄せる感情を深呼吸で抑えつけ、半日ぶりに、言葉らしい言葉を発する]
たとえ、君が俺を愛していたんだとして、 それは何をしてもいいと言うことと同義ではないよ。
[大切だから閉じ込める。 不安だから何もかもを監視する。 掠れた声で発した言葉は、彼の愛し方の否定。 これは愛情から来る行動か、そうさせる感情は本当に愛情なのか。 そのどちらかが、あるいはどちらともが間違っているのではないか、と*]
(+68) 2014/12/11(Thu) 16時半頃
|
|
[何処に行ったのか――…。
見当はついてるから、わたしは寒いなって1度身を震わせてから、派出所前に戻ることにした。
ジルベールは、まだ居るのかな。]
(261) 2014/12/11(Thu) 16時半頃
|
|
/* どうにかして怒らせたいらしい。 夜コアで何かソロル落とせないかなぁ。
フロライト可愛い[埋まりながら]
(-224) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
―下水の底に留まるもの―
あ、キレイ。
[その、人間だった塵が落ちていくとき。>>*12 キラと光ったものがあったから、そのままの感想を口に出した。]
また、頭へっこんでたね。 あのひと……大学で見たことある。
――フィンにぃも、大変だ。 でも、これでスッキリかなぁ?
(*29) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
[横に立つ長身。わたしがしゃがむと余計にその差が出てくる。
麻袋から、痩せた子供――だったものを引き摺りだして。
えいって湖へと落とした。
青紫の髪が沈んでいく。 また浮いてくるんだろうけど。]
……ふほーとーき。 困るよね、ほんとうに。
だからわたしもスッキリ!
(*30) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
[フィンにぃには話さない、孤児院の話。誰かの秘密は教えても、あの建物の秘密だけは、言えない。
下水の底には、秘密ばかりが留まっていく。**]
(*31) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
― 派出所前 ―
[>>255オルエッタが駆けていった後。じくじくとする左目の痛みに耐えきれず、ふらりと立ち上がる。]
くすり…、でも…
[いつかお世話になった薬屋>>0:753を思い出して。でもきっと噂が飛び回ってしまっているだろうと思えばその考えはすぐさま否定した。]
――――――もう、帰りたい。 〝おうち″に、かえりた、い。
[〝おうち”なんてもうどこにもないのに。今や故郷に残してきた家族すら、健在なのか怪しい。 生きる意味>>0:771が、薄れていく。]
…ふ、…っあ…
[右から溢れてくる雫はそのままに、左から落ちてくる雫はぐいと拭って。ふらふらと路地裏へと歩を進めていく。]
(262) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
― どこかの路地裏 ―
[人気もない路地裏。闇に溶け込んだ青紫は壁に背を預け、ずるずると座り込んで顔を伏せた。]
ふ…っ エルミール、クレール…、アルベール…
[故郷で元気にしていると、それが心の支えだったといっても過言ではない。それが今、崩れてしまった。]
…っ、
[甘い声>>246がよみがえるが、そこから身体は動かずに。左目はマヒしてきたのか痛みは薄れ。止まった血が乾いてぱりぱりする。しかし右からは絶えず涙が零れ落ち。
寒さに震えながらも、声を殺して咽び泣く。
―――――このまま、闇に融けて消えてしまえればいいのに。]**
(263) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
/* こんなぐずぐずしてて大丈夫かな(そわそわ
(-225) 2014/12/11(Thu) 17時頃
|
|
/* ジョシュアとマニュエルほんとがんばって…!
(-226) 2014/12/11(Thu) 17時半頃
|
|
/* メルヒオルもテオドールもほんと すてきだから!!!
(-227) 2014/12/11(Thu) 17時半頃
|
|
―派出所前―
あの、ここに居た眼帯の人は?
[戻ってきたとき、ジルベールは居なくて。 それらしい人も居なくて。派出所入り口の警備の人に訊ねた。]
(264) 2014/12/11(Thu) 17時半頃
|
|
/*
そういえば
首無しグリフィンの赤ログストーク対象に 選択肢にオルエッタが上がってたとき ダフネドラの名前が在ることに動揺しながら
これでオルエッタが選ばれたら ショタコンとロリコン不可避だなって思いました
いや、年齢じゃなくて 見た目と精神年齢と小さいころから知ってるってアレが
(忘れないうちに謂う懺悔**)
(-228) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
/* 違うよ別に!! おとしめてるわけじゃないよ!! ただの感想だよ!!!!!!
グリフィス好きだよ さりとてストーキングしながら 決して一番じゃない感きらいじゃない
なおやっぱり なんでストーキングされているのかの理由がダフネドラともども推測できていません 鈍 ***
(-229) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
/* 嘘と秘密を剥製に詰め込むように 喉奥まで押し込むって とってもハイセンスだと思う**
(-230) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
[あの摸倣犯なら知らないって、声は冷たくて。
わたしへの視線も冷たくて。
汚い顔だ、どっか行けって――…いつも通り。]
(265) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
[信じてるって、わたしだけが味方だって言ったのに。
おうちを失くして、
家族も失くして、
何処に行ったの?]
(-231) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
[規則的な寝息が乱れたのは、深い眠りに落ちてから数時間後 何か音が聞こえてもそれに気付かないまま、自分は揺蕩う夢の中
――ちゃんと布団をかけて寝ていたはずなのに 外へ出かけていたのと同じ格好で寝ていたはずなのに体はどんどんと冷えていく。
毛布をかけ直そうと無意識に手を動かすけれどそこに毛布はなくて、結局それを手にすることはできない。
身を捩じらせて寒さから逃げようとしたが、何かに阻まれているようで、捩じらせる事もできない。]
(266) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
っ……ぁ……――
[肌に降りてきた何かが、自分の体をなぞるような感触に呼吸が乱れる 首筋に降りた温かい何かに、自分の胸を這うような何かに、自分の肌に擦り付けられる何かに それらが全て、くすぐったくて。寒さの所為なのか、それともこのくすぐったさの所為なのか 次第に頬は赤みを帯びて、まるで何かに耐えるかのようにぎゅっとシーツを握り締め――]
……ふっ……――
[まるで唇に熱い何かを押し当てられているように、呼吸をするのが辛くなって 空気が欲しいといわんばかりに、唇は徐々にだが薄く開いていき 暫くの息苦しさの後、それはぱたりとなくなって。 同時に自分の髪の上に何かが落ちるような音が聞こえたけれど
自分自身に起こった異変を、今も夢の中に居続ける自分にはまだ――わからない*]
(267) 2014/12/11(Thu) 18時頃
|
|
/* …とはいえこの状況で 誰かの元へ行くものか? 存外ダメージ大きそうだぞダフネドラ
グリフィン見つけたら 捕まえる様な気がするけど あいつ籠るだろうからな…
(-232) 2014/12/11(Thu) 18時半頃
|
|
― →Antique Amethyst ―
[この街の何かが狂い始めている事。
いや、表面だけ美しく塗り固められていただけで 最初から狂っていた?
しかしまあ、直接的には困ることではない。 何に困っているかといえば、引っ越しの準備。
帰宅したらいつでも店を発つ支度をすべきか。 最低限しか運べそうに無いけれど。]
空いてるかな…
[いつもの散髪屋の風体で訪れる場所は骨董屋。 此処にも違和が訪れている、なんて事は知らない
店戸を数回叩いてから、扉を開ける。]
ごめん下さい、訪ね事なんですがね。
(268) 2014/12/11(Thu) 19時頃
|
|
/* めるひおるきた( ノノ) どうやって動こうかなダフネドラ今日は 外出ないんじゃないかって思ってたからありがとう
わあいわあい
(-233) 2014/12/11(Thu) 19時頃
|
|
―Antique Amethyst ―
[豪奢なドレッサーの前、 咽喉の奥まで詰め込まれていた 硬質の機器を拭い、検分した後 見降ろし眉を寄せた。 それは音を拾い記憶するもの。 模倣の声、記憶の声、それから。――それから。頭の中に、反響するような声。
夜、扉を叩く者。 闖入者ではなく、客の気配。]
おや、――
[く、と咽喉の奥を気にする。 口腔に、青臭い花の香りが残っていて。 僅かな違和あれど、紫水晶は――常通り在ろうとする。]
ようこそ、――ミスタ。 噂は、やはりミスタでは無かったようで。
訪ねごと、とは?
