人狼物語ぐたるてぃめっと


581 夢幻泡影―呪縛の眸と破幻の瞳―

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が7人、囁き狂人が7人、黙狼が1人いるようだ。


【人】 猫又 こま

なーぉ。

(0) 2014/05/03(Sat) 01時頃

こまは時が進むよう祈った。


【人】 甲賀 玉響

 いいえ、暁之丞様がいらっしゃることに何も妨げはございませぬ。
 雲雀は……よく顔を覗かせますが、餌を与え、
 興味を失えば去り行く鳥と同じです故に。

[いてもいなくても同じことだ、と。
雲雀より暁之丞の顔を拝見できて嬉しいという対比を口にして、
草鞋を脱ぎ、上がりこむ暁之丞を落ち着き無く見守る。
ともすれば髪の毛を手櫛で整えて、身なりを気にしていた。]

 画は、ご用意できましたが、表装の段に来て少々難を。

[>>0:270緊張の面持ちで聞いた暁之丞の用向きは、何の事はない進捗状況だった。
ほっと胸を撫で下ろしたものだが、続く言葉には少し眉を寄せる]

 伊賀に、行かれるのですか。
 そうですか……、お気を、つけてくださいせ。

[しかも摩耶に逢いに、と来たものだ。
惚れた相手に逢いに行く前にこちらに顔を出すなど。
表に出ないように努めたが、それは相当な落胆に繋がり、舞い上がった心は一気に冷めてゆく。]

(1) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府城 ―

[饗八を従え、駿府へ到着したのは文を受けた翌朝の事。

今はといえば、伊賀甲賀の首領と頭目からは離れた場所に膝を落ち着けていた
頭を上げては言葉交わすもおごましき天上の人物、康家公。
そしてその懐刀、柳生の足元よりやや斜めに下がる形。


男女二名の精鋭を前に、男共が抜きん出る。
刀持ちたる下男は五名と五名。
轟かす名こそないが、柳生の門下生達であった。] 

(2) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
更新挟んだwwwwうひゃーwwwwwww

(-0) 2014/05/03(Sat) 01時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


【人】 甲賀 玉響

[>>0:270流石に祝画に血を混ぜた墨は使っていないため、
ただの水墨画に過ぎない。
しかし画の心得は相当に持ち合わせている。
暁之丞が、手にした画に感心を覚えているのも見て取れて嬉しいのに
少々不満が募る]

 ……暁之丞様のおめでたい席ですから。
 ひと時も手を抜けないのであります。

[暁之丞が喜ぶ顔が見たい。たとえそれが婚儀に於いてでも構わない。
そう言い聞かせてに心を砕き、一所懸命に仕立てていたがどうにも
心と言うのは厄介なもので、なかなか納得は出来ないものだ。]

 お気遣い、痛み入ります。

 暁之丞様の婚儀の暁に、お慶びのご様子を見ることで報われます。
 どうか、お楽しみにしていてくださいませ。

[身体を気遣う言葉には、首肯することなく、笑みを浮かべて告げた。]

(3) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【見】 徳川 康家

― 駿河城中庭 ―

[白石が敷き詰められし駿河城の中庭。
 桜の花弁浮かぶ池で呑気にえさと水草を食む鯉たちも、今日ここで何が行われるなど知りはしない。ごくごく一部の城中のものとて同じである。

 服部十蔵と服部饗八、そして柳生の剣豪が立ち会う中。

 甲賀の頭領と伊賀の頭領がそれぞれ従者を従え、参上する]

 此度は大義であった。
 さぁ、早速、忍法をわしにみせてはくれんかね。

 この庭は好きにしてもよい。 

[明らかに下種を見るような眼差しで見下す柳生の者。やれ、と手短に門下のものに指示を出し。

 金糸で彩られた白い羽織を羽織る恰幅のよい大御所は、ただ膝の上の猫をなでつけた。
 はたしてこの忍という若き者たちがどのような戦をするのか。興味深いとばかり、口元が歪む**]

(@0) 2014/05/03(Sat) 01時頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


【独】 伊賀 山

/*
別窓が緑色……そうかぐたでは囁き狂人は裏切りの陣営じゃからか
あとでSS撮ろうぞ!! はっはっは

そして綺麗に死亡フラグの立った渚殿とその想い人にほろりとするターン

(-1) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【独】 四代目 服部 十蔵

物凄い強そうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
もう康家が戦った方がいいんじゃないか…!

(-2) 2014/05/03(Sat) 01時頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 あっ。
 あー、えーっと、これな、うちとお民だけの秘密やで?
 田舎もんに田舎もんいうたら、暁之丞様が怒りはるねん。
 ウン。拳骨されとうなかったら、ヒミツやで?

[>>0:287うっかり言ってしまった。
コトが露呈したら、説教と拳骨の二段打ちである。]

 ややっ、ちゃうちゃう、あのー…えっとー…、
 うん、お民が歩くにはちょーっときついんじゃ。
 なんせ田舎やからなぁ、お民のあんよから血ぃ出たら、
 そら暁之丞様も泣いてしまうで?
 
 暁之丞様が泣いてしもたら、お民は嫌じゃろ?

[すう、と袖の内から扇を取りだし、ぱん、と開き。
軽く仰いでやれば、天鵞絨の端はすぱりと切れて落ちる。
紙吹雪はちらちらと舞い、花弁の如く。]

(4) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【独】 伊賀 山

/*
なんかもうプロ中一二三としか直接絡めてなかったのにト書きなりセリフなりで儂の名前とか出ておって儂はもう……(ごろごろ

こっそりありがとうって言っておく、ありがとう!

(-3) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
恋する乙女って難しいな…。
いまいち暁之丞ラブしてるのが伝え切れていなくて頭を抱える。

(-4) 2014/05/03(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

[するすると民子の髪を一房摘まみ、即席の天鵞絨紐で蝶結び。]

 ほら、これで一層可愛ぃなった。
 
[こういった飾りについての手先は器用で本当に良かった、これで計算遊びが好きだと言われたら大変な事になっていた。
年上の面目丸つぶれになりかねない。]

 明日にでも、玉響辺りに端っこ縫うてもろたらええ。
 ほんなら解れんと、きちんとお飾りになるからなー。
 
[ぽんぽんと頭に手をやって、にこりと笑いかけた。]

(5) 2014/05/03(Sat) 01時頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
ひぎぃ、脱字発見して埋まりたい。
恥ずかしいwwwww

(-5) 2014/05/03(Sat) 01時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時頃


【人】 四代目 服部 十蔵

[物々しい雰囲気とは不釣り合いに揺れる櫻の中、
城塀の手前で止まる籠>>0:@9へと目を向ける

降り立つ女と目が合うようであらば、目礼を交わした。
ただの中年女とは纏う空気が違う。
また、籠に刻まれた葵紋。あれもまた徳川に所以のある者と知る*]

(6) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 いや、狼どのが仲人を務められた日には
 何があるか……じゃのうて。

 今まででさえ十分目を掛けていただけとる、
 あまり頼り切るわけにはいきませぬよ。

[>>0:283師の残してくれたまことにありがたい置き土産について
真面目に考察し出す睦に、先程針のむしろに
なっていた時よりもぎょっとした声音になる。

狼が口にした麻耶との手に手をとっての駆け落ちなど、
有り得ぬこととはいえど修練の過酷さと一体何が違うのか。]

 睦どのは、まっこと真面目でござるな。
 ……ひたむきで働き者の一二三とは、ようお似合いじゃ。

[しかし同時に微笑ましくも感じられ、ぽつりと呟いた。
願わくば、一二三の弟も二人の晴れ姿を見られればよかったのだが。]

(7) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
どうでも良いけど、首領を首領《ドン》とナチュラルに読んでしまう不具合。

(-6) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
第一希望変えた理由は大部分が赤チップといっても過言ではない。
しかし伊豆丸(元第一希望)や悠里(元々ry)も
大変捨てがたかったので機会があればどこかで使いたいのう…

(-7) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

……甲賀者も駿府に集うのか。まさか祝言の打ち合わせでもあるまいし……そうか。

[少々腑に落ちないものがないわけではない。伊賀と甲賀を共に引き合わせるとなれば、ただのお役目と考えるにも少し妙ではある。その事をしばらく考えていたが、頭目に任せておけばよかろうかと、話題は丹の身の振り方>>7に戻った。]

真面目と言えばあの方こそじゃのう。俺もお前も、あれには頭の下がる事じゃ。

……しかし俺は真面目でもないぞ、丹。傾奇者の成り損ないとそう違いもせん。一二三は… あれは、俺にも勿体ない娘じゃ。

[ぽつりと呟く。昔からそうだったが、弟が夭逝してから…あれから、一層そうなったようにも思う。弟の為というなら、晴れ姿も見せてやらぬわけにはいかぬ、とも思う。]

(8) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ふむ?そうであったか。
 組紐とは、赤い花に似た形のそれか。

 帯と色合いも似て、似合うておるぞ

[>>0:289娘の視線が腰へ降りたのを見計らい、
暁之丞も流れゆく視線を玉響の着物とその帯へ向け。

淡い橙を引き締める色合いの紐が与える色合いは、
本日のように晴れた日の陽差しを彷彿とさせる。>>0:158]

 それだけ熱心に励んでおったのだろう。
 其方が心を尽くして描くものは、儂の心を楽しませる。
 儂を気にせず、筆を動かしておっても構うまいに

[凛々しく面に刻まれた眉の下で、目元を緩める。
思えば、玉響という女は何時もこうして慌てていたような]

(9) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
どうしよう駿府行っちゃってイイのかな。

(-8) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 民子

げ、げんこつされるの? されるの!・
うん、あたし言わない!

[>>4のような保身があるとは微塵も思ってもいないので、素直に口を力強く閉じて、んー! と、ついでに目も閉じて言わないと示す]

でもでも、足怪我しても、丞が苛められるのはいやだな、いやだな……。

でも丞が泣くのもいやだないやだな……。

[両方とも嫌で仕方ない。
うーんうーんとしばし悩んで、結局結論がでずにがっくりという擬音が似合うくらいに大きく肩を落とした]

(10) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 民子

[すっと髪の一房を掴まれ、そこに結ばれたのは天鵞絨紐の蝶結び。
その花の髪飾りのように綺麗な紐に、わぁっと小さく声を上げた]

うんっ! 玉に玉に縫ってもらう!
それで丞に見せるんだ!
雲に雲に貰ったんだって!

[それは雲雀がこっそりと持っていった天鵞絨が丞にバレる(もうバレているが)という事で。
とどのつまり、見せてしまうと拳骨は免れないという……]

(11) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[暫く探していれば、近くに声。
 空音でもなく確かに聞え、耳をぴんと立て其方へ駆け寄る。
 見やれば、やはり一二三。>0:288]

 ...一二三!探しておりました。。。
 そちらの風呂敷は、もしかして?

[顔を無邪気に輝かせると、芳志を以って仕事を聞き入れてくれた彼女へ、年には少し見合わぬ少女然とはしゃいだ様子で、尋ねた。

(12) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【独】 甲賀 民子

/*
いまさらだけど第三弾。

時代物の書き方ってチョームズイ。
子供にしておいてよかったと(かわいいかは別にして)。

(-9) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
すまんちこれもらいもんじゃねん民子ぉぉ!!

(-10) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【独】 伊賀 狼

/*
今気付きましたが、丹白黄のにしきじゃなくて
丹色でにしきだった。
日没の色のことだと思っていたよ…!

(-11) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
くもって雲雀の雲のことだったのか!>>11

(-12) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時半頃


【独】 伊賀   楠木 睦

/*
んー… こう、まだいまいちこのキャラクターが生きてない感はある。
ここからどう動かしていくべきかな…

(-13) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 01時半頃


【人】 伊賀 一二三

[人の気配のある方へ、歩み寄る。
 其処へ。黒髪揺らし駆けてくる麻耶を見付けた。>>12

 外に居る事に驚き目を見張る。]

 ……麻耶様。私を探しに?
 なんと。

[ゆるり首を振り、行き違いにならずに済んで良かったと
 言葉を零す。]

 えぇ、無事に調えましてございます。
 此方に。

[弾むのも仕方ないだろう。>>12
 風呂敷包みの内にはハレの衣装。]

(13) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【独】 伊賀 山

/*
やはり早めに寝ておこう、うん
ちなみにGW中のコアタイムをこのように設定したのはお風呂はお仕事の後に入ると決めたからさぁー!

(-14) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 駿府城 ─

[初めて赴くこととなる駿府。
 旅路には、あとほかに誰がいたろうか。
 しかし城内への入構を許されたのは、首領と己のふたりのみ。

 けして無礼があってはならない。
 強く肝に銘じ、首領より数歩下がって歩み、案内されるままに中庭へと向かう。]

(14) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 あやつ、儂の前では犬のように泣き喚くが、
 此処では鳥らしく振舞うておるのか。

[>>1雲雀の話題が玉響の口からが上がれば、
髪を指で整える娘を前にし、堪えられんと笑い声を。
暫く笑った後、口元へ手の甲を充てる]

 いや、仲の良いことはまこと良いことよ。

 雲雀の奴、お主から貰い受けた天鵞絨をな。
 後生大事に抱えておっての。
 腰へ装飾を預ける様を見ていれば、良いものじゃと。

[儂も麻耶殿に土産を持たねば、と口中で唱える程度には
若き娘の抱く想いを察し取るに至れておらず。
むしろ、勘違いすら覚えながら相槌を打った。
所謂照れ隠しというやつなのだろうと。]

(15) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

― 鍔隠れの庵 ―

[若い者から離れて、砂利を踏む。
向かう先は自らの住まいとする里外れの庵であった。
寂れていながら、手入れ行き届くのは男の性格に因る。

戸を引き、後ろ手に締め切れば、手元へと視線下ろす。
己の生き術掴んだ頃の小さな紅葉ではない。
節目立ち、幾度も肉刺潰し、皮膚の硬くなった掌。

縁談を良しとせずと言っていた睦の声が蘇る。>>0:279
沈黙を落として、口角を僅かばかり引き上げた。
野生の感覚に落とされたざわめきは願望のようだ。

木戸に背中を預け、小指より緩慢に折れば、拳が出来る。
掴んだものは目には見えないが、しかと其処にあった。]

(16) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

[影に沈み、影に生きる。
豺狼の仄暗い水底は、*天道の光すら届かない。*]

(17) 2014/05/03(Sat) 01時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 02時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹


 狼どのはなぁ……せめて一度でいいから
 目にもの見せられた、という顔が見てみたいのでござるが。
 あの方には、おれの子供じみたやり口は効かぬようじゃ。

[>>8頷き返すも、傾奇者という睦からは到底連想できない言葉が
彼の口から語られれば目を丸くする。
しかしそれを揶揄することはなく、ふっと目元を和らげ。]

 一二三から聞かされる睦どのの話を一つひとつ思い出せば、
 おれはそうは思いませぬよ。
 あの頃と比べれば、随分表情も明るうなったしの。

 一二三も、睦どの以外の相手など最早考えられぬでしょう。

[励ますというには重々しすぎず、青年の言葉はふわり風のよう。
だがこれぐらいがかえって丁度いいと思ったのか。
今まで知らなかった彼の一面が垣間見えたような気がした。]

(18) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 其方もやはり、伊賀が憎いか。
 顔に陰ができてもうたぞ

[落胆は色にいでて暁之丞にも伝わる所。

祝言を飾る物をと頼んだあの日と同じ表情に、
此方も同じく、眉根を寄せ遺憾の色を瞳に滲ませる]
 
 お主の絵は人を吸い込む力があるのかも知れぬな
 この絵を見ておると、森林浴をしている心地ぞ。

 忝ない。
 しかし、祝言を前に倒れられては困る。
 儂にこうして身を尽くす働きに、感謝は絶えぬが
 お主にも笑っていて欲しいのだ。

[その心を透かせれば、なんと残酷な言葉か。
甲賀 暁之丞は黒猫の視線に災いを案ずる癖をして
真正面に向き合った娘が抱く靄の正体は測れぬ。]

(19) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 そやそや、暁之丞様、伊賀の女を嫁にもらうからなー。
 
[>>10ええこええこ、と頭を撫でてやり。]

 暁之丞様はな、嫁が伊賀に居るから、
 その嫁子が守ってくれるかもしれんが…
 
 お民のあんよは、傷できてまうやろなぁ。
 せやから、暁之丞様泣かさん為に、お留守番しましょ。な?
 
[言い聞かせるように、肩を落とした民子に優しく語りかける。]

(20) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 そ、そやで!
 うん、雲雀にもらった言うんはな、うん……あのー…
 
 せやな、それがええわ、うん……
 
[玉響に大事にしろと言われ、
不恰好だから何かにせよと言われ、
未だに何にするかもきちんと決めずに舞に耽り、
民子に端っこを上げた。

流れが分かれば、拳骨以上に辛い、溜息が零されるやもしれん。
これは厳しい。

否、民子が笑うようになっただけでも、安いものか。
説教か諭しか、おとなしく受けようではないか、と思い直した。
機嫌を取り持った、と解釈してもらえばちょっとくらい大目に見てもらえるかもしれないから…―――。]

(21) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 伊賀 一二三

 是非とも御覧頂きたく、早よう参りました。
 ささ。頭目様もお待たせしております故、
 早よう内へ。


 衣桁に掛けた方が、衣装にも皺が寄らぬというもの。

[長い距離とは言えぬ道を歩む為、
 女は麻耶へ手を差し伸べた。] 

(22) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
光圀殿大丈夫かの?

(-15) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[それは一重に。
恋すら学ばず甲賀を担う男として育った為にほかならず。
愛を語る為の口は、隠密として封じ籠め。
女を見詰める為の眸は、殺戮を招く金色を宿す為にあり。

そのような忍として生き、忍として死ぬに相応しい男が、
こうして女一人で過ごす小屋を訪ねるはそう多いことでも無い。
玉響から伝わる緊張は、そのせいなのだと理由をつけた。]

 ああ、こうして赴いたお陰で進捗も測ることが出来た。
 疲れは溜まるものぞ。

 たまにはその手を休めてやれ。

[こうして頼みごとばかりが多く降り注げば、
筆を握る時間も多くなる事も、窺い知るは容易い。

正面で姿勢を正している玉響の手を取り、指を軽く握る。
労わる意味しかそこに無いが、生来による高き体温を教えた。]

(23) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

その目にもの見せる、という考えが既に稚気じみておるかもしれんがのう。狼殿はちっとやそっとの事では狼狽えはせんぞ、おそらくな。

[口元を緩めて笑う。一二三の変わったことを聞かされるのは、少し意外な感じがした>>18]

お前の口からそう言われると…そうなのかもしれんという気にはなるのう。確かに、あの頃よりは顔つきも柔らこうなった。
…まあ、案じるな。俺もあれを悲しませるような事はできんさ。

……面と向かっては言うなよ。

(24) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 伊賀 麻耶

 昨晩は若し遅うなるまで縫うてくれていたと思えば、。。
 …ありがとう。一二三っ。
 
[丁度偶然に出会えたのも嬉しく、彼女が直前に山のところへ訪れていた事は覚知するところではないが、覓めたものを甲賀より来られる前に仕上げて呉れたのは、まことに重畳であり、ありがたいこと。

笑む顔貌は、屈託なく。
 一心に気持ちを一二三に伝え、]

 ええ、ええ。改めさせて頂きます。
 ふふっ、急かさずとも良いではありませぬか。。
 
[屋敷の傍ということもあり、
 それを確かめるというのが、何より楽しみである。
 ころころと息を漏らし、手を取り、屋敷へと上がろうか。]

(25) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 お爺も駿府への用事で里を離れるそうじゃ。
 お主は、甲賀の里を守る忍でもあろう。

 ――留守を頼んだぞ、玉響。

[描かれた緑を指で愛で、元あった場所へと紙を置く。
一抹の不安は、己と爺の留守中に甲賀に異変がないかという*]

(=0) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
暁之丞様ごばってんで?!
って思ったら共鳴ログであった

(-16) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【削除】 甲賀 御神楽 雲雀 → 猫又 こま

/*

……共鳴チップになってない、秘話チップになっておる

2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 では、これにて。
 邪魔をしてあいすまなかったな。

 励むは良いが、休息も大事にせよ。

[陽が傾くには早いが、一等早い朝に麻耶と会えれば。
共に居れる時間も、少しは長く感じれよう。

鍔隠れへ向かう途中で、頼んでいたものも受け取らねばならぬ。
炯眼ではなく柔らかな春の日差しを目に宿す男。

小屋に女を残し、お天道の香りを残し。その場を*去ってゆく*]

(26) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……然様ですか。
何か、行き詰まりを解決する切欠の一つも有れば良いのですが。

[苦笑を浮かべる玉響に(>>0:237)、男もまた、苦笑を浮かべ。
墨の鳥、蝶、仔狼の鼻先に留まりたれば、仔狼、足を伸ばして、戯れたり。]

いえ。
此れが存外、楽しい物ですよ。

[手を伸ばされた狼は、尻尾を揺らして其の手を受ける。
心地良さげに目を細め、強請る如くに擦り寄りて。]

(27) 2014/05/03(Sat) 02時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……私は、二人が想い合って居るのであれば、何も言う事は在りませぬ。
茨が如き道である事は、二人が一番、承知の事で在りましょう。

不満を持つ者も居るでしょうが、私は特に。
此れ迄通り、虫や獣の世話をして、過ごすのみに在れば。

[朝餉の為に歩み乍ら、小さく問いを受くるれば(>>0:240)。
男、僅かに笑み浮かべ、静かに斯くと答え侍りき。]*

(28) 2014/05/03(Sat) 02時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 02時頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 02時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹


 ほーぉ……いや、勿論のこと、承知にござりまするよ。

[>>24最初の感嘆の声はやや悪童めいた響きにもとれるが、
睦の代わりに己の口から伝えるべきでないことぐらいはわきまえている。
要は秘密を共有して嬉しがる幼子と大差ない反応だった。]

 つまらんことで引き止めてしまい申し訳ござりませぬ。
 ……じゃが、適当にあしらわれなんで感謝もしております。

[例えば彼の父親などはまた違う眼差しを己に向けてくるが、
それは鍔隠れで上の身分にある者では別段おかしな反応ではない。

礼の言葉と共に睦に別れを告げども、自由になったと
ふらつき始めればいつ何処で狼の目が光るとも知れず。
日が落ちるまでは昨日雑用を引き受けた家々を訪ねることになる。]

(29) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

あれ…?
共鳴差分にならな…いwwwwwwwwww

(-17) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

国主に言わんでもいいんかなこれ…。
とりあえずは、いいか…

(-18) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

ああ、承知してくれ。

[一二三の内心はいざ知らず、どうしても表立って自分の心情を伝えるのは憚られる。それを一二三の幼馴染である丹に話すのも不思議と言えば不思議な事ではあったけれど。]

ああ、気にせんでくれ。俺も話しでがあった。

[いつものような少し険しげな表情に戻りながらも一言礼を告げる。自分からも別れを告げて、長くなった朝の散策を終える事にした。
その先にあるのは、いつも通りの日々だ。書を読み、鍛錬する。お役目があるまでは、何の変哲もない毎日。
その日も、明くる日も、そうなるであろう事に疑いなど差しはさむ余地もなかった**]

(30) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 甲賀 玉響

 似合っ……て、ますか。
 ありがとうございます、とても嬉しゅうございます。

[花に似せて飾ったただの組紐を目にした暁之丞に、
似合っていると言われれば思わず頬が緩み、朱が差した。
内心で、雲雀に良い仕事をしたと感謝を告げる。]

 こうして足を運んでいただいているのに
 何もお構いもしないのはあまりにも不躾にござります。

[見られていては手が震えて上手く描けないというのもあるが。
同じ甲賀衆とはいえ、相手は頭首の孫。
礼を尽くすのは当然の事だと思っている。
しかし、雲雀を筆頭に、羽太郎や民を見ていると
そう思ってるのは玉響だけかもしれない。]

(31) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 駿府城中庭 ─

[通された中庭、首領の傍らに控え、深く頭を垂れたままで、天上人の言葉を耳で拾う。
 応答は首領の役割。
 その合間、ふと伊賀者へと視線を向ければ、頭目と思しき男の傍らに控えているのは、女だった。
 見た目、おっとりしているように思えたが……心なしか、10より遠い過去のことを、思い起こさせるものがあった。

 やがて、柳生門下の男衆が動き出し>>2、戦いを促すような声>>@0があれば]

 ……御意に。

[立ち上がり、歩み出る。

 徳川康家公は、庭は好きにして良いと言った。
 視界の端に、ちらりと捉えるのは、桜の花弁が浮き揺れる、悠々と錦鯉の泳ぐ池。
 これがあれば、十分に事足りる。]

(32) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 甲賀 玉響

 犬……確かにそうとも取れます。

[>>15笑い声を漏らす暁之丞に、玉響もくすくすと笑う。
またしても雲雀をネタにした事柄に、彼の立ち振る舞いに感謝をする。]

 あ、え、あの、それは、姉弟のようなものであるからして…

[仲が良いと見るのは、歳も近いし何かと話すから良しとしよう。
だがしかし、何か、暁之丞の言葉に違和を感じる。
天鵞絨は、表装に相応しくないから与えたものだし、
雲雀も前から欲しがっていた様子だから余程嬉しかったのだろう。
組紐も、帯に飾った理由は大したものではない。
摩耶は玉響から見ても花飾りが似合いそうな可愛らしい女子だった。
自分もこういったものが似合えば、少しは暁之丞に目を留めてもらえるのではないかと。

思ったのに、この反応は何かが違う。]

 …………。

[だが、彼の地にいる者を想う暁之丞に対して、反論に足る理由が無く閉口した。]

(33) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>19翳る表情に気づいても本心までは見透かされてはいない。
気づかれていたらどれほど滑稽なことか。そして残酷なことか。]

 いいえ……そのようなこと。

[ゆるりと首を振って憎いわけではないと伝えるが、
懸想を悟られる訳には行かないため、続く言葉は出てこない。

言いつまっていると、暁之丞は話題を変えてくれる。]

 画が、私の全てですゆえ、お褒めの言葉、この身に染み入ります。

 ええ、勿論、絵師である前に忍の業も忘れておりませぬ。
 暁之丞様が健やかであること、それ以外は望みはいたしません。

 嗚呼──……そろそろ作業へと戻りませぬと。

[笑えといわれれば、笑ってみせる。
しかし、今のままでは上手く笑える自信がないため、
暁之丞を追い返すように背を向けて端に置いた裂を手に取った。]

(34) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 02時半頃


【人】 伊賀 一二三

 お恥ずかしい。麻耶様にも知られて居たとは。
 構わないのですよ。針持つ時間は楽しゅうございました。

[麻耶の屈託ない笑み。
 心からの礼を言われては、
 屋敷の外に居ることを咎める気が失せてしまう。]

(35) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【秘】 甲賀 玉響 → 甲賀 暁之 丞

 え…爺様が駿府へ?

[背後に掛かる声に、振り返る。
駿府。これまた何故、しかも突然に。]

 ……御意に。

[詳細までは分らないがいつにない様子に、何事も無ければ良いと思いながら、忍として答えを返した。]

(-19) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 甲賀 玉響

 ……はい。
 道中お気をつけて。

[>>26作業部屋を離れる暁之丞に、体ごと向き直す。
去ってゆくその背に、頭を垂れて見送る。]

 …………はぁ。

[その背が見えなくなる頃に顔を上げ、足を崩す。
まったく愛しい人。そして、なんて酷い男だ、と。溜息に込めた*]

(36) 2014/05/03(Sat) 02時半頃

【人】 伊賀 一二三

 朝の光は柔らかですから、上がりきる前に見て頂きたくて。

[睦の袖を掠めるだけであった手は、
 今は麻耶と繋ぎ屋敷の方へ。]

 里の皆が此度の祝言を心待ちにしておるのですよ。
 私もその一人にて……

 麻耶様。
 ですから、私は嬉しいのです。

 あなたからお願いをされて。

 

(37) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 麻耶

 ね、麻耶。

[二人きりの時の、特別な呼び名を
 そっと耳に届け。]

(-20) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 伊賀 一二三

 それを、無事に叶えられたこと……。

[苦労らしい苦労話は口にせず。
 連れ立って屋敷の内へ。]

(38) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 甲賀 民子

……丞、結婚するのか? 結婚するのか?
それで伊賀いくのか?

おー……。

[>>20の意味をいまいちよくわかってはいないが、なるほど結婚すると子供が生まれると、父親に聞かされた(もちろん、困り果てた父親が苦肉の策で口にした言葉ではあるが)]

それなら……あたしもすぐに会いたいな会いたいな。
丞の嫁早く見たいな見たいな!

[屋敷で断られた事なで一瞬で彼方へと消え去っていた]

(39) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 甲賀 民子

[そう気合を入れていると、何故か口ごもる雲雀。
どうやら紐を見せるというのが原因らしいと察して]

見せると雲困るか? 困るか?

[再度、今度は雲雀を気遣って顔を曇らせた]

(40) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[狼に鍛え上げられた頃は外れの庵で厄介になった経験もあったが、
亡き両親の住まいがそのまま残っていれば帰る家はやはりそこになる。
外観には然程見窄らしさはないものの、やや広さがあるのが
かえって侘しい印象を強めていた。

一人きりになると思い出されるのは朝方の出来事。

狼のあの言葉は冗談かつ常の灸据えの一つと受け取れど、
その前に耳にした風のこちらの何かを案じるような囁きや、
睦の疑問を重ねれば、何とも言葉にし難い感情が湧いてくる。]


  [一二三も、睦どの以外の相手など最早考えられぬでしょう。]


[あれを口にした時に睦や一二三の他に別の二人が脳裏を
過ったのは、同じ婚姻を控えた間柄故にだろう、きっと**]

(41) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
本人はわかってないけど客観的に見たらもろ横恋慕ルートな気がする…

(-21) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 甲賀 水練 渚

 私の名は、渚。
 甲賀、水練術の使い手に御座います。

[名と所属を問われたならば、短くそう告げて、鯉の池へと歩み始める。
 容易に背を向け、構えすら取ろうとしない男を見て、門下生達は果たしてどう思ったか。

 尤も、弛く歩むその背を斬りつけたところで、そこに実体はなく、ただ霧が揺らぐのみ。
 男の実体は既に池の中央にあり、錦鯉に指先を食わせる戯れに興じているのだが**]

(42) 2014/05/03(Sat) 03時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 03時頃


【人】 伊賀 一二三

―伊賀頭目屋敷内―

[衣紋に広げて掛けた花嫁衣装。
 こうして頭目の屋敷内で見るのは格別な思いがある。

 当の麻耶が傍に居るなら尚更。]

 ……鶴に蝶に。春の様に仕立てましてございます。
 また、夜半にも映えます様……。

(43) 2014/05/03(Sat) 03時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 03時頃


【削除】 甲賀 御神楽 雲雀


 良し良し、ほな、うちはそろそろ稽古やさかい、
 お民も見るか?其れとも、外で遊ぶか?

[天鵞絨の行く先も、そろそろ決めねばなるまい。
矢張り、被衣の如くに仕立てるか、やや端を使ったが、それでも足りるはずだろうと思いながら。

民子が笑うのを見ながら、優しく問いかける。
彼女の返答に寄らず、その日は舞踊と術の洗練に終日するつもりだった。**]

2014/05/03(Sat) 03時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 03時頃


【人】 伊賀 一二三

[室内にて。
 此は何、あれは何、と話をしていると先触れがあった。

 頭目が衣装を見に来る――と。]

 は、駿府―――で、ございますか?

(44) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 少し前・外 ─

 ずっとこもりっぱなしでした故、こうして出歩き、
 この仔たちに出会えて気分は晴れやかになります。

[>>27きっかけを解決するには破談になるしかないのだが、
いくら同じ甲賀の者相手でも、そこまでは口に出来ず。
足を伸ばす仔狼を避けるように、蝶はひらり、ひらりと身を翻す。
爪先が触れれば、墨の欠片が空に溶けたが形を失う程ではない。]

 楽しんでいただけるようで、安心いたしました。

[光圀も、そして狼たちにも気に召したようで、
その様子に玉響は和紙を懐にしまう。

狼に伸ばした手は、快く受け入れてもらえた。
ひと撫で、ふた撫でしてから手を離そうとしても頭をすり寄せられては断つことは出来ず。
今度は狼の顎の下や頬も両の手を使って撫でてやる。
まるで犬のようだ、と思った。]

(45) 2014/05/03(Sat) 03時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ちゃうちゃう、結婚で嫁迎えに行くんや。
 せやから、ちゃーんとお留守番してたら見れるんや。
 
 せっかく嫁さん迎えにええ恰好して行くんや、
 泣かしたったら可哀そうやろ?
 
[すらすらとよくもここまで言えたものだ。>>39
正直なところ、これを暁之丞に聞かれた時の方がよほど恐ろしい事に、今更ながら気が付いて、ちらと気配を探ってみたが、見当たらず。
ほっと一息ついた。]

 ん、んん……
 いーや、困らんよ。
 民子が雲の御蔭で可愛らしい恰好して見せるん、
 雲の誉れじゃ、ふふふ。
 どーせ見せるんやったら、皆に自慢してやりぃな!
 
[>>40困った顔に、にこ、と笑ってうりうりと頭を撫でる。

心中は勿論、民子があんなに嬉しそうなんだからいいじゃないですか、で話を流すつもりでいるのであった。]

(46) 2014/05/03(Sat) 03時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 さて、お民、うちはそろそろ稽古するけぇど、
 見ていくか?それとも、遊びに行くか?
 
[祝言、宴の余興に舞でも披露するやもしれぬ。
今の内に、舞と術を確りと確認しておくのも良しか、と。

稽古をしながら天鵞絨に思いをはせるのも悪くは無いから、
終日、稽古がてらに籠るつもりでいた。**]

(47) 2014/05/03(Sat) 03時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>28道中で、玉響の問いに対する答えを聞く。
実に光圀らしい言葉であり、玉響は、ですよね、と頷く他ない。]

 私もわかってはいるのです。
 暁之丞様が選んだお方、きっと、間違いはないはず…ですが。

 伊賀者と、なんて。

[玉響の、伊賀への憎しみ自体は強くない。
だが相手が伊賀の摩耶だということに納得が出来ずにいる。
確執もさることながら、それを跳ね除けるほどの相手だということ。
身分や立場を異にしても、結ばれることがあるのなら
この胸の内を曝け出していればあるいは──。
そこまで思ってなんて身勝手な。と、一人、首を振る。
その様子に隣を歩く狼が怪訝そうに首を傾げたのが見えた。]

 ええ…私もこれまで通り、画を描ければそれで良いのです。

[果たして、それが出来るかどうか。
燻る思いはいつまで残るか分らず、足取りは重い。]

(48) 2014/05/03(Sat) 03時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 03時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
!!?!?!?!!?

>>23見落としていた!!!!!!なにこれもったいないいいいい!!!!!

(-22) 2014/05/03(Sat) 03時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 作業部屋 ─

[手を、見つめる。
暖かくて、大きくて、骨ばっている暁之丞の手が、触れた手に。>>23

突然の接触に、硬直して動けず思わず振りほどいてしまったが、
握り返せば良かったと後悔が押し寄せる。

否、恐らく暁之丞にしては特に意味のない接触だったのだろう。
何せこんなところに一人で来るのにも、大した理由などないのだから。]

 …………暁之丞様、私は貴方様の事を、

[触れ合った手を頬に寄せ、目を閉じる。
例えば、その瞳に見つめられても。]

 構う事など、ないのですから。

[殺戮の衝動に侵されても、暁之丞と心を通わせられるのなら
それ以上の倖せは、ない*]

(49) 2014/05/03(Sat) 03時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
暁之丞さんに恋するロール落とそうと思ったけど、
なんか内容が重いぜ…。

一目惚れしました☆(ゝω・)vキャハ
って感じにしたいけどもももも。

(-23) 2014/05/03(Sat) 04時頃

【人】 伊賀 一二三

[衣装から、やがて話は駿府の一件に。
 忍法演舞の出番は風へ。

 では、頭目は一二三に何をさせようというのだろうか。
 改める前に、一瞬の殺気が女を襲った。]

 ――――っ!

[身構えはすれど間に合わない。
 瞬間の隙を突かれ、頭目の小刀の鞘が
 女の喉に触れていた。]

 ……………申し訳、ございま、せ…ん。

[連日の寝不足を指摘され、忍としての未熟を突き付けられる。
 鞘が引くと同時に、女の肩から力が抜けた。]

(50) 2014/05/03(Sat) 04時頃

【独】 甲賀 玉響

─ 昔のこと ─

[玉響は村の子供たちに混ざることが出来ずにいつも一人でいた。
人見知りが激しい子供だったのだ。
忍の修練に励む子から外れ、いつも地面に棒切れで絵を描いていた。
鳥、虫、獣、と地面を埋め尽くす拙い絵たち。
言えない言葉やなんかも、ぐちゃぐちゃの絵で代弁をした。
下手糞だなんだと罵られても、やめることは出来なかった。

ある日の事。
いつものように絵を描いていた玉響の傍を、一人の男児が通りがかって言う。

お前は才能がある、今は下手でも、きっと上手くなる。

褒め言葉では無かったが、初めて絵に関して罵倒以外の言葉を聞いた。
それが嬉しくて、嬉しくて、上手くなるという言葉を
信じた玉響は、翌日からさらに熱心に絵を描き続けた。
偏に、上手くなった絵をその男児に見てもらい、褒めてもらうためだけに。]

(-24) 2014/05/03(Sat) 04時頃

【独】 甲賀 玉響

[後に、その男児が暁之丞である事を知るが、
両親からはあんたみたいな修練もせずに遊んでばかりいる子供が
気安く喋りかけて良い人じゃないと言われてしまう。
子供心と言うのは単純なもので、絵も描きつつ修練にも励んだ。
早いうちから得意となった絵に関連した術を習得し、
人見知りも無くなった玉響は変わることが出来た。

たった一度、幼い頃の邂逅など覚えてないだろうけど
暁之丞がいなければ、玉響はここにはいなかった。*]

(-25) 2014/05/03(Sat) 04時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 04時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
惚れた相手に殺されても構わないって言うのが多分中の人要素。

そういえば狼さんがぎたーまんさんの気がしてきたよ!よ!

(-26) 2014/05/03(Sat) 04時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>23これ読み飛ばしたのが勿体無さ過ぎる…。くそう…くそう…。
すまぬ暁之丞さむぁ……。

(-27) 2014/05/03(Sat) 04時半頃

【秘】 伊賀 麻耶 → 伊賀 一二三

   ―――はい。

[投げかけられた言葉に、
 深く慈みの返事で以って応え。]

(-28) 2014/05/03(Sat) 07時頃

【人】 伊賀 麻耶


 ………ぅわ,,,これはまた、面妖な。。。

[屋敷にて華やぎ、春へ向かう趨きの映えた衣裳。立派に仕立てられたそれは、鶴は天に飛び立ち、蝶は儚げに恋を謡い、単なる派手さのみにより着飾られたわけではなく。]

 ――お婆さま?

[伊賀頭目の眼は、皺だらけの顔の皮膚に覆い隠され、表情、意志を読み取る事は難い。が、その老顔は凡そ近頃見せていた微かな祝の念も見つけられず、ほんの僅かに不安が過ぎれば、唐突に一二三へと突き立てられる刃。]

 ――お婆さま!!
 一二三が幾日も気を張っておりましたのは、
 私のせいでございますっ!

[と弁明をする。

幾つになっても磨かれた忍びの力はくすまず、
 物腰変わらず麻耶を見る眸は、問い詰めるような。
 やがて、溜息を一つ。]

(51) 2014/05/03(Sat) 07時頃

【人】 伊賀 麻耶


 私に…用立て、でございますか?
 はい。畏まりました。

 一二三、お礼はまたゆるりと話しましょう。
 素敵な衣装。ほんにありがとうえ。

[微かに憂いを湛えた表情。
 偽りない本心をさらけ出しているというのも、
 お婆さまには余り能く想われてはいないらしい。

深く辞儀をすれば、お婆さまえへとついて行き、部屋を後にした。]

(52) 2014/05/03(Sat) 07時頃

【人】 伊賀 麻耶

[話の内容としては、雲をつかむようなことで。
 甲賀、伊賀との関係、又は暁之丞さまとの進展。
 責めているのでは無いにしても、世間話のような会話の中に
 気難しく問い詰めるような色を見たのは、何故だろうか。]

 してお婆さま、先ほどの忍法勝負、というのは…?

