
803 さくら町の紅桜怪異譚
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人
狼
墓
少
霊
全
キングは占うの対象を神に任せ、クロミネに決まった。
マオは黒峰 日向 クロミネに投票した。(ランダム投票)
エイジは橘 珠洲羽 スズハに投票した。(ランダム投票)
スズハは神代 睦月 ムツキに投票した。(ランダム投票)
クロミネは満天寺 大王 キングに投票した。(ランダム投票)
ココは南 菜子 サイコに投票した。(ランダム投票)
キングは熊谷 哲也 クマガイに投票した。(ランダム投票)
カズミは凛堂 煌夜 ココに投票した。(ランダム投票)
サイコはスドウ エイジに投票した。(ランダム投票)
ムツキは熊谷 哲也 クマガイに投票した。(ランダム投票)
クマガイはスドウ エイジに投票した。(ランダム投票)
エイジに2人が投票した。
スズハに1人が投票した。
クロミネに1人が投票した。
ココに1人が投票した。
キングに1人が投票した。
カズミに1人が投票した。
サイコに1人が投票した。
ムツキに1人が投票した。
クマガイに2人が投票した。
エイジは村人の手により処刑された。
キングはクロミネを占った。
クロミネは人間のようだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、マオ、スズハ、キヌ、クロミネ、ココ、キング、カズミ、サイコ、ムツキ、クマガイの10名。
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/* >どうしてもっていうなら、 だっこしてあげるよ
これが最期の言葉だなんて…(ぶわっ)
ありゃ。 襲撃ランダムってパスも対象なのかなー?
(-0) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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/* あっ!?詠司くーん!?!?
(-1) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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「通りゃんせ 通りゃんせ……」
[十歳くらいの子どもがどこかでわらべ歌を唄う。
それはいつか境内で遊んでいた時の記憶に近いかもしれない。]
「行きはよいよい 帰りはこわい」
「こわいながらも」
「通りゃんせ 通りゃんせ」
「詠司くん、つーかまーえた」
[喜色を含んだ幼声は境内にこだまして
土の湿った空気に飽和した。]
(#0) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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/* 墓下一人とか……。
(-2) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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/* え、えいじいいいいいいいい!
しかも、え、あれ!? 襲撃なし!?
(-3) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/13(Wed) 00時頃
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/* ミヅノさん天声ありがとう!! そうか、今日はもう天声ないものだと思っておりました…。
とおりゃんせの選曲素敵です。
ねえ、詠司さん居なくなったんだけど泣いていい?w (展開としては最高だぜ。)
(-4) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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/*本当にかみ合わせが起きたよー…。 しかも一発で詠司連れてかれて、今度こそみたいな桜の精の執念を感じました。 哲也吊られたら、チョコバナナ(になった)自分で食べるしかなくなるとこだった。まだ生きててくれ。お土産あるから。
(-5) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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全く、仕方のない子ね。 あなたたちにはもう少しあとに来てもらうつもりだったのに。 どれだけ待ち遠しかったの?
[真っ先に飛び込んできた可愛い犬>>#0に、呆れながらも笑みを向ける。なんだかんだで可愛くて仕方がないのだ。 彼と、彼の器だった少年が執着する美しい女の子は無事に連れて来られるだろうか。そればかりは、神――もとい、桜の木の思し召しなのだろう。*]
(*0) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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― 神様の領域 ―
[突然、ぶわりと一際大きな風が舞い上がる。 紅の花弁で視界がいっぱいになって、息も吐けない。
最後に見たのは、振り返る二人の顔。]
(+0) 2016/04/13(Wed) 00時頃
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ああ哲ちゃん、よりちゃんを守ってあげてね。
絶対だよ。 哲ちゃんになら、任せられるんだ。
(+1) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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よりちゃん、ごめんね。ごめんね。 最後まで、君の、君だけの紳士でいたかった。
ごめんね
好きだよ
大好きだ
(+2) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[哲也の電話の音に気を取られていれば、背後から冗談めかした声が聞こえる。>>2:97 姿を確認せずとも、声のトーンでそれがわかるものだから可笑しいものだ。]
もう子供の大きさじゃありませんから、 抱っこはさすがに……
[笑いながら後ろを振り返ってみたけれど、声の主は姿も形もなかった。]
……詠司さん?
(0) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[そうか。もうずっと前から、心を奪われていたんだ。]
(1) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[このまま、もう一度探して見つからないなら、一度神社の方に戻ろうかと悩む。 コウヤ達は、トウヤを見つけられただろうか。]
コウヤ~!すずは~!
[こんな状況で、ばらばらになってるのは、危険だ。何としてでも見つけ出したい。]
……戻ってるかしら?
[やっぱり今すぐ戻ろうか。戻って居なければ、また探しに出ればいい。それからでも遅くない。…本当に?]
ああっもうっ。悩んでても仕方ないっ行動あるのみよ、真央っ。 がんばれ、私っ。負けるな、私っ!
[声を出してないと、一人でこの静寂は怖い。神社へ向かう道中も、大声を出して、探し歩いた。]
(2) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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(残念だったね、須藤詠司クン)
[姿が消える間際、万華鏡のように一気に押し寄せてくるビジョンは、恐らく肉体の持つ記憶。
花屋さんの前。 教えられた花の名前、花言葉。 唯一覚えられたのは、学校で観察日記をつけろと言われた 日日草だけ。花言葉は「友情」。
女の子みたいな喋り方。 でも不思議と変だなんて思わなかった。 黙っていても止まらないおしゃべりを、 うるさいと思ったことも一度もない。
初めてこの町を去るとき。 駅で大泣きした彼を見て、 電車の中で泣いてしまったのは、秘密。]
(+3) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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/* >>0 やだぁっ泣いちゃう!!
アリスはダメなのよ~。・゜・(ノД`)・゜・。 大好きな人同士が引き裂かれるストーリー! 涙無しでは、見れないわっ。さくら町!
(-6) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[男勝りな彼女。 昔から運動神経が良くて、 結局かけっこで勝ったことは一度もなかった。
高校の文化祭。 彼女のグループがダンスを披露したけど、 その中で群を抜いて上手かったのを覚えてる。
コツを教えて、なんて聞いたこともあったけど 教わったダンスは友人らに「盆踊り」と称された。]
(+4) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[ざわりと胸が波打つ。 一歩、二歩と進んで先程まで彼と居た場所へ。 きょろ、きょろと辺りを見回しても、やはり詠司の姿はなく。 先程胸に抱いた不安が一気に芽吹き始めた。>>2:76]
……嘘……
[何度も、同じ場所を見返すように右へ、左へと視線を向ける。 桜の樹以外には何もないこの場所に、既に探し人が居ないことなどとうに知っている。
それでも、何か、彼が残したものはないかと懸命に眼を走らせた。 震えている指先を、先程のように己の手で抑えこむ。]
(3) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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詠司さん…っ、詠司さんっ…!
[日頃、出さぬような大きな声を張って名を呼んでも、返る声はなく。 崩れ落ちるようにして膝を着いてしまって]
――やはりあの時、手を離すべきではなかったと。
激しい後悔に襲われた。**]
(4) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[「弱虫マリー」。 そう呼び始めたのは誰だったか。
鹿住と負けず劣らず引っ込み思案な彼女と、 初めて遊んだのは、学校の裏山。
外で遊ぶのにお絵かき帳なんか抱えてて。 男の子がからかったら泣かせちゃって。 真央や玲奈、菜子が男子を追いかけまわしてた。
彼女の描いた絵が、 何度も表彰され貼り出されるたびに その才能に憧れていた。]
(+5) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[演劇なんて興味なかった。 そも人前で、何かを演じるなんて 恥ずかしくて死んでしまう、そう思ってて。
国語の朗読も嫌いだったくらい。 でも、彼は。 彼が教科書を読むと、目の前にその風景が広がって 主人公の気持ちが痛いほど伝わってきた。
大学でそっち方面のサークルに入ったと聞いたとき ああやっぱり、なんて思ったものだ。]
(+6) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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[それは、神社へ向かっている途中だった。]
……ん?
[幽かに聞こえて来た幼子の歌声。]
ちょっ……冗談…でしょ?
[最強に怖すぎる。聞いたことのあるわらべ歌。耳を澄まさなくても聞こえてくる歌詞。そして、最後の声が聞こえると。]
……詠…司?
[過去の出来事がフラッシュバックする。悲しく怖い記憶。大切な友達が居なくなる、恐怖。
真央は、勢いよく瞳を濡らした。冗談じゃない。詠司も。今側に居ないすずはも。走り去ったトウヤも。久々にあった皆も。居なくなって欲しくない。]
さくらの化身とやらっ、何が目的なのよっ! 皆に手ェ出すんなら、私一人にしなさいよっ!
[皆無事が知りたくて、全力疾走で、神社へと向かった。皆が、すずはがそこにいる事を祈って**]
(5) 2016/04/13(Wed) 00時半頃
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/* 割と更新直後に来られた~って思ったら対いなくなっててごめんちょっと笑ったラ神よ 惜しいなぁ。しかしキヌちゃんとは美味しいです
(-7) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/13(Wed) 01時頃
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[中学の終わりにはもう既に煙草を吸っていた気がする。 「不良め」。何度そう思ったことか。 でも案外涙もろくて、情に厚い彼のことが 嫌いになんてなれなかった。
ガタイが良くて、顔が怖くて。 女の子が泣いちゃうよ、なんて軽口を叩けば 「うっせ」と深い深い眉間の皺を刻んでこづかれた。
ああ、そうだ。 笑うと意外と可愛いんだからって 呟いてたあの子のこと、伝えそびれちゃってるな。 ごめんね。]
(+7) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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/* 追いかけたいよ詠司さん…!(じたばた)
余りにも見事なフラグ回収過ぎて切ないけどシステムまじGJ! 明日は盛大に泣こう。泣くようなキャラじゃないけどさすがにこれは動揺するわ。
(-8) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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[手先が器用な彼。 彼が作る紙飛行機が、一番よく飛んだ。
河原で、競って飛ばした紙飛行機。 おんなじように作ってるのに、 なぜか彼の飛行機は風に乗って。
川の向こうまで飛んだ時、 みんな一緒になってはしゃいだ。
入院が決まったとき。 一番不安だろうに、大丈夫だからと笑う彼は 同い年なのにちょっと大人に見えて、かっこよかった。]
(+8) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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/* >>4 ラ神めっ!!!!キヌを泣かしたわね~(*`へ´*)
(-9) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/13(Wed) 01時頃
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/* ↓この辺に墓下ロル。
(-10) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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─少し前─
い、いや。そんなことはどうでもいいんだけど…。
[鹿住が通話中の相手に話しかけたことを謝罪しているよう >>2:89だが、こちらとしてはその距離感に謝ってほしい。 いや、謝罪はいらないのであと一歩か二歩歩み寄ってほしい。]
真央と珠洲羽?