(269) 2014/12/11(Thu) 19時頃
|
|
[店主の背を見遣り、顔に安堵を浮かべて店内へと。 相変わらずな店内に違和は無い。 振り返ったその顔も、普段通りに見受けられた。]
どうも、どうも。 毎度遅い時間にすみませんねぇ
偽seven騒ぎのことですか? ええ、当然私ではなくて……ジルベールが疑いをかけられたと。 写真屋は開けてないと聞いたものでね。
きっと家に帰ってると思ったんですが 流石に様子を見に行こうと思いまして しかし場所が判らないので、訓えて頂こうかと。
生憎、個人宅に盗みに入る事は無いもので。 案内もお願い出来ると助かるんですが
[その建物が燃えてしまったというのは知らぬこと。 ところで、店主の手元を見遣る。 何に遣うかは判らないが、極小型の機械に見えた]
それは? オルゴォルにしては随分小さいですが。
(270) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
[>>+67未だ言葉を発せぬ彼の心中の全てを推し量る事は出来ない。 仕草だけは従順に寝返りを打つ彼の身体が強張っているのを見て、男は瞳を細めた。
今なら無理矢理ベッドに抑え付けてしまう事は可能だ。 けれど何事にもルールは必要。 自分との‘約束’を守る限りは害される事はない、と。 彼に認識して貰う事は必要だった。
外した猿轡には血は滲んではおらず、彼の唾液で重くなっていた。 昨夜眠っている内に蹂躙した口は唾液で濡れているだろう事が予想され。 一瞥した後に布を床に置き、振り向かぬ彼の口元をハンカチでそっと拭おうとした。]
――…。
[>>+68半日ぶりに聞く彼の言葉。 男は手を止めて黙り込む。 その数瞬の間に、彼は何を思っただろう。]
(+69) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
[グラディスの口から紡がれたのは、男の行いの否定。
は、と酸素を求めるように浅い呼吸が一つ。 一度口を噤み、それを抑え込むと男は口を開いた。 声色は落ち着いたもの。]
それでは、私には‘何’が許されると言うのです? こうした事なしに私が貴方に思いを告げたとして、貴方は私に何をして下さいましたか? 穏便に対応して下さったとして、私の愛を受け入れては下さらないでしょうに。 気まずさから店から貴方の足は遠のくかもしれない。
[だから告げなかった。 告げないでおこうと思っていた。 それは自分の思いを口にした時にも口にした事。]
(+70) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
…ではずっと、この想いを閉じ込めていたら良かったのでしょうか。 あくまで行きつけの店主として振舞って、貴方と奥様が使うお揃いのカップを、プレゼントして。 貴方達が揃って来店するのを笑って出迎えて――
[いつか来るかもしれないと思っていた未来。 そうしておいた方が良いと、過去の自分は考えていた。 口にしたら胸が苦しくて、嗚咽がこみ上げてくる。
それが一番穏便で、平和な未来だっただろう。 けれど、それは彼を失うのと同じ事。 そんな事耐えられない。 ――狂ってしまう。]
(+71) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
それで買い出しの時にこの街の何処かで貴方の奥様と出くわして――、 何もしないでいられる自信はありませんよ。
[そこまで言って、男は静かに微笑んだ。
無表情ではないが、これも人形のような顔。*]
(+72) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
―回想:昨日・燐蛍亭―
[訪れた客とは見事にすれ違い。 >>49男が店に帰った後、留守番をしていたセルマからダフネドラが訪った事を伝えられた。 彼と共に来店した連れの男が眼帯を付けていた事を聞けば、僅かに瞳は揺れる。]
珈琲の配達、ですか。 分かりました。 伝言どうも有り難うございます。
[配達をするのならセルマがいる内に、と。 >>51丹精込めて淹れた珈琲の入った水筒を持って骨董品屋を訪れたのは、陽が傾き始めるよりも少し前。*]
(+73) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
―Antique Amethyst―
[>>*0>>+8悪魔の囁きに、男は自分の望みを口にする。 愛する人を誰の手も届かぬところに閉じ込めてしまいたいのだと。
>>52ひみつは多い方が愉しいと。 わらう店主の口はコルセットに覆われて見えぬまま。
人の姿をした白い魔物は紫水晶を細め、何が入り用かと問うてきた。]
私が欲しいのは――…。
[ふらりと身体が傾ぎ、ともすれば床に膝をつきそうになるのを何とか踏みとどまり。 神父に告解をするかのように、男は望む物を口にした。
その対価は、果たして金だけだっただろうか。 魔物が望むのは――]
(+74) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
[そうして男は目的のものを買って店に戻る。>>+9
出かける前よりも多い荷物の中身は秘密です、と笑うのみ。**]
(+75) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
―Antique Amethyst ―
構わないよ、 開けているのだから。
[魔性は来るものを拒まない。 悪趣味を呼びこむ悪癖だ。 喧騒は遠かった。初めて聞く風で、店主は首を傾げた。 結い上げ少ないせいで常よりは自由に揺れる、銀紫の髪]
坊やが?それはまた ――おかしな事になったもの
[――写真屋、と聞いた時 僅かに紫水晶の眸が動いた。 が、そのまま言葉を続けて]
……写真屋は今日は午後休み。
場所か、もちろん分かる。 案内も構わないよ。
[仕事の後開けておけなどと嘯いていた 湖水の――あれが、来るかどうかも わからない。もう、夜も更けたのだ。
火事の報も遠いこと。 指摘され、白い手の内に隠すように握り込み、胸元にあてる。]
さて? “何のため”のものか ――僕にも 分からない ものだ
[――嘘は、謂っていない。眼を伏せる。]
(271) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
/* 齟齬ってたのを今更投下。 歪みが更に生じていたらどうしましょう。(震え声)
(-234) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
/* 約束を破らなければ何もしないというのを提示。 如何いったルートをご所望でしょうか。 仕掛ける側に慣れていない所為でどうしても相手を窺ってしまう。
何もなければ、人生相談的なとても清いログになりそう、な。 PC性格的にも。
(-235) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
ーこちステ内部ー
[ジルべ―ル>>233とオルエッタ>>240を横目に所内へ入れば真っ先に向かうは上司の所 なのでタッチの差で入り口でおこった出来事>>239>>240には気づけなかった
その時所内に運ばれた不審死の仏様 それがジルベールの妹という事を知るのはずっと後になってから 今の自分は怪盗が捕まったかどうか、それを確認しに行くことで頭が一杯であった
所内の1課につけば慌ただしく皆動いている]
「あ、コン!!丁度いい所に! 有給なのに悪いんだけど書類整理手伝って!もう"seven"の模倣犯がでたっててんてこ舞いなの!」
[件の酒飲み同僚、アイリーンにそう告げられれば1も2もなく頷く 上司は取調室で先程まで『模倣犯』に凄んでいたらしく、骨折り損だったとぶすくれながら調書を読みつつ缶珈琲を飲んでいた
同僚から手渡された資料には、調書という名の恫喝――と言っていいのだろうか 何度も何度もしつこく取り調べをしたことが示されている その被疑者の名を見れば若葉色を丸くした
調書に書かれていた名は、Gilbert・Archer]
(272) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
ちょ、ちょっとまてジル君!?
[思わず叫べば上司の胡乱な眼が此方を射抜く]
「なんだ?あの『怪盗もどき』は既知か?あァン?」
あっハイ。半年前まで散髪屋、Aphroditeに勤めてた子で 丁度数日前に街に再び帰ってきて、それで今はグリフの所 …その、燈写館で働いてるんです
「ほぉ、じゃあそこに調査に何人か向かわせるか おい、そこの。行って来い! クロシュはそこで書類整理しとけ。子猫が寒がる」
[傍にいた刑事2名にそう指示を出して、警部は再びどっかりイスに座る ――後にその刑事のうちの1人がメルヒオルの店を訪れるのであった>>182]
(273) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
―→商店街―
へぇ。
[帰りは暗くて気付かなかったのだろうか。はたまた目の前で見たからか。 家を出たすぐ近くに、手配書>>0:990があるのを見つける。 そこには律儀にサインもしてあり、警察が見たら挑発か何かだと取りかねない]
こんな所に、サインがあるんだ。
[ぺりぺり、と端を摘んで手配書を剥がし鞄に仕舞う。 センスの無い手配書を置いておく意味も自分にとってはもう無かった。 これが最後の仕事、と彼自身が言っていたのだから]
(274) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
/* ジョシュア―!!!!!!!!!!!!!!! 居たーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
よかったーーーーーーーーーーーー!!!!!
(-236) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
/* 僕本気で心肺右往左往
(-237) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
/* 心肺動いたらアカン
(-238) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
そりゃ良かった。 明るいうちは忙殺されてましてねぇ。 久しぶりに店を開けたら、随分贔屓頂けました。 [告げて、肩を竦めさせ。>>271 昨日の編み上げは其処にはない その為なのか、若干であるが、手抜きの繕いに見えた。 だが、態々指摘するまでも無きこと。]
ええ、全く。 何故そんなことになったのか、皆目検討つきません。 なので、本人から聴くのが一番早いかと。
[ゆうるりと頷き、ただひとつだけ嘘をついた。
オルエッタに渡したsevenの衣裳。 あれが何かしら絡んでいるものと想像はしている。 だが、彼女の目的は怪盗との約を破るものに或らず ならば、口が堅いとはいえ彼に告げるのもまた野暮。]
そうでしたか。 なら、ジルベールは写真屋にはおりますまい。 どうもありがとうございます。
[再び店の外に出るべく歩を進めたが、 当の店主が何のために存在するのか 不明なものである、と云う。]
……つまり其れは、店の商品ではない?
(275) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
―Aphrodite前― [クリアなガラスの覆う散髪屋の前>>18で足を止めたのは、そこに座っていたのが綺麗な赤毛が波のように揺れていたから。 上品な雰囲気は、とても孤児であるとは思えない。 ふっと父が過ぎったのは今の彼女なら父と並んでも家族に見えるのではないかと、思ってしまったからで]
なんだろうな。
[それが羨ましくて、悔しかった。 彼女が自分の代わりにいたら、幸せな家庭だったのではないかと。 そして彼女を綺麗に仕立てあげている手を見て、少しだけ目を開いた。 彼の指は、金の色だった。]
(276) 2014/12/11(Thu) 20時頃
|
|
みつけた。
[中に入る真似はしない。外から、見るだけ。 それでも口元は椀のように笑みを作り、言葉も溢れる。 何故今まで気が付かなかったのだろう。こんなに近くにいたのか。 沸き上がる歓喜は唯一つの]
sevenは終わらせませんよ。
[ただ一言の、言葉に埋めこまれて。 通行人に不審がられる前に、店の前から去った**]
(*32) 2014/12/11(Thu) 20時半頃
|
|
/* 遅筆つらい…! そしてジョシュアだー!よかったー!
(-239) 2014/12/11(Thu) 20時半頃
|
|
腕が良いのだから 開ければそうなるだろうとも。
[賛辞を告げて、目を細める。 飄々とした怪盗の態度から、 彼が体調を崩している――或いはいた、と見て取れはしない様子。 肩に流れる豊かな銀紫の髪に 手櫛を通しながら ]
そう。坊やに何があったか知れないが、 刑事の上司が酒精に酔っていたのでは?
[まあ、これは冗句である。 魔性とて千里眼ではない。 知らないことは、知らぬまま。 花のように秘密は吐き出さない ]
――、……。
[道案内のため後に続く足が止まる。 咽喉の奥、押し込められた感覚が鮮やかだ。 合成音声――その声の一つは、果たされなかった約束に似ていたなど。おかしな話。だから、謂わない]
僕のじゃ、ない。 悪趣味な置き土産。
[ その癖に、捨てもせずに 白い手の中に仕舞い込む。 ]
(277) 2014/12/11(Thu) 20時半頃
|
|
[──現像を終え、幸いいまだ、夜明けには間があるか。 よく写った写真を何枚か、封筒に収めて懐に抱き。 高揚した気分のままに、軽い足取りで再び夜霧のなかへ]
(278) 2014/12/11(Thu) 20時半頃
|
|
― 日中のAphroditeで ―
[金の指は忙しなく働き、化粧を為した赫い髪の娘の 髪を一筋編みながら、花を飾るのだ。
店の前を通りかかった御子息>>276の心中知らぬ侭に。
今まさに鏡の中で子供からレディに成長した“作品”に 満足そうに微笑み、奇妙な鉱物を受けて。
彼女の頼みを叶えるべく一度店奥へと引っ込もうとして、 ふと、表に立ち止まる人物を見やった。]
………―――。
[普段なら、まだやってますよとドアを開けて告げる所であったが、 その人物が先日裏路地まで追って来た者と測れば、 ドアマンになる訳でもなく、声を掛ける訳でもなく。]
(279) 2014/12/11(Thu) 20時半頃
|
|
[金の指を今更に秘そうとも思ったが、意味は無かろう。 というよりも、何故あの後通報されなかったかが理解に苦しむ。 それは己にとっては都合の良いものであったが、 子息にとっては、広めた方が良い話だ。
鼠を捕るのに仕掛けを置かぬ莫迦がいるか?]
