
803 さくら町の紅桜怪異譚
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狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ねぇ、ココ……。やっぱやめた方がいいよぉ……。
(0) 2016/04/08(Fri) 22時頃
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カランコロンと、下駄の音。
さわさわと揺れる木々の音。
小さな町の、小さな神社。
そこにあるのは大きな大きな桜の樹。
時は夕暮れ。
町に住む者達は、こぞって神社へ向かう。
しばらく町を離れていたものも、この時ばかりは町へと戻り、久々の再会を楽しむ。
神社からは祭り囃しと人のざわめきが聞こえてくるだろう。
君は向かう。
幼馴染みと約束したあの場所へ――。
(#0) 2016/04/08(Fri) 22時頃
/*ここはさくら町。あなたの故郷です。
町の小さな神社でお祭りが始まっています。
今あなたが居るのはこの町のどこか。
プロローグが終わるまでに幼馴染みの待つ神社のお祭り会場に向かってください。
【配役】
村人:村の人達(ダミーも設定上は友達だよ)
村の外に出た者達、村に留まった者達。お好きな方でどうぞ。
人狼:村の人に化けた桜の神様(性別年齢はお好きに)
幼なじみ達の仲間に、そっと混じった神様。
周りは神様だと気づかず、こんな子居たかなぁと誤認します。
囁き狂人:狛犬の精。神様の使い等で、周りは神様と同じく
こんな子居たかなぁと誤認します。
※配役の希望は可です。
が、プロローグが終わるまでは神様も狛犬もただの人の振りをしています。
※町のみんなは顔見知りです。
幼馴染みの年齢は参加者の方のご都合にあわせてどうぞ。*/
(#1) 2016/04/08(Fri) 22時頃
/*
【進行】
・プロローグ
神社までの待ち合わせを描写してください。
事前の待ち合わせも構いませんが、幼い頃のエピソードなどで設定や縁故を厚くしてくださるのは大歓迎です。全員集まるのは4/10過ぎ頃から1d日替わり前頃を目指してください。
・1d
桜が赤くなり、参加者以外の町の人がいなくなります。
不思議なことにお祭りの縁日はそのまま機能しています。
・2d
ダミーの姿が見えなくなります。
昔語りに聞いた怪現象のようなものに巻き込まれていることに
気付く人もいるかもしれません。
・3d以降
だんだんと姿を消す人が増えていきます。
・エピローグ
神隠しにあった人は戻ってくるかもしれませんし
(#2) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
(変なトコで切れた…)
どこかへ行ってしまったきりかもしれません。各人にお任せ。
それでは、これより入村を解禁します。
告知していた時間よりも遅くなってしまい申し訳ありません。
また、確認事項などありましたらメモやプライベッターのコメントなどにてお願いします。*/
(#3) 2016/04/08(Fri) 22時半頃
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―― 夕方:実家 ―― [男は、家の前にあるでかでかと掲げてある看板を見上げている。 すると、後ろから声を掛けられる]
今日も、良いお天気だったわねっ
…あ~ら、いらっしゃいっ。 何にします?
[ここは、彼の実家が営む"フラワーショップ"。店終いの前にお客さんが来店。]
(1) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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[どんなにか花束にしたら良いか見立てて欲しいとの事。]
好きな人に告白するのに、花束を贈りたいのね…そうね。
[店中を一回りして、]
赤のチューリップに、白のカスミソウよ。 意味?そうね「愛と幸福を、貴女に捧げます」は、どう?
[満足した様子で、会計へと進む。 しかし、緊張の面持ちを隠せないお客さん。]
んもうっ。今からそんな顔しどうするの! お客さん、良い男よっ、大丈夫~っ! いってらっしゃいっ!
(2) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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[そうして見送れば、店を閉めて。家の中の母親に声を掛けた。]
じゃあ、行ってくるわね~っ
[今日は、年に一度のお祭りだ。 おめかしして、出掛けよう**]
(3) 2016/04/09(Sat) 00時頃
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/* こんばんはっ わぁい!久々に一番乗りだぁ!