[まあ珍しい組み合わせではないけれど 目的を持って動いたと思われる珠洲羽の様子 を聞くと、首を傾げる。]
何か、知ってんのかな? まさか、出口?
(6) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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[医者の息子。 それだけで住む世界が違って見えた。 落ち着いてたし、勉強もできて、 ファンクラブは彼にこそできるべきだろなんて思ってた。
知っている。 一度目の神隠しの時、あんなに冷静な彼が 泥だらけ、血塗れになってまで探してくれたこと。
傷を見るたび、ごめんね、ごめんねと謝る自分を 平気だよ、と許してくれたこと。
人一倍責任感が強くて、真面目な友人。 彼が実際に医者になったなら、 きっと彼が関わる患者は みんな彼に感謝するだろうと思った。]
(+9) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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[さて、掛けた電話>>2:83に反応はあっただろうか。 食べ終わったバナナの軸をゴミ箱に捨てると またすぐに口寂しくなって、ヒョウ柄とそれから スウェットのポケットに手を突っ込む。]
あれ?っかしーなー。
[ぐるりとその辺を見渡して日向に]
なあ、タバコ持ってない?
[と聞いた。一応人選をしたつもり。 その後だろうか、怖いほど楽しそうなわらべ歌が 聞こえてきたのは。]
(7) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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[境内にもこどもの声が届く。 懐かしいいつかを思いださせるわらべ唄>>#0 どこからともなく響く声が詠司の名を綴ると、 ぴくり、肩を震わせ、顔を上げる。]
詠司を、つかまえた……?
[うたいてであるこどもの姿が見えれば 他愛ない遊びとして処理できるのに、 声の主はあたりを見渡せどみつからない。]
燈夜も、……攫われないで、とか言ってたよな。
[詠司が居なくなった時を思い出し、 神隠し、なんて言葉が頭から離れない。]
(8) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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[悪戯ならいいのに。 燈夜が煌夜を心配させるような悪戯をする印象はなく その線は、すぐに打ち消し考えなくなっていた。]
……ちょっと見てくる。
[詠司や衣子、哲也が向かっただろう赤い桜の方へと足を向けた。**]
(9) 2016/04/13(Wed) 01時頃
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ギャーーーーッ!!!
[肩を震わせて身体をこわばらせると 固く目を瞑って俯く。 無邪気な子ども系はダメだろう、と。 冷や汗をかきながら半べそで言葉を絞り上げる。]
ちょ、ま…マジ…駄目だって、これ。 やばいやつ。マジで駄目なやつだよ。 俺たちが一体何したっていうんだ…!
[喋ってないと、恐怖でおかしくなりそうだと 思ったままを口に出して。 視線をあげた時に見た日向と一緒に移ったのは
…──白い桜。]
(10) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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あれ? 桜、戻った?
[その桜はきっと自分にしか見えなかったのだと思う。 他の者からは理解してもらえなかったから**]
(11) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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/*毎日一回以上は誤字を出している。 なんだろう、集中力が足りてないのか、頭が足りてないのか…。
俺たちが何したって>>10>誤爆>誤字
orz
(-11) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[キングと付き合い始めたのには正直衝撃を受けた。 狙っていた男子は多かったのに、なんで、そこ?と。
さっぱりしてるのに、女性らしくて。 同学年の子たちの中でも、一際目立っていた気がする。 女子にも人気があったのは、 その面倒見の良さからだろうか。
音楽やってる、と聞いたとき。 もしかしたら会うこともあるかな?なんて思ってたら 案の定。
彼女の歌声、その時初めて聴いたけど、 ああいいなって思ったから。 今度衣子を誘ってライブに行こう、そんな計画も、もはや。]
(+10) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[スズハが突然走り出して>>44、引き止める間もなかった。]
あ、スズハ……!
[トトの時と同じだ、なんて悪い考えは無理やり振り払う。 マオも顔を上げて、スズハを追いかけていった>>63。 その背に気をつけてねと声をかけて、カズミの手をしっかりと握った。]
ぼくたちも、行こう。
[前を向いて、歩き出した。]
(12) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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ねえ、どっち?
[幼い頃何度も聞いては「もー!」と怒られた。 双子なんて珍しくて、 自分によく似た顔がすぐそばにいるのって どんな気持ちなんだろうってよく考えてた。
お揃いの服、色違いの小物。 好きになる子が一緒だったりする?とは 流石に聞けなかったけど。
高校に上がる頃にはお別れした二人。 そのころには流石に見分けがつくようになってた。 記憶の中の彼らはいつまでも幼くて、 もうすぐ成人だよ!なんて言葉、未だに信じられない。]
(+11) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[ 目をそらしても尚、ちらつく帯の赤が どことなく鬱陶しく、狂おしい。]
(-12) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[ 逸らした目線は何事もなかったかのように 平然を装い、今を述べていた。(>>2:42)
それでも楽しむしかないと 唐揚げを頬張る彼女には少しだけ 瞳を丸くさせて、わずかに破顔する。]
…まあ、お前のその発想 嫌いじゃねぇな。
[ 事実、楽しいのだと 伝えられぬこのもどかしさにも 微笑を一つ、織り交ぜた。]
(13) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[ 携帯。(>>2:55) その単語を耳にすれば、 男はそれを思い出したように取り出し、 ガラパコスと呼ばれる旧機種のボタンを ぽちぽちと押していた。
しかし携帯の画面は黒いままで、 それは太鼓の音と共に襲った あの暗闇をも連想させる色に見えた。]
俺のはダメだ。スマホじゃないからか…?
[ どうやら繋がらないらしいと、 そんなフリを見せ肩を落とし、少しばかり弄ぶ。
実際は電源を入れていないだけ、なのだが。]
(14) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[ そうして電波の確認をする姿を尻目に (>>2:83)一人の幼馴染が隣の 手を握り締めたまま頭を忙しく下げていた。 (>>2:89)]
高峰、と煌夜か。 …お前もいつもどおりで安心した。 電波とか悪いみてぇだしな。
[ と、さり気なく持っていた携帯の 真っ黒い画面を主張させてみる。
出口の話に、謎の言葉。(>>2:90) それには同じように首を傾げて見せ(>>6) さあな、と言葉を吐く。]
(15) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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…お前らの前では吸わなかったのに よくわかったな。
[ 問うてきた発言(>>7)には瞼を数回 ぱちくりとさせて、タバコの箱とライターを 差し出した、その後だろうか。 彼が突然、叫んだのは。
何に怯えたのか、何を察したのか。 勿論、瞬時に理解は出来た。
しかし別段怖いものではないのにと 怯えるその姿があまりにも滑稽に そう思えてしまったのか、 少しだけ目を細めてしまったことは ――どう誤魔化そうか。]
(16) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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…おい、キング
[ 落ち着かせるためにその名を呼び 大丈夫かと、声をかける。 差し出していた腕はそのままに肩を優しく叩けば、落ち着きを取り戻してくれただろうか。]
桜とか、戻ったとか お前は何を言っているんだ?
[ 気になる発言をした彼に、そう問いかけながら またも首を傾げて見せ、 手持ちのタバコへ視線を落とした。]**
(17) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[ 綺麗に咲かせてあげるわ、と(>>2:*9) 好い響きが聞こえれば口端がほんのり ご機嫌になってみせる。]
ええ、そうですね。
[ 一緒にと、(>>2:*8) 切望する声にも頷きながらゆっくり時を刻み、 誰かの霞む姿を静かに待っていれば 対の気配が微睡み、薄まってゆく。 それには思わずクツリと喉奥を震わせ 次第に笑いを洩らし始めた。]
(*1) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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……お前って奴は。 飛びつくなど、まるで本物の犬だな。
[ ならばこそ、対がひどく気に入っていた あの女を一緒にしたいものだと。
無意識に潜むこの思考は 好奇心故のものなのか、 過保護故のものなのか。
男はそれを知る由もなく、ただ笑い 赤の意思に身を委ねるのみ。]*
(*2) 2016/04/13(Wed) 01時半頃
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[名前を気にしていた彼女。 何でそこまで気にするのか、自分にはわからなかったけど すぐ涙目になって震える姿は 確かに鹿に似てるかも。そう思った。
挙動不審な姿が、小動物のそれを思わせるのか 男子からいじめられていたように思う。 でもそれはきっと、彼女が可愛かったから。
同じ男だからわかるのだけど 彼女の反応はなんていうか、いいのだ。 けれどその男子のサガのせいで 彼女のあの性格が形成されたのだとしたら、 一度ちゃんと謝らなきゃな。]
(+12) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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[大人びた友人は多かったが、 本当の意味で大人だと感じたのは彼だけだ。
マメで、丁寧で、 どこか大人が持つ包容力に近いものを持ってて。 頼りになるという意味では、仲間内で一番だと思う。
同い年なのに、褒められるのが嬉しくて 彼に勉強を教わり、 テストで良い点が取れると報告したり。
逆上がりができた時も、嫌いな野菜を食べた時も なんでも報告して懐いていた。 彼の胸中など、知りもしないで。
町を離れたと聞いて、そのままいなくなっちゃうんじゃないかって。 すごく不安だったんだ。]
(+13) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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/* ムツキくんのアンカーとか挟み忘れてる…
(-13) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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/* ロルが雑だ悲しい しかしごめんなさい、眠いので今日は寝ます…
(-14) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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[カズミと一緒に境内に戻れば、屋台の側に三人の姿を見つける。]
サイコとムツキとキングだ! よかった。
[安堵の息をついたのもつかの間、カズミに引っ張られるようにして大樹の影へ>>84。]
……カズミ?
