人狼物語ぐたるてぃめっと


581 夢幻泡影―呪縛の眸と破幻の瞳―

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視点:


は投票を委任しています。


民子は投票を委任しています。


は投票を委任しています。


十蔵伊賀 百鬼 丹に投票した。
麻耶伊賀 麻耶に投票した。
一二三伊賀 百鬼 丹に投票した。
伊賀 百鬼 丹に投票した。
伊賀 百鬼 丹に投票した。
伊賀 百鬼 丹に投票した。
民子伊賀 百鬼 丹に投票した。
伊賀 百鬼 丹に投票した。
羽太郎伊賀 百鬼 丹に投票した。
伊賀 百鬼 丹に投票した。
伊賀 百鬼 丹に投票した。
玉響伊賀 百鬼 丹に投票した。
光圀伊賀 百鬼 丹に投票した。

は村人の手により処刑された。


【赤】 四代目 服部 十蔵

民子! 今日がお前の命日だ!

2014/05/10(Sat) 01時頃

時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
民子が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、十蔵、麻耶、一二三、丞、渚、狼、羽太郎、睦、風、玉響、光圀の11名


天のお告げ(村建て人)

/*
雲雀さん、山さんお疲れ様です。

4d墓落ち者二名を選抜します。
(甲賀暁之丞/伊賀の麻耶を省く)
3d中に自薦は無かったのでランダムを振ります

甲賀卍谷衆より一名→2
1.渚 2.羽太郎 3.玉響 4.光圀

伊賀鍔隠れより一名→4
1.一二三 2.狼 3.睦 4.風 

※墓落ち選抜同士で必ずしも相打つ必要はありません。
キリングする方はどなたでも問題なし(派閥問わず)

(#0) 2014/05/10(Sat) 01時頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
たーーーーーん!!!!!

(-0) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
最後焦りすぎて日本語でおk状態だったけど
なんとか間に合った!!せーふ!!!!

(-1) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
こいつなかなか死なないなぁぁあぁぁ!!

(-2) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
若いもんから死んでゆくぜ……
ていうか、甲賀側2しか出てないじゃないですかやだー!!!!

(-3) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*

は?え、ちょ。

おい、おいラ神。おい。

おwwwwwwwwwwwwwwいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-4) 2014/05/10(Sat) 01時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


【独】 伊賀 狼

/* ラ神が空気を読んでいる気がする。

(-5) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹



               …………   い  、

[口の中だけで山犬の声真似た後。
唇動かし、最期にひとの声で呼ばわろうとした名前。

――――それを知る者は、誰も居ない*]

(+0) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 伊賀 山

/*
丹色……(ぶわっ


そして過ぎる相討ちの二文字

(-6) 2014/05/10(Sat) 01時頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
狙ったかのようなwwwwwwww

(-7) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

―現在・地獄森―

ぁ……、あ

[妖獣は消えた。
 黒煙と炎、枯れた植物、そして地獄孔だけが残っていた。

 女は脚が萎えて動けなかった。
 緩慢に腕を上げ、顔を覆う。
 掌に落ちる雫。静かに静かに、泣いていた。

 怨嗟の声に満ちていた炎が卍谷の森を焼く。

 気丈であらねばと女は顔を振る。
 そうして気付く。懐より退魔の光を放っていたものの正体に。]

 ……

[駿府までの遠き道にと、女が持参したではないか。
 幼い弟が、姉へと神社で買い求めてくれた旅守りを。]

(0) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 狼

― 卍谷・森中 ―

[辺りに渦巻いていた懐かしささえ感じる死臭が解けていく。
幼女は今頃、三途の川原か地獄門か。

霧散させた香りは、短い生を終えたことを示していた。
自然と豺狼の咽喉からも唸りが零れる。]

 ―――呪いの類では無さそうですが、腕は落ちていませんか?

[身体を大きく揺らし、毛並みから瘴気を払うと睦に問う。>>3:360
骸を改めようとするその背を見たところで、
――――空から細い雨が降る。>>3:355

狐の嫁入りにしても空が明るい。

嗚呼、と妙に深い溜息が漏れ落ちる。
これが甲賀の涙雨であれば、心も少しは癒えように。]

(1) 2014/05/10(Sat) 01時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


【独】 伊賀 風

/*
うん、なんとなくそろそろ死ぬ気がしてた。
当たるよねこういう勘。
ていうかちょうど戦闘しとるしwwwww

(-8) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
このランダムはまた相討ちしてねと言わんばかりのwwwwwww

(-9) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ここで落ちるポジショニングといったら…!

やっぱお胡夷か…!!

(-10) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 饗八・甲賀の森中 ―

 「これはなんと面妖な争いか…!
  大御所様に報告する事が絶えぬっ」

[亡者の大群に血雨降らす鬼の子が二人。
禍々しさは人の領域をとうに超えている。

雨に降られ、びしょ濡れのまま駿府へと戻る。]

 「こやつら最早、人では無いのか」

[忍は元より、人では無いというに**]

(2) 2014/05/10(Sat) 01時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時頃


【人】 甲賀 玉響

[二撃目が来る前に。
痛む腕を無理に動かして和紙を取り出し、再び召喚をしようとした、が]

 ──……?

[突然、伊賀者の体が斃れた>>3:371
また起き上がることがあるのか、左手で苦無を掴み警戒を。
しかし、口から血を吐いてそれ以上は動こうとしない>>3:375]

 …………。

[ぴくりとも動かない伊賀者は、死んだのか。
不意に、苦無を伊賀者に投げつけた。
それは当たらずに顔の近くの土に刺さる。]

(3) 2014/05/10(Sat) 01時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


【独】 伊賀 一二三

/*
今闘ってる2人…(ソワソワ

(-11) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【独】 伊賀 山

/*
弟が亡者となって姉のSAN値直葬と思いきや姉を助けたのも弟か! アツい >>0

ああ、だんだんと発言プルダウンが厚くなっていく……

(-12) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―甲賀・外れの森内―

[嫌な予感ばかりが肌を震わせる。>>3:382
束の間の大雨で、外気が寒くなっているからなのか。]

 ………ほんに。
 あの子は、暗い森が好きじゃのう。

[よもやがあってくれるなと、駆ける。
森へ入ってゆけば、亡者の残り香も薄れている頃合。

影と気配が一つ二つ、……幾つか。

その中に、民子の大きさは無く大人ばかり。
甲賀の忍複数名も、木々に紛れて多々羅を踏んでいた。]

 状況は。

[その声は、民子に届かずとも伊賀忍三名にも届いたか。
敵の親首が近くに居ると。]

(4) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
大人しくキリングされておけばあそこまで慌てなくても
時間内に収まったんだろうけど取っておいた大技使っておきたくてな…
玉響どのはご迷惑おかけし申す…

(-13) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【墓】 甲賀 民子

[ゆらゆらゆらゆら。

たゆたう。

まるで羊水の中にいるような、心の奥を癒す暖かさを感じる]

気持ちいい……。気持ちいい……。

[まどろむ。
もう二度と瞳を開けたくないと心の底から思う。
だがそんな彼女を呼ぶように、どこからともかく声が聞こえた。
それは丞の>>4の声]

丞? 丞?

[民子は薄らと瞳を開け、目だけを動かして声の主を探した**]

(+1) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
そして一二三も秘話ありがとう!ありがとう!!
現行軸で未だ直接絡めてないから過去二段返しはすごく嬉しい…!

(-14) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【独】 甲賀 民子

/*
実は今更だけど、孔は消えてたりします(

いや、ちゃんと書かなかった自分が悪いけど、開きっぱなしなったら、魑魅魍魎が溢れ出るじゃないか(←責任転嫁

(-15) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


【人】 伊賀 風

[お前を殺す。殺したい。>>3:381
爛々とそんな風に宣言され。]

上等だ。おいで、糞餓鬼?

[ただただ真っ直ぐに感情を向ける目の前の若衆がいっそ清々しい。それは刃を振り下ろし、彼に引き寄せられる>>378間際の事。**]

(5) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

[濃厚な死の匂いは遠い。
己に染み付く匂いだけが近い。

茜色に染まる空から降る霧雨。
雲のない雨間向こうから、小さな咆哮を聞いた気がした。

獣の声を聞き分ける耳。
ほんの少しだけ、琥珀の瞳を揺らした。

やはり、癒しては呉れぬ水の雨。
心に覚えるのは永劫の乾き、荒れて罅割れた大地を潤すのは、
最早、憎悪の潰えぬ甲賀の血の雨だけか。]

(6) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[気を、取り戻せば。
 顔貌落ちれども、
 精神落ちれども、
 現にある魂。

頬に掛る冷たい雫に、目を覚ました。
 最後に視た光景は既に無く。
 見える背中は、老獪な、一匹の狼。]

 狼...戦いは… … …。

[それは聞くまでもなく悟っていた。
 ただ、一つの命が散ったことを。
 一つ一つ、散ってゆくことを、嘆いて。]

 私は矢張り、軍場に居るべきでは…。
 無いのでしょうか…。

[それは、忍としては只管甘く。鈍く。
 忍の体を為すは、瞳ばかり。]

(7) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【赤】 伊賀 狼

[ォオ――――――ン……、

音階は高く、豺狼の遠鳴き知るものにしか拾えぬ一声。
決して天へ向けてではない。深く暗き地の底へ向けて。

鬼子の弔いにも慰めにも、到底足りぬが、
甲賀者を斬首し並べ、百鬼の墓に手向けるまでの旋律として。*]

(*0) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 往く!

[>>5のたもうか。
鋼の雨が帯に当たって鈍い音を立ておる。ああ折角の茜色が折れてしもうたのか。

切っ先が皮裂き肉と骨を一気に抉った。>>3:378
肘まで真っ二つ、開きになりそうな腕に力を込める。赤と黄の隙間から覗く白身を蠢かし、掴んでやる。
骨で鋼を。
残りの腕で風の襟元を。

伸ばして捉えたら引き寄せようぞ、真っ白な鋼女の柔肌に大口開けて喰らいついてやる。歯をたてることは叶ったか。
残念じゃ、口の中には何も無いんじゃ。
だが、引き止めることが出来れば棒苦無の一本や二本、急所目掛けて振るうことが出来る。

塗り込めてあるのは痺れ毒に、鎮痛薬を元にした無痛毒、それからよくある、きたない>>3:184やつ。]

(8) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 玉響

[動かない。
死んだ。]

 ……殺したのか、私が。

[ようやく腕に受けた傷がじくじくと痛みだす。
息をしていない伊賀者の近くに行き、膝を付いて顔を覗き見た。
顔は血で赤く、左目はぐちゃぐちゃだ。]

 ねぇ。
 あんたは今どこにいる?
 やっぱり、全部消えてしまった?

[死んだら何もかも消えると言った男に>>3:311
返ってこないと知ってて問いかけてしまう。
何か一つでも残っていたら良いなと、思いながら。]

(9) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


【人】 伊賀 一二三

[肩を叩く雨粒。
 顔を上げた女の首には、赤黒く十指の痕。]

 ……確かめなければ、安堵は出来ません。

[甲賀の、仔猫の、民子の死を。
 穴の近くの睦に声を上げ。]

 狼殿、先のは――

[離れていた折、戦っていたのではないかと首巡らせ、麻耶の目覚めを知る。]

(10) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 玉響

 どうせ教えてくれないんでしょうけどね。

[小刀を取り出して、首に当てる。]

 ……。
 …………やめた。

[首を取る気にはなれなかった。
左目を奪った時は気が晴れた気がした。
でも殺した今では、何をしようという気にはなれなかった。

首を取ったからと行って、雲雀が帰ってくるわけはない。
ましてや、暁之丞が喜ぶとも思えない。]

 暁之丞様に、報告しないと…。

[そのまま、立ち上がって伊賀者には触れずにこの場から立ち去った。]

(11) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
そういえば私ら、森のどの辺にいるんだぜ?

(-16) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 甲賀外れの森 ─

[小川の水を天へと上げた時、そこに雲雀らしき姿を視たのは、川の中に、雲雀の思念が残っていた為か。
 それとも民子のわざが成したものか。

 行く途中、燻る炎を見つけては、水溜まりを蹴り、消してゆく。
 陽が傾き出せば、森の中は忽ち薄暗さを増した。
 亡者の声も、臭いも、いつの間にか消え失せていたが、それがまた不安を強く掻き立てた。]


 ……っ。

[生きるものの気配を感じ取れば、足を止め、目を凝らす。]

(12) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 01時半頃


【人】 伊賀 狼

[一声吼えた後、背後で目覚めた気配がある。>>7
頭目の御前にて、前脚揃えて向き直れば、
優しさを弱さと呼ぶ男は、嘆くばかりの姫を一瞥。]

 私を失望させる心算が無いなら、それ以上は卑下なさいませんよう。

 貴女は既に伊賀の頭目。
 人別帖を破ろうと、自ら頚を晒そうと、その事実は変わりません。
 
[彼女が戦場より退けば、追っ手が掛かるに過ぎず。
巡り出した歯車も、没する流星も、もはや止める術がない。
彼女の心を深く抉りながら、因縁が時を回す。
運命(さだめ)は濁流を生み出し、影を飲み込んでゆく。

そっと、彼女の耳傍に鼻先を寄せ、
一言、二言囁くと緩やかに頚を振った。]

(13) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 伊賀 麻耶

 ―――丹色が斃れました。
 御決断下さい。


 甲賀暁之丞は、伊賀を滅ぼす禍星なのです。

 

(-17) 2014/05/10(Sat) 01時半頃

【秘】 伊賀 麻耶 → 伊賀 狼

 斃、れた。。。?   ―丹色、、、が。。。。。?


 それは、、、、、、

 甲賀の、、者の手で、、、、、、?



 

(-18) 2014/05/10(Sat) 02時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 02時頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
しかし…なぁ。うむ。
もう少しこう、空気を読まずに生き延びられる気がしておったんだが…ここで落ちるか…

こwwwwwwwこwwwwwwwでwwwwwww
おwwwwwwwちwwwwwwwるwwwwwww
かwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-19) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
天膳様並に空気読まずに長生きしてバトりたかった…wwwwwww
リアル的には有難いが。

(-20) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【人】 伊賀 狼

 ―――あれだけの妖気を放ったのです。
 術者の身体は既に冥府でしょう。

[一二三の声に相槌打つも、全員の消耗は激しい。>>10
唯一無傷の麻耶も居るが、妖気に中てられただろう。]

 いずれ、あの狗飼いもやってきますね。
 あの足は神速です、真っ向からは捕まえられぬでしょう。

 一度体制を整えます。
 陣を敷くとは限りませんが、今だ甲賀の倅が甘言を操るなら、
 そろそろ内輪揉めのひとつも起こるかもしれません。

[人の心と憎悪を人徳で繋ぎ止めれると云うなら別であるが。
軽く鼻を鳴らすと、睦の負傷を伺いながらも、
麻耶の襟首を噛んで、ひらりと巨躯の背に乗せようか。

足を負傷していても、彼女が駆けるよりは余程疾い。
一二三と睦に目配せし、暫し、木立の先、森に潜む算段。**]

(14) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【秘】 伊賀 狼 → 伊賀 麻耶

 丹色を斃せる実力者が、どれだけ居ますか。
 風からの文に因れば、甲賀暁之丞が姿を消したと同時に
 丹色が捕まり、―――そのまま。

 ―――麻耶姫様、

 否とお答え下さい。



 *貴女は伊賀を滅ぼす方ですか。*

(-21) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【人】 伊賀 一二三

[また1つ、首を―――…

 そう思い体を動かすも、重い。
 着けた掌が地面の揺れを察し、女は身を屈めた。

 耳を着け、気を遣る。>>4
 数は―――…恐らく。]

(15) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
過去いくさば
過去母上と
過去あけのじょうさまと
過去麻耶に会ってあぎゃぁぁぁぁ

(-22) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 森→卍谷 ─

[最後の最後に油断してはいけないと思っていたのに、
結局油断をしてしまった。
足に刺さった針は抜いてしまい、足の甲から歩く度に血が流れ出す。
腕の方も熱を帯びて腫れてきた。
骨の鳴る音からして、亀裂にとどまったとは思うがものすごく痛い。
左掌の傷もまともな処置をしていないからか、膿んできた気がする。]

 ちゃんと治さないと、ね。

[伊賀者を殺すために駆けずりまわるにも、万全でないと意味が無い。
ひとまずは谷へ戻り、医師の世話にならねばならない。]

 嗚呼、もう、痛いな…。

[暁之丞は卍谷にいるだろうか。
外れの森で、民子が冥府に落ちたことは未だ知らない**]

(16) 2014/05/10(Sat) 02時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 02時頃


伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 02時頃


伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 02時頃


【人】 伊賀 麻耶

[ばたり。また一人。ばたりと。死んでゆく。幼き馴染みが、倒れゆく。]

 禍    星  …。
 狼。それは、、。

[戸惑い。]

 …。



 きゃっ!

[決断を迫られ。唐突な揺れに遮られた。背にて萃う想いは。

迷い。

我らは何処かで、連鎖を断ち切らぬと誓ったのは。伊賀が、甲賀が、それぞれが互いの歴史を許さなければと願ったのは。お婆さま、甲賀の爺さまが嘗て星を違えたのは。ようよう、新幕府の治める時代となり、手に手を取れると信じたのは。麻耶、暁之丞の二人が両家を変えられると想っていたのは。]

 ――――   。

(17) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
渚→ワシのこときらいじゃったろ?
姉→ワシが死んだら泣けよ
光→安心するわ~
暁→勝ってくれor大好きじゃor誉める

(-23) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
今日明日不在気味の人って、インテに行く人じゃ。

そろそろ暁之丞に告って夜這いして振られたいところ。

(-24) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【秘】 伊賀 麻耶 → 伊賀 狼

 ――――否じゃ。

 否に、決まっておる…!
 けれど、けれど…!

 

    ――斯様であれば、甲賀ほ滅ぼす凶星にならねばなるまい…!

 丹色も、山婆さまの殺されたとて、、、。
 怨嗟は…苦しい。憎悪は…悲しい。
 

(-25) 2014/05/10(Sat) 02時頃

【人】 伊賀 一二三

 ……

[あの大きく禍々しい獣を呼び起こしてもなお、
 生きているのは到底思えぬが。
 でも、けれどとは口に出さず。]

……卍谷より、甲賀の者か近付いております。

[場を早急に離れるのは何よりも得策と、頷き。>>14

睦殿。申し訳ありませんが、手を…

[貸してはくれませんか。
 差し伸べた手は、彼の鳥傷負った左手を慮り、右の手。]

(18) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【人】 伊賀 一二三

[僅か、頭領の声が聞こえても。
 あゝ、丹色がその瞳を閉じたというのに……

 『生きて帰らなければ』

 今は耐え、狼に続く。
 狩りが終われば、女にも麻耶に告げたい事は多く。

 争いの形跡も、立ち去る足跡も。
 雨で流れ、やがて草に消えるだろう。*]

(19) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[近付けば、そこに人のものとは若干違う気配が混ざった。]

 ……獣?

[だが確かめるが叶うよりも早く、気配は遠離ってゆく。

 追うべきか。
 だがその前に、森が闇で包まれてしまう前に。
 まずは民子を捜し出そうと、辺りを探った**]

(20) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 02時半頃


【鳴】 甲賀 水練 渚

 たみさん 民さん

 どこに隠れているのですか


 民さん たみさん

 はやく うちへ帰らなければ
 うたろうに 夕餉を たべられてしまいますよ


[指笛で呼びかけたところで、声が、返るはずもなく**]

(=0) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 雉が犬を連れてゆく ―
 
[御神楽の琴弾きに爪弾かせ、ゆるりゆるりと舞う。
何時もと違う音色と舞に、目ざとい羽太郎はすぐに気づいたかもしれない。]

 うん?
 これはなぁ、飛騨組言うてな、
 三味線とお琴と御唄で演るんよ。
 暁の兄ぃは三味線は兎も角、御唄がちょいとなぁ、くひひ…
 
 ……………。
 な、なんでもあらへんねんて。
 何も言うてへんから。
 ウン。
 
[得意げな顔してべらべらと。
鳴かぬつもりで盛大に鳴いた雉は、勿論誤魔化しきれるはずもなかった。>>3:249]

(+2) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【人】 伊賀 一二三

―森の奥―

麻耶様。分かっておられるとは思いますが…
お気をつけて。

[西に進路を取れば土岐峠に至る。
 南西になら伊賀に至る。

 狗鳥使役する甲賀忍が居るなら風下には行けぬ。
 空開けた場所は進めぬ。

 結果、4人は森の中を東に向かっていた。
 緩やかな勾配、山の道。
 やがて、湧水と廃寺を見つけ、休む場所とする。

 喉潤し、血を洗い。
 女が針動かすは、傷口とそれと――…**]

(21) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*よししくじった計算が合わない!

(-26) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 
  ――――…ええか?
   うちと羽太郎は、偶然町で会うたんや。
   ほんでうちがお前を撒ききれんとしゃーなく着いた。
   
   わかったな?
   
[そして町の、三味線と少しばかりずれた唄の聞こえる場所で。
しっかりと言い聞かせるも、羽太郎はそれを理解しただろうか。]

(+3) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 …………。
 聞いてみぃ羽太郎、ずれとるやろ?
 兄ぃは歌う事に一杯すぎんねん。
 歌うんやったら、聞かせる方気にせなな。
 
[弱みを握ったと言うか、隠された一面を見たと言うか。
くくくと笑う顔はどう見ても悪人であった。*]

(+4) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 犬と雉>>3:265
 
 いやー偶然そこで会うたんやけど撒ききれんでなー
 しゃーないよなーウンウン。
 
[>>3:265断じてうちのせいやない。

と必至すぎてわざとらしくなりすぎて、結局は露呈するのはいつもの流れである。
御神楽雲雀、忍として演者としては胸を張っても、詐欺師としては商人以下であった。

雲雀とは告天子、春告げる鳥である。
己も又、しのびの闇に陽告げる鳥で在ればと思った。

この兄弟のような二人>>3:266>>3:267の、この陽を守るため、
闇で舞うのは己一人で良いと思ったのは、もう遠い。*]

(+5) 2014/05/10(Sat) 02時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 03時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 03時頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
日本史の戦として記録に残る大きいものは六年前の山城慶長一揆。
となると10歳から戦場に出てるってのは完全にミス。最低でも8歳から出ないと、以降の場合は戦未満の小競り合いに参加して金を稼いでいるってことになるわな。
風さんそんなのに参加してたのかなぁ。してたよ!ってんならいいけどふぁー

(-27) 2014/05/10(Sat) 03時頃

【赤】 伊賀 一二三

[廃寺の、残されたものを探す。
 食料か、それとも―――]


ありました……。

[女の探していたのは、坊主の衣。
 自身の衣と、狼の衣。

 鳥の舞で散ったのだ。
 苦無で布を傷つけ糸を引き出す。
 大きさの釣り合いが良いよう、仕立てた。]

狼殿、これを。
いつまでも四足では不自由でございましょう。

[破幻の瞳で見つめられては、流石の狼殿も
 二足に戻らざるを得まい。**]

(*1) 2014/05/10(Sat) 03時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 03時頃


【独】 伊賀 一二三

/*
狼姿を麻耶様見てる…とか思ったのだけど、
ギリギリだよね? よね?

(-28) 2014/05/10(Sat) 03時頃

【人】 甲賀 羽太郎

― 戦場の記憶 ―

[遠くの空に煙が上がる。
狼煙だろうか。

大御所様が天下をのめしてからというもの戦は戦足りえぬ小競り合いと化したと、もっぱら言われておるのはそんなもんだが裏では様々なものが暗躍を繰り返している。

8つの頃はまだ遠巻きに薬師に徹していた一揆の争乱は14を数える時分になればもう幾度目だ。
大きな戦を起こしたい大名は北にも西にも居るし、それらは須く忍を雇っておる。

前線で腕を振るう女の忍を偵察数人と見下ろした時はまだ本当に背いが低かった。
伊賀者。今はどうしているのだろ。まさか己の姿を見ているなどということは、流石にあるまいて。

遠くから指笛の音が聞こえる。
明日は母上の命日だ。
早く帰ろう。*]

(22) 2014/05/10(Sat) 03時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*捏造した。(ドヤ顔)

(-29) 2014/05/10(Sat) 03時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
大阪冬の陣で蜂起した北山の一揆の周辺じゃないかにゃー_(┐「ε:)_

(-30) 2014/05/10(Sat) 03時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ぜんぶきえたあああああああああああ

(-31) 2014/05/10(Sat) 04時頃

【人】 甲賀 羽太郎

― >>3:265>>3:266>>3:267 ―

[光圀と話すと己の忍の部分というのか、苛立ちやすくささくれ立ちやすい心が治まる。
光圀は忍のありようをよく心得た男だから自然と気が沿うて冷静になれるのやもしれん。

逆に、暁之丞様や渚などは時折その心持ちの向きがよく分からないようになることもある。
何故いつも悲しそうなんだろう。何故そんなことで怒るんだろう。何故。]

(23) 2014/05/10(Sat) 04時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[母上の命日には位牌に拝手し線香立てて、支骨の水底眺めながらぽつねんと過ごすことが常であった。が、その日は暁之丞様がいつぞやのようにまた団子を振舞ってくれた。]

 ありがとうござる!馳走になり申す!
 にしてもようここに居ると分かったのう。

[大きな手が頭を撫ぜてくれる。
誰も知らない事だが母上は己を叱ったことが無い。誉めてくれたことも無い。
ただ己を作り、世話はしてくれ、合間に時々頭を撫ぜてくれた。
無表情な親子だった。]

 こないだの一揆でもたんと稼いできたぞ!

 なあ。
 ワシがでかくなったら暁之丞さまも嬉しいか?

[己の頭を撫でる者は皆、本当には嬉しそうでないのだ。*]

(24) 2014/05/10(Sat) 04時半頃

【秘】 甲賀 羽太郎 → 甲賀 暁之 丞

 なあ暁之丞さま。
 大好きじゃ。
 母上よりずっと好きじゃ。

 剣術稽古も三味線も、面白かったぞ。
 面白いことばっかりじゃ。

 心配するな暁之丞さま、
 ワシは手傷のひとつも負うとらんぞ。
 この先も負わん。

 暁之丞さま、暁之丞さまは
 ワシがどうすれば嬉しいんじゃ?