[説明を受ければ、甲賀との忍法合戦を徳川が希んでおられるようで。
 それが暈された回答だと勘づくこともなく、何事も起こらなければいい、
 などと戯言のように頭の隅で考えていた。

最後、伊賀と甲賀は星を同じくしていると想うか。という、問に。]


 …勿論に、ございます。


[重々しく発せられた言葉に、
 常々思うている事を伝え、
 その場を辞した。]

(53) 2014/05/03(Sat) 07時頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 07時頃


徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 07時半頃


【人】 伊賀 風

― 駿河城―
[麻耶、そして頭目と共に城へと参り、頭を垂れ伝えられる言葉を聞く。この場であくまで己は添え物だ。然程口を出すこともないだろう。
ちらりと甲賀側に目線を見やれば、幾度か目にした程度はある甲賀の頭領、そしてその孫であり麻耶の恋仲たる暁之丞。

そして付き人らしき男。>>32様子からして己と同じように精鋭として呼ばれたのだろうが、随分と優男だ。
――ふいに男と目線が合う。何かを思うような眼差しに、内心首を傾げた。どこかで会ったことがあったろうか。

そんな記憶を辿っていると、興味津々と言った様子で忍法合戦を命じられる>>2>>@0
庭にずらりと立ち並ぶのは厳つい剣豪。どうやらここで戦うことを所望らしい。
己の技を面白半分の見世物にされるのは本意ではないが、それも致し方なしか。侮蔑も露にこちらを見やる剣豪たちと相対し、ぺろりと下唇を舐める]

――仰せのままに。

[見た所格好ばかりで、そこまで恐る相手ではないだろう。するり、と手に巻いた布を緩めた。**]

(54) 2014/05/03(Sat) 10時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 10時半頃


【人】 伊賀 山

― 伊賀鍔隠れ/自宅 ―

[薬を買いに来た里の者を捕まえて飯を振る舞い、
その席上にて、頭目と精鋭一名の駿府行きについて耳にしたのは、日も大分高くなった頃のこと。

老婆の食卓では滅多に振る舞われることのない魚料理をご馳走して、
客人の目を丸くすることが出来たかどうかはさておき]


……ふん。
麻耶様と暁之丞殿の婚礼を控えたこの時にお呼びがかかるとはの。

[呟く。このことを決して歓迎しているとは思えぬ声色で]

(55) 2014/05/03(Sat) 11時頃

【人】 伊賀 山

[しかも甲賀からも頭目と精鋭が呼ばれ、
精鋭同士の忍法勝負を見せる手筈となっている、とは]


―――忍の術を見世物に用いるなど。
これも時流かの。

風であれば甲賀者に後れを取ることなどないじゃろうが……おっと。

[考え事ばかりしていてはせっかくの茶が冷めてしまう。
慌てず騒がず一口啜れば、客人にも茶を勧める。

このお触れ、果たして他の伊賀者はどのように思っていることか。
客人に水を向ければ、江戸者の酔狂に過ぎぬ――と片付けようとしている様が窺えたが。
その見解には同調できぬ老婆であった**]

(56) 2014/05/03(Sat) 11時頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 11時頃


【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府城・中庭にて ―

 「…恐れながら康家様、一言申させて頂く。

 この勝負些か忍共に分が悪いのではありますまいか。
 我が柳生家の冠を掲げた者共、あれらも剣士としては一人前。
 
 不意打ちに長けた忍一人ずつなど、
 それこそ、赤子の手を捻るようなものにござりましょう」

[用意された木椅子に座を落とす柳生明介。
自信ありと言わんが如く笑みを纏い、名乗りを上げる男>>42
見た目こそ町人の娘と変わらぬ風体の女>>54を見たり。]

(57) 2014/05/03(Sat) 11時頃

【独】 伊賀 山

/*
ソロールがさ く さ く す ぎ る
外に出ろよばばあ……まあリアル事情との兼ね合いで外に出るもひきこもるも自由な感じで組んだと言えばそれまでですg

ずっといろいろ妄想してたい……(ごろん
個人的には渚殿の死んだ想い人誰か拾わないかなーと

(-29) 2014/05/03(Sat) 11時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[陰で生きる者共を知らぬ方とは、尺度が異なるらしい。
これは最早勝負などではなく、これは前座に過ぎぬ。
幕府の命において忍を取り纏める男の目には、そう映る。

剣を手にした数名ずつの男共と、控える忍二名を代る代る目にし。
双方の力量を測れば、かような門下生などそれこそ赤子。
真正面から向き合えば恐るるに足らずとする柳生の見解とは逆の意向を持っていた。]

 それにしても―――此処でくノ一を連れて参るとはな。
 伊賀も中々味な真似をする。

[柳生の余裕は、うち一人が女である事にほかならぬ。
忍を知らぬ剣豪にとって、くノ一に抱く見解は
色香で男を誑かし、情報を得るものと捉える所。

下らぬ懸想を拭払するが如く、身の丈の違う剣士を前にして
あの女は獲物を前にした鷹のような目をしておるではないか。]

(58) 2014/05/03(Sat) 11時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[飛びかかった男の剣が、柄から鋼に変わるのが見えた。
女はいとも簡単に剣士の腕を捻り、地面の味を教える]

 ……柳生様。
 伊賀頭目も同じ女ではありまするが――
 あの歳で屈強な者共を従える手腕を持ち申す。

 此度の余興、頭目自ら精鋭を選んでおる所と存じます。
 …たかがくノ一と甘くみておると、愛弟子の最後を見過ごしますぞ

[大御所様は加減をせよとも、殺すなとも口にしてはおらぬ
ともすれば、この五名五名を「好きに扱え」と同義。
無論、それは柳生の門下生にも通じる所ではあろうが]

(59) 2014/05/03(Sat) 11時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[忍の道に生きる事とは、闇で敵を討てれば良いというものでもない
相対する組派を励みに力を蓄え、形を変えて今に至る。
それにしても――対極な二人を用意したものよ。
男の視線は同じく飛びかかられた甲賀者へと流れてゆく。

刀を受けても、渚と名乗った忍は血霧を吹いて肉塊に変わる事はなく。
代わりに水泡へと帰す奇怪を、我らの目に焼き付けた。

背後を簡単に取らせる者を、甲賀定虎が選ぶとは思えぬ
期待を裏切らず、水滴が舞った。

はて、ならば当の本人は、どこにおるのか
剣士どもは目に血を宿し周辺をくまなく探し始めた。]

 水練術と言っておったな。これもまた、奇妙な芸当よ。

(60) 2014/05/03(Sat) 11時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 「ふ、っくく。…これは失礼を。
 柳生様の門下生らよりも、あやつは駿府に住まう鯉に興味惹かれておるようですじゃ。」

[甲賀の首領が口にした言葉を拾い、門下生共は池に注意を向けた
見れば、水面に身を置く同じ風体の男がそこにおるではないか

余興にとっては前座たる争いが始まったばかりだというに。
柳生は顔を真っ赤にして二名の動きを計り、
また、門下共は大御所と師の前で恥晒すまいと士気を高める。

女に数名がかかり、また池を包囲にかかる数名。
果たして赤子なのはどちらか。男は含み笑いを漏らした**] 

(61) 2014/05/03(Sat) 11時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 11時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 12時頃


【人】 甲賀 水練 渚

─ 駿府城中庭 ─

 こら痛い痛い、あまり強く吸うんじゃないよ。

[さて門下生達が些かの動揺を見せた時、とうの男はといえば、池の中で、鯉と戯れている最中だった。

 この勝負、簡単に終わらせるのであれば、水を操り、門下生達の口と鼻を暫し塞いでやればいい。
 呼吸を失えば、声もないままいずれ落ちる。
 忍法の心得がある者ならいざ知らず、そうでない剣士に、果たして水の枷は外せたものか。
 しかしおそらく、其のような「静」の忍術は、望むところではないだろうと、伺いを立てるように、ちらりと四代目服部半蔵を見た。]

 実に見事な鯉ですね。

(62) 2014/05/03(Sat) 12時頃

【人】 甲賀 水練 渚



 ……では、此方の鯉は、如何でしょう。

[柔和な笑みを浮かべながら、仕込んだ針で指の腹を浅く裂く。
 滲む血を受けた池の水を練り上げて、生み出すのは、水草と桜の花弁を斑とした、五尺程の錦鯉。]

 あまり水を奪ってしまっては、本物の鯉達が苦しんでしまいますかね。

[背鰭を見せ、ぱしゃりと跳ねた本物の鯉に、すまないねと眉を下げる。
 恐らく、そのうちまた湧水で満たされることになるのだろうと思いつつ、目前の門下生達よりも、まずは浅い水の中の鯉達を気遣った。]

(63) 2014/05/03(Sat) 12時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 四代目 服部 十蔵

/*
十蔵さま。
昨日のメモでの回答を
今一度天声メモにて知らせて下さると幸いです。

【駿府城・中庭】見物人+十蔵+伊賀頭目+甲賀頭領+渚+風
【駿府城・城下】誰でもOK

以上で齟齬はありませんか?

(-30) 2014/05/03(Sat) 13時頃

【人】 伊賀 狼

[先代服部三代目が定めし不戦の約定。
その折も自身は穏やかな外面の下で、義憤に駆られた。

自身にとっては甲賀一派とは信と情を踏み躙る下賤。
一昔前、過去のことと切り離すには、
男の目に焔の色が鮮やかに焼き付けられている。

山の嫗のように、丸く角が取れずにいるのは、彼女との年齢差か。
或いは血より濃いと信じるものが余りにあっさり炎に捲かれた所為か。]

(64) 2014/05/03(Sat) 13時頃

【人】 伊賀 狼

[織田の侵攻を今も覚えている。
あの戦乱もそう、天下人より始まっていた。

駿河城へ向かった伊賀の頭目並びに精鋭。
願望としての胸騒ぎ。
それを抱えるように五本指で鬣如く前髪を掻き上げた。*]

(65) 2014/05/03(Sat) 13時頃

【人】 伊賀 狼

― 駿河城近く森林 ―

[頭目及びに、姫、風と駿河に召集された日。
男は同行を一二三に任せたものの、
物見代わりに遠目に駿河城を臨んでいた。

大樹の太い枝振りの上、腕を組んで。
今上天下人が自ら滅ぼし、再び同所に築いたと言う皮肉な一城。
愚かしいとは抱えながらも口にせず、緩く首を振るのみに留め。

今頃、御前で技術を披露しているだろう妹弟子。
愛しい相手と逢瀬叶っているのか姫御前。

―――憎悪せし、甲賀者もあの場所に。

双眸に険を込めて、細く細く撓めていた。**]

(66) 2014/05/03(Sat) 13時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 13時頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 13時頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―回想・朝餉前―

……嗚呼、然うだ。玉響殿。
気晴らし序でに、仔狼の名を付けては頂けませぬか。
此の仔は生まれたばかりで、未だ名付けを済ませて居りませなんだ。
無理に、とは申しませぬが。

[気晴らしなればと、男、斯く斯く訊ねたり。
仔狼の名を得られざるとも、誰ぞ、若なり、若衆なりに。
名づけを乞うる心算なれば。]

(67) 2014/05/03(Sat) 13時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……毒か薬か判らぬものを、無理に急いで飲み下す必要もありますまい。
ゆるり、時間を掛けて。
其の正体を見極めるが良いでしょう。

[男も知るや、伊賀と甲賀の深き溝。
若が迎える花嫁の、伊賀者なるを咎めたる。
里の民の心境も、判らざるとは申すまい。

首を振りたる玉響(>>48)に、男、笑みて斯く答えり。]**

(68) 2014/05/03(Sat) 13時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 13時頃


天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 13時半頃


【独】 伊賀 一二三

/*
駿府城公園に、朝方駆けて、そして電車の時間がーー!と駆け戻った記憶が新しい。

(-31) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 伊賀 一二三

/*
お待たせ致しました。
村建てメモにて、進行にかかる部分を上げております。

【駿府城・中庭】見物人+十蔵+伊賀頭目+甲賀頭領+渚+風
【駿府城・城下】誰でもOK

この認識で間違いなく。

(-32) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
予定としては。
朝餉の後→獣の散歩、虫の世話、虫の餌の毒草園の手入れ、か。

で、本日が翌日であると。
今日は何をしよう……手裏剣撃ちの練習でもしていようか。
暇潰しに。

と予定だけ考えておいて、描写するのは仕事の後に……

(-33) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
今回はト書きに変な縛りをかけたから、楽しいけれど、時間かかるんだよなぁw

(-34) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
わ、ワシ頭悪いけんカッコの中身まで国語できひんねん…
(みんなめっちゃやってて震える)

(-35) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
うーん
これは誰にご報告すればええんじゃろ?

(-36) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府中庭にて ―

[ちらりと此方へ向く目を悟る。>>62
康家公に下がる形で土へ膝を付けたる男、
観察ではない視線を返す。

雲に隠れ人を殺める為に存在する忍とあっても、
此度。康家公の命は、忍法を儂に見せよ>>@0とのこと。

政(まつりごと)――今後の世継ぎ問題に頭を悩ませたる天がお呼びになられた。
退屈を紛らわすに叶う働きを、期待しておるのだろう。]

 ―――存分に暴れるとよかろう。
 加減する事こそ、大御所様に失礼となる。

[柳生の見解を改めさせる為。
彼らが飼う犬は頭を撫でられて満足する愛玩動物ではなき事を。
その声ひとつかかれば、荒々しく舞う獣であるという事を。
観たいと望むなれば、表す必要もあろう。]

(69) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 13時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
>>67
名前…名前!?
なんという無茶振り!

(-37) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ほぉう……これは。

[池の水が吸い上げられ、女子供の身の丈程の大きさとなる>>63
その水球が鯉の形になれば、見世物としても申し分なく。
御前に控えるこの身。
拍手喝采、とはいくまいが。眉を上げた。

――反し、池を囲む者共は。

つい先刻、剣を突き刺し水滴に変わりし渚を見ておる。
遊戯のうちぞ、と油断を踏んで池に足を取られながら
大鯉目掛け、刀をふり下ろそうと。

その油断を誘う為に、先の化身が脆かったのではないか。
隠されたる術をこの身に持つ男は、そう捉えていた**]

(70) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
夜とか宵とか入れたい。
夜一狼とか…?

#ガチで悩んでいる

(-38) 2014/05/03(Sat) 13時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 14時頃


四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 14時頃


【赤】 伊賀 狼

[風を聞き、髪を揺らす。
硝子鏡越しに見やる世界。

背後を振り返れば、遠くに伊賀鍔隠れ。
小さく息を吐き、感慨深く瞳を揺らす。

男は余所者ながら、何処までも、何処何処までも。
深い沼底より、敬虔なまでに、―――鍔隠れを愛していた。*]

(*0) 2014/05/03(Sat) 14時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 14時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 14時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―伊賀へ―

[遠出用に身支度を整え、笠を冠った甲賀の若頭。
雲間から射す朧月の中を進み、朝焼けの頃に伊賀の領地へと。
頼んでいた土産は甲賀から少し離れた麓の町で受け取り、
今は暁之丞の懐にあり、眠っている。

甲賀卍谷と伊賀鍔隠れ谷は地形こそ大きく違えども
自然に愛され、豊かな緑の中にある事は同じ。
それならば何故、似た環境に身を置きながら
こうも憎み合わねばならぬと、首を傾げずにはおれぬ。

開いた手を見下ろす。
払われたあの感触は、既に消えてしまっていた。>>49
布に包まれし紫檀製の三味線をその手に持ち替えて笠を上げた]

(71) 2014/05/03(Sat) 14時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 14時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 ―――… 某、甲賀暁之丞にござる。
 麻耶殿に会う為、こうして參った。

[草陰が揺れ。
人の気配を嗅ぎ取り、声を聞くは隠密の誰かであろうか。

木の上に存在を認め、暁を知らせる目ではなく黒い瞳を向ける。

祝言で披露する為、麻耶の琴に合わせる三味線を提げて。
日取りを相談するだけならば、こうして赴かずとも
文を持たせるだけで良いというのもあるが。

相手方に殺意あるようなれば、腰に構える大小を抜くよりも
この目を金色に変える方が、*一等早い*] 

(72) 2014/05/03(Sat) 14時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
あれぇ、でも共鳴はまだ通常チップになっとぅ…

(-39) 2014/05/03(Sat) 14時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 14時半頃


【独】 伊賀 一二三

/*
成程。
確かに、麻耶様かわいいな、特に唇…

とか思ってたチップは、共鳴チップであったか。

(-40) 2014/05/03(Sat) 14時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 朝餉前・外 ─

 この仔のお名前でありますか。

 ……私でよろしければ。

[>>67気遣わせてしまった分、光圀の頼みとあらば引き受けようと
光圀の腕の中で暢気にしている仔狼をじっと見る。
親狼に比べて艶やかな黒い眼はくるりと丸いが、凛々しさ感じられる。]

 そういえば、この仔は男子でしょうか、女子でしょうか。
 あとはこちらの…。

[いくら獣とは言え、性別を無視した名を付けるのは申し訳ない。
視線を足元へと流し、親狼の名を求めた。
名を合わせられるなら、合わせた方が良いだろう。]

(73) 2014/05/03(Sat) 14時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>68光圀の笑みが目に入り、玉響はますます眉を下げる。]

 ゆるり、時間を。

 そうですね……、約定がある今、いくらでも時間はございます。
 申し訳ございません、愚痴めいたものを吐いてしまって。

 光圀殿と話していると、己の愚かさを知ります。

[どうにもならないことというのに、
こうして口に出すことのなんと愚かしいことか。
達観した光圀の前ではほんの赤子に相違なく、
人のことを雛だなんだととやかく言える立場ではない。
ふ、と息を一つ吐いて気分を改める。]

 そういえば庭の椿が赤々と咲き誇りまして……。

[辛気臭い話題はもう終わり、と話題を変えて屋敷までの
道のりを歩んだ*]

(74) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ちょっとね、伊賀を訪ねちゃうから
プロは少しでも触っておきたいテンションで慌ただしく甲賀の面々と絡んでたのもあるんよな
行動が時間軸に間に合っていないので、光圀を拾えなかったけども。

(-41) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ― 幼鬼の記憶 ―

[生まれてから季節が一巡りもせぬ内にこの世を去った父と違い、
母の記憶は幼心にも強く刻まれている。

里が焼かれた日より、その髪は老婆の如く白く。
里の者の前では憂いを湛えながらも物静かで落ち着いた女だったが
夜になると酷く取り乱し、息子と幾端も変わらぬ童女のように
取り縋っては涙を零し続けた。

夜叉にも似た有様、その口から語られるは甲賀への憎悪と怨み言。
母が息を引き取る日まで、それは夜毎繰り返された*]

(75) 2014/05/03(Sat) 15時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 15時頃


【赤】 伊賀 百鬼 丹



 [おまえの血肉が、甲賀者を死止む刃となる日が来ますように。]


[母が最期に残した呪いにも似た願いの言葉は、
一度たりとて忘れたことはない。]

(*1) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
うおおおおお赤チップうおおおおおおおお!!!!(テンションMAX)

(-42) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【人】 伊賀 一二三

―翌・駿府城・城下―

[御門の前まで行く事も叶わず。
 女は城下の街より遠く天守閣を見上げていた。

 武家に町人、溢れるのは人、物、人、物。]


 風……。健闘を。

(76) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
あとボロ雑巾呼ばわりは正直願ってもない申し出だったというか
こういう系のあだ名で敵に呼ばれたくてにしきって名にしたんで
雲雀にはまこと感謝。

(-43) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ほらーやっぱり完全に設定被ってるよー
もーいいや。ボツボツ。

(-44) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
あらら、独り言も通常チップになっちゃってる…

(-45) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[ワシは街に降りとる。]

(77) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【赤】 伊賀 一二三

[大御所様の狙いが何であろうとも。

 『忍法演舞』であろうとも。


 甲賀の者を、倒せるのなら。]

(*2) 2014/05/03(Sat) 15時頃

【赤】 伊賀 一二三

[弟の仇討ちが叶うのであれば――――…]

(*3) 2014/05/03(Sat) 15時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 15時半頃


【人】 甲賀 羽太郎

[駿河城下。

渚と頭は特に恙無く登城出来たみたいじゃな。
こっそり伊賀者共が入ってったところも見てやったぞ。ふむむ向こうの手駒は女か。
のんびり渚に比べれば戦い様も見た目は華やかだろうなぁ。
渚もうまいこと誉められておればいいな。

そういや頭と渚が誉められる筈なのになんで伊賀者までおったんかのう。
うん、うーん、きっと。
やっぱり暁之丞様の祝言の日取りがどこからか伝わったんだ。本人呼ばんのは照れ臭いからじゃな。
それに、殿上人の会話は伝え聞きと相場が決まっておると父上が言ってた。って母上も言ってた。

良かったな暁之丞様。
偉い御方も暁之丞様を祝って下さるんじゃぞ。
次はお目通り叶うといいのう。]

(78) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>77羽太郎くんのこの潔いロールが好きです。

(-46) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ほんまに羽太郎かわいすぎる

(-47) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[風のように大御所様にお目通りすることは敵わないが、
一二三も駿府へと発ったと聞いている。
風の兄弟子にして鍔隠れの豺狼も、穏やかならぬ様子と
零していた昨日の様子からすればおそらくは。

故に青年は、頭目と幾人かの精鋭欠けた里に残ることを決めた。
急事に備えて里を守るため――――などといえば、
己にはやや殊勝すぎる考えか。]

(79) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
実は男の娘をやろうと思っていましたが、男女比考えてやめたよね。
ニンジャと聞いて思いついたのがピースメーカーの烝なのでなんかあんな感じで。 #もろぱくり

(-48) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 伊賀 一二三

 いえ、簪など要りません……

 その 櫛も。風車も。玉も、紅も。


 白魚? いえ、土産にも…

[立ち止まっていると物売りが声をかけてくる。
 首振り断っても、しつこい。

 昨晩、川魚を土産に山婆の家に戻り、
 気付いたら横になり眠ってしまっていたが。

 完全に睡眠不足が解消されたとはいえない。
 駿府城の構造は中まで入らなければ分からぬが…。

 試合の終わりまで、しておくべき事がこれ以上見つからない。茶屋を見つけ、腰を下ろす。]

 みたらし団子を。

(80) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ― 伊賀鍔隠れ・入り口付近 ―

 …………。

[>>72身は鍔隠れへ出入りする者を見渡せる大樹の上。
彼の瞳術に断片でも聞き及べば、気配はあえて隠さず解いたまま。]

 失礼致しました。
 いや、暁之丞さまを見下ろすつもりで
 木に上っておったわけではのうござります。

[笠から現れる素顔と布に包まれた楽器に見える道具を見とめ、
さすがに麻耶相手にするような悪巫山戯は自重し
そのまま着地する。見上げる双眸は、黒い。]

(81) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
羽太郎君と渚さんはお城へ行ってるから暫くは会えないかなー。
民ちゃんにそろそろ会いたい。

(-49) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 伊賀鍔隠れ衆が一人、百鬼丹色にござる。

 甲賀から遥々よう参りなされました。
 ……此度の御来訪、歓迎致しまする。

[常の人懐っこそうな笑みを浮かべてみせ、甲賀首領の孫へと
名を申し上げるのはこれが初めてではない。

つい先程まで戯れていたのだろう、肩の上に乗せたままの小鳥が
挨拶の後にちぃと小さく鳴いた*]

(82) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[しかし折角ついてきたはいいが城内に入ってはいかんてのは退屈じゃなぁ。
桜でも見て先に帰ろうかな。どうせついて来たのも皆には内緒だし。

土産に枝を持って帰ろう。雲雀や民や玉響の姉者に見せてやろ。
光圀の蝶々は桜の蜜なんか吸うのかな?]

(83) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[街はざわざわ人波ばかり、市井に入ると軒の先には里で見れないものが沢山あるな。
まあ折を見て街には来ておるからこの程度で狼狽えたりはせんぞ。
うーんしかし駿河がこうなら江戸大阪は一体どんなもんなんじゃろうな。

おや。なんか影が。
ああ女子じゃ。
天守を見とるのか、こんな往来で邪魔っけじゃの。>>76]

 姉ちゃん、どいておくれよ。
 急ぐんじゃ。

[常の背の半分以上下から呼び掛けたら女はどいてくれたろうか。
布で隠した頭だと声がもごもごしてしまうのう…。]

(84) 2014/05/03(Sat) 15時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 翌朝・甲賀卍谷 ―

[今日も今日とて、朝餉に冷やし物を摘まみ、再び塀の猫を誘って振られ、がっくりと肩を落とした。]

 うん?
 そういえば、羽太郎はどこじゃ?

[思い返せば、昼からは舞と術とに集中していた為に知らないものの、彼の声音を耳にしていない。
民子が泣いていればからかうと言う名の慰めにやってくるのが常だった、ような。]
 
 腹でも壊したんか?

[昨日の暁之丞の言葉から言えば、光圀は使いに出していないのだし、羽太郎をわざわざ使いに選び抜くなんて考えられない、否、考えたくない。
だって雲雀がじきじきに留守番を言いつけられているのだから!]

(85) 2014/05/03(Sat) 16時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[加減こそ無礼>>69、それも尤もだと知れば、指の傷口を二回りほど大きくし、絞るかのように水面に赤を滴らせた。
 途端、ざぶりと水が持ち上がり、新たな鯉が二匹うまれる。

 一匹目の鯉を、門下生が切りつけたのはその頃か。]

 おや、水を刃で斬ってみせると?

[そのさまを、穏やかな笑みを変えぬままにじっと見る。
 斬られた水鯉>>70は、飛沫をあげこそしたものの、魚の形を崩すことなく、尾鰭で立ち上がるようにして、門下生達の前で口をパクパクさせている。
 先程一撃で霧散した影は、ただ薄い水鏡に、己の姿を投じただけの、水練術の心得あるものなら誰もが使えて当然のもの。
 だが、この鯉達は違う。
 少量ではあるが、男の血を受けて生まれ出た、水の魔物。]

 気を付けた方がいいですよ、その鯉達は、此処の池に棲まう鯉達と違って、とても凶悪ですから。
 次に斬りつけられたら、怒って襲い掛かるかもしれませんよ?

(86) 2014/05/03(Sat) 16時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 16時頃


【人】 甲賀 羽太郎

[女がふりむいたら脇の下くぐって先を行こう。流石に民くらい小さくなると楽じゃ。
引き留めがなけりゃそのまま行っちまえ。**]

(87) 2014/05/03(Sat) 16時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
今更ながらに渚さんに弟子入りして術を取得したっていう縁故を振らせて貰えばよかったな…。

(-50) 2014/05/03(Sat) 16時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 16時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[その言葉を挑発と捉えたか。
 一番年若く見える一人の門下生が、怒号とともに再び鯉に斬りかかった。
 だがやはり、刃では水は斬れぬもの。

 鯉は、宙でばしゃりと跳ね上がり、門下生の頭を呑み込んだ。
 いくらもがき、水に爪を立てたところで、鯉は水の尾鰭を暴れさせるのみ。
 やがて門下生の息が詰まり、昏倒するまで、鯉は離れることはない**]

(88) 2014/05/03(Sat) 16時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 16時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
表具のことなんて実は全然知らなくて某小説を参考にしてるんですけどね。
仕立てるのに3ヶ月掛かるって書いてあった\(^o^)/

間に合わないね/(^o^)\

(-51) 2014/05/03(Sat) 16時頃

【人】 伊賀 一二三

[物売りに混じり、子供の声が後方下より。>>84
 何だ物乞いかと女は息を吐き、
 目の前に居た風車売りから1本買い求めた。

 袖下を掻い潜らせる事は即ち懐に入れること。>>87
 左足を下がらせて躱す。
 これしきの動作で忍と――ばれぬであろうが。

 肩か、或いは襟首を掴むこと叶うか。]


 坊。これで良いか?

(89) 2014/05/03(Sat) 16時頃

【人】 甲賀 民子

[雲雀に>>47と言われ。んーっと少し唸って考えてから。ぴょんと雲雀から離れると]

いいっ!
あたしもやることできたできたっ!
準備しなくちゃ準備しなくちゃ!

[舞踏場の入り口に駆けながら雲雀に手を振ると、そのまま舞踏場を後にする]

うんうん!
こっそりついていっちゃえばいいんだっいいんだっ!

[新しい草鞋を準備して、竹水筒に美味しい水をいっぱい入れて、干し肉持って行こう。
ちょっと遠足にでかける前の日のように高鳴る胸の鼓動を抑えきれぬように、満面の笑みを浮かべて民子は自宅へと駆けた。

……三人の出立があるので、恐らく誰かに見つかるだろう**]

(90) 2014/05/03(Sat) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―伊賀入口にて―

 解っておる。
 隠れ里を守りし者が、領前で堂々仁王立ちと行くまいて。
 
 ―――其の方、確か……

[木樹の上で生い茂る草と枝が軋み、葉も散る>>81
重力と共に降り立った若衆は、歳の頃では雲雀と変わらぬ

以前伊賀について来た言訳を、笑顔でぬかしたあの鳥。
その時もこうして木の上から気配を伺っていたような。

それは兎も角、麻耶からも紹介を受けておった。
幼少の頃からの馴染みであるのだと。
眼前に立ちし若衆の名を紡ぐより早く、名乗りを受ける>>82]

(91) 2014/05/03(Sat) 16時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 16時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 そうであった、――丹色殿。

 以前は、うちの莫迦鳥が迷惑をかけたのう。
 此度の来訪は儂一人。
 あのような苦労もかけぬであろうよ。

[笠を頭から下げ、面を露とする。
闇の色と同じ瞳に笑気を孕ませ、苦い笑いを口元に浮かべた。

肩の上で鳴く小鳥は、珍しい色合いを持つ。

此処に雲雀がおれば綺麗な鳥だと鳴くのだろうか。
それとも、田舎者の肩に止まる鳥は憐れと囀るのだろうか。

そのまま若衆の案内に習い、伊賀の里へ続く森の道を歩く。]

(92) 2014/05/03(Sat) 16時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

[勿論、よしよしよーく言い聞かせたぞ、これで拳骨説教はなしじゃあ、と思い込んでいた雲雀が、民子の遠足を知るわけがなく。>>90
きっと飾りに合う着物でも探しているんだろう、と前向きにとらえていた。前向きすぎるとはあえて言うまい。]

 うん?
 
[にゃあ、と鳴いたのは、昨日の黒猫か。]

 あぁ…お前はうちに優しゅうしてくれんの?
 ほら、おいで、ちちち…
 
[じっと見る猫の眼は、どこか哀れささえ含んでいたものの、
ぴょんと塀の外へ掛けて行った。

がくっと腕が下がったのは言うまでもない。]

(93) 2014/05/03(Sat) 16時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
センスが来い #表装をガチで悩む図

(-52) 2014/05/03(Sat) 16時半頃

【人】 伊賀 一二三

[細く裂いた竹に和紙を貼り付けた簡素な風車。
 色は茜の鮮やかな。

 ずいと差し出し持たせ。]

 気をつけてお行きなさい。

[走り去るなら手を振り見送ろうか。**]

(94) 2014/05/03(Sat) 16時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

>>93だめすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
森だからたぬたぬも居そうよな 

(-53) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
てすーと

(-54) 2014/05/03(Sat) 17時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 17時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 17時頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 17時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[暁之丞が甲賀を離れたは、お爺と渚の出立よりも早く。

今朝方、甲賀の里から更に二名の忍が不在となったこと
これを知るには至れておらず。
そんな話を聞いた所で、お爺も渚も果報者よの、と
きっと心配が祟りついて行ったのだろうと感想を抱くだろうが。

甲賀の里に住まいし者共は、暁之丞にとって家族のようなもの。
血こそ繋がらねども、幼き頃を見せ、幼き頃を知っている。]

(95) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 いやあ。守護という程の大任は仰せつかっておりませぬよ。

[>>91漂わせる雰囲気に姿勢に、あくまで気ままな若衆という
姿勢は崩さぬまま。

“藤九郎”の所在はそれとなく確かめておこうと思ったが、
以前の来訪について暁之丞の側から言及されれば、
罰が悪そうに頬を掻く。]

 ……あの時は、お見苦しい所をお見せ致しましたな。

[かの青年と起こした一悶着はそうそう忘れられるものでもないか。
いや一先ずあれが此処にいないことを喜ぶべきか。]

(96) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 甲賀卍谷・夕刻 ─

[暁之丞を見送り、暫し想いを馳せた後に本来の作業へと戻る。
やはり頭を悩ませていたが、祝い事だからと言って奇をてらった
表装を考えるのはやめる。

思うままに白緑に薄い金の瑞運が控えめに入った裂地を置き、
その上に扇散し文様をあしらった竜胆色の中廻し。
朝焼け色を思わせる金赤を一文字として置く。]

 ……うん。

[立ち上がり、離れて場所から全体を眺めて釣り合いが
取れてるかどうかを確認する。
煩すぎず、地味すぎず。
そうと決まれば、裏打ち作業へと取り掛かるべく準備を始めた。]

(97) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 世辞にも名の高い家柄の出ではござりませぬ。

 上等な装いのあの者から見すぼらしゅうに見られるは
 詮無きこと、悪口の対象がおれ一人なら大目に見ましょう。

[鳥の背を撫で空へと飛び立たせてやれば、朝日を受けて
珍しい色の羽が美しくかがやいた。]

(98) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ……じゃが、この里全体を冴えない田舎呼ばわりされるのは
 耐えられませなんだ故、あのような物言いになり申した。
 改めて非礼をお詫びしたく。

[自身一人の悪口なら本当に許せたかと言われれば別問題だが、
それは胸の内にしまったまま、頭を下げ。
あれよりは大人に振る舞えているはずだと、一人勝った気になる。]

 伊賀には美しい衣装を仕立てあげる腕利きの針子もおりますれば、
 ひいさまの婚礼衣装も仕上がったと窺っております。

[決して美意識の低い田舎でないことの念押しと、
小さな幼馴染自慢と。

そんな話題に転換しながら、暁之丞を案内する形で
里へと続く森を歩きだした。]

(99) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>95
ん、これ見る限り行方不明者は民ちゃんと羽太郎くんで良いのかしら?

(-55) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
俺も伊賀いけばよかった!!(ry

(-56) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[今は亡き母づてに聞いたのは、10数年前の事だ。>>0:284
骨を沈める泉にばかり何故懐くのかと問うたが事の始まり。
甲賀の里には湖もあり、河もある。

男勝りな娘は、夫婦になるという話を暁之丞の母に漏らしていた。

忍の世界に恋愛など不要とされる時勢は今よりも強かったが
いつの世も、隣人の幸福を願わずにはいなかったのだろう。

しかし、その幸せは鉄錆纏う空気と共に散った。
成る程それであの泉を好いておるのか、と幼き暁之丞は知る

爺様は、たまには河へ入って魚でも取れと泉で寛ぐ渚に言うが
暁之丞は、泉で過ごすその事を一度も咎めた事は無い*]

(=1) 2014/05/03(Sat) 17時頃

【人】 伊賀 狼

[隠居に修繕したと聞く駿河の城。
今や天下に徳川匹敵する影あらず。

里の姫君の言う通り、戦の時代は終わりを見せているのだろう。
時が移り変わるは致し方なし。
耐え難く逸らし難いは、自らの心中ばかり。

後頭部の黒髪を幹との間でザリと擦り、
顎を持ち上げ、城を仰げば、なんとも言えぬ寂寥感が込み上げる。]

(100) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【人】 伊賀 狼

[鼻先に香る新緑の香。
瞼を重たく垂らして、時を貪りかけるが、不意に獣の気配に気付く。
下方に視線を引かれれば、森に暮らす山犬が数匹。

自身は持ちえる体質に適い、四足との相性に優れた。
軽く息を吐き出すと、二本足も中々。と独り言を聞かせてみせる。

トン、トン、と草鞋の裏で幹を弾き、
葉を落とさず地に降り立てば、するりと鋼の背を撫で挨拶。
同じ獣の匂いがする男に警戒を抱かぬ二匹。
獣の野生が牙を剥くのは人のみと知っている。]

(101) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
お詫びしたく(雲雀に詫びるとは言っていない)

(-57) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【人】 伊賀 狼

[人であれば、この四足等は年齢如何に関わらず、
気配悟るは難易度低く。

もしも、甲賀の幼い腕白がこの森に迷いしならば、
気配悟るは難易度低く。**]

(102) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
あれ、共鳴チップ変わってなさげ?

(-58) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 17時半頃


【人】 甲賀 玉響

[丁度そのときか、外を駆ける小さな影を視界の端に捕らえる>>90]

 あれは、お民?

[また西の森にいたのだろうか。
薄気味悪い森>>0:18に良い記憶が無い玉響には、
平気で足を踏み入れる民子の趣味が計り知れない。

満面の笑みを浮かべて自宅方面へ駆ける民子に、
何か良い事があったのかと思案を巡らせて
そういえば彼女の父親が帰ってくるんだったかと思い至る。

まさか、暁之丞の後を追おうとしているなどとは知らず、
小さな影をそのまま見送った*]

(103) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 17時半頃


【人】 伊賀 一二三

―幼少―

[一二三は縫術を父より教わった。
 初めは死んだ時告鳥が主だった。

 硬くなった肉に手を置き、一針一針運んでいく。

 縫い目が荒ければやり直し。
 詰めた米が溢れればやり直し。

 人と違い、痛みに悲鳴を上げることもない肉塊を
 ただ縫い合わせていく。

 父の仕事を誇りと思い、己が継ぐものだと
 自然に捉えていた。


 ちくりちくり。
 針を運ぶ。]

(104) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【人】 伊賀 一二三

[鳥ではない肉を初めて縫った時、一二三は喜びを感じていた。]

 だいじょうぶ、だいじょうぶ。
 にしきおにぃ。

[大丈夫。
 父の通りに行えば、きっと大丈夫。
 今にも起き上がり、そうして笑顔を見せてくれるだろう。

 針と糸を用意し。


 掌触れた肉は温かく、柔らかだった。]

(105) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ふむ?
 麻耶殿が言うには、其方も相当な力量と聞く。
 てっきり得体の知れぬ侵入者を返り討ちにする番と思うていたが

[たまたま木上で寝ていたような言い分を聞き。>>96
ほぼほぼ警戒も感じさせぬ足取りのまま、首を傾げた。

麻耶の話には、この丹色という名の若衆がよく出てくる。
余程心を赦しておるのか、日常として近い場所に居るのか。
己よりも歳が近いこと、育った土も同じこと。
それを羨ましく思わないわけでもなく。同時に微笑ましさも思う所

雲雀との悶着をこうして口に出したのは、
麻耶が居ない場であるからこそ、というのもあった。
甲賀者と揉めた時の話を聞けば、あの優しき娘は哀しい顔をする

家筋の話>>98に及べば、羽撃く鳥を追ってから
黒一色の瞳を、若衆の横顔へと向ける。]

(106) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 17時半頃


【人】 伊賀 一二三

[大丈夫だと――思っていたのに。
 次第に一二三の顔色が変わる。

 溢れる血が怪我の部位を隠していく。
 ぬるりと針が滑り、皮膚と肉を通さない。

 焦燥。手元の灯りが微風に揺れる。
 額に浮き出る汗。]

(107) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 百鬼 丹

[あゝ。]


 ……ごめん、なさい。

(-59) 2014/05/03(Sat) 17時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ―――いや、あれはまだ青臭い。

 同じ羽根の色を持たぬ鳥を、同族ではないと下に見るだけよ。
 育てば甲乙などない二羽の鳥であるのだというに。

[羽根が空を舞い、ひらり、足元に落ちるその前。
三味線の包を持たぬその指は、羽根を摘んでいた
本人が聞けば騒がしく喚きそうな苦言を一声落としてから
この羽根も、土産とすべく摘んだまま土の上をゆく。] 

 構わぬ。無礼をぬかしたのはあやつの方。

 伊賀の敷居に迷い込んだ以上、常識はその地に合わせるものぞ
 その地を罵倒する方こそ、礼節に欠いておるのだ。

 また顔を合わせる暁には、きちんと頭を下げさせよう。

[そう言うは易いが、あの鳥は自尊心も高い。
さて、素直に詫びる口があるかどうか。
皮肉の上塗りに富んだ囀りばかりが、想像の端を駆け巡る。]

(108) 2014/05/03(Sat) 18時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

青臭い=童貞

(-60) 2014/05/03(Sat) 18時頃

【人】 伊賀 一二三

 ……   、   

[怪我を縫合した所で
 屍人の命を縫い合わせること叶わず。


 ただ、丹色の為に。
 ただ、丹色の母の為に。

 出来ることがしたかっただけ。]

(109) 2014/05/03(Sat) 18時頃

【人】 伊賀 一二三

[少し早くに生まれた幼馴染の為に。*]

(110) 2014/05/03(Sat) 18時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
さてどうしようかしら
てっきり羽太郎が伊賀に行くものだと思い込んでたんで

(-61) 2014/05/03(Sat) 18時頃

【赤】 伊賀 一二三

[死を前に、人は無力なのだと――幼な心に刻まれた。


 そして。
 死の間際であれば、己の術で救えるのだと―――
 知ったのは、もう少し先。**]

(*4) 2014/05/03(Sat) 18時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[甲賀暁之丞の心を悩ませる事態は、ひとつふたつではない。
不戦の約定が存在する今日。
こうして顔を合わせても鍔迫り合いにこそならないが。
稽古と称しての手合わせ、忍法遊びは闇の中で生きている。

そのうち、己よりも若い青年が伊賀甲賀の道中、
真半の道で上がった>>0:55のは、いつの事であったか。
報せを受けた時には、既に息もなく。

「あねさま」とか細い遺言を聞いたのは、甲賀の誰づてであったか]

 ほう、――それは手前を見てみとうござるな。
 包んだ姿を、祝言よりもいち早く拝見したい。

 物は試しよ、麻耶殿に我儘を云ってみよう。

[若い命を散らした伊賀者の姉が仕立てた着物である事を
朝陽と共に馳せ参じた男は、*知る由もなく。*]

(111) 2014/05/03(Sat) 18時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 18時頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 18時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
あかん、暁之丞さんセリフの確定NGやったわ…。
邂逅ロール回せないいいいい。

(-62) 2014/05/03(Sat) 18時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 18時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
とりあえず場が動くまで待つ
雲雀の卑怯者!

