
609 鳴妻村
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オリガは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
オリガは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
ミハイルは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
オリガは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
ミハイルは マフテからの伝書に投票した。(ランダム投票)
ジラントに1人が投票した。
オリガに8人が投票した。
マフテからの伝書に1人が投票した。
オリガは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ベルナルト、イグナチウス、ジラント、ユーリー、ダニール、キリル、ゼノビア、マフテからの伝書、ミハイルの9名。
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「ほう」
[ふくろうは、あおとくろを見つめています。 その目玉、いつもらえるのでしょうか。 彼らは何を語っているのでしょうか?
ふくろうは、人形を抱く腕を持ちません。 このくちばしは、にんぎょうの肌を傷つけるでしょう。
望むことを叶えたらきもちは通じるでしょうか けれど、あの子は喋らないのです]
(0) 2014/07/09(Wed) 06時半頃
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「ほう」
[重なる男女は「 」そうというのでしょうか? ふくろうは感情なく見つめて…」
「ほう」
[一鳴きが響いたのは、オリガが「この世界」で事切れたのと 同じ時でありました。
その体はどろりととけて肌と白、きんいろもまじり…けれど青は最後まで、おとこをみつめていることでしょう。 美しい容貌は崩れ、最後は白い骨となり…そして、消えるのです。
溶けたオリガが溢れる場所は黒いシミを残し そして、それさえやはり、消えるでしょう
ふくろうは何を得たかそれを知るのはふくろうのみ*]
(1) 2014/07/09(Wed) 06時半頃
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水時計はまた時を刻みます。
刻んだ時が積み重なり、またその屋敷を作り変えるのです。
乱れ咲く、けれど白い花の世界はまた一瞬にして消え失せ、
次に広がる世界は一瞬は元の世界。
しかし、時折にわかるでしょう。
はらり本のように、めくれてしまう不思議。
文字は愚か、その文字を示す色を持たない世界でありますのに
何を示すのでしょうか。さぁ、触れてみてはいかがでしょう?
あなた方に、その物語を教えてくれるはずです……]
(#0) 2014/07/09(Wed) 06時半頃
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― 大きな居間 ―
[そこにh、まだジラントはいただろうか。 花輪を誰に作っているのかと言われれば、内緒だよ、と。
魔法使いからいわれているんだ。この は秘密にしておくんだよって。 君が誰かを になってなったら、その子はきっと消えてしまうから。 そんなことを呟きながら、いつもの笑みで、花輪をもって居間を出るけれど。]
(2) 2014/07/09(Wed) 07時頃
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――……あ
[>>#0次には、その手からも、そして、視界からも花は消え失せた。]
あれ?
[きょとりとして、くるくる首を振る。 その手にはもう何もない。 本当に何も何も、なくなってしまった。]
あれ……
[そして、ふと、ぽろりと、目から雫が落ちた。 ああ、せっかくつくったのに。 きっとそう、僕の身体は思ったんだな、と。]
(3) 2014/07/09(Wed) 07時頃
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[そう、その場にはキリルもいただろうか。 キリルとはどれだけ話をしただろう。
もしかすると、この物語を、語ってくれたかもしれない。 何もわかってない彼の、頭にはきっと中身に花畑があったんだよ、なんて。]
(4) 2014/07/09(Wed) 07時頃
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>>2:407>>2:408
[そして、少し不抜けたみたいになって、 ふらり廊下を歩くと、ふとたどり着くそこ。
中の気配なんて、敏感に感じたのだろうか。 ともかく、導かれるように入って、
そこで一人項垂れるユーリィを見た。]
――ユーリィ、どうしたの? 哀しいの?
[そんなあどけない問いを。**]
(5) 2014/07/09(Wed) 07時頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 07時頃
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[頭の花輪は、夢のように消え失せる]
(6) 2014/07/09(Wed) 07時半頃
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……あぁ、 [花は消え失せ、あの人は泣く] [くらりゆれて、壁に手を付けば]
[白い壁の頁は捲れ、物語をかたる]
(7) 2014/07/09(Wed) 07時半頃
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[我儘な王子様と、美しい王妃様のおはなし]
[ある国に、乱暴で我儘な王子様がおりました] [隣の国との戦争も知らず、王子様の我儘は城の皆を困らせました]
[ある日、王様は隣の国から王妃様を連れて来ました] [若くてきれいな王妃様に、隣の国の人々もこの国の人々も夢中になりました] [王子様も、その王妃様が欲しくてたまらなくなりました] [けれども、それは……].
(8) 2014/07/09(Wed) 07時半頃
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[花を差し出すことすら、許されないことでした] [あの人にも、あの人に似た人にも] [そして、守りたいと思ったあの子にすらも]
[どこを歩いて、辿り着いたか] [黒曜に映るのは、白く朽ちゆく少女の亡骸]
[口元に、手を当てる] [見開かれた黒曜が、濡れて揺れた]
(9) 2014/07/09(Wed) 07時半頃
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― 回廊 ―
[オリガという花に咲く、花。 それを と想うことは罪でしょうか。
想いが、彼女を殺す。 こぼれおちる雫は、とどまることを知らない。
金と黒の混ざり合う姿に――瞑目して。]
……………―――オリガ。
[そっと、大切に大切に、名を呼ぶ。
オリガは最期にありがとうと言って呉れたけど、 私は言葉が震えてしまって、唇を僅かに動かしただけ。
ああ――………また、なにも言えなかった。]
(10) 2014/07/09(Wed) 07時半頃
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[魔法がとけるかのように、 花は―――――あの花は消えた。
ダニールを慰めるかのように、その背を抱きしめた。 ――ちがう、触れたくなったのはきっと娘の方。
まだ気づかない。 白花が消え、元通りと見えたそこに、頁が*あることを*]
(11) 2014/07/09(Wed) 07時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 08時頃
オリガは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 08時半頃
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[ダークグレーの瞳からこぼれ落ちるものが、 金の娘を看取った男の背を濡らす。]
……―――オリガは、消えてしまった。 貴方は、オリガを ていた……?
[音にならない言葉は、この世界の仕組みを確かめるように。]
(12) 2014/07/09(Wed) 08時半頃
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[背を濡らす嗚咽は、 しかしふいに、肺に訪れた痛みにわずか様相を変える。]
………けほ、……、
[浅い呼吸――苦しみは長くはなかったけど 胸痛の余韻がその衣にしわを作る。
問われれば、首を横に振るだけ。 今はオリガを想ってあげてと、その瞳は*揺れました*]
(13) 2014/07/09(Wed) 08時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 09時頃
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[ジラントは動かず、そこにいた。
ベルが戻ってきて、花輪を作っているときも。 その彼の言葉を少し不思議に思ったけれども。
ベルが出て行く頃、周りに茂っていた花々は、頭に乗ったままの花輪は消えてしまった]
消え、たな。
[身を起こす。痛みは引いていた。 傷跡の柔らかさはそのまま。
身体を起こし、ベルの後を追うようにその広い部屋を出た]
(14) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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[オリガが溶けて朽ちたことを、知らず。 人の姿を探す。この白い世界で、色があるのはそれだけだからだ]
――、……。
[その廊下の先に見えたのは、ダニールとゼノビアの姿。 一瞬痛むのは胸。
近づいていけば、彼らが悲しんでいるのがわかろうか]
何があった……?
(15) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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[その傍に残る黒い染みは、その白い世界にはあるはずのない色で、やはり何かがあったのだと、わかる。 酷く胸が痛んだ。 知らないはずなのに、そこで誰が消えてしまったのか、黒い染みの中に一瞬見えた金色が、誰かとは違う彼女の色だったから。 やがて黒い染みが消えゆき、立ち上がろうと壁に手を添えたときに、ページは捲れて頭にしみこんでくるのはオリガの最後。 そこで在った物語を、壁の本が綴る。
もうここにも、「彼女」はいない。
捲れてしまった壁を叩く。二度、三度。どうして死んでしまったのか、考えようとして。
になったら、消えてしまうこと。
ベルが先程の部屋で話していた意味が、わかった気がした]
(16) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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ジラントは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 09時半頃
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「ほう」
[ふくろうは悲しむ人々をみやります。 オリガの青はもらえないまま。 少し、ご不満のようでした]
「ほうほう」「ほう」
(17) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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[それはつまり、彼の。
見上げ、けれどダニールとゼノビアに聞くことは出来ずに、その場を去って行く。
生きて欲しいと願うのに、願う相手を思えば思うほど、死に近づけていく。 オリガが消えた事も、自身の中にあった想いの一端がそれを担っていたのではないか――。
言葉はわからずとも、想いの好悪はわかる。 彼女は皆に されていたのではないか。だから朽ちた。
他の誰かが彼を するのなら、彼も消えてしまうのではないか]
お前は、それを知りたいんじゃなかったのか?
[聞こえてきた梟の声に、上を見上げた]
(18) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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/* ねむい…
ところでオリガが死ぬのはわかってませんでしたね
(-0) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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「ほう」「ほうほう」
[ふくろうは舞い降ります]
「ほう」 「あの子は消えてしまったよ」 「どうしてだろう?」
「ほうほう」「きっと目をくれないうそつきさんだからだ」
「ほうほう」
(19) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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[ジラントの肩に降りたふくろうは 羽をぱさぱさと動かします。 けれどその意図は彼には伝わらないでしょう」
「みゃあお」
[もどかしそうにふくろうは鳴くのでした]
(20) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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―浴室― [ まだ少し火照った体と堂々巡りの思考。 ふと、途切れた。]
……、ん、……
[ 呼ばれた。>>5 ゆっくり顔を上げる。見えたのは、金色だ]
ベル……? ……、――どした、アンタも、風呂?
[俺、服着たままだけどな。 濡れ鼠、髪の先から湯が落ちてる。これもなんか、……白いのか。へんなの。 いやちがう。そうじゃなくて――]
……どうかな。 ……、くるしい、かも。
[ 人間て、悩みすぎるとなんか、苦笑みたいな、形にならない表情するって、思い出した。あの時と、同じように]
(21) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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[ふくろうはジラントをだきしめようと羽を動かすのです。 けれど鳥の羽は、そのようには出来ていません]
「ほうほう」
[彼らはみんなこうしているから マネをしてみようとしたのでしょう]
「ほう」
(*0) 2014/07/09(Wed) 09時半頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 09時半頃
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―浴室―
[>>21 今の俺も、きっと、まさにそれで――]
……、 あれ?
[ん。 なんか。 さっきと、 違うような。]
――――。ベル、 ……花、どこ行った……?
[あんなにたくさ、 咲いていたのに。 水音をとりあえず、止めよう。 コックに伸ばした手に、何か、めくれるような感覚 が]
……!?
[びっくりした。 びっくりした――! なに、何だ、今の。ベルの方を見て、今の見た?という風に指さす。]
(22) 2014/07/09(Wed) 10時頃
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……何言ってるんだ、お前は。
[鳴き声ではその石は伝わらず、けれど不満を言っているのは、何となく感じ取れて]
お前に、色はくれてやらん。
[肩に乗る梟をその上から払う。
姿を探している。 どうせ死んでしまうのなら、腕の中に閉じ込めたまま溶けてしまうまで せば――。
ただのエゴでしかない気持ちが擡げる。 彼が生きることを望むのに]
(23) 2014/07/09(Wed) 10時頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 10時頃
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「ほう」
[ふくろうは少し首を傾げた後、意図通じなかったのかとしょげたような面持ちでした]
「ほう」
[やはり、ふくろうにはわからない…できないことなのでしょうか]
(24) 2014/07/09(Wed) 10時頃
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[ジラントに払われたふくろうはそのまま飛び立ちます。 白い人形のもとにしばしまた羽をはたりはたりと動かして
まるで何かを騙りかけるように]
(25) 2014/07/09(Wed) 10時頃
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/*
役職全然わからないですねー!!!!!! !!!!!!!!
人形もすべてお見通しってわけじゃないんです…
(-1) 2014/07/09(Wed) 10時頃
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[梟が離れた後、いくつかの扉を開けていく。 浴室を探しているのだが、どこかで彼に会うことを考えている。
誰かに託すことは、その答えではない。 自身があるいはあきらめたとしても、この世界で誰にも されないことは無理だろう。 そしてそれは、彼の命を奪ってしまうかも知れない]
わからん。
[どれが正解なのか。 ただ一つわかっているのは、己を満たせるのはただ一人と言うことだけだ]
(26) 2014/07/09(Wed) 10時半頃
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「ほう」
[ふくろうは羽を懸命に動かします。 その綺麗な顔を抱きしめようと。
人は皆辛そうにしているのにこうしているのです。 なぜかはわからないけれど]
「ほう」
[ふくろうの羽では抱きしめることはできません。 懸命に羽ばたく羽から少しめきり、と音がしても]
(*1) 2014/07/09(Wed) 10時半頃
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―曲線の部屋―
[花は失せ、がらんとした屋敷の中。 はらり、本をめくるような音が何処からか響いております。 今、この屋敷は秘密の詰まった 図書館のようなものでありますから、 隠された物語も、ただの娯楽も、もしかしたら見たくないと思うものまで、見つかってしまうかもしれません。
お人形は、どうでせうか。 今まで此処を訪れたものの 言葉の数々を思うのでせうか。
――ほうほう
梟が訪れて、かたり。とお人形の指先が膝へと落ち、首が斜め上へと傾いだのであります。]
(27) 2014/07/09(Wed) 11時半頃
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[羽は抱きしめるようでありませうか。 切子細工の眸は、梟の様子を不思議そうに眺めているようでもあります。
ちかちか、ちかちか。 磨かれた切子のあまたの面に、梟の羽が映っては消え、映っては消えて、瞬きのようです**]
(28) 2014/07/09(Wed) 11時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 12時頃
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[ほうほう、 ほうほう]
[なく、なく なく]
[梟の言葉は、 お人形には分からないようでありました。 人間から借り受けたコトバは、 アナスタシアを壊してしまいました。
ヒトガタには時に魂が宿ると申しますから、 乙女らの見たものはまぼろしではなく 確かに在ったのやもしれません。 さう、理解してしまったからこそ 壊れたのかもしれないということです。]
(*2) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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[それからその扉を開けたのは、声がしたからだった。 扉を開いた先には湿気とそれから、金色の後ろ姿。
その向こうには甘い色の髪が見えて、はっとする]
……、風呂、見つかってたんだな。
[触れた衣服。 その身体が誰かに抱かれたことを、知るすべはないけれど]
浴びたいんだが、いいか。 二人で話があるなら、場所を変えてくれ。
[エゴだけで縛ることは出来ない。 その身体を、腕に抱いてしまいたい。触れて、口づけて、それから。 シャワーのある場所まで足を進めれば、そのコックへと手を伸ばし、視線はユーリィを見下ろた。 その中にある葛藤が、わずかに濃緑を揺らめかせて]
(29) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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[――されど「 」にころされた者は
白に在るときと 身を彩るものは 同じ色をしておりますのに
真に想うところと 相反するこころを抱くところへ、
沈んでゆくのです。]
(*3) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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(―― オリガ )
(*4) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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/* 誰かに思われれば死が近づくのなら、自分が他を見ても他が見ているのなら同じなわけで、もしそれでなくしてしまったらと思うと、どうしたらいいのかわからなくなるのでは説。
特にこうやってベルトの密会(?)現場を見てしまった男としては。
(-2) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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[アナスタシアのその声は、 *確かに同じ響きでありますのに*]
(*5) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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/* ちなみにユーリィの所に来たのは他の人が接続状態にないからだったんだけど、ダニールとかキリルとかうまく会えなくてですな。
(-3) 2014/07/09(Wed) 12時頃
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―浴室―
……何だろうな、これ。 ―――王子様の話とか、あるんだ?
[>>8 触れると、時々めくれる本もどき。 触ると、内容が頭の中に入ってくる。 ベルにも試してみろよ、って促して軽く手を引いた。 ぬれ鼠なのに迷惑な話だけど。
多少、気が紛れてることが 自分でも、わかったからだ。でも]
こっちは、魔法使いの話、こっちが……花の名前? これは、――……え?
[在る一節、別の本らしきものがめくれたときに、――手を離した。まるで、これ、俺の。]
(30) 2014/07/09(Wed) 12時半頃
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……!!
[>>29 ―――心臓が止まるかと、思った。]
……っジ、 ……お、オッサン……
[名前を呼び掛けてのみ込んだ。 だめだ、だって、壊すって、壊れるって]
あ、あ……、俺も、さっき見つけたばっかりで そのえっと、……ええと……
[不審すぎる。ベルもびっくりの挙動不審ぶり。後ろめたいことが多すぎる。ダメ、触るな。体を退いた。気づかれたら、なんて、思われるか。]
あ、う、うん……
[濡れて重くなった服の裾を手持無沙汰に絞る。 様子窺いに向けた視界に、なんだか、揺れるような濃緑。>>29 なんだそれ。待ってくれ。ずるい。]
(31) 2014/07/09(Wed) 12時半頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 12時半頃
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くれてやろうか?
[それは唐突で、捨て鉢な言葉] [欲しがるフクロウへ、片手を伸べて]
銀糸の髪も宝石の目も、全てくれてやれば、 幸せな王子になれるかもね。
[童話の絵本に、なぞらえて]
今なら、少しわかるんだ。 見えなけりゃ……きっとこんなに苦しくなんかない。
(32) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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キリルは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 13時頃
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[ダニールの背――視界は黒一色。 キリルやジラントが近くにいても、言葉なければ気づけない。
なにがあった、と問う声には、掠れた声で ――オリガが消えてしまった、と伝えるだけ。
男の背中の温度は、あの人を思い出す。 今は思い出せない、あの人を。]
……すみません、 ダニールさん、も つらいのに。
[ した温度と同じ――ひどく安心するから 呼吸は整い、涙が乾いても、離れられずに甘えるよう。]
(33) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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[やがて名残を惜しむように、ゆっくりと離れて オリガが溶けた場所、彼女が居た場所を見つめた。]
……オリガ。
[還る言葉は、ない。]
オリガ。
[ビィ、と呼んでくれる人はいなくなった。
想いの欠片が、彼女を壊したのだとしたら 私は、二人も殺したのだと、瞳にともる暗い色。 アナスタシアと、オリガ。次は、誰?
足は静かに、その場を離れた。]
(34) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* キリルとのタイミングすれ違いががががが
(-4) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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[蒼い部屋を出てまだどこへかは決めていないけれど、 一人になりたい。少し眠りたい。
手の中のアナスタシアのかけら、渡さないといけないのに 行く勇気がない
さっきダニールを読んでいたのはなんだったんだろうか。 この花々の下でまさか彼女に何かあったのではないだろうか
会いたい気持ちより不安が大きければ少しは傷つけずに済むだろうか]
(35) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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[そして手ごろな部屋…大きな遊戯室を見つけるに至る。 様々な遊具が石膏のような白さでそこにある。
ビリヤード台に咲き乱れる花の一厘を取ろうとして…
その手は空を切った]
(36) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 13時頃
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見つけて、間違えてコックでも捻ったか? 濡れすぎだろう。
[挙動不審さに気がつくけれど、浮かんだのは、彼もその仕組みに気がついたのではないか、と言うこと。 自分本位な、身勝手な解釈。
身体を引いたのは、触られたくないからか、それとも、彼がより思う相手が、他にいるのか。
揺れる濃緑は一度伏せられて、頭から湯を被る]
……。
[ふと、オリガのことを告げようかとも思ったが、口を閉ざす。 服の裾を絞る様子を横目で見てから]
見たきゃ別にかまわねぇが、俺はシャワーを浴びようと思ってるんだがな。
[シャワーを湯船にためながら、服を脱ぎ始める。遠慮はなかった]
(37) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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/* シャワーを浴びます。 なんなら湯の中にユーリィを抱き込みたいです。 別に三人でもいいです(
(-5) 2014/07/09(Wed) 13時頃
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──……?
[いままで煩いほど咲いていた花々が一輪も残っていない。 綺麗さっぱり消え去った。 その代わり、ぺらりと台のラシャがめくれた]
なんだ、これ。
[ぱらら、とめくれるようなラシャは真っ白だ。 けれどそれにふれると頭に何か流れ込んで来る。 煩いほど沢山の文字がそれはそれは静かに]
(38) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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[首に触れた女の指、爪先押し付けて痕を重ねる。密やかに男の身に刻む花。
周囲にはカーネーション。 「私の『 』は生きている」と。
だから、女は薔薇を残した。 白い薔薇を。「恋の吐息」。
「あなたは私のもの」 ――――黒に変わることはあるだろうか。]
(+0) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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[硝子細工の瓶の中、沸き立つ歓声のように『 』が注がれる。 ひとり分にしては多過ぎる、『 』が。
無色透明なそれに、女は溺れて沈んでいく。 人目に付かぬ場所でひっそりと朽ちるのを選ばなかった。選べなかった。
死の香りに安らぎ得る男は、異常か、否か。 優しさと さに包まれて、女は逝った。]
(+1) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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[ぱらぱらとめくれるそのページはオリガの消失を伝えてきた。 詳細に。
そしてその周りのこと…ゼノビアがダニールをだきしめていたことも]
………あー……
[やはり覚えるのは嫉妬だ。 ここでは誰かが誰かににているのだから、おかしくないことなのに、と]
(39) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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―浴室― ちょっと、手が、滑って。
[眼をそらしながらだ。ダメなんだって、その目は、ほんと、だめ。そっち行きたくなるからダメだって分かってんのこいつ。
――なあ、 もしかしたら、それが、アンタを壊してしまうかもしれないのに。
口にしようとすると吐き気がするくらい気が重い。ベルは、 ……ジラントは、知ってるのかな、あのこと。梟のことだから、吹聴して回ってそう、だけど。脳裏にちらつく、砕けたかけら。]
いや、…その。体、 …… 痛くない?……平気?
[知ってるか尋ねる強さが俺にはなかった。臆病者。 ――オッサン普通に脱ぎやがった!]
み、 見ないし!……じゃあ、外、出てる。行こうぜ、ベル。
[背中を向けて、奥歯を噛み締めて。水滴る足跡と、扉の向こう。]
(40) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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ばーか。ばーかばーか。 俺のばーか……
[会いたい、忘れたい、会いたい、忘れたい、会いたい……抱きしめたい
あいたい……*]
(41) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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ミハイルは、アナスタシアの欠片を手にそのままうとうと*
2014/07/09(Wed) 13時半頃
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―廊下―
…… はぁ、 …ぁ
[結局また壁を背にべったり座りこんだ。 どうしようもないじゃんこれ。どうすんの。 泣きそう。]
……あー、ベル、シャワー使うつもりだったりした、っけ だったら、ごめん、な。
[ぱたぱたと、前髪伝いに雫が落ちてくる。 座り込んだくせに、ベルの服の、裾を引っ張ったまま。
うなだれてまた、深く深く息を吐いた**]
(42) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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身体は、痛くなくなったな。 だから、大丈夫だ。
[痛みは、ない。それは本当で]
……みないって、今更だろ。 それに、別に俺は、お前でもベルでも、見られたって恥ずかしくねぇよ。
[出て行くそのユーリィの後ろ姿を、抱き留めたくて手を伸ばしかける。 その手は白い水の中に隠された。 ミルク風呂のような感覚を味わいながら、浴槽へと身を沈める。
欲しい。 シャワーの水音に紛れて、ジラントの口から零れる言葉]
(43) 2014/07/09(Wed) 13時半頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 13時半頃
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[湯が嵩を増やしていけば、背中の傷がしみ始める。 ユーリィが爪を立てた所。
もっとつけてくれてもかまわない。 それで死んでしまったとしても、――死なせてしまうのだとしても。
満たされることの無い思いが、溢れそうで、声になってしまいそうで。
湯の中眉を寄せた。
どうすればいいのだろう。 無理難題を押しつけてくれる。梟の願いを思い出しながら、湯の中に*沈む*]
(44) 2014/07/09(Wed) 14時頃
|
|
―廊下―
[ほうと鳴く梟の声に、女は瞬いた。 きんいろを揺らして、サファイアを周囲に向ける。
あんなに明るい場所だったのに。 停電にでもなったのだろうか。 周囲は暗く。]
『オリガ』
[女の名を呼ぶ声。>>12 とても不快に感じてしまった。]
(+2) 2014/07/09(Wed) 14時頃
|
ジラントは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 14時頃
ジラントは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 14時頃
ミハイルは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 14時頃
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― 曲線の部屋 ―
[向かうのは、オリガとの約束の品を得るための イグナチウスが在る、部屋。 入るのを少し躊躇ったのは、悲しい言葉を思い出すから。
花々は消えた。 中を見渡せば、あのときには気づかなかった カーディガンが確かにあった。]
……ミハイルの、匂い。
[カーディガンをそっと抱きしめる。
イグナチウスのそばに在る、フクロウ。 教えてあげられなかったら、フクロウまた失うのだろうか。 ――――アナスタシアのように。]
(45) 2014/07/09(Wed) 14時半頃
|
|
私にはまだ、わからないわ。 間違わない、方法が。
[ な人がいても、笑っていられたことなどない。 別れを告げたばかりなのに、自制のきかない心は 彼を蝕む想いを抱き続けるから。
会いたい。 触れたい。 声が聴きたい。]
……――は、
[苦しい。 じわじわと侵されていく呼吸器は、まだ体の異変と気づけない。
すがるように、抱きしめて。 信じたことのない、神様とやらに、*祈りを捧げた*]
(46) 2014/07/09(Wed) 14時半頃
|
ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 14時半頃
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/* たとえば私が、 >>39>>41のミハイルにごろごろしたって ばちはあたらない はずだ!
(-6) 2014/07/09(Wed) 15時頃
|
|
[花の、植物の消えた世界で。
蒼が初めに映した色もまた、黒だった。 否、艶のない濃影の、くろがふたつ。
身を起こせば間近になるから。 啄むように唇で触れて、重なるのは一瞬。]
(+3) 2014/07/09(Wed) 15時頃
|
|
「ほう」
[ふくろうは白い布を抱きしめるゼノビアを見ます]
「ほうほう」
[慰めるようにその近くによるのです」
「ほうほう」
(47) 2014/07/09(Wed) 15時半頃
|
ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 15時半頃
ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 15時半頃
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/* おう、目元の傷も赤で良かったのかしらね!
