人狼物語ぐたるてぃめっと


609 鳴妻村

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 アナスタシア

こんなうわさを、ご存知かしら?

(0) 2014/07/03(Thu) 04時半頃

妖精の呻き(村建て人)

[同じ毎日が続く、なんら変わらない日常でした。

憧れの人の何気ない仕草に恋をする、特別なことではありません。
言えない気持ちを抱えて毎日を過ごすのです。

また明日、あの人と目が合いますように。
お話ができますように。
そんな淡い想いを持って迎える、いつもどおりの明日です。

誰もが好きな人には幸せになってもらいたい。
けれど、当たり前に持つ気持ちがもし好きな人を傷つけるとしたら
あなたはどうしますか?

(#0) 2014/07/03(Thu) 05時頃


伝書梟 マフテからの伝書が参加しました。


【人】 伝書梟 マフテからの伝書

「ほう」

[青い空にそぐわない姿が1つ、木の枝から貴方を見つめます。
咥える小さな一輪の花は、まるで貴方へ、というような。

見方を変えれば、手向けの花ともおもえましょうか]

「ほう」

[この梟、どうやら全ての人々に見えるわけではないようです。
この姿が見える人に対して、梟はきっと嗤うような顔を向けるでしょう]

(1) 2014/07/03(Thu) 05時頃

伝書梟 マフテからの伝書は、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 05時頃


ベルナルトが参加しました。


【人】 ベルナルト

―白い建物の玄関付近 ―

[彼は髪をかきあげて、耳たぶを弄る。
 いつも弄るそこは、あきらかに赤く膨れて、まるで親指と同じくらいに平たく、でも柔らかだ。]

 ――花なんて、あげてどうするの?

[問いかけは、小さな白い花を咥えて飛んできたフクロウに。
 受け取ったと同時に小さく口笛を鳴らし、小さく笑んで匂いを嗅いだ。]

 匂いがしているのか、していないのかな?
 わからないね。

[そして、振り返ると、そこには白い白い建物。]
 

(2) 2014/07/03(Thu) 09時半頃

球体関節人形 イグナチウスが参加しました。


【人】 球体関節人形 イグナチウス

[ ほーほう ]
[ ほーほう ]

[ わらい、首を傾ぐ梟のいざないは貴方に届きましたでせうか?

あなたはどうやってか、
白い白い屋敷を訪れることになるでせう。

はてなく白く
塵ひとつしみひとつございません。
音さえも自らの在るべき姿を忘れたかのように動かずジッとしておりました。

途方もなく白い屋敷において異質なのは即ち貴方でありました。或いは、同じような誰かの在れば、貴方に何らかを想起させるやもしれませんが、白は今のところどこまでも白く、影すらも白く塗りつぶしているのでございます。

白を切り取るものがあるとすれば、窓。
ぱっきりと色紙のように白い地平線とまじわらぬ、鋭角めいて目に痛い青空があるばかりでございます]

(3) 2014/07/03(Thu) 09時半頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 09時半頃


【人】 ベルナルト

[また、フクロウの鳴く声。
 それにゆるく首を回せば、そこには白を謳うなにか。]

 白ばかりだと眩しいね。
 気を狂わせろと、言っている?

[その存在に歩みを寄せて]

(4) 2014/07/03(Thu) 09時半頃

【人】 球体関節人形 イグナチウス

[ サテ、
白い白いお屋敷の一画に
曲線で構成された椅子がございます。

項垂れ、眠っているように腰掛けているのはひとでありましょうか?
イヤイヤ、違うと貴方は気づくでせう。
大人のなりをしているくせに、
あまりに小さかったのです。
そして、むき出しの腕や腹に仕込まれた真球が存在を主張する。

知る者は思うでせう。
あゝ、これは球体関節人形と呼ばれるものだ、と。
人形は目を閉じ、訪れるあなたがたを待つようにもみえるやもしれません** ]

(5) 2014/07/03(Thu) 09時半頃

【独】 ベルナルト

/*
https://www.youtube.com...

もう、村テーマ的にこれしか浮かばなかった。

(-0) 2014/07/03(Thu) 09時半頃

ベルナルトは、白い屋敷の中に入っていく。

2014/07/03(Thu) 09時半頃


球体関節人形 イグナチウスは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 10時頃


球体関節人形 イグナチウスは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 10時頃


【人】 ベルナルト

[そこにいると思っていたところにはなにもおらず、ただ、白い靄が淡く消えたような気がするだけ。
 彼は、首を傾げてから、屋敷に振り向き、その中に入っていく。

 あとは、その中を探索していくように。

 そして、見つける曲線の部屋。
 眠っているように腰掛ける小さな存在に、そうっと歩よって。
 
 それが人にみえるように作られた心吸い込む存在であること、目をみ開き、それから笑んだ。]

 ――人形

(6) 2014/07/03(Thu) 10時頃

【人】 ベルナルト



 ひんやりしているね。


[指を伸ばして、人差し指を額に押し付けて離した。]

(7) 2014/07/03(Thu) 10時頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 10時頃


ジラントが参加しました。


【人】 ジラント

[男は死の淵にいた。
雨の降る石畳の上。
一本道をずらせば自動車のエンジンの音が響き排気ガスが舞う場所。

視界に映るのは、どんよりとした灰色の雲。
腹部から背にかけて貫くような痛みがある。

赤い鉄錆の臭いが雨水に流れて]

(8) 2014/07/03(Thu) 10時半頃

【人】 ジラント

[フラッシュバックする過去の映像と、それから]

 ――――……。

[声になることは無く、ヒューヒューとした息だけが漏れた。
白い、白い世界が広がった場所。

死後の世界か、男はそう口にしたつもりだったが、鳴らない音は誰にも届かない。

人通りの少ない裏路地には、頭上から鴉が屍肉でも狙うかのように見守るだけ。

遠目に誰かが見かけても、浮浪者が眠っているだけに見えるだろう]

(9) 2014/07/03(Thu) 10時半頃

【人】 ジラント

「にゃあ」

[小さく届いた猫の声に、男の視線が泳ぐ。捨て猫か野良猫か、毛並みの汚れた子猫が、足下へと流れていく赤を舐めていた。

かすかに動く腕で、追い払うように手を振る。

その動きに勘違いをしたのか、破れた服の隙間に鼻面を押し込んできた。
濡れた猫の身体は、毛並みこそ冷たいけれどその体温は高く、男の身体から抜け落ちていく温かさをとどめるようにそこに丸くなった]

(捨て猫か)

[猫が雨に濡れぬよう、腕の位置を変えて、やがて男の意識が見上げる空と同じように曇っていく。
時折混じる白い世界。
そこに意識を移ろわせ*ながら*]

(10) 2014/07/03(Thu) 10時半頃

ジラントは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 10時半頃


ジラントは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 10時半頃


サーシャが参加しました。


【人】 サーシャ

[まだ空は青と…曇りの灰色が見える頃。
意気地なしな自分にため息は深い]

あーあ。

[いつもと同じ朝、いつもと同じ顔でいつもと同じ道を辿り、いつもと同じカフェで、
指定席の様になっているイスに座り、
お気に入りのカフェラテを頼んで、毎週買っている雑誌を買い忘れていたことを思い出し]

(11) 2014/07/03(Thu) 10時半頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

「ほう」

[フクロウは「ようこそ」とその花を彼>>2に差し出します。
白い花の形をしたものは、香りなんてないのですが
あると思えばするのかもしれません]

「ほう」

[なつっこくその肩に止まり頬に頬を摺り寄せてから
また飛び去るのでした**]

(12) 2014/07/03(Thu) 11時半頃

【人】 ベルナルト

>>12

[フクロウに頬寄せて、小さく、羽ばたきに隠れるオトを喉で鳴らす。
 匂いなんてない花だけど、なにか香った気がしたのは、きっと、記憶にある誰かの生臭さ。

 飛び去る羽が頬に触れたとき、そこから血が散ったように白が散った。
 痛んだ一瞬はすぐに溶ける。

 白い屋敷に入る前の一瞬。*]

(13) 2014/07/03(Thu) 11時半頃

【秘】 ベルナルト → 伝書梟 マフテからの伝書



 ――・・・・・いっちゃうんだ。


  
**

(-1) 2014/07/03(Thu) 11時半頃

ユーリーが参加しました。


【人】 ユーリー

(世の中には  さ。


   どうしようもないことって、あるだろう?)

(14) 2014/07/03(Thu) 18時頃

【人】 ユーリー

[ほう。]


        ……、……

[ほーほう。 
 ……ほーほう。



莫迦にしたような鳴き声が聞こえる。
嗚呼うるさい。
どうして静かに寝かせてくれないんだ。
俺は眠いんだ。
眠れば、眠っていれば、眠ってる時は何もかも忘れられるのに。]

(15) 2014/07/03(Thu) 18時頃

【人】 ユーリー

 
うる、  さいって …… !

[手で大きく薙ぎ払う。
家に梟なんかいたっけか、なんてことはこの際どうでもいい。

いないものがいるなら夢だ。
見たいものなんてろくに見せてもくれなかった夢が、また俺の邪魔をするんだ。

ばたん、と手が  土  を打っ――]

(16) 2014/07/03(Thu) 18時頃

【人】 ユーリー



    ……は?


[土。  そう、土だ。
俺は部屋で寝てたはずじゃないのか。
呆然と見上げた空が、目に染みるように青い。


  …… 空?   ]


何で、俺、外で、寝……

(17) 2014/07/03(Thu) 18時頃

【人】 ユーリー

[ほーほう。


莫迦にしたような鳴き声がまた聞こえてきた。
音もなく滑空して梟が仰向けの俺の胸に止まる。

鉤爪鋭いくせに割とソフトタッチ。
梟の顔が至近距離だ。
そういや猛禽類って肉食だっけ。

……あれ?
もしかして俺獲物認定?]

   ちょ、  待った、 った

[寝起き気味で嗄れた声を遮るように、花が一輪落ちてきた。目に入るかと思った。>>1]

(18) 2014/07/03(Thu) 18時頃

【人】 ユーリー

……、

[白い花だった。
白、白か、よりにもよってそれか。……まあ、梟にまでケチはつけまい。夢でくらい好きな色を見せてほしい。]

食いに来たわけじゃない……のか?

[梟は大人しいし可愛いぞ、と物好きな友人が飼ってたのを思い出して梟の頭を撫でてやろうかなあと腕を伸ばしたわけだが。

白い。
真っ白い。]

――…………ぇ?

[呆然と自分が腕を通している白を仰向けのままで見上げた。花だけじゃなく、俺は白って色があまり好きじゃない。だから俺のクローゼットなんて暗色ばっかりだ。なのに、これはどういうことだ。夢まで俺に嫌がらせをしてくるのか。白い袖は青い空とのコントラストで余計に白くて、ざわりと胸に不安が沁みて、動けずに、いた。**]

(19) 2014/07/03(Thu) 18時半頃

ユーリーは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 18時半頃


【人】 ベルナルト

― 球体人形の在る曲線の部屋 ―

 人形は最初から冷たいものだけど、
 白の中に在るなんて、ますます死んでいるみたいだね。

[人形から指を離したあと、また髪をかきあげて、耳たぶを弄る。
 その耳たぶの後ろ。命を奪った曲線のラインは己からみえることはない。]

 ここは、白ばかりだ。
 やはり、気を狂わせようとしているんだね。

[人形は目をとざしている。]

(20) 2014/07/03(Thu) 19時頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 19時頃


ダニールが参加しました。


【人】 ダニール


――


[視界にあったのは、
節の目立つ己の指先、もがいて何かを掴むような。

そしてぴんと糊の効いたシャツの袖、
何者にも犯されぬ、穢れを寄せ付けぬ清廉な白。
――それはとても狂おしい。

強い日差しに反射する、
その白の眩しさにもまた目を細め]

ああ、

[零れたため息、
何かを悲しく残念だと、感じたのだ]

(21) 2014/07/03(Thu) 19時半頃

【人】 ダニール


……

[その指は無意識に喉元に伸びた、
常にかちりと閉じられた襟、少しだけ緩めようとして、
しかしそこにはタイがない、それがひどく落ち着かない*]

(22) 2014/07/03(Thu) 20時頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 20時頃


【人】 ベルナルト

[そして、目を閉じた人形の瞼をまたすっと触ったのち、
 背伸びをして、両手を頭の後ろに組む。]

 ここはどこ?
 って聞いても答えてはくれないか。

[曲線の部屋は少し角度を変えると、なぜかひどく歪んで見えた。
 この感覚は錯覚によるものなのか。それとも?]

 またあとで君には会いにくればいいみたいだね。
 なんとなく、さ。

[彼は勝手に理由をつけて、曲線の部屋を出て、屋敷内を歩みはじめる。]

(23) 2014/07/03(Thu) 20時頃

【人】 球体関節人形 イグナチウス

[察する者の在るように
人形はやや俯いたまま、まだ動くことはございませんでした。

額を押されて少々傾きの変わったかんばせは、眉を寄せているような、目覚める前の刹那を切り取ったような表情でジッと停止しております。>>7 ]

(24) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

【人】 球体関節人形 イグナチウス



[然様、然様、  今は未だ。]


 

(25) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

【独】 ベルナルト

/*
とりあえず、おんした人のところに行こうかな、と。

(-2) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

キリルが参加しました。


【人】 キリル

[白の中、銀糸が風に揺れる。]

[白を映して、黒曜は瞬く。]

……あぁ、

[吐息は僅かな音になるも、意味を成すことなく消えた。]

(26) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

【人】 ユーリー

―白い、外―

……、っ

[俺は緩慢な動作で起き上がる。
なんだか、とても体がだるい。
あれ、俺、なにしてたんだっけ。
やっぱりこれは]

夢、なのか……?

[梟に話しかけるなんてアブないお兄さんっぽいが俺は真剣だ。あたりを見回しても、白、白、白、白。青空ばかりが忽然と青い。

だめだ、なんだここは。
途方に暮れる、なんてレベルじゃない。]

(27) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

【独】 ユーリー

/*
あずまですよ。
売れ残りですよ任せろ

(-3) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

【独】 ユーリー

/*
一人称を貫く、をやってみたかったんだ…
玉砕なんて言うなよ!まだいける!まだ!!!!

(-4) 2014/07/03(Thu) 20時半頃

キリルは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 20時半頃


【人】 ベルナルト


[屋敷は白い、どこも白い。
 異様な白さに、少しだけ、目眩を覚える。

 だから、白以外を求め、廊下の窓、歩み寄ると、やはり白い窓枠に持たれ外を見る。
 在るのはやはり白と、そして、青い空。
 そう、いつか寂れた映画館のスクリーンで見たような、なにもまぜないセルリアンブルー。]

(28) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 ベルナルト


 あ・・・・・・

[だか、窓から見下ろす白の中にうごめく姿があった。
 それは白ではなかった。>>27

 だから、窓枠、鍵を探して、
 窓を開放し、そこを見下ろす。]

(29) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 キリル

空だけは、青いんだ……。

[白い白い野の中、つぶやいた声は空へ……]

(30) 2014/07/03(Thu) 21時頃

ベルナルトは、>>30微かなつぶやきのオトにも視線を滑らす。

2014/07/03(Thu) 21時頃


【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[人形に指押す人を上から見下ろす一羽の梟。
くちばしにはまた新しい花を一輪。
気づく人が見れば、人形の周りには数輪の白い花が散らばっています]

「ほう」

[そして梟はまた、気付かれぬところに飛ぶのです]

「ほう」「ほうほう」

(31) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 ユーリー

―白い、外―

[ばたん>>29]

……ッ!!?

[情けないくらい過剰に反応して、座り込んだまま俺は音の方を見上げた。]

ひ   と…?

[白くない。動いている。音がした。人だ。
稲穂みたいな金色だ。
妙に目に鮮やかで、瞬きすると裏側に焼きつきそうな錯覚がある。ここがあんまりにも真っ白で真っ青なせいだ。きっと――]

  あ、  あのさ……!
    あの!!

[どれくらい呆けて見つめっぱなしになっていたのかわからないが、とにもかくにも試みるべきはコミュニケーションだ。頼む、夢でも現実でもどっちでもいい、消えてくれるなと縋るみたいな。]

(32) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【独】 ジラント

/*
先生、プロローグはそれまでの自分では無いのですか!!!
みんなもう白い世界にいるよう

(-5) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【秘】 伝書梟 マフテからの伝書 → ベルナルト

[白い梟は
人形に触れる彼に「ほう」と一声、啼くのです]

「寂しいのかい」

[梟の声か、はたまた誰かの声か]

(-6) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 ジラント

[それは白い世界だった]

 ――なんだ、これは。

[どこかで、猫の鳴く声が男の、ジラントの耳に届く。
どこからか、鳴るのはサイレンの音。

けれども男の意識はすでに、現世には無く]

 ここは、どこだ。

[否、まだあるのであろうか。子猫が入り込んだ胸元に感じる温かさは、今も。
まるで、今も動き続ける心臓の熱さのようだと思う。
けれども、視界に広がるのは、先ほどまでの曇天の灰色では無く、白い地面と白い建物だった]

(33) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 ベルナルト

>>32

[白じゃない色。
 それは人の形をしている。

 曲線の部屋で見たような目の開かない人形ではない。]

 ――なに?

[少しどもりながらの口調に短く返す。
 でも、視線はその色を外さず]

(34) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[そして梟は、また別の人の元に舞い降ります。>>16
胸にとまり、じっとその顔を見つめながら]

「ほうほう」

[イケメン?お兄さん。君を食べたらかっこよくなれる?
そんな問いかけをしているかのような顔で
くりっと彼を見つめると、察しがついてしまったのか
腕で払われてしまった]

(35) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【秘】 ベルナルト → 伝書梟 マフテからの伝書



[フクロウの声と、誰かの声]


 うん、さみしいよ。
 もちろん、一人だって好きだけど。

(-7) 2014/07/03(Thu) 21時頃

ゼノビアが参加しました。


【人】 ゼノビア

―空を近くにのぞむ高い所に―

[―――好き。
いとおしくてたまらない 貴方。]

 ……―――、

[わかっている。
―――わかっている。

けれど、体の奥底から出づるこの想いの波に
どうして歯止めがききましょう。]

(36) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 ゼノビア

[ただ、笑いかけてくれるだけで
私にどれだけの幸福を与えているか、
――ねぇ、貴方知ってる?]

 それがたとえ、
 私に向けられたものでなかったとしても……

[痛い。
痛むのは、どこ?

ああ、空が高い――見えたのは、
差し出された一輪の*白い花*]

(37) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【人】 ジラント

[意識をつなぎ止めるように響く子猫の鳴く声。身体に落ちてくる雨粒の冷たさ。
刺された痛みはまだ微かに]

 夢か……。

[死んでしまう前の夢だと、ジラントは思うことにした。
胸元に猫はおらず、赤く濡れていたはずの衣服は白に、けれども刺された場所は破れたまま、焼けた素肌をさらす。

いつしか、猫の鳴き声は心音へと変わっていた]

(38) 2014/07/03(Thu) 21時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 21時頃


【人】 伝書梟 マフテからの伝書

「ほう」

[その顔に白い花をひとつ零すと、
暫くまったりその胸の上でくつろぎます。
またばさりと羽根を閃かせ、ふくろうは飛ぶのでした]

(39) 2014/07/03(Thu) 21時頃

【秘】 伝書梟 マフテからの伝書 → ベルナルト

「他人を知らなければ」
「寂しさなんてないものさ」

[梟の声は、わずかに哀れみさえにじませる]

「知ることは 1つの哀れさとさえ、思えるね」

(-8) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

ジラントは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 21時半頃


【人】 キリル

[音]

[建物からと、]

[そこに居た人からも]

……フフフッ。

[うっかり思わず笑ってしまったのは、驚く声がおっかしかったから。]

キミ、面白いな。
何処から、来たの?

[馴れ馴れしく声をかけてしまった。なんか、懐かしい感じがしたから。]

(40) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

【人】 サーシャ

[いつもの雑誌を片手に、またあのカフェに戻ろうとして、
ふと気配を感じて]

あ。

[視線の先には、仲の良い…*]

(41) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

サーシャがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( サーシャは村を出ました)


【秘】 ベルナルト → 伝書梟 マフテからの伝書


 ――・・・それは、たしかに最もかもしれないね。

[響き渡るフクロウの声は耳の後ろから、いや、もしくはその胸の中から、瞼を閉じればはりつくよう。]

(-9) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

【人】 ユーリー

―白い、外―>>34

あ、

[ 返事があった。
すごい、やばい安堵感。
ついからだごと向き直って、多分表情緩んでるんだろうな。相変わらず体はだるいけど。 ]

……俺、ユーリィ。
その、ここ、何処だ?
あんた、ここの人、か?

ひと、……だよな?

[ カラダの前に手をついて、質問を矢継ぎ早に、とはいかないか。いまあの人が梟に変身して残念でしたとか言われようものなら挫けそうだ。 ]

(42) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

【人】 ベルナルト

>>42
[その人は、すぐに名乗った。
 それは、会うのがはじめてであるということができたという認識だ。

 向けられた顔は、なにか縋るようにも見え、二三度瞬きをしたが、
 小さく頷く仕草とともに、また髪をかきあげた。]

 ユーリィ。
 僕はベル。
 ここは、どこか?   わからない。

 僕がここの人か?   おそらく違う。

[そう、返しながら、最後の質問には、]

 多分ね。

[答えてから、また別の声がする方向にも向いた。>>40]

(43) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

ミハイルが参加しました。


【人】 ミハイル

サーシャ。

[視界の端から走ってくる彼に手を上げ応える。
前にちょっとした賭けをしてそのおごりでコーヒーをねだった所だ。
少しの遅参はこのカフェの美味しいクッキーに免じて許そう]

そんな頑張らなくとも俺はどこにもいかねぇし。

(44) 2014/07/03(Thu) 21時半頃

【人】 ユーリー

―白い外―>>43
ベル、ベルか、……よろし、く。

[ 夢にしてははっきりと、声は耳に届いた。
脳が覚醒していく感じ、
そうだ、そろそろ薬が切れて……薬? ]

……違う、のか。

[ 手がかりはなし。
夢、夢にしてはやっぱり、なにかおかしい気がする。 ]

え、っ

[ また、声がした。>>40
綺麗な銀だ。すごい、宝石みたいだ。笑い声だ。なに、俺、おかしかった?
あ、座り込んだままだった……!恥ずかしい。]

ど、どこって、……そりゃあ、

(45) 2014/07/03(Thu) 22時頃

ベルナルトは、じっと、声をかけてきた存在>>40とユーリィを見下ろしている。

2014/07/03(Thu) 22時頃


【人】 ユーリー

まっ、た。待って、今思い出すから。

[若年性健忘症かよ、しっかりしろ俺。
自分の服の襟元を掴んで 考える。
癖治らないんだよな、……あいつにも、よく注意されてたんだけど、なおらなくて]

そう、

[ きしりと胸がいたんだ。
やだよもう、ほんとガラじゃないんだからさ。寝かせてくれよ、ゆめとか見ずに――]

俺は、部屋にいて、……そうだ、中央区から帰って来た後、……、
どうしたん、だっけ……

(46) 2014/07/03(Thu) 22時頃

花冠の オリガが参加しました。


【人】 花冠の オリガ

――オリガ、オリガ。


    ――花冠のオリガ。


[娘を呼ぶ声は四方から、下方から。
 期待と羨望に満ちた声。

 しなやかに四肢を曲げ、しゃらり、装飾の金輪の鳴る音が喝采を招く。]


パンッ!


[叩いた手の内から湧き出るのは花弁。

 赤。橙。黄。紫。桃。白。

 観衆の上に降りしきる。]

(47) 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 花冠の オリガ

パンッ!


