
661 愛しい貴方を渡したくないから。
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オルエッタ! 今日がお前の命日だ!
2014/12/12(Fri) 00時半頃
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ジルベールに11人が投票した。
アンダンテに1人が投票した。
マニュエルに1人が投票した。
ジルベールは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オルエッタが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、コンダクト、シュゼット、グリフィン、メルヒオル、ダフネドラ、ジョシュア、アンダンテ、アングイス、テオドール、マニュエル、リュシオルの11名。
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/* は!退席記号つけ忘れた
(-0) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
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―そして、日も暮れたころ―
[夕方頃の商店街は、騒がしかった。
どこかが火事>>3:145になっただとか、 世間を騒がせている怪盗が捕まった>>3:176、 模倣犯だとの話もあるが――、だとか。 暗くなった今も、まだ火の手が上がってるとの話もある。
渦中の人が、ジルベールであることまでは、 青年の耳には入ってこない。]
明日も、今日と同じくらいの時間に――、
[来れるだろうと、おおよその見当をつけ。 マニュエルにそう告げておく。 ただ、店主の予定もあるだろうし、 予定があるのならば、再度出勤時間を考えるつもりでいるが。]
(0) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
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―路地裏―
『買うって、いってんの。』
[ほら。 膝を抱えたままの足。その甲を踏んで抑えた。]
(-1) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
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[>>3:310そんな中、店に顔を出した少女を見て、 すこしだけ。ほっとした表情を浮かべる。 本当に僅かな、表情の変化。
写真屋で少し見かけたきりであったから、 元気そう……なのかは兎も角。 彼女が無事でいる事に、安心した。]
怪我は?
[ぶっきらぼうに問いかける。 ハンカチを渡した時の怪我の事を問うたのだが、 たったそれだけの言葉で、彼女が理解できたかどうか。
もしも、彼女がハンカチを返そうとするのなら、 それはお前にやったものだと、頑なに受け取ろうとはせず。 この季節、防寒具にすらなりやしないだろうが。]
(1) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
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/* 珈琲はお店が休業中だし、そもそも作ってくれる人が俺の目の前に、って言うあれ。 身動きとれないからチョコも出せない。
ねまーす!
(-2) 2014/12/12(Fri) 00時半頃
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[夢は、時として過去を振り返らせる。 一日の出来事が思い起こされ、澱んだ思考に脳は漬かる。]
(2) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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― 孤児院にて・怪盗の耳は、 ―
[手摺へ器用に両足ついて。 三階の窓に寄せる耳は、ふたりの女の会話を拾う。
手元に或るコサージュは、小さな白い花 ……白詰草を模したようにも見えたけれど 鷹の目もってしても、肉眼では自信が薄く。 可愛らしい花、幸運の花。 しかし怪盗の耳は、別の意味を攫った。
“私を思い出して” それに、 “復讐”
それは、幸せとは程遠き辞。]
(3) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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[喉を潰された女の話。 高熱に浮かされ、死んだ少年の話。
孤児院から出て行った女は不幸に見舞われ、 身の弱き子供は為すすべもなく病魔にころされる]
[オルエッタに纏わる話では無いのだろう。 これ以上聴く意味はない、 そう思い、去ろうとして―――]
ジルベール、?
[何故、この街に住まない筈の彼の弟が。 この街の孤児院に居たのか、
謎は謎のまま、しかし、二人の修道女は廊下の先へ去ってゆく**]
(4) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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―路地の。― [低い声へ耳を欹てて後。 足音もまた遠のいて後。
追いかければよかったか。 問い詰めればよかったか。 否、それは違う。違うはず。 ――其れをしてどうなると。
口腔に触れた合成音声が 耳鳴りのようにこだましている錯覚。
首を横に振り深淵覗き込む眸は路地の奥に去っていく**]
(*0) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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―深夜・微睡みの中で―
[ぱちり、目を開く。 しん、と冷える静かな空間は意識を覚醒させるには十分で、少し外の空気でも吸おうかとガウンを羽織り、庭へ出て。 庭師達によって綺麗に手入れされた庭。季節に合わせ、飾られた植物。 自分以外は動く物など無かったその空間で、かさりと音がする]
―…迷子かい?
[そこに居たのは、一匹の猫。 小さな頭を包み込むように撫でると、みぁ、と鳴く。 猫を見つめるその瑠璃は、貧困街の火災も、孤独な者達の苦労も知らない**]
(5) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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― 隔てた先の、 ―
[ドアの外に佇む男の声は、怪盗の耳に届かない。 閉めなきゃね、 そう告げた時、何気なく其方を横目で見遣った。
金の目が追うは、御子息の口許。 釣り上がる角度が、紡いだ全てをこの目は想像足りえなかったが、]
[そう、確信に至るまいが。 悟れたのは、一節。
「お、わ、ら、せ、な、い」
――なにを?]
2014/12/12(Fri) 01時頃
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― 隔てた先の、 ―
[ドアの外に佇む男の声は、怪盗の耳に届かない。 閉めなきゃね、 そう告げた時、何気なく其方を横目で見遣った。
金の目が追うは、御子息の口許。 釣り上がる角度が、紡いだ全てをこの目は想像足りえなかったが、]
[そう、確信に至るまいが。 悟れたのは、一節。
「お、わ、ら、せ、ま、せ、ん」
――なにを?]
(6) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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―路地を行く―
[――さて、紫水晶がとある路地を折れた先。 火事場の見物人であったらしき男は 奇妙にびくついて見えた。]
御機嫌よう。 ちょっと聞きたいことがあるんだけど。
お時間いただくよ、ミスタ。
[穏やかに囁きかける紫水晶は―――]
(7) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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/* >>6 仰る通りだと思います。
(-3) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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[口の動きを読み取った限りでは、そう取れた。 だが、判らない。
だから、読み違えたかと思い込んだ。 鷹の目にも、見て取れぬものがあるのだと**]
(8) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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―夜明けの街:眠気の限界、その向こう側―
[棍棒で一撃されたような、強い眠気。ふっと意識が遠のけば]
……ぁ、れ?
[眠気覚ましに、街を散歩していたはずが。違う光景に、混乱する。 ここは――この景色は、故郷の。目の前には、あかい髪の、妹。ああ、懐かしの可愛いレディア]
『兄さん。次はいつ帰ってくるの?』
どうかな――……教員としても研究者としても、大事な時期だから。 しばらくは、難しいかも。今回も、かなり無理して、戻ってきたんだ。
[すらすらと、言葉が出た。確かにあのときも、そんなことを云ったと思う。
あれから、何年経ったか――多分もう、妹に会うことはない。 別の誰かと心を繋ぎ、結婚した妹が待つ故郷には、帰る気が起こらない。 妹の幸福を素直に喜べたなら、どれだけ良かったか。 それでも、自分は兄だったから。 兄の立場を最後まで守って、どこか切ない気持ちを抱きながら、その想いから卒業した]
(9) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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――火を放ったのは、 ミスタたち?
[――狂信的なあい は 愉快。 されど、――少々お仕置きは必要だ。 赤猫にたどり着くかどうかは知れず。
たどり着いたとしても けれど――けれど、それはそれ。 暁の娘に免じて。 壁の落書きを守る額縁に、同じ**]
(*1) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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[――わらった。**]
(10) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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――……はずだった、けどね。
[最近は、なかったのに。こうしてまた、思い出すとは。 やはりまだ、過去の話とするには、幾らかの時間が要るらしい。
あのときは、泣けなかった。 もしも涙を流して懇願し、すべての心を打ち明けていればと、後悔していた。 寂しく切ない心に反して、言葉で祝いを述べながら。幾度も、踏み切れなかった自分に後悔していた。
でももう、それも終わりにしよう。 昔のことは引き摺らないで、きちんと、前を向いていこう]
『――兄さん?』
[怪訝に、妹が首を傾げる。 懐かしい、記憶のままに。あかい髪が、さらり流れる]
――レディア。もう、お前に、会いたくない。僕は、もう……、
[もちろん、血の繋がった家族だから。 実際には、忘れて生きることなど、出来ないのだろうけど]
(11) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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――もう、愛しい人を、見つけたんだ。
[そうとも、レディア。お前のような、綺麗なあかい髪の。
お前のように、こんな僕にも笑いかけてくれる、可愛い娘なんだ]
(*2) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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だから、もう、僕の夢に出てくるな。 さよならだ――さよなら、愛しいレディア。
[妹の幻影が、ふっと揺らいで掻き消え――あとには、別の影]
(12) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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― 翌朝 ―
[眠気に微睡み、冷たい床で目覚める。 椅子から落ちたのだと理解し、鬘を掻いた。
そういえば着の身そのままで寝落ちたのだったか。
昨晩のこと――― 火事の現場でこちらを見ていた二人の男には、 袖引いたその丁度に、男も気がついた。
まあ、さしたものでもあるまい。]
体がばっきばきだ、
[汽車に乗って買い出しに行くのは、昼でいい。 だから、もう少し寝ようと。
鬘も眼鏡も取って、粗悪なベッドにダイブする。 毛布の中に隠れてしまえば、窓から陽が差し込もうとまだ夜だ**]
(13) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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[あとには――あかい髪の、女学生]
――今度こそ、今度こそ、後悔はしない。 今度は誰にも渡さない、そう、誰にも――君の夢にさえ、君は渡すものか。
[それが運命の糸とでもいうように。あかい髪を手繰って、己の指先に絡み付ける――*]
(*3) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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―暗闇に覆われた夜―
[拘束具から解放された下肢は、 抑え込まれた欲から滲み出た体液でしとどに濡れている。
それに羞恥を感じるよりも、恐怖と嘆きに満ちて。
悲痛な拒絶の声ばかり、夜に混じる。
爪が割れるのも厭わないほどに、写真館の床に爪を立て。 嫌がるように頭を振るたび、黒髪が揺れて、涙が散る。
――けれど、それだけ。
背後から抱きすくめる影の腕から、逃れられるはずもなく。 涙ごと、飲み込まれていく**]
(14) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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/*時差反応でも嬉しいです。 ありがとうございます。
どっちに足を向けて寝ればいいんだろう。 直立か。直立で寝るか。
(-4) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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[オルエッタが去った後。 片手には紙袋を抱いて、自宅へと帰る用意を進める。
次にも店に顔を出すときには、何か礼を持ってこよう。 なにせ、昨日も今日も紅茶を頂いてしまっているし、 今日は昼をご馳走にもなってしまった。
貰ってばかりでは、気が済まない。 ただでさえ、普通よりも多い給料を貰っているのだから。 少しくらいはなんて、 根は真面目な青年は、思う訳で。]
そういえばあんた、苦手な食べ物とかあったりすんの?
[甘いものが大丈夫そうならば、 フロライトへの礼がてら、燐蛍亭で何か買っていこうかと。 ――翌日には、店主の不調で店は閉まっているのだけれども。]
(15) 2014/12/12(Fri) 01時頃
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[上がる顔に、もう一度。]
『足りるよね?』
[と、唇示し。逃げようとする素振りを封じるように、銅貨ごと口に手を押し付けた。
ぐぐと押し付け、動かして。 口内に銅貨を含ませながら、踏む足に体重を乗せる。
ほら、早くしてって曲がったままの膝頭を叩いた。]
(-6) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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/* >☆明日は昼からいます(ジョシュア)
すんごい!!!!!!!!!!! 期待!!!!!!!!!!!! してる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-5) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[問うた声に、店主からの返事はあったか。 今朝購入したパンやらインク瓶やらが入っている紙袋が、 かさり、音を立て。
特に呼び止められるような事もなければ、 自宅へと帰り、簡素な鍵を閉めて。 時計の短針が12を示す頃には、 布団に入るつもりでいる**]
(16) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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―夜:路地より出て―
[くるり、夜の下で傘を回す。 何食わぬ顔、いつも通り。 火事はそろそろ鎮火するらしい。 一度、肩越し振り向いた。]
処理、面倒なことだ
[使える部屋が一つ減った。 まあ、それは其れでかまいはしない。 蒸気の空は星を隠しては渡り、揺らいでは消えた。]
(17) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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/* シュゼットの回線生きて生きて
(-7) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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/* フルオープンストーキングやるか…
(-8) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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―さむい現実―
……ぅ、……?
[――揺り起こされて、目が覚めた。いつの間にか、地面と抱擁していたらしい。ひどく冷たい。 夢のなかで向けられた笑顔とは、大変とても、程遠い。心配半分疑惑半分の、警官の眼差しもまた冷たい]
ああ、いや……怪しいものでは。 どうにも、眠れなくて、散歩をしていたんですが。 ただ、身体はやはり疲れていたようで……どうも、見苦しいところを。
[大学の講師だと告げ、身分証を示せば、途端に警官の態度が変わる。 こういう場合、最高学府のセンセイという肩書きは、それなりに威力がある。 末席に名を連ねるに過ぎない駆け出し講師でさえ、ある程度までは無条件の信頼と敬意を受けられる。
もっとも、何か問題を起こしたときに、話が早く大きく広まるという弊害もある。 例の教授のスキャンダルが、いい例だ。 自分が倒れていたというのも――商店街のおばちゃんたちの、今日の話のネタにされてしまうだろう]
(18) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[床に散らばる着衣は無残、掻き乱されて剥がされる。 品行方正なる奨学生の、こんな淫らな様は誰も知らない。 己だけが知っていれば良い姿。恋人の蠱惑的なる艶姿。
彼の顎を掬った指先が、幸福の肖像へと視線を固定。 微笑む母に、朗らかな父。彼は過去の己にも痴態を見下ろされる。 肌を上気させ、種を生み、それでも尚、肉を戦慄かせる媚態を。]
―――アンジー…、
[囁いた声は彼の悲鳴に紛れて消えた。 唯でさえ、熱の篭った低温は響かない。 首裏から耳へと伸びる唇は、外耳を食んだ。甘い。]
(-9) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[口腔の体温は、彼も良く知っている。 白い足先から冷気を浚う熱、夢に落ちた温もり。
カリ、と齧った耳は甘かった。 厭だと咽ぶ声も甘く聞こえた。 彼の何もかもが、どんな甘味より、己を侵していく。]
(-10) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[石榴色の媚肉は貪婪で、ひくひくとした痙攣が淫猥だ。 路地裏で肌を売る女とて、もう少しは慎ましい。
けれど、男は彼の香りをたっぷりと吸い込み、 充足の呼気を吐き出す。色に塗れたいやらしい香り。
床に這いつく張る彼の腰を押さえつけ、ヒタリと宛がうのは男の怒張。 同性に明らかな欲情を示した熱は、灼けた杭より熱い。
硬い先端が潤んだ泥濘に口付け、ズ、と粘膜を拓き穿つ。 異物などとは比べ物にならぬ質量と熱量。 喉の奥まで満たす充溢感は、彼のヴァージンを強奪。
雄芯に纏わり付く蠕動を掻き分け、己の肌にも汗が浮いた。 身体はどこもかしこも燃えるように熱く、冬の季節も忘我。 縋るように立てた五指は、彼の胸を引き、掻き抱いて。]
(-11) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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―夜のこと―
[燐蛍亭は閉じたままだろう。 秘密の花園の鍵は彼らの元に。 砂糖菓子のように甘いだろう。
赤い猫は変らず鳴くが、 眼帯の青年は戻らなかった。 人魚の涙を拾い上げたのは 幼い手指だったのか。
夜の影を踏む。
腰を覆う豊かなフリルと 流れる髪が華やかな蝶めいた影を作った。
日傘が姿を隠すようだという 怪盗の感想は間違っていない。 白い腕を伸ばすのは天秤傾ける先、 愉悦、愉快、密やかなひみつ。
一角獣は、あまく香るもの。]
(19) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[母の前、父の前、彼の前。 失われた幸福の前で散らされる純潔。
焼けた杭を幾度も穿ち、切っ先が性器裏の隆起ばかりを掘削。 薄腹を波立たせる衝撃が傾斜角で襲い、その都度、彼の腰が浮く。
幸福の詰まった写真館で、見透かす眼をした男の城で、 晒す彼の姿は男に腰を突き出し、犬如く侵される様。 乳嘴を摘んでは彼を鳴かせ、脈動を響かせては喘がせた。
よく知る写真師がいずれ戻ってくるというのに、 彼は見知らぬ恋人に犯されるまま。]
(-12) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[奥底で弾ける白濁が彼の臓腑と意識を焼いて、 盛る熱が夥しく彼を濡らした。浸潤と呼ぶに相応しい汚染。
散々煽った彼の肉体を慰めるのは、やはり、十年の恋人。 彼の知らぬ写真師の本質、或いは身勝手な真心。
どろりと子種伝う内壁を、再び穿ちだす暴挙に、 細い喉からは悲鳴を聞いた気がした。 しかし、彼に溺れる男には致し方ないこと。
十年の制止は、一度きりならず、二度ならず。 腹がずしりと重くなり、夜明けが先か、彼の気絶が先か。
想い遂げる男は、現と夢の間で、彼の名を繰り返す。 愛しい恋人(ひと)の名、可愛い可愛い、アンジーと。*]
(-13) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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― 燈写館 ―
[何時の間にやら、夢に落ちた青年を抱える長躯が明け方頃。 二階へと彼を運ぶ足取りはどこか軽い。
――― 拘束具より解放されし、彼の心が晴れたかは知らないが。
ともあれ、青年に貸し付ける寝台は清潔で、 幼子にするよう、毛布で包み、寝かしつけた。
そうして、ふと思い出す黒鞄の中身。 仕舞い込んでいた林檎の一枝を、枕元に添え、 するりと前髪を払って秀でた額を労わった。
彼にはほんの少し、甘い香りが移ったかもしれない。]
(20) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[写真館に、十年変わらぬ朝がやってくる。 全てが決定したのはもう、ずっと前。
彼も知らない、誰も知らない、――― 十年の。**]
(21) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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[清められた肉体に、袖の余る己のシャツを着せ。 寝台に納めるなど、正に恋人さながら。
男はステレオタイプの喜びを噛み締め、大層満足げであった。
眼覚めた彼が、異物感残る身体と、泣き腫らした故の酷い頭痛と、 この上ない混乱に、侵されるかもしれないなど、夢のまた夢。**]
(-14) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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……ええ、気をつけます。はい、ご迷惑を。
[怪盗の予告状、模倣犯の出現、放火の可能性がある火災――、 このところ物騒なのだからと、警官に小言を浴びせられて。
ようやく、解放された頃には。太陽は、昇りはじめ。 動き出した、夜明けの街。今日もまた、いつもと同じ。 朝の澄んだ空気を蝕む白煙が吐き出されはじめて、街の空気を汚していく。
いつもどおりの、蒸気機関の音と。ミルクのように白い、朝の霧。
ああ、それでも。いつもどおりのはずなのに、どこか特別に思えるのは。
夢のなかで抱いた決意の、ゆえだろうか。 写真機が、いま手元にあればよかったのに。そうすれば。 響き始めた街の音に紛れて消えないうちに、景色と想いを、封じ込めれたのに**]
(22) 2014/12/12(Fri) 01時半頃
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/* 監禁完了感すごい
(-15) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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― 翌朝 ―
[変化があったのは、秘密を詰め込んだ骨董屋―――、ではなく。 合成音声で恋のいろはを歌うウェイクリー卿の屋敷。
使用人が郵便受けから集めたのは彼に宛てられた文の数々。 夜会の招待状、熱烈な恋文、商談の日程、それに、唯の封筒。 困ったように眉を下げる使用人の代わりに、浅黒い指で、 簡素すぎる封筒を摘み上げ、美丈夫は合成音で喉を揺らした。
宛名に綴られるのは、己の名ではなかった。 通う彼なら良くも知ろう、骨董店の住所が綴られている。
意図して届け先違えられた封書に消印は無い。 並ぶのは大変、几帳面な角ばった文字。
彼もまた、尊き色に留まる男らしく悪趣味で、 郵便局に苦情を入れるより、配達人の真似事を買って出た。 骨董店へ届けようと、本日の予定を組み始める享楽。
可愛い恋人のひとりを失っても、まだひとり。 まだ、ひとりだ。
気を紛らわすにも丁度良いと、一角獣の飼い主は屋敷を後にする。*]
(-16) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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[日のある内に、ウェイクリー卿の手ずから届けられる封書。 彼は悪趣味でも、決して品位に欠ける男ではない。
だから、中身は知らぬ。彼は知らぬ。
届けられた封筒の中、手紙なんて一枚も納まっていないこと。 彼の可愛い恋人と、アメジストが過ごした夜があること。
夜を鮮明に切取った、三枚の写真が中身であること。]
(-17) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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[―――俺は、君を、知っている。
君の執着の先、 君の秘密の中身、 君のまあるい耳の形、 君の秘された唇の柔らかさ。
アメジストの夜を写した三枚は、彼の手元へ届けられる。 大鋸屑の代わりに合成音声詰め込んだ、男の手により。]
(-18) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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[俺は、君を、知っている。
文字の無い手紙は、彼の秘密を脅かす。 一枚目は彼の悋気、二枚目は彼の達成。
――――三枚目は、彼の横顔。
あの時、覚えた視線が今更、彼を追い詰める。 真実を写す眸、自分では無いと厭ったレンズの向こう側。
壊れた再生機が、またジリリとノイズを孕み、 彼を苛む声を、繰り返し、繰り返し、繰り返し―――。**]
(-20) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* ようやくシュゼット執着の理由が書けたような、理由になっていないような。
シスコンで妹に少し似ていた、のと。 最初は面白そうに講義聞いてくれてたのがこなくなったのと、で。
そんな感じですかね。伝わっているかは、わからない。
(-19) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* そいえば、ちょっとわからないのは。 アングイスのあれは、グリフィンが襲ってるのかしら。
顔さえみられなければ、直接の接触もよい感じ?
(-21) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* ともかく、4日目、たぶん日中フェイズだから。 ダフネドラとこに買い物にいくほか、ソロールとシュゼット可愛いBotと化しているので、他との絡みを頑張ろう……。
(-22) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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―夜のこと/ある屋敷で―
[穢れた一角獣から染み出す甘さ。 夜の帳のその奥で、 魔性は夢魔のように、 黒髪の、合成音声を奏でる男の熱を密かに奪う。 眠りは艶に絡めとられて、 朝になるまで目覚めまい。 目覚めたとて気づくまい。
褐色の男の腹の上に跨って、 淫らに腰をくねらせる戯れ。 笑いに喘ぎが、混ざって揺れる]
――…ぁ、 … ふ。 ふ ん―― ッ
[されどコルセット、解くことなく 細く白い足が肌蹴て夜に浮き上がる。 冒涜的な夜の宴。 主賓はひとり。 主は眠ったまま。 合成音声を吐き出す機器を 此方を見ない、瞼の向こう―――指先で撫で 聞こえないはずなのにちらつくノイズ。 飲み込まされた声。
――知っている。と、繰り返す。
振り払うために、快楽が走り、果てるまで。]
(23) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* リュシオルせんせいの
>色々と至らぬストーカーで
至らぬストーカーっていうこの語呂 すごいなんかこう じわじわくる
(-23) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* ストーカーって時点で至ってるよ!!!
#そうじゃない
(-24) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* 表でフルオープンする目標をそこはかとなく達成しました
#そこはかとなく
(-25) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* 全力で嫌がらせだこれー!!!
(-26) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* 悪趣味(褒めてる)
(-27) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* 捕えた相手に集中するのは とても好いことだと思いますよ!
(-28) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/*何でストーカーされてるんだろうね?嫌がらせかな……
[多分そう]
(-29) 2014/12/12(Fri) 02時頃
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/* どっかの白か赤で、ちゃんと骨董屋に行ったよ、 俺は嘘は吐かない系の独白を入れよう。
(-30) 2014/12/12(Fri) 02時半頃
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― IF ―
[ここは蒸気の街の路地裏。 大通りと違って治安も良くないこの場所で、今まさに暴漢の二人組がシュゼット[[who]]に襲いかかろうとしていた!]
……そこまでです。
[そこにさっそうと現れる小柄な機械人形、アンダンテだ! 暴漢は人形を一瞥すると、彼女へ向けて襲いかかろうと――]
――トランスフォームっ!
[飛び上がったアンダンテはその形を変えメカメカしい機体に! そして放つのは高速追尾型アンダンテミサイル弐式! 「アバーッ!」暴漢はネギトロめいた死体に!インガオホー!]
正義は勝つ、悪は滅びるのです。
[~IF・もしもご主人サマがロボアニメ好きだったら2~ -完-]
(-31) 2014/12/12(Fri) 06時頃
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/* 朝っぱらから何してるんだよ私……
(-32) 2014/12/12(Fri) 06時頃
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― 古い記録 ―
「人間の細胞とは歯車のようなものだ。」
「その歯車――細胞がたくさん集まって、人間は出来ている。
「そして人間は意識を持っているね。」
「ときにアンダンテ。君は意識や魂を持っていると言えるかい?」
……アンダンテは機械人形です。意識や魂は持ち得ません。
「そうかな?君は言わば歯車の集合体だ。それと細胞の集合体である人間とで、一体何が違うというのだろうね?」
「たとえ人間ほど高度なクオリアではないかもしれなくても、君には確かに意識があると、私は信じているよ。」
…………? やはりご主人サマの仰ることは難しいです。
(24) 2014/12/12(Fri) 06時頃
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/* ロボット三原則 ・人間に危害加えちゃダメ!人間の危機を見過ごしてもダメ! ・人間の命令には絶対服従!でも上に反するときは仕方ないね。 ・自分のことは自分で守ってね。ただし上の二つに反しない範囲で。
さて、これを順守しつつコンダクトを誘拐するにはどうすればいいだろ?壊れてるとはいえ原則は絶対だし。 アンダンテとしてはあくまで「修理」が目的だけど、このままじゃぬるすぎる。
(-33) 2014/12/12(Fri) 06時半頃
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― 中枢回路・最深部 ―
いち、にんげんにきがいをくわえてはいけません。にんげんのききをみすごしてもいけません。
に、にんげんのめいれいにはしたがわなければいけません。ただし、いちにはんするときはこのかぎりではありません。
さん、じぶんのことはじぶんでまもること。ただし、いちとににはんするときはこのかぎりではありません。
(*4) 2014/12/12(Fri) 06時半頃
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/*
ロボット三原則
(-34) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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―朝:Antique Amtethyst―
[赤い天鵞絨を金糸で 白い指先がかがる。 怪盗ご用命の空から降る花の一つ。 聖夜を彩る鮮やかな紅だ。 彼がその後、「ファン」から同じ色、同じ花を “送られて”いるとは知らない。
その折、珍しい時間帯に来客があった。 浅黒い肌に黒い髪の美丈夫 合成音声の――]
ウェイクリー卿? こんな時間に、珍しい。
[夜に少女を葬ったことも、 昨夜の宴もそ知らぬ顔で、 アメジストは笑み向けた。 常は昼下がりより後に訪れるが常であったのに。]
(25) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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ウェイクリー卿の屋敷に、 骨董屋宛の封書が?
……それは、わざわざ ご足労をお掛けして。 感謝を。ウェイクリー卿。
[配達人の真似事買って出たウェイクリー卿は 驚く顔でも見るためにだろうか。 人によっては悪趣味とも映るだろう。 視線を落とす、封書の文字。 角ばって、几帳面な、きっちりと詰まったもの。 長い睫毛を震わせ眼を見開いた。]
……、この字は…?
[背が、ざわりと震えた。 表情を抑えるので精一杯。
ウェイクリー卿は事情は知らずとも、 面白い顔が見れた、 届けた甲斐があることだと 戯れに頬白いを撫でたのだ。
昨夜の宴の名残のように。]
(26) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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[――卿が去った後、 ただひとりとなった骨董屋の奥、 レターオープナーで封を切る。
動作に迷いが生じたか 少し歪んで斜めに切れた。
角ばり几帳面な字。 この字、骨董屋は――恐らく知っていて]
(27) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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――、 っ、……!!
[鋭く息を飲んだ。 咽喉の奥が高く笛のように鳴る。
其処に在ったのは夜のおとぎ話。 鮮明に映し出された、 とある夜の、魔性の所業。
瞬間を永遠に切り取る 3枚の 写真。]
(28) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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― Aphrodite ―
[二度寝の後に。 貯蔵していた野菜だけでシチューを作る。 昼過ぎまで寝れたなら、喫茶店で飯を食うが 流石に昨日寝過ぎたらしく、余り眠れなかった。
それに―――…]
……寝心地が悪い。
[誰かに見張られているのではないか? そんな不安は複雑に作られた錠前には心配要らず。 落ち着かないのは、裏口で無残になった鉢植えと 灰皿の中で燃え尽きた便箋のせい、だろう。
鉢植えは壊した後、石畳に放置したし 便箋も今は、灰皿の中で炭化している。
だが、根本的な解決にはならない。 根を潰さない限り、は。]
(29) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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[ご子息が誰かしらに打ち明けて その相手は、sevenのファンで? それとも、変装した状態で帰宅した時に この裏口から入る所を見られた、…とか。
色々な可能性は浮上してゆくが、 不思議と、坊っちゃんからの贈り物だったとは 一片も想像だにしていなかったのである。]
ん、おいし。
[若干鍋底と共にシチューを焦がしてしまったが 皿によそって質素なパンに塗りつけて食べる分に、 ちょっと苦い以外は合格点の範囲。
食器は帰宅してから片付けよう。 鍋にはシチューが三分の一程度残っている。
白に雑じり、焦げが微かに浮いた流動食。 閉じ込めるように、蓋をした。]
(30) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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怠さはない、な。
[この調子なら、今夜にでも盗みに行けるだろう。 そうして、街ともsevenともお別れ。
新しい拠点は何処にしようか。 そんな事を考えながら、着替え始める。 脱いだ衣服、長袖の白いシャツも、茶色のスラックスも 五つ並ぶクローゼットには納めずに、 洗濯籠の中に押し込んで、似たような衣服に着替える]
――いってきます。
[師を投影する人形を作る費用は、 引っ越しの為の貯蓄となってしまったが。 半分残れば上等、といった具合。
大事そうに一斗缶の上蓋を撫でやり、微笑む。]
(31) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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[一斗缶は。 金庫にしてはダイヤル錠もないし、蓋をずらせば空く。 やや無用心な保管方法ではあるが、 店の表口も裏口も、盗難の手を跳ねのける程の しっかりとした鍵が付けられている。
昨晩、己の手に持つ鍵以外に、 もう一本が存在する運びとなったのは、存ざぬ。
きちんと施錠を確かめ、汽車乗り場へと向かう。 二つ隣の大きな街。 用だけ済ませれば帰るつもりなので、 日の高いうちに、戻るだろう**]
(32) 2014/12/12(Fri) 08時半頃
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……な、ん…… ――、
[ 其処に在るのはアメジストの夜。
ダフネドラは知っている。 真夜中のヴェールを 無遠慮に切り裂くものを。 真実に傾倒し、刃もて其れを 切り取るものを。
夜の横顔の“ 秘密 ”までも 感じさせる、熟達の技を。
知っている。 この街で、それができるものを。
――1人しか知らない。]
(33) 2014/12/12(Fri) 09時頃
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[銅貨に塗っていたのは、速効性の媚薬の一種。
家族のために、脚を開いてたの? お金のために、身を売ってたの?
それとも。 快楽のため? 自分のため?]
(-35) 2014/12/12(Fri) 09時半頃
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[足裏を脚の間に乗せて、ゆっくりと体重をかけていった。そうして力を緩めては繰り返して。
広げた親指と人差し指の間を押し当てるように往来して、踵で柔らかな袋の部分をぐりって押す。
息が荒くなって苦しそうになったら流石に手をはなしてあげるけど、逃げるなら隠してた銃を使わないとね。
銃口を顎下やお腹に押し付けたら、きっと静かになると思うの。]
(-36) 2014/12/12(Fri) 09時半頃
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……グリフィン……
[吐息に混ぜて、 幾度か飲み込んだ名前をつぶやく。 魔性が名前や愛称を呼ぶのは珍しく、 閾値を超えた者だけで。
魔物は震える。
――では、あの時感じた視線の感触は。 まぎれもなく、 おのれを射抜いていたのかと。
皮肉にも、 レンズを厭う魔物を切り取る写真は 腹立たしいほどに、 見事な出来映えであった。
くらり、と眩暈がするようだ。 背がマホガニーの机に当たり、 その拍子に、壊れた機械が目を覚ます。]
(34) 2014/12/12(Fri) 09時半頃
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ー ー
[夢を見た 夢を、みていた
夢の中の自分は高校生。友人と談笑し、来年の受験は何処の大学に行こうか話し合っていて
自分は実家から通える近場の大学がいいな、なんて笑い 担任に、それなら化学をもう少し頑張れと教科書丸めて頭をはたかれて
夕暮れ道、友人らと別れれば家路を急ぎ 橙色の明かりが灯る我が家、扉を開ければ母が出迎え、父は温室と教えてくれて 温室向かえばそこには楽しそうに植物を愛で観察する父の背があって]
……ただいま!
[そんな、夢だった]
(35) 2014/12/12(Fri) 09時半頃
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『脱いで。』
[唇だけでは伝わらないなら、ズボンの布地を引いて先を促す。
脱がないならいいけどね。 下が苦しいでしょ?
とろっとろな液体で足が濡れても、強くは圧してやらないの。やんわりと、やさしく。
早くしてって、頼まれるまでは。]
(-37) 2014/12/12(Fri) 09時半頃
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ー早朝ー
……いっ……ぁ
[久々に夢を見た身体は気だるさを訴える 腕の中の子猫はお腹が空いたとばかりににぁにぁ鳴いた]
あー、よしよしちょっと待っててくれよ?イイコイイコ
[猫用ミルクを与えながらほんわかしていれば、郵便受けに何かが投函された音 子猫をタオルでくるみ玄関に出れば、パーシーが一礼し 此方も会釈を返せば郵便物を手に取る]
……あっ
[それは大学からの聴講許可の書類 嬉しげにそれを眺め、小さく赤毛の教師に感謝を述べる
子猫も嬉しげににぁ!と鳴いて。さて聴講の日時は何時だろう]
…2日後か。楽しみだなぁ
[今日はいい日だ、きっととてもいい日だ
街に蔓延る闇も知らなければそれは"無いも同然" だから知らない 友人が骨董屋の主に送りつけた写真の意味も 幼馴染みがあっている被害も 兄の様な存在の喫茶店の店主が暫く店を閉めるのも 路地裏から赤猫と東雲色が見えなくなったのも
なにも、知らない]
(36) 2014/12/12(Fri) 10時頃
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[――俺は 君を 知っている。
ノイズ混じりに。 ぎくりと肩を震わせた。
俺は君を知っている。俺は君を知っている。
壊れた機械が繰り返す。
俺は君を知っている。俺は君を知っている。 俺は君を知っている。俺は君を知っている。
苛む声。
耳を塞いで、かぶりを振る。
――うるさい。うるさい。うるさい。]
(37) 2014/12/12(Fri) 10時頃
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ー→商店街ー
[商店街は昨日の火事騒ぎでざわついている 何処かの教師が路上で生き倒れていた>>16と、青果売りの女主人が笑いながら此方に話し それに苦笑しつつ相づち打てばどうやら今朝まで小火は続いていたらしい、と]
…なぁんか、物騒だね
[朝食に林檎のパイを包んで貰いつつぽつり呟きを 代金を支払えば、出勤の為に派出所に向かおうか
ーー今日も、忙しくなりそうだ*]
(38) 2014/12/12(Fri) 10時頃
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[――俺は君を知っている。
自分を抱くように、 項垂れて**]
(39) 2014/12/12(Fri) 10時頃
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/* あっ安価まちがた(>_<)
(-38) 2014/12/12(Fri) 10時半頃
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― 路地裏>>3:363の前 ―
[ゆるりと顔を上げた先>>3:360。闇に包まれた路地裏、頭上の月さえも雲に隠されてしまったこの場所では、顔を確認することはできなかった。]
だれ…?
[2枚の銅貨と、顔―――といっても暗くてよく見えないが―――を見比べる。そうしていれば、なかなか動かない自分にしびれを切らしたのか、]
『 。』 『 ?』
[闇の中でぼんやりと滲む紅が動くのが分かる。それでも何を言っているのかまでは、わからない。首を傾げれば、抱え込んだ足の甲を踏まれて眉が寄る。]
(+0) 2014/12/12(Fri) 10時半頃
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いっ…!?
[逃げようと身を捩れば、唇に感じる鉛特有の冷たさと、そして口に広がる鉄の味。
――――と、異様なまでの甘み。
喉から手が出るほどに欲しかったそれが、今は気持ち悪くてたまらない。しかし吐き出そうにも、顔も分からぬ誰かに押し付けられてそれすらままならない。]
なんなの…っ いたい、いたいよ… もう、やだぁ…!!
[足の甲にかかる圧力も増し。できの悪い子を叱るように膝を叩かれる。]
(+1) 2014/12/12(Fri) 10時半頃
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[2枚の銅貨が口の中で重なりぶつかり音を立てる。 甘くて苦いそれは、キャンディーと呼ぶにはあまりにも。しかし口の中で転がしていれば、次第に息が上がってくる。
叩かれた膝、その際緩んだ膝頭を足で暴かれて、そのまま足裏は]
――――ひ、っ
[ぐり、と押しつぶされる感覚。喉の奥で細い悲鳴が漏れた。 今はとてもじゃないけれどそんな気分じゃない>>3:360のに。身体は自分の心と相反するように反応し始めていて、絶望する。穢い仕事に慣れきった身体はいつでも自分を裏切ってばかりだ。]
(+2) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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[そうして、無言のままに続けられる蹂躙]
ひあ…、んん!! やめ…!やだ、やだぁ…っ!!
[自身が、足裏によって硬度を増していく。しなやかな足指が絡み、踵で潰されれば息をつめ。
抵抗する力など残っているはずがなかった。 それでもこの身体の高まり方が普通じゃないことだけは、かき集めた理性の中で理解していた。]
(+3) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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[ぼろぼろと涙は止まらない。いくら慣れていても、こんな精神状態で、しかも顔も見えない人にされるなど、耐えられるはずがなかった。]
や、ぁ…、ぁああ!!
[絶妙な力加減。襲い掛かる快楽に息が荒くなる。 頭の中が白くなって何も考えられない。自身は痛いほどに張りつめていて、白い雫が下履きを汚す。]
(+4) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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[だらしなくあけられた口から、飲み下せなかった唾液が首を伝って滴り落ちる。それに紛れて銅貨が2枚、転げ落ちるのを視界にとらえた。]
…ぁ、っ! いらない、おかねいらないっ!! だから…!
[銅貨をどうにか手に取って、ここまでにして、そう紡ごうとした口は顎下に当てられたひやりとした感覚に遮られた。
この感覚は知っている。銃口だ。]
(+5) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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[その感覚に身体が震える。
本能がむき出しになった今、本能は確かに恐怖していた。先ほどまでの理性的な思い>>3:263は焼き消えて。残っているのは本能のみ。
そしてその本能は、抵抗したら撃たれると、感じ取った。]
『 。』
[顎下の銃口に力が加えられる。加えられた力のままに顎先を持ち上げられ、形だけ目が合っている状況。そして再び紅が動く。]
(+6) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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……え、
[唇の動きはわからないけれど、ズボンの布地を引かれた感覚でその意図を察する。なんたる、仕打ち。]
ひぁ!
[そんなことできないとばかりに首を振れば、窘めるように足に力が込められて。引き際をわきまえたそれは、決して自分を昇らせはしない。
じれったい動きに、腰が動く。 闇から伸びてくる細い足にまとわりつく液体が、ひどく卑猥で。 視覚から、犯されていく感覚。]
んん…!
[鼻から漏れた甘い声。それはまるで子犬が媚びるときのよう。
自分で脱ぐなんて恥ずかしい。 でも、もう耐えられない…。
濡れた目を、闇に溶け込む侵食者へと向けた。]*
(+7) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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/* そして賢者タイム…(
(-39) 2014/12/12(Fri) 11時頃
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/* この発言PTで促しもあるとか地獄か。 ためしに誰かに促してみたい
(-40) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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/* 壁|ω・`)打ってたらえらいことになってますねぇ。
(-41) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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/* そしてコンダクトさんんん! 兄とか泣かせる。 暫く店を閉めるどころか、現状は**する未来が浮かんでいるんです、が。
(-42) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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[>>3:+77グラディスは口ごもり、その通りだと肯定する。 ――ほら、やっぱり。 男は心臓が凍り付くような心地がした。
>>3:+78これが叶わぬ恋だという事は分かっている。 ほんの一握りでも希望があったなら、こんな事はしない。 知らぬ内に深みに嵌って出られなくなった結果、この状況に至っているというのに。
けれど彼の言うように、 これが愛でないならば、自分の中にあるこの想いは何だというのだろう。
彼に触れたい。 傍にいて欲しい。 渡したくない。
誰にも、誰にも――]
(+8) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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[>>3:+79此方を睨み付ける彼は、妻との生活を望んでいる。 昨夜交わした口付けだって、彼は男を妻だと思って受け入れた。
――ああ、彼が寝ている間に全て奪ってしまえば良かった。 所有の証一つ残さなかった事に男は後悔をした。
息を吸う気配の後、紡がれた言葉は幾分か落ち着いた響きだった。 その内容に男は束の間無言を保ち、やがて喉を震わせる。 涙が零れ落ちて彼の横たわるシーツを濡らす。 泣いたのなんて久しぶりだった。]
ふふ、ふ…。 酷い人。 新しい恋など出来ていたら、こんな事にはなっていないですよ。
[酷いと思うのに、憎めないのは愛しているからか。]
(+9) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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二度もやり直せる程、私は強くありません。 …その時は終わりです。
[鳥籠は男にとって逃れられぬ誘惑を持っているが、想像よりもずっと脆い。 互いが望んでいてもそうだった。
グラディスと連絡がつかなければ、不審に思った彼の妻から大学に連絡が行くだろう。 大学だって彼が暫く出勤しなければ、彼の安否を確認しに行く筈。 彼の行きつけの店が同じタイミングで閉店している事が分かれば、警察の捜査の手が回る。
だからこの状態が永遠に続くなどと楽観視はしていない。]
終わらせる心算はありませんが。
[――まだ。 警察に踏み込まれる段となれば、愛しい彼とこうして二人きりで過ごす事は二度とないから。 せめて少しでも長く、続くといい。]
(+10) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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[沈黙が室内を支配した頃、何も知らない金糸雀が囀る。 はたりと男は目を瞬かせた。]
――あぁ、ごめんなさい、ローズ。
[壁の時計を見れば、そろそろ普段であれば階下で朝食を取っている時間。 彼女の水と餌を用意するのを忘れていた。 いつもの調子で男は詫びる。 そこだけ切り取れば、監禁などないかのよう。]
食事はどうなさいますか? 飲み物だけでも――
[彼が食事をしたいから静かにしている事に頷いたわけではない事は分かっていた。 それでも、男はベッド上の人に向かってゆるりと首を捻ってみせる。 水分を取らないと身体が動かなくなるのは経験済みだった。 医療に関わっているなら、彼もその事は承知しているだろうけれど。*]
(+11) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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[瞬間の「秘密」を縫いとめる。 写真は嫌いと謂ったのに。 なすべきはこの写真の隠滅か。 少女を葬り、ひとりになって、 空を見上げる、やはりひとり。
よく撮れている。腹立たしいほどに撮れている。 けれど、其処に居るのは、己では 、――――。
新聞にでも売りつけるつもりの ゴシップ記者とは違うもの。 なぜ、なぜこれをわざわざウェイクリー卿に「誤って」届けたうえで彼に直々渡させたのだ。性質を、全て、読んだように]
反響する。 “知っている”]
(*5) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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―― ― 、 して。
[――知っている。知っている。知っている。 呪いか。呪詛か。嫌がらせか。 あまりに不可解。あまりに――悪趣味。 態々、花まで詰めて 吐き出させて]
どうして。グリフィン。
[落ちる声。
魔物はひとり、 今も ひとり**]
(*6) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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――どうせ忘れてしまう癖に**
(-43) 2014/12/12(Fri) 11時半頃
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/* ニンゲンが一番怖いお話
ダフネドラ人間じゃないから…。(確定 ニャルラトホテプするよ ちゃんとするよ
(-44) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* 今日のお昼からは坊っちゃん無双が始まると いいなって思ってます
(-45) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* ぼんやりとその後を仄めかし(´・ω・`) グラディスさんが奥さんの元に戻るのが一番いいエンドだって分かってる。 その場合、フロライトはどうするかって考えると…うん。
地雷を踏む作戦だったら完全にファンブルですよね、これ。(;ノдノ)上手く読めてなかったらごめんなさい。
(-46) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* 襲撃に言及してるし ひとり、 というのを表に出さない方が 面白いかなと思ったので赤に置いたのでした あと少女が読んだら愉快かなと。
(以上状況説明)
(-47) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* まるで入れと、言われているかのようだ。 (入りますが。)
(-48) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* そんな誘導に釣られクマー
(-49) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* 今更だけど確定で被ストーカーの字面がヤバい。
(-50) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* 真にニャル様なら
ふふふ、愉快実に愉快 この僕に、この僕にだよ? 人間はこれだからたまらない!