鬱血が赤なら、目立つね!
(-7) 2014/07/09(Wed) 15時半頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 15時半頃
オリガは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 16時頃
|
[傍らには、 なものを失くしたフクロウ。 ほうほう と、傍に在るその頭に手を伸ばす。]
――いい子。
[初めてここへきた日と同じく フクロウの頭をふわふわと撫でて。]
失いたく、ないね。 誰も、なにも。
[視線は、フクロウのお人形へ。 切子硝子の瞳に見た、無数の――]
(48) 2014/07/09(Wed) 16時頃
|
|
…――っ!
[なでつける、手が止まる。 怯えたように見つめるのは、映り込む自分の姿。
みないで みないで
こっちを見ないで――ー]
ゃだ、
[カーディガンを抱きしめたまま 人形から後ずさる。 離れれば、その絵を視認できはしないけど。
つ、と額に伝うのは冷や汗。 フクロウに、ごめん、と一言つぶやき部屋を後にする。]
(49) 2014/07/09(Wed) 16時頃
|
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/* ぐりぐり動いております(仕事しろ)
(-8) 2014/07/09(Wed) 16時頃
|
|
――ジラント、
俺、 アンタを なくしたく、ない
(-9) 2014/07/09(Wed) 16時頃
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オリガは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 16時頃
|
[腕にあるのは白い布。 抱きしめすぎて、しわになってやしないかと ふいに心配になるけれど。
会いたい 忘れたい 触れたい 届かない。
オリガとの約束だ――さっさと渡して手放せばいい。 のに、せめてと願う気持ちが、足取りを重くする。
曲線の部屋を出た後は、 蒼い部屋も、採光窓の部屋も避けるように。
訪れたことのない部屋の扉を、そっと開ける。]
(50) 2014/07/09(Wed) 16時半頃
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|
―遊戯室―
[願いすぎて、幻でも見たのかと一瞬思った。]
……なんで、 いるかな。
[遊戯室の中で 彼は眠っているようだったから、 この目を見られることも、彼の音を聞くこともない。
見覚えのある色は、アナスタシアの欠片。 それはまだ、受け取りたくないと約束を引き延ばし。]
ごめんなさい。
[耐えられず、髪に触れる手――優しく、すいて。 どうか目を覚まさないでと、額にそっと口づけをひとつ。]
(51) 2014/07/09(Wed) 16時半頃
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「ほう」
[ゼノビアの手の感触を心地よさそうに感じています。 けれど、その走り去る様を目を細めてみやるのです]
「ほう」「ほうほう」
(52) 2014/07/09(Wed) 16時半頃
|
|
[そうして、そっとカーディガンをかける。
これはオリガとの約束だから―― そう言い聞かせて、去りがたい、思いにかられながら ゆっくりと、距離を置き、戸口で*背を向けた*]
(53) 2014/07/09(Wed) 16時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 16時半頃
|
「ねぇ、オリガ」 「君は辛い?幸せ?」
[黒い世界にいるのは黒いふくろう。 黒い以外は、何も変わらないようです。 ただ、丸い目は赤くてあります。
血のような赤は宝石のように輝くのです]
「ほうほう」 「お嬢さん、君たちは本当に不思議」
(*6) 2014/07/09(Wed) 16時半頃
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―廊下より、少し前―
[>>43 返された声を思い出す。]
――俺が平気じゃないんだよ!エロおやじ!
[情けない、俺。 「忘れるため」にミハイルは俺を、 だいた、けど。 もしも、同じように って――想像するだけで 苦しい。
拷問か。くそ。 眠れば――眠れば、忘れられるのか。それとも、いっそ、手を伸ばして、あの時みたいに。触れて って。
でも。それが、間違ってたら。
ジラントのこと、俺ばっかりが考えてるわけじゃないはずで。最初に、オリガと一緒に居たように。他の人たちだって、考えてるはずで。だって、皆が皆に面影を見てるって、謂ってたじゃないか。それって、ことは―――ああ、ダメだ、ドツボだ。――眠りたい、なんて。それはただの、逃避だ。 正解なわけが、ない のに**]
(54) 2014/07/09(Wed) 17時半頃
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/*
残念なログを量産する系男子
一人称にしたらぐっちゃぐちゃな頭のなか垂れ流しになったよねひどいねこれ……
(-10) 2014/07/09(Wed) 17時半頃
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/* あとで!おこられましょう!(ヒャフーイ
(-11) 2014/07/09(Wed) 17時半頃
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/*
わざとだしそういう風に書いといてなんですが この書き方ものすごく読みにくいよな!すまない!!
(-12) 2014/07/09(Wed) 17時半頃
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―曲線の部屋―
[切子細工の眸が、幾重にも黒い乙女を映し込みます。 怯えたように後ずさる、その姿も鮮明に。>>49 少しだけ俯いていたお人形は まっすぐにその時ばかりは黒い乙女へと向いていたやうに見えました。
なぜおびえる。 ここにうつるのはおまえなのに。
表情のない白くてつるりとした顔が そう問うているようでもあったといふことです**]
(55) 2014/07/09(Wed) 17時半頃
|
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[まるで男の腕に――抱かれているかのような感覚。嫌悪に背が震えた。
肌に触れる外気。 唇に、肌に残る感触。
何をしていたのかは明確。]
ぃ、 や!
[両腕を伸ばして突き飛ばす。 身を捻って逃れようとし、床に着いた掌の下、硬い欠片に驚き手を退ける。
手に着いて、ぱらと零れたのは 骨。
黒の骨。砂となって、消えてしまった。]
(+4) 2014/07/09(Wed) 18時頃
|
|
――――――っ!
[喉を開いても、悲鳴は音にならなかった。「死」を否定するようにきんいろを振り乱しても、黒の世界が――反転した世界が、「死」を突き付ける。]
(+5) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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[お前は、砕けて、壊れたのだ―――…と。]
(+6) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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[“こちらがわ”では お人形のかんばせは 黒く塗りつぶされております。 両眼はルビイ色の切子細工――イエ。 実際は、黒い切子細工が赤い空を映しているせいでさうみえるのでありませう。
音にならぬ悲鳴を聞いて。 お人形は、虚空を見つめたのでありました**]
(*7) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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/*
オリガへの票が どう動くかで大きく変わることでせう
正直わりと平たいので どうなるかさっぱとわかりません
(-13) 2014/07/09(Wed) 18時頃
|
|
[汗を洗い流し、湯から上がると、ジーンズだけを履き濡れた黒髪を整える。
「垂らすと若く見えるのね」
誰かに言われた言葉。ふと思い出したのは忘れないためにか、と曇り止めのしてある鏡を見た。 白い空間に鏡はやはり白しか映さない。自分以外は]
もう、いない。
[誰かも、生き写しのように見えたオリガも。 他の誰かにそれを重ねてまで、思い出を引きずる必要があるのかどうか。
ベルの言っていた言葉を思い出す。 思い出に囚われていない――。
そんな時が来ればいいのだ。重ねて焦がれるような痛みを、誰もに感じる今を、正常とは思えないのだから]
(56) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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[キリルの捲る物語。 そして、ユーリィの捲る物語。
ぼんやりと聞いている。 でも、どこか、違う世界の話のようだ。]
ああ、それは、僕が魔法使いからきいた童話のようだね。 そう、この世界もはじめ、魔法使いから聞いた話のようだな。
[その登場人物の一人、オリガの名前は、聞いているのかいないのか。 ともかく、語られる最中、おとなしく、口を出さずにそれらを聞いている。]
(57) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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ベルナルトは、そして、ユーリィに浴室の外に連れ出されて今、>>42
2014/07/09(Wed) 18時頃
|
[この世界の存在することと、しないこと。 そのルールが人の感情とリンクする。 瞬く間に、理解をしないと、 大事なものは擦りぬける。
彼が自らページをめくれば、 そんな記載が飛び込んできて、
そして、オリガはもういないんだよって、言葉が入ってきた。]
ああ、だから、花は消えてしまったんだね。
[オリガのために最後に編んでいた花輪は、結局は無駄なものだった。 伝わることのない、一つとして思えば、フクロウはそれみたことか、と鳴くだろうか。]
(58) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 18時頃
|
[でも、同時に、飛び込んできた、黒と青が抱き合って、青がやすらかに堕ちたのだよ、という言葉には、眉を垂らす。]
そうだね。 ダニーとオリガはとても だった。
[口はしをゆっくりとあげて、ぽつり、そう言い聞かせるように。 彼女の青はダニーのためにあったのだから。
それができあがった物語。]
ねえ、ユーリィ。 ジラントの裸を見たいわけじゃないなら、移動しない? それとも、そこで待ってる?
[扉の前、裾を掴んだままのユーリィに問いかける。]
でも、僕、少し、一人でいたくないんだ。 もし、君がよかったら、しばらくいてほしい。
[きんいろをユーリィの顔元に垂らし、そう、お願いをした。**]
(59) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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/* 姫様にあいたいです
(-14) 2014/07/09(Wed) 18時頃
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あなたの、せいでっ!
[感情も反転したとも知らず。 女は 憎しみ を蒼に宿して睨み付けた。
―しげに、―を囁いた金糸雀は 呪いを紡ぐ。]
あなたみたいな、ひと、
(+7) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
|
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/* 二人がどうするのかわからんので様子見。 とりあえずドラクエしよう(お前
(-15) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
|
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くるしんで 苦しんで、 死んで しまえば、
良いの、にっ!
[絞め痕残る首に十指をかけ、 ぐぐとありったけの力を籠めた。
その願いが叶えば、幸せが胸を満たすのだろうか。 分からない。わからない……*]
(+8) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 18時半頃
|
[金糸を乱し、花を暴く刹那、 ――どこからか響く歌声を聴いた。
触れる指は、一度ひくりと止まったが、 その華奢な体をいだくのは止めない。
折れそうな肋骨も、色を失いかけたくちびるも、 力なく滑り落ちる指先も、それはやさしく触れただろう。
そして、その身を横抱きに、その蒼を覗き込む。 腕の中で光を失っていく、その蒼を見つめて。 甘やかな匂い、濃く映える死の影。 悲しみの色の決して滲むことはない、男は娘の最期の瞬間まで――、待ち望んだその瞬間まで穏やかに微笑っていた。
その冷えた蒼を、目蓋を閉ざし、閉じ込める。 ――あの高貴な蒼は永遠に葬られた。もう、誰の目にも触れず、誰の心乱すこともない、心を変えることも、自らその蒼を傷つけようとすることも、もう]
オリガ、……私があなたを、殺した……、
[どろりと解けていく娘の体、骨、かき集めるようにすくいあげて、尚こぼれて行く]
(60) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
|
|
[ダニールの背を抱く、ゼノビアの腕。 彼女が何度も『オリガ』と呼んでも。>>34]
うる、さいわ…… みみざわ、りな声で、 そんな、ふうに
呼ばない で……
[ビィと呼び還しはしなかった。 不快を露に女は2人から離れる。]
(+9) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
|
|
( ――ほんとうに? )
[音にせぬ囁きは、誰の耳にも届かない。 男自身もその囁きに瞑目し、耳を塞ぐ]
あなたは本当に……、 たくさんの を注がれていたのですね。 幸福、でしたか?
[そこに残った黒い染み、それもやがては消え行けば、 娘の願いも消えるだろうか、花の世界は終焉を迎えて――、 背中に触れる生の温度がじわりと染みる]
……そうですね、 彼女の死は、とても、 いもの、でした。
[>>12 問いに答える言葉には、悲しみの感情は滲まない]
(61) 2014/07/09(Wed) 18時半頃
|
|
[ロッキングチェアの部屋、
転がるのは齧りかけの林檎、 花咲いた枝は消え、林檎は風もないのにその頁を遊ばせていた。
そこに咲いた物語。
猟師に され、小人に され、 魔法の鏡すらも彼女を していたのかもしれない。
死体のままの白雪姫。
皆がよく知るその物語は、 ――結末が少しばかり違っていた**]
(62) 2014/07/09(Wed) 19時頃
|
ダニールは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 19時頃
|
[ほら、またべつの黒が。 銀色の髪に黒冠。黒曜は濡れていた。
まるで進路を塞ぐように立ち尽くしているものだから、何を見ているのかと振り返り、理解した。>>9]
……めいわく、なの。
[キリルの横を通り過ぎようとして、 触れた壁紙が剥がれた。
流れ込んでくる物語。 花冠を手にして遠くの窓を見上げた子と。 似た表情を浮かべているようで。]
(+10) 2014/07/09(Wed) 19時頃
|
|
/*
とりあえず、 首の包帯の意味はわからなかったな。
まぁ、当て馬で終了ということで、。
(-16) 2014/07/09(Wed) 19時頃
|
|
/* どうせなら、死んでしまえば!って言ってるログを挟みたかった、とか……! だにぃ、だにぃ!
るぅの花冠を頭に載せたかったとか、 (空翔んでるの見ちゃったよ!)
え、ジラントさん!とか、 白カーディガンとか、
みなさん、追悼ありがとうございま、す! (フルフル)
キリィ、梟さんにあげちゃあだめよ
白雪姫は、王子様のキス待ち……
(-17) 2014/07/09(Wed) 19時頃
|
|
― 遊戯室→ ―
[扉を閉めて、一呼吸。 ずるいことをした、と自分でも想う。
自らは約束を果たし、しかし男の約束は果たさせず。]
だめね、
[果たさなかった約束は、娘にもあるけれど。 あれから、人魚姫はクスリを見つけられたのだろうか? わたした約束と、その詫びをまだ伝えていない。
ひどく、疲れた―――……]
(63) 2014/07/09(Wed) 19時頃
|
|
[憐れみ乗せた蒼を向け、女は男の横をすり抜けた。]
………
[黒の世界で。 矢車草の青を宿したサファイアは、高貴な蒼は、透明度を失っていた。
濃く黒みがかったインクブルー。 誰が欲しがるだろうか。]
(+11) 2014/07/09(Wed) 19時半頃
|
|
―廊下―
[幾ら絞める為とはいえ、自ら男に触れたことを早くも悔やんでいた。
早く忘れてしまいたくて、 早く洗い流したくて、 早く、新しい服を着たくて。
女は足早に廊下を進む。]
? ――ぇ
[新しい色を見付けた。 足先に視線を落とす。
真紅に焼けた靴を穿いているようだった。]
(+12) 2014/07/09(Wed) 19時半頃
|
|
[ユーリィの返事はどうだったろうか。 浴室の扉、離れたとき、歩めば、グレーの瞳は見たような姿に瞬いた。>>63]
魔法使い……さんだね。
[掠れた声で紡ぐ言葉は彼女に響いただろうか。]
(64) 2014/07/09(Wed) 19時半頃
|
|
[真夏のような蒼い空だったはずだ。 窓枠に切り取られた空は、赤く。
夕焼けのようにも、 血に染まったようにも、 街が燃えているようにも、見えて。]
――― い。
[じぃと赤を、見上げていた。
ほう、と。梟が鳴くまで。 『オリガ』>>*4>>*6と呼ばれるまで。]
(+13) 2014/07/09(Wed) 19時半頃
|
|
―廊下で>>59― [ 手繰る物語の中にオリガの名前があった。 夕暮れ、金色に溺れて沈む――なんて、なんで、面影に重ねてくる。床を爪で引っ掻いて]
……じゃあ、オリガは、もう
[ 胸の底が冷えていく。 添い寝のララバイ、少しいたずらな声、オリガに心を僅かも寄せていなかったなんて、言えるはずもない。殺した。壊したんだ。
怖い。こわい。 ――あの眼に心のままに近づいて、 壊してしまったら、俺、]
(65) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
[――魔法使い、 今まさに、考えていた 姫の声がして]
……――――人魚姫。
[瞬き、つぶやく。]
魔法使いは、 あなたの願いを わたしてしまいました――…。
[姫へと投げる言葉。寂しそうに、笑う。]
(66) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
[幸せか、幸福か。>>*6>>61 記憶と重なる言葉に眉を顰める。]
――たった、いま、
しあわせが、消えた わ。
[赤くて丸い梟の瞳。 そして、欠片になったはずのアナスタシアの黒瞳に瞬く。
艶やかな長い髪。長い睫毛。 瑞々しい女の気配。
まるで男に媚びるような、そんな仕草に侮蔑の視線を投げる。]
ねぇ、ふくろ、ぅ、さん。
(+14) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
ふしぎ、って、 ――何が?
(+15) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
壊してしまったら、俺、どうしたらいい。]
……、
[ ベルを、見上げた。 ゆれる、稲穂の金色は――鮮やかで、眩しい]
……いい、よ。行こう、か。 あんときは、迷惑、かけたし、な。
[ 立ち上がるカラダが、重い。 落ちた雫はいちいち立ち止まるみたいに落ちた。往生際の悪さ、示してるみたいだ。
壁に手をついたまま、 うしろに、続く]
……薬、ずっと探してくれてたんだってな、……聞いたよ。 無茶振りして、ごめ、
[ あれ。止まった。 魔法使い……?]
2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
……、
[ ベルを、見上げた。 ゆれる、稲穂の金色は――鮮やかで、眩しい]
……いい、よ。行こう、か。 あんときは、迷惑、かけたし、な。
[ 立ち上がるカラダが、重い。 落ちた雫はいちいち立ち止まるみたいに落ちた。往生際の悪さ、示してるみたいだ。
壁に手をついたまま、 うしろに、続く]
……薬、ずっと探してくれてたんだってな、……聞いたよ。 無茶振りして、ごめ、
[ あれ。止まった。 魔法使い……?]
(67) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
オリガは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 20時頃
|
>>65
オリガはもう、何? 大丈夫だよ。
また、2年後ぐらいの形で彼女は現れるから。 前もそうだったんだし。
[そんな返し。 表情は至極自然で。]
別れるのは出会うためなんだよ。
[にっこりと。]
(68) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
>>66
願いを渡した? どういう意味?
[魔法使いの言葉の意味、飲み込めなくて、 うしろからついてくるユーリィを気にしながら、寂しげな笑いに首を傾けた。]
(69) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
人魚姫が、クスリを見つけて帰るまで そばにいてあげられなかったから。
ジラントさんに、託したの。 …――だから、願いの対価もいらないの。
(70) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
>>70
ユーリィの傍? ああ、でも、それでいいんだよ。 ジラントに僕がもともと頼まれたんだから。
[魔法使いに、ありがとう、と微笑んだ。]
それより、疲れているね。 大丈夫?
[魔法使いを気遣って]
(71) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
そうみたい、ですね。 ――あれからお薬は見つかりましたか?
[ユーリィが求めていた薬。 事の顛末がどうなったかはしらずに。]
ユーリィも、具合は大丈夫? 待てなくて、ごめんね。
[あれから、遠目にしか彼を見ていなかったから。]
(72) 2014/07/09(Wed) 20時頃
|
|
[気遣う人魚姫の声は、どこか優しく響く。 声が似ているわけではないのに、とても安心するのは 纏う空気が、似ているから――とても。]
うん――、 なんだか 疲れたみたい。 大丈夫。 というのはたぶん うそ、 かな。
……人魚姫は、魔法使いの願いを叶えてくれる?
[力なく、笑う。それは半分は冗談。もう半分は。 ……一人でいると、気が狂ってしまいそうで。]
(73) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
|
「ほう」「不思議だよ」 「とても悲しそうな顔をしているのに」 「でも君たちはずっとずっと一緒にいるの」 「なんでだい?」「なんで君は壊れてしまったの?」
[白い体、ふくろうは肉食の目でみやります]
「アナスタシアはなにか辛かったのかしら」 「オリガ」「君と黒はとても不思議だったよ」
(*8) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
|
/* 口調が安定していません。 ちゃうねん、二人ともなんかあれやねん、 なつきたくなるタイプやねん(滅)
(-18) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
|
/* >>68るぅ
ここ、ここね!(机ばんばん
『別れるのは出会うためなんだよ。』
(-19) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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|
>>73
[魔法使いの願い、には、一瞬きょとっとして、 それから大きく頷いた。]
もちろん……。 魔法使いの役に、僕はたちたかったんだ。
魔法使いの、名前は、なんていうの?
[その疲れた雰囲気にきんいろを揺らし、彼女に微笑む。 偽りではない、ほんものの笑顔。]
(74) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
|
[濡れた肌にシャツを羽織る。ボタンを留めるのも面倒で、そのまま、浴室を出た。 その前にすでに二人の姿はなく、がり、と髪を掻いて廊下を歩き出した。 たとえばどうして、ベルはここにいたのか、とか。 二人でまたどこかに行ったのだろうか、とか。
触れたいのは自分だけかも知れない、とか。 自分は彼に何か与えることが出来たのか、とか。
ベルは彼のために捜し物をしていた。 己は奪うだけだ。その命まで奪うようなことがあって、いいものかどうか。 さっき追い出したのは自分だというのに。
歩きながら、向かった方向は二人とは逆の方で、それをジラントは知らない]
(75) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
ジラントは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
/* 誰にしようかなぁ。 今ベルへの好感度落ちてる状態やねん
(-20) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
|
|
[夢の中で「あの人」を見る。 髪の色も眼の色も、その表情もくるくる変わる。 綺麗で、優しくて、何もかもを包んでくれて… そう、理想といえる人、だったのに]
………
[ゼノビアがそこにいた時、まだその夢を見ていた。 額に触れた感触が甘くて、髪に触れた感覚が優しくて、 小さく身じろぎをする。 「あの人」があの目で見てくれるような感覚だったのは何故だろう
あの人の顔は思い浮かばないのに]
ゼ……
[夢の中の言葉は吐息に溶けた]
(76) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[魔法使いの役に立ちたかった、と微笑む姫は 疲れた心に潤いを与えていくようで]
……ゼノビア。
人魚姫、 あなたの名前は?
[知っている――けれど、姫の声で、聞きたくて。]
――すぐじゃなくても、いい。 あなたの声を、ひととき私にくださいますか?
[誰かに傍にいてほしい。 寝物語でも、子守唄でも構わない。 せめて私が穏やかに眠れるように、その声を*ください*]
(77) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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―廊下>>68―
……え?
[――、 何を、謂って?]
2年って、……え?どういう、こと。
[飲み込めないまま、無邪気な笑顔に困惑は深まる一方だ。]
―――、でも………
[俺には、 わからなくて。]
(78) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 20時半頃
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……ゼノビア…… あの、――
[>>72 ……先に謝られてしまった。 謝るのは多分、こっちだと、思うんだけど。]
や、……こっちこそ。……ごめん。
[魔法使い。人魚姫。まるでそう、御伽噺のやりとりみたいで。首もとの布に、指を引っ掛けて、握り締める癖が出た。]
ジラント……?
[2人の口から出る名前に、 後ろをそ、っと、振り返ったけど。――そこには、いるはずもない。壊さないように、離れたんだから。ほっとする、べきなのに]
(79) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[――、いかん、眉間に皺、寄ってる。]
……――
[――人魚姫、と 魔法使い、のやり取りは、 どっか、遠い国の、お話みたいだ。 詩的、って いうのかな。]
(80) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[つ、と伸ばしかけた手は力なく落ちる。 ふと浮かんだ意識と、ぼんやり開いた目は、 部屋から出ようとするゼノビアをとらえた
白い布…カーディガンだ。ぱさりと落ちた。 まるでどこかの、空蝉の君のような、瞬間
胸が締め付けられる思いとは、こういうものなのかと 今初めて知った けれどそれを言葉にすることはやはりできないのだ]
(81) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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「お別れですね」「お幸せに」
[頭にこびりついて離れない。 胸が痛い。死にそうな程 また一つ嗚咽が漏れそうになって…こぼれ出たのは、白い血液 量は増えた。喉に絡まって、ひどくむせてしまう]
ん、げ、ふ……っ……
[忘れたい。忘れたい忘れたい。 ダニールの背を抱いていた映像も、今何も言わずに去っていった後ろ姿も]
(82) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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>>77
ゼノビア…… ああ、じゃ、ビィって呼んでいい?
[それから続く言葉に瞬いた。]
魔法使いのいうことならば、なんなりと。 いいよ。僕なんかでよかったら。
[手を小指を差し出して、 ビィの手も握ると、そっと約束を。]
(83) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[>>13 背にある濡れる嗚咽が、 咳き込みと苦しげな浅い呼吸に変わる。 首だけで、振り返る。
苦しいのですか、と問う言葉、 男はそこに影を探す、あの青ざめた影。 甘く熟れ落ちる寸前の果実のあの匂いが、
――彼女にもあるのだろうか、と]
(84) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[>>33 ゆる、と首を振る。 それは如何様にも捉えられる否定、 ゆっくりとはかない熱を残して離れていく、 ゼノビアの背に一度手を回す。]
あなたのほうが、辛そうですよ。
……ゼノビア、
[ゆるやかなだけの抱擁を、解き放って男もゆると立ち上がる]
(85) 2014/07/09(Wed) 20時半頃
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[黒いシミの消えた痕をしばし見つめた]
あの歌を歌っていたのは、
……あなたではなかったのですね。
[感情の色のない、声音。 小さな小さな囁きを捉えるものはいただろうか。]
(86) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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[梟の声が脳内に届く。
願いを叶えてあげようとした。 『 』な存在のために、願いの為に。
それは――白の世界での、こと。
女は冷ややかな目で梟を見ていた。>>*8]
悲し、そう……?
[視線は空に。赤い空に。]
いっしょに、いるのは。 かなしい、から じゃない、の?
(+16) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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―齧りかけのりんごの物語―
“奇跡が起こりました”
“ガラスの棺の中、 姫のその青い目がぱっちりと開いたのです”
“ああ、なんということだ”
“王子様は生き返った白雪姫に絶望して、 また旅に出てしまいました。
死体のお姫様だけを、王子は していたのです。”
[その部屋で白い林檎の最後のページがぱたり、と閉じた]
(87) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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[白い扉の並ぶ廊下、その一つを開けた。 今まで開けたことのない部屋、そこに並んでいたのは遊具で一目で娯楽室の類いだとわかる。
そこに、やはり白以外の色を見つけた>>76。 咳き込む声に、それがミハイルであることがわかる]
……ミハイルか。どうした、身体の具合でも悪いか? ここは、どうやら厄介な世界らしいな。
(88) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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/* やだーダニールさん来てるじゃないですかー
とはいえ今ダニールにあいに行っても何も進展が
(-21) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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わたしが、壊れたのは……
[人魚姫と魔法使いと。 そんな単語も聞こえて来て、ため息をつく。]
ここが、ガラスの柩の中 だから よ。
(+17) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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>>79
そう、ユーリィにジラントの話をしたかったんだ。
[ビィにはそれから少し待ってと、呟いて]
ねぇ、ユーリィ。 僕は一度、ジラントに押し倒されそうになったんだけど、 彼は僕を抱いたりはしなかった。
君も僕にキスしたりしない。
ね。 君たちは、きっと、あのフクロウの願う場所に一番近いのかな?