[叩いた手の内で花が冠の環を作る。

 この花冠を頭上に頂いた者に幸が訪れる――とは、いつの間にか広がった噂。
 噂も想いが重なれば、偶然が重なれば、皆が信じるようになる。

 娘もまた、心から想っていた。願っていた。]

(48) 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 花冠の オリガ




[あぁ、あの人の元に届きますように。
 あぁ、あの人が幸せになりますように。


   ―――あぁ。]


 

(49) 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 オリガ

―白の外―

ここは――…


[…――何処。
 白の花を娘の手に残し、問いへの答えを持つはずの梟は飛び去ってしまった。


 青い、あおい、空の向こうへ。]

(50) 2014/07/03(Thu) 22時頃

【独】 オリガ

/*
『着衣状況』とはwwww

(-10) 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 ベルナルト

>>46

[胸に手を当てて、考え込んでいる男を、やはりじっと見下ろして。
 どこからきたのか、そんな問いかけに。

 自身も目をしばし閉じて考えるけれど、
 白い靄が思考のあらゆるところを塞いでいる。]

 ――君は、どこから?

[問いかけた主>>40にそう問いかけなおしてみるけれど]

(51) 2014/07/03(Thu) 22時半頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 22時半頃


【人】 球体関節人形 イグナチウス

―曲線の部屋>>31

[サテ、悪戯な梟に飾り付けられたお人形ですが、いまだピクリともいたしません。否、動けば其れはそれで神秘の顕現とでも申しましょうか。

人形師は、人形に思いを込めるといふのです。

しかしながら、
白い白いお人形は未だ眼を閉じたままにございます。
梟が見えれば手を伸ばしもしたでせうか、それは誰のあずかり知るところではありませぬ。]

(52) 2014/07/03(Thu) 22時半頃

【人】 オリガ

[空から地へと視線を落とす。
 自然と足元が、己の衣服が視界に入った。

 これは母の故郷の衣装だと、ぼんやりと思い出す。
 そうして、頬に手を当てて摘まんだ。]

 ……痛く、ない。

[あぁ、夢か。
 娘は不可思議な状況に納得した。]

(53) 2014/07/03(Thu) 22時半頃

【人】 ジラント

[痛みはもうなかった。
それを痛みだと感じなくなってしまったのか、それとも痛みそのものが身体から無くなったのか。

ジラントはゆっくりとその腕を動かしてみた。
以前と同じように痛み無く動く腕。

刺されたはずの腹に触れてみれば、そこには大きな傷跡だけが残っている]

 ……ここは。

[改めて、白い世界を視界に映した。
白い建物と白い土と、それから青い空と。――動くものの姿がいくつか]

(54) 2014/07/03(Thu) 22時半頃

ベルナルトは、窓辺から、やはり外を見下ろしたまま、しばし、目を閉じる。*

2014/07/03(Thu) 22時半頃


ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 22時半頃


ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 22時半頃


【人】 オリガ

[夢だから、袖から覗く腕は刺青を入れる前の様に白い。
 両腕を擦り、肌触りを確かめると娘はふふと笑みを溢した。

 裾を持ち上げ、両脚の白を確かめ。]

……?

[人の声が――聞こえた気がして、首を傾げた。>>54

(55) 2014/07/03(Thu) 22時半頃

ジラントは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 22時半頃


【人】 ジラント

[ジラントは身体をゆっくりと起こし、軽く頭を振った。
死に行く前の夢。
そう思ってはいるが、その感覚はやけにリアルだ。

指に触れた傷跡は、もう何年も前に治ったかのように引き攣れて痕を残している。
手のひらに触れた白い土の感触も乾いた砂のようだ。

流れる空気感も、街中とは違うけれど確かに風と匂いを感じる]

 ……女?

[動くものの一つに視線を動かせば、そこに立つ女性――少女かも知れない――が眼に入った]

(56) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【人】 ジラント

[誰だ――そう問うより前に、女に感じたのは既視感。

知らない女だった。顔を見たことも無いはずだった。
まるで娘のような年頃にも見える。

どちらかと家はそれは、郷愁に近いものだ]

 夢だと思ったんだが、違ったか?
 ――……、おまえ、誰だ。

[さっきまで自分が何をしていたのか。うまく思い出せない。
腹の傷跡に関係があるはずなのに、ずいぶんと前の出来事のようで、まるでそちらが夢だったような気もしてくる]

(57) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【独】 ジラント

/*
言えば、が家はになっている。のに気づいたのは消せなくなった後……

(-11) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【人】 オリガ

まぁ!

[周囲を見渡し、まず腹部のシャツの有り様に声を上げた。
 口元を手で抑え、眉尻を下げる。]

女。

[短く言葉を返し、こくりと頷く。
 女は私。私は女だと。]

 ……ごきげんよう。

[娘の声は震えていた。]

(58) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【人】 オリガ

[いいえ、これは夢だと。
 娘は己の頬を摘まんで引っ張り、首を横に振った。]

だ、れ?


私は――オリガ。
占い師カリガの娘。

[様子を伺うように視線は地面と男とを行ったり来たり。]

(59) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【人】 ジラント

 ……気取った娘だな。

[その声は素っ気なく響く]

 女は、見たところおまえしかいないだろう。
 それとも、そんななりをして男だとか、言うなよ。

[女が身にまとう浴衣は、そのラインを際立たせる。男のものでは無い、だが大人の女といえるほど成熟しているわけでもなさそうだった]

(60) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【人】 ジラント

 オリガ――知らん名だ。
 占い師ってのはアレか、カードや占星術ってやつか。

 それとも、東洋のもんだったりするのかね。

 ……俺は、――ジラント、だ。

[名を告げるのに一瞬自身の名前が出てこなかった。
忘れていたわけでも無い。

言い渋ってしまったのは、女、オリガから感じる郷愁のせいだろう]

 ここが、どこだかわかるか?

(61) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【独】 ジラント

/*
ちなみにジラントを選んだのはやりたかったチップなのと、こいつなら絶対愛の言葉を口にしない!!っていうある種のツンデレだから。

(-12) 2014/07/03(Thu) 23時頃

【人】 オリガ

[印象を言葉にして受けることは多くある。
 それが思いがけぬものだとしても。

 人それぞれなのだからと重く受け止めず。]


男、違う。

[体を確かめるような視線から逃れる様に身を捻る。]

(62) 2014/07/03(Thu) 23時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 23時頃


ジラントは、オリガが身を捻る様子に薄く笑みを浮かべた

2014/07/03(Thu) 23時頃


ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 23時半頃


【人】 ベルナルト

[しばらく、流れたのは、会話だったか、沈黙だったか。
ともかく、ユーリィと話しかけた存在がつぎに窓を見たときには、その姿は消えている。窓は開け放したままで]

ここはどこか、僕はなにか。
そういえば、本当にわからないな。

[それはぞくりとくる事実なのに。
同時に感じている感覚は、誰かと共有できるものだろうか?]

(63) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 オリガ

[娘の瞳が大きく開き、男の顔をまじまじと見詰めたのは
 名を聞いてから。

 開いた唇は、けれど何も紡がず1度閉じられる。]


母は、水器で。

[腕で環を作り、指先を合わせて器の大きさを示す。
 この場を問う声に首を振り、落とす言葉は短い。]

ゆめの、なか。

(64) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 ユーリー

―白い外>>51

……、 ……

[頭の中までも白い、抜けがあるみたいだ。
虫食いみたいに喰われているみたいな。
まどろみ、ってわけでもないんだろう。
体が、何だかとてもだるい。]

……ちなみに、ベル、あんたは、どこから?

[眼を閉じたから、寝てるかもしれない。
そろりと窓側に近寄って……あれ、何で俺素足なんだ。]

拉致の可能性……?

[なんとなく呟いてみたけど、じゃあどこだよ此処、って話だよな。]

(65) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 23時半頃


【人】 オリガ

[男の笑みは娘の背を震わせるには充分だった。]

……知らない。





   はずなのに。

[ふと、思い出したように建物を見上げて、息を吐いた。]


 ………見覚えが、ある。

(66) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 ジラント

 やはり、夢か――。
 その夢ってのは、他者と共有できるもんなのかね。

[水器。オリガの腕で示すものに心当たりは無い。
ジラントは立ち上がると衣服についた白い砂を落とす]

(67) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 オリガ

[難しい事を言っている。]

きょう、ゆう?


ここはあなたの……
ジラントのゆめの、なか?

(68) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 ゼノビア

―白い花に導かれるまま―

 梟……?

[不思議そうに梟を見つめ、瞬き、
けれど拒むこともなく白い花を受け取る。
――香りはしない。

造花のようでいて、生花のようでもあり。
不思議な感覚に、花を贈った主を見遣る。

ふいに、梟が 笑んだような、気がした。
目を細めたのと、梟が飛び立ったのは同時だったか。]

(69) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 ゼノビア

[もう梟の背はもう見えぬ。
けれど、名残を惜しむ様に未だ空を見上げて]

 テューネ…… 鏡のような貴女。
 どうか、私の代わりに。

[途切れる言葉。
近くに感じる空。
ふわりと、意識が遠のく。
空が、遠い――どんどん遠く――]

(70) 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 ゼノビア

―白い世界/外―

[意識を手放していたのはどれほどか。
いや、そもそも手放してなどいないのかもしれない。
はたまた、今現在、手放しているのかもしれない。

夢――?
けれど、直前の浮遊感はいやに鮮明で。

見渡す限りの白、白、白。
色があるのは空ばかり――抜けるような青い空。]

(71) 2014/07/04(Fri) 00時頃

【人】 ゼノビア

 空が、遠い。

[ひとりごち、纏う色の全てが白いと気付く。]

 やはり、夢?
 それとも。

[言葉は止まる。
改めて考えてしまうと、怖くなるから。

白い肌、白い布。
黒い髪――その狭間の色を映す瞳。

白い世界にとけ込むようなモノトーンの姿で
自然、建物の方へと足は*進んでゆく*]

(72) 2014/07/04(Fri) 00時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 00時頃


【人】 ベルナルト

>>65

[その問いのときにいは、彼の姿はユーリィの視界から消えていた。
 でも、もし、きいたとしても、答えは、わからない、というものだっただろう。

 同時にその問いをした彼らと己も同等の立場であることを知ることになる。**]

(73) 2014/07/04(Fri) 00時頃

【人】 ダニール

―白い世界―
[なぜタイをしめていないのだろう。
隙なく閉ざされた襟に触れる指、
落ち着かないままに、見やる景色は色のない世界。
絵の具でも流したような青空の下、耳に届く鳴き声は夜の鳥のもの]

陽の下に出ては、
……目を焼かれてしまわないかい?

[白梟に声を出して、問いかける。
生き物にはその分相応な場所というものがある。
己の場所は――?

問いながら、ゆると立ち上がった。
建物らしきはひとつだけ、ここが何処はしれないが、
向かうべきはそこなのだろう]

(74) 2014/07/04(Fri) 00時頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 00時頃


ダニールは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 00時頃


【独】 ダニール

/*
薔薇村だと無意識に思い込んでいたなどと
そしたら、女性チップも考えたなあ!
片思いとかできるのかなあ

(-13) 2014/07/04(Fri) 00時頃

【人】 ダニール

……影がない、
いや、影までも白いのか。

[それに覚えたのは、
己の居場所のないような感覚。
男は色を、影のような黒しかもたない。
影さえも白いこの世界では、まるで異物だ。

寝起きのような足の重さで、
屋敷に向かっていれば、己とは逆に、
世界に溶け込む人の姿>>72]

(75) 2014/07/04(Fri) 00時頃

【人】 ジラント

 俺の夢かと思ったが、俺はあんたを知らんからな。
 知らないやつが夢に出てくることはままあるが……、これほどはっきり出てくるのも珍しい。

[建物の方へと視線を移す。人の姿が、いくつか]

 それに、あんたも夢を見ているんだろう?

(76) 2014/07/04(Fri) 00時頃

【人】 ユーリー

―白い外―

……あ、れ

[さっきまでそこで眼を閉じてた、のに。
金色の彼はもう其処にはいなかった。]

なんだよ、 ……幽霊かよ。

[置いてけぼり食らった気分だ。
って謂うか幽霊だったら余計やばいじゃないか。
やめやめ!!
襟元に指を引っ掛けたまま握り締めてるのに気づいた。
ああ、いけない、こういう癖はよくないって謂われてたのにな。服が伸びるとか、そういうこと―――]

……、はぁ……

[溜息が毀れた。]

(77) 2014/07/04(Fri) 00時頃

【人】 オリガ

私も、きっとあなたを知らない。

[まるで促されるかのように、娘の視線も建物から人へと移る。>>76


 ……そう、これは私の、 ゆめ。


 これも、ゆめ。

(78) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 ダニール

……あなたも、迷子ですか?
私はどうやら、迷子です。

[濃いから淡いで世界に溶けるその存在に、
笑みかけたのは、職務上身についた習性だ。
全ての人に印象よく、人当たりよく、あらねばならない。霞む記憶に強烈に焼きついているのは、使命感のようなもの。
――焦がれるような]

そちらまで、ご一緒しましょうか。

[向かう先は同じとしれる、
何せそこしか建造物らしきものはない]

(79) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 ジラント

 あんたの夢かも知れないが、俺の夢でもある。
 ……さっきまで、死にかけてたはずなんだが。

[それは、覚えている。けれどなぜ死にかけていたのか、何があったのか、痛みも、鉄錆の臭いも、子猫の鳴き声も、ジラントの耳にはもう届いていない]

 あいつらなら、何か知っているのかね。

[建物の窓に見えていた金色は消えた。
映るのは、風に揺れる紅茶の色]

(80) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 ダニール

ここは、随分と白い世界ですね。
……あなたの色は、酷く馴染んで見えます。

少し、羨ましい。

[言葉の中に交えた羨望、
指は無意識に襟に触れる、タイはない。
締め付けるものがないにも関わらず、
圧迫感のような何かは、ずっと首に消えずに留まっていた]

(81) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 ユーリー

―白い外―
[金色が見えなくなって、ああ、なんだ、残念だって思う。
……似てるんだ、ちょっとだけ。
嗚呼、そういや銀色の方の笑い方も……]

なんだ、ゆめ、やっぱゆめなのかな。
……願望、なのかな……

[壁は真っ白だし、服も真っ白だし、気持ちがわるくなってきた。青の方がましかもなあ……壁を背にすると何か妙にひんやりしてる。]

……ん、―― ぁ?

[>>80 白い、あんまりに白いから、白くないものは、すぐ眼に入ってくる―――]

(82) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 ユーリー


……ひと、……、


[それも、ふたり、かな。
ゆめ、なら羽が生えて飛んだりしないかな。
なんでこう、中途半端に現実味があるんだろう、か]

(83) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 オリガ

……じゃあ、その服は。

[途切れた言葉の先は、指で示す。
 シャツが破れているのもそのせいかと。>>80


 ゆめ、なら。

 どうしてジラント……さんは、知りたいの?

[娘の視線は、別の男の姿を捉え。>>82



あ。

(84) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 ダニール

[潔癖な白の中で、距離感は曖昧だ。
誘った者といつの間にか離れていたとしても、
存在はきっと紛れてしまう。

どこかおぼろげな意識が、
次にはっきりと近くするのは、
しんと静まった白い屋敷の中。

その静寂の中に響く声は、きっと心をざわつかせる*]

(85) 2014/07/04(Fri) 00時半頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 01時頃


【人】 ジラント

 ……この服? なんで、破れているのかは知らん。

[破れた場所に見えるのは、刺されたような傷跡。
そこに指で触れた]

 ただの夢なら、どうでも良かったんだがな。
 こんなに鮮明に写る夢を、俺は知らない。

[足を建物の方に向ける。足下に靴は無かった。
素足ですなの上を歩く感覚もまたリアルで、ただ砂浜の上よりも硬い]

 死ぬ前に見る夢だと思ったが、ひょっとして死んだ後だったりしてな。

(86) 2014/07/04(Fri) 01時頃

【人】 オリガ

[男の指先がなぞる痕を見て、娘は視線を逸した。
 そうして己の腹の、同じ箇所を摩る。>>86


ゆめは、過去。
 ゆめは、 いま。

   ゆめは、   未来。

 だから、死ぬ未来でも、死んだ過去でも――
  どちらでも。


 ゆめは、    理想。

[言葉紡ぎながら、娘もまた砂の上を歩き。
 壁に寄りかかる男へ、ちらり、様子を伺うように視線を遣る。]


 りそ、う……

(87) 2014/07/04(Fri) 01時頃

【人】 ジラント

 理想、な……。
 俺はこんな所に来たかったわけじゃ無い。

[こんな、所。
理想だというなら、それは]

 あんたも、この夢の住人かい?

[乳脂を混ぜたような紅茶色の髪。
その男へと声をかけた。
視線はオリガに対するものより少し上に。

ジラントの背は高く、どうしても見下ろす形になり、その顔つきもあって威嚇しているように見える。
もっとも、本人にそのつもりは無いのだ]

(88) 2014/07/04(Fri) 01時半頃

【人】 ユーリー

―白い外―

  ぁ、 ……  と


[連れ立って歩いている誰か。
やばい、なんかちょっと、頭冷えてきた。

やだなあ、
ああやって歩いてたじゃないか。
なんだって思い出すんだか。
声、かけられるわけなくって。

ああ、白いせいだ。
此処がひどく、白いせいだきっと。
もう一度、壁に背を預けた。手、伸ばせない。]

……はぁ

(89) 2014/07/04(Fri) 01時半頃

【人】 オリガ

なら、どんな所に?

[行きたかったのか、と。
 娘の希望は――と考えて。白しかない場所から目を背け、青を見上げた。青い、あおい 空を。>>88


……


[2人の先、男は気分が悪いのだろうか。
 白い壁に、白い建物に、その顔までが白く見える。>>89


気分がすぐれない  の。

(90) 2014/07/04(Fri) 01時半頃

【人】 オリガ

[―――オリガ。花冠のオリガ。]


……あ。

[娘を呼ぶ声が、した。
 歓声。拍手。指笛。]


  ……

[自然と口角が上がる。]


 行か、なきゃ。

(91) 2014/07/04(Fri) 02時頃

【人】 ユーリー

[ぼんやりと、見送るくらいの気持ちだったんだけど。
話しかけてきたので驚いてしまった。

……なんだこのひと、でかい。]

  ……、ぁ、 ええ  っと

[俺だってそんな、小さい方じゃないのに。
くそ、落ち着け俺。]

じゅ、……住人とか、そういうわけじゃ、ない。
……気づいたら、ここに……いたんだ

(92) 2014/07/04(Fri) 02時頃

【人】 オリガ

[戻らなければ。――何処に?

 手の内に大事に大事に収めていた白花を空へ掲げ、放る。
 白花は緩やかな弧を描き、ばさり、梟の羽根へと転じた。

 ばさり、羽ばたき。
 娘は花の香と白羽根だけを残し。]

(93) 2014/07/04(Fri) 02時頃

【人】 オリガ

[*消えた。*]

(94) 2014/07/04(Fri) 02時頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 02時頃


【人】 ユーリー


……、……

[女の子が一緒だけど、
どういう関係なんだろう。
親子かな。違うか、あんまり似てない。
っていうかそもそも色が違うし。]

……い、や。平気。
あの、……あんたたちは、―――

[あれ。 女の子、話聞いてなさそう。
何か笑ってる。
結構可愛いな、――あれ?]

行くって、どこに……、

(95) 2014/07/04(Fri) 03時頃

【人】 ジラント

 気がついたら、ここにいたか……。
 どいつもこいつも似たような理由だな。

[もちろん、自分も含まれているわけだが。口を開こうとして、オリガの様子にそちらを見下ろした]

 どこに、行くってんだ?

[鼻を掠めるのは花の香りと羽根の産毛。オリガの姿が、消える]

(96) 2014/07/04(Fri) 03時頃

【人】 ジラント

 ――オリガ?

[見た笑みはやはり郷愁を誘う。
けれどそれを確かめるすべはもう失われた]

 ……消えたな。
 それで、あんたは誰だ。あの嬢ちゃんと同じなら、あんたも名も無き登場人物じゃあないんだろう?

[頭は冴えて、切り替えは早い。消えたオリガのことを不思議に思うのは後だ、と目の前の疑問へ先に取りかかる。

目映い、そう感じてしまったのはなぜか。
白い地面よりも壁よりも青空よりも、目に痛く、――似ている]

(97) 2014/07/04(Fri) 03時頃

【人】 ユーリー


  ぁ?

      え? あ?


[なに? なんで?
なんの手品ですか?マジかよ。>>93]

   ……、  うそだろ……

[白羽根を残してとか、なに?天使か?天使か何かなのか?]

(98) 2014/07/04(Fri) 03時頃

【人】 ジラント

[これは、夢だ。現実では無い。
そう思えば、羽が生えようが突然消えようが不思議では無い。

あるとすれば、個々に意識を持つ他の人物の存在そのものだ]

 ずいぶんと驚くな。
 夢だと認識していない、と言うことか。

[なら、オリガとは違い夢の一登場人物に過ぎないのか、そう意識が及ぶ。
少しばかり残念に思うのは、似ているからだ。
誰に似ているのか、思い出せないが、それがもう手に入らない誰かであることは、覚えている]

(99) 2014/07/04(Fri) 03時半頃

【人】 ユーリー


……っ、オ、オッサンなにそんな
落ち着いてるんだよ、女の子消えたぞ?!

[くっそ、なんだよなんかその落ち着き!
年の功とでも謂うのかよぼろぼろのくせに!
……ん?いや、っていうかそうか、夢なら不思議じゃない、……夢なら……?]

……、名前、あるし。
登場人物とか、ないから。

[眼光に負けてられるか。くそう。]

(100) 2014/07/04(Fri) 03時半頃

【人】 ミハイル

[サーシャと待ち合わせをしていて…その後、どうしていただろうか?
人がざわざわしていた場所から、まるで鼓膜が敗れたように一瞬でその音が消える。

どうにもその瞬間の覚えがない。ただ、脳裏にみみずくだかふくろうだか、遠くにほうほうないていたのはどこかに聞いた。

そして、気づいたらそこは絵に描いたような雪国…?だった]

(101) 2014/07/04(Fri) 03時半頃

【人】 ジラント

 ……夢というのは、そういうものだろう。
 何が起きるかわからない、何が起きても不思議じゃ無い。

 あいつ、オリガもここは夢だと言っていた。
 俺も、夢だと思っていたんだが……。

 おまえはそうじゃなさそうだな。

[名前があるらしい目の前の男。夢が覚めたら聞いた名も忘れてしまうのかも知れない。
ジラントはそこまで考えて、オリガは目覚めたのかも知れない、と思った。
であれば、もう会うことは無いのだろうか。
彼女に感じた既視感は今もどこかに燻っているのに]

(102) 2014/07/04(Fri) 03時半頃

【人】 ユーリー

夢の中のやつのくせに……っ

[白いし、気分が悪いし、なんだもう、悪夢か。
見下ろされてるこの感じ、覚えがあって、それがまた気分を逆撫でするんだから性質が悪い。なんだっていうんだ。]

ユーリィだ、
覚えとけよオッサン――、 ……って、ぁ?

[夢の中じゃ、ない?]

やめろよ、……不気味だろ、それ

[しまった声が弱い。
マジか。俺はイカれたとかなにかか?
ずっとだるい、けれども。いや、そんなはずは]

(103) 2014/07/04(Fri) 04時頃

【人】 ミハイル

…はい?

[頭が真っ白になった。視覚的にも真っ白だ。
雪国?と思ったけれど全然寒くない。
空の青さが目に眩しい。色のない世界。
一瞬、頭でも打って目がどうかしたのかとも思った。けれど…

既視感を覚えたのは、見る世界が初めてではないからだ]

……。俺、白って苦手なんだけどな……

[うろ覚えなのはどこでみたのかはっきりしないからだ。
夢と現実の間であれば、ここは淡雪の世界よう]

(104) 2014/07/04(Fri) 04時頃

【人】 ユーリー

ゆめ。だろ?