そろそろ店を締めなきゃね。
[ぽつり、店内だけに響く声音で呟いて。 しかし、寝不足祟ってかオルエッタを帰した後も、 表戸の方を閉じまるのを忘れて眠ってしまったのだが*]
(280) 2014/12/11(Thu) 20時半頃
|
|
[──ことりと、郵便受けに封筒が投じられる。
前日と同じ紙とメモに、『風邪には気をつけて』と一言。 そうして、数枚の写真──寝顔のアップ、布団とブラウスを大きくはだけた肢体を写したもの、それに。 紅潮した頬で何かに耐える、あかに白を散らされた、女の顔]
(-240) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
[踵を返しかけて、はたと。 風邪には気をつけてと、書いたとおり。 彼女が風邪などひいては大変だから、毛布をかけ直してあげないと──と。
再び、白い夜霧が、平穏たるべき部屋に侵入ってかき乱す]
──……ごめんね、寒かったかな。
[優しく、はだけたままのブラウスを留め、毛布をかけてやる。 そうして、あかい髪をひとつ撫で。
いずれは、目を覚ましているときに撮りたいと、それはもっと良い作品が撮れるだろうと、そう思うのだった]
(-242) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
/* ああ、 おめかししたオルエッタ見れなかった無念
(-241) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
― 夕刻・商店街 ―
いやぁ、そう言われると照れてしまいますねぇ。 ……離れるのが惜しくなります
[>>277告げて、普段と変わらぬ態度のまま。 まだ喉の調子が些しだけおかしい気はしたが 声色は散髪屋の明瞭たる其れで。
ドアを開ければ冷えた風が身に沁みる。 背後から届いた声は、北風に攫われず ただ、耳に届いた。]
悪趣味な置き土産、ですか。 趣味の悪い方ばかりに言い寄られる、と。
[客観的な感想を吐き出し、コートの前を留めなおす。 表に出てからは先を譲り、案内を任せる心算で。]
しかし、捨てない所を見ると満更では無いんじゃ?
[もう一つ落ちた感想まで、風に攫われなかったかは知れぬが。]
(281) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
そのときは、どんな顔をみせてくれるかな……?
[口元に、穏やかな笑みを浮かべて。 いまいちど、あかい髪に口づけると、夜霧は部屋を去っていった*]
(-243) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
[そうして住宅街に差し掛かるのなら。
ひとつの豪邸の付近に貼られた手配書>>274 三枚並べて貼られていたうち一枚が消え失せている。]
………?
[真ん中が空白となった手配書の並びに。 何故この部分だけが剥がされているのかは、判らない。 サインを其処に綴ったと、思い出すのは42秒後。]
僕が消えた後は、幾らで売れますかねぇ
[持ち去られた目的が、この街に名を馳せた一人であれば。 そして、その人物が過去のものとなった後なら。 他に目的があるとは、今の所想像はしていない。]
(282) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
/* あ!ジョシュアさんいらっしゃってる! 良かった!ご無事でよかった…!
(-244) 2014/12/11(Thu) 21時頃
|
|
―夜/Misty rain―
[この赤い靴は呪いの靴ではなく、わたしを遠くへと、この街の外へと連れていってくれる靴だと、わたしは思っていた。
メルにぃの魔法の名残を残しながら、わたしは通りを歩いていた。まだ営業しているお店は少ない。
気付けば、薬局の近く。]
(283) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
仕方ない、理由が理由。 ――全くもって、残念だ。
[ 愉快は去るか、風のように。 1度目を閉じ、それから開く。 ダフネドラは医師ではない。 違和感はなく、見過ごした。 夜とて日傘は必須らしく、白のそれを手にとって。 ]
どうかな。 嫌がらせかもしれない。 悪趣味は否定しない。
[ ――否、わからない。 わからない。何故なのか。 ひび割れ砕ける音が聞こえるのに。 続く言葉には、1度目眉を寄せた]
――さあ、どうだろう。 なにせ、随分一方的だ
[顔も見てはいないのだから。 ――君を知っている。 呪詛のように 、繰り返されたそれ。 答えながら足は止めず、 本物の怪盗を先導する。住宅街を、歩いてゆく ]
貧民街に近い方だ。 3番通りを右に行く
(284) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
― マールム宅 ―
[幽そけし声が、紡ぐ恥辱は、己が誰より知っていた。 体内に異物を納める彼自身よりも、克明に。 静かに伸ばした指先は、彼の頬より火照りを払い、 眦を指背で慰め、涙袋を突く。>>211
幼い頃、撮影機の前に着席を促したと同じ仕草。 子供にしてやる所作で、成長した彼も慈しむ。]
―――…それが怖いのか。 粘膜を傷つけるようなものだろうか?
[辱めに堪える彼を慮りながらも、 朴念仁の振りして問いかけ、彼に与えたのは渇仰。
直截に触れぬ指先は、彼を音も無く責め立てる。 どれだけ彼が希求しようと、熱に遠い写真師は、 子にするように労わって、応急箱を開くだけ。]
(285) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
[醜悪にして淫らな拘束具を目の当たりにしても、 驚きもせずに包帯を伸ばした。 白い肌に走る朱線を乾いた布地で拭い、 立てさせた膝の合い間で、器用に指先を行使。
鼻腔を擽る消毒液の香りは、 彼の淫らを詰り、男の平静は穢れを跳ね除ける如く。 身体に熱を燈す彼に構わず、淡々と塞ぐ創。]
(286) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
―夜迫る住宅街>>282―
どうした、ミスタ?
[立ち止まる怪盗に、人相書きの前で 先導者も歩みが止まる。]
おや。
[そうして、店主はくすりと笑い金の眼の青年を流し見た。]
似てない。本物の方がずっといい。
人相書きにサインを入れるとは 流石豪胆なこと。 売れるだろうね。Sevenのファンは多い。
[さて持ち去られた経緯については 知る由もないことだ。ただ、宝石商の息子に見られて なお彼がこうして“普通に”出歩けているのは 違和感があるが形にできるほど材料があるわけでもない]
(287) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
― 住宅街 ―
ええ。
是非とも一度ご案内したかったのですがね 蒸気気球から見下ろす世界を。
この街に住んでいるのなら、 其れを知らず過ごすのは勿体無きこと。
[>>284何故夜まで日傘をさしているのかは判らない。 他人の目から身を隠しているようにすら見える。 白い、ぼやけた傘を端目に。
貧民街の方へと聞けば、破格物件なのだろうと察し。]
成程、貴方の「ファン」か。 贈りものにしては、妙な細工のようですね。
[既に隠れた其れがなんであるか、までは図れていなかったが。]
(288) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
[背後で気配が動くたびに、ぴくりと体が揺れる。 腕が使えず、足の自由も限られた身では、 いくら体格差があれど抵抗らしい抵抗はできない。 素直に従えば、乱暴には扱われないのだろう。 それはきっとここに運ばれて来るまでも同じ。 眠っていたとはいえ、左肩以外に体の痛みはない。 ベッドに寝かされていることといい、丁寧に扱われている。
――きっと、彼に愛されているから、なのだろう。
片目の分だけしかない視界の端で、 口元を拭おうとする手を捉える>>+69 しかしそれは自らの言葉を聞くと同時に止まる]
(まずかったか)
[言葉を間違えたと気付くのはその時。 ピリッと空気が張り詰め、浮かんだ汗が落ちた。 恐る恐る顔だけで振り返る]
(+76) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
[一呼吸置いた後、恐ろしく落ち着いた声音でそれ告げられた>>+70]
それは………
[今度はこちらが口を噤む。否定はできない。 自分は彼を愛していないから。 より強く想っている人が別にいるから。 彼からの告白を受けたとして、受け入れる可能性は0。 告げられて、気まずさ故に燐蛍亭に近寄らなくなることも想像に難くない。 ――いや、恐らくそうなっていただろう]
……――それは、その通りだろうな。
[目を伏せて、答える。 彼にとっての一番が"あのまま"だっただろう。 けれど、自分は間違ったことをした覚えなどない]
(+77) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
失恋はそうやって乗り越えていくものだろう? 自分の好意を押し付ける事を、愛とは呼べない。
[「失恋」だと、叶わぬ恋なのだと敢えて言葉にする。 自分が描いた未来は、彼にとっては痛みを伴うもの>>+71 しかし彼が選んだこの状況は、あまりに男をないがしろにしている。 ただの独り善がり、ただのわがまま。 愛していると言いつつも、優先されているのはフロライトの都合だ。
それに続く脅迫とも取れる言葉>>+72は、まさに恐れていた事態。 平然と言い切ったあまりにも綺麗な笑みに、 こみ上げるのは苛立ちと怒り]
(+78) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
――この状況のどこに俺の意思がある? 君は俺を手元に置いて安心かも知れない。 けどな、俺の幸せは、どう考えたってここには無い。
[芋虫のようにベッドの上で横になったまま、睨む。 暗い部屋、恐らくは燐蛍亭の建物内の一室だろうが、 自分がどこにいるかはわからない。 自分の幸せは、ここではなくあの新居にある。
そこまで言うと一度深く息を吸い、幾分か落ち着いて口調で]
好意自体はうれしいよ、ありがとう。 でも、お願いだ、乗り越えてくれ。 ……――君にはきっと、俺よりもいい人がいるはずだ。
[聞き様によっては、残酷とも受け取れる提案を*]
(+79) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
いえ、 この真ん中の部分にもう一枚あったんですよ。 昨日までは貼られていた気がするんですがねぇ
あまりにも似ていないので、苦情とサインを。
[>>287告げた所で、得た感想に苦笑を浮かべ。]
絵師が元から腕が悪いのか、 公僕らがこういう顔つきに描けと言ったかは、判らないけど。 数年経てば小銭は稼げるんでしょうか。
[冗句と共に、其処からついと視線を離し。 朱から黑に近くなった街、豪邸の前を過ぎ去って、 彼の云う貧民街へと差し掛かれば、物乞いの声も聞こえた。]
……ジルベールが女の子じゃなくて良かったと思いますよ。
[女の一人歩きには、向かない区域だ。]
(289) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
/* ソロル回すかどうするかなー ネタはあるけど、蛇足っぽい気もする。
そうだ、誰がこっちに来るかな。 オルエッタ[[who]]とか?
(-245) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
―朝 自宅―
[日が昇った頃だっただろうか、その瞳が開かれたのは。 そういえば昨日は寝巻きに着替えずそのまま眠ってしまったんだ。]
――…………?