[ワシは、
ワシが暁之丞さまに貰うたのと同じようには、御返しすること叶わないんじゃろうか。*]

(-33) 2014/05/10(Sat) 04時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
あけのじょうさままで口説いた。

(-32) 2014/05/10(Sat) 04時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
過去母上と死に際の大爆笑
過去か現在で麻耶とエンカあぎゃぁぁぁぁ
渚→ワシのこときらいじゃったろ?
姉→ワシが死んだら泣けよ
光→安心するわ~
暁→勝ってくれor大好きじゃor誉める

(-34) 2014/05/10(Sat) 04時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 05時頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
とりあえず追いかけたけど民子の術を見て待機してた事にしよう。
乱戦向き、と言うか、加勢しにくいと判断してみたいな。

追撃は考えたけど、休んでいる所を強襲すべきとして、獣を呼んで見張りをさせて、一度若様に会いに行こうかなぁ……とか。

しゅうかつつらたん

(-35) 2014/05/10(Sat) 07時頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 07時半頃


伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 08時頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
しかし動かすだけの時間は……ないかな……
まぁあくまで予定は未定ってことで走り書き的に書いておくでござるの巻。

荷造りもせねば……ねむねむ

(-36) 2014/05/10(Sat) 08時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
齟齬が無いように読み込む心の余裕もない

(-37) 2014/05/10(Sat) 08時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 08時半頃


【独】 甲賀 暁之 丞

#羽太郎かわいい

BOT

(-38) 2014/05/10(Sat) 08時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

あのね
左目のまぶたが腫れちゃってだな

これはむーつさん大好きな私が
リアルに反映させる効果を受けた結果じゃあるまいか(確信

(-39) 2014/05/10(Sat) 09時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[男、獣を追いたるに。
民子の、孤軍奮闘せるを見たり。

やや離れたる樹上に陣を取りて、場を見やる。
男の異能、亡者の中に馳せ参じるには相応しからざるが故。
また、此の時分に、肩の怪我に布をば巻きて血を止めたり。

暫し静観せるが、やがて、民子力尽き>>3:332
伊賀者どもの、退くを見たりては>>14、指笛吹き。
森の中の獣を呼びて、彼奴等を追いてその行方を監視せよと命じたり。

男、民子の、事の仔細を報じるべく。
笛の音>>3:340せし方角へと、樹を駆け地を駆け、向かいたり。]**

(25) 2014/05/10(Sat) 09時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[お民が亡者共を100とも1000ともつかず呼び出したと。
近づけば招かれると思い、森に入れず待機しておったと。]

 ……なんと。
 あれは術師の体力と比例する類では無いのか。

[お民を迎えに參った際、森の一角で飯事游びをしておった。
泥で握りし団子を一個ずつ、三個。
誰もおらぬ中で、一人正座をしておった。

迎えに參ったぞ、と呼びかければ。
振り返る顔はひとつ。]

 …………それだけの業を為せば、無事ではおるまい。

[まして、あの子はまだ8つ。
忍として生きる為の動きを教えたのは、爺と暁之丞>>3:211
速さや足の使い方は学ばせど、体力はやはり子供の逸れである]

(26) 2014/05/10(Sat) 09時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 09時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 ―――お民、儂じゃ。
 どこで游んでおる、お民よ。

[指笛で応えぬならばと大声を張り上げる。
空きし右目は先を見据え、離れてゆく気配に気づき足を馳せようと

その意思ありき声、廃寺へ向かう身柄を留めずには足らねど>>21
狼の背>>14に乗せられし麻耶>>17の耳にも届いたか。]


 お民、おとうが家で待っておる。
 其方の戻りを待っておるのだ


[最早、母親と遠くへ逝ってしまった娘子は聞くまい。
だが、指笛と声を頼りに此方へ進み出る男の姿>>25があった]

(27) 2014/05/10(Sat) 09時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ……光圀か。
 其方も此処で伊賀と交戦しておったのだな。
 
[土に片膝預け報告を為す光圀の肩から鉄錆の薫りがする。
話を聞いているうちに、暁之丞の顔も強張る。

急ぎ、冥府へ向かう穴があった場所へ案内をさせるも
異界に続く口が、延々と開いているわけに非ず]

 ……寝子は、己の遺体を見せとうないと
 死が近づけば、遠くへ逃げてしまう。

[生まれし時、小さな命を抱かせて貰った。
いつか己も婚を交わし、このように小さな宝を授かるのかと。
鞠ではなく、暖かい稚児を抱きしめて微笑を浮かべたあの日。

生まれ目に逢えて、死に目は見れぬとは。
自然と肩は奮えて、揺れそうになる奥歯を噛んだ。
行きは良い良い、帰りは怖い。冥府と近付きすぎた者の末路] 

(28) 2014/05/10(Sat) 09時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 お民………民子。

 儂は、其方を伊賀へ連れてゆけなかった事を謝れておらぬ。
 ―――仲直りもしておらぬ。



 ………迎えの追いつかぬ場所まで行くなと言うたのに。

[夕餉を報せても、最早。>>=0
誰よりも若いあの女童は、遠くへ行ってしまった*]

(=1) 2014/05/10(Sat) 09時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 光圀、御苦労であった。
 其方も傷ついておるだろう。

[獣が伊賀者達を追ってゆくのは見えた。
非常食たる干し肉はまず自分が取る前に二人へ与え。]

 玉響と合流する。
 探して參れ。

[先にゆくと言うわけでは無い。
同じく、此処で待機の形を取る。*]

(=2) 2014/05/10(Sat) 09時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[それにしても、と燃え尽きた木を見下ろし。
刃を前に鮮血を迸らせた子供の死を思い出し。]

 ……こうして甲賀の地が荒らされるも、
 忍同士の鍔迫り合いで犠牲を出すのも…懇意ではないのう、

[ならば、里を離れるも一興。] 

 駿府へ参り、事のあらましを聞けぬものか。

[何故我らはこうして闘わねばならぬ。
何故我らは同族同士で血を流さねばならぬ。]


 羽太郎は、何処におるのか。


[遠くの空に、黒き鴉が羽撃く。
不吉を感じさせる空模様は、青ではなく、朱*]

(29) 2014/05/10(Sat) 09時半頃

【見】 徳川 康家

― 駿府城 ―

[監視を続けている服部の手のものから報告が入る]

「怖れながら申し上げます
 引き続き伊賀と甲賀の忍者は土岐峠を中心に合戦を続行」

(@0) 2014/05/10(Sat) 10時半頃

【見】 徳川 康家

「伊賀の異形 百鬼 丹色は水脈流れた甲賀定虎が孫 暁之丞と渚を発見するも、呪縛の眸により逆撃を受け、逆に虜囚の身に。しかしそれもきゃつの策のうち。骨を刃に、血を霞に百鬼 丹色は戒めを解き暁之丞の片眸を塞ぎ手負いのまま逃亡。追手の甲賀の式紙使い玉響がこれを虐げ、丹色は失血で死亡」

(@1) 2014/05/10(Sat) 10時半頃

【見】 徳川 康家

「甲賀の亡者使い 民子は伊賀の楠木 睦と戦い手負いの身になれど、伊賀頭目の孫 麻耶を襲撃。しかして、麻耶はあらゆる忍法を打ち破る破幻の眸の持主。悉く亡者は土へ帰らん。騒動を聞きつけ、甲賀、伊賀の忍者が集い混戦とならん。民子は自らを生贄に百鬼夜行の魑魅魍魎を喚ばん。麻耶は再び眸を開かんとするも、動揺し倒れん。これを守るは伊賀の狼。魑魅魍魎の類は発勁の楠木 睦が打ち倒し、一二三が我が身囮にして民子を糸繰りをしかけ、民子は己が呪で自らを損し死亡」

(@2) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【見】 徳川 康家

 ご苦労じゃった。
 引き続き監視…… ふむ、魂が冷えたかの。

[御伽草子、平安が世によく聞こえし鬼が話も、平然と天下人は聞き流し、逆に全てを語り終えて震えている不甲斐ないものを見下ろす]

 げに恐ろしき忍どもではあるが……それだけじゃて。

(@3) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【見】 徳川 康家

[天下分け目の戦いにて。決死が覚悟で迫った島津の武士たちもまた肉薄はすれども本陣へは来られなかった。力とは、量が非情に強くものをいう]

 きゃつらも太平の世は生き難たろうて。

[十六人記された名のうち、六人が消えた。
 まだ忍法合戦は中盤に差し掛かったあたりである**]

(@4) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【独】 徳川 康家

/*
通して読むとみんなお素敵様すぎてつらい。

みんな死んじゃうんだよな… ; ;
くっそ、どうして伊賀と甲賀で殺し合いを!
だれじゃ、誰のせいじゃ!

わしじゃーーーーーーーー!!

(-40) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【独】 徳川 康家

/*
というかね、今回微妙に旅行いったり遊んだりで忙しいので、こまめにチェックじゃなしに、今朝みたいに3時間くらいかけて白ログを読んでるんですがね

RP村のログってだいたいすごい時間軸とか場所とかあれそれで読みにくいのですが
通読感がぱないんですよ。通して読めちゃうの。

ってくらいに、皆さん場面しぼっていろいろしてらっしゃってるうえに、誰が誰だかわからないという事体にならない程度にキャラがよくできてらっさる。

(-41) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【独】 徳川 康家

/*
今回は、伊賀も甲賀もヒャッハー陣営の風と羽太郎が落ちるのかぁ
もう峠で48h殺し合いしそうだなこの二人は
どうなるだろう←

この間にみんなちょっとほかの人はリアル休憩いれられるといいね! 根つめると大変だからね!

(-42) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【独】 徳川 康家

/*
あと今回、キャラチップの力ってすごいなとおもうわけですね。

やっぱり班帝って、みんな殺る気ありすぎる面構えじゃわい!w

薊は襲う気が(ry
まあ、作者のめいあさんがめいあオリジナルで作っておるからの!ww

(-43) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―或る村の話―

[時は乱世から少し遡る。

忌みし風習を護る、ひとつの村が在った。
農作物の実りと一族の繁栄を神に願い。
神から授かりし“人”を食らう人身御供の習し。

五年に一度の、初春の日。
贄を賽の目で選び、七日後に捕える。

まず、四日懸けて一本ずつ四肢を落とす
五日目には腹を捌き、切り身として皆で分けて。
生きたまま肉を食み、天神に幸を祈る。

四肢は祠へと祀り、神の供物とせん。]

(30) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[或る日の初春。贄は七日かけて身を毒漬けにした。
屍食らう者共の所業を憎み、風習を歪み。
喰らうものを殺し、冥府で哂っていた。

やがて、野は荒れ果て、民家は廃れ。

その年肉を喰らわなかったのは、
贄になった男の娘のみ。

やがて村から離れし女は子を産むが、
その一族が後々どうなったのかは知らず。御伽噺。

しかし、―――その地に住み着く者共が在った。
甲賀一族と呼ばれし忍共である。

卍谷の森奥で眠る廃寺は、
嘗ての血臭い名残を風にも残さず。*]

(31) 2014/05/10(Sat) 11時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞




[本念は蟲を殺すのも躊躇う男、甲賀暁之丞。
 その瞳が為す地獄は、因縁或る血を引く所以か*]


 

(=3) 2014/05/10(Sat) 11時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―或る年・丘の上―

[忍としての業に長けし、或る一族の忘れ形見。
戰う為に生まれ、戰いの道具とし育てられし羽は、
人ならば持ちし情を理解できぬ部分も或る>>23

幼き日に、教えてやる者がおらなんだ。
儂もそれを知らぬ。羽の母君は息子をよう褒めていた

あれの身も心も、血を知る己の教示を素直に継ぎ
必ずや、必ずや父親に似ると微笑んでいた。
朱布に包まれて戻るその日まで。

親子として尤も大事であるものを、欠かして居るとは]

(32) 2014/05/10(Sat) 11時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 うむ。家と釣り堀を訪ねたが、お主はおらなんだ。
 雲雀が、丘の方へ駆けてゆくのを見たと。

[団子の一本を暁之丞も喰らい、傍らの羽太郎を見下ろす
のんびりと景観を前に団子を食べるその背は
見る者にとっては、兄弟のように仲も良い。] 

 ………応。
 お主が立派に育ち、こうして手柄を聞く日が来た事を
 
 儂は誇りに思うておるよ、羽太郎。

[ただ一人の人間としての情を隠し。
ただ一人の長たる道を歩まん。

それでも、長く共に過ごしている羽太郎は悟るだろう。
先を見据えていた二つの眼は、時折逸れる。
代わりに別のものを見下ろしていた。羽太郎は悟るか。
何度も折られ、節の形が変わった関節を見ている事に*]

(33) 2014/05/10(Sat) 11時半頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 羽太郎

 儂も其方をまことの弟のように愛しておる。
 人の眼も忘れ、泥だらけで屋敷に上がり込んでも
 叱れども、お主が戻った事に安心しておったものよ

 しかし、亡き母君が聞かば涙も流そうぞ。

[産み、異能を育てた親よりも尚懐くと告げた犬を見、
共に過ごしし日々が楽しかったと告げる顔に笑いかけ
串だけになった団子を、紙包へ戻し。]

 其方が健在で或る事こそ、儂は嬉しい。

[手柄を聞く度、不安になる。
轡を外したこの子は、遠くへ行ってしまうのではないか

羽太郎がほんに愛しておるのは、
暁之丞の平穏な膝上よりも、血舞う戰場であろうとも。]

(-44) 2014/05/10(Sat) 12時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 羽太郎

 ………
 こうして元気な顔を見せてくれれば、それが嬉しい。

[頭を撫で、良い子じゃと抱きしめた。
大きく育った邪魅を抱く擁は、きつく。苦しい。*] 

(-45) 2014/05/10(Sat) 12時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 12時頃


【独】 伊賀 狼

/*
一二三さんの良妻賢母っぷりが半端なくて震える。
睦さん良い嫁貰いますねぇ。これは祝福せざるを得ない。
忍術の汎用性も高いし、進行スマートだし、
流石伊賀参謀一二三さん。
自分は気を抜くと動きが悪くなるので、見習いたい。

(-46) 2014/05/10(Sat) 12時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
盛大に読み違えたことに気づいたが
それはそれだと諦めた(キリリ)

あとで言い訳しておこうと思い㎡す…(白目

(-47) 2014/05/10(Sat) 13時頃

【独】 伊賀 狼

/*
デバガメモ

(>>0:26 丞)(>>0:27 丞)
(>>1:239 麻耶)(>>1:240 麻耶)(>>1:241 麻耶)
(>>1:289 丞)(>>1:290 丞)
(>>3:247 丞)(>>3:248 丞)
(>>3:252 渚)(>>3:253 渚)

プロに絞込み機能があれば…!

(-48) 2014/05/10(Sat) 13時頃

【人】 伊賀 狼

[背に乗せた麻耶は軽い。
くノ一が持つ身軽さではない。>>17
年頃の女子を抱えると何ら変わらぬ自重。

重く圧し掛かるのは、伊賀鍔隠れ頭目と言う重責ばかり。

本来、背に人を乗せる手合ではないが、
相手が麻耶ならば話は別区分になる。
湿気った鬣は冷たく、彼女の心までも冷やして回る。

安穏とした未来。彼女が幾度も口にして、自らに課し、
甲賀も伊賀もと、根治へ万進した努めを、戦火は無為な塵に変える。

どれだけ願い、求め、手を伸ばしても、流れる星に手は届かない。

伊賀に生まれたことすら恨めぬだろう温良な姫。
彼女と時間が全てを癒す前に、憎悪と歴史が平穏を赦さない。]

(34) 2014/05/10(Sat) 13時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 伊賀 麻耶


 ―――苦しみも、悲しみも、終わらせるのは貴女が眼。

[毛並みに顔を埋めそうな彼女にのみ聞こえるよう囁く。
己に道を示した山の嫗、己が鍛えし百鬼の弟子。
どちらも失い、何もかもが失われていく。] 

 鞠はひとつ、子はふたり。
 ―――戦は時代が呼ぶのではありません。

[独り言に似た呟きは、最初から決まっていたのだとでも言いたげ。

たとえば、服部邸にて鞠を池に落とした時から、
そう、彼女が甲賀の若者に心落したあの時から。

止まっていた星巡りは、時を超えて確かに巡り出していた。]

(-49) 2014/05/10(Sat) 13時半頃

【人】 伊賀 狼

[麻耶を背負いて森を駆ける。
仮令、甲賀側に麻耶を傷つける意思が無くとも、
頭目をおいそれと差し出す訳にはいかぬ。

足裏で枝蹴り、霧雨の止む頃には、きっと廃寺に辿り着く。*]

(35) 2014/05/10(Sat) 13時半頃

【人】 伊賀 狼

― 十二年前・服部邸 ―

[鞠はひとつ、子はふたり。


鞠を転がし水で遊ぶ子供の声が庭より響き。
嘗て伊賀筆頭と謳われ、今は徳川方に付く服部邸に男は居た。

本来ならば、甲賀との会談など赴くはずも無いが、
服部邸にてと告げられれば、珍しく同伴を申し出た。
一見、御意見番風を装う長躯の笑みも会釈も、
腹の底知れぬと不評を買ったやも知れぬが、男はさりとて気に留めず。

―――ただ、男はチラと服部四代を見やる。]

(36) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【人】 伊賀 狼

[宝はひとつ、子はふたり。


服部先代に当たる男が不戦の約定叶えて以来、
表面ではこうして安穏を塗りたくる時間が取られた。
双方の里には今だ火種を抱えるが、乱世の終わりは忍の終焉。
それを双方重々承知し、その癖、納得には程遠い。
男もまた、そんな忍らしい草の一であった。]

 ―――ひとつのものを、ふたりで分ける、
 と、云うのは易く、成すは難く。

[小休憩を挟んだ折、庭を見やりながら、黙す男が不意に呟いた。
その声を、若かりし頃の青年>>3:252も聞いただろうか。
まるで未来を秤に掛ける、悪しき豺狼のように。
偽りの皮の下、唯人には収まらぬ苛烈を隠すように。]

(37) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【人】 伊賀 狼

 荒事は、我々の生業ではありますが。
 ……しかし、服部一門が敷いた約定、
 易々覆すわけにはいきませんね。

 ――――天下人の主命に並ぶとは申しませんが、
 主命がそうも下されることも無いでしょう。

[日和見の振りをして、絵空事を呟くように。
ゆっくりと微笑んだ豺狼の瞳は、
日向に透かしてみれば、淡い色合いが浮かぶ。

ゆるりとした仕草で足を崩し立ち上がると、
開いたままの障子の向こうで、戯れ合う幼子二人を見やった。
日の下で言葉交わして笑いあう甲賀伊賀の孫ふたりは実に健全。

軽くその様、見やりながら微笑むと、言葉を発することなく
童の声締め切るように、するすると障子を引いた。]

(38) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀 暁之 丞

[ただ、締め切る合間、刹那の間に。
漸く十を超えたばかりの幼子に向かい、琥珀色に輝く眼差しを向けた。

それは殺意と言うには、歪み過ぎて。
怨嗟と言うには、苛烈に過ぎて。

樹脂が長い年月掛けて、葉虫閉じ込めるよう。
男の双眸には、月日を経た憎悪が篭る。

眼差しに込められた豺狼如くの妄執―――、]

(-50) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀 暁之 丞

 
 
[ いつか彼が、甲賀を滅ぼし、
    災厄を撒き散らす禍星になりますように。* ]
 
 

(-51) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀 水練 渚

[障子を締め切る寸前、男の双眸が琥珀めいた。
幾らか色素は薄いものの、人の眼にしては珍しく。

その横顔、彼はもしかすれば、豺狼のようだ。と感じたやも知れず。
豺狼の執念は、何を食い荒らしても飢餓を忘れることは無い。

例えば、優しさを。例えば、未来を。
血と死を撒く、豺狼に良く似た男だった。*]

(-52) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【人】 伊賀 狼

[座はひとつ、子はふたり。

後に御台所が竹千代を産み落とす二年前、
後に浅井の血を引く女が国千代を産み落とす四年前。

―――それは、康家が将軍宣下を受け、
将軍職世襲を磐石とすることになる数ヶ月前のことであった。*]

(39) 2014/05/10(Sat) 14時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

 ― ―

[夕の色染まりし空より霧雨が舞い、木々に大地に降り注ぐ。]


               [ぽたり。]


[一滴落とされたあかい滴は、雨粒に混じらずに。
広がり血色の霧となりて、辺りを揺蕩う。

>>9唯の血霧には、骸の前に膝を付く娘の問いを拾うことも、
答えることも出来やしない。]

(+6) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


[幾重もの年輪を感じさせる響きで、懐かしみ昔語る老婆。
言葉に自由への憧憬秘めて尚、名家の跡継ぎとしてある青年。

にやりと不敵な笑み浮かべ、手合わせの誘いかける姉貴分の娘。
笹葉笛の遊び、己に負けないより高い音をと吹き返す幼き頃の針子。

記憶の中とは何処かが違うけども、聴き馴染んだ豺狼の遠吠え。

悪戯に声あげた後、頬膨らませ己を諌める幼馴染の姫君。]

[死ねば魂すら残らぬと闇に消えかけた“それ”を繋ぎ止め、
声聞かせるは黄泉路の百舌鳥か。

――――斯くして血霧はかたちを与えられ、百鬼丹色として再び。]
 

(+7) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

 ― 卍谷・森 ―

[瞼が震え、ゆっくりと目を開ける。
きょろきょろと周囲を見回す様はうたた寝の最中を
誰かに揺り起こされた幼子にも似るが、周囲に人気はない。]

 …冥土も浄土も、現世も同じというわけかの。
 ははっ。この落ちもおれには大概、目出度すぎようて。

[あるいは、死人となっても此度の争乱の果てを
見届けるが忍としての命やもしれぬ。
可笑しくもないのに、零れるのはまた笑い声。]

(+8) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[瞳に映る景色は左目あった頃と変わらず、手脚も動けば口も回る。
戦いで負った数々の負傷も身体を蝕んだ毒もない。

髪は長さも元に戻っているばかりか、大分前に土岐峠で
引きちぎったはずの結紐まで、ご丁寧に一房を束ねている。

降りしきる雨を冷たいと感じるだけの感覚や
心臓の鼓動は欠けたままだが、怪談話に出てくる
生前の死姿のままの亡者の外見を思えば贅沢すぎる程。]

(+9) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 玉響の奴。

 あれ程万死に値するだの伊賀の礼儀に沿うだの
 言うておったのに、首すら刈っていかなんだか。

[雲雀の死に様を語る様子は大分根に持っていたように見え、
伊賀者を討ったのだからさぞ意趣を凝らした屍細工を
作るのかと思っていたが。]

 まさか斬り落とした後、生首のおれに
 腕を食い千切られると恐れたわけでもなかろうな。

[冗談を口にしながらも、玉響が一度だけ見せた
怨嗟でない悲哀の表情に思い至れば、
そのままにしておいた理由が少しばかりは察せたか。]

(+10) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[地面に流れた分は雨が多少は洗い流してくれた。
だが青年の骸は未だ赤く染まったままで、血の匂いも未だ濃く。
ずたずたの屍はそれこそ、あの雲雀が揶揄した
襤褸雑巾の方が幾らかましな有り様。

妖狼に変じる師程とはいかずとも、術を使えば着物は台無しになる。
香を纏おうが強い血臭の前には吹き飛ぼう。
身分の低さ以上に、自らが華美な装いを厭う一因でもあった。]

 ……誰ぞに呼ばれたような気が、したんじゃがな。

[あの時の唯一記憶と違う豺狼の遠吠えは、あるいは
幻ではなく現のものだったのだろうか。
やはり大した地獄耳だと、口元がほんの僅かに緩む。

その反応がうたた寝を咎められた幼子と大して変わらぬのは、
彼が知ればまたちくちくと小言を言われそうな気もするが。]

(+11) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[次第に雨脚の弱まりつつある空を見上げれば、
玉響が指さした雲雀の姿が、今度は確かにそこにあった。]


 …………。


[暫く無言で、血色の鳥を眺める。
仮初めの命であっても自由に羽撃き囀るのに。
――――人の仔にとってその空は、遥か遠く**]

(+12) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【人】 伊賀 狼

― 現在・廃寺 ―

[廃寺へと足を踏み入れれば、
背より麻耶を下ろし、漸く足を見やった。

大分痺れには慣れたが、体躯を支える四足では制限が多い。
人の身であれば、右腕に当たる前足。
無きものとして振舞い、ぶら提げておけば良いが、
獣の身としては、そうもいかない。

一度板張りを踏み、一二三を見やれば、
器量の良い彼女は手際も良い。>>21
身分の差を超え、伊賀御三家と並びし楠木家と縁談齎されたのも、
彼女の気立てが大いに関係しているだろうのは、考えるまでも無い。]

(40) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【赤】 伊賀 狼

[己の変転の術は、体質を礎とするものの確かな忍術である。
揺れて、力を込めぬ今の破幻の瞳ならいざ知らず、
麻耶が気を張れば、己の鬣は人毛に戻り、
前脚は五指を揃える両腕に還る――――筈である。

その為、豺狼の姿で姫の前に現れる事は稀であった。
唯一、人の理性と獣の野生を切り替える外部からの術。

境界線を曖昧な身が、その直視を受ければ、何になるのか。
本当ところは、まだ知らない。]

(*2) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【人】 伊賀 狼

[口に咥えた羅衣を纏い、ドロ、と骨身熔かして人の形を得る。
袈裟を掛けて、首に紐括り付け鬣に隠してた硝子鏡を掛け直す。
神仏など欠片も信じぬ癖、妙に様になるのは皮肉の領域。

五指を立てて前髪を掻き上げれば、
一二三より山の嫗直伝の薬草借り受け、
ついでに右腕の痺れも緩和させながら。

頭数と数える睦、一二三両名へと、改めて負傷の程度を聞いた。**]

(41) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
実際一族の歴史自体は鍔隠れでは相当古い方だと思うし、
序列が低いのは因習や血統の理由が大きいから
丹色の育ちはそれほど悪くないんじゃないのかなーと
キャラ設定を練っている間考えていた。

似たような背景事情がありそうな元ネタの地虫先生も、
アニメでは結構よさそうな着物着てた気がするし

(-53) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
そして墓ログ読んだけど雲雀切ないのう…!
割とおれとは対比的なポジションなのかと(一方的に)
シンパシーを感じておったが心構えがイケメンすぎて格が及ばぬ…

(-54) 2014/05/10(Sat) 14時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 15時頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 15時頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>31
「男の娘」をいつもの癖でおとこのこと読んでしまって心の穢れ具合を実感する

(-55) 2014/05/10(Sat) 15時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[血入りの雲雀>>+12をちちち、と指で寄せて、扇と羽織で雨から庇う。指先で撫でるその羽毛も、本物に負けず劣らず。
亡者の一人と成っても、これくらいは叶うらしい。
其れが、己への弔いの鳥であるからか。]

 ………。

[異形と化していた男の姿は、つきものが落ちたよう…――
と評することができれば良いのだが。]

   だから伊賀は田舎もんなんじゃ。
   玉響が、そないな事する訳あらへん。

[己れならまだしも。
さてさて、その呟きは聞こえるのか否か。**]

(+13) 2014/05/10(Sat) 15時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 15時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[光圀合流後、事の顛末を聞けば、焦燥を表に出し、急ぎ冥府の口が開いたという場所へと向かう。

 既に穴はどこにも見えず、死の香りも遠いものとなっていた。

 ───民子の姿は、やはり無い。

 頸を掻き切られたあの子のように、せめて、連れ帰ることができたなら……。
 俯く顔に、落胆は隠しきれない。]

 そう、ですね……。

 あの子は、本当にねこのようで……

[屈み込み、水溜まりの水を掬い上げる。
 ぱしゃりと宙に放ってやれば、それは、3匹の金魚になった。]

(42) 2014/05/10(Sat) 16時頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

[もう、こうして遊んでやることもできぬのか。]


 …………。

 泳いでいきなさい、とおくまで。


[願わくば、民子のいるところまで……]

(=4) 2014/05/10(Sat) 16時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[玉響がくるまでの間、燻る付近の木々を見て回った。
 深緑つけたばかりの若木までもが、黒く焦げ、折れている。]

 人だけではなく、この木々も……。

[燃え残った若葉を撫ぜながら、暁之丞の話>>29に静かに頷く。]

 離れましょう。

 羽太郎は……もう夕餉時ですから、集落に戻っているかもしれません。

[一度集落へ戻ってみるか、森を探すか。
 どこにいるのかと呼びかける指笛を、烏の声が邪魔をする**]

(43) 2014/05/10(Sat) 16時半頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

 うた  さん

 どこに いますか

[烏よ、今は啼いてくれるな。
 ただでさえ不得手な指笛が、届き難くなってしまう**]

(=5) 2014/05/10(Sat) 16時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 16時半頃


【墓】 伊賀 百鬼 丹

[雲雀を眺める間眸に映る空は、自覚の外であるが
僅かばかりは夕凪の色ももたらしたか。

>>+13死者の声に応えることができるのは、
一部の例外除けば同じ死者だけ。

……生憎青年にとっては、そちらの雲雀の声は
世辞にも耳に心地良いものではなかったけれども。]

(+14) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

なぎさの術はいつきをスタンドとして使うとか
想像してた時代が私にもありました。

(-56) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 目線が上になっただけで偉ぶっとるつもりか、甲賀の阿呆鳥。

[鳥が身を寄せし枝の上に在る姿は見ぬまま、声だけぞんざいに返す。
自身が樹上から彼を追っていた何時ぞやの事は棚に上げ。]

 その割には、戦っとる最中は随分不穏じゃったがなあ?
 あれが言うには、おれは女心がわからんらしいが。

 憎き敵の首落とすと決めて急に心変わりするのも
 女心とやらの内なら……ほんに面倒臭いもんじゃ。

[己の命は尽きれど、戦い自体が終わったわけではない。
身の内の毒は消えようとも、甲賀への怨毒もまた然り。

故に声音は相変わらず、忌々しさを
襤褸切れに包んだようなそれであった*]

(+15) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 17時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―深き森の中― 

 叔父殿に顔向けも出来なんだ。
 ………親不孝なものよ。

 親より先に逝くのはのう。

[渚が水溜りの水を掬い金魚を創るのを見下ろし。>>42
つい先日の、泉の一件を思い出した。
金魚游びをしていたあの女童が、もう戻らぬなどと。
そして焼いた魚を振舞っていた、あの犬は何処へ行ったのか。]

 ……三途の川まで長い旅路ぞ。
 気をつけて行ってまいれ、ほれ、これを。

 儂からの土産じゃ。

[金魚に野花の花弁を一片銜えさせ、見送る。
ぴょんと跳ねた水魚は、柔らかくなった土の中へ潜った。]

(44) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ………うん?