[どこの誰とも知らないオッサンに、俺は情けない声、出してる]

……夢なら醒めるだろ、
  ……さめる、  さめ、たら

[そうだ、俺眠くて。眠ろうと思って。
眠ったはずなのに、どうして俺は此処にいるんだ。]

   ……嫌、

[息、苦しい。醒めたくない。
眠れば全部忘れてたのに。

どうして、こんな]

(105) 2014/07/04(Fri) 04時頃

ミハイルは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 04時頃


【人】 ユーリー


眠らなくちゃ……  俺、


[ そうだよ。眠ったら総て忘れられるはずなのに。
背中に触れたのは壁だ。真っ白な壁。 ]

眠る、そうだ。
もう一回、眠れば、きっと……

[俺やばい人みたいだ。
でも、これも夢なら。
何も気にすることはないんだ。
…ないよな? 夢だよな?

誰かの足音、どこかで遠く聞こえた気がする。
幻聴かな。夢で幻聴とか、超笑える。>>104]

(106) 2014/07/04(Fri) 04時頃

【人】 ジラント

 ん? なんだお前も夢の中だと認識はしているのか。
 ユーリィか。おっさんを否定するつもりは無いが、俺にはジラントという名前がある。

 それ以外、思い出せないが。

[不気味だというユーリィの声音はジラントの耳に小さく聞こえた。
それには、同意していて頷くように眼が一度伏せられる]

 夢は理想だと、さっきの女が言った。
 夢には願望が表れる、と偉い学者が言ったんだっけか。

 だが、どう見てもここは願望の世界には見えないな。

[それぞれに意志を持った登場人物。
自分にとってオリガやユーリィの位置は、彼らにとっての自分。

オリガに対する郷愁も、ユーリィに対する目映さも、同じ誰かを思い起こさせる]

(107) 2014/07/04(Fri) 04時頃

【独】 ユーリー

/*
睡眠薬で昏睡状態みたいなかんじかな。

(-14) 2014/07/04(Fri) 04時頃

【人】 ジラント

 夢だと、思ってはいるが……ユーリィ?

[目の前のユーリィの様子が変だと気づいた。
力をなくしていく声は、まるで子供のような]

 嫌?
 夢の中に、いたいのか?

[夢の中で、眠る。それはつもり目覚めると言うことでは無いのか。
目覚めたら、目覚めてしまったら自分は]

 おい、大丈夫か。

[今にも崩れ落ちそうなユーリィへと手を伸ばす。
果たして触れられるのかわからなかったが。同じ夢なら大丈夫だと思う。

聞こえてくるのは第三者の声、新しい登場人物。知らない声は深く胸に刺さる]

(108) 2014/07/04(Fri) 04時半頃

ジラントは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 04時半頃


【人】 ミハイル

[白い屋敷の中。目がチカチカする。
俗にいう色盲というのはこういうことをいうのだろうか。
いや、これは夢の中の筈だから…というか、そも現実でこんな真っ白な世界なんてありえない。
自然界に「純白」という色はないのだから、
ここは人の創ったもの…夢であれ、現実であれ。であるのは絶対な筈だ]

…おや?

[人が見える。>>106>>108はて、今までの既視感が更に強く脳裏に響く
今まで、こういうモブのようなものに話しかけたことはないのだが]

(109) 2014/07/04(Fri) 04時半頃

【人】 ミハイル

もしもしそこな人。
アンタ達は生きてるのかい?
それともこの世界の置物?

[一人は具合悪そう?だ。もう一人はそうでもないらしい。
2つとも既視感覚える姿なのはどうしてだろうか。
やはりこの世界は不思議だ。
ありえないのに、どこかで見たことがある

ふくろうの笑う声が聞こえそうな気がした]

(110) 2014/07/04(Fri) 04時半頃

【人】 ジラント

 気分でも悪いのか?

[ユーリィに声をかけながら、その腕を取れたら支えて。
けれどその顔から視線をそらす]

 あんた、も他のやつと同じか。
 いや、……ここにいる奴らみんな、似たもの同士って事か。

[聞こえた声>>109に問いかけた。その声は、そこに含まれる響きは、聞いたことがある。知らない声のはずなのに、だ。

夢だからでは納得できない事象。

目の前の彼らから感じるそれは、他の誰かへの思いと似ている。
それがいつのことなのか誰のことなのか、今のジラントには思い出せないが]

(111) 2014/07/04(Fri) 04時半頃

ミハイルは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 05時頃


【人】 ジラント

 生きている、というのをどう捉えるかにも寄るが……少なくとも置きもんじゃ無い。
 だが、この世界は夢だと思っている。

 ……夢を共有するなんて、出来るのか知らんが。

[尋ねてくる声に耳を塞ぎたくなるような感覚がある。
聞きたくない、聞きたい。

どこからか、バサリと羽根の舞う音が聞こえた気がした。
オリガのものでは無く、もっと違う、それが梟だとは目に見えるまでは気づかない]

 俺はジラント。あんたは?

[その羽音が思考を冷静にさせる。ジラントは、現れた男に名を*問うた*]

(112) 2014/07/04(Fri) 05時頃

ジラントは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 05時頃


【人】 ミハイル

他のやつと同じ…っていうか、
他にも人がいるわけ?

[具合悪そうな、明るい髪色の人物に手を貸すのはきっと目の前の人だろう。
けれど起き上がれないようなら勿論手伝う]

ミハエルだ。どうにも、あんたちも夢の人というにははっきりしてるね。
ここはあんたたちの夢なのかな。

俺の夢なら、もっと沢山の色があってほしいもんだ。
ふくろうも、嫌いなんだ。

[りんごを切った顔が何となく似てる。
りんごは嫌いだった。全然関係のない話]

(113) 2014/07/04(Fri) 05時頃

【人】 ミハイル

[ジラント、という名を口の中で反証し、声にしようとして一度目を少しばかり見開く。

ジラントという人物の服は通常着衣できる状態には見えなかったし
もう一人も夢遊病?のような姿にも見えたから。

けれどやはり既視感、それも何かの執着にもにた感覚であることは自覚はせずともこびりつく*]

(114) 2014/07/04(Fri) 05時頃

【人】 キリル

[考え込む様子をニヤニヤ眺めていたけれど、建物からの問いかけに自分も考え込んでしまう。]

おかしいな……なんだろう。霧の中みたい。
……確かにここじゃないのに、考えるともやもやする……

[首を傾げながら、とぼとぼと歩いていきました。]

(115) 2014/07/04(Fri) 05時半頃

【人】 ゼノビア

[――あなたも、迷子ですか?(>>79)
声に振り向けば、紳士のような人がいて。]

 ……そうですね。

[その人があまりに綺麗に笑うから、
――――――――しくり、と痛むのはどこ?]

 私も、迷子です。

[じっと見上げたままそう答えた。
ふ、と笑んでみせたのは、その一拍あと。

しらない人。
初めてあう人。
それなのに、記憶をたぐろうとしいたから。]

(116) 2014/07/04(Fri) 07時半頃

【人】 ゼノビア

 うらやましい……?

[きょとんとして、紳士をを見上げた。

きちんとした身なり。
指は何かを求めて襟へと伸びたらしく、
そこでふと、何かが足りないことに気づく。

あぁ、タイがないのだ。
それなのに、きっちりとボタンが留まっているから。]

 ……貴方にとって、ここは居心地は悪いですか?

[とけ込むようなモノトーン。
自分はどうなのだろう。
居心地はいいのか、わるいのか。
それすらも、なんだか遠く感じてわからない。
ただ、ざわつくものがある。]

(117) 2014/07/04(Fri) 07時半頃

【人】 ゼノビア

[誘われるまま、
白の中の、唯一の建造物へと歩む。]

 ……―――ゼノビア。

[ぽつり、こぼす。]

 私の名前です。

[ここは夢かもしれないのに、
どこの誰とも知らぬ男に自己紹介なんて。

ただ、既視感を覚えたこの人に、名を呼んでほしいと
*思ってしまったのかもしれない*]

(118) 2014/07/04(Fri) 07時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 08時頃


【人】 ミハイル

とりあえず…そのにーさんそのまんまじゃ辛いんじゃないのかい

[頭を向ける先は白い建物。
遠くのような、近くのような、妙な見え方がするのはきっとこの世界に視界を遮るようなものが全くない…360度地平線だからだ]

あっちで誰かいたら呼んでこようか。
自力で来れるならそれでもいい。

ジラントがいれば大丈夫だろ

[ここが夢なら、他にも人がいた…はずだ。
あのふくろうを捕まえたら、飼い主でも見つかるかもしれない。
そんな考えで、白い屋敷へと*]

(119) 2014/07/04(Fri) 09時頃

【人】 ユーリー

―白い外で―

……か、関係ないだろ
眠れば治るんだ、いつもそうだったし、だったら今も。

[>>111 腕、掴まれた。

妙なフラッシュバック来そうだ、やめろって。
離れよう、離れたい。でも、]

っ、……

[>>110 追い打ちか!登場人物多すぎだろこの夢。
ゆめ?夢だよな?夢であってくれよ。]

ぃ、生きてる…!誰が置き物だッ

[うおやばい、俺めっちゃ感じ悪いんじゃないか正直なんかそれどころじゃないけど。]

(120) 2014/07/04(Fri) 11時頃

【独】 ユーリー

/*

一人称ト書きにしたらめっちゃ頭悪そうな青年になったねこれね苦情はいくらでも受け付けますねええええええええええ難しいな一人称ト書き

(-15) 2014/07/04(Fri) 11時頃

【人】 ユーリー

[ミハエル、っていうらしい奴も手を貸してくれる。
その時ふと、においが気になった。>>113匂い。やな感じとかそういうのじゃない、似てる、ぎくりとして体が強張った。変なところでリアリティなくてもいいんだってば]

……、

   やめろよそういう言い方、
   不安になるだろ……

なんか、……
 実は俺が人間じゃなくてそう思い込んでるだけの夢の中の存在とか、……そんな……


[バッドトリップか。思考が飛躍してる。
薬、飲み過ぎたんだろうか。
見おぼえがないくせに感情がざわつく。
この2人も、さっきの金髪も、笑ってた銀髪も、消えた女の子も。]

(121) 2014/07/04(Fri) 11時頃

【人】 ユーリー


……  平気、だし

[>>119 目を逸らした先も白い砂。
白ばっかりで頭がおかしくなりそうだ。

ポケット、ポケットの中に―ーない。
いつもなら、
錠剤、入れてあるのに。

服が違うんだから当然か。
夢の中なんだったら、もっと自由にさせてほしい。
目が覚めたときの絶望感とか、無いように。]

(122) 2014/07/04(Fri) 11時半頃

【人】 ユーリー

[自分の頬をつねってみた。
 ……おい、痛いじゃないか、クソ。今の無し、ノーカンにしたい。]


……、ああもう、なんなんだよ……


[何処からか梟の羽音が聞こえた気がする。
見上げた先、青に染まらない梟が、屋敷に向かって降り立った――ような、気がする]

 あんたら、いくの

[どうしよう。
とんでもない場所で迷子になった気分だ。
独り、独りは……あんまり得意じゃないし。]

(123) 2014/07/04(Fri) 12時頃

【人】 ジラント

 他のやつ、つまりはこいつとか、それからさっき消えたが女もいた。
 あんたにとっちゃ俺たちは他のやつ、だろう。

[ユーリィの腕をつかみ、引き上げようとして、痛みが走るのは残る傷跡の部分だ。
ミハエルの腕が伸びて同じようにユーリを支える。

その当人からは抗議のようなものが聞こえたが意に介さず]

 俺の夢でも、こんな真っ白なのは見たこと無いな。
 だが、空の色やこいつの髪を見れば、モノクロでも無いらしい。

 つまり、この地面も建物も、色がついてないわけじゃ無く、白い色がついてるって事だ。
 たくさんの色が欲しいのは同意するが。

[梟が嫌い、と言う言葉に、空を見上げた、どこかから聞こえた羽音はそれか、と]

(124) 2014/07/04(Fri) 12時頃

【削除】 ユーリー

[……なら、行くしかないじゃないか。


往生際悪く頬を抓りながら
白い屋敷の窓を見上げた。

屋敷の入り口って、どこだろう?**]

2014/07/04(Fri) 12時頃

【独】 ユーリー

/*
おや

(-16) 2014/07/04(Fri) 12時頃

【人】 ジラント

 ん、ああ……おい、眠ってた方がいいなら、建物の中で眠れや。
 この砂の上で眠って起きたときに鼻ん中真っ白になっても知らんぞ。

[ミハエルの言葉に支えた先のユーリィを見る。
夢の中の存在。その言葉にどきりとしたが首を振った]

 夢の中だけの存在に、名前はいらん。
 名前があるって事は、ここ以外にも居場所があって、誰かに名前をつけてもらったってこったろ。

 ほら、しっかり立て。

[まるでジラント自身にも言い聞かせるような言葉だ。ユーリィが凭れた壁、その建物も白い。さっき見かけた金の髪は、未だ中にいるのだろうか。
ミハエルが歩き出せば、平気だというユーリィから腕を離す。
頬を抓る様子が可笑しい。
顔には出さないが、行くのかと言われて頷きも首を振ることもせず、ユーリィを見た]

 お前は行かないのか。
 それとも、さっきの嬢ちゃんのように消えるか?

(125) 2014/07/04(Fri) 12時頃

【独】 ジラント

/*
やばいジラントさんユーリィかまいたそうだ!(しかたない

(-17) 2014/07/04(Fri) 12時頃

ユーリーは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 12時頃


【独】 ジラント

/*
と言うかPCの年齢層が若くて。
このおっさんが恋心を抱くにはちょっと昔の記憶を掘り起こすという形になるわけですよ!

なので、若い頃に愛した女を忘れられない男、と言う形がいいのかなとか。

オリガ→愛した娘の若い頃に似てる(幼なじみとかいいね!
ユーリィ→単に顔が似てるもしくは目の色が同じ
ミハイル→喋るアクセントだとか響きだとかが似てる。(声の高さは違う
ベルナルト→金の髪が同じ(長さとか。オリガと似た感じや
ゼノビア、キリル、ダニールとかまだ何も考えてません

(-18) 2014/07/04(Fri) 12時頃

ジラントは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 12時頃


【人】 ミハイル

あー、大丈夫なの。
一応人とかいるならあのまっちろりんなお屋敷じゃないのかい。

…この景色とか…あんたらとか…
どっかでみたことあるんだけどさ、
どっかで俺とあったことない?
あ、ナンパではないよ一応。

[なんかよわっちぃ感じのお兄さんも、
それを引っ張り揚げるオッサンも、どこか知っているのだ]

(126) 2014/07/04(Fri) 12時半頃

ミハイルは、歩く足元は砂が波紋のように広がる

2014/07/04(Fri) 12時半頃


【人】 ミハイル

[さて二人はどう屋敷にたどり着いただろう。
後ろを向いて、問題ないだろうと判断してから自分は先にお屋敷に失礼した。

何故色々確かめなかったか?
その扉には人が使っただろう痕跡が全くなかったからだ。
言ってしまえば実物大の飾り物というべきか
ドールハウスというべきか]

どこかの雪祭りかっつーの。

[冷たい色と表情のないその作りはどこかで見た「雪祭り」というイベントに似ている]

(127) 2014/07/04(Fri) 12時半頃

【人】 ダニール

[>>116 遅れて来た微笑、言葉のリズム。
この違和感に満ちた世界には穏やかで心地よい。
けれど――>>117

きょとんとこちらを見る気配、
吐き出された羨望に決して気づかないだろうその眼差しが、
己の指を襟元に追いやったのだ。

追い討ちをかける問いかけに、
纏わりつくざわつきにゆるく首を振る]

そうですね、
あまり居心地はよくないかもしれません。
白は、私には容易に触れ難い色です。

――それに、眩しすぎて目をそらしたいような気分になりませんか?

[白は苛烈な色だ、他色の介入がなければ尚更。
また波打つようにざわついたのは、己の意識の深い場所]

(128) 2014/07/04(Fri) 12時半頃

【人】 ダニール

[飲み込まれる足音、遠い羽ばたき。
唐突に、こぼされた名前の響き、Zの発音。
それを真似るように、名をなぞる]

ゼノビア、

[女性の名前だ、そうして捕らえた色から、
ようやく彼女自身を見やる、戦士の女王の名を抱くには随分と儚い]

ああ、私の名は、ダニールです。
……不思議ですね、名乗る必要がないような、
一瞬だけそんな気がして。

あなたが私の名を、呼んでくれるような。

[――飲み下すことのできないような、苦い塊が、胸にある。
きっとその要因はここにはない、と知っているのに、どうしてか]

(129) 2014/07/04(Fri) 12時半頃

【人】 ダニール

[屋敷にたどり着けば、
ゼノビアに先立ってその扉に手をかける]

ここは、何なのでしょうね。
私は、きっと夢だと思っていましたが、
もしかしたら。

[思い浮かぶのは、色のないカレイドスコープ、
生の間際に見ると、言われているような]

ゼノビア、
……あなたは私の死神ですか?

[振り向いて問いかけだけが残される。
一歩を扉の先に踏み出せば、
男の姿は断線されたように唐突に掻き消えた]

(130) 2014/07/04(Fri) 12時半頃

ダニールは、しんと静まった静寂の中で、耳に届いたのは男の声音

2014/07/04(Fri) 12時半頃


【人】 ダニール

……雪祭り?

[見渡す、室内の白。
空の色もなければ紛れもなく白に埋め尽くされて、
それはあの雪の静寂と圧迫感を思い出させた。

すべてを白に塗りこめて行く、
圧倒的な存在感、それは――。

ああ、また酷く締め付けられるような感覚、
いっそ、ボタンをひとつ、外してしまおうか。
襟元に指を伸ばしながら、視線は無意識に声の行方を追う。

>>127 見出せば小さな会釈をひとつ、
その色は完璧な白の中できっと探すまでもない]

(131) 2014/07/04(Fri) 12時半頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 13時頃


【人】 ユーリー

―白い屋敷へ―

……消えるかよ。
そんな器用じゃない。俺。

[>>125 振り返りもせず聞いてきやがった。
背中を向けられるのは拒絶めいていて、好きじゃない。
それは誰かのところへ行ってしまう合図だろうって、俺は思っているからなんだけど。]

……ナンパとか思ってないし
知らない、はじめまして   ……だろ?

[>>126 こいつ変なやつだ。
モテそうなのに勿体ない。]

(132) 2014/07/04(Fri) 13時頃

【独】 ダニール

/*
一応職業は議員秘書で
片思い先は議員先生を想定。

薔薇じゃなくて憬れです、嫉妬と憧憬の入り混じって尚、あなたのためなら死ねるが勝つようなかたおもい。

片思いだけど片恋といえるのかは微妙。

実らないほうがいいので、魔女希望しようかな、と思いつつ。そこまで決定済みのは悪い気がするので、おまかせに……。

(-19) 2014/07/04(Fri) 13時頃

【人】 ミハイル

[何もない空間は声をさえぎる術もなく
空気は声を鮮明に届ける。

山彦が疑問系で返ってきた方向へ
ふと頭を向けるとまた先ほどとは知らぬ人の姿。

黒はこの世界と唯一相容れる色ではなかろうか]

ダ……いや、誰、あんた。

[また既視感と…別の何か]

(133) 2014/07/04(Fri) 13時頃

【人】 ダニール

私は、私です。

[>>133 似たようで異なる色がそこにある。
誰との問いかけにそんな答え方をしてしまった。
湧き上がったのは、どこか不満めいた理不尽さ]

いえ、……失礼しました。
私の名はダニールです。

[視線の先の男を前に、
ボタンをはずそうとした指はするりと落ちる]

どうしてあなたが私の名を知らないのか、
……なぜか不満のようなものを覚えてしまいました、
私だってあなたをどう呼ぶべきか、知らないのに。

[少しの濃淡もない黒い眼差しは、
己の心の不和の原因を探るように、男を見つめた]

(134) 2014/07/04(Fri) 13時頃

【人】 ミハイル

[その名を聞いて、喉にあった痞えが取れた気がした。
そうだ、彼を知っている。
いや誰かに似ているからか?気落ち悪い感覚は抜け切らない]

なンだよ。

[その視線がなんとなく気に食わないか…他の何かで
誰かにするようにその眉間に一発、デコピンでもしてやろうと手を伸ばす]

(135) 2014/07/04(Fri) 13時頃

【人】 ジラント

 会ったことは無いな。たぶん、だが。

[どこかで見たことがある、それと同じようなものが、ジラント自身にもあったことだ]

 それに、男にナンパされるとか思ってねぇから心配するな。

[ユーリィに背を向けて歩き出そうとすれば、器用じゃ無いという声が聞こえる。
その顔を長く見ていれば思い出しそうなものがある、けれど今の自分にはそうすることが出来ない。
フラッシュバックするのは、いつかとは違う過去のどこかだ。

声だけであれば、  と混同せずに済む]

 早く来ないと、おいていくぞ。

[背後に声をかけて、ミハエルの後を追った]

(136) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 ユーリー

―屋敷の中―

……っ、

[くそ、オッサンめ余裕ぶっこきやがって。
わざと足音を立てて後ろに続いた。素足だからいまいちいい音がしない。>>136 
ギブミーブーツ。アレお気に入りだったのに。褒められたし。
往生際悪く頬を抓りながら屋敷の戸をくぐる。]


……げっ


[圧倒的白。
前後左右の間隔が危うくなりそうだ。
誰だこの部屋デザインした奴、色彩感覚を疑う。挿し色とかいう概念あるじゃんか、なあ?]

ないわー……。

[他に何かないだろうか、なんて見上げてみたら天窓が見つかった採光用かな。無駄にモダン。ちゃんと色がついてたら結構いいマンションっぽいのに勿体ない。]

(137) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【独】 ユーリー

/*
血のつながった
お兄さんに惚れてたみたいにしようとしたら
この男性比率

知ってた!!!!!!!!!!!!!

(-20) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 ダニール

[>>135 反射的に零れたのは]

……なんですか。

[己にそぐわぬ挑発的な言葉だ。
喧嘩を売っている、というよりは、
非常に認めがたい感覚ではあるが、
つまり簡単に言うと――拗ねたような]

私はあなたの名前を尋ねて――、……ッ、

[伸びてきた指先、反応は少々鈍かった。
迫る気配にびくりとして、ぎゅっと両目を閉ざす]

(138) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 ミハイル

[はて。これは。
なんだろう?なんで初対面…だと思う相手に。
でもってあっちも同じ感覚の様子。

「初対面」そんな単語に、デコピンは一時停止した]

あ。

[…つもりだが勢い余って一発クリティカル。
かました後に「初対面」という言葉の違和感と既視感がまた去来する]

おオア、悪い、すまない
痛くないよなよし痛くない

(139) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【独】 ユーリー

/*
すねっこ

(-21) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 ジラント

[たどり着いた屋敷、もう一つの姿>>118には気づかぬまま。

ついてくる足音を聞きながら、扉をくぐればそこもまた白い世界だった]

 ……この中も、白か。胸焼けしてきそうだな。

[呻く声が後ろからする。
屋敷の中には、ミハエルと、それから黒い髪の男。丁度ミハエルが男へ腕を伸ばしたのが見えた]

 その様子からすると、あんたもここを知っているわけではなさそうだ。

[遠目に見えた金の色は、この中にあるのだろうか。視線がそれを探す]

(140) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

「ほう」

[集まる人々を感じて梟は頭をあげる。
動かない球体人形の膝元に蹲ったまま、
また一声]

「ほう」

[人形に散らばる白い花はその年月を誰にも伝えない]

(141) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 ジラント

[けれど白い部屋の中に、こぼれる色は天窓にある青と動くそれぞれの色だけ。
扉を一つ一つ開けていけば、あの色があるのか――]

 あ?