(-63) 2014/05/03(Sat) 18時頃

伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 19時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
裏打ちしたら1週間乾燥させるとか……(頭抱え

(-64) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[女が後ろ一歩下がる。隙ありじゃ。
通り抜けたら烏の真似してあーほとでも呼んでやろうか。

あ、あれっ?捕まった?>>89
な、なんじゃこいつ。ワシの首根っこ掴まえるとはやりおるわ。ええい引っ張るなよ頭巾がわりの布がずれそうじゃが。]

 いいかっ…て、何が?

[見上げたら何か赤いものをくれてきおった。>>94]

(112) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 …姉ちゃん、ワシャ掏摸じゃないぞ!!

 なんじゃい!突っ立っとったのはそっちのくせによ!

[心外じゃ。失敬じゃ。うん多分意味は合っとるな。
顔をさらせてりゃ舌出して逃げたんじゃが餓鬼の背いにあわない顎を市井で見られるのはコトだからな。]

 まあいいこいつで勘弁してやる。
 急ぐんじゃ。桜を見に行くんじゃ!

[女の顔をしっかり見て覚える。次にすれ違う時は気づかれないようにしてやるんだからな。
もらったもんは貰ってくけどな。

着物の袖摺り合わせて今度こそ通り過ぎ。
昼の茜が風吹いて回った。**]

(113) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 朝 ─

[裏打ちを昨夜のうちに終わらせたためか、心地よく朝日を迎えることが出来た。
しかしぼうっとはしていられない。

昨日聞いたところによると、伊賀へ向かう暁之丞とは別に、
爺様たちが駿府へ赴いたという。
卍谷の重鎮が留守にしている今、此の地を守るのは残った者たちが担わなければならない。]

 ……何事もないとは思うけどね。

[奇襲などそうそうありはしないが、備えだけは確実にしておこうと普段は適当に結っている髪を、椿の飾りが着いた簪でしっかりと留めた。]

(114) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹



 …………。

[>>108視線は暁之丞が指先で摘む美しい羽に向けて。
肯定も否定もせずに黙っているのは、
羽の色に甲乙なしという彼の語りに聞き入っている様子に見える。]

(115) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

――――思えば、楠木の家の名は知る者にはあまりに有名な、其の名を思い起こさせる。

伊賀鍔隠れの里を襲った忘れもせぬ織田や、天下人となった徳川よりも遥かに昔、時の先帝を助け参らせ百万の軍を向こうに張って翻弄させ、戦に殉じたという楠木の名。それが自分に血を受け継がせた父祖であるかどうかなど知りもしない。

ただ、その名の意味を、幼少のみぎりより父も母も、祖父も事あるごとに己に言い聞かせてきたという事だ。
それほどの名だと。それほどの意味ある名だと。

その名に父母が望んだほど誇りを持っているわけでもない。
ただ……羨望の念を抱いたことは少しある。

(116) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[成る程。確かにこの男の言葉は、
争い事を厭う優しい麻耶にとって聞こえの良いはずだ。]

 ……同じ羽の色持たぬだけで
 巣や雛を傷つける鳥なぞ、幾らでもおろうに。

[空気に溶けて消えそうな、小さな小さな呟き一つ。]

(*5) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 暁之丞さまが取りなされる必要はのうござります。
 おれも、次は思い醒まして向き合えるやもしれませぬ。

[>>108何事かを考えたのち、口を開く。
今度は一対一で穏便に話し合えるはずと言いたげな口振りだが、
無論体のいい表向きの言葉だ。

だがあまり麗句を重ね過ぎても、裏で忍法遊びに
持ち込む気かと万が一の危惧を招かねてはつまらぬと、
その話題はこの辺で切り上げる。

先の一件に対する憤懣はほぼ青年に向けられていれど、
心の裡では鳥の躾も禄に出来やしないのかという思いを
暁之丞に対して抱かなかったわけではなかった。]

(117) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
くすのきまさしげか!!!

(-65) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―――――生まれた頃にはとうに主だった戦は終わっていた。
既に、足軽から身を起こしたとかいう豊臣の世となっていた。

まだ手習いの歳のうちに、天下分け目と言われた関ヶ原の戦も終わってしまった。戦乱の世など父や祖父や、それから山の婆様から話に聞くばかり。
望まれてそうなったのだろう。平穏を望み、伊賀と甲賀も共に歩もうとしているのだろう。

――――何度でも考える。……それが、憤懣遣る方ないのだ。

(118) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 もうご覧になるのでござりますか?
 晴れ姿は祝言の日まで取って置きたいもののような気も…

 いえ、おれも女心は暁之丞さま程深く存じませぬが。

[>>111期待に胸膨らませる暁之丞に、
制止めいたおだての言葉を紡ぎつつ。

四五六の死因について囁かれている噂を、勿論知らぬわけはない。
口にはしなかったが、その場にいられたらと悔やんだこともある。
一二三がここにいないのは吉と取るべきか。]

(119) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[里の中に戻って来れば、自身たちを遠巻きに眺める
鍔隠れ衆が横目にちらほら映る。
幾人かは殺気とまでいかずとも睨みつけるような眼差しだったか。

しかし幼子はまだ因縁には幾分疎いようで。
母親が亡くなった頃の己と一二三ぐらいの歳頃の兄妹が、
暁之丞をきらきらとした好奇の目で見ていた*]

(120) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

【赤】 伊賀   楠木 睦


―――――生き過ぎたりや、二十三。

二十三では、長く生き過ぎている。

[一二三はこの言葉を聴いたら悲しむだろうか。
だから、胸に隠している。……所帯を持って年を取れば、この苛立ちもなくなり、子を為してその行く先を見守る事を楽しむようになるのだろうか。
…想像がつかなかった。

―――――頭目も、麻耶の嫁ぎを心から喜んでいるのだろうか。]

(*6) 2014/05/03(Sat) 19時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 20時頃


【人】 甲賀 玉響

[そんな時に、訊ねてくる者がいた。
出迎えて話を聞けば、羽太郎と民子がいないという。
民子に関してはまた西の森にいるのでは、
と思うが羽太郎については一体どこへ行ったのか。

爺様も暁之丞もいないこんなときに、
思いもよらない事件が起きたものだと眉を寄せる。]

 ひとまず、森を探しましょう。

[この辺りに姿がないのなら、森しかない。
玉響も、2人の姿を探す大人たちに混ざって捜索を開始した。]

(121) 2014/05/03(Sat) 20時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
うおおお一二三の回想ありがたや!!
おにぃ呼び予想外だった反面めっちゃ嬉しい…!!

しかし赤チップみんな悪人顔やな!!!(褒め言葉

(-66) 2014/05/03(Sat) 20時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

羽太郎マジでかわいいな。
ここが薔薇村なら間違いなく掘ってる(ひどい

(-67) 2014/05/03(Sat) 20時頃

【独】 伊賀 狼

/*
伊賀面子が凄く伊賀!って感じがして良いですね。
甲賀面子は輪の甲賀と言う感じで雰囲気がある。

しかし、何故か自分は微妙に浮いている気が。
あれか、文章力と展開力か…。精進せねばね。

(-68) 2014/05/03(Sat) 20時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―翌日―

―――――風が駿府城へと向かい、一二三も同行したとは聞いている。 
しかし、狼殿もおらぬのか。

[翌朝。いつも通りの目当てもないそぞろ歩きの途中に、里の者から話を聞いた。]

……では、留守は常にも増して念入りにしておけねばならんか。
風はそう言えば、狼殿に教えを乞うておったか?

[とは言え、理由もなくそう出向く狼の姿が想像もつかず、首をかしげた。僅かに、胸に引っかかる事がある。]

(122) 2014/05/03(Sat) 20時頃

伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 20時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 子供が申した事として釈してやれと言うには
 あれも雛から離れておるがのう……
 情誼を持たぬ奴ではないのだ、それだけは解ってやってくれ。 

 あやつとお主は、歳も近い。
 甲賀伊賀と仕切りさえなければ、良き遊び相手にもなろうが。
 ……中々うまくはゆかぬものよ。

[気にしてはいないと主張を耳に入れ、首を縦に振る。>>117

その先に続く筈だった言葉は、伊賀の者達の視線を
多く感じ始めた所で、内に沈んでゆく。

梟雄の孫、 ――何処かからか投げつけられた文句を背に受ける。
否、一声だけでは非ず。宿敵を見る視線もそこにはあった。

成る程、甲賀では鬼ヶ島に例えられる伊賀勢から見れば、
甲賀の襷を担いしこの背は、烏合の衆の長とでも扱われている。]

(123) 2014/05/03(Sat) 20時頃

【人】 甲賀 玉響

[いなくなった二人を探すために森へ向かう途中、
塀の前で肩を落とす雲雀を見つける>>93]

 雲雀、お民と羽太郎を見なかったかい?
 いなくなったみたいでさ。

[これで見つかれば楽な事はないが。
知らないというなら、彼も捜索隊に引き込むつもりで声をかけた**]

(124) 2014/05/03(Sat) 20時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 20時頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 20時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[この瞳は、――甲賀一族の宝ともされる秘伝の瞳術を宿す。
鶏の頭と翼を持ち蛇の形に似た尾を持つ幻想の生物。
あれを鳥と喩えるのであれば、成程という所。

鳥蛇の王と見合って帰る者などないのだから、
不戦の約定がある限りは逸話に近い口伝として、
この伊賀にも存在しているのだろう。

否、唯一人のみ。
その禍々しさから帰れるであろう女が居る。
晴れ着に包んだ姿を見たいと願う、唯一人の女。]

 儂が女心を心得ているように見えるか?
 哀しいかな、秋の空を眺めるのは慣れておらぬ故。

 寧ろ、儂が其方に聞きたい位じゃ。

(125) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ― 縫糸の記憶 ―

[>>105“願い”口にしたその日の内に息を引き取った
母が運ばれた場所は、縫術の心得のある一二三の家。

その貌は常の悪童の面影ない程沈みきっていたが、涙は堪えて。
唇を引き結び、強く握った拳の震えを幼子なりに抑えこんでいた。]

 ……ひふみ。

[励ましてくれているのか、だいじょうぶ、と繰り返す
幼馴染の名を呼ぶことしかできず。]

(126) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[あんな小さな手で、どれ程の練習を重ねたのか。
最初は鮮やかだった針と糸さばきは、
死人の前では精細さを欠いていく。

己の血を自在に操れる体質を持っていた母は、
もう嘗てのように自らの意志で血の流れを制御すること叶わず。

一二三の表情が歪んでいくのに反し、
少年の波打っていた心は落ち着き始め。
もう“抜け殻”なのだと、そこで漸く受け入れることが出来た*]

(127) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 伊賀 一二三


 ひふみは、ようがんばった。

[謝罪を告げる少女へと、首を振って歩み寄る。
拳の中で立てた爪跡だらけの掌で、その頭をくしゃくしゃと撫でた。]


 …………ありがとうな。


[涙を零せば、余計辛がらせてしまいそうだったから。
なるべく、常の笑みに近づけた表情で*]

(-69) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[女心と晴れ着の話。移った話題に苦笑で返す。>>119
謙遜か本音かは、付き合いの深い甲賀面々と異なり
言葉と顔つきで図らせるに叶うかは解らないが。
少なくとも、暁之丞には見せぬ心をこの若衆は知っていそうなもの]

 見たいと乞うたら、麻耶殿は幻滅されるだろうか。
 麻耶殿の悲しむ顔は、見とうないものよ。

 やれやれ、男心はいつも贅沢ばかりでいかんのう。

[頭目の屋敷が見えて来た辺りで、幼き子供二人が此方を見上げる
隣に居る若衆が重ねる姿と、暁之丞の重ねる姿はまた異なる。
いや、麻耶殿がこの位の頃、暁之丞は既に…。

そんな昔を振り返っている間に、ころころと転がって来た鞠。
拾いあげ、妹に返してやる。]

(128) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

   ほんに、難しいものよ……。

(-70) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[鞠を貰い受けた女児の爛漫な礼を受けたかと思えば、
急いで近寄る女――それら兄妹の母親であろうか。
鞠を取り上げ、二人の子の手を引いてゆく。

ああ、恐らくはあの鞠は。
この手が触れた、ただそれだけの理由で処分されてしまうのだろう

返して、と咽ぶ声を背にすれば罪悪感も覚えなくもない。
これも仕方なき話、と理解は及べど、納得はしていない。


納得してたまるものか、―――あの声を忘れるものか、と心に誓う

不条理の中で泣く子供を出さぬためにも、和平を為さねば。
進む足には意思が篭もり、砂利ごと地を打った*]

(129) 2014/05/03(Sat) 20時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

>>127 朱絹!!(がたん

(-71) 2014/05/03(Sat) 21時頃

【人】 伊賀 麻耶

― 鍔隠れ頭目の大邸 ―
[胸の張り裂けそうな思いは、ようよう落ち着くだろうか。朝の目覚めは矢張り早かったが、お婆さまの留守を預かる身とあっては、また勝手に屋敷を空ける訳にもいかず。先の逢瀬の贐に告げられた言葉は残っている。

鬼窟と例えられもせど、その面相は紛うことなき人の顔だと。影に日差しが与えられれば、闇に隠れた忍びが厭うのは当然。悪逆の怨嗟は断ち切らねばならぬ。永遠に祖先からの欲念に囚われてもあるのは滅び。

歓談の中、話してくださった想い。私の話した想い。]


 屹度、皆の心の雪解けはまだにございます…。
 なれば。。。私は。。。


[伊賀を強く強く想うがほどに、膨らむ、悲痛なる想い。
 嫌われることも覚悟しなければならないと秘めていた。]

(130) 2014/05/03(Sat) 21時頃

【人】 伊賀 麻耶

[何より今は、要らぬと申したのにお婆さまに付けられた里の忍。
 監視を振りきれるほどに、私は忍術体術は修めていない。]

 …、早く、お顔を見せてくださいまし。

 暁之丞さま...。

[自らが出向かずにいることで、
 里の者が無礼を働いておればどうしよう。
 そんな心配も、多々過り。

抜け出しそうな素振りを見せれば、
 気配が戒めるように近づく。
 其の度に溜息を体前に落とす。

何処か、近くて遠い、
 里の入り口から屋敷までなぞるように瞳を動かし、
 落ち着きがなく白粉の調子を確かめたり、
 身なりを気にしながら、屋敷の入り口に気を向けて。]

(131) 2014/05/03(Sat) 21時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 21時頃


伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 21時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[さて、ひとりはこれ>>88でよしとして。
 残る四人、水鯉はあと二匹いるのだから、それらに頭を呑み込ませれば早いのだが、それでは今ひとつ興がなかろうか。
 それに、いくら門下生とはいえ、柳生の者。陸地で溺れかける仲間を見れば、不用意に鯉には近付いてくれぬだろう。]

 なら此方から仕掛けましょうか。

[もう一滴、二敵、鯉に血を与えてやる。
 途端、ごぽりと、鯉の口から泡が噴き出し、二人の門下生へ襲いかかる。
 身体中の孔という孔に、気泡を送り込んでやれば、いずれ口から泡を逆流させて倒れるだろう。

 残る二人は、しかしその間、大人しくしてくれている筈がなく。
 がら空きと見た渚の背中に、再び刃が振り下ろされる。

 ───ばしゃり、その姿はまた水に帰す。]

(132) 2014/05/03(Sat) 21時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―伊賀鍔隠れ・頭目の屋敷―

[頼もう、と呼びかけたくなる仰々しい門構え。
これぞ鍔隠れ頭目の邸宅前。

案内を努めてくれた丹色が屋敷に住まう下男へ声をかける間、
屋敷の中庭に佇んでいると、丁度此方を見た麻耶と視線が重なる
道中で見上げた朧月を彷彿とさせる神秘性を秘めたまなこ。>>131
視線が一度通い合えば、闇を裂く日差しに似た笑みを向けた。] 
 
 麻耶殿。
 ―――お会いしとうござった

[なによりもまず口を突くのは、愛しき瞳と出会えたこと。
甲賀暁之丞、風格は殺さずして瞳ばかりが優しくなる。

麻耶の琴と合わせる為の持ち合わせもある、とばかりに。
濃紫の布に包まれた三味線を掲げ、口元を緩める。]

(133) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[池に踏み行った門下生が、水の中で渚を探したところで、おそらくそこに姿は見えない。
 忍術の心得のない者に対し、水面で光を屈折させて姿を見えないようにするなど容易いこと。
 すい、と浅い水中を魚のように移動すると、矢庭に門下生の脚を掴み、引く。
 派手な水飛沫と共に倒れたならば、もがく両腕を捕まえて、肩の関節を外してやる。]

 これでもう、刀は握れないでしょう?

[早く治療してもらいなさいなと、水からあがって息を切らす門下生に、微笑を向ける頃には、先の三人はもう気を失っている頃だろうか。]

(134) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府城 ―

[外気を透かす大鯉に飲み込まれたる若造。>>88
憐れなものよ、と感想を抱く。
忍と侍の戦いは根本的に全てが異なる。
多勢に無勢とあっても、一人一人と醜態を晒す恥を知る>>132
再び大刀が振り落とされ、かくやという所で立ち上る水泡。

池の鯉は、邪魔者を避けるように池の端で大人しくしている]

 水中こそが彼奴の縄張りか。
 よくもまあ、此のような恐ろしい者「共」を飼い慣らしておるな
 
[振り返って視線を預けたのは甲賀の爺のみならず。
くつくつと笑いを隠せない婆の方へも注がれたり。]

(135) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 不心得者なれば、ひいさまが暁之丞さまのお名前を
 日頃あれ程口にされてはおらぬと思いまする。

[>>128暁之丞の苦笑いに此方もつられて同じ表情になる。
だが決して苦々しいばかりでなく、微笑ましく思うように。
――――そう、受け取られるように。]

 おれの言葉だけでは、どれ程のものかは想像を働かせ難いか…。
 一度、ひいさまに御内密に鍔隠れに
 参られなさってはいかがでござるか?

[この程度の冗談なら機嫌は損ねられないだろうと調子づくが、
自身はと話題を振られるのにはやはり弱く。]

(136) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 おれは鍔隠れでも評判の不心得者にござりまするよ。

 忍術の師にすら、今は嫁取りの心得を身につけよと
 言われるばかりで……。

[結局は、当たらずとも遠からずの軽口に変えて誤魔化すのだった。]

(137) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[さすがに斬りかかるような愚か者はいまいが。
こうして笑みを浮かべて接するのが莫迦らしくなりかける程には、
伊賀者が暁之丞に向ける視線の怨気は強い。

案内するのが立場の低い己であるのは、ある意味適当なのか。]

 …………。

[>>129暁之丞の方に転がってきた鞠を拾いあげようとすれば
先に彼が童女へと鞠を返し、心の中で舌打ちする。
やや離れた所にいた兄妹の母親の反応が想像できた故に。]

(138) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 暁之 丞



 …………難しい、とは?

[道中、ぽつりと聞こえた呟きに首を傾げた。
先の話題の麻耶との恋路か、あるいは甲賀伊賀の和平か。]

(-72) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
玉響のヲトメ心に気づいている雲雀くんに確信を持たれたきっかけになりそうな話を振りたいけど、なんとなくしつこいので躊躇ってるマン。

(-73) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[ばきぃ、
骨の砕ける音が駿府の庭に響きたり。

顔半分を人の皮膚からかけ離れたものにされた門下の一人。
在らぬ方向に腕を折られ、土の上へ蹲り悶絶している。

なんと美しき動きを取るか、あの鷹は。
男相手に、流れるような動きで翻弄を見せ、力で捩じ伏せる。
男が武を主張する時代は終わった、とでも言うかの如く。]

 「ほほう、これは中々…。 
 風と申したか、あのおなごは。
 おんしの若い頃によう似ておるではないか? のう?」

[爺の視線は風ではなく、婆に注がれる。]

 「孫娘はあたしに似なんだ。
 されど、のう。定虎どの。こうして力は継がれてゆくものよ
 柳生の剣士様も、伊賀のじゃじゃ馬相手には力足らぬのう」

(139) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[両者含み笑いを漏らす席。
妖怪にも似た禍々しさを前にして、柳生の顔色は青くなっていた**]

(140) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[麻耶姫の狗だのと陰口を叩かれることもこの頃になり増えれば、
下手な深入りは甲賀者贔屓を強く疑われるだけ。
そのまま足を屋敷へと進めながらも、一度だけ振り返る瞳は
どこか遣る瀬無さげに。

>>122彼が気づいているかはわからぬが、
散歩中なのだろう睦の姿もその時目に入った。]

 ささ、伊賀頭目の屋敷にござります。暁之丞さま。
 ひいさまもさぞお待ちかねかと。

[母の顔を見に幼い頃は気軽に出入りを繰り返した門も、
忍としての自覚が芽生え始めればまた違った門に変わる。

暁之丞を中庭まで通し、一礼すると屋敷の下男を探し始めた**]

(141) 2014/05/03(Sat) 21時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 21時半頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 21時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

[水辺は渚の独壇場。
 刀傷を負わせるどころか、本体に触れることすら許しはしない。

 しかし四人までは倒されれば、流石に最後のひとりは警戒を強めたか、池より離れた位置に陣取ってきた。
 此方は水中、彼方は地上。
 このままでは勝負にならぬ。]

 やれやれ。
 どうしたものでしょうかね。

[簡単に終わらせるのであれば、水を薄い刃と変えて、手裏剣のように飛ばしてやればいい。
 このように……と、相手に見せつけるかのように、手で水を弾いてやる。
 一度、二度、三度。
 三枚の水の手裏剣は、白刃の鋭さをもって、桜の小枝を切り落とした。]

(142) 2014/05/03(Sat) 22時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 22時頃


伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 22時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
身長を見てて、現代日本で考えたらこれくらいかなーって思ってたけど昔を考えると多分背高いほうよね…。

(-74) 2014/05/03(Sat) 22時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 22時頃


【人】 伊賀   楠木 睦

狼殿は、何ぞ懸念でもあったじゃろうか。

[考え込んでいたが、駿府に向かわねばならぬ用があるでもなし。
ふと通りかかった丹に声をかけようかとして、傍らの人影に目を止めた]

甲賀の……暁之丞?………何ぞ、麻耶姫に用向きか。

[そう呟き、しかし最低限の礼はわきまえている。]

――――これは。お早う御座ります。
お前が案内か、丹。頼むぞ。

[ちらと丹に視線をやって、来客である暁之丞に一礼した。]

(143) 2014/05/03(Sat) 22時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
二十歳で未婚ともなれば行き遅れのBBA認定されるらしいし、深く考えたらいけない気がしました(こなみかん)

(-75) 2014/05/03(Sat) 22時頃

【人】 伊賀 麻耶

 あっ、ぁ、暁之丞さまっ―――!

[ざっと歩む幾つかの足音に門を注視し、
 想い人の姿を見つければ、>>133
 ぱっと鏡写しのように顔が綻ぶ。

しかし余りに唐突だったために、
 おろおろと狼狽てる様子は幼き頃の天真の流露。
 来訪を確かめると、背をぐいと押されたように駆け寄る。]

 私も、私もでございます...っ。

[浮かれ瑞々しく嘯く声は、金糸雀の如く。
 瞼に隠された眸の奥を、口唇の動きの一つ一つを追うように、
 ぴょんとそわそわ。にこりと肩を揺らす。]

(144) 2014/05/03(Sat) 22時頃

【人】 伊賀 麻耶

[布に覆われた三線を見やれば、思わせぶりに仄かに朱に染め、]

 ...ま、ふふ...久々に琴瑟、いえ、
 琴弦相和す音色でも奏でとうございます。

[夫婦になろうものならと、背伸びをした台詞を誂え、邸内へ促す。]

 甲賀卍谷からのご足労、感謝致します。
 ささ、立ち話も物悲しきもの。

 お入りになって。お入りになって。

[邸内であれば、監視の者も文句はないだろう。
 甲賀者とだけで蔑むのであればきつい視線を送り。
 
急かす声色も、寂しさの裏返し。
 歓談に花咲かせ、言葉を、音色を交わしたかった。]

(145) 2014/05/03(Sat) 22時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[「水から上がれ卑怯者!!」と、最後に残る門下生が、刀を構え怒声をあげた。]

 卑怯だと言われても……。

[水中に身を潜めて、静かに事を運ぶを得手としている男としては、これでも十分、派手な動きを見せている方なのだが。]

 やれやれ……。
 正面から打ち合うのは、私は苦手なんですよ。

[しかしそれでは納得もしてもらえないだろうと、ひとつ嘆息した後、池から上がる。
 その手に小太刀が握られているのを見れば、門下生は、漸く剣で勝負する気になったかと、内心ほくそ笑んだろう。

 しかし、それに気を取られた門下生は、池に起きている異変を見逃した。]

(146) 2014/05/03(Sat) 22時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 おや玉響、せや、あんなぁ、昨日の天鵞絨、お民に……
 
 うん?
 お民がのうなったて?
 えぇ……ちょっ……あー…っと、………
 
[>>124それは2回ほど振られたくらいの時。
声の主は間違いなく玉響で、ぱっと顔を明るくさせた雲雀は、天鵞絨の用途について嬉々と語りかけて、止まった。

なにぶん、心当たりが在りすぎる。]

 ………玉響ぁ、しかと聞いてくれい。
 お民な、あの、……伊賀に、向こうたかもしれん……

[ボソボソと語り始める、爺に怒られただの何との話を伝えた。]

(147) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 22時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
おメモ

たまゆら(玉響)は、勾玉同士が触れ合ってたてる微かな音のこと。転じて、「ほんのしばらくの間」「一瞬」(瞬間)、あるいは「かすか」を意味する古語。ただし『日葡辞書』には「草などに露の置く様」とある。

by Wikipedia

どっかで使えたら良いけど使える気がしない。

(-76) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 …然し、それにしても羽太郎や。
 玉響が知らんてなると、光圀殿が御知りかいな?
 
 …暁之丞様は、共なんか付けんやろし…
 
[もごもごと語尾が緩くなったのは、間違いなく目の前の玉響に配慮したそれである。
どう考えてもあの嫁子に会いに行くのだろうし…、とは言えなかったのである。]

(=2) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[花見の町人に混じっていちばん綺麗な桜の枝をいくつか頂いて来てやった。
ひひひ。みんなこの土産を見たら喜ぶかのう。花弁が落ちると勿体無いし枝を飛んで行こう。

高めの杉の天辺まで登って辺りを見るが、まだ里は遠くにあるな。やっぱ走るのが良いかなぁ。

暁之丞様は出かけておるが伊賀里まで持ってってやるのもよいかもしれん。だってこんなに綺麗なんじゃ。

…まぁ、行くなら行くで背いを戻してからになるがな。
ばきり、背骨鳴らして木から飛ぶ。**]

(148) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
あら、まだ共鳴チップになってない

(-77) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
やはり秘話が独り言チップになっている

(-78) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【人】 甲賀 玉響

[雲雀は日々猫と戯れることに挑戦しているらしいが、何故だか相性はよろしくないらしい。
今日も今日とて失敗したらしく、落胆を見せていたが声をかければ明るい表情>>147。]

 天鵞絨がどうしたって?

[もったいぶるような言い終わりに首を傾げるが、そんな事よりも今は民子の方が先だ。
徐々に雲行きの怪しくなる雲雀を見る玉響の視線は、比例して鋭くなる]

 あ……あんたまさか……。

[10も離れた民子に手を出したのかと、邪推が過ぎる。
いくら年頃の娘がいないからと言って、民子に手を出すなんて、
と見損なうところに新情報が入る]

 え。
 伊賀に?

[昨日の雲雀と民子とのやり取りを聞いて、深い深い溜息を吐いた。]

(149) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
そういや無意識のうちに半分以下だの100センチだのと操作身長を盛ってまってたわ。
曖昧にしてたというか、まじで盛ってた。混乱させてたら申し訳…

(-79) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[いくら剣技が不得手といっても、勿論、心得はある。
 並の門下生相手であれば、互角かそれ以上に渡り合える。
 だがなかなかどうして、最後の一人は達者なもの。]

 流石、柳生……といったところですか。

[嫌味はなく、素直な感想を呟いたつもりだった。
 しかし相手もそう受け取ってくれるとは限らぬもので、門下生の顔は、見る間に赤くなっていった。]

 やれやれ、冷静さに欠けるのはよくないなぁ。

[そんなことだから、気付けぬのだと。
 唾競り合いながら、肩をすくめたその時]

 ッ……、と…………?

[渚の小太刀が、門下生に弾かれた。
 門下生は、勝利を手中にしたかのように笑ったか。]

(150) 2014/05/03(Sat) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[しかし、おそらく服部は……甲賀伊賀の頭達は、これが敢えてのことと気付いたろう。

 いや、それよりも前。
 渚から滴る水が、池に途切れず在ることにも。
 池から上がる前の渚が、己の手首を薄く切り、池に血を残していたことにも。
 おそらく、手練れ達なら気付いていたろう。

 これで終いだと、門下生が渚の胸元に剣を突き立てようとした刹那───異変は起こる。]

(151) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

 ……もう、なんでちゃんと見ておかないの。
 それに天鵞絨……お民が喜んだなら良いけどもさ。

[もう少し上手く諭せば良いのに、最後に自慢してやれ>>46なんて
言い放てば、いくらダメだといわれても真っ先に暁之丞に見せに行く>>90なんて想像できるだろう。
天鵞絨だって女をたらす為にやったわけじゃないはずだが、
相手が民子ならば許すしかない。]

 いえ、私も昨夕見かけたけど声をかけなかったのも悪かったか。
 ひとまずお民の行方はわかったけど、羽太郎の方は?

[聞いてみるが、そちらの方は雲雀にも心あたりはないようだった。]

(152) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 山

― 翌日・伊賀鍔隠れ ―

[朝餉時、卓上には白米をよそいし茶碗の横に、焼き魚の皿も並んだ。

昨日魚を届けてくれた一二三には丁重に礼を言った後、
彼女の気が済むまで寝かせておいた。


平和だ。
されど伊賀者、平和を謳歌する傍らで、
平和で無かった頃を、かつての悲劇を、決して忘れた訳ではない。

春の陽気に草木も微睡む老婆の庭も、
甲賀が攻め込んできた折に一度、滅びたも同然。
其処から両手両足の指を折ってもなお足りぬ歳月を経て、かつての栄華を取り戻すしたものの。
失われた物は、あまりに重く、深い]

(153) 2014/05/03(Sat) 23時頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時頃


【鳴】 甲賀 玉響

 ……暁之丞様は、お供をつけるなんてこと仰られてないよ。

[伊賀に行く前に話した内容を思い出すが、そこまでは聞いていない。
暁之丞が触れた指先>>23を無意識に自身の手でそっと覆う。
まさか雲雀に、暁之丞への想いを悟られているとは思ってないため、
なるべく表情には出さないように努めていた。]

(=3) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[ざぶん。

 池の水が、今までより一際大きく、生き物のようにうねり、持ち上がる。
 渚はといえば、よろめき倒れたふりをして、池に繋がる水溜まりに手をついていた。

 池から現れ出たのは、水の竜。
 腹のなかに徳川自慢の錦鯉を泳がせた水竜は、先程とはうって変わって驚愕を浮かべる門下生に、飛沫あげて襲いかかった。]

(154) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
そういえば共鳴チップが共鳴チップじゃないね…。

(-80) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 ひいさま…………ほんに、嬉しそうじゃなあ。

[下男への取次が終わり戻ってくる最中、聞こえてくるは弾む麻耶の声。
>>144軽やかに鳴る鈴の如き響きだけでも、彼女の顔が
どれ程輝いているかは容易に思い描けよう。]

 睦どのまで出払ってはござらんかったか。
 いや、道中おれまで鍔隠れ衆の眼差しに刺されまくってのー…。

[>>143暁之丞にいかにも儀礼的な挨拶交わした睦の元に近寄り、
特に痛みはない背を叩く仕草を交えながら小声で話しかける。
念を入れて、風以外の忍の行き先も駿府であることは伏せたまま。]

(155) 2014/05/03(Sat) 23時頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時頃


【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 ちがわい!相手いくつや思てんねんな!!
 うちかてそろそろ縁談やら何やらの話あんねんで?!
 
[>>149いつぞや暁之丞に吠えたように、きゅうきゅう夜泣きする犬とそう変わりない吠えようであった。]

 う、うぅ…せやかて…泣き止ませたらなあかんって…
 暁之丞様が泣くいうたら止まると思たんよ…
 ぐう…

[しょんぼりと肩を下げるのは、猫にふられた時のそれと同じく。やっぱり自分のせいか、と、流石に拳骨以上に民子の安否が心配であった。]

(156) 2014/05/03(Sat) 23時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時頃


【人】 甲賀 民子

―翌朝―

[丞の話通り夜更け過ぎに帰宅した父親と遅めの夕飯をとり、眠りついてから五刻ほど過ぎた頃、民子は目を覚ました。
とはいえ普段ならまだ眠りの中にいる時間帯だ。放っておけば勝手に落ちてくる瞼を必死に開け、ぼんやりとしている視界を手の甲で擦ってはっきりさせると、ちらりと隣を見やった。
そこには任務で疲れているのか、高鼾をかいて夢の中にいる父親の姿があった。
一度鼻の下をくすぐる。
途端に大きなくしゃみをした。
だが目覚める気配のない父親ににやりと笑うと、音を立てずに家を出た。
そして裏手にある薪置き場へ向かうと、昨日のうちに準備しておいた荷物を袈裟懸けに背負った]

よしよし! それじゃ行こう!

[頬を叩いて気合を入れると、そう拳をあげて駆け出した]

(157) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 ま、まぁ…せやんねぇ… ウン。
 
[>>=3そわそわと落ち着かなさげに、うんうんうなずいて見せる。
掌に何かあったか、そういえば暁之丞は玉響に会うと言っていたか。
きっととてつもない一撃を喰らわせたのだろうなぁと一思案。

彼は優しい。
優しいから、玉響には残酷になる。
難儀な話だと、小さく溜息をついた。]

(=4) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>149
こういうとこでの扱いを見てると中身は雲雀には
すっげえシンパシーを感じるんじゃが(迷惑

(-81) 2014/05/03(Sat) 23時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時頃


【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 羽太郎…は、えーと…
 なんかなぁ、思い返せば昨日から、声聞いてへんなぁて…
 
[バツの悪そうな顔のまま、もじもじと指先をすり合わせる。
しかし、突然いなくなると言うのもおかしな話だ。]

 ……昨日と言えば、
 大御所様の所に渚殿が行く話、どうなったんやっけ?
 
[まさかまさか、あれについて行ってたりしてぇ、はっはっはあるわけねぇだろどっとはらい。

と、言いきれない不安感。]

(158) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[水竜の顎は門下生を捕らえ、その勢い殺さぬまま、立ち木へとぶつかり、弾けた。
 辺りには、多量の水がざばりと散って、竜の腹の中にいた鯉達が、水を失い、びたびたと泥の上を跳ねていた。]

 やぁ、ごめんよ。
 今すぐに、水に戻してやるからね。

[木と水に強か身体を撲たれ、立ち木の根本にぐったりしている門下生には目もくれず、渚は、巻き添えを食らってしまった憐れな鯉を、一匹ずつ池に戻していた。]

(159) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 甲賀 民子

[……が]

……ここどこ? どこ?

[近道だからと森の中をつっきったのがまずかったのか、民子はあっさりと森の中で迷った。
それはもう盛大に迷った。
元々駿河への道などぼんやりとしか知らない上に森の中だ。
忍の常で方向感覚だけは残っているが、どの方角に向かえば道か駿河につくかがわからない]

……どうしようどうしよう。
狼煙でもあげる? あげる?

[日の差さぬ森の中は、里の西の森に似ているので怖くはないが、心細さに少しだけ身震いした]

(160) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

[屋敷の前。中から、麻耶の弾む声が聞こえてくる。>>144
想い人とは言え、恋い焦がれる乙女然とした様子は、鈴の軽やかに鳴るがごとくだった。]

応、ご苦労だったのう。分かっておったろうとは言え、損な役回りじゃ。

[屋敷から出てきた丹に>>155労いの言葉を軽くかける。肩を叩かれるのも邪険にするでなし。]

―――特に役目は仰せつかっておらんのでな。
駿府の方は一二三もついておるし、間違いはなかろう。

……何ぞ、気になるか?

(161) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【独】 甲賀 民子

/*
民子でどう共鳴を使うか迷うのう……。

(-82) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【独】 伊賀 狼

/* >>160 本気でごめんね。行き先勘違いしていたんだ。
滋賀県から静岡県までロング迷子にさせるド外道でごめんね。
本当にごめんね!(土下座)

(-83) 2014/05/03(Sat) 23時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
うん?伊賀に行きたいんじゃないんだ?

(-84) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【独】 伊賀 山

/*
このばばあついに伊賀者全員から言及されましたよ コンプリートですよ

(-85) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時半頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時半頃


【人】 伊賀 狼

[指先で山犬二匹をあやしていれば、
彼らは獣として生を終えるのだろうと思考が巡る。
四足に生まれたのなら、同じく四足にして死に絶える。
それは世の理に適う摂理。

姫の告げる平和の世。
仮令、どのように言葉取り繕おうと、戦火失くして忍として生きられるか。

そんな蟠りが内心に泥を塗る。

いつか、楠木に生まれた子に、のんびりとした口調で語ったことがある。
生き様を考えたことがあるか。と。]

(162) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
なんかめっちゃ重い

(-86) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[問うたのは織田が斃れ、豊臣が斃れ、幕府を開いた頃だ。
忍として伊賀にて二度目の生を受けた男は、
この里を背負って立つ若人へ、暢気者の振りして問いかけた。
その折に、彼はなんと答えただろうか。

そんな問いを投げかけたのは、
彼が隠し持つ裏側を悟った為ではない。
ただ、男の胸は、平和安穏と言う言葉が近づくほどに、
死に様を鮮明に思い描くようになったのみ。

―――果たして太平の世には、忍の道はあろうかと。]

(163) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[暫し、思案に耽っていれば、
山犬の一が、長い鼻先をひくりと空に向ける。
幾ら男の鼻が利くと言えど、この森を縄張りとする彼らほどに非ず。

疑問の色を双眸に乗せる前に、片やが地を蹴った。
幼子の気配を察したのだろう。>>160]

 ……兎ですか、子狐ですか。
 蓄えにはなりそうですか。

[世間話のように山犬の背に声を掛け、男も足を踏み出す。
山犬の目的が少女とも知らず、
軽い身のこなしで山犬が、地を掛け、童女へ距離を削る。]

(164) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 まぁ、別段気にしてはござらん。

 斯様な役回りは、おれのような者が果たす方が
 かえって心象の下がり具合も少なかろ。

[>>161頭目の邸内に入ってしまえば、先のように往来で
恨みがましげに睨めつける里の者も去った頃。

それでもそっと辺りを見回すのは、あの母親に手を引かれた
兄妹を探しているのか。しかしその姿もまた此処になく。]

 狼どのが、妹弟子を案じて彼の地にこっそり尾いていかれた
 ……なんて落ちじゃったら、おれは湯呑みを頭に乗せ、
 中の茶を零さずにあの方と手合わせしてみせようぞ。

[答えに交える冗談は、さすがに此処まで地獄耳は
及ばないだろうと思ってのことで、常よりも言いたい放題。]

 じゃから……何かの兆を見据えておられるのか、とな。
 

(165) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

 八つだから問題だと言ってるんだよ。

 ……え?雲雀に縁談?
 へぇ……物好きなお家もあるもんだねえ……ふぅん……。

[>>156頭の先から爪先をじっと見遣り、暴言にも似た言葉を遠慮なく吐く。
犬が噛み付くように吠える雲雀は確かに暁之丞が言うように犬のようで
思わずほくそ笑んだ。]

 まあ、その努力は認めてやってもいいけどさ。
 伊賀へと向かったならまずはそっちだ。

 早く迎えに行ってやらないと。

[いくら子供とは言え、甲賀の忍。
不戦の約定があったとてわけもなく足を踏み入れたとなれば
相応の対応をされても仕方がないと、不安が募る]

(166) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[グル、と喉を鳴らした山犬が草葉より慧眼を光らせ、少女を捉えた。
忍の娘と生受けたなら、本来山犬如きで怯むはずもないやも知れぬが、
山犬は童女の本質など理解せず、脆弱な獲物としてしか見ていない。

男よりも一足先に辿り着いた一頭は、
乾いた色合いの毛並みを奮わせ、低く喉を鳴らして間合いを確認。
低く上体を下げて、彼女の出を伺った。]

(167) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【鳴】 甲賀 玉響

 何?
 雲雀も行きたかったの?

