
803 さくら町の紅桜怪異譚
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
トトが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、マオ、エイジ、スズハ、キヌ、クロミネ、ココ、キング、カズミ、サイコ、ムツキ、クマガイの11名。
気を付けて……。
[一陣の風と共に桜の枝が大きくしなり
真っ赤に染め上げられた桜の花びらがひらり舞う。]
桜に……。
桜に……攫われないで……。
[どこからともなく響くのは
走り去った双子の片割れの声。
境内のどこかで、聞こえてくるのに
姿は探せど見えず。]
記憶にとらわれないで。
探して……桜の化身を。
じゃないとこのまま……。
[もう一度木々の揺れる音をして、燈夜の声は
静かな境内から掻き消えた。]
(#0) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
煌夜くんも! よ、よかったぁ~
[次々と現れる見知った顔に、先程までの不安も幾ばくか薄れ。>>1:141 安堵しながら、駆け寄ろうと。]
そういえばさっき燈夜くんがね…
[言いかけたのとほぼ同時だったか。 ざわめきと共に、目の前の青年の片割れの声が響いたのは。>>#0]
(0) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
い、いいい今の声って……
[口に出して、言うまでもないだろう。 わたしが気付いたのだ、煌夜が気付かないわけがない。
だって二人はずっと一緒だったんだから。*]
(1) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
― 神社:境内 ―
呼んだ? 睦月
[ふわり、あやふやに融けていた意識を身体に戻したら。 名前を呼ばれた気がしたから。>>1:123
暗闇が去ったのち、燈也の話を耳にして。 去っていく姿をぼうっと見送ったのち、声を掛けてみたのだけど。]
あ、ごめん よりちゃんが呼んでる
[その場所から衣子の場所まで、かなり離れていたけれど、彼女の囁きは耳に届いていた。>>1:128]
あとでね、睦月
[ひら。手を振ってにこりと笑ったら、常ならぬ雰囲気漂う境内を、常通りの足取りで歩いていく。*]
(2) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
―― 少し前:神社で ―― [キヌから返事が返ってきて>>128すずはの言葉>>1:130。友達思いの彼女らを見ながら]
モチロンよ!行ってくるわっ
[皆に声を掛けて、駆けていった*]
(3) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
―― 少し前:神社で ―― [キヌから返事が返ってきて>>128すずはの言葉>>1:130。友達思いの彼女らを見ながら]
モチロンよ!行ってくるわっ
[皆に声を掛けて、駆けていった*]
2016/04/12(Tue) 00時頃
|
高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 00時頃
|
/*どうしよう。 どうするの? 明日以降、誰が落ちたかっていうのをきっと桜にアナウンスさせた方がいいと思うんだけど、齟齬っちゃう気がして、怖いんだけどw
もし齟齬ったらごめんけど。というか今時点で齟齬ってたらごめんw
誰だろ、やっぱエイジとか哲也が赤っぽいんだよな。 そしてラ神はダミーが大好き。
(-0) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
[鹿住が視界に入る。名を呼ばれれば>>127すずはが声を掛け>>1:133続いて自分も]
峰ちゃん!
[やっぱり泣いてたのかと、彼女の近付けば、]
……?峰ちゃん?
[峰は、自分達が"デート"をしていると勘違いをしているようだ。無理もない。しっかりと手を繋いでいるのだから。
すずはに続いて]
そうよ!デートじゃないわっ(そうだったら良かったんだけど)
えーと、これは、その、あれよ…
(4) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
[困惑し、こちらを凝視する鹿住>>1:135に]
さっきまで、あんなに沢山居た人達がいっぺんに居なくなっちゃったし、それに桜の色が変わったのよ、…赤に。峰ちゃんは知ってた?
それで、峰の声が聞こえたから、探しに来たのよ。
まだ何が起きてるか分からないから、危ないでしょ?だから、皆と離れてる間は、こうやって…守ってるの。
[そう言いながら、すずはを見て微笑んだ。]
あ、そうそうっ。皆、ほとんど神社に集まってるわよ。一緒に居た方が、良いとおもうの。
[嘘は付いていない。上手く話しも反らせただろうか。話してる間も、すずはの手を放すことなく。
平静を装ってるが、触れ合った手に胸がドキドキしてるのは、事実だった*]
(5) 2016/04/12(Tue) 00時頃
|
|
[こちらからもカズミに駆け寄ろうとして、とまる。]
……トト。
[はぐれてしまった片割れの声を、風が運んできた。 ゆらりと見上げる先は、あの赤い桜の樹。]
桜の、化身。 ……探さなきゃ。
[どうやって探すのかとか、どうすればいいのかなんて全くわからないけれど。 それでもきっと大丈夫、そんな気がした。]
だってトトが、待ってるから。 それに、みんなもいるから、ね。
[にこり、笑ってみせる。 いつだって、自分が笑えば鏡のように笑顔を返してくれるから。 だから、大丈夫。]
(6) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
[哲也と>>1:140一瞬視線を交える。 言葉なくとも目許を僅かに緩ませて 任せた、とばかりに微かに頷く。
衣子>>1:139と哲也が寄り添い残した言葉には]
いってらっしゃい。
[と、軽く手を掲げて、いつもと変わらない柔らかな声を返した。]
(7) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
[詠司の声>>2が聞こえて、安堵の色を浮かべた。]
呼んだ。 無事ならいい。
[短く言葉を返す。 謝る声と理由を聞けば、ゆると首を振り]
ん、また後で。
[詠司の笑みに目を細め、ひらりと手を振り返す。]
(8) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
大丈夫、傍にいるよ
[紅い桜へ向かう一行>>1:131>>1:134を、後ろから追いかけて。 彼女に追いついたところで不安げに揺れる髪の毛に、そっと指先だけで触れて此方に気付かせる。
大丈夫、どこにも行かない。 ―――どこにも行けない。 そんな言葉を胸の内に隠して、今は安心させるように柔らかく笑んだ。 それから]
おかえり、哲ちゃん
[ぐっと身体を反らせて衣子を挟んで反対側にいる友人>>1:142に、遅ればせながら出迎えの挨拶を。*]
(9) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
─ 青春の頃 ─
「ごめん、遠恋無理だわ」
ゴトンッ
[不意に訪れた別れの宣言に 持っていた紙袋を勢いよく落とした。]
(10) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
[一陣の風が木々をざわめかせる。 桜の赤い花弁が舞うさまに視線がとられた。]
――… え。
[何処からともなく燈夜の声>>#0が聞こえる。 声の主をさがすようにあたりを見回してみるが 燈夜の姿は見当たらない。]
燈夜。
[名を呼ぶと同じく、木々の揺れる音がして 燈夜の声までも聞こえなくなってしまう。]
(11) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
これじゃまるで、桜に、攫われたみたいじゃないか。
[神隠し。 ちらつく言葉に柳眉を寄せる。 桜の化身、とも燈夜は綴っていた。]
…………。
[姿の見えぬ燈夜のこともだが、 さきほど見送った幼馴染たちのことが心配になる。]
(12) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
[恋人、南菜子との思い出で一番最後で一番衝撃的だったことはホワイトデーのお返しを渡そうとした…──あの日。
怠惰を背負って生きている菜子に頼みに頼んで もらったチロルチョコのお返しに選んだのは フラワーショップはせがわで赤い薔薇を一輪と 哲也の家の雑貨屋で購入したお揃いのコップ。
菜子の口から出た言葉に表情は青ざめ 口をパクパクさせて、情けない声を絞り出した。]
か…考え直してくれっ…!!