[弾くような音がした。視線を向かい合った二人の方へずらすとミハエルが額を弾いたらしい。
なんだ知っている顔なのか、とも思ったがそうでもないのか、それとも。

そこに立つ男に去来するものは未だ無い。
ないが、3――否、4人も続けば次もかと身構えてしまうところもあり扉の一つを空けようとそちらへ足を向けた]

(142) 2014/07/04(Fri) 13時半頃

マフテからの伝書は、飛び立ち、でこぴんの現場の近くで人々をみる「ほうほう」

2014/07/04(Fri) 13時半頃


【人】 ダニール

[よけるとか、遮るとか。
出来なかったのは単純に反射神経の鈍さのせい、
――だけではなかったような。
疑問を感じたところで体はすでに、デコピン受け入れ態勢だったので、どうしようもない、が]

っ、?!

[身構えた予想以上の衝撃に、
両手で額押さえた、呻いて沈みかけたところを、
かろうじて踏みとどまって、若干涙目が見やる]

いえ、普通に、痛いです。
そんな風にあやしてもだめです。
額が割れました、責任をとって貰うので、

……名前、を。

[真顔のままで、大分話を盛った。
実際にその名が出てこないのはひどくもどかしくて、
かといって何度も聞くのは恥ずかしく、そんな言い訳を]

(143) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 ユーリー

―屋敷:採光窓のある部屋―

[反響して話し声。
どうにもこの白に圧倒されて
動く気になれない。
かといって座り込むのは格好悪いし。]


 …… ん ……?


[白い中に、大の大人でも何人か座れそうなソファがある。

ああこれなら丁度いい、
ここで、
ここなら、眠れるかも。
そしたら、また、夢も見ないで、一時でも忘れられるかもしれない。
誰も彼も初めての筈なのに、ぎしぎしと内側から引っ掻くみたいな痛みをゆり起してきて正直しんどい。やめてくれよ、お願いだから]

(144) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 ダニール

[まるで何か頷くような、梟の声]

あ、……

[振り返れば人の気配と、羽音と、鳴き声。
あらゆる意味で気恥ずかしい光景は、
どうやら目撃されていたようだ。

湧き上がる羞恥に口元押さえ視線を伏せるしかない]

いえ、これは。

[>>142 去りかけの男の背に言い訳をしたい衝動に駆られる。何を言い募ろうというのか、さっぱりであるというのに]

(145) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 ユーリー

[ソファは程よく沈んで俺の体を受け止める。
これ俺の部屋に在るソファよりよほどいいやつっぽい超ムカつく。


そのまま肘掛の方に上半身を倒すと
世界が横向きになった。
猫っ毛だから寝癖もつくまい。
あいつら何処行ったんだろう、
気にはなるけど追いかけたらまたぎしぎし引っ掻かれるみたいな気持ち思い出すし眼を閉じてしまえ。

   アレがあったら、
   すぐに意識を手放せるのに。

ぼんやりとまどろみ未満の意識の中、ほーほう、と梟の声がした気がする。>>141**]

(146) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【独】 ユーリー

/*

片恋は物理的めいた痛みを伴うもの 
という俺の性質

(-22) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 ミハイル

(…うわぁ…どんくせぇ…)

[あぁ、似てる。誰だ。誰だっけ…
なんか変な言い回しも、だ]

名前聞きたきゃ素直に教えてくださいとかいえないの。

[さっきかれはまるで自分を知っているかのような口ぶりだったのに]

割れた額にヒヤシンスが咲かないうちには教えてやるよ

[なんとなく面白い様子にはぐらかした
思い出してみろといわんばかりだ

自分は初対面だと断言できるのだが]

(147) 2014/07/04(Fri) 14時頃

ユーリーは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 14時頃


【人】 ジラント

[降ってくるの梟の鳴き声。昼間から良く鳴くものだ、と声の方を見る]

 お前に聞いても、わからんか。
 ――……これは?

[かかった声は自分に向けられたのだと、なぜか思えて黒い髪の男を振り返る。
額が赤くなっているのが見える。
開けようとした扉からは離れて]

 二人が知り合いかと思ったが、違うのか?
 まさか初対面の相手にデコピンなんざしないだろう。

[二人の方へと歩く。視界に大きめのソファが映った。
ユーリィの姿も同じく。ゆっくりと座りたい気持ちにもなるのだが]

(148) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[喜劇の一幕を見ていたけれど、
ふとお気に入りのソファに人の気配。
その場に羽を数枚撒き散らし、
そのソファに飛んでいく]

「ほう」
「ほうほう」

[くい、とその服の裾を引く。
頭の近くに降り立って]

(149) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【独】 ジラント

/*
ユーリー別部屋に気づいたけど削除間に合わなかったですー。なんとかしよう

(-23) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 ミハイル

えーと…知り合い…うん、そうかも…ちうか…
今俺頭が残念なことになってるわけでね…

頭打ったかな。
初対面かどうかっていわれるとさ、
あんたやあのおにーさんもそういう感じはしないのよ。

なんだろうねぇ。夢なら夢でいいんだけどさ。

(150) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 ダニール

[認識する自分自身は、素直で真面目な性分だったと思う、
しかしどうしてか、この男の言葉に素直に頷くのは憚られた。素直さを拒む、というのではなくて]

名前を尋ねていると、
ちゃんとわかっているのなら、
……教えてくれてもよいでしょう?

[わかっていてはぐらかされる、そのもどかしさ、
けれどそれがひとつのコミュニケーションのようなものであり、
それはそれで、――くすぐったいどこか覚えのあるような心地よさを感じるからだ]

私がヒアキュントスなら、あなたはアポロンですか?

[噴き出すような笑みは少々失礼かもしれないが、
目の前の男も自分も到底そんなものにはなぞらえがたくて]

名乗ってくださらないのなら、
アポロンと呼んでしまいますよ?

[――口に出してから、これは呼ぶほうも恥ずかしいと思ったりはした]

(151) 2014/07/04(Fri) 14時頃

【人】 オリガ

―現実―

………ゆ、め。

[机に伏せていた身を起こした娘は、正面の鏡に写った己の姿に瞬いた。

 恐る恐る触れた髪は濃い金の色。
 サファイアの瞳は、肌に刻まれた刺青を映す。]


ゆ  め。


[真白な場所だった。空だけが青という色を持っていた。]

(152) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 ダニール

[振り返った男の姿は、
シャツの破れた姿と裏腹にとても堂々として見える。
ひとつとして、後ろ暗いところのないような、
自然己の背筋も伸びた]

……初対面、かはわかりませんが。
あなた方を知っているような、気もします。

[>>148>>150 男と同じような言葉を添える]

夢、にしては痛みが明確ですね。
……夢に似ているけど、夢ではないのかも、しれません。

[モノトーンの彼女へ向けてしまった、
問いかけをひとつ、思い出す]

(153) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 オリガ

 ジ………ラ?

[誰かに会っていたのに。
 誰か、男の人に。ふたり。
 思い出そうとして目を瞑る。]


 ………

(154) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 オリガ

[―――オリガ。オリガ。花冠のオリガ。

 早く出てきておくれ。
 早く姿を見せておくれ。]


は、い。


[娘の名を呼ぶ声に、ゆっくりと金の睫毛を震わせて目蓋を上げる。
 鏡の向こう、椅子に置かれた白の花束。

 誰かの名前を、聞いたはずなのに。
 誰の名前も、思い出せなかった。*]

(155) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 14時半頃


【人】 ジラント

 ……面倒くさいことになってるな……。
 それを言うなら、俺も似たようなものを、今までここであった奴らに感じている。

 初対面だと、はっきりわかるのにな。
 夢の中で、知り合いだと思って話しているのに実は全然知らないやつだとか、そんな感じか。

[厄介なのは、ジラントにとって既視感が知り合いに感じるものとは別だからだ]

 ……んな舌かみそうな名前呼ぶのも面倒だな。

[黒髪の男が名乗った仮名にぼやくような言葉]

 そいつはアポロンなんて名前で呼んでくれても俺はかまわんが、俺の方はジラントって名前がある。

[自分の名を名乗り、知っているような気がする、と言う言葉に視線を床へと向けた。やはり、皆そうなのか、と]

 考えてもわからんものは、悩むだけ無駄だ。
 夢だろうが夢で無かろうが、ここに建物があって人がいる、なら、ここにいるしか無いんだろ。

 目が醒めるまで。

(156) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 ミハイル

[流石に鳥肌が全身全力疾走]

えー、あー、ミハエル…。

[妙にぐったりした。
初対面で感じるぐったりさじゃないはずだ]

まぁ今後ともよしなに、ですかね。
でもってさ。ここどこだか知ってる?

[一番根本的なことを聞いてみた
なんか恥ずかしい答えがまた返ってこないか期待も込めて]

(157) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 オリガ

―白い世界の、建物の外で―

[顔を覆っていた両手が力なく膝の上に落ちる。
 床の上に座っていた――なのに。

 今は白い砂の上に居た。]


 …………


[のろのろと顔を上げる。頬を濡らすのは涙。
 いつから泣いていたのだろう。
 どうして泣いていたのだろう。

 目の縁の赤も、今は色を消していた。]

(158) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 ダニール

私はさすがにヒアキュントスと呼ばれるのは、ごめんですよ。
ダニール、です。

[>>156 舌を噛みそうな名前に苦笑する、
あまた想いを寄せられて死んだ神話の青年、
自分とは間逆の存在のような――]

……ジラント、

[口調は決断力のある強さを感じさせる。
それは苛烈な白の記憶を、揺さぶった。
襟元に手を伸ばす、息苦しさに緩めたくても緩められない。
タイはそこにはないのだから]

……目は醒めるのですかね。
わたしは、ひとつ疑念を抱いているのです。

(159) 2014/07/04(Fri) 14時半頃

【人】 球体関節人形 イグナチウス

―曲線の部屋>>141

[梟は訪れる者たちをつぶさに見ておりました。
動けぬ人形の目の代わりになろうとしていると表現すればそれは少々詩的に過ぎるものでございませう。
梟には梟の都合もございます。
マア、白い世界では何が起きても不思議ではございませぬゆえ。
たとえばそう、長き時を経れば白き花も朽ちて茶けた無残を晒すのでございましょうが、このお人形の足もとに散らばる花々はどうにも永遠とやはりそこにあるようでございました。]

(160) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ダニール

……ミハイル?

[口にされた名前は己の耳にはそう届いた、
さしてかわらぬ発音の小さな違い、にすぎぬだろうけれど。
疲れの滲むうめきには、小さく笑った。
――それはまだ、心穏やかだった頃の、記憶に似て。]

ここは、……そうですね。
地獄にしては、何もなさ過ぎる。
煉獄くらいなら、そうだといわれても頷けますね。

[こんなにも何もかもがあやふやで、
こんなにも何もかもが狂おしい白に溢れて、
そのまばゆさに目蓋を閉ざす]

(161) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 球体関節人形 イグナチウス

[館も賑わしくなってまいりました。
曲線の部屋にも、響いてくる音がございます。



動かぬはずの人形がほんの少し首を擡げたやうでありました。**]

(162) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 オリガ

[肩まであった髪は短くなっていた。
 ざんばらとした毛先がはみ出す帽子の鍔が、顔に影を落とす。

 涙だけではない、濡れた体に襤褸を纏う。]


 ………さ、


[寒い、のに。空の青さは異様で。]

(163) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ゼノビア

―白い世界の外―

[問いの答え(>>128)。
瞬き、馳せるのは元いた場所。]

 触れがたい いろ。

[目の前の彼を見ているようで見ていない瞳。
目をそらしたくなる、と言われれば意識の水底を
そっとかきなでられるような心地がして。]

 そうですね。
 これだけ真白な世界――まるで光の中にいるみたい。

[自信にとって、触れがたいのは、色ではなく光。]

(164) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ゼノビア

[名の交わし。
耳に届く、我が名を紡ぐ音。]

 ――、 …ありがとう。

[吐く息は苦しげに、けれどそれもほんの刹那のこと。]

 いきなり礼を言うなど、変、ですよね。
 ダニール、さん。

 名は、唯一私が私でいられるもの。
 なぜでしょう、あなたに名乗りたくなったのです。

 ………似ている、からかもしれません。

[誰に。どこが。問われてもそれは答えない。]

(165) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ゼノビア

 死神、ですか?
 ……どうでしょう、自分でもわかりません。
 でも――そうだとしたら、貴女は私を怖がりますか?


 これが夢なら、
 この扉はどこに続くのでしょうね。

[同じ扉をくぐれるのだろうか――どこに繋がるのか。
扉からかききえた男の背に続くように一歩、
歩もうとしたとき。

ぐらり、白が溶けて――くぐることなく*消えた*]

(166) 2014/07/04(Fri) 15時頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 15時頃


ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 15時頃


【人】 ジラント

 目が醒めた先が、元いた場所かどうかは知らんがな。
 これが現実なら、いつの間に俺はここに連れてこられた?
 この白いだけの世界はどこに存在する?
 ……考えても埒があかねぇだろう。

[ダニール、名前を口の中で反芻して背を向けた。
先ほど開けようとしていた扉、では無くユーリィが消えた扉の方へ。
ソファがあった、なら身体を休める場所が欲しい、ただそれだけのことだったが]

 梟か。

[天窓のついた部屋にソファが置いてある。
その、柔らかそうな色の髪の側、一羽の梟がいた]

 ……お前はここのことを知っているのか。

[眠っているらしいユーリィを起こさないようにトーンの低い声をかける]

(167) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 オリガ

[ほう、と。梟の鳴き声が聞こえた気がして。

 娘は建物の方へと視線を向ける。
 人が住んでいるのなら、タオルや毛布を借りられるかも知れない。
 何か、食事を分けて貰えるかも知れない。]


 ――っ!

[立ち上がりかけた身が、崩れた。
 脚の痛みに拳を握り、背を震わせ、唇を噛んで悲鳴を堪える。]

(168) 2014/07/04(Fri) 15時頃

オリガは、人の姿が見えたなら、助けを求められるのに。

2014/07/04(Fri) 15時頃


【秘】 ジラント → 伝書梟 マフテからの伝書

/*
メモにて問うかと思ったんだがこちらで。
村建て様>ところで、情報欄性表現禁止になっているんだが、言葉も使わず行動も取れずなかなかハードルが高いなって戦慄している

(-24) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【独】 オリガ

/*
3人オンだと分かってるけど、入り込めないチキンです。

だったら、人形さんのところに行こうかな?
様子見て、移動しよう。

2歳程年食ってるのは――こぅ、衝動的に。

(-25) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ミハイル

何もないのもそれなりにつらいと思うんだよね俺は。

ホントウに…何も、ない。

[どこかの首を落とされた王妃は、「退屈が恐ろしい」といっていた。

極楽浄土には何もないと知った人は
「地獄には何があるのだろう」と呟いたらしい]

夢なら醒めてほしいもんだ。
嫌いなものばかりなんだ。
あの梟も。それに…

[あんたたちも。好悪というより、つかえた何かにいらっとする]

(169) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ダニール

[>>167 またすぐに扉に向けられた背中、
存在しないタイに触れていた指が、そちらへと伸びかけて落ちる。
さして言葉も交わすことなく、去られてしまった。
――その背が無性に、こころを波立たせて]

私は、どうしたのでしょうね。
……ここが本当に煉獄なら、もう死んでいるはずだ。
死んでいるのなら、もう死ぬことはない。
夢の中なら、醒めてくれるかもしれない。

[彼に感じた穏やかな心持も、
結局は望みの絶えたくるしさに帰結するのだ。
それはもう得られぬ失われたものだと知っているから。
>>169 何もない、最初から何もないことは苦痛ではないはずだ。
失われるから、苦痛がある]

(170) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[上からの問いかけに、ふくろうは一度にやりとします]

「知らないわけないじゃないか」

「甘い色の髪をついばみながら、
ふくろうはそんな表情を浮かべるのです]

「ほう」

(171) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【秘】 伝書梟 マフテからの伝書 → ジラント

/*あら!

帰ったらなおしておきますー

びしばしどうぞ。

(-26) 2014/07/04(Fri) 15時頃

【人】 ダニール

[彼の苛立ち、嫌いだという言葉。
それなら好都合だとばかりに、言葉を向ける]

……ミハイル、
少し私の首でも絞めてみて、くれませんか?

[切実さを押し込めてさらりとこぼした言葉。
死んでいるならもう死なない、
夢ならきっと醒めてくれる、
――そんな理屈だけが理由ではなかった*]

(172) 2014/07/04(Fri) 15時半頃

伝書梟 マフテからの伝書は、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 15時半頃


ダニールは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 15時半頃


【人】 ミハイル

は?締めるの?

[何言っているんだろう、さすがヒアなんとかだのさらりというだけある

が、考えがわからなくもないので何も考えずに手を伸ばし…]

って……何言ってんの、おまえ

[我に返った後は意外に真顔だった
手は僅かにふれてすぐに離す]

(173) 2014/07/04(Fri) 15時半頃

【人】 ジラント

[伸ばされた手に向けた背中で気づくことは出来ない。
相対した梟へ向ける視線は、人に対するものより強い]

 ……知っているのか。

[梟の表情が、確かに変わった。
けれど、それを知って何になるのだろう。

ここから出るすべはあるのか、出たとして、どこに行くのか。
ジラントにはわからない]

 啄みすぎて、起こすなよ。

[髪をつつく様子にここがどこなのかそれ以上問うことは無く、ソファの空いたスペースへと腰を下ろし、目を閉じたユーリィの方を見る。
眠っている彼から、先ほど感じた目映さをそれほど感じないのは、その眸が伏せられているからだろう。

似ている。


誰に?]

(174) 2014/07/04(Fri) 15時半頃

【人】 ジラント

[胸の内に感じる焦燥を、言葉に出来ない。

売女の一人でもいれば、ツケででも抱きたいところだ――と]

 いや、ないな。んな訳あるか。

[その思考の流れに、あり得ない、と動揺の表情が滲む。
何のことは無い確かめればいいだけの話だ。
今なら、その顔をちゃんと見つめることだって出来る、のに。
背もたれに深く身体を沈めた。

そうだ、眠ってしまうに限る、そう考えて]

(175) 2014/07/04(Fri) 15時半頃

【人】 ジラント

[もし、その焦燥を感じたのがただの一人だったなら、手を出してしまえばいいだけの話だったが、そうではないのだから]

 何か企んでそうな面してんな。

[意識をそらすようにソファの端に止まる梟を睨み*付けた*]

(176) 2014/07/04(Fri) 16時頃

【人】 ミハイル

馬鹿じゃねぇの、お前。
見ず知らずだろうがなんだろうがはいそうですかでできるかそんなもん。

[不機嫌そうに言い捨てると、くるり背を向けそこから離れてしまった]

(177) 2014/07/04(Fri) 16時頃

【人】 ダニール

はい、このまま……、
悪い話ではないでしょう。

[首筋に触れた手に、恍惚と目蓋を閉ざす。
ゆるやかに笑みを描く、口元。もうひとつの可能性。
もしも、死んでいないただの現実なら――、
この指がそうしてくれるなら、それも悪くない]

………、

[けれど、離れていく手の速度、ゆっくりと目を開けた。
その手を追いかける指は、少しは触れられただろうか。
視線の先の真顔、崩れゆく笑みをひとつ]

(178) 2014/07/04(Fri) 16時頃

【人】 ダニール

少々自己嫌悪に駆られました。
……すみません、失礼します。

いずれ、また。

[何処へつながるかもしれぬ扉へと、足を向ける*]

(179) 2014/07/04(Fri) 16時頃

【人】 オリガ

―建物の内、やがて曲線の部屋―

……は ぁ

[壁に寄りかかりながら痛みを堪えて扉を潜る。白の廊下。白の壁。白の、天井。
 何処を何れ程進んだのか、惑わされる感覚に目眩を覚えながら。]

………

[俯き、ただ進む。
 ぽたりと音も無く落ちるのは、汗か涙か、それとも血か。]

(180) 2014/07/04(Fri) 16時頃

【人】 オリガ

[ぽたり。

 服から落ちた滴は床を濡らす。
 娘の足を滑らせるには、1滴でも充分。
 身を支えきれず、また、身を崩す。


 けれど先程と違うのは、曲がり角の先に人が――居たこと。共に倒れてしまうか、それとも男が気付くか。]

 ………きん、い  ろ。


[娘と同じ、金の髪が軽やかに揺れていた。]

(181) 2014/07/04(Fri) 16時頃

ミハイルは、離れた先、苦しげな声が聞こえた

2014/07/04(Fri) 16時頃


【人】 オリガ

…………ご め

[謝罪の言葉は咳に遮られ、
 ぜいと荒ぐ息を隠すように、醜い顔を隠すように、娘は頭を垂れる。


 その視界の端に、1脚の椅子を捉えた。
 床に散る白の花弁は瑞々しく、摘み取られたばかりの様。]



 

[誰か、居る。
 娘は指先を持ち上げ、男に示す。

 子は、静かにしずかに椅子に座していた。]

(182) 2014/07/04(Fri) 16時頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 16時頃


【独】 オリガ

/*
あれ?
ミハイルさん、会いに来てくれる?(ソワソワ

(-27) 2014/07/04(Fri) 16時頃

【人】 オリガ

[伏せた目を縁取る睫毛は長く、華美な服に包まれた胸は上下すること無く。
 静かに、しずかに、そこに――在った。]


 ――こっ

[娘は胸を抑え、咳き込む。
 床に座り込み、苦しむ。
 それでも座主は、ただそこに在った。

 誰ぞ、人の気配に伸ばした脚を引き寄せるが。>>177

(183) 2014/07/04(Fri) 16時半頃

【人】 オリガ

[けほけほと。

 咳き込む度に、白花の香が胸を*焦がす。*]

(184) 2014/07/04(Fri) 16時半頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 16時半頃


【独】 ゼノビア

/*
ダニールとしかまだ絡めてない!!
扉に入っちゃうと回想祭りになるので
おとなしく消えました><

めっちゃ眺めたかったんだけどなwww

(-28) 2014/07/04(Fri) 16時半頃

【人】 ミハイル

[音を辿って、扉をのノブに触れる。
曲線のノブはなんとなく、この屋敷そのものに女性らしさを感じる]

……?

[人形と…きんいろが、二人]

え。

[くらりとするほど強く感じるのは
彼らに対して感じたものとまるで同じ]

(185) 2014/07/04(Fri) 16時半頃

ミハイルは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 17時頃


【独】 ジラント

/*
ところでなんで俺こんなに喋ってん

いつもプロローグはおとなしくしているのに…

(-29) 2014/07/04(Fri) 18時頃

【人】 ゼノビア

―白い部屋―

[さきほどまで見ていた世界の続きのような、
白い天井に白い壁、清潔な香りのする白いシーツ。]

 ……ここ、は
 ダ―――――…………、……?

[――誰の名を、紡ごうとしている?
白い世界の出来事は、秒を刻むごとに不鮮明。

わからない、けど、わかることは。
窓から見える色彩は、白と青だけではない。
部屋は白いが、光と見紛う純白ではない。
鼻腔をくすぐるのは、薬品の匂い。

つながり始める現実――さきほどまで見ていた夢は、
もはや白の色彩しか記憶にはなくて。]

(186) 2014/07/04(Fri) 18時半頃

【人】 ゼノビア

 …………っ、

[少し、体を動かしただけなのに、熱さと痛みに呻く。
首を右に曲げると、サイドテーブルには一輪の花。]


        [純白の、名も知らぬ花。]


[夢を見る前の、夢のような出来事を求めるように
梟から渡された、不思議な花に手を伸ばす。]

(187) 2014/07/04(Fri) 18時半頃

【人】 ゼノビア

[痛みと熱で、腕は思うようにはのばせず、
もどかしさに、一輪挿しの花瓶を突く。

――硬質な音とともに、散らばるのは破片と水。

けれど、その手にはなぜか、花はにぎられていた。
どうやってつかんだのか、自分でもわからないけれど
苦しげな、けれど安心したような、息を吐く。


陶器の破損音に、ぱたぱたと足音が聞こえたけれど
足音が到達する頃には、再び"夢"へと落ちているのだ。]

(188) 2014/07/04(Fri) 18時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 18時半頃


ベルナルトは、人形の部屋に、目を閉じて佇んでいた。

2014/07/04(Fri) 19時半頃


ミハイルは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 19時半頃


【人】 ベルナルト

>>181
[きんいろ、それを揺らし、入ってきた女に瞼を開けた。]

 どうしたの?
 何かが落ちたよ?

