
661 愛しい貴方を渡したくないから。
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、賞金稼が6人、少女が1人、囁き狂人が6人、首無騎士が1人、人狼が1人いるようだ。
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どうしましょう。 怖くて仕方がないのです。
(0) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* 賞金稼ぎ就任! …デフォ狙いがフロラさんだった!コンちゃん懐いてるからね(キリッ
(-0) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* 祝!絞込み機能解禁!!
(-1) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* ぎゃん! 見事に間に合いませんでした…。
(-2) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[>>0:981聞こえてきたコンダクトのはしゃぎ声に、男はサイフォンを洗う手を止める。 世間話をしている時に笑顔を見られる事もあるが、あんな姿を見るのは久しぶりな気がして。 彼からそんな顔を引き出した学生を少し羨んでしまった。
両親を失い、進学を諦めて職務に励んでいるコンダクトの姿は男には強く見える。 自分が彼の年頃の時は、丁度――…。 男は其処で思考を止める。
深呼吸を一つ。 喉が震えるのを堪えた。]
(1) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[>>0:985出した品を食べ終わったらしいコンダクトが清算をしに来た。 気付けば空は赤く染まる誰そ彼頃。 何時の間にかそんな時間になっていたらしい。]
――また、いつでもどうぞ。
[彼から代金を受け取るとレジスターのキーを打つ。 僅かに腰を追って彼の姿をいつもの微笑みで見送った。*]
(2) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―昼過ぎ・燐蛍亭―
[昼時よりも少し遅い時間に>>995挨拶と共に入ってきたのは隻眼の男性。]
いらっしゃいませ、グラディスさん。 お久しぶりです。
[看板娘を迎えた頃に大学に赴任してきた。 初めて店に訪れた時に彼の左腕の動きに違和感を覚えたのは記憶に残っている。 珈琲の味を気に入って貰えたらしく、そこから時折この店に訪れてくれるようになった。 ここ最近は姿を見ていなかったけれど、元気そうな姿を見てほっとする。]
お仕事お疲れ様です。 ――畏まりました。
[注文を受ければ空いた席に通して、彼には何を飲んで貰おうかと思案する。 提供する事にしたのはブルボン種。 シュゼットが美味しそうに飲んでいたから。]
(3) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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なにを、言ってるんだ……?
[一体誰と重ねているのか。 顔を覆っていた指に触れる手に、顔面から指を離し。
その間に、眼鏡を取られ、ずれかけた鬘が取り払われた。 黝毛の裡にあったのは、赫い髪ではなくオペラモーヴの髪。 癖ついているのは、被り物のせいである。
正体を証せということなのか。 先程から痒くて仕方なかった顔面を覆う偽物の皮を べりべり、べりべりと破りて。
素顔は、中性的な人間の面。 無精髭が似合う、野生の男とは異なる。]
(4) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[サイフォンで珈琲を抽出している間、 バターを塗ったライ麦のパンを厚めに切ったものに、パプリカサラダにバジルソースをかけたものと、スモークした鮭と水菜をそれぞれ挟む。 >>0:1021そうして彼の元に運んでいったのだが、彼は物思いに耽っているようだった。 どうしようか迷ったが、結局遠慮がちに声を掛ける。]
あの…グラディスさん?
[慌てたように謝罪する彼が、何を思い出そうとしていたのかは知らない。 それが過去の自分に関係する事だとは思いもよらなかった。]
いいえ、そういえば食事を食べられるのは初めてですよね。 気に入って頂けると嬉しいのですが。
[取り繕う様子を指摘する事なく、いつもの微笑み浮かべて応じた。 サンドイッチにかぶりつく彼に一礼すると、一旦バックヤードへ戻ろうと。]
(5) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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…それは良かったです。
[>>0:1037サンドイッチはお気に召したらしく、男の表情は明るくなった。]
最近はお忙しいんですか? あまり無理はなさらないで下さいね。 先生が倒れては、沢山の人が困るでしょうから。
[帰っていった客の分の片づけをしながら、そんな事を口にした。 彼が妻を故郷に残して単身赴任をしているのは知っていた。
初来店時に違和感を抱いた手の動きは当時はまだ慣れていない義手の所為で、戦場で負傷したとを聞かされた時には目を丸くして驚いたものだ。 義手は目を引いたけれど、目の前の彼は到底軍人には見えなくて。 大学では医務室で勤務しているという事を聞いて、妙に納得したのだ。]
(6) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[その後も幾つか言葉を交わしただろうか。 やがて時間になれば、]
えぇ、またいつでもいらして下さいね。 お気をつけて。
[代金を受け取ると、腰を折って彼の姿を見送った。*]
(7) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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そりゃあ、俺の両親植物学者でしたもので これは今関係ないか。あはは
……確率の問題だよグリフ 爆ぜて仕舞えば皆同じではあるけれど、爆ぜぬ可能性もあるだろう どちらの割合が高いかで手折るか手折らぬかが決まる 男も女も、花も皆変わらない
[健全すぎる話題>>0:1053をしながらグラスに注がれた酒を煽る カッと喉を焼く琥珀の味は、濃厚で 普段と違う酒量に驚いたようなざわめきに、そんなにおかしいか!?なんて外野に返し グラスに口をつける己の横顔のぞく湖水の色は、さてどうだったか]
そっか、じゃあ処女作ってやつかね うん、あれはいい写真。俺お前の作品で一等好きだなぁ
自身を良いと思っていない、か 努力思考か、それとも何か憂いがあるか……両方か 嗚呼いう子こそ、幸せになってほしいなぁ 両親の仕事の助けになりたいって、凄く優しい声で言ってたから
[顔、真っ赤にしてさと呟けば、彼の口から棘が出る]
あれ、酒で飲んだらだめなのか? これ1粒で、よく眠れるってダフネは言ってたが
[『Nepenthes』の、水晶で造られた小瓶を胸ポケットから取り出し酒場の照明に翳す 真珠色の丸薬は、鈍く輝いていた]
(8) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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ああ、うん。お世辞でも、嬉しいかな。
[そう、苦笑する。 "嫌いではない"というのは、通常、"好き"というわけではない。 "好き"ならそうというし、"嫌い"でもそう。 その二つの反対はいずれも、そう、"無関心"――ということが、多い。
やっぱり、歴史という分野について、多くの学生は彼女のような認識なのだろう]
うん、まあ。 私の講義はともかく、学生の本分はやっぱり、学業だから。
[とは、立場上、言い添えて、のち]
あはは……心配してくれるのかな? ちょっと疲れが溜まって……って程度だから、大丈夫。
[と、薬屋を探していた理由は、そう誤魔化して]
(9) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* 学者さんだったから多分蓄え少なかったんだろうなという裏設定 だから機材二束三文売り払って、何とか僅かな蓄え+僕アルバイトォォォで高校まではいけたけど…大学は働きながら生活しながらじゃ無理よなと()
(-3) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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―かえりみち・燈写館前―
[人の気配の無い、写真屋の前。 彼と顔を合わせるのも、すこし、 気まずいと思っていたところだったから。
シンプルな封筒に入った、切手代。
『 Thank you. Theodor 』 封筒には、たったそれだけ。 パン屋で見かけてふと手に取った、 ラスクの入った袋を添えて。
燈写館ポストへと。 随分と無用心な事をと言われるかもしれないが、 盗まれるかもしれないだなんて、 青年は考えてもいやしない。]
(10) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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―Aphrodite―
[翠のレンズが切り出す現実は、昔と変わる今があるのだとわたしに教える。
剥がれていく皮を、わたしはじっと見ていた。]
……メルにぃ。メルにぃ!
[ぺたべたと頬に触れて確かめる。 そこには、確かにメルにぃが居た。
ぐっと足を伸ばして飛び付く。>>4]
(11) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* 無事に始まった! 取り敢えずの一安心。
しっかし、プロが厚いな………。
同じ狂人側だから、マニュにぃとリュシせんせぇにはまだ絡んでないのよねん。
(-4) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[あの店主が甘いものを食べるかと悩んだが、 客への茶菓子くらいにはなろう。
いつも借りをつくってばっか。 きちんと返してはいるけれど、 それだけでは、気が済まないと。]
帰ろ。
[ふわあ、おおきなあくび。 帰路につく際、見かけたのは。 片手で自転車を押す>>0:1036、大学の。
胸に渦巻く劣等感を押さえつけ、 帽子のつばを下げて、視界から消した**]
2014/12/06(Sat) 01時頃
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[あの店主が甘いものを食べるかと悩んだが、 最悪、客への茶菓子くらいにはなろう。
いつも借りをつくってばっか。 きちんと返してはいるけれど、 それだけでは、気が済まないと。]
帰ろ。
[ふわあ、おおきなあくび。 帰路につく際、見かけたのは。 片手で自転車を押す>>0:1036、大学の。
胸に渦巻く劣等感を押さえつけ、 帽子のつばを下げて、視界から消した**]
(12) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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― 赫い少女と赫い髪の大怪盗 ―
それじゃ、勘の悪い奴には直ぐバレちまうな。 嬢ちゃん、そこの嬢ちゃん。お前さんだ
[十年前、アメジストの店を訪れた後のモノクルの男は、 ついぞ今誰かの持ち物をくすねた少女に手招いた。 ここで見てろ、と小声で告げて表路地を通る。 如何にも金持ちそうな割腹のいい男の脇を通り、 そうしてまた赫い髪の少女の元へ戻ってきた。]
本来、こういうのは俺の仕事じゃないんだが。 ほれ、
[彼女の手に、紙幣の入った財布を持たせ、口端をあげて笑う。]
金持ちからは、何を盗ってもいい。 だが、貧乏人のあぶく銭を奪うのはやめておけよ。 苦しいもん同士で削りあっても、いいこたぁねえよ。
(13) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[そうして、少女の顔を覗き込んだ。 髪はこんなだし、身なりも見窄らしいが、 あと十年経てば、いい女になりそうな顔立ち。 大怪盗の目は、鷹よりも鋭い。]
まだションベンくせぇガキだが、 いい女に育ちそうだ。
なんせ、俺と仝じ髪の色をしている。 間違いない。
[何処からその自信が来るのか。 尊大で傲慢で、しかし虚言を告げてはいない口ぶり。]
(14) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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お嬢、特別に俺の名を訓えてやる。 怪盗“million” み、り、お、ん だ。リピートアフターミー?
[少女は覚えてくれるだろうか。この通り名を。 くつくつと喉で笑い、乱雑に髪を撫で回す。 こいぬかこねこでも撫でるかのように。]
十年だ。 十年経っていい女に育ってたら、お前さんを盗みにゆく。
此れは、怪盗紳士サマの予告だぜ。 [俺に盗めぬものなどない、と付け加えて。 勝手気儘な約束事をひとつ、少女に預けたのだった。**]
(15) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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―夕方・大学救護室―
[本日最後の救護室来訪者は少し変わっていた。 真面目そうな女学生。 見たところとても健康そうで、どこも怪我をしていない。 今日の講義は終わっているからサボりに来たわけでもない]
いらっしゃい、悩み事の相談かな? 男の俺で良ければだけど。
[ただ表情は少しだけ思いつめていたようだったから。 どうしたのだろうと救護室に招き入れる。 しかし、彼女は小さく首を横に振る]
(16) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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「あの、アリウッドさんは来ましたか?」
[そう、女学生は小声で告げる。 この大学で、アリウッドと言えば思い浮かぶのは1人。 ――ジョシュア・アリウッドだろう。 上流の階級にその身を置くが、それを鼻に掛ける他の者たちと違う。 感覚はむしろ自分たちのそれに近い、とても親しみやすい人物だ]
ジョシュアなら来てないけど、彼がどうかした?
「お昼に、私をかばって、怪我をしたみたいなんです。 大丈夫だって言っていたけど、私、不安で… ここにきたら、怪我がどんな具合かわかるかと思ったんです」
(17) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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あーーー!!盛大な誤記!
(-5) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[彼女を救ったのが、ジョシュアらしい>>0:1030>>0:1031 しかし、生憎彼はここには来ていない。 それに来ていたとしても、容体はプライバシーだ。教えられない。 そう告げて]
ごめんな、力になれなくて。 でも、救護室に来なかったんならそれだけ軽い怪我だったってことだろう? そんなに落ち込まないで。 お礼は笑顔で言われた方がいい、そうだろう?
[付け加えた。 泣きそうな彼女に、チョコレートを一枚渡す。元気になるように。 見送ったら戸締りをして、白衣を脱ぐと救護室を後にした]
(18) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* >>15みりおん くぁぁぁぁぁ、ばかぁぁぁぁ!(誉め言葉)
(-6) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[救護室はあくまで応急処置の場所。 大学の外に出れば優秀な医師のもとでの診察も、 信頼できる薬師の処方も受けられる。
だから、女学生に告げた言葉>>18に嘘はない。
だが、彼女から聞いた状況で不安は残る]
近いうちに会えたら、声はかけようか
[商店街に向かいながら、そう決めた*]
(19) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* ぎゃん!開始してる…!誤認してた… 改めましてよろしくお願いしまするるる…
この村ログやばい…今の状況じゃあとても読み込めないし、箱ないし。 …あしたちゃんとお返事しますorz
(-7) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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―――…では、花言葉にも詳しいと。 図鑑を捲るコンダクト少年とは、また随分、
[少女趣味な、とは酒で喉の奥へと流し込んだ。>>8
度数の高いアルコールは、同じ温度で彼と己の喉を焦がし、 酒場に広がる笑い声の中に、物言いたげな視線を隠した。 アルコールに沈んだ肝臓を、どこか憐れむような眼差しを。]
いや、当時の腕を越えている自覚はある。 あれは単に被写体が良いだけだ。
―――…如何撮るか、と言うのは、 何を撮るか、と言う時点から始まっている。 [もう一口、酒を含んで、微醺も齎さぬアルコールを嚥下。 彼と違って、己が得たいのは気絶のような安眠ではない。]
(20) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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口で語るは易いが、成すは常に難だ。 ……君に態々語る話でもなかったか。
[重々承知しているだろう現実を無視して、 他者の幸い願う彼に、厭味めいて口角を捻り。]
――――…願い、縋り、求めても、 手に入らぬものなど、誰だって一つ二つはあるだろう。
[それでも、と食い下がるのも人の性ではあるが。
取り出された丸薬に、門外漢が些少間を挟み、 述べる所感は、大変一般的で、実に真実を突いたもの。]
……危険な夢が、見れそうだ。
[何せ、魔物の処方するリスクの塊。 夢も見ないなどと、優しい代物ではなく、きっと。 ―――――終わらぬ悪夢の幕を上げてくれる。**]
(21) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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いえお世辞なんかじゃないですよ……!
[そう、お世辞ではない。>>9 友人からはよく彼の講義は面白いと聞く。実際最初に聞いたときは面白いと思えた。 ――ただ、自分の夢とは何処か違ってて。それに気付いた瞬間、興味が無関心へと変わり彼の講義にはパタリと行かなくなってしまった。]
……大丈夫です。 ちゃんと学生で居るうちは、学生らしく生活しますから。
[やはり、立場上働きながら大学に通うことを良く思わない教師も居るわけで。 そんなことを言われるたびに自分は笑顔を作って説得をする。]
当たり前じゃないですか。私は鬼でも悪魔でもないですし。 先生、本当に無理だけは禁物ですよ?学生と違って社会人は体調も崩せないと言いますし。
[そうやって、体調を崩してしまう人が多かったから。 だから彼も倒れてしまったら学校側の人も心配するだろう。誤魔化しに気付かないまま向ける眼は心配の色をしていて]
(22) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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……オルエッタ。 困ったな、七年も欺いて来たのに。こんなあっさり、
[>>11飛びついて来た少女を抱え、深く息をつく。 先程の違和は、今はとりあえず置いといて。 混乱しているのではないかと、眉を下げ赤い後頭部を撫でる。]
せめて、聖夜の届け物はしたかったんだ、孤児院に。 ………だが、 暴かれてしまっては、もう。
[もはや、種も仕掛けもある只の凡人に過ぎない。]
(23) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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― 商店街・ Antique Amethyst店頭 ―
[ 途方にくれていれば、開けられた扉>>0:931。出てきたのはお世話になりっぱなしの彼。 ]
あ、ダフネ…
[ 揺れる視線。自然とこの骨董屋の近くまできてしまっただなんてと自嘲する。いつも助けてくれる彼を、また求めているのか。 ]
あ、お…これ、ありがと! とっても、助かる!!
[ おうち、といいかけてやめた。彼には隠し事は無駄だと分かってはいるのだけれど、これは意地。それから、誰かと会ったなら話をして、またぶらりと商店街をさまよい歩く。 ]**
(24) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* あっぷあっぷ 回想軸で話題振って、現在軸でお店行って、寝よう。
(-8) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* グリフィンの写真見てたのマリベルじゃなくシュゼットだった…!(メモ見て赤面) キャー勘違い恥ずかし!!!
(-9) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* うぅむ、グラディスが遠い…。 マニュエルとリシュオルとも赤窓繋がるんだし、是非何か欲しいな。 明日は頭のリソースを使えるからゆっくり考えよう。
(-10) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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―ねこは見ていた―
[街灯の明かりは裏路地までは届かない。誰が何をしているか、真っ暗闇だけが知っている。]
にぁーお
[猫の鳴き真似が上手なわたしも、知ってる。
巻いた赤毛の女の人が、郵便物を抱えて走っていた。服からしてメイドさん。あぁ、気紛れなご主人様の急な言い付けで、こんな夜に命令されたんだろうな、可哀想。]
(25) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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にぁあん……
[でもね、違った。角を曲がった裏路地。そこから飛び上がった影は真っ白な人。通りすぎた鳥は、わたしの指先に翼の感触を僅かに残す。
翌朝の号外は謳う。 怪盗millionの名を高らかに。]
(26) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[お髭のおじさんは、わたしに名前を教えてくれた。]
――み、り、お、んっ!
[大きく口を開けて、1音1音確かめた。>>15 ずっとずっと覚えていたくて。
わたしに摺の見本を教えてくれた人。貧しそうな人からはダメだって教えてくれた人。 明日にも死んでしまいそうなのに、取り敢えず10年は頑張ろうって魔法をかけてくれた人。]
(27) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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似合わないってか?いやその気持ちは重々分かるがね でも俺図鑑とか見るの好きだったんだぜ?
[花言葉は有名な所はしってるね、と言いながら此方も酒で喉を焼く>>20 写真の話になれば成程ねと頷いて]
グイスは確かにいい被写体だ でもさ、それを生かすもまた写真家次第 お前さんの腕と、ぴったりマッチしたんだろ それに写真の彼は満面の笑みをそっちに向けてる――写真家への信頼がないと出来んさ
[それを齎せるというのは、やはり君の腕がいい証拠だよと告げ 昔より腕が良くなっているのなら、また彼の家族写真を撮ればどんな表情写るだろうな、思いを馳せた]
(28) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[口角上げる友人を見れば>>21 そのニヒルな笑みで眉目秀麗が台無しだよと返した後]
言うは易し行うは難し それでも願うだけは自由さ……そうであってほしいと願うが
[彼の言いたい事もよくわかる 現実は唯残酷で。幸福も不幸も、感じる本人次第であるとは分かっていても其処には格差が存在する 願い、求め、縋り、それでも手に決して入らないものを知っている
誰よりも、知っている]
危険な夢、ね 危険であれ何であれ――夢ででも、逢えれば、俺は
[少しだけ震える声でぽつり呟き 真実突いた助言は乾き飢え、孤独に熟成された心にじわり痛みを残す 終わらぬ悪夢であっても、それでも夢さえ見せてくれるのならと 藁にもすがる思いでそれを口にする 酒のグラスを置いて、真珠色のそれを1粒嚥下
しばらくしてもそれでも睡魔は訪れないので、やはり駄目かと苦笑した それでもボトルを頼まないのは、聴講が昼食1食分の代金くらいでできると、先程まで話題に出たアングイス少年の言葉が、あったからだった*]
(29) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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学生らしく……、そう。
[口許を、僅かに変化させる。学生らしさとは、なんだろう。 卒業のために講義に出るのか、知識を得るために学ぶのか、夢に向かって駆けるのか。 いずれであっても、教員としてはそれを応援すべきなのだろう、たぶん]
うん……まあ、後悔はしないようにね。 自分が納得出来るなら、何をしても、いいと思う。
[と、呟くように言って]
あ……うん。 もちろん、無理はしてないけど……、でも、ありがとう。
[学生に気遣わせるなんて、教員として――という忸怩たるものもあり。 一方で、気遣ってもらえたという、ほっこりとした喜びも胸にあり。 その兼ね合いをとって、教員としての範疇を超えない程度の笑顔で、礼を告げた]
(30) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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みりおん……じゃ、なくて、セブン! メルにぃ!
[目の前に居るのは、わたしの両腕が掴まえたのはメルにぃで、セブンだ。髪を撫でてくれる金色の指の冷たさも、変わらない。
にぁあにぁあと甘えるように頬擦りする。 だって、孤児院のあしながおじさんは。]
やっぱり! 孤児院に贈り物があるの、セブンだったんだ!
わたしね、ありがとうってお手紙かいたんだよ?
[そのままの姿勢でじっと見上げる。]
……あっさり見付けちゃったわたしを、メルにぃはどうするの?
(31) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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―回想・昼・燐蛍亭―
フロライトもお疲れ様。 ……――あぁ、やっぱりこの香りはいいなぁ。 落ちつくね。
[引き立ての珈琲豆の香り。 珈琲にはあまり詳しくないけれど、様々な種類がこの店にあることは知っている。 その日に一番おいしいと言えるものを飲みたいと、頼むのは決まって「おまかせ」だ。 ブルボン種の良い香りが広がる>>3 その香りと静けさの中で、思索に耽る]
(32) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[怪盗millionは、名を叫ぶ少女に手を振った筈。>>27 怪盗は、罪人であれどエンターティナー。 市民に見せる顔は、何時も大胆不敵な笑顔。
匠な変装とパフォーマンスと、 弱者をくじかず、金持ちのみに厳しい。
湿気た面をして十字架を背負うなんて、冗談ではない。 眼前に居る、七年経ても半人前の男のように、だ。]
(33) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[呼びかけられ、驚きながらも、サンドイッチを受け取り食べる>>5 バックヤードへ帰る彼に、感想を告げた。 新鮮な野菜は歯ごたえも良く、 具材は栄養価も色合いもバランスが良い。
バックヤードの彼から声が掛ると]
ああ、もうそろそろ風邪の季節だからその予防もしないとだし、 個人的には引っ越しや手続きで少しごたごたしていてね。
[そう、6年間住んでいた家を引越しをした。 物件を探して、移転の届け出をし、妻に手紙を書く。 書きだすとたったこれだけのことだが、一つ一つが難航した]
(34) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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なに、ちゃんと睡眠はとれてるから大丈夫だ。 倒れたら、ここのサンドイッチも食べれなくなるしね。 一度じゃもったいない。
[珈琲を飲みながら、彼と交わす会話は多かった>>6 様々な事を話している。 軍にいた頃の話も、学生のプライバシーに触れない程度の仕事の話も。 来歴を聞くと驚かれたのが印象に残っている。 威圧感を出してはダメだからと、笑っているせいだろうか。 退役兵に見えなかったようだ]
(35) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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― 商店街 Antique Amethyst店頭 ―
――……、
[>>24 ジルベールは気丈に自身の声を 押さえつけてありがとうを告げてきた。 店主は瞬き、しかし、その意地を買うことにした。]
そう。
使ってもらえて 何よりだ。 偶には店にも 遊びにおいで。
[さらり、ジルベールの濃紫の前髪を指先で撫ぜ、 くるり、傘は半分回る。 フリル、タッセル、ラベンダァ色。 見送る姿、ゆるやかに囁くことば。]
おかえり。
[夕闇に紫、この時間を人は逢魔が時という**]
(36) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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[指に取り付けたラバーカバーは、 オルエッタの赤い髪を撫でているうち、 いつの間にか外れて床に落ちていた。
魔法を謳った金の指が、その髪の毛を預かる。 今日は鋏を入れていない。部分部分傷んだ箇所もある。
何故彼女がmillionの存在を知っているのか>>31 sevenではなく、百万の男の名前が飛び出せば、 金色の瞳をまたたかせ、頬ずりする彼女を横目で見遣り、]
―――な、なんでお師さんを知ってる、の。
[不思議そうに呟いたが、元気の良い声に負けた。 孤児院の届け主が怪盗sevenであることは、 周期を考えれば、孤児達も面倒を見る者たちも察していたのだろう]
(37) 2014/12/06(Sat) 01時半頃
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―夕方・商店街→Misty rain―
[夕暮れ時の街を下る。 目指すは薬屋。 そこは救護室の薬の仕入れ先でもある。 研究熱心な店主は、薬にくわしい。 少し風変りなところもあるが、腕は確かで信頼している。]
マニュエル、いるか? いつもの痛み止めって在庫ある?
[扉をくぐって開口一番 目的を告げて**]
(38) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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僕に手紙を?……そう。 嬉しいな。
[似た境遇で暮らす子供の喜ぶ声を聞けるのは 少なからず、嬉しいものだった。 だが、今は正体が割れたショックの方が勝っていた。]
―ーなにも、しないよ。 怪盗は姿を見破られたら、おとなしく幕を下ろすのみ。
物語のエピローグと、仝じさ。 だから、僕はもう……
(39) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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―幕間:蛍石と紫水晶>>0:1044―
[口元をコルセットで覆っているのは身を飾るお洒落か。 それとも何か秘密を隠しているのか。 本人に問うた事はない。 恐ろしいものが眠っているとは思わないけれど、その姿こそ彼の自然な姿なのだと思えば、暴く気にはならなかった。 それは恐らく、自分に暴かれたくない事があるからだろう。
ダフネドラが自分の店に訪れる事は殆どなく、男がこちらを訪れる方が遥かに多い。 職業柄、誰かを迎え入れる側に回る事の多い男にとっては、珍しい逆転の一例。 店主に話しかけられれば、熱心に品定めをしていた男は店主の方に視線を向け。]
それはどうも、ありがとうございます。 ――もし宜しければ、此方に直接珈琲を運びましょうか。
[そんな言葉が口を突いて出たのに少し驚く。 彼の反応が芳しくないようであれば、踏み込み過ぎたと思い、忘れてくれるように言った。]
(40) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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/* なんと言うか、本当に申し訳ないです。 村建てさんにも、フロライトさんマニュエルさんにも。
しかし、限界でした。
(-11) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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お師さん、なの?
あぁ……だから、おんなじなんだ。
[衣装も、貧しい人への気遣いも。]
……なにも、しないの? そっか、わたし……殺されないんだ。
[ほっとして、力が抜ける。 でも、殺されない代わりは大きい。]
……やだ。やだよ。やだやだ。やだったらぁ!
(41) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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[そしてお奨めとして示された蛍石に視線を向ける。]
蛍石、ですね。 これはなかなか…。
[自分の名前に纏わる石を磨いて作られた梟に暫し見入る。 涼やかに透き通った藤紫と水色を帯びた石はとても美しい。 けれどやがて残念そうに小さく息をつき。]
うちには看板娘がいるんですよ。 黄色の羽をもつお転婆さんでして。
[気の強いところのある彼女が、うっかりと外に出た時に同族と思って突いては哀しいから、と断りの言葉を紡いだ。 他に何か勧められたなら、熟考の上に決断を下す。
その日に購入した唐草模様のソーサーとカップは、今も店で使われている。*]
(42) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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……あの、私何か変なこと言いました?
[ただ、自分は思ったことを口にして。でも彼は静かな答えを返すだけ。>>30 自分にとっての学生らしさに定義なんてわからないから軽々しく言えた言葉。 目の前の教師も、その学生らしさがわからないことを知らず、そんな言葉を口にして]
自分が納得できるなら……ですか。
[呟くように言われた言葉を繰り返して。]
いえ、ただ人として当たり前のことを言っただけです。 今はしてなくても……これからしてしまうかもしれないでしょう?そんな人が身近に居るから……
[少しだけ、心配だった。無理をして身体を壊す姿を見たくないと。 それでも、お礼と笑顔を返されればこちらも嬉しくなって。]
(43) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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確か先生は用事があったんですよね。 今日は少し寒いですから、ここでずっと立ち話してたら風邪引いちゃいますね。
呼び止めてしまってすみません。それじゃあ私は失礼しますね。 [ぺこりとお辞儀をすればまたゆっくりと歩き出す―― その前に、思い出したかのように1度振り向いて]
先生、本当に無理だけはしちゃ駄目ですよ?
[最後に一言忠告して。赤く長い髪を揺らしてまた一人商店街を歩き始めた**]
(44) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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うん、そう。 会いたいけど、もう会えない人。
僕の、神様だった人。 …おんなじ?
[>>41どういう経緯でオルエッタが彼を知ったかは判らない。 だが、弟子が散髪屋で副芸を磨いている間も、 師は怪盗稼業を絶やさなかったらしい。
蒸気エンジンがいかれ、小型飛空艇が堕ちたあの日も。 青い、青い、海の藻屑になりて。 赫い髪の毛は、澄んだ青に消えていった。 骨すら拾わせてくれないで。]
(45) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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僕だって、厭だ。 まだ盗んでみたいものがある。
まだ、sevenでいたい。
[否を唱える娘を抱いたまま、鷹の目からぼろぼろ涙が溢れた。 其れでも、師匠の言っていたことは絶対なのだ。 破れば、もう弟子でいられなくなる。 繋いで貰った鎖が、粉々に砕けてしまう。
縋る男は、師なき今も、弟子で居たかった。 独り立ちなんて、したくない。いつまでも甘えていたかった。
そんな弱音は、けして吐いたことは無い。 怪盗は、いつでも笑わねばならない故。]
(46) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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―夜/Antique Amethyst―
[夜が更け、 紫水晶のひかりが燈る“裏手”から。 密かにこの店主を訪れる者も少なくない。
「Antique Amtethyst」
かつて“百万”の怪盗が訪れたように 裏世界に密やかに這ううわさ。
「何でも揃う店」には ひみつの顔が、*ある*]
(47) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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―Antique Amethyst―
[――さりとて店主の態度がどうかわるでなし。 ダフネドラはダフネドラでしかない。
囁かれれば、馴染みの者には扉を開くのだ。 ことに、愉悦に傾倒する者や 何者かを繋ぎとめようとする者に 白くたおやかな手を伸ばす。
水晶のさざれのようにわらって。
店主はいつも、 かわらない**]
(*0) 2014/12/06(Sat) 02時頃
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[メルにぃの口振りから、もうみりおんは居ないんだって思った。セブンの名前が新聞に載るたび、他の怪盗の名前はあるかと探したけど、mの文字は見付からなかった。]
おんなじ、マント。 おんなじ、メイド服。……あ、たまたまだと、思うけど。
[知りたいなら、お話しようと思うけど、それよりも今はわたしの頬を濡らすものが先。
ぱちりと瞬き、両頬に手を当てるの。 涙は拭うものだから。
怪盗の涙は、冷たいのかな?]
じゃあ、じゃあ……メルにぃ。
わたしを、盗んでよ。そうすれば、セブンはまだ終わらない。
[あれ、でもいい女じゃあないかもって思ったら眉が下がる。]
……えと、弟子でも、いいよ?
(48) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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/* 私が盗む側ですからぁぁ!( ´罒`*)
(-12) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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―挿話:蛍石と紫水晶>>40―
[フロライトの申し出に、 一度ぱちりと長い睫毛を震わせ紫水晶を瞬かせた。]
おや
―――それは、嬉しい申し出だ。
[珈琲を運んでくれるというのは。>>40 紫水晶は笑みの形に弧を描く。]
店でお願いすれば よいのかな? 空いた頃に、伺おう。
[隠された眸を覗く様な無粋はせず、 ただ見えているほうの煌きを捉えた。]
(49) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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うん、師匠の格好を真似たんだ。 僕は飛空艇の操縦だとか、脱出ルートの下調べだとか。 そういう手伝いをしていたから、 似たタキシードに袖を通したのは、師匠が死んでからだけど。
あ、あぁこれ?
[>>48白いケープコートははだけており、 中には白いエプロンワンピース。長袖はの腕元はパフ・スリーブ。 鬘を、顔面の覆いを取った後では、なんとも間抜けであった。
今更に居た堪れない気まずさを覚えたが、 溢れたばかりで温かい涙をぬぐい去る指に、小さく笑う。 だが、思いがけない提案を前にして、表情は固まった。]
(50) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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―回想:昼過ぎ・燐蛍亭―
ありがとうございます。 そう言って頂けるのは嬉しい限りです。
[>>32掛けられた労いの言葉に男は目を細めた。 自分の店を気に入ってくれている事、落ちつくと言って貰える事を素直に嬉しく思う。
客にお勧めを、と言われる時、男は身が引き締まる思いになる。 拘りのある客が多い中、任せて貰える事は光栄な事であるし、その信頼を裏切る事はしたくない。 けれどグラディスに対してはそう言った気負いは感じられなかった。勿論、いい意味で。
彼の顔色や、その日の天候、他にも様々な要因を含んで、彼に出す「お勧め」は日々移ろう。]
(51) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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[>>34彼はずっと珈琲のみを注文する人だったから。 珈琲以外も気に入って貰えたなら、それは男にとって励みとなる。]
最近は冷え込みますしね。 私も気を付けておかなければ。
[客に風邪を伝染したなんて事があっては敵わない。 男は苦笑を浮かべる。]
…あぁ、それは大変ですね。 何かお手伝いできることがあれば仰ってください。
[引っ越しというものは通常それなりの時間を要する。 仕事をしながらであれば、尚の事だろう。]
(52) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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―挿話:蛍石と紫水晶>>42―
そう。ミスタの名前と同じだな。
[人の名を呼ぶこと―愛称含めて―少ない店主だが 覚えていないわけではないらしい。]
看板娘。
それは知らぬこととはいえ失礼を。 黄色ということは、金糸雀? さぞ可愛いことだろう。
[答えがあれば、なるほど、と。 うちの鳥はうたわないのだなどと 白い鳩の剥製にちらり視線を流したが 其れもほんの短い間。
金細工のカトラリーも示したが フロライトの思考は邪魔せぬ程度。 珈琲の香り去る頃には、 絹の手触りの声でもって またおいで、と見送ったのだ**]
(53) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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僕は人さらいでは……
[まだオルエッタは孤児院に在を置く身だと、 怪盗は思っている。
しかし、弟子にと続ける様子に、暫し考えた。 飾り名を変え、別の街で怪盗を為すなら、其れは悪くない。]
sevenは、もう続けられないけど。 他所でなら、――そうだね。
オルエッタは、別の街に行っても僕と一緒に頑張ってくれる?
[師の其れによく似た赫い髪を撫でながら、首を傾げて。]
(54) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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――そうですか。 睡眠もですが、食事もちゃんと摂って下さいね? うちの料理で良ければいつでも食べに来て下さい。
[>>35緩く首を傾げながら、そんな言葉を紡いだ。 年が近い所為もあってか、交わす言葉は多かった。 彼の仕事は男とは縁が薄いので、全てが興味深く。 ――それらに耳を傾ける時間は好ましいものだった。
驚いた顔を見せてしまった時には恥じ入って縮こまり、 軍隊とは男にとっては別世界の出来事で、厳しい顔をしている人ばかりだと思ったのだと。 そう言ってから改めて頭を下げながら謝罪したのだったか。**]
(55) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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/* なんという誘いを!!!
まだ初日、くっ、悩ましぃ、悩ましぃ! 我慢、が、ま、ん、がま…ん。
(-13) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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真似っこさんだね。でも、わたしでも真似っこすると思う。ちょっとの時間しか逢ってないけど、うん、ばさぁって、うわぁって、かっこよかったの。
[目を閉じて、少しだけ思い出す。]
ひくうてい?
[わたしは天井を見上げた。外の空に飛ぶ鳥の名前が、そんな名前だった気がするから。]
すごいね、メルにぃ! お手伝い、すごいの。
[そんな手伝い出来るかなって少しは思ったけどね。 ちょっとごめんね。胸をぺたぺたって。
あ、にせもの。]
(56) 2014/12/06(Sat) 02時半頃
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/* 僕は黄金の蛇になりたい… かどわかしに特化したような…
む むつかしい…
(-14) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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別の街に行っても?
うん、頑張れ――…る
[ふと過るのは、この街を離れても良いのかなって。
頑張れるはずなのに。最後まで頷けない。 手を濡らす涙は温かいのに。 髪を撫でる手は、こんなにも優しいのに。]
……メルにぃは? 別の街に行っても、セブンで居られるのなら……それでいいの?
(57) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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僕は、まだあの人の弟子だから。 ――うん、師匠は、millionは凄いかっこよかった。 花が鳩になったりね、あの人は本当に魔法使いみたいな、…。 [>>56告げながら、涙を流すのを忘れて。 故人の栄光に浸る目は、恋をする少女とそうは変わらない。 師こそ全てであり、其れだけが怪盗の世界だった。 宵闇に映える白が、何よりも心を沸かせてくれた。]
……あ、
[胸の詰め物がずれる。 殘念なことに、マイナスAカップであった。]
(58) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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そう、別の街に行っても。
[>>57首を振れないオルエッタ。 それが何よりの答えであると、オペラモーヴの髪を預かる 探偵の頭は理解して、]
僕には、この街に未練は無いから。 でも君は違うんだろう?
――僕が、欲しいのはひとつだけ。 其れさえあれば、何処に住もうがどうでもいいこと。
[ぽん、と肩を軽く叩いて。]
(59) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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最後のひと仕事だけ、させてくれないかな。 ひとつだけ、この街で手に入れたいものがある。
それまでは、僕がsevenであることを黙っていて欲しい。 最後の仕事だけは、全うしたいんだ。
[盗むと突きつけた予告状は、必ず叶える。 それすら出来ないのなら、もう、もう**]
(60) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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[ずっとこの街に居た。
外の世界へ行くのが怖いわけじゃない。 ただ、未練があるかと言われれば――…あるんだよ。]
……うん、分かった。 最後の、ね。怪盗セブンは絶対に捕まらない、から。
それまで黙ってるよ。 コンにぃにも言わない。絶対。ぜったいったら、ぜったい!
(61) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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この服……
[ずれた胸を戻そうとしたけど、戻せなくてそのままに。]
お仕事の、帰りだもんね。
(62) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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探偵じゃねえから… 頭働いてなさすぎやろ
(-15) 2014/12/06(Sat) 03時頃
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……最後の仕事が終わるの、待ってる。
[何が欲しいのかは、聴かない。
ただ、肩に置かれた手が、 お師さんとの昔を話すときの眼が、
わたしの気持ちをぐらぐら揺するの。
分厚い眼鏡も、今はない。 金色の眸をわたしの翠色に暫く映した。
――待ってる。
この意味が伝わると、いい。]
(63) 2014/12/06(Sat) 04時頃
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……あのね。もう閉店、だよね?
なら、お着替え済んだら……わたしにね。 魔法を、かけて。
[今は、魔法のその指と友だちとで。>>0:961**]
(64) 2014/12/06(Sat) 04時頃
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用事というほどの用事でも、ないけれど 確かに、少し寒いかな――いや、うん。 私の方こそ、話に付き合わせてしまって。
[引き留める理由も見つからず、お辞儀>>44に軽く頷いて。 振り向いた彼女の言葉に、口許が緩むのを自覚する]
あ――ん、ありがとう。 大丈夫、これでも社会人だもの。
[体調管理も仕事のうち、なんて嘯いて。 彼女の背で揺れる赤髪に視線をやりながら、見送った]
(65) 2014/12/06(Sat) 09時頃
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……うん、帰ろう。
[薬屋に寄るつもりだったけれど、今度にしようか。 店の場所も覚えたし、幾らか楽になったことでもある。 誰かに心配してもらえるというのは、何よりの薬かもしれない*]
(66) 2014/12/06(Sat) 09時頃
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[ジル君を泣かせるんじゃねーぞ!なんて最後に軽く忠告して 酒を飲み終われば友と別れ、ふらつく足で誰もいない我が家に帰る 暗い部屋で目を閉じるも眠れない、ねむれない]
睡眠薬……飲んだのに
[強力なそれも微睡みを運んでくれたもののやはり眠りの淵へ誘ってくれなくて それでも今日、酒を浴びるように飲んで泥の様に無理やり意識を焼失させないのは]
明日、聞くんだ。明日、行くんだ 大学で聴講できるのかって 図書館、利用できるのかって
[何時もの抱えた孤独を忘れるかのように目をそらすのではなく 楽しみ孕んだ声でそう呟きながら、目を閉じた こうすれば少しはましな体調になると、知っていたから*]
(67) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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―翌朝―
[出勤した自分を待っていたのは、『怪盗"seven"からの予告状がきた』という知らせ 張りきる警部にうんざりする同僚、いつもの光景である でも、今日だけは来てほしくなかった]
……何で今日なんだよ
[昨日から楽しかった気分も霧散する また睡眠時間を削って張り込みをする日々が始まるのだろう。もしくは外回りにまわされて1日中走り回るかだ 話を聞けば今回は外回りをしろとのこと。また張り込みに当った同僚はもう嫌!と絶叫していた]
大学、行きたかったなぁ
[ぽつり呟きながら、"seven"への警戒のために蒸気バイクを走らせた さて、パトロールに出かけよう。まずは何処へ行こうか]
(68) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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/* 警部がアップを始めた様です()
(-16) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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―翌朝・自宅―
ん……、
[街を包む、基調音。蒸気の上がる音が、低く響いている。 すべてを動かす元となる熱気の名残が、朝の冷たい空気とぶつかって、今日も世界を白く染めていた。
遅くまでレポートを採点していたからだろうか、疲れが抜けていない。 頭の芯がどこか痺れたようにぼんやりとしていて、起きるのが億劫で。 自分のなかにも蒸気機関があれば、力強く動けるだろうにと、埒もなく思う。 そうしたら、口から水蒸気を吐くのだろうか。
胸のうちの、蒸気機関。 熱い蒸気は、閉じられていればこそ、その圧が動力源にもなる。 その蓋を空けてしまえば、霧か水滴か、別のなにかになってしまう。 だから、熱は閉じ込め、秘めておくべきもの。 限度を超えた蒸気は、いずれ容器をも破裂させてしまうものではあるけれど――]
(69) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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……起きよ。
[長い髪が、寝床に流れる。そろそろ、整えたほうがいいかもしれないと、胡乱に思う。 不人気科目をどうにか任されるくらいの若輩講師の手取りでは、そうそう散髪にも行けやしないけれど。
寝ていたいけれど、ちょっと調子が悪いくらいで休講にしては、ただでさえ少ない手取りが余計に減る。 それに、楽しみにしてくれている学生がひとりでもいるなら、そのためだけにでも、大学には行かないと]
(70) 2014/12/06(Sat) 09時半頃
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[伸びた髪を、適当に後ろでまとめて、紐で束ねる。 シャツに袖を通して、前を留めて、少し寒かったのでセーターを。それで完成]
――行きますか。
[出掛けに、服装に乱れがないか、確認する。 おかしいところはないけれど、自分のことながら、実に地味だと思う。 いや、もちろん、歴史を教えるのに派手な格好は欠片も必要ないけれど。 少しくらいは洒落っ気があったほうが、学生ウケも良くなるのかもしれない。 けれど、そんなことで学生の聴講が増えたところで、それは不真面目な学生が増えるだけか。 そうなると結局、大学と家を行き来するだけの生活なら、コレでいいじゃないかとなってしまう。
そもそもの問題として、服や装身具を揃えるようなお金の余裕があまりないというのも、あるけれど]
(71) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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― 昨晩のこと ―
……ありがとう。 コンにぃ、コンダクトさんかな?
絶対、約束だよ。
最後の仕事が終わったら、 クリスマスプレゼント、あげるからね。
[>>61全く無いと言えばそうでは無いのだが、 ―ー譬えば、常連客が居るということ。 一から人間関係を構築するのは、面倒だ。 だが恐く、オルエッタの未練はそれと違うのだろう。]
う、うん。 こういう変装は、あんまり好きじゃないんだけど 女の人に化けた方が油断を誘いやすいから。
着替えなきゃね。
[>>62ずれたままのパットも、さっさと取り去りたい。]
(72) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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ありがとう。 小さな探偵さん
[>>63待つという意味を、そのままに捉えて。 孤児院の友人達に、いち早く打ち明けたかろう。 怪盗の正体を見破った――、それはきっと自慢話。
指と仝じ色の目を何度か瞬かせ、 目許を手甲で拭い、穏やかに微笑んだ。]
うん? そうだな。もうこんな時間だからね。 あぁ、
[>>64魔法。その意味を理解し、確り頷いた。
思い出したようにクローゼットの一箇所を開けて、 丸襟で厚手の、茶色いワンピースを取る。 夜会のドレスや花柄のワンピースもあるけれど どちらもこの時期に着るのは、とても寒い。]
(73) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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僕のお古だけどあげるね。 後で着替えてみるといい
先にあっちで待ってて。 着替えてすぐ行くから。
[店舗側を平手で指し示し、何時もの椅子で待つよう促す。]
(74) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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―商店街―
[街を蒸気バイクでパトロールしていれば、時折見かける赤毛の講師の姿がある>>71 普段ならこっそり心の中でだけがんばれ、とエールを送る所だが
昨日アングイスにその講師の名を聞き、もしかしたらかの人の講義を聴講という形で受けられるかもしれない 多分2年前に一度、講義を受けた学生なんて覚えていないであろうけれど――"お巡りさん"が世間話と怪盗への注意喚起のついでに、聴講ってしているのかと尋ねるのは不自然ではないだろうと]
やぁ、フラム先生ですよね?おはようございます 今朝も寒いですね。これから大学に講義に行かれるんです?
[警帽を目深にかぶり、薄ら名残る目の淵の隈を隠して問いかけた]
(75) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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/* 目の淵→目の縁 おふぅ…
(-17) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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[しゃきりしゃきり。 師と仝じ赫い髪を落とす間、過去の話を語る。
元々は、雪がよく降る街に住んでいたということ。 親も兄弟も知らず、生まれた時からひとりであったこと。
貧民街での生活。 盗んだ工具で人に危害を加えたこともあるということ。
そして、師匠の話。]
廃工場で遊んでたら、機械が動いたんだ。
歯車に指を取られて、 これじゃ何も握れないし、どうしようもないって。 だから、もう生きていけないと、思った。
――でもね。
(76) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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僕の手首を引いてくれる人がいた。 もっといい指つけてやるから、泣くな――って。
神様が、僕のところに来てくれたんだ。 僕だけの、神様が。
[夜が更ける間、懐かしい出来事を語る。 十歳の子供にとって、あの堂々たる笑顔が 鉄錆色の手が、どんなに心強かったことか。
そこに温度が無くても、温かいと思ったんだ]
オルエッタは、どうして師匠のことを? 私を盗みに、って言ってたよね。
あれは?
[自分の知らない師のことも聞きたくて。 前面の鏡越しに尋ね、首をかしげた。]
(77) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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今度、もっと凄い魔法もかけてあげるね。 日の高いうちにおいで。 今その魔法をかけると、お肌に悪いから。
[仕上げにアイロンで髪をまっすぐにしてから 丸い手持ち鏡で後ろの方も見せて、どう?と尋ねる。 鏡の中に居るのは、見違えるように髪を整えたレディ。
ほら、――かわいい。**]
(78) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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/* メルヒーの設定が好き 親代わりで大切な師匠を一途に慕うの、いいなぁ
(-18) 2014/12/06(Sat) 10時頃
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―商店街―
[大学への道すがら、商店街を抜けていく。 白い朝霧に、湿り気を帯びた髪がいくらか重くなる気さえする。うん、いずれ切ろう。
見知りの店主と顔を合わせれば、挨拶なんかをしたりして。 そうして歩いていたら、小型の蒸気機関の音。突然、声をかけられた。 何事かと思えば、このあたりでよく目にする若い刑事の姿に、僅か動揺する]
えっ、あ、はい。おはようございます……そうですね、寒いです。
[そう応じながら、ちょっとばかり、混乱する。 確か、自己紹介をした覚えはないけれど、どうして名前を? もしかして、なにか怪しまれて調べられているとかだろうか?]
そうです、けど。えっと……?
[訊ねるように向けた視線には、幾分か不安が滲んだかもしれない]
(79) 2014/12/06(Sat) 10時半頃
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― 翌朝 ―
[最後の仕事の為には、金庫の鍵番を明かさねば為らない。 見立てでは、近しい人物>>0:1049の誕生日。 それを洗い出すには、学生に扮して大學へ赴く可きか。 得た情報によれば、どうやら街の大學に通っているらしい。]
僕は、sevenは。 ――いつかこの街に、忘れられてしまうのかな。 お師さんみたいに
[写真でもない限り。 ふと思い出したのは、ジルベールの新しい職場。
人を撮れなかったという感想。>>0:237 己は、空を飛ぶ怪盗が、人であると知っている。
アルバムに宝を閉じ込めることが叶ったのは、 昨日の一件を差し引いても、恩を感じてない訳ではなかった。 この街に鮮明な一枚と、怪盗が存在していた事実を 殘して貰うのも、惡くない気はした。]
(80) 2014/12/06(Sat) 10時半頃
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[最後の仕事で、ガラスの靴は大金に変わる。 オルエッタは、喜んでくれるだろうか。
金はなによりも重要な存在だった。 この世で生きる何者にも執着を持たない男にとって、 何よりも温かいのは、金の指と仝じ温度の金である。]
[―――絶対に、盗む。 約束、だからね*]
(81) 2014/12/06(Sat) 10時半頃
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[混乱している様子>>79に、これは声をかけたのは悪かったかな、と気取られぬように少しだけ肩を落とす 聊か不安な視線を向けられ、普段ならばゆっくり諭すように怪盗"seven"についての注意喚起を促すのだが]
え、ぁ、いや 先生の講義って、聴講してるのかなって ……先生の歴史の講義、もう一度聞きたくて
[とっさに本題が零れて、それに気づいてぴしっと固まる やってしまった。本来なら注意喚起の後にさりげなく気取られぬように言うつもりだったのに 居た堪れなさで更に目深に警帽を被り、かりそめの目的を早口で告げた]
――な、何でもないですなんでも えっとですね、昨日怪盗"seven"から予告状が届きまして それで今警察がこの近辺パトロールしてるんですよ なので多少煩いかもしれませんが勘弁して下さいね
(82) 2014/12/06(Sat) 10時半頃
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/* は、コンにぃから返事があったとは! 不覚。
メルにぃとの駆け落ち(仮)! は。お姫様になりたいっていう、ひどく曖昧なやりたいことが、赤い靴を含めて叶ってしまってる!
オルエ、あなたは何人の殿方を泣かそうというの……。
(-19) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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/* ……あれ?なんで知ってるのコンダクトさん? こっちが通報した扱いになってんのかな。分からん。
(-20) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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えっ、と、聴講……私の?
[目を白黒と、ぱちぱちと瞬いて。 理解が追いつくその前に、早口で続けられた内容に]
怪盗、ですか。 それは、はい、お役目ご苦労さまです。
大学は、大丈夫でしょうかね。 狙うものなんて、なさそうですし。
[そう頷いて、言葉の途切れた合間に、思い返す。 講義を、聴きたいと。本当に? 聞き違いではないと、思うけれど。多分そう。 可か不可かでいえば、たぶん可能なのだろう。 もちろん、彼は学生ではないけれど、他の講師がそういうことをしていたはず]
(83) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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……それで、あの。たぶん、大丈夫だと。
その、いままで私の講義で、そういうことはなかったので。 細かい規則とかは、事務局に聞かないと判らないんですが。
[それに、うん。望んで、聴講したいというのなら]
もし駄目でも、そうですね。 私はこのとおり、視力があまり、よくないので。
[眼鏡を指してから、小さく笑みを浮かべた]
だから、1人くらい学生が増えていても、気付かないかもしれません。
(84) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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[怪盗騒ぎ、忠告へ首肯する様な様子>>83に、一先ず誤魔化せたかなとホッとしていた でも、と]
大学だって宝の山でしょうに 貴重な研究資料や蔵書、それに研究成果 ……まぁ怪盗が盗む様なもんではないかもですが
[なんて憧れのキャンパスの事を考えながら話を続けていた だが、次の教員の言葉にがばっと顔を上げる>>84]
ほんとですか!? わ、わ、嬉しい
[眼鏡を指差し、小さく笑みを浮かべるその人に 心底嬉しそうに告げた ――細かい規則など、手数をかけるかもしれない 迷惑かもしれないけれど でももう一度聞きたいと願っていたからとても有り難く]
でも先生の講義でそういう事がなかったのはちょっと驚きかもですね オープンキャンパスで、とても楽しい、興味深い授業してたから この街の歴史が分かりやすく、詳しく説明されてて……っと
[その時風が吹いて、警帽が風に浚われる 慌ててキャッチし、もう一度深くかぶり直したが もしかしたら見覚えのある、元高校生の顔が目の前の教員にも見えたかもしれない]
(85) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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―朝:Antique Ametyst―
――― 、
[朝。
「号外を見たか、店主」 愉快そうな合成音声共に店の扉が開かれた。 マリーベル・エントワースと、 エヴァルト・ウェイクリー卿である。 紫水晶の双眸は、緩やかに細くなった。 笑みのような、それだけでは、ないような。]
怪盗Seven? ああ、また 予告が出たという。
[くすりと小さな声が毀れる。]
硝子の靴、とは。
怪盗時自身がシンデレラなのか、 其れを探す王子様なのか。
[華麗にして鮮やか、刑事の頭を悩ませ、 世間に嵐を巻き起こす、アイドオル。 かの怪盗が赤色のレディの眸に そのタネと仕掛けを暴かれたとは知る由も無いが。
その代わり――同じく百万の数字を冠していた、「うそつき」のことをダフネドラは思う。]
(86) 2014/12/06(Sat) 11時頃
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はい。 学びたいという気持ちを助けるのは、教職者として当然です。
[こんなに喜ばれると、こちらまで嬉しくなる。 自分の講義をそこまで、なんて。冥利に尽きる、というやつかもしれない]
やっぱり、職を得るのに直結する技術や知識のほうが、人気がありますから。 蒸気力学とか、工学とか。化学や数学なんかも、そうですね。 歴史や文学も、人を大きくするには大事だと、私は思うんですけど。
[ひとつ、苦笑して]
(87) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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オープンキャンパス? ああ、刑事さん、いらっしゃったことが?