 あんた、前に粗相をしたって言うじゃない、
 連れて行ってはくれないよ。

[なぜか落ち着かない様子の雲雀に、首を傾げる。
いつぞやの、伊賀の忍に喧嘩を吹っかけた話は聞いているため、
その事を思い出しているのかと想像は斜め上。

記憶の温もりを思い出したのも束の間。
手を解いて、何事もなかったかのように振舞った。]

(=5) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【秘】 甲賀 玉響 → 甲賀 御神楽 雲雀

[解いた手が、帯の花飾りに触れる。]

 そういえば、昨日雲雀から貰った組紐を花結びにしてね。
 ……ありがとうね。

[暁之丞に似合っていると言われて嬉しかった事を思い出す。
あらぬ誤解を招いた気がしたが、褒めてくれたことには違いなく、
懲りずにまた、帯に飾りをつけていた。
その一端を担ったのは雲雀だったため、
詳細は告げずに小さな声で礼をこぼした。*]

(-87) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

 私も最近はこもっていたから、羽太郎まではわからなくて。

[玉響も卍谷全員の所在を知っているわけではないから、
流石にそこまでは雲雀を責められない。]

 ん?
 駿府に行くのは爺様だけじゃあ、ないのかい?
 渚殿も…となると。

[もしかして、羽太郎もその話を聞いて着いていったのでは。
ありえる話か、ありえない話か、どちらかというとありえる話だ。
雲雀と同じく、嫌な想像が走った]

(168) 2014/05/03(Sat) 23時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/03(Sat) 23時半頃


【人】 甲賀 民子

[民子は子供っぽいところが幸いか災いしてか、里では誰よりも忍らしくない。
転ぶし泣くし拗ねるし怒るし甘えるし。ついでにまだまだ里の外の知識も少ないので今回のように方角はわかるがどちらに行けばいいかという方向を把握する力が弱い。

だがそんな彼女も、里外では常人離れした忍の一人だ。

あれあれ? とあたふたしていた心が、>>164と近付いてくる気配を感じ取った瞬間、思考が切り替わった。
子供らしさが一瞬で心の奥へとしまわれ、代わりに浮かぶは無表情な能面にも似た顔。
と、同時に膝を曲げもせずに高く飛び上がると、ふわりと近くにある大木の枝へと着地した]

……何かな? 何かな?

[抑揚なく呟いた言葉が言い終わると同時に姿を見せたのは一匹の山犬だった]

犬? 犬?
でも犬じゃない犬じゃない。
ただの犬じゃない……。

[見るもの全てを映して楽しげな瞳は、すっと薄く細くする。
そして荷物の中から一本のくないを取り出した]

(169) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[すべての鯉を池の中に戻し終えれば、まずは徳川に、続いて柳生、服部に、膝をつき、深く頭を垂れた。
 下がって良しとの命が下れば、頭は上げぬまま、首領の傍らまで引き、控える。

 それから、何かの話はあったろうか。
 その間……いや、手合わせの最中にも、時折、伊賀の女を視界が捉えた。

 矢張り、というべきか。
 おっとりとした風体に見え、なんとも苛烈な戦いざま。
 正面からやり合ったなら、おそらく勝ち目はないだろう。]

(170) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 甲賀 水練 渚

 「……似ているか?」

 はい?

[不意に、首領に問われてあげた声は、ごく小さかったかもしれない。]

 ……まさか。

[誰と、とは首領は言わなかったけれど、すぐに分かった。
 だから、そう一笑に付した。]

(171) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

――――そうじゃろうな。狼殿ほどの者が訳もなく里を出るとも思えん。

[訳は分かる。ただ、なぜという理由は分からない。
里の者も去り、嬉しげな弾む声も屋敷に消えた。残るは丹と自分ばかりか。]

第一、風とて相当の手練れ、今更兄弟子に気を揉ませるほどでもあるまいに。

[少し浮かない風は残しつつ、案じてばかりいても仕方があるまいとかぶりを振った。]

……お前、これからどうする。

(172) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【独】 甲賀 民子

/*
ふと。

これ、必然的に相手決まった気がするw

多分ここで引き分けて、二日目以降で狼との戦闘フラグだw

(-88) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

――――回想>>162>>163

[狼と深く話をしたことは、実のところそう多くはない。元より掴みどころのない御仁だ、道で会えば礼も交わす、気楽な話しぶりに一言二言、短く愛想なく返す。それが普段の関わりだった。

それ故に、何気ない素振りで生き様などと言われた時は少々意外な心持がしたものだ。]

………俺は。

[その頃から、父母が望むようにこの里を守って生き続ける事に少しく疑問は抱いていた。
けれど、その事について告げる事はなく。しばし思案した末に、口を開いた]

(173) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 問題も何もはなから違うて信じぃや!
 
[>>166腹立たしい、とばかりにきぃきぃと騒ぐのは、確かに鳥の如く。
いくら鳥でも、わんわん吠える鳥は猫には好かれないようだった。]

 あ、あるもん…
 うちかてなぁ、舞の技は歴代随一言われるんやで…

[舞の腕はそりゃあそうかもしれないが、云々。連ねないために]

 ん、せやな。
 民子なんか泣いてしまうかもしれん。
 ……怪我、してんとええけど…。
 
[あれは幼くとも忍。
そうそう引けを取らないとは思うものの、憂うのは勿論“田舎者”の事である。]

(174) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 え?
 ちゃうわい、あんな田舎何回行っても益ないわ!
 あのー…あれじゃ、二人とも無事でな、て思うただけじゃ!
 
[粗相じゃない、本当の事を言ってやっただけ…――と言っても、もちろんそれが作法に反するとはよぉく分かっている訳で。]

(=6) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【秘】 甲賀 御神楽 雲雀 → 甲賀 玉響


 ……ふふ、気にいったなら、良かったわ。
 香でも焚き染めたったら、綺麗な御花になるで。
 
[本当の姉のようにも思う玉響が嬉しそうなのは、そりゃあ、自分にとっても嬉しい事だ。
家族は即ち師であった雲雀が、いつまでもこんな風に甘えてしまうくらいには、この姐に心を許している。

きっと、彼が目に止めてくれたのかもしれない。
ならばこの組紐も、少しはやってくれたじゃないかと満足げに笑った。]

(-89) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【見】 徳川 康家

― 駿府城 ―

 ふむ、水を使うか。
 面白い。

[水場へと向かう渚へとそう感想を零す]

>>54>>57

[この下賎な忍と、正々堂々と戦うことを由とする剣豪精神に反するものを受け付けぬ柳生のものは、風の反抗的の仕草に色めき立つが]

[天下人の味方は違う、
 黙して、特に現状動じもせずに推移を見守っている甲賀、伊賀の頭目へと注目していた]

(@1) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【見】 徳川 康家

>>62>>63

「あれは何ぞ。答えよ、甲賀のものよ」

[半ば呆然としたような柳生の呟きに甲賀の頭目が答える]

「あれは、渚の忍法で生み出されし水の鯉ですじゃ。
 いかなる刀も御覧のとおり通じませぬ」
 
[その言葉通り、刀で切りかかった侍は鯉に頭を飲まれ、口から肺に残された空気を泡と吐いた>>88]

[そうして逆に、今度は別の水鯉に水泡をかけられて、門下生は苦しみもがく。>>132
 しかして門下生は多数。今の隙にと渚に斬り付けるが――、まるで手玉を取られるかのよう。
 見る見る間に、柳生の顔色は悪くなっていった]

(@2) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

………俺は。まだ青二歳です故。
狼殿が満足するような生き様などというもの、申し上げられもしますまいが。

強いて言うならば…… 己に恥じる事のないように。
例え七度生まれ変わろうとも……同じ生き方を繰り返したいと思うような、そんな生き方をしとう御座いますのう。

……それさえ適うならば、他にこれといって拘る事などは御座らぬ。

[その答えは、狼に何を感じさせたろうか。
そこまでは知る事もなかった]

(175) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 やんなぁ…ウン…

[>>168どーせ拾い食いでもしたんじゃろ、なんてとんでもない事でした。
彼女が真剣だったのも知っている故に、もう少し気を配るべきだったのは持て余していた雲雀であって。]

 ……………。
 うん、とにかく、森の半ばまでは似た道じゃ、
 光圀殿に留守任せて、うちらは探しに行きましょ。
 
[伊賀がこの呼び出しを知っていれば。
出会いがしらに獣と誤っただとか、何とか、偶発を装って危害を加えられるかもしれない。

あれやこれや、と家人に言づけ
持ってこさせたのは香り袋だった。何、雲雀が好んで持つ香のかおりを覚えていれば、二人も探す自分に気づくと思ったまで。]

(176) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
雲雀くんが可愛くて仕方がない

(-90) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【見】 徳川 康家

>>170

 見事じゃて。
 甲賀のものよ。

[康家の膝上で、陸にあがって跳ねている錦鯉に猫が喉をならしていたが。
 水に帰っていく様には残念そうに尻尾を下げた]

[一方、女と侮った門下生もまた時同じくとして、風にいいようにあしらわれていた]

[くつくつと笑う伊賀の婆。
 驕りに気付いた時には遅しといったところか。柳生の顔色は土気色もよいところ。

 なんと禍々しき者達か、という呟きが漏れる]

(@3) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 伊賀 狼

[山犬の足に徒歩で追従する身は、彼らが獲物と見据えられた影を目先に捉える。四足が容易く狩れるだろうと選択した獲物は、その実、兎でも子狐でもでなかった。
二本の足に、二本の手、小さな頭に黒い髪。
如何見ても人の子である影に、聊か意外そうに首を捻る。

駿府城が望めるとは言え、城下町は目で見る以上の距離がある。
幼子が迷い込むにはやや森が深い。

だが、その疑問は即座に彼女の放つ気配に因って払われた。
身の丈以上の軽快な跳躍に、
山犬前にして怯えすら零さぬ子供が早々居ようか。>>169

彼女が身構えれば、山犬は自らの誤算を自覚する。
身体は山犬が強いせるほど小さく、腕など噛み切れるほどに細い。
だが、身内に抱える力量は、畜生と比べようもない。]

 ―――風魔一党……、は、もう匪賊でしたか。

[ポツリと独り言を漏らしながらも、歩みの速度は変わらない。
徳川が天下を取って以来、残存する忍群など限りある。
あれほど幼い童女に忍道を示せるだけの里が、今やどれだけあるか。]

(177) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【人】 伊賀 狼


 ―――…無益な殺生になりますよ。

[草を踏んで一声を掛ける。
それは既に尾を垂らす山犬を諌める言葉ではなく、
大樹の上の少女に向けられた言の葉。

六尺あろう長躯が、木の上に向けてゆっくりと微笑んで。]

 迷子ですか?
 親とはぐれたのなら、町まで送りますよ。

[彼女の身体能力捉える癖、慣れた笑みを崩さず、
外面と言う名の良心を抱えるように、彼女に語りかけた。]

(178) 2014/05/04(Sun) 00時頃

【見】 徳川 康家

 
 ……しかし、これでは甲賀と伊賀の忍達の力量の差がわからぬのう。

[猫が啼く。柳生の門下生では、これが本当に天運をかけるほど拮抗する戦いなのかを量る術にはなりはしなかったと。
 つまらなげに言うのである]

 のう、服部。

[全ては言わぬ。
 甲賀と伊賀、直接忍らで忍法合戦をさせよ、と眼光で語る*]

(@4) 2014/05/04(Sun) 00時頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 00時半頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

 おれでござるか。

 ……そうじゃの、何かが動くやもしれぬ時に
 里で報せ待つばかりというのは、正直な所性に合いませぬ。

[>>172問いに答えるまでには少し考えこむ間があった。
幼さを残した眸は言葉よりも雄弁にじっとしているのは苦手だ、と語る。]

 とはいえ、お婆様の不在時にこれ以上里を空けていいものやら。

[対する甲賀、次々と里を離れる忍が現れている現状は知らず。]

 ……離れ過ぎぬ塩梅で、里の外の者の動きを
 見張るぐらいなら構わんじゃろうか。

[振り返って見つめる方角は、暁之丞と会った入り口へと繋がる森。]

(179) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ほな玉響、うちはこれから森へ行く。
 うちの舞は、森の方が生きるやろ。
 
 玉響はどないする?

[彼女が同行するにしろしないにしろ、覚えのある伊賀への道へ向かう。

光圀に、留守を頼むと言づけて。]

(180) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

やはりか。俺も、今朝方からどうも虫が知らせていかん。
何故だろうな、どうも気を揉ませる。

[甲賀の忍が何人も里を出ているという事情はもちろん知る筈もない。まさか一二三が里にいないから、というだけではなかろうが。]

まあ、少々周辺を探りに行くくらいはよかろう。

[丹が視線を向ける森の方を自分も見やった]

行くか?少しくらいは付き合うぞ。

(181) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 00時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
あっ、やべwwwww
雲雀と同じこと言うところだったwwwww

(-91) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>174信じるも信じないも、雲雀の様子を見ていれば
よもや女児に手を出したなんて眉唾物でしかない。
そんな度量があれば今頃嫁の一人や二人囲っているのではないか。
忍としても舞人としても腕があり、まあ、見目も悪くないのも
認めるけども。]

 性格が、ね。

[はいはいと軽く流して、いよいよ意識は民子と羽太郎へと戻る。]

 駿府へ行ったなら、羽太郎の方は心配は…ない…。
 ないよね…?
 爺様も渚殿がいらっしゃるし、多分、大丈夫でしょう。きっと。

[何か問題を起してなければ良いが、
その心配をよそにまさか城下で伊賀者を引っ掛けているとは夢にも思わない。]

(182) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響

[こんな事になって、日々の平和にいかに呆けていたかがよくわかる。
しかし今はそれを悔やんでいる暇はない。]

 皆出払うと、こちらも心配だからね。
 もしかしたら、光圀殿のところにいる…かもしれないし……。

[居る可能性を考えた。
しかし出のは居ないだろうな、という身も蓋もない答え]

 一応、声をかけては見るよ。

[この時間ならまだ虫獣の蔵だろうかと、辺りをつける。
>>180森へ行く雲雀とは反対に、光圀の下へと走った]

(183) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 00時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

 ……勿体なき御言葉。

[徳川>>@3直々の言辞を受け、下げる頭は更に深くなるか。

 しかし、暫しの間の後、甲賀伊賀、ざわめき立つことになる。]

 し、首領……、っ。

[上からの命である。
 拒むことは叶わぬと知りつつも、困惑を首領へと向けた。]

(184) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>182
爺様も渚殿が→爺様も渚殿も

(-92) 2014/05/04(Sun) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 虫獣の蔵 ─

[昨日の散歩とは違い、まっすぐに蔵へと向かう。
そこに光圀は居ただろうか。

一応、念のためここに羽太郎と民子の姿も探すが、
虫や獣のみで探し人はどこにもいない。]

 ……ま、そうよね。

[予想通りの結果に、苦笑をもらすしかない。

それならと、光圀の姿を探し、この場に居なければ、
伊賀へ出るついでに村内で捕まえて行方不明の件を伝える。

羽太郎は恐らく爺様と渚殿を追って駿府へ、
民子は暁之丞を追って伊賀へと行っただろうと予測を話す。

既に雲雀が民子を探しに出たこと、自分もこれから探しに行くので
留守を頼むと光圀へ告げてから、玉響も森へと向かった*]

(185) 2014/05/04(Sun) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 睦どのが物見の伴なら、それは心強いでござるな。

[>>181申し出を無下にする理由もなく、二つ返事で頷いてみせた。
睦と直接手合わせした経験はなくとも、
彼の術については聞き及んでいる。

気の使い手はこの体質と相性は悪く、なればこそ
勝てた時の快感も格別だろうと考えたこともあった。
直接彼に向かって話しはしないが。]

(186) 2014/05/04(Sun) 01時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時頃


徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹


 森ならお山婆さまもいれば心強いんじゃが…
 あの方はどうじゃろうなぁ。

[山の嫗が未だ身体が衰えていないのは承知せど、
この頃は外を出歩くことも以前より減ったように感じる。

また彼女は可愛がっていた麻耶の縁談を大層めでたがっており、
主に甲賀者に備える物見に同行してくれるかはわからないが]

 おれたちが物見に向かう旨を、伝えには行こうかの。
 睦どのは先に行ってもろうて構わぬ。
 

(187) 2014/05/04(Sun) 01時頃

【人】 伊賀 山

― 伊賀鍔隠れ/路上 ―

………暁之丞殿には是非儂の庭を見て貰いたいものだがの。

[現在、鍔隠れに来ているともっぱら評判の、
甲賀首領の孫の名を口にし神妙な顔つきになる。

―――幼い兄妹をあやす母親から事のあらましは聞いた。
甲賀首領の孫は百鬼の若い忍に案内されて伊賀頭目の屋敷に向かったと。

老婆には何故兄妹が悲哀を見せているのかが分からなかった。
甲賀首領の孫が子供達に酷いことをしたとでもいうのか。

母親に手を引かれ立ち去りつつ、兄の目は何かを問いたげに老婆を見ていた。じっと]

(188) 2014/05/04(Sun) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
雲雀くんと合流するべきか否か。 2
1.合流する
2.合流まだしない

(-93) 2014/05/04(Sun) 01時頃

【人】 甲賀 民子

[姿を現すは犬使い。
眼鏡をかけたその姿は、町にいる寺子屋の講師と言ってもいい容貌だ。
だが違う。
民子は肌に感じる空気でそれを察する]

この人はあたしと同じ人だ同じ人だ。

[滑らかな動きは、重心を常に丹田に置かれ、所作一つとっても隙を感じさせない。
油断なく見据える先で、男は>>177と風魔の名を口にした]

風魔? 風魔?
違う。あたしは違う。
そういう貴方はだれ? だれ?

[ただ話は通じそうだ。
くないを懐にしまい、それでも顔に張り付かせた能面は剥がさず、木上から問う]

(189) 2014/05/04(Sun) 01時頃

竹千代の乳母 薊は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時頃


【人】 甲賀 民子

[そう問いながらも>>178と聞かれては]

迷子? 迷子……。
うん迷子。

ここどこ? どこ?
道どっち? 街どっち?

[能面のまま首をかしげる姿は、あまりに違和感を与える]

(190) 2014/05/04(Sun) 01時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 え、ええい…
 うちの目に叶う女子がおらんのや!もう!

[>>182それは理由の一部である。嘘ではない。丸ごと真実ではないだけで。
まさに、その一言が的を射ているのが有体であった。]

 おそらくは。
 駿河で忍術遊びも何も無いやろ、ウン。
 
[と、思いたいだけであったが。]

 おう。
 じゃあな。

[玉響が蔵へ向かうのを見やり>>183、自身は森へ駆けた。*]

(191) 2014/05/04(Sun) 01時頃

は、甲賀首領の傍らに控えたまま、困惑を浮かべている**

2014/05/04(Sun) 01時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

[先に行ってもらって構わぬと申したのは、一度上がり込むと
兎角客人をもてなす山の癖を考えてのことだった。

>>188だが噂をすれば何とやら。老女の姿を路上に見つければ、
幸いというか家まで向かう手間は省け。]

 お山婆さま、ひいさまに会いに行かれるのか?

[彼女が先刻まで話していた相手を知っていれば、
また違う声の掛け方もあっただろう。]

(192) 2014/05/04(Sun) 01時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時半頃


【人】 伊賀   楠木 睦

そうか?煽てても得はないぞ。

[自分が格別に里の者の中で手練れだと感じた事はない。
それはさておき、森の方へと向かう事を承知されればそのまま歩き始めるが、山の話が出ると少し思案した。]

山の婆様か。確かに顔ぐらいは見せておいても良いじゃろうが。
……まあ、そう急ぐものでもない。物見と言っても誰がいるとも分からん用じゃからのう。

(193) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

 人に見えますか?

[十も数えぬだろう童女に向かって、底無しの問いを戯れに投げる。
取り付くろうは外側だけ、それに違和を覚えぬのも唯人だけ。>>189]

 私は狼と云います。
 字は―――……書けますよね。

[問いかけに持ち上げた語尾は、勝手な納得で括った。
傍に落ちる枝木を一本拾い、
先に切っ先で山犬を払うと、尾を丸めて四足が森へ還る。
彼女の警戒を解く為ではなく、純粋に利無しと見たからである。

そうして男は腰を折って、彼女に旋毛を見せながら、
土を削り、足元に逆字で“狼”と獣の字を綴る。

次に視線を持ち上げれば、放物線を描いて枝木を投げようか。
当然、彼女の手元に呉れた枝一本、受け取れぬ筈もあるまいと見て。]

 ……貴女は?

(194) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時半頃


【人】 伊賀   楠木 睦

おや、噂をすれば何とやら、か。
お早う御座る、お山婆様。このように道でお会いするのは珍しう御座いますのう。

[森へと向かう道すがら、山の家に向かうまでもなくその姿を見ると、声をかける丹の後ろから一礼して挨拶した。]

(195) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

[能面貼り付ける少女と、笑顔を繕う壮年。
名前を問うた後で、ゆっくりと首を捻る仕草。

言葉を耳で拾えば、本能的に東西南北を知れていても、
地理関係が不明なのだと当たりを付けるのは容易い。

―――即ち、この幼女は。
今や、忍を輩出出来るだけの他里の少女は。


独りきりであるのだ。>>190]

(196) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
いまいち土地感がわかってねぇ

(-94) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【人】 伊賀 山

やれやれ……塩を分けてもらいにちょっくら出てきたつもりが、
思わぬ拾いもんをするとはのう。

[焼いた魚に振るもよし、漬け込む際の材料にするもよし。
それはさておき――これは良い情報を拾った。
暁之丞が来ているとなれば、是非お目通り叶えたいところ。

老婆の辞書に遠慮の文字はあんまりなく、真っ直ぐ頭目の屋敷を目指していた]


おお、百鬼の。

――暁之丞殿が来ておると聞いての、尋ねに来た。

[故に、丹色に声をかけられれば迷うことなくそう答える。>>192]

無論、麻耶様に会って話したいことはあるがの。一二三の仕立てし花嫁衣装は如何か、……などと。
じゃが積もる話は後の心算じゃ。

(197) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【独】 甲賀 玉響

[>>191そう、あんたは選ぶ側であって、決して選ばれる側じゃない。]

 良い嫁さん、見つけなよ。

[心の中でだけ、呟いた。]

(-95) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【独】 伊賀 山

/*
爆乳……じゃとっ >薊殿メモ


ばばあが睦と丹色を苗字で呼び始めました これはつまりあんまり深い関係ではないってことか?

[そして女性は名前で呼ぶ安定のフェミニストあかつきさん組]

(-96) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
一族の赤チップいいなぁ…。
赤も見たかったぜ…。

配布サイトを見て、羽太郎くんがうたろうだと言う事実に気づく。
ずっとはねたろうだと思ってたよ!

(-97) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
そういえば民ちゃんと狼さんは伊賀の鍔隠れ周りじゃないのね。
一旦そっちに行って迷子になっておいたほうがよさげかなー。

(-98) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
!?
独り言チップが独り言チップになった!!!!!

(-99) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
ふおおおおお共鳴チップも共鳴チップになってる!!!!
国主さま対応お疲れ様です!

(-100) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時半頃


【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 伊賀方角の森 ―

[駆ける。
その所作に散々優美を仕込まれた動きは、宛ら山猫のように。
甲賀の谷では柔らかだった顔は、笑って居れどもひどく冷たい。
余所行き用の貌である。]

  ………うぅん、
  
[見当たらない。
そこいらの枯葉に、香り袋の香を移し、そして扇で散らす。
獣でも、人でも、その残り香に気づけるように。]

(198) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 01時半頃


【人】 伊賀 山

お早う、楠木の。

……儂の噂、とな? 遂に楠木のも儂の魅力に――。

[老婆は薄く笑んで冗談を口にする。>>195
――が、すぐに真顔に戻った]


両人、此度の暁之丞殿の訪問については思うところもあろう。
儂もじゃ。

[老婆の場合の“思うところ”とは、
彼の訪問が里へともたらした、穏やかならぬ空気について――ではあるが]

(199) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

[山の婆様に聞きたい事は特にはない。小さい頃にはよく昔の話なども聞いたりはしたが、このところはわざわざ会いに行くことも減っていた。]

…そう言えば、一二三は嫁入りの衣は婆様に見せに来たのじゃろうか。

[ふとそんな事を口にしつつ、丹の用事があるなら先に村外れの森へ一人でも向かう]

(200) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―鍔隠れ頭目の屋敷―

麻耶ど―――…これは、危うい

[慌てふためく麻耶に、暁之丞も太い眉の下で瞳を見開いた。>>144
あわや、縁側から脚を滑らしまいかと冷やり、一瞬。
庭の砂を蹴り、その手を取り帯に手を沿え身を預かろうか。]

驚いた。
鞠でのうて、そなたが落としてもうては。
姫に怪我を負わせた狼藉者として、
伊賀の面々に角も立ててしまう。

[丹色に呼ばれし下男。
この有様わ前に、露骨と嫌な面を晒す。
いっそ落として恥をかけばよいものをと。
さすれば声を荒げ、甲賀暁之丞の失態を罵れるとよ。]

(201) 2014/05/04(Sun) 01時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 森 ─

[駆ける足取り軽やかに。
木の葉すら舞うことなく、地面を蹴る。
>>198先に行った雲雀の香とは別の方へと行く。
同じ場所を2人で探しても効率が悪い。

伊賀の領分へと足を踏み入れる手前で足を止めて気配を探る。
視界の悪い森の中、人の姿は見えず音も聞こえない。]

 …………お民……。

[もしかして捕まってしまったのかと不安を乗せて、民子の名を呟いた]

(202) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 御用は暁之丞さまに、じゃったか。

[>>197笑み浮かべ歓待装う己と違い、山は甲賀首領の孫に
里の者と同じく暖かく接するのだろうか。

そんなことが頭を過ったが、他人の主義主張に口を出すのは
本意でなければ素直に相槌打って。]

 お山婆様のあの庭をお披露目すれば、
 暁之丞さまの目もさぞ安らがれるじゃろうて。

[提案は元を辿れば田舎呼ばわりを根に持つ感情。
偶然老女の目的と一致しているものではあったが。]

(203) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【人】 甲賀 玉響

[懐から、和紙を取り出す。
それは昨日の朝に出したものと同じ和紙(>>0:192)。

ひらり、蝶々が10匹、和紙から飛び出した。]

 お民を探しておくれ。

[言えば、墨染の蝶は森へ四散する。
何かあれば墨染の蝶から玉響に伝わるようになっているが、
蝶を出していられる時間はあまり長くはない。

術を施した後、再び自身の足を使って探すために森を駆けた]

(204) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
そういえば雲雀君が香を持っているならくれくれマンすれば良かった!
組紐の花飾りに香りをつけれたのに!!!

(-101) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
せやな!!wwwwwwww>>203
丹色君がかわいい

(-102) 2014/05/04(Sun) 02時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 02時頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 02時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
ううーもっとロールの拾い方上手くなりたいよぉ…。

(-103) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【人】 甲賀 民子

[>>194の問いに、沈黙にて返答する。
人……以外のものには思えないが、そう聞き返すのであれば、何かしらあるのだろうと推測する。
だが腹黒いものを秘めていようが、少なくともすぐに手を出すつもりは無さそうだ。
それを示すためか、拾った枝で山犬を森へと還すのを見て、ややあってから民子は枝から飛び降りた。
ふわりと、まるで羽が堕ちる様に舞い降りた彼女は、ちらりと地面に書かれた文字に視線を落とした]

おおかみ? 狼?

[名を反芻してから、何と答えようか瞬時に考え、瞬時に答えを出す]

あたしは猫。
にゃーにゃーの猫猫。

[狼に対する獣の名を口にした]

(205) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【削除】 甲賀 暁之 丞

 ……ふ、其方からその言葉を貰える限り、
 長き道のり夜通し往くも、夢見心地じゃ。

 ほんに、お会いしとうござった。

[最後に伊賀を訪れたのは、3日前だというに。
一年は会っていないような口振りになってしまうのも
偏に恋しき想いがあるからこそ。]

 しかし、麻耶殿のうっかりは正鵠となりましょうぞ。
 せめて祝言の前までは、足元には気をつけられよ。

 はよう其方の傍に付き添いたいものよ。
 さすればこうして、幾らでも麻耶殿を支える願いも叶いましょう

[想定外の事変すらも、手を伸ばされ支える為の幸せと繋がる。
熟れた女であるよりも、今の麻耶のままで良いのだ。
今の貴女に惚れておるのだと、向ける瞳には愛しさも篭る。]
 

2014/05/04(Sun) 02時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ……ふ、其方からその言葉を貰える限り、
 長き道のり夜通し往くも、夢見心地じゃ。

 ほんに、お会いしとうござった。

[最後に伊賀を訪れたのは、11日前だというに。
一年は会っていないような口振りになってしまうのも
偏に恋しき想いがあるからこそ。]

 しかし、麻耶殿のうっかりは正鵠となりましょうぞ。
 せめて祝言の前までは、足元には気をつけられよ。

 はよう其方の傍に付き添いたいものよ。
 さすればこうして、幾らでも麻耶殿を支える願いも叶いましょう

[想定外の事変すらも、手を伸ばされ支える為の幸せと繋がる。
熟れた女であるよりも、今の麻耶のままで良いのだ。
今の貴女に惚れておるのだと、向ける瞳には愛しさも篭る。]
 

(206) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

あぶねー。
さすがに三日前は近すぎだわ

(-104) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 お山婆さま、睦どのには誓い合った許嫁がおるんじゃぞ……。

[>>199老女が冗談口にする間はそれに合わせ、
笑い声を半端に噛み殺し。]

 まぁの。じゃが、遥々参りなされた暁之丞さまを
 邪険には出来なんで…ひいさまも悲しむしの。

[やはり不信の表情は見せぬまま、如何にも無難な答え。
青年の本意があるとすれば、むしろその次の言葉なのだが。]

(207) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 駿府行きの令の方が後に出たといえ、お婆様や手練の何人かが
 里におらんのも、ちぃと時期が悪かったやもしれん。

 乗じて不届き者が乗り込んだら、いっそう厄介じゃ。

 なのでな、お山婆さま。おれと睦どのは物見に行こうと思うとる。
 なに、里から大して離れはせんよ。

[野山で遊んでくると告げる、悪童の頃と変わらぬままの
表情でからりと笑い。山の返答を聞けば、一足先に
森へと向かった睦の後を追うこととなる。]

(208) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 伊賀 山

/*
なるほど。なるほど。 なるほど >>207

さて、どうするよばばあ

(-105) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 伊賀 山

/*
あ、灰チップが元に戻った

(-106) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>206
めちゃくちゃ最近なのにこんなに寂しかった///
言うておるのかそこのりあ充は!!

(-107) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【鳴】 甲賀 民子

[狼に油断なく視線を投げながら、指だけを僅かに曲げるように拳を握った。
瞬間――]


おアァァァぁぁア……。

[人の世の生命ではない、異形がか細い断末魔をあげた。
その声はあまりにか細く、民子の話す言葉にかき消される。
亡者は二人のいる場所から六十間ほど離れた木の幹に上半身のみを出現させると、まるで生きている全てのものを招くように手を振り、続けて民子達のいる方へ手を振った]

(=7) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
民ちゃんの共鳴チップゲスくね!?wwwwww

(-108) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
みんな、ここが忍者村じゃからって中の人まで
人外目指す必要はないんじゃぞ…(時計見て白目)

(-109) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
俺の所まで届いていいんかな

(-110) 2014/05/04(Sun) 02時頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
かつおうまい。

(-111) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 うむ。其方と音を交えるのは、儂の生きがいでもある。
 どうか今日もお付き合い下され。

[畏まった音色を伴う反応を受け、相槌を打つ。>>145
と、ここからは少し小声に帯びて。]

 ……祝言で披露することもありますしな。
 
[練習も兼ね、こうして十日周期で通っていることは。
離れへ案内される事もあり、伊賀の面々でも一部の者しか知らぬ。
暁之丞が參る度、蜜日を過ごしておるのか。
そんな下らぬ噂は、流石に甲賀まで届いてはいないが。]
 

(209) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ……おぉ、これは……、
 あいすまぬ、麻耶殿。

 其方に会えた嬉しさから、つい長話をしてもうた。
 
[振り返れば、既に丹色の姿は其処に無く。>>141>>155
代わりに下男がヒクつく口元を堪えながら待っていた。
今の今まで存在を忘れる程、舞い上がっていたのだと気づき、
待たせてすまなんだ、と挨拶を告げて玄関へ回り。
邸居内で、麻耶との再びの逢瀬を交わしてから此処までの話を。]

 のう、麻耶殿。先刻、丹色殿に案内を受けたのだ。
 甲賀へ帰る前に、一言礼を申しても構わぬであろうか?
 …ああそれと。
 礼を言わねばならぬ相手が、もう一人おる。

(210) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
むつどのとにしき君来るんか?!(ドキドキ

(-112) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

[益々、拙い事になった。
昨夕から外に出たのなら、運が良ければ伊賀までたどり着いたやもしれぬ。暁之丞が世話をしているのなら良い、が…―――。]

 ・・・・・・。
 
[祝言前に、諍いを起こして甲賀に借りを作るような事はしまい、とは思えど、手慰みと称して何をするか。
はたまた、玉響の揶揄した幼子への無体でさえ。

と。]

(211) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 うん?

[枯葉と共につまんだ若葉が。
雲雀の意図しない方へ、流れる。揺れる。]

  ―――…、ふむ。

[目を細めた。
さて、その真意は何処にあるやら。]

(212) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【見】 竹千代の乳母 薊

 ― 駿府城 ―

[駕籠を走らせた翌日、駿府城へと辿り着く。]

 着いたのかえ?

[顔を少し覗かせ外を確認した後ゆっくりと外へと出る。
塀の中よりこちらを見つめる男と目が合えば>>6、近くにいた者へと尋ねる]

 あれは誰じゃ?

(@5) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 狼

[やはり、彼女は年頃の童女と比べるまでもなく聡い。
短い沈黙から逡巡を嗅ぎ取ると、
舞い降りた彼女に白々しくも手を打った。>>205]

 猫さん。――…変わった名ですね。
 尾はありますか?立て耳はありますか?

[子供の言葉遊びに付き合うように、片膝付いて視座を合わせ。
彼女の耳朶を確かめるよう、右手を彼女に左耳に伸ばそうか。
幼く丸い輪郭隠す黒髪に指先這わせ、一房を耳に掛ける心算。]

(213) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 きゃ、っ、、。

[直ぐ様に抱き支えられれば、>>201
 遍く知悉する故の行動、気持ちに熱が生まれる。
 ゆきなり失態を晒してしまい、恥心ともに気不味さもぽつり。]

 や、ぁ、その、、申し訳ございませぬ、、っ。。
 いえ!左様な事を申すものには、私は…!

[叱りつける、と継げたかったが、
 周囲の者の不満気な、それでいて微妙な面構えに、
 一層悪いことをしてしまった子供のように萎縮する。]

 ……暁之丞さまと共に居れば調子の狂うてしまいますね…。
 まこと、何と継げればよいものか…

[挙動は焦り、平素よりも惑いて慌て。
 ふうと一息つけば自身を宥めて、
 ゆらり浮いた心中を明かす暁之丞>>206に、
 落ち着いてびいどろの如き笑みをむけた。]

(214) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 先日土産に持ち帰った、山菜の漬物じゃ。
 あれは確か、お山殿という御方が漬けたと聞いておる。
 お爺もだが、里の者も旨いと舌堤を打っておったよ。

[ついでと言えばそれこそ角が立つものではあるが。
たっぷりとした量を貰い受けたこともあり、
出自は明かさず甲賀衆の炊事場へと持ち込んだのだった。
名を出さねば、彼らは旨いと喜びもする。
伊賀からの土産と告げれば、毒でも入っておるかと警戒もしようが

ただ、爺は気づいたであろう。
口にした瞬間、もの懐かしい眼をした事を、忘れはせぬ。
伊賀の名を出せば爺も皺に皺を増やし苦い顔こそすれど、
あの表情は、ただ憎しみだけを抱いている訳では無いと知れる。]

 そのお山殿にも、礼を言いたい。
 叶うならば、話をさせてはくれぬか。

[儂が出向いても良い、とまでの譲歩の姿勢を見せながら。
何時も案内を受ける離れにまで、荷置きに足を馳せる*]

(215) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 私もなるべく気をつけておるのですが、、、
 いえいえ、祝言の時にこそ、しっかりとすべきなのでございます。

 仕立ててもろうた衣裳もあり、
 晴れの舞台で両家に恥を掻かせるわけにもまいりませんので。
 
 二人で居れば、私が幾ら転けても貴方様に守って頂ける。
 その為の婚姻でありましょう、暁之嬢さま?

[いたずらっぽく、私は変りませぬと告げる。
 欠けたや抜けた処は埋めてもらえればいいだと。
 私も同様に、支えたいのだから。いとしきひとを。]

 …?

 丹に、、。うん、そのご様子から察する限り、
 あれは無礼を起こさなかったようでございますね。

 構いませぬが、もう一人…とは?

(216) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【見】 竹千代の乳母 薊

 ほう、服部とな?名は聞いた事がある

[十蔵の隣に見える饗八と目が合えば、彼を手招きして呼び立てる。]

 竹千代様の乳母、薊じゃ
 本日駿府にて甲賀伊賀による忍法勝負が
 行われると言伝を受け参った次第
 康家様は既に御出でか?

[広い中庭を覗けば康家の姿を見つける。]

 おお、もう始まっておったか

(@6) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀 民子

[彼女の生まれは忍育てし里、
今は伊賀と並ぶの忍里は甲賀ばかりと察しながら。

今この少女は一人きりと内なる声が囁く。
この場にて幼い少女を害せば、縁談に罅を入れることもと考える。

小さな耳の傍に指を据え、危うい一線を踏み切らぬは、
短絡と咎める理性の均衡所以。

それでも、唯の私情に流されるのなら、
今すぐこの場で目の前の幼子を、生まれと言う不条理理由にして、
命の灯火を掻き消してしまいたかった。]

(-113) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 狼

 ―――母猫は何処へ行きましたか。
 町までは遠くありませんが、豺狼も出ます。

[送りましょう、と先と同じ言葉を豺狼然とした男が告げる。
町が遠くないと語るは、互いの足を理解する為。
彼女の耳傍より指を引いて、傍らに招き、地を踏み出す。

嗚呼、と一つ溜息めいて吐き出し――。**]

(217) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀 民子

[この愛猫の首を甲賀に放り込む様、脳裏に描いて。
豺狼は恋煩いにも似た妄想に駆られていた。**]

(-114) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【見】 竹千代の乳母 薊

[そちらへ向けゆっくりと歩を進めるが、ピタリと足を止めると後ろを歩く饗八の方へと向きを変え声をかける。]

 御主、女は知っておるのか?

[驚いた表情を見せた饗八を見るや否や、ニヤリと口角を上げ、更に質問を続ける。]

 ほほほ、そうかそうか
 して、御主も忍びなのか?ならば…

(@7) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 ……お民の、か?

[小さく首を傾けて。
然し、ずいぶんと微かなものだ。
ただ揺れる、流れる、程度のもので…――

随分と遠いか、
はたまた別の、伊賀の術か。]

(=8) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

>>@7くっそわろうたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-115) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
にしき君が雲雀くんとごっつんこするかなーと思ってお民ちゃんの方に行こうと思うけど、どうなるかなー
という様子見

(-116) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 02時半頃


【見】 竹千代の乳母 薊

[突如着物の袖より伸びた手は彼の股間を掴む。]

 どうしたのじゃ?驚いたかえ?
 忍びがそんなに感情を表に出してはいかんぞ
 
 小さいのう、竹千代様より小さいのう
 おなごが触れた事の無い股間が熱うなってきたではないか
 
[意地悪に笑うと掴んだ手を離す。再び袖の中へとしまい]

 冗談じゃ冗談。ほれ、早う案内してたもうれ

[口元に手を添えクスクスと笑うと、わざとくさく視線を一度饗八から十蔵へと移した後、康家達のいる場所の近くまで行きゆっくりと腰を下ろす。**]

(@8) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 …なるほど。得心致しました。

[至極納得のいったという顔で、ゆっくりと頷く。]

 山婆さまは拒まれますまい。勿論。
 暁之丞さまが伊賀の者と確執無く話されるのは、
 私も嬉しゅうございます。

[言葉は赦し以前の快諾。
 山であれば少なくとも喜んでくれるとの打算もあった。*]

(218) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
あかんログ書いてたのに阿福さまの発言でそれどころじゃない大草原

(-117) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

竹千代の乳母 薊は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 02時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
>>@8
BwwwwwwwwwwBwwwwwwwwwwwAwwwwwwwwwwwwwwwwwww何してんのwwwwwwwwwwwwww何してんのwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-118) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
クソワロタwwwwwwwww
乳母様マジパネエwwwwwwwww>>@8

(-119) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
そういえば、チップ治ってるありがとうございます国主様!!