[その雫の色は、女から離れれば、白く、床に散る。
 グレーの瞳をそれを移してから、ゆるり、座り込んだ女の元へ、視線を合わせるように。]

 咳がひどいね。
 かわいそうに。

[その背に長い指を伸ばすが、同時に、気配を感じ、ゆるく、口を引き結んで振り向いた。>>185
 きんいろの女と、きんいろの男。
 さて、彼の目にはどう映るのか。]

(189) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

【人】 ジラント

[痛みが戻ってきたようだった。
眠気があったのか、ソファのせいかジラントはいつの間にか眠っていた。

代わりに、腹に感じる痛みは生々しく鉄錆の臭いを含む]

 (ゆめ、か)

[もはやどちらが夢なのかわからない。
白い世界が何だったのか、あった人物の名前も。

子猫の声は止んでいたが、胸元に感じる温かさは前のままだ。
灰色の雲は見えず。雨が降っているのかもわからない]

 ――……。

[会いたい。誰に?
ざわざわと心の中が、波立つ。

ジラントの呻く声が、白い部屋のソファの上に響く。傷跡を掻きむしるように指が動いた]

(190) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 19時半頃


【人】 球体関節人形 イグナチウス

―曲線の部屋―

[金色が、白に映えてきらきらと光るのはさながら絵画のやうでありました。さういふことならば、はたしてこの白はカンバスと呼べるのやも知れません。
黒も赤も青も金も銀も、際立つかたちとなりませう。

娘が咳き込んでおりますが、
人形はいまだ俯いたままでありました。
イヤ、最初に見たもう一人の金色は気づくやもしれませぬが、ややもすれば笑んでいるように口角がわずかに上がったようでもありました。

影の具合でせうか。
或いは光の具合でせうか。

花の香りはなおも部屋に満ちているようでありました。]

(191) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


【独】 ゼノビア

/*
あ、みそちゃさんおかえりーヽ(´ー`)ノ

(-30) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

【人】 ジラント

[やがて遠くで鳴っていたサイレンの音が近づいてくる。

濡れているはずの傷口は、今はその生暖かさを感じない。
サイレンの音が突然遮断されて、ジラントの目の前には青い空を覗かせる天窓が*あった*]

(192) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

【人】 ミハイル

[2つのきんいろ、まじまじと不躾に見てしまうのは。
咳き込んでいるのを助けたほうが良いと思うのに、
やはりどこか何かを見極めようと見つめてしまう]

え、あ…あー……
まだ人がいたんだ…あと、それ……

[人形。球体関節?とかいうやつ。
散らばった花は白い作り物のような…デッサンというやつによく使われるあれに見える]

病気?その子。
どっか休める所、とか……

(193) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

【人】 ゼノビア

―純白の、扉の前に―

[それは、"夢"から醒める直前にいた場所。]

 ………………やはり、夢?

[まるで続き。
先ほど紡げなかった名前が記憶の中で形になる。]

 ダニールさん。
 そう、そうね。彼がいたなら、これは夢の続き。
 いなかったなら―――――

[さて、どうだろう?
純白と、抜けるような青空。
光の中。
影さえも染める眩しさに、けれど目は逸らさない。]

[一歩。
開いた先は、先人と同じ行き先か、はたまた。]

(194) 2014/07/04(Fri) 19時半頃

【削除】 球体関節人形 イグナチウス

―  採光窓とソファのある部屋  ―
[多分、眠ってたんだと思うけど。。
嫌な記憶ばっかり浮かんでは消えて、
とてもじゃないが何も考えないとかそういうモンじゃなかった。やっぱり、薬が足りないんだ。きっと、そうだ。

あれ。

少し、体の角度が変わってる、ような。
ソファが、軋んだのか――>>174]

2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ユーリー

―  採光窓とソファのある部屋  ―
[多分、眠ってたんだと思うけど。。
嫌な記憶ばっかり浮かんでは消えて、
とてもじゃないが何も考えないとかそういうモンじゃなかった。やっぱり、薬が足りないんだ。きっと、そうだ。

あれ。

少し、体の角度が変わってる、ような。
ソファが、軋んだのか――>>174]

(195) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【独】 球体関節人形 イグナチウス

/*
あぶない。(素

(-31) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ユーリー

―  採光窓とソファのある部屋  ―

んぁ      、 …… ぅ


 [ぼんやり半分開いた眼に、膜が張って――やべ、泣いてる俺カッコ悪い。くそう。]

   ん、 

[なに、 なんだ、……くすぐったい。>>171
あれ、何。……とり?俺 髪の毛食われてる……?]

(196) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

「ほう」「ほほほう」
「ほーう」「ほう

[ふくろうは忠告なんて無視します。
嬉しそうにジラントの指に頭を擦り付け、またばさりとそこを飛び立つのです]

「ほう」

[また一輪、白い花をどこからともなく咥えてきて]

(197) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ユーリー

―  採光窓とソファのある部屋  ―
って  お い  こら
食うんじゃない …っ


[美味そうな色とか謂われるけど俺の髪食いもんじゃないから!

梟に手を伸ばす。
動作が緩慢過ぎて簡単に逃げられそうだけど構うもんか。
つうかこいつが居るってことは眼も覚めてないし夢の続きみたいなもんだし畜生このやろう。

――ほーほう。

あ、くそ、ムカつく。
文句を言ってやろうと思ったら、なんか、切羽詰まった声が聞こえてきて、ぎくりとする。やべ、誰か いた。>>190]

(198) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[ふくろうはなんのいたずらか
白い花をソファの上の亜麻色に添えるのです。
からかいか、それとも意図あってか]

「ほう」

[ばさばさとその場で羽根を羽ばたかせます。
ふくろうはその髪の色を気に入ったよう]

「ほう」

[またくい、と一筋を咥えるのです。
花の対価に髪をおくれ、と]

(199) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ゼノビア

 ……おじゃまします。

[不思議な世界。
ひとつしかない建造物。

それでも、礼儀としてか免罪符としてか、
人様のおうちなのだからと小さくこぼして。]

 中も、白いのね。

[先ほど感じた痛みは嘘みたいに消えている。
"目醒めた"世界のことを考えると、頭に痛みが走る。

……人の声がするらしく、それらはひとつではない。]

 …………!

[フクロウの声が聞こえる。
そろ、と音の方へと足を向けて。]

(200) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ユーリー



  ぇ?  あ……。ぁ?


[動き、止まる。

――ジラント、   そう、 ジラントだ。

はじめて会ったはずなのに、
ずきん、と内側の傷を抉るような何か容赦なく突き刺さった。
なに、何なの?罰ゲーム?

銀色も、金色も、黒髪も、会う奴どいつもこいつもだけど、なんでこういう暴力的な胸の痛みを呼び起こすワケ?起きてる時はいいけど寝起きに不意打ちはダメだ死ぬ。不用意に寝ない方がいいかもしれない。寝るな寝たら死ぬぞ。

やばい、視界が揺れてきた。]

  お、……おい?……だいじょぶ…?

[かろうじて、何とか声をかけられた、っぽい。]

(201) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【独】 ユーリー

/*
何だろうこの頭の悪いログ(ユーリィ)

(-32) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【独】 ユーリー

/*

でも楽しいです!!うおおおみんなシリアスだよおおおなんかすいません!!!!!!!!!!!11

(-33) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ユーリー

― 採光窓のある部屋 ―

って、 な、なんだよ こら

[梟が楽しそうに鳴いてるけど、俺専門家じゃないから言葉とか分からない。

はず……なんだけど
こいつ妙に表情豊かで困る。>>199
花を飾ってどうするつもりだ。
巣にするつもりじゃなかろうな。]

ひっぱんなって、ハゲたらどうすんだ。

(202) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ジラント

 ――あ、……。

[痛みはもう無かった。
何かの音を聞いていたような気がしたのに、それも忘れてしまった。
ただ、梟の声が部屋に響いている。

動かした視界に、亜麻色が飛び込んできた。
かけられた声に、不意に手を伸ばしかけて]

 ……大丈夫、だ。

[途中で手は胸の上に落ちた]

(203) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ジラント

 ――なんだ、ずいぶんと楽しそうだな。

[梟とユーリィの声が響く。
亜麻色の下、その目を見ないようにして]

 色が、欲しいんじゃ無いのかそいつは。
 この世界に、その髪は黒より目立つ。

[己の黒髪を軽く掻きむしれば、前髪が額に落ちる。
誰も彼も、誰かを思い出しそうで、思い出せず、焦燥だけが降り積もっていく]

(204) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ゼノビア

― ⇒採光窓の部屋 ―

[話し声は、ふたつ。
どうしてか、足音を忍ばせてしまう。

見れば、梟が ―――少年?と戯れていた。]

 ……―――、

[声が出てこなかったのは、
なにもそろりと近づいたからだけではなくて。
ダニールと同様、部屋の中に見える、二人ともに、
思考を手繰る作業が必要だったからだ。]

(205) 2014/07/04(Fri) 20時頃

マフテからの伝書は、ゼノビアの姿を見つけてその肩に向かって羽ばたいた「ほうほう」

2014/07/04(Fri) 20時頃


【独】 ゼノビア

/*
身長とかじゃないです。
若く見えたらすべからく少年です(キリッ

ジラントはおっs(略)なので少年ではありません。

(-34) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ユーリー


 ……、っ  、  そ、……そか

[返事があった。よかった。
よかったけど……なに、なんだ、オッサンも調子悪いのかな。まじまじ見てしまうのは、見降ろす角度と雰囲気のせい だ 多分。
……なんか眼をそらされてる気がする。>>204

ついさっきまで見ず知らずだったオッサンに迄こんな秒速で嫌われてる?割と傷つくぞそれ。そう、いつか。似たような、事が―――]

  だっ

[ほーほう。

鳴く梟が髪を引っ張っていた。
何とかっていう魔法少年童話の登場人物になった気分――なわけない]

楽しくないっての、おい、やめろ、っ

(206) 2014/07/04(Fri) 20時頃

【人】 ゼノビア

 わわ、

[惚けていたせいか、突然の梟のスキンシップに驚く。
梟に会いにきたというのに、それを見失っていた。]

 あ、こんにちわ……
 お屋敷の方ですか。

[お邪魔してます、と場違いな言葉を添えて。
梟と戯れていた彼は飼い主だろうか――など考えもするが]

 楽しそう……? でしたので。

(207) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ミハイル

[似てる。「あの人」に。
誰も彼も、似ている。性別だって違うのに。
似ている所を全部集めるとあのひとになるのではないだろうか

金色や眼の色。その声、仕草]

えぇと…

[そして、奇妙というか…あの、人形]

具合悪いなら…何か、探してくるけど…

(208) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ベルナルト

>>193

 まだいた?

[ミハイルのこぼす言葉に首をかしげ]

 人がいるのは不思議?

[女のを休ませるところというのには頷きを返し、彼女の背を今度こそ撫でた。]

(209) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ユーリー

色が欲しいとか謂ったら
俺眼を抉られかねないんだけどその辺どうなんだよオッサン。

  と、 ゎ

[って、急に羽ばたいてどっか行った。
気まぐれ梟めこのやろう。]


 へ?……


[そこに、白じゃない色が あった>>205
際立つ黒曜石みたいな色が、ぽつねんと。]

(210) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ジラント

[梟の方に目をやると、ユーリィの髪を引っ張っていたその姿が扉の方へと向かっていくようだった]

 良かったな、興味が移ったみたいだぞ。
 ……誰かいるのか。

[立ち上がる。腹の傷跡に触れると、やはり引き攣れた傷跡のままだ。
梟が飛んでいった方へとゆっくりと進む]

(211) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ミハイル

>>209問われれば、きょとんとした顔をした。
不思議というか、不思議な世界にいるのが不思議でなくてなんなのだ。
あぁ、似ている。そのしゃべり方が。首のかしげ方が]

あんたは不思議じゃないのかい。
俺みたいなのがいるのが。
その、お嬢も、さ。

[その背を撫ぜる側に、様子を見るように片膝ついた]

(212) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ユーリー

― 採光窓のある部屋 ―

……ど、……どうも。

[小さく頭を下げて見る。>>207
あ、やべ 俺さっきまで梟に啄ばまれてたし髪の毛跳ねてんじゃないの。掌で探りつつ]

いや、俺は、ちがう。
 
[あれなんかこれ第一村人の金色のベルの答えに似てるな。成程尋ねられたらこんな気分か。よく分かった。答え様ないわこれ。]

楽しそう、……  ?
 ……危うく巣材にされるところだったかもしれない けど。

(213) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

ゼノビアは、梟にすり、と頬を寄せてみる。

2014/07/04(Fri) 20時半頃


【人】 ベルナルト

 何か探すって何を?
 ソファとかベッド?
 それとも、水や薬?

 きっと、どれも、白くてとてもひんやりしている気がするね。

[ミハイルがどこかに行こうとすれば、そう言葉を並べて制止する。
 そして、蹲る女の片側、顔を寄せて、きんいろときんいろが触れるまで]

 何が欲しいかい?

[雫が落ちるような声をかけながら、反対側のミハイルに視線を移す。]

 僕は、不思議じゃないよ。
 だって、世の中、おかしなことばかりだから。

[そうつぶやいたあと]

 

(214) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

マフテからの伝書は、ゼノビアにすりすり擦り寄った。「くるるる」喉がなる。

2014/07/04(Fri) 20時半頃


【人】 ジラント

 気にするな、ただの冗談だ。
 色が欲しいなら、俺の眼だって該当する。

 食われるのはごめんだな。

[いや、その眼が無くなれば、少なくともユーリィに対するものは無くなるのではないか。
一瞬思ったが、首を振った。

代わりに入り口に立つ黒い髪を見下ろす]

 どちらかと言えば、その梟がこの建物の主だろうな。

(215) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ベルナルト



 なーんてね。
 本当は不思議でたまらない。

 でも、僕は頭がイカれているから。

[満面の笑みをその男へ]

(216) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ゼノビア

[梟が肩ではばたいたことで、
心の準備なく気付かれる形にはなったけれど。

誰か――と言われれば、相手をじっと見つめて。]

 私は――そうですね、
 持ち得ているのは名だけなので……

 ゼノビア、といいます。
 ……、先程、ここへ。

[夢のようだが、実に現実味のある世界。
律儀に言葉を返すが、先程、とは語弊があろうか。]

(217) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

ベルナルトは、ゆるり球体人形のほうをみやる。>>191

2014/07/04(Fri) 20時半頃


【人】 ミハイル

イカれてるって。まぁ、ここが夢の中なら…

[普通がおかしい筈だから。けれどここは夢じゃない
笑顔が、似ていた。
何度も触れた髪、その度笑ってくれた「あのひと」に]

まぁ…「持ち主」っていうのがいるようには見えないね。
人がいる痕跡っつーのがない。
まるで本当に…人形の家みたいだ。

あんた、名前は。

[金色の少女の具合を慮りながら。
薬も何もないのなら、どうしようもないのは確かだ]

(218) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ゼノビア

 あなたが、主?

[梟に語りかけるように、美しい姿を見つめて。]

 ……そうね、なぜかしら。
 とても、納得がいくような気がします。

[喉を鳴らす梟に、微かに笑みながら頬は寄せたまま。]

 ――いい子。
 あの花は、招待状。だったのかな。

[白い花――全員がもらっているとは知らないけれど。]

 ごめんなさい、遠目にはじゃれているように見えたの。

[巣材にされかけた、との声には困ったように笑う。]

(219) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ベルナルト

 ねえ、今、あの子が笑ったよ。
 
[光の加減の悪戯?それとも本当?
 ともかく、球体人形が僅か、その存在を揺らめかせた気がしたのを、
 彼は鋭く拾い舐る。]

 気のせいかもしれないけれどね。
 人がいるとうれしいのかな?

[そして、空いた手で、また髪をかきあげ、耳たぶを摘んだ。]

(220) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ジラント

[女、だろう。途中で足を止めてジラントは娘を見る。
名乗った名前に心当たりはもちろん無い]

 俺はジラントだ。
 他にも、何人かここにはいる。

 だが、誰もこの場所がどこなのかわからないみたいだな。

[梟が気に入ったらしい様子に肩を竦めた]

 花? ああ、その辺に散らばってるそれか?

[振り返り、先ほどユーリィが眠っていた所を見る。白い花弁が落ちていたが、白い床では目立たない]

(221) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ユーリー

― 採光窓のある部屋 ―

ぁ、おい、……何処行くんだよ、あんた……

[オッサン――もといジラントがソファから立ち上がったのについ声をかけてしまった。他意なんてない、無いはずなんだけど、なんか、おかしいな。ここに居るやつ皆、なんだか――]

(222) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ベルナルト

 夢の中ならイカれててもいい?
 そうなら、夢は僕にとってとても住みよい場所だ。

 魔法使いからいわれたことをまもっているんだよっていっても、
 誰もキチガイ呼ばわりはしないだろうからね。

[やはり、笑んでそう続けると、人形の家、という言葉に、視線を上に向け考え込むように。]

 人形の家。
 ヘルメルに愛想をつかした?

[悪戯っぽく眺めてから、
 名前を問われ、指先でなめらかに曲線を描く。]

 僕はベル。

(223) 2014/07/04(Fri) 20時半頃

【人】 ミハイル

あの子って…あの人形?

[わらった?そも、そんなしっかり表情なんてみていなかった。
死体は眠ったような無傷のものが一番、恐い]

こんなとこいたってなぁ…どうしろってんだかわかんねぇし。
そういやふくろうはみたかい。
あれの飼い主がいるなら…とか思ってたんだけど。

なら、ベル。あんたが魔法使いにいわれたことは
俺たちをここにつれてくることかい。

[指で触れたく鳴るような笑顔。
直視するのが少し、辛いくらいの]

ミハイルだよ、俺は

(224) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 ユーリー

― 採光窓のある部屋 ―

じゃあもしかして、あの子にも、何か……?

[よもや、よもやじゃないか。何の罠だ。飽和しそうだ、俺の思考回路はそんなに潤沢に枝が伸びてないんだぞ。]


や、……べつに、いいけど……謝らなくても……

[>>219なんか悪いことしたような気分になる。ソファの上で胡坐をかいた。座り心地がすごくいい。持って帰りたい。

名前聞こえた。ゼノビアって謂うらしい。
なんか変わった響きだな。何処の人だろう。]

(225) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 ジラント

 ああ? どこってどこか行くわけじゃ無い。
 なんだ、行って欲しくないのか?

[くすり、ユーリィを振り返り、浮かぶのは薄い笑み。
ミハエルの言っていたことも、自身に降り積もる焦燥も、ユーリィの態度もどこかおかしい。

おかしいけれど、おかしいからこそ納得は出来そうだった。
そのダークブルーを眼に映さないように、捉えるのは亜麻色]

(226) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[主かと問われれば小首をかしげるのみなのです。
ふくろうに主従関係があるのでしょうか?
主としても従としても、対に鳴る存在とは、さて?
良い子と言われるままに好き勝手に擦り寄るふくろうは
さもすればとてもあざとくも見えましょう]

「ほう」

(227) 2014/07/04(Fri) 21時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 21時頃


【人】 ベルナルト


 ああ、フクロウならみたよ。
 花をくれた。

 なんの花だろうね。
 白い花なんて、まるで、死者に手向けるもののようだとは思わないかい?

[そんな台詞を吐いて、笑みから表情を戻すと、じっとミハイルをみつめて]

 魔法使いにいわれたことは、
 僕の心への制御だよ。
 だから、残念だけれども、ユーリィの問いにも君の問いにも僕は答えられない。

[そこまで告げてから、名乗られた名前に、やはり笑みをゆるくつくった]

 ミハイルか。
 よろしくね。

[そして、蹲る少女にもよろしく、と。]

(228) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【独】 ジラント

/*
ミハエルの名前がミハイルになってた

(-35) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 ユーリー

―採光窓の部屋―

っ ……!

い、いや、その、違うし。
さっき呻いてたから気になっただけだからその

[>>226 しまった、何謂ってんだ俺は。
だって仕方がないじゃないか背中が見えたんだ、背中はだって遠ざかっていくものだから]

な、……なんでもない……

[しかし露骨に眼をそらしてしまったのでそのまま突っ伏して二度寝の体勢になってやったぞ畜生。これは本当にベッド探すまであるかもしれない。俺の避難所。間違いない。]

(229) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 ダニール

―白の屋敷の一部屋―

『たとえ見ず知らずの他人に、
犬と蔑まれようと構わないのです。

私は、貴方の為ならば――どんなことでも』


[羨望と妬ましさを越えて尚、
ただ憧憬が湧き上がる、それでよかった。
それだけで、よかったはずだ]

[ギィ]

[――突如湧いたのは鈍い音、
重みに揺れはじめた肘掛け椅子の上、
白いスーツの男は目蓋を閉ざしている、のけぞる様な首元には、
探していたタイが、だらりと巻きついていた*]

(230) 2014/07/04(Fri) 21時頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 21時頃


【人】 ミハイル

花…?俺はもらってないな。

[あのふくろう、きっと人を見てる。
動物は自分を好いてくれるかどうか、わかっているから]

白は…あんま好きじゃない。
きれいなものは怖い時がある。

[たとえばきれいな死体。きれいな人形のような笑顔
きれいなだけの白、きれいな……]

よろし……

[く、とまでいいかけて、うずくまる少女の様子がよくならないことにさすがに眉を顰め]

どうすんだ、彼女。

(231) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 ユーリー

[……初対面の女の子迄居るのに俺は何をやっているんだ。だがしかし。

あの子ももしかするともしかして胸が痛むようなひと刺しを持っているとするならば怖くて近づけない。だって、その痛みはあまりにも]

……  ――

[おかしなことに。 “それ”を発音することは、かなわなかった。]

(232) 2014/07/04(Fri) 21時頃

【人】 ミハイル

あんた、魔法使いの教えを破っちまったらどうなるんだろうな。
ちょっとそれには興味ある。

[苦しむ少女を抱き上げて、その部屋の、よりかかれそうなところに静かに運ぶ。
自分のカーディガンを脱いで上にかけておいた。
きれいな金髪は触れたい気持ちを湧き起こさせる]

水、だめもとで探したほうがいいと思うんだわ。
ちと行ってくるよ。

(233) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 ベルナルト

>>231

 白は好きじゃない?
 そうだね。はじまりと考えたいけれど、
 どうしても終わりを感じさせるもの。

[そして、蹲ったままの彼女に肩を貸して立ち上がる。]

 どこかで休ませよう。
 ソファかベッド探してきてくれる?

[立ち上がる時、きんいろときんいろは溶け合って。]

(234) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 ジラント

 何だ、違うのか。
 呻いてた? 俺が?

[違うらしいとわかれば、少し残念に思う自分がいる。
けれど呻いていたと聞けば、そちらへと意識は一度飛ぶ]

 悪い夢でも見たか?