[気遣うように伺えば、思い出す。 そういえばキングと一緒に居るときに、カズミと話した記憶は無い。
……トトも、最初はキングが苦手だったっけ。
少しだけ、幼い頃を思い出している間に、カズミが経緯を話してくれただろうか>>90。 側に居るよと言う代わりに、ぎゅっと手を握りなおした。]
(18) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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でも三人とも、無事で良かった。 トトとはぐれちゃったから探してるんだ。
[困ったように、笑って。]
誰か見てない?
[そう、ただ迷子を捜すように問いかけた。 答えなんて、わかっているのに。]
(19) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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[見た目も派手。生き方も派手。 そんな奴に、憧憬を抱かないほうが珍しい。 明け透けで表裏のない彼へ、 遠巻きに野次を飛ばすのは臆病者。
自分の気持ちに、衝動に、素直に生きてる彼を ただ羨んでるだけに過ぎない。
お茶らけているように見えて、大事なとこちゃんと見てる。 …幼い頃はなかなか理解されなかったけど(特に女子には)
「お前はどうなんだよ」
殴られた頬の痛みと、彼が発した言葉は 今も胸に深く刺さったまま。
ほんというと、怖かった。 カッコイイこいつに、 衣子が取られてしまうんじゃないかって。 幼稚な、嫉妬。]
(+14) 2016/04/13(Wed) 02時頃
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[だから菜子と付き合い始めたと知ったとき、 内心ほっとしつつも 衣子が好きなんじゃなかったのかと 自分のことは棚に上げてむっとしたりした。
ただ、 彼女と付き合っている奴は案外幸せそうだったから、 陰ながら祝福していたのに。
別れたと聞いたときは、 なんだか自分のことのようにショックだった。
此方の領域にきて思うのは一つ。 奴がまた衣子にちょっかいを出さないといいなって そんなこと。
…けれどそれも、半分は嘘。]
(+15) 2016/04/13(Wed) 02時半頃
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不思議だね 君の記憶は、ぼくの記憶だ
君がぼくのものになってから 周りが作り上げてきた君は、もうぼくだといっていい
今までほんと、よく抵抗してきたね
[そんなに彼女が大事?と。 蒼と紅の桜が立ち並ぶ道を、ひとり歩く。]
(+16) 2016/04/13(Wed) 02時半頃
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予感していたんじゃない? もう須藤詠司として ぼくと意識を別に保つことが 難しくなってるって
[引き金は、「朱桜衣子」。 彼女を此方側へ連れてこないために、ずっと一線を引いてきたのに。 年々、一度の逢瀬の度に美しくなっていく彼女に、 想いを抑えておけなくなっていた。
町を離れれば薄れるかと思った気持ちは、 逆に日増しに激しくなるばかり。
彼女の傍を欲したら、きっと狛犬に甘い主は 容易に連れてきてしまうから。]
(+17) 2016/04/13(Wed) 02時半頃
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泣いてるの?…どうして?
[頬を伝う濡れた感覚に首を傾げる。 大事に大事に守ってきた相手を、 欲すれば欲するほど軋む心。
そんなことお構いなしに、狛犬は語る。]
ぼくね 初めてなんだ 主様と、対の彼と三人一緒にこうやって外に出るの
[だから嬉しくって。]
(+18) 2016/04/13(Wed) 02時半頃
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でもね 主様がそろそろおしまいかもって そう思っていらっしゃるみたいなんだ
主様あってのぼくたちだから ね?
[君も感じているでしょう? なら、―――わかるよね。]
君はもともと、あの時に居なくなってるんだから 主様のもとへいかなくちゃね
[それは暗に、これが最後になるやもしれないという宣告。]
君、なかなか面白かったんだけどなあ 残念
[せめてあの乙女が、主様のもとへと導かれたらいいね?なんて。 他人事のように呟いた。**]
(+19) 2016/04/13(Wed) 02時半頃
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そそ、そうだよね… わたしの存在なんてどうでも……へへ…
―――あ、うん。 珠洲羽ちゃんが行かなくちゃって。
[ぶつぶつ自虐を続けていたが、 事態の話になれば我に返り、こくこくと頷きを返す。>>6 明確な意思を持った発言。 今更ながら、彼女は何処へ行かなければならなかったのだろう。 願わくばその隣に、真央の姿があればいいのだけど。]
日向くんも、久しぶり…… 携帯、通じないんだ。
[木陰から顔をチラリと出すと、ひらひらと手を振る。>>15 携帯なんて普段使わないから、発想自体無かった。 その存在に峰ちゃん、と呼んでくれる幼馴染を思い出し。 彼も峰ちゃんでお揃いだぁ。とこっそりシンパシーを感じているのは胸の内だけでのこと。
(20) 2016/04/13(Wed) 11時頃
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[煙草についてやり取りする二人を遠巻きに見守りながらも。>>7>>16]
煙草はあなたの健康を損なうおそれがあります 吸いすぎに注意しましょうー。
[つい気になって声をかけては、「うああああいらんこと言った!」と慌てて両の手で口を塞ぐと、瞬時に木陰へ引っ込んだ。]
うぅ…ありがとう煌夜くん。 ごめんね…わたしの方がお姉さん、なのに。
[年下に励まされるなんて情けない。 でも繋いだ手から伝わる体温が頼もしいのも事実。>>18]
そっか。煌夜くんも… でも「最初」はってことは、今はそうじゃないんだよね……
[彼は苦手意識を良しとせずして、乗り越えたのだ。 それはとても尊いこと。 わたしもこのままではよくない、気がする。 キングが悪い人でないから、なおさらだ。]
(21) 2016/04/13(Wed) 11時頃
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わ、わたしも頑張る…… キング君と仲良くなりたい……し
[ぎゅっと握りしめて顔を上げる。]
わ、わたしはやる!頑張る! きき、キング君とちゃんとお話して、そして……
最終目標! キング君にさわる!!!
[わ、わたしはやるよと。 非常事態なのは少しだけ忘れて、しかと前を見据えて宣言する。 続いて目標を凝視しようと――]
ひ、ひぃぃぃ!?
[――したところで突如流れてきた童歌に。>>#0 顔をさぁと青褪めると、その場に座り込んだ。]
(22) 2016/04/13(Wed) 11時頃
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え、詠司くん……?
[彼がどうしたというのだろう? 捕まえたって、なんのこと?
脳裏に否応なしに浮かぶのは。 幼い頃、彼がいなくなった時の記憶。**]
(23) 2016/04/13(Wed) 11時頃
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[皆が境内に戻った頃を見計らい、ゆらりと姿を現す。 もしもその光景を見ていた者がいたならば、まるで桜から浮き出たように見えたかもしれない。 走った時の風で少し乱れた髪以外は、まるで何事もなかったかのように皆に混ざる。 どこへ行っていたのかと誰かに問われたならば、こう答えただろう。**]
桜に、呼ばれたのよ――なんて、ね。
(24) 2016/04/13(Wed) 11時半頃
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/* すずはさんがどこにいるのかいまいち距離感が分からない……。 みんながいる境内で、あってるんだよね? 赤い桜は少し外れた場所にあるイメージだけれども、桜は赤い桜以外のことかな?比喩?
私もロールで作り上げてしまった。 ここ、人によってイメージが違ってそうだなあ。 できるだけ、擦り合わせているつもりだけれども不安だ。
(-15) 2016/04/13(Wed) 12時頃
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[戻れば、皆の姿はあっただろうか。
そして、同じ時か、または自分の方が少し遅かったか。 すずはを見つけた。真央は自分の目を疑った。なぜなら、まるで桜から浮き出たように見えたかだ>>24皆には、見えたらだろうか。
こんな状況で1人何処かへ行ってしまった事。「行かなくちゃ」と目的めいた言葉を発した事。そして、今の現象。
もしかして、すずはが「桜の化身」?まさか。しかし、少なくとも、今回の事に何かしら関係しているのではないかと、思ってしまう。そんな事、信じたくない。]
(25) 2016/04/13(Wed) 12時半頃
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[心臓が壊れるんじゃないかと思う位、とても心配した。しかし騒ぐ事なく。]
すずは…何処に行ってたの?
[今起きた事には触れずに、そう聞けば、「 桜に、呼ばれたのよ」なんて、冗談めいた返答が返ってきた。
今の状況を分かってないわけではない筈だ。「詠司をつかまえた」その言葉は、聞こえなかったのか。そもそも、すずはがこんなシュールな冗談を言うなんて、滅多にない。自分が知らないだけかも知れないが。]
(26) 2016/04/13(Wed) 12時半頃
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[本当は、色々問い質したい思いもあったが、今は目の前にすずはがいる。その事に酷く安堵していた。
真央は、すずはの乱れた髪を優しく整えて、]
今度は、離れちゃダメよっ
[皆の前にも関わらず、すすはの手を取ろうとした**]
(27) 2016/04/13(Wed) 12時半頃
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/* ふむり。 大王さんが黒峰くん占ってC狂だったのだとしたら、神様はすずはさんか。
(-16) 2016/04/13(Wed) 13時半頃
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/* でもセリフからしてすずはさんは神様というより狛犬そんぽいんだけれど??? でも1dの黒峰くんと詠司さん合わせた感じはふたりが狛犬ぽいよね? ううん。赤窓が気になるし、もっと引っかき回してくれてもいいのよ!
今日早く帰れるかなー。
(-17) 2016/04/13(Wed) 13時半頃
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/* うーん。 なんか分かりづらい気がする。 書きたい事、半分位しか書けてない…
いつも思う事だけど、村入ってる時は、1日中箱前でゆっくり書きたいなぁ
今夜は誰が落ちるかな…??