[どう?と。]
(89) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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/* く、 薄々感じていた というのに…っ ほらっ
(-22) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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それとも、ユーリィ。 兄さんが、忘れられないかい?
[薬と一緒に出た単語。 さらりきんいろは揺れる。]
(90) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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その王子が幸福なのは、 誰かの為にそれを失ったからですよ。
……それは彼女のためですか?
[>>32 自棄になったような言葉が、耳に入る。 好きな童話だった、残酷で い抉られた宝石の瞳]
どうか、そのようなことを仰るのはやめてください。
あなたがそんなことをしたら、 わたしは冬を越せぬツバメになってしまいます。
[彼の銀糸と黒曜とを眼差しに映す]
(91) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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ンだよ、ジラント。
[人の気配に、やや慌てたように口を拭い、 平静を装って振り向いてみれば、ジラントがいる。 なんでか随分久しぶりな気がした]
厄介って、そりゃもうとっくに知ってるよ。 なんだ、あんたもなんかの悩みでもだもだしてるわけ?
(92) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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偽りに惑わされても。
誰もが本物を求めるもの。
女の背に刻まれた愛は、偽りの花。
女が歌うのは、 真似た歌。偽りの歌。
(-23) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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俺も、さっきまで腹が痛かったからな。 ようやく一息つけたところだ。
[悩み、そう言われて浮かぶものはあれど口にはしない]
ここで、寝てたのか?
[型のついた黒髪へ手を伸ばす。 ミハイルがユーリィを抱いたことなど知らず]
オリガが、溶けた。俺が見たのはその跡だけだが、残っていた色は確かにオリガの色だった。 あんな消え方をすれば、悩まねぇもんも悩んじまうだろ。
(93) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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誰もが 本物 を求めるもの。
本物こそ、愛おしい……
(-24) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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あぁ、知ってる。本で読んだ。 …俺は余計、あのふくろうが知りたいっつーのがわかんなくなった。 アナスタシアが壊れたのもオリガが消えたのも同じ理由、なんだろう?
[ふくろうは「何故」とといかけてくる。 きっとあの鳥は、根本的な所でわかっていないのだろう]
……またここ、変なことになってるな。 触るもんが全部ページになってめくれやがる。 オリガのことも、ここで知った。 [近くにあっルーレット台にふれれば、やはりぱららと白紙のページが現れて]
(94) 2014/07/09(Wed) 21時頃
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ミハイルは、髪は触れられるに任せるまま
2014/07/09(Wed) 21時頃
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――廊下>>89――
[指切りしてる。懐かしいな。 なんとなく、小さな頃を思い出した。 金色の後れ毛と、小さな手と。]
え。 ジラントが、……なに?
[俺、驚きのぶっきらぼうさだな。]
……は? ―― ぁ?
[ 突然 何を。は?押し倒す?――待った、でも、それは、理不尽な、怒りかも、しれなくて ]
……、ベル、あの、
[ベルは、歌うみたいに言葉を続けた。飲み込むのに、時間が、掛かって]
… ――待ってくれ、でも、俺、……
(95) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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[――面影に。 流されて。拒めなくて。そんなこと、謂えるはずも、なくて]
―――っ、
[ずきん、と 胸が痛んだ]
やだ、……やめてくれ、……兄さんのことは、謂うな。
(96) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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アナスタシア? 知らん名前だな。 だが、言いたいことはわかるさ。
……厄介なこった。
[ついた型を払うように指で梳く]
魚、花と来て次は本か。 俺も、それで何があったかは知ったよ。
過去を文字に映すなら、他の奴らの過去も見れんのかね。
[それから、ミハイルが触れた本のページへ視線を移した]
(97) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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[身体を支える手が、 ざらりと、羅紗を、捲る。]
(98) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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/* まあ俺誰でも抱けちゃいますよ。 とか言いながらミハイルとユーリィしか抱けてない…!
俺の思い人を触れちゃ行けない人設定してしまったのがまずかったね。
(-25) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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[忘れていた息苦しさに、咳を1つ。
話し声の方を見れば、 きんいろと、くろと、紅茶色と。
どの色を見たから、胸が痛くなるのだろうか。]
(+18) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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キリルは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 21時半頃
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[物語は ―――。
幸せに秘められた 不幸せ。
白い林檎の 物語。]
あぁ……。
(+19) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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ユーリィ?
[苦しげなユーリィに、その身体を支えようと手を出す。]
だから、ジラントは、僕に手を出さなかった。 僕の魅力がなさすぎるだけかもしれないけれど。
[次に兄さんのことでユーリィに、今度は菩薩のような笑みを]
ユーリィ……苦しいんだね。 可哀想に。
[その震えた指が自らを掻き抱こうとする様子に、顔は、申し訳なさそうに、でも、その手を握って…。]
やっぱり、薬が要る?
(99) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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[見たいと思うのはやはりただ一人だ。 こうして直に会って、そこに誰かの面影を見れば、思いは募るけれども]
お前は? 誰にも重ならないような、そんな相手は出来たのか?
[何となく聞いてみたのは、少し変わったように見えたから。 髪から手を離しその手で壁に触れる。
ページがはらはらと捲れて、そこに映るのは銀色の話>>8>>9]
(100) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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|
[そして、僕は心の中で、ひそやかに笑う。 そう、苦しんで、情けない姿を見せて。
ユーリィ。 その姿を僕はみると、すごく、安心するんだ。
この中で、本当にみじめなのは僕だけじゃないんだろうって。 本当は、ひどく哀しいなんて感じてしまっている僕の心を 慰めてくれるのは、みじめな君の姿。]
(101) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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……それに、
たとえ、彼女のためでも、 彼女の腕はもう、何も受け取ることはないのです。
[その事実が何よりも、 しい。 彼女の為に乱されたものは今は穏やかで。
緩められて首元からだらりたれたタイ、 消えず残る、何度もきつく絞められた指の痕、 指の腹でなぞれば、瞬間の夢想が結びつく。
くちびるだけが、わずかに笑んだ]
(102) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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云うな、なんて生意気な口をきくな! 俺様を誰だと思ってるんだ!
[窘めるような言葉に、大人げない反抗] [イライラをぶつけるのはきっと、甘えているのだと本人は気付かない]
……遭わなきゃよかった、って思うんだ。 だって、遭わなければ、顔を見なければ、その人の事を知らなければ……
手に入らなくて悔しいなんて、思わなくて済むだろ?
[どこか諦めたような、拗ねたような言葉]
(103) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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そんなんじゃない!あの子の為なんかじゃない! そんな何でも分かってるような顔で偉そうな口きくなッ!
俺は……ッ! 俺がすっきりしたいからそうしたいだけなんだよッ!
[その場の感情に任せて、そいつの首のタイを掴んで絞める] [食って掛かるのは、きっと] [あの人みたいに、むかつくほど落ち着いてるからだ]
(104) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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/* ベルがいい性格しててなんていうか大好きです(滅) 今日は23時過ぎるだろうなぁ;;
(-26) 2014/07/09(Wed) 21時半頃
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――廊下>>99――
っ、……
[支え、られた。なんだか、 だるさがさっきから、増している。]
――っ、…… ……、そ、れは、わかんない、けど。
[金色が、乱されなかったことに、ジラントが、そう、しなかったことに、 ほっとした、なんて、やな、やつ。俺。]
―――、 ゃ、
[首を横に振る。だって、苦しかったんだ。此処に来る前は、誰にも、謂ったことなかったのに。誰も彼も、面影を過ぎらせてくる。それだけじゃなくて、面影とは離れたところで――新しく、悩んで。]
(105) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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えーっと、
じゃぁ、ベル3点、ダニール2点、ゼノビア1点で!
(-27) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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――廊下>>99――
薬、……
[眠る。眠れば。そのときだけは、忘れられるだろうけど。でも。]
……っ、……。 探してくれた、酒、でも。 うまく、いかなかったし
……唯の、逃げ、だから 、 正解、な わけ……ない
[握られた手に、縋るような力を、込めて。]
(106) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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|
誰にも重ならない?…あぁ、そうだな、できたかもな。 お前はできたんだろ?言わなくてもわかるけどもよ。
…俺は……過去…言いたくない過去まで暴く必要はないと思ってるよ。
[嘘だ。自分だってそんな綺麗事だけなわけがない]
そこらへんの本も、妙なことばかりかいてやがる 触ったものとか関係ねぇみたいだぁな。
(107) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/*
かしこまりました。 早い段階でありがとうございます。
(-28) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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あなたは、……キリル、様?
[>>103 俺様、という言葉には、 とりあえず名に敬称を付けて呼び、 大人気ない様子にも、どこか人を従わせるその雰囲気が、 己の中に静謐を呼び戻し、わずか目元の和らいだ]
……そうですね、 苦しみは最初から存在しない、けれど、 私はこの感情を知ることは――、
[感情に任せたような叫びに途切れる]
(108) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
[想いを傾けてはいけない。 そう思っているのに、ジラントの心は儘ならず。 人形に同じ姿を映し出す。
ユーリィ【3】ミハイル【2】ベル【1】
もっとも、溶けてしまった金色が出てくることはなかったのだけれど**]
(-29) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
あれっ?締切ちなった?早かった?
(-30) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
[溶け合ったきんいろの。 魔法使いが教えてくれたという、ララバイの。
傾けた水差しから、 掌へ、こぼれ落ちた水の。]
ねぇ、そんな風に わらう ひと、だった ?
[女の見たことのない微笑み。>>99 それが、とても ましく、思ってしまった。]
(+20) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
だって、あなたの瞳は濡れて、ッ――、
ぐ……、
[瞬間、詰まる喉の音、 ぎりぎりと圧迫される気管に、言葉は出ない。 ただぼんやりと、彼の黒曜を見つめて、
――思い出したようにタイを絞める彼の指を掴む。 わずかな隙間の開けば、笑むに似た音が零れて]
は、っ ……そう、でし た か。 お許し、くださ……
[大して抗いもせぬままに、主に許しを請うように、 その感情を受け止めて、意識にも白が侵食するのを感じていた]
(109) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
[怒られるかと、思った] [抵抗されるかと、思った] [なのに、この人は]
……ぁ、
ご、ごめん……
[手を、はなす] [そんなつもりじゃ、なかった]
(110) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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/* へたれぶりがすごいよおおおお しかたないじゃないかよおおおおお
そしてダニールとキリルェ これはよい主従
(-31) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
[どうやら魔法は効かなかったようで。>>106 女の眉がひくと上がる。
おやすみと撫でた紅茶色を、 今は疎ましく思う。
はらはらと女の傍でページが捲る。 黒い水の中。その前。
母が誉めてくれるから、 花冠に映えるからと伸ばしたきんいろを、 乱雑に掴む大きな手があった。]
(+21) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
出来たのか、なら、良かった、と言うべきかわからんが……。 俺は、縛りすぎてるんじゃないのかと、思ってな。
[過去を見たいのは一人だったが、見たくないとも思う。 本当はどんな関係で在るのか、わからないからだ。
銀糸の過去は、そのまま閉じた。見なければいい。 見なければ、思い出に囚われることは少ない]
見たいのか見たくないのか、本当はどっちなのかわからんけどな。 そしてそれは、俺のエゴでしかない。
(111) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
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>>106
[ユーリィの手、握って、 縋ってくれば抱き寄せて]
ユーリィ、 君だけじゃないよ。
ねえ、僕たち、 友達になろうよ……。
[ミルクティの髪の毛、空いた指を伸ばして]
ジラントを呼んできてあげるよ。
(112) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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|
[花を摘む鋏で髪を断ち切られた。
泣いて叫んで、懇願しても、 止めてくれはしなかった。
恐怖に顔を引き攣らせた娘。 きらきらとした髪が床に散らされるのを、 見て居るしか出来なかった。
これも、ねぇ、『 』のカタチ。 奪われないための、寄り添うための。
―――なら。]
(+22) 2014/07/09(Wed) 22時頃
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|
ユーリィだろ?あいつも随分お前のこと気にしてたみたいだし? あんなんだったらお前の気持ちもわかるわ 縛りたくなる、こだわりたくなる、手に入れたくなる、ってか?
[くっくっ、妙に気分が意地悪いものになっているのは 半ば自棄のようなものだ。 ここであいつと関係を持ったとかばらしてやったらどうなるんだろうか。 少なくとも、ここでの自分の「死」というものから 一つ遠ざかり、一つ面影が消える]
過去を知ったら?それでそれがあんたの満足いかないものだったら 捨てるのかい、それを。
ふくろうはそういうものも知りたいのかね。
(113) 2014/07/09(Wed) 22時頃
|
|
[よろめき、腕を壁につく。 空気を求めてしばし呼吸は喘ぐ様、 熱もち滲んだ双眸を、ゆるり、持ち上げる]
……いいえ、 私の失言でありました。 申し訳、ありません。
少々、……お疲れなのではありませんか? のちほど、少しお休みになられたほうがよいかも、しれませんね。
あたたかいお茶でもお持ちできればよいのですけれど、 ここではそんなものの用意は、なさそうですね。
[すらすらを口をついて出る言葉たち、 日常の真似事のような、それが酷くここでは違和感だ]
(114) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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>>112
[苦しそうなユーリィを抱き寄せる手はまるで、彼の家族のように。 強く衝動にまかせたものではなく、やわらかな、包み込むような]
大丈夫。 ジラントの傍では君は眠れるってきいたよ。 そう、君はそこで安心して眠ってよいんだ。
[歌うような調べ。]
大丈夫。僕はジラントに抱かれたりしないし、 君も僕にはキスしなくていい。
[そして、頭を撫でつけ、歌うのは、ララバイ。]
(115) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
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……よろこ で
[誰、が?
『あの人』の顔を思い出し、 胸焼けを起こした。喉を、口元を抑え、えづく。
―――ひどく、気分が悪くなった。]
(+23) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
―廊下>>112―
[なんか、歌うみたいな声は、それだけで子守唄、みたいだ。]
―――、とも、だち……
[じわっと、染み入ってくる、みたいだ。]
ん、……
[頷く。視界にきらきらと 金色が、 で。 梳く手が、やさしい。]
呼ぶ、って ……
(116) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
「ほう」「君たちはかなしいの?」 「君が壊れてしまったのは棺の中に」 「悲しさが溢れてしまったからかい」
「そして君は溺れて死んだ」「違う?」 「人は」「悲しいとわかっているのに」 「他を求めるのだね」
「一つ学んだ気がするよ」
[ほう。ほう」
(*9) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
……っ、 ぅ、く
[咽喉の奥が痛い。 目の奥が熱い。 だめだ。これ。泣くやつだ。耐える息が詰まってる。 兄さんのこと、知ってて、こんな風に謂ってくれるようなひとは、いなかった。いなかった、から]
――、……っ
[でも。側に行ったら。おれ。 梟の願いに近いとか、 そんな、 なのじゃ、ない のに。
どうしたら。いい? ララバイを聴きながら。泣きそうに、なる。]
(117) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
「かわいそうなきんいろのお姫様」 「どくのりんごを食んだのだね」 「りんごは知恵をくれるというけれど」 「知恵がすべて、役に立つとは限らないよね」
「えづく様子を、どこか哀れみ、どこか嗤うように ふくろうはただただ見守るのでした]
「きっと僕もさみしいのだろうね」
(*10) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
…… ち がう。
あふれた のは――
もっと、温かい も、の。
[ふるり、首を振る。>>*9 あたたかいものだったはずだ。 冷たくないものだった はずだ。
覚えていなければ ならないのに。 確かに 感じていたのに。]
(+24) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
気にしていた、か。それもあって、痛みは強くなったんだろうな。 だからどうってわけじゃねぇが。
――、そうだよ。悪いか。
[ミハイルの言葉に、ため息を一つ落としてからそう口にした]
過去を知って、満足いかなかったら? 違うなんて言うのは、そんなもんエゴでしかない。 やつにとって俺が、どんな存在なのか、知りてぇだけだ。
[どれだけ似ているのか。それとも、本当は似ていないのか]
(118) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
でも、 どんな、顔……して、 それに、壊す、かも、―――
[くるしい。くるしくて、痛いのは。 あんまりにも余裕がなくて、 本当に、俺、 情け ない、]
(119) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
[掌に落ちる視線。
確かに受け止めたはずのものが、 さららと細かく砕け、 指の間から抜けて行くようで。]
かわい そう、なんて、
[言って欲しくない。肩からきんいろが滑り落ちる。
『さみしい』という言葉が、 何故だかすとんと、腹の中に落ちた気がした。]
(+25) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
わるかねぇよ。
[ポーカー台にあったカードの一枚をめくる。 はらり、薄皮のようなページ。
「兄さん」「ずるい」「ちがうくせに」
ユーリィがあの時口にした言葉。 カードの一枚一枚に、そんな言の葉が刻まれていた]
家族だろうよ。あいつにとっての、あんたは。
[間違ってはいない。兄を「 」とみていたのなら。 ジラントをそう見ていたのかと思いもしよう]
ユーリィ抱いたらさ、兄さんとか、いってやがったし?
(120) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
|
ユーリィ。
[ミルクティの髪を撫で付けながら、彼が嗚咽をあげそうなのには、見えないことにひどく妖艶に笑って。
やはり紡ぐララバイは、この屋敷に一番はじめに響いた音。 そして、柔らかくフレーズを終えれば、魔法使いに目を向ける。]
ねぇ、ビィ……きっとジラントは近くにいると思わない? きっと、彼を、探しにくると思わない?
[ビィはどういう表情をしていただろう。 そして、僕らの物語を屋敷に紡ぎ、 彼の登場を待ちわびる。]
(121) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
|
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/* 2014/07/11(Fri) 06時頃更新 とありましたので明日の22時ごろでいいかなーと 考えていたりメモにかいたりしておりましたけれど お人形さんうっかりの可能性でしょうか![きぃきぃ]
(-32) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[ふくろうは紅い目できんいろをみつめます。 にごってしまった青い宝石 何度もそれを求めたものでしたのに]
「君の目は変わってしまったね」 「寂しさを得てしまったからか」 「暖かさをわすれてしまったからか」
「そのあたたかいものとはなぁに?」 「僕のも知ることはできるかな」
(*11) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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[お人形は降り積もる「感情」というものを 確かに数えて、その身に沈めてゆくのでありました。]
/* 承りました。ありがとうございます。
(-33) 2014/07/09(Wed) 22時半頃
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>>119 [かぼそい声には柔らかくまた視線を注ぎ、 その情けない顔に口はしをあげる。]
それの、どこがいけないの? フクロウが人形を壊した話をきいたよ。 僕はそれのどこがいけないのって思った。
そう、 きっとみんな思っている。 そういう人がきっとここにきている。
君も同じだよ。
(122) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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うん…ごめん。
[素直に、頷く] [慣れ親しんだ丁寧な気遣いは、心地よいものだ]
(123) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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――……君のために……。**
(124) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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あっ、おれさまちゃんがうっかりさんでした!
もし変わったら、また出してもいい…?
(-34) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[休むに寝台のある部屋を、 教えるにしても、性の痕跡はあるだろうから、 ――ここが日常ではないことを思い出す]
キリル、 ……もし、また目玉を抉りたくなったら、 やつあたりにでも、いらして下さい。
[言葉を残して、背を向ける。 彼女の消えた部屋、彼女のために泣く人々、 ――あなたはこんなにも されているのに。 私などにその瞬間を奪われて]
……、失礼します。
[その場所を後にした]
(125) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* ややこしくしてきやがったぞおおおおお ひゃほおおおおお!!(ぐるぐる眼
(-35) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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それは、……ユーリィが重ねていたのが兄貴だったって事だろ。 俺が欲しいのは、そんなんじゃ、――――
は!?
[ミハイルがこぼした言葉に思わず声が出た。 いや、自身ミハイルを抱いたことが在るのだから文句を言う筋合いはない。 それでも]
……殴らせろ。 つーか、いつだ。ひょっとして、あの時風呂にユーリィがいたのは。
[少なくとも、自分が抱いたときはそんな気配はなかったのだから、その後だろう。 ならば、あの挙動不審さもわかるのではないか]
(126) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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ダニールは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* >>121 そのララバイは、私の為に歌ってくれたものだけど、 ダニィも聞いているものなんだよぉぉぉ!!!
そして、ログを遡っても、ダニール本人から名乗られていないという。そう、だよね?
(-36) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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うん、ありがとう。
少し眠る、よ。
[去って行く姿を見送って、何処か休める場所を探しに] [他の者たちが何をしてるかなんて、知らなかったから]
(127) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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痛いとわかっててどうぞなんていうかボケ。 色々あいつから聞けばいいじゃんか?話せば、だけどな。 それか。
[カードを裏返してやれば 真っ最中のあれそれが文章としてか、映像としてか、流れこんでくる]
別に無理矢理じゃないぜ?逃げなかったし。 あぁ、随分あんたに嫌われるのを怖がっていたね。 許してやるんだろう?勿論。
(128) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[廊下で抱き合う青年たちの姿に出くわして、言葉無くして立ち尽くす]
(129) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* ルゥはビィと呼ぶし、 ミィはジラントさんを焚きつけてるし、もぅwww
(-37) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[廊下を歩けば、人の気配は室内から、 言い争うような声のする。二つの声は聞き分けられた。 認識は、すぐに痛みと酩酊を呼び覚ます]
……痴情のもつれ、でしょうか、
[と小さく笑うが、 ああ、それは冗談にはならない。 扉の前、遊戯室の前で、足を止める。
隙間から、そっと音を立てずに中を見やった]
(130) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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聞けるか阿呆。 勝手に見たなんて知ったら、あいつが萎縮する。
[無理矢理ではない、呼んだ呼称も、それは]
許すとか許さないとか、違うだろ。 だいたい、俺にそんな権利はねえよ。
[めくるカードを見ようとはしない。見る権利がない、というよりは、見たくないのだ。誰かの下で喘ぐ姿を]
(131) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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っ やめ…
[2年の間、女に安眠を与えてくれたララバイ。>>121 眠り姫のように瞼を堅く閉じて、夢の中に閉じ籠る。 その間は――確かに で。
真似て、耳朶をいじり、音を真似た。
歌えない 金糸雀。>>86 或いは。ねじを巻くものの居なくなった、細工物の。]
…… きら い。 そんな、うた… だい きらいっ
(+26) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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[耳を塞いで、音を遮断して。 目を閉じて、理想も幻想も 置き去りにして。
時間が過ぎるのを我慢していれば。
ほら、その間に終わるものだ。]
(+27) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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/* いまとても、どうしてこうなったかんまんさい。
まともな人のつもりだったが、 崇拝ってヤンなんだなって。
名前のよこにみえる 狂人 もうん、狂人だね!感満載
オリガにはひどいくてすまない。 なんで俺をよんでしまったんだ。
(-38) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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どうもね。あぁいうのは苛めたくなるわけだよ、お兄さん? それになんか、イラつく。どうしてだろうなぁ。
権利はない、か。そうか、じゃ、俺が横からかっさらってもいいんかな。 まるで関係ないみたいな感じだしね、お前。
[本気でユーリィの気持ちが欲しいんじゃない。 ただ終わりがあるなら一緒にいたい人がいる。 せめて、その人より先には死なないと思っているだけのこと ならこういうこともあり、だろう
ゼノビアがもし他の誰かと関係をもったらどう思うだろうか。 ジラントと同じ反応が返せるかといえば否だ]
結構よかったぜ?
(132) 2014/07/09(Wed) 23時頃
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……ふ ぅ
[力を抜いて瞼をそろりと持ち上げる。 紅い眼とかち合った。>>*11]
目が、 くもった のじゃあ、ない?
[鏡を覗いて居ないから、確かめようがない。 けれど、変わってしまったというのなら、そうなのだろう。]
変わって しまったら、 もぅ 要らない?
[女に興味を失ったように、アナスタシアも気付けば居なくなっていた。]
(+28) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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……殴らないんですか?その男。
[扉付近から、ぽつりと響いた声。 まるでスクリーンでも見ているような気分だと、 ぼんやりと、思う]
(133) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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オリガは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時半頃
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―廊下>>121―
[ベルは、 呆れてるんじゃないだろうか。 ゼノビアも、見てるのに――、 気まずい、けど。]
……、 っ、 わ、わかるもんか、そんなの……
[>>122 ベルの笑顔は、ほんとうに、おだやかで。 金色の髪も相俟って、昔、本で見た宗教画 みたいで]
――、……
[本当に、俺の価値観とは、ちがう。 けど、それは、嫌なものでは、なく]
(134) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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……知りたい のなら。 きっと。
その為に、わたしたちを、利用 している、でしょう?
[女は梟を手招きした。]
(+29) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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ミハイルは、聞こえた声にちょっとびっくりした。
2014/07/09(Wed) 23時半頃
オリガは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時半頃
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―廊下>>129―
[漸く落ち着いた、かも。と。 思った矢先。
新しい色が、見えた。 銀色と。冠。]
―― ぁ。
(135) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* アナスタシアの両目が残っていたから、 てっきり私の蒼い目も残ると思い込んでしまっていたのよね……。
(-39) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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[あのひとが、] [あんなふうに、] [わらっ、て]
…………ッ!!!!