[薔薇色といっても、大体何をするにも彼女の方から アクションがあるわけではなかったが。 それでも男にとってはそれで満足だったし幸せだった。
嘆願虚しく、男の薔薇色の人生は終幕した。 彼女を見送るその背は何とも言い難い哀愁に 包まれていたことだろう。*]
(13) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
[詠司が神隠しにあったとされる昔も、 大事な幼馴染のために何も出来なかった。
燈夜の姿がみえなくなった今も、 また、何もできないのかもしれない。
探して、と言われたけれど、 どうやってさがせばいいのかも思いつかない。
無力感に、きつくきつく、己の拳を握る。**]
(14) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
わ、わざわざ探しに来てくれたんだ… ありがとう真央ちゃん。
[申し訳ないやら嬉しいやらでわなわな震える。
“――苗字で呼んでほしい。”
そう頼んだ時。みんなの反応はいくつかに分かれた。
一つは私のお願い通り苗字で呼んでくれる人。 二つはわたしの名前を大切にしてくれる人。
新しい呼び名をくれた真央ちゃんは、三つ目だった。
どれが正解というわけではない。みんな優しいと思う。 だからこそ、卑屈な自分が申し訳なかった。]
(15) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
[わたしが彼を「真央ちゃん」と呼ぶのは、
初めて会ったとき「綺麗な女の子」だなって。 そう思って。 そして、 ――綺麗な女の子が綺麗な男の子だって気付くのが。
………私の場合、みんなより少し遅かったから。
その時の癖が抜けないまま わたしは彼を「真央ちゃん」と呼んでいる。
自分は男みたいな名前だって言われて嫌だったのに。 そう考えると、わたしはとてもずるい人間なのかもしれない。]
そっか。 真央ちゃんが守ってくれるなら…安心、だね。
[しっかりと繋がれた手を。 目を細め、眩しそうに見つめた。*]
(16) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
/*ホワイトデーのお返し…っていうと変だね。 ホワイトデー「に」がいいのか 「バレンタインデー」のお返しがいいのか。
どっちでも意味は通じるよね。日本語むつかしい。
(-1) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
[足元を確かめるように、ひとつ。ひとつと階段を上がる。 着物の私と歩調を合わせるように、隣で哲也の大きな身体が小さい歩幅を刻む。 哲也が女性の扱いに慣れているのは、きっと妹が居るからだろうか。 彼にも送る手紙の便箋を、彼の家族が営む雑貨屋に注文するものだから、いつしか哲也の妹から彼の近況を聞くことも増えた。
――彼が、この町を離れることになった理由も。少しだけ耳にしている。
自身からそのことを、彼に確認することはないけれど。 いつか、彼の口から語られることはあるだろうか。
そんな考え事に気を取られていれば、ぽつりと雫のように落とされる彼の声。 何を指しているのかわからなくて、彼の視線の先を追いかける。
彼の視線は空を見ていて、やはり確かめることは出来なかったけれど。 ええ。と、一つ。相槌を打つ。]
まるで、知っている町ではないみたい。
[遠くで響く祭り囃子は、未だ、耳にしたことのないリズムを刻む。 そして、ふと思いついた考えを、彼に投げた。]
(17) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
ねえ、哲也さん。 神様に逢ったことがありますか?
もし、神様に逢うことができたなら、願いはありますか?*
.
(18) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
|
/*それにしても、ね。
>>1:104 キスもした。
>>キスもした。<<
ありがとう…神様、菜子さま……(拝)
(-2) 2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 00時半頃
|
こ、煌夜くん…
[不安なわけがない。 血のつながりがない私だって、先程の声が怖くてたまらないのに。 兄弟に何かあったかもしれない、彼の心境はどれほどか。]
正直なところよくわからないけど… 桜の化身、探すなら
……わたしも、頑張るよ。
[煌夜の笑顔を見ていると>>6 何故かぽろり、一筋の滴が頬を伝った。]
(19) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
[おかしいな?と首を傾げて 慌てて涙をぬぐったけど。 心のどこかで、その理由はわかってた。
縁起でもないかもしれない。 何でもないことだよって、笑い飛ばしてしまうのが正しいのかもしれない。
それでも泣きたいはずの煌夜くんが笑っているのなら せめて代わりに、泣き虫なわたしくらいは涙を流そうって
そんな風に、思ったのかもしれない。
拒まれなかったら、子供の頃のようによしよしと頭を撫でようと。 これもコンプレックスの一つだけど。 女にしては身長が高めだった私は、男の子相手でも労せずその行為が可能だった。 今もそれは大して変わらなかったけど。
ほんの少しだけ高くなった頭に 今更ながらに年月の移り変わりを実感した。*]
(20) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
[哲也へそう問いかける衣子には、攫われてしまった幼馴染の声は耳に届かない。>>#0 代わりに聞こえたのは、とても耳に馴染んだ声だった。>>9 さら、と髪が詠司の指に掬われて、その感触に足を止めて後ろを振り返る。
目に留まるのは白銀の色。 その姿を眼で確かめたなら、自然、ほぅ、と安堵の息が零れた。]
――…良かった。 探したのですよ、詠司さん。 [『また、攫われてしまったのではないかと思って。』 そう口にしそうになった言の葉を、既のところで喉の奥に飲み込んで、表情を緩める。
哲也へ向けた問いかけは、近くに居た詠司の耳にも届いたかもしれない。*]
(21) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
――…ただいま。
[おかえり、と言葉をくれる友>>9に、返すはおきまりの返事。その言葉はきっと優しい意味合いを持っているんだろう。 ここは、帰る場所なのだと。帰って来ても、良い場所なのだと。 浮かべる笑みに潜むのは、自覚すら危うい、淡い淡い安堵の色かもしれない。]
(22) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
[すると、コウヤがやって来た>>1:141鹿住が安堵の声を漏らした>>0]
コウヤ、トウヤは………え?
[トウヤは見つかったか、と言い終わる前に、聴こえてきた声>>#0鹿住にも聴こえたようだ>>1
そして、勿論コウヤも>>6
状況に付いていってる?という意味も込めた視線を、すずはに向ければ、どうだっただろうか。
正直、ちゃんと付いていってる訳じゃないけど、何を優先したら良いかは分かってる。]
トウヤの言う、「桜の化身」を探しましょ。あと、トウヤもね。
「桜の化身」が何なのか、探したら分かるかしら。 それに、危険度は増したわね…
["攫われないで" 。祭客が消えたのもそうなのなら、これは、"マジでヤバイ"状況だ。
すずはの手を握り直して、大丈夫と視線をおくった*]
(23) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
[「わざわざ」なんて言葉>>15>>16を使うなんて、彼女らしいと言えばそうなのだが]
あったり前でしょ? 困ってる時は、助け合うのが、と・も・だ・ち♪
あら、ちょっと泣かないでよっ
[彼女にそう言って微笑んだ。 続く「安心」という言葉に]
そうよ。私は今ナイトだから。うふふっ
[と、誇らしげに告げた。
話が落ち着いたら、移動しようかと提案するだろう**]
(24) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 01時頃
高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 01時頃
|
[男は別段、女性の扱いに慣れているわけでは無い。確かに妹には家を飛び出すよりもはるか昔、幼い時分から頭の上がらないことばかりな男ではあるが、あの妹はどちらかといえば活発で男勝りな方だ。 仮に男が女性慣れしているように見えるのだとすれば……実際傍目にはそう映るのだろうが……それは、ただ単純に、男が割合人を良く観察する性格を、そして人に合わせるのを苦にしない性格をしているからだった。]
……知らない、街…なのかな。
[まるで、かつて見た映画の、少女がトンネルを潜り抜けた先で迷い込んだ、人ならざる者達の為の街のような。そんな、本来自分達が暮らすのとは、別の街なのかも、なんて。>>17 冗談にもならないことを思い浮かべる。
そうして、そっと投げられた問い>>18には、ゆっくりと、衣子の方を振り返った。]
(25) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
…俺、は。
[神様、なんて。 信じてもいない俺が、会ったことがあるはずが無かった。正直な話、もう4年前になるあの日に、降りしきる雨の中、何ともしれない何かに呪詛を吐いて吠えたあの日、神も仏も存在しない、なんて、絶望に飲まれたあの日から、ずっと。神様なんて信じていない。 いたとしたら、なんて残酷なんだろう。そう、思わずにはいられないから。それは、過ぎた年月にささくれを宥められた今となっても、さして変わることの無い思いだ。 だから。]
そうだな…… 皆が平和で健やかに過ごせる事でも、祈ろうか。
[そんなささやかで、あっても無くても変わらないような願いを戯れに口にした。 ささやかで、あっても無くても変わらないけれど、やっぱりあった方が良くて、そして簡単に崩れ去ってしまう、そんな願いを。*]
(26) 2016/04/12(Tue) 01時頃
|
|
[ぶわり、駆け抜けた風に、大量の花弁が舞い踊る。 響く言葉は耳に届いて。>>#0 そっと目を伏せ―――黙殺した。]
ごめんね?
[彼女の唇から安堵の息が漏れるのを>>21、うっそりとした表情で眺めながら、眉を垂れて謝罪をひとつ。
「また攫われたかと思った?」と、続けようとした言葉は飲み込まれる。 今の彼女にそんなこと言おうものなら、本気で怒らせかねないから。
衣子が哲也に向けた問いは、聞こえていた。 けれどそれには触れないまま。 哲也の返事を聞けば笑みを深め>>22]
うん おかえり
[と、もう一度呟いた。 事情は知らない。でも、家を飛び出した彼が、それでも毎年帰ってきてくれることが単純に嬉しかったのだ。*]
(27) 2016/04/12(Tue) 01時半頃
|
|
[菜子に唐揚げを買い与えて露店を見渡すと本当に 人の気配がまったくない。普段、祭りと言うと人が溢れていて 祭囃子や人々の賑わう声が付き物だったからこそ この、日常から切り取られた空間は異質で不気味だった。]
でも、マジで、どーなっちまったんだろ。 俺たち全員、桜の餌食になんのかな?