ってなるのかなって今 考えたけど たぶんそういうんじゃないんで今回……(しかもこのテンションを続けられるのか不明のへたれ
(-51) 2014/12/12(Fri) 12時頃
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/* 独り言で友人をリスペクトして ダフネドラジオとかやる?
秘話見えないから 「おっと?此処で不可解な動きだね。 なかなか愉快な事になって居そうだ。 これはファン心理かな?恋慕かな?
ああ、あっちは流石の変態だね」
とかいう疑似実況
(-52) 2014/12/12(Fri) 12時半頃
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/*
ちょっと楽しそうだと思った**
(-53) 2014/12/12(Fri) 12時半頃
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― 繁華街 ―
[在を置く街に比べて、二つ先の街は活気がある 美術館や宝石店がない、という部分において 転居先としては相応しないが、商店が豊かなのは便利。]
あっ、おねーさん。 この、南瓜の置きものはおいくら?
[雑貨屋で大量生産のコサージュを100個仕入れ、 ついでに南瓜の置きものを購入する。
手に乗るサイズは金庫にも入るだろう。 硝子の靴の代わりにこれを置いてゆく事を考えながら。
陶器製の不細工な南瓜もどき。 やけに毒々しい色合いに見えた**]
(40) 2014/12/12(Fri) 13時頃
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[体を反転させて、彼へ向き直る。 縛り上げられた腕のせいで見動きは取り辛いが、 足はベッドの上にいる分には自由。 見れば、人形のような笑みから雫が零れ落ちるところ>>+9
彼は言葉にしなくとも理解し、覚悟しているのだろう>>+10 故に激昂しないし、狼狽えもしない。 きっとこれは彼の内で何度も問答したものだ。 「想定内」の答えを提示したから彼は涙を流した。
それでも。彼は間違っている。 普通なら踏み出せない一歩を踏み出した、その時点で。 目の前にいるのは秘めていた狂気を自分へ向ける加害者だ]
――酷い人と、君に言われたくない。
[後ろへ引っ張られた左肩が痛む。 自分がフロライトに「彼が愛する人」として出来る事は何も無い。 それは勿論、鳥籠の中にいる事も]
(+12) 2014/12/12(Fri) 13時半頃
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[沈黙を裂いたのは何も知らない金糸雀の囀り>>+11 いや、彼女は全てを知っているのかもしれない。 フロライトに冷静さが、日常が僅かに戻った。
言葉は通じる。 通じた故に感じてしまった彼の決意。 説得は難しいだろう。 想像以上に悩んだ彼には、生半可な言葉は意味をなさない。 ならば素直に従い、誰かに見つけて貰う事を待った方が得策か]
………水を。
[食べる気は起きないが、何かを摂取しなければ"いざ"と言う時に困る。 思い出されるのは昨晩の食事。 濃いトマトの香りと、ワインに含まれた香辛料は 何かを混入させるにうってつけだ。 無味無臭の水ならば誤魔化せられないだろうと、 常にお勧めを頼む口から、具体的な注文をつける*]
(+13) 2014/12/12(Fri) 13時半頃
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/* R18なことは何もしてない最年長組。 ちょっと優しすぎるだろうか。ぬるくてごめんなさい。
(-54) 2014/12/12(Fri) 14時頃
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/*心情描写多すぎで、ちゃんと箱から書けば良かったかな、うぅむ。
(-55) 2014/12/12(Fri) 14時頃
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/* 折角だしおまけでもストーキングして楽しかったなーと思ってもらえるといいですね。たのしい?たのしいかな?(自問)
メルヒオルのお花ばっさぁとか 見たかったな(監禁前提)
(-56) 2014/12/12(Fri) 14時頃
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昼間にログ進んでないのが新鮮にみえてきた! ロリショタ組がもうおらんからやな
(-57) 2014/12/12(Fri) 15時頃
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―路地裏―
『これぐらいで痛いの?』
[もっと痛いのをあげたのに。
目深に被ったキャスケットの中には纏めた髪を押し込んでる。
暗さはわたしの顔を上手に隠しているけれど、唇の動きまでは読めないらしい。
……つまらないの。]
(-58) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『雄豚。』
(-59) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『踏まれて悦ぶ、へんたい。』
(-60) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『やだって言っても、こんなに硬くしてるのに。』
(-61) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『我慢できないくせに。』
(-62) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『その身体で幾ら稼いできたの? 何人を悦ばせてきたの?』
(-63) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『何人に、――愛されたの?』
(-64) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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『――――――淫乱。』
(-65) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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[泣き虫のジルベール。 ぼろぼろ泣いてるの。
わたしの前でなくても、こんな風に泣くんだね。 イヤらしく鳴くんだね。
訴えるような濡れた視線にふっと笑って。 ご褒美をあげることにした。
ぐりりって、強く踵でなじった。]
(-66) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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[顎先の銃口を下ろさず、壁に付いていた手でジルベールの前髪を掴むと、1度降ろした足の指先で唇に触れた。]
『なめてよ。
ジルベールので、汚くなっちゃった。』
(-67) 2014/12/12(Fri) 15時半頃
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[伝わらないなら、後頭部を壁にごんってぶつけるの。 そうしてから、唇の間に親指を入れて、歯をなぞる。
ねぇ、ちゃんとやれるまで、頭をごんってするの続けるよ?
気絶させたくないけどね、まだ。]
(-68) 2014/12/12(Fri) 16時頃
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[喉の奥まで本当は足先を入れたいんだけど。ジルベールを寝かした方が、楽かな?
ねぇ、もっと上手に舐めてよ。
こーいうのだって、やってきたんじゃないの?
口の中で指を広げて。爪先でかりと 口壁を引っ掻くの。爪研ぎじゃないから、程ほどに。]
(-69) 2014/12/12(Fri) 16時頃
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[こんどは唾液でてらりと濡れた足を引き抜いて腿の上に置く。
腰の後ろに手を回し、ジルベールの目前で僅かな光を反射させ、刃物を持ってるんだよと教えた。
銃口を押し付けても大人しくなったけど、今度はどうかな?
ナイフをそっと降ろしてズボンの布地に引っ掛ける。ぐっと持ち上げて、びりっと破いた。脚の付け根の近く。
あんまり動かないで待っててね。 じゃないと、傷がついちゃう。]
(-70) 2014/12/12(Fri) 16時頃
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[今度は反対側の布を、同じように持ち上げてから裂いた。
ようやく見えた肉塊。 布越しではなく直接踏んであげた。
ぐにぬに、足の裏に感触が伝わる。]
(-71) 2014/12/12(Fri) 16時頃
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― 路地裏 ―
[>>+7見上げた視線。再び開く紅を視線で追うけれど、早く動くそれの動きを読むことはできない。蕩けきった思考では、尚更に。]
『―――――― 。』
[でも最後のひとつは。散々言われてきたからわかった。それが分かったとたん、ぶわりと音を立てそうな程頬に熱が集まるのが分かり。そして滲み出てきたのは恐怖。この状況に対する恐怖。屈しそうな自分への、恐怖。]
(+14) 2014/12/12(Fri) 16時頃
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[ほらねぇ、またさっきみたいに甘い声をだしてよ。 うぅん、さっき以上のがいい。
気持ち良いでしょ?
熱を擦りあげ、丸めた指のくびりに上下させ、親指の腹と爪先で先頭の一番過敏なところを刺激した。]
(-72) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[ねぇ。
また可愛いジルベールを、みせて?**]
(-73) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[身体を起こそうとすれば、ぐりり、と強い快感が身を襲って。踵の動きに合わせて、声が漏れる。]
やぁああ!!ひ、っあ!、ん!
[快感と、恐怖と。ふたつのものはぐるぐると溶けて。そして涙となって零れていく。]
いっ! やだ、な…んぐ、
[捕まれた前髪を引っ張りあげられて、それから口に突き付けられた脚指。てらてらと光るそれは卑猥で、それが自分のせいだと分かっているからこそ、見ていられず、視線をそらす。]
(+15) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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――――――――――ガン、
2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[ ――――――――――ガン、 ]
(+16) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[快感、恐怖、次は鈍痛。 スパークしそうな頭が、壁に打ち付けられたと理解するのに数秒を要した。 舐めろ、とでも言うかのようにぐいぐい押し入ってくるそれから逃げるように顔を反らす。]
ふ…、っく、
[それでも口壁を引っかかれれば、ぞわりと背筋が粟立って。ずりずりと落ちる身体はまるで降伏を表す子犬のよう。]
(+17) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[そろそろ闇夜に目が慣れてきた。右目ひとつでは時間がかかる。しかし色までは判別できずに。
目に映るのは少年のような体躯と、キャスケット帽子。口元は何かに覆われているのかよく見えない。]
(+18) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[まだ髪に水滴が残ったまま、浴室から部屋へと出てくる。 まだ体に付いた水気を拭ききれてなかったのか、くしゅんと小さなくしゃみが出てきて。 でも、そこまでゆっくりしている時間はない。こうして自分が浴室に入ってる間また誰かが中に入ってきている可能性もあるのだから。 流し台、寝台、机。衣類を入れている箪笥を調べても、特に変わった様子はない。 ……どうやら、誰も着ていなかったみたいで安心して。ようやくここで一息つけた。
今日は食材の買い置きや、大学に本を借りに行く為出かけなければいけない。 貴重品の類を鞄の中に入れて。それを大家に預けて、適当な屋台で朝食を買おうか。
コートを羽織キャスケットを深くまで被って。鍵のかからない部屋の外へと出れば扉を閉めて。 郵便受けの中を確認しようと――今度は住所も何も書かれていない、封筒が一つ投函されていた。 不思議に思いながらも、封筒の中身を外へと出せば……]
(41) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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(これ、写真?一体誰がこんなもの……)
[自分は写真を欲した覚えはない。ならばこれは、隣の住人のものか? 部屋を間違えて入れてしまったのだろうか、それならばちゃんと返さなければと。 写るものはどんなものなのかと、その写真を目にして]
……ぃ…や……なに、これ……
[目が大きく見開かれ、写真を持つ手が震える。 写真に写っていたもの、それは寝台の上で眠る人物。 布団と着ている服を大きくはだけさせ、眠る人の顔。 頬を紅潮させ、何かに耐えながら赤の糸の上で白を散らされながら眠る女性の写真。
――目を疑った。でも、間違いじゃない。 この服は、この赤は……この赤の上に散らされた白は……
カチリ、カチリ。穴抜けのピースはどんどん埋まっていき 最後のピースが、カチリと音を鳴らし合わさった瞬間――]
(42) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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いひゃ…っ やあ…!やらああ!
[哀れな仔犬は鳴き声を上げ。口の中の指のせいで吐き出した声はどこか甘みを帯び。]
…、かは、 ひぁ…、ふ、は…
[引き抜かれた足。足と口をつなぐ銀糸はつうと伸び。唾液とともに、口内に広がる独特の苦みを飲み下した。待ち望んだ解放に息を整えていれば、]
え、
[闇夜でも鈍く光る銀色。それは解放されたという安堵を簡単に真っ二つにした。]
(+19) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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|
[気付いてしまった、気付きたくなかった。 写真に写るその人物は、間違いなく自分自身。 そして、着ていた服は普段の寝巻きではなく自分の私服、白のブラウスにロングスカート。 この写真が撮られたのは自分が眠りそして目を覚ます間のもの。
知ってしまった――誰かが部屋の中に入り、自分に何をしたのかを。]
いやぁああああああ!!
[アパートの外、甲高い悲鳴が聞こえれば大家が異変を察知したのか部屋から出てきて。 その場にへたり込み顔を俯かせ振るえている自分に問いかけても 何も答えず、ただ恐怖に支配され涙を流しているだけ。
その様子がおかしいと大家が気付くのは……赤い髪の女性が写る写真を見てから**]
(43) 2014/12/12(Fri) 16時半頃
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[恐怖で動けない身体をいいことに、キャスケット帽子の子は足の付け根付近に刃を滑らし。器用にもそこだけを露出させた。]
や…っ!恥ずかし… ひゃあ、だめ、やだやだやだ―――ッ!!!
[露出したそれは、かわいそうなまでに張りつめていて。零れたため息は熱かったか。
そして視界の端に確かな意思を持って動く足を捉えれば、先ほどまでの快感がよみがえり血の気が引く。]
――――――――――――――――!!!
[直接触れられた熱。触れる足もどことなく熱を持ったように感じて。快楽にピンと伸ばされた背が弛緩するにしたがって、声が漏れだしていく。]
(+20) 2014/12/12(Fri) 17時頃
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――――やぁ…っ!ひん! んん……、ぅ
[擦りあげられ、ぐちりと抉られれば堪らない。はくはくと口を開き、垂れる唾液など気にならない。]
ぁあん!やだ、やなの…ぉ! たすけ…、たすけて…!
[迫りくる快楽が怖い。白くなる視界、とろけそうな思考。穢い仕事で慣れきった行為は媚薬によって無理矢理に高められ、常より早く理性を奪う。
そして火事と嫌疑と身内の死。精神的にも身体的にも追いつめられ、余裕などない。]
たす、け…っ お、る…ったぁ
[余裕のない思考は解放を望む。そして、自分のなかの絶対の“味方”の名を、小さく呼んだ。それは仕事におけるタブーであったけれど、そんなことはもう、考えなかった。]
(+21) 2014/12/12(Fri) 17時頃
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/* なお、そういう仕事で名前を呼ぶのはタブーかと思われます。てかこれ大丈夫…?
(-74) 2014/12/12(Fri) 17時頃
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/*
っすごいストーカーっぽい(褒めてる)
(-75) 2014/12/12(Fri) 17時頃
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[裏路地に響く喘ぎ声。]
ぁ…ん…! たす…て、お…る…えった…っ
[小さく漏れたのは〝味方″への懇願。今どこにいるかもわからぬ〝味方″への。]**
(+22) 2014/12/12(Fri) 17時頃
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―朝 Antique Amethyst―
[落ちかかる髪ごと耳を塞いだ。 巻いたかたちが乱れて解ける。
俯いていた顔を僅かに上げた。 銀紫の紗の間から 紫闇の眸が謂いようのない色を 湛えて歪んだ。
白い腕を伸ばして硬質な機器を掴みきつく握る。 ダイヤルががちりと廻り、 そして、沈黙した。
そのまま緩慢な動作で すぐ近くまで引き寄せる。]
(44) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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[――唇の内側を噛む。 牙が食い込み血が滲んだ。 すぐに塞がってしまうだろうし どうせ見えるはずもないところ。]
(-76) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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|
[藍の花は机で眠っている。 最初の写真は乱して崩してしまった。
白い花は大鋸屑のように詰め込まれて 飲み下せず吐き出してしまった。
硬質な機器は手の内に在るのに その奥の深淵は未だ暗い闇の底。
足跡辿るような 執着をなぞるような 記憶を逆撫でするような 秘密を踏み荒らす様な
――若しかして、若しかしての疑心暗鬼 苛みは蛇のようにとぐろを巻いた]
(45) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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[“俺は君を知っている” ただ一言の呪詛のなんと深いことか。]
――僕は、君を、
[――。 ――嗚呼。 なんて、おかしなこと。 声を殺して、肩を震わせる。]
(46) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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[傲慢―――その名の通りだ、 “アーロゲント” ]
(*7) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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[――“魔物”は涙を流さない。]
(-77) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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[わらいは時に苦しげだ。
――それでも。
誰かが訪ね来れば コルセットに覆われた いつもの格好でもって 骨董屋は出迎える。
それが、“魔物”の在り方だった**]
(47) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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/*
営業してるよ!
(-78) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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/* よし、今回で落ちれるよう頑張ってみよかな。
ところで、PCが機械だということを考慮して、ト書きを三人称っぽく見せるようしてるんだけど、あんまり意味がない気がしてきた。 しかも主観の時と混ざって気持ち悪いし。
(-79) 2014/12/12(Fri) 17時半頃
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|
/* 営業できるようにしといた方がいいかなって思って…
(-80) 2014/12/12(Fri) 18時頃
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/* もし2組いたら 首無し騎士の襲撃→アングイスで 吊がもう1組とかでもいいかなー。
(-81) 2014/12/12(Fri) 19時頃
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―朝― [外套を羽織り、シルクハットを被る。 帽子は滅多に被らないが、ゴーグルの付いたそれはお気に入りの物。 父が見たら露骨に嫌な顔をするが、彼は今居ない。鞄を持って、いつものように家を出る。 今日はやる事が沢山あるのだ]
眠い…な。
[くつ、と咬み殺される欠伸。]
(48) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
|
|
[>>+12何時の間にかグラディスは此方を見ていた。
君に言われたくない。 そう返されても、男は涙を拭う事無く只静かに微笑むだけ。 それは監禁する側の傲慢に見えたかもしれない。
やはり、左肩の拘束は解いてあげられそうにない。
暫し沈黙が部屋を満たす。]
(+23) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
|
|
[>>+13金糸雀は、止まり木の上で小首を傾げる。
水を求める言葉には首肯して立ち上がる。 何にせよ、飲む気力がある事はいい事だ。]
畏まりました。 静かに…大人しくしていて下さいね。
[金糸雀の鳥籠の中から餌箱などを取り出すと、念を押すように言って男は部屋を出る。 扉は完全には閉じずに半分開けたままにしておく。 何かあった時には音で知れるように。 鳥籠の中の金糸雀の声はせめてもの慰めになろうか。*]
(+24) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
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これ以上師匠師匠いうてるとどうしても丸太の猫型ロボットがでてきてしまう…。 実は生きてて…みたいな方向にするつもりだが、 私の腹筋が耐えられるかが怪しい
(-82) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
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ゴーグル付きのシルクハットかわいいな。 すごくスチパン
(-83) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
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― 一階―
[階段を下りれば、ドア近くのバリケードの所為で物々しい雰囲気を放つ店内が見えた。 一階の一角には昨夜と違い、ロープを渡して夜の内に洗った洗濯物が干してある。 外に干す事は出来ないから。 この季節だから渇きにくいだろうけれど――どうせ誰も入らない。 水場に近付いてグラスに水を汲む。 仮眠を摂った後はグラディスを見ていたから、男もまだ食事を摂っていない。 昨日の残り物で済ませてしまう心算だったけれど、腐る前に片付けてしまわないといけない。]
―― 一週間、というところでしょうか。
[鳥籠に危機が差し迫るのは。 ぽつりと発した言葉は沈黙に溶ける。 他にも知り合いの周辺や街の中で異変が起きている事は知らない。]
(+25) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
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|
[昨日の時点で、足の早い食材は保存が効くように加工をしてしまった。 男は金糸雀用に置いておいた青菜を餌箱の中に入れる。 新鮮さを保てるのも恐らく三日といったところ。 後は他の餌をやるしかない。]
…苦労を掛けてしまいますね。
[男はそっと息をつく。 いつも通りの世話が出来なくなることは昨夜の時点で想定出来た。 放ってしまえば良かったけれど、出来なかった。 彼女とは6年も寄り添っていたし、 何より、籠の中の鳥は自分で餌を摂る事を知らないから。]
(+26) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
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[男はカウンターに近寄って、セルマに電話を掛ける。 声は潜めたが、二階には話し声が僅かに伝わるかもしれない。 電話越しに何か物音が伝わりそうなら誤魔化す。]
もしもし、セルマさんですか。 店の話なのですが、体調を崩してしまって…。
[電話の向こう、セルマの怒る声がする。 それは酷く懐かしく聞こえた。]
…あぁ、ごめんなさい。 以後気を付けますので。 そうですね…一週間程お休みにしようかと。 はい、はい…。 店が開けるようになれば、またご連絡させて頂きます…。
[店を開く気はない癖に、一週間後の話をする。 しっかり栄養を取って早く直せ。 ついでに肉ももう少しつけろ、などと説教をされて通話は終わった。 男は暫し電話を見つめていた。]
(+27) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
|
|
[二階は静かだっただろうか。 何時食べられるかは分からないが、二人分の食事の用意ももう一つの盆に乗せて男は二階に上がっていく。]
お待たせしました。
[食事が乗った盆は部屋の外の床に。 金糸雀と、グラディスに求められたグラス入りの水、そして銀色に光る水差しを乗せた盆を部屋の中に運ぶ。 彼の手の戒めを外す事はしない。 餌を用意した事が分かったのかせっつくように鳴く金糸雀を宥めるように笑って鳥籠の中に餌などを入れてやると。]
――給仕をさせて頂いても?
[もし彼が男の手を借りず、動物のように飲む事を選ぶのなら哀しげな顔をして受け入れるが。
手伝いを許容されるのなら少し嬉しげに微笑み、彼が一口分を嚥下して更に飲むかどうか意思を確認しつつ、水を飲むのを甲斐甲斐しく手伝った。]
(+28) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
|
|
[この水には何も入れていない。 これに何か混ぜれば、警戒して飲んで貰う事は出来なくなるだろうとそう考えて。
――購入した薬が匂いや味がするかどうかはまだ確かめておらず。]
(+29) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
|
|
[彼から何か問いかけなどはあっただろうか。 あればそれに応じる。 話し相手は自分しかいないから。
なければ、男は暫し別室で過ごす事にする。 まだ鳥籠は始まったばかり。**]
(+30) 2014/12/12(Fri) 19時半頃
|
|
[反論は返ってこなかった>>+23 涙を拭わず、綺麗に笑う。 警戒が、眉間に皺を寄せさせる。
異常を異常のまま、受け入れる彼に、 返せる言葉はなかった。
少なくとも今は]
(+31) 2014/12/12(Fri) 20時頃
|
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[金糸雀の餌の準備をして。 部屋を出ていくフロライトを視線だけで追う>>+24 彼が出ていった後、 念を押された言葉に、不思議と笑いがこみ上げた]
――まるで俺が、聞きわけのない子供みたいな言い草だ。
[吐息に声が乗った程度の独り言。 半分だけ開いているとは言え扉の先、この声は届かないだろう。
素知らぬ顔で、ローズが囀る。 同じ時期に来た彼女は、ずっと彼の檻の中にいた。 6年目、彼に囚われた自分は同じ場所にいる。 彼女は檻の中を甘受して、餌を与えられれば美しい歌を奏でる。 歌を忘れないから、きっと金糸雀は捨てられない。 もし彼女が歌を忘れれば、解放されるのだろうか。
取りとめもなく考えながら、一人、部屋で待つことしかできない*]
(+32) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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/* >>+27騒いだ後には「そう言えば先程…」と時間差で凸する事になりそうだけど、グラディスさんしないかなと思って書いちゃいました。
(-84) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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/* デレちゃダメだデレちゃダメだデレちゃダメだデレちゃダメだデレちゃダメだデレちゃダメだデレちゃダメだ [エンドレス]
って言わないとほだされそうになる。 もうそろそろトイレとか考えないといけないかな[まがお]
(-85) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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―朝・Aphrodite―
[怪盗が今日盗みに走ろうとしているとは露知らず>>31、ただ店主の居ない散髪屋の暗い空間は、己にとっては絶好の機会。 まだ人通りの少ない道から裏口へと廻り、鍵を差し込む。 街の鍵師は完璧に仕事をこなした。受け取ったその鍵は、一つの引っ掛かりもなく回され、戸は開かれる。 鞄からラムネのケースを取りだしひと粒齧り。それが最後の一つであったことを確認すると、誰も居ない店の中へ足を踏み入れる。
石畳に打ち付けられ、踏み荒らされた土と赤には、寂しそうに眉を下げ。]
(-86) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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[中に入ればそこは表の店とは反対の、居住スペースだった。 置いてあった灰皿には燃やされて文字も読めなくなった手紙と、半分も残された煙草。 その手紙が誰からの手紙かも分からないほど間抜けではない。]
どうして。
[怪盗の感情に怒りがあることなど、不安があることには、気付けないほど奇怪しくなってはいるのだが。 台所に向かうと鍋にシチューが残されているのを見つけた。 朝食は食べたが、彼の作る食事ならまだ食べられる気がして。それ以上に、食べてみたくて。 火をつけて温めなおすと、ぐつぐつという音と共に美味しそうな匂い。]
(-87) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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いただきます。
[皿に盛り、湯気の立つそれに息を吹きかけ冷まして、口に運ぶ。 濃厚なホワイトソースが野菜に絡み、温かさもあって口で溶け]
うん、美味しい。
[空腹ならもっと美味しかったんだろうな、と無邪気に笑みを浮かべてシチューを完食する。 食べたシチューは、シェフの味よりも遥かに美味しい。片付けをしなければ、と台所の前に立ち]
…これ、どうするんだ?
[皿など洗ったことがない。 水の出し方を確認し、そこにある物から何を使えばいいのかを考え。 鍋の焦げが取れなくて手間取ってしまったが、これはこういう物なのだろうと諦める。 残されていた食器も一緒に洗って。 水切りには、食器が二つと、僅かに焦げの残った鍋が置かれた]
(-88) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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|
そろそろ…行かなくちゃ、な。
[部屋を見回し、奥へ入り。 洗濯籠に白いシャツと茶色のスラックスがあるのを見つける。既に温もりは抜けた後だが、これは彼が昨日も着ていた物なのだろう。 大切そうに衣服を胸に引き寄せ、抱きしめ、大きく息を吸いこんで。 シャツとスラックスを大きな鞄の中に仕舞う。 大学へ行く時に使うその鞄は、殆ど何も入っておらず余裕があった。
灰皿の上に残された煙草は丁度いい方法を思いつけず、仕方なく真鍮のラムネ入れを代用し。 ぱちん、と閉じて店を出ようとして]
(-89) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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痛っ。
[ごん、と鈍い音と共に何かにぶつかる。 足元を確認するとそこにあるのは一斗缶。しかし感触から、ぶつかった中にあるのは液体とは思えず]
…なるほどね。
[中にあるのは水でも油でもなく、金だった。 詰められた資金は何に使われるのか。 それは想像には適わず。 蓋を閉め、店を出て、きちんと鍵を掛ける。
お金を奪わなかったのは、一つは、する必要が無かったから。 もう一つは、きっとそこにあるのは綺麗な金では無いだろうと思ったから**]
(-90) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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─大学─
……おはようございます。
[眠気にふらつく足で、大学に辿り着き。 自分の研究室を持っていない講師用の部屋で、がくりと椅子に沈み込む。 こちらの眠気と疲労をみてか、昨日はお楽しみでしたかと冗談口を向けてくる同僚に、そんなところだと返せば、上がる幾つかの興味の声。 が、あまりの眠気に、講義の10分前に起こしてほしいと頼み込み、机に突っ伏した。 少しでも寝ておかないと、講義で失敗するかもしれないし、学生の質問や相談にも答えられない。 それに、きっと今日も。体力を遣うことになるだろうから*]
(49) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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―朝・商店街―
ふぅ。
[既に腹いっぱい充たされているからか、燐蛍亭の前を通っても覗こうという興味すら湧かなかった。 ちらりと耳にする世間話で、休業になったのだと知る程度。 満腹状態では残念だ、と思う余裕も無かった。
やがて歩いて辿り着くは、骨董屋の前。 露骨なまでに権力を象徴する物を好む父。 真鍮や歯車など、奇妙な物を集める自分。
そのどちらもの利害が一致する場所の為、何度か訪れたことのある場所。尤も、父は奇人を嫌って寄りたがらないが。 扉を開くと、いつものように店主>>47が在るだろうか]
(50) 2014/12/12(Fri) 20時頃
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[やはりちらりと過る後悔は、手紙でも遺しておけばという想い。 裏切られたとしても変わらず、想いはそこに在る]
後でもう一度向かうか…。
[店主がまだ居なければ、だが。 「ファン」としての想いは、歪み続ける]
(-91) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
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/*昼に来れるとかほざいてすみませんでしたァ!(土下座) 後きっちり全部回収しようとしたら果てしなく長くなった上に気持ち悪くなってすみませんでしたァ!
いや…あの…服スーハーするの…自分でもびっくりした… でもこの子がやりたいって言うから…
(-92) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
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[扉が開く、光が差し込む 店主のしろい背が見える。 コルセットのデザインだろう、 肩甲骨と背骨のラインが強調される。 どこかパレェドの衣装めいていた。
片手で顔を覆うように俯いていたが 客の気配に肩越しゆるやかに顔を向けた。]
おや、“坊っちゃん”、ようこそ。
[ゆうるりと、眼を細めて、出迎える。 秘密はきっと、抽斗の奥。]
(51) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
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/* ところで鳩PLはメール機能をメモ代わりにして、そこにロルを残しておくんですけどね? 朝行きの電車でメールにストーカーロル残すじゃないですか。 帰りそれを手直しするじゃないですか。
帰ってきたら未送信メールにこのロルが残されているじゃないですか。 なんとも言えない気持ちになりますよね。
(-93) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
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―Antique Amtethyst― おはようございます、アメジストさん。
[病的に白く細い身体>>51が振り向き、坊っちゃんと呼ぶ。 その呼び方は何度言われてもぞっとするものだが、嫌な顔をすることは無く。 宝石商の息子らしく、紫水晶の愛称で呼び]
欲しいものがありまして。
[ぱっと見れば懐中時計のような、真鍮の入れ物>>0:170を見せる]
これと似た感じの入れ物はありませんか? 最悪、ラムネ菓子が入れられれば何でも良いのですが。
[そう問いかける彼は、店主の仕舞われた秘密に気付く事はない]
(52) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
|
|
…それと、怪盗sevenについて知っている限りの情報を。 "何でも揃う"んですよね?
[悪戯っ子のような笑みを浮かべ、こてん、と首を傾げ。 引き出すのは、店主ではなく、怪盗の秘密。]
(*8) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
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|
/* グリアンが既に両思いな件。
(-95) 2014/12/12(Fri) 20時半頃
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―Antique Amtethyst―
[“坊っちゃん”と呼ぶのはわざとである。 諸々事情はあれど、それを愉快としているのは間違いない。 深く、青緑めいた眼は、 赤猫と何処か、――やはり似ている。]
欲しいもの?
[真鍮製の時計の入れ物、 くすりと小さく笑みを食み]
――あるよ。幾つか種類があるが 好きなものを選ぶといい。
[硝子の嵌めこまれた陳列ケース。 花の模様や蝶の模様、彫り込まれて鈍く輝く。 大きさも様々、お好みの儘]
(53) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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|
― 繁華街・裏通り ―
!? っ
[買い物も終え、さて帰ろうかと駅の方角に。 いきなり襟口を後ろから掴まれたのは、そんな時。 驚きに息を詰め、背後を振り返る。 フードを被った鴉面。 どう贔屓目に見ても、まともな趣味に見えない。
外套の裡に籠めたナイフに指を届かせるより早く、 鉄錆色の手に掴まれて、裏路地まで引きずられてゆく]
――なっ、なンだあんた、 人を呼ぶぞ!
[何度か骨董屋で卸をしている行商人が通りかかり、 見覚えある散髪屋の店主が連れていかれるのを認め。
しかし荒事に巻き込まれたくはないと干渉せずに 裏道の手前で足を留めた。]
(54) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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[漸く手を離されたかと思えば、鴉面がフードを取る。 短い赤毛に、鴉面は外さず。 眼鏡を外す金属の指。 鬘をくしゃりと撫でる指に、顔が凍りついた。]
うそ、 だろ … し、
[そんなこと、有るはずないって、 そんなことが、]
師匠……?
[頬を抓る余裕もなく。 呆然と目を見開いて、口もあけっぱなし。 たぶん、鏡で見たら相当な間抜け面だ、]
「やァ、たまげたたまげた。 あんま大きくなってねぇな、なんて顔してんだ、ナナ」
[その声は己の識るかのひとのもので、 顔がみたい。 金の指を伸ばし、面に触れた。
だが、遠ざかるように一歩引き、 フードは再び被り直される]
(55) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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「見れたツラしてないのは、俺も仝じだ。 エルムの怪物の方がまだ可愛げもある」
[命からがら、しかし火傷は顔も体の半身にも負い。 つい数年前に退院したという。 今は、流れの闇医者をやっていると、]
僕は、ずっと待ってました、 また、貴方と共に暮らしたい。
あなたがどんな顔でも、構わない。 僕を連れていってください、
何処だってついていく お願いします、お願い……
[告げて、師の肩に縋る。 鴉面の表情は判らないが、頷きが落ちた。]
(56) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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「わかった。 だが、おまえにも今の暮らしがあるだろう。 一日よぅく考えて決めろ。
今夜十二時に、―――あそこで待ってる」
[指差されたのは、あの街よりも余程広い、広場の噴水。
怪盗にとっても、今直ぐにという訳にはいかなかった。 sevenの最後の仕事が殘っているのだから、]
わかりました、 考えます、ちゃんと考えて決めます。 [心はとうに決まっていたけれど。 そう告げれば師は満足するものと]
(57) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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[話を終えて一度別れる前には、行商人の姿は無かった。 汽車の時刻が迫っていたから、だ。
そうして、日も高くなる頃に まだ客人が殘るうちの骨董屋へ品を届けに赴く。 散髪屋の店主が、鴉の鉄面を被る男と何処かに越すらしい。 腕利きと聞いていたが、惜しいねぇ
そんなたわいも無い世間話と共に*]
(58) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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/*ほう……? オーケイオーケイ、今日襲撃だね!任せてください! [爽やかスマイル。]
(-96) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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[一つ、瞬き]
そう。“君”は――
[二人称、密やかに眼を細めた。 囁く声は、宵の色]
……君は、 硝子の靴を追う“シンデレラ”の 金の月を垣間見ながら 市井で躍らせたままだけれど。
それは、何故?
[“知っている”と紫水晶は謂う。
逮捕する。捕まえる。 そんな理由はくだらない。 怪盗に似合わない。在るとするならば 狂的なもの。執着心。ゆがんだあい。 そういうものが。嗅ぎとれる?
そうでなければつまらない。 天秤の傾きと気分次第。]
(*9) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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/* 師匠生きてるふいた
(-97) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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/* 拗らせるからやめなさい!(ダフネドラが)
(-98) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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やっぱり。 何か無いときにはここに来るに限りますね。
[助かるなぁ、なんて店主>>53の愉悦は見ない振りをして。 ショウケースには、まだ新しい物から空気に触れて味を含む物まで揃っている。 硝子の上から、指でなぞるように辿り]
迷うな…どれが良いかなぁ…?
[まだ人も居ない店。 存分に考えてもバチは当たらないだろう]
(59) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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/* >フードをかぶった鴉面
完全にペスト医師
(-99) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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ああ、すみません。言葉が足りず。 怪盗sevenの"今"、"風貌"
[そんなものは、どうだっていいんです。 瑠璃の瞳を紫に向けて、笑いかける。その表情は無垢で、若くて]
"僕"が知りたいのは、彼の過去。 何故?って―
――僕は彼を、終わらせたくないから。 僕の憧れる怪盗sevenの魔法を、12時の鐘と共に解きたくないからです。
留めておきたいんですよ。憧れの彼を。この手に。僕の手に。
[酷く、歪んでいた]
(*10) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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[白い花咲く包を抱いて。 かたかた鳴る南瓜の雑貨を抱いて。
汽車に揺られて帰る道は、ひとり。 それでも、信じられない奇跡が起こったのだ。 もう、一人が恐ろしくなんてない。
もう、夢を見るだけの子供ではないのだ。 もう、もう。]
ふ……っ、くく……
[あの街を棄てることだって、何も躊躇いなどない。 だって、一番欲しいものが手に入るのだから。
溢れる笑いは、聖夜を楽しみにする子供にも似て。 溢れる涙は、冷たくなんて、ない。]
(60) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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―Antique Amtethyst―
お役に立ててなによりだ。
[見る振り、見ない振り。 店主は笑みを浮かべたようだった。]
心の赴くまま。 手にとって比べてみてもいい、
[硝子の蓋を、ゆっくり開き。 特に手袋など薦めるでもなく、 自由に見て良いと、白い手で示した。]
(61) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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―Antique Amtethyst― [宵の色湛える紫水晶は、 若く無垢で貌を 瑠璃に浮かぶ鮮やかな歪む煌めきを 余すことなく、見つめて。]
――ふ、ふ。
[――嗚呼。いつかの。花束を持って 通い詰めた男を思い出す。 面ざしはうつくしい彼の母に、似ているようだが]
そう。いい色。 素敵な色。
――いいよ。教えてあげよう。坊や。
[そうして、囁く。彼の過去。自らの瑕(きず)も、抉りながら]
(*11) 2014/12/12(Fri) 21時頃
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―日の暮れた頃。 なんだか、騒がしいねぇ… 何かあったのかなぁ
[呟いて、カウンターから見えるドアの外へと目をやって。 何が起こったのかには、さして興味を示す様子ではなく、その言葉はどこか素っ気ない。]
うん、りょーかい。 僕もそんなに込んだ予定はないし…
(62) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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キミならいつきてもらっても構わないし、ねぇ
[にい、と。 細められる瞳、三日月を描く口元。 裏表はない、素直なものなのだけれども。 どこか歪んだように見える、そんな笑顔。]
(-101) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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今は丸太を解剖してるって言わせたかったけどやめてやったぜ
(-100) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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―Antique Amtethyst―
――sevenはね 過去に“師”を
[うそつきを。 約束を守らぬまま消えたあの男を。]
“million”を、――亡くしている。 生死は不明だが、
きっと。
今も。
彼の中では死んでない。 ずうっと、焦がれているのだろう
[――遠い声。 視線を向けた。オルゴオル。]
(*12) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[キミになら、なんだって。 その綺麗な輝きを、僕のものにできるなら。]
(*13) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[彼の帰り支度を眺めながら、手にした薬瓶を弄ぶ。 特に意味はないのだけれどなんとなく目についた、透き通った水色の小瓶
明日は何をしようか、と。 近々行くと約束していた友人の店にでも、等と考えつつ。 それは叶わないことは今の己には知る余地のない話。]
苦手なものかい? んー…特に無い、かなぁ
あ、でも海鼠はキライ。…あれは綺麗じゃないから。
[どうしてそんなことを聞くのかと、きょとりと目を瞬かせ、 嫌うそれを思い出せば少し額に皺をよせて。
彼が店を出るようなら、その背を笑顔で見送るだろう*]
(63) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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/* そう言えば、さっきロル書いててえらい野太い声の金糸雀だなって思いました。 すげぇかわいい生物に例えてしまった。 お返事書くぞー
(-102) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[今度の笑顔は、先程のものとはまた違う。 いつもの薬屋、マニュエル・フロックハートのもの。*]
(64) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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―Antique Amtethyst―
[ジョシュアの品定めの間 幾らかかっても構わない。
――エヴァルトは気まぐれに、 ――悪趣味を携えて早くに来たが
本来、あまり人のいない時間。 つと、古いオルゴォルに手を伸ばした。 鉄錆色指が巻いた薇。
先日、白い腕に薙がれて落ちて、 それでも壊れず其処にある。]
(65) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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―大学:講義室―
――と、このようにですね。 蒸気機関に必須となる水源を巡る争いは、歴史上、大変多くみられます。 この傾向は、復水器の発達や地下水利用の普及によって、水源の重要性が下がる近代まで続きました。
この街の歴史においても、それは同じです。 英雄ヘルムートの名前は知っている人もいるでしょうか。 下ヘーイヘの取水堰を巡っての戦いで、活躍した狙撃手ですね。
しかし、この戦いは何も産みませんでした。 争いの結果、双方の目的であったはずの取水堰は破壊されてしまったからです。 英雄ヘルムートを初めとした守備方の活躍で、堰を奪えないと判断した敵方が、奪取から破壊に目的を変じたからです。
[言葉を切って]
(66) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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自分の手に入らないのは、どうにか耐えられる。 だけど、誰かの手に渡ることは、どうにも我慢ならない――、
――そうなるくらいなら、壊してしまえ。
[低く重い声に、一瞬、教室の空気が鎮まった]
(67) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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……と、そういうパターンは、歴史のなかには、ままあることです。 好きな子につい意地悪をしてしまう、というのも、似たようなものでしょう。 子供の頃に、覚えがありませんか。もし両思いになれば、そんなことは誰もしないでしょう?
[冗談めかして続ければ、再び空気は弛緩して――そのあとは、講義の終わりまで普段のとおり*]
(68) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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/* グリフィンと話したかったけど、帰り遅いのか。
というかアングイスいるから店あいてないかな?
(-103) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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/* マニュエルも来たぞ!!!! 完璧だ!!!
(-104) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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良いのですか?ありがとうございます。 ん、これも良いな…
[店主>>61に促されるまま、硝子ケースに手を入れ、真鍮を手に取る。 歯車が形どられたもの、鳥が彫ってあるもの。 様々な物を手に取りながら、オルゴール>>65に耳を傾け。]
(69) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[ありがとうございます、その声は、小さく小さく店に溶ける>>*11。 そして語られる、昔話。]
"million"。
[真鍮から顔を上げ、視線を辿るようにオルゴールへと。]
(*14) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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―無明の怪物― [はだけられた衣類を強引に引き剥がされて、 外気に触れる肌が恐怖か寒さか分からない震えを起こす。
顎を掴まれ、向けられた目線の先には幸せな家族写真。 世界で一番大事な、大事な。
最も穢したくないものの前で、犬の様に這わされて恥辱を与えられている。]
…いやだっ!!!!