この度は、ミユさんのお誕生日~~~~~~!!! おめでとう!おめでとう!おめでとうっですぅ!! 楽しむぞ~!盛り上げあるぞ~♪♪♪
(-0) 2016/04/09(Sat) 00時半頃
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― さくら町 ―
[国道から凡そ外れた山の中、うねる山道を抜けた先に男の故郷はある。西に3000メートル級の山脈が連なっているおかげで晴れの日が多いこの場所は、日照時間が国内トップ…だとかなんとか。
気候も穏やか、大自然に囲まれていて水も空気も美味しい。余生を静かに暮らすならこんなに最適なところはないねって、心からそう思えるのはきっともっとずーっと歳食った連中だろう。なんて。
少子高齢化、過疎化真っ只中の田舎から、歩いて数分の場所に24時間閉まらないコンビニのある都会に出てった身としては、到底共感できない考え方だ。
バスは2時間に一本。 電車は30分に一本。急行はもちろん止まらない。
昼頃にあちらを出たら、辿り着いたのは夕暮れ時であった。山の端に真っ赤な夕陽が沈んでいく。]
(4) 2016/04/09(Sat) 00時半頃
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/* 初めてましての方も。お久しぶりな方も。どうもアリスです!普段ほぼRPしかしません。ガチが苦手です。
女の子RPが多いのですが(やり易いから)、アリスはいつも村に入る時は一つの挑戦をしています。
今回は、オネェです!
いつかやってみたいと思ってて、今度はオカマちゃんかなぁ、と思っていたら、おたたん村のお知らせを知って、「よぉしっやってみよう!」となりました!
アリスは、基本的に単純に出来ているので、複雑な(カッコイイ)ロルとか書けないですが、一生懸命がんばりますので、皆様よろしくお願いします!
(-1) 2016/04/09(Sat) 00時半頃
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/* スドウ エイジ!!! イケメンチュッパチャプスきたあああああああああああああ!!!
(-2) 2016/04/09(Sat) 00時半頃
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うぁ、ケツいて…
[到着のアナウンスと共に立ち上がり、ホームへと降り立てば、色の褪せたブルーのベンチ、錆まみれの広告看板が出迎えてくれた。 そこに書かれているのは、馴染みの医院の名前、不動産屋の名前、電気屋の名前。 どれもこれも変わってない。
発車音を鳴らしてゆっくりゆっくり動き出す電車を見送れば、改札口へと向かう。二つしかない改札が、自動改札機に変わっていることにちょっとした感動を覚えた。]
さーあて
[きょろ、とあたりを見回してみる。しかし、もう着いているはずの迎えの車は見当たらない。]
…まじで?
[着替えの入った荷物を肩に掛け直せば、さて家までの(決して近くはない)道中をどう向かおうか、空を仰いで思案した。]
(5) 2016/04/09(Sat) 01時頃
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/* オネェ。大学生3年生21歳。実家、花屋。 父、母、長女(真美)、次女(真愛)、長男(真央)←私、三女(真姫)。 小さい頃は、ヒーローごっこより、お人形さん遊び。小学生は女の子っぽくてイジメられてた。中学でカミングアウト。
あと、おともだちがほしい。 あと、綺麗だったり可愛かったら男も女も好きだと思う。(まおくん両刀使いなの?そうなの?)
今日、仕事中に考えたアレコレ。使ったり使わなかったり。
(-3) 2016/04/09(Sat) 01時頃
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[髪に櫛を入れて、鏡の自分に「綺麗よっ」とウィンクすれば、妹が話し掛けてきた。彼女も、お祭りに行くので、オシャレしている。]
可愛いワンピースねっ。でも、こうしたら、もっといいわよ~
[と言って、髪をお団子に結ってあげた。妹は素直に喜んで「友達と待ち合わせなの」と、はしゃぎながら出て行った。]
(6) 2016/04/09(Sat) 01時頃
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[自分も支度を整えれば、家を後にした。
まだ時間もあるし、ゆっくり神社に向かおう。 すすと駅の方から見慣れた人物が]
あら?…あらあらあらあらっ? 誰かと思ったら、エイジじゃない!やっだぁ奇遇ねぇ。ああっ!帰って来たのね~!