[そういえば、"もう一度"ということは、以前があるわけで。 そんなことを思っていたときに、風がひとつ。僅か覗いた顔に、既視感が]
……、もしかして、
[2年前の――きらきらとした、あの瞳]
(88) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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[もう一度、風が吹かないかと。じっと、眺めて。数秒。 いささか不審な行動かと自覚して、慌てて、筆記具を取り出して]
あ、ええと……そう、刑事さん、お名前を伺っておかないと。 あとは、連絡先を。たぶん、大学から色々送るのに、必要になるので。
[そう、事務的な内容で、誤魔化した]
(89) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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―朝 Antique Ametyst―
――、……
12時の鐘に、 間に合うといい。
[ 秘すれば花、 紫水晶はしまいこむ術に長けている。 世間話は何気なく続く。]
また、刑事たちは てんてこ舞いだろうけど。
[ 琥珀色の夢をまた かの刑事に望まれるかもしれない。 昨日棚の前に出しておいた aqua vitae《命の水》。 干されることもあるかもしれない。
ウェイクリー卿は「違いない」、と口角をあげた。 かれは出かけるとき、 首元に深くマフラーを巻く。 ゆえに、合成音声の機巧は 布の向こうに隠れていた。 黒髪の美丈夫の肌は浅黒く、 異国の文様が頬に刻まれている。
「かつて世間を騒がせた millionを彷彿とさせるな。 我が屋敷も狙われはしないかと 気が気でない。なぁ、マリーベル」
言葉とは裏腹、男はこの状況をたのしんでいるようだ。赤いレンズのマリーベルも頷き優雅に笑う。 紫水晶は緩やかに目を、細めた]
――ミスタは、豪胆なことだ。
(90) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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/* 自分用メモ更新版 【あったことあるひと】 オルエッタC ダフネドラ狼 アングイス シュゼット メルヒオル マニュエル(多分C) グリフィンCー友人縁故 ジルベール テオドール フロライトCー常連縁故 リュシオルC
【まだ】 ジョシュアC アンダンテC グラディス
ジョシュとダンテはきっかけなくて会えてないごめんね―
(-21) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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[コンダクトの見るからに楽しげな様子に>>0:985つい話し込み、 彼が立ち上がるのにつられて窓を見れば、すっかり時間を過ごしてしまったか。
店を去っていくコンダクトを見送り、自身も荷物をまとめてから店主へ精算を願う。 紅茶の代金のみの請求に改めて謝意を込めて頭を下げた。*]
(91) 2014/12/06(Sat) 12時頃
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当然、って思える所が凄いですよ 俺の所の上司なんて部下の体調とか都合とか全く考えないんだから だから、貴方の生徒は羨ましいな
[教師から心を砕かれ、学びの門戸を開いてもらえる有り難さ>>87 それが此方にほんの少し、向けられるのが嬉しくて嬉しくて]
確かに理系の方が蒸気機関が発達したこの世界では人気でしょうね でも俺、地理も歴史も、文学も好きなんです 自分たちのルーツを知ったり、街の成り立ちを学んだり 作者の感性に触れたり。そういうのって得難い経験だと思うし
[それに効率的なものばかりじゃつまらないし、とぺろり舌を出す オープンキャンパスの事>>88を指摘され、ぎくりと肩を震わせ取り繕う台詞は慌てたもの]
あ、いやそのあの 一度だけ。進学が諦めきれずに――たった1度、振り切る為に
[その時風が吹いて、目深に帽子を被ったから だから教師の視線>>89には気づかなかった 目に隈ができた、酒に溺れるボロボロの顔を、見せたくなくて でももし。覚えていてもらえたならそれはどんなに嬉しい事だろう
だから小さい、もしかして、ということばに少しだけ耳が赤くなっていたのは 気づかれていないと信じたい]
(92) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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[連絡先と名前を聞かれ、ぱちりと若葉の瞳を瞬かせ]
あ、名前ですか? コンダクトです。コンダクト=クロシュ
[クロシュという苗字は植物学を専攻している人にはそこそこ認知があるかもしれない が、なにせ4年も前に学者夫婦は彼岸の人となっているしそもそも文系の人にはあまりなじみがないかもしれない
警察手帳から万年筆を取り出し、住所を書いていく 誰もいない、一人きり がらんどうの部屋しかない場所を]
お手数おかけします …たのしみだなぁ
[謝ってはいるが大学から資料が送られる、という言葉に隠しきれない喜びは滲み 楽しげに杏色の髪は揺れた]
(93) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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ちと動きに悩み中。 学校いこうかなあ、とは思うんだけども…。
もうちょいログ伸びてから動くべきかしらん。
(-22) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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― 商店街 ―
[何をするにも、先ずは腹の充足からだろう。 栗色の鬘と、何時もの厚い眼鏡をかけて、 パン屋へ向う途中、号外を受け取った。
人魚の涙を得たばかりだというのに、 怪盗sevenは次の石を求めているらしい。 それが最後の盗みに為ることは、赫い髪の娘しか知らぬこと。]
(94) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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/* コンちゃんが初恋の乙女の様だわ(まがお) 多分講義受けれるきゃっきゃってめっさハイテンションになってる
(-23) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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― Antique Ametyst前 ―
[パン屋へ向う途中で、骨董屋の前を通る。 なにげなく店内を窓から窺うと、 在を置くは店主に、宝石商の邸宅付近に住まう御仁。 それに、気品のある髪の女性だった。>>90
色合いは栗色の裡に藏れる頭髪よりも濃いが、 あれは藏れる為に生えているのでは無く、 撫でられる為にあるのだろう。
まるで、西洋人形のように佇む優美さを見ても、 羨望や情熱を覺えることは一片もないが、 いい髪の毛だと、頭の端で思った。]
(95) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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[進学を諦めざるを得ない、なにかがあったということ。 その事情を訊ねることまでは、しなかった。代わりに、ひとつだけ]
何かを学ぶのに、遅すぎるということはないですよ。
[若輩が、偉そうなことを言ったものだと、思わなくもないけれど。
そうして、名前と住所を、確認して]
コンダクト、クロシュ……はい、確かに。
[うん、と。ひとつ、頷いてのち]
今日のうちに、事務局に、確認しておきますから。 じゃあ、お仕事のほうも、大変そうだけれど。
[頑張って、と]
(96) 2014/12/06(Sat) 12時半頃
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[1つ、告げられた言葉にはっとした顔になる>>96 それを噛みしめながらぽつりと]
……そっか、遅すぎる事は無いのか
[同年代に比べれば遠回りでも、今こうやって学ぶ機会が与えられている それはなんて幸せなんだろう ゆるりと瞳を揺らめかせながらそう考えて]
あ、ありがとうございます。よろしくお願いします
[応援と、それから資料の方と両方へのお礼の言葉を そして制服のポケットに入れたままの懐中時計をパチリ開き時間を確認する]
ああもうこんな時間だ すみません先生、長く引き止めて仕舞って ――先生も頑張ってくださいね。いつも疲れてそうだから心配で …よければこれどうぞ!
[挨拶がてら街のパン屋で買ったサンドイッチと缶コーヒーの入った袋を手渡せば、一礼して 出会った時とは違いどこか楽しげに蒸気バイクを走らせて、パトロールへと戻っていった
インバネスコートが風に靡くのを楽しみながら、さてどうしようかと考える 馴染みの喫茶店の店主に、聴講ができるかもしれないと喜びを報告するのもいいし このまま幸せ気分を味わっているのもいいしと――とても、楽しげに*]
(97) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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―Antique Ametyst―
(――うそつきは、きらいだよ。)
[ 胸中つぶやく言葉は、 きらいと謂いながら 絹の手触りを喪わない。 物言わぬ鳩だけが聞いて居た。 親交が長ければ、ふとした折に覗かせるいろだが、可能性は冬将軍程度だろう。
声を聞き、紫水晶が上目に見やる。]
「ええ、とても、おそろしいですわ」
[ 自分を抱いて可愛らしく答える マリーベルは ウェイクリー卿が 眼をかけている中流貴族の娘だ。
ウェイクリー卿の、くるくるかわる 隣に寄せる、おきにいりのひとり。 >>90メルヒオルが、散髪屋が思うた通り、 艶やかな髪が、ご自慢の。]
――ふ、ふ。 怪盗も、罪なことだ。
レディを怯えさせるなど。 ――ねえ、“ウェイクリー卿”?
[ 「まったくだ」
宝石を溶かしたようなマリーベルの髪を ウェイクリー卿の指がなぞる。 紫水晶は、ゆるやかに、ひそやかに、見ている 、のだ**]
(98) 2014/12/06(Sat) 13時頃
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[蒸気機関の音と共に、刑事が去っていったあと。 手渡された袋に視線を落とせば、サンドイッチとコーヒー。 朝食を買ってから大学に出る予定だったから、ありがたくいただいておくとして]
うん……あるんだ、こういうことも。
[今日は、いい日になるかもしれない。 大学に向かう足取りは、やや軽く。表情も、珍しく明るかった]
(99) 2014/12/06(Sat) 13時半頃
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[今まで培って来た経験が物を謂うのか、 密やかな話を拾うに適した敏い耳。 建物の間に歩を進め、窓の真下に片膝を落とした。
なにか購入している処であるのかと、 厚い眼鏡の裡は、情報を攫う者の目になる。
店にある物珍しい物品は鷹の目に適うものであって ひと時売れてしまえば、百万の師の箍も外れる。
宝石商に泡を吹かせたその後は、 自身の邸宅に鼠が紛れ込むのではないか。 >>0>>98怯える声音を拾い上げ、 聞く限りで、金の匂いがしない世間話と解す。]
……。
[いや、何時もの癖を働かせる意味が無い。 硝子の靴を獲れば、sevenはこの街を去る。
すぅと小さく息を吸い、腰低いまま裏路地を離れ 当かも今訪れたように表通りへ向けて足を進めてゆく*]
(100) 2014/12/06(Sat) 13時半頃
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アンダンテとかだいじょうぶなんかなこれ。 動きがないんでいかんともしがたいのだが!
(-24) 2014/12/06(Sat) 14時頃
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―昔々のお話・『Misty rain』―
[促されるままに椅子に腰かける。戸棚から薬を取り出す姿を眺めつつ>>0:943鈍い痛みを与えてくる左目を抑えた。それも促されれば手をそっと外して]
…っ、 アリガト、ございます…。
[酸化して鈍い黒に変わった血液を拭われて、そのまま処置を施される。その手つきは優しいもので。包帯を巻き終わった頃には痛みはさほど感じなくなっていた。]
ん、トッテモ、たすかる。
[こんなこと、と彼は言ったが、世の中にはこんなことすらしない人が五万といる。少なくとも自分にとっては恩人だ。ゆるゆると頭を振って、感謝の言葉を。]
[何が、と聞かれれば答えられなかった。答えたくなかったのではない。]
―――わかん、ない。 なんで…?ジルが、何したの…
[目の前の優しい雰囲気の彼に問うても困らせるだけであろうに。恐怖に震える身体を守るように、自分の腕で抱きしめた。]
(101) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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― 現在・朝・燐蛍亭前 ―
[昨日はあのままぶらりぶらりと歩きながら夜を明かした。もしかしたら誰かにあったかもしれないが、あまり記憶にない。
不思議なことに眠気はない。ただし眠気の代わりに空腹を訴えてくるこの身体。眠ること自体にお金はかからないが、空腹を慰めるのにはお金が必要で。世知辛い。]
…ここ、
[そうして足を止めたのは燐蛍亭の前だった。そういえば昨日何度かこのお店のコーヒーは美味しいだと言われたことを思い出す。店の存在自体は知っていた。しかし、洒落たその雰囲気に気後れしてしまって、ただ通り過ぎるだけだったのだ。
今、ポケットには幾ばくかの硬貨があるけれども。さてどうしようかとその店を眺めていた。]
(102) 2014/12/06(Sat) 14時半頃
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[パン屋へ向う途中で、喫茶店の前を通る。 其処で見慣れた髪の色を眼鏡の奥で追い、>>102足を留めた。 喫茶店の営業は昼前頃から。 まだ些し早いと知っている為に、後ろから肩を叩き。]
…おはよう、ジル。 初出勤どうだった?
昼近くにならないとお店開かないと思うけど…。
[見たところ疲労しているようには見えない。 一夜歩き回っていたなどとは知らぬままに。]
(103) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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リュシオルとは大學で会える気がするんよなあ。 そして地味に朝から営業してない喫茶店惜しいのう
(-25) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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/* これな……帰ったら、箱起動させて年表作ろう………。 整理しないと、頭パーンするわ……。
(-26) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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― 昨夜・酒場 ―
[この街の植物は殆どが温室製。 硝子小屋を蒸気で温め、土に馴染ませる。 光彩溢れる温室で、生花と図鑑を見比べる少年を想像し、 ふ、と淡い笑気を吐いて、琥珀の水面を揺らした。>>28]
逆だな、殺すのが腕の悪い写真師なのだ。 研鑽を積めば、時さえ止める。
―――…君はよくよく夢想家だな。
[俺は芸術家ではない、と言外にやり返した。 彼の滲ませる理想は、蒸気に曇ることを知らない。 酒に溺れても、溺死せず、明日の朝日を迎える程度には強かだ。]
(104) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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[無愛想な顔は酒に解けることは無く。 片手を閃かせて、酒場に篭る酒気を掻き混ぜる。]
自己満足の逢瀬とは、聊か健気だ。 魘されて飛び起きないことがないと良いな。
[揶揄めいて揺れる言の葉に被せる低音。 世の常を理解しても尚、手を伸ばさずに居られない代物。 幸福なんていうものは、不幸よりも余程人を狂わせる。
彼が見ていたのが唯の不幸なら、 危険な夢の素を嚥下しなかっただろう。
彼を唆し、脅かすのは、やはり希望と言う幸福。 一杯に抑えた酒量で眠れるはずも無く、 彼は永い夜に苦しむことになる筈なのに。>>29
彼が行きそびれた大学への期待が、夢までも蝕んでいく。]
(105) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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[そうして、酒の一杯で潰した夜の別れ際。 ジルベールを慮る声には、過大評価だ。と答えた。>>67
彼の人物は、己の言の刃如きで落涙すまい。 泥の味を知る彼は、己のような手合への屈服を何より厭う。 微かなやり取りの中で、そんな気配を察していた。 故に、コンダクトの心配は杞憂だ。
彼もまた、レンズを濾さずとも胸の内が見える性根。
己は真実を映すだけ、人の抱える赤誠を。 嘘も、偽りも、虚栄も、―――人の化けの皮を剥がして。
男が見るのは夢ではなく、灰色の空掛かる、現実のみ。*]
(106) 2014/12/06(Sat) 15時頃
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/* さすがに、昼回想回して、夕方も回想にしてしまうと…って思ってしまって。 でも、時間軸ズレ過ぎも嫌だ。 どう進めようか悩んでる。…すみません。
ところで、初日のつけ狙い先って、パスでいいんですよね。 デフォルトは皆マリーベルなんだろうか
(-27) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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―回想・半年前―
[前の職場の男達によって左目に鉱物を埋め込まれ、この商店街に逃げてきて。自分は久方ぶりの幸せな日常に――それがすぐ壊れる>>0:605とは思いもせず――浸かっていた。
薬屋に救われ>>0:101 骨董屋に眼帯をもらい>>0:637 おうちと家族を与えられ>>0:655 安全な職もあった>>0:54
それを思えば、左目の鉱物など気にならなかった。―――しないようにしていた。心配はかけたくなかった。]
(107) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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…鉱化、症?
[鉱化症羅患者が商店街にいると、商店街の人が話しているのを聞いた。そういえば、男たちがそんな症名>>0:606を言っていたような気がするが、その時の自分はそんなことに気を留めるほど余裕がなく。]
ジルと、同じような…人
[純粋に会ってみたいと思った。傷の舐め合いをするつもりはなかったが、それでも。
まさか、今まで気にはなっていたが入れなかったお店>>102の店主がその人だとは知る由もない。]
(108) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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― 現在・朝・燐蛍亭前 ―
[眺めていれば、再び肩を叩かれる>>103。既視感を感じながら振り返ればそこにいたのはやはり]
ん、メルおはよー! 今日は早いね?
[ニコリと笑って挨拶を返す。彼の朝は遅めだった気がするのだがと過去を思い出しつつ。もちろん、彼が夜に何をしているのかなど、知らない。]
え、そうなの!?ジル、がっかり…
[お店のことを教えてもらえば、がっくりと肩を落とす。身体的にも精神的にも温かいものが欲しかったのに。一晩夜風に晒された身体は冷え切っているから。それから質問には、なるべくなんでもないような声音で]
お仕事は、んーと、 難しいけど、どうにかなりそうだよ!
[溢れ出してきそうな思いには蓋をした。]
(109) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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― 昨夜・→燈写館 ―
[帰宅は深夜を回らなかったが、それでも空は藍闇に支配下だった。
夜半には少しばかり、街に篭る蒸気が薄くなる。 工業地区に近い場所では一層濃くなる時間帯であるが、 住宅街では屋内を温める暖炉が吐く程度だろう。
或いは夜をステージとする怪盗紳士が消費担当なのか。 酒気帯びの白い呼気を、そっと空に撒いた。]
(110) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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[赤い尖り屋根の工房は、地上に二階、地下に一階分の空間を抱く。 裏手には増設した簡易的な整備庫(ガレージ)だ。 腕に燈した技により、組み上げた堅牢なる城。
男は半円柱型の郵便受けを改め、手紙や雑務の紙束を浚い帰宅。 Misty rainで買い足した現像液を作るための請求書も届いていた。 己は季節に合わせて現像液も自作する為、 溶液単位でマニュエルより定期的に購入している。
お蔭で全く畠が違うが、薬学分野で相談することもあった。 無論、成分如何ではなく、主に手順や速やかなる攪拌、 保存についての知識交換であり、 殆ど己が問うて、彼が答えるという間柄ではあったが。]
(111) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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[その文書類の中、自棄に厚みのある紙袋があった。>10 爆弾仕掛けられるほどの悪事を働いた覚えは無いため、 特段構えもせず、裏を返せば、封筒とセットらしいと知れた。
先ずは静かな足音を伴わせ、居住区へと上がり。 殺風景な室内に据えられたテーブルへ手持ちの郵便物を拡げ。 取り出したペーパーナイフで、早速正体不明の封筒を切った。 中から転げ落ちたのは銅貨一枚と、メモに近い手紙。]
―――…返さない、と言う選択肢はないのだな。君。
[少々の意外性を覚えて、独り言を呟いた。 己が彼の神経を逆撫でするのは日常茶飯事だが、 彼が借金の返済を忘れたことは無い。
論理的に考えれば、いつ踏み倒しても可笑しくない。 だが、彼がまたも切手代を払うだろうと無意識に信じていたのは、 彼の持つ善意と言う曖昧な誠実さ故だ。]
(112) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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[菓子袋の袋を指先で弾き、乾いたラスクを取り出すと、 軽い音立てて歯列を立てた。ひどく甘い。>>12]
君の善良性は、矜持を超えるか。テオドールくん。 ―――…ひたすらに、甘い子だ。
[奥歯で砕いたラスクは、酒の香りと混じり、 自身の脳髄に染みるほど、糖分過多な、青い味がした。*]
(113) 2014/12/06(Sat) 15時半頃
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ははは…。 早く起きれば三文の値入りがあるかと思ってね。 特に何も無かったけど。
[>>109確かに、彼が働いていた頃よりも 活動時間が早めなのは珍しくもあろう。 最後の仕事を終えるまでの間、 どうこの街と付き合うかを、ずっと考えていた。]
僕は店で飲んだことしかないし この店が昔居た街の喫茶店と仝じかは、 マスターに聞いてみないとわかんないけど
珈琲の配達、あるかも? 聞いておこうか?
[この時間しか抜けて来れないという事なのか。 首を傾げ、想像の範囲でぽつりと呟く。 運び入れをしてくれるのなら、 燈写館で働く合間の休憩にでも届けて貰えるのでは]
(114) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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―朝/商店街―
[今日のわたしは小さな紙袋を持っている。中には、メルにぃにアイロンがけして貰った紺色のハンカチ。
擦りむいた膝に巻いて貰った、テオにぃのハンカチ。わたしのマフラーとおんなじ色。だからかな。痛みはスゥって飛んでった。
だいじょうぶになった! って、驚いた顔のままおねぇさんにも答えてね。ばいばいって別れたけど。>>0:942>>0:999
こーいうのは返さないといけないって思った。カジノのチップ1枚に換わるかもしれないもの。]
……テオにぃ、どこかなぁ。
[それとも、一緒に居たおねぇさんを探すべき?]
あ!
[猫を見かけた。3本足のしましま猫は、わたしの方を見て、ふみゃんって弱々しく鳴いた。**]
(115) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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/* こう、写真を調べれば調べるほどに、 これは魔法であり技術だなぁ、としみじみ思う。 奥が深すぎて、親指立てながら沼に嵌っていくようだ。
(-28) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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そう、それなら良かった。 最初は大変かも知れないけど、覺えてゆけば楽になる。
[寒さを凌ぐ目的であるかまでは、 口が割られぬ限り判断は出来ないけれども。
この木枯らし舞う真夜中をずっと歩き続けていれば 髪はぱさつき、油分を失う。 やけに艶が失せた長い髪へと手のひらを伸ばす。 触れれば、冷えを感じた。]
………? アパルトメントの手配して貰えたんじゃないの?
[眼前で契約する遣り取りを眺めていた故に。]
(116) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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/* 雑話 >>0:982レンチと貧民街からシーザーちゃんかとおもいました(
(-29) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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― 燈写館・地下一階 ―
[夜の静寂に働くのは何も怪盗紳士だけではない。 店は開けぬが、銀塩写真の現像は、夜と相性が良い。
感光品を現像液に浸して、可視化を齎す繊細な作業。 真っ暗な暗室で、光を閉じ込める作業。
誰も知らない己の光を、二次元に幽閉し、一瞬を永遠に支配する。 これ以上を知らぬ甘美な快楽が、燈写館の地下にはあった。 化学薬品の充満する匂いは、アルコールより自身を酔わせてくれる。
焼きあがった写真の一枚は、目も眩む。 堪らず落した接吻の恭しさを、*誰も知らない。*]
(*1) 2014/12/06(Sat) 16時頃
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/* いいね、写真屋。 その暈し方。
(-30) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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――……蒸気機関の登場以来、工業には多量の水が必須となりました。 ですから、汲み上げの容易な川や湖の近くに、古くからの工業都市が多いわけです。
これには、もうひとつの理由もあります。 水を蒸気とするための燃料、古くは薪、現代では化石燃料が主に用いられますが、それが多量に必要です。 船による水運は、陸上輸送に比べてコストや輸送力の面で勝っていますから、この燃料輸送や製品出荷にも有利となります。
河川や湖は、生活用水や農業用として重要なものでしたが、工業的資源としての意味も持つようになったわけです。 現代では、復水器などの技術が発展して蒸気の再利用が可能となっていますし、地下水や海水の利用も盛んですが。 やはり、低コストの淡水供給源としての重要性は未だに健在です。
さて、資源として重要であれば、時には奪い合いになることもあります。いわゆる水戦争です。 この街もかつて、幾度か水資源を巡る争いを戦った歴史がありますね。次回は、そのあたりについてお話したいと思います。
では、本日の講義は、ここまでです。
[言葉を切って、朝一の講義を終える。今日の講義はこれだけだから、あとは自由だ。 事務局にいって、あの刑事の聴講手続きをして、資料を発送して――そうしたら、どうしようか。 自分の研究をしていようか、それとも、気になっていた喫茶店にでも――まあ、ともかく事務局か]
(117) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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―昨日昼・燐蛍亭―
[専門家に任せた方がうまく行く>>51 こだわりがないのではなく、むしろそこがこだわりだった。 彼のセンスは間違いなく、良い。 少し落ち込んでいると見れば甘めの珈琲で励まされ、 何かに行き詰っていると見れば苦味のある珈琲で喝を入れられる。 そう言った心遣いも、ついここへ足を運びたくなる要因だ]
蒸気の熱で、田舎よりは暖かいんだろうけど、冬は冬。 俺も疲れている学生に風邪をうつして 追い打ちをかけていたではどうしようもないからな。
[無理をすることに美徳を感じると言う文化もあるが、 それは他人に迷惑をかけない前提の話。 本当にそうなったら笑えない冗談を言いながらつられて苦笑した]
(118) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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俺の作業は終わったから大丈夫だよ、ありがとう。 ……――あぁ、でも、手伝ってもらえるのならお願いしようかな。
[手伝いの申し出>>52に、くるりと辺りを見回して、 最後にカップに目が止まる]
今度、この街に妻を呼ぼうと思うんだ。 手紙で話し合って、やっと家が決まって二人で暮らせそうなんだ。 良かったら、妻と揃いになるいいカップを選んでもらえないかな。
[いつこちらへ来られるだろうか、そう問いかけた手紙を出したのは数日前。 近日中にその返事は届くだろう。 彼ならきっと、良いものを知っている、そんな気がした提案]
(119) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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/* まだログ追いついてないんですけど、鉱化病、ですね…!鉱化症だと思って、た(白目
(-31) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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わかってるって。 食事も睡眠も、ちゃんととっているよ。 また食べに来る。いつか妻も連れて来たいな。
[自分がいつも他人に言う言葉が返ってくるのは不思議な感じがして>>55 思わず苦笑した。
軍でも、浮く存在ではあったが馴染んでいないわけではなく、 あくまで個性の範囲内。 市民に向かう彼らは統率され隙がないから、より固い印象を与えている。 それは自覚しているから、彼の謝罪も笑って流す*]
(120) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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フロ…ライト……… うーん、やっぱり、どこかで見た気がするんだよな。 ……どこかで見た、読んだ、名前。
[サンドイッチを食べ終わり、珈琲を飲みながら独り言。 記憶を辿ったせいだろうか。 断片的に浮かぶ、キー。
それは未だ繋がらないが。>>0:1020
バックヤードの彼に、届いたかはわからない*]
(121) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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―昨日夕方・Misty rain→自宅―
ありがとう。 また近いうちに。
[所望する薬を手に入れると、薬屋を後にする。 店の外に出ると、日は落ちて街に暗闇が落ちていた。 尤も、酒場はこれからが稼ぎ時。 その零れる灯りのおかげで、薄い暗闇がやや視界を曇らす程度。
あるいて帰るは最近越したばかりの新居。 1人で住むにはやや広い*]
(122) 2014/12/06(Sat) 16時半頃
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[そういえばと、がやがや退出していく学生たちを見渡して。 奨学生の彼は、このコマにはいただろうか。 昨日採点した、別コマのレポートが良かったので、見かけたなら一言くらいと思ったものの]
……むう。
[一斉に席を立つ学生たちでごたついて、目当ての学生がどこにいるやら。 まあ、このコマでなくともよいのではあるけれど]
(123) 2014/12/06(Sat) 17時頃
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んー? それは残念だったねぇ…
[冗談のように聞こえたそれ>>114に当たり障りなくクスクスと笑って返す。どことなく目が腫れているような>>46気がしたが、昨日のことを知らぬ自分は気のせいかと触れるのをやめた。]
配達?あー… それは、ダメかも…
[申し出はありがたい。しかし、配達されるなんて慣れないし、それこそお金持ちでないと無理な気がする。そもそもそこまでのお金があるのかと言われれば、否だった。]
メル、やさしい!でも大丈夫! お昼にのぞいてみるよ、ありがと!
[お昼休みがもらえるかどうかはわからないけれど。]
(124) 2014/12/06(Sat) 17時頃
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[穏やかに進む会話に、心の内でため息を一つ。どうやら態度から悟られることはなかったようで、一安心。]
ん!ジル、頑張る!! 細かい仕事、好きなの!! はやく役に立てるように、なりたい。
[メルヒオルの言葉>>116に元気をもらって。ちなみに裏の目標はマスターに認められることであるが、それは余談である。昨日、逃げるように飛び出してきた自分が悔しくて。一日でも早く役に立てるようになってぎゃふんと言わせたい。
そんなことを考えていたから、メルヒオルがどこを見ているか、その手がどこに向かっていたか。実際に触れられるまで気がつかなかったのだ。]
(125) 2014/12/06(Sat) 17時頃
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[痛いところを突かれた。少しの油断。]
んー…と。 手配、してもらえたんだけど、ね。
[ほら、とでもいうように鍵を見せて、それから。]
えと、懐かしくて、商店街を歩いてたら… おやまぁ、こんな時間だったの!
[大事なところはぼかして冗談っぽく。嘘というのは少しの真実を混じればバレにくいものだ。でも結局心配させることにはなりそうだと、もうひとつため息。]
(126) 2014/12/06(Sat) 17時頃
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―朝・自宅―
[寒さ故か、左腕が軋む。 ベッドの中で身じろぎをすると、 金属と接続された神経にピリッとした痛みが走る。
昨晩は家で夕食をすませ、眠った。 別段疲れてはいないが、やることがなければ早めの就寝を心がける。 戦地では寝れる時間が貴重だったから…とそんなシリアスな理由ではなく 単に風邪の予防だ。 自分の仕事は滞りなく学びの場を提供すること。 健康も職務のうちだ。無理はしない。
起きあがると昨日買った痛み止めを飲む。 身支度を済ませると、自宅を後にした*]
(127) 2014/12/06(Sat) 17時頃
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/* うぅん。回想軸たくさんですみません。
写真屋さんにいきたいのと、 テオドール・シュゼットにお会いしたい。 保健室のおじさんによる全く役に立たないお悩み相談室をしてみたい。
(-32) 2014/12/06(Sat) 17時半頃
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/* 今日すり合わせでしたっけ… うー、選ばざるを得ない的な状況だと申し訳ないなぁ
(-34) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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/* だって関わり無い方まだいるもん…っ!
no会話 ジョシュアくん・アンダンテちゃん・シュゼットちゃん ・テオドールくん・リュシオル先生・アングイスさん
(-35) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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―昨日 商店街→自宅―
[教員と別れた後、住んでいるアパート自分の部屋まで戻れば鍵を開き中へ入る。 コートを椅子に掛け、帽子を机に置いて……そしてそこから変わりに本を手にとってベッドに座る。 何時何処で手に入れたのかはもうわからない。ただ覚えてるのはこの街で買った最初の本。]
もう1回、最初から読み直そうかな。
[明日には、散髪屋の主人に貸す予定だから。 もう1度この物語の世界に入りたくて。憧れの主人公を目に焼き付けておきたくて。
そのまま数時間、本を読むのに夢中になって。空腹にも気付かないまま最後まで読んで。 買ったばかりの塗り薬を手に塗ってそのまま眠りに付いた*]
(128) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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そっか。 多分休憩は取らせて貰えるんじゃ? [>>124配達は肖れないと濁しながら告げる様子に 寧ろ昨日は休憩無しで勤めていたのかと 目を丸くして、些しだけ驚いてしまう。]
頑張り過ぎて体調崩さないようにね。 いやぁ、休むことなら得意なんだけどなぁ ジルみたいに仕事に熱心でいられない。
[>>125>>126意気込みを聞きながら、苦笑。 しかし髪の毛を取られたことに声を詰まらせ、 うっかり出歩き過ぎたという言い訳を得て それも凄い特技だ、と笑ってしまった。]
それこそ風邪を貰う基になりそう。 パン買いに行く途中だったんだけど、そうする? 紅茶なら、店にも缶があるし。
[断られなければ、と。提案してみたがどうか。]
(129) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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それに、仕事があるなら髪くらいは洗った方がいい。 そのくらいなら、お金は取らないよ。
折角伸ばしてるんだから、大事にしなきゃ
[冷たく感じる髪から手のひらを離し。 店で洗って乾かすことを促した。
そのくらいなら時間もさして掛からないだろうし。 いずれ街を離れる身。ジルベールの髪と触れ合うのも そう多く機会は無いだろう。]
(130) 2014/12/06(Sat) 18時頃
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―朝 自宅―
[中は締め切っているとはいえ、暖を取る道具のない部屋は冷え切っていて。 布団の中に潜ろうともぞもぞと動いたけれど、目は冴えてしまって。 起き上がり暫くぼーっと焦点の合わない目で壁を見つめ、ベットから立ち上がり着替えを取りに行く]
自分が納得できるなら……か。
[着替え終わりぽつりと零した言葉。 本を手に取りその表紙をじっと見つめる。 ――なれる訳が無いと否定された。できっこ無いと馬鹿にされた。 それが嫌になって、自分は今もこの街にいる。ただ言われた場所に居続ける。
でも本当に自分はそれに納得しているだろうか? 夢に憧れ続けて、今もここに居る。憧れるだけだったら誰にでもできる。 肝心なのは、そこからどんな道を行くかの選択であって――]
(131) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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――……うん、決めた。
[それは一つの決心。 きっと両親からは反対されるだろう。友人からは馬鹿にされるだろう。 それでも自分の夢が叶うといいと、言ってくれた人が居たから。馬鹿にしないでくれた人が居たから。
今日は仕事が無くて大学へ講義を受けに行く日だから、少し時間に余裕はあるけれど。 何時ものように支度をして――鞄の中に今の自分を作ってくれた大切な本を入れて。 コートを着て、帽子を被って。玄関まで歩いていけば扉を開いて]
いってきます……
[その言葉を残して、今日も寒い商店街へと歩き出した*]
(132) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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―回想、かつての薬屋にて。 そうかい? …うん。お大事に。
[随分と酷そうな彼の病状に酷く心配になるが、彼の意志を尊重することにして。 ついでに、と取り出すのは少し特別なのど飴。一見は普通ののど飴なのだけれど]
気をつけてね。 …これは、おまけ。試験、頑張って。
[彼に渡したのは少しだけ効き目の強いもの。 成功を祈って、その背を見送った 記憶にそのアクアマリンを焼き付けて]*
(133) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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―回想、薬屋にて。 [赤髪の女性が買い物を済ませ、店を後にする背を見送って 用事があるという蒼い髪の青年の方を向けば、仕事の話。 働き手が来てくれたのかとぱっと笑顔になって]
勿論だよ! どのくらいでも、歓迎するよぉ
早速、明日からとかどうかなぁ 仕事内容とかは…荷物運びとか、店番とかだけだから。
[先ほどより明らかに明るい口調で。 簡単に説明したあと告げた賃金は、人を雇ったことは無いため、相場はあまりわからないが普通より高額であろう
やはり向けられたその瞳には見覚えがある。]
ほんと、ありがとねぇ 助かるよー…えっと、名前は?
(134) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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―薬屋にて、夕方のこと。 [カラン、とベルが鳴る。 今日はなんだか、慌ただしいなぁなんて思いながら。 顔を見せたのはいつも薬を卸している保険医で]
やあ、グラディス それは…まだあるはずだよー
[棚の奥をごそごそと漁って、最後の一つとなってしまっていた痛み止めの錠剤の瓶を取り出す。後で作っておかなければ。 カウンターの上において]
はい、どーぞ。 いつもありがとうね。
[そうして出ていく彼を見送った]*
(135) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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―商店街―
[今日はいい日だ、朝からいい日だ 夜酒を1杯で済ませたことで、常微かに身に纏うアルコールの香りは今朝はしない 不眠症は相変わらずだけれど、それでも今朝起こった良い事に鼻歌を歌いながら蒸気バイクを噴かしていた]
……あれ?シュゼルだ おーいシュゼル、おはよう
[ふと、目の前を見れば商店街を歩く知り合いの姿>>132 この時間に歩いているのは珍しいな、と考えながら声をかける 彼女になら話してもいいかもしれない 諦めた勉学、学ぶ事が叶いそうなんだと 進学と言う形ではないけれど。それでも幼馴染に報告でもしようかと 彼女と同じ学び舎で学べる可能性があるのだと
――彼女がどんな決意をしているか知らぬままに]
(136) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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[長い髪と言えば。 今朝は赫くて長い髪の人物を見ていない。
後ろ姿を見ただけの記憶しかないが、 街中で見つけてしまうと、動揺を覺える。
真紅の髪を長く伸ばしていた師を 如何せん思い出してしまうから。]
(137) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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性別未確定はちょっと触れにくいんだよなあ…。 子供ならありだけど、大人だと声でどっちか把握してるはずだし 学校関係者じゃないから、「先生」って知らない限り呼ばんしのう
(-36) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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これやっぱりストーカー側でCOすべきだったかな…。 私だけではないよね、赤側とコアが離れてしまってるのは。
(-37) 2014/12/06(Sat) 18時半頃
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気を使われなければ、何処が来てもいいのだが…。
(-38) 2014/12/06(Sat) 19時頃
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/* ジルベールの健気さに咽び泣く。>>125 本当にこの子、ええ子やでぇ…!
(-39) 2014/12/06(Sat) 19時頃
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―商店街―
[お腹が空いた。 そういえば昨日は本を読むのに夢中になって夕食をきちんと食べていなかった。 更にその前の昼食はお金が無くて抜いたから、身体に栄養とかその他色々が回っていないことを思い出す。 今日の財布の中身は大丈夫。何時ものパン屋で少しだけ多めに買おうかなと、考えながら歩いては]
ん……ああ、コンちゃん。おはよう。 この時間に会うのは珍しいね。
[普段自分はもう少し遅くに商店街を歩いているから、彼とこの時間に会うのは珍しかった。>>136 それは少しだけ新鮮で、逆にこの時間帯に彼が居ることが不安になって。 また酒を飲んで無理に寝たりしていないかが心配で。 呼び止められた時は笑顔だったけれど、だんだんそれは心配を帯びた色へと変わる。]
コンちゃん、昨日はちゃんと寝れた?
[睡眠薬を服用すると聞いたときは、渋々納得したけれど。 もしも寝れてない場合は……強硬手段に出るつもりではあった]
(138) 2014/12/06(Sat) 19時頃
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そういやそうだね 何時もは確かもっとシュゼル遅いしね
クロックワークスのゴシップ野郎の号外見た? まぁた怪盗"seven"が予告状出してきてさ 俺は今回外回りを仰せつかって何時ものパトロールをしてるってわけ
[彼女の言葉>>138に頷き1つ 今自分が此処でパトロールをしている理由を説明し きっと講義を受けに行くのだろうな、なんて予測をたてながら言葉を紡ぐ
そして段々と彼女の顔が不安げな色を宿すのを見て不思議そうに若葉色の瞳を瞬かせた後 問われたない様にぎくり、として]
あはは、大丈夫良く眠れたよ 流石ダフネの所の薬は凄いね
[嘘だ。眠れるわけがない 微睡みしか齎さない真珠色 やはり大量の琥珀がないと駄目なのだろうか それでも学ぶ機会の為に貯蓄をしようとし始めて だからこそ不眠と、無理やりねじ伏せるのではなくこれから長く付き合っていこうと決意したのだ
目を閉じていただけだが少しだけ休まった身体、隈は昨日より薄くなっている アルコールの甘くとろりとした香りは昨日1杯だけであったし 朝シャワーを浴びてきたし香らないと、思うのだけれど]
シュゼルは今日は講義かい? 朝早くから学生さんは大変だね
[何時告げようか。自分にも学べる機会が訪れたのだと そんな嬉しげな声音を孕んだ声で]
(139) 2014/12/06(Sat) 19時頃
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―Antique Ammetyst―
[>>100 鷹の眼が見、耳を欹てているとは知らず 軽やかな談笑は続いている。
「しかし、怪盗が盗めぬ宝もあるだろう。 可愛いマリーベル、それにアメジスト――」
赤い豊かな髪を愛でていたウェイクリー卿の手が つと、銀紫の髪にも伸びてきた。 前髪を軽く横に避け、眸をよく見ようとするようだ。 ダフネドラは眼を緩やかに細め 合成音声を吐き出す浅黒い唇に 今朝は暗紅色に染めた爪の指先を触れさせる。]
……戯れは火傷を呼ぶ、ミスタ。 それに、 ――Oculophilia《眼球愛好家》 と いうのも 居るのだよ
いつだったか……どこかの少年が 眼を抉られかけたと謂うじゃないか。
[ダフネドラは、くすくすとわらった]
尊いほどの、あい だ
[その様を見て、マリーベルは怪訝そうに眉を寄せた。 奇人の奇行を見て気後れしているようであった。]
(140) 2014/12/06(Sat) 19時頃
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/* 琥珀の夢にぶくぶく。お酒日和のまのまいぇい でもちょっとだけ上向き思考。そんな今日のコンダクトです
(-40) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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―Antique Ammetyst―
――どうかしたかい レディ
[笑いを含めて流し目向ける。 マリーベルは小さく息を飲んだ。 観察眼の鋭い娘、 紫の眼の奥に我知らず恐れを抱く。
「いいえ、なんでもありませんの。 ねえウェイクリー様、わたくし咽喉が渇いたわ」
しとやかに袖を引き、退出を促す様。 仲睦まじく――しかし少し前には その位置には、別の誰かが立っていたのを 店主はよぉく、知っている。 浮き名、あり。そういうおとこだ。
「あぁ、そうか。 では評判の喫茶店にでも行くとしよう。 ではまたいずれ、一角獣の加護に期待しよう。
――あぁ、そうそう。 巻き髪も好いが上げているのも似合いそうだ」
そんな言葉を残し、ウェイクリー卿らは店を出て行った。
店主は前髪をさらりとかきあげた。 昨日テオドールがたまたま見た やや不貞腐れたような目元の動き。 白い手差し伸べ花占い。今日の犠牲はガーベラの造花。 布の花びらと真珠の花芯が、床に落ちて散った。]
(141) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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―― き ら い。
[常結果はきらいで終わる。 花を作っては自らの手で散らすのは、 店主の奇妙な日課の一つであった。]
(*2) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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/* 恋(?)するダフネが可愛い…!
(-41) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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― 翌朝・燈写館 ―
[変わらぬ朝がやってくる。 消費される石炭は日々変わるはずなのに、不変に見える光景。 燈写館のブラインドを上げ、窓辺の屋号を裏返し開店を告げた。
夜色を覆いつくしてしまった靄は本日も実に深い。]
ジルベールが着たら、今日は使いを頼まねばな。 ―――旦那様はつくづく、御自分がお好きだ。
[昨夜は戻ってから、現像作業に精を出した。 完成した中の一枚は、以前撮影したケビン・アリウッドの肖像。 拡げた腕より大きなそれは、自己顕示欲が厭ほど溢れたもの。]
(142) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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[アリウッドの人間は、レンズ越しに覗く折が尤も顕著だ。 家族写真などは特に、調和を忘れて騒々しい。
富豪の息子―――ジョシュアからは特に露骨な嫌悪を拾っていた。 アリウッドの主人が気付いているかは知らないが、 男の目に狂いを覚えさせぬほど明確な感情。 ―――壁に掛かる当代一の傑作とは雲泥の差。
折り目をつけず、額縁に納まる肖像をクロスで包み、 薄い板箱に収めると湿気掛からぬように密閉。
手馴れたもので、造作も無い。唯の日常の風景。 飽きるほど繰り返した一日を、今日もまた。]
(143) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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―Antique Ammetyst―
[残った茎を窓の光に翳す。 真珠の一粒だけが申し訳程度に残っていた。]
見る眼の無い。 一角獣を選んだくせに。
[本日は東洋風の織物に フリルとレェス、ポイントに フェイクのガラスパールを縫い付けたもの。 後ろは長く、足首まで覆う。 沈丁花の造花の飾り、 香を染ませてあるのか甘く香る。 同じ花の柄をあしらったコルセットは、 細くきつく腰を戒め、口元を隠す。 左と右で違う柄の刺繍された変ったタイツは 華やかで歪でだからこそこの店主に相応しい。
とん、とつま先で床を叩き 片膝を抱えたままで前髪を軽くつまむ。
なるほど、上げてみるのも 悪くなかろう。 気紛れな散髪屋は、さて今日は営業しているのだろうか。]
(144) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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はーーーー!!! なんだ今日寒い!!!手がかじかんでうまくうてないぞ!!! そうそう雪降るような地域でも無いのに雪降ったし!!
土日に日中居られないと、 どれだけログ増えてるんだろうか(震え声)って めっちゃ怖くなるよね……
(-42) 2014/12/06(Sat) 19時半頃
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そういえば、ダフネドラはazumaさんだよね? ロランのときもそうだったけど、 とても素敵なロールを回されるなぁって思ってみてる
(-43) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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― Aphrodite ―
ところで、仕事は何時からなの?
[ジルベールの答えはどうであったか。 珈琲を飲もうとしてたのだから、数十分の余裕はありそうか。 パン屋へ寄り、適当に選んでから店へと戻る。
問題は、どうやって鍵番を識るかということであるが 整合するタイミングは幾らでも取れそうだ。 先ずは息子の誕生日を識る手立てを探すしかない。 学生に扮して、というのが尤も現実的であるように思う。]
前よりも伸びたね?
[編み込みを解くまでの間、交わす会話はあったかどうか。 水弾き良い布を肩にかけてやり、首の部分の固定を止めて。 椅子を倒して、男にしては随分と長い髪を洗う。 それにしても此処まで伸ばすのには、何か思い入れがあるのか。]
(145) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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―回想・白の鳥籠― [骨董屋の前に少年が一人。 声変わりとて済んでいるのかいないのか。 白い横顔だけ、わずかに少女めいて。
覗くのは命無き鳥籠。>>0:988
店主の気まぐれか、あるいは覗いているものへの思い入れゆえか。 店主が、到底客にはなれそうにもない少年に声をかければ、 おずおずと黒髪の下から零れるのは緑の瞳の上に、浮かび上がる金。]
ここは、不思議なものを売ってるお店でしょう? 僕の目、って売れるのかな。
片方だったら、一つだけだったら、…売って父さんのお薬買えるかな。
[悲しげに、呟く。 聡い少年はそれさえも夢物語だと知っていたけれど。
好事家の好奇心がこの瞳の希少さに惹かれることも。 充分な治療が適えば父が回復する可能性があることも。 そして、我が子の瞳を失ってまで、両親がそれをのぞんでいないことも。
全部、分かって。 言わずにいられなかったのは。願わずにいられなかったのは。
ただの幼さ。
写真館の壁に掛けられた、幸福に微笑む少年は。 数年の後に、瞳から溢れる涙を隠しもできないまま、骨董屋の硝子戸にそっと凭れかかった。]
(146) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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[白い鳥を見ていた理由を問えば、小さく答えた。]
だって、この街に青い鳥なんていないもの。
[白く蒸気に覆われた街。 青い鳥の姿は見えない。*]
(147) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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なんだか寒さで目が冴えちゃって。 本当はまだ寝てたかったんだけど、早起きは三文の徳って言うしね。
ううん、見てないけど……え、セブンから予告状来てたの? そっか……コンちゃんも、大変だね。
[怪盗セブン、自分は憧れを抱いている存在。 でもそれは幼馴染とはまったく違う感情。捕まらないで欲しいと思う反面、幼馴染の為に捕まって欲しいと言う気持ち。 おきたばかりだと言うのに回答の話を聞けば気分がだんだんと重くなって]
本当……?それならよかった。 コンちゃんにはもう、無理して欲しくないから……
[彼のついた嘘には気付かない。>>139 睡眠薬なんて処方した時がない自分は、飲めば直ぐに眠れるものだと思っていたから。 だから今日は、幼馴染は元気なんだと。彼の嘘を疑わないまま微笑を浮かべて]
そうなんだけど、今日は速く起きすぎちゃったから何処か寄り道しようかなって思って。 ……あ、そういえばコンちゃん。昨日のお礼まだできてないし、その屋台がある場所教えてもらってもいい?
[そういえば忘れていたお礼のこと。 嬉しそうな声の幼馴染に、おごると約束したことを思い出せば場所を聞きたいと質問をして]
(148) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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/* うう……目がしょぼしょぼする。 後眼帯邪魔すぎる…目が慣れない、うごぁああああ
(-44) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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/* なるべく、いろいろな人にエンカしたいと思うのだが… 学校関係者のグラディスとアンさんにはどうしても会いたいなぁ…
(-45) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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そういえば、髪をなんで伸ばしてる? ここまで長いと、手入れに苦労しないか。
[己が雇う以前、この街で彼がどう過ごしていたかは知らない。 聞けることは無かろうが、聞いた処で同情の素振りをするだけ。 弱いものは苦労する――と。 躰を売るなんて、貧民街で過ごしていた時すら考えなかった事。 飢えるなら、困るなら、金持ちを殺して奪えばいい。 極寒の風の中、少年であった自身が行き着くのは其処だった。 媚びるより、弱肉強食の生き方である。
洗髪剤を絡めて何度か湯で濯いでやり、 髪を乾かす間に飲食できるよう、紅茶の用意を。 乾かし終えた後、編む必要性があるのならそうしてやるし、 そうでなければ、男も丸椅子に座りパンを齧って 温くなった紅茶を啜る*]
(149) 2014/12/06(Sat) 20時頃
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―昨日のこと、薬屋にて―
[>>134仕事の事を、問うたあと。 笑顔になった店主の顔は、 背も相俟って、幼くも見える。
何はともあれ、 歓迎してくれるのならば、ありがたい。 短期でもいいという所は、 やはり、多くはないものだから。]
荷運びは、得意なんで。 一応、蒸気自動車の運転も出来る、出来、ます。 持ってはいないけど。
[荷物を運ぶ事ならば、 ダフネドラの仕事とそう変わりない。 違うのは、運ぶものの中身くらいか。
相変わらず、敬語はたどたどしく。]
(150) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[仕事の説明を受ければ、困惑の色。
今まで体験してきた仕事と、 内容こそ、同じものの筈なのに。 店主から提示された賃金は、 それらよりも、高額だったから。
良いのだろうかと、問うような視線。]
…… あ。テオドール。テオドール・ノット。 あんた、じゃない。店主さんの名前は?
[敬語にも、完全にボロが出始めた頃。 並ぶ薬の中に見えたのは、 見た目は普通の、のど飴>>133で。]
(151) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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アレって、この店の商品、なんですか。
[昔に一度、舐めたのど飴。
咳をする度、喉を焼くようなひどい痛みも、 あの飴を舐めてから、とても落ち着いていた、 そんな記憶。
あまりによく効いたものだから、 どこで貰ったのだったかと、記憶を辿ったのだけど。 結局、今日まで思い出せぬまま。]
前に一度、アレとよく似た飴を、 貰った事があって。
[自分の勘違いかも、しれないが。 昔を思い出すように、細められたアクアマリン*]
(152) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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― 屋敷・主の部屋 ―
[その日も、アンダンテはいつもと変わらず屋敷の管理をしていた。 いま掃除をしているのは、かつて主人が使っていた場所。 それにしては質素で控えめの、豪華という言葉とはかけ離れた部屋。
同時に、ここはアンダンテが主人の夜伽の相手を務めた所でもある。 この屋敷で作られた機械人形は"そういった用途"の為にも調整が為されており、特にこの人形はそのための機能に長けていた。]
…………。
[もしもオートマタにいっぱしの感情があったならば、 この部屋には深い思い入れがあった、と言っても差支えはないかもしれない。
けれど、機械にそんなものがある筈もない。 何の感傷も抱くことなく、ただ掃除だけを終えて部屋を出て行った。]
(153) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[自分の返答に幼馴染の表情が曇る>>148 それを感じれば大丈夫だから、と念押しする様に告げた
嘘を疑わないような様子に、純粋な幼馴染を見て此方も笑みが浮かぶ それはいつもの街のお巡りさんのもの 気持ちをごまかすときによく使う表情 でも、違和感などはなかったろう]
無理なんてしないさ、大丈夫 お薬も処方されたし元気元気
[こうして、また1つ嘘を重ね 寄り道の話になれば、そういえば彼女は義理堅い性格 礼をと以前言った事を思い出したのだろう。屋台の場所を聞かれれば]
あ、そっか場所言ってなかったごめん! じゃあ連れてくから後ろ乗って?
[ぽすり、と蒸気バイクの後ろを手で叩き 彼女が了承すれば商店街のその屋台へと向かうつもり
店の前までくればきっと、昨日と同じくじっくり焼かれた肉の香りと、こうばしいパンの匂いがすることだろう]
(154) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[男は淡々と営業準備に勤しむが、 ジルベールを雇う前の繁盛期は流石に越えられず、 伝手を頼り、アルバイターを不定期で雇っていた。
大学出入りの業者から、同年代で副業を探している者が居ると聞き、 目も当てられない不器用でなければ。と、勧誘を持ちかけた。 生憎、その相手の本業は大学の講師であるため、 任せたのは日の暮れてからの事務業であったが、 整然とした成果に、賃金を弾んだのを覚えている。
それ以後、不規則ながら、 帳簿整理まで手が回らなくなると、協力を乞うた。
大学で教鞭を執る―――、リュシオル・フラム講師へと。*]
(155) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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―挿話:白の鳥篭と紫水晶>>146―
金襴の眼。
[ほう、と幼さ残す少年の眸に 店主は僅か感嘆を混ぜた声で謂う。 されど続いた言葉に指先、顎に添えて絹の声で囁いたのだ。]
売れるだろう。 買えるだろう。 坊やは多くを失うだろう。
[聡い少年に敢えて言い聞かす様。 首を緩やかに傾ぎ 金色浮かび上がる眸を覗き込むように顔を寄せた。]
だが―― 「そういうもの」は僕の趣味ではない。 だから抉られたとて買い取らない。
[いいかい、と溢れる涙を 藤紫に染めた爪のなめらかな面で拭ったのだ。]
愛でられるなら 存在ごとを望むといい
[たとえそれが偏愛や偏執だとしてもだ。 少年が望んでも、望まなくても。 くるうあいも、また あいだ。
――そうして、鳥篭の白を見やる。]
(156) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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―自宅― [紅茶の余韻も家にたどり着くころには掻き消えて。
家の戸を開けば、母がちょうど片づけを済ませたところだった。 母の黒髪と面差しは息子に良く似て、似ていないところを無理にあげようとすればそれは鳶色の瞳だけ。 陰干しの終わった花嫁衣装は、娘が生まれたら着せてあげたいと願っていたもの。 あいにくと生まれたのは息子が一人きりだったけれど、 幼い声が可愛いお嫁さんを見つけるね、と言うたびに抱きしめてくれた優しい匂いを思い出す。]
母さん、準備は出来たの? ん、僕は大丈夫。料理も出来るんだし、一週間くらい平気。
[冬用のドレスの仕立てを母子二人で寝ずに仕上げ、ほんの少し出来た余裕で母親が赴くのは父親の療養先。 二人分の汽車の代金をはじめとした遠方までの旅費は、とても難しくて。]
大丈夫だよ。
[旅支度で不安そうな母の頬へキスを送る。]
(157) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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父さんに会って、たくさんお話して。 帰ったら僕に、たくさんその話をして。ね?
[一人で過ごす日々は寂しくない。 まだ、家族がいるから。 大丈夫、待ってる。 寂しくない。]
ちゃんと、大学に行って、たくさん勉強して…早く、役に立つから。
[どうか、その時まで幸せが続きますように。 願うしかない無力を噛みしめて。 母へとそっと微笑む。]
(158) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[問うたが、 そういうわけではないらしい>>147 理由を告げられて、色素の薄い睫毛をゆるく伏せる。]
青い鳥。 しあわせの――と、いうやつか。
さて、どうか 見つかるかな。
あの童話の結末のように うつくしくなくとも、いつか。
[そうして、染めた青の羽、 まがいものの一枚を 気紛れに少年に与える。
鳥篭の白い鳩について、問われたならばこう答えた。]
僕は。
あの鳥は、 きらいだよ。**
(159) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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アンダンテとお話するには屋敷にいかねばならんのか
うむむ、離脱時間が。
(-46) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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屋敷に行く用事も思い付かんのだよなぁ
(-47) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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/* アンダンテのストーカー対象、誰になるんだろうねえ。 前も言ったけど、拉致監禁する対象は誰であっても大丈夫だしなー……あ、製作者の技師は男性想定だから、出来れば男の方がいいくらいかな。
そして設定的にあまり関わりのない相手のほうがストーカーしやすいから、賞金の人とはあんまり関わらないようにしてるけど、これはちょっと寂しいかもしれない。 PCの性格(性能?)からして他人と関わらないタイプだから仕方ないっちゃないんだけどさー。
(-48) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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/* きらい。が色々感情込めてる感ある
(-49) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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―商店街/Aphrodita近く―
[さて、気紛れな紫水晶の店舗に 一時的にCloseの札をかけた後。
ややあった後。 くるり、淡紫の日傘を回して 散髪屋を訪ねる豪奢な姿がある。]
おや、開いては居ても 先客か
[>>149 店主は一人、手は一対。 多数の客は捌けまい。 先客が見知った者だと気づけば 夕べのことも在り、ゆぅるり首を傾ける。]
(160) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[一人留守に残す息子を何度も振り返る母を見送り。 ぱたんと閉じた扉の内側。
家族三人の暮らしていた家の中に落ちる静寂。 扉を開けてすぐは父と母の作業場。壁を隔てて食料庫と台所。それが一階。 二階が住居。夫婦の寝室と子供のための部屋。小さな風呂と物置。
しんと静まり返るそれらを戸締りして。 本で溢れる自分の部屋の中、明日の講義のために開いた教科書の間に挟まれた栞は青い鳥の羽。*]
(161) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[出勤の時間までは小さなストーヴを置いた店内で ジルベールに過ごすことを勧めたが、さて。 紅茶のカップをソーサーに預けたタイミングで、 ガラス戸を介し、傘を差す姿が見えた>>160
この散髪屋は元は仕立て屋のブティックの居抜き。 店舗側で過ごす分には、プライバシーも何もなし。]
あぁ、どうも。 ちょっと休憩してた所なんで、やりますよ。 カットですか?
[此処二日の間は、電気がついていることの方が珍しい散髪屋。 ドアを開けて、骨董屋の店主を見やる。
先日の一件で、「妙なおんな」が訪れたとして 其れが厚眼鏡の野暮ったい男とイコールしないと踏んでいる。 警戒心は薄い。
―――それにひとつ、聞きたいことがあるのだ。]
(162) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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[大丈夫と言われて、そうだね!と子どものように純粋に返すことはできない。 念を押されるように告げる様子に納得はできない。が、疑うよりも信じてあげたくて。この話はやめようと首を振る。]
そういうのは、ちゃんとした医者に見てもらったほうがいいよ。 それで薬を処方してもらったほうがもっといいはずなんだけど…
[けれど、元気ならばそれでいいかと。 自分に向ける笑顔の誤魔化しにも、重ねられた嘘にも気付かない。>>154 いつもの笑顔だから、安心できるんだと。その笑顔がいつも通りだから違和感にも気付けない。 けど、今度また昨日のように誤魔化されたら髪を引張り説教するつもりだった。]
なんだかコンちゃんってお巡りさんよりも運転手さんみたいだよね。 転職したら?