[必死で首を振ろうとしたけれど、それは叶わない。 何か声が聞こえた気がしたけれど、もう何も聞きたくない。]
(70) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[耳朶を食まれる感触に、懇願する。]
やめて、…お願いだから
離して、 …やだ、 嫌だ
[聞き入れられないまま、触れた熱塊に言葉を失った。 異物で長時間、開かされたままだった内壁を 更に強引にこじ開けるように、穿たれる。
叫んでも、叫んでも、腰を掴む力は緩まず、 押し入る熱は引くこともなく、 嘲笑うように蹂躙する熱に限界を超えた許容を要求され 息をすることさえも儘ならない。
痛みに咽ぶのに、それさえも許さないように 胸をなぶられ、律動に翻弄される。
誰の情欲にも触れることを許されなかった体は、 熱の逃がし方さえも知らずに泣き続ける。]
(71) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[ごり、と体の内側から響くような音に、 腰が跳ねる、瞼の裏で白い光が散る。
鋭敏すぎる感覚を快楽とは未だ繋げられないのは、経験の未熟さゆえ。 それでも、翻弄されるその感覚が、甘く己を侵していたものと同種だと予感めいて 未知の恐怖と、僅かな期待に震える。 何度も何度も、その場所を内側から突き上げられて、 苦しさに息が止まりそう。]
(72) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[逃げようと床に指を這わせて前に進んだ体は、 腰を掴む手に引き戻され、更に深く熱を押し込まれる。
苦しさのあまりに捩った腰に、体内で一層張りつめた熱を感じて 涙と悲鳴ばかりが零れた。]
…やだ…、抜いて、
たすけ、て もう、やだ…
(73) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[穿つ熱が急速に弾けて、それまでとは違う刺激と熱に、 とうとうこの凌辱が成されたのだと分かってしまう。
けれど、吐き出された熱は終わりを期待させて、 絶望の中に安堵さえもおびき寄せた。
これで、やっと眠れる、と。 これで、やっと解放される、と。
儚い、一時の安堵は。
熱も硬さも失わないままの、屹立が再び動き出し、絶望を色濃くする。]
や、……だ。
(74) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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ぁ、――――――あああああああああああああ!!!!
(75) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[三度目の熱を体内に撒かれたことまでは覚えていた。 けれど、そこまで。
途切れ途切れの意識で、犯され続けているのをぼんやりと感じとり、 その度に、もう目覚めたくなどないと思った。 声も涙も出ないほどに疲弊して、一方的な暴行を受け入れ続ける。]
(76) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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[姿も名前も見えない怪物に貪られ、喰らわれ続ける――――*]
(77) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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/* おおぅ、皆SAN値がやばいね……(ふるえ)
(-105) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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― 部屋 ―
[ベッドに寝転んだまま部屋をくるりと見回す。 必要なものが最低限の閑散とした部屋。 檻となるように整えられたのだろうか。 少し遠くにある本棚と、ベッドより高い位置にある机の上はまだ確認できない。 足音で、彼が階段を下って行ったのは確認している。 だから、きっとここは2階より上の階。
アパートの火事も、怪盗の模倣犯の取り調べも、 鳥籠の中には聞こえない。
聞こえていたら、 耳に入るだろう元気な散髪屋の元従業員の名に 心配していたはずだ。 怪盗の情報にやたら明るいミーハーの学生は きっと今日も救護室にやって来たのだろうから。 そして、彼がとてもそんな事をする人物でないことは、 短い付き合いながら知っているつもり。
――尤も、酷い裏切りによってこの状況となっている今は、 そう判断できるか定かではないが]
(+33) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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―Antique Amtethyst― どうぞ、遠慮なく
[ オルゴォルは、マホガニーの机の上で 響きを大きく、深くする。 何処かの街での再会を、まだ、知らぬまま。
まだ。]
(78) 2014/12/12(Fri) 21時半頃
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/* 私の友人は一体誰に喰われているんだ。
(-106) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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ー商店街ー
あ、おばちゃん ――ところで、女の子の機嫌が治るのってどうすればいいと思う?
[林檎のパイを包んでもらいながら昨日所内で起こった平手打ち紅葉事件の概要を話せば―― 青果売りの女主人からものすごく生温かい目で見られた。解せぬ まだ青髪のテオって学生の方が女心を知ってる?ほっとけ!]
「今度喫茶店に2人で行こうとか誘ってみるのが一番 それで分かんなきゃもう馬鹿につける薬は無いよ」
[呆れ顔でそう言われて、鈍い自分でも薄々は何となくは想像ついて いやいやいやないないないないない 頬を薄紅に染めつつぶんぶん手を横に振ったが、更にジト目で返された おかしい、今日は良い日になる予定だったのに
署まで行く道中、昨日火災があった場所まで行けばそこはもう既に沈火した後]
しっかし何でこんな場所が 火の気も無い、はずなのになぁ
[眉をしかめ、暫し立ち止まる 先程通りがかった喫茶店にも暫し店主の体調不良の為休業とあり 今日は路上でオルエも見ていない
まるで自分の知らない場所で、何かが起こっている様な――]
気のせい、だよな
[ぶるり、1度だけ肩を震わせた]
(79) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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―朝― [なぜだか寒くて、寂しくて。
泣きながら目が覚めた。
見知らぬ天井は>>20、己がよそ者だとはっきりと告げてきて、 身の内に蟠る痛みと、泣き過ぎた喉と頭の痛みは 緩やかに凌辱の事実を突きつける。]
(80) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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―Antique Amtethyst―
そう。
坊やは、知っている? かつて世間を騒がせた大盗賊の、なまえ。 ぱたりと、道の途絶えた。 ――飛空挺の事故、だって。
[ オルゴォルを置いた机に凭れかかり、 緩やかに、笑みではなく眼を細めた。 ミリオン、と口のなかで1度呟いて]
……、sevenは、その弟子。
[ 悪趣味な、狡い、そう弟子は評したが それは、差し挟まずに、事実と推測とを 求めるものに差し出した。]
多分、拾われ子だと思うけど。 これは、確証がない。僕の勘。
[ 魔物はそう、嘯いた。 ]
(*15) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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[穢れたのだ。
この身も、心も。]
(81) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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[何より大事にしたかった家族の 在りし日の姿の前で、誰とも知れぬ相手に辱められた。
その事実は細やかであるものの、 根付いていた矜持をへし折るもので。
世界中の誰にも会いたくなくて、この世のどこからも消えてしまいたい。 そんな空虚な思いばかりが湧く。
枕元の甘い香り>>20も慰めにはならない。]
かえり、たい…。
[つぶやいてしまえば、一筋だけ涙が落ちた。]
(82) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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― Aphrodite ―
[二つ離れているだけの街に赴いた甲斐あって、 帰りの石畳を歩む足取りはひどく軽い。 昨晩の鉢植えのことも手紙のことも頭から消え去った
だから、壊れた鉢植えも目に入らない。 靴の痕の殘る花弁も、気にならない。 幸いと清純を意味する赫いノーチェ・ブエナよりも、 もっと赤くて敬愛する緋色を手に入れられるのだから
鍵を差し、部屋へと入る。 鼻歌なんて歌いながら、空腹に下腹を撫ぜ。 でも、]
………。
(83) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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…………あれ、
[確か、一食分は殘していた筈だった。 その筈、だが。 もしかしたら、思い違い?
皿も、帰ったら洗うつもりだったのだ。 何故か、どちらも洗われた後で。
そうっと、手持ち鍋を浮かせた。 底の深い皿は、ふたつ。]
はぁ……?
[意味が判らない。 朝から酒でも飲んでいた? そんな訳はない。 きちんと素面で料理したのだから、 じゃあ、えっと。 何故シチューは消えて洗い物がされているのか。 鍋の底にこびりついたままの焦げ跡は、なんにも謂わない]
(84) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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―早朝・自宅―
[カジノに行く余裕もなく、 再び規則正しい生活を送り始めた青年は、 昔のように、朝早くに目を覚ました。
寒さに震えながらベッドを降り、 身支度を済ませていれば、 いつしか眠気も消えている。]
…… ん、んん。 手紙――、書かないと。
[昨日は結局、万年筆を手にしたは良いものの、 他の事に気を取られてしまっていて、 筆がなかなか進まず仕舞い。
写真を受け取りに行く前に、 もう少しは、書き進めておこうと。]
(85) 2014/12/12(Fri) 22時頃
|
|
[自分は元気にしている事。 最近は、色々と仕事をしていること。
今まで書き綴る勇気がなかった事も、 傍から見れば小さな一歩、 されど青年にとっては大きな一歩を踏み出して、 便箋に書いてみる。
―――― いつか、会って話をしたい。 あなたたちの、時間が取れた時で良いから。
12分程、文字を書く事を止めた後。 震える手で綴ったのも、青年の勇気。 そうでもしなければ、いつまでも、 この生活が続いてしまいそうだったから*]
(86) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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>>79 (どやぁ)
(-107) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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[野いちご 赤い実 木蔭で 見つけた
誰も 知らないのに 小鳥が見てた
思い出せるのは、つい先程謡っていたそれで。]
[鍋を取り落として、大きな音と共に床に転がしても。 答えが返って来るわけじゃ、無かった。]
(87) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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[彼を待つ間、ベッドに触れる耳が、階下の音を拾う>>+27 とはいえ潜められた声はほとんど聞き取れない。 しかし、あまりに静かな燐蛍亭は閉められているのだろうか。 それとも、早朝すぎてまだ開店前の時間なのだろうか。 深い眠りは時間感覚を狂わせる。 もっと言えば、これが翌日か、それすらもわからない。
聞こえた声は誰かと話しているようだった。 しかし、相手の声は聞こえない。 ならば電話だろうか。 少ない情報で考える。
2階ならば飛び降りても無事だろうか。 1階まで行けば電話を掛けられるだろうか。
彼がどんな根回しをしたのかはわからない。 助けが来ない可能性もあるため、脱出の算段は考えておくべき事。 それは出来れば複数、しかし、どれも拘束された手足が許さない。
設けられた1週間という期限、その声は拾えなかった]
(+34) 2014/12/12(Fri) 22時頃
|
|
[待て、――きっと。思い違い。 よく頭の中を整理せねばならない。
浮かれているから、今朝の行動が追えていないのかも。 食器がまだ乾ききっておらずに、 ぽたりと雫を落としても、―――… ]
昨日、何かを食べて、 今朝食器を洗った
[それ以外に何がある? 厳重な鍵前に守られたこの家に、自分以外の誰が生活するというのか
昨晩、――なにか食べたっけ、 ええと、ええと。
朝の行動を振り返るべく、風呂場の方へと。 確か、風呂に入るのを忘れて、帰ったら入るつもりで、]
(88) 2014/12/12(Fri) 22時頃
|
|
『帰りたい』
[そんな願いのままに、ずるりと寝台を下りる。
自分の体格よりも大きなシャツは、腕の動きの妨げにしかならない。
無理矢理受け入れさせられた箇所は痛みと熱を伴って、 脳裏に記憶が蘇る。]
…ふ、ぅえ――。
[えずいても、昨日からまともに食事どころか水分も摂っていない 体内からは、乾いた呼気が零れるだけ。
よろめきながら、立ち上がる。 帰りたかった。 父と母と自分。三人だけの小さな家へ。]
(89) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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|
/*
あとは、フィンランドっぽい国の 出身だと知らせればいいかな。
kokk、って聞いてるしね。 夏至のお祭り
(-108) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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|
[音に気がついたのか、写真師の姿は程なくして現れただろう。 帰りたい、と繰り返す言葉へ返される表情はやはりいつもの無表情だったろうか。
伸ばされる指があっても、 経験に乏しい体が未だ強烈な刺激を快楽と繋げられないまま。 痛みと恐怖ばかりの記憶。 他人と触れ合うことに覚えた恐怖と合わせて、 返るのは拒絶ばかり。]
(90) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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―回想・薬屋『Misty rain』―
[>>62外の喧騒を大して気にする様子もなく。 青年は、そんな店主の性格がイマイチ掴めず、 僅かに首を傾げる。
悪い人ではない、と、思うのだけれども。 彼の性格を知るには、 もうすこし、時間が必要なのやもしれない。
ひとり納得し、明日の予定を告げ。 店主にも大した用事が無い事を、]
ッ…………!!
[ひっそりと、息を呑む。
店主の笑みは、まるで理解できない、 言ってしまえば、ひどく不気味なものだった。 チェシャ猫のような、表も裏も無い、 悪意も感じ取れないような、そんな笑み。]
(91) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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|
嫌だ――っ! 触るな!…触らないで……
[他人の存在そのものが恐怖。 怯えさえも浮かべて、逃れるように距離をとる。*]
(92) 2014/12/12(Fri) 22時頃
|
|
そ、
そう、だ。
――――そうだ、昨日は粥をつくった、
[だから、底の深い皿がもうひとつ出てても、可笑しくはない。]
[籠の中は空虚で、何もいない。 赫い髪の少女が、こっそり隠れてるなんてことも無い。 籠のサイズは、そんな大きいものではないのだから、]
(93) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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|
[他人から向けられる悪意に敏感な青年も、 その笑みに込められた意味は、解らず。
しかし何故だろう、 それがとても恐ろしいものだと思えてしまって、 逃げるように視線を逸らし、帰り支度を始める。
青年の顔を見ていた店主ならば、 表情の変化にも気付いただろう。 一瞬、酷く怯えた表情を、浮かべた事に。]
…… ナマコって、食べれんの?
[此方も倣うようにして、眉間に皺を寄せる。 姿かたちこそ知っているが、それ故に、 アレが食べられるものだとは、到底思えず。
医薬品の材料にもなる事など、 勿論、青年は知らぬこと。]
(94) 2014/12/12(Fri) 22時頃
|
|
[店主の声色は、いつもと変わらず。 先ほどのも、 自分の見間違いだったのかもしれない。
店を出る際、恐る恐る顔を上げ、 彼の顔を見れば。 いつもと変わらぬ笑顔を浮かべた姿があって。
きっと、気のせいだったのだ。 光加減だとか、何かがイタズラをして、 そう、見えてしまっただけ――、]
…… だよ、な。
[そうに違いないと言い聞かせながら、 冷たい風の中、帰路を行く。
結局、家に帰ってからも 自分が見たものを忘れられず。 筆を進めること>>85は、できなかった*]
(95) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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父から聞いたことが、一度だけ。
[再び視線を真鍮に伏せる。返す声音は僅かに強張ったか>>*15]
sevenがこの街で騒がれ始めた時、「"million"の再来か」と言ったんです。 そうですか…事故で。
[きっと助かってはいないのだろう、そう、憶測を立て。 伏せたままの目では、彼が勘と言ってまでこちらへ秘密を渡してくれるのかは分からなかった。 ただ受け入れ、吸収する。]
だから孤児院へ寄付もしているのでしょうかね。 境遇が近いから…とか。
[そうですか。 熱意と反比例するように、声はどんどん底冷えしていく]
(*16) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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[息のないものだけが、そこに隠れている筈だった
だけど、朝脱いだ衣服はそこに無かった。 師の愛煙する煙草の匂いと、寝汗の浮いた衣服は
そこになかった、]
………どう、
[外套の裾を握る。 コートの下に着ているのは、昨晩纏っていたものではない。
分厚いレンズをかけているから、 疲れているから、見える筈のものが見えないんじゃないかって、
そんな莫迦な話、ある筈もない。 この瓶底をかけたまま、散髪をこなしているのだから。
だからね、眼鏡を外しても。 そこには何もいなかったんだよ、]
(96) 2014/12/12(Fri) 22時頃
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どう、して
[―――どうして、
は、と足は風呂場から離れ、 ベッドとクローゼットの置かれた床を踏む。
中身を改めたが、他人の手が加えられた形跡は無い。 布地を噛まずにきちんと閉まっている。
ただ佇むように其処にいる一斗缶、 慌ててしゃがみ込み、蓋を開けたが昨晩と変わりない。]
(97) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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―Antique Amtethyst―
[ 店主は静かに、 瑠璃色の眼をした少年を見る。
何処か、やはり似ていても 彼は赤猫の赤を纏わない。 それは暁の娘のものだから。 ]
(98) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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[――講義を終えて、何事もなければ教員室へ戻って。 寝不足にいささかぼんやりとした頭で、さてどうしたものかと考える。
一両日中には、燈写館に行っておきたい。 大盤振る舞いしすぎたので、写真機のフィルムと現像用の薬品を、購わないと。 自分の収入には決して安いものではないにせよ、必要であるものならば仕方ない。
それに、そう。瞬間を永遠に留める術、現代の魔法。 その師たる店主に、ひとこと報告はしておきたかった。あなたは正しかった、と]
まあ……急ぎでは、ないけれど。
[あるいは、骨董品店。魔性に、祝福を願おうか。
それとも、ああ、あるいは。 また話を聞いてほしいと云われて、いつでも相談に乗ると応じた彼女。 会えたなら、仲直りが出来たのか訊ねてみてもいいかもしれない]
(99) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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[一斗缶の中身は、それなりの金が入っている。 家荒らしなら真っ先に手をつける筈。
クローゼットの一部には、豪華なフリルのドレスも、 綺麗に仕立てられたタキシードも入っている。]
[家荒らしならまず盗るべきものがのこされていて、 そうでないものが、消えているなんて、
おかしい、おかしい、 ――そもそも、簡単に破られる鍵では、]
(100) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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昼の顔出せる率ほんと壊滅的すぎて…… 村入る度に土日祝日に怯えてる(ログ増えるわかめ的な意味で)
(-109) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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[膝をついたまま、暫く惚けていた。 金目の物に目当てが無く、身近なものを持ち去る。 ――それではまるで 盗人ではなく、
まるで、 過ぎったのは手紙の内容。 燃やし尽くした後でも、記されていた言は覺えている。
炭塵となった紙切れはそのまま。 ただ、灰皿で睡っていた筈の吸殻が、消えている。]
(101) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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―Antique Amtethyst―
そう。“お父上”に。 さぞ剣幕激しかったことだろう
[ 強張る声は聞き逃さない。 ただ、かすかな吐息でわらうだけ。
事故、あれからもう何年。 鳩はとうに絶えてしまった。 詰め込んだ、大鋸屑代りの白い花 ]
そうかもしれない。 持てるものから盗み、 持たざるものへ返す。
そういう怪盗だ。
君が、よく知っているとおり。
[ ――そうだろう、と。 声の温度を下げて行く彼に問う。 一人称の、変化もまた、彼の抱える歪みの果てか]
(*17) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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[出られる方法は思いつかない。 故に暴れる理由もない。 水の入ったグラスを持つことで、腕の拘束が外されないだろうか。 そんな期待はすぐに打ち破られる]
………―――あぁ、頼む。
[盆に載せられた水はグラスに入っていた>>+28 手で持って飲めるのかと思いきや、彼の中にその選択肢はないようだ。 彼の手から飲むか、あるいは手を使わずに口だけで飲むか。 ならば前者を選ぼうか。 こぼした時の惨事を考えると幾分かいい気がした。
その程度の理由であったが、彼は笑みを浮かべる。 一口、口に含む度に声を掛けられ、丁寧に、甲斐甲斐しく。 幸い、その水は変な匂いも味もしない>>+29 前の職業柄、ある程度の薬物の匂いは知っている。 ただ、現役を離れた今、情報の更新はされていないが]
(+35) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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意味がわからない……
[テーブルの上の煙草の箱は、中身を殘してそのままなのに。 何故先を押しつぶしたそれは、消えているのか。 既に用無き紙巻となった筈のゴミを、持ち帰る意味があるのか。
七年警官を欺いて来た、賢い頭を回転させても判らない。 解らないからだ。
分かりたくないからだ、
見たくないからだ、]
どうかしてる、
[今、火の無い吸殻が真鍮の容物の中で死んでいることも、 持ち去られた質素な衣服が、他人の鞄を占拠していることも、 一食分の野菜シチューが、他人の胃を満たしていることも、
なにも、分かりたくない。]
(102) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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[見たくない、 知りたくない、 聞きたくもない
理由も、意味も、なにもかも。 薄気味悪さと、誰かが潜んでいるような居心地悪さを覺え。 でも、なにもいない。 見れるところは全て見たのだから、 見えないのは、見えぬものだけ。
ただ、顔を覆い空気を咬む。 金属の匣は何も言わず、己の傍でじっとしている。 返事せぬ其れになにかを聴く趣味も無い。
眼鏡をかけ直し、裏口から家を飛び出る。 鍵はかけたが、意味を為しているとは思えなかった。
ただ、外より温かい筈の家に居るのが、寒くて**]
(103) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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…いつもの、ことですから。
[重ねられた言葉>>*17には、穏やかな拒絶を示し。 彼の師が戻ってきていることも、その師と店主に深い関わりがあることも、まだ、知らない。 紫水晶に秘められた想いに気付く余裕など、最初から持ち合わせていない。]
ええ。 義賊、なんて呼ばれていますね。 皆の憧れ。
僕の好きな怪盗は、そういう"seven"です。 "million"じゃない。
[自分はオペラモーヴの怪盗に執着しているから。]
(*18) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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―Antique Amethyst―
うん、決めた。 これにしますね。
[店主の視線が、猫を重ねているとは知らず。 手に取った入れ物は、猫が彫られたもの。 それは、昨晩猫を見かけたからかもしれない]
迷って…お時間取らせてしまいましたね。 すみません。
[穏やかな笑みは眉を下げ、苦笑へと変わった。 行商人>>58が来るのは、そんな頃合いだっただろうか]
(104) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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/* わんこジルベールが、イキイキとしているように感じるのだわ。 可愛いかわいい、よしよし(。・ω・)ノ゙ (ノд‐。)
もっと意地悪してあげよう。
(-110) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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/* こんな生温いストーカーにめっちゃ綺麗な反応返されてるうううううう ストーカーしやすい材料残してくださるし拾い方めちゃくちゃ巧いし感謝しかないわ…ストーカーしょ…
(-111) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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/* のんびりロルを書き過ぎている……すみませ……
(-112) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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/* 兄妹揃って怪盗sevenに執着してるのね。
その世間話を聴きたいな。 メルにぃがぶってしてあげるの。
(-113) 2014/12/12(Fri) 22時半頃
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― 燐蛍亭前 ―
[食事なんてする気になれなかった。 食欲が死んだからだ、
其れでも、珈琲でも飲んで冷静になれれば。 記憶が出鱈目で、勝手な被害妄想に浸っているのだと 思い直せる筈と縋るように、喫茶店を訪れた。]
……
[休業の張り紙を見て、落胆する。>>2:433 出先で珈琲を飲んでおけば、 否、そうではない。 飲みたいのは、先程ではなく今だったのだから。]
(105) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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屎、
[悪態は風に攫われて。 凩の音は耳に殘る。
いいんだ、どんな奇妙が起ころうとも。 こんな街に二度と足は運ばないのだから
栗色の鬘の前髪へ金の指先を立てて、苛ちを耐える*]
(106) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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―Antique Amethyst―
――そう。
[店主はそれ以上、踏み込まない。 望むものは、其れではない。 ――紫水晶を、一度鎖した。]
ヒーローだね。 輝かしくて、華やかな
[けれど、師を想い、 孤独で、泣きそうな顔をした、青年。 それは秘するもの。 己の内共々そっと蓋をする。]
坊やは、“ファン”と謂うわけだ。
[fanatic――“熱狂的”な。]
(*19) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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/* 寝 て た 。
ホントごめんなさい…お風呂いってから戻る…
そしてめんどくさい性格でごめんね…! 裏表もつかみどころも無いふわふわした奴なんていう恐ろしく固まらないキャラなの。多分。 ひたすら素直に感情が出るようにしてます。はい。
(-114) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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―Antique Amethyst―
猫 か。 佳い趣味だ。
[ふふ、と吐息は微笑む。]
構わないよ。 悩むのも、愉しみ だ。
[長居も結構。此処は、魔窟だけれど。
扉がまた、開く。 >>58行商人が現れ、挨拶をしてきた。]
頼んでいた品?ありがとう、 助かる。ミスタ。
――、 ……え?
[「散髪屋の店主が、鴉の鉄面を被る男と何処かに越すらしい。 腕利きと聞いていたが、惜しいねぇ」
何気なく告げられた、行商人の言葉。 僅かに、前髪の下の眉が寄る]
(107) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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Aphroditeの。――それは、残念。
[魔物は、嘘はつかない。けれど。]
鴉面とは、変っている。 plague doctor《ペスト医師》か。
[随分と、 急なこと。]
ミスタ、その話、何処で聞いて?
[代金を、渡しながら。]
(108) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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―朝・商店街―
[青年が筆を置き、外へと出たのは、 商店街が賑わいを見せてきた頃。
なんとか書き終えることができた手紙は、 机の引き出しの中へ。 後は写真を入れて、封をするだけ。]
…… 火事、どうなったんだろ。
[火の手が上がったのは、貧民街だっただとか。 鎮火までに長い時間が掛かっただとか。 そんな話を小耳に挟み、眉を寄せる。
真っ先に思い出したのは、赤髪の少女。 しかし彼女は昨日、薬屋に顔を出しているから、 巻き込まれたという事もあるまい。]
(109) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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―朝・商店街―
……あれは
[火事現場で暫く悩んで、それからそろそろ職場にでも行くかなと踵を返し 蒸気バイクを低速にしてゆっくり商店街を走っていれば見えたのは青い髪>>109
先程青果売りの女主人との会話もあり、女心ねぇ…と思わずその空色をじっと見つめてしまった 胸の中の子猫は、主人の普段とはちょっと違った様子ににぁ?と不思議そうに鳴く
彼の姿を見て、以前マニュエルにお願いした 睡眠薬の新しい物は出来そうかい?と尋ねてみてもいいかもしれないなとも考える まぁ、それはともかくとして――"お巡りさん"としてはこれが正しいだろう
バイクを停車し、何時もの様に貼りつけた笑みを浮かべた後に]
やぁ学生君。『おはようございます』 今日も寒いですねぇ
(110) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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― ―
[行商人は、主人に頼まれていた雑貨を並べ、 領収書を切りながら、万年筆の音と共にそんな話を>>104>>107 お仕事中に邪魔しましたね、と来客の方も帽子の隙間から仰ぎ見て、]
「恐らくは。 ここいらで見かけることはないですがねぇ 喝上げか喧嘩でも始まるのかと、覗いてたんですが
えぇ、ふたつ先の賑やかな街ですよ。 儚い方に引っ張られて行くもんだから、 穏やかじゃないことだとばかり。」
[雑な字面のまま、陶器の花瓶と繊細な模様入りのグラスを何点か。
額面に丁度の金を受け取りながら、頷いて。]
(111) 2014/12/12(Fri) 23時頃
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― →燐蛍亭前―
[今日も新聞を買おうか、いやしかし、 読むにしてもこの寒さの中では、凍えてしまう。
結局買うのは止めにして、 用事ついでにすこしあたたまっていこうかと、 目的地へと足を向ける。]
あれ、
[もう店は開いているであろう時間なのに、 店に人の気配はなく、瞳を瞬かせる。 そこに見える背>>106は、散髪屋の店主のものか。
店へと近寄り、貼り紙を見れば。 礼を告げる機会をなくしてしまったと、頬を掻き。]
2014/12/12(Fri) 23時半頃
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「腕が確かなら、何処へ行ってもうまくやれるんでしょうよ。 鴉面の御仁の声はあまり聞き取れませんでしたが、 店主さんの方は、随分と嬉しそうな様子でしたから。
ずっと待っていた、と。」
[毎度、と明るい声と共に話を切り上げて。 行商人は、愛想笑いを残して頭を下げ、出て行った**]
(112) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[今日も新聞を買おうか、いやしかし、 読むにしてもこの寒さの中では、凍えてしまう。
結局買うのは止めにして、 用事ついでにすこしあたたまっていこうかと、 目的地へと足を向けようと、して。
>>110傍らを行く、蒸気バイクの音。 そのまま通り過ぎていってくれ。 そんな願いは、叶わなかった。]
…………ああ、どうも。おはよう。 もう暫くすればもっと寒くなるのかと思うと、 嫌気が差すね。
[声の主に、アクアマリンの瞳を向けて。 一瞬体が強張るも、表情はさして変わらず。 相変わらず、この刑事の笑みは、好きになれない。]
(113) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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そう…"ファン"に、なるのでしょうか。 憧れであり、愛しい存在ですから。
[でも、と、言いかけた口を噤む>>*19。 これ以上は言うことではない。 店主が秘めた言葉も、追うことはない。]
いえ、何でもありません。 ありがとうございました。
[頭を下げて、礼儀正しく。 どこも狂った所は無い。どこも。]
(*20) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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あんたも、猫も。 風邪引かないようにね。
[以前薬屋で会ったときにも、 似たような言葉を返した気もするが。
刑事が蒸気バイクに乗っている姿はよく見るし、 彼が飼っているのかは知らないが、 猫だって、まだ子猫。
どちらもいつ体調を崩してしまってもおかしくないと、 口から出た言葉は、偽りの無い、本心から。]
(114) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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―午前:燈写館―
[講義が終わり、大学を出て。
まず向かったのは、時折、雇われ仕事を果たす燈写館。 もっとも今日は、仕事を頼まれているわけではない。
プロフェッショナルの店主に及ぶべくもないとはいえど。 赤毛の教員も、店主の薫陶受けて、景色を切り取る術を心得る。 手持ちが減った消耗品を購おうと、思い立っての立ち寄りは]
――さて、いるかな……?
[無愛想な店主だが、あれはあれで忙しない。 出張しての撮影や、客への納品はもちろんのこと。 技師上がりゆえの副業、機械類の修繕などで店を留守にしていることもままあること。
だから、訪いを入れて、店主の姿がなくて用を済ませられずとも驚きはしないだろうが。 さて――店主は、あるいは別の誰かと言葉を交わす機会はあっただろうか*]
2014/12/12(Fri) 23時半頃
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好きなんですよね。猫。 ありがとうございます。
[品物の代わりに代金を払い>>107。 真鍮を鞄へと仕舞いながら、やってきた行商人の言葉を聞く。 世間話へ口は挟まず。聞くだけ。]
へぇ…
[零れた声は、関心か。或いは。]
(115) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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―午前:燈写館―
[講義が終わり、大学を出て。
まず向かったのは、時折、雇われ仕事を果たす燈写館。 もっとも今日は、仕事を頼まれているわけではない。
プロフェッショナルの店主に及ぶべくもないとはいえど。 赤毛の教員も、店主の薫陶受けて、景色を切り取る術を心得る。 手持ちが減った消耗品を購おうと、思い立っての立ち寄りは]
――さて、いるかな……?
[無愛想な店主だが、あれはあれで忙しない。 出張しての撮影や、客への納品はもちろんのこと。 技師上がりゆえの副業、機械類の修繕などで店を留守にしていることもままあること。
だから、訪いを入れて、店主の姿がなくて用を済ませられずとも驚きはしないだろうが。 さて――店主とは、あるいは別の誰かと言葉を交わす機会はあっただろうか*]
(116) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[行商人>>112が去ったのとそう時間を空けず]
では、私もこれで。 助かりました。また、何かあればよろしくお願いします。
[静かに笑んで、店を出る**]
(117) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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あはは、そうですねぇ でも俺はこの子がいればあったかいですから 家に置いていくには聊か小さすぎまして
[風に当たらぬようにとタオルでくるんだ上からコートを羽織って抱かれた子猫は、水宝玉>>113を見て興味深そうに鼻をふんふんさせ にぁにぁ、と鳴く 好きになれぬは互いに一緒か とはいえ自分の方が一方的且つほんの少しだけ、根が深いだけ
でも、今はこの子がいるから それに聴講を受けられる立場になり 彼に感じていた妬みも薄れてきているのは確かである
テオドールの方へ顔を向けようとする子猫に]
クレース、こら頭出しちゃだめ 寒い寒いから
[告げる声は、酷く甘く柔らかい]
(118) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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ああ、ありがとう 俺はともかく、この子が風邪をひいたら大変だしね
[忠告>>113は有り難く頂戴する 根は良い青年なのだ。だから学生さん今から学校に?とは聞かなかった 代わりに、告げたのは――]
そういや知ってます? 昨日怪盗"seven"の模倣犯がでたって 出火場所もその模倣犯の自宅とか もしかしてその現場でも見に?それとも朝食買いにとか
(119) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[喉が潤えば、少しだけ気が楽になる。 水が飲み終わると同時にふと浮かぶ疑問が一つ]
トイレはどうすればいい?
[問われれば、いやまだだと言う意味を込めて首を横に振る。 とは言え、それも時間の問題だろう。 用心深い彼の施した拘束を自力で外すよりも、 限界が来る方がずっと早い。 あるいはそれを理由に自由を得られるのならば、 それは男にとっては僥倖。
むしろ、意味合いは後者の方が強い]
2014/12/12(Fri) 23時半頃
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/* コンさんの猫へのデレがMAXです(まがお)
(-115) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[喉が潤うと同時にふと浮かぶ疑問が一つ]
トイレはどうすればいい?
[問われれば、いやまだだと言う意味を込めて首を横に振る。 とは言え、それも時間の問題だろう。 用心深い彼の施した拘束を自力で外すよりも、 限界が来る方がずっと早い。 あるいはそれを理由に自由を得られるのならば、 それは男にとっては僥倖。
むしろ、意味合いは後者の方が強い]
(+36) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[足りないものは、なんだろう? 人間が生活するのに必要な物で、屋敷にないものは?]
……。
[それを仕入れるにはどうすればいい? 普通のお店では難しい?]
(*21) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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/* トイレについて話を聞くことへの決意に、必要以上に時間を要したでござる。
大NGの人は、wiki見る限り見るのもアウトはいないと解釈してるけどあってるよね。 俺もNGではないけど、自分からやる気はないですにょ。
(-116) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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/* >アンダンテメモ:準備完了 何が!!!?
コンさんいきなりフラグも無しに準備完了言われてドキドキしてる! え?準備って監禁のじゃないって?すいません期待しました(しょもん
(-117) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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―Antique Amethyst―
[並ぶ雑貨を検分しながら、 ひとつ、グラスを手に取った。 万年筆の動きを、透明な花の向こうに見て>>111]
――……そう。
[己が見たことが無いのだから、 確実に、この土地のものではないだろう。
だがその医師に声を掛けられ 何故、急にそんなことを。 怪盗が、何もいわなかっただけ? 上手く繋がらないまま、 行商人の話を聞いていたが]
(120) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
|
|
――、「ずっと、 待っていた」?
[鸚鵡返し、絹の声が繰り返す。 ただ、それだけ。 紫水晶の奥、僅かな同様が揺らいだ。 ただ、それだけ。
程なく行商人は去り、 >>117ジョシュアもまた、その場を辞した。]
それはなにより。 いつでも、おいで。
[声を向け、――また、ひとり。 口元を、手で覆う]
(121) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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[ジルベールに三角の耳と長い尻尾があるのなら、きっと項垂れて見えたと思うの。
ぬるつく咥内、くぐもった息が爪と肉の間の柔らかな部分をくすぐる。甘く漂う鳴き声と合わせて、わたしを熱くする。]
(-118) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
|
|
…… ミリ オン?
[よもや、まさか。 信じられないが。 小さく呟く、男の名。
ぽろん、と音を立てオルゴォルはとまった。]
(122) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
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|
[恥ずかしい? だめ? やだ?]
『う そ つ き。』
[身体の反応とは別の、拒絶の言葉を嘲笑うように。わたしは快楽を煽った。]
(-119) 2014/12/12(Fri) 23時半頃
|
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『ねぇ、たのしいね!』
『かわいいかわいい、かわいいっ! もっと鳴いてよ、もっと、ねぇ、どこが気持ちよい? ここ?』
『それとも、もっとイイことされたことがあるの?』
『ねぇねぇ、ジルベール。ねぇって――…』
[熱籠る喘ぎ声と、そこに混ざる名前に、わたしは足を止めた。]
『………』
(-120) 2014/12/13(Sat) 00時頃
|
|
/* おおっと、Antique Amethystに行きたいけどこれはまだ待ったほうが良さ気。
(-121) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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その猫、あんたの子だったんだ。
[>>118成程、コートから顔を出す子猫は、 刑事のところの猫か。 誰かから預かっているという事でも、 無さそうだし。]
猫。飛び出さないように、気をつけなよ。 好奇心が旺盛だって言うし。
[とはいえ。猫に構うときの声はそう、 まるで子を想う親のようで。 彼ならば、運転中に猫を取り落とす事も、 無いだろうと思ったのだけれども。
その様子を見れば、すこしだけ。 彼に対する苦手意識も、なりを潜める。]
(123) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[水を飲む際に、起こしてもらえただろうか。 後ろ手に縛られた腕が、体の重みで痛い。 飲み辛いと言う大義名分の下、そう頼んだだろう。
もし叶わずとも、壁を伝ってなんとか起きあがる。 大きい音は立てていない。 故に、別室の彼に、音は届かなかっただろう]
2014/12/13(Sat) 00時頃
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[水を飲む際に、起こしてもらえただろうか。 後ろ手に縛られた腕が、体の重みで痛い。 飲み辛いと言う大義名分の下、そう頼んだだろう。
もし叶わずとも、壁を伝ってなんとか起きあがる。 大きい音は立てていない。 故に、別室の彼に、音は届かなかったはずだ]
(+37) 2014/12/13(Sat) 00時頃
|
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[目に入るのは机と棚。 棚には料理や珈琲の喫茶店に関連する本が多い。
その中に一つだけ異彩を放つのは タイトルの書かれていない濃紅の冊子>>3:+31 それだけ、何について書かれている本かわからない。
限られた行動範囲では棚まで行けず、 たとえ行けたとしてもこの腕では 中身を確認することもままならない。 不自然なものと心にとどめながら、机に視線を移す]
(+38) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[憧れであれ、愛しい。 ひずんだ輝きが其処に見える。
口を噤んだその先は ――ひみつ、ひみつだ。それでいい]
どういたしまして。
[礼節正しく 穏やかで、人当たりの良い 綺麗な坊や。
――どこも、狂ったところなどないはずだった。
彼が立ち去る、 少し前のこと**]
(*22) 2014/12/13(Sat) 00時頃
|
|
ああ、そのこと? 昨日の帰りに、噂は聞いたよ。 やっぱり、模倣犯だったんだ。
[>>119昨日の時点では、本物が捕まっただとか、 模倣犯だったとか、よく分からなかったから。 刑事の彼が言うのならば、模倣犯だったのだろう。
出火場所が模倣犯の自宅と聞けば、 それはまたおかしな話だと、首をかしげ。]
今日は写真屋に用事があって。 寒いから、あったかいものでも飲もうかとも、 思ってたけど。
[暗に、野次馬するつもりは無いと告げる。 色々と気になってはいるものの、 その内、新聞でも話題になる筈だ。
否、もうなっているのかもしれないが。]
(124) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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|
あんたは、今から現場に?
[それとも、別の仕事だろうか。 どちらにせよ、昨日の事件はなかなか大きなものだから、 事後処理に追われる事になるのだろうか。
猫よりも何よりも、 彼のが先に参ってしまいそうな気がすると、 そんな事を考えながら。]
(125) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[たすけてって、わたしの名前を呼んでるの。
わたしが“唯一の味方”だから。]
(-122) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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/* 準備ってなんですかアンダンテさん。 自爆ですか。
(-123) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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|
― ―
[鉄製の鴉面を外し、宿の一室から広場の方を見下ろす。
ケロイドは酷く顔に殘り、皮を継ぎ足した部分も醜く。 此んな化物を十年経てもまだ慕う弟子の様子を思い返して。
まだ趣向の変わらぬ煙草を咥え、煙を燻らす。]
「―――… 。 」
[何処で暮らしていたのか、散髪の技術で飯は食えているか。 そんな噺も聴くだけ野暮で。
嗚、其れよりも。 此処は随分とあの街に近い。
己を飲み込んだ青い海を彷彿とさせる空を眺めながら、 十年前に押し付けた約をふと思い返し、]
(126) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[あの店は、まだあそこに或る。 裡通りよりも冥いルートで流れ込んだ“現状”を手繰り。 たいした稼ぎにも為らないのに、こんな近くに。
十年経てば、人は変わる。 十年経てば、約も忘れよう。
ならばどの面下げて、絶てぬ未練と共に居るのか。 最早、己の飾り名も忘れていそうなもの
あの、美しく。ただひとつ限りしかない紫水晶は>>122]
「引き摺るのは女だけでも無いらしい。」
[あの店の内装は、変わらぬままであるのか。 求めた宝石も、変わらぬままか。
蛮族めいた笑みを浮かべていた赫い怪盗は、]
[こんなにも、変わってしまったのに**]
(127) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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………――っ、なんだ、これは
[起き上がった時は"何かが立っている" その程度の認識だった。 はっきりとそれを映せば、それがペーパーナイフであることが知れる。 その下にあるのは手紙>>3:+31
封筒の端に見えるクロッカスの切手、 淡いオレンジの便せんに書かれた文字、 そして、その文面は彼が諳んじた―――
それは間違いなく、望んでいたルクレースの手紙。 これ見よがしに置かれたそれは、彼の感情の激しさを物語る]
(+39) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[彼の視線が自分に向いているうちはいい。 だが、その怒りが、彼女に向いたら。 それを考えると体が震えた。
彼女を失う恐怖、そして怒りに。
そこまで考えた頃、声を聞きつけた彼が この部屋に戻ってくるのならそのタイミング。 来ないのならば、そのままくらりとベッドに突っ伏して。 来たのならば、震える声でそちらを向いてこう、問うだろう]
――何故これを俺に見せたんだ?
[たとえ彼がこの問いを聞いていなくとも、 この部屋に訪れた時に再び口にするだろう*]
(+40) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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―商店街―
「ずっと 待っていた」…か。
[その人が"million"なのか。 そこで思考を、止めて。]
やめよう。
[今は、家の用事、個人の用事を片付けることに専念する。 次はどこへ向かおうか。 通りをふらふらと歩きだし]
2014/12/13(Sat) 00時頃
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オルエが抱えてきた母猫が産気づいて 自宅でとりあげたうちの1匹だよ 他の子は貰い手がついたけどこの子は俺が引き取る事になってね
[そう、呟く彼>>123に説明すれば子猫の小さな頭を撫でる 子猫は気持ちよさそうににぁ、と鳴いて。その際うっすら開いた瞳の片方に鎮座する輝石は銀青色 空色を反射して、それは青の色を濃くする]
そうなんだよなぁ…どうもお転婆でいけない これじゃ嫁の貰い手が無くなっちまいそうで
[彼に頷き、嘆息しつつも声音は楽しそうに 腕の中の命へと向けられる笑みは自然なものであることに そしてそれを苦手な男の目の前で浮かべているのには気づいていない]
(128) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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ああ、やっぱり噂は回るのが早いか ゴシップワークスの奴らも号外で配ってやがったしな
[そもそもつい先日帰ってきたあの子が犯人なわけがない そう心の中で呟いて 首を傾げる様子は、やはり彼も不審に思っているのだろう>>124 模倣犯の自宅で、火災なんて まるで"みつけてください"といっているような――]
……?