[その時、紐を見つけた。

天鵞絨を細く切ったそれは、お民の髪を結んでいたもの。
これは何かと問う声に、甲賀の忍が答えた。
>>0:278舞踊場から駆けてゆく民子が髪に結っていたものと。]

 …………然様か。

[その紐を取り、懐から巻物と金扇子を出す。
扇子の持ち手にぐるぐると天鵞絨の紐を巻きつけた。]

 これで雲雀もお民も、儂と一緒におるな。

[哀しみの中に心を置きながら、親指を噛む。
人別帳を拡げじわりと滲んだ血液で“民子”の上に一本線を。
玉響から丹色を仕留めたと聞けば、もう一本筋も増えたか。]

(45) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 ………どうしてお主らが、

[何故、歯車は狂ってしまったのだろう。
扇子で唇を祕す。
震える音を紡ぐまいと、息を殺す。

脆くなり始めた心を殺す。



頭では無い、ただの暁之丞を―――殺す。]

(=6) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 うむ。一度里へ戻り、羽太郎の家を訪ねることとしよう。
 羽太郎とも合流し、巻物に名ある皆で參ろうぞ。
 
[渚の提案に合意し、森道を戻ることにした。]

 …些か遠回りにはなるが、海路をゆこう。
 人街を行かば、伊賀の追っ手も招こう。

 多くの犠牲を招かぬ為にも、人家の通りは行けぬ。

[決まらば、出立の支度を整えねばなるまい。
そして、此度の出立は伊賀者にも伝える必要ありきと。
筆を取るには、一度屋敷へ赴かねばならぬ。

何故文を書くか、決まっている。
甲賀の里に残る八人衆以外の者から犠牲を出さぬ為。
卍谷へ討ち入りに来るのを防ぐ為に*]

(46) 2014/05/10(Sat) 17時半頃

【人】 甲賀 玉響

― 甲賀卍谷 ―

[まず最初にしたのはやはり暁之丞の姿を捜す事。
虫獣の蔵に人はいない。
手当ての為に移動したのだろうと、屋敷を訪ね、いないと分かれば医師の元を訪ねる。
その医師は、御神楽の家へ雲雀を訪ねた暁之丞に呼ばれて怪我の世話をしたらしく、話を聞く事が出来た。
いわく、渚を連れ立って里を出たと言う。]
 ならば私も。

[行かねばならぬと駆け出ようとするが、処置が先だと止められる。
制止を振り切ろうとしても、骨鞭で打たれた右腕を掴まれれば止まるほかない。
玉響は、怪我の処置をするため、今暫く里に留まった。**]

(47) 2014/05/10(Sat) 18時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―12年前・服部家の庭― 

 俺は子供の游びをよう知らなんだ
 鞠游びも飯事も、した事がない。

 そなたが知っておるなら、俺に教えよ。

[濡れし鞠の水気を拭い、池から出る。
誰ぞ子供が石を詰んだ後であろうか。
庭の一角へ向かう折、麻耶の手を引いたのは。
先程何もない場所で転びそうになっていたから

麻耶と共に障子の先で鞠游びをし、
少々飽いたというところで、渚へ手を振る。
子供達の游びは知らなんだが、渚に游んで貰う事はあった
水遁指南の折り、水で生き物を作らせた。

難しい話が小休止を挟めば>>37、其方へ手を振る
いつものように、茶で出来た金魚か蛙を放って貰ったか]

(48) 2014/05/10(Sat) 18時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 まや。あれは、“なぎさ”と言う。

 ……それにしてもお主のばあさまの連れも
 眼鏡をかけておるのか。

 甲賀も伊賀も、大人になると眼を悪くするんかのう

[渚が奥へ戻って行かば、
まだ長話は続くのだろうと分かり、ちいさく息を吐く。
麻耶が借りてきた器で飯事游びに興じていると、
ふと視線を感じ>>38其方を見上げた。

瞳術を習い始めたばかりの黒くて丸い二つの眼。
子供ながらに伊賀者の卑劣さは聞いている。

訊けども、こうして見上げるのは初めてだ。]

(49) 2014/05/10(Sat) 18時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 18時頃


【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 狼

 …………。

[見上げる瞳は、始めは興味を抱いていた
伊賀の頭目も、子供に向ける眼は穏やかだったから。
幼き頃の甲賀定虎に似ていたから、なのかも知れぬが
とかく、鬼婆には見えず優しい者に思えた。

だが、注がれる琥珀の眼から受けるものは何か。
まるで羽虫か汚物を見るような気迫すら覚え。
ただ只管と、薄ら寒いものを感じる。

甲賀を憎むというものを超えて。
まるで、伊賀に住まう人間以外を敵としているような
そんな冷たさまで感じた。] 

(-57) 2014/05/10(Sat) 18時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 狼



    [本能があれを、―――怖い、と思った。]

 

(-58) 2014/05/10(Sat) 18時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ……… 何故俺を、そのような眼で見る。

[危険を感じ取った少年の瞳には、きらりと金が瞬いた。
それは幼ながらに窮地を覚えた信号。

完成されていない瞳術は、ちり、と獣の血を擽るのみ

此処が服部家の膝元だと思い出し。
また、麻耶の瞳に見つめられ、ほんの一瞬で収まる。

不穏悟らぬ女童から受けた器を預かり、注意を削いだ頃には
障子は閉まり、中の世界と此方を断絶する*壁となって*]

(50) 2014/05/10(Sat) 18時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 18時半頃


【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[伺い見る目は、何処か凪を思わせる。>>+14
成程、けもの相手には凪ぐらしい、とは口に出さなかったが。]

 おやぁ、何時ぞの自分に駄目出しかいな。
 ほんま殊勝な奴じゃのう?

[>>+15返った声に、ふぅと溜息をつく。
その吐息が微かに笑っていた。]

(+16) 2014/05/10(Sat) 18時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ぷっ。
 
 くく、ひひひ、そうじゃのう、
 御前は本当、女心のわからん奴やなぁ、ぷふふ、
 
 何、何、
 御前も源氏物語でも読んでみぃよ、初歩くらいはよう解るぞ。
 
[こらえきれなくなった風に、ふつふつ笑いの吐息が増えて。
最早我慢ならぬ、とくつくつ音をたてはじめた。
その、必至で隠そうとしている風が彼の神経を逆なでするかもしれないが、それはそれ。]

(+17) 2014/05/10(Sat) 18時半頃

【削除】 甲賀 御神楽 雲雀


  御前らの恨み。
  何を生んだよ、なぁ、伊賀の襤褸め。
  
 死んで尚恨むも呪うも、苦いじゃろ。
 全部消せとは言わん。が、無益な事はするない。
 
[一度言葉を切る。
扇子の上に乗せた雲雀は、ちいちい小さく鳴いて、着物の袖を摘まみ、離し。]
 
 うちと演(や)って、其れ全部流せるか?
 
[視線だけを目下に、見る。*]

2014/05/10(Sat) 18時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


  御前らの恨み。
  何を生んだよ、なぁ、伊賀の襤褸め。
  
 死んで尚恨むも呪うも、苦いじゃろ。
 全部消せとは言わん。が、無益な事はするない。
 
[一度言葉を切る。
扇子の上に乗せた雲雀は、ちいちい小さく鳴いて、着物の袖を摘まみ、離し。]
 
 うちと演(や)って、其れ全部流せるか?
 
[視線だけを目下に、見る。]

(+18) 2014/05/10(Sat) 18時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 18時半頃


【独】 伊賀 山

/*
ぬおおおおおお 昨夜から思っとるがなぜ甲賀の若い男衆はこんなに可愛いのかと
幼女民子は言わずもがな


めも >>2:263

(-59) 2014/05/10(Sat) 20時頃

【人】 伊賀 風

[>>5かつんと音を立てて砕けたのは茜色の風車。それは同郷の妹分がよく見つめていたものに似て、一瞬視界の端に留まった。

と、向けた鋼が羽太郎の腕を大きく裂く。
抉りつつもその右腕が確かに捉えられ、強引に引き寄せられた。]

つっ!

[喰らいつかれ牙を立てられれば一瞬驚き、空いている方の腕で後ろ手に頭を鷲掴みにした。然程大きくもない女の手だが、握力は十分だ。
ぎりぎりと鉄の万力の如く絞め、引き剥がそうとようとする。]

はッ。会って間もない女の肌に喰いつくなんてなってないねェ。
甲賀の男は随分とがっついていると見える、
――ッ

[そんな軽口を叩きつつ、体勢を整えようと一旦後ろに飛び退く。投げられた棒苦無が2本身体に刺さり、顔をしかめた。*]

(51) 2014/05/10(Sat) 20時頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 20時頃


【墓】 伊賀 山

― 閑話 ―

[尋ねすぎることは悪い癖とは言わぬ。>>2:263
むしろ幼子の好奇心を満たせるのなら、老婆は自らが知ることを惜しまずに語ったものだった。

そんな老婆が女心というものを、誰かに語って聞かせたことはあったかと問われると、
俯き目を伏せ首を横に振らざるを得ない。


「山には男心が分からぬのじゃ」――と。
若かりし頃に何度も言われた。

その度に思ったものだ。時に言い返しもした。
ええい、男心など分からずとも障りなく生きていけるものだろう!**]

(+19) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[>>+17何がそんなに可笑しいのか、己にはとんと見当もつかず。

そして軽口や揶揄する舌はよく回るものの、逆の立場になった時の
耐性にはやや瑕あれば、あからさまに不快を表情に浮かべる。
……本人は頑として認めない気性ではあるが。]

 はっ、物語一つで女心を解った気になっとる
 お前の方が余程滑稽に見えるがのう。

[己の甲斐性に難癖付けるは伊賀も甲賀も、大差なしか。]

 お前がそう言うんなら逆に悪い手本じゃろうな。
 そこはよう覚えておくとするわ。

[勿論読んだことはないが、断片は何処かで聞いたことがある。

要は金と権力を傘に着た初恋拗らせ男が
女を取っ替え引っ替えする話なんじゃろうと答えようとしたが、
余計あれが笑いそうだったので、止めた。]

(+20) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 20時半頃


【独】 伊賀 山

/*
先生シリアスが続きません……おうふ
以下下書き



[雨は、地面を洗い草木の渇きを潤し、
生命の息吹をもたらす。

いくら植物の成長を司れるとしても、
荒れ果てた大地を潤す水が無ければどのような花を咲かせることも出来ぬ。


力無ければどのような思いも根付かせることは出来ぬ]

(-60) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 解かれた不戦の約定、一族千年の永禄を賭けた此度の忍法合戦。
 ……おれらは甲賀者を討ち果たせという命に従っとるまでじゃ。

 それすら知らぬ内に殺されたようじゃがの。

[>>+18彼が問うているのはそういう話ではないと思いながらも、
棘々しい声音はあえて形式張った答えに収まる。

苦無を突き立てた幼子の眸を思い出す。
生んだのは新たな怨みと哀しみ、ひととひとの別れ。
――――とうに解っているが、止まることなど。]

(+21) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

【独】 伊賀 山

/*
ああ、確かに初恋こじらせておるわあの話の主人公は……www


みよー いんねんはー あかくーもえあがるー

(-61) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 お前も暁之丞と同じく、敵に説教か。
 ……憐れむならいっそ、愚かだと嗤うか嘲る方が清々するわ。

[先に裏切りを働いたのは甲賀と聞き育っていれば。
そのように言われる方が余計見下されているようで
気に食わぬ、と。裏腹の笑みが、口元を歪める。]

 …………お前一人と引き換えに、全部流せと?

[何を言い出すかと思えば。
だが挑む意志を問うものならば、それもまた望むところであった。

討ち取られたと狼の遠吠えを聞いた時に、
その場にいなかったことを少々惜しく思ったぐらいには。

いびつな笑みのまま、その瞳を見る。]

(+22) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 20時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>+19
お山婆さまかわいいよお山婆さま!!!

(-62) 2014/05/10(Sat) 20時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 くっく、ひひひ…
 
[>>+20袖で口元を抑えても、くぐもった笑い声が漏れるのはもう隠しようがなかった。]

 何、お前が解らず道化を演るも、面白そうじゃ。
 ひひひ…くく…
 
[もはや嫌味も言えぬ程であった。
一度笑えば壺に入ってげらげら笑い続ける性質ではあったが、
そこで話のとりまとめを伝えられれば、もう限界と木から転がり落ちるほどには笑い転げただろうが。
木から鳥が落ちる滑稽を見ても、伊賀の青年は憤慨するばかりだったかもしれない。]

(+23) 2014/05/10(Sat) 21時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 いや、知ったぞ?
 伊賀もん二名引きつけりゃ、うちの大将が合流できる。
 大将の無事とうちの命、天秤にかけるまでも無いわ。
 
[ははは、と笑う。
死んだ実感がいまいち薄い亡者であれば、
己の死にざまは笑い話の一つであった。]

(+24) 2014/05/10(Sat) 21時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 何、死んだら皆仏じゃ。
 敵も味方も無い。
 
[何が可笑しいのか、再びけらけら笑い出した。>>+22
裏切りも何も、雲雀は知らない。昔人死にがあった、程度の事しか聞いていない。
伊賀に殺された者がいる、と聞いたが、さして憎悪を膨らませなかったのは、非情にも思えるが。

恨み辛みに妬みに嫉妬、弔い合戦に逃避行。
どれも皆、演じたことのある仮面の一つである。]
 
 なぁ襤褸よう、己れは憐れで仕方ないぞ、
 御前も、“ひふみ”も、狼も。
 
 己れ一人と演って終い付けられるか?ん?
 つけられるなら、相手してやるぞ。
 
[一本しかないが、舞扇子は手元にある。

戦う意思が無いのなら、扇子は再び鳥の止まり木になるだろう。]

(+25) 2014/05/10(Sat) 21時頃

【独】 伊賀 狼

/*
子供相手にメンチ切ってビビらせる(二人目)とか
なんで何時も893方面に走ってしまうのだろう。

(-63) 2014/05/10(Sat) 21時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 21時頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 21時頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
風さん安価ミスちょい多いで!
演出かもしれぬがが

(-64) 2014/05/10(Sat) 21時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
過去ロール落としたいけど灰に置いたロールが見つけられなくて詰んだ

(-65) 2014/05/10(Sat) 21時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ほーぉ。仏を襤褸扱いする不届き者もおったもんじゃのう。

[>>+25先程から笑われ放題であることに大概苛々は募っていたが、
狼と一二三の名を彼の口から聞けば、
表情は今までと異なったものになる。]

 ……その二人まで下に見るか。
 一二三も狼どのも、お前が軽々しく語れるような
 安い怨みなんぞ持ちあわせておらん。

[己ひとりが憐れと言われるも、大概堪忍袋の緒が
はち切れそうだというのに。

低い声の響きは、同胞を護り他を排する獣の唸り声が如く。
大狼を群れの親とするなら、その仔のような。]

(+26) 2014/05/10(Sat) 21時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ……その代わりにお前は魂までばらばらに
 引き裂かれても、文句は言うまいな?

[忍刀や手裏剣の重みはなく、己の装備は玉響と戦った時のまま。

例え直接の仇を討ち果たそうと霧散せず、
次はあれを、と更なる血を求める。怨みとはそういうものだ。
一人をどうこうした所でと思いながらも、応じる意志を示したのは。

心の何処かが、何かを欲していたのかもしれない。]

(+27) 2014/05/10(Sat) 21時半頃

【独】 伊賀 一二三

/*
狼殿の、『□はひとつ、子はふたり』の下りが実に良い。


あ、風車壊れてしまった……。

山婆様なら連絡手段なんて楽チンなのに!!と思ってしまう。
婆様ァ!
風と連絡取りたいのです!

(-66) 2014/05/10(Sat) 22時頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 22時頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 22時頃


【人】 甲賀 羽太郎

[>>51掴んで締められる頭がメキメキいいおる。いてて、流石にいて。ふんじばっとる顎がつらい。速いだけでなく馬鹿力とは堪らんのう。

力付くで剥がされ飛び退かれてしまう。持ち手返して突き刺してやろうとした棒手裏剣は空振りになったか。
だがこちらの狙いは定まって居るぞ。

投げて三本。二本当たった!]

 ゲ、ガハッ!

[口の中唾液と溢れる血を吐き出し、呼吸する。]**

(52) 2014/05/10(Sat) 22時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 22時頃


【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 けけけ、うちの仏じゃ。
 ほなその差がある、道理やろ?
 
[>>+26ようやっと嫌味っぽいそれを取り戻し、にやりと見下ろしたが。]

 下に見る…か。 そうかもしれんなぁ?
 
 憎い憎い、解れ解れ、同じ目にあわせてやるぞ、
 そればっかしじゃ。
 
[けものは寧ろ、安寧からの逃亡に思えたけれど。
それは深く話す事でもないだろう。
憐れは憐れ。変わらない。

成程、変化の技はあれゆずりか?と、思案し。]

(+28) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 くひひ、其れは御前もじゃ。
 ばらばらになって、痛い痛い言うても、
 恨み捨てるんは言質取ったぞ?
 
[>>+27まさか男に二言はあるまい?と言外に含ませて。

また、炎のあやかしだ。
相手を焼いて、周りを焼いて、自分自身も焼き尽くす。
全てが無になって初めて冷えるその炎、
消すには火種を無くさねば。]

(+29) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[ふぅ、と鳥に息を吹きかける。
鳥が小さく首をかしげてから飛び立ち、再び鳴きはじめると同時、扇子を開けば、白い紙片がちらちらと落ちる。

現に見えぬ亡者の花弁は、くるくる回って木の下へ落ちる。]


    甲賀が舞人、御神楽雲雀に御座います。
       

[くるりと回した扇と共に、地の落ち葉もふわりと空を舞った。]

(+30) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【秘】 甲賀 御神楽 雲雀 → 伊賀 百鬼 丹


       一差し舞わせて頂きたく。
 

(-67) 2014/05/10(Sat) 22時頃

雲雀は、木の上から、地に飛び降りた。*

2014/05/10(Sat) 22時頃


伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 22時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 22時頃


【人】 甲賀 水練 渚

― 十二年前・服部邸 ―

[安寧を愛し、諍いを厭う、大凡忍らしくない男。
 穏やかな笑みや会釈に、裏はない。
 それが本来のものととられたか、巧みに性分隠していると思われたかにも、さして興味を向けることはない。

 長話の途中、こっそり暁之丞に手を振り返したり>>48、伊賀の姫が躓きそうになるのを見て小さく挙動したりなところを、服部四代ほか居並ぶ者達はどう見たか。

 小休憩の折、冷えた茶碗を軽く弾き、薄緑色の金魚を庭へ放してやった。
 暁之丞とひとつの鞠で戯れる、伊賀の姫君。
 言葉交わすことはできたろうか。]

(53) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[ひとつを分け合う。
 ともに遊び、笑い合う。
 星の違いなど、そこにはない。
 庭の子らを見つめる瞳は、眩しげに細められ……

 ───けれどそれを、低い声>>37が遮った。]

 そう、でしょうか……

[ならば、その難しきものを成す為に。
 この場があるのではないのかと。
 思いはしたが、口には出さず。]

(54) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[「其方は」と意見を求められれば、相違ありませんと答えはしたが。

 腹の中は、目前の男とおそらく真逆。
 不戦の約定を心底受容し、願わくばいつの日か甲賀伊賀の垣根も無くなる日がくればと。
 忍の身でありながら、忍が、本来の任を果たさなくて良い日が来ればと。]

 ───……。

[その、甘い思考を見透かそうとするかのように。
 伊賀の男の瞳>>38が、淡い色を宿した気がした。

 平穏に漣をたてるかのような色。
 たとえるなら獣───狼を思わせる眼光に、襖の閉められる音の中、僅かに眉根を寄せた。*]

(55) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[民子の亡骸…いや、亡骸となっているかどうかを確認すべく、冥府へ続くとも思われる空洞へ視線をやる。術が術、ただこれで命を落としたかどうか不安に重い、中を覗こうとしたが]

新手か?

[一二三と狼に続き、気を殺す。確かに、先ほどまで狼と戦っていた男はまだ無事のはず。]

そうよのう、狼殿が仰せのとおり、一度立て直すが肝要じゃ。俺もいささか消耗しておるし、何より我等が頭目をこのままにしておけぬわ。

[麻耶は狼の背負うに任せる。一二三の手を握り、起こして四人共に東へと向かった。]

(56) 2014/05/10(Sat) 22時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 22時頃


【人】 伊賀 一二三

―廃寺―

[濡らした布で身体を拭い、拝借した衣服に袖を通す。贄となった男の居た証と知らぬまま。
 麻耶の身も同じく世話し、無事を確かめて安堵の息を吐く。

 女の頭には先の弟の姿が残り、気を休ませてはくれない。
 姉弟揃って世話になった山婆は居ない。
 何かと構ってくれていた丹色も居ない。
 体術の稽古をつけてくれた風も、ここには。

 何か、見なかったか――…と、睦に訊ねるのを躊躇い、胸に鬱々としたものを抱える。]

(57) 2014/05/10(Sat) 22時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

―現在・廃寺ー

[追手を避け、辿り着いた廃寺は、近くに水も沸き、一度骨を休めるには最適と思われた。
一二三が傷を縫い、薬を用いる間、携帯した丸薬、僅かな干飯を取り出し、分ける。]

之は、甲賀者との戦終わるまでは里に戻ろうなど夢にも思わぬことじゃのう。次はいつ食えるかもわからぬぞ。
ああ、狼殿。俺の方は怪我の心配はそう要らぬ。
左手の甲のみちと痛むがのう。先ほどは怪我よりも気の消耗が随分と激しい。

[鷲の爪にかかって深く抉られた左手を見せ、薬草を練り固めた非常食代わりの丸薬を口にした。]

(58) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
襖でなく障子だよね!!
ぅぁぁあ!

(-68) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[>>+29それに何だかんだと例外だの条件だのを
付けるほど野暮ではなく。

埋め火が灰より再び燃え上がるが如く、
青年の瞳の中の焔が再び灯りだす。
純粋な殺意ではなく、決着を求むる故の闘志の焔。

>>+30巻き起こされる風に乗ってくるくると踊る紙に落ち葉。
口には出さぬが、操り手の舞も癪なぐらいには様になっていよう。]


          伊賀鍔隠れ衆が一人、百鬼丹色。


[身体の異形は、まだ解き放たぬまま。
玉響との戦いで終ぞ使わなかった苦無を構えて。]

(+31) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【人】 伊賀 一二三

 怪我の、具合ですか。
 左の腕骨と肋骨に違和がございますが、応急処置は済ませております。

[動けます、と言葉を添え。>>41
 傍らの睦の、見せている左手を見遣る。縫い痕が痛々しく思えるそれは、女を庇って出来たもの。>>58

(59) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 御神楽 雲雀


        ――――いざ尋常に、勝負を。
 

(-69) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【人】 伊賀 一二三

 ……時に。

 麻耶様、睦様。
 駿府より戻った風より、何処まで話を聞いておられますか?

[人別帳の記載外の旨もあることを示し、女は二人の顔を交互に見る。]

(60) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

― 廃寺 ―

[気力は猛るが、消耗は隠し切れない。
人に戻った御蔭で瘴気の中りは幾らか軽減されたものの、
優勢に転じているとは到底思えない。
無論、退けを取っているとも思わぬが。

面々を見やれば、一二三の気落ちを肌で感じ取り、
逡巡の合間に睦より干飯受け取った。]

(61) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

どうした、気にかかるか。

[何がとは問わず、傍らの衣を替えた一二三を見やりながら尋ねる。]

丹や風殿とは里で別れたきりじゃ。
どうなったか分かりはせぬが…夜明け前に峠の方より合図の笛が聞こえたのう。
伊賀の合図ではなかった、丹らも甲賀者とは鉢合わせておるか、黄河の里に辿り着いておってもおかしうはない。

[自分の分も応急の処置として薬草の粉末は持ち合わせている。左手の甲にすり込みながら、一二三の考えを知ってか知らずか、そう口にした。]

(62) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 伊賀  楠木 睦

 睦さん、差し出がましいことを言いますが。

 現状、一二三さんも十二分な戦力です。
 女心など私の心得るところではありませんが、
 手のひとつも繋いで慰めておやりなさい。
 …別段、此処で身体を繋いで慰めてやれなどとは言いません。

[男が四足であれば、ゆらりと尻尾でも揺らしそうな一言。
冗句と本気の境目すら曖昧である真顔にて告げると、
彼の蟀谷をひくりと痛めたかもしれない。*]

(-70) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

うん?風からか。
俺は巻物の中身も全て見ておる。
駿府の大御所の命であることも、人別帳に記された名も、全てよ。
一二三に狼殿も、それは同じと思うておるが、どうじゃ?

[二人を見やり、それから視線は麻耶に移る。暁之丞ともども、二人がどこまで事情をうかがい知っているかという点には確かに興味があった]

(63) 2014/05/10(Sat) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

[そうして、一二三の言葉に頷いて>>60干飯を口腔に放り込み。
こちらも重責と悲運の間に揺れる当代に問うた。]

 ……麻耶姫様、人別帖はお持ちですか?
 