[サングラスを外して、普段隠している二重の大きな眼で 確認しても状況は変わらず。]
……もし、そうなら。 やっぱ最後にうまいもんでも食いたいよな。
(28) 2016/04/12(Tue) 01時半頃
|
|
[「お腹が空いた」という菜子に共感して自分も何か探す。 チョコバナナを頂いて、ついでに哲也にも持って行ってやろうと、はしまきがあった場所に小銭を置いた時、 境内の方から、微かに響くような声が聞こえただろうか。>>#0]
トトの声…? 菜子、一端戻ろうか。
[そう言うと、自分用に買ったチョコバナナを咥えて その空いた手で、菜子の手を引くと元来た道を戻る。 急ぐ気持ちもあったけれど、繋いだ手は この異変の最中、どこかに消えてしまわないように そんな不安の方が強くて。
温もりとか感触とか普段胸中にひしめいている煩悩が 意識に上昇してくる頃には、もう境内に着いて その手は離されていただろう。そして、それに男は たっぷり後悔するのだった。]
(29) 2016/04/12(Tue) 01時半頃
|
|
(怒らせてみたら、君は どんな顔するんだろう)
[須藤が執着するこの乙女が、いつも楽し気に笑う彼女が 怒ったら?泣いたら?絶望したら? ぞくぞくするような好奇心が、狛犬の心を占める。
そうしてそんな己の気持ちが鎌首を擡げるたびに 悲鳴を上げる肉体がまた、一興。]
(*0) 2016/04/12(Tue) 01時半頃
|
|
……でも、神様、ってさ。
[ぽつり、零した言葉は誰に向けたものか。響く言葉>>#0は妙な塩梅に耳の内を木霊するような気がするけれど。いや、だからこそ、だろうか。]
初対面の人間なんかの、願いをさ。 いきなり聞いて、叶えてくれるような、さ。 ……そんな、お優しいモンなのかな。
[生贄を求めると、言い伝えられる桜。深紅に染まった花は、誰かの命を吸い上げたのだろうか。 かつて、神隠しに遭ったという、幼馴染。詳しく聞いたことはないが、神隠しの神を神様と呼ぶのであれば、それはきっと、無条件で人間に手を貸してくれるような、そんな都合の良いモンでは決してない。 ゆるりと向けた眼差しは、髪の白い友を捕える。]
(30) 2016/04/12(Tue) 01時半頃
|
|
[例えば、己の抱く想いを。 あるいは、あの日投げられた眼差しから逃げ出したという事実を。 もしかしたら、自覚してしまった己自身という者を。 どれか一つでも、後悔していたのであれば、問いに対する答えは、赦し、とか名づけられるナニカだったかもしれない。
けれど、男はそれら全てに対して、何一つ後悔なんてしていなかった。結果として、端から見ればなんだか変なことになっているのかもしれない。自分自身にしたって、もっとこう、生きやすい道があったかもしれないとも思う。それでも。 後悔もなければ罪の意識もない。だから赦しなんて求めるはずもなかった。]
(-3) 2016/04/12(Tue) 01時半頃
|
|
[マオの言葉>>23に大きく頷く。]
うん、探そう。 みんなが手伝ってくれれば、すぐ見つかるよ!
[大丈夫、大丈夫。 明るい前向きな言葉は自分に跳ね返るから、だから大丈夫。 いつだってこうして弟を励ましていたから、こうして自分を奮い立たせていたから。
カズミの頑張る>>19との言葉には、ありがとうと笑う。 それでもこぼれ落ちる涙には慌ててしまって、思わず手を伸ばした。 けれど、弟とは違うことにすぐ気がついて、あ、と声を漏らす。]
擦ったら赤くなっちゃうよ。
[幸いポケットには出掛ける前に持たされたハンカチがある。 それを差し出せば、カズミに優しく撫でられた>>20。 控えめな彼女らしいゆるゆるとした撫で方に猫のように目を細めて、ようやく気持ちが落ち着いた。]
(31) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
[もしも、あの日に男が打ち明けた男自身が、受け入れられていたとしたら。 もしかしたら、男は抱く想いを当人の前にさらけ出していたかもしれなかった。そして、同じ思いを返されることを、誰ともしれないナニカに願ったかもしれなかった。
もし、もしも、男がもう少し、少しだけ、己の抱える想いを上手いこと飼いならせていたら。 そして、もう少しだけ、男がロマンチストであったならば、いるかもわからない神様に、彼の幸せを願ったかもしれなかった。
しかしそのどれもが、ほんの少しの歯車のずれで、願われることが無いままに消えて逝く。]
(-4) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
[衣子への哲也の答えは、口を挟まず、 ただじっと聞いていた。 彼女へ振り返る男の顔を傍らで見守る。>>25
「平和」、と紡ぐまでの間 ほんの僅かに揺らいだ瞳の色は、 悲しみだとか諦めだとか、 そんな生易しいものではなかった気がする。>>26]
………
[吐き出された願いは、ささやかなもの。 本当に、ささやかで**]
(32) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
ねぇ、詠司。 君は、さ。 神様ってヤツを、信じるかい?
[ざぁ、と流れる風に、赤の花弁がひらひらと舞い踊る。なんだか、不思議な心持だった。彼からどんな答えが返って来たとしても、きっと己は驚くことが無いのだろう。*]
(33) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
[そうして落ち着いた頃、マオが移動しようと声を掛けてくれた>>24。 それに頷いて、カズミに手を差し出す。]
行こ、カズミ。 ぼくじゃ頼りないかもしれないけどね。
[なんて言って笑ってみせる。 不安はないとは言えないけれど、優しいカズミを心配させてしまわないように。]**
(34) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
ん?
[向けられた眼差しに、己のものもやんわりと絡めたら 続く問いに小首を傾げた。]
んー おれは信じてるよ
[宙にやった瞳に映るのは、はらはら舞い散る紅い花びら。暫し考えて出した答えは、恐らく何であれ哲也の表情を崩すことはなかったと思う。]
宝くじ買うときとかめっちゃくちゃ信じてる
[んふふ、とにんまり笑って返した答えは、 果たして自分らしいものだったかな?**]
(35) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
─境内─ [だらしないスウェットにヒョウ柄パーカーを重ね 片手にはしまきと金魚袋を持ち、もう片方の手で 菜子の手を握って、出店の方から境内へと戻る。
まだ、真央たちは戻っておらず、衣子らは階段を上がったところ、桜の樹の近くに居ただろう。]
日向、睦月。 トト坊戻ってきてないのか……?
[響き渡った声が信じられない、というか信じたくない その一心で問掛けても、答えはわかり切っていた。]
……、詠司大丈夫かな。
[きょろりその姿を確認すれば、衣子と哲也といるようで。衣子と居れば安心だろう、と小さく安堵する。]
(36) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
「……そんな、お優しいモンなのかな。」
失礼しちゃうよね こんなに優しい神様、いないっての
[呟きは独り言にとどまらず、風に乗って伝播する。**]
(*1) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
なあ、ふたりとも。 出口ってあると思う……?
[外見や背格好こそ変わったものの 顔を突き合せれば昔、探検ごっこをしていた 時の感覚が舞い込んでくる。 あの時と今では、事の重大さが違うのだけど。]
(37) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
/*とりあえず初日にダミーを占う占い師は本当にクズニートだと思う。 なんと無力なことでしょう…。 それもこれも桜のせい()や…!
