人狼物語ぐたるてぃめっと


581 夢幻泡影―呪縛の眸と破幻の瞳―

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


麻耶は投票を委任しています。


は投票を委任しています。


雲雀は投票を委任しています。


は投票を委任しています。


民子は投票を委任しています。


は投票を委任しています。


十蔵伊賀 山に投票した。
麻耶伊賀 山に投票した。
一二三伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
雲雀伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
民子伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
羽太郎伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
玉響伊賀 山に投票した。
伊賀 山に投票した。
光圀伊賀 山に投票した。

は村人の手により処刑された。


【赤】 四代目 服部 十蔵

雲雀! 今日がお前の命日だ!

2014/05/07(Wed) 01時頃

時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
雲雀が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、十蔵、麻耶、一二三、丞、渚、丹、民子、狼、羽太郎、睦、風、玉響、光圀の13名


【秘】 甲賀 羽太郎 → 伊賀 山

 …すまんの。

(-0) 2014/05/07(Wed) 01時頃

天のお告げ(村建て人)

/*
雲雀さん、山さんお疲れ様です。

3d墓落ち者二名を選抜します。
(甲賀暁之丞/伊賀の麻耶を省く)
2d中に自薦は無かったのでランダムを振ります

甲賀卍谷衆より一名→2
1.渚 2.民子 3.羽太郎 4.玉響 5.光圀

伊賀鍔隠れより一名→2
1.一二三 2.丹 3.狼 4.睦 5.風 

※墓落ち選抜同士で必ずしも相打つ必要はありません。
キリングする方はどなたでも問題なし(派閥問わず)
 

(#0) 2014/05/07(Wed) 01時頃


徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
お民ぃいいいいいいいいいいいい

(-1) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
民ちゃああああああん。゚(゚´□`゚)゚。

(-2) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【人】 伊賀 狼

 鳥狩りの次は魚釣りと言うのも風情がありますが。
 ―――…愛玩猫の方が先に来そうですね。

[一二三の言葉>>2:396に低く喉を鳴らし、嗅覚で捉える死臭。
其処に睦の馨も混じれば、前脚が岩肌を緩やかに掻いた。]

 それにまだ遠いですが、幾らか狼も居ますね。
 甲賀で飼われているのかは知りませんが、
 選り取り見取りと言うところかもしれませんね。

[もう一つ鼻を揺らして、捉える幾つかの獣の匂い。>>2:302
雑多な匂い交じり合い、嗚呼、これが戦場。と深呼吸一つ。]

(0) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ラ神うそつき!wwwwwwww

(-3) 2014/05/07(Wed) 01時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【独】 伊賀 山

/*
う うわ うわああ

[丹色(と幼女民子)落ちと秘話のダブルパンチである]


ってか生者→死者って秘話れたん? え? まじで?(ぐたの秘話入りは初めて故いろいろわかってない)

(-4) 2014/05/07(Wed) 01時頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
くそおwwwwwwwww
童って映ってるくそおwwwwwwwww(チップ

(-5) 2014/05/07(Wed) 01時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
長生きする悪寒がしてたらここか!!
もういっそ今死んだ方がいいようなry

(-6) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【見】 徳川 康家

― 駿府城 ―

 さて、天運はどうなっておるかのう。

[駿府へ一端戻ってきた服部十蔵が養子饗八より報告が入る]

「はっ。
 怖れながら申し上げまする」
 

(@0) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

また切れてしまわない様、仮縫いとはいえ万全に。

[割れた耳の怪我にも処置が必要だ。]

 ……今しがた。

[急かせずとも、砂利上に躰が落ちる。>>2:397
 意図せず乱した襟の内側、懐に何かあるのが見えて
 女は手を差し入れ引きずり出した。

 よくよく見れば天鵞絨の。
 短い布端ではあるが、鳥が持つには不釣り合いだと眉を顰め、抜いてしまう。]

(1) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【見】 徳川 康家

「伊賀の風は同じく伊賀八人衆であるくノ一の一二三、豺狼へと化身する忍者 狼と落ち合い、風は人別帖を持ち伊賀鍔隠れへ帰参。
 残り二人は急ぎ甲賀卍谷へ向かい、不戦の約定の破却を知らぬ甲賀八人衆を狙わんとす。二人は甲賀の小川にて、紙や花弁すらも白刃と化す舞手 御神楽 雲雀と相対。狼が雲雀を追い込み、一二三の糸繰りの技で雲雀を束縛し息の根を止めん」

(@1) 2014/05/07(Wed) 01時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【見】 徳川 康家

「風が帰参せし伊賀鍔隠れには、まだ事情を知らぬ甲賀八人衆が一人、次期頭領の暁之丞が頭領が屋敷へ逗留しておりました。伊賀者らは暁之丞へは事情を知らせぬまま、甲賀に便りをよこすという名目で、続々と甲賀へと行きたもう。異変に気付いた暁之丞は屋敷を抜けた模様。
 甲賀の渚もまた甲賀卍谷へ人別帖を持って引き返し、甲賀一族へと頭領の死を伝え、伊賀に遅れつつも暁之丞への迎いを遣せん。暁之丞らと甲賀の者らは土岐峠にて合流し、伊賀鍔隠れより攻め入った八人衆が一人、百鬼 丹と同じくくノ一 木遁の山と忍法勝負に挑まん。しかして、山は甲賀八人衆が一人、異形の羽太郎に返り討ちとならん」

(@2) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【見】 徳川 康家

 そうか、甲賀も伊賀も一人ずつ……死んだのか。
 さすがは長き宿業の戦いとやらをしておる。

 不戦の約定とやらが破棄されて僅かな間に話が進むのう。

(@3) 2014/05/07(Wed) 01時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【見】 徳川 康家


「はっ」

[伏せたままの若き忍を一瞥し]

 ……引き続き見届けよ。手出しはしてはならぬ。
 

(@4) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【見】 徳川 康家

 そして――
 手出しをさせてはならぬ。

[ここからは忍に対する話ではない。
 小姓頭を呼び]

 薊に毎日若い小姓をよこせ。
 日替わりじゃて。
 
 怪しき動きがあらば即刻知らせよ。

[>>@11 あの時の形相であらば、あの乳母が竹千代に便宜を計らぬなど、駿河の曇天と同じくらいの確率ではありえないといえる。
 まるで、知られればどうなるかわかっておろうな、と本人に聞かせるように言うのであった]

(@5) 2014/05/07(Wed) 01時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【独】 伊賀 山

/*


やべえいろんなものがじわじわきててちょうたのしい

あ、赤チップ十蔵殿ちーっす

(-7) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【独】 伊賀 狼

/* ダイジェストに感動した。

さすが権現様ぁあ!

(-8) 2014/05/07(Wed) 01時頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【人】 甲賀 羽太郎

[膝ついて顔を寄せると耳元ひとつ呟いた。首から血を噴いた山に未だ息があるかどうか知らんけどな。
両手首を捉え空いた手で苦無を刺していこう。

心の臓、鳩尾、それから口の中。
窮鼠や山犬、畜生だって怨敵討つことに魂をかけるのじゃ。しのびづれはそれこそ息の根絶つまで。

指先が脈を取れなくなった。

…頭の術まで、似たようなのが伊賀にあったら困るがのう。]

(2) 2014/05/07(Wed) 01時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[礫によりできた疵から血が滲む。]

 丹色さん。

 どうか、ひとつ大人しくしてはもらえませんか?

[穏やかな声色とは裏腹に。
 流れた血が生み出すのは、茨の弦。

 弦は渚がひとつ血を落とす毎に増し、丹色を捕らえる籠を編み上げようとする。]

(3) 2014/05/07(Wed) 01時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[制止を振り切る前に、渡された巻物。>>2:402
今は中身を改めている頃ではない。懐へ仕舞い]

 ――構わぬ。
 配下が刀を交えておるのに、儂が呑気してられるものか
 ……それに、場合に依っては、“見”ねばならぬ。

[それが甲賀の宝なれば。
出来ればこれだけは使いとうない、苦々しく。]

 其方も、命を無駄にするな。
 深追いは禁じる。

[命尽くして勝て、など言えるものかよ。
無理を尽くして死ね、など言うわけもなし。

蝶の進む方へと駆けてゆく*]

(4) 2014/05/07(Wed) 01時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―土岐峠・川辺戦―

 丹色殿か。

[伊賀の誰が渚と相対しておるかと知れば、
その背後へ向け、装束の持ち合わせであった
撒菱を散らし、退路を阻みに掛かる。

水中へ向かうのみを良しとするように。
暁之丞の目的は、渚の棲む水中へ追いやること。

甲賀方の目的は、生け捕り>>3にあり。]

(5) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時半頃


【人】 伊賀 百鬼 丹



 ――――それの中まで喰らってやれ。

[>>2:400血は己の裡より離れても離れ過ぎぬ距離や
短い時間での中なら、まだ意志の支配下にある。

抉るといったのは言霊込めているだけで、
実際は相手の息の根止めるような体内深くまでの干渉は為らず。
それでも、傷口の痛みを強めてやるぐらいは出来る。]

(6) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時半頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時半頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時半頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

[青年の髪縛る紐が解け、たちまち娘と見間違うような
長さになれば、長き髪の針射て泡を撃ち落とす――――が、
如何せん数が多すぎる。

ならばと一等大きい傷口から血を滴らせ、その身を包み込むは血の膜。
張力を限界まで高めたそれで、泡を逆に弾き飛ばした。
が、攻撃の手が止んだ時には、次の手は打たれており。]

(7) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 甲賀 民子

[亡者の手を>>2:389>>2:392と避け、舌をならす睦に向け、更なる追撃を加えようと――]

!?

[動きが止まった。
顔を上げ、何かを見るように数度視線を振ってから、唇を噛んだ]

雲……雲……。

[瞳には先ほどまでの冷徹さが消え、代わりにあるは自分に向けた怒りと哀しみ。
じわりと涙で視界が滲む。
だがそれを手の甲で力いっぱい擦り取ると、亡者の郡を呼び出した]

戻る……戻らないと……。

[睦の攻撃範囲から逃れるてめ、亡者を盾に後方へと下がった]

(8) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【削除】 伊賀 狼

[鳥の羽毟るは、多少考慮の内ではあったが、
生憎、濡れ羽では機動力が落ちる未来しか見えぬと首を左右。>>1

常なら、丹色が居れば、基本は其方から剥ぐ横暴さを見せるが、
近くに気配は無く、伊賀者の数を数え。

されど、相手の取り出した天鵞絨の色味に密やかに笑気噛む。]

 鳥は鳥でも極楽鳥でしたか。
 ―――鳥が落つれば、子猫はなんと鳴きますかね。

 能面の割れる音、聞いてみたいところです。

2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

[鳥の羽毟るは、多少考慮の内ではあったが、
生憎、濡れ羽では機動力が落ちる未来しか見えぬと首を左右。>>1

常なら、丹色が居れば、基本は其方から剥ぐ横暴さを見せるが、
近くに気配は無く、伊賀者の数を数え。

されど、相手の取り出した天鵞絨の色味に密やかに笑気噛む。]

 鳥は鳥でも極楽鳥でしたか。
 ―――鳥が落ちた旨知れば、子猫はなんと鳴きますかね。

 能面の割れる音、聞いてみたいところです。

(9) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 伊賀 一二三

まだ小さな猫――でしたか。


[未だ獣の姿の狼殿。衣裳は散り散りに消えた。
 己はと見下ろしてみると、全くの無事ではないが
 代わりにと差し出す訳にもいかぬ。

 雲雀の服はマシとはいえ…]


東の空が白んで参りました。
狼?
あゝ、犬使いでも居るのでしょうか。

(10) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[古きくノ一の躯を地に横たえたままにして右の足にて立った。曲げて伸ばすと血を吹く傷口の熱さが伝わりびきびきと肉が鳴る。

途中で何があるかも分からんし丸薬ふた粒くらい飲んどくかの。
口に放って呑み込む、ああくそまずいなあ。

なんじゃ、まとわりつく葉っぱの無くなった空から羽音ひとつ夜鳥が飛んできおった。>>384
変な模様じゃなあ。]

 …………………。

[墨色の鳥は少しずつ溶けて、最早息のない老婆の胸の上に水を散らせた。]

(11) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[すまぬ姉者、殺ってしまい申した。>>2:=48]

(=0) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 ……また怒られるんじゃろか。

(12) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 伊賀 狼

/*
一二三さんが完全にお母さん…!
服パーンしてごめんね、
嫁入り前の一二三さんの前では変態化しないから…!

(-9) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ……っ、く……?!

>>6礫を受けた傷口が、剔られるように尚も痛む。
 成程、この礫も丹色の身体の一部なのかと、苦々しく笑み眉を下げた。

 ならば新たに滲んだ血も、弦を生み出す糧としようと、かくりと川中に膝をつく。
 表情と相俟って、痛みに膝を折ったようにも見えたか。
 いや、事実、痛みは強い。]

 あぁ……。

[水鳥の泡は、尽く髪に潰された>>7
 やはり門下生のようにはゆかぬと、また苦笑い。

 けれどその時、もうひとつの気配>>5を感じ取った。]

(13) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 ……確か、ババア――と申しておったな、羽太郎。

[あやつの啼き声も、雉と同様によう響く。
まさかも何も、巻物の伝を指笛で聞いた限りでは。
“山”という名がそこにあった。

山菜の漬物。伝授の願い。]

 ――最早、それどころでは無いように思うが……。

[全てを粉々に砕きおって。]

(=1) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 …………鍔隠れのおれが、何で甲賀者の言うことなんぞに
 従わなければいかん。

[>>3己の血は殊更水との混ざりが悪い。
渚のように血を混ぜた水自体は操れぬが、
血を接して一部分だけでも突き崩せれば、あるいは。

血色の弦にわざと傷口押し当て、
流れる新たな滴は粘度を上げたもの。

最も、粘度や張力など複雑な操作をする程
消耗する気は多ければ、息はやや荒いでいる。

……それでも会話の隙を付き、籠を破ろうとしていると。]

(14) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
Q.この時代に粘度とか表面張力って概念はないんじゃないの
A.言い換えが思い浮かばなかったんですごめんなさい

(-10) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[其処は、亡者の世界である。
はよう逝かねば、民子の操るあれとそう変わらぬ姿と成り果てようが、さて。]

 おう、雲雀は死んだ。
 甲賀の雉は撃たれてしもたわ。
 
 鳴き声、聞いたか?

[噂をすれば見えた死の影>>1:=37。
あの子も、既に戦うか。哀れな。

もう守ってやれぬと、目の合ったそれに苦笑した。**]

(+0) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時半頃


【秘】 伊賀 狼 → 伊賀 一二三

 ………、

[言葉を選ぶような彼女に、沈黙と間。]

 睦さんと此処で、内輪揉めする気はありませんよ。

[端的に告げれば、嫁入り前の彼女を前にて、
安易に二本足に戻らぬと一応の釘。

四足での縫合も幾度か彼女に任せたこともある。
医師の観点から見るならば、
十全で治療に望まぬ患者は思うところあるかもしれないが。]

(-12) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

埒が開かぬ……!

[次々に涌き出る亡者の群れを鉛玉で散らしていくが、終わりが見えぬ。
向かう幼い忍>>8は疲れを見せる気配もない。このままでは遠からず息切れし、追い込まれる。一か八かを考えたのは空が明け白む頃か。

急に、様子が変わった。]

……何処へ行く!

[むざむざと名の書かれた忍を捨て置くつもりはない。鉛玉を左に4つ、右に4つ放ち追わんとするが、亡者の群れが行く手を阻むなら恐らくそれも致命打とはなりえないか。]

(15) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
困ったな、これすごいドヤ顔に見える>>=0

(-11) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹



 …………甲賀、暁之丞。

[>>5傷ついてもなお、相手を挑発するような笑みを
浮かべていた表情が、一変する。

殺気こそ抑え込んだが、その貌も彼を呼ばわる時の声も。
かつて暁之丞に接していた時の人懐っこい麻耶の幼馴染ではなく、
甲賀に宿怨持つ伊賀の忍のもの。]

(16) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

 もっと、こちらへ

[現れたのが暁之丞と知れば、丹色をもっと此方へ、川辺へ寄せてくれと、水鳥が羽ばたき、招いた。]

(=2) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ブレイクダンスぽい体勢から足の指に苦無掴んだまま刺したんだけど、投げたでも良かったよなぁこれ…
戦闘描写下手くそでごめんね山さん。あとギリでごめんなさいでした。作戦は練ってたけどうまく楽しく描けてたかなぁ…(´・ω・`)

(-13) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
>>9
着物回収係どころか着物(予備)だったじゃとwwwwwwww

(-14) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[その名も巻物に刻まれているからは、
どこかで相対せねばならぬ相手、そう思ってはいたが。]

 丹色殿。……其方には、甲賀へ使いを頼んだ筈だが。
 あの時、―――………既に知っておったか。

[顔を立てる名目など偲んで伊賀の里を離れればよかった。

苦い顔をし、抵抗が激しければ。
渚に深手を負わせる難の為に、一瞬でも“見”る心算で。

今はまだ黒い瞳を丹色の方へ向けている。

此方へ投げかけられる視線は、
伊賀で見たものとは異彩を放ち>>16、太い眉を下げた]

 大人しゅう気を失ってくれた方が、
 多分に痛い思いをさせずに済むものよ。

[此処には、破邪の瞳は*無い*]

(17) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
いやでもおれでは寸法が合わぬような気も

(-15) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
出したいネタがあるけど、既に別村で使ったようなそうじゃないような。

(-16) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 01時半頃


【独】 甲賀 水練 渚

/*
オダギリ丞


ごめん。

(-17) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
ワースト映画とか言われると、ちと気になるよね!!

(-18) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 甲賀 民子

[次第に遠ざかる睦だが、>>15と放った鉛玉の内一発が、亡者の壁を突き抜けた。
気づいた時にはすでに遅く、懐から苦無を取る暇も無く左肩を貫いた]

――ぅ!

[悲鳴を噛み殺す。
本当であれば泣き叫びたいのを我慢しながら、それでも速度を落とさず、民子は森奥へと消えた**]

(18) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 狼

わ、わかっております!

[さっと羞恥に顔を赤くし、頷く。
 人の姿と獣の姿。
 どちらが戦場であって有利か、女には考えつかぬ。]

(-19) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

 民子さん、と言います。
 猫を狩るなら、この姿の方が様にもなりましょう。

[一二三へと冗句のように返せば、視線を死の濃い方角へ。
幼くして冥府に近い女子と彼女の許婚を遠くに見るように。>>10

狩りはまだ終わらぬ、と、
身内に抱える猛々しさ込めて、空に向かい吼える遠鳴き。
白く染まり行く空に伝えし、*狼の咆哮。*]

(19) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【人】 四代目 服部 十蔵

 ― 駿府 ―

[康家の命受けて走る饗八をよそに。
右手の人差し指を丸め、円をつくる。


万華鏡のように見えたりは、先にある襖ではなく死出の淵へ向かいゆく若者と老婆**]

 ……うむ。

(20) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

【鳴】 甲賀 民子

みんな……みんなに知らせる……。

[どこにいるかわからないが、それでも伝えなければいけないという忍の本能ゆえか、ただ只管里を目指す。
だが左肩に受けた鉛玉の激痛に、民子はその場に倒れこんだ**]

(=3) 2014/05/07(Wed) 01時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


【独】 伊賀 狼

/* 一二三ちゃん可愛い。
 一二三ちゃん超可愛い。

(-20) 2014/05/07(Wed) 02時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


【赤】 伊賀 狼

[ォオ―――――ン……、

遠く山々にまで反響するが、伊賀の豺狼の遠吠え。
自身を知る者ならば、その音階に込めた意味を拾うだろう。]

(*0) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【赤】 伊賀 狼

 
[ 甲賀の一 御神楽雲雀。

    牙と糸にて、討ち取った。と。 *]
 

(*1) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 伊賀 一二三

[狼の一言で赤くなった顔をふるふると横に振り。]

……私の術を知る甲賀の者は、もう居りません。

ですから、暫くは狼殿。
私の指示に合わせて動いているかのよう、
振舞っては下さいませんか?

[屍体打ち捨てるなら、森の中が良いだろう。
 処遇への妙案はあるかと同時に問いながら。

 女は雲雀の髪を掴んで下げた。]

(21) 2014/05/07(Wed) 02時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


【人】 甲賀 玉響

[>>2:395暁之丞に従い、羽太郎の元へ急ぐ。
組紐が切れた時から嫌な予感が胸を支配する。

渚の方が近い場所にいるため、もう暁之丞は着いただろうか。
出来るなら、暁之丞の傍に付いてその身を守りたかった。
その為なら命を失うことすら誉と讃うるのに>>4。]

 なんて、役立たずな。

[自分が暁之丞にしてあげることなど、何も無い。
それでも恋求める心止まず*]

(22) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【墓】 伊賀 山

[羽太郎が口を開く。>>2:403
老婆が思っても言わずにいたことを易々と言ってのける。

老婆は甲賀で釣れる魚を――知っている。
昔の話だ。食べたとてその味ももう覚えてはいないけれど。

痛みに呻いていた表情が形を変えたのは気のせいか否か。
それを確かめる余裕もなく、
老婆の喉は羽太郎に“刺さった”筈の苦無に貫かれていた]


ば……か  な

[言葉と共に鮮血を溢して、倒れ伏す]

(+1) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【墓】 伊賀 山

[老婆に近寄り膝をついて顔を寄せる羽太郎。

嗚呼、とどめを刺す気か。
ならば存分にやるが良い。
長きにわたる怨敵に相応しき最期を―――


喉より血を噴き出し、忍装束を赤く染める老婆の耳元に落ちし言の葉は。
静まり返った木々だけが聞いていた**]

(+2) 2014/05/07(Wed) 02時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


【人】 甲賀 玉響

[きっと暁之丞は覚えていない。

昔、修練に励む子たちから離れてひとり、
地面に棒切れで絵を描いていた女児のことを。
下手糞だ、気味が悪いと罵られても絵を描くのを
やめなかった女児のことを。

その女児に、初めて罵倒以外の言葉を呉れたのが、
頭目の孫だったことを。

それが何よりも嬉しくて、今の玉響を形作っていることなど、
きっと、暁之丞は知らない。*]

(23) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

……中った…か!

[一発、ただ一発だけ亡者どもを越えて生身の人間に当たった手応えがあった。しかしそれでも肩を砕くにとどまり、目の前より去るを許す。やがて夜が明けるに合わせるように、亡者の群れも消え失せようか。]

……く、あぁ……ふっ…

[近くに迎え撃つだけで生気を奪われる感覚さえ覚えた。すぐに追い討つ気力は続かず、敵地での深追いよりも伊賀からの同胞との合流を優先させる。
一時座り込んで丸薬を口に運ぶ。その手は冷たい汗にまみれていた**]

(24) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
へへへ、廉家公のダイジェストたのしィー!!

(-21) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

……あれは。

[気功とは、生命の気の力だ。生命亡き亡者とは言わば対極の力。
それを迎え撃つならば、自身をおいて他にはないかも知れず。
しかし、]

……相討つ覚悟はいるやもしれぬな。

[その心根は隠し、ひとまずは狼と一二三の元に合流する事を選ぶ。
遠吠えは、疑いようもない。此処での戦は、まずは伊賀の勝ちであろうと。]

(25) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 甲賀 水練 渚

 そんなことをすれば、棘が食い込みますよ。

[足掻かず、このまま捕らえられてほしいと、困ったように告げたところで、矢張りそれは叶わぬか。

 丹色の血を溶け込まされた弦は見る間に赤色を濃くし、やがて支配奪われ強度が落ちる。
 このままいれば、まんまと逃げられてしまっていたかもしれない。
 しかし川の水はいくらでも流れてくる。
 なら、新たな弦を生み出すのみ。
 肉に抉り込んだ礫を苦無の先端で剔り抜き、落ちた血で新たな弦を作り出す。]

 ……若。

[籠の中の青年は、尚も、弦に身を押しつけようとするのだろうか。

 暁之丞の双眸は、まだ黒い。
 どうするかと問いかけるように、暁之丞、丹色を、交互に見遣った**]

(26) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>17ぎりと奥歯噛みしめる間にも、渚との交戦で
そこかしこで開いた傷口の失血を押しとどめる。

今はこれ以上、無駄な血を流すわけにはいかない。]

 ……むしろおれの方が、どうやって此処まで
 お参りなすったか知りたいんじゃがなあ。

[今の暁之丞が纏うは己と大して変わらぬ装束、
大凡の見当はつけたがずぶ濡れなのが傑作だと
揶揄るように唇歪ませる。

ここまで時が経てば、渚の傷に先程まで
激痛与えていた血の効力も失われよう。]

(27) 2014/05/07(Wed) 02時頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


【人】 甲賀 羽太郎

[山どの、お借り申す。

まあ死人の服の切れっ端破って貰うってだけじゃが軽く手え合わせとこう。危なかったことじゃし。
右足縛って刀を抜いて鞘に収め、と。よし。

暁之丞様が戻られたのはいいとしてやはり破幻の眼の持ち主をほっぽっとくのは危険じゃなあ。
このまま鍔隠れに忍び込んで麻耶の目だけでも封ぜんといかん。
それに麻耶を殺せば暁之丞様の悔恨の根も無くなるからな。案ぜず伊賀者を根絶やしに出来るじゃろう。

ならば急ごう、夜明けは程近い。
じゃが駆けるより玉響の姿が一足早かったろうか>>22。]

(28) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【削除】 甲賀 玉響

 羽太郎!

[最初に分かれた場所へと行けば、その近くで老婆の横に立つ羽太郎がいた>>11]

 羽太郎、暁之丞様はご無事で、今渚殿の……。

[近づいてみれば、苦無で滅多刺しにされた老婆の体>>2
鳥は届いたらしいけど、送るのが遅かったようだ]

 ……嗚呼、しょうがない。

[怒る気力はない。
暁之丞に仇為す伊賀者は殺してしまえば良いと思っているからこそ。
命に背いたことには変わりないので、よくやったとは言わずに、しょうがないで済ませた]

 足、怪我してるよ。

[まずは手当てが先だと、着物の裾を破って患部に巻いた**]

2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 甲賀 玉響

羽太郎!

[最初に分かれた場所へと行けば、その近くで老婆の横に立つ羽太郎がいた>>11]

 羽太郎、暁之丞様はご無事で、今渚殿の……。

[近づいてみれば、苦無で滅多刺しにされた老婆の体>>2
鳥は届いたらしいけど、送るのが遅かったようだ]

 ……嗚呼、しょうがない。

[怒る気力はない。
暁之丞に仇為す伊賀者は殺してしまえば良いと思っているからこそ。
しかし、命に背いたことには変わりないので、
よくやったとは言わずに、しょうがないで済ませた**]

(29) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 甲賀 羽太郎

 た、たまゆらあねじゃ。
 すまん!堪忍してくれ、ワシも危なかったんじゃあ!

[墨染る、躯を背中に、まずは謝る。]

(30) 2014/05/07(Wed) 02時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
ああああ現在地修正するの忘れてた!!もう!!!

扇子が流れてくるのって暫く経ってからよね…。

(-22) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【独】 伊賀 山

/*
かわいい(確信 >>28

今さらすぎる過去回想が出来たら地上に伝達してもらおうという不埒な考えが湧きましたが引っ込めますた

さーてまけないでいろいろやっるぞー(言うだけならタダ

(-23) 2014/05/07(Wed) 02時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 ……おれを捉えて何とする。

 まさか、不戦の約定解かれたとしても互いへの手出しを止めよ、
 などとおっしゃる気でもありますまい?

[舌はよく回るが、その心中は穏やかならずや。
>>19ただ唯一安堵を齎したのは、先程聞こえた
豺狼が咆哮にて持ち寄った報。]

 こうしておる間にも、甲賀の忍は……
 一羽、撃ち落とされておるのにのう。

[この状況においてもなお、甲賀の忍が一人潰えたことは、
昏い愉悦の笑みを形作らせる**]

(31) 2014/05/07(Wed) 02時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 02時半頃


【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 暁之 丞



 …………。


[麻耶は何も知らされておらず謀ったわけではない、と。
この男に伝えようかと一瞬でも思ってしまったのが、ああ莫迦ばかしい。

伝えれば喜ぶだろうか、哀しむだろうか。
どちらにせよ、廻り始めた運命はもう変わらないというのに*]

(-24) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
ひいさまはそんな悪女じゃないんじゃからな!!アピであって
暁之丞さまを安心させたい意図ではないんじゃ>さっき秘話

(-25) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
もうちょっと地上におりたかった気もするが金曜からリアルが
忙しくなる故、これはラ神の健康せよとのお達しと思おう!

しかしバトル総量を思うとますます、同陣営で
ありし日の手合わせryとかやりたくなってきたいかんいかん

(-26) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【人】 伊賀 一二三

―小川より離れて―

[明星輝く空。
 其処に、星がまた2つ消えたのを捉え女は眉を顰めた。

 伊賀の咆哮。甲賀の指笛。>>19

 森の中、木立の合間へと雲雀の屍体と頭を放り捨て、
 女は地に伏せた狼の傍に座り、傷を改めた。]

 すぐに済ませます。

[治療用にと取り出したのは白の絹糸。
 細い針を炙る為の火を得るには時間がないので、
 小瓶から焼酎を垂らした。]

(32) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 狼

[鬣に触れる。
 戯れに撫でさせてはくれぬ毛を、幼心に美しいと思った毛を撫で。
 すぐに手が血に染まったが、それでも構わなかった。]

 ……覚えておいででしょうか? 狼殿。
 昔、甲賀へと向かった私に仰ったことを。

 あなたが必ずと――仰ったことを。

[正に今、大火が起きているのだ。

 黒の剛毛の下。伝わる温度。
 更にその奥を愛でるかのように、
 慈しむかのように。撫でた。]

 感謝、致します……。

(-27) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【人】 伊賀 一二三

[長い黒の毛を掻き分け、大きな傷を探す。
 手を伸ばせば届く草の葉で傷口からの血を拭い、
 先刻と同じく焼酎をかけてから縫い合わせた。

 耳、脚と場所を変え。筋繊維を繋ぎ合わせんと集中し
 100を数える前に処置は終わった。]

 宜しいですか?
 仮縫い、ですから不都合あれば仰って下さい。

[短く息を吐き、女はふと己の掌を見詰めた。]

(33) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【人】 伊賀 一二三

[狼と、女自身と、そして雲雀の血に染まった掌。
 甲賀の首を狙いに里を抜け出した昔。

 1人の首を落とせば憎悪は消えると思っていた。
 確かに胸の内には晴れたものがある。

 けれど。
 膿を出し切るには長い時が経ってしまっていた。

 小さく笑みが音になり零れた。]

(34) 2014/05/07(Wed) 03時頃

【赤】 伊賀 一二三

 ……四五六。


 1人では足りぬようだ。私は。

(*2) 2014/05/07(Wed) 03時半頃

【人】 伊賀 一二三

[1つ用を思い出したと、女は狼より離れて雲雀の身を探す。
 首を拾いあげ、草の葉で切断面を拭うと
 屍体の方も同じくし、そうと傷口を合わせた。

 刀であれば肉のズレが生じるだろうが、
 糸で切ったのだ。

 それを白糸で縫い合わせる。
 衝撃あれば落ちるように、短く。

 屍者の冒涜だと、指差されるかも知れぬ。
 けれど、死ねばそれは終わりなのだ。

 死者を辱めても、甲賀に対する憎悪は消えてくれない。]

(35) 2014/05/07(Wed) 03時半頃

【人】 伊賀 一二三

 雲雀。

 許せ――とは言わない。

 弟の仇ではないとしても……
 甲賀と伊賀。星が違うのよ。どうしたって。

[声など届かぬと知っても尚、口に出すのは
 誰に向かってのことか。*]

(36) 2014/05/07(Wed) 03時半頃

【人】 伊賀 一二三

[女が狼の元へと戻った時、既に人が居た。
 様子からして甲賀の者ではない。>>25
 後ろ姿より、誰かを知る。

 女が声をかけるよりも先に、狼が女の方を向いた。
 次いで、男――睦が。]

 ……睦様!
 風の話を聞き、里から降りて来られたのですか?

[女は睦の傍に寄り、怪我はないかと上から下まで眺め。]

(37) 2014/05/07(Wed) 03時半頃

一二三は、睦の裾にそっと指先を伸ばした。**

2014/05/07(Wed) 03時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 03時半頃


甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 05時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[狼の咆哮は、耳には届いていた。
 不吉を覚えた胸がざわめき、眉根が寄った。

 水は流れる。
 鳥はいつの間にか鶏程にまで縮み、籠を成す茨は細く脆くなる。
 新たな水茨を生やすため、血を落とそうとするのだが]

 ───何と、と言いましたか、今。

[昏い笑み>>31と、余裕すら感じさせる物言いに、さっと血の気が引いた。
 狼の咆哮に覚えた不吉、杞憂であれと願っていたそれは、矢張り……]

 若……急ぎましょう。
 里に、戻りましょう。

[焦燥滲む声で告げ、急くように、丹色を閉じ込める水茨の籠を狭めた**]

(38) 2014/05/07(Wed) 07時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 07時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[ちらり、と一瞥を後方の渚へ置く。>>26
その視線の意味為すところも捉えている。
注意を此方へ向けている内に川中へ引き摺り込めと。
一歩詰めて前方への撤退を許さず。

撒菱を飛び越えようものなれば、塞がるは暁之丞たる人壁]

 …手厚く追われた。
 ――随分と厳重な鳥籠であった。

[夜の風は冷やすことこそあれども、
服を温め乾かすなどという善意は齎さぬ。>>27

苦笑も、嘲笑も纏わぬ暁之丞の面。
その目には憎しみも同情も篭らず。

目の前の若衆に、感情を悟らすには難色のある平静を保ち]

(39) 2014/05/07(Wed) 07時半頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 07時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 ―――不戦の約定が消えし今、
 其方らが優先すべくは一族の幸とするのは相解った。

 此方も手を出しておる。
 今更儂が咎めを放ったところで、何の役に立とうぞ

[前進ではなく後退を促しながら、>>31
返された言にはぴくり、と眉も動かす。

鳥が一羽。
それは数多の甲賀者の誰かの事か、
それとも、この巻物に名を刻む忍の事か。

この場で出されるのならば、恐らくは後者――]

(40) 2014/05/07(Wed) 07時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 殺さば聞けぬ話もあろう。
 貴殿には、生きて役に立って貰う。

[伊賀、選ばれし忍び7名。
―――恐らくはただの影でもあるまい。


羽太郎と玉響の首尾は如何なったか。
落ち着けば、此方に合流も叶うか。]

(41) 2014/05/07(Wed) 07時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

   雲雀、お主……

[甲賀にも壁が無いわけでもない。
簡単に討たれる鳥でもない。



………――――阿呆め。


変えぬ顔色の奥で、苦言を吐く。
一刻も早く戻らねばならぬのは、当然。]

(=4) 2014/05/07(Wed) 08時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

 ………しかし。
 儂が身を置いている間、麻耶殿は知っておられたのか。


 否、お為ごかした質問はよそう。

[視線で渚へ合図を送りながら。黒い瞳を丹色へ向け]

 此度の動き、麻耶殿が命じしものであるのか。

[見下ろす瞳に色は無い*]

(-28) 2014/05/07(Wed) 08時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

……解っておる。

[促しを受け、首是で返し。>>38

羽太郎は一度こちらへ戻るか。
これから麻耶を刺しに行くつもりだなどと馬鹿正直に話せば、制しも叱りも飛ぼう。

二人ないし、玉響のみが姿を見せれば、追った者の末路は聞けたか。]

丹色殿、

[油を食っている時と非ず。
渚も怪我を受けているは目に見え。
目を逸らせ、渚へ合図を送ってから。]

(42) 2014/05/07(Wed) 08時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

――――――見よ


[丹色へ向けし瞳は、漆黒から金に変わる。
背後に預かるは夜明かしの、煌々たる朝焼け。

ぴしり、空気を歪める音が鳴った。

金色を孕む双眸に、幾状たる波紋が廻り、自傷の催眠を若衆へ送る。

渚へ向けて居た血霧の攻手は、操り手である本人へ牙を剥くのか。
息の根までは削がずして、瞼を下ろす。
再び瞳を開いた時には、元の宵色が瞳に*宿って居た*]

……卍谷へ帰るぞ。

(43) 2014/05/07(Wed) 08時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 08時半頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*で、出たー大将の目!!
かっこいー!!!

(-29) 2014/05/07(Wed) 09時半頃

【独】 伊賀 風

/*
一二三・狼組→雲雀を殺した後、睦と合流・民子を追う?
暁之丞・渚→丹色を拉致
羽太郎→山を殺した後玉響と合流

こうかな?

(-30) 2014/05/07(Wed) 09時半頃

【人】 伊賀 風

――崖下――

[軽い身のこなしで崖を降り、下までたどり着くも、既にそこに暁之丞の姿はなく]

……流された、か?

[流れに沿って顔を向けるは土岐峠の方角。
もし既に遺体であったとしても回収せねば。

と、ふいに豺狼の咆哮が耳に届く。
どうやらあちらはあちらで派手にやっているようだが――]

こっちはこっちで、血の気配がするねぇ。

[水や風に乗って届く幾つかの匂いを感じ取り、下流へと駆ける**]

(44) 2014/05/07(Wed) 10時頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 10時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹


 おお、それは里の者が無礼を働き申した。
 大人しゅうにされておる間は、まだ御身の保証もあったんじゃがの。

[>>39敵意の渦の中で安穏と過ごすほど、
お目出度い頭ではないだろう。

だから暁之丞の前だけでも感情は抑えておくべきだったと
里の鍔隠れ衆に内心毒づくが、既に自分も外面はかなぐり捨てた身。]

(45) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 御神楽雲雀。

 お前たちの愛鳥の羽根が捥がれたと、
 今しがた風が便りで伝えてきおったわ。

[>>38渚に追い打ちをかけるように、本人が生きている間は
絶対に口にしなかっただろう名を呼ばわる。

水茨が弱まりかけた時間はそれでも僅か、
新たな紅弦にいっそう強く絡め取られる。]

(46) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 

 …………はっ。

[>>41その物言いに、言葉返してやる気も失せたらしい。
ただで死んでやるつもりもないが、生きて甲賀に益齎すよりも
死んで伊賀忍が欠ける方がまだ心の天秤も傾くというもの。

元よりこの命、そう惜しんでなどいない。]

(47) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 暁之 丞


 他の忍はどうかまでは知らんのう。

 …じゃがおれが此処におるのに、
 ひいさまのご意志は関わってはおらん。

[麻耶が暁之丞に語って聞かせたこともあろう、己の日頃の悪戯と
程度のかわらぬ独断先行であると嘯く。

肝心要の疑問にまで、答えてやる義理はなかったが*]

(-31) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 ――……!