[直ぐに、お祭りの為に帰って来たのだと推測する。この町の人達は、例え町から出ても、必ずこの時期には帰省するのだ。かくいう私も、そうなのだが。]
やぁだ。相変わらずのイケメンね~っ
[イケメンの級友との久々の再会に、浮き足立つ*]
(7) 2016/04/09(Sat) 01時頃
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――夕刻、橘邸―― [着慣れた浴衣に身を包み、少し袂を整える。 鏡の前で幾度も角度を変えて確認していたら、見かねた使用人に苦笑されてしまった。 「お嬢様は充分すぎるほどに可愛らしいですよ」なんて。]
そういう問題では、ないのよ。年に一度、懐かしい友人たちに、会える日、なんですもの。 ……でも、少しは落ち着かなくては、だめね。
[そう言って自分でも苦笑をひとつ。 誰に禁止されているわけでもないのだけれど、年頃の娘がふらふらと出歩くものではないという暗黙の了解がある家なものだから。 年に一度、自由に外出できるこの日は、いつもとても楽しみで、そして少し怖かった。]
(8) 2016/04/09(Sat) 02時頃
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それでは、行って参ります。 ……お父様、あまり心配しないで?もう、子供では、ないのだもの。
[過保護な父が不安気な顔で見送りにくるものだから、おかしくなってしまう。 心配してくれるのはありがたいけれど、こうしていつまでも子ども扱いされていては独り立ちもままならない。 ……尤も、父は独り立ちなんて望んでいないのかもしれないけれど。 気の滅入る考えはやめておこう。今日は楽しいお祭りの日なのだから。
父の視線を振り切るように背を向けて、ひとり黄昏の町へ踏み出した。**]
(9) 2016/04/09(Sat) 02時頃
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/* まだ一週間あるけれど、とりあえず入村と同時に……
ミユさんお誕生日おめでとうございますー!!! お祝いできるのとっても嬉しいですがお祝いにそぐわないキャラにしてしまった気がする。てへぺろ。
皆様もよろしくお願いいたします(ぺこり)*/
(-4) 2016/04/09(Sat) 02時頃
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― 駅沿いの道 ―
[ケータイで連絡を試みるも、実家の電話には誰も出なかった。入れ違いになっても困るしなと考えてみたけれど、このままでは日が暮れてしまう。仕方なしに、家から駅までのいつも通る道を歩いていくことに決めた。運が良ければ出会うだろう。
最近煉瓦で舗装されたらしい道のりを、鼻歌交じりに歩いていれば、向こうからやってきた人物はよく知った顔で>>7]
おー、マオちん ひっさしぶりー
[物凄いテンションで駆け寄ってくる旧友に、相変わらずだなと苦く笑いながら手を挙げる。
思えば彼が「こう」なったのはいつからだったろう。 気が付いた時にはすでに、所謂オネエ口調になっていた気がする。 高校時代には、フリルがついたのとかきらきらしたのとか、ピンクとか黄色とか、およそ男児が選ばないものを堂々と身に着け、女子に交じって可愛い可愛いと騒いでいた。
未だにあっちの気なのかどうかだけは、聞けていない。
あまり頓着がなかったのと、そういう空気を自分に向けられてこなかったからというのがあるけれど。 一番は、そんなこと気にしなくても彼と一緒にいるのが楽しかったからだと思う。]
(10) 2016/04/09(Sat) 03時頃
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イケメンとかよくわかんないけど マオちん、どっかいくの?
[いつ戻ってたんだとか、店手伝ってるのかとか、他にも帰ってきてるやついるのとか、聞きたいことはいろいろあるが、とりあえずはこの時間に外を出歩いている彼に質問を投げかけた。
まあ、この時期ここに帰省している時点で、目的は一緒だとは思うけれど。
ごそごそとパーカーのポケットを探ったら棒付きキャンディーを二つ取り出して、食う?と一つをマオに向けた。**]
(11) 2016/04/09(Sat) 03時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 03時半頃
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/*
わっ!お友だちができたわっ
お返事っお返事っ♪
(-5) 2016/04/09(Sat) 09時半頃
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[自分が「こう」なったのは、恐らく始まりは幼少期だろう。しかし、当時は自分でも他の人たちとの「違い」が分からなくて。小学校時代に、女っぽいという理由でイジメられた事もあったがそれに対しても「こどもっぽい」の一言で気にしなかった。
カミングアウトしたのは、中学の終わり。自分でも少し遅かった気がするのは、特にカミングアウトしなくても、許してくれる回りの環境のお陰だろうと思う。]
(12) 2016/04/09(Sat) 10時頃
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[学生時代、可愛くアレンジした服装を彼にも問いただし、今みたいに苦笑いされたのも、良い思い出。 振られた掌に、自分も振り返しながら]
んもうっ、詠司は自分の事分かってなすぎぃ!