[今、一瞬引っかかったが違和感を追うのを諦める ここで諦めていなければ、と後悔する日は来るのかどうかは、わからないが 今日の予定を聞けば成程と頷き]
写真屋か。そういやグリフ元気かねぇ 酒はもう必要なくなったから飲みに誘うのもやめようかと思ってる所だが 寒いんならこれ飲みなよ。フロラさんの所より美味しくない奴だけど
[先程青果店の近くで買ったあったかい缶コーヒーを投げ渡した後 新聞は先程号外を配っていたよ、と教え]
2014/12/13(Sat) 00時頃
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ああ、やっぱり噂は回るのが早いか クロックワークスの奴らも号外で配ってやがったしな
[そもそもつい先日帰ってきたあの子が犯人なわけがない そう心の中で呟いて 首を傾げる様子は、やはり彼も不審に思っているのだろう>>124 模倣犯の自宅で、火災なんて まるで"みつけてください"といっているような――]
……?
[今、一瞬引っかかったが違和感を追うのを諦める ここで諦めていなければ、と後悔する日は来るのかどうかは、わからないが 今日の予定を聞けば成程と頷き]
写真屋か。そういやグリフ元気かねぇ 酒はもう必要なくなったから飲みに誘うのもやめようかと思ってる所だが 寒いんならこれ飲みなよ。フロラさんの所より美味しくない奴だけど
[先程青果店の近くで買ったあったかい缶コーヒーを投げ渡した後 新聞は先程号外を配っていたよ、と教え]
(129) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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んにゃ、俺はもう見てきた、が なんつーか、物取りの犯行でもないような愉快犯の様な…? いや、なんか目的はあるんだろうけどそれが見えないんだよなぁ
今日も明日も残業確定 家にゃ誰もいないしこの子を1人で置いておくわけにもいかないしでな まったく、怪盗の次は家事に生き倒れに 警察には暇は無い…平和であってほしいもんだが
[なんて言って肩をすくめる と、つい愚痴になってしまったことにばつの悪そうな顔をし ――いかんいかん。お巡りさんという猫が剥げる 普段の笑みを浮かべようとするが、タイミングよく子猫が鳴くのでそれも叶わない
思わず浮かべたのは、困惑の表情]
(130) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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―商店街―
「ずっと待っていた」……か。
[相手は、それ程までに慕っていた者なのか。 そこで思考を、止めて。]
やめよう。
[今は家の用事、個人の用事を片付けることに専念する。 次はどこへ向かおうか。 通りをふらふらと歩きだし]
(131) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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/* 情報が錯綜している。
違う、出火元はその上の階なんだ!
(-124) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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― 屋敷・主の部屋 ―
[椅子はある、机もある、寝台もある、トイレもある。 この部屋は人間が生きていくために、それだけで完結している。 記録では、ご主人サマが7日くらい部屋に篭ったっきり出てこないことすらあった。]
…………?
[いや、まだ欠けているものがある。 人間は食べ物がなければ餓死してしまうが、ここに食べ物はない。 一階のキッチンには冷蔵庫があるけれど、中身はすっからかん。 当然、機械人形は食料など必要としないのだから。]
(132) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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/* 今ね、今。 ミリオンころころしたらどうなるかなってね、考えててね。
でもまずミリオンが見つかるのかっていうのと稀代の怪盗そんな簡単にころころできるのかっていうのがね、あってね。
(-125) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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/*>>132 >>まさかの監禁準備完了ですか?<< やったー()
(-126) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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/* アンダンテのご主人さま、籠ると一週間でて来ない……
(-127) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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/* お ま え は !!!!!!!!
(頭を抱えている(おのれ怪盗
(-128) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[溢れて落ちた雫がぐちぐちょと立てていたイヤらしい音もぴたりと止まった。
足の裏から爪先から、熱いものが這い上がってくる感覚がした。それはわたしのお腹と腰を通って背中を震わせるの。
あ。]
(-129) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[かつての時を思い出す。 ふだんはアンダンテが買い出しに行って、ラルゴがそれを"加工"する。そしてご主人サマの元へ運んでいた。 しかし食べ物の加工――料理するという機能をアンダンテは備えていない。]
…………。
[結局足りないものは、ふたつ。 それだけを理解し終えると、今日もまた外出の支度を整える。 足りないものを揃えるための場所を、アンダンテは知っていた。]
(133) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[………濡れちゃった。]
(-130) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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―Misty rain―
[辿り着いたのは薬屋。 母の薬を買い足すのは従者ではなく自分が行っていることだったので、迷いなく向かうことができた。 ドアを叩く。彼は商店街へ出掛けていることもあるから、居なかったりするだろうか。 そんな考えも巡らせ]
こんにちは。 フロックハートさーん?
[彼が従業員を雇ったことは、まだ知らないまま。]
(134) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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[困ったな、困ったよ。
すっごくすっごく嬉しいの! 尻尾がぴんと立つ感じなの!
でも、わたしは怒らないといけないの。]
(-131) 2014/12/13(Sat) 00時頃
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へぇ、あいつが。
[>>128オルエッタと、猫。 何だか可愛らしい組み合わせだと、小さく笑う。
僅かに視界に入る、子猫の瞳。 おおよそ猫のものではないそれに、目を奪われて。
――鉱化症。 身体の一部が鉱物と化す病気……と、 聞いた事がある。 猫も発症するとは、初めて知ったが。
成程、この猫は刑事のもとに居た方が良さそうだ。 鉱化症にかかっている珍しい猫、だなんて。 ほうっておかれたら、すぐに見世物小屋か――、 これ以上考えるのは止めておこう。杞憂だ。]
嫁に出す気も無いんじゃないの。
[からかうように、そう口にしたのは。 彼が、あまりに幸せそうな笑みであったから。]
(135) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[ジルベールの上から足を降ろして、しばらく黙っていた。
余韻に浸ってたのもある。
じぃとジルベールを見下ろして。 ナイフの柄をぎゅと握り直した。]
(-132) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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号外、配ってたんだ。
[>>129後で貰いに行こう、と小さく呟いて。 一瞬、彼の動きが止まった気がするも、 青年が気に留める必要も無い程、些細な事。]
僕が見たときは、元気にしてたけどね。 あいつ、死んでも死ななさそうだし、 元気にしてると思う―― ……、
…… え、 と。いいの?
[写真屋の店主を思い浮かべれば、 風邪だって引きそうにないなと、肩を竦め。
青年の、余裕の表情が崩れたのは、 缶コーヒーが投げ渡された時。 慌てて受け取ったその表情は、ぽかんとした、間抜け面。]
(136) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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/* ジョシュアメモ可愛いな! ドアドンドン
でも、裏でえげつないことやってるんでしょ、先生知ってる……
(-133) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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―Antique Amethyst―
[首を横に振る。 予想ばかり、推測ばかり、 詮無き、ことか。 魔物とて、千里眼ではない故に 仮面の下までは分からない。
オルゴールの蓋を白い指でなぞる。
硝子の靴は盗まれるのか。 発つと、彼が謂ったとて sevenの“最後の仕事”は きっと果そうとするはずだ。
“ファン”との、 追いかけっこは如何なる行方に。]
(137) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[ねぇ、ジルベール。
もっと、もぉっと イイこと、してあげるね?
我慢しなくて、いいんだよ。
恥ずかしいことも、だめってことも、やだってことも、してあげる。
だって可愛いんだもん。 誰にも、渡したくないんだもん。]
(-134) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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― 朝・Antique Amethyst ―
[機械人形は、今日もまた街へと繰り出す。 辿り着いたのは見慣れた場所、何でも揃っているお店。]
…………。
[ちょうど店が見えてきた頃、そこから出る誰かの姿>>117も。]
おはようございます、ダフネドラ。
[ぎぃ、と扉を開けて中へ声をかける。 かの店主はいつもと変わらぬ様子だろうか。*]
(138) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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あ、りがと……。
[まさか、彼が何かをくれると思わなかったから。 あちこちへと視線を彷徨わせた後、 頬を掻きながら、礼を告げる。
手の中のコーヒーが、じわりと手を温めて。]
はあ、そりゃあ……お疲れ様としか言いようがないね。 行き倒れなんてのも、あったのか。
……人間、寝なきゃ体調崩す訳だし。 その猫が大事だってんなら、 あんまり無茶はしない方が良いよ。
ほら、そいつもあんたの事、心配してるんじゃない?
[可愛らしく鳴く子猫を示し。 子猫が何を考えているかなど分からないけれど、 子の立場からしてみれば、心配もするだろうと。
刑事の表情を見て、 いつもの強張った表情は何処へやら、青年はくすくす笑う。]
(139) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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―午前・こちステ派出所―
[悲鳴を上げ、大家が異変に気付き、何があったのか知ってから 大家のグリゼルダは自分を部屋の中へと保護し、一度落ち着かせて、それからこのことを通報する為派出所に向かったのだが 被害者である自分は派出所の椅子にただ静かに、何も言葉にすることができずに座っていた。 婦警が何があったんだと聞いても答えられず、ただ自分を外敵から守るかのように何も口にはしなかった。 その様子に痺れを切らしたのか、グリゼルダが昨日の嫌がらせ、そして今日自分に届いた封筒を差し出して 写真を婦警が確認している時、ひらりとメモのようなものが落ちてくる。 その文面を見た婦警が、自分にそのメモを差し出して。まだ、震えている手を伸ばしそれを受け取れば]
もう、やだ……やだよ……
[ふるふると、首を振る。 こんな悪質な嫌がらせをしてくる相手がどうして自分の体調を心配するようなメモを残すんだ。 こんなことをする犯人の善意と悪意がわからなくて、頭が混乱して涙が出てくる。
自分のことを聞いてくる婦警の質問も、何も答えられないまま。]
(140) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[長い沈黙を破ったのは、カチャと銃を拾い上げる音。
銃身を腿の内側に打ち下ろし、銃口でお尻を突付く。 意図が伝わらないなら、今度はナイフを軽く振るって空気を裂く。
そう、わたしは怒ってるんだ。 とってもとっても怒らないといけない。
本当は嬉しいのに。難しいね?]
(-135) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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―Antique Amethyst―
[――嗚呼。うそつき、と。そう謂ったのに。
朝、エヴァルト卿が訪れてから そのまま組む途中の儘になっていた 赤い、赤いポインセチアの造花を手にとって。 眼を伏せた。 >>138 とんとんと、折り目正しく鳴る扉。
杏色の髪をした、 機械人形《オートマタ》が其処に居た。]
――レディ、ようこそ。
[店主は、緩やかに出迎える。]
(141) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[そういえば。 ジルベールは結局どうなったのだろう。
万一、未だ拘留の目に遭っているのなら 口添えを強めに推す可きか。
足取りが覺束ぬまま、 最期の親切だけを殘して、気でも紛れてくれればいい。
派出所の方面へと足を進めると、随分と窮屈そうな詰め方。 婦警が数名、それから―― 探し人では無かったが。 一人の娘が慰めを受けるように囲まれ。>>140]
(142) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[銃で小突いて、ナイフを振るって。 望む姿勢を取るまで続くよ?
布地を裂くかも。肌を傷付けるかも。 それでも良いんだ。
ほら、早く。 四つん這いになって、お尻を突きだしてよ。
男の人同士って、お尻の中に入れるんでしょ?]
(-137) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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/* こちスチで昨日から腹筋つらい…つらい……
フロライトさんは書きにくいロルばっかで申し訳ない。 綺麗なロルが返ってきてホント嬉しいです。 おやすみなスヤァ
(-136) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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―こちステ派出所―
御免下さい。 ジルベール君はこちらにいらっしゃる?
[婦警の一人が近寄り、昨夕に事情聴取だけ済ませて 釈放したのだと、言を返した。]
……そうですか、
[ちら、とシュゼットの方へと眼鏡の奥に佇む金を向け、]
シュゼット嬢、ご機嫌よぅ。
穏やかでは無い様子ですが、 まさか万引きで此処に居るわけでも無いでしょう。
どうなさいました。
[無関係者が訪れたことにより、被害の話題はクローズドされ。 涙を貯めて塞ぎ込む娘に、己の声は届いたか。*]
(143) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[小さく笑う青年>>134は、オルエッタと猫の組み合わせでも想像したのだろうか ねこ ねこ 猫 猫みたいに俊敏で愛らしい女の子と、三本足の母猫 街を駆け抜ける彼女はやはり自由気ままな野良猫に似ている
きらりと鉱石の瞳を空色に向けた後 にぁ、と甘える様に鳴く猫は無垢そのもの 自分の瞳に目を奪われる青年を知ってか知らずか、赤子同然の子猫はひくりと鼻を動かす
瞳以外は、本当に普通の子猫なのだ 母猫の庇護が必要な、小さな命]
そりゃ出さん!!…はっ た、たとえ話だし まだこの子が恋するとか決まったわけじゃないし?
[思わず揶揄に真顔で そして慌てて言い繕いました まるで溺愛する娘の交際関係に対して過敏な親父そのものである]
(144) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[クロックワークスの号外>>136については苦虫噛みつぶした顔で頷く まったく飯のタネに何時も鳶見たいに喰いついてくる輩である、と]
まぁグリフはなー 死んでも地獄の閻魔を殴って生還しそうだしな 元気そうならいいんだ
[本人に聞かれたら数十倍の厭味で返される様なそれを鬼の居ぬ間になんとやら 死んでも死ななさそうというテオドールの評にうんうん頷き
――そして]
……はは、なんだよその顔 良いに決まってんだろ君にあげたんだから
[投げ渡した缶コーヒーを受け取った表情は何とも純粋な物 それを見て思わず敬語がとれてしまった]
(145) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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どーいたしまして。 それ、無糖だけど大丈夫かい?
生き倒れはね…なんでもフラム先生が路上でばったり、だったらしくてね 路上とランデブーなんて風邪引かないかどうか心配さ
はは……寝れなくてね。もう4年になる
[そう、呟きを落とす この青年の前では言うつもりは全くなかった事。でもなぜか、止まらない それは彼の純粋な笑み>>139を見たからかもしれなくて それが過去を、追体験させるようなものだったからかもしれなくて]
この子が心配してる、かぁ …酒を飲んで無理やり寝て。そんな生活を続けてたんだけどなぁ それでも、この子の為にも――薬に頼っても、そんな生活はやめなきゃなってさ やっと失った家族が再び手に入ったんだから
[やがて――言い辛そうにした後 ぽつり、ぽつりと 幼馴染には謝れていないけれど――でも、この青年にも謝らなければいけない事は、あったから]
(146) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[一度は降伏のような姿勢をとった犬。 その背中を良い子だと撫でることもしないで、確かめるように3つの銃口をお尻の間に押し当てた。
そうして、ナイフで布地を裂いた。 少しでいいの。少しで充分。
通りに落ちたままの銅貨を拾い、ポケットから出した10枚と合わせた。 唾液だけではなく、もう一度小瓶を傾けて媚薬でたっぷりと濡らして、1枚ずつ孔の中に押し込んでいった。
ぐっと。ぐいっと。消えていく。]
(-138) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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俺さ、君が羨ましかったんだよ 同時に妬んでたんだ 両親が死んで金が無くて、大学行けなくて だから君がカジノで留年したって聞いて 両親も揃ってるのに、お金もあるのに、一杯勉強できる環境を自分で捨てた君が羨ましくて妬ましかった 君が真面目に通ってた頃の事、知ってたから余計にそのギャップが信じられなかった
虚栄で飾ってる姿が、悲しかった 知ってる?嘘つきの目って妙に自信があって、 同時におびえてる目をしてるから、わかるんだよ 君がそんな目、してる風に見えてて余計に――そう思ってたんだ
でもさ
[其処でいったん言葉を切って]
君だって、人間だもんな 俺が、想像だにできない辛い事も、悲しい事も経験したんだろうし こうやってくすくす笑ってる君を見たらさ、そう理解して
君、俺と相対するとき顔が強張ってたから 薄々俺の感情気づいてたのは想像ついてたんだ なんていうか……一方的に、すまんっ!
[がばっといきなり頭を下げる新米刑事 猫は驚いたようにみゃう?!と声をあげた]
(147) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[出迎えの言葉>>141を聞けば、ゆっくり店の中へ。 軽く店内を見渡して後、再び店主の方へ向き直る。 琥珀の瞳は彼を映しているが、いつもと変わらない様子にしか見えていない。]
食料を購入したいのですが、なにかありますか? また、可能であれば"料理"について記された書物も。
[石炭を買い付けにくる時と、なんら変わらないふうに尋ねる。]
(148) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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/* MAX!MAX!!おめでとう、ジルベールwwwww
(-139) 2014/12/13(Sat) 00時半頃
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[足甲で、丸めた足指の背で、内腿と袋をたぷと持ち上げたり撫でたりと、そこだけ優しくしてあげた。
12枚は多いかな。流石に苦しいかなって、全部入れた後に思ったからね。
しょうがないよ。掴んじゃったんだから。]
(-140) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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/* 一方的な謝罪タイム コンちゃん空気読めない子だからねしかたないね(ということでテオさんに土下座中)
何か次墓行くの私な気がしたから嫉妬乙フラグを回収したのであったせっせこせっせこ
(-141) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[そして、これからが本番。
銃口を宛がい、ぐぐっと押し入れた。 細いとはいえ3本も銃身が入るとは思わないから、先っぽだけ入れて、孔を広げるように動かした。
じゃらと銅貨がぶつかる音がした。]
(-142) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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―Antique Amethyst―
[機械人形《オートマタ》の美しい琥珀の眸は変らない。 人の機微も意に介さず。其れもまた尊い在り様]
食料? 珍しい、レディ。
[アンダンテはものを食べるはずも無い。 あえて言うなら石炭が食料。]
在るけれど、生鮮は少ない。 新鮮なものがよければ角の八百屋がいい。 あとは、保存食でよいのなら。
[缶詰や、干し肉や、ドライフルーツ。 本棚の中から初歩のレシピ本を取り出しながら問いかける。]
……。レディ、誰か招くのかい?
(149) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[何もできず、何も言えずにずっと塞ぎこんでいた時だったか 何処か安心できて、聞きなれた声が聞こえたのは]
……メルヒオル、さん?
[顔をあげれば、そこに居たのは散髪屋の店主>>143 分厚い眼鏡に、くしゃくしゃの毛。 見知った姿を見ればまた安心からくる涙がこぼれて]
ぁ……メルヒオル、さん……わたし、わたし……!
[涙がこぼれないよう目を擦って。 しゃくり声を上げながら言葉を紡ごうと必死になるけれど、そうすれば涙が止まらなくて それを見て、近くにいたグリゼルダが、彼に悪質な悪戯の被害に遭っているのだと完結に説明してくれただろう]
(150) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[照準合わせのための小さな突起が内壁を抉るとどうなるかまでは、わたしは知らない。
知らないから、無遠慮に。
懇願されても止めないの。 だってわたしは……怒ってるんだもん。
いちおう。]
(-143) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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――さて。
[目的は果たせたか否かは、余人は知らず。 燈写館を後にして、商店街の一角にて腕を組む]
あちらは、開いているかな?
[紫水晶の、骨董品店。呟けども、あまり、心配はしていない。 思い返せば、何かを必要とするとき、閉まっていたことがない気がする]
(151) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[熱が弾けて、吐いて、吐き出してしまうまで。
ジルベールが気を失うまで。
わたしはかんかんに怒る―――振りを続けた。**]
(-144) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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―Antique Amethyst―
どうも――、
[こうも連日、訪れるなど。滅多にないことで。 過去には一度、そう、共に住んでいた妹が故郷に帰る前後に同じようなことがあっただろうか]
……、おや。
[先客が、ひとり――いや、一体か。街では少々知られた機械人形。 頭のゼンマイがなければ人の娘と見紛う姿に、目礼を送り。
一体、人ではないヒトガタが何を購うのかと、少し、興味を抱いたが。 来訪の目当てのひとつ、並ぶ造花に目をやって、人形と魔性の会話にそこまで注意は払わなかろう]
(152) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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―路地裏―
[いつの間にか眼帯がずれて、赤い石は置き去りに。
そうとは知らないまま、わたしはジルベールの両脚を掴んでずるずると引っ張っていた。
路地裏の奥にある下水道の入り口に向かって。
錆びた鉄格子を外して、気絶した重い身体を押し込む。]
(+41) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[>>144まだ子猫故か、 高い音で鳴く猫の可愛らしさに目を細める。
親馬鹿の片鱗を見せた、否、 既にどっぷりと親馬鹿になってしまっている刑事に、 呆れたように肩を竦め。]
その子の嫁入りは遠そうだね。
[過保護な親父を持って苦労するな、と。 これまたからかう様に、猫に笑いかける。]
まあ、今日も多分、会うだろうから。 あんたが気にしてたって、伝えておくよ。
[無愛想な写真師の話には、そう返す。 時折店主の都合で開いていない時もあるから、 絶対とは言えないけれども。]
(153) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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/* 買い物だけだから、乱入してしまった。
そして4日目にしてなんと、アンダンテとは初遭遇。
(-145) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[>>146手の中の缶コーヒーは、とても温かい。 とても心地よい温かさは、きっと。 距離を置いていた彼の、一面を見れて、 触れることが出来たから。]
普段はミルク入れるけど、別に、無糖でも平気。 ……フラム先生、ああ、あの。 講師が行き倒れなんて、そんなに忙しかったのかな。
[まさか、行き倒れていたのが大学の講師だったとは。 時期が時期故に、仕事に追われての事だと考えて。]
四年、って。随分と――――、
[口を、噤む。知らなかった彼の一面。 新たな一面を、目の当たりにして。 ただお人好しなだけの刑事ではないと、 どこかで、感じていたから。]
(154) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[ただ一度も、口を挟む事はなく。 青年はそっと、下唇を噛む。
以前の生活を捨てたのは自分だ。 誰かが望んでも得られない生活を捨て、 誰でも得られるような、底辺な生活へと転がり落ちた。
それこそ、恨まれこそすれ、 謝罪される事など、ないと言うのに。]
な、んで。謝るんだよ。 べつに、僕が嫌われてる事くらい、しってたし。 それに――嫌われても、仕方ないし。
[大学でも、ここでも。どこでだって、 カジノ通いのレッテルは無くならない。
だから、目の前で頭を下げる刑事に、ひどくうろたえた。 下げられた頭を、 咄嗟に押し上げようとするくらいには。]
(155) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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[そうして、うーんと背を伸ばしてから、野良猫のようにするりと身を滑らせて。
カチャンと、柵を閉じるの。]
(+42) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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/* 努力したけれど、日付変更線が遠かった。 アンジー、膝枕が欲しい(よろよろ)
(-146) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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…… 勉強が、いやだったんだ。 結果が出てしまうから、 頑張らなくちゃあ、いけなくて。
どれだけ頑張っても、一番になれない。 何のために頑張っているのかも、わからなくて。 いつしか、頑張る事が義務みたいに、なってて、さ。
――初めてカジノに行った時、 こんなにキラキラした世界があるんだって、驚いた。 初めてだったんだ、あんなに、楽しかったのは。
[彼が、こうして本音を口にしてくれた今。 自分もまた、誰にも言えなかった本音を、口から溢す。
上を目指さなくてはならない。 誰に強要されているわけでもない、 自分で背負ってしまったものの重さに、 耐え切れなかったのだと。]
(156) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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恵まれていたものを捨てたのは、僕だし。 あんたにそう思われるのも、当然だから。
でも……ありがと。 あんたの話、聞けてよかった。
[ずっと、迷っていた。 書き上げた手紙を、両親に送ることを。 真実を、告げることを。]
……ずっと、逃げてたけど。 今ならちゃんと、向き合えそうな気がするし。
[虚栄心も、なにもかもを偽る事無く、 言葉を口にすることが出来た。 どこか晴れやかな表情を浮かべた 青年の瞳の端には、ちょっぴりの涙**]
(157) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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……火事騒ぎで家が無くなってしまった、 というわけじゃないですよね。
[>>150泣きじゃくる様子に眼瞼を伏せて。 ちら、と中年女性の方へ視線を向ける。
心に傷を負うような悪質な被害を、何者かに受けたのだと。 悪質な悪戯――― そうか、己の家から一文の得にも為らぬ物品を 盗んだ相手もまた、「悪質な悪戯心」で。
否、こうまで泣き濡れる程恐ろしい目には遭っていない。 同一の犯人とは、思い難いが。 というよりも、仝じ犯人ならば趣味がおかしいだろう。]
(158) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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刑事さんほんと泣かせにきてるね!!????? でもでもだってなクズのまま終わるかと思ってたから ほんとうれしいですありがとう!!!!!
(-147) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[それでも、いっそ無差別に他人の家に踏み入るような 変人であればいいと思った。 矛先が数多にあるのなら、どれだけ笑って過ごせるか。]
それはなんとも不幸なことだ。 さぞお辛い思いをされたでしょぅ。 ちょっと宜しい?
[一歩、一歩と進み。泣いている娘の耳元へ]
………貴女も、なにかを盗まれたのですか。
(159) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* 各方面、お待たせしてしまい、本当に御免ね。 英気を養い、明日は心行くまで村充するんだ…! なんか、ログ読めてないけれど、 皆様に構っていただいている?ような気配。 ありがたや、ありがたや…。
(-148) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/*マジかー…グリフィンさんマジかー… お師匠さんに取られる前にこっちでメルヒオルさんお持ち帰りしたいんだけど、行けるかな。
二組落ち…いいかのぅ…。
(-149) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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―Antique Amethyst>>152―
[初心者向けと、応用編。 2つあれば良いだろうか。 稀代の技師による機械人形《オートマタ》は、どの程度技術を持ち合わせているのか。或いは学習するのか。2冊重ねたとき、また扉が開いた]
ようこそ、ミスタ
[声をかけるは、常通り。 望むものあらば声をかけてくるだろう。 2日とあけず彼が来るのは そう、あの頃、1度あった。
妹が家に帰ると、そう謂っていて。 その頃も、店主の興味を惹く ――眸の色をしていた。]
(160) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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―下水道―
[ピチャン。地上の噂話が雫に変わっていくように。 ピチャン。垂れていく。
わたしは、腕の傷や他の場所にも包帯を巻いて治療したジルベールに抱き着き、額を胸に押し当てて眠りにつく。
初めて逢ったときのように、首飾りだけをつけた姿で。脚の間から拭いきれない白筋を残して。
違うのは、唇の端が切れて赤くなっていたこと。 目元が赤く、泣き腫らしていたこと。]
(+43) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/*
さわやかな交流の次に 多分ある拉致監禁やったね!
(-150) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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はい、それで構いません。
[>>149新鮮なものは長持ちしないだろう。 その点、むしろ保存食のほうが良いかもしれない。]
はい、ある方をお招きする予定です。 屋敷には人間の食料がありませんので、その為に。
[問われれば、それだけを短く簡潔に伝える。 来客>>152を見れば、一度そちらに向き直りぺこりと礼をした。]
(161) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/*あ。無理か。メルヒオルさん少女だから道連れ出来ないで残っちゃう可能性があるのか。 一応▼僕 ▲アングイス―グリフィン メルさん恐怖死ならイケる……?
事故怖いけど。
(-151) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/*いや、大丈夫か。 恐怖死が先だから、グリフィンさんにアングイス食べてもらって、ダフネドラさんにメルヒオルさんセットしてもらえばいいのか。
うん、今日拉致れなかった時のビジョンが全く浮かんでないので、ちょっと考えよう。 なるべく立候補の形で。
グリアンはもう幸せになれ。 私の分まで、幸せになれ。
(-152) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* グリフィンによる ダフネドラストーカーの理由が やっぱりよくわからないので やっぱりとくに意味は無いのかな(混沌)
(-153) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[眼が覚めたとき、ジルベールと目があったら。
わたしは彼をどんと突き飛ばして顔を覆うの。]
見ないで。 よごれちゃったわたしを、見ないで……。
[先に言うの。 膝を抱えて、身を縮こまらせて。
棄て猫のように、震えた。 わたしも被害者なんだって、震えた。**]
(+44) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[どうやら彼も猫好きらしい>>153 目を細める姿は何処か幼くも映る
呆れたように肩をすくめるのを視界の端に捉え ほっとけ!といわんばかりに子猫を撫でる]
嫁に出さん。相手が御嬢さんをください絶対幸せにしますって土下座しない限りはな
[それ猫にさせるのは無理じゃないだろうか 笑いかけられた猫は全くだと言わんばかりに、にゃぅと鳴く]
お、よろしく頼むよ ついでにもう警部とゆかいな仲間達の間抜け面はファインダーに納めないように忠告してくれればうれしいね
[隈が写った良い男なんて誰も望んでないだろうしね、と 数日前の記事を示唆して苦笑した]
(162) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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そっか、ミルク入れるのか 俺も昔はさ、ミルクと砂糖たっぷりじゃないと飲めなくて 燐蛍亭のキャメル・マタリって珈琲が初めてのブラックでさ 平気なら何よりだよ
そうかもしれないね。聴講の事とか頼んでた身としては何というか申し訳ない様なあれそれごにょにょ
[無論、自分も忙しさ故と考えるため ――教授が路上で倒れていたという違和感には、気づかない
口を噤む様子に、頑固だろ?しつこい油汚れみたいにとくすくす笑う もう慣れたとばかりの様子の刑事の瞳の下には、いつも消えぬ隈がある]
(163) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[謝罪の後、うろたえながら押し上げようとする彼に若葉色の瞳を瞬かせる>>155 怒りこそすれ押し上げようとするとは思わなかったし 仕方ないという言葉には、それは違うよ、と窘める様な言葉をかける 一方的な妬みなど、抱かれていい人間などいないのだから 仕方ない、と割り切る青年の心根の優しさに、改めて後悔が突き刺さる
もっと早くに気づけていれば、長い間彼を居心地悪くさせたり 傷つけずに済んだのだろうか
ぽつりぽつり、語られる言葉に耳を傾ける 頑張らなくちゃいけない、その思いには覚えがあった
自分も植物学者の息子だったから 両親の役に立ちたい思いと、そのために頑張るけれど芽が出ぬ化学系の成績 彼が落ちた泥沼よりは些細な物ではあったが、皆大なり小なり抱えるものであることは、明白であったから
だから、光り輝くものに目がくらむ気持ちもわかるから 黙って彼の言葉を聞いた後、口を開く]
(164) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[造花を幾つか、手に取り眺め、また戻し]
――確か、アンダンテ、でしたね。
[視線は並ぶ造花に据えたまま。 返された礼に、意識だけを機械人形に向けて、ふと]
以前に目にしたときと、変わらない。 もしかして、君は、永遠なのだろうか?
[一瞬を永遠に引き伸ばす術も、あれはまさしく瞬間の静止画。
だが、この機械人形はどうだろう。 動き喋りまでして、老いず衰えずというならば。 或いは、人の姿をしたものを留める最良なのかと、僅か興味を抱いての問い]
(165) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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……当然じゃないさ それを捨てる位に疲れきってたんだろ? お巡りさんもっと早くに気づいていれば相談に乗れたかもなぁ でもさ、それ抱えるの辛かったろ。頑張ったな
[そう告げれば、ありがとうはこっちの方だよと彼の肩を叩いたろう そして晴れやかな表情で、自分の過去と今と向き合おうとする彼に勇気を貰った気がして]
そっか、向き合うのか 応援してるよ頑張れ若者! 何かあったら何時でも言って――俺は街のお巡りさんだけど 頑張る若者を応援する、『新米刑事のコンダクト』だから
[良ければ友達になってよ、なんて目の端に光る涙を見ればハンカチ当てつつそう告げてみたり
それから二言三言、交わしただろうか やがて朝の鐘が鳴り響くのを聞けば遅刻寸前の時刻である事に気づき]
(166) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* 二組落ちか…前例あるのかな。 システム的に大丈夫なら二組落ち提案の方向かな…ただ他の組もそろそろ拉致体制整ってて、それが怖い。 でも今日落とさないとみりおんに(以下無限ループ)
(-154) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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わわわ、遅刻遅刻!? 俺そろそろ派出所行かなきゃ! またな。テオ君
[そう告げれば警帽を深くかぶり直し、蒸気バイクに乗って別れを告げたろう 目指す先はスチームパンク派出所*]
(167) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* 朝イチで言う? メルヒオルさんの事情考えてないけど、行くなら今日だよね。
ここで行かなきゃ男が廃るよね。
(-155) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* はい注目。 コンシュゼ始まりますよー
(-156) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[銃もナイフも、キャスケットも少年の服も。 証拠になりそうなものは全部棄てた。
媚薬の瓶も、ね。
靴墨の汚れも落としたし、足も綺麗にした。]
(-157) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* おや、グリアングとジョシュメルヒ4人同時落ちか どうなるかな
(-158) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* 君をしっている
って短いのにすごい呪詛じみた言葉だよね すごいよねこわいな
独占慾も庇護慾も思慕も支配欲も 冬の温みも総てアングイスに向いているなら ダフネドラに向いているものはなんなんだろうね?
分かんないな……
(-159) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[機械人形に問いかけたあと。 並ぶ造花から、あかい百合を選び取って]
これと。
それから――、最近、ほんとうに物騒なのでね。
たとえば、そう。夜道で暴漢に、襲われたとして。 瞬く間、四肢を萎えさせ、無力に出来るようなものはあるでしょうか。
ああ、過剰防衛とやらで、こちらが罪に問われてはたまらない。 決して相手を傷付けず、けれども無力に出来るような――もちろん、そう、護身のために。
[と、店主には訊ねた]
(168) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[もしも家事騒ぎだったなら、この子だけではなく自分も泣いていると。 苦笑いを浮かべながらそう告げる。>>158 ――こんな思いをするくらいなら、家事騒ぎで家が無くなる被害に遭ったほうが良かったと。 今はこんなこと口が避けてもいえない。]
辛い、と言うよりも……
[出てくる感情は、恐怖。 辛さよりも何よりも、恐怖から逃げたいのだと。 あの写真を思い出すだけでも震えが止まらない。 まだ、震える自分の耳元に声が降りてきて>>159 その言葉に数度瞬きをして]
私……は、何も盗まれてないです、よ?
[そう、部屋に無断に侵入されたというのに盗まれたものは何もない。 厳密に言えば、自分でも盗まれたことに気付いていない本当に小さなものが無くなっていたのだが。]
……あの、メルヒオルさんはなにか盗まれたんですか?
[貴女「も」と言うのだから、彼も何か盗まれたのだろうかと 彼がここにいる理由を知らない自分は、それでここに来たのだろうかと思い始めて]
(169) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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/* そうなんです…コアがね…。 明日休みだし昼居られると思うけど、今日が今日だっただけに不安が残る。
ログ読んで、考えよう。 その前に早起きできるように寝よう。
(-160) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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1 1アイリ2アオイ
(-161) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[大丈夫。大丈夫。 バレっこない。
……ほんとに? 大丈夫?
少しだけ怖くなる。
ジルベールの首の後ろに、またひとつ赤の鎖痕を残して。]
(-162) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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はい、初めまして。 アンダンテと申します。
[名を尋ねる彼に答える>>165。 不思議な質問には首を傾げるが、少し考えて口を開く。]
いつか壊れないものなど、どこにもない。 アンダンテは、そう教わりました。
[その言葉は、製作者たるかつての主の受け売りだったか。 アンダンテもまた、姉達のようにいつの日か自分も動かなくなるのだとは自覚していた。]
……しかし、壊れても修理することは出来ます。 そういった意味では、永遠とも言えるのかもしれません。
[こちらは、アンダンテ自身が導き出した推測。 どれほど壊れようと、主がいる限り永遠である、と。]
(170) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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――ああ、それから。 "魔物"の祝福を、いまいちど。
[やはり、完全な人とは見ていないのか。 機械人形の前で、声も低めず、そう店主へ]
幸運は、それがひいきするものを愚かにするとはいいますが。 いまの私には、きっと、それが必要でしょうから。
ええ――今度は、後悔だけはしないつもりです。
[そう、静かに笑みを浮かべた。数年前の後悔は、繰り返さないと]
(*23) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[どうやら中年女性は大家らしい。>>169 ともすれば、火事に巻き込まれたわけでは無いにせよ、 家絡みのなにかである、と考えるが利口か。 友人や教員を頼らずに、付き添うのが家に関わる人物為らば。]
……。
[まともに会話ができる状態でも無さそうか。 紡ぐ声は、存分にトーンの低さを誇る。 窃盗の被害届を出す気も無ければ、店の警護も頼みたくない。 自分にとって不都合窮まりなくなるから、だ。]
そう、ですか
[盗難の被害に遭った訳では無いと聞き。頷く。 其れならば益々もって、彼女の被害と自身を脅かす何者かは、 別件であると見ても、過言では無さそう。]
(171) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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―Antique Amethyst>>161―
そう。レディがそう謂うなら。
[保存食を美味しく料理するもの、なんて 専門レシピ、あるだろうか。 一応、使えそうなレシピが含まれているものを選んだつもりだ]
そうだろうね、 あそこには、もう。
[生きている「にんげん」は居ないのだから。 機械人形《オートマタ》の整備や機構は 専門外だ。彼女の“異常”を 紫水晶が見抜けるはずも無い。
見抜けるとしたら、 言動か、行動か。]
(172) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[……わたしのこと、どう思うかな。
ジルベールは。**]
(-163) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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え? ぃやぁ、大したもんでも無いんですがねぇ。
店開けっぱなしにしてたら、髪の飾り用の留めものがね。 高いもんでも無いですし、オルエッタの悪戯かなって。
[適当にでっち上げた嘘出まかせを告げて。 長い髪の毛を、金の指でそっと撫でた。]
貴女にお話したいことがありましたが、 今はそれどころじゃ無さそうだ
お気の毒に。
(173) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[機械人形の答え>>170に、軽く頷いた]
命を奪うことは誰にも出来るが、死を奪うことは出来ぬ――というものの。
[歴史上の王が吐いたとされる古典の一節を、呟いて]
修理で、そうか。 死さえも、君のようなものには。
[それは、幸福なのか不幸なのか――機械人形の意志は判らねど。 もし自分が、永遠とされた写真のなかの人物として意思を持ったなら。 死神にさえ見捨てられ、ひとり、知己が衰え死に絶えた世界に残されたなら――……]
君は、それで――……、
……いや、すまない。埒もないことを訊ねた。
[謝罪したのは、そう。 機械人形に心があるなら、それは問うべきでないこと。 ないのなら、それは問うても無駄なこと。それに、気付いたから]
(174) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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ーこちステ派出所ー
[遅刻寸前に派出所に潜り込めば、人手不足からか1課の面々も被害相談に駆り出されているらしい>>140 アイリに差し入れと、それからまぁ色々言いたい事やらなんやらあったんだけどなぁと頬を掻けば、にやにやと同僚のカジミールに笑われた ついでに周りの婦警さんからも生温かい視線を向けられた。解せぬ]
『アイリちゃんなら今女性同士やからって、ちょっと口で言えへん事態になっとる女性の調書とっとるさかい それ終わるまでは待機、しはったほうがええ思うわぁ こういうんはほら、デリケートやさかいに』
[アオイにそう告げられれば、それもそうかと思う 十数分位待ったが、やっぱり気になってそっと窓口を覗いてみた所]
あれ?散髪屋さんに……あれは、シュゼル?
[アイリと相対している彼女に目を丸くする 喧嘩別れしたが、『口で言えない事態』とは何かあったのだろうか こっそり心配気に、メルヒオルとシュゼットの会話を奥の部屋から覗いていた]
(175) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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―Antique Amethyst>>168―
[永遠を尋ねる教師と 答える機械人形《オートマタ》の会話には 口を差し挟まず。 これを、と差し出された赤い百合と、それから]
昨夜は火事もあったようだしね。
[放火の主犯の一人は、 紫水晶に依る処罰を受けていたが それはまた、秘せられる別の話。]
護身用の、か。 まったく。物騒なことだ。
[小さく笑うような吐息。 それから、棚の奥のほうからいつぞや仕入れた金属の箱を取り出した]
エレキテルを溜め込む 小型の護身機器、と謂うのがある。 押し当て起動させれば身体に痺れが走り 相手を無力化できるとか。
[さりとて一般的なものではないため少々値が張る。どうする?と首を傾げた。]
(176) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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――そう、火事。 それに、焼けたのはどうやら、貧民街のほうだとか。 焼け出されて、食い詰めた者たちが流れてくれば――まったく物騒、この上ない。
[と、返して]
……それは?
[ただの箱に見えなくもないが――説明を聞けば、得心し]
いかほどで。
[駆け出し教員の手取りで、懐に余裕があるわけではないが。 買う予定の史料や書籍を幾つか先延べにし、暫く質素な食生活をすれば、多少は捻出できる]
(177) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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――それに、言いませんでしたか。悪魔に魂を売ってでも、と。
[つい先日も、口にした言の葉。 金銭で足りないのならば、対価に魂さえも。
今度こそ、望みのものが手に入るなら。 愛しい彼女を、誰にも渡さずに済むのなら――それでも。
もっとも、そう――こう考えること自体が、既に。 紫水晶の魔性が抱く、愉しみに。魂を売り渡しているのかもしれないが]
(*24) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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―路地裏/途中―
[粘膜から吸収される追加の媚薬。 詰められた銅貨と、銃身の太さとが内から攻めて。
恐怖を忘れた頃に、わたしは引き金に指をかけた。 カチリ。撃鉄を起こし。
――バンっ!
でも、弾は出ない。]
(-164) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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―Antique Amethyst―
――ふ、ふ。 欲の深いこと。
[魔物、と呼ばれても気に留めず。 “魔物”と最初に呼んだのは かの写真屋だったはずでは、あるが。 あれが見るのは真実だ]
けど、 いいね。 そういうの すきだよ、ミスタ。
[悪魔のささやきだ。 リュシオルの額に指先添わせ眼を細める。 洗礼の、真似事だ。]
――此度こそ、ミスタに幸運を。
(*25) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[外れだね?
じゃあ、今度は?
もう一度、引き金を引いて―――…]
(-165) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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…………? いいえ、どうか気になさらずに。
[>>174やはり不思議そうに首を傾げながら。 彼の言葉は難しく、まるで古い記録の中にある主の言葉のようで。 結局、何を言わんとしているのか理解するには至らない。]
……。
[>>172その後、店主から二冊の本を受け取れば、 初心者向けの方を数ページほど捲ってみる。 どうやら、理解できない範囲ではなさそうだった。]
ありがとうございます。 代金はこれで足りますか?
[硬貨を何枚か差し出して。足りなければ予備の分も出すつもり。]
(178) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[…―――ばん!
良かったね。また、ハズレ。
でも次は当たりかもね。]
(-166) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[だんだんと、声のトーンが低くなっていく様子に 何かあったのだろうかと、不安げに見上げて>>171
盗まれたものはたいしたものではないと聞ければほっと一安心。]
そう、それなら……よかった。
[けれど、高いものでなくても盗まれたことに変わりは無いだろう。>>173 あの女の子の悪戯だとしても、ここにきているのならば大したことではないのかと 自分にわざわざそんなことを聞いてきたのだから本当は何か遭ったんじゃないのかと、問い質したかったけれど]
ひっ……いや……!
[金色の指が、自分の髪を撫でる。 メルヒオルが、犯人でないことは知っている。けれど、体は過剰反応して。 誰にも髪を触られたくなくて、撫でるその指を無意識のうちに払いのけた]
(179) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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あ……ごめん、なさい……!