[――体が変に冷たい。 ちゃんと布団の中で寝てたはずなのに、ちゃんと服を着て寝ていたはずなのに。 風邪を引いてしまったのだろうか。この時期に、風邪は引きたくなかったのだけれど。 まるで、誰かがかけなおしてくれたような布団の中から出てくれば、ぱたりと手の甲に雫が落ちて]
……なにこれ
[手の甲に落ちたのは白濁の雫。 こんなものをつけて眠った覚えはない。 ――自分が眠っている間に誰かが入って悪戯でもしたのだろうか。 ベッドから見える範囲では、特に何も荒らされていない]
(290) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
(……気味が悪い、な)
[ベッドから立ち上がり浴室へと向かう。 髪に付いているであろう液体を洗い流したい。 代わりの服を用意して、浴室の中へと入った。
――髪に付着した白濁の雫が、浴室に残されたものと同じものだと気付かずに**]
(291) 2014/12/11(Thu) 21時半頃
|
|
/* 0ではない辺りが。
(-246) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
[ひりつくような熱に苛まれる自身とは裏腹に、 触れる指は優しく子どもに触れる仕草。>>285
我が身の浅ましさを突きつけられたようで、 問いかけに、ぎゅっと目を瞑って小さく首を横に振る。
小さな子どもでも、きっともっとましな受け答えが出来るはず。 ひどく惨めで、唇を噛んだ。]
(292) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
[血を拭うよりも、傷を癒すよりも、 この身に埋め込まれた悪熱を散らしてほしいのに。
立てさせられた膝に、また体の奥でずるりと 異質な存在が角度を変える。 ひくりと震えた喉はとっくに乾ききっていた。
消毒液の匂いと沁みる傷口が 異常な熱を持て余す己を責めているようで 息が苦しくなる。 素肌の上を包帯と他人の体温が包んで、 何もかもが当たり前の顔をしてそこに在るのに、 自分だけが異質なまま。]
(293) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
― 住宅街 ― [空から、ふと思うは 宝石商に見初められた暁の娘。 彼女は空から見下ろしたのだろうか、そんなことを]
――それは、ぜひ。 見てみたいものだ。 残念なこと。
[怪盗と、同じ視点は愉快であろう。 ――弟子が追い求めた、困った男のように。
くるり、日傘は傾いた。 まったく、夜には不似合いだ。 貧民街のほうへと向かうその歩みに澱みは無い]
「ファン」 か。
[否、それとも違う。違う。違うものだ。 わからない。――それとも。]
まったくもって。 ――悪趣味だ。
[集音と記録。再生。内容は告げられない。飲み込む秘密。]
(294) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
マニュエルこれるのか、これ…
すごい悩んでるんだよねえ 48h+48hお待ちして何もなかったら監禁どころではないと思うのん とりあえず3d中は様子みるけど、 なにもなかったら流石に、うん…。
(-247) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
[――それとも。 分からないと、言い聞かせているだけなのか]
(*33) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
それこそ「ファン」の仕業では?
[首を傾ぎ、問うように。]
どちらも、かもしれないな。 誰も信じては居ないだろう。
sevenと聞いて、黄色い声も上がるのだから。
――商売の腕次第かな。
[冗句には冗句。 進めば街灯は少なくなる。 物乞いの声も慣れた様子で]
雇い主の指示と選択だ。 冬将軍なりに考えているさ。
もっとも、レディ相手に風がすぐ温むとも思えないけれど。
[凍てつく湖水の辛辣に合わせた辛辣。 常の愉快を持ち上げて、 それから何の理由か、ふ、と飲み込まれた。
つと、指差す先、赤く焼ける闇がある。]
あちらの方――だが、……騒がしい。
(295) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
ー→宵闇・警察女子寮ー
[あれから山盛りおかわりどんとこい!な書類整理が終わり一息つけばもうとっくの昔に日が暮れて 同僚のアオイが警部に寮まで送ってもらうのでアイリをよろしく!とさっさと警部の首根っこをひっ捕まえて去って行ったのでアイリに声をかけて蒸気バイクで2人乗り+胸元に1匹お姫様
何故か後ろの席のアイリに仕方なくなんだから勘違いしないでよねとか叫ばれた。解せぬ 2人乗りで送り届ければ先に帰っていたアオイと共に夕飯に誘われ 丁度子猫のミルクも与えたいと思っていたので了承する
温かい鍋を3人でつつきながら考えるのは最後に処理した書類 死体――桔梗色の髪の娘の名前が判明し、それが『怪盗の模倣犯』の妹であった事
自分の知らない所でどんどん事態は動く されどこの時自分は呑気にもジルベールが燈写館で語った 家族を、兄弟を大切にしていた話を思い出していた 怪盗に疑われ、そして妹が死んでしまいさぞ辛いだろうなぁと
黙っている自分を不審に思ったのかアイリがカッターシャツの袖を引っ張る この時クレースは脱いで横に畳んでいたインバネスコートに顔をふんふんと押しつけていて 彼女の顔を見てふと、骨董屋の店主との会話を思い出し 彼女にこう尋ねた]
(296) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
なぁ、アイリ――俺に彼女紹介してくれない?
いやぁ馴染みの骨董屋の店主に純粋やら何やら言われちゃってさ 流石にこの年になって付き合った女性がいないってのも、ね これからは酒もほぼやめるからそこそこ稼ぎもあるし、貯蓄もできるし お前の紹介する女性ならきっといい子だろうと思うからさ ……アイリ?
[返事の代わりに、若き新米刑事に特大のモミジが右頬に咲いたのは言うまでもない]
(297) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
ー→燐蛍亭ー
いったたたたた……なんだよもうアイリの奴
[あの後半泣き状態で罵倒され、クレースを抱きかかえ這う這うの体でアイリとアオイの部屋を飛び出した 頬には真っ赤な紅葉さん。コートを置いてきてしまい、仕舞ったと思ったが後の祭り――怒り狂った女子2人の部屋に戻るのは無理です無理無理
タオルでクレースを包んでジャケットの中に入れ抱きかかえながら蒸気バイクを運転していれば、ちらりと道中見えるのは街はずれの一軒家 そこにアンダンテは1人いるのだろうか]
……さみしく、ないのかな
[ぽつり告げれば無性に兄として慕うフロライトに会いたくなり、燐蛍亭へと歩みを進めた、が]
え、いない!? あちゃー…タイミング悪かったなぁ
[店じまいをしようとしたセルマに今日は午後から不在であると告げられ、がっくり肩を落とす 右頬の特大の紅葉を見て手当てするから少しだけ待ってなさいと言われて湿布を貼って貰い――経緯を説明したら脳天にチョップが降ってきた おんなのひとこわい
胸に手を当てて考えな!と追い出され 首をひねったが――やっぱり考えつかないのであった]
(298) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
/* こ れ は ひ ど い
アイリさんかわいそう(ほろり
(-249) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
/* あいりかわいそうwww
(-250) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
/* 今日は多分グリアンが落ちるかな…? しかしジョシュきて良かったけどマニュ君心配だねぇ
(-251) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
―先の話/路地裏―
[咽び鳴く声に惹かれるのは、金の花束を持つ男か。或いは服すら剥ごうとする物乞いか。>>263
表通りから戻った赤猫は、みゃあと鳴いてジルベールを探す。
空気に含む僅かな血の匂いを辿って。]
(-252) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
― 住宅街 ―
機あれば、いつか。
[>>294もうこの街に戻らぬと決めた癖して。
「ファン」なら。 花束でも贈る可きだろう。 普通であるのならば。
悪趣味の意味は機器の本質知らずとも 妙なものを押し付けて来た、 それだけで客観的には悪趣味にも思える。]
…ふぅむ。 こんな顔だと思われて持ってかれるのは、 なんとも癪ですがねぇ
[>>295自賛する訳でもないが。 分厚い眼鏡の奥の目も、覗いている口の形も、 親知らぬ貧しい生まれの割に整っている、と思う。 やはり唯の自賛だった。]
……冬将軍、 えぇと、写真屋のご主人のこと?
[話の前後を考えるのならば、そうなるが。 して、示された方角。 まだ沈下の届ききらぬ一軒に、目を瞬かせた。]
(299) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
[姿を見付けても、暫くは物陰に潜んで様子を見やる。
赤猫の手は小さくて。
その口を塞ごうものなら知られてしまう。
赤猫の声は高くて。
声を紡ごうものなら知られてしまう。]
(-253) 2014/12/11(Thu) 22時頃
|
|
[彼の貞節を言外に問う男。 恋人の熱に唆されて、創の手当てをする指が、 らしからず震えたことに、きっと彼は気付かない。
自らの惨めを責めるに忙しいのだ。 穢れを浴びて、汚れを帯びて、欲を抱える姿。
それは、溜息が零れるほど、己を満たしてくれる光景だった。]
(-254) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
……どう見てもKokko……いえ、 キャンプファイヤーには思えませんねえ
[悪魔を遠ざける焚き火が捨てた郷で炊かれるのは、 1年で一番夜が短い日。 他人に馴染み無き響きを捨て置き、 一般的な単語で飾ってから、怪訝そうに。]
あの……まさかとは思うんですが。 今燃えている家って、
[偽怪盗のレッテルを貼られたことと、火事。 何がどうつながるのか、全く分からず。見を問う。]
(300) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[小さな創にはガーゼを張りつけ、テーピング。 大きく裂けた下腿の創には包帯を巻いて縛った。 中心だけでなく、彼の足には創の熱も篭る。>>292]
―――…これで、暫くは良いだろう。 燈写館にも傷薬はある、立てるか?アンジー。
[事故のように手背で内股を擽ってから、 彼の下穿を整え、釦を留めた。 それだけの些細な所作であるのに、 男が掛けた精神力たるや、彼は到底知りえぬ深度を持つ。
差し出した片手は大きく、 彼の五指が紅葉の其れと酷似していたころから変わらない。
あの頃から何一つ、ただ一つ。
彼に向ける想いも眼差しも、何一つ変わらぬまま。>>293]
(301) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* まだ燃えてる……?
(-255) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[冷えた湖水に間近で見つめられ、 己の醜態に何度も羞恥と後悔が押し寄せる。
おそらく、この先、燈写館へと足を運ぶことは無くなるだろう。 グリフィンの顔を見れば、否応なしに思い出してしまう、 この有様を。
ただ、今は彼の助けがなければどうしようもない袋小路の状態。 堪えきれなかった声と、飲み込めなかった息が時々唇の端から零れる。
平然とした彼の表情が、一層、自身の異常さを突きつけて、 気が狂いそうになる。]
(302) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[慰めているつもりなのか、時々視線が合うたびに、 湖水の瞳が僅かに撓む。]
(そういえば――)
[最初にグリフィンと出会った時に、 湖水色の双眸で見つめられたのを覚えている。 抱き上げられて、間近で覗き込んだ。
片方、失われたのは、いつからだったろう。
現実逃避のように、ぼうっと湖水を見つめる。 蒸気の街では探し出すことさえも難しい、澄んだ色。]
(303) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[誘いを起こせば、彼をサルベージして、軽い身を引率。
外には夜の帳が落ちていた。 もはや、黄昏時も遠く、影も伸びない。
脚を踏み出す先は牙城、空を貫く尖り屋根。 彼を気遣う素振りで、人の多い表通りではなく、路地に入った。
身を切る北風が、乾燥を誘うのに、熱は燻り続ける。 彼の中に、己の中に。]
――――…?
[不意に思案を断ち切り投げられた声。見れば夜に浮く憲兵二人組。 アーロゲント氏だな、と呼び止められて、彼の手を引く男は脚を止めた。
事情聴取の為に探していたと告げられ、罪など知らぬ男は首を捻る。]
(304) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* juhannus?