[バイクの後ろを手で叩く様子に、そんな冗談を言って。 そのままバイクの後部座席に跨れば朝の寒さを肌で感じながら、美味しそうな匂いを感じ取って]
(……よくよく考えたら朝から凄く重いもの食べることになるね。)
[……自分は、別のものだけを食べようと。 朝から重いものを食べたら今の体格を維持できる気がしなくて目をそらした]
(163) 2014/12/06(Sat) 20時半頃
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―翌朝・自宅―
[今日も大学に行くつもりは無く。 昨日出会った友人の言葉>>0:1002が、 青年を少し、憂鬱にさせた。
随分長く寝てしまった気がするが、 朝に目が覚めたのは、好都合。 パサパサのパンを、水で流し込む。]
………… 、
[机の上には、書きかけの手紙。 何を書こうか、筆を取っては置いての繰り返し。 結局書き上げる事が出来ず、 眠ってしまった結果である。]
(164) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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―商店街/Aphrodita―
休憩中か。出直さずとも?
[>>162 了解されれば遠慮はしない性質である。]
否、カットのつもりじゃなく 髪をセットしようかと。
――ああ、整える程度なら はさみ、入れてくれても構わない。
[閉じた傘を品良く持って、 散髪屋の店主と言葉を交わす様子は 何の気も衒いも無い。]
(165) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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医者に掛かれば睡眠薬より大量にお金かかるからね それに行く暇もないや
[それよりもまず不摂生について雷を食らう可能性がある 不眠誤魔化し酒浸り、下手をすれば1日1食の事もざらだから それに――医者は信用できない 両親の司法解剖、金を掴まされでっち上げた初老の医師の顔を あの醜い顔をはっきり覚えている……両親の顔はもう、おぼろげなのに
髪を引っ張られるのは勘弁とばかりに、話の切り上げを有り難く思った>>163 バイクで移動中、冗談に]
高給取りになれるなら転職してもいいね そしたら嫁さんでもできるかねぇ、なぁんてね
[そんな軽口叩きながら、屋台の場所へつき 胃もたれや体型を気にする幼馴染の乙女な部分を全く気にしない男の春は遠そうである あの屋台だよ、とゆびさせば彼女はさてどんな反応したろうか]
(166) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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―青い羽― [とっくに骨董屋の店主は忘れてしまっているかもしれない。 けれど、己には忘れられない思い出。
誰も彼もが気休めを言う中、残酷な事実と偽らぬ本音をくれた人。>>156 白い鳩を嫌いだと言って、美しく飾る。 客にもなれない行きずりの少年を気に掛けるよう、涙を拭って青い羽を手渡す。
愛でられるなら、存在ごと。と言ったことを到底叶えられるなんて思わないけれど。 眼球のみを愛でようとして、刃を向けた変質者よりはよほどまともな人に見えた。
少しだけ、気の晴れたあの日。
それから、時々、硝子窓から覗き込んで。 貝釦、便箋、鉱石。子どもの小遣いで買えて、親の目に楽しんでもらえるものを、と。*]
(167) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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ええ、えぇ。大丈夫ですよぅ。 今日は寝ぼけてませんし
ジル、ソファの方に移って貰ってもいい?
[ジルベールが未だ用事の時間に遠いのなら、 待合ソファへの移動を促してみるが、どうだったか。
開けた椅子の表面を一度タオルで拭ってから、 周辺の床に落ちたままの赫い髪を箒で掃く。]
ええどうぞ。
セットですね。 結い上げる感じですか?それとも編み込みで? [痛みがあるようなら枝毛を切る程度の整えはするが、 骨董屋の店主の髪を見る限り、その必要は薄いようにも。]
(168) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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[掌に馴染む撮影機は、真実の鏡。
時には遥かなる家族の肖像を収め、 時には尊き空の青さを映しこむ。
レンズの向こうに嘘偽り、真実でない紗が掛かるとするなら、 それを取り除き、暴くのが本当の手腕であり技術だ。 ―――当人達が望むか否かに関わらず。
他を圧倒し、眼を奪い、評価を数えることなど、 剔抉と比べれば酷く三流的な贋作技能。
芸術家でも報道屋でもない男が傾倒するスコープの対岸。 誰も知らぬ真実こそ、心を揺らして、酩酊を起こしてくれる。]
(*3) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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[十字の焦点を向ける真実は、 蒸気の煙りすら、鮮明に明かしてくれる。
実直な男は、ただ、真っ直ぐ、君を見ている。*]
(*4) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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―商店街/Aphrodita―
それは僥倖。 ミスタの鋏は信頼しているが。
[答えながら、ジルベールをちらと見る。 髪を整えられた後であるなら 1日中歩き回っていた名残は見えず 指摘する余地はなく。]
坊や、“部屋”はどうだった。
[意地を買ったついで、そう尋ねるが関の山だ。]
おや、――赤い髪。
[さて先客とは違う色の髪。 誰のいろだったか。ともあれ繁盛しているのは何よりだ]
では 編みこみを頼もうか。
[艶やかな銀紫は稀有なかがやきで、 鋏を入れるは少なくすむだろう。香油の手入れもあるかもしれない]
(169) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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それでも、ちゃんと診察してくれるでしょう? ……行く暇がないのは仕方ないけども。
[警官とは家、休みの日くらい貰えるだろうに。 怪盗騒ぎになってしまえば休みも何も関係なくなってしまうのだろうか。 ――もし、単純に病院が嫌いだと子どものように駄々を捏ねてるのならば呆れて冷ややかな視線を送るだろう。
幼馴染が医者を信用していない理由も、二人は事故で亡くなったとしか教えられていない自分は幼馴染の両親の死をでっちあげられたことも知らないまま。]
高給はもらえないよ。それに今はお巡りさんのほうが似合ってると思う。 あはは!コンちゃんにならすぐ見つかるよ!
[叩かれた軽口に笑い返して。>>166 もしもそんな相手が現れたなら、幼馴染を宜しくと頭を下げるつもりだったけれど。 屋台の場所が見えてくれば来るほど、美味しそうな匂いは強くなって。指差された屋台を見れば明らかに重そうで、太りそうな品が多くて、ほんの少し顔が引き攣った。]
(170) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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/* 自分のストーカータイプは基本的にサイコパス系なので、 病んでるというか、常時発狂している気もします。 ボーダーライン系もやってみたいんだが、適正がなぁ。うむむ。
(-50) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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あの、すみません……このパンとあと――
[贅沢は言わない。せめて野菜だけのもの……もしくはあまり肉が入っていないものをと探した結果。 特別に同じ品で肉を抜いてもらったものを買うことができて。それを幼馴染の元まで持っていけば]
昨日言ってたの、これだよね? [もし間違えてたら?そのまま食べろ。なんて事は流石に言わない。そこまで鬼ではない。ちゃんと取り替えてくるつもりだ。]
(171) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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/* 用事なくなったのかwwwww やばい!いそがなきゃ!時間が! って思ってたけどよかったです(こなみかん
(-51) 2014/12/06(Sat) 21時頃
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―朝・歴史の授業― [連日で朝一の講義が続くと、さすがに眠気による欠伸をかみ殺すのも限界であり。 ふあ、と開く口元を手で多いながら、さらさらと板書を写していく。
工業化の水質変化による植物への影響は学者のクロシュ夫妻が常々主張していたことであり、 環境と人体への影響を長期的に見れば、改めてその説を省みなければいけない、と。
メモにまとめたところで、授業がちょうど終了した。
ぱたん、と閉じた教科書には栞代わりの青い羽。]
(172) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[きょときょとと周りを見渡す講師へ>>123声をかける。]
フラム先生。 あの…。
[振り向けば申し訳なさそうに俯きがちに喋る。]
年明けの集中講義なんですが、いくつか別の試験と重なってしまって…。 それで、レポートか他の代案があればと思ったんですけれど…ダメですか? もちろん、講義に出られない分のマイナス査定は分かってます。
[どうしても必須科目と比べて選択や教養科目は軽視されがちだけれど。 無碍にしたいわけでもなかった。 自論の主張ばかりに終始する教授たちの講義よりも、いつだって熱意や歴史への興味が溢れていて楽しいのだ。 昨日目を輝かせて、満面の笑みを浮かべていたコンダクトを思い出す。 そういえば、フラム先生の授業に興味があったような、と。
微笑ましい細やかな思い出だけれど今は言い出せないまま、講師の返答を待つ。*]
(173) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―朝・アリウッド邸―
[騒動から一夜明け。 騒ぎが大きくなると大変だからとくれぐれも内密にするように言ったのだが、窓の外には数人の警官が見えた。 おそらく、気を回した従者の誰かが通報したのだろう>>68か。 父には知らされていないと良いのだが。一つ溜め息を吐く]
行ってきます。 今日は講義はありませんが、帰るのが遅くなるかと。
[そんな挨拶をメイドにし、家を出る。 風が冷たく、痛い。左手首の包帯は、痛々しく見えるのだろうか。]
(174) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―下水道―
[好んで通る人は、きっと誰も居ない。 表通りを歩けない人が、使うもの。
翼のないものが、使うもの。
錆びた鉄格子から続く穴の暗さは、煤だらけの煙突とは違うもの。
からん、ころん。からん。
誰かの蹴った小石の転がる音が、水雫と合唱しても。 届かなければ、知らんぷり。]
(*5) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[そういえば、ジルベールの住処を手配したのは彼であった>>169 あの場に居たのは自分では無く、名前も明かさず去った地味な女。 特に反応はせず、掃き掃除の方を。]
えぇ、――昨日、オルエッタが来たので。
[髪の主が、頭髪を気にする余裕がある訳ではない娘と明かし。 きれいな色ですよねぇ、とありのままの感想を零す。
金に為らない仕事をしてしまうのも、 散髪屋が、物品の消費を主とする商売ではないが故。 先日一斗缶を満たしたのは、警官の散髪くらいもの。]
承知しました。 雑誌はご入り用で?
[座るアメジストの髪は、宝石のように眩い。 師であれば、己が抱く以上の価値を覺えるのだろう。 最早帰らぬ人で無かったのなら、
絹の心地にも似た髪を確かめ、気になる部分を剃刀で整える。 其れも他人に比較すれば、そう時間も掛からない。
櫛へ持ち替えると、頭髪の上の方を櫛の後ろを用いて、 幾束のブロックに分けながら、髪用のクリップで留めてゆく。]
(175) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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そういえば、――聞きたいことがあるんですが。
[骨董屋を覗いたのは、両手で足りる程度であったが。 つい先日訪れた時に気になった、ひとつの商品を思い出して。]
片眼鏡は、未だ置いてますか。 友人に贈ろうかと思いましてね
[存在もしない仮想の人物へのプレゼントと称して。]
(176) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[彼女の忠告>>170は、耳に痛い 労働基準の法律なんてまるで無視の職場、怪盗騒ぎで休みなど碌にもらえない 医者の、否人の笑顔の裏の闇、知ってしまえば信用など余程懇意にしてでもない限りできはしない 彼女はこのままでいい。純粋なまま生きてほしいとこっそり思う 病院は嫌だやだなんて、子供が駄々をこねるような仕草をして見れば冷ややかな目が突き刺さる そう、それでいいと心の中で呟いて
高給取りではないのなら運転手は却下とばかりにあっさり]
街のお巡りさん、似合ってるならうれしいよ …シュゼルが嫁に行く時は、こんな口うるさいので大丈夫かって相手に言っといてやるよ
[彼女の保護者な感情も知らずげんこつ飛んでくるのを覚悟の上で揶揄した後 屋台につけば、そのパンのボリューム感に顔を引き攣らせる彼女を不思議そうに眺めながら、買ってくるのを待った
それが渡されれば笑顔で礼を言う]
(177) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―昨日昼・燐蛍亭―
[>>118お勧めを求める客はこれまでにもいた。 けれど毎回お勧めを注文する客は少ないように思える。
グラディスが決められないから任せているわけではないのだと知れたのは何度目の訪いか。 珈琲を飲む彼の反応が、検討外れなものを提供しているわけではないと知らせてくれて。 そうした事が自信にも繋がった。]
季節の移り替わる時期は体調を崩す人も多いですし、学生さんも大変でしょうね。 お互いに気を付けていれば、そうした事も少なくて済むのでは、と。
[彼の言葉には苦笑浮かべたまま頷いて。]
(178) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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お、ありがと。そうそうこれこれ 美味しいんだよな。肉のがっつりしたのと、野菜のしゃきっとしたのと
[酒浸りと激務、不眠が重なり1日1食が結構な頻度である こういう所でがっつりとっておかねば後々体力すらなくなるので朝はしっかり摂ると決めていて だから女の子のダイエット方面の事とかそういうのは全く気にも留めず――彼女のパンの具材を見て]
あれ?肉食べないの? もしかして体重気にしてたりして。ばっかだなー そんなんしてもたいして変わんないし倒れちまう方が大変だろう
[と、さらっと それから此処は人通りも多いし近くの公園で食べる?と彼女がパンを買いに行っていた時に買っておいた缶珈琲を持って尋ねてみた 公園に出かけるまでに拳骨騒ぎがあったかどうかは……]
(179) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[>>119自分の作業が終わったから、と言われれば、男は少し残念そうな表情を顔に浮かべた。 けれど手伝って貰えるのなら…と続けば、嬉しげに眼を細め。]
…はい、喜んで。
[微笑み浮かべ、応じる。 周囲を見回した後、彼の視線はカップに止まって]
――…そう、なんですね。 それはおめでとうございます。 けれど、そうなるとうちに来られる回数も減ってしまわれるんでしょうね…。
[応答に僅かに間が空いてしまったのを誤魔化すように男は笑う。 けれど声色は一段落ちてしまい、]
畏まりました。 奥様のお好きな色は何色ですか? グラディウスさんのお好きな色と対にするなど如何でしょう。
[意識的にトーンを上げながら、そんな事を問い掛ける。 首を傾げば青磁と宵の重なる髪が揺れる。]
(180) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[さて、何をしようか。 頑張っている警官達には悪いが、前例もある為信用が置けるとは言い難い。 とはいえ、ずぶの素人である自分にノーヒントで怪盗を捕まえられるとも思えない。 ここは「何でも揃う」あの店の店主に聞くべきだろうか。不気味だと噂されているが、だからこそ知っている事もあるのではないだろうか]
……そういえば。
[昨日帰る時に見た、帽子を被った男の姿>>12を思い出す。 以前大学ですれ違った時、こちらを避けているように感じたのを友人も悟ったのだろうか、彼の名前と留年していることを教えてもらった事がある。 よくカジノにいるという話も聞くが、手紙を入れた後に見かけた姿が怪盗なのだろうか]
違うとは、思うけど。
[彼が怪盗ならあまりにも無防備過ぎる。 それでも頭には入れておこう。会ったら話でもしようか。 そんなことを考えながら、商店街へと足を運んだ]
(181) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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…ふふ、お節介失礼しました。
[>>120グラディウスの顔に苦笑が浮かべば、男は眉を下げて謝罪する。 声色は普段と同じもの。]
そうですね、是非奥様といらして下さい。 私もお会いしてみたいです…。
[妻と共に、という言葉には大きく首肯してみせた。]
(182) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―商店街―
てーおーにぃー?
[酒屋の裏のごみ捨て場。 青じゃなくて黒い髪のおじさんが居たから、見ない振りをした。
大学に行くのは最後。 もう少し探してみたらね。]
あ。
[オレンジを放ってキャッチする。そんな遊びをしてる子供を見たら、昨日の事を思い出した。
ジルベールが残りを拾ったかもしれない。 もしかして、そのまま残されてるのかもしれない。
気になって。燈写館への近道を歩きだした。]
(183) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[>>121男はレジスターの前で他の客に接していたので、グラディウスの呟き声は届かない。
けれど彼が何か気に掛かっている事があるらしいという‘気付き’は、胸の裡に留まったまま。*]
(184) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―昨日・誰そ彼時―
[コンダクトが帰った後、窓を見て時間の経過に気付いたのか荷物を纏め始める学生の姿を見て、 頃合かとレジスターの前に向かう。
清算時に請求するのは紅茶の代金のみ。 頭を下げられれば、いつもより温度の感じられる笑顔を浮かべてみせた。]
いえいえ。 コンダクトさんのあんなに嬉しそうな顔、久しぶりに見ましたから。
[そこには羨みの感情は浮かんでいない。 感謝の言葉を込めてそう言うと、清算を済ませて店を後にする彼の姿を見送った。*]
(185) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―幕間:蛍石と紫水晶>>49>>53―
[紫水晶の瞳持つ、骨董品店の店主の反応は悪いものではなかった。]
えぇ、それで構いませんよ。 営業時間内なら、いつでも。
――ダフネドラさんのお好きな時にお越し下さい。
[男は首肯し、花緑青を細めて応じてみせる。 胸に宿るのは失敗をしなかった安堵と、珈琲を楽しんで貰えるという喜び。
もう少し手があればそういった事も増やせるだろうか、などという思い付きは胸の裡のみに。]
(186) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―回想・昨日夕方・Misty rain―
[にこやかに、とは言わないまでも、 店主はいつもと同様に迎え入れてくれた>>135 痛み止めはどうやら品切れではなかったらしい]
急ですまなかった。 本当はもっと早くに来たかったんだけどな。
[忙しく過ごした数日で、うっかり残量の把握を怠っていた。 錠剤の瓶を受け取り、代金を支払う。 礼と、救護室の薬の残量を思い出し、店を去る>>122*]
(187) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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/* ジョシュアおにーちゃんに逢えるチャンスではないか、これは!!
豚、こぶた……。仔豚ちゃん、どうかなぁ。 七つの大罪のおかげで、仔豚可愛いになってるのだけど。
やっぱりねこー??
(-52) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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[どうやら名前は覚えてくれているらしい。 初めて来店した時に挨拶と共に名乗ったのを思い出す。 失礼を、と聞けば首を横に振ってみせ。]
いえいえ。 はい、ローズと言います。
[二つの質問に対しては頷き一つ。 名前は“愛と優しさの象徴”とされる、紫色を帯びた薄い桃色の石から貰い受けた。 店主が束の間視線を流した相手。歌わぬ白い剥製は、初めて見た時は生きているものと見紛ったもの。 剥製はあまり得意でないので、購入しようとは思わなかったが。
金色のカトラリーは品の良い細工が為されていて、男は暫く検分した後に購入する事にした。
店を辞する際は、いいものを買えたという満足感と、好きな時に珈琲を届けるという話を取り交わしたからか、 いつもの微笑みに充足感を乗せて。*]
(188) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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―商店街/Aphrodita―
[怪盗を生業にするメルヒオルの態度は ごく自然。ジルベールの反応の方が 余程不自然だったろう。]
あぁ ちいさなレディ。
ミスタが整えたなら、 さぞかし可愛らしくなっているだろう。
――そう、綺麗な色。
[宝石めいた色だ。 その価値を認める者はきっと、多い。]
ミスタは面倒見がいい。
[くすくすと水晶のさざれのように笑って]
雑誌は結構。
[言葉交わすをよしとするダフネドラはそう答えメルヒオルに髪の流れと行方を一任する。]
(189) 2014/12/06(Sat) 21時半頃
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オルエッタ→ジル、メル、グラ グリフィン→コン、テオ、ジル ジョシュア→シュゼ、アン、メル アンダンテ→メル、 フロライト→コン、グラ マニュエル→テオ、ジル、コン リュシオル→コン、アン、グラ
な気がしてる。
(-53) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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―商店街― ……おや?
[商店街を歩いていると、目に止まる二人組>>179。 片方は庭師で、もう片方は警察官だ。彼も今回の件で苦労しているのだろう。 仲良さそうにしているが、関係が深いのだろうか]
さおはようございます。 いい朝ですね。
[仲を裂く悪魔にはなりたくないのだが、仕方ない。話しかけてみることにする。 彼女が怒るかどうか。それは青年の知るところではない]
(190) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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―商店街へ―
……インク切れてら。
[手紙の続きを、したためようと思ったものの。 万年筆から、黒の色が出てこない。 これでは手紙も書けないと、 財布片手に自宅を出る。
無駄遣いが出来る程、 金は貯まっていないけれども。 手紙を書く為の、それだけは、]
へっ、くしゅ。
[ひゅうと吹く、冷たい風に。肩を竦ませながら行く。]
(191) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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― 独白:ANDANTE ―
[ジルベールに昨日運ばせた修繕品にも手をつけねばならぬが、 急ぎのものから順次片付けている為、納期に追われることはない。
元々自身の本職は写真師である。 技師としての腕は、とある機械人形を見てやる為に磨いたもの。 かつては彼女の他にも幾人か人形は居たが、 自身が手を施せたのは一体だけ。
其れが救済ではなく、自己満足であることは知っていた。
受けたままの借りを、どのように返すか計りかねた結果の選択だ。 見かける都度、機械人形に無償で手と眼を掛けようと、 彼女は感謝などしないし、己も感謝されたいとは思わない。
彼女が織り成すルーチンワークに、 定期整備と言うファクターを添えるだけ。
主人を待つという彼女の目的が、達成されぬと知りながら。 純真無垢なる人形を、静かに静かに、歩く早さで生かすだけ。*]
(192) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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―朝・商店街―
[朝食はパンにしようか。 いい匂いであるが屋台のボリュームのあるサンドイッチは、 この歳になると少々きつい。 昨日と同じパン屋を目指して、肌寒い道を歩く。
クロックワークス社は今日も号外>>86を出したようだ。 受け取る人よりも多く刷られた新聞が、風に乗る。 紙面に躍る"怪盗セブン"の文字に、 また1人学生の風邪が悪化するのではないかと、 街の人とは違う方向へ思考を飛ばした。
パン屋で柔らかいプレッツェルを買い、大学へ向かう]
(193) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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―商店街/Aphrodita>>176―
なんなりと、ミスタ
[聞きたいこと、と尋ねられ 答える声は緩やかに。 されど、続く言葉には ひとつ、瞬いた。]
――片眼鏡。
[アンティークの細工を施された あまり使う者も居ないそれ。 僅かの間、物思うように眼を細め]
おいてるよ ――片眼鏡か、ご友人の趣向かい?
(194) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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ああ、アリウッドの坊ちゃんですか おはようございます
[デリカシーのない発言で彼女を怒らせていた頃だろうか 此方に話しかけてきたのは>>190先日と、そして今回も怪盗"seven"に宝石を狙われた家の一人息子 シュゼットは同じ大学生として親交があるかもかもしれないが自分はそんな認識であった
とはいえこちらはいつもにこにこ街のお巡りさんである 彼を見かけたら挨拶くらいはしていたし、既知と思われていたらいいのだが]
先日は我々の失態申し訳ない 今回は警部含め満を持して怪盗を捕まえる所存です
[公僕の仮面をゆるり被って謝罪しつつ言葉を紡いだ]
(195) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[建物の影になった屋根の上、膨らんだお腹を抱えて歩いているとネーブルオレンジが遠くに見えた。>>190
クロックワーク社の今朝の号外を、もしもわたしが持っていたら。きっとジョシュアさん――ジョシュアぼっちゃんの後を追い掛けたと思う。
でも、わたしの手には号外はない。 あるのは別の――]
(196) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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/* 冷え性の自分にこの時期のロル打ちは辛い。 指がかじかんで文字打てないんだよね(オール鳩PL)
(-54) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[声かけられて(>>173)]
……ん、えと、マールムくん。
[姿を探していた秀才に、声かけられれば少し驚いたが]
あ、うん……そういう事情だと、何か考えないとね。 私の時間はあるから、補講でもいいけれど……どうしようかな、どうしよう。
[わざわざ相談してくる学生なんて、ほとんどいないこともあり。 こういうときの対応は、どうしていいのか]
その、大学に相談してみる、けど。 いつも真剣に受けてくれているし、悪いようには、しないから。
[いくつか出れない程度で、それも他の試験のせいでなら、悪くない。 どうにか代替手段を考えると、約束して]
(197) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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『ほら、ご覧になって。奥さま。 うちの鶏が金の卵を産みましたの。』
『まぁ素晴らしい。』
(*6) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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『なぁ、リュシオル先生の講義、受けてるんだろ? ノート見せてくれよ、なぁなぁ~』
『つまらない冗談――と言いたいところだが、提出課題をてつだってくれるなら、話は別だ。』
(*7) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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『ジョンのやつめ、わしの原稿を盗んで消えたぞ!
あの作品は、受賞作になるはずなのに!』
(*8) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[昨夜は滞りなく営業を終えた。 滞りなど、滅多にあっては困るのだが。 ほぼいつも通りの時間に男はベッドに入り、目を閉じる。
男が無防備に眼帯を外すのは、必要に迫られた時と眠っている間だけ。*]
(198) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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[窓の外は常なる白煙と北風に制空権を奪われている。 青い空は、相も変わらず遠く遠く、蒸気の向こう側。
そんな双眸の端に、空の色をそのまま落としこんだ青年一人。>>191
なんともなしにカウンターに別れを告げて、 数歩で横切る清潔な店内。埃一つ見当たらない。]
―――…甘かった。
[唐突な一声は、道行く彼の横顔にぶつかったか。 無愛想な写真師が木戸を開いて、昨夜の感想一つ。 礼に対して更に礼を重ねるほど畏まった性質ではなかったが、 彼のバツの悪い顔が見たくなって、態々声を掛けた。
北風より冷たい低音が、びゅうと鳴く。]
(199) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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えぇ。
元が可愛らしい顔ですからね そのうち、化粧もしてみたいと思います。
きっと年頃に見合うでしょう。 女性はいいですねぇ、磨けば磨く程輝る。
[>>189ブロックに分けた髪を編み始め、 三つ編みや二つ編みの其れではなく 弾力ある健康な毛質を活かして いくつかのリボンを作るような形に結っては ゴムとピンで固定してゆく。
他人の髪を編むのは好きだった。 其れが今までとは違うものに変わってゆくのも。]
いえいえ、そんな事は。
[退屈を紛らわす本は不要のようだった。 これから何処かへお出かけですか?と 語りかけながら、櫛と指の動きは手馴れたもので。]
(200) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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そうです。 骨董屋で無ければ、あれ程の年代ものも無いでしょう 友人が好むデザインに見受けられたので。
[>>194暫しの沈黙。
燻し銀の材質も、表面に施された装飾細工も。 レンズの手入れの届きも。
記念の一枚として、仮面の代わりに纏うには それなりに良いものだと感想を抱いた。
今日が来なければ、忘却の彼方に置いていただろう。]
そう、――良かった。
[売れていない事を知り、安息を咬み殺す。]
ええ、僕と違って御洒落な友人なんで。
(201) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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―翌朝・燐蛍亭2階―
…ん…。 おはようございます、ローズ。
[男はいつものように目を覚まし、金糸雀に挨拶をする。
ベッドから起き出した男は洗面所で顔を洗い、眼帯を付けた後に部屋の一角に置かれている本棚に歩み寄った。 そうして棚の二段目から、やや年季の入った濃紅色のスクラップブックを取り出す。 故郷を出る際、鞄の中に収めてきたものだ。
表紙を捲ればそこには新聞の切れ端が数枚。 丁寧に貼られていた。]
(202) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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『ほら、あの金髪の小娘。 うちの旦那に色目を使ってね。
だから仕置きをしてやったのよ。』
(*9) 2014/12/06(Sat) 22時頃
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『こんどうちの楽団にヴァイオリニストを迎えるんだ。 音色が増えればそれは良い仕上がりになるだろうよ。』
(*10) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[坊っちゃん>>195。 自身にとってそう呼ばれることは、最も忌み嫌う事だった。 父の、が枕詞に付く。金持ちというだけで、無意識に避けられている気がする。忌み、嫌う]
おはようございます。 いえ、此方こそ父が騒ぎ散らしたようで。 ご迷惑をお掛けしてすみませんでした。
[それでも笑みを作り、穏やかに頭を下げる。 態度を固くし威張り散らす人間がどう思われるか、知っているから。 低く、優しく、静かな態度を。]
刑事さん、怪盗を捕まえる手掛かりはあるのでしょうか? 硝子の靴は、私にとっても大切な物なのですが…。
[困ったように眉を下げ、問いかける。]
(203) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[他愛もない街の声。
煙突から吐き出された煙は、空に消えていく。 消えるのかな。
留まるのかな。
歩いているうちに、目的地に辿り着く。]
(204) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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尋ね人
フロライト・ラヴァンディエ(21)
▽月×日、夜20時に喫茶店での仕事を終え、帰宅すると言って外に出る姿を店主が見たのを最後に失踪。
特徴:身長は178㎝。細身。花緑青の瞳。青磁色に紫色の重なる珍しい色合いの髪。(背中に届く程度で後ろで一つに括っていた) 深緑色のコート。白いシャツに黒いジャケット。揃いのズボンに革靴。 近所の大学に通う学生で、喫茶店では夜にアルバイトをしていた。
警察は、これに似た特徴を持つ人物の情報を求めています。 心当たりのある方は、どうぞご一報を。
―×××地方紙―
(205) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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郊外にある廃屋で、捜索願の出ていた男性を保護。
○月△日、未明。 警察は×××地方の廃屋にて、三ヶ月前に失踪し、捜索願の出ていたフロライト・ラヴァンディエ(21)を保護。 被害者は両手を鎖で拘束されており、身体の彼方此方を負傷していた。 突入時、被害者には意識がなく、すぐに病院に搬送された。
彼を監禁していたと思われるノクロ・サヴァチエ(23)は、警察が廃屋に踏み込んだ際にひどく抵抗し、軽度の負傷。 現在は神経を衰弱した状態になっており、聴取は困難との医師の見立て。 彼は難病の一つである、軽度の鉱化症を発症していた。
―×××地方紙―
(206) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[今思い返すだけで、手配書の絵はひどかった。>>0:990 目許を覆うマスクから覗く目も殺人犯のようだ。
写真なら、そうも行くまい。 無能な警官諸君を欺き、宝石商の怒りを買い、 鷹の目を明かして、勝ち逃げするつもりでいる。
ひとつの宝石に特別な関心を抱く、息子の気持ちなど知らん。]
(207) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[聞こえてきた言葉には言い返さずに、ただそれもそうだねと笑いながら返すけれど。]
(……こいつ後で絶対殴ってやる。)
[内面、とても腹の黒いことを考えていた。 流石に気にしますよ。これでも年頃の娘なんですから。ただ回している腕でその腹を締め付けてやろうかと思ったけれど、流石にそれはやめておいた。自分も危なくなるから。*]
(208) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[笑顔で受け取った様子に、朝からよくこんな重いものが食べられるなと苦笑い。 確かに野菜は美味しそうだけれどこんなガッツリしたものを食べられるほど自分は強くはない。]
よかった。もし間違ってたらどうしようかと思ってて。
[もしも、これ以上にボリュームのあるやつだったらどうしようか。 恐らく自分の表情筋は死んでいただろう。というより、先ほど渡したものだって十分ボリュームはあった。 ……体の作りって人それぞれだと何処か痛感する瞬間であったが] ば、馬鹿って……! コンちゃんは男の子で運動してるからいいでしょ!それに私は小食だからあまり食べないだけよ!
[さらりと言われた言葉に、頬を膨らませツンとそっぽを向いて。>>179 体重を気にしているのは事実である。体系は隠しやすいけど、体重は誤魔化しきれない。 そんな乙女心に気付かない幼馴染に呆れながらも、公園で食べると聞かれれば静かに頷く。なお、移動中拳は出さずに暫く顔をあわせなかったが。]
(209) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[空は相変わらず、蒸気に覆い隠されるように。 両親と共に見た青い空は、 ここしばらく、見ていない。
昨日、ダフネドラに貰った帽子は、 家の机の上のまま。 びゅうと鳴った、冷たい風が。 空の色を、さらってゆく。]
…… 、 そりゃあよかった。 甘いもんでも食べりゃあ、 あんたの仏頂面もすこしは、甘くなるんじゃあないか。
[>>199まあ、想像できやしないけど。 唐突に向けられた言葉に、一瞬言葉詰まらせて。 けれど直ぐに、無愛想な彼へと紡ぐ。]
(210) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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……あら、ジョシュアさん。
[むくれていた表情は、彼を見た瞬間なくなって。>>190]
おはようございます。 ジョシュアさんも、朝早いのですね。
[向けられた挨拶にはこちらも笑顔で返して。 ……彼が来てくれなかったら危うくこの幼馴染を殴るところだった。と、変な感謝の気持ちが溢れた。]
(211) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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―商店街/Aphrodita>>200―
それはいい、きっと見違える。 引き出すのもミスタの腕だ、――ねぇ?
[鏡越し、瓶底眼鏡の奥を見つめるよう。 見事な手際は滑らかに、形が変る、変えていく。 まほう、と誰が謂ったのか。 彼の手指、義手であろうに]
いつもながら 見事なことだ。
出かけるわけではないけども たまの、気分転換に。
[嘘ではないが、総てが本当でもない。 蒸気の向こうの影のようなものだ。]
(212) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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ニヶ月前の監禁事件の被疑者、警察病院で自殺か。
×月□日、部屋にいないのを不審に思った看護婦が室内に入ると、ノクロ・サヴァチエ(23)が自分の衣服で首を絞めて死亡しているのを発見した。 情緒不安定だった被疑者に対する聴取は混迷を極めていた。 監禁事件に至った動機は分からないままとなってしまうのか。 唯一の証人である被害者も固く口を閉ざしており…(以降は破れていて、読む事が出来ない。全体的に紙に皺が寄っている。)
―×××地方紙―
(213) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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―昨日昼・燐蛍亭―
[自分の明るくない知識故の行動が、 店主の自信に繋がっていたのは有り難いこと>>178 カップに口をつけた一口目の反応で、 嘘がつけるほど器用な性格ではないから、わかりやすく顔に出る。 今日も彼の淹れる珈琲は旨い]
朝晩の温度差だけでも十分体に負担が掛るからね。 暖かくしろって言うのに、石炭を節約したがる学生が多くてさ。 俺も気をつけるよ。
(214) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[引っ越した旨を告げると少し店主の表情が曇ったことに気づく>>180 少し首を傾げるが、続く言葉に自分なりに納得。 家が店から遠のくことで、来なくなるのでは、と心配したようだ。 そう自分の中で結論付ける]
ありがとう。 結婚しても戦地へ行って、退役しても単身赴任で。 寂しい思いをさせているだろうから、ね。
[トーンの落ちた声。 少しだけぎこちなさを感じる笑みに、触れない方が良いだろうかと。 ただ、その誤魔化しが何故かはわからない]
好きな色との対、か。いいかもしれないな。 俺は緑色かな。濃いものではなく、明るい色。 彼女は淡いオレンジのものを好んでいた気がする。
[気がするとしたのは彼女と過ごした短い時間のせい。 人の好みは変わるものだ。以前の彼女の記憶を辿って答える]
(215) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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心配されるのは新鮮だったよ、ありがとう。
[戻った声音>>182に、気のせいだったかと笑う。 こちらに越した妻と店に来る約束は必ず守ろうと決めた。 きっと、彼女もこの店を、この珈琲の味を気に入ってくれるだろうから*]
(216) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[甘いものは、やはり駄目だっただろうか。 手紙のような形で済ませてしまった事も含め、 嫌われてしまったやもと、内心ヒヤヒヤと。
ふと――昨日、言われた事を思い出して。
自宅の机の上の手紙には、 やはり、青年の現状は書かれぬまま。 悔しいような、なんとも言えない感情が。
青年の胸の内に渦巻いて、 両手をぎゅっと、きつく握って耐えた。]
(217) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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――…。
[男はそこでスクラップブックを閉じると瞑目し、嘆息する。
彼と過ごした三か月間。 外界から閉ざされた生活は、まるで世界には彼と自分しかいないような、そんな感覚に襲われて。
‘失踪・監禁事件’と世に評されたあの時間は、男にとって――*]
(218) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[――とてもとても、 幸福な時間だった。]
(*11) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/* >>207の最下段かっこいい!
と思ってしまう程度に、怪盗のファンです。PLが。
(-55) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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そんなそんな! アリウッド氏が怒るのは当然のことです! 我々の不徳の致す所。坊ちゃんにもアリウッド氏にも奥方にも 本当に本当に申し訳ない
[彼のもっとも忌み嫌う呼び方をしているとは知らず>>203 その穏やかに笑みを作る顔を見れば少しだけ不思議そうな顔をしたろう 何せ自分がお巡りさんの顔を作っている時と、同じような空気を感じたから されど何が原因かは分からないので、そのまま"坊ちゃん"呼びはやめない
それに――金持ちと言うだけで、憎んでしまいそうだ そんな醜い感情が根底にはあった されど、悟らせぬよう笑みは崩さない]
いえ、それがまだ……申し訳ございません 手掛かりは今我々も全力で探している所でして ですが我々も全力で警備にあたらせてもらう所存です
[困ったような顔を見ればそう、申し訳なさそうに言い繕った]
(219) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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―燈写館/裏―
にゃーんこ?
[昨日かいた落書きの、残る線。 描き足された線は、閉じた瞳。
ころり転がる小石は、光にきらと瞬いて。鉱石のようだった。>>0:1040]
……
[閉ざされた扉。 ジルベールが居たらどうしようって思ったから。控えめにトントンって叩いたの。]
(220) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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―商店街/Aphrodita―
――そう。 それは、趣味のいいことだ。
[眼を細めてアメジストはこたえる。
――似合いそうな男が居た。 仕入れは店主の趣味と、 私情を混ぜてのことだ。
以来、骨董屋の一画に、密やかに佇んでいる。 それは、誰に謂うことでもないが。]
ならば、取り置いておくとしよう ミスタと、ミスタの友人のために。
(221) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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ー少し前ー
[頬を膨らませそっぽを向く彼女>>209 公園へ移動中も怒った様子だが何かあったのだろうかと、この乙女心を理解しない男は内心首をかしげる よもや殴られる寸前だったということには気づかぬまま ジョシュアとの邂逅によりそれは避けられることとなった>>190
笑顔で彼と応対する幼馴染を見て、ああ、この人はジョシュアと言うのかと漠然と思った 呼ぶつもりは、微塵もないのだけれど 1つは幼馴染がなんとも可愛らしい笑みを浮かべ彼と話しているから もう1つは――両親を奪いその名誉を地に貶めた金持ちという人種に感じる無意識の、憎悪だった]
(222) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[当時、男にとって‘愛’とは、二人きりの鳥籠。 その中での献身と同義だった。
男の‘優しさ’に甘え、寄り掛かろうとしたノクロにとってそれは、男に対する依存心を増長させる甘い毒だった。
男自身が無自覚であったが故に性質が悪く、 その結果、彼を狂わせ、事件を引き起こさせた。]
(*12) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[男は十二年前、愛したノクロの為に心を砕き、 彼から向けられる全てを受け入れた。
歪んだ愛情も、 痛みも、 罵倒も、 悦楽も、 束縛も。
失踪・監禁―彼らはそうと自覚していなかったが―の果て、奇病の芽さえも
――微笑んで、受け入れた。]
(*13) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/* フロにぃ!偽物!? ふぁぁ、なんか、そわっとした!
(-57) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/* ノクロだぁれ
(-58) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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え、あ! 休憩は、もらえる!
[なんだか良くない誤解>>129をされていそうで、手を振りながら弁解をする。自分のせいであの写真屋は従業員の使い方が酷いなどと思われたら困るから。]
ふふー!ありがと! 風邪ひいたら、お薬飲むから、平気!
[あの時からしばしばお世話になっている薬屋さんを思い浮かべてにこりと笑う。今でもあの時>>0:943のことは覚えている。痛かったものが、痛くなくなったあの時。
―――胸の痛みも、なくしてはくれないだろうかなんて思ったり。]
[申し出>>129>>130には顔を明るくして。]
いいの!?わー、メルすき!! 最近バタバタしてて…。お願いして、いーい?
[彼の心の内など知らず、甘えることにした。]
(223) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[――哀れな労働者に敷かれた無体の話を聞いて怒ったのは、
それが興味本位の軽はずみな行動である事。 かつ、労働者自身が望んだものではない事が、話の状況から想像出来たからだ。
もしも双方合意の上で。 愛ある行動であったならば――…許容していただろう。]
(*14) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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―朝・大学―
[今日もいつもと同じ一日の始まり。
施錠していた扉を開けて、冷え切った救護室へ入る。 窓を開けて外気を入れて。 コートの代わりに、白衣を羽織る。 薬品棚には昨日使った分を補充して、 使われたベッドのシーツを引き剥がす。 昨日洗濯したシーツをベッドに被せ、 剥がしたシーツは洗濯かごへ。 窓を閉めたら、ストーブをつける。 最後に扉の表示を"open"に変えて。
そう、何も異常はない。 常に繰り返してきた通り。 今日もいつもと同じ一日の始まり。]
(224) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[故郷から逃れたのは、他人からの詮索を避ける為。
騒動が収まって冷静になった男は、あの時間は自分と彼だけのものとして、新しい土地で生きていく事を選択した。
忘れようとしたのは、恋人を失った辛さから逃れたかったから。
十年以上の時を経て、男の心の傷は癒えかけていた。
怯えたのは、入院していた病院で恋人の死を知らされた時の、絶望を思い出して。
けれど疵口は、また開いてしまった。 最近では殆ど服用していなかった安定剤を必要とする程に男の心は乱れた。]
(*15) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/* 救護室つけ忘れた!
(-59) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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にゃ~ぁ
[真実に近くなった平面の猫の上で、 偽ものの猫が 鳴いた。*]
(225) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/* 女装癖 ノクロ
じょそうへき。
(-60) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/* あ、偽者じゃなかった……。 そうだよね、ずっと前からフロにぃだもの。
表の発言が、29292pt!
(-61) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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/*
つみぶかい
(-62) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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それだけが僕の希少な楽しみですよ、えぇ。 寝ることの次くらいに、ね。
[>>212野暮ったい外見の割に、金の指はよく仕事をする。 其れこそ挙式の主役になっても、恥じない程度には。 白と紫の調和を形作ることで崩し、ひとつの作品に仕上げる。 アーティスティックな幾つものリボンを斜めに繕うて、 細い項が露見する形に仕上げることにした。
口許を秘すコルセット、首の辺りも藏れるのは惜しい。 とはいえ、客の趣味にケチを付けることは無い。]
光栄の限り。 おや、其れは勿体ない。
僕が見れた顔であえば、ダンスにお誘いしたい出来栄えなのに。
[蒸気の靄の先を追求しようとはせずに。 豊かな甘い髪をただ巻いて下ろしているだけの人形とは、 また違う味と色を与えてから、横髪をコテで絡めさせ、 細かいウェーブを作り、手持ち鏡で背面を見えるようにし、]
―ー如何でしょうか。 花が似合うように、蝶で遊び心を加えてみました
コサージュもつければ、もう少し見栄えもしそうですが
(226) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[そうして今、昔の疵を懐かしむ男は甘い毒の愉悦に浸る。
愛する人と過ごす時間。 誰であろうと邪魔は許さない。
――誰にも、 渡したくないから。*]
(*16) 2014/12/06(Sat) 22時半頃
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[遠くからでも彼を彼だと迷わず認められるのは、 賭け事の沼に嵌ろうと、切って売らぬ青の色が為。>>210 これだけ鮮明な青なら、短くとも高値も付こうが、 大事に抱える家族より貰った色なのだ。きっと売るまい。]
俺は物売りじゃない。 愛想で技の補完がしたいとは思わない。
―――…寧ろ、君が覚えるべきだろう。 ポーカーフェイス? 君に縁遠い言葉だな。
[手元に舞い降りたカードに一喜一憂するのだろう彼へ揶揄。 彼の通うカジノでは運のみで勝負するものなど幾らも居ない。 辛いときも甘いときも、何食わぬ顔をしてコールを切るのだ。
飲んだ煮え湯の数など最早数えられない癖に、彼は嘘に染まらない。]
(227) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[人の顔色なら伺えるくせに、彼はやはり生真面目な性根を持つ。 腹立たしいならコイン一枚放り込んでおけば良かった話。>>217 それをしないと言うならば、無愛想な己に対しても、 彼の善良さは曇らぬということだ、髪だけでなく全てが青い。]
偶には大学にも行くと良い。 気付いたときには席がなくなっているぞ。
――――それとも、写真でも撮っていくか? どうせ、また、手紙を埋められていないんだろう。
[性質の悪い含みを持たせた言葉を転がし、 一層貫こうとしたときに、聡い耳はノックの音を聞いた。>>220]
(228) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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/* 僕もギリ女装未満だったわ
(-63) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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ありがとうございます。 後ほど伺いましょう
何時入用になるか判らないのでね。
[>>221望む品が買えることに、ほっと溜息。 脳裏に写し込む人物が誰か、其れは図ることの出来ないもの。]
(229) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[視線で振り返り、扉を彼に任せると、己は足を裏手に進めようか。 小言を聞くなら店内へ、冗談でないと締め切るなら寒い外へ。
来訪者が客や業者なら、彼も帰したが、 そのどちらでもない事を己は知っている。
彼が戸惑えば、己は一言、難解な言葉を添えた。]
二本足の猫が来た、少し見てくる。
(230) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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/* わぁい、気持ち悪いRPだな! 少女さんとお仲間さんはごめんなさいですよ。
メルヒオル―オルエッタ グリフィン―テオドール …という組み合わせでしょうか?(首こてん)
どの辺りが「自分をstkしていいよ」というフリなのか、分からなくて、おろおろしてます。
縁故結んで下さった方々、皆さん可愛くて、ね。 明日に第一希望出して摺り合わせるんですよね。震える。
聞いていい感じなら、どういう風に見えてるか、お仲間さんに明日聞いてみたい。(´・ω・`)
(-64) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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これ思うけど 私ダフネドラのストーカーなんじゃないk
(-65) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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― 古い記録・削除予定 ―
「ご主人様、質問デス。我々にも、寿命というものはあるのですカ。」
「良い質問だね、ヴィーヴォ。君たちは普通の機械人形よりも複雑に作られている。故に、定期的な整備がなければ、保って一年といったところだろう。」
「一年。それは短いのですカ。」
「とても短いね。さらに、ただのメインテナンスならば、そこらの技師でも出来るだろうが、最も重要な部分――中枢部だけは、私じゃあないと整備できない。」
「では、中枢を整備しなければ、どうなりますカ?」
「中枢以外を整備しても、三年保てば良い方だね。」
「そうですカ。では、ご主人様がいる限り、寿命は無いのですね。」
「ははは、ある意味ではそうだね。君達の為にも長生きしないとな。」
(*17) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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/* わあぁ、ミスった。 不覚。
(-66) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[二本足の赤い猫は、この街が噴出す噂を食べて生きている。
二本足の赤い猫は、この街を巡る下道全てを知っている。
二本足の赤い猫は、いつも独りで鳴いている。]
(*18) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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― 燈写館・裏口 ―
[カウンターを乗り越え、手近な扉を開いた先が裏庭。 彼女は此処までなら侵入を赦される。 許容の度合いは野良猫の其れと非常に近い。]
昨日は留守中に来たみたいだな。 知らぬ子がいて驚いただろう。 引っかいたりはしなかったか? 少し塞いでいるようだったが。
[テオドールが在を選択しても、店内からは己の背中しか伺えず。 そして、男の仕草は野良猫にしてやる其れと大変似通っている。 無愛想な男が猫を寵するなど、冗談にしても眩暈を誘う光景。
赤い野良は四本足ではなく、二本足だったけれど。]
(231) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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―商店街/Aphrodita>>226―
安眠は宝。 眠りを切り売りできれば 助かるものもいそうだよ。
[さてあの薬は効いたかどうか。 新米刑事を思い浮かべる。 深刻なものならば心の持ちよう、眠れまい。
手際を見ているだけでも芸術的、 うつくしさに飽きぬもの。 リボンを絡めて蝶を休ませ 幻想の絵を描くよう]
僕は醜美は問わないが? 機会があれば頼もうか。
[ダンス、なんて愉快なことを。 くすくす笑いながら 手持ち鏡の映すかたちに頷いた]
いいな。いい。実に好い。 コサァジュか、店の花でもつけようか―――ミスタの店にそういうものは?
(232) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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― →Aphrodite ―
[投げかけられた質問。それには苦い顔をして。]
それが、聞くの忘れちゃってて… 燈写館が何時にopenになるか、知ってる…?
[流石に早朝の今から、なんてことはないだろうと高を括っていたのだが彼から答えは得られただろうか。
店に着けば、促されるままに椅子に座り]
んー…多分、半年もっと切ってないかな
[編み込みを解かれながら、そう答える。髪を切りに行く時間もお金ももったいなかったから。]
(233) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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―昨夜、薬屋にて やあ…こんばんは、フロライト。 いつものやつでいいんだよね
[随分と呼吸の浅い友人を心配しながら いつもの薬といって取りおいておいた3つの小瓶を取り出しつつ]
今日は随分と酷そうだねぇ大丈夫かい? …薬、飲みなよ。お大事に。
[小さな袋に入れて手渡して、店を去る彼を見送った*]
(234) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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―昨日、薬屋にて ありがとう。 そうだねぇ歩いていくより効率がいいかも。 薬草とか、とりにいくからね。
[荷運びといっても地下から薬を運び込むことと薬草を取りに行くだけである。
そのたどたどしい敬語に、クスリと笑って]
敬語、慣れてないのかい? タメでもいいよぉ そういうの、あんまり気にしないしさぁ
[問うような視線には首をかしげる はて、何かおかしなことをいったやら、と その辺りの自覚をしてない様子。]
(235) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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ガキがあんたの顔を見たら、 あまりの仏頂面に、泣くんじゃないの。
[>>227ふん。鼻を鳴らして、 さらわれた青い髪を、耳へとかける。
暫く切っていない髪は邪魔ではあるが。 空の色と言われたそれが、嫌いな訳ではない。 寧ろ、青年が偽りなく誇ることができる、 数少ないもののひとつ。]
ぅ、 うるさいなっ!
[ほっとけ、と言い返した青年の表情は、 ポーカーフェイスとは程遠い。 どれだけ無表情を装っていても、 判りやすいと笑われること、数数多。]
(236) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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テオドール、テオドール・ノット… うん、覚えたよ。 僕はマニュエル。マニュエル・フロックハートだよ。 よろしくね。
[のど飴を指されれば]
うん、そうだよ 僕のオリジナルなんだぁ ちょっと効き目が強いから、軽い症状の人には出せないんだけどね
[どこか得意気にその事を語る 強いから故に、この飴を出した客はそんなに多くない。 記憶を辿れば、強く思い出されたアクアマリン。]
…あ、もしかして…あのときの学生さん! そうだよねぇこれも何かの縁だねぇ…
とりあえず、明日からでも。よろしく頼むよ
[と、もう少し何か話したかもしれないが、店を出る彼をにこにこと笑顔で見送った*]
(237) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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伸ばしてる、理由? ん―――、切るのが面倒だから自然に伸びちゃうの。
[いくら恩を感じているメルヒオルといえど、このことは誰にもいう気はなかった。もちろんオルエッタにすら言っていない。 身体を売ることを、良いとは思っていない。汚くて穢くてキタナクテ。そんな自分が嫌になる。弱い自分が嫌になる。 それでも、自分のちっぽけなプライドなど、故郷の家族を思えばなんともなかった。]
(238) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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あ、できれば編んで欲しいな! メル上手だし!
[編むかと聞かれれば>>149茶目っ気たっぷりにそう答える。かわいくねー!なんて冗談っぽく付け足したけれど、そこには確かな打算があった。]
[満足の出来にお礼を言ってから。]
んー… ありがたいけど、時間わかんないし…。 ちょっと早めにお店に行ってみるよ!
[紅茶をいっぱいだけいただいて>>162。暖かい店内は自分に優しかったけれど、その優しさにいつまでも甘えてはいけないとも思ったから。
しかし来客>>165をみれば]
ダフネ!おはよう!
[昨日のことは、忘れたふり]
(239) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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………… どうせ、
[>>228悔しそうな歯軋りの音は、 風の音と共に。
自分の席なんて、残っていやしない。 そう紡ぎそうになった口は、 幸いにも、来客>>230によって遮られた。
ああ、よかった。 自業自得であることを、 まるで、悲劇のヒロインのように、 語ってしまいそうだったから。
裏の戸を叩いた二本足の猫に、こっそり、感謝した。]
(240) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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/* コンちゃんジョッシュといいテオといい嫌いすぎぃ!!! もうだめだこのこ(ゲンドウぽーず)
(-67) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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―商店街/Aphrodita>>229―
螺旋階段。
そういう風にも見える。 ――ミスタの金の指は魔法のようだ。
タネも、しかけも、ある魔法。
[さて眼を閉じて満足げ、 >>229 今度は鏡越しでなく、振り向き 紫の視線を直接美をつくる鋏の主に向けて囁く歓迎。 ――あれは己の私情であって、 弟子に行くとは思ってもいないもの。]
――畏まった、待っているよ。
(241) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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― 古い記録・削除予定 ―
「アンダンテ、そんなところで何をしているの?」
おはようございます、アニマート姉さん。 先ほどから、とても駆動部が重いのです。
「ゼンマイは巻いた?」
…………? いえ、巻いていません。
「私達は定期的にゼンマイを巻かないと、潤滑が悪くなるのよ。 一階に自動で巻いてくれる機械があるから、そこに行きなさい。」
そうだったんですね。 そこに行きたいのは山々なのですが、とても動けません。
「……仕方ないわね、私が巻いてあげる。」*
2014/12/06(Sat) 23時頃
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― 古い記録・削除予定 ―
「アンダンテ、そんなところで何をしているの?」
おはようございます、アニマート姉さん。 先ほどから、とても駆動部が重いのです。
「ゼンマイは巻いた?」
…………? いえ、巻いていません。
「私達は定期的にゼンマイを巻かないと、潤滑が悪くなるのよ。 一階に自動で巻いてくれる機械があるから、そこに行きなさい。」
そうだったんですね。 ですが、とても動けそうにありません。
「……仕方ないわね、私が巻いてあげる。」
(242) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[どうやら、怪盗セブンの次の標的らしいその名前は硝子の靴というらしく それは童話に出てくる靴と同じ名前だとまずそれが1つ思ったこと。 そして、その彼にとって大切なものが盗みの標的にされていると耳に届けば表情はどんどん沈んでいく。
幼馴染にとっても、彼にとっても。怪盗セブンの犯行は止めたい筈。 二人の話をただ静かに、耳を傾けて>>203>>219]
手掛かりとか、見つかるといいですね。 ……一番は、ジョシュアさんの大切なものが盗まれなければそれで、いいのですけれど。
[どうして怪盗はそんな大切なものを狙ってしまったのだろう。 大事なものほど盗られた時の悲しさは、壊れた時の虚しさが大きいことを知っている。 ぽつりぽつり、言葉を零して複雑な心境の自分は、また押し黙った]
(243) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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―燈写館―
[金は、ない。否、ある。 あるが、両親への手紙を書くための、インクが無いだけで。 他のペンで代用すれば、写真代くらいは。
タダでなんて事は、勿論考えない。]
写真、あとでよろしく。
[昔は、便箋いっぱいに文字を書き綴れていた筈なのに。 いまでは、一行書くことすらも大変で。
――写真の、一枚くらい。
ここで逃げてしまうのは悔しいと、半ば、意地のようなもの。 閉じた扉の内側に、青年の姿は残っていた。]
(244) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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/* 自分の中でのきゃわいいランキング 1.ジルベール 2.テオドール 3.オルエッタ
(-68) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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ん! これだけ頂いたら、ジル行くね!
[>>168言われたように待合のソファーに座り、紅茶を流し込む。いくら忘れたフリをしても、気になってしまうのが人間の性。さっさと飲んでお店を後にしようと思っても、紅茶が熱くて飲み干せず。]
んー…、とても、良かった!
[紅茶と格闘してれば、そう尋ねられて>>169。しかし見ていないのだから言葉に詰まる。
結果、当たり障りのない返事。もちろん見ていないのだから、その部屋に風変わりな壁画>>0:853があったことなど、知らない。]
(245) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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[裏の庭で遊べるのは、仔猫の特権。 入れない場所があることをごまかしてるだけ。
探し人の空青は、わたしからは見えない。 ただ、表に誰か居るから、わたしは小さな声でなくの。
にゃあにゃあ。]
(246) 2014/12/06(Sat) 23時頃
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つまり――――…、 俺の顔を見ると、君が泣くと云うことか?
