
211 ラズヴァリェナの幻
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ユーリーに10人が投票した。
ユーリーは村人の手により処刑された。
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ラビ! 今日がお前の命日だ!
2012/09/29(Sat) 00時半頃
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キリルは絆に引きずられるようにユーリーの後を追った。
ユーリーが遺した扇り文句は、村中を異様な雰囲気に包んだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラビが無残な姿で発見された。
キリルが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、グレゴリー、サンドラ、リディヤ、タチアナ、アレクセイ、ニキータ、ミハイルの7名。
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/* 扇動者キターwwwwwwwwwwwww
(-0) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[歌姫と少女の、子守唄。
>>4:+25重なる歌声はあったろうか?]
(+0) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[しかし、覗くのもすぐにやめ]
――あ、やっぱりだめだ。
こんなの渡しても、店はばんばん閉まっちゃってるし どうするんだって話だしねえ。
[手提げを小さく丸めて、隠すように小脇に抱えた。]
うん、あの子が居て、笑ってて…大切そうなものを抱えて。 今まで見た事がないあの子を見た気がする。
[女は嬉しそうに笑んで、違う道から通りに出ようと歩き出す。]
嬉しいよ。凄く。
(0) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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うん。 そうだね。
[>>+4:+37それでもやっぱり 気が付いてしまったことから、目を背けることは、できない。
受け入れなければ。]
(+1) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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カチューシャは、だって、それしかできない、から**
2012/09/29(Sat) 00時半頃
傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* おもいっきりアンカミスっとる
(-1) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* お疲れ様ですキリルさん。 必要であれば、表で描写いたしますので、御安心を…!
(-2) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[ゆっくりと、自分の体が崩れていくのを感じていた。 絡まるようにしていた、見えない糸が。 ふつり、ふつり、と切れていく。
他者をも巻き込んで。 自分の生が終わったことを感じた。]
(+2) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* 3 ねんのため。
(-3) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* 6でふったのが悪かった。もうわんちゃん。 8
(-4) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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青年 イヴァンは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* おk。
(-5) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* あー、ユリ、扇動者か。 なるほど。
(-6) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[死者には、永遠の眠りを。 それが安らぎとなる。
それを、信じるしか無いのだろう。]
[一つの救いになるように。]
(-7) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[ゆるやかにイヴァンの背を撫でて。]
…………―――
[何かの気配が増えた事を、知った。**]
(+3) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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/* ん、よし。
あれやこれやと変更を繰り返したけど、吊りが2だし ちょっと今日落ちを狙いたいキモチ。 一度紙copiさんにメモを書き連ねてみよう…。
でも物凄いフラグ立ってる人がいらっさるので、 おばちゃん待機も考える、考える。 そもそも、グレゴリーさんの絵を見ないで落ちるのも なんだしなーというのはPCPL共にあったり。
(-8) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[“裏切り者に、制裁を” そう叫んで、自分たちを裏切った雇い主を見限り、敵対勢力と手を結んだ。
新たな雇い主を手を組んだ傭兵たちは、裏切った「元」雇い主の住まう都市を襲い、焼き、奪った。
それは勝利。]
(+4) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[そして新たに蘇る記憶。
―――追われる自分の姿。]
(+5) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 01時頃
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-大通り-
ん、それじゃ、そろそろ行くわ。
[何処に、と問われたら頭を搔いて。]
あー、海でも見てくっかな。
[手をひらりと振って、その場を後にした。]
(1) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[傭兵団にとって、欠かすことの出来ない存在。
それは、同時に代替わりしたばかりの新隊長にとっては脅威でしかなく。 父からその地位を受け継いだ新たな首領は、重用するよりも、消すことを選んだ。
かつての敵と、かつての味方と。 その両方から追われ、幾人もを切り、殺し――。]
(+6) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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―大通り― [差し出された、小箱。 収められた、首飾り>>4:291ふたつを見て。 太陽を浴びる花々と、月の浮かぶ夜空。それらに、眦を緩めた。]
……どっちも、あいつみたいね。 凄く綺麗。
[差し出された小箱を、手を伸ばして受け取る。 グレゴリーの絵も、ニキータの細工も、どちらも彼ら自身の想いがこめられていて。 そう重くないものであるはずなのに、受け取ったそれは、確かな重みを返す。]
あたしがつけるには――……綺麗、すぎるから。 飾っておく、よ。あいつの家に。 絵と、並べてさ。
[ふたりに、頭を下げて。]
――ありがとう。
[しあわせそうに、わらった。]
(2) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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ああ。ミハイル、気をつけて。
[振られた手に、ぺこりと頭を下げる。 タチアナの手元に渡った絵を見つめて、ふ、と息を吐いて。 あとは、 …あのいちまいを描こう、と]
…… ――… 、
[途端。 咳が、でる。 口元に袖を押し付けて、治まるのを待った**]
(3) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[数えるのも億劫な人数を切り捨て、月夜の道をただ歩いた。
重い体を引きずり、かすむ目をこらし、やっとたどり着いた教会の扉。
そして、自力で動くことも出来ないまま、一人で死んでいったのだ。]
(+7) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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とっても、綺麗ね。
だいじに、するから。
[抱きしめた"こどもたち"を、大事に抱え直して。 もう一度、ゆっくりと頭を下げた**]
(4) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[……涙を拭いて顔をあげる。]
……うう……
(+8) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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――受け取ったよ、
[ ぽつり。 宛先のないことばが揺れる。]
(=0) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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はあ…。 なんつーか、予想に違わぬ人生だね。
[他人事のようにため息をついて、髪をかき上げる。 そんな仕草も生前のままだ。]
(+9) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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きれい。
すごく、 あたたかくて、
綺麗ね。
[月も、夜の海も、花々も。 どれも素晴らしい。]
(=1) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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――でも……、
あんたは、やっぱり、ばかよ。
[ゆらぐ、こえ。]
(=2) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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――……これで、 代わりになると、思ってんでしょ、
[どうせ。]
[嗚咽、 くぐもる、声。 ]
(=3) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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あんたのかわりが、どこに居るのよ……、
(=4) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[ ――ひどいひと。 ]
(=5) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[そういえば、ついでに思い出した。]
あの金髪…。
[眩いばかりの金色の髪の男。 どうせ美人なら男でなく女の方が嬉しいのに、と思った彼。]
道理で警戒されるはずだ。
[その髪色で覚えていた。 そうでなければその他の有象無象とごっちゃにして忘れていたに違いない。 いちいち覚えているわけがないのだ。
自分が殺した相手など。
殺すか殺されるか。そんな世界に生きてきたはずだ。自分も、相手も]
(+10) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 01時頃
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[くつり、と笑って、朽ちた街を見渡す。 もう触れることの出来ない小箱の残骸が、目に眩しかった。**]
(+11) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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[変わらぬものを永遠と、呼びたくはなかった。
死者に訪れるものが眠りである、ならば。 ふたたび歩みだすための休息。 いつかへとつづく永遠。
もしもほどけてしまえる、なら。 海をわたる風に、なりたい。 いくつもの夜を、めぐる、の**]
(-9) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 01時頃
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[人から離れ、煙草に火を付けた。 そのまま海辺へ向かい、海を見ながらぶらぶらと散歩を続けた。
夜になれば、食事の為、酒場へと向かい――恐らく開いてない店に首を傾げただろう。
あとは宿へ戻る。 指輪と共に、眠りに付いた。]**
(5) 2012/09/29(Sat) 01時頃
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―大通り・パン屋近く―
[女はとある場所を目指し、閑散とした通りを歩いていた。 見慣れた顔も、先のタチアナ達以後は一切見かけていない。]
……あれま、ちょっと、しっかりおし。 何処か具合が悪いのかい?
[だから、少しでも知った顔が其処に在れば 思わずしゃがみ込んで声も掛けたくなるものだ。 …泣いている少女ともなれば尚の事。]
(6) 2012/09/29(Sat) 01時半頃
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[用途は、こちら側からも具体的な指定はしない。 ふたつ並ぶことで、映える作りにしてある首飾り。 タチアナが一つだけ身に付けることを選ばないのもまた、選択。>>2
――…さすがに黒魔術に使うことは、やめてほしいなんて。 もういない彼の冗談にそう返した夜からは、随分と遠くにきていた]
よかった……。 その顔が見られたのが、いちばん…嬉しい。
(7) 2012/09/29(Sat) 01時半頃
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…………お礼を言うのは、こっちの方。 ありがとう、ターニャ。
[彼女が受け取ってくれて、大事にすると誓ってくれて。 未完成のまま終わるかと思われた作品に、命が吹き込まれた。
内容も順番も全く同じのまま。繰り返す注文を消化しようと していた時には、決して得られなかった充足感に満ちていて。
タチアナがわらったのは、表情がはっきりと見えずともわかったから。 青年もまた、同じ表情を返した]
(8) 2012/09/29(Sat) 01時半頃
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/* んー、今日最終日はないかな、これ。 週末にかかってくれた方がありがたかったりするのだけど、 土日のが覗けない人もいるもんなあ。
見えねーわつれーわー!かーっ!とか言って落ちに行くか、 最終日まで残るか。ちょっと考えちう。
(-10) 2012/09/29(Sat) 01時半頃
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[アレクセイに渡した銀細工のロケット。 ユーリーに渡した白樺細工の小箱。 そして、タチアナに託した二対の首飾りたち。
既に――…を失ったこの身が、新たに何かを“つくる”ことができた。 なら、たとえいなくなっても、“のこる”ものもあるはず。 そう思えば、不思議と寂しさも和らいだ]
…………。
[心残り。まだ残っているとするなら、それは **]
(9) 2012/09/29(Sat) 01時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 01時半頃
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今日もおつかいかね?
ほぉら、泣いてちゃわからないぞ。 泣きたい気持ちは解るけど、何があったのかおばちゃんにも 教えておくれ?
[リディヤが未だに泣き続ける様子であれば、 泣き止むまで傍に付いていようと思う。
周囲を見渡しても人影が見当たらない、寂しい通り。 人の存在があるという事が少しおかしく思える… それくらい静かなひとときだった。**]
(10) 2012/09/29(Sat) 02時頃
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[>>+8顔をあげた姿を見上げる。 いや、座り込んでいたなら、こちらもしゃがみこんで。 視線は同じくらい?]
なにを、なげく、の?
[生きられなかった、ことを? 残してきた、ものを? ゆめのおわり、を?]
さみし、い?
[さみしか、った、の? いま、も?
それを問うの、は。 知りたいと思う、のは…―――**]
(+12) 2012/09/29(Sat) 10時半頃
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[声をかけられ、顔をあげる>>6。どうしたのかと問われれば 少しずつ息を整えながら、]
わかん、ない…おばあちゃんに…ぐすっ… あい、たいよ…
[昨日も似たようなことがあった気がする。 泣いて、一緒にいてもらって、泣き止んで。
そばにいてくれる存在に甘えながらも、 本当にそばにいてほしい人がそばにいないことにも 気が付き始めていた。]
(11) 2012/09/29(Sat) 11時頃
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―動かぬ揺り籠の傍らで― [気付けば、揺り籠の傍で倒れていた。 傍らには、もう動かぬ赤黒い揺り籠。
見上げれば、天井はなく、その哀れな姿を晒していた。 いつから、自分は真の姿を見なくなったんだろう。 どれほどの時間が経ってしまったのだろう。
あたりは酷い有様だった。 破壊尽くされた廃墟。
少なくとも、兄を見守っていた頃は、 村の形を保っていた気がする。]
……、兄さん
(+13) 2012/09/29(Sat) 12時半頃
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[小さな希望は、どんな行く末を辿ったのだろうか。 それを見守ることができず、優しい夢に縋った 弱い自分が許せなかった。
あの頃が、懐かしくて、また一緒に過ごしたかった。 家族と共に暮らす優しい日々を願ってしまった。 そんな自分の弱さが招いたことなのだろう。
俯いていると、聞こえてくる子守唄>>+0 甥によく母や、義姉や、自分が歌っていた唄と同じもの。
小さな声で、それに歌を重ねた。 せめて、ここで出会った優しい人たちを正しい眠りに誘うために**]
(+14) 2012/09/29(Sat) 12時半頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 12時半頃
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ん…………それじゃ、ミハイル。
[タチアナとのやり取りは傍観していたらしいミハイルが 離れる際には、短い挨拶を。>>1 「また」という言葉は、もう頭の中から抜けかかっていた]
…………じゃあ。俺も、この辺で。
[タチアナの方へ、もう一度頭を下げて] [かつん。]
(12) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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[杖の向きを変えて身を翻そうとしたその時。 咳き込むのを押さえているような音が、聞こえ>>3]
っ、グリーシャ……
[明らかな動揺の響きをもって、彼を呼んで。 僅かな音が治まるまでは、下手に触ろうとはしなかっただろう。
しかし落ち着いたなら、そろそろと手を伸ばす。 数度空を切って、漸くグレゴリーの肩に触れ]
(13) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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無理、してないとか。 大丈夫とか…………嘘、だ。
[もっとも己も、全く同じ言葉を返されれば答えに窮してしまうのだが] 頼まれたもの、描き終わったん、だし…。 これからは、しばらく身体、休める…って。
………………約束、して。
[師がこうも負担を押しているのは、やり残したことを “終わる”前に終わらせようと、しているせいかもしれない。 それは一人ひとり異なるもので、青年にも無論あった。
だからこの言葉が、どれだけ自分勝手なものか。 ……わかってはいる、けれど]
(14) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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[約束を交わせたにせよ、そうでないにせよ。 グレゴリーの方に心配げな素振りはみせたままで、 今度こそその場を離れる。
その後は、ただ行く宛もなく。 褪せた視界、辛うじて見える風景を心に刻みこむように。 ゆっくりと、村の中を歩いていた。 途中で誰かに出会うことはあっただろうか。
帰りだしたのは、日もとっくに暮れての頃だったけれど。 この時間ならどこで出会ってもおかしくない、 ランタン持ちの青年の声が聞こえてこないのは、少し気がかりで。
帰途でたまたま酒場を通りがかれば。 灯らない明かりに、給仕の彼女もまた消えたことを予感した]
(15) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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[ゆめを、みた。]
[こどもが家のなかにやってくる前、さいごのとき。 その目に焼き付いた光景が、なかなか離れてくれなかった。]
[だから、目の前のやさしい世界は“ほんとう”ではないのだと。 心ではなく、魂で気づいてしまったせいで。 みんながはっきりと、視えなくなった。]
(16) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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[そんな自分は、本当はここにいてはいけないんだと諭す声と。 それでも、みんなと一緒にいたいと願う声と。]
[ふたつがこどもの中でぶつかり、勝ったのはわがままの方。 しかし消えない外の世界へ誘う声が、こどもから弱い灯りを奪ってゆく。]
[真実《そとのせかい》か、虚飾《いえのなか》か。 最後の選択は、すぐそこまで**]
(17) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 14時半頃
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[>>+14アナスタシアが銀糸を梳く。 ゆっくり、ゆっくり。
優しい笑みを浮かべて。 歌姫もまた、静かに終わりの時を、待つ。]
(+15) 2012/09/29(Sat) 15時半頃
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[歌姫と少女にの旋律に重なるように紡がれる、小さな小さな少年の唄。
歌姫が銀糸を梳く。 少女にそうしてくれた、ように。 笑みを浮かべて。]
(-11) 2012/09/29(Sat) 15時半頃
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[ひゅ、と喉が鳴る。 袖口で抑えようと思った音が、職工の青年に聞こえたようで]
…だい じょ…ぶです――
[心配させないようにと出した声が、逆に彼を動揺させただろうか>>13。 去ろうとしていたところだったのに、戻ってくる。
咳は、暫しののち、落ち着く。 喉は痛みを訴えていたが]
(18) 2012/09/29(Sat) 18時頃
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……ニキ、
[自分に触れようとしたのだろう手は、何度か空を切った>>13。 彼の視界が"どうなっているのか"を知って、悲しげな瞳で見つめる。
…それでも、触れた手が暖かいことにほっとして]
無理は、していない。 本当に、風邪を引いただけで…
……… 貴方こそ、目が ――
[続けられた言葉>>14に、出かかった問いは飲み込まれる。 …ああ、心配させてしまった、と。
代わりに、肩に置かれた手を、自分の手で包んだ。 まだ、ここにいるから、大丈夫だから、とそう伝えたくて]
(19) 2012/09/29(Sat) 18時頃
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[ずっと彼と、皆と、共にいることができたらよかったのに。 けれど、もう、自分のさいごだけは見えている]
[そこへの道程は、あの絵が教えてくれるだろうことも、わかって]
(20) 2012/09/29(Sat) 18時頃
|
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……今夜は、眠るよ。 徹夜で、体も少し音を上げているようだから。
……ごめん、ニキータ。
[謝罪は、心配をさせたことと。 それから。
―― 彼が願ったことは、果たせないような気がしたから。
見えたかどうかはわからないけれど、顔を少し近づけて笑った]
…夜歩きは危ないから、気をつけて。
[まるで、子どもへの言葉のようだなと内心苦笑しながら、 まだ心配そうな顔をする青年を、そのまま見送って。
…「約束」の返事は濁したまま]
(21) 2012/09/29(Sat) 18時半頃
|
|
私も、…そろそろ帰ります。
タチアナ、送りましょうか?何があるか、わかりませんし…。
[ニキータの作品と自分の絵を抱えた彼女に、そう声をかける。 「いい」と言われればそのまま家に帰っただろう]
…彼は、もう一人前の職人、なのですね。
[そう、呟く。 幼い彼とのやり取りは、ずっとずっと前のこと。 首飾りを見れば、あのときからもう、たくさんの時間が経ったことに寂しさを覚える。 けれど同時に… 勝手だが、この上なく、嬉しかった]
(22) 2012/09/29(Sat) 18時半頃
|
|
― 自宅 ―
―― …っ ほ… ――
[家に着けば、襲ってきたのは咳と、軽い眩暈。 壁に手をついて、ずるりと床に座り込む]
…本当に、時間が… ない…な
[ここにいる理由を、無くしたとき。 自分がここにいたことすら、なくなってしまうのだろうか。
あの、笑んでくれた人たちの記憶も]
(23) 2012/09/29(Sat) 18時半頃
|
|
…… ああ
[ 消えたくない、と。 抑えた思いが過って頭を振る。
本当に、大事な日々だったのだ。
…本当に。
その日はそのまま、日が落ちる前に寝床に滑り込んで。 そして、死んだように、眠った]
(24) 2012/09/29(Sat) 18時半頃
|
|
―大通り・パン屋の前―
おばあちゃん……
[寂しそうに泣く声を聴くと、女もまた彼女の祖母の姿を 思い起こして目を閉じる。
よく二人一緒に居る姿を見かけていたから。 むしろ、彼女達が別々で居る所を見つける方が 難しかったかも知れない。]
(25) 2012/09/29(Sat) 19時頃
|
|
そうか、そうだよねえ…最近随分と寂しくなっちゃったし、 いろんな事を思い出しちゃったのかも知れないね…。
よしよし、私じゃなんにもならないけど 一緒にそこまで歩いて行くかい? 途中でビーニャが見つけたら、ちょっと捕まえて 遊んでもらおうじゃないか。
[ね、と彼女の頭を撫でようと手を伸ばして 軽い冗談を交えて慰めようとしていた。*]
(26) 2012/09/29(Sat) 19時頃
|
|
――…なるほどね。
[ゆるやかに思い出される、昔。 自分を殺した所で、まず間違いなく死んだだろう。]
血が止まらないって、怖いでしょう?
[ナイフに在る、毒。 アッシュブロンドの声の方へ、にっこりと笑いかけた。]
2012/09/29(Sat) 19時半頃
|
|
――…なるほどね。
[ゆるやかに思い出される、昔。>>+10 自分を殺した所で、まず間違いなく死んだだろう。]
血が止まらないって、怖いでしょう?
[ナイフに在る、毒。 アッシュブロンドの声の方へ、にっこりと笑いかけた。]
(+16) 2012/09/29(Sat) 19時半頃
|
ベルナルトは、軽く目を閉じる。
2012/09/29(Sat) 19時半頃
|
――…綺麗でしょう。
[呟く。]
うん。
――……
[一つ留まって。]
(-12) 2012/09/29(Sat) 19時半頃
|
|
待ってる。 君がまだ生きているなら、眠るのを。
君が、……――
[死んでいるとは、言えず。]
(-13) 2012/09/29(Sat) 20時頃
|
|
夢を見て居るなら、醒めるのを。
[目を閉じた。]
(-14) 2012/09/29(Sat) 20時頃
|
|
― 海辺 ―
[風が、長い髪を揺らしている。]
[からん]
[目を閉じる。]
(@0) 2012/09/29(Sat) 20時頃
|
|
[唄が、聴けるかと思った。]
(-15) 2012/09/29(Sat) 20時頃
|
|
-宿- [目覚めて、カウンターに行けば、ユーリーの姿が昨夜から見えない事を聞かされただろう。]
消えたんじゃねぇの?
[主人も不安を感じているのだろう。まさか、と笑う声が乾いていた。]
(27) 2012/09/29(Sat) 20時頃
|
|
…もしなんだったら、家まで送るけど 行きたい所があったらそっちまで一緒に行こうか。
私ももうちょっとこの辺を歩いてるつもりだからねえ。
[また、いつも気が付けばリディヤと一緒に居て 気が付けば駆け抜けていたラビの姿もまだ見ない。
まさかと思う一方、そんなに立て続けにあってたまるかと 視界の先にある的地―――路地裏を睨み付ける。]
(28) 2012/09/29(Sat) 20時半頃
|
|
どうせならちゃんと急所を狙って仕留めて欲しかったな。
おかげで、死ぬまでに時間がかかって動き回る破目になったよ。
[>>+16聞こえた声に、穏やかでない内容をさらりと返す。 けれどそこに恨みがましい気配はない。
どうせいつかは死ぬのだ、と投げやりにも似た諦観で剣を振るっていた。 しがみつくようなものなど、ない。**]
(+17) 2012/09/29(Sat) 20時半頃
|
|
[昨日会った人々を思い出す。 グレゴリーとニキータ。 それぞれ、身体に不調を覚えているように思えた。 それでいて奇妙に覚悟をしているような表情に思えて。]
……ふん。
[咥え煙草で宿屋の天井を見上げた。
消えた人々は、どうなったのだろう。 ある程度は、今の状況が、分かっているが、それでも。
天国?
その単語に、やはり鼻で笑う。 行きたいとも思わなかった。]
(29) 2012/09/29(Sat) 20時半頃
|
|
[銀糸を梳く白い手>>+15 その心地良さに、優しい感触に、目を細めて 歌姫に寄り添った。
どこからか聞こえてくるリディヤの泣き声>>11]
泣かない、で……リーリャ、
[歌の合間に呟く。 優しい夢で出会った、守りたいと思った子。 あの子が泣かないように、してあげたかった。 今すぐ駆けて行って、抱きしめてあげたかった。
だが、今の姿では彼女に触れることすら叶わない。]
夢から醒めたその先で、きっと―――会えるから、
[夢幻ではない、本当の家族に そうだよね?と問い様に、傍らの歌姫に微笑みかけて また、子守唄を紡ぐ。]
(+18) 2012/09/29(Sat) 21時頃
|
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― 回想 ―
[絵も売れない。 持ってきた資金も、底をついて。
どうにもならないと思った、ころだった。
教会で聞いた言葉を繰り返せば声をかけられる。 招かれたのは、路地裏の小さな酒場。
そこで…「看板を描いてくれ」と言われた]
(30) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 21時頃
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[そのころ、彼女はまだ少女だった]
(31) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[依頼の言葉には、客の入りが悪い、母が困っている、と付け加えられた。 …あとで聞けば、毎日ふらふらと絵を持って歩く自分を見て、仕事がないのだろう、きっと看板くらいなら描いてくれると思ったらしい。
――最初は、抵抗があった。 看板など、描いたこともない。
すでに自分の腕を信じられなくなっていたから尚更で。
けれど、彼女がじっと自分を見つめれば、断れなかった。
幼かったころの"教え子"の顔を、思い出したから]
(32) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[看板を納品してからも、ちょくちょくと酒場へ足を運ぶようになった。
店主が気を利かせて、依頼人を紹介してくれたこともある。 出来上がりに満足してもらえれば、どんな人も笑うのだな、と思った]
(33) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[その日々が終わりを告げたのは、手紙。 村に残してきた母が、病気だと。
別れを告げるころには、少女は女性になっていた]
また、な。『 』
[そう言って、別れた。 あのあと、手紙はいくつかやりとりをした。 代書人を挟まなかったのは、それが仕事と関係のない他愛ない内容だったから。
――どうして、彼女を描かなくてはと、思ったのか。 世話になった恩返しとしては、あまりに時間が過ぎている。
けれど、思い出そうとするとまだ。靄がかかる]
(34) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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― 翌日・自室 ―
―― かたん
[音に、はっと目を覚ます。 あれは筆の落ちる音。
視界が、揺らぐ。 熱っぽいような感覚もあった。
けれど]
…… かか、なくては
[搾り出す意思は、今日も変わらない*]
(35) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[夢の内容は、今までで一番はっきり覚えている。 その意味にも、大体のところは気づいていた。
身を起こしながら瞼を開く。 褪せた色、全体にかかった靄。
辛うじて見えているだけで、 光を失っているに限りなく近い視界が、あった]
(36) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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/* どう動いて行こうかしらと思っていたら、なんか凄く眠い… 今日一日練習会だったから、疲れてんのねー。
動けわたしののうみそー!! 動けおばちゃん!
というわけで動きます、はい。
(-16) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[どれだけ続いてくれるかはわからないが、 少なくともこの目に映るものは。 おそらく今日を過ぎれば、完全に消えてなくなってしまうだろう。
――――そうなってからでは、遅いのだ。
身支度をして。ずっと世話になってきた杖を握り、外へと出て行く。
両親が押し付けるように預けた自分を 育んでくれた祖父母は、既にこの世の者ではなく。 そして青年もまた、もうここに戻ることは、きっと。ない]
(37) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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/* ニキ。
(-17) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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/* 寂しい、と箱前の自分が言う。
(-18) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[リディヤとはその後も何らかの語らいがあっただろうか。 大通りを行き来し、その静かな通りの散歩の終わりには 彼女を家まで送り届けて]
もう、大丈夫かい? ……ビーニャ、今日全然見なかったね。 あちこち走り回りすぎてて、きっと行き違ったんだろう…
また見つけたら、声を掛けておくよ。 それまでに寂しいなって思ったら、私で良ければ何かして 遊ぼうか。
[きっと、彼女にとっては気休めにもならないだろう。 そうは思っていても言わずには居られなくて。]
(38) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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[通り道では、ただ杖をつく音が静かに響くだけ。 何かの物音がした時は、そちらを振り向いたけれど。
青年よりも早く起き、元気よく駆けてくる少年はいない。 吹き抜けた風の悪戯、だった]
“ごめん”、って…………言われても。 謝るぐらいなら、無理しちゃだめだ、とか。
いなくならないで、とか。 …………それしか。言えない、のにな。
[ラビとグレゴリーと。 二人とも、自分の手を握って。 また会おうとも、ゆっくり休息を取るとも言わないまま、そう謝った。 彼らには直接伝えられなかった想いを、ぽつりと零す。
本当はそんな言葉など、口にしてほしくないのに。 青年自身が彼らの立場になったとしたら。 やはり「ごめん」と謝る他ないのだろうなと、思う]
(39) 2012/09/29(Sat) 21時頃
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― 海辺 ―
[ある姿を求めて、青年は彷徨い歩く。 結局ここまで来る際に、誰一人として会っていない。 まだ、自分以外にも誰かは“残って”いるのだろうが]
…………。
[アナスタシアが消えた次の日と同様に、 どこかから微かに聞こえてきた音を頼りに。
黒に身を包んだ男の方へ、近づいていく。 打ち寄せる波の音もまた、近くなる]
(40) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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[かん、かん、かん。]
[今まで彼に向けた威嚇とは違う。 ここにいることを知らせる意で、石突を鳴らすこと三回。]
(41) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 21時半頃
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[リディヤと別れた後にはもう辺りは薄暗くなっていた。 女は気にせずに大通りを真っ直ぐに、ただ真っ直ぐに 歩いて行く。]
[一部の者以外は近付こうともしない、路地裏へ。]
(42) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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―朝― [ようやくソファーから立ち上がれば、薄く笑みを浮かべながら紅茶を淹れて、 適当に朝食をつまんで『いつも通り』に動く。 周りが流れるように変わっていってしまうなら、自分だけでも。 繰り返していた、日常を。]
…行こうか。
[ポケットに入れたままのお守りを軽く握って。 眠たげな表情を作ってから、足を動かす。 行き先は…]
(43) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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――……
[振り向く。>>41]
[姿は見えない。 でもその意志の音は、いつか聞いたものに似て。]
(@1) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 21時半頃
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―大通り・路地裏―
[躊躇いも無く、路地裏へと入って行ってどんどん進む。
近道の為に歩く事もあった。 気にしていた娼婦の姿を捜す事もあった。
しかし、今捜している、あの日見たものは そのどちらでもない。
偶然見かけてしまった、何者かの姿。]
(44) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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…………あんたを“視て”、から。 てっきりこの眼は、おかしくなったんだと…思ってた。
[痩せた頬。こちらへ振り向いた仕草。>>@1 やはり彼だけは、はっきりと視える]
ほんとは、そうじゃ、なくて。
[一息ついて。 下ろしていた前髪を、乱雑に掻きあげた]
(45) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 21時半頃
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嫌になる、ぐらい。 …………まともに、なってた、だけだったんだな。
[なかなか焦点の合わない己の濁った目は、 誰かに見せるべきものではない気がして、ずっと隠していた。
灰緑色をした切れ長の瞳が、両方とも顕になって。 そのまま真っ直ぐ、黒衣を見据えた]
(46) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
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/* お前前髪ファッサアってやりたかっただけじゃないのっていう…
あんな表情はできないけど顔立ちは普通に赤・念波準拠です
(-19) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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……――
もう、いいのか?
[>>46 それは、受け入れたのだろう。 自らが、…――その灰緑が、一体何であるのか。]
[真っ直ぐと見据えるその目を、見返した。]
(@2) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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/* ちょっとにきにきさん達のお話を見守るターン。
(-20) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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…………ひとつ。尋ねても、いい?
あんたが、探してる“だれか”は。 ずっと繰り返してる“いま”を。
悪意があって、作ったわけじゃ、ない…と思うんだ。
………………それでも。 消さなきゃ、いけない?
[彼が探し求めている“だれか”。 自分が何かを伝えたい“だれか”。
それはきっとおそらく、同じ糸の果てに、いるはずだから]
(47) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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/* 今の間にまとめまとめ。
・息子は既に死んでる ・やばい所と関わって、ヘマやって消された ・借金が残り、おばちゃんも巻き込まれる形で殺された
…大まかにこんな感じかな。 路地裏で見かけたのは息子の霊。 何かを言う前に消えてしまったし、その日の晩に 吊るされて死んだので心残り満載、と。
最終的には息子に「おかえり」を言って 皆の日常を見送る事が出来たのでもう思い残す事は無い、で 払われたらいい感じ。
(-21) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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虚像だと解っている夢に、救いはない。
[問いには、静かに呟いた。>>47 嗚呼、無論、理解していない訳じゃない。
それは、永遠の眠りについた者達の欠片から、よく解った。]
――…正しい眠りを。 神の下で、紛い物でない救いを。
[少なくとも。 黒衣の男にとっての救いは、夢には無かった。]
(@3) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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[けれど。
"約束"を、思い出す。
果たせないから、と濁したそれを。 肩に触れた手を。
声を]
…ニキータ。
[別れを、言わなくていいのだろうかと、そう自分に問いかける。
浮かぶのは、あの最後の代書人の姿。 『さようなら』とそう言った顔は笑っていたような気がして。 自分のさいごを、知っていた人。
これでは、青年の気持ちから逃げただけではないか]
(48) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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―前日昼・大通り―
[ぎゅ、と。小箱を握りしめて。 これら二つを、いったいどんな気持ちで"あいつ"は二人に頼んだのか。
そして、今、彼らはどんな気持ちで居るのか。
分け合う事のできない感情なれど、なんとなしに。 物悲しい、糸が水底に沈んでいる気がして。]
……どうして、ニキータがお礼を云うのよ。
[からかうように笑ってみせたけれど、理由はなんとなく、解っていた。]
(49) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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[受け取った作品を、落とさないように大事に抱える。 して、その場を去る運び屋>>1にひらりと手を振って、]
……またね、ミハイル。
[それは、叶わない願いかもしれなかったが。 じゃあね、と誰かを見送るのは、なんとなく気分が乗らず。 単なる、気まぐれに近い挨拶だった。]
(50) 2012/09/29(Sat) 22時頃
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ニキータ、気をつけて……、
[去る背中>>12を、送ろうとした時。 グレゴリーの押し殺した咳に、そちらを向いた>>3。 交わされる二人の芸術家の言葉を、聞きながら。作品を抱いた腕に、力が篭る。]
……皆して、無理してんのね。ばかみたい。 あたしが言えた義理じゃないけどさあ、
もう少し、自分を大切にしなよ……、
[それは、職工の青年にも、画家にも。 ふたりともに、向けられた言葉。]
(51) 2012/09/29(Sat) 22時頃
|
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……大丈夫、寄るところ、あるから。 あんたはまっすぐ帰んなさいよ。顔色、悪い。
[送ろうか>>22と、申し出てくれた背中を軽く叩いて。 撫でる。 熱を、渡すように。]
サンドラが、心配するよ。
[か細く、続けたことば。 ふたりが仲の良いことを、よく知っているから。 自分を心配してくれる"だれか"がいることが、どれだけ有難いか。 身を持って、知っているから。]
――「またね」
[グレゴリーにも。 同じ、挨拶を投げて。踵を返す。]
(52) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 22時半頃
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……ここ、だね。
[幾度目かの曲がり角へと入ろうとすると、 真っ黒な壁が立ちはだかっている。
正確には其処だけ切り取られてしまったかのような 一切の光の届かない完全な黒、何も無い場所に なってしまっていた。]
納品を済ませなきゃ、今もここは普通の道だったんだろう。 ……あの日の納品の後に、近道して買い物しようって 思わなきゃ、あと少しくらいは――――…
[ショール越しに首の痣を撫でる。 少し息苦しさを感じられるようになったのは、“あの時”に また一歩近付いたからだろうか。]
(53) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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→ 大通り ―
―― …っ ……
[足早に、村の中を、赤い影を探して彷徨う。 自宅にも行ったが、不在>>37。
どこにでかけたのだろう。 音楽の絶えた広場にも、静寂で満たされた教会にもその姿はない]
ニキータ…
[名を呟けば、大きく咳き込む。 通りに乾いた音が響いていた。
ゆっくりと呼吸をすれば、目を擦る]
(54) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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………………そう、か。
[黒衣の答えに何かを紡ぎかけたが、それは音にならず。>>@3 言うべき相手は、彼ではないと。
少しの間目を閉じて。そして再び、開く]
……目の前にあるものが、薄れてくだけで。 もう、俺だけの力じゃ…………“ほんとう”は、みられない。
[届けたい言葉を思い出すためには、外の世界を知ることが必要で。 そのための鍵は、多分。この黒衣が、持っているのだ]
(55) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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だから――――……
“わたしの目を開いて、あなたのおきてのうちの くすしき事を見させてください”
[詩篇の一節を、彼に向けて。 “きえる”ためでなく、“のこす”ために。請う]
(56) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 22時半頃
娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 22時半頃
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"主を仰ぎ見て、光を得よ"
(@4) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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"そうすれば、あなたがたは、恥じて顔を赤くすることはない。"
"この苦しむ者が呼ばわったとき、 主は聞いて、すべての悩みから救い出された。"
[感情を押し殺して、いつしか声に情が乗らなくなったような。 今も苦しむような、苦しんでいるような、声だった。]
(@5) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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|
[大通りの店はすでにほとんどが閉まっている。 彼らも、気がついたのかもしれない。
自分が、何者なのか。 此処が、なんなのか]
……
[誰も、いないようなそんな感覚に襲われる。 一人で、幻を見ているような]
(57) 2012/09/29(Sat) 22時半頃
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/* うん。
メモをああやって書くからかざしろバレするんだろうと 今ふっと思ったよ!!!
(-22) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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グレゴリーは、咳が収まるまで、暫し脇のベンチに座った。*
2012/09/29(Sat) 23時頃
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/* 今日、ミハイル・グレゴリー・ニキータ落ち、かなぁ。
(-23) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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悪いね。 僕が失敗しなきゃ、それなりに苦しんでもらうつもりだったから。
[>>+17さらりと言うのは、拷問の予告。 多少の傷で体力を奪いながら、その骨を折っていく。 実に簡単な作業のはずだった。]
(+19) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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…………ぁ ぐっ、
[相応の覚悟をしていても、受けた痛みは前の比ではない。>>@5
切り裂く痛み、深々と突き刺さる熱がまずは四肢に。それから中心に。 何かが潰され、圧し折られる音がどこかから聞こえる]
[脳裏を過るいつかの記憶。 ゆっくりと感覚をなくし、冷えていく身体。 声ひとつ、あげることもできず。 黒く染まりつつある視界は――――己の紅に穢され、何も見えなくなった]
(58) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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…………はぁ っ
[身体と精神と。両方に襲いかかる衝撃に、 胸を掻きむしるように強く押さえた時。
――――ほんの数瞬だけ、灰緑に生気が灯る。 目の前に広がるのは、瓦礫の ]
(59) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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あり、がと………… にしても、 手荒すぎ……だけ、ど。
[血は流れていないが、殆ど死人に等しい顔色で。 息も絶え絶えなまま、光を呼び込んだ黒衣に礼を告げる。 そしてゆっくりと、身体の向きを変えていく]
も……俺には。これで…十分。 いきたい、とこ…………ある、から。 あんたの前では、消え られない。
しんぱ、 しなくても。 消える、から。
[一思いに死ぬことすら、許してくれなかった身。 言い換えれば、何かを為せるかもしれない時間は、残されていた]
(60) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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―――………
[眼の前で苦しむ男に。 この手は、何も出来ない。]
(@6) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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御前が、それを望むのならば。
[ただ、神の下に正しい眠りを誘うために 隠された出来事を突きつける事しかできないのだろう。]
(@7) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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[其処は何の変哲も無い、普通の路地裏の通りだっただろう。 しかし女にとっては視界を完全に遮る黒い壁。
その先に何があって、その後に何があったのかの詳細は 未だ明確になってはいないが、感じる息苦しさと 喉に食い込むような痛みは、良くないものを思い起こさせるには 十分。]
――…出ておいで。
(61) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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…―― …
[掌で口元を押さえる。 喉の奥は血の味がした] …く…。
[まだだ。 まだ、消えたくはない。 自分がここにいたいと思った理由は、まだ果されていない。
そのきっかけを思い出そうとすれば、頭は痛む。 視界は白く濁る]
(62) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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―大通り→自宅―
[暫く戻っていなかった自宅に、足を踏み入れる。 少し埃の積もった室内は、相も変わらず冷たい空気を孕んでいた。
眠るだけの部屋。ただ、母親を待つだけの、それだけの家。
この場所の役目は、とうに終わっている。]
……なんでこんなとこに執着してたんだろ……、
[殆ど使った覚えのないテーブルに、絵画と小箱を置いて呟く。
ここで待っていれば、母親が帰ってくると思っていた。 ちゃんと"お仕事"をして、"役に立て"ば、帰ってくるのだと。]
(63) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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[それでも、立ち上がる。 会いたい相手がいるから。
濁した言葉を、伝えないまま ―― 人と別れるのはもう、いやだ]
(64) 2012/09/29(Sat) 23時頃
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[黒衣が許せば、彼の元からゆっくりと遠ざかり始める。
杖で身体を支えるが、もはや握る感覚すら曖昧で。 引きずっているのはどっちの足かも、わからない。
本当は、ひとりでひっそりと消えたかったのだけど。 糸の果てにいる“だれか”に伝えたい言葉、やっと思い出せたのだ]
……りょ しゃ、
[“だれか”が一体誰なのか。 はっきりとした確信にまでは至っていないけど、 心当たりが、ないわけでもなくて。
微かな声で呼んだ名。お守りを渡した青年に、会うことは叶うだろうか]
(65) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[義務感、に近かったと思う。 日常を、ただ繰り返していただけ。
母の死を知った時、まだ幼かったタチアナはそれを理解することを拒んだ。 結果、居もしない"母"を待つ日々を選んだ。
無機質な部屋で、たったひとり。 ベッドに座り込んで、左手の傷を見つめる。]
(66) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[顔を上げ、頭の中を整理する。 あとは酒場、海辺あたりだろうか。
ゆっくりとした足取りではあったが…しっかりと、歩き出した**]
(67) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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……、おかあさん、
[ わたしは、 しあわせでした。 ]
[ あなたは、 。]
(68) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[ゆるり、頭を振って。 少し傾きはじめた太陽を見上げる。]
[ まだ、 思い出せないことがある。 ]
[終わりを、認めにゆかねば、]
(69) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[傍目から見れば、通りを覗き込むように前のめりになって いるだけだろうが、 女は納品同様、無意識に避けようとしていたのだろう 暗闇に顔を突っ込んだ。
もう誰かの手を煩わせる事をしなくても、自分の意思で 時を辿る事が出来る。]
手紙くらい、寄越さないか……この馬鹿。
[何も見えない暗闇の先に小さな火が灯る。 揺らめくそれはやがて人の姿を形作って行き、 女の方へと近付いて来る。]
(70) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[美しい細工を、見ることは叶わない。]
[ベルナルトに残されているのは、最早耳だけだ。 伝えたい伝えたいと希って得たこえは、役目を終えていた。 けれど、繋がったそれだけは消えなくて。]
[まだ、彼女の聲が、する。]
(-24) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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/* あなたは、わたしをうんで、しあわせでしたか。
(-25) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[残っている人たちも気付き始めているのだろうか。 廃墟の中がざわめいている気がした。
思い出し、解けた糸の一本である自分。 今度こそは、見守り通してみせるとじっと朽ち果てた村を見つめていた。
紡ぐ歌は、優しく。 だが、どこか悲しみも含まれていた。 優しい夢の終わりが、近いことに、僅かに悲しむ。
これで良いのだと、思いながらも… この夢を作ってくれた人は、どう思っているのだろうと]
……壊れていく、大切なもの。 ―――…辛い、よね
[もう胸にないお守りを握るように、胸元で手を握る。 それが誰だかわからないけれど、家の人の苦しみや悲しみが、 少しでも和らぐように、祈り、また歌う。]
(+20) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 23時半頃
ラビは、歌姫と共に、歌を紡ぎ続けて**
2012/09/29(Sat) 23時半頃
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親より先にいってしまう奴がいるか、この馬鹿。 せめて一言くらい言わせてくれたっていいだろう!
[一つ、また一つと言い募る度に 喉に食い込むような痛みは少しずつ増して行く。]
言いたい事は沢山あるけどね、もういい。 どうせまたすぐに居なくなってしまうんだろうし。
[女の言葉通り、人の形に揺れている火は もう消えようとしているようで、一回り小さくなっている。]
(71) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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ふ…、くくっ。
[抑えきれずにこぼしたのは笑い。]
駄目だね。拷問にかけるつもりだったなら、もっと人数を割くか手練れを用意しなきゃ。
それにしたって俺一人に随分とご執心なことだ。
[>>+19驚くような内容でもない。
およそあちらの飼い主が欲しがりそうなものは、情報か隠し財産か。 そんなものだろう。
どちらにしろ、彼と自分が死んだ時点でそれは失敗に終わったはずだ。]
(+21) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/09/29(Sat) 23時半頃
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だからね―――…おかえり。
[女が言いたかったのは、ただのそれだけ。 火もそれを聞いたのかどうかは分からないが、 直後には跡形も無く消え去った。]
(72) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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ひどいなぁ、これでも僕、結構強いんだよ? それこそ、他の人を三人よこすよりは、ね。
[>>+21肩を竦めた。 いつもなら剣の大振りなんて、受けないのだ。 男の手練もあっただろうが、本当に不思議で。
ただ、酷く何かを恋しがったのは、覚えがある。]
(+22) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[自分の死の情景を忘れていたのは、このためだったのか、と今さらに考える。
はっきりと思い出してしまえば、同時に思い出したであろう自らの殺した男の存在とその矛盾に、もっと早く暴れ出していたかもしれない。]
この夢の守り人にとっては、俺が一番厄介者だったかな?
[己が生ける存在でないと気づいて。 他人に良いように振り回されるのはごめんだとばかりにさっさと背を向けた。 自分自身では思い出せない代わりに、チェルノボグに暴かせた死の扉。
思いのほか自分に複雑に絡みついていた糸に、今頃夢の紡ぎ人は顔色を変えているかもしれない。 口には出さず、「悪いね」と心の中で謝る。]
(+23) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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[嗚呼。 穏健派と急進派のいさかいはあった、か。 もしもの要員が居るはずが、居なかったっけ。
彼に斬られていなくても、殺されていたかもしれないけれど。]
まあ、必要であれば何でもするさ。
[苦笑。]
(+24) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
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――…どうだろうね。 確かに君は、あまり好ましくなかったかも。
[>>+23 この身が居る事自体が、戦争の前段階だから。 人のことは言えないのだけど。]
(+25) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/*間違って発言けしてもーたわ
なきたい
(-27) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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―――…
[見送ってしまってから。]
"主はそのしもべらの命をあがなわれる。 主に寄り頼む者はひとりだに罪に定められることはない。"
[救いはあると。 この男こそが、思って居たかったのかもしれない。*]
(@8) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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ああ、それは知ってる。 だから他に三人を用意して盾にすれば良かったんだよ。
[>>+22見目に似合わず面倒な相手だったのは本当のこと。]
そうすれば村の人間が数人増えて賑やかだったかもね。
(+26) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* もろもろ申し訳なく…! ミハイルさん、縁故先つぶれてしまっていますし、本日落ちます、か? 全く気の回ってない村建てですいません…orz
(-29) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* ちょい迷ったけど、送っとこう。
(-28) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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―路地裏―
[薄暗い路地に、足を踏み入れる。]
[――母の、死んだ場所、 "代書人"を、看取った場所、
そして、]
…… どんな、 客だっけ 、
[この場所で、嫌なことがあって蹲って居た。 嫌な客に遭って、蹲っていた。
その、"嫌な客"が、どうしても思い出せない。]
(73) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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………。
[>>+26きょとんと、した。]
ふふっ、…それはそうだったのかも。 でもまあ、………
僕、厄介者でもあったってことさ。
[戦争をどうしてもしたい人が、居る。]
村のにぎやかさを考えたら、君の言う通りだったかも。
[くすくす笑う。]
(+27) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* お、すまん、席外してた。 反応鈍くてすまん。
俺の事は気にしなくていいよ。
ほかに落ちるのいなきゃ、俺落ちでも構わん。吊り襲撃先が決まらん際に、するっと落とせる予備枠だと思ってくれ。
大丈夫だよ。
(-30) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* 色々反省すべき点が多すぎるのう
(-31) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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[ 蟾蜍のような声をした男だった、]
[『娼婦のくせに、』]
[嗚呼、罵られた覚えがある、]
[『素直に足を開け売女、』]
[ 『あたしにだって、客を選ぶ権利ぐらいある、』]
[言い返して、]
(74) 2012/09/30(Sun) 00時頃
|
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好みのご婦人に好かれれば俺はそれで充分。
[>>+25聞こえた声に返す軽口。]
(+28) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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そうだよねえ…商売が上手く行っていたら それなりの話は伝わってくるはずだもの。
逆だったんだ。 危ない仕事に手を出して、失敗して…… 借金までこさえて、それで―――
[眼前に立ちふさがっていた暗闇は、いつの間にか 普通の路地裏の通りに戻っていた。]
[女の時がまた一つ進む。]
(75) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* 無理に拘束してたら申し訳ないなぁ、と。 本当に色々お手数お掛けして申し訳ありません。OTL 御心遣い感謝致します。
(-32) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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[ そして、 ]
――っ、
[頭痛。 吐き気に、口許を押さえた。]
[ 『 偉そうな口を、 』]
[ 思い出したくない、 ]
[ 思い出さなくては、 ]
[交差する思考を、強く首を振って追い払う。]
(76) 2012/09/30(Sun) 00時頃
|
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/* もうちょい色々絡めるといいんだがね。 コア時間で巧く絡めない人もいて、申し訳ない。
前にも言ったけど、俺に出来る事があれば言ってくれな。
ちょいと今夜はこれ以上動けんかもしれん…。 すまん…。
(-33) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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[ 逃れるように奥へ。 突き詰めるように、 ただ、 奥へ。 ]
[ 大通りから、 入って左。 行き止まりのそこは、 ]
[ 『 お前が、』 ]
[ 『お前が私を拒むからだ、 』 ]
[ 打ち捨てられたのは――……、]
(77) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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……ばかな おんなね、
[ 溜息。 ]
(78) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* いえいえ、むしろ無理されてたら申し訳ないって気持ちで一杯でして… 本当に、もろもろご迷惑おかけしました。 ご無理なさらず、動き等はまったくもって大丈夫です!
(-34) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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|
-宿- [ユーリーの姿が見えなくなった事を誰かに伝えるべきか、しばし考える。 あの男のこの村での交流など殆ど知らず。 よく酒場にいたようだが――昨夜通った際に酒場は閉まっていた。 酒場の最後の従業員も、消えたのだろうか。]
…誰が残ってんのかね、もう。
[昨日会った人物たちも、今朝には消えているかもしれない。
それでも、と。]
(79) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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……ふふっ、……くくくっ……
[>>+28堪えきれずに、噴出した。]
(+29) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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[ゆるやかに目を細めて、 嗤う。
吐き気は消えていた。]
[ くるり、背を向けて、 ――進む。]
[ 靴音を響かせて。* ]
(80) 2012/09/30(Sun) 00時頃
|
|
……行くか。
[立ち上がり、動き出した。 運び屋らしく、情報ひとつ抱えて。
いつものように広場へと向かった。 あの元気の良い少年に会うかもしれない、と、少し、考えた。]
(81) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* 爺さんもふもふ。 俺は大丈夫だからな。
爺さんの方が負担いっぱいだろうから、俺はそっちを心配してた。
肩揉んでおく。
(-35) 2012/09/30(Sun) 00時頃
|
|
[ 路地裏の通りを辿る。 ]
……、 サンドラ?
[視界の端に見えた姿に、 きょと、と目を瞬いて。 通り過ぎかけた通りを少し、戻り。]
……なにしてんの、危ないよ。
[背中に声をかけた。]
(82) 2012/09/30(Sun) 00時頃
|
娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 00時頃
|
-広場-
[アルトサックスだと教えて貰った楽器の音もなく。 しばし座って待ってみたが、人が通る気配もなかった。予想していた少年も、通らない。]
…………ふん。
[座っていたベンチから立ち上がると、比較的建物が集まっている大通りへと歩き出す。]
(83) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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|
/* 本当に、色々ありがとうございました。 ジジイは大丈夫ですよ、本当に諸々感謝で一杯す…!
[かたきもちええーの顔]
(-36) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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/* ありがてぇなぁ、ほんとうに すみませんすみません
なんていうかそれで一杯になっちまって
(-37) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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/* しかしこんなこと>>+28を言っておいてなんだけど…。 ユーリーとしては、この村でNGなのは年齢的な意味でアウトなリディヤくらいだろうな…。
(-38) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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……あ。 タ、タチアナじゃないかい…。
[思い出した時間の欠片と、更に進んだ喉の痛みに 顔をしかめていたが、いざ呼ばれればどうにか改めて]
―――いやね、色々思い出してたんだ。
[振り返りながら、偽りの無い返事を。]
(84) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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/* で が抜けてるよ で が o rz
(-39) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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ああ、成程。
[>>+27厄介者の一言に思わず頷く。
おそらく自分が彼のような男を部下に持つとしたら…始末する時のことまで考えて使うだろう、と思った。
賢しら者は扱いが難しい。]
(+30) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
|
|
-大通り- [大通りへ向かう途中か。グレゴリーの姿>>67を見かけ、声を掛ける。]
へぇ、あんたはまだ消えてなかったのか。
[続く言葉は、一瞬止まった。]
おい、だいじょうぶか? 何か病人みたいな顔してるぞ。
(85) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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……そっか、
[振り返った彼女に、両手を広げる。 子が、母にふれあいをねだるように。]
……あたしも。
サンドラは、 あいつ――…あの代書人、会ったよね。 あいつね、死んだんだ。
[何度目かの、言葉をつむいで。]
(86) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 00時半頃
|
……何処行く気だ? 大丈夫なのか、グレゴリー?
[足取りはゆっくりだがしっかりしていたが――妙な不安を覚える。 手を貸そうとはしないが、その顔を見て、様子を伺う。]
(87) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
|
|
[大丈夫などの言葉を受けたのならおとなしく引き下がるが―― 気を付けろよ、と言うだろう。]
あぁ、そうだ、グレゴリー。 ラビって知ってるか? あの子の家、分かるか?
[今朝会わなかったから気になった、と、少し不明瞭な口調で付け加えるだろう。]**
(88) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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|
[息子が居た場所はもう振り返らない。 どの道、そう遅くは無い時に―――]
あんたもかい。 なんかね、うん、色々あったんだなって。
[そうして、タチアナの傍へ歩み寄る。 小脇に抱えたままの手提げはそのまま、だから彼女の 広げる手になかなか応えられない。]
ああ、あの子には世話になったねえ。 ほんの数日前の………
死んだ、のか。
[どうして、だとか何故それをあんたが、だとか 疑問は多々あれど、言葉は確認するものしか紡げなかった。]
(89) 2012/09/30(Sun) 00時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 00時半頃
娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 00時半頃
|
君が死んだのも、似たようなもんさ。 手駒に向くのは、無能な怠け者。
[>>+20 ひとしきり笑ってから、答える。 貴方は、どちらにも成らない。そう言葉に込めて。**]
(+31) 2012/09/30(Sun) 01時頃
|
|
[タチアナの言葉の調子から察するに、人伝で聞いたものではなく 自らがその死に立ち会ったかそれに近いものである気がして]
人の死を見るのは…辛かったろ。
[女もまた、病に倒れて逝った夫を見送った。 ベルナルトとタチアナがどのような間柄だったかは知らないが、 死を間近で見届ける辛さや悲しさは同様だと
空いた方の腕を、彼女と同様に広げた。**]
(90) 2012/09/30(Sun) 01時頃
|
|
俺如きを使いこなせないってのはその程度の器量しかないってことだろう? 先なんてあるわけがない。
だったらとっくに滅んでるさ。
[>>+31かつて自らが身を置いた場所を淡々とそう分析する。 何の感慨もない。
自らの人生を同じく、既に捨て置いたものだ。]
(+32) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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/* 色々やろうと思ってたのに、鳩をにぎりしめたまま 寝たバカはこちらです
……なんだっけ……
(-40) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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[そんな輩と比べるならば。 まだこの夢を紡ごうと足掻く誰かの方が、よほど可愛げがある。
そう思い、ひっそりと笑った。**]
(+33) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
|
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辛いけど。
いつかはこれを、見なきゃいけなかったんだ。
[聞こえた少年の声>>+20に、 自分にも聞かせるように言った。]
(+34) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 01時半頃
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[近くにやってきた女の子>>+12に、返事をした。]
……終わっちゃったんだ、って。全部。
[ここに来る前からもう、全部終わっていたんだ。 それを誤魔化すためにサックスを吹いて……]
寂しくて、全部隠してた。 けど……やっぱり悪いこと、だったのかな。**
(+35) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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[朽ちた村にも木は育つ。]
[はらり]
[舞い落ちる木ノ葉――。]
(-41) 2012/09/30(Sun) 12時半頃
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― →海辺 ― [普段なら広場の方から周りはじめるのだが、行って誰かが消えたのを確認したくないせいか、 それとも、誰にも会いたくないせいか。 足の向く先は段々と慣れてしまったあの不快な甘い匂いは薄れていって。 こつり、こつりと靴音が段々しなくなっていく。]
[そう、偶然だった。何時もだったら最後に足を向けるはずの海辺に、最初に向かったのは。 ………見知った色を、見かけたのは。>>65]
(91) 2012/09/30(Sun) 12時半頃
|
|
っ、ニキータ…!?
[彼の状態はどこか様子が可笑しい所の話ではなくて。 こんな様子を見るのが初めてだったせいか、随分と驚いた顔をしながら駆け寄ると、 今にも倒れてしまいそうなニキータを支えるかのように手を伸ばした。]
しっかりしてよ、ニキータ…一体、何が…
[とにかく、彼が楽な体勢にと。そのまま座らせたかもしれない。]
(92) 2012/09/30(Sun) 12時半頃
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[―――灰緑色の瞳が青年の顔を映していれば。 泣きそうな、苦しそうな表情を浮かべていたかもしれない。]
(93) 2012/09/30(Sun) 13時頃
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|
[――ただ、嬉しくて貰ってしまった銀色のお守り。 正しい使い方で持ってはいなかったが、どんなお守りよりも自分を守ってくれそうで。 俺にとっての悪夢から、守ってくれそうで。]
あぁ…
[やっぱり、俺が持っていていい物じゃなかったと。 自分の作ったものを持たないと言っていた。それでも。]
っ……
[彼が持っていれば、もしかしたら。 もしかしたら、こんな事にはならないで済んだのかもしれないと。]
(*0) 2012/09/30(Sun) 13時頃
|
|
[広がる廃墟と、今まで通りの霞がかった風景と。 時に入れ替わり時に入り混じった視界は、今までになく不安定で。 だけど、それに不安を抱えることはなかった]
くっ…………
[全身が悲鳴を上げる。 ここから彼を探して歩こうなど、無謀すぎる考えだったのかもしれない。
それでも、一歩踏み出そうとして]
(94) 2012/09/30(Sun) 13時頃
|
|
[――――あがった声に、顔をあげた>>92]
アリョー、シャ…
[小さな声で名を呼び返して。 少し逡巡した後、その手をそっと取った。
温度を失いつつあることは、握る力さえ弱い手から伝わるだろうか]
(95) 2012/09/30(Sun) 13時頃
|
|
…………ごめん。
なかせるな 言われてた、のに…… も……無理かも、しれな、
[幻の中で生きていくために必要だった幻の杖は、 もう役割はないとばかりに。 細かな粒になって消えて、風に攫われる。
身体を支えていた一つがなくなり、崩れ落ちるように膝をついた。 それでも眸はアレクセイから逸らさず。>>93 濁った灰緑に一瞬だけ映った青年の表情に、 申し訳なさげに眉根を下げた]
(96) 2012/09/30(Sun) 13時半頃
|
職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 13時半頃
|
[やっぱ、り?>>+35 ツキン、と刺がこの身をうがった、ような…――。
『しゃんとしなさい。 さみしいこころはさみしいものをよびよせるのよ。』
帰らぬ父を待つあいだ、少女を支えたかつての母の言葉。 両手で包まれる頬、顔を覗き込む母の瞳は昼間はいつも勝気に笑んでいた。]
(+36) 2012/09/30(Sun) 15時頃
|
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[長い、ともおもわれた沈黙は舞い落ちた木の葉が地面へと届くまでの数瞬。 痛みは沈黙のうちに覆い隠す。]
甘い、甘い、お菓子、大好き、よ。 でも、そればかり食べてると、母さんが、怒るわ。 父さんが、心配、するわ。
[淡々と、言葉を選ぶように、ゆっくり、と。]
お菓子は悪いものじゃ、ないわ。 だべすぎると、よくない、だけ。 それだけじゃ、いきていけない、だけ。 きらいな人、だって、いる、だけ。
[少女にはもっと、ほしいものがあった、だけ。]
(+37) 2012/09/30(Sun) 15時頃
|
|
[庭に咲く、赤い、バラ。 朝露に濡れるさまが綺麗、で。 ずっと眺めていたかった。
でも、いつしかお腹がすいて、その場をあとにする、の。 やがて朝露は滑り落ちて乾き、夜の眠りが誘う。 そしてバラも散り落ちるでしょう。]
(+38) 2012/09/30(Sun) 15時頃
|
|
[散りゆくバラを惜しんでも、
少女は、あたらしいバラの蕾に、胸躍らせたいと願う―――**]
(+39) 2012/09/30(Sun) 15時頃
|
|
なん、で…謝るの。
[暖めるように、両手で握って。>>95 今にも消えてしまいそうな、そんな気がして力を強めて弱く笑う。]
無理とか、言わないでさ。 大丈夫、今、人呼ぶから。そしたらきっと、
[大丈夫だから、そんな言葉はとけて消えて、音になることはなく。 『終わり』を拒むように、]
誰か!
[何かに縋るように、声を荒げる。]
(97) 2012/09/30(Sun) 15時半頃
|
|
…ミハイル。
…ええ、まだ、ここにいます。
["ここ"は、大通りのことではない。
冗談なのか本音なのかわからない男の言葉に>>85、そのままの現状を伝える]
おそらく、大丈夫ではないですが…ニキータに、会いたいんです。 …家に、居なくて。 彼に――
[口にしようとした言葉は、咳で途切れる。 これから、自分がどうなるのか。 おそらく、自分ももう、長くない間にいなくなってしまう。
彼には伝えず、黙って消えるほうがいいのかもしれないけれど。 約束ができなかった理由くらいは、伝えておくべきだと思うから]
(98) 2012/09/30(Sun) 16時頃
|
|
[おさまってから、問われたことに答える]
……ラビ、ですか?
[気になった、と言われれば悲しい顔を浮かべて。 広場近くに家があることを伝える]
家の前まで、案内しましょうか?
(99) 2012/09/30(Sun) 16時頃
|
|
っ ぁ゛
[抉られ、身体の中を掻き回されるような激痛が青年を襲う。 必死で押し殺そうとした呻きは、しかし零れて。 苦しげに顔を引き攣らせた]
…………
[苛まれている暇は、ない。 言葉に、しなければ]
(100) 2012/09/30(Sun) 16時頃
|
|
…………アリョーシャ。
まだ、 あやまらないと いけな、こと……ある、んだ。
[両手に伝わる熱を確かめれば。>>97 少しだけ痛みが和らいだ。気が、した]
(101) 2012/09/30(Sun) 16時頃
|
|
………………ごめ、ん
俺、だけ。 上手に…… みること、 できなくて。
“今まで”と おなじ、なれなくて……
[絞りだすように、重ねる謝罪。 「何を」上手に視れなかったかは、伝わるだろうか。
夢の中に囚われる前と後での、明らかな差。 それを抱えた自身が、壊してしまう可能性もあったかもしれないから]
(102) 2012/09/30(Sun) 16時頃
|
|
なんの、ことか…………わからなか たら。 それでも いい、から。
[彼に感じ取った微かな兆候。 ここまで人が少なくなれば消去法も含まれていたが。
間違ってたら格好つかないなあ、なんて。 微かな吐息を、吐き出した]
(103) 2012/09/30(Sun) 16時頃
|
|
-大通り-
ニキータに? あいつもいなくなったのか? 場所の、心当たりは? …手伝う事も、可能だぞ。
[咳き込むグレゴリー>>98の背に手を当てる。]
宿に、ユーリーも帰って来てない。昨夜は帰らなかったそうだ。宿屋の親父が言ってた。
あと残ってるのが誰と誰か分からんがね――
[終わりが、近いのだろうか。]
(104) 2012/09/30(Sun) 17時頃
|
|
場所と特徴を教えてくれればいい。 …自力で何とかなるさ、俺は。
あと、少なくとも広場を通ってきたが、ニキータは見なかったぞ。
[姿がない、探すとなれば急ぎなのだろうと判断した。]
(105) 2012/09/30(Sun) 17時頃
|
|
[心当たりは、と問われれば]
後は…教会か、海辺か…それくらいしか。 ニキータは ――いなく、なったのでしょうか。
[声が震える。 背に触れた手の暖かさも、もうすぐ無くなってしまうのだろうか]
ユーリーも、いない。 …はは…もしかしたら、我々と宿の店主くらいしか残っていないのかもしれませんね。
[口元は弧を描けただろうか。 そうして、ラビの家の特徴、場所を教える]
(106) 2012/09/30(Sun) 17時半頃
|
|
っ、ニキータ、
[ただ、名を呼ぶことしか、手を握ることしかできなくて。 唇を噛み締めて、首を左右に振る。 何の事か分からないと、笑ってごまかす事もできた。 でも、それをしなかったのは]
いい、いいから、謝らなくて、いいから。 今は喋らないでいいから、お願いだから。 ニキータが良くなったら、聞くから、ニキータは、何も、悪くない、から…!
[自分に宛てられた言葉に、謝罪に、心当たりがあったから。 ごまかしてはいけないと、隠してはいけないと、そう思ったから。 否定も肯定もしないのは、少しずるいとは思う。けれど、アレクセイも必死だった。]
(107) 2012/09/30(Sun) 17時半頃
|
|
お願いだから、 お願いだから…!
[これ以上、糸が解けていくのは嫌だと、子供のように声を張り上げて。]
ニキータは、 何も、 悪くないから……
[一粒だけ。ニキータの手に、零れ落ちたかもしれない。]
(108) 2012/09/30(Sun) 17時半頃
|
|
[広場にはいなかったことを告げられれば、一寸目を伏せる]
…そう、ですか。
私は、海辺に行きます。…最後にラビと会ったのもそこでしたから。 二人で、一緒にいるかもしれませんし。
もし、ニキータに会えたら、探していると伝えてくれませんか?
["二人が一緒に居る"…到底、そんな状態だとは思えなかったけれど、そうでも言わなければ胸が不安でざわざわと揺れそうだった。
海辺で会った少年は、歌を歌っていた。自分が紡げなかった続きを。 そうして、沈む陽を白藍の瞳に湛え、佇んでいたことを思い出す]
ミハイル… じゃあ、これで。
[別れの言葉を告げ、歩を進めた]
(109) 2012/09/30(Sun) 17時半頃
|
|
教会、ね。 了解。 そっち見てくる。
[グレゴリー>>106に答える。]
大通りの店も殆ど閉まってるしな。 …否定しねぇわ。
[自分たち以外誰も残ってないのでは、の言葉には、そう返した。]
あぁ、それなら分かる。 教会の後で覗いてみる。 …どうも。
[ラビの家を聞けば、小さく礼を口にした。]
(110) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
そう、だね。 目を逸らしちゃ、ダメだよね。 逃げちゃ、ダメ……だよね。
[呟きに返ってくる声>>+34に、 同じように、自分に言い聞かせるような声を返す。
もう、逃げないと決めたから
カチューシャとイヴァンのやりとりを耳にしながら 褪せた色の空を見上げた。
寂しかった、だから真実を隠した>>+35 きっと自分も同じ。 寂しくて、悲しくて、真実から目を背けたくなった。 だから、彼の人は夢を見せてくれたのだと思う。]
(+40) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
…あぁ、伝える。
[ニキータへの言葉を聴いて、うなずいた。>>109]
気を付けてな。
[別れの言葉には短くそう答える。]
(111) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
[暫くグレゴリーの背中を見送った後――周囲を見回す。教会の建物なら目立つだろうと言う判断だ。 やがて目標を定め、歩き出す。]
(112) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
[穢され、刺され、切り裂かれ。 苦しんで、苦しんで、絶望に落とされながら死んだ。 小さな希望がなければ、きっと男を恨み憎み、呪い、 悪いモノへと変じてしまっていただろう。
小さな希望があったから、優しい夢を見ていたから 今、こうして穏やかでいられる。
悲しいのも、辛いのも、変わらないけれど、 先を、次を、考えられる。
夢を見せてくれた人と 夢から醒ましてくれた男のおかげ。]
受け入れれば、きっと、……大丈夫、
[いつか、きっと。 出会いたい人たちに、また廻り会えると信じてるから]
(+41) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
/* ミハイルさんが僕のことを、気にしててくれて 結構、嬉しい僕です。
グレおじ様も海辺でのこと覚えてくれてて嬉しいのです。
カチュのロールが綺麗で羨ましいです。
(-42) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
[誰の声か、はっきり分からない。 切ない叫びが聞こえてくる。>>108
自分のいる場所から遠いせいだろうか。 その声を聴くと、胸が締め付けられるようだった。
大丈夫だよ、と。 その手を握ってあげたくて、届くはずのない手を伸ばした**]
(+42) 2012/09/30(Sun) 18時頃
|
|
…ミハイル。 ありがとう。
[まだ、手の暖かさが残っている。 それだけで、少しほっとした]
(113) 2012/09/30(Sun) 18時半頃
|
|
→ 海辺 ―
……
[周りを見回し、赤い影を探す。 海に反射した光が目に刺さるようで、手で影を作った]
ニキータ、ラビ、いませんか?
[あの時、ラビと別れたところまで行ってみよう。 誰か、いればよいが**]
(114) 2012/09/30(Sun) 18時半頃
|
|
アリョーシャ………… どっか無理、 してるよ に おもった、んだ。
そ…で、 もしかしたら、て。
[肯定も否定も、返ってこなかったけれど。>>108 痛いほど心の芯に響くアレクセイの声。 青年の勘がおそらく当たっていたことを、裏付けていた]
(115) 2012/09/30(Sun) 18時半頃
|
|
[喋らないでいい、自分は悪くない、と。 続く彼の言葉にも、眸を伏せて。 ゆっくりと首を振る]
“いま” じゃないと…………つたえられ、ない。
[これが青年が勝手に見ている妄想の類なら。 それこそ見えなくなろうが、“ほんとう”が 視えてしまうよりはましだと、心を閉ざしてしまうことだってできた。 そちらの方が、より簡単。
だけど、そうでないと悟ってしまったから。気づいてしまったから。 届けなければいけない。謝罪を。 そして ――――を]
(116) 2012/09/30(Sun) 18時半頃
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[“だれか”はきっと、今の終わりゆく村を とても悲しんでいるのではないかと、思った。
だからこうして伝えることは、終わりを突きつけることと同じ。 余計悲しませてしまうのに、それをしないという選択肢もなくて。
自分を大切にしていないと、今までたくさんの人に言われてきたが。 むしろ本当の青年は、ひどく自分勝手で――――わがまま、なのだ]
(117) 2012/09/30(Sun) 18時半頃
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アリョーシャも…… なにも、 わるくな から、
[感覚は大分なくなっていたが、それでも手に一粒だけ落ちた雫はわかる。 こんな状態では何を言ってもアレクセイの心を乱しそうだと思っても。 苦しげな吐息の合間、口調だけは穏やかに、安心させるように]
(118) 2012/09/30(Sun) 18時半頃
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………… りー、しゃ?
[そう遠くないところから、自分の名前が呼ばれたような。>>114 錯覚かもしれない。 昨日の別れ際。約束に言葉を濁し謝ってきた彼は、 ラビと同じく遠くへ行ってしまうように思えたから。
しかしどこかに姿はないかと、ゆっくりと辺りに視線を巡らせた]
(119) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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[カラン、カラン、カラン。
糸紡ぎの滑車のからまわる音のような。 ギシギシと軋む音がきこえる。
>>108こぼれる雫が、朝露みたいにきれい、と。 どこか場違いなことを思う。 そばにある赤い、赤い、髪が、 なお鮮やかにその情景を蘇らせる――]
(+43) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 19時頃
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[そして、
――黒衣にのこされた時間もまた]
(+44) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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俺が、無理してる……?
[息が詰まる。どこかが、揺さぶられる。 言葉の響きは、同じ場所で少女が放った言葉と似ていて。]
…無理、してないよ。俺は、何時も通りだから。 何も変わらない、俺も、村も。変わってなんか、ない。
[何度か首をふって、その言葉を受け入れずに。 ただ、普段通りの声色で、少しだけ震えながらこたえる。]
(120) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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だから、だから。今じゃなくても、いつでもはなせるから…!
[この状況も、優しすぎる言葉も拒絶して。 必死に、言葉を整理なんかせずに、ありのまま伝える。 ――なにもわるくない。>>118 その言葉が嬉しい反面、ナイフのように自分を抉っているようなきがして。]
―――っ…
[何も言えずに、音は消える。]
(121) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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[ジジと、ロウソクの芯が燃え尽きてゆく、ような。 静かな音がきこえる、気がする…――。
詩篇を紡ぐ、ごとに、 糸がたちきえてゆく、ごとに、
―――小さくなっていくように。]
(-43) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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――俺を、おいていかないでっ…
[言葉は、海風に融けて、彼の耳には届かない。]
(*1) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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―4日目の路地裏―
[互いの開いた手は触れただろうか。 触れる事が叶ったなら、昼間に見た彼女の笑みを思い出し]
タチアナ
嬉しい事、いっぱいあったかい? それを語れる人と、逢えたかい?
[その笑みを見ていなかった振りをして、 出来事の有無だけを問うた。]
(122) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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[アナスタシアは・・・?
寂しげに?待ちわびたように…――?]
(-44) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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[駄目、なのかもしれない。 今こうして、彼を引きとめようとしている行動事態が、彼を苦しませているのかもしれない。 …彼の糸から、手を、離さないといけない。 それで、苦しまずに済むのならと、そっと両手を離そうとした時。 声が、聞こえる。>>114 赤い彼を、探す声。]
っ、グレゴリー、グレゴリー!!
[必死に、ただ必死に声をあげる。幼子が、何かに助けを求めるような、そんな声で。]
(123) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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俺が悪いなら、もう望まないから、 手を離すから、縋らないから、よばないから………!
[誰に向けてか。人間の声ではなく、獣の声で鳴く。 今まで見なかったものが、全てが、壊れかけの器が]
[――――] [音をたてて、割れた気がした。]
(*2) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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せめて、この世界だけは…………!
[村の人々にとっての夢が終わろうとしていて。 獣にとっての幸せなセカイが、解けて行くのが見える。]
(*3) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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[どこにも響かずに、紅に、黒にとけていく。とけていく。] [もう誰にも] [届かないであろう] [獣の] [なきごえ]
(*4) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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[その問いに、彼女は何と答えただろう。 返された言葉にはひとつひとつ頷き、また新たな問いを。
娼婦のものではない、一人の娘としての笑顔や悲しみに歪む顔を 垣間見る事が出来たなら]
泣いたり、笑ったり。 そんな風に出来るあんたを見るのがね、嬉しいんだ。
今までずっとそんな風に見ていたけれど、何処まで あんたの場所に踏み込んで良いのか、解らなくってねぇ。 結局、あんたを気遣う言葉を投げる割には…なあんにも してあげられなかったなって。
[冷たい奴だろうー、と困ったように女は笑う。]
(124) 2012/09/30(Sun) 19時頃
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|
まあ、ほら。 おばちゃんって生き物は結構身勝手な事を言うもんだ。
[話は続いただろうか。 タチアナに小脇に抱えた手提げの事で何事かを問われれば]
届け物さ。 家が留守だったから、また明日にでも届けようかなって。
[実際、タチアナの自宅は朝の時点では留守だった為、 女の言う事はそこまでは嘘は無い。] [届ける相手は目の前に居るが、使い道のほとんど無い物を 渡す訳には行くまいと、最後に嘘を一つ。]
(125) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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[>>2:329居なくならないよね、と、その言葉、は。 耳には届かなかった声、は。
問いかけるようでいて、いなくならないで、と。 縋りつく、ようで。
――風もないのにハタハタとタペストリーが揺れる。]
(-45) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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つらいとき、には、 つらい て 言うのは。 ぜんぜ、 悪いこと…なんか じゃ、
[声に混じる微かな震えで、その言葉は まったく嘘のない真実だと取ることはできずに。>>120
アレクセイの背負っているものは、きっと己の想像を超えている。 傲慢かもしれない。彼からすれば、余計なお世話かもしれない。
でもなんとか、手を伸ばせないかと――――思っているのだが。 首を振って否定する様子に、表情は翳った]
(126) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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-大通り-
……。
[グレゴリー>>113の礼の言葉は聞こえないフリをした。 謝罪の言葉以上に、礼の言葉は、慣れない。 頭を搔いた。]
(127) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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[>>2:329思い返すのはそう遠くない日の、遠くなってしまったような情景。]
・・・弱音はかないんじゃ、なくて。 はけないように、みえる、よ。
[言えてたら、なにか違った? きいてあげられてたなら、なにか違っ、た?
言ってしまった、ら、きいてしまった、ら、崩れてしまい、そうで。 でも、それは、アレクセイ、が? それとも、夢からさめること望んだ、自分、が?]
(+45) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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[―― 声がした>>123。 自分の名を呼ぶ、必死な声]
――… っ
[嫌な予感がした]
(128) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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…ニキータ、アレクセイ。
[膝をついた赤い影が見えれば、進む足は速くなる。 提灯持ちの青年が、傍にいる。
駆け寄れば、アレクセイがニキータの両手を力なく握っている。 どちらも、危うい雰囲気を纏っていた]
どう、したんだ…?
[先ほどまで探していた青年が、今目の前にいるのに。 混乱し、その程度の言葉しか紡げず。 先ほどの声は、アレクセイだろうか]
また、あの男、か?
[声は、震える]
(129) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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[彼女の喜ぶ顔が見たかった。]
[自分には糸紡ぎ以外何の取り得も無いから、これくらいしか 彼女の為に出来る事が見つからなかった。
もっと他にやり様があったのではないかとは思ったが、 彼女の場所に深く踏み入るかも知れないのを恐れた。]
……さ、もう帰ろうか。 途中までは道も一緒だろう、送るよ。
[長く話は続いただろうか。 結局、最後の最後までそれは渡そうとはしなかった。]
(130) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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[夜の優しいかいな。 抱き寄せるうで。 愛しい眠りが傷口を癒すの。 やがて来る朝に、また立ち上がってゆける、ように。
子守唄にかえて、消え入りそうな歌を紡ぐ。 瞳を水滴が覆っても、涙はこぼれ、ない。]
(-47) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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/* 昼間に顔を出せるかと思ったら、思い切り寝てたみたいです…! しかも疲れから神経ぴりぴりしてるのかして、顔面痛いー。
でも、はよ5日目行かんと! 人数少なくなって来てるし、吊りと襲撃先てまだ数 足りてないような気がするし。 おばちゃんの心残りはあとグレゴリーさんのか! はよ逝けよおばちゃん。
(-46) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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…………せん、せい。
[灰緑の眸は、駆けつけたグレゴリーをどこかぼんやりと見つめる。>>129 いなくなる前に会えてよかったと思うべきか、 それとも彼には知られたくなかった、と思うべきか。
強まる痛みに、小さく声を漏らして]
そ…してくれ、って。 たのんだ、のは 俺の方、から。
[あの黒衣の仕業かと問われたのを、否定はしない]
(131) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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………………ごめん。
[そして、僅かにかすれた響きで呟いた。 謝罪しかもらえないのを寂しく思っておいて、結局自身も。 こんな状況になってみると同じ言葉しか、言えない。]
(132) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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―夜・自宅―
[家に帰ると、部屋の隅が昼間の路地裏と同じように 真っ黒になっていた。 灯りを点して視界を広げようとすると、その黒から 細いものが伸びて、玄関まで真っ直ぐ続いている。]
……ああ。
[これは、縄だ。]
(133) 2012/09/30(Sun) 19時半頃
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[子守唄にかえて、消え入りそうな声で紡ぐのは夜の歌。
明日へと歩んでいく、ための、夜。]
(+46) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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[女は、黒を払おうとはせずにそのまま眠りに就いた。
明日を下さい、あと少しの時間を下さい
そう願いながら。]
(134) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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/* >>123 ニキータさん的にはアリョーシャが悲しそうなのも 苦しさの一端じゃないかなあ。 しかし自分で悲しませといて本当ひでえなこいつ
(-48) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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-教会-
ふん。
[これほど自分に似合わない場所も無い。鼻を鳴らし、中へと踏み入った。]
――……?
[床に落ちた、“何か”を発見する事は出来るだろうか。 消えた者たちの名残は、まだ、そこに残されているだろうか。 …はそれが何か分からない。]
(135) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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[床に落ちていたそれを拾い上げ、教会の奥、祭壇の上へと置いた。]
……いねぇ、な。
[周囲を見回す。内部は恐らく無人だろう。祈りの為の椅子や、他の場所へ通じる扉もある。]
探してみるか。
[人の気配はないものの、それでも念の為だ。]
(136) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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頼んだ?
なぜ、そんな――
[青年の小さな声に、告げられた事実に酷く動揺する]
…人に、無理するなって言っただろう…
[眸がこちらを見ていることに気づけば、膝を折って視線を合わせる。 見えているかどうかはわからないが、ここにいるよ、と]
……いい。 こちらも、似たようなものだ。
[終わりへの道程を知っている。 その足を止めることはできないから、昨日彼との約束に謝罪で返した。 まだ彼に触れられれば、頭を撫でただろう]
(137) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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|
……家捜ししてるみたいだな、これ。
[教会の内部でうろうろすのに、少しの抵抗が、自分の中にある事に、小さく苦笑した。]
(138) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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―朝・自宅―
まだ居る。
[明日は与えられたのだと、肩の力を抜いて息を吐く。 部屋の隅の黒は未だに残ったままだが、気にする事も無く]
今日という一日を、どう使おうか。
[糸車に触れて、そっとペダルを踏む。]
(139) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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だって………… たいせつな ひと いなくなるのは、 やっぱり…いや、だ。
[まるで子供が言い訳をするような調子で、動揺する彼に返す。>>137 たとえ本人が、それに折り合いをつけていたとしても。 相変わらず自身のことは棚の上、だった]
(140) 2012/09/30(Sun) 20時頃
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それに、俺は……
みえなく、なる 前に、 …………しない、と。
なにも、のこせなく なる、から。
[相変わらず人に対しての見え方は不明瞭で。 時折、ほんの一瞬だけ以前と同じように見えるくらい。
彼が頭をこちらの高さに合わせたのは、わかって]
…………っ、
[頭を撫でられれば――――灰緑から雫が落ちて、頬を一筋伝う]
(141) 2012/09/30(Sun) 20時頃
|
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[ギシリ、と軋んだ音を立てて回ろうとしたそれは 1回も回らない内に、車輪を支えていた部品が折れて]
あ……。
[それを始めに、ペダルも折れてボビンも弾みで飛んで行く。 ガラリ、ガラリと音を立てて崩れて行く糸車を、 これ以上崩れぬようにと女はしっかと支え持つ。]
[それでも崩れるのは止まらず、糸車は女の腕の中で ただの木屑へと姿を変えて行った。]
(142) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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/* こいつはもはや棚の上が生息地ですね…
(-49) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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/* なるほど。 ニキータ、サンドラ、までは落ちる把握。 あと一人、グレゴリーさんだろうか。
(-50) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
|
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……おしまいにしようって、言ってるのかい?
だけど、もう少しだけ。 もう少しだけ見せておくれよ、この村を。 あんたと一緒に過ごして来た場所じゃないか、 やり残しなんて山ほどある事くらいわかるだろう。
あれも欲しい、これも欲しい。 女って欲張りなんだよ。
[まだ少女であった頃から回し続けて来た、 ある意味での女の話し相手の最期をじっと見つめ、 せめてと飛んだ部品を集め、一つ所へ]
(143) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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/* カチュちゃんのロールすんげぇ好き…
(-51) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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/* サンドラさんつれぇ…… もっと話したかったなぁ@ベル
(-52) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
|
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/* ギャー!!書いてた発言を、窓ごと消してもうt
もう!もう!! と、行き先どうしようか。教会方面へ行ってミハイルさんと 逢って何らかのお話をしてみる?
だってずっとソロールだs 海辺は以降とするだろうかの…タチアナちゃんがベルさんの 家に居るって解ってたら様子見に行こうとするかな。 なんかえらい腰引けてる態度ではあるけどなあ。
とりあえず書きなおして移動。
(-53) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
|
|
大切な人…。 私も、貴方やアレクセイ、サンドラ、みんなが大切だよ。
だから、傷ついているなら、助けてあげたいと思う。 同じ、気持ちかな。
[子どものような調子で返されれば、乱れた気持ちを抑え込む。 "せんせい"の顔]
…私の目でも、あげられたらよかったのに。
[小さく呟いて、続ける]
(144) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
|
|
後、どのくらいの人に逢えるだろう。
[糸車との対話を終えて、表に出る。 手ぶらで出歩くのは落ち着かないと、昨日抱えていた手提げを そのまま持ち出した。
空を見上げれば既に陽は高く上り、昼頃を指している事に 気が付くが食欲は無く、大通りへ買い物へと向かう気には ならなかった。]
[だから女の足は一路広場を通り過ぎ、教会へと。]
(145) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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|
つらくなんか…
[その先は、喉に引っかかってどうしても出てこなかった。 ニキータの表情の翳りを見ても尚、必死に笑って言葉を紡ぐ。>>126]
…ニキータだって、言わないくせに。
[そう伝えて、そっと手を握った。]
(146) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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|
グレゴリー……っ
[>>129 あの男かと問われれば、分からないと首をふり。 今度こそ、そっと手を離そうとする。]
見つけた時には、もう、こんな状態で… どうすれば、いいか、わからなくて…
[ぽつり、ぽつりと伝えた。]
(147) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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|
なにも残らないなんてことはない。 昨日、タチアナに渡したものだって、素晴らしい作品だった。
私は、貴方を誇りに思うよ。
―― 泣かないで、ニキータ。
[昔、そんな言葉を彼にかけたことがあったような気がする。 あのときから、随分時が経った。
もうとっくに、彼は一人の職人だ。
それでも、彼を見守るような気持ちは変わらない]
(148) 2012/09/30(Sun) 20時半頃
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|
アレクセイ、落ち着いて。
…どこかに、運びましょうか。…杖は?
[どうすればいいか>>147、と問われればまず運ぶことを考えて。 青年がいつも持っていた杖が見当たらないことに首を傾げる]
(149) 2012/09/30(Sun) 21時頃
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|
― 広場 ―
[人が居なければ、波の音はここまで届く。]
[木の葉が、黒衣の頬をさらりと撫でて、落ちた。]
(@9) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
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/* おk。広場広場。
(-54) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
―教会―
[教会の傍まで来ると、詩篇の欠片を思い出す。]
そういえば、この所見ないね…。
[消し回っているのだろうか、と考え そう遠くは無い時に自分の元に現れるのかと、小さく身震い。]
(150) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
[アナスタシアは]
[最初だけはほっといとおしげな視線を向けていたけれど] 今は、悲痛に俯いて、いる。]
『 ……―― 』
[そして漸く。 自ら命を絶ったその枷を、感じた。]
(-56) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
/* 超すれ違い。
そろそろわたしはPin×Pon×Dashを歌いに行くべきか。 すれ違い悲しいわータイミング♪
(-55) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
『私は、…――
信じていなければ、ならなかったのね。』
[それだけ、零した。]
(-57) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
杖、消えて……
[ニキータの体勢が崩れた時には、彼の体を支えていたはずの物は消えていたと、小声でまたぽつりと答えて。>>149]
…うん、うん。ごめん。手伝う。何処か… 一番近いのは…
[海辺は広場から少し離れた場所にあるようで。 頭の中から、必死に近くて、休める場所をと必死に探す。]
…俺、の家が多分、一番近い。
[少しは落ち着いたのか、浅く息をはいた。]
(151) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
/* ニキータ的にはここで消えたいだろうか。 どうだろう。
(-58) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
[黒衣の恋人にのこされた時間の短さ、に。
歌姫がむけるほっとした、ような。 愛しげな、視線、は。
今は悲しげに、伏せられて。]
(+47) 2012/09/30(Sun) 21時頃
|
|
びょ きとかで、 悪くなった わけじゃ…ない んだ。
俺の、せい には……かわり、な けど。
…………せんせ、の絵。 よくなっ たら、も 一度。
見たかった、な…。
[小さな呟きが聞こえれば、それにゆるく首を振って。>>144 普段なら心にしまっておくようなことも、口をついて出ていた]
(152) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
っ、そんなこと 言われ たら…… よけ、
[優しい言葉に、ますます涙は溢れるばかり。>>148 隠すこともできず、顔を歪める。
感情の起伏が乏しいと思われがちな青年は、 幼少時からも人前で泣いたことはなかった。
両親に疎まれ、他の兄弟と違って愛情を注がれることなく、 終いには厄介払いのように祖父母の家に預けられ。 そんな経験を経ても、涙は流さなかった。
でも一度だけ、当時を思い出して涙が零れて。 それをグレゴリーに見つけられた。幼い頃の、思い出]
(153) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
…消えた。 なぜ、でしょう。
[想像をして、一寸顔を顰める>>151。 アレクセイの家までは、どれくらいだろう]
ニキーシャ、動けますか? …痛みが酷ければ、無理に動かしません。
[そう、付け加えて。 眸を覗き込む]
…それとも、このまま此処にいたいですか?
[覚悟の上であることも、先ほどの答えからわかっていた。 青年の望みを聞こうと、小さく問いかける]
(154) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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|
[この静けさは、教会には似合いなのだろうか。 そんな取り留めの無い事を考えながら扉に手を掛け]
お祈り……か。 それも良いかも知れないねえ。
[小さく軋んだ音を立てて扉は開き、一歩。 誰も居ないとばかり思っているので、先客が居るなど 女の予想外。
人の居ない光集まる祭壇に、温かみと寂しさを感じ 女はしばらく目を閉じる。]
(155) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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[凍えるような冷たさは、全身に周りきろうとしている。 アレクセイが手を離してから、どことなく身体も軽い。 …………そろそろ、刻限のようだ]
…………ううん。 もう、 ひつよ……ない。
[どこかに運ぼうか、という二人の相談に。 静かにそう言って、首を振る>>149>>151]
(156) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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|
[アナスタシアの手をぎゅっと握り締める。
自らの手の震えも、とまってしまえとばかりに強く。]
(-59) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
[必要ない、という言葉にぎゅ、と口を結んで。 言葉を堪える]
…ニキータ。
[ただ、肩に触れた。 前に彼がそうしてくれたように]
(157) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 21時半頃
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[信じていなければならなかったのね、と。 そうこぼす歌姫の手を、強く、強く握り締めた。
悲痛な”声”から、逃げ出してしまいそうになる足を、縫いとめんとでもするかのように。]
(+48) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
-教会-
[椅子の間まで覗き込んでいた…だが、誰かが入ってくる音に顔を上げた。]
誰だ?
[誰何の声に反応はあっただろうか。]
(158) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
[女は寂しいものを嫌う。 今この場でも人の気配が無いと思っていて、誰かと 逢えないかと目を閉じながら願う。]
[流石にすぐ其処に人が居ると解ると小さく 声を上げる羽目になるのだが。]
っ……! 誰か居るのかい…?
2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
[女は寂しさを嫌う。 今この場でも人の気配が無いと思っていて、誰かと 逢えないかと目を閉じながら願う。]
[流石にすぐ其処に人が居ると解ると小さく 声を上げる羽目になるのだが。]
っ……! 誰か居るのかい…?
(159) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
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[女は、少女の手を握った。 そして、ゆっくりと撫でる。]
『だいじょうぶ。 ありがとう。』
[ぎゅっと、少女を励ますように、握り返す。]
(-60) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
[見覚えのある女の姿が見えた。椅子の背に手を掛けて、身体を起こす。]
サンドラ、だっけ、あんた? 俺。 ミハイル。
[何の用だ、と言い掛けて、此処が教会で祈りの場だと思い出す。 今の不安な状況なら、神に祈りに来る者も多いだろう。]
(160) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
あんたもまだ残っていた、と。
……ニキータとラビをどっかで見なかったかね?
――ユーリーのヤツは昨夜から宿に戻ってない。
[淡々とした声で、サンドラへと伝えた。]
(161) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
[肩に置かれたグレゴリーの手は、拒絶することなく。>>157 独り言のように、切れ切れに語りだした]
うまく、 みえなく ても。 ここにいて いいって…… 許して、くれて。
…………それだけ で。 じゅ、ぶん…嬉し かった。
[突然何を言いだすのかと、思われるかもしれない、 アレクセイには、言わんとするところは理解できるだろうか]
(162) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
|
|
俺に と…ては。
まがいもの、なんか、じゃ ない。
ちゃんと………… 救い、だった よ。
[声が震えているのは、涙が零れているからか。 それとも、ひどく寒いからか。もう、わからない]
(163) 2012/09/30(Sun) 21時半頃
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アリョーシャ。 せんせい。
[握ってくれた手。 撫でてくれた頭。
いなくなっても、どうか。 この暖かさは覚えていられますようにと、願う]
(164) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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…………あり、がと
[最後まで泣いていては、二人を余計悲しませてしまうと思って。 だから、わらった]
(165) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[そして、ゆっくりと目を閉じる。
青年の身体は、どこからともなくあがった炎に包まれて ――――よりも、炎そのものへ。
しかし触れたものを焼き焦がすような熱はなく、 ただ温もりだけを与えて]
(166) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[髪の色と同じ、真紅のいろをした灯は。すぐに小さくなって、消えた]
(167) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[ぎゅっと握り返される手が、あたたかい。 記憶の中のぬくもり、だとしても。
>>166炎をうつす瞳に水膜が張る。 けれど、―――こぼれおちることは、ない*]
(+49) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[同じ頃。 アレクセイに渡した銀細工のロケット。 教会に残っている白樺細工の小箱。 タチアナに渡した二対の首飾り。
それらは消えてしまうことはないが、一気に時を経たように。 小箱は朽ち果て、ロケットは黒ずみ、首飾りは変色してしまうだろう]
(168) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[突然の問だった為に少しばかり驚きはしたが、 姿を表したその男と声を確認すると、強ばった肩から 力を抜いて、苦笑いを。]
なあんだ、ミハイルかい。 よく覚えててくれたね、そう、サンドラだよ。
祈ってすぐにひとに逢わせてくれるだなんて、 神様はほんとに慈悲深いお方だよねえ。
[置かれた椅子に手提げを置いて、 明るく努めようと力なくとも笑って見せた。]
(169) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[扉が開く。光がまっくらな家のなかを照らしだす。 ゆめのなかのこどももわらって、外に一歩を踏み出した**]
(170) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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よく切れすぎるナイフよりも、 切れ味はそこそこででケガをしないナイフが喜ばれるものだよ。
[>>+32肩を竦めた。 過ぎた道具は要らない。ほどほどのものがあれば良い。 その方が使いやすいのだから。 国とは、そういうもの、だ。]
(+50) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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………悪いことだとは、思わなかったよ。
[>>+35イヴァンのそれには、独り言のような言葉が落ちた。]
(+51) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 22時頃
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/* 家事タイムなので鳩から。
後二時間半で落ちる事は可能かしら… まだ会話終わってないのが気がかりだけど、 あんまり引っ張るのもなあ。
(-61) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[少なくとも]
[あのままただの無になるよりは 救われたに違いない。]
(+52) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[死神の前で、誰も思い出さないなんて、辛すぎる。]
(-62) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 22時頃
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[炎が、見えた気がした。]
(-63) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[当然の様に空を切る手を悲しげに見つめ]
……、僕にとっても、救いだったよ
[触れることが叶わぬ変わりに掴んだ声に>>163言葉を重ねた。 切なげな叫びの主を、掴んだ声の主を知れば、何度も頭を撫でて貰った あの温かさを思い出して、涙が零れそうだった。]
(+53) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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/* しつこく残りすぎだっただろうか…も、申し訳ありません(土下座
前半中に破ァしてもらうお願いを聞いて下さった ぷらみやさんにも改めて感謝です。
(-64) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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まだ、ね。 欲張りなんだよ、私は。
[ミハイルの一言へは短く。]
ラビは昨日も見かけなくってね… リディヤと歩いている間に走ってくるかと思ったんだけど。 あっちこっちを走り回ってるから見かけないのかね。
ニキーシャは…昨日大通りであんた達と 話をしているところを見かけた後は…何も。
[また、ユーリーが戻っていないことを知れば]
酒場で飲んだくれてるとか、そんなでもなく?
[酒場も閉じていること、女は知らない。]
(171) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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欲張り、ね。 ――俺も欲張りかもな。
[サンドラの声に答えつつ、笑う。 …は、消える気はまだ、ない。]
…ラビの家は聞いたから、後で行ってみる気だ。昨日まで広場で朝に会ってたからな。会わないと、ちと気になって。
ニキータは見てねぇ、と。 どうも。
[海辺の方でグレゴリーがニキータと会っていればいいが、と思う。]
酒場? ……昨夜、通った際は閉まっていたんだよな。 酒場は昨日休みの日か? それとも――
(172) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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……?
[ふと何かに気付いたように視線を動かす。 祭壇。 微かな、音が、聞こえた気がした。]
なんだ?
(173) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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[祭壇の上に先ほど自分が置いた小箱。 それが、朽ち果てているのが、見えただろうか。>>168]
(174) 2012/09/30(Sun) 22時頃
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――――――― ……ッ!
[青年が、涙に濡れた顔で笑んだ。 言葉の意味を問おうと口を開くが、それも声にならず。 見つめた笑顔が、炎に包まれる。
…肩に触れた手は、炎に包まれた体を離さなかったはずなのに 温もりだけを残して、彼の体が消えていく]
ニキ、
[その温もりすら、すぐに]
…… あ
[消える]
(175) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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………――― ニキータ
[涙は、一粒落ちたかもしれない。 目の奥に残った赤を、何度も再生した。 何度も、何度も。
たとえ、彼が覚悟の上のこととわかっていても… 消えたことがわかれば、その痛みが胸に去来する。
覚えている。 忘れたくない]
アレクセイ…。
[そうして、傍らにいるであろう、提灯持ちの青年に目をやる。 彼は、どんな顔をしていただろうか]
(176) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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[寄り添う歌姫と少女の傍で、落ちた雫を拭いながら]
……、
[声に出さず、祈りを捧げる。 黒い男に、最期に願ったこと。
みんなを、―――…眠らせて、あげて]
(+54) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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|
…私は、やることがあります。
本当はそれを、ニキータに伝えたかったのですが… 彼のほうが、先にいってしまうなんて。
…先生、失格ですね。
[苦笑して、向き直る。 彼が動揺しているようなら宥め、 近くにある家に帰るというなら送っただろう。
そして、広場の向こう、家まで向かう]
(177) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
ビーニャは朝から走り回ってる子だから、 今時分に姿が見えないなんて…。
うん、具合を悪くしていたら大変だからね。 様子を見に行くのは悪くない。
[消えたかも知れないと、頭の中では掠めるが それは決して表には出さない。
ただ、続けられた酒場の話を聞けば それも長続きはしないのだろうと思ってしまう。]
え? 酒場…閉まってた?キリルも来てなかったのかい? あそこが臨時休業する時は、ちゃんと貼り紙が 出てるはずだよ、それもなかったかい。
[あと、どれだけの人が、残っているんだろう。 そんな言葉ばかりが飛びだそうとしている。]
(178) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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[優しい夢から醒まして、正しい夢の先へと導いて欲しい。 男にこの祈りは、願いは届いていたように思う。
もう、揺り籠の音は聞こえない。 大丈夫、もう偽りの夢には、堕ちることはない。]
[揺り籠のおと共に、思い出す子守唄を口ずさむ。
母が歌っていたもう一つの子守唄。 意味もなく歌っていたけれど、あれは戦を彷彿とさせるものであった。 荒れ果てた廃墟を見れば、ひとつ納得するものがある。
ただの憶測でしかないけれど、……見守れなかったから]
(+55) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 22時半頃
ラビは、それでも、その歌を口ずさみ**
2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
→ 広場 ―
[音楽が絶えたためか、波音がそこまで届いている。 かつ、かつ と靴を慣らす。
少しの咳の音も、混ざった]
… ―― あ
[見えたのは、黒>>@9]
…ニキータは、消えました。 私も、もう、…"その時"ですか?
[困ったように瞳は揺れて、口元だけで笑う。 男には、聞こえるだろうか]
(179) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
――……
解っているのでは、ないか?
[>>179 相変らず、表情には何も浮かばないままだ。]
(@10) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
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|
―前日夜・路地裏―
[広げられた腕>>90に、自分よりも小さな彼女へ身を寄せて。 背中を確りと抱きしめる。 今まで、何度も。 何度も、縋ってきた――所謂、もう一人の"母"を、刻み付けるように。]
……なんで、って。 思ったよ。
なんでこいつは――……あたしを、置いて死ぬんだろ、って。
(180) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
[訥々と、落とす、ことば。 そうして、向けられた問>>122には。 小さく笑って。]
……うん、あったよ、
逢えた、よ。
一緒に、ごはんたべて、 あったかい紅茶飲んで、
くだんないことで笑ってさぁ、
こどもみたいに、くっついて寝て、
いってらっしゃい、って、 言ったんだ、
(181) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
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[堪えきれずに、涙が落ちる。 散々零しても未だ涸れもせぬ雫は、止めど無く頬を濡らした。 そのまま、目の前の温もりに縋ったまま。 語られる、ことば>>124を、聞きながら。 "冷たいやつ"、との言には、首を振って否定する。
気にかけてくれていたのを知っている。 ずっとずっと、それこそ実の母以上に、心配してくれていたのを知っている。]
ずっと――……ずっと、 心配しててくれた、じゃない。
あたしは、嬉しかったよ、
[母のためだ、と"仕事"を始めた時も、 肯定も、否定もせずに。ただ気遣いをくれた。
それが、どれだけ難しいことかを、知っている。]
(182) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
[堪えきれずに、涙が落ちる。 散々零しても未だ涸れもせぬ雫は、止めど無く頬を濡らした。 そのまま、目の前の温もりに縋ったまま。 語られる、ことば>>124を、聞きながら。 "冷たいやつ"、との言には、首を振って否定する。
気にかけてくれていたのを知っている。 ずっとずっと、それこそ実の母以上に、心配してくれていたのを知っている。]
ずっと――……ずっと、 心配しててくれた、じゃない。
あたしは、嬉しかったよ、
[母のためだ、と"仕事"を始めた時も、 肯定も、否定もせずに。ただ気遣いをくれた。
それが、どれだけ難しいことかを、知っている。]
2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
[身体を離して、涙を拭う。 いつも、いつも。彼女にはみっともないところばかりみせているなと、苦笑交じりに。]
……、 サンドラ、それ、なぁに。
[身を寄せた時から、大事そうに抱えていた鞄を、指して。 そして、戻った答え>>125には、納品の類だろうと納得したように頷いた。]
あちこち、閉まってるもんね、
[――もう、居ないかもしれない。 それを口にするには憚られて、音にはしなかったけれど。]
あたしが送るよ、 もう――あの家には、帰らないから。
[それからも、他愛の無い言葉の応酬を幾つか。 一度自宅へ戻って、受け取った作品をまた大事に抱え直し。
サンドラを送り届けてから、 帰る場所は――家主の居ない、代書人の家。*]
(183) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
/*マウスの調子が悪い…
(-65) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
…ええ。 大分、時間はかかりましたが…
[まっすぐ、見据える>>@10]
―― 消える前に彼に会えて、よかったです。
[受け入れたことを示すように笑った]
(184) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
酒場にゃ張り紙とかは見えなかったな。 中は覗いてないが開いては無かった。
[サンドラ>>178に答えつつ、祭壇へ近づく。]
これ、誰の持ち物か分かるか?
[崩れた小箱>>168を示す。]
…カチューシャの時を思い出した。これの持ち主、消えた、かね。
(185) 2012/09/30(Sun) 22時半頃
|
|
/* ああ、これ自分へ投票できないんだ。 ほーむ。
(-66) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
/* どこに票入れておこう。
(-67) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
そうか。
もう、いいのか。
[>>184 終りを迎えたものの声が、する。 目を閉じる。]
(@11) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
/* 看取るのに時間かかったせいでやりたいこと 潰れてたら申し訳ないのです…>せんせい
もうだめな教え子すぎた
(-68) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
"そのとががゆるされ、 その罪がおおい消される者はさいわいである。"
[それは誰に宛てた詩篇であるのか。]
(@12) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
…ああ、本当は あと一枚だけ、描きたいのですが… 我侭、ですね。
……。
[閉じられた目に、目を伏せて。 ただ、相手に任せる]
(186) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
"悪しき者は悲しみが多い。 しかし主に信頼する者はいつくしみで囲まれる。"
2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
"悪しき者は悲しみが多い。 しかし主に信頼する者はいつくしみで囲まれる。"
(@13) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
……そう、か。 キリルは少し前に倒れてるし、ちょっと心配だから… 後であの子の家まで行ってみるよ。
貼り紙が無いって、よっぽどだしさ。
[ビーニャの方は頼んだと言う様に、女はそう返し ミハイルが示した祭壇へと同じように近付いて]
ん……。 この細工は、どっかから買ってきたとかでないのなら ニキーシャが作ったものだろう。
……あんたは、ほんとあっさりと言ってのけるんだね。 潔いというのか、なんというか。
[女が言わない事を、この男はあっさりと言い放つ。 実際言う通りなんだろうと思うから、腹を立てる事もないが。]
(187) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
―前日夜・ベルナルト宅―
――ただいま、
[無意識で呟いた帰宅の挨拶は、暗い室内に驚く程響いて。 僅かに、眉尻を下げる。灯りをともしても、まだどこか昏い。
持ち帰った絵画を、仕事机に二つ並べて。手前には、小箱を開いて置いた。 ひとつ、息を吸い込んで、掛けられた布をはらう。]
…… 綺麗 、
[仄かな灯りの中で、ただ鮮やかに広がる小さな海。 時間の違う、ふたつの、海。
その下に、夜空と、花。 譫言のように、きれい、と呟く。]
(188) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
[ハンカチを握りしめて、そのまま床に座り込んで。 時間の経つのも忘れて―― ずっと、見つめていた。
丸一日睡眠を取っていない身体は、不思議と、疲れを覚えないままで。*]
(189) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
…―― っ
[詩篇を聞けば、途端体が熱を持ったように熱くなる。 光が目に刺さりこみ、視界は白く濁った。
ぐら、と体が傾ぐ]
……う
(190) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
持ち主のの技量までは責任なんて取れやしないさ。 身の程に合わない道具に手を出した不明を恥じるべきだね。
[>>+50ある種の正論に、おかしそうに肩を揺らして、笑う。 道具二人が揃って何を論じているのやら。]
2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
持ち主の技量までは責任なんて取れやしないさ。 身の程に合わない道具に手を出した不明を恥じるべきだね。
[>>+50ある種の正論に、おかしそうに肩を揺らして、笑う。 道具二人が揃って何を論じているのやら。]
(+56) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
"正しき者よ、主によって喜び楽しめ すべて心の直き者よ、喜びの声を高くあげよ。"
(@14) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
[聞こえてくる子守唄に耳を傾ける。]
ああ、退屈な詩篇よりもこっちの方がいいね。
[聞き入るように目を閉じた。]
(+57) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
[描きたいもの。]
[何を、描こうとしたのだろう。]
[ただ、祈る。]
(@15) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
あぁ、頼む。 ラビの方は覗きに行って来る。
[サンドラ>>187がキリルの家に行くと言うのなら、そちらはそれに任せる。]
(191) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 23時頃
|
……ニキータの作品、か?
[さすがに続く言葉>>187には驚いて、サンドラを見た。 小箱が此処にあった理由はわからない。 カチューシャが消えた事により消えたタペストリー。 箱は――崩れた。]
……参ったな。 グレゴリーが探してたのに。
[あの様子なら余程会わなければならない用事があったのだろう。]
――すまんね。下手に誤魔化しても、此処まで来ちまえば、皆想像すんのは一緒だろ?
[あっさり言ってのけると言われて、そう答えた。 その後、参ったな、ともうひとつ呟く。]
(192) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
― 四日目・パン屋前 ― [>>26そこまで一緒に歩こうかと問われ、首を縦に振った。]
うん…お散歩する、おばちゃんありがとう。
[まだ鼻がぐすぐすするが涙は止まったようで、立ち上がる。 ぱたぱたとスカートのほこりを払ってサンドラの側に駆け寄った。]
(193) 2012/09/30(Sun) 23時頃
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|
……グレゴリーが、なんでまた。 もしかして、描いてた絵が完成したとか…なのかねえ。 随分と苦労していたものだし、教え子のニキーシャには 見て欲しいんじゃ。
[その時の様子を知らないので、女の返事は 少しばかりズレた内容になっているだろう。]
私もいつかは見せて欲しかったけど、 そこまでは時間が待ってくれなさそうだ。
(194) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
おばちゃんに子供とか孫はいるの?
[大通りは開いている店の方が少ない。シャッターだらけのそこに 目をやらないように足元と、時々サンドラを見て歩いた。 返事が帰ってくれば重ねて問うただろう。]
おばちゃん、もし、自分の子供が悪い子なら嫌いになっちゃう?
[ぎゅう、とポーチの肩掛け部分を掴んだ。 ききたくないけど、教えてほしかった。]
(195) 2012/09/30(Sun) 23時頃
|
|
―――ま、正直な所、私もそうなんだろうかと思ってた。 だけど口にするのは気が引けてねえ。
だから私もこうして、残りの時間で人と逢えたら良いなと 思ってたりするんだよ。
[もう一度祭壇に置かれた箱を見、何かを思いついたか 箱の隣に手提げの中に入れたままになっていた 赤い小箱を置く。]
(196) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
[膝を、ついた。 視界には、広場と思えない風景が映る。
同時に、思い出す]
…描き、たかった んです。
だけど、間に合わなかっ た
[ある日届けられた手紙には、二度目の願いが描かれていた。 自らを、描いてほしいと。 記憶の中の自分で、かまわないからと]
…ぁ …う
[頭の痛みがおさまらない]
(197) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
[しばらくぶらぶらと歩き回った後、家まで送ってもらった。]
ラビ、さっき走ってたのよ。 声かける間もなくいっちゃったんだけど。
なんだか大事なこと見たいだったから。 …明日、あえて話が出来たらいいなって。 おまじない、ラビにしたから大丈夫!
[ラビの後ろ姿を思い出す。なんだか忙しそうで、声をかけられなかったけれど。 おまじないしたコインがあるから大丈夫だと自分に言い聞かせた。
サンドラに手を振る。優しさに甘えてばかりだけど、もう少しだけ――]
(198) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
[揺らぐ体、濁る視界。
最初は、些細なことだった。 目を覚ませば、筆をとる手が震える。
村の医者には、大事をとって休むように言われていた。 それでも彼女に頼まれればと不調をおして、作業を続けた]
(199) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
[―― かたん
それは、突然訪れた。 頭を金槌で殴ったような強い痛み。 息すら、まともにできないような]
…… 死を忘れた のは
[己の生は本来、あそこで終わるべきだったはずなのに]
… も う一度、 彼女の 笑顔が見たかった か ら
[初めての仕事を終えたときの、その笑顔が。 何より、都での自分の支えだったから]
(200) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
…… ごめん 『 』
[ずるり、体が崩れ落ちて、そのまま荒く息をする。 目を、男と ―― その奥の"村"に向ける]
(201) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
理由は分からんが、グレゴリー、妙な咳してたな。 肺か、あれ。
[サンドラ>>194に向き直る。]
あぁ、そういや先生とか言ってたような。そういう関係なのか、あの二人。
時間? …あんたも何か、違和感覚えてるのか、他の奴らみたいに。
(202) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
[嗚呼、矢張り。
思い出させることしか、できない。]
――…… それは、見れたのか?
[その想いには、覚えが、あるから。]
2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
残りの時間? …本当、この村にいる奴ら、どいつもこいつも覚悟しているような顔してやがるな。 欲張りなんじゃなかったのかね?
[サンドラ>>196に言う。]
………人に会うのが望みだってのなら、村の人間じゃない俺ですまんかったな。
あと――その箱は? カミサマに捧げモノすると、何か良い事あるのかね?
[祭壇に置かれた箱を視線で示す。]
(203) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
[嗚呼、矢張り。
思い出させることしか、できない。]
――……
[その想いには、覚えが、あるから。]
(@16) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
"貧しい者は食べて飽くことができ、 主を尋ね求める者は主をほめたたえる。
[彼の眼に、この"村"は、如何映るのだろう。]
(@17) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
"どうか、あなたがたの心がとこしえに生きるように。"
(@18) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
―ふと思い出す、昨日の大通りの会話―
ああ、居るよ。 都って知ってるかい?大きな大きな…この村よりも大きな お店や家が沢山建ってる所で、沢山の人が居る所なんだけどさ。
そっちに行って結構長いね。
[女の語る都の様子は、色褪せて見えるようなこの大通りとは あまりにも差があり過ぎて空しくなる。 だからリディヤの顔を見ようとすれば、互いの顔を見合わせる事が しばしばあった。>>195
彼女もまた似たような思いがあったのだろうか。]
(204) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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自分の子供が、悪い子だったら……? ふーむ。
[その質問の意図は何から来るものなのだろう、と考えながら]
そうだねえ、まずは怒るかな。 だけど…どれだけ馬鹿な事をしても、大切に育てた 自分の子供だからねえ。
嫌いにならないねえ、私は。 悪い事をしたなら、怒って謝って来いって言って… 後は、戻って来たらおかえりって…言うよ。
[親ばかかねえ?と、言葉の意味を理解するに至らないだろう 小さな子へと問いながら、道を行く。]
(205) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
/* ミハイルさんかっこかわいすぎる なに…じじいの息子さんなの……?(
(-69) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
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[脳裏には、もう一枚の手紙が浮かぶ。 作業を始めてから、幾日かたって届けられたそれには
彼女の死が 書かれていた]
…… 全、部 おもいだ せ…ました
[はやり病に、倒れたのだと。 作業机に置かれたまま手紙には、彼女の弔いの場所が書かれていた]
―― ありがとう
[告げた声は、届いただろうか。 そのまま、声とともに男の体も消えていった]
(206) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
|
|
俺の家、ここから歩いてすぐ。
[海辺から広場へ伸びている道の先を指して。グレゴリーに答える。>>154 だから、運ぼうと、そう言おうとした瞬間。]
必要、ないって。どうして…
[>>156 首を振るニキータに、まるで、もう時間が無いかのように言うニキータに唇をまた強く噛む。 泣かないためか、繋ぎとめるような音を出さないためか。]
(207) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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[おまじない、片方の靴の中に入ったコイン。 教会の銀の砂に一つまみ、金の欠片が混ざっているかもしれない。 砂は、風に浚われて、消えてなくなってしまっただろうけど
母が預けたお守りも、大切な少女のまじないも、 子どもを正しい眠りへと誘う助け。
優しい想いは、子どもを歪めずに守ってくれていた。]
(+58) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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[同時に、男が"気づいていない間"に描いた絵も。 長く時が経ったように、一瞬で色褪せる。
教会に置かれたままの聖画、 代書人の依頼した絵画。
そして、自宅のさいごの一枚は ―― 途中のまま。 落とされた筆は 誰も拾いあげることはないだろう**]
(208) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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/*なにそれ辛い……
(-70) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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―現在の教会―
咳?
い、いや、私はそんなの聞いた事ないよ。 妙な咳って…いや、だって。
[グレゴリーが病を患っているなどとは聞いた事がない。 少し混乱したものの、もしや彼も同じように時間が無いのかと 思い至る。]
……うん、グレゴリーはニキーシャの絵の先生なんだよ。 グレゴリーの所に行ったら大体あの子が居て、 よく邪魔したものさ。
[懐かしむように、楽しそうに思い出を語る。 そして、忘れないように。]
(209) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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なんかねぇ、前からちょっとおかしかったんだよ。 私は糸紡ぎの仕事をやってるんだけど、納品しようと思っても 大通りに行くとそれをすっかり忘れてしまって…。
だから、こないだキリルに頼んで納品に連れてってもらったんだ。 そこからかな…止まってた私の時間が動き出したような。
無意識に避けている場所や出来事があったんだ。 納品もそのひとつだったみたい。
[違和感>>202と言われ、女なりに感じていたものを 遡って語る。そしてその終わりはもうすぐだという事も。]
(210) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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[獣がなく。悲しいからか、痛いからか。 痛くても、苦しくても、彼の音が響く。 優しく響く、切り裂くように響く。 嬉しい、けれど彼の言葉は凄く痛かった。暖かすぎて、痛かった。>>163]
……俺、以外も、救われてた…?
[獣がなく。その頬には、ぼろぼろと零れ落ちる何かが流れていて。 言葉を、噛み締めて目を閉じる。 自分と彼以外に、このセカイを望んでいてくれた事を喜び、 行くべき場所が見つかった事を悲しみ。それでも、嘆くのは違うと。]
…ありがとう。ごめんなさい…
[小さく、小さくないて、しっかりと紅を見据えて。]
(*5) 2012/09/30(Sun) 23時半頃
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/* くぅぅ
こういう、なにそれ辛いみたいな そういうのを 楽しみたくて こういう流れの村にしたのだけど
辛いわぁ……
(-71) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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―――私は戦いのための鞍に
―――絹糸で刺繍をするわ…、
―――おやすみ、私の血を分けた子よ
[自分の死や、苦しみに、悲しみに立ち向かうのは、 一種の戦いのようなもの。
戦いに赴く子を見送る母親の唄。 出かける前には、安らかに、戦いに行く前には、穏やかに、 ねむれ、ねむれ、愛しい子。
生きていれば、いつか本当にこの歌の様になっていたかもしれない。 そんなありえない、もしもを考えながら、紡ぐ歌は止めなかった。]
(+59) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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/* あれ、俺のところはデフォで自殺票(そしてもうひとつはデフォでせんせい) だったけどできない場合もあるんだ?
(-72) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 00時頃
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え、欲張りだよ。 確かに覚悟はしてるだろうね、私が辿る時間はあと少しだし。
残り時間が少ないからこそ、遣り残しがないように 誰かに逢えたら良いなと思っているんだよ。
何か嬉しい事はあったかな……ってね。 どんな小さな事でも良い、聞けたら幸せだ。
[祭壇を背にし、ミハイルの顔を見て なるほど、覚悟>>203かと頷きながらまた返す。]
いいや、あんたに逢えて良かったよ。 言い辛い事もスパッと言い切ってくれるしね。
いやいや、気持ちの良い事だ。
(211) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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/* 色々、焦って取りこぼしが多いぃぃぃ!! 悔しい。
次は、もっと頑張ろう。
(-73) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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そうか、咳は知らないか。
…あんたはよっぽどこの村の人間が好きなんだな。
[思い出を語るサンドラ>>209の顔を見る。 思わず、小さな笑みが漏れた。]
(212) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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― 四日目夕方・自宅 ―
[顔を洗う。こんな赤い目をして酒場を尋ねたら キリルに心配をかけてしまう。 酒場にいるであろうユーリーや他の誰かにも 心配させてしまうかもしれない]
よしっ!
[頬をパチンと叩くと、扉に向かいノブに手をかけた。 ふっと家を振り返る。…夕日がさす家の中を眺め、家を出た。]
(213) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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…これはねえ。 空気の読めない贈り物さ。
[ミハイルの視線の先、>>203祭壇の赤い小箱を辿る]
渡そうと思ったんだけど、今更…こんなのもらっても どうすりゃいいのさって物だから。
んで、渡せないなら神様にお供えしちまおうかなって。 丁度人に逢わせてくれた所だしねえ。
[誰に宛てたものかは言わず。 問われれば躊躇いながらも答えるだろう。]
(214) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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/* 申し訳ない、この調子じゃ誰か死ぬのはちょっと無理がありそうなので、パスおねがいしますです。 遅くなって本当にすまなんだ…orz
台風とか色々御大事に、です。(もふもふ)
(-74) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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/* 後30分…
返しwwwwwwきれないwwwwwwww
(-75) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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…『思い出したくない』記憶ってのが、存在してるのは、分かるな。 無意識に避けてる、ってそれだろ。
思い出したら終わっちまう…か。
で。 あんたなりに、その『避けている』場所や思い出を辿っていた訳か。 ……それがそろそろ『終わり』そうなのかい、サンドラ?
(215) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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俺に会えて良かったとか。
[くく、と笑い。]
サンドラ、あんたは珍しい人間だな。
その欲張りなあんたは、人から『幸せの報告』でも聞けたのかな。 そんな顔してるって事は。
(216) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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贈り物? 要らなくなっちまったのか? 「こんなもの貰っても」って事は、そいつは消えてねぇんだな?
……誰宛だい? 俺が聞いても分かるかどうか、だがね。
[サンドラと箱を見つつ>>214、問うた。]
(217) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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―もう一度思い出す、昨日の大通り―
…あれまあ、あの子がわき目も振らずに そのまま行ってしまうってあるもんなんだねえ。 いつもなら大体、呼んだら止まってくれるのに。
[リディヤからおまじないの事を聞くと>>198 その年頃の愛らしさに、女は穏やかに笑って]
そうか、おまじないを掛けてくれたのかい。 それなら…
[それでも、どうしてかその言葉の先を続ける事が 出来なかった。 誤魔化すように何度も何度も頷いて、やがて辿り着く彼女の家。]
[杞憂でありますように、と扉が閉じられるまで女は祈る。]
(218) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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[>>164 呼ばれた声に、しっかりと目線を合わせるように。 軽く、首をかしげる。普段の、会話をしているかのように口元を歪めて。 >>165 次の音が聞こえれば、目を、軽く見開いた。]
に、きーた、!!
[最後の音が広がり、青年が目を閉じる。思わず、手を伸ばしてしまって。 それを何かが阻むように、炎に包まれた。 それでも必死に手を伸ばし、何かを掴もうとする。] [炎は] [手に、ぬくもりだけを残して] [目の前で] [―――。]
(219) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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/* おおっと。 更新時間を勘違いしてた、ぞ。
(-76) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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―教会―
…もう、そろそろかなと思ってるよ。 終点は、私の家。
だから夕べも結構ヒヤヒヤしたもんだよ、 今日という日を迎えられるのかどうか。
[遣り残しがあるとで無理やりに止めている記憶。 それももう限界なのだろう事は女にもなんとなしに解る。]
(220) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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[自分の首を片手で掴んで、片手は炎を握り締めたまま息と共に声を殺す。 彼の、名を呼んでしまわないように。 頬には、すべり落ちる多くの粒。 ただ、笑っているような、悲しんでいるような、苦しそうな表情で消えた炎を見つめた。* ]
(221) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 00時頃
青年 イヴァンは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 00時頃
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/* お疲れさまですー!
パス了解しました、ですよ! (じーじもふもふ。なでなで。)
何とかなって一安心です。ご心配おかけしました。 (ゆるく尻尾をひと振り。もふられてご機嫌。)
じーじも無理しちゃだめですよー? (腕もみもみ。)(セクハラ。)
(-77) 2012/10/01(Mon) 00時頃
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そりゃどうも。
[珍しいと言われると、>>216口の端を大きく上げて]
ああ、結局本人から聞けたのは一人だけだったけどね。 ずっとずっと気にしてた子だったから…… 嬉しい事があって、それを語り合える人と逢えたって。」
ほっと、したよ。
後は本人からは聞けなかったけど、見たものなら… カーチャのタペストリーに赤い糸の装飾が施されたものを。 あの子はちゃんと完成させる事が出来たんだなって。
[それが彼女の直接の幸せなのかどうかは、 女の憶測に過ぎないが、やりきったのだという事を伝えようと]
(222) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 00時半頃
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…終点まで見えてんのか。
明日の朝は、迎えられそうかい?
[サンドラ>>220に呟く。]
(223) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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/* あれくせいちゃんかあいい……
(-78) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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[話>>222を聞く。]
ふぅん。 あの嬢ちゃん、何だか赤を気にしていたものな。
[ルビーの指輪を撫でて。]
……そうか。 満足してたら、いいな。
そのもう一人の誰かも。
[祈るように口にした。]
(224) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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要らない、そうだね。 もう今の村には必要ない物かも知れない。
[ミハイルの問い>>217には、僅かに驚いたように眉を上げ]
あんたは察しが良いね、渡したかったのは 今話した子で…昨日あんた達大通りで話してたろ。 何か色々貰ってたあの子。
…タチアナって子でさ。
[箱を見遣り、それを結んだ毛糸を整えて]
あの子が少しでも楽になるようにって、貯めてた金なんだけど。 店がばんばん閉じてるってのに何しろって言うんだって思って。
(225) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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…タチアナ?
……そうか。タチアナなのか。 そうか……。
[出された名>>225に驚いて。]
幸せに、なったろうな。 そういう顔してた。
…うん。
(226) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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/* ごめんなさいね、本当に……!(もふぎゅ。しっぽなでりこ。
じじいのよれよれの腕モンでもセクハラにはならないわ! ありがとうありがとう…!
(-80) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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アレクセイ、さん。
ありがとう、優しい夢を見せてくれて
嫌な記憶を、忘れさせてくれて、
[それで救われた。 寂しさや、悲しさや、苦しみで、 狂うことなく、こうして正しい眠りにつけるのだから
夢を紡いでくれた彼に 夢から醒ましてくれた男に
感謝していた。こうして、いられることに、 ちゃんと終わりに迎えることに、]
(-79) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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……迎えたいね。
[問いに対する>>223答えは希望の形で。 引き伸ばすのも限界だとは解っているが。]
(227) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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/* あー、グレの絵に対して回せねぇ…。 明日やる……!
すまん、グレ。
(-81) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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