[黒曜、溢れる] [堪らず駆け出していた]
(136) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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ベルナルトは、キリルに気がついたのはユーリィよりも後のタイミング。
2014/07/09(Wed) 23時半頃
ダニールは、ミハイルに、微笑ってみせた
2014/07/09(Wed) 23時半頃
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>>136
――………ぁ
[黒曜の瞳が、また潤んで駆けていく。 あの子を追いかけて、とあの時オリガは言ったけれど。]
ユーリィ。落ち着いたね。 僕らはもう友達だね。
また会おうね。
[そっとユーリィから身を離し、ビィに手を差し伸べる。]
(137) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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/* もちろん! だいじょうぶですよーー
(-40) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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なにしてんの、ダニール。入ってくれば。 俺が痛い目見るの推奨しないでくれるかい それとも俺が殴られてほしいわけ?
[自分なら殴る流れだが]
(138) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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―曲線の部屋―
[白いお人形は虚空を見つめております。 其れは何かに耳を傾けているようでもあり、 考えに耽っているようにも見えました。]
(139) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/09(Wed) 23時半頃
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「利用?」「利用だね」 「ほうほう」
「僕と君たちは違うから」
[ふくろうは招かれるままにきんいろの元に舞い降ります]
(*12) 2014/07/09(Wed) 23時半頃
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……その気持ちは、わかるが。
[横から。それはやはり、自身が さずとも変わらないのではないか。 権利など――]
お前は、お前が欲しいのはユーリィじゃないだろう。
[違う、本当は、聞けないだけだ。聞くのが、恐ろしいだけだ。 誰かと同じで在ることを知るのが怖いだけだ。 誰にも渡したくはないのに、無駄に物わかりのいい自分がいる。
自分が誰かを簡単に抱けるのに、それを責めるのは間違っていないか――]
やっぱ殴るわ。
[まるで遊びのような言葉に、ジラントはミハイルの胸ぐらを掴んだ。 ダニールの言葉が届いたのとほぼ同時。 にらむ視線は怒ったような、悲しいような、そんな色をしていた]
(140) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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その程度のことなら、 願いもしませんよ。
あなたに望むことは、もっと他に。
[招く声、一歩だけ足を踏み入れて]
(141) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* 殴るかというと微妙なんだよな…
ミハイルがただの男なら殴るけど、ミハイルも焦がれる男の一人で在るわけで。
(-41) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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――ビィ。
[それは、彼女が呉れた名前。 偶然かどうかわからないけれど、 また泣きそうになって、こらえて、頷く。]
えぇ、 もちろん。
[交わされる約束。 手のぬくもりは、少しの間でも安心をくれるから。]
(142) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[ユーリィとベルの会話。 どこか他人事のような面持ちでただ眺めて。
「兄さん」という言葉を悠然と使う金色に、 あからさまな動揺を見せるミルクティ。
辛そうにも見えたから、 ダークグレーはベルを少しだけ見た。 咎めるわけじゃないけれど、意図がつかめなくて。
事実、彼の考えていたことなど想像だにしていない。]
(143) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[紡がれるララバイ。(>>121) ああ、これはあのとき聴こえた声だ―― この歌声は、人魚姫の声だったと。]
わからないけれど、 そうね――探してくれると、 いい。
[それは、ミハイルがそうであったらという 願望を重ねたものだったけれど。
途中、やはり呼吸が苦しくなって、 違和感に意識はふらつくけれど 姫から差し伸べられた手をとった。]
(144) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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ユーリィ「だけ」じゃないさ?
[隠すのはうまく出来ているだろうか。 痛いのはごめんだというわりには避けるつもりもなく]
そんな目すんなよ、オニーサン。弟君がなくぜ?
[拳が飛んでくるのと、ダニールが部屋に入ってくるのとどちらが先かは髪のみぞ]
(145) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* そうそう、イグナチウスサンよく遊んでくれてありがとう。 遊ぶのが楽しい魔女です。すきすき。 pt5あげるよ。
(-42) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[走る、滑る] [見事に、転ぶ]
わわっ!!!
[床が、捲れる] [書き連ねられた、たくさんの小さな字] [様々な国の言葉で書かれた、さみしい思いを訴える言葉]
(146) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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>>144
ビィ……君も、 苦しいんだね?
[ビィの手をとって、引き寄せる。]
魔法使いにぴったりの部屋があるよ。 おいで。
[そのまま、誘うのは、あの大きな居間。]
(147) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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―廊下>>136>>137―
[銀色が、駆け出した。]
ぇ、あ、ちょっ……、 !!
[泣いてた。――泣いてたよな? ずき、と痛むものがある。なんで泣いたのか、分からないままだったけど]
ぇ
……、 う、ん。 ――ともだち、だ
[確かに、頷く。ともだち――か、なんか、いいな。 それから、銀色が走っていった方、見て]
あいつ、なんで……、
(148) 2014/07/10(Thu) 00時頃
|
|
[>>140 促すまでもなく、 行動を実行に移した男の姿に、 少しだけ、傍らに向かう足は急いた。
その言い争いに、妬心は湧いた。 けれど、もう安寧をもたらす空想に気づいてしまった。 小さな痛みと麻薬のような酩酊。]
(149) 2014/07/10(Thu) 00時頃
|
|
利用、していいの よ。
[存在の違い。 夢のような世界で、また物語が。]
……そうね。
おおきく、違い すぎて。 かえって、不思議じゃ なくなっている みたい。
(+30) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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|
[差し伸べた腕に、梟の爪が食い込んだ。 走る痛みに顔を顰め。>>*12
もう一方の手は、短く折れ曲がった嘴をつんと突き、 腹を撫でた。]
おなか、いっぱい。
[ね、ほら。 *少しはあたたかいでしょう?*]
(+31) 2014/07/10(Thu) 00時頃
|
|
[どんな顔で抱かれたのか、どんな声で啼いたのか。 どんな気持ちで、ミハイルを見たのか。
考えたくもないことだった。 そこに兄を重ねているのだとしても。 自分が重ねられていたとしても。
ミハイルの似ている所が、その姿でなくて良かった、とどこかで思った。 その頬の下、骨の部分へと拳を向ける]
俺は……! あいつを弟だと思ったことなんざねぇ!
[激昂したのは兄だと思われたくないからだ]
(150) 2014/07/10(Thu) 00時頃
|
|
[引き寄せられるまま、連れられるまま 大きな居間へと共にゆく。]
ここは――…?
[訪れたことのない部屋だった。 魔法使いにぴったりの部屋、と彼は言う。]
(151) 2014/07/10(Thu) 00時頃
|
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/* 中の人は「おいで」に弱いんですやめろおおお
(-43) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* 熱い拳のバトル……!! いいねいいね、こういうの、いいね!
(-44) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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この誤字何とかしようよおいちゃんよ。
(-45) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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ゼノビアは、ジラントはユーリィを探しにくるだろうかとふとよぎる。
2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* うながしはそのまま使うのが私のジャスティス!! って言ってる時期もありました。
最近は周りの空気にあわせています( ノノ)
(-46) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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ジラント、
[>>150 一発、殴るのは留めなかった。 ただ、その次は留めるように、身と声で制す。 酩酊の効かぬ部位が、痛む]
……あなたは、まっすぐな人ですね。
[どうかここまでに、と間に身を滑らせる]
(152) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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>>151 [その部屋は大きな吹き抜け。 残念ながらあの大木たちはもうない。
けれど、二階へ登っていく階段、その調度は決してでしゃばりすぎないアールデコ。]
この部屋に大きな釜をもってきて、 魔法使いだけの薬を作るなんて、いいじゃない?
[もちろん、それは冗談だよ、というような口調で。 そして、部屋にある白いソファに誘った。]
ビィ。 君の話が聞きたいな。 ねぇ、教えて。
君がなぜ、ここにいるのかを。 そして、今、なぜ君は哀しいのかも?
[きんいろを揺らし、髪をかきあげて耳たぶを弄った。]
(153) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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[少しなめていたかもしれないけれど、 それはそれはいい音が響く。骨にクリティカルだ ごり、とした感触が更に痛い 床にふっとばされて、頭を打った]
いってぇ……
[べっと床に吐くのは奥歯と白い血。 ダニールが遮る>>152様子は黙って見ていた]
(154) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* 実を言うとあんまり怒らせたくなかったのよね…
(-47) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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/* 地上(痴情?)の展開…を気にしつつ… おやすみなさい。
(-48) 2014/07/10(Thu) 00時頃
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オリガは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 00時頃
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[一発殴れば、ミハイルの身体は床に飛んだ。 珍しく息が切れて、胸が腹が煮えたぎるような熱さをおおう。 ダニールが間に入ったことで、2発目をお見舞いに行くことは避けられた、が]
……ダニール。 そいつが、あいつに似てなきゃ、顔が変わるまでぶん殴るとこだ。
[浮かぶ感情は、まやかしだと思っても止めることが出来ない。 覚えていない誰かを殴っているようで、酷く自己嫌悪に陥る]
……ミハイルお前、わざと俺を怒らせただろう。
[想いと同様に苛々が募る。睨み付ける視線は怒りが混じった]
(155) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[案内されるまま、部屋に入ると吹き抜けの天井。 白い世界で構成された、内装までも物語のような。]
――そうね、 ふ、素敵ね。 魔法使いのお薬か。 ユーリィがほしい薬も、作れたらいいのに。
[冗談の口調に、冗談のように乗る。 何故だろう、口調も身内のように穏やかでいられる。 和やかな時間は心を落ち着けてくれるようで。
部屋の中の白いソファ。 人魚姫と魔法使い――王子様のいない劇。]
(156) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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――哀しそうに、見える か
[自らの頬を触り、困ったように笑う。 けれど実際、哀しいのだから仕方ない。
敵意を感じない。 ユーリィに伝えていたような、友達のような。 そんな雰囲気が、心のネジをゆるめる。]
――どうしようもなく、傍に居たいのに その人を忘れなければならない からかな。
[ミハイルの名前は出さない。 それは隠すのではなく、口にすることが怖いから。]
一人でいると、 考えてしまうの。 考えちゃいけないのに、その人をずっとずっと――。
(157) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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別に。わざとでもなんでもお前が俺を殴るのはかわんねぇだろ。 どうせ後から知った時に俺がいなかったらお前可愛そうだしな。
俺はこの顔気に入ってるんでね。流石にそこまで殴られるとあったら抵抗するわ。
(158) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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―追いかける廊下―
あぁ、もう……っ
[ベルはゼノビアを連れて行ってしまう、なら。 泣いてた銀色を放っておくわけにも、いかなくて、だ。
調子が悪く、重く感じる身体を壁で支えつつ、後を追う。 向こう側で、紙が舞ってる。]
なんだこれ……?
[さみしい、と。読めたものには書いてあった。]
(159) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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[想う相手への言葉は捩れのない、 それをひどくうらやましいと思う。 な相手に、死んで欲しい、だなんて、 そう思うのは気狂いだ。
わたしはいつから、こんなふうに]
……ありがとうございます。
[言葉はこぶしを収めたジラントへ、 そして、その視線が睨み付ける傍らに寄る]
……その顔が気にいっているなら、 減らず口をきかずに、冷やすか何かしたらどうですか。
[差し伸べた手は、わずか案じる色と共に]
(160) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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>>157
[ビィが語る言葉。 その言葉に共感しないなんて、こと、なくて。]
そう、 それは苦しいね。
[ソファの隣、ビィの横顔をみつめて やはり髪をかきあげてきんいろを揺らす。]
いいよ、僕はビィを慰めてあげる。 話をきいてあげる。
(161) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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ねぇ、ビィの髪、弄ってもいいかい?
[伸ばすのは、長い指で、ビィの耳元の髪の毛。 ほんのり遊ばせ、目を細めて、
次には、その耳元に唇を寄せ、小さく、ララバイを歌い始める。 そう。悲しみが消えるよう、
穏やかな眠りが訪れるよう……。**]
(162) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 00時半頃
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冷やすも何も何で冷やすんだよ。 …わりぃ。
[差し伸べられた手、遠慮なく取った。 耳に触れる声、広がるのは安堵感。この声が聞きたくていたのだ]
(163) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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何がかわいそう、だ。 そんときゃ探し出して殴りに行ってやんよ。
[似ている、けれど違う相手を、床に落ちたミハイルを見下ろす]
それで、ダニールはそいつに用があるって事だよな。 ……俺は外す。 どうせここにいても、そいつに腹が立つだけだからな。
[扉の方へと行く足取りはどこか激しさをもって、扉を閉めた音がやや強く響いた。
向かう足は、どこかへ、宛てがないわけではない、ただ、その姿を探しているだけ]
(164) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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そうですね、……冷たいもの。 氷なんてあるのでしょうかね、 私の心のほうが、冷たいかも、しれません。
[戯言を交えて、その頬に触れてみる。 己の手指は、きっと少しは冷たいけれど、痛みもまた齎すか]
……あなたと、 随分、まともに話をしていませんね。
[オリガの消える前も、そうだ。 己の言葉に答えも無く去っていって、 ――まるで逃げられた気分だった]
一度抱いたら、 ……興味もなくなりましたか?
[静かな眼差しは穏やかな口調で問う、けれど。 これでは端から興味があることを前提にしすぎている、と思う。]
(165) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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……用がある、というか、 殴られる顔を見ようと思っただけですよ。
[そういうことにしておいた。 高く音を立てる扉の強い響き、 感情の発露のわかりやすさに、目を細めて]
(166) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[共感を思わせる声。 どこまでも落ち着くのは――あの人に似てるからで。]
苦しいよ、 ああ、でも。 この気持ちを 知らなければよかったとは 思わない かな。
向こうは、どうなのかな。後悔、してるのかな――。 みじめな想いをするのは、もう いやなのに。
[髪をかきあげる仕草は、一枚の絵のようにも見えて 傷跡のようなものが見えれば、刹那目を細めたが。]
(167) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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…―人魚姫が、魔法使いの願いを叶えるなんて、 とてもユーモアがあるお話ね。
[おとぎ話では、魔法使いは人魚姫の声を対価にした。 ならば、人魚姫は魔法使いの何を対価に欲するのか。
髪に触れる指には甘えるように目を閉じる。 忘れたい、忘れたい――忘れたくない、続く葛藤。]
そうね、 私は――ベルの話も、聞きたいよ。
[物語を聞かせて、と強請るように。]
(168) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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いってらっしゃいおにーさん。あいつによろしくな。 泣かせんなよ。
[あの反応が当たり前のものだ。 恨みも何もなければ、何かふっきれたようにその背を見送った。 一度はまくら交わした仲だ。何も思わないわけはなかった。
そして>>165頬に触れる手、つめたくて心地よい…と思うのは その声が耳に触れるから。 無意識に指を重ね、痛む場所に少し、押し付けた]
そう、だったな。最初に、俺が……
[首を絞めてほしいと言われ、苛立ち紛れに首を絞めて手ひどく抱いて、 オリガの時は取られた手へキスしたことが拒絶されたようにも見えていた]
なんで、そう思うわけ。興味がなくなったなんて。
[声も、その視線も、真綿で首をしめられている感覚になる。 逃げたくて無意識にその口元に軽く唇を寄せた。言外の否定。]
(169) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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[あなたの声をください。
約束通り、ララバイは甘く優しく響く。
眠るまで傍に居てと、姫の手をとり身を寄せる。 困らせているだろうかと、 不安はひとときおしこめて。
摩耗した精神と肉体では眠りに誘われるのには時間はかからず 人魚姫の隣では、安心しきった寝顔の*魔法使いの姿*]
(170) 2014/07/10(Thu) 01時頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 01時頃
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[重ねた指に押し付けられる手、 それではより痛むのではないだろうか、 思うけれど、そのままに]
……その詳しくは、 思い出さないでいただいて結構。
[続きの言葉のあいた間に、 行為の中身を連想すれば思わずそれを留めて]
……どうしてでしょうね。 少なくとも、あなたの事後を見たことは 要因の一つではあるでしょうね。
何せ、あなた私のときはいませんでしたし。
[目の覚めた時のこと、 それを当然と受け止めたけれど。 ――軽く触れた唇、他愛ない戯れのようで。 ゆる、と気だるく視線を持ち上げた]
(171) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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ミハイル、
……別に、許可をとるつもりはないのですけれど、
わたしはあなたを殺しますよ。 あなたがあまたの想いに溺れるのなら、
[耳朶に触れる声、 掠れるちいさなささやきは]
……最後に注ぐ一滴は私だと思って下さいね。
[やわらかな甘さを帯びていた*]
(172) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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ダニールは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 01時半頃
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/* はっそういやあれか、今日投票いらんやん!!!
(-49) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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―廊下―
[「さみしい」 「さみしい」 「さみしい」―― 「さみしい」 どの紙にも、そう書いてある。 なんだか、あの銀色の、心の叫びみたいだった。]
……話が、書いてあるだけじゃないのか。
[まさか、自分のあれな記憶まで残ってるはず、ない、よな? 泣いて、逃げて。さみしい、なら。 俺に覚えがないとするなら、 ベル、だろうか。]
――おい、だいじょうぶ ……か ?
[声がとても、かけにくい。]
(173) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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/* そしてどうしようかなと思って眺めている。
(-50) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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― とある双子の話 ―
[むかしむかし、それはそれは良く似た姉妹がおりました。 見分けられるのはこの世でひとり。母親だけです。
父親も、友人も、果ては密度の甘い間柄でさえも、 どちらが姉でどちらが妹なのかわからないのです。]
『まるで鏡みたいね。』 『寂しくなったら鏡をのぞけばいつだって会える。』 『『私たちは、どこにいてもつながってるわ。』』
[――それはそれは、仲の良い姉妹でした。 けれど、思春期も過ぎた頃。 互いの環境は、少しずつ変わっていったのです。]
(174) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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[妹は、ある日重い病に冒されてしまいます。 日に日に弱っていく妹を姉は途方に暮れて見守るしかなく。]
『ごめんなさい。』
[紡がれる謝罪の言葉に、姉はただ首を振るだけ。
やがて献身的に妹の世話を焼く姿を見た王子様が 姉を見初め、幸せにしてくれたのです。
王子様は、妹の世話にも協力的で、回復に兆しも見えた頃 両親も安心して、二人が幸せにな]
(175) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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― 大きな居間の白いソファで ―
[はっと、目を覚ます。
傷跡の消えかかっている右手がソファに触れている。 めくれたページ。物語の途中。
続きの言葉が流れ込もうとしたときに、]
ぃゃ、
[反射的に、手を離す。 眠りに落ちてからどの程度経っていたのかはわからない。
けれど、傍にはまだベルがいたから。 怖い夢を視た後の子供のように、ぎゅうと抱きついて。 約束交わしたひとときの声を、貪欲に*求めたのです*]
(176) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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[その姿を探して歩く。あれからどこに行ったのか。 ベルと一緒にいたから、もしかして、壁に手をつくと捲れていくページ。
浮かんでくるのは、忘れてしまった過去]
――、やめろ、見せるな。
[流れるような金糸の髪。ダークブルーの眸は美しく、柔らかな微笑みが零れる。 美しい人だった。
知り合ったのは、単純に住む家が近くだったから。 幼なじみと言うには少し年下の彼女。
おとなしそうで、その実、行動的で]
やめろ……!
[まだあどけなさの残る少女から、大人の女性に変わった数年後。 していたから、 されていたから、求めて求められた]
(177) 2014/07/10(Thu) 02時頃
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[触れたのはただ一度だけ。 穢したくなどなかったのに、穢してしまったのは己だ。
身籠もったと彼女はいった。そして会うことは無くなった。 次に見たのは、彼女の死に顔だった。
いわゆる良くある話だ。悲劇に仕立て上げるには丁度いい。 子供は生まれていなかった。
どうして彼女が亡くなったのか、知ることは出来なかった。 その直後に、ジラントは事故に遭い彼女に関する記憶を失ってしまったのだから。
けれど、本はその隠された真実すら文字に映し出す]
(178) 2014/07/10(Thu) 02時頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 02時頃
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[子供が生まれるはずもない。 それは、彼女の嘘だった。もとより反対されていて、それを認めさせるための。
それでも反対され、出来た子供の処遇を巡って話し合いが持たれたこと。 そこに、ジラントも彼女も口を挟むことは出来なかった。知らぬうちに話が進んでいたのだから。
眠る彼女を、無理矢理犯したのは、親に決められた婚約者。 そして、彼女は自ら命を絶つ。連れて行かれる車の中で、海に向かってハンドルを切った。 遺体が上がったのは彼女だけ。 葬列に混じって見に行ったのは、嘘だと思いたかったから。
子供がどうなったのか、どうして彼女は死んだのか、その帰り道彼女の家へと向かった。 突っ込んできた車にはねられたとき、彼女の元へ行けるのだと思った。
実際には、記憶をなくして今を生きている。 もう、10年ほど昔の話だった]
(179) 2014/07/10(Thu) 02時頃
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―廊下―
[銀色のキリルにかけた声、 返る言葉に、 上手く返せたかどうか、わからない。 ただ、なんとなくこう謂った。]
――、俺じゃ、ないほうが、……いいよ な?
[多分、理由は金色の、 人魚姫の方、なんだろうと 勝手な推測。 オリガの顔も、ちらついた。 あの子、銀色を探して出ていったんだった、から。
――“俺じゃない方がいい”なんて。 ちょっと、思い出して、憂鬱だ。女々しいったら ない]
(180) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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― とある双子の話 2 ―
[全ては順調でした。やがて二人は結ばれるのだと 自分自身も、周囲も、信じて疑いません。
いつか、男女の隔たりを越えて結ばれた時 王子様は呼んでしまうのです。
――あろうことか、彼女の妹の名を。
いつからか、王子様は妹の虜になっていました。 可憐で儚いその姿。されど、前向きで諦めない 光のような彼女に魅了されてしまったのです。]
(-51) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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[彼女は男女問わず、多くの人を魅了していました。 王子様も、その一人だったようです。
けれど体の弱い妹は、触れれば壊れてしまいそうで 誰も彼女を穢そうとはしませんでした。
――ガラガラと 音を立てて崩れていく未来。
出会った頃は、本当に、 をくれたのかもしれません。 けれど、今はもう ただ妹の 代わりとして ――抱かれぬ彼女の代わりに、抱かれたのです。]
(-52) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
|
|
[誰にも言えずに、二人の準備は進んでいきます。 一度想いが表出してしまった後は、 王子様は無遠慮に妹の元へ通うようになりました。
だんだんと、麻痺してきたのでしょう。 王子様は、姉を、妹として求めるようになりました。 鏡の様にそっくりな姉妹。 妹の名で、呼ばれ続けるみじめな契り。
それでも想いを断ち切れない娘は、 くる日もくる日も――身代わりとなるのでした。 いつしか黒い感情が芽生えていくことも知らずに。]
(-53) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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|
[どうして忘れていたのか。 どうして思い出さなかったのか。 思い出したくなかったのか。
ジラントは最後まで捲れてしまったページを見た。 彼女がどんな思いで逝ったのか、それには書かれていない。 事実だけが、綴られた本。
穢したくない。 それは、失う事への恐怖だ。 身勝手なだけの]
……あいつ、は。
[ミハイルに抱かれて、何を思ったのか。 けれど今はそれよりも、ただ、ただ、触れたい。その腕をつかんで、柔らかな髪を撫でて、文句を言う唇を塞いで、悦びに喘ぐ声を――]
(181) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
|
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/* ただの変態親父や…
いや、本当は子供が出来ていた話にしようと思ったのだけどベルのNGに引っかかるなぁと思ってやめたのだった。
(-54) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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[彼女のことを思い出しても、否、彼女のことを知っても、今想いがぶり返すわけではない。 10年前に、終わってしまったものだ。
ただし、後悔だけは残る。 その本に書かれたものがどこまで真実であるのか、ジラントにはわかり得ない。 彼女の家はその後離散し、婚約者とその使者は海から上がることはなかった。
今できることは、手を取るタイミングを間違わないこと。 今度は]
(182) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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/* ジラントさんの過去は今ねつ造しましたね。
だいたいの外郭だけ決めてたのでこんな悲惨になるとは思わなかったんだぜ
(-55) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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/* ちなみにソロールして跡は眠ろうと思ってました。 よしがんばる
(-56) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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/* でもそろそろ寝堕ちる時間じゃないかなって思ってたりする
(-57) 2014/07/10(Thu) 02時半頃
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[歩いていた先に、その甘い色の髪が見えた。 まだそこに銀糸は共にあっただろうか。
ただ、傍に、触れて、言葉で伝わらないのなら、行動で示すより他にない。 ユーリィの方へと歩いて行く表情は、さっき会ったときとそう変わらない]
(183) 2014/07/10(Thu) 03時頃
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お前が、俺を?殺す?
[確かに許可する必要なんてないことだ。 殺すということは、ここでは別の意味なのに あぁ、でも……
その耳に感じる吐息に、少し息を吐き出して、そのまま離れないよう抱き寄せた]
やれるもんなら、やってみれば。 そんなもん、俺に言ってどうする。
[溺れるなら。では溺れなければ良いのか誰か一人に決めて その人を死なせれば良いのか わからない。死なせたくないし、その前に死ぬことも嫌だった。 けれど]
そンなら、俺もお前を殺してやるよ。 死ぬか殺すかなら、お前を殺す。
(184) 2014/07/10(Thu) 05時半頃
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お前はずっとそんな様子だったンか? 何も興味なさそうな、しらけてるというか。 それとも追いかけて欲しいってクチか。
[顔を覗き込むように、額を合わせて問いかける。 そう、何か空気のような目の前の]
どうしたらその飄々としたツラを変えてやれるんだかね。 お前が俺を殺すなら俺は「それ」をする権利があるはずだよな?