[自問。
ユーリィが目をそらしまた突っ伏したのに顔を上げる。その様子がおかしく、気が抜けたような笑みが浮かぶ]

 またそこで眠るつもりか。起きたら坊主になってても知らんぞ。

[引き留められたような声だったから、ジラントとしても部屋を出て行くのは憚られ、それから立ったままゼノビアの方を見る]

 他の部屋は、見たか? 寝る部屋くらいはあっていいんじゃないかと思うんだが。

[ゼノビアという娘に、やはりざわめくものがある。それは、他の4人ともまた違うものだったル何が、とはわからないのだが]

(235) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

ミハイルは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 21時半頃


【人】 ベルナルト

 さすがだね。

[自分はさすがに女を抱き上げられるほどの体躯はない。
 ミハイルが抱き上げていく様、金色は離れ、壁際、彼女が置かれるのを見た。]

 いってらっしゃい。
 じゃ、僕は彼女をみているよ。

[水をというミハイルを見送るように。]

(236) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 ベルナルト


[そして、ミハイルがいってしまったあと、肩を竦める。]

 魔法使いの教えを破ったら、
 そりゃ、もちろん、命にかかわるのさ。

[その言葉はミハイルには届かなかっただろうけれど、
 球体人形や咳き込んだ女はどうだっただろうか。]

(237) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 21時半頃


【人】 ユーリー

―採光窓の部屋―

……。

[違うか、と謂われると正直俺もよくわからないので沈黙。>>235 
嗚呼絶対変な奴だって思われたなジラントにもゼノビアにも……何で夢の中でまで悶々としないといけないんだ畜生]

……わるいゆめ ……か

[顔を半分ソファに埋め
もう片方の目でジラントとゼノビアを見る。
なんか、綺麗なコントラストだった。


きれいな。]

(238) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 ミハイル

[去り際のベルの言葉>>237は勿論聞こえるわけもなく。
一度だけ振り向き、二人を…そのきんいろを見てから
部屋を出る。
そうだった。忘れていたが、ユーリィも確か具合が悪そうだった

ちりり、と胸裏に痛みを感じながら扉を探す。
色のないここは、扉なのかなんなのか、とてもわかりにくい。
窓にだけは刺すような蒼があるからまだわかるのだけど

そして、たまたま見つけた部屋の中>>230

…自殺でもしたのかね。

[近寄ればそうでないことはすぐに知れる。
ここで安堵を感じるのは人として普通だろう。
最初の目的を忘れて、しばしその寝姿を見ていた*]

(239) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 21時半頃


【人】 球体関節人形 イグナチウス

―曲線の部屋―

[娘のこぼした染みが、花のように形を少し変えたころ。

球体間接人形は、
花を―いつのまにか―膝に、
椅子に腰かけたままであります。

笑ったよと謂われたときにほんの少しばかり顔を上げたようでもありました。きゅい、きゅ。というのは関節のすれる音に他なりますまい。まあ囁きほどの大きさもありませぬから、注意深くなければ知ることもなかったでせう。

少なくとも、今は、今は。]

(240) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[愛想をふりまくふくろうですが、髪をもらえぬとわかると1つ不満そうに「ほう」と鳴きます。
色がほしいのです。ふくろうは。
色であればその目玉でも。

白しか知らないふくろうは、この客人たちの目は
きれいなきれいな硝子玉]

「ほう」

[目玉をおくれ。
じっと見つめる誰かの目。
さてその意図、そこな3人に知れるでしょうか]

(241) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 ベルナルト

― 白い屋敷の曲線の部屋 ―
>>240

[ミハイルがいってしまったあと、
 残る女の吐息はどれほどか。
 苦しげな息遣いを聞けば、そばで背中を撫ぜた。

 視線はときどき、その球体人形へ。
 空気が捩れた音がしたとしても、
 彼のイカれた頭はそれも景色の一つだと認識する。]

(242) 2014/07/04(Fri) 21時半頃

ユーリーは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 21時半頃


【人】 ジラント

[ゼノビアが立つ後ろ、部屋の外を見る。他の人間は別の部屋にいるのかまだ色は無い。

そして視線は梟へと伸びる。
何を考えているのかわからない鳥の姿。

信用はしていない。侮ってもいない。
梟は猛禽類なのだから]

 お前に色はやらんぞ。

[梟の目線がどこかへと伸びる。
髪ならばまだしも、その視線はどこに向くのか。
ソファの方を向けば半分あげたユーリィの眼が映った]

(243) 2014/07/04(Fri) 22時頃

キリルは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 22時頃


【人】 ゼノビア

[くるくると、変わる表情。
亜麻色の髪は、とてもやわらかく見える。
謝罪を口にしたことで、そわそわとしているらしきに]

 いいえ――私も、それほど反省したわけでは
 ないのですよ?

[くすり、と落とすその言葉に果たして意味はあったか。]

(244) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 ゼノビア

[他の部屋は見たか?とのジラント問いには、
いいえ、と返す。]

 中に入ったのはつい先程で
 ここは、梟さんの声が聴こえたから一番にきました。

[梟がたとえばあざとく見えたとしてもお構い無しに。
色を欲しているとは気付かない――否、気付いたとしても
モノトーンでしかない己の色を欲しがるとも思わず。]

 他にも、人がいる、んですね。
 その中に、ダニール、という人もいるでしょうか?

[この夢が、続きなのか新しい夢なのか。
それももう、さしたる問題ではないのかもしれないが。]

(245) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 ゼノビア

 知人、というわけではないのですが。
 ふと、"続き"なのかと、思いまして。

[問われるでもなく、そう付け足す。
間隔はとても短くとも白い世界は一度目ではない。]

(246) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 キリル

[あざやかな、赤]

[ひとしずく、おちて]

[白の中に、溶ける]

(247) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 ジラント

 さっきか……。なら大して変わらんな。
 ダニールは、知っている。さっき会ったが、今どこにいるのかはわからん。
 他にも何人かいるが……今ゼノビアに会ったように、まだ会ってないやつもいるかもしれんしな。

 あんたは、ここに来て何か感じないか。

[何が、とはいえずに問いかけた]

(248) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 キリル

……何故?

[瞬く、黒曜]

[見上げるのは、白い額縁の中の白いままのキャンパス]

[白一色で描かれた絵を見上げる位置のソファーで、うたた寝していた自分を、みつけた]

(249) 2014/07/04(Fri) 22時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 22時頃


【人】 ジラント

 続き……?
 何の、続きだ?

[梟から離れるようにソファの方へと戻る。
また眠るつもりなのか、寝る体勢のユーリィを見下ろし、それから先ほどと同じ場所に腰掛ける。
視線はゼノビアへ向けられた]

(250) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 伝書梟 マフテからの伝書

[ねだってもねだってももらえないことに
ついにふくろうはしょんぼりうなだれます。

宝物がこんなにあるのに
誰もわけてくれません。
すねたようなふくろうはゼノビアの髪をくいっとひっぱり、
また飛び立つのでした]

(251) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 ゼノビア

 居る、んですね。

[夢ならば。続きとしても、奇妙な感覚。
夢の続きなら、普通は直前の人物にすぐに出会えても良い。]

 ありがとう、それがわかれば。
 えっと、探しているわけではないので――……

[それほどの縁でもない。   はずだ。
目的語をぼかした問いに。
ダークグレーは男をじぃっと見上げる。]

 その、 何か は、
 果たして共有が出来るでしょうか。

[それは、暗に「感じている」と応えている。]

(252) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 ゼノビア

 夢の、 つづき。

[見知らぬ場所、奇妙な世界。
仄かに笑む様は、異世界にきた憂いを感じさせず。]

 多分。
 ――夢というには、少々、厄介な所もありますが。

[厄介な所――とは、おそらく問われた「何か」にも。
出会う人出会う人に感じる、既視感。 そのいたみ。
ジラント自身と青年自身は少しも似ていないのに。

まだ3人しか会っていない。他にも、というならば。]

(253) 2014/07/04(Fri) 22時頃

伝書梟 マフテからの伝書がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(伝書梟 マフテからの伝書は村を出ました)


村の設定が変更されました。


ゼノビアは、梟の急ないたずらにきょとんとして、飛び立つ背を見遣る。

2014/07/04(Fri) 22時頃


マフテからの伝書が参加しました。


【人】 マフテからの伝書

「ほうほう」

[またふくろうは飛びます。どこからか花を咥えて。
この花は何を示す花なのでしょう。

うけとった人々は、何を思うのでしょう]

(254) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 ダニール

[うつつにある、人の気配。
白のまばゆさに移ろわせた視線の先は、
そのひとがたを容易に把握し得ない。
男の唇からこぼれたのは、柔らかな、柔らかすぎるような声音]

どうしたのですか。
……また何か、困りごとですか?

あなたのためなら、僕は……、
いえ、わたし、は――

[寝起きのような手は枕元に何かを探す、
――枕元ではなく、椅子だったから伸ばした手に、
ロッキングチェアは大きく傾いて]

(255) 2014/07/04(Fri) 22時頃

ミハイルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( ミハイルは村を出ました)


ベルナルトは、曲線の部屋で、球体人形を眺め、女の面倒をみている。

2014/07/04(Fri) 22時頃


【人】 ダニール

――あ、

[>>239 さかしまにうつる男の姿、
己と似たようで似ていない、その色。
結ばれていく夢の像。

遠い昔のようにも、
つい先ほどのようにも感じる。
あの、掠めただけの指先の感触]

ミハイル……、

[自分は何を口走ったのだろう、
それは思い出せない、まどろみの淵にある]

(256) 2014/07/04(Fri) 22時頃

【人】 キリル

さて。
どうしたもんかな、これは。

[立ち上がれば、サイズの合わないぶかぶかの白い服。]

明らかに、俺のじゃない……ね。

[襟元をつまみ上げ、白い絵を見上げる。]

[ひとつ、首を傾げた。]

(257) 2014/07/04(Fri) 22時頃

ミハイルが参加しました。


【人】 ミハイル

[見ていた姿が動くのは気配を察したのだろうか。
声をかけようとする前にその口から溢れる音にしばし止まる]

困り事?水さがして……?

[寝言だろうか。そうと気づくまでに少しの時間、
そして何をしようとしたのか、椅子が大きくかしいだのにはさすがに驚き
支えようと手を伸ばした]

ちょ、っと、おま、ねぼけ……!

[ここはとても心臓に悪い
白い背景に白い椅子だと、ダニールが浮いているようにも見えたから
椅子が傾ぐタイミングがあっていたのかはわからない]

(258) 2014/07/04(Fri) 22時頃

ミハイルは、間に合わなかったらしい。少しマヌケな姿で目が合った。

2014/07/04(Fri) 22時頃


【人】 ジラント

 探しては無いのか。

[ゼノビアから帰ってきた答えに、肩を竦めた]

 共有して、何になるかはわからんが。皆感じているのなら、別にかまわんか。

[夢の続き。厄介だという言葉には頷いた]

(259) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ミハイル

おまえさんね…変な寝相は平らな所で寝ながらにしてくれませんかね。
びっくりした。ていうか、ソレも自殺願望の一つかい。

[垂れ下がっているタイを指さしながら。
さっきのが寝言かどうかはこの際自分には関係ない]

困り事きいてくれるってならさ、
具合悪いんがいるんだけどどっか休めそうな所知らないか。

(260) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 22時半頃


【人】 マフテからの伝書

「ほう」

[ふくろうはその場から飛び去ります。
もう一人、誰か新しい色の気配を察したのでしょう。
ぶかぶかの白い服を着たその人>>257を]

(261) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ユーリー

―採光窓の部屋―>>244

……なにそれちょっと怖い。

[ く、とつい笑ってしまった。
反省じゃないならなんだろう?
何だか大人しそうかも、って思ったけど、実はそうでも無いのかな。

>>243あ、何か、 目があった?
ガン飛ばしってわけでも無いのになんか身構えてしまう。いや、あの見下ろす角度が悪いんだ]

……。

[ 行儀悪く寝転がる俺の視界の端、梟が飛んでった。あいつマジ自由だな。 飼い主は反省すべきだ。]

……?続き?続き、って

[ 連続ドラマか。夢でか。 ]

(262) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ダニール

[さかしまの姿はスローモーションだ、
崩れたバランス、倒れるな、と思って待ち受ける痛みを想像する。想像するだけで抗わないのは悪い癖だ]

……、?

[椅子の倒れた音は聞こえたのか、
あるいは白に飲まれたのか、聴こえない。
己にもたらされる痛みは、けれどなかった。
生憎、椅子の救出は間に合わなかったようだけれど]

ああ……、
ありがとう、ございます。

[黒の真円にミハイルの姿を捉えたまま、
棒読みの言葉に追いついたのはぎりぎり間に合った、
ほぼ仰向けな状況の理解だけ。

遅れてついてくるのは、温度と距離の認識と、
>>260 なにやら指差されて指摘されたモノと、
――困りごときいてくれる、という言葉]

(263) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ベルナルト


 lalala…

[やがて、ふと、口から漏れるメロディ。
 柔らかく、楽しげな、でも、どこかしらできいたことのあるような、ララバイ。

 小さく首を揺らすから、きんいろもきらりきらりと光の角度を変える。]

(264) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ゼノビア

 お会いしたのはまだ、ダニールさんを含めて3人。
 確かめるためにも、きっと会わねばならないでしょう。

[他の方々にも、と添えて。
何を確かめるのか――それは己にも定かならねど。]

 誰かの夢に入ってしまったのかとも思いましたけど。
 ――私の夢だと言うには、あまりに。

[あまりに――なんだろう。 不自然?それも違う。
浮かばぬ言葉を追いかけるでもなく、うやむやに。]

 ……初対面、ですよね?
 これから会う人も、きっと。

[聞くまでもないはずだ。
記憶の中に存在しない人間を手繰るのは無意味なはずだ。
それでも去り際、問うてしまったのは*志方のないことだと*]

(265) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ミハイル

……お前ね……

[抜けっぷりが似ているとは頭の片隅に。
そういえば散々振り回されていたなぁと苦笑がもれた。
こんな感覚を何度得たのか、はっとして思い出す。

しばし、まじまじとその逆さまの姿を見た]

(266) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【独】 ゼノビア

/*
あれ、志方誤字しとる。
一部の人間に中バレするやないか、やめろ。

(-36) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 22時半頃


【人】 ジラント

 ……確かに、会わないとわからないな。
 特に、会った人数が少なければ確信もわかないだろうな。

[夢。確かに夢だと思った。
今も、そう思っている。
ユーリィが良く頬を抓っているのもそういうことだろう]

 初対面だ。俺は、あんたを知らん。……他のやつもな。

[去って行くゼノビアの背を見る。ユーリィは彼女にも問うのだろうか、と横目で見た]

(267) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ダニール

いえ、寝相ではないです。
眼鏡、さがしていたんですけど、
……あなたの顔、ちゃんと見えますね。

[不思議そうに言葉を重ねて、
示された首元にさわる、すべらかな布切れ、
それにもまた首は傾いだ]

自殺願望だなんて……、
そんな物騒なものではありませんよ。
きっと疲れていたのでしょうね。

いえ、それよりも。
私はあなたに、……そんなことを。

[ロッキングチェアの傍らには、
サイドテーブル、そしてその先ベッドがある。
ここはワンルームのような部屋だ、
色があれば少しは生活感もあっただろう]

(268) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 キリル

……ん?

[羽ばたく音]

鳥だー!

[おいで、とばかりに手を伸ばす]

(269) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ダニール

[>>266 まじまじと見やる視線に、
ふいに、湧き上がる衝動は止められず。

また指が伸びてしまうのは、
ただ触れたくて触れ難いが為、

伸ばした指が彼の人の頬にふれる刹那、
我に返ったように留められ、己の指を握りこもうとして]

……すみません、ご迷惑を。

[言葉はただ、自制を働かせるためのものだ。
身を起こさなければならない状況を自分に思い出させる為]

(270) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 オリガ

―曲線の部屋―

[落ちた 何か は、水晶の様にきらきらと床の白に混じった。>>189

 苦しい。助けて。

 救いを求める様に上がる顔。
 きんのかみがはらりと動き、奥のサファイアはグレーの瞳に怯え、揺れた。

 伸ばされた手の行方を知る前に、ノブが回る。>>185>>193


 ……さが、し  こほ


[ 誰か を、探しに来たのだろうか。
 それとも。
 この場所は元々無人の廃墟なのだろうか。だから――。]

(271) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 オリガ

[喉の奥が痛み、言葉は形を為さず。
 気遣う男の手が娘の背を撫でる。>>209

 この手を――温もりを、覚えているような、気がして。咳が落ち着くと、強張っていた背から力が抜けていく。

 娘に落ちる影は、2つになった。>>212

(272) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 オリガ

[男のような者が居ることを不思議だとは思わなかった。>>212
 ここはかつて見た『ゆめ』に似ていたから。娘の前にはあの時のように『男がふたり』。けれど、違う男が、ふたり。

 きっと、そうきっと。
 ソファもベッドも水も薬も白いのだろう。
 目蓋を閉ざした座主の様に。
 飾る花弁の様に。>>214



 ………愛、  し


[何が欲しいのか。
 娘の乾いた唇は、心の望むモノを紡いだ。
 重なり、一房混じったきんときんが。耳に心地好い声が。

 僅かに離れ。]

(273) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 オリガ

  ―――おみ、  ず


[床に落とした視線を上げると、男の横顔が見えた。
 笑って、いた。>>216

(274) 2014/07/04(Fri) 22時半頃

【人】 ミハイル

寝言じゃねぇの、それ。寝言でも漢に二言はないっつーのが俺の信条だ。
今限定で。
そりゃこんなとこにいれば疲れるわな。俺だって脳みそ壊れそうだわ。

[くっくと笑いが漏れると、ふと彼の指が頬に触れる]

あ?

[神妙な様子が、やはり被る。
あぁ、もし気を許せばその手を追ってしまうくらいには

「あの人」に似ている]

あーあ。お前、俺のこと知ってたりするわけ?

[まて。性別を考えろ。誰かれ構わず「似ている」だなんてどうかしてる]

(275) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 マフテからの伝書

「鳥だ-!」

[自分が「鳥」だと認識はしておりませんが、
呼ばれたのは霊長類猛禽族関係なくとりあえず自分しか該当がないわけで

大きな羽根はばさばさいいながら、声のもとに降りるのです]

「ほう」

[新しい色。今度こそ、おねだりは聞き届けられるでしょうか]

(276) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【独】 ゼノビア

/*
梟さんが可愛いので3ptあげます

(-37) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ベルナルト



 何が欲しいっていったの?


[>>273>>274
 かすれたその呟きは耳に音として届かない。
 でも、水がほしい、との声は届いて頷いた。]

 きっとミハイルが持ってきてくれるよ。
 君…そう、君をなんと呼べばいいのかな?

(277) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ユーリー

―採光窓のある部屋―

……ぁ、

[>>265 ゼノビアって子は、誰かを探しに行くらしい。背中を見ると、またきっとたまらなくなるだろう。逸らすようにソファに逃げた。おかげで視界は真っ白だ。]

……――、……

[ちら、と。足音も遠のく頃に覗き見。
いや、俺完全に不審人物だ。
今回は目撃者もいます。隣に。]

……、……  初対面、の  はず とか、さ?
……これ、夢じゃないのか ……?

[>>267 ゼノビアとジラントの会話の端っこを捕まえて、不安を口にする情けなさ。だって怖いじゃん。何だ此処。]

(278) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ユーリー

[――どこからか歌まで聞こえてくるし>>264]

  ホラーかよ……

[いや、めっちゃ上手いけど。余計に。
あれ?この声どっかで聞いたな……]

(279) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ダニール

いえ、口癖、
……のようなもの、ですかね。

[ああ、間に合わなかった、と。
留められなかった指先が、触れた温度を確かめる。
払われることはない、安堵する。
そう、決して――やましい気持ちでは、ないはずで、
だからこれ以上、求めることは、ないはずで]

……いいえ、きっと知りません。
けれど、私の中の憧憬に、よく似ているような気がします。
似てなどいない気も、するのに。

[ゆると首をふり、彼の人の手を借りて身を起こす。
視線が部屋の造りへとむけば、休む場所はすぐ傍らに、
白い寝台を指し示した]

(280) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 オリガ

 ………

[あの子が笑った。
 可愛いあの子。
 魔法使いの言い付け。
 人形の家。
 ふくろうの――…あぁ。
 白い花。

 娘は思い出す。確か、梟と同じ羽根が背に生えたのだと。

 知っていると上げた手。
 背に回すと男の指と触れ合い、咄嗟に娘は自身の指を引き寄せた。]

 ……っ、

[ベルとミハイル。この場には居ないユーリィという名前。
 娘は咳き込み、苦しげに金を揺らす。

 娘の名は――涙に消えた。]

(281) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ジラント

 ……お前、おもしろいな。

[その一挙一動をつい目にしてしまい感想が口に出る]

 たとえ夢でも、お互いをちゃんと認識しているのなら、初対面と言って問題ないだろう?
 そういうお前も夢かどうか、さっきから抓って確かめてんじゃ無いのか。

[聞こえてくる歌声は微かに。誰の声かはわからない]

(282) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ダニール

……、ここには、
まだ他にも人がいるのですね。

その具合の悪い方を、
早く休ませて上げねばなりませんね。

[聞こえる羽音、人の声。
彼女もたどり着いたのだろうか。
己を決して解しえぬ、あの眼差し、
――そして通り過ぎていった男の背中。

この屋敷には心ざわつかせるものが溢れていて、
今もまた、聴こえてくる歌声が予兆のように胸を締め付ける。

巻きついたままのタイを手のひらに絡めた。
この屋敷、鏡などあっても、白く塗りつぶされていそうだ]

(283) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ベルナルト

>>281

[問うた答え。
 女の名前は返らない。]

 名前、溶けちゃった?

(284) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 ミハイル

憧憬?

[なんのことだか。そしてやはり現実なのか、この世界は。
そしてずきりと胸が傷んだ。

指差された先、ベッドがある。やはり真っ白だ]

この部屋、あんたの…ダニールの部屋にしてるとかと違うのかい。
借りてもいいなら連れてくるけど。
それにしても奇遇だな。あんたも似てるんだよ、俺の知り合いに。
顔とかじゃなくて…うん、こう、どこか。

[彼だけじゃない。似てるだけならともかく、
他の理由で少し困る]

(285) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 キリル

[舞い降りる鳥を、抱きとめる]

わあー。

[ふかふかの羽毛を堪能。]

[無遠慮な手つきは、生き物に触れるのに慣れてない]

[まるでおもちゃのように、わしわし]

(286) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 オリガ

[ミハイルの手が、娘の肩を掴んだ。>>233
 大きな、男の人の手。
 口元を手で抑えたままの娘は瞳を大きく開き、男を見上げた。

 何を、されるのか。
 何を、するのか。]

 ぃ………!

[晒した喉を震わせても、大きな声は上がらず。
 姿勢を変えたもう一方の手が膝の下を潜るに、漸く意図を知り、そっとミハイルの方へと身を寄せた。

 ふと漏れる息は、金の髪は、男の髪を、首筋を擽り。]

(287) 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 オリガ

[下ろされた壁際で、娘は伏せた目を開きぎこちない笑みをミハイルに向ける。
 微笑みを忘れていたかのように。ベルの笑みと違う歪さを垣間見せた。


 『ありがとう』


 唇だけが、礼を告げる。]

(288) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 マフテからの伝書

[とっつかまってしまいました。
暴れてもいいのですが、こんな扱いは初めてです。]

「きぃ」「きぃ」

[嫌がるような、じゃれるような。
ふくろうはどこか楽しそうです

その後、遊んであげた対価をくれとまたその髪を啄むのでしょうけれど]

(289) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 ダニール

いいえ、気がついたら、ここに。
……そもそも、ここが誰の屋敷かもしらないのですから、
この部屋の所有権を主張はできませんよ。

[首をさすりながら、遠慮がちな彼にそう答えて、
ゆると瞬くのは、似ている、というその言葉に]

そう、ですか。奇遇ですね。
私に似てるというのなら出会いがしらのデコピンは、少々控えて差し上げたほうがよろしいですよ。

……固まります、あれは無理です。

[ぼそり、と抗議を申し立て。
では、その体調の悪い方をお迎えに?と首を傾いだ]

(290) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 ミハイル

[少女を抱き上げた時>>
その不安そうな様子に「大丈夫だから」と小さく囁く。
意図を察してくれたのか、素直に従う様子に一度笑みを向けるが
首筋にあたるものに、一瞬身がこわばったのは彼女にわかるほど

あぁ、女の子だから、だけじゃない
柔らかい髪の感触、吐息の熱は。思うことを隠すのには労を要したが

壁に下ろすとき、動いたくちびるには
「どういたしまして」ともう一度、笑みを返したのだった]

(291) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

ベルナルトは、やはり歌を口ずさみんでいる。*

2014/07/04(Fri) 23時半頃


ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/04(Fri) 23時半頃


【人】 ミハイル

デコピンは事故だ。気にすんな。
親愛の印と思えばいいんだ、そうだ我ながら名案。

[赤くなっていないかな。その額に手で触れたのは無意識だった]

うん。迎えに行ってくる。とても具合が悪そうでね。

[インテリアは見れば見るほど、センスが良いと思う。
なのに真っ白で…まるで絵を見ているようだ
あのきんいろの少女を迎えに行くために、また腰をあげた]

(292) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 ユーリー

―採光窓のある部屋―

……何だその感想、嬉しくないし。

[半眼で睨んでから体を捻って行儀悪く仰向けになった。
天窓がよく見える。>>282
襟元に指を引っ掛けて、はあ、と溜息一つはいてみる]

つねっても眼が覚めないんだ、
……言い伝えってのは眉唾だな。

……まあ、……そうだな、初対面、って カンジ、しないから困ってんだけどな……

[ぼんやり、呟く。
いつの間にか唄は途切れている。]

(293) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 オリガ

[曲線の部屋に落ちる音は。
 娘の息、その背を撫でる衣擦れ、球体の擦れる音。]


 ………べ


[触れて離れたきんが、また溶けて。
 耳に届く音に目蓋を上げて。>>264
 娘は男の手を求めた。
 耳朶ではなく、己の手に触れて――と。

 そうして、掌に落とした指先が問う。]

(294) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 オリガ

[『ベルは、良い人?』

 『ララバイも、魔法使いから教わったの?』

 『あのお人形さんは、ひとりぼっちだったのかしら?』


 ゆっくりと、けれど続く問いは、娘の涙で途切れた。
 懐かしいメロディ。何処か――何処かで。誰かが。]

(295) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 キリル

わっ!こら!