あまりに頑是無いな、テオドールくん。
[即ち、男の目から見れば、 成人を超えた彼も幼子に見えるというロジック。>>236 歪曲に彼の疳の虫を叩き起こして、自身の厭う騒々しさを招く。 だが、彼の細い神経は弦のようで、爪弾く度に良い音を奏でる。
向きになる様子など、自分の少年時代にも無かったものだ。 つい掻き鳴らしてしまうのは、所謂一つの悪趣味かもしれない。]
(247) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[彼が鬱屈を溜める度、己の中に堪っていくものがある。 空から慈雨のように降り注いだ其れが、胸の内。 踏み外した彼の人生を知らぬが、落し物は満ちていく。>>240]
ツケで良い。 君は死んでも返すだろう。
[ひら、と片手を振って、内心で小銭を数える顔に告げた。 借金を返した端から、また貸し付ける己も随分悪徳業者。
それがインク代と知っていれば、 一層、性質悪く、貸しにして見せただろう。>>244
彼が綴る言葉を持たないならこそ、言い訳など作ってやらぬように。]
(248) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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これでも足りてないくらいですからねぇ。 前世はドラ猫だったらしい、きっと。
[>>232寧ろ寝ている時間は驚く程少ない気がする。 其れでもこうして副業に従じていられるのは、 荒んだ生活と、拾われてからの忙しないサポートの賜物か。]
いえいえ、僕が気にしますよぅ。 自分で踊るより、眺めている方がずっと性分なんでね。 フロアの中心に立つのは、恐ろしくて。
[其れは真実であり虚言でもある。 師を支える裏方に身を置きたくもあり、 華々しく手腕を決めた時の、 そして夜空を舞う時の高揚感を愛しているのもあり。]
お気に召して頂けたようで、光栄です。 一応あるんですが、ご主人の御作りしたものには及ばず。 あれに比べれば、買った花と引き抜いた花の差があります。
(249) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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螺旋――
[けして途切れぬヘリックスを想像し、 成程、と頷いた。>>241
曲がりくねった道は、まるで踏み上げてきた軌跡と仝じ。 けして直進ではない。きっと、歪んでいる。]
種も仕掛けも、ね。 おっしゃる通り、血と汗が滲む技術でございます。
しかし水面下で暴れる足は、人の目に見えないもの。 ひとつの魔法として、此処に殘るのみ。
[作品に、作り手がどんな人物かの表明は不要。 告げて、椅子をくるりと回し出口側へ向けて。 代金を告げた後も、素晴らしい髪の色だと労う口。]
えぇ、友人も喜ぶでしょう。
(250) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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最近どうしても早く起きてしまうので。 それに…昨日は眠れなかったのです。
[言外に、予告状のことを忍ばせる>>211。 彼女の見せる笑みは昨日と変わらぬ様子で、張っていた気の糸も緩みそうになる。 感謝されているとも知らず、また憎まれているとも知らず>>222]
(251) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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いえ、あれだけ怒鳴り散らすと刑事さん達もストレスが溜まるから止めてくれと言っているのですが… それに百戦錬磨の怪盗sevenを簡単に捕まえられるわけもありません。どうかお気になさらず。
[或いは価値ある宝石を気にするなという言葉も彼に恨まれる原因なのかもしれない>>195。 そんなことは、知る筈も無いのだが。 彼は街のお巡りさんとして名の通っている刑事である。だから今回の事件も巻き込んで申し訳ない、という気持ちはあった]
…そうですか。そうですよね…。 ええ、お願いします。あれは絶対、誰にも渡したくはないのです。
[お願いします、ともう一度、深く頭を下げる。]
(252) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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フィンにぃ!
あぁ、やっぱり留守だったんだ……。 そうだよ。フィンにぃが居ないから、コンにぃが痛いことしたんだからっ
[赤い靴をはいたまま、そんな事を言う。]
……怪我したの。
[引っかいたり、噛み付いたのはわたしの方。 でも、そんなこと言いたくなくて。>>231
見上げる顔がどんなに仏頂面でも、怖いって泣いたことは……あ、1度だけ。]
(*19) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―そして現在、薬屋地下???
…うみゅ、寝すぎた…
[目を覚まして、辺りをみやる。 日の光のささない地下室で、研究をしていればそこで眠ってしまうことなどよくあることで。 だけど今日は寝すぎたようで、短針はいつもより30度程右へ傾いていた
目に入るのは、可愛らしい動物や、美しい植物。 どれもこれも光の届かぬ地下室でみずみずしいまま飾られている。
その中に、随分と前から大きな空の鳥籠があって]
(253) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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…きみはぼくのもの。 ここにくれば、えいえんに。
(*20) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[座っていた椅子から立ち上がり、簡単に身支度を整えれば その部屋を後にして。 地上への階段を登っていった*]
(254) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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…いえ、ですがまぁ、我々も警部の手足として満足に動けないのがまた更に上司のストレスを齎す原因だとも思いますんで 俺らは所詮代えがききますしね、あはは
[お気になさらず、彼にとって人魚の涙はそんな価値なのか>>252 あれ1粒でどれだけの富になるのか――なんて、この青年にとっては一向にも付さない考えなのか ああ、その純粋で清廉で無知な考えが羨ましい事だ そんな風に曲解してしまうほどに4年で自分は捻くれてしまったらしい
彼に僅かながら申し訳ないと胸中で謝罪し 彼が自分を巻き込んでしまって申し訳ない、そんな風に考えているとは思いもせずに]
絶対誰にも、ですか ――それほどまでに大事な物
[自分にもあった。たくさんあった 大切な物を失う悲しみは知っている 例え金持ちの息子であろうとも――そんな思い、誰にも味あわせたくなくて]
任せてください。警官さん頑張っちゃいますから 明日をばぁんと、信じて下さい
[深く頭を下げた彼にそう、にっこり笑って肩を叩こうかと]
(255) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[身体が、びくりとした。もしかしたらダフネドラには悟られてしまったかもしれない。>>189]
―――――、
[その名>>175を聞けば、昨日のことがリフレインして。ゆっくりと深呼吸。これは本当に薬屋さんに行って、胸が痛くなくなる薬がないか聞くべきかもしれない。
そうしてまだ冷めぬ紅茶を、火傷など気にせず喉の奥に流し込んで。]
メル、ごちそうさまでした! ダフネも、いろいろありがと!
[挨拶をしてから、パタパタと店をあとにした。]
(256) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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三本猫は買えない。直ぐに動かなくなる。 他は―――…、
[首を左右に振って、改めて痩せた赤猫を見やれば、 その毛並みが繕われている事に気がついた。 寒風で多少乱れていたけれど、野良と呼ぶには咎められる整髪。]
散髪屋は猫を飼い始めたのか。 そんな甲斐性があったとは驚いた。
[驚愕するなら相応の表情を作るべきだが、 表情筋は怠惰に労働放棄。何時もの顔だ。>>246]
(257) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[怪盗"seven"が盗みたいのは硝子の靴 シンデレラを横から掻っ攫う魔法使いをイメージした自分は、純粋さなど何処かに置き忘れてしまったのだろうか何て自嘲する]
[ふと、ジョシュアと話していれば表情沈んだ幼馴染がぽつり呟く言葉>>243が耳に入り 大事な物ほど、すぐ無くなってしまうのに――そう、言いかけたのを飲み込む 押し黙る彼女を見れば、何とか明るくさせようとするがさて、何を話せば元気が出るだろう
そして思い浮かんだのは今朝のとってもいいことで]
シュゼル、そういやさ 俺大学で聴講、受けられるかもしれない 今朝フラム先生に会って、色々資料送ってもらえるって
それに、"何かを学ぶのに、遅すぎるということはない"んだってさ いい言葉だよなぁ…俺あの人の講義、大好きで もし受けられたらどんなにいいかって思ってたから嬉しくて嬉しくて あ、もしかしたらフラム先生の講義以外にもいくつか受けられるかもしれないから そしたらシュゼルとも同じ机に座って講義を聞けるかもな
[そう、楽しげな声音でそう彼女に告げた 彼女がとある決心>>132をしていることなんて、全く気付かぬままに]
(258) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―昨日のはなし・薬屋で―
マニュエル、さん。
[>>237さん付けするのがむず痒くて、 なんとも言えない表情と共に。]
……… あ、と。 いつだろ、酷い風邪引いた時かな……。
[マニュエルの言葉に、瞳が瞬く。 オリジナルで、滅多に人には出さないのならば、 店主以外から貰う事も無かろうと。
何処で買ったか覚えていない薬を飲んだ後から、 熱も幾分か下がったことを、思い出し。]
(259) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[最近の自分は逃げてばかりだって―――?
――――――そんなの、自分が一番知っている。]*
(260) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[>>197返ってきた答えにほっと表情を綻ばせ、慌てて頭を下げる。]
ありがとうございます。
[気安さには口が良く回るもの。]
知り合いの警官に、大学や外部聴講の話をしたら、歴史の授業を受けたいって言ってたから。 もしかしたら、そのうち来るかもしれませんね。
[他愛ない、会話の延長*]
(261) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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あー……っと、 あの時の事、あまり覚えてない、けど。 お世話になりました。 薬飲んでから、熱もかなり楽になったし。
[素直に礼を告げるのは、 あの時は本当に、命の危機を感じていたから。 風邪程度で大げさではあるが、 一人暮らしの身には、笑えない話。]
ん、わかっ、わかりました。 よろしくおねがい、シマス。
[明日からでもと言われれば、ひとつ、しっかり頷いて。 かるく、頭を下げ店を出た*]
(262) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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/* あ、ごめんなさ。(´・ω・`) そこは半年前の心算だtt
分かりづらかったですよね。 でもこれから行こうと思っていたからそれでオッケー。
(-69) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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善意が作る創を知らないのだろう。 君の幸せは、これからも君が決めて良い。
[淡々と告げる口振りに同情など欠片もない。>>*19 野良には野良の、首輪の掛からぬ事情があるのを知るだけ。]
何処が痛い、オルエッタ。 ―――足か、腕か、それとも。
[左胸か、とは露骨過ぎて聞かず、尻尾か。と冗句を飛ばした。 痛みを知って、苦労を知って、それでも尚、 二本足の赤猫は生きている。]
(*21) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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― →燈写館 ― [パタパタと走って商店街を駆け抜けて。くしゃりと歪んだ顔は誰にも見られていないといいけれど。そうして到着した勤め先。]
おはよう、ございマス― …、遅く、なりました?
[扉を押し開けて、出勤2日目。荷物などないから手ぶらで。 昨日は慌てて飛び出してきたから、詳しい出勤時間なども聞く暇なく。遅かっただろうかと不安に思っていたが、グリフィンの姿はあっただろうか。>>230
その際、視界の端に捉えた大きな薄い板箱>>143。写真に詳しくない自分はそれが何かはわからなかった。]
(263) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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― 些し前の話 ―
うぅん…、 多分昼よりは前から営業してるとは思うけど、 僕はいつも予約して行ってるからなぁ。
[>>224習い事は、不定期であった。 よく考えれば営業時間を気にした試しはないが、 訪ねると大体ドアノッカー数回で店主の顔が見れる。 忙しくて箱詰め状態、の印象が強かった。 技士の仕事も掛け持っては、尚の事。]
半年以上か。 今度時間ある時に梳いてあげるからきなよ。 栄養が行き届かない部分も多くて、可哀想だ。
[告げて、数本に至った編みこみを器用に解してゆき 伸ばしている理由は、そのまま納得した。>>238 仕送りに掛けている分も考えれば、 外見の乱れに気を回す余暇は薄いと見える。]
(264) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[裡に隠れたものも見えない。 覗こうとしないからだ。
ただ、識ることの出来ない部分を知ったとしても 其れが穢らわしいとは思うまい。
貧相な暮らしの中に身を置いても、泥水を啜っても 高いプライドを生まれながらに持ち合わせていた自身には 到底選べぬ選択肢である、ただそれだけ。]
そっか。似合うよね、長い髪。
[>>239編んで欲しいという要望に、 イエス、ボーイと小さく笑って乾きと共に髪を編む。 洗う前よりも細かく、丁寧だが素早い仕事で。
早めに向かってみると聞いて、頷く。 遅れて稼ぎが減っては、彼の為にならない
慌ただしく走り去る背を、硝子戸越しに見守った>>256*]
(265) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―商店街/Aphrodita>>245―
[ジルベールからのいらえには、 じ、っとその眼を見つめたままで。]
そう。
気に入ってもらえたなら僥倖。 気が向いたら 好きに書き加えてもいい。
[――部屋を見たものにしか分からないこと、 そう、言葉を向けた。]
(266) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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はぁ!?なんで僕が!
[>>247つまり、自分が子供と言いたいのか。 目を吊り上げて、目の前の男を睨みつけても、 彼にはどうってことないのだろう。
――まあ、あながち間違ってはいないか。
虚栄心という名の積み木を、 容易くついて崩そうとする彼の言葉は、 青年にとって、とても痛いものだから。
流石に、見るだけで泣く事は無いが。]
(267) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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[店内、青い髪の青年がいた>>244。他の従業員だろうか、見たことのない顔。]
オハヨウ、ございま、す?
[とりあえず、挨拶を。]
(268) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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/* テオもオルエも滅茶苦茶可愛い。 赤猫と青猫ですよ!此処今、楽園ですよ!
(-70) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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/* コンちゃん学業大好きすぎワロタ でも大学の講義って面白いよねと中の人が申しております
(-71) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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/* ログ追いながらお返事返してたらテオくんを見過ごしてましたひぃ!!!ごめんなさい!!
(-72) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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――ん、まあ。 きちんと受けてくれているのに落とすなんて、私の心が痛むから。 私のためと思って、補講か課題ね、頑張ってもらおうかな。
[そう、頭を下げる学生>>261に笑って]
警官……歴史の? それって、ああ……、クロシュさん?
[さすがに、自分の講義を受けたいという警官が、二人もいるとは思えない]
そう、知り合いだったんだ。 丁度ね、今朝、そういう申し込みをされて。 このあと、事務局に手続きに行くつもりなんだ。
[とは、少し、楽しそうに]
(269) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―商店街/Aphrodita>>256―
[びくりと震える、小柄なからだ。 迷子の猫か、懐っこさなら仔犬のようだ。 叱られたか、突き飛ばされたか 満たされない器を抱えたままで。]
―――、また、遊びにおいで。
[店主はそう、見送った。 同情しない。憐憫も向けない。 されど一時しのぎの屋根程度、 与えないでもない気紛れの。]
(270) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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あ、でもこの子は……
[3本足でも。膨らんだお腹を撫でる。 まだすこし、生きている。>>257]
(*22) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―大学・事務室― [睨み合うのは己の写真。 街で唯一の写真家の腕前は皆のしるところ。
けれど――余すところなく不安定さと懊悩を滲ませ、瞳を隠すことなく写し出された己の姿を、 余人に触れさせたいとも思わないものの――代わりの写真があるわけでなし。
仕方なく封筒に証明写真をひとつ、同封して事務室へと提出した。
どんな腕を持っているのか。専門家でない己には計り知れないものの、写真の中に映された瞳の複雑な色合いに、そっと前髪を引っ張る。 隠す。]
(271) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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っ……、 踏み倒すかもしれないけど?
[>>248信用されているのか、甘く見られているのか。 確かに、借りたのならば必ず返すつもりでいるが、 彼の言葉の通りにしてしまうのが、 どうにも悔しい、反抗心。
踏み倒す勇気など青年が持ち合わせていないことも、 この店主ならば、解っているのだろう。
しかしこの店主に何度も借りを作るのも癪で、 ああ、でも。両親への手紙を書くには、 やはり、あの万年筆がいいからと――]
…… ん?
[>>246裏から聞こえてくる、声は。 にゃあ、にゃあ。二本足の猫の声。 その声は赤髪の猫を思い起こさせ、 店主の体躯の向こう側を、覗いてみようと。]
(272) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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/* ログ見返しつつ >>172 研究者のクロシュ夫妻を拾ってもらえて私はきゃっきゃしている グイス君ありあとー(ぱぁああああ)
(-73) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―昨日昼・燐蛍亭―
それはまた…。
[>>214石炭を節約したがる生徒の話を聞けば顔を曇らせるが、 親元を離れて暮らしている生徒や、家計の厳しい家もあるだろう。 気を付ける、という言葉には一つ頷いた。 >>215自分の表情の変化の事を気にする余裕は男にはなく。]
…そうですね。 でもこれからグラディスさんと一緒に住めるのなら、きっと奥様も嬉しいと思いますよ。
[彼の話を聞きながら、そんな事を口にした。]
明るい緑色と、オレンジ色ですね。 畏まりました。 いつまでにご用意しましょうか。
[記憶を辿るように「気がする」と言うのは、共に過ごした時間が短い所為なのだろう、と。 参考に聞いた好きな色を頭に留めつつ、期限を問うた。]
(273) 2014/12/06(Sat) 23時半頃
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―思索・≪下宿生≫―
[大学は自由が多い。 その自由さ故に、下宿生――1人暮らしの学生はその道を見失いがちだ。
例えば、不摂生で体調を崩す。 例えば、生活資金を使いこむ。 例えば、必須科目を落として留年する。
勿論、成績・素行共に優秀な下宿生もいるし、 親元で暮らしている者も、留年もすれば体調も崩す。 ただ、親元を離れた学生は心細さもあるだろう。 自らも軍学校で、早期に親元から離れて暮らした経験がある。 彼らの苦労はわかっているつもりだ。
1人暮らしで体調を崩したと聞けば、 自宅へと追い返さずに、救護室で寝かせるのはそのせい。 保健医は彼らの味方、救護室は避難場所。 相談相手として、気軽に来れる彼らの居場所となりたい。 自分が苗字で呼ばず、ファーストネームにこだわるのは、 その壁を壊したいからでもあった*]
(274) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[扉の開閉音は、裏庭にも届く。 身を低くしているから、見えないだけ。
二本足の猫は珍しい。珍しい故に店主に懐いているのかもしれない。
少し違うよって、ゆっくり頭を振る。>>257 草木を通り抜けた髪は、緑の匂いと散髪屋の香りがした。]
(275) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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――それなら良かったです。 どう致しまして。
[>>216彼の返事に男はほっとしたように息をつく。
やがて他の客がやってくればその応対に。*]
(276) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[鋭い視線を垂れ目がちの彼が作っても威力半減。>>267 裏には赤猫、表には青猫。にゃあにゃあと賑やかだ。
人にも猫にも厳しい男は、彼の声を背中で聞きながら、 もう一度、弦に指を立てようと五指を閃かせ。]
―――…、
[とうとう仔犬まで揃うワルツ。>>268 おはよう、と先ずは定型文の挨拶を再生し、 テオドールへと彼を示して手短な紹介。]
新しく入った従業員だ。 君と同じ年頃だが、暫くは居てもらおうと思っている。
(277) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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分かりません。怪盗の考えることなど、私には到底分からないものです。
[たとえそれが義賊と呼ばれるものであったとしても。 やはり物を盗むという道理は、全てが足りていた自身にとっては理解の範疇に無かった。 呟き>>243にくすりと笑う。]
そうですね。盗まれないように…いえ。 絶対に盗ませません。
[大切な、ものですからね。 穏やかに笑みを浮かべたまま、言葉は強く、紡がれる。]
(278) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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それは…また。人は代えが利かないでしょうに。 警官は連日徹夜で見張りをしていたと聞きました。刑事さんも無理はしていませんか?
[自虐のように笑う彼>>255に申し訳なさそうに眉を下げる。 被害者と上司。度重なるストレスだろうが、自分にはこうして声を掛けるぐらいしか出来ないのだが]
ええ。絶対に。
[強く頷く。 硝子の靴は、シンデレラにも渡せない。 彼自身が大切な物を失っているとは知らないままだが
お願いします。 頼りにしていますからね?
[肩を叩かれ、軽口が出る。 この衝撃で少し楽になった気がした。 それではと二人に別れを告げ、そのまま歩き出すだろう**]
2014/12/07(Sun) 00時頃
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/* >>277 黒猫のタンゴと小犬のワルツがログインしました!なんてね
(-74) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[幸せの在り方、決め方に、顔をぱっとあげた。>>*21
言いたい。凄く言いたい! 昨晩決めたばかりのわたしの幸せ!]
痛いのは、擦りむいたお膝でもなくて、……掴まれた手首と……
[強く抱き締められた、からだ全部。 そして。]
(*23) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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それは…また。人は代えが利かないでしょうに。 警官は連日徹夜で見張りをしていたと聞きました。刑事さんも無理はしていませんか?
[自虐のように笑う彼>>255に申し訳なさそうに眉を下げる。 被害者と上司。度重なるストレスだろうが、自分にはこうして声を掛けるぐらいしか出来ないが]
ええ。絶対に。
[強く頷く。 硝子の靴は、シンデレラにも渡せない。 彼自身が大切な物を失っているとは知らないままだけど]
お願いします。 頼りにしていますからね?
[肩を叩かれ、軽口が出る。 この衝撃で少し楽になった気がした。 それではと二人に別れを告げ、そのまま歩き出すだろう**]
(279) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―商店街/Aphrodita>>249―
[ねこはねこ、ねこの鳴きまね得意な 赤毛の「ねこ」を思い出す。]
悠々自適、猫にも苦労はあろうけど。
[眼鏡の奥の真実は、隈でも見えねば隠れたままだ。]
残念、
なら無理強いはできないな。 壁の花も奥ゆかしいね?
[からかうように言葉を向けて、 其処には嘘はひとつもありはしない。]
そう。 偶には自分以外のものをとも 思ったけれど。
[蝶の飾りをたおやかな指先で撫でる。ひらり、飛び立ちそうに揺れた]
(280) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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しっぽ!
[声を記録する機械が手元にあれば良いのにって、すっごくすっごく思った。
思わず背中を探してその場をくるくる回る。 さらさらになった髪を後ろ手で束ね、見立てた尻尾を振ってみせた。]
(*24) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―――…ああ、そうか。 ……三本足には家族が増えるのか。
[三本足の先が長くなくとも、持ち得る温もり。 二本足の猫には足りない代物。>>*22
生命の兆しに感涙する性質でなし。 そうか。ともう一度言葉を反芻すると、硬質な真実で彼女を撫でた。]
君だけが独りか。オルエッタ。
[優しい言葉は跳ねつけるのに、 冷たい言葉を浴びせる己の下に通う赤い猫。
それは多分、彼女が一番良く理解していること故に。]
(*25) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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白鳥か。 さしずめ羽ばたく白い羽は ミスタの指か、完成品か。
ミスタの魔法は 記憶に確かに残ろうね。 その矜持は実に尊い。
[くるりと回された椅子からしゃなりしゃなりと立ち上がり、ダンスめいてターンすると、少し色をつけた硬貨を手渡した。賛辞はすんなり受け止めて、至極当然と眼を細め]
――ありがとうミスタ。 それではまた、後ほど。
[ダンスホールではないが、 金色の義手の手を取って、 ダンスに誘うときのように 軽く持ち上げてからさらりと離し、 美の女神の名を冠する店を、後にした。]
(281) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[なんだか、空気が重い。 でも下手に何か言えば彼らを不快にさせてしまう気がして。ただ何も言えずに俯いて。 庭師なのに、幼馴染なのに。かける言葉が見つからなくて。
そんなときだったか、幼馴染の楽しげな声が聞こえてきたのは]
フラム先生が? コンちゃんも大学に来られるようになるんだ。でも、コンちゃんって講義の最中寝ていそうなイメージしかないんだけどね。
[本当に、本当に楽しそうな様子。 何時振りだろうか、彼がこんなに嬉しそうに楽しそうに自分に話しをしてくれるのは。 その姿にこちらも自然と笑顔になったけれど、彼の口から続く言葉にその笑顔は次第に凍りついて]
(282) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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あの、さ……コンちゃん……私……
[同じ机に座って講義を聞ける
ああ、そうか。幼馴染は同じ大学に来るんだ。 それなら一緒に講義を受けることもあるだろう。でも、それはもう――]
……あの、ね。
[開く唇は重く、まるで鉛を呑んでしまったかのように息苦しくて。 けれど、せめて幼馴染には伝えておこうと思った自分の決意。 すぅっと息を飲み込めば]
……覚えてる、かな。昔コンちゃんにも読んであげた御伽噺。 私ね、その主人公の女の子に憧れてた。自分もいろいろな景色を見てみたいってずっと思ってて。 否定されて、馬鹿にされて。それでも諦められなくて色々と考えてたんだけど……でも、決めたんだ。
――……私、大学を辞めようと思うの。 それで、春になったらこの町を出て行こうかなって思ってる。
だから、コンちゃんと一緒に講義……聞けない、と思う。 [告げるその顔は笑顔になって。 自分の夢を叶える為に、大学を辞める。幼馴染と講義を一緒に聞けないのは少し残念だけれども。 でも、幼馴染はこの夢を、わかってくれると信じていた。]
(283) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[後ろに回した手でひとつに束ねた赤髪の。>>272 ちらと見えるとしたら、揺れるポニーテール。]
(284) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[商店街で、一人思う。 自分は酷く脆い人間だと。 母を病気に追いこみ、一組の母娘を叩き落とし、それでも尚我が身可愛い父親を憎んでいるのに。 ああ、]
畜生。
[自分は酷く、父に似ている。 がり。
ラムネをひと粒。噛み砕く。]
(*26) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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おはよう………… って、誰?
[向こう側を気にしていれば、 知らぬ顔が姿を見せた>>263>>268 写真を撮りに来たようでもなく、 誰だろうと、首かしげ。]
えっ、あんた従業員雇ったの。 ……おまえ、頑張れよ。
[>>277片目を隠した青年は、 店主の話を聞けば、驚愕の表情を。
この店でやっていける奴がいるなんて。 いや、新しく入ったと言っているから、 この男の事を良く知らぬのかもと。
様々な感情が、青年の中で飛び交った後。 飛び出したのは、労わりの言葉。]
(285) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[スクラップブックを元の場所に戻すと、男は普段のように鳥籠を持って一階へと降りていく。
自分と金糸雀の食事を済ませれば、在庫のチェック。 そして店内の掃除。 今日は肉屋に仕入れに行こうと、厚手のコートを着込んで外へ出掛ける。
昼前になれば開店出来るよう。*]
(286) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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……代えはききますよ、いくらでも あはは、警官は体が資本ですからお気になさらず! でも心配ありがとうございます
[申し訳なさそうな様子に慌てた様な感じでいい繕って>>279 彼が慮ることはないとばかりにぶんぶん、手を振る
シンデレラよりも大切な硝子の靴 それを渡せないと決意する瞳はまっすぐだった]
ええ。任せてください 必ずお守りいたします、スチームポリスの面々がね
[そう告げれば、背を向ける彼に手を振る その姿が雑踏に消えた頃だったろうか 彼女からとある決意の言葉は、返ってきたのは>>283]
(287) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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尻尾を怪我しているから、見てやるな。 子猫といえど、レディだ。 君は女の扱い方も心得ない。
[テオドールの告げる杞憂は、 空が落ちてくると云われるほうが現実感が在る。 其れくらいの剛毅があれば、切手代から踏み倒せるだろう。
パッと覗き込もうとした彼の眼前に降る大きな掌。 酷く冷たい写真師の五指が、彼の顔面を軽く叩く。 指先でクシャリと乱した青色は、レイリー散乱さながら。>>272]
(288) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―写真館について―
その、紹介のあった……フラムです、が。
[出入りの業者に紹介されたアルバイト。 街の写真館の、事務作業。 笑顔で接客をしろといわれたら泣いて逃げたが、書類仕事なら。 歴史屋にとって、帳簿を睨んで分類整理して処理するような作業は、お手の物で。
――まあ、だからだろうか。 寄寓にも同い年だった店主は、それからも、ときどき声をかけてくれて。 貴重な副収入になっているのではあった。不定期なのが、玉に瑕ではあるけれど]
(289) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[ふと、階段を昇る途中、薬草が切れていたことを思い出す]
とってこないと、だよね。
[“昼までには戻ります”という看板を店頭へカタリ、と立てて近くの森へ向かおうと、いつもの黒いフードをしっかりと着込み、商店街へと足を踏み出した ついでに友人のところにでも寄ってみようかな、なんて考えつつ]
(290) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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― Aphrodita ―
野良猫は会議で忙しいかも知れません、ね。
[しかし、前世が猫と宣う男は鼠。>>280 厚い眼鏡で真実を隠し、 腰元に長い尾を秘す、一匹の鼠だった。]
もし良いものが見つかったら、 また編ませて頂いても?
似合いの形をまた考えておきましょう。
[見合う飾りを見つけるにも、それはこの街であるまい また、きっとこの街を訪れることもあるまい。]
宜しいんで?
[多めに渡された硬貨に頭を下げて。>>281 後ほどという挨拶に、見える口だけで笑みを見せた。
去る者口を隠し、見送る者目を隠し。 金の指を囚われて、ちょっとだけ驚いてから。]
(291) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[傘差す客が去った後、ぽつりと。]
そう、白い鳥を。 白い嘘を、つくる魔法。
[それは時に、白ではなく真っ赤な嘘*]
(292) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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― →大學へ ―
[客人を送り出した後は、今度はきちんと施錠をして。 顔面を偽物の顔に繕うた男。 目立たない青年の顔を模して、黝い鬘に、眼鏡をかけて。
適当に選んだジャケットにシャツにスラックス。 ダッフルコートを纏いて、商店街の道程を抜け大學を目指す。
さて、学友か教員ならぼっちゃまの誕生日を明かしてくれるか。]
(293) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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/* 裏口バッタリコース!!! 修羅場!?!?!?
(-75) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―昨夜/Aphrodite―
[鏡のなかに映るおみせのなかは、7年前とあんまり変わっていない。変わるのはたいてい生きてる方。
メルにぃは頬がしゅっとしてかっこよくなってる。 わたしは背や手足が伸びて、女の子から女の人になろうとしてる。
メルにぃのおともだちは、今日もステキ。わたしは瞬き出来ずにダンスを見守るの。くいっくすてっぷ? じらば? 赤い髪がはらはら舞い落ちて。 こんな時だけ、あぁ、わたしの 髪って綺麗だなって思うの。>>76]
(294) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[メルにぃが色々お話してくれるから、わたしも沢山喋ったよ。
シスターの話。弟妹だった子供たちの話。あしながおじさんの話。焼きたてのパンの話。
孤児院から追い出されたこと以外は。いま、何処に住んでいるのか以外は。>>77]
あのね、あのね。みりおんがね、
「金持ちからは、何を盗ってもいい……」
――って!
[物真似は、きっと似ていない。 同じ髪の色だから、いい女になるってそんな予告。]
……十年、って言ったの。
(295) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[そぅ、確かに10年と。>>15 もうすぐ11年なのに。]
みりおんに、盗めないものなんてないのに……ね。
[鏡越しに、わたしは笑おうとした。 頬がぴくぴくってなって。
ねぇ……笑えなかったよ、怪盗のおじさん。]
(296) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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じゃあ、詳しいことは、別に連絡するからね。 忙しいなか、私の講義を気にしてくれて、ありがとう。
[と、奨学生の彼に言って、教室の外。
さて、講義はないけど、どうしたものだろう]
(297) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[救護室のベッドからはすぐに出てしまったけど、メルにぃの寝ているところにそれこそ猫のように潜り込んだ。 寒い寒いって。
もっとお話したいからって。 ね? いーでしょ?
首を傾げると、整えて貰ったばかりの髪がさらりとこぼれ落ちた。]
あのね……。メルにぃ。 わたしね。メルにぃと頑張るよ……。弟子でも、助手でも、いいの。
それがクリスマスプレゼントになればいいなぁって。
[クリスマスプレゼントはね。>>72 孤児院の皆へのなの。 だからわたしは、わたしだけのクリスマスプレゼントが欲しくなった。
突然こんなこと言って、驚くかな。
僕だけの神様って、話してくれたメルにぃは、きっと誰も知らないメルにぃなの。わたしだけが知ってる秘密なの。]
みりおんにも盗めなかったものを盗めたら……、お師さんもよろこぶかもって、おもわない?
(298) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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は? ……いてっ!
[>>288気付けば、近付いてくる掌。 避けることは間に合わず、 ぺちんと軽い音を立て、青年の顔面を叩いてゆく。
整えてもない髪を、 くしゃりと乱していった、指先が。 頭を撫でてくれた両親をふと思い出して。
文句を口にするタイミングを逃してしまえば、 新たに来た人物に視線を向けた>>285
ちらり、視界の端に捉えた赤色に。 やはり気になって一度振り向いたものの、 再び店主の影に、隠れてしまっていただろうか*]
(299) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―昨日昼・燐蛍亭―
石炭を節約するのと、風邪を引いて薬代に使うのと。 苦しみが伴わない分、石炭にお金を出した方が良い気もするけどなぁ。
[でも、彼らの言い分もわからなくもない。 だから、堂々巡りのその話も苦笑いするしかないのだ。
問われた期限>>273には]
そうだな。 彼女がこっちへ来る前までには欲しいけど… できれば早めの方が良いかな。 いつ来れるかを聞いた手紙の返事がもうそろそろ届くはずなんだ。 それが読めたらはっきりわかるんだけど。
[曖昧な返事しか返せない。 彼女の仕事の引き継ぎもあるから、 恐らくきりのいい来月くらいだろうと予測はしていると、 もう少し詳しく伝えるよう言われたら答えただろう。
仕事へ戻る彼>>276を見送って、珈琲を一口*]
(300) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[話しているうちに、眠くなってきた。]
……ねぇ、わたしね。 メルにぃのこと、独りぼっちにさせたくない、の。
うぅん、しない……。
怪盗セブンの涙を盗んだのは、
わたしなんだから。
[重くなる瞼を堪えて、雲の上で輝く満月色の金をじっと見上げる。
新しい物語は、独りで綴るものじゃないよ。]
……ぜったい。やくそく。
[明るい紫色に伸ばした指は、眠気と共に落ちた。**]
(301) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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― →救護室 ―
[構内を、繕うた見た目には近しき年齢の生徒らに紛れ。 此処を訪れるのは初めてだ。 自身の生活の一切に不要な建物と存じているが故。
そうして進む先に、ひとつの標識。>>224 時折髪を切りに来る教員は、確か救護室を預かる身とか。]
[控え目な外見を飾った“生徒”は、 見た目通りに、こんこん、と短くノックする。]
(302) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―昨夜・薬屋―
えぇ、お願いします…。
[店を閉めた途端、体調を崩した。 半年前と同じように。 >>234友人の言葉に弱々しく頷きながら、壁に上半身を預け、呼吸を整えようと試みる。 慣れていても苦しいものは苦しい。
彼が3つの小瓶を取り出すのを見れば、少し安堵した。 財布を取り出していつもの金額を彼に渡す。]
平気…ではないですが、薬を飲めば、きっと。 ありがとう。 また、差し入れでもお持ちしますね。
[小さな袋を大事そうに抱えると男は笑顔を作り。 軽く会釈をすると薬屋を後にした。*]
(303) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―商店街、森からの帰り道 [手に持つ籠には沢山の薬草やキノコ類が。 どれも薬の材料となる大切な素材。 …いつもよりすこしばかり種類が多いのだが。]
必要だもんね。 ふふ、見つかってよかったぁ
[上機嫌で、薬屋への帰り道を歩く]*
(304) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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……? もしかして……なにか、探している?
[そんな雰囲気を感じた青年(>>293)を見かけて、声をかけてみた]
2014/12/07(Sun) 00時頃
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― 屋敷・二階 ―
[二階の掃除は、他の階の掃除よりも丁寧に。 ここには主の部屋や、"みんなの部屋"があるから。]
…………。
[丁寧に、竹箒を使って、階下に埃を落としてゆく。]
……。
[また、動かなくなった姉達の亡骸も、各々の部屋に。 これはアンダンテがそれぞれ運んで安置したもの。 いつか帰ってきたご主人サマが、みんなを直してくれると信じて。]
(305) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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[幼馴染からの感想は散々たるもの>>282]
んなっ!!講義で寝るわけないだろ!? そんな勿体ない事なんてしないさ
[これでも植物学者夫婦の息子である。不眠症になる前はそこそこ成績が良かったのにとぶつぶつ ――とはいえそれも過去の話、ではあるが しかしその拗ねた顔も彼女の笑顔が段々、凍りつく様子に不思議そうに眉根を寄せる
言い辛そうに言葉を選んだ幼馴染が告げた、言葉は>>283]
……――
[息が、出来ない 陸にいるのに深海に溺れたようだ 笑顔と共に聞こえる言葉が海鳴りの様で
何で笑ってるの 何で笑えるの、そんな輝く様な顔で]
……その、さ それって無茶で無謀なんじゃない?
[口から漏れ出たのは、彼女の夢を否定する言葉だった]
(306) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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めちゃくちゃすれ違ってしまって申し訳ないというか ぽつぽつ落とすのやめようね、僕…… (投下しようってなった時にロール修正したくなる病気)
(-76) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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そもそもさ、女の一人旅ってどれだけ危険かわかってるの? 大学を辞めて、それで将来何になるつもりなのさ。根無し草として放浪してたらあっという間に時は過ぎる 旅をするのはいいけれど、それからのこと考えてるのかいシュゼル
おじさんとおばさんにはこの事伝えた? これまで3年間、学費を支払ってもらって事後承諾なんて2人が可哀想だよ それに今までの学びを無駄にする行為だってのも承知の上なんだよね
旅をするにあたってその国への知識はどれくらい持っている?言語、法律 知らないじゃ済まされないことだって山ほどある その国での戒律を犯して首をちょん!なんてよく聞く話さ
夢を追うのは素敵だとは思う。でも現実も、見た方がいいんじゃないかな
[告げるは酷く冷たくばっさり彼女の夢を切り裂くもの まるで2人の頬を撫でる冬の風の様に其処には一片の慈悲もなく 怜悧に言葉のナイフを突き立てた]
(307) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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― 屋敷・一階 ―
[一階にあるのは、客間やキッチン、倉庫。 それから機械人形でも使える機械の類。]
…………。
[客間は時々遊びに来るオルエッタがよく使うだろうか。 キッチンや倉庫はもう使われていなくても、掃除は欠かさず。 機械の整備方法だけはインプットされていないので、おおまかに掃き掃除をするに留める。]
(308) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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―大学救護室―
[洗濯を終わらせて、プリッツェルを齧りながら書類に目を通す。 それは所属する学生の健康診断書。 提出は義務付けられているが、中には古い日付のままの者もいる。
パン、と指ではじいた診断書の日付は一年以上前。 名前は「テオドール・ノット」 最終学年だから提出してないのか、 ――それとも、別の理由か。 カジノに嵌って留年した、その情報はまだ入っていない。
そして聞こえる控えめなノックオン>>302
席を立って、扉へ向かい、開ける]
いらっしゃい、どうした?
["初めて会う"学生に、にこやかに問いかけた]
(309) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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―大学・事務局―
あ、ええ……はい。 1コマに3人まで? ええ、大丈夫です、1人だけ……はい、ええ。
構内で何かおきたら、責任を? ああ……いえ、はい。勿論、それは。
[なんのかので、年若い刑事の聴講許可をとって。 講義日程と共に発送の手配をしておいた。たぶん、喜んでもらえることだろう]
……熱心、ですか?
[思ってもみなかった言葉を、事務員にかけられて]
どうなんでしょう、そうかもしれないですね。 学びたい学生がいるなら、応えたいですから。
ええ、何かを学ぶに、遅すぎることはないんです。 やりたいことがあるのなら、後悔しないように、してもらいたいですからね。
(310) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* >>307 りそうとげんじつだいぶちがうからゆめからさめなさい~♪ [おっぱ○占いの歌風に]
(-77) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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そう、ですよね。 ……怪盗も怪盗なりの考えがあって行動してるんですものね。
[くすりと笑う姿を見ては>>278 当たり前か、と思う。だって彼は怪盗ではない。怪盗の考えることなんてわからない。 それは私だって同じだ。考えの違いから、こういうことがおきてることは理屈では理解していてもやはり、理解し切れていないようで]
……大丈夫ですよ。 警官には、コンちゃ……コンダクトも居ますし、ね。
[一体それが何の根拠になるのやら。 それでも強くつむがれた言葉には、それしか返せない。自分はがんばれとも、がんばろうとも言える人間ではない。
そのまま、自分達に別れを告げるジョシュアには会釈をしてそのまま彼と別れただろう**]
(311) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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――そう、後悔だけは、しないように。
[――……、教員としては。
それはきっと、後悔として振り返るべきものだと思う。
決して、踏み出してはいけない。
踏み出したあとで後悔しても、取り返しがつかないのだから]
(*27) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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……そぅだよ。ねこには、家族が増えるの。
[『家族』って、耳に痛い。 もう家族じゃないって言ったから。]
―――…わたし、だけ。 ひとりぼっちだよ。
[どこを向いても、涙なんて出てこない。だって、ほんとうのことだもの。>>*25
だからふわんって笑う。 いつもね。]
(*28) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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― 屋敷・外 ―
[屋敷を囲う塀の中までが、必要な掃除の範囲。 広いに庭には、いくつかの花壇と燃料貯蔵庫だけ。]
…………。
[燃料貯蔵庫には、切らさないように石炭を保管。 詳しくは知らされてないが、貯蔵庫から蒸気発電設備に直接繋がっていて、屋敷内部の電力を補っている。]
……?
[足元で、にゃあと鳴く声。 花壇の中には一匹の猫。 ときどき、何処から入り込んだのやら犬や猫が遊びに来る。]
こっちは駄目ですよ。
[猫を優しくひょいと掴んで、花壇の外へ。]
(312) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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―街中―
[肉屋へ向かって歩いている途中、昨日グラディスと店で交わした会話を思い出す。
>>300石炭に…の話には黙したまま頷いて同意を示す。 それぞれに事情がある事は加味しても、やはり体調を崩すのは辛いから。]
…来月辺りにいらっしゃるんでしたっけ。
[手紙を呼んだらもう少しはっきり分かる筈という彼に、出来ればもう少し詳しく…と頼んで聞いた期限。 なるべく早くに、とは思うけれど、人の手に渡るものだから納得のいくものを見つけたいもの。 商店街を歩いている途中もあれこれと考えていたら、すぐ横を抜けた蒸気自動車のけたたましいクラクション。]
…お…、驚きました。
[肩を揺らした男は、無意識に胸を摩る。]
(313) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* 怪盗さんの物語の登場人物になれたぞー!
前話したのは美の鋏の方でしたし。 しかし、納得する理由ないと渡せないけどいいのかな。 んで、自分狂人で相手も狂人だったら喜んで渡してただろうな…
(-78) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[でも今日は、にこって笑った。
細い路地裏から見上げた雲の向こうには、きっと――…]
フィンにぃも、だね。
(*29) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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― 大學救護室にて ―
あ……、グラディス先生。 折り入ってお話があるんです。
[“散髪屋”の地声より1オクターブ高い声音。 如何にも目立たなくて、如何にも不幸そうな影を背負い。
初めて彼の前に現れた生徒は、促されるまま室内に入り、 デスクの脇に落ち着いた椅子へと腰を落とす。 暫しの沈黙を噛んだ後に、細々とした声で口を割り、]
先生ってイジメの相談とかも聞いてくれますか?
誰にも話さないでほしいんです。 恥ずかしい話なんで、お願いします。
(314) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[長身に見合う手のひらは、彼の額を包むよう。>>299 押しのける為だったとしても、遠く離れた家族を連想させる魔手。 押し黙った彼の心の柔らかい場所を知っている。 レンズを覗かずとも、彼は偽りを知らない。
首を捻らせ、ジルベールに対する励ましを聞き、>>285 雄弁な眼差しで横顔を突いておいたが、無愛想には自覚がある。 度々、この店を写真目当てでなく訪れるのは、酔狂者か猫だけ。]
顔を整えておけ、テオドールくん。 一枚撮るのだろう、写真には“君”が写る。
[一瞬を切取る技法の担い手は、冗句めかした言葉を真顔で吐く。 掌スライドさせて、勧めるのはカウンター横の撮影スペース。 証明写真や、安易なポートレートを収める場所。]
(315) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[昨日、ジルベールがどうしてこの店に居たのか。 聞きそびれた理由が分かった。
ちらと見上げると、フィンにぃの腕の向こうに青髪が見えた。
あぁ、テオにぃだ。探してたテオにぃだ。
ジルベールは、どうかわたしの事を見つけないでねって、猫は髪を解き、頬に手を当てた。]
(316) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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―――……、
[赤い猫は良く鳴く癖に、滅多に泣かない。 ただ、美しい顔して笑うだけ。>>*28 令嬢然と整えられた髪に、大きな眸が良く映える。]
君は何でも知っているな、オルエッタ。
[この街で知らぬことなどないと言うよう。 下水に流した噂も本音も、全て彼女の元へと辿り着く。>>*29]
(*30) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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― 屋敷・一階 ―
[これで掃除は終わり。 掃除用具を仕舞うべく階段の前。 ここには二階に上がる階段と――地下に降りる階段がある。]
……。
[けれど地下室には入ってはいけない。 これはご主人サマとの約束。]
…………?
[いま、地下からなにか異音がした気がする。 発電機の調子でも悪いのだろうか。 入ったことはなくても、かつての様子から地下にはご主人サマの工房や作業場、それから蒸気発電設備があるのだと推測していた。]
(317) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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―商店街―
[気ままに天秤を傾ける紫水晶は、 気ままな盗賊の約束を待つうちひとつ、拗らせた。
もとより“あい”“執着”をいかなる形でも 愉悦として受けとり、手を差し伸べ背を押す――ダフネドラであればこそ。]
(*31) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[早鐘のように打つ心臓。 摩る手にはその鼓動が伝わる。
深呼吸を二回。 少し心音が落ち着く。]
……あ、マニュエル? 薬草でも採りに行っていたんですか?
[>>304反対方向から友人がやって来るのが見えれば、ゆるく首を傾げて声を掛けた。 手に持つ籠には沢山の素材が入っているようで。]
(318) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* 《0:30になったよ》
首無しの方、狂人の方、 第一希望を含め、 ストーカー可能な相手(賞金稼ぎ)を宣言、 順次すり合わせて決定しておくれ。
首無しの人は賞金稼ぎ1人、狂人を1人、合計2人選んで好いよ。
(*32) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* うっかり。 少女がいた。
訂正) 狂人の人は少女・賞金稼ぎからストーカー可能な人を第1希望を含め 宣言しておくれ。 首無しの人は上記に加えストーカー側から1人、合計2人選んで好いよ。
(*33) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[姿も声も、初めて聞くもの>>314 よく行く散髪屋の店主が大学にいる理由は想像もつかない。 故に、結びつかない、像。
促して椅子に座らせると、続く言葉は深刻な話題。 辛そうに助けを求める学生に]
もちろん、俺で良ければ話も聞く。 出来る限り君の力になろう。
人に聞かれたくないのなら、あっちに移動しようか。
[3つ並んだベッドの奥。 仕切られた小さな相談室。 承諾を得れば学生を移動するよう促して、扉の表示を"close"に変えに行く]
(319) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* もうそろそろ狂人の皆さんの話し合いが始まっているんだろうかとソワァ……としている。
だ、誰も来なかったらどうしよう…… 奥さん呼んで幸せに暮らすしかない。
(-79) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* 可能な相手の宣言、というと。
シュゼット、コンダクト、グラディス、アングイス。
こうでいいのかな。大学関係者、だけど、要は。
(*34) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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ー街中 [すたすたと、軽い足取りで店へと向かう そうすれば、向かいからやって来る友人の姿が見えて>>318]
やあ、フロライト。 そうだよーちょっと足りなくなってたから、ね。
…昨日、アレで大丈夫だったかい?
[そういって片手をあげれば籠の中にちらりと目をやって 昨夜のことを思い出せば、心配した様子で小さく問うた]
(320) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* 此方は、相手が男性でしたら誰でも大丈夫です。 首無しさんの方にも即座に対応可能ですよー。
(*35) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[>>315新従業員の、これからの苦労を想像し。 青年にしては珍しく、応援の言葉を口にしたが。 ちくりと刺すような視線には、 気付かぬフリをしつつも、たらり、冷や汗。]
ッ、 わ、わかってるよ。
[昔――カジノに通う前だったならば、 元から整っていると、言い返しただろうに。
自分の写真を撮る。 たったそれだけの事の筈なのに、 緊張からか、動きはぎこちない。]
(321) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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……オルエッタ?
[勧められるがまま、撮影スペースへ足を向けるも。 やはり、先ほど見えた赤色が気になって、 無意識の内に呟く名前。
昨日の怪我の具合は、どうなのだろう。 咄嗟にハンカチを渡してしまったからなのか、 気になってしかたがない。
それは、ちいさな呟きではあったが。 新たな従業員の耳にも、 届いてしまったやもしれない。]
(322) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* ぴゃああ。来たー。 えっと、ストーカー出来る候補纏めよう。
現状第一希望はグラディスさんだったり。 後はね…縁故的に濃いコンダクトさんと、展開次第ではシュゼットさんも、かな。
アングイスさんとジルベールさん、テオドールさんはまだ弱い気がする。
(-80) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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/* 各々お疲れ様。色々と考慮しつつ、 行けると嬉しいのはアングイス、テオドール、メルヒオル。 少し方針を変えなければいけないが、ジルベール、コンダクトも可能。 未エンカのグラディス、シュゼットはかなり厳しく脈が取れていない。
赤ロックは自分を含め、各々のロック先次第な感。 ……因みにダフネドラに赤ロックを掛けることは可能なのだろうか?
現状、アンダンテ、オルエッタ、ダフネドラを視野に入れている。 赤側の都合もあるだろうし、お断りは御気軽に。 当然だが、本命への邪魔はしない。
(*36) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
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[カウンター横にある、スペースで。 昔も、写真を撮って貰った記憶がある。
大学に入学する頃だったか。 証明写真が、必要で。]
…………。
[あの頃は、自分がこんな奴になるだなんて。 思ってもいなかった。 青年の顔に差すのは、ほんのすこしの暗い影。]
(323) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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でも、寝てる人は居るんだよ? コンちゃんって仕事してない時は本当にだらしない生活してそうだし、ね?
[酒を飲んで無理に眠ろうとする幼馴染。>>306 仕事熱心なのはわかるけれど、油断しているとプツリと眠ってしまいそうな印象ができあがって。 成績が良かったのは、話を聞いた限りではわかったけれども。講義を受ける態度に成績は関係ない。 寝ていたって成績のいい人はいるし、逆に必死になって講義を聴いても成績が悪い人はいる。]
(……けど、無理しないで仕事するよりはいいのかもしれないね。)
[その言葉は口には出さず。 楽しげに話す幼馴染をただからかいながらもくすくすと笑った*]
(324) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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― 燈写館 ―
[おはよう>>277>>285と返されれば、それぞれにもう一度挨拶を返す。そして空色の彼を紹介されれば、彼に向き直り]
ハジメマシテ! ジルの名前は、ジルベール! 昨日からマスターのお世話になってるの!
[自分よりも高い位置にある顔を見上げ、同じ年頃と聞けば、すこし口調は気安く。そうしてもらった労わりに首をかしげた。
裏口にいる、赫毛の子猫は店の棚やグリフィンに隠れて、見えない。]
(325) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* ああ。可不可で答えてました。 希望的な意味では、私、アングイスは外れるかな。 現状、ほとんど絡みがないし。出来なくもない、程度です。
絡まれる側はまあ、いつでも。
(*37) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* お疲れさまですー 希望はテオドール、ジルベール、コンダクトですかね。 他はお薬買いに来て貰った方ならなんとか行けますかね… 未エンカの方は難しいです。
(*38) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* 現状、第一はグラディスさんでしょうか。 次点は縁故的に濃いコンダクトさんと、 展開次第ではシュゼットさんも、でしょうか。
他の方はまだstkするには弱い気が致しますが、皆さんのご希望などと摺り合わせて多少の調整は可能かと。
(*39) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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先生、……ありがとうございます。 そうですね、出来れば他の生徒には知られたくないから…。
[根暗を背負ったそうな顔を、俯かせる。 しかし、眉間に皺が寄ることも無ければ眉も動かない。 ただ、暗い影の中に居る口調を作り上げて。
カーテンが秘す先を示されたので、そちらに。 ドアに掛かった表示を変えに行く教諭を待つ間、 怪盗は、紛い物の顔の下で笑っている。
真っ赤な嘘も、白々しい嘘も、本物の魔法のように見せかけるのが sevenが今まで培って来た、技術である。]
(326) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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でも、急に辞める訳じゃないから。コンちゃんと一緒に講義聞けるかも……
[速くても辞めるのは1週間後だと告げようとした刹那 聞こえてくるのは、冷たく自分の夢を否定する言葉>>307]
無茶なのはわかってる。無謀なのもわかってるよ。 それでも、私は……
[夢を諦め切れなかった。 どれだけ危険なことだって、乗り越えてみせようと。 招来何になるか?そんなの今の自分にはわからない。]
……二人には、ちゃんと伝えるつもり。 確かに3年間学費払ってもらって急にやめるなんていったら怒られるし止められると思う。でもね、止められたってもう決めたことなの。 学びを無駄にすることだってわかってる。……でも、実際に私が学べたことなんてこれから何にも生かせないわ。
まだ、行き先は決めてないけど、それについてはこれから独学で勉強するつもり。 何も知らないで命を落とすなんて馬鹿なこと、私でもしない。
[『夢を追うのは素敵だとは思う。でも現実も、見た方がいいんじゃないかな』
その言葉が、まるで弾丸のように自分の胸を打ち抜く。 わかってた。自分の夢を否定する人が居ることだって。でも、幼馴染までもが否定してくるなんて思ってもいなかった。]
(327) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[冷たい冬の風が吹き、赤い髪と杏色の髪が揺れる。続く言葉は出てこないで顔を下に向ける。 朝なのに、世界が暗く感じて。立っているのも辛くなって]
……コンちゃんなら、わかってくれると思ったのにな。
[小さく、風の中に消えてしまいそうな声を出して。]
夢を諦めて、ただなんとなくで生きるのなんて私は嫌。 それだったら危険だって、無謀だってわかってても、夢を追い続けるよ。
[けれど、もう決めたことだ。 目が暑くて、雫が零れそうになるけれど。それをこらえてまた、笑顔を見せた。]
(328) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[そうして教員が戻れば、話の続きを打ち明け始めた。
心根の暗さのせいか、貧乏学生である為か、
学友たちから執拗なイジメを受けていたという事。 助けを教員に求めようかと考えたが、報復が怖かったという事。 相談する親も遠き地で共働きし、苦心を掛けたくなかったという事]
でも、ジョシュア・アリウッド君が助けてくれたんです。
彼は僕のような弱者に優しく励ましてくれた 僕にとって、救いの手を差し伸べてくれたのは彼だけでした。
それで、何か恩返しをしたいと思ってるんですが、 何も用が無いのにプレゼントをするなんて、気恥ずかしくて。
彼の誕生日までに小遣いを貯めようと思ってるんですが、 だけど、誕生日を聞いたら、物をあげたいとばれてしまう。 僕が苦学生だから、気を遣うなと言われてしまいそうで……
先生なら調べられるのかな、と思って…。 [生徒の身体に纏わる個人情報は、生まれの月日にも至る筈。 それを踏んでの“誰も知らない生徒”による頼みであった。]
(329) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* 殆どの方とエンカ出来ていないことに申し訳なさを覚えつつ。 アングイスさん、シュゼットさん、次点でコンダクトさんを希望に。
未エンカの方々は厳しいかなぁ…展開次第で何とか、と言った所ですが。
(*40) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* >>328 >目が暑くて
Stop the season in the sun こころうるおしてくーれー♪
し、シリアスなのにごめ……
(-81) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[ジョシュアという息子の事は、存在を昨日知ったばかり。 だが、屋敷内で従事する者の口ぶりでは、 給仕にも目をかけてくれる“好青年”らしい。
適当に仕立てた話だが、存外人物像からピントも外れていなさそう。 そう踏んでいた。]
(330) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* あ、メルヒオルさんは怪盗繋がりで行けるでしょうが、この方はおそらく他に希望者も居らっしゃると思ったので抜けてました(
(*41) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* 会議の時間ですね!
メルヒオルは、もはやストーカー出来ない域に達してしまった気がします。
グラディス、コンダクト、テオドール、アングイスもと考えてますが、一番はジルベールかなぁって。思ってます。
(*42) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* おお、逆にそっちですか!>メルヒオルは、もはやストーカー出来ない域
(-82) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* えっと、今までのところ、こうですかね。
リュシオル:シュゼット・コンダクト・グラディス アンダンテ:男なら誰でも グリフィン:アングイス・テオドール・メルヒオル マニュエル:テオドール・ジルベール・コンダクト フロライト:グラディス・コンダクト・シュゼット ジョシュア:アングイス・シュゼット・コンダクト オルエッタ:ジルベール・グラディス・コンダクト・テオドール・アングイス
(*43) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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今の君に恥じぬものを映してやろう。 テオドールくん。
[態々言葉を添えたのは単なる厭味の内。>>321 彼とジルベールを比べることは無いが、 隣に並べば、どうしても双方視界に入るものだ。
賭博に溺れ、負けを取り返すように注ぎ込んでは、また散財に至る彼。 クラインの壷の中で溺れる彼を笑う自分は、悪趣味を自覚していた。]
(331) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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さて、仕事のようだ。 また、売りにおいで。今日の買いは無しだ。
[赤猫との雑談で硬貨を落さぬことも侭ある。 それこそ、働かざるもの喰うべからずをよく体現した代物。
しかし、結んでいた赤毛が広がれば、燃え立つ色に目が留り、 暫し、見惚れる心地に、間が生まれる。>>318
―――故に、テオドールが呟いた言葉を聞き逃す。 赤猫と仔犬の間に何があったかは知らないが、 引き金引かれる音を聞いた気がした。>>322]
(332) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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ふうん、ジルベールって言うのか。僕はテオドール。 よろしく、って言えるほど店に来る訳でも無いけど。
……静かだった店も、少しは賑やかくなるんじゃない?