(-256) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[己を咎めるものなど、誰ひとり居まい。 己の罪は罪足りえず、正統な断罪であった。
傍らに隠す恋人への狼藉、万死に値しても、 自身が法に裁かれるとはまるで考えぬ顔。]
(-257) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* フィンランドか
(-258) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[耳を傾ければ、雇う従業員についての聞き込みらしい。 なんでも、怪盗紳士の嫌疑が掛かっているだとか。
冗句にしても、見る眼の無い税金泥棒に侮蔑色を隠して、 嘆息混じりに腰の鍵束を外し、アングイスへと押し付けた。]
少し長くなりそうだ、悪いが先に行ってくれ。 ―――金の一番長い鍵で開く。
[ジャランと銀輪に通された十を越える鍵の群れ。 中でも一頭目立つ金色が、己の城を開門させる一本であった。]
(305) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[彼を解放に導く鍵も同じく下げられていたが、 気付くには至らぬ小さな翡翠色の鍵。
喜劇めいて、ゲーティアの小鍵然と音を立てた。*]
(-259) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
――…。
[不意に内腿を掠めた手の温度に、背筋が震える。 腰の奥で妖しく熱がざわめいて、声も出ない。
頷く代わりに、差し出された手を取るのがやっとのこと。>>301]
(306) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* アンジーと喋っているとどんどん元気になる現金な俺です。 嗚呼、やっぱり可愛いなぁ。
ダフネの吐瀉ロルも眼福で癒される。 週末はゆっくりしたいものだ!
(-260) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* グリフィンとアングイスが来そうかなと思いつつ、 マニュエル大丈夫だろうか。
(-261) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
― 住宅街 >>299―
[――答えには紫水晶の双眸を細める。 この街を出るなら戻ってこないであろうが。
花はあった。 咽喉奥に口腔に詰め込まれた白。 自身の口元の辺りに手をやって。]
その顔と信じては居ないと思うよ? 想像の余地は広いほうが豊かになる。
[くすくすと、笑みを含ませた。 怪盗の自負と自賛は、 相応のものであろう。]
そう。冬将軍。
[しかし、それは、そこで途切れて。]
(307) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[耳慣れぬ言葉は遠い国の言葉。 瞬きの後に視線を怪盗に向けるが 問いに答えるが先]
……紹介した家に相違ない。
冬は乾くが、 よく燃える――なんて、
[流石に、困惑交じりであった。]
(308) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
[大きな手に捕まり、やっとの思いで歩く。 体内から責め苛む感触は止むことはなかったけれど、 痛む傷が僅かに意識を逸らすことを許してくれた。
火事騒ぎと、怪盗が捕まったのだ、模倣犯だと騒ぐ通行人たちは 誰も自分に頓着などしない。 それがわずかに安堵を呼んで、 大柄なグリフィンの影に隠れるようにして歩いた。
それでも震えを抑えきれない肩や声に、気を遣われて路地へと入る。>>304 荒くなる息をかみ殺して、どれほどか進んだ道行き。 足を止めさせたのは憲兵の声だった。]
(309) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
こんばんわ。
[お客さんはいるかな、テオにぃは居るかなって。 様子を伺って。]
(310) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* マニュエルぅぅううぅ 大丈夫かあああ
(-262) 2014/12/11(Thu) 22時半頃
|
|
/* あのね、あのね。
今年は2014年です…………_(:3」∠)_
(-263) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
[事情聴取と聞かされても、 目の前のグリフィンと犯罪が結びつかず不安げに彼を見上げる。
渡された鍵束と彼の顔を困惑して見比べたけれど、>>305 とても誰かと一緒にいられるような状態でないのは確かで 彼の言葉に素直に従った。]
はい…。
[鍵束を手に、体を小さく丸めて逃げるように燈写館への道を進む。]
(311) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―大学→商店街―
[大学へ行き家のこともあるので暫く休むかもしれない、詳しく決まったらまた連絡をすると告げ。 帰り際に先日助けた女学生>>1:18が有難うございました、と伝えてきた]
「それで…あの、グラディス先生から連絡は無かったのでしょうか?今日いらっしゃっていないみたいなので…」
[そんな話は聞いていないが、真面目で優しいと評判のあの先生が無断欠勤というのもおかしな話。 不思議に思いながらも首を振り、彼女と別れもう一度商店街へと足を運ぶ]
(312) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―燈写館― [かたかたと震える手で金色の鍵を選び、 写真師の城へと逃げ込む。
うっすらと汗を浮かべて蹲り、 早くグリフィンが戻ってきてくれるよう、 そればかりを願った。]
(313) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
隠されているからこそ、覗きたくなるんでしょうね。 そして想像するのは自由だ。
[>>307まるで、花が綴じ込められていたことを 示唆するような物言い。 実際は、実在はするが顔が知れない人物を、 他人がどう頭を働かせ、思い描くかという意味合いであったのだが
冬将軍の話題は打ち切られたが、 本人を見たからというわけでは無かった。 寒空を彩る朱が、冬を忘れさせた]
………うわぁ
[目が合い、胡乱さを隠さず。 して、零れた言に>>308頬が自然と引き攣った。]
(314) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―回想、朝の薬屋にて。 [テオドールが店へと入ったのを追って、薬屋へと入る。 これまでどこに出掛けていたかは、答えることはないだろう。]
今日もよろしく頼むねぇ 昨日と同じで…幾つか新しい薬があるから、並べて置いて欲しいなぁ。
お昼かい? 何かあったかなぁ…
[彼が呟いた声を拾えば、一人貯蔵庫の中身へ思いを向ける 何かあれば作れるかな、とか考えつつ。]
うん、りょーかい。
[と、そうしていれば彼は店の前を掃除してくれると。 気のきく従業員だなぁなんて再び頬を緩ませる。 小さく聞こえたくしゃみに、暖かい紅茶でも淹れようかなどと思いつつ。]
(315) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―昼 そりゃあ、勿論。 味は保証はできないけどねぇ
[掃除を終えて戻った彼に湯気のたつ紅茶を盆にのせて、カウンターへついた 問われれば、くすりと笑って。 食べさせた人がいないから、他人の味覚からの保証は出来ない、という意味ではあるが、どうとられただろうか。]
お昼、作るけど…食べるかい?
[自分だけなら一人分。 彼が食べてくれるというなら、二人分。 材料を運んで台所へ向かうだろう]
(316) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
今日はまた一段と風が強いですからねぇ……。 朝まで消えないかも、
………まさか中に閉じ込められているなんて事は、
[確かめるにも入るわけにはいかないだろう。]
(317) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
/* きたやっほう
(-264) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
就業契約証は商会に写しを出した。 改竄を疑うなら、其方を当る方が信憑性が在る。 それ以上のことは知らないが、―――ふむ、模倣犯か。
[悪戯目的、異人の狂言と言う落し処か。>>233 やはり、浮浪者と変わりありませんよ。と、 仕事を増やす余所者へ、刑事の言葉は冷たい。
その場を離れる彼の背中にも貧困への差別言葉が聞こえるだろう。 貧しいものは皆卑しい。手癖も悪く、品もない。 刑事の熱弁は増えた仕事に対する八つ当たりだ。
しかし、後ろめたさを抱える者には鉛弾より重く響く。>>311]
(318) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
[燈写館は赤い尖り屋根。 彼が初めて親御と共に訪れた時から聳えている。 赤い先端に彼の背が近付いても、未だ遠い。
締め切られた店の門戸は鍵の回転に容易く錠を上げるが、 貴重品も多い店内で、明りを探すのは難しい。
光源は窓から差し込む透明な月明かりのみ。 丁度、照らすのは壁に掛けられた幸福の肖像。 教会に飾られる宗教絵画よりも、厳かに煌いていた。
――――優しい母が、父が、無垢なる彼の眸が、 欲に絡め取られた浅ましく罪深い姿を、見下ろしている。]
(-265) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
/* よかったマニュ君きた!!
(-266) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
「いやぁー、ジョシュアさん!」
[背後から声を掛けてきたのは、晴れ晴れとした顔の刑事だった。 何でしょう、と脚を止める]
「捕まえました、捕まえましたよ怪盗seven……の、模倣犯!」
[すぅ、と目を細め。]
そうですか。お疲れ様です。
[自分でも驚くほど、底冷えした声だった。 とりあえず派出所までと言われたので、その刑事を先に向かわせ自分もそこへ行こうと歩きだす]
(319) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
[寒い外から帰ってきた彼に差し出した紅茶。 至って普通、なのだけれど。
彼が気づくはずのない不純物が一滴。]*
(-267) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
[土台、それもあのゴシップ紙が煽るから――、と続く声。 事情聴取の相手ではなく、愚痴を大義名分背負って、 浴びせる相手を探していたようだ。
男は億劫気を隠さずに、息を吐き、 暫し、瑣末に過ぎる話へと耳を傾けた。*]
(320) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―――…しかし、そうか。 彼は良く働いてくれると思っていたが、ケチが付くか。
[漏らした独り言は冷たい独白。 男は甘さも優しさも欠片も持たず、己の顎を指でなぞる。]
………見込み違いか、残念だ。
[斬り捨てるよう呟いた言葉は、風が浚った。 舞った行き先を見守るように、野良猫がにゃあ。と鳴いた気がした。*]
(*34) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
ー閑話:とある指名手配のチラシについてー
[警部は激怒した なぜなら揃いも揃って派出所の面々は――美術が壊滅的だったのだ]
「お前ら人の顔1つまともに書けんのか!!」
[証言1:みつあみ眼鏡の婦警さん 『私はデフォルメしか書けません。こう…ほら』 そこには目がきらきらしたお耽美な画があった どう見ても漫画チックである]
[証言2:異邦人の婦警さん 『うちの絵?えっと…これやけど』 そこにはモンスターがいた 後に警部はあれは人ではないと証言したという]
[証言3:飲兵衛新米刑事 『植物なら書けるんですけど、人物……?』 これが一番まし、だけど……まぁ出来はお察し下さい]
「ええええいもういい!わしが書く!!!」
[そして出来上がったものは――警部の心情を反映してか大層凶悪なものになったという>>0:990*]
(321) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
/* マニュエルさんもいらっしゃたー! 良かったー!ご無事で何よりだぁ、お疲れ様です!お疲れ様です!
(-268) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―――、……
ああ、そうとも。 秘すれば花なりとも、謂うが。
[>>314 一拍、遅れて。 言葉の取りようは、人次第。 引っ掛かりがあれば、なおの事。]
――、これは、なんとも
[引き攣る怪盗の頬、 ダフネドラは自身のこめかみの辺りに指を添え]
(322) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―貧民街―
[消火活動は完了していなかったよう。 未だ燃える建物を見て、囁きあう男が二人。
少々の手を赤猫が加えたが、元は彼等を含む複数の男性達による、恋の復讐の為の放火。]
(*35) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
・・・ (だれだ? 一体)
(*36) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
/* まだ気付かれていないことに驚愕する写真師。
天然ダフネ可愛い。流石我等の街のアイドル。 しかし、ストーキングはまだまだ続くよ!