(-120) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
くそwwwwww隠しきれない爆乳てwwwwwwwwwwww
メモみて色々吹いたwwwwwwwwwwwwwwwww

下手したら玉響さん、この村一番のちっぱい疑惑。

(-121) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 山

一二三なら昨日花嫁衣装を見せに来たぞ。

[己の冗談は受けたにしろそうでないにしろ、
睦に応じる老婆の表情はにんまり顔。>>200]

これからが楽しみだ、――と。
斯様な話をした覚えもあるのう。

[嘘はついていない――はず]

(219) 2014/05/04(Sun) 02時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ― 外れの森 ―

[暁之丞を眺めていた樹上の辺りまで戻ってきたが、
先行した睦は近くにはいない様子。

警戒解いて下りて見せた時とは正反対に、
枝葉揺らさず無音のまま跳躍する。]

 ……。

[ふと風に乗って漂ってくるは何かの香り。
少なくとも己には縁がないもので、毒とも違う。
どうやら既に何者かがいることは確からしい。]

 いけ好かん香りじゃ。

[吐き捨てるような呟きの後、地上に視線配りながら木々から木々へ。
先に睦を探そうとするが、誰ぞに出会う方がそれよりも早かろうか**]

(220) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
いや、民ちゃんいるけど、ほら将来性が……

(-122) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 民子

[>>213に小さく首を振った]

人に正体を見せる猫さんはいないいない。

[すっと伸ばされた手を、反射的に払いそうになる。
だが耐えた。
むやみに相対するすのは愚の骨頂。
たとえ異能力者であるとしても、むやみやたらに自分の手の内を曝すのは愚か者のする事だ。
だが続けて口にされた「送る」という何かを謀るようにように聞こえる>>217に、伸ばされた手からすっと体を引いた]

大丈夫大丈夫。
一人でも大丈夫。
猫は寝子だから、にゃーにゃー家に帰って眠るの。

[言って、視線を遠くに向けた]

(221) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 伊賀 山

……ふむ。心得たぞ。
何、留守は儂に任せるが良い。まだまだ若いもんに後れは取らぬぞ。

[先に立ち去った睦と、丹色と。>>208
二人して物見に出ると聞けば神妙な顔つきで頷いて、]


……おぬしらがまだ子供だった頃に比べれば、
随分と変わったのう。時流も、おぬしら自身も。

変わらぬ物と言えば四季の色くらいのものじゃて。

[見送る直前に、ぽつりとそんなことを呟く。

丹色にも、睦にも、――彼らだけでなくおおよその若い者に。
老婆が知る知識や経験を語って聞かせたことがある。

戦乱の時代や、長きにわたる甲賀との因縁についても話したことはある。
事実を客観的に語るに留め**]

(222) 2014/05/04(Sun) 03時頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時頃


【人】 甲賀 玉響

[飛ばした墨染の蝶は、木陰に隠れて悠々と飛ぶ。
一見すれば黒揚羽に見えるが、時折揺らぐ墨に気づけば
ただの虫ではないと気づくものもいるだろう。

その放った蝶から伝わってくるものがあり、足を止める。]

 ……伊賀者…?

[蝶から伝わってきたのは森を行く忍の気配>>195か、それとも。]

(223) 2014/05/04(Sun) 03時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―少し前・伊賀頭目邸宅までの道程―

 麻耶殿が儂の事を、そうまで話題とされておるのか
 それはいいことを聞いた。

 丹色殿、痛み入る。

[嘘か誠かの真偽は測れぬものではあるが。>>136
喩え世辞でも嬉しい話を喜ばぬ男はおるまい。
内密で来るのはどうかとの提案を受け、
それは悪くない思いつき、と笑みを浮かべながら首肯を。]

(224) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 然様か。
 それでは、儂と変わらぬよ。

 爺様からは、女の扱いばかりは未熟だと。
 お互い、難儀な悩みを抱えておるな。

[爺の苦言を持ち出して、軽口への応酬。>>137
困ったものだ、と眉を下げて苦い顔をする。
孫は全く気づいておらぬが、爺は玉響の態度から
暁之丞へ向ける思慕の類を察していた。

しかし、応援するにも時既に遅しという所。
爺からは、余り玉響に無茶を押し付けるなとだけ言われており。
玉響の小屋へ、暁之丞自ら出向いたはそういう経緯もあった]

 

(225) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

 ……すべてを、難しいと思う。
 難しいと思うても、すべてを守りたいと思うのだ。

 下らぬ懸念よ、聞き流してくれ。

[鞠を棄てるであろう母親のこと。
伊賀との和睦問題。
伊賀から受ける非難の眼はもとより。
どう過ごせば麻耶を、甲賀衆へ認めてもらえるのか。

すべてが重圧として訪れ、不意に不安を過ぎらす事もある。

されど、結論はいつの日も変わる事はない。]

(-123) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 おお、陸殿。これは久しゅうござる。
 朝もはよう時間に騒ぎ立ててすまなんだ。

 都合が合えば、また一局如何であろうか。

[睦という忍と顔を合わせたのは随分と前になる。>>143
将棋の話を出した折、麻耶づてに日を貰って
打つ運びになったのも、やはり大分前の話。

暁之丞は剣を交えるよりも棋板の上で游ぶで満足を覚えたが
対して、眼前で指した男はどのように考えたのか*]

(226) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【鳴】 甲賀 玉響

[民子の方へ飛んだ1匹の蝶は、彼女が呼び出した亡者の手の中に、
消えた。>>=7]

 お民?

[距離は遠く、伊賀とは別の方向だ。
獣に捕らわれたか、はたまた。

嫌な予感は拭えない。]

(=9) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ふん…
 
[とりあえずは向かうかと、方角を確かめんと上を仰ぎ見た時によぎった、影>>220。]

 …………。

[何か居る?]

(227) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

  あーあー伊賀は猿の村もあるんかい、ほんま田舎じゃのう!

[独り言には大きすぎ、揶揄するには相手が見えぬ。
どっちつかずの言葉を発しながら、駿河の方へと足を向ける。

あれが動物ならただの独り言。
然しあれが何某の、それも伊賀者であれは黙って居らぬだろうと言う算段であった。**]

(228) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【秘】 甲賀 民子 → 伊賀 狼

[視線を逸らすのは勇気がいった。
柔和な笑みの奥にあるなにか――まだ幼子にはわからぬ思慕に似た思い――を理解しろというのが無理というものか。
ただ肌を刺すは恐ろしいモノ。
一度も感じたことのない深い闇の奥底に潜んでいるナニカから逃れたいと、本能が囁いていた。
無意識ながらも、それもまた彼の手から離れる要因の一つであった]

(-124) 2014/05/04(Sun) 03時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
これ玉響姐も俺の動きを伺ってたフラグかwwww
すまぬ…すまぬ…

(-125) 2014/05/04(Sun) 03時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[儂とおる時のみか?と聞き返そうにも。>>214
つい先程、丹色と女心の話をしたばかり
失態を責められているとも取られかねぬ口は封じた。
その危うさすらも、愛しいというのに難しいものよ。]

 そうだ、その話も聞き申したのだが。
 麻耶殿の晴れ姿、ほんの一目でもはよう見たい。

 衣の出来栄えを自慢されたという事もあるが…
 どうしても、はよう拝みたいと思った次第。

 儂の我儘を叶えてはくれぬか?麻耶殿。

[衣装の話を聞けば。>>216
言うか言うまいか悩んだ挙句、結局は明かしてしまう。
暁之丞という男、隠し事は苦手な範囲に届く。
忍としてどうかという所でもある話だが、
こと麻耶の前では一人の隠密ではなく、一人の男として在りたい

この願いを沸かせたのは、甲賀の堀で見た黒猫であったが]

(229) 2014/05/04(Sun) 03時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 お爺はのう、漬物の塩加減には本当に煩い。
 その気難し屋が賞賛を落とすのは、まこと珍しきことよ。

[麻耶と共に離れの部屋へ入り、畳の上へ荷を預ける。>>218
胡座ではなく正座の形を取るのは、敷居こそ伊賀であるから。
寛ぐにはちと早い、と己への戒律を為していた。]

 所で麻耶殿。
 今日は其方に土産を持ち寄らせて貰った
 …髷を作られる事は、珍しいとは思うも…匠と縁あってな。

 どうか、貰ってはくれぬか。

[前差用の短い簪は、蝶と小花をあしらったもの。
小箱に入ったそれを麻耶の手へ預け、羽根も一枚握らせる。
小鳥の置き土産は、深い紅色。
その羽根も、麻耶の手のひらへと預ける事にした。]

(230) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

>>@8wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-126) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

隠しきれない爆乳wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
需要のないひどい設定に腹をやられたwwwwwwwwww

(-127) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ああんやだ…繰り返しめっちゃ多いなあ…。
どう考えても酔ってます、本当にアイスマン

(-128) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【人】 甲賀 玉響

[蝶を頼りに駿河方面へ。
いついかなる時に伊賀者と刃を交えることになっても良いように、
苦無は手に持っている。

そろそろ放った蝶も消え失せる頃か。
それでも新たな導は出さず、気配を探りながら駆けた。**]

(231) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時半頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 03時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
どうでも良いけど椿(の簪>>1:114)=首ぽろりしても良いのじゃよ、というお知らせ。

(-129) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

十蔵の方も拾いたいんだけどなあ…
私のコアを知らない人にまで中バレの危機

(-130) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
丹色くんと雲雀くんの対決が俺得すぎてだな…。

(-131) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[口を噤んだようにもとれた表情。
 知られたくはないのならと追究はせず、
 微笑を浮かべるに留めた。
 言わずとも良いことであれば、曖昧に。]


 ――へ?、、、と、いいますと。。。え?!


[と、その花嫁衣裳を拝ませて呉れと頼まれれば、
 驚き、困惑とともに満更でもない顔貌。

しかし思考はぐるぐると縈回し、悩む内に暁之丞さまの言葉も進む。
 狼狽えている内に手に降りたのは、
 胡蝶が舞い、可愛らしい白詰草が咲くかんざしと、鳥の羽根。]

 …ぁ。、、、ありがたく、頂戴致します。

(232) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[感謝を伝え、贈り物を興味深げに見詰めると、
 ふ、と自然な感情が湧いてくる。心地よい風を浴びるような。]

 …暁之丞さま。
 そんなにも、着付けた姿を、
 見とう御座いますか?

[純粋な言葉は、暁之丞の顔色を伺うように、
 おずおずと小さくなり、瞳だけ動かせば、見上げ眺める。]

 折角の簪、鳥の羽。
 私も、暁之丞さまみ見てもらいとう、御座います…。

[照れている。
 でも、心は決めた。
 
確認を取るのは、自ら着付け、化粧を行えば、然程形式に則ることは出来ず、心配である。暁之丞さまならば、という気持ちはあるものの、訊ねねば自信を持てぬのは常の性か。*]

(233) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 伊賀 麻耶

/*
>>233
だいじなとこで誤字ったぁぁぃ!(びったんびったん

(-132) 2014/05/04(Sun) 03時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>225
なんか知らんがくっそわろたwwwww爺様にばれてるとか普通村八分じゃないのかな…wwwwwwwww
(端女ポジなので目上のもんに懸想するとか色々あかんやろ…と思ってるマン)

暁之丞って、童貞だよね…?
雲雀くんはお察し。
(ばどめんさんじゃなかったら申し訳ありません(土下座))

(-133) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ――うむ。

 流石に無礼が過ぎる儂とて、本日夫婦となろうとは言わぬ。
 祝言より早いうちに、衣装に身を包まれた姿と逢いたいのだ。

 ……当日は、儂ではない男が
 花嫁としての麻耶殿を、いの一番に見るのであろう。

[伊賀周辺の習慣を省みては。
花嫁衣装に身を包んで籠に乗り甲賀へ參る事となろう。
それでは、儂以外の男が一番を貰い受けるではないか。

そんな仕様もない嫉妬も、言葉通りに存在していた。
今にも破裂しそうな程の動揺を抱えているのを悟るは容易い。

幾ら色恋に疎い男とて、なにに混乱しているかは知れた話。
こうして訪ね、此処までの我儘を抜かす機は今の一度もなし] 

(234) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 見たい。
 儂と共に、一世一代の勝負を成さるる麻耶殿を。

 甲賀暁之丞、 …… この眼で見とうござる。

[籍を入れる前に、共に目指す道を確かめるその心を。
――これが泡と消えたるは、ほんの少しの未来の話であるが。
幸せの中に居る今の二人には、かような鬼の道が想像できまい
最後には己の息で掻き消えそうな問に、眉と目尻を下げて笑った]

 ……よくぞ申してくだすった、麻耶殿。
 儂の方はと言えば、普段通りの装いで申し訳ないが。

 この心、其方と其方と築く未来を、
 とうの昔に誓っておる。

[この身のままでも、示しは充分と正面から視線を合わせる。
不思議なまなこよ。月のように照らし、この心までを吸い込む眼]

(235) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【鳴】 甲賀 玉響

─ かなり前のこと ─

[あるとき村の外に出ていた暁之丞が、土産と称して漬物を持って帰った。>>215
その頃は屏風の方に付きっ切りになっていた頃だろうか。
ふらりと気分転換に出かけたところに、
暁之丞が持って帰った漬物が大層美味いという噂を聞いた。

お屋敷の者たちの為に持ち帰ったと思しき土産でも、
大量に持ち帰ったからか端女でもある玉響もその相伴に預かる運びとなった。

小鉢に盛られた漬物に、手をつける事は躊躇っていたが、早くとせかす声に箸取る]

 ………とても、美味しゅうございます。

[一口食べて、美味な漬物の味に黙り込む。
何が違うのだろうか、塩か、山菜そのものか。
すぐに空になってしまった小鉢に勿体無さを感じていれば、
おすそ分けまでしてくれると言う。

玉響は幾度か断った末に貰い受け、毎日少しずつ頂いていた*]

(=10) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
玉響の共鳴チップかわいいよねー。

(-134) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 麻耶


 和平を愛し、麻耶殿を愛し。
 浄土へ巡るその時まで、其方のお側を離れとうない。

[互いの里を愛し、目の前に居る一人の女を愛し。
 また、この手を持つ彼女も同じ志であるなれば当然。
  ――死すら我らを劃かつ事など出来ぬと誓う。]

 五臓六腑を捧げても良いと告げる程には、
 なによりも其方を、愛しております   …………麻耶殿。

(-135) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
あ゛っ
これが伊賀のもんならどういう反応するか書けば良かっ……ぎょああ…

(-136) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[きっと、生涯で誰にも言わぬであろう誓。
色恋を遠きに置いていた甲賀暁之丞の目許にも、赤みが射す。



      すべては、始まったばかりなのだ。
     これから築いてゆくものであるのだから
      この愛しき者と二人、いずれは皆で。



              ―――終焉すらも始まろうとしているなどと、                  天の声を聞けぬ忍は、*知らぬ*]

(236) 2014/05/04(Sun) 04時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
どの程度嫉妬をしようか悩ましい。
あまりやりすぎると、あほかこいつ(´・σ¨_、・`)と私がなるので躊躇ってしまう。

(-137) 2014/05/04(Sun) 04時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 04時半頃


【人】 伊賀 麻耶

 っ、っ。子供らしい暁之丞さま。
 我儘で、擽ったくて、想われて。
 麻耶は幸せでございます。

[息を継ぎ止めて笑窪を作り、
 崩した表情で胸中を明かす。]

            ―――――っ。

   [清音木霊す、御魂まで。
    不意に愛を言葉にされれば、
    思わず浮かぶ雫の一筋。]

………ええ。ええっ。
共に誓いし約言、私も確かに、この胸に。

[須臾に近き刹那。
 開闢の時からの運命。
 多くは語らぬ。]

(237) 2014/05/04(Sun) 04時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[二人が想うは未来のみ。

物語の糸紡糸の車輪がからから回る。

さだめはどこへ向かうと言うのか。

それは誰ぞ知る由もない*]

(238) 2014/05/04(Sun) 04時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

麻耶殿は愛らしいのう

(-138) 2014/05/04(Sun) 04時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[せめてもの平穏の日々。]
[二人が過ごした証。]

    ― 回想 ―

[その前に、語らねばならぬ。]





    ―――あなたさまは、名をなんと申されるのですか?

[池に落とした鞠を唯転がってゆくので追えば、石橋から水面に照り返す太陽と並び浮かぶそれを取り方なしとと眺めていた。見兼ねたのか年離れた幼き娘を預けられたという使命感か、風も凪いで一向に岸に辿り着かぬ鞠を取るために池に入り、袴の裾、膝下までを濡らし、たかが鞠のために、と思ったが。

直後、鯉が餌を欲しがったのか群れをなし飛沫を上げて暁之丞に集まったのは傑作で、一頻り笑ったに興味が湧いて聞いたものだ。子供心に塀で隔てようと画策していた距離は、直ぐに詰められ、馴れ初め、互いに互いを知りおうた日々。

成長に連れ、伊賀と甲賀は相容れぬものだと皆が話す意味も解せるようになってくる。恋とは言わずも、孰れ分かたれる道だと教えられるのが、不可解でならなかった。]

(239) 2014/05/04(Sun) 05時頃

【人】 伊賀 麻耶

[偶然の邂逅もあった。丁度お婆さまに稽古をつけてもらっていた時のこと、忍び装束がこれ程に似合わぬ者も居ないと叱責を受け、里の外場にてへとへとになって倒れた事もあった。暁之丞さまにたまたま会えたのは、私が迷い子になっていたか、彼が此方に向かっていたのか、どちらだろうか。近くの小川にて、竹筒に冷たい水を入れてくれ、一息に飲み干したのを覚えている。

忍びとしての力も、忍びとしての力を打ち消す此の瞳しかありはせず。
嗜みごとは爪弾く弦糸。能く繊細ではあるも旋律を奏でるには弱いと山に指摘を受けたが、撥にて力強く曲目を演じる暁之丞と音色を重ねれば耳に心地よく心に届く意志まで顕せた。

端然とした淑やかさを育みつつも、幼き日に見た男子を忘れられず。逢瀬を重ね、蒼空に恋慕の情が漂う程に気持ちも強まれば、否が応でも自覚する。それとなく恋文を手渡したのは、僅かに汗ばむ初夏の頃。

逢瀬の数も互いの立場の上、初中後、今に至る迄逢いまみえた度々を数えれば、能くここまで里の垣根を越えて仲良うしたものよと伊賀の忍びからは寧ろ感心される。しかし、逢う度に芽育つ恋とは裏腹な、皆と乖離して芽吹いてゆく気持ち。]

(240) 2014/05/04(Sun) 05時頃

【人】 伊賀 麻耶

何故、殺し合うて来たのか。我等が影であるのは何故か。]

[忍びの享受できぬもの、それは平和。]

[種々話した。語らい逢うた。惹かれたのも、何もかも。]

[決まっていたのだろうと想う。]

[我等は星を同じくして、共に歩めるだろうか。]

[それは唯一の疑念。繋がらなければ良いのだけれど。]

(241) 2014/05/04(Sun) 05時頃

【人】 伊賀 麻耶

―― 回想:了/現在 ――

[暫く座敷で寛いでもらい、
 別室にて着替える。肌を晒すのが恥ずかしいなどといえば、
 初心であると調戯われるだろうか。

道道の思い出も泡影として記憶の湖面から眺め。
 幻影をかき消す破魔、破幻のこの瞳で水底まで見通す。
 心安らぐ、暖かな記憶。]

 用意が出来ました。

[白粉を治す時は然程無く、着付けのみで。
 障子越しにお声を掛け、す、と横に開けば。

一二三が仕立てて呉れた衣裳を身に纏う。
 鶴が空へと飛び立ち、立つ鳥跡を濁さぬ地に蝶が舞う。
 其の蝶は少女の髪に留まり、落ちてきた羽を咥える。

(242) 2014/05/04(Sun) 05時頃

【人】 伊賀 麻耶

[少々の苦労はあったが、
 暁之丞さまのためと思えば苦にならぬ。]

 如何で、、御座いましょう、、、?

[頬が染まっているのは、
 暁之丞さまのせい。恋のせい。]

(243) 2014/05/04(Sun) 05時頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 05時頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 07時半頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 10時頃


【秘】 四代目 服部 十蔵 → 甲賀  鉢屋 光圀

/*
お疲れ様です、村建てです。

本日更新日ですが、光圀様のリアル大丈夫だろうかと
やや懸念している所もありまして、ご連絡させて頂きます。

現状、時間軸が追いつけていないということ、
コアの確保…はともかく、浮上時間の短さを事前にお知らせしていないこと。
この辺り、バトル日へぶつかった時に立ち回りできるだろうか、と。
バトルロールともなれば伊賀方も反応を待つ必要があり
ある程度のレスポンスの掛け合いが必要であるかなと考えます
また、都合面でバトル村の趣旨を離れる状況となってしまいますと
リアルの為悩まれてという話であれば光圀PLさんが気の毒だな、と思う所があります。

進行に関して、不安事やお困りの事があるのか、
それとも純粋にコアが確保できないだけなのか。
(今後緩和できそうか)

村建てとして確認させて頂きたく。
お手数おかけしますが、バファリン必要な状況であるのだとしたら、更新までに教えて頂ければと思います。

(-139) 2014/05/04(Sun) 10時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 10時半頃


天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 10時半頃


【独】 四代目 服部 十蔵

共鳴チップ見れてるんだぜって言っちゃうと儂の本PC透けるってレベルじゃないwwwwwwwwww

(-140) 2014/05/04(Sun) 10時半頃

【秘】 甲賀  鉢屋 光圀 → 四代目 服部 十蔵

/*
お疲れ様です。
お手数おかけして申し訳ございません。

昨日まで少々予測より時間が取れずに議事を追い切れず、言葉少なでおりましたが、本日からは発言を増やす事が出来る見込みです。

現在のところ、バファリンの必要はないかと判断しております。
ご心配をおかけして、大変申し訳ありませんでした。

(-141) 2014/05/04(Sun) 10時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 10時半頃


【秘】 伊賀 狼 → 四代目 服部 十蔵

/*
村建てさんがいらっしゃるようなので、
質問を一つ宜しいでしょうか?

WIKIに明記されていませんでしたが、
忍術合戦開始(巻物の存在を確認するまで)は、
戦闘禁止でしょうか?
一応、表立って大々的にと言う訳ではありませんが、
小競り合いくらいは振れたらな、と思うのですが。

(-142) 2014/05/04(Sun) 10時半頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 甲賀  鉢屋 光圀

/*
村建てです。

承知致しました。
今後念のためご注意頂きたいのは、

・メモにて時間都合の提示
(最も皆様が気にされるのは、相対中の事と想定できますので。
掛け合い中、大雑把でも構いませんので、このくらいには浮上可能とご提示されると動かしも必要と判断できるかと思います)

こちらですね。

不安事を抱えられているわけではない、という事で安心しました。
また、リアル方面も回復の兆しがあるということ、こちらも安堵しております。お体と都合も大事にして遊んで頂けたらと思います。

ご対応、足労おかけ致しました**

(-143) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
とりあえず当初の予定通りヒッキー生活をして時間軸を合わせようそうしよう……
寝不足のダメージが予想以上にでかくてト書きが書けなかったんだ……

とりあえず全方位に焼き土下座。

(-144) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*

    r'ニニ7      本当にすまないという気持ちで…
     fトロ,ロ!___       胸がいっぱいなら…!
 ハ´ ̄ヘこ/  ハ
/  〉  |少  / |      どこであれ土下座ができる…!
\ \    /| |
 ┌―)))――)))‐―┐      たとえそれが…
  ヽ ̄工二二丁 ̄
   〉 ヽ工工/ ;′∬     肉焦がし… 骨焼く…
  lヽ三三三∫三三\;'
  h.ヽ三∬三三';.三三\';∫   鉄板の上でもっ………!
  └ヽ ヽ三,;'三三∬三;'三\'"
    ヽ |__|烝烝烝烝烝烝|__|
      lj_」ー――――‐U_」

(-145) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
  ブス…  ∫ ;′ ∫  ,;′
   ブス…',. -――-゙、  ;'  ジジジ…
    ;  /      へ `>、'; ∫
   _;'___{.  ,>-/、/=;´イヽ;'_  
  /三三j='rー、\_>、)_℡, >;;〉三'`、ジジ…
 /三三└'゙ー:;‐;;‐;;'`ー;;ヾ'`"´三'三;`、
 囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
 囮災炎災炎炙災炒炎災灸災炭囮
 ◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎

(-146) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 伊賀 狼

/*
お疲れ様です、村建てです。

WIKIに特に明記が無かったのは、「死合(殺しが絡むもの)」は
不戦の約定が解かれてからと進行中で決めておりますが、
生死にかかる戦闘以外は、バトル村なのでご自由にと考えております

つまる所、忍法勝負と名を呈しての戦闘自体はいつでも可、とご回答致します。

この件、他に考えていらっしゃる方もいるかもしれないので、
村建てメモにて私の回答のみを提示させて頂いて不都合ございませんか?

(-147) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―回想・朝餉前―

……嗚呼、此の仔は女子です。
此方の母狼は、突羽根(ツクハネ)と。
幼少の砌、蝶を見かけると、猫の様に羽を突いて居た所から。

[仔狼の性を問わるれば>>73、男、おなごと答えたり。
次いで告ぐるは、母狼の其の名前。]

(244) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

いえ、構いませぬ。
私で良ければ、幾らでも話を聴きましょうぞ。

おや、もう椿の季節で……。

[己を愚かと告ぐ女に、男、ゆるりと首を振り。
話に花を咲かせつつ、屋敷へ向けて歩みたり。]*

(245) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【秘】 伊賀 狼 → 四代目 服部 十蔵

/*
早いレスポンスを有難う御座います。
キャラクターとして表立って戦闘に持ち込むなら、
不戦の約定守って正当(っぽい)理由を用意すべしと云うことですね。
了解しました。

回答の明示は寧ろ有難く。
他参加者様との間で齟齬なく遊べればと思っての質問でした。

進行、時間軸管理等大変かと思いますが、お疲れなさいませんように。*

(-148) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 伊賀 狼

/*
追記させて頂けば、鍔迫り合いは甲賀同士伊賀同士でも可、と補足致します。

また、「忍法勝負」という単語を出さずしても、
キリングする前提のロールとお相手様に誤認させぬ限りは
怪我を負わせる前提の行動をされても何ら問題ございません。

恐らく提示せぬとも問題ないかと思いますが、念のため。
不戦の約定の解かれる前までは、以下の点にはご配慮願います。

例/指を使わねば戦闘不可能なPCに対し、指を切り落とす …等。
(以降バトルが不可能となる可能性を断絶する流れ)

感謝致します。
それでは、表での対応もさせて頂きます**

(-149) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【独】 四代目 服部 十蔵

日本語ミスった。
もちもちさん、外人でしょ?(マジトーン

(-150) 2014/05/04(Sun) 11時頃

【人】 伊賀 風

―駿河城・中庭―

[少し離れた場所木椅子に腰を下ろした柳生が、こちらを見遣りながら康家と何やら言の葉を交わすのが見える。>>57>>58
内容までは聞こえぬものの、その余裕じみた笑みから多少は伺い知れる。
所詮は女人。その内心は目の前に立ち並ぶ門下生の顔からもありありと読み取れるが、然程何を思うこともなかった。
舐めた眼差しは力で捻じ伏せてやれば良いだけの事。]

それでは、伊賀鍔隠れ衆が一人、風。
いざ、尋常に参りまする。

(246) 2014/05/04(Sun) 11時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 11時頃


【人】 伊賀 風

[名乗りを上げるとほぼ同時に剣を抜き、真っ向から襲いかかってくる男>>59の一人を軽くかわし、布を緩めた右手で腕を掴む。
そのまま馬鹿力で易易と捻り上げ、小手調べとばかりに術をかけてやった。
一瞬で鉛へと変わり重くなった手に男が体勢を崩した隙に、鳩尾に左拳を叩きこむ。どさりと顔から崩れ落ちる相手を酷く詰まらなさそうに見遣った。]

…なんだ。柳生の門下つっても所詮この程度かい。

[少しは楽しめるかと思ったのに、とんだ期待はずれだとばかりに零す。
その言葉に鼻白む、あるいはあっさりと一人を倒して見せたことに動揺する他の門下生たちは眼中にないとばかりに、ちらりともう一人の忍の姿を探った。

一見優男のように見えたが、精鋭として呼ばれた甲賀の手練である。あちらの方がまだ楽しませてくれそうだ。
池の周辺で何か術を披露している様子は伺い知れるが、ここからでは微細に探ることは出来ない。残念だと内心肩を落とした]

(247) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 伊賀 狼

[恐怖に打ち勝つ少女に指を持ち上げ、立てた一本が方角を指す。
街道にぶつける為には僅か角度の足りない方向。
彼女の持ちえぬ経験と言う知識によって何食わぬ顔で与太飛ばす。
遠方へ飛ばされた彼女の視線を引き寄せつつも>>221
肩を竦めるようにして、表皮のみ撫でる如くの按ずる声を漏らし。]

 おや、一人でも大丈夫ですか?
 気を付けて下さいね、――…辺りは豺狼が出ますから。

 ―――…猫狩る狼が、出ますから。

[男は山犬とは言わなかった。
無論、己の告げた方角へ全幅の信頼が寄せられるとも思わなかった。

けれども、時間稼ぎくらいにはなろうと踏む。
己には、人の姿以外にもう一つ、
迷子の猫を食い散らかさん姿があるのだから。]

(248) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 伊賀 狼

[少女はこの男より距離取る口実を好機と見たか、
それとも、単に本能の騒ぎに逆らい逆らい難かったか、
或いは伴いが益無しと見たか。

何れにせよ、彼女が草木分けて完全に姿を消せば、
己はゆっくりと硝子鏡に手を掛けた。
裸眼の視界で世を捉え、どろりと輪郭が溶けていく。

骨格から転じ、二本足から四足へ。
人から獣へ。理性から野生へ。

―――鋼色の鬣と巨体持つ妖狼へ。]

(249) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 伊賀 狼

[例えば、迷子の童女が豺狼に害されたとして。
例えば、その童女が甲賀の子であったとして。

それ自体、どんな不都合があろうか。

人の姿を完全に失った影の後に残る着物。
山犬のそれより疾い足が、鬱蒼とした森を駆けた。

今度、童女が覚えるのは、先の畜生が孕んだ浅慮ではなく。
叢揺らす純粋なる憎悪、

人と言うには余りにも―――豺狼に近い性。**]

(250) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 11時半頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―朝・虫獣の蔵―

[日を跨ぐれど、男、為す事、常と変わらず。
獣に餌遣り、虫に餌遣り。
虫の餌たる毒草の、園の手入れに赴きて。
合犬の法(番犬などの気を向かせる為に犬を放つ術)に用うる犬の、短き散歩に赴きて。

次の仕事は掃除とて、一たび蔵に戻るれば。
玉響、其の前にて立ち居たり>>183

話を聴けば、民子、羽太郎、両名の。
行方知れずと伝え聴く>>185。]

(251) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

二人を見ては居りませぬ。
獣たちも、知らぬと。

承知。
留守は此の鉢屋光圀が預かり申す。

若し先に二人が戻らば、知らせの鳩を飛ばしましょう。

[留守を頼む、其の言葉に男頷き。
鳩を飛ばすと約した後に、女が去るを見送れり。]*

(252) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……瑞雲、慶雲。
念の為、里内を探して来て呉れ。
羽太郎と、民子だ。分かるね。

瑞雲は羽太郎、慶雲は民子を。

[其の後に、男、伴う犬どもに、斯くと命じて探させたる。
犬共、一声鳴きなきて、里へ向かひて駆け去にけり。]

(253) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 11時半頃


【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府城・中庭 ―
 
 「否、甲賀者と相対する残り一名は
 我が柳生門下生の内でも特に秀でております故…

 こっ、これまでのような醜態は晒しますまい…」

[まだ顔が土気色に変わる前の柳生明介。
地上にて刀を構え>>142段を取る様を見遣りながら、
蚊の鳴く声音で康家様の機嫌を取ろうと謀らん。]

 なんとまあ……気の毒なことよ……。

[こういう時ばかり形式めいた地上での戦闘を望む
柳生の剣士に付き合っている甲賀者に対してか
それとも、弁舌な舌を失いつつある柳生師範に対してか。

しゃんしゃん、水が手裏剣の如く跳ね回る。
それを前にし、卑怯者>>146と宣う様を目の当たりにし、
所詮門徒が違い過ぎるのだと、溜息を零す。]

(254) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【削除】 四代目 服部 十蔵

 ほう。 柳生様、
 おっしゃられる通り、あの剣士は中々の太刀筋にござる。

[刀で追い込む様>>150を見て、感心を告げる。
そうであろう、そうであろうと道化にすら見える必死さ。
柳生の顔色も些か回復させる働きではあるが。

あの甲賀者も、忍として勝てない運びに運ぶほど
愚かに生きてはおるまいと、既に検討をつけており>>151
勝てる、と油断を誘う為の働き、そして下準備であると理解。

――そこのは、八百長を滲ませる動きなど全く無し。
警戒心を濃くした相手に隙がなければ、隙を作るのも忍たる勤め]


 これは見事。

[水龍が人を喰ろうた。>>154>>159
鮮やかな番局として終止符を打った様に、
短きながら感想を落とす。*]

2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ほう。 柳生様、
 おっしゃられる通り、あの剣士は中々の太刀筋にござる。

[刀で追い込む様>>150を見て、感心を告げる。
そうであろう、そうであろうと道化にすら見える必死さ。
柳生の顔色も些か回復させる働きではあるが。

あの甲賀者も、忍として勝てない運びに運ぶほど
愚かに生きてはおるまいと、既に検討をつけており>>151
勝てる、と油断を誘う為の働き、そして下準備であると理解。

――そこには、八百長を滲ませる動きなど全く無し。
警戒心を濃くした相手に隙がなければ、隙を作るのも忍たる勤め]


 これは見事。

[水龍が人を喰ろうた。>>154>>159
鮮やかな番局として終止符を打った様に、
短きながら感想を落とす。*]

(255) 2014/05/04(Sun) 11時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 小手調べの終わりに>>@4

 ……左様でございますな。

 康家様のお眼鏡に叶う運びとならずして
 この十蔵、遺憾を申し上げる。

[これでは満足足らぬ。
単なる老人とは異なる異彩を放つ瞳を注がれれば
眼光がなによりも物を言い渡す。

両者、柳生の誇る門下に「忍らしく」相対し
力量を見せるには値した、と男は感想ももったが
康家公の望む所は、その範疇を更に超えていると識り。]

 ―――では、大御所様。
 失礼ながら、儂からひとつ、進言を申し上げる。

 甲賀と伊賀の拮抗を測るに於いては
 失礼ながら、徳川の財たる剣士では酌量難しく。

(256) 2014/05/04(Sun) 12時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 忍法合戦。
 いざ、両名に決闘をさせては如何か。


[不戦の約定を解く、とは申しておらぬ。
支度はどうか?甲賀の渚、伊賀の風を交互に見遣り。
して、甲賀頭領・伊賀頭目にも確認を向ける。]


   「「無論、康家様のご納得なされるまで」」


[被る返答に、この爺婆はよう似ておる、眼だけで笑った**]

(257) 2014/05/04(Sun) 12時頃

【人】 伊賀 風

「貴様!忍の分際で我らを侮辱しようとは何事か!!」

[――と、明後日の方向に気を散らす女に屈辱を覚えたのか、門下生の一人が憤怒を顕にする。
佇んだまま気怠げにそちらに視線を戻し、やがて双眸がにんまりと上三日月のような弧を描いた]

そうだねぇ。
柳生の名だたる剣士様が、たかだか忍――それも花も手折れぬような女に力比べで膝を屈するなんてこと、あるわけがないよねえ。

[くつくつと更に挑発するように笑い声を聞かせれば、門下生の顔が激高で朱く染まった。]

(258) 2014/05/04(Sun) 12時頃

【人】 伊賀 風

[怒った男が勢い任せに間合いを詰め、刃を薙ぎ払ってくる。
その太刀筋をなぞる様にかわし跳躍すれば、男の一閃が庭に深々と跡を残すのが見えた。成る程、先程の門下生よりは力に自信があると見える。

――けれど、其れだけでは相手には不足。

宙を舞いながら、こちらの姿を追い見上げる門下生の頭をわし掴み、顔半分に術をかけた。
唐突に視界を奪われ右往左往する剣士等、幾ら力に自信があった所で触覚を切られた虫同然。
そこを軸にする要領で相手の後ろへと着地し、後ろ手に腕をひねり上げる。

ばきり、といい音を立てて関節が破壊される音が周囲に鳴り響いた>>139]

(259) 2014/05/04(Sun) 12時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 饗八・乳母との一幕 ―

[父上は忍、拙者も忍。]

 「四代目服部十蔵が養子、服部饗八と申す者。
 此度、私共は立会人として呼ばれた次第。
 お目通り叶いまして、光栄に御座りまする、薊様。
 つきましては、庭までの案内を務めさせて頂きたく。」

[康家様の命に於いて、その足元で事を見守る任を受けた父上。
その任に掛からぬよう、乳母様の呼びたて>>@6には拙者が馳参じん。
片膝をつけ、その名乗りを頭上から賜る。]

(260) 2014/05/04(Sun) 12時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 「は、…?」

[乳母様の殿を務めていると、思いも寄らぬ質問>>@7を受ける
唐突な風向きに、今年18を迎える私は狼狽を覚え。]

 「……い、いえ。
 恥ずかしながら、まだ妻を貰い受けてはおりませぬ故。」

[突如、男たる部分を徐に握りこまれ>>@8、狼狽は眼に見えたものへと変わり果てる。
これは一体どういうことか。
離れた場で膝をつく父の方へ、助けを求める視線を向けるが
今はそれどころでは無い局面へと移っておる。]

(261) 2014/05/04(Sun) 12時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 「薊様、お戯れを……!」

[江戸のおなごは…と申すには盛りもとうに過ぎた薊様だが
こうも男に対し積極的な働きかけをするものなのか。

その手が離れれば恐怖を隠せぬまま、再び足を中庭の方へと。
父上>>257の提言が為されたのは、薊様をお連れしたその時分。

どうやら事のあらましを忍たる視力で一目に籠めていたらしき父上。

――仕様もない女もおるものよ…

父上の呟きは、饗八の耳にしか届かなんだ**]

(262) 2014/05/04(Sun) 12時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ― 山嫗の記憶 ―

[>>222野山駆け回る悪童にも徒に草木傷つけぬ分別があったのは
それら自然にも人と同じ心が宿っているのだと山に教えられた故。

もう一人の育て親にも等しい狼に忍の道を示したのも彼女なれば、
心の中では敬意に似た感情も抱いていた。

鍛錬の合間に家を訪ねては作り過ぎたという飯をご馳走になりながら、
老婆の昔語りに耳を傾けた幼少の思い出。]

 ……お山ばあは。

 それでも“不戦の約定”いうもんのせいで
 甲賀もんに手出し出来んのは、悔しゅうないか。

[客観に徹する語り部に主観を求めるなど、あまりに稚く愚かな問い。
だが丸い眸は今ほど感情を抑えこむ術は得ておらず。
幼子の齢にしては、そこに宿る色は暗く*]

(263) 2014/05/04(Sun) 12時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 12時半頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>228当然、その大きな独り言は耳に届き。
聞き覚えのある声に、ぴくりと片眉が跳ね上がる。

成る程、あの“藤九郎”ならこの香纏ってもおかしくはないか。]

(264) 2014/05/04(Sun) 13時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ほーぉ、喧しい上妙ちきりんな匂いを垂れ流す鳥がおるのう。

(265) 2014/05/04(Sun) 13時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[なれば此方もいかにも独り言、という体を装い、ふんと鼻を鳴らす。
何か攻撃を加えられば、即座に応じられる体勢で。

彼が足を向けるは駿府城の方角。標的は鍔隠れで無さそうだが、
香といい独り言といい隠密中にも見えず。
深追いに足る理由はあるだろうかと、値踏みするように見下ろした**]

(266) 2014/05/04(Sun) 13時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
これはひどい

(-151) 2014/05/04(Sun) 13時頃

【人】 伊賀 風

…嗚呼。もう面倒だねえ。さっさとかかってきな。

[地に伏す二人の門下生の傍ら、流石に馬鹿正直に向かって来るのは無策だと判断したのだろうか。
じりじりと間合いをはかる他の三人に向かって焦れたようにそう言葉を投げる。生憎あまり気の長い性分でもないのだ。

かかってこないならこちらから行くとばかりに一歩踏み出せば、その機を待っていたかのように3人が同時に動き出す。
一人は右、一人は左、もう一人は後ろから。一対一で叶わぬならどうやら多勢で押さえ込もうと判断したらしい。]

(267) 2014/05/04(Sun) 13時頃

【人】 伊賀 風

はん、そうそう――それくらいで丁度良い。

[言うが否や、足元に落ちていた葉と木の実を右手で掴めるだけ鷲掴み、ばらりと四方八方に振りまく。
女にとって身の回りの万物は矛であり盾に等しい。木の葉は手裏剣、木の実は鉄の礫となって門下生達の四肢を貫いた。
無論これだけで致命傷にはなり得ない。怯む彼らの脇を舞うような動きですり抜け、確実に沈めていく。

一人には首に手刀を落とし、もう一人には腹に蹴りを]

(268) 2014/05/04(Sun) 13時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 13時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
仔狼ちゃんの名づけに割りとガチで悩む。
そうかおにゃのこか。

突羽根がかあちゃんなら、蝶に絡めた名前付けたいなぁ。

(-152) 2014/05/04(Sun) 13時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 13時半頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
この後の指針。
・小屋掃除
・雲sににおいがどっちの方向に行ったかを教えてもらう
・一応鳩を飛ばすくらいはするかも

・あとは獣たちと戯れる
・蛇ともいちゃいちゃしたい

(-153) 2014/05/04(Sun) 13時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 13時半頃


【独】 伊賀 麻耶

/*
>>262
お戯れをwwwwOTAWAMUREをwwwww
ふきだしちゃったじゃないですか!(まがお

(-154) 2014/05/04(Sun) 13時半頃

【人】 伊賀 風

[そして、最後に残った剣士にも同じように渾身の拳を。
――だが、門下生の中でもとりわけ体格の良い屈強な男は一撃に動じず、それどころかにやりと笑みを浮かべた。]

「ふ、所詮は女子よ。日毎修練を積んだワシの体にはその程度効かぬわ」

[勝ち誇ったような男の表情に女は一瞬驚いたように目を見開くも、たじろぐどころか爛々と目を輝かせる。]

へえ。ちいとは骨のある奴がいるってわけだ。良いねえ。

[どこか狂気じみた喜びで語られるその言葉も、目の前の剣士ははったりか虚勢の類と受け取ったようだった。こちらに向かって手にした剣を振りかぶり――]

(269) 2014/05/04(Sun) 14時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 へぇ驚いた、伊賀の山猿は人語を喋るか!