(38) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 02時頃
|
/* きーんぐ、ごばくごばくーぅ
(-5) 2016/04/12(Tue) 02時頃
|
|
/*ラ神さま~!今度は頑張って~!一発で鬼ヅモして~! (したところで吊もランダムだがw)
今吊られたら金魚はどこに行くのだろう。ぷかぷか。
(-6) 2016/04/12(Tue) 02時半頃
|
|
/*びっくりした。夢かと思った。 誤爆してるwwwwww
いや、笑い事じゃないよ。大変申し訳ございません。これはやっちゃいけないだろう……しかもお前村建だよ!! 興ざめさせてしまったら申し訳ございません。
お気づきのとおり、トトは人間でした()
(-7) 2016/04/12(Tue) 02時半頃
|
|
/*こうなると、占ったのがダミーでホント良かったって、思うけど、それはそれとして死にたい。
凹む……、自分のダメさ加減に。。。 もう下手な独り言打つのやめよう。誤爆怖い。
(-8) 2016/04/12(Tue) 02時半頃
|
|
/* きんぐかわいい
(-9) 2016/04/12(Tue) 02時半頃
|
|
/* 一瞬エピったのかと思ったwwww キングめっちゃ撫でる
(-10) 2016/04/12(Tue) 02時半頃
|
|
/* キングくんの誤爆に萌えててすみません… 中の人が可愛いとPCも可愛くなるの、割と信じている つまり私は…?とか思ったらSANC入りそう。くっ、…。
にしても4時近いせいか誰もいないかな? そっと落として寝たい… 少々長い間の不在、失礼しました。
(-11) 2016/04/12(Tue) 03時半頃
|
|
/* にしても1日目の村建て様の発言に挟んでる自分のタイミング本当意味わかんねぇ…予測くらいできるでしょって頭抱える…悲しい
(-12) 2016/04/12(Tue) 03時半頃
|
|
[ 椿の混じる桜の色香は鼻を掠め、 耳は自然と馴染む声色を歓迎する。 我らが主、その存在を五感で感じたなら 花を見やる視線をそのままに、 唇の輪郭はゆうるりと空洞を覗かせた。]
おかえ……ん、いや、違うな。 ただいま戻りました、主様。
[ 帰宅を敬う言葉(>>*1:5)を言いかければ、対の発言(>>*1:22)から訂正を一つ零す。 祭の真っ盛りである今を楽しもうと 踊りへ誘う手を、さあ。 友として取ろうか。]*
(*2) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
[ 終わりは始まりであり、 始まりは、終わりかもしれない。
それでも一つ言えるのは 見惚れる時間はもうおしまい。 ただ、それだけ。]
(-13) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
[ 気が付けば男は桜に視線を奪われ 見上げては、はらりと。 舞い散る赤をただ見つめていた。]
……桜の、化身。
[ 小さく呟く言の葉は虚空に溶け、 弟の様に可愛がった存在が滲む様子を 悦びと共に受け入れる。(>>#0) 見つけてと描く最後の願いを耳に じんわり溶け込ませ、目を細めた。]
(39) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
見つける、か。 …人間如きが出来るとでも?
(*3) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
[ 囚われれば良い。 攫われてしまえば良い。
友なのに、いや、友だからこそ 己の悦びであり幸せであるそれを 分け与えるのは…当然のことだろう?
木々の囁く音色はこの境内に相応しく どこか不気味さを纏いながら 祭りへと誘う手を差し伸べていた。]
(40) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
[ その手を拒む様に強く握りしめ 悔やむ様に、葛藤するかの様に、 瞳に映る彼を男はただ見つめ(>>14) 睦月と、その名を呟いた。]
みんな一緒なんだ、きっと大丈夫さ。 …そうだろ?
[ 視界に散らつく赤はそれを否定し 笑う様にそこに在った。 それでも、男は希望を投げかける。
それが友のあるべき姿だと そう思っていたから。]
(41) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
[ やがて此方へと訪れるヒョウ柄の 主張の激しい人物は(>>36) 黒に白桜の散らせた浴衣で飾る 友と数匹の金魚を引き連れて来た。
手を引かれる彼女の浴衣が揺れる。 闇にこの赤が映えるように その帯もまた、綺麗に思えた。
一瞬だけ目を奪われたのは 気付かなくても、いい話だ。]
(42) 2016/04/12(Tue) 04時半頃
|
|
[ 声の掻き消された彼の安否を 心配する友の姿には敢えて何も答えず 目を伏せ、ただただ黙りを決める。 (>>36) そうして開かれる口に、目線に、 同じ様に階段の方を見つめ 小さく安堵の声を洩らした。]
あるかどうかじゃねぇ。 出口は見つけんだろ。 俺たちは昔っからそうしてきた。
[ 辛気臭いような、どこか暗い空気を 飛ばしていくような微笑を湛える。 探検ごっこという懐かしい思い出に浸りながら、男は何時もと変わらぬ様子でそう言い切ってみせた。]*
(43) 2016/04/12(Tue) 05時頃
|
|
/* 大王さんwww どんまいしておきますわねwww (私も前回の村で久々に誤爆したw)
(-14) 2016/04/12(Tue) 08時頃
|
|
/* そうか、占い師もいたんだった。 大王さんが占い師なら、狼は誰だろうなー。
(-15) 2016/04/12(Tue) 08時頃
|
|
/* 2日目の天声ありがとう、ミヅノさん! 本当に感謝しかない。
エピの天声も居るかなぁ。うむむん。
(-16) 2016/04/12(Tue) 08時頃
|
|
[話している間に煌夜も現れ>>1:141、安堵の息を吐く。 一度神社へ戻ろう、と提案しようとしたところで、風に乗って聞こえてくる燈夜の声。>>#0]
燈夜、さん?桜に、攫われる……って。 桜の、化身、って?
[続けて、探さなきゃ、という煌夜の言葉。>>6 探してどうするというのだろう、それはわからないけれど。]
ごめんなさい、私も……行かなくちゃ
[呟くように、囁くように、そう告げて走り出す。 ずっとしっかり繋いでいた手を、あっさりと離して。**]
(44) 2016/04/12(Tue) 09時頃
|
|
/* 襲撃ってランダムに設定していいのかな……?このままだとパスになってしまうのだけれどもー!教えて村たてさん!(届かない)
(-17) 2016/04/12(Tue) 09時頃
|
|
だって、とても可愛らしいのだもの。 彼を取り込めば、私の本体はより美しく咲けるでしょう?
(*4) 2016/04/12(Tue) 09時頃
|
|
[絡む視線に滲む色は何色か>>35。出会い、ゆるり細めた眼差しに、込めた何かは己自身も分からない。 ……嗚呼。]
なんか…… お前、らしいや。
[どんな答えを得ても、驚きはしなかっただろう。けれど、得た答えは他の何よりも、胸にしっくりと落ち込む様で。そこに得たのはきっと安堵に似た何か。 ……変わらない。己の知る幼馴染と、少しも。 そう思った理由も、そこに安堵を得る意味も自覚せぬまま、男は淡い笑みを返した。**]
(45) 2016/04/12(Tue) 10時頃
|
|
[――幼馴染のひとりが消えて、帰ってくるまで。 神社の奥、鬱蒼と繁る木々を草むらを掻き分けて その幼馴染を探して、焦りからか足を滑らせ怪我をした。 泥だらけの血塗れで帰った息子に両親は大騒ぎしたが、 怪我の場所がこめかみだったから酷く見えただけで 数針縫うくらいの、日常にはさして障りのない程度のものだった。
無力感は、何も出来ず、他に心配を広げただけの過去から。 それ以来、親は些か過保護になり、 自分は、これまでよりも自制し無茶をしないことを覚えて 真央たち幼馴染には、大人びた、なんて印象を与えることになったか。]
(46) 2016/04/12(Tue) 12時頃
|
|
[小さな痛みが過ぎる。 それが古傷によるものか、 握り締めすぎて掌に食い込む爪によるものか、 判断つかぬ程度に思いに苛まれる間。
それを破るのは名を紡ぐ日向の声>>41だった。 声のする方に顔を向けて、彼の顔を見詰め、漸く強張りをとく。]
――…ああ。 今度は、ひとりじゃない。 みんな一緒だから、きっと、
[大丈夫、と同じを続けたいのに、 消しきれぬ不安から続くはずの言葉は音にならなかった。 へなりと眉を下げて、困ったような顔で小さく笑みを刷く。**]
(47) 2016/04/12(Tue) 12時頃
|
|
[哲也から返る応えに>>25、さぁ、どうでしょう?ところころと笑う。 衣子自身も、感じたままを口にしたものだから正解はなかったように思う。
階段を登りきると、眼の先には桜の樹がものの見事に咲いていて。 階段の下を振り返れば、境内に残る幼馴染みの姿が移る。そこから少し、遠くを見れば神社を守る赤い鳥居が見えた。
投げかけた問いかけを一度口に含んで、自身ではなく他人(ひと)の平穏無事を願う。そんな哲也に目を細めたら、添えていた腕をそっと解く。
哲也を見ていると安心感を貰えるような気持ちを、衣子は抱いていた。 だからこそ、人は哲也の周りに集まるのだろうと、哲也の内情まで知ることはできずに思う。 小さなこの町では、彼の大きさを閉じ込めることはできなかっただけのこと。 彼に水が合う場所があればと密かに願う。]
(48) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
|
[詠司から謝る言葉を聞いて>>27、いいえ。と首を揺らす。 いつものように彼の横に並び立つと馴染んだ立ち位置に安堵を覚える。 久方ぶりの山の階段は、草履ではやはり歩き辛く。肩から落ちそうになった薄香の肩掛けを肩に掛け直した。
詠司が腕を通している上着の袖口の端を、指先でそっと掴む。 また、見失って仕舞わないように。
今度は――]
おいて、いかないでくださいませね。
[詠司を見上げて、確認するような、問いかけるような声を向ける。
神様に攫われてしまった彼だから。 二度目があったなら、自ら、この手を解いて離れていくような気がした。]
(49) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
|
[問いかけてみたものの、衣子は神様に出逢ったことなどなく。 二人が話し始めたら口を閉ざし、哲也と詠司のやりとりに耳を傾ける。 対照的な二人の応えが聞こえて、くすりと笑ってしまったものだから。]
お願いごとにも、性格が出ますのね。
[二人の声が途切れたら、合いの手を入れる。
桜を見上げたら、びゅう、と風が木々を揺らす。 桜の花びらが空を舞う。 赤い桜は、畏怖を感じてしまうほど綺麗だった。**]
(50) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
あ、ありがとう煌夜くん…
[手渡されたハンカチで目元を軽く拭う。 あ、あれ?いつの間にかわたしが慰められてる?? それに気付いたのはいつのことか。]
だ、大丈夫だよ! ほら。頼りなさでわたしを越えられる人は、なかなか、いないよ!