[高校時代に、「須藤詠司 隠れファンクラブ」があった事を彼は知らないだろう。 この容姿で媚びない所が好印象、もとい「自分にもチャンスはある」と思わせたからだろう。 自分に言わせれば、ただ恋愛に頓着がないだけ。それでも、彼との気兼ねない語らいは、自分にとってこの上無い宝のひとつ。]
(13) 2016/04/09(Sat) 10時頃
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[棒付きキャンディを差し出されれば]
あっ、ごめん!私、糖分取らないのっ……でもっ
[彼から、その一本を奪い取るように]
貴方からの贈り物だし、本当は甘いもの大好き!
太っちゃってもいい!
[早速、袋を取り口に入れれば]
あま~いっ。ありがとうっ詠司♪
[久々に会った嬉しさを隠しきれなかった。]
詠司は、これから家に帰るの?それとも、このままお祭りにいくの?
[飴を舐めながら、小首を傾げた*]
(14) 2016/04/09(Sat) 10時頃
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― 髪が黒かった頃のお話 ―
[町役場で勤める父と、保育士の母を持つ自分は、至って普通のこどもだったと思う。4つ離れた兄との兄弟仲も良好だったし、特にいじめられっ子って訳でもなかった。 身長だって体重だってそれなりに成長してったし、声だって段々低くなっていった。
ただひとつだけ、急に変わってしまったのは、この真っ白な髪の毛だろうか。
不思議な夕暮れ時だったと思う。 桜が咲き始め、桜祭りまであと数日というとき事件は起こった。
小4のとき、誘拐に遭った。
いや正確には、神隠し…と言った方が自分としてはしっくりくる。 何故なら犯人は未だに見つかっていないし、「誰か」に―――つまり人間に連れられた記憶がないから。
覚えているのは、 息をのむほど美しい桜の木と 真っ赤な神社の鳥居だけ。]
(15) 2016/04/09(Sat) 10時頃
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/* 箱入り娘きたああああああ!!! すずはちゃん!かわいこちゃんじゃない! ああ!きっとまおちゃん、すずはちゃんのこと大っ好きやわ~
(-6) 2016/04/09(Sat) 10時頃
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/* >>15 いやだっ神隠しに遭ってたの?!
私知ってるわよね?だって、狭い町だし同級生だものっ よしっ、隙を見て「カッコいいじゃないっ」って過去に絡もうっ♪
(-7) 2016/04/09(Sat) 10時半頃
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/* 顔文字とか「♪」とか、最近アリスだとバレないように村中は禁止してたけど、良いよね!初めての人が多そうだし♪
そういうキャラだしっ♪我慢は美容の大敵よん
(-8) 2016/04/09(Sat) 10時半頃
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[その日は友達と神社の境内で遊んでいて、日が暮れる前に解散して。 うちに帰ってから縄跳びを忘れてきたことを思い出した。
兄が付いてきてくれると言ったが、神社まではそう遠くないからとひとり駆け出した。
鳥居を潜って、賽銭箱の横に落ちていた縄跳びを拾ったら、御神木の桜の木がすぐ傍にあるように感じられて。 振り返ったところで記憶が途切れている。
町に戻って来たのは、その3日後。
大人たちは犯人探しを続けたが、自分が全く覚えてない(ショックで思い出さないようにしているんだろうと言われた)ことや、黒かった髪が一変したことから、できるだけ忘れさせる方向で事態は終息していった。
だから、桜の咲くこの季節、この町に戻って来るのには少々抵抗がある。それでも戻ってきてしまうのは、あの御神木の桜に魅入ってしまったからなのかもしれない。**]
(16) 2016/04/09(Sat) 10時半頃
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/* すずはちゃん。箱入り娘なんて可愛いすぎる! 大丈夫かしら。変なオカマだって嫌われてないかしら…。嫌われるなら、厳格なお父上の方かしら?ウズウズ
(-9) 2016/04/09(Sat) 10時半頃
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/* やぁだ!私の美しいお顔が並んでるっ! キャッホーイ♪
(-10) 2016/04/09(Sat) 10時半頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 10時半頃
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[たまの外出でも殆ど変化のない町並みを眺めながら、のんびりと神社へ向かって歩く。 と、途中で見覚えのある人影がふたつ。>>11>>14]