(-269) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―テオドールが外にいる間 [懐から取り出したのは、小さな小瓶。 液体化させた、成長を止めるための薬。
永遠に、その美しく愛しい彼を、そのまま。]
…ふふ、…僕のものに。
[やっと見つけた、アクアマリン。 その輝きも、そこに映るものも
全部]
…愛しいキミを、渡したくないから。ね
[ぽたり、一滴。 その中身を綺麗なオレンジへと混ぜる。*]
(*37) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
[主のいない店内は静まり返り、聞こえるのは時を刻む針の音ばかり。 明かりを灯すだけの余力もないまま、ぺたりと座り込む。
窓から差し込む月明かりだけが光源らしい光源で、 ふとそれを見上げた瞬間、瞳は凍りついた。
写真館の壁。 幼い自分が笑っている。 愛しそうに微笑む若い父母の姿。
初めての家族写真。 幸せで――
その幸せを取り戻そうと、自分を売ろうとした。
売ろうとしたこの身は、 おぞましい仕打ちに口には出せぬ熱を抱えたまま―― 今もその熱を身の裡に抱え続けたまま。]
(323) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
[燃える。もえる。
火のついた赤猫は、確かにアパートの中に放られたのだ。**]
(*38) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―Aphrodite― [派出所へ行く前にと、店を見る。 どうやら店主は不在のようで、表口にも裏口にも複雑な鍵が掛かっていた。 一般の市民が付けるには難があるそれは、怪盗故のものと今なら分かる。 居ない内に商店街の鍵師を呼びつける。アリウッド家としても世話になっている、腕の立つ者だ]
怪盗騒ぎがあって不安になってしまって。 これと全く同じ鍵を作って頂けませんか?
[そう言って、裏口の鍵を指差す。 突然の依頼と内容に少し戸惑ったようだったが、鍵の値段を差し引いても割高な報酬で口を噤み、仕事に戻っていく]
…ごめんなさい。
[小さく、呟き。 裏口に置かれたのは、蒸気烟る錆色の街に合わぬ、街を覆う黄昏よりも赤く紅いポインセチアの鉢植えと]
(-270) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―夜明けの街―
――……ふぁ、ぁ……、あー……、
[――長く長く、大あくび。 目が冴えて眠れずに、図書館から借り出した本の頁を繰っていたら。 結局、一睡もせずに夜明けを迎えてしまっていた。 流石に眠気も出てきたが、ここで眠ればそれが最後。今日の講義を寝過ごすことは疑いない。 そんなわけで、早朝の寒気を眠気覚まし代わりにと、未だまどろむ街を散歩ついでに]
……?
[――朝日、だろうか。いや、それにしては方角が]
火事……かな。
[前夜から燃え続けていた火事(>>317)の残り火とは、さすがに知らねども。 朝焼けのように空を彩る紅は、徹夜明けの瞳には眩しくて、目を細めた]
(324) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
…あ、
[視界が歪んだ。]
嫌だ…。
[涙腺が決壊する。]
(325) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
ごめん、なさ…ぃ
[家族の幸福を、今の己自身が他の何よりも穢している。
それが許せなくて、悲しくて、
寂しくて、ひどく寒い。]
(326) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
「模倣犯だなんて、質が悪いです。 怪盗sevenの名を貶めようとしているのでしょうか。 許せませんね。私は、貴方を応援していますからね。
貴方のファン」
[鉢植えの下に隠すように置かれた手紙が、一通。]
(-271) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
/* とても申し訳ないです… 予定表を一週間見間違えるというアホをやらかしておりましてとても忙しいのです…
(-272) 2014/12/11(Thu) 23時頃
|
|
―住宅街―
[少し、思考の間があった。]
――「Seven」が「死んだ」という 話は聞いていない。「模倣犯」も然りだ。
坊やが「模倣犯」というのなら、 警察に、引き渡されていると
そう、思うが。
[それにしても、――不可解な、話である。]
(327) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
ダフネドラは、――つと、視線を横に流し。
2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
[囁く2人の男たちを、 見て、いた。>>*35]
(*39) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
―派出所前―
…はぁ。そうですか。
[派出所へ来てみれば、模倣犯と言われた人物は証拠不十分で釈放されたようだった。 あまりの幕引きに間抜けな声も出る。]
分かりました。大変でしょうけど… では、引き続きよろしくお願いします。
[無責任な言葉と共に頭を下げ、派出所を後にする。 仕事の増えた警部>>321の胃と怒りがどうなっているかは、考えたくもなかった。 ただ、ストレスの捌け口となる者達へ心中で手を合わせ**]
(328) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
/* 時間軸迷子!時間軸迷子!
(-273) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
花、ねぇ。 最後の獲物を奪う日は―――
[>>322ふと思い至ったのは、「花」。 店主の髪に預けられた一輪を、横目で見て。]
コサージュ、白の色合いですと 店にどれだけありますか? [花、雪。 流石に降らせる程の揃えは無かろうと踏んで
それなら明日にでも別の街に買い出しに行くか。 本物の花では、靴に踏みにじられてしまう。 空から雪のように舞う大輪。
なに、現実逃避して思考を慰めているだけ。]
(329) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[だから。 レディの魔法が解けた今、わたしは靴磨きの少年に扮していた。
チークの代わりに靴墨を付ける。 磨き布の代わりに三筒の銃を持つ。
赤い靴はおうちでお留守番。
そう、わたしのおうちはあの暗い下水道で――うぅん、違う。]
(-274) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
― 燈写館 ―
[憲兵の愚痴は早々に切り上げた。 非生産的な会話に裂く時間は無駄でしかない。
夜道を大股で渡り、木枯らしと共に燈写館へ戻れば、 己の領域に彼の背中が見えて、淡く口元を綻ばせた。 祈るように肖像を見上げる彼は痛々しくも美しい。>>323
コツ、と革靴が床を叩き、忍び寄る気配を教える。 されど、両腕を伸ばしたのは彼が振り返る前。 傷付いた背中を咄嗟に包んだ人肌は、一瞬の錯覚を呼ぶ。
病んだ父の包む腕に似て、抱き上げた写真師の腕に似て。
けれど、どちらのものでも無いと至らせるのは、次の行動が故。 彼の知る父も、写真師も、首裏に熱い唇など押し付けない。]
(-275) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[柔らかく抱きしめた体温は、彼の咎を脅かす。 胸に回った掌が、闇の中で鳩尾までを下り、 彼の臀部に押し付けた腰は明らかな熱を兆している。
淫らな彼の本性を揺さぶる熱量が、 彼の皮を暴いて、真実を求めていた。>>325>>326
抵抗されても構わなかった。 厭だと悪漢を払うように拒絶されても。 ―――だが、果たして彼にそんなことが出来るだろうか。
首裏を探るキスは熱く、毛先を揺らす吐息は欲情に塗れる。
即ち、知れぬ背後の熱は、彼の浅ましきを許し、 解放に導く、悪魔の誘いであった。]
(-276) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
――相応しい日を?
[と、怪盗の横顔を見やる。 花、開く花、 閉じる花、散らす花。秘する花――]
白の?他の色よりは種類もある。 とはいえなにせ手遊びだからな。
[十数種、白い指を折って見せるけれども 怪盗の望む数には至るまい。
冬は深い。蒸気に炙られ溶ける前に 降り積もる雪は在るだろうか。]
(330) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
……成程。 それがわかっただけでも安心しました。
野宿より、寒さを凌げる屋根と 臭い飯を食べる方がよほど温かい。
それこそ、冬将軍が引き取ってくれそうですね。
[>>327見解に、それは確かにと頷く。 こほ、と咳をひとつして。]
幾らこの姿で追われてないにしても、 警官に近づくことは憚れますからねぇ。
風邪が悪化してもいけないんで、今日は帰ります。 足労かけて申し訳ない。
[そう締めくくり、怪盗は散髪屋を目指すことにする。 途中、骨董屋の前で店主と別れ、辞儀ひとつ*]
(331) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
ー夜:自宅ー
今日は色々あったなぁ…あいっててて……
[切っ掛けはそう、同僚に彼女候補を紹介してもらおうと話しかけた所
この鈍感!ばか!!とアイリには平手打ちされ 女心を勉強しろ!とセルマに雷落とされ でもまぁ、クレースの猫用品が揃ったのは行幸か それに――]
アンダンテ、か
[街中で出会い、話した彼女 柔らかな杏色の髪を持つ少女の自動機械人形(オートマタ)を思い出す 母によく似たかんばせの。その声も、どこかそう感じる ときどき見かけた事はあったけれど――実際話せば益々郷愁は募る]
母さん
[写真の中の母は、自分と父と共に幸せそうに笑っている と、にぁにぁと猫用の籠に降ろした子猫のお姫様が自分を呼ぶ]
(332) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
どうした? ふわふわであったかいぞー?さっきミルクはあげたんだけどな 排泄も済ませたのに……あ
[もしかして、と絹の毛布で包んで懐に抱きあげれば ぴたり、鳴き声はやんで]
あはは、お前寂しかったのか? 一緒だな。俺もずっと、淋しかった
[呟けばぎゅっと仔猫を抱きつぶさない位に優しく抱きしめる そうだ、自分はさみしかったのだ ずっとずっと、4年間ずっと
温かい家族の家が、欲しかったのだ]
(333) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
……ぁ
[ぽたり、ぽたり
夢が、涙に歪み 寂しい影はそのまま自分を取り巻く世界になる それが当たり前なんだと甘受して生きてきた でも本当は]
寂しかったんだ、さみしかったんだよ とぉさん、かぁさん。俺は
[胸元の心を包む温かさ 抱きしめた命は柔らかく儚く、されど美しい
夜泣きをしない猫の子。今日はとかく、眠りたかった だから――薬の分量、無視をして
2粒目に手を伸ばす
その日、夢を見た 夢の中の自分は――*]
(334) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
聖夜の日は、やはり雪が降らないと―― そう思いまして。
[>>330ふ、ふと軽く笑って。 女工が百人詰めている工場とは違う。確かに。]
ですが、出来栄えは美しいですよね。 「当たり」用にあるだけ買わせて頂いても?
また寄らせて頂きますよぅ。
[蒸気気球から降る花の結晶を想像して。 ―――捕まらぬつもりで、いる*]
(335) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
/* >>333 ぶわってなった。 コンちゃんの寂寥感って本当に胸に迫るなぁ。
(-277) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[視線に気付いた男がもう1人の袖を引く。>>*39
出で立ちから分かる骨董屋と散髪屋の組み合わせは、異常に見える。
行こうぜと、見物は解散の運びに。]
(*40) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
そうだろうとも。
[けれど、下水道にはねこがすんでいる。 世間の眼は、厳しくて。]
――さて、 冬将軍は氷点下だからな。
[呟く声に、乗るいろは。 >>331 毀れた咳に、じいと眼鏡の奥、 金の眸を見るようにして。]
同感だ、 用心に越したことは無い。 ミスタが捕まるのは、つまらない。
風邪、か。
[手の甲で、悪戯に怪盗の頬をさらりと撫でて]
気にせずともいい。 おやすみ、いつでもおいで。
[そう、別れたのであった。]
(336) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[わたしのおうちは、変わるの。
だからそこに、特別に連れて行ってあげる。
『家族ごっこ』の時間は短かった。 でも、ジルベールのおうちは確かにわたしと同じ場所だった。
ねぇ。 あなたのおうちは、帰る場所は――…]
(-278) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[>>335 成る程、と緩やかに眼を細む。 それは、さぞうつくしいだろう。]
ミスタの好きな花は? 「当たり」を用意しておこう。
[そんな風な、 夢を見るように。]
(337) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[いつだって、わたしのところでしょ?]