[前のようにあんな手ひどくなく優しくしてやったら 「あの人」とは違う、けれど似た声でどんな風に啼くのか*]
もう一度俺に抱かれるか?ダニール
(185) 2014/07/10(Thu) 05時半頃
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コンプするにはベルとキリルのハードルたけぇですね。
オリガは色々な意味でとても手が出せませんでした。 ゼノビア?特別保護人物に指定されておりますので 手をだすと狙撃されそうです。
(-58) 2014/07/10(Thu) 05時半頃
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すいません浮気とても楽しいです 全力で浮気する村にすればよかった。
(-59) 2014/07/10(Thu) 05時半頃
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― とある双子の話 2 ―
[全ては順調でした。やがて二人は結ばれるのだと 自分自身も、周囲も、信じて疑いません。
いつか、男女の隔たりを越えて結ばれた時 王子様は呼んでしまうのです。
――あろうことか、彼女の妹の名を。
いつからか、王子様は妹の虜になっていました。 可憐で儚いその姿。されど、前向きで諦めない 光のような彼女に魅了されてしまったのです。]
(186) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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― 大きな居間 ―
[歌えば、ビィは眠りについていく。 その頭を抱き寄せて、一緒に目を閉じる。]
僕の話も聞きたい? じゃ、目が覚めたら、教えてあげる。 だって、ビィは魔法使いだから。
[そんなことを言ったのち、 ビィが見ている夢がわかったわけではなくて、 その触れた壁の手がめくれたページが己の髪も触れていただけの話。 双子と王子と……。]
(187) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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[誰にも言えずに、二人の準備は進んでいきます。 一度想いが表出してしまった後は、 王子様は無遠慮に妹の元へ通うようになりました。
だんだんと、麻痺してきたのでしょう。 王子様は、姉を、妹として求めるようになりました。 鏡の様にそっくりな姉妹。 妹の名で、呼ばれ続けるみじめな契り。
それでも想いを断ち切れない娘は、 くる日もくる日も――身代わりとなるのでした。 いつしか黒い感情が芽生えていくことも知らずに。]
(188) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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[彼女は男女問わず、多くの人を魅了していました。 王子様も、その一人だったようです。
けれど体の弱い妹は、触れれば壊れてしまいそうで 誰も彼女を穢そうとはしませんでした。
――ガラガラと 音を立てて崩れていく未来。
出会った頃は、本当に、 をくれたのかもしれません。 けれど、今はもう ただ妹の 代わりとして ――抱かれぬ彼女の代わりに、抱かれたのです。]
(189) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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― 大きな居間の白いソファで ―
[ベルにかけていた右手がまた落ちる。 ソファの上。
綴られる物語の続き。 今度はもう目覚めない。
けれど、ただ 閉ざされた瞳から伝う雫はそっと頬を*濡らしました*]
(190) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 07時頃
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――……ビィ?
[目覚めた彼女が抱きしめてくる。 だから、囁くように彼女を抱いて、微笑みながらハミングを。 優しい存在が欲しいのなら、それには喜びを。
情けないと、悲しいと、辛いと泣く彼らが本当に しい。]
――……ビィ。 僕のこと してもいいよ?
[人魚姫の優しさの対価は、 されなくても、微笑みを。
その身が海の藻屑になろうとも。**]
(191) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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ああ、声が聞こえたかな?
[>>190そして、ビィの右手がまた眠りに落ちたとき、 身体が眠りについたのを感じて、また彼女を柔らかく抱きとめながら、自身も目を瞑る。
きっと、雫は白さの中に染みた。**]
(192) 2014/07/10(Thu) 07時頃
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[立ち上がる努力を、放棄して] [床に転がったままとか、完全に駄々っ子]
……なんだよ、お前か。
[むー…っと不機嫌な顔で、とりあえず身を起こして座り込む]
別に、お前でいいよ。 どうせいつも、一番欲しいものだけ手に入らないんだ。
他のものは、なんだって同じ。
[ぶっきらぼうに言う癖に、そいつの服の裾をぎゅっと掴む] [甘えさせてくれるなら、誰だっていい]
(193) 2014/07/10(Thu) 07時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 07時半頃
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[目が覚めたら教えてあげる。 人魚姫の物語。 魔法使いは、次の"約束"を得て眠りにつく。
怖い夢を見た。 人魚姫の歌声は、囁きは、どこまでも優しいから。
" してもいいよ。"
微睡みの中で聴く声。 ひとときでも、この甘い泥の中で忘れられるなら。]
…あ、りがと……。
[弧を引く口元――こぼれたのは夢かうつつか。 したら壊す世界。
王子不在の物語。 次に目覚めた時、人魚の物語は聞けるだろうか。 今はまだ、今はまだ――――**]
(194) 2014/07/10(Thu) 08時頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 08時頃
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―廊下―
……、そういう言い方、 よくないと思うけど。
[>>193 起きる努力放棄。子供かこいつ。 裾を引っ張られて、崩しかけたバランス。壁で支えたら、またぺらりと捲れる。近くにしゃがみこんで、額をぐりぐりとした。 絹みたいな手触りの髪だ。すごい。びっくり。]
床で、寝ない。 ……起きろよ。ほら―――
[軽く手を引っ張った。とき。 >>183 誰かの、足音。誘われるみたいに顔を上げる。]
(195) 2014/07/10(Thu) 08時頃
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……、 ジラン ト、 ……
[あ、えっと。>>183 ベル、なんて、謂ってたっけ。 探し に 来るって?それとも、たまたま? どうしよう、 怒ってないか。――さっきと、あんまり、かわらない みたい、だけど]
ぁ、えっと……
(196) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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[銀糸の手が、ユーリィの服の裾を掴んでいた。 そこに、嫉妬が浮かばなかったのは、銀糸が幼子に見えたせいだ]
……ここに、いたのか。 ベルは、他んとこか。
[声をかけるのもいつもと変わらない。ただ少しだけ、確かめるような声色になってしまった。 ミハイルに抱かれたことがもしも傷なら、問いたださない方がいい。 それを負い目に感じているのなら、聞いて、それでも抱きしめた方が]
お前、今度はユーリィに懐いているのか。
[近くまで逝けば、銀糸を見下ろした。そういえば名前をまだ聞いていなかった気がする]
(197) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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/* てんていねむい
(-60) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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/* >>172>>184>>185みたいなやり取りが、良いなぁと眺めつつ。 みぃの言うオリガからの拒絶に見えたが何処のことか、すぐに思い出せないという。
ログ読み返していたら、まるでるぅの取り合いをしているかのようなシーンにね、ダニールからの矢印もるぅにばっちりあるじゃないかと、ぅくく。
具合の悪さ描写から、次はユリィになりそうな? 魔女は何処に居るのだろう?
ゼノビィの物語に共感してしまう。
(-61) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 08時半頃
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……、ぇ、 探して、た?
[――どうしよう、落ち着け、落ち着け俺。 違うかもしれない]
あ、あぁ、ベルは、…… ゼノビア連れて、行った、けど
[見上げていた眼を、逸らしたり。また戻したり。 挙動不審だ。いかん。 だって、軽蔑されるかも、しれないし。近づきすぎるのも、いけないって―――]
懐くって、
[猫とかじゃないんだから、と謂う言葉は流石に飲み込んでおこう。怒られそう だし]
(198) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
|
|
[その銀糸の姿に、消えてしまったオリガのことを思い出せば、やはりそれは辛い。 まるで二度なくしたような気持ちになるからだ。
思い出してしまえば、その彼がどこに似ているのかもわかって、出るのは庇護欲]
そういや、手の怪我は大丈夫だったか。 梟にやられたアレ。
[そう銀糸に問いかけてから、視線はユーリィへ。どこへ行くつもりだったのか。どうしてここに二人でいたのか、身体の具合はどうか、自分に何か言うことはないか、――会いたかった。 聞きたいことが欲にまみれても、最後に思うのは一つだ]
ああ、探してた。いや、ずっと探してたわけじゃねぇが。 ……ベルが、ゼノビアを?
[ユーリィの言葉を聞きながら、その挙動不審さに、ふ、と笑う]
(199) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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|
懐くでいいだろ。 実際には違うのかも知らんが、そういう認識でいた方が、なんだ、いちいち考えずに済むっつーか。
[防波堤のようなものだ。彼がユーリィに惹かれているのはこの世界の影響だと。それならば、嫉妬に狂う必要はない。 彼の過去のぺージを見たことも影響はしていたけれど。
そう思っていても触れたくて、こいつは俺のだと主張したくて手はその甘い色の髪に伸びる]
(200) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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/* さてこの嘘がつけない男をどう料理しようかしら… いや他のやつを好きになるのはいいんやけどね。
あれだけミハイルに言われてしまうとね。 おっさんやっぱりユーリィにかまってしまうよ
(-62) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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[傍若無人なとことか、なんか似てるじゃないか。 ―― 小さな王様って感じ、だけど。 何処かいいとこの出身かな。 オリガが、なんかそんなこと、言ってた。――あと、怪我とか、薬 とか]
……せっかく な髪なのに、 絡まるぞ?
[ 額をぐりぐりしたから怒られたりして。 ]
(201) 2014/07/10(Thu) 09時頃
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|
[ 思わず、思わずまじまじ 見てしまった。]
そ、……か。 えと、……悪いな。うろうろ、してて
[ 忘れる、それが、壊さない方法、かもしれなくて。近づかないようにしようとしてるのに、これじゃ、全然ダメじゃないか ]
……人魚姫の声を、 魔法使いは欲しいんだって、さ
[ ふたり、なかのよろしいことで。 ――だから、こういう理不尽ないらいら、やめたいんだけどな。ベルは、そう、友達になったん、だし ]
……、……
[ あれ。撫でられて、る?……違う、似てない手、だけど。でも ]
な、なに、すんの
(202) 2014/07/10(Thu) 09時頃
|
|
別に、悪いなんて言ってないだろう。 俺が勝手に探してたんだからな。
[ しい。誰にも、触れさせたくない 他の誰からも隠せればいいのに。そうすれば、彼は を集めないかも知れない、なんて]
声を? てことは、ゼノビアが連れてったのか。
[声が欲しい、つまりは人魚姫を人間にさせたいのか。 ベルがユーリィの傍にいないことにほっとするのは、ただの嫉妬で]
……なにって、気にするな、精神安定剤みたいなもんだ。
[触れていれば、ほっとする。もっと、触れたくはなるけれど]
(203) 2014/07/10(Thu) 09時半頃
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|
[オリガという娘の物語は、 まるで禁書のように、
黒の世界でのみ新たな頁が捲られていく。]
(+32) 2014/07/10(Thu) 10時頃
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|
―占い師の娘、花冠のオリガ―
[金色の髪は母譲り。 サファイアの瞳は父譲り。けれど娘は、父を知らない。
母の名はコリガ。水器の占い師。 各地を渡る生活。渡り鳥のような母娘の生活。それが当たり前だった。
娘は母を慕っていた。 寝しなのララバイを歌ってくれる母ではなかったが、母の背がララバイ代わり。
美しい人だった。世界で一番美しいと思っていた。 大輪の花を背に咲かせ、髪を梳く姿は艶めいて。 数多の蝶を引き寄せていると、娘は知っていた。]
(+33) 2014/07/10(Thu) 10時頃
|
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[男に媚びるような口付け。きんいろ揺らして抱かれ。娘の知らない「女」を魅せながら、笑む。 安物のベッドが軋む音。 衣擦れの音。唇が鳴らす音。水音。 時に『 』を乗せた――あまい、囀り。]
(+34) 2014/07/10(Thu) 10時頃
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[母の身を抱き締めて、唇交わすだけの男は
キス以上を求めぬ者は、*居なかった。*]
(+35) 2014/07/10(Thu) 10時頃
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―四年前―
[母娘に転機が訪れた。 ある老人が援助をしてくれるという。 物語でしか存在しないと思う程の大きな屋敷。広大な庭園。]
はじ……、め、まして。 [母の背に隠れるように、娘は老人に挨拶をする。 娘のきんいろを撫でる節くれた手は、優しいはずなのに落ち着かなかった。
息子だと紹介された青年は、母娘のようなきんいろの髪。]
(+36) 2014/07/10(Thu) 10時頃
|
|
『はじめまして、オリガ。』
[柔らかな声色。 鼓膜だけでなく、娘の心まで振るわせる声。
娘を見る瞳はあまやかで。
林檎がまっ逆さまに落ちるように。 娘は、*恋に落ちた。*]
(+37) 2014/07/10(Thu) 10時頃
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|
――、 、 なん、……
[なんで。なんでなんでちょっと待って。 ええい、これが人生経験だっていうのか。顔に血を昇らせてんじゃないぞ俺!!]
…――手をひいてったのは ベルだと思うけど。けど。
声、って 多分、子守唄じゃないか。 歌、うまいし?
[耳触りのよい声を、思い出す。魔法使いっていっても、ゼノビアはきっと い魔法使いだから、声ごと持ってくことは、ないと思う、けど]
―――なん だそれ、……
[だめ、だめだって、それ、だめだから。]
……だめ、あんま、触んないで くれよ。 ―――近づいたら、俺、あんたを、
(204) 2014/07/10(Thu) 10時頃
|
|
……、―――
[少し、体をずらす。離れよう、 あのとき、そうしたみたいに。そう、――]
(205) 2014/07/10(Thu) 10時頃
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|
……ユーリィお前、……なんだったけな、言いたい言葉があったんだが。あー、くそ、思い出せねぇ。
[おもしろい、だとか飽きないだとか、それよりももっとしっくりくる言葉があったはずなのに]
歌がうまいっつっても、それは本人がうまいんであってそれを奪ったところでどうにもならん気がするんだがな。 詩的な表現はいまいちわからん。
[拒絶の言葉、それは胸の痛みを呼ぶけれど、その後の言葉でそれは軽くなる]
俺が死ぬかどうかは、お前だけのせいじゃねぇだろ。 逆にいや、お前がいなくても、俺は死ぬかも知れんし?
[自分に言い聞かせるように口にして、それから]
だから触らせろ。
[逃げようとする身体を、その肩を掴む。 さすがに、銀糸の前で口づけることはしなかったが]
(206) 2014/07/10(Thu) 10時半頃
|
|
[お人形には、梟のような翼も、 よく動く眸もございませんでしたから、 起こることをただ見ているばかりであるのでした。
けれど、黒の世界では 白の世界よりは“表情”豊かに 見えもしたのです。
色が見えれば、追うように。 金色の乙女の見せる表情が変わったのもつぶさに。]
(*13) 2014/07/10(Thu) 10時半頃
|
|
……何、なんだよ、気になるな。 ろくなことじゃないんじゃないの。
[横目に見るにとどめる――兄さんに似てる、見降ろすまなざし。 にてる、でもこんな性格じゃないし、こんな年上でも、ないんだけど。]
…… そーだな。 でも、 い、だったよ、ふたりとも
[あ。ぬりつぶされた。 しい、ってことなんだけど。……これもだめか。思い出せない。]
(207) 2014/07/10(Thu) 10時半頃
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―――やめろ。やめろよ。 それが やだから、……俺は、 俺……!
[逃げながら。でも。これだけは訴えないとと思ったのに。 肩を掴まれて 逃げられない。]
待った、った、 た おま、ここ、どこだと この 、 エロおやじ……っ
[ひと キリル いるって いうの に!]
(208) 2014/07/10(Thu) 10時半頃
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―廊下→浴室―
……おなか、すいたわね。
[梟の腹を撫でていると、空腹を覚えた。 厨房に向かう前に、梟の案内でまずは浴室に向かった。
共に水浴びでもしようかと、胸に抱く。 肌に当たる黒羽の感触がくすぐったい。]
よごれたら、人形だって 拭いて あげるでしょ、う?
[人魚姫は泡となって消える。 白雪姫は立ち去る王子の背を追った。
シャワーの雨をバスタブの中で受けながら。 梟ごと、自分の身を抱きしめた。]
(+38) 2014/07/10(Thu) 10時半頃
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お前は、……俺がお前のいないところで死んで、消えても、それでいいのか? つうか、身体の具合は、悪くなってないのか。
[肩を掴むだけで言われた言葉に、は、とあきれたようなため息]
触らせろっつっただけだろう。 ……、頼む。
[次に見るのは、死に顔かも知れない。 そう思えば、離すことが出来ない。でもそれは、彼を死に近づけることでしかない、のに]
(209) 2014/07/10(Thu) 10時半頃
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―曲線の部屋―
―――、…… ッ!!
[――謂い募ろうとしたこと全部吹っ飛んだじゃないか。くそ。いいわけない。いいわけ、ないだろ。想像しただけで、ぎちりと痛いのに。]
べ つに、 ……
[嘘だ。体は重いし。なんか。変だし。 余計な気を遣わせたく、ないん、だけど。]
……―― 、わ か、った。 わかった、から、その、
[だから。場所、考えて くれって。お願いだから。]
(210) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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あの、ごめ ちょ、あの、は、 話し、してくるから…!
[キリルが見てるなら 恥ずかしすぎて顔を見ないまま そう謂って、壁に背をつけ、支えにして立ち上がる。]
(211) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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―曲線の部屋―
[お人形の膝の上には、 いつの間にやら豪奢な装丁の小さな本が乗っておりました。 ページを開くように押さえた手の下は、白。
白紙の本。 なぁんにも書かれておりません。
イイエ、もしかすると 今のこのお屋敷のように白いインクで記されているのかもしれませぬ。 たとえば、梟が盗んだ言葉。
されど、触れても ヒトガタには お客人のようにそれを理解する機能を持ちませんので。
ただただ、不思議そうに かたり、と首を傾いだのであります。]
(212) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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―衣装部屋―
[濡れ梟の散らした水滴をそのままにして、女はまだ誰も開いたことのない扉を開けた。
全て黒く見えるけれど、すべて人形を着飾るために用意されたのかと思うと不思議な心地になる。]
ここにある、全部は ……あのこの、ため?
[靴も帽子も鞄もアクセサリーも。 ふわふわのレース使いの服。不思議の国モチーフの服。物語にしか登場しないような、華美な服も。]
(+39) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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[わから、 ない。 と。 不思議そうに。――ふしぎそうに。]
(*14) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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「ほう」
[ふくろうは蒼い部屋でアナスタシアの欠片からめくれるページを見ておりました。
ヒトがそれらを見ては泣きさざめき、驚いてはいぶかり…
きっと何か知れるでしょう。 そう思っていたのですが
あいにくふくろうはヒトの文字が読めないのでした]
「ほう」「ほうほう」
[文字解することができていれば アナスタシアの心情しることができたでしょうに。 けれどヒトが見ても、空白だらけの本なのでした]
(213) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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/* はっ触らせろって普通に触るだけよ大丈夫よ(←そうみえないおっさん
(-63) 2014/07/10(Thu) 11時頃
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[黒いふくろうは少女の手にここちよさそうに目を閉じます]
「おなか、一杯」 「君たちはおなかがすいているの?」
「すいているなら、お腹一杯になれるといいね」
[ほうほう」
「君はそうしたら」 「もっと笑ってくれる?」
(*15) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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「ぴい!」「ぴい!」
[抱え込まれて、ふくろうはじたじたしようとして… おとなしくなります。 オリガに羽があたると痛いだろうから。
水浴びはよくしますが誰かとしたことはないのです]
「ぴい」「ぴいぴい」
[ばちゃばちゃ楽しそうではありました]
(*16) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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別にって、やっぱり、何か調子悪いんだな。
[慌てる様子に、そう思う。もっとも、今の状況が慌てさせているのかも知れなかったが]
――、ああ。そうか。 すまん、ユーリィ借りていく。
[触れる以上のことをするつもりはなかったから、一瞬驚いて、それから理解した。 壁に触れたその背に、捲れたページはジラントの無くした過去を見せるかも知れない。
手を引けば、その近くの扉の向こうへ]
(214) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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/* 別にキリルが見てても良かったんだよ。触ってるだけだから……
(-64) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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[水浴びを負えてから ふくろうはオリガの肩に止まるのです。
その腕を傷つけないようにどこからか厚い布を加えてきて。
オリガが見つけた衣裳部屋、実は白い世界にもあるのですが… そう、全部人形達のためのものなのです]
「ほうほう」
「着てもいいよ」 「君にも似合うかもしれないよ」
「ほうほう」
(*17) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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―廊下、部屋へ―
……、
[調子については黙秘だ。 大丈夫って謂っても、なんかウソ臭い し。 触るだけ、さわるだけ。そう謂った、けど、 でも、誰かいるところとか、もうパニクっちゃうんだって、見せるもんでもないだろ]
―――!
[ぱらら、とめくれる紙。 触れたときに、流れ込んできた。 多分、あれは、まだ年若いジラントだ。となりに、いたのは。
ぎしり、と痛みが増した気がする。 意識をそちらに奪われたまま 手をひかれて、部屋の中。顔を、見上げた。]
(215) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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[女の腕から離れるように梟を促し、適当に服を選んだ。
下着はレース使いの――い一揃え。
ゼノビア[[who]]が着ているような上着と、 足首まで隠すロングスカート。
赤い空から離れれば、赤い靴はなくなる。 何となく、素足のまま。]
………これ。
[ふと目についたのは、猫。猫の仮面。 みゃうと梟が鳴く。]
(+40) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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/*ごめんねキリル…まだ俺キリルの名前知らないのん…
(-65) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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凄い度胸だと思ったの…>下着のwho
ここでジラントとかでたら(がくぶる)
ほうほう。
(-66) 2014/07/10(Thu) 11時半頃
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[じー……]
「よく思うの」 「ヒトの服ってめんどうくさいね」
「ほうほう」
(*18) 2014/07/10(Thu) 12時頃
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[部屋に入って扉を閉める。 外から開かないようその扉に凭れて、ユーリィの身体を抱きしめた。 見上げてくる色は同じもの。
知っている、けれど違う]
誰かいてくれた方が、抑制はきくんだがな。 ……、……。
[逃げないように]
俺を、死なせたくないってんなら、そうだと思っても、いいのか? その、なんだ。 あー、言葉が出てこねぇ!
[見上げてくるユーリィに口づける]
なんだ、こういうこと、だよ。
(216) 2014/07/10(Thu) 12時頃
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―部屋>>216― ……誰かいるところで するような、話し、でも、 なかっただろが!――っ
[こいつ、いま 抑制って謂った。たしかに謂った。 腕の、中。すぐ近くで、声がする。]
……、っ、おま、
[唇がふれる。頬が熱い。]
だめ、だ、……っつったの に。―――
[返事、上手く出来そうも、なくて。代わりに、顔を自分から近付けて、くちびるを、ふれさせた]
(217) 2014/07/10(Thu) 12時半頃
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―部屋―
あー、そうか? まあなんだ、牽制の意味だって、含まれてるからな。
[ダメだという言葉。言われても、知らない、逃すつもりもない。 触れてくる唇に、焦燥は募る。 死なせたくない。触れていたい。その気持ちが全部、自分に向けばいいのに。
唇は離さずにユーリィを抱いたまま、扉を背に床へと座り込む。 見上げさせるよりも、楽だろうと思ってのことだった。
見上げる形になったダークブルーを捕えて口を開く]
俺は、お前の兄貴じゃない。兄貴になるつもりもない。 ちゃんと区別がついてんなら、オッサンでもエロ親父でも好きに呼んでくれ。
(218) 2014/07/10(Thu) 13時頃
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―部屋>>218―
……なんだよ、それ、こわい
[ふざけた口調にでもしないと 盛大に流されそうだ。ダメだってば。だめ。
床に座り込むと、 だいぶん、体は楽だ、けど。]
―――ぇ、
[なん で?]
…… ど、して、にいさんの、……こと
(219) 2014/07/10(Thu) 13時頃
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……寝言、で聞いた。 お前が、他のやつに兄貴重ねんのは別にいい。 俺には重ねるな。
[嘘を一つ。 ミハイルとのことを問いかければ、逃げてしまうだろうか。 逃すつもりはないけれど。 聞いておきたい気持ちはある。それが後々重荷になるならば。 知られたと知れば、どうなるのかわからないからこそ、聞けない]
聞かれたく、無かったか?
[唇でなくその横に、それから顎へ唇を寄せて]
(220) 2014/07/10(Thu) 13時半頃
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……っ、俺、なに、謂ってたの
[顔、蒼くなってたかも。 そんな。眠ってるときとか、口に戸は立てられないじゃないか。きもちわるく、ないのか。だって、――血のつながった、兄さんなんて、呼んで。]
――、 …オッサン、
[破れた服を掴んだ。 どう、答えろって、いうんだ。 その目――確かに、重なったのが、最初、だけど、でも。]
……、秘密にしてたんだ、 ずっと 、だから
[同じ血を分けた人、なんて。 聞かれたくない、より 聞かれちゃだめな、ことだと思ってて。でも。此処に来て。苦しすぎて、ベルに吐きだした。――うわ言で、ミハイルに、口走った。
くすぐったい。自然、喉が反る]
(221) 2014/07/10(Thu) 14時頃
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別に、んなたいしたことは言ってねぇよ。 好きなこといやいいじゃねぇか。それくらいで、冷めるとかねぇし。
ん?
[服を掴んでくる手。その後の言葉に、背を抱きしめていた手でミルクティー色の髪を撫でた]
秘密まで全部共有したい、までは言わねぇが、良かったじゃねぇか、後で誰かから聞いたりとか、秘密にしたまま気が重くなるとかならずに済んだろ。
[首筋に降りていく唇。 やっぱり抑制が出来ない、と思いながらそれでも止めなかった。 触れていれば、酷く、安心できて]
(222) 2014/07/10(Thu) 14時頃
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[黒梟を見る女の瞳は、まるで汚いものでも見ているかのよう。>>*15 それでも振り払うことなく。 時折存在を忘れ、まだ居たの、と笑う。]
きいて、みたら? 他の、ひとに。
おなか、すいてるの? って。 空っぽなの? って。
[小さな願いは疎ましい。]
(+41) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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―――え?
[『君は』 『もっと笑ってくれる?』]
(+42) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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……ちがう、でしょ。
あなたが、笑って欲しい のは……あのこ、だけ。
[消えた表情がゆっくりと戻ってくる。 楽しげに、口端を持ち上げて、笑った。]
あのこは、お人形さん、だから、 おなかなんて、すかない、わね。
いっぱいになんて、ならない、わね?
あは。あのおなかには、何か詰まってるのかしら。 それとも、からっぽ?