あら……?真央さん、に、詠司さん? お久しぶり、ね。この歳になると、もうあまり外見は変わらない、ものね。
[そうでなくても、滅多に新しい人に出逢わない生活では、知人を忘れることはあまりないのだけれど。 早々に旧友に会えたことで、緩む頬は抑えられなかった。**]
(17) 2016/04/09(Sat) 10時半頃
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――車内にて――
[時は夕暮れ。日が傾き、町を朱色に染めていく。 一通りしかない駅に続く道を何台もの車が行き交っている。 いつも通り帰路へ着く車、郊外から町へと戻ってくる車、道はひとつなれど、行き先は知る由はない。
その中の一台である大きな黒塗りの車は、駅へと向かっていた。車内から流れゆく車窓を眺める女が一人。 町を歩く人々の中には、祭りへと向かう子供や、家族の姿がちらほらと目に付く。 女は車窓から運転席へと視線を流してハンドルを握る初老の男に、声を投げる。]
やはり、祭りへ向かう方が多いようですね、片倉さん。 [祭りへの期待に声が弾むことは抑えきれない。 はしゃいだ女の声に、男性が頷く。 手馴れた様子でハンドルを握る男の声は柔らかく、その人柄が滲み出ていた。]
『ええ、ええ。年に一度のさくら祭りですからねぇ。 思った以上に駅への道が混んでいますな。 しかし、これでは迎えが間に合わないかもしれません。』
(18) 2016/04/09(Sat) 11時頃
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まぁ、どうしましょう。 詠司さんを驚かせるために、迎えはお母様に内緒にしていただくようにお伝えしましたのに。 行き違ってしまうかしら?
[あらあら、と口元に手をやれば着物の袖が揺れる。眉尻を下げて思案するように俯いたものの、今どきのスマートフォンのような画期的なものは所持していない。連絡手段がないことに困り果てる。
幼き頃より隣に住んでいた彼が、この町に訪れるのは久々のこと。 驚く顔を楽しみにと考えた計画が、裏目に出てしまいそうだ。]
『駅からの道は、こことあと一つしかございません。 まっすぐ神社を目指すようであれば、おそらくこちらを通ることでしょう。すれ違うことがあれば、気づけるかもしれませんが……』
(19) 2016/04/09(Sat) 11時頃
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[片倉と呼ばれた男が運転に意識を向けたまま、助言を口にする。 車内の時計を確かめると、時刻は間もなく、聞いていた到着時間を指す頃だった。 駅に着くには、少し過ぎてしまうだろうか。 暫し考え込むように押し黙った後、こくりと頷いて]
……そうですね、窓の外を見ていましょうか。 まだ駅にも辿り着いていないかもしれません。 このまま、駅に向かいましょう。 少しだけ、ゆっくり走っていただけますか?
[片倉へ願い出れば、再び車窓へと視線を向けた。 町を歩く人影を、確かめるように。
幸い、彼がこの町を出る頃より使用している車は変わっていない。花を買いに訪れた時、マオに、この町では特に目に付く車だと言われたこの車なら、詠司も気づくのでは、と少しばかり期待に胸を馳せた。*]
(20) 2016/04/09(Sat) 11時頃
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[ ――――二十一度目の春が来た。]
(21) 2016/04/09(Sat) 11時頃
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[ したたるような桜の香りは熟れ、 風と共に鼻を掠める。 平凡な風景は春に彩られ、 豪勢の中にも儚さを瞳に映させた。 駅のホームにも淡く敷かれた絨毯の上で 鈍く靴音が胸を張る。
肺を満たす味の好い空気、 撫でるように包む温かな気候、 豊かな自然に…使えない交通機関。]
…変わんねぇな、本当
(22) 2016/04/09(Sat) 11時頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 11時頃
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[ 広告看板は錆に塗れ、時代に溺れてる。 田舎特有の何もかもが変わっていない。
しかしこれで良いと思えた。 これこそ、男の故郷なのだから。
微笑を湛え漏れだす望郷の念を最後に、 男は一歩、約束へと足を踏み出す。]**
(23) 2016/04/09(Sat) 11時頃
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/* いそいそと入村させていただきました。 ミヅノさん村建てありがとうございます! 桜にまつわる村に参加してみたかったので嬉しい……! 参加COいただいた、皆様にも感謝です。 お祝いと称しつつ、村を楽しんでもらえれば幸いです(*´▽`*)