[>>325なんとなく、名前の響きが似ているなと思いつつ。 同じくらいの歳にしては低い位置にある瞳を見返して、 軽く笑いながら紡いだ言葉は、ジルベールとグリフィンへ。
ここの店主が騒々しいものを好かないことを、 知っていての発言である*]
(333) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* オルエッタはメルヒオルで絞っているんだと見ていた自分のフラグ読めなさ力に感動した。 フラグ読み力5のゴミって凄い…!
(-83) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* メルにぃのところには、表で堂々と夜這いしますもん。(あれ?
(-84) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[2人の様子>>315>>321からこの無愛想な言の刃を飛ばすマスターにも親しい知り合いがいるのかと笑みをこぼす。
そしてこれから写真を撮るのだという彼を、これからの仕事のために見学させてもらおうかと、カウンター横の撮影スペースのそばに自分も向かう。裏口は完全に見えない。
しかし、耳に入ったのは、小さな呟き>>322]
おるえった…? テオくん、オルエッタ知ってるの? 元気に、してる…?
[彼女がまさか裏口にいるとは知らず。空色の服にすがりつくようにして、問いかけを口にした。]
(334) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* まとめありがとう。感謝。 僕の手がおそかtt
>グリフィン 僕… 僕は構わない、のだけど 村建てさんに確認してみてる待ってね。
(*44) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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知らぬうちに地雷踏んじゃう系男子
しかしこのPCは相当クズである 自覚しててもやめられない、薬のようなもの
(-85) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* まさかのチョイスに動揺走る(ダフネドラチョイス
(-86) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* 「男なら誰でも」ってすごくアレな文言に見える(
ぱっと見、うまく分かれてるので上手にいけそうですね。 第一希望が一人だけの三人は、他と第一希望被ってないので確定させちゃってもいい気がします。
(*45) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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― >>334少し前 ―
ん!テオドール! じゃあテオくんだね!
[>>333自己紹介を聞いて、名前を呼ぶ。同い年の知り合いは少なく、嬉しい。]
ふふ、ジル仕事がんばるよ! 賑やかなの、楽しいね!
[マスターが騒々しいものが嫌いなことなど知らず。楽しそうな声音を惜しげもなく店内に響かせた。]
(335) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* この集計を見ますと……、 グリフィンさんが、メルヒオルさんなら対抗なしで通りますかね。 ジョシュアさん>>*41がどうか、ですけどそこは。
(*46) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* フライングでテオくんと呼んでしまうというw
そしてオルエッタからの嫌がられ方が尋常じゃない…! ジルベールが許してもらえる日はくるのだろうか…
(-87) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* わたしの名前もあることに、ない尻尾を振りましょう! にゃあにゃあ。
(*47) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* >グリフィン 取り急ぎ、返答があった。 選択肢に入れてもらってだいじょうぶ。
(*48) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* 村建て、僕共に想定外。
(-88) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[>>331男の言葉のひとつひとつが、 青年の脆い部分を、刺して、崩して。 男を睨み付ける青年の、情けない顔と言ったら!
言い返すことすらもままならず。 歯を食いしばり、徐々に力が篭っていく拳は、 新たな従業員、ジルベールによって止められる。]
なに?知り合い?昨日見たよ。 転んでたけど、それくらいでダメになるような 奴じゃあないだろうし。
[>>334彼女にハンカチを渡した事は、口にはせず。
服に縋りつく従業員の反応は、 知り合いに対するものとは違うように感じ、 何事かと眉を顰める。]
(336) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* まあ選択肢の一つだから!!!!!!!!!!!!!!!!
(-89) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* リュシオルさん、纏めありがとうございます。 そして皆様お疲れ様です。 大体皆さん希望が通る感じですか…。
(*49) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* オルエかわゆい
(-90) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* >>*34からこっそり外されるテオドールぇ… ってオルエ姐さんマジで!?
メルヒオルさんちゃうん!?
(-91) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* メルヒオルロックで唯一案じているのが、 果たして相手に脈があるのか?と言う点なのだが…。
>>*48 御意。 ロック先とメンタルエラーを起こさないよう一考してみる。 ありがとう、骨董屋。
(*50) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* 動揺おさまってないおちつけ
(-92) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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おはようございます。 朝から精が出ますね。
[>>320昨晩会ったばかりの友人に、男はいつもの笑顔を浮かべてみせる。]
――えぇ、大丈夫ですよ。
[声を潜めた問いかけと表情に心配する気配が感じられれば、眉尻を下げて。 帰宅後に薬を飲めば症状も落ち着いて、夜もしっかりと眠る事が出来たのだと伝えた。]
(337) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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["急に辞めるわけじゃない>>326" それでも君はやがて出て行く。昔と同じように 幼い頃両親の仕事の都合で遠くに行ってしまったのとは訳が違うけれど
夢の為に振り返らずに真っすぐに前を向いて歩く君を見送る自分 それはあの時も今も変わらない 自分は唯、この街でずっと失い続けていくだけで 正論を並び立てても、それが空々しいのはきっと淋しくて悲しくて
君まで居なくなってしまうのか、と。両親の様に 君は悲しませるのか、君を守り慈しみ育ててくれた両親を 君は手放すのか。欲しがっても与えられぬ人も多い得難い学べる幸せ そして恵まれた生活を
本音はそっと胸の内に押し隠す 彼女が昔大切な本を抱きしめながら夢中に話していたのを知っているのに 輝く横顔、傍で見ていたのに どろり醜い心はじくじくと紡ぐ言葉に現れる]
伝えるつもり、で怒られるし止められるのもわかっていて? 決めたことでおじさんおばさんがどれだけ心痛めるかわかってるの? 夢見るだけじゃ世の中通用しないよ
何も生かせないなんて事があるわけないだろう。その考えこそきちんと学業を修めてこなかった証さ 夢見る夢子さん……君はもう少し周囲を見るべきだ 今から調べる、それこそ付け焼刃 油断が君の命を奪うかもしれないと言うのに
[止まらない、とまらない もうこれ以上傷つけたくないのに――唯、夢を諦めてほしいと言う我儘が 口を開かせ、言葉を告げさせる]
(338) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[このお店は、雑談の場には相応しくない。 だってここは、写真を撮るための場所だから。
大きなレンズ、小さなレンズ。 絵画とは違う、――写真を。]
……にゃ
[と、すると。テオにぃもお客さんだ。 あぁ、ほら――…、お仕事だって。>>332]
(339) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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[下を向き、幼馴染の口から呟かれた泣きそうなほどに小さな声は風の中に消えて仕舞いそう>>328 美しく整えられた薄赤の髪が、蒸気に覆われた空の下やけに鈍く光る様に見えた まるであの日、両親にこびり付いていた血の様に]
分かりたくもない
[恵まれた奴の気持ちなど、わかりようもない]
分かるわけがない
[分かってるんだ本当は。君がどれだけ切望していたか知ってるから 応援してる気持ちもある、だけど]
分かれなんてシュゼルの傲慢だ
[一番我儘で傲慢なのは、自分だ 本当は、たった一言。
淋しい、いかないで
と告げられれば]
危険と無謀で夢追い人になるのは勝手だが―― それで君の両親や多くの人への恩や繋がり、責務を放り出すなら あんたは唯の根無し草で我儘娘だ 君って
[妬み恨み悲しみ淋しさ。こんなの感じる資格なんてないのに 自分が幼馴染だからこそ、夢を打ち明けてくれたのに ああ、こんな自分大嫌いだ]
(340) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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凄く、嫌な奴
[言葉は、鏡映し ――彼女に告げた自分の表情は、きっと凄く強張って、醜いだろう]
(341) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* フロライトさんの、第一希望明言のグラディスさんも大丈夫かな? 奥さんと別れて!! とか職場不倫、面白そうではありましたけど。 私は問題ないので、オルエッタさんがOKならそこも決定でいいかな。
>アンダンテ ああ、はい、確かに誤解を招く表記ですね。 その、意図したわけでは……割とありますが(しれっ
(*51) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* もしわたしが、メルヒオルーってなったら、結構変わりますよね?
(*52) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* うわあああうわあああああ なんというか、ご、ごめんよシュゼルぅぅぅぅ!!! (投下した後灰で土下座)
(-93) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* ……あ。なるほど>>*50
ではすみません、希望変更して私メルヒオルさん行ってもいいでしょうか? まだ未エンカだけど、なんとかなるかな。
(*53) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* みゃ、脈あるのかなぁ!あるのかなぁ!! いや、脈は作るものだけれど…!
オルエッタ→メルヒオルで見ていたので、凄く募る間男感。 いや、間男プレイなんてご褒美じゃないか!
(-94) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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相談室で待つ学生の表情など、わからない>>326 不安にさせてはいけまいと、足早に自分も相談室へ。
話された内容は、学生が酷く孤独だったと言うこと。 たった一人でイジメを受け、耐えていた。 苦しいなら、味方はここにいると言いたくもあったが、 学生が今求めているものは、いじめの根本的な解決ではなさそうだ。
学生の救世主、ジョシュア・アリウッドの誕生日>>329
昨日も、彼は階段で転びそうになった女学生を助けていた>>17 やはり、正義感が強い青年だ。 それは怪盗が睨んだ通りに受け取られる>>330 自分はこの学生を救うことはできなかったが、 代わりに誰かに救われているのなら、それはとても喜ばしいことだった]
2014/12/07(Sun) 01時頃
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[相談室で待つ学生の表情など、わからない>>326 不安にさせてはいけまいと、足早に自分も相談室へ。
話された内容は、学生が酷く孤独だったと言うこと。 たった一人でイジメを受け、耐えていた。 苦しいなら、味方はここにいると言いたくもあったが、 学生が今求めているものは、いじめの根本的な解決ではなさそうだ。
学生の救世主、ジョシュア・アリウッドの誕生日>>329
昨日も、彼は階段で転びそうになった女学生を助けていた>>17 やはり、正義感が強い青年だ。 それは怪盗が睨んだ通りに受け取られる>>330 自分はこの学生を救うことはできなかったが、 代わりに誰かに救われているのなら、それはとても喜ばしいことだった]
(342) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* >>*52 あう、すれ違いあぅ…。 変わる…かな?主にジルベールさん周りが。
(*54) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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誕生日プレゼント、かぁ。
[先ほどまで見ていた診断書の束>>309 あの中には、学生の求めるものが記されている。 学生の切なる願いは叶えてやりたい。 しかし、それは個人情報。 漏らしていいものか、酷く悩む]
……………―――よし、それ食べて待ってて。
[パン、と膝を叩いて。 チョコレートを一枚、投げて相談室を後にする。 1分後、一枚の小さく折り畳まれたメモ用紙を持って現れる]
本当はな、教えたらダメなんだ。 でも、今回だけは特別。
[そっとジョシュアの誕生日が書かれたメモを学生に渡す。 その会話は、とてもとても小さな囁き声で*]
(343) 2014/12/07(Sun) 01時頃
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/* >>*50相手の脈…。 私はアンテナがしょぼいので何とも。
メルヒオルさんには縁故頂いたのですが、オルエッタさんが行くのかなと予想していたので上手く伸ばしきれずでして。
(*55) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* はっやwwwwww
(-95) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*52 んー、オルエッタさんがメルヒオルーな場合ですか。
どちらがいくかはグリフィンさんとの調整ですが、オルエッタさんと希望先がおおむね被ってるのでそこまで影響はなさそう?
(*56) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[その言葉>>336を聞いて、顔が強ばった。今の彼女との関係はなんなのだろうか。家族、は否定されてしまったから。他人、なんて耐えられない。ぼんやりと濁す。]
ん、そんな、トコ。 転んでた…?
[それはいつのことだろうか。でも詳しく聞くことも不審だろうと思いとどまる。本当はどこで何をしているのか、聞きたかったのに。せめて、転んだのが自分と別れたあとではありませんように、と願う。]
(344) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* ←この顔で『凄く、嫌な奴』 って言ってたら最高にげすい(まがお)
(-96) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* む、俺の我侭で混雑させているなら、 メルヒオルで問題は無い。第一候補群だ。 単にしょっぱいフラグ読み力に自信が無いだけ故。
(*57) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 脈があるならストーカーになんてならないでしょうよ(言ってはいけない
(*58) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[すがりついていた手を離す。出ないと彼は写真が撮れないから。そしてテオドールから距離をとる。]
マスター!今日は、何をすればいいですか? 何か仕事があれば、ジル、します!
[そして裏口で何やらやっている様子>>332のグリフィンに声をかけた。]**
(345) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >オルエ [なでなで] ジルベールを候補に挙げてたのがオルエだけだから(第二希望ならマニュもだけど)、たぶんジルが私になるくらいかな、変わるのは。
……っと思ったらジョシュアがメルヒオル希望ね。 摺り合わせ必要みたいー。
>>*51リュシオル [アンダンテ の ロケットパンチ! (※そんな機能はありません)]
(*59) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* ふむ、大丈夫そうかな。 フラグ読みは…気合、きあいで。
>グリフィン どういたしまして、写真屋。 君のやりたいように、やりやすいように。どうか。
(*60) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*53>>*54 お兄ちゃんからの希望が!
なら、わたしはジルベールで!お願いします。改めて。
(*61) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*58 すごい 正論
(*62) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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ふふ、当たり前だよ ちょっと、頑張らないといけないからね。
[いつもの笑顔を浮かべる彼に>>337こちらも笑顔で返す。]
そっか。 それなら、よかったよぉ 数少ない友達だもん、心配もするさぁ
[薬をちゃんと効いたようで、安心してほっと息をついて 後半は冗談のようにケラケラと笑いながら話して]
(346) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 潜ってるうちに幼馴染組が!
(-97) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*59ダンテ にゃうにゃう。 ダンテは、希望の人は居ないのかな? 投げて貰った縁故とか考えてみても。
(*63) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*58 凄く正論でした…。
(*64) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* ちょっと変わりまして以下。
リュシオル:シュゼット・コンダクト・グラディス アンダンテ:男なら誰でも(表現の訂正なし) グリフィン:アングイス・テオドール・メルヒオル マニュエル:テオドール・ジルベール・コンダクト フロライト:グラディス・コンダクト・シュゼット ジョシュア:メルヒオル 以下、アングイス・シュゼット・コンダクト オルエッタ:ジルベール(改めて)
(*65) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*58 凄く納得です
…ということは決定でしょうか?
(*66) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*58 流石、最高学府の教員は言うことが違う
暫定は、こうだろうか?
リュシオル→シュゼット アンダンテ→コンダクト グリフィン→メルヒオル マニュエル→テオドール フロライト→グラディス ジョシュア→アングイス オルエッタ→ジルベール
(*67) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 皆まとめ能力たかい 僕号令しかやってない! ありがとうございます!!(顔を覆う人
(-98) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* ああ、列挙部分は私、当人の発言のなかの順序で入れてるので。 優先順位までは、多分反映してないですね。
(*68) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[作り話は、教員に違和を抱かせないものであったらしい。>>342 神妙に耳を傾ける様子に、時折技と吃音を混ぜ込みながら打ち明けて
こんな阿呆が現実に居たら、そんな害悪は 闇討ちでもしろと言いたくなる。
他人に助けを求めるなんて、主義に反する。 他人に助けて貰おうと考えるなんて、
だぁれも、助けてなどくれないって。識っている 自身の信じる“神様”でもない限りは。
あの人以外は、誰も信じていない。 人間に執着なんて、一切感じることはない。
寒い寒い吹雪が、十年前から今も尚、心に吹きすさんでいる。]
(347) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* オルエッタのジルベールとじこめぜったいかわいい
(-99) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* アンダンテさんは大丈夫ですか? 希望などは…。
(*69) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* ……えっと。
>>*58については、あの、本村の根本を揺るがす問題発言であったとお詫び申し上げたく、慙愧の念に耐えません。
(*70) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 表記の無い限り 概ね発言順で希望順、或いは希望群かな、と そう思っていたのだけど、どう、みんな?
(*71) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 私は何でも大丈夫ですよー。
実は、やりたいなーって思ってるロル的には、縁故のあるなしが一切関係なくって……。むしろ縁故の無い相手のほうが組みやすかったりするかもしれないレベルです。
(*72) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*70 いつも真実は残酷なものさ
(*73) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*68 僕の希望順序は並び順なので問題ないです。
(*74) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[引き金が起こす小さな爆発。 テオにぃとジルベールの声は裏庭にも届いて、わたしは両手で耳を塞いだ。
だって今は、聴きたくないの!]
フィンにぃ、あのね……。テオにぃに伝えて欲しいの。 いーい?
[からっぽの掌に落とした視線をあげる。]
(348) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* アンダンテかわいいとおもいます
(-100) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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何かから逃げてたのか、急いでたのかは知らないけど。 結構派手に転んでたから、走ってたんじゃないの。 たしか、昼頃だったかな。
[>>344ジルベールの願いにヒビを入れるかのように、 悪気なく、昨日見た事を口にする。 時間帯は大分曖昧だけれども。
突然の乱入者に、青年は落ち着きを取り戻す。 情けない表情も、幾分かマシにはなっていて。
店主が再び、青年の積み上げているものに 言葉を刺そうとしたのなら。 また、情けない顔に逆戻り**]
(349) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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……だから、助けてくれた彼に、なにかひとつでも返せれば、…
[悩む教員の背を押すように、眼鏡を外して目許を抑える。 そうして、預けられたチョコレートを空いた手で受け取り、>>343 足音が戻るまでの間、考えていた。
ああ、反吐が出る。 こんな糞みたいな話が通じる人間は、偽善の塊でしかない。 そんな金持ちからは、余計になにを奪っても構いやしない、――ってね]
(350) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*68 第一…とか書いておりますし、表記した順番に希望は加味してあります。
(*75) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 信じられてなかった!>>347 噛んじゃう!
(-101) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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――…? 何方かに薬が入用なんですか?
[>>346頑張らなきゃいけない、という言葉には目を瞬かせる。 思い出すのは、昨日グラディスと交わした寒暖の差によって起こりやすい体調不良の話。]
いいつもご心配おかけしてます。 ――そんな事を言ったら、私もですからね?
[後半にはそっと息をつき、困ったように笑う。 親しくさせて貰っている人はいるけれど、友人と言える人は数少ない。]
(351) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[赤猫に会釈を向けて、仕事に戻ろうとする最中、 にゃあと愛らしく鳴いた。良く鳴く子猫だ。>>339]
―――…ああ、テオドールくんに、 猫の言葉が分かると知られても、何一つ問題など。
[冗句と本気の境目曖昧な男は、少し身を傾け、耳を貸した。 この猫は存外、独り者には爪も牙も立てない。>>348]
(352) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[ぱきり、 チョコレェトを噛む前歯。 獲物を食い殺す為に生えた歯で甘味を齧り、 一片たりとも、仮面を崩さない。
そうして、畳まれた紙を預けられ、 中身を改めてから、教員に何度も頭を下げた。]
グラディス先生、ありがとうございます! 本当に、どうもありがとうございます。
[ぺこぺこと頭を下げてから、その場を辞す。
個人情報の流出と、生徒を思う優しい心と。 天秤にかけるなんて、―ーなんて*]
(353) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* あ、すごく遅くなって申し訳ないのですが、強いて第一希望あげるならアングイスです。
ただ私はさっきも言ったとおり、男性だったら誰でも問題ないので皆さんの希望優先で決めてくださいな。
(*76) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*72 ふむ…そうなのですね。 了解しました。
(*77) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>350が!が! これが原因で盗まれたってわかって罪悪感に苛まれたいな!
と、メモしておく。
(-102) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 今になって、「向こうはアンダンテを知っているけどアンダンテは相手を知らない」っていう状況がすごく使いやすいことに気付いた馬鹿がこちらです。
(-103) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* 人魚の涙、ゲットだー! ✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。って、なった時には、とある計画が浮かびました。
メルにぃのへの愛は、歪んでないんだもの。 まっすぐなんだもの。 ここは、歪んだ愛情がテーマなんだものぉぉぉ!
だから、ジルベールへのは歪んでる。うん。
(-104) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>351友達少ない宣言。
(-105) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* >>*67 ジョシュアくんとあなたで、 メルヒオルさんとアングイスさんのどっちがどっちかで、交渉という感じですかね?
(*78) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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/* ふむ、因みにジョシュアくんの第一は何処だろうか? 擦り合わせ考えず、希望を聞かせてくれると嬉しい。
(*79) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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おれは何故ストーカーじゃないんだ…?
(-106) 2014/12/07(Sun) 01時半頃
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[その作り話を疑うことはしない。 心細いであろう学生の味方だ。 そのつもりだったから。>>274
動きが鈍くなり、昔よりも救えなくなった手で。 誰かを救えるのなら。
学生でない、怪盗の心のうちはわかるはずもない>>347>>350]
礼は良いよ。 それはジョシュアに言うんだろう?
それと、すまない。 救護室の利用届けに学科と名前を………
[用紙をを渡そうとした時、既に学生の姿はなかった]
(354) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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[彼の正体はわからない。 心のうちもわからない。
この判断ミスが、どんな結果を生むか。 それすらもわからない*]
(355) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*79 エンカとか全く考えず、ジョシュアの感情で動けるのはメルヒオルさん エンカ縁故を考えて動けるのはアングイスさん
という感じでどうしようか考えあぐねています…優柔不断で申し訳ないです。
(*80) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* 現状以下なので、フロライトさんのグラディス希望は確定でいいでしょうかね? 異論ある人はコール。
リュシオル:シュゼット・コンダクト アンダンテ:アングイス(ただし、男なら誰でも) グリフィン:アングイス・テオドール・メルヒオル マニュエル:テオドール・ジルベール・コンダクト フロライト:グラディス・コンダクト・シュゼット ジョシュア:メルヒオル 以下、アングイス・シュゼット・コンダクト オルエッタ:ジルベール(改めて)
(*81) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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― Aphroditaでのこと ―
猫の会議か、たのしそうだ。
[>>291 くすくす笑いは 鼠の正体を探らない。]
ぜひ。 ミスタの手業は癖になる。 眼鏡に叶うものがあるなら猶更だ。
[彼が旅立つ算段を 立てているとは知らぬのだ。 さりとて出会いと別れも味の一つ。]
勿論。評価は存分に。
[紫水晶の天秤は、心のままに、かたむけるもの。 白い鳥、白い嘘、真っ赤な呟き、知らぬまま。]
(356) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* オルエッタさんのジルベール希望も、マニュエルさんがOKなら通りますね。 いかがでしょう?
(*82) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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― 回想・Aphrodite ―
[演者は金の鋏を動かしながら、娘の話を聞いた。 七年前の少女であった日から、今までの事>>295 今も尚孤児院で暮らしているのだと思える程に、 褪せず鮮明で、樂しい話として鼓膜へ入ってくる。]
お師さんが、そんな事を。
[何年も、何年も師の戻りを待っていたという。 彼が死んで哀しむのは、自分だけだと思っていた。
此処に、彼の夢を見続けていた子が居たなんて>>296 知りもしなかった。]
(357) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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[冬の湖は凍れる風が吹くのだろうけど、 ふと凪ぐ時があって。
優しいよ、やっぱり。 きっとわたしが独りぼっちの猫だからかもね。
テオにぃへの伝言は短く。]
お昼はRSFのサンドウィッチがおすすめ!
[カジノで覚えた名前を混ぜた。 ロイヤルストレートフラッシュ。最高の役。 燐蛍亭のサンドウィッチを食べると、勝負運が上がるって、カジノ客に人気だったのを、テオにぃも知ってるはずだから。]
(358) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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[あなたは、罪な人だな。 狡い人だな。 叶えられない約束こそ、一番の罪だって。
だからまた、豪快な笑顔で帰って来てほしい。
何年だって、何年だって、其れを待っていたのに。]
(359) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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そう……そうだったんだ。 オルエッタ、そうだね。
どうして盗めなかったんだろう、―――どうして。
[髪を切る音は、其処で一旦止まってしまった。]
[倒したソファで睡るつもりで、ベッドを彼女に。>>298 しかし、赫い猫は此方に割り込んできた。 首を傾げる様子は、有無を言わさぬものを感じた。
狭いよ、って告げて。 しかし一緒に睡ることを断らず、寝台へ誘う。 ソファじゃ流石に二匹を預かるのがきつそうだから。]
僕と頑張ることが、クリスマスプレゼント?
[安息した暮らしと天秤にかけても釣り合わない。 其れが何故娘にとってプレゼントになるのか 金の天秤は、意味を測りかねていたのだが
だって、君には此の街に大事なものがあるのに、って。]
(360) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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millionにも盗めないもの……
[雄武返しに呟き、そのまま空気と共に飲み込む。]
[師を超えたいなんて、思わなかった。 今も、思わない。 だってあの人は、いつか戻って来てくれるから。 戻ってこさせる為に、“創るんだから”。]
[複雑な思いを抱いたまま、眠たげな声に耳を貸し。 涙を盗んだ娘が伸ばす指に、金の指を向ける。>>301]
(361) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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ぼくは、―――
[誰も、信じないよって。 君のことも、信じていないよって。
だから、
口に出すことの無い返事は、 死者に取り憑かれた者の声は、 思考は微睡んでゆき、泥のように融けてゆく**]
(362) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*82 僕は第一希望でないですし、第一希望を優先してくださって構わないですよ
(*83) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*80 君のやりたい事はどちらの相手だとやりやすそうかな。 俺は割りとどちらともやりたいことが浮かぶ。 一度保留し、本日様子を見てみるというのも有りだ。
(*84) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* そう、明日秘話解禁だから、 それまでに決まればいいわけだしね。 今夜中、というわけじゃないさ。 方向性は定めておくと、きっとたのしい。
(*85) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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それでも、だよ。 ……手紙でも駄目なら、直接会って説得するだけ。 二人が悲しんでしまうことだってわかってる。でももう、こんな生活するのは嫌なの。
[煙と蒸気で満ちるこの街。 空はいつも汚くて、この街で綺麗な空を見れた日なんて数えるくらいしかなくて。 ただ親に言われた通りに生活する、それはいつも重い枷になってて]
通用しなくても、それが諦める理由になんてならないわ。 ……何を言われようともう決めたことを曲げるつもりは無い。 自分の興味があるものを人は覚えないわ。興味の無いもの、私にとってそれはこの大学で受けてきた大半の学業。 油断して命を落とすことになったらそれはそれでいいわ。それでも夢を追って死ぬことになるなら、そっちの方がいい。
[なんて、言い訳がましいのだろう ただ彼が自分の夢をを否定するたびに自分自身が否定されている感覚が身体を包む]
(363) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* そうすると現状こう、かな?
■確定 フロライト:グラディス オルエッタ:ジルベール
■未定 リュシオル:シュゼット・コンダクト アンダンテ:アングイス(ほか、男なら誰でも) グリフィン:アングイス・テオドール・メルヒオル マニュエル:テオドール・コンダクト ジョシュア:メルヒオル→アングイス
(*86) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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もう、分かってもらおうなんて思ってない。
[だって君と私は違うんだから。>>340 否定された時にもうわかってた。きっとわかってくれないんだって でも本当は、わかってほしくって]
分からないなら、それでいいよ。
[今まで色々な人たちに否定されてきたんだ。 分からない人の気持ちがわからない。分かってくれる人の気持ちだって分からない。]
傲慢だってわかってる。 それでも夢を追い続けるのはいけないの?
[それでも夢を諦めて死にたくない ただ、口から出るのは自衛の言葉。]
……我儘でも……っ……
[我儘なんて、自分が良く知ってる。 恩も、繋がりも、何もかも全て捨てるこの選択は、周りから見ればとても無責任だ。 ……何も言い返せない。幼馴染の言ってることは正論だ。 無謀なことをしている自分は間違いだらけ。こんな夢を、憧憬を抱いたこと自体が間違いだった。
知っている。分かってる。認めたくなかっただけなんだ。 嫌な奴だって、最初から――]
(364) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* おふぅ、すみません。 亀な上に猪で。 あちらさんがOKなのかは読めておりませんが。先生ごめんなさいですよ。
職場不倫おいしそうですよね。
(-107) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* 教師殿が非常に有能で 骨董屋は見守る方向になり候
(訳:ありがとうございます)
(*87) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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[正論を言う幼馴染の顔を見る。その顔は、なんとも表現しがたい顔で。 そんな顔させたくなかったのに、でも、もう心は硝子片のように砕けそうで]
…………っといてよ。
[拳を握る。 その握られた拳を振り上げ、そのまま拳は、彼の頬めがけて殴りかかって。
――そのまま、彼が避けなければ酷い打音が響いただろう。]
(365) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*87 そんなこといってると、あなたに矢印向けますよ?
いえ、表で会ったことありませんけど。
(*88) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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もうほっといてよ! 自分嫌な奴だって最初から知ってる!こんな無謀な夢を抱いた私は馬鹿だってことだって!
馬鹿にしたければすればいいじゃない!嫌な奴だって思うなら蔑めばいいじゃない! [殴った手は熱くて、痛くて。 ずっと我慢してた涙はぼろぼろと溢れ出して。
違う、本当は、こんなことを言いたいんじゃない。止めなくちゃ、止まらなくちゃ。 でも、加速した言葉は最悪な方向へと進み止まらなくて。]
……嫌な奴で、しかも夢追い人のくだらない話聞かせてごめんなさい。 安心して。もう二度と、貴方に話しかけないし顔見せないから。
[最後にもう1発、殴ってやろうかと思ったけど 幼馴染から背を向ければ、そのまま逃げるように商店街のほうへと走っていった**]
(366) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* ……ふむ。 じゃあすみません、少し様子見させて頂いてよろしいでしょうか。
遅くても明日の夕方には結論出します。
(*89) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*83 ありがとうです、マニュにぃ。
とすると、リュシせんせぇのシュゼットも確定で良いのでは?
(*90) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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― →Aphrodite ―
[生徒思いの優しい教員の最後の一言を聞かずに去った怪盗。 大學を物見遊山する気はない。 金のある若い芽が通う場所なんて、仕事を終えれば無関係。
だから、さっさとトンズラこいて商店街へ。 そうして、店の裏口から入り、変装を取り払って いつもの鬘に、瓶底眼鏡に。
いつもの飾り気ないコートを纏って、骨董屋に行く算段を。 モノクルを購入したら、再びメイドに扮してあの邸宅に行こう。 金庫の整合を試して、駄目なら他の候補を探らねば。
手の内にある畳んだ紙を、きゅっと握り締めた**]
(367) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* あまり伸ばせずで申し訳ないです。 シュゼットさん-リュシオルさんもありでいいのではないかと。
(*91) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* あうあうあう……コンちゃんごめんねぇ…! 言われてることは正論なんだよおおおお!
(-108) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* 赤会議があることを考えると、本当に土曜でちょうど良いねって思う。
わたしも、ちょうど今日は仕事のない日曜だった。
(しっかし、本当にこのpt数は………)
(-109) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*88 なんでさ!
仕方ないじゃないか 僕が学校に居たら すごい不審者だよ
(*92) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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[貸した耳に届いた言葉は、やはり赤猫の千里眼。>>358 649740の1を目指したサンドウィッチに挟まれるのはどんな運命か。 ふ、と喉の奥で篭った笑気を溜息のように吐き出した。]
―――…伝えておこう。 テオドールくんにツキが巡るように。
[ふわり舞う赤毛は尻尾さながら。 彼女の行く先揺れる尾は、縁起を繋いでくれるのか。 そっと裏口に別れを告げて、写真師は店へと舞い戻る。
彼女は決して通れぬ、表から迎えた客の下へ。*]
(368) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* ん、私もいいんでしょうか?
ちな、ダフネドラさん、 私の場合、ここまで性別がシュレディンガーの猫だったので。 男性PCと確定すると、シュゼットさんタゲと普通にバレそうですが大丈夫ですかね?
(*93) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* ……まあ、結構、彼よばわりされてはいましたが。
(*94) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >>*89 了解。 俺は両方面伸ばしつつ、暢気に待っているよ。 病むほど愛する相手だ、どうか最高の選択を。**
(*95) 2014/12/07(Sun) 02時頃
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/* >リュシオル うん、構わないよ。問題ない。 シュレーディンガーの猫確定で。
(*96) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* >>*96 そうですか。じゃあ生やします。
さて、それはおいておいて。
(*97) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* 現状がこう、ですか。
■確定 フロライト:グラディス オルエッタ:ジルベール リュシオル:シュゼット
■未定 アンダンテ:アングイス(ほか、男なら誰でも) マニュエル:テオドール・コンダクト
グリフィン:アングイスorメルヒオル ジョシュア:メルヒオルorアングイス
(*98) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[二本足の猫は、ぽこんと出っ張ったお腹を抱えて、忍び足。
嘘はつかないフィンにぃに、こくり頷く。>>368]
みゃあ
[ありがとう、またね。 聞き分けの良い赤猫の、鳴き声は僅かに尾を引いた。*]
(369) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* こうだけみると、ええ。
マニュエルさんとアンダンテさんで、テオドールorコンダクト。 グリフィンさんとジョシュアさんで、アングイスとメルヒオル。
ということになりますでしょうか。
(*99) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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―商店街―
[どのくらい走ったのだろうか。 わからない、でも、ただ大学の近くにいたくなくて。幼馴染から逃げたくて。 けれど、大量の限界が訪れれば徐々に走る速度が落ちて、やがて道の真ん中で立ち止まった。]
…………の、ばか……!
[すすり泣く声、音にならない言葉。 こんな所で泣いていては誰かに見られてしまうかもしれない。 けれど、壊れた蛇口のように涙は止まらなくて。顔を俯かせ、寒空の下一人、泣いていた**]
(370) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* >>*99 そうだね、そうなると思う。 ありがとう。 夕方くらいには決まると本格的に動く夜以降 皆がやりやすいかな。
(*100) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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― 燈写館・店内 ―
[店内へと戻ってきた男は、撮影機材を準備。 携帯に優れたものは、どうしても精度が落ちる。 夜を舞い駆ける白影を追うならいざ知らず。
スタジオカメラに暗布を被せ、テオドールへと着席を促しつつ。>>323]
出勤したなら、口ではなく手を動かせ。ジルベール。 そこにある木箱をとってくれ、写真乾板が入っている。
[オルエッタ、となぞる声は聞こえたが、 持ち前の無愛想がぴしゃりと小言を投げつけた。 彼に示唆するのは、薄い引き出し並ぶ棚。 C-48だ、とラベリングされている一段を示して。>>334]
2014/12/07(Sun) 02時半頃
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― 燈写館・店内 ―
[店内へと戻ってきた男は、撮影機材を準備。 携帯に優れたものは、どうしても精度が落ちる。 夜を舞い駆ける白影を追うならいざ知らず。
スタジオカメラに暗布を被せ、テオドールへと着席を促しつつ。>>323]
出勤したなら、口ではなく手を動かせ。ジルベール。 そこにある木箱をとってくれ、写真乾板が入っている。
[オルエッタ、となぞる声は聞こえたが、 持ち前の無愛想がぴしゃりと小言を投げつけた。 彼に示唆するのは、薄い引き出し並ぶ棚。 C-48だ、とラベリングされている一段を示して。>>334]
(371) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[彼が間違いなく目的の写真乾板を運べば、 細いスリットに通してセッティング。 慎重な指先は、武骨さを一時忘れさせる技術者のもの。]
少し見ていなさい。 ―――…終わったら、今日は使いを頼みたい。
[昨日の今日で、既に彼を頭数に数える雇用者。 手を上げないだけ、彼からしてみればマシだろうが、 人使いの荒さは身に染みるだろう。>>345 何時だって、彼に労働力の価値しか見出さぬ冷たい男。]
(372) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[指定席に座らせたテオドールに向かい、 暗布を被ってレンズを覗き込む。 何時もクリアな視界だ、青い空色が稜線を明確にする。]
――――…顔を整えろ、テオドールくん。 ……RSFのサンドウィッチが、お勧めだ。
[暗に情けない顔をするなと告げる癖、冗句めいて足した声。 赤猫に貰った有益情報>>358をそのままそっくり彼へと投げ渡し、 以前証明写真を撮影した生徒へ告げる声とは段違い。
白々しい写真師は、シャッターを切るため操作部に指を掛けた。]
(373) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[人の形をした彼。 覗いたレンズには彼の戸惑いと緊張が見える。 レンズを濾して、湖水の眸に見えぬものなど何も無い。
盗めぬものなど、何一つと唱えた傲慢な大怪盗と、 一介の写真師が抱える驕りは同じもの。
彼の本質写し取る音は細く響いて、閃光が走る。 映したのは青いばかりの彼―――、決して白い影ではない。**]
(374) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* ん、では。 私の対面はシュゼットさんということなので。 ここまで両性類でしたが、赤諸兄、私は男PCということでお願いします。
(*101) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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何が嫌なのさ こんなに恵まれた生活の、どこが……
[薄く煙る空も、まるで心を慰め太陽から隠してくれるようで好きだ でも彼女が蒸気煙るこの街に、親の期待に、閉塞感を抱いたのを知っていた>>363]
この醜くも美しい世界の裏側、知りもしないで温室育ちの白百合が何を言ってもそれは絵物語 命さえ賭けるなんて愚か者だ。命の危険に晒された事も無い癖に 君にとっての興味のないものが、誰かにとっての珠玉の宝 それすら知らない分かろうともしない愚かなFraulein(お嬢さん)
[傷口に塩を塗り込むかのように 自分の言葉に正当性を持たせるかのように 醜い本音を押し隠し、彼女の信を宝物のように輝く夢を否定して 彼女に言葉をぶつけるたびに、醜い自分が浮かび上がる
"わかってもらおうと思わない>>364" 決別ともいえる宣言に、心が切り裂かれる位辛いのも自業自得の癖に]
(375) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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それをいけない事と自覚してるあたり性質が悪いとしか言いようがないよ 夢に溺れて目の前の全てを放り投げて か弱いお嬢さんがなにが出来るって言うんだ!
夢という言葉に甘えるな。結局それは現実からの逃げじゃないか 4年大学に通って、資格を取ってから旅をする選択肢もあるのに 君は逃げているだけだよ。周りを取り巻く息苦しさから幼い頃の夢に縋っているだけだ
[両親の死に、夢すら見れぬ暗闇に 酒に溺れて逃げている自分に跳ね返る 彼女に言っている言葉を全て自分に叩きつけてやりたい。それを告げる自分こそが――一番逃げている、癖に
嫌な奴、いやなやつ、イヤナヤツ こんな自分が大嫌いだ
その時、視界に映ったのは平手を上げた、泣きそうな彼女の姿>>365 そのまま拳は目の下、右頬にストレートに突き刺さって
鈍く大きな打撃音と、吹っ飛んだ警帽 ぱさりと公園の土の上、少し離れた場所落ちる 目の下の隈は薄くはなったがきっかり残り、散髪屋で整えていても栄養不足と睡眠不足でぼろぼろの杏色の髪は風に煽られてざんばらになる]
(376) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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――シュゼ……
[馬鹿になんてしていない 誰よりも夢を、応援してるんだ本当は でも誰よりも――行って欲しくないんだ、出て行ってほしくないんだこの街から
また、うしなうのはもういやだ
声がでない。出す資格もない 涙を流す彼女の頬を、拭いたいけど手がでない
"もう二度と、貴方に話しかけないし顔見せないから"
その言葉に若葉色の瞳が大きく見開かれ――唇を戦慄かせ それでも背を向け去る姿に、かける言葉は無い]
(377) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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……俺って、いやな、やつ
[自分が悲しませたのもわかってるし、自分で蒔いた種だ 泣きたい位に叫びたい、追いかけて謝りたいのに足が竦んで動かない 北風よりも何よりも、彼女の言葉が痛いと ひび割れた心が哀しみを訴えていた*]
(378) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* 了解なのです。 マニュエルはテオドール第一希望でしたっけ? それなら私はコンダクトになりそうですね。
(*102) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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―商店街―
[編み上げた髪形、螺旋のリボン、 蝶を止めて上機嫌。 例えば貴婦人ならば燈写館にて 写真の一つもと思うのだろうが、 生憎アメジストはレンズを厭う。 理由は写真屋が一番知っている。
通りがかった傾く赤い屋根、 燈写館の前にて一度立ち止まり、顔を向けてくるりと装飾過多の傘を回す。]
――坊やはちゃんと行ったろうかな。
[ジルベールが散髪屋を後にしてから しばらく経った。真面目な性根だ、 逃げ出すようなことはすまいが――さて。
「ねこ」とジルベールの諍いと「おうち」のことなど 知らぬゆえに知らぬまま。]
(379) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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/* ああ、アンダンテさんとこは、そうなりそうですね。 マニュエルさんの希望的に。
(*103) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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― →商店街―
[彼女が走り去ったのとは反対方向、商店街の端に向かう 警帽を目深に被っても少しだけ見える腫れた頬 痛みを訴える切れた口内に滲む血が染みわたる]
……いったぁ……
[街の人は何があったの?また喧嘩の仲裁でもしたんじゃないかと騒々しく勝手に脳内補完をし それを否定せず肯定もせず曖昧に笑う
じくりじくり痛む心 泣かせたくない幼馴染を、自らの手で傷つけ泣かせてしまって それなのにどうして自分はいつもの"街のお巡りさん"の笑みが浮かべられるのだろう どうして泣けないのだろう
今日はいい日のはずだったのに――否、出勤時怪盗"seven"の予告状を聞いた時から全て悪い方に転がっていくものだったのだろうか]
……燐蛍亭の、珈琲が飲みたいなぁ
[嬉しい時に悲しい時に 泣けない時に泣きたいときに ふと飲みたくなる珈琲 今の時間だったら開いていないかもしれないけれど
蒸気バイクに今は乗る気がしなくて ふらりふらり、それを押しながら燐蛍亭へと向かった*]
(380) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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/* 表を拝借。
■確定 フロライト:グラディス オルエッタ:ジルベール リュシオル:シュゼット アンダンテ:コンダクト マニュエル:テオドール
■未定 グリフィン:アングイスorメルヒオル ジョシュア:メルヒオルorアングイス (多分夕方くらいに決定)
(*104) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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―商店街/燈写館―
まあ、 あれは冬将軍だからな。
[呟く言葉は 夕べの迷子、ジルベールに向けた言葉と同じもの。
お節介は覗く程度に、 あとは折り合いをつけるか慣れるか諦めるか、 全ては当事者次第。
Antique Amethystの軒先は開かれているが 酷く気紛れで安住の地などにはお笑い種だ]
(381) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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/* さて、一切縁もゆかりもないコンダクトをstkrで決定っと。 ……どーしよっかな、というか脈はあるのかな(
(-110) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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/* 誰かシュゼット慰めたげて(震え声)
(-111) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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―商店街― [燈写館を離れた後、商店街を歩くうち、 真ん中立ち尽くす誰かが見えた。>>370
印象的な杏色の長い髪。 風変わりな見せの常連客たるコンダクトが 時折蒸気バイクの背に乗せていた女性。 ダフネドラはすらりと白い腕を伸ばす。]
レディ。
そんなところに立っていると 蒸気自動車が 気の迷いを起こすかもしれないよ?
[日傘を傾け影を作り、 道の端にいざなおうとしたがさて、 彼女にとってこの風変わりで豪奢な店主はどう映っているのやら**]
(382) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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―燈写館/裏庭―
[知らないものも ある。>>*30 例えば、その右目とか。
ただ向けられただけの翠色を、見上げた。
喧嘩に巻き込まれた。恋仲に傷つけられた。中央で病気に罹った。劇薬が目に入った――。
聴こえた噂は全部本人に打ち明けたけれど、他の世間話と一緒に買われていくだけ。]
……うん。何でも、だよ。
[その通りって笑う。雨の降らない瞳のまま。**]
(*105) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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―商店街―
[お昼までにはまだ時間がある。 お腹が空いたから、ポケットの中のチョコレートを口の中に放った。]
んー、美味しいっ
[口の中は甘くて甘くて、ほんのり苦い。 ディスせんせぇがくれた味。
こんなのが毎日食べれるだなんて、学生はいいなぁ。お金持ちは良いなぁ。 わたしの髪を掴んだあの人たちも、でしょう?
まぁ、ディスせんせぇはあげないと思うけど!]
(383) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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/* >>382 ダフネありがとう、ありがとう……!!
(-112) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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|
/* グリフィン びっくりしたほんと びっくりした……。 うれしくないわけじゃないけど完全無欠に想定外だけど候補に上がっただけでもうれしいけどね**
(-114) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
[お口のなかは幸せ。 わたしのこころも、幸せ。
掌をくもり空に掲げる。そうして指を広げた。 メルにぃの金色の指と、触れた指だ。>>361
鋏が止まり、漏れる疑問。『どうして』>>360って、理由は単純。]
わたしが、まだまだ「いい女」じゃないから……だよ。
でもね。メルにぃの魔法があれば、わたしはなれるでしょう?
レディに。いい女に。
[どんなに着飾っても、野良猫は野良猫なのに。 特別な椅子に座って、特別な鏡に映る自分は、特別に見えた。]
(384) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
[夢から覚めても、まだ温かいベッドの中にいた。 冷たい床じゃなかったの。 体に掛かっていたのは、襤褸の麻袋じゃなかったの。 聞こえるのは、天井から落ちる水滴じゃなかったの。
眠るメルにぃのほっぺをつんってつついても起きなくて。
自分の頬っぺたを摘まんだら痛かったから。 夢じゃないって嬉しくて。メルにぃにぎゅって抱きついて二度寝したの。]
(385) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
[商店街の通り、陽の明かりに照らされ出す道を歩くわたしのこころは、幸せだった。
冷たい真実は、聴こえなかったから。>>362 2つの約束が叶うものだと、信じきっていたから。]
ふふ、ははっ
[思わず洩れる笑い声。
ぽたぽたと、赤滴が続いていることに、気付かない程。]
(386) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
[そんなわたしとは真逆のコンにぃが、とぼとぼ歩いているのが見えた。>>380
元気がないなぁって、首を傾げる。]
コンにぃ?
[呼んでみたけれど。猫の声は聴こえるかな?*]
(387) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
/* >>386 赤滴!?どゆこと!? どっか痛めたのかな(ソワァ
(-115) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
[ワンピースの、ぽこんと膨れた腹から。 三本足の猫が、弱々しく鳴いていた。**]
(388) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
[自分の名を呼ぶ声に、ゆらり幽鬼の様に其方を振り向けば、そこにいたのは赤い靴をはいた女の子>>387]
オルエ……?
[彼女の名を呟いた声は、少し掠れていて何処か泣きそうな響きを帯びていて は、とそれに気づけば普段のお巡りさんの顔に いつもの元気な声へと取り繕う]
どうしたんだ?こんな所で ジル君とは仲直り出来たかい?
[どの口がそれを言うのか 先程幼馴染と喧嘩別れ――言葉の刃で一方的に傷つけてしまった癖に 瞳はゆらり揺れながら ふと、目に留まるのはぽたりぽたり 商店街のタイルに続く赤い雫
何処か怪我でもしたのかい、と言おうとして ――にぁ、と小さな声がする>>387]
オルエ、それ
[どうしたんだい、と 膨れた腹と其処から聞こえる鳴き声 少し混乱した様子でそう問いかけた**]
(389) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
|
|
―屋敷・二階階段―
[どんなに表面的な掃除をこなしていても、屋敷自体の老朽化まではどうにもできない。 石製の塀はところどころひび割れているし、木製の階段や扉は、見えない所で少しずつ腐っていた。 だから、こうなるのは当然だったのかもしれない。]
…………。
[二階から階段を降りようとして――ばきっ。 足を乗せた場所が、嫌な音を立てて抜け落ちる。]
――――……!
[当然、見かけ以上に重量のあるアンダンテの体はバランスを崩して、 頭から真っ逆さまに転げ落ちてゆく。]
2014/12/07(Sun) 04時頃
|
|
―屋敷・二階階段―
[どんなに表面的な掃除をこなしていても、屋敷自体の老朽化まではどうにもできない。 石製の塀はところどころひび割れているし、木製の階段や扉は、見えない所で少しずつ腐っていた。 だから、こうなるのは当然だったのかもしれない。]
…………。
[二階から階段を降りようとして――ばきっ。 足を乗せた場所が、嫌な音を立てて抜け落ちる。]
――――……!
[当然、見かけ以上に重量のあるアンダンテの体はバランスを崩して、 頭から真っ逆さまに転げ落ちてゆく。]
(390) 2014/12/07(Sun) 04時頃
|
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[がたん、ごろん、ばきっ。 何度も物騒な音を立てながら階段にぶつかって、墜ちて。 そして――がつん。]
あ、あ、あ……?
[最後には、一階の床に大きく叩きつけられた。]
――――――――。
[落ちてしばらくは倒れこんだままノイズを漏らしていただけ。 だいぶ時間が経って、やっと自己診断を開始できた。]
そんしょ、損傷、駆動部、腕部、破損。 きおくかいろ、い――正常。 動力、正常。
[片方の腕が少し動かなくなっただけと分かれば、 まるで何事もなかったかのように立ち上がる。 そしてそのまま壊れた階段の修理を始めた。]
(391) 2014/12/07(Sun) 04時頃
|
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[けれど、この時。
どこか、大切な部分の歯車が完全に壊れてしまったことを
アンダンテは診断できていない――**]
(392) 2014/12/07(Sun) 04時頃
|
|
/* 壊れました。これでstkrする理由が完成!( 中枢部の重要な歯車が一箇所壊れたせいで、記憶回路と思考回路に致命的なエラーが発生したけれど、それすらも診断できないっていう状況。
あとは姉達と同じように完全に壊れるまで一直線。
(-116) 2014/12/07(Sun) 04時頃
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|
―少し前・歴史講師と― [唐突な申し入れを受け入れてもらえたことに表情を和らげて、再度頭を下げる。 警官の名字を聞いて、先ほどの授業にも上がっていた植物学者の名前と同じだ。 奇妙な一致もあるものだ、と。そっと首を傾げる。]
気さくで、優しいおまわりさんです。
[友人というには微妙な距離ではあるものの、 彼の人柄は好ましくて、置かれた境遇は同情を寄せてしまうもの。]
きっと、喜ぶと思います。
[目の前の講師も、いつになくはしゃいでいるようにも見えて、 つられてほんのりと笑みを浮かべていた*]
(393) 2014/12/07(Sun) 08時頃
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|
―→広場― [大学を出て商店街の途中にある小さな広場へ向かう。 蒸気の街でも子供たちは元気で、噴水の周りを歓声をあげながら走りまわっている。 機械人形の歌姫――歌うことに特化した、さほど上等ではないものだけれど――を 連れた大道芸人がヴァイオリンを掻き鳴らし、 街はいつもの賑やかさと平穏さを湛えていた。
良く手入れされている機械人形の歌声は美しく、何人かが立ち止まっている。 露店でも主と客が手を止めて聞き入っているようだった。
歌声の良く聞こえるベンチへと腰かけて、ポケットの中から一枚の紙を引っ張り出す。
書かれているのは、ある分野において有名な教授の名前と、彼のごく私的な連絡先。]
(394) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
|
|
[客演で招かれた教授へ対面を勧められたのは、 大学側が学生の質を誇示する意図もあってのことだと。 知って、その対面を受け入れた。
理由は、相手が医学の分野で高名な教授だったから。
醜聞艶聞の類でも有名だと、噂だけで聞いていたことが真実だと分かったのは、 肩を抱かれ、手のひらに紙片を握りこまされた時。
ぞっと悪寒が走ったのに、そのメモは捨てられないまま。
彼と話した時に話題になった、父の病気。 一縷の望みが、もしかしたら―――、と。*]
(395) 2014/12/07(Sun) 08時半頃
|
|
― 商店街 ―
[アリウッド家のメイドの仕事着を纏う女。 上には白いケープコート。
燈写館の郵便受けに一通、「夜に撮影の予約は取れますか」と 封筒に見知らぬ字で質問だけ突きつけた手紙を。
名前も明かさぬ文面は、ただの悪戯とも取れる内容。 返事を受ける相手が誰なのか、謎であるのだから。
アリウッド邸を目指すつもりで再び商店街を歩く。 だが、広場の前を通った時に、歌声で足を留めた>>394。]
(396) 2014/12/07(Sun) 10時頃
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|
― 広場 ―
[ヴァイオリンの奏では、メイドに扮した怪盗の興味を 特段引くことは無かった。
引いたのは、歌い手である機械人形である。 まるで人間のように、上等なオルゴオルのように歌っている。]
――――…。
[機械人形に興味を抱いたのは、 あれが唯一師を創る為の手段であるからだ。 あれが、唯一の希望であるからだ。
丸い眼鏡の奥で歌い手の方をじっと見遣り 色味を抑えた唇は、寒さの中些しだけ震えていた。
露店の主や客と仝じ、観客のひとりになりて。 白いケープの裾が、風で揺れる。]
(397) 2014/12/07(Sun) 10時頃
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|
[師は、あのような人を模した精巧な人形に興味を持たなかった。 研究所の発表した記事を見せて、興奮していたのは自分だけ。
何故こんな素晴らしい結晶を盗もうとしないのか。 問うてみたが、返って来たのは一言である。]
「俺は、名品と、旨い酒と、いい女にしか興味ねェ」
[いい女>>384のアテはどうやらあったらしい。 女にも男にも、存在としての興味を抱かぬ弟子には、 唯一敬愛する存在である師の意向は計り詰めなかった。
可憐な容姿を持ち、性交も熟す技術品>>153すらも 師の興味の範疇には無かった。 其れは、人であっても為せることだから、その一択に尽きる。 レプリカは、所詮レプリカ以上ではない。 ――これが彼の持論。]
(398) 2014/12/07(Sun) 10時頃
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[師が生きていたのなら。
何故、いい女ではなく、男を(しかも変人!)を 勿体ぶって口説いた>>0:918>>0:945のか 尤も知りたいところである。 そんなワンシーンも、弟子の知り及ぶところでは無いけれど。
だが、死者が答えを告げるなら、これだろう。 あれは男でなく女でなく、魔物であり、ひとつの宝石であるから。 たったひとつの、価値ある高貴な石であるから――と*]
(399) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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師匠がただのもちもちだった こっちで参戦しなくて良かったと今も思ってるんだぜ
(-117) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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そしてアンダンテがえらいこっちゃに 壊れて沈黙してたら拾いにいくつもりだったが、これは触らん方がいいやつ、か
(-118) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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あと師匠をつなたまの師匠な外見で表現しなくてよかった まともに登場させないならアレでいくくらいのテンションだtt
(-119) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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これアングイスおるんかしら お話かけようかでちょっと迷い中。
(-120) 2014/12/07(Sun) 11時頃
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[ひと時の野外コンサートが畢るまで。 給仕服を纏う娘は、銅貨を投げる為に佇んでいたが。 冬の気配が濃い路上では、ただ佇むのも寒い。
露店でホットチョコレェトを買い、ベンチに向う。 拵えのコップは二つ。]
あなたは観客ではないんですね?
[ひとつを紙片に意識奪われる学生の前に差し出した。 受け取って貰えるだろうか。
如何にも仕事を抜けてきた体である女は、隣に掛ける。 そうして、機械人形ばかり見守るのだ*]
2014/12/07(Sun) 11時半頃
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[ひと時の野外コンサートが畢るまで。 給仕服を纏う娘は、銅貨を投げる為に佇んでいたが。 冬の気配が濃い路上では、ただ佇むのも寒い。
露店でホットチョコレェトを買い、ベンチに向う。 拵えのコップは二つ。]
あなたは聴衆ではないんですね?