[>>43黎明を告げる空の色背負い、
しかし陽たる金の光は目の前にある。

直ぐ様逸そうとした眸は、空気を震わせる囁きの如き
魔の波紋によって呪縛へと囚われ。]

(48) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 がッ………… ふ、

[見えない手に首を絞められたように
延髄に負荷がかかり、呼吸が一寸途切れる。

破幻の眸がこの人ならざる血を人へと戻す毒とするなら、
呪縛の眸は人ならざる血を暴れさせる毒。

伸びた髪の幾本がひとりでに針と化し、ぐさりと足に突き刺さる。
止めたはずの傷口は深くから血を噴き出し、
川辺の石や草を赤に汚した。]

(49) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[ただ傷つけよと魔の波紋に
身体が命じられながらも、辛うじて己の意識の糸は保っていた。

人の血管のごとき、細く脆きものではあったけれど。

水辺の草へと落ちた血は硬くなり、辰砂の結晶の如き形に変化する。
他の者の血ではこのような真似はできず、
血潮の色の名持ちし青年のみが作り出せる血細工。

――――今はこれが精一杯だが、
確かにこの場にいたことの、証になるように*]

(*3) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[やがて意識を手放したその身体は、飛沫を上げて水面へと崩折れる。
流るる川へ吸わせた血は少なくない。

それでも肌の色からさして血の気が失われていないのは、
失血量の限界が常人よりも多い体質故**]

(50) 2014/05/07(Wed) 10時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 10時半頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 10時半頃


【独】 四代目 服部 十蔵

なんで油を食うんやあけのじょう…www
油売れよぉ!

#ねむかったの

(-32) 2014/05/07(Wed) 12時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
こんな綺麗に殺してもらえてありがたや…ありがたや…

(-33) 2014/05/07(Wed) 12時半頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
にしき君見てると
えぐざいるぶらむすとおかあという単語がうかんでくるんじゃ
うちは自分ではぬまあんおるくすという単語が浮かんでいたんじゃ

(-34) 2014/05/07(Wed) 12時半頃

【人】 伊賀 風

―土岐峠―

[下流へと暫く駆け、やがて川の流れが緩く浅くなっても、落ちたはずの暁之丞の姿は見当たらない。
もしあのまま流されていればそろそろ見つけても良い頃合である。
それがないと言う事は既に誰かが回収したか、…あるいは。]

……。

[何にせよ、これ以上探し続けても益は無さそうに思えた。
ここらで一度麻耶の元に戻った方が良いかも知れぬ。そろそろ踵を返そうかと思い始めた刹那]

――!

[川辺に広がった血溜りを見留める。>>49
既に人気の無くなったそこに駆け寄り片膝を着くと、残された痕跡を確かめた。

それは紛れもなく血を操る筋の者のみが残しうる結晶。
伊賀の若き忍が、自らの状態を伝えようと残した足跡]

(51) 2014/05/07(Wed) 14時頃

【人】 伊賀 風


……丹色。あいつ―――


[ここで何か争いが起きたのは明白。
体が無いということは甲賀の者に捉えられたか。
仮にも狼に教えを請うた身、例え拷問された所で伊賀の不利を零すような男でないとは思うが。
だがしかし――。]

(52) 2014/05/07(Wed) 14時頃

【人】 伊賀 風

[…他に何か手掛かりは落ちていないだろうか。注意しつつ卍谷方面に多少歩みを進めると、程なくして山>>2:399の姿を発見する。]

…ああ、山婆様。

[苦無が首に刺さり既に事切れた彼女を静かな眼差しで見遣る。
孫娘のように可愛がられていた麻耶や師事を受けていた一二三と違い、和平を疎い何かと村の針仕事から逃げる己は、彼女たちよりかはこの老婆に少し距離を感じていた。やんわりとその行動に物申されたこともあったろうか。
聞いた限りでは彼女にも昔は色々とあったらしいが、余り詳しく知る所でもなかった。]

アンタは人一倍和睦を願っていたのにねェ。
結局は戦の中で命を落とすなんて、やはり逃れられぬ忍の定めか。

[きっと姫様の晴れ姿を見たかっただろうにな、と。
彼女の骸を前にしてもそこまで感情は動かないが、念叶わず命を落とした同胞を痛み入る気持ち程度はある。
暫くその場で黙祷の意を示し、老婆の目が空いていれば瞑らせた]

(53) 2014/05/07(Wed) 14時半頃

【人】 伊賀 風

[草木を愛した彼女なら、ここで自然と共に眠らせてやるのも一興ではあるが。
忍の骸は情報の一つ。放っておくわけにも行かぬだろうか。
近くに居た伊賀者に山の骸を回収し、里まで届けて貰うように命じる。

丹色の名も、山の名も人別帖には示されていた。
やはり甲賀者の手によるものだと考えるのが妥当だろう]

姫様、済まないね。
戻りはもう少し後になるかもしれない。


[そう一人ごち。鋭く指笛を吹けば遣いの鳥が数羽。
鋼に変えた布で指先を切り、血で伊賀者にしか分からぬ文字を記す。文を括らせ、散り散りに皆の元へと向かわせた。

――そう。恐らく潜む甲賀者はそう遠くない。警戒を走らせる**]

(54) 2014/05/07(Wed) 14時半頃

【赤】 伊賀 風

[文にはこう記されていた]

土岐峠まで下れども、崖下に落ちた甲賀暁之丞の身体は見つからず。

また、川辺で伊賀の山が命落としたのを見つけたり。
同時に百鬼丹色が何者かに襲われた跡在りけり。
生死は不明だが、恐らく甲賀者に連れ去られたと思われる。

引き続き追跡に向かう。                 風

(*4) 2014/05/07(Wed) 14時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 15時頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 15時頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
出かける迄に一撃できるかどうか……
時間軸の確認に手間取りて候。

しかし、羽太郎の「死ね!婆あ!」を見る度何故か笑ってしまう。

(-35) 2014/05/07(Wed) 16時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―卍谷―

……然うですか。
雲雀殿が。

[時折に、微かに届く笛の音の。
意図を汲め迄せざるとも。

物見、戻りて言いたるは。
雲雀殿の、事切れたると。

また言う、小川の近きにて、亡者の出でて来たるとぞ。
其を聴きて、男、民子の動きたるやを知りにける。]

(55) 2014/05/07(Wed) 16時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

若し、若や渚殿等が戻らば、言伝を。
不動<うごかず>もまた、「しのぶ」とぞ。

[男、者に斯く告げて。
駆けし隣に伴うは、しのび狼、名は黙<しじま>。]

黙、民子の臭いを。

[狼、おんと鳴くよな事もせで、臭いを追いて駆けにけり。
向かうは森、鉄錆香る深き戦野―――]**

(56) 2014/05/07(Wed) 16時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 16時半頃


【独】 甲賀 水練 渚

 ……矢張、そうでしたか。

>>46嘆息に、落胆と後悔が滲み混ざる。
 もしあと一刻でも、早く里に戻れていたなら、雲雀にこの事態を伝え、忌避することも叶ったろうか。
 物事を悔い、顔色に出るのは、忍として如何なものかと、亡き首領にも、幾度となく言われたことであるのだが。]

 若……何か、手足を封じるものを。

[昏倒しているとはいえ、相手は手練。
 そのままで背負う訳にはいかない。
 連れ運ぶのなら、手足を強く封じた上で、前に抱えなくてはと。]

(-36) 2014/05/07(Wed) 17時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

 ……矢張、そうでしたか。

>>46嘆息に、落胆と後悔が滲み混ざる。
 もしあと一刻でも、早く里に戻れていたなら、雲雀にこの事態を伝え、忌避することも叶ったろうか。
 物事を悔い、顔色に出るのは、忍として如何なものかと、亡き首領にも、幾度となく言われたことであるのだが。]

 若……何か、手足を封じるものを。

[昏倒しているとはいえ、相手は手練。
 そのままで背負う訳にはいかない。
 連れ運ぶのなら、手足を強く封じた上で、前に抱えなくてはと。]

(-37) 2014/05/07(Wed) 17時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
アラヤダ二重!

(-38) 2014/05/07(Wed) 17時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ……矢張、そうでしたか。

>>46嘆息に、落胆と後悔が滲み混ざる。
 もしあと一刻でも、早く里に戻れていたなら、雲雀にこの事態を伝え、最悪を躱すことも叶ったろうか。
 物事を悔いやすく、顔色にも出やすいのは、忍として如何なものかと、亡き首領にも、幾度となく言われたことであるのだが。

 それでも、暁之丞からの合図>>42を受ければ、口元を結び、丹色の身を暁之丞へ向けるようにと水茨を操る。


 金色を孕む双眸が、丹色へ作用したのを見たならば、水練の術を解き、丹色が力尽きるまでを静かに見つめた。
 やがてその身が飛沫上げて水の中に倒れた>>50ならば、頸に触れて体温と脈を看る。
 かなりの血を流していたように思えたが、そのわりに血色良い気もしないでもなく。
 いつ目覚めるやもしれないと、警戒は強まったか。]

(57) 2014/05/07(Wed) 18時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 若……何か、手足を封じるものを。

[昏倒しているとはいえ、相手は手練。
 そのままで背負う訳にはいかない。
 連れ運ぶのなら、手足を強く封じた上で、前に抱えなくてはと。
 無論、運び手は己が担う。

 道中、羽太郎と玉響には会えたろうか。
 山の事は聞くことができたろうか。

 微かに思い出すのは、時折、食膳に添えられていた、漬物の味**]

(58) 2014/05/07(Wed) 18時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 18時半頃


【人】 伊賀 狼

[黒い毛並み持つ獣は、ゆらゆらと尻尾で低く岩肌を掃き、
彼女の年相応の反応に笑気を抑えて、鼻先背け>>21]

 奇遇ですね、私の手の内も同じく。
 ―――民子さんが無限なる空想を働かせて、
 正当に辿り着く可能性はありますが。

[構いませんよ、と返す声。
近接戦を得手とする四足の身は、
先の舞手に代表されるような術者は本来不得手。

応と返し、ゆると岩場より腰を持ち上げ、
巨躯を支える後ろ足引き摺りつつ、小川を後にした。*]

(59) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 伊賀 狼

― 卍谷傍・森中 ―

[鋼の色合いに覆われた足を伸ばして、伏せる狼。
耳ばかりはピンと欹て、周囲の音を拾いながら。

ただ、傷口に消毒の酒が垂れ落ちた瞬間、
尻尾が乾いた音立てて地を叩いた。

疾風に因り出来た創は鋭利であったが、その分、筋に添う。
乱れた嵐の使い手であったなら、この足は今繋がっていないだろう。

創など舐めて治す己が見ても、実に美しい切り口であった。>>32]

(60) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 伊賀 狼

[痛苦は生じた折よりも、こうして治す時分が最も痛む。
野草への見分けにも糸での縫合にも信を置くが、
彼女にそれらを教えたのは山の嫗である。

自身は温厚を傍に置いた老女に対する焦燥を、ずっと自覚していた。
忍として生きよと告げた嫗が、安寧に近づくほど、
自身は言い知れぬ感覚を胸に抱え続けてきた。

己の道を照らし、産湯から上げるにも似た月下の記憶。
拾われた豺狼は、鮮やかな手並みの向こうに一人の老女を透かして眺めつつ、細く息を吐き出した。>>33]

 ……上手くなりましたね。
 固着するまでは、無理を避けますよ。
 
[胡散臭い口約束は、彼女の治療を受けた後に必ず吐き出す言葉。
それで大人しくしていたことが一度も無いのは、
妹弟子と所詮似たり寄ったりの気性が故。]

(61) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 伊賀 狼

[緩やかに身を起こし、前脚を伸ばして背骨を鳴らすと、
森に消えた一二三と入れ替わるように合流した睦の影を見た。>>25
元より嗅覚が知らせていた彼の存在。
腰を叢の上に落ちつけ、尻尾で前脚の爪を隠しつつ、
豺狼は軽い挨拶の語を投げた。]
 
 おはようございます、睦さん。
 貴方も狩りですか、珍しいですね。

 猫が居ますよ、犬も居ますよ。
 ―――――甲賀が居ますよ。

[血と死の匂い撒き散らす豺狼が、喉を揺らして出迎えた。
濃厚な死臭は、彼が先まで対峙していた幼女と良く似ている。]

(62) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 伊賀 麻耶

[軈て、沈んだ瞳で顔を上げる。
 お供の者の少々狼狽える表情に、
 窶れた笑みを返した。]

 私は、大丈夫。

[掛けた言葉は、自らに。

遠く獣の遠吠えが聞え、狼の鬨の声だと悟る。
 血なまぐさく行われている戦闘の影が忍びよる。

同時に空高く鳥から落とされた暗号の巻物。]


 血が流れ。。。命が燃え尽き、、、
 和睦とは、ゆめまぼろしか。。。

[のこのこと里へ帰り着いたとて。
 のこのこと軍場へと躍り出たとて。]

(63) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 伊賀 麻耶

[葛藤は精神を追い詰める。
 迷いに暮れども肚構えを決めねば。

伊賀を想い甲賀の誰かの喉笛に喰らいついた狼の姿を幻視する。一二三の鞭糸が甲賀の誰かを刻んだ姿を幻視する。どちらも、憎悪に駆られたか。日々、鍛錬を積んでいたというのが、此処で、宿命か、甲賀との戦にて使われたことに幾分苦悩する。

丹色の体奪われたならば、息はあるかと気が気でなく。山婆さまへのご報告も済ませないままに逝ってしまわれたことを受け止める暇もなく。深追いする風の事も思えば、手練手管の忍びの戦。一人で卍谷へ向かえば。遙か遠く、森が騒がしい。睦も、誰も皆、死ぬのは悲しい。

弱き心が埋め尽くし、今にも倒れそうなほど。
 屋敷より持ちだした秘薬も、苦無も、短刀。
 いざ動き出せば、刃が自らに向いそうで。

溶かしたどろどろの鉛が立ち込めたような。
 皆が笑い合えたという未来は、もう見えなくなってしまった。
 目の前の暗闇は、鬼の手でも伸びてきそうな風景。]


 ―――わたくし、も。…往き、ましょう。

[掠れた声を絞り出せば向かうは卍谷。目の届く真直ぐは怖くない。決して振り返ってはいけない。傍のお方は遠くに行かれた。私は、せめて―――。]

(64) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 伊賀 麻耶


[殺す覚悟があらねども、
 此の瞳で、争い見ること叶うなら。
  伊賀を想い、私を思うなら。*]
 

(65) 2014/05/07(Wed) 20時頃

【人】 甲賀 民子

[はっと意識が戻った。
目の前に広がるのは木漏れ日を作る木々の枝]

あ……れ……?

[確か己が知らない技術で打ち出された鉛玉を受けながら森の奥へと走り、そして敵の存在を皆に伝えようとして――]

どうなった? どうなったっけ?

[そこから先の記憶がない。
どれだけ深く探ろうとも何も浮かび上がらない。
何故か何故かと疑問を抱きながら体を起こそうとして……]

(66) 2014/05/07(Wed) 20時半頃

【人】 甲賀 民子

ぃっ!

[激痛に短い悲鳴をあげた。
起こしかけた体が再び氷のように冷たい地面に倒れこむ。
反射的に激痛の元へと伸ばした手には、べっとりとした、瘡蓋を形成しようと粘度をあげた血液が手にへばり付いた。

痛い……痛い痛い痛い……。

動くたびに体中に響く痛みに、体は次第に慣れた。
そこでようやく起き上がったのは、目が覚めてから半刻は過ぎていた]

[目が霞んだ。
それは血の流しすぎからくるものだとは、未だ知らぬ彼女には小さな恐怖だったが、それでも選ばれた忍の一人である民子は、理性で本能を押さえ込むと、ゆらりと立ち上がった]

(67) 2014/05/07(Wed) 20時半頃

【人】 甲賀 民子

こ……こは……。

[そこは睦と対峙した森の端だ。
少し行けば里へのびる道がある。
そこまでいけば、傷の手当が可能だ。
だが……。

そこで思考を区切って、森の奥深くを睨みつけた。

奥にいるは狼のみならず伊賀の忍が数人潜んでいるだろう]

それに、それに。

[睦が言っていた言葉が気に掛かった]

(68) 2014/05/07(Wed) 20時半頃

【人】 甲賀 民子

名前がある名前がある……。
それってなぁに?

[考えても仕方がないのはわかってはいるが、それでも心の大部分を疑問が覆い尽くしていた]

いい、いい。
考えちゃだめ。今は考えちゃだめ。

必要なのはみんなに雲が死んじゃったって……もういないって教える事。

[今は亡き御神楽の舞い手を思い出すとそれだけで涙が溢れた。
傷を抑えているために拭えない涙をそのままに、民子は駆け出した。

伊賀の誰にも、この血の跡が、血の臭いが嗅ぎ取られぬようにと祈りながら]

(69) 2014/05/07(Wed) 20時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/07(Wed) 20時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[大人しく捕まっていようなれば。>>45
現状も把握出来ぬまま、家族と変わらぬ者達を失っていたのだろう。
最悪の道を考えると、血が凍るものもある。

呼ばれた名>>46に、渚だけではなく暁之丞も表情を浮かべぬまま、瞳だけを見開いた。
自然と、握る拳に爪も立つ。
それ以上の動揺を殺すのは、残忍な忍としての性ではなく、祖父の代わりに取り纏めねばならぬという責任から。

あの鳥が討たれしならば、卍谷の里から知らせも届こうに。
嘘じゃ、と否定できぬのは、あの若衆もまた、眼前の青年が内心で抱いているように、己が犠牲を払っても>>47護ると決めたものは護る性分だからにほかならない。
他の甲賀忍の目の届かぬ場で、応戦をしていた可能性、無きにしもあらずと思えば。表情は自然と強張った]

(70) 2014/05/08(Thu) 09時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

…………。

[――まだ息さえあらば。
駆け付ければ間に合うやも知れぬ。
もはや羽根をもがれたどころか、首まで落とされた後だとは状況をこの目に見ねば解らぬ事
…先の丹色の反応を思い返せば、ほぼほぼ絶望的なのではないかと理解も届こうものなのに。
もしかしたら、と希望を抱いてしまうのは、あの鳥はそう簡単にくたばりはしない、と信じたい気持ちがあり。]

(71) 2014/05/08(Thu) 09時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

よあっつぁ!!!!

(-39) 2014/05/08(Thu) 09時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

……そうであったか。

[血液を流して目を閉ざした若衆を見下ろす。
悪戯じみた口ぶりで為された申告を思い出して。

雲雀を、否。
甲賀に討ち入りに参った者共。
そやつらに摩耶が任を向けたかは、……解らない。

しかし、白無垢を纏い頬を朱に染めしあの娘が。
既に気を失っている丹色に、今の暁之丞が浮かべる表情は見る事など*適う筈もなく*]

(-40) 2014/05/08(Thu) 09時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[渚に視線を向け、深く昏睡せし若衆>>49>>50を背負い運ぶようにと言いつける。]

これを。

[促しには、先程まで着ていた装束の上を裂いて布枷をこさえる。>>58
手足をきつく封じさせ、運ぶ支度を整えてから。

一度、羽太郎と伊賀者がやり合っていた場まで赴く。
念入りに留めを刺された遺体を認め>>2、深い息を吐いた。
地を濡らす血液を指先に掬い、巻物に連なる名を確かめる。]

山婆殿。

[お前に教える事などなにもない。
突き放す一言のみを残し、木々の精霊のように消えていった老婆。

豪快に笑う顔と、血まみれのまま瞳孔を開き空を見上げているこの顔は、一致はしても別人のようで。]

(72) 2014/05/08(Thu) 09時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

…………ゆくぞ。

[近くに生えていた野花を抜き、腕の近くへ置くが野風が直ぐに散らしてしまっただろう。

山、と綴られた名の上に血を引き。
雲雀の名を見下ろすも、この目で鳥を見るまでは、名を潰すには至れず。

甲賀卍谷、向かうは蟲獣の蔵。
目立つ場所へ匿えば、甲賀の者共も黙ってはおるまい。
蔵の預かり主が不在であるのを知るは少し後。
―――駆けている内、遠くに卍谷が*見えて来た*]

(73) 2014/05/08(Thu) 09時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 09時半頃


【人】 伊賀 麻耶

[雑把な足音に、さして疾くも流れぬ木々。
 鼻緒が軋み袖が靡く。明確な意志はなく、走る。]

 ―――っ、。

[月夜に黒く映るものが草叢に掛かっており、
 それは直ぐに血液だと知れた>>69
 未だ液体の体を為し、しゃがみ、指で拭えば温かく。]

 向こうておる先は、、、甲賀…。

[誰かが追った跡はなく、幸いに思う。
 ――何が幸いだ。既に戦が始まっておるというのに。
 血が流れた事に対する悲しみか、
 知る者であるならという葛藤か。

 追うわけではなく、向かう。
 傷ついた体なら、、、

 ―思考は、巡らせず。]

(74) 2014/05/08(Thu) 11時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[急ぎ往けば、卍谷より出手し獣>>56か、
 傷を抑え駆ける幼子>>69が見えただろうか。**]

(75) 2014/05/08(Thu) 11時半頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 11時半頃


伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 11時半頃


【独】 伊賀 麻耶

/*
屋敷にいたら当然のごとく誰とも絡めない…
七夜盲の秘薬も使うならタイミングは暁之丞さまが帰ろうとした時だったしなぁ…むがー時間取れろ!

(-41) 2014/05/08(Thu) 12時頃

【人】 伊賀 狼

[そうして、許婚同士の再会には、女心など分からぬ豺狼の振り。
立てていた耳を極力寝かせて、空を仰ぐ態とらしい一幕。>>37

その視界を旋回する鳥を認めれば、
高い音域の一吼えにて、一羽の気を引く。

翼の羽ばたき聞いて、目の前まで降り立つ鳥より、
文を前脚器用に使い改めて、綴られるのは見知った忍文字。>>54

その一文。嫗の落星を眼で追い、僅かに瞳を揺らし。
されど、私情を噛んで、後方二人を振り返る。]

挟撃されると聊か厄介ですが、
里を甲賀の倅が空けているなら、
寧ろ、好機とみましょう。

丹色を見縊っている間に更に一手を。
あれが並大抵の拷問で折れると見誤っているなら、甲賀の修練も知れたものです。

[新緑の薫払いて立ち上がり、琥珀色の目が輝いた。]

(76) 2014/05/08(Thu) 12時半頃

【赤】 伊賀 狼

 
 
 ―――さて、鳥の次は猫ですよ。
 
 

(*5) 2014/05/08(Thu) 12時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 12時半頃


【人】 伊賀 狼

[地に爪を立て、持ち前の嗅覚が追う血と死の匂い。
無論、四足の己に嗅ぎ取れる匂い。

甲賀に残りし伏兵の放った獣たちも、因臭辿るは易き筈。>>56*]

(77) 2014/05/08(Thu) 12時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 12時半頃


伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 12時半頃


【人】 伊賀  楠木 睦

[二人のこちらへ向かう姿を見留め、気を沈める。袖を直し、一二三に目をやった。]

ああ、風から聞いた。恐らく風と摩耶姫以外は甲賀に向かっておろう。
民子とかいう娘とやり合うておった。
今は林の中に姿を隠したが、なに、一応は手負わせた。今なら追える。

[立ち上がり、娘の逃げた方を指差し、歩き出す。]

あれは幼いが、……共に来るなら気を付けろよ。魍魎幽鬼の類いと気脈を通じておるようだ。侮ってかかれば冥府魔道に引きずり込まれかねんぞ。

[そこまで語り、一二三の姿を上から下へと眺めた。]

…大した怪我はなさそうじゃのう。案じておったぞ。

(78) 2014/05/08(Thu) 13時頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 13時頃


【人】 甲賀 羽太郎

 怒らんのか?

[>>29それはそれでつまらんが言ってる場合でもないか。]

 あけのじょうさまは、なぎさと一緒か。
 あっちの伊賀者はどうしたんじゃ?

[委細聞き及べる時ではないしすぐにそっちへ向かおう、遠くの麻耶より暁之丞様じゃ…]

(79) 2014/05/08(Thu) 13時頃

【人】 甲賀 羽太郎

 あ、いらっしゃった!
 あけのじょうさま!

[行く前にこっちに来た>>72。渚もおるな>>58、なんじゃ伊賀者を背負っておるか、うむむ渚は首尾ようやったもんじゃのう。]

 申し訳ございませぬ、山は殺してしまい申した。
 …一人捕らえたなれば次は気にせずとも良いか?

[ついでに麻耶も殺したいと言ったらさすがに叱られたか。>>42]*

(80) 2014/05/08(Thu) 13時頃

【独】 伊賀 一二三

/*
復活したね!

風の、忍の体には情報が云々という話を見て。
雲雀んの遺体を川に流そうとも思ったのよね……。甲賀の人達が川に居るし。

でも、彼の扇が流れる美しさを優先させたのよ…。

(-42) 2014/05/08(Thu) 13時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[暁之丞様達は先に里に戻ると言うので>>73ワシは後追いして周囲を警戒し周ってから行くことにした。
先んじて里で闘いが始まっていたならば誰かしか傷ついておるかもしれんし伊賀者がまだ明方の草葉の陰に潜んでおる事もあろうからな。
挟撃狙いの背後を狙ってやろ。

小川辺りまで着く。
水に混ざって血と、嫌なにおいが残っている気がする。傷を洗う気が失せるあのにおいだ。]

 おおかみ…。

[逢いたかないが、逢ったら殺さねば。
民は外に出ておらんだろうな。あいつ術を使ってる時でないと寒気を纏わんから探しにくいわ。

地面を見ていく。よし血じゃ。水の飛沫にあてられて薄められてはおるが岩肌にまだ残ってる。
も少し明るかったらどの程度血が広がっているか分かるんじゃがのう。

辿ると花弁の散った枝>>2:368が落ちている。]

(81) 2014/05/08(Thu) 13時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 ――、

[雲雀!

雲雀、雲雀。青褪めた血の気を辿る。
忍の足跡は探しづらい、相手が足軽であればどんなに楽だろ。藪の中に飛び込み駆けた。
居るか?居るか?

居た!>>35]

 ひばり!
 お前。

[なんじゃ頭ぼさぼさだぞ尋常でない有様じゃな。肩に手をかけて少し力を入れたらとても簡単に硬い身体がゆすぶれた。
ああこれは。

ぷちぷち固まった血の剥げる音がして、もげた。]

(82) 2014/05/08(Thu) 14時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[仰け反って数間飛ぶ。ごろっと頭の落ちると同時ぴんと何かが張り詰めて切れた音がした。
矢張り罠!
地面に伏せって呼吸の合間に鳴子や苦無を待ったが何も起こらない。

何じゃこれは。

死人座らせて首乗っけて糸で紡いで、 後は? 撃ち合う間に首を飛ばしちまったんで態々縫ったっていうのか? 何の仕掛けも無く? 何の為じゃ? まるで意味が分からん。

耳を押し当てても地は人の足音を伝えてはくれなんだ。どうやら本当に何もない、らしいのう。

起きて雲雀の頭を拾いに行く。]

(83) 2014/05/08(Thu) 14時頃

【人】 甲賀 羽太郎

 ひばり。
 ひばり、ひばり、

  雲雀…

[母上。母上。
病で動かなくなったのを見たあれが最初の死じゃったな。
10で戦場へ出て忍働きしていくつも見慣れた死。いくつも人の痛みを紛らせ、敵を屠った。

頭ごと硬くなった躯を抱きしめるとまだ雲雀のにおいがした。
指笛を吹こう。]*

(84) 2014/05/08(Thu) 14時頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[  ひばりの したいを みつけたり
   おがわの そばの もりに あり

   うたろう ときとうげにて
   いがもの まつ  ]

(=5) 2014/05/08(Thu) 14時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 14時頃


【人】 甲賀 羽太郎

― 土岐峠 ―

[雲雀の死体をひとまず置いて山の躯を置いた場所まで戻るともう伊賀者がおったか。>>53>>54
鳥の羽音に紛れて登った枝から見下ろす。

右足を射抜いた苦無を投げつけてやった。ワシの血に濡れたままの刃じゃが上塗り痒痛を齎す薬を塗ってある。
掠めただけでひどくかぶれるぞ。いまいましかろう。]

 伊賀の婆あ、討ち取ったり!!

[叫んだらば宙を走るか。
追え追え、追ってこい。畜生どもの鬼ごっこじゃ。**]

(85) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
ひぎぃつきぬけた。
ごごごめんなさい

(-44) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
むむーんどうしようかのう

コアタイム一日分消えたのは痛いから延長は無いよりは
ある方が嬉しいのは確かなんじゃが、エピは延長2回でも
時間が足りない足りない言われがちじゃからなあ…

終盤にコミット掛かるかどうかはまだわからんか…

(-45) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 14時半頃


【人】 伊賀 一二三

―小川近くの森―

[睦の裾に触れんと伸びた指先は、また叶わず。代わりにと女は懐より懐紙に包んだものを取り出した。手に持ち小さく悲鳴を上げる。
 駿府城下にて買い求めた奇抜な柄の布。
 襟巻きか羽織の一部にと思い、風と相談して睦の為に買い求めたもの。

 雲雀の攻撃を女の代わりに受け、無惨な有り様。女は落胆を隠せず、雲雀より奪った天鵞絨を睦に差し出す。
 土産の布よりは小さいが美しい布を。]

これは甲賀の者が持っていたのですが、台無しにされた代わりです……。

(86) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

[聞かず見ずの狼の気遣いに背を押されたように。女はようやく睦の袖を掴んでついと引っ張った。]

 睦様……
 親が決めた事とはいえ、私は
 あなたの――妻に。

[甲賀者と対峙した時よりも指先が震える。意を決して顔を上げ、じっと瞳を見詰めた。]

(-46) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

 お願い致します。

 今すぐ、私を―――…

(-47) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦



  …―――あなたの妻に、迎えて下さい。


[唇を薄く開け、女は目を閉じた。]

 お慕いしております、睦様……

(-48) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【人】 伊賀 一二三

[間もなく、空に伊賀の鳥。

 狼の報を受け、睦が歩き出す。
 戦況は刻々と変わる。
 落ちた星の一方は山婆であった。
 そうかと短く応え、女は堅く目を閉じるに留めていた。]

魑魅魍魎? 幻覚の類でございましょう。
猫は猫でも、化け猫。
幼い為りだとて、中身は頭目様より山婆様より老いてるやも知れません。

[笑止。例え冥府より黄泉比良坂通り弟が戻ってきても、胸中の膿は消えない。

 暁之丞は甲賀より知らせでも受けたか、或いは察するところあったか。伊賀から逃れて卍谷に戻ったとして。

方角は同じ。指笛の知らせは今は聞こえぬ。

連れ去られた丹色の奪還――それも、叶うだろう。途中、猫を刈るだけだ。]

(87) 2014/05/08(Thu) 14時半頃

【人】 伊賀 一二三

[立ち止まった睦の視線。大きな傷はなくとも、衣服と皮膚は別。

 今更ではあるが、女は顔を赤くし体の前を隠す。]

 あ、ありがとうございます。
 お陰で無事でありましたっ。

[狼よりも睦よりも先に行きたいが先頭は適任が居る。
 女が出来るのは、せいぜい草を裂いて細くした繊維糸でもって、木の枝や地面に罠を張る程度。**]

(88) 2014/05/08(Thu) 15時頃

【赤】 伊賀 一二三

[麻耶様の側にはきっと風が居るのだろうと、思っていた。]

(*6) 2014/05/08(Thu) 15時頃

【独】 伊賀 一二三

/*
雲雀に罠を仕掛ける!
火薬とか!?

首の糸が切れると同時に周囲から苦無とか、考えもしなかったよ!
おぅぅ

(-49) 2014/05/08(Thu) 15時頃

一二三は、先程までいた場所からの指笛に小さく笑み溢した。>>84

2014/05/08(Thu) 15時頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 15時頃


甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 16時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹


     『にしき』

                             『どうか』


    『おまえの――……が、甲賀者を――――――』

 

(89) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[底なき暗闇に落ち続ける意識を引き戻したのは、
この世にもういない母の最期の言葉。

すぐ目を覚まして顔を上げるなどという無様は晒さず、
まずは身体に伝わる感触と音のみで状況を把握する。

背の広さや腕の太さからすれば、背負っているのは先程戦った渚か。
手足には厳重な布の戒め。]

(90) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[伏せた頭の下、唇だけを歪ませた。
奴ら、己が操れるは血や髪だけと思っているのか。
こんな布切れなど、枷の内にも入らぬ。

体勢そのまま練り上げた気を尺骨と脛骨、
他に縛られた箇所があるなら其処にも収束させた。]

 …………。

[皮膚突き破り生えた骨の刃は今はごく小さくとも、
風の操る鋼と正面から打ち合っても砕けぬ硬度を持つ。

渚だけなら刃の大きさを出し惜しみせず不意打てようが、
やはり暁之丞が厄介だ。

だから今は手枷と足枷の形は崩さず、それでいて隙あらば
瞬時に破けるよう、身体の内側向けた繊維を
ゆっくりと断つに止めざるを得なかったが*]

(91) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

 ―   の記憶 ―


             [百鬼鵺形。]


[それは人体の一部や組織を己の意志のまま操る
百鬼一族の特異体質に、忍術としての名を与えたもの。
才は血の濃さ、言い換えれば穢れの度合いで決定される。

しかし異形の力と囁かれど、歴代にその身全てを
人ならざるものに転移できる忍はいなかった。

骨を操る父と血を操る母、両方の力を受け継ぎ、
更に古き代の髪や爪も遺伝した丹色でさえも例外にはなれず。

母が妖狼へ変ずる男に息子を託した背景には、
その事情も大いに含まれていたのだろう。]

(92) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[血を掛け合わせ続ける程に、その代償も重くなる。
父や、まだ幼い頃は他にも存在した血族たちは病で早世した。
母も戦いで致命傷を負っていなくとも、どれ程生きられていたか。

それでも忍として人を殺める生き方なら、
そのために敷かれた因習、与えられた異能と代償。
幼き頃より、割り切っていた。]

(93) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[鍔隠れの姫は心優しく、幼い頃より争いを厭う。
麻耶の前では内に抱える冷酷さも甲賀方への憎悪も隠し、
剽軽な悪戯者として振る舞っていたのは彼女の為か、自分の為か。

――――麻耶は戦が無くなることこそが皆の幸せに繋がるのだと、
真剣に願い、想ってくれている。

だが戦無くなった時代では、今度こそ己はただの穢れた血。
彼女が甲賀暁之丞と幸せになるのを見守ることしか出来ず、
その時間さえおそらく多く残されていないとなれば。

不戦の約定破られるまで、幾度となく心を軋ませた苦衷。
それを抑え込んだ感情に名を付けることは、決して無かった**]

(94) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
読んだ人からこいつDTこじらせ過ぎやろって絶対思われてる(被害妄想

(-50) 2014/05/08(Thu) 16時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 16時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
新明解国語辞典 第五版 れんあい [恋愛]―する

特定の異性に特別の感情をいだき、高揚した気分で、二人だけで
一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら
肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、
やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて
歓喜したりする状態に身を置くこと。


恋慕と呼ぶにはこの域までは行ってないしな……

(-51) 2014/05/08(Thu) 17時頃

【秘】 甲賀  鉢屋 光圀 → 四代目 服部 十蔵

/*
お疲れ様です、光圀に御座います。

少々相談事が御座りまして、秘め話をさせて頂きました。

当方、急用の為に九日午後~十日夕方頃まで箱の確保が困難となりそうな見込みに御座ります。
鳩での追跡は十分可能と思われますが、若し更新の延長無き場合、次の墓落ちは避けて頂ければ幸いと存じます。

誠に勝手ばかりで申し訳なく存じますが、何卒、ご一考くださいますようお願い申し上げます。

(-52) 2014/05/08(Thu) 17時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 17時頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 17時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時頃


【独】 伊賀 一二三

/*
現在地纏めたらカオスな事になっていた……主に民子周辺。

(-53) 2014/05/08(Thu) 19時頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
一二三さんすごい!
分かり易い!!

(-54) 2014/05/08(Thu) 19時頃

【赤】 伊賀 一二三

[遺体に罠を仕掛ける事をしなかったのは。

 認めたくなくとも、その舞、その裂断を『美しい』と思ってしまったからであろう。
 鳥籠に閉じ込めたように、雲雀に近付く甲賀者を捕らえ傷負わせる籠を。
 或いは上空から地面から突き刺さる苦無の牙を。

 さすれば、羽太郎なる忍の命――とまでは行かぬとも、
 血を流させること出来たは必須。


 この判断が、吉と出るか、凶と出るか……*]

(*7) 2014/05/08(Thu) 19時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*うたろうかわいいのう。
だっこしてよしよししたかったのう。(そしてうざがられる)

(-55) 2014/05/08(Thu) 19時頃

【赤】 伊賀 一二三

―森の中―

……睦様。
幸いな事に、私の術を知る者は少なく、民子もまた、私の顔も知らぬでしょう。
狼殿が人であるとも。

[名乗り合いまで済ませている。
 つまり、人別帳に在る名だとも知られている可能性がある。]

……何処まで通用するかは分かりませんが、
私は狼遣いと偽りますので、睦様もご承知置き下さいませ。

[手を伸ばし笹の葉を千切り、急拵えの犬笛を。
 これもまた山婆に教わったものだと思えば
 じっと視線を注ぐ。]

(*8) 2014/05/08(Thu) 19時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時半頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時半頃


【赤】 伊賀 一二三

丹色が捕まり、山婆様が居ない今となっては
麻耶様の事が気掛かりにございます。

風は――麻耶様をお守りしながらよりも、
自由である方が……

[きっと、きっと。
 愉しい戦が出来る。彼女が望むように。]

(*9) 2014/05/08(Thu) 19時半頃

【人】 伊賀 風

―土岐峠―

[山の骸を運ぶように命じた後、ふと腕近くに視線を落とすと野花が>>73目に留まる。むごたらしく苦無で体中を刺された老婆の躰>>2と、素朴に手向けられた花は何だか酷く不釣り合いで、滑稽に思えた。

――と、頭上から感じる殺気。>>54
放たれた苦無からは咄嗟に体を躱すも、掠めた手の甲にぶわりと湿疹が広がる。毒の類か。高らかに叫び姿を翻す忍の姿がちらりと見え、すうと目を細めて舌なめずりをした。
あいつか。山婆様を仕留めた甲賀者は。]

はッ、甲賀の糞餓鬼か。いまいましい。

[目に見えた挑発だが、面白い。乗ってやろうじゃないか。甲賀者ならば、丹色の行方も探れよう。むしろこちらから出向く手間が省けたというものだ]

アンタたち、邪魔すんじゃないよ。

[下手な手出しは却って枷になると、側の伊賀忍には短くそう告げその体を追う。隙を見てその背に手裏剣を投げつけつつ、宙を駆けた*]

(95) 2014/05/08(Thu) 19時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時半頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時半頃


伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時半頃


伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 19時半頃


甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時頃


【人】 伊賀 一二三

―森の中―

[昼の陽あれど、木葉で遮られた陰は春遠く。
 吹き抜ける風は新緑の、生気満ちた香を含む。

 女には先にあるという獣の臭い、血の臭いは分からないが、
 何かあるという気配はぴりと肌で感じていた。

 手の内には犬笛宜しく笹の葉笛を収め。
 伊賀忍同士、密やかに言葉を交わし。]

(96) 2014/05/08(Thu) 20時頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時頃


【人】 伊賀 狼

― 森中 ―

 中々将来有望な子猫でしたでしょう。
 胆力は眼を見張るものがありますよ。

[四足が土を踏んで、睦に相槌一つ。>>78
彼の言葉通り、陰術を得手とするなら、
自身の強靭な体躯よりも、睦の発勁が主軸となるだろう。]

 けれども、亡者の相手とは。
 ―――鬼が出るか蛇が出るか。

[呟く言葉は、遊ばせるよう。
軽い速歩、猫を追い詰める如く、徐々に、徐々に血の元へ。]

(97) 2014/05/08(Thu) 20時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時頃


【秘】 四代目 服部 十蔵 → 甲賀  鉢屋 光圀

/*
お疲れ様です、村建てです。

ご報告ありがとうございます、事情確認致しました。
ですが、丸二日ログの確認・書き込みが不可能(突然死の危機)という類ではないので、3dの延長なくともランダムから外す対応処理、という判断はできかねます。

というのも、事前に全体にお伝えできるものであることと、村の方針が「ランダム落ちor自薦による落ち」のみのためです。

コアが日によって不定期・休日以外は一定間隔のみ確保の参加者様もいらっしゃる為、予定による憂冷遇をしてしまうと、「私も時間の取れる日に優遇をしてほしかった~」という不満が出て来る可能性もあります。

(-56) 2014/05/08(Thu) 20時頃

【秘】 四代目 服部 十蔵 → 甲賀  鉢屋 光圀

/*
また、今回の延長にかかる憂慮に関しましては

・参加者が更新後に二日かけて紡ぐ予定を立てていた可能性
・コアにかかる方が多い夜になって、突如想定外なアクシデントが全体に掛かってしまった

という部分を踏まえた理由起因になります。


お力になれず非常に申し訳ないですが、万が一延長なしでぶつかった場合、打開策と致しまして…
時間の取れるうちにある程度ロールを投げておく、差し支えそうと判断した場合は参加者全体へ事前にお伝えする、鳩対応多めになるので多角戦闘は難しいと明言する、などの対応でお願いできればと。

また、本日延長もありえますので、指針もお待ち下さい。

(-57) 2014/05/08(Thu) 20時頃

【独】 伊賀 一二三

/*
折角の隠れぼいんだから、風で服着れて……という青年誌並のサービスカットはあったと思われるが、きっと月の光で隠されていると思う。

睦様、上着貸してくれないかな……。

(-58) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

四代目 服部 十蔵は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時半頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
このまま多角気味だと、万が一明日死ぬ事になった時にリアルが死んでしまう(まがお

えーと、民子(および私)と接触らしいのが伊賀の姫君で、
追いかけて来てるのが狼殿と一二三殿と睦殿で……

良くて4-2か。

(-59) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

【削除】 甲賀  鉢屋 光圀 → 四代目 服部 十蔵

/*
返答ありがとうございます。
方針了解致しました。

身勝手な申し出に真摯に対応してくださり、真に有り難く存じます。
当方でも極力、箱の確保や事前対策を行う所存で参ります。

指針の待機と、明日、天へ選ばれぬ事を祈りつつ。
有難う御座いました。**

2014/05/08(Thu) 20時半頃

【秘】 甲賀  鉢屋 光圀 → 四代目 服部 十蔵

/*
返答ありがとうございます。
方針了解致しました。

身勝手な申し出に真摯に対応してくださり、真に有り難く存じます。
当方でも極力、箱の確保や事前対策を行う所存で参ります。

指針の待機と、明日、天へ選ばれぬ事を祈りつつ。
有難う御座いました。*

(-61) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
でもこういう時の予感って当たったりするんだよなぁ……
そんなまさかね……はは。

(-60) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時半頃


【人】 甲賀 民子

[体から力が抜けていくのが分かる。
時折足がもつれるが、歩みを止める訳には行かない。
それは使命感にも似た焦燥感。森の中で起きている全てを伝えなければならないという強い思い。
普段であれば掠る事さえさせない小枝が、白い頬に赤い筋を刻んでいくのも気に留めず、先へ先へと進む。

――それが目に入ったのは、そんな時だった]

人影? 人影?

[それが麻耶>>75とは知らず、彼女が丞の婚約者だったとは知らず。
民子は一瞬の逡巡の後、行き先を麻耶へと変更した]

やれるなら……数を減らしておく……。

(98) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

【赤】 伊賀 狼

 死人の数だけ、手勢を増やされるのは厄介です。
 特に甲賀は高い組織力を持ちますからね、
 頭を変えて体勢立て直される前に働きましょうか。

[特に此方の統率力は、麻耶姫の力量に掛かる。
秘術と謳われし双眸と、気高き精神を抱えていたとしても、
彼女は優しさと人の心を捨てきれない。

敷いた血の道、砕かれてしまった未来の欠片。
伊賀を愛する姫君は、人を愛することも出来る。

魚が陸を泳ぐこと出来ぬように、
鳥が海中を羽ばたくこと出来ぬように、
豺狼に理解出来ぬ範疇であったが。]

(*10) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時半頃


伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 20時半頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

―卍谷・森―

[黙の案内に従いて。
進むと共に、臭うは鉄錆。

やがて、森の端近く訪れたらば。
赤を流する幼子の>>67>>68>>69
姿ぞ其処にありなむや。]

……!

[然れど、直ぐに声をばかけざるは。
異なる気配の有りし故>>75

男、声は出さず、指を口に咥えして。
微かな笛音を紡ぎて、甲賀の者へと伝うなり。]

(99) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

【独】 伊賀 山

/*
普段死ねない陣営やっとるので、
たまに自キャラが死んだ折に追悼されたり言及されたりすると非常にごろんごろんできる……!

いやもう大事な相手が目の前で敵にやられたり首掻っ切ったり自爆したりとかわりとある話……(しみじみ

(-62) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

民子 光圀の 近くぞ 居る
怪我の具合 如何なるや
加勢 要るや

[風鳴るが如き微かな音なれど。
近き者なれば、聞こゆるべし。]

(=6) 2014/05/08(Thu) 20時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
>>=6
光圀「加勢するかい?」

中の人「多角嫌だったら帰るから言ってね!」

(-63) 2014/05/08(Thu) 21時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
まぁその、あの申し出は自分が辛いよりも相手に迷惑かけそうでって部分が大きくてですね……

落ちる時土曜更新だと寝落ちの危険が普段より危なくて……

延長になるなら本当はちょっぴりありがたかったりする。
日曜更新ならなんとかなる。はず。
いや、日曜も割と死んでるけど……

(-64) 2014/05/08(Thu) 21時頃

【独】 伊賀 麻耶

/*
あっこれ囲まれる…?

(-65) 2014/05/08(Thu) 21時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時頃


【秘】 四代目 服部 十蔵 → 甲賀  鉢屋 光圀

/*
丹さんが延長希望を入れておりますので、
なんとしても延長しないで欲しいという意見ない限り、
ほぼ延長はされるものと思います~。

最善策検討しましたが、ご期待に添えていない形になってしまい申し訳なく。
では、よろしくお願いいたします**

(-66) 2014/05/08(Thu) 21時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
>服部殿
いえいえ、構いませぬ。
寧ろご迷惑と我儘ばかりで実に申し訳なく。

終末さえ乗り切れば後は何とでもなろうはず……
原稿も駆逐出来た事ですし。

(-67) 2014/05/08(Thu) 21時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
皆様本当にすみませぬ……

予定通り水・木だったら今日のオン時間短めでも二日使って暴れてひばりんみたく結構余裕ある内に死亡も考えたのですががが。
金曜も今までよりは時間取れないしなあ…

(-68) 2014/05/08(Thu) 21時頃

【人】 伊賀 麻耶

[背の位はわらべのそれ。>>98夜に紛れた影も、傷ついて焦るように見える。止まったかと見れば、此方に近づいてくる。血を流す姿に里の子ではないと悟るのは、互いに刹那に木陰から離れ、登る日に照らされた時。]

 ――あの子は―――。

[忍び甲賀へ邪魔した頃に、物心ついたか付かぬかばかりの姿を見たことがある。暁之丞さまと関わりある娘の名前は―。]

 ―あ、あのっ。

[此方に向ける殺意に気づくこと無く。
 森の男>>99に気づくこと無く。
 足を緩めながら、声を掛けた。]

 怪我を…?
 直ぐ手当を…!

[しかし、人別帖に書かれた忍と気づくことは無く。
 
名を知らぬがゆえか。
 いや、名を認めていても、
 同じことをしただろうが。]

(100) 2014/05/08(Thu) 21時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時頃


伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時頃


【人】 伊賀 狼

 ―――気配が、

[不意に視線を持ち上げれば、前方からは死と獣の匂い。
その合間に混ざる微かな香りは、
忘えることも間違えることもない。

 伊賀の宝玉、麻耶姫の馨。

その折、表情筋働かぬ獣の顔の色が僅かに変わる。]

 姫様もお越しのようですよ。
 
[二者に告げる感情の見えぬ声。
優しき心根持ち合わせるままに、
憎悪と怨嗟渦巻く戦場に足を踏み入れたのか。
豺狼の足が、確かな加速を伴った。]

(101) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【赤】 伊賀 狼


 ―――決断されますか、我等が頭目よ。

[そっと囁いた声は、同じく伊賀を愛しながらも、
己と逆しまの未来を描く姫に向けるよう、喉の奥で呟いた。*]

(*11) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【鳴】 甲賀 民子

[風が鳴った気がしたが、麻耶に意識を集中させている民子は、それが光圀の呼びかけとは気づかない]

(=7) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
鯖復活してよかった!

(-69) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時半頃


伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時半頃


【人】 甲賀 民子

>>100と民子を心配する言葉は、雲雀を殺された事実を上回る事はなかった。
睦と相対したのと同じく、腕を前に突き出すと]

ハァ!

[気合を入れると同時に十体の亡者が地面や木々から生まれ、獲物へと殺到していく]

(102) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
ひいさまの能力が常時発動型だと狼どのが人間形態に戻って
あられもない格好になるような気がするので
ある程度対象は限定できると思っておこう

(-70) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【独】 伊賀 狼

/*
あんまり姫様の傍に寄ると人に戻りかねないドキドキ感。

(-71) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―少し前・土岐峠にて―

 …………。

[一人残せばそてで良いのか。>>80
丹色以外は仕留めても良いのか。

それに対しての言葉を吐くのであらば、
己に掛かる命運さえなければこう答えただろう

今も尚愛しさが変わる訳では無い麻耶にとって大事なものを
己にとって守らなければならな“かった”存在を消すな、と。]

(103) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 何故、かような争いをせねばなるまいか
 その理由知らずして、断つものではない。

 だが、――お主の命を危うくしてまで
 殺さずを貫けなどとは言わぬ。 
 相手方の出方を窺えぬような状況であらば、やむ無し

[天秤にかけたくも無いものを量らねばならない。
何故、こんな事になってしまったのか。]

(104) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

    戯け。

[麻耶を殺したいと素直に言い出した犬を拳で叩く。
がつ、と鈍い音がした。
鳴き声でも上げるようなれば、慰みに頭を撫でよう。]

 それこそ、理由も分からず伊賀を滅すようなものぞ。
 儂らは忍であれど、犬畜生ではあるまい。

 ――勝てば永禄を約束するとはあったが、
 誰しもが、それを欲しているとは限らぬ。

[できれば、麻耶だけはそうで無ければ良い。
そう思わずには、遣りきれぬ。]

(105) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……ふむ。

[民子よりの返答無ければ、男、民子の気づかざると判ずるなり。
見ゆれば、女>>100、民子へ声ぞかけたるに。
男、懐より苦無出して、構えたり。]

(106) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 雲雀は……少なくとも負傷しておるだろう。
 儂と渚は、伊賀者を何処かへ捕えておかねばならぬ。

 お主はまず、玉響と共に雲雀を探せ。

[鼻が効くのは忍であれば当然ではあるが、
この弟分は、頭が少々軽い代わりに鼻も秀でている*]

(107) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[時に、羽織を引く者ありて。
下を見ゆれば、黙、落ち着かざる様子にて侍り。]

……知らぬ獣の臭いでも為るのかい。

[男、小声にて訊ぬれば、狼、小さくおんと鳴きにけり。]

(108) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……見ておいで。
そろり、森の獣たちも起きる頃だ。
心配ならば、引き連れてお行き。

[男、斯く斯く申しつければ、黙、再び小さく鳴きなきて。
音も無く駆け、女どもを避けて森の奥へと消え侍り。]

(109) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時半頃


伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 21時半頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

[考える。

このまま卍谷の何処かへ捕らえられても、暁之丞のあの眸が
ある限りは力づくでの突破は極めて難しい。
苦々しいが、生殺与奪の権をあちらに握られているようなものだ。

…………いや。一か八かの賭け、長くは効かぬだろうが、
あの眸に対抗する術、全く持たぬわけではない。]

(110) 2014/05/08(Thu) 21時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 っ―――――あなたは…!

[亡者、亡者、亡者。亡者、亡者、亡者。亡者、亡者、亡者。亡者。
 日に照らされた地より出し亡骸共は、
 異界の雰囲気を纏い襲いかかる。

しかし、現実であればこそ。
 世の理を踏み外した異形の業は、
 "視れば"幻霞の如く霧消する。

瞳に映らば、消えもせば。
 跡に残るは、喧騒の余韻。]

 忍、なのですね…。甲賀の…。

[悲しい瞳で、それでも尚更殺める訳にもいかず。
 殺める技も持たず、殺める意志も持てず。歩み寄る。]

 血が、、、顔色も悪う御座います。
 どうか、傷を見せてくださいませぬか…?

(111) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 …………万が一屍体でも、

[認めとうも無い。
考えとうも無い。

だが、考えねばならぬ。
最悪の想定をせねばならぬ。


ちらり、玉響へ視線を向けた]

 必ず、儂の許へ連れて參れ。
 説教をせねばならぬ。

[よもや、注意を引きつけておく為に騒ぎを広めず散ったのならば。
忍として大義であったと褒め遣わす所であろう、お爺であらば。

しかし、この時ばかりは虚勢も張れなんだ*]

(=8) 2014/05/08(Thu) 22時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 22時頃


【人】 伊賀  楠木 睦

―小川近くの森―
確かに挟撃は厄介だが… いや。
こうして出てきた今、鍔隠れの里を気にしても仕方なかろうのう。
この上は少しでも頭数を減らしていくべきじゃ。

[狼に一二三。二人としばし話を続ける。語らいではなく、次の一手を見越しての事。とは言え、あの娘を追うという点だけは決まっている。
森の中、一二三が差し出した天鵞絨に視線をやり、手に取った。]

そうか、お前達が屠った甲賀の…確かに美しい布だ。

だが、その台無しにされたという布。有るのだろう?
……ならば其方の方が余程嬉しかろうというものじゃ。

(112) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―甲賀卍谷・蟲獣の蔵―

[卍谷までの森道を渚と共に走る。
渚は人一人抱えて居る上、甲賀の忍としては全うな脚は持てど、
己に比べれば速度も持たぬし、韋駄天の域では非ずして。

怏々としてもやむ無し。
卍谷に戻り次ぐ頃には、日も高くなっていた。]

 丹色殿の意識は戻ってはおらぬか。

[流血の手当まではしていないが、自然と血が固まっている。
ただ運ばれるだけに見える若衆が意識を取り戻している上、
静の動きをもってして脱を鑑みている>>91までは悟れずに。

考えた末、森に近い蟲獣の蔵を選んだのは
里まで戻るよりかは、人の寄り付きも少ない故に。]

(113) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

そうか。山の婆は最後まで忍としてあったのじゃな。

[目を瞑る。一二三や丹ほどには深く関わりのあった方ではない。しかし、悼む気持ちに変わりはない。甲賀者の手にかかったとなればなおの事。
歩きつつ、先ほどまで民子と睨みあっていた場所の、生気を失い朽ち果てた枯木>>2:326の枝を折り差し出した]

見てみろ。あれの…民子とかいう娘のやったものだ。これが幻によるものとは、俺にはどうも思えん。
あれは危険だ。娘を装った変幻の類だと言われた方がまだ分かるが……

[立ち止まらずも、言葉をつぐみ思案する。]

(114) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【赤】 伊賀  楠木 睦

……それにしては、初めと終いで、同じ者と戦っていたような気がせん。
なんだ?なぜ最後だけ弾が当たった?

(*12) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[それでも、蔵前では小童共が面子や貝独楽で遊んでいた。
なんと平和なことか。

こうして遊ぶ事を止めぬのは、これらも親無し子であるからか。
目を閉じているであろう丹色の頬>>110を軽く叩き意識を確かめ。]

 小僧ら、そこなる戸を開けよ。
 ………それと、筒に湧き水を持って參れ。

[言いつけを守り、戸を開く子供が口にしたりは。
蔵主様が出ている>>56という話。]

(115) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……あれは。

[民子の喚びし亡者ども>>102
女の一目見ゆるれば。
霞が如く霧散せり>>111

思い至るは伊賀の姫君。
幻破る、魔殺しの。
瞳術使いと、風の噂に聞き侍る。

男、苦無を持たぬ左手を。
口へ咥えて、再び笛の音吹きにけり。

右手は苦無を持ちたる儘に。
両目は女を捉うる儘に。]

(116) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

民子 聞こゆるか
其の女 伊賀の姫君と思わるる
術 効かざるの 所以は 其れならん

光圀 後ろに居り
加勢 要るや 否や

[先より僅かに強き音を。]

(=9) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 …………ごほっ、

[あれから時間は過ぎ、彼らの目的の場所も近いらしい。
>>113確かめるような言葉が聞こえるとあえて少し間を置いた後
眉根を寄せ、そろそろと意識が戻りつつある風を装う。

軽く咳き込む振りをすれば口の中は鉄の味がするが、
舌を噛み切っていないだけまだ良しとしよう。]

(117) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

 怒って欲しいのかい?
 報せが届く前に事が済んだ、それだけだろう。

[>>79もしかして拳骨の一つでも欲しいのか。
ならばと、額を触れる程度に軽く小突いてやる。]

 ……渚殿は川辺にいるはず。

[暁之丞が渚の許にいると首肯し、同じく羽太郎と向かおうとすると
先に暁之丞たちがやってくる>>72>>58
伊賀の老婆のことに関しては、自分は何一つ知らないため
羽太郎に任す。]

(118) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

……まあ、良いわ。

[考えても答えの出ない話だ。姿を捉え、ただ葬る。
それが適えば、それだけの話だ。
狼を前に、少しばかり立ち止まり、遅れて二人、共に随う。
その足が止まり、狼の声に気配を自らうかがった。>>101]

麻耶姫の声。左様か、それに……
他にも…あの娘以外に誰ぞおるのじゃろうか?

[駆け足を速める狼に、音もなく忍び行く歩みが、疾く増した。]

(119) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[羽太郎の摩耶を殺す、という言葉に暁之丞が苦言を放つ>>105
その言葉は玉響の耳にも痛い。

伊賀なんて滅びれば良い。
理由なんて、大層なものではない。

ただ、暁之丞を奪う伊賀が、摩耶が、憎い。
犬畜生ではないが、忍であれど醜い感情で行動する分
よほど性質が悪い自覚はあった。]

 仰せのままに。

[しかし、この場で口にする言葉は持ち合わせてないため
羽太郎と共に、雲雀を探す>>73>>107]

(120) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[丁度その時であったか、指笛を聞いたのは。>>84]


 ――――…   !


[雲雀の死を伝える指笛に、額へ手を充てた。
その伝報は、卍谷の里から動きし者にも意味を悟らせる。

あの舞人が、討たれたと。]


  雲雀よ……。


[今は感慨に耽り、我を無くす時に非ず。
開けられた戸の中へ入り、空いている檻の中へ丹色を容れろと命ず。

雲雀がこの光景を見てでもいれば、
山猿を飼われるのかと本意か冗句か解らぬ事を申しただろうが。]

(121) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【鳴】 甲賀 玉響

 雲雀が、簡単に死ぬような男だとは思えませぬ。

[>>=8暁之丞の不安は尤もなもの。
指笛が途絶えてからどれほど経ったか。]

 ……はい、必ずや。
 説教の折には、私もご一緒いたします。

[生きているならば。
その頬を思い切り引っ叩いてやろう。*]

(=10) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【鳴】 甲賀 玉響

[雲雀を探す途中で、周囲に目を配る羽太郎に耳打ちをする。]

 羽太郎。
 雲雀の最後の指笛は、聞こえた?

[自分のところまで音は届いても、内容までは聞き取れなかった。
もし羽太郎が聞こえていたなら、仔細を知るために問うた*]

(=11) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>115その直後に頬を叩かれればさすがに目を閉じたままも
不自然であろうと、ゆっくりと瞼を開く。]

 此処は何処じゃ……甲賀、暁之丞。

[見れば日が随分と高い。羽太郎と名乗る忍と山の勝負も、
とっくに決しているだろう。
羽太郎が戦果を報告する間は昏睡にあった青年は、
未だに山の嫗の血が草木に散ったことを知らない。]

(122) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 民子

[生者を襲い、奪い去って永遠に癒されぬ渇きを潤そうと襲い掛かった亡者が霧散した。
その技に民子は戦慄した。
睦のように砕かれた事は、多々ある。
特に父親との訓練中では、一度として触れた事すらない。

そんな亡者が……]

消えた? 消えた?
何で? 何で?
倒された……違う違う。

[疑問が渦巻く。
それは彼女の動きを止め、麻耶の前で足を止めさせた]

……貴女、誰? 誰?
伊賀の人?
雲を殺した伊賀の人?

[>>111と民子を案じて近寄ってくる麻耶に、民子は後ずさった。
これまで触れさえすればどんな人間でも倒せると思っていた、民子は生まれて初めての恐怖に、後ずさった]

(123) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

 何か、いたのかい。

[>>81血の匂いが漂う川に、眉を顰めながら羽太郎の呟きを拾い、俄然周囲を警戒する。
おおかみ。あの大狼か。

しかし周囲に敵の気配は無い。

小川も常と変わりなく、清かに流れている。
瀞を見ればいくつかの花弁と、赤い、見覚えのある──>>2:381]

 扇

[雲雀が身に着けていた一つ。
思わず川に足を踏み入れて掬い上げる。
雲雀の扇はこんな血の色をしていただろうか。

扇を持って呆然としていれば、羽太郎の声が届く>>82]

(124) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[その指笛の意を受け、一瞬苦々しく顔を歪める。>>=5]

 阿呆鳥め……。

[儂との約束、忘れたと申すか。]

[無念に昂ぶる心を、握りつぶす。]

(=12) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 卍谷近くの森 ─

[雲雀。
羽太郎が、雲雀を見つけた>>35
弾かれたように声のしたほうへ行けば、あちこちが擦り切れた雲雀の姿を
視界に入れる事が出来た]

 雲雀、大丈夫かい?
 あんた帰ったら暁之丞様と、説教──

[羽太郎が雲雀の体を揺らしたかと思えば首に、亀裂が走った。
割れ目は赤黒く広がり、円柱の真中に、白い円がある]

(125) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[春が来て、庭の椿の木に、花が咲いた。

真っ赤な花はとてもうつくしく咲き誇り、
青々とした葉も陽の光を浴びると艶やかに光る。

いずれ椿の花は、枯れず、散らず。
うつくしい花をそのまま土に落とす。

玉響は、その潔い花の姿が好きだった。]

(126) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[人の体を椿に譬えることが出来るなら

根は足、幹は胴、枝葉は腕と掌、花は首]

(127) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【削除】 甲賀 玉響

[花が、落ちる

  ──さながら椿の花のごとく。]

2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[首が、落ちる

  ──さながら椿の花のごとく。]

(128) 2014/05/08(Thu) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>83素早く反応する羽太郎とは反対に、足が止まる。
頽れて膝を地に着ける。
呼吸が出来ない。

これは幻か、現か。

>>84羽太郎の指笛が、とても近いのに遠く聞こえた。*]

(129) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
Q.なんですぐ加勢しないの?

A.しのびだからです。

(-72) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

………

[体の前を隠す仕草。ふと、隣にあるのが自分の許婚……いや、女である事を思い出す。

珍しい事だ……務めの間、生死隣り合わせてある間には、思いもせぬ事だ。]

………一二三。

[ただ、じっと隣にいる者の声を聴いている。]

(-73) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【鳴】 甲賀 民子

[無意識に笑い出す膝に、崩れぬように必死に力を篭める。
だが定まらない。
体をさあさえようとすればするほど、膝は震えその場に座り込んでしまいそうになる。

その時だった。

>>=9が聞こえたのは。

民子は口の中だけで半休する程度の小さな掠れ声で、光圀の名を呼んだ]

(=13) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
雲雀ぃ……

雲雀に恋文を書いている気分だ #内容が酷い

(-74) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

――――今すぐ、だと?
……馬鹿な、そう生き急ぐ者があるか。

第一、一二三。お前とて分かっておるじゃろう。死に装束を纏って戦に赴くのは侍の行う事、斯様な戦場でその心持はいかにも……

[ああ、しかし。どうしてこの頼みを無碍にできるだろう。
薄く開かれた唇から、目を逸らす事が適わなかった。]

(-75) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[目が開くのを認め、問いには答えず。>>122
日差し注ぐ表から、暗さと獣の匂いに塗れた蔵の中へ。
鼻を摘みたくなる臭気も、血の匂いを前にして耐えようもある]

 渚よ。
 警戒は解かぬまま、 ………今見るものは忘れよ。

[棚から清潔な布を取って同じ檻に入り、膝をついた。
小僧から渡された水の入った筒を布へ翳し、丹色の傷口を洗う。

その際、多分に緩んだ手足の縛は見せなかっただろうが。]

 甲賀卍谷だ。 其方、卍谷を訪れる機はあったか。

[問われし場所を漸く告げた。
水の残る筒を口元へ向け、開けろと視線を向ける。

喉が乾いているのは己も同じ。
泥混じりの濁流の水を飲んで走って心地が良い筈もなければ、
風呂にも入りたいし、着替えたいが欲を叶えるのを優先はせず。]

(130) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[表では子供の燥ぐ声がする。

――――隠れ鬼、隠れ鬼。

命運を決する争いの中で、まこと呑気なものよ。]

(131) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 22時半頃


【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

[そのまま目を閉じたままの一二三を見下ろす。背に腕を回し、ひしと胸の内に抱いて、腕の中に温もりある事を感じる。

開かれた唇にそっと接吻し、唇を吸った。]

………ああ、俺もだ、一二三……
良う口には出さなんだが、俺も、お前を…正しく好いておる。

(-76) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

 敵陣中、用心は越したことありません。
 姫様が出ておられるなら、尚のこと。

[彼女は此方の頭目、仮令どれ程か弱き乙女だったとして、
彼女もまた血塗られた末裔。
唸りを大気に混ぜたところで、一、二、三…と獣の気を察し。
変哲の無い野犬や色褪せた狼とは違う。
縄張りを守るために培った力ではなく、人に傅き働く意志。>>109]

 愈々、見世物小屋めいてきましたね。
 ―――お二人は姫様と猫を。

 私は狗を払ってから参ります。

[狗を、引いては使い手を。
そう告げるや否や、豺狼は叢へと身を躍らせた。]

(132) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

[ァオ―――――ン……、

森に響かせる咆哮は、注意を引き寄せる為のもの。
気配に聡い獣たちの脚を振り切るように駆ける黒き一陣。

躾けられた狼ならいざ知らず、
森に暮らす名ばかりの猛獣に捉えられる疾風で無し。

鋭い前足が土を捲りあがらせて、
牙を剥くままに、名を持つ獣―――、
黙と人に名を受けた狼の首裏に喰らい付く。

獣臭い血は、鼻に中る。
牙を毛皮に埋めて、四足の持つ人の匂いを覚えれば、
再び身を低く構えて、地を駆けた。

靡く尾が風の中で伸び、首を大きく振って、
木影に隠れる使い手に向け、傷付いた狼を投げ捨てた。>>116

まるで塵でも払うかのように。]

(133) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【削除】 甲賀  鉢屋 光圀

……其の方、待たれよ。
其の娘に何用ありや。

[男、終ぞ陰より姿を現す。
苦無を馬手に持ちし儘、静かに民子>>123へ歩み寄り。
女へ斯くと、問いにけり。]

2014/05/08(Thu) 22時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
くそぉおお雲雀の最後の秘話で泣きそうになるぜ…。
PCじゃなくてPLにダイレクトアタックしてくるからひどい(褒め言葉)

(-77) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【赤】 伊賀 一二三

[睦の持つ枯れ枝に触れ確かめる。>>114
 成程、幻覚の類にしては出来過ぎている。]

……考えを改めねばなりませんね。
死しても尚戦力となるならば、徳川も欲しがりましょう……。

[それは伊賀の不易にもなりそうで。>>*10
 是、と頷く。]

(*13) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[あゝ。戦は厭だ。]

 … … …私は、伊賀の麻耶。
 唯の、忍で、御座います。

[喜々として戦うものも居れば、
 怯懦な様に陥るものも居る。

頭目としての名は意味は無い。
 私は、子を殺す覚悟も無い。]

 雲。。

[雲雀さまのことかと思い至り。死を知った眼を見る>>123
 私は怨敵なのだろうか。酷く恐れた様。
 私を如何な悪鬼と見せていようか。]

 いいえ、、私は甲賀へ連れ去られた伊賀忍を探しに。
 あなたを取って食べようなどとは想いません。

(134) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 ああ、、動けば傷が、、、
 一まずの了解をくださいませぬか…?

[汗を額に滲ませながらも、
 無理矢理にでも笑みを作り、
 しゃがんで目線を合わせて、問いかける。]

(135) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>130様々な忍獣の体臭が混ざり合った蔵の臭気は
尋常ではないが、不快感見せぬ様子は獣の匂いに慣れているからか。]

 …………は?

[大した檻じゃと心の中で皮肉を飛ばしていると、同じく中に
入ってくる暁之丞。傷口を洗われ始めれば、漏れた声には
隠せぬ素の驚き混じる。手足を動かすのは既で押しとどめ。]

 ……地理は聞いておるがな。
 甲賀の地なんぞ、約定あった頃は近づきとうもなかったわ。

[まさかその筒は息が止まるまで飲ませ続ける拷問でなく、
喉を潤すために差し出すというのか。

それでも毒が入りとも限らぬものに口など付けられるか、と
表情にありありと浮かべ、頑として突っぱねる。]

(136) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 土岐峠にて ─

[道中、羽太郎達と逢うことは叶った。が]

 ───!

[一人捕らえたならばの言>>80に、声を荒立てそうになる。
 もし、両腕になにも抱えていなかったなら、暁之丞よりも先に、羽太郎に拳を振るっていたかもしれない。

 諫める声を聞く胸中は、強く渦を巻いていた。*]

(137) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[小僧達が游ぶ、隠れ鬼も面子も貝独楽も。
子供であった頃の暁之丞は混ざることを憚られた。
正確に言えば、混ざる機会を与えられなかったに正しい。

物心ついた時から修練は身近にあった。
瞳術の才を、大人達が見出すより前から。

土に何ともつかぬ絵游びをする女童。>>23
それに近寄ったのは、甲賀暁之丞8歳の頃である。]

 おぬし、寝子を描いておるのか。

[何ともつかぬ塊に生える角と、
当時の暁之丞には遠い塀の上で眠る子を見上げ。]

 俺は時々、あれになりたいと思う。

[好きで子供に混ざれぬ生を受けたわけでは無い。
好きで、殺しの術を習っているわけに非ず*]

(138) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 小川より離れた森の中 ―

[如何やら、亡者とは自分の亡骸に固執するものらしい。
自然と景色は動き、此処は森の中。>>34]

 阿呆か。
 そないな事しても、悪戯に憎が増えるだけじゃ。

[さて、伊賀のこの二人。]
 
 どいつこいつも。

[哀れで仕方がない。
そう言葉にすれば、このおんなは激昂するだろうか。

憎悪の膿なんて、掻きだしきれるものか。
掻きだしきったものなんて、見たことが無い。

それこそその傷、生まれ直すしかあるまい。
憎を捨てられる程のものを得よ、といっても、無駄やもしれぬ。]

(+3) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀



    御前は、其れで、満足か?


[>>36問うた声が聞こえるはずはなかった。*]

(+4) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[男、民子>>123へ歩み寄らんと思いしに。
風切る音の聴こえけり>>133
ひょいと体をかがむれば、その上、狼の通りたる。]

……申し訳ござらぬな。
其方へ行くこと、出来ませなんだ。

[倒れ伏したる狼に、僅か一瞥するのみで。
男、物の飛来したる方角をば臨みけり。

また、口に弓手、僅か、笛の音、鳴らしけり。]

(139) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【鳴】 甲賀  鉢屋 光圀

民子 済まぬ 
光圀 敵の来たる故
加勢すること あたわず

若し 民子 此方 来たるなれば
光圀 其方 引き受けむとぞ

[短く、強く、吹きにけり。]

(=14) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

[ザラ、と前脚で草を掻き、長身の前に対峙する大狼。

森で育てても里で育てても、これほど巨大な獣にはなるまい四足。
彼が今まで手塩に掛けてきた、どの獣とも似ても似つかず、
一線を画する琥珀色の双眸と鋼色の鬣。

鋭い牙を見せ構えれば、視界の端、
遠くには淑やかな姫と、幼子の姿。

その姿に、一度、視線を流し―――、
直ぐに背けて、狗使いの男に向き合った。]

(140) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【赤】 伊賀 狼

[―――憎めず、戦えず。
 貴女にとって、伊賀鍔隠れとは、そんなものか。


怨嗟を募らせる豺狼は、愚かしいまでの憎悪に囚われていた。]

(*14) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【人】 伊賀 一二三

[辿り着いた先、木の影遠く、あれが『民子』か。>>101
 女は目を開き自らの口を塞ぐ。
 あれは―――なんだ、と。
 竦む足に亡骸達は消えた。>>111>>123
 
 麻耶を前に後退する仔猫の姿。
 もし己の前であれに襲われていたら……。

 女の前に対峙していた睦を一瞥する。
 良くも無事で居たものだ――と。]

 ……姫様は、お一人のよう。

[周囲を探っても。共の居る気配はない。
 無謀な事をと唇を結び、女が頷き返す間に豺狼は姿を消した。>>132

(141) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【独】 伊賀 狼

/* 小舅街道まっしぐらである。

(-78) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【赤】 伊賀  楠木 睦

あい分かった。一二三、お前は犬笛を持つ狼遣い。
それで良いのだな。

[短く首を振り頷く。民子は狼のいる事は知っていても、一二三の技までは確かに知らぬだろうと。]

風… 確かに風殿は麻耶姫を守りながら戦うのが似つかわしき方にはあらぬじゃろうのう。風は何にも縛られぬのが習わしよ。

麻耶姫が……頭目として矜持見せてくださる事を願うしかあるまい。
左様でなければ、伊賀鍔隠れとて先々立ち行くものでもなかろう。
……なに、いずくにか為るようには為る。

(*15) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【独】 伊賀 麻耶

/*
うおあああこれがわたしやもんんん(びくびく

(-79) 2014/05/08(Thu) 22時半頃

【削除】 甲賀 御神楽 雲雀

[手練れ二人も足止めすれば、
伊賀への行軍、多少は楽であっただろう?

我が命運、
頼まれた留守、

甲賀のもとに、主が戻るが帰還とすれば、
まもらねばならぬ留守とは即ち、土地でない。

あるじの帰還迄の、皆の無事である。>>=4]

2014/05/08(Thu) 23時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時頃


【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[手練れ二人も足止めすれば、
伊賀への行軍、多少は楽であっただろう?

甲賀のもとに、主が戻るが帰還とすれば、
まもらねばならぬ留守とは即ち、土地でない。
あるじの帰還迄の、皆の無事である。

ならばそれは。
我が命と等しい価値を持った。其れだけの話である…――
と言えば、詭弁と叱咤されるだろうか。>>=4]

(+5) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

ピィィィィィィ

[高く、女は草笛を鳴らす。
 重なるは狼の咆哮。>>133

 女は睦へ己の行く先を視線で示す。
 そうして、麻耶の後方に周り、叢の中身を隠す。
 手には苦無。いつでも投げられるよう。]

(142) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【独】 伊賀 風

/*
>赤
ごめんね!PC勝手やってごめんね!!(

(-80) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……。

[此方、向き合うは一つの獣>>140
男、恐るる様子無く、馬手に苦無を構えして。
弓手は九字の印をば切りて。

琥珀の目持つ狼を、じいと見たりて動かざる。]

(143) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

……あれだ。

[視線の先にある民子の姿>>101。亡者を繰り出す様も将に同じ。矢張り幻覚とは思われない。

しかし、それが跡形もなく掻き消えたのは、これこそ幻かと思われた>>111>>123]

……麻耶姫か!?

[若き頭目の姿が其処にある。そして、もう一人……]

気を付けられよ。

[先に察したか、叢に身を躍らせる姿に一言だけ告げ、獣となった豺狼を見送った]

(144) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

……お一人とはな。

[風の姿もない。それで此処まで来たのは胆力ゆえか、無謀か。
いずれにせよ、暁之丞も鍔隠れにはもはや居るまいと当りをつけ、麻耶と民子、二人の間に塞がるように、一二三>>142と共に姿を見せた。]

……存外早う御座いましたのう。

(145) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 伊賀 狼

[巨躯に反して重力に捕われきらぬ身軽な肢体。
彼の駆使する笛音の音は拾える。>>139
が、音階に込められた意味は流派が違う為、聞き取れず。

されど、異なる犬笛の音色も森に反響する。>>142
まるで、その旋律に命捧げるが如く、
脚で土を舞い上がらせ、伸び上がった。

その場にて力を溜めてから、射出を模して狙い掛かる豺狼。>>143
風の切れる音を耳の傍で聞き、二足では辿り着けぬ加速の域。

相手が音色を生み出す左腕へ目掛け、牙を陽光の下で煌かせた。]

(146) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>85羽太郎が去ったときも、玉響はその場にいた。
ようやく動くようになった足を使い、雲雀の傍へ行く。

頭を拾い、その顔を見る。
なんとも誇らしげで腹が立った。]

 死に際に、こんな晴れやかな顔をするくらいなら
 助けの一つでも呼びなさいよ。

[引っ叩いてやろうと手を上げたが、頬は打たずにそろり撫でる。]

 ……あんた、いつの間に死化粧なんてもの覚えたのさ。

[>>2:178紅唇は、血の気の引いた青白い顔に浮いていた。
そっとなぞれば固まってしまって落とせない。]

(147) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 然様か。
 卍谷は、鍔隠れと変わらぬよ。

 棲む者も、同じ人ぞ。

[足枷には遠い大腿から流れる血を拭い。>>136
傷口を確かめれば、既に乾いているようであった]

 この水も、鍔隠れの泉に沸く水と変わらぬ。
 
[筒を躱す顔に、筒の臭気を確かめた。
首領の孫様が、何に使うとも言わず水を持って參れと告げて、
毒が入っているなれば、それは童であっても赦されぬ悪戯。

まず自分が少し飲んでから、再び向ける。]

(148) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 麻耶

[己を『忍』と呼ぶのなら――…>>134


 麻耶。


 人別帳に記された名を名乗るならば―――…]


 麻耶。あなたの天秤は、どちらに?

(-81) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【独】 伊賀 狼

/* 毎日誰かに喧嘩を売るマダオ。

今日もお相手くださるお相手様に心から感謝して、
一緒に楽しめれば、生涯に一片の悔いも無しです。
一生懸命精進いたしますね。

(-82) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

[体を見れば、特に肩が酷く獣の噛み痕>>2:284>>2:300
黒地の着物の水辺も赤く染まっていた。
あの大狼の牙を受けたのかと、想像する。]

 莫迦。大莫迦者。阿呆鳥。鳥頭。
 こんなに襤褸をまとって何が孔雀だ。

 悔しかったら不死鳥になって戻って来な。

[硬い体を羽太郎と同じ様に抱くと、香が馨る。
水に濡れた着物は乾いておらず冷たかった。
川から引き上げた暁之丞と違うのは、体までもが冷たいこと。
こんなところにいると言う事は、ここまで移動したのか、
森の中に打ち捨てられたのか。

どちらにせよ、嗚呼、なんてひどい。]

(149) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[そして。
どれくらいの時間であったか、ひとの気配に目を開ける。>>82
糸の切れた音、辱めたつもりのにくに罠があると警戒するのは正しい。少なくとも、忍として動く己ならばそうしていたに違いない。>>83]

 羽太郎。

[四つも下のこの羽太郎を、弟のように思った。
己にはついに居らなんだゆえ、聊か過干渉であったやもしれぬ。>>84
舞えば黄泉路のゆめ見る死体ができた己と違い、
殺意を以て忍働きしたこの、少年とも呼ぶべき年の子に、
このような姿は見せるべきではなかったかもしれない。]

 それは、ただの骸じゃ。

[幾ら雲雀の残り香があれども、其れはもう、躯。
あまり触って良い事は無いのだ。]

(+6) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【鳴】 甲賀 玉響

 ひばり、

[痛い。辛い。切ない。悲しい。哀しい。かなしい。
背に回した腕は強くその体を抱き、掌は縋るように着物を握る。
涙を流して泣けたなら。
声を上げて哭けたなら。]

 あんたから貰った組紐、千切れてしまったよ。

[肩口に顔を押し付ける。
しとどに濡れた衣に、抑えきれない嘆きを吸わせた。*]

(=15) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

 其方、折りを見計らって此処から逃げよ。
 ……今は兎も角、長く過ごせばやがて里の者に知れる。

[ぼそぼそ、小声が耳元へ落ちた。

痛みを制す為の丸薬を与えるにも、
水一口よりも与えるのは難であろう。] 

 麻耶殿に伝えて欲しい事がある。
 甲賀暁之丞が生きておる話と、儂は麻耶殿を刺せぬと。

[兵力を伝える事と、自らの弱点。
どちらも伊賀側にとっては、持ち帰って損の無い情報。]

(-84) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【独】 甲賀 玉響

 ……ふ、  ぅ

[首の無い体を愛しい《かなしい》と泣きながら強く抱く。

その姿は、忍でも、絵師でもなく。
たまゆらという名を持つ、ただのおんな。]

(-83) 2014/05/08(Thu) 23時頃

村の更新日が延長されました。


【独】 伊賀 一二三

/*
あ、睦様! 隠れ…

(-85) 2014/05/08(Thu) 23時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時頃


【人】 伊賀 風

―回想―

[初めて戦へと出た時。
まだ十を少し過ぎたばかりだった風に与えられた任務があった。

術をかけ、長らく密偵として甲賀に紛れ込ませた伊賀の娘がいると。
彼女を連れ戻す為、術者が娘に接触し解呪する機会を稼ぐ為。
戦乱の中に赴き、甲賀を煽り混乱させるのが風の役目であった。

特別誰かを殺める必要は無かったが、「止むを得ず」殺したとしても何ら咎めは無いと、そう命を受けた。
当時の伊賀の精鋭達もきっと、隙あらば憎き甲賀に一矢報いたかったのだろう。
ともあれそんな大人達の思惑も風には然程関心の無い事だったが。

――物心ついた時からくノ一としての生き方――忍とは戦う駒であると、そう教え込まれた風にとって、この度の任務も只与えられた役目を全うするだけのものであった。

邪魔をする甲賀の忍も、それ以外の者も、無造作に切り捨てながらどうしようもなく昂ぶった。
これが己の生きる場所なのだと、そう感じた]

(150) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【独】 伊賀 狼

/*
延長ありがとうございます。
やっぱり落ち日はしっかりくっきり良いところ見たいですよね。
結末はエピでだから、実質の最終日は6dかな?

(-86) 2014/05/08(Thu) 23時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時頃


【人】 伊賀 風

[だが、任務は失敗する。
その女はあろうことか伊賀を裏切り、戻ることを拒んだという。
愛した男と生きたいと願って。>>2:271


混乱する戦乱の中、相変わらず血と鉄の臭いに高揚する心を抱え、伊賀の里へと撤退しながら。
その女の姿を見てどこかぼんやりと思ったのだ。

――嗚呼、忍の里に生まれても、もしかしたら。
あんな風に人への情と愛に生きる道もあったのだなと。

己が持たぬものに対するその思いは、どこか憧憬に似ていた]

(151) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[異なる笛の音聴きたると>>142、獣の此方へ来たるるに>>146。]

……。

[男、言葉を紡がざる儘、己が体に与えらるる。
秘術の力を用いけり。

男にあるは、己が時流を操る異能。

己が体に流るる時を、常の三倍と変じては。
横へ動きて、獣の牙をぞ躱しける。
擦れ違い様、苦無の一つも投げ遣りたり。

傍より男を見ゆるれば。
男の特異なるや、只、其の動きの速きのみにこそ思ゆるやも知れぬ。]

(152) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 甲賀卍谷・蟲獣の蔵 ─

[常であれば、腕に抱えた者が戒めを解こうとしてイルを、気付かぬ筈などないのだが。
 今は他に思うところが強すぎるか。いやそれよりも、丹色の技が巧みな為か。
 布を裂くごく小さな骨の刃>>91には、結局、気付かぬままだった。

 やがて谷に戻り着く頃には、日は高く。
 己の脚の鈍さを暁之丞に詫びた。]

 ……はい。

 貌には血の気もあります。
 じき、目覚めるかとは思いますが。

[人別帖に名を連ねるほどの身、寧ろ未だ大人しい方が怪訝とも思いはしたが。
 それに不都合を見出すことはできなかった。]

(153) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 たまゆら、

[>>125どうして。]

(+7) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[暁之丞と会えたのなら、
彼女はそこから離れないと思っていた。
何故か、未だ会えてもいないのか。
否、そのことばから言えば会えたのだろう、なのになぜ、此処に。
息が詰まる。]


 己れは、幸福であった。


[至福とは言うまい。
望み全てが叶う世では無かった、それは認めよう。
だが、確かに幸福であった。

其れに、このままであれば我が生涯の願いも叶うだろう。]

(+8) 2014/05/08(Thu) 23時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 其れは、難しい。
 
[苦笑した。>>149
此れでは、阿呆鳥の汚名も返上出来そうに無い。

嗚、もう、羽太郎もお前も、どうしてこれほどまでに。
それはただの死骸だ、抱いても良い事等何もない。]

         御前に貰った天鵞絨は、盗られてしもうた。

[それが聞こえていれば、彼女は奪い返しに行くだろうか。
嗚、行くかもしれない。彼女は優しい。

今は、此の声が聞こえない事を有難く思った。*]

(+9) 2014/05/08(Thu) 23時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時半頃


【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
三倍速にしたのは避けた時だけです(傍から見れば一瞬だけど、光圀視点では数秒の事)

バトルロールは久々で塩梅がうまく掴めて居りませなんだが、まぁ……なんとかなーれー。

(-87) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 …………。

[羽の色が違おうとも、鳥は鳥だと。
かつて暁之丞が口にしていた言葉を感じ入ったかのように
聞いていた時とは、まるで真逆の表情を浮かべる。]

 おれたちは伊賀鍔隠れ衆、お前たちは甲賀者じゃ。
 違う理由なんぞ……それだけで十分ではないか。

[敵の頭に情けを受けるなど、何たる屈辱と。
眸が孕む色は、変わらず怨嗟に満ちたそれ。

>>148難なく水飲み干す様を見ても警戒は解かないが、
このまま押し問答を繰り返しても拉致が開かぬと思ったか。
飲み干しはせず口を濯ぐという、己が一線を越えぬ上での譲歩。]

(154) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 伊賀 風

[あれ以来。
女子らしい振る舞いからは遠ざかり、戦を愉しみ唯一のものと愛し、望んでその中に身を置きながらも。心のどこかで考えている。

和睦を願う山婆様の心も、慈しみ合う睦殿と一二三の想いも、本音の所ではよく理解できぬ。
丹色が姫様に何やら複雑な感情を抱いている事も、薄々感じつつ必要以上に深入りした事は無い。
殊更甲賀を憎むあの兄弟子とて、強い伊賀への愛着故。
甲賀の男と恋に落ち、両争うことに悲しみ、両派を取り持とうとするあの麻耶姫様は最たるものだ。

皆それぞれ胸の内に愛憎を抱え、忍として生きながらも
各々護りたいものを持つように風には見える。


…では、己は?


戦を求める理由は、快楽と愉悦以上には未だ、無い*]

(155) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
そして24時までは頑張る所存ですが明日からちょっとリアルが終末進行な為落ちる可能性大と言う……

やばい脳味噌がストライキをし始めたぞ

(-88) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[御前の嘆きは、かなしみは、持って行こう。
だから、頼むから泣いてくれるなよ。

この掌では、指では、それを拭ってやる事はできないのだ。
この喉では、声では、お前の望む掌を呼んでやる事はできないのだ。]

 いけ。

 そうしてお前は至福と成って、二人でその姿を見せてくれ。
 其れがお前にできる、雲雀の弔いじゃ。

[歎息。*]

(+10) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[指笛>>84と、咳き込む音>>117が重なった。
 微かに強張る身は、腕の中の丹色には伝わってしまったか。]

 ……はい。

[しかし今は、瞑目する事もままならず。
 命じられたまま、奥の檻へと丹色をおろした。]

(156) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
あかんぼけとる……!!

(-89) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時半頃


甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時半頃


【独】 甲賀 水練 渚

/*
昨日と今日と霧が逆だったらよかったのにィィィ

(-90) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 民子

[かけられる言葉はまるで母が子を諭すように耳朶に心地良い。
だがそれは通常の状態であり、麻耶の力に畏怖している民子には、仮面を被った化け物の甘言にしか聞こえない。

しかし逃げる事ができない。

意思に反してついに止めてしまった足は、力を篭めようとも動きはしない。
>>134>>135の言葉も脳裏に届かず、ただただ怯えた眼差しを麻耶へと向けるのみだ。

そんな呪縛を解いたのが、>>145の睦だった。
視界から麻耶が消えた瞬間硬直から脱した体を反射的に飛ばして、背後の小枝に飛び乗った]

っはぁっはぁっはぁ……!

[肺が酸素を欲する。
跳ね上がった動悸を鎮めるように胸に手を当てて浅く呼吸をするが、視線は外さない。
睦ではなく視点を変えた事で再び見える位置になった麻耶から]

あいつ……危ない危険危ない危険。

[唇を強く噛み、薄肌が破れて紅に染まるのを気にせず、二人を睨むように見据えた]

(157) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 民子

[その時>>142の草笛の音が響いた]

まだ? まだいるの!?

[目の前の二人に、姿の見せぬもう一人。
三人を相手に……しかも麻耶には己の力は通用しない現状で、勝算を見出せない。
そんな民子がやれることは、睦と麻耶に注意を払いながら、残された一二三の気配を探ることくらいだ]

(158) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―雲雀との約束―

 ――な、なんだお主、こんな所までついて參ったか。
 
[里から離れ、人家為す町で三味線を習う暁之丞。
よもや里に居る筈の鳥がついてきたとは。]

 今は、飛騨組を習うとる所よ。
 ……其方も、表で聞いておったのであろう。

[伊賀へ渡る時は、武家風の羽織と袴に身を包んでいる。
腰元に揺れる大小も、立ち振る舞いも忍には遠く。
また、付いて来た若衆も忍を彷彿とさせない衣を纏う。

三味線は兎も角、唄はあまりうまくない。
――弓矢八幡、寝はせぬど、寝たと仰らば、何とせうぞノ。
些か調子の狂った声も聞かれてたと思えば、恥を面に出した。]

(159) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 よいか、雲雀。お爺には言うでないぞ。
 かような習い事をしてると知られては、面倒な事になるからな

[秘密とせよと言う代わりに。
棒に刺さりし三色団子を帰りの茶屋で食わせてやる
駄賃代わりに預けた団子は若衆の口に消えてゆく。]

 ……儂がもう少し上手くなったら、
 飛騨組に合わせ、舞いでも踊ってみるか。

[それよりは、麻耶殿と合わせる曲を考えるが先ではあるが。
それから数日後、爺への秘密は守られるも。

鳥は犬に口を滑らし、連れ立った犬にも団子を振舞う始末*]

(160) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 暁之 丞

[耳元で落とされた言葉に一拍瞬いて。]

 逃げたおれが甲賀者を仕留めたとしても、

 ……ひいさまがお前を討つお心を決めたとしても。
 尚、そんなお言葉がかけられるかの。

[素直に頷く方が穏便に事も運ぼうに、
暁之丞を刺激するとも知れない言葉をぶつける。
此方の本分を見縊られる方が、余程気に障るからか。]

(-91) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

[強く握った左手から、血が流れる。
痛み止めの薬は飲めど、傷を塞ぐ処置はしていない。
傷口に指を突っ込んで血を掬う。

一度雲雀の体を地面に倒し、着物を血で染めた指で辿る。]

 餞別。

[水も墨もない、混じりけのない血は伸びずに
何度も血を掬いながら描くのは小さな鳥──雲雀の絵。
描き終えれば鮮赤の鳥が姿を表した。]

 舞って、空へ。

[羽ばたく鳥は、陽のあがる空へと昇る。
天高く飛翔した鮮赤の雲雀は、高い声で歌うように鳴く。
術を解かなければ、持って4,5日は飛び続けて春を告げるだろうか。]

(161) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/08(Thu) 23時半頃


【人】 伊賀 狼

[豺狼の脚は黒き風の如く。
人の限界を超えた迅速が在ればこそ、
余所者ながら嘗て抜け忍を処分する命も賜った。

長距離を駆けるだけの胆力も持ち合わせる豪胆。
豺狼は磐石な自負に相応しい自身の力量を把握していた。

―――だが、眼前で朧のように揺れた男に、牙は宙を噛む。>>152

前脚から地に降りた瞬間、気配のみで苦無の接近を認識。
ガリガリと前脚を軸に半身を中空に置いたまま捻ることで
苦無に鬣を何本か削がれる程度の被害に抑えたものの。

彼の攻撃を自身の動体視力でも捉えることが出来なかった。

疾い、と識る。
無闇な牙と爪で遊べる相手では無いらしい。]

(162) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【独】 甲賀 玉響


   うらうらに照れる春日に雲雀上がり心悲しも独りし思へば。

[鳥の影を追いながら、呟いた]

(-92) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[グゥ、と喉の短い毛並みを震わせ、殺気を迸らせながら。

今度は、彼の加速度に追いつくよう、体勢を低くし、
宙に身体を逃さず、地を這いて低く足元へ迫ろうか。

周囲の木々の位置を確認しつつも、彼の速度を確かめるよう、
四脚が地を踏む度に、加速の段階を上げ。]

(163) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 玉響

 ……──帰ろうか、雲雀。
 ここは寒いでしょう。

[連れ帰ると、約束した。
ただ、その言葉が無くてもきっと玉響は雲雀の体を連れ帰る。

首を失くした体を背負い、足を持つ。
とても重くて一瞬だけ息を詰めた。
頭はどうしよう、背負ってしまえば手が塞がれる。
足を引きずってしまうが仕方が無い、背負った雲雀の腕を持つ事にして
なんとか頭を持った]

 誰が何の為にあんな細工したのか知らないけどさ。
 ここまで想定した嫌がらせなら拍手してやりたいよ。

[卍谷へと、足を向けながら*]

(164) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[水の匂いを愛する男に、この蔵の臭気は少々きつい。
 だが耐えられぬというものでもない。]

 ……それは。

 命じられるまでもなく。

[忘れよ>>130と、暁之丞は言った。
 しかし、それに緩やかに首を振る。
 もとより、口外するつもりなど更々無い。

 表から聞こえる童達の笑い声。
 壁の隙間から差し入る陽の、なんと長閑なことか。


 ───不戦の約定が解かれたなど。

 既に、幾つもの血が流れているなど、すべて、悪い夢であればいいのにと。]

(165) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 伊賀 麻耶

 睦!?

[怯られても、それでもと。
 しかし、阻むは味方の大きい背中。]

 ――一二三も…。

[草叢からの鋭く研がれた視線は、巡る。]

 睦や、、あの娘は、年端もゆかぬ童。
 それでも、殺すというの、ですか…?

[叢に意識を移し、睦の背に隠れ、
 飛び上がった少女へ眼を遣る。
 声色は、弱く。]

(166) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

麻耶殿……いえ、頭とお呼びすべきか。
あの娘が巻物に名を記されていることはご存じか。

[自分が隙を作ったとまでは気づかず、小枝の上に飛び移った民子を見やる。懐に手をかけたままで、傍の麻耶にちらり、視線をやった。]

何をお話しされていたか俺の知るところでは御座らぬが…
情けをかけてどうなさるおつもりか。

[見上げる姿は、>>157動揺か、他事か、少々息が上がっているように感じられた。ただ視線は逸らさぬ。]

(167) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 甲賀と伊賀が何故決せねばならぬのか。
 修練に励む為の、好敵手であるならば良し。

 命を斗して闘わねばならぬのは何故だ。

[最早、戦の時代は終わったというに。
その先にあるものすらも、
終わらせねばならぬと決めたというに。

嘗ての人を寄せる笑みではなく、
怒りと憎しみに満ちた目を受け>>154、眉だけを顰めた]

 其方も他の者も、誰の意思で動く。
 自らの欲望か。

[富、金、食料でなければ怨恨も尚人の欲。]

(168) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【秘】 伊賀 麻耶 → 伊賀 一二三

一二三や………。

[山羊の舌にて舐られ、皮膚まで破けそうな、値踏む意志。]


 鍔隠れが、何よりじゃ…
 しかし、この戦に、要を、確かな柱を感じん…

 見出だせん…殺す意義を…

[苦悶に歪む顔は、
 私が何者なのかを理解していながら、
 否定したがっているような。]

(-93) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【赤】 伊賀 一二三

はじめと終わり。

それが仔猫狩りの鍵となりましょう。

[頼みます、とその場は返したが。]

(*16) 2014/05/08(Thu) 23時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

でしょうな。見たところ、年端もいかぬ娘じゃ。
何の躊躇いも持たぬとまでは申しますまい。

さりとて、大御所様の下された命では御座らぬか。
それに…人を殺める魍魎の業もて此方を先に襲ったのはあの娘じゃ。娘でもなんでも、忍には相違御座らぬ。

[麻耶の前に立ち、一瞥するのみで民子を見据えたまま話を続ける。あくまでも、淡々と。]

(169) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

[枝上に移った仔猫。
 見えた事のある睦が、怯えている仔猫の背後より回ればと思ったが、堂々と姿を見せるは矢張。

 織の密なる布は色鮮やかに。
 もはや布としての機能すら持たぬそれを、
 睦は嬉しいと、言ってくれた。>>112

 正直者――と、思うに止め。
 麻耶も同じく正直者よ。
 名を呼ぶなと、その口に綿でも詰めたくなる。>>166

 民子の視線は辺りを探る。
 女を探しているのだ。今はじっと息を顰め。

 仔猫の後ろに回る機を探す。]

(170) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

 あの巻物に書かれし者は、頭が殺しても良いと決めたのであろう

 ――其方を討つ事があったとしても。
 儂は怨恨で其方を仕留めるわけではない。

  … 駒としての任を全うすべき為ぞ。
 お主は違うのか。

[易々と取らせてなるものかよ。
お爺を恨んでも仕方が無いが。

与えられし手駒と、頭の孫は見て処らず。
それでも、代わる頭としての体裁を護りし非情を告げる。]

 万が一、麻耶殿を討とうと考えた所で、
 儂の瞳術は、麻耶殿には通じぬであろう。

 あれは忍としての式でも術でもなし

 生まれながらの素直なまなこよ。

(-94) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【赤】 伊賀  楠木 睦

―――――ただの猫なら狩られもせなんだじゃろうにのう。

[一二三のような、甲賀者への私怨はない。
自ら掟の元に安住するを良しとするわけでもない。

……ただ、甲賀者には虫が好かぬという事だ。]

(*17) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[渚の返答を受け。>>165
体裁のみで終わるに違いない言葉を丹色へ告げる。]

 命捺しくば、伊賀精鋭の持つ術を教えよ。
 お婆様、山、麻耶以外の者が操りし異能とは。

 甲賀方の面々を省みるに、伊賀勢も妙技を繰る者であろう

[表で游ぶ子が転んだと泣いている。
ちらりと戸へ視線を向けるが、それまで。]

(171) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 麻耶

[微かに交わされる言の葉。
 返そうと唇開き、女は仔猫の視線に口を結ぶ。

 狩りが終われば問おう。



 では、何故山婆様は命を落とした―――…と。*]

(-95) 2014/05/09(Fri) 00時頃

竹千代の乳母 薊は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 00時頃


【人】 甲賀 玉響

─ 昔のこと ─

[誰に何を言われても何も答えず朝も昼も夕も絵を描いていた。
人見知りが激しく、地味で暗く、今の玉響とは似ても似つかない女児。
罵倒されることには慣れていたから近寄る人影にも何も示さずただただ地面を掘る>>138]

 みんな、わたしのえ、へたってゆう

[常ならば餓鬼だ畜生だと言われる絵は確かに塀の上に寝る猫だった。
初めて正しい答えを出されて、どうして良いのかわからずに体を縮こませた。
話しかけた者の顔を見なければ、こちらの顔も見られてない。
ちらりと塀を見上げれば、猫があくびをしていた。]

 かわいいの、かく。

[その男児が何を思って口にしたのか、理解は出来ず、ずれた回答。
険のない会話は久しぶりでもう少し話したいと、珍しく思った。*]

(172) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[男、狼の牙をぞ躱したれば、己が時流を常へと戻す。
苦無の行方見たりければ、僅か鬣を削ぎしのみ>>162。]

……。

[大地を這いて足下狙う狼の>>163
男、再び弓手にて。九字の印をば切りたりて。

己が時流を操りて、三と四分の速度に変じ。
ひらり飛び越え身を躱し。

地に足着けて、男、懐より出したるは火車剣(手裏剣の中心に火薬と導火線を仕込み、和紙などで貼り合わせたもの)の。

己が体の、時を自由に変ず故。
他者にとりては須臾なれど、男にとりては千歳がごとく。

懐より出したりける胴火(火種を淹れて持ち歩く為の道具)にて、火車に火を着け、狼に向けて放ちたり。]

(173) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 無茶、すな。

[>>161彼女の血は値千金、その術に欠かせぬものだ。
この、最早死んだだけの鳥に使うに、勿体ない。


其れでも嗚、この血は、囀りは、うつくしいではないか。
ああ、けだものよ、鳴いたぞおれは。
死んで雲雀は、春を告げるぞ。

あの血を掬って、その身体に返してやれればどれほどよかったか。
どうやら亡者は、どれほど目を傷めても涙が出ないらしい。]

(+11) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
マニアックに分類されそうな忍術や忍具に関しては一応()で注釈を入れるようには……して……

どうなんだろう。
あった方がいいのかなくていいのか。
一応つけているんだけれども。

(-96) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 ええ。
 捨ておけ。

[若し、此れが逆だったならどうしたか。
無論、己はこのおんなの身体を運ぶだろう。

どれだけ傷を負おうとも、運ぶだろう。

それでも、言わずには居れない。>>164]

 もう舞えん脚、落としてしまえ。

[顔だけは泣きそうなまま。
彼女の気持ちは、よくわかったから猶更だった。*]

(+12) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
周りの皆がどこで何してるのかわかってないCO

出番なさそうでござる。

(-97) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
ちなみにほとんど落乱知識です。
そして眠い寝落ちそうだ。

(-98) 2014/05/09(Fri) 00時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 00時頃


【人】 甲賀 民子

[隠れているもう一人の名を>>166で知るが、現状には不必要な情報だ。
問題は今この場を切り抜けるにはどうするべきか? という事だ。
黄泉比良坂から亡者を呼ぶのはいいが、麻耶の底がわからない。
もしかしたら呼べば呼ぶだけ消されるかもしれない。
そうなればこちらの体力だけが消耗され、力尽きる時に三人の餌食になるしかない。
間違って>>135の言葉が本心からだとしても、残る二人に襲われるのは目に見えている。

戦うにしても逃げるにしても、未来を想像できない――。

もう一手、そうもう一手打開すべきナニカが起きないかと祈る]

(174) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【人】 伊賀 麻耶

 …許せ、とは申しませぬ……。

 ただ、ただ。。。

[二の句が継げず。>>169
 所詮走る理由も、戦う理由も、
 解らぬまま走ってきたのだ。

殺せとも命ぜず、殺すなとも命じられず。
 脳に混乱が暗雲垂れ込め、狼狽えた。]

(175) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 既に甲賀の忍が伊賀の手にかかっておるのに、
 呑気な言い草があったもんじゃのう。

[>>168揶揄る口調はかえって淡々と。だが何故に、という言葉を
聞けば真顔になり。眸に宿る昏い色は、いっそう濃さを増す。

鍔隠れの子供であっても知っている乱を
まるで無きことのように口にされ、湧き上がる想いは。]

 他の者のことは、ようは知らぬ。
 ただおれは、忍としての標と欲望の矛先が同じじゃった。
 それだけじゃ。

(176) 2014/05/09(Fri) 00時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>171やっとのことで降りかかる敵方らしい言葉に、
表情なきまま。]

 ……ああ。
 ではまずは、おれの術から教えてやるとするかの。

[骨の刃で申し訳程度の手足の戒めを解くと同時、
暁之丞に洗われた傷口を開く。

蟲獣の蔵の臭気はたちまち鉄の匂いに
塗り替えられ、血色の霧へと包まれた。]

(177) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
雲雀に恋文という名の無茶振り過去を飛ばそうと思ったけどさすがにしつこいと思って自重してる。

(-99) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[それは撹乱のみの血霧にあらず、狙うは暁之丞の眸。
細かな水滴は、時間が経てば強い粘性の液体に変じる。
運良く眸塞げたとしても、そう長く保つものでないだろうが。

暁之丞たちの動揺と血霧に乗じ、振るうは手根骨を変じさせた刃。
一閃の後、いとも容易く真っ二つに切断された
檻の格子は辺りに散らばり、足元の一本を渚へと蹴り上げる。]

(178) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 伊賀 狼

[加速を殺さず、草を爪で払い疾駆。
回避を取られれば、先に確認した大樹の幹へと脚を掛け、
弾かれる火矢のように、巨躯が舞う。

中空に踊った一瞬、再び彼の手が動いたように見えた。
だが、それが焔硝孕まされた刃と知るのは、瞬き分の意識の先。
相手の術を徐々、把握しながらも長い舌を口腔で打つ。

加速を続ければ、追いつけると当たり付けながらも、
優雅な男はそれを選択させない。>>173
苦渋を舐めながらも、失速を心得て、前脚の爪が刃を叩き落す。

鋭い音を伴い、大樹に突き刺さる火種は、
じわりじわりと幹に添う皮を焼き、やがては周囲を赤く染める大火となろうか。

減速を受けた身は、まだ彼に追いつかず、
威嚇めいて、牙を剥き出しに変え、短く吼えた。
喉を唸らせる声は、彼の魂を呑まんとす豺狼と一分の差もなく。]

(179) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

――――……

[ほんの僅か、背後の一二三に視線をやる。名前を呼ばれたのは少し舌を打ったが、この期に及んでは同じ事やもしれぬ。

ただ、民子の方に動く気配がないのならば、懐に忍ばせた手に鉛玉を掴みとった。
殺せとも、殺すなとも命ぜられておらぬ故に。]

―――…コゥ………

[息の流れが、気脈を形作る。指に握られた鉛玉が、先んじて疾風の如く跳び、民子の乗った枝を圧し折りに向かう。]

(180) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[今のうちに、己も疵と泥を軽くで良いので流しておこうと。
 外ではしゃぐ童達に、もう幾つか、桶に水をと頼み出る。
 その際、何人かの童に「金魚を出して」「蛙がいい」とねだられた。]

 こら……

 今はそれどころでは……

[しかし、やいやいと袖を引かれれば、断り切れぬのもこの男の弱さ。
 仕方ないと溜息ついて、運ばれてきた水桶の駄賃にと、外に、金魚5匹と蛙2を放してやる。
 歓声あげて追いかける童らの声と、暁之丞の尋問の声とが混ざる。]

(181) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 そうであったか。
 ――争いを殺すのは、ほんに難しいものよ。

[恐らくは、この丹色だけではあるまい。>>176
甲賀と斗にする精鋭に、敵を憎まぬ者の名を綴るものか。
お爺も、また。しかし―――自分の名があるのは分かる。
熟練としての手とするのを活かし、
伊賀を憎いと口癖とせぬ渚をも綴ったのはまだ理解も届こう。

秘めしものあれど、何故巻物の中へ民子の名があったか。
お民は父親と共に過ごしているのか。

そう考えた矢先に、泣き喚く子供が戸を開けて入る。
血霧が吹いたのは、そう変わらぬ頃合であった。>>177]

 渚!
 童を表に!

[この中で游んでいる訳では無いと訴えるべく、
顔を横へ向けた事で注意が逸れ、片目>>178が闇に囚われる。]

(182) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 兄との約束 ―

[こそこそしていた…かどうかはともかく。
何時もと違う恰好をして里を出る、兄のように慕う男の姿を見れば、
ついて行かない理由が無かった。]

  ……お疲れ様やで、兄ぃ。

[もとより着物の着用に拘る雲雀は、商人の次男坊の様であった。
選ぶ着物は良い設えで、だからこそそれなりの商家の者の風であり。
にまにましながら武家風の男を出迎えるには、何処か目を引いたかもしれない。>>159]

(+13) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 はいはい、言いませんて。
 ちょーっと高すぎたり低すぎたりする御唄、
 どこぞのお家で歌うとるなんて、爺様には言いませーん。

 ……まあ、うちは鳥頭らしいし?
 なぁんか美味しい思いせんと、うっかり…なんてのもあるかもなぁ?

[その顔のなんと悪い事。
其れでもこの、えらぁい男が習い事なんて。しかも、里の者に知られたくないと。

ならば大体、目的は分かろうもの。
ぺらぺらと口走る趣味はない。……――癖はあるが。]

(+14) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【削除】 伊賀 百鬼 丹

 莫迦ばかしい。
 ……違う羽の色というだけで、
 巣や雛を潰し合う鳥がどれだけおると思っておる。

[外の童子たちは突然蔵で起こった異変に竦み上がり、
先程泣き声を上げた幼子も無言のままに震えている。

邪魔だ、という思いは頭を過ったが、視界をいくら撹乱したとて
相手は二人。わざわざ隙を作ってまで殺しに行く真似はしない。
逆を返せば、余裕があれば幼子たちの口を封じていただろうが。]

2014/05/09(Fri) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀



 ええねぇ。
 飛騨組やったら、お琴も必要ちゃいますか?


[>>160勿論、琴の弾き手はかの女だろう。
わざとらしく会っても良い、と上から目線で伝えるのは、
その腕前を未だ知らぬ事と、伊賀の美を未だ見ぬ事に繋がっていた。

さてさて。
受け取った団子があんまり好みで、うっかりどこぞの犬に兄ぃに食わせてもろうたと零してはっと気づく有様。
一度の拳骨を受けども、犬鳥そろって食わせて頂いたのは今でも鮮明に思い出せる出来事である。*]

(+15) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 00時半頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[火車剣は狼を捉うに能わず。
大樹に刺さりて、火種の火薬に届きしかば。
小さく爆ぜて、炎纏いし鉄の欠片を散らしたり。]

……。

[やれ、動物たちには済まぬとぞ思いつつ、男、弓手を口に咥うて、笛の音をぞ紡ぎたる。

此度の音、甲賀の者に伝うべきものに非ざれば。
森に住まいし、鳥どもの。
呼びて、民子を助けよと。
斯くと伝えし笛の音なり。]

(183) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞



[袖を引く子>>181のように、
渚に構って、を繰り返しておれば良いものを。

この死合に絡まぬ子を庇わねばと金色の片目が向く前に、
破られた牢の中へ駆けて来た子供は、丹色へと抱きつく。

子の持つ貝独楽が地へ散り、その手に残った苦無は。
刃物に塗られし獣の糞、破傷風を招く毒として為す

その苦無は、致命傷に成りえぬ部位に深く突き立つ。]

 

(184) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……随分と賢い獣も居た物だ。
名が在るならば、訊いてみたいものですね。

[男、咆哮>>179聴くも微笑むばかり。
取り出だしたるは次なる苦無、目は彼の獣より離さず。]

(185) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
むむむ、破幻+戦力差で民子が膠着状態になっとる気がするが
万一逃げてそっちに乱入しても多角とカオスしか生めない…

かといって更新時までに双方落ちに行けたとは
思いにくいし、難しいなあ…

(-100) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 00時半頃


【人】 甲賀 玉響

─ 甲賀卍谷 ─

 雲雀。
 ようやく着いたよ。

[何度か躓きながら雲雀を運ぶ。
いつもなら時間のかからない道のりなのに、
大分時間を食ってしまった。]

 雲雀。
 そろそろ返事をしてはくれないか。
 声を聞かせては、くれないか。

 雲雀。

 ひばり。

[返ってこないと知っていても、名を呼ばずにはいられない。
里へと戻り、御神楽の家に雲雀を渡す。
戻ったことを報告しようと、先にいるはずの暁之丞を探した。]

(186) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 00時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
あ、これは子供殺していいってことっすか!?
(断りなくやったらまずいと思って抑えてた)

(-101) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 伊賀 百鬼 丹

   「おとうとおかあをかえせ、伊賀者」

[童の声がちいさく響く。]

(-102) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【独】 伊賀 狼

/*
なんとか光圀さんの服奪えないかな…。

(-103) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[丹色の言>>154>>176は、忍としておそらく尤もなものなのだろう。
 理解はできる。
 しかし、受け容れられるかとなればまた違う。

「お前の優しさはただの甘さだ」と。
 今は亡き父に、幾度も言われた。

 水を操ることに秀でた家系の中にあっても、水中で魚と同じく呼吸をできる者は稀。
 特に渚は、赤子の頃から、ごく当たり前のようにそれが備わっていた。
 水練の術を身につけるのも早く、父は、此は良い忍になると期待を寄せた。

 だが実際は御覧の有様。
 産後の肥立ち悪く体をこわし、百日を待たずして逝った母に申し訳が立たぬと、父に何度も嘆かれた。]

 ───……。

[外から、子の泣き声>>171が聞こえてくる。
 傷口を濯ぎながら、それでも、暁之丞に言われた通り、警戒だけは怠らぬつもりでいたのだが。]

(187) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[少なくとも、三日は菌も繁殖しなかろうものが。
片方のみ開いた金色の眸が丹色を見上げた事で。

細胞単位で巡る“狂毒”は、菌の巡りを早める。

それは恐らく、三時間後には。
筋を痺れさせる猛毒にも変わろう。]


 ………っく、

[残る目までをも朱に見舞われてはならぬ。
本能の告げる声に、右目を庇い。

小屋の奥へ後退を余儀なくされた。]

(188) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

― 回想・暁之丞>>103>>104>>105>>107 ―

[重い拳で殴られたのは頬骨か。いちいち声を上げることはしなかったが頭がくぁんとする。
苦い顔が隠せてないぞ暁之丞様。]

 あけのじょうさま。

[言いたいことは山程あるが喉元つっかえて出てこんわ。]

 ワシはあけのじょうさまに勝って頂きたいんじゃ…

[なんとか口にしたのはそれきり。

その為には、暁之丞様、貴方様の御目に映っておる女子は邪魔なんじゃ。*]

(189) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 甲賀卍谷 ―

 ………おう。
 手ぇかけてしもたなぁ、かえって。

[>>186聞こえないと知っていても、声を出さずに居られるか。]

 此処に居る。
 すまんな、喉やられてしもうて、声出んのや。

 たまゆら。

 玉響。

[家人はとても冷静に、喚くことすらなく、
亡骸を受けて、運んできた玉響へと頭を下げる。

親とは全ての師であった。
それは無論、忍の心得にしても同じこと。
風刃で死んだ亡骸に脅えた幼子に、死之美と受け入れよと何度も言った彼らの唇が震えているのは意外だった。]

(+16) 2014/05/09(Fri) 00時半頃

【見】 竹千代の乳母 薊

 ほう…。
 して、今戦況はどうなっておるのじゃ?

[康家の下命により部屋を訪れた小姓>>@5に尋ねる。]

 「はい、伊賀が優勢であると聞きました」

 なんと!それは誠かえ?

 それは良い知らせじゃ。
 そのまま甲賀者を全て討ち倒し
 早よう決着の時が来ぬものか…

[薊が怪しい動きをせぬようにと嘘をつかれているとは知らず。
この時甲賀伊賀互いに2人ずつ討たれていたのであった。]

(@6) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[伊賀の里に住まう子供>>176にも広まる噂は。
当然のように甲賀の里にも広まっており。


親を亡くした哀しみを、游びで心を慰めていた子供をも。

天は――――怒りに憎しみに、狂わせる。
右目を庇う傍らで、左目は次第に朱色ではなく暗を見てゆく*]

(190) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 狼

[甲賀の谷ならば、容赦も無い。
風により火の手回れば、寧ろ御の字。

再び笛吹く音色。
右手に、両足。彼の武器は四肢から成る。>>183

パチパチと弾ける音は、火薬が大樹に移ったか。
走る焔が樹幹を舐めて、熱波に豺狼の顔が―――、

一瞬嗤ったように見えただろうか。]

(191) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 狼

[吼えた牙の奥には、真新しく染まる血糊。
人食い狼などと言う化物ではない。

意思を持ち、目的を以って喉笛を噛み切る狡猾な豺狼。]

(192) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀  鉢屋 光圀

 
[ほんの少し、混じる。花の馨。
  御神楽を舞う、青年が好みし、花の―――]
 

(-104) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

[枝折る音に、女は動いた。>>180

 叢を回り仔猫の背後へ向かい、
 鉛玉に合わせて手裏剣と苦無を放つ。

 手裏剣は幹に向け。
 黒糸繋いだ苦無は仔猫の胴へ。]

 っ

(193) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 狼

[樹の幹を渡り、水平に近しい角度で森を跳ぶ。

埒が明かぬとさすれば、馨を芳せし一瞬を狙い、
豺狼が彼を突き飛ばすように飛び掛った。>>185

相手も遠距離からの攻め手では決定打にならぬと知ったなら、
懐へも誘い込みするだろうか。

適えば、前脚の爪を彼の両肩へ突き刺し、
そのまま背中を地に滑らせて、押し倒してしまわんとする強攻。

常、彼が穏やかな時。
彼に従う森の数多の獣が名を欲っしただろう。

だが、この豺狼。
名は体を表し、既に告げているに近い。
―――彼を喰い散らさんとする、狼の名を。]

(194) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ───っ?!

[不意に戸が開き>>182、陽が差し込む。
 泣く子を視界に捉えるのと、暁之丞の声が飛ぶの、そして切断された格子が蹴り出される>>178は、ほぼ同時のことだった。

 生じた甘さ、油断。
 子を庇おうと伸ばした左二の腕に、鋭い格子が突き刺さる。
 庇おうとした当の子は、流石忍の子だと褒めるべきか、するりと渚の脇の下を潜り抜け、丹色のもとへ駆けていた>>184。]

(195) 2014/05/09(Fri) 01時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時頃


【墓】 伊賀 山

[見下ろすは、己の躯。

念入りに息の根絶たれ、天寿を全うした安らかな死とは程遠く。>>2
それでも忍として生き、そして死した者のなれの果て]


……情けないのう。

[いくら歳若い――それこそ麻耶よりも――風体をしていても彼も巻物に名を記されし忍。
苦無が刺さった痛みに顔を顰めながら、
その心の奥でほくそ笑むような思いを忍ばせていたのであろう――と、
気付いても最早後の祭り]

……。

[老婆の気配を隠してくれる森の香りも、漂う血の香りまでは隠せまい。
誰かが見つけるのが先か。或いは。
羽太郎があのお調子者然とした声で、老婆を討ち取ったことを報せるのが先か]

(+17) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
伊賀と甲賀の個々の温度差の違いすげーよなーと思う。

(-105) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹



 ……ぐっ!?

[>>184泣き声が気に障って仕方ないが、口を封じては隙を作る。
どうせ水に毒を仕込む発想もない童子だと、侮っていた。
だが血霧に紛れ行動を起こしたのは丹色だけでなく。

腿部に突き立った苦無。正体が何かなど確かめずとも、
血が猛毒だと訴えている。]

(196) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


[幼子の囁きに一瞬だけ眸を伏せ、無言。
鉤爪が如く変じた爪は、その細い喉元を躊躇いなく掻き切った。]
 

(197) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

― 回想・玉響>>118>>120>>124>>125>>126>>127>>128>>129 ―

 くさいんじゃ。
 昨日、ひばりに纏わり付いとったのと同じじゃ。

 気にすんな。残り香だろ。

[雲雀探しに同道した玉響の気配が張り詰めとる。並の男だったらこれだけでもうひるんどるかもな。

扇が流れていたようだ。玉響が拾いに行く。]

(198) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
米津さんの海と山椒魚聞いてたらなんかそれっぽくてトゥライ #妄想
動画ないので歌詞ペタリ。
http://www.utamap.com...

(-106) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
やった!討伐数1!(むなしい)

(-107) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[森で雲雀を見つけた時には動きの止まった玉響の肩引っぱって罠に備えたが結局なんにも無かった。
本当に意味がわからん。

指笛の後、玉響の顔を覗き込んだ。茫然としとるのか?そんな場合なのか?

そんな場合なのか。*]

(199) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>188暁の眸を両とも封じるには叶わず、
片方だけでもまだ運が良かったというべきか。

しかし片方でもやはり呪縛は脅威。
金の眸がこちらを向いた瞬間、再び空気を震わせる魔の鳴動。
心臓がどくりと早鐘を打った。

猛毒は狂毒と変じ、とうに穢れきった血を侵してゆく。]

(200) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[走る最中、少し前の質問。>>=11]

 山を倒す前じゃ。
 指笛聴こえたのは。

 ひばりとな。
 たみの奴の気配はしたんじゃ。
 うるさいくらいに。

 でも、分からなかった。何を言っておったのか。
 わからなかった…

(=16) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

[此処より遠すぎない場所で、争いの音。
 草笛ではなく口笛の、音もまた民子への
 連絡かと思えども。>>183

くっ!

[まるで女の位置を示すかのよう、上空後方より鳶が静かに滑降し、その爪を煌めかせた。]

(201) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【秘】 甲賀 羽太郎 → 甲賀 玉響

 泣くか?
 あねじゃ。

[去り際大事に呼ぶ。
大事な者を呼ぶ。*]

(-108) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 ――渚、 ………ッ


[手のひらで活かす為の右目を覆えば、両方が闇に。
拙い。

玉響に場所を伝えよと口の動きで伝えるが、測れたかどうか]

(=17) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>199
なぜかくっそわろたwwwww

(-109) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 ……違う羽の色というだけで、
 巣や雛を潰し合う鳥がどれだけおると思っておる。

[吐き捨て、喉からぱっくりと紅零す小さな骸を乱暴に蹴り飛ばす。

既に死の宣告なされたも同然。
後退した暁之丞を捨て身で追撃するかは一瞬迷ったが、
この広さは戦うに難が有り過ぎる。

もう一度血霧を見舞ってやった後、蔵を後にし森へと駆けてゆく。
幼子の泣き声、背に受けたまま**]

(202) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 甲賀 暁之 丞


 っ、はは。
 つべこべ言わずに殺しに来た点だけなら、
 お前たちよりも忍に相応しいかもしれんのう…。

[蔵を後にする直前に浮かべた笑みは、どこか歪で、引き攣っていた**]

(-110) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[一二三が背後から動く。
手裏剣と苦無。その技は将に狂いのない、精緻そのもの。

避けねば違えず狙いに突き刺さる事間違いないように思える。
反撃の暇を与えぬように、更に鉛玉にて追い撃ちをかける。二重、三重。亡者を呼んだ時の此の娘の末恐ろしさは折り紙付きだ。

麻耶の方を顧みる暇もなく――――狙う。ただ、その甲賀の忍だけを]

(203) 2014/05/09(Fri) 01時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[鞠を拾うてやった兄妹と。
年端変わらぬ幼子は爪に裂かれ>>197悲鳴を上げ事切れる。

右目を覆う手のせいで、物音でしか惨状も状況>>202も測れぬ。
血霧篭る蔵内は、噎せ返るような鉄の薫り。
数度咳こみながら、手を離し大刀を抜くが既に足音遠く。

残る霧は、術者を遠きにおいて目潰しまでにはならず。
黒く光る右目を、開いた戸へ向けて。

左目にこびり着きし害は、視界を*覆ったまま*]

(204) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀 玉響

[雲雀の身を御神楽の家の者に渡した後は暁之丞を探すために、
屋敷に走る。
しかし、ここには寄ってないのか、姿を見たものはいない>>113]

 まさか、まだ帰ってらっしゃらない…?

[何かあったのか。
不安。
里内を駆けずり周るが誰も姿を見ていないと言う。
大人たちの混乱を知らない子供は、そこかしこで遊んでいる。
暁之丞を行方を聞くが、やはり知らないと首を振った。

なれば里から出て、迎えに行くべきかと思えば、
蟲獣の蔵にいた子供の一人>>115が暁之丞を見たと報せてくれた。]

 蟲獣の蔵に…?

[疑問はあったが、居場所は知れたとそちらに向かった。]

(205) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[爆ぜし炎に照らさるる。
獣の顔の、嗤うに似たる>>191

牙の奥は朱に染まりて>>192、血と、其れ以外の、何かの馨。]

(206) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 甲賀  鉢屋 光圀 → 伊賀 狼

[記憶を手繰るば、其の馨こそ。
甲賀の里の舞鳥の、好みし花とぞ、男、思えり。]

(-111) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

―回想:森の中で―

[今は市井の娘の様に。
 許嫁を――男を前に、身なりを気にしていた。
 唇の紅は取れ、お粉もとうに流れ落ちている。
 斯様な姿では恥ずかしい。

 これから口にする願いのせい。
 我儘の、せい。]

はい、今すぐ。この場で……

[祝言を。
 両親も居ない、仲人も居ない、酌み交わす酒も盃もない。
 形ばかりでも夫婦の絆をと今は求める。
 生き急いでいるのだろうか。
 死に急いでいるのだろうか。]

 ……いつでも。覚悟は出来ております。

(-112) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……。

[男、其の馨の何たるやを知りたれど。
怒るでも無く、恨むでも無く。只、獣をば見据えたり。

男思えらく、しのびとは道具とぞ。
道具の、安んぞ恨みなど持たんや。
しのびの、安んぞ怒りを持たんや。

男、只、常と変らず笑みたるのみ。]

(207) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[獣の、此方へ飛び来たるを知りて>>194、男、敢えて其れを受けたり。

虎穴に入らずんば虎児を得ざるが如くにて、遠きに居りては、埒の明かぬと悟りしが故。]

(208) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

[畳の上でなく、戦の最中に果てる覚悟は。

 弟が死んだ日に。
 山から戻った日に。既に。]

(-113) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……ッ、

[獣の爪の、肩の肉へと食い込むに、男、僅か唇噛む。
熱き赤の流るるに、然れど、男、怯む事無し。

己が体の時流をば、四倍に迄速めては。
背中に地が付く其の前に、右の苦無を獣の足へ差し向けて。
弓手が立てんとするなるは。
刹那の間にて、懐より出したるかな、麻痺毒の。
仕込まれたりし、八方手裏剣。

己が肉に、爪ぞ食い込みたるが故>>194
躱し難しと思いしかば。毒のありたる、刃を立てり。]**

(209) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時半頃


【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

[睦の腕の中に身を置き、抱き締められる強さに息を吐く。
 胸に湧き上がるは愛おしさ。今までにない喜び。

 睦に逢う度、心の何処かで思っていた。
 彼は我慢――しているのではないか、と。

 家の近くで出逢えば嬉しく。
 里で前触れなく見かければ、気になり。

 不安は唇に受けた熱で溶けた。
 袖から腕へ、手首へ、そして――指を、絡め。
 誓う。]

 ……本当に、本当です?
 初めて聞きましたよ? 睦様。

[何れ程好きあっていても、決して結ばれぬ星もある。
 だからこそ、違う星の下なればと――。*]

(-114) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

― 現在・土岐峠 ―

[掠った!>>95昼間に差し掛かれば森の中でもよう見えるもんだの。]

 そうれ来るか!
 独りで良いのか!?
 伊賀者め、油断しおると捕らえた坊主と
 ひとっくくりにして虫蔵に放り込んでやる!

[手裏剣一つ耳元掠めた、あぶねぇ。
応戦がてら棒苦無を投げて疾く駆けようぞ。里の周囲じゃ、人別帖に連なる忍が他にも居ったらばいずれぶち当たるじゃろう。]

(210) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀 民子

[気配が動いた。そして
>>180>>193と放たれた鉛玉と苦無に気づく。
だが反応が遅れた。
麻耶を広い視界に納めておこうと意識しすぎたせいだ。
共に命を奪うべく致命傷になる位置へと疾走する。
その時、民子が回った。
枝の上でくるりと。
両手を広げ、舞うように回った彼女の後を追うように、着物の長い袖が振られる。
鉛玉と苦無が触れるや、二つの、命を奪うべき凶弾と凶刃は進行方向を僅かに変更させられる。
結果、二筋の紅が生まれた。
一つは手の甲、一つは着物を裂いて。
痛みに眉が顰められるが、本能的な動きに、体に技を覚えこませてくれた父親と丞に心の中で感謝しながら、手を幹に付いた]

みんなみんな行って逝って……。

[掌から走った気が死の国から全てのものを凍てつかせてもおかしくは無い青白き手を、三人の背後へと呼び出す]

(211) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【独】 甲賀 民子

/*
久々の独り言。

>>211の補足。
袖ってそこそこの厚さあるから、力のベクトルを逸らす事ができる……って設定でよろしく(

(-115) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

笛の音?

[一二三の犬笛を模したものかと思ったが、音は遠くから聞こえてくる>>183。林の中が急に騒がしくなる。
上空で、鷲の鳴き声が微かに聞こえた気がし、気づいた時には死角から一二三に爪が迫っていた]

くっ!!

[一瞬、民子から目を離す。鷲の素早さには間に合わない。
咄嗟に背後の上空に弾を三発打ち上げ、半身を捻り駆ける―――

そのまま一二三を突き飛ばさんと、手を伸ばした]

(212) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

[玉響を呼んだ事に、少し後悔を残す。


あの女も伊賀を憎んでおるのは、婚儀に難を過ぎらす相で解る。
否、暁之丞は解っておらなんだ。

この目一つであったとて塞がれたと知れば。
この身一つにも傷を負わせたのが伊賀者と知らば。

金色を使わずとも、恋に狂わせた女を
深い怒りとして突き動かす事にも*なろう。*]

(=18) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時半頃


【見】 竹千代の乳母 薊

 ところで…。

 そなた、先程から何を怯えたような顔をしておるのじゃ?
 このわしが怖いのかえ?

 ほほほ、苦しゅうない、近こう寄れ。
 来ぬのならこちらから行くぞ

[ゆっくり小姓の方へと近づくと帯を掴みグルグルと回転させながら解いてゆく。

「ああ、薊様、なんというお戯れを」
「実に恐ろしきお方じゃ」

襖の向こうより覗き見る見張りの者達が次々に嘆く。]

(@7) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【見】 竹千代の乳母 薊

 ほう、ほんに只の小姓であったか。
 武器等何も持っておらぬのだな。

[甲賀伊賀による忍法争いが始まった途端、小姓が部屋へとよこされたものだから刺客か監視する為の見張りか何かでは無いかと疑ったが]

 ふむ、考え過ぎであったかのう…。

(@8) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時半頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時半頃


【独】 竹千代の乳母 薊

/*
これはなんという一人プレイ
こっからアッー♂展開ソロールとかやったらもうギャグでしかない

(-116) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【独】 竹千代の乳母 薊

よいではないかよいではないか するべきか

(-117) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【鳴】 甲賀 玉響

─ 少し前>>=16

 お民も?
 なんで、また。

[卍谷に居るはずの民子の名を聞き、眉を顰める。
共に戦っているのか?]

 …そうか、羽太郎も分らないか。

[何にせよ、急がねばならないのは確か*]

(=19) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ……、……!

[幼子の名を叫び、腕を伸ばす。

 非情に徹することができたなら。
 幼子の喉笛が掻き切られた>>197のを見たところで、動揺は見せず、寧ろ隙を突く好機と受け止め、桶の水を刃に変えて、子の身体ごと、丹色に突き立てることもできていたのかもしれない。
 だが、それができぬ腑抜けというのは、誰より自分が一番よく知っている。]

 若!!

[暁之丞は、血霧に眼をやられている。
 ならば此処は、己が丹色を取り押さえなくてはならないというのに。
 蹴られた幼子の亡骸と、目元を覆う暁之丞への憂苦が先に立ち、みすみす、丹色が蔵を出るの許してしまった。]

(213) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

そうか。この場でか。
……せめて白無垢と、固めの盃だけは酌み交わしたかったが、
仕方ないじゃろうな。

[忍として生まれたのだ、元より畳の上で息を引き取れるとは思っていない。
ただ、あまりにも急で、あまりに思いを交わす余裕もなさ過ぎた。時間はこんなにも、なかったというのに]

俺もだ。甲賀者と死合うとなっては、むざむざ屍を晒してやるつもりもないが、こればかりは分からぬ事よ。

(-118) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 甲賀 玉響

─ 少し前 ─

[>>198くさい、と言うから鼻をすんと鳴らす。
しかし嗅覚は常人並でしかない玉響には血の香りと、
森の香りしか分らない]

 今居たら面倒だから、居ないほうがいい。

[昨日対峙した大狼。
琥珀の双眸を、思い出してぞくりとする。
己の力量と比べれば力不足は否めない。
羽太郎も薬で痛みは無いと言えど負傷をしている事には変わりない。
今会えば木乃伊取りが木乃伊になりかねないのは百も承知だった。]

(214) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

竹千代の乳母 薊は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時半頃


【人】 甲賀 玉響

[玉響は情で動く所為か、近しい人間の首が落ちたところを見て罠や、
仕掛けがあることに、思い至る余裕はなかった。
冷静な羽太郎の判断により、肩を引かれる>>198
地面に伏してようやく、罠かも知れないと思い至った。

それでも、動けずにいると視界を羽太郎が塞ぐ。]

 何故、

[何故あれは、ああして死んだんだ。
問いかけは途中で嗄れた。*]

(215) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 甲賀 玉響 → 甲賀 羽太郎

[首を振る。]

 ……泣けない。

[泣いてはいけない。
言い聞かせるように呟き。

去る羽太郎に向けた瞳が揺れた*]

(-119) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

[しっかと抱いて、胸の内の温もりを確かめる。
ああ……こうしたかったのだ。こうしてやれば良かったのだ。]

嘘はつかん。実に、真の事。
お前が……一二三がおらなんだら、俺はとうに里を抜け出て、何処ぞで野垂れ死んでおったやもしれん。今でも、気もそぞろに鍔隠れの里等からは抜け出してしまいとうなる事もある。

……お前を置いてはいけなんだ。

(-120) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 01時半頃


【人】 伊賀 一二三

[苦無は肉ではなく木に刺さったと、糸より伝わる。>>211
 近寄る鳥の爪、躱せなければ致命傷となっていただろうが。

 女の身は草の上に倒れていた。]

 睦様!

[鉛弾の1つに撃たれ、鳶は高く鳴いて落ちる。
 かの鳥のようだと思うのは、白き手がある故に。

 先ほど見ていて良かったとも思う。
 腹に覚悟が出来ている。

 助けてくれた手の方が良い。礼は心内で済ませ、
 女は姿勢を直し、睦の肩を借りて跳躍した。
 姿を隠すままよりも、存在と居場所を知られているなら
 攻に出た方が得策。

 風に乗り、漂う火臭に眉を顰め。]

(216) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

[蛇の舌が閃く程度の火は、やがて轟々と盛って一本の巨木を焼く。
豺狼の怨念が火力を煽るように。
甲賀の谷がそれを拒むように。>>206

微笑み貼り付ける男の顔は、狐面にも似る。>>207
自らの生き様を選択せし顔。
安穏とした気配を綴り、されども自身を歯車の一として違わぬ男。]

(217) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 伊賀 狼 → 甲賀  鉢屋 光圀

 
[生温い平穏和睦と唱える声よりは、
  ずっと静かで、豺狼の性に合っていた。]
 

(-121) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
相変わらず>>@7>>@8ひっでぇぇぇぇなwwwwwwwwwwwwwwww(褒めてます

(-122) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【人】 伊賀 狼

[己の判断を、彼もまた好機と見る。>>208
互いの致命傷を狙う両者は、互いに腹を隠して懐を見せる。
化かし合いも忍の本分か。

どうせ、どちらも罠に違いない。

毒を喰らわば皿までとはよく言ったもので、
豺狼の爪が布地に穴を開け皮膚を穿てば、視界の隅で苦無が輝く。
眩しい、と感じたのは、日の光の所為ではなく、
きっと、僅かに顔を歪めた彼の人間らしさ由縁。>>209]

(218) 2014/05/09(Fri) 01時半頃

【秘】 伊賀  楠木 睦 → 伊賀 一二三

[手首から、指を絡めてただじっと見つめ、腕に抱く。
……ただ、名残惜しい。]

―――全く、俺は朴念仁じゃ。お前が俺を好いてくれておるのか、それだけが不安だったのじゃろうか。
……せめて、これを証として行くか。

……こうして、抱いてやりたかった。

(-123) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀 狼

[鼻を着く刺激臭は、豺狼の肉にも不穏を撒く毒。

彼の両肩を土に見立て、抉るように気を張り、脱出を図るが、
当然、一瞬を悠久に変える男が見逃してくれる筈も無し。

せめて、脚の腱ではなく、腿を切らせたのが唯一の救い。
腿から競りあがる神経毒を抱えながら、
彼の身体を踏み台に、豺狼は大樹の上へと逃れてみせる。
彼の復帰が早ければ、その背に追撃も与えられようが、
生憎、痛み分けと評するに相応しい。

薄い舌を出して、酸素取り込み、息を飲む。
四足の身では、一本欠けても三本残るとは冗句に過ぎない。

次の一手を攻勢に変えず、猪突を選ばずに、
豺狼は更に樹を駆け上り、高所に自陣を確保した。*]

(219) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
どことも合流せず風さんと遊んでいたいのだがコアズレがのう…

(-124) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
そういえば玉響激おこすてぃっくなんちゃら状態にしてくれてるけど、うっかり意気消沈ロールまわしてしまってすまぬ…(書いてから気づくアホ)

(-125) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

く……!!

[鷲の爪が掠めたか、それとも刺さったか。
左手の甲が、ざっくりと裂けていた。右の手で左を抑えながら、弾もて鷲を薙ぎ払う。]

俺の事は良い…それよりも、目を離しては…!

[一二三と、麻耶に向けて叫ぶ。民子から目を離すなと。手の甲と、衣を裂かれながらもなおも軽い身のこなしで>>211跳ねる姿が目の隅に入った。

背後より、冷たく凍える気配が、気を纏った身に伝わる。]

……後ろからか?!迂闊!!

[鉛玉を握る猶予はない。そのまま身構え、迎え撃つ構えを取る。]

(220) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【独】 竹千代の乳母 薊

/*
誰かと絡みたいが誰とも絡めないんだよなこの段階じゃ;
もう少し後半戦になったらお外行っていいんだよな?
寂しくなったら康家様に遊んで貰うか。ずっとソロプレイもあれだし。

(-126) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

 ───ッ、直ちに!

[暁之丞の唇の動き>>=17を読み取れば、すぐさま桶の水に血を流し、小鳥を一羽、玉響のもとへ向かわせる。]

(=20) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【独】 伊賀 山

/*
なーんか駄目だなあ これというビジョンが見えてこない

話、したかったよね、狼と
こう、人間らしい部分をつっついてね、みたかったんだ、みたかったんだよ……っ

(-127) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀 一二三

[太枝に糸を回し、民子と睦との三角を作る場所にある幹へと苦無を打つ。

 それを足場に、真っ直ぐ民子へ。
 二枚重ねの手裏剣。影生むとて、また躱されるかも知れぬが。
 女自身は民子の傍ら、抜ける様に動き。

 今度は仔猫を捕らえる為の輪を、仕込む。]

(221) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀 狼

― 豺狼の憶念 ―

[―――男の全ては伊賀に在り。

月夜の美しき晩。
幼き記憶と脆弱を捨て、一匹の豺狼は忍となった。

生き方を示した女は草や樹や花に似た静かで、
人よりも緑の匂い強き女であった。

昔から良く利く嗅覚を備える身は、忍の術は師に、生様は女に習う。
全てを捨てた代わりに、己は星を手に入れた。
空に輝く青い星。禍の凶星。

幾多の戦火を乗り越えて、
何人もの甲賀を殺め、時の権力者に膝を着いた。

それが自身の生き方であり、選択であった。]

(222) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀 狼

[そんな自身の生き方を、己を拾った女は、
徐々に是と云わぬようになったのを覚えている。
特に伊賀姫が生まれた頃から、その溝は水面下で深まった。

己は天正の乱より向こう、
腹の底で飼う豺狼は憎しみばかりが蓄えると云うのに。

何時かの大火の中で百鬼夫婦を救えども、
結局指先から容易くその命は零れ落ちた。

今更、時が、祝いが、どんな慰安を齎せるのか。
仮令、どれ程美しく包み隠そうとも、
肉が歪に盛り上がる創は、口を縫われても怨嗟を訴える。

忘れるか、忘れられるか。

―――忘却できるほど、些細なものか。と。]

(223) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀 狼

[唯一つ、夢想するなれば。

老いて刃を握れなくなる前に。
乱世の世が終わり、天下泰平が蔓延る前に。

自身の生き様、今一度。
伊賀忍に相応しいと、穏やかになってしまった口から聞きたかった。

それも、有為転変は世の習い。
もう、叶わず、果たされぬ、夢泡沫なれど。*]

(224) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀 狼

[今もまた、見えぬ星が何処かで強く輝く。
猛然とした、懐かしささえ感じ得るそれは。>>211

何時も隣に在りし、―――*冥府の香。*]

(225) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[血霧の残る狭い蔵内、汚れた桶の水では、逃げる背に水刃を幾つか飛ばすのが精々。
 痛む腕で、さてどれだけの精度が出せたか。

 追うには赤い霧が邪魔をする。
 それに今、片腕には、喉笛を裂かれた子の亡骸がある。]

 こんな幼子までも、が……

[耳に残る、丹色の言葉>>202が、胸を刺す。
 たかが生まれた郷の違い。
 されど因縁は、こんなにも深く根を張っている。

 沈痛な面持ちで、小さな瞼を閉じてやる。]

 若、そちらは……。

[眸の具合はと、問いかける。]

 申し訳ありません。
 私が、警戒怠ったがために……こんな……

(226) 2014/05/09(Fri) 02時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時頃


【人】 伊賀 一二三

承知。

[目を離さない。逃しはしない。>>220
 例え麻耶の前であろうと、甲賀の首を落とす事に躊躇いはない。

 すれ違い様、破れた着物と指が触れる。
 爪先をその糸に掛ける事叶うか。

 民子の後ろ、枝上に止まり。]

ピィィィィ――

[また高く、草笛を鳴らした。**]

(227) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

………コウ………ゥゥゥゥ………

[亡者の手が迫る。麻耶が瞳に見るのは同じく亡者か、それとも民子の方か。
此方は、民子の方を一二三に任せ、コウ、と大きく息を肺腑の奥まで流し込む。
体に気が巡る……生きた気の持つ活力が巡る。]

――――――喝!!

[得物を手にしては気は生かされぬ。伸るか反るか、それ故良しとはせぬ禁じ手が一。
生気を凍てつかせんとする亡者の手に向けて、無事な方の右手を翳す。触れるか否かの刹那を見切るように、その掌より発勁の一撃が、凍てつく亡者の手に向けて薙ぎ飛んだ]

(228) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[何故、丹色を取り逃がしてしまった。
 何故、幼子の命を散らす羽目となった。

 丹色の力、けして侮っていたわけではない。
 いや、そう思っているのは己だけか。
 此方には暁之丞の眸があると、知らずに油断をしていたか。

 長閑だなどと心許さず、もっと自分が、子らに目を光らせていれば。
 水遊びを強く断っていれば。

 嗚呼、また後悔か……**]

(229) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【鳴】 甲賀 玉響

[子供から暁之丞の居場所を聞いた直後、水鳥がやってくる>>=20
渚の術だとすぐに気づき、玉響を見つければ誘うように蔵へと向かう。]

 やはり、そちらに…。

[子供たちには、家に帰るように言い聞かせてから
水鳥を追った*]

(=21) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[後先は考えぬ。
一二三に背後を預けたままで。任せる事のできる相手だと、その事は存じている**]

(230) 2014/05/09(Fri) 02時頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時頃


【赤】 伊賀 一二三

[草笛鳴らしたその甲乙音に、何の意味を含ませるか
 示し合わせてはおらず。

 聞き様によっては意味あるように、或いは意味などないように聞こえるだろう。

 危機を知らせるものでも、応援を呼ぶものでもないと――…

 ただそれだけ狼に伝われば良い。]

(*18) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【人】 甲賀 玉響

─ 蟲獣の蔵 ─

[居場所が分れば一直線に、駆ける。
行けば蔵の扉が開いているのが見えた。
そこから飛び出す、伊賀者の姿>>202

追うか追うまいか、蔵の入り口に立ち中を覗けば暁之丞が
左目を抑えている>>204
傍にいるのは渚か>>213
噎せ返るような血の臭いに、何があったのかは一目瞭然だ。

ならば、やることは伊賀者を追うことだと判断する。

逃げる背中を追い森へ。
蔵から離れてから、指笛を鳴らした。

だが、玉響は指笛が得意ではないため、少し調子を外れている。
伝われば良い。]

(231) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【赤】 伊賀 一二三

[或いは。

 動けぬ麻耶へ、気付けの様に。*]

(*19) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【鳴】 甲賀 玉響

[ひばり いえ います。]

[雲雀を連れて帰ったと、短く報せた*]

(=22) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【独】 伊賀 山

/*
うわあ

[はいぱーごろんごろんタイム]

もしかしなくともナカノヒトよりばばあのこと分かってないですかね狼よ…… おおおお

(-128) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

[玉響へ飛ばした小鳥の腹には、血文字で、暁之丞と己が蔵にいること、丹色が逃げたことを記してある。

 小鳥は役目を果たしたならば、ただの水へと還るだろう**]

(=23) 2014/05/09(Fri) 02時頃

【独】 伊賀 狼

/* >>@7>>@8 その脱がせた着物ください。

(-129) 2014/05/09(Fri) 02時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時半頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時半頃


【独】 伊賀 一二三

/*
>>*18と>>231のまさかの被りっぷりwwwwwww

(-130) 2014/05/09(Fri) 02時半頃

【人】 甲賀 玉響

[藍染の背を追う。
恐らく若い男、会った事は無いはずだ。

袖から和紙を取り出して、昨夜に描いた幻獣を喚ぶ。]

 あれを、捕らえよ。

[和紙から応竜が姿を現すが、その姿は薄墨で描かれたものではない。
左掌を小刀で裂き、己の血を濃く混ぜた墨を使ったために赤黒い。

硬質の鱗を纏う龍は硬い牙と爪を持ち、先行く伊賀者を喰らわんと
空を駆けた。**]

(232) 2014/05/09(Fri) 02時半頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時半頃


【独】 伊賀 山

/*
たぶん最たる原因は
・自キャラに葛藤させたいよくある発作が出てしまった
・わりとねむい

この二つだと思うので後者解消のために儂は寝るぞー

(-131) 2014/05/09(Fri) 02時半頃

【人】 伊賀 一二三

[盆に、祖先の墓前で手を合わせる。
 骨の一部すら埋まっていない者も居ると聞いた。

 弟も、その1人。
 最期すら分からず。

 盆に。川に提灯を流して送っても。
 少女は何処か虚ろだった。**]

(233) 2014/05/09(Fri) 02時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時半頃


甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 02時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
そういえば渚さん勝手に水鳥動かしてすみませぬ…

(-132) 2014/05/09(Fri) 02時半頃

【人】 甲賀 民子

[くのいちは>>200と手裏剣と投げ、>>227と背後へと飛ぶ。
忍は>>228と亡者を薙ぎ払った。
そして民子は――、目を閉じたまま仰向けに倒れこんだ。
そこは地面のない空中。
落ちれば頭蓋を割り死ぬであろう高さ。
だが民子は刹那の迷いも無く虚空へと身を投げ出した。手裏剣が眼前を抜けていくのがわかる。
それでも瞼は閉じたまま。そして一切の迷い無く、唇から言葉が零れ落ちた]

祖は絶望。

祖は最悪。

祖は末法。

祖は地獄。

り尸気である黄泉の暗黒なる孔の底より出でし、生を世を憎み難み悪みつらねる人魂よ。仮なる肉体を持って、全ての命を刈り取り給え。

[言葉が途切れると同時、見開かれた瞳に映るは闇の色。
黄昏よりも暗き、暗黒の色]

(234) 2014/05/09(Fri) 03時頃

【人】 甲賀 民子

百鬼夜行――。

[――地獄が溢れた]

(235) 2014/05/09(Fri) 03時頃

【人】 甲賀 民子

[それは亡者であり、
それは魑魅であり、
それは魍魎であり、
それは餓鬼であり、
それは鬼人であり、
それは全て暗き世界の住人。

咆哮は民子を受け止め、世界に蔓延る光の存在を消滅させんとどす黒い感情を撒き散らす。
そして場にいる三人を喰らいつくさんと、文字通り百匹の悪鬼が蹂躙を開始した**]

(236) 2014/05/09(Fri) 03時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 03時頃


【人】 甲賀 羽太郎

[枝葉を散らし駆けるうちに距離を詰めては詰められる。走る仕草も忍衆に一声かけて戦意散らした様子も並の者とは思えん。
よもやとは思うが、こいつが?
けっけ、どいつもこいつもなよやかな面して伊賀者は女ばかりが関白か?

追撃には痺れ毒を切っ先に塗り込めた手裏剣で応じるぞ。
肩越し流れ去る木々の合間、いくつか放るがなかなか当たりそうにない。それはまあよい、いかにじりじりと相手から距離を詰めさせるかじゃ。

棒苦無をもう一刺し。
避けられるじゃろか。だが距離はこれで測れた。

焦るな。あと一尺。
追撃躱しながらあと一足。

右足態と滑らして宙返り、刀に指かける。]

(237) 2014/05/09(Fri) 03時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[ぐねり。

振るった腕がしなる鞭の如く相手からは見えただろうか。
こっちはベキベキベキベキ煩く骨から衝撃が伝え来ておる。

多節の腕で刀を槍がわりに直線、相手めがけて突き出そう。ついで走る向きを返して頭上の太い枝から一蹴り大きく踏み込んでやる。
木の葉の隙間から明るい陽射しが伝って落ちてきおる。
光が焼きつく刹那に間近女の目の奥を見た。>>150>>151>>155>>0:271]

 お前、愉しいのか!?

(238) 2014/05/09(Fri) 03時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 愉しいのか?たのしいのかッ?!

[ワシにはそう見える。もしもそうならこっちまでにんまりじゃ。]

 お前人別帖に載っておるじゃろう!
 戦場にもおったじゃろ!

 道理じゃ!

[名など名乗らず聞かずで構わん載っていないわけが無いからな。ばね腕バキリと縮ませて、刀の鍔に指引っ掛けるぞ。

絶対殺す。**]

(239) 2014/05/09(Fri) 03時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 03時半頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
渚さんから軽く嫌われてそうなこの感じ、漲るぅぅぁ

(-133) 2014/05/09(Fri) 04時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
案外丹色くんと設定被りではなかったっぽいんだけどやっぱり練り直し必須だったねこれねうん。

(-134) 2014/05/09(Fri) 04時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
甲賀と伊賀のその後の歴史を鑑みても取り立てられることはすごく重要なことであって。
あけのじょう様みたいに、上司が恋にうつつを抜かしていては下々のものが飢えるの必定なわけで。
戦働きは金のために雇われていくんであって、汚い仕事でもお国のためなのであって。

つまりこのままの姿勢でいくのはいいとしてだな。
完全にビジネスライクにならない為にはどうすべきかとな。

私はそれでもいいんだけどなんかキャラ的にちょっと違うんだよなぁ。
あとちゃんと薬師秘伝の書を出したい。

(-135) 2014/05/09(Fri) 04時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
なんかどこで裏設定はみだせばいいかわからなくなってきた。
もちとか。

(-136) 2014/05/09(Fri) 04時頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
とにかく最後まで忍らしい忍でありたいなぁ。
生まれながらの忍性格。

(-137) 2014/05/09(Fri) 04時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
>>207coooooooooool

(-138) 2014/05/09(Fri) 05時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
もちさん姉者かな?背負ってるし…←
民子はメモでそらたか臭がするが

(-139) 2014/05/09(Fri) 05時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[玉響は思いのほか早く来た>>231
 事態を言葉とするまでもなく、察せられたか、彼女は疾った。

 短い指笛が聞こえた。
 目を伏せた。]

 ……若……。

[羽の色が違うだけで。
 生まれ持った星が違うだけで。

 何故、憎しみ、争わなくてはならないのか。
 忍に於いては、異端なのは己なのだろうけれど。]

 …………。

[蔵の外で、幼子が泣き喚いている。
 腕の中のこの子は、もう、泣くことも笑うこともない。]

(240) 2014/05/09(Fri) 07時頃

【秘】 甲賀 水練 渚 → 甲賀 暁之 丞

 …………若は。

 忍ではなく、ただの男として生まれていたならと

 思ったことは、ありますか……?

(-140) 2014/05/09(Fri) 07時頃

【人】 甲賀 水練 渚

 …………

[泣き声に掻き消されそうな程に細い声。]

 ただの、戯れ言です。

  …………忘れてください。

[先程の言葉を、返すわけではないけれど**]

(241) 2014/05/09(Fri) 07時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 08時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
しかしひふみん、
これでむつどのが先に落ちると
まじで恨み申し上げ状態じゃよな

にしきくんじゃーわーわー(会えるかどうかは別として)

(-141) 2014/05/09(Fri) 08時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 08時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
あけの兄ぃありがとうな!
たのしませてもろうた!!>めも

(-142) 2014/05/09(Fri) 08時頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
>>@7
げに恐ろしき御方じゃ……

(-143) 2014/05/09(Fri) 08時半頃

【人】 伊賀 麻耶

[助けぬ事も、助けられぬことも、また定めか。
 瞳をそむければ指笛の後に風切りと、>>227>>228
 睦の気の研ぎ澄まされた様が視界の端に。

殺されるのは見とうないと。
 思えば、囲いは大勢の呻き声。]


 ――ぅ、、、。


[それでも、"視る"。


視界の正面の悪鬼>>236は消え、
 其の瞬間に非業、無念の死岸へと旅立つ。
 初めて、それが途轍もない罪悪感に襲われ。

吐き気を催し、俯いて、倒れこんだ。**]

(242) 2014/05/09(Fri) 08時半頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 08時半頃


【独】 伊賀 風

/*
時間軸と設定的に何だか美味しそうだったので衝動的に由良さんお借りしてしまったが駄目だったらごめんねごめんね。エピで謝る。
一応こっちからは核っぽい部分には関与してないつもりだけどどうだろー。


今んとこ表に出した風の設定まとめ。
・好戦的な戦大好きっ子 血とか鋼とか強そうな相手とか見るとテンション上がる
・そう育てられたしそれしか自分の生きる場所無いと思ってる
・人の憎悪や悩み迷う心は波乱に通じるものがあるので基本的に好き
・逆に穏やかな慈愛とか平和とかそーゆーのは苦手 
・激しい愛情や執着的なものは(憎悪の裏表的な意味で)興味深いしそういうのもあるのか!的な憧れあるんだが、なんかよくわかんないな?みたいな感じ

(-144) 2014/05/09(Fri) 08時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 09時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[渚が傷を受けたらしいのは>>226、柵の一本が矢替わりの役を買った事により理解を届かせ。

大刀、添え手で量り鞘へ納める。
目が見えずとも、卍谷内ならば一人でも歩めるし地形は頭に叩きこんである。
表へ出ると、右目はきちんと開いた。]

……そこな子は。
東海道の落石で親を失った…

[記憶も新しい。
その落石に忍が噛んで居た事は、物謂わぬ骸しか知らぬ事。
右目で子供の死体を見下ろし、大きな溜息と共に深い息を吐いた。

丹色の耳元に告げた子供の遺言も、暁之丞には聞けず。]

(243) 2014/05/09(Fri) 09時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

渚よ。
お主の傷の手当を。
それに、………瞼に張り付いたもので、左目が開かぬ。
こいつをどうにかせねば

[洗って直ぐ落ちるものかは解らないが。
泥水は乾き、もはや体温を奪う程の湿度ではないが。
風呂へ入るとまでの贅沢が言えた状態ではないものの、一度着替えた方が良い気もする。
桶の水で作られし鳥は羽ばたき、ややあって指笛が届いた。>>231]

――――雲雀が家に………

[説教をしてやるから連れて参れ。
確かにそう言ったが、此処に連れて来ない以上は。
聞かぬ気か、――否、もはや考えまい。
何処にでも飛び廻りしあの鳥が、駆け付けて来ないのは。
首を横に振り、集落がある方へと走る事にした。

死体を改める為もあり、御神楽の家を訪ねるつもりだ。
死体を始末しなかったのはこちらも手緩くはあるが、致命傷の痕跡は既に、預かり手が*調べている頃合。*]

(244) 2014/05/09(Fri) 09時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 09時頃


【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*盛大な葬式に嬉しさがこみ上げるとり

(-145) 2014/05/09(Fri) 09時半頃

【独】 伊賀 風

/*
なので穏やかな慈愛寄りの人間(だと風が思ってる)麻耶や山は別に苦手というほどではないけど何となく距離あるなーみたいな
でも麻耶が板挟みになって揺らぐ姿にはおっ?て思ったよ

ちなみに一二三や丹色や狼が甲賀憎む感情に関しては(自分は別にどーでもいいけど)面白いし良いんじゃねで一貫してて、好戦的な部分に対しては同族意識あるので麻耶達よりは親近感持ってる 
ただ誰かや何かに対する愛情的な話になると何となく一線引いて接する感じ


かなあ 伊賀側PCへの感情としては
てか同郷の皆に対してはちゃんと人並みに情とかあるっぽいのにあんまり本人自覚してない感ある
甲賀側は今んとこわくわくさせてくれる敵でしかないかなあ
殆ど絡んでないしなー

(-146) 2014/05/09(Fri) 09時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[男、手に、肉ぞ裂きたる心地あり>>219

追撃せんと思いしかれど、狼の。
飛び上がらんとせし足の、力の強きによろめきて。
転ぶまでとは言わずとも、追撃するには能わざるなり。]

(245) 2014/05/09(Fri) 10時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……。

[然れど、眼は追いたる、狼の。
樹上に陣を敷きたるを見て>>219、男、再び立ち居向かいて、苦無構えて動かざる。

男思えり、此の獣、只の獣に非ざるなりと。
人の憑いたか、変じたか。

幾ら教え躾けたとても、斯様な動き、獣のみでは能わざる。
常に獣と共にありたる、男が故に、斯く思えり。

何れにせよと、男、思う。
今は只ただ、道具なれと。
其方の獣を弑さんと。
油断はしのびが三病なれば、きりと心根戒めて。

肩に痛みなどあれど、男、顔には僅かも出さず。]**

(246) 2014/05/09(Fri) 10時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 10時頃


【独】 伊賀 一二三

/*
一二三さん、糸操れるんだから、衣服の繊維もいけるんじゃない?
って、昨日思ったのよね…。
なもんで、服縫えよ、と。

物理には辛い――なので、旦那様頼り。
許嫁のままで、死の間際に『好き』と自覚するのが当初の……。

(-147) 2014/05/09(Fri) 10時半頃

【独】 伊賀 一二三

/*
民子ちゃんからピンポイントで何かあるかな?と思ったのだけれど、特になさそうな。好きに絡め――…だよね。弟ー

(-148) 2014/05/09(Fri) 10時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―卍谷集落・御神楽家までの道―

[子供の死体を抱く渚から>>240、受けた問い。
聞く者も他におらず、視線も正面へ向けたまま。


麻耶との初めての出会い>>1:289の折、難しい話をしているお爺の隣には、渚の姿があった。
間に服部十蔵を挟み、伊賀頭目。
開いた障子の先、庭では、若君と伊賀の女児>>1:290が鞠の行く末をきっかけとして池遊びをしている。

鞠は一つしかない。
伊賀の小娘の鞠を用い、甲賀の若君が共に遊び始めた。
宝はひとつ、遊び手はふたつ。
甲賀伊賀の垣根を越え、生臭さの無き戯れが、どのように映ったか。
伊賀のお婆が連れていた忍は、どう見ていたのか。

かつてのやり取り>>23>>138を過ぎらせる。
それを払う替わりについた返答は、鳥の鳴き声に紛れながらも渚のみの耳へ入ったか。]

(247) 2014/05/09(Fri) 13時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 水練 渚

――――ない。

[表情は変わらず。
庭にありしものどもは、かつての暁之丞が幼なながらに得るのが決まっていた財産であり、“家族”]

――…忍でなければ。
否。儂が儂でなければ。

そなたらとの縁は繋がらぬ。


ただの男では…

(-149) 2014/05/09(Fri) 13時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[ひとつであった鞠を、二人で使うたから。
無二の者へ、愛しい者へ。
この世に一つずつしかない宝物を分け与えんと。



その心は今も変わらぬというに、雉が墜ちた。
全てを失ったら、儂はどうなるのだろう。

真顔のまま走る顔に一抹の悲哀が帯びる。
渚に告げた答のみが真実ではない、まるでそう*告げているかのように*]

(248) 2014/05/09(Fri) 13時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 水練 渚

だが、…

[―――――影でなければ。

皆が、儂が。
影でなければ、失うものも失わずに*済んだのか*]

(-150) 2014/05/09(Fri) 13時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 13時頃


甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 13時頃


【独】 甲賀 羽太郎

/*
トリガーハッピーしすぎて>>104んことさっぱり忘れそうだがね

(-151) 2014/05/09(Fri) 13時半頃

【墓】 伊賀 山

[――先ずは豺狼の吠え声にて、
甲賀者を一人、討ち取ったを知るのが先だった。>>*1


遠吠えの聞こえし方角は、先程丹色が向かった方角とはまた別。

やはり、戦の火は確実に広がっている。
巻物に名の記されている以上、麻耶が火中に身を投じることになるのも時間の問題か。

せめて麻耶には、老婆のこの無残な姿を見せたくないと願えど、
躯の瞳すら閉じさせてやることの叶わぬこの身で何が出来ようか。

一方で、躯が帰らぬことの虚しさも老婆は知っていた]

(+18) 2014/05/09(Fri) 14時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

― >>159>>160 ―

[雲雀に伝え聞いた暁之丞様の手習を覗き見に行ったことがある。
障子越しに聴く三味の音はなかなか巧みであった。吟じの旨い下手は分からないが雲雀は暁之丞様の秘事が知れて楽しそうだったし団子は美味かった。

暁之丞様はやりたいことが一杯あるようじゃな。武家の格好もよく似合うとるし、忍びづれは合わんお方じゃ。
暁之丞様以外の頭領などもっとおらなんだが。

でも忍の家に生まれずあれば何をしておっただろうと、隅で思う。

手足胴縮めて顔布隠し陽射しを受けると、サテ今は何時であろうか、己は当世幾つになったのか時々分からなくなる。]

(249) 2014/05/09(Fri) 14時半頃

【墓】 伊賀 山

暁之丞殿。
真に、教えることはなくなってしもうたの。


[漆黒が老婆の躯を映す。>>72
傍に伊賀者一人捕えし忍――渚と呼ばれていたか――を置いて。

目を伏せ、天を仰いでも、事実は変わらない。
結局、勝負に乗ったのだ甲賀者も。
殺さず生け捕りにしたというのが少々解せぬが、こちらのことを引き出すためと考えれば納得がいく。

野風が、躯の腕近くに置かれた花を散らしていく。>>73]

………。おぬしの描いた夢もこの花と同じよの。
抗えずに散るが定め。

[呟く。
甘い夢をしかと見据えていた若者を、嘲おうとして――、
出来ずに盛大に顔を顰めたのみだった**]

(+19) 2014/05/09(Fri) 14時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[「伊賀業の写し技。」
「発勁の経絡を針で穿つ法。」
赤子の頃から手折られ整えられてきた四肢の骨を、更に砕かれ、節々に針を刺されついに酷く熱を孕んだ子供の時分に枕元看病してくれながら母上が教えてくれた。
父上の子なのだからちゃんと出来る筈。と言っていた。

母上は時々どこか遠くへ出掛けて行った。暁之丞様が三味の習いを受けに行くように。
病に罹って全身真っ赤な布に巻かれ里の衆に抱えられて帰ってきた。母は病だ。見て居てやれや。言われたとおり見ていたが、翌々日に亡くなった。

陽射しの隅で思う。
母上は薬師じゃった、本当に病で死んだのだろうか。

戦場に出て14を過ぎた己が手習ったことといえば、血族伝来の薬師の秘伝と体の動かし方くらいだ。
三味も唄も、己には合わん。
団子は美味いけどな。**]

(250) 2014/05/09(Fri) 14時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

[ 骨を断たれ 腑を踏み潰され それでも子を成す しのびづれのいやしさよ 私は 私は なんにも 楽しいことがなかった せいぜい浮世に生を受け 意味を見出したのは お前を育てる ことばかり 父上は死に 一緒にもなれなかった 私は市井で人の世に生きる事もなく こうして日陰の薬師のまま しのびはまるでつまらない 主君がなんだ いくさがなんだ 金がなんだ 伊賀がなんだ 一族がなんだ 羽太郎 教えをよく学べ 痛みを忘れるな そして しのびらしく生きよ しのびとして生きよ 傷を避け 敵を討て 主君を奉じ奉り いくさを繰り 金を稼いで 伊賀者に負けじと 一族郎党誇りに抱いて生きよ しのびの道は生る事 しのびの生は修羅道よ だいじょうぶじゃ おまえは父上の子ですからね 私たちより ずっと ちゃんと 使えるように 折って刺してやるから これは身をとろかして姿を変える 伊賀の業の写し事じゃ 針が穿つは経絡じゃ おまえは忍らしくあって 私より 生き易き しのびになるんですよ ]

(-152) 2014/05/09(Fri) 14時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 14時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

[切っ先が鋭く、毒なども塗られていなかったことが幸いか、格子に貫かれた腕の傷は、思うほどは重くなかった。
 だが矢張り、腕を上げれば、痺れるような痛みが奔る。]

 はい……憶えています。

>>243血気盛んな若衆が数名、「あれは伊賀者の仕業だ!」と話しているのを耳にした。
 確たる証拠はと問えば、ない、と。
 敢えて言うなら伊賀であることが証拠だと言われ、憶測を語るものではないと、軽く諫めたこともあった。

 噂の真偽を問おうにも、腕の中の子は二度と目覚めることはない。]

 そう、ですね。

 傷の手当てと……若は、せめて泥を流して、新しい着物を。

[湯を沸かしてやるだけの余裕は今はない。]

(251) 2014/05/09(Fri) 15時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[雲雀は家に。
 
 何故家にいるのか。
 問うまでもないことは、暁之丞の首が横に振られることからでも分かる。

 子を抱えたままで、集落へと走る脚は、ひどく重い。


 ───遠い日のことを、想う。

 嗚呼そうだ、あの日も、空はよく澄んでいた。

 服部家庭園にて、首領の後隣に控え、小難しい話に耳を傾ける傍ら、時折、庭で遊ぶ子らに目をやった。
 暁之丞と……伊賀の、頭目の孫娘。
 名を麻耶と聞いた。
 
 そこには、血腥さも垣根も見えず。
 ひとつの鞠で、ともに遊ぶ邪気なき姿に目を細めた。

 話を聞く耳が疎かになっていると、首領に、後ろ手に小突かれた。]

(252) 2014/05/09(Fri) 16時頃

【秘】 甲賀 水練 渚 → 甲賀 暁之 丞

[ぴしりと突きつけられた返答に、薄く、瞼を伏せた。

 その通りだ。
 もし、忍として生を受けていなければ。
 己が己でなかったならば。

 今に至るまでの縁は、果たして繋がっていたろうか。


 ───影であるからこそ、得られた絆。]

(-153) 2014/05/09(Fri) 16時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[巣が違うだけで、殺されなくてはならないのか。
 ともに歩める路はないのか。

   ……行こうと、しないのか。

          行けぬのか。


 ふと覗き見た暁之丞の貌に、悲哀滲むのを見れば、抱えているであろうものの重さを感じずにはいられなかった。

 ───甲賀を、背負う身。]

(253) 2014/05/09(Fri) 16時頃

【人】 伊賀 風

―現在・土岐峠―



[投げた手裏剣が一つ、相手の耳元を掠める。>>210
――虫蔵に放り込んだ小僧、とは丹色の事か。とっ捕まえて吐かせずとも行方が分かったのは好都合だが。
それはそれとしてこいつを逃すわけには行くまい]

おや、わざわざ仲間の元まで連れて行ってくれるのかい?
甲賀モンの割に随分と親切なんだねえ。くくく。
――まァ、やれるもんならやってみなあ!

[宙を舞うその背を追いながら太めの枝をばきりとへし折り、投げられた棒苦無を躱し、時には盾にしながらひた奔る。
がつっ、がつっと鈍い音が響き、狙いを外れた苦無がそのあたりの木々に突き立てられた。
こちらも向こうに手裏剣や苦無を投げつつ応戦するも、あの山婆を仕留めた相手。まだどこか幼さを残す顔立ちとはいえ、随分な手練と見た。
易易と仕留められるとは思わない。あくまで牽制の類だ。]

(254) 2014/05/09(Fri) 16時頃

【人】 伊賀 風

[じりじりと距離を詰め、枝から枝に飛び移り。
投げられた手裏剣はこちらも手裏剣で弾き落とした。
二度も同じ手が通用すると思うなよ、小僧。

――と、不意に男の体が宙を舞った。>>238>>239
べきべきと何かが軋むような音と共に、腕がまるで鞭のようにしなり、こちらに襲い来る。

咄嗟にこちらも左腕を鋼へと変え、間一髪それを迎え撃った。
火花が散り、鉄の腕がびりびりと電流を受けたような衝撃を受ける。]

――っ、へえ!しびれるねえ!
面白い体してるじゃないか!!

[続いて、愉しんでいるだろうと言われれば、一瞬虚をつかれたように目を見開き。
どこかはしゃぐようなその声色に応えるように、にいと大きく口の端をあげ、獰猛な笑みを浮かべる。

それは、言葉に対する何よりの肯定。]

(255) 2014/05/09(Fri) 16時半頃

【人】 伊賀 風

ふぅうん?
甲賀にもなかなか骨のある奴がいるもんだ!
アンタ、もしやあたしと同類かい?

[そんな風に問うたのは、相手の忍も目の前の戦を望んでいるように思えたからだが。
にんまりと笑う年若い男から伝わってくる殺意。
まるで頭に毒が回るように、じわじわと期待が昂ぶって行く。

――嗚呼、やはりこうでなければ。]

クク、アンタは楽しませてくれそうだからねェ。
気概に免じて教えといてやるよ。
そうとも、あたしは人別帖に名を連ねる伊賀衆の一人、くノ一の風さ。

そしてアンタも、人別帖の一人なんだろうッ!?

[言うが否や足が勢いよく足場を蹴り、一気に距離を詰めた。
宙で体を半回転ひねり、鋼の左腕を相手の首めがけて叩きつけようとする。その指が刀を抜くのとどちらが速いか、さあ勝負だ**]

(256) 2014/05/09(Fri) 16時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

 ───若。

 伊賀者の使う、異能について、ですが。
 私が、駿府で相見えた風という女は……腕に撒いた布を鋼へと変えることが出来ました。
 それと、彼女の手に触れられた門下生達も、一時、鋼に変化させられていました。

[変化はほんの一部のように見えたが、それが、敢えて一部だけとしたのか、一部にしか及ばないのかまでは、判断が届かなかった。]

 体術に至っては、男勝りなもの。
 忍術なしで対したならば、おそらく、私の惨敗だったでしょう。

[道の途中、暁之丞に、己の知ることを偽りなく伝える。

 やがて御神楽家まで辿り着き、そこに、事切れた雲雀の姿を認めたならば、その亡骸を、腕の中の幼子とともに、支骨泉に葬る許しを、暁之丞に乞うた**]

(257) 2014/05/09(Fri) 16時半頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 16時半頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 16時半頃


甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 16時半頃


【人】 伊賀 麻耶

[無謀に戦場へ出向いたツケか。
 今更厭厭。憎悪を向けられ哀苦に暮れ。
 涙と共に、一二三、睦に隠れ。

何故、何故と自ずを詰問する。
 

悪鬼羅刹に、四天王。鬼の童子は醜歪な体躯。>>236
 地獄より死者が来る。私は___。

瞳明くるは、失望と。
 喝を入れられればしかと、
 しかとこの眼球に捉え。]


 う。_____。

[鬼の軍勢が全て消えたか二人の斃したか。
 終わった頃には、争いの是非に心が保たず。
 弱き頭目。気を失い、地に伏していた。**]

(258) 2014/05/09(Fri) 18時頃

伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 18時頃


伊賀 麻耶は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 18時頃


【人】 伊賀 百鬼 丹

 ― 蟲獣の蔵→森 ―

[忍刀や手裏剣、壊器の類は取り上げられ、
残る武器は隠し持った苦無二つと、足に刺さったままの毒塗りの。
どちらにせよ最後の武器は己が自身だと結論づける。

なれば太い鉤状に変じた右手の抓の変異は解かぬまま、
赤に濡らすまだ生温かい血を忌々しげに振り落とし。]

(259) 2014/05/09(Fri) 19時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[暁之丞が聞けなかった幼子の最期の言葉に、
思い出すのは鍛錬を積んで暫くした頃、
初めて駆り出された戦場に居た甲賀の忍。

同務ならば本来は殺す必要無く精鋭として格差もあった相手を、
幼き鬼は無謀にも挑みかかり、
その髪で血で爪で骨で八つの骸に引き裂いた。]


 ……っ。はは、は。


[怨嗟の言葉吐く眼差しは、当時の己を鏡に映したらば
まさにこうなのだろう、という姿で。

喉奥から歪な笑い声が零れるのは、毒の仕業か否か。
いっそう憎たらしいのに、どうして嗤えるのだろう。]

(260) 2014/05/09(Fri) 19時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[…………毒の回りが、存外早い。

僅かな思考の後、次に取った行動は獣の声帯模写。
豺狼を師に持ち野犬の群れに放り込まれ続けられれば、
このような術も自然に身に付いている。

卍谷の森へ、谷へと飛ばす咆哮一つ。
山犬の聲はあくまで模倣の域を越えず、
その目的は相手方を撒くためのものでは勿論ない。

>>231既に追手が向かってきていることは、とうに気づいている**]

(261) 2014/05/09(Fri) 19時頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[狼だけでなく、彼の遠吠えから獣の言葉を拾えるものにも、
あるいは伝わるかもしれないが。]

 『……生きておった甲賀暁之丞の、片目を塞ぎました。
 今暫くは、あれが瞳術を使うても手足出せずに
 死ぬことは無くなるはず。』

[淡々と述べる抑揚のままに、次の言葉を聲にて紡ぐ。]

 『じゃが……そこで、毒を喰ろうてしもうた故、
 おれの身は、長くは保たぬでござろう。』

[己を捜している者があれば、もうその必要もないと言外に告げた。]

(*20) 2014/05/09(Fri) 19時頃

【赤】 伊賀 百鬼 丹

[それでも響きは悲嘆でも自棄でもなく、
最期まで忍としての任を果たす意志を底に秘めて。]

 『おれの血封が解けても、暁之丞は
 ひいさまが生きておられれば、討つことは叶いましょう。

 奴め……ひいさまは刺せぬと、まだ戯けたことを抜かしておった。』

[それは甲賀暁之丞本人が、蔵を逃げて鍔隠れ衆と合流し
伝えよと囁きで口にしていた情報。
奴の思い通りになるのは癪だが、抱えたまま死ぬのは更に拙い*]

(*21) 2014/05/09(Fri) 19時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 19時頃


【人】 伊賀 狼

[豺狼は前脚が動く間に高所に昇る。
狼の跳躍では決して届かぬ枝の上、
唯の四足に備わりし、身体能力を遥かに超えて。

されど、ガリ、と樹皮を削る右爪が外れかける。
とうとう毒が傷口より前脚に回り始めたようだ。
左爪のみで、巨躯を引き上げれば、幹に寄り添い。

四足の一本に受けた毒は痺れ毒であった。
致死を招く猛毒であれば、迷わず脚を食い千切ろうが、
この程度でと喪失を惜しむ寸での境界。

あの男は狡猾にも用量さえ弁えている。>>245]

(262) 2014/05/09(Fri) 20時半頃

【人】 伊賀 狼

[静寂を纏い、苛烈に非ず、ただ坦々と巡る歯車に似る。
甲賀に置いては珍しい気質。

遥か高みより彼を見下ろしながらも、鬣がざわめくのは、
冥府の開く感覚が故。>>235>>236

睦より聞いた話が本当ならば、
十も数えぬあの幼子は、地獄の釜の蓋を開閉させる。

―――死が近い、
紀伊山脈に蔓延る亡者の宴が近い。]

(263) 2014/05/09(Fri) 20時半頃

【人】 伊賀 狼

 二本足なら腕一本でも遣り合えますが、
 麻痺を抱えて、あの脚には追いつけませんね。

[独り言めいてささやかに漏らす言の葉。
仮令、二本足に戻ったとしても獲物が足りぬ。
常ならこんな折りは、人使いの荒い気性宜しく、
丹色に代わりの装備持たせるが、今は彼も甲賀の手の内。

胆力のみ、退けを取らぬよう、琥珀を一層輝かせ、>>246
麻痺により感覚を削げゆく右前脚を、足元支える枝に擦り付けた。*]

(264) 2014/05/09(Fri) 20時半頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 20時半頃


【独】 伊賀 狼

/*
羽太郎くんのト書きリズムが良くて好きだなぁ。
光圀さんはずっと雰囲気があって良い。戦う姿も優美ですなぁ。

(-154) 2014/05/09(Fri) 20時半頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 21時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―吉備団子の話・後日談―

 何故伴を連れて參った……

[雲雀がどういう理由で羽太郎を誘ったかは解らぬ。>>249
甲賀卍谷で過ごす暁之丞は、武術と頭領としての学を習う。
忍には戰いにおける学以外など実に不要の産物だが、
上へ立つ者として、文武両道を仕込まれても苦は無かった。

他の者共のような、ある程度の自由さは無いが。
その分儂には、多くの“家族”がいる。
幼き頃からそう考え、寂しさは次第に払拭されてゆく。

長たる家系を担う以上、“家族”を失うも涙流してはならぬ、
そう教示を受けても、非情に徹しきれない部分が己の弱点だと
誰にも語らず、誰にも教えず。弟分にも言わず。]

(265) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[卍谷に為す大木は、一等高い丘にあった。
支骨泉もここからはよう見渡せる。

その日、団子を土産に買って来たのは
羽太郎の母親、その命日であると覚えていた為に。

丘の上から卍谷を一景せし小僧に歩み寄る。]

 其方は大きくなったのう。

[立派に育った。
薬師だった母親が今の子を見れば喜ぶだろう。

奇形を取りし羽太郎の父親。その生業。
嘗て、乱世の世で似た奇術を使う者の渡り話は
寝物語の代わりに、爺から聞きに及ぶ。

肉と骨に障る奇異な術を使いしは、伊賀。
この時代では、忍の間でしか知り得ない話ではあるが]

(266) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 旨いか、 羽太郎。

[団子に夢中となっている黒髪をしゃく、と撫でた。
母の手による鬼の所業を耐え抜き、立派になった子を。
慰め手の無い子の頭を、儂が褒めてやる。*]

(267) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【独】 伊賀 狼

/* 服ぅぅうう!!(自業自得)

(-155) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 羽太郎

[立派な忍として育った。

一流の忍として育ったからには、
いつ戦火の中で死んでもおかしくない。

その分、この子は誉と呼べる手柄は担えようぞ。]


 ………。


[失うその日を思えば、頭を褒めて気を慰めるは暁之丞の方*]

(-156) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[血流を操り無駄な血を流さぬようにすることは出来るが、
身体そのものの耐久力や再生力は人の域を越えられず。

>>226まともな水などないあの場でも水刃を創れるのは、
忍に向かぬ気性であっても精鋭と目される腕故か。
去り際に背に傷つけられた二筋の傷が、震える空気を感じ取る。

――――上か。]

(268) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[足を一度止め、気を送るは両の肩甲骨と寛骨。

皮膚突き破り現れた骨は撓りを備え、
先端の牙にも爪にも似た鋭き刃と合わせ、鎖鎌を思わせる形状に。
元の身体と合わせれば、蜘蛛と同じ八つの手脚。

>>232視界に捉えし龍は見る者によっては神々しいと
褒めるかもしれないが、獣の身体に鳥の翼を掛け合わせた姿は
生憎歪なものとしか映らなかった。]

 ……お前は、玉響じゃろ。
 あの時共に連れておった阿呆鳥は、どうした。

[長く伸びた髪に、血色に濡れた藍染。
向こうが森で会った伊賀者と直ぐに気づけずとも
不思議ではないが、勿論自身にはこの術者には覚えがあれば。

雲雀の死を知った上で、敢えてその問いを投げかける*]

(269) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 伊賀 狼

[耳に届き、鼓膜を震わせる草笛の音色。>>227
薄い耳を立てて、音と方角を拾い。
鼻先と意識は音色に向けることなく、一拍の逡巡を挟む。

常に森の奥より、死臭が漂い。
それを眼下の男も察しているだろう。
同じ甲賀者ならば、幼子の危機さえ思い当たるやも知れず。]

(270) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【赤】 伊賀 狼

[その音色に意味は無くとも、
音が届いた事実に麻耶姫との合流を知る。

されど、伊賀の頭目には術を打ち破る双眸在ろうと、
目の前の敵に刃を立てることが出来ぬ。

それは力量の不足ではなく―――、慈悲の過多に因る。]

(*22) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 伊賀 狼

[豺狼の頭が巡り出す。
盤上の手数を算え始めたところで、今度は獣の咆哮。>>261
野生に模倣したそれは、聞き間違えるはずも無い。

距離を図り、近い。と知るや否や、樹上を飛ぶ。
前脚の力不足により、加速をかけること適わぬが、
感覚の残る左足はまだ動く。

豺狼は巨躯を利用し、火の燃え移った針葉樹へ突進をかけた。
良く燃える上、樹脂を多く孕む為、煙が広がる。

焔硝にて脆く変わった幹を揺らし、光圀に向かい薙ぎ倒す。

避けるは易いが、その黒煙。
宛ら黄泉路への道標のよう。]

(271) 2014/05/09(Fri) 21時頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 21時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

 うむ。 普段使わぬ道を通るのは、ちと疲れた。
 せめて水で流す位はしよう。

[伊賀より土岐峠の道、谷越え。>>251
土を踏んで走るは常だが、川を越え流れ着くのは無し
丸太を長く掴んでいた掌は、細かい傷が残っている

常人ならば、今頃両手も使えまい。
幼き頃からの修練は熾烈も極め、隠り世を何度見たか。
こうして開いた手の皮も、それなりに厚くもなる。

短く揃えた爪の間にも、泥が詰まっていた]

(272) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 其方の手当は、御神楽の下男に任せよ。
 昔はあやつもよう高台から落ちたものだ。

[舞堂では、芸術そのものなあの踊りを見るに叶わぬ。>>252
走りながら、右目は前方を見据えた。里まであと少し

脚力も相応、地形知ったり、獣道を走る技もある。
鞠と女児と戯れていたあの子供は、もう此処に居ない。

備えの為の罠道も踏む程間抜けに非ず。
集落へ入れば、若頭の生還を民が喜んだ。

しかし、伊賀者への憎悪は彼らの顔に残る。
玉響が屍体となりき雲雀を持ち帰った事により一層。]

(273) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【秘】 甲賀 暁之 丞 → 甲賀 水練 渚

 ―――忘れる。
 其方も忘れよ

 夜叉にならねば生き残れぬ道におる。



 ………儂も 其方も、こやつらも。

(-157) 2014/05/09(Fri) 21時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[渚の抱く子供の屍体を見る者共。
年端いかぬ子の命が散った事に怒りを覚えるよりも。

伊賀者に傷をつけて死んだと明かす暁之丞の言葉を聞き
誉れや、覚悟立派なりと感想を投げつけられる。

――――なにが立派なものかよ。
私怨と憎悪の渦巻く世界は、廃荒に見えた。
嘗て服部家の庭園で見た幻想とは、風景こそ似ていても程遠い。

顔にも口にも出さず、影として主としての暁之丞のまま]

(274) 2014/05/09(Fri) 21時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 21時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
>>269
おう、私も名前出した後にぐぐってなんじゃこいつって思ったよ(まがお)>応龍
日本昔話的な龍だと思ってたん…。

(-158) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―御神楽家―

[暁之丞の来訪に、木桶に水と布を用意され。
屋敷から着物も運ばれて来た。

渚が手当を受けている間、装いを改めるよりもまず何より
此処へ雲雀を連れて參れと告げる。]

 …………。

[抉られた肩、無残。
大型の獣と思わしき咬跡が肉を奪っていた。

首の断面鮮やかに。
綺麗に骨まで絶つ程、鋭利な獲物で刈られたか。
>>257の話を聞く限り、風という女子にとって
できない芸当では無さそうだが、あれは伊賀屋敷に居た筈。]

(275) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 21時半頃


【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[狼の、脚の一つの動きの奇妙なる>>262
男、目論見通りと、ひとつ、心中にて頷きたる。

手裏剣に塗りし麻痺毒は。
自ら棄つるには惜しく、然れど思う儘とならざる程度。]

……喋る獣とは、面白い。

[ちらり、樹上に居たる獣より、聞こえたるは人の声>>264
男、苦無を構えたる儘、ぽつり、斯くと漏らしたり。]

(276) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[其の折に、耳に届くは草笛の音>>227
甲賀の物にあらざれば、伊賀の物とぞ、思いたる。

ふと気づくれば、辺りに込めるは死の臭い。]

……ふっ!

[民子の危機にありたるを察せども、男、向かう意志は見せず。
獣の飛びたるを見れば>>271、其れに合わせ、苦無を投げつる。

燃え盛る樹の倒れ来たれば、難無く身を躱しけるが。]

……燃え広がらねば良いのですがね。

[倒れてなお黒煙吐きて燃ゆる樹を、ちらり見たりて呟きたり。]

(277) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[喉に残りし、白糸による縫い跡に気付く。]

 ………針子。

[伊賀には優秀な針子がおる、丹色が零していた。
刈ったものを繋ぐ意味は、どこにあるのか。
下男云うに、玉響からの話では、首裏と繋いでおったそうな
縫い目は殆どちぎれていたが、一部だけ残っていた。]

 天鵞絨が無い?

[部屋にもありませんでした、下男は言う。

あれを後生大事に抱いていた雲雀の様を思い出す。
よもや無くす事もあるまい。己にもやらぬと言っていた。

命以外、他の何も奪わずと思っていたが
そのうち、たった一部だけを持ち帰るとは。]

(278) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【独】 甲賀  鉢屋 光圀

/*
眠すぎて頭が働かない……

(-159) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 一人の伊賀者に、獣とまで戰ったか、雲雀よ。
 あればかりは、……取り返し、其方に返してやろう。


[物言わぬ骸を撫でる。
本当に求めし褒美は、そんなものでは無いというに>>2:=50]

(=24) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 獣使いか……?

[人別帳を広げる。
こうまで大きな口を持つ獣といえば、熊か?
流石に熊を伴い土岐を越えるは、堂々過ぎる気もするが。

それに、首の断面は獣のものならず。
また、刀を打ち下ろしても傷口はもう少しグズつきもしそうだ。

糸。
証を刻むような白糸を見下ろし、息を吐く。]

 ―――その方が良かろう。
 隠り世に渡るも、一人で土の中に入れては寂しかろうに。

[泉へ葬る願い>>257には、迷う事なく首肯を示す。
肉を焼き、遺骨となった後には、甲賀の水墓へ招いてやる可き。
腐敗が始まる前に処置してやれ、と下男に伝え。
雲雀と子供の屍体が離れてゆけば、己の身体を拭くのを任せる。]

(279) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

【人】 甲賀 民子

[ずきりと胸の奥が痛む。
百鬼夜行。
それは地獄への門を開け、黄泉比良坂より死せる者達を現世へ呼び起こす秘業。
しかしそれは諸刃の剣。
もう一つ敵対者を三途の川へ送る秘業と共に、命を削る。
>>242>>258と数多くの百鬼が黄泉路へと帰されるのは、そのまま彼女の命の火を小さくし、揺らめかせる。
どっと全身から汗が吹き出る。
鉛玉を受け、大量の失血している中で使われた業は、激しく体力を消耗させていく。
小さな手で胸の部分を握り締める。
皺一つなかった着物が皺となる。
それでも止めない。
止める訳にはいかない]

ここで……止める。絶対止める……。

[残りの命を振り絞るよう民子の意思に応える様に、百鬼夜行は進撃を加速させる]

(280) 2014/05/09(Fri) 21時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 21時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[身体を清められながら、人別帳を拡げた。
存外綺麗な顔で死んだ頭を抱いてやった際についた
雲雀の血液を以てして、名の上に血墨を塗る。

塗りつぶされしは、甲賀伊賀の頭二名。
そして伊賀の山、甲賀の雲雀。]

 6と6か………

[これ以上の犠牲など、出したくもない。
それは甲賀のみならず伊賀にも、とまで言わず。言えず。

渚の手当も終わる頃には、暁之丞は新たな衣を纏っていた。
これを連れていって下さいと願われ、持たされたのは。
部屋に残されし、金箔に包まれた雲雀の舞扇子。

祝言の日に使う予定であったそれは、
玉響が預かるそれとは異なり、やや格式も高い拵え。]

(281) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

― 蟲獣の蔵→森 ―

[先を行く伊賀者は、それほど遠く離れてはいない。
応龍は天から、玉響は地から追う。
>>261聞こえたのは咆哮。
大狼の事を思い出す。
もしも仲間を呼んだのなら、早く始末しなければまずい。

空を行く応龍が伊賀者の目に映る>>269
同じく、こちらからもその歪な肉体を捉えた。
始めは武器だと思ったが良く見ると違う。
皮膚から変化していた、それは。]

 犬かと思えば蟲か。
 それにその声、女心が分らぬ田舎者の方だ。

[姿は知らないが、声には聞き覚えがある。
民子を探しに森にいった時に、雲雀に嫌味を言われ>>2:380
ついでに簪の行方を知らなかったほうだ>>2:410
となると、遠当ての主では無い方でもあるが、警戒は必要か]

(282) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 …………雲雀。

[着物の合わせ目から懐へと忍ばせ、名を呼んだ。
かえる声は、この耳には届かぬ。]

 渚よ。
 ――――儂らも森へ向かおうぞ。

[対して、甲賀の里に住まいし者共は。
卍谷内に持ち込みし争い事を見過ごすわけにはゆかぬと。
魑魅魍魎の沸き立つ森へ、一足先に向かっていた*]

(283) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【人】 伊賀 狼

[十指折らぬ幼子に忍部の業与えし甲賀ならば、
彼の判断が正しく常道であろう。>>276>>277

甘言操る頭目据えるはどちらも同じか。
と、脳の裏に意識を隠して、緩やか首を振り。
メキメキと悲鳴上げる樹皮が裂け、倒木。

熱波を立ち上らせ、せめて彼の機動にもささやかながら難を掛け。
自由利かぬ前脚は、体内に走る骨のみによって身体を支える。
負荷が掛かるが、慢心を抱ける相手でも無し。

身を閃かせ、導火線のように火の走る樹幹を駆けて、再び男に強襲。
高所から低所へ。脚で稼げぬ迅速は重力を借りる。
彼の傍をすり抜けるように、狼牙が一線。

左足を狙うが、外に逸れれば、裾を裂くに留まるか。]

(284) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>269名を知られていることに、僅かに眉を顰め。
それよりも雲雀の事を問われ、刹那過ぎるは椿の花が落ちゆく姿。
今はそれを忘れようとして、笑みを浮かべ]

 阿呆鳥、ね。
 随分仲の良い事で。

 ……あそこ。

[ひとさし指を上に向けた。
森の木々のさらに上、太陽を背にして鮮やか色の雲雀>>161
飛んでいるはずだから。

同時に、応龍が鋭い牙を向けて伊賀者へと降下。
玉響も苦無を取り出して伊賀者に投げる。

左目を狙って。]

(285) 2014/05/09(Fri) 22時頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 22時頃


甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 22時頃


【墓】 伊賀 山

此度の戦の事を知り申したのは……、
伊賀者が不届きな真似をした所為かの。

ならば、………済まぬ。

[重々しく呟く。生きていれば確実に口にしなかったであろうその言葉を。

甲賀者からの報せが届くよりは、伊賀者が先に仕掛けた公算の方が高い。
里に燻る火種有りしは老婆もよく知るところだ。

老婆自身も、暁之丞の滞留を好機と見ていた。
だが、せめて、あともう少しの間だけ、何も知らぬままでいられることは出来なかったのか――]

“謀られた”などと、 思ってしもうたかのう……。

(+20) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【墓】 伊賀 山

[“謀られた”と。
“先に仕掛けられた”と。
それだけに限らず。

自らに非がないのに大事な物を奪われたという思いは、
憎しみを呼び起こし争いの火種となる。

―――囚われてしまってはおらぬか、暁之丞よ。

だが、老婆の躯に向ける眼差しから、去り際花を手向ける仕草から、
憎しみ拾い上げることは難しくあった]

(+21) 2014/05/09(Fri) 22時頃

甲賀 御神楽 雲雀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 22時頃


【人】 甲賀 暁之 丞

―左目―

[水で洗わせたが、中々剥がれない。
だが、失明の窮地ではなくこびり着いているだけだと。
恐らくは自然と剥がれるのでは無いかと判断を受けた。]

 雲雀、其方……。

[かわいいものを描く>>172と己に告げた女童は、絵心を育てた。
その娘が――思慕を寄せていたのは雲雀と思い踏んでいる。
恋事などを省みている場合では無いと頭を払う癖に。
麻耶を思う心を止められぬ自分は何ぞ。

ああ、これを連れて来た玉響は。
己以上の喪失感に見舞われていたのではないか。
その女に、逃げた者を追わせている罪悪が心に枷を創るも。

首頭亡き後、人別帳の頂きを預かる者として私情を殺す。]

(286) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
暁之丞さまがいい感じに鈍感すぎて玉響さんはだいばくしょうです(褒め言葉)

(-160) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

  玉響は、……最早伊賀を赦せまい。

[雲雀が地に墜ちずとも、当の昔にそうであったなどと。
己が祝言を上げると明かしてからの玉響が、
どんな思いでその胸を痛め、苦しんで過ごしたかなど。
知らぬ本人には、分からずに今まで至り。


巻物に綴られた愛する女の名を見下ろし、
一瞬のみの哀を目へ宿し。]


 ――女よりも先に逝くとは、莫迦な鳥め。


[腕の中に抱けぬようになっては、女は泣くばかり。]

(=25) 2014/05/09(Fri) 22時頃

伊賀  楠木 睦は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 22時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
>>=25
この童貞野郎って言ってるのかとry

(-161) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 生憎、甲賀のおなごに媚びる術は教えられなんだ。
 いつ此方の寝首を掻かれるとも知れんからのう。

[>>282犬だの山猿だの言われていれば今度は蟲呼ばわりか。
統一性が欲しいと内心皮肉るが、故にその名は百鬼鵺形。

娘の答えに浮かべてみせるは雲雀へ向けていたと同じ類の笑み。
常と変わらぬ調子だが、この刻も体内を廻る毒によって、
その舌は今までよりも重さを増してゆく。]

(287) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【独】 甲賀 暁之 丞

この暁之丞は雲雀って言い過ぎだよね?

本当は、童貞のまま逝きやがって童帝って言いたいけど
男らしくこらえる

(-162) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


 空の上?
 はっ……甲賀者が浄土に行けるなんぞ、
 随分と目出度い考えじゃのう!

[>>285玉響が指さした美しい鳥は、降下する応龍の姿に遮られ
終ぞ見えなかったが見やる気もなく。
ただその笑顔で、雲雀の死を知っていることはよく分かった。

踊る髪の一房は、左目へと迫り来る苦無に巻きつき受け止め、
足に刺さった毒塗りの苦無を此方も投げ返す。]

 …………ッ。

[そして肩側の二本の骨鞭用い、降下する龍を掴もうと。
だが赤黒き躯はその力も速さも、森で見た墨染の龍とは
格段に違うと分かれば、身を躱しながら先端の刃で
傷つける試みに切り替える。

硬質な鱗に、どこまで通用するか。]

(288) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【独】 甲賀 玉響

/*
何気に羽太郎くんは女をすでに知ってる気がしてならない。

(-163) 2014/05/09(Fri) 22時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 御神楽家 ―

 うちの身体、焼かれんかったんが幸いでした。
 罠もない、情報だけ渡せます。
 
[>>275己の肉を挟んで向かい合わせ。
居住い正して座って見せるも、傷痕を見れば肩が疼く。]

      ―― 御名答。

[その名を紡ぎはしたが。
その音は、何処かに届いたのか、届かなかったのか。
最低限の足止め程度がこなせただけでも、幸いか。]

(+22) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 それは、ええんです。
 うちの望みは、……
 
[言葉にした処で、何の意味があるか。
亡霊でも撫でられれば心地が良いらしい。

その手が汚れます、とは、口にしなかった。]

(+23) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 その通り。
 流石大将、目が違うわい。

[>>279わざとおどけて見せたところで、もう笑うものは居ない。]

 黒い糸でした。
 恐らくは、やりようによっては岩も砕けるやろ思います。
 せやから、うちが討たなあかんかったんやけども…
 
 二対一や、堪忍してや。
 
[紙片と花弁だけでは足りぬと、森の中に駆けず水で横着したのが悪かった。流れる水、音、それら全てが鳥籠を隠す理由となってしまった。]

(+24) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 渚殿も、お気をつけて。
 あんたのわざは、ひふみ と相性ええと思います。
 
[たとえ水が切り刻まれようと、流水には敵わないだろう。
切っても刺しても、水は水。]

(+25) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀




  ―――…はい。

 
[深く、首を垂れた。>>283

目元は痛むが、雫が落ちる事は無かった。]

(+26) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[己の血潮や骨肉の形態を、練り上げた気によって
瞬時に変異させる術であれば。
既に身の一部となった狂毒も身体に巡るは道理。

猛毒を越えし毒は、身体の一部分を捨てた所でどうにも為らぬ。
されど武装も殆どを奪われ、己が身を武器とするより他はなく。
――――故に術を使えば使い続ける程、その身は毒に侵されてゆく。]

(289) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
自分で言っててどういう理屈かわからん(真顔

(-164) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

[高所より降り来たる、狼の>>284
地の物引きたる力の助けありやとて、男、須臾を久遠とせし者。
いかで躱せぬ道理の有るや。

着物の裾の裂かるれど、男、気にも留めずして。
構えし苦無を、獣に向かいて放ちたる。]

(290) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[遠当てではなく、自らの五体に気脈を巡らし生まれた気を纏い、破の力と為す。

これこそ即ち発勁――――
それは、半ば破魔の力にも似る。

拳は凍てつく亡者の手を穿ち、薙ぎ払った。]

どうやら、之は効くようじゃが……!!

[之で終わるわけもなし、川原で迎え撃った時と同様、いや、それを遥かに凌ぐ夥しい数の亡者の群れが現界する。それは]

……まるで、百鬼夜行じゃのう。

[一二三や、麻耶に目移りしている余裕はない。犬笛の音は狼に知らせたものか。]

(291) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【独】 伊賀 山

/*
あれだよあれ、
ばばあは憎悪を水に流した?し憎悪を受け継がせるつもりもない(行動に出ているかは謎)けど

(ちょっと言葉が続かない)

若いもんが囚われることのない世が、生きやすい世であり、
逝きやすい世でもあり

(-165) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


 あんたは、何時もそうやなぁ。
 
[とうの昔に“そう”だったこと。>>286
憎いと嘆く前に、のろいが生まれる前に、その目前で道化と成って誤魔化した。
其れが ひばり の役目であると。

何時までも幼く振舞ったのも、
見合いをしても嫌味で破談にし続けたのも、
幼心に、こいを解する前にあいを見た時、その役目を悟った故。]

 知らぬ事が、幸いか、災いか。
 
[あやかしの炎は、宿主さえも焼き尽くすのなら、
その相手を焼かぬ理由は何処にあるのか。

あれが、惑わしの囀り亡き今、おかしな方へ転がらぬ事を祈るばかりである。]

(+27) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 22時半頃


徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 22時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

─ 遠き日の ─

[不戦の約定の中にあっても、何かしらの理由をつけての小競り合いはしばしばあった。
 いずるが命落とした戦乱も、そのひとつ。

 渚が駆けつけた時、そこには、甲賀伊賀、ほかの者、幾つの骸が横たわっていたろうか。
 事切れる間際のいずるの身体は冷たく、名を呼んでも、返る声は蚊よりもか細く。

 ───その中で打ち明けられた出生。

 だが、そんなものはどうでも良い、己が口を噤めば済むことだ。
 いずるはいずる、だからともに里へ帰ろう。
 そう、叫びかければ、いずるは幽かな笑みを残し、黄泉路へついた。]

(292) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[───後に、命拾った下忍から、当時の状況を聞くことができた。
 理由は知れぬが、おかしな術者らしき男が、いずるに何やら術をかけようとしたこと。
 それをいずるが拒んだこで、双方退くに退けずの殺し合いとなったこと。

 その中に、年端もいかぬ少女の姿があり、男衆以上のはたらきを示していたと聞けば、そのような子が戦場に出ることに心傷めるより先に、才ある少女を幼いうちに仕留められなかったことを、多くの面々は悔やんだろうか。*]

(293) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
やべぇ、高みの見物モードになってしまう。

(-166) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
なんかはらがいたいのだが

(-167) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 甲賀 玉響

 嫌だね、誰が媚びてくれと言ったよ。
 伊賀の女に見向きもされないからって、こっち来られても困る。

[>>287皮肉げに笑みを浮かべるその顔は、どこかで見たことある。
どこぞの阿呆鳥も他人を見下すときにこんな笑みをしていた気がする。
だが、空を軽やかに飛ぶ鳥に比べると、地を這う重たさが見える]

 さっさと片付けたいね、これは。

[こういう獣は、己を省みずに攻撃してくるから厄介だ。]

(294) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 伊賀 狼

[胆力も兼ね備え、神速を持つ男に迫るには、やや分が悪い。
立ち向かい駆けるが、攻勢と見た男は、苦無を出した。
その刹那が分け目、豺狼は高く飛び上がり、
彼の後方で展開される冥府の陣へと一速。>>290

己を追いし苦無も、彼の手から離れれば、現世の時の支配下。
三脚の捕捉に留まり、場は魑魅魍魎跋扈する冥府の門前へ。

彼が己の後を追えば、当然死臭を嗅ぎ取るか。
死に近づく刻限の、或いは乱戦不向きと見ての陣移行。]

(295) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 伊賀 一二三

―森―

[躱す勢いのまま民子の身が後方へと倒れる。幹に掴まり身を回転させたとしても、陰に隠れた手裏剣の餌食となると――思ったが、そのまま仔猫は落ちていく。

『祖は――』

聞こえた言葉に緊張走らせた女は膝を曲げ、脚に力を込めると幹を蹴る。]

させは、しませんっ!

[目を閉ざしたまま言葉紡ぐ民子に手裏剣を投げても何故か手前で弾かれる。
 目を凝らすと青白い腕が、まるで愛し子を護るように被っていた。]

く、ならばその亡者ごと!

(296) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 甲賀 玉響

 目出度い考え、結構じゃないか。
 死んだらそれで仕舞いだ、冥土も浄土も変わりない。
 なら、自由に羽ばたける空がいいよ。

 あんたは違うのかい?

[だから雲雀を描いた。
伊賀や甲賀なんて背負うものを失くし、忍という舞台から解き放たれた
その魂を、空に運んでやるために。
それが玉響なりの葬礼だった。
見下すような言葉に、返す言葉は本心そのもの>>3:288。]

 ふぅん。
 面白いことするもんだね。

[黒髪のひと房が踊る。
手足の自由を奪えても髪の毛を操り、
よくわからない腕のようなものもあるし近づくのは得策ではない。

相手よりも余裕のある今、向かってくる苦無を避けるのは容易い。]

(297) 2014/05/09(Fri) 22時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

――――麻耶殿!下がられよ、危のう御座るぞ!

[四方より呻きが聞こえる。悪鬼、羅刹、魑魅魍魎、屍霊、幽鬼、
即ち、ありとあらゆる人外の者共。

麻耶の瞳が捉えたか、一群の幽鬼が消え失せる>>242
それを幸いと思うも、若き頭はその場に倒れ伏した>>258]

……く。

[舌打ち一つ、両の掌を合わせる。呼吸と共に、五体に気の波が生まれる。それは五体に横溢し、掌より力となって零れ出る。]

一二三……麻耶姫を任せられるか!!
―――――…疾!!

[駆ける。無事な右の掌より触れた屍が、襤褸の朽ちたように崩れ落ちた。
返す裏拳でもう一つ、屍鬼を薙ぎ払う。

一つ。また一つ。
……見るからに引き切りなし。民子という頭を狙おうとしながらも近づけぬ。ただ、頭数を減らすのみがため、壁となり、空手で百鬼の群れに愚直めいて挑むのが精々の事]

(298) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

[苦無と繋がる糸を、更に束ねて鞭と為し。
 空中で身を捻ることで遠心力を乗せ、長く伸ばした腕の如く振るおうと。


 ――が、詠唱は終わってしまった。


 闇色の瞳が空に向く。女に向く。
 無意識のうちに、手が震え、歯が鳴った。
 雪深い冬の山に分けいった時のように、寒いのだ。
 得も知れぬ恐ろしさ。今すぐ逃げ出し、布団でも被って押し入れの奥でやり過ごしたくなる衝動。]

(299) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 甲賀 玉響

[応龍は伊賀者からの攻撃を硬い鱗で弾く>>288
とは言っても、鋼は金剛石ではないから、強く刃を突き立てれば
砕くことは出来る。]

 そうそう。
 あんた、暁之丞様に傷をつけたね?

 ──目には目を 狙うは左目。

[捕らえることよりも、左目を狙うように変える。
今度は足の三本爪が伊賀者の目を狙った。

伊賀者が、応龍から離れてこちらにくるようなら、
迎え撃てるように右手で小刀を構え、左手で和紙を掴んだ。]

(300) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【独】 伊賀 狼

/*
あ、しまった。
丹色くんの方にいけば良かったか。
近い場所を選択してしまった。

(-168) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【赤】 伊賀  楠木 睦

暁之丞は。あれは、若かれど敵ながら頭目としての器を備えておった。

――――麻耶姫は。
あの方は、さて………

いや、今や嘆きも、案じもしておる間はない、か。

(*23) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

[晴れていた空は暗雲で覆われ、曇り日よりも雨降り日よりも暗く、鬱蒼とし。
 肌を撫でる風は夏のように生暖かい。
 植物は生気奪われ枯れていき、
 小さな虫や動物は命奪われ地に落ちていく。

 あァ、死地とはこのようなものか。
 富士の山にも地獄があるという。

 近く、炎の舌は枯木を舐め、黒煙を立ち上らせながら周囲を炎海と化した。飛び交う怨嗟の声。


 あヽ、―――地獄の門が開いたのだ。]

(301) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【見】 徳川 康家

 
 あの女狐はどうじゃ?

[>>@8 忍法争いより注意をそらせるが如く与えた小姓。
 偽りの伊賀有利の情報を信じこんで、色に過ごしているという旨を受け取れば、重々しく頷き]

 引き続き、ここへの逗留を望むように、仕向けておくのじゃ。

[具体的には言わないが。
 薊を楽しませるが故に、あきの来ないよう次の日にはまた別の小姓が差し向かわされる]

(@9) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

[女はがり、と唇を噛み、紅を溢した。
 痛みを呼び、脚を叩いて叱咤する。

 己は誰だ――…と自身に問い掛け。

 じくり、腹の奥にある憎悪を呼び覚ます。麻耶様は瞳開いていれば大丈夫。睦様も大丈夫。目を離すなと、言葉通りに今は。

 ただ落ちていた体。再び幹を蹴り、加速させる。
 届け、貫けとばかりに鞭しならせ、苦無を民子の喉元に突き刺さんと。]

(302) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 集落 ─

[幼子の身体は、筵の上に寝かせてやった。
 大人達が何事かと寄ってきて、暁之丞に、幼子の身に何が起きたのかを聞いていた。

 ───弔いの言葉よりも先に、誉れであると、甲賀忍の誇りであるとの声が聞こえ……小さく、奥歯を軋ませた。


 嗚呼、矢張り、そう思うものなのか。
 恨みを憎しみで返し、仇討ちを讃える。
 甲賀の忍は、生まれ落ちた時から、甲賀の忍。

 ほかのものに、なれるはずもなく。]

(303) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【独】 伊賀 狼

/*
~森~

至甲賀の里

  ↓☆暁之丞、☆渚

  ↓NPC☆甲賀忍者    ★丹色VS☆玉響

    ☆民子VS★睦★一二三

  ↑★狼

    ☆光圀

こうかな?

(-169) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 伊賀 一二三

[行方がどうなったのか、知る前に女の体は横薙ぎ、幹に叩き付けられる。

 呼吸が止まり、全身が痺れるようだ。
 何処か骨が折れたかと探るより前に、
 地面へとずり落ちながら、目に捉えたのは地獄の番人降り下ろす金槌。

 潰されるのかと思ったが、ぴたりと金槌が止まった。

 何事か。枝を掴んで落下を止めると、懐の辺りがぼうと薄ら光を放っていた。]

(304) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 甲賀 民子

[打ち砕かれる。
打ち砕かれる。
打ち砕かれる。

百鬼夜行をものともしない……と、言う訳ではないのだろうが、>>291と打ち砕かれる亡者が増えるにつれ、眉根には深い皺が寄せられていく。

痛い痛い痛い痛い。
頭が痛い。左腕が痛い。お腹も痛い。
そして心臓が痛い――。

唇から伝った血痕の上から、新しい血が流れ落ちる。
それはまるで民子の命が流れ出る感じだ]

っけ! 百鬼や――!

[それは痛みに耐えようとしたからこそ。
意識が完全に三人に向けられたからこそ。
罠にかかる小鳥の如く、一二三の>>216 >>221 >>227に気づかずに仕掛けの中心に入った]

(305) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【秘】 甲賀 水練 渚 → 甲賀 暁之 丞

 ───承知、しています。


[そう在らなくては、生きる術はない。

 それが、己だけというならば、ともかくとして。
 そうでないと、いうのであれば。]

(-170) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 甲賀  鉢屋 光圀

……!

[狼の、苦無避くるは、男も予想せる事なれど。
四方や、高く飛びて、冥府の陣へと駆けるなど。
思わざりける此の男、追うに寸の間遅れを取れり。]**

(306) 2014/05/09(Fri) 23時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時頃


【独】 甲賀 玉響

/*
術について。
・基本的に和紙一枚しか喚べません
・基本的に命令を口にしないと動きません
・基本的に口に出した命令しか実行しません
・和紙ではなくても血を使えばどこに描いても喚ぶことはできます
・ただし、持ち運びが難しいので基本的に和紙に描きます
・和紙を好むのはちょっとやそっとじゃ破けないからと、描き味になれているからです
・適当に描いた画は喚べません
・ただの血溜まりからも何も喚べません
・ちゃんと想像して描いたものしか喚べません
・猫を描いたとして、猫に空を飛べと言っても飛べません
・それは猫は地面を歩くもの、という常識が玉響にあるからです
・血100%で描かないのは、血だけだと伸びが悪く絵を描くために出血しまくるのが嫌なためです
・ただし水だけでは強度が足りないため、墨を足して補強しています
・玉響が死ねば術は解けます
・最高で4,5日なのは適当です

(-171) 2014/05/09(Fri) 23時頃

甲賀  鉢屋 光圀は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時頃


伊賀 一二三は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時頃


【人】 伊賀  楠木 睦

――……気を確かに持て! 付け込まれるぞ!!

[背後の2人に向け叱咤し、再び気を込める。
左掌を負傷している今、其処より血とともに、気が損なわれつつある。ぐ、と拳を握りしめ、手刀を叩き込む。]

――――――喝破!!

[魍魎の眉間を五体の点穴より流れる気刀にて割る。
叩きつける。最早忍の戦いというよりは、単騎敵陣を攪乱する騎馬武者の如き様相を呈している。

……是だ。己の生の本質は、或いは忍ではないのかもしれない。
武将であったとも伝え聞く父祖の血が騒ぐのかもしれぬ。]

まだか……こうも屍を傀儡たらせるとは、末恐ろしき娘御よ…!

[その娘の生命が急速に燃え尽きかけていることにまで気を回す猶予はない。一二三が民子の喉元を狙う。それを守るように、自らも地を蹴り駆ける―――駆ける]

(307) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 伊賀 狼

[一二三、睦はまだ若いが伊賀の精鋭。
されども、姫を守りながらの戦いは如何ほどのものか。

ゥオンと鳴いて、幽鬼共の犇く中、
黒き豺狼が火の手回る茂みより姿を現した。
その疾走は、常よりも遅れるものの、まだ常人の上を行く。

か弱き伊賀頭目へと繰り出された亡者の腕を食い破りながらの乱入。
ザァ、と砂埃立てて、気絶する姫君の前を陣取った。>>258]

(308) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 森 ―
 
 ずいぶんと…
 
[民子のなかまが、森を闊歩している。
あの子が力を使っているのだろう、だが…――

聊か、数が多すぎる。]

  使いすぎたらあかんで、もう。

[あれは己の首を絞めながら振う地獄の力。
己でも、あれに向き合い戦うなんて考えられない。
あれは死である。
無であればまだ良い、だが絶対的な死。
死に続ける妄想すら呼び起こす。]

(+28) 2014/05/09(Fri) 23時頃

伊賀 風は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時頃


【人】 甲賀 水練 渚

[手当の終わる頃>>281には、暁之丞の召し換えも済んでいた。
 その胸元に、金箔に包まれた舞扇子を認めれば、首を断ち切られそれを糸で繋がれていたという雲雀の亡骸に目をやった。]

 ……はい。

   向かいましょう。

[森へ。]

 雲雀さん。
 もう少しだけ、待っていてくださいね。

[この戦いが終わったならば、泉に弔おう。
 水ぬるむ季節になれば、幼子達のはしゃぐ声がきっと聞こえる。]

 私も

[会いに、行きますから。]

(309) 2014/05/09(Fri) 23時頃

伊賀 狼は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時頃


【人】 伊賀 一二三

[睦の声遠く。>>293
 彼の触れた屍が土人形の様に砕ける様が見えた。

 目前の番人は金槌で樹木を打ち倒す。

 倒れ臥せた麻耶もまた遠く。]

麻耶様に触れるでない!

[声では亡者を散らせぬが、狼が在れば心配無用。>>308

(310) 2014/05/09(Fri) 23時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>297返された言葉の響きは、女心解さぬ田舎者と
見下された時とは何かが違う。
挑発する意図ない、玉響の本心か。]

 住んだ試しも無い空で、わざわざ羽撃きたくはないのう。
 そも、おれは死ねば何もかも消え無くなると思うとる。

 魂をどうぞこうぞなんぞ、生者の慰みじゃ。

[度々両親の墓前に行き彼らに語りかけている青年にも言えることで、
それをすっぱりと斬って捨てる真似までは、しなかったが。]

(311) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[>>300鋼の鱗、砕くに難儀は風の鋼とどちらが上か。]

 …………お前のようなおなごを見ておると、
 女心なぞわからぬ方が良いように思えてくるのう。

[この間にも舌だけでなく、四肢にも及ぶ。
右の爪と左の苦無による迎撃は踏み込み浅ければ
鋼鱗に阻まれ、次第に俊敏が失われつつある身体は、
一瞬の遅れもが命取り。]


                      ……  ぐぅッ、

[柔らかく生暖かい音と共に、左の視界が紅に染まる。]

(312) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[背後より唸り声が聞こえる。その姿は見えぬが、獣の声。
どうやら、此方に駆けつけてきたという事か。>>308]

狼、か…… 麻耶殿をお頼み申すぞ!

[一声かけて、気を練り直す。
一二三が横薙ぎに叩きつけられるのが視界に入った>>304。]

一二三!!おのれ……!

[手前の幽鬼の頭蓋を貫く。拳にぴりり、と響く痛みに顔をしかめた。冷汗が首筋を伝う。
此方も命を削るが如き戦では、向かう方も代償を払わねば済むまい。そうである事を願いたい。]

別状ないか!

[一二三に声をかけ、叫ぶ。民子が跳ぶ>>305。それが一二三の仕掛けた罠へ向かう道とは、知る由もなく。]

(313) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[勢いのまま草地に引き倒され、残りの足の三爪が
肩にずぶりと食い込んだ。墨絵の癖にどれほどの重さか。

――――それでも眼球が使い物にならなくなった、と判断する前に
脳髄ごと貫かれぬ内に身体は反撃に転じる。

鱗に覆われていようとも、腹は表よりはまだ柔らかい。
寛骨の骨鞭で喰い破らんばかりの力込めて貫き、
どうにか力が緩もうなら肩の二本で打ち飛ばそうか。

仕返しとばかりに、噴き上げる血の礫たちは龍の眼へ。]

(314) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 少し前/御神楽家 ―
 
  ぐずぐずに蕩ける前に頼んますわ。ふふ。
  
[>>309それでもおどけて見せるのは、もはや癖であった。]

 あんたは来んでええわい。
 墓守代わりやろ、渚殿。
 
 ええから、兄ぃを始め、甲賀もんを守ったってください。

[ふ、と笑った。*]

(+29) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 伊賀 一二三

『何故我は死んだ!』

存じません!

『生きているお前が恨めしい』

[まるで彼岸へと手招くように、女の四肢を掴む腕、腕。
 眉顰め、重なる声に息が詰まり。

 手離してしまいそうになる意識を引き戻す声。>>307

は、い……っ!

[決して懐の方へと伸びぬ腕。
 亡者に鬼に女の糸は効かぬが、生者には、別。>>305

(315) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[刺さらない?なんじゃ金物の感触がするな籠手でも隠してたか?刺さったかと思ったんじゃが>>255
腕周りに何か巻いているようにも見えるが防具ではない。ならば術か。
刃が擦れる耳障りな音を引き連れ後退、まあそれも一息分のみじゃ。

応、なんつう嗤いじゃろうか。くノ一といえ女でこんな顔をする者なぞよう知らんぞ。]

 アハハッ ハハッ!

[同類。>>256]

 お前を戦場でも見た!

[だとすりゃなんて僥倖なんじゃ!]

(316) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 いかにもワシは甲賀の羽太郎よ!
 人別帖に挙げられししのびづれじゃ!風!

[間合いが狭まった。刀を振るうは鞘のまま。
キンと高く鳴き、唾を離れて宙を吹っ飛ぶ黒塗りの鞘は相手の腕を掠めるか。
見えたぞ、身体の金属化か!]

 うぎっ!!

[狙われるのは首一直線、刀で捌けるか?
受け切れれば勢い削ぐ為蹴りをかまそう。構える。くっそ速いぞこいつ。]

(317) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
>>312ごめん、鋼でも金剛石でもって書いたつもりだった…。

(-172) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

甲賀 玉響は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時半頃


【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
あまり破傷風っぽい症状が出来てる気がしないけど
多分マジにやったら対話が出来なくなるからマジカル毒ってことで
どうか許してくだされ…(土下座

(-173) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
まじ絶望AA状態…丹色くんごめん…本当にごめんよ……

(-174) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時半頃


【独】 甲賀 玉響

/*
ああああ丹色くん本当にごめんねえええええ!!
書き間違いのうえに確認不足で切腹もんじゃ…。

(-175) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【墓】 伊賀 山

風よ。
この通り、負けてしもうたわい。

[束の間、からり、と。
周囲を覆う靄が晴れたかのように笑む。>>53

彼女の逃げ去った後にはしばしば木の葉が待っていたように思う。

針仕事を無理に手伝わせるつもりはなかったが、
それでも祝言の準備から逃げに逃げる彼女に、小言を見舞わせたことはあった。
しかし。裏表の無いとでも言い表せそうな風の性質は、
老婆にとって好感抱くに及ぶものだった]

(+30) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【墓】 伊賀 山

戦いとうなかった、などとは言わぬよ。
儂かてな、甲賀者に伊賀者の力を示してやりたいとは思うとったのじゃから。

[憎悪を引きずる心算でなく、
ただ、我ら伊賀者ここに在り、と]

じゃが、どうやらその任は儂には相応しくなかったようじゃ。


おぬしは―――、

(+31) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

 ― 現在/森 ―
 
 おうおう、山猿め。
 
 ほんま…伊賀もんは、恨みが好きじゃのう。
 
[>>311さてはて、この男、
このような口をしていても、実の処は純に思えたが。

宛ら民子の亡者の如くの異形に見えた、“田舎者”。]

(+32) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

[暁之丞に続き森へと駆けながら、指笛を鳴らす。

 玉響と似たり寄ったり、さして達者なものではないけれど、用件程度は伝わるか。]

(318) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【墓】 伊賀 山

……。

[俯き、小さく首を横に振る。

きっと、誰もかれもが囚われている。忍であることに。
それは老婆も例外でなく]


嗚呼、森が荒れておるのう。

[独り言ち、歩き出せば、やがて不自然なまでに木々の枯れている場所へと辿り着く。>>2:326]

これは……。

[老婆はその忍術で植物の成長を司れる。
“気”を送り続け飽和させれば、植物はやがて枯れる――死へと至る。
その場合とは異なり目の前の枯れ木からは“気”そのものを感じ取ることが出来ない。

例えるなら悪い“気”に吸い取られたかのような]

(+33) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 伊賀 狼

[民子の召喚した亡者は恨み辛みを残して屠られた者等が、
化生へと転じ、冥府の憎悪を引き連れていた。>>305
されど、これだけの妖術を制御しきるのは破格の代償が必要なはず。

再び一喝如く吼えれば、生者の活力により下級亡者を払い、
怨嗟渦巻く大鬼には牙と爪で応戦する。
しかし、元より物の怪に近い身、作られる創よりも、
肌を這う瘴気が己の疲労を煽る。

戦場を開く睦を視止めれば、自身の四足に力を込めた。
胆力で若きに遅れを取って、何が伊賀の豺狼か。>>307]

(319) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【鳴】 甲賀 水練 渚

 いがのくのいち  風

 布を 鋼刃とし 戦う
 おなじく 触れたものも 鋼とする


[その風と、羽太郎が、すでに対峙しているとはまだ知らず。*]

(=26) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 伊賀 一二三

……私はまだ、生きておりますっ

[女の身を案じる声は、地獄に在って温かく。
 動け動けと血を巡らせてくれるよう。>>313

っ!

[首にかかる十指。視界には仕掛けに自ら飛び込む仔猫。
 女は迷わず爪を弾き、捕物網を発動させた。]

(320) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【人】 甲賀 暁之 丞

―御神楽の屋敷→甲賀卍谷外れへ―

 ―――うむ。

[甲賀の頭ここにありと態々知らせるつもりもなしに。
それでも伊賀方に知られている顔ではあるが、
普段と異なり、紺紫の忍装束を身に纏っておく。
遠方から眺めて暁之丞と即判断は難しいだろう。

手当が終わったのを確認し、>>309表へ出た。
暫く山道を走っていると、視界に付くは遠くに見えし炎

里から離れた森も、火の手が大きく回っている事で、
分かりやすく命の鉄火場を知らせる。]

 あれは回りそうか?

[集落に被害が出るには遠いが、火炎の行く手は気になる。
何よりも、ああなった原因の地で誰が戰っているかも気になるが]

(321) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時半頃


【赤】 伊賀 狼


 術者を仕留めれば、地獄門は閉じます。
 ―――気を抜けば、魂が抜かれますよ。

[低い獣吼えを添わせ、己の殺意で亡者共を誘う。
己の身体中からダラダラと零れ落ちる死臭。

戦場駆けてきた頃より垂れ流すそれが、
癒され、止まった事は、ただの一度も無い。]

(*24) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

伊賀 山は、メモを貼った。

2014/05/09(Fri) 23時半頃


【人】 伊賀  楠木 睦

貴様か、今のは…!

[金槌を持った、地獄絵巻に姿の有りそうな冥府の鬼と思しき幽鬼。地を蹴り、一足飛びに飛ぶ。
後ろより延髄を斬るように蹴り、跳ぶ。]

これならば…!!

[懐から撃ち込むのは鉛の弾。民子を守るように塞がる亡者に中り、その骨を砕かんと迫る。
けれど、それのみでは民子への致命打とは、やはり成り得まい。
傷がずきりと痛む。……甲賀に近いこの場で、長引けばそれだけ消耗する。]

――――任すぞ!

[鼠獲りの罠にかかった猫を捉える。一二三が網をかけるのを>>320、肩で息をしながら声かけた。]

(322) 2014/05/09(Fri) 23時半頃

【赤】 伊賀 一二三

[あの咆哮を聞いた。>>261

 女には途切れ途切れしか分からなかったが、
 大まかな事を知れば、細かなものなど師匠狼が答えてくれよう。


 あの暁の目を奪い、卍谷から無事に逃げられたとして。
 追わぬ甲賀者は居ないだろう。]

(*25) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【独】 伊賀 山

/*
やっぱこうあれだな、死臭漂わせてるのが狼にあれこれ言う原因になったんだな!

緑の香りでも覆い隠せぬそれ

課題:拾う

(-176) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[耳をつく指笛の音は紅い雲雀の声に似る。>>318
晴天儚くも暗雲垂れ込めてきおった、寒気。>>301

民、お前の死人愛ではこんなだったか?

獰猛な面した鋼と打ち合う合間に誰ぞへ応えは吹けなんだが。]

 応!

[気にすんな風よ意味のない気合一声じゃ。*]

(323) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【鳴】 甲賀 羽太郎

[先の籠手は女の腕かよ。
柔肌なんぞと嘯いておれんな。

転じて異物。
ならば触れるも危うい。

助かる助かる。]

(=27) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 風もある。
 ……念のため、近くの小川から“水大砲”を。

[刃と為る為の水ではなく。
鉄砲ではなく大砲と言うには、範囲も広いものをと。


火消し用心の不要な甲賀卍谷。
渚を見遣り、術を為せよと促した。

羽太郎が釣りをしていた川。
また、雲雀が死した場所である森近くの小川まで回り道を取る。]

(324) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【独】 甲賀 御神楽 雲雀

/*
にしきとたまゆらかわゆいのう

(-177) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 伊賀 風

[飛びかかる刹那、応じる様に名乗りを上げる男を見て、ますます笑みを深くする。戦場は己の庭。姿を知られていたとしても何ら不思議はない。>>317]

へえ。あたしのことを知ってんのかい!!
そりゃあ嬉しい、ねぇっ!!

[半ば抜かれた鞘を勢い任せに左腕で弾き飛ばした。が空を舞う。
構えられた刃がぎちぎちと嫌な音を立てて軋んだ。
力を入れ半ば強引に押し切ろうとするも、ふっと腹下で男の足が動くのが視え。]

ほう。この鉄腕を受けきるか。――ぐっ!!

[羽太郎が動くと同時に後ろに飛び、瞬間的に受身を取った。
腹に入った蹴りにけほりと咳を零しつつも、威力を最小限に抑えようとする。そのまま空中で一回転し、一段上の枝へと着地。するりと巻かれた布を解いた。]

(325) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 民子

[一二三が>>302>>304と横へ廻る。
睦が一二三を守るためか、同じく地面を蹴る。
そして狼が麻耶の前に>>308と立つ。

四面楚歌。

これ以上に今、この場を示す言葉はない。
だがそれでも百鬼は在る。
全てを蹂躙すべく生命を圧倒する。

だが――]

――!?

(326) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【独】 伊賀 百鬼 丹

/*
はっもう更新まで一時間か…
つ、次のロールでなんとか死のう(

(-178) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 民子

[気づかなかった。
気づいていなかった。
一二三が張った罠の中心に己がいる事を。
例え百鬼と言えど、球体状に守れど、>>320と突然出現した足元の罠に反応できなかった。
目が見開かれた。
驚愕がありありと見てとれるほどに変化した表情は、口を小さく開け放たせ――]

あっ……。

[ナニカが切れた]

(327) 2014/05/10(Sat) 00時頃

甲賀 羽太郎は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時頃


【人】 甲賀 民子

[それは自分の中から聞こえた音。
命を保つ最後の、文字通り命綱が切れた音。
張っていた気が一二三の罠によって霧散させられた結果、それまで繋ぎとめていた綱の端を離してしまった。
民子の命の灯火は急速に消え行く。
その瞬間、地面に巨大な孔が開いた。
と、併せてまるで竜巻に引寄せられるかの如く、全ての百鬼が断末魔の雄叫びをあげながら吸い込まれる。

ああ、あたし、ここで死ぬんだ。

その様子を眺めながら霞がかってくる頭の隅でぼんやりと悟る。
次に浮かぶは丞達甲賀の里のみんなと父親。

そして……]

お、かぁ……。

(328) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

[網の中心に向かい、糸の大輪は右へと回転し
 蟻地獄の如く中央が窪むに合わせて、
 四方八方、上方下方、糸網が縒り合わされる。


 それは蝶の繭のように、仔猫を包まんとするもの。]

(329) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[ややあって。
火の手上がる森周辺へ向け、水流が注ぐ事となる。


小川から流るる川水は、舞い上がり急雨へ。
卍谷上空は、夕立の空では無い青空が広がっていた。*]

(330) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 民子

[それは死ぬ間際の夢幻か。
それは民子にもわからない。だが、その中で母親は彼女の背を押した気がした。

光を失っていく瞳に、僅かばかりの意思が戻る。
その先に見据えるは伊賀の姫君――]

セメテ腕一本デモモラッチャウモラッチャウ。

[民子の体から、彼女の命を触媒に数十体の亡者が呼び戻されるや、空中で一つの塊へと変化する。
そして生まれたのは狼すら凌駕する妖獣の顎。
標的を見据えていた妖獣は、一直線に柔肉を喰らわんと腐液を撒き散らしながら飛び掛った]

(331) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 民子

[その妖獣が生肉を喰らう瞬間を見る前に、民子の幼く小さい体は、冷たい地面に倒れた]

(332) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【独】 伊賀 山

/*
「死之美」かぁ……ふむ おもろい >>+16


余談だけど「糸」と「意図」の掛け言葉ってたぶん時代的に不可能だよなぁってぐにぐにしてるのがこちら

(-179) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 伊賀 狼

[丹色の母も父も良く知っていた。
稀なる転変の術を異道ながらも収めれば、親しくもなろう。

ただ、彼らは人に近く、己は獣に近かったが。

違うものと知りながら、男は人並みに彼らの祝言に拍手を打ち。
届かぬものと知りながら、男は人並みに彼らの落命に気を塞いだ。

強く、強く。と、残された一粒種に過酷な修行を強いた。
親より強く、師より強く、死よりも強く。

伊賀の忍で在れと。
血に鬼を宿す百鬼の末裔で在れと。]

(333) 2014/05/10(Sat) 00時頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時頃


【人】 伊賀 狼

[一瞬、視界の隅で揺れた男女の影。
己の心にまだ残る澱か、打ち払うように力を溜めて、
靄のように心を投影する禍根を打ち砕く。

その影が、まるで、唯一人の息子を迎えに来たように見えたなど。

――――きっと笑い話にもならぬ。*]

(334) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 伊賀 風

ふふ、甲賀の羽太郎とやら。
そう言やその技。戦のどこかで見憶えがある気がするよ。
面妖にも、体の関節を変幻自在に操る忍。
そうか。まさかこんな所でやり合う羽目になるとはねえ!!

[測らずも羽太郎の掛け声>>323に合わせてか。ガッと左腕で幹を一撃。はらはらと舞い散る木の葉も右手で触れればたちまち鉄の雨へと変わり、一段下にいる忍へと降り注ぐ。

だがこれは所詮目晦ましだ。]

――はあっ!!

[それらに紛れ、重力に任せて上から布の刃を振り下ろす*]

(335) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【独】 伊賀 山

/*
儂なんで伊賀者やろうって思ったんだっけ

・孫娘を愛でたかった
・ダミーが当初貞久だったのでダミーを密かに思う変なばばあがやりたかった

当初からもう甲賀憎い路線じゃなかったよね
ただまさかこの路線がなんというかやりにくいとは……予習不足だった

(-180) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【鳴】 甲賀 民子

[民子の死は、誰かに伝わっただろうか。
それは黄泉路についた彼女にはわかる筈もなく。

ただ一度だけ後ろを振り返ってから、母親に手を引かれて闇の中に消えていった]

(=28) 2014/05/10(Sat) 00時頃

甲賀 暁之 丞は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時頃


【独】 甲賀 民子

/*
いやはやなんか慣れなくて疲れた~。

まぁ無双は、幼いから潜在能力が高いって事で一つよろしくお願いします(←今更

(-181) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 伊賀 一二三

――っ

[気道塞がれても、女は糸繰りに集中する。
 睦に任されたのだ。>>322

 彼なら、自身に集まる亡者に対処できる。


 女は上を向く。だから、指が誰の者か気付いて居なかった。
 死した弟の―――十指に。]

(336) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀



[ぶちり]


 

(+34) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[なにやらが切れたような、音がした。
其れは遠くはない。森の中。>>327

呼ばれるように、脚を向ける。]

(+35) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀


   ―… お民。

[宛ら母子が家路を行くような。
そしてそれに似つかわしくない、悪鬼のけもの>>331

さて、齢八つの幼子は。
こうしてその短すぎる一生を終えるのか。]

 すまんなぁ。
 
[むしろ彼女を連れる亡者と同じ己では、この子の裾を握りしめ、綱の代わりと為る事すらもできやしない。]

(+36) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 玉響

 鳥は、鳥篭で飼うよりも空が似合う。
 住み心地なんて二の次でそれだけだよ。
 飽きたら帰ってくるだろうしね。

[魂があるように言うがどうせ生者の慰みだって分っている>>311
そうすることで雲雀が楽になれば良いと考えるのはただの傲慢だ。]

(337) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【秘】 甲賀 玉響 → 伊賀 百鬼 丹

[でも]

 そう思ってないと、苦しいんだから仕方ないじゃないか

[おんなが浮かべるは、悲哀の表情。
たった一人で戦って、たった一人で首を刈られて
死んでいった雲雀を思えばこそ。*]

(-183) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

[豪雨のように降る水を見ながら。
森の頂き、木の天辺に一人の妖しを見た。

羽根も無いのに、よう舞いよるそれは。]

 ………雲雀?

[空目か。
別人か。

どちらにせよ、それは確かめる前に竜巻に似た大風が奮い。
幻想であったかのように消えた>>328]

(338) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【独】 甲賀 民子

/*
そういや一気に畳み掛けちゃったけど、伊賀四人とも大丈夫だったかな?

(-182) 2014/05/10(Sat) 00時頃

甲賀 水練 渚は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時頃


【人】 伊賀  楠木 睦

[四肢を震わし地に立つ獣>>319は案じる事もあるまい。
故に、一二三を守るがごとく横に立つ。
罠にかかった猫の行方は気になるが、それに気を取られる油断は冒せざること。
視線はそれよりも、地に穿たれた深く暗い亡者の還る場所へと向かう。]

これが……恐るべき術よ。破幻、呪縛の瞳にこそ及ばぬが、長じれば末恐ろしき忍となったろうが……?!

[何か、冷たく禍々しき力。宙に、亡者が寄り集まる>>331
それは程なく、狼よりも巨大な妖獣へと化した。]

いかん!あれは…

(339) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 暁之 丞

 … 今のは―――  お民の術か?
 何処におるかと思っていれば、あの子は、

[首の切れた鳥が舞い戻るなどあろうか。
今のを見たか、渚に視線で問うたが]


[指笛を吹く。仆れた童に届くかは知れぬが。>>332]

(340) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>312応龍は、命令のままに伊賀者を攻撃する。
硬い鱗は爪と苦無を突き立てられるが、力が足りないのか
僅かに欠けるだけ。
その鱗は伊賀者から見ればさながら鋼に見えたか。]

 それはどうも。
 一ついいこと教えてやると
 女心が分ってないのはあんただけじゃないから安心してもいいよ。

 ……そこは甲賀も伊賀も変わらないねぇ、まったく。

[暁之丞と他約2名の顔が浮かんだ。

そんな会話を他所に、ほとんど一方的な攻撃は伊賀者の目を潰す。
爪を引き抜けば眼球も付いてきただろうか。

玉響はそれに、笑みを深めた。]

(341) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 伊賀 狼

[琥珀の双眸は一二三の糸に掛かった猫を見た。>>326
怨念渦巻く森の中、鳥の次は猫。>>327

次々に湧く亡者が、一度ピタリと制止。
その気配の転じに、豺狼が低く喉を鳴らし、
胆力を削がれながらも嗤った。

幼く小さな身体の中に膨大に抱える死の数。
地面へとぽっかり空いた奈落は、死舞台の千秋楽。>>328]

(342) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

  「お民  わしじゃ  森におるのか」


[行きは良い良い、帰りは怖い。
不吉な噂ばかりを招く、あの濃い森は里の者すら近寄りたがらぬ


通りゃんせ通りゃんせ。
黄泉路の通りは、進めば帰れぬ。]

(=29) 2014/05/10(Sat) 00時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>314地面に臥す伊賀者は抵抗を止めない。
龍の足は肩を裂き、さながら雲雀の噛み傷を思い起こさせた。]

 嗚呼、まだ動けるのかい。
 すごいねぇ。

[しかし左目を潰された所為か動きは鈍くなったようにも見える。
応龍はと言えば左目を潰す命を済ませれば大人しく攻撃を受ける。
ただの画に痛覚はなく、じっと見下すのは伊賀者の顔。]

 お戻り。

[瞳を潰されるのと同時に龍は和紙へと翻る。
次に取り出したのは霊亀の画。
山を背負う巨亀は伊賀者の上に乗せて重石とする。
こちらも所詮は血墨、砕こうと思えば砕くことが出来る]

(343) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【鳴】 甲賀 民子

[しかし少女からの返事は、終ぞ戻ってはこなかった>>=29]

(=30) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 甲賀 玉響


 そういえばひとつ聞きたいんだけどさ。

 伊賀者っていうのは、敵の首を刈ってからくっつけるのが
 相手への礼儀?

 もしそうなら、伊賀の礼儀に合わせてあげるよ。

[どうせここで殺すなら。
この伊賀者が、雲雀の首に細工をした本人でなくても同じ目に
遭わせてやろうと。
近寄り、丹色の首に小刀を当てた。]

(344) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 百鬼 丹

[どちらが遠くまで音を響かせる事が出来るか。

 幼い遊び、草笛の音高くはいつも丹色。
 遠くはいつも丹色。


 何時の間にか手から離れてしまった笹葉笛を、
 咆哮返しに吹けていたら。

 届いていただろうか。]

(-184) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

 戦場じゃあんまり術使っておらなんだろ!
 つまらんか雑魚は、つまらんか!

[弾かれくるくる鞘が明後日へ飛んでいき相対するは刃と鋼じゃ。>>325
刀が曲がる気味の悪い音が、ええい馬鹿力。勢いつけて足を伸び繰り出すがいなされた手応えじゃな。

回る肩目掛けて手裏剣一刀投げてやる。]

 もっと命を張りたいか!?

[それにワシが値するかと問うてやる。

布の翻るのが見て取れた。おっとそうだ指笛>>318、まだ軟い陰影の軌道を注視せねば。
空は曇るし酷い風じゃ>>328。木々の間におらなんだら闘うどころではないぞ。]

(345) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[硬く嗤い声が名を呼ばわる。にんまりじゃ。]

 嬉しいか!?
 ワシもじゃ!

[じゃがこれは聞いておらんぞ!>>335
鋼の雨あられが地に注いできおる、本当に触れるだけでこうなるか。メシメシ音立て曲がった刀で火花を散らす礫を払いのけ後ずさる。何処かの枝の下へ。

意識の端、強い風がゆがむのを肌見に感じる。
刃。]

(346) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

─ 甲賀卍谷外れ ─

[山道を駆けるうち、もぅもぅと立ち上る黒煙が見えた>>321。]

 おそらくは。

[回りそうか、との問いに、煙の流れの見たままを返す。]

 ───承知しました。

>>324首肯し、向かうは、森近くにある小川。
 些か早い流れの中に立ち、手頸を苦無の先で掻き、血を落とす。]

(347) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[狼は。急ぎ視線をやった。張り巡らせた罠糸に包まれ逝く民子の頭上に、妖獣が翻る。]

あれを!!

[一声、狼に向けて叫ぶ。それと共に、飛びかからんとする獣めがけ、横跳びに跳び、口元に拳を叩き込む。喰らいつかれる恐れもいとわず、ただ、無我の儘に。]

(348) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

甲賀 民子は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時半頃


【人】 甲賀 暁之 丞

[高く吹いた指笛に、幼子の応は戻らず。
まさか、と息を飲んだ。]

 夕餉ももうすぐ出来る頃じゃ、お民。
 ……戻っておいで。

[亡者がああして途絶えるのを見た事はない。
“消す”時は、静かに“消していた”

民子の身にただならぬ事態が起こったのではないか。]


  ――お民を……… ――迎えに、ゆかねば。

[飯の頃合には戻れよと。
父親が留守を続けていたこのひと月ばかり。

毎日朝夕迎えに參った深い森へ、――足を向けよう*]

(349) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
>>344
アッー!
ト書きだけど間違えて丹色くんの名前だしちゃった!!!!!

(-185) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
>>341σ( ゚∀゚)?

(-186) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

徳川 康家は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時半頃


【人】 甲賀 水練 渚

[多量の水を空へ上げるには、血のほかに、言霊の力を借りることになる。
 それでも渚のそれは、かなり簡略化されたもの。

 鮮血流れる手頸を川に沈めれば、そこから、赤いひとすじが現れ、やがて竜の姿となり]

 水よ

 天よりの恵みよ

 水竜の息吹 咆哮 轟々と

   のぼれ  ひととき 天に還れ


[渦を巻き、天に昇る。]

 
   ───我が命のまま

         篠突く雨となれ

(350) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 百鬼 丹

[捕まってもなお、一矢報いたその有り様。
 師匠から聞きたいであろう、言葉。]


 ……よくやった。

 流石は――…




  伊賀の忍。百鬼、丹色よ。


[私の。わたしの……幼馴染。**]

(-187) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


  ……がはっ、 

[>>343投げ飛ばそうとした応龍は手応え無く再び絵に還り、
玉響の元に駆けようとした矢先、左目の死角より
巨大な亀が降ってくる。

既に忍の戦いにおいては使い物にならなくなりつつあった
手脚に止めの一撃たる圧倒的な重量、
臓腑も幾つか潰れただろう、口から零れる血は黒ずんで。]

(351) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


   あな  どるな、
            こうがもの  め  が

[>>344質問には答えない。

だが――――ただひとつだけとなった右の眼。
その殺意の焔は己の身さえ焦がす熱となり、
今までよりも強く燃え上がる。]

(352) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 玉響

/*
なんかローリスクハイリターンな戦闘になってる感が否めない。

(-188) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 甲賀 羽太郎

[止め切れるか。無理だ!間合いが狭まり過ぎておる。]

 ッラァ!!

[曇天隙間より注ぐ陽を返す鋼の刃、鋭いが元は布切れじゃ。
どうにか掴めんものか?振り下ろされた腕を伸ばす。多少刺さろうが構わん斬られたらやばいがな。
掴んで、なんとか引き寄せられんか。]

(353) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 狼

[少女の命が尽きる瞬間、
焔が消える一瞬で燃え上がるように怨嗟が膨れ上がった。>>331

空に幽鬼を集めて編むは魍魎の大口。
避けるは容易い、真っ直ぐ一陣に飛ぶだけだ。
だが、己の背後には気をやったままの伊賀姫が居た。

刹那にして、思考が豺狼の頭蓋を巡り、
珍しく本心から望まぬ行動に出た。

土を掻き、痺れの伴う右肩で相殺するよう、跳ぶ。
頭目の血を厭ったのではない。

 ―――あれじゃ駄目ですか。

と、戯れに呟いた言葉と共に不肖の弟子の顔が過ぎったからだ。
そんな一瞬の葛藤を、表にすることなく、妖に激突。]

(354) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 甲賀 水練 渚

>>330強い雨が、森周辺へ降り注ぐ。
 黒い煙は、やがて、白く変わってゆく。]

 ─── ……鳥が。


[けぶる森の頂に見えたそれ。
 けれど忽ち掻き消える。

 煙霧の見せた幻かとも思ったが。]

 ……。

[暁之丞も、同じものを見たならば、それはきっと、まやかしではない。]

(355) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 暁之 丞

ここで一旦留めよう。

投げすぎると回収できないかもしれないしな
とはいえ山火事はアカンwwwwwwwwwwwwwwww卍谷潰れたら終わる…!

(-189) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 狼

[牙と負傷を恐れず向かった豺狼より、
一拍早くに滑り込んだ睦の姿。>>348

黒き弾丸とした衝撃により歪んだ力の塊は、
大気に怨念と腐臭を撒きながら、四散したか。]

(356) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
発言が3333ptじゃ!と記念パピコ

やすいえどのwwwwwww居場所が停止しておるし風が分裂したままじゃぞwwwwwww

(-190) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[戦いに身を投じて作った数多くの傷跡だけでなく、
古傷すら開き、膨大な血潮が霧となり上空へ噴き上がる。

その水滴一粒一粒は針の如き血雨へ変じ、
亀の甲羅すら粉々に砕く勢いで降り注ぐ。
展開できる範囲はごく狭く、玉響が気づいて回避すれば、
巻き込むのは至難だろうが。]

(357) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 伊賀 狼

/*
微妙にすれちがう自分のこのどんくささ。

ともあれ、民子さんお疲れ様でした。
ちょう格好良かったです。

(-191) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀

[さて、炎の上がった森に、雨が降る。
渚の術と、直ぐにわかった。

た、た、と木の枝を登り、その頂点にて。

舞扇子をぱぁん、と広げ
血の雲雀と共に、雨音を拍子変わりに舞い踊る。

幼い少女への手向けに。
悉く頂いた弔いへの返礼に。


さて、その目が合ったように思われたのは、
ゆめかまぼろしか、はたまたまことか。>>338]

(+37) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
暁之丞さまこのままじゃと精神崩壊せんか?
優しすぎじゃで。

(-192) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 伊賀 一二三

/*
寧ろ、姫様から聞きたいだろうな! と、思ったよ!!
<よくやった

(-193) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 水練 渚

/*
なんかえらい大技つかうことなったけど、これでいいんですかね!!!

若ごめんね!!!

(-194) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 伊賀 一二三

/*
消えるとは思っていなかったので、弟が宙ぶらりん……

やだわ、一人芝居だわ…

(-195) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[残りの血は紅き糸となり、先端を刺して青年の全身を這う。
一二三の糸術ような拘束力や殺傷力が低ければ
常はあまり使わぬ技であったが――――

骨砕け筋動かず激痛に襲われようとも、
身体を血の力のみで動かすための術には、使うことはできる。
最後の一滴まで武器と為すのが、百鬼の流儀なれば。]

(358) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[繭糸は垂れ落ち、そのまま孔へと消える。>>328
 仔猫の小さな声、女まで届かず。

 首と四肢の戒めから急に解放され、女は倒れ咳き込む。
 苦しいと乾いた地の土を掴んで握り。

 横に立っていた睦が離れる。>>339>>348
 重い頭をもたげ、女は妖獣の一塊の中に良く知る顔を見つけた。]


 ―――――!!


[叫びは音にならなかった。]

(359) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【赤】 伊賀 一二三

四五六……

(*26) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

―民子の父親と―

 気味が悪い?

[父子仲が悪いとは聞いて無かったが。
相談を受けたのは、祖父ではなく暁之丞だった。

爺に言っても、見事な魂魄術と褒めるだけだ。]

 あれは死の匂いを嗅ぎすぎておるからのう。
 しかし、そう言ってくれるな、叔父殿。

 あれは幼子といえ、大人の顔をよう見ておる。
 其方の不安も、畏怖も。…顔色で伝わってしまうだろう。

[暫く距離を置きたい。置いて、またあの子を心根から愛せるように
その悩みを聞き、遠い地への警護要請に一人忍が借りたいと
甲賀に使いが參った事を思い出し、彼を推薦した。]

(=31) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

―回想―

ならば。
朝靄を白無垢と致しましょう。
夜露を固めの盃と致しましょう。

[まるでままごとの様だけれど。
 儀式が必要なら幾らでも。

 既に帳面から4人の名が消えた今、
 確かに分からぬこと。なれど。

 どうせ死ぬなら甲賀の者を道連れに――…

 とも、思っていた。]

それだけ甲賀と拮抗しているということ。油断は出来ませぬ。

(-196) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

[睦の腕の中は心地が良い。
 絡めた指先がじわと熱い。
 どうして胸内に飛び込んで行かなかったのだろう。
 どうして指先は裾ばかり掠めていたのだろう。

 過去を振り返っても、詮無きこと。]

 ……睦、さま。

[何処か行ってしまいそうだという恐れがあった。
 遠くへ。手の届かない遠くへ。
 懸念も本当だったのだ。

 けれど。
 真に。置いていけないと。

 その言葉が胸を打つ。
 置いて、行かないでと幾度想い、秘めていたことか。]

(-197) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀  楠木 睦

[あまり長く傍に居ては、と思うも。
 狼殿の耳が伏せられているのであればと、

 もう少し、今少し。
 こうしていて欲しいと、女は頬を寄せた。**]

(-198) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[天辺からつま先まで血濡れの青年が立ち上がり、
声にならぬ咆哮あげて、玉響へと骨鞭振るう。
一撃与えられることは叶ったか。]


      [術を使えば使い続ける程、その身は      ]


[血潮の源たる心の臓へと毒が廻りきり、
二撃目を与えることは、叶わなかった。]

(360) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[その姿は散り行く前の最後の意地が作り上げたものだったのか。
強く凝った怨念を撒き散らし、辺りに腐臭を漂わせながら、冥府より出でたと思しき獣も消える。]

く………は、ぁ…

[胸の悪くなるような腐臭を堪えながら、片膝を立てたまま膝をつく。麻耶の倒れる姿と、その先にある民子の斃れた姿。共に動く気配も見えぬ]

さすがに堪えたのう……

[鷲に穿たれた左掌が今になって熱を持ち、じくじく痛む。
けれど、これほどまでの術を用いた甲賀の歳少き忍をそのまま捨て置いて休むわけにはいかぬ。立ち上がり、ゆるゆると歩いていく。]

事切れておるように見えようとも、安堵はできぬ…

(361) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

―昔・里を抜けて―

[少女が獣道を選んだのは、迷い童が山婆に探され
 里に戻らされると知っていたからだ。>>2:196
 その選択が吉と出たか凶と出たか。

 琥珀の眼を持つ獣に組み敷かれ、少女は背を強かに打つ。>>2:225
 下草と柔らかな腐葉土が受け止めたとはいえ。
 思いもよらぬ獣の動きに、己の死を感じた。

 過るのは死の恐怖ではなく、死への口惜しさ。
 こんな所で終わるのかと――歯を食しばる。
 両肩にかかる重みが、増していく。]

 ―――!

[山に居る野獣とばかり思っていたが、上に乗る姿は大きく。開いた口から漏れる息に混じり声が言葉がはっきりと聞こえた。

 しかも『一二三』と名を言い当てるではないか。]

(362) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【独】 甲賀 羽太郎

/*
自分のエンカの取り方がよく考えてみるとナンパ師っぽいCO。
あと口説くんは麻耶と薊くらいだなw

(-199) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[誰かと名を尋ねるより、琥珀の双眸に思い当たるは只1人。]

 ……狼、殿。

[夜這いをしようにも、少女の家から見て楠木家は南に在る。
 つまり、逆の北に向かうという事は、甲賀に用があるということ。

 敢えて問わずとも、知っているだろうに。
 少女は吐き出した言葉に憎悪を乗せる。]


 この道を、辿った先にある場所へ――…

(363) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【赤】 伊賀 一二三



 首を、落としに。

 

(*27) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[顔にかかる温かな息。
 そっと近寄る頭に、噛まれる気配がなくとも身を強ばらせた。]

 わ、たしは……

(364) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 狼

[そうとも。
 腹が煮え、胸が焼け、涙が涸れ。
 供養しようにも家に戻ってきたのは風車だけ。
 ただ、魂の安寧求めて祈ることしか出来ない。
 不戦の約定がある限り、仇討ちすら叶わぬ。
 無力な自分が一番の嫌いになった。

 だから、里を抜けてでも――仇討ち果たそうとした。]

 ……大火、を?
 狼殿、本気で――

[少女は驚きに開いた目を緩やかに一度閉じ。]

 否、否……

[死ぬ場所は畳上ではない。
 忍は道具。罪を罰す代理人。憎悪の化身。

 開かれた黒の双眸は琥珀の光を受け、煌く。]

(-200) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

伊賀 百鬼 丹は、メモを貼った。

2014/05/10(Sat) 00時半頃


【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 狼

[問いかけの声は常よりも低く、牙の如く皮膚を破り
 内へと届いた。

 赦さずとも、忘れずとも――復讐を誓っても善し、と
 優しく継ぎ目を撫で、豺狼自身の死近い血が流れ込んでくるかの様な錯覚。

 あゝ、されど。豺狼の血は薬。
 少女の傷の表面を癒し、一時の瘡蓋と為る。

 憎悪と怨嗟が卍谷を焼くのであれば―――]

(-201) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[少女の頭の側から人の近付く気配。
 呆れ顔の風が居た。>>2:228

 ……風、まで。

[彼女に引き止められては仕様がない。
 諦めたように息を吐き、天地逆さまの風を見上げた。
 少女の黒目は、光失わず。]

(365) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

[狼の牙は襟裏を噛んで離さない。>>2:226
 地に跡を残し引きずられたまま、風の言葉を聞く。>>2:229
 落ち葉を髪に絡ませ、その笑みを見る。
 戦いに愉しみ見出すかのような笑みを。]

 次こそは、上手く…。いいえ。
 風の言う通り、機は選ぶべきだと思うの。

[狼の大尻尾が揺れるのを見。]

(366) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 一二三

 風。
 私は、どうせ散るなら仇討ち叶えて死にたいわ……。

[先も思った通り。復讐を果たせぬまま死してどうする?
 兄妹弟子揃って善しと言う。
 彼女の言葉もまた、少女の傷口に触れる。
 望む鮮血が垂れ落ちてくるような。

 只。]

 戦が、したいの?

[甲賀と交戦したという、昔話のような。
 侍とでもなく、忍同士の――]

(367) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【人】 伊賀 風

[飛び退きざま、投げられた手裏剣が肌を裂く。
人体を変化させるのは精々触れた箇所の周辺、肘から腕、膝から爪先程度の範囲が限度。それは己の体でも変わりはない。
先ほどのように毒が塗られていればぶわりと広がったろうか。
ちまちましてんじゃないよと、ちっと露骨に舌打ちをした。偲ぶ者の本分らしかぬ言い分だが。]

ああ、つまらんねぇ雑魚相手は。
到底こちらを脅かさぬ戦等、面白くも何ともない。

ふふ、勿論。
何時だって強者と相まみえるのがあたしの悦びだ――

[そして己との戦いは愉しいかとそう問われれば。>>345わざと白々しく首を傾げ、]

アンタはどう?
あたしに命をかけさせてくれるのかい?

[妖艶な笑みで逆に問い返す。
ここからは幾分離れた森の中。闇にちらちらと紅いものが見えるのも、それとは対象的にひんやりと寒気を感じるのも、気にならなくはないが今はどこか遠い感覚だ。]

(368) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 風

 愉しい、戦を?
 その為に、風は――何を、するの?

 鍛えて、術を極めて……


 そうして?

[ただ待つだけではないだろう。
 少女が力を、憎悪を育てている間に。
 何を起こしてくれるのか。]

(-202) 2014/05/10(Sat) 00時半頃

【鳴】 甲賀 暁之 丞

 相解った。

 お民が淋しい思いをせぬよう、うちで預かろう。
 その方が、叔父殿も安心であろう。

[しかし、民子が心より落ち着くのは。
死の匂い放つ者共ではないか。寂しさを紛らわせるのは。

そう思わなくも無かったが、身柄を一時的に引き受ける旨も伝え。
去った後に、ひとり呟いた。]


 ………儂と同じ道を辿っておるのか、あの子も。


[同じ年頃の子供に混ざれなかった少年時代。
その理由は家柄もあり、
里に降り、襲って来た暴れ猪を瞳術で血塊にしたある日もあり。
鉄錆の薫りが近い子供は、孤独を抱える*]

(=32) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀  楠木 睦

[日頃はただ遠当てにのみ用いる気功の業を之ほどまでに多用したのは稀な事。随分と困憊し、すぐにも座り込みたい体に鞭打ち、民子の消えた穴の中を覗き見やる。]

このままに捨て置くか、それとも。

(369) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

[絵巻にあるような戦か。

 或いは、都を焼いたという大戦か。


 敵を根絶やしにしなければ、恨種育ち子孫が討たれる武士の話、物語。

 木々の間から見える空、浮かぶ星ヽを見上げて。
 甲賀の星消える未来を望み、少女は薄く笑っていた。*]

(370) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹


[鼓動が、弱まってゆく。
再び崩折れた際に頬に当たった草葉の感触さえ、
青年には判別出来ず。

眼球からも失血しているのか、目に映るなにもかもが、あかい。]
 

(371) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

―昔・山犬の修行―

[放り込まれた野犬の中。>>2:242
 丹色を遠くから見て、また何か悪戯を――と溜息つくのが常だった。
 だが今は同じ群れの中。

 飢えた牙と爪から逃れるのは見ていた以上に難しく。
 その分、丹色が良く庇ってくれた。
 顔の半分に紙を貼り付けて山中を走る修行と
 どちらが苦だったか。]

 ……逆。尻尾が顔に当たって、むず痒かったの。

(372) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

[そんな事で狼が叱るか。
 何があったか、細々ながら語るのは、蝋燭の明かりの下で。>>2:244
 左腕に出来た裂傷を自ら針と糸で縫う。
 そうしてから、丹色の背の傷を縫った。

 甲賀の卍谷へ行こうとした――と、事も無げに晒す。
 幼馴染故の気楽さ。] 


[針が止まった。>>2:245
 後1針動かすだけなのに、それが出来なかった。]

 丹色。
 私は――…

(373) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【秘】 伊賀 一二三 → 伊賀 百鬼 丹

 …――ごめんなさい。
 帰ることを考えてなかったの。

 ただ谷へ行くことだけ、行って…

[仇討ちだけを、考えていた。
 背中の筋を指先でなぞる。抜糸前の傷の、盛り上がった部位をなぞる。
 僅かに白線残る傷跡をなぞる。

 肩甲骨の窪み。成長期迎え広くなっていく肩。
 指先の下で筋肉繊維が震えるのが分かる。
 生きているからこそ、動く様が。

 生気溢れる躰に掌を当て。
 丹色から見えないのを良い事に、眩しそうに目を細めて笑った。]

(-203) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 一二三

    ありがとう、丹色。

 そうだね。生きて帰らないと、こうして傷を縫ってあげることも出来ない。

[この糸は生繋ぐ為の。
 抱く憎悪を善とは思わないだろう幼馴染の背に赤紅葉を鮮やかに残し、少女は最後の一針を通した。**]

(374) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[僅かに残った息で呼吸しようとも、
血がごぼりと零れて噎せ返るだけで。

…………陰に生き滅ぶが忍の運命。
特に己の場合は、死期が少し早まっただけに過ぎぬ。
ただせめて叶うならば、甲賀者一人道連れに逝きたかった。]

(375) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 玉響

 そのまま、重石に。

[>>351伊賀者の上に落ちた霊亀。
四肢を地面に縫いつけて、体の自由を奪う。
圧し掛かる重圧は、伊賀者の柔らかい腹をつぶすには十分だった。]

 あの人に傷をつけたことは万死に値する。
 その身を以って知れ。

[生け捕りを望む暁之丞には怒られるか、それとも嫌われるか。
それを恐ろしく思っていても、腹の底から静かに湧く怒りは収まらない。]

(376) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 甲賀 民子

/*
丞が色々と拾ってくれて嬉しい(

(-204) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 玉響

[>>352もとより返事には期待はしていなかった。
残る右目の殺意を見れば、この伊賀者が素直に答えるとは思えない。
それよりもまだ抵抗しようとする意思に、思わず跳び離れる。]

 ──ッ!

[>>357結局首を刈るにはいたらず、薄い傷を残した程度だったが
その傷からすらも血を溢れさせた。
霧になった血は、針の雨を降らす。]

 い、っ

[赤い雨は、霊亀の甲羅を砕き、離れた距離は短かったようで
足に数本の針が刺さった。]

(377) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 風

何っ――!?

[――と、鉄の雨に紛れ刃を振り下ろすと、あろうことか羽太郎の腕がそれを掴もうとせん>>353
さすがにこれには面食らった。確かに元は布であるが、切れ味は確かである。
鋼の刃が音を立てて伸ばされた相手の肌を裂き突き破るも、予想外の行動に目を見開く。

その一瞬の隙がたたったか、相手の思うまま引き寄せられる。
何か攻撃を加えられればまともに入るだろうか*]

(378) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 玉響

[霊亀の回収は出来ず、針の筵となった霊亀はそのまま崩れ去る。
さらに距離を置き、自由となった伊賀者の動きを見るが
このまま先手を取らすわけには行かない。

>>358苦無を投げ、全身を奇妙に這う糸のようなものを
断ち切ろうとするが意味はなさず。]

 今度は、鬼にでも?

[この男は何にでもなれるのか。
全身を赤く染めた伊賀者は鬼のごとく。

咆哮が空気を振るわせる。
飛んでくる骨鞭を受け止めようと、小刀で叩き落そうとするが、
不規則に動く鞭を捕らえる事は出来ず。]

 ぁう……ぐ……!

[右腕を強く打つ。
ぴき、と骨が音を鳴らすのが聞こえた。]

(379) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【秘】 伊賀 百鬼 丹 → 伊賀 狼

[例え届かずとも。
虫の息と血の零れる音しか為さぬ口から、
ちいさく山犬真似る声が零れる。

死を越えよという教えを果たせなかったことへの謝罪。
ただそれは、仔が親を呼ばわる響きにも似ていた*]

(-205) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【墓】 伊賀 山

[躯は里に帰った。
さて、里に帰らず森を彷徨う己は“何”なのか。

躯埋まらぬ墓石に手を合わせる行為も、盆に川へと提灯流す風習も、
生者が慰めを求めてやることに過ぎぬと割り切るはとうにできている。

死者の魂の安寧を願う傍らで、その実慰められるは生者の方。


血の一滴まで余さず残して使って戦って、尚敵わず斃れて、
何も残らぬのでは虚しかろう。


嗚呼、赤い雨が降っておる。>>357]

(+38) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【独】 伊賀 狼

/*
これは…グッとくる。
うわぁ、うわぁ。丹色くん…!

(-206) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

[よし当たった。>>368
しかし惜しいのう痺れる方を投げてやりゃ良かったな。舌打ち届いとるぞ風、愉快じゃのう。
首を傾げて問うてくるのは益々。]

 ッハ。
 アハハハハッ!

[目の前の女は、驚くほど美しくなった。
伊賀者引き連れて偉ぶった口叩いとる時よりも余程に。]

(380) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 羽太郎

 おまえを殺す!

 殺したい!

(381) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 甲賀 水練 渚

[高い指笛が森へ響く>>349

 だが、返る音はない。]

 民さん。

  ……民さん、いけませんよ。
  もう、日が暮れるというのに。


[ほら、暁之丞も、言っている。]

 ええ、行きましょう。
 きっと、寂しいと泣いていますよ。


[その言葉は、どうか、そうあってくれと願うように。*]

(382) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【墓】 甲賀 御神楽 雲雀



  どいつもこいつも。


[音もなく扇を閉じて、舞は終わる。
ふっと雲雀の身体は消え、再び現れるのは木の下。]

[空から見えるその光景。
無茶をする、無理をする、恨む、憎む。

一体何があれば、争う事はなくなったやら。
この騒ぎがある前は、祝言あればある程度収まろうとも思っていたが、それも思えばまぼろしである。]

(+39) 2014/05/10(Sat) 01時頃

【人】 伊賀 百鬼 丹

[鬼の名継いで狼に育てられた青年は、最後まで魔は越えられず、
人の仔として――――]

(383) 2014/05/10(Sat) 01時頃

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