[直ぐに我に帰れば、ごめんなさいと小さく謝る。 払いのけた手前、メルヒオルの顔を直視できなくて。派出所の奥に居る人影が目に入って>>175]
…………!
[バッチリと目が合った気がした。 喧嘩別れした幼馴染と、こんなタイミングでまた顔を合わせることになるとは思わず ……この上なく気まずい空気が漂った]
(180) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[――赤髪の教員に、千里を見通す眼力はない。 けれども、今度こそ、愛しい相手を渡さないという妄念は、あった。
彼が執着する彼女の、あかい髪。 もしも、それに余人が触れた>>173と知れば。
姓にあるflamme(焔)のような嫉妬を、燃え上がらせるかもしれない――]
(-167) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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――そう。なら、良いけれど。
[機械人形の言葉>>178には、そう応じるしかなく。
それが会計を済ませる様子を見遣りつつ、己もまた、購う対価を用意する]
(181) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[怪盗は、他人の視線に敏感である。 そこには敵意敬意、興味本位などは関係ない。 他人からの注目は、時として綻びにも繋がる
婦警達が離れた奥>>175に視線の元があると解し、 つい、と眼鏡ごと視線を向ける。]
おっ、と
[と、その時だった。>>179 金の指が弾かれ、その意味は計り知れぬまま。 髪を触るのは散髪屋の性分ではあるが 頭髪に関わる“厭な思い”でもしたのか。]
(182) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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――ぃえいえ、お気になさらず。 明日、店を閉めて街を発とうと思っていましてねぇ。 つい、遠くなるのが惜しい髪だと。
シュゼット嬢の問題が解決するのを祈ることしか出来ませんが、 どうか安息が訪れるよう、祈ってます。
[金の指は払われたところで痛覚など存在しない。 告げたかったことはそんな噺では無かったが、 此処で語る噺ではないと、置いて。
――それよりも。 働き口に顔を出す余裕も無いのだろう。
ならば、メイドの服はもう手元にないが、 扮する手段は、もうひとつあり。 屋敷に出入りしていないことは、己にとって好ましくもある。]
(183) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[風穴を空けられて、消えたい?
まさか。
これはお仕置きなの。 そんなにすぐに終わりにしようとしてはダメって。
楽になろうとしては、ダメって。]
(-168) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[そう、今夜のことを心算立てて。 ふと、空気が重くなった気がする。
シュゼットの視線の先を辿れば、先程振り返った方向であった。]
(184) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[ふと散髪屋と視線があった様な気がした>>182 ぎくり、としている中でばっちりシュゼットにもばれた>>180
気まずい空気が漂う中 その被害者の女性が見つめた視線の先が気になった、調書を取っていた府警は其方を振りむいて――]
「ちょっとコン、あんた何覗いてんのよ 今取り込み中よ。出てったでてった!」
[何処か怒った様な声でそう告げるアイリに、少し気まずそうに]
あー、えっといやそのな シュゼ……ラマルチーヌさんとは知り合いでちょっと心配になって
「あれ、そうなんだ じゃあ居て貰った方がいいのかな――でもなぁ、コンデリカシーないしなぁ 後鈍いしなぁ、ラマルチーヌさんはどうですか?」
[ジト目でこちらを睨むように見つめるアイリにたじたじになり おさげ髪の府警はシュゼットに居て貰った方がいいかそうでない方がいいのか、どちらがいいのかと声をかけた
ぼろくそに言うアイリにうるせーと返しつつ その間、自分はこう考えていた ――薄赤の髪は彼女の自慢だった筈なのに 散髪屋の手を払いのけて>>179何があったんだろう、と]
(185) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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焼けたところに 僕の貸した部屋も含まれていてね。 ――まったく、物騒だ。
[――さて濡れ衣を着せられたであろう ジルベールは、今何処。]
見た目はただの、 金属の箱。 自分に試し打ちはお勧めしないよ。
[ふふ、と物騒なことを謂って、わらう。]
そうだね、値段はこれくらい。 少し贅沢なアクセサリーを買ったと思って?
[実際、其れくらいの値段。 女性へ贈るプレゼント、程度のものである]
(186) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[……もうちょっとくらい、
たすけてオルエッタって、言って欲しいだけ。
複雑だね。
悦ばせたいのに、泣かせたいの。**]
(-169) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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欲深、ですか。それもいい。 欲を抑えては、本当に望むものは、手に入らないと。 機会は容易に与えられないが、容易に失われると――、 随分と高い授業料と引き換えに、それを学びましたから。
[伸びてくる指先を見据え、笑みを薄く浮かべて、目を閉じる]
――ええ、あなたには感謝を。
[たとえ、この煩悶と歪んだ決意が、魔性の愉悦になるのだとしても。
結果として、それで。 今度こそ、愛しい彼女を誰にも渡さずに済むのなら――それでいい]
(*26) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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―Antique Amethyst>>178―
[永遠への思い、は在るのかどうか。 店主はアンダンテへと 干し肉の入った袋や缶詰を詰んで、 本を検分する様子を眺めた]
問題ない? 作れそうならいいけれど。 焦がしたりしないように。火事になる。
[差し出された硬貨を確かめて、 店主は一つ、頷いた。]
十分足りる、問題ないよ、レディ。
(187) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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――……なるほど、それくらい。
[提示された値段に、眉が寄る。 ことこの店で、値が張ると脅されたにしては、常識的な範囲に収まる。 けれども、常識的には高い値段。もっとも、決して手が届かぬわけでもない]
……思うに、そう。 絶妙な、というべきでしょうか。
[現実味のない価格なら、検討さえ出来ない。 容易に届く価格なら、即決すればいい。どちらも、迷う必要はない。 少々無理をすればというのが、一番、逡巡を誘う――もっとも、答えは決まっていたのだけど]
まあ、安全には、変えられません――からね。
[高所から踏み切り飛び降りるような勢いで、対価を]
(188) 2014/12/13(Sat) 03時頃
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でも、私……
[彼に髪を触って貰うのに、嫌悪感は無かったのに。 ああ、酷いことをしてしまった。 それでも気にしないでという言葉に、優しさに、ズキリと心が痛む その優しさの後に聞こえてきた、急な話に>>183暫くぽかんと口を開いていたが]
明日!?なんでまたそんな急に……
[遠くなるのが惜しくなると言ってくれるのは嬉しいが それならば、春まで待って欲しいと我儘はいえない。]
ありがとうございます。 ……あの、私も祈ってますから。メルヒオルさんの採られたものが返ってくるようにって。 新しい土地でも、元気で暮らせますようにって。
[祈りを捧げるように手を組んで。 自分の安息を祈ってくれた散髪屋へと、ぎこちない笑顔を贈る
彼が今、何を考えているかなんて知らずに。]
(189) 2014/12/13(Sat) 03時頃
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あの、そんなに怒らないであげてください……
[怒ったような声を荒げる婦警に、そんなにきつく言わなくても良いじゃないかと 控えめにだが、声をかけて]
私は……――
[居て欲しいか、居て欲しくないか。>>185 そう問われればどう返していいのか分からなくて口ごもる。 もう話しかけない、顔を見せないといったのい、居て欲しいなんて言えない。 それでも、自分が安心できる人物に傍に居て欲しくないといえばそれは嘘になる。 暫く考えた後、自分が出した答えは]
……別に、どちらでも私は構わないです。
[曖昧で、自分の決定を放棄して相手に選択を委ねるもの。 ずるいなと思ったけれど、素直にいて欲しいと言えない自分はとても意地っ張りだなと。 婦警にも、幼馴染にも顔を合わせないままぽつりと言葉を零した**]
(190) 2014/12/13(Sat) 03時頃
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――では、ええ。今日のところは。
[支払い終えて。求めた品を、購い終えれば]
また、そのうちに。
[店主に、告げて]
機会があれば、いずれ。
[機械人形にも、そのように]
(191) 2014/12/13(Sat) 03時頃
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/* みんなこういう、お相手と物理で離れてるときどうしてるんだろう。
現代設定なら、携帯に無言電話や悪戯メール、監視カメラとかありそうだけれど……うむう。 もうこれ、明日休みだし、骨董品店出たら派出所いくか。
(-170) 2014/12/13(Sat) 03時頃
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[シュゼットとメルヒオルの会話を断片的に聞けば、どうやら散髪屋の店主は店をたたんで余所へ引っ越すらしい>>183
それを聞けばまたか、なんてこっそり思う どれだけ街を守っても、皆出て行くのだ――目の前の、幼馴染も 寂寥感を募らせていれば、ばしりと背中を叩く手が それは同僚の手。目を丸くすれば私は居るから安心しなさい、とでも言うかのように微笑まれコクリ頷いて
とはいえ先程のにらみつけるこうげき、は結構効いたんだぞと声に出さずアイコンタクト。返ってきたのは呆れた様な視線だったのは言うまでもない シュゼットの取りなし>>190もあり、その件に関しては追及は止んで どちらでもいいという彼女の声に、じゃあ話を聞かせてもらおうとパイプ椅子を持ってきて座る
アイリーンは一言、あんたデリカシーの無い事言ったら張ったおすわよと念を押して再度、聴取を再開した*]
(192) 2014/12/13(Sat) 03時半頃
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はい、問題ありません。 ……火事には、気をつけます。
[支払いが足りてよかった、と。 >>191用事を終えたらしい彼にも、挨拶をして。]
それでは、アンダンテもこれで失礼します。 いつもありがとうございます、ダフネドラ。
[保存食と本を抱え、店を出たのだった*]
(193) 2014/12/13(Sat) 03時半頃
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――大丈夫です。
何があったかは存じませんが、 私の方こそ配慮の無いことを
[>>189罪悪感を顔に出す娘に緩く首を横に振り。 実際、特に気には留めていなかった。 誰が彼女にどんな意味で何をしたかは、 己の得にも損にも為らぬことだと考えずとも分かる。 其れよりも、家に何者かが恐怖を運んで来る、という 背景が知れたことが重要だった。
急遽の出立に驚く声を受け、首を縦に振り。]
ええ、実は前々から知人に誘われてましてねぇ 大きな街で商売した方が稼ぎも変わるんじゃ、って。 ここ数週間、悩んでたんですが踏ん切りがつきました
[苦笑は半分眼鏡の奥に潜れ込み。 自分の身に起きた不幸があれど 手を組んで他人に幸せを祈る様子に、 彼女もまたお人好しだと感想を抱く。]
(194) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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どうも。
それでね、街を離れる前に、 ひとつお伝えしたかった事がありまして。
貴女の大好きな本のことです。
[喫茶店での一幕を振り返り、口を開く。>>0:535 聴取の手に拾われないよう、声のトーンを潜めさせ、]
……古い友人から、今日、手紙が届きまして。 十年に渡り旅をしているうちに、 生き別れた大事な人に巡り会えたと。
もう二度と会えないと思っていた相手だったそうです。 “奇跡”でも起こらぬ限りは、 [勧められた椅子に座っていたが、腰を上げる。 様子を伺う限り、>>185>>190コンダクトと噺がありそうだ。 そういえば、怪盗を追っている幼馴染が心配、と言っていた。 年の頃を考えれば、それはコンダクトなのではと密かに当たりをつけ]
信じていれば、物語のようなことも叶うんですね、――って。 貴女の夢が現実になるよう、僕は信じてますよ。
[では、と辞する挨拶を短く告げて、派出所を後にする。*]
(195) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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― 商店街 ―
[あの家で過ごすにも、気味の悪さはまとわり付く。 それでも夜の為に支度をせねばなるまい。 引っ込んでしまった食欲は変わらぬままではあるが、 食事もきちんと取る可きだった。
パン屋へ向うべく足を進めていると、薬店の前で佇む後ろ背。>>134]
………。
[あの青年の家柄ならば、それこそ厳重な仕組みの錠を 解く為の手筈も揃えられるような気もするのだが。 得にも為らない物品を持ち去られた事がイコールに繋がらない。]
(196) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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、
[それこそ、本当に魔法でも見ているようだった。 透明人間が入り込んで、とか。 そんな莫迦な、理性は拒絶を示す。
非現実的な想像を働かせながら送る視線は、 気に留まることがあっただろうか**]
(197) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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――、
欲しいと、思うなら。
―――喪われてしまう前に
閉じ込めてしまうくらい してしまっても、 いい。
[囁きに織り込まれるいつかの記憶。 笑み浮かべるリュシオルの額を撫ぜて、 白い指は離れていった。]
(*27) 2014/12/13(Sat) 10時頃
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―Antique Amethyst>>188―
ふ ふ。
[愉快の代金、愉悦の可能性。 たのしそうに、逡巡する様子を見る。]
滅多に、僕のところにも 入ってくるものでも、ないから。
――大丈夫、効果は保証する。
[人差し指を自身の唇の在るあたりに立てて、囁く。
思い切り、 踏み込み飛び降りても きっと十二分に満足の得られるであろう品。]
(198) 2014/12/13(Sat) 10時頃
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―回想/大学―
[昼間のお医者さんは、相変わらず忙しい。暇な時は相手をしてくれるけど、それ以外はつっけんどん。
かまってよぉ~って、にゃあと鳴いたら、包帯を投げつけられた。
痛くはなかったけど、うぅん、やっぱり痛かった。 何処って? 尻尾かもね。
包帯を巻いたけど、脚の痛みは引かない。むしろじんじんって余計に痛くなる。屋根の上から足を滑らせて落ちたんだ。着地に失敗して、ぐきってやっちゃった。]
(+45) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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[大学から鐘の音が聴こえた。 授業の始まる音。
あぁ、そうだ。 救護室に行こう。あそこなら、きっと空いてる。
花壇のお花の手入れを手伝うと喜んでくれるんだ。脚が不自由なおじいちゃん先生だから。屈むのが辛いんだって。]
(+46) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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[空いた窓の向こう側で、カーテンが揺らめいていた。きっと、学生さんが居ないからもぅお昼寝してるんだなって、思って。
窓枠に無事な方の足をかけて、中に忍び込む。 視界の白衣は肩にかけられていった。背が高くて、幅の広い肩で、髪の毛がふさふさしてた。
ゆっくりと振り返った人はわたしの知らない男の人だったから。]
……にゃーぁ
[猫の鳴き真似をして、ごまかそうとした。
これは、グラディスせんせぇと初めてあったときのお話。*]
(+47) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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[何かに見られている気がしてふっと振り向くと、そこには鬘に分厚い眼鏡をかけた散髪屋>>197の姿があった。 何か思うところがあるのだろうか。あまり楽しそうではない視線。]
こんにちは。
[笑顔で会釈を。 視界には勿論、金の指が目に留まっているのだが、それを見て声を上げる事もせず。]
(199) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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/*寝起きにストーカーやるもんじゃないよね… おはようございます。ロル書き始める2分前に起床しました。
こういういざ!って時にロル書けるのが鳩の魅力だと思いますよ。 さあ、君も今日から鳩PLだ!
(-171) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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―――……
[手頸を掴まれた時、此の指もきっと見られた筈。 散髪屋で働いている時に、店主の指が金の義指であると 勘付かれたに、違いない。
、 なのに
透明人間のことは別として。 何故、店も自分もこうして平和に出歩けるのか、判らない。
振り向いた青年が此方に気づけば、自然と靴が片方後退を遂げる。 向けられる表情は、穏やかな笑いだった。 “大事な石”を狙われて激昂すべき存在とは思い難く、]
……あぁ、アリウッドのお坊ちゃん、どうもご機嫌よぅ。 お薬を買いに? [存在を気取られて逃げるは流石に、可笑しいだろう。
繕う態度は、散髪屋の野暮ったさ。 それでも世間話の傍ら、両手を無意識にポケットへ突っ込んだ。]
(200) 2014/12/13(Sat) 11時頃
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/* うーん、墓落ち挙手したかったけどやっぱり埋まっちゃうか。 どーしましょ…。
(-172) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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――はい。
[>>+35そこに至ったグラディスの考えは知らず。 否、許されるならどんな些細な理由だってよかった。 男は喜びから笑みを浮かべ、手を添えて彼が起き上がるのを助け、介添え役を務める。
その時間は短かったけれど、男にとってはとても幸せだった。 半ば仕向けた事とはいえ、僅かなりと彼の役に立てるのだから。]
(+48) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[>>+36水を飲んだ後に向けられた問い掛けにはきょとりと目を瞬かせ]
…行きたいのですか?
[問えば、首を横に振られた。 生理現象だからいずれやって来るだろう。 階段を降りる動作を伴う以上、足は金具同士を最低限動ける程度に短い鎖で繋ぐとして。 ――しかし、手は。
男としては拘束を解く心算はなく、先程のように介添えをする心算なのだが、今それを口にしては彼が機嫌を害しかねない。 尊厳を踏みにじる行為である事は一応分かっている。 男は曖昧に笑ってその場を立つ。]
――何かありましたら、お呼び下さい。
[そう言って部屋を出て行った。*]
(+49) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―鳥籠の中―
[灰銀が見える。 それが自分の首を絞めている。]
っか、…は…。
[男は酸素を求めて喘ぐように声を漏らした。 喉は強い力で圧迫されていて、首の骨は悲鳴を上げていた。
廃屋の中は空気が悪い。 だから換気をしようと思ったのだが――タイミングが悪かった。 両足には鎖の付いた足環が着いている。 力任せに引き倒されて伸し掛かられれば、首を絞める手から逃れる事は出来なかった。]
(+50) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[今の姿は怪盗としての姿ではなく、世を忍ぶ仮の姿>>200。 その人にわざわざ怪盗の名で呼ぶ必要は無いだろう。まだ往来もある。 警戒されているとは知らず、世間話を進める]
ええ、母の薬を。 ホワイトライさんは、何か用事が?
[彼が両手を隠したのを無意識でしたように。 自分も無意識で話しかける。世間話が出来ること自体が異常であると、まだ気付かない]
(201) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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「逃げるの?ずっと一緒にいるって言ったのに。 僕が得体のしれない病気だから気味が悪いって思ってるんでしょう…!」
[男は弱々しく長い髪を揺らして首を横に振った。 逃げない。逃げる必要はない。 だって一緒に居たいから。
だけど…死ぬかもしれない。 視界が白みかけた時、突然首から圧力が消える。 男は咳き込んで必死で息を吸った。]
「――ごめん、ごめんなさい。フロウ…僕を許して。愛してるんだ。離れないで。」
[熱い雫が頬に落ちた。 振ってくる謝罪の声が酸欠でぼんやりとした男の意識の中に入りこんで来る。
最近、彼は不安定になる事が多かった。 きっと不安なのだろう。 彼の鉱物化した左手の甲は今も熱を持ち、日々じわじわと拡大している。]
(+51) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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――だいじょうぶ、ですよ。
[男は彼の頬に手を伸ばす。 そうして弱々しく微笑んでみせた。 彼は子供のように暫く泣いていて、男は彼が泣き止むまであやすようにその頬を撫でていた。
痛くても辛くても、これは自分を喪うのが怖いからなのだから――自分は愛されている。 そんなしあわせな日々がずっと続くと思っていた。
鳥籠が終わる、 日前の事。*]
(+52) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―現在・別室―
[――>>+40誰かの声が聞こえたような気がした。]
……?
[目を開いた男はきょろきょろと周囲を見回す。 徐々に働き始めた頭で、そこが私物を運び入れた物置に使っている部屋だと認識する。 遅めの食事を摂って、安定剤を飲んだ。 いつもは店の準備をしている時間だから持て余してしまって――いつの間にか、転寝をしていたらしい。
建物の中には自分たち以外には誰もいない。 彼の身に何か遭ったのだろうか。 男は立ち上がると、別室から出て自室へと戻る。]
(+53) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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― →自室―
どうしました、グラディスさん。
[扉を大きく開いた時に見えたのは、ベッドに突っ伏したグラディスの姿。 具合でも悪いのかと思ったが、彼はこちらを見て喉を震わせながら問い掛けてくる。 そこにあったのは妻からの手紙。>>+39]
――…それ、ですか。
[男にとって‘それ’は、爆発した憎悪の為した結果でしかない。 片付けようと思わなかっただけで、見せしめに残した心算はなかったのだけれど。]
(+54) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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――何故だと思いますか?
[男は感情の見えぬ眼を彼に向けると、そう問い返した。
彼は自分の事を否定するだけで、彼自身がした事について疎いようだから。 少し考えて貰おうか――自分の事を。 彼はどんな答えに行きつくだろう。 もしも鳥籠が終わる前に、至れぬのなら、**]
(+55) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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/* 夜勤完遂したのだぜ! そろそろ仮眠しないとリアルヤバいのだけど眠気がどっかいってしまった。いや、身体だけでも…。
(-173) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[散髪屋として振舞う裡に、警戒は依然として解かぬまま。 内に潜ませた金の指は折り曲げ、秘し。 寒色の広がる高い空の下で、冷えた息を漏らす。
与えられた暖色の花を飾る鉢植え。 失ったもの。 なにを与えようとしていて、なにを奪おうとしているのか。]
お母様の…? お風邪ですか、それとも持病でも患っておいでで?
[>>201怪訝そうに首を傾いで。 宝石商である男に関しての噺は、それなりに調べはつけている。 しかし、女房が居てもどんな人物かまでは測れなかった
それとは別で、姓を呼ばれることで奇妙な感覚を覺えたが、 からからに喉が渇いていることばかりに、意識は向いていた。]
お母様思いのいい息子さんだ。
僕は、…いえ。すこしばかり風邪気味ですが どうも人の調る薬は苦手でしてねぇ
[それは正直な所。医者も嫌いなら薬も嫌いだ。 それなのに、医師として今を生きる人物に連れ添おうとしている。 色々と皮肉だらけ。]
(202) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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[何を隠され、黙っているのかも分からぬまま>>202。 自らも隠し、想いに打算と理性の鍵をかけ。
ほぅ、と冷える指先に息を吐いて暖める。 疑問には、苦笑を混じえた]
病気です。肺を悪くしていて。 ここはよく使っているのですが…今は居ないのでしょうかね?
…いい息子だなんて、そんな。
[嘘は言っていない。謙遜もしていない。 自分は大きな親不孝をしようとしているのだから、]
おや、風邪ですか…それはお気の毒に。 ちゃんと治せるものは薬で治さないと駄目ですよ?気合いで治せるとか言ってはいけません。
[くつり、と笑みを零す。 鴉面の男の話は自分から出そうとはしない。 怪盗と敵対すべき存在である筈の所有者が外向きにはごく普通に話しているのも皮肉。 所有者が怪盗を盗もうとしているのも皮肉。 とかくこの世は、皮肉だらけ。]
(203) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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/*遅筆過ぎて自分ぶん殴りたくなってくるよね。
(-174) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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― 燈写館 ―
[火事から一夜明けた翌日も、無愛想が商う写真館は開いていた。 隠し事など何一つ無いと赤裸々に、咎など露も無いと昂然と。 秘密も無ければ罪過もない。男は今日も変わらず生きている。
朝にはもう一度、火事と模倣犯について警察官がやってきたが、 今日は出勤していないと告げれば、肩を落とした。 どうやら、ジルベールのその後の足取りが掴めないらしい。
嫌気が差して逃げたか、責任感のないことだ。と、 憤慨混じりの侮辱に、今度は此方が肩を竦める番。 経った数日で職務放棄されたのは此方だ。
警察官と違って愚痴を吐くことはなく、 表通りを横切る猫がにゃあと鳴いた声を聞くばかりであったが。]
(204) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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[男は存外、野良猫に好かれやすい。
餌を与えたことも無ければ、毛並みを梳いてやった覚えもないが、 身体に染み付く機械油の香りも、無遠慮に伸ばさぬ指先も、 ワイルドキャットのお気に召した。
だから、心配せずとも。と云う様鳴いた野良猫であったが、 生憎店主に猫の言葉は分からない。
尤も、己が心を配り、身を按ずる人間など、そうは居ないが。*]
(*28) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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[彼の身体は甘かった、噛んだ心はもっと甘かった。 金翠色から零れた涙は輝石の欠片に似ていて、 掛けた筈の歯止めは自身を突き落とした。
自律の強い我が身を容易く瓦解させる恐ろしい恋人(ひと) 口腔に残る残滓が、喉を何時までも焼いて、落ち着かない。 彼の悲鳴を閉じ込めた燈写館、 かつて彼の幸福を閉じ込めた場所が、今は彼を苛む場所に。]
―――君を助けてやれるのは、俺だけなのに。
[囁いた独り言は、恋人の嬌声に懐く柔らかさを持つ。 自身以外の誰に縋ろうというのか、誰に腕を伸ばすというのか。
不貞は到底認められない。 彼は己の恋人であり、名実共に幸福な間柄である。 肌に打った百万の朱華が所有権を主張し、 内側に残る微かな撓みが支配権を主張する、
―――― そんな呪いめく間柄。]
(-175) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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[上階で眠る彼の見る夢すら、己が出演していると良い。 男にとっては吉夢であるが、青年にとっては悪夢だとしても。
寄り添う恋人は、替え難き充足に満ちるのだから。*]
(-176) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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― 燈写館 ―
[そうして、警察官を追い出した後。 今度は真っ当な客が訪れる。 いずれの赤髪、サボタージュと無縁の臨時事務員。>>116]
寝不足が顔に出ている。 熱狂するのは良いことだが、精度を下げる。 レンズを覗く瞳が霞まねば良いが。
[相変わらず挨拶も無く、自身の感想を唐突に喋りだす男。 夜の享楽示すような、目の下の翳りを指摘。 レンズを用いずとも、高い観察眼は正常に機能する。
されども、小言を彼につけることは無い。 情熱は最良の教師であるが故に、男は背後の棚より、 現像液の入った小箱を取り出して彼の目前へ。 持ち手設けられた中身一式は、己の調合品。
少なくなったのだろう?と、相槌打つ店主はお見通し。 同じ技に傾倒する同士として、にこりともせず差し出した。]
(205) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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――…ああ、但し、扱いには気をつけるように。
俺は既に慣れてしまったが、余りに分量を違えると、 中毒を起こすガスが発生する。換気は怠らず。
[使用上の注意を世間話の中に織り交ぜて囁く。 長年触れてきた己には、毒足りえぬが、危険性は承知。
促す注意と共に、彼の髪と同じ色のラベルを突いた。]
(*29) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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―Antique Amethyst―
[教師に箱を引き渡し、>>191小さく手を上げ、見送る態。]
入用があるなら、そうでなくとも、 尋ねておいで。
[>>193 アンダンテもまた用が済んだらしい。 変った買い物、機械人形にしては。 だから、こう添えたのだ]
火はすべてを無遠慮に攫うから。 レディだって、ただではすまない。
[例えば、写真屋ができるのは整備まで。 中枢部が砕ければもう取替えはきかない。 彼女を造った天才技師は、もういない。
もう、いないのだから。
閉じ込めたって 喪われるものがあるとしても。 それでも、――それでも。]
――いつでもおいで。
[機械人形を見送って 骨董屋にはまた、静寂が訪れる*]
(206) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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[ああ、と思い出したように一声発し、大学でも信頼高い彼を呼ぶ。 まるで、今思い出したとでも云うように。]
―――最近は性質の悪い風邪が流行っているらしい。 昨日見かけた針子の息子――…、 マールム家の子息も不調そうだった。
欠席が目立たねば良いな、彼は勤勉で学費を購っているだろう。
[ただの世間話。偶々彼の職場を思い出したが故の。 だが、歪みを補正するのもまた己の領分。>>151
下水に流した秘密のように、張り巡らされていく糸が罠。 意図の知れない一言も、記憶力に優れる彼の心に残る。 空席を目の当たりにすれば、きっとパブロフのように蘇る。*]
(207) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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はぁ、肺ですか それはお辛そうですねぇ、
この時期だ。風邪と合併を起こすと惨事になる 是非お薬を持ち帰ってあげないとね。
そう、謙遜なさらず。 [>>203大學や商店街に聴く噂に拠れば、好青年であると聞く。 だから、彼の誕生日もくだらぬ作り噺で簡単に獲れた。 同情は沸かない。血の繋がるものなんて、存在しないのだから。 家族を思う心なんて、知りもしない。]
そりゃ分かっては居るんですが、 飲み薬は苦いでしょうし、どうもねぇ 珈琲の苦さなら美味しく飲めるんですが。
[そうだ、珈琲を飲もうと思っていたのだ。 だが、喫茶店は閉まっている。 必要な時に空いていない一軒に、心中のみで恨み節。]
(208) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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中々素敵なご趣味のようだ。 お帽子お似合いですよ
[ゴーグルの巻かれたシルクハット>>48が目に付いた。 金持ちは好かない。 財力を誇張し、権力を着て歩く豚共に この27年、ひと時も侮蔑を忘れることはなかった。
だが、態と錆びた色合いのゴーグルを被せた帽子は、 中々に見目悪くなかった。
ただひとつ気になったのは、]
ですが、
[告げかけて、飲み込んだ。 紳士の代名詞であるシルクハットが、 まるで]
(209) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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/* 稼ぎの反撃は『死亡した時』なんだよね。 つまり、全部を満たすレシピは、
ジョシュアを投票で処刑。 ダフネがメルヒを恐怖死。 俺がアングイスを襲撃で返り討ち。
な、ような気がするんだが、 死亡遅延処理を自分がよく理解していないとか云うアレ。
(-177) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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/* 僕も大概悪趣味。 きらいだよ、グリフィン。
僕のきらい、はすごく貴重だから ありがたく受け取りたまえ 大怪盗もだよ ほんとに あいつゆるさない (色んな意味で)(踊らされてる)(生きてるとかおのれ) きらいが特別になって意味がひっくり返ってる感じ メルヒオルが閉じこめられるならどうなってしまうのかわからないのだけれど
▼賞金稼ぎ 処刑・魔女の毒殺・狼の襲撃・後追い決意等、 自身の死亡が確定した瞬間に能力発動し、 規定の処理順に割り込んで道連れを行う。
※ただし死亡遅延の実装により、発動タイミングにあまり意味はない。
つまり 処刑タイミング(最初) メルヒオル処刑(死亡確定)→ジョシュア対象発動 狼の襲撃タイミング アングイス(死亡確定)→グリフィン対象発動
になるから大丈夫なはずだね。そうだね。 念のため。
(-178) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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ええ、何とか良くならないものかと医者にも見せているのですが、なかなか難しいようで。 冬を越えて治ることを願うばかりです。
[何も返すことが出来ず、曖昧な苦笑いを浮かべ>>208。 自分のことを偽善者という者は多い。友人だって最初はそうだし、従者の中にも少なからず居るだろう。 偽善でなくても、その優しさは甘さに繋がる訳だが、それは自分には分からない。 自分の抱えている苦労は、きっと他者から見れば十分恵まれたものなのだから。]
子供じゃあ、ないんだから。
[くすくすと、愉快そうに肩を揺らし]
(210) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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ありがとうございます。 帽子は普段から被らないのですが、これだけは気に入っていて。
[鍔を持ち、被り直す。 彼が口にしかけた言葉を見過ごすことは出来なくて]
―ですが?
[瑠璃の瞳と共に、追及を向けた]
(211) 2014/12/13(Sat) 12時半頃
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健康ばかりは金で買えない世の中ですが、 穏やかに過ごせるようになれば、いいですねぇ
[>>210肺の患いでは咳き込む姿が周囲には耐え難いものもあろう。
師は秘匿する顔のみならず身体も半分焼けたと言っていたが、 彼の人生をこれからは、再び自分が支えねばなるまい。
其れは苦労などではなく、苦痛などではなく。 寧ろ喜ばしいことだった。 己の存在が師を助け、いつかは自分無しでは居られなくなる。 漸く対等に熟れるではないか。
“あなたなしではいきられない” 純真な想いと、歪んだ色と。 飛空艇無き後でも、蒸気気球はある。
亜麻色も紅も、宵闇も。 再び共に空を舞える喜びに、仮面を被りながら交わす噺とは別で、 密やかに歓びを覺え、口許は自然と綻ぶのだった]
――まだ、こどもですよ。
ナナ [sevenを止めても、小さな子供で居られる ぽつりと零したのは、子供では無い男の声であったが、]
(212) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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/* うっかりお手伝い。そして死。 ご、ごめんなさああああああああああああああああああい
(-179) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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/* 既に答えているジョシュアマジイケメン
(-180) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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/* 再度整理
★少女の恐怖死は襲撃より前のタイミングで処理される。 よって 処刑タイミング ・ジョシュア処刑
襲撃対象確認フェイズ ・ダフネドラ→メルヒオル襲撃対象とし恐怖死発動 これにより対象がいなくなりダフネドラの襲撃はパス。
襲撃フェイズ ・グリフィン→アングイスに設定し襲撃、道連れ発動 そしてだれも居なくなった(And Then There Were None)
大丈夫だよね!?
(-181) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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えぇ、そうですねぇ 一瞬どなたかと思ってしまいました。
[だが、蒼穹も深い青もきらいだった。 師の命を脅かす、海のいろ。
だからsevenは青を貴重とした色の石も絵も盗まない。 自分にとって尤も、忌むべき色。
口を閉ざしたのは、辞に出すのを躊躇わせるなにかと。 食い入るように見詰めてくる瑠璃の瞳、
裏路地、夕闇を背追っての邂逅は、 彼の瞳の色も、赫い煌りに紛らわしてくれたが、今は。 お天道様が、透き通る青に負け、色合いを隠さない。 瓶底眼鏡の裡で、金目が喩えようもない不安に揺れる
このいろは、きらい、]
いえ、その。
(213) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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/*
次のオチには
「そしてだれもいなくなった」
って使おうね
(-182) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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手配書を見る限りでは、 怪盗さんもシルクハットを被っているそうなので。
[不安と居心地悪さに、余計に喉が乾いてゆく。 先程浮かべていた口許も三日月は、最早其処には無く。]
(214) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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/* 青+金持ち+ストーカー
あれ、これ私ヘイト稼ぎ過ぎじゃねぇの。 私これからドンドン屑になるよ。
(-183) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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― 燈写館 ―
[午前中の来客も途切れた頃、上階で立つ物音があった。 微かな家鳴りだとしても、男が彼を違えることも無く、 カウンターの脇へと避けていた銀の呼鈴を中央に据えて離脱。
朴念仁たる男の闊歩が向かう先は階段。 居住区へと続く短い螺旋。 一歩一歩踏みしめ、辿り着いた先には、 泣き腫らした金が緑に滲む双眸が在る。>>82
創を身と心に得て、逃亡めいた帰郷を唱える彼。 ほんの少し持ち上がった口角は、唇を結ぶことで堪え。>>89]
(215) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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―――アンジー、そんな格好で何処へ行く。 怖い夢でも見たか。
[伸ばした腕は当然で、夢遊病者のように繰り返す彼に触れる。 身を竦めて接触を厭う彼に、湖水色の眸を揺らして刹那の間。]
……どうした、アンジー。 何を恐れることがある。
[体力の目減りした細い身体の抵抗など、 男にとっては苦にもならず、設けられた距離を埋め、 彼の脇下に両腕を差し込んで抱き上げようか。>>90>>92
何時か幼子を捕えたあの時のように、 何時か幼子を救ったあの時のように。]
(216) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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―――…君が望む通り、外してやっただろう?
[抱き寄せながら囁く声には体温が在る。
彼はそれを、写真師の優しさと勘違いしていたかもしれない。 されど、男の吐く温もりは苛烈な情熱。
触れる手の熱さも、角の取れた声色も、彼だけに注がれる代物。 下肢から外れた拘束具、彼の陵辱残る身体に反応薄い写真師。
アンジー、と、愛でて紡ぐ、甘い声。 彼の身知らぬ恋人は、彼を誰より愛していた。*]
(-184) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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/* 昨夜はアンジー拘束したまま帰れなくて、本当に申し訳なかった。 と言うか、アンジーずっと拘束しっぱなしやでぇ…! もしも横軸もっと積極的に欲しい!って内心だったら、本当にもう…もう…(顔を覆う)
(-185) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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薬を買って医者に診てもらえるだけ私達は恵まれているのでしょうけど。 それでもやはり、治ってほしいと強く願ってしまいますね。
[労る言葉の中>>212に、師への無垢で歪んだ想いがある。そうと分かれば何か変わっていたのかもしれないが。 朱にも染まらぬ瑠璃は、変わらない煌きを放ち]
おや。そうでしたか。
[ぱちぱち、と瞬きをして言葉を引く]
(217) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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悪趣味だと言われることも多いのですがね。 誰だか分からなくなるのは困るなぁ。
[存在を認識されないのは辛いものがある。 たとえそれがヘイトであったとしても、残っているだけマシ。 尤も己の目では揺れる金に潜んだ嫌悪には気付かないのだが。 揺れは、感情の揺れと思い。]
怪盗…ああ。 sevenも真っ白なシルクハットを被っているのでしたね。
[ゆっくりと頷き、一歩足を前に踏み出して]
(218) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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―似合ってるでしょう?
[その言葉は、狙い通りの。 瑠璃は落ち際の輝きを放つ西陽に反射し。 口許は、無垢で純粋な、笑みを浮かべた。]
(-186) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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―Antique Amethyst―
[指先でポインセチアの造花を編む。 金の糸の花芯がひかる。]
―――。……
[「ずっと待っていた」
怪盗がそんな言葉を告げる相手は ひとりしかいない、と紫水晶は判断する。
生きていたとして、 万一生きていたとして。 他愛ない“約束”など忘れているに相違ない。 待っていたのは己だけだろう。 そう思えば――滑稽で、愉快なこと。
鴉面の男が同じようなことを>>127 考えているなど知る由もないことだ。
――「そのまま」 ――「花はいい」
知るものの無いはずなのに 奇妙に似ている合成音声の残響。 虚構。幻。作りもの。]
(219) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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―少し前の燈写館―
流石に、見通しですか。
[店主の指摘>>205に、頷いた。 深更まで学究に励むことはままあれど、一晩丸々というのはそうはない]
虹のように。霧霞があればこそ、見えるものもありますが。
[まあ、懐かしい幻を視ることにはなった。 レンズが切り取る現実は、瞳が霞めど変わりはしないだろうが]
用件も、見通しですか。
[差し出された小箱に、購う対価を引き換えて]
(220) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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……なるほど、気をつけましょう。
致死性があろうが、なかろうが。 ひとりの暮らしで中毒など起こせば、そこで終いのようなもの。
[ガスに倒れ、誰も換気をしなければ。 立ち込めた毒が薄れぬままに、吸い続けることになろうから]
(*30) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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風邪ですか。まあ、このところ、冷えますから。
[出された名前>>207に、やや眉を寄せる]
そうですね。彼はそうだ。 ある程度、出席と成績は必要なはず。
[真剣に自分の講義を受ける、少数派。 出来れば休まずいてほしいものだがと、頷いた]
(221) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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/* アンダンテ と アングイル
が並ぶと
2度見してしまう(みまちがい)
(-187) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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ああ、ところで、グリフィン。
[もうひとつの、むしろ本題でもある用件を]
――撮りたいものが、私にも、見つかりました。
[永遠に留めたいもの。だからこその、熱狂。その、報告]
しかし、どうも。 まずは、満足がいくと思える構図を撮りましたが。 あとから見返すと――もっと、良いものが撮れるのでは。 もっともっと、踏み込めるのではと、どこか褪せて思えてしまう。
[そうして、言葉を切って]
(222) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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/* アングイスですよおおおおおおお 名前間違えたつらい
(-188) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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グリフィン。 あなたが、己の最良の一枚を選ぶとして。
そこは、山頂なのでしょうか。
あるいは、まだ。 輝く雲に覆われた坂の上、更なる高みがあるのでしょうか。
[技術の師とでもいえる店主に、問いかける*]
(223) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[水晶館に巣食う魔物を、結局誰一人として理解しない。
ある人は美しいアメジストと評し、 ある人は魔性の花と評し、 その実を誰も理解しない。
見透かした眼は時に曇り、 耳は人の言葉に惑うことも侭在って、 コルセットに封じられた唇は溜息も吐く。
その指は体温を求め、強ちひとりでは生きてゆけぬ。
愉悦を誰より求める彼は、 ひとりで愉快を生み出せないことを知っている。 鏡を覗き込んでも、映るのは空漠。
高嶺の花と、皆が見上げる崖に咲いた花は、 見られることで、漸く存在を確立する。
彼すら、それを理解しているかは知らないが―――、]
(-189) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[俺は、君を、理解する。 ――― 君が、世界の全てから、隠れても。*]
(-190) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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―Antique Amethyst― [けれど、もっとも脳裏に染み付いているのは。]
――「俺は君を知っている」
[つと、なぞる呪いの言葉。
封書で、よりにもよってエヴァルトから 渡された「秘密」。
何のために。 何の、ために。 氷を咽喉の奥に飲み込んで 落としたような感覚がある。
朝から途切れなかった客足が 暫し沈黙する頃に 尋ね行くはレンズの眸の冬将軍へ**]
(224) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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/* ひっ
(-191) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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/* なにこの人怖い
認めたら弱くなっちゃうんでだめです!だめです!!
(-192) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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そりゃぁ、そうでしょうね
お坊ちゃんのお母様の快調を祈る心が クリスマスプレゼントとして降りてくればいい
[>>217怪盗が去れば、 父親の機嫌もこれ以上は悪化しまい
たった一粒の靴を引換に安息が待っている。 だから、この街にとっても 眼前の息子が縛られているらしい家族ひとつにとっても、 sevenがいなくなることは、好転に向うものな筈
瑠璃色が映すのは、sevenではなく ぼさぼさ髪の野暮ったい男であるのに。
特にこれといって親交を紡いだ訳でも無いのに 何故こうも、目が合うのか。
瓶底も、鳥の巣に似た鬘も、 見透かされていると気取るは実に簡単なこと。]
2014/12/13(Sat) 13時半頃
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そりゃぁ、そうでしょうね
お坊ちゃんのお母様の快調を祈る心が通じて、 お母様の安息が、クリスマスプレゼントとして降りてくればいい
[>>217怪盗が去れば、 父親の機嫌もこれ以上は悪化しまい
たった一粒の靴を引換に安息が待っている。 だから、この街にとっても 眼前の息子が縛られているらしい家族ひとつにとっても、 sevenがいなくなることは、好転に向うものな筈
瑠璃色が映すのは、sevenではなく ぼさぼさ髪の野暮ったい男であるのに。
特にこれといって親交を紡いだ訳でも無いのに 何故こうも、目が合うのか。
瓶底も、鳥の巣に似た鬘も、 見透かされていると気取るは実に簡単なこと。]
(225) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[誰だか判らない>>218 メイドに扮した一人が、主たる息子を知らぬとしたように 大丈夫、今は識っている。
彼が誰であるのか、 だが、その内側までは見透かせていない。
己の興味と真信は、 磔刑の父でもなく、唯一の赫い髪に預けているのだから
瑠璃色を避けるようにして、 耳で揺れる黑十字を見遣る>>0:43 全能なる父は其処になく、野いちごの色の石が取り憑き、 其れは好む色であるのに、手に入れたいと思わない。] そう、らしいですね。 ………白い、
[純白に、身を包み。 ただ一人に出会うまで、穢を避けて、それが漸く――]
(226) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[十字からも視線を外し、他のなにかを視界に入れようとする。
きらい、だいきらい。 青ではないものを、探そうとする。
きらい、]
(227) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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/* そろそろ加速度的に アレするよねアレ 墓落ち
(-193) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[ 、だいきらい ] ――― ! っ
[接近を気取るのに遅れたのは、 石畳を走り抜けていく灰色の鼠に気を取られていたので。
囁きに背が粟立ち、首筋を鳥肌が立っていることすら、 己の目には悟れず。
他を見るなと言わんばかりの瑠璃色と、 楽しげな口許の綻びに、紅引かねば薄い唇が震えた。]
え、えぇ。 よくお似合い、だと………、 ははは。
[こいつは、一体なんなのか。 総毛立つ気分を抱えながら、後退する。
気味の悪いこの生き物の、傍に居たくなかった]
(228) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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/*ありがとうございまああああああああああああああああす!!