詠司、1人でがんばってんだろうな…!!
(-18) 2016/04/13(Wed) 14時頃
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/* 早く、お家に帰りたいよぉ(;つД`)
(-19) 2016/04/13(Wed) 14時頃
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/* 桜の神様に嫌われたことを把握した
(-20) 2016/04/13(Wed) 14時半頃
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[珠洲羽が現れて安堵したのもつかの間。 喜びは彼らが口にした言葉によって上書きされる。]
キング君、珠洲羽ちゃん… 二人とも……何を言っているの?
[白い桜が見える?桜に呼ばれてた?>>11>>24 そんなの私には見えないし。声だって聞こえない。 他の皆は、どうだっただろう。
冗談を言うには似つかわしくないこの場で 理解できないことを口々に語り始める彼らが。 何だか知らない存在みたいに思えて。]
二人とも… 本当に、キング君と、珠洲羽ちゃんなの……? まるで、さ…
[――桜の化身。>>2:#0 出かけた言葉を寸でのところで飲み込んだ。]
(28) 2016/04/13(Wed) 14時半頃
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ご、ごごごご、ごめん! わたしこそ何言って…るんだ、ろうね…?
[それでも一度芽生えた恐怖心はなかなかおさまってくれなくて。 彼らを見る私の目は、どんな色をしていただろう。 恐怖と、大切な幼馴染を疑いの眸で見てしまう自分の弱さ。 複数の負の感情がごちゃごちゃと、頭の中に侵食していく。]
本当に、ごめん、ね! 駄目だね、わたし……
[へへ、と。 引き攣った笑みを浮かべたあと。]
ちょっと頭、冷やしてくるね!
[それ以上その場にいるのが耐えられなくて。 繋がれていた手をするりと解けば 一目散にその場を後にした。**]
(29) 2016/04/13(Wed) 14時半頃
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[見上げた赤に、吸い込まれそうな心持ちさえ覚える。赤。あか。アカ……]
っ、あ、あぁ、
[一瞬、すっかり其の存在を忘れていた。かけられた声>>2:76に、一拍遅れて反応を返す。ぞくり、と背筋に冷たい汗が伝う。これは、ダメだ。呼ばれる、ような。
テレレッテッテッテッテー
唐突に響く、無機質な電子音>>2:83に、大袈裟に肩を揺らす。 見てくれから想像がつきにくいと言われることもあるが、男は元々割合臆病な方だ。ただ、怖がる対象がややずれていたり、気持ちの乱れがあまり表情にで無い方であってりするだけのことである。 この状況自体は、そこまで男のビビリスイッチに響くものでは無い。が、突如鳴る電話に一瞬、出たくない気付きたく無い、つかこれ出ちゃいけないやつ、着信アリ?]
っあー…… やっぱ、鳴ってる?
[しかし、言葉にされてしまう>>2:86と認めざるを得ないではないか。ちょっと恨めしい気持ちになってしまったのは許して欲しい。]
(30) 2016/04/13(Wed) 15時頃
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[諦めて、電話を確認することにする。えぇい、もともと霊感なんかありゃしないんだ、神様だか幽霊だか精霊だか知らんが、かけて来たって俺には聞こえないからな!なんて、やけくそになっていても表情には全く現れない。か、指が嫌がる。 ポケットが離したくないんだ、なんて誰にでもない言い訳をして、ようよう引っ張り出したスマホはまだ鳴り続けている。テレレッテッテッテッテー。しつこいな。]
あ。
[しかし、画面に表示されたていたのは、非通知とかじゃなかった、なんかもう読めない文字列とかでもなかった。 大王だ。反射的に、緑色に指先を乗せようとして。 聞こえてきた声>>0に、振り返る。]
(31) 2016/04/13(Wed) 15時頃
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[初め、とっさに思ったのは、かくれんぼか?なんて、なんとも間抜けな感想。それから、流石にタチが悪い、と思う。次に、穴でもあったかと辺りの地面を見回す。赤の花弁に覆われているとはいえ、流石に見落とすことはなさそうに思う。 なんた、これは。なんだ。]
ッ、衣子ちゃん、
[崩れ落ちた姿>>4に、慌て手を延ばすがどうしたらいいかわからない。こんな時こそ詠司がいてくれればと思うが、いなくなっているからこんな状態の衣子がいるわけで、えぇと。
おろおろとしていると、唄が、聞こえた>>#0]
(32) 2016/04/13(Wed) 15時頃
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[ぞわり、と背中が総毛立つ。とおりゃんせ、とおりゃんせ。これが明るい時間なら、歌っている子供達が見えるなら。微笑ましくすらあるであろう、その唄が、何故こうも恐ろしいのか。 その声に載せられる、詠司の名に、連れて行かれた、というたった一言が脳内で点滅して。 衣子ちゃん、と、もう一度うずくまる少女の名を呼ぼうとしたところで、手にしていたスマホから悲鳴が聞こえた>>10。 思わずびっくりして取り落とすと、いつの間にやら通話が繋がっていたようだ。立て続けに起こる事態に混乱していて、すっかり忘れていた。]
……衣子ちゃん、 ひとまず、戻ろう。
[思ったより、落ち着いた声が出た。細こい肩を抱き寄せるように手を添え、有無を言わさぬ口調で告げる。]
鬼ごっこでも、かくれんぼでも、 缶蹴りでも、だるまさんでも、 終われば皆で仲良く帰りましょって。
[正直自分でも、何を言っているのかわからない。けれど、多分、ここにいるのは良くないのだ。二人だけで居るのは、よくないのだ。 それはもしかしたら今聞こえた悲鳴の主が心配で、戻りたい言い訳なのかもしれないけれど。]
(33) 2016/04/13(Wed) 15時半頃
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大丈夫、大丈夫だよ。 衣子ちゃん、詠司と約束してたじゃ…
[言いかけた言葉を飲み込んだ。頭の隅っこで、聞くともなしに聞いていた二人の会話。おいていかないで、と言った彼女に、あいつなんて答えてたっけ。ぞわり、何度目かになる悪寒が走る。
──……とおりゃんせ、とおりゃんせ。 とおりゃんせって、捕まった子が、次の鬼になる奴だ。]
ごめん、衣子ちゃん、
[抵抗されるだろうか。ちらりと頭をかすめたけれど、構わずその体を抱き上げようとする。無理に抱っこしようと思えば多分できてしまうけれど、それも本意ではないから、嫌がられたら手を引くにとどめる。嫌がられなければ…… 衣子を抱き上げたか手を引いたか、睦月と顔を合わせたのは下ろうとした階段の辺りだったか。それともまだ、桜の木の下にいたろうか……**]
(34) 2016/04/13(Wed) 15時半頃
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[さがしにいこうとした矢先、 大王の悲鳴が響き>>10、足が止まる。]
……キング?
[桜のことをいうのには>>11 一度桜の樹の方に視線を移してから 不思議そうに首を傾げる。]
戻った、って……? さっきと変わってないと思うけど。
[彼に見えたものが理解できぬままそう紡ぐ。]
(35) 2016/04/13(Wed) 17時頃
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[境内へと戻ってきた煌夜>>18に 安堵するように目元を僅かに和ませる。 けれど燈夜のことを聞くと>>19 悩ましげに柳眉を寄せて、小さく息を吐いた。]
燈夜は――、あれきり、見てない。
[煌夜にも見つけられなかったことを知り、 また不安げな色が眸に滲んだ。]
(36) 2016/04/13(Wed) 17時頃
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[珠洲羽>>24と真央>>25が戻ると、 詰めていた息をゆるく零す。]
――……、
[無事でよかった、と綴ろうとしたけれど 珠洲羽の意味ありげな言葉にそれはのまれ]
桜の声でも聞こえるようになった? ……なんて、
[非現実的だと一蹴できればいいのに、 現状を思えば安易にそれもできず小さく首を振る。]
(37) 2016/04/13(Wed) 17時頃
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[戻ってきた者もいるが戻らぬものもまだいる。 一度は足を止めたけれど、 悲鳴あげた大王に声かける日向の姿>>17をみとめ 改めて、赤く染まる桜の樹の方へと向かう。
一人で動くことに不安がないわけではない。 ただそれよりも、幼馴染が桜に攫われることの方がより恐ろしい。 足早に木々の間を抜け、階段を駆け上がるころには息も上がっていた。
赤い桜を背にする哲也>>34と衣子の姿をみつければ、 僅かにほっとしたように表情が緩むけれど もうひとり、探していた者の姿が見えぬことに気付き]
哲也――…、
[詠司は、と問おうと開いたくちびるからその音は出ない。 知りたいと思うのに、嫌な予感ばかりが募り 確かめることを躊躇ってしまう。**]
(38) 2016/04/13(Wed) 17時頃
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[暗闇のなか、ぼんやり浮かぶ提灯の灯りに照らされるのは、 見るも不思議な青い桜。赤い桜。
ここは神様の領域。 今は「珠洲羽」と名乗る少女の還る場所。 周りは見慣れた神社の境内と変わらない。 なぜならあの御神木こそ、主である彼女自身だから。]
折角だから、昔話でもしよっか?
[詠司さん、と呼ぶ声に、また涙が零れた。]
(+20) 2016/04/13(Wed) 17時半頃
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ぼくがうまれたときには もうすでにこの場所には主様と対の…ああ、 日向って言った方がいいかな?
とにかく、ふたりに生まれてきたことを、 おめでとーって祝ってもらってさ
[哲也が衣子の体を支えたのが見える。 よかった。]
うれしかったなあ 主様もね、嬉しいっていってくれたんだよ ずっとひとりだったからって
日向もね、兄貴面して怖いこともあるけど 優しいんだ
(+21) 2016/04/13(Wed) 17時半頃
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小さな村は 町になってさ この神社に御参りに来る人も増えてね
ねえ、しってた? 桜の根本には屍体がほんとにあるんだよ!