[差し伸べられた手と、添えられた言の葉に 自信満々に卑屈なことを力説する。>>34 ありがとう。 再度お礼を言うと、そっと手を取って。]
(あ。本当だ。お付き合いしなくても、手を繋ぐんだ)
[……何だか少し大人になった気分? とっても子供っぽいことを考えながら、今更ながらに納得する。 伝わる体温に、涙の痕の残る目元を細め、えへへと笑い。]
(51) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
|
珠洲羽ちゃん……? 行くってどこへ……
[神社に戻ろうという流れになった頃だろうか。 先程までしかと握られた手をするりほどき。>>44 まるでその存在が幻であったかのように 友人は、ふっと何処かへ走り去ってしまう。]
えっと…
[少し困ったように眉根を寄せ 悩んだ挙句ちらり、真央を見つめる。]
(52) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
|
お、追った方が… いいんじゃない…かな……?
[口にした途端、どくん、心臓が跳ね上がった。 今まで人の行動に指図した記憶なんてほとんどないから。 嫌な気分にさせたらどうしよう。 二人がお付き合いしていないというのなら 共に行動することに固執する理由もないだろう。
ただ、この状況で珠洲羽を一人きりにしておくのは躊躇われたし。 なにより。]
騎士は、お姫様の側にいるものだと思うから…
[もちろん、そんなのは>>24 お伽噺の中だけかもしれないけど。**]
(53) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
|
[沈黙は肯定と汲み取り、苦虫をかみ潰すように眉根を寄せる。 今の状況は異質で、これからどうなるのか。 赤い花びらが風に吹かれて舞えば 不安は水面に浮かぶ花びらのように 少しずつ、全体を覆っていく。
だからこそ、日向の穏やかな微笑み>>43が頼もしくて、持つべきものは友だ、と思ったのは後にしてみれば全くの見当違いなのだけれど。]
出口は見つけるものか、そだよな。 さんきゅー。
[大人びた振る舞いの睦月が居ることも心強いと二人の顔を見合わせて、唇で大きく弓なりを作ると、そう言ってチョコバナナを一口。]
(54) 2016/04/12(Tue) 12時半頃
|
|
/* お、すずはさんが動く?
お昼休憩短い!じたじた。
(-18) 2016/04/12(Tue) 13時頃
|
高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 13時頃
|
とりあえず辺り見てきた方がいいかな。 何かあったらメールが電話するから。
[と、そこまで言ってはたと気づく。]
携帯って、使えるのかな?
[周りに聞いてみた**]
(55) 2016/04/12(Tue) 13時頃
|
|
/* 男性陣かわいいな 女性陣はどちらかというと美しい
(-19) 2016/04/12(Tue) 13時頃
|
|
/* 書こうとしたらもうすぐ授業だった 遅筆つらい…申し訳ない…
(-20) 2016/04/12(Tue) 13時頃
|
|
[お前らしい。>>45
哲也の低く柔らかい声がそう告げれば、 口許の笑みはさらに深まった。
褒められたわけでもなしに、 へへへとちょっとばかり自慢げになって。
そうして、 衣子が哲也に添えていた腕を解くのが見えたら>>48。 胸のあたりからふっと緊張が解れるのが分った。]
(56) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
|
|
(えー?哲ちゃんも駄目なの?)
[肉体の変化に笑いがこみ上げる。]
(それにしても…お前らしい、か)
[とうとう己が憑依してからの時間の方が、 須藤詠司そのものの時間を超えてしまい。 君ってそんな子だった?と自問する毎日だったけど。]
(もう、ぼく自身と言ってもおかしくないんじゃない?)
[浮かんだ問いかけは、 ずきりと痛む頭に邪魔された。]
(*5) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
|
|
[くい、と引っ張られる感覚があって、思考を断ち切り目を遣れば、上着の袖口をちんまり衣子が摘まんでいた。
見上げる瞳と、僅かに寄せられた眉に 自然と動悸は速くなる。
その上彼女が発した言葉は、>>49 全身の血を沸き立たせて。
それは、今まで決して許してこなかったのに ほんの一瞬、見せた隙から。]
じゃあ、君も 攫ってしまおうか?
[蠱惑的な問い掛けは、 彼女のまあるく白い耳に吹き込まれる。]
(57) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
|
|
[彼女にだけ向けた囁きのため、近づけてしまった顔が哲也に不自然に思われないように]
花びら ついてる
[ほら、と。 髪に絡まった紅を摘まんで取り除いた。**]
(58) 2016/04/12(Tue) 14時半頃
|
|
[衣子の傍にいたいと願う須藤詠司と あの美しい乙女が主様のもとへ行けば、 なお桜は美しく咲き誇るだろうと願う狛犬。
そんなふたりに共通したのは、衣子への執着心。
それでも衣子に、主の手が及ばずに来られたのは 偏に須藤詠司のささやかな抵抗である。
けれどそれも、 須藤が衣子への恋心を自覚してしまえば水の泡。
そうしてそんな葛藤さえも、狛犬にとっては 興味深いのだった。]
(*6) 2016/04/12(Tue) 15時頃
|
|
[狛犬ははしゃいでいた。
心酔する主が、同じ年ごろの娘となって 同じ時間を共有していることが。
対もまた、己のお目付け役としながら 「幼馴染」などという興味深い存在におさまったことが。
生来好奇心が強く寂しがりの狛犬にとって それがどれほど楽しく、心躍らせることか。**]
(*7) 2016/04/12(Tue) 15時頃
|
|
/* 詠司くんは確実に吽狛
(-21) 2016/04/12(Tue) 15時頃
|
|
[戯れのように転がす笑い声と共に、離れる指先を追うことは当然ながらしない>>48。それを名残惜しく思う事もない男であるが、傍らの友人はそうでもないのだろうか>>56。 しかし、良くも悪くも男はそういった機微に決して敏い方ではなかった。 間近で交わされる男女の、どこか睦ごとにも聞こえる言葉のやり取りにも、特別耳を傾けるでもない。だから、二人を残して二歩三歩、離れていったのは本当に何の気なしの行動であって、別段二人に気を使ったわけでもないのだ。]
……なんだか、燃えてるみたいだ……――
[深紅に染まる桜を見上げ、ポツリつぶやいた言葉は桜以外に聞く者もいない――。**]
(59) 2016/04/12(Tue) 17時半頃
|
|
/* うわぁぁぁぁ……!!(*ノдノ) 悶えた。
こんなん惚れてしまうやろ! やめてくださいありがとうございます!