(-279) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
―追憶・睡りの中―
[記憶にない夢の中>>+39 薬は強力な蓋となり、現実を隔絶させる。 世界は動くのに、意識は泥のような微睡みの中。 足を絡め取られ、浮上することはかなわない]
(+80) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
― 夜・Aphrodite ―
[戻った頃には、すっかり夜の気配。 既に閉めている店の表戸も一応確認しておく。
金の蝶番、そのドアを飾るドアノブは 精巧で難解な鍵で組まれている。 中に潜む秘密を、まるごと閉じ込めて。
しかしそれは――この街の鍵師に作らせたもの。 所詮、ただ一人のその人物を懐柔すれば破れる箍。
不在の間に、何者かが金を積ませて合鍵を拵えたことなど 店主が識るわけも無きこと。]
そう、私が捕まると皆が落胆する。
[>>336つい先程別れ際に撫でられた頬を己が指でなぞり。 氷点下の人物がどうしても引き取りに向かわないのなら 変装して別の人物の顔で、開放を求めるか。 あまり気は進まないのだが。
そのまま裏口に回ってゆき、足を留めた。]
(338) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[指が触れる>>+27>>+28 深い深い意識の底で、テーブルに突っ伏したまま眠る自分がいた。 見上げれば、綺麗に微笑む愛しい人――ルクレースがいる。 何故いるのだろう。 首を傾げて数秒、思い至る。
―――そうか、この街で一緒に暮らすことになったのだ。
待ちに待った手紙が届いたのは××日のこと。 こちらに来たのはその手紙にあった■■日。 細かい数字は不思議と思い出せない。 しかし、彼女がいるなら、その数字に意味はない。 事実が全て。
"男はルクレースと一緒にこの街で暮らしている" ]
(+81) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
/* 拾いきれなくて、悔しい。 メルヒオルさんがイケメンでイケメンでもう…もうね…!
(-280) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[大きな音がする>>+29 それはルクレースが家具を移動させる音。 使いやすいように設置したつもりだったが、 どうやら彼女は気に入らないようで。 細い腕で、キッチンテーブルを引き摺っている。
彼女が動かすテーブルがキッチンのものなら、 自分が使っているテーブルはどこのものだろう。 買った記憶はないが、ルクレースがテーブルを移動させていることは事実。 まぁ、いいか。
何も自分が眠っている時に一人でやらなくても。 苦笑して席を立ち、彼女の元へ]
(+82) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[――さて、と。 離れる怪しげな男たちの方を見るは 紫の、双眸]
(*41) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
『今度、俺がやるよ』
[後ろから、右手で彼女の肩に触れて、微笑む。
――こんなに広い肩だっただろうか>>+30
しかし、その疑問は久しぶりに会ったから仕方ないのかもしれない。 一度瞬きをする間に、都合よく納得した。 触れても意地になって止まらない彼女に、後ろからしばしついて歩く。
根負けしたのか、しばらく経てば手を止めて>>+31、 こちらを見た彼女の顔は、困ったように笑っていた]
(+83) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[場面は様変わる。
二人きりの寝室で、一人で寝るには広いベッドで。 ルクレースと二人、寝転がって笑う。 再び指で髪を撫でながら>>+32、彼女は語りかける。
―――――ねぇ、クロッカスの花言葉は知ってるかしら?]
『ああ、知ってるよ、 だって君が一番好きだと言った花だから』
[そう、いつかの手紙に書かれていた。 春を待つ花、クロッカス。 その花言葉は――"貴方を待っています" ずっとずっと、待っていてくれたのだと。
そう答えれると、彼女は嬉しそうに腕に抱きつく。 足を彼女の白い足で絡め取られれば、それは甘い鎖に>>+33 ルクレースに囚われて、身動きはとれなくなった]
(+84) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[ぱたぱた、と涙の雫が落ちるのに任せ、 意識はぼうっと霞む。
どれほど待っていたのか、 その長短さえも分からなくなりかけた耳に、足音が響いた。
けれど、待ち人のそれではないのは、
背後から覆いかぶさり、首裏へと這わされた熱。
首裏へと誰かの唇が触れているのだと気がつくまで、数秒。
下肢へと押し付けられる感触に、血の気が引いた。]
(339) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
―昼頃・薬屋にて―
ふうん……。
[>>316そうなのかと、小さく頷く。 けして興味をなくした訳ではなく。
恐らく、自分と同じく一人暮らしの身。 どんな料理を作るのだろうとは、 気になってはいる。 何せ、滅多に自分は料理をしないのだから。]
いや、僕はパンがあるし……。 でも……あんたがいいなら、食べる。
[願っても無い提案に、こくりと頷く。 湯気のあがっている紅茶は、 悴んだ手をじんわりと温めてくれたし、 一口含めば、ほっと息をつく。
――それに何が入っているのか、青年は、知らぬまま*]
(340) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[薄い胸をなぞり、腹部へ回される手。 首筋にかかる熱い息は、情欲の色濃く 飲み込まされた異物を締め付ける己の体は、解放を求めて 甘く甘く鳴く。]
や、ぁあ、…!!
[涙が散った。 拒絶の意思を込めた腕が弱弱しく、相手の手を、体を叩く。 その度に体に燻る熱に苛まれて、息が上がる。]
(341) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[深い深い口付けを施すのは、愛しい人へ>>+33 珍しく積極的だと、舌を受け入れる。 それだけ彼女には寂しい思いをさせていたのかと、 愛しさがこみ上げる]
―――………ルクレース
[喉の奥、掠れた声で彼女の名を呼ぶ>>+34 呼応するように口付けは深くなった。 恥ずかしがっているのだろうか。 積極的な行動とは裏腹で、とても可愛らしい]
(+85) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[店主に答えたのは、>>337 白の花弁に雑じり、朱が空から咲くのもまた一興と。
ポインセチアを模したコサージュをつくれるかと。 告げた、ばかりで、]
………ポインセチア?
[その花が、今まさに裏口のドア前を陣取っている。 丁寧に、根を土に生やし、鉢植えの状態で。]
(342) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
「――――――愛しています。 ――――――貴方が欲しいのです。 ――――――…貴方だけが。」
[鼓膜を揺らすのは情熱的な告白>>+35 最後に、塞いでしまうような口付けをした。 言葉は奥に飲み込まれ、残るは唇の感覚のみ]
(+86) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[きっと、身を任せてしまえば楽になれる。 矜持も、思い出の中の優しさも幸せも踏みにじって。
悪魔が囁く。
快楽の抱擁を携えて。
手を離せば、瞬く間に飲み込まれる崖。
けれど、最後のひとつきりの抵抗。]
たすけて…
(343) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
[夢は忘れ去られ記憶の底。 薬はその強さ故に、幸福な夢を見せる。 現実など知らぬふり。 とても幸せな檻の中、外からの刺激がなくなれば、再び意識は黒一色に。
そして暗い朝を迎えた >>+40*]
(+87) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
…たすけて、グリフィン
[湖水を思いながら、小さくないた。*]
(344) 2014/12/11(Thu) 23時半頃
|
|
/* ぐうかわ。
なにこの、この…っ! きもいって殴ったって良いんじゃよ!酷くするだけです故!
(-281) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* ソロルたのしい✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
8連投!長い! でもやっと寝てる間のロルのお返しができたぞー!
(-282) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[此処で吐かれた謝罪なんて、知らない。 聞いていたのは、この花だけなのだから。
これはどんな趣向だろう。]
オルエッタ、……は、無いな。 [sevenの衣裳の代金かわりに、花を。 しかし鉢植えを贈る余裕があるのならば、 きっとチョコレエトでも買う金になっているはず、]
……君は迷子なの? 帰り道が判らない?
帰る場所なんて、示してあげられないよ。 君の家を、知らないのだから。
[鉢植えを抱き上げると、石畳に一通の封書が。 傍に鉢植えを置いて、その手紙を拾い上げる。]
(345) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[かさりと封を開き、中の便箋を広げる。 迷子を置き去りにした誰かの、]
「模倣犯だなんて、質が悪いです。 怪盗sevenの名を貶めようとしているのでしょうか。 許せませんね。私は、貴方を応援していますからね。
貴方のファン」
[だから、そう。 これは迷子であって、偶然この家に迷い込んだわけであって、]
(346) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
―ある路地で―
[馴れた道通れば自然 大通りから外れる性分。 追うのは別に、あったのだが。 ふと話す声が聞こえるに、立ち止まったのは偶々で。
見つけたのは、冬将軍の姿であった。>>320 壁に隠れ、長躯の気配を窺った。 耳を欹てる。
紫の眼の上、柳眉が寄る。 白い手で傘の柄を握り締め、傾ければ目許も隠れてしまった。
音が遠のいても、 そのまま、 そのままで。]
(347) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[頭上の月には雲がかかり、一層路地裏を暗くするの。
ぺたぺたと素足でジルベールに寄って、近くの壁をトンって叩いた。
閉じた掌をぐいと顔の前に突き出す。
開くと、銅貨が2枚。]
『足りる?』
[って、汚した唇を音もなしに動かして。]
(-284) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[――声。]
(*42) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* オルエジルべペアだった! わぁ…明日から議事が少なくなりそうだ(確信)
(-283) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
―夜・アリウッド邸―
[大学への手続きや、怪盗関連のことですっかり夜も更けてしまった。 何より、模倣犯の話に時間を取られたのが痛い。 顔を合わせていない友人やいつ怪盗が襲撃するのかも気にかかることで。] お礼言うの忘れてた…。
[使いをくれた燈写館へ礼を言わなくては。 明日の予定も頭の中へ記録しつつ、「硝子の靴」が眠る金庫へと。 分厚い扉を開いても、そこには依然として輝きを放つ宝石があった]
(348) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* ちょっと周囲から時間を進めすぎた、か?
(-285) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[迷った挙句。 偶然この家に、怪盗が住んでいる――と? ]
[ ガしゃん、 ]
! ……っ
[迷子の一輪を生やした鉢植え。 石畳に叩きつけられて、可哀想だね。
だってもう、土も散って、根も見えてしまって。 水を受ける筈だった赫い花は、靴に踏みにじられる]
(349) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
お疲れ様です。 今日はもう帰って休んで下さい。連日の見張りは疲れるでしょう。
[盗まれたら自分の責任だ、と穏やかに見張りの警備を家へ帰す。 観衆の居ない空間で怪盗が盗むだろうか。それはこそ泥のやる事ではないか。 sevenが今夜現れる事はないだろう、と勝手な予想を立て。 部屋の電気をぱちん、と落とす*]
(350) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* 坊ちゃんvs怪盗!わぁ!楽しみ!