[彼女から巻物を預かれば板張りに拡げ、計十六の名が連なるを見。
男は自らの指先を爪で小さく傷付ける。
後、ひたと紙に獣の赤を染みこませ、順序、縦線を引いていこうか。

甲賀の頭目定虎、鳥の雲雀、子猫の民子。
そして、便りを受けて知った伊賀頭目、山の嫗の落星―――、
それに、ゆっくりと、師である男は、丹色の名の上に、赤線を引いた。

冗談にしては性質が悪く、揶揄を孕まぬ指先で。]

(64) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


[風の音を遠く感じながら、地に下り立って片腕を真直ぐに。
ぱん、と舞扇子を開いて身を捩る。]

 ………疾。

[>>+31薄く笑ったまま、扇子が動けば風も動く。
先ずは先手、と風の刃を放って見せれば、紙も葉もくるりくるりと舞い踊る。

舞の題材、先の話の復唱のように、
「葵上」の一節であったのは、彼が気づくとは思えないが。]

(+32) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 風

[>>52鋭く投げられた棒手裏剣が体に当たった。
かろうじてひとつは布で叩き落としたが、ひとつは胸、ひとつは足にざくりと突き刺さった。心臓を一突きされるのは避けられたか。ごぼりと血が逆流し、口から垂れる]

……ぐ、はっ…

[貫かれた片足がうまく動かない。――痺れ薬か。
一瞬顔を顰め、深々と刺さった苦無を引き抜きその場に放り投げた。
刃物を抜かれた傷口からだらだらと血が流れるのも構わず、色のない表情で――その割に目だけは爛々とした輝きを失わず、羽太郎を見た。]

……っ、まだだ。まだまだまだ!
こんな毒じゃあ物足りない。
この首を断ち落とされるまで、戦の高揚を全てこの身で喰らい尽くすまであたしは――。

[死んでたまるか。そう呟き、布の刃を構え直す。
足は傷を追った。胸に突き刺された毒も、痛みこそないが直に体中に回るだろう。もう先程のように速くは動けない。]

(65) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

此度命じられたのは『徳川の世継ぎ』の為の戦。

けれど、甲賀と伊賀を結ぶ祝言があると知らぬ服部様ではないでしょう。

[風より伝え聞いた事を、儘繰り返し。>>1:@18>>1:@21

 ……本当に、跡目選びだけが目的と?

[多くは告げなかった。主君の命は絶対。
 此度は金銭絡めずとも、其よりも尊いものがある。

 そう、気にかかるのは、恐らく一人で居るだろう風と。>>62
 睦を見返した女はその後、
 丹色の名に――赤線が紙に滲むまで、じぃと見ていた。>>64

(66) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[毒が消えたおかげで反応速度が元に戻ったのは有難い。
>>+32されど風は風。一迅の軌道は見切れども、
完全に躱すには難を要する。

再び腰よりも長く伸びた黒髪は風の力借りて大きく広がり、
身体を出来うる限り護れるように硬化する。
紙吹雪や落ち葉の鋭さ次第では、何割かは断たれたかもしれぬが。]

(+33) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 まずは、餞別!

[同時に風刃の隙間を見つければ縫うように苦無投げ込み、
狙うは舞踊る足。
態と間隔空け、反対側狙い扇子持つ肩辺りにも残る一本。

それでも諸に喰らった部分の皮膚は裂け、血が流れ出す。
心の臓は止まっているというのに、何処から溢れているのやら。]

(+34) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 風

[小細工なんてやってられるか。
只々真正面から、この戦の、血の味を味わう。
重い体でそれでも舞うように飛び、鮮やかな布が四方八方に空を切る。

機を見て突っ込み、痺れていない方の足を軸にして体重を乗せるように蹴りを放った。大した威力じゃない。貫かれれば恐らく避けようがないが、足の一つ程度くれてやる。

薙ぎ払うようにして刃を斜め下から一閃した。狙うは胴体だ]

(67) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

[甲賀の側、『玉響』という女の名を示し。]

確か、雌の鼬が居たと。

[鳥と猫と共に。
 『光國』『羽太郎』を交互にとんとんと指先で叩き。]

 どちらかが、狗遣いと思った方が良いでしょうね。

[戦は続く。8が0になるまで。
 衣の下、薬草で塞いだ裂傷が癒える前に、
 雌雄決するのだろう。]

 ………

[女は麻耶の言葉を待つ。
 己を忍と呼び、されど意義を問う不忍の言葉を。]

(68) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 麻耶


(……麻耶。



 例え、甲賀の私怨あらずとも、私は――…)

(-71) 2014/05/10(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 麻耶

―廃寺―

[有耶無耶な心情にて、狼の広げる人別帖を見る。]

 私が知ったのは、昨晩暁之丞さまが出てゆかれてから。
 風からは、掻い摘み、言葉を受けた。

 ゆえに、、、分かっておる。

[戦の始まりを覚ったのは昨晩のこと。
 太陽の一つ巡り切る迄に、
 両里の歴史を紡いできた者達が多く斃れている。

狼も、一二三も睦も消耗をしている様。
 
自らは。自らは。何を為すべきか。何を為すべきか。]

(69) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

 ―――誰も望まぬ祝言なんて幾らでもありますよ。
 
[一二三の言葉を聞いて、まるで世間話のように紡いだ。>>66
伊賀甲賀。戦の無い世に秘術を操りし、人知を超えた化け物共。
天下まで掴んだ古狸が、何を考えているかまでは与り知らぬが、
想像力は那由他の彼方まで。

何時か聞いた麻耶姫の描く安寧を、否定するように。]

 羽柴の木陰衆、織田の饗談――…、
 結局、異なる者を信じることなど成し難いものなのです。

[忍を雇いながらも、信には遠い雲上の人々。
血で引いた線は、四つの名前を消し、赤い舌で指腹を舐めて慰める。]

 まぁ、同じように甲賀が考えるとは思いませんが。
 先代定虎ならば、その辺りも抜け目が無かったのですがね。

(70) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【赤】 伊賀 狼

[線を弟子の名の上に引いたのは、
最後に耳に届いた遠鳴きの音階を、
それまで一度も耳にしたことが無かったから。

腹の内に鬼を飼う弟子が、
潰える以外に、あんな風に吼えるか。

―――男は知らずの内に、口腔を浅く噛み切って、
鉄錆の味を咽喉に垂らした。] 

(*3) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【赤】 伊賀 麻耶

 … … …。

["誰も望まぬ祝言"と、突きつけられても、言葉を返せず。
 発する言葉は、人別帖に記された、死んだ兵を改めた為か。]


 ―――なやんでおりました。

  ―――苦しゅう、ございました。

 然し、此れ以上皆の命が散るのを、、、傍観することは、叶いませぬ。
 伊賀を、、、伊賀の里を背負う以上。。。

 私はこの瞳を以って。
  
  刃へと、なりましょう。

(*4) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【独】 伊賀 狼

/*
姫……っ!
これは熱い展開ですか、暁之丞さんがつらたんですね。
今からエピでの対決が楽しみです。

(-72) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 ―――――――――。

  ―――、――――――。

[滅びを突き進むより。
 活かさなければならないのは。

血の系譜。
 伊賀の里の系譜。

意思は、里の意志に迎合し、皆の遺志に報い入り、
 自らの言葉に、悲痛な、悲痛な決意を含ませて。]

(71) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[>>+33さて、伊賀の変化は如何動くか。
体躯が異形の体であったあの男、何を持つか予想もできぬ。

――と、成る程。ただの髪もあれにかかれば、鎧と成りうるか。

ならば尚口惜しい、扇がもう一つあればその隙も突けように。]

(+35) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 一二三

[この祝言も――と、女は麻耶の心中想い目を臥せる。>>70
 自然と指先は睦の裾を掴む。]

 ……駿府にて、竹千代様の乳母様をお見かけしました。


 何か伊賀の為に、引いては竹千代様の為に働いて下さるとは思いますが……

[期待などかけるも愚か。]

(72) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
これは後で話は聞かせてもらったぜしに行こうかな…
赤が赤がうわあああああああ(悲鳴

(-73) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[足に向かう苦無を流れるように閉じた扇で叩き落とし、大きく仰け反って扇を持ち代え、空いた腕でもう一本を避けようと…――
思ったは、良いものの。>>+34

笑った口の端がひくりと蠢いた。
痛みが薄いのは、生前飲んだ丸薬の効き目が続いているらしい。
然しそれは、止血剤ではない。

田舎者め、狙いは成程正確ではないか。
肉を抉る冷えたものを思考の端に置きながら、一手を思案。]

     ふっ、
      御裾分けが礼儀じゃのう!

[ならば獣の檻を作ってやろう。

縦に、横に、素早く扇を動かせば、狙って撃った一撃よりは威力が劣るものの、ひとでは避けきれぬ格子を模った風の刃。

放った動きそのままに苦無を引き抜けば、羽織と着物の無残な穴から鉄錆の香りが漂って。
其れは、香り袋には程遠い。]

(+36) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

 私も同じですよ。
 妄想を蔓延らせるのは忍の務めではありませんので、
 程ほどに止めていますが。

[睦の言葉に応を返し。>>63
流れ出した流星は、やがて空を綺羅綺羅しく彩る明りとなるだろう。
そんな程度しか、考え付かぬという振りをして。]

 どちらにしても、あれだけの腕利きなら障害になるでしょうね。
 麻耶姫様を捕捉されると厄介です。

[此方の頭目に、単身で身を守る術は無い。>>68
そして、並んだ伊賀八名の中、知らせの無い一名に視線を留めた。
それは、己の妹弟子。戦火を愛し、力を湛える女。]

 しかし―――…、風さんだけ、行方が知れませんね。
 丹色を追うとの一報以来、続報がありません。

(73) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【独】 伊賀 風

/*
しかし死に様とか全然考えてねーわどーしよう
ここでさくっと殺されてもまあ別にいいんだけど
もうちょっと何か物語に絡みたい気はしつつ

(-74) 2014/05/10(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[つぃ、と視線を渦中に飲まれる姫君へと向け。>>69
その唇から、万一、伊賀を捨てて、
愛した男を選ぶ語が僅かでも零れていれば。
それまで甲賀者にばかり向けられていた殺気が、
彼女にも狂おしいほどの獰猛さを以って向いただろう。

だが、続いた決意込められし言の葉にて、
口角が緩やかに持ち上がり、唇は下弦の月を形作る。>>71]

(74) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【赤】 伊賀 狼

 
[二つの凶星よ、甲賀を滅ぼせ。と胸の内で囁く。
仮令、何を失おうとも。

腕が捥げ、脚が断たれても、
甲賀の喉笛噛み千切ための牙を、そっと唇の裏に隠した。]
 

(*5) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

[同じ事を聞き、この戦局揺るがす程の大きな差異などなく。>>63

 聞こえた言葉に、女は深く頭を垂れる。>>71

 麻耶様……。

(75) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【独】 伊賀 一二三

/*
眉間の皺具合では、睦さまより赤の狼殿よ。

[旦那様の眉間ぐりぐり]

(-75) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【赤】 伊賀 一二三

 よくよく悩まれました。

 さぞや苦しかったことでしょう。
 思い悩んだことでしょう。

[1度唇結び。]

 けれど、決断なされた……。
 ご立派でございます。

(*6) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【赤】 伊賀 麻耶

[歪んだ三日月>>71。心を置いたこうべ>>75。]

 ……みなと共にあれば、私に力無くとも、
 忍法を断ち切ることはできましょう。

 ... ... ... ... 誰であろうと。

[暁之丞さまは崖から落ち、死なれたか。生きられたか。
 星は違えたか。瞳に宿るは奇しく光る禍双星か。

あゝ。嗚呼。信じとうはない。
 しかし、私は会えど、会えどと、心を決め。]

(*7) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[>>+36さすがに足を狙ったのは露骨に過ぎたか、
まあ腕に一撃与えられたのは、悪くない。]

 …はん、今さら礼儀を持ち出すこともなかろうて!

[応酬の合間にもじわりじわりと距離を詰め、
次なる風刃の軌道を読む。思い切って上に避けるか?
いや、この扇の振りは――――と思った時には、回避間に合わず。]

                ぐ、ッ

[木の枝を髪の一房にて巻き上げ、反動で跳躍を試みんと
した矢先に、空間に現れる風刃の檻に囚われた。
受け身取れずに転がる無様は避けたものの、
新たに開いた幾つもの傷口は、また赤と鉄錆の匂いを撒き散らす。

それを止める選択肢はなく、音さえ立てる程に噴き上げる様も
目の前の青年には、炎に見えているのだろうか。]

(+37) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

 ――御意に。

[下げた頭を戻すと女は立ち上がった。]

風の報せでも在るやも知れませぬ。
此方の場所がばれぬよう、離れた所から狼煙にて報せましょう。

 ……見回りも、また。

[同意が得られれば、女は幾重も障子を開けて外へ。親友でもある麻耶に、真っ先に伝えねばならない事があるのに。今はと後回しにしてしまう。]

(76) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ……はっは、お前のいけ好かん香よりも
 この匂いの方がまだええわ!

[二撃目で長き髪も幾束かは肩の辺りまで断たれ、歪な長さに。
それでも血で濡れた唇を舐め、吊り上げ笑ってみせた。

彼の技の性質上、あまり小さな水滴に変えてしまうのは
技を逆手に取られかねないと判断したのか。
叩きつける紅の礫たちは、どれも大粒揃い。
喰らった傷口は少しの間痛みも激しくなろう。]

(+38) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【独】 甲賀 玉響

[医師から怪我の処置を受けている間、昔の事をぼんやりと思い出す。

寝子になりたいと言った男児が頭目の孫だと知ったのは、暫く後のこと。
その男児ともう一度会って話がしたいと母親に言ったら、忍となるための修練に参加しないような玉響風情が気軽に口を聞いてはならぬと厳しく言われてしまった。

子供心とは斯くも単純なもので、ならば修練を重ね、立派な忍となれば再び話が出来ると考えた。
翌日から玉響は、毎日欠かさず修練に打ち込んだ。
勿論、絵も描き続けていたため、画力はあがり、いつしか下手くそだというものはいなくなった。

暁之丞とまた話がしたいと言うたったそれだけの理由で、誰とも話そうともしなかった玉響は、修練を通じて次第に明るい性格となり良い方向に変わったのだった。]

(-76) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

―廃寺の外―

[齢重ねた樹の幹に耳をつける。
 山婆の様にと真似ても、植物の声は遠く。

 ざわざわと女の胸中を示す如く。]

 ……四五六。

[民子の様に、亡者の声を聞くことも出来ぬ。
 甲賀への怨み深く現れたか、
 それとも別の何かがあったのか。

 くるくると風車のように、木の葉が風に舞った。**]

(77) 2014/05/11(Sun) 00時頃

【人】 伊賀 風

[一撃は羽太郎へと入ったろうか。
空中で一閃を放った後、そのままろくに受身取ることなく地へ叩きつけられた。

立ち上がろうとして断念し、何度かそれを繰り返す。意思だけは十分だと言うのに、足に、腕に、力が入らない。
鉛を振り回すのは慣れたものだというのに。思うように動かぬこの体が口惜しい。がりがりと爪が土を抉った。
息を吐いても溢れるのは血だ。何とかよろよろと立ち、足を引きずって動く。

羽太郎の姿が見えたなら、気力だけで止めを刺そうとまだ向かっていくことだろう。それが叶うかどうかはさておきとして。

どこか朦朧とした意識の中、遠くに聞こえたのは豺狼の咆哮。>>13
地の底を這うようなその呻きに、

――ああ、間に合わなかったか。

何故だかそんな風に感じ、ほどなくして意識を手放した。**]

(78) 2014/05/11(Sun) 00時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


【人】 甲賀 玉響

[医師から怪我の処置を受けている間、昔の事をぼんやりと思い出す。

寝子になりたいと言った男児が頭目の孫だと知ったのは、暫く後のこと。
その男児ともう一度会って話がしたいと母親に言ったら、忍となるための修練に参加しないような玉響風情が気軽に口を聞いてはならぬと厳しく言われてしまった。

子供心とは斯くも単純なもので、ならば修練を重ね、立派な忍となれば再び話が出来ると考えた。
翌日から玉響は、毎日欠かさず修練に打ち込んだ。
勿論、絵も描き続けていたため、画力はあがり、いつしか下手くそだというものはいなくなった。

暁之丞とまた話がしたいと言うたったそれだけの理由で、誰とも話そうともしなかった玉響は、修練を通じて次第に明るい性格となり良い方向に変わったのだった。]

(79) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響

[玉響は忍としての心得を備えているが、
どちらかと言えば術を使う方に秀でている。
術を使わずに戦うとなれば、人別帖に載る者の中でも下位になるだろう。
術、すなわち絵こそが玉響の全て。

絵がなければ玉響は暁之丞とは出会わず、暁之丞が居なければ忍に成らず。

もし忍となる道を行かねば、玉響を処分する話があった事を知る者は少ない。]

(80) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[あかい べべきた かわいい きんぎょ

 野花の花弁を咥えた金魚は、泥と煤とで、黒いべべ。
 このまま冥府へ泳ぐのか、小さな水音を立てて、軟らかな土の中へ消えて行く>>44。]

 ……何か?

[暁之丞の拾い上げた天鵞絨>>45が、民子の髪に結われていたものと聞けば、せめて濯ぐことはできないかと、手に掬った泥水を揺らして泥を沈め、幾らか澄んだ水に変えた。

 それから、金扇子の持ち手に飾られた天鵞絨を見、暁之丞の言葉に「はい」と頷く。]

(81) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


【人】 甲賀 玉響

[幼い日に抱いた願いが叶ったのは、己の血と絵が術をなす要と知った頃。
厄介なもので、願いは一つ叶えば次を望んでしまう。

もっと話したい、また会いたい、ずっと傍にいたい。

その願いの種に恋と名付けた時には、既に自分との立場の違いをしっかり自覚した後だ。
なんておこがましい想いを抱いたのだと、何度も棄てようとしたが、暁之丞の姿を目にするたびに恋心は肥大した。

けれども、一生この願いは成就することがないとも知っていた。
暁之丞の傍にいられる唯一の方法は、彼を守る忍であり続けることだけだ。

なのに、こうして怪我を何度も負ってしまうし、言付けの一つなく玉響を置いて里を出た暁之丞には、必要のない存在となっているのでは、と不安を感じずにはいられない**]

(82) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 けだもの捉える風の檻。 伊賀にはなかろ?

[>>+37鉄錆の香りが強く為る。
無様に転がる様は見れずとも、あの獣のように人外への変化は無しえないらしい、と考えつつ。

然し、何故噴き上げるのか。
異形と化すちからがあるなら、変化し穴を塞げばよい。
しない理由が?

戦闘をずっと見ていたわけではない、
情報が虫食いでつながらぬ。
其れにしてもまさしく身を焼く焔の赤――と、思った矢先。]

(+39) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


   ははは、ならこの血で組香でもするかぁ!
   御前ら田舎もんには得意分野じゃろ?

[>>+38さて、髪の盾はあの歪な長さでは如何動くのか。
一撃ニ撃でようやくあれなら、削りきる方が手間かと考えていれば、珠と化す赤。

        ――…成程、血こそがあれの刃であるか。

舞うにはすこし重すぎる。
死人のわざまでご丁寧に、と嫌みも零せない。

何処彼処を紅に染めた紙片がちらりと舞い。
くるくると回した扇、風の刃がその粒を叩き落とすのは半身分だけ。
ならもう片方は?

贄に。]

(+40) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

            ―――……ぐ、

[脂汗が面に出ない訓練を受けていて良かった。
血ではないひやりとした液体が、背を足を腕を滑り落ちていくのを感じ。

肉穿ち、穿たぬとしても内の血を沸かせ弾けさせ、その裏から肉を撃つ、その血の弾。
薬の効き目が落ちたか、落ちていないのか、
この衝撃では解りもしない。

珠の勢いが削げれば、最早体勢を整える為の時間稼ぎの風刃を一つ、二つ。]

(+41) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[2、3歩蹈鞴を踏みながら、熱が零れるのを感じながら、
目前の男を睨み、立つ。

地に臥さないのは矜持。
舞人として、甲賀として。

自らの血を刃に変えるかを迷うのは、
蘇りつつある痛覚に、舞の手が揺らがぬかの不安によって。]

(+42) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 00時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

[森道を戻りながら、駿府へ向かう為の話を進める。]

 はい。
 私も、それが良いと思います。

 ……此度の戦いに、関わりのない者は、巻き込みたくはありません。
 それに、海ならば、水が尽きることはありません。

[それにしても、羽太郎の声が戻らないのが気にかかる。

 厭な予感は、陽が沈むにつれ強まるが。
 杞憂であれと、願う。]

(83) 2014/05/11(Sun) 00時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
雨のことスルーしてた(白目

(-77) 2014/05/11(Sun) 01時頃

【人】 伊賀 狼

[伊賀を背負いし細い麻耶の肩。
この肩を砕くわけには行かぬ、伊賀を背負い続ける限り。
忍の業を下ろさぬ限り、悪辣な豺狼が牙を剥くことはない。

個ではなく、伊賀と言うそのものに執着する男。
それを穢すものを何人たりとも赦せる筈が無い。
天正の折に伊賀を焼いた織田は斃れた。
だが、甲賀はまだ生きている。

伊賀の姫君を鼓舞するように、その肩に緩やかに手を乗せる。
少しお休み下さい、と、最も体力に欠ける麻耶へと囁く。
表を一二三が見張ると言うならば、当面の危険は無いだろう。>>76
チラと睦にも視線を投げるが、彼の行動に制限掛ける事は無く。

頭目には生き永らえて貰わねば成らぬ。
甲賀暁之丞の持ちし瞳術を打ち破れるのは、この悲しき双眸のみ。


愛し愛された、悲運の瞳、唯一つ。]

(84) 2014/05/11(Sun) 01時頃

【赤】 伊賀 狼

[違えず聞いた弟子の便りを姫には伝えなかった。>>3:*21
彼女の心を揺らして、またも惑われては差し障る。

 あの男は愛した女を刺せぬ、
  ―――それは、老獪な男にとってこの上ない朗報。

甲賀暁之丞。
その新しき頭領が躊躇い続ける限り、冥府の門は幾度も開く。

優しき心ばかりを、深く、傷つけて。*]

(*8) 2014/05/11(Sun) 01時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 01時頃


【削除】 伊賀 狼

[視線を緩やかに持ち上げれば、
破れた屋根から見える暗色の空には月。
輝かしい円は、何時か揶揄った鞠の形。

過ぎ去ってしまった過去を象徴するかのあの月を、果たして。
伽藍堂の中に血戦を詰め込んだ妹弟子も、*見ているのだろうか。*]

2014/05/11(Sun) 01時頃

【人】 伊賀 狼

[視線を緩やかに持ち上げれば、
破れた天井から垣間見える暗色の空には月。
輝かしい円は、何時か揶揄った鞠の形に似ている。

決して交わらぬふたつの性。
ひとつのものを、ふたつで分つなど夢物語。


過ぎ去ってしまった過去を象徴するかのひとつの月を、果たして。
伽藍堂の中に血戦を詰め込んだ妹弟子も、*見ているのだろうか。*]

(85) 2014/05/11(Sun) 01時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 01時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
狼さんもふりたい(どうぶつマニア)

(-78) 2014/05/11(Sun) 01時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
いつも動物モフモフしてる人って印象を持たれている気がしたので猫に嫌われる人してみたんですけど
どちらかと言うと猫苦手な鳥男の方が
それっぽかったかなって今更のように

(-79) 2014/05/11(Sun) 01時頃

竹千代の乳母 薊は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 01時半頃


【墓】 伊賀 百鬼 丹

[血潮噴き上げる度に味わう肌焼く感覚は最早慣れきったものだが、
温もりを失ったはずのこの身に、まだこれ程の熱が残っていたとは。

身体は滅びた。ならば今迸る血や熱は、己の魂そのものか。]

 流れる血が甲賀者のなら、いっそうええんじゃがなあ!

[>>+40啖呵に返すは隠しようもない本音。
己の血が流れたことで、また相対する青年にも
何撃かを見舞えたことによって、焔の宿る昏き色は濃く。

桜を思わせる紙吹雪の色が紅に染まる様は穢れにも見え、
ただそれに感傷を覚えはしない。]

(+43) 2014/05/11(Sun) 01時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[>>+41渚はなかなか痛烈な反応を見せていたが、撃ち込んだ
己の血の呪を受けても存外に冷静だ。
最も忍びには痛みに強い耐性持つ者が多ければ、
止め刺すには至らず妨害手段以上にはなり得ないか。

牽制目的の風刃ならば威力はそう強くないと踏んでか。
接する範囲を最小限に抑える位置を点と点で結びながら駆け、
距離を離すまいと食らいつく。]

(+44) 2014/05/11(Sun) 01時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[髪の盾が更に弾け、黒髪が地面に散らばった。
これを継いだ先祖には出来たらしいが、
自身は身体から離れた髪を操る芸当までは不可能。

再び拡幅と硬化を施すため、気をそちらに回すよりは。]

 …………。

[一呼吸。
>>+42舞人の青年の目には、皮膚突き破り生えた異形の器官
――――血色に染まった骨鞭が四つ映ることだろう。

文字通り手数を増やし、睨み合う。]

(+45) 2014/05/11(Sun) 01時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ……しかし、ほんに解らんな。
 生きとる鍔隠れ衆なら甲賀者に危害も加えようが、
 死んだおれは手出しまでは出来ん。

 どれだけ甲賀が憎いと亡者が吐こうが、
 放っておいても変わらんじゃろう。

[零すのは、裡に抱いていた素朴な疑問。]

(+46) 2014/05/11(Sun) 01時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 それにしても……

 何故、世継を決める為に、我らの血を……

[ただ、弑せと。
 理由はひとつも聞かされていない。

 祝言はもう叶わぬのか。

 暁之丞と麻耶も、刃交えることになるのか。

 ひとつの鞠を、彼方の手に、此方の手に。
 ふたつの里を橋掛けするよう、やわらかに渡し合っていたふたりには。

 もう、戻ってはくれないのか……──**]

(86) 2014/05/11(Sun) 01時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 01時半頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 02時頃


【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 ははは、其れやと組香には成らんやないか、阿呆!

[>>+43白い桜は紅色に。
男の焔は、矢張りその身を焼いているらしい。

風情を楽しむことも知らぬと悟れば、
なお一層憐れだと思わずにはいられない。

美を愉しまぬ者は阿呆である。
美を愉しめぬ者は憐れである。

この男は、さてどちらか。]

(+47) 2014/05/11(Sun) 02時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[成程、牽制もまた見抜かれていたか。>>+44
痛みは小さい、矢張りまだ薬が効いている……が、この血の量では残り時間は期待できそうもない。

例え爪が剥がれようとも笑えと仕込まれているから、
顔には出ないだろうが…――肉を扱う忍が相手だ、どの些細な変化から痛覚を悟られるかもわからない。]

    ………成程、面妖な術じゃのう。

[そうとしか言いようがない。>>+45
否、そうとしか言えない。

まさしく異形、民子の亡者を垣間見た時とさして変わらぬ。
寧ろ、これがひとであったことこそが恐ろしいと言うべきか、
これを伝え続ける伊賀の呪いを嘆くべきか。

重い吐息が漏れる。

使えない足と腕から、血の刃を作り出すしかあるまい。]

(+48) 2014/05/11(Sun) 02時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 …そうやなぁ。
 
[>>+46問いにぱち、と目を瞬いた。
成程、それは最もである。

だが、それを全て羅列するには少しばかり逡巡。]

 一度はうちとこの大将が、
 手ぇ取り合って生きてほしいと頭下げおる程のもの。
 
 其れがあまりに憐れなら、
 手当くらいはしてやるのが人の道、違うか?