[ひとつを紙片に意識奪われる学生の前に差し出した。 受け取って貰えるだろうか。
如何にも仕事を抜けてきた体である女は、隣に掛ける。 そうして、機械人形ばかり見守るのだ*]
(400) 2014/12/07(Sun) 11時半頃
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[物思いに沈むうち、誰かが近付くことさえも気がつかなかった。]
あ…。
[とっさに受け取ってしまった容器から、 ふわ、と温かく甘い香りがのぼり、鼻をくすぐる。]
(401) 2014/12/07(Sun) 12時半頃
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/* 今の自分、最高にきもちわるい気がする。
(-123) 2014/12/07(Sun) 12時半頃
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/* 何故か燐蛍亭が猫亭に見えたのはきっと俺屍2やってたから(※ねうねう亭)
(-124) 2014/12/07(Sun) 12時半頃
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少し、考えごとをしてしまって…
[僅かに力がこもり、紙片にかすかに皺がよる。]
あの…ありがとうございます。
[受け取ってしまったが、代金はどうしようか、そのままもらっていいものか。 悩む間に女性の視線は機械の歌姫へ。 その横顔に小さく礼を言い、おずおずとカップを口に運ぶ。
お仕着せのメイド服はたしか、友人の家のもの。]
(402) 2014/12/07(Sun) 12時半頃
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[風で彼女の白いケープコートの裾は時折翻り、メイド服のスカートや袖の飾りが見え隠れ。 布と針仕事、両親の仕事を見ながら育った目が、 特徴的な仕立てを見間違うはずもなく。]
お仕事の時間は大丈夫ですか? アリウッドの旦那様は… 仕事には厳しい方のようですから。
[彼の当主が自分の前ではむしろ寛大さを見せつけるように、 恵まれない若者へ理解ある振る舞いを崩さないものの。 普段のジョシュアの口ぶりや、ふとした時に彼が溢す不満から、 けっして篤実な人でないことは知っていた。]
(403) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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[>>401この広場に居る誰もが、他者との語らいを楽しむか ちっぽけなコンサートに暇を注ぎ込むかの何れかであった。 唯一、切り離されて存在しているのは前髪で目許を秘す青年のみ。 其処だけ異質な空間であり、ひっそりとしていた。]
いえ。 あのお人形さんにさしあげたいと思ったのですけど 機械はこれを飲めないのでしょう?
[>>402礼を受けた後はベンチに腰掛け、中の茶色い液体を啜る。 飲む者によっては幸せな気持ちを運ぶ甘さも、 眼鏡をかけた女にとっては、暖を紛らわすだけの甘すぎる湯。
ケープコートの下は給仕の長いワンピース裾。 袖の無い外套は、中のパフ・スリーヴを覗かせた。]
(404) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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[暫し、視線と興味は正面の演奏会に注がれて。 しかし、一見でアリウッド邸の其れと見破る青年>>403に、 容器を口許から離し、其方を見遣る。
長い前髪の隙間から微かに覗く瞳。 自身の金目とは異なる色合いの、混じりけある目の色。 似た色素を宿すものであっても、野生の獣と宝石位の差がある。]
えぇ、…あのヴァイオリンが止まったら屋敷に戻らなくちゃ。 旦那様は昨日からお出かけのようですが、 いつお帰りになるかは、分かりませんしね。
[宝石商の息子はよく知らないが、商人の人柄は知っている。 くすりと口許だけに笑みを浮かせ、眉の角度は変わることが無い。]
(405) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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ところで、どうしてわたくしがアリウッド様の使用人であると? ……あなたも邸宅で働かれているんですの?
[問うのは此方の方。 一目で何処の給仕服であるか見抜いた青年に向けて。]
(406) 2014/12/07(Sun) 13時半頃
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[蒸気に十全を頼った発展見せるこの街で、 ピールアパート式の――つまりはインスタントカメラは希少な代物である。 己も一台を所有しているが、滅多に用いるものではない。
即ち、シャッターを切った瞬間から、 写真として持ち運べるまでにはタイムラグが出来る。 テオドールを照らした閃光が、紙上に収束するのも先の話。]
―――…代金は後払いで構わない。 金が出来たら取りにくると良い。 それまでには現像しておこう。
[刻限を設け、それまでに手紙の半分は埋めて置けという言外。 暗布を手背で押し上げ、瞬きで眸を洗いながら写真乾板を保管。 慣れた手付きは、十年にて培ったもの。]
(407) 2014/12/07(Sun) 13時半頃
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[嗚呼、と吐息を漏らして、顔を起こすと、 石のように固まってしまった彼に視線を投げ。]
―――君は、良く顔が変わるな。
[性根の程は大差ないのに。
後半に続ける言葉は態々飲み込んだ。 上面の歪んだ彼への指摘は、またも抉る性質。 内に抱く空の色が霞んだことは無いが、晴れも在れば雨も降る。 テオドール・ノットとは、正にそんな空を模す青年だった。
そこまで告げれば、劣等感には触れないだろうが、言葉を削いで弄ぶ。 赤猫にも冷たいが、青猫には冷たい上に性質の悪い男であった。]
(408) 2014/12/07(Sun) 13時半頃
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[人は容易く変質してしまう。 分岐点は悲劇であったり、惨劇であったりするが、 数年も経てば、何処かしら変容し、過去の真実と誤差が出る。
変わらぬものなど、数多人を覗いてきた己も多くは知らない。 何年経ても、輝き変えぬもの。 見目も中身も、変質を受けない希少価値。
己が知る限りでは、一つきり。
それは奇跡の黄金、――――― 至宝たる龍蛇の眼。*]
(409) 2014/12/07(Sun) 13時半頃
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[歌う声は人よりも美しく、 けれど温度を持たぬ、魂のない、虚ろな人形。>>404
喉から体内へ滑る濃厚な琥珀は、甘く体を温めいく。]
たしかに…、お人形はチョコを楽しめませんね。
[美味しいのに、と呟いて。 こくり、と喉が動く。]
(410) 2014/12/07(Sun) 13時半頃
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/* 口説かれていたらしい(怪盗の師)
(-125) 2014/12/07(Sun) 13時半頃
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[動かぬ眉に、あまり表情を変えないまま笑う人、と思いはしても 初対面の女性――しかも飲み物までもらった相手に失礼なことを口にはしない。
なぜ仕える家が分かったのか、と 言い当てられた人間からすれば当然の質問に>>405 小さく笑う。]
両親の職業柄、布地や色、デザインを覚えるのは慣れてるんです。 それに…友人の縁で何度かお屋敷に伺ったことがあるので。
[第三者にアリウッドの息子と友人である、と紹介するのも身の程知らずな気がして。 それに主人の家族と懇意だと分かれば、彼女が気を遣ってしまうのでは、という心配もあった。
アリウッド家に出入りしたことがあり、 見覚えのある衣装だったから言い当てるのは難しいことではなかった。 そう説明する。]
(411) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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―――…さて、ジルベール。 今日の仕事は使いから始まる。 アリウッド邸は分かるかな、そこまでこれを運んで欲しい。
[一仕事を終えれば瞬きで気を取り直し、 長身が向き直るのは新米従業員へ。 指先で示すのは平たく大きなF40号判。 彼の背丈の半分程はある長方形型、 決して軽くは無いが、踏鞴を踏むほど重くもない。]
これは郵便屋の仕事のように、壊してもぶつけてもいけない。 さりとて、運ぶだけだ。君でも出来るだろう。
[専用の鞄は黒革で出来ていて、どこか光沢を持つ。 君でも、と無意識に選んだ言葉が、また彼を見下して響いた。 傲慢な無神経は気付かぬまま、作品を収めて彼に託す。]
(412) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[転べば容易く傷がつき、引き伸ばしの技法は時間が掛かる。 低所得者にとっては過分な散財だが、富裕層にとっては趣味の金だ。
飢えも知らない商人の、自己顕示欲を彼の肩に任す。 それは酷く、彼を試しているようでもあった。*]
(413) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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― 燈写館・幕間 ―
[鷹の目ならぬ輝石の目を持つ麗人が覗き込めば、 このよう、燈写館で繰り広げられる悪趣味。>>379
愉快愉快と笑う種と化したか、武骨な写真師には知らぬこと。 ただ、逸らした視線のその先に、 魔性如くめかし込んだ姿が見えれば、湖水色は僅かに撓む。
薄く開いた唇から、溢れる吐息は吹雪に似て。 凍えた冷気を、窓の外へと差し向けた。>>381]
(414) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[弟子は価値を見出す。 あの機械人形は、持ち主たるヴァイオリン弾きに従じても どう扱われようが、不満ひとつ抱くことは無いのだろう。
先に夢見るひとつのオートマトンもまた、 人間に師であれと命じても怒るまい。そのように刷り込めば。
不平不満を抱く人間とは違う。だからこそ素晴らしいのだ。]
可哀想ですね。 あんなに上手に謡っても、ご褒美をもらえないなんて
[>>410あんなに素晴らしい存在であるにも関わらず、――だ。]
(415) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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――――…撮れぬもの、か。
[囁いた言葉は喉の奥へと流れて落ちた。 切取れぬレンズを厭う麗人の一瞬。
それは自分ではない、と否定する彼に向け、せめて瞬きを切る。 レンズと同じ意味合いを持つ、己の眸で以って。
幾度眸に焼いても、真実は写らず―――、秘密ばかりが影を落す。]
(*106) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[風も無いのに、 逆しまに吊られたヒメウツギが揺れていた。*]
(416) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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―商店街―
[裏のねこと、表の宝石と。>>379 背を向けた赤色に、蝶の愛でる花は遠く。
振り返ったコンにぃの顔は怖かった。 こぅ、家族が死んだときみたいな、顔だった。>>389
ほら、声が泣きそう。なのに、いつも通りに戻ろうとするの。]
わたしね、聞こえたの。誰かが泣いてたの。 そうしたら、コンにぃが居たの。
それだけだよ?
[仲直り、という言葉にむぅと唇を結び、これ以上は触れないでって示す。]
ん?
[それ? 見下ろすと、茶色のワンピースの裾は赤い染みが広がっていた。]
(417) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[>>411話を聞く限りでは、使用人であるわけでは無いらしい。 濃淡無き表情の裡に隠した警戒を緩ませる。 黝い髪は二つに結われ、ケープの上を時折跳ねた。]
ご両親の職業? 仕立て屋?
[衣服の拵えに敏感であること。 友人、とは。 青年の歳を考えれば、商人を指している訳ではあるまい。 まして、使用人に友人が居るとも取れない。
折角はっきりとした明言を避けて貰ったが、 誰の友人であるかは、検討つくところひとつ。]
ジョシュアお坊ちゃまのご友人なんですか。 あらやだ、安物の飲み物を差し上げて怒られないかしら
[湯気が先程よりも弱まった容器を口許に寄せ、視線を外す。]
(418) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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―マリーベルの物語―
[マリーベル・エントワースは 蝶よ花よと育てられた貴族の娘。 中流ながら裕福で、不自由なく育った娘。
教養十分、躾けも十分、器量もよくて 物腰柔らか。ただ少しだけ、そう少しだけ 観察眼が鋭いだけだ。 眸にはめ込むレンズは曰く、 ウェイクリー卿からの贈り物なのだとか。 遠くを見通す暁色の、 ――さりとてそれも骨董屋が出所だ。 ウェイクリー卿は骨董屋のお得意様。 店から大きなものを運ばせることもよくあるお客。
「――怖くて仕方が無いのです」
そう呟いたのは燐蛍亭で。 聞いていたのはエヴァルト・ウェイクリー。 話半分、可愛らしいたわごと、 されどそれも面白し。そんな態で頷いていた。]
(419) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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―マリーベルの物語―
[「はっきりとした何かが あるわけではないのですが なんだか不安で」
出所不明の不安はしかし、マリーベルを確かに蝕む様子。 ウェイクリー卿はならばとこう謂う。
「蒸気の靄に当てられたかな。 共に少し此処から離れた場所で すごす旅行も好いかもしれない」
マリーベルは微笑んだ。
「まあ素敵ですわ!」
街を離れる、それならば この不安からも逃れられるのではと。]
(420) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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―商店街―
[裏のねこと、表の宝石と。>>379 背を向けた赤色に、蝶の愛でる花は遠く。
振り返ったコンにぃの顔は怖かった。 こぅ、家族が死んだときみたいな、顔だった。>>389
ほら、声が泣きそう。なのに、いつも通りに戻ろうとするの。]
わたしね、聞こえたの。誰かが泣いてたの。 そうしたら、コンにぃが居たの。
それだけだよ?
[仲直り、という言葉にむぅと唇を結び、これ以上は触れないでって示す。]
ん?
[それ? 見下ろすと、茶色のワンピースの裾は赤い染みが広がっていた。]
2014/12/07(Sun) 14時頃
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―マリーベルの物語―
[彼らは知らない。 ひきがねのような切欠は
*確かに蒸気の街を這い、伝わるのだと*]
(421) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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/* メルヒオルのあれ、無茶振りだったのか! むしろ、軽率に渡し過ぎているかも知れなくて申し訳ない。 でも困ってる「学生」は疑えないな……
(-126) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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[歌うために作られた人形。 手の中のチョコよりも甘い歌声。
可哀想、と女性は言うけれど。>>415
ヴァイオリンの音色に重ねて、響く声はどこか誇らし気に。 きっとそれはあのヴァイオリンの音色がなくなってしまっても――。
主人の不在を忘却したかのように動き続ける、 いつかの機械人形の顔が、過る。]
(422) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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あっ、ねこ!
[幸せな気持ちがわたしに忘れさせたのは、腹の中に隠した温もり。 スカートを捲って改めて腕に抱えたのは、微かに息をしている猫。
三本足の猫は両目を閉じていた。
その腹が膨れているのは、新たな命を宿しているから。 家族が――増えるから。]
どうしよう、コンにぃ……
[生まれそうなの? それとも――死んでしまうの? わたしは立ち止まったまま、仰ぎ見る。]
(423) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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/* グリフィンほんとうにしんぞうにわるいな(褒め言葉
(-127) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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/* 離れてどこかに行かれるのが 厭なんだと思うんですね
(-128) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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[どのくらい立っていただろうか。 道の真ん中で立っていたら迷惑なのは分かっているけれど。
歩いたとしても、何処に向かう当ても無いならここで何もせず立ってた方がいいんじゃないかと おかしな考えが出来上がる寸前、日傘の影が出来上がる。>>382]
ぁ……ごめん、なさい。 こんな所に立ってたら、危ないですよね。
[コートの袖で涙を拭って。 女性のような男性のような風貌の人物に誘われるがまま、道の端へと移動して。]
……声かけてくれて、ありがとうございました。 多分、誰にも声かけてもらえなかったら、ずっとあそこに立ってたかもしれませんから。
[蒸気自動車が来ようとも、蒸気バイクが来ようとも。 その場から一歩も動けずにただ放心していてそれに気付けなかっただろうから。]
(424) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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ー商店街ー
[彼女が怪盗の正体を知った事など知る由もなく 友との繋がりも、何一つ知ることもなく>>417 澄んだ声音が紡ぐは、泣いていたと言う言葉]
誰か泣いた子がいたのかな 迷子か、それとも……
[こうやってまた、誤魔化そうとする 心の中で泣いていたのは自分の癖に
ジルベールとの事について尋ねれば、むぅと唇を結んだのを見て これはこじれてしまったかと少しだけ眉を下げる でも、自分も先程幼馴染と喧嘩別れしてしまったのでそれを苦言することはできそうになく 唯一言、あの子の事情も鑑みてあげてな、とだけ告げた ]
(425) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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[と、彼女の視線の先 ワンピースの裾が赤く染みが広がって>>423
三本足の猫が、出産しようとしているのか その命の灯が揺らぐ様子に困った顔 獣医に見せるには金もかかるしと。暫し悩み]
――俺の家でとりあげよう 植物とは勝手が違うかもだけれど、これでも解剖に関しての腕は結構あるんだぜ?
[植物の研究時、解剖にはメスやピンセット等を使う 息子である自分も僅かながら手ほどきは受けていたし、元々勉強は好きだった まぁ猫の出産なんてまったくもって関わった事なんてないけれど
片方しか助からないかもしれない 両方駄目になるかもしれない 賭けになるけどどうするかいと尋ねる]
(426) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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―昼前・大学救護室―
[扉の表示を再び"open"に。 再び静かになった救護室で、薬品のチェック。 しかし、確認する手は遅い。 仕事をしている体で、 しかし考えているのは、先ほどの出来事。
――イジメを受けていると言った初めて見る"学生">>314 その行動はやや不可解。
イジメの相談自体は"報復が怖くて"しなかったのに、 何故、イジメを今になって打ち明けたのか。
イジメの根源をジョシュアが絶ったから、その考え方もできる。 話を聞いた時には、深く考えられなかったが、静寂の中、不思議と気になる。 そして何より残る違和感。それは名前も告げずに退出した事>>367
"学生"ならば。また会う機会もあろう。 その時に訊ねればいいかと、未だざわつく胸を無視する。
そんな瞬間など、訪れないと言うのに]
(427) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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[染物職と針子。 さほど珍しい職業ではなく、女性の問いかけにそんなものだと頷く。>>418
使用人らしく機能的でありながら、身分ある客人の前に出てもおかしくはない上質な服地。 誂える家を考えれば自ずと絞られてはくるけれど。
あっさりとジョシュアの友人と言い当てられ、 今度はこちらが慌てる番。]
あ、…友人と言っても僕はただの学生です。 ジョシュアは大学の先輩で、…色々と良くしてもらってるだけなので。 家だって、アリウッド家みたいに大層なものじゃなくって… さっき言ったみたいに、母は針子をしてる普通の家だから…そんなに気にしないでください。
チョコレート、美味しかったです。
[口早に説明して、もう一度お礼を告げる。 ぺこりと頭を下げる仕草は、たしかに尊大な上流階級育ちには見えなかったろう。]
(428) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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[コンにぃは、誰かっていうの。 違うでしょ? って、わたしはじっとコンにぃを見る。 切り揃えられた前髪に気づいたけど、じっと見て。]
わたしの前にいる人が、大きな迷子だよ。
[うそつきって、唇だけ動かした。>>425]
(429) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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いいの? ありがとう、コンにぃ!
[植物とか解剖とか、刑事さんではない、わたしの知らないコンにぃが垣間見えたけど。
三本足のしましま猫を抱え直し、うんって頷いた。>>426]
(430) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[――このありがとうは、赤い靴のお礼じゃない。
なかなか言えない、『ありがとう』。]
(*107) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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― 燈写館・幕間>>414 ―
[覗き垣間見る、冬の男の悪趣味に、 おやと水晶のさざれのようにくすりと笑う。 ジルベールはきちんと 向かい、早々に冬の風に打たれている らしいということを知る。 もうひとりの客人の、蒼い髪は見えたかどうか。
写真屋が湖水の視線。 紫の双眸で流し見て 豪奢な傘を傾け片眼を隠し、 片眼で笑みらしく、緩やかな弧を描いた。]
(431) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[>>427善行が犯罪の助けになると、教員は知るまい。 それも金庫の番が違えば、怪盗の頭からも月日四桁は過ぎ去ろう。
全うに生きてる者の親切を踏みにじる程度には、 世間を騒がす怪盗の裡事情は、明るくない。 貴族の住まう豪邸があれば、その数百メートル先に廃墟があるように。
見目のみ華やかで、幻想的で、内に詰まったものは泥と等しく黝い いま正に被っている鬘の色のように。]
(432) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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|
[でもね、陽の当たる明るい空はきらいなんだ。 燦々と輝く太陽もきらい。 飛空艇の描く白い蒸気、透き通るような淡い青の空。きらい。
絵の具を全部足して、この鬘の色であればいい。 其れが一番、やさしいものだって知っている。 其れが一番、存在していい場所だって、知っている。
煌りの下が似合う親切な人も、 温かい家庭に包まれて暮らす人も、
僕はね、みんなみんな、不幸になればいいって。 他人より多くを持っている幸せものなんて*]
(433) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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―――あくしゅみ。
[と、愉快そうな笑い含み、 口元は見えねども硝子ごし囁き。
レンズを厭う“魔物”は 写真屋の隻眼、その直視は逸らすことが無い。
映るのは、今、何処までも「秘密」だとしても。]
(*108) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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― 燈写館・幕間>>416― [日傘はくるりと回り両の眼を隠す。 背を向けて、ゆれる日傘は花に似ている**]
(434) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[じっとみつめる翡翠の瞳は、どこかアリウッドの坊ちゃんの瞳に似ている>>429 真っすぐ、美しく。嘘を嘘と見破る瞳 友人のカメラのレンズの様なそれと違い、その視線には温度が宿る]
(……迷子、か もう4年前からずっと迷子だ)
[両親の住む夢という家路にたどりつけない迷子の子 嘘つき、と唇だけ動くのを見れば苦笑した]
(435) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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どういたしまして ――処置は早い方がいいだろうし、乗って
[血で汚れるのも厭わず>>430 彼女が嫌がらなければその細腰に手まわして抱えあげ、蒸気バイクの後ろへ乗せる]
猫がつぶれない位にぎゅっと掴まってて。飛ばすから
[そう告げればエンジン吹かし、未だ両親の使っていた研究施設と温室が併設してある自分の家へと蒸気バイクを走らせた]
(436) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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―商店街>>424―
詫びることはないけどね。
[日傘の影に女性を招き、 涙拭うのは見守った。]
それはなにより、レディ。 蒸気自動車にヒトは敵わない。
そうでなくても、今にも倒れそうだ。
[指先、涙の後を拭うように添わせる。 身を引かれれば追う事はない。 頬の冷たさ、恐らくは長く外に居たのだろうと思わせる。]
――何処かで休むがよいだろうな。
(437) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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/* オリエッタは実際いいおんなになる感ある さすがミリオン眼の付け所が違う
(-129) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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/* ところでヤンデレストーカー関係なく 人間関係が拗れててこの村すごく面白い
平手打ちに「きた!!!!!!!!!!!!!」 ってなっててすいません…。
(-130) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[今度は、否定も誤魔化しもなかったから、これ以上いじめるのは止めにしてあげた。>>435
両手も塞がっているし、どうやって乗ろうかとためらっていれば、昨日の朝のように抱え上げられる。
違うのは、母猫が居るということ。 返事の代わりにぎゅっと掴まって、頬を背中にくっつけた。>>436
風を切る音と、蒸気独特の匂いに目をつむる。]
(438) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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/* 表に立ってるダフにぃは、見えないんだよぉぉ!
(-131) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[前髪が瞳に影を落とせば、瞳はたちまち凪ぐような緑色に。 僅かに帯びた金色が、金襴の気配を残すのみ。
十数年前、途方もない数を名に纏う怪盗が、 まだ隠すことも知らないまま光を浴びる蛇珠を見て、
『人ではなく石として生まれ落ちていたならば』 と笑ったことを、その弟子は知っていたのか。
Oculophiliaの狂人よりもよほど、宝石の愛し方も、人の愛で方も知っていた怪盗。
当の幼子は知らない、積もる年月の中にいつしか埋もれた、こぼれ話ひとつ。*]
(439) 2014/12/07(Sun) 15時頃
|
|
じゃあ、あなたも手先が器用なんですの? 真面目そうな目ですわ。
[>>428家の手伝いをしているのかと問い、 人の指に模したラバーカバー越しにカップの熱を受ける。 否、何も感じていない。カバーの下は金の指。 アリウッドの子息と友人であるようだが、 長く伸ばした髪も、纏う衣服も、上流階級の其れに見えない。 口に出さぬ裡で、観察と鑑定を繰り返していた。]
そうでしたか、お坊ちゃんの学友なんですね。 それなら安心しましたわ。 ね、美味しいですよね、寒い日は特に美味しく感じます。
[真っ赤な嘘と共に、眉を動かさぬまま笑う。 目許も優しさに帯びず、ただ眼鏡の奥にあるだけだ。 劃せぬ金色の瞳は、地味な髪と地味な髪型に不釣り合い。 瞳の色を見ても、厚い瓶底で隠している散髪屋と繋がるまい。
どういたしまして、と二つの下がりの髪を揺らし辞儀を返してから、]
(440) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[絶えた演奏、周辺から飛ぶ拍手。 女もまた、空の容器をベンチに置き、手を叩く。 些しだけ異質な音が混じるのは、人の指ではないからだ。]
わたくし、これで失礼いたしますわ。 あなたのお名前は?
[腰をあげ、裾を正し。 翡翠に金箔の混じる目は、振り返った時には、 既に元の石本来の色味に色代わり。>>439
女は銅貨をエプロンのポケットから一枚取り、 機械人形の方へ寄ってから、広場を去るつもりでいた。 その前に、名前を、と。]
(441) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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ー自宅ー
[青年の家は家主1人きりにしては広いものだった こじんまりした一軒家の隣に隣接する温室は、今はひっそり数株ほど貴重な植物が花を咲かせている 生前の両親が研究していた最後のもの、常世の花と呼ばれるそれが唯一残る両親の形見だった
鎮痛剤としての効能を持つと言うその株を1つほど取り 清水で洗ってガーゼで絞れば埃がつかぬよう丁寧に補完されていたビーカーに絞り汁を入れる スポイトでその猫に含ませた後、奥の研究室の扉を開く
少しだけ埃っぽいのはまぁ許してもらおう 家から持ってきた洗いたてのシーツを研究台に乗せればそこに猫を置くよう彼女に促し、自身は血まみれのインバネスコートを脱ぎ、部屋の端に放り投げる 両親の残した解剖用具の箱、適当な物がなかったので裁縫用具を持ってくれば きゅ、と音をたてて親の使っていた白衣とゴム手袋を身に纏う]
オルエ、人肌程度のお湯用意してくれない?盥は温室にある奴使って コンロが研究室の端にあるから其処で温めてくれたら嬉しい
[そう告げれば、自宅から持ってきた琥珀を消毒代わりに猫の腹にまいて、施術を開始しようとした]
(442) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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―コンダクト=クロシュの自宅―
…………わ、ぁ。
[温室の扉から、見たこともない草木がこんにちわ。 わたしが見慣れぬ光景に驚いている間に、コンにぃはテキパキと動いている。
母猫に何か飲ませて。言われるがままに台の上に置いて。]
お、お湯?
[うんうんと頷き、わたしはばっと駆け出した。>>442]
(443) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[拍手と賛辞の声に、手のひらを数拍合わせる。 歌うことを止めた人形は、ただの無表情な作り物でしかない。 ヴァイオリン弾きに硬貨が差し出されるざわめきの最中、 横に座っていた女性が立ち上がる。>>441
屋敷へ戻る刻限なのだろう。
名前を、と問われて何の疑いも抱かずに。]
アングイス・マールムです。
[マールムの名を、貴婦人たちが喜ぶドレスを仕立てる、 針子の家名と聞き覚えがあるか。 アングイスの名を、大学の優良たる奨学生として聞いたことがあるか。
いずれにしても隠すようなものではないから。 無防備に、差し出す。]
(444) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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でも、危なかったのは事実ですし……
[涙を拭いきれば、薄い笑みを浮かべる。 影の中に居る間は、自分が隠れてられるから変な安心感が生まれ小さく息を漏らす]
もし、蒸気自動車と最悪の形で出会ってしまったら…… 痛い所の話じゃすみませんものね。 今ここで倒れるほど……私、そんなに弱くないですよ。
[だから倒れないと。こんなところでは倒れられないんだと。>>437 けれど発せられた言葉は浮かべる弱々しい表情で安易に否定できるだろう。 添えられた指にはドキリ、と肩を揺らし驚いたが身を引くほどの恐怖はなく]
……休む場所なんて、何処にもありませんから。
[自宅に帰ろうとも、大学に行こうとも思えない。 それだったら、こうして風に当たってた方がゆっくりできると呟いて]
(445) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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アングイス……。
[>>444マールムの苗字が聞いたことがあった。 クローゼットの裡にある、夜会ドレスの製法元はその家名。
だが、大怪盗の弟子は其方ではなく、名前の方へ気を向かせた。 師の残した古い手帳に、走り書かれた文字の羅列。 いくつかの人名の中に、彼の告げた名も含まれていた。 “アメジスト”、それに“あかいの”と一緒に。]
わたくしは、フィザリスと申します。 では、アングイスさんご機嫌よう。
[手帳に踊る名前に、どんな意味が含まれているのか。 そこまでは図れていない女は、もう一度礼をして彼の元を離れる
ヴァイオリン弾きには目もくれず、 表情を変えない機械人形に、銅貨を一枚預けた。
表情を変えない人間、表情を変えない人形。 どれほどの差がある?]
(446) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[自宅から持ってきた解剖整理の本を捲りながら母猫の身体にメスを入れ そこから血まみれの小さな肉塊を取り出す。その数5匹 流石に本職の医者には及ばないので深く切りすぎてしまった個所もあったが 何とか子猫をとりあげ、羊膜を破ればオルエッタが丁度お湯を持ってきた所だったか>>443]
オルエ、そのお湯こっち持ってきて これに浸したガーゼで、子猫の鼻と口周りを拭いて呼吸を促すんだ これからどんどん兄弟猫とりあげるから、1匹は手順覚えてもらうために俺がするけど ――後はオルエに任せる。出来るか? 保温しなきゃだから、子猫が鳴いたら其処に置いてある清潔なタオルで包んで温めて
[そう告げれば子猫のへその緒3~4cmの所を木綿糸で縛り、血行が止まるのを待つ 琥珀の液体で消毒した鋏でへその緒を切ればゆっくりと、次々処置を終えた子猫をオルエッタの方へ手渡した]
(447) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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たらい、たらい……あった!
[温室中にある小さな倉庫。鍵はかかっていなくて。 スコップとかシャベルとか、土袋だとかが収まっている中に、金タライがあった。
両手で抱え。ふと、花壇を見る。 コンにぃがしゃがんでいた場所。
洗って絞って―――…。
わたしは密集していた1つを選んで、そっと引っこ抜いた。盛り上がった土を元に戻す。
うん、見た目にはバレないかも。 いつもの癖で、ポケットの中へ。]
(448) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[そうして小さな広場を去り、商店街を歩む。 目指す場所は一軒。しかし、先の名前を反復する頭は、 あまり眠れていない足は、やや重いもの。
適当に名乗った名前。 脳の中に存在する辞書は、酸漿をはじき出した。 南瓜によく似た色合いの包嚢。
さて、その花言葉は―――*]
(449) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[生まれる瞬間って、みんなこうなのかな。 しわくちゃな顔をして苦しそう。
メルにぃのものとは違う鋏が、コンにぃのお酒に濡れる。お酒もこうして使われるなら、きっと泣かないんじゃないかな。]
え、あっ、やって……みる。
[出来るって頷いて。5匹も出てくるなんて驚きながら、受け取った仔猫の鼻と口を拭っていった。>>447]
(450) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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―商店街>>445―
[ダフネドラは紫水晶の双方を細め、答えとする。]
そうとも。 簡単に、ひとは死ぬ。 気をつけることだ。
[――蒸気自動車の―或いは故意の―事故は、少なくない。 いつかの凄惨な事故、 そして隠蔽された真実もある。 知りうる者は、少ないだろうが。]
そう。それは失礼、レディ。
[店主は意地や気概を無碍にはしない性質だ。 弱弱しい表情を浮かべていても、 指摘はせぬまま頷いて、しかし頬はゆるりと撫でた。]
ならレディ、 ひとつ寄り道でもしていくかい。
僕は骨董屋の店主でね。 丁度戻るところだった。
[――Antique Amethystのダフネドラ。 絹の声で名乗り示す。 雨宿りの軒先のようなものだ。 行くも去るも彼女の意志のまま。]
(451) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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/* 完全に事案
(-132) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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[そのまま母猫の処置に取り掛かり、何とかすべての作業を終えれば一息つく オルエッタの方を向き、終わったよと告げて>>450赤に染まったゴム手袋を外し]
お疲れ様。…一先ず処置は終えたけど 感染症とかの危険性もあるし、予断は許さない、かな 後は猫用ミルクだよなぁ…ちょっと帝王切開した母猫から飲ますわけにもいかないし 買ってこれる?オルエ。お金は渡しとくから
[頷けば彼女の手に硬貨を数枚握らせるつもりである ――彼女が両親の形見を盗んだ事には、気づかぬままに
常世の花は安らぎの花 その花弁は真珠のような光沢を帯び、好事家達の垂涎の的 持っているだけで幸せが訪れると言われる夜により美しく輝く花であった
その後小猫や母猫をタオルで包んだり血まみれになった台を拭いたりなどして あらかた片付けが終わればへたりと床に座り込む なんとかなってよかった、というか――]
さぼっちゃった、パトロール
[でも、幼馴染の事を一時でも忘れられたのならよかったのかも なんて思いながら長い溜息を吐いた]
(452) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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[目元だけで笑む女性の瞳は黄金>>440。 混じりけのない色の瞳を羨ましく思いながらも 場を去る素振りの女性にそっと手を振った。]
フィザリス、さん。お気をつけて。
[機械人形へ銅貨を預ける彼女の後姿。>>446 美しいものや人形が好きな女性は珍しくもなく、 何一つ不審を抱くことなく見送る。
袋状の植物は、時に小さな子供の遊び道具にもなる。 植物の名と、表情を変えぬ女性とのちぐはぐさに覚えた違和感は、僅かなもの。 掘り返して問うこともなく。そのまま記憶の中に埋もれていく。
花言葉に、気付いたとしても。 それは怪盗の正体には繋がりはしないまま――。*]
(453) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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/* 常世の花は一応新種ってことで(ふるえ) イメージ的にはケシの花+月下美人
(-133) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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[死ぬときも、生まれるときも、血の匂いがいつも満ちているような気がした。
うぅん。死ぬ瞬間が静かに訪れるときもあったね。
にゃあみゃあんと生まれたての仔猫は細く鳴く。
生まれてきて良かったねって、わたしは言えなかった。 ぺたんと座り込んだわたしよりも、コンにぃの方が疲れてるはず。 渡された硬貨を持って、ミルクを買う為にふらりと立ち上がった。
孤児が着る血まみれて汚れたワンピースを、気にするものは居ないだろう。]
……かって、くる。ミルク、ねこの、ミルク。
(454) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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これで、よし。
[若い刑事の、聴講の手続きをすべて終えて。 数日中には、聴講許可の書類が、彼の元に届くことだろう。
あの分なら、きっと、喜んでもらえることだろう。 熱心に講義を聴いてくれるなら、こちらも教える甲斐がある。
本当は、もっと。 興味のない学生をも惹き付ける講義が、出来ればいいんだけれど。 関心のない分野に興味を抱かせるのは、本当に、難しいことで]
(455) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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/* 鬼灯、いつわり、欺瞞
(-134) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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―1日前・故郷にて―
[白い封筒を両手で持ち、上機嫌な女が町を小走りに移動する。 蒸気機関の恩恵は、栄えた街ほどではなく、 少しは便利になった、とやっと実感できる程度。 蒸気けぶる街と比べると、十分に田舎と言えた。
女は一つの小さな建物の前で立ち止まると、息を整えて扉を開ける]
「郵便屋さん、切手を頂けないかしら」
[女は、彼女を迎える局員ににこやかに微笑む。 彼女の顔を見た局員もつられて微笑んだ。
――ああ、その日か、と。
月に一度、彼女は郵便局を訪れる。 まだ切手の貼られていないその白い封筒、 書かれた宛名は「グラディス・ファレル」 遠い地で暮らす、彼女の夫の名前だった]
2014/12/07(Sun) 16時頃
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……みんなが彼のようなら、いいんだけれど。
[――講義にいつしか、来なくなってしまった学生もいる。 初めのころは、面白そうに講義を聴いていてくれていたようだったけれど。
興味がなくとも、単位目当てに出席だけする学生も多いというのに。 単位さえ要らないということなのだろうかと、ひどく悩んだものだ]
(456) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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/* ラ神使った私が悪かった。 なんで1しか出ないの……?
(-135) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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―三日前・故郷にて―
[白い封筒を両手で持ち、上機嫌な女が町を小走りに移動する。 蒸気機関の恩恵は、栄えた街ほどではなく、 少しは便利になった、とやっと実感できる程度。 蒸気けぶる街と比べると、十分に田舎と言えた。
女は一つの小さな建物の前で立ち止まると、息を整えて扉を開ける]
「郵便屋さん、切手を頂けないかしら」
[女は、彼女を迎える局員ににこやかに微笑む。 彼女の顔を見た局員もつられて微笑んだ。
――ああ、その日か、と。
月に一度、彼女は郵便局を訪れる。 まだ切手の貼られていないその白い封筒、 書かれた宛名は「グラディス・ファレル」 遠い地で暮らす、彼女の夫の名前だった]
(457) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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[局員から切手を受け取って、手紙に貼る。 切手にあしらわれたのは、この土地に多く自生するクロッカス。 離れて暮らす夫に故郷の香りを届けようと、好んで使用する切手。
投函した手紙に書いたことは]
「貴方の準備が整えば、私はいつでもそちらへ行けますよ。 そのように、私も準備してたんですから。
電話があればその日のうちに 手紙を貰えば受け取った日に 貴方の元へ向かいます。
貴方と暮らせるのがとても嬉しい。 連絡、待っていますね」
[その手紙が夫の元に届くのは、 何の事故もなければ、それは今日か明日のうちに*]
(458) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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―Misty rain―
[通りを歩く。お店の前を通って、もしかしてって思った。]
マニュにぃー。猫のミルクって、ある?
[薬局にあるかは定かではないけれど。 なければダンテの屋敷に行こうと思った。
あの庭には、よく猫が遊びに来るから。*]
(459) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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/* クロッカスの花言葉 「あなたを待っています」と、西洋で春を告げる花 のはず。
(-136) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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―コンダクト=クロシュの自宅―
[瓶に入ったミルクを手に戻ってくると、 そぅっと研究室を覗き込んだ。]
コンにぃ? 戻ったよ……?
(460) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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[床にへたり込んだ後、よいしょと立ち上がり 母猫と子猫の容体を観察しながら血染めの衣類などを蒸気洗濯機に放り込んで一息つけば、オルエッタの声がして>>460]
おかえりオルエ。助かったよ ちょっと俺ミルク作ってくるから母猫と子猫を見てもらってていいかな ……しかし、何で3本足になっちゃったんだろうなぁ、この子
[体力を使い果たした様に眠っている母猫を労わる様に一度、優しく撫でてオルエッタからミルク缶を受け取れば自宅へ戻りミルクを作る 研究室で作ってもよかったが流石に体力のない母猫子猫に蒸気を浴びせるわけにもいかず 人肌程度の温度に調節し、ミルクを作り終えて戻ってくれば子猫にミルクを与えつつ]
オルエ、俺の自宅で少しシャワー浴びてこないか? 気づかなかったの悪かった、女の子が血塗れの服じゃ嫌だろ 2階に俺の母さんの部屋があるから、服はちょいぶかぶかかもだがそっから好きなの持ちだして着ていいから
あ、でも他の物を触っちゃだめだぞ? 薬品とか危ないのも母さん平気で部屋に転がす人だったし
[そう、声をかけた]
(461) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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[簡単に人は死ぬ。 そんなの知っている。人の体は見た目以上に脆くて。 まるで硝子球のように簡単に砕けてしまうことだって。]
はい。もう、こんなこと無いように、次からは……
[気をつけると。>>451 この街から出て行って、またこんなことをしたら。きっと次は誰も何もしてくれないだろう。 甘えているんだ、自分は。縋っていたんだ、自分は。
失礼と言う、男性に首を横に振る。 本当に失礼なのは自分だ。だかあ、そんなことを言わないで欲しくて。 それでも、頬を撫でる手は暖かくて、安心できた]
寄り道……骨董屋……店主……あ。 えっと、貴方がダフネドラさん?
[幼馴染と以前骨董屋へ行った時。自分は店内には入らず外で待ってることが大半で。 だから名前しか知らなかったけれども。]
……何も買えませんけど、お邪魔していいですか?
[ただ小さく、何処に行く当ても無いならば そのお店に行きたいと申し出て]
(462) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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[>>371従業員へと指示する男の口からは、 やはり、小言も一緒のようで。
ちいさな従業員は、 ここでやっていけるのだろうか。 自分から離れた従業員を、視線で追いながら。 ジルベールの過酷な過去を、青年は知らない。]
…… は、
[>>373青年が腰掛けた指定席。 翳りを見せていた瞳が、 怪訝そうに、レンズを見つめた。
RSFのサンドウィッチ。意味は分かる。 燐蛍亭の、サンドウィッチ。 カジノ客には人気だし、 自分も食べた事はあるのだから。]
(463) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[その言葉が、レンズの向こう側に居る彼から 出てくる理由が、わからなくて。
あまりに不思議だったから、 首を傾げてしまいそうになったのを。 彼がシャッターを切る準備を始めた事に気付き、 慌てて、しゃんとした表情へ。
響く小さな音。閃光と共に。 乾板へ焼き付けられたのは、真面目な顔。
暫く離れて暮らしている両親ならば、 気付けないかもしれない程の、暗い影。 緊張や不安に、罪悪感。
写真を現像する彼の瞳は、 それすら、気付いてしまうのだろうか。]
(464) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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―商店街>>462― そうするといい。 存外、気の迷いを起こす蒸気機関は多い。
[くるり、と日傘を回し 自身の肩に凭せ掛ける。 彼女の想い、葛藤、知らず。 首を振られてもゆるやかに首を傾けたのみ。]
そう、ダフネドラ。 知ってくれていたのだね。
[笑みの形に眼を細める。]
構わないよ、おいで。 見ているだけでも退屈はしないさ。
[それは自負。テオドールのように 趣味合う合わないはあるだろうが。 先導するため一歩先、エスコートするように手を差し伸べる。 やがて見えるはAntique Amtethyst。 鍵を開いて、招き入れた。 造花、装飾品、万年筆、置物、棚やテーブルから銀細工まで、店主の気の向くままに並んでいる風変わりな店。]
(465) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[>>407>>408思考の水底。 閃光が消え暫く、沈んでいた場所から。 引き上げるのは、グリフィンの声。]
……あんたに比べれば、 誰の顔も、よく変わるように見えるだろ。
[ポーカーフェイスのくだりを思い出せば、 当然喜べるような言葉でもなく。 ふん、と皮肉を返すばかり。
よく変化する表情も、彼の前に見せるのは、 大半が、苦いもの。 元より、カジノへ通うようになってからは、 笑みを見せる事自体少なくなったけれども。]
(466) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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なあ、さっきの…… なんでもない。
[RSFのサンドウィッチ。 何を思って言ったのか、やはり気になるも。 素直に問うのも、どこか悔しく。
彼が自分にあのようなことを 言うとも思えないから、 先の赤猫が、何か関係しているのかもしれない。
――まあ、昼にそれを食べるのも悪くなかろう。 何せ、昨日も今日も、食したものはパンのみだから。]
(467) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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……金が出来たら、取りに来る。
[言外に込められた意>>407を知らずとも、 それまでに手紙を少しでもとは、考えながら。
昼を過ぎれば、薬屋へ行かなくては。 給金良し、仕事内容も、 聞く限りでは悪くない。]
じゃあ、 ありがと。
[結局、いつものように世話になってしまったと。 グリフィンに背を向けたまま、 ぽつりと告げて店を出る。
仕事前の腹ごしらえは、ちょっとしたおまじない。 RSFのサンドウィッチ**]
(468) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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/* ダフネさん素敵すぎてダフネさん…
(-137) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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―商店街―
[燐蛍亭へと向かう、その間。 赤髪の少女が居ないだろうかと、 かるく、気にかけながら。
まだ、大学へ通っていた頃は、 怪我をした時に養護教諭に世話になった>>309事もあったが。 あの赤髪は、頼る場所があるのだろうか。
ただの擦り傷だったとしても、 放置していれば、酷いものになりかねない。
咄嗟にハンカチを渡してしまったから、 ちょっと気になるだけだ。 心配しているのではないと、自分の心に偽りを**]
(469) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[コンにぃがミルクを作っている間、わたしはちょこんと座って6匹の猫を見ていた。 仔猫の1匹は目が開いてない。無理に開けると石の煌きが見えた。
ぁ、と小さな声を上げて手を離すと、瞼は再び閉じていった。]
事故か、ケンカじゃないかな……。足がないのは。
[平面の猫にも4本目の足は付け足されなかった。
シャワーの話を聞いて、壁にかかった時計を見た。 そうだ。テオにぃに返すものがあったんだ。
ポケットに入れたせいで皺が出来てるだろう。]
いいの? ありがとう。 じゃあ、そうするね?
(470) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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―Antique Ametyst―
好きに見ていい、 椅子の座り心地を試すもいいさ。
[ シュゼットに言い置いて、 あとは彼女の望むまま。 店主は散髪屋のメルヒオルに望まれた 片眼鏡を手に取り、シーム革で磨き直す。 付属の箱には真紅の天鵞絨、 贈り物としても申し分ない。
さてこの店には アングイスら学生が求める 文房具や便箋も置いてある。 万年筆や付けペンや、 あまり見ないデザインのインクボトルも。 古い歴史資料の写しもたばねられており。
故に、時に大学講師も顔を出す。 例えばそう、 学生の怠慢に疲れた赤い髪の――とか。]
(471) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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―昼・大学救護室―
[気分が悪いと救護室に掛け込んだ学生をベッドに寝かせ、 頭が痛いと言う学生に頭痛薬を渡し、 教本で指を切った学生にガーゼを当てて止血する。
慌ただしくも滞りなく過ぎる時間。 学生の波が静かになった頃に、やっと訪れる少しだけズレた昼休憩。
白衣を脱ぎ、扉の表示を"close"に変える。 救護室を出て考えるのは、 今日はどこで昼食をすまそうか そんな平和な悩み事**]
(472) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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―商店街―
[良い日であろうと悪い日であろうと、昼時ともなれば、浅ましい胃袋は空腹を訴えてくる。 それが生きているということで、空腹感を覚えたくなければこの命を放り投げるほかはない。
さて、昼食はどうしたものか。 良いことがあったのだから、少しは奮発してもいい。 気になっていたけれどこれまで入れなかった、あの喫茶店もいいかもしれない。
食事を済ませたら、どうしようか。 仕事がないかと、燈写館へ挨拶がてら、顔を出してみようか。 或いは、ときどき覗く骨董屋で、あの独特の空気に浸るのもいいかもしれない]
(473) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[商店街を離れて。 屋敷に向かう道のりを歩く。
高い、時計塔。 この風景を見るのも、あと僅か。
暗い夜のヴェールも、百万の星預かる田舎街も。 この時計塔を視界に納めて見上げるのは、]
時よ止まれ、―――お前は美しい。
[広がっているのは青い空であるのに。 金色の瞳は、夜景を反映していた。
街に陰作る飛空挺に、墜落した一つを重ねて**]
(474) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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/* >>474 その台詞は死亡フラグやないですか!!
(-138) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[何処にあるのかなと家の中を歩く。 見つけたシャワーだったが、水しか出ない。]
コンにぃー、コンにぃ!
[そのうちに、助けを呼ぶ声。]
お湯が出ないよっ!
[濡れた赤毛と水の冷たさにくしゃりとした顔は、生まれたばかりの仔猫のよう。
棚に上に飾られたままの家族写真。 何かを称える賞状の額縁。
記憶に蘇るのは、4年前に赤い靴を買ってくれた夫婦。]
……ごめん、なさ……
[思わず口に出た、ごめんなさい。 家族を奪って――ごめんなさい。]
(475) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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/* 骨董屋おいでおいでしたら 行動がリュシオルとかぶってた
齟齬でなくてよかったです!!!(こなみ)
(-139) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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― 燈写館 ―
そ、っか…、うん。 ありがと、テオくん。 …ごめんね。
[>>349彼は何も事情を知らないだろう。知る由もない。だから彼が言っていることは彼の見た真実。
彼が、オルエッタを見て逃げているように感じたなら、それが真実。彼から離れてしばし床を見つめていたが、冷たい叱咤>>371を受けて顔をあげた。去ってしまった仔猫には、最後まで気がつかぬまま。]
(476) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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/* ファウストか
されど時は過ぎ行く
(-140) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[そして今は仕事中だと、冷や汗がたらり。]
っ!ごめんなさい! …、えと…
[反射的に出た謝罪は過去からの習慣。何か言われた時に謝っておけば被害は最小限に抑えられると学んだから。しかし想像していた痛みは訪れず。顔を見ればその視線が早くと急かしているだけで慌てて棚>>334へと向かう。]
しー、の4、8…? これで、いいですか?
[なるべく丁寧な手つきで渡したものは正解だったのだろう。>>372慣れた手つき―――当然だが―――でセットされていくそれは魔法のよう。]
ん、承知しまシタ。
[指示を受けて、邪魔にならないように下がる。その際考えるのは先ほどのこと。手を上げない雇用者は、メルヒオル以来だった。
そうして静かに撮影を見ていた。]
(477) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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/* も、もうあんまり出しゃばらない方が いいかな……たいくつなときのお話相手くらいの
(-141) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[彼女が風呂場へ去れば>>470 子猫の1匹をそういえば気にしていたなと未だ目の明かぬ子を見る その瞼が薄ら開き、きらりと宇宙を閉じ込めた宝石を見て 思い出すのは"鉱化症"という病名 それに反応していた馴染みの喫茶店の主]
お前だけ、後でフロラさんに診てもらった方がいいかもな
[そう呟けばその額を優しく撫でる
暫くして自分を呼ぶ声にどうしたと自宅へ戻れば――其処には水で濡れた彼女がいた>>475 慌てて顔を背けつつ]
わ、悪い! 蒸気ボイラーのスイッチ入れとくから、それでっ
[告げながらスイッチを入れたがふと何も反応がないのを訝しんで少しだけ、彼女の方を向く そして呟かれた"ごめんなさい"に首をかしげ]
いや、俺がちゃんとボイラーの説明しなかったのが悪いから ……オルエ?
[様子がおかしい彼女を見て、首をかしげ問いかけた]
(478) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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―閑話:歴史学者と骨董品店 >>471―
[その店は、子供の頃からそこにあったような気がする。 街の歴史をぜんぶ集めているかのように、子供の頃は思えた骨董品店。 古いもの、珍奇なもの。色々あって、眺めているだけで、いつまでも飽きもしなかった。
いまでも、そんなイメージはそのままで。 だから、いまでもときどき、足を運ぶ。 その店の空気を吸って、陳列された品の来歴に思いを馳せるのは、いい気晴らしにはなるのだった。
――結局、お金がないので、買うのは実務的なものばかりだったりするけれど]
(479) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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[独りぼっちのオルエッタ。 聖夜を迎えれば、独りぼっちでなくなるのに。 独りぼっちのオルエッタ。
独りぼっちのコンにぃ。
でも、一緒に居るよって、言えないの。 一人にさせたのは、わたしだから。
身を打つ水は温かな湯に変わったのに。]
コン……にぃ
[名を呼ぶ声に、緑の瞳を揺らして。 縋るように両腕を伸ばした。>>478]
(480) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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―Antique Ametyst― えっと、わかりました。
[言われたままに、こくりと頷いて。>>471 店内の様子をきょろきょろと眺める。 流石に、椅子の座り心地を試すのはどうかと思って、立ったまま。
骨董品屋とは聞いていたけれども、文具などが置いてあるとは思わなかった。 知らないインクボトルを手に取ればこれは何処のものなのだろうかと首を傾げる。 便箋を見れば、今日のことを親に伝えなければいけないことを思い出す。 ……同時に喧嘩別れをしてしまった幼馴染の顔も浮かんで。それを振り払おうと首を振ったけれど]
あの、ダフネドラさん。 ……ここって、睡眠薬とか置いてあるんですか?
[見た感じ、薬らしきものは見当たらなくて。 自分の目でわかるものは、資料の写しだとか、一体誰が買うのだろうかと思うものばかり。]
(481) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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/* >>351 >>459丸襟、茶色のワンピースの裾を血で汚して、猫用のミルクを買いにきました。
(-142) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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―証明写真― [それは、虚偽と仮面を否応なく暴く写真家の手による。
前髪の下、常は隠された複雑な色合いの双眸はその緑と黄金を余すところなく引き出され。
見る者の瞳に、その不可思議な色を映した。
興味のない者には珍しいだけの。 興味ある者には得難い宝石にも似て。
さらなる貪欲を持つ者には、触れずにはいられない珠玉。]
(482) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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[ポケットの中、紙片がかさりと。 実際以上の重みを伴って、存在を主張する。*]
(483) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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[>>412仕事を終えたグリフィンに言いつけられた今日の仕事はお使いであった。]
アリウッド、邸…。 あの、豪邸
[あまり近寄らないようにしている、豪邸。どんな人がいるのかは知らないが、自分との違いを見せ付けられるからなんとなく苦手意識を持っている。だがそんな自分の事情を雇い主が汲む必要はなく、また自分が仕事を拒否することもできない。]
(484) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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…、ぶつけないように、気をつける。
[君でもとの言葉と見下す視線は、おそらく無意識だろう。その言葉には返事をしない。むしろ自分なんかに任せていいのかと問いたいところだが。 アリウッド邸のようなところに、自分のような労働者が行けば、この写真屋の評判がもしかしたら落ちるかもしれないのに。まぁ、自分には関係ないことだが。]
…イッテキマス。
[淡々と渡された黒いそれに何が入っているか知らないが、確かな重みがあった。 なにより、届け先は豪邸・アリウッド邸だ。それ以上に、自分では一生をかけても稼げないほどの価値のあるものが入っているのではないかと思えば手に力がこもる。
早く届けてしまおうと、店を出た。]*
(485) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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―Antique Ametyst―
うん?
うん、置いてある。 頼まれなければ出さないけど。
[片眼鏡の箱に蓋をして、 マホガニーの引き出しに 取り置きとしてしまいこみながら答える]
レディ“も”、ほしいのかな?
(486) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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― 街・路地裏 ―
[アンダンテは表通りから外れた路地裏をゆく。 普段とは似ても似つかない、覚束ない足取りで。]
…………。
[ふらり、倒れそうになって壁から飛び出た配管を掴んだ。 ぐしゃっ、力を込めすぎてパイプが折れた。]
…………。
[折れた配管から水道が吹き出す。 吹き出した水を被って、びしょ濡れになる。]
(487) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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[縋るように両腕を伸ばす彼女>>480の胸中を、己は知らない 彼女の声掛けも両親の死の間接的な原因となった事も それに対して謝っていたのだということも]
どうした? 寒かったかな、ごめんなぁ
[棚にあったバスタオルで彼女をくるんでぎゅっと抱きしめ ジャケットにじわりと彼女の髪から垂れた滴が浸み込んだ
その翡翠が揺らめくのを止めたくて]
大丈夫大丈夫。もうあったかいから そうだ、風呂からあがったらパウンドケーキでも食べるか? 同僚からもらったんだけど手をつけてなくて それともココアでも飲むか?
[柔らかな声音で、彼女に囁く]
(488) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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[しかし、そんなことは意にも介さず、 取り憑かれたように歩みを進める。]
……、う?
[ぴたりと歩みを止めて、我に返ったかのように辺りを見渡す。 自分はどうしてここにいるんだっけ?]
…………?
[途切れた記録を手繰り寄せても、はたして此処が何処なのか。 自分がどこに向かっているのか参照できない。]
(489) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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/* さて。 フロライトがいるならご飯たべにいったんだけども。 いまのままだとシュゼットstkするのに弱いから、アメジストに乱入しておくべきかな?
(-143) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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―広場→― [ひと時のコンサートが終われば、広場はいつもの賑わいを取り戻し、 活気あふれる呼び込みの声や、荷物を積んだ蒸気バイクが 小路へと抜けていく音。 片づけを始めたヴァイオリン弾きの後姿。
溢れかえるままの、それをぼんやり見ていた。
口の中は体を温めてくれた甘い香りが残るけれど。
小さくふるり、と身震いをして。 足早に広場から立ち去った**]
(490) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[どれくらいの間、ぼーっと突っ立っていただろうか。 どれほど記録を探っても、今の自分の状況が分からない。]
……。
[けれど、自分が故障しているというのだけは理解できたから。]
左腕部、右脚部、修復の必要ありと判断。
[壊れた腕を押さえながら、壊れた足を引きずって、 アンダンテを整備してくれる彼の所に向かおうと。
…………?