(-22) 2016/04/12(Tue) 19時半頃
|
|
/* ところで擬態しているつもりはないのだけれど、 そろそろ同村経験ある方には透けているだろうなという気がしてきています。
ミヅノさんには一発なのだろうなくうう。 透けは諦めてるけど、こう、驚かせたい気持ちはあるw
(-23) 2016/04/12(Tue) 19時半頃
|
|
/* 衣子の口調が丁寧すぎないようにすることが、今回一番の難易度やで! さて、お返しねりねりしようー。
しかし、村の雰囲気が本当にいいな。としみじみ。 儚い不思議な感じと、甘酸っぱい若さと悩みがこう、たまらないです。 飛び入りの方も素敵な方ばかりで嬉しいです。
(-24) 2016/04/12(Tue) 19時半頃
|
|
[今置かれてる状態を殆んど理解出来ないし、正直恐い。皆、不安なのだ。
そんな状況下にも関わらず、友達を思って涙する鹿住>>19は、心根の優しい子なんだと、改めて思った。
そんな鹿住を見て、コウヤがハンカチを差し出し、優しい言葉を掛けていた>>31>>34>>51。弟のように可愛い存在だった友達が、知らない内に立派なジェントルマンに成長していて、真央は2人の姿を見て、目頭が熱くなったのを感じた。]
(60) 2016/04/12(Tue) 19時半頃
|
|
「桜の化身」が人を攫うって事… なのよね?
[ついていけない頭で、まとめてみる。 隣に居るすずはも困惑してる様子>>44だ。
と、思っていれば「ごめんなさい」と呟くように、 「行かなくちゃ」と囁くように、 すずはは、繋いでいた手を離し、瞬く間に走り去る。困惑した鹿住の声が聞こえた>>52]
すっ…すずはっ!!ちょっどこに行くのっ!?
[先程まで、彼女の温かさを感じていた掌は、今は冷たい空気が入り込んで。]
(61) 2016/04/12(Tue) 19時半頃
|
|
[言葉に出来ない喪失感に襲われた。 何故彼女は、こんな状況で独り行ってしまったのか。何か知ってるのだろうか。 それ以上に、自分がどれだけ彼女の事を思っているか、どれだけ愛おしい存在か、思い知らされたのである。
その分、彼女が自分から離れて行くのが、悲しかった。
鹿住が「追った方が…」と言ってくれているが、足が動かなかった。]
(62) 2016/04/12(Tue) 19時半頃
|
|
(カッコ、悪いわね…)
[ただの情けない男に成り下がった真央がここに居た。
しかし、続く鹿住の言葉に、すとんと何が落ちた感覚があった。短く息を吐いてから]
…もうっ悩むなんて…私らしくないわねっ
[真央は、少しだけ赤くなった瞳を、鹿住とコウヤに向けて]
峰ちゃん、ありがとっ 騎士(ナイト)は、お姫様の側にいるものよねっ
[スッキリした顔でそう告げた。]
ごめんなさいね!また神社でっ
[と言って、すずはが消えていった先へ向かった*]
(63) 2016/04/12(Tue) 20時頃
|
|
[すずはを追い掛けて来たものの]
ちょっ…どこに行ったのよっ
[荒くなった息を整える。 彼女が走っていった方向にきた筈なのに、見つからない。浴衣なのだから、そんなに早くは走れないだろうに。]
どこに、行くって言うのよ……
[また情けない気持ちになるのを、静止する。彼女が好きだと気付いた。だから彼女が居ないと何も出来ないなんて状態になりたくない。]
(私って、ちゃんと男の要素持ってたのね。)
[辺りを見渡しても、誰も居ない。ほんの数分前にはここには沢山の人達が、祭りを楽しいんでいたのに。寒気がした。そして、赤い花ビラがひらりと。それは、ゆるりと、掌に舞い降りた。]
(64) 2016/04/12(Tue) 20時頃
|
|
[赤い色した桜は、品種としては存在する。八重桜。若しくは中国に確かそんな桜があった気がする。しかし、この色は八重桜のものより濃い色だし、ここは中国ではないし、突然変異にしても、この現象は科学的には説明出来ない。
掌の”紅”を握りに締めて、大きく息を吸い込んだ。]
すずは~っ!どこに居るの~っ?
[これ以上ないくらい大きな声で、彼女を呼んだ。]
守るって、約束したのよ…………。
[今度は、紅い桜の樹に向けて、小さく呟いた*]
(65) 2016/04/12(Tue) 20時頃
|
|
[じっと詠司を見つめていたら、彼と視線が絡み合う。不意に顔の周りに陰りができて、それが詠司自身だと気づくのに、少し時間がかかった。
そうして耳元に吹き込まれた言葉に]
……え、……?
[零れた声が、土に染み込んでいく。 瞬きも忘れて、言葉の意味を図るように眼差しを向ける。 意識して作り上げていた大人の顔でいることも忘れ、少女の顔が覗く。
とくり、と心臓が跳ねたのは、 見たことのない彼の姿を見たせいか、それとも―……。
彼から目を離すことができず、無自覚にきゅっと袖口を握り込む。 詠司の問い掛けに、いつものようにすぐに応えを返すことはできないでいたら、彼の指が髪に触れた。]
(66) 2016/04/12(Tue) 20時半頃
|
|
[髪にくちづけた赤い花びらを、詠司が取り払う。 こんなに近くで詠司の顔を見たのは、いつぶりだっただろうか。
とくり、とくりと。 胸を打つ音はゆっくりと早くなって、僅かな緊張と、妙な胸騒ぎが綯交ぜになる。
ざわり、また。木々が揺れて。 その音にはっとしたなら、気持ちを落ち着かせるようにゆっくりと瞬いた。 瞼を開く頃には、いつもの表情を取り繕う。]
その口ぶりだとまるで、 詠司さんが桜の神様みたいですね。
[くすり、と笑ってみせたけれど、長らく共にしてきた彼にそれが通じたかは分からない。 哲也がいつしか距離をおくように離れていったと知ったのは、それから少しあとのこと。>>59
詠司から返る声があったなら、それに応えただろう。 哲也の姿を幹の傍らに居ると認めたら、詠司を促すつもりで。*]
私達も、参りましょうか。
(67) 2016/04/12(Tue) 21時頃
|
朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/12(Tue) 21時頃
|
/* マオちんを全力で応援したいマン!! せつない!! 哲也さんの恋路も好きです!! 菜子ちゃんの背景も好きです!! どの矢印も切なくていい!!!(いいねボタンを連打)
こんなに矢印飛びまくるとは思わなかったけれどログが更新されるのがいちいち楽しみで仕方ないですありがとう!!
(-25) 2016/04/12(Tue) 21時頃
|
|
/* 灰があらぶり過ぎて私もこれその内誤爆するヤツ!!
ちょっと落ち着こう。
(-26) 2016/04/12(Tue) 21時頃
|
|
/* >>67
うっつくしいいい!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
「髪にくちづけた赤い花びら」って表現、素敵過ぎるっ!
私なら、きっと 「髪についた花ひらを」ってなるよ。It’s a チープ!!
(いつか、使おうっ_φ(・_・ )
(-27) 2016/04/12(Tue) 21時頃
|
|
[囁きは無事彼女の耳に届いたようだ。 見上げる衣子の双眸が僅かに見開かれたのを、見逃しはしない。涼し気に伏せがちな瞳が、まんまるに此方を見つめる様は、幼さを色濃く残していた。
打てば響く、そんな常の空気感は霧散して、 幼馴染ではなく、男に翻弄された乙女の姿は 胸にこみ上げるものがある。
力の込められた指先。 久方ぶりに間近で見た衣子の顔。
―――ねえ、どうしてそんなにその唇は 不安げに震えているの?
ざわりと木々が揺れたなら、 ひとつ、ふたつと長い睫毛が瞬いて。 漸く紡がれた言葉には>>67]
まさか
[と、くすり笑みをこぼす。]
(68) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
[いつの間にやら離れていた哲也に意識を向けたら、 衣子の促す声が聞こえて>>67]
うん
[桜のもとへと歩いていく。*]
(69) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
みんなみんな 主様のもとで一緒になったらいいんだよ
[先に来ているであろう燈夜の気配を感じながら、 ポツリ呟く。]
この町の桜として ぼくらといっしょに
(*8) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
/* 今気づいたんだけど、吊りもランダムなら今日エピる可能性もあるのか。 ほわわ……!! そうなったら切ないな!?
(-28) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
― 大王と>>1:121>>1:122 ―
[てっきり断られるかと思った。 奢ってくれるの?>>101と訊ねれば、帰って来たのはイエスの返事。 変なところで、真面目。 こういうところが、年上の余裕なのやもと、かつての恋人を見つめる]
いや。うちまで電車で行かなきゃいけないから、遠慮する。
[金魚を欲しいかと問われれば、首を横に振った。 実家で飼ってもいいかもしれないが、住んでいない…が勝手に決めて良いことじゃない。
さすがに冗談で、金は払うつもりだったが。 物欲しげに見つめる視線に気付いていたらしい大王から、紙コップに入ったからあげを手渡されてしまう。 受け取ると、彼は台に代金を置いてしまった。 「いいよいいよ」なんて揉めるのも面倒なので、ありがとうと礼を言う。 フった男に自分から言いだして奢ってもらうなんて相当キてる女だなと思ったが、500円程度だし、まあそう気にする額でもないか]
(70) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
桜?見たよ。 めっちゃ赤かったね。
[ウケるー、なんて宣いながらからあげを頬張る。 人はいなくなったのに、温かくて美味しい。 香ばしい醤油とニンニクの風味が後を引く。
呑気な…の様子とは裏腹に、大王からは「先ほどまではつとめて冷静にしてました」という雰囲気が漂い始めていた]
怖い……?なんで?