いててっ!!!

[嘴に啄ばまれて、引っこ抜かれる髪]

[銀糸は白の中でキラキラと輝いた]

(296) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【独】 ジラント

/*
やばい誘われた(違う

(-38) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 マフテからの伝書

「ほう」

[数本の銀糸を手に入れました。ふくろうはとても嬉しそう。
ばさばさと羽根を動かして喜ぶのです]

「ほう」「ほうほう」

[「ありがとう」「きれいな色」
「次はその目が欲しい」「くれないの?」

ふくろうはじっと彼の目を見ます。
目は口ほどにものを言いますが、かといって異種間で通じるかは別問題です]

(297) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 ダニール

……親愛、ですか。
いえ、ごまかされませ――、ッ

[不意の接触に、言葉が続かなかったのだから、
これはあえなく、誤魔化された、ということだろう。
案じられるようなそれは、なんだか新鮮で]

……くやしい、

[ぽつり、呟く。
追いそうになった指先がからぶったのも、尚。
腰を上げる姿を見送れば、己もまた向かうのは]

わたしは鏡を探してこようと思います。

[衣服の乱れは心の乱れだ、
ジャケットをばさりとやって背筋を正す]

(298) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 ジラント

 嬉しい感想ってのは、どんなだ。
 気が向いたら、言ってやる。

 ――……その眼を、向けるな。

[向けられた半眼、ダークブルーの眼が思い起こさせるのは、昔]

 醒めない夢なら、醒めるまで待つしか無いんだろうよ。
 初対面だが、そうだな……。何かを、思い出すんだ。

[仰向けになったユーリィから目をそらした。目を閉じてしまえばいい。目を向けなければいい。
それでもユーリィの眼は、表情は、誰かを]

(299) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 オリガ

……

[何でもない、気にしないで欲しいと女は顔を伏せた。

 ぎゅうと握った指を開いたのは、ベルが娘の呼び方を>>277問うて居たのを思い出したから。

 1度は溶けた名。>>284
 何だったか、なにであったか。


 皆が、何と―――かつての娘を呼んでいたのか。
 美しかった頃の娘を。
 花を呼び、花を冠し、観衆を色で魅了した―――かつての。花の名を。]

 ………

(300) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 オリガ



 『オリガ』




[さっと綴ったその文字を消すように、娘は男の手を強く叩いた。
 忘れてとでもいうように、かりと引っ掻いた。]


  ご、め   

(301) 2014/07/04(Fri) 23時半頃

【人】 マフテからの伝書

[ふくろうは、一度銀糸を床におき、
今度は服をくい、と引く。
付き合って欲しいのはあの人形のもと。
来てくれないかと目で訴えた後、
その返答に関係なく飛び立った*]

(302) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ジラント

[ここにいない誰かのことであるのに。
焦がれる衝動は、集う誰にでもある。

だからこそ、一度抱けば収まるのでは無いのか、と言う可能性に踏み入れたくは無い]

 他のやつは、どこにいるんだろうな。
 寝る場所くらいあればいいんだが。

[ゆっくり立ち上がる。お前はいつまでここで眠っているのか、と見下ろした]

 ここに残されるのが嫌ならついてこい。
 ……喉が、乾いた。

(303) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ミハイル

[なんか悔しがられた。なんかごまかしが効かない。
なんだろう、もやもやする霧はもう少しで晴れるだろうに]

ん、そんじゃ行ってくる。鏡探すっつってもさ、
どうせ他と同じ白い石膏像みたいなもんなんじゃね?

[部屋を去り際。なかなか外せない視線を無理やり外し、
もう一度あの人形のもとに歩みを進めた]

(304) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 オリガ

[胸元から膝上へと落ちた白のカーディガンを、強く握った。
 
 ごめんなさいと音に出そうとする程に、また胸が苦しくなり咳き込んだ。
 娘の指先が掻いた弧は、間近に見えた首の曲線に似て。]

(305) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ベルナルト



 そう。
 いっぱいいっぱいで、
 こぼれそうだから、しゃべれないんだね。

[>>294>>295 耳たぶを弄る手が一度止まり、差し出した掌、女の指が描だが、き踊る曲線をただじっとみつめて、
 その問いには何一つ答えず、でも、顔を伏せる様子には笑いかける。>>300]

 もうすぐきっとミハイルが水をもってきてくれるよ。

[でも、そのあと、しばらくして書かれた名前に表情は止まる。]

 

(306) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【削除】 オリガ



  もう一度、私を愛して。


  『好き』だと、『愛している』と―――…言って。

2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ダニール

……ですよね。

[>>304 鏡までもが真っ白だろう。
そんなことはわかっている、
ここに留まっていたくはなくて自分に言い訳をした。
別にここにいてもいいはずなのだから、
己の心のうちの問題だ、だってそれではまるで]

あなたを、待っているみたいじゃないですか……、

[呟きは彼の人の姿が見えなくなって後、
自分自身から目を背けるように目を伏せて、部屋を出た]

(307) 2014/07/05(Sat) 00時頃

ダニールは、器用に屋敷を飛び去っていく、白い梟を見上げた

2014/07/05(Sat) 00時頃


【削除】 オリガ

[音に為らない願い。


     届かない、ねがい。



  わたしの、ゆめ――]

2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ベルナルト


[強く叩かれた手、
 その痛みに笑みは消えたけれど、伏せた女の顔、その頭にきんいろに唇を寄せく口付けてから。]


 ――…… なんで謝るの?
                レディ・オリガ



[そして、ゆっくりと頭からぬくもりを離し…。]

(308) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ミハイル

[屋敷をもう暫く探索すれば、厨房らしい所がある。
中に入ってみるとまるで絵のようなキッチン。
何も使われた形跡がなく、瓶の中には彫刻のような白いつけもの、
調味料も全部白。タバスコハラペーニョ豆板醤も例外なく。
ラベルを剥がしてロシアンルーレットなんかすれば面白そうだ]

っと……水は~っと……

[白いピッチャーを見つけ、蛇口をひねる。
…出てきたのは白い……水?それとも牛乳?
石膏のような蛇口から出てくる白い液体は
ピッチャーの中に入った途端、白い塊になってしまった]

……あらー……

(309) 2014/07/05(Sat) 00時頃

ベルナルトは、白のカーディガンをゆっくりかけ直す。

2014/07/05(Sat) 00時頃


【人】 ユーリー

―採光窓のある部屋―
……そりゃ、      い、とか …

[……あれ?  
今、何か謂おうとしたんだけど。]

ぁ、  う?

[なんで……?
ジラントもおかしいと思ったんじゃなかろうか。
もう、俺は疑問符が浮かぶ勢いであいつを見上げたんだけど>>299]

………

[>>303 眼を逸らされた気がするぞつらい。
似てないくせに重なるところがあるから、嫌われてるかと思うとぎしぎし内側が痛い。勘弁して欲しい。俺は、]

ぁ、ちょ、行くのか?…………っ

[痛いけど。置いていかれるよりずっと、マシだ。]

(310) 2014/07/05(Sat) 00時頃

マフテからの伝書は、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 00時頃


【人】 オリガ

[溢れた水は、元には戻らない。
 男の言う通りなのだろう。>>306
 この苦しみは。

 驚き開いた唇は、ゆっくりと口角を上げる。
 答えのない問いこそ、泡のように溶けて消えた。]

(311) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 キリル

……うん?

[物欲しげに見られて、黒曜はパチリ]

[代償を払えば、願いは叶うか?]

[そんなことが脳裏をよぎったけれど]

……あっ、どこ行くんだよ!

[服を引かれて、誘われるように翼を追う]

(312) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ジラント

 ……何言ってんだお前。

[所々途切れた言葉。まるでそこだけ塗りつぶされたような]

 だから、その眼で見るなと言っただろ。
 お前が悪いんじゃ無いが、なんだ……、思い出すというか。

[見上げてくる顔を一瞥してやはり逸らした。
行くのか、と問う声に頷く]

 どうせ寝るなら、ベッドの方がいいんでな。

[廊下に出ると、別の扉を探した。後ろからついてきているかだけを確かめる。
探すのは水場とそれからベッドのある部屋]

(313) 2014/07/05(Sat) 00時頃

キリルは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 00時頃


【人】 オリガ

 ―――っ!

[ミハイルに抱き上げられた時以上の衝撃だった。
 きんの髪が揺れたのは、風が吹いたせいではない。
 指で触れられたせいではない。

 もっと、違うものに。]


ぁ  ……ル

[離れていくきんに、首の白に。
 あぁ。]

(314) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ミハイル

[塊でもあとで溶けるかもしれない。
色のない果物でも無いよりマシかもしれない。
そう思ってキッチンに積まれていたりんごを1つつかみ捕り、
ピッチャーを片手にあの人形の部屋に。

けれど、2つのきんいろの様子を見ていると中に入ることもできないまま。
ドアの側にピッチャーとりんごをそっと置いておいた。
そしてわざと音を立てる。ベルがきっと様子を見に来て
これらを見つけてくれると信じているから。

何故か二人を見つめているのが少しつらかったから
その場から離れてみただけのこと*]

(315) 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 ダニール

[羽音の来た先を見やれば、
>>296 銀糸の姿が視界にあった。
白が体にあまっているようで、華奢に見える]

……あの梟の飼い主は、あなたですか?

[それならば屋敷の主であるかもしれず。
問いかけにわずかためらった警戒は、
――この屋敷にある者が、己の心をざわつかせると、
気づき始めているからだ]

(316) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 球体関節人形 イグナチウス

―曲線の部屋―

[娘は声を喪ったか、
二つの金色が意思を交わすのをいつの間にかいまだ眼を閉じたままとはいえ真っ直ぐ前を向いていたのでありました。

薄く唇を開いて、そう、今度こそ、まさに笑っているようなカタチを見せるのであります。]

(317) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

ダニールは、飼い主というには、梟に負けているみたいにも、見えた

2014/07/05(Sat) 00時半頃


ミハイルは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 00時半頃


ベルナルトは、>>315 音が鳴ったので、立ち上がると、その方へ

2014/07/05(Sat) 00時半頃


【人】 オリガ

叩い   たら、




痛い――


[痛いのは。
 破れたシャツと腹の刀傷。

 目前の首に走る、白の線と。]


 こ…… 


[あぁ、名前が戻ってきたようだ。浮かべた喜色のままに。
 娘の名を紡いだ男の唇から、首筋へと。
 触れるために指を伸ばす。]

(318) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【削除】 ベルナルト

>>315

[ドアの傍、ピッチャーとりんごが置いてあるのを見つければ、
 小さく笑んで、その二つを取る。

 ピッチャーの中の物質は白く固まっているようにもみえるけれど、
 ゆるく振ると、その中で光のきらきらと弾けた。
 一方、もう、石膏のようなりんごは、掌で半分掴めるくらい。

 その二つをもってオリガの元へ戻ると]

 手を出して……。

[その手が差し出されれば、りんごを置いて、
 そして中を注ぐように、ピッチャーを傾ける。]

 これで、溢れた分も元に戻るさ。

[注がれた光は透明な白のきらめきとなるだろう。]

2014/07/05(Sat) 00時半頃

【独】 ベルナルト

/*
どーもタイミングがずれている僕であった。

(-39) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

ベルナルトは、オリガののびる指に首を晒すようにゆるく傾けた。

2014/07/05(Sat) 00時半頃


【人】 オリガ

[きこり。かこり。


 可愛いあの子。
 椅子に腰掛けた脚は細く、子供というよりも。
 大人を縮めたような、金の似合う可愛いあの子。

 陶器のように滑らかな肌。
 けれど人に似せて、色の代わりに球体の回りに影が描かれていた。


 あの子。可愛いあの子。
 正面を向く瞳は―――まだ、閉ざされたまま。]

(319) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 オリガ

[傾いだ首、音の方へと向かう動きに合わせ。
 娘の指が男の傷をなぞった。始まりから終わりまで。


 首を  掻く。]


 ――ミィ


[きっとミハイルがと、水を探しにいった彼が戻ってきたのだろうか。
 指先を宙に残したまま、娘は音のする方へ視線を向ける。]

(320) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【独】 オリガ

/*
えーとね。お人形さんのイメージは
あずまさんちの、40cmドールの、あの子。
金の子!

く、名前をきいていたっけ!!

(-40) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 ベルナルト

 オリガ。
 ミハイルがきたみたいだよ。

[オリガの指が首を掻く。
 その感触に目を細めてから、

 ドアの外から聞こえた音に、きんいろを揺らすと、その場から立ち上がった。>>315]

[そしてドアの傍、ピッチャーとりんごが置いてあるのを見つければ、
 小さく笑んで、その二つを取る。

 ピッチャーの中の物質は白く固まっているようにもみえるけれど、
 ゆるく振ると、その中で光のきらきらと弾けた。
 一方、もう、石膏のようなりんごは、掌で半分掴めるくらい。

 その二つをもってオリガの元へ戻ると]

(321) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 ベルナルト

 手を出して……。

[その手が差し出されれば、りんごを置いて、
 そして中を注ぐように、ピッチャーを傾ける。]

 これで、溢れた分も元に戻るさ。

[注がれた光は透明な白のきらめきとなるだろう。]

(322) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 ユーリー

俺のせいじゃないし、
だから、       って、

[あ。アレ、ほんとに謂えない。>>313]

思い出すって、何。
其れ謂うなら、俺だって―――

[……あんまり謂うことじゃないか。
正直、公にしていいことなんか、何もなかった。
指先を所在無さげに彷徨わせて、首もとの布に、引っ掛けた]

贅沢。ソファだって気持ちよく寝れるぞ。

[後ろからついていきつつ、辺りを伺ってみよう。
なんか梟のはばたきとか聞こえてきそうな――>>312]

(323) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 ベルナルト



 ところで、ミハイルは、
 行ってしまったのかな?

[きらめきの雫はまた白く散って床に溶けていく。
 その光をしばしみつめてから。
 ミハイルのことを気にした。]

 じゃ、オリガ。
 またね。

[水を得て、彼女はどんな表情を見せていたか、
 ともかく、首筋、その耳たぶをまた己で摘んでから、

 彼女にそう告げて]

(324) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 ダニール

[問いかけはさて、
梟との追いかけっこ中の銀糸に答える余裕のあるだろうか]

……もし足を止めたら、
見失ってしまうかもしれませんからね。
どうぞ、お気をつけて。

[それは微笑ましい、といえる光景だ。
大丈夫、ゆさぶられない、己に言い聞かせるように。
――それが無為な努力であることは、
きっとすぐに知れるのだろう。

知ることをおそれて遠ざかる]

(325) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 オリガ

[ベルが離れると、人形から漂う白が香り立つ。

 赤、橙、黄、紫、桃、白、白、しろ――…


 どの色の花とも形容しがたい、花の、香冠。]

 ……っ、 、


[こほ。こほ。
 床に落ちた手は床の白に混じる。
 丸めた背は、どんな白に混じるか。

 もう落ちないようにと、カーディガンごと胸元を抑え。]


 ………ミ ィが

[ミハイルと、名を呼んだが。顔を上げた先に彼の姿はなかった。]

(326) 2014/07/05(Sat) 00時半頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 00時半頃


【人】 オリガ

[促されるまま掌に置かれた白のりんご。
 傾くピッチャーの、内には矢張、白。

 りんごは器足り得たか。]

(327) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ジラント

 だから、聞こえてねぇよ。
 おもしろいで我慢しとけ。

[やはり途切れる言葉に、何を言いたいのかがわからない。
その後の問いと途切れた言葉に振り返って見下ろす]

 ……ここにいるやつはそういう風になるらしい、な?
 訳がわからん。

 贅沢ってなぁ。……ソファじゃ小さいんだよ。

[首元に引っかけられた指。その奥に見える肌の色に視線が囚われる。すぐに、逸らした。

それから行き当たった扉を開けば、厨房らしい場所に出る。誰かが触ったような後もあったが、すべてが白いことに驚きよりもあきれたため息が出る]

(328) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ベルナルト

 ミハイルがみつかったら、
 オリガが呼んでいたこと、言うよ。

[オリガがかぼそくミハイルを呼ぶのに、そう告げて、曲線の部屋を出て行く。
 そして、向かう先、男が二人扉の傍、連れ立っているのを見かけた。>>303>>310]

(329) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 オリガ

[或いは手杯に零れる光は、星のミルクのようで。
 怖々と唇を寄せて、すうと吸い込む。

 娘の眉が上がり、こくと喉が上下していく。


 唇の端から顎を伝い、落ちた光。
 指の隙間から零れた光。


 こく、こくと。恵みの白を目を細めて飲み進めた。]

 ………ん、は。

(330) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ダニール

[静寂は、死んだようなという比ゆがよく似合う、
遠ざかった羽音、静か過ぎて耳が痛くなりそうだ。
音を探して、歩いていく。

――あの時、
聴こえた歌声はどこからのものだったのだろう。
代わり映えのしない廊下を進んで。

けれど今はもう聴こえない]

(331) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 オリガ

 お、みず。  ……い、し  ぃ。

 
[息を吐いても、咳の苦しさは不思議と消え。
 ミハイルは水とりんごだけを届けて、あぁ、何処かに行ってしまったのだ。

 娘の眉が悲しげに寄る。]


ルぅ、行っ――しま、うの?

(332) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ジラント

 ――。

[眼の映った金色は確かに、同じ色だ。遠目に見た色とその時よりも近い位置]

 ……お前、最初? にここにいたやつか。
 いや、実際それが最初だったのかは知らないが。

[厨房の扉の側、見かけた金髪の男>>329に声をかけた]

(333) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ベルナルト

>>330>>332

 また出会うためには去らなくちゃね。
 そういう風にできている。

 また、呼んでくれればいい。

[水を飲むオリガにはそう告げて。
 やはり笑んで脚は部屋の外へ。]

(334) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 オリガ

[ベルの指先を、サファイアの瞳が追う。


 あなたは悪い子。
 置いて行かないで。

 安心させてくれた囁きも、笑みも、力強い腕も。>>291
 まるで娘を避けるように、行ってしまった。

 娘の脚は――痛みを訴える。
 追いかけるなと、諭すように。]

(335) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【独】 ダニール

/*
多角はあまりしたくない、かんじであります。

話しててふたりどうじに片思いの影をみるとか、
なんか散弾みたいな気分になる。

(-41) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ユーリー

―ついて歩く>>328

……くっそう、……

[面白いって、漫才師じゃないんだぞ俺。
不満そうな顔だろうって自覚してるくらい不満。]

……よくわかんないけど、
じゃあ、あの金色とか、銀色とか、女の子とかもそうなわけ?

それって……。

[すげえ面倒くさいことに、なってない?
口に出せなかった。だって、それって]

ああ、……あんたでっかいもんな。

[見上げる。なんか首もとのあたり見られた気がするけど、あれか、だらしないってか?]

(336) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ベルナルト

>>333

[そこにミハイルはいなかった。
 だが、すぐに立ち去ることはなく、聞こえてきた声にゆるく
首を傾け、下から見上げるように、その男を見る。]

 僕はベルだよ。
 そう、ユーリィは知っているよね。

[話しかけてきた男に名乗りながら、近くにいるユーリィにそう確認をするように。]

(337) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 ユーリー


ぁ、  お

[>>329 きらきらの稲穂みたいな、金色が見えた。
心惹かれる色だ、きれいな色。]

ベル、 どこ行ってたんだ

[見えなくなってたから、あの女の子みたいに消えたのかと。そういうわけじゃないのか。]

(338) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 オリガ

 ……それ、と。  ミィに、あ…… ありが、う、て…



  いって  い。

[呼んでいただけではなく、水の礼も伝えて欲しい。
 行ってらっしゃいと、娘は  笑った。]



ま た。

[また。いつか。
 閉まる扉を見詰め。
  ベル、と。記憶に刻むように、唇が動いた。*]

(339) 2014/07/05(Sat) 01時頃

【人】 オリガ

[部屋の中。


 白い花と、白い人形と、白いりんごと、白い光の水と。

 白い娘。]


………る、ル……

(340) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 オリガ

ら……


[娘よりも人形の方が、笑みらしい唇を浮かべていた。>>317
 窓枠の向こう、長方形に切り取られた青を見上げ。]


ら、ら、る……ララ


[音を探す。]

(341) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 オリガ

lalala…


[男の声と娘の声と。
 細く弱い歌声は、今にも青に溶けて消えそうな程に儚く。>>331

(342) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 ダニール

[声が聞こえる、人の話す声だ。
複数人の声、その先人影は確かにいくつか見えた、けれど。
――きっとこのざわつきを想起させる存在が、
複数人であれば、より心を乱されるだろう。

それは収めた感情をも軽いものにでもするようで、酷く耐え難い]

多くあって価値を増すもの、
唯一でなければ価値の無いもの、

……その違いは、どこにあるのでしょうね。

[人影から逃げるように遠ざかる足音]

(343) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【独】 オリガ

/*
外見のすっかり変わったオリガに、会ってくれないのかしらん?と、ずっと一緒のジラント&ユーリィをじろじろ。

(-42) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【独】 オリガ

/*
オリガ、積極的にアプローチしてるよね?
ジラント然り、ベル然り、ミハイル然り、ダニール然り。

(-43) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 ユーリー

知ってる。

最初に会ったからな。


[頷く。すごい綺麗な金色だ。
金色は――やっぱり、思い起こさせる色だ。]

(344) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 ダニール

[>>342 途切れいてた歌声は、
いつしか再び己の耳に届いていた。
歌など知らない、先ほどとの違いもわからない。
ただ少しでも穏やかなものに触れたかっただけだ]

……、

[物音を立てぬように、
そっとその部屋へと足を運ぶ。
奇妙な部屋の中に奇妙な人形と、
娘だろうか襤褸を纏った――]

……金糸雀はあなたでしたか。

[声を発するのは歌の途切れるを待ってから]

(345) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 ジラント

 面倒くさいな。
 でも俺だけじゃ無いみたいなんで、ま、つきあうしか無いだろうな。
 ここにいる間だけの話だ。

[不満そうなユーリィの声。見上げてくる顔。食ってやろうか、それが実行に移る前に、金の髪が目に映る]

 ベル……。やはり、あのとき窓から見えていたやつか。

[ユーリィのことも知っているらしい様子に、やはりと思う]

(346) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 ジラント

[綺麗な髪色をしている。それは言葉にならない。
同じだと、わかっているからだ]

 俺は、ジラントだ。
 他に、誰か見たか?