[梟の腹肉をつまみ、笑う。]
(+43) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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……、
[じゃあ、呼んだだけ なのか。 ミハエルみたいな 状況じゃなくて よかったと 謂うべきなのかなんなのか そういえば 体だるくて殴り損ねたから次見たら一発殴りたい。]
……謂えるかよ、そんなの
[撫でてくる手、ジラントのそばで眠っていいんだよ、とはベルの言葉、だけど、でも。]
――いいわけあるかよ 前向きすぎるって の
[過去。過去なのかな、さっき捲れた紙に書いてあったこと。聞けるかよ。怖いよそんなの。首筋に落ちる息、あ、だめ、ヤバい]
は、 ――ん
(223) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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別に、俺はお前の言葉ならなんだって聞くけどな。
[この気持ちを、なんというのか。 言葉にはしたいけれど、触れているだけでも良かった。 返ってくる反応が、きっと同じものだと思えるからだ]
前向きになんねぇと、思い出に囚われちまう。 もしお前が消えたら、それは俺のせいだ。
他のやつのせいになんぞ、させてやるか。
[零れる吐息に、口を塞ぐ。 その髪の色のような甘さに、抱きしめた身体のその腰まで引き寄せる。 しい。焦がれて、触れて奪っても、足りない。
きっと言葉があっても、同じように足りないと思っただろう。 なら、今はこの交わりだけで]
(224) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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[浴室では、暴れた梟の硬い羽が女の肌を掠め、大人しくなった。
廊下では、厚い布を器用に下敷きにして女の肌を守った。
青の瞳を抉ろうしていた梟が変わってしった気がして、女は眉尻を下げる。>>*17]
(+44) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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[廊下を進むたび、爪先が床に触れるたび。 はらりと頁が捲れた。
双子の姉妹の話。 身代わりに抱かれる女の話。 兄を想う弟の話。 男の為に嘘をつく女の話。 取り残された男の話。 白の世界の、モノガタリ。]
(+45) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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[ジラントとベルナルトは、キスすらなかった。それは誤解だったと知ったが、他は女の予想通り。いや、予測以上。
『あの人』が、抱いて、抱かれて。
女の『 』が、砕けていくようで。]
は、あは、ふ、ははっ もっと、やれば いーじゃ、ない。
[愉しげに笑いながら、女は唇に触れ、撫でる。 勝手に流れ出した涙を、梟の羽に顔を押し付けて誤魔化した。]
(+46) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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みんなに、『 』されるのと、
ただひとりに、『 』されるの……
ふくろ、うさんなら…
[『梟さん』と呼ぶのが煩わしくなってきた。『ふぅ』と縮めて、何度か繰り返す。]
ふぅさん、は、どっちが――いい?
あのこ、は、どっちを、選ぶかしら……
(+47) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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……怪我は、もう平気。
[傷口は塞がって、かさぶたになったから] [心もさっさと、かさぶたになればいいのに]
あーあー…コレだからオッサン達は…… 好きにすりゃいいさ。とっとと行けばー?
[二人の様子に不機嫌になるのは、羨ましいだけであって欲しいんじゃ無いんだろう] [手に入るものはつまらなくて、手に入らないものばかり欲しいんだ]
(225) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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[衣装部屋で、ゼノビアと似た服にしたのは双子の物語を垣間見たから。]
めん、どう? でも、ほら……
[後ろ髪を纏めて、背中へと散らした。 くるりと舞ってみせた。]
隠せる、じゃない?
(+48) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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いろんな、もの。 『 』ない、もの。
[そうして。醜い自分の顔の半分を、猫の仮面で覆った。黒のリボンを後頭部に回して結ぶ。]
ふぅも、隠してあげよう、か?
[首を傾げ、覆われていない唇は弧を描いた。]
(+49) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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オリガは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 15時頃
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―部屋―
…… かいかぶり、過ぎだろ 痛い目、見る、ぞ
[謂えないことがある。色々、ある。 ろくでもない、臆病者だって。 服を握りしめる手に力がこもる。]
ジラ、―――、 ぅ、 ん
[ああ、もし全部あんたのせい、なら それは――たぶん。 で、あぁ、何て、謂ったらいいんだ、っけ。もっと、って体を押し付ける。ここに、いるなら。]
(226) 2014/07/10(Thu) 15時頃
|
|
/* 猫の、マスケラです!(興奮) どんな、デザインのかは、これから考える!
(-67) 2014/07/10(Thu) 15時頃
|
|
/*
にんぎょうはうごかないほうが 面白いかなあと思ってこんな感じですが
しゃべったほうがよかたですかね…(白目
(-68) 2014/07/10(Thu) 15時頃
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キリルは、拗ねっこ。**
2014/07/10(Thu) 15時頃
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[ベル、押し倒されたっていってたから、 でも、もしかしたら、もしかする。後ろ向きなんだ俺は。そうじゃなきゃ、薬なんか飲むもんか]
ほかに。壊させたくなんて、 ない し。
俺、だって……っ。
(227) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
|
/*
ホントおっさんたちは(suimasn
(-69) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
|
[女は自分と同じ服と、ドードー鳥のマスケラを抱え、曲線の部屋に向かった。 あの子に会うのは久し振り。
くぅと鳴る腹を宥めながら、 扉のドアノブを握るけれど。]
………あら? 開かない。
(+50) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
|
/* よし。拗ねっこのキリィにはうさぎさんのマスケラをあげよう!
片想い先も嫌いになって、 つまり、それと似ているところのあるひとたち、というか、全員嫌いになるんじゃないかよぉぉ!
と、今更ながらぐふっとなってます。
(-70) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
|
お前が原因で、痛い目を見るなら、それは、ちゃんと生きてるって事だろ。十分だ。
[ユーリィ、呼んだ名前は塞いだ口の中に消える。 押しつけてくる身体を、肌を合わせて、膝の上で深く交わる。
今度は、良く声が聞こえるように、口を塞ぐ代わりにその身体にいくつも跡を残した。 最初につけた跡が今も残る。
身体の奥に注ぎ込んで、自分の色に染められたらいい。 触れた場所から、繋がった場所から、この思いが届けばいい。
死なせたくない、でもそれ以上に、他のやつに渡すことが*出来ないのだ*]
(228) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
|
そう、だな……。
もし壊れるなら、一緒がいい。
[ユーリィの言葉から、同じなのだと気づかされると、そのすぐ傍のダークブルーへと、微笑みを*向ける*]
(229) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
ジラントは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 15時半頃
|
A-... 一応浮気村なのでねー… あんまり固まってるのもどうかと思っちゃうわけでねー……
んー……特にジラントとユーリ、一緒率無茶高いし…(進行形)
(-71) 2014/07/10(Thu) 15時半頃
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|
― 大きい居間の白いソファで ―
[王子様は、名前を呼んでくれない。 あの声はもう、 私を呼ぶことはない。
――"ゼノビア"
暗い世界から引き戻す声。 私を呼んでくれたあれは――あの声は。]
ミ、――……
[呼びかけた名前は空気に溶けて、瞳に映る白。 自分の声で目覚めるのは妙な気分でもあり。]
(230) 2014/07/10(Thu) 16時半頃
|
|
[傍らのベルを見上げると、目を閉じていた。
起きているのか眠っているのかわからずに わずかに身じろぎ、けれど離れがたい温度に またしばし身を預ける。]
……ん、 けほ、 っは……、
[浅く息を吐く。 まだそんなにつらくない――けれど、 異変が起きていることはおのずと知れた。
呼吸が整うのを待ち、深呼吸する。 つらいのは構わない――。むしろ、 このつらさに安堵しても*いるのだから*]
(231) 2014/07/10(Thu) 16時半頃
|
ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 16時半頃
|
―曲線の部屋―
[扉は少々頑なであるようでした。 常は梟の出入りくらいしかないのですが、 いま、開かないのは――さて、なぜなのか。
豪華な装丁の白い本に視線を落としていたと見えたお人形は、真っすぐ前、扉の方へと向いたのであります。]
(*19) 2014/07/10(Thu) 16時半頃
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|
―部屋で>>228―
――ほんと、前向き だな っ!
[睨んで謂ってやる。照れ隠しだよああ悪いか。
合わさる肌に、めまいがする。 あぁ、くそ、ホントに声、出させようとして やがる、このえろおやじ。 あいつとのこと、気づかれたりしてないか、とか、片隅で考えたり、キリルに悪いことした、って、思ったり、けど、どんどん余裕とか、なくなるし。ああ、もう]
ひ。――…ゃ 、あ っ
[不安が 、消えない。 恐怖も、消えない。 壊させたく、ないけど、ホントは壊したくもない。 けど、この、「今」に、縋って。―――ひどく、爪を、立てた。
遠のく意識、崩れ落ちて。 僅かの間だけ、空白の眠りに落ちて いく**]
(232) 2014/07/10(Thu) 17時頃
|
ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 17時頃
|
遠ざかろうとしたのに。 結局、結局一番近づいて、しまって。 俺は、なんて、ばかなんだ―――
/* ジラント 【3】 ベル 【2】 ミハイル 【1】 でおねがいします。 ます。
(-72) 2014/07/10(Thu) 17時頃
|
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/* これジラントしんじゃったんじゃないのって震えてる(戦慄)
(-73) 2014/07/10(Thu) 17時半頃
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|
―曲線の部屋―
[開かぬならと、梟が離れたところの壁を突く。きぃと開いた小さな小窓は梟サイズの。]
あぁ、ここから……
[まるで犬猫用みたいだと思いながら女は扉を押す。]
(+51) 2014/07/10(Thu) 18時半頃
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[はらり、捲れた頁。
『ミハイル』『サーシャ』 カフェテリアで待ち合わせなのだろう2人の、互いの名を呼び合う場面。
『オリガ』『ビィ』 2年前の白い屋敷で。 音を確かめるように、呼び合う場面。
『イグナチウス』『―――――』 アナスタシアだった。白い花弁を室内で放る。舞い散る白。呼び合うというよりも――寧ろ。]
(+52) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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|
[女の視界に在るのは曲線の椅子と、すべらかな肌の人形。座面と足元に散る、瑞々しい花弁。
記憶と違うのは、色。 膝の上に置かれた本。
そして、俯くのではなく、頤を上げている顔と……開いている、紅の眸。]
ぁ―――…
[言葉も感情も、奪われる錯覚。 暫く女は動けずに居たが。]
(+53) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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|
イグナ、チウス……ね?
[本が教えてくれた名を紡ぐ。 声はやけに掠れていた。]
ふぅの、『 』な。
(+54) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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[>>184 その声が意外そうにも聞こえたが、 わがことながら、その反応に納得も、する。 言いたいことだけを伝えて、離れようとした。 けれど、抱き寄せられた腕、挑戦的な言葉、
思考と感情を置き去りにして、体にじわりと熱が染みる。 咎めるように耳朶を軽く、食んだ]
……伝えたら、きっと。 事切れる瞬間に、思い出してくれるでしょう? それが憎しみでも、怒りでも、構いません。
私はそれで、満足です。
(233) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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|
[欲の無いような言葉で、 けれどそれは命を奪うという最大のエゴだ。 濃い影の下に、望む欲望を隠して、唇だけが笑む]
――それはあなたの生かしたい人のためですか?
[きっと正しい とはそういうものだろうから。 しかし自分が望むのは、死。それは不変のもの。 生よりもずっと確かなもの]
(234) 2014/07/10(Thu) 19時頃
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|
そういう性分なのですよ、 押し殺すのには、慣れていますし、 ……いつだって、追いかける側でした。
わたしにはそれが、 だった。
[>>185 覗き込まれるを疎うように眼差しを伏せたのは、 重なるからこそ、重ねたくないからだ。そして、暴かれぬ為でもあっただろう。 目を閉ざせば、触れた肌から伝わる振動]
権利とは義務を果たして行使するものです。 それは殺される了承と取りますよ。
[抱かれるか?問いかけられる言葉。 思考も感情も、その乱されるを恐れた。 はっと見やった双眸に一瞬怯えが滲んで、ゆがむ。
けれどそれはすぐに溶け消えた。 ただ覚えている、追い詰められる焦燥を、体が。 たまらず、熱を逃がすように息を吐いた。名を呼ぶ]
(235) 2014/07/10(Thu) 19時頃
|
|
ミハイル、
[ただ呼ぶために、呼んだ名前。 麻薬の切れたように酩酊は遠く]
……もっと酷くしてくださるんですか?
[まるでマゾヒストだ。 けれどそれなら、痛みの中に逃げられる。 きっと呆れるだろう言葉を吐いて、 男の口唇を指先でなぞりあげれば、
刹那を求めて唇を重ねる。
殴られた彼の頬の内側の粘膜をわざと舐るような口付けを*]
(236) 2014/07/10(Thu) 19時頃
|
ダニールは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 19時頃
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―四年前―
[読み書きも喋ることも不自由だった娘に文字と言葉を教え、身体表現以外で気持ちと状況を伝える手段を教えたのは、青年だった。
無精髭が伸びていると触らせて貰った。 じょりとする度に歓声をあげるのも楽しかった。
手を引かれ、庭園を案内される時間も。 娘を満たしてくれた。]
(+55) 2014/07/10(Thu) 19時半頃
|
|
― 大きい居間の白いソファで ― >>230>>231 [眠りにはいる魔法使いに、 人魚姫は、やはりララバイをやがて紡ぎ出す。 だが、それはいつのまにか、人魚姫自身の眠りを誘っていた。
夢の中で、双子の姉妹と王子の夢を見る。 その姉の妹に向ける感情に、ああ、とため息を。
なんて、 しい憎悪だろう、と。
傍で苦しむ魔法使いの息遣いは、なお、 しくて。]
ビィ……。
(237) 2014/07/10(Thu) 19時半頃
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[傍らで娘の背を撫でる手はいつも優しかった。 きんいろときんいろを溶け合わせて、笑い合う。
キスが出来そうな程の近さ 胸を高鳴らせる娘の様子を知ってか知らずか、青年は柔らかな笑みを浮かべ。 きんいろに口付けを落とす。
そっと。そうっと。]
(+56) 2014/07/10(Thu) 19時半頃
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[魔法使いが、呼んだ誰かの名前、 目を閉じて、彼女の呼んだ名前の先を考える。 それが誰であっても、自分でないことだけは確かで、
ああ、彼女の心が今、柔いままここにあると思ったら、 その心臓にいつでもナイフを突き立てることもできると思ったら、
やはりとても しくなった。]
ビィ、 苦しそうだね。 何もしてあげられなくてごめんね。
[それは君の な人ではなくて、という意味愛もこめて。 同時にそのことはとても悲しくて、僕の頭はその裏切りや悲劇に、また透明な世界を視る。]
(238) 2014/07/10(Thu) 19時半頃
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[寝しなに本を読んでと娘がねだる。応えてくれるのは大抵寝付きの悪いときだ。 ウイスキー1ショット分をキッチンこっそり持ってくるのが交換条件。
偉大な魔法使いの、素晴らしい薬なんだとわざとらしく讃え、青年は杯を空ける。]
(+57) 2014/07/10(Thu) 19時半頃
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ねぇ、ビィ。 僕は今、おとぎ話の夢を視ていたよ。
でも、それとはまた別に、君の咳にとても……。
[ぬくもりでまた彼女を包み込むように。 深呼吸するその動きにきんいろをさらり揺らし。]
今、君の胸を傷めている人はだあれ?
[その顔に頬を寄せた。]
(239) 2014/07/10(Thu) 20時頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 20時頃
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[青年は疲れて床で寝ている時も多かった。 どんなに身体を揺すっても、起きてはくれない。
どうしようもなくて、彼の頭を持ち上げて膝に乗せる。 薄目を開けて、言い訳めいたことを言うけれど。 年上なのに。こんな時だけ、まるで弟みたいで『 』いと、思った。 白冠のような髪のきらめきを撫でる。 あやすように、とんとんと背を叩く。
大きくて広いこの背は、いつも娘を守ってくれている。庇ってくれている。
だから――…、だから。]
(+58) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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性分ね。難儀なことだよ。追いかけて…追いついたら、お前は燃え尽き症候群になりそうだ。
[また抱き寄せ、その髪に頬を寄せ、撫ぜ下ろす。 殺される了承だと言われれば、表情だけで是を]
ひどく…?あぁ、お好みのままに。
[嫌味な程丁寧な口調で、また地面に引きずり下ろした]
(240) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 20時半頃
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/* うむ、溶けてたら、sknはできなかった!
(-74) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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/* 安置所に行こうと思ってたわ。
人形が眠る場所。
(-75) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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「ほう」「オリガはまた泣いている」 「君は本当によく泣くね」
[>>+46羽根に押し付けられる感触は 言葉と裏腹の表情を思わせます]
「あれはよくないことなの?」 「みんなもひとりも」 「よくわからないよ」
「僕は一つがあたりまえ」 「みんななんて、いないでしょう」
「ほう」
(*20) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 20時半頃
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―部屋―
[眠りに落ちたユーリィの身体を、抱き上げて部屋の中にあったソファへと運ぶ。二人がけのソファと白いテーブル。一部分少しだけくぼんだ壁は何かをおけるよう棚になっていて、スクリーンでもあれば映画フィルムの鑑賞が出来そうな部屋。
小さな窓が一つ奥にあって、そこからその向こうが見える。 自身の膝をユーリィの枕に、ソファに沈む]
……。
[紅茶色の髪を梳く。その甘い色にキスを落として、寝顔を見つめた]
(241) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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ジラントは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 20時半頃
|
[床にたたきつけたせいで、壁紙のページがはらり、めくれる。 そこにかかれた物語は男の過去を暴くもの。
なぜオリガに違和感を持たなかったか なぜ違う色達に「あの人」を重ねるのか そしてそこまで惹かれるのか、嫉妬を覚えるのか
男はただの、呆けだったのかも知れない。 現実と想像の境目をひどく曖昧にしたままここに至る]
(242) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[ごめんねと、ささやく人魚姫に、首を振る。]
傍に―――…傍に、いてくれるだけで。 人魚姫の願いを叶える前に、声をもらった魔法使いは、
姫に、なにを 差し上げましょう。
[か細く紡ぐ言葉。 触れる頬に、麻酔にも似た感覚に陥る。 は、と吐いた息は熱くて、焦がれた人への思いが 体温をあげる――……人魚姫に促されるままに、
―――ミ ハイ ル、
と、熱に浮かされたように、ささやきました。]
(243) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[昔から、自分で作り上げた理想に恋をする物語は多く語られる。 石のガラティアに恋した物語に端を発し。
才を持っていた男は依頼を受けては人を描き、それに髪を描き、体を描き、服を描いた。 そしてまた理想を追って描き続け。
理想を求め続けるうち、「その人」は「あの人」になる。 未だ創りあげられないその想像は、だからいつまでも顔を思い描けない
男はある意味病んでいたのかもしれない]
(244) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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/* わーたーしーばーかーりーがー
あああああ、ベルの設定も引き出してさしあげたいのに、 こいつはほんまにぃぃぃ!ゼノビアめぇぇぇ!
人魚姫の物語ください―――って、言いなよはやく。
(-76) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[アナスタシアもイグナチウスも理想とはまた違う人形。 だから惹かれることはなかったのだけども。 けれど同じ目を持つ彼女に会って、男は少しだけ、変わることができたようだった。
けれどけれど、ここはそんな常識が人を殺す所であったのは ただの不幸というだけのこと]
(245) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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>>243
そう、魔法使いは無欲だね。 傍にいてくれるだけで、なんて。
[寄せていた頬、 ビィが息を吐き、その温度があがると同時に吐き出される人の名前。 それには一度半開きに口を開けて、]
ミハイル…… 彼は、オリガに水と林檎を置いて、行ってしまったよ。 でも、だから、わかる。
彼は優しい人だね。 ビィ、君にぴったりだ。
(246) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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魔法使いは、 僕の魔法使いでいてくれるだけでいいんだ。
どうか、魔法使いをやめないで。
[そして、人形姫は対価に、そんな、一番むつかしいことを言う。 でも、それは裏切られたとしても、きっと
涙が出るくらいだけのこと。]
(247) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[ダニールを抱く腕は優しくはなかった。 荒い手つきでその足の間から白い血を零し 場所構わず浮かべるのは紅いうっ血。
抗いが見えれば両手をベルトでひとくくりに縛り上げ、 ぎりぎりまで追い詰めるような抱き方で。
痛々しくあがる声に満足気。そう、その声が聞きたい。その声で満たして欲しい。 ゼノビアのあの目を振り切るにはそれだけの声をあげさせなければ
ダニールが気絶するくらい何度も追い詰めて、好き勝手に吐き出した]
(248) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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―曲線の部屋―
[>>+54訪れた娘を、 ルビイのような眼が映します。 金色の彩がルビイを囲むように映すと、豪奢な指輪のようでもありました。]
―― ――
[イグナチウス。 ゆうるりと、薄く唇を開いたように見えたのは、 ただの影の具合かもしれません。 空白の言葉に、黒いお人形は首を少しだけ、傾いだようでありました。
お人形は娘を、オリガを、じいっと、 見つめているのです。]
(*21) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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お疲れ様です~ん
ダニールに3、 ゼノビアに2、 ジラントに1で!
(-77) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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[人形のように白けた顔を歪ませるのがたまらない。 淡々とした声が悲鳴になり、肌から白い血が滴るのが]
……お前は…俺の………
[黒い目はゼノビアに被る。 けれど彼女に罪悪感を感じる前に、今はその記憶は塗りつぶされてしまった]
(249) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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……なみだ、は、
すてた、の。
[だから、泣いてないのだと強がりを零す。>>*20]
あぁ、ふぅも梟だから、 こうび、 とか、するの ?
[ほぅほぅと低い声で、雌を誘って。 女は知らんぷり。よくないのか、悪いのか、応えない。]
あ ら。ほんとうに、みんななんて、いないわね。
(+59) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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―部屋―
――、 ん、……
[あたたかい。うすく、ぼんやり、眼を開いた]
じ、ら ……?
[息混じり。 ――こえ、出さされたの、2度目、だから。 本格的に、掠れてる気がする。]
(250) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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/* かしこまりました。 ありがとうございます。
(-78) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[忘れたくて、忘れたくなくて、 人魚は天使のようなほほえみで、その人のことを訊く。
だめだ、 だめ、考えたら、だめ。
彼がオリガに与えた水とリンゴ。 優しい人。 その行為ひとつさえも、醜い自分を映す鏡になりそうで。
――彼はビィにぴったりだね。
またひとしずく。頬を伝う。]
(251) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[ミハイルの夢を見ながら、ベルの傍にいる。 ベルにミハイルを重ねてなどいないのに、 ああ、これでは"王子様"と、同じじゃないか―……。]
ベル、 ベル―……、 あなたの物語を聴かせて。
ねぇ、ベル………
[声をください、あなたの声を。 その美しい声を――――人魚姫。
代わりに、私が―――]
あなたの魔法使いで、 いるから。
(252) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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[サファイアは、赤く輝くと色を変える。 そう、『ルビィ』と。
遠く、椅子に座す人形のように。>>*21 視線の先で、僅かに動いて見えるようで。
金色を何度か瞬かせ、見つめ合って しまった。]
……あなた、に、これを あげようと思って
きたの、だけど。
[ソファに座る、2人が見えた。 肩を竦める。]
じゃま。
(+60) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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/* 鳩からWikiがみられませぬ。 本日は二人で合っておりますでしょうかどうでしょう。
とりあえず ベル3、ミハイル2
三人だったら足しますので言ってください。 ポイントが2と1だったら変換しておいてくだはい。
(-79) 2014/07/10(Thu) 21時半頃
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ビィ、泣かないで。 いや、僕の前で泣いてもいいの? その雫は大事な人に見せるものだよ。
[ビィの様子にそう、やはり優しい言葉だけをかけて。 そんな彼の物語は、白のソファから溢れ出す。]
(253) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* ありがとうございます。 人数は3人のままでございます。 選べぬ場合は2人でもよいので、お知らせください。
(-80) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。
(254) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
[物心ついたとき、聞いた言葉はそれ]
(255) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
(256) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
(257) 2014/07/10(Thu) 22時頃
|
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この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
[その繰り返し。 相手は子どもからお年寄りまで。 でもいつしか彼は、その弱い、情けない、魂たちを慈しむようになる。 でも、彼らは決して自分を にはみないことを知っていて。]
(258) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[だから、魔法使いが必要になった。]
(259) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* ベルの時間を拘束しすぎていて、 ベルにも、ベルと絡みたい人にも、 土下座すべき想いです。
でも、土下座してでも、話していたい。 そんな人魚姫様なのでした。
(-81) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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―部屋― [目覚めたらしい声に梳いていた手を止めて]
声、枯れてんな。 出させすぎたか。
[ミハイルの時にどれだけ声を上げたのか。 それはやはり気になることで]
身体、だるくないか。大丈夫ならいいんだが……。
[問うことは結局せずに、額にかかる亜麻色をかき上げて、口づけた]
(260) 2014/07/10(Thu) 22時頃
|
|
ビィ。
[その溢れ出した物語に、魔法使いはどういう反応をしただろう。 やはり優雅に笑む彼に怯えたとしても、 それは当然のことで。]
僕は、こんな僕を傷つけてくれた弱い存在を 本当に しているんだ。
[髪をかきあげて、首を見せる。 その長い傷は、鋭い刃で裂かれた証。]
(261) 2014/07/10(Thu) 22時頃
|
|
ねぇ、わかる? 僕は、あの曲線の部屋のイグナチウスのようなもの。
人魚姫であり、人形姫。
知ってる? 人形は、裂かれても、何も抵抗せずに崩れていく。 でも、決して、
その主人を恨むことなんてないんだ。
(262) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* 了解しましたっ 夜中には自分でWikiも確認できますゆえ、申し訳ない。
足しますって言ったんですが、 足せませんでしたorz
今宵は二人で、おねがいします
(-82) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[梟の目の前で、 あの子の目の前で、
女の目の前で。]
――――…
[また、とも、後でとも言わず、女は身を翻した。 スカートの黒襞が追いかけるように、広がり舞った。]
(+61) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* というかこれは、箱前に戻って対応したい案件。
あばばばばばば あとじゅっぷん
(-83) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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―曲線の部屋―
[―――>>+60]
[少しばかり、首をまた、傾けたようであります。 はらり、風もないのに頁が捲れて行くのでありました。]
(*22) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* 時間だった
ミハイル キリル ベルナルト
で!