[問われた意味が心から、それこそマジで分からず、思わず問い返してしまった]
(71) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
『 でも、マジで、どーなっちまったんだろ。 俺たち全員、桜の餌食になんのかな?』>>28
[そう言われてようやく、「怖い」理由が分かった。 そっか、みんなが桜に食べられたんじゃなくて、私たちがこれから食べられるって可能性もあるのか]
まじかー!!
[衝撃の事実に、思わず膝を折ってしゃがみこんだ。 上を見やれば、こちらまではらはらと散っては舞い込んでくる赤い花びらと、久しぶりに目にする、大王の瞳があった。 ヒロくんさ、サングラスしてない方がイケてんのにね。
そんなこと。もう彼女でもないし、口にしないのだけど]
そうだね。からあげ上手いよ。食べる?
[付属していた竹串で一つとり、差し出したり。 すまないが、これで奢りはチャラにしてくれ。という気持ち。そもそもこれを買ったのは大王なのだが]
(72) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
[そうこうしているうちに大王の手にはチョコバナナが握られている。 二つもなんて、食いしん坊め。 そんな折、燈夜の声がかすかに聞こえた>>#0]
攫われる……? 桜の化身……?
[え、まじで私たちが食べられるの?まーじーかー、なんてまたしゃがみこもうとした矢先、大王に手を掴まれた]
えっ?ああ、うん……。
[言われるまま、手を繋いで境内への道を戻る。 幼馴染。手を繋ぐことなんて、大したことない。 けれど、どこか後ろめたい気持ちになってしまうのは、…の思考がそれだけ都会に染まったということだろうか。
……それとも。彼の手があまりに懐かしく、熱いからだろうか]
(73) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
― 境内 ―
[境内へ着くと、大王の手が離される。 途端に指は冷えて、離れた時にようやく人と触れ合っている時の安堵を思い知った。
境内に着くとそこには日向や睦月がいて、日向と目があった気がした>>42が、一瞬でその視線はどこかへ行ってしまう]
え?っていうか出口ないの?
[大王から二人に向けられた質問>>37に、反応する。 確かめていないので、…には分からない。 日向の口ぶり>>43からも、そう簡単にここから出られないと知れば、愕然とする]
まーじーかーよー。 もうこれはあれだ、楽しむしかない。
[そう言って、からあげを一つまるまる頬張った。 幸い、人はいないが縁日は機能している。 食料はある。娯楽もある。出られないのなら、楽しむだけだ]
(74) 2016/04/12(Tue) 21時半頃
|
|
[ふわりと聞こえてきた呟き>>*1に、心でこそりと笑みをこぼす。 人間の言う"やさしさ"は、あなたの言うそれと同じものではないでしょう?なんてわかりきったことを言う気にもなれず。]
そうね、優しくしてあげなくちゃ。 美味しくいただいて、綺麗に咲かせてあげるわ。
(*9) 2016/04/12(Tue) 22時頃
|
|
/* >>1:103 『…という女は怠慢におっぱいが付いて歩いているようなところがあって、大王と付き合ったのも、当然のように怠慢というか、成り行きだった。』
ここの文言、大好きな本谷有希子さんの「生きてるだけで、愛」という本からとりました。 この言い回しすごく好きで。
その本の主人公と菜子は若干正確違うので、ところどころ変えてますが。
(-29) 2016/04/12(Tue) 22時頃
|
|
["友人"の動揺の声>>52や、後を追う声>>65はしっかりと耳に届いていて。 さてどうしよう、と考える。 なんだかじっとしていられなくて思わず走りだしてしまったけれど、目的があるわけでもない。 皆に見えないよう身を隠しながら、そっと赤く染まった桜の樹を見上げた。]
ねえ、次は……誰を食べたい?
[ぽつりと呟いて、笑う。 もう少し頃合いを見て、そっと境内に戻ろうか、などと考えながら。*]
(75) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
[詠司が口にした言葉は予想の範囲内で。>>68 衣子とて今の言葉を投げられたなら、彼と同じ答えを口にしただろう。
ただ、詠司が笑って言うものだから。 袖口を離すことを少し、躊躇ってしまう。
名残惜しそうに袖口から手を離したら、己の手に手を添えて、少しばかり思いに耽る。 この手を離したことを後悔はしないだろうかと。
頷く声に、微かに笑みを浮かべて応えたら>>69、 彼が居ることを度々確かめながら、桜の幹を見上げる程の距離まで歩いて行くだろう。
哲也の背に]
あまり魅入っていては、哲也さんも攫われてしまいますよ。
[冗談とも警告とも付かぬ物言いを。]
(76) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
/* 考えなしに動きすぎてPLが情緒不安定。
(-30) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
[なにやら考え込んでいた真央。 それでも最後に向けてくれた顏は、わたしたちの知ってる真央ちゃんだった。>>63]
真央ちゃんはやっぱりかっこいいね…
[小さな呟きで、友人の健闘を祈り。 お姫様を追いかけていく騎士の後ろ姿を見送った。]
(77) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
[境内へと戻ってきた大王>>36と菜子>>74に瞬き]
おかえり。
[と軽く声を掛ける。 出口への問い掛けには日向の声>>43が聞こえ]
そうだね。 出口みつけて、帰ろう。
[帰るべき場所は揺らがないから、 声も確かなものとなり響く。]
(78) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
携帯……? どうだろ。
俺のは充電忘れてて電池切れ。 そっちは?
[問う声>>55に役にたてぬことを告げ、問い返す。]
(79) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
[相手が怖がるものなら「俺が付いてるぜ」などと 歯の浮く台詞も言えたものだが。 全く物怖じしない相手に、却って怯んでしまう。
その切れ長の瞳は何を映して 何を考えているのか。 窺い知ることはできず、だからこそ 知りたいと思ってしまう。 夏の火に飛び込む蛾のように。]
っていうか、気づいてなかったのかよ! マジで大物だな、菜子。
(80) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
[彼女の思考はいちいち大胆で、向こう見ず。 例えていうなら、とても雄々しい。 しゃがむ菜子がこちらを見上げる>>72と 上目使いの瞳と胸元が視界に収まる。 その視線に気づかれまいとサングラスを再び掛ける。]
からあげ…? んー。今絞ってるからいいや。
[そう答えてから、あーんのチャンスと間接キスのチャンスを 逃したことに気付いて全力で後悔するのはすぐあとの話。]
(81) 2016/04/12(Tue) 22時半頃
|
|
[不安に駆られていたけれど、 幼馴染たちの声聞くうちに幾分かそれは薄れる。 極めつけとなったのは菜子の言葉>>74で]
その発想はなかった。 ほんと大物だね、菜子は。
[奇しくも大王と同じ感想>>80を漏らして小さく笑う。]
(82) 2016/04/12(Tue) 23時頃
|
|
/* 菜ちゃんってば素敵だなあもう!明日お互い生き残ってたら絡みに行きたいです。っていうかまだ絡めてない人いっぱいいるのに自分から身動きとりづらくしている阿呆だよ……求む、計画性。
(-31) 2016/04/12(Tue) 23時頃
|
|
[呆れた物言いの睦月に>>82]
まあでもあれだな。 菜子くらいのが一人いてくれた方が 気が楽になる。
[この馬鹿げた現実から気を反らせるのだから 言外に含みながら、携帯を見て睦月の問に>>79 着歴の一番上にあった「オカン」という文字をタップする。]
待って、掛けてみる。
[トゥルルルル...トゥルルルル...]
[長いコールに相手が出る気配はなく 諦めて次の相手に掛けようと、「哲也」の名をタップする。
外とは遮断されているのかもしれないが この空間にいた人間ならば。]
(83) 2016/04/12(Tue) 23時頃
|
|
/* >>81 絞ってる……? 何を?クリーム?