[聞こえてくる歌声はどこからか。どこかで聞いたような、聞かないような声。他の朧気な思いでは無く記憶にあるものだ]

(347) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 オリガ

lalala……


    lulala……


[人形の家。
 娘にとってのヘルメルは1人ではなかった。

 花冠のオリガ。
 呼ぶ者は皆、娘を大切に思っていた。


 あの人も――きっと。
 いや、あの人だけは違うと――…]

(348) 2014/07/05(Sat) 01時半頃

【人】 オリガ



 ………


[掌の半分以上を占める白のりんご。
 これは禁断の果実か。それとも黄金の林檎か。

 無意識に歯を当てた――所に、
 男の声が。>>345


 っ!

(349) 2014/07/05(Sat) 02時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 02時頃


【独】 ゼノビア

/*
さて、私はどこへいこうか?
オリガちゃんのところへいってみようか( ノノ)

(-44) 2014/07/05(Sat) 02時頃

【独】 ゼノビア

/*
――あ、オリガちゃん一人じゃなかった( ノノ)

(-45) 2014/07/05(Sat) 02時頃

【独】 オリガ

/*
>>347
じらんとーーー!
気づいてくれた!

(-46) 2014/07/05(Sat) 02時頃

【人】 ゼノビア

―白い廊下―

 ふぅん――……

[それはともすればつまらなそうに聴こえる声。
当人にとっては、なるほど、と思いながら紡いでいる声。

人に会う為に、ジラント達と別れたというのに
誰に会わずにここにいる。
意図的に、無意識に、人の気配を避けている自分もいて。]

 確信、か。
 持ちたいような、持ちたくないような。

[3人にしか会っていない私。
彼らの方が、この実感は濃ゆいのだろうと、そう思う。]

(350) 2014/07/05(Sat) 02時頃

【人】 ダニール

[白いリンゴ、
食べ物には見えないそれが娘の手の中にある。
齧ろうとしたのだろう動きが、止まる]

……驚かせてしまいましたか、
失礼しました。

どうぞそのまま、お気になさらず。
今はすこし、静寂が答えるだけなので、
しばしここにいさせて下さい。

それだけで、構わないのです。

[少し離れた壁にもたれる、
目蓋を閉ざしたのは、畏れたからだ。
――探してしまう、この感情の片鱗を*]

(351) 2014/07/05(Sat) 02時頃

ダニールは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 02時頃


【独】 ゼノビア

/*
屋敷の広さがよくわかりません。
創作したらいいの?いいの?

でざいなーずまんしょんっておいしいの?

(-47) 2014/07/05(Sat) 02時頃

【人】 オリガ

[球面を見ると、娘の歯型がしっかりと残っていた。

 羞恥にカーディガンで顔を隠していると、
 男は気にするなと――…難かしい事を言う。>>351





[うるさいと、言いに来たのか。
 それとも――ミハイルのように、誰か残っているのかと確かめに来たのか。

 ベルのように、不思議だと笑うか。]

(352) 2014/07/05(Sat) 02時頃

【人】 ゼノビア

[どこかの部屋からひそりと立ち去るような姿(>>315)。
其の様子を、ダークグレーはじぃっと見つめる。]

 見つけた。

[今更隠れるには間が抜けているし、
そろそろ人に会おうという時でもあり。
何ぶん、相手が一人だったから。
心の準備もしやすかったのだろう。

相手からすれば、何を見つけたのやらという感じだが。]

 あなたも、迷子ですか?

[それはこの世界に迷い込んだことを指すものか。
はたまた、別の意味を含むものか。]

(353) 2014/07/05(Sat) 02時頃

ダニールは、何も問わない

2014/07/05(Sat) 02時半頃


【人】 ゼノビア

[目の前の男は、やはり初対面のはずで。
それでも念のため、と誰にか言い訳をしながら
記憶を手繰る間の停止時間は不自然なもの。

相手が言葉を発すれば、僅かに見開かれる目。]

 ――…ぁ、失敬。
 ええと、ゼノビアと言います。

[こんなに何度も人に名乗ることはあまりないから。
少しずつ、気恥ずかしくはなってきていて。
夢かもしれないのに、と既に半信半疑となった思いを盾に
やめることはしないのだけれど。]

 中に入ってからそう時間が経っていないので――
 人に会うのは4人目、ですね。

(354) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 オリガ

……こ、ほっ


[ひゅうと鳴る音は胸を苦しませる。
 小さな咳が止むと、静寂が――部屋を占める。

 壁に凭れた男の、目蓋が持ち上がる。
 『どうぞ、そのまま』


 静寂から逃げて来た男の、黒の瞳が娘を見ていた。
 真黒な――瞳が。促す様に。

 娘を金糸雀と称した男の  瞳が。]


   の、   ……。

[曲線の部屋は、籠か。加護か。過去か。] 

(355) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 ユーリー

―扉のあたり―

……そう、だな。

[>>346 そうはいうけど、
つねっても眼が覚めないんだけど此処。
思い通りになる夢でもないし、なんか空寒いカンジする。

見るなと謂われたものの
気になるものは気になるので横目で見つつ]

そ、窓の、金色。

[その目で見るなって難しい注文だよな……]

(356) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

ベルナルトは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 02時半頃


【人】 オリガ

……

[食べます? と差し出しかけた林檎を膝の上に戻し。
 娘はすぅと息を吸った。]



lala……


[声は紡ぐ。ララバイを。
 遠くの夜明けを待つ様に。瞬く星が見守る様に。]

(357) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 ゼノビア

[ダニール、ジラント、それと――
交わす言葉の幾ばくかの中であの青年の名も聞けただろう。]

 あなたも、初対面。
 ですね。

[奇妙な問いかけは、意図を汲み取れたか。
話しかけたのは己なのに、酷くざわついて足はすぐにでも
立ち去りたいと訴えている。]

 他にも人が、いるのでしたっけ。

[何人ぐらいかな、と視線は逃げ場を探すように。
視覚的な苦さは目に入れなければいい。
けれど、聴覚をくすぐるものは対話の上で避けようがない。]

(358) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 ゼノビア

 ……歌?

[女の子の、声がする(>>357)
先程男が出て来た部屋からのような気がして。

出て来てすぐさま捕まえたわけではないから
出入りを見ていたわけではないのだけれど。]

 他の方にも、 逢って来ます ね

[痛い――早くここから離れよう。
儀礼的な会釈を残して、足は声をたどるように。]

(359) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【独】 ゼノビア

/*
オリガちゃんに会うー。
という意気込み。だがしかし。
そろそろ落ちられるのでは、とアスタリスクを注視中。

(-48) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 02時半頃


【人】 ユーリー

[まあ俺にはオッサンが何を考えているかなんてわからないんだけど。]

…… ぁれ

[また、どこからか歌が聞こえた。
今度は、――女の子、の、唄、か]

そういや、さっき歌ってたの、ベル……かな?

(360) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【削除】 ゼノビア

[それは半ば逃げるように。
しかし、歌声に導かれるように。

たどり着いた部屋をそっとのぞけば、
綺麗な金色の髪とサファイアの瞳。]

2014/07/05(Sat) 02時半頃

【独】 ゼノビア

/*
あれ、瞳サファイアだっけ?って思って消しちゃいました。
確かめたらサファイアじゃなかったんだけど
何色なんだろう、青いよね、青いよね???

(-49) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 オリガ

[時折掠れる声は、はやり弱く、細く。

 娘は何も――そう、名も、この場所も問わぬ男の傍に寄る。
 動かぬ男に寄る。

 眠って……しまったのかと。
 この男の首には傷がない。在るのはネクタイ。


 苦しくはないかと――娘は声の代わりに指で問うた。
 指先で摘み、引っ張る。


 不思議と警戒心が沸かなかった。]

(361) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【独】 ゼノビア

/*
ってサファイアやないか!! ←ぐぐった

はずかしっ

(-50) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 ジラント

 あんたは、最初からここにいたしもう少し何か知ってるんじゃ、と思ったが、特に変わりはなさそうだな。
 あの梟の方がここには明るそうだ。

[視線はベルの髪の毛に注がれる。
同じ髪色だが、誰と同じ色だったのか、それを思い出せない。それは、他の思いについても同じだ]

 ……歌ってた? さっきの、微かに聞こえてた歌の話か。

[一度途切れた歌声がまた響く。やはり、流れている歌声の主を知っている気がした]

(362) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 ゼノビア

[それは半ば逃げるように。
しかし、歌声に導かれるように。

たどり着いた部屋をそっとのぞけば、
綺麗な金色の髪と、美しいサファイアの瞳が
くっきりと映り込む。]

(363) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【人】 ゼノビア

[傍らには、最初に会った人。ダニールがいた。
二度目の"夢"の中で、ようやくの再会。

夢の続きなら、ねぇ――このタイミングは遅いでしょう?
内なる問いかけは彼にでも自分にでもなく、この世界に。

眠っているのか――声を発して良いかわからず、
また、金の少女とダニールの並んだ絵が、
眩しく思えて――苦い想いがこみ上げる。

少女と目があったなら、はじめまして、と紡ぐ代わりに
微笑んだだろう。]

(364) 2014/07/05(Sat) 02時半頃

【独】 ゼノビア

/*
あと、接触を全くしていないのは
ベルとキリルかな?
お人形さんとも会えて無い気がしたけれど
あれ、この部屋にいるの?いるの?そうだよね?

(-51) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 オリガ

[不釣り合いだったからだ。

 皺のない白のジャケット。
 ボタンすら白く塗り潰され、衿まで糊の利いたシャツは近寄るとほんのり甘い香りが、した。

 白の世界で、まるで新郎のよう……なのに。
 ネクタイが――。]


 ぇ


[思いの外、引き寄せられたのは娘の方。
 タイは緩むことがあっても男の首から外れることなく。

 伏せた睫毛さえ見える程、間近に。
 きんとくろが――。

 息がかかる程、唇が、触れる程――…]

(365) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【独】 ゼノビア

/*
アッー

なんかあれな現場に!
いいぞもっとやれ

(-52) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 ジラント

 ベッドが置いてある場所を、知ってるか。

[白い厨房の場所はわかった。
もっとも、白いものだらけのこの建物では、覚えておくことが難しそうではある]

 足を伸ばして寝られる場所が欲しい。
 それに、……いや。

[今何を言おうとしたのか、自己嫌悪に陥りそうではあるのだが。
厨房扉の前を離れて、他の部屋の扉を開ける。
簡素な白いベッドが置かれたその部屋は、まるで寝るためだけの部屋のようだった。
一人で眠るには十分な、二人で眠るには少し狭い、やっと見つけた、とでも言うようにその部屋へと入っていく]

(366) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 オリガ



[歌声が、途切れる。
 男の瞳が何を映すか、それとも何も映さぬままか。

 伸ばした腕が2人の距離を明確なものとした。
 床に落ちた林檎はころころと転がる。]


 …… 待


[白の林檎を追いかけたサファイアに映ったのは、
 1人の――女。>>364
 浮かぶ微笑みに、娘は唇を結んだ。]

(367) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 ゼノビア

[それは、発せぬ声をさらに奪う光景だった。
――けれどそれは、映画のワンシーンのような
綺麗な、綺麗すぎる絵、だったから。]

 ……、ごめ、なさい
 別に、覗き見るつもりじゃあ、なかったの。

[キスシーンで恥じらうほどウブなわけでもなく
ましてやそれは実行されていない。
慌てる必要などどこにもなかったのだけれど。

彼女の足が止まったのなら、そっと林檎をひろいあげて
その瞳を、じっと見つめながら――差し出して。]

 女の子、 だよね?

[聞くまでもないことなのに。
姿形だけでなく、性別さえも超えて続く既視感に抱く想い。]

(368) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 ユーリー

―ある扉の近くで―

[他に誰かいたか、っていうのは正直興味ある。
あるけど、同時に恐ろしい。
許容量低いんだって、たった一人で溺れかけてたんだし――嗚呼]

……でも梟喋んないし。

[>>362素直な感想。
表情豊かではあるけどさ。]

……なに。アンタ眠いの。

[ベッドじゃないと眠れない系男子?
ベッドが置いてある部屋も真っ白だった>>366
何か変わったものがないかな。]

(369) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 オリガ

[女の足元に止まった林檎。
 自分で拾うか、それとも拾ってくれるのを待った方が良いのか。娘は戸惑う。]

 ぁ 
 ……  歌 を


[いつから居たのだろうか。
 いつから、見ていたのだろうか。

 もしかしたら。]

(370) 2014/07/05(Sat) 03時頃

【人】 オリガ

[謝罪の言葉に首を振る。
 大丈夫。きっと、大丈夫。

 拾われた林檎に安堵し、受け取る手を林檎に添えたままサファイアに映すのは女の顔だけ。>>368


……

[こくりと頷き、もう一方の手で髪先を摘んだ。
 こんなに短くなってしまった。
 短くしてしまった。

 俯くと襤褸が視界に入る。あぁ、この襤褸を纏っているのは自分なのだと。

 改めて認識し、自嘲した。]

(371) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【人】 オリガ

あ なた   も?
男の  ひと   …しか

[女の子で良いのかと、問い返す。
 初めて見る、己以外の同性。

 ライバルでも、裏切るのでもない、同性の――]

(372) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【人】 ジラント

 梟は喋らないが、あいつはなかなかわかりやすい顔をするぞ。

[入った部屋に窓は無い。よく見れば収納らしい扉もついてはいるが、開けてみる気にはなれなかった]

 眠いわけじゃ無い。
 ……少し、身体を休ませたいだけだ。

[ベッドに身を投げ出せば硬めのスプリングの軋む音がする。
身長に対しベッドの長さは十分なようで、足下も余る。
天窓も無い部屋は目を開いていてもその目に映るのは白だけだ。

否、もう一色、亜麻色がちらちらと映るが]

(373) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【人】 ゼノビア

[林檎を受け取ってくれたことに安堵して
うなづきが返れば、そのまま林檎を両の手に握らせる。

指が金糸を摘むのを、見るともなしに――いや
同性としてのゆるみもあったか、自らもその髪を掬い
指で遊ぶのも刹那に――零れていく、糸。]

 ん。
 そうね、私も。 女性。
 そして私も、女の子に会ったのは、あなたが初めて。

[歌声に惹かれたのは、女性の声だったから。
抱き続ける既視感を抱かなくて良い相手ではないかと
そう、思って―――――きたものの。]

(374) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【独】 ジラント

/*
ジラントさんどこまで我慢できるかなーと思ってたけどそろそろ限界みたいです

(-53) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【人】 ゼノビア

 変ね。
 私にはこんな綺麗な髪の友人はいないのだけれど。

[記憶を手繰れども、出て来るはずはない。
なにせ、初対面だと識っているのだから。

けれど、この目を、知っている。 きがする。
吸い込まれそうなこの蒼の色彩ではない。
眼差しが、誰かに似ている――気がして。

つきり、と痛んだのは、同性である親しみからか
はたまた油断か、長く見つめすぎたからで。]

(375) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 03時半頃


【独】 ゼノビア

/*
まだ名乗ってないし名前もらえてないので
そこまで頑張りたい。
ダニール無視しつつ人形にも触れてない。なんてこと。

(-54) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【人】 ユーリー

其れは、同感だけど。
……ベルは、梟見た?

[何か見たんだったら聞いてみたい。
金色は、いい色だ。     な、色――って、あれ? また、何か白に塗りつぶされたみたいに、思い出せない言葉が、ある]

……なん、でもない

[薬、利きすぎておかしくなったのか。
いや、あれはただの、睡眠薬のはずだよな?

ところでオッサン、もう寝てるんだけど。>>373]

ああ、……夢じゃないならやっぱ、疲れたりすんのかな……。

[お、見下ろすの結構新鮮。]

(376) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【人】 ジラント

[ベルの姿は廊下か部屋の中か。
ユーリィの目の色と、ベルの髪の色とそれから、オリガの雰囲気はおそらく同一のものだ。

そこから導かれる像はまだ思い出せない。それが自分にとってどういった相手だったかも。

ただ、そのパーツパーツだけで惹かれていくのを止めたい、のに止められないのだ。
見下ろしてくる亜麻色の髪と、それから]

 ……ユーリィ、面貸せ。

[見えた眼の色に、上半身を緩く起こして声をかける]

(377) 2014/07/05(Sat) 03時半頃

【独】 ジラント

/*
ちゅーしかしません

さすがにその次の段階はいたしません
ジラントさん普通の人だから…!(?)

(-55) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 オリガ

[伸びた女の指がきんいろに触れ、遊ぶ。
 厭わずに任せたのは、敵意を感じなかったから。

 昔の様に、愛でるような――そんな触れ方を期待した。
 期待してしまった。

 この世界に女は少ないよう。]


? な  ぁに?

[何が変だというのか。娘は首を傾げる。]

(378) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【独】 ゼノビア

/*
1日目に綺麗さっぱり言葉を失おうと、
開始前のこの今、やたらと使いたいお年頃。

(-56) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 オリガ

[真っ直ぐに見つめていた視線を、
 女から壁際の男へと向ける。金の髪を揺らし。

 小さな風を、起こす。


 喋る声があれば、それは静寂とは呼べぬだろう。
 目を――また瞑っているのかと、確かめる。

 一度背けた眼差しを、また女に向ける。]


……ぉ


[名を呼ぼうとして。開いた唇は躊躇いの後に閉じられた。娘は――女の名を、知らない。]

(379) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 ゼノビア

 ――いい子。

[梟に、かけた言葉と同じ者を、つい。
はたと、失礼だったかとも思ったけれど。]

 ううん、ちょっと、
 貴女を知っているような――気分、だけ。

[問いには、柔らかな声を返して。
彼女の名は――なんと言うのだろう、と。
呼びたい、と思ったから]

 私は、ゼノビア。 

[この短期間で、何度名乗っただろうと思いながら。
名を尋ねるには、まず名乗るのが礼儀だと。
同時に、名を呼んでくれるだろうかと――期待して。]

(380) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 ユーリー

―ベッドのある部屋―

[見下ろす。昔、こんなこと、あったっけな。
昔、其れは、多分 追いかけてたひとのこと、だと思うんだけど]

……ん?

[面貸せって喧嘩売り文句みたいなんだけど。]

何、後で返せよ?

(381) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 ゼノビア

[ダニールは、そこでどんな顔をしていたか。
はたまた、目は閉じられたままだったか。

もしも名を聞けたなら、
一度、確認するように口の中で言葉を転がし
大切に名を紡ぐでしょう。

眩しい金色が目立つ部屋で、
白い人形の存在に気付いたのは、*もう少し後のこと*]

(382) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【独】 オリガ

/*
>>377
ジラント、手が早いよね?
売女でも、とか。ユーリィ食うとか。今までも落としていたし。ん?



ゼェ
ノォ
ビィ
アァ

(-57) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 オリガ

ぇ、 いい……こ?

[褒められた。>>380
 意外な言葉が女の――ゼノビアの口から溢れた。

 そんな風に言われ、頭を撫でられたのは。
 遠いとおい、昔に。]



 こども   み


[これでも大人だと、娘は拗ねたような表情を浮かべて見せた。
 寒い、苦しいと表情を固くしていた頃よりも随分と表情が柔らかくなっている。

 娘の味わっている気分と、それは似ていたから。
 柔らかな声に、そう、と頷くだけ。]

(383) 2014/07/05(Sat) 04時頃

村の設定が変更されました。


【人】 オリガ

[ゼノビア。――ゼノビア。


 唇が新たな名を紡ぐ。
 音になったのは、1音だけ。]


……ビィ。

[彼女の期待に応えたのは、1音だけ。
 それでも、ゼノビアを表す名に、呼称に代わりはあるまい。>>380

(384) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【独】 オリガ

/*
あ、そうか。
お任せなら、村人の可能性もあるのか。


まぁ、天に任せようか。

(-58) 2014/07/05(Sat) 04時頃

【人】 オリガ

[名を聞いたら、己の名も告げねばならない。
 娘を表す名は1つきり。


 どんなに捨てても。消えても。溶けても。

 1つ、きり。]


[待っていて、と手で制すと、娘はピッチャーを傾け水を呷った。
 掌に受け止めきれなかった白が、光を零して床に散る。]

……

[唇の端をぐいと手甲で拭うと、再びサファイアをゼノビアに向けた。]

(385) 2014/07/05(Sat) 04時半頃

【人】 オリガ


   オ リ ガ。


[1音1音、くっきりと。名を告げた。
 返ってくる音に、娘もまた名の音を返すのだ。>>382



  ……ビィ。

(386) 2014/07/05(Sat) 04時半頃

【人】 オリガ

lulala……


[床の白花にかかる水雫。朝露のようにきらきらと輝きを与え。変わることなき生花の鮮度を浮き彫りにする。

 時間が――止まっているのかもしれない。

 ゆめのなか、だからこそ。



 娘は人形の頬に指を伸ばす。躊躇った末に、服越しに腕に、頭に触れるに落ち着く。]

(387) 2014/07/05(Sat) 04時半頃

【人】 オリガ

lulu la……

[金糸雀は歌う。
 乞われるがまま。

 娘の声に記憶を揺さぶられる者にも――届く様に。
 娘の為に、初めに歌った者にも――届く様に。


 おやすみなさい、良い夢を。
 いい子でおやすみ、星の下で。]

(388) 2014/07/05(Sat) 04時半頃

【人】 マフテからの伝書

「ほう」

[ふくろうが舞い降りるのは人形の元。
咥える白い花をまたほとりと落とすのです。

その場にいる人々をじぃ、と見つめては
笑ったような、嗤ったような、嘲笑ったような。
そんなイメェジを思わせる顔をするのでした]

「ほう」

「ごきげんいかが」

[ふくろうのくちばしから聞こえたのは
どちらの音だったでしょうか]

(389) 2014/07/05(Sat) 04時半頃

【人】 マフテからの伝書

[ふくろうは人形の肩に止まります。
短い足でその顔によりそい、自分の頭を擦り付けます]

「ほう」「ほうほう」

[何かを語りかけるかのような声ですが
その言葉を解するものはいないでしょう]

「みゃぁお」

[もう一度、甘えたような声を漏らしてから
その場にいるだろう人を見回すのです]

(390) 2014/07/05(Sat) 05時頃

【人】 オリガ

[まるで何かを捧げるかのように。
 男の傍で囀る金糸雀が、ゼノビアの瞳にどのように映るかだなんて。
 娘は気にしていなかった。


 声が止む時は――娘が林檎を囓った時。

 物語の姫の様に、息を詰まらせて。
 掌から溢れ落ちた林檎は、ころり転がり。椅子か、それとも誰かの脚にぶつかって止まるか。]


 …… ぃ

(391) 2014/07/05(Sat) 05時頃

【人】 オリガ

[ほうと、梟の声に変わるのが先か。


 
 きんいろの髪は散り。
 力なく床に投げ出された四肢。

 やがて白花に溶けて――*消えた。*]]

(392) 2014/07/05(Sat) 05時頃

【人】 マフテからの伝書

[そして、キリルからもらった銀の髪を
その人形の耳のあたりに添えました
ユーリィに花を添えたように。

滑らかな白い陶器に沿う銀に
ふくろうは満足そうに目を細めるのでした*]

「ほうほう」

(393) 2014/07/05(Sat) 05時頃

オリガは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 05時頃


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54回
ユーリー
63回
ダニール
56回
キリル
2回
ゼノビア
44回
マフテからの伝書
3回
ミハイル
20回

犠牲者 (1人)

アナスタシア
0回 (2d)

処刑者 (3人)

オリガ
110回 (3d)
ベルナルト
46回 (4d)
イグナチウス
6回 (6d)

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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