 おーおー、若しや伊賀の田舎もんは皆山猿やったんか?
 あれあれこれは一杯喰わされた、見事な術じゃー。
 山猿やったら香の嗜みなくてもしゃあないわなー!

[>>265嘲りの笑いがひくりとする。
この香めっちゃええ香りじゃろうがこの俚俗鼻め、と言いかけて、
やっぱり独り言には大きすぎる返答を。

先に借りを作るわけにはいかぬ。
今は耐え、小言のみで民子を迎えてやらねばならぬと、脚を早める。]

(270) 2014/05/04(Sun) 14時頃

【人】 伊賀 風

[刹那、風の右手に巻かれた布がまるで蛇のように大きくうねり、鋭い刃となって門下生の肩付近を貫いた。
空を舞う鮮やかな色のその反物は、まるで疾風の如く。
何が起こったのか理解しないまま、男は血を吐いてその場に倒れ伏す]

――そんな奴の血は是非「こいつ」に吸わせてやらないとね。

[ちろちろと返り血を舐めながら、手にした布を巻き直す。
双方の戦いが一段落終えれば、先程の好戦的な素振りなどなかったかのように一礼をし、頭目の傍へと下がるだろうか。*]

(271) 2014/05/04(Sun) 14時頃

【独】 伊賀 風

/*
しかしこの人物理攻撃オンリーだから、渚さんとは術の相性悪そうだなあ
どうやって戦おうw

(-155) 2014/05/04(Sun) 14時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 昨日・朝餉前 ─

[>>244突羽根と聞いて最初に思い浮かんだのは料理の方。
朝餉の話も出ていたし、致し方が無い。
危うく美味しそうですね、と口走りそうになるが
由来を聞いて口を噤む。]

 母親に似て、此の仔も蝶がお好きなようで。

[鼻先を飛ぶ墨染の蝶を、仔狼の視線が追っていた。
だが身を乗り出してまで追いかける性格ではなさそうだ。]

 暫く考えますので、少々お待ちの程を。

[名を与えるという大儀に少々身構えをし、保留を乞う。]

(272) 2014/05/04(Sun) 14時頃

【人】 甲賀 玉響

[零した愚痴も、すっかりと世間話へと変わり村まで戻る。
それぞれの家路に着く頃になり保留していた仔狼の名を
光圀に伝える。]

 陽鞠(ひまり)、など。いかがでしょうか。
 太陽の陽に、手鞠の鞠です。

[目を細めて見上げるのはすっかり顔を出した朝陽。
この陽の下で、光圀の腕の中にいる仔狼は
大事にされている事が伺える。
鞠には、そのものずばり、大事に育てるという意味がある。
突羽根から正月遊びへと連想すれば、同じ遊びとして
鞠に行き、こうして母狼とのつながりも持てる。
また、罪人を追い詰めるという意味も持っているため
将来的に卍谷を守る精鋭となるなら、丁度良い名前ではと。]

 あまり、名づけが得意ではないので、
 参考程度にと思っていただければと思います。

[どうかな、と首を傾げて聞いたのは仔狼に対してだ。*]

(273) 2014/05/04(Sun) 14時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 14時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
陽鞠の陽は暁之丞さまの暁から登る太陽が云々とかなんかそんな隠れたあれ。

(-156) 2014/05/04(Sun) 14時半頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀

[道中、墨の蝶>>231を見つけたら、術の為の紙でぺたんとはさむ。
一匹が消え、それが甲賀のものとすれば、雲雀の居る方角くらいは通じるだろうと。]

 ふん。
 まっこと、伊賀もんは俚俗極まりないわ。

[少しばかり、駿河の方へ足を速めて。]

(=11) 2014/05/04(Sun) 14時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 森・駿河方面 ―

[さてはて。
山猫のように駆けるものの、この土地に足を踏み入れるまでに“山猿”が何やら手を出してくるなら応戦するつもりでいるが。]

 ………ふぅむ?

[森には異質な香りは、獣の鼻には容易に届くだろうが。
再び、枯葉に香を移し、要所要所に散らしていく。]

(274) 2014/05/04(Sun) 14時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 ―― 鬼さん此方、手の鳴る方へ!

[大声で名を呼ぶのは躊躇われたから、変わりに大声で叫んだ。
民子が雲雀の声を聞けば、何らかの反応くらいはあるだろうと言う算段。**]

(275) 2014/05/04(Sun) 14時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 14時半頃


【人】 伊賀 風

―前哨戦の後―

[つつがなく忍法を披露し下がるも、大御所はいささか不満なようだった>>@4
と、続いて服部からもたらされるは、伊賀と甲賀による忍法合戦の提案である。>>256>>257
あっさりと同意して見せた伊賀甲賀の長に続き、確認をするようにこちらに水を向けられれば]

むろん、康家様がそれをお望みとあらば。風は如何様にも。

[ふうわりと一見穏やかにも見える笑みを浮かべ、一も二もなく頷いた。ちょうど向こうと手合わせてみたいと思っていた風にとっては願ってもない話である。

先程視界の端に垣間見た限り、恐らく相手は水術の使い手。
そういった相手に、物理攻撃を主とする己の力がどこまで通じるかは甚だ疑問だが、それはそれで興味深かった。
戸惑う渚>>184とは対照的に、女の目にちらちらと期待の熱が宿る。**]

(276) 2014/05/04(Sun) 14時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 15時頃


【人】 甲賀 羽太郎

[常通りの背丈になって飛び走っておれば大分里にも近づいてきた。さーて何処から参ってやろうかのう。
『わぉん!ワォン!』]

 おっ。

 瑞雲じゃ瑞雲じゃ!
 どうした?光圀がなんぞ使いか?
 それともワシの出迎えかあ?

[足元から聞こえたのはよく知る犬>>253の吠え声じゃった。
枝から降りて首に抱きつき毛並を撫ぜてやったらキュンキュンと何ぞ訴えかけてきよる。やっぱ用事なんかの。]

(277) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[遠くからよく知るにおい。

雲雀だ。

それと墨。

玉響のか。

犬と共に一厘歩けば流れ出でてきた墨染蝶々ひらひらひとひら。
ぺんと両手で捕まえれば、手の内小さく黒い色。

ぬるい風に微かな寒気が混る。]

(=12) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[袴の裾を払い犬の口に桜の枝を数本噛ませた。]

 いい具合の七分咲きじゃろ瑞雲?駿府の桜じゃぞ。
 光圀の処へワシは戻ったと伝えおけや。

[ワンと答えた犬の走りと一緒に桜の枝一本帯にさして枝に登った。
そこからまた跳ぼう。何か騒がしいぞ。**]

(278) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 森(駿河方面) ─

[今朝方、光圀の下へ行った際に鳩を飛ばしてくれると行っていたが>>252ついぞ伝書は現れない。
やはり目の届く範囲には居ないと言う事だろう。
そして放った蝶が、光圀が遣わせた犬を察知する>>253
玉響は犬ほど鼻が効かず、こうして目や耳、術を使わなければ
探せないからありがたかった。]

 ──…… ん、

[不意に、振り返る。]

(279) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 一二三

―駿府城・城下・通りにて―

[猫の首根っこを掴む如く。>>112
 麻耶と同じ瞳があれば気付けただろうが、術に因る変化と知らぬまま甲賀の者を捕らえ、離す。]

 あら、てっきり……

[懐狙う掏摸ではなく、物乞いかと。
 そうとは口にせず、困ったように笑み
 謝る。>>113

 駿府のお城は立派な天守を持っているのね。それで、つい……。

[城下の者ではないと知れただろうが、
 道を塞ぐ様にして立って居たのだから
 女の視線の先にあるものの弁明を子供相手に。**]

(280) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【鳴】 甲賀 玉響

[>>=11また一つ、蝶が消えた。
ここよりも伊賀に近い方で、それがよく知った者の仕業ともなれば
誰がいるのか容易に察しが付いた。
そして流れてくる気から、無事であることに、若干の安堵。]

 ……雲雀の奴、喧嘩売ってなければ良いけども。

[得てして、外れて欲しい予想ほど当たるものだ。
伊賀者の気配も察している今、悩みの種が増えないことをただ願う。]

(=13) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
表示チップ治ったどーーーーーー!!!!!!!

この秘話チップすげぇきらきらしいよなwwwwwwwwwwすげぇ甲賀面子に似合う!!

あと>>@7>>@8ひっでぇぇぇぇぇぇぇ!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-157) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【人】 甲賀 玉響

[しばらくじっと見つめた先に、果たして何かを見つけられただろうか。
蝶は消えてしまったが、おおよその方角は掴めた。
足は止めずに、先を行く。

途中で髪が崩れるのを気にする振りをして簪を外す。
走りながらまた髪を結おうとして、うっかり。
そう、うっかり簪から手を離してしまう]

 嗚呼、いけない、簪を”落として”しまったわ。
 でも急いでいるから、拾っている暇なんてないわね。

[嘆きの台詞は、棒読みに近い。
”落とした”はずの簪は、まっすぐ、
針のような切っ先を向けて伊賀の忍の下へ突き進んだ。]

(281) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ネタは逆にけっこう固まった。丹色くんすまん灰で暴れてすまん。
早死にプランAと中死にBと後半戦Cでとりあえずネタ放置。
出来ればAをとりたいところ。#また死にPLか

(-158) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 厠の躾もなっとらん阿呆鳥が、ぴいちくぱあちく騒ぎよるわ。

[>>270嘲りの返礼には相応の礼をもって返すまで。
相手の与り知らぬところでは、忌々しげに口角吊り上がらせ。]

 主に莫迦鳥呼ばわりされとった甲賀者の鳴き声によう似ておるの。

 鍔隠れに土足で踏み込み、悪臭撒き散らかして。
 礼を尽くしてお参りなさっておる暁之丞さまが報われんのう。

[一二三の仕立て衣装やお山婆さまの庭も見ずに
どの口が美を語るか張りぼて男が、とは心の中に留めるのみ。
勿論見せるに値せずと思えば。

邪魔な鳥獣を追い払う仕草そのままに手を払うと、
駆ける彼の足元で小枝がぱきりと音立てた。
直接攻撃加えぬまま、ひたすらに何処かを目指す集中に水差した。]

(282) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
1厘…0.3ミリェ…

(-159) 2014/05/04(Sun) 15時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 15時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

[影のように付き纏うでもなければ、香りの主を見逃すことも止めず。
伊賀と駿河の境にて、一度その木渡りは止まることとなる。]

 …………。

[己の勘が間違っていなければ、あれが向かう先には豺狼あり。
森の中より聞こえた大声と手拍子に、すぅと瞳が細まった*]

(283) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>281を拾っていいか迷ったけど玉響さんが接触フラグ撒いたの
睦どのじゃったっけな?

(-160) 2014/05/04(Sun) 15時頃

【人】 甲賀 玉響

[雲雀の声は、この森の中でもよく響いた>>275
民子を呼ぶための声だとしても、それでは伊賀者にまで聞こえてしまうではないか。]

 昨日、気配が過ぎると言ったのに、あの鳥頭は…。

[ああでも民子を探すにはもはやこれしかないのか、それなら仕方ない。
だがしかし近くにいなければ意味のないこと。
いたずらに自身の居場所を伝えるだけになって……
否、もしかして伊賀者を挑発するためにあんなことを言ったのでは]

 ……嗚呼、もう、お莫迦!

[良くも悪くも色々な可能性が渦巻いて語気荒げる声は、呟く程度。
こうなってはこそこそしているのも面倒だと、
一旦雲雀の方へと合流しようかと、方向を変えた。]

(284) 2014/05/04(Sun) 15時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 15時半頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 15時半頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 15時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
だめだ簪の先制攻撃だべでwwwwwwwwwwwww

(-161) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
羽太郎くんはこっちに来てるん…だよね…?

(-162) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【人】 伊賀 狼

[―――例え七度生まれ変わろうと。

地を跳び、思い出すのは、
伊賀名家の血を受けて生まれた青年の言葉。>>175

何度生まれ変わろうと、人は人に、獣は獣に、忍は忍に。
彼はまだ、生き様を探す道中であったが、その語に酷く共感を覚えた。

死線を潜る度、男を生かしたのは里への望郷であった。
抜け忍を裁く度、男の心を凍らせたのは本性への執着であった。]

(285) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【人】 伊賀 狼

[安寧は人が求める、獣は自然に還る。

―――では、忍は。
それ以外の己を知らぬ男が募らせる激情。

当時、まだ青いと自称した睦は、
自身と同じく人でも獣でも無いのかもしれない。
だが、自身と違い、もしかしたら。*]

(286) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 伊賀   楠木 睦

[―――忍と言う生き方すら、
    彼を受ける器に足りないのかもしれない。

豺狼の目をした男は、対比する青年へそんな思い抱えたのだった。*]

(-163) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【鳴】 甲賀 玉響

[自然に消えてゆく蝶の中で、消された蝶がまた増える。>>=12
駿府まで飛ばせるほどの物ではないため、玉響は驚きに目を瞠る。
羽太郎の事だから、駿府で爺様や渚と一緒にいると思っていたが
そうでもないらしい。
もしかして長い散歩にでも出ていたのだろうかと思ってしまうほどだ。

ただ、無事でいたことには心底安心を覚える。
蝶から伝わるのは羽太郎と、そして微かな春の気配だった。]

(=14) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【人】 伊賀 狼

― 駿河駿府城付近・森 ―

[優れた嗅覚を刺激するのは清涼たる馨。>>274
忍に判別可能なものならば、豺狼に性を近づける身は森の匂いから浮いて利く。

次いで聞こえた大声に豺狼は躊躇い疑問持たず、逆に好機と見る。
聞き知る声を拾ったであろう民子へ向けて四足より加速を掛けた。
樹の幹を獣爪で深く削り、巨体を思わせぬ軽さが幼子を狙う。

立て耳はありますか?と聞いて、髪を弄った左の耳朶へ鼻先伸ばし、
適えば軟骨噛み切らんと牙を剥いて、脇を抜けた。

民子の負傷如何に関わらず、獣が撒き散らす不穏は、
一気にその場の空気を張り詰めさせるか。

山犬などより余程大きく身軽な黒獣が、大樹を駆け上がり、
幼子を上より見下ろす位置に陣取って、低く喉を唸らせた。*]

(287) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

【人】 甲賀 玉響

……近い。

[思わず呟いたのは、増えた気配について。>>277
出来れば羽太郎はこのまま大人しく里へと帰って欲しいものだが
はてさて。

伊賀とぶつかって、面倒なことにならなければ良いが。
と、簪を仕掛けた自分の事は棚に上げていた。*]

(288) 2014/05/04(Sun) 15時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 16時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―12年前・鞠の繋ぐ縁―

 俺は…
 いや、拙者は暁之丞ともうす。

 そなたは“まや”という名であろう。
 ……お爺から聞いている。

[暁之丞12歳、麻耶6歳。
服部家の庭園にて。
水に濡れた鞠を持ち上げ、その水気を袖で払う

その少年、水面を歩く用意はしてなかった故に
草履は湿り、袴は濡れ、爺に叱られるのは後の話

写鏡のように天を魅せ浮かぶは、ふたつの太陽。
そのうちの一つを拾い上げ、首を傾げる。]

(289) 2014/05/04(Sun) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[暁之丞は、全ての中にたった一つだけ存在していた。

“黒揚羽”舞い、“春告げる鳥”が鳴き、繋がれし“小犬”が居る庭。
“鯉泳ぐ池”に両足を浸からせ“鞠”を抱く。
二人が出会ったこの一刻、――“時”は漸く動き始める。

この時、若き日の暁之丞は甲賀の全てを預かる存在として
偽りの太陽をその手にしたまま、眼を細めた。
直後、眉を寄せてしまったのは鯉が袴を啄く為に]

 …………まや、

[その名は耳のみでしか聞いた事がなく。
どう書けば良いのか解らぬ字。

真夜、――地に棲む者達に夜明けを知らせる為の曉と
出会う事は無い、その名前は。

同じ星を預かる空の下で、出会う*]

(290) 2014/05/04(Sun) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―6年前―

[暁之丞18歳、麻耶12歳。
忍も10を過ぎれば当然と稽古を付けられる。

伊賀に近い森道を歩いて居たのは、偶然のみならず。

それは、瞳術を切り札として持つ者の宿命か。
瞳を使わずしての訓練は幼き日から繰り返されていたが
それが完璧に叶った日の事であった。

瞼閉ざし、長く夜を見続ける日々に飽いた。
暁之丞は月を見とうなった。] 

(291) 2014/05/04(Sun) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 麻耶殿? ……如何なされた。

[本願である月と出会えたは良いが。
疲労困憊を細眉の下がりで知らせる娘に顔を顰め。
その背を背負い、風通し良き小川の方へ向かう。

筒に水を取り、その口が水を飲むのを筒を支えて助け。
よく見れば、身を包む忍び装束も所々破れている。]

 血が……、これも洗いましょう。

[袖を破き、足の怪我の治療をはかる。
破けてしまった部分は、戻れば糸と針を上手に扱う娘が
きちんと繕うてくれたかも知れないが。*]

(292) 2014/05/04(Sun) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―四年前―

[暁之丞20歳、麻耶14歳。
刀を習い、手裏剣投げを習い、盲目の難の備えも叶い。
祖父は孫を一人前の男よ、と認めるようになった。

だが、その祖父の目を隠れて。
成人を迎えた暁之丞は、麓町で三味線を習う日があった

長い周期の間に間に立ち寄る、伊賀鍔隠れ方面での逢瀬。

麻耶殿は何か嗜みをされているのかと尋ねた折、
謙遜琴を弾くのだと自信無さげに告げられた話は
暁之丞の心に深く刻み込まれ、こうして習うに至り。]

(293) 2014/05/04(Sun) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 ―――麻耶殿ほどの腕が、儂にもあれば。

[苦笑を預け、音色を吟じ。
桴で弦を弾く荒々しさ残る音も、繊細な音色に助けられ。

二人だけの一曲をいつか奏でましょうと返したのは。
預かった恋文に対しての、暁之丞の返事の文であった*]

(294) 2014/05/04(Sun) 16時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[嘗ての記憶>>240、そして現在。
幾ら夜を越え昼を過ごしても互いに面影は断ち切らぬまま。
互いに手を伸ばし、指を重ねる日々は尽きぬまま。

会えず想う時すらも、二人で紬し思い出にほかならず。]

 麻耶殿……これは。

[別部屋で衣を変えるという話には、固く首を縦に。>>242
女房として迎える話こそ確固たるものではあるが
その白い肌を目通り叶うは、祝言の日と決めている。

池に映る幻影すらも、掻き消す破邪の瞳に映りしは。
烏合の衆の長ではなく、唯一人の男であった。]

 ……これは、まこと。よう似合うておる。

(295) 2014/05/04(Sun) 16時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[腰を上げ、一歩。麻耶との距離を近づける

髪に止まりし蝶を撫で、羽根までを指で撫で下ろし。
暁之丞は深い嘆息を落とした。]

 ……ほんに、よう。
 儂の為に、互いの里の為に、よう決意して下すった、麻耶殿。

 見違えるほど、素の其方は魅力を欠いてはおらぬが。
 此度、白無垢に包んだ其方に会えて――

 この暁之丞、何よりも名誉を覚えておる。

[髪飾りから指を遠ざけ、朱に染まる頬を撫で。>>243
幸せの香で、胸を一杯にする。

  ――――幸せの、束の間の幸に、胸を苦しくした*]

(296) 2014/05/04(Sun) 16時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 16時半頃


【独】 伊賀 狼

/*
姫様と甲賀の倅可愛いなぁ。
カルマに則れば、殺しあった次の生は、
夫婦になれると云いますが、今世がつらたんですよねぇ。

(-164) 2014/05/04(Sun) 16時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

―漬物の話>>=10

[名目として甲賀の主、長と扱われてはいるが
子供に名前の一字で呼ばれる事を喜び、
野を駆け回る羽の頭を偉いと撫で回す程度には
甲賀の者達と同じ目線に立ちたがる。

伊賀の籠の中に育った姫と比べれば、
常に高い所に腰を落ち着ける殿である事を嫌がった。

だので、爺が用事で出向かれている際、
暁之丞は邸宅ではなく、集落の飯場で食事を取る。] 

 儂の土産と畏まらずとも良い。
 小鉢に盛られておるから気が引けるのならば、
 儂のように、握り飯に混ぜてしまえば良いのじゃ。

[人前でその食べ方は良さぬかと母親に叱られたのは遠い日。
お武家様ではあるまいし、“家”で寛ぐ時くらいは
ただの忍なのだから、好きなように食わせよと。]

(=15) 2014/05/04(Sun) 17時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 そうか、……それは儂も嬉しい。

[山菜の漬物を旨いと微笑む玉響を前にして。
白米の握りに噛み付く暁之丞も、笑みを浮かべた*]

(=16) 2014/05/04(Sun) 17時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
わーいわーい拾ってくれて嬉しい

(-165) 2014/05/04(Sun) 17時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

風ちゃんは(so)さんなんだろうな。たぶん

(-166) 2014/05/04(Sun) 18時頃

【人】 甲賀 玉響

[簪を放った相手から反撃されようものなら身を翻して避けるつもりで、
伊賀者を撒くことは考えずにひたすら仲間の元へ向かう。]

 ……狼…こんなところに。

[>>287途中に見かける大狼。
光圀が世話をしている狼とは違い、体は大きく目算7尺程か。
牙を向くそれが駆けた先に、蝶の着物をまとう小さな人影。]

 お民──!

[獣が民子を襲いかかるのが見える。
玉響と大狼との距離はおよそ1町、割って入るにはもう遅い。
咄嗟に、苦無を大狼へ向けて放った。]

(297) 2014/05/04(Sun) 18時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
意外と近いね…

(-167) 2014/05/04(Sun) 18時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 19時頃


【人】 甲賀 玉響

[苦無は民子を襲った大狼>>287に届いたかどうか。
第二撃が来る前に民子の元へと急ぎ、距離をつめる。]

 お民、怪我は?

[民子の心配をしつつも、手には新たな苦無を備えている。
一度襲ってから離れた獣は、大樹の幹を伝って頭上を陣取っていた。]

 ……ありゃ、ただの狼じゃないね。

[唸る狼をねめつけて動向を探る。
雲雀の香も強くなり、そろそろその姿も見える頃か。**]

(298) 2014/05/04(Sun) 19時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
何も考えてなかったけど民子探し開始って実は駿府行きからあんまり時間経ってないっぽい…?だとしたらまだ距離が大分離れてるな。

(-168) 2014/05/04(Sun) 19時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 19時頃


【人】 甲賀 羽太郎

― 回想・駿府城 城下町 ―

[てっきりときたか!>>280
よっぽど銭持っとるのかそれとも他に大事なものか?そういうものは袂や帯でなく下衣の紐にくくっときゃよかろうが。

困り顔がこぎれいじゃ、武家かなんかの使いかな?だったら殿の立派な天守には見惚れるもんかもしれん。]

 姉ちゃん駿府は慣れとらんのか?
 ワシはちょっと詳しいぞ。角のな、団子が美味いんじゃ。

[指差して教えてやってもらった風車は帯に差しとく。案内料みたいなことになったのう…。]**

(299) 2014/05/04(Sun) 19時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 すまんのう、山猿の礼儀は知らんのじゃ。

 ― 少し前/伊賀周辺の森 ―
 
 然しこの山猿、どこぞの下男によぅ似とるなぁ?
 せやせや、あの迎えも山猿式の出迎えやったか。
 
 暁之丞様も、まっこと丁寧な事じゃ。
 猿相手にも礼儀を尽くす、ひとの鑑!
 せめて嫁子が山猿やない事、願うばかりじゃのう!
 
[>>282厠の躾、と聞いて百足の災が蘇る。
はっはっは、と笑った風だが悪態は度を超え、真正面から向き合えば、扇で口元を隠すくらいにはゆがんだ笑みであった。

然し。
花嫁衣裳の美しい仕立てや、素晴らしいらしい庭とやらを見れば
その主くらいは見直すかもしれぬほどには、雲雀の価値観は美醜と雅に傾いている。*]

(300) 2014/05/04(Sun) 19時半頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 ……暁の兄ぃ、おいおい、
 あの襤褸雑巾めに百足の話もしたんかいな…
 
 ぐう…恥や恥や言うならうちの恥とか晒すなや、もう…っ

[ギリギリギリギリ、と歯を食いしばった。]

(=17) 2014/05/04(Sun) 19時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ばどめんとむーつさんの痴話喧嘩wwww

(-169) 2014/05/04(Sun) 19時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
アッ
仔狼ちゃんに鞠とかつけたけど暁之丞と摩耶ちんの思い出の品やんwwwww

まあいいか、これはこれで皮肉たっぷりでイイネ!

(-170) 2014/05/04(Sun) 19時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

くしゅっ、

[>>=17麻耶殿が厠に行った間。
妙に鼻がむず付き、くしゃみをする。]

……麻耶殿の前でのうて良かった。

[頬を撫でる距離で鼻水でも飛ばせば一大事よ。
和紙で鼻をかみながら思う事。
この暁之丞の目がない間に、雉や犬がいきり立って鬼退治などと馬鹿な真似を企てては*いまいかと*]

(=18) 2014/05/04(Sun) 19時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 現在・森/駿河方面 ―
 
[伊賀者がやってくるなら返り討ちにしてやるわい、と言う算段であったのは言うまでもない。>>284
後で拳骨くらいは覚悟せねばなるまいが、雲雀がそれに気づくことは無かった。

鳥の逃げる音、木々のざわめき。
その中に、喧騒の音>>287>>297を聞く。]

   ―― っと、間に合わなんだか。

[民子を一瞥し、玉響>>298を見、つられる風に大樹の上を見る。]

(301) 2014/05/04(Sun) 19時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 なんじゃ、次の鬼は獣かぁ?
 遊び相手にしても、ちゃんと選びなはれや。

[すい、と扇を袖の内から引き出し、口元にあてる。
大樹の上に向き。]
 
 おい獣、お前が鬼じゃ。
 せやけどなぁ、鬼は逃げるだけなんじゃ。
 
 それでも、ええか?

[冷笑と共に告げる。
其れは警告であり、譲歩であった。

獣がこのまま引かず、向かってくるなら相手をするが
何もせずに帰るなら、危害を加えるつもりはなかった。
民子の怪我の如何でも、それは変わらない。
その責は、じきじきに留守を預かった雲雀にある。**]

(302) 2014/05/04(Sun) 20時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 20時頃


甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 20時半頃


伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 20時半頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
睦殿の傾奇者にちょっと憧れがあるところ
すごい可愛いと思うねん
結論:伊賀も甲賀もかわいい

(-171) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
玉響姉さんかわいいよなぁウン
ええ女

(-172) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―森中―

……来たは良いが。

[山の婆と話をしていた丹に先んじて駿河の方へと向かう森の中をしばらく探っていたが、とりたてておかしな気配も感じない。
他に来訪者が有るかどうか分からないのだから、無理もないが。そんな中、ふと目に留まったものに足を止める。]

――――蝶?この時期に、面妖な。

[見慣れない墨染めの蝶。ふっと腕が風を切り、蝶を捉えた。見る限り、蝶以外のものとは思えないが]

……矢張り、何ぞ森の中に居るんか。

[蝶を飛ばすぐらいの術は、他ならいざ知らず、忍びなら造作もない者も居よう。まして、甲賀者ならなおの事。
途端に今までよりも気配を殺し、耳をそばだて、辺りの様子を探りに戻った。それからまたしばし。]

(303) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【人】 伊賀 狼

[山犬のように痩せても褪せてもなく、
逞しい足に実践的な筋力を隠す漆黒の毛皮。
二足の折は丸眼鏡で隠している眼も、今は炯と琥珀色に輝きを放つ。

幼女に襲い掛かった豺狼へ真っ直ぐ飛んだ一閃は、
駆け抜けることで回避を選択。
ただし、己の疾走に迫る手練の苦無。
刃が首裏の毛並みを僅か散らしたことで、彼女の力量を察し。

唯の童女でなかったように、闖入者も唯女では無いらしい。>>297]

(304) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【人】 伊賀 狼

[幼女庇うように眼光を研ぐ女。
少女よりも余程分かり易い忍の気配。

しかし、此方を唯の獣でないと認識しながら、
人語解さぬと踏んだのか、女の声で猫の名を知った。
“民”と聞こえた猫を、早速挑発するように尾で木枝を叩く。>>298

宛ら四足の分際で見下す如くの立ち位置。
そんな拮抗の中、新たな気配が場を賑わせた。>>301

声調子と纏う馨に、彼も子守の一かと納得するが、
向けられた言葉には、人の言葉など分からぬ振りをする。
豺狼に人の言葉が通じるか、鬼に童共の声が届くか。>>302]

(305) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【人】 伊賀 狼

[己を鬼と揶揄る青年を嗤う素振りで首を巡らせ、
胸に湧いた不満は行動で示す。

 ―――甲賀者は畜生一匹に譲歩を見せるか。

琥珀色の目に露骨な嫌悪が宿り、巨躯が再び枝を蹴る。

重力を引き連れる跳躍にて狙うは、
扇を拡げた青年でなく、苦無を取り出した女の方。

巨体翻し、硬い頭蓋で女の腹を狙い、弾丸如く突き飛ばす算段。
幼女に距離近く、性差の有る女を迷わず獲物と定めし豺狼。
懐に入れば、彼女の射程にも掛かるだろうが、
巨体は構わず自重を乗せて、躍りかかった。*]

(306) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―外れの森―

……何じゃ、あの声は。

[妙に良く響く>>275男の声が微かに聞こえた。聞き慣れない声。鍔隠れの里に、あのような者はいない。丹の声とも違う。]

矢張り、予感の通り甲賀の者が紛れておるのか。

[この辺りは鍔隠れの里からも大分離れている。迷い込んだだけという事もあるから先んじて当たるのは軽慮とも思え、手は出さなかった。……が]

(307) 2014/05/04(Sun) 20時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

――――何じゃ……?!

[妙な風切り音を耳に捉えてそちらを向く間もなく、針のような切っ先を向けて飛んでくるものがある。
忍びが飛び道具を使うと言えば、毒が塗ってあるのは常道だ。
本来ならかわさねばならぬのだが、生憎と森中では足元もおぼつかなかった]

ちぃっ。

[舌打ちをして、懐から小石を取り出す。一度短く呼吸を整え、飛んでくる音の方向に向けて小石を人差し指で弾いた。

(308) 2014/05/04(Sun) 21時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―――――ビシイッ。

ただの小石が、火縄銃を越える速度で飛び来るものに命中し、真中を砕く。そのままさらに三発、飛んできた方向に間髪入れず打ち込んだ。
森の木々にぶつかり、一つは枝をへし折り、一つは幹の皮を大きく剥ぎ、一つはさらに先へと飛んで、見えなくなった]

……外したか。

[すぐにその場から去ったか、簪の主に当たった気配はない>>297。駆けても誰も見当たらないとみると、溜息をついた]

女…いや、そう思わせたい男か?甲賀者が…

[まだ遠くではあるまい。急ぎ追う。そうして、目当てらしき者に出くわしたのは、聞き覚えのある獣の声を聴いてだった>>304]

狼殿が、なぜ…いや、それよりも!

[幼い娘と、それから女がいる。投げられたのが簪だったことと、狼が向かっている相手。おそらく、そうだろう、と直感した]

(309) 2014/05/04(Sun) 21時頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 前哨戦後 ─

[御上の命となれば、もとより選択肢など用意されてはいない。]

 ……仰せのままに。

[首領より応えを求められ、頭垂れたままで返しはするが、その声色も表情も、些か消極的なもの。
 ちらりと伊賀者>>276の様子を窺えば、穏やかな笑みすら浮かべているようにも思えたが。

 前哨戦に於いては、明らかな力量差があったからこそ、あのような振る舞いもできた。
 血を流させず、昏倒させるだけを選ぶこともできた。
 しかし、先程のあの女の戦いぶりを見るに……同じ真似など、到底できそうになかった。

 徳川の御前、わざと敗ける事などできるはずもない。
 何より、甲賀の名に傷が付く。]

(310) 2014/05/04(Sun) 21時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

それに、もう一人。

[あれは、微かに聞こえた声>>275と同じ。巨体で娘らを見据える狼にかける挑発めいた声は、まさにそれだった。]

甲賀者が二人……あの娘は?まあ、どちらでも同じか。

[退け、とただ言ってやるほど優しくもない。何か挙動が見えるようなら、声をかける代わりに、年若げな男のすぐ横を掠めるようにに先ほどと同じく、小石を打ち込んでやるだけだ]

(311) 2014/05/04(Sun) 21時頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時頃


【人】 伊賀 風

―駿府城・手合わせ―

[大御所へと返す甲賀者の声は己と違いいささか浮かない様子だったが>>310、お上に手合わせを命じられれば反する事など出来ぬのは自明の理。

暫くし、命じられるまま間を空け渚と相対する。熱の篭った眼差しでじいと目前の男を見遣った。
己と同じように柳生の剣豪達を一蹴した相手である。
何となしにただ佇んでいるだけでも門下生との格の差は見て取れた。
一体全体この忍はどういう術を見せてくれるのだろうか。
所詮は忍法遊びの手合わせとは言えど、女の気を昂らせるには十分であった]

伊賀の鍔隠れ衆が一人、風と申しまする。
甲賀の精鋭たるお方とお手合せ出来ること、まこと光栄にございますれば。いざ、尋常に――

[口上を上げ、先刻と同じように礼に倣い。
試合の合図と共に身体が動いた。狙うは接近戦である。
間合いを詰めようと足が地を蹴った。]

(312) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時半頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時半頃


甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時半頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>297狼が甲賀者を排撃する心算であればここで
待ち構えていようかと思っていたが、
別の路より森に入る娘の姿を見つけて気が変わる。

遠くよりあの青年でもない第三者の女の名が聞こえれば尚のこと。
樹上と地上、高さ違えど睦の気配には気づきつつ、
あえて彼とは違う路を行く。]

(313) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
PC的には乱入一択なんだけど多角相当苦手なんで
牛歩で進んじゃだめでござるかry

(-173) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 民子

[>>248と指される先にあるは真実か。
それを判断する術を民子は持ち得ない。

いや……。

別に信じる必要もないのだ。
今此方に向かっている二つの影は、民子が呼んだ信にたる者達。
見た目どころか腹に抱える死臭と名づけて差し支えない逸物を持つ獣の言葉に従う必要などないのだ。
ちらりと狼の影を見る。
薄らと、だが決して生命を持つ者達には見ることができないであろう節くれた腕が、彼の足にまとわり付いている。
それが何を示すかは考えるまでもない。]

ここらにでる狼狼は、猫に噛まれてわんわんわんわん尻尾をふっちゃうから大丈夫。
猫はにゃーにゃーお家に帰る。

[はっきりとした拒絶]

(314) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 民子

[そしてふっと羽が舞う如く軽やかに、民子は後ろへと飛んだ。
白い肌が最後まで残り、まるで能面だけが最後まで残ったようにも見える。

だが、狼の死臭は消えない。
否。
確実に追ってきている。
その様子は獲物を追う狼そのものだ。

でも、それは彼女に絶望を与えない。恐怖を与えない。
生まれいですぐに母の命を奪った民子の周囲に漂うは死の風。
絶えず囁かれるは亡者の怨嗟。
肌を撫でるは虎虎婆の凍てつく波動。

――たかが豺狼如きがあたしを喰らうなんて喰らうなんて、なんて厚かましい。

細められた眼を、闇より更に深い深遠が彩る。
ゆっくりと右腕を前に突き出し浅く呼吸をすると、堕ちれば二度と出られる闇孔へ進むしかない愚かな魂をこの世に……]

(315) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 民子

雲?

[>>275それは聞き覚えのある御神楽の舞師の声。
集中していた気が霧散した。
それは命を賭ける場では致命的な油断。
逸れた気が着地を誤らせた]

あっ……!

(316) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 民子

[左足を少し捻ってしまう。
僅かな痛みに体が反応してしまった。
一瞬にも満たない硬直が、豺狼との間合いを急速に縮める。
木々の影に豺狼の姿が見え隠れする。
>>287の豺狼の判断は間違いではなかったのだ。
脇を抜けて道を塞ぐ獣に、相対すべく踵を返す。だがそこ獣の姿はない。
それでも直感で頭上を仰げば、そこにあるはこちらを見下すかのように喉を唸らせる豺狼の姿。

間に合う? 間に合う?
……無理無理。みんな来るまでちょっとだけ時間が掛かる。

冷静な判断が下される。それでも右腕を降ろさないのは無意識の意地か。
もちろん、それだけではないだろう。
民子は気づいているのだ。
狼をこのままにしたら、丞に疫が及ぶ。
大好きな丞に危害が及ぶのなら、己の命など投げ打ってもいい。
決意に眉が僅かに跳ね上がり、獲物を狩るべく>>304とる豺狼との距離をつめるべく足に力を入れ――]

――!?

(317) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 民子

[それは突然眼前を通り抜けた。
それが苦無だと理解するまで一拍の間を要した。
慌てて振り返ると、そこには>>298と玉響の姿。
続けて現れたのは、さっき大声を上げた雲雀だ。
顔見知りの二人の登場に、能面に子供らしさが戻り……そして気づく。
狼が標的を変えた事を。

それが更に周囲を警戒する事を疎かにさせた。
>>311の睦動きに微塵も気づいていない――]

(318) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―回想>>199>>219>>222

[山の婆様は見た目よりは話好きだったろうか。一二三の針の師とはいえ、元服して以降、殊に最近はあまり訪れる事も少なかったから、戯れを言うのに少し意外な心持がしたものだ。]

これはまた、上手いご冗談を仰りますのう。
左様ですか、一二三は婆様の所に来ておったか。
……矢張り、婆様も思うところが御座るのか。

[暁之丞の来訪自体はともかくとして、妙な気配が胸をよぎる。
このまま恙なく祝言が上がるのか、それを皆よしとして丸く収まるのか。自分が感じていたのは、そういった事だ。]

(319) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 少し前 ─

[>>303蝶は、伊賀者の気配を伝える。
ひらひら飛んでいたそれは、やがて霧散し、術の類だと知れただろう。

”落とした”簪の末路は知れず。
代わりに、小石が一つ飛んでくる。>>309]

 っとと、危ない。

[足場で跳ねた小石は、地を削り木の根を抉っていた。
いくら常人が力を込めたとて、こうはなるまい。]

 何かの術か。

[それとも常軌を逸した怪力なだけか。
少なくとも、手裏剣や苦無などを使わずとも遠距離からの攻撃が出来る相手ということを、念頭に入れた*]

(320) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―回想・昨日―

えぇ、其の様で。

はい。思いついた時で構いませぬ。

[母に似て。其の言葉に、男、ひとつ頷きて。
考慮の猶予を求めらるるば、男、ふたたび頷きたり。]

(321) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

陽鞠……。

[家路に向かう道すがら。
呟かれるは、留め置かれた仔狼の名。
陽鞠と試しに仔狼を呼べば。
仔狼、僅かに首を傾げて。
一声小さく鳴きたりける。]

良い名です。
此の仔も、気に入った様で。

其の名、有難く頂戴致します。

[男、仔狼の名付けの親に微笑みて。
頭を下げて、礼の言葉を伝えたり。]*

(322) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【独】 四代目 服部 十蔵

お民はかわいいのう

(-174) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 21時半頃


【人】 甲賀 玉響

[>>304首を狙って放った苦無は獣の首裏の毛を散らすだけ。
速度は追いつかない。]

 見下されるのって、嫌ぁね。

[>>305獣の尾が揺れる。枝を叩けば、はらりはらりと木の葉が落ちる。
>>301雲雀の声が近くで聞こえたところで、視線を民子に戻す]

 ……民、

[小声で、雲雀にも聞こえるように問いかける。]

(323) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

……楽しみと仰されましたか。さ、左様か。

[少し口ごもる。そう楽しみにしているというのなら、悪い気ではないが]

少し気がかりがあって森の方へ参ります。
なに、ご心配なきよう。いつもの散歩のついでですゆえ。

[山にはそう告げて、丹を残して先に森へと向かっていった。歩き出す前にふと山の婆の方を振り返る]

それは、人が変わるのじゃから、世の中も変わらずにはおれんでしょう。俺も、山の婆様の若い頃は見てみとう御座った。

[幼少の頃に聞かされた織田方の事や、甲賀の事。その全てを今も覚えているわけではないけれど、その話の事を少し思い出し、一礼して去った*]

(324) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【鳴】 甲賀 玉響

 アレ、はまだいるかい?