[深い谷に縄をかけて路を結ぶ。
其れがどれだけの労であるか、それを悟れぬ男ではないから。

そこまでするなら、雲雀は空から距離を測ってやるくらいは、
してやろうと思ったのだ。]

(+49) 2014/05/11(Sun) 02時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[しかしながら、喪った血があまりに多い。
痛みが無ければ、それに気づけぬ。

掠んだ視界で揺らめいた視界と、一瞬でも焦点がずれた瞳を、この男は見逃すか否か。]

(+50) 2014/05/11(Sun) 02時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 02時頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
うたろう しごと にじ あがる

しろめ

(-80) 2014/05/11(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
顔洗ったり洗い物したりしてたらもう半じゃねぇか…!
通常発言に流しそうになるしよぉあぶねぇぇぇよ!!!

(-81) 2014/05/11(Sun) 02時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[身につけた教養は深くなく、豊富な語彙持って
美しきものを語ることは出来ぬが。

一二三が仕立てあげる衣装や、山が育み咲かせた花々には
単純かつ簡潔に綺麗だと瞳を輝かせてきた表情は、
彼には想像を巡らせることは難しいだろう。

羽の色が違う故、違う巣の風情を風情と思えぬだけで。]

(+51) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[>>+48美がどうだと煩い青年だけでなくとも、
多くの者の美意識からかけ離れ、
むしろ根源的な嫌悪感をすら呼び起こす姿であるのは否定はしない。

青年自身はそれを不幸に感じたことはなく、
むしろ幼い頃は百鬼一族では破格の恵まれた遺伝を持ってしても
完全な変異に至れぬことが負い目だった程で。]

 …………。

[――――ただ彼が「醜い」と言わなかったのは、素直に意外だった。

少しばかり驚いたような表情だけでは、
その心の内は伝わり難いやもしれぬが。]

(+52) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[>>+49返ってきた答えには、呆れたように鼻鳴らし。]

 甲賀者がいっちょ前に人の道を説くとはのう。

 和平も立ち消え争うさだめになっても…それでも
 一度は共に歩もうとした事実が、そんなに大事か。

[真に和睦を願う者など極小数だった、あの縁談が。
青年も麻耶の幸せは願いながらも、その後の未来や
甲賀との望まぬ絆を思えば素直には喜べなかったというのに。

だが己は伊賀の忍で、争乱で殆どの一族を殺された
百鬼の末裔である以上、甲賀は憎い。
憎まなければ、いけない。

言葉の端々に宿る楔の呪いに、舞人は気づけたか。]

(+53) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

[脳裏に過った考えを、血色の焔が焼き払い。

ずっと逸らさず睨みつけていた瞳、
その焦点がずれた一瞬を捉える。

大きく踏み込み、空気すら斬る唸りをあげて、
骨鞭の一本、先端の刃が青年の腹を貫かんと突き出された。

同時に牽制の風刃で新たに背中に作った血潮は粘性に変じ。
蛇のごとく地を這い、回避を封じようと襲いかかる**]

(+54) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―若君と小娘の話―

 上手く寝子を描けるようなったではないか。

[歳もそう変わらぬあの女子が忍として歩を進めた頃。
苦無投げを見、幾ばくかは的を射抜くのも見た。
休憩の合間に絵を描くその背>>79へ声をかける。
手拭いで汗を拭い、下方へ影を作り見下ろす男。

若さは未だ抜ける気配は無いが、既に長の血統を学び
風格は色濃く備わり始めている。
忍をやめ、寝子にでもなりたいと口にした面影は薄れ。
それでも見下ろす二つの眼は、同じ色をしていた]

(87) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 儂は絵の才は無い。
 其方の式神術は、羨ましいものがあるな。

 何でも創れそうじゃ。

[小春日和を思わせる笑顔を浮かべたのは、冬の頃。
年月経てど、注がれた興味の視線は変わらず。

こうして才を役出せて良かったと思う。
甲賀は忍の血筋。卍谷は甲賀一族の隠れ里。
忍として生きれぬ者に、食わせる飯無し。


影の親から生まれしものは、影以外に為る事を望まれぬ。
甲賀暁之丞の親もまた、影であって寝子では無い*]

(88) 2014/05/11(Sun) 03時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 03時頃


甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 03時頃


【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 玉響

 その手は愛らしいもの以外も描くようになろうぞ。
 虎か大亀か、――それとも天翔る龍か

 精進せい、玉響。

[その名前は、明るくなった娘を知る者から聞いた。
最早身分違いと知った娘の名を、この男が呼んでいる*]

(-82) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
うむ、しかし結局こんな時間になってしもうたので
雲雀の方が気に病まれてないかは気になるのう…
何もかもおれが遅いのが悪いんじゃぶわわ

(-83) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[忍識る者共が、後世で語る話。

伊賀の繁栄と衰退は
平家一族の壇ノ浦での滅亡までを描きし話。
史実を纏め、語った平家物語と例えられる。

なれば、甲賀の歩む道程と廃れは何と解く。
一人の架空なる人物に焦点を宛てた源氏物語として。

二つの大きな違いは、現実か非現実かという異なり。


伊賀の冠を受けた忍の名前は後世に残りはするが
一方、甲賀は働きこそ讃えられども誰という名を残す忍処らず。]

(=7) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[一人の強さが一つの勝利為らず。
一人の手柄が一つの勝利を得るわけでは無い。

そして、忍とは名を馳せる“人”では無い。
歴史に残らずして、影として生き影として死ぬ。


  ただ、そこには隠れし者が抱く“愛”と“哀”が確かに在った*]

(=8) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―少し前―

 この一本は其方が持て。

[二本落ちていた髪飾りの一つを渚へ。>>81]


( 幸を受けていれば、
  あの子位の娘もおったであろう。 )


[嘗て、渚が愛し失った娘の話。
亡き母から聞いた、哀しい話を。

口には出さず、ただ。お主に懐いていたからの、と笑った。
忍は、哀しみを殺さねばならぬ。
感情を絶やさねばならぬ。

されど、影とて人の子には代わり無し*]

(89) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
やっぱ渚の婚約者がお由良さんなのね。

ぷ、プロ灰は原案ですから無かったことにしてくださいね…!

(-84) 2014/05/11(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[己よりも年長の渚より同意を受け、その予定で脳を勧める。>>83
ところで、この話>>86を耳に入れたのは初めてだった。]

 ………なんと。
 世継ぎとは、三代将軍の話を言うておるのか。

[学を学びし甲賀首領の倅は、世の流れにも疎くはない。
当然、次代と言わば。幕府の話であろう。
憶測を確固なるものとして、お爺と渚は駿府へ呼ばれた事もあり

甲賀勝てば、伊賀が勝てばという話も聞けただろうか。]

 ……何故かような話に儂らが絡む。
 これから和睦を為そうとする時に、何故。

[話が聞けても、納得の収まるところでは無い。
それは固執であり、未だ捨てきれぬ想いであり。

麻耶への思慕のみならず、両派を思う心も含まれており。]

(90) 2014/05/11(Sun) 03時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[―――――やはり、残る衆は駿府へ向かうべき。

太く引かれた眉の下に或る双眸は、頑固者の眼の色。
納得ならぬ。

お爺、赦せよ。
甲賀と伊賀何れかを絶やしてまで、聞けた話では無いと思う。]

 玉響が慎也の所へおるのか。

[医業を務める鈴城の家に入って行った話を里の者から聞き、>>79
支度を整え、また羽太郎とも合流せよと命を下した。*]

(91) 2014/05/11(Sun) 03時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―鈴城家―

 此方に玉響がおると聞いたが。

[集落のうち、一つの家屋を訪れる。
手当を終えたばかりの娘と顔を合わせ、事の報告を預かろう。

治療を受けた右腕>>47を見下ろし、*浅く息を吐いた*]

(92) 2014/05/11(Sun) 03時半頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[――羽太郎の自宅…現在住まいとしている里の家屋には、巻物と箪笥が所狭しと並んでいる。

薬師血族の記した書物や、
谷川で採れる薬草を乾燥させたもの、
それらを調合し収める為の幾つもの箱、
塗り込め傷付ける為の刃物。

様々な種類の薬壺も、毒もある。
多少変わったものでは粘性の目潰し薬。つけて数日の間は水濡れようと油で流そうと取れなくなるというもの。
無論、目を「潰す」為に使うならば、実際は瓶に詰まった酸の一滴で事足りるのだが。


川の傍の洞穴…過去に羽太郎と母が住まいとしていた場所には、日頃使用している鎮痛剤と干した魚のみ、まとめて置かれている。
それ以外には古い畳しか無い。*]

(=9) 2014/05/11(Sun) 03時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 03時半頃


【独】 甲賀 暁之 丞

羽太郎は風との相討ち狙いで動くかな?
麻耶に接触もしたさそうではあるんだよなー

(-85) 2014/05/11(Sun) 04時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[美とはあらゆる概念である、と雲雀は思考する。
それは羽の色の概念が違えども、うつくしいものはうつくしい、と感じられる教養がある。

故に、羽色の違いで理解の及ばない美が解らない。
この男が甲賀の美を解らないなら、
伊賀の美もまたそうであるとしか思えていない。

それだけ、伊賀と甲賀は価値観を知らない間柄。]

(+55) 2014/05/11(Sun) 05時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[“それ”>>+52は、確かに一般のひとのかたちからは外れている。異形と言われる事もあるだろう。

然しながら、そのなんと美しい事か。

髪は身を守り、血は毒を穿ち、骨は伸びる。
ひとの機能を極限まで引き伸ばし、それを武器とした身体。
いのちに埋められた無意識を磨きぬいた、自然に宿る美のひとつ。]

 ………?
 なんじゃ、お前、其の術驚かれるの初めてか?
 何、此処まで機能だけを引き延ばした術は初めてでな、
 優美は無くとも、恐ろしく研磨されておるのは認めてやる。
 
 ひふみといいお前といい、中々目を瞠るのう。

[聊か饒舌なのは、喪う血液よりも忍術のやり取りよりも、
美が至上の価値観である故である。

然し芸術的にも美しい甲賀の術だの、何だの、
つつけば藪蛇なのがありありと解る論調であった。]

(+56) 2014/05/11(Sun) 05時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 其れは御前やろう。
 先祖の恨みが、そないに大事か?

[>>+53無論、御神楽も戦乱で何人も死んだ。
御神楽一族は最早、雲雀の一家しか残っていない。伝え聞く話だけ聞けば、一座を築ける程度には居たらしいが。

それを恨めと憎めと言われる事はあった。
今も雲雀の両親は、息子と一族を奪った伊賀を許さないのかもしれない。

然し、それは己の恨みではない。]

(+57) 2014/05/11(Sun) 05時頃

【秘】 甲賀 御神楽 雲雀 → 伊賀 百鬼 丹

 

 百鬼丹色。
 それは、おまえの恨みか?

 

(-86) 2014/05/11(Sun) 05時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[自らも隙を見せたと自覚していた。>>+54

気配と空気で瞬く間に、その骨鞭は突きだされる。
移動しようとした足は、何かに絡め取られて叶わない、ならば。

血の弾で穿たれ、役目を果たせぬ腕を、骨鞭の贄と緩衝剤に。
そのまま鞭の勢いに任せて大きくぐるりと周れば、噴き上がるのは鎌鼬。

その風の柵で以て、男の身体を貫かんと。**]

(+58) 2014/05/11(Sun) 05時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 05時頃


【人】 甲賀 羽太郎

 けっけ!

 分かっとらんのう!甲賀の男共は物柔いのばっかで
 ろくに女子を攻められんのじゃ!
 だが、ワシは違うぞ!

[布の刃を引き抜かれて血霧を吹く腕を態と大きく振るって、地面に紅い唾吐いて先の軽口>>51に一声返してやる。
脚を射たのが痺れる方なら太い血の筋掠っておれば即効で効くだろう。今のうち、無事な片手で刀を構え直しとこう。
どちらも赤に唇染めてこりゃ邪魅やら悪鬼の形相じゃな>>65
ワシの口から出とるのは自身の血でなく風の血じゃから、こっちがまだ優勢よ。

かぜ啼き吼える。白い顔でゆらゆら鈍く揺らめいて風が求めおる。ああ駿府の桜みたいに綺麗な眼じゃ。]

 斬ってやる!

[真っ直ぐに来る。

さっきよりも大分遅いが流石。勢いも重みもまだまだ並の忍のそれとは違う。片手刃では撃を受けたり流したりで手一杯じゃ。]

(93) 2014/05/11(Sun) 05時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[足をばねに跳ぶ風を追いかけておれば舞い落ちる木の葉が奴の鋼で切れおった、血油塗っても鋭い刃じゃ。

早う力尽きぬもんか。早う。
骨を晒した腕に違和が有る。じくりじくり差し込むような、やっぱふた粒じゃ足りんかったか。
追撃に木の幹足場に踏み込んだ右足からじりりと熱さが迸った。これは山に付けられた傷、忘れかけとった。

ほんの刹那揺らいだ視界、間際に風が突っ込んでくる。
足蹴ならワシの方が得意じゃぞ!]

 ハァッ!

[空中のやりあいで四の五の言うてはおれん。肉筋開いた腕でもって蹴り足受け流し、側面から刀を突き刺すか。
勢いそのまま肉を深く断ってやろう、熱さを堪え、力を込める。

相手の膝から下を斬り落とせたか落とせぬかの陰より、  一閃。>>67]

(94) 2014/05/11(Sun) 05時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[シャァッ。 と、奇妙な。

袈裟懸けの軌道で鋼は聞いたことも無いような音を立てた。声も立たぬ喉元かぜが吹き抜ける。
仰け反って、落っこちる風の間合いの外へ。

背中にぶつかった幹の枝を伸ばし掴んだ手はねじ切れそうで真っ赤じゃった。
ずるりと指先が離れ、一足遅れで相手と同じく地にぶつかり、へたばった。]

  あ"、ぁ。

[熱い。

草の上を這い蹲りながら懐を探ると印籠は割れておった。散った中身の残りを適当に掴んで口に入れる。不味い。苦い。不味い。だが。
ここで倒れる訳にはいかないんじゃ。

眼前で風が動き、立ち上がるのが音で分かる>>78。待てよもうしばらく。
唾液を何度も嚥下し荒く呼吸を繰り返す。
もう少し、もう少し。起きるぞ、なんとか起きよう。起きて…闘わねば。

顔を上げられたのは風が崩折れるのと同時。]

(95) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
どうしても囁きがドヤ顔に見える。

(-87) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[ばさり、目の前で女が倒れる。真っ赤な軟い布を携えた風が横倒しになっておる。
術が解けたということは意識も手離したか。
間一髪じゃ。

浅く息をついて片腕で身を起こした。ビシャビシャビシャ、生臭い水音が身体から溢れ出る。くっそぉ。
胸の骨まで断たれたか?ワタまで出ておらんだろうな?こやつ何てことしやがるんじゃ、死んでしまうではないか。

ああ。だが。
にんまりじゃ。
指笛を吹く、小刻みに一息一息。胸を逸らす度に斬られた腹に血が滴った。
それから瞑目した風にひとつ言葉を落としてやる。]

(96) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[   な   ぎ  さ   の

      へた  く  そ。>>=5

   う  た  ろ  う

    いがも   の   や  ぶ り  て

   と  ど め   さ  し

     さ     と

       も  ど     ら  ん。   ]

(=10) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【秘】 甲賀 羽太郎 → 伊賀 風

 風。
  風。

 ありがとうなあ。
 楽しかったぞ。
 すごく、すごく。

 ワシ、けっこうお前好きじゃわ。
 綺麗だしの。

(-88) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[声と一緒にすとんと何かが落ちた。

「戦の高揚」。
「全て」。
「喰らい尽くすまで」。]

 ………お前は強い。
 ワシは、お前みたいな忍者と闘った事が無い。

[苦無は持ってない。構えるのはやはり棒手裏剣になる。]

 お前は屹度、あけのじょうさまの、妨げになる。

 邪魔じゃ。

(97) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[裂かれていない方の手で振りかぶって]



   死、



[落とす。]



      ね ! !

(98) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[     ガツッ!!     ]

(99) 2014/05/11(Sun) 05時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

   ?

[あ?

何だ。人の肉を刺した感触ではない。
尖端を動かす。がりがり、これは地面か。
目の前に敵が転がっておった筈なのにどうした。
暗い。
もう夜だったか?]

 、ぅげ、。

[喉に血が絡まって息がしづらくなった。
ああ頭に血が巡らん。
どうしてくれる。死んでしまうではないか。

がつ、がつ。
べちゃりと血濡れた辺りを場所を変えながら何度も何度も刺す。刺せばいずれ当たるだろ。]

(100) 2014/05/11(Sun) 06時頃

【秘】 甲賀 羽太郎 → 甲賀 暁之 丞

― >>32>>33>>** ―

[暁之丞様から母上が泣くなどと言われると半端無い苦笑いが込み上げてきたが、答えずにおっても怒られてしまいそうじゃしとりあえず頷いておいた。

抱き締めて貰えると嬉しゅうなる。
息苦しくて、心の臓の裏側が何故だかずきずき痛んだ。
初めて戦場から帰ってきて頭の屋敷の縁側を泥塗れにした時から、そんな痛みが続いている。]

 分かった。

 ならワシは、必ず暁之丞さまの元へ帰るぞ。
 どこに居ても。

[暁之丞様が厭うても目を向け続けてくれた節々。
そこから繋がる掌をぐっと握った。*]

(-89) 2014/05/11(Sun) 06時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[がつ、がつ、べちゃ。何回刺しただろう。ひとつくらいは当たったんじゃろか。]

 風、風。
 そろそろ、終いじゃ。
 すまんのう…

 …帰らねば…。

 帰らねば…死んでしまう…。

[立ち上がって、ふら、ふら。
血を滴らせ峠を下ろう。**]

(101) 2014/05/11(Sun) 06時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
あっいっけね風車落とさなきゃ!

(-90) 2014/05/11(Sun) 06時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
壊れたまんま持っててもいいかな?
あれだけやりあってたらもう落ちてそうだけどな!

(-91) 2014/05/11(Sun) 06時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 06時半頃


【独】 甲賀 羽太郎

― 或る親子の末期の会話 ―

起きたか母上。

      ――羽太郎かえ。

うん。

      今、何時かのう?

昼間じゃ。丸一日寝ておったのう。

      左様か。

      羽太郎。

うん。

      里を出よ。

(-92) 2014/05/11(Sun) 07時頃

【独】 甲賀 羽太郎

      市井に紛れ平穏無事に生きてゆくのじゃ。
      秘伝は記してある故、それを元手にして
      薬師でもやればよい。
      忍の業など忘れ、自由におなり。

母上。
冗談を言っておるのか?

      左様。冗談じゃ。

なんじゃやっぱりか。

      お前は私と父上の仇じゃ。
      強く生きてゆけよ。お前が生きることこそ
      私の伊賀への仇討ちよ。

よく分からんが、ワシ長生きするわ。

      応。それが一番じゃ。

(-93) 2014/05/11(Sun) 07時頃

【独】 甲賀 羽太郎


だから母上、冥土で父上と達者でな。


      なんじゃ知っておったか。

うん。

      ふふ。ふふふ、ははは

ハハッ アハハハハッ


[洞窟から暫し笑い声が響いた。]

(-94) 2014/05/11(Sun) 07時頃

【独】 甲賀 羽太郎

[―――様。

母の呼び声を最後に、笑いはやがてひとつきりになった。
羽太郎は時折母から父の話を聞いた。確か、もちとかそういう名前であったような気がする。

赤く血を吸ったざらつく布を引き摺って幼い羽太郎は指笛を吹いた。
ぴぃぃ、ぴぃぃ。渚。渚。渚。]



 渚!母上を沈めてくれ!



[小さな邪魅はずっと笑顔のままだった。**]

(-95) 2014/05/11(Sun) 07時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
裏設定すぎるのでぶくぶく。

(-96) 2014/05/11(Sun) 07時頃

【独】 伊賀 一二三

/*
玉響さんがとても一途でかわゆいです。
あけのじょうさまはきっと、玉響さんの最期には彼女を泣かせるのだろうな、と。

(-97) 2014/05/11(Sun) 07時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

だめだ朝から泣いた

(-98) 2014/05/11(Sun) 09時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

#羽太郎は本当にかわいい

BOT

(-99) 2014/05/11(Sun) 10時頃

【人】 伊賀 風

[蹴りを放つもののそれはいなされ、代わりに横から深々と刃が突き立てられた。>>93>>94
勢いよく膝下に食い込んだ刃は肉を削ぎ、やがて骨ごと断ちきられた。派手に血飛沫が飛び散り、互いの腕を顔を濡らす。
平時であればさぞかし激痛が走ったろうが、幸か不幸か既に痺れ毒で貫かれた足は麻痺し、もう余り感覚は無かった。

体勢を崩しつつも射抜くような眼差しは羽太郎をひたと捉え、一薙ぎ。
涼やかな音と共に、確かに身体に入った手応えに落ちながらにやりと笑む。

そのまま地へと叩きつけられる。
べきべきと体の内部が軋む音がし、息が詰まった。
それから少し遅れて聞こえるのは、向こうもまた地へと落ちた音。>>95

ぜいぜいと男の荒い呼吸がやけに大きく聞こえる。
そうか。まだ息があるのか。ならば止めを刺さなくては。

もう録に使い物にならない右足を引きずりながら、じりじりと這いずる。
元は天色であった布は、既にどちらのものとも分からぬ血で真紅く染まり。]

(102) 2014/05/11(Sun) 10時半頃

【人】 伊賀 風

[それを羽太郎の喉元に突き刺そうとした刹那、視界が歪んだ。
意思とは関係なく体から力が抜け、どさりと地に伏す。

意識を手放す刹那、にんまりと男が笑ったように見えた。
上から声が降ってくる。>>96>>97

応えたつもりだが喉からは掠れた息と血が漏れるばかりで、形を持った言の葉になったかどうかは分からない。]

(103) 2014/05/11(Sun) 10時半頃

【秘】 伊賀 風 → 甲賀 羽太郎

アはははッ 言うじゃないか。生意気な事を。

……ああ、愉しい死合だった。有難うよ。

アンタもあと数年もすればもっと良い男になったろうに。
それもまた見てみたかったが、惜しいねえ――

(-100) 2014/05/11(Sun) 10時半頃

【人】 伊賀 風

[ひとたび意識が飛び、そして戻った時、既に傍に羽太郎の姿は無かった。>>101
首は取り損ねたのだろうが、己の刃は確かに腹を抉った。どのみちそう長くは生きながらえまい。

身体を動かそうとしたが、左肩がやけに重い。術は解けているはずだが。
見れば何度か刺された傷がある。倒れている間に増えたのだろうか。
もう既にどこが痛いのかよく分からない身体だ。今更一つ二つ増えた所でどうということではないけれど]

げほっ、げほっ!!

[咳をする事に唇からは血が垂れる。
棒手裏剣で抉られた胸が苦しい。断たれた右足から流れる血が鬱陶しい。傷口に術をかけ直し、右足を鋼へと変える。せめてもの血止めだ。一二三の縫合には程遠いけれど。

敵の手で首こそ断たれなかったものの、既にいささか血を流しすぎた。
きっとそう長くないのは己もだ。

――けれど。]

(104) 2014/05/11(Sun) 11時頃

【人】 伊賀 風

[けれど、まだ今は生きている。
ならば、今際の際までこの身を動かすまで]

………。

[すっかり血の気の引いた顔色で、よろよろと身体を起こし。
両腕で持った長い木の棒を鉄杖代わりに身体を支え、突き刺し地を蹴ることで前へと進む。
一二三が狼煙>>76を上げていればそちらへと。なければあてもなく。その場から動き出すだろうか。**]

(105) 2014/05/11(Sun) 11時頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 11時頃


【人】 甲賀 水練 渚

─ 森 ─

 ……良いのですか?