[自慢げに語る男の周りには、誰もいない。]
神隠しにあった人はみんな「そこ」にいるんだ 主様があの女の子になる前は ぼくら狛犬が人間に憑依して、 主様のもとに連れてきたりもしてたんだ
[だけど段々、人間そのものに興味を持ち始めて。]
(+22) 2016/04/13(Wed) 17時半頃
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/*QP3分クッキングか。
てっきり火サスかと思った。 テレレッ!テレレ、テーレー!!
(-22) 2016/04/13(Wed) 18時半頃
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/*コレ=ナンテ=タカク?
逃げよう。多角とは逃げるものだ。 でもその前に、帰ろう。
(-23) 2016/04/13(Wed) 18時半頃
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―もう一つの記憶―
[衣子はこの町の桜の樹が好きだった。
小さい頃は父に肩車をされて。 少し大きくなったなら詠司と連れ立って。 もう少し大きくなったなら、一人で。 桜の樹を見に訪れていた。
特に赤い花を咲かせる時期から葉をつける頃合までは、こまめに足を運んだもので。 紅い鳥居をくぐり抜け、阿吽の口をして互いを見合わせる神社の狛犬に会釈をして、桜の樹で作られた木戸の奥に祀られる神様にお参りをしたあとで小高い丘に登って桜を見上げる。
自室の窓から遠目に見る桜も綺麗だが、間近で眺める桜はより一層美しいものだった。
朱桜と名がつくこの姓は、この町の守り神として赤い桜を先祖代々語り継ぎ、守り抜いてきた証でもある。]
(39) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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[誰にも口にしたことはないけれど、 詠司が神隠しと呼ばれる出来事に遭ったあと、この桜の樹の下で、少しだけ一人で遊んでいた時期がある。 その頃には華道を嗜む為に、常日頃から着物を身につけるようになっていた。
慣れない着物の裾を持ち、子供用の草履を履いて土の階段を上がったら、桜の樹の下で赤いボールで手毬歌を唄いながらまりつきをして遊んだ。]
あんたがた どこさ ひごさ ひごどこさ くまもとさ せんばやまにはたぬきがおってさ それをりょうしがてっぽうでうってさ にてさ やいてさ くってさ それをこのはでちょいとかぶせ
[まりつきをしていたら、トン、と草履にぶつかって。 ころころとボールが転がっていく。 慌てて追いかけた先に、人影があって、転がったボールを誰かが拾ってくれたのだけれど。
今思えば、あれは、誰だっただろうか――。
それから、桜の樹に訪れることが少なくなっていったのは、どうしてだっただろうか。]
(40) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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[今では自室から眺めることのほうが多くなり、窓の外に赤い花がつくことで春を知ることが多くなった。 足を運ぶことはぱたりと止んでしまったけれど、今もあの桜の樹は私の生活に根付いている。
飽きもせず桜を見入るのは、その名のせいかもしれない。
『神様に出逢ったことは、ありますか?』
哲也にそう尋ねたのは、もしかしたら。 自身が神様に会いたかったが故にかもしれない。
だから、神隠しに遭ったといわれている詠司が。 神様と出逢うことができた詠司が。
少しだけ――、羨ましかった。]
(41) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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君、主様に喚ばれたとき あの女の子のことばかり考えてたでしょ?
[人間なんてみんな自分のことばっかりになるもんなんだよ? と、首を傾げて己自身に問う。]
ぼく 不思議だったんだ だから主様にお願いしたの 君をぼくにくださいって
[君のその、大事なよりちゃんってのも気になったしね。]
(+23) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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―現在―
[何度か呼ばれた名前に、ようやく顔を上げて、呆然とした顔をして哲也へと視線を向ける。 幾度も名前を呼んでいた誰かが、哲也だと気づくのにも少し時間がかかってしまって、どこかであの時の己のようにわらべうたを唄う小さな子供の声が聞こえた。>>#0
己の身体を支えるその腕や手は、慣れ親しんでいるものより逞しく。かの人ではないと、どうしてか比べてしまう。 戻ろうと、帰ろうと。 哲也の声は耳に届いているのに。>>33 力が抜けてしまった足下ではそれを叶えることも難しく、身体を揺すられるままにただ微かに、相槌を打つのみ。
まるで心を持っていかれてしまったように身体は動かなかったけれど、哲也の口から詠司の名前が聞こえたら>>34、ぴくりと、微かに指先だけが動く。]
(42) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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[戻って来れば、皆そこに居ただろうか。 そういえば、ちょっと前に、キングの叫び声が聞こえたきがしたが>>10大丈夫だったのだろうか。睦月と目が合えば>>37、無事だというように、短く頷いた。
哲也が戻って来る少し前だったか。それとも後だったか。鹿住が、動揺MAXで戸惑いながら、走り出した。 こんな事態だ、そう無理もない。ただ、鹿住の場合は必要以上に困惑している様に見えた。]
ちょっと……峰ちゃん!
[もうどうして女の子は皆一人で何処か行きたがるのっ、と心の中で思ったが。]
近くに居なさいよね~!
[真央の言葉は届いただろか。まだ、近くにいれば、助けようがある。 一人は心配だが、一人になりたいのを邪魔するのも悪いし、それに、今は”すずは”の側を離れる訳にはいかなかった。
違和感が拭えない。すずはの言動。きっと桜の瘴気にあてられているだけなのだろうと、思う。思いたい。最悪な事を考えそうになるのを必死で堪えて。]
(43) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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[哲也達が戻って来るのが見えたら、キヌの様子がおかしい事に気が付いた。]
アンタ達、大丈夫?……何かあった?
[睦月も何か言いたげに哲也の名を呟く>>38 それに、詠司の姿が見えない。今一番気になっているのは詠司だ。]
哲也……詠司と一緒じゃなかったの?
[鹿住みたいに、その辺に居るのなら良いのだけれど。 睦月の緊張が伝わってきて、嫌な予感に背筋には嫌な汗が流れた*]
(44) 2016/04/13(Wed) 20時頃
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詠司さん…… 私、詠司さんを探さなくては……
[瞳に僅かに彩が戻ったら、哲也へと弱った眼差しを向け、しがみつくように哲也の胸元のシャツを掴んで]
詠司さんがまた、居なくなってしまう――…
[悲痛な声を投げた私を、彼がどう思ったかは分からない。 足に力が入らなくなってしまった私を、暗い足下の中、注意深く運んでくれた。 その道中に、階段から上がってくる睦月の姿が見えて。>>38
忽然と消えてしまった詠司のことを睦月の耳に入れたのは、彼に呼ばれた哲也が応えただろうか。 哲也が応えられずに居たのなら、痛む胸を抑えるようにぎゅっと着物の合わせを握り締めて、睦月にそのことを伝えただろう。**]
(45) 2016/04/13(Wed) 20時半頃
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/* こっこわい!こわいわ!今夜は誰がそっち側に行くのかしら…((((;゚Д゚)))))))
(-24) 2016/04/13(Wed) 20時半頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/13(Wed) 20時半頃
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「詠司さんがまた、居なくなってしまう――…」
[無音の世界に反響する、声。
嗚呼 君の声が、
また、おれを呼び戻すんだ。]
(-25) 2016/04/13(Wed) 20時半頃
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/* すずはの事めっちゃ大好きなのに、うまく動けないわ(>_<) 桃相手には、楽しく桃って欲しいの。桃大好きだから。
そもそも、男の子難しいのよぉ~!!!!(今回はオネエだけどw)
(-26) 2016/04/13(Wed) 20時半頃
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/* 同村している男の子、皆、すごく魅力的なの。個性的で、誰もキャラ被ってなくて(勿論それは女の子達にも言えるっ)
アリスの好みは、睦月です。私が女の子で入ってたら、きっと睦月に恋してただろうなぁ。でも、もし真央がフリーでも、友達以上の気持ちにはならないと思うな。睦月だけに限らず、今の関係で充分幸せを感じちゃってるから。
こんなに素敵なお友達がいっぱい居て、真央(アリス)は嬉しいのです。
前にも書いたけど、基本ん的に真央はちゃんは友達を恋愛の対象として見れないのです。何か事故でも起きない限り♪
(-27) 2016/04/13(Wed) 20時半頃
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(まだ抵抗するんだ?すごいねほんと)
[もう一度、 肉体に宿る男の魂が息づくのを感じると、 呆れ半分、感心半分の声が頭のなかに響いた。]
(まあいいや、まだお祭りは続くみたいだし。 精々足掻いてみたら?)
[クスクスクス。遠ざかる声を振り払う。 ぎゅ、ぎゅ、と手を閉じたり開いたりしてみせて、 キョロ、と辺りを見渡した。
消えた場所に違いないけれど、 桜の樹の前に二人の姿はなかった。 代わりにそこには]
燈夜!
[膝を抱え空を見つめる幼馴染みの姿。]
(+24) 2016/04/13(Wed) 21時頃
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[差し出したからあげを、高峰はもぐもぐと咀嚼し飲み込んだ。>>2:93 素直でよろしい。…より若干高い高峰の頭を撫ぜる]
え?珠洲羽が……?
[いなくなった>>20と聞けば、心配に顔を曇らせる。 煌夜からの問いかけ>>19には、ゆるゆると首を振った。
そうしていると高峰は、大王への苦手意識を克服するという決意を新たにしたようだ>>22]
おー。その意気だ。
[『さわってどうすんだ?』と思ったが、口にしないでおいた。 高峰の様子から、珠洲羽がいないというのもそんなに深刻ではないのかと思っていると、ちょうど珠洲羽と真央が戻って来た>>24>>25
二人とも無事でよかった、そう安堵した矢先に響いたわらべ歌>>#0と、大王の悲鳴>>10]
(46) 2016/04/13(Wed) 21時頃
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ひっ……。
[内容というより、唐突さに驚いた。 近くでは大王がこれ以上ないくらい恐怖を感じていて、それを見ていると逆にこちらは冷静になる]
どっかスピーカーとかから流れてんのかな?