とか思った私はきっと寝た方がいい。
(-32) 2016/04/12(Tue) 23時頃
|
|
/* >>83 呆れた物言い、に聞こえた、ということかな。
(-33) 2016/04/12(Tue) 23時頃
|
|
/* 話の軸として、菜子さん、詠司さん、真央さんや大王さんのような動ける人は地上に居てほしいなと思うところ。 うむ、こうしてみると割りとバランスはいいのかしら。
私も受け身だからにゃー。
(-34) 2016/04/12(Tue) 23時頃
|
|
/* そう言えば意識してなかったけど、今日人に会ったら自分が思いっきり菜子になってて我ながら引いた。
引きずられ過ぎる。
っていうか女の子やるの久々なんだよね。 RP村では、最初に入った村(3年前とか)以来の女の子。 お誕生日とかこういった機会でもない限り、薔薇に走るので……笑
(-35) 2016/04/12(Tue) 23時半頃
|
|
[珠洲羽と真央と別れ、境内に来れば。 幼馴染たちの姿はまだあっただろうか。 煌夜との手は、自分から離すことはしなかったと思う。]
あ、あれ…… 菜子ちゃん!
[ぱぁと瞳を輝かせ、駆け寄ろうと。]
……睦月、くん?
[他の人影を見れば、少しだけトーンを下げて、それでも嬉しそうに。 ひ、久しぶり…と控えめな笑顔を。]
………キング、くん…?
[以下無言。 くるりと180度向きを替え。 もはや特技になったのか、近くにあった大樹の陰に逃げ込んだ。]
(84) 2016/04/12(Tue) 23時半頃
|
|
(――だって怖いもん!!!)
[わ、悪い人ではないと思うよ! 菜子ちゃんとお付き合いしてたのも、知ってる。
で、でもなんというか。 彼の纏う雰囲気だけで気弱な自分はあてられ、 いつもハムスターのように隅っこでぷるぷると縮こまってしまうのだ。*]
(85) 2016/04/12(Tue) 23時半頃
|
|
[桜を魅入る哲也の傍らへ辿り着いたなら、桜の樹を眺め、見上げる。 幹の部分を目を凝らしてみてみたけれど、子供の頃に立て掛けていた梯子の名残は綺麗になくなっていて、自然の強さを思わせた。
後ろに居るであろう、詠司を振り返り]
流石に、今はもう枝には登ることは出来ませんね。
[昔を思い出し、懐かしそうに目許を緩めて相槌を求めて待っていたら。 どこからか、機械音が聞こえて。>>83]
……あら、何か鳴っていませんか? 電話の音?
[音の元を辿るように、耳を澄ませる。 行き着いた先は、哲也の方向であっただろうか。*]
(86) 2016/04/12(Tue) 23時半頃
|
|
ただいまー。
[声をかけて来てくれた睦月>>78に返す。
大王からの問いかけには、「あ、俺出口知ってるよ」……とは、ならず。日向と同じ答えだった。
大物だ、と睦月にも言われれば>>82]
それ、さっきも言われたんだけど……。
[なんだ、そんなに自分ってズレているのだろうか。 続く大王の言葉>>83を受ければ、 なんと言ったものかと。 まあ、気が楽になるのなら、いいのかな。 頭を掻くと、またひと束、おくれ毛がうなじに落ちた]
携帯?
[巾着から取り出そうとすると、大王はすでに電話をかけ始める。 もしも哲也に繋がれば、「絞ってる>>81わりにバナナ二本も食うのか」>>73という…の誤解も解けようか]
(87) 2016/04/12(Tue) 23時半頃
|
|
[端末を耳に当て、電波の向こう側の様子を窺っていると 桜の樹とは別の方向からやってきた鹿住に眉をあげて応える。
甲斐もむなしく、少し離れた木の陰で様子を観察されるのは もはや慣れたこと。心がじわり、これは心の汗だ、泣いてない。]
たっ…高峰。いい加減、俺になれてくれよー。
[(俺も友達だと認知してくれぇー……。) 情けない祈りは目の前の幼馴染に通じることはなく たとえ、彼女ともう一人、誰かを含めた三人でいたとしても 彼女にとって自分は間接的な友達の友達に過ぎないのだろう。]
…ま、まあ何にせよ無事でよかったな。
[走ってきた方に何かあっただろうか、というか。 続いて浮かんだ思考をそのまま口にする。]
高峰はどこ行ってたんだ? 誰かと一緒じゃなかったのか?
(88) 2016/04/12(Tue) 23時半頃
|
|
ご、ごめんね!キングくん! あぁっ、電話中だったの、かな?邪魔しちゃってごめんね!! 電話の最中に現れちゃうなんて… 私ったら本当に空気読めなくてごめんねぇぇぇ~~~!!
[謝りつつも、木の陰から位置を動こうとはせず。 ぺこぺこと頭を下げるばかり。]
(な、仲良くできたらいいな~…とは思うんだけど)
[わたしったらどうしてこうなんだろう。
今でさえ男女経験が乏しい自分にとって。 学生時代、“友達の彼氏”という存在は、それだけで近寄りがたく。 さらに殴り合いの喧嘩をしたらしい、という噂を聞けば
「別世界の住人や!」
の、思いを強くするばかり。]
(89) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
/* >>75 桜の神様……すずは?……すず…は?
もしそうなら、このあとどうなるの~?∑(゚Д゚)
(-36) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
え、えと…
[――誰かと一緒、その言葉に。>>88 煌夜が傍らにいれば、彼に視線を送ったあと。]
そ、そういえば… 真央ちゃんと珠洲羽ちゃんがね……
[謎の言葉を残し消えて行った珠洲羽と>>44 彼女を追って行った真央のことを話したかもしれない。>>63]*
(90) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[菜子の発想に感心していると 大王からの言葉が聞こえて>>83]
ん、確かに、緊張が解けた、かな。
[そういって携帯を弄る彼の様子を眺める。 鹿住が境内に顔をだせば>>84軽く手を掲げ]
や、久しぶり。
[微かな笑みを彼女へと向ける。 けれど、何故か大樹の陰に隠れるさまには不思議そうに首を傾げた。]
(91) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[『菜子ちゃん!』>>84と呼ばれて、見やれば煌夜と一緒にやって来た高峰の姿。]
……あ。手繋いでる。
[煌夜と高峰の手は、しっかりと繋ぎ止められている。 珍しいものを見た。 あからさまに表情を明るくし、こちらへ駆け寄ろうとする彼女を受け入れるべく、からあげ駆けつけ一口の体制を整えたが、 高峰の表情はみるみる曇り、近くの木の陰に隠れてしまう]
ちょっと、高峰ぇー?
[目的地を失ったからあげは空を彷徨う。 竹串に刺したままのそれを持って、彼女の方へと近寄る]
(92) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/13(Wed) 00時頃
|
/* タイミング的にもこれ更新後まで姿見せない方が良い気がするんだよ。毎度ゆるおんしておきながら喋らず落ちるみたいな感じで申し訳ないです……ぴええ。
(-37) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[菜子が近付いてくれば、安心したように息を吐いて。>>92]
………
[口に入れてもらった唐揚げを、ふへへ、と無言で嬉しそうに咀嚼した。]
(93) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[落ち着こうと常々思っているが、 わからぬことへの不安に関してはそれを誤魔化しきれないことがある。 今の状況もそれで、強張りが掌に爪あとを残させたりと、 微々たることだが隠し切れずにいた。
菜子のことをズレているとは思わず、 ただマイペースな印象を受けてほっとすることがある。]
――…大物、は、一応褒めてるよ。
[なんて補足を彼女の様子>>87を見詰め綴る。]
(94) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
/* 墓下行きたいなぁ。 一人食道楽したい。
(-38) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[これだけ探しても、すずはが見つからない。]
なんでよ…?
[何故、彼女が自分の元から離れたのか。 別に、付き合ってない。好きとも行ってない。すずはは自分を好きと言った訳でもなければ、彼女の好きな相手も、誰かわからない。]
誰が、好きなの?
[彼女のあの表情は、恋してる顔だった。女の子は、恋をすると100倍可愛くなる。いや、すずはは、元々可愛い。幼いころから。]
(95) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[子供の頃。すずはと初めて会ったのはいつのことだったろう。]
あなた、すごく可愛いね。どこの子?
[子供でも知っている程のお家柄、橘家。例えお嬢様でも、関係ない。好きなものは好き。どんな女の子よりも可愛い”女の子”。笑った顔が見たくて、]
ねえ、遊びにいこう?
[ニッコリと笑って、手を差し出した。]
(96) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
|
[境内を見下ろしながら、 はらりはらり舞い落ちる桜の花びらに目をやる。
樹を見上げる二人の半歩後ろ、 その見慣れた背中が愛おしい。]
どうしてもっていうなら、 だっこしてあげるよ
[哲ちゃんがね、なんて。冗談。]
(97) 2016/04/13(Wed) 00時頃
|
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る