(-84) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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[拷問のようだった。 記憶の中の母は、とても『 』とすら、 思っていたのに。
ぴんと張る四肢も、喘ぎ、大きく震える喉も。 喉を大きく震わせて上がる嬌声も。
ひらり、ひらり。 拷問ではなかろうか。
涙の溢れる顔も。ララバイも。 優しい腕も。
蜜の溢れる様も、鬱血の花を咲かせる唇の音も――
何もかも。]
(+62) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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……ぅ、 く
[―――吐き気が、する。]
(+63) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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……そうなのかも、しれませんね。
[届かないものが だった。 幾億光年の彼方の星や、掴んだと思ったら零れ落ちる手の中の砂。 脚光を浴びるあの人の誇らしい背中。
髪に触れる手は優しげであった。 それにこそ恐れを感じるのはなぜだろう。]
ッ つ ――……、っ は 、
[床に引き摺り下ろされる、落差。 目蓋をぎゅっと閉じれば、 叩きつけられた衝撃と痛みに一瞬、呼吸が止まる。 そして、感じたぱさりめくれる紙の音。
流れ込んでくる、欠片たち。 断片のイメージ、キャンパス、人のパーツ、 いくつもの、 い、理想の 人……ひとがた、 ――顔のない、そして、黒い瞳 覚えのある]
(263) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/* かしこまりました。 どうぞお気をつけて。
(-85) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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/*
ゼノビア 3 ダニール 2 ユーリィ 1 でお願いします。
遅れてごめんね。
(-86) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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あ、……、
[突如飛び込んできた情報の意味に捕らわれる。 痛みも刹那忘れてしまえば、思考の内に表情は消える。 それがもどってくるのは、与えられる痛みの為に。
眉根がよれば、惚けたような黒が濡れる。
容赦なくこじ開けられて脚の引き攣る、血の伝う感触、 きつく吸い上げられる肌には、甘さは無い、暴力的な熱だけ]
い――……あッ、 ぅ、 っく、
[こぼれた呻きにきつくかみ締めた唇、 はねた腕が、白い駒だけのチェス盤にぶつかる。
腕が縛り上げられるのを、 本能が逃れようとして、身を捩ればタイがはだける、 深く沈んだ指痕の上から、布で締められた擦れた赤い痕。 間接が限界のように軋む、手首の皮は赤く剥けて剥がれて]
(264) 2014/07/10(Thu) 22時頃
|
|
[女は駆けた。 黒の世界、廊下の角を曲がれば階段があったから、駆け下りた。
何かを踏んだような気がしたけれど、 確認出来る心境ではなかった。]
う、るさ……
[耳を塞いでも、文字が流れ込んでくる。 あぁ、拷問ではなかろうか。>>257]
(+64) 2014/07/10(Thu) 22時頃
|
|
『あの娘は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子だ。 それと髪も。良いものを使えば、もっと綺麗になるだろうね。
ああ、そしたら、玩具にぴったりだ。
お前が遊ぶかい? 「 」。』
(+65) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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|
[階段を、降りる。 曲がって、降りて、駆けて。
重い扉を開けて、降りて、降りて―――…]
さ、 むぃ
[ヒヤリとした空気に、女は肩を抱く。]
(+66) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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/* かしこまりました。 ありがとうございます。
(-87) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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―部屋>>260―
……、自覚 あるなら 手加減 してくれ ……よ
[どう足掻いても、 気だるい。 くっそお、ミハイルの件、ばれて、ないだろう、な 手を伸ばして、ジラントの顎の辺りをなぞって。 ぱし、 と頬を、叩いた。全然、力はいってない、けど。]
――っ、
[額に、唇。 甘くて、――うぁ、ちょ、はず、かしい。だるい、だるいけどさ…!]
へ へいき、……おき、る……
(265) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
ミハ イ ル、 ッ――……、
[名を呼ぶ声に声鳴き悲鳴の混ざれば、 彼は満足そうな顔をしただろうか、声の上がる悲鳴を上げさせられただろうか。
茫洋とし濡れる瞳、眦も紅く染まる、 追い詰められた身体、苦痛に歪む顔。 汗と涙でぐちゃぐちゃで、呼気を求めてあえぐ唇は、閉じることが出来ない。
呻きと声の交互にこぼれて、最後はすすり泣くようだ。 身を侵す焼ききれるような熱に、伸ばす腕が無い、身体が軋む。痛みは確かだ、確かゆえに い。
上気した肌は、白いもので汚れて、 その色がどれがどれだか区別がつかない。 上下する胸の上、幾度意識は途切れたか。 やがて濡れた瞳孔、真っ黒な鏡のような瞳は男を見やる。 過ぎた痛みがじんわりと、身に染みる。]
(266) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
―地下倉庫という名のゴミ捨て場―
………
[母娘を屋敷に招いてくれた あの老人の――――言葉。>>+65
息子は、女の初恋の人は……どんな表情をしていたか、だなんて。 女はきんいろを振り、両手で頭を抱え込む。 ずきずきと足が痛むのは、紙の端が食いついたから。 無理にはぎ取ろうとして、傷は深く、粗く。]
(+67) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
[染みた熱に充溢する、 痛みのあとの甘い酩酊、血の匂い]
…… ィ、……
[舌を動かすのを放棄した。 目線一つ、動かすのも億劫で、見つめている。 腕だけが動かそうとしたけれど、それは動かなかった。
通り過ぎた衝動が激しすぎて、 惚けたように表情も感情も人形じみて抜け落ちる。]
(267) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
[どこまでも優しい言葉。 ベルの物語は、不思議な本が教えて呉れた。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は、頭は弱いけれど、顔だけは綺麗な子です。 ああ、そしたら、玩具にぴったりだね。
この子は―― ああ、そしたら――
――気が狂いそうになるほどの、文字の濁流。]
(268) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
[覚えたのは、目眩。 同情や、憐憫、悲哀、それらを超えた、 慟哭。
ビィ、 と 呼ばれ、 思わずびくりと震えた。]
…ベ、ル
[優雅に笑う、人魚姫。 何か紡ごうとしても、もれるのはただ空気ばかり。
その首には、おぞましい 傷跡。]
(269) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
[人魚姫は、人形姫。 うまく言葉が出て来ない――私は、 魔法使いは、
彼に、手を伸ばす。 抱きしめたのか、抱きついたのか、 右手は、その指は、きんいろを絡ませて。]
ベルは、 人形じゃない わ、
[陳腐な言葉――けれど、切瑳に出た言葉。 彼が望む魔法使いとは、何なのだろう。]
(270) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
…魔法使いは、 人魚姫のもの。
[囁くのは、その左耳へ。]
どんな魔法が、必要なの――…? 私にそれを、叶えることは できる?
[胸が締め付けられる想い。
痛ましい物語は、 魔法使いに人魚の鎖を絡ませる。]
(271) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
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|
[男は など知らない。
ただ、その人を尊敬していた。 ただ、その人の背に憬れていた。 ただ、その人の才を守りたかった。 ただ、その人の役に立ちたかった。
自分はその為に在るのだと思っていた。 その人の為の道具でありたかった、それだけ]
(272) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
>>270
ビィ。大丈夫だよ。 僕は自分が嫌いじゃない。 無様で弱い彼らが、みじめな僕を虐げても、
魔法使いがいつも守ってくれていたから。
ああ、あの魔法使いはビィだったんだね。
[ありがとう、と左耳に囁く言葉にまた綻ぶように微笑んだ。]
そこにいるだけで、ビィは僕に魔法をかけてくれる。 でも、いつしか君は立ち去る。
それが、また出会うためのルールだから。
(273) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
[苛烈な白が目を焼く、 再び途切れそうになる意識を 繋ぎとめるのは痛みだ]
…… …の、 人形、です よ
[ミハイルの物語、垣間見たその断片、 そんな言葉を零したのは、男はその在り様しかしらなかったからだ]
(274) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
|
だから、君が思うとおりに。 君の中の物語を、紡いでくれること。
君の心を傷つける誰かのために、 君はそろそろ動き出さないとね。
[そういいながら、ビィを抱きしめる。]
(275) 2014/07/10(Thu) 22時半頃
|
ベルナルトは、解けていた首の包帯、一度手にとる。
2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* お返事遅くなりましてすいません、 ありがとうございます。
(-88) 2014/07/10(Thu) 23時頃
|
|
[散々蹂躙した後に、同じくらいぐったりとした体でダニールをゆるりと抱き寄せる。 先ほどまでの手荒さが嘘のように、綿のような柔らかいキスを]
人形……あぁ、お前、人形みたいだよ、本当に。 だから…お前に殺される、のは、…それこそ……本望。かも知れない……。
[人形は応えない。人形は動かない。人形は喋らない… だから、望むのも愚かなことだったのに]
(276) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* お も い
(-89) 2014/07/10(Thu) 23時頃
|
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球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【10】 ここまでの合計が【24】
本日、あなたが黒の世界に沈みます。 どうか、よき日々を。
(-90) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【4】 ここまでの合計が【19】
(-91) 2014/07/10(Thu) 23時頃
|
|
球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【4】 ここまでの合計が【17】
(-92) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【7】 ここまでの合計が【19】
(-93) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【2】 ここまでの合計が【2】
(-94) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【6】 ここまでの合計が【11】
(-96) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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ベル、 私は――
[大丈夫だよ(>>273)。 彼の言葉が、そう語る。
綻ぶような微笑み。 あの魔法使い――それを否定することはできなかった。 言葉は途切れたまま、目を伏せて笑う。]
自覚のない魔法使いなんて、 だめね。 やっぱり、釜くらいは 必要だと思うの。
[囁きは左耳へ。右手はきんいろを梳いたまま。 この部屋にきたときの冗談を。]
(277) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* あれ、そっかぁ。 そんなにこないと思ってた。まぁ、どこ殺すかっていったら、そうなるかなぁ。 うーん。キリルと出会えるまで起きていたい。
キリルこれるかなぁ。
(-95) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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球体間接人形は告げる。 あなたへの今日の感情ポイントは【8】 ここまでの合計が【21】
(-97) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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また、出会うためのルール。
[確かに、別れなければ再び出会うことはないのだけれど。]
それが、あなたの魔法使いでいられる条件なら。 私は、一度ここから離れなきゃいけない?
[抱きしめているのか抱きしめられているのか もはや本当にわからなくて、
その綺麗な顔――ではなく、耳たぶへ、口づけを。]
――私は、それでもあなたの魔法使いでいられるの?
(278) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[男は など知らない。
その人のために人を陥れた。 その人のために我が身を売った。 その人のために誰かを不幸にした。 その人のために罪を犯した。
自分が汚れた道具になるほどに、 積み上げられていくその人の輝き。
その人のために身を捧げるだけ、それでいい。 その献身に欲望はなかった。それは一つの信仰だった。 純粋な光だった。何も望まなかった。
けれど、……ああ、けれど。
本当にそんな無私の物語などあるはずもなかったのだ]
(279) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 日に日に増えておる。 ふおおおお増えておる。
そろそろミハイルさん死にそうなんですけど あうあうあー
(-98) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* というか、ベルも、 ベルファンのみなさまも、大変すみません。
24時間以上、拘束しておる。
みんなあいしてる。
(-99) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* 連絡です。連絡です。 本日の吊りは 「ベルナルト」今日10これまでの計24でございます。 よろしくお願い申し上げます。
(-100) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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/* ptがなくても、秘話が欲しくなr
(-101) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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了解です。ほうほう。 セットいたしました指差し確認!
(-102) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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>>277
ああ、そうだよ。 魔法使いは、釜でトカゲのしっぽとマンドラゴラをぐつぐつ煮なくちゃ。
[きんいろを梳くビィの手に少し摺り寄せるように。 それから、弾んだ声で、ビィの釜について意見を出して。
離れなくちゃならない?には緩やかに頷いた。]
魔法使いはピンチの時に救けてくれるんだ。 ビィは僕の魔法使いでしょ?
[それから、探るようなビィの口づけに、 耳たぶへのキスには、びくり、身を震わせて、そのときだけは熱い息を吐く。]
(280) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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……割と、加減はしているつもりなんだが。
[手が伸びてくるそれをそのままにしていたが、緩く叩かれて思わず目を見開く]
……へいへい。
[手をその肩の下に、起きる身体を支える。 ユーリィの身体の変化は微妙に感じないでもなかったが、きっと知らなければ気づかない程度。 そう思って、起きたユーリィの髪に手を伸ばした]
(281) 2014/07/10(Thu) 23時頃
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[その仕草は優しかったけれど、 抱き寄せられても柔らかな口付けも、 どこからくるのかも知れない痛みをもたらす。
茫洋と、したまま、 感じるだけの痛みはもはや表出しない。 わずか、目を細めただけ]
……そう、です か……、 ああ、……ならば、
いま、
[今、この瞬間を に]
あなたを……、ころせた ら、
[縛られた腕、動いたとしても何も出来ないだろう。 けれど、自分に殺されてくれるという彼は、とても しい。 たとえそれが、変わり行く感情であっても]
(282) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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ビィは、僕の魔法使いだよ。
[だからこそ、と、熱い息を吐いたあと、 少しだけ紅潮した顔をビィに見せて、
最後ぎゅっと抱きしめてからふわりと放すと、ずるり、その白のソファに身を沈みこませる。]
(283) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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こころの吊り先はいつもお人形さんです。ほうほう。
[ポイント使い果たした感]
(-103) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* 狂人の勝利条件は、自分がはかしたにいくのが、難しいのだね!
好きな人をはかしたにやらなければだし、 好きな人はかしたいったら自分はしににくくなる!
(-104) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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/* まるでマゾヒストだ、
ってどう考えてもマゾだよ、って突っ込むべき。
自分でどえむしてるのも、 せるふまぞぷれいでもうなにがなんだか。
(-105) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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イグナチウスは ふくろうさんがばさばさしているのを みまもっているのであります。
(-106) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[髪を梳いて抱き寄せ、きつく結んだ腕を開放し]
ダ……
[その名を呼びかけて、声の代わりに現れたのは]
ぃっ、………っ、
[背中の、オリガが付けた小さな傷がひび割れるようにびきりと割れた。 ぼたりと溢れる白い血 後ろだから、ダニールには見えない筈 生暖かい血は白い衣服すら汚す。
同時に、自分が気持ちを向ける先々は どうか苦しんでいないようにと無意識に。 ダニールへ向ける目は一瞬不安を乗せた]
(284) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[トガケのしっぽとマンドラゴラ。 ここにもしも釜があったなら。 他愛のない想像は、ひととき安らぎをくれる。]
ベル、 ありがとう。 …――私を魔法使いにして呉れて。
[人魚姫の願いを叶えたい――。 けれど、叶えたのはきっと魔法使いではなくて。
ベルの熱い息に、胸の熱さを思い出す。 抱きしめられて、離れてゆく温度。 沈み込ませるベルとは対称に、ソファの前に立つ。]
(285) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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―部屋>>281―
……うそだろ……
[オッサンといいミハイルといい、どうな って。 いや、もう、いい加減 思い出すの やめ たい。 つらい。恥ずかしい。絶対殴る。]
……ふ、
[息を吐く。だるいのは、なんでなのか なんとなく、わかる。視界がすこし、ぼんやりとしてきた気がする。視力もかよ。――カンベンしてくれ。]
……あんま、なで、 んな。って。 ――な、あんた、痛みとか、どうなの。
……あいつらも、そう、なの――かな。
(286) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[それはふくろうの物語。 ふくろうは、この白い世界に一羽、ありました。 一羽が当たり前のふくろうは、寂しさを知ることは無かったのです。
ある日、ここに迷い込んできた人たちがおりました。 名前は「アナスタシア」と「イグナチウス」 二人は仲睦まじく、この世界に在る短い間、ずっと共にあったようでした。
二人がどのように戻ったのかは知りません。 しかし、それを見ていたふくろうは、ふいに何か、ココロの空洞を覚えたのでした]
(287) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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出会うために、 お別れね。 ピンチになったら、其の時は――
[魔法使いとして、姫の前に現れることは出来るだろうか。]
あなたの声、 たしかにいただきました。 ――ありがとう。
[ひとときと―――約束の時間は終わりを迎える。 肺に感じる息苦しさ。 せめて、この部屋を出るまでは、我慢しようと この部屋を出るその時まで*微笑んでみせた*]
(288) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[何も考えずにいられる、 痛みだけを感じながら髪を漉かれるのは、 ひどく、心地よかった。
自分に痛みをもたらす身体、 自分のものではなく、誰かに支配されている感覚。 それは安堵だ。彼が名を呼ぶ最初の音に、見やる]
……ミハイ、ル?
[痛むような呻き、不安を乗せるその眼差し。 宥めるようにその腕をそっと伸ばそうとして]
あ、……っ、ぐ、
[見えない腕にぎりぎりと首を絞められるような、 感覚に瞬間また襲われた、呼吸の止まる一瞬の後、 その肩に額を寄せて、しばし喘ぐような呼吸の中、
腕はその背に回された、濡れた服をぎゅっと掴んで]
(289) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[ふくろうは思いました。 ココロの空洞が痛いから、癒やしたいと。
優しい世界はふくろうの願いを叶えました。 空洞のココロに似合う、空洞のお人形を。
一羽ぼっちのふくろうは喜んだのです。 羽根を羽ばたかせて喜びました。 ある日はともに魚を見、在る日はそこに花を飾り、在る日は色づいた髪を飾り、 ある日は側でページを捲る。
人形はそんなふくろうに応えることはありませんでした。
抱きしめる腕も、語る言葉も持たないふくろう。 だからずっと一羽のままだったのでした]
(290) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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>>288
うん、きっとまたね。
[ビィの言葉の礼に微笑んで、横になったまま、ひらひらと手をふる。 声はビィの元へ。 そういう風に決めれば、もう、彼は歌うことはなかった。 その歌は、魔法使いへ確かに差し出したのだから。]
(291) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[そして、ビィが出て行ったあと、 微笑む顔は、寂しい顔に代わり、
ぽろり、雫をこぼす。]
(292) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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[そのまま、きんいろを白いソファに沿わせて、彼は横になっていた。 きっと、次に目を開ければ、 あの駆け出していってしまった銀色の彼の、 キリルがその姿に映るような気がする、なんて思いながら。*]
(293) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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嘘じゃないが、ユーリィの声をきいていたら、少しいじめたくは、なるな。
[ いくて。 撫でるなと言うことに手を止める。けれどその背は支えたままだ]
俺の方は、痛みは引いた。……引いたから、安心してろ。
あいつらも、どこかしこか調子が悪くなってるんだろう。 動けるか? なんなら、厨房から水をくんでくるが。
白い水だけどな。
[かれた喉が気にかかる。 その調子の悪さがすべて、 が原因のようで]
(294) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時頃
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[白い世界の物語。
反転した世界では、 見せられる女の胸中、感情も、さかしまに湧く。
ぎりと奥歯を噛んで、怒りを見せる。]
(+68) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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「一羽だけのふくろうは誰かに伝える言葉を知りません。 気持ちを表す言葉を知りません。
人から言葉を飲み込み、語っても、人形には「ほう」としか伝わらなかったのでした 無意識の気持ちが伝わって人形が壊れてしまうとはついぞしらなかったのでした。
だから何か間違っているのだろうばかり思います。 だからいつもいつも、人形を壊す気持ちを鳴き声に載せていました]
(295) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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ダニール
[痛みは飲み込み、同じく苦しみを露わにするダニールを抱きとめる。 背に回された腕は傷に痛みを添えた。 あぁ、これが気持ちの代償か。オリガはこんな苦しみの中死んだのか]
お前、死ぬのか?
[自分が抱きながら思った感情はきっとその不調に混ざり込み、 傷をつけているはずだ。 案じつつ、どこか支配欲からの笑みが浮かぶ]
俺はまだ死なないだろうけどよ
(296) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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「ほう」「オリガ?」
[ふくろうは自分のものがたりも刻まれているとは知りません。
オリガを見上げて、その袖をくい、と引くのでした]
「ほうほう」
(*23) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* べるうううう
あかん、これは、あかん。 べるうううう
でも ベルが促してくれないと部屋を出る理由がないくらい べったり してしまっていた。 どうやってベルを解放してあげたらいいのか悩みまくった。
(-107) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* ミハイルを思う以上、 ベルを救いたいと思うのは、きっといけないこと。
でも、 べるううううう って言わずにいられない。
(-108) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[袖を、引かれる。>>*23
涙を捨てたといった女は、 ココロというガラスをがりがりと無遠慮に引っ掻かれていく心地に、
泣いていた。 黒い粒は、ころりと真珠に変わる。]
なに、利用 したい、の?
(+69) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[それが、女の服についた白い産毛の見せた幻であっても。
物語の挿絵であっても。>>287]
わたしが 代わりに なれるの?
[鳴き声の代わりに、言葉を。 翼の代わりに、腕を。]
(+70) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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/* >>284 く、ここで私の付けた傷を出されるとは!
るぅのララバイは、もぅ聞けないのね… 声も、かしら。 それは寂しくもあるけれど。 私だけのララバイになるのね、という不思議感。
(-109) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[けほけほ、と軽い咳き込み、喉に絡む。 ひゅっ、と吸い込む息の音のなって、ゆると首を振る。 背にふれた腕、その傷は――他の想いでも構成されている。 抉りたくなる衝動は、指にこもった力で伝わったかもしれない]
……私には死ぬ理由が大してありません。 あなたの方が、死ぬ理由はたくさん、あるでしょう……?
[男が笑うのに、ゆるく笑みを返す。 発した言葉は、痛む歯に舌でわざと触れるような、 そんな感覚で、湧く感情をを確かめる]
2014/07/11(Fri) 00時頃
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[けほけほ、と軽い咳き込み、喉に絡む。 ひゅっ、と吸い込む息の音のなって、ゆると首を振る。 背にふれた腕、その傷は――他の想いでも構成されている。 抉りたくなる衝動は、指にこもった力で伝わったかもしれない]
……私には死ぬ理由が大してありません。 あなたの方が、死ぬ理由はたくさん、あるでしょう……?
[男が笑うのに、ゆるく笑みを返す。 発した言葉は、痛む歯に舌でわざと触れるような、 そんな感覚で、湧く感情を確かめて]
……今、あなたの時がとまればいい。
[痛みは明確でも、まどろみのおとずれるのが不思議だ。目蓋を閉ざす]
(297) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[オリガはどこかにいってしまいました。 ふくろうは首をかしげます。
そして、綿毛が伝えた彼女の言葉>>+70にはまた首をかしげるのでした]
「ほう」「ほうほう」
[ばさり。置いて行かれたけれど、ふくろうはまたオリガを追いかけます。 何故でしょう。人はずっと誰かと一緒にいるからです。 だからふくろうはそれを真似するのでした]
「ほうほう」「オリガ」
(*24) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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/* てっきり、 ぼろぼろでぽいされるものだと、 思ってましたとか
吊りミハイルじゃないの?の?
(-110) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[ビィが出て行ったあとも、ビィのことを思う。 けれど、きっと彼女は、その胸にある誰かを前にすれば、もう、彼のことなど忘れてしまうんじゃないかと思う。
でも、それが今までもある物語。 それが人魚姫。
王子は、他の誰かを想い、姫は海の泡となるのだ。]
(298) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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お前が死ぬ理由?…俺の為だろう?
[背中に込められた力に、はっきりと眉を寄せる。 が、やめろとも逃げようともしない
笑み返してきたその顔に口付けを幾つかふらせ 頬に触れる指は、優しさを乗せる]
俺一人の時が止まっても意味ねぇし。
[閉じたまぶたにも唇を落とす。 そう、意味がない。 ゼノビアとダニールと、形は違えど「 」と思う相手がいないのでは]
(299) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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― 大きな居間⇒ ―
――は、 …は、
[人魚の涙もしらない娘は、壁に手をつきながら歩く。 息苦しい――歩む足取りは、どこまでも重い。
"君の心を傷つける誰かのために、" "君はそろそろ動き出さないとね。"
言葉を描く――でも、まだ わからなくて。
やがて、足がとまり、膝は床に。 呼吸困難に喘ぎながら、胸元をぎゅう、と掴む。 苦しみは――しかし同時に自分に安定を与えてくれる。 苦しいのに、どこか安堵したような笑みはアンバランスに。]
(300) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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/* あぁ、でも、人魚姫は声を失ってからこそ、だものねぇ…
(-111) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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/* べるううううう(何回目だこいつ
(-112) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[この屋敷がまた変わろうとしています。
誰も訪れない屋敷の奥にひっそり佇む硝子の扉。 中にあるのは青と黒の眼球。
一つはアナスタシア。 もう一つは溶けたはずのオリガの片目。 その色はまだ綺麗な青をたたえていました。
硝子の安置所は人々の思いを他所に、静かを保ち続けるのです*]
(301) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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さみしいね。
[ビィのぬくもりを思って、そのソファの上で、身体を丸くする。 喉元にほどけた包帯をまた自身で巻きつけて、 消えない傷を己でなぞり、耳たぶまで達すると、強くそれを抓る。
じわりと熱くなる身体。 自身を慰めるために自身の身体に指を這わせ…。 きんいろはふる…と震え始める時、
きっと銀色はそれを見ている、気がした。]
(302) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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―部屋―
…… いじ わる
[ぐぐ、と半眼にらみである。 瞬くと、ぼやけは多少、マシになった。 この虚脱感、きっと、薬なんか、のんでたからだ、な。]
……
[本当だろうか、オッサンも、 こういうときウソつきそうだ。 他の、ミハイルや、ベルや、みんなのことも、気になる。オリガみたいに、――いなくなる?]
――。 ……ん、水、……、あると、――うれしい、かも。
[調子が悪いのとは別に、だ。]
(303) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時半頃
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……、 ベル、 ―― ……どうした、かな
[気になる、もうひとり。だって、 ともだち、 だって、 謂ってくれた し。恥ずかしい話だけど。 った。 ずるり、と身体を引き起こす。
眠ってしまうのが 正解とは、思えない、いま。]
(304) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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……ふ ほぅ
[幻が消えそうになるものだから、女は真似て鳴いてみた。 何も込めない声は、空っぽに聞こえる。
ばさり、羽ばたきが聞こえた気がして。 ほうほう、鳴き声が聞こえた気がして。]
……来ない でって
[襤褸布を見るような眼で、梟を睨む。>>*24]
(+71) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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/* べる……
(-113) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[しっしと手で追い払う。
ゴミを漁りにきた野良猫にするように。 あるいは、烏にするように。]
あの子 が、ひとりに
なるで、しょ……
[近付いてくる梟に、はらりと捲れたページが、 本が噛み付きそうになるのを見て。
女は、眉を顰める。]
(+72) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[オリガの声が聞こえます。 ふくろうははたはたと羽ばたいてその髪の色に止まるのです]
「ほう」「オリガ」
[ふくろうはまだ気づきません。 オリガがいないと寂しいのです。 だからふくろうはおいかけます。 おいていかないで、と]
「ほうほう」「ほうほう」
(*25) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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/* >>*25 あ、きゅんとした、(゚∀゚*)ノ キュンキュン!