[アレ、というのは民子が呼び出した亡者のこと>>=7
まだいるなら、あの狼は気づいていないだろうから、
こちらに気があるうちに仕掛けるならしかけてやれと。]

 それから、遠当てが出来る伊賀者がいるから気をつけて。

[簪を投げつけた相手。
この近くにいるやもしれぬと、忠告>>309]

(=19) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
まさかと思うだろ…ほんとにロール回すだけで手一杯なんだ今回は…
他事で精神が分割させられててもうヤバイ。

(-175) 2014/05/04(Sun) 21時半頃

【人】 甲賀 玉響

[獣から意識を移した瞬間、木の上にいた獣が動いた。
こちらに向かい来る巨躯は>>306、雲雀の声に応えて、
逃げ出そうとしたわけではなさそうだ。]

 ったく、舐められたものね。
 雲雀!

[民子を雲雀に預け、苦無を獣に1つ放ち、間髪いれずに和紙を取り出す。
和紙に描かれた画──龍を呼び起こした。
術を放つと同時に、腹にもぐりこんでくる狼をかわそうと体を捻るが、
巨躯を避け切れずに狼の牙が腹を掠り、帯に飾った組紐の花飾りが地に落ちるのが見えた。]

 ──ッ、
 餌だよ、喰いな。

[なんとか足を踏みしめて、血墨から生まれた龍に命を下す。
命を得た墨龍は大狼を飲むかごとく大口を開けた。]

(325) 2014/05/04(Sun) 22時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時頃


【人】 伊賀   楠木 睦

―現在―

[小石を放ちはしたが>>320、元より命中はしないように放っている。ただの牽制だ。
さりとて、一つ真正面から撃っただけでは、向こうも忍だ、易々と避けるぐらいはできもしよう。
ひとまずは手ごろな樹の上に身を隠し、様子を探る。]

―――狼殿が何でもない娘を無暗に襲うとも思いはせんが…

[彼にも自分のうかがい知れない部分があるだろうか。
どうあれ、狼に危害が及ぶようなら甲賀者とやり合い、祝言が拗れる事になるやもしれない。]

……それも仕方のない事じゃろうがのう。

(326) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 一二三

―回想・駿府・城下到着時―

[街道を歩くのは女三人。
 頭目、風、そして一二三。
 傍目には婆と姉妹に見えるだろう組み合わせに
 懸念を抱くものは居ないだろう。

 迷子になるといけないと、
 風が女の手を握ってくれる。

 物珍しい。
 ほら、あれは睦様に似合いではないか。
 いやいやあれはと話掛けていると
 物見遊山ではないと頭目の溜息も聞こえてくる。]

(327) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 一二三

『二人共。籠じゃ』


[道の脇に寄り、頭目は目礼を送る。
 通り過ぎてからこそり教えてくれた。


 薊様の籠――と。**]

(328) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【赤】 伊賀 一二三



 竹千代様の、乳母殿が―――


 駿府に?

 

(*7) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[墨龍は、薄い血墨で描かれたもの。
その口に喰われたからと言っても、かすり傷になるかどうかのものだ。
少し触れればその箇所から霧散する。
しかし大きさでは勝っているため、こけおどし程度にはなるだろう。
これは単なる時間稼ぎにしか過ぎない。
大狼の意識が龍へと注がれれば、その隙に体勢を整えた。]

(329) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 風

[合図があるや否や渚へと距離を詰めようとする。
――と、みるみるうちに彼の傍にあった水が形を変え、逆にこちらを飲み込もうとうねり襲いかかった。
ばしゃりと水音を立てるそれを避けようと、くノ一の体が庭を舞う。
かわすことはそう難しくはないが、だからと言って接近戦に持ち込むのはなかなか骨が折れると見た]

へえ。やはり間近で見るとなかなか粋な術だねェ。
そう易易と近寄らせてはくれないか。

[どうしたものかと思案しながら、さえずるように呟く]

(330) 2014/05/04(Sun) 22時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
バトりだしちゃいましたが、どうやって終わりにしようか実は悩んでいるというね。(ゲンドウポーズ

(-176) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 山

[―――嗚呼、変わらぬ物は四季の色一つに非ず。
老婆が丹精込めて作りし山菜の漬物の製法も、教えられた頃より変わってはいない。

何故山菜の漬物ばかりこう熱心に作りたがる、と、物問いたげな視線などどこ吹く風。

作り過ぎた漬物を振る舞われるは伊賀者のみにとどまらず。
偶々鍔隠れを訪れていた甲賀者にまで、時にその手は及んだ。

先日、暁之丞が持ち帰りし漬物を食して、
もの懐かしい目をした者がいるなら、その者は。>>215
伊賀と甲賀、まだ亀裂などなかった時分を知る者であろう]

(331) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀

 
 応。
 遠当てか。

[>>=19
ゆっくりと頷いた。
それは確かに厄介極まりない。]

(=20) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【見】 徳川 康家

― 駿府城 ―

[どこから話を聞きつけたのか>>@8
 江戸城での次期将軍争いで竹千代派筆頭とも言える乳母の登場に、眉を跳ね上げる]

 ふむ。
 江よりも一歩先んじておるといえばよいのかの。

[何やら次期将軍争いで、何かを大御所が取り決めをする。
 その噂は江戸にも届いているとは庭番より聞いてはいたが]
 
 見物を許そうぞ。
 しかと見届けるがよい。

[このものたちが、お前の栄達と敗北を支配することを。
 皆まで言わず、猫を撫でた]
 

(@9) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 伊賀 山

[物見へと向かう若き忍達の背は今や遠く。
思い出すのは、丹色の先程の言葉。

彼が甲賀者たる暁之丞と一悶着起こすことなく、恙無く案内を終えることができたのも、
ひとえに麻耶が悲しむという思いあればこそ――なのだろう。>>207

ただ憎悪を向けし者共よりはよほど、人間が出来ていると思うものの、
老婆の表情に未だ陰りが見られるのは。
この里に根を張りし甲賀への憎悪、その根深さを、
否が応にも再認識してしまったから]

(332) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
あとね、今更気づいたんだけどね、暁之丞さんの共鳴発言を秘話と見間違えて、秘話で返してた/(^o^)\

なんかすみません…orz

(-177) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―伊賀頭目の屋敷にて―

 …麻耶殿、失礼。

[丹色から、優秀な針子がおると聞き及んでいたのを思い出し
暁之丞の武骨たる指は、白無垢の袖元へと触れる。
目を凝らし、縫い目を見遣れば、確かに精巧な幅揃え。
同じ人である者の指で、こうまで上手く繕えるものだろうか。

それに、本人の手で着付けたといえども、採寸も狂いなしと見る。
麻耶の白い肌を更に瑞々しく魅せる、水墨よりも淡い柄入り生地
布地の手触りも良く、着る者に不快感を与えぬ触り心地。]

 ……ふむ
 丹色殿の言うとおりじゃ。

 これを仕立てたは、相当な技量と炯眼の持ち主であろうな。

[一縷の細さを保つ糸であるのに、しっかりとした拵え。
簡単に解れぬよう、何度も針を通し強固さを与えている]

(333) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

……とはいかんのだろうな。

[考えている間にも、苦無が狼に向け放たれる。どうやら、お互いに何事もなく退くわけにはいかないらしい]

墨染めの龍……? 蝶もあれの術か?面倒な術を使うものだな。

[さりとて、狼がその場にいる以上見て見ぬふりができようはずもない。もう一つ、呼吸によって練られた気を指先に込め、小石を弾のような速さで弾き、女の足元>>325に向け飛ばす。
――――――いわゆる遠当ての術、それを気功によって遥かに強力に仕立て上げたもの。]

(334) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【鳴】 甲賀 民子

めんどうめんどう……。

[>>=19>>=20を聞いても自分が原因とは思っていない]

(=21) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ちぃ、

[>>306伊賀者の獣かと思えば、違うのか、獣は躍りかかる。
飼い主が居るなら、遠目からでも退かせると思ったが、甘かったようだ。

否、術者でも止められぬ何かしらの術で作り上げた獣やもしれないが、今は深く熟考する間ではない。]

(335) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【削除】 甲賀 民子

[玉響にあわせて、民子は当遠当てを狙っているであろう睦へと振り返った。
追撃はない。
だがこれから追撃がないとも限らない。
民子は足元の小石を拾うと体を戻す反動を利用して、>>326の睦へと石をした投げに放った]

2014/05/04(Sun) 22時頃

【人】 甲賀 民子

[玉響にあわせて、民子は当遠当てを狙っているであろう睦へと振り返った。
追撃はない。
だがこれから追撃がないとも限らない。
民子は足元の小石を拾うと体を戻す反動を利用して、>>326の睦へと石を下投げに放った]

(336) 2014/05/04(Sun) 22時頃

【独】 伊賀 山

/*
ばばあ色々とミスった気がしないでもない

あれだ、ひとり目出度い目出度いと盛り上がっていたけれど、
どうも里のふいんきはそうでもないことに気付いてしまったの段
→そして幼き丹色とのやりとりを思い出したりetc.

(-178) 2014/05/04(Sun) 22時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[一枚の絵に描かれた森林のように
これもまた、類なき芸術である。

関心も高まり、襟元の拵えを確かめるべく指を伸ばしかけて。]

 …………すまぬ。
 見事な出来栄えであったので、夢中になってしもうた。

[行き過ぎた探求心の篭る指は、着込んだばかりの白無垢を、
この手で脱がせようとしている風にも捉えられかねない。

麻耶殿の反応はどんなものであったか。
少なくとも、暁之丞は気を揉ませる事をした、と後悔を覚えた。]

(337) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

伊賀   楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時半頃


【人】 伊賀 狼

[女に躍りかかる瞬間、鼻腔を知った匂いが擽る。>>309
されど、意識は散漫に至ることなく、狙いも揺れはしない。

ただ、幼子が悟ったように、豺狼は死臭が濃い。>>314>>315
どこかに病を抱えているわけでも、何れ負傷しているわけでもない。

忍以外の生き方を知らぬ豺狼は、忍以外の死に方も知らぬだけ。
死に近く、死を齎す。殺気を滲ませればそれは一層に深く。
甲賀に害なすほど、和平に毒垂らしこむほど、深く。]

(338) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 伊賀 風

/*
つか普通に甲賀と殺し合いしたことあるよ的な過去にしちったけど
不戦の約定決められたのいつだったかって明記されてたっけ
三代目服部が決めたってのは書いてあるが時系列的に大丈夫かなー
今回色々やらかしてて申し訳ないぐぬう

(-179) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 応!

[民子>>336を抱き寄せ、扇を持った手をぐるりと回す。
手妻よろしく扇の上に散ったのは、紙片が無数。

其れを散らし、そのまま扇を持った手をぴいんと伸ばした。]

     ―― ちい。

[民子を抱えたまま、くるりと回った途端。
ひらひらと舞った紙吹雪が、風に乗せて狼に躍り掛かろうと舞う。
宛ら鎌鼬の其れは、奇しくも同所に居た玉響を狙った“遠当て”とぶつかった。>>334]

(339) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 伊賀 山

/*
たぶん、こういう考え方をする者が、伊賀には、少ない >>324

(-180) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 儂は、充分堪能させて頂いた。

 折角の晴れ着を、万一汚してしまうのはいかんのう
 ……いつもの麻耶殿にお戻りになられよ。

[つれない口振りで着替えを申し付けてしまったのは、
この暁之丞もまっとうな男として性を持たぬわけでは無い、と。
些か奇妙な空気と成り果てたのを払う為にも、三味線を取る。]

 それにしても、見事な縫い代。

 儂は口ばかり喧しい鳥を飼っておるが…
 そやつがこの手前を知れば、其方の肩へ留まるやも知れぬ。

[着替えの為に席を外す麻耶の背に、そんな戯言を呟く。
本物の鳥と捉えたか、比喩と考え通じたかは解らぬ。
……照れ隠しに使うた事を、許せよ雲雀。*]

(340) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時半頃


【人】 伊賀 狼

[視界の端で木々の緑が滲むように流れ、
撤退を選択することなく、女に向かう。

向かい来る苦無の軌道を読み、身体を捻って避けるが、
恐らくその一挙の時間が彼女の狙い。
眼光にて捉えた和紙。妖術か、と目算付けるは、男の経験則。

彼女の腹に衝撃を齎し、臓腑に圧を掛ける。
子を孕む為の女腹に対する配慮など、当然ありはしない。

縺れ合うよう、身を転がすと、
飛び散る花飾りを後ろ足で詰り潰すよう急止を掛ける。
反動と遠心力を利用し、巨躯を操れば、眼前には血墨の龍。>>325

血臭に毛並みが奮え、歓喜めいた心地に堕ちる。]

(341) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
シリアスがたくさんだから
しりあるになりたくなってきてイカン

(-181) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 民子

[投げの体勢のまま>>339と雲雀に抱えられた]

ふぇ!?

[思わず変な声が零れた]

(342) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
1.組紐の花飾りが落ちました
2.足元に落ちました
3.むっちゃんの遠当てが足元に来ました
4.ひばりんの鎌鼬が遠当てとぶつかりました

以上の事柄により、花飾りを壊すかどうか。
どっちにしようかと迷う。

(-182) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

[牙を剥いて大口開ける龍に向かい、大きく吼えれば空気が振動。
引かぬ豺狼は、やはり唯の狼でないと認識させたか。
墨の靄掻い潜るように、身体を低く取り、瞬発力に身体を任せた。

大口に自ら飛び込めば、小さな傷が毛皮の下にも生成され。
ピシッと罅入る音させて、眦に浅い一線が残るも、>>329
微かな傷と認識すれば、龍に構わず、
女の喉を追いかけ、鋭き爪で一閃。

―――当然、無理な体勢から疾走した爪が肉を抉る事は無い。

ただ、彼女の。―――美しい黒髪一房を、散らしてしまうやもしれず。
忍とて女。情持つ相手に称されたかも知れぬ、その髪を。]

(343) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[墨絵より抜け出したかのような龍が現れし折。
>>334遠当ての術繰り出した睦が姿隠す隣の木に、
青年の姿が現れる。軽く目配せすれば、
木の葉のざわめきに紛れて小声で二言三言紡ぎ。]

 ――――…………、

[悠長に話している暇はなく手短に告げ、睦の場所からは
及びにくい範囲からでも助勢に入れるように枝を移した。]

(344) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
あ、踏まれてた

(-183) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

[大地を削り、再び距離駆けて、十尺以上の距離取れば、
舞い散る紙吹雪に小さく身震い成し、
不意に狼は鼻先を空に向けて持ち上げた。

そうして、何事か共鳴させるよう、低く喉を震わし―――]

(345) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[木の葉のざわめきと勘違いしてしまいそうな響き。
狼を警戒している甲賀者は気づけずとも、
神経を研ぎ澄ませている睦になら届くだろう。あるいは狼にも。]

 ……あの距離、おれでは対処がちぃと遅れておった故。
 感謝いたす。

[数瞬の遅れも、下手を打てば命取りに繋がるのが忍の戦いだ
墨の術師と香纏う青年とを両方対処してくれたことに短く感謝を。]

 ……おなごとはいえ、あれは甲賀者じゃ。
 それにあの方なら、獣の仕業と見せかけることも不可能じゃなかろ。

[>>326それは先の睦の呟きに対してのもの。
伊賀忍たる己らが干渉すれば、どちらにせよ厄介は避けられないが
狼への加勢のためならやむをえまい。]

(*8) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[木の葉のざわめきと勘違いしてしまいそうな響き。
狼を警戒している甲賀者は気づけずとも、
神経を研ぎ澄ませている睦になら届くだろう。あるいは狼にも。]

 ……あの距離、おれでは対処がちぃと遅れておった故。
 感謝いたす。

[数瞬の遅れも、下手を打てば命取りに繋がるのが忍の戦いだ
墨の術師と香纏う青年とを両方対処してくれたことに短く感謝を。]

 ……おなごとはいえ、あれは甲賀者じゃ。
 それにあの方なら、獣の仕業と見せかけることも不可能じゃなかろ。

[>>326それは先の睦の呟きに対してのもの。
伊賀忍たる己らが干渉すれば、どちらにせよ厄介は避けられないが
狼への加勢のためならやむをえまい。]

(*9) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【赤】 伊賀 狼


 『―――おや、見つかってしまいましたか。』

[暢気な声は、豺狼の声帯を使う御蔭で普段より皺涸れる。
近い気配は違えようが無く、
また彼らもこの豺狼の正体を知っているだろう。

肩を竦める仕草の変わりに、ゆらりと尾を遊ばせた。]

(*10) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

………矢張り。

[ただの娘ではなく、忍びだったか。こちらへと飛び来る小石>>336を枝から飛んで避け、少し低い枝に移る。間違いなく物音で気づかれただろうが、今更だ。
もう一人の男が現れ、遠当ての石を弾いた>>339]

あれも紙細工か。

[このまま続けるなら、相応の被害はお互いに覚悟せざるを得まい。そうなると甲賀との決定的な決裂も避けられまい。
一二三が見せた目の下の隈を思い出した。あれの縫った婚礼衣装も無駄になるのだろうか]

――――このまま退かせられる場でもない…か。

(346) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
3めえとる(ぐうぐる先生に頼っている)

(-184) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時半頃


【人】 伊賀   楠木 睦

……うん?

[気を張っている最中、微かに声が聞こえる。隣に現れた丹>>344の姿を見て、短く言葉を交わす。無論、甲賀者三人と狼から視線を離す余裕などはない。]

(347) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 伊賀 狼

/* 丹色可愛いなぁ。

(-185) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


  ―― 向うの枝。

[ちらと視線をやる。>>=346]

  お民、よう頑張ったな。
  引きこもりもんの場所、分かったで。

[変な声を上げた民子>>342に苦笑を向けつつ、ぽんと頭に手をやった。]

(=22) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 風

―回想・駿府城下―

[駿河への道を一二三、そして頭目と共に行く。>>327
丹色の幼馴染であるこの娘もまた、風にとっては可愛い妹のようなものである。何かと望んで戦場に赴くことが多い身として、彼女の縫合の腕には度々世話になったものだった。]

ねえ、一二三。
せっかくの城下町なんだ。睦殿に何か土産でも買って行ったらどうだい?
アンタも麻耶姫様の衣装作りで随分根を詰めてたと聞くし、少しくらい観光したってバチはあたらないさ。
――あ、ほら。この髪飾りなんかアンタによく似合いだよ。

[はぐれぬように一二三の手を握ったまま、これから大御所の御前に赴くとは思えぬ呑気さで、あちらこちらに目を移す。
呆れたように口を挟む頭目の言葉など馬耳東風だ。女三人寄れば姦しいとはよく言ったもので]

(348) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【見】 徳川 康家

― 駿府城・風の戦い―

[>>247 女が男を拳で倒し、腕を捻り、そしてただ枯れ落ちた実と枯葉をふりまいただけで門下生を圧倒してゆく。丸腰で見えたののに四肢より流れる血、忍法によるものであると柳生のものも理解してはいたが、まるで何をされたのかは理解がおいつかなかったようだ]

「女人とは思えぬ力に、何故あのように易々と…
 あれは何ぞ。答えよ、伊賀のものよ」

(@10) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ───甲賀、水練術の使い手。渚です。
 精鋭などと呼ばれるには、烏滸がましい身ではありますが。
 甲賀の血に恥じぬよう、全力で挑ませていただく所存。

>>312口上は、風とは違い覇気に欠けるものだったかもしれない。
 しかし手を抜く気は更々無く───いや、抜ける筈などなく。

 試合開始の合図を受ければ、風とは逆に、間合いを取るように後ろへ飛ぶ。
 門下生相手の時のように、背を向ける余裕などありはしない。]

(349) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―伊賀頭目の屋敷・中庭―

[厠は何処ぞ、下男へ案内を任せ廊下を往く
はて、戻り道までは案内せぬ辺り、嫌われていると見える
あの下男だけでは無い。
九割以上の伊賀者が、良い印象など持つまい
三味線を携え、縁側にて座を落とす。]

 ……そういえば、此処までの道で獣の目を見ておらぬな。

[野兎や狸の類ではなく、もっと凶暴な何者かの目。
遠くより、殺意に溢れた視線を感じていたが、今日ばかりはそれも無く。
あれは何ぞ、と麻耶に尋ねるほど配慮の無き男に非ず。

暁之丞は、そのまま縁側で三味線を奏でる事にした。
暁之丞本人は全く知らぬ話ではあるが、
伊賀頭目の父親は三味線の名手であったという。

頭目と同じ時代を生きている婆様には、
弦弾く音色は懐かしいものと足りるに至る事も叶うか*]

(350) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【見】 徳川 康家

「しっしっし……。
 あれは風の忍法の仕業。風は触れるものを鋼に変じる忍法を使いまする」

[>>271
 鉄の拳をものともせぬ剛のものであれど、鮮やかに肩から血を噴出す]

[10人全ての門下生がいいようにあしらわれた柳生のものは掌から血が滲むほど拳を握り締めてはいたが。
 搾り出すように、「下がれ、手当てをうけよ」 と命を出した]

(@11) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【見】 徳川 康家

 うむ、天晴れ。
 伊賀のものよ。

[玉砂利についた血を気にすることなく。ようやったと褒めて。
 その上で、>>@4 服部に次を見せよと伝えた]

(@12) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【赤】 伊賀   楠木 睦

気にするな。それに、先に仕掛けられたのは俺の方じゃからな。
恐らくあの女の方よ。

……どうもそうらしい、あの娘も歳は若いが甲賀者じゃったようだのう。
三人とも皆そうらしい。こうなると、向こうが退かぬ限りただでは済ませられまいよ。

[枝の上から、狼に視線をやったまま、短く答える。]

いや、狼殿はあれらを逃がすつもりもないじゃろうか。

[恐らくそうなのではないかと思える。でなければ、このような場にはならぬだろうと。]

(*11) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 風

[――と、頭目が小声で道行く籠を指し示す。>>328
こそりと告げられた言葉に少しばかり驚いた]

(351) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 玉響

[大狼の攻撃をすんででかわし、足を踏みしめたのも、一瞬だけ。
遠慮なしに与えられた一撃に、片膝を折る>>341
子を成す女の腹をなんだと思っていると文句も言えずにケホリ。
喘ぐような咳を一つ。

霞む視界に、踏まれる赤い花。]

 ………。

[感傷に耽る暇は、無い。

龍を迎え撃つ大狼の首を狙おうと、再び苦無を構えようとすると足元に放たれる遠当て>>334]

 く…!!

[反応が遅れ、足を吹き飛ばされると覚悟すれば、雲雀の術によって免れた>>339]

(352) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 一二三

―駿府・城下・茶屋―

[城下に住む童――と女は思っていた――の話に興味をそそられ、
 女は茶屋に入ってた。>>299

 山の作る団子とはまた違う味わいに
 茶を飲みながらほぅと息を吐く。


 平和――というのなら、この時間も平和なのだろう。

 見上げた雲はのんびりと風に流されている。]

(353) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 22時半頃


【見】 徳川 康家

― 駿府城 甲賀と伊賀の忍法合戦 ―

>>256

 うむ、服部よ。御主の言を採る。
 甲賀と伊賀の忍者よ。

[皆は言わぬ、ただその意義やよし、と頭領たちの言葉に首肯する。
 猫はにゃあんと啼いた]

(@13) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 伊賀 一二三

 ……?


[ふと、胸騒ぎに伊賀の里の方角に首を巡らす。
 じと空を見ても何も分からぬ。


 声は此処まで届かない。
 香は此処まで届かない。


 蝶も、龍も―――]

(354) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

>>330池まではまだ少々の距離があったが、先の戦いで、庭の各所に大小の水溜まりができている。
 ひとまずこれで凌げるかと、手頸の傷口をひらき、最も大きい水溜まりへと雫を飛ばす。

 ───ばしゃり、他の水溜まりも巻き込んで、鯉に姿を変えた水は、風の頭を飲みこもうと襲いかかる。

 尤も、素直に呑み込ませてくれるなどとは思っていない。
 池へと退く隙さえ作れればそれでいい。]

 接近戦は、望むところではないもので……

[耳に届いた囀りに、眉を下げる。]

(355) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【赤】 伊賀 風

…薊様…というと、竹千代様の。
あのお方も、駿府城へ…?

[彼女も忍法演舞に興味を示したのだろうか。
あるいは別の目的か。その場ではまだ知る由もない*]

(*12) 2014/05/04(Sun) 22時半頃

【独】 伊賀   楠木 睦

/*
>>*12 お前顔が怖すぎるだろう常識的に考えて
一二三にはまだ可愛げがあるのに…

(-186) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

 助かった。

[告げる口は、雲雀に向いておらず、大狼へ>>343
龍に向かって、吠える犬。
あの調子なら、怯むことはなさそうだ。
自ら飛び入った墨龍の腹を抜ければ、恐らくこちらに向かって再びやってくる。

そうとなれば、背に隠した小刀を取り出して龍をかたどっていた
墨で体毛を濡らした狼を出迎える。]

 ──ふっ!

[喉元を過ぎる爪を見切って避けたが、
鋭い爪が黒髪が散り、首の薄皮を裂いた。
首が取られないだけましだ、髪のひと房などくれてやる。
どうせこれを褒める相手もいないのだ。

いなした力を攻勢の力に変えて、大狼に刀を振るった。]

(356) 2014/05/04(Sun) 23時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 23時頃


【赤】 伊賀 狼

[獣の高い耳が揺れ、音を拾いて沈黙一つ。]

 『この森は野蛮な豺狼が出るそうで。
 猫と戯れたがるは尾付きの性分なのかもしれません。』

[他人事宜しく白々しい低音を吐き出し、僅か顎を引く。
されども、伊賀の楠木嫡男までこの場とあれば、聊か勝手が違う。

それに―――…、
表面では祝言喜ぶ彼>>*9が、対する相手が甲賀と知りながらも、
素性が知れぬ豺狼に食い殺されるならば仕方なし。と、
言外に判断したことに気を良くした。]
 
 『構いませんよ、退きましょうか。』

(*13) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 おいおい、其処に隠れとるんは誰じゃ?
 まさか伊賀もんかぁ?
 幼子に女に獣嗾け、殺すんが伊賀の作法か?
 
[そう離れてもいない場所での音>>346に、声を上げる。
雲雀が“襤褸”と揶揄する男が遠当ての主なら良いが。

唯其れと受け入れる、別の男が相手であるなら、やや拙い。
獣と玉響、そして“誰か”が居る方へ、気を張りながら。
勿論彼女が危ない様なら抱えなおすが、そっと民子を地に降ろす。]

(357) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【赤】 伊賀 一二三

( ……狼殿? )


[伊賀の里を出て森に居るとすれば、
 思い浮かぶは彼の方。


 そう、一二三が里を抜け出た夜のように――*]

(*14) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

[大狼と同じく、相手の首をかききるつもりで振るった刀は届かない。
巨躯の癖に素早い動きで距離を取られたが追う事はせず>>345]

 遠吠え…仲間でも呼ぶ気かね…。

[流石に仲間を呼ばれるとこちらの分が悪いか。
ここは一旦引いた方が良しとすべきか、ちらり、雲雀と民子を見た]

(358) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
瑞雲ちゃんは動かしても良いのかしら。

(-187) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 ――…、 おう。

[>>343>>356散った髪に目をやった。
勿体ない。

美しいと思いながらも、美しいと褒めそやさない。
鳥の鳴き声では、おんなは喜ばぬからに相違ない。
ひとの言葉でなければ、きっと駄目なのだ。
そして、彼女にとってのひとは、一人しか居らぬ。

此処が甲賀の里であれば、難儀であると溜息をつくところであった。]

(=23) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府城・忍法合戦 ―

 ……―――ふむ、相性が悪うございますな。

[甲賀の渚。
遠くよりの距離を、そして水中を得意とする。

伊賀のお風。
近距離たる領域を、そして地上を得意とする。

双方の技量>>330>>355を冷静な目で捉えながら顎鬚に指を置いた。思案するように。


―――不戦の約定のある限り。
きゃつらは死に者狂いで互いの好機は狙うまいて。]

(359) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
ことごとくすれ違う俺たちwwwwwwww

(-188) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
くそう…ひばりくんたらしだな…くそう… #喜んでる

(-189) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 玉響。
 
[>>358目配せに小さく呟く。
さて、獣の遠吠え、そして枝の上の男と、今此処にはついてこなかった…――と雲雀は思っている“襤褸”め。
あれら三人、如何出るか。]

(360) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【鳴】 甲賀 民子

[>>=22と雲雀に頭に手を置かれるが]

う~う~!

[気恥ずかしさに手を払った]

(=24) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 伊賀 狼

[女に向かった際には、当然返し刃を覚悟する。
煌く刃物を恐れぬ豺狼は、やはり野生のものと言うには技巧を持つ。

女の傍を抜け際に、ザンバラ切り裂いた黒の髪。
磨いだ刃物ですらない爪は、切り口も雑乱に。>>356

代わりに狼が削られたのは薄く尖った左耳。
虚空に鮮血の色を引いて、存外出血多く。
耳落とす事は無かったが、辺りに血臭を撒いた。

左耳に傷造り、
次に地に足を付ければ、宙に独特の技法で振動伝え、
何事かやり取りした後、豺狼の琥珀色が喜悦に歪んだ。

まるで、憎悪に触れて、旨味得るように。]

(361) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 民子

雲、離して離して。
もう大丈夫大丈夫。

[まだ抱えている雲雀の腕の中で手足をばたつかせた]

(362) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

……

[こちらに向けて甲賀の男の声が聞こえる。狼に向け刃を振るう女の方も気にかかる。問われたところで答えてやる義理などもないのだが、居所が割れていることもあり、口を開いた。]

……忍に女と子供の区別があるのか。
此処で何の企みか知らんが、主の息子の警護ならやり様があろう。命惜しければ、退いておけ。

(363) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 伊賀 狼

[そうして、狼は漸く後方に大きく退く。

青年が“伊賀”と発した瞬間に合わせたのは種植えるため。>>357
豺狼が伊賀属とは確信至らぬとしても、そこには不信の芽が生える。

幼子、女を態々狙い、植えた種が見事芽吹くように。

去り行く豺狼の影からは、やはり濃厚な―――死臭が立つ。*]

(364) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
民子ちゃんかわゆい

(-190) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[なみの相手であったなら、とうに己の領域……水の中へ移動できていただろう。
 しかし伊賀の女は、それを易々とは許してくれない。

 後方、水場へ退こうと試みながら、水溜まりを見ては脚で蹴り、水を刃として放つ。
 狙うは両脚の腱。しかし先程見たあの鋼の技に、果たして水の刃はどこまで通用したものか。]

(365) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹


 ……そのなりで野生と言い張るんは、ちと苦しい気も致しますがの。

[甲賀の忍三人と渡り合い獰猛さを発揮しながらも、
いや呑気な口調だと囁く吐息に笑みが交じる。
しかし続く言葉は、少々意外なもので。]

 よろしいのでござるか?

 ……あ、狼どの。
 着物は何処に置いていかれておりますか?

[甲賀方に先に逃げる意志あれば、後で回収するぐらいはできようか。]

(*15) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 走るのに問題あるか?
 あれへんのやったら、民子と行け。
 
 殿はうちが務める。
 
[森は、細い軽い落ち葉に花弁がたっぷりの此処は、
雲雀には相性が良かった。

何せ、それらすべてが人裂く風と為る。]

(=25) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【見】 徳川 康家

>>359

 相性か。
 ぐるりぐるりと逃げるを追うを眺めるはつまらぬが――

[にゃあんと猫が啼く]

 はたしてそうなるかのう。

[猫を撫でる手が止まっていた]

(@14) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
よかった自分で取りに行くんだ!!(回収係かと思ってた

(-191) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
あ、森に来たの慶雲たんだった。
なんにせよ勝手に動かしてもいいのかな…。

(-192) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―現在・虫獣の蔵―

[使いの犬を出して後。
小屋の掃除を為て居れば、犬の鳴きたる声ぞする。]

……瑞雲。

[表を見るに、瑞雲、口に枝木を伴いて>>278、蔵の主を呼びたりける。]

(366) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……此れは、桜……?
羽太郎が寄越したのか。

[男、戻りし犬に歩み寄り。
枝を見るに、桜と識るや。
訊ねる声に、瑞雲、一声鳴きたりける。]

(367) 2014/05/04(Sun) 23時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 23時頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……何方の方角だった。
彼方?成程、行き先は恐らく……駿府か。

二人に鳩を飛ばさねば。

[役目を果たせし犬を撫で、男、蔵へ歩み行く。
懐紙と筆と硯持ち、二言三言認めて。

二羽の鳩を籠より出し、足に文など括りつけ。]

(368) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
民子ちゃんの術ってあれどうなったのかしら…。
発動してるならそのまま使うものだと思ってるんだけども。

(-193) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【削除】 甲賀  鉢屋 光圀

玉響殿と、雲雀殿に。
頼んだよ。

[空へ放つは、白き二羽の文の運び手。
大きく翼はためかせ、鳥ども、彼方へ飛び立ちけり。

文には斯く斯く記されり。

『羽は駿(すぐ)れた桜と共に』。]

2014/05/04(Sun) 23時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ……ええ、互いに互いの間合いが異なるが故…。

[それにしても、徳川は流石武門の家柄。>>@14
康家老が兜を被り刀を握っていたのは今や昔の話であろう
しかし老いたとはいえど、この二つの目は平静に戦いを捉えている。
忍ではない者にとって、化物同士の鍔迫り合いにも見えように。
現に、柳生の方はといえば、舌を巻きすぎて飲み込まんが如く。]

 とはいえ
 康家様の命あってのこの一戦。

 まさか間合いが取れぬなどと
 情けなき言訳で勝負を避けることは、ありますまい。

[水刃が飛ぶ音に被さり、声調は削がれたが。>>365]

(369) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【独】 徳川 康家

/*
>>369
や、そうでもない
わしこれから冬は普通に大坂攻め参加するからのう

秀忠が戦下手じゃからじゃ(酷

(-194) 2014/05/04(Sun) 23時頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 徳川 康家

 拙者の見立てでは、実力は五分と五分に見えまするな。

[静と動の攻防に対し、そう感想を落とした*]

(-195) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ん、大丈夫か?
 
[>>362大丈夫だと言う民子を下ろし>>357
同時聞こえた声>>363に、目を細めた。
声色が違う。“襤褸め”とは、別の男。]

 幼子との鬼事に、茶々入れたんはお前らじゃ。
 何を偉ぶっとるんか知らんが……――
 
 せやなぁ…確とこの事、伝えさせてもらいましょ。
 
[流石に声色までは覚えては居らぬが、無念。
然し情報は得た、少なくとも遠当ては伊賀もの、だ。
ならば、この獣>>364もやはり、同じく伊賀の術か。]

(370) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 一二三

『お待たせしましたー』

[思考は軽やかな女子の声に遮られる。
 隣に座る客へ運ぶ団子の様だ。

 何気なしに己の髪に触れるのは、
 風に髪飾りを勧められたせいでもある。>>348

(371) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【削除】 伊賀 百鬼 丹


 ……この森に野蛮な豺狼ありいう噂に、
 甲賀者は聞き覚えはないんかのう。

 これに懲りたら、精々土足で踏み荒らさんことじゃな。

[遠当てを使ったのがどちらか判断に迷わせるように
睦の近くに戻って来れば、久方に素の声帯より声を発する。

噂の内容は、まさにその豺狼が他人事のように嘯いていたもの。]

2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

おばあちゃんお忙しいかなー……。

(-196) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
ことごとくタイミング悪いなおれ!!まあいいや!!

(-197) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 風

―回想・城下にて―

 わ、私は――そんな、勿体無うございます。
 私よりも風の方が。

 こういう珠飾りも悪くはないでしょう?

[簪を指差し。]

 ……ねぇ。
 睦様は、どういったものを喜んで下さるかしら。

[女三人寄れば――なんとやら。]

(-198) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[血を垂らされ、水溜りから生まれでた鯉を避けながら走る。>>365
相手は水の魔物。拳を叩きつけた所でさほど効果があるとは思えない。何とかやり過ごすと風の目が水場へと近づこうとする渚の姿を捉えた。恐らくそこが彼の領分。安易に近づかせるのは拙い。]

――つれないねぇ。もっと傍で顔を見せておくれよ。

[時折放たれる攻撃を躱し、あるいは布を鋼の楯がわりにしてやり過ごしながら、じりじりと距離を詰めようと測る。
この布が届く位置まで近づくことが出来れば。そう思うもなかなか叶わない。
せめてもの攻撃とばかりに本体に向かって絶え間なく木の実を礫に変えぶつけるも、男に効果はあったかどうか]

――くっ!!

[と、腱向かって放たれた水の刃が足を掠めた。]

(372) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【赤】 伊賀 狼

 少しと云える所に、成長を感じます。

[己ほど巨大な狼はこの島国には居ないだろう。>>*15
相手方もそれには気付いていた筈だ。
―――でなければ、態々駿河まで出向いた意味も無い。]

 そろそろ風さんの御勤めも終わる頃。
 風さんに見つかると、総力戦になりそうですからね。

[血の気の多さの似た兄妹弟子。
さらりとした調子で城に上がっている彼女を茶化し。]

 ああ、拾っていきますよ。
 こればかりは面倒ですが、衣纏う豺狼と言うのは面妖ですからね。

(*16) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 伊賀 一二三

/*
土産にね。
藤枝だるま、というのを選ぼうとしたんだよ。

でもね。1830年創業のお店でね。
時代的にやってないんだよぉぉぉ!

(-199) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 ……この森に野蛮な豺狼ありいう噂に、
 甲賀者は聞き覚えはないんか?
 これに懲りたら、精々散歩気取りで足を踏み入れんことじゃな。

 案外、この香りのせいで気が立ってしもうたのやも。
 なら、ちぃとは豺狼の気持ちもわからんではないのう。

[睦とは反対の樹上より、久方に素の声帯から声を発する。
噂の内容は、まさにその豺狼が他人事のように嘯いていたもの。]

(373) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

[>>361振るった刀に手応えはあった。
狼の耳元から血が零れるのを見た。
だが、まだまだ足りない。

あの身のこなし、人が操ってるわけでも、野生の狼でもない。
明らかに、意思を持ってこの首を狙いにきた。

首を裂いた傷から、一筋、二筋と血が流れて襟足を染める。]

 ……ばけもんかい?

[琥珀の双眸が、歪む。
それを見た玉響は背筋が凍るのを感じた。

嗚呼、こいつはまずい。

自身の力量を鑑みて、相打つつもりでもないと首は取れそうにない]

(374) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
擦れ違い陣営すぎてすまんwwwwwwwwww

(-200) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【赤】 伊賀   楠木 睦

……おや、狼殿。退いてよろしいのか。

[少々意外な狼からの言葉。その真意には気づかないが、退くというならばそれはそれで都合が良いと思い直す。

もっとも、この件は確実に甲賀との溝を再び深めるだろう。
麻耶姫は悲しむだろうか。一二三は残念に思うだろうか。山の婆様は因果に思うところあるだろうか。

けれど……それも止む無い事だ]

(*17) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 山

― 少し前 ―

……応よ。

[にんまり顔は程なくしてなりを潜める。>>319]

此度の暁之丞殿の訪問と頭目の留守の時期の一致について、
あらぬ考えを抱く者が居るだろう、とな。
火の無いところに煙は立たぬとはよう言うたものよ。

[そして火種は十分である。
老婆一人、いくら目出度いと繰り返したところで、それが消えるわけでもなく]

何もなければええがのう……。

[呟いて視線を向けたのは駿府のある方角]

(375) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 山

……ふふ。迷子にならぬよう気をつけるのだぞ。

[年を重ねてもどこか子供扱いするのはままあること。
散歩に向かう近所の子供を見送るような気安さで睦を見送ろうとして、
かけられた言葉に深いため息をつく。>>324
どう、己の若い頃の話をして、どう茶化そうかと考えるのも忘れるほど。

若かりし頃はともかく、今の山という名の老婆は、
人を食ったような話をするのも案外好きなのだ]

見せることはできぬがの。
……また、折あらば話を聞きに来るがよい。
今なら川魚の塩焼き付きで持て成すぞ。

[変わることを肯定的に見ている睦に、今の伊賀の里はどのように見えているのか。
じっくりと話を聞いてみたいと、そう思いつつ、去りゆく背を見送った*]

(376) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

[否。
己の死と引き換えにしても勝てるかどうか。
僅かに芽生えた恐怖をごまかすように唾を飲む。
獣が動き、身構えたが──大狼は、前進ではなく後退した>>364]

 ……逃げた。

[その声は、微かに震えていたか。
ひとまず、大狼は去ったが背後からは別の声があったから
まだ油断は出来ない]

(377) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 山

― 伊賀頭目の屋敷 ―

[手土産も持たず訪れた老婆に、
馴染みの下男は「何の気まぐれだ」と言いたげな表情を見せた。

そのまま客間に通されるべく下男の後をついて歩いていたが、
中庭を通りかかる折、聞こえてきた三味線の音にふと足を止めた。>>350]

……おや。

[もはや客間を目指す理由はない。
あからさまに嫌な顔をする下男に別れを告げると、
音も立てずに中庭へと足を踏み入れ、]

(378) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 山



……これはこれは。初耳じゃのう。
まさか三味線を嗜んでおられるとは。

[三味線を奏でる音が止まった瞬間、気配を現す]

成程、目元なんぞおぬしの父上によう似ておるの。

[それに比べて三味線の音色は似ても似つかないが。
――されど人を惹きつける魅力は備わっていると思えてならぬ]

(379) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【赤】 伊賀 狼

 ―――“良かったのか?”