[もっとも、現在位置が分からない以上、辿り着けるか怪しいけれど*]
(491) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[バスタオルからはふんわりとお花の香りがした。 ぐすぐすと鼻を鳴らし。]
……ごめんなさい、は わたしの方 なの。
[抱きしめられた腕の中で、目をぎゅっとつむる。>>488 口の中で、ごめんなさいってまた呟いて。
囁きにこくんと頷く。]
ココア、のみたい。
あ、でも、フロにぃのとこ、約束があるからお昼に行かないと……
(492) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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あ、頼まれたら出すってことなんですね。 それなら、よかった。
[また、嘘をつかれたのかと思ったから。>>486 それだけを聞ければ安心してまた息を吐く。 肩眼鏡の箱を蓋して、しまう作業をする店主のほうを見ては]
そういう訳じゃないんです。 ……幼馴染がここで薬を処方してもらったって聞いて、でも薬っぽいものは置いてなかったから。少し気になっただけです。
[自分は要らない。薬に頼るような睡眠を取りたくないと首を横に振る。]
(493) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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―20年前―
[これは、わたしの知らないお話。 むかしのお話。
宝石の名を冠する骨董屋で、エルヴェラという名の娘が半ば押しかけで働いていた。]
『好きでお手伝いしているから。 ほら、このお皿の中は夜空みたいじゃないか。
望遠鏡のレンズの向こう、雲の切れ目に広がる星空みたい。
……飛空艇に、乗りたかったなぁ。』
[豊かな赤い毛は朝焼けのよう。燃る石炭のよう。 洒落っ気のない娘は、長いと邪魔だからと髪を短くしていた。
軍学校の整備士コースを辞めてきたという彼女は、骨董屋に運び込まれる機器や年代ものの自動車にも興味を示し、頼まれもしないのにレンチを握る。
髪飾りは年頃の娘のように自分を飾るものというよりも、美術品の1つとして見ていた。 細金の曲線を手袋嵌めた指でなぞり、目を細めた。
地球儀をくると回し、叶わぬ夢だと微かに笑った。]
(494) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[そんな娘が、ある男に見初められた。 宝石商ケビン=アリウッド。 2年前に待望の長男を授かったと、生誕パーティーの誘いが骨董屋にも届いたことだろう。
貴族出身の正妻は稀代の美女だと謳われるのに。 2歳の息子を挟んで撮られた家族写真は、幸福な家族の象徴として紙面を賑わせたのに。
毎日花束を抱えて店を訪れるケビンは、恋の病に落ちた唯の男だった。
エルヴェラは、1ヶ月後にとうとう折れた。 ここまでされたんじゃ、仕方ないねと笑って。 飛空艇に乗せてくれるってさと笑って。嫁いでいった。]
(495) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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―18年前―
[中央国府の役人へ、渡るはずの首飾りが忽然と消えた。 宝石商は青褪めた。破産と一家離散の恐怖に怯えた。 金になる石が消えたのだから。 買い上げを約束する署名入りの書類。 けれど役人は知らぬという。
偽の書類と知りつつ、欲に目が眩んだ結果の悲劇。]
『あの女が詐欺を働いたんだ!』
[全ての罪は、一番の傍に居たエルヴェラに被せられた。 身重の妾の女に。]
(496) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[屋敷から抜け出したエルヴェラは、追われる身となった。 下水道の暗がり中で女児を産み落としても、安寧は遠い。
夜中、街に警笛と銃声が響いた。 刑事と憲兵が白霧を散らすように走る。
危険と知りながらもエルヴェらは地上に出た。 銃弾を肩に受け、骨の砕けた腕は力なく垂れるだけ。 血を吐き、意識が薄れそうになるのを叱咤する。 骨董屋の裏戸を乱暴に叩き、主人を起こした。
黒髪と鳶色の瞳の娘が一針一針手間をかけて縫ったドレスは、泥と血に汚れて裂け、見る影もない。]
『……こんなことをお願い出来るのは、あなたしか居ないんです。 私には、もぅ……。』
[首飾りを下げた赤髪の女児は、クロムグリーンの両眼を開き、紅葉手を伸ばす。 母のこれからを知らずに。自身のこれからを知らずに。
笑っていた。**]
(497) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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…ううん。なんでもないよぉ ちょっと難しい薬を、いつもより多く作らないといけないだけなんだぁ
[この時期であるし、風邪薬なども普段と比べれば需要量は増える 今回作るのは、また別の用途の物だが。]
仕事柄だよ フロライトの珈琲が飲めなくなるのは嫌だからね ふふ、ありがとう でも、心配かけないようにしないとだねぇ そういえば…最近フロライトお店に顔出してなかったねぇ 今度飲みにいくよ
[よく足を運ぶ彼の店の珈琲は香りも味も良く好みである 最近久しく足を運んでいなかったから、飲みたいなぁなんて思いながら。
しばらく話しながら歩いていれば己の働く薬屋が見えてきて]
ん、それじゃあまた、珈琲飲みに行くよぉ
[手を振って、店の奥へと]*
(498) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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……ああ、そういえば。
[昼食を求めて、燐蛍亭の近くまで来て。 そういえば、教えてもらった薬屋、Misty rainはこの近くだったと思い返す。
先に、覗いてみようか――と。路地に入って、その薬屋へと、足を]
(499) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[鼻を鳴らす子>>492、安心してと言うかのように背をトントン優しく叩く 昔泣き虫だった自分を母が慰めた様に優しく]
オルエッタが謝る事なんて何もないんだよ なんにもないんだ
[知らぬからこそ、紡がれる言葉 もし真実を知っても、それで彼女を恨む事はしないだろう ――むしろ両親の優しさを知って、笑みはしても]
おし、じゃあココア飲んだらフロラさんの所に送っていくよ パウンドケーキは包むから良ければおやつにでも食べて 途中ちょっと署まで寄って、同僚に母猫や子猫を飼ってもらえないか尋ねてみるよ アオイやアイリが確か欲しがってたはずだし それで、どうかな
[提案しつつ母の服を彼女に渡す 母も小柄だったが、それよりも一回り小さい彼女には少し大きかったかもしれない 彼女がシャワーを浴びて着替えたらココアを淹れて派出所へ向かおうと提案するが、どうだろうか]
(500) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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/* コンちゃんのお母さんはイメージ的にはルクレース お父さんは多分瞳の緑なサウダージあたりかな
(-144) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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―Misty rain―
……こんにちは?
[たぶん、ここで合っているだろう。そっと、扉をあける。 薬草、軟膏、生薬――様々な種類のにおいが混淆とした独特の空気]
大学の、グラディス先生に紹介されて……、 最近、身体が疲れやすくて、いい栄養剤でもあればと。
[そのように、来意を告げる]
(501) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[本当にないのかな。 こういうとき、フィンにぃのようにズバッと言えたら良いなって思う。
そうだ。明日、もう一度コンにぃに会いに行こう。 その時に、ちゃんと――言おう。
うん。]
アオイさん、とか、アイリさんに飼って貰えると良いね。猫。
[増えた家族は散り散りに。 それでも家族と――呼べるんだろうか。
渡された服は大きかった。 着ていたワンピースはメルにぃの。日が高いうちにおいでって、言われてたから、その時に一緒に返そうって思った。]
んっ しょ。
[シャワーの後、長い袖を折って着替えた服は――暖かい匂いがした。**]
(502) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[お店に戻り表の看板を片付けて中へ入れば、赤髪の少女が猫用のミルクを、とやって来て]
やあ、オルエッタ 猫のミルクかい?…ってそれ、どうしたの?
[彼女が纏う裾が血液で汚れたワンピースを見れば、目を丸くして]
あったかなぁ… 探してくるよ、ちょっと待ってて。
[そうして、店の奥へと入って行き]
(503) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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―地下室、貯蔵庫 [食料品や日用品などをおいてある貯蔵庫へ降りれば 一応猫用のミルクは置いてあったのだが]
あ…これは駄目だった。
[そのミルクを持ち出せば、更に奥の部屋へ。 その部屋の入り口へ皿に注いだミルクをコトリとおいて、そこにある物を眺める
小さな部屋にはいつぞやの真っ白な毛並みに、金の目の美しい猫
連れてきたのは数年前だというのに]
(*109) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[そのときと、全く変わらぬ姿でそこに存在した]*
(*110) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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…美しいものは、美しいまま…ね。
[一人、闇へと呟いて。 猫はただただなくばかり]*
(*111) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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ごめんね 今、普通の猫用ミルクは切らしてたや…
[再び顔を出した店主の顔は、申し訳なさそうに]
(504) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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―Antique Ametyst>>493―
そう。 ――いたずらな「ねこ」が 間違って飲んだらたいへんだからね。
[ そう謂って、棚の奥の奥、 硝子の小瓶を取り出して振って見せる。 からから、踊る真珠色 ]
幼馴染、刑事のミスタか。 渡したけれど、さて、 眠れているのだか。
[要らない、というシュゼットに眼を閉じて]
それがいい。 なくて済むなら越したことはない。
(505) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[その少女が店を後にしたあと、再び来客を知らせるベルが鳴る>>501]
やあこんにちは。
へえーグラディスの紹介なんだぁ あそこの薬、僕のところのもあるんだよ
疲れやすいのか 運動不足とか…睡眠不足とかが原因かもしれないね 栄養剤だね。了解したよぉ
[少し考え、疲れやすい原因になりそうなものをあげてみる いいながら、奥の棚の中から瓶に入ったドリンクタイプの物を取り出してカウンターへおいて。]
(506) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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― 古い記憶・要保存 ―
「ご主人サマ、"時間"とはなんですか?」
「君は難しい質問をするね、アンダンテ。時間とは万物が持つ存在形式のひとつで、一方的かつ非可逆的に経過する、直感による持続性または事象の起点から終点までの長さのことだ。」
「申し訳ありません、よく分かりません。」
「だろうね。じゃあ時計の針を想像するといい。ただひたすらに進んでいって、二度と同じ瞬間は訪れない。それが時間だ。」
「では、時間が進むとどうなるのですか?」
「新しいものが生まれ、また様々なものが終りを迎える。人であれば、どこかで新しい命が生まれると同時に、誰かが長い眠りにつくのさ。」
(*112) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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/* あっミスった。アンダンテの発言なのに「」つけちゃった。まあいっか。
(-145) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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そういうものですか……、
[運動なんて、大学へ通うときに歩いているくらいで。 講義の準備や自分の研究で、充分な睡眠がとれているとも言いがたい]
ああ、どうも。 よく効くと、先生には、教わったので。
[お代を払いながら]
学生にも、ここはお勧めと言われましたよ。長い赤毛の、女の子。
[思い返して(>>0:1052)、そう]
(507) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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/* ごめんなさい遅くなりました。 …うん、メルヒオルさんロックでお願いします。
(*113) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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/*考えたら凄く贅沢な悩みだよなぁ… 申し訳無さもあるけど、それ以上に嬉しい。
(-146) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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そうだな。まぁ何で獣医行かなかったんだとかしこたま文句は言われそうだけど でもあいつらならきっと何とかしてくれるさ
[からから笑い、心配無いと言わんばかりに彼女>>502に頷き1つ 子猫を母猫や兄弟から引き離すのは心苦しいが それでも生きていれば、いつかなんとかなるからと 彼女が着替え終えたなら出すのはあったかミルクココア 砂糖を少し入れたそれを彼女が飲み終える間に自分もシャワーを浴びようと浴室へ
こびり付いた血が水と混じり合い排水溝へ流れてゆくのを何処か暗い瞳で見つめながら呟く]
……父さん、母さん
[道具などを取りに久しぶりに入った父の部屋、母の部屋 生前と変わらない、大切な思い出と共にそこはある でも、それでも部屋の主だけはいない
こんなにも胸が苦しいのに、こんなにも泣きたいのに 涙がでない
シャワーから上がり着換え、代えのインバネスコートに腕を通せばオルエッタに母の外套を渡して着てもらい 母猫と生まれたばかりの5匹の子猫を連れて署まで一緒に蒸気バイクで向かった]
(508) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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―挿話:歴史学者と骨董品店 >>479―
[ Antique Ametystは、 不可思議なもので構成された 魔女の森めいてこどもの目には 映ったかもしれない。
ヒクイドリの羽、妖精のつばさ、 天使のたまご、ナイチンゲールの歌声、 虹の花、宝石のすみれ。 ――それから、それから。 店主の気まま、望むままに。
大人になった歴史学者には、 かつての魔女の森はどう映るのか。
アメジストの奇人は、 ようこそと 変わらず出迎えるのである**]
(509) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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/* おや、ナイスタイミング。 と云うことは以下で最終決定だろうかな?
ジョシュア→メルヒオル グリフィン→アングイス
(*114) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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―→こちらスチームパンク派出所―
「はぁ!!?あんたばっかじゃないの!? 何で獣医に任せとかないのさ!金なら貸したのに!」
「まぁまぁアイリちゃんおちつきなはれ 母猫ちゃんと子猫ちゃん無事でよかったやないの」
[署についたら張り込みが後退して休憩していた同僚がいて。案の定雷を落とされた 金がないと言い訳を言えば目を吊り上げて三つ編みの同僚は怒る 昨日散々怒鳴る警部の説教を船漕いで寝てたのに豪く元気だなとか思いつつ、素直に説教は甘んじて でもその雷もにゃぁにゃぁ啼く子猫の声に次第に萎む]
「……まぁ私も1匹引き取るから。他の子にも声かけるわよ」
「でもコンさんも1匹は引き取りなはれね?うちも1匹飼うさかいに」
[おっとりとした異邦人の同僚がころころ笑う
暫くして引き取り先は目の明かぬ子猫以外全て決まった 意外な事にあのがみがみ警部が母猫と子猫2匹を引き取ると言いだして 同僚と3人顔見合せて、あの警部意外と猫好きだったんだねとくすくす笑った
警部の温情により、今日と明日は外回りは免除するからという声を鑑みるにどうやら相当猫には思い入れがあるようだ 頭を下げて派出所を出れば待たせていたオルエッタの方へ向かう]
(510) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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そうそう。 改善するだけで結構変わるみたいだよぉ あとは…野菜を食べるとか。
[更に付け加えつつ、のんびりと]
それは嬉しいねぇ まあ、全部頑張って作ってるから効きめは折り紙つきだよぉ
[ふふん、とどこか得意気に。代金を受け取りつつ]
えーっと…シュゼットかな? 昨日、テオドールと一緒にこのお店に来たよぉ
(511) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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おまたせ。引き取り手、決まったよ この子は俺が育てる事になった ……"これ"については多分フロラさん何か知ってそうだし、喫茶店尋ねついでに聞いてみようと思って
[アッシュグレイの毛並みの子猫 左の瞳の石は亡き母と同じ青色の、光の加減によっては青銀色に見えるもの コートの中大事に抱えこんでクレース、と呼べば猫はにぁ、と小さく啼き その子に柔らかく微笑んで、共に目指すは燐蛍亭へ]
(512) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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/* では確定か
■確定 フロライト:グラディス オルエッタ:ジルベール リュシオル:シュゼット アンダンテ:コンダクト マニュエル:テオドール グリフィン:アングイス ジョシュア:メルヒオル
(*115) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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/* ダフネのお店に行けてない( いきたいけどどうしたものかーあうー
(-147) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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/* おや、写真屋も。 ではちょうど良かったね
では其々に想いを遂げられますよう。 Antique Ametystは きみたちの、味方だよ
(*116) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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野菜……食事は、気をつけてはいるんですが。
[苦笑して]
ええ、そうですね。シュゼットさん。
[応じつつ。テオドールという覚えのない名に、少し眉が動いたが]
確か、手先がどうこうと――病気なのかと、少し心配しましたが。
(513) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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― 燈写館 ―
[そうして、子供は外へと、労働者は仕事へと。 二人を見送るように、店先まで出たのは気紛れではない。 尊い色の名残に、知らず知らずの内に惹かれた所為。>>431
笑う口元隠す癖、己の眸に愉快を伝える奇人。 どれだけ洒落と花で飾っても、貴人らしからぬ歪さ。 彼の持つ秘匿を包み隠す矯正具の中身を己は知らない。
直線的な眼差しのみでの追撃は、ややも露骨であった。]
(514) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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[口元から溢れる呼気は次から次へと白ばんでいく。 冬も大分街に下りてきた、何れ白雪も散るだろう。 寒さに疎い男は、よく冷えた鉄製の郵便受けを開く。
昨晩回収したのだから、中身は空のはず。確認は慣習の賜物だ。]
―――…、
[だが、そこには薄い客が居た。シンプルな封筒に、細い文字。 宛名も宛先もなかったが、中を改めれば予約と知れる。
注文は夜景。>>396
光の足りない夜に、一瞬を切取るのは高い技術を要する。 専用の調整を受けた機材と、確かな腕を以っても、 白い影として滲んでしまう高等技能。
そっと、眸を眇めると、文字をなぞり。]
(515) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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[――会話が続くなら、もう二言三言、話をして]
それでは、長居してもあれですから。
たぶん、またお世話になります。
[そう告げて、薬屋を後にする。
このあとは、喫茶店か骨董品屋か――さて、どうしようか*]
(516) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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―――…夜に飛ぶ、白い鳥。 それもまた、遠い光景だ。
[零した言葉が寒風に紛れて空に飛んでいく。
十年前の記憶の中、高い夜空を閃く飛空挺。 覗いたレンズに気障ったらしく手を持ち上げた大怪盗。
焼き付けられた赤は燃え盛る色、印象的な夜の色。 カサリと二つ折りにした手紙は懐へ*]
(517) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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ああ、猫が飲んじゃったら大変ですもんね。 人間と猫の体の創りは違いますし。
[その「ねこ」が猫だと信じて笑う。 取り出された硝子の小瓶>>505。中には真珠色の薬。 それは薬と言うよりも、一つの綺麗な小さな石に見えて。]
……さあ、どうでしょう。 でも、本人が眠れたと言うならば、眠れたんじゃないでしょうか? 私には、もう関係ありませんから。
[喧嘩別れをした幼馴染のことを忘れようと。 もう関係ないんだと。自分は彼を心配するような立場にはいないんだと。]
……あの、私そろそろ行きますね。 ダフネドラさんのお店にいたら、なんだか気分が落ち着きました。
今度来る時は、何か買ってきますから。
[ありがとうございますと微笑を浮かべお辞儀をすれば そのまま扉を開けて出て行った**]
(518) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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[街の入り組んだ路地を、ただただ進んでゆく。 アンダンテは、普段買い出しに使う道以外は全く知らない。
だから、行き止まりに出逢えば引き返して違う道に。 分かれ道に差し掛かれば、明るい道を選ぶ。 そうしてとぼとぼと歩く様は、さながら迷子の子供のよう。]
…………?
[ふと、遠くに誰かの姿が見えた気がする。 人のいる方にいけば、せめて大通りには辿り着けるだろうか。]
(519) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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― 回想・燈写館 ―
[テオドールの善良性が気遣う青年は、存外泥に塗れて強かだ。 少なくとも、目の前の彼より骨があると揶揄れば、 また歪んだ顔の一つでも見れはしたか。>>463
赤猫が唱えた呪文は効果覿面。 虚をつかれれば、皮が剥げ、本性が見える。>>464 彼の隠す柔らかな場所、世界の誰でも彼自身が咎めるカタチが。
彼が苦心して搾り出したような皮肉には、一度瞬きを返すのみ。 何せ、己は変わらぬものを知っている。>>466 一瞬から抜け出した永久の瞳は、永年掛けても色褪せぬ代物。
緩やか首を振るうと、疑問を口にする彼に、 まじないだ。と短く伝えた。>>467 神など欠片も信じてない風の男が嘯く様は、一端の冗句。]
(520) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[最後に告げられた言葉は、聞くまでもなく。 彼が踏み倒すとは小指の先ほども信じては居ない。
万一にでも待てど暮らせど、返済行われないなら、 それは彼の意識外だろうと、断定できる程度の信頼。 彼の善良さは、またも遂行される。
――――そう、昨日のように、明日が来れば、万一にも。*]
(521) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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/* うーん、なんかさっきから自分のやりたいロルが出来ない。調子悪い。
(-148) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[ふらり、と歩くうち慌てて走っていく男たちとすれ違う。]
「路地裏の―――」
「――― 壊れて、 」
「パイプの ―――修理工を――、 !」
[何やら大騒ぎになっているらしい様子に思わず足を止めて、 男たちの去っていった方を見る。
耳に入った言葉の断片から察するに、路地裏のパイプが壊れたらしい。>>487]
寒いのに、大変だな。
(522) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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― 燈写館 ―
[見送った新米は聊か改善点はあるが、物覚えは悪くなかった。 殴打に因って躾けられた従順さは評価できる。>>477 これならば、何れ簡単な撮影を教授しても良いだろう。 冷徹だと云われる男は、優しさの施し以外なら寛容であった。
これならば、此度申し付けた使いも完遂するだろうとの目処。 彼には気後れする場所だが、長く働くのなら避けて通れぬ道。 否と一言でも上げれば、更なる言の刃で抉る心算であったが、 やはり、彼は物覚えが良く、そして、努力家であった。>>484
二つ返事で注意事項を繰り返したジルベールは今や灰色の空の下。 証書を添えて送り出した彼は、今頃北風に苦戦中だろうか。
まぁ、精々、使われてくれれば良いのだ。 家を持ち、金を得なければ、 彼の求める幸せには、到底辿り着けぬのだから。*]
(523) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[そのまま歩き続けて、奇妙な足跡に気がついたのはすぐ。 雨など降っていないのに、石畳の上には濡れた靴跡がくっきり。>>487
慌てて小走りにその靴跡が進む方向を目指す。
十数秒とかからぬうちに、機械人形の小さな背中が見えてきた。
気味悪いほどに滑らかな、いつもの動きとは程遠く、>>491 明らかな異常を右脚と左腕にのせて よろよろと稼働している機械人形の姿に、小さく息を飲んだ。]
(524) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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なに、してるの…?
[その背に思わず声をかける。 機械人形は振り向いたか、どうか。*]
(525) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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―Antique Ametyst>>158―
そう。 それは僕の本意では、ない。
[ 例えば落書き残した赤毛の彼女。 勘違いしたままならばそれも良しとする。
硝子の小瓶を口許に、 シュゼットのものいいに 瞬く紫。 ]
――“ もう”、か、そうか。
[機微を察したかどうか、 それ以上の追及はなく]
僥倖だ、レディ。
開いているのは、気まぐれだか。 いつでもおいで。
[ 繊手を振って、見送って。 後には店主だけの領域が佇む。 小瓶を差し込む陽に翳し、落ちる光に紫水晶が淡く底光りした。]
(526) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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― 燈写館 ―
[人気のない写真館は男が長くを過ごす場所。 多量の作品に囲まれ、十年の月日を消費した場所。
中でも、やはり眼を惹くのは幸福の肖像。 今の腕なら迫れるだろう当代の傑作。 ――――生憎、その家族が最後に訪れたのは何年も前だったが。]
されど、褪せを知らぬ色。 君だけは、ずっと変わらないな。 ―――…アンジー。
[静かに囁いた声が呼ぶ幼子の名前。 その声色に篭る本音は誰も知らぬ。
レンズを覗く男は、何時も写す側の人間。 どんな色を見つめているかなど、誰も知らない。]
(527) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[幾度、その名を本人ではない写真に向けて紡いだか。 几帳面な男すら忘却するほど繰り返された呼び声。
誰一人知りえない角の削られた低音。 冷たいばかりではない声は、呼び続けられる本人さえ、 知りようもない、―――真実の響き。]
(*117) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[ぴちゃり、ぴちゃり。 濡れそぼった髪や服から水滴が垂れる音。]
…………?
[後ろから聞こえてきた声>>525にぴくりと反応して、 体を揺らしながら、ゆっくりと振り返る。]
――あなたは、だあれ?
[初めて見かける声の主に、問いかける。 今が深夜ならば、幽霊とでも勘違いされかねないような姿で。]
(528) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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/* ふむふむ グリフ→アングイスは確定でよさそうかな(メモメモ
(-149) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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― 路地裏 ―
[不意と飛びかけた思考を呼び戻してくれるのは、 裏通りから聞こえた喧騒。>>487
視界を遮る前髪を無造作に払い、無愛想な男の片目が眇む。 猫の縄張り争いなどなら無視を決め込むが、 酔っ払いの乱闘なら見てみぬ振りをするには近すぎる。
静寂を打ち壊す物音は長く響き、 男は溜息と施錠をセットにして裏口から店を出た。
我が城に掛けた鍵の束が、ジャランと踊り、 気配を追いかけ、見つけるのは恩師が愛した機械人形と>>491
――――世界に愛される稀有なる黄金の眸。>>524>>525]
(529) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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/* わお、多角になった。 これはアレだね、アアンダンテがグリフィンとアングイスのキューピッドになった形だね!(
(-150) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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/* 「アアンダンテ」とかいう謎の喘ぎ声っぽい名前(
(-151) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[時を忘れた機械人形、 主を忘れた機械人形、
なんて、なんて、薄情な。
否、そんな情など機械が持ち合わせているわけがないというのに。
見るたびに胸をかきむしられるような不快感を覚えて、 持て余す暗い感情を視線に込めていた。
今は少しだけそれを抑え、 美しい少女の形を模した唇から、あどけない声音が零れるのに答える。 尤も、その姿はとてもまともには見えず、>>528 暗がりで見たならばさぞ驚いただろうけれど。]
アングイス、――ただの学生だよ。 君こそ、こんなところで機械人形がどうしたの。
[いつも彼女が買い物に姿を現す通りはこの場所ではない。 見るからに故障をして、どこを目指しているのか、と問う。]
(530) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[増えた人の気配、振り返り。 写真師の姿を目にすれば>>529、どうして彼がここに、と小さな驚きに目を見開く。
光乏しい路地裏のこと、 彼の望む金色は緑の瞳に時折淡く浮かび上がるだけ。**]
(531) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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/* 乱入見てwktkしている さてどんな感じの再会になるんだろう[家政婦は○た態勢]
(-152) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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―Antique Ametyst―
変わらないものなど ない、が。
[ 真珠色の小瓶を棚の奥へ戻すと、 ヴィクトリア調のカウチソファにふわりと腰をおとし すらりと細い脚を組む。 広がる繊細な生地のトレーンドレスは 天鵞絨を覆ってなお足りず床に折り重なり膝をついた。 ]
――繋ぎとめるのはひとの業、か
[ 其の儘上体を手すりに預け さらりと郵便受けに届いていた 薄い紙片へ視線を落とす。
紫水晶は銀の睫毛に縁取られ、影を落とす。隠れた口元、表情はうかがえない ]
(532) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[路地裏に響かせる靴音は重く、薄靄の潜り込む細道は足場が悪い。 そんな場所で見つけることなる少年少女。 どちらも知る顔だが、縁があるとは思えぬ二人組。 片方などは、精密機械に関わらず濡鼠という様相。]
―――…珍しい組み合わせだな。
[先ずは一言端的な感想を漏らし、大股刻んで少女へと距離を削る。 無造作に細い二の腕を掴むと、軽く揺らして浸水を視た。 瑣末な修繕なら己の腕にも叶うが、彼女を生んだのは稀代の天才だ。]
アンダンテ、螺子なら止めなおしてやれるが、 中枢回路に錆でも浮いたら、俺には触れられない。 ――…浸水以外に自認できる損傷はあるか?
[自身は可否の境界を違えない。 腕に余る場所が朽ちれば、彼女を生かす術は立ち消える。 重々理解している男は、簡潔に状況を問い質す。>>528]
(533) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[――歪んだ執着も、あいも、 己の天秤にかなうのならば 愉快とし、手を差し伸べる店主は。
“ 親愛なるアメジスト 暫しマリーベルと共に 旅に出ようかと思い―――― ”
件の卿からのそんなはじまりの手紙を目にしては、 如何なる 指先を、伸ばすのか。
――さて。]
(534) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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――それは、つまらない。
(*118) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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/* よくよく考えれば、自分がアンジー可愛い星人なだけで、 アンジーから見れば、ええ!?お前来るのかよ!?枠かも知れないことに今気付いたなどと。
(-153) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[もの思うように いましめの上から くちびるのある辺りに指を添わせ、 それから同じ指で薄い紙を ざらりと引き裂いた。
“花占い”に似た千切りかた。 白い雪の降り始めのように床に散る。]
(535) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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彼女のことは、壊れるまで整備をしている。 ―――君こそ、こんな場所で逢うとは珍しい。
裏路地は危険だ、と言っただろう。アンジー。
[瞠る彼へと淡々告げる言の葉の群。>>531 足した小言も常と変わらず抑揚薄いが、 それは何年も前の少年時代に聞かせた教訓である。
昔話を昨日のことのように語る男は、 薄明かりに浮かぶ金翠色と初めて対峙した時から変わらない。 彼を幼子の名で呼び、無愛想で実直なまま、時を経た。]
(536) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[散らしたまま、店主は額に手の甲を置き 白いかんばせの支えとし。 溢れるほどに編んだ造花の群を流し見る。
それから水晶のさざれがうたうように くすくすと、笑った。]
(537) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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―Antique Ametyst―
[Misty rainで購入した薬を提げて。骨董品店へと、向かって]
……、いまのは?
[店から出ていったのは。見覚えのある、赤く揺れる後ろ髪。
学生が、こんな時間に。いったい、何をしているのだろう。
怪訝に思いながらも、久方ぶり、その店の扉を押し開けて]
(538) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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――ならば、嗚呼、 そうだとも。
(*119) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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[一歩、店内へと踏み入れば――そこは相変わらずの、魔女の森。
調和のとれた混沌に、その指揮者を認めてひとつ笑む。
いつからあるのか判らないこの店の、いつからいるのか判らない奇人へと]
――相も変わらず、ですか。
[並ぶ品は変わっても、基調となる趣味が変わらないのなら。流れる空気は、同じまま。
視線を落とせば、床には千々と紙が散っていて。 店主の奇癖もまた、変わらぬままなのだろうと伺えた]
(539) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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―Antique Ametyst―
[ともすれば婀娜っぽくも見える様子で カウチソファに横たわる姿が在り。 扉が開けば、緩やかに上体を起こした。]
あぁ ――ようこそ? 久方ぶりだね。
(540) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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/*
完全に奇人
(-154) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[名をアングイスと答えた彼>>530が、人形に向ける"目"。 そこに含まれた感情を、機械には到底理解できる筈もない。]
アンダンテは、修理を必要としています。 ですが、現在地点から燈写館への行き方がわからないのです。
[問いかけにそう答えた直後だっただろうか。 彼の背後から、さらに見える人影>>529。]
こんにちは、グリフィン。
[それは、ちょうど探し求めていた人の姿。]
(541) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[つかつかと此方に向かってきた彼に腕を掴まれても>>533 これといって抵抗するような様は見せない。 それどころか、どこか安心したような表情すら浮かべていた。]
左腕肘部の歯車、および撥条が多数破損。 右脚大腿部、駆動軸に異常あり。 浸水は軽微だと判断します。
[ひとつひとつ、自己診断の結果を告げてゆく。 中枢回路に損傷は――ない、と判断していた。]
(542) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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/* Joshua=Alliwood
大変、誕生日決めてなかった。 11月26日でいいか。
レッドアンバー。綺麗な色じゃないの。
(-155) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[機械人形の整備までしているとは、今までついぞ知らなかった。>>536 中央の方で技術を学んでいたのだとは、何かの折に聞き知って、 そのような縁か、とも納得しかける。]
パイプが壊れた、って騒ぎになってたから。
[駆けつけたら、故障した機械人形がいたのだと簡単に説明する。]
…それに、もう子どもじゃないし。
[抑揚はうすいまま、危険を咎める男の声に 叱られたような気になって、ふいと顔を背けた。
その仕草はどこか幼いまま。]
(543) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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ええ、まあ。 良いことが、あったので。なにか、出物があればと。
[此処に来るのは、大抵がそう。そうでなければ、その逆かで]
ああ、そういえば。
[陳列された、古びた何に用いるのかも判らない器具を、眺めながら]
出てくるところを、見ましたが。 うちの学生が、来ていたみたいですね。
[文具でも購ったのだろうかと、そう]
(544) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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― 回想の/燈写館 >>514―
[無遠慮な眼差しを感じたか、 遠くなる背がふと止まり 悪戯な目元が肩越しちらと 写真屋に向けられた。 浮かぶ色はやはり“愉快” 陰陽ゆえか、なにゆえか。
拘束具の奥は密やかに隠蔽され ひみつ、ひみつ、ひみつばかり。 揺れた白い花に秘められたとおり**]
(545) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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― アリウッド邸 ―
[外観を囲む警官の目も、屋敷の使用人に扮してしまえば 屋敷に入るのは不自然ではない。
昨日と同じ仕事――ベッドメイクを請け負い、 丸眼鏡の使用人は、主の部屋に難なく入った。]
……さて。
[金庫の番号を、得たばかりの誕生日に。 かちり、金属音と共に手応えを感じる。
中にしまってあったのは、幾つかの宝石。 そしてその中央に位置する一等美しいそれは――]
ふ、
[白銀のひとつ、何物にも染まらぬ透明感。 まさしく、「硝子の靴」。 そのまま連れ去ってしまえば全ては終わる。 だから、手を伸ばして……、]
(546) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[終わって、しまうの?
なな、はもう終わってしまうの?]
(547) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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…………。
[同じ名で、もう二度と。 飛べなくなってしまう、こんな呆気なく?
伸ばした指は空を掻いて、止まる。
なにが、惜しいというのだろう。 スリルが足りなくて、苦しいのか。 それとも。もうsevenでなくなるのが、]
(548) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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―Antique Ametyst―
――それは、それは。 望みのものが在れば示そうか。
[ソファには腰掛けたまま、 教員に紫水晶の視線を向けた。 自由に見るなら見れば佳し、である。 それは覗きにくる彼こそがよく心得ていよう。]
杏色のレディか。 入れ違いだね、残念だ。
なに、蒸気自動車と 抱き合いかねない位置に佇んでいたから そんなところよりもと 気紛れに招待しただけ。
[しっかり咀嚼すれば 随分な状態だったと知れることを、さらりとこの店主は伝えるのだ]
(549) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[前者である、そう思いたかった。
今が、日中だから。 いまが、]
………。
[金庫を元通りに閉め直す。 勝利の美酒に酔うのをやめた指は、 カチリ、とシリンダー錠を閉め直して。]
………何故、
[何故盗めなかったのか、判らぬまま。 怪盗はベッドメイクの仕事を終え、去るのだった**]
(550) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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流石にジョシュア不在で盗むの申し訳なさすぎるマン
しかしうまく絡めるタイミングがねぇ…!
(-156) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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望むもの、ですか。 それは如何な此処でも、手に入らない。
[ふっと、笑みを浮かべる。 自分が真に求めるものは、どれもこれも、金銭では購えないものだから]
蒸気自動車と? それはまた、……何があったのやら。
[興味と怪訝と、綯い交ぜに]
(551) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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/* 昨夜は寝落ち失礼しました。 取り急ぎ、赤ログ確認。
各自のstk先確定、了解致しました! 皆様のご健闘を祈っています。
(*120) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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/* いらんかもですが、打ってしまった。
(-157) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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―――記憶回路に劣化が…?
[彼女の整備は殆ど今は亡き技師の屋敷で行われたが、 万一に備えて、燈写館へのルートは教えてあった。>>541 機械人形の修繕工房もこの街には在るが、 寄る辺も金もない彼女を受け入れてくれる酔狂は居ない。 唯でさえ、彼女はワンオフ機。掛ける部品も時間も破格だ。]
部品は替えがある、軸は見てみないと分からない。 中央から取り寄せるまで、脚を引く事になるかもしれない。
[報告に目視を照らし合わせての簡易検査。>>542 もう一つ、先んじて口にした記憶回路の件も、 気懸かりだが、幾ら気を掛けようと中枢部は開けない。]
(552) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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―Antique Ametyst―
ふ、ふ ふ ――成る程 違いない。学問を修める者は真実にも近いかな。
[愉快そうに眼を細める。 どこにもない、どこにいっても手にはいらない、 そんなもの。求めるも業か。 ――それは例えば、シャッターを切るあれのような。]
さあ、何故だろう。 それは僕の領分ではない。
――が
[興味、感じ取ればコルセットの奥から 客観的な事実がつむがれる。]
レディは 泣いていた。 これはミスタの領分かもな。
(553) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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―――…なるほど、彼女が壊したのか。 しかし、平衡感覚の狂いは燈写館の設備では見てやれない。
[アングイスの言葉を受けて、納得の嘆息。>>543 所詮、自身の工房は平面を司り、立体は副業に過ぎない。]
君の自己申告を求めているのでは無い。 親御の下に突き出されたくなければ、 云うことを聞くことだ。アンジー。
[彼の親が街を離れたと知らず、小鳥が籠に一羽と知らず。 吐き出した言葉は、彼の胸へと棘を刺した。
彼が家路を辿ろうと、鳶色の目をした女は居ない。 幼い仕草に、現実を再確認させる無自覚の声。]
(554) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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/* 1人大学で悠々と過ごしていたせいで、皆の時間軸わからない! ど、どこに行けばだれに会えるんだろう……? 今日中に今日を終わらせればいいんだっけ? 読んできます。
(-158) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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―商店街―
[刑事は頑張ると言ってくれたが、あの宝石は本来自分で守るべきものだ。 いや、それ以上に。 これ以上警察や外の手が入ってほしくなかった。それは勿論、刑事達の困憊した表情を見ての事でもあるのだがしかし]
さて、どうしましょうね。
[静かな炎を胸に宿し、思考を回して歩き続ける。 左耳に付いている黒十字の中心で輝く、真紅の琥珀。 クロックワーク社の号外が風に乗り、予告状の件をスクープとして報じていた>>196。
幸か不幸か、父は取引で一週間ほど家を空けると言っていて。この騒動で取引を止めるという事は絶対にしない人間だが、去り際に怒鳴り散らした声がまだ脳内に残っていた]
(555) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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―回想/Misty rain―
[猫のミルクを買いに行った時のこと。 どうしたのって言われて、驚くマニュにぃの顔をじっと見てから自分の身を見下ろした。>>503]
お母さんの猫がね、子供を産んだの。 家族が増えたんだよ。
[だからミルクをちょうだい。って、店の奥に向かうマニュにぃの後をそっと追った。]
(556) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[奥の、扉の。パタンって何かが閉じる音がした。 続いて下る音。
あぁ、あの扉の向こうに地下室があるんだなって思った。>>*109
お薬を扱うお店だもの。変じゃない。]
(*121) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[母鳥はまた戻ってくる。 きっと楽しい話の種をくわえて。 それまで雛は、籠の中でじっと待つ。 独りで。
大丈夫、と己自身に言い聞かせた不安を見透かされたような物言いに、>>554 咄嗟に強がりが口をつく。]
大丈夫だって…それに、突き出すってどうするの? 今は母さんはいないのに。
[拗ねたような物言いが子どもじみていたと、自分でも気がついて 羞恥を気取られぬように機械人形を指さす。]
僕は…大丈夫、だから。 それよりも、その子。 服も破れてるけどどうするの。
[機械人形の整備が出来る技師であっても 服の修繕までは手が回らないのでは、と。]
僕でよかったら、釦つけや簡単な繕いもするんだけど。
[ちら、と伺う写真師の表情。 本体の修理だけしてお終い、というわけにもいかないだろう。 目の前の写真師が、少女服の縫物をする姿は想像できない。
いくら良い感情を抱いていない人形相手であっても、 破れた布を纏わせて平気でいられるほどに冷淡なわけでもなかった。]
(557) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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― 商店街 ―
[ケープの下は使用人の衣。 丸眼鏡の女は、平坦な顔の裡で少なからずの動揺を覚えていた。
何故、盗めなかったのか。 理解出来るようで、理解したくなかった。
盗む事自体に躊躇いはないのだろう。 あるのは――あるのは。
前方をゆく青年>>555が、今踏みいった屋敷の子息と知らず。 彼の家の給仕服に身を包んだ見かけない顔は、 あたかも仕える者と知らない体で通り過ぎようとする]
(558) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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はは、真実。 得られるのなら、歴史学者としては、魂で購いますね。
[どこにでもあるようでいて、どこにもない。 それは、手を伸ばせば掻き消える、蜃気楼のようなもの]
――泣いていた、ですか。
[陳列された品を弄る手を、少し止めて]
領分。どうでしょうか。 学生の悩みをほどくのは、そう、教員の役割でもありますが。
(559) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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――泣いていた、か。
[もし――その涙を、炉にくべたなら。 それは、どんな蒸気に、なるのだろう。 その蒸気は、いったい、なにを動かせるのだろう]
(*122) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[マニュにぃが戻る前に、わたしは元の位置に。>>504]
そっか……残念。 またね、マニュにぃ。
[じゃあ、ダンテの所に行かないと。 お店を出る間際、振り返ってふとした質問を1つ。**]
(560) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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普通じゃないミルクなら、あるの?
[…って。**]
(*123) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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/* 確定確認しました。 宜しくお願いしますー。
(*124) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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そうなんですか。 無理はしないで下さいね。
[>>498薬に関しては門外漢。 自分に関係する薬ならば、少しは分かるけれど。]
貴方が店に来られなくなってしまったら寂しいです。 ――心配はします。大切な友人なのですから。 くれぐれも無理はしないで下さいね。
[最近は店に訪れる事がなかったものの、こちらも薬の購入などで顔を出す機会はある。 今度行く、という言葉には微笑んで。]
(561) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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いつでもどうぞ。 マニュエルなら、営業時間外でも。
[安定剤を服用しているという弱さを晒している所為か、幾分か気安い。 それから幾つかの雑談を交わし、彼の店の前に辿り着けば。]
はい、それではまた。
[店に戻る彼に手を振り返すと、肉屋へと向かった。*]
(562) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―回想/8年前の誕生日― [今思えば、物心付いた時から家庭はどこかおかしかった気がする。 母は稀代の美女と謳われ、政略結婚でも十分当たり籤を引いたと言われた父ケビン=アリウッドはそれでも、仕事のストレスを母にぶつけ。 思い通りにならないことを何よりも嫌がり、母や息子を金儲けの道具としか思わない父。]
「お父さんの事を、悪く思っちゃ駄目よ。 ごめんね、ジョシュア。」
[申し訳なさそうに頭を撫でてくる母の手は今ほど痩せてはいなかったがそれでも冷たくて。 その年の誕生日も父のいない中で卓を囲み。 母に黙って頼んでいた興信所から来た封筒を切れば、載っていたのはエルヴィラという女の存在とオルエッタという妹の存在。 聡明な母の事である。旦那の不倫くらいは気付いているだろう。 そんな母が謝る姿と、幸せな紙面を見てしまえば>>495。]
(563) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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駄目だなぁ。
[やはりこの女が居なければ家庭は幸せなままではなかったのだろうかと。 有りもしない空想を広げ、憎まずにはいられなかった8年前。]
…この人達は、悪くないのに。
[その日は、丁度今頃の様に木枯らしが吹いて、寒い日だった。]
(564) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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― →肉屋―
[肉屋に向かう足取りは、友人と会う前よりはしっかりとしたもの。 今日のサンドイッチの具材は何にしようかと考えつつ、並べられている肉を検分し、最終的にターキーを購入する事にした。
薄切りにしたグリルドターキーにベーコンとチーズ。そしてレタスとトマトを挟んだ、クラブサンドイッチ。 もう一つは茹で卵にパプリカやレタス、紫玉葱などを挟み、特製のドレッシングとマスタードでアクセントを。
日替わりで出すメニューが決まれば、後は勝手に足りないものを買い足していくだけ。]
(565) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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記憶回路……。
[>>552記憶回路に異常があるかどうか。 正常な自己診断すら難しくなっていたアンダンテには、とうてい把握のできないことだった。]
外的な損傷に対してのみで構いません。 どうか修理をお願いします、グリフィン。 [こくり、小さく頷いてお願いをする。]
(566) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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/*←ダンテメモ キューピー人形になったアンダンテです。
なにこれかわいい(まがお)
(-159) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[>>358‘燐蛍亭のサンドイッチを食べると、勝負運が上がる。’
店が出来て数か月後、男の作ったサンドイッチを食べたカジノ好きの客がたまたま大当たりして出来た、都市伝説めいた噂。 真偽は定かではないが、験担ぎに食べてカジノに出掛ける客も多い。 食べたけど当たらなかった、なんて怒鳴り込んでくる客は幸いにも出ていなかった。]
ありがとうございました。 それではまた。
[男は会釈すると、購入したものを持って自分の店の方へと歩いていく。*]
(567) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―Antique Amtethyst―
悪魔に、魂を売っても? ――なんて。
[からかうような口調は囁きめいた。 蜃気楼を掴む学者のこころは 如何様なものか。]
そう、泣いていた。
[繰り返す。 彼の耳に吹き込むようだ。]
――僕では門外漢だから。 ミスタの声のほうが 届きそうだ。
[さあ、それはけしかけるようでもあり――]
(568) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―昼・商店街広場―
[昼食のために外に出てみたものの、 今日も長時間救護室を開けることはできない。 広場の屋台でサンドイッチを買って帰ろうか。 朝食には辛いが、昼食にはちょうどいいボリュームになるはずだ。
屋台で代金を支払い、肉の厚いサンドイッチを受け取る]
―――ルクレースには、少し重そうだな。
[近いうちにこの街へ来る妻の名を呟く。 この街の良いところを彼女にも紹介したい。 二人揃ったら、記念に写真を撮りに行くのもいいだろう。
別の屋台で野菜ジュースを買い、再び大学へ戻っていく]
(569) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―商店街― [物思いに耽るせいで歩みが遅かったのだろうか。 給仕服にケープを羽織る女>>558が通り過ぎる。 一瞬の事で顔は見えなかったがあの風体だと家に仕える者だろう]
あの!
[もしかしたら警察の調べや屋敷の様子に変化があったかもしれない。 何か無かったか尋ねようと、呼び止める]
(570) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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/* >>569 やっべwww奥さんの名前と猫の名前被ったwww これはおまえとかで誤魔化すしかないwww
(-160) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―商店街―
[歩く速度は遅くとも、立ち止まらずに歩けていて。 でもそれは大学へ向かう道とはまったく逆の方向へと進んでいて。
学びを捨てようとした自分が、講義を聴きに行くことなんてできなくて。 もうどうでもよくなってしまっていて。]
そうだ、本……メルヒオルさんに、渡さなくちゃ。
[鞄の中に入れた一冊の本。中から取り出してその本を眺める。 そうだ、自分はただ夢を言い訳に現実から逃げていたんだ。 それをこの街で1番信頼してた人に言われたんだ。なら、この本はもう自分には――
この時間帯ならば散髪屋は開いているだろうか。 そのまま、本をしまい直して散髪屋の方向へと歩きはじめた]
(571) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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/* 冬が誕生日ってことは、もうすぐってことかな?
グラディスの誕生日いつかな。 8月23日くらい?
(-161) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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/* 乙女座系男子グラディス。
…はい、遊んでないでロル書いてきます。
(-162) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―――…出かけているのか。 よく冷えてきたから、そろそろかとは思っていたが。
[彼の母が病弱な伴侶の為に時折家を空けるのは知っていた。 針仕事で溜めた小銭を掻き集め、蒸気機関の切符を購う。 一人分とて財政を圧迫するだろう旅費を、 幾ら可愛い息子といえど、二人分を用意出来る筈もない。
それに彼は品行方正なる奨学生。 大義名分を塗り固めても、長旅など大学は良い顔をしないだろう。]
君も独りか、アンジー。
[囁くように問いかけた声は、冷たい現実を浴びせた。>>557 この街に独りで夜を過ごすものなど数多居る。 彼の幼さを詰るように響いた声は、冷酷なまでに実直だった。]
(572) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―――― 独りなのか。
[されど、口腔の中で繰り返した言葉は少しばかり柔らかい。 今まで吐いたと同じ言葉に関わらず、慮る色が乗る。]
(*125) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[自他に厳しい男は、子供も機械人形もその範疇。 示唆されて、向ける視線は彼女の装い。 濡れていようと病魔を招く訳でなし、 保護下に居ない機械人形に対する暴行を咎める法は無い。
施しを厭う男は申し出を断りかけて、いや、と口内で声を噛む。]
……では、頼もう。 見れる程度に繕うだけで構わない。
[受け入れたのは気紛れではない。 機械人形を整備し続ける己よりも、ずっと彼が善良に見えた所為。 好悪に関わらず、手を差し伸べる彼は、昔から少しも変わらない。]
(573) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―ある針子の思い出― [とある貴族の令嬢と懇意にしていたメリルは、自身の妊娠を機に仕事から遠ざかっていた。 無論、針を持つ手が止まったわけではない。 自身の腹に宿る新しい命のため、産着を、靴下を、手ずから縫い上げる。 令嬢や貴婦人の夜会服のレースを縫う手は、赤子のおくるみの柔らかなガーゼを。 鮮やかな赤や紫の布は、優しいクリーム色や白へと。
一針一針、込められるのは愛情そのもの。]
(574) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[産まれたばかりの息子を抱いて、彼から針や鋏を遠ざけるのに一生懸命だったある日、 訪れたのは懇意にしていた令嬢の夫。 依頼は彼の愛人のためのドレス。
子育てを理由に、断ろうとしたけれど。 緑の瞳に金色の星を散りばめた息子の将来を思えば、その仕事の報酬に心は揺れた。
折れたのは、ドレスと一緒に頼まれた産着。 奥方と息子に後ろめたさを覚えながらも、 初めて得た愛する人とそこに生まれる子どもへの愛情を溢れさせた男の姿に、一度だけ頷いた。
母のドレスと赤子の産着。
揃いで作ったそれが血と銃弾に染まる夜を、メリルは息子を抱きしめてやり過ごした。 警笛と銃声に、金襴の瞳を恐怖に見開いて泣き叫ぶ我が子に、ごめんね、と謝りながら。**]
(575) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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―Antique Amtethyst―
[――そう、赤い髪の教師を、 紫水晶は、興味深そうに、見て。]
(*126) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[青年もまた考え事に現抜かすと知らぬまま。>>570
何故、写真に残る必要性があるのか。 消えてしまっていいじゃない。 人ではあるが人ではないと言い張る習い主の 鼻でも明かすつもりであったのか。
何故、別の街で共に怪盗稼業をするかと問うた。 どうして、布団の中で独りでいいのだと 赤い髪の娘をはね除けなかったのか。
認めたくはない、認めたくはないが――…。
小指の一部のラバーカバーを 木枯らし吹く街の片隅に、落とした事にも気付かぬ侭。
呼び止める声>>570に、足を留める。 振り返った青年に、覚えがあるような、ないような]
はい……?どちら様ですか?
[左の小指だけ、金のいろ。]
(576) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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そう、悪魔に売ってでも。
[それで、手に入らぬものが、入るというならば。
そうという幻想を抱かせてくれるだけでも、或いは]
そうですか。
[繰り返しす言葉に、今度は、頷いて]
けれども、私も、門外漢ですから。 学生に、私の声が届いているかというと、ね。
[それは自嘲か、誤魔化しか]
(577) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[独り。
孤児や捨て子に比べれば、いまだ両親は健在で 大学生活を謳歌している己は、いかにも安穏をしているように見えたろう。 突きつけられた声の冷ややかさは、だけど、どこまでも本当でしかないから。>>572
反論さえもないままに俯く。]
(578) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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――では、これを。
[そうして、購ったのは。あかい造花がひとつ]
たまには、あなたに倣って。 占いでも、してみましょう。
(579) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―誘因―
[支度も無事に予定していた時間内に済んで、開店中の札が表に掛けられた喫茶店・燐蛍亭。 そこにはソファーに隣り合って座るマリーベル・エントワース嬢とエヴァルト・ウェイクリー卿の姿があった。
浅黒い肌を持つウェイクリー卿の悪い癖は耳に挟んだ事はあるが、今この時、彼の愛情や関心は彼女に向けられているのだろう。 そう思えば何か苦言を呈する事はなく、彼らの様子を男は見守っている。
――彼女が彼に捨てられるような事があったならば、多少対応は変わってくるかもしれないが。]
(580) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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――…少し、羨ましいですがね。
[仲睦まじい彼らに充てられてしまいそう。
男は密やかに喉を鳴らす。]
(*127) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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賜ろう、アンダンテ。 俺が直せる分だけ、稼動を続けると良い。
[男は機械人形に対して、生きる等と云う言葉を使わない。>>566 同情も憐憫も備えず、ただ恩を返すための依代と見ていた。 己の人生に分岐点があるとするならば、 彼女の主人が書いたたった一通の紹介状が其れに当る。
そのお蔭で、己は比類なき腕を得た。 彼女が機能を停止させる時まで、対価を支払い続ける技を。]
―――…おいで、アンダンテ。 アンジーが服も繕ってくれるそうだ。
[そっと腕を放して招くのは、己の工房。燈写館。 裏手より戻って、整備庫(ガレージ)へ。 大変に良い躾を受けた、金翠色を伴って。]
2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* >>579 赤の造花ならシュゼットに行くのかな? 学生だし縁故結んでるし
(-163) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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了承しよう、アンダンテ。 俺が直せる分だけ、稼動を続けると良い。
[男は機械人形に対して、生きる等と云う言葉を使わない。>>566 同情も憐憫も備えず、ただ恩を返すための依代と見ていた。 己の人生に分岐点があるとするならば、 彼女の主人が書いたたった一通の紹介状が其れに当る。
そのお蔭で、己は比類なき腕を得た。 彼女が機能を停止させる時まで、対価を支払い続ける技を。]
―――…おいで、アンダンテ。 アンジーが服も繕ってくれるそうだ。
[そっと腕を放して招くのは、己の工房。燈写館。 裏手より戻って、整備庫(ガレージ)へ。 大変に良い躾を受けた、金翠色を伴って。]
(581) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[マリーベルは得体のしれない不安に顔を曇らせる。 そんな彼女の為、ウェイクリー卿は共に旅行に出かける事を提案した。 それを聞いて微笑む彼女の顔は、恋をしているというのが分かる、眩しいもの。
恋する者の放つ輝きは、宝石にも等しい。 ――男はそう思っていた。
やがて清算を済ませ、店を出ていく彼らに男は微笑み浮かべ、丁寧に頭を下げる。]
ありがとうございました。 ――お気をつけて、いってらっしゃいませ。
[と。*]
(582) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* 壊れたせいで馬力の制限が外れてるんだよね、いま。 金属製のパイプを握りつぶせるくらいには力あるし、暴行されそうになったら逆に相手を殺しかねない(
でも一発でも強くぶん殴られたら今度こそ壊れる。 複雑な機構になってる分、(耐久力的な意味で)繊細な女の子なのです。
(-164) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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は?
[おかしい。何かがおかしい。 丸眼鏡も、漆黒の髪も、自分は知っている。このメイドのことは自分も知っているし、メイドも主を知っている。 なら、"この"メイドは誰だ。]
貴女は…
[言い淀み、視線を泳がせ、左の小指を見てしまった。 人の肌ではない、金属の指を。 はっとした顔で左手首を掴もうと手を伸ばす]
ジョシュア。ジョシュア=アリウッドです。 貴方は――何者ですか?
[この指、何処かで見た覚えがある筈だ。 必死に思考を巡らせながら、静かな口調で問いかける。]
(583) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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― →アリウッド邸 ―
お、っきい… 人も、いっぱい、いるね…?
[見上げた先は、お金持ちらしい豪奢な建物。そしてたくさんの人>>174。皆一様に同じような服装をしていて、見覚えがあるその服は笑顔が素敵な刑事さんが着ているものと同じだと思い出す。しかし顔見知りの刑事さんはいないよう。]
…?どうしたのかな
[クロックワーク社の号外>>139を見ていない自分が、怪盗“seven”が予告状を出したことも、まさか今忍び込んでいる最中>>546であることも知るはずがなく。ただ、慣れぬ人の多さにたじろぐだけ。
――救いはそれらが警官だったことか。自分のようなモノに不躾な視線は送らない。心の内はどうだか知らないが。]
(584) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* アンジーが可愛すぎて、ぎゅっとしてよしよししたい。 俺が傍に居るよ。って云いたい。(ストーカー特有の発想)
(-165) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[けれど、次いで発された機械人形の装いについては 小さく安堵の息を零す。]
うん、…やっぱ、女の子の恰好で 破れたままの服は着せてちゃいけないもん。
[精緻に創り上げられた機械人形の出来が美しいだけに、 その衣装が濡れた挙句に破れていたりするのは余計に無残だ。
表情のない機械人形はきっと嫌な顔さえしなかっただろうけれど。]
ほら、おいで。
[招く己の声を発するには、恐ろしいほどに勇気が必要だった。]
(585) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―コンダクトの家→派出所―
[触っちゃだめと言われたものは触れたくなる。>>461 それは、内緒にしたことをばらしたくなるように。 隠した秘密を暴きたくなるように。
何だろうって拾い上げたのは小瓶と指輪。
選んだ服は縞模様のシャツに、太めのベルトが2本。生成りのスカートは膝上だろうに、わたしが着ると膝下。ポケットの中身がわたしの全財産。
そして、紺色のマフラーも。 赤い外套をベルトで留めると出来上がり。]
……。
[派出所では、わたしはマフラーに口元を沈めて大人しくしていた。 外でじっと佇み、手を擦る。 通りを行く人を見上げ、ただ待っていた。
はぁって息を吹きかけても、擦っても。 手は赤くなるばかり。]
(586) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/*指がかじかんで(ry そして毎度毎度安価引き忘れる癖をどうにか直したい。 助けてください。
(-166) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* >>586 コンちゃんちの家からどんどんモノがなくなっていくwwwww
(-167) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[大学への帰り際、一人の学生とすれ違う>>571
向かう先は大学とは逆。 学生だとわかっても、時間割までは把握できていない。 しかし、3回生ともなれば、 午前で講義が講義が終わっても別段不思議ではない。
彼女の決意も知らぬまま、 大学に背を向ける本当の意味も知らぬまま。 彼女が、救護室を利用したことがあれば、声を掛けただろう]
(587) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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あ、コンにぃ!