(-194) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[靴も取らせる気は無い>>225。 怪盗を逃がす気も無い。
彼が後退り、恐怖の色を見せるのを、一歩引いて首を傾いで。 ああ、と懐から懐中時計を取りだして見る]
うん…時間が。 薬が欲しかったのですが、他にも用がありまして。
[では、私はこれで。 明らかな拒否にも、気を悪くしたような所はなく、受け入れて。 会釈をして、その場を去ろうと歩きだした*]
(229) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[何者にも染まらぬダイヤの靴を取らせる気もなく。 真っ白な怪盗を誰かの色に染まらせる気もなく。]
今夜、来るのでしょう? お待ちしておりますよ。
[背を向けたまま、言葉を紡ぐ。 歪な笑みが、影と重なる**]
(-195) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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― 回想:燈写館 ―
[彼に睡魔が訪れないのか、 彼が睡魔を撃退しているのかは知れないが、 不眠に悩む人物は己も、よく知るが故の所感。>>220]
過去の人々は、忘れたくないものを絵に残した。 だが、絵は真実足りえず、如何しても画家を濾す。 絵を覗いて知れるのは、画家の腕と内心だ。 描かれた何かの本質ではない。
[さながら講義のように選んだ言葉は自論。 歯車と発条が投影した二次元の明白には及ばない。 写真とは芸術ではなく、技術であった。]
(230) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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そう、ですね。 店主さんは不在のようですし、
[>>229背を伝う汗は、汽車で流した涙のように 温かいものではなくて、冷えを斅えるもの。
去る背をも見つめたくなかったが、 向かい合ってのもの為らず、地を這うようにも聞こえた其れに。
やはり、悟れぬ程莫迦ではないという結果と。 この街から一刻も早く去らねばという危機感が、止まってはくれない]
(231) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[一生徒の身を慮る彼に、同意の首肯。>>221 温もりが傍に無ければ、小鳥は凍えて冷たく。 親鳥の暖かさも遠い今では、冬の寒さに負けかねない。
もう一度、大事無ければ良い。と囁いた低温は、 角が僅かに取れて丸いのに、大変白々しく彼の鼓膜を揺らした。]
君が傾倒する被写体か。
―――…自身の腕が不足しているわけではなく、 更なる情熱を惹かれるのであれば、――そうだな、
[意見を求められ、レンズを覗くような彼に逡巡。>>222 己には隠すものなど何一つ無かったが、覗かれるのは性分でない。]
(232) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[だが、彼の最後の問いには緩やかに喉奥が上下した。>>223
やはり、大学で教鞭執るだけあって、賢しき赤毛。 リュシオル、と返した声は、密会めいた声量。]
写真は登山ではない。 少なくとも俺は、頂を目指しているわけではない。
だが、そうだな。 ―――…しいて言えば、深層に落ちていく。
誰しも持つ水底に光を当てて、一瞬を切取る時…、 暴いて、掻き分け、本質を写すとき、 ―――…君は漸く、充足を得るだろう。
(233) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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剥き出しの心臓に、接吻を捧げるが如くの甘美。 ――――きっと、君を満たしてくれるだろう。
[水底に在るのは、恐怖かも知れず、孤独かも知れず、 過去かも知れず、幸福かも知れず、夢かもしれない。
触れて、写して、得たくはないか。と囁いたのは蛇足。 大病を唯一癒してくれる特効薬は、水底に沈んでいる。]
(*31) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[問いに返した答えは難解で、彼が把握したかは不明の内。 だが、それは、己の持つ回答であり正答。
人は誰しも、自分自身のことすら知りもしない。*]
(234) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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― →Aphrodite ―
えぇ、漸く私を迎えに来てくれた王子様と共に。 靴だけ頂いて去らせて貰いますよぅ
今夜、必ずや。
[自信に満ちた夕刻の其れと、声音は異なる。 そこに潜んでいるのは、奇妙な生き物への怯えであった。
早足に薬店の前を過ぎ、パン屋にも向かわず散髪屋へ。
形容し難き不安から、顔を離すように。 鏡に映る、己の血の気引いた顔を見たくは無い、から。
手早く女の顔をマスクに作り上げ 特徴を拾い上げるように、ついぞ先程眼前に収めた記憶を辿り、 鼻筋の高低や陰影を引っ張り上げたり、筆で描いて気を紛らす]
(235) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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[怖くて、歪む顔を見たくない。 偽の面からは離れた裡では、師との暮らしを夢見る子供でなくては、
だから、最期の仕事さえ終われば。 気球で、あの人の元へ行けるのだ]
舐めやがって、……豚が、舐めやがって
[だのに、親愛なるただ一人のことを思う口は、 嫌悪を誘う奇妙な生き物への罵倒ばかりを紡ぐ。
それは、庭師の仕事に就いている娘の顔を貼り付けた後でさえ。]
(236) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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[あの髪の色を完全に再現する鬘は無いのだけれど。 色味が多少濃い程度の長い鬘を手にし、櫛を通す。
つい一昨日、使用人室に足を踏み込んだ時。 シュゼットの名前が記された庫もあった。 そっと扉開いた中には、仕事着も睡っていたのだ。
秘す為の眼鏡はつけられないが、 使用人室に泊まる理由なら付けられる。 “家が怖くて戻れない” ――と。
長い鬘を被って、一筋編んでから。 色合いは黑ではないが、形の似ている茶色の帽子を深めに。 女性の声色はひとつしか作れない。 マスクで口許を秘し、暖色のワンピースに黒い外套を。]
(237) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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― 燈写館 ―
[上階へと脚を踏み入れる少し前のこと。
無風で揺れるヒメウツギに呼び止められる。 白い秘密ばかりが詰まった造花は、もの言いたげな癖して、 口を持たず、朽ちを知らず、見下ろしている。]
―――…雪が降りそうだな。
[漏らした独り言を拾ったのは、実は耳ある佳人か。 秘密を抱えるくせに、火傷を恐れる奇人か。>>224
魔物の開いた扉の内側で、怪物がようこそ。と冷たい声を吐いた。*]
(238) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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― →Antique Amethyst前 ―
[香油で整えた艶やかで長い髪を揺らしながら。 赴く先は一軒。
白い「ハズレ」達は、既に蒸気気球に積んである。 ともすれば、「アタリ」を求めて、]
……あぁ、留守か。
[店主が出かけた今、ノックに返るものは無い。 ただ、沈黙だけが己に返って来るだけ。
すこし待ってみたが戻りは無いようなので、 邸宅を目指し、商店街から居住区側へと足を馳せてゆく*]
2014/12/13(Sat) 14時半頃
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― →Antique Amethyst前 ―
[香油で整えた艶やかで長い髪を揺らしながら。 赴く先は一軒。
白い「ハズレ」達は、既に蒸気気球に積んである。 ともすれば、「アタリ」を求めて、]
……あぁ、留守か。
[店主が出かけた今、ノックに返るものは無い。 ただ、沈黙だけが己に返って来るだけ。
すこし待ってみたが戻りは無いようなので、 邸宅を目指し、商店街から居住区側へと足を馳せてゆく*]
(239) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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[別れた男が向かうのは、燈写館でも無ければ大学でも無かった。 ただ真っ直ぐに、目的の地へとその身を向かわせる。
少々時間は掛かるだろうが、それでも真っ直ぐ行けば約束の時間には間に合う筈だ。 戻ってくる頃には日も落ち月が高く上がる頃になるだろうか。]
(240) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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/*おぅふ。 何かそんな気はしていたけども。
(-196) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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――落ちていく。
[ああ、と。奇妙な得心に、声が漏れた。
頂に至れば。 何かが視えると思っていた。 何かを得れると思っていた。
――でも、空には果てがないから。 それは、翼を持たぬ己には届かないから。
だから――だから、己は水底を望むのか。 隠された真実を、暴いて、潜って。抉じ開けて。 そうして、すべてをつまびらかに――それは、歴史を解く快感とも通じよう]
(241) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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――その甘美に、満たされたいものですね。
[紫水晶の魔性を思わせる言葉は、鼓膜を通して思考を侵す。
求めるその甘美は、きっと、もう少し。 彼女の底が覗くまで、もう少し。あと幾許か、掻き乱せば――きっと、届く]
(*32) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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――……ありがとう、グリフィン。 期待していた以上の、示唆をいただけた。
[問うて良かった。そう、謝辞を述べて]
――あなたは、私などよりよほど、教師に向いているかもしれない。
[それだけ残して、現代の魔法操る技師の城を、後にしていった*]
(242) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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/*ナカノヒトの考えることがエグいことばっかででも人様の出した重要NPCそんな簡単にころころしていいんけ、という気持ちがですね。 はい。
そっかそっか、地上で監禁扱いも出来るのか。 候補に入れよう。
メルヒオルさん今日攫われないルートでどう動くのか気になる。何を予定してるのかな?
(-197) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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/* ああ、豚って言っていただけてありがとうございますブヒィ。
(-198) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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/*最初の想定よりもどんどんうちの子クズになるからメルヒオルさん凄い。 尊敬の念ばかりです。 ありがたい、ありがたい。
(-199) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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/* リュシオルさんの読解力に脱帽する口下手。 聞き上手なリュシオル先生、流石すぎる。
(-200) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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― 燈写館前>>238 ― [冬の冷え込みは愈々厳しい。、 雲は高く空に紗を描き、寒々しく 影を落としている。 白い日傘傾けながら燈写館の扉を押し開けて 低い声を拾ったのは魔物であった。]
――そうだね、 もしかすれば、今夜あたりにでも?
[そう、眼を細めた。 紫水晶の奥、問うような色がある。 無風に揺れるヒメウツギ。 扉を閉めて向かい合う。]
昨夜は、災難だったようで。
[そんな切り出し方。
彼が欲しいものに十年越し、手を伸ばし 腕に閉じ込めたをまだ知らない。 もし、知っていたとして。 もし、それだけだったなら。 愉快と、囁けもしたかもしれないのに。
そうではない。――分からない。わからないを繰り返し、見ないふりをしているだけなのか。]
(243) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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/* ダフネドラとグリフィン。
愉悦部、という単語がつい浮かぶ。
(-201) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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/* そうなんだよ。ナイフだけでも怖いのに、 引き金引いて、ばんって、結構な恐怖に突き落としてってのを忘れてた。 でも、恐怖を忘れた頃だと、もう怖がって終わりだよねって思うので………orz
(-202) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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[冬の空は高く、くるり回る日傘が蒸気を攪拌。 靄の軌跡から現れたのは、曰く魔物の麗人。>>243]
また炭の値が上がるな。 路地での死体も増えそうだ。 いや、昨日の貧民街辺りは暖を取れていたようだが。
[飛ばす小粋な冗句は名に相応しく傲慢。 赤く焼けた空は、貧民街の中で消し止められたらしいが、 延焼は長く、幾人の極貧層から屋根と壁を奪ったか知れない。
だが、男にとってはそんなことも瑣末である。 昨夜は冷え込みに気付かぬほど、暖かい夜を過ごしたのだから。]
ジルベールに貸した家が燃えたそうだな。 負債を君相手に背負うとは災難だ。
[己にも何割かの負担が掛かるが、金に困ったことは無い。 常なる口調と、常なる話題、面白味の足りない男は、 彼の眸を覗きながら、一度瞬きを挟んで片目のシャッターを切る。]
(244) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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[彼を魔物と評する筆頭は自身であるが、 真実魔物だと信じてなど居ない。
彼には耳があり、口があり、体温があり、 悋気があり、後悔があり、過去があり、心があった。
彼を映したあの夜から。 尊い色は、理解出来ないものでなくなった。]
(-203) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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ーこちステー
[調書を作成するためにアイリーンが当時の詳しい状況などを聞く>>140 サラダのくだり>>3:209では、洗ってから食えよ俺が調理する時はきちんと手洗いだぞなんて言っていたものの 次第に性的なものに関わる被害の内容を聞けば顔色は悪くなる
誰が、何の目的で
いつも気丈な幼馴染の怯え様を見れば、その犯人に沸々と怒りが沸く されどそれ以上に、喧嘩別れしておいてなんだが彼女が心配であった と、少し不安そうな瞳で此方を見る同僚に気づけば安心させるよに笑いかける 同僚の赤い瞳はジニアにも似ており、幼馴染の髪色よりも少し濃い 相対するシュゼットや彼女の大家に聞こえない様に彼女の耳元で囁き1つ
ばーか、お前を襲うストーカーなんているわきゃねーだろ 万が一居たとすんなら。俺が守るから心配すんな
そう告げ背をぽんと叩けば婦警の顔が茹で蛸みたいに真紅に染まり もしかしたら――調書をとられている幼馴染やその大家に不審に思われたかもしれない]
(245) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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ところで、今回の被害等々は鍵が掛からない事により引き起こされた可能性、否鍵を『かからないようにして』起こされた可能性が高いです 係の者が後でそちらのお宅に指紋を採取しに伺いますのでご了承を
後、ラマルチーヌさんは確か独り暮らしでしたよね? 出来れば今日からは大家さんの所に泊めて頂くかホテルでの滞在等をお勧め致します 一応警察の夜間巡回のコースに入れておくよう上に説明しますし それでいいよな?アイリ
[婦警はん、ばっちりと頷く 次いで他にも何か、気になる事とかありませんかと尋ねたが シュゼットの反応はどうだったろうか]
(246) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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― 燈写館前 ―
冬は容赦を知らないからな。 随分派手な暖だったね。 あまりに暖かすぎて、燃え尽きて。
[傲慢な冗句に微かに笑いを含め。 放火の罪は重いけれども 己が火の手の一端に「おしおき」をしたとて 失われた屋根は戻らない。 暖かな夜のことも知らない。]
偶々見たけど、見事に丸焼け。 挙句、坊やに「seven」の嫌疑が掛かったとかね 本当に、騒がしい夜だった。
……そのまま、戻ってないんだね。
[それはただの確認だ。写真屋は、迎えに行くということをしないだろう。冬の怪物は、合理的にしてごく冷たい。]
君に負債を背負わせる それは、少々愉快だよ。
――グリフィン。
[湖水の隻眼が覗き込む。 あの夜、感じたレンズの感触に似て、 紫の眸が僅かに揺れる。されど逸らさず]
(247) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[知っている、など、それは。 理解しているとそう謂いたいのか。 秘密を晒して詰め込んでまるで悪趣味な嫌がらせ。
「知っている」 耳鳴りのような声、 冬将軍の低い声はよく似ている。
理解など、傲慢だ。なのに。 ―――どうして。上手く声にならないまま。]
(248) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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/* トイレ行けそうなことはわかったです。 ペットボトルじゃなくてよかったです。
(-204) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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―日中―
――さて。
[写真師との会話で、受けた示唆。
早速それを、行動に移すべくと。 睡魔も疲労も、振り解き。街を、急ぐ]
(249) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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/* 暴かれると弱い系に
にゃ、にゃるらとほてぷ……
(-205) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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/* 落ちるのは構わないけど接点も無いのにいきなりは困るんだよなぁ 何とか対面機会作るかな というか彼女何時頃こられるんだろう…とか色々ぐるぐる
(-206) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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/* 賞金稼ぎと狂人コンビで一番接点がない組み合わせは自分の所ではないかと思う今日この頃であったとさ
(-207) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[自分に触れるだけで幸せそうなフロライト>>+48に、 どちらの選択肢の方が惨めだっただろうかと思考が巡る。 監禁相手の喜ぶ顔を見ながら水を飲むべきか。 飲むことに失敗して頭から水を被るべきだったか。
――どちらも惨めだ。とても。 早く拘束を解かねばならない。
淡い希望も叶っているかはわからないかった>>+49 願った答えは得られずに。 呼び出せとの答えに、少なくとも監視はあることは知れた。 浮かべられた曖昧な笑みからも、足らない説明からも、 それを脱出の機会として考えることは難しそうだ。
部屋を出る彼を一瞥して、自分は部屋に向き直る。 彼の作った檻の中から、彼の歪みを知ることはできない*]
(+56) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[声を聞いてか、フロライトが部屋に戻ってくる>>+54 ここに運び込まれたと言うことは、少なくともここは 自分を受け入れるために用意された部屋。 そこの目に付く場所に、無残な状態の手紙が置かれる。 見せるために置かれたのではないかという、被害妄想。
ぽつりと漏れた声は、 その状況を些細なことと認識しているようなそっけないもの。 そして、問いは問いで返る>>+55]
(+57) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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……何故? 何故だかわからないから聞いてるんだ!
手紙を俺の手に渡らせたくないだけなら、 こんなところに置かなくていいじゃないか。 しかも、こんな……、っ
[明確な憎悪。 感情の動きが少なかった彼から一番強く発せられた感情。
一線を越え、男を監禁するフロライトがわからない。 この人は何をするか、自分に何をしたいのか。 故に胸の内に広がるのは恐怖。
自分は、愛する人を愛していただけ。 彼に何をしたかなど、わからない*]
(+58) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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乾燥しているといえど、この街で火事など稀だ。 警察官の仕事が増えるな。
[蒸気の立ち込める街で、火災事故は多くない。>>247 それでも冬に焔が時折立つのは、越冬を嘆いた浮浪者の仕業。 警察官すら貧民を根底で差別する仕組みがそこに在る。]
ジルベールか、今日は出勤してはいない。 連絡も無いので、つまりはそう言うことだろう。
[目の前の彼はさらりと「戻る」と言ったが、 あの仮宿も、この写真館も、彼が戻るための場所ではなかった。 ―――― 否、彼が戻りたい場所ではなかったのだ。 おかえりと響かぬ冷たき家屋等、彼にとって無価値であった。
魔物の慧眼以ってしても、人の心はわからない。]
意外だな、催促など面倒事だと思っていたが。 ―――…それとも、相手に因るのか。
[流石の性質の悪さだ、と結んだ唇の端が僅か上がる。]
(250) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[己は嘘を吐かず、秘密を抱える彼とは違える。
彼は己の来訪を知らないが、己は叶えた約束を知っている。 興が向けば、と断ったが、尽きるを知らずの傲慢さ。>>2:410
気付かないのは、分からないのは、心を真に惑わすのは。 尊き色自身の歯止めと、湖水の色は知っている。]
(-208) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[誰も彼も、君を知らない。 理解を遠ざけるのか、そもそも無自覚なのかは知れないが。
だが、君は――――、
最早、知られていることを、知っている。]
(-209) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[雄弁な眼差しを一時投じ、指先で空気を掻き混ぜる。 緩慢な所作で武骨な五指を見せ。>>248]
と言うことは、まさかこれは取立てか。 似合わぬにも程があるな。
[笑い話で眼差し誤魔化す癖、眇める瞳は彼と繋ぐ侭。]
(251) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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― 路地裏 ―
[やめて、だめ、やだと懇願するたびに蹂躙する足は強く激しく。闇に完全に慣れた瞳は、きっと開けば相手の顔を視認することができただろうけれど、涙ににじみ、快感に耐えるために固く結ばれる。
追い詰められた身体が精神がその名>>+22を呼んだとき、やっと足が止まった。]
は…、んん…っ、?
[中途半端に解放された身体。長い沈黙が支配する中、息を整える。そしてどうかしたのかと薄目をあけて。その顔を確認しようと身体に力を込めようとした、その時。]
(+59) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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――――カチャ、
ひゃう…っ!?!?
[冷たい感覚、空気を裂く音。そうして自分は、仕事のタブー>>+21を犯したせいで、この〝お客さん"を怒らせてしまったことを悟り、顔を青くする。]
い…ぁ、ごめんな、さ… っ、ゆーこと、きく…からぁ…!
[空気を裂くナイフは自身の肌も裂いていく。ピリリとした痛覚に遅れて確かに感じるのは快楽。 ゆるゆると身を起こして、四つん這いに。腕に力が入らないから、みっともなくお尻を掲げて。倒錯的な状況に身体が熱くなる。]
(+60) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[そして]
ああああああああ、ッ!?
[何かが、後孔に押し入ってくる感覚。かちゃりかちゃりと音を立てて、何かが。 地面に額を押し当てて、その圧迫感に耐える。仕事の時は自分で少しほぐしていくのに、今日はそんなことしていないから。]
あ、あ…、
[同時に内腿と果実をたぷりと慰められて。痛いのか気持ちがいいのかわからない。
そうして何かの挿入が終わる。がちゃりと音を立てるそれ。そして確実に熱を持ってくる後孔。]
あつい…、あついよぉ… なん、でぇ!?
[腰が、止まらない。がちゃがちゃと音を立てて、何かが腹の中でぶつかり合う感覚を貪る。首を横に振って、でも身体は止まらない。]
(+61) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[さらに追い討ち。
動く腰を押さえ込まれて、さらに押し入ってくるものが、3つ。]
うそ、うそだよ、ね…? だって、そんなの、 もう、入らな――――――――――!!
[それが何かわかれば、できる限り後ろを振り向いて懇願する。恐ろしい。もし、間違って発泡でもしたら。しかし怒らせてしまった〝お客さん"はそんな懇願気にもせず。
押し入ってくる感覚に、息が、詰まる。]
(+62) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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――――――っ!やだぁああああああ!! あ、っひゃあ、だめ、だめだめだめ…ぇ!!
[先の侵入者とぶつかって、硬質な音を奏でる。小さな突起が内壁を遠慮なしに抉って。目の前が、チカチカする。]
やだやだやだ…!くる、くる…きちゃ―――っ!!
[絶頂。自身が爆ぜて顔に生ぬるい液体がかかる。生臭いそれに顔をしかる。
そしてそれでも止まらぬ動きに目を見開いて、]
ま、…いま、ジルいった!いったの、にぃ だめ、また…!また……っふぁああん!!!
[2度目のそれはあまりに早く。それでもまだ、まだ終わらない。吐き出すものの色味が薄れてきても、まだ。
そしていつの間にか、視界はブラックアウト>>3:363]
(+63) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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……配慮とか、そいうの本当に気にしないでいいです。
[ただ、こうして話ができていることだけでも安心できるのに。 けれど、何があったか、なんて自分の口から言えるものじゃない。 ゆるりと首を振る姿を見ても何も言えない。 ただ、これ以上謝るのも迷惑になるだろうと。]
……メルヒオルさんがいなくなってしまうと寂しくなりますね。 でも、商売をするんだったらここよりも大きな町で行なったほうがいい、ですよね。
[首を縦に振る様子に、本当に出て行ってしまうのかと。>>194 確かにこの街よりももっと大きな街の方が散髪屋は稼ぎが良くなるだろうと ならば、彼がその街でも上手くやれるように自分は祈るだけ。]
(252) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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本……あ。 メルヒオルさんあの、本の約束……!
[あの日の、喫茶店の約束を思い出す。 結局彼とは今まで会えず本を渡せる機会が無くなって。 最終的に彼が明日出て行ってしまうのだったら、もう約束は果たせそうに無いと肩を落とす。]
奇跡……ですか……
[声のトーンを潜められ、耳に届いた言葉に それは本当に、あの御伽噺のようだと……現実ではあり得ないと言われそうなものだと こんな状態でも何よりも好きなあの物語を思い出せば、不安だった気持ちも少し吹き飛ぶ。
信じていれば物語のようなことも叶うんだと。 絵空事だとしても、信じていれば叶うんだと。]
その話を聞けて、自分の夢に少しだけ自信を持てました。 私もこの夢が現実になれるようがんばります。……ありがとう、メルヒオルさん。 [派出所を後にする散髪屋の店主に、座ったままだがお辞儀をしてその後姿を見送った*]
(253) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[メルヒオルが去った後、調書をとっていた婦警と幼馴染の様子を大家と一緒に眺めていて 自分達に聞こえないように話をして、婦警のほうがまるで茹でた蛸のように顔を赤く染めているのを見て>>245 そういう相手なんて居ないといっていたのに、いるじゃないかと。 くすりと、口元を押さえて苦笑いを浮かべた。 なんとなくだが、この幼馴染の人生は安泰しそうだと思えばまた震えて凍っていた心は溶ける様に]
……私が部屋に入れないようにする嫌がらせじゃなかったってこと、ですか。
[極普通に仕事をこなし、推測とされる言葉にぽつりと言葉を零す。 思えば、鍵の悪戯をされた前日の夜。視線を感じたことから始まっていたのかもしれないが。 こんなことになるのだったら鍵がかからないようにしてもらったほうが良かった。 けれど、指紋を採取されるのなら犯人が見つかるのも時間の問題だろう。]
はい……両親とは離れて暮らしてますから一人暮らしです。
[こんな時に、家族が居てくれたらもっと安心できたと思うのだけれど。 ホテルか、大家の所か。そう聞かれたら金銭的な問題を見ても答えは簡単に出てきて]
今日明日はグリゼルダさんの所に泊めてもらって……明後日に一度街を離れます。 今この街に居たくないので……
[そう、この街にいたら自分の身がもたない。 夜間巡回コースに入れておいてくれるのならば問題は無いだろうと大家も納得してくれて。 気になるところはないかと問われれば首を横に振る。これだけしてもらえるだけでも今は十分だと。]
(254) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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/* ううむ、でも皆監禁ルート入れる位置な気はしてる。 マニュエルのところはちょっとまだ?って感じはしますが、 マニュエルさんは監禁に重きを置きたいのかな?とか。
(-210) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[――学生向けのアパートなどの、集まる一角。
本分たるべき学業や、口を糊するための副業に精を出す時間。 それだから、奇妙に人気のない時間帯、太陽の下での街の盲点。 本来ならば残っているはずの大家も、いまは、彼女に付き添い警察に。
もちろん、赤毛の教員は千里眼ではないが。 最高学府で教鞭をとるに足る頭脳は、的確な推測を導いて。 なお確認のため、そのアパートの大家の部屋に訪いを入れて、留守と判れば確信し。
白昼堂々、未だ鍵穴の対策取られぬ彼女の部屋に、忍び入った。
そう――もう、彼女が鍵のかからぬ扉に怯えなくても済むようにしてやるために]
(-211) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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――うん、的確だ。
[部屋の様子をみるに、どうやら、貴重品は持ち出しているらしい。 当然の対策だろう。教え子が正しい対応をとっていることに、満足げに笑い]
それなら、そう。 最低限、必要なのは――うん。
[まずは学生の本分に必要な、教科書をはじめとする書籍やノートのたぐい。
それに、もちろん、当面の着替え。 記憶を辿って、彼女に似合っている衣服を優先して、まとめていく。
そうして、限られた時間で可能なかぎりに、彼女の部屋のものをまとめて。ひとつ頷く。
自分ひとりで動かせない家具は、残念だけれど仕方ない。 彼女が夜毎に憩う寝台など、とてもとても、惜しいのだけれど。
ああ、そうだ。ならば、うん。 枕とシーツ、布団も持ち出しておこう。やはり、慣れた枕のほうが寝付きがいいだろう]
(-212) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[――そうして、幾つかの箱にまとめた荷物を、部屋から運び出す。
万が一、誰かに目撃されたとしても。 隣人との縁も薄い街のこと、引越しと思われるだけだろう。 顔を隠すマスクも、手に嵌めた軍手も、引越しならば不自然ではない。
そうして、アパートの敷地内。建物から少し離れた場所に、まとめて荷物を置いて]
(-213) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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――ああ、それに。忘れていた。
[何度も読み返されたあとのある、大事にされた様子も色濃い、御伽噺。
それを机の上から、取り出して。 うやうやしく、まとめた荷物の上にと置いて。 そうして、少し、考えて。昨日、図書館で借り出し読んだ、感想を。
『世界は、汚く厳しく悪意に満ちているけれど。 主人公の背を追いかけたいのなら、夢を追うなら、容易く泣いてはいけない。 美しく優しい善意もまた、同じようにあるのだから』
――これからする悪意の前に、叶う限りの荷を持ち出したのもまた、歪んだ善意かもしれない]
(-214) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[――そうして、前夜に引き続いて。
蒸気の満ちる街に、またひとつ、焔が上がった。
アパートを包む焔に耳目は集まり、そっと舞い去る蛍の光は紛れて霞むだろう*]
(-215) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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― 燈写館前 ―
「seven」の件もあるというのに 寝不足の刑事がまた唸りそうだ。
[例えば、そう、猫を連れたミスタとか。 >>250 蒸気の街に、闇が這う。 知らぬ者は知らぬまま、 下水の底に何があるかも、知らぬまま。]
そう。残念。 よく働いて居たのにね?
[戻りたい場所、戻る場所。 概念として、抜け落ちているのか 鈍感なのか。魔物にも、見えないことはある。]
―――相手に因るね。 謂ったろう?
[上がる唇の端、 半眼は何処か、睨むような。 珍しい、色合いだ。]
(255) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* は、じるーー! (よしよし!
(-216) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[彼は、嘘を吐かない。
胸の底から掻き乱すような、 逆撫でするような、 詰まるような感覚ばかりが募る。 白い花はもう、咽喉の奥から吐き出してしまったのに。
――知っている。知っているくせに。 わからない。わからない。]
取立て、そう。ある意味そうかもね。 心底、似合わないと――思ってるとも。
[わらう。――罅割れた水晶のさざれのように。
眼を逸らさずに、 緩慢な所作の無骨な五指を、 華奢な指で掴んで避けて、 確かめるのは冷たさで、 逢魔が時に、首筋の裏に触れたそれにやはり、よく似ている。眉が寄った。わらいは既に気配を消して。 距離を、縮める。]
グリフィン、君は―――、どうして、
[問いかけるも、秘密を抱えた紫水晶の声は詰まる。]
どうして。
(256) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* ほーたーるのーともーしびー
まどからー めらぞーまー
(-217) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[此方の推測を聞いたシュゼットの言葉>>254は、震えているようにも聞こえる むしろどうして入れないようにする嫌がらせと思ったのかは不思議である。ゆっくり諭すように告げる]
女性の一人暮らしですからね 性的対象に見ての犯行の可能性は高いでしょう 写真から見てもよくご無事でって感じで…あいてっ!アイリいたいいたい尻つねるな! あぁ、まぁこういう些細なことでも早めに最寄りの署まで連絡する事をこれからはお勧めしますね
おーいカジミール!被害者からも許可出たし指紋採取と夜間巡回の件上にまわしといて
[調書をアイリから渡され 今までのやりとりを後ろの方で何故か見ていた同僚数人の中に知った顔を見て彼に渡す こいつら何で見てたんだろう。まぁ先程まで自分がしていた事は棚上げだが
同僚は、警部には年頃の娘さんいるし直ぐ許可出るよーとのんびりとした口調で言いながら去っていったが――]
そこのサフイーラ、アントリー、それからパトリック お前ら何で見てんだよ
[指摘すればそそくさ視線をそらす同僚たち。怪しい 少し苦い顔をしながらシュゼットと親の方に向き直る]
(257) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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明後日ですか。出来れば早い方がいいんですけどね こればかりは其方の御都合なので致し方ないですが 上には報告しておきましたので、一両日中には巡回ルートが組まれる予定です、ご安心ください
[アイリが言葉を引き継いで]
『では、これで調書の作成は終了です。お疲れ様でした ――その、元気を出して下さいね?もしまだ何か不安な事とかあったらここの女性職員に何時でも話して下さい 此処の鈍感野郎とかじゃなく、ね』
[と言って再度同僚は自分の尻をつねってくる。だから痛いって]
ああ、それと―― 日中も十分気を付けてください 犯行内容からして酷く粘着質であることが推察されます もし夜間犯行ができなければ日中襲ってくる可能性も十分ありますので
[そう、忠告した 彼女がもし署からでようとするなら追って1つ、伝えることと渡すものがあるが――]
(258) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* Luciole:蛍 Flamme:炎
あ、フランス語みたいです。
ずいぶん大きい蛍の火ですね! ふぁいあーふぁいあー!
(-218) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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― 翌朝・??? ―
[ふと、目を覚ます。身体は異常なほど重い。昨日の朝>>2:238よりも、もっと、もっと。目を開けることが、億劫なほどに。
昨日自分は、何をしていたのだったか。仕事に、燈写館にいかなければ―――]
――――――――――、ぁ
[そこまで考えて蘇る記憶。あの後、気を失って+63。それから、どうしたんだっけ。
ゆるく目を開く。すると、目前にオルエッタがいて。]
お、るえった?どうし…ッ!
[目前の彼女は、目が合った途端に泣きそうなほどに顔を歪めて、そして自分を突き飛ばし。
小さな声で、呟いた>>+44。]
(+64) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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― 翌朝・下水道 ―
よごれちゃった…? ここは、〝おうち"…? でもなんで、オルエッタが…
[そうして気がつく。小さな躯をさらに小さくして、顔を覆った彼女の異変に。
覆う前に見えた彼女の顔は。唇が切れ、目は泣きはらしたかのように赤かった。 何より、その足のあいだの、ものは―――。]
もしか、して―――、
[行き着いたのは最悪の想定。
(+65) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
|
|
[ここにいる自分と、明らかに何かあったオルエッタ。もういない〝お客さん"。そこから導けたものは。]
オルエッタ…もしかして。 ジルを、助けるため、に…?
[自分が、彼女を呼んでしまったから。本当に来てしまったのか。そしてあのキャスケット帽子の〝お客さん"に…、されてしまったのか。]
あ、…おるえった、おるえった…!
[震える彼女の身体は冷たい。まるで長時間路地裏にいたかのように。その冷たい身体を温めるように、両手を震える身体に伸ばした。]**
(+66) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* 無駄設定 スチパン派出所の職員
[がみがみ警部(変更しました)]→ジェラルド。多分娘はカスタード [同僚(男子職員)]→カジミール、サフィーラ、パトリック [同僚(女子職員)]→アイリーン、ベニアオイ、アントリー これに+コンちゃんで まーてるp…seven~してます
(-219) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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―日中:商店街―
[一仕事終えて商店街を歩むうち、ざわつく喧騒に大声が混じる。
――曰くが、また火事だと。 前夜から燻る貧民街の火災に引き続きの、出火騒ぎ]
――……うん、まったく、物騒な。
[人々が指差す方向に視線をやるため、踵返せば。 工場の煙突からではない場所で。薄っすら上がりはじめる白煙が、見受けられた。
駆け出す周囲のように、野次馬根性というわけでもないが。 さりとて、それ以外にやることもないならば、様子を見に行ってみようか]
(259) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* しまった、大学の講師にカジミールいたっけ まぁ同姓同名ってことで(ふるえ)
(-220) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* 日中襲うどころの騒ぎではなかった。
いやほら、指紋調べられたら危ないしさ( もっと掻き乱せってグリフィンに教えられたしさ(
(-221) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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/* また
火事
か
(-222) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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/* グリフィンめ このペースとか心の中とか 乱されてる感じ
(-223) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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―回想・6年前、大学救護室―
[療養のため、帰っていた故郷を再び出、この街に来た。 前任の保健医はやっと見つかった後任に全てを引き継ぎ、 自分は田舎に隠居して、庭をいじって過ごすのだと、 笑顔でこの救護室を去ったのがつい3日前]
「にゃーぁ」
[慣れないシーツの洗濯が終わり、 新任の保健医を見に来る野次馬を講義室に戻らせた後、 窓のカーテンに赤い影>>+47
―――そうだ、ここにはたまに、ねこが来るから。
それは前任の引き継ぎの最後の言葉。 振り向き、笑いかける]
(+67) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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君がオルエッタちゃん?
[ここには可愛らしい"ねこの手"がいるらしい。 見れば、足に包帯が巻かれている>>+45 窓際まで近づくと、隠れる少女に手を伸ばす]
その包帯、巻き直そうか。
[動かないのならそのまま掬い上げて、椅子に運ぼうか。 隙間から見える赤い肌が痛々しい。 その時に、前任が常に私物の救護セットを持っていた理由が分かった。
それが初めてオルエッタと会った時のこと*]
(+68) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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そう言えば、あれだけ騒がしかったコソ泥の続報がないな。 ―――…今は模倣犯騒動で賑やかだが、 やがて、燃え尽きた灰のように風化してしまうのだろう。
[日常の中に巻き込まれ、忘れ去られて。>>255 時間は記憶さえも色褪せさせ、想い出を焼いていく。 十年前に外の街を騒がせた百万の怪盗も、記憶の水底。]
仕方がない、この店は俺以上の人嫌いらしい。 自ら寄り付くのは猫か魔物ばかりだ。
[左右に振る首が眼前の彼を示唆。 一瞬を切る撮る写真館は骨董屋と同じく、どこか世俗から遠い。 同類だ、と詰まらぬ冗談添え。]
なるほど、利子に魂でもと求められそうだ。 届かぬものに手を伸ばす性分は相変わらずか。
[債務を背負っても、まるで気にせぬ男の軽口。 彼の眼差しの方が、余程余裕に欠ける。]
(260) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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[知る事ばかりを求め、何でも揃える事に長けた紫水晶。 蒐集家は、知られることに慣れていない。
彼を奪おうとした大怪盗は、君の何を知っていた。 心を惑わし唆した合成音は、君の何を知っていた。
尊き色に留まる誰も、彼も、彼を理解しなかった。
愛に霞んだか、興に眩んだか、同じ悪趣味を抱えても、 三人目の男は、他の二人と欠片も似ていなかった。]
(-224) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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[口ほどに物言う瞳は、本題から逸れたところに着地する。 聞きたい答えを返さないと、彼は知っているはずなのに。]
回りくどいな、魔性のダフネドラ。 ―――…君が、そうも恐れることが?
[彼の躊躇いを恐怖と評し、口篭る彼に相対。>>256 この指を彼は知っている、この声を彼は知っている。
どうして。と、その先を続けられぬだけで。]
(261) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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/* あっ、シュゼといっしょなの親やない大家や() もうわたしはだめかもしれない
(-225) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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誰の傍に侍ろうと、君は永久に満たされない。 [そっと囁いた小声に応じ、ヒメウツギが揺れた。 知っている、と擦れ合う造花は歌うよう。]
――――…君は秘密を、明かせない。
[鋭利な棘を、拘束具の奥、肉の奥。 冷たい男は、彼の心臓へと、柔らかく刺し込んだ。]
(-226) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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……私も、よく無事だったなって思いましたよ。 三年間ずっと一人で暮らしてて、こんなことされたことがなかったから考えが緩かったんだと思います。 いいえ、あの、警察の肩にも迷惑かけられないですし……
[そんなことを言っていると、迷惑かけられてるのはあんたでしょうと大家が軽く肩で小突く。 とりあえず、彼の尻をつねってくれた婦警にはよくやったと心の中でお礼を述べておく。 些細なことでも、最寄の署まで連絡と言われても相手をしてくれないことだってあるだろうと。 直ぐに許可が出ると聞かされれば一安心。 ならばこちらは街から出る準備を纏めておかなければと…… 何故か人が増えていることに小首をかしげた。]
今日いきなり出て行く、なんてこともできないですし。 大学のほうも休学届けを提出しなければいけませんし荷物だって1日じゃ纏めきれないですから。 ……出て行ったら、もう暫くはこちらに来ないつもりですけど。
[一度退学届けを出しに戻ればそれでさよならだと。 警察からの言葉を聞きながら、それにこくこくと頷いて。 大家も安心したようでよかったわねと笑いかけてくれた。]
はい、注意します。なるべく人が居ない場所は避けて行動するつもりです。 [忠告をそのまま聞いて。 全て話し終わればそろそろ帰ろうかと、荷物を纏めるのにも時間がかかるからと。 立ち上がり署の人たちに礼を言えばそのまま、署の外へと大家と一緒に外へと向かっただろう]
(262) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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/* 6年前は、オルエッタ12歳だから、「オルエッタちゃん」 ぐらでぃすさんじゅっさい。
(-227) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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― 商店街 ―
[そういえば、一斗缶の運び込みを行わなければ。 そのまま街そのものから退散するのなら、 最低限必要なものは回収していかねばなるまい。
師は流れで医者を、と言っていたものの、 稼ぎの程はイマイチ判らないし、あって困る筈がない。
散髪屋に戻り、一斗缶を乗せた台車を引いて。 蒸気気球の秘し先である廃工場にまで向う途中。
緋色の長い髪の男を見かけ、不意に足が留まる。>>259 もう少し距離も近ければ。散髪屋にも 何度か足を運んでくれた大學講師と合点もいくのだが]
(263) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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さて、機を窺っているのかも。
名を聞かなくなれば、そうだろうな。 やがて、忘れ去られる。 覚えているものも、少しずつ。
[>>260 忘れないで居る者は一握り。 沈められたままに、なるはずのもの。]
冬の風、吹かせているのは君だろう。 猫は魔女の使いというけどね
[調子を、保つように、言葉を繋いで]
君の魂は佳い色をしていそう。 ……生憎と性分は 変わる予定が無くてね。
[答える軽口に、常の軽妙さはあれど 物言うような眼差しがそれを歪なものにする。
届かぬものに。 ――ああ、まったく、その通り。 すりぬけて、腕に残ることはなかったのだ。]
(264) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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[秘密。秘密は多い方が愉快。 秘密を増やして、秘密を抱えて、 けれど知られることをよしとしなかった。
だから知らない。 知らせない。 真の意味での理解も無い。 要らない。必要ない。 遠ざける無意識。
届かないものに 手を伸ばす、のは。 伸ばしてしまったのは。]
(265) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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[間近、覗き込むように見る湖水色への問いは 的外れで、答えが返るはずもないもの。 分かっている。知っている。 知っているのに。>>261]
ちがう。
[――知るのが、恐ろしいのか。 気づくのが、恐ろしいのか。 そう、逆に問われているようだ。 知っている声。知っている指。 指掴む手が微かに震え力が篭る]
(266) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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[調書作成が終わり、大家と一緒に外へ向かおうとする>>262幼馴染 一緒に作成していた同僚に、少しだけ待っててと告げればその後を追おうとして、知り合い?と尋ねられる]
幼馴染なんだよ。間十年位交流なかったけどな …なに?お幸せに?この馬鹿
[何処か落ち込んだ様子の同僚の耳元でこう囁く
――この事件が起こっても起こらなくてもあいつはこの街を去るつもりだったのは知ってる その選別渡しに行くだけだから、と だから]
……今度の休みにでも植物園いかないか?2人でさ
[そう告げれば、返事を聞くか聞かないかのうちに幼馴染を追って外へ 背後から、いくわよ!誘うのが遅いんだからと大声での叫びが追ってきたのは、余談である]
2014/12/13(Sat) 17時半頃
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[調書作成が終わり、大家と一緒に外へ向かおうとする>>262幼馴染 一緒に作成していた同僚に、少しだけ待っててと告げればその後を追おうとして、知り合い?と尋ねられる]
幼馴染なんだよ。間十年位交流なかったけどな …なに?お幸せに?この馬鹿
[何処か落ち込んだ様子の同僚の耳元でこう囁く
――この事件が起こっても起こらなくてもあいつはこの街を去るつもりだったのは知ってる その餞別渡しに行くだけだから、と だから]
……今度の休みにでも植物園いかないか?2人でさ
[そう告げれば、返事を聞くか聞かないかのうちに幼馴染を追って外へ 背後から、いくわよ!誘うのが遅いんだからと大声での叫びが追ってきたのは、余談である]
(267) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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[大家と共に派出所から出て歩く幼馴染を呼びとめ 周囲に大家以外人がいないのを確認してから口を開く]
ちょっとだけ、話聞いてもらってもいいか? 直ぐ済むから
[果たして、彼女の返答はどうだったろうか]
(268) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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そういえばグリゼルダでストーカーだったら すげえスチパン感薄いPCになる可能性大だったんだよなあ…。 女怪盗もありだけど入村してからだと流石に…wwwwww
再入村必要になりそうなら、エルシニアでしたね。 マッドサイエン研究者的な感じの。(やっぱり機械人形オタクの未来しかない)
(-228) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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[下がるヒメウツギの花が揺れた。 息を飲み、紫水晶の双眸が大きく、おおきく、見開かれ睫毛が震えた。]
やめ ろ
[それは研ぎ澄まされた棘。 奥の、奥に突き刺さる。楔のように、穿つもの。 事実を知っている、真実を知っている。 苛むような声。どうして。]
僕の
何を、 知ってるって、 謂うんだ
グリフィン、―――
[搾り出す声、血を、詰め込まれた花を、吐くようだった]
(269) 2014/12/13(Sat) 17時半頃
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―商店街―
――……?