[きょろきょろと、辺りを見渡す。 それにしても、詠司くん捕まえた、って……。 過去の記憶が蘇る。まさか、まさ詠司がいなくなってしまうのだろうか。
そこに、先ほどまでおびえていた大王の、声>>11]
は?何言ってんの。 戻ってないけど……。
[頭上を見る。はらはらと舞う花弁は、相変わらず赤だ]
(47) 2016/04/13(Wed) 21時頃
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へへ、なんか吸いそうな顔してた。
[へらり、当てたこと>>16を得意げに笑みを作った。すぐに、その表情は怯えの色に変わるのだけど。
肩を大きな掌で揺するように叩かれて>>17 触れる人の気配に縋るように顔をあげる。]
え、だって……。
[確かに見えた白い花びらは今はもう見えず。階段の先に広がるのは大きな赤い桜の花。]
(48) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[トトを見たものがいないと分かれば、少しだけ肩を落とした。]
そっか……。ありがとう。 じゃあ探さないとな。 みんなにも手伝ってほしいな。
[よろしくね、と苦笑する。 ちょっと迷子になっただけだから、というふうに。]
(49) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/13(Wed) 22時頃
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[宣誓するカズミ>>22には、応援するよと大きく頷いた。 しかしその直後、聞こえてきた童歌>>#0に、背筋が冷える。]
エイジが……。
[すぐに思い出される、エイジが居なくなったときのこと。 大人たちが騒がしくて、自分と弟は家から出してもらえなくなって。 震える弟を宥めることで、その不穏な空気に気づかないふりをしたこと。]
また、居なくなっちゃうの……?
[エイジも、トトもーー。 思わず呟いたところで、スズハが現れマオが彼女に駆け寄った。 安堵したのもつかの間、スズハの言葉に、キングの言葉に、首を傾げる。]
桜……?
[見上げた先には今も変わらず赤い花を降らせる桜。]
(50) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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どうして――、
[疑問は声になる前に霧散した。]
あ、カズミ!
[すり抜けた手の温もり。 今ここではぐれたら……!]
ダメだよ!
[攫われちゃう!! 考える前に、体が走り出していた。]
(51) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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/* あれ!煌夜くん天使かな!!天使だね!!!
(-28) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[辺りを見渡すと不思議そうに自分を見つめる、日向>>17鹿住>>28や睦月>>35それから菜子>>47。
その反応に、すとんと胸にある解が落ちる。]
あぁ、そっか。 んー、ごめん、勘違い。
[きっと理解してもらえないから、と。 笑って濁すと、さんきゅーとタバコを受け取って ジッポの先でタバコを燻らせた。
問いただせば話したかもしれないが 自分からその件について話をすることは無かった。]
(52) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[『桜に呼ばれた』なんて笑えない冗談を言っている珠洲羽>>24と、ガチで心配していた様子の真央。>>26 二人の空気がどこか変わっている気はするものの、「変わったな」と思うだけ。 どうしてだろうとか、何かあったんだろうとか、そういう気持ちは起きない。
日向が大王に差し出した煙草>>17を、ぼんやりと眺めた。
――思えば、いつもそうだった。
「何を考えているか分からない」と言われることが多かった。 そう見える存在は恐怖に値するらしく、そう言われる度申し訳なかったし、何度も言われるのでうんざりもしていた。
大王と付き合ってから、そう言われることはかなり、減った]
(53) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[これだけ大げさに感情を出す男が、いつもそばにいた。 みんなはそちらの反応に気を取られたし、 …もその反応を見て、みんなと同じように自然と笑えたり、ときには神妙な顔をして、彼の背中をさすったりできた。
大王は、ぼんやりしている…にいつも「何考えてるの?」と訊き「自分はこう考えてる」と伝えてくれて、 その度に…が普通の反応とは違う(らしい)ことを言っても、「そうだな」と否定せず認めてくれた。>>1:122>>2:28
それは…だけの特別ではなく、いつもの大王のやり方>>2:37>>2:54だった。
…はそうされて初めて自分の考えを言語化することができて、「何を考えているか分からない」人ではなくなった。
表に出そうとも思わない喜びや楽しみや苛立ちを、大王と一緒の日々では表に引きずり出されるようだった。
それは相当にしんどくて、とても満ち足りていた]
(54) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[だから、最後の日。 たったチロルチョコのお返しに、大層な紙袋を手にした恋人に別れを告げた時。>>2:10>>2:13
あからさまに顔を青くして、口から空気を取り込もうと必死になっている大王を見て。
「なんで」とか、「いやだ」ではなく、 「考え直してくれ」と、言われて。
…はそんな恋人の姿を見て、安心して笑ってその場を去ることができたのだ。
彼が自分を思って一生懸命選んでくれたであろうプレゼントが落ちる音を聴いても、 哀しくならずに済んだのだ]
(55) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[大王が吐く紫煙>>52をぼんやりと見つめていれば、高峰が唐突に走り出してしまった>>29]
高峰っ――!!!!!
[声をかけるが、止まらない。 はじかれるように、煌夜が後を追う。
つられて走り出そうとするが、浴衣なのを失念していて。脚がもつれ、下駄も脱げて、冷たい地面に膝をついてしまう]
……っ。
[後方に転がった下駄を恨めし気に見つめれば、転んだせいですこし剥げたペディキュアが目について、無性に腹が立った。
あー、くそ。 なんで浴衣なんか着てるんだっけ。 ああ、違うな。そもそも祭を楽しみに来て。お気に入りの浴衣を着て。こんな惨めな気持ちになってんのも、全部。
――桜のせいだ。
憎しみを込めて、階段の先にある赤い桜を睨みつけた*]
(56) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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[少し前、煙草について少し離れたとこからたしなめる鹿住の方をサングラス越しに見ると、それだけで威圧的なのか、瞬時に謝罪とともに引っ込んでしまった相手。]
まだ何も言ってないぞー、高峰ー。
[続く密かな決意>>22は耳にすることはなかったが 非常時の中の普段の日常に、気持ちが安らいだ。]
桜に…──。
[それから、自分がぎゃあぎゃあ騒いで醜態をさらしてしまったが…。
どこかへ行ってたという珠洲羽が帰ってきて 安堵したハズなのに、彼女の冗談めいた 口ぶりはどこか不安を掻き立てるもので。]
(57) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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やめろよ、…洒落になんねえ。
[そんなことがあるはずない、と否定の意。 遅れてきた真央のいつになく冷静な振舞い>>26 に、また非日常を感じては、空気に飲まれる 音がした。]
(58) 2016/04/13(Wed) 22時頃
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─ある夏の日─
[満天寺 大王の父、 満天寺 豊作はまだまだ現役だ。にも関わらず、店主という肩書きを息子に譲ったのには訳がある。]
かくせー遺伝?
[それは熱い夏の日だった。 店番以外の仕事を覚えるようになって少ししてから それなりにコツをつかんで来た頃。
話の切り出しはそんな言葉だったが、足りない言葉で、店を継げと言われたのだった。]
(59) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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「ところで店を継ぐ気はないか」 え、あるけど。 「明日から」 え?ちょ……急だな?! 「あるのか、ないのか」 いや、あるけど……急だよ!話聞いてた? 「今晩の寄合に付いてこい、話すから」 全てが急だろ!
[遊ぶ用事あるから、と面倒ごとから逃げるように店のラムネをかっぱらってバイクを走らせた夏の日は、まだ町に残っている者も多かった、昔の話。]
(60) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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[どれくらい走っただろう。
汗ばむ頬に髪が張り付く。 ぜえぜえと息を整えながら、ゆるりと顔を上げ。 そこでようやく辺りを見渡す余裕ができた。>>51]
煌夜、くん…?
[わざわざ追いかけてきてくれたの? 燈夜くんのことで大変なときに。
言いたいことは多々あったけど 何より真っ先に感じたのは―――安堵だった。]
うぅ…
[ホッとしたのと同時に、ぽろぽろと涙が零れ落ちる。 泣いている場合ではないのは分かっているのに、わたしの涙腺はちっとも言うことを聞いてくれない。 しゃくりを上げながら、とぎれとぎれに言葉を紡ぐ。]
(61) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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よくわからないことに巻き込まれて、みんな不安なのに。 ごめんね、不安がらせるようなこと言って。
[消えた燈夜。謎の童歌。 怖いのは皆同じなのに。]
キングくんと珠洲羽ちゃんにもひどいこと言った。 わたしの「ごめんなさい」は、 きっと二人を、傷付けた。
[どうしてわたしはこうなんだろうね? 自分を守ろうと殻に閉じこもった結果。 こうやって周囲の人を傷つけてしまう。]
わたしなんか鹿ですらない… 針鼠だ…高峰針鼠だ…… いいや、可愛らしいだけ針鼠の方が幾分かマシだ…
[うっうっ…と一通り愚痴を連ねた後。]
(62) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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燈夜くんを見つけるためにも頑張るって、約束したのに。
[全然役に立ててないね、ごめんね、と。 言い慣れてしまった謝罪を一つ、重ねる。*]
(63) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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/* >>56 もしくは、夏のせい……もとい、春のせい笑。
(-29) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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[キングがタバコを吸っているのが見えた。彼も不安なのだろう。 いつもの真央なら「もうっくさぁい!」なんて騒いで、文句の一つでも言っているところだが、今はタバコを吸いたくなる人の気持ちが分かった気がした。
”安心が欲しい” 悩みはあるけど、それども楽しい毎日が。 久々の旧友にあってキラキラ輝いてる風景が。 今は、どこにもない。
あるのは、得体の知れない”恐怖”、”不安”。
真央は、その緩やかに立ち上る紫煙を、見つめて]
…「桜の化身」て、なんなの?
[誰に言うわけではない呟きは、空気に溶けた*]
(64) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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/* >>61>>62>>63
峰えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。・゜・(ノД`)・゜・。
峰はいい子だよ!私知ってるっーーー!!
(-30) 2016/04/13(Wed) 22時半頃
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詠司さんが…、どこかへ行ってしまったの。 睦月さん。 詠司さんを見ませんでしたか?