男性RPが続いていたので今回は久々に女性RPをば。 名字でスケスケですが狼さん希望だして見ました(てへぺろ)
これで外れたら、いいフェイクになりそう。わくわく。
(-11) 2016/04/09(Sat) 11時半頃
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/* しかし、来週から残業が続きそうなのだけが不安やでぇ。 あそびたい、ウズウズ。 そしてまた人増えた!わくわく。
(-12) 2016/04/09(Sat) 11時半頃
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/* キヌちゃんのメモに挟んで申し訳なく…
そしてきっと初めましての方が多いですよね。 私、あっぷるとまと と申します。 村立て様、この度は素敵な設定の村を有り難う御座います! それでは一席頂きます。皆様よろしくお願いします。
そしてミユさん、おたおめだよ〜! RP村本当に久々で緊張していますが、ミユさんと遊びたいがために入ってみました。。PCと共にこの場を借りてお祝いの言葉をそっと捧げます。
(-13) 2016/04/09(Sat) 11時半頃
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/* ここの国、初めて使うのでいろいろと理解ができていない。 装飾どこでしょうか。初心者丸出しつらいつらい。
説明書読みつつ何も考えていないうちの子の設定を考えるべき…? ホント、皆様ちゃんと考えられていてすごいよネ。。 適当にロル中に捏造していきます。
(-14) 2016/04/09(Sat) 12時頃
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にしてもマオくんド好み。PLがお話ししたい。 エイジくんはト書き綺麗ね。 そして故郷の設定お借りしました、有り難う御座います。
可愛いお二人は...素敵なのだけれども、どうしましょう。 私、ほぼ薔薇村出身なので女の子との関わり方が分かりません;w;
コミュ障だけれども頑張りたい...! 灰の方が多くならないようにしたいものです笑**
(-15) 2016/04/09(Sat) 12時頃
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ー夕刻:凛堂家ー
トートーーー!!はーやーくー!
[玄関口から家の中へと再度声をかけた。 心配性の弟は、いつも身支度に時間がかかる。 農家である祖父母の家は神社からはそう遠くないため、さほど急ぐ必要はないのだが、久しぶりに会う幼馴染みのことを思えば気が急くのも仕方がない。]
もう、先行っちゃうぞー!
[そう言ったところで、ようやく弟が現れた。 慌ててスニーカーを履こうとする姿にけらけらと笑いながら手を貸してやる。]
じいちゃん!ばあちゃん!いってきまーす!
[家の中へ声をかけてから、二人連れだってどこか浮わついた足取りで歩き出した。]**
(24) 2016/04/09(Sat) 13時頃
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[ ホームにある色褪せた青が赤く染まった陽光に包まれる。 その側を通り過ぎる際、ふと視界に主張する言葉があった。 ベンチに刻まれた文字。 それは、何時ぞやにペンを走らせた己の落書きだった。
„卒業してもまた会おう“
色褪せることのない記憶を辿り、 そっと文字へと手を滑らせる。 飾り気のない油性の黒で描かれた、小さな思い出を見る度にどこか胸にたまる懐かしさがあった。 それは今もまた、同じように揺曳する。
閑散とした中、歩を進めれば 目に入る自動改札機に瞼を数回瞬かせた。 去年まではプリペイドカードが使えなかったはずなのにと、自分の中の故郷が変転する様子を目の前で体感しながら、いつも通りに切符を駅員に手渡す。
ほんのり浮き立つ心へ、 充満する春の香りを吸い込んでみせた。 西日が、ゆっくりと伸びてゆく。]*
(25) 2016/04/09(Sat) 14時頃
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残念。今年は、お祭り、行けないや。
[ぽつり、つぶやく女がひとり。彼女は今、故郷とは遠く離れた街で、暮らしている]
(@0) 2016/04/09(Sat) 14時半頃
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レイナは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 14時半頃
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/* 合流前なのに一カ所に集まると動きにくくなりそう。 私はまだみんなと合流すべきではないのかなぁと。 動き的には一人で屋台かココくんと合流すべきかな、と思いつつコミュ障のッ!壁がッ!それを阻止する…ッ!
(-16) 2016/04/09(Sat) