
211 ラズヴァリェナの幻
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ニキータに7人が投票した。
ニキータは村人の手により処刑された。
グレゴリーに5人が投票した。
アレクセイに1人が投票した。
グレゴリーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、サンドラ、リディヤ、タチアナ、アレクセイ、ミハイルの5名。
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-教会-
じゃあ、ラビの家にも行ってみるかね。 グレゴリー見かけたら、小箱の事を伝えなきゃならねぇしな。
[歩き出しかけ、それに気付く。]
これ、何だ? 絵? 随分と古い絵だな?
[それがグレゴリーが描いたもので、彼の消滅により変色したものだとは気付かない。]
(0) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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[教会を出て、ラビの家へ向かう。 その家の前で、何度かノックをし、声を掛けるだろう。 何の返事も無ければ、軽く肩を竦め、歩き出す。
グレゴリーを探し――村中探し回っても姿が見えないとなれば、もう一度、肩を竦めた。]
…消えちまったのか、な。
[指輪に問いかけるように漏らした。]
(1) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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[紡ぐ歌は途切れることなく>>5:+59 優しく、せつなく、紡がれ続ける。]
[眠って、受け入れて、そして、眠る。 幾度繰り返せば、終わりは訪れるのか。
それを静かに待っていた。]
(+0) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 00時半頃
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-宿-
よぉ、あんたはまだ残ってんだな。 明日の朝も会えるといいな。
[まだ残っている宿の主人にそう呟いててから、手を振って部屋へと戻った。**]
(2) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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―教会―
そうかい、それじゃあ私もキリルの所に行ってみるよ。 誰かに逢ったら、よろしく伝えておくれ。
[同じように女もその場を後にしようとするが、 ミハイルが何かに気付いたのを覗き込み]
……絵。
[絵と言われ、続けて思うのはグレゴリー。 彼が妙な咳をしていた事を思い出し、その可能性を考えるが 黙って女も教会を出る。]
(3) 2012/10/01(Mon) 00時半頃
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[家の戸を叩く音>>1]
ミハイル、さん… 僕ね、守りたいモノ、守れなかった。 [最期に誓ったモノ。守れなかった。 だから、せめて……優しい人たちの穏やかな眠りを、見届けようと
歌い、歌い、祈り続ける。**]
(+1) 2012/10/01(Mon) 01時頃
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[―――…どれくらい、経ったか。 ようやく落ち着いたのか握り締めた手はそのままで、首から手をはなし。 ぼんやりとグレゴリーを見つめて首をふる。>>5:177]
…失格なんて、そんなこと、ないと思う。
[それっきり黙り込んで。 立ち上がり、そのままフラフラと足は自宅の方へ向かう。 グレゴリーに送られて、家の前までたどり着けば、ゆるく笑って礼を告げてから家に入った。]
(4) 2012/10/01(Mon) 01時頃
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―大通り→酒場―
[秋の風を余計に冷たく感じさせるかのような寂しさ。 現在の大通りはそんな様相を醸し出していた。]
キリル、キリルやー。 私だ、サンドラだよ。居るかい?
[何度呼んでも返事の無い家、近所にまだ残っている人を 見つけては尋ねるが、返答は空しいものばかり。]
[酒場に向かっても、確かにミハイルの言う通り 貼り紙ひとつないままに店は閉ざされていた。]
…辛気臭いのは嫌だってのに。
[場違いな文句を言わないと、堪えられない。]
(5) 2012/10/01(Mon) 01時頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 01時頃
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[辺りが暗くなりかけた頃に、家へ戻ろうと歩き出す。
あれだけ行き交っていたランタン持ちの数もほぼ無いに等しい。 女はアレクセイの姿を思い、彼はまだ居るのだろうかと 足を止めて見回してはまた歩く。
見かけなくなった人々の姿も、もしやと振り返るが 静けさが広がっているだけだった。]
(6) 2012/10/01(Mon) 01時頃
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―自宅―
[ぼふり、とソファーに倒れこむ。 思い出すのは、あの紅い色。 寝返りをうって、天井と彼から貰ったお守りを見つめる。 月の光のような輝き方をしていたロケットは、生み手を失ったせいなのか黒ずんでしまっていて。 そこで漸く、炎をつかまえようとしていた手を開く。 当然、その手には何も残っておらず。]
…、………い。
[絶対に、忘れないようにと。 忘れずにいようと、ロケットを握り締めた]
(7) 2012/10/01(Mon) 01時頃
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[……空の色は静かにオレンジ色に色づいて。 もうすぐ、夜が主役になるような、そんな時間。 じっと眺めていたそれを、大切にポケットにしまって、 護身用にと入れていた短剣をテーブルの上に投げると立ち上がる。 利き手にはランタンを握っていて、慣れた手つきで灯りを入れた。]
俺は、きっと。
[前の時のように、おいていかれるから。 そうなる前に、糸が全て手から離れてしまう前に。 靴を鳴らす。 もう糸を、ぐしゃくしゃに混ぜる気は無い。 それでも完全には、手放せずにいた。]
(8) 2012/10/01(Mon) 01時頃
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青年 イヴァンは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 01時頃
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[自分から手を放してしまうのは怖いから。 後は、解けていくのを、手を出さずに見ていよう。] [それが、俺にできる、精一杯だと。獣は瞳を閉ざした。]
(*0) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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[自分から手を放すことはしない。 その代わりに、縋ることもしないようにと心に決めて。 ようやく青年は、扉を閉めた。]
(9) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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/* ん、もしかしてアレクセイさんと遭遇可能か。 もしそれが叶ったら、おばちゃんもう成仏フラグ達成間近!
でも最終日に残るのも視野n
(-0) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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[ぼろぼろに擦り切れた風景画のように、崩れ落ちそうな景色。 その瓦解を留める存在を嗅ぎ取って傭兵は笑った。]
健気なことだ。
[無駄だとは言わない。 少なくとも、己の歩んだ人生よりもよほど、優しい幻を見せてもらった。
不意に蘇るのは、やはり笑っている少女。]
(+2) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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居なくなったら、何処に行くんだろう。
[何処にも行けず、無に帰るのか。 それとも、皆同じ所に行けるのか。
考えても詮無い事を描いて、女はしばらく 大通りの真ん中で立ち止まっていた。]
(10) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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― →大通り ―
ファロ、ファロティエでござい。
[多くの店が商売をしていない通りに、眠たげな青年の声が響く。 ゆっくりと、ゆっくりと。 活気が無くなってしまった通りなど見えていないかのように、石畳を鳴らして歩く。 普段より少しだけ声を張れば、近くに居た者は気が付くかもしれない。]
(11) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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/* なんか、なんかー! じわっと来てる場合じゃないんだけど!
ファロティエでございって台詞が出たの久々で、 なんか物凄く懐かしくなった…!
(-1) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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―――…。
[足を止めている間に、ランタン持ちも少しは増えたらしい。 彼らの声が大通りに漂う寂しさを打ち消してくれれば良いと、 その声のする辺りを振り向く。]
…アレクセイ。
[今日は本当に、神に感謝しなければならない日だなと 女は思わず胸の前で手を組んで、彼にゆっくりと近付いて行く。]
(12) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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[>>5:+37彼女の話。甘い夢ばかり見ていてもどうしようもない。 分かっていたけれど、それでも自分は甘えていたんだ。]
[……あの子のほうが、大人じゃないか。]**
(+3) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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[―――ふと、思う。 消えた者達に、俺の声は聞こえるのだろうか、と。 また、彼らに会うことはできるのだろうかと。 そこまで考えて、自分を嘲笑う。
…誰が、自分を縛り付けていた原因に会いたいのかと。]
それでも、また会えれば。
[なんて、甘いか。と苦笑した。]
(*1) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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[浮かんだ幻に、そっと頭を振る。 自分の行先は地獄だ。
彼女と、同じところへは行かれまい。]
さよならだ、今度こそ。
[未だに消えない気配に背を向けて、廃墟の街をただ眺める。**]
(+4) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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……アレクセイ!
[しばらく彼に付かず離れずで付いて居たが、 いつもこうだっただろうかと思う節がいくつかあって、 たまらずに少し大きな声で彼の名を呼ばわった。]
[周りを見ていないのか、見えていないのか 若しくは見ようとしていないのか…それが良く解らなくて。]
(13) 2012/10/01(Mon) 01時半頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 01時半頃
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[自分の名を呼ぶ声が聞こえてちらり、とそちらへ目を向ける。>>13 その姿は、見知ってるというよりかは良く見るという表現が正しく。 にこり、と笑ってみせながら]
…サンドラ。どうかしたの?
[声をかけながら、彼女の方へよった。 何もないように、変わっていないかのようなトーンで]
……何かあった?
[首を傾げながら訊ねただろう**]
(14) 2012/10/01(Mon) 02時頃
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やあ、こんばんは。 どうしたのさ、なんだかぼんやりしたようだったけど… 疲れてるとかそんなかい?
[挨拶は普段通りに。 それから、昼間にミハイルとの対話の中にあった事柄を 思い出して、表情を改めた。]
……何か、うん。そうだね。 あんた、今日何処かでビーニャやニキーシャを見なかったかい? 昼間にミハイルから聞かれたんだけど、私も見てなくてね。
[静かな大通りの真ん中で、女の声は良く通るか。 それぞれの名前の部分は強調するかのように、更に大きく 告げた。**]
(15) 2012/10/01(Mon) 02時半頃
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―ふと振り返る、昨日の路地裏での対話―
ほんと、そう思うよねえ。 大切なもの程、先に行っちゃうんだから困ったもんだよ。
置いていかれたこっちは…泣くか、笑うしかなくってね。
[同じ悲しみを背負った彼女へ、苦笑と軽い文句を交えた言葉を。 背の高い彼女を抱き締めようとするが、逆になってしまったようで ある意味では彼女に慰めてもらっているかのよう。>>5:180]
(16) 2012/10/01(Mon) 02時半頃
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[途切れがちながら語られる、幸せな時間の物語。>>5:181 女はそのひとつひとつに頷いて、それは嬉しそうに微笑んだ。
女が願った一人の娘としての幸せを、 彼は彼女に与え共に過ごしてくれたのだ。]
それは…なんて。 素敵な時間だろうね――…
[「おかえり」が言えなかっただろう事も、最後の言葉で察して 彼女の背に精一杯手を伸ばし、抱き締めた。]
(17) 2012/10/01(Mon) 02時半頃
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あんたはほんっと、優しいね。 言ってみれば心配するだけしてそれだけだったのに、 そう言ってくれるなんてさ。
…ありがとうね、本当に。
[それ以上は浮かんで来ない。 彼女の優しい言葉に、涙を零さないよう堪えるのに 必死になっていたから。
いつの間にか、励ましてもらっているのは自分なのだと気付いた。]
(18) 2012/10/01(Mon) 02時半頃
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[帰り道、自宅には戻らないと言うのには>>5:183 恐らくベルナルトの自宅へと向かうのだろうと思い]
…それじゃあ、一緒に行こうか。 初めてだねえ、あんたに送ってもらうの。
[嬉しそうに彼女を見上げ、家路に就く。]
…それじゃあ、タチアナ。 道々気を付けて行くんだよ、良いね。 何かあったらこっちまでおいで。
[先に自宅へと着いてしまうので彼女を見送る事になるが、 別れ際に「また明日」とは言えなかった。]
[先に、自分が居なくなってしまうかも知れないから。**]
(19) 2012/10/01(Mon) 02時半頃
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― 4日目昼・大通り ―
うん、行ったことあるよ。パパとママと一緒に行ったの。 人がいっぱいいて、神父さんじゃなく学校でお勉強するんだよね? お店も色んなものがいっぱいおいてたの。
でもリディヤはおばあちゃんと一緒にいられる ここが好きだなぁ。
[都を知ってるか、と聞かれて思い出す。 両親とともに色々買い物をして、そして、 その後、どこかに向かったはずだ。どこだっけ? ざわざわする。こわい。]
ひょっとしたらおばちゃんの子どもにも あってるかもしれないね。
[気を紛らわすために言ったが、ほんとうにそうだったら 嬉しいな、とも思った。]
(20) 2012/10/01(Mon) 07時頃
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[>>205考えるサンドラを覗きこむように上目使いで見る。
怒るという言葉に悲しくなって足を止めるが、 続く言葉は厳しくて優しい。]
ほんとう?……そっか。教えてくれてありがとう!
[いつもの満面の笑みではなく安堵の笑みを浮かべまた歩きだす。 親ばかの言葉には意味が分からず、 首をかしげてサンドラの方を見ただろう**]
(21) 2012/10/01(Mon) 07時頃
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― ? ―
[黒衣が晴らしてくれた眼に見えた、残骸たち。 そうなった理由と、最期の記憶は密接に繋がっていた。]
[地面に縫い止められる身体。 皮膚を抉り裂いて貫く刃。 見せしめのように、どこかへ引きずられて。]
[しかし死の足音が忍び寄るまで、ひどく時間がかかった。 手足を動かすこともできない。 せめて他の人はどうか、と請うた喉も、潰されて声があげられない。]
[無力さを味わいながら。 ――――ただ見ていることしか、できなかった。]
(+5) 2012/10/01(Mon) 13時頃
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[やさしかった“あの頃”に、戻してください。]
[今際の際に願った欠片は、“だれか”によって掬われたはずなのに。]
[変わらぬ日常を営む村も。 既に死を知っている人々が、何事もなかったかのようにいてくれるのも。]
[これは違うんだ、とどこかで声が聞こえた瞬間。 みんな、曇り硝子の向こうにいってしまった。]
(+6) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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/* 墓ログさらってきたが、時間軸とか現在地って そこまで深く考えなくてもよさげなのかな。
(-2) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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/* みんな死んだ時期けっこうバラバラなのよな。 ぼかしたけどニキータは戦争?で村が破壊された時に殺された想定。
でも俺以外の墓面子、全員戦争の前に死んでるぽい?
(-3) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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/* 夢の中の年齢=享年だと、ビーニャやカーチャと 実際の歳の差が縮まりそうなので、みんなが存命時の年齢に 合わせてる方が辻褄合うかなーとかうだうだ。
こまけぇこたあいいですか!!
(-4) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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[あかい、あかい炎が灯る。]
(+7) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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[最初は今にも消えてしまいそうな、幽かで儚げで、小さな灯火。
だけど口ずさまれる夜の唄と、子守唄。>>5:+46>>+1 ふたつの包み込むようなやさしくて切ない調べに、ゆらりと揺らめいた。
それから少しずつ大きくなって、そして。 炎が消えたかと思えば、入れ替わりに。
灯火と同じ真紅のいろした髪の青年が、 瓦礫の傍、目を閉じたまま横たわっていた]
(+8) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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ん……
[ゆっくりと引き戻される、沈んだ意識。 瞼が微か震え、両の眸が開かれる。
寝起きのような調子で、ゆっくりと身を起こした]
(+9) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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[この身に起こった出来事を忘却しているわけではなく。 二度目の“おわり”が、すぐに記憶として蘇る。 しかし、自分はまだここにいる]
まだ、全部…………終わったわけじゃ、ない、から?
[全員が夢から醒めたわけではないと。 現に自分が糸の果てにいると思ったアレクセイは、残っていて。 それぐらいしか、理由が思い浮かばない]
(+10) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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[もうあの時のような苦痛も寒さも、残ってはおらず。 それにしても、]
これで、やっと……“視える”なんて、な。
[落ちていた長い前髪を、再び無造作に掻きあげた。
目の前に広がる廃墟の光景ははっきりとしていて、 曇ることもなければ揺らぐこともない。 杖は消えてしまったが、もう頼る必要はないだろう。
日常を繰り返そうとして、完全になりきることができず。 全てを思い出して漸くかつての自分に戻れたというのも、皮肉な話]
(+11) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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…………………はぁ。
[与えられた切に望んだものを、損なって。 更に死んでからも、他人に迷惑をかけ倒して。
こうして行いを自覚すると、何よりも先に溜息が出てきた**]
(+12) 2012/10/01(Mon) 13時半頃
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―前日昼・ベルナルト宅―
[ショールを髪紐代わりに、髪を一ツに纏めあげて。 ここで待っていた時と同じく、室内を隅々まで磨き上げる。
意味のある行為ではない。解っている。 けれど、どうしても、やっておきたかったことだから。
機敏であるとはいえなかったけれど。 要領よくも、出来なかったけれど。
ただ、綺麗に。]
(22) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[ 慣れぬ作業を終えて、額に滲んだ汗を拭う。 ]
こんなもんでいいかな、
[自分の家ですら、ここまで念入りに掃除したことなどない。 基準点の曖昧な作業にケリをつけて、椅子に腰を下ろした。]
…… つかれた、
[ぐ、と四肢に力を込めて、強張った身体を解しながら、なんとなしに。 なんとなしに、視線を向けた先の細工の――その様子に、目を瞠る。]
(23) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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……え、
なん、で?
[手にとったエナメル細工は、長い時を刻んだかのように変色してしまっていた。 何か悪いことをしただろうか、と、服で拭ってみる。 うつくしい細工は、褪せても尚うつくしいままだったけれど、それでも。
"夜空"も、"花々"も、どちらも変わってしまったのが、どうにも受け入れがたく。
躍起になって、何度も、なんども。 擦ってみたり、磨いてみたり。
――それでも、細工が刻んだ"時間"には、敵わなかった。]
(24) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[掌の上の小さな死。]
["こども"が、こんな簡単に死んでしまう、その理由をぐるぐると考えて。
導き出されたのは、]
……ニキータ、
あんた、死んだの …?
[ 血液すら、その名残すら残さずに。 ただ、タチアナにハンカチだけを残して、消えてしまった家主と、同じように。
きっと、彼も。 "こどもたち"を残して――……、]
(25) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[ 残された、現実を得た首飾りを、いつくしむように撫でる。 劣化した鎖は、小さく哭いている。]
……皆、生きてた、じゃない。
[ これが、 儚いゆめだと、 気づかせるように、 ただ。
キィ、と。哭いていた。]
(26) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[生きている 生きて、いた。]
[いつからか、それは過去形で。 タチアナ自身も、とうに気づいている。]
[ それを認められないのは、少しでも。 ]
["しあわせなおんな"として、生きていたいからだ。]
(27) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[やりきれない思いを喉の奥に詰まらせたまま、首飾りを箱に戻した。
――まるで、棺桶のよう。
浮かんだ連想を、ばかみたいと笑い飛ばした、つもりで。 吐息が漏れる。]
きれい、なのにね――……、
[どうして時間は、待ってくれないのだろう。 生きている限り、等しく与えられる死という祝福から、なぜ逃れられないのか。
無理やり落とされたその口付けを、受け入れたくないと首を振って。 こうして日常を綴ることの、何がいけないというのか。]
(28) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[どこか皆、諦めたような顔で居るのも。 少しずつ、村から活気が失われていくのも。
タチアナの望んだ、そして――妬んだ、"しあわせ"が、消えて行くのも。]
なんで、なんだろうね、
[語りかけた絵画が、端から静かに褪せていく。]
[ 言葉が、出なかった。 ]
(29) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 19時頃
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―夕方・自宅周辺―
[反射的に、代書人の家を飛び出していた。 ニキータが居なくなって、グレゴリーも、恐らく――……]
[知った顔が、ひとつ、またひとつ消えていく。 知った名前が、消えていく。
自宅のある通りも随分と閑散としていた。]
(30) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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|
[あまり近所付き合いに積極的な方ではなかったけれど、娼館に属さない者として。 ここの住人たちとは助け合いながら生きてきた。
彼女たちは、皆。かたちの違う孤独を抱えて、生きている。]
[ひとつ、ひとつ。 扉を、叩いて回る。]
[ 「……が、居なくなっちゃったんだ」 ]
[ 「 ターニャ、よかった、生きてたの 」 ]
[ ―――― ]
[ ―― ]
[ ]
(31) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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[這いつくばってでも生きていた、彼女たちは。
――半数以上が、行方も知れず。
生き残っているものたちも、来ないかもしれない"明日"に、怯えて居た。]
……みんな、 またね、
――生きるんだよ、
[ およそ、タチアナらしくない言葉に、顔を出した彼女たちは目を瞠ったけれど。
曖昧に、微笑んで。
手を振って、皆自分の生活に戻ってゆく。]
[それを、見送って。 暮れ始めた空を見上げた**]
(32) 2012/10/01(Mon) 19時頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 19時頃
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[>>+8収束していく炎をうつした水膜はゆらめいて。
かすかな歌声はそのままに、そっとまぶたを落とした。]
(+13) 2012/10/01(Mon) 20時半頃
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[金糸が火の明かりを浴びて、橙に染まる。 目の端に映ったそれ>>+7を見れば、橙が消えると同時に、既知の男が横たわっているのが、見えた。]
………やあ。
[彼の溜息が落ちたのちに、音もなく傍に立つ。]
(+14) 2012/10/01(Mon) 21時頃
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/* さて…少し考えタイム。
リディヤちゃんとも何かしらのお話をした上で逝きたいけど、 あんまり贅沢言っちゃいけないなー。 昨日の寝しなのログを見た感じ、アレクセイさんからは 特になさそうなのでこのまま別れて6日目の行動…かな。
なんとなくミハイルさんは最終日に残るのを望んでるように 見えるので、彼にあれやこれやと隠さずにお話している おばちゃんは今日辺り落ちのが良さそう。
ちょい考え中。
(-5) 2012/10/01(Mon) 21時半頃
|
|
[痛みはない。寒さもない。 ただ頬はひりついていて、目元をごしごしと拭う。 生きていた時さえも、あんなに涙を流したこと、あっただろうか。
ベルナルトが近くに立っていたのは、その後。 声をかけられて漸く気づいたようで>>+14]
(+15) 2012/10/01(Mon) 21時半頃
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|
ベーリャ。 ……いつの、まに?
[視界が明瞭になっても、鈍感なのはさして変わらず。 先程の仕草を見られたのではないかと思うと、 少しだけ落ち着かない心地もしたが。
光が戻った両の灰緑は、しっかりと彼の方を見つめ返していた]
(+16) 2012/10/01(Mon) 21時半頃
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|
ついさっき。
[そっとニキータの傍にしゃがみこむ。 その灰緑を、鮮やかな青が見返した。]
(+17) 2012/10/01(Mon) 21時半頃
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|
………、
[ハンカチを取り出そうとして、そこに何もない事に、気付く。 嗚呼、あれは彼女に渡してきたのだっけ。]
あんまり擦ると、腫れちゃうよ。
[手を伸ばす。 彼が逃れないのなら、その頭を撫でるつもりでいた。]
(+18) 2012/10/01(Mon) 21時半頃
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/* 考えている間にアレクセイさんが! とりあえずはお話の流れ見てからにしよう。
(-6) 2012/10/01(Mon) 21時半頃
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んー…………目元、濡れたままじゃ。 みっともない、し。
[その口振りから、やはり見られていたようで。>>+18 なら隠してもしょうがないのだが、答える声は小さかっただろう]
? …………いや、俺。 そこまでしてもらうほど、子供じゃ、
[ベルナルトが伸ばした手は頭に触れて、そのまま撫でられる。>>+18 嫌がることも払いのけることもないが、少しだけ眉根下げて、 肩口に垂らした赤毛を弄んで]
(+19) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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早く渡しに行けなかった俺が、悪かった…けど。 あれ、実際につけてるとこ……見てみたかった、な。
[少しの間下を向いていた視線を、再び彼に戻した時。 その金糸と蒼い眸を見て、ぽつりと呟いた]
(+20) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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…ちょっと、色々あって。 考えながら歩きまわってたから、ぼんやりしてるように見えたのかも。
[必死に笑って。上手く笑えていただろうか。 表情が硬くなった彼女を見れば>>15、こちらも口の端を引き上げるのはやめて。]
ラビ?そういえばまだ見てないけれど…。 ニキータ、は…………
[言おうか、言うまいか。 音に出してしまえば、自分が見た事を現実として認めてしまう事になりそうで少しだけ躊躇する。 やがて、小さく息をすってサンドラの瞳をじっと見つめて。]
(33) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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[薄闇に灯火が揺らめき、消えた場所に予想通りの姿が現れた。
どんな顔をしたらいいのか分からず、 相変わらず子守唄を口ずさみながら、視線を落とす。]
(+21) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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|
――――…消えたよ、目の前で。
[無意識の内にポケットにある御守りをぎゅっと握り締めて俯き。]
炎に、つつまれて。目の前で消えちゃった。 わらってた、んだ。ニキータ。
[段々と、声は小さくなっていって。上手く彼女に伝えられただろうか。]
(34) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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[視線は虚空を彷徨う。
早く、早く、会いたい。 でも、待って、もう少しだけ。
夢の終わりを、見届ける、まで。]
(-7) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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[あの時をなぞって、光の差さない深い深い淵に沈みかけた魂。 ただあの時と違うのは。 守るような、導くようなふたつの歌声が掬いあげてくれたこと]
…………。
[今もまだ歌っている、少女と少年と。歌姫の姿もあっただろうか>>+13>>+21 歌声を邪魔しないように、そっと眸だけをそちらに向けて。 こうして再び会えたことに安堵もあったが、やはり複雑な心地]
(+22) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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―夕暮れ時の大通り―
…大丈夫かい。 仕事を重んじるのは立派な事だけど、あんたが倒れたりしたら 夜の通りが寂しくなっちゃうよ。
あんまり無茶はするもんじゃない。
[女がそんな風に言うのも、彼の笑みがどこかぎこちなく 見えて>>33身体の調子が悪いのだと思い込んでいて。]
(35) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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[夜の浜辺を歩む。 ずっとそうしてきた、ように。
見上げる空はくっきりと星をうつす。]
2012/10/01(Mon) 22時頃
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……そう。
[彼が何か言い澱むのを、何らかの確信を持って見つめていた。 だからニキータが消えたと告げられても、そう大きな衝撃には ならなかった。]
…笑ってた、って? 何が……あって。
[彼もまた、何事かをやり切って逝ったのだろうか。 酷ではあるだろうが、アレクセイに問おうとその顔を見上げた。]
(36) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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僕が触りたいんだよ。 君の髪、きもちいいから。
[>>+19 にこりと笑って、赤毛を撫でる。 流石に、抱き寄せてやるのは彼の矜持を傷つけるに違いない…――と踏んでのこと。]
(+23) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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うん。 僕も、付けたかったな。
[ほんとうのときにも このときにも 見る事が叶わなかった首飾り。
きっと、美しかったに違いない。 ”こえ“が、そう言っていたから。]
持たなくて、…ごめんね。
[口元だけは笑みを作っていたけれど、表情は悲しげだった。]
(+24) 2012/10/01(Mon) 22時頃
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[ちらりと顔をあげれば、視線が絡み>>+22一瞬だけ、歌が途切れた。 だが、すぐにまた紡ぎ始めて……
夢の中での、無邪気な子どもらしい笑みとは程遠いけれど 夢から醒めて良かったのだと言う様に、淡く微笑んだ。]
2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[ちらりと顔をあげれば、視線が絡み>>+22一瞬だけ、歌が途切れた。 だが、すぐにまた紡ぎ始めて……
夢の中での、無邪気な子どもらしい笑みとは程遠いけれど 夢から醒めて、自分は良かったと言う様に、淡く微笑んだ。]
(+25) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[ベルナルドが赤毛を撫でる様を見ながら、 家が怖いと泣いているときに、触れてくれた優しい温度を思い出す。
兄代わりのような、優しい人。 もっと傍にいて、もっと早くに気付けていたら、 もう終わりにしようと言えただろうか。
過ぎたことを考えても仕方がないことと分かりつつも、 そんなことを思ってしまう。]
(+26) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 22時半頃
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手触りなら……自分の髪、触ってた方が. きもち、よさそうだけど。
[髪を褒められるのは、幼い頃の正反対の思い出がちらつくせいか どうも上手い返しができない。>>+23
ただ、彼なりに慰めてくれようとしているのでは、とは 思っていたから。それを口には出せなくても、感謝して]
(+27) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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ターニャとの、こと……会うまで、知らなかったんだけど。 二人分、作ってみたんだ。
大切なひとと、いっしょに、つけたら。 もっと、あれも輝くって、思って……
[そこまで口にして、ベルナルトの表情の変化を感じ取る。>>+24 笑っていても、嬉しいのとは違う。これは、]
………………ごめん。 ベーリャのこと、責めたいわけじゃ、ないんだ。
[自分の言葉で気を悪くしてしまっただろうかと、こちらも謝り返す]
(+28) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[生前も、夢に囚われた日々も、うつむきながら歩んだ村を、顔をあげて目に焼きつけんとするかのようにゆうるりと廻る。
吐息にのせるように歌を紡ぎながら。]
(+29) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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― 画室のあった場所 ―
[ゆっくりと、瞼を開ける。 床に倒れ伏していたようで、ゆっくりと起き上がる。
視界に映ったのは、―― ぐしゃぐしゃになった部屋。 雨風に晒されたのであろう。
日差しを遮っていたカーテンは、 もはや襤褸切れのような有様で。 棚も、画板も全てが、破壊されている。 ―― これは、人の手によるもの]
…ああ
[自分の死後の様子を、目を背けず見つめていられただろうか。 あの触れるだけで、かたかたと音を立てた机も、 調色板も、全てが壊れている。 おそらく村全体が同じように]
(+30) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[何を、彼女に伝えればいいのか。 自分の中で整理がついていない、幻のような現実を。 少しの間だけ黙り込んでどのくらい経っただろうか、それは短いようで長い時間。 ……ようやく、口を開く。]
救いだったって。ありがとうって、言ってた。 …黒いやつに頼んだとも、言ってた。
[独り言に近いような、そんな声色で。]
…どうして、頼んだかとか、詳しい事は分からない。
[首を、左右にゆるく振る。]
(37) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[見回せば、部屋の端。 放り投げられたように裏返しで、一枚のキャンバスが置いてある。 どの絵だっただろう。
表を見ようと手をかければ そのまま通り抜けて。 なんの感触も、感じられない]
……終わり、か。
[掌を見つめ、ゆっくりと握る。 既に、何もできぬ身であったことを実感した。
これは、さいご、の続き]
(+31) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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/*さあてこれからどうしようかな
んーー どうしたら綺麗にまとまるだろう 迷う……
(-8) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[―― かたん
風に、壊れた窓枠が震える。 聞こえてきた子守唄に、家を出た*]
(+32) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[木の葉が散る。]
[ひらり]
[ほろり]
[崩れた石だたみのうえ。]
(+33) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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/*取り敢えず大通り行ってみる?
んー、それにしてももうちょっと様子見したい感じだなあ うーん……
(-9) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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そうかな。 ニーシャの髪、柔らかくて好きなんだ。
[>>+27 それに偽りはない。 彼の過去は良く知らないけれど、自分の髪なんて触ったところで特別な感慨なんてものはなく。]
(+34) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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ありがとう。 ……あの子の分も、作ってくれて。
嬉しかった。
[ただそれを、目にすることが出来なかったのが悔やまれる。]
(+35) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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違うんだ、…―― 頼んでおきながら、受け取れなくて、ごめん。
ごめん。
(+36) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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/*くはぁ 迷う
えーこれ突撃していいの?どうなの? もだもだ……
(-10) 2012/10/01(Mon) 22時半頃
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[問い掛けの言葉からは言い募る事はせず、 彼の言葉が紡がれるのをじっと、じっと待った。]
救いってのは、あんたがか。 それから…あの黒いの、そうだったね。
いろんな事を思い出すのに必死になってて あいつがあちこち周ってるって事、すっかり忘れちゃってたよ。
[アレクセイの持つランタンに視線を落とし、 数日前の警戒心はなんだったのかと苦笑いを零す。]
(38) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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そうだね…その本当の所は、ニキーシャにしか 解らないものなのかも知れないね。
ごめんよ、目の前で見た事を話せだなんて言ってさ。
[話の中で、黒衣の男にもう一度遭ってみたいと思った。 喉の痣の痛みと詩篇の痛み、どちらが辛いだろうと ぼんやりと考えはするが。]
(39) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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[受け入れては、いた。
死んでいること。]
[それでも、出来なかったことがまだあって それを彼女に、託した。
一度も、主になる相手に触れられすらしなかった首飾り。]
ごめん、
[俯いて搾り出した声は、どこか震えているようにも思えたか。]
(-11) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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/*ああ、でも。
ミハイルが6dだから、結果この二人も6dくるのか。 あーでもどっかでアレクセイとも喋りたいんだよなあ……
うー。もだもだ。 突撃っちゃう?していいの? そわそわ。
(-12) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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/*ソロルのネタないし凸るかー……
タチアナはサンドラにあいたがってるしね うん
(-13) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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気に、しないで。
…………あの首飾りも。 多分もう、消えてなくなった、か。
よくても、きれいな輝きはもう、ないから。
[実物は見せられないから、簡単な絵にしてみようかと。 紙と書くものを探してポケットの中に手を入れてみるが、 いつも何かが入っているそこには、何もなく]
どっちにしろ…………がっかり、させてた。
ただ俺より、ベーリャがいなくなるのが、早かったって。 それだけの違い…なんだと、思う。
[タチアナには、無論申し訳ないけれど]
(+37) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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―→大通り―
[馴染んだ通りを最後に一度だけ振り返って、その場を後にする。
どこに行く宛があるわけでもなかったけれど、 知った顔が見たかった。
誰でも良い、 いっそ、いつか取った客でも構わない。 自らの身体を抱きしめるように石畳を歩く。
静かな通りに響く靴音が無性に耳障りで、不快感が滲む。 規則的な音の連鎖は、次第に速度を増していた。]
(40) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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[>>38 言葉を濁して、少しだけ口の端を上げる。 問いに答えることはない。 あの言葉は、『だれか』に向けた物だったから。 そこまで、彼女に教えるつもりはないようで。]
思い出す?……何か、思い出したこと、あったの?
[何かを忘れていたのか、なんて問い方はしないで。 まるで、彼女が何かを忘れていたのを知っていたようにも聞こえたかもしれない。]
あの、黒いのが原因、なんだろうね。
[何が、とは言葉に出さなかったが。]
(41) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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[ベルナルトが俯いたせいで、視線は彼と合わなくなってしまう。 微かに声に混じる震えに、灰緑は瞬いて]
(-14) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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|
んー……
[重ねられる謝罪に、困ったように眉根寄せるが]
ターニャには……殴ってこい、って、言われたけど。 やっぱ、俺には…………無理、だな。
[少しの間眸を閉じて、ゆるゆると首を振る]
(+38) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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…ううん、ごめん。上手く伝えられなくて。 あぁ、ラビも探してるんだっけ?俺の方でも、探してみるから。 サンドラ、
[ぼんやりしているようにも見える彼女の名を、少しだけ強めに呼んで。]
危ないから、
[何かを伝えようとするが、その先の言葉は続かずに。 彼女の足元を明るく照らして。]
―――……どこか行く途中なら、送っていこうか?
[言葉を組み替えて、わらった。]
(42) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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[ベルナルトが嫌がらないなら、彼の肩にそっと両手を置いて。 語りかける]
…………もう、ごめんは無し。 俺が、気にしないでって、言うなら。
気にしなくて、大丈夫だから。
これ以上、謝ったら。 逆にベーリャの頭……撫でる、よ?
[あまり脅しになっていないような言葉。 相変わらず冗談とも本気ともつかない調子で、彼にかけた]
(-15) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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[ どこも、かしこも。閉まった店、灯りの灯らない家ばかり。 誰か、誰か居ないか、 と。
烏色の瞳を左右に頼りなく彷徨わせながら、歩く。]
……あ、
アレクセイ、 サンドラ――…
[やっと、知った顔を見つけて。 どこか、重い雰囲気を連れた二人に駆け寄った。]
(43) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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/*うわ、タイミング悪かったかな ごめん
(-16) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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[そう―この村がこの状態になる前に既に、 自分はこの世の存在ではなく、 もう一度、あの人に会いたいが為だけに、 それだけの為にこのセカイへと留まっていたのだ―。
そしていつの間にかねじ曲がっていた、この村―。
そして、酒場で偶然客として入ってきた、 あの人によく似た傭兵の彼の姿を見かけた時、 本当に彼にまた会えたのかとも一瞬思った。
が、そんなわけはないのだ。 彼はまだ自分が元居たセカイで生きている筈なのだから-。]
(+39) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/01(Mon) 23時頃
|
[でも、いつの間にかそれでもよくなっている自分がいた。
毎日店を訪れて、自分の料理を美味しそうに食べる彼を見ていたら。 段々と彼に心惹かれていく自分に気づく。 そして、こっそりと相手にはけして見えないであろう赤い糸を結んだ。 いつまでもこの幸せな夢を見ていたいから。
だけど、もうそれも終わり―。 彼は本来在るべきところへと戻っていく。]
(+40) 2012/10/01(Mon) 23時頃
|
|
…今度は私一人で夢を見ましょう。 永遠に覚めない闇の中で。
[プツンと切れて海の底に消えた赤い糸、 それを追いかけるように自身も海へと身を投げる。 元居た場所へと還る為に。
そっと抱いていた想いも夢と一緒に、 海に溶けて消えていった―。]
(+41) 2012/10/01(Mon) 23時頃
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|
― 広場を越えた先 ―
[視線の先には、ぼろぼろの家が、あった。
開け放たれた窓から、破壊されたテーブルが見える。]
[くしゃ、と木の葉を踏んだ音がしたから そこで、立ち止まった。*]
(@0) 2012/10/01(Mon) 23時頃
|
|
[かつ、かつと足音がする方へ首だけそちらへやってみれば。>>43 数日前に顔を合わせたきりの彼女が駆け寄ってくるのが見えて。]
タチアナ。こんばんは。
[何も無かったかのように、ふわりとわらい。 この状況下では、アレクセイの笑みはすこし異様な物に感じたかもしれない。 それくらい、変わらない笑みでタチアナを見る。]
(44) 2012/10/01(Mon) 23時頃
|
|
[返答がないのには特に不服でもなく、 なにか理由があっての事なのだろうと、ひとつ頷いた。]
ま、それは良いか。
思い出したものってのは、色々だねえ…。 おかげさまで、その色んな事に踏ん切りが付けられそうでさ。
[彼の素振りから、>>41女が何かを忘れていたのを 知っていたように感じられたが、 それを知った所で何をどうするわけでもない。]
(45) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
[駆け寄った先の知己。片方が振り返ったことに、>>44 安堵の笑みを浮かべかけて――……止まる、]
……アレクセイ、どうしたの。
[それは唐突に感じるかもしれない、短い、問。 彼は、"いつもどおり"に、見えた。
その、"いつもどおり"が、 薄ら寒いのは、何故だろう、]
(46) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
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|
/* なんというか、表&墓下のベルの泣いたところでやりきった感がありましてね……
これからどうしようかなぁ
(-17) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
俺は、なにも。なにもないよ。
[声を震わせないように、口の端を上げて。]
タチアナこそ、どうかしたの?どこか、行こうとしてたの
[彼女とサンドラの足元を照らすようにランタンを持ち直す。>>46]
(47) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
黒いのとは、いずれはやりあわなくちゃねえ。
…なんて。 話がちゃんと通じたら良いんだけど。
[そんな事を言えば、また「危ない」と言われるだろうか。]
…あんたには送ってもらってばかりだから、 たまには遠慮しようかと思ったけど……
あれ、タチアナ…。
[この数日で何度送ってもらったか知れず 一旦は断ろうとしたが、通りの向こうから 姿を見せたタチアナに、言葉は途切れた。]
(48) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
がっかりなんて、しない。
[>>+37撫でていた手は落ちて、ニキータの服の端を、ゆるく掴む。 口を開いて、再び閉じて。 何度か繰り返してから、はっきりとそれだけは呟いた。]
うけとり、たかった。
[彼の生み出す作品は沢山目にしたけれど きっと、見なかった二つは、そのどれにも勝るものだろう。
少なくとも、自分に取っては。]
(+42) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
タチアナ、 殴ってこいって、言ってたんだ
[笑おうとして。]
(+43) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
[やっぱり、笑えないまま。]
(-18) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
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|
でも、 っ、
気にするに、きまってる、だろ
[両肩が、どこか温かく思えた。 思わず上げた顔の、その青は濡れている。 悔しい、悲しい、自責、痛恨、ぐちゃぐちゃしたものが涙にかわるけれど、零しはしなかった。]
[泣いて謝るのは、ただ許しを請う汚い行動でしかない。 そう思っていたのに。]
……殴るんじゃ、ないんだ。
[震えはしたけれど、すこしだけわらった声だった。]
(-19) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
[ぽつり、ぽつり、と。 夜に浮かび上がる鬼火のように、人の魂が揺らめく気配を感じた。]
…増えたか。
[望ましいことだとも、困ったことだとも。その声音からは読み取れない。]
(+44) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
――なにもない、ですって?
[口の端をあげて答えたその顔が、痛々しく見えて。 仕事仲間たちの、曖昧に微笑んだ顔を思い出して――……]
なにもないわけ、ないでしょ、
あたしに解るくらいなのに、何もないわけないじゃない、
[眉根を寄せて、押し殺した言葉を紡いで。 サンドラの名を呼ぶ声>>48には、一拍遅れて、困ったような笑みを向けた]
(49) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
…踏ん切り。それは、良い方向に向けばいいね。
[軽く、頷いて。声は微かに震えていたかもしれないけれど。 すくなくとも、言葉に偽りはない。 やりあわなくては、なんて彼女の言葉には苦笑して。>>48]
…話、ね。通じないんじゃないの。俺達、見えてないみたいだし。
[と、最初にあの男を見かけた時の事、話しかけた時の事を思い出し。 それとなく、やめておいた方がいいと伝えてはみた。]
(50) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
遠慮って、俺の仕事、サンドラは忘れたの?
[少しだけ、肩の力が抜けたような笑い方をして。 そんな話をしていたのは、タチアナを見つける、少しだけ前。]
(51) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
ばかやろう、って言ってこいとも…言われた。
[頷く。>>+43 ベルナルトの死を看取ったといった彼女の想い、 完全に推し量ることなどできやしないけど。
彼のことを語る時に幸せそうにもまた、していたから。 いい出会いだったのだろうな、と思う]
(+45) 2012/10/01(Mon) 23時半頃
|
|
[今までなら蒼に浮かんだ雫だけでは。 きっと見落としていたけれど、この目にははっきりと映っている。 まるで海みたいだ、なんて場違いに思って]
気にするって、ことは……。 ベーリャがやさしいって、証拠。
…………俺は。 やさしいひとは、殴れない。 ばかやろう、とも…言えない。
[目を細めて。 肩に置いていた片手を、そっとベルナルトの頭の方に。 撫でようと、伸ばした]
(-20) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
そう。俺はなにもないよ。
[繰り返し、言葉を紡いで。 彼女の勢いに負けたのか、それとも違う理由か定かではないが、 笑みを作るのをやめて、苦笑する。]
……サンドラが、ラビ探してるんだって。見なかった?
[話を逸らすかのように、問い詰められるのを避けるかのように、サンドラの探し人の話を振った。]
(52) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
―海辺―
[鬱蒼と広がる海。 ……自分の体も、ここに沈んでいる。]
……―――
[ふと、ここで聞いた子守唄を口ずさむ。]
(+46) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
[苦笑したその顔が、追求を避けたようにも見えたけれど。 唇を噛んで、真っ直ぐ見つめる。]
……、
[言いたい言葉は、たくさんあるけれど。 振られた話に、それ以上何も言葉を紡ぐことはしなかった。]
ラビ?
――ああ……、見てない、
[そして、彼が口にした名前には、少しだけ視線を斜め上に。]
(53) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
(良かった、また逢えた)
[タチアナの困ったような笑み>>49には、同様に 複雑な笑みを浮かべて応えた。]
…うん、そう。ビーニャを捜してる。 昼間にミハイルと話をしててさ、グレゴリーがニキーシャを 捜してるとか…ビーニャを見なかったか、とか聞いたから。
私は昨日、あんたとリディヤとしか逢ってなかったから… よくわからなくて。
[アレクセイの問いに重ね、経緯を付け足した。]
(54) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
[斜め上に向けていた視線を、伏せて。]
ねえ、 ニキータとグレゴリーから、作品もらったんだ。
代書人……あいつの――遺言で。 依頼品、受け取ったんだ。
それが、ずっとずっと……ずっと、昔のものみたいに。 褪せたの、
[知っている人にあえたなら、告げようと思っていた言葉を落とす。 心の何処かでは、期待していた。
大通りを歩いていたら、二人に会わないだろうかと。 口にしている今も、かわらない。
否定してくれないか、と。 僅かな望みを込めている]
(55) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
[踏みしめたはずの地面は頼りなく、歩くという動作でさえ生前の動きを模倣しているに過ぎないのだと気がつく。]
…。
[手を伸ばした先。元は壁らしき残骸に、自分の影が落ち、奇妙に重なる。 確かに見えているはずの物を掴むことのできない、たとえようのない感覚。]
(+47) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
/* ラビ君がだーくさいどに堕ちてたら、あの歌を歌おうと思っていた。 悪魔を呼び出しそうな唄。
めらめらと~やっきつくせ~♪
(-21) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
/* タチアナちゃんが僕を認識してただと! 嬉しい……一回もお話しできなかったけど。
(-22) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
[歩く必要があるのかもわからないが――向かったのは教会。 自分が捨てられ、捨てた、神のための聖堂。
予想に違わず古びたそこは、他と比べると随分とマシな状態だった。]
皮肉だね。 二度も死を味わって、その二度ともがこんな場所だったなんて。
[嫌っていた場所が、死場となった。]
死体を運ぶ手間は少なかったかな?
[そう言って、一人笑う。]
(+48) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
そっか
[>>+45 声色は、すこしだけいろを帯びていた。]
[最期を、見てくれたひとだった。 伝えたいことが沢山あったから、きっと、”ああ”なった。]
[今も、思い出されるのは月夜と彼女の黒。 時間とこえを貰っても、伝えきれた自信は、まるでないけれど。
その言葉が、この身を案じてのものなのは、よくわかる。]
(+49) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
[視線を、伏せる前。 まだ、記憶を探っていた時に付け足された経緯>>54]
――そっか、 グレゴリーが、探してたの……。
ごめんね、見てないんだ。 あたし、昨日はグレゴリーと、ニキータと…ミハイル、
あと、サンドラ。
にしか、会ってない。
[共通の知人を指折り数えて、告げる。]
(56) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
やさしくなんて、ない ちっともやさしくない
[優しかったら、もっと出来たことがあったはずだ。 全部を束ねて持っているモノを探すことも、黒衣のあれを止めることも、…――止められなくとも、何かできたはずなのだ。
自分の我侭だけで、始末をつけてしまった。]
(-23) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
……―――― っ
[伸ばされる手に一度肩を震わせるけれど 抵抗は、しなかった。
髪の先が、手に合わせて揺れる。]
[自分は、この村がこんな風になってしまった、原因の一つだろう。それだけは間違いが無い。
だから、優しくされたら、 困る。
涙が堪えきれなくなってしまった。]
(-24) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
ベルナルトの、遺言…
[伏せた瞼の裏に金色を描く。 なんとなくは感じていたが、直接耳にするのとは随分と違い。 少しだけ息が詰まったような気がして、胸に手をあててそっと息をはきながら、彼女の話を耳に入れ>>55。 …そっと、ポケットから大切なものを取り出して見せた。]
…グレゴリーのは、わからないけれど。 ………ニキータ、のは。
(57) 2012/10/02(Tue) 00時頃
|
|
それから、キリルも見かけなくなった。 家を訪ねてみたんだけれど居ないし、近所の人に聞いても 見かけないって。
酒場も…貼り紙無しに閉じられててさ。
[ここまで来れば、彼女ももう居ないのだろうと 思わざるを得なかった。]
ニキーシャは、その。
[アレクセイの手元を見、そのまま地面へと視線を落とす。 何度も思い出させるような事を言うのは、気が引けたから。]
(58) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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[取り出されたものよりも、 アレクセイの唇がつむいだ名前>>57に、意識を取られ。]
…… うん、 "ベルナルト"の、 遺言。 死んだよ、あいつ。
[今更、ちゃんと知った名前を、だいじに呟く。
音にせず、なんども、心のなかで。]
…… 、 きれいなのに、ね。
[そして、彼の掌の中にある細工に視線を移して。 親が居なくなって、弔うように黒ずんだこどもの死を、見つめて、呟いた。]
(59) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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―― ベルナルト、
(=0) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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ベルナルト、
―――ベル、
[漸くつながった、無意識に呼んだ"なまえ"。 だいじに、なんども、 なんども、つむいで。]
(=1) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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あたしは、ベルを、 あいしてるよ、
(=2) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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[元は銀色に輝いていた、彼から貰ったロケット。 少し前から…彼が、消えた時から色あせてしまっていて。 彼女の言葉の微かな何かを感じ取ってしまったせいか、言葉にするのは簡単ではなく。]
…俺、ニキータには会ったんだ。でも、
[>>58 サンドラの言葉を引き継ぐように、]
消えたよ。
[ハッキリと、伝えて。]
(60) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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[過去形には、しなかった。
たとえ、それが"ゆめ"であったとしても。
彼に救われ、短い間でも共に暮らして、笑い合って。 そうして芽生えた感情まで、"ゆめ"にしたくなかったから。
今の"タチアナ"も、幻に過ぎないのかもしれない。 パズルの最後のピースを、嵌められずにいる。
本来なら。
愛しあうことなど、出来ないふたりだった。 けれど。]
(=3) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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|
[聞えてきた子守唄>>+46に、それと異なる自分の唄を止めた。]
……、終わったら、僕はどこへ行くんだろう。
[家族の許へといけるのだろうか。 一度ならず、二度までも、逃げてしまった自分。
真実よりも、幻を求めて、逃げて…… 再度、自分の愚かさを悔いた。]
2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
|
"あたし"は、ずっと"ベル"に、会いたかった――……、
["タチアナ"の現実は、 確かに。 此処に、あるから。]
(=4) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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|
綺麗だった。凄い。俺には、勿体無いくらい。 御守りだって、持たせてくれた。
[軽く、銀色だったそれを握り締めて。]
俺じゃなくて、ニキータに返せば、良かったのかも
[そうすれば、消えなくて済んだかもしれないのにと、少しだけこぼした。]
(61) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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[聞えてきた子守唄>>+46に、それと異なる自分の唄を止めた。]
……、僕はどこへ行くんだろう。
[家族の許へといけるのだろうか。 一度ならず、二度までも、逃げてしまった自分。
真実よりも、幻を求めて、逃げて…… 再度、自分の愚かさを悔いたが、それを振り払う様に銀糸を揺らした。]
みんな、行くべき場所へ行くんだよね。 そこが、優しい場所だと……いいな。
[そうあれるように、祈る。]
(+50) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
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俺、ベーリャには色々…世話に、なってきたけど。
その中で、やさしくないって思ったこと、なんて…… 一度もなかった、よ?
[借りがある、とは。 もう、言わない]
(-25) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
|
[しかしアレクセイやグレゴリーとのやり取りでも、そうだったが。 どうも自分には、正直に物を言うと余計相手を 困らせてしまうきらいが、あるらしい。
伝えたい想いと、涙を溢れさせる目の前のひとの心と。 どちらを優先すべきかと、灰緑は揺れながら]
……迷惑なら。遠慮せず、言って。
[撫でる手を早々に引っ込めることは、しない]
(-26) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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|
キリルも――……、
[酒場に顔を出すより、家で一人酒を呷る方が多かったせいで。 面識という面識があるわけではなかったが、酒場であくせく働く姿はなんども見ている。 その彼女も見当たらないのだと>>58言う。
また、睫毛を伏せた。]
(62) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
|
一回死んで、からも……。 こうして、友だちができるなんて、思ってなかったから。
俺は、嬉しかった。 …………ベーリャ、は?
[彼と友人と呼べる間柄になったのは、目がよく見えなくなってから。 つまりは、そういうことで。
やはりあの夢で得られるものはあったのだと思いながら、静かに問う。 答えは返ってこなくても、構わないけれど]
(-27) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
|
誰かが、これ以上、泣かないといいな。
[そう思いながらも、それが難しいことは分かっていた。 夢から醒めること。それが正しい、と思いながら 誰かが消えるのは、大切なものを失うのは、とても悲しくて辛い。
それを知らなければ、見なければ、受け入れなければいけないことでも]
悲しいこと、辛いこと、たくさんあったあとは、 ―――…嬉しいことが、きっといっぱいあるよ
[出来る限り精一杯の笑顔を浮かべて、 また、届かぬ指を彼の人に伸ばした**]
(+51) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
|
………。
教会にもさ、ニキーシャが作ったんだろう箱が 置かれてあったよ。 今はもう崩れちゃって…装飾の端々が見えるだけだけど。
[二人の会話から見えるニキータの遺したもの達。 昼間の教会でも彼の創り出したものがあった事を思い出す。]
(63) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 00時半頃
|
[言葉を引き継ぐように、知らされた死>>60。 伏せたままの視線が揺れた。
期待していた、
――つい前日まで、言葉を交わした相手が死んだ、など。 目の前でベルナルトの死を見ても尚、他人の死を受け入れるのはくるしい。]
……、ばかね、リョーシャ。
[零したことば>>61に、軽く彼の頭をたたいて。]
あんたは作ったお守り、自分で使うの?
誰かに渡すから、"お守り"なんでしょう、 ニキータの、想いでしょ、
[宥めるように。 どこか、自分に言い聞かせるような、言葉を、綴る。]
(64) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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|
[一度、俯いた。 そのまま、ニキータに縋るように、抱きついた。
搾り出すように息を吐く。 それは、嗚咽を抑えているのに相違ない。]
君が、君たちが“そう”なったのも、僕のせいなんだ、
[呆気なく死んでしまわなければ。 もっと早くに終えていれば。 油断しなければ。 後悔が尽きることはない。]
(-28) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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だから、やさしく、しないで
[その言葉と、撫でる手と。 許されたような気に、なってしまう。]
2012/10/02(Tue) 00時半頃
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|
[それと同じく]
そういえば、やけに古びた絵が置いてあってさ―――…
[あの時は気のせいだとそのまま出て来たが、 その後グレゴリーを見かける事が無かった。]
なんであんな所に古い絵が置かれたままに…… なってるのかな……って
[女の言葉が曖昧なものになって行く。 確かめる術は無いかも知れないが、女はフラリと 二人から離れて駆け出した。]
(65) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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/* ちょっと無理矢理だけど離脱。 ミハイルさんが動けなくなってるのが凄く気になってて…。
このまま教会でねんねこコースかな。
(-29) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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だから、
そんなに、やさしく、しないで
[その言葉と、撫でる手と。 許されたような気に、なってしまう。]
(-30) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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[声がする。]
[ゆめの中でなら手に入った、大事なひとたち。]
[目を、ぎゅっと瞑る。]
(+52) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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――……やさしくしないで。
(-31) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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――……どうして、
[今“も”なんだよ。]
(-32) 2012/10/02(Tue) 00時半頃
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|
[驚いたのは、彼女の行動か、それとも言葉にか。>>64 軽く見開いた目は、段々と元の形に戻っていき、眉間に少しだけ皺を寄せて笑ってみせる。 何かが、自分の中でつっかかっていた物が、おりた気がした。]
…うん、そうだね、ごめん。
[何度か頷いて、肩の力を抜いて。目を、閉じた。]
(66) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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[かちり、と鳴った音にいつものように手を伸ばす。]
お前もこちら側か、相棒。
[愛用の剣はしっくりと手に馴染んで、確かにそこに在った。 かすかに唇が嬉しそうに弧を描く。
自分に一番似合いの相棒。]
(+53) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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[あいするものがほしかった。]
[ほんとうは、許されなかったから。 ゆめでは、愛する人と、友人まで居て]
[ああ成程。 このゆめはひどく、愛おしい。離れがたい。]
(-33) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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[でも、醒めなければ。]
(-34) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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[不意にニキータの作った小箱を思い出す。 この相棒とは全く正反対の、美しい繊細な小箱。
それでいて、白樺細工の風合いが気取ったように感じさせない、温かな雰囲気。]
酒場のお嬢さんにあげればよかったかな。
[思えば、あの白樺細工はキリルによく似合いそうだった。 彼女は、どうしているのだろう?
知らぬ間に巻き付いていた赤い糸の行方など、知らぬまま。 そんなことを考えた。**]
(+54) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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|
[ああ何時か、神の下か、それともどこか別の場所か]
[ほんとうに、出会えるように。]
[優しい慰めは、もう、お終い。]
(-35) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 01時頃
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[抱きついてきた身体を、受け止めて。 彼の口から語られる言葉、ただ黙って、聞いていた。
自分のせいだと語る真の意味は、わからない。 青年は、代書人としての彼しか知らない。 あの時も、取り巻いていた事情は深く知ることないまま、おわったのだ]
…………つらい、気持ちは。 ひとりで抱えてると、重くなるばかりで。
(-36) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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|
いつかは、潰れてしまう、から。
[やさしくしないでという言葉がお願いでも。 頷くことは、できない]
俺のできること、なんて、たかが知れてる…けど。 大切な友だちに。ベーリャに。
そんな風に、なってほしく、ない……。
[だから、そのためなら。 背中に腕を回す力を少しだけ強めたまま、撫でる手を背に移した]
(-37) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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/*にーしゃがいい男すぎるだろ…… なんというしんゆう 泣けるわ
(-38) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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/* 本人がそれで楽になるとしてもばーか氏ね!とか言えない系男子。 べーりゃは望んでる反応じゃなかったら本当に申し訳ない…!
(-39) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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―大通り→教会―
[話の途中で駆け出した事は、二人に申し訳なく思う。 制止の言葉は掛けられただろうか、それでも振り返らずに 駆けては止まり、歩きを繰り返して教会を目指す。]
うっかりしてたよ。 確かに古い絵だったから、ちゃんと確認しなかった…
カーチャのタペストリーが崩れて消えた、 ニキーシャの箱が崩れた、 なら絵だって。
[ようやく教会に辿り着けば、夕陽も沈みきっていて 視界は狭く、そして暗くなっていた。]
(67) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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|
[落ち着いたのか、目を開いて一つ息をつくと、サンドラの声が耳に入って。>>65]
古びた、絵?…サンドラ?
[段々と弱々しくなっていく彼女の言葉に首をかしげて。 少しだけ、胸がざわりと。 思い出すのは、紅色の彼を見送った画家の男で。 生み手を失ったお守りと、タチアナの色あせたというニキータとグレゴリーの作品。 偶然にしては――…]
っ、サンドラ…!
[どこか様子のおかしい彼女の名を呼んだ頃には、もう駆け出していた。]
(68) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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|
[肩の力が抜けた、という様子>>66を見せてくれたことに。 なんでもないと"いつもどおり"を貫かれるよりは、そちらの方が良いと。
頭を数度撫でて、手を離す。]
……ニキータに感謝しなさいよ、
[冗談交じりに落として。 ふと、何か思い当たるものでもあったのだろうか、 かけ出した背>>65に目を瞠る]
え、 ちょっと、サンドラ?
[追うべきか、追わざるべきか。 逡巡、]
(69) 2012/10/02(Tue) 01時頃
|
|
/* おばちゃんのト書きと同じく…お話の途中で飛び出して 本当に申し訳ありません。
(-40) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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[迷ったのは一瞬で、先にかけ出した>>68アレクセイを追うように駆ける。
居なくならないでほしい、
――もう、誰も。]
[ ただ、それだけの衝動で、走る** ]
(70) 2012/10/02(Tue) 01時頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 01時頃
|
ばか。
[もう言葉にならなかった。 姿勢を崩してすがり付いて、泣く。 大声を上げたかったけれど、それは憚られた。]
ごめん、僕が死ななかったら、
[だいすきで、だいじな友達。 それはゆめの世界のことだけれど。]
(-41) 2012/10/02(Tue) 01時頃
|
|
[大事なひとを殺したのも、変わらない。
それが納得できないから その覚悟ができないから
生きているうちは、大事な人をつくれなかったのかもしれない。]
(-42) 2012/10/02(Tue) 01時頃
|
|
―教会―
[後からは、ずっとアレクセイとタチアナの呼ぶ声が していたから、道中は何も危険は無かったが]
あんた達まで、追っかけて来て…! だけど、丁度良い、アレクセイ…あの絵を照らせるかい?
絵を見てもグレゴリー画風かどうかなんて わかるかどうか怪しいけどさ…。 でもさ、ほら。画家ってどっかに署名してなかったっけ?
[所々言葉を詰まらせ、その度に大きく息を吸い込む。 それは走ったせいだけでも無く、喉の痣が女を緩く 締め付けていたからでもある。]
(71) 2012/10/02(Tue) 01時頃
|
|
/* グレゴリー画風ってなんかかっこいい響きだ。
……すみません、誤字です。 グレゴリーの画風、が正解です…。
(-43) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
…………うん。知ってる。
[ベルナルトにつられかけて、少し声はかすれてしまったが。 泣いている彼と反対に、ほほえんで。
今まで何かをずっと抱え込んできたその背から、 少しでも負担が減りますように。願いながら、撫で続ける]
(-44) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
大丈夫。 俺は……。
ここに、いる、から。
[もう命はなくても。こうやって留まっていられる時間が無限でなくても。 今は、ここにいる。 伝える言葉が、触れられる手が、あるから]
(-45) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
― →教会 ― [曲がり角を曲がるたびに消える背中を必死に追い掛けて。 追いついた頃には、とっくに辺りは暗くなっていた。 サンドラの背を照らすように灯りを持ち上げれは、ぼんやりと浮かぶのは。]
…教会?
[少し顔を歪めて、足を踏み入れる。]
(72) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
/* でもこれ、途中余裕で追いつかれるよね。 走って止まって歩く、エンドレス。
(-46) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
サンドラこそ。一人じゃこの時間は危ないよ。
[>>71 咎めるような声には小言を返して。 彼女に言われた通りに絵を照らす。]
…署名、書いてあるとしたら、裏、とか?
[息が荒い様子には気がつきながらも何も言わずに。 ただ、何かを確かめるように動く彼女の手助けになるようにと。]
(73) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
[すました風だった表情が、ゆがむ。 きっと誰の前でも、こんなに歪んだことは、ない。]
[撫でる手が暖かくて、やさしくて、甘えてしまう。]
(-47) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
[彼らと生前交流を持っていたら きっと、…―― 自分が、ゆめを創り出していただろう。]
ごめ、ん
ありがとう
[それくらい、 ベルナルトが持っていた信念だの信条だのを軽く壊してしまうくらい、大事なものになって、いた。]
(-48) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
ベルナルトは、再び、目を閉じた。**
2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
大丈夫だよ、だって―――
[そこまで言って、言葉を切る。 後僅かだ、などと告げれば二人が何と言って来るか。]
どうだったっけ、あいつの書き方…。 だけど、教会に寄進する絵とか言ってたし… 司祭様に用事があるって言ってた時も絵を持ってたし。
[ランタンの灯りを借りて、見覚えのあるものがないかと 古ぼけた絵を縦横斜めと視線を巡らせてしばらく]
あ。
[あまり目立つ所には入れなかったなと探してみれば、 色が濁ってしまってよく見えないが、何度も見てみれば]
2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
大丈夫だよ、だって―――
[そこまで言って、言葉を切る。 後僅かだ、などと告げれば二人が何と言って来るか。]
どうだったっけ、あいつの書き方…。 だけど、教会に寄進する絵とか言ってたし… 司祭様に用事があるって言ってた時も絵を持ってたし。
[ランタンの灯りを借りて、見覚えのあるものがないかと 古ぼけた絵を縦横斜めと視線を巡らせてしばらく]
あ。
[あまり目立つ所には入れなかったなと探して、 色が濁ってしまってよく見えないが、何度も見てみれば]
(74) 2012/10/02(Tue) 01時半頃
|
|
……あった。 これ……グレゴリーのだ。
[見覚えのある名を見つけて、大きく息を吐いた。 そして二人に絵が良く見えるように掲げ持ち]
古くなっちゃったけど、どこか綺麗だと思わないかい? これさあ、その辺に置いておくなんて勿体無い。 ……飾ってやろうよ。
[勝手に決めて勝手に動く。 二人が止めなければ、他の絵が飾られているだろう場所の 空いている箇所に掛けるよう頼む。]
(75) 2012/10/02(Tue) 02時頃
|
|
[>>75 サンドラが見つけた、グレゴリーが描いたという証。 彼女が掲げた絵は、色褪せてはいるが、本来の意味での綺麗さは残っているようで。 しばらくぼんやりと眺めると]
…そう、だね。 床に置いておくには勿体ないかな。
[それだけ呟いて。 彼女に絵を掛けるよう頼まれれば、 ランタンをサンドラとタチアナの足元へ置き、空いている箇所へ。これで、いいだろうかとでも言うように、サンドラへ視線をやった。**]
(76) 2012/10/02(Tue) 02時頃
|
|
ん、ありがとう。
なんかね、あいつ。 妙な咳…してたんだって。
[ランタンの灯り点る薄暗い教会で、飾られた絵を見つめ話し出す。 彼が描いたものがここまで古くなっているという事は、 ニキータと同様なのだろうと改めて思う。]
健康管理はしっかりしろって、言ってたんだけどねえ…… 言ってた人物画だって、仕上がったんだろうか。
[ぐるりと祭壇へと回り、ニキータの崩れた箱も示し。 赤い小箱は素通りした。]
(77) 2012/10/02(Tue) 02時頃
|
|
[その後、二人と何かしらの会話はあったか。 夜も更けた頃に、そろそろ戻ろうかと]
アレクセイ
……タチアナを送ってやってもらえるかい。
[私は広場まで行けばすぐだから、と一度は断るが 今までの経験上彼がそれに首を縦に振った試しは無い。
だから最後には家まで送ってもらう事となるだろう。]
(78) 2012/10/02(Tue) 02時頃
|
|
それじゃあね。
[別れ際に告げた言葉は、たったそれだけ。]
(79) 2012/10/02(Tue) 02時頃
|
|
―朝・自宅―
……まだ、いる。
[起きて発したのは、まずそれ。 そして部屋の様子を見ようと首を動かすと、夕べから続いている 首を絞めるような息苦しさが強まっているような気がする。
また、隅に固まっていた黒の範囲が狭まっていた。]
(80) 2012/10/02(Tue) 02時半頃
|
|
行こう。
[何処へ?]
……見納めだ。
[黒衣の男は、今頃どこで何をしているのだろう。 そんな事も頭の端に置きながら、家を出た。**]
(81) 2012/10/02(Tue) 02時半頃
|
|
だから、これ以上。 ごめんって、言ったら……
[僅かに苦笑して。 けれど言葉自体には、咎めるような響きは含まれておらず。
先の宣言通り、ベルナルトの金糸をゆっくりと梳く。 やはり自分からすれば、手触りはこちらの方が余程心地よかった]
…………うん、
[告げられた感謝に。 彼に見えていたかはわからなくても、しっかりと頷く]
(-49) 2012/10/02(Tue) 07時半頃
|
|
こっち、こそ。
………………ありがとう。
[何に対する感謝なのかは、意味がいくつもあって。 なかなかひとつひとつ、説明しきれないから。
だから、一言に詰め込んだ]
[ベルナルトが落ち着くまでは、ずっと彼を抱き寄せているだろう**]
(-50) 2012/10/02(Tue) 07時半頃
|
|
[この手に暖かさを伝えてくれるものがまだあることに、 安堵したかのようにそっと息を吐く。
みんなそれぞれ、違う形の悲しみや辛さを抱えている。 その全てを知ることはできない、無理に暴くこともしない。
ただその欠片に触れたなら、少しでも軽くなるように、と願ってしまう。 青年の場合、そうすることで相手を傷つけてしまうこともあるのだが]
………………。
[“だれか”には、二度目のおわり、こちらに手を伸ばした彼には。 想いは伝えられても、悲しみは深くしてしまっただけな気がして。 憂うように、灰緑は伏せられた**]
(+55) 2012/10/02(Tue) 08時頃
|
職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 08時頃
|
― 四日目宵・酒場前 ― あれ…しまってる。
[この時間にはだいたい開いていたはずの酒場が 外灯が付いていないどころか表も裏口も閉まっている。]
商店街のおみせみたい。急にしまっちゃって。
……もういらないのかな。
[急に無機質になった酒場で待つ気もせず、 日が完全におちる前におとなしく家に戻った。]
(82) 2012/10/02(Tue) 11時頃
|
|
/* 滋賀県よりこんにちは。 急な出張とかいとひどし。
……今日、何時に帰れるかな…早く帰れるように 作業頑張ります。
(-51) 2012/10/02(Tue) 12時半頃
|
|
/* …すごい疑問なのだが、この村の規模ってどれぐらいなんだ?
タチアナの描写見れば、それなりの規模の娼館があり、そこに属してない娼婦も存在してやっていけるレベル……となれば、最低でも数万人規模なんだよなぁ…。
顔見知りが多い描写もあるから、てっきり500人ぐらいの村だと思っていたから、描写貧弱にしちまった箇所があったりす、る……。
……だいじょうぶ、かな。 まぁ、うん、だいじょうぶだよな(めそらし。
(-52) 2012/10/02(Tue) 15時頃
|
|
-宿- [朝を迎えて、軽く身体を伸ばす。少し休むつもりで横になり、熟睡してしまったらしい。
夢うつつで、提灯持ちの声が聴こえた気がしたが。あの青年もまだ消えてないのか、と、ちらりと見た顔を思い出す。]
(83) 2012/10/02(Tue) 15時半頃
|
|
[サイズの合わない指輪は、相変わらず…の傍らにある。 その赤さをいっそう増して。]
…おはよう。
[思わず漏れた挨拶。 そんな自分に苦笑した。 人が減っていく今の状態を寂しく思っているのだろうか?]
(84) 2012/10/02(Tue) 16時頃
|
|
[宿の受付の前。宿の主人は残っていた。]
客がいる限りは頑張るのかね、旦那は。
[宿屋の主人は笑うだけだった。 見送る言葉に手を振って、外へ。 咥え煙草で歩き出す。]
(85) 2012/10/02(Tue) 16時頃
|
|
[特に向かう場所を決めず歩いていれば、気付けば広場へと到着していた。 ベンチに腰掛け、周囲をゆるりと見回す。
これだけでも昨日と違う場所は発見出来るだろうか。]
(86) 2012/10/02(Tue) 16時頃
|
|
-広場-
――……。
[村を見回し――気付く。]
外って、どうなってんだ?
[今まで、“此処から逃げ出す”と言う選択肢が脳裏に存在しなかった。 考えを纏める為に小さく呟く。]
逃げられないって可能性もあるのか。
(87) 2012/10/02(Tue) 17時頃
|
|
―― 協会 ――
[色あせた、その絵に目を細めて。 そっと枠をなぜる。
そろり、そろり。]
(+56) 2012/10/02(Tue) 18時頃
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|
[変わらぬものを永遠と、呼びたくはなかった。
―――絵の上に降り積もった時の重みを愛しい、と。]
(+57) 2012/10/02(Tue) 18時頃
|
|
-海の奥底ー
……?
[真っ暗な海の底まで、微かに歌声>>46が聞こえてきた。 沈んだ船の下が自分の寝床。
夢の続きを見ようと、また目を閉じる- 子守歌を聞きながら。]
(+58) 2012/10/02(Tue) 20時頃
|
|
/* こんちきしょうとは思うものの、割といつも通りの時間帯に 箱前に到着できました。 明日も出張らしいので、今日は出来れば落ちたい所。
でも他の方で死亡フラグが立ってたらそちらを優先、かな。 おばちゃん強引にフラグ取りに行ってるだろうし。
(-53) 2012/10/02(Tue) 20時半頃
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[今日は荷物は持たず、首にショールも巻いていない。 これといって明確な目的地があるわけではないので、 さてどうしようかと空を見上げた。]
[ただ、村の全てを見ておこうと思っただけなので、 ならば広場を通って海岸に行こうかと歩く。]
……や、ミハイル。 また逢ったねえ。
[彼も明確な目的が無いのか、ベンチに腰掛けている姿に いつもと同じ調子で声を掛けた。]
(88) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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[村中を、ゆっくりと歩く。 崩れた家屋、倒れた柱―― だが、人の遺体はあっただろうか。
すべては、崩壊した村の残骸に隠されているようで。
もう、足音は鳴らない]
………
[足は、ゆっくりと教会のあった場所へ向かう]
(+59) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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→ 教会 ―
[扉は、まだあっただろうか。 歪んだ蝶番が見える。
中に入れば、最初に見えたのは褪せた聖画。 華奢な手が、それを撫でるのが見えた>>+57]
…… カチューシャ?
[声は、届いただろうか]
(+60) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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おお。
おはよう。また会えたな。
[サンドラ>>88に手を振って挨拶。]
…散歩、か?
(89) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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そういや――この村にいる奴らなんだが。
『外へ逃げよう』っての、一人もいなかったな。 まぁ俺もなんだが。
[笑った。]
外はどうなってんだろうな、とは考えてるが、こうやってベンチに座ったままだ。
(90) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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そんなところかね。 願ったとおりに今日という日を迎える事が出来たもんでさ、 今の内に色々見て周っておこうかなって。
[散歩と言われれば、ああなるほどと今更納得したように頷き]
(91) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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[伸ばした手は、やはり何もつかめず。小さな手は、力なく降ろされる。
崩れた部屋から広場を見下ろして、未だ消えずにいる人たちを 見つめていた。彼らは、どう思っているのだろうと、
夢に、留まっていたいのか。 それとも、醒めることを望んでいるのか。
何が正しいかなんてわからない。 だが、ここまで解れてしまった夢は、もう二度と元には戻らないだろう。]
終わらせるのは、きっと……良いはず、なんだよ。
[前に進む為には、]
(+61) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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……外へ?
外…。 そう、いえばそうだ。 あれぇ…なんで外はどうなっているのかとか 考え付かなかったんだろうねえ…。
[外部の話を振られ、ふと広場の向こう側を遠目に見る。]
で、あんたはそこまで考えているのに、 なんで動かないのさ。
(92) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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[そう思うのに、やはり壊れてしまったモノを見ると悲しくて、胸が痛む。 胸を数度叩いて、大丈夫だと自分に言い聞かせた。
そして、また歌を紡ぎ始める。 今度は歌姫と海辺で紡がれるものと同じ子守唄を、 夢から醒める人たちが、闇に惑わない様に]
(+62) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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そりゃあいいな。 見ておいた方がいい。 人はいねぇが景色は綺麗だ。
あぁ、そういや、提灯持ちの兄さんも元気かね? 昨日、声だけ聞いた気がする。
(93) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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俺も今日ようやく思い付いた。 外なんて考えもしなかった。
[動かない理由を問われ。>>92]
さぁ、何でだろうな。 外へ出れなかったり――外で酷いもの見るかもしれねぇ、とか、ビビってんじゃねぇのかな。
(94) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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[思考の淵に沈み込んでいた意識が>>+60呼び声に引き戻され、びくと身を震わせる。 ああ、でも、この身はもう生きてはいないのだ、と一拍の後に思い出す。
片手は絵画においたまま、振り返った先には画家の姿。]
こんばん、は。
[崩れた協会の隙間から、きれいなきれいな月が顔をだす。]
この絵、は?
[目の前の男の作か、と問うように。]
(+63) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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[どれくらいそうしていただろう。 自分の髪を梳く手が心地よくて、目を閉じていた。
次第に、止まりそうもなかった涙がひいていく。]
ごめ、………―― いや、ありがとう。
[謝ろうとした言葉は、止めた。]
(-54) 2012/10/02(Tue) 21時頃
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[熱を持つ瞼を、指先で撫でる。]
いつか、…… また会うことがあったら。
友人であれたらいいと、願うよ。
[>>+55伏せられた瞳を見てから、そう呟いた。]
[それが何処かは、わからないけれど。 ひどく優しい夢を見た名残の、優しい空想だった。]
(+64) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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…こんばんは。
[びく、と震えた体が見える。 …声が、届くなら、少女が今何者となったかはわかりきっていた。 そもそも、この廃墟と化した村で少女だけが生き残っているはずもなく。
色褪せた絵画は、時の経過を語る]
私の、描いたものです…随分と痛みましたね。
[まだ自分の体が体温を持っていたころの作品たちを見つめる。 月明かりに目を細めて、そのまま壊れた椅子の欠片に腰をかけた]
(+65) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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はは、そうだろう? 特に海岸沿いの道なんて最高だよ。 小さな村で、観光名所なんてなぁんにもない所だけれど あんたも色々見て周って行くと良いよ。
[アレクセイの話になると、女の表情が僅かに曇る。]
…アレクセイは夕べ逢ったよ。 なんだかぼんやりしてて…ここだけの話、なんか 周りが見えていないのか、見ていないのか…… 敢えて見ようとしていないのかわかんなくってさ。
それでも、いつも通りに回ってて。 いつも通りの挨拶をくれて。
[大通りの辺りに視線を移し、俯いた。]
(95) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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[自分が書いた、と告げる言葉に再びその絵へと視線をやる。 愛しげになぜる、手。]
それだけ、ながく、この村をみてきた、のね。
[瞳を閉ざした、数瞬。]
私の、知らない、村の姿、も。
[優しい優しい、夢のゆりかご。 覆い隠された、時の流れ。]
(+66) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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酷いものねえ…… 今あんたを見ていて、ビビってるだなんて想像もつかないよ。
外へ出られない、なんてまさかねえ。 一度試してみるのも悪かないんじゃないか? …あんたが出て、更に人が減って寂しくなるのは悲しいけど。
[こうして会ったのも、何かの縁だからと女は顔を上げた。]
(96) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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/* おばちゃんの落ちルートを確実なものにする為に、 気分もそれっぽくなるようBGMを以下のものに。
ワンダープロジェクトJ「みんな、ありがとう」 ワンダープロジェクトJ2「Jに願いを」 http://www.nicovideo.jp...
うん、両方ともピーノとジョゼットが機能停止する所 ですよねって。
(-55) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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[ベルナルトの口から零れた言葉に、髪を梳いていた手を止めて]
…………うん。
[漸くごめん、が止んだことに。 心から安心したように、微笑んだ]
少しでも、辛いの……ましになった、なら。 いいんだ、けど。
もっと…自分を大事に、してあげて。
[他人から全く同じ事を言われてきた青年が言うのも、だけど。 彼がこんなに抱え込んでること、知らなかったから。 せめて、そう言いたかった]
(-56) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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じゃあ……その時、こそ。
また俺が作ったもの、渡せたら、いいな。
[彼と、彼の大切なひとと、ふたつのなにかを。
この夢が終わったらどうなるか、はあまり考えていなかったけど。 またいつか、道が交わることを願うのは自分も同じで。 呟きには、素直に頷いた>>+64]
(+67) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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ラビは、唄を紡ぎながら、瞼を閉じる**
2012/10/02(Tue) 21時半頃
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― 5日目朝・自宅 ― [いつもより早く目が覚めた。 部屋を出ると、いつものように手紙と朝食は用意されてはいなかった。]
……ママ。いただきます。
[残っていたパンを黙々と口にしてミルクで流し込む。 ごちそうさまと手を合わせると、皿を洗い、身支度をする。]
ラビと今日こそお話するんだ…!
[行く先は今日もパン屋。 いつものポーチを肩から掛けると家を出た。]
(97) 2012/10/02(Tue) 21時半頃
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あぁ、海は何度か見に行ってる。 船もまだあるのかね。 ――そうだな、後で少し見てくるか。
[アレクセイについて>>95返事を貰い。]
あの兄ちゃんも色々と「気付いて」きてるんじゃねぇのかな…。 一度、顔を見たぐらいだがね。
(98) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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……ところでさ。 あんた…あの黒い服の男、どっかで見かけなかったかい?
[突然の問いに、男は何を思うだろうか。]
(99) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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くく……。 ビビって動けなくなってるかもしれねぇぞ?
[サンドラの言葉>>96におかしそうに笑う。]
寂しく……か。 ……そうか。
俺は、ただの旅人なんだがね。
[小さく笑いつつ、付け加えた。]
(100) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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僕は、君にそれを言いたいな。 ニーシャ、もっと自分を大事にして、って。
[冗談めかして呟いたけれど、それは本音でもあり。]
こんなに優しくして、受け入れてばっかりじゃ 君がつぶれちゃいそうで、ちょっと怖い。
[ふ、と。 少しだけ笑った。]
(-57) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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うん。 こんどは、絶対に受け取りに行く。
お礼には時計をプレゼントしようかな。
[>>+67 漸く、普段のような口調に、戻りつつあった。 懐かしむような目をして、語る。]
そうだな、それで次は、指輪を頼むんだ。きっと。 とびきり綺麗なのをお願い、って。
[掌を開いて、自分の指先を見た。]
(+68) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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あ?
[問われ>>99、顔を上げる。]
……いや、見てねぇ。
あぁ、なんだ?
『何か用なのか?』
(101) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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― 5日目・パン屋前 ―
あ―――
[パン屋は閉まっていた。酒場と同じように。 ラビが昨日、ここへおつかいに来なかった時点で 何かが変わっていたことを知った。]
ラビ…声、かけておけばよかったの? おまじない、したのに…。
[ぽたり、ぽたりと地面にシミができる。 ラビは泣き顔より笑顔の方が好きだと思うのに、 地面のシミは広がるばかりだ。]
(102) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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…またアレクセイと逢う事があったらさ、気軽に 声を掛けてやっておくれ。
相当参ってると思うんだ。
[アレクセイについては、最後にひとつだけ。 自分が声を掛けられるかどうかがわからないから。]
あんたにとっちゃただの旅人かも知れないが、 今この村に在っては同じ時間を歩いている仲間のようなもんだ。
話し掛けられれば嬉しいし、話が続けば尚良しだ。
[不意に痛む喉の痣、幾度か咳き込んで大きく息を吸い]
(103) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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[間に、何が起こっていたのか。 記憶は体温を失くしたその時から、とんでいる]
…そう、でしょうね。
[撫でられる聖画の天使を見つめる>>+66。 これを描きあげたのは、"今"からどれくらい前だったろうか]
カチューシャ、いつから"こちら"へ?
[少女の肩が震えないようにと、ゆっくりと、問うた]
(+69) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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会う事がありゃあ、そうするさ。
…誰だって多かれ少なかれ、参ってるとは思うぜ。 あんたもな。
[自分の喉をなぞる。]
それ――
[問いかけた時に咳>>103。]
おい、大丈夫か? 何したんだ。何処かへ、ぶつけたのか?
[ショールで首元は隠されていたような気がしていた。 今日はあらわな、そこ。]
(104) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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あの黒いのに、ちょっと聞きたい事があってさあ。 話が通じるかどうかは全く分からないけど、 ニキーシャはどうも会話が成り立たせてたっぽいから。
ダメで元々、ってところかね。
[苦しげに、それから困ったように笑って ミハイルの顔を見つめた。]
(105) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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[彼がもう大丈夫そうなら、そろそろと抱きしめていた腕を離し]
…………最近、ずっとそれ、言われてばっかりだ。 ターニャも、そんなこと言ってた、っけ…。
[曖昧にはぐらかしていた今までと違って。 少しきまり悪そうに。漸く反応らしい反応をみせる]
やさしい、のとは。 多分、違うと思う…んだけど。
[それ以上に、わがままだという自覚が先にくる]
(-58) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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俺の中の……つらいこと、とか。 もちろん、ないわけじゃ、ないよ。
…………でも。ベーリャに、こうしてただけでも。 なんか、軽くなった。
だから、平気。
[癒して、癒される。それは己の中では一方的なものではないから。 受け入れることは苦ではないと、ゆるく首を振った]
(-59) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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―5日目・教会―
妙な咳…?そう、なんだ。
[話を聞きながらも、絵をじっと見つめて。 少しだけ目を伏せると、ようやく彼女達の方へ歩き出し>>77]
…調子、悪かった事すら、気がつかなかった。
[足元に置いたランタンを手に持って、視線だけ教会をぐるりと一周し。 …サンドラが示した箱は、確かに古くなっていて。一瞬顔を歪め。]
……グレゴリーに、お礼、言ってなかったのに。
[ぽつり、と呟いて、またぼんやりと絵を見つめた。]
(106) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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―――…え?あ、あぁ。うん、勿論。
[サンドラから声がかかると>>78、少しだけ肩を揺らして答える。 どうやら随分とぼーっとしていたらしく、夜の色が濃くなってきていた。]
サンドラも、俺に送られてくれるよね?
[いつものように彼女も送るつもりだったが、一度は断られ。 それでも結局自分が折れる事はなく、タチアナもサンドラもしっかり自分達が望んだ場所へとと送る。 去り際の彼女には、わざと>>79]
うん、またね。
[と声をかけた。既にサンドラが背を見せていたので、聞こえたかどうかは分からないが。]
(107) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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いや、時計は……
[瞳が顕になれば、起伏の少ない表情の変化もわかりやすくなったか。 時計という単語が聞こえ、明らかに目が泳いだ>>+68]
…………次は俺。 今より、もうちょっと几帳面になってるかも、だし。
それは気持ちだけで、構わない…。
[口ではそう言っても、仕事以外のことに几帳面になれる 自分なんて全く想像がつかなかったが]
(+70) 2012/10/02(Tue) 22時頃
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指輪……俺が作っても、いいんだ?
…………わかった。
大切なひとと、ふたりで来てくれるの。 待ってる、から。
[視線は自然、彼の指先に。 こうして言葉を交わしていると、不思議と叶わない 夢ではないように思えてきていた]
(+71) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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[まだ、人の形を保っている“彼ら”の姿を静かに見守る。 もっとも、声をかけようとしたところで届くまいが。
不思議と静かな気持ちで、待つことが出来た。
村のどこからか。優しい子守唄が聞こえる。 全てを眠りへと誘うように。]
(+72) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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[自分の仕事をしっかりと終えた後、足は自然に海辺へと向かっていて。 適当な所で腰を下ろせば、ランタンの灯りを消して海を見つめる。 …サンドラには、ラビを探して見るとは口にしたものの、きっと。 見かけない者達は、ここではない何処かに、本来の居場所へと行ってしまったのだろうと。]
…わかっていても、
[見送るのは、辛かった。はなすのは、悲しかった。 それを少しでも紛らわそうと、もう慣れてしまった甘い匂いから逃げて。 明るくなるまで、ぼんやりと眺めていた。 …ここだけは、変わらないと、目に焼き付けるかのように。]
(108) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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どうせならこのセイレーンに、魂を奪われてもいいな。
[信じてもない神に捧げるよりも、ずっとずっと魅力的な思いつきだった。]
(+73) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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……会話は、出来るぞ。
[サンドラ>>105に答える。]
言葉は通じた。
あの黒いのに何を聞きたいのか分からんが…。
(109) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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これは大丈夫、じゃないけど大丈夫だよ、 これが色々思い出した結果。
緩ーく首を絞められてる感じがするんだ。 最後にはどうなるのか、もう想像するだけでも嫌になるよ。
[結局大丈夫なのかどうか分からなくなる言い回し。 あまり気を使わせるのも何だと、数歩離れて]
ま、そういうわけであんまり時間が無いんじゃないかなーとね。 もしも黒いのを見かけたら、私はその辺を歩いてるから 呼び付けて教えておくれ。
誰かに伝えてもらっても良いけど、皆逆に近付くなって 黙っちゃいそうだねえ。
(110) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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[>>+69画家の問いに意味をはかるかのように首を傾げ。]
あの人が、きた、あと? いくつかの、昼と、夜をみた、わ。
[黒衣に払われたあとのこと、ならば、いくつかの日を越えた、と。]
・・・木の葉、こんなに散ってた、のね。
[そんなこと、わかっていたはず、なのだ。 夢に囚われていて、さえ。
けれど、そんなうつろいは、そうと認識できるほど鮮明に意識に上ることは、なく。]
バラの、花も、なんど咲いた、かしら。
[少女の庭の、バラ。 その姿をとどめたいと、願い。 けれど、散るさまを愛した。]
(+74) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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そうか、話は出来そうか。 …なら安心だ。
何か、あいつが人を消してるって聞いたような気がしてさ。 なら……皆、生ききって消えて行ったのかなって。
[そこでもう一度大きく息を吸い込んだ。 足は広場を出ようと動いている。]
(111) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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ユーリーは、子守唄を黙って聞いていた。**
2012/10/02(Tue) 22時半頃
末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 22時半頃
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/* なんだかんだでミハイルさんていい人だよね。
(-60) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 22時半頃
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結果、ねぇ。
[喉と、サンドラの顔>>110を交互に見て。]
…分かった、伝える。
[女の顔が覚悟の顔に見えて、静かに頷いた。]
(112) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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[サンドラが出て行くのなら、それを手を振って見送った。 もう少し、此処にいるつもりだった。]
(113) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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…そう、ですか。
バラの、花。
[朽ちた窓から外に視線を向ける。 枝の様子は、秋深くなったころであろうか。
花と聞いて思い浮かべたのは…少女が最期に織り上げた、あのタペストリーだった]
…私のほうは、先ほど目覚めました。 なぜ、まだ続いているのでしょう。
――終わったはずなのに。
(+75) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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[女は一度振り返り、ミハイルに向かって手を振った。 彼もまた同様に手を振っているのが見える。>>113]
それじゃあね。
[昨晩、アレクセイ達に掛けたものと同じ言葉を、もう一度。 そうして女は広場を出て、海辺に向かって歩いて行く。]
(114) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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[最後、もう一度だけぎゅっと抱きしめてから。]
……そっか。 タチアナも、やっぱり言うんだ。
[そんなところもそっくりだ、と笑い。]
……君と過ごしてきた間に 優しくないと思ったこと、一度もないよ。
[同じやりとりをしたような、気がする。 そうして漸く、先の彼の気持ちを、知った。]
(-61) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
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本当に、優しすぎるよ、ニーシャ。 でも、君がそう言うなら、信じる。
……―― 僕だって、同じように思ってるからね。
[辛くなったら言うんだよ、なんて。 今となっては遅すぎるような気も、した。]
(-62) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
|
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っあはは、わかったわかった。 じゃあ、君がほしいもの、考えておいてよ?
[>>+70目が泳いだのが、あまりに想像通りで、思わずわらう。]
(+76) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
|
|
うん。 デザインは君に任せるよ。一つ頼むなら、……
そうだな、彼女が喜ぶものを。
[>>+71 きっと彼が見る指は、所々皮膚が固くなっていて。 ペンだけで生きていた訳ではないのが良く解っただろうか。
そして、だからこそ手袋をよくしていた事も。]
(+77) 2012/10/02(Tue) 22時半頃
|
|
―広場から少し離れ―
…やれやれ、黒いのって目立つから良いけれど 捜すとなると一苦労だねぇ。
気が付けばその辺に立ってたりするし……
[途中に並ぶ家々を見回しながら歩いている。 浅くなりがちな呼吸を整えながら、ゆっくりと。]
(115) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
傭兵 ユーリーは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 23時頃
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[からん]
[香炉の音が響いた。]
(@1) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
/* なんか凄い緊張してきた。 大丈夫かな、ちゃんと話す内容まとめてるかかざしろさん。
(-63) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
――――…。
[久方ぶりに聞く音>>@1がすぐ近くに響いた気がして、 ゆっくりと左に、右に、そして後ろを振り返る。]
(116) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
[>>+75最後のタペストリーだけは、今もまだ夢をまとって鮮やかに。]
・・・まだ、おわれない、の。 まって、る。
[視線は遠くを見透かすように。 父はまだそこにいるか、と。]
おかえり、って、言ってない。
[少女がまだ”この世”にとどまる理由。]
それに、まだ、さみし、そう。
[夜が運んでくる声>>2:300が少しでも癒えるようにと子守唄を紡いだ。
”声”が少女をとらえ、て。 少女の想いのカケラ、はこの村を離れられない、と騒ぐ。]
(+78) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
[黒衣の男は、サンドラ>>116の後ろに居た。]
[ただぼんやりと足を止めて居る。 彼女に気付いた様子は、ない。]
2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
[黒衣の男は、サンドラ>>116の右側に、居た。]
――…… 居るのか?
[ただぼんやりと足を止めて。 ここはもう、大分"壊れて"いるのだろう。]
(@2) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
おかえり?
[それは、家族に言う言葉。 大切な人を迎える言葉]
…待っている、ですか。
[少女の言うことを全てとらえることはできないが、 理由があって、つづいていることは解る。
自分は、どうなのだろうか]
………
[子守唄に、耳を傾ける。 唄を聴いていたのは己と月だけだっただろうか。
それとも*]
(+79) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
末っ子 ラビは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 23時頃
|
[もう一度前を向き、目を閉じる。]
居るよ。 聞こえるかい?
[男の声が右側からすれば、びくりと身を強張らせるが 同時に喉の締め付けも強くなり、意識はそちらに向いて 幾分か落ち着いた。]
(117) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
[想いのカケラはタペストリーの姿をとどめ、絡みついた糸の残滓が呪縛となる。
それでも、見届けるのだ、と。]
もうすぐ、よ。
[終わりの時を”待つ”のだという少女の意思。]
(+80) 2012/10/02(Tue) 23時頃
|
|
――…… ああ。 聞こえる。
[目を閉じた。 もう、聴こえてしまうほどに、…―― 声の主、恐らく女性であろうそれは、保てなくなっているの、だろう。]
(@3) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
|
|
[タペストリー。 それは上手い喩えかもしれない。
夢のせかいに縫いとめられた糸が、この手、若しくは自ら、ほどけて落ちていく。
糸は、何処へ落ちていったのだろう。]
(-64) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
|
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[>>+79繰り返される言葉に淡く笑む。 哀しみは織り込まれていた、ろうか。
子守唄に耳を傾ければ、やがて口ずさみ**]
(+81) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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それは良かった… あんたに、聞きたい事があってね、捜してたんだ。
ちょっと悪いね、息…するの辛いから もたれさせてもらうよ。
[すぐ傍の壁にもたれ、途切れがちの言葉を紡ぐ。]
あんた…他の皆を消して回ってたって?
(118) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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此処から解放するのを消すと言うなら それに相違ない。
[彼女の欲す回答だろうか。>>118]
2012/10/02(Tue) 23時半頃
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|
俺は……思ってるまま、言ったこと、が。 よくだれかを困らせたり、悲しい顔にさせたり、してる。
それでも、やさしいって。 言えるの…かな。
[同じ言葉を返されては、否定もできないけれど。 浮かんだ疑問が、ふいに口から零れていた。
ベルナルトも、そうさせてしまっていたような。
だけど信じているとの言葉には、嬉しそうに目を細める。 痩せ我慢が多い青年だが、これは嘘のない、本当だったから]
(-65) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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此処から解放する事を消すと言うなら それに相違ない。
[彼女の欲す回答だろうか。>>118]
(@4) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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―前日夜・教会―
[かけ出した背中を追う。 高いヒールと長い裾が邪魔をして、凄く走りづらかったけれど、それでも。
教会に辿り着いたのは、二人から随分遅れて。
肩で息をしながら、未だ内部に入ったことのなかった場所へ足を踏み入れた]
……っは、 殺す、 気 ……!?
[サンドラの声>>71に弾んだ息を整えないままで答え、 照らされた絵に視線を落として。]
……、 これ、 グレゴリーの……?
[それを確かめるために、署名を探しているのだろうが>>74。 胸元を押さえながら繰り返す深呼吸の合間に問う。]
(119) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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[漸く息が整った時には、もうグレゴリーの描いたものであるという証は見つかっていて。>>75 掲げられた絵画を、改めてじっくりと見る。]
良し悪し、はさ。
あたし、よくわかんないけど――……
グレゴリーの絵は、やさしい。
[飾ってやろう、との言葉には迷う素振りなど見せずに頷いて。 任せた、とばかりに、アレクセイの背を叩く。]
(120) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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また難しいこと、言うな…。
[ほしいもの、と言われてもなかなか出てこず。>>+76 しかしお礼はいらない、と答えればまたあの時のような問答に 発展しそうで、今度は頷いた]
…………まかせて。 いっしょにつけてるだけで、幸せになれる、ようなの。
作って、みせる。
[こうして近くで見るのは初めてな、ベルナルトの手。>>+77 先程少しだけ聞けた話と合わせて考えると、 代書人は彼の持つ側面のあくまで一つ、のようで。
それしか知らない自分だけど、大切な友人であることは。 やはり、変わりなかった]
(+82) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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[そして腰を下ろしていた地面から、ゆっくりと立ち上がって]
ちょっと、村の様子、とか……見てくる。
[どこを訪ねても、崩れた残骸しか見れないだろうけど。 光が失われかけた時、この風景を忘れないために村を歩いたように。 今もまた、心に刻み込まなければいけないものだと、思っている]
(+83) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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ベーリャ。
…………ほんとに、ありがとう。 じゃあ、また。
[蒼の眸を見つめたまま、改めて彼にはお礼を。 次会える時までに、この夢が終わっていない保証はない。
しかしたとえそうだとしても、さっき語り合った “つぎ”はあると信じているから。 「また」と口にして、手を振って歩いていった**]
(+84) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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― →広場 ―
[結局家へは戻らずに思うがままに村を歩きまわる。 海辺から大通りを通って教会へ。 教会の裏にある細い通りを抜ければ見えてくるのは広場のオブジェと]
…あんた、消えてなかったんだ。
[ベンチに腰掛ける、余所者の男。名前は確か]
…えっと。
[気まぐれで声をかけてみたが、名前が思い出せずに近寄る足をピタリと止めた。]
(121) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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職工 ニキータは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 23時半頃
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そっか。 それじゃあ、私の心残りの最後のひとつ。
あんたが「開放」したって皆は、最後まで生ききったかい。 やり残し無く、逝けたかい。
…それっくらいは見てるだろ?
[ぎし、と軋む喉に手を当てて堪え、問いを重ねる。]
(122) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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[泣いて泣いて。涙がもう枯れてきた頃、 鼻をかもうとポーチを開いた。]
あ、…これ…
[手に取ったハンカチが自分の子供らしい花柄ではなく 借り物だと気がついた。 さすがに借りたもので鼻はかめないとポーチに戻そうとした瞬間、 ハンカチは風に溶けた。]
あ、あぁ…―――
[物が人が消えていく。そのことを確信するには十分だった。]
(123) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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― 5日目夕方・広場 ― [いつものベンチに座る。 このくらいの時間にはまだいつもいる演奏者はいない。
演奏者だけじゃない、すでに夕暮れが近いというのに 夕飯の支度をしているであろう煙突から煙の出ている家も 以前とは比べ物にならないほど少なかった。]
イヴァンさんも…
[大人達が自分に気を使ってくれてる事にも気がついた。 大事なことは教えてくれない両親や先生といっしょだった。]
(124) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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「ねえ、おばあちゃんは一緒に来ないの?」
「ママ、リディヤ学校つまんないよ、 おばあちゃんのお話聞いてる方が好き。」
「ねえ、パパ、ママ1番取ったらおばあちゃんに会いに行っていい? ……本当!?やったぁ!リディヤ頑張るね!」
「―――――うそつき!!」
(125) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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―――やぁっ!
[反射的に体を抱きしめる。 思い出したのは自分が両親を拒絶したこと。そして」
おうち、かえ、らなくっちゃ。
[少し呼吸を整えると、自宅に向かって歩きだした。]
(126) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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……ああ、
[グレゴリーが、していた咳。 あの時はそこまで酷いものだとは思わなくて。
目を伏せた。]
……、 、
[ぽつり。 ちいさく、ことばを紡いだけれど。]
(127) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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[夜の帳も、すっかり下りきってしまった頃。 またひとのことばかりを頼んでいるサンドラ>>78の服を引っ張る。]
……サンドラも、よ。
[離さないように、ぎゅ、と掴んだ。 どこか、遠い気がして。 どこか、頼りない気がして。
まるで――、ベルナルトのように、 もう二度と、会えない気がして。]
アレクセイ、いつもごめんね。
[送ってもらう場所は、代書人の家。 反射的に飛び出したけれど、あの家はもう、自分の"帰る場所"だったから。]
(128) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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[>>79告げられた別れの挨拶、に。]
明日ね。
[アレクセイに並んで、>>107呟く。 またね、と彼が言うなら。自分は、明日ね、と。
――どこにもいかないで、とは。
言えなかった。]
(129) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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[ベルナルト宅まで送ってもらって、いつか自宅まで送ってもらった時のように、 少しアレクセイの袖を引いて。]
……アレクセイ――……、リョーシャ、 またね。
[ひらり、手を振り。
その背が、見えなくなるまで扉の前で見送った。*]
(130) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/02(Tue) 23時半頃
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………―――
生きている頃の心残りは、あっただろう。 ここで叶わないことも。
[きっと、全てが満たされた訳では、ないだろう、が。]
だが 私が見た最期は、生きていた。
[木の葉が落ちて、石畳にぶつかる。 小さな乾いた音が、聞こえた。]
(@5) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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/* タチアナちゃん……ぶわっ。 本当に可愛い娘になって……。
切ないなあ、お別れ言わずに居なくなるって。
(-66) 2012/10/02(Tue) 23時半頃
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|
それはね。 君が優しいから、そんな顔をするんだよ。
本当は皆に怒られるべきなのに、君は許してしまうんだ。 だから、……―― 悔いて、悔いて、仕方ないんだ。
君に何かを負わせるのが、嫌なのさ。
[嬉しそうに目を細めたのを、やさしくわらって、見た。]
(-67) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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|
そう? 好きな食べ物でも、好きな絵でも、何でもいいんだよ?
[>>+82 無欲なものだと、くすくすと笑う。]
うん。 お願いするよ。
君に任せたら、間違いはないもの。
[普段は手袋をつけて過ごしていた気がする。 当り前だ、こんな指を見られたら多少でも怪しまれてしまうもの。]
(+85) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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|
行ってらっしゃい。 またね、ニーシャ。
こちらこそ、ありがとう。
[灰緑をじっと見つめ>>+84、やわらかく笑った。 いつもよりあつい瞼は、目だったかもしれないけれど。*]
(+86) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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あんたの、言い回しは…なかなか難しいね。 でも、なんとなく悪い方向に行かなかったのは、わかるよ。
私もさあ、出来なかった事をさせてもらえて…幸せだったよ。 今にして思えば、なぁんで送りきれなかった日常を… 送らせてもらえていたんだろうねえ…
[更に強まる締め付けに、立って居られなくなり ずるずると石畳に座り込む。]
(131) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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/* うおやべ、時間ないぞ。成仏せな。
(-68) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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……
[難しい>>131、と言うのは。 言葉が必要であるのは聖書のそれだけの男には、どうすることもできなかった。]
夢の中で閉じこもりたい気持ちは、解らなくもない。
[視線は、どこかを見つめる。 それはサンドラを探すと言うよりは、物思いにふけるそれ。]
(@6) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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ただ。 もう、本当の眠りにつかなければ。
夢は慰めとなる。 けれど、救うことは、ない。
[座り込む女を、そのまま見つめる。 視線を揺らがすことは、なかった。]
(@7) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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|
[少女の声で奏でられる唄を、聴く。
そういえば、あの少年にも歌の続きを歌ってもらった。 彼は…同じように、ここにいるのか。 消えたかどうかも、はっきりとしていないが]
……少し 村を見てきます。
[少女の子守唄が途切れれば、立ち上がって。 廃墟と化した村をまた、音もなく歩き出す**]
(+87) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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――……御前は、生き切ったのか?
(@8) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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/*あと30分かー……
んーー、どこまでいけるだろう ぷらみやさん召喚しても忙しくさせそうなアレそれ んーまだ一歩足りてないのだよなー…
(-69) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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/*んっと 見守るターン・・・?
流れぶったぎんのもあれだし 少し静観…
(-70) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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|
[ながい、ながい、時をかけてタペストリーを織りあげる。
とじこめたいと願った、過ぎ去ってゆく一瞬のきらめき。 あるいは叶わなかった現実。 夢見た幻想。
細い、細い、糸を。 ほどけぬ、ように。]
(-71) 2012/10/03(Wed) 00時頃
|
|
……そうだね。 私もそのつもりで、記憶を辿ってきたんだから。
―――…十分にね。
めいっぱいの日常を過ごせた。
息子に「おかえり」と言えた。
本当の娘ではないけれど、 ずっとずっと見守って来た子達を見つめる事が出来て
幸せだったよ。
[生ききったかとの問いには、迷い無く。]
2012/10/03(Wed) 00時頃
|
|
……そうだね。 私もそのつもりで、記憶を辿ってきたんだから。
そろそろ頃合かなって、思ってた。
(132) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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―――…十分にね。
めいっぱいの日常を過ごせた。
息子に「おかえり」と言えた。
本当の娘ではないけれど、 ずっとずっと見守って来た子達を見つめる事が出来て
幸せだったよ。
[生ききったかとの問いには、迷い無く。]
(133) 2012/10/03(Wed) 00時頃
|
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[アルトサックス。 もう力を無くしたそれを、また構える。]
~♪
[また、音を奏でる。
夢から覚めなければいけない。 けど、あと少しだけ。]
(+88) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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|
[長い、長い、時を。 たえうる、ように。
それは、記憶(思い出)が色あせてしまわぬように。 今ある現実を見つめられるように。 夢は人の想いの翼。
決して永久に存在するものではないと知ればこそ、少しでもながく、と。]
(-72) 2012/10/03(Wed) 00時頃
|
|
"わたしは偽りを憎み、忌みきらいます。 しかしあなたのおきてを愛します。"
[女の言葉>>133に、頷いて。 祈りの言葉を呟く。
受け入れられるように。 優しい慰めを経て、本当の安らかな眠りにつけるように。]
(@9) 2012/10/03(Wed) 00時頃
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/*表の流れを切りたくないなら共鳴ロールすればいいじゃない
ということで共鳴ロールします
(-73) 2012/10/03(Wed) 00時頃
|
|
"あなたのおきてを愛する者には大いなる平安があり、 何ものも彼らをつまずかすことはできません。"
(@10) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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|
[はらり。
また、一本の糸がほどけよう、と。]
(-74) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
|
|
[今頃は、自宅の隅に吊るされている自分の影があるのだろう。] [記憶の終点、死を見つめる。]
……く、ぁ
[締め付けは更に強くなり、今此処で首を吊られているかのような 痛みと苦しみが女を襲う。
それは男が紡いだ詩篇の痛みでもあるのだろうか。]
(134) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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|
― … ―
[夢を見た。]
『…… ね、』
[ ノイズ混じりの、 夢を。]
『 ターニャ 』
[ 真っ暗で、何も見えない。]
『 ……んね ……、』
[けれど。それはやさしくて、
あたたかくて、]
(=5) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
|
|
『 ごめんね、 ターニャ …、』
[いとしい、夢だった。]
(=6) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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|
/* ひと、いんのだろうか。
(-75) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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|
[ 母は、どこまでも"女"だったけれど。 ]
[ どこまでも、腐っていたけれど。 ]
[ "おしごと"でぼろぼろの娘を、 それでも 。 ]
[撫でて、慈しんでくれいてたのだ、]
(=7) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
|
|
[都に渡った息子が、新しい商売を始めた事は 風の便りに聞いていた。
また、それが失敗したという事も。
危険な裏の仕事に手を出して居た事は知らず、 息子が残した借金の元を取る為に襲われた
そこまでを、見つめる。]
(135) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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|
[疲れが見せた、妄想でも構わなかった。] [この"ゆめ"の中の、優しい嘘でも構わなかった。]
(=8) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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[複雑に織り込められたタペストリーは、
けれど、一本の糸を失え、ば…―――]
(-76) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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ターニャは、しあわせだったよ。
[ 意識の根底で、 少女が、微笑う。*]
(=9) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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[苦しみと痛みは増すばかりだが、思い出すものは 皆と過ごした、女の日常。]
在るべき処へ。 感謝、するよ。
[だから、最期くらいはと] [解けて消える直前に女は、笑った。]
(136) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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[そのとじこめた”一瞬”は…―――]
(-77) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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娼婦 タチアナは、メモを貼った。
2012/10/03(Wed) 00時半頃
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[今まで日常を共に過ごした糸車は既に無い。]
[ただ、教会に置かれた赤い小箱は。 中に納められた硬貨は輝きを失い、古くなっているだろうが
結んだ白い毛糸だけは紡いだ日を忘れるまいとするかのように、 解ける事なく結ばれたまま。**]
(137) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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/* おふ、よかった居てくれる人おった。 ミハイルさんねおちったかな
リディちゃんやっぱ硬直しちゃったなぁ、すまん。 ベル生かしてればよかったか
(-78) 2012/10/03(Wed) 00時半頃
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