[桜の樹の丘から下る道中で、詠司の姿を探していることを伝えた。 当然、睦月も知る由はなく、そのことを知ったら、また気が遠くなった。 哲也と睦月と、言葉少なにいくつか言葉を交わす。 しん、と三人の間に沈黙が落ちたら]
『傍にいる』と言っていたのに――。
[ついと洩れ出てしまったのは、彼の言葉。 責めるものではなく、其の言葉を思い返して口にしてしまった。 その言葉を残して消えた彼の行方が気になって、口を閉ざす。
さわ。さわ。と木々がまた揺れる。 風は、祭りが始まった時よりも強くなった気がした。
哲也に抱えられ、睦月と共に皆が集まる境内に、戻ったら。 一番初めに気づいたのは、真央だっただろうか。>>44]
(65) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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─止めどない非日常─
[誰かを心配する気持ちが 不安を相手にぶつけた申し訳なさが これ以上失いたくないという切望が 人を動かして、すれ違い、また交錯する。]
なぁんか…。
[咥えたタバコを思いきり吸い込んで吸い込んで 肺じゅうを煙で満たしてから、ぽかっと吐き出す。 漂う紫煙は霞のようにも見える。]
(66) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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[走り出した鹿住を追いかけようとして 転んでしまった菜子を>>56見て 怪我をしてないか、精神的に参ってないか 彼女のお気に入りの浴衣が汚れやしないか
そう思える自分は、まだ「普通」だと]
落ち着こう、うん。
[自分に言い聞かせてから、彼女の下駄を拾い上げてから、様子を窺うようにしゃがんでみせる。]
おーい、大丈夫か。
[桜の方を睨みつけている姿を確かめれば]
おうおう、血気盛んじゃん。
[と、元気そうな相手に束の間の安堵。]
(67) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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はぁ、はぁ……カズミ……。
[ようやく追いついて、名前を呼ぶ。 自分を映した瞳に安堵の色が見えて、ほっと息をついた。]
うん、よかっ……って、どうしたの!
[次々に零れてくる涙に、おろおろと視線を彷徨わせ、叶うならそうっと手を伸ばしてゆるゆると頭を撫でた。 途切れ途切れの言葉に、ひとつひとつ頷いて、できる限りゆっくりと髪を梳いて。]
ううん、カズミはカズミだよ。 今もこうやって、不安なみんなのことを心配してる、優しいカズミだよ。 カズミだって同じように不安なのに、ぼくとトトのこと、考えてくれてありがとう。
[こうして想われるのは嬉しいことなのだと、カズミに届けばいいと、そう思ってにこりと笑った。]
(68) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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哲也さん、ありがとうございます。 もう、自分の足で歩けますわ。
[皆の姿が見えたなら彼らの元に向かう前に、哲也に短く礼を告げる。 彼の了承を貰い、ゆっくりと地に足を付ければよろりと少しばかりよろめきはしたものの。 心許ない足つきながらもしっかりと地面を確かめる。 着物の汚れを手の甲で払い、哲也に深々と改めてお辞儀をしたなら、ゆるりと境内を見回した。
いつもの幼馴染の面々に、詠司の姿はやはりなく。 彼以外にも、いない者がいることを知る。
一目見て、目についたのは。 心配そうに駆けつけた真央と、煙草を支援を燻らせる大王と日向の姿と。 彼らの傍らに居る菜子、だっただろうか。*]
2016/04/13(Wed) 23時頃
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[階段のあたりで出会った衣子の様子>>45は 哲也を頼るようにあり、何かあったことを感じさせる。 問い掛けの答え、詠司のことを聞けば、微か青褪め]
――… 消えた ? それって、また、詠司が神隠しに、……っ、
[忽然と消えた、なんて、現実主義には信じがたいが こうも奇妙なことばかり続くと、何か不思議な力が働いているようにも思え 途惑うように眸を揺らすものの、 衣子が着物の合わせを握り締める様子に、 不安を打ち消すように一度首を振り]
前のときも、詠司は帰ってきたんだから、 きっと、今度も、帰ってくる。
[そう信じたい一心で、励ますように言う。]
(69) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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[衣子の問い掛け>>65の答えは先の言葉で知れるだろうけど]
境内で別れてから、詠司とは会ってない。
[探していたらしき彼女に、 これまでの道中では見ていないことを伝える。]
――…約束したなら、
[戻ってくる、と小さく綴り、境内へと戻る。]
(70) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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哲也さん、ありがとうございます。 もう、自分の足で歩けますわ。
[皆の姿が見えたなら彼らの元に向かう前に、哲也に短く礼を告げる。 彼の了承を貰い、ゆっくりと地に足を付ければよろりと少しばかりよろめきはしたものの。 心許ない足つきながらもしっかりと地面を確かめる。 着物の汚れを手の甲で払い、哲也に深々と改めてお辞儀をしたなら、ゆるりと境内を見回した。
いつもの幼馴染の面々に、詠司の姿はやはりなく。 彼以外にも、いない者がいることを知る。
一目見て、目についたのは。 心配そうに駆けつけた真央と、煙草を支援を燻らせる大王と日向の姿と。 彼らの傍らに居る菜子の姿。*]
(71) 2016/04/13(Wed) 23時頃
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/* キヌちゃんの過去回想拾いたいけど、美味しいとこどりしすぎマンかなあ…。どんな縁故も基本積極的に拾っていきたいんです…。 でも、みんなの縁故取っちゃうのも申し訳ないので脳内回収しとく…
(-31) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[縋り付く細い指先が、震えているような気がして>>45。華奢な体を抱き寄せ、ぎゅ、と一回抱きしめる。 連れて行かせてはならない、と。ただ、それだけがはっきりと、頭に浮かんでいて。例え、彼女自身がそれを、望んだとしても。]
……大丈夫、だよ…… だって、詠司は一回、 ちゃんと帰って来たんじゃないか……
[それが、気休めにもならない言葉だとしても。何とか落ち着かせたいと、思いながら口にする。 慎重に、抱き上げた身体は、男の知る身体と比べればずっと華奢で、軽くて。こんな、壊れそうなもの。文字通り、壊れ物を扱う様な塩梅になってしまう。]
とにかく、皆と合流しよう。 誰か、何か知ってるかも。
[己の愚鈍さを呪いながら、衣子を横抱きに抱き上げて、赤い桜に背を向ける。来た時よりも、ほんの少し足早に、階段へと向かう。]
(72) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[何か言いたげな顔をしながらも、優しく心配の言葉を口にする真央>>27に苦笑する。 思えばいつも、優しさばかりもらっていて。 だからこそ……申し訳なさは、加速するのだけれど。]
……ごめんなさい。
[謝罪の言葉は、離れたことに対してか、或いはその手を取らないことに対してか。 明確にはしないまま、真央の側をそっと離れた。]
(73) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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― 境内 ―
[真央の声>>44に血の気の戻りきらぬ顔を上げ]
詠司が見つからない。
[その時の状況はみていないから、 睦月の知る現状を伝え、眉を寄せる。]
(74) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[手を引いて菜子を起こせばまだ珠洲羽や真央は側にいただろうか。真央の傍から離れようとする珠洲羽に]
おい、あんま一人で歩くとあぶねーぞ。 何が起こるかわかんねーし、な?
[きっと自分と同じく気が弱っていたのだろう珠洲羽に そう声を掛けて、その場に留まるように促した。]
(75) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[階段の途中、名を呼ばれた>>38。視線を向ければ、幼馴染の姿。一瞬、無意識に、ほ、と息をつきかけて、けれど音の無い問いに気付いてしまえばぐっと奥歯を噛みしめる。 詠司は、消えてしまった。ほんの僅か、目を離したすきに。まるで、うす膜一枚で隠されてしまったかのように。 ほんのわずか、逸らした視線、彼はどこまで察するのだろう。
そんな男の腕の中、衣子が切々と訴える>>65言葉を聞いた睦月が、先の時分と同じようなことを言う>>69のを聞いて、それにもやはり安堵するのだ。 ……あぁ、この睦月は、睦月だ、と。 己の思考の意味に、その前提となる懸念に、男は未だ自覚が無い。]
(76) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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/* ん、境内組と時間齟齬ったかも。ごめん!
(-32) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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――…神隠し、か。 誰が、何のために、こんなこと……
[ぽつ、と。 考えがもれるような、ひとりごと。 それを知ったからとて何が出来るかは知れないけれど、 わからないことばかりで、戸惑いは隠せない。]
(77) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[驚いたように、怯えたように、こわごわと口にする鹿住>>28 の言葉が耳に入る。 本当に、とはどういうことだろう。ゆるりと首を傾げた。]
橘 珠洲羽が、私以外だったことは、ないわ?
[ぽつりと、嘘にはならない言葉を呟いて。 謝罪の言葉を投げつけるようにして去って行く後ろ姿>>29を見つめる。 後を追う煌夜の姿>>51は随分と大人になったように見えて、なんだか微笑ましくもあった。]
(78) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[階段を降り切る辺りで、先よりほんの少ししっかりとした声が、もう大丈夫だと告げる>>71。それを受け、一度衣子の顔をじっくりとみてから男は、残りの数段を降り切って、その場にしっかりとしゃがみこんだ。 衣子の脚が地面についたのを確認してから、そっと、彼女がしっかりと立てるように降ろしてやる。 万一、転びそうになったらその前に支えてやれるように、構えながら。よろめきながらも大地を踏みしめる彼女を、じっと見守る。]
……無理は、しちゃいけないよ。
[大丈夫?なんて、白々しすぎて聞けやしない。大丈夫なはずがないのだから。それでも自ら断とうとするのであれば、男にそれを邪魔する権利などないし、するつもりもない。 辺りを見回す衣子の傍ら、ゆっくりと立ち上がると、ちらりと睦月を眺めた。それから、歩き出したのは誰が先だったか。漸く他の面々と合流したところで、先の電話の主を探そうとして。]
(79) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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っあ……
[大丈夫、と、真央が問うて来れば>>44、そちらに視線は向けられた。大丈夫、と言えればよかったのだけれど。答えに窮していると、確信的な問いを投げられて、思わずごくりと喉を揺らす。]
……一緒…だった……
[口にしたのは、確かな過去形。一緒、だったのだ。一緒だったはずなのだ。 なあ、詠司…お前、どこ行っちゃったの?]