(-114) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[まどろみの間際、 意識が途切れようとする刹那、
――何かが聴こえない、と思った。
その意味を辿ろうとして、ああ、 だ、と思って]
(305) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[止まれそうだったのに、払われました。 ふくろうは手近に止まり、オリガを見ます]
「ほうほう」「ほうほう」
「あの子」「イグナチウス?」 「うん」「一人だね」
[ふくろうはそこでふと思うようでした 「一人」という言葉]
(*26) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[ふ、とまた耳に触れる言葉に、浮上する。 捉えた意味に、知らず指先にこもっていた力を緩める。 息を吐く]
……その言葉は、 ですよ。
[優しく触れる手と口付けとは、 ひどく現実感のなかったけれど]
私には、意味があります。 ……人の気持ちは変わるものです、 は、物語の中にしか、存在しない。
だから、わたし は、
[まどろみのなか、ぽつりぽつりと言葉はやがて溶け消えて]
(306) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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[紅い瞳が女を見るから、膝を抱えて丸くなった。
身を守るために。 幼い頃のように。]
そう、イグにゃ……
[がち、と舌を噛む。 長い名前は苦手なのだ。
きんいろ掠めた爪。]
ひとりは、さみしい のじゃ、 なかった かしら……
[女は腕を、伸ばした。 今度は追い払うためではなく、 此処に止まっても良いのよと示す為に。]
(+73) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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[呼吸は安定したか、けれど壁に背を預け、座ったまま。
消えてしまったオリガの儚さを思い出せば、 自分はまだ大丈夫だと、ぼんやり想う。]
……――ベル、 動き出すにも、まだわからないの――……。
[ひとつ大きく息を吐いて]
本当に、魔法があったらよかったのに ね。
[想うことは変わらない。 会いたい、会いたい、会いたい―――――会いたい。
間違わない方法は、未だわからず。 間に合わなくなる前に、見つけなくちゃならないのに。]
(307) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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「ほう」
[ふくろうは喜んでその腕に降ります]
「寂しい?」「寂しいかな」 「でも」「オリガが寂しくならない?」 「寂しいのは」「嫌なんでしょう?」
「ほうほう」
(*27) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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そうかい。お前に意味があるなら、それでいいよ。 でも俺はさ、時間の止め方っつーの、しらねぇんだわ。
[彼の髪を梳く手は口調と裏腹に優しくある。 時を止められないということは彼は予想つく答えだろう。
いっそ殺してくれれば良いのに、とずっと思っているのに 半端な痛みはまだ死なせてはくれないらしい。
喉につかえた言葉の欠片が段々と重く、痛くなってくる]
………本当に……難しいもんだ。 もう、仮に間違いでもだれかにとっての正解なら それでいいのかもしれない。
(308) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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[腕に落ちた重み。 感じないようにした。ほら、ただの置物だ。 動くのは電気のせいで。
ほら、家電と同じ。]
………さみしく なんて
[女が動くと、傷ついた足から血の黒が床に流れた。 白の世界で、女は孤独を嫌がった。
けれど、黒の世界ではどうだろう。 さみしさも、さかしま。]
(+74) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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ベルナルトは、壁にそっと指を当てて、読める話を探す。
2014/07/11(Fri) 01時半頃
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[一人、大きな居間の白いソファで、 自らを慰めて、熱い息を吐く。
乱れたきんいろは、いつかのときのように顔にかかり、 半開きの唇は、天井にだらしなく開く。
そして、一度の波のあとも、ゆらり、表情はたゆたう、白の中。]
(309) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
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[だが、その喉から、もう、ララバイは紡がれない。 歌うものはもう……。]
(310) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
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「ほう」「ほうほう」
[ベルナルトの側に、しろいふくろうが舞い降ります」
「ほうほう」「ごきげんいかが」
[少し、その姿は透けているようでもありましたが]
2014/07/11(Fri) 01時半頃
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「 どうなの?」「オリガ」
[首をかしげるふくろうはでも言葉を紡ぎます]
「君たちはそんな顔をしながら」 「それでも誰かと一緒にいるの」 「ここは君一人なのに」 「やっぱりそんな顔をするんだね」
「ほうほう」 「誰かといるのは」「辛いのかしら」
[あの子達も辛かったのかしら。ふくろうは思います]
(*28) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
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[ひとりを慰める音が文字になる。
あぁ、これはきんいろの。 けれど、lalaと続くはずの歌詞は、無かった。]
……
[女の名が、文字ではなく声として響く。 仮面で隠した顔。口元を結んで、誤魔化しても。
賢者たる梟には筒抜けだろう。]
(+75) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
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[とぼとぼと、白の中彷徨い] [大きなドアの向こう、ソファーに見つけた姿]
……おい。
なんだよ、調子悪い、のかよ?
[逃げようと、思った] [けれどそれは、後悔すると思った] [足は、勝手に駆け寄っていた]
(311) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
la…… lalalu…
[吐息と共に、メロディを。]
(+76) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
……首でも、絞めてあげましょうか?
[今は腕どころか、 目蓋一つ動かすのさえ億劫なのだから、 それはただの戯言だ。
時の流れは止められない、 時の流れは変化をもたらし、 やがては忘却をもたらす。 ふと、オリガの願った花を思い出す。
すべての花の消えうせたこの場所にあるはずもない、願い。]
何の答えを、探しているのですか? あなたは私を殺すことでも、考えていればいいと、 ……そう、思いますよ。
[自分は優しく触れることなど出来なかった、 もう一度だけ、毒を注ぐような口付けだけを落として 目蓋を閉ざす、それは眠りに見えただろうか。]
(312) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
つらい けど、 それだけ じゃないわ。
私が居ないと、 だめ なんだ もの。
[誰か傍に居ないと、わたしが だめになりそうで。]
(+77) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
/* キリルこないいいいいいいいいいいいいいいい
(-115) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
/* きてるうううううううううううううう!!!!!(ひゃっほう
(-116) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
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|
な、なにしてんだよ…バッカじゃねーの……。
[罵りつつも、その姿から目は離せず] [こくりと、意を決したように唾を飲む]
……俺だって、コドモじゃ、ない。 そういうことするんだ、ってことくらい、……知ってる。
[手を、重ねる] [唇を、重ねる]
[心、重ならずとも]
[躰を、重ねた]
(313) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
林檎、 そう、林檎、みたいに
(+78) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
ベルナルトは、薄目をあけると、そこに銀色が見えた。
2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
ああ、君は、 オリガと一緒にいたキリルだよね。
[白いソファの上、自身を慰めながら、微睡んで、 意識が落ちそうな時、見えた銀色の影に目を開ける。
乱れたきんいろと、蕩けたグレー。 手が重なり、唇が触れると、くすぐったそうに身を捩らせた。]
(314) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
「そう」
「心配しなくていいよ」 「もうすぐ、だれかがくるから」 「大丈夫」「きっと、一人を忘れられるよ」
「二人で僕に」「歌っておくれ」 「覚えたら」「あの子に歌ってあげるから」
(*29) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
|
|
『 』も、さみ、しさだって……
いっしょに……
[齧りかけの白林檎。 何処に転がっていったか、女は知らない。]
(+79) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
ベルナルトは、銀色に目を細めて、銀色に指を伸ばす。
2014/07/11(Fri) 02時頃
|
ミハイル、本当に、 ……私がほしいのは なんです……。
[きっと言葉にならないだろうと思ったから、 それは口に出来たこと、決して の言葉などではないのに。
きっと、願うは、 するこころの だからだろう。
享受する温もりを、眠ったふりのままで味わう*]
(315) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
[こんなに唇が柔らかいなんて、知らなかった] [体温の心地良さなんて、考えてもみなかった]
キリル、で合ってる。 本来お前なんかが呼んでいい名じゃあないが、今は特別に許可してやる。
(316) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
首締められるより腹上死がいいね。俺は。 あぁ、約束だ。今はお前が死ぬことばかり、考えているよ。
お前は俺の為にさっさと死ねばいいよ。
[それはいつぞや彼が望んだ答え>>383になりえたろうか。 閉じた瞼にソレ以上の追求はしない、 自分もとろとろと眠気が訪れる。ダニールにゆるく腕を回したまま くらり。痛みを越えて意識が飛んでいった*」
(317) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
― 部屋 ―
……ぃ、って ……くっそ ぉ
[>>304 ソファから、ぎしりと軋む、抗議の音。
あ、だめ。ふらついてるし。かっこわるい。 膝にうまく力、入らないし。誰のせいだ、誰の]
もう…… ちょっと だけ 休ませ て
[考えなくちゃ、いけないこと。 たくさんある、と 思うのに。 今だけかもしれないと、ジラントに凭れかかってやった。注がれた熱で、なかから、じわじわおかされてる、みたいな感じがする。 これが、「 」の、せいなら。悪くないかな、なんて―――そんな、ばかなことを*呟いて*]
(318) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
ミハイルは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 02時頃
|
[髪に絡まる、指] [胸元に寄り添い、白い肌を舐める]
今だけで、いいんだ。
[性別も違う、代用品] [それでも、かまわない]
[肌を辿り、彼が指絡めていたところに手を添えて]
(319) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
>>316
[この世界で、唇と唇が触れたのは二回目。 あの数秒は刹那。 居間は穏やかな……。]
合ってた?よかった。 そう、とても偉い人の名前なんだね。
[やっぱり彼に笑んで、首をゆくりと揺らす。 唇は、重ねたあとも半開きのまま。]
君は一体、何が悲しかったの?
[逃げ出した脚、それだけ怯えている何かはなんだろうと。]
(320) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
ユーリーは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 02時頃
|
別に、しんぱい なんて…
[腕に止まった梟の、紅に映るのは仮面。 レース地と、絵筆で描いたのだろう金の蔦と。 片耳を彩るのは、イグナチウスの座っていた椅子に張られていたものと同じ布。]
だれが、く―― 待って。
また、誰かが、 砕け…
[女の身が熔けても、屋敷内に居ることは変わりがなかった。]
だ、れ…
(+80) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
>>319
[幼いと感じていた彼の前で、白い胸を晒す。 もちろん、抵抗などなく、 ただ、今だけ、という言葉に瞬いた。]
――……ん
[幼い子の手がのびる自ら慰めていた場所。 その甘さにぴくり震えた。]
ねぇ、キリル。 君は、何を求めているの?
(321) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
……似てたんだ、とても。 いくら望んでも絶対手に入らないもの、に。
お前にとっちゃ、迷惑な話…だよな?
[左眼から滴り落ちる、白] [彼の胸を、ながれる白が汚す]
……!!!
[痛みに、目を押さえた] [指の間から、滴り落ちる]
(322) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
……ぁぁぁぁぁ!!!
なんで、なんでだよちくしょう!!!
[白濁していく、黒曜] [見たくないと望んだ時には、果たせず] [やっと真っ直ぐ見ようとした時に、こんな風になるなんて]
(323) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
>>322
そうなんだ。
[キリルの言い分に頷いて、 その顔をまた髪をかきあげてみようとしたとき、 はっと彼をみやる。
黒曜が、とろけて堕ちた。から。]
キリ……ル……?
(324) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
大丈夫?
[声をあげる彼を抱き寄せようと…。]
(325) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
[娘が気に掛けたか、 その人形はぽつねんと在ります。
ひとり?いえ、ひとつ?
ひとり、というならばひとりなのでせうし ひとつ、というならばひとつなのでせう。
風もないのに本のページがまた、捲れて。]
(*30) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
……やだ、……痛いよ、たすけ、て
[しがみついて、震える] [痛みも涙も、止まらない]
(326) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
[そこに、 誰かの名前が、 きざまれるのであります。
人形はひとり/ひとつ。
どこか、なぜか、さみしげにも、見えて*]
(*31) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
[倉庫の中に仕舞われたのは、
ゴミ捨て場に置かれたのは、
かつて人形だったものの―――]
(+81) 2014/07/11(Fri) 02時頃
|
|
>>326
ああ、可哀想に。 キリル……。
[しがみついて震えるその子を抱き寄せる。 涙がぼろりぼろりと出ているから、僕の服がそれを吸い込んでしまえばいいと思って・・・・・・。]
大丈夫だよ。 キリル……。
[キリルの堕ちた眼の穴、そこに唇をよせる。]
君はみえるから。
(327) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
[黒の世界で、はらり頁は捲れる。
壊れた人形たちの、 『 』に溺れて 逝ったものの、人生を綴る。
アナスタシアと、イグナチウスの物語も、また。]
(+82) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
/* は、待て、きりぃの目玉ーーーー!?
(-117) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
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|
/* すいませんねおちてました
(-118) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
……ッ、でも……でも……。 もう、こっち、見え……
[止まらぬ嗚咽、止まらぬ涙] [腕の中、泣きじゃくる] [眼窩舐める舌に、吐息は零れた]
(328) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
ベルナルトは、しゃくりあげる子を撫でて。顔を近づける。
2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
大丈夫。 名前を、
僕の名前を呼んでごらん。
僕はベルだよ。
[泣きじゃくる子を寝かしつけるように。 優しく、ああ、でも、もう、ララバイは歌うことができないけれど。]
(329) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
ダニールは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
僕のをあげるから。
[そして、自らの眼に指を伸ばし……。 あとは、その眼から、キリルの眼にグレイの光が移っていく。]
(330) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
べる、っ
……べる、ぅ……。
[おまじないのように、その名を呼ぶ] [あの人よりもきっと、やさしい]
(331) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
[そのグレーの眼球は、 キリルの眼に収まっただろうか。
もしくは、また溶けてしまったかもしれないけれど……。]
ごめんね……オリガのほど綺麗なものじゃなくて……。
[きっとキリルの眼にそれで光が戻ったと信じたい。 だから、キリルに片目隠したまま微笑んで……。]
よかったら、大事にして?
(332) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
[そして、またにっこり、キリルに微笑むと。 彼がそこで眠ってしまうまで、抱き寄せて…。]
(333) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
[次に、黒曜とグレーが彼の姿を探そうとしても、 もう、その存在はこの世界には、ない。**]
(334) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
/* ゼノビアを応援するわ。 ここは、遊戯室の扉をバーンと!!
というか、今日落ちが誰だか、分かってない……。 予想pt振り分けとかもしてないのだけどね。
私宛だったptが何処に流れたのか、 結構気になるところではある。
オリガ?
3pt ふぅ(梟。追いかけてくる可愛い子) 2pt だにぃ(死ねばいいのに……。何私以外に酷いことされt) 1pt るぅ(歌わないでって、いったでしょ! 歌を奪われて良い気味ねっ ふん、さみしくなんてないんだk)
かなぁ?
(-119) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
ベルナルトは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
/* イグナチウスのとこに行ったら、まったく、もぅ! という意味では、あの2人に入れたいし。
お揃いの服という意味では、びぃだし。
きりぃの手に入らないものって、自惚れても良いのかしらとか思……
(-120) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
/* べるううううううううううううう
(-121) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
/* るぅー!!?<落ち
梟の一緒に歌って、を、読み間違えてた!
(-122) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
そ、そんなのダメ、だよ! ベルが痛くて、見えなく、なるよ…!
[灰色が、濡れた穴に押し付けられる]
……ぅ、……く、っ、ぁ…… む、むり、だよ……そんなの、はいら、………ァァッ!
[狭い穴に、捻じ込まれ] [きつさに、上擦った声で喘ぐ]
[裂けてしまいそうで、苦しくて] [それでも、躊躇無くくれることに涙止まらない]
(335) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
|
|
……はっ、………はぁ、っ、はぁ…っふ、ぁ……
[ぐったりと、力抜けて] [身を預けるのは、腕の中]
[それはまるで、夢のように……**]
(336) 2014/07/11(Fri) 03時頃
|
|
― 光と影の姉妹 ―
[――さて、 その後、姉妹はどうなったのでしょう?
老婆が囁きました。 お嬢さん、赤くてまぁるい林檎はいかが?
娘はその果実に手を伸ばします。 けれど、ふと、気付いてしまうのです。 ――ああ、これは毒林檎だと。
老婆は悪い魔女でした。
魔女は笑います。 さぁ、甘くて美味しいよ。どうぞ召し上がれ。]
(337) 2014/07/11(Fri) 03時頃
|
|
[毒林檎と知りながらも手を伸ばした時、 娘がそれをかじることを見届けることなく 果実だけを残して魔女は忽然と姿を消しました。
魔女は笑います。
哀れな影の娘に与えた選択肢。 食べてもいいの。食べさせてもいいの。さあ、どっち? その時、魔女という配役は、影の娘のものとなりました。
残酷な王子様。無邪気で可憐な光の姫。 毒林檎をかじったのは―――]
(338) 2014/07/11(Fri) 03時頃
|
|
― 廊下 ―
[呼吸はもう、乱れていなかった。
床から垣間みた1頁。 物語に見た毒林檎は今はいづこにあるのだろう。 他人事のように、考えて。
物語の結末は綴られない。 それは綴られないのではなく、きっと未完成なのだから。]
……こんなところが
[確かな足取りで、見つけたのは浴室。 白で覆われたその場所はまるでミルク風呂のような甘い色。
衣を脱いで、身をひたす。 人魚姫との約束――果たせぬことなど知らずに。 けれど、さながらそれは禊のようでもありました**]
(339) 2014/07/11(Fri) 03時頃
|
ゼノビアは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 03時頃
|
[目蓋を伏せて、ある。 温度が傍らにあっても、眠りは訪れない。
いつも聴こえていた、 が聴こえないからだ。
あの を う誰かに会いたくて、 の行方を辿った先そこに居たのは金糸雀だった]
(340) 2014/07/11(Fri) 03時半頃
|
|
[どこかの部屋で、 救急箱がふわりと頁を遊ばせた。 それはよくしられた童話の一幕。
“ああ、貴女こそが私の命を救ってくれた、 しい人――、
物語の中でも、真実は波のそこに葬られて、もうあの は聴こえない*]
(341) 2014/07/11(Fri) 03時半頃
|
|
/* あぁ。そうか……。
王子様は、偶然そこに居た娘を命の恩人と勘違いしてしまっただけ。
記憶の美声を響かせる、娘を。
あ、なんか泣けてきた…くそぅ、くそぅ。
(-123) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
―ある の、物語―
[オリガを猫可愛がりする老人。
オリガから離れていく母親。
オリガに固執する青年。
誰も彼もが、対等な人間として娘を見ては居なかった。]
(+83) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
『鏡や、鏡、壁にかかっている鏡よ。 国中で、誰が一番美しいか、言っておくれ。』
[コリガは魔法の鏡に夢中だ。 今日も今日とて問いかける。]
『こりがサマ。ココデハ、アナタガイチバンウツクシイ。』
(+84) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[繰り返し、繰り返し。 飽きもせず、繰り返し。]
(+85) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
『鏡や、鏡、壁にかかっている鏡よ。 国中で、誰が一番美しいか、言っておくれ。』
『こりがサマ。ココデハ、アナタガイチバンウツクシイ。』
(+86) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
『鏡や、鏡、壁にかかっている鏡よ。 国中で、誰が一番美しいか、言っておくれ。』
『こりがサマ。ココデハ、アナタガイチバンウツクシイ。』
『ケレドモ、おりがハ、センバイモウツクシイ。』
(+87) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[ほぅら、見たことか。 妬みと高慢が、野原の草がいっぱいに蔓延るように。 コリガの心の中にだんだんと蔓延る様を見て。
娘の美しさに目を奪われ、 やがてコリガの姿を重ねていく老父を見て。
青年は]
(+88) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[あぁ、玩具にぴったりだ―――と、
3つの玩具に、嘲笑った。]
(+89) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
―ある青年の、物語―
おはよう。
[朝の光が室内をぼんやりと照らす。 寝台に眠ったままの眠り姫。 唇にキスをしても目覚めないのはいつもの様。
寝言を零して寝返りを打つ娘を シーツの波から掬い上げるように、 青年は両腕で抱き上げた。
ぱちりと開いた蒼が、青年の顔を映す。 青年だけを、映す。
長いきんいろに包まれて。]
おはよう、オリガ。 今日も良い朝だよ。
(+90) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[同じ毎日が続く、なんら変わらない日常。]
(+91) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[糊の効いた真白なシャツを羽織る。 清廉な白。 釦を1つずつ留めていく。 一番上を残して、青年は両腕を降ろした。
ネクタイを持つ娘に笑みを向ける。]
オリ、ガ。 頼む。
[金の髪を持つ娘は、老父の予想通り美しく育った。 若者好みに育っている。>>+65]
(+92) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[目の前で足を止め、見上げる娘の視線が喉の傷に向くように。 一番上の釦を留めるところから、させていた。
腹の傷も、 首から喉にかかる傷も、 神経に到った左手の傷も、
全てすべて、娘の為に負ったもの。]
(+93) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[オリガのために、自らの身に傷を作った。 オリガのために、華麗なドレスを作らせた。 オリガのために、他人の財を奪った。
オリガのために、お前のために―――…と。 捧げて みせた。
労をかければかけるだけ、 娘は美しくなる。
閉じ込めて。重い足枷を嵌めて。 若者から逃げられないように、 風切り羽根を、断つように。]
(+94) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[隙なく閉ざされた襟。 首を抱くように、娘の両腕が回される。
青年は娘の身を優しく抱く。
そうしてタイをかけて結ぶのだ。 『 』を籠めて。]
『いって、 らっしゃい。』
(+95) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
今日も帰りは、遅くなると思う。 いい子で眠っているんだよ。
―――あんな、子守歌なんて、歌わずに。
(+96) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[娘の顔が強張るのが分かった。 何処で覚えたのか、あんな――…歌。
短く切られてしまったきんいろ。 揃えはしたが、まだ短い。
きんいろときんいろを僅かに重ね、 青年は仕事に出る。]
(+97) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[長い仕事になった。 そう仕組まれたのだと知ったのは、
娘の背に新たな花が咲いた後。>>1:50]
(+98) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
[青年は、知らぬ振りをした。 日常と変わらないように、娘に接した。
それが、娘を縛る事に繋がると、 思っていたから。
事実、娘は、青年に恋焦がれていく。 昔よりも、さらに。深く。]
(+99) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
/* ベルナルト落ちなのか… 魚だよね…
それでユーリィはなんなんです?
(-124) 2014/07/11(Fri) 04時頃
|
|
オリ、ガ。 頼む。
[目の前で足を止め、見上げる娘の視線が喉の傷に向くように。 一番上の釦を留めるところから、させていた。
隙なく閉ざされた襟。 首を抱くように、娘の両腕が回される。
青年は娘の身を優しく抱く。 蒼の瞳を覗き込み。]
……きれいな青、だね。
(+100) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
『……いって、 らっしゃい。』
今日は早く帰れるだろうから。 良い子で待っているんだよ。
[タイを結び終わった手を引き寄せる。]
(+101) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
[同じ毎日が続く、なんら変わらない日常。]
(+102) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
[ほら、オリガ。 美しく、咲くと良い。
現実はいつだって。
*物語よりも残酷だ。*]
(+103) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
/* そしてまあ力尽きていたわけですが
ねむい
ゼノビアが魔女でキリルが王子、魚がベル、という感じなのかしらん。 でもユーリィは村じゃない気がするんだよねぇ
(-125) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
la…… lalalu…
[現実は――いつだって。
地下の倉庫で、梟に覚えさせるように 口ずさむ。
『 』に溺れた、*あの人のために。*]
(+104) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
/* ……あのね。 試しにログアウトしてみたら、9頁だったの。 50発言で。
+私の灰、+赤、+青 だとしても。+4頁って、多い、よね。
折角だから、片思いのあの人と重ねたものを、全部残しておこうと思って。
5日目の落ちはイグニィだから、 後落ちるのは1人だけよね。
魔女と王子様の能力行使が残っているけど。
わぁ…るぅに、逆の感情向けられるのよね、そわってしておこう。そわっと。
(-126) 2014/07/11(Fri) 04時半頃
|
|
―部屋― 俺が本当に意地悪なら、ここで身体を休ませるわけねぇだろ。
[睨んでくるその色、その上の瞼に指で触れる。寝てしまえ、と言うように]
心配するな、痛くねぇし、痛いときは言う。消えそうなくらい痛いときは、お前の傍にいる。
[だから傍にいて欲しい]
ベル? 結構、会ってねぇな。 また、どこかですかしてんだろう。あいつは、ちゃんと弱い部分も誰かに見せられたのかね。 じゃねぇと、どこかで壊れるだろ。
[その金色が彼女に重なって、 しくて、抱こうとしたけれど抱けなかった。 彼女は、穢してはいけない存在だったから。 穢せば、消えてしまう、そんな怖さがあったのかも知れない。 その彼も消えてしまうことを、まだ知らず]
(342) 2014/07/11(Fri) 05時頃
|
|
……お前はやっぱり、俺の中じゃ別なんだな。
[重ねているようで、違う。何度その眼を見ても、彼女と同じ色だと思うことはあれど、重なることはない。 一度立ち上がろうとしたユーリィがまたソファに崩れて、もたれ掛る姿を支える]
あんまり、無理すんな。 ここに、いるから。
[亜麻色の髪を腕で抱えて撫でる。 具合が悪いとわかって、なお離れがたいのは、やはり自分のエゴでしかないのだろう。 いないところで消えて欲しくない。他の誰かに されている姿を、見たくない。 自分が なだけの、押しつけだ。
それでも]
(343) 2014/07/11(Fri) 05時頃
|
|
[辛そうな顔をのぞき込んで、唇を吸った。 その一つ一つが彼の命を縮めてしまうかも知れないのに]
ユーリィ……。
[その後に告げたい言葉がやはり出てこなくて。ただキスを繰り返した**]
(344) 2014/07/11(Fri) 05時頃
|
ジラントは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 05時頃
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