 貴男方も意外と素直ですね。
 それでは、まるで―――…本当は見たかった、と聞こえますよ。

 古き隣人たる、甲賀の、亡骸を。

[そっと、囁く狼低音。
腹の底を掻き混ぜて、星が違えるは定めに似る。*]

(*18) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【削除】 甲賀  鉢屋 光圀

玉響殿と、雲雀殿に。
頼んだよ。

[空へ放つは、白き二羽の文の運び手。
大きく翼はためかせ、鳥ども、彼方へ飛び立ちけり。

文には斯く斯く記されり。

『鶯の 駿(すぐ)れたるかな 風切羽 佐倉のかほり 近く届ける』。

万が一、文が他者へと触れるとも。
詠を模すれば、真意量るは為り難し。
男、斯くと思いて文書くも、詠の才には恵まれざるなり。]*

2014/05/04(Sun) 23時半頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 23時半頃


【秘】 徳川 康家 → 四代目 服部 十蔵

 御主もそう思うかの。
 わしもそうは思うが――こう煮えきらぬ戦いは区切るのが難しいな。

(-201) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀

[矢張り、居た。>>373]

 さぁなぁ、田舎事はよぉ知らんのや。

[ふん、と鼻を鳴らし。
さてはて、駿河の獣が伊賀まで香りをたどるか否か。
まあ、いい。
“甲賀に来た嫁”を問い詰めれば、露呈もするだろう。
借り作ったな、と哂う。]
 
 其れにしても…――やい、襤褸め。
 香の一つでも理解せんと、女子には相手にされんで?

[声の主の方へ一瞥する。
その表情は、嘲りと言う言葉がそのまま笑顔になったような笑みだった。

獣が引いたのであれば。
民子と玉響が先に行くよう促しながら、殿と為るつもり。]

(380) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【鳴】 甲賀 玉響

 さて、それはどうかな。

[>>=25掛かる仲間の声には曖昧な返答。
大狼に食らった一撃が響き、まだ思うようには動けないのが実情だ。
隙を見せれば危ういと分っているから、気丈に振舞っていただけ。]

 ま、私一人じゃ無理だろうけど雲雀がいるなら、なんとかね。

[普段はあんぽんたんだと思っていても、忍仲間としての信頼は篤い。
純粋な体力や体術では劣ると自覚しているのもある。
変に意地を張って自滅するよりは、ここは雲雀を頼るのが上策だ。

大狼を見送った後、民子の傍へと寄った。]

(=26) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【削除】 甲賀  鉢屋 光圀

玉響殿と、雲雀殿に。
頼んだよ。

[空へ放つは、白き二羽の文の運び手。
大きく翼はためかせ、鳥ども、彼方へ飛び立ちけり。

文には斯く斯く記されり。

『鶯の 駿(すぐ)れたるかな 風切羽 桜のかほり 近く届けむ』。

万が一、文が他者へと触れるとも。
詠を模すれば、真意量るは為り難し。

甲賀の者が読み解けば。
羽太郎の、駿府より。桜と共に来たれる旨の、屹度詠より識れるとて。

男、斯くと思いて文書くも、詠の才には恵まれざるなり。]*

2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 民子

うん、うん。
大丈夫大丈夫。

[再度そう言って降ろしてもらうと、服に付いた埃を手で払った。
そして狼の消えた先をじっと見据えた。

彼の獣は伊賀といった。
伊賀と言えば甲賀と対を成す忍の一族だ。
なるほど。それほどの一族なら、あのような技は使えるかもしれない。
でも――]

アレは忍術……っぽくない? ぽくない?
や……。

(381) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

玉響殿と、雲雀殿に。
頼んだよ。

[空へ放つは、白き二羽の文の運び手。
大きく翼はためかせ、鳥ども、彼方へ飛び立ちけり。

二羽の鳩にて運びたる。文には斯く斯く記されり。

『鶯の 駿(すぐ)れたるかな 風切羽 桜のかほり 近く届けむ』。]

(382) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 民子

[自分の言葉否定した。
上手く言葉にできないがともかく、何故か伊賀らしさを感じなかった。

何故? 何故?

疑問はぐるぐると頭の中で渦巻いているが、途中で思考を放り投げた。
考えてわからないことはわからないものだ。
だったら今わかる事を考えればいい。

即ち――]

次は次は負けない……もん。

[そう決意を口にしてからはたと気づく]

そういえばいえば、二人ともなんでここにいるの? いるの?

[原因が口にする言葉ではない]

(383) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

[『鶯の 駿(すぐ)れたるかな 風切羽 桜のかほり 近く届けむ』。

万が一、文が他者へと触れるとも。
詠を模すれば、真意量るは為り難し。

甲賀の者が読み解けば。
羽太郎の、駿府より。桜と共に来たれる旨の、屹度詠より識れるとて。

男、斯くと思いて文書くも、詠の才には恵まれざるなり。]*

(=27) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 甲賀 民子

/*
VS狼を確定させたった(

でもランダムでやれるかなー。

(-202) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 伊賀 山

/*
ばばあの レパートリーが ふえた!(てれれーん) >>353

そういえば
儂はおおよそ146pt使って儂の庭の美しさを語らねばならぬような気がしておる

(-203) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[弾かれた鋼の礫>>372に、幾度も、頬や腕の皮膚を裂かれた。
 これが水場であったなら、血を流すことは反撃の足掛かりにもなるのだが、地にあっては、滲む程度の赤など役に立たない。]

 魅力的な誘いとは思いますが。

 残念です。

[体術にあっては、見た目通りの優男。
 あの鋼に捕まってしまえばひとたまりもない。]

 ───!

[飛ばした水の刃のひとつが、女の足を掠めた。
 刹那の隙、だがこれで十分。

 びたりと屈み、水溜まりに手を付けば、一所に忽ち濃い霧が立ち上がり、渚の姿を歪ませる。

 すぐさま大きく後方へ跳ね、自陣とも云える池の中へ。]

(384) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[枝より枝へ、見目ほど重からぬ妖狼が傍に隠れていた里者等と合流。
追って来るなら、甲賀者の相手もするが、
撒いた種を確認し、発芽させるかは三者三様であろう。

耳に届いた声には、笑気を持たぬ獣が破顔一笑しかけるも、
酷く気を良くした。>>373

憎悪を癒すは時なのか。
本当に忘れてしまったことすら忘れられるか。
この一面に置いて、豺狼は、愚かしいまでに人間らしかった。]

(385) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[その一瞬、風が凪ぎ――緑が騒いだような気がした。

それは、異質に戰くざわめきではなく。
待ち人の訪れを喜び、笑っているような。

いや、単なる風のそよぎか、と見解を改めるも。
生ぬるい風でなく、涼しげで、悪くない心地であった。
暫くは弦を弾いていたが、瞼を伏せて撥を止める。]

 ……甲賀の庭とは異なる趣向だが、
 この緑達は、誰の訪れに嬉色を示しておるのか。

[そう独り言を落とした矢先、庭に感じた気配。>>379
其方へと視線を向ければ、瞬きを幾らか繰り返した。]

 其方は…? 儂の父を存じ上げておいでか。

[年の頃ならば伊賀の頭目とそうは変わらぬように見え。
されど人相は全くの別物と脳は理解を届かせている]

(386) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[浅く皮を裂かれた片足を見遣る。動けない、と言う程のものではないが少しばかり動きは落ちるだろうか。
このまま間合いを見合っていても埓があかない。ならばいっそ―――。

右手でゆっくりと撫で、わざと術をかけるのは己の左腕。
それと右手の布で、交差するように顔を守り、向かい来る水の攻撃を切り裂くように渚に向かって一気に突進した。]

(387) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[狼はやがて、衣を回収し、民子へ『狼』と名乗った二本足になるが、
死の匂いを辿り、少女が事実に気付くは何時頃か。

危うい信が崩れ、星が違える時は、そう遠くない。**]

(388) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
『鶯の 駿(すぐ)れたるかな 風切羽 桜のかほり 近く届けむ』

「鶯(の声がするので近くにいるのだろう、)の風切羽は素晴らしいなぁ。
桜の香りを近くまで届けてくれたようだ。」

的な意訳。

勿論文法的には間違いだらけのはず。


本当に言いたいのは「駿府の方に羽太郎はいたようだ。桜(の枝)を持って来たよ。」
鶯は関係ない。

駿れる→駿府
風切羽→羽太郎
桜→桜の枝
近く届けむ→近くに戻ってきてるみたい

と言いたいんだ、本当は……

(-204) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀   楠木 睦

……理由などは知らん。
豺狼に襲われたくなければ、次からは精々里の子には森に近づかぬようよく言って聞かせておく事だな。

[狼が身を退くのなら、自分としては威嚇は行えど、それ以上攻撃を続ける理由もない。枝の上から甲賀者を見下ろしつつ、短く告げた。]

頭目の子息が此方に居る事を知らぬでもあるまい。

(389) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/04(Sun) 23時半頃


【独】 伊賀 山

/*
…………おおよそ3発言?

大連投すれば容易に消える範囲ではある

(-205) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
玉響さん、血を混ぜた墨を使ってるじゃないですか。
わざわざ自分の皮膚を切って血を出すようなマゾ子じゃないんですよね。
となるとどうやって作ってるんだろうって思ったらね…。
あれかなって………思って…………。 #あかん

(-206) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【鳴】 甲賀 御神楽 雲雀


 ……。
 
[>>=26ちら、と玉響を見る。
声色は…嗚、やや頼りない。あの獣も執拗に玉響を狙っていたし、仕方ない事かもしれないが。]

 おう、うちが殿やるんじゃ、
 伊賀の田舎もんが追えるかいな。
 
[小さく笑いかけた。
幼い頃から、昼は舞に夜は術に、駆り出され続けた身体はそれなりに体力はある。]

(=28) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 して、伊賀の婆様よ。
 儂は「山」という御方を探しておる。

 婆様の知る者ぞ?

[此処で知れずとも、麻耶に引き合わせを願う所ではあったが。
爺が懐かしさを表情に露とした山菜の漬物。>>331

その作り手に一目会いたいとの願いを籠め、
強い意思に比例した眉の下の目は興味の色を示していた。]

(390) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[――と、その刹那。霧が辺りを包む>>384
突進した先に既に渚の姿は無く、彼は池の中へと潜った後だった。]

…ちぃ、逃がしたか。

[舌打ち一つ。悔しがる素振りを見せながらもどこか楽しそうに。消えた男の姿を探すように素早く目を走らせる。]

(391) 2014/05/04(Sun) 23時半頃

【独】 伊賀 風

/*
ところでこれどうやって収束させよう…w

(-207) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ふぅん? 術でない……?
 
[>>381小首傾げて、民子のそれを聞きながら。>>383]

 その話は、あとで、な。

[民子がおらんから探しに来たんじゃあ!

と谷でなら言っていたが、
伊賀の手前、にこにこ笑ったままである。]

(392) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

[団子のなくなった串をくるると風車のように回す。
 茜の風車。

 思わず手に取って、
 通りすがりの子供にやってしまった。

 あれは――…



     …――四五六の風車によく似ていたから。*]

(393) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 徳川 康家

 ……さすれば、一番の盛り上がりを探す所でしょうな。
 両者、首を取ったりという所あらば、そこで。

 でなければ、勢い余ってという事にもなりましょうぞ。

(-208) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【削除】 甲賀 水練 渚

 ───ッ!?

>>387体よく水場を得たかと思ったが、刹那、壁としていた水鯉が裂き砕かれた。
 場の有利は得たが突進をかわすには時間が足りない。

 左肩の鈍い痛みに、顔を顰め、後退る。]

2014/05/05(Mon) 00時頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
あぶないあぶない!

(-209) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 香りにつられるような虫のようなおなごなんぞ願い下げじゃ。
 そっちの阿呆鳥には似合いかもしれんがのう。

[>>380里で浮かべる邪気のない笑顔の面影遠く、
口端を鉤針で引っ掛けたような笑み浮かべて餞別とする。

――――口には出さぬがあの香りがあれ程にもいけ好かないのは、
己の血潮の匂いから最も遠きものに感じるため。

あれも忍なれば血の匂い知らぬはずがなかろうに莫迦ばかしい、と。
真の心中は、侮蔑とは違う文字やもしれず。]

(394) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【見】 徳川 康家


 ふむ、やはり退屈はせぬな。

[自陣ともいえる池へと消えた渚。
 そして攻め手を緩めない風。

 次の己の全力を込めた交差があれば、そこが止め時かと今しばらく忍法勝負に注目する]

(@15) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【秘】 徳川 康家 → 四代目 服部 十蔵


 そうじゃのう。
 そろそろ、といったところか。
 

(-210) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 玉響

[ここを退くにしても、残る伊賀者>>363(しかも増えてる>>373)が
素直に帰すかどうか。
一応、不戦の約定があるにせよ、何かと理由をつけてこられたら
溜まったものじゃない。]

 ……なるほど、あれは伊賀が飼い慣らしてるばけもんじゃあないのか。

[>>373降ってきた言葉に、頷き。
もしあの大狼が伊賀だとしたら危うく約定を破って、
主の顔に泥を塗る所だった。]

 なら、私らは何も悪い事をしてないようだね。

[良かった良かったと大げさに呟く。]

(395) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
ついでに言えば衣類に気を使ってないのも、
術を使えばすぐそこかしこに穴空いたりするから
あんまりいいおべべ着られない、って理由は一応あるんですよ!!!

なんか自分でもこいつそりゃモテんわなみたいな気がしてきたから
言い訳してるけど時既に遅しでござった!!!

(-211) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 ―――ふ、
 
 ふっふ、くくくくく………
 
[>>389その一言に、わらった。
嗤ったのか笑ったのか、本人の雲雀にも理解ができぬ。]

 誰に向かって言うとんねんな、ほんま。

[甲賀暁之丞が、負ける訳がない。
たとえ、何者が相手であろうとも。]

(396) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 民子

[>>392で後でと言われ、何故だろうと小首を傾げるが、どうせ後でわかるならと、玉響 の手をとった]

玉、丞のところ、行こう行こう。

[まるで懲りていない]

(397) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 玉響

 嗚呼、そうだ。
 伊賀のお兄さん方、私の簪を知らないかい?
 椿が付いていてね、綺麗な簪なんだ。

 どこかで”落として”しまったみたいで。

[飽く迄も自分は伊賀の者たちに敵意を持っていないと主張。
相手が襲ってくるなら正当防衛だと言えるだろう。]

 迷子も見つかったし、私らはもう帰ろうか。

 …伊賀のお兄さんたちが何の為にここにいるのかは知らないけど、
 私らが攻め入ってきたとでも思ったのかしら。

 行きましょう。

[ひどい言いがかりだ、と嘆きながら>>383民子の問いに答えた。
腕を引いて歩き出すが、民子が止まるならそれに合わせ。
それから、雲雀をちらりと見ては、後ろは任せたと視線で伝えた>>380]

(398) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
あかん(半分寝てた

(-212) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[湧水により再び水嵩を得た池の中に身を潜らせ、ちらりと地上の様子を覗き窺う。]

 ……ぐ、っ。

[霧に隠れてかわしたと思っていた、風の突進。
 しかし、左肩は鈍い痛みを覚えていた。
 もしまともにくらっていたら、きっと今頃左肩は上がらなかっただろう。

 かといって、此方も、いつまでも水底に潜んでいる心算はない。
 もうひとつ、手頸の傷口をひろげ、門下生に対した時よりずっと濃い血を池の水へ溶かし込む。
 鯉達には、また悪いことをしてしまうなと思いながら、水音なく、ゆらりとその姿を池から現す。

 水面は今、波紋ひとつなく、鏡を思わせるほど。
 しかしそこに、礫のひとつ、木の葉の一枚でも落ちたなら、忽ち水竜が目を覚ますこととなる。]

(399) 2014/05/05(Mon) 00時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/05(Mon) 00時頃


【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 おうおう、これから縁者になるんやから…
 その縁続きが、一人さみしゅう冷や飯暮らし、は
 勘弁願いたいもんじゃ。
 
 ………まあ、ええわ。
 うちらは鬼事終えて、帰るつもりじゃ。
 お前らも早々に帰れい。
 お姫さんが嫁に行ってしもたら、一緒に居る時間も減るやろ。
 
 約定破って甲賀に借り作る、
 それも覚悟の上でやりあいたい言うなら、別やがな。

[>>394一転、冷静な貌になる。
今の最優先は、女子二人を帰す事に他ならぬ。]

(400) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[それにしても、この大御所様は何を考えておられるのか。

血煙舞う前座の争いや忍法合戦よりも、それこそあのお風のような若く美しいおなごの舞いを旨い酒と共に堪能している方が、余程見世物になろうに。

退屈はせぬとのんびり宣うその面にちらりと視線をくれてから。

諦めるには程遠い女夜叉の気配と>>391
大技が繰り出される予兆>>399を感じ取り、表情を渋くする。]

(401) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 甲賀 玉響

[勿論、民子の手を引いて行こうとしたのは甲賀の卍谷。
決して暁之丞がいる伊賀ではない>>397]

 …………あのね、お民。
 暁之丞様と違って私たちが伊賀へ行くとね、
 あのお兄さんたちがしたみたいに石を投げられてしまいますよ。

 痛いの痛いの、嫌でしょう?
 だから、そんな怖いところに私たちは行けないの。

 卍谷で、暁之丞様のお帰りを待ちましょう。
 必ず帰ってきますから、ね?

[とことん相手をこき下ろすことも忘れない、
雲雀に勝るとも劣らない、酷いいいくるめだ。]

(402) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[>>*16ここで仰せつかった役目が着物の回収係などでなくて
ああよかった――――と言葉にはせぬまま安堵の息吐くが、
何を考えているかは察せられるかもしれない。

何かを煽るような続く囁き声に、甲賀の忍たちを
見つめる眼差しはほんの少しの間、冬の河のごとき冷たさ帯びて。
否定しないのは、この場に麻耶姫がいないからか。]

 …お怪我の方は。
 一二三がいれば最善じゃったが、おれの血も薬にはならずとも
 血止めにはなりましょうぞ。

[去り際にそう投げたものの、甲賀者が去るまでは
すぐに追いかけに行くことは叶わず。少々歯痒い*]

(*19) 2014/05/05(Mon) 00時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

簪?そら、これだろう。

[女から掛けられた声>>398に、思い至る。後で調べる事も考え取っておいたものだったが、最早その必要もあるまい。

真っ二つに割れた簪を、木の上から放り投げてよこした。]

冗談を申すな。大人しく退いておけ。
仮に約定を破る者あるならば、それは甲賀の方からであろう。…昔のようにな。

[>>398>>400 聞こえてくる声に、短く告げる。甲賀の頭目の息子が類稀な術の使い手だという事は知っている。
何の脅しにもなるまいが、つい口をついたのだ。

―――思うに、この自分にも伊賀と甲賀のくだらぬ因縁というものが染みついているのか。……あるいは。]

(403) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 風

[姿を消した渚の姿を探るように、池の中を睨めつけていると、やがて音もなくゆらりと彼が水面から姿を現す。>>399
静けさを取り戻した水面が却って不気味であった。
そう。恐らくこれは罠。
今まで散々近距離戦を避けてきた忍が、まさか何の策もなく無防備に出てくるわけがない。

けれどだからといってここで退くような心根を、生憎風は持ち合わせていなかった。

にやりと笑い、手にした礫を渚向かって投げつける。
やがて音と共に水竜が姿を現すと同時に、先程のように構え、身体は池に向かって大きく跳ねた。右手に携えた布がうねりを上げる。
鋭く尖った得物が真っ直ぐに狙うのは渚の本体――]

(404) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

―昔―

[里の中でも、年が近いせいで一二三は頭目の屋敷に
 麻耶姫の遊び相手にと呼ばれる事が多かった。

 丹色の母の推めもあったとか。

 かるたや貝合わせ、手鞠に、他に。

 忍里の者というよりは、女子同士の遊戯。
 修行の合間の、遊戯は幼い一二三にとって
 『忍』を忘れさせる時間であった。]

(405) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

『あねさま!』

[茜が風吹いて回る。
 一二三の幼き弟は、満面の笑みで屋敷帰りの姉に抱きついた。

 聞けば、腰の茜は楠木の方から貰ったのだという。]

(406) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[時告鳥の卵を籠に、一二三が楠木家を訪れたのは翌日。
 里に存在する大家。
 遠くより眺めているだけであった、
 若き睦と言葉を交わしたのは、これで二度目。

 やはり。
 一度目と同じく無愛想で不機嫌そうな表情をしている。
 一二三は萎縮し籠を差し出すだけ。]

(407) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀   楠木 睦

 ………弟に、立派な風車を


      ありがと、う  ございました


[耳朶まで顔を赤くし、受け取って欲しいと腕を伸ばす。]

(-213) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

 ………  、    。


[ぽつと落とされた言葉は、届いたかどうか。

 一二三の後ろでは、
 四五六が心配そうな顔で二人を見上げている。


 くるると、茜が風に回っていた**]

(408) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

―現在・茶屋―

もし。
向こうのとろろ饅頭は土産に出来ますか?


 包んで貰え―――…

[看板娘を呼び止め、土産を求めようとした
 女の動きが止まった。

 隣の客に視線だけを向ける。
 蓑笠だけで顔は分からぬ。

 分からぬが―――…]

(409) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【赤】 伊賀 一二三




 甲賀の……


 

(*20) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 簪か、おれは見ておらぬのう。

[>>398本当に“落とした”物ならば、わざわざ啀み合う里の者に
確かめるとは考え難く。狼の元に向かう前より此方に
敵意持っていたと悟れば、首振る動きは横ではなく縦に。

睦が取り出せば、さすがよく気がつかれるなと褒め言葉かけただろう。

童女を言いくるめる様も特に邪魔立てはしない。
……己があれぐらいの歳だった頃には、母の教えを受けて
この心はとうに染まっていた。何も知らぬまま
育っていた方が、かえって残酷かもしれぬ。]

(410) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【見】 徳川 康家

 
 鯉は竜に変じる、か。
 見事よの。そしてかような怪奇に立ち向かう娘の威勢はよし。

[退屈そうに啼く猫は、康家の膝を下りた]

(@16) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[耳に落とされた言葉。
 振り向きざまに、空いた串を振るったが

 女の隣席。
 誰も、居なかった。]


 ……


『どうかなさいました?』

[首を傾げる娘に、何でもないと首を振り
 懐より財布を出して銭を払う。


 見上げた空は明るく。
 しかし、一二三の心に過るは暗雲。*]

(411) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 民子

[引いた手が止まり、足から先が放り出される形になった。
慌てて足を戻して玉響にかけていた体重を自身に戻すと、>>402と諭されて、しばし唸った。
だが必ず帰ってくるという言葉に]

……わかった。
帰る帰る……。

[あっさりと頷いた]

(412) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【独】 徳川 康家

次の渚のリアクションでストップをかけよう

(-214) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 山

[中庭の草木は老婆の訪れを歓迎している。>>386
暁之丞に気付かれぬよう近付くのにも力を貸してくれた。

騒ぎそよぐ緑に紛れ、かくして老婆はここにいる]


……応よ。そなたの父親が、まだ元服もせぬ時分からの。

[伊賀の頭目とさほど歳の変わらぬ老婆は易々と言ってのける]

(413) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 山

………ほう。「山」とな。


儂は彼の者をよく存じて居るが、彼の者の背中だけは見ることができんのじゃ。
どういうことか分かるかの。

[返すは、謎かけのような言葉。>>390

暁之丞の表情から、彼が老婆に興味を持っていることはうかがえるも、
さてどうして興味を持たれるに至ったかが分からぬ。

先日頭目の屋敷にたっぷり差し入れた漬物が、
眼前の青年の手に渡っているとは知らぬゆえに]

(414) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【独】 伊賀 山

/*
わ、儂は普通に「儂じゃ(ばーん」をやるつもりじゃったが
ふいに思いついたので謎かけをしてもうた 思いつき恐ろしや


いまんとこ灰チップ=秘話チップなのか

(-215) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 なんやなんや、もう。
 うちらは鬼事終えて帰る言うとるがな。
 
 ………?

[>>403はて、昔とは。
雲雀に心当たりは無い……が。

忍術遊びの果てに死んだならば。
それは、単なる逆恨みだ……とは、まあ、言うまい。
誰もかれも、約定無視するテイのいい理由を探しているのだ、と簡単に捉える。

玉響と民子が手を取り歩きだせば。
扇をぴしゃりと閉じたものの、手から離す事は無く。
少し間をおいて、二人を追っていくだろう、*]

(415) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[あの龍に、風の刃がぶつかればどうなるか。

龍は怯まずに進む女を飲み込むのか。

鋼は龍を刻み、しいては優男を突き殺すか]



  ――康家様、これは………


[見ている此方にも被害がかかる可能性を示唆。
忍たる己と饗八のみでは腕も足らぬ――]

(416) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響

 まあ、知らないなら良いけど。

[>>410 二人のうち一人、玉響が簪を向けたのは
比較的声が若い方ではなさそうだ。
となるともう一人かと思えばご丁寧に>>403空から簪が降りてくる。
受け取れば可哀想に、二つに割れてしまっていた。]

 わざわざ拾っていただけて嬉しいね。
 …でも、壊れてしまって残念。

[これではおろしっぱなしの髪を纏め上げることもできない。
椿の飾りは無事だから、別な簪に付け替えなければと嘆息。]

(417) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

>>404罠と知りつつという体で投げつけられた礫を、小さな飛沫で遮り落とす。
 途端、水面が盛り上がり、渚の身の丈よりも大きな竜が、生まれ出る。

 先程より多くの血を与えた水竜は、ただ突進するだけのものではない。
 爪も牙も、刃の鋭利さを備えたもの。

 水竜は、大きく跳ねる風の肩を噛み砕こうと、牙を剥く。
 けれど入れ違うように伸びた布が、胸元を貫かんとしていた。]

 ……っく!

[水の盾を現すも、勢いを殺しきるには至らない。
 どうにか急所は外し、距離の近付いた風の貌を見据、顔を歪める。]

(418) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【見】 徳川 康家

 
 うむ、潮時じゃの。
 もうよい。

「「それまで」」

[康家の静止にすぐに頭領らが制止の命を渚と風に下す]

(@17) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【秘】 伊賀 風 → 伊賀 一二三

―回想・城下―

ああ、よく似合っているよ。
あたし?あたしはそういう柄じゃないだろう。
アンタや姫様のように飾り立てた姿に見惚れてくれるような相手も居ないしねぇ。

[恐縮しこちらに水を向ける一二三に呆れたように笑いながらそう返す。
あのじゃじゃ馬には髪飾りよりも小刀の方が似合うと、里の者からそう言われているのを知らないわけではないだろう。
事実自分でもそうだと思うし。]

睦殿が喜ぶものか。生憎殿方の好みはあたしにはよくわからないからねえ。そういうことはアンタの方がよく知ってるんじゃないのかい?

[一緒になってあれこれと考えては見るも、かの青年がどういったものを好むか、そこまでよく知っているわけでもないのだった。
あの朴念仁なら尚の事である。とは一二三の前では口には出さないが。]

(-216) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 …おれたちも時同じくして動けば、お前らがまた身構えんかとな。
 気ぃ遣ってやっておるのじゃ、先に退けば追うてまで手出しはせぬよ。

[>>400女が操る墨絵のことも考慮に入れれば、去ったとわかるまでは
鍔隠れへの帰路も安全が確保されているとは思い難く。
早う行け、と言外のまま表情のみで語る。

――――なお帰り道には此方に来るまでに仕掛けた
菱の実がばら撒かれているが、余程愚鈍な忍でなければ
刺さったり足を取られて転ぶような愚は犯さぬだろう*]

(419) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

―駿府城・東御門高麗門―

[門の傍で。女はじっと待っていた。
 忍法演舞の終わるのを。

 先ほどの茶屋で、隣席に堂々と座っていたのは甲賀者。
 女のように、甲賀の者が城下に居ないとは限らない。

 油断――していた訳ではないが。


 迂闊。

 歯痒さ口惜しさを今は抑えようと
 深く息を吸い、吐く。]

(420) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[“不戦の約定”など、無くなってしまえばいい―――。


 じくり、縫い合わせた糸の下から湧き上がる感覚。
 山婆の話は俄かに信じられなかったが。
 弟が死んだ日。


 卍谷近くで見つかったという風車は、
 茜よりも赤き色に染まっていた。

 その時にようやく真実だと、理解した。
 納得した。>>1:222

 けれど――…。]

(421) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響

 嗚呼、あれも

[思い出したのは大狼に踏まれ、土を被る赤い花>>341
拾い上げて土を払うが、爪を引っ掛けたのか一部がほつれている]

 …………ひどいねぇ。

[ぽつりと呟き、結びを解いて、髪の毛をまとめた。
大狼に切られた髪のひと房が収まらずに不恰好だが仕方が無い。
所詮は忍だ。
色気づくなんて馬鹿な事はやめてしまえと言われてるようだった。]

(422) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【赤】 伊賀 一二三

[“不戦の約定”など、


     無くなってしまえばいい―――。]

(*21) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[茶屋では、その約定に救われたか。]


 あゝ。


[歯痒いこと。**]

(423) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ……楽しそうに、戦うのですね。

[深い泉の底にも似た瞳を向け、物悲しげな呟きを落とす。]

(424) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/05(Mon) 00時半頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/05(Mon) 00時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/05(Mon) 00時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 なんと。
 ………それほど以前に?

 伊賀と甲賀は相容れぬとして、距離も置いて居るのにか。

[それは、暁を知らせる己が生まれる前の話である。>>413
今の甲賀と伊賀の状況を考えれば、驚きを覚えるものであった。
生まれる以前から首領であった祖父ならば兎も角として。]

 婆様は物知りな御方なのか。

[若き男は、ある時代を知らぬ。
麻耶と為そうとしている未来の理想形ともいえる時代を知らぬ。]

(425) 2014/05/05(Mon) 00時半頃

【見】 徳川 康家

[忍法勝負が終わる。
 負傷があれば止血程度の手当てをするくらいの時間は与えよう。
 そうして頃合になれば、大御所は口を開く。

 何故、服部へと甲賀と伊賀の忍者を駿府へよこせと命じたのかを]

 甲賀の、伊賀の、
 双方誠に大義であった。

時に、おぬしたち徳川の世継ぎを決するために、命がけの忍法勝負をしてはくれまいか

(@18) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

―昔>>406>>407

[一二三と初めて顔を合わせたのは、両親から許婚だと聞かされてからだったように思う。その頃は何と言われても格別感慨がわかなかった。といって格別邪険にしたわけではなく、ただ今よりもまだ不愛想な振る舞いだっただけだ。
契りを交わす相手を既に親に選ばれている、という事に幼少ながら得心行かぬものがあったのだろうか。

一二三の弟に風車を渡したのも何のことはない、ただ物欲しそうにしていたのを、両親に渡してやるように言われただけの事だ。
自分はもう、風車で遊ぶような歳ではなかったから。]

(426) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>412もう少しマシな言い方もあっただろうが、
民子は玉響の言葉に納得して首を縦に振ってくれた]

 うん、お民はいい子だね。
 そういえば、雲雀に髪を結って貰ったんだっけ?

 それも綺麗にして、暁之丞様に見て貰いましょうか。
 そうしたら、待つ楽しみだって、出来るでしょう。

[民子の髪の毛をさらりと撫でる。
そこに、雲雀がやったという天鵞絨>>5>>11があれば、
ゆるく掴んで縫ってやると約束をする。

それから、雲雀を後ろに置いて甲賀卍谷へと歩き出した。]

(427) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家

[大御所の要件に、頭を垂れたまま、翁が口を開く]

「怖れながら申し上げます」

 ほう申せ

「我らは本来なれば四百年来の怨敵同士
 徳川家の御為と申さずとも」

[その言葉を老婆が継ぐ]

「先の服部様と取り交わしたる不戦の約定が破られればいつなりとも」

[康家は、約定を定めた者の子孫である十蔵に視線をやる]

(@19) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 伊賀   楠木 睦

何だ、来たのか。

[籠に卵を詰めて一二三が礼に来たのは翌日だったろうか。後ろには弟の四五六を連れて。
礼など言われるほどの事でもない。けれど、律儀に礼を言いに来たというのは不思議にも思った。]

(428) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[「それまで」>>@17の声を聞けば、すぐさま術を解き、竜をただの水に帰す。
 礫と木の葉による大小の掠り傷、何より強かに撲たれた肩と、布を突き刺された胸元が痛んだが、動きに不自由する程の深さではない。]

 …………、。

 ……有難う御座いました。

[長い、安堵の溜息とともに、風へ一礼する。]

(429) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 伊賀 風

[こちらを飲み込もうと大きく口を開いた水竜に無謀とも言える勢いで突っ込む。身体は飲み込まれ、爪が庇いきれない四肢を引き裂いた。
肩に牙がくいこみ、血を撒き散らす。風が伸ばした刃も真っ直ぐ渚を狙っていたが、急所を刺すまでには至らないようだった]

ぐっ!!!

[痛みに呻き声を上げながらも、戦いの高揚感に目は爛々と煌き。
そうして間近に迫った渚の顔を見遣る。ふとその瞳がどこか翳を帯びた。>>424]

―――?

[ぽつ、とつぶやかれたその真意を理解する暇も無く。
勢い余ってざばん、と池の中に身体を落とした。頭目から制止がかかった>>@17のはそれとほぼ同時であったろうか]

(430) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 背中だけ………見えぬ?

[返答は、まるで謎を与えられているような響き。>>414
背中を常に隠している者なのか。
それとも、後退の姿勢で前へ進む癖でもあるのか。
そんな間抜けがおるか、という話ではあるが
面妖揃いの忍の世界には、絶対に居ないとは言い切れない。

額へ指を置き、暫し考え込み、ふと離れた小池を見た。
―――写鏡は、正面のみしか写せぬ。]

 ………其方が?

[これは正しき回答であるのだろうか。]

 儂は山殿に礼を言わねばならぬのだ。
 山菜の漬物を、お爺が、甲賀里の者が喜んで食っておった。
 旨いものを旨いと、認めておったのだ。

[蓋を開ければ、同じ鳥。それの実証として。]

(431) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 御神楽 雲雀


 全く。
 此れだから田舎もんは。
 
 ……否、襤褸めが一人意地張りか?くくく。
 
[まあ良い。此処で意地を張っても仕方ない…と。
遠当てならば、打ち消せる。
あれの力量は知らぬが、手を出して来るなら、返り討ちにしたらいいだけの話だと、余裕ぶってみせて。
二人が歩き出した後に、ゆっくりと歩いていく。*]

(432) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 玉響

[歩き出して暫くすると、森の木々を避けて飛ぶ二羽の鳩>>382
こちらに気づけばばさりと羽根を鳴らし、降りてくる]

 これは光圀様の…そういえば鳩を飛ばしてくれるって仰ってたっけ。

[鳩の足に括られた文を解いて読む]


   『鶯の 駿れたるかな 風切羽 桜のかほり 近く届けむ』


[詩に隠れた意図を読み取り、心配事のもう一つも
どうやらなんとかなったようだと安堵の笑みをこぼした。]

(433) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【独】 徳川 康家

/*
散髪程度ですませた方がよかった気もしつつ
ダメージ描写があったほうが殺しあったり庇ったりする描写が捗るだろうと…(セルフ自己弁護

いやおそかったねごめんね!

(-217) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[ようよう眼下に卍谷の路が見えてきた。
風の匂いを嗅いだらふむむ、騒がしい気配も収まってきたようじゃ。
みんなして一体何を遊んでたんかなあ。あとで聞いてやろ。

そうじゃ。遊んどっただけならいいんじゃ。

ぴぃぃ。ぴーーーぃぃ。
念のため甲賀者だけが意味聞き取れる術で遠くまで指笛を吹いた。**]

(434) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【鳴】 甲賀 玉響


   『鶯の 駿れたるかな 風切羽 桜のかほり 近く届けむ』

 やっぱり羽太郎、駿府にいたようだね。
 しかも桜のかほり、って。

[まさか花見をしにいったのかと、自由人な羽太郎に呆れもする。
蝶から感じた春はこれか、と納得する。]

 羽太郎の方も、お民の方も、事が大きくなる前に何とかなって
 本当に良かったよ。

[こうして報せも受け取ったことだし後ろは雲雀に任せてさっさと帰ろうと、
まっすぐ甲賀へと足を進めた]

(=29) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家


[服部十蔵もまた、御意のままにと返事をすれば]

よくぞもうした、十蔵

[こうして、不戦の約定は破られた]

(@20) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【秘】 伊賀   楠木 睦 → 伊賀 一二三

礼など言われるほどの事はないぞ。まして、そんな品など渡されるような事は何も……

[そうまで言って、耳朶まで染めて籠を差し出す一二三の顔を初めてまともに見た。こうして礼に来るのは、随分と勇気のいる事だったろうか。]

律儀なもんじゃのう。
折角じゃから、有りがたく戴いておく。
……その風車、大事にせえよ。

[最後の言葉は四五六に向けて。相変わらず不愛想な口ぶりで、そう告げるしかできなかった]

(-218) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家

されば、この巻物二巻に甲賀と伊賀、各々八人の忍者の名を記せ。
これを以て、二代将軍秀忠が二子国千代派は甲賀に、嫡子竹千代派は伊賀に、三代将軍の命運を託す。

双方、あい戦い殺しあった末にこの巻物を持って生き残った方を勝者といたし、一族千年の永禄を約束せん。

[大御所直々に、甲賀と伊賀の頭目へと、巻物が渡される。
 それぞれの名を記す空白、そして今言い渡された内容がそのまま記され、徳川康家の名を以って〆られる]

(@21) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

[為される応と応。>>@18

 「 しかし父上、確かあの者達は――…>>0:5 」

饗八の懸念を表す声を思い返した。
だが、それも所詮人と人の決め事。
否、忍は人としてすら換算されまい。

    忍は影。人の足元に佇む影であるのだから。

康家の意向を漸く悟り、深い息をつく。
見下ろす視線は、拒否などさせるものではない。>>@19
今の徳川に逆らえる者など、まして服部家は幕府の息が掛かった隠密である。]

(435) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家

[それぞれが八人を記せば、巻物は交換され、また八人の名が記されん。
 
 ――首領らはそれを後ろへ控える若き忍らへ託すが同時]

(@22) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 御意にございます。


[返す言葉は一言のみに>>@20**]

(436) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

─ 泉 ─

[二人の関係を、まず伝えたのは、暁之丞の母にだったか。
 真摯な気持ちを汲んでくれたか、あたたかに受け入れてくれた。
 色恋にうつつを抜かすことなく、励むのであればと、首領のもとへ出向く時には、口を聞いてくれるとも約束してくれた。

 狼狽する渚を窘めてくれたのも、彼女の亡骸に死化粧を施してくれたのも───……。


 澄みきった水とは裏腹、幾多の甲賀の者達の亡骸を抱く、死の骨の泉。
 既に、どれが愛しい女の骨なのかなど分からない。

 けれど渚は、泉に身を揺蕩わせることをやめない。
 未練がましい、愚か者と、後ろ指差されることも少なくはないが、それでも、何より心安らぐ場であるのだから。*]

(=30) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家


[電光石火。閃光とも見まごう暗器の応酬があった]

(@23) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[  みなの けはいが うるさいぞ

   おたみに ひばりに たまゆらよ

   あそびたるか

   いくさしたるか

    うたろう もどった  ]

(=31) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家

[大御所の前で始まった荒事に色めき立つ柳生の者であったが]

 よい、よい。
 忍法勝負はもはや始まっておるのじゃ。

 見せてもらおうではないか。
 最初の忍法合戦をのう。

(@24) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
この時間軸から日を空けず二日目突入となると
またひばりんたちとやり合いそうな気がするけど
そこはなんとかしよう、うむ

(-219) 2014/05/05(Mon) 01時頃

【見】 徳川 康家


[頭目らの若者への指示はやはり被る。
 人別帖を持って里へ返れという声を、翁は視線で、そして老婆は肉声でやった]

(@25) 2014/05/05(Mon) 01時頃

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