[わたしは手を後ろに回した。 この子? って覗き込むと、眼の閉じた子だった。 コンにぃのお母さんと、おんなじ色。
仔猫の鳴き声は、生まれたときよりも元気に聞こえる。]
こんなに綺麗なおめめだもん。 気をつけてあげないとね。隠す前髪もないから。
[そうして、コンにぃの正面からわたしはにっこと微笑んだの。]
おめでとう、コンにぃ。 家族が増えたね。もう、独りじゃないね。
[仔猫を引き取るって、そういうことでしょう?*]
(588) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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…ふふ、そうだねぇ 普通じゃないミルクなら、あるよ。
[クスリ、と笑う。 永遠にその姿を留めておく為の薬の入った、普通じゃないミルク。 笑みを張り付けたまま、それだけ答えて]
(*128) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―回想 へえ…それはおめでたいねぇ うん、わかったよ
[子猫が生まれた、という知らせに顔を綻ばせつつ。]
じゃあ、またねぇオルエッタ。
[その背を見送ろうとしたときにふと問われた質問には]**
(589) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[美しいものは、“一番”美しいまま。
愛しいものは、永遠に美しいまま側に]*
(*129) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* あう。ごめんなさい順番を間違えたぁぁ
(-168) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/*少女ってどういう運び方するんだろう……! 夜に紛れるんだよね、恐怖死するんだよね。
儂吊られて恐怖死させるのかな(わくわく
あ、母の名前はナデージュと言います。
(-169) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* わーい、アングイス、ありがとうぅ!
愛人と、その子供の為の産着! お金の為とは辛い…。
お母さん作の産着! ……何処に行ったんだろうなぁ。
(-170) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―現在、薬屋地下室にて [お昼過ぎ、テオドールには今日から働きに来てもらう予定だったと思いつつ 地下室で薬の調合を終えた頃]
この薬を表に並べるのが面倒だったんだよねぇ
[季節柄必要になるであろう風邪薬と、昨日切れてしまっていた痛み止めと その他諸々の薬を木箱に詰めて、机の側に置いておいて。 机に残った薬は、自らの懐へと。 そうして表へと戻ればいつものようにごろごろと、店番をしつつ]
(590) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[庭で仕事をする者すら、息子の顔を知っている。>>0:91>>0:96 だから、この距離で顔を合わせて>>583 声を掛けた人物が誰だか判らないのは、不自然過ぎた 其れは、御子息本人が一番理解に及ぶところであろう。]
あの……?
[頭がよく回っていない。 だから、指のカバーが取れてしまった事も。 指を注視されて事も、覺るのが遅れた。
だから、パフ・スリーブの下にある手首を掴まれて、 青年の素性を聞いた時に、漸く頭に水をかけられた衝撃。 今更に、頭の中で警鐘が打ち鳴らされている。]
……。
[メイドは、眉ひとつ動かさない。 ただ、眼鏡の奥に、指と仝じ色に輝く瞳を携えて]
(591) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* おおおう、素敵…!
(-171) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―Antique Amtethyst―
――佳いね、そういう業は
[くすくすと、 紫水晶の魔性めいてわらった。]
ミスタも苦労していると見える。 学び舎のことは、僕にはわからないが。
[眼鏡の奥の眼、覗きこみ ソファからゆるりと立ち上がる。 彼が選んだのは赤い花。>>579]
畏まった、ミスタ。 よい結果があるように。
(592) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[写真師に招かれるまま、燈写館へと。 いつもと違うのは、表の扉ではなく、裏手から入ること。>>581 景色の違いに困惑と興味を交互に浮かべ、ちらりと入口に目線を走らせる。
そんな仕草も子どもじみているのだと、写真師は思っただろうか。 いつまで経っても変わらぬ呼び名に、わずかに胸が痛む。 郷愁じみた、疼き。]
(593) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[どう繕うても、この顔が誰のものだか告げたとしても。 自身もまた小指の違和を悟った後では、遅すぎた。]
―ーさぁ、一体誰だろうね。
[女の声色を遣うのを止め、青年の手を振り払う。 口許だけが、笑っていた。
踵を返すは、路地の裏手。]
(594) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* 二人からおいでって言われてるけどどうすればいいのコレ( 服を縫ってもらってから工房か、はたまた逆か。 両者の文言からだと判断できない……!
(-172) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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― →燈写館・整備庫 ―
[営業写真館の裏手に広がるのは、 エンジニアとしての需要が上がってから増設したガレージ。 空を貫く写真館の尖り屋根と違い、此方は半円柱型の屋根を持つ。 足元には冷たい人造石を敷き、片隅には未整備の品々。 ――――最近雇った従業員の労働成果だ。
その分、作業スペースは手狭になったが、 幸いなことにアンダンテは小型の機械人形だった。
作業用の椅子を引っ張り出して、彼女に着席を勧めると、 先ずは片膝を付き、関節駆動部に指を掛けた。 繋ぎ目すら目立たない巧緻は鬼才の業。 工具を選択しながら、青年へと口を開いた。]
―――…此処にスパナやレンチはあるが、針山も糸もない。 アンジー。君はもしや、それらまで持ち歩いているのか?
[不意に過ぎった疑問をそのまま言葉に変える。>>585 機械人形の性自認如何で対応が変わるというのは不理解だが、 彼のどこか緊張走った声には、興味が湧いて突いた。]
(595) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[オルエッタが父の精製した植物毒を持っていったことも知らぬまま 母の父から送られた指輪の1つを持っていったのを知らぬまま>>586
彼女の選んだ服は亡き母の、よく着ていたものだったから 少しだけ懐かしく、感傷に浸りそうになるのを堪えて
猫の引き取り手を探し終え派出所から出てきたときにはかじかんだ手が見えたので、待たせて悪かったなぁと自責の念にかられた
子猫を覗き込む彼女の翡翠は輝いて その色は両親の温室をかつて覆っていた色取り取りの緑を思い出す 気をつけてあげないとという言葉にもちろん、と告げた後 ――続けられたものに、びくり、と身体が震える
その言葉の重みにじわりじわり、体温が増して 胸の温かみが増して]
……ひとり、じゃない ねぇ、お前は俺の家族になってくれるかい
[問いかけられた子猫はもちろんと言うかのように にぁ、と小さく鳴いて それに微笑み、ありがとうとオルエッタに告げた後、燐蛍亭へ2人で向かった*]
(596) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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/* 「ひとり」を訴えるヒトの多いこと
皆寂しいのかい。
(-173) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―→燐蛍亭―
[丁度お昼の繁忙期が過ぎ、子猫騒ぎで時刻は分からないが夕刻にまでさしかかろうかと言うところだろうか からりドアを開ければ其処に薫るは珈琲の濃厚なもの 丁度客も奥の一角のみであることを確認してから オルエッタの彼への用事が済んだあとにでもこの子猫の"鉱化症"について診てもらおうと考えて]
フロラさん、こんにちは
[そう、声をかけた]
(597) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[人の多さに屋敷に近づけず。どうしようか困っていれば不審に見えたのか、制服に身を包んだ男がひとり。]
『君は、ここで何を?』
えと、燈写館の、モノです。 ご注文の品を、お届けにマイリマシタ。
[訝しげな視線に耐えながら、しどろもどろに事情を説明する。黒革の鞄>>412と労働証を取り出せばどうにか納得してもらえたらしい。 ここで待ちなさいと告げられて、しばらく待っていれば、ふわり布をふんだんに使った服に身を包んだ女性が現われた。その服は見るからに上品で、無意識のうちに身体が下がる。]
『…ご苦労様でした。私がお預かりいたします。燈写館の店主に、よろしくお伝えください。』
[話を聞くに、どうやら当主もご子息も留守らしく。>>555そんな中での怪盗騒ぎ。見慣れぬものを敷地内に入れるわけにはいかないらしい。ピリピリとした雰囲気でつらつらと述べられた言葉に、承知いたしました、としか返すことが出来ず、そのままアリウッド邸をあとにした。]*
(598) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―昼頃・燐蛍亭へ―
[ふわりと靡く、空の色。 燈写館居た頃も、 その色は褪せずダフネドラの視界の端>>431に 映っていたやも。
思っていたよりも、 時間を食ってしまったようで。 早く行かねば、薬屋の店主を待たせてしまう。
昼食にしようと考えていたサンドイッチ、 テイクアウトを、お願いしようか。]
サンドイッチ、頼みたいんだけど。 テイクアウトって、出来るっけ。
[店の扉を、開いて入り。 店主の姿を見つければ、そう問いかける。 よくよく考えてみれば、店内で食べる事は多くとも、 テイクアウトはしたことがない。]
(599) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―燐蛍亭―
[道中、通り過ぎた男女の姿にわたしはあれって思った。仲が良さそうなのは変わりないのに、何処か違うような。 小さいことだと知らせるように、バイクは走る。]
こんにちわー。
[今日は窓の外から伺う必要はない。 堂々と表の扉を開け――ようとしたら、頭上からコンにぃの腕が伸びて軽々と開けてしまう。
店内を見回し、真っ先に青髪を探した。]
(600) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* ログが増えるワカメと言うより、ナイアガラ。
(-174) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* あう、ちょっと急かしちゃったかもしれないごめんなさいっ
(-175) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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ありがとうございます、グリフィン。
[修理を受け入れてくれた彼に、もう一度小さく頷く>>581。 そして、もうひとり。]
ありがとうございます、アングイス。
[感情がある――ように見せた笑顔で感謝を告げる。 人形は人形ゆえ、仮に裸で彷徨いても一抹の羞恥すら覚えない。 それでも、服がボロボロのままなのは良くないと理解している。 ふつう、外では服を着て歩くものだと"条件付け"されているから。]
はい、わかりました。
[そうして、彼らとともに燈写館へと向かうのだった。]
(601) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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あっめっちゃダブったごめんwwwwwwwwwwwwwwww なんかほんとごめんすぎてよくわかんないのに笑ってる ごめん・・・wwwwwwwwww
(-176) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* 読みとばしてたああああすみません! メモ見て気付いた。すみません。もう。
(-177) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* >>600 ぎゃあああ客奥の席固定にしちゃってるよごめん><
(-178) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[困惑した様子の中にある違和>>491。 戸惑うメイドも、メイドではない。 手首は容易く掴めるものの、目の前の人物は静かに口を閉ざし。]
…何故、
[何故こんなことを。 その言葉は紡げないまま、瑠璃の瞳が揺れる。]
(602) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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――歴史ではね。 占いは、最初から結果の定まった、ショーなんです。 古代の為政者が、民を導くのに、神託というかたちをとるための。
[代金と引き換えに、手にした造花に、指触れて――]
(603) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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あっ。
[強い力で振り払われ、手が解け>>594。 姿こそ変わらないが声色と空気、浮かべる表情は全くの別人だった。
まるで奇術を見せられているような]
……待って、待ちなさい!
[笑みを浮かべて逃げようとするのを、傍観する理由など無い。 姿を追うように、裏路地へ。]
(604) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[さて、店主はなんと応えたか。
金も無し、今日はカジノに行く予定は無いが、 もしかすればカジノに行くつもりなのかと 思われてしまったかもしれない。
青年を捜す赤い猫>>597>>600が訪れたのは、 店を出てから、暫くして*]
(605) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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釦くらいならすぐにつけられるようにしてあるけど。
[写真師の問いかけに>>595 どうしてそんなことを聞くのだろう、と不思議に思って。 筆記具と同程度に頻繁に持ち歩く小さな裁縫道具を見せる。 針と三色ほどの糸と、小さな鋏。
書籍よりもよほど場所を取らないそれを、 持ち歩くようになったのがいつのことだったのかは覚えてないものの 持っていて困ったことの方が少ない、と首を傾げた。]
何かあって、服が破れても…すぐに直せないと困るから。
[明確には言葉にしない。 けれど、甘やかされた学生からの理不尽な妬みや恨みが降りかかることは少なくない。 大事な時に一張羅の釦を引きちぎられたり、わざと切れ目を入れられたり。 きっとそんな嫌がらせは想像しないのだろうと思った。 知られてしまえば、それはそれで惨めに感じるのだけれど。]
(606) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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――こうしてしまえば。
[花弁を、千切るではなく。 造花のくびを、こきりと折った]
よい結果しか、出ませんからね。
[懐に、かたちを保った花を収めて、ひとつ笑った]
(*130) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* ダフネドラはどうかなあ 其れさえ愉悦とするのかな 自覚なさそう まあ人間じゃないし(暫定
(-179) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* 勝手に予想!!…と思ったけど、わかんない! 多分コンダクトさんとメルヒオルさんが人気な気がするの。あとグリフィンさんはアングイスさんかなーとかとか。オルエッタさんはメルヒオルさん??
(-180) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―Antique Amtethyst―
[首の折れた花、見つめる眸。 自身の口元に手を添えて、 くすくすと、それはそれは愉快そうに笑った]
ふ ふ、ふふ ――あぁ、
ミスタは、――
(*131) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―少し前・路地裏― [機械人形が微笑む。>>601 美しいのに、どこまでも人間を模して、人間の感情を持たない彼女の動きが歪で、 目を逸らした。]
公序良俗に反するから、仕方ないよ。
[それでも、今は故障した機械人形は庇護されるものだと判じて。*]
(607) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[――花占いを、終えて]
いずれにせよ、近いうちに、また来ますよ。
[切っ掛けになるのが、良いことか、悪いことかは、ともかくも]
(608) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[彼が少年だった頃。>>593 好奇を抱いて裏口を伺う身を阻止した記憶がある。 足りない身長と体重を軽々抱え、店内まで引き戻していた逞しい腕。 無愛想で偏屈だと云う店主は、小言を降らせても手は上げず。
それは客の息子であるからと言うだけではなく、 ただ純粋なる好奇心を満たす行為と見ていた為。
彼が幾度も、胸を疼かせる度、小さな両脚は床と別離し、 子供用のスタジオ・チェアに納まることになる。 厳しくも優しい両親に諭される、彼の思い出が詰まった店。*]
(609) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* オルエッタお洋服かわいい!
(-181) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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― 燈写館 ―
[着席の後、アンダンテは緩やかな休止状態に移行した。 各四肢の動力を停止することで作業がし易いように、と。]
…………。
[機械は顔色一つ変えずに、自分の体が"開かれる"のを見つめる。 表面を覆う人形の肌は、人間のそれと変わらないほどの出来。 しかしその裏に秘められているのは、夥しい数の歯車、螺子、撥条。 これらが一つ一つ折り重なって、人間らしく見せかけていた。]
…………。
[けれどはたして、人間らしく見えることと、人間であること。 これらの一体何が違うというのだろう?]
(610) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―薬屋・『Misty rain』―
[空腹を満たした後、 息を切らした青年が、薬屋の扉をそっと開く。 ギリギリの時間、急いで走ってきたと、 誰が見てもすぐ分かる。]
………… せー、ふ?
[ではないかもしれないが。 さて、表に店主は居たか。 居なければ、声をかける心積もり。]
(611) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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― 破損した記録 ―
[ご主人サマはどんな人だった?]
[ご主人サマはだれだった?]
[背格好は?顔は?年齢は?]
[性格は?趣味趣向は?口調は?]
[どうしても、靄がかかったように記録が出てこない。]
(*132) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―Antique Amtethyst―
ミスタは実に、愉快だな。 なるほどそういう花の扱いも、あるらしい
[>>603占いをショウと謂う教師の見せた 花占いの在り様に、 言葉通り愉快そうに店主は くすくすと、笑っている]
――参考にしよう、ミスタ。
(612) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* あ、夕刻にさしかかったら、そりゃ居ない……。
(-182) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―昼頃・燐蛍亭―
[まだ店内は昼食を食べる客が多い時間帯。 ドアが開けば>>599昨日街中で見かけた、空色の髪をした青年が入ってくる。]
――いらっしゃいませ。 サンドイッチをテイクアウトですか。 出来ますよ。 少々お時間を頂いても宜しいですか?
[他の料理は携行には向かないが、サンドイッチはローズが店に来たくらいから対応していた。 珈琲の携行は、骨董品店でダフネドラと話した時に考えたばかりだけれど。
それを持って、何処へ行くのだろう。 そんな想いが頭を掠めたが、男は微笑んだまま別の事を問い掛ける。]
(613) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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― →裏路地へ ―
[御子息は、例のメッセージカードを見ているのだろう。>>602 随分と部屋に容易く入れるものだと思えば、主人は一週間の留守。 実質、屋敷を守るのはこの若き青年のようだった。]
ふ、くふ、 ―――ふはは、
[そうか、そうなのだ。 此のスリルと高揚感が無いから、靴を持ち帰れ無かったのだ。 怪盗はそう思い込む事にし、一足お先に裏路地の端まで隠れて メイドの服を取り去り、顔を剥がし。 青年が追いつく頃には、白いタキシードにシルクハット。 モノクルは未だ手に入れていない。何時もの仮面で目許を隠して]
(614) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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最近の金持ちは運動もなさるんですね。 てっきり良い肉を食って、動けないものかとばかり。
[足元には蓋を開けたマンホール。 下水の匂いが香り立つが、徒歩での逃走ルートも把握している。 蒸気気球の準備は無いが、追う相手は良いところの坊っちゃんだ。
いつでも下水道に飛び込める算段を働かせつつ、 裏通りに抜ける冷たい風に任せ、マントを揺らす。]
(615) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[テオドールが店を出た後。 繁忙期が過ぎ、客も奥の一隻だけと落ち着いた時間帯。 男は肉屋から帰ってきた後、郵便受けに届いていた手紙を取り出すとペーパーナイフを使ってバックヤード内で封を開く。
不審者に目を付けられ、誘拐・監禁の被害に遭った可哀想な甥が、新たな人生を送る事が出来るように、と。 苗字を貸してくれた戸籍上の親。 少し離れた街に住むこの叔父夫婦とは定期的に手紙で連絡を取っていた。
本当の家族には電話を三ヶ月に一度くらいの頻度で。 ――それはうっかりと故郷を知られぬ為に、という意図があった。 帰省はこれまでに三、四回程度しかしていない。
最近連絡が滞っていると父に聞いたが身体を壊していたりはしないか、という文章を見て、男は悩ましげに眉を寄せ、嘆息する。]
(616) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―昼頃・燐蛍亭―
ああ、うん。大丈夫。
[>>613昼時ということもあり、客の数もなかなか多い。 この時間帯に面倒な事を頼んでしまったかと、 申し訳なく思うも、表情に出さないのは青年の意地。
待っている間に、財布から金を取り出して。 インク代は――これだけあれば、多分、間に合う。]
………… 。
[店内は賑やかく、なかなか忙しそうである。 あまり邪魔にならない場所へと移動して、 店内を見ていれば、ぐう。腹の音。
きっと、騒がしさに掻き消されてくれた。 そう願っておいたけれど、はてさて*]
(617) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―夕刻:燐蛍亭―
…っ…。
[手紙に気を取られていたので、バイクの音への反応は遅れた。 >>597>>600ドアが開いて聞き慣れた声と、見慣れた顔が見えれば、 男は慌ててその手紙を封筒に入れて畳み、身に着けているエプロンのポケットに仕舞い込む。]
――こんにちは。
そして、いらっしゃいませ。 コンダクトさんとオルエッタさん。
[男はいつもの微笑みを浮かべながら、カウンター席の方へと歩いていく。]
(618) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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――ええ。
[奇人の愉悦に、唱和して]
自分が、納得出来るなら。 後悔だけは、きっと、しないでしょう。
(619) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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/* もう子猫手に入れてコンちゃんハッピーエンドじゃねこれ(とまがおになる) 子猫(家族)+聴講許可=なにこれしあわせ 唯一シュゼルが引っかかる感じな気がする
(-183) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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時間軸追いつけてなくてすまぬ……すまぬ…… 結局昼もそこまで顔出せなかったし、 夜は夜で予定入ってたから、ぐぬう。
眠いので今日も早く寝よう
(-184) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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―燈写館・郷愁― [両親と写真師が話している隙をついて、裏口へ回るのは好奇心ゆえ。 写真館の中も子ども心に興味惹かれたけれど。 招き入れられていない裏口は、まるで冒険の始まりのようで。 こっそりと背を伸ばして、取っ手へと手を差し伸べる。
けれど、それは叶わぬまま。 両脇から回された腕に、浮遊感を感じる暇もあらば。 父親と同じくらい大きな男に抱き上げられ、きゃあと歓声を上げた。
小言もたくさんもらったが、抱き上げる腕が楽しくて、 いつの間にかそれが目的の一つになったのは少年だけの秘密。
地面に足のつかないスタジオ・チェアに座らされて、蛇珠の瞳が拗ねていた。*]
(620) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[彼女が機械人形であるように、己は技師であり、 人らしい配慮を割くのは、善良な青年たるアングイスだけだった。 己は彼女の微笑が、インプットされたものだとも知っている。 今更、笑顔の数を増やせぬことも。>>601]
少しリムが歪んでいるな、これは部品が足りないが、 ベルトの撓みだけ直して、動くようにはする。
―――…幾つかビスが欠けているな。 落したらなるべく回収して来い。 [人体にも見える合成皮膚を開いて、むき出しの発条に触れる五指。 拉げた歯車は変えてやれば良いが、駆動部用の変えは無い。 痛々しく開いた中身は、人の其れではなく技巧の結晶だ。>>610
トルクを違えず締め、保護カバーを被せてから脚を嵌めなおす。 眼に見える部分の修繕は、時間も掛からず完了となる。]
(621) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[人形を人形たらしめる中枢回路。 人のように振る舞い、人でなく生きる軸。
そんな深い場所が、エラーを吐いていたとしても、 人形の心にはドライバーもレンチも入らない。
ただ―――、歩く早さで壊れるだけ。]
(*133) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[道を歩いて、散髪屋へ向かう最中。一人の男性とすれ違う。 普段だったら、そんな知りもしない男性に目を向けることはなかったけれど。 今すれ違った人は、大学の……それも、保健室で見たことのある人で>>587]
ファレル先生?
[立ち止まり、振り返って。まじまじとその姿を見つめる。 大学で体調を崩すことは少なかったけれど、保健室を利用する機会は多く。 何度か話をしたことがあったけれども。果たして保険医が覚えているかはわからない。]
こんにちは……先生は、大学に戻られるところですか?
[と、礼儀よく挨拶をすれば自分とは逆方向に歩いていく教師に問いかけて]
(622) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[そっと扉が開いて、青い髪が目に入る>>611 ぱっと身を起こせば急いで来ただろうことが見てとれた]
やあ、こんにちはぁ 急いで来てくれたの?ふふ、大丈夫だよ。時間には間に合ってるから。
んー暫く来てもらうんなら…仕事の時間とか、連絡出来た方がいいよねぇ 電話番号とか、教えて貰えないかなぁ?
[急いで来ただろう様子にはにっこりと微笑んで メモ用紙を手渡した]
(623) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[誰かを探す様子のオルエッタ>>600を眺めつつ、コートの中から頭だけ出している子猫を擽って 店主にここ、動物大丈夫ですかと少し不安げに問いかける
生まれたばかりの子猫は時間もたち、灰色の毛が確認できる位になっていて。瞳は相変わらず開かぬままではあるが元気な様子でにぃ、と鳴いた
オルエッタの用事が済むまでに、店主に注文を]
あ、俺何時ものお願いします オルエにはおすすめのを
(624) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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/* 赤窓会議がとっても気になる。 (そわそわ
(-185) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[陽が――傾いていた。 お昼にと言ったのはわたし。
お願いって気持ちで居たけれど――青は、何処にもなかった。
手にした紙袋を掴む指に力が入る。 いつもみたいに、自分のものにしてしまえば良い。
コンにぃの家にあるものを、こっそり盗ったみたいに。]
(625) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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/* グリフィンカッコイイ 私的イケメンランキングでトップに踊り出たかもしれない。
(-186) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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……えっ?
あ、わたしはいいの!
[コンにぃの注文にふるふるって、首を振る。>>624 あぁ、でも確かめたいことが1つ。]
フロにぃ、あのね?
[カウンターの椅子に膝を乗せて、こっそり耳打ち。]
(626) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[タキシードにシルクハット。マント、仮面、淡い髪。 それが、青年の持つ怪盗sevenの知識で。 角を曲がって見えた姿は]
…怪盗seven 漸く、会えましたね。
[紛れもない、怪盗sevenそのものであった>>614。 「人魚の涙」を盗み、「硝子の靴」へ手を掛けようとしている、憎まなければいけない敵。]
(627) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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― →燈写館 ―
[お使いもどうにか済ませて、燈写館へと戻る。途中誰かに声をかけられたのなら挨拶をして。]
タダイマ戻りました――… ん…?
[扉を開けると同時に挨拶をしたが、返事はなく。まぁ返事はもとより期待していなかったが。それより人気もないことに眉を顰める。]
るす? んー…
[一瞬留守かと思ったが、その考えを打ち消す。まさか留守にするのに鍵を開けていくことなどありえまい。例え使いに出した従業員が帰ってくると知っていても。おそらく雇い主は鍵をかけていくだろう。
とすれば――――。]
(628) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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…あれ、あいてる。
[見回せば裏口の鍵が開いている。吸い込まれるようにして表に出れば何やら裏通りが騒がしく。>>529。そして視線を動かせば昨日整理のために何度も往復した整備庫>>595の方から物音がした。]
[近づけば人の気配を感じる。何か作業中だろうか、入らない方がいいだろうか。しかし命じられた仕事が終わったことを報告することまでが自分の仕事である。]
ま、マスター?います、か?
[意を決して、整備庫の中へ。]
(629) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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|
運動も教育の一環となっていますので。 まさか怪盗sevenが下水道を使って逃げようとするとは思いませんでしたが。
[皮肉にも、涼しい顔をして>>615。 彼の足元にはずらされたマンホールの蓋がある。ここから逃げて何処へ行けるというのか。 裏事情というものを知らぬ青年は、そこが何処へ繋がるかなど知りようもない]
…二つほど、質問が。 今、「人魚の涙」は何処にあるのでしょう? もう一つ。
何故、「硝子の靴」を奪おうと?
[薄暗い路地裏で、瑠璃の瞳がきらりと光る。]
(630) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[目の前で開かれる人工皮膚とその中身。>>621 人ならば臓物や血管が溢れてたちまちのうちに死に至るものだけれど、 中にぎっしりとつまっているのは螺子や歯車、発条。>>610
ああ、やはりそのどこにも心や魂などないのだと。 奇妙な安堵と落胆が入り混じったのは誰にも言えない。
写真師の修繕が終わるのを待って、機械人形の衣服を作ろう準備をする。
取り出す糸の色は白。 衣服に一番目立たぬ色。]
(631) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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お昼頃、テオにぃ…来た? サンドウィッチ、食べてった?
[確かめたいことは1つじゃなかった。 口を開けばどんどん出てきて。]
昨日の苺ね、うんと甘くて美味しかった!
あ、今のわたしの格好、どう?
(*134) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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――フロにぃは、ジオベールって……知ってる?
(*135) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―昼頃・燐蛍亭―
ありがとうございます。 ――其方の椅子に座ってお待ち下さい。
[>>617テオドールが了承するのを聞けば、男は壁際に置いてある革張りのスツールを指し示した。 セルマが帰る客から清算を受けてレジスターのキーを押したが、丁度腹の音は耳が拾ってしまって。 男は聞かなかったふりをして厨房に向かう。
テイクアウトは件数が少ない為、常に用意をしているわけではない。 棚からテイクアウト用の紙袋などを取り出した後、手を洗ってから調理に入る。]
(632) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[>>625どうやら、間に合っていた様子。
奥で身を起こす姿を見つければ、 なかなかアバウトな店主のような、気がしている。 薬を扱っているくらいだから、 その辺は細やかだろうけども。]
あー……と。電話、家にないんだ。 一人暮らしだから。
[敬語でなくて良い>>235とも言われたから、 大分、砕けた口調にて。 問いには、困った表情と共に。]
住所なら……連絡取るには、面倒か。
[用紙にさらりと書き写したのは、 青年の住む、集合住宅の住所と部屋番号。 自分と連絡を取れる術はこれしかないからと、 一応、記しておいた。]
(633) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―Antique Amtethyst―
――それは結構。
[>>619 自身の顎先に手を添えて、 それから赤い髪にさらりと指を通した。 彼が選んだ花の色とよく似ている。]
僥倖だ、ミスタ。 望む占いの結果が ミスタの元に訪れると好い。
(634) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[すれ違いざま、見覚えのある学生>>622に]
こんにちわ、シュゼット。 今日は講義は終わったみたいだな。
[体調不良で利用は少ない、健康的でしっかりした女学生。 故に真面目と言う印象があり、そう訊ねる。 逆へ向かうなら、きっと帰るところなのだろうと]
俺は、ほら、昼休憩。 今から戻るところだよ。
[そう、サンドイッチの袋を掲げて。 先生も一人暮らしだからさぁ、と戯けた後に]
…また、思い悩むことがあれば遠慮なく来なよ? 話すだけでも気が楽になる。
[彼女がした一大決心と、幼馴染みとの諍いは、男の知るところではないが。 しっかりしている故に抱え込むだろう彼女へ、 出会ってから何度も繰り返した決まり文句を]
(635) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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/* >>620 俺のエンジェルが此処に居た。
(-187) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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そう?遠慮しなくてもいいのに
[首を振る彼女>>626に苦笑して なら彼女の帰りにでもこっそり携帯用で珈琲のテイクアウトを渡してほしいと店主に願った
彼女の店主への耳打ちが終われば、あまり人気のないのを確認して小さな声で]
あの……フロラさん。 この子、今度家で飼う事になった俺の家族なんですけど その、以前フロラさんって鉱化症について何か知ってる風だったから ……この子のこれ、進行とかするのかどうかとか そう言うの、わかりますか
[そう、尋ねて未だ閉じた子猫の瞳を擽れば、薄ら見えるのは青銀色の美しい宝石の瞳 聴講がもしかしたら出来るかもしれない事 幼馴染と喧嘩別れしてしまった事 幼い頃空自分を知っている彼に話したいことはいっぱいあったけれど でも一番、優先したいのは新しい家族の事であった]
(636) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[バターを塗ったライ麦パンにそれぞれの具材を挟み、包丁で斜めに二つに切る。 形が崩れないよう気を付けつつ、紙で包んだサンドイッチ。 そして同様に紙にくるんだ蜂蜜入りのレモンの果汁の入ったマフィンを狐色の無地の紙袋に入れれば、]
――お待たせしました。
[バックヤードから出ると、テオドールの方に歩み寄って差し出す。 マフィンはこっそり忍び込ませたもの。 テイクアウトをする客は少ないから、そうした人に対する特別サービスの心算。*]
(637) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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“魔物”の、祝福など ありがたくもないかもしれないが。
[悪戯に、そんなことを謂って 後は教師の思うまま。]
(*136) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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/* 相手があってこその、村です。 『満足させているか、満足していないのではないか』等の不安は常にあるかと思いますが、やりとりの中で愛(歪んでいても)を育んでいければと思います。
自戒のために、コピペしておこう。
(-188) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―――…そんなに頻繁に解れるものなのか。
[裁縫道具を携帯していることよりも、理由に着眼。 整備を行いながら、相槌を打つ言葉は硬質で、 彼が陰湿な仕打ちを受けているとは知らぬ風。>>606
仮に告げられても、弱者に同情を抱かぬ男は、返し刃で抉るだけ。 偽らぬ眼と嘘を吐かぬ口を持つ身は、 無自覚の傲慢さを有し、彼の幼さと至らなさを羅列するだけ。 酷く冷たい燈写館の主は今も昔も変わらず。]
ああ、直せるところは直した。 足りない部品は手配しておく心算だ。 ―――…後は君に任せよう。
[歯車と発条から離れて、針と糸の出番となれば易く身を引いた。 そちらは全くの門外漢、シルクの肌触りも麻の軽さも、気にせぬ男。 着飾る見目に拘りを持たぬ男であった。>>631]
(638) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[―――ただ一つ、 彼のうつくしく、不変的な蛇珠の眸以外は。]
(*137) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[シルクハットの鍔を抑え、オペラモーヴの髪の毛を押さえ込む。>>627 其れはもう、彼の識る丸眼鏡のメイドなどでは無かった。 白磁のような色合いのマントが風に吹かれ、 嫋かに持ち上がっては、建物の影に阻まれた暗さの中白を際立たせ]
おや、私をお探しでしたか。 七年も怪盗稼業をしていると、ファンも絶えない。
―――サインでもしましょうか、お坊ちゃん。
[マントの抑え具を白い手袋に包んだ指先でピン、と弾き。 袋小路にも億さぬ皮肉と共に、堂々たる声量、 口許には、小馬鹿にしている事を隠す素振りも無き、 緩やかな笑みを刻むカーヴ。]
(639) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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そうですか。それは結構。 マンホールの下は、私にとって散歩道で御座いますよ。 あなたにとっては、迷宮かも知れませんがね。
[>>630告げて、留め具から指を離す代わりに。 怪盗もまた、不思議がっていた。 警察や周囲に増援を求めず、こうして一人で追ってきた事を。]
質問? ええ、スリーサイズは明かせませんが、 私に応えられるアンケートなら、なんなりと。
[小馬鹿にした鷹の目は、サジタリウスにも似て青年を射抜いたまま。 そうして、二つの問いかけを靜かに拝聴し。]
(640) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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「人魚の涙」は、今頃猫の腹の中でしょう。 既に私は堪能した後だ。
[散髪屋から赫い石が失せていた事は、知っている。 咎め無かったのは、其れがどうしてもほしいのなら、と。 惜しい気持ちは多分にあったが。
そうして、もう一つには。]
―― 「硝子の靴」ですか? 或れは私の眼鏡に適う品。
是非とも、怪盗sevenの最後の獲物としたいので。 終焉には相応しい逸品で御座いましょう。
[それが何か?と言わんばかりに。瞬きを数回。]
(641) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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/* 今日中に一度くらいはコンダクトを見かけようと思ったんだけど、どうしよう……間に合わない(震え
(-189) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―昼頃・燐蛍亭―
[>>632示された椅子へ、腰掛ける。
騒がしい店内、テーブルに並ぶ料理と、 鼻に届く匂いもあって、 更に空腹感が刺激されるようで。
料理たちからそそくさと目を逸らし、 今度は清算を済ます客達を、 ぼんやりと視線で追ってゆく。
こっちのほうが、 空腹には優しいことに気付いたから。]
(642) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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/* 多分ぬこの瞳の石はブルーダイヤモンドあたり…かな?
(-190) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[>>637待ち時間は、思ったよりも短かった。
店主の声が聞こえれば、顔を上げて立ち上がる。 受け取った紙袋、サンドイッチにしては 少し重みがあるような気がするものの、 その違和感は、きっと気のせいだろうと。]
ん、どうも……ありがとう。
[手に握っていた代金を、店主へ手渡し。 少し口篭って、礼をひとつ。
頼んでいない筈のおまけがついている事に気付いたのは、 店を出た後、サンドイッチを食べようとした、 その時である*]
(643) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[暫し、アングイスの作業を眺めていたが、表からの声に顔が上がる。 胸の前で腕を組んだ姿勢で、裏に居る。と簡潔な一声。>>628
彼が整備庫へ脚を踏み入れたなら、眼に映るのは 修理の終わった少女人形と、彼女の衣類を繕う青年の作業風景。 手広いビジネスシーンを目の当たりにさせても、 無愛想な男が最初に口を開いて問うのは、]
―――…受領印は貰ってきたか、ジルベール。
[仕事の成否であった。>>629 打って響かず、すっかり駒として扱う経営者。 相変わらず、帰宅を迎える挨拶は無いと言う非礼。]
機会があればまた運んでもらうことになる。 今日は君の顔見せの意味を兼ねていた。
――――…あそこは得意先だ。
[チラとも表情筋を動かさず、告げる言の葉。 差し出す掌が受領証を強請り、仕事の完遂まで後一歩。]
(644) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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―回想:"テオドール・ノット"―
[午前中に見ていた診断書。 テオドールは以前に何度か救護室で見かけていた。
怪我をしたらば消毒に、風邪を引けば薬を貰いに。>>469 頻繁ではないものの、顔は良く見ていた。 何度目かの手当の折に聞けば、彼は1人暮らしだと言う。 だからいつか風邪を引いた時>>0:751は酷く心配した。 しかし、大丈夫だと強く言われれば、ベッドに押し込むことはできない。 数日後、Misty rainに薬を取りに行った際に訊ねたら テオドールとよく似た学生が訊ねて来たとの旨が聞けた。 酷く安心した記憶がある。
しかし、ここしばらくは学内で彼を見ない。 診断書も更新されぬまま。 彼の行方は救護室からはわからない。 来てさえくれれば話相手になれるのだが*]
(645) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[髪に伸ばされた指には、抗さずに]
僥倖、ですか。 そうですね、きっと、私にはそれが必要なんでしょう。
[いちどだけ、目を閉じて]
(646) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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はは。 云いませんでしたか――魂を売ってでも、と。
[それが足しになるならば、"魔物"の祝福さえ、飲み干そう]
(*138) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[ちなみに店の奥にはちょっとした生活スペースの様な場所がある。 といっても、小さな台所とローテーブル>があるだけだが。 電話がないと聞けば]
そうなんだぁ独り暮らしかぁ
まあ、大丈夫だよぉ 学校もあるだろうし。働ける日はその日の正午にここに来てもらえたら嬉しいなぁ
[あの時、彼が学生だということは知っているが、今彼が学校に行ってないということは知らないから。 書き写された用紙は受け取り、しまいこむ。]
じゃあ早速お仕事、頼んでもいいかなぁ 地下室に降りてすぐのところに、薬瓶の入った木箱が置いてあるんだけど… それを持って上がって棚に並べて貰えるかなぁ
[そのあとは店番をしつつ、ごろごろしてればいいよぉ、なんて。 随分と適当な説明をして。 質問を受ければ答えるだろう]
(647) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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あ、えっと講義が終わったとかそう言う訳じゃ……
[というより、出なければいけない講義をサボってしまった。 幼馴染が来るかもしれない大学に行くのが怖くて逃げてしまった。 訊ねられた言葉にはちゃんと返すこともできず、最後のほうは聞き取れない音へと変わって]
……そう、だったんですか。 先生も、お疲れ様です。
[一体何処で買ったかは知らないけれど。>>635 戯けにはゆったりとした笑みを浮かべ]
話す、だけでも……
[楽になれる。でも、話した結果どうなるかが分からない。 何度も繰り返されるお馴染みの言葉は、恐れと不安が込み上げて それでも、大学の関係者である彼にならと]
……あの、話……聞いてもらっても、いいですか?
[ただ控えめにそれだけを聞く。 もしも彼に時間がないのならばこの話はなかったことにして笑顔で別れを告げるだろう]
(648) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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――……、それでは。
[扉に、手をかけて]
ところで……参考に、ということは。
[興味本位に、そう]
そういうことならば、あなたにも、僥倖を。
[返事は、待たぬまま。キィと、扉を鳴らした]
(649) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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/* 赤ロック凄まじく悩ましい。 メルヒオルルートから外れたので、 オルエッタは除外しているけれど、 ダフネに花と写真を延々送りつける友情()か、 アンダンテの生涯を見守る技師か。うーむうーむ。
(-191) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[作業>>621を見つめながら、同時になにか虚ろなものを見た。 それは、夢の様なものであって、夢ではないもの。 古い記録を最適化してゆく中で拾った、断片的なデータ。]
――――。
[ほんの一瞬だけ、目の前の彼とご主人サマの姿を重ね合わせる。 見た目はどうしたって似ても似つかないけれど、 こうやって作業をしている姿は、どこか似ているようで。 それは人間で言えば、"懐古"にも近しい思いだったのかもしれない。]
…………!
[瞬きした時、既に修復は済んでいた。]
(650) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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終わるまで動かないでいてくれるかな。
[機械人形にそう言って、彼女の破れた袖口とスカートの裾を縫う。 表には針目が極力出ないようにしながら、その手つきは慣れたもの。
集中するふりで、写真師の小さな疑問は聞き流した。>>638
あまい少女の姿にふさわしく、華美過ぎないけれども繊細なフリルとレースの部分は殊更に慎重に。
取れかけていた釦を補強していたころに、 臨時雇いの従業員の声が>>629聞こえて来ただろうか。]
(651) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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―Antique Amtethyst―
[戯れに自身のあだ名を囁いた。 存外、紫水晶の店主は性質が悪い。]
さてその助けになるかどうかは 分からないが―――
Antique Amethystは いつでも 扉を開いているよ
(652) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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/* うーんうーん。 アンダンテの方は表でも赤と表で出来ると云えば出来るかな?
(-192) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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/* 賞金稼ぎの子皆可愛い 囁きさんロル拾いとか凄くてほわーんと見学してる(体育座り) 暴走コンダクトさんが……申し訳なくッ…… (ずっざざざざざとスライディング土下座
(-193) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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―夕刻:燐蛍亭―
[>>600オルエッタは誰かを探している様子なので邪魔はせず。 >>624コンダクトのコートの中に何かがいるのに気付けば花緑青を瞬かせ。]
店内を自由に動かれるとちょっと困りますが、そうでなければ大丈夫ですよ。
[不安げに聞いてくるコンダクトに幼馴染に殴られた跡はあったか。 男は元気な声で鳴く子猫―大きさや毛並的に、生後間もないようだ―に視線を向けると、安心させるようにそう答える。]
はい、畏まりました。
[頷いたけれど、>>626オルエッタは驚いたような声を上げて首を振った。]
えぇと……。
[二人の顔を見比べ、男はどうしたものかと首を捻る。 >>636コンダクトの要望を聞けば、小さく頷いてみせた。 やがてオルエッタが距離を詰めて来れば、良く聞こえるように自分の髪を掬って耳に掛け。]
(653) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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えぇ、いらっしゃいましたよ。 サンドウィッチを、テイクアウトで。
[>>*134彼女の問いかけには少し不思議に思いながらも頷いてみせる。 続く耳打ちには笑みを浮かべて喉を鳴らし]
ふふ、それは良かったです。
とてもよく似合っていますよ。 普段は愛らしいですけど、今日は少し大人っぽい格好なんですね。
(*139) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[返ってきたのは歯切れの悪い言葉>>648 もしかしたらサボってしまったのかもしれないが、 そこで咄嗟に「はい」と言えなかったところを見ると、 例えそうだとしても、慣れてはなさそうだ。 真実を聞いても、大目に見ようか]
言葉にすれば考えがまとまってすっきりする。 1人で考えると同じところでぐるぐるしちゃうからね。
[やはり何か悩むことがあるのだろうか。 いつもはかわされる言葉を、彼女は繰り返す]
話は勿論……けど、ここだと往来もあるし、 救護室を空にしっぱなしはちょっとまずいんだよなぁ。
[大きく頷いた後、困ったように頭を掻いて。 すぐは聞けないと言うことに謝罪しつつ、別の時にと提案を]
(654) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[>>*135続く人の名前には聞き覚えがない。]
――ジルベールさん…? 初めてお聞きしました。 オルエッタさんのお友達ですか?
[彼女達の関係も知らずに、そんな事を聞いた。]
(*140) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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時間がある時に、救護室においで。 お菓子を用意して待っているよ。
[大学へ向かわないのに外にいる、ならば彼女にも目的地があるだろうから。 断られれば、無理に来させる気は、勿論ない]
(655) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[>>636オルエッタの耳打ちが終われば、コンダクトが声を潜めて話し掛けてくる。 コートの中の子猫は、彼が飼う事になったらしい。 けれどまだ子猫と自分との関連性が掴めず、単に見せに来てくれたにしては様子がおかしいと。]
そうなんですか。 ――…っ。
[鉱化症、という言葉に思わず肩が跳ねる。 その姿は彼の目にはどう映ったか。 コンダクトが子猫の瞳を擽れば、薄く見えた青銀色の瞳。 男は跳ねる心臓を落ち着けるべく深く息を吸い込んで。]
……、えぇ。 知っていますよ。 人間と猫とでは勝手が違うかもしれませんが、多少は相談に乗れると思います。
[頼ってくれる事。 その事自体は嬉しかったのだが、その声は僅かに揺れてしまった。]
(656) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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|
ずっとお会いしたいと思っていましたよ。 巷を騒がせ、義賊として名を馳せる。興味が尽きません。
…いえ、サインは結構ですが。
[坊っちゃん>>639。 その言葉に僅かに肩が強張るが、挑発にも射抜くような視線にも臆さず睨み返す。 抑え具を弾くその指も、仮面の奥に浮かべる表情も、動きも、決して見逃さぬようにと視線を向けたまま。]
(657) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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――好いね、すきだよ、そういうのは
[そう、わらう。]
(*141) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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猫。猫ですか。
[売ったわけでは無いのだろうか>>641、小馬鹿にした口調は続くが、気にせず頭に留め置いて。 続く言葉には、露骨に動揺と戸惑いを走らせた]
…最後? 怪盗を、止めるということですか?
[その最後の花が「硝子の靴」だというのか。 何故、どうして。 疑問が疑問を呼び、声が震える。]
(658) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[雇用主と雇われ人の会話に、席を外した方がいいのかと思うも、 どうやらそこまでの話ではない、と判断して 縫い終えた糸をふつりと切る。
布と糸を馴染ませるように引っ張り、 その出来栄えに満足して、小さく笑った。
その瞬間は瞳にふわり浮かぶ金色。]
これでよし、と。 でも次に破れたらどうしようもないから、その時は処分してね。
[目立たぬ縫い目を指さして、機械人形に言い聞かせる。]
(659) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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………… 、
[>>647マニュエルの言葉に、暫く、沈黙。
ああ、そうか。 薬を買いにいった時は、 まだ、大学に行っていたから。]
……今は、暇だから。 朝からでも、昼からでも。
[学校に行っていないと、素直に言える筈もなく。 大丈夫、と告げる表情は、 苦虫を噛み潰したよう。]
(660) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[機械人形は夢など見ないと知っている。 けれど、ノイズの向こうに流砂を見ることもあるだろう。 それは人の記憶と良く似たメカニズム。 人間のように、少女のようにと、 奇才の想いを込めて創られた彼女が見る幻夢。>>650]
――――…、
[そっと、彼女に唇開いて、冷たい吐息を吐く。 彼女は完全停止する時まで、この歪な関係性は変わらない。 決して施しなどではない恩赦の支払い。
それが、己に与えられたものに対する確かな代償。]
(661) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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君が歩く早さで、辿り着ける場所まで向かうといい。 志半ばで尽きようと、俺に直せる限りは、迎えよう。
―――…歩け、アンダンテ。 二本の脚に、歯車が動力齎す限り。
[それは呪いのような言葉。 彼女に強いるのは善意でも、好意でもない。
ただ、等価値を目指して、背中を押す。 技師としての、時間と手間を掛けて。]
(*142) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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/* あれですか、 ジルベールくん情報頂ける感じ?
鉱化症に関しては、マニュエルさんも紹介する感じだろうな、きっと。
(-194) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
ああ、うん。解った。
[これ以上学校の話をしたくなくて、 仕事を頼まれれば、早くそちらをしてしまおうと。
奥へと進めば、地下への階段。 下ってゆけば、木箱はすぐに見つかった。
ここで薬を作っているのだろうか。 気にしつつも、奥まで足を踏み入れる事はなく。 薬瓶の入った木箱を抱えれば、 かちゃん、ちいさな音をたてる。
瓶が割れてしまわぬよう気をつけながら、 階段を上り、店の方へと。]
(662) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
これ、並べる場所って決まってんの?
[薬の種類が複数あるのならば、 青年には、どれがどれだか、わからない。
何せ薬だ、間違えるわけにはいかない。 店主へ確認の言葉を投げかけながら、 箱から出した薬瓶を棚へと並べてゆく。
静かな店内に響くのは、 時折ぶつかる、薬瓶の音。]
(663) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
[ >>644足を踏み入れて、真っ先に視界に入ってきたのは不思議な光景。よく見れば、半年前に見かけたことある自動人形がそこにいて。 これも仕事なのかと少し驚く。無愛想で予想通りな雇い主になど、もう驚かない。]
ズリョーイン? …あ、これですか?
[ 知らぬ言葉を鸚鵡返しで問い返す。随分と下手くそに鳴く鸚鵡だったが、暫し考えてそれが何を指すか分かったらしい。 ゴソゴソとポケットを漁って取り出した1枚の紙切れ。 ]
(棄てなくて、よかった…!)
[ もらった物はありがたく。それが何であろうとも。長年染み込んだ習性に、少しの感謝を。 ]
(664) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
[子猫の来店を受け入れてくれることに感謝を示し オルエッタへの要望に頷いてくれた店主>>653に、ほっとした顔を見せる 代金は後で2人分払いますから、と口の動きだけで告げた
その後――鉱化症の事に関し身体を強張らせるのを見て ごめんなさい、と申し訳なさを抱く 半年前にこの話題でとりみだし上の空なのを知っていたけれど それでも――]
ありがとうございます ……本当なら、この話題触れたくない、でしょうけれど でもこの子、もう1度俺に出来た出来た大切な家族なんです 守りたいんだ
――宜しくお願いします、フロラさん 教えてください……この病の事
[僅かに揺れる声を感じながら、そう告げた 子猫はにぃ、と小さくも元気な声で礼を言うかのように鳴いていて]
(665) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
―Antique Amethyst―
[>>649 教員の問いかけに、 紫水晶は人差し指を 自身の唇のあるあたりに立てて。
扉が閉まるを、見送った。
(666) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
――それは、どうも。
[扉を閉める音と、返事の、どちらが先だったか*]
(*143) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
そっか、良かったぁ…
[暗号めいた伝言の通りに、テオにぃが来てくれた事にわたしは喜ぶ。>>*139 フロにぃは大抵褒めてくれる。
ほら、そうしてわたしの心は甘味に染まるよう。]
あのね、これね。コンにぃのお母さんの服だって。 だから大人っぽいのかも。
嬉しいなぁ、嬉しい。
[でも。服を譲るこの善意は、施しとは違うのだろうか。]
(*144) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
そ、っか。
[初めて聞いたのかって、残念のような、ほっとしたような。複雑な想い。>>*140
友達? ともだち?]
……わかんない。
[―――わからないんだ。]
(*145) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
/* ……さて、最大の問題はどうやって怪盗=メルヒオルさんと分かるかどうかですが。
ここはダフえもんに聞こう(
(-195) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
[ 今日届けた先が予想通りに得意先だと聞けば ]
そうなんデスか? でも、ジル、お屋敷の人と会ってない。当主サマもゴシソクも、留守だったの。
[ 女の人に聞いた言葉を>>598そのまま伝える。今更ながら大丈夫だったのか不安になりつつ、手が急かすままに受領印を手渡した ]**
(667) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[修理の次は、修繕>>651。 次々と裁縫をこなしてゆく手を興味深そうに見守る。]
……。
[途中、誰か他にも人が来たようだが>>644、 一瞥だけして再びアングイスの手元に目を落とす。 しばらくして人形の服は元通りに――あるいは、より良い仕上がりになっていただろうか。]
はい。 ありがとうございました、アングイス。
[>>659笑顔を携え、こくりと頷いた。]
(668) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
宝石店にも随分お世話になりましたねェ。
どうもこの街は平和が嫌いらしい。 昔に比べれば、 号外の内容も随分バラエティ豊かになりました
[ある事無い事を騒ぐ活字の羅列。 怪盗の棲む街、なんて奇妙なキャッチフレーズすら或る。 サインを断られても肩を竦めて喉で嗤うだけ>>657
七色の煙と共に消え、蒸気気球で去ってゆく。 彼でなくとも、こうして対面できた住人は 警察関係者含み、ひと握りにも充たなかろう。]
えぇ、猫に。 人魚の涙は食いつきたい程に甘いようだ
[>>658掴めぬ喰えぬの返答を預け、仮面の端を摘む。 浮かぶ驚きの色もまた、鷹の目は靜かに見守っている]
(669) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
そうです。 一番美しいものさえ獲れば、もうこの街に用は無い
[本当にそうなのだろうか。 頭の中に渦巻く何かに、見ない振りをして。] 坊っちゃんも宝石店の御仁も さぞ喜ばしいことでしょう。
もう此れで、なにも盗まれず安心して睡れるのだから
[「硝子の靴」が履いていかれるのと引換に。
あの石が、青年にとってどれだけ価値あるものなのか。 そんな事は、怪盗紳士の識るところでは無い。]
(670) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[カウンターにすとんと腰を下ろし、2人のやり取りを見やる。>>656
フロにぃの様子が少しおかしいけど。
わたしは窓の外を見た。
傾いていく陽。大抵のお店が閉まる時間。 あぁ、もぅメルにぃのお店には行けない。
薬瓶の中身は、後回し。
後回しにしてはいけないのは、燐蛍亭。]
(671) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
器用なものだな。 縫い目も君の母親に良く似ている。
[技巧へ対しての批評はやや甘い。>>659 己が発条と螺子と歯車を交換するより、 彼が針と糸で穴と解れを塞ぐほうが、高度な技に見えた。]
今日はもう日も暮れるので帰宅を勧めるが、 明日には改めて礼をしよう。 彼女が俺の整備機体だから助力したとは思わなくとも、 君にとっては唯働き以外の何者でもない。
[ひらりと片手で空気を掻き混ぜ、揃える対価。 彼にとっては些細でも、己の支払いを肩代わりさせた状況だ。]
(672) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
――……まったく、どうも。かなわない。
[店を、去って。去り際の仕草を、思い返して、ひとつ震え。
さて、存外に、時間を潰せたものだけれど。 いましばらく、商店街を、あてなく歩いてみてもいいだろう。
なにしろ、今日は、いいことがあった日なのだから*]
(673) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
/* あ。間違えた…゚(゚´Д`゚)゚
今いるところじゃんw>>671
(-196) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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|
[あぁ、でも今日はテオにぃに逢えなかったから。
やっぱりまた明日の昼にしよう。
なら、わたしは何処に行くべき?
――燈写館、でしょう?]
(674) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
すっきり……しますかね、本当に。 もしかしたら、絡まってずっと悩み続けるってことだって……
[結局、解決の糸口も何も見つからないまままた何も見えなくなるんじゃないか ぽつりぽつり、本音の言葉は口から零れて。 けれど、溜め込んでてもいいという訳じゃない。それならば、言葉に甘えたいと、縋りたいと、暗い世界に光が欲しいと。 直後聞こえた言葉に>>654手を伸ばしかけた腕を引いて]
……ですよね。 あそこ、先生がいないと利用する人が困っちゃいますもんね。
[別の時にと提案された言葉に、一瞬だけ。ほんの一瞬だけ表情が歪んだ。 けれどそれを苦笑いで返して提案を受け入れる]
(675) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
それじゃあ、明日にでも……顔出しに行きますね。 迷惑かけちゃってごめんなさい。先生も、お仕事がんばってくださいね。
[待っていてくれる、その言葉が嬉しくて。>>655 話せる人が居る、それがとても幸福なことだと思わなくて。
流石にこれ以上彼の時間を潰すわけには行かないと、深々とお辞儀をすればまた一人違う方向へと歩いていった**]
(676) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
―昼頃・燐蛍亭―
[調理に専念している男は、テオドールに示したスツールが>>642位置的に目にも鼻にも毒だという事に気付く事はなく。
>>643立ち上がった彼に紙袋を渡し、代金を受け取る。 その金が骨董屋での労働によるものである事は知らず。 礼の言葉が紡がれれば、柔らかな笑みを浮かべ、]
いいえ、お買い上げどうもありがとうございました。
[喫茶店の店主として会釈をしてみせる。
紙袋に潜ませたマフィンはデザートを焼き上げた際にやや小ぶりに出来上がってしまったもの。 蜂蜜とレモンが入っているのは、 この時期になると喉風邪をよくひいていた幼い自分に母親がよく作ってくれたものだったから。*]
(677) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[裏庭と、店内と。 聞こえた話を結びつければ、ジオベールの働き先が燈写館だってわたしでも分かる。
だから、昨日、あのお店に居たんだ……。
わたしはメルにぃのところにお泊りした。 フィスにぃが泊めるわけがない。
じゃあ、何処に帰ったのかな。]
何処に、帰るのかな……。
(*146) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
―アメジストの夜―
――首から折れれば形は変らない。 けれど、それは、――。
[さてその先は戒め、 コルセットの向こう側。
その後は真夜中の戯曲。 花と散らされた手紙に咲いた、 「マリーベル」の名の下へ。
タネも仕掛けもある金の指、 その技でもって蝶を宿した銀紫の髪を 夜の闇に溶け込ませる。
夜でも日傘は欠かさない。 ――夜に紛れる黒いドレスはやはり 編み上げ、コルセットで戒められる。]
(678) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
―アメジストの夜―
――今晩は? レディ。
[その夜、マリーベルは 不安の正体を知り―――]
(679) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
……そうなんだよ。 コンにぃの新しい家族、なんだ。
[生まれたての仔猫を撫でようと手を伸ばそうとして、ぎゅって拳を作った。>>665]
(680) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
――ねえ、 レディがいると、つまらないんだ。
(*147) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
だから。
(*148) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[――さてその先は夜の向こう。**]
(681) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
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