[私が受け取ってしまってもと。
 渡された一本>>89に微かに戸惑いを見せたが、向けられた笑みと言葉に、フッと口元を和らげて、頷いた。

 天鵞絨は、眼鏡の弦の端に結んでおいた。]

(106) 2014/05/11(Sun) 12時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[世継ぎの件を、はじめて耳にした>>91と知れば、目を丸くして、そのあと、詫びるように頭を下げた。]

 ……申し訳ありません。
 私の、伝達不足でした。

 はい、駿府の中庭にて、たしかに「徳川の世継ぎを決するために、命がけの忍法勝負を>>1:@18」と……。

[それを、甲賀首領、伊賀頭目が、一も二もなく応とし>>1:@19、不戦の約定が服部十蔵により解かれた>>1:435ことを。
 改めて、順序立ててすべて話す。

 ただ理由については、やはり、問うことすら叶わなかったと、俯いたままで首を振った。]

(107) 2014/05/11(Sun) 13時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[森を出たところで、戻る指笛>>96を聞き、足を止めた。]

 若。

[指笛が達者な羽太郎らしからぬ、途切れ途切れのその音は、彼の身が常の状態でないことを伝えていた。

 音の方向はどちらか、彼方かと。
 土岐の峠を振り返り]

 私は、羽太郎を迎えに行きます。
 集落へは、そのあとで。

[空には、気の早い星が幾つか瞬きはじめていた。
 どうか無事であってくれと祈りながら、峠に入り、道を疾る**]

(108) 2014/05/11(Sun) 13時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―鈴城家―

[玉響に。
 硯と墨、それに筆を貸せと。]

『拙者此度の戰いを好まざるも
 其方らの追撃を避くるわけにあらず。

 伊賀勢いまだ5名の名を残す。
 駿府城城門に至るまでの甲賀の五名、伊賀の五名。
 忍法死争の旅たるもまた快ならずとせぬ。

 もし、貴殿ら人別帳に関わらぬ甲賀を滅そうとするなれば。
 その時や、―――伊賀の者に全滅の天命くだると知れ。



 ――甲賀暁之丞。』

(109) 2014/05/11(Sun) 13時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 13時頃


【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 麻耶

[伊賀の者に全滅の天命くだると知れ。]

[字体こそ丁寧なものなれど、冷えた言葉であった。

伊賀に対する甲賀としての。
麻耶に対する暁之丞としての。



凍る言葉となった。]

(-101) 2014/05/11(Sun) 13時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 玉響。…此の文を届けよ。
 恐らくは、そう遠くも向こうていまい。

[どのような航路を取るとまで知らせるものでは無い。
道中を張ったとしても、そこを甲賀面々は通らぬ。]

 ……鳥か蝶に持たせ、伊賀に渡せ。

[和紙に書きし文を四つ折りとし、*玉響へ預ける。*]

(110) 2014/05/11(Sun) 13時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[して、光圀の姿がそこにあらば。
 *一つの命を授ける*]

(111) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
>>111
申し訳ござりませぬ、若。
これより仕事に参る準備をせねばなりませぬが故、戻りは夜になるかと……

修羅場は本日の仕事さえ終われば……

(-102) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 ―――よいか光圀。

 麻耶殿の持ちし破幻の瞳、
 あれは其方らの命運を分かつものとなろう。

 ………お民の屍人形が滅されたのは、あの瞳の為よ。

[伊賀にとって呪縛の眸が天敵ならば、甲賀にとっては。
そしてそれは、麻耶の意思関わらず効果となりしものに他為らず]

(=11) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[あの愛しい眼に己が映らずとも。
これ以上の犠牲を招くよりかは、――余程。
非情の心を奮い立たせ、感情を殺し、続ける。]

 この手紙に伊賀勢の注意を引かせておる合間、
 盲毒を麻耶殿へと受けさせよ。

 あの毒は、羽太郎の家が護りしもの。

[記憶を辿り、命を下す。>>=9
方法は問わぬ。

筒に仕込み吹きかけようが。
蛇の口に仕込み、被せようが。

方法は、光圀に一任とし*託す。*]

(=12) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ぬおおおおすまん風さんトドメさせなくってすまぬうううう

(-103) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 13時半頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……若。
ご報告申し上げます。

[若の姿を見たるれば>>27
男、恭しく頭ぞ垂れて、片膝尽きて、事の仔細を話したり。]

(112) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

森の端にて、伊賀者と思わしき狼と交戦致しました。
獣使いよりは、人の意志が獣に憑いたか、あるいは人の身が獣へ変じたか。
何れにせよ、秘術の類と思われます。

片足に麻痺毒を仕込みましたが、余り時間を遣ると解毒されるやも知れませぬ。

[交戦し、得たりし報を、斯くと告げ。]

民子は伊賀者と交戦し、……母君の元へと向かいました。

[民子の最期も告げしかば、男、冥府の穴ぞありたる場所へと案内せり>>28。]**

(113) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

……有難く、頂戴致します。

[干し肉のを授かりたれば>>=2、男、其れを受け取りたる。
常は肉など喰わぬ身なれど、若の心根知りたるに。]

承知仕りました。

[甲賀がくのいちを探せとの。命にはひとつ頷きて。
男、身を翻したり。]**

(=13) 2014/05/11(Sun) 13時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 13時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―少し前・森内にて―

 狼……獣?
 それは雲雀に深手負わせしものと同じやもしれぬ。
 熊のような大きな噛み痕が残っておった。

[光圀の報告を受け>>113、顎へ手を置いた。
ふと、伊賀で受けし獣の視線を思い出す。>>1:350
あれを誰が放ったものかは、伊賀民に紛れており判別しておらず]

 それと、落とされし雲雀の首に縫い跡を見つけた。
 断面は刀で落とした割には、小奇麗なものぞ。

 相当の腕を持つ剣客の術か、
 ……“細い武器”を用いる者がおるのやもしれぬ。

[合わせ、渚の報告も光圀へ聴かせる。>>3:257
相手方の武力、知れる限りは共有すべきぞ。]

(114) 2014/05/11(Sun) 14時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 人別帳には狼という名がある。
 其方が相対した狼とは、よもやこの者やも知れぬな。

[それにしてもこの名、何処かで聞き覚えがある。
ここ数年の話では無い。……あれは一体、*何処で。*]

(115) 2014/05/11(Sun) 14時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 14時頃


【人】 甲賀 羽太郎

― 回想・数ヶ月前 ―

[暁之丞様が伊賀の女子に会いに行くと聞いてこっそり後をつけてみることにした。
前に雲雀もこっそり伊賀里へ暁之丞様を尾けていったというしな、まあ粗相しないよう樹上から眺めるだけにしとくか。

峠を越えてしばらく行ったところで娘が待っておった。一人かよ、不用心じゃな。
こいつが暁之丞様の嫁御になるっていう伊賀の麻耶というやつだろうか。
どんな顔してんのかなあ。手を筒にして見るがこっちに背を向けて居てなかなか拝めない。もっと近くに行こう。

音を殺して近場の枝へ移るとちょっとだけ話し声が耳に届くな。暁之丞様気付くじゃろか。
あ、麻耶めに先に気づかれたかやっとこっちを見た。

ビギギッ。]

(116) 2014/05/11(Sun) 14時頃

【人】 甲賀 羽太郎

 いっ、あぎゃあああああ!!!!

[間の悪いことにワシはその時身体を縮めて変装しておったんで麻耶の破幻の瞳に無理に術を解かれた。
気の通った骨がたちまち元の形に戻ろうとする。身体中金槌で殴られとるように滅茶苦茶痛かった。
枝から飛び降り草叢と幹に隠れて目線を遮らんともう耐えられなかった。]

 ちくしょう!こっち見んな!!

[すぐ暁之丞様の拳骨が飛んできたがの。*]

(117) 2014/05/11(Sun) 14時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

#羽太郎かわいい


俺の癒し成分が今日で絶えるとか、
もう墓下行きたいおぉ

(-104) 2014/05/11(Sun) 14時頃

【人】 甲賀 羽太郎

― 現在・土岐峠 ―

[遠吠えが。先の闘いの合間聴こえた気がする。>>78>>13

光圀の狼?いや、違う。野犬か、伊賀者の遣ってる犬、か。]

 ぅ、ゲホッ。

 ひ。

[駄目じゃ。わんわん鳴いて野次ったろうかと思ったが。喉に血が絡んでしまう。息するだけで精一杯じゃ。
足はまだ立っているようじゃが、歩けておるのか。よく分からない。

指笛聴こえんか。そっちに行くぞ。戻るぞ。
無事な方の手で吹こうとしても上手くいかん。]

 ゲホッ。

[屹度、殺した。だが殺し損ねたかもしれない。あんな強い忍を生かしてしまうなど。伝えねば。**]

(118) 2014/05/11(Sun) 14時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―数ヶ月前・土岐峠(伊賀寄り)―

 ―――麻耶殿、
 これは相すまぬ。長く待たれたか。

[手荷物として三味線を持ち寄り、土岐峠の奥へ。

先に佇んでいた麻耶を見かけ、直様立ち寄る。
甲賀から後をつけて參った者がおったと気づけなんだ>>116

この弟分は、幼き日から儂の後ろをついて參った。>>0:30
気配を殺すのも、追う日増えれば容易にもなろうぞ。]

 …この道を一人で出歩くは、流石に危なかろう。
 丹色殿に同行お頼み申せば良いものを。

[人目無く二人で逢う為に気を聞かせたか。
もしそうなれば、心配に眉を下げるより頬の筋も綻ぼうに。]

(119) 2014/05/11(Sun) 14時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ………?

[がさ、と近くの木が草の音を鳴らす。
見下げる二つの眸に気がついた。大きさを考えれば山猿か?

麻耶殿も振り返る>>117
己が追いし視線を辿ったか。]

 …――― っな っ、

[刹那――どさ、と不格好に落ちて參ったのは。
山猿などではなく、全身を抑えて悶えておる暁之丞の弟分であった

麻耶の悲鳴よりも、痛みを受けた羽太郎の奇声の方が喧しい。
暫くそのまま放置とするには、羽太郎の命が危ういものぞ。

はあ、と大きくため息を漏らし麻耶に後ろを向くようにと。
さすらば必死に喚いている羽太郎の大声も
残る痛みに耐える、啜り泣きへと変わったか。]

(120) 2014/05/11(Sun) 14時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ―――こんの、大莫迦者めが。



[がつん、と大きな拳が打ち下ろされる。
羽太郎の頭にたん瘤が出来た。

鉄拳制裁の後、羽太郎を背負い込む。]

 まこと、麻耶殿の瞳は不思議なものよ。
 
[気絶した羽太郎の頭を撫で、失礼したと麻耶に謝罪をした。
―――不戦の約定解かれる前は、こんなに平穏であったのに*]

(121) 2014/05/11(Sun) 14時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 14時半頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 14時半頃


甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 14時半頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
待てよ、このまとめ職人ぶりは…一二三がそらたかさん、か…?!

(-105) 2014/05/11(Sun) 15時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 15時頃


【独】 甲賀 暁之 丞

儂のレススピードは108つあるぞ>羽太郎

(-106) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 狼

― 夜遅く ―

[麻耶の姫は一度眠りに落ちただろうか。
やがて楠木姓を共有するだろう二人は。

己は夜も更けた頃に、一度廃寺を出た。
周囲の警邏と言う名目を背負う訳ではない。
ただ、闇夜に長躯を流し、木々を跳ぶ。

優れた嗅覚は人の形をしていても衰えず、目標を間違えることも無い。
音も無く枝の上を走る折りも、男は上体を低く取る癖がある。]

(122) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 狼

[夜の匂いを掻き分けて、降り立つ草の上には夥しい赤の色。
既に重々理解していたことであり、
万に一つなどと言う夢想を抱くほど楽天家ではなかったが、
目の当たりにすれば現実が深い場所まで迫り来る。
僅かばかり、切れ長の双眸を歪め、緩々と息を吐き出した。]

 ―――…いつも、貴方達の死に様は、朱一色ですね。

[ポツリと漏らす男は、既に事切れた弟子の前。
首が落ちていないのは、甲賀のせめてもの情けか。>>11
それとも、遺体を晒して鳥葬でも狙ったか。

左顔面を中心に負傷した顔に指を這わせ、片膝を付く。
体内から殆どの血を失い、乾いて頬にこびり付く血糊を指で拭った。
肉を求めるだろう野生動物すら忌避する呪われた肉体。]

(123) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 狼

[彼の一族の血は、穢れ。

毒を孕んで長く生きられぬ者も多く居た。
その点で言えば、弟子は類稀なる才能と努力で以って、
百鬼の術を身に付ける傑物であった。

するり、するりと頬を撫で、失われた体温を確かめる。
人姿になっても意識しなければ笑み以外の遠い表情筋。
伊賀に仇成す者も、伊賀を裏切る者も、
全てを切り伏せてきた男は、死に慣れ切っている。
故に、感傷と言う惰弱な情動からはやはり、遠い。

ただ、胸に湧くのは弟子の無念と>>3:375
――――人の器から溢れても尚、足りぬ厭悪。]

(124) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 狼

 見せてあげますよ、丹色。

[師が弟子を労うことは滅多に無かったが、
今の声調子は弟子が生きていたなら、明日は雪。と確信できる色。

指が頬から眦を擽るように辿り、
辛うじて残る右の眼窩に指をぐず、と差し込んだ。
薄紅色の肉を探り、孔に嵌った曲線を指腹がなぞりゆく。
そのまま彼の瞳を刳り出して、指先を赤く染めると、舌の上に乗せた。]

 暁さえ飲み込む、紅い情景を。

[夜空仰いで、咽喉を鳴らせば、弟子の右目を一息に飲み込んだ。
毒を腹の中に溜め、漲る力と変えるように。]

(125) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【赤】 伊賀 狼

[全て、 全て、 全て、 零れ落ちていく。

何度も死の傍に寄り、その度に死を喰らって生き長らえる。
失ったものを別の死で埋めたがり、男の憎悪は増大するばかり。
豺狼は憎む以外の弔いを知らない。

弟子の母が残した言葉を、全面肯定するように。>>3:89]

(*9) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 狼

[彼の赤い世界、最早暗い世界だろうか。
咽喉に引っかかることもなく、胃袋に落ちた目玉一つ。

最後に瞼の帳を、指先で下げなおし、ゆっくりと立ち上がった。
おもむろに懐より打竹取り出して、火種を零す。
人は元より燃え難いが、血の殆どを失いし骸ならば、
やがて延焼広がり、骨ばかりになるだろう。
森を焼く為ではない、忍として生きた彼を影に還す為である。

緩々と空に上って渦を巻く細い白煙。
顎を持ち上げ、それを見上げながら、男は小さく、咽喉を鳴かせた。*]

(126) 2014/05/11(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 狼

[煙が昇りゆくのが、弟子と同じ名を持つ
丹色の空ではないことは悔やまれたが、
弟子は興より忍の道を選ぶだろう。

大分痺れの取れた右手の五指をゆるく折り曲げ、
背後を振り返り、狼煙の位置を確認。>>76

人別帖に残る甲賀方は、あと五名。
頭領甲賀暁之丞を筆頭として、水芸の渚、
女であろうと予想の付く玉響。それに光圀と羽太郎だ。

恐らくは先だって交戦した神速の男が後半どちらかで在ろうが、
男にとって、甲賀者ならば首を落す以外に選択は無い。

仮令、人別帖に名が在ろうと、無かろうと。]

(127) 2014/05/11(Sun) 15時半頃

【人】 伊賀 狼

[鋭き牙と爪を持つ、豺狼の苛烈さを隠しもしないで。
夕焼けにも似た丹色の鬼血に塗れる草を散らし。

長躯の男は、再び狼煙の元へと帰参するよう、
――――――決して振り返らずに、*闇夜へと舞った。*]

(128) 2014/05/11(Sun) 15時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 15時半頃


【人】 甲賀 玉響

[医師に何か変わったことがないかと聞けば、里から離れた位置で煙が上がったことを聞く>>3:330
その後に天を昇り、雨を降らす水龍が見えたらしい>>3:350
玉響が戻る前の話らしいが、不思議なことだと首を傾げる。

鮮赤の雲雀は卍谷上空を飛んでいた。
あちらへ、こちらへ、気の侭に空を泳ぐ鳥は雨の降る方にも行ったはず。

墨を含ませた時よりもいくらか強度を得ても所詮は、血だ。
水に濡れれば、術を解かずともやがて溶けてしまうのに。]

 ……――雲雀?

[まさか、そんな。
お伽話のような話は存在しない。
たまたま、雨を回避して飛んだだけだ。*]

(129) 2014/05/11(Sun) 17時半頃

【鳴】 甲賀 玉響

[死しても全てが消えないと言うのなら。

空に飛ばした雲雀から微かに伝わる雲雀の存在を、幻ではなく現のものだと信じていたい*]

(=14) 2014/05/11(Sun) 17時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

跡目選びか。

[話を押し黙り聞きながら、漸く口を割る。]

所詮俺等も草よ。上の事は知りようもない。
何の由かも……大御所の考えなど知れぬことじゃ。

[人別帳の丹の名に朱を記す狼の手元を黙って見ている。
一二三が服の裾を掴むのを、手を握り返し答えた。]

……俺は先に少し休む。
少ししたら起こしてくれ。番を替わる。

[傷の痛みが眠りにつくには少し障る。それでも身を横たえれば、しばしの間体を休められようか]

(130) 2014/05/11(Sun) 17時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 狼

……そういうものか。

[女子の機微は天候より読めぬ。しかしながら、鈍い己にも一二三の不安は見てとれた]

感謝する、狼殿。

(-107) 2014/05/11(Sun) 17時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

…一二三。

[裾を握る手をしっかと強く握り返し、目を閉じたまま口を開く。]

……不安か。

(-108) 2014/05/11(Sun) 17時半頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 17時半頃


【人】 甲賀 玉響

[三圀が来たのはその頃か。
森で起きた事――民子の行く末を聞く。
この集落に姿がないのは、家にいるからだと思ってた。
森から帰った時に、髪に結ぶ天鵞絨を綺麗に仕立てると約束していたのに。

しかも更に悪い事に、術を使った事によって冥府へその身を連れて行かれてしまい、体を見つけられないようだ。
体ごと消えてしまえば、あの子の魂は何処へ行く。
探せば必ず見つかるはずだ。
暁之丞と合流する必要もあり、急ぎ、森へと行くために出口へと向かう。]

(131) 2014/05/11(Sun) 17時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 18時頃


【人】 甲賀 玉響

[鈴城家の戸を開けようとして手をかける前に、自動で戸が開いた。
驚いて飛びのけば、暁之丞の姿が見えた>>92]

 す、すみません!ご無礼をいたしました…!
 あの、もうお怪我は良いのですか……?
 
[見上げる顔、その左目は未だ閉じていたか。
暁之丞に傷を付けた伊賀者を思い出す。
末路を聞かれれば視線を伏せる]

 あの者は、私がこの手で
               ――殺しました。

[言葉にしたところで伊賀者を殺した喜びも、暁之丞の復讐を果たした喜びも沸かない。
ただ生け捕りをせよと言う命を破った事に、罪悪感を感じるのみ]

(132) 2014/05/11(Sun) 18時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 土岐峠 ─

[微かに聞こえた指笛を頼りに、夕闇に染まりつつある峠道を疾って行けば、やがて、風が血の臭いを運んできた。]

 ───遠吠え。

[それ>>13が、血臭を嗅ぎ付けた野生のものとは違うことは、既に幾度か耳にしている為、知ることができた。
 ただ何者かまでは分からない。
 何にせよ、急いで羽太郎を見つけなければと気は逸る。

 羽太郎さん、羽太郎さん!
 どこですか!

 もう、夕餉の時間ですよ!]

(133) 2014/05/11(Sun) 19時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>109暁之丞の反応を恐れながらも、その場で黙って待つ。
ややあって、暁之丞から硯と墨をと求められたが、生憎とそれらを持ち合わせていないため、鈴城に用意をしてもらった。
書をしたためる背に、躊躇いがちに声をかける。]

 あの、お民を探しには行かないのですか……?

[三圀を遣わせ、合流を図ったのにはその意図があるのかと思っていたのだが。
暁之丞に、民子を探した顛末を聞けば無理にでも諦めるしかない。]

(134) 2014/05/11(Sun) 19時頃

【人】 伊賀 風

―卍谷近辺の森―

[杖を足がわりに、ほぼ気力だけで歩を進める。
思うように動けず何度か体勢を崩しながらも、狼煙を頼りに進んでいると、もう一つ空へと昇る煙が見えた。>>126
目を凝らし近づけば、そこに居るのは見慣れた兄弟子の後ろ姿だ。>>128]

……ああ、狼さんか。
あの狼煙は、アンタの仕業かい?

[血にまみれた身体で顎をしゃくり、事もなげにそう尋ねる。彼から他の伊賀者の行方や現状をある程度聞くことが叶うだろうか]

すまないね。
姫様を頼むと言われたが、大して守ってもやれなくて。

[言葉の割に口調はあまり悪びれてもいないが。誰かを守りながら戦う等、到底向いていない性なのはこの兄弟子もよく知っている事だろう。]

(135) 2014/05/11(Sun) 19時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[漸く見つけた血の痕は、夜目でも分かるほどのもので。
 そこで、どれ程の戦いが繰り広げられていたのかを、如実に物語っていた。]

 これは……。

[抉れた樹の幹、落とされた枝葉。
 黒く染まる土に目を凝らせば、何処ぞへと続く血痕はふたつ。
 ひとつは、たしか廃寺のあった方か>>105
 もうひとつ>>118は……これは、どこへ向かうつもりか。

 おそらくひとつは伊賀者、もうひとつは羽太郎のもの。
 血の臭いの違いが分かるほど、鼻は達者ではない。
 それでも何か手掛かりとなるものはないかと探れば、丸薬のようなものが、ころころと幾つか散っていた。
 血の道沿いに落ちているなら……こちらか。

 拾い上げ、手に握り、向かう。]

(136) 2014/05/11(Sun) 19時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 …眼球は無事であろうとの事じゃ。
 今は、瞼が張り付いておる。

 心配するでない。
 右目のみでもこうして歩いて来れるからな。

[左目は伏せられ。その瞼の上に瘡蓋のようなものがある。>>132
膿むという事もなく、ただ閉じる事のみを余儀なくされていた。]

 然様か。
 丹色殿も、覚悟の上で甲賀まで攻め入りに參ったのだろう。
 致し方なし。…其方が無事であったのが救いじゃ。
 あれ程の手練相手では、手を抜くは難しかろう。

[咎めは告げず、その腕を見下ろす。]

 これは。…… 玉響、腕は上がるのか。

[幹部から遠い所を撫で、首を傾ける。]

(137) 2014/05/11(Sun) 19時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ………。

[問いかけに応じる代わり、懐から巻物を出す。>>134
人別帳だ。

するすると広げる音を背後で聞いた。
甲賀方、定虎と雲雀、そしてお民の上に血の筋が走る。
対して伊賀の方はといえば、頭目と山が同じ様に。

どういう意味かは、少し考えれば解る事だが、] 

 冥府に連れて行かれた。
 屍体は深い穴の中へ落ち、その穴も閉じてしまった。

 間に合わなんだ。

(138) 2014/05/11(Sun) 19時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[成るべくは、感情を込めなかった。
ただ、事実だけを伝える。

何故暁之丞は平静でいられるのか。
身内を失ったばかりだというに。]

(=15) 2014/05/11(Sun) 19時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 ……羽太郎。

[如何なる時も、必ず屋敷へ戻ると言っていた。
もしかしたら、もう戻っているかもしれない。


泥にまみれていても構わない。
風呂を沸かしてやる。


血にまみれていたら、…手当をせねば。
それ以上の事を思い描くのは、縁起でもない。]

(=16) 2014/05/11(Sun) 19時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[文を書き終えた後、鈴城の家を出る。
森の方角へ向けて。

指笛を鳴らした。

その音を山彦が拾い、里へ響き、森に流れ。
土岐峠へ届こうが、小さな音色であっただろう*]

(139) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[  



   羽太郎、暁之丞だ。無事な顔を、儂に見せよ



                                      ]

(=17) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[やがて、木々の合間をフラフラと歩く人影>>118を見つけた。
 あの小柄な身は、羽太郎で間違いない。]

 羽太郎さんっ!
 どこへ……っ、どこへ行くつもりなんです!

[里とは随分ずれた方へと向かいつつある羽太郎を止めようと、袖を掴もうと手を伸ばす。]

 どうしました、何が……

 ……いえ、今は良いです。
 戻ってから聞かせてください。
 まずは里へ、暁之丞さん達も待っています。

[一刻も早く連れ帰る為、無理矢理にでも背負ってしまおう**]

(140) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 羽太郎

     [ 儂のもとへ、戻って来い。羽太郎。 *]

(-109) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【人】 伊賀 風

――ああ、姫様は無事なのか。
あたしが共に居た時は…まだ、心迷っておられたようだが。あの方も覚悟を決めたのかい?
まあ、平穏に包まれ慈愛に溢れた姫様よりかは、揺れ動く姿の方が余程好ましかったけれどね。他の者はそう言わないかもしれないが。


[彼にある程度現状を尋ね、麻耶についてはそう零す。
闇の中に昇る白煙の主が丹色だと聞けば、目を伏せ何かを思うような表情を浮かべた。
やはりそこまで哀しくはないのは、元々生死にそこまで頓着がないせいもあるが、己も遠からずそこに行くだろうと思っているからだろうか。
ただ甲賀に憎悪を抱く彼が、せめて少しでもその悲願を達し果てたのならば良いけれど。

少し目を瞑り、やがて開ける。淡々と言葉を紡いだ]

(141) 2014/05/11(Sun) 20時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 20時頃


【人】 伊賀 風

土岐峠で甲賀者と刃を交えた。人別帖に記された一人、羽太郎。
まだ年若く薬に長け、関節を自在に操る男だ。

腹わた深くを抉ったが、完全に息の根を止めたとは言い切れない。
あたしとしたことが失態だよ。甲賀者一人仕留め損ねるとはね。

――だから、確実に刺しに行く。
それだけ伝えに来た。

[ここでアンタと会えてちょうど手間が省けたと笑みを浮かべる。
[狼煙の下まで行けば伊賀者の誰かには会えるだろうとは思ったが、だからと言って仲間の胸の中で安らかに死ぬつもりなど更々なかった。

胸元の血は既に黒く色を変え固まりつつあるが、今まで歩いて来た場所には点々とそれがこびり着いていた。
彼が見れば、もう恐らく風に残された時が長く無いことも察したろうか。
その上で、最後まで戦いに赴こうとする意思が揺るぎない事も]**

(142) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
ああん、鳩じゃ読み書き処理が間に合わない……

(-110) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

 ときとうげのはずれ

 うたろう みつけました

 つれかえります


[山彦に助けられ、微かに届いた指笛に、返す。
 無事とは到底言い難いが、必ず、暁之丞のもとへ連れ帰ると**]

(=18) 2014/05/11(Sun) 20時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 はん。初めてな訳などあるか。

[――――悍ましい。化け物。
>>+56そんな戯けた言葉を辞世の句にしてやった数など、
最早数えるも飽いている。

わざわざ応えてやるのは、此方も彼の注意逸らしや
消耗を狙っているわけではなく。]

(+59) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 20時半頃


【鳴】 甲賀 暁之 丞

 ……!

[土岐峠。
 返って来た指笛を受け、ぱちりと瞬きをした。

“見つけた”という事は。
そして指笛が得意な羽太郎ではなく渚が返したという事は。

どくりと心臓が跳ねる。]

 ……玉響。
 
[屋敷で待っている間、よもや二人が伊賀者に襲われては。
文を届けるのは、伊賀者の注意をそれへ引き付ける役割もある。

光圀に命じた任を成功させる為にも、
伝達を急げとその眼を見返す*]

(=19) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 …………。

[敵の術であっても、認めるのか。
精巧な水細工を生み出す渚、墨に命を吹き込む玉響、
そして花吹雪に舞い踊るこの男。

思えば相対した甲賀者は何かしら美芸に通ずる術を極めていたが、
此方や味方の命を奪いうるものを、見事と称えることはしなかった。
或いは違う場所であれば、それらに感じ入ることは出来るのか。]

 ……持ち上げようとしておいて、結局は甲賀の方が
 美がどうたら言うて締めくくるつもりじゃろ。阿呆らしい。

[そんな話には付き合わぬと言う風で。
しかし声音は、些かの戸惑いも含んでいた。]

(+60) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
鳩つらすぎて中途半端なとこでのギブアップすみません……

(-111) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 また説教の手番か。

[敵の忍を手当てしあまつさえ弱点まで教えてきた暁之丞も。
実力は十分に備えているのに迷い目立つ渚も、
左目抉っておいて首は見逃した玉響も、目の前のこの男だって。
甲賀者は一体何を考えているのやら。

>>+57うんざりとした調子で、目元がひくりと引き攣る。]

(+61) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ……果たせぬ願いを受け取って、叶えてやることの何が悪い。

[鬼の血と共に継いだ呪いは、果たしてその身の異形だけか。]

 例え悪だったとしてな…それを罪と断ずる資格が
 お前らのどこに在るんじゃ、甲賀者よ。

[痛切さえ滲ませる怒声。
涙零して縋りつく母や、後ろをついてくる弟分の幼馴染が
頭に過る。蓋して忘れて、安寧に浸るなど。]

(+62) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 20時半頃


【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 御神楽 雲雀


  [それでもその言葉に、燃え上がる焔の火影は揺らぎを見せ。]
 

(-112) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

 …く。

[>>+58貫いた切っ先が得た感覚は臓腑でなく、腕の皮膚や筋だ。
腕を囮に使われたか。]


              ぁぐ 、がッ……


[致命的な部分だけは防御すべく、
半身を二本生やした側へ捻り、胴へと巻きつかせる。
刀や手裏剣などの点を狙う武器ならこれでも護れるが、
相手が操るは面に対しての風。]

(+63) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 20時半頃


【墓】 伊賀 百鬼 丹

[舞人の鮮血散らす風の柵は、護ること叶わぬ
身体の彼方此方に深く穿たれる。
今までで最も、深い。

傾ぎかける身体を繋ぎ止めるは、瞬時に練り上げた血の操り糸。
激痛走る身体を半ば強制的に動かさせ、踏み込む。

二本には胴を庇わせたまま。残り一本の骨鞭を振るおうとするが、
彼我の間合い――――これだけではまだ、届かない。]

(+64) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹

         ……ぉぉおおおおッ!!!