[はたと。視線に気付いて、首を回せば。
火災現場に向かう人の流れのなか、足を留める姿>>263がよく目立った]
――……ああ。
[幾らか悩んだ末。散髪屋の主人かと合点がいって。 視線が合って、そのままというのも不自然だろうと、軽く目礼をして歩み寄る]
ご無沙汰を。 また、火事のようですね。
[と、挨拶がてらに、視線を煙の上がる空へ向ける]
(270) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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*/ えぐるえぐる
23:30までに返事が無ければ先着順にしちゃおうね
(-229) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[派出所から出て行こうとした時、幼馴染の呼び止める声が聞こえた。>>268 振り向くことはせず、その場に立ち止まって。 大家には少しだけ話を聞いてくると言えば、彼女も了承してくれただろう。 そうして、ようやく幼馴染のほうへと振り返ったが顔をあわせることなく。]
…………話って、何? 私は君と話すことなんて……何も、ないんだけど。
[嘘。本当は話したいことが沢山ある。 謝りたいのに、素直になれない所為か棘のある言葉を口にしてしまった自分が嫌で。 直ぐに済むなら、早くして欲しいと言わんばかりの態度をとってしまう自分が嫌になる]
(271) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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むしろアンカーが足りてなかったよこれ。 どうすっか、一回着替えたことにするかなあ いやいや…
(-230) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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/*
嫌がらせというわけでは
なさそうな
(-231) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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/* えっと、アパートから荷物が持ち出されてて それが建物の近くにあって、それだけは燃えてないのかな?
で、自分とこのアパートが燃えてるでいいのかな?
(-232) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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―商店街 (>>270の修正)―
――……?
[はたと。視線に気付いて、首を回せば。
火災現場に向かう人の流れのなか、足を留める姿>>263がよく目立った]
……あれは?
[遠くとも、覚えのある目鼻立ち(>>236)。 しかし、何故。こんな時分に、こんなところに。
怪訝な視線を向けて――ひどく、違和感を覚えた。 なにかが違う(>>237)と、胸騒ぎ。確かめようと、歩む先をそちらへ向けた]
(272) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[立ち止り、振り返った幼馴染の口から吐きだされるのは棘のある言葉>>271 それに少しだけ唇を噛むが、胸元にいる家族の鳴き声に背を押されて]
……この街、離れるってのが旅の為ってわけじゃなくなったし 多分君が此処離れたらもう逢うことも無くなるだろうから 君と喧嘩別れした時フロラさんに相談して それで色々話を聞いて自分の気持ちに整理がついた
あのさ、俺寂しかったんだ この街にずっと俺は留まって暮らしていく 両親の思い出が詰まったこの街で生きていくから だからこの街を捨てて出て行く人たちがいるのが悲しかったし 帰ってきたと思ってた君が、この街から去るのが淋しくて八つ当たりした
世界中を旅する夢、小さい頃から持ってたの知ってたよ 応援もしてた。今もしてるんだ でもそれ以上に寂しかった。また俺は1人になるのかって でもさ
[胸元の子猫の頭を撫で、少しだけ相貌を崩した後真剣な眼差しで彼女に向き合う]
(273) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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/* アングイス来る頃までには離脱しなくちゃ写真館…
(-233) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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でも、それって君の気持を無視してたんだって気づいた 心配という免罪符で正論を並べ立てて、気持ちを否定してるってさ ――言った事は、本心だ。心配だよとても 外の世界は危険だよ。特に女の一人旅は 今回みたいなのは無いだろうけれど、性的被害にあう可能性は大いにある だから、ちゃんと備えてから、行く時は気をつけて 心許せる人と一緒に旅に出るのもいいかもしれない
もしおじさん、おばさんの説得できなかったら手紙でも出して 俺も手紙で説得するから。
――傷つけてごめんね。シュゼ姉ちゃん
[そう告げて、寂しげに笑った]
(274) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[がらごろと台車に乗せた一斗缶。 カヴァーを被せた重量級なる其れを押していく途中、 赫い長髪を見詰め、歩を留めて黙す。
鴉面を被った師の髪は、短髪だった。 だから師であると期待することなんて、ない。 また髪を伸ばしてくれたらいいのにと、マスクの下で息づく。
そうしている内、こちらに近づいてくる様子を見れば>>272 そういえば髪も幾度と切った講師であると解し。]
あぁ、フラム先生、こんにちは。 これから大學に?
[時折こほこほとそれらしく咳き込んでみせ、 シュゼットの声より若干異なる声を秘しながら声をかける。 伏し目がちなのは、金色を秘す為。]
(275) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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仮令、誰が忘れてしまっても、
[更に続くような声色は飲み込んで区切る。>>264 削がれていく記憶など、己などより彼の方が詳しいだろう。
ツ、とスライドさせた視線の先には、幸福を閉じ込めた家族の肖像。 もう、世界の何処にもない殺がれた想い出の一欠けら。 どこか眩しく互いの横顔を照らしている。]
魂の色は覗けないのか。 君の目も、やはり人の目だな。
[揚げ足を取るのも男の性分、歪さが混じるように聞こえる彼の声。 遠ざけるようで近付こうとする、波打ち際にも似た、虚ろな本質を見、]
(276) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[人の秘密ばかりを掻き集め、自身の秘密に疎い彼。 吐息は嘆息ではなく、笑気として響く。 無愛想にしては、酷く珍しい愉悦の零れ際。]
―――…隠し事は上手いのに、 嘘はそれほど上手くないな、ダフネドラ。
[募る言い分は戯れに塗れたそれと響かず、どこか真に迫る。 レンズを覗く男は、自身の眼を信を寄せていた。
―――――― 真実覗き込む、冷えた湖水色に。]
(-234) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[口篭ったような一瞬>>265を切り裂いたのは、確かな否定。 そうか、と返す声には常と同じく抑揚不足。>>266]
聞きたくないなら、耳の無い振りをすれば良い。 吐きたくないなら、口の無い振りをすれば良い。
―――…秘密は君の、本懐だろう?
[うそつきと詰る声、きらいと嘯く声。 それすらも、理解しているとでも言うよう、 冬に良く似た男は、彼の過去の誰より傲慢に。>>269]
(277) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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―その頃アリウッド邸では―
「ねぇ、聞いた?ラマルチーヌさんが…」 「あら、それは大変ね。物騒だわぁ」
「怪盗騒ぎも、まだ続いてるんでしょう?」
[従者達は仕事中に、休憩時間に。 手と同じくらい口を動かし、気を紛らわす為に世間話をする。 従者達の世間話は、彼らにとっては大切なネットワーク。 今夜の話題は、仕事仲間の悲劇で、持ちきりだった。]
「彼女…仕事も辞めるのかしら」
[日も落ち、元よりそれ程注視している訳でもない。 髪色が僅かに違うだけで贋者だと気付く探偵も居ない。 余程の失敗を踏まなければ、侵入は容易になるだろう]
(278) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[視線を漸く彼から外し、投じるは店先。 雪が降りそうだな、ともう一度呟くと、男は背筋伸ばして起立。]
それではまるで、答えだ。 魔物は謎掛けも不得手なのか。
―――…では、宿題だ。よく考えておくと良い。
[そうして指先が勧めるのは写真館の扉。 あるいは彼の根城。目一杯秘密の詰まったパンドラの。
見送る姿勢の男は、やはり微笑みも挨拶も交わさず。 ただ、ただ、白い結晶を零しそうな空より冷たく底に揺蕩っている。**]
(279) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[肖像画が並ぶ廊下を渡り、階段を上がった二階の奥。 一際目立つ彫刻と金が施されたその部屋の扉は鍵が掛かっている。 しかし、何か用事をつければ簡単に鍵箱から持ってくることが出来る筈だ。 並べられた他のそれより大きな鍵を使って開ければ、そこには不在の主人の代わりと言わんばかりに中の物を護る金庫。
ダイヤルは、主の一人息子の誕生日。 中には、幾つかの宝石、証書、鍵。そして、一際目立つ「硝子の靴」 来客が訪れれば少し不審に思うかもしれない。その部屋どころか、警備は家の中にも周りにも一人も付いて居ないのだから。
家の管理を任されたメイド長に尋ねれば、彼女はこう答える――『坊ちゃまが、もう必要無いよと言っておりましたので』**]
(280) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[されど、彼の背中にかかる声は、小さな声量。]
――― 最近は物騒だ。 特に禍時の戸締りには気をつけると良い。
……どれだけ深い秘密すら、逢魔は暴くぞ。
[男は知っている、彼も知っている。 その言葉の裏側に潜む本当の意味を。]
(-235) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[ * きっと、彼は、錠を下ろさない。 * ]
(-236) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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――……、ああ、こんにちは。
[挨拶を返しながら。眼鏡の奥、すっと目が細まった。 声の違いや、伏し目がちな仕草、押している謎の台車などは、瑣末なこと]
私の今日の講義は、もう終わっているよ。
[あかい髪。気付いた。その色が、幾分か――……]
――……ところで、ああ。ひとつ、訊ねていいかな。
[軽く、肩に手をかけて――ぐいと、引き寄せる]
(281) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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― 7年前・雪の降る夜の ―
[その日は、絵画商の美術展で一枚の風景画を盗み出した。 暗転された店舗には変わりに用意した額。 まるで塗りつぶしたような朱
額の裡には、「“蒸気煙る雪街”、夕闇に帰す 怪盗seven」と伝え残して。 黑布のカヴァーをかけた盗品を抱える怪盗の首元には 上空の寒さに耐えるべく巻かれた 緋色のラインストーン付きのマフラーが。]
っ、と
[この遅い時刻に出歩くには若い青年とぶつかり、 赫いラインストーンは解れ、弾ける。
ころころと雪畳に転がった其れよりも ぶつかってしまった青年の方に手袋に包まれた手を伸ばす。 雪道とて、転べばつらい。]
(282) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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――君は、誰だ?
[今朝購ったばかりの、金属の箱>>176を、押し当てて]
……素直に答えてくれるなら、そう。 試し打ちを思いとどまっても、いいんだけれど。
[自分でするのは、薦めないと。紫水晶の魔性は、そう言っていたが。>>186]
(283) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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―――…失敬、前方不注意だった。 怪我はない?
[告げて颯爽と去る足は、雪の道にも慣れた足取り。 ちらつく雪に同化しかねない長く、白いマントを棚引かせ、 まるで雪の一部のように宵の街へ消えてゆく。
ころりと転がる赫いラインストーンだけを殘して、 それが金持ちの御子息であったとも、知らぬまま。
怪盗にとっては数多盗む品と、其れに纏わる邂逅も、忘却の彼方**]
(284) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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/* え ぐる。
(-237) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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/* 仕切り魔するの苦手なのですが、 監禁メインの方がジョシュアくんもアンダンテちゃんも 動きやすそうな気がするのですよね。 アンジーが監禁メインのが良い人だったら、本当に申し訳ない。 エピでもちゃんと監禁するから! 監禁後したいこともリストアップしているから!
どうぞ、どうぞ、何卒御付合いくだされば嬉しいです。 我侭なストーカーで御免よ…!
(-238) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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/*凄いボールが時速150kmぐらいで来た 拾うよ!拾いますよもう! 大好きです!
(-239) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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さあ、慌てず騒がず、答えてほしい。 学生に――私の教え子に、なにかしたのかな?
[眼鏡の奥で、炎がちらついた]
(285) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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/* セーブしないとナカノヒトの方が拗らせかねない。 ジョシュアより。ナカノヒトが。
(-240) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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/* 本日のお前が言うな大賞(>>285)
(-241) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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― 商店街 ―
え、そうなんですか
[>>281大學の仕組みはあまり理解していない。 縁遠き場所であると覺えにあった為に。 この講師が何時の授業を受け持っているかという事も
風に揺れる赤みある髪は、本人の其れよりも幾分濃い。 同一の色を揃えるのは、手元にあるものでは難しかった為。
近寄る講師に肩を掴まれ、これはばれたかと身を竦める。 肩パットを籠めていない今ではあるが、掴まれた肩は肉付き悪い。
金属の塊>>283がはだけた外套の下、腹部に押し当てられる。 通り過ぎてしまえば良かったのだと、追求を休めない声に頭痛を覺えた]
(286) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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誰って?
[焦げ茶色の帽子の下。 金の目はしかと開かれており、よく似た他人と感づかせるは易く。 それは確かめるまでもなく、別人が成りすましている証拠。]
――大學の先生は、随分と物騒なものをお持ちで、
[潜め伝える声色は、女性の其れを模したものに非ず。 散髪屋の“つくった”声色ともまた違う。
目の前に居る謎の女が、眉ひとつ動かさないのは。 顔の細工が眉を動かすことは叶わないから、だ。]
(287) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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このお嬢さんに?
私はなにもしてませんよ。 私ではない誰かが、何かをしたそうですが。
[>>285他人を模した顔皮の裡。 此処で捕まる訳にはいかないと、焦りと不安が滲む。 怒りに揺れる彼の目を通せば、 動揺を悟るには、瞳が揺れているという事くらい、か]
…物騒なものを持ち歩いていらっしゃる先生は、ご存知で?
(288) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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[聞こえてくる言葉をただ静かに聞いて>>273 言葉言葉の合間に、違うと言いたかった。 今まで知らなかった幼馴染の心境を知って、自分は本当に彼に酷いことをしたんだと。 無意識のうちに幼馴染を傷つけていたんだということを知った。
胸元に居る子猫を見つめ、真剣な眼差しを眺めながら 自分に謝罪を入れて、寂しげに笑う姿に首を振る]
私ね……知らなかったんだ。 コンちゃんが、寂しかったんだって、全然分からなかった。 だから、知らないうちに傷つけてた。 自分だけが、分かって欲しいなんて身勝手なことを言って。 コンちゃんの気持ちも知らないでずっと、辛いこと押し付けてた。 この街にずっと居たいっていうコンちゃんの気持ちも知らないで わからない振りをしてずっと、押し付けてきた。
[幼馴染と再会した日、彼の両親が既にここにいないことを知った。 だから、自分が去ってしまったらまた一人にさせてしまうということも、知っていたのに知らない振りをして]
(289) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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コンちゃんが、私のことを心配して言ってくれてることだってわかってた。 外の世界が危険だってことも分かってた。一人で旅をするなんてことが本当に危ないことだっていうのも分かってた。 それでも……否定された時、自分を守ろうとして心にも無いこと沢山コンちゃんに言って……
本当に、コンちゃんが言ったとおり私は嫌な奴だよね。 [あわせなかった顔をあわせて、自分よりも背が高くなってしまった幼馴染の前にまで歩いてくれば]
謝るのは私のほうだよ……今までコンちゃんの気持ち、わかってあげられなくって。 酷いこと、たくさんいって……ごめんね。
[また、泣き出しそうになったけれどそれを耐えて ようやく、幼馴染に言いたかった謝罪の言葉を告げる事ができた]
(290) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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― 燈写館 ―
[区切られた言葉、>>276追うのは胸中のみで。 代わりに視線の先を辿る。
彼の傑作。幸福の結晶のような、 一瞬を切り取った家族写真。 尊く、とても、しあわせそうな。 ――翼の侍る“黄金”が写る。]
皮肉だよ。分かっている癖に。
[揚げ足に反撃、言葉遊びのような。 守るような、近づくような。]
(291) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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[笑うような吐息に眉を寄せる。 何事か、また、暴かれるようで。 半分の眼で、睨むように見た。湖水色は酷く冷えて、 靄も霧も夜の闇さえ見通すようだ]
それではまるで、 花の振りだ。
[――花はいい。合成音声、過去の声。]
そうとも。――秘密は、多い方が、愉快。
[傲慢な謂い様に。 己の牙城を崩されるような感覚がある。
こんな風に乱されたことは無かった。 悪趣味、の、性質が違うか。 真実の沈む湖水のいろは冷たい。]
(292) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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[視線外れ、無骨な手を離す――離すというよりは、 白い指先から力が抜けて滑り落ちた。]
まさか。……十八番であるはずだ。
[謎掛けも秘密も得手である筈なのに。 上手くいかない、花を詰められたように 絹の声が続かない。 指差す先を見、 視線を今一度、写真屋の双眸に向けた。]
――宿題か。“魔物”らしくなく 考えて、おくとする。
[せめて、軽口を叩いて]
(293) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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[扉を潜る、その際に。 肩越し振り返って、]
――― そう。
[逢魔が時に属する眸の色を細めた。
火事が、泥棒が、物騒な話の耐えない 歯車が狂ったこの街。 されど店主は骨董店の扉を 変らず、誰をも招くように開いたままで**]
(294) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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物騒なのは、最近の世間さ。 実際、こうしていま、役に立っている。
[薄っすらと、笑みさえ浮かべながら]
――なるほど。それならば、まあ、いい。 その似姿を取る上で、私の教え子に何かしたならば――、 警察に突き出す前に、報いを受けてもらうつもりだったけれど。
[そう、頷いて。逆に向けられた、問いには]
さあ。友人と喧嘩をしたとは、聞いたけれど。
(295) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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さて――君が、どこの誰で。 何の目的でか知らないし、興味もないけれど――、
[ごりっと、金属箱を、捻りこむ]
――ひとつだけ、約束してもらいたい。
君が、その似姿で、何をするつもりか知らないが。 私の可愛い教え子に、決して、迷惑などはかからぬように。
[静かに淡々と、そう告げて。 返答如何では――あとの結果は知れているだろう]
(296) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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本当にそうでしょうかね 世間様は針を違えずに動いている。
なにかが可笑しいと感じるのなら―― [>>295平常から爪弾かれているのではないか。 ――それ以上は紡がずに。
鍔の下で目を下げ腹の方を見やる。、 てっきり銃かと思えば、金属の匣らしい。 それがどういった代物かは、預かり知らぬ。]
なるほどなるほど。
彼女の身に起こったことは知らなくても、 得体知らぬ何かに脅かされる不安を抱いている、と。
[という事は、大學の関係者に噺は触れていないのか。 勝手に想像し、そして運が悪いと思った。 通う生徒が数多ならば、 教員とてやり過ごせると算段つけていたのだから。]
(297) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[自分の謝罪にゆるく首を振りながらぽつりぽつり、言葉を紡ぐ幼馴染>>289。薄赤の髪が空に美しく散る]
そりゃ、言わないもん 寂しいなんて言うのは恥ずかしいじゃん 俺、男の子だしさ
[シュゼ姉ちゃんは小さな頃の初恋だったしね、とくすくす 今は全くそんな事は無いけれど、幼馴染として大切なのは変わりない 今、心を占めるのは、2年間傍にいてくれたおさげの髪の同僚で ――随分とまぁ、気づくのが遅かった二度目の恋であった]
嫌な奴ってのは忘れて!それ俺の事だからさ!! 自分を守ろうとするのなんて当たり前だよ 俺だって街を馬鹿にされたら怒るし 親を馬鹿にされたら噛みつくだろうし
[此方に1歩1歩、彼女が近寄る 幼い頃とはかわって頭半分、小さい幼馴染を見降ろして 瞳と瞳がかちあえば]
こっちこそごめん それから今までありがとう。幸せになってね シュゼ姉ちゃんが何処に居ても、俺は応援してるよ そうだ、昨日夢を見て思い出したんだ 俺さ、いつか姉ちゃんに白百合よりも綺麗な花、渡すって約束してたから……これ
[母の作ってくれた形見の常世の花のしおりを彼女に手渡す 生花なら枯れてしまうけれど、これならずっときっと、彼女の旅路と共に世界を見てゆけるだろうと そしてしおりを手渡した後に声をひそめ]
(298) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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ところでシュゼ姉ちゃん 今度アイリ――同僚と植物園にでかける事になったんだけど その、俺植物園以外に出かける場所って知らないんだよな どこかいい場所ってない?
[ちなみにオルエッタにホットドッグの代金?として教えてもらった景色のいいスポットに、植物園の帰りに寄るつもりである だが悲しいかな、自分の興味ある分野の施設しか知らない新米刑事はデートスポットを知らなかった
良ければ教えて?と尋ねる姿は、なんとも初々しい反応だったとか]
(299) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[さら、と亜麻色よりも幾分濃い髪が風に揺れる。 そうして、小声で紡がれた脅しに。>>296 薄く唇を動かし笑ったが、マスクの下の口許は見目適わぬこと。]
ご安心を。 女性にしか入れぬ部屋に入るだけ。
このまま見逃して頂きたいものだ。 大事な生徒さんなら、派出所にいらっしゃる。
行かなくていいんで?
[燃える目の色に、ただ大勢の中の一人の危険を 案じている、と鷹の目の洞察力は思ってはいない。
シュゼットが見舞われた危険の源が、 講師で或るとも見抜けてはいない、が。]
(300) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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──ならば、いい。
私の教え子に累が及ばぬなら、君の仕事に、興味はない。
[肩に食い込んだ指と、ひねり込んだ金属箱の圧力を、幾らかゆるめて]
(301) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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―今―
[汽車に揺られ、うとうとと微睡む。 外の寒さは刺すようで、雪でも降ってしまうのではないとさえ思える。 雪でも飛行艇は、気球は、飛ぶのだろうか。
それでもこの月明かりを見る限りではまだ降らないのだろうな、と。]
…ああ。 こちらの席を、どうぞ。遠慮なさらず。
[荷物を抱える妊婦に席を譲り、自分はデッキへと向かい。 扉に背を委ねて、また目を閉じる。 雪。思い起こされる、記憶。]
(302) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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―7年前―
[その日の夜は集中して勉強できる場として、喫茶店を利用していた。 部屋を使うことも考えたが、そうすると寂しさも覚えてしまうから。 あまりにも遅くなって、店主に謝罪を告げながら店を後にする。
急いでいて周りを見なかった上、雪も降っていて視界も悪かった。 故に、彼にぶつかってしまったのだろう]
う、わ……っ!
[どん、と尻餅をつく。]
(303) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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大丈夫…です。 ありがとうございます。
[白い手>>284を取り、立ち上がり。ぺこりと頭を下げ。 その動きも、声も、流れるように美しく、格好よく。
"ファン"は、孤児だけとは限らない。
彼が去った後に遺された緋を、拾い上げ。 それが"millionの再来"と言われる"seven"の仕業であると知ったのは、翌朝のこと。 彼の記憶が雪に溶けても。想い出は、赫に残されていて*]
(304) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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──派出所に。そう。
[この贋者以外にも、万一のこともある。
いささか、気もそぞろになって]
……ならば、行ってみよう。
邪魔をしたね。
[拘束を、解いて]
ああ──出来ればね。 その似姿は、二度と用いてもらいたくないな。
[そう、冷たい炎を孕んだ声で]
(305) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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―3年前―
「成人する前にお前もオークションを見ておけばいい。 ジョシュア。これが金持ちのやり方だ」
[底意地悪い笑みを浮かべた父に連れられ、大きな街のオークション会場へ来たその日。 出来ることなら行きたくなかったが逆らわず、従ったのは。 今になって見れば、正解だっただろう]
…父さん、あれ。 私はあれが欲しいです。
[渋い顔をしながらも宝石商がそれを買ったのは、それが目玉であったことと、瑠璃がこれ以上無いほどに、強い意志を籠めていたから]
「次に紹介するのは本日の目玉商品―『硝子の靴』!」
[あれが欲しい、これが欲しいと我儘を言わなかったのは、元より歯車や真鍮、アンティークを好んでいたから。 しかし好みなど関係ないと打ち払う程の魅力を放つそれは。 何者にも染まらない、何色にも負けない、一等の輝きを放つ宝石]
(306) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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これだ。
[「硝子の靴」は、そういうものだった。]
(307) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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―今―
[強い揺れで、意識を起こす。 こき、こき、と首を鳴らし。 「Misty rain」で買えなかった薬と、今日の為に用意するものと、後は「 」
今思い起こしたのは、何故だろう。 それすらも分からないほど、意識に強く刷り込まれていて。 ただ一つ言えるのは、父のように騒ぎ立てる人物を見れば]
(308) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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馬鹿だな。
[何故、そんなに怒るのだ。 貴方は、怪盗を気にせずお金を愛していればいい。
――怪盗なんか、気にしなければいいのに>>0:44
そういった感情を抱くのみ。 汽車は、目的地へと身を運ぶ。 カシミアの手袋に包まれた手を何度か握りこみ**]
(309) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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どんな顔、してくれるかな。 "seven"は…メルヒオルさんは、喜んでくれるかな。
[くつり、くつり。 汽車に揺られる笑顔は、子供のよう。
7年の時を経て変わったことと言えば。 憧れが、歪になったことと。 どれだけ嫌悪しても、抵抗しても。
やはり、蛙の子は蛙であったということぐらいか。
尤もそれは、 まだ、御曹司自身も気付いていないこと。]
[ 汽車は、ゆれる ]
(-242) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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ええ。 一般人に害悪の雨は降りませんよ。
[>>301降るのは、別れの雪結晶のみ。 奪われるは、金持ちの財のみ。
肩に掛かった指と、押し当てられた金属が 遠のいていくのを認め、]
是非そうした方がいい。 害悪にこの顔をしたお嬢さんが囚われぬうちに
[>>304拘留が解かれれば、再び台車の持ち手を掴み。 ほっとする心よりも、狂信を抱く脳は、 やはり師に髪をまた伸ばして欲しいと思うことに逸れる
とっくに時計の針など狂うていたのだ、 とっくに世界から取り殘されていると識っていたのだ。]
くく
[離した相手方から漏れた釘差しに。 笑いを咬み殺し。]
(310) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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/*別に伏線とかフラグとかそういった目的でなかったものを回収していくスタイル。 や、遡ってたら見つけたから…
(-243) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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/* 坊ちゃんの本気つよい
(-244) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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其れこそ、ご安心を。 此の顔を被るのも、私がこの街で過ごすのも、今日限り。
時計塔の針も、――元通り。
[難解な紬ぎは、狂いを隠さぬもの。 コートの下で揺れる長いスカートと共に、謎の人物は去ってゆく**]
(311) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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/* ところで私の検索履歴が 「気絶させる方法」 「気絶させる器具」 「気絶 簡単」 「人 気絶 拉致」 「首トン 気絶」
と、非常に危険なことになっています。
(-245) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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/*拉致る気しかない。睡眠剤とか使えないでしょうし。
(-246) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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本当、そういうところ変に意地っ張りだよね…… 寂しいのなら、直球で言ってくれたらよかったのに。男の子とか、女の子とか関係ないのに。
[そう思う気持ちは性別なんて関係ないでしょうと。>>298 苦笑いを浮かべながら、くすくすと笑っていたが、直後聞こえた小さな頃の初恋という言葉に頭の処理が追いつかなかったのかきょとんとした表情を見せたが、そろを理解すれば驚いたかのように口元を押さえて、知らなかったと小さく呟いた]
コンちゃんは全然嫌な奴じゃないよ。 だって、言葉はなんであれ、私のことを心配してくれたじゃない。 そんな人が他人の心配するなんて思えないもの。
[瞳があった、自分とは反対の色と。 告げられる言葉が嬉しくて、応援してくれるという気持ちが嬉しくて。 思わず口元がにやけかけてしまう。]
……約束思い出してくれたんだ。もう十年くらい前のことなのに。 わざわざ栞にしてくれてありがとう。とても綺麗な花だね。 ――これなら離れていても寂しくないね。
[本当は、生花のほうも見たかったけれど。 栞にしてくれただけで十分。約束を思い出してくれただけでも十分。 幼馴染の手から栞を受け取れば大切に、無くさないように、ぎゅっと握り締める。 直後、潜められた声を聞けばくすりと笑みを零して]
(312) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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それくらい自分で考えてみたら? 私が教えたって意味ないじゃない。その子が良いって思う場所と私が良いなって思う場所は違うのよ? それなら、自分で情報収集あるのみでしょ?
[少し意地悪だと思ったけれど。素直に教えたら彼のためにならない。 好きな人が居るのだったら、自分で何とか解決してみたらと。 幼馴染にそんな宿題を言いつけて]
コンちゃん、私両親のところに帰ったら手紙書くね。 旅に出てる間も手紙書くから。 ……だから、その女の子を泣かせたりしたら許さないよ? 絶対、幸せになってね。
[もしもその子を泣かせたらたとえ遠くに居ても直ぐに駆けつけて 喧嘩別れしたあの日と同じように右頬をぐーで殴るよと冗談を交えて]
(313) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[その後は廃工場に赴き、気球の籠部に一斗缶を積んで。 袋の中には、白い花が息づいている。 雪のような白さに、ある日のことを思い起こした>>303>>304
尤も、記憶中枢が引き寄せているのは、 美しい絵画のことだけで、衝突した歳若き子息は忘れて。
あの絵もまた、素晴らしい一枚であった。 師にねだってみようか。 故郷を一度は訪れてみたいと、鉄錆の手を引いて。]
ふふ……
[“愛しい貴方を渡したくないから”。 一人で過ごした十年を、勿体無いと思えば良い。
機械義指などよりも、余程働くこの金の指を。 怪盗紳士などでなくとも、 どんな仕事にすら望んで手足に為るこの弟子を。
血汗滲む努力で己を磨いていたのは、 ―――貴方を誰にも渡したくないから。]
(314) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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/*や、病んでるー!! (知ってた。ごちそうさまです)
(-247) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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――そう。ああ、ならば。
[時計塔の針――なにを指すかは、知らねども]
袖擦り合うも、多少の縁。 君の目的にも、祝福があらんことを。
ああ、もちろん――私と私の教え子の、望みに反さないかぎりにおいて。
[そう、去りゆく背に呟いて**]
(315) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[しかし、誰も居ない筈の廃工場に。 不安の纏い手たる御子息もそこにいないのに。
何か、得体知らぬ“奇妙”が息をしている気がして 恐ろしさに、身を震わせる。
工場を飛び出ても、寒空に、唇を震わせる。 雪でも降り出しそうな気温のせいか、それとも。]
――風邪、かな。
[悪寒が体調のせいであればいい。 喉奥が乾いて引き攣る感覚も、なにもかもが。
汽車に揺られ、笑っている何者かが。 裡で溜めている喜悦にも、気づかぬ侭に。 父親によく“似た”息子が何を考えているかすらも――*]
(316) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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/*義指って調べたけど今凄く精巧なんですね。 吃驚した。
(-248) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[そう、教え子の望み――。
――もちろん、赤髪の教師には。
先の相手が世間騒がす怪盗ということも。 教え子のひとりが、それを追っていることも。
そんなことは知る由も、なかったけれど――*]
(317) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[伸ばされる腕に、覆いかぶさる影が脳裏を過る。>>216
恐怖、混乱、痛苦―――混ざり合う、 世界全てを拒否したい。
たった一つだけの、暖かな場所へ帰りたい。 その何もかもを汚してしまった自分だけれど、 何もかもが汚れてしまった自分だけれど。]
帰る…、離して。
[怖い夢――悪夢、昨夜のそれ以外に何があるというのだろう。]
(318) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[首を横に振るのに、グリフィンの腕に容易く捕えられ、 抱き上げられる。
成長しても、男の大きな体には到底かなわず、 なすがままに抱き寄せられた。]
(319) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[囁きが、耳を擽る。]
(320) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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――――な、にを、
[言葉が紡げなかったのは、 頭が理解を拒んだせい。 何を、言われたのか、 その意味するところを、 そこから考えられる可能性を、
理解したくなくて、
それでも、それがたったひとつの答えのように、 嫌な可能性が内側に咲いていく。]
(321) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[家族写真の前で、与えられた暴虐。 忌まわしい拘束具が、外された場にいたのは、 襲撃者と自分。 腰にまわされた手が、あれほど厭わしかった拘束具をするりと解いた]
あれ、は、
[あの手は、誰。
今、自分を見ても何もなかったかのように表情を変えぬ男。
蹂躙されたのは、写真師の城。 獣に貪られる狂った時間、
主たる男は、――どこにいた?]
(322) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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[グリフィンの胸を叩いて、押し返す。 逃げようとして、力が入らず、外へと叫んだ。]
誰か!助けてっ!!
[誰でもいい。 昨夜のように警邏中の警官でも、通りかかった浮浪者でも、燈写館の客でも。
外への助けを求めて、叫ぶ。
口を覆われそうになれば、噛みついてでもして抵抗する。 力ないまま、それでも必死に足掻いて――*]
(323) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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― アリウッド邸 ―
[夕刻の頃、娘に扮した怪盗は邸宅を訪れる。 表玄関の前にも周辺にも、警官の顔は無し>>279 幾らなんでも“怪盗騒ぎ”がある中で不自然だ。
意味が解らず、しかし逸る気持ちは存分に。 この仕事さえ終えれば、師と共に暮らせるのだ。
どんなに氷点下が己の身を砕いても。 どんなに雪が降ろうとも、
あの人を得られるのなら、些しも寒くなんてない]
あの……御免下さい。
[堂々と正面から踏み入って、 噂に暮れるメイド達>>278と視線が合う。 ぺこりと頭を下げて。]
私、大変なことになってしまって…… できれば仕事の後、使用人部屋に停泊したいのですが…
[使用人室に赴けば執事の姿。 事情察したるという様子で頷かれ、安堵し。
女性用の更衣室で外働きの衣服へ着替え 陽が落ちるまでは、庭の枝木狩りに従じた。]
(324) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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――……、派出所、か。
[他人の姿を借りる不審者の言葉を信じるのも、どうかとは思うものの。 このまま火災の現場に向かうよりも、有意義ではあるだろうかと]
(325) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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/* アンジーが良妻過ぎて泣く。 はぁ、可愛い上に心まで暖めてくれる。 お嫁さんにしたい。(ストーカー特有の発想)
(-249) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[そうしてその夜。
先日落ちていた宝石付きの金の鎖が主人様のものではないかと告げ、 返すにも盗んだと疑われるのが不安、と言い訳を落とす。
鍵を借りるのは、存外容易かった。>>280 もう少し苦心するかと思ったが、 これならば時刻に間に合う形で盗み出せよう。
うまくいきすぎている、おかしい。 そう首を傾げたくなる気持ちは少なからずあれども。]
ところで、怪盗の予告が出ているのに、 警備の方が夕方から見当たらないんですが…。
[メイドは答えた。 御子息がその必要も無い、そう言っていたと。 益々もって意味の理解に窮ず。
大事な逸品ではなかったのか。 全てを見透かすように透明な、あの美しい石は。]
(326) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[―――些しだけ詰まらないと思った。
でも、最期の仕事の呆気なさを嘆くよりも これから訪れる幸せな日々に夢見る期待が何より勝る。
否、もう夢を見るだけの少女では無い。 もう、夢幻ではないのだ。
もう、もう、]
(327) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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―派出所付近―
――……、と。
[視線の先――、親しげに話す姿がふたつ。
その双方が、知った姿。 贋物ではない、あかい髪。ああ、無事なのかと]
(328) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[金持ちが威厳をこれでもかと放つ一室へ訪れるのは二度ぶり。 鍵を押し込んで回し、扉を閉めた後は皮一枚の下、愉悦に綻ぶ貌。
なにもかもが、これまでだ。 なにもかもは、これで終わる。
明日が来る度に涙の零れた毎日も。 もう、なにもかも、畢り。]
(329) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[栞を握り締める幼馴染は綺麗になった>>312 それがストーカー、というか変質者というか それを呼び寄せるのだから気の毒な様ななんとやらである 町から出ていくならばもう、自分の手では守ってあげられない だからせめて、遠くから幸せを祈ろうと思うのだ
自分は今日も、明日も明後日も ずっとこの街で生きてゆく 同僚たちやがみがみ警部、それからアイリと共に 父と母の残した家と、この街の人々の安全を守りながらずっと そう信じているし、そうであるように生きていこうと決意して
直後、デート場所はどこが良いだろうと尋ねた返答に確かにと頷く とはいえ情報収集しようにもなぁ、と独りごち フロラさんの所の旅行雑誌や観光ガイドでも今度読むかと思う それとアオイにそれと鳴く聞くのもいいかと
彼女の言うとおり、自分であの子の好きな場所を探さなきゃ意味がない 宿題ならば、100点満点目指すのみと]
(330) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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うん。こっちが書くことは多分転々としてるだろうし出来ないけれど 何処にいたって――無事でいてほしいって思いは繋がってると思うから はは、泣かせないよう気をつけます でもさシュゼ姉ちゃん。俺は
もう、幸せだよ
[家族もいるし、気になる女の子もいるしね、とにっこり笑い 冗談に関してはアイリも紅葉つけてくるしおんなのここわい、なんて告げ そろそろ黄昏になりそうな空を見れば引き止めた事を謝罪し、署へと戻ろうかと
これが永遠の別れになるだろう予感を、秘めながら*]
(331) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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さぁ、一緒に之こう。 硝子の靴は、押し込められていちゃいけない。
[部屋の片隅に置かれた金庫へと歩みより、 ダイヤル錠を息子の誕生日に合わせた
かちり、と錠が解ければ中の物品を探る。 書類に興味などない。
求めた石のみを摘まみ上げ、 変わりに陶器の南瓜を真ん中へと預けて。
手の中に殘るひとつを、握りこんだ。 これでもう―――
偽物の顔の裡で笑う怪盗は、扉が静かに開かれれば 背後に何かが迫っても、気取らない。
充足に胸をやつし、浮かれているのだから*]
(332) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[――無事なのはいい。それはいい。
だけれど――、ああ。 安堵の笑みと、表情と――ああ、それは]
――そうか、彼が。
[きちり、きちりと――見つめる嫉妬の視線が、燻って]
渡さない――渡さないよ。 幼馴染にだろうと、誰にだろうと。
[がり、と。己の親指を、齧って――表情を繕った]
(-250) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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/* >ダンテメモ どっちだwwww(草生やしている) ええええこれどうなるのうえええええ 時間軸やってくる前のダンテメモ見て夕方に合わせたのにwwwwあわせたのにwwww
(-251) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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/* 本当にごめんなさい……
(-252) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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/* しかしこっちの事は気にするなって私も突如の立候補に振り回されているのだ、が …ともにゃりするのであった。愚痴埋め
(-253) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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―派出所へ―
――……あの。
[小走りに、駆けていって]
うちの学生が、なにか、調べられているとか――、
そこで小耳に挟んで、ちょっと。
[そう、大学の講師だと告げながら]
(333) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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― 燈写館・回想 ―
[閉じ込められた幸福は長い不在を強いられている。 何時戻るとも知れない温もりと、情景。 そんな一枚の中に、男の技と真がある。>>291
赤裸々な男は秘匿と遠い。>>292 秘密を作り上げるのは何時も彼の方。 火傷を恐れ、切創を恐れ、何時も紗を掛けるのは彼の方。
口の無い振り聞かない振り、真実ばかりが彼を取り囲む。 花開く先、彼の底を見るようにして。
出した宿題は、きっと彼には難題。>>293 それでも恭しく受け取る彼は、やはり性質が悪く。 趣味悪い男は、軽口に向かって手を上げた。]
(334) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[お互い知りながら、巡りながら。 ―――遠い答えに未だ至らせない。>>294*]
(335) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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――やっていいよ。
[その声は、背後から>>332。 ぞろぞろと現れた数人の男達が彼を拘束し、吸入器を口に当てる。 麻酔で使われるというそれはしかし、多めに配合されたもの。
効果は詳しく聞いていないが、30秒ほどで気絶させてしまうのだという。 警戒していない後姿。
大きな物音もなく、遂行出来たか]
(336) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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/* さすがにここまで迷惑かけて「今日落ちたいっす」って言える勇気はなかったです。
で、どう動こうかな。 ぶっちゃけ監禁しないと本気で動けないし、終盤ってことで秘話監禁でもいいと思うんだけどこれはコンダクト次第?
(-254) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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/* あ、コンダクトのメモがジャストタイミング。
(-255) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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終わらせないって、言ったでしょう?
[拘束される彼を見る、瑠璃ノ瞳。]
(-256) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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― 燈写館・現在 ―
[彼の心に刻んだ刻印は、恐怖を伴い発芽する。 寄る辺へと、帰巣本能を働かせる姿に首を捻って見せた。>>318]
――…暴れてはいけない。 落ちたら、如何する。
[数十センチの落下など、彼に強いた暴挙に比べれば些細なもの。 されど、身体を慮る低音は真実、彼に心を配る。
パタパタと彼の脚が揺れるたび、シャツの裾が波を打ち、 そうっと湖水の色が撓んで揺れる。それこそ、見惚れるように。]
(337) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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アンジー。 危ないと言っているだろう。
[彼の混乱など素知らぬ振りで、男はあやすように声を紡ぐ。 導かれた答えは何時も傍に在った。>>320>>321 名も知らなかった男の多大な執着。 彼が気付かずに居たのも致し方ない。
理解から逃亡を選択するまでは短く。>>322 無理矢理押し返される衝撃に、彼の落下を厭って解放を選択。 素足の裏側に、ひやりと上る底冷えが彼の体温を奪う。
悲鳴を上げる彼に、蟀谷を掻いて溜息一つ。 何処へ逃げようというのか、誰が助けてくれるというのか。]
(338) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[彼を救ってやれるのは、俺だけなのに。
真実が迫る、正答がやってくる。 十年続いた恐ろしい執着の。
赤い尖り屋根が聳えたあの時から、ずっと。]
(-257) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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!
っ、こ
[開け放たれた扉から聞こえたのは、複数の靴音。 背後を振り返るまでに、拘束の手が伸びた。
長い髪を生やした鬘は揺れ、眉ひとつ動かない顔の裡、 しまったと足を曲げ、屈強な一人の靴を踏みつけようとする。]
この、
[だが、マスクを取り去り吸入器を押し当てる手が早かった。 驚き、吸い込んだ瞬間に急速な眠気に襲われる。
遠のく意識の中、床を踏んでいた足は崩れ、 背は寄りかかるようにして重心を預け。
金色の瞳は、擂べからず閉ざされて。]
(339) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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―――― アンジー。
[悲痛に叫ぶ背中へ、 真実を覗く趣味の悪い写真師は声を吐いた。
彼の足に楔を穿つ、そんな一言。>>323]
(340) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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[意識が薄れるその数十秒。 瑠璃色が此方を見たまま、紡ぐ辞に。
店の前に佇んでいた子息の、口の動きは正しいものと識る。 なにを、どう。 鉄格子にぶち込んで、石打の刑で死ぬのなら。 なにもかも、おわりじゃないか]
(341) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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そんな格好で大通りへ? 俺は構わないが、君の母が悲しむぞ。
[レンズを覗く男は人の本質を見る。 誰かの泣き所、大事にしているもの、 何のために明日を生きるのか。
大きなシャツからすらりと伸びた足にも、 開いた胸元からも、情熱的な朱色が散っている。
彼が飛び出せば、確かに助けてくれはするだろう。 彼が一生懸命守り続けてきた、幸福の完全崩壊と共に。 面白おかしく醜聞書き立てるゴシップ誌に、 彼の両親を巻き込む侮辱が掲載されるのは想像に易い。 勤勉な奨学生の、色散るプライバシー。
男はゆっくりと瞬いて、急く事なく距離を詰めた。 大丈夫、彼はとても善良で、自らの為に両親を売れはしない。]
(-258) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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ゃだ、
[屎野郎。
帰してよ、 あのひとのところに、わたしをかえして。
脱力を悟り、吸入器が外され、零れた言を境にして。 罵倒も暴言も吐けぬままに、安息な寝息へと変わる。*]
(342) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[完璧に気絶までは持っていけないまでも、意識を刈り取って動けなくすることは出来た筈。 宝石を拾いあげ、彼を箱に入れさせ。
男達に箱を持たせて、屋敷を出る。従者達とすれ違えば]
倉庫に寝てた人形、もう要らないと思うので売ってきます。 それと、友人に誘われて遠くの街で演劇を観てきます。旅行もするので、暫く戻りません。
[何でまた、急に。 従者達は驚くが、すみませんと苦笑いを浮かべるばかり。]
父が戻ってきたら、宜しくお伝え下さい。 それと…これ。母の薬の量と、薬屋の場所です。
[そこに居たメイドにメモを渡す。母をお願いします、そう強く、言い置いて。 メイドはその視線と口調に圧され、御曹司が手袋をしたままで在ることには気付かなかった。
主の部屋に遺されたのは、宝石代わりの陶器の南瓜のみ。]
(343) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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/* 監禁の待ち行列が出来ているけど。
こちらはどうかな、シュゼット次第。 攫う準備は、3日目から整えているけど。
コンダクトとの仲直りイベントは必須だろうと思っていたけど、さて。
週明けの仕事がヤバそうだから、出来れば今日決めたかったけど。
(-259) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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― 十二時の鐘が響く頃 ―
[宿から離れた鴉の鉄面を被りし医師は、 広間の噴水を訪れる。
鉄錆の色をした懐中時計を取り出しても。 十二時を三十分越えても。 弟子が広場へ訪れることは、ない。]
「………まぁ、そうだろうなぁ」
[紫水晶も百万をきっと忘れているのなら、 育てた弟子が、自分ではないものを取ろうとも――]
(344) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[鉄面被りし男は、宵に消えてゆく。
ここに夕暮れは無い。 己を意味する朱色は無い。 月の似合わぬ男が存在するに、不釣り合い過ぎた**]
(345) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[返さない。渡すものか。
車に箱を積みこみ、男達に報酬を渡す。 彼らは喜び勇んで貧困街へと帰って行った。
車を走らせようとドアを開けて]
おっと。
[左手から、手袋が滑り落ちる。 それを拾いあげて嵌め直す。通りすがりの者は居ないが、通りすがりの猫は観ていた。
その指が、人の肌ではなく
金の指だったこと]
[車は、闇へ、走りだす**]
(346) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[思いが繋がっているだけでも十分だと。 そう、君が思ってくれているならそれだけでいいんだと首を振って]
あのね、私ずっと色々な街を転々とするつもりは無いの。 季節が一巡りするかしないかくらいには一度家族の元に帰るつもり。 そうしたら……色々な街で買ったお土産とか持って遊びに行くから。
[二度と、生まれたこの街に帰ってくるつもりは無かったのだけれど 幼馴染が大好きなこの街を、避けることはできない。]
……そっか、それならよかった。 せも私はコンちゃんが今以上に幸せになってくれることを願ってる。
[笑みを見せた幼馴染に、こちらも笑みを見せて。 冗談に返された言葉には呆れつつもまた彼らしくて。 署へ戻ろうとする幼馴染の手を一度握れば「がんばってね」と言葉を残し直ぐに手を離して 少し遠くで待っててくれた大家の所へ戻っただろう*]
(347) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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/* アンジーが可愛いのはもう自明の理なのですが、 それと合わせても中の人が良い人過ぎて土下座したい。
アンジー有難う、本当に助けられてる。 ありがとう、ありがとう。
皆様も調整お疲れ様! どうぞ、どうぞ、ベストなヤンデレストーカーライフを!
(-260) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[逃げようと足掻く、その背中に注がれる男の声は 足裏から伝わる床の冷たさよりも全身を凍らせた。 まるで氷を浴びたよう。]
ぁ、…やだ…
[シャツ一枚だけ羽織らされた体には、隠しきれないほどの朱が散って、
それは、足の甲に残された花びらの色と同じだと、ようやく気がつく。
この色欲の埋み火が人目に触れてしまえば、 どんな噂になるのか。
醜聞は、小さなこの街を瞬く間に駆け抜けていくことだろう。]
(348) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[箱の中で、ひとつの存在が穏やかに息をする。 ひとつの存在は、夢を見ていた。
抱えられ、車へ移されようと。 夢を見ることを、やめなかった。
わたし、幸せになるの。 “やっとみつけた”
やっと、みつけたんだから、]
(349) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[後部座席に置かれた箱。 蓋が開かないのだから、中で潜む一人が目を覚まさないのだから。
手袋が落下したことも、 仝じ色の指が運転席に入る男から生えていようと。
しらない、なにもしらない。 わたしは、夢を見ているのだから。
ずっと、ずっと、終わらない夢を**]
(350) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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[背中の後ろ、足音が聞こえる。]
いわない、で…。
[知られたくない。母にも、父にも。
こんな姿は。]
誰にも、言わないで
[知られたくは、ない。
恐怖から逃げることよりも、 逃げ出した先の恐怖を突きつけられて、体は動けない]
(351) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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/* グリフィンの方に足を向けて寝られないです、本当に。
よし、監禁方法は違法改造スタンガン(違)にしよう。
(-261) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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ー→商店街ー
"今以上に幸せになれることを願ってる"、かぁ そんな贅沢許されるのかな
[ぽつり呟きながら夕暮れ道の商店街を歩く 蒸気バイクを押しつつ、胸の中の子猫の頭を撫で 思い返すは先程の幼馴染の言葉>>347だった
あの後派出所に帰れば同僚に盛大に冷やかされ 勢いのまま告白して馬鹿!でも私も好きよと盛大に叫んで晴れて両思いになったというのはある意味この派出所らしいゆるさであった
それから定刻まで働いて、そのまま勢いで3日間有給とってデート場所を探すんだ!!という理由が通ってしまうからこの派出所大丈夫だろうか 自分の職場が心配である
街の家の窓の外に温かな明かりがともる 佇みながら、蒸気バイクをふかしながら横目で眺めていたのも最近までの話 今はもう、家族もいる、恋人もいる 離れていても心繋がる幼馴染もいて
――もう、寂しくない]
……今日は久々に夕食食べようかなぁ
[たまには買い物して自炊もいいかもしれない そう思いながら商店街をバイクを押しながらゆっくり歩くのであった]
(352) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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― 屋敷・主人の部屋 ―
[食料を貯めこみ、屋敷に戻って真っ先に向かったのは主の部屋。 部屋の机から取り出したのは、とある機械。 AntiqueAmethystで店主と男性の話を聞いて思い出したもの。]
…………。
[長方形の機械を手に持って、適当な方向に向けてみる。 そしてスイッチを押せば、けたたましい音と稲妻のような光。 人間に使うには威力の強すぎるそれは、機械人形が故障などで暴走した場合を想定して作られたものだった。]
…………。
[機械人形は"人間に危害を加えてはいけない"と命令されている。 けれどアンダンテには、危害を加えるつもりなど一切なかった。 あくまで目的は"修理"なのだから。]
(353) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[彼の後頭部へ伸ばした指先が、細い髪を柔く梳き。 ひやりと冷たいはずの指先は、人の体温を有し、 幾度も武骨な指を通して、さらりと解いていく。]
―――…、
[少しばかり揺らめいた湖水色。 恐怖に支配された従順が心地良い。>>348]
俺は云わない。 君の幸福を砕けるのは君だけだ。 ―――…君を責め立てるのが、アンジーだけであるように。
[僅かに撓る唇の形が、笑みの色をしているなんて、 混乱に極まる彼はきっと気付くまい。]
(354) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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―こちステにて―
[――幾人か。詰めていた警官や婦警の、視線を浴びて]
その……長い赤髪の、女子学生。 シュゼット・ラマルチーヌ。間違いなら、良いのですが。
[と、婦警のひとりから、反応が。
つい先ほど、ここを出たばかりだと。 自分たちから話せることでもないし、デリケートな問題だから。 詳しいことは訊ねずに、可能なら力になってあげてくださいと、そう言われて。
しかし――派出所の奥から響いた歓声と拍手は、なんだったのだろう?]
(355) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[そもそも、彼には男の心中など知れぬはず。 一時の慰み者に変えた悪漢か、好色だとでも思われているか。
そう、彼は縋って良い。 この執着が一時のものであると。
耐えて身を抱えていれば、過ぎ去ってしまう災難であると。 湖底に潜む、彼を焼き尽くして未だ足りない情熱を、 一縷の望みに賭けて、見ない振りをしても構わない。]
(-263) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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そんな格好では寒いだろう。 服を用意する。おいで、アンジー。
[常と変わらぬ声と調子で、後頭部から下った五指が、 凍てつく彼の手を取り、寝室へとエスコート。>>351]
(356) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[強張る身体を見やる実直な眼差しの強さも、 繋いだ掌から伝える体温に絡む熱情も、 アンジーと呼ぶ甘い声も、
――――― 未だ。
逃げぬ限り、気付かぬ限り。]
(-264) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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― →街 ―
[からから、手押し車を押してゆっくり大通りを進む。 手押し車をには布が被せられているが、中はからっぽ。 街の人々は、相も変わらず人形に怪訝な目を向ける。]
……?
[派出所付近にたどり着く。 彼は――どうやら、既に仕事を終えて不在のようだった。]
…………。
[それなら、と今度は彼の家へ向かおうとして。]
(357) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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……!
[見つけた、商店街を行く目当ての姿>>352。]
こんにちは、コンダクトサマ。 お帰りの所ですか?
[近寄って、にっこり笑顔で声をかける。]
(358) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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―Antique Amethyst―
[己の秘密の詰まった匣(はこ)に、 店主は戻ってきていた。
赤いポインセチアの造花を手の中でくるり、廻した。
写真屋の元に赴いていたとき、 怪盗が「あたり」の花を求めて 尋ねてきていたことは知らず。
「赤い、長い髪のお嬢さんが しばらく待っていたようだけど」>>239
怪盗は変装の名人。きっとそれとは気づかれず 女性が待っていたと、そう店主には伝わるだけだ。]
(359) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[――そうして、何やらお祝いムードの派出所をあとに。 途中、手押し車を押す、機械人形に気付きながらも、歩は緩めず。 視線を彷徨わせ、年配女性と一緒の、あかい髪の後姿(>>347)を、見つければ。
先に婦警に聞いた言葉を念頭に、言葉を紡ぐ]
――……ああ、ラマルチーヌさん。
その、なにか面倒に巻き込まれたと、聞いて。 派出所で、いま出たばかりだと。心配だったので、その。
[あの贋者のことをなんと説明していいのかは、判らぬゆえに。
そこは少々、支離滅裂の言葉になってしまったかもしれない]
(360) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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……ん?アンダンテ、か?
[手押し車を押していた彼女が近寄り、笑顔を見せる>>358 こうしてみるときりり、という歯車の軋む音以外は人と変わらない 柔らかな杏色の髪が、夕日を浴びて美しく煌めく
それはありし日の母の髪によく似ている]
ああ、今から自宅に帰ろうって この子は先程派出所でご飯をあげたけど、人間の俺がまだでさ 買い物の途中なんだ
[彼女に微笑み返しながらそう告げた]
(361) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[――さあ、どう答えてくれるのだろう。 どこまで、私を信頼してくれるのだろう。
反応を見落とすまいと、注意を逸らさずに。
それでも、表立っては、どこまでも。 事件に巻き込まれた学生を心配する、偶然その凶報を知った教員という体で]
(-265) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[いわないで、と繰り返す。
決定的な答えを与えられないけれど、 辱められたその恐怖を前にして 否定さえもしない男の反応が何よりも雄弁な答えのよう。
冷たい瞳も、声も、一方的に注がれた熱と噛み合うものなどないのに。 一番そぐわないのは、髪にふれる指先の>>354 温もりだったかもしれない。]
(362) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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言わないで、
[繰り返し、嘆願する。 髪を撫でた指が、手を拾い上げ>>356、引かれるままに]
なんでも、するから
[だれにもいわないで、と。 願う。]
(363) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[やせっぽっちで、みっともないこんな体。 一時の興味や欲望のはけ口としてならば、きっといつか終わるから。
だから、それまで。 彼の興味が殺がれるまでの間の慈悲を、乞う。
慈悲を乞うて、己自身を差し出した。]
(364) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* アンジーはグリフィン特攻で何か持ってるとしか思えない。 なんで、そんな大好きなところザクザクくるんですか。 これがメンタリズムなんですか、愛なんですか。
(-266) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[いつもと変わらぬ彼の姿に、心なしか安堵したように。 視線を少し落としてみれば、子猫がにゃあと小さく鳴いただろうか。]
買い物ですか。 それでは、アンダンテもお付き合いしてよろしいでしょうか。 [顔を上げて、少しだけ考えこむ仕草を見せる。 予定にはないことだけれど、追加で食料を買っておくべきかもしれないと考えたのだった。]
(365) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[ポケットの中に潜ませているのは、電撃を放つ機械。
子猫が彼にくっついていると、その子が死んでしまうかも。
なんとかして、少しだけ子猫と引き離さないと。]
(-267) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[何処か安堵する様子に>>365、母の面影を見る 彼女と視線を合わせた子猫は、その美しい琥珀に青銀の宝石と翡翠の瞳を映してにゃう、と鳴き声をあげる]
ああ、よければ付き合ってくれ そうだなぁ…よし今日はカレーにするか
[しかし機械人形って食べられたっけ 彼女さえよければ夕飯でも一緒に食べようなんて思いながら同行を了承する そのまま青果店にいけば、女店主から彼女かい?と揶揄され]
ばっ!ちっげーよ! 俺はついさっき彼女が出来たっつーの! ほら、アイリ知ってるか?派出所の同僚 あいつだよあいつ
[そう、ぎゃあぎゃあいいつつも野菜を選ぶ 隣のアンダンテはどうしていたろうか]
(366) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* リュッシーの前置きが、ガチだなぁって思いました(こなみ
俺が向こう側に行ってたら教員同士でもっと仲良くなれたんかなぁ
(-268) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[普段は気丈に振舞う彼が、こんなにも傷付いて弱々しく。 まるで、彼の心まで手に入れた気がした。
己の一言で、彼は身を竦ませる。
それが恋人の我侭を聞いてくれる甘さに似て、胸が満たされた。 彼が抱くのが、一介の写真師に対する恐怖だと知りもせず。 己の暴行が、永年の我慢の据えに結ばれた愛の営みではなく、 性欲処理だと思われているなど、考えもせず。
彼を振り返らずに、撓らせた唇は、 無愛想から想像出来ないほど、幸せそうな微笑を浮かべていた。]
(-269) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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/* ふむ、気絶させるにクレース(猫)が邪魔、と ぬこをどうしよ、ダンテに人通りのない所で預けてみた方がいいかな 視線に気づいて渡す感じで良いか
(-270) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[今にも落涙を果たしてしまいそうな彼を引き、>>362 舞い戻った寝室で、温もりが残る寝台へと着席を促した。
子供のように繰り返される約束には、言わない。と、 一々返す声は、彼が幼い頃から変わらない。 先ずは、肌に掛かるシャツの釦へと指を這わせ、 一つずつ、甲斐甲斐しくも丁寧に通して留める。
されど、彼の告げた一言に、指を止めて視線を起こした。>>363]
―――…そんな風に云うものではない。 君は立場を守るために、君自身を安売りするのか。
[彼にとっては決して安い取引では無いが、 男は無神経にも、彼の疚しさを詰る声を紡ぐ。]
(367) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[何でもするから、と、恋人に掛けられた言葉は、 本来喜ぶべきものだが、男は違和を拾い上げた。 まるで、彼を取引材料のように数えているように聞こえて。
どこか咎める色が混ざり、彼の不貞を問いかける眼差し。 自身よりも、家族へ傾く天秤に、湖水色が眇み。]
(-271) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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アンジー、君は誰にでもそんなことを言うのか?
[故に直截に問いかけた。>>364 彼の心を抉る刃は、断罪のように振り下ろされ、 穢れた身体を、心を、言外に糾弾。]
(368) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[この青果店を訪れるのは初めてだった。 ジャガイモを二つ手にして、重さを比べてみたりしていた時だろうか。 コンダクトがなにやら騒ぎ立てているのが聞こえてくる。]
……彼女、ガールフレンド、恋人たる女性のこと。
[彼女と聞いて、不思議なこともあるものだなあと思う。 なにせアンダンテの知るご主人サマは、たいそうな人嫌いだった。
もっとも、だからどうしたという訳ではない。 自分はあくまで機械人形なのであって、ご主人サマが誰と交友しようと、そこに人形が関わる必要はないのだから。]
……。
[結局、いくつか野菜と果物を購入してみることにした。 知識として知っているものだけを選んで、手押し車にそれらを乗せる。 コンダクトの買い物も済んだだろうか?]
(369) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[安売り、と刺さる言の葉。>>367 けれど、守りたいと願ったのは真実。
問いに引き裂かれながら>>368、頷いた。 穢れた痛みの上に、重なる痛み。
父母を守るためならば、自分の体でもいい。 命長らえるならば、瞳であってもいい。
投げ出して、引き換えと成り得るなら。]
誰が言うことだって、聞く、 何だってするから、…お願い。
[必死さは、歪にすれ違う]
(370) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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……フラム先生?
[幼馴染と別れ、アパートへと戻ろうとすれば今度は大学の教員が見えて。>>360 大家にまた一言声をかければ、声をかけてくれた彼の元へと]
ああ……えっと…… 面倒というか、その悪質な嫌がらせに遭ってしまって。 心配かけさせてしまってごめんなさい。でも、もう大丈夫ですから。警察の方もいろいろとしてくれるとのことですし。
[支離滅裂な言葉も、自分を心配してくれてこそなのだろう。 笑顔を浮かべて、どうか自分のことを心配しないでと告げる声は穏やかで]
(371) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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/* リュシオルさんはいつもいつもロル返すのが遅くなってごめんなさい……
(-272) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[あんた中々やるじゃない!!と背をはたかれてせき込んだりしつつ 気の良い女主人との会話は続く
そして青果店の女主人と話し終われば、買い物を終えて蒸気バイクに青果物を積む いくつか野菜や果物を買って手押し車に乗せるのを見れば>>369、機械人形(オートマタ)でも食べるのだろうと推察する ――実際、食べるわけがないだろうが生憎知識は無い]
うし、買い物終了! アンダンテも家にくるかい? カレーを作るから一緒に食卓囲んでみないか
[そう告げて、彼女に自宅への来訪を促す 彼女が頷けばともに自宅へと歩みを進めるだろう 懐の中の子猫を、そろそろ自宅の中の籠に慣れてもらわなければとの思惑つき
――寝る時自分の懐でないと眠れぬ可愛いお姫様で、其処が可愛い所でもあるのだが]
(372) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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ああ――大事ないなら、良かったけど。
[彼女の返答>>371に、胸を撫で下ろして。そのあと、ああと]
……ああ、いや。うん、なにも良くはないか。 良いというのは、何事もないと聞けたときに、言うべきだった。
[と、そう吐いて。心配しないでと、言われても]
……でも、大事な教え子だからね。
[講義に来なくなったとしても、変わらないと]
(373) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[プツ、と留めた最後の釦。>>370 彼の言葉に耳を傾けながら、上着に着せるのは己のコート。 骨格も身長も全てが違う為、袖も腰周りも布が余る。 最後に無造作に下衣を投げると、無言で腰を上げた。]
―――…口でなら、なんとでも。 俺が止めねば、我が身か可愛さに駆け出していた癖に?
[選んだ言葉には鋭利な棘が含まれた。 彼の身の内側を切り裂く冷たい刃と化して。]
……俺はまだ仕事がある。 君は帰りなさい、アンジー。
[突き放す声は、彼にやはり、と確信させただろうか。 一時の熱を食んだだけだと、所詮慰み者かと。]
(374) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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ああ……良かったら、送らせて。 嫌がらせなんて聞いて、女性だけでは。
[傍に待つ、歳のいった女性を横目にしつつ]
(375) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[――― 己の内心で、憤怒が燃えているとも知らず。
誰にでも身を明け渡し、心を偽ると語る恋人の酷い裏切り。 喉の奥が焼け付くような怒りが拡がり、飲み干せない。]
……誰にも言わない。 君が―――、
[だから、試すような言葉を選ぶ。 先ほど刺した棘より鋭利で、彼を蝕む毒となる言葉を。]
今日中に、男をとれたら。
[投げた下衣の内に下着はなく。 歪に着せ付けられた着衣は薄い。
彼に路地裏に立てと言う冷たい男は、恋人の貞淑を試す。 或いは、自身以外にも本当にあんな甘い声を上げるのかと。]
(-273) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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― 幕間>>+34・≪失踪≫ ―
[脱出出来なくても、"誰かが助けが来るとしたら"、そんな想定。
失踪が発覚すれば、誰かが不審に思ってくれるはずだろう。 燐蛍亭が閉められていることは知らないから、 フロライトが想定した最短>>4:+10で辿りつくと言うルートは考えていない。
大学からルクレースへ連絡が行き、失踪が発覚する。 "遠く離れた妻と暮らすことを、楽しみにする男性" この中に失踪する動機は見当たらないはずだ。 そうすれば、考えられることは拉致、男自身の意思ではないことが原因。 しかし、問題は拉致する側の動機もなかなか見当たらないと言うこと。
自分はこれが"愛ゆえ"と知っている。 拉致のターゲットは、体格が良い既婚男性。 しかもその実家は特に裕福という訳でもない、軍人上がり。 その人物を狙う理由について、どこまで警察は想像力を豊かに出来るだろう。
ならば、"何か理由があって勝手にいなくなったんじゃないか" そう思われる可能性も、否定はできない。 警察を信用していないわけではないが、 いつかのうら若い青年とは違うのだ>>0:1020]
(+69) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[はた、と止まる思考。
やはり、脱出方法を考えねばならない。 助けに来るのなら僥倖。 しかし、助けに来ないのなら……最悪の想定はしなければなるまい。
目を瞑り、再び考える。脱出の方法を。 この失踪につながる通りすぎてはいけない事項を、通りすぎたまま*]
(+70) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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/* 屋敷に連れて帰ろうかと思ってたんだけど、コンダクト家で監禁したほうがいいのかなあ?
(-274) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[家にと誘われれば、もちろんのこと。]
はい、よろしければ、是非。
[ひとつ頷いて、彼とともに歩みゆく。 ――何故だか、しきりに周囲を見渡しながら。]
(376) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[やはり家までの道は人目がある。
人気のない路地裏に誘い込む?それは難しそう?
それなら、彼の家の中で機会を伺うべきかもしれない。]
[屋敷まで上手く運べるだろうか。
食べ物を買ったせいで、手押し車に入りきらないかもしれない。
布を被せれば、ぎりぎり目立たないかな?]
(-275) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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そんなに気にしないで下さいよ。 ふふ、私はもう大丈夫ですし、今後もきっと大丈夫、だと思いますから。
[そう、胸をなでおろす教員へ一言。>>373 確かに何もなかった訳ではなかったけれど、やはり知っている人物に会えれば安心できて]
……私、まだフラム先生の教え子で、いられるんですかね。
[そう言ってくれるのは嬉しかったけれど もう自分はここから居なくなる身だというのに、彼からそう思われててもいいのだろうかと]
え、でも……悪いですよ。 何の御礼もできませんし、それに荷物を纏めなくちゃいけないですから……
[自分はそういって、断ろうとしたけれど グリゼルダはいいじゃないかといって笑顔でお願いしてくるだろう。 その様子を見れば、断るのも申し訳ないと思って]
……あの、じゃあ途中まででいいのでお願いしてもらってもいいでしょうか?
[ぺこりとお辞儀を一つ。グリゼルダも同じように軽く礼をした]
(377) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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―下水道―
[地上の猫は石畳の上で安心を鳴き、金の指をじっと見る。
地下の猫は背を丸めている。
わたしは多くを言わないの。ジルベールの想像の通りだって頷くの。迷った末にうん、うんって。>>+65>>+66]
呼ばれた気が……して。
そしたら、ジルベール 倒れて、て。
[名前を呼ぶ声は、甘えも媚もなかった。ジルベールに抱き締められ、離してと首を振ったものの。]
(+71) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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―――ぅわーん、じるべーるぅっ!
[両腕を広げて縋り付いた。
怖かったとうわ言のように繰り返して涙を溢す。
そうして間近で見上げると、涙を湛えた翠色をじっと向ける。]
ジルベールが無事で、よかった……。
[にこと笑顔を浮かべようとして、唇が痛みに震えた。]
(+72) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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ー自宅ー
[道中、しきりに周囲を見渡す彼女>>376に不思議そうにしつつ、部屋の扉をあける 自宅は亡き両親の研究室や温室も隣接しており、広々としているし少し騒がしくしてもきっと誰も気づかないだろう
ダンテを家にあがるように促せば、靴を脱いで向かった先は猫用の籠 ダフネドラの店で買ったそれ>>3:91に子猫を横たえふわふわの毛布をかぶせれば、子猫はにぁにぁ、と可愛らしく鳴く それに相好崩す様子は娘をめでる親馬鹿状態である]
この子は大切な家族でな、もう離れるなんて考えられないよ
[そう呟きながら子猫の頭を撫で リビングに上がったであろうダンテにこう告げる]
アンダンテ、少し座ってクレース…子猫と待っててくれ 今からカレー作るから
[そう言えば電気を通さないインバネスコートを脱ぎ、ジャケットとカッターシャツという出で立ちになり エプロンをつけようと台所まで踵を返そうかと
――その後ろ姿は、酷く無防備]
(378) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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ん……一度でも、きちんと講義を聴いてくれたなら。 なんでもいい、なにか、私の教えで影響を受けてくれたなら。 そうしたら、ずっとね、教え子だと思ってるよ。 教員というのは、知識を教えるだけの存在では、ないのだし。
[そう、答えて。だから、と]
悪いとかお礼なんて、考えなくていい。 教え子が困っているときに、助けるのは。 それは教員として、当然のことなんだから。
[お辞儀に、頷いて。そう、笑った]
(379) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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/* ストーカーがPC視点で誰か分かっているって良いですね。 伝統的にバレたら監禁みたいな感じですが、 一度やってみたかったんですよね。 対ダフネに対しては最初からそんな感じですが。
怖さは減りますが、気持ち悪さはマシマシです。
(-276) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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/* >>378「少し座ってクレース」 が一瞬ダジャレかと思った
(-277) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[笑って――彼女の顔を、不自然でない程度に見つめる。
いまは穏やか(>>371)な、その表情と声。
あの忌々しい、若い刑事と話したからだろうか? 大方、歴史を学びたいなどといって、彼女の傍を得ようとしたに違いない]
――……、渡さないよ。
[口中、小さく、呟いて。
横目に眺める横顔が、このあと、どう変わるのか。
嵐に掻き乱されて、水底は露わになるのだろうか――と。 師ともいうべき技術者の、その言葉(>>233)を思い返しつつ。
愉しみだなと、思いつつ。 彼女のアパートへ向かう道に、同行した。火災の喧騒が、近付いてくる]
(-278) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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―Antique Amethyst―
―、……
[片眼を覆って、俯いた。 湖水の声が頭の中を廻る。]
宿題 か
[く、と小さく、笑いを混ぜた。 苦い苦い、わらいだった。
赤いポインセチアの造花は 今朝方仕入れた花瓶に挿して飾る。
この花、――望むものに渡らないのも。 今夜十二時、シンデレラの時間 待ち合わせに怪盗が迎えないのも。 待っていた鴉面の男が 生きていた“million”であるというのも。
夜の月は見ていたのに。 何も謂わないままなのだ。]
(380) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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― 下水道 ―
[オルエッタの言葉>>+71に血の気が引いた。つらいことを思い出させないようにぎゅっと抱きしめて。力なく離してと声が聞こえても、無視して。
そうして縋り付いてきた彼女>>+72の背を撫でた]
(+73) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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ごめ…ん。 つらかったね、こわかったね…
[うわ言のように繰り返される言葉を認めて、そして手は背を上り、彼女の柔らかな髪の毛をすく。]
ジルは、平気なの。 それよりも、オルエッタを巻き込んで… オルエッタ…
[無事でよかったなんて。健気な彼女に心が痛む。 それと同時に彼女は本当に自分の味方なのだと理解して、もう一度強く抱きしめた。]
(+74) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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/* >>352 えええええええええええええええええええ!?
マジっすか。や、アイリーン可愛いけども。 マジっすか。
(-279) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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でも、私もう先生の講義は聞けないですよ。 ……確かに、フラム先生の講義は凄く影響があって為になるものでした。 私きっと先生の教えを生かせられない人間ですよ。
[そう、大学を途中で辞めて出て行くような人間なのだから。 まだ、大学を辞めるとはこの教員には言ってないけれど。言うことができなくて]
……ふふ、先生は本当に優しいですね。 困ってる生徒を助ける教員なんて、本当にあまりいないですよ……
[笑ってくれるその姿は本当にお人よしだなぁと ……だからこそ、彼を悲しませるようなことを口になかなか出せなくて。 でも、黙っているのもどうかと目を伏せて考えては]
(381) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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フラム先生、今何か……?
[言いました?と よく聞き取れなかったし、空耳だったかと小首を傾げたが
アパートに近づくたびに何か騒がしくなっていって。 煙が上がっていることに気付くのはまだ気付けなかった]
(382) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[招かれてコンダクトの家の中へ。 リビングまで上がってぐるりと室内を見渡してみれば、この家は一人で住むには大きすぎるようにも感じる。]
家族、ですか。
[子猫を大切な家族と言った彼。 アンダンテの家族は、"今は"いない。]
…………。
[座るよう促されればそうして、台所へ行くコンダクトを目で追う。 コートを脱いだ姿は、さすが刑事だけあって逞しくも見えた。
そして彼の姿を見送ると、アンダンテもまた立ち上がり。 ポケットに手を入れたまま、台所に立つ彼にゆっくりと迫る。 彼の真後ろ、ぴとりと寄り添うように、その背中にくっついて。]
申し訳ありません、ご主人サマ。 少しだけ――我慢して下さい。
(383) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[――ばちっ。]
(384) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[――さあ。どんな顔を、魅せてくれるのだろう。
3年間、慣れ親しんだ住処が、紅蓮に包まれていると知ったときに。
その嘆きは、絶望は、どんなに甘美な味がするのだろうか――?]
(*33) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[機械を彼の背に当て、スイッチを入れる。 瞬間、閃光が迸り、普通の人間なら気絶する程の衝撃。]
……っ。
[寄り添っていたせいもあり、アンダンテもまた雷撃を受けてしまう。 機械を持っていた手の自由が効かなくなってしまうが、さて。 目論見通り、コンダクトは気を失っただろうか? もし倒れたならば、それを支えようとするつもりだった。]
(385) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[ねぇ。ジルベールは、つらかった? こわかった?]
(-280) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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/* >>*33 えええええええええええええええええええ!? こええええええええええええええ
わりと、ストーカー度で言えば。 一番怖いのこの人だよね。 フロライトさんとか生きてたらどのレベルかは分からないけど。
……あ。 墓下でわかるか。
(-281) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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/*何が聖職者ですかリュシオルさんや。
(-282) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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……、まあ、それはね。 歴史を生かせるような学生は、あまりいないと思うよ。
[とは、苦笑して。>>381]
優しい、のかな。 どうだろう……自覚は、ないけれどね。
[当然のことしか、していないつもりだから]
――いや、なにも。ただ、そう――、
[小首傾げる教え子に、首を振って>>382]
……なにか、やけに煙いなと、思って。
(386) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[絡んだ髪も、指がほどいていく。 抱き締められる強さに少しだけ息が苦しくなる。]
……じる、べーる。
いいの、いいの。巻き込んだ、とか……。 だってわたしは、ジルベールの味方、だから……
いいの。
(+75) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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/* ▲ジョシュア ▼コンダクト
OK
(-283) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[誰かの為に作る食事は久々で それは何処か心躍るものであった
アンダンテの言葉に、心の中で返答を
そう、家族――大切な、大切な家族なんだ 一生懸命自分を求める小さな命 この子の命を守らなきゃと、そう思うのだ
そしてお玉と鍋を取り出していれば、真後ろにぴとり、くっつく感触 まるで過去、料理をする母親にじゃれた自分の様に――ように?]
え…?ちょ、アンダンテ、料理作るから危な――
[振り向かずにそう告げるが、直後告げられた言葉に疑問符]
(ご主人様……どういうことだ?)
[膨れ上がった疑問、ついで『我慢』とは何だ?]
アン――
(387) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[ばちぃっ]
……っがぁあっ!!!?
[目の前に火花が散る 痛い、イタイ――激痛に意識が飛ぶ 柔な鍛え方はしていない。されど酒浸りと不眠症でぼろぼろの身体は強制的な意識のシャットダウンを受け入れる
がくり、膝をつき 信じられぬといった表情で倒れこみそうになりながら手を伸ばすのは ――子猫の眠るベッド
にぁ、にぁと寂しげに鳴く猫の声 それを最後に意識は 途絶えた]
(388) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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ジルベールだって、怖い思い、したんでしょ? 傷、いっぱいあった……。
[6年前よりも、包帯を巻くのは上手になったけれど。]
ナイフ、持って た。
[そう、キャスケット帽子の人は。 当時を思いだしたと、わたしはジルベールの肩に額を押し付けて。
は、と短く息を吐いてから、少し身を離して結んだ唇を見せた。]
(+76) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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― 回想・路地裏>>+63 ―
[中に埋め込まれたそれらが何を纏っていたかなど、知る由もない。ただ、常よりも反応が顕著な身体にうろたえるだけ。
次第に解され、広がってきた後孔。しかし、3本もの銃口に嬲られては堪らない。強すぎる刺激に無自覚に銃口を締め付けた。
そしてその刺激に翻弄されつつも、慣れてきた頃。新しい刺激が襲った。]
(+77) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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…っふあ!?なに、
[響いたのは銃声。そして、中に差し入れられた銃口から空気が勢いよく吹き出した。空砲、だろうか。]
(まさか、引き金を―――っ?)
[弾が入っているかどうかわからない。しかしもし入っていたら。―――死んでしまう。確かな恐怖にカタカタと体が揺れ、そしてもう一度引き金に手をかけた気配。]
…や、だぁ…! ――――ひぅ!!!
[響く銃声。しかしまた空砲だったのか、身体は無事だ。
いや、正確にいうと決して無事ではない。]
は、ぁ…は、ふ…
[孔に息を吹き入れられている感覚。それは異常な快楽。恐怖に揺れる一方で、その刺激を求めて、異常な状況に興奮しているのか、息が乱れた。]
(+78) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[見上げてくる翠色が、問いかけてくる。]
ジルは…、ん、辛かった。 オルエッタを傷つけてしまったことが、辛い。
[怖かった。辛かった。でも興奮してしまった>>+78のも確かで。困ったように眉を下げ、抱きしめる。そして彼女の言葉>>+75に]
ん、ん…! オルエッタは、ジルの、味方だね
[だって、助けてくれた。ここまで連れてきてくれた。オルエッタは自分のことを、心配してくれているんだ。]
(+79) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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ジルも、オルエッタの味方だよ
[安心させるようににっこり笑って。
―――――――――――――真実には届かない。]
(+80) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[膝をついた彼を、倒れて怪我をしないよう支える。 そして顔を覗きこんで確認、しっかり気を失っているようだ。]
今しばらく、お待ちくださいね。
[コンダクトを背負うと、外に置いておいた手押し車まで運ぼうと。 人間の男性一人というのはかなり重いが、少なくとも金属で作られたアンダンテよりは軽い。自分の重量より軽いものなら運搬できる。]
…………。
[手押し車の、先ほど買った野菜や果物の上に彼をそっと乗せて。 あとは、このまま裏通りを抜けて屋敷まで行くだけ、なのだが。]
(389) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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で、でも生かせる人なら居るはずですよ。 私の幼馴染が先生の講義聴講できるって世魯湖で増したし、あの子はこの街とか、歴史とかそういうの好きだと思いますから。
[苦笑いには精一杯のフォローを。>>386 こんな時、こんな顔をさせてしまう自分はやはり人の気持ちに疎いんだなと]
無自覚の優しさもすごいと思いますけどね。 ……他人のことを思う気持ちがある人ですよ、フラム先生は。
[自分はきっとできないから。 無意識に人を傷つけているから、彼のような優しさをもてたらと]
……え?あ、本当。 また火事なのかしら。最近、多いです、よね。
[煙が上がる方角を見て――嫌な予感がした。 あの方向は、確か自分が住むアパートがある。そんなはずは無いと……大家の方をちらりと見る 大家も気になったのか道を歩く人に何処で煙が上がってるのかを聞けば、顔色が真っ青になって]
(390) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
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あの、グリゼルダさん……?
[様子の可笑しい彼女に声をかければ、燃えている場所が何処かを知ることができて。 自分もまた、血の気が引いたように顔色がどんどんと悪くなって]
フラム先生、ごめんなさい。 私行かなくちゃ……住んでるアパートが燃えてるんです!
[大家は先に走っていって。自分も急いで戻らなくてはと 焦る気持ちを抑えながら状況を説明すれば、折角ここまで送ってくれたのに申し訳ないと頭を下げた]
(391) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[出発の前に一度コンダクトの家の中に戻って。 リビングの子猫の前にしゃがみ込む。 彼が最後に手を伸ばした、家族の前に。]
あなたも来ますか?
[そう、問いかける。 猫が人の言葉を解する訳がないとは理解しているが。 猫はなにか啼き声でも上げただろうか。 どちらにせよ、籠を優しく持ち上げると、手押し車に乗せる。]
…………。
[そうして夕闇の下、一人と一匹と一体は、 人目を避けて裏路地を抜けながら、屋敷へと向かっていった――。]
(392) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[>>+76怖い思いと言われれば、さらに困ったように。]
でも、仕方ないの。 生きていくためには、必要だったから…
[そういうオルエッタも傷だらけではないか、とは言えなかった。女の子なんだから、なんて甘いことはこの貧民街では通じない。傷は、必死に生きていた証。そして心の創。]
ナイフ、
[思い出すキャスケット帽子の〝お客さん"。自分とは別のことを思い出しているのか、傷ついた表情のオルエッタが額を肩に寄せてきたので、その頭を撫でた。]
(+81) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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うれしい……。ジルベールが、味方なの。 ジルベールだけは、いつまでもわたしの味方でいてくれるの。
[ねぇ、そうでしょ?
――――――真実には、辿り着かせない。]
(+82) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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…、唇、痛い? ごめんね、ジル…何もできない
[頭を話した時に見えた唇は切れていて>>+43。自分のことのように痛いから、せめて早く治るようにとその傷を舐めた。]
(+83) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[かたん ことん かたん ことん
ゆれる ゆれる]
[何で揺られてるんだろう たゆたう様に
どうしてゆれているんだろう どうしてこんなにさむいんだろう
ねこ ねこ こねこ 大事な家族]
[にゃあにゃあ 声が響いて ひびいて]
(393) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[アンダンテの問いかけ>>392に 猫はにぁにぁ、と家族を呼ぶように鳴く そのまま優しく持ち抱えられ、手押し車に乗せられれば 主人がいるとわかるのだろうか、猫はおとなしくなる
そのまま宵闇の中を裏路地へと消える手押し車と、機械人形とそして
部屋のあかりはついたまま 思い出を抱いたままの主は、此処にはおらず 造りかけのカレーはそのままに インバネスコートもたたまれたまま
そこにはもう だれもいなかった*]
(394) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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|
必要なことでも、ジルベールが傷付くのは、わたしだって嫌なんだ、もの。
[傷を付けたのに。 そうとは知らない手がわたしを撫でる。
唇の端に舌が。痛みでも苦しみでもなく、唇が熱くなる。 閉じた目を開いて、ジルベールの服を掴んだ。]
ジルベールに出来ること、ある よ。
(+84) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
/* 来た!!![正座]
(-284) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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|
――そうだね、多い。 今朝、というか昨晩も貧民街のほうで火事が――、
[そう、応じれば]
……うん?
[大家だという老人と、彼女と。見る間に、顔を蒼褪めさせていく]
それは――……、私も行くよ。 心配だし、それに火事なら。人手はひとりでも必要なはずだから。
[まあ、それは。バケツで水を運んだりと、初期消火の段階ならば]
そこは、うん。君のアパート以前に、市民としてね。
[そう、言って。返事を待たず、煙の方角に駆け出した]
(395) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[>>+82オルエッタに笑いかけて]
ふふー!そうだよ。 ジルは、オルエッタの味方なの!
…たとえ、どこに居ても、ね。
[付け足された言葉に不思議な顔をされても、曖昧に微笑む。]
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[>>+82オルエッタに笑いかけて]
ふふー!そうだよ。 ジルは、オルエッタの味方なの!
…たとえ、どこに居ても、ね。
[付け足された言葉に不思議な顔をされても、曖昧に微笑むだけ。]
(+85) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
/* 不審火多すぎ( ノノ)
(-285) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
/* あ。
むしろ、行かせたあとに、火災現場を眺めるべきだったか。
失敗した。ストーカーちからが足りない。
(-286) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
[オルエッタの言葉>>+84に、嬉しさが募る。昨日のことは悪夢のよう。大嫌いと言われたことすら、今では遠い昔のようで。]
ジルにできるコト? それって、なぁに?
[服を掴む手に、自分のそれを重ねて、翠の瞳と合わせた。]
(+86) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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