あと、墓落ちのラ神が当たった。すごい。
(-286) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* メルヒオルさあああああああああんん!! (ジョシュアより中の人が気持ち悪い事案)
(-287) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* 首無しだもんね
やっぱり本命監禁したいし 監禁されたいかなぁ 僕のことは気にしなくていいんだよ
(-288) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/*
あなたの ファンより (恐怖)
(-289) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[有くれなゐの頃を潰し、泥のついた靴裡で花弁を蹂躙する。 緑は、宵を預かった色にとっくに消されていた。]
舐めやがって……
[こっそり他人に情報を流しているのか。 誰が? 想像できる人物は三人だが、 流して得をするのは、一人である。]
[土は塵になりて、謝罪は踏みにじられて、 ただそこに殘るのは、割れた鉢と花であったもの。]
(351) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[ だってほら、sevenはみんなの、憧れでしょう? ]
ね。seven。 …メルヒオル・ホワイトライさん。
[主人不在の暗闇で、月明かりに反射する、分厚い金庫とピアスの琥珀**]
(-290) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
― Aphrodite ―
[裏口の鍵を開けて、きちんと戸締りを改め。 住居側のチェアに座り、煙草と燐寸箱を。
開かれた封筒はそのまま。 燐寸で火を点し、灰皿の内側で便箋を燃やす最中。]
―――けほ、
[喉に沁みる煙は、昨日よりもずっと。 紙の燃える臭いが不快で、なにもかもが不快で。
ただ、師の愛煙した香りに包まれていたかった。 ただ、彼のことだけを考えていたかった、から。]
(352) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
― 宵闇:路地裏 ―
[ぐすぐすと鼻をすすり、涙をぬぐい。どれほどそこにいたのか。開いた瞳に、閉じていたときと同じような闇が広がる程度には、暗い。]
…おるえった、大丈夫だったかなぁ
[瞳は開いても、顔は伏せたまま。体育座りのまま膝に額を押し当てて、腕は自分を守るように。
―――まさに、弱者。
そんな弱者が思うのは、たったひとりの〝味方"。 天へと掬い上げられてしまった妹を追っていった、たったひとりの。]
(353) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[口付けには、己の中に在る、なけなしの優しいものと、 恋人へ捧ぐ甘いものと、労わる柔らかいものを詰め込んだ。 落涙を慰める赤誠だが、己の内心は外の顔と一線を画する。 彼の合致が叶わずとも、致し方ないこと。
吐息で散らす彼の髪。 糸のように細く、首を下っていく。>>339]
――――……、
[堪らない嬌声だった。>>341 耐え難い愉悦に弄られ続けた彼の肉体。 無知と無垢を抱えた白肌には刺激が強すぎた半日。
武骨な手甲を打たれても、仔猫の戯れよりも微弱。 寧ろ、己を態と煽っているのかと勘違いしそうになる。]
(-291) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[消えたい>>263と願っていた。と同時に消えたくないとも思っていた。 ここのところ立て続けに起こっていた事象に、参ってしまっていて、完全に情緒不安定。
消えたい (でも他の妹弟は生きているかもしれない) 何処かへ行きたい (でも、ここには、優しい人たちがいる。離れたくない。)
相反する理性と本能。弱者には荷が重すぎた。]
オルエッタ、オルエッタ…
[そうして弱者はたったひとりの味方の名を呼ぶ。たったひとりの――――加害者たる味方の名を。]
(354) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[封された彼の臀部を押し上げる熱量が増す。 獰猛な欲が脈と熱気を伝え、 腰を僅かに揺らすと、身内の異物が傾いた。
崖まで追い詰めた若き身体を、突き落とすように。>>343]
(-292) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
―回想・散髪屋とカジノの話―
ああ、そう。 普段は、滅多に予約はしないんだけど――、
[>>172タイミングが悪かったね、と呟く。 写真屋の時間がありそうな時に立ち寄って、 なんて事が、多いのだけれど。
今回、珍しく予約を入れた。 こうして事前に予約を入れてしまえば、 金を使いきることも、無いかもしれないと。
余談ではあるが、この時撮った写真以降。 両親へ、写真を添えた手紙を送る事は、 今の今まで無かった。]
(355) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
上司、って…………、 散髪屋も、カジノに行ったりするんだな。
[>>173分厚い眼鏡に、ぼさりとした栗毛。 カジノに行きそうにも見えない姿であるが、 整えれば、また変わるのかもしれない。
彼の言う「上司」が散髪屋の上司なのか、 はたまた別の上司なのかなど、 青年には知りえぬこと。
鋏を通され、 はらりと目の前を落ちていく青色に、 そっと、瞳を伏せ。]
ッ……、僕だって、カードは得意なんだ。
[咄嗟の計算や、記憶が必要なもの。 ただ運が絡むだけではないカードゲームを、 得意としてはいる――のだけれど。]
(356) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[しかし残念なことに。 あのカジノではイカサマが使われている。 青年が負け通しなのは、それだけでは無いが。
ギャンブラーに必要な、思い切りがたりない。 いざという所で、怯えて引いてしまう。 一歩が足りない故に――負ける。
青年には、賭け事は向いていないのだろう。 本人もそれはよく分かっている。 分かっていても止められないのは――、 それが、自分を助けてくれた>>2:403モノだから。]
そんなに自信があるなら、 僕にそんな事言わないで、自分で遊びに行けば?
[半ば呆れたように、半眼で鏡に映る店主へ視線を送る。 人は見かけに寄らないとも言うが、 少なくとも、冴えない外見の店主が、 そこまで出来るようには、見えなかった*]
(357) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[恋人の呼び声は獣の鎖に亀裂を走らせ、楔を砕く。 成人するまで待とうと決めたのに、 最初は口付けから教えようと企てていたのに。
己の情熱の全てを支配する恋人は、苛烈に慾火を盛らせる。>>344
思わず彼の首筋に犬歯を立てて噛み付いた。 埃一つ落ちていない床の上へと細い身体を押し倒す。 ―――丁度、幸福の肖像の前へ、跪かせるようにして。
助けて、と呼んだ声に応じたのは、悪魔の腕。 浮浪者かも知れず、強姦魔かも知れず、されど、 彼に熱を与える救い手の腕であった。
布擦れの音に合わせて、彼の着衣が乱れてゆく。 上着の袷から忍び込んだ指は、胸板を探り、 ベルトを外す指は拘束具を露わに変えた。
ジャラン、と鳴る鍵束の音すら遠く。]
(-293) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[何度懇願繰り返しても、伸びてくるのは魔手ばかり。 真実、救いの手であるが、冷たい男の熱量を彼は知らない。
小鍵を用い、拘束具を外すと、無遠慮な指が直ぐ秘所に伸びた。 散々慣らして泥濘に、武骨を沈み込ませて種子を掻く。 拡張を強い、高々上げさせた双丘から生ませる楕円形。
体液に塗れた器具が床を穢したが、 潔癖の嫌いある男はそれも厭わなかった。
己が真摯に見つめるのは、唯一人。
孤独で哀れで淫らな、可愛い恋人であった。]
(-295) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* すっかり読者と化してごめんなさい。 マニュエルも来れてよかった。
僕は自己満足なソロル落として一仕事終えた気分になっています。 明日の夜は何書こう。
(-294) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[散々体内を満たしていた質量の喪失は、 彼に安堵を与えるだろうか。否。
気紛れのように啄ばみ続けた凝りは、 摩擦を忘れられるだろうか。否。
彼の白い包帯巻かれた腿に当たる熱量を、 欲さずに居られるだろうか。さて。*]
(-296) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
/* テオドールいいこ
何かネタふろうかなあ
(-297) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
帰ってきてよ……、
[また、名前を呼んで頭を撫でて欲しい。 半分も吸えていない一本を、灰皿に押しつぶして。
喉と、室内に殘る煙草の匂いに浸り、 ランプを灯さずに膝を抱えて、唇を結ぶ。
仝じように闇に包まれた中で、 頼んでもいない男に通り名と仮初の名を呼ばれたことも。 この耳には届かぬもの、]
(358) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[ジルベールの事が忘れられないと、彼に恋した男が居た。 長い髪が女のようだと、そんな理由で一晩買った。 そんな、若者に恋をした。
家に帰れば妻と息子が待っているのに。]
(*43) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
/* そうきたか>ジルベール
(-298) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[探して欲しいと頼まれたのは、3ヶ月前。
その頃には、ジルベールがこの街に居ないことが分かってたから、銀貨と引き換えに教えてあげたの。]
もう、居ないよ。
[って。]
(*44) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
――――…、
[闇に浮かぶ二つの黄金。 それは時と共に賦せられて。
片膝を抱いたまま、椅子で器用に睡る。
しんと静まる室内に、師の足音を待ちながら、 待っていても。どんなに待っても、
そんなものは永遠に来ないって、 夢を見ているわたしはね、知ってるの*]
(359) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[ふと聞こえた猫の鳴き声。しかし顔を上げる気にはならない。続いて聞こえたのは人の足音。ぺたぺたと、随分軽い音。]
(物乞い…?それとも〝お客さん”?)
[お客さんなら、逃げなければ。今はとてもそんなことはできない。羽振りがいい彼ら。しかしそのお金も今は必要かどうかわからないのだ。
しかし、予想とは違い。]
『 』
[近くの壁がトン、と音を奏で。そして顔の前には銅貨が2枚。いったい誰が、なんの意図で?伏せていた顔をゆるりと上げる。]
(360) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
/* 痺れる。 拾い方美し過ぎて痺れる。
魔法の呪文。 村建てさんの魔法の呪文を唱えるんだ。
(-299) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
―夜の薬局→―
[お店から出て見上げると、厚い雲が空を覆っていた。
貧民街の方を見る。まだ、燃えてるのかなって。 そしたら、早く止めないと街全体が燃えるねって思った。
もしかして。 貧しい人達が住んでるから、そのままなのかな。
そう思ったら……悲しくなった。]
(361) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
/* リアルタイムストーカーになると、 白への浮上が甘くなる課題。うぅむ。
(-300) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[きっと、お金持ちのお屋敷が燃えたら――急いで消火するんだろうなって、思ったから。
下水道に何かあっても、だーれも気にしないんだろうなって……思ったから。**]
(362) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
うおおおごめんオルエッタ!!今気づいた!! すげえ!!おそい!!!!!! 回収はさせて頂きますごめんなさいいいいい
(-301) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[そうして、意識はブラックアウト―――――。
裏路地には、人魚の赤い涙が遺っているのみ。通り過ぎた猫が最後の目撃者。]
(363) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[呼んでも、助けはない。
一層強く押し当てられた熱に、 体内を穿つ異物は、より深く。 あまりの衝撃にがくがくと下肢が震えた。]
(364) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
[がり、と首筋を噛まれる。 痛みに身を竦めるうちに、姿の見えない暴漢の手は胸を弄り 下肢を暴いていく。
在りし日の幸福な姿の前に、無様な姿を見せつけるよう、 膝をつき、腰をあげさせられる。
その屈辱を噛みしめる暇もなく。 唐突に下肢の拘束具は解かれ、抗いをものともせずに 異物が銜え込む後ろへと伸ばされる指。
無遠慮に入り込み、先客を容赦なく引きずり出す。]
(365) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
や、あぁっぁああ、ああああ!!
[弾力のある何かが、縁肉を広げずるずると引き出されていく。 排泄感にも似た疼きを強制的に与えられ、崩れ落ちた。]
嫌だ…、やだ、…やめて………
[息も切れ切れに繰り返す懇願と、 銜え込んだ質量を失ってひくつく後腔の動きと。
どちらを答えと取ったのか。]
(366) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
|
/* ジルベールぅうううううう
(-302) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
|
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る