        [あかいろを、あかいろが塗りつぶす。]

[焔と見まごう程に噴き上げた血は、水が凍てつくが如く
骨鞭を覆い尽くして、その先端をすら越す長さの結晶と化した。
血と骨、両親より受け継ぎし合わせ技で、足りぬ距離を埋め。

紅き牙は、紅に踊る青年の喉元に喰らいつこうとして――――


その寸前で、停止した**]

(+65) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 20時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
狼どのの弔いロルはうっかり出先から見てたら
涙腺へのダメージ的な意味でやばかったと断言できる。
おれはほんにええ師匠を持ったな……。

(-113) 2014/05/11(Sun) 20時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 21時頃


【人】 伊賀 風

[狼と話を終え、彼がどういった行動を取ろうとも。
重い体を引きずり、森を彷徨った。

視界は闇に覆われ、微かに感じる血の匂いが頼りだ。
卍谷に向かう渚や羽太郎>>140がまだ近辺に居れば、気配を感じることもあっただろうか。
足代わりの杖がざく、と音を立てる]

(143) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 伊賀 狼

―卍谷近辺の森―

[火で亡骸を荼毘した後。
その場を去ろうと踵を返した所で、鼻腔を擽る血臭があった。
本来ならば、敵かと警戒心も働くが、その香りには覚えがある。
それは血気盛んで向こう見ずな上、男勝りの妹弟子の。>>135]

 また、派手にやりましたね。
 いいえ、あちらは風さんを探して一二三さんが。

 ―――…私は、丹色を。

[森の向こうで揺らめく狼煙を視線で示しつつ、
己の背後に立つ白煙には手短に説明を添えた。

忍は死せば情報残さぬよう影に還すのが習わし。
男は最後まで弟子を忍として扱い、処置成した。
弟子は形ばかり百鬼の墓に放り込んで、
神仏如何のと云ったお題目を悦ぶ手合でもないだろう。]

(144) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 伊賀 狼

 鳥と猫は狩りました。

[姫様も戦場に出ていますよ。と、短い言葉で最低限応じつつ、
彼女の二の腕に五指を伸ばして、ゆるく掴み上げ。]

 貴女から便りが無いので、無事でないのは薄々感づいていました。
 風さんは文句が多い時の方が好調ですからね。

[冗句にもならない笑い話を奏で、
彼女から濃厚に垂れてくる死臭に半分だけ瞼を下ろす。]

(145) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 伊賀 狼

 恐らく、心底ではまだ悩んで居られるでしょうね。
 けれど、伊賀頭目の責により、私情を止めておいでのようです。
 姫様が如何様に考えるかと、私の感情論は噛み合わぬ所ですが、
 ―――この状況に在って、責任を捨てるならば私は失望します。

[彼女に同意するよう答えながらも、身勝手な論調。
生まれてきたと言うその命運一つで、重責を押し付ける様。
彼女が何を聞いても、感情を強く揺らさないのは、
きっと、悟りきっている所為だろう。

己がこうして言葉に変える信念も、
妹弟子にとっては兄弟子の思惑以上と計上すまい。

けれど、己はそれでも良かった。
寧ろ、風さんらしいと笑い話の種にした。
彼女のそんな所は、生まれながらの戦忍の癖して清々しい。>>141

今もまた、甲賀を仕留めそこなったと言うより、
決着を付け損なったと憤っているように見えた。
つくづく彼女は不器用に出来ている。>>142]

(146) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【秘】 伊賀 狼 → 伊賀 風

[己が伊賀に拘り、忍に拘るのと、良く似ていると思った。
彼女の心を埋めてくれるのは、きっと戦火ばかりだ。

そのとき、自身は、打算でも、皮肉でもなく、亡羊と。

 良い――…妹弟子を持ったものです。

と、しみじみ深く、感じ入った。]

(-114) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 伊賀 狼

 ―――羽太郎、人別帖に確かに在りましたね。
 分かりました。線を引いて消しておきます。

[仕留め損ねたと聞きながらも、あっさりと言い切った。
自身は何一つ、この豪胆な妹弟子を見縊っては居ない。]

 止めたら、私にも刃を向ける方ですからね。貴女。
 良いですよ、丹色も畳の上では死にませんでした。
 私も碌な死に方はしないでしょう。
 貴女もその出血量では永くない。

[握りこんだ二の腕を軽く引き寄せ、
鋭くした犬歯を覗かせて、彼女の首筋にゆるく噛み付こうか。
牙が圧迫するのは、痛覚を麻痺させる気孔。

彼女に立つ意思がある限り、
彼女に向かう意志がある限り、前進を補佐する呪い。]

(147) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 伊賀 狼

 ―――…忍(つわもの)として、おいきなさい。
 伊賀一陣の風として。戦忍の誉れを。

[そっと、首から顔を持ち上げ、派手にやらかしている間に、
姫様方と甲賀に攻めあがります。と告げた。

止めるは無粋。
武人としての生き様は彼女に良く似合う。

自身は唯の一度も、死地に向く様を否定しなかった。*]

(148) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[若の命を受けたりて、男、虫獣の蔵へと駆ける。
其処に居りたる狼連れて。
玉響探せと命ずれば、獣、里へと駆けにけり。

里へ駆けたる獣と男、向かう先には医師の家>>47。]

(149) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……玉響殿。

[探し人の居たるを見れば>>131、男、若の玉響を探しし旨と、民子の件を短く告げたり。
玉響の、急ぎ戸口へ向かうるを見、追わんと腰を浮かしかけて、彼方より出ずる気配に再び座る>>92


新たな命をば告げらるるなれば>>111、男、跪きて其の言を待つ。]*

(150) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

……伊賀姫の瞳、噂には聞いて居りました。
事実、その為せるを見たのは、初めてですが。

[若の言葉に>>=11、男、一つ相槌打ちて。]

(=20) 2014/05/11(Sun) 21時頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

―――――承知仕りました。

[新たな命に、男、深く頭を垂れり。

男聞く、若の伊賀姫に懸想したるやと。
また、伊賀姫の若へ懸想したるやと。

男、懸想するひとの心根は解らざりけれども。

若の心持ち、いかばかりかと思わざる事もなかりけるが。


然れど、男、しのびにあれば。

毒受け取りて>>=12、是と答う。]*

(=21) 2014/05/11(Sun) 21時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 21時半頃


甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 21時半頃


甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 21時半頃


【独】 伊賀 風

/*
くっそ狼さんの見送り美味しいなあああ 
ありがとうありがとう

(-115) 2014/05/11(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[大分、方角がずれている。
 まずは峠道に出なくてはと、獣道を進んでいると、ざくり>>143……と、己の足とは違う何かが、枯れ葉を踏んだ。
 そして、血の臭いが鼻に届く。これは羽太郎だけのものではない。]

 ……やれやれ、こんな時に。

[目を凝らせば、やがて、近づく女の姿が見えるだろうか。
 暗くとも、ひどい手負いであることは分かる。]

 良いのですか、手当に戻らなくても。

[羽太郎の身を庇いながら、じっと、出方を窺った。]

(151) 2014/05/11(Sun) 21時半頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 21時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 恐らくは、伊賀者は卍谷から離れてはおるまい。
 森へ向け、獣を放っておるなれば、居場所も掴めようぞ。

[>>150玉響に向けた任と場所は同じ所への命。
されど、それぞれの役割は異なる。]

 事が上手くいけど、いかねども。
 遅くとも明朝には甲賀を立ち、海路を選んで駿府へ参ろう。

 渚にはもう話してある。

[玉響、光圀両名にも今後の動きを打ち明けておく
麓町まで降り、船場に至るまでは当然徒歩をとらねばなるまいが] 

(152) 2014/05/11(Sun) 21時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[光圀が森まで向かわば、狼煙>>76も確かめられよう。
流石に里の位置から把握するは、難しい。]

 いずれにせよ、深追いはするなよ。
 不可能と解かれば退け。

[しかしそれは、この先襲撃を受けた折に苦戦を強いる事にもなる。
異能が通じねば、光圀の隠れし忍術も破られる事となろう。

韋駄天を装うのは不可能となる。]

(=22) 2014/05/11(Sun) 21時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 22時頃


【独】 伊賀 狼

/*
海路はどのルートを取るのだろうか。
伊勢湾を出るのが結構時間掛かる気がするのだけれど、
伊勢湾抜けちゃえば、貿易風に乗れるかな?

(-116) 2014/05/11(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 風

[狼とぽつぽつと会話を交わし、>>144>>145>>146二の腕を絡め取られても特に抵抗もせず腕を預けた。
軽い口調で紡がれる笑い話には、なんだいそれと何時ものように眉をひそめる。よく馴染んだやり取りだ。
いつもより何分覇気が無いのは多めに見て欲しいが。

このような状況でも大して重い空気にならぬのは、形や信念は違えど血を好み、重く情に引きずられぬ性だからこそだろうか。
それとも互いに意図してそうしている故だろうか。
それとも。

羽太郎の名を告げれば、あっさりと狼が巻物の上に朱を引くと言う。>>147一切戸惑うことのないその様子に満足そうに目を細めた。

きっと似ているのだ。師を共にするこの男と己は。]

(153) 2014/05/11(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 風

[――と、急に掴まれた二の腕を引かれる。>>147元より力の入らぬ身体はあっさりと傾いた。
何をするのだろうかと戸惑えば、首筋に牙が食い込んだ。
唐突な甘噛みの真意を測りかねているうちに、ゆっくりと体の痛覚が引いていく。

……そうか。これは。]


……狼さん。

[目を丸くし、そして静かに閉じ。
ほんの少しだけ、まるで凪のように穏やかな表情を浮かべ、告げられた言葉ごとそれを噛み締める。

――兄弟子から送られた最後の手向けを。

ぼそりと何かを呟き、その場を後にした。
もう振り返ることもなく*]

(154) 2014/05/11(Sun) 22時頃

【秘】 伊賀 風 → 伊賀 狼

……有難う。

先に地獄で待ってるよ。

[まるであどけない少女のような笑みから溢れるのは、その表情には似つかわしくない言葉だったけれど。*]

(-117) 2014/05/11(Sun) 22時頃

【独】 伊賀 狼

/*
風ちゃん、熱くてマジ格好いい!!!
薄々気づいていたけれど、壮絶なイケメンでござる。

(-118) 2014/05/11(Sun) 22時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
家だいえーい!箱最高!あいらぶぼっくす!!!!!

(-119) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
半分以上寝てた
あかん
あかん

(-120) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 風

[――さく、落ち葉を踏みながら前に進んでいると、近くから声が投げかけられる。
ゆっくりと相手の前に姿を現した。こんな体で逃げ隠れしても仕方がないだろう。>>151問われた言葉にはふっと息を吐き]

……手当?そんなもんいらないね。どうせ今更さ。

ふふ。甲賀の渚だっけか。
あたしはその背中の若造を追ってたんだが、此処でまみえるとは僥倖。

アンタとも是非もう一度やり合いたいと思ってたんだ。
忍法遊びなんかじゃない、命の遣り取りをさあ―――

[殺気を込め、相手を睨みつける。]

(155) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[美芸に通ずるのが甲賀であれば、一芸を磨ききったのが伊賀と思えば、いがみ合うのも無理はあるまい。
人は自らに無いものを求めるものである。]

 当たり前じゃ、機能美に造形も美しい甲賀の術、
 二つ併せ持った分点が多いんは道理じゃろ!
 
[>>+60それは単純に加点の問題であるらしい。
声色の戸惑いに、なんじゃコイツ照れているのか、と
聊か外れた方へ思案しつつ。]

(+66) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 なんじゃ、蒸し返したんは御前やろうに。
 
[>>+61考える事は各々で違った。
一人は未だ捨てられぬ未来に、一人はその性質に。

強いて言えば、
雲雀は幸福絵図を見たかった、
果たせないならせめて、最期に見た呪いを祓うのが。

天国等行けるとはとても思えないが、
せめて生まれ変われるように、怨霊と成らぬように、
祓ってやる雨露があるのではないかと。]

(+67) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 断ずる資格なんかあれへんわ。
 けどなぁ、その死人の想い、受けてやる理由も無いんじゃ。
 

  ……それに、願いと違うぞ、それは。

[>>+62断ずる資格、それはきっと誰にでもない。
叶えてやる事は悪ではないだろう。

成程、伊賀の性質は己には合わぬ。
それは数々の物語にあったものとおなじ。]

(+68) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【秘】 甲賀 御神楽 雲雀 → 伊賀 百鬼 丹


     
             呪いじゃ。
 
[風に焔は揺らぐのか。]

(-121) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

  、 ……

[>>+63笑ったつもりだが、喉がひくついただけで終わってしまった。

貫かれた腕に思考を寄せる。
傷口、穿たれた穴の太さから言って、
これは暫く舞も満足にできないだろう。

此処までさせたのだ、このままおっ死んでもらわねば困る――
と、思っていたのに。]

(+69) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[風の柵は中々に深くあれを貫いたらしいが。]

        ちぃ

[思わず打った舌打ち。>>+65
避けようがない、動けない。

噴出した血はまさしく焔の如く。
身を焼き尽くすまで終わらぬ地獄の炎、
それは腕の穴を押し広げ、退けたつもりの骨を伸ばしていく。

振りきった扇、動かない片足、軸足を動かすには速すぎる。]

(+70) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


               [ ぽた ]


[落ちた雫は、どちらの血であるやら。]

[大きく捩らせていた身体の、首にぴたりと当たる血の水晶。
風を振おうと動いてしまえば、この首も貫くことになろう。]

(+71) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

  ―――ふ、
       ははっ、は、ごほっ、
       
     結構な、お点前で。

[だがこの首貫けば、身体に引きずられて動いた扇にて風刃が生まれるのは避けられぬ事は、容易に悟る事ができるだろう。

死合い、双方死人であれば、また結果も勝負無し……で、
この男が納得するかどうか。]

(+72) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 22時半頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
修正する前のを落としちゃったよね…

(-122) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 22時半頃


【人】 伊賀 風

――さあ、あたしを殺しにお出でよ!!


[刹那、左足が地を蹴り、間合いへと踏み込む。
鋼の右足を大きく振り回し蹴りを入れるも、体勢が不安定なせいで殆ど体当たりのような形になった。
気功の呪いのおかげで痛みは感じないが、やはり動きは鈍い。駿府城で対峙した時とは比べるべくもないだろう*]

(156) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>+66
戸惑ってるのはあれじゃ、ジブリのニュアンスで例えれば
もののけ姫のサンがそなたは美しい言われてびびってるのに
近いから照れてるでもそこまで間違ってない

(-123) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ……はぁ。

[予想通りの返し>>155を受けて、聞こえるほどの溜息をつく。]

 あなたなら、そう答えるだろうと思っていました。
 ここで私が「厭だ」と言っても、聞く耳など持たないでしょう?

 それに……

[ちらりと、羽太郎に視線を向けて]

 そんなことを言ったならば、私は、彼に一生恨まれてしまいます。

[軽く肩を竦め、微笑う。]

(157) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 あなたの手腕は、身を以て知っています。
 ……いえ、おそらくは私が知る以上のものを、あなたは……。

[もっているのでしょう、と。
 視線を向けるのは、欠けた片脚。
 この状況で眉ひとつ寄せないどころか、睨みをきかせてくる気丈な瞳。]

 女だから、手負いだからと、侮る気も手を緩める気もありません。

[付近に水の気配は薄い。
 幾つかの水溜まりと、せいぜい蛇程度の細い流れ。
 水の有利をさして得られないとなれば、寧ろ此方の分が悪いと心得て。]

 甲賀の忍として、全力で、あなたを葬します。

[夕闇の中で向ける瞳には、駿府で見せた、悲哀、戸惑いの色は、おそらく殆ど滲まない。]

(158) 2014/05/11(Sun) 22時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 22時半頃


【独】 甲賀 暁之 丞

んーこれ睦達の動きを止めちゃってないかな…大丈夫かなあ…。
やはり俺が行くぜ!をすべきだったかな…。

多分光圀は麻耶の浮上待ちもあると思うんよなぁ

(-124) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ……羽太郎さん、あなたは下がっていてください。
 私はあなたを、若のところへ連れ帰らなくてはならないんです。

[聞き入れてくれるかは分からないが、羽太郎に、暫しの後退を促した。
 その矢先>>156

 ───ッ!?

[ほんの一瞬、目を切ったところを突かれた。
 生身にしては重いそれに、左の肋骨数本と鎖骨を折られ、顔を顰める。
 勢いに押され倒れはするが、擦った左掌から滲む血を水溜まりへと浸し、崩れた体勢のままで反撃の水刃を3枚、頸を狙い、放った。]

(159) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……伊賀者は、森の獣に追わせて居ります。
卍谷より離るれば、獣も戻り、私が元へ一度顔を見せよう筈。
其れが無いと言う事は、恐らく、若の仰る通り。

[森の獣ども、男が育つるものにあらず。
然れど、獣ども、男に従いたるは、男の性に思う所やありけんが故か。]

明朝には、駿府へと。
承知仕りました。

[駿府へ参る由聞けば>>152、男、ひとつ、頷きたり。]

(160) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

……若。
其れは、生きて戻れとの命でしょうか。

例え、毒盛るに失敗したとても。

[深追いするべからざるとの命>>=22に、男、斯く訊ねたり。

仮に若より命あらば。
我が身に代えても、伊賀姫に。
毒を喰らわす算段なりしが。

斯く斯くたらざるなりければ、男、獣ぞ用いて行わんとぞ思いけり。]

(=23) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ちょっと麻耶ちゃんがね。
落ち表示が無い事のが多いという点がちと気になっては…いる。

(-125) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
眠すぎてちょっと睡眠とらなきゃ脳味噌ストライキなんだけどかと言って今寝たら明日の朝までぐっすりコース

(-126) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

村建てから一言入れとくかな…

(-127) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 伊賀 麻耶

/*
村建てです、お疲れ様です。

バトル村という事もあり、同行されている方や絡んでいる方の働きかけを起こす目安ともなりますので、オンオフ表記(特にオフに関しまして)は明言されて頂けると幸いです。

どうしてもメモが貼る時間を取れず、という事であれば最低でもアクションによる離脱記号の提示をお願いできればと。
度重なる所多く見受けられましたので、一度お願いを通しておきます。

(-128) 2014/05/11(Sun) 23時頃

竹千代の乳母 薊は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時頃


【墓】 伊賀 百鬼 丹


 けふっ……はぁ、

[荒々しい呼気と共に、腔内に溜まった血が吐き出される。
相手の技の出の速さを思えば、次の攻撃は
骨鞭を防御に回そうとも避けられぬだろう。]

(+73) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【独】 徳川 康家

/*
おいでませ駿府!wwwww

(-129) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹



 …………お粗末さまで、ござりました。


[>>+72短くも長くも思える沈黙の後に。
返す挨拶は、相手の礼に青年なりに合わせたもの。

這わせた血の操り糸は自ら解く。
身体が再び傾ぎかけたが、この身は糸を切られれば
手足すら動かせぬ人形ではなく、何とか踏みとどまり。]

(+74) 2014/05/11(Sun) 23時頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時頃


【墓】 伊賀 百鬼 丹

[喉元に突きつけた結晶は念じればいとも簡単に砕け、
細かな欠片になって自然の風に攫わせた。

自身の名と同じ由来持つ辰砂の輝きが、
舞手の目の前をきらきら、はらはらと舞う。

己が操る術でまだ瞳に映えうるのはこれぐらいで、
それは最後まで風雅に舞い踊った青年への返礼
――――なのかも、しれない。

無言のまま合わせる瞳は、先程までよりは落ち着いて。]

(+75) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【独】 四代目 服部 十蔵

うむ…甲賀以上に伊賀の方が詰まる可能性もあるから
一応…

ちょっと口うるさいかなあってのが気になったり、
WIKIに書いてないことだから指摘ためらっちゃうのだけど。(書かなくても問題ないよなって思う所ではあった)

(-130) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>137眼球自体は無事だと聞いて、いくらか安堵する。
卍谷ならば暁之丞は目を瞑っていても歩き渡ることが出来るだろうが、
書状を見るに外へ出るならばたとえ片目が開いていても
それは大きな枷となるはずだ。
代わってあげたいとも思うが、出来ることと言えば今は閉じた左目として動くことだけ。]

 ……あの男は、丹色と言うのですか。

 あちらはもとより万全ではなかったようでした。
 ですが……最後に、油断をしてしまいました。

[暁之丞にした仕打ちを、そのまま返すかのごとく左目を抉った事は伏せておいた。
目の前の男がそのような事を聞いたとして、喜ぶことはないと知っている。
丹色の左目を抉り、愉悦を感じたと告げればそれこそ咎めを受ける気がしていた。]

(161) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【人】 伊賀 風

[目の前の男が大きく溜息をつく。>>157
呆れたような微笑だが、彼と前に相対した時感じた、尻ごみするような色はもう見られない。]

…そうかい。アンタももう決めたんだな。

[ぽつ、と呟く。
駿府で対峙した時、この男の態度を疑問に思ったのを思い出した。忍の癖に戦を疎い、また刃を交わしたいと告げても消極的な態度だった男。

だがきっとそれには彼なりの理由があり、何らかの理由で戦を疎っていたのだろう――それが己の初戦での出来事と関わっているとは風の預かり知らぬ所だが――。
だがそんな男がしかし今度は決意を目に、己を殺しに来るという。]

(162) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【人】 伊賀 風


くっくっ、全力で葬すだって。
そう言って貰えるなんて実に嬉しいねェ!

…あったり前だ。
女だからなんて理由で手を抜いたらぶっ殺す!!

[嗚呼、だからこそ人は。戦というのは、面白い。]

(163) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【秘】 甲賀 玉響 → 甲賀 暁之 丞

 あ……──、

[>>137暁之丞の手が、体に触れれば、びく、と体を硬直させる。
布越しでも、その手がこうして気遣うことが嬉しい。
そのような場合ではないと理解はしているのに、過敏に反応する自分を呪う。
その熱がわからないように顔を下げて、色づく頬を隠した。]

(-131) 2014/05/11(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ふむ。既に手を打っておったか。
 でかしたぞ、光圀。

[>>160獣に動向を伺わせている旨を聞き、首を縦に振る。
問題は、そこに麻耶が居るかどうかという話ではあるが。]

 出立の折り、獣を連れて歩くは難しかろう。
 せいぜい蟲や蛇…それと鳥類程度のものになるか。
 
 其方も支度をしておくようにの。

[とはいえ、この光圀の本業は獣を使うことでは無い。
情報収集に一役買う獣の扱いが薄くなるのは惜しい所ではあるが]

(164) 2014/05/11(Sun) 23時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時半頃


【鳴】 甲賀 暁之 丞

 無論。
 其方も人別帳に名を馳せし一人。

 其方だけでは無い。
 玉響も、渚も。無駄に命散らせば、駿府へ赴く意味も絶えよう。


 迅速に、しかし命を散らす無鉄砲はするなよ。

[それこそ人一人と刺し違えよなどと言わぬ。>>=23
麻耶の“命”を奪えと言っているわけでは無いのだから。]

(=24) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[渚が羽太郎に声をかけた一瞬の隙。
体重を乗せ、蹴りを放つとそれが男の腹にめり込んだ。

だが近い距離で放たれた水の刃は避けきれず、
こちらも布刃を構え受け流そうとするものの、3枚が頬を抉った。ばらり、と長い髪が刃に切られ、束になって落ちる]

(165) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【独】 伊賀 風

/*
全ヒットかよ!w

(-132) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>137顔を下げて、左手で右腕をそろりと撫でる。
暁之丞の手は、患部から離れているため触れることは無い。

鈴城の術は体の表面にある裂傷や刺し傷、擦り傷などを再生させる。
このため、丹色の血針による足の怪我は治して貰ったため移動する分には問題ない。
左掌の傷については、今後も何かと必要になると思って治療を拒否したが、膿んだところを見れば叱りを受けた。
それでも引かなければ、医師の譲歩として、幾許かの血を取った後に塞ぐ事を提示された。
玉響はそれを飲んで、小鉢に血を溜めた後に掌の傷を取り去った。]

 …腕、は……。
 今はこのような状態ですが、すぐに治ります。

[裂傷などの傷はこうして治したが、体の内側にあるような怪我、
折れた骨などの再生までは出来ず。
右腕の方は薬草を貼り、添木を当てて安静にしている状態だった。
だが、痛みを我慢すればなんてことはないと思い、
すぐに治ると嘘を吐いた。]

(166) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[かろうじて受けた3枚の刃は軌道を外れ、だが確かに顔を髪を切り裂く。痛みは感じない。
切られた髪の束をそのまま掴み、術をかけた。
お返しとばかりに鞭のようにしならせ、渚の顔に叩きつけようとする。]

(167) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ぶっ殺す、ですか。

>>163嗚呼、似ている。
 いずるも、そんな性分の女だった。
 ともすれば生意気ともとられかねぬほどに気丈で、しかし口だけではない強さを有して……]

 …………。

[こんな時だというのに、憧憬に、微かに口元が綻んだ。]

(168) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[先の言葉通り、手を緩めるつもりは毛頭なく。
 もうひとつ水の刃を作り出し、己の手頸を掻いて、流れる血を小川に落とす。
 現れた水蛇は、毒でも孕めば蝮にもなれるだろうが、今、男の手に毒はない。そも普段から持ち歩くことは滅多にない。

 動きを阻害するように、水蛇は、風の身体に絡み付こうと*]

(169) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時半頃


【人】 伊賀 狼

― 卍谷森中 ―

[創に塗れても尚、夜に吹く風として脚を踏み出した背中。
己は唯の一つも疑っていなかった。
今宵また、人別帖に二本の赤線増えること。

感傷に浸るなどと言う人らしさは薄い。
周囲に放たれた獣の気配を鼻で利き、男はまた夜を跳んだ。

この機を逃すわけには行かぬと疾る。
だが、男はまだ知らない。

伊賀頭目が綴り、蝶に運ばせる文があること。
それが、己の逆鱗に触れることなど。]

(170) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>138玉響の問いに返るのは無言と、人別帖。
床に広がるそれを見れば、民子の文字に赤い線。]

 ……やはり、もうだめなのですね…。
 一緒に、暁之丞様を待ちましょうと、言ったのに。

[暁之丞から言われてしまえばどうする事もできない。
悲痛な表情を浮かべ、唇を噛む。

色々としてあげたいことが沢山あった。
綺麗な服を着せて、髪の毛を梳いてやって、可愛い髪飾りを付けて。
歳を重ねれば、それはそれは美しい女に育っただろうに。
好きな男と一緒になって、倖せに成るところを見届けたかった。]

 お民……。

[体を失くした民子に呼びかけるにはどこに呼びかければ良いのだろうか。
せめて魂だけは冥府から抜け出せていればと思わずにはいられない。]

(171) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

此の甲賀の地にて、余所者を好き放題させるは、獣どもも承服できぬのでしょう。
常より素直に従うて呉れました。

[でかしたぞとの若の言葉に、男、斯くと答えける。]

虫に蛇、鳥が居れば十分に御座ります。
必要あらば、現地で調達するも可能かと。

[支度せよとの命聞きて>>164、男、ひとつ頷きたり。
甲賀の獣には及ばざるとも。
男、其の性故か。
獣の扱い秀でたれば。
訓練せざる獣とて、多少の意志を交わす程度。
難き事には非ざるなり。]

(172) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

……承知仕りました。
我が身を先に、次いで命の遂行をば。

[斯くと聞かば>>=24
男、己は遠きに見守りて。
獣にさする法をば練れり。]