(80) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[哲也がぐっと噛み締めることの意味。 ほんの僅かながらもそれされた彼の視線>>76に 悪い知らせとなりそうだと予感して、 哲也が睦月に言い辛いことがあったとぼんやり理解する。
ささやかな彼の所作。 言葉なく視線のみで交わすもの。 それはいつの間にか出来た癖。
衣子に向けた言葉に、哲也がなにやら安堵する気配を感じれば 一度彼へと視線を向けて、どうかした、という風に僅かに首を傾げてみせた。]
(81) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[衣子を姫抱えしている哲也に、内心で羨望と嫉妬がこみ上げた けれど、菜子の手前、大人しい皮を被っておくが 後に詠司が続いてこないのを見ると、いよいよ 先程のわらべ歌が信憑性を帯びてくる。]
詠司…どこ行ったんだ?
[いつの間にか消えた、そう聞くと ぽとりと灰が落ちた。]
そんな馬鹿な…。 いやいや、きっとあれだよ、俺たちを驚かそうと ふざけてるんだって。
2016/04/13(Wed) 23時半頃
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/* クマさんに抱きしめられた。兄妹のよう…!(*´д`*) 一応墓落ちしてもいいようにね。 抱っこされたままだと哲也さん腰抜かしてしまうわ…
しかしクマさんも睦月さんも読みやすいロールだな。 睦月さんは要所の拾い方が上手くて、哲也さんは人となりがよく分かる。好きです。
(-33) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[睦月の質問>>37には曖昧に頷いた。 不安気に見える彼に、大丈夫だと笑いかけてあげられないことがもどかしかった。 どこかへと向かう後ろ姿>>38をそっと見送る。]
みんな……優しい、のね。すごく。
[わかっていたことではあるけれど。 非現実的な状況でさえ他人を気遣う彼らの優しさは時として愚かしく、けれどとても温かくて。]
(82) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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大丈夫、あなたたちの優しさも……美しく、咲かせてあげるわ。
(*3) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[衣子を姫抱えしていた哲也に、内心で羨望と嫉妬が こみ上げたけれど、菜子の手前、大人しい皮を被っておく。 後に詠司が続いてこないのを見ると、いよいよ 先程のわらべ歌が信憑性を帯びてくる。]
[真央の問いかけ>>44への返事>>74>>80を聞くと ぽとりと灰が落ちた。]
そんな馬鹿な…。 いやいや、きっとあれだよ、俺たちを驚かそうと ふざけてるんだって。
[あんな過去があって、衣子がそばにいて、そんなことを する訳ない奴だとは、己もよく知っている。 だからこそ、信じたくはない。]
(83) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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/* しかし、衣子から詠司さんを取ってしまったら何が残るのと言わんばかりに、詠司さんというキーワードを叩き続けている気がするww
設定は生やすものだが、本当に驚きだぜ…。
チップは5分、名前3分、設定は開始の1ロルめで決める人です。 (要約:行き当たりばったり)
(-34) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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[髪を撫でる手が心地よい。 さっきと立場が逆転してしまったなと。 本格的にお姉さんとして情けないけど、今はただその感触に身を委ね。 優しい、の言葉には。>>68 ふるふると静かに首を振った。]
わたしは優しくないよ… いつだって自分のことばかりだもの。
優しいのは煌夜くんの方だよ。 自分が大変なのに、他の人のこと、きちんと考えてくれて。
わたしも、そんな人に……
[――なりたいな。 言いかけた言葉を飲み込んだ。 それじゃ駄目だ。 願望止まりでは、わたしは変わらないままだ。 目の前で笑ってくれる煌夜。 その笑顔に恥ずかしい人間になりたくなかった。]
(84) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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/*割と眠い。 でもどうなるかは気になる。 そして風呂にも入らないと…。 今日は早く寝よう。
(-35) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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…な、なる!
[ぽつりと零した言葉はとても小さい。それでも確かな意志を込めて。]
と、とりあえず燈夜くん探そう! キングくんと珠洲羽ちゃんにも謝って。 そして、そして… みんなで一緒に、帰ろう…っ!
[涙を拭いて、決意を口にした後。 あのねと、少し言いづらそうに口籠って。]
……がんばる、けど。 やっぱりちょっと怖いから。 少しの間だけでいいから…また、手を繋いでもらっても、いいかな?
[そう言うと頬をほんのり朱色に染め、 おずおずと片手を差し出した。*]
(85) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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[しばらくそうしていると、大王が下駄を持って近寄り、しゃがみこんで…の様子を窺う>>67]
大丈夫。 ……うるさい。
[血気盛んじゃん、と揶揄るように言われれば、売り言葉に買い言葉、そう返して。 手を引いて起こされれば>>75、下駄を履き。 半ば振り払うようにして、大王に握られた手を払った]
あー、なんかムカついたな。 甘いもの食べてくる。
[境内からは桜の木が見えるから、見えないところまで行きたいという気持ちもある。 一人で行動すると危ないという言葉は、幸い…に向けられたものではないので。
少し汚れた浴衣をぱんぱんとはたいて、屋台の方へと向かった]
(86) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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/* かずちゃん可愛いよおおおおおお!!!(咽び泣き)
(-36) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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―― 少し前:すずはに ―― [彼女から返ってきた言葉は、「謝罪の言葉」と。]
すずは…?
[手を取ろうとすれば、そっと放れる様に。彼女から感じるのは。
悲しかった。心にぽっかり穴が空いたよう。
同時に確信めいた感覚――――すずはは、もしかして「 」。]
2016/04/14(Thu) 00時頃
|
|
―― 少し前:すずはに ―― [彼女から返ってきた言葉は、「謝罪の言葉」と。]
すずは…?
[手を取ろうとすれば、そっと放れる様に。彼女から感じるのは。
悲しかった。心にぽっかり穴が空いたよう。
同時に確信めいた感覚――――すずはは、もしかして「____」。]
(87) 2016/04/14(Thu) 00時頃
|
|
[ふと、巡らせた視線が、彼の姿を捕えた。ふ、と眼元が緩んだのは、無事が確認できた安堵からだ。あんな元気な悲鳴を上げていたんだから、まぁ無事だろうなんて、妙な確信はあったのだけれど。]
…キング、
[名を呼びかけた唇が、結局愛称を紡ぎだす。なんだか思考も感情もごちゃごちゃだ。]
何か、用だった?
[視線が合えば、僅かに首をかしげ、問いかける。安否確認とかだったら、ちょっと嬉しいな、と思ってしまったのは、秘密だ。]
(88) 2016/04/14(Thu) 00時頃
|
|
[真央は、戸惑いと哀しみを隠すように微笑んだ。]
いいのよ。…皆で居れば、大丈夫よねっ
[張り付いた笑顔の裏では。
目の前に居る"すずは"は私の知ってるすずはじゃない。 しかし、今までのすずはと、目の前にいる"すずは"は、どこも変わらない。
何が違う?それは、分からない。 一つ分かるのは。]
(守らなくちゃっ)
[今ここで、自分が離れてしまったら、何にもなりはしない。 悲しんだって、怒ったって、苛立ったって、この状況は何も変わらない。
なら、私が今したいことは、すずはの側に居る。例えそれが、愚かな事であっても。
"彼女"の声が、聞きたい。その為なら、側を離れてはいけない。 少し離れた側で、すすばと、ここに居る皆を見渡した*]
(89) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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|
[詠司たちを探しにゆく間際に 本気とも冗談とも知れぬ問いかけに、曖昧に頷いた珠洲羽>>82 彼女が残した言葉は薄っすらとしか聞こえなかったが。 不思議な言葉を口にした彼女を思い出し]
桜の声が聞こえたら、 どうしてこんなことになっているのか、わかるのかな。
[聞こえないからこその、ないものねだり。 わらにもすがるような思いで呟き、吐息を零す。]
(90) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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|
[支えられた手を離したら、気遣う声に双眸を細めて、はい。と短く応える。 人を慮る哲也のこと。>>79 心配をかけまいと気丈に浮かべた笑みは上手く作れただろうか。
哲也と睦月のそれぞれの口から、 己の探し人が居ないことが伝えられて。
大王の口から疑問を浮かべる声が聞こえた。>>83 彼が落とした言葉は、場を取り繕うためか、自身を騙すためか。 おそらく前者だと、思うのだけれど。]
冗談だと、思いますか?
[ゆっくりと彼の心を確かめるように、言葉を発したら。 彼の応えを待たずして、人の輪をそっと離れていく。]
(91) 2016/04/14(Thu) 00時頃
|
|
[哲也からの返答で>>60、ぼんやりした不安が形作っていく。]
一緒だったって…え?
[詠司はどこにいったと言うの?]
(92) 2016/04/14(Thu) 00時頃
|
|
/* 発現回数の割に案外ポイントが減ってる不思議 単純に1発言が長いのか
さて、エイジとの二択で選ばれなかった俺ですが、今晩落ちるか最後まで落ちないかのどっちかな気がしております
(-37) 2016/04/14(Thu) 00時頃
|
|
─ 屋台 ─
[地面に落ちた花弁は赤いが、桜の木は目に入らなくなって、それがいくらか…の気持ちをすっきりさせた。
無人だか確かに機能している(その証拠に、さっき置いた金はなくなっていた)屋台をぶらぶらと歩き、物色する。 りんご飴の屋台の前で、ふと思い出す]
高峰と、半分こ。
[確か、そんな約束をしていた。 いけない、からあげ、一個しかあげなかった。 高峰、走って行ってしまった。煌夜が一緒だから大丈夫だろうか。 りんご飴も、食べたいって言ってたな。
そう思って、透明な飴に包まれた小振りなりんごを一つ取り、台にお金を置いておく。 しゃくり、と一口噛めば、りんごの酸味と飴の甘さが口の中で溶けた]
食べ終わる前に、高峰に分けないと。
[そんなに大きくないし、溶けてもしまいそうだから、早くまた、高峰と合流しなければいけない]
(93) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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