(=25) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時半頃


【人】 甲賀 玉響

[暁之丞がしたためた>>109書状を受け取る>>110
爺様も、雲雀も、民子もいなくなってしまったのに。

何故、伊賀へ攻め行かぬのか。
何故、甲賀で迎え撃たぬのか。

暁之丞はもとより無駄に血が流れる事を厭い、争いを好まぬ男。
口に出すのは愚問の極み。]

 ……御意。

[書状は、玉響の手には重たく感じた。**]

(173) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 ははは、百鬼、やりおるなぁ、
 二対一なら、まだしも、 っ一対一でこうなるんは、
 考えとらん、かった、はは、
 
[それはまさしく本音である。>>+74
血を流し過ぎてか、ようやく取り戻した痛みが身を襲う。なるほど、薬が無ければ負けていたらしい。
羽太郎に感謝せねばなるまい。

気を抜いた顔に、痛みの痙攣が一つ。]

(+76) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【秘】 伊賀 麻耶 → 四代目 服部 十蔵

/*
お気遣い痛み入ります。
メモを貼れずに居ること、コア遅めになっていることも加えて、
申し訳ありません…

了解致しました。
以後常に気に掛け、指摘の箇所、ご迷惑をかけないようにできればと。

(-134) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
あ、すみません、風呂行こうとしてry

(-133) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時半頃


【独】 伊賀 狼

/*
おや、焦らせてしまったかな。
こちら自分(と風さん)以外は遅めINっぽいので、
大丈夫だとは思うのですが。
待つの結構好きですよ、わくわくします。

(-135) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 ほう。
 錦やのうて、丹の色か。
 
[>>+75きらきら舞う辰砂は、非の打ちどころなく美しい。
なんだこんな芸当もできるじゃないか。

2、3歩後ろへ退くが、それは頼りない足取りで。
穴の開いた片腕からこぼれた血は、驚くほど冷たく感じたが
痛み堪えて、その辰砂に白い蝶を舞わせてみせる。
試合の終い、礼の如く魅せられたその色へのせめてもの返しであったが、脚は耐え切れずに崩れて、地に座り込む。

少しばかりは落ち着いたらしい瞳を見上げ、穏やかな笑みを。]

(+77) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/11(Sun) 23時半頃


【秘】 四代目 服部 十蔵 → 伊賀 麻耶

/*
コアに関しては問題ないかと。

リアル都合を大事にしつつ、不在多めの折りは同行者様に負担かからぬよう、ご提示はされると良いのかなーとは思いますが。

WIKIでの諸注意に該当しない部分を指摘してしまい
こちらこそ申し訳ないのですが、他参加者様も気にされる点かと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします(深礼**

(-136) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>110筆を受け取り、血を混ぜた墨を使って和紙に烏を描く。
この血の量であれば、夜が明ける頃までは持つ。
さらりと描いた烏は、やがて和紙から姿を現した。
烏の足に和紙をしっかりと括りつける。]

 伊賀者の元へ、お行き。

[外へ行き、血の香る漆黒の烏を夜空に放った。

烏は森を彷徨い、伊賀者を目指す。**]

(174) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[髪をしならせ、ひゅんと音を立てて振り下ろす。それは当たっただろうか。大きく動いたせいか、がくりと体がよろめいた。
その隙を狙い、渚の現れた水蛇>>169が身体へと絡みついた。

ずるりと肌を這うその蛇は、しかし思いの他強い力で四肢を締め付けた。
支えを失った体がどさりと倒れ、ぎちぎちと肉が、骨が軋む。
胸の傷がぱっくりと開き、新たな血が溢れる。]


が、はっ……

[不自由な体で、それでも何とか振りほどこうと力を込め藻掻く。]

(175) 2014/05/11(Sun) 23時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 00時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 お民は此処におるぞ玉響よ。
 
[雲雀の持ち物である金箔押しの舞扇子、
懐より取り出し、その眼に焚きつける。

気鬱さを抱くは己とて同じ。>>171
しかし、気病んでおれば状況は悪くなる一方と識る。


だが、もしもこれ以上失うものが増えて行かば。
この平静を保って居られるのだろうか。]

 ……伊賀者共がこの文に気を割いている間が好機だな。
 玉響の鳥と連携せよ、光圀。

[文を括った鳥羽ばたかせたるを見守り。>>160
今後の話>>172、また任の承知を受ければ、好を逃すなとだけ。

失敗すれば、何れは別の事を覚悟せねばなるまい。
だが――その覚悟が、今の己には無いのだ*]

(176) 2014/05/12(Mon) 00時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 00時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[頸を狙った三枚の刃、けれど易々と急所を斬らせてはもらえないか>>167

 顔に、髪。
 女であれば、どちらも、命と同等ではないのかと。
 思いはしたが、それを理由にしてしまうのは、目前の敵を愚弄することにも繋がりかねぬと、弛めることなく水蛇を練り上げようとした矢先───]

 ……ッく?!

[鞭のように撓った髪が、左眼の上に落とされた。
 かしゃんと小さな音がして、硝子が割れ、ひとすじの赤い傷ができあがる。
 脳に吐き気を伝えるようなこの痛みは、おそらく眼球に傷が及んだ為か。

 揺らぐ視界の中、流れ出る血を手で拭い、水蛇に更に血を与えたならば、その力は水と思えぬほどに強まって、風の身体を締め上げたか>>175。]

 ……っ、不自由ですね、片目というのは。

[常からそうならいざ知らず、急なことでは、まして眼鏡に頼る程度の視力では、距離感が巧く掴めない。]

(177) 2014/05/12(Mon) 00時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
ぬ?
矢張りこの時間は重いんかなぁ

(-137) 2014/05/12(Mon) 00時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

羽太郎の死に目には合いたかったけどなあ…
呪縛の目が混ざる他対一は、チート過ぎる気がするんよね

(-138) 2014/05/12(Mon) 00時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

丹色の時に一回やってるからなー
気兼ねなくバトルするにはちょっと邪魔かなって思いつつ。

うん、やはり難しい役回りだわな

(-139) 2014/05/12(Mon) 00時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

くっそwwwwwwwwwwwwwwww
なんも気にせずバトルしてえな…wwwwwwwwwwwwwwww
うおお、死合わせろぉー

(-140) 2014/05/12(Mon) 00時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ここで破幻の目塞ぎに行くのが早かった感はあるんだよぬ。
でも、このタイミングで謀っておかないと多分回収できない気が

折角羽太郎が設定出してくれたのに勿体ないという

(-141) 2014/05/12(Mon) 00時頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 00時頃


【墓】 伊賀 百鬼 丹


 はん……お前も美に煩いだけの張りぼて男かと
 思うてたら案外しぶとかったのう。御神楽の。

[>>+76自分の起こした風で吹き飛ぶような、とまでは
最初から下に見ているわけではないが、
血の呪を受けても己の舞を果たそうとしたのは驚嘆に値する。

腕を抉った分はなるべく痛まぬよう引き抜いてやり、
骨鞭は石臼が立てるような音と共に何重にも折畳まれ、
皮膚の裡に還っていった。]

(+78) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ……ほれ。
 鉄臭いんは今更じゃ、我慢しとけ。

[顔に痙攣走ったのを確認すれば、解いた血糸の形を珠に変え、
負傷の激しい部分へと飛ばす。

血を介して他人の痛覚を刺激出来るなら、逆もまた然り。
治癒力と言う程万能でないが、己の血なら多少の血止めになろう。]

(+79) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[駿府で会った女は、これしきの水業、引きちぎる事も容易かろうと。
 だからこそ、普段よりずっと強い蛇をうんだ。
 やや多く血を使ったが、それだけの効果は出たか。

 だが、倒れた身体から血が流れ、蛇に混ざれば、締める力は弱くなる。

 視界はまだ揺らめくが、身を起こされる前に次の一手を……とどめをと、右手に水を纏わせ、練り上げ]

 ……やはりあなたは、強い女《ひと》です。

[ならば、尚更に。
 ここで終わらせなくてはならない。

 情けは侮辱。
 躊躇いは破滅。

 ───ならば、選択肢はもとよりひとつ。]

(178) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 風

[もがく様に先程振り下ろした髪の鞭は、どうやら渚の顔に当たったようだった。
眼鏡が割れ血を流す男に、にやりと哂ったのも束の間、ぎゅうぎゅうと更に締め付けられる。>>177うまく息が出来ない。
このまま渚に細々とした傷を与え続けても、恐らくは相手の水練術が強まるだけ。
やるなら一気にやらなくては。]

―――っ…

[なら、どうするか。なんとか気を逸らせないか。
力づくで何とか絡む蛇を押しのけ、僅かな隙間を作り右腕を動かした。

ここからでは届かない。だから手にした刃を、布を握り締め、

――鋭く、槍で貫くように標的に向かって投げる。]

(179) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……はっ。

[命を受け>>176、男、直ぐに屋敷をぞ発つ。

蔵に寄りて、虫と蛇とを伴いて、鳥を追いし。
また、森に在りては獣に命じ。
知らぬ臭いは全て敵とぞ。
敵は排除せねばならぬと。

斯く斯く伝え侍りしに。
森の獣ども、知らぬ臭いを嗅ぎしかば。
襲えや襲えと、獣同士で伝え合い。

例うなら、獣どもの、知らぬ男の臭いなど>>170
風のたよりに嗅ごうものなら。
忽ち唸り、牙剥かん。]

(180) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 ああ。丹色でにしき……て。
 それを知らんと襤褸だ雑巾だ言うてたんか、阿呆鳥。

 お前のせいであの眼鏡男にまで雑巾呼ばわりされたいうに…
 くっそ、思い出したら腹が立ってきたわ。

[悪態吐きつつ舞う赤に白い蝶が混ざれば、
また少し黙って短い共演を眺めている。

ただ美しいだけの技は戦場で使うには値せず、
また身内にこの芸当を褒めてくれそうな者も少ない。
……麻耶ならば或いはと思ったが、彼女の瞳は破幻。
編み出しながらも、生きている間は終ぞ使う機会はなかった。]

(+80) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【墓】 伊賀 百鬼 丹


 …………。

[穏やかに笑まれても笑い返さず、むすっとしたような表情は
それでも憎悪に比べれば、幾許はましだろうか。

例え身が切り裂かれることになっても、
あの時やろうと思えば雲雀の喉は貫けたはずだ。

ここで魂ごと朽ちれば、鍔隠れの同士を見届けられぬという
想い以外にもとどまった理由はあること。
何かは具体的に上手く口には出来ないが、
確かに“ある”ことだけは、認めざるを得ないだろう。]

(+81) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[斯くして、男、鳥を追う。
墨染鳥の、廃寺にこそ着きたれば。
ややの距離をば起きたりて。
先ずは蛇を放ちたり。
うち、毒有りたるは一匹なれど。
全ての蛇に牙は有り。
蛇の牙にぞ塗られし毒は、巡らば光失う盲毒。

また、蛇の歩みに合わせたりて、虫を寺へと放ちたる。
亀虫、百足、蜘蛛、蛾など。
およそ女子の好まざる、虫ども寺へと放ちたたりて。

中に虫の溢るる隙に、蛇の、毒牙を剥かんとて。
じるりじるりと、狙いたり。]**

(181) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 風

[――但し標的は渚ではなく、彼の後ろの羽太郎だ。
その心臓目がけて一直線に刃を突き刺そうとする。

一瞬だ。
一瞬渚の気がそれ、この水蛇が外れてくれれば、それで良い]

(182) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

―廃寺の外―

[火種を起こし、狼煙上げるは廃寺の西側数里の場所。
 鍔隠れより卍谷の方へと向かったのであれば、どんなに遠回りしても東には向かわまいと踏んでのこと。

 上がる煙は白が混じる。

 その意味は―――…]

(183) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【赤】 伊賀 一二三

[此処より西へ、合流。]

(*10) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 00時半頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
ちょっともう眠すぎて何も考えられない……

(-142) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[どうか風が気付いてくれると良い――…と、祈り、乗る風を確かめ。
 寺へと戻ろうする途中、女は枝上へと跳んだ。

 甲賀の狗だろう、野生のものと異なる狼を見付けた。苦無に手をかけようとして思い止まり、殺気を抑える。呼吸をゆっくりのものとしやり過ごそうとする。


 ―――しばらく、暫く。*]

(184) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[光圀に命じしは、即ち。

粘性の目潰し薬。
つけて数日は水濡れ・油で流そうと取れなくなるというもの。
それは、羽太郎の家に伝わる秘伝薬学。

紛れし内、一匹の蛇>>181が狙いしは、麻耶の両目なり。*]

(185) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【見】 竹千代の乳母 薊

 どうじゃ?まだ伊賀は優勢なのかえ?

[小姓に尋ねれば、この前と同じ答えが返って来る。]

 ほう、伊賀はまだ頭領の老婆以外は討たれておらぬと?
 
[確認するように尋ねる。瞳は疑いの色を消す事は無く。]

(@5) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 00時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

[水蛇が弛みかける。
 断ち切られる前に、とどめをと、水を纏って鑓となった右腕を突き出そうとしたのだが]

 ───?!

[先に風の布が、槍となって放たれた。
 己からは逸れたそれに、狙いずれたかと思ったのはほんの一瞬。
 槍の狙いを覚れば、はっと目を見開き、振り返り]

 羽太郎さん!!

[槍を止めようと腕を伸ばすが、手は空を切る。
 そして気の逸れた瞬間、蛇の力はただの縄以下に弱まった。]

(186) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
未使用技には変異させた血管を相手に挿して吸血するってのとか
あるけどこれはもう使う機会はなさそうじゃな!
というかさすがに対NPC向けすぎた

丹色は血だけなら常人が2回死ぬ量を失っても活動可(3回は死ぬ)
なんで毒とか身体の内部に作用する術で特異体質逆手にとって
殺すか、玉響どのみたく内蔵潰しにかかるかが有効的な対処と思われ

(-143) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

ー夜・廃寺ー

[ぱちり、とその少し前から意識を浮かび上がらせていた男は、やおら目を覚まし体を起こした。体の疲れも今は癒えている]

…狼殿がおらぬが。

[僅かな変異があれば、それで目は覚める。勘とも言い、死と隣り合わせの務めを続けていると研ぎ澄まされる感覚であろうか。]

一二三も出ておるか?

[となれば後は麻耶のみか。物音を殺し、寺の入口の開き戸から外をそっとうかがう]

犬か何か嗅ぎ付けたか?
それにしては随分静かであったが…

(187) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【削除】 伊賀 一二三

―夜更け―

[障子がそっと開かれる気配に目を覚ます。>>122
 麻耶ならもっと音を立てるだろう。
 隣で眠っていた睦は、また交替で出ている。]

 ……

[女は起き出し、周囲を見渡す。
 矢張、狼の姿がなかった。

 外に出て星を見上げると、もう夜更け。
 それでも風は――来ない。


 また狼煙を上げんと、女は用意し白煙を上げた。>>144

2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[>>84柔らかに置かれた手に抱いた感情は、安堵とは程遠く。しかし、体は疲弊し、緊張の糸をピンと張っていた。遺志を継ぐための意思は、伊賀甲賀、互いに手を取り合うとしていた事を旧址へと変えるのか。]

 …相分かった…。半刻程休めば、屹度大丈夫……。

[自らの体は自らが思うよりより疲弊している。

眠りに落ち。夢を見て。まだまだ記憶の浅瀬に転がる思い出。
此の瞳はそれすら幻だと碎くのだろうか。瞳は魔を退治する月。
であれば、いつか月すら碎きたい。微睡みの中に願った想い―――*]

(188) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 麻耶

――現在―

[軈て、無理矢理に目を覚ませば。傍には睦>>187
 違和を覚えたのは虫獣の這い回る。音。]

(189) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 風

[狙い通り渚が羽太郎の方に意識を向ける。>>186
水蛇の力が弱まり、強引にそれを引き裂いた。

無理やり足元覚束無い体を起こす。きっとこれが最後の機会だ。
低く苦無を構え、全身全霊を持って地を蹴り体を動かし、渚の懐へと突進した。それを左胸にぶち刺そうと。

届いたかどうかは、分からない。
もし届いていたとしても体裁をかなぐり捨てて喰らいつく女の姿は完全に無防備であった。
渚が右腕に練る技>>178に貫かれれば最早防ぎようもなかったことだろう*]

(190) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

―夜更け・廃寺の外―

[狼が障子を開けるよりも先に、また女は見張りにと外に出ていた。>>122

 ……

[星を見上げると、もう夜更け。
 それでも風は――来ない。


 また狼煙を上げんと、女は用意し白煙を上げた。>>144

(191) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 00時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―夜・甲賀屋敷―

[甲賀忍を集め、屋敷外に於いて見張らせる。


羽太郎を迎えに行かせ、戻らぬ事は気がかりでしかないが。
川に流され、走り、瞳術を使った疲労は凌げるものに非ず。]

 ……玉響、其方も休めよ。
 状況掴めれば、叩き起こせ。

 流石に休む。

[障子の隔たりの先に居る娘へ声をかけ。
布団へ入り、ひと時の休息を得る*]

(192) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 狼

[森を駆け抜ける男の俊足。
周囲には獣の気配、恐らくは甲賀飼いの獣達であろう。
野犬に狼、鳥。なるほど、見世物小屋か。と独りごち。>>180

されど、狼煙を目印にしているならば、
其処まで連れ帰るわけには行かぬ。
伊賀の珠姫は、忍術以外に滅法弱い。

伊賀に代表せし他七名に置いては、足止め程度にしかならずとも、
唯一人、血と争いを厭う姫には必死の刃となる。

早々に廃寺へ帰参したがる内心を隠し、
男は懐から忍刀を取り出すと、袈裟をはためかせながら、
木々の合間より降下すると共に、刃を奮った。]

(193) 2014/05/12(Mon) 00時半頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 01時頃


【人】 伊賀 狼

[舞い降りると同時に、一匹の野犬の喉笛から血飛沫が吹き上がる。
獣の血はどこか懐かしさを伴う。

着地した脚を軸に、遠心力に任せて逆手の刃を払えば、
襲い掛かる狼がキャンと鳴いて地に落ちた。
更に足元を狙う四足の鼻先蹴り上げ、無双を奮う。

致命傷を負う数ではない。
寧ろ、伊賀に置いては修行の一と言う光景。

しかし、野犬の中に混じるは甲賀より躾けられし狼数頭。
狼の狩りに於いて、集団戦は少々厄介。

手の内で忍刀を回し、右に刀を、
左に袖より滑らし出した苦無を持ち、双刃となる。
集中力切らさねば、この程度に勝利は見えている。

だが、確実に。

――――廃寺の、切り札となる瞳の守衛に追いつかぬ。*]

(194) 2014/05/12(Mon) 01時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 01時頃


【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 舞台があっさり終わったら、御客さんも寂しいやろ?

[>>+78しぶとさには確かに自信があった。
山猿の田舎者、どうせ術も半端であろうと見くびってはいたが、
見事、うつくしい物を見せやがった。
己の審美眼をうならせたのだ、認める以外には無いだろう。

……然し、生きてるうちにこうして争っていれば、
もう少し加減をしろと拳骨でも落とされていただろうから、
矢張り、死舞いと成ってこその理解なのだろう。

顔が笑って居られたのは、その気遣いに寄る。
やろうと思えば抉る事も出来ただろうに、と考えれば答えは明白、然しそれをあえて言うのも無粋である。
あの長い骨、削って仕舞うのか…?と、興味深そうに還るそれを見つめ。]

(+82) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 へぇ、便利な血やなぁ。
 …………今は甘えさしてもらお。
 
[>>+79飛んだ血を反射的に見たものの、その声色に攻撃の意志が見られないために、構える事は無く、甘んじて血を受ける。

有難うと言ってやれば、どんな苦味を口に含んだ顔になるだろう、と思って。
甘え、と言ったのは、ある種の心遣いではあったのだが。]
 
 ふぅむ…優美を捨てて汎用か。何処までも機能。
 其処までの拘りは職人芸じゃの…むぅ…
 
[そうしてその血が血止めになるのを見れば、ほう、と感嘆。
何やらぶつぶつと考え始めたのは、己の術の機能性であった。
殺傷足止め優美さ、どれをとっても素晴らしいと自画自賛しているが、流石にこうまでの用途はない。
どうにかして入れるか…と無茶な事を思いつつ。]

(+83) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 ……にしき言うたら、普通錦て思うやないか、この襤褸!
 まあ、字ぃ聞く気も無かったしのう…
 
 眼鏡言うたら、渚殿かぁ?
 ははは、お前、あの人にまでそないな事言われたんか!
 あひゃ、うははははっ、いたっいたたたた…
 
[>>+80
悪態には矢張りきぃきぃ鳴いたと思えば。
あの穏やかな男になんて口を効かせるのだ、ある意味才能だ、とけらけら笑って傷に響かせる始末。]

 なあ、御前。
 ちゃんときれいなもん知っとるやんか。
 
[崩れ落ちて舞いきる事は出来なかったが
この辰砂、確かに優美であった。

己が術のように、あの血の雲雀のように。
美を知らぬ山猿と言った事は、撤回してもいい。]

(+84) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【独】 四代目 服部 十蔵

しかし眠くても更新を待たなくてはならない!

(-144) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 ふふ……くくく…
 
[>>+81何やら、死ぬまで遊んでもらえなかった猫に、
死んでからようやく遊んでいただいたような心地である。

忍び笑いは聞こえたか。]

 約束は約束じゃ、その呪い、捨ててもらうで。

[扇を袖に仕舞いながら、そもそもの試合の要因を持ちだした。]

(+85) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 伊賀 麻耶

これは――――っ!

[睦が戸を開けたのなら、緑血の者共が来る>>181。蟲使いに襲われたか、外の一二三には向かわぬか>>191。それが忍法によるものであるなら虫に瞳も効けども、仕込まれ、仕向けられ暴れまわる虫には意味など無く。蛇の接近にも覚れず。]

(195) 2014/05/12(Mon) 01時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 01時頃


【独】 甲賀 暁之 丞

暁之丞さ…体力がやばいんだよな相当
だってプロローグから寝てないんだぜ…?死ぬと思う。

いや、多分伊賀に渡る途中で宿場町泊まってる気するけど
描写してなかったからな

(-145) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[ああ。指笛が鳴っておる。>>139

こっちか。

行かねば、行かねばならん。誰だ?呼び止める声。>>140]

 なぎさ?

 今、今、帰るところじゃ。

[暗くてようわからん。手を突き出すと引っ張られた。足が宙に浮く。*]

(196) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【見】 竹千代の乳母 薊

 大御所様は城におられるのかえ?
 今一度、世継ぎの件、本人の口から確認したく…

 「ご、ご心配為さらずとも伊賀方が勝利した場合は竹千代様に…」
 
 そうかえ? しかし怪しいのう。
 今までこんな事は無かったのじゃが…

 まるでわしをここから出さぬよう
 そなた達が参ってるように思えるのじゃが…

[ギロリと鋭く小姓を見つめる。そして襖の向こう側にいるであろう者に声をかける。]

 駕籠を持て。
 何を焦っておる?わしが外へ行ったらまずいのかえ?

[焦る様子の小姓に疑いの眼差しを向けたまま笑う。]

(@6) 2014/05/12(Mon) 01時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 01時頃


【独】 伊賀 山

/*
……ばばあ平日の出現率どうなるんだろう

ぬー。ぬーん

(-146) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 伊賀 麻耶

[蛇が襲う。軽い体は衝撃を受けど。徐々に増え。

羽音が煩い。ぶぅんと耳障りな振動が、払えども払えども鬱陶しく。
 多脚の毛の不気味な足音。かさりかさりと糸を吐き。
 夥脚の蟲は体をくねらせ。尖った顎口で噛まんとする。
 嫌な匂い。妙な匂い。五角の臭蟲、精彩を欠き。]

(197) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[女の声だ。

風か。

よくぞ。


よくぞ追ってきてくれた!!]

(198) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【独】 伊賀 狼

/*
たぶん、原作に添いたい甲賀と
ヒャッハー!バトルだー!な伊賀的な?

(-147) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[羽太郎の身を案じることすら叶わぬうちに、水蛇は引き裂かれ>>190、四散した。

 風の身体が起き上がるのを見れば、構えを取り、地を蹴る彼女に自身からも距離を詰める。]

 ぐ、ッ……  ケホっ!

[低い姿勢から、視えぬ左側を狙われた。
 急所こそどうにか外しはしたが、苦無を左胸に深く喰らいつくように突き立てられ、咳き込み、小さく血を吐いた。

 けれど、いくら近接を苦手とする男でも、密着したこの状態を外すことなどありえない。

 風の左胸目掛け、今度こそ真っ直ぐに、右腕の水鑓を突き出した。]

 ───……。

[紅い水が、暗い地面へ落ちてゆく。]

(199) 2014/05/12(Mon) 01時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 01時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/12(Mon) 01時頃


【秘】 甲賀 水練 渚 → 伊賀 風

 ───……あなたとは


   こんな、ふうには……


[出会いたくはなかった。

 そこまでは、声にならぬまま……]

(-148) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 伊賀 麻耶

 きゃぁっ――っ!!


[飛びかかる蛇達。歯牙の掛るは――

           ――右の腕に。右の腕に。脚に。腿に。


その内の一匹の噛み跡は、酷く傷んだ。]

 ―――――――、。
 

(200) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

 ッハハ!!

[声のする方へ飛び込む。腕も足も、痛くなどない!

捻じ曲がった腕、骨の突き出た腕を前に伸ばして数歩。

前のめり、何かが開きになった胸に刺さった。
だがこの腕もなんとか、刺せぬものかと。伸ばす。]

(201) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 伊賀 風

[水遁に左胸を貫かれ>>199、ばたばたと紅いものが血に落ちる。
至近距離で渚の顔を見上げ、その口元が何かを形作る。

意識が昏く、昏く落ちていく**]

(202) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【秘】 伊賀 風 → 甲賀 水練 渚

たのしかったよ、ありがとう。

(-150) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【赤】 伊賀 麻耶



[毒だと気づくは、直ぐ。]

 

(*11) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

目は覚めておられたか。用心なされよ。

[一言告げて、摩耶の側に侍る。
しゅるしゅるという、微かな音が聞こえた。
僅かな月星の明かりの中、何かが音も少なに忍び寄っている

これは…蛇か!?摩耶殿。できる限り、真中へ…

[ならば毒があったとて何の不思議もなし。火は苦手であろうが、目立つ真似に及ぶのは憚られる。
近づいてくる蛇の鎌首をすっと捕らえ、締め上げた]

俺の知った蛇にこれはおらぬ…毒があるかどうか分からんが、噛まれると不味いのう。

[如何に対処すべきか僅かな間にその間にも、蛇の気配はまだまだ増えている様子]

(203) 2014/05/12(Mon) 01時頃

【独】 伊賀 狼

/*
羽太郎さんがんばれ!あと三分!
ウタロウマンがんばれ!

(-149) 2014/05/12(Mon) 01時頃

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36回

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雲雀
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羽太郎
22回 (5d)
20回 (6d)
玉響
29回 (7d)
一二三
64回 (8d)

処刑者 (7人)

12回 (3d)
25回 (4d)
3回 (5d)
4回 (6d)
14回 (7d)
光圀
11回 (8d)
十蔵
6回 (9d)

突然死 (0人)

舞台に (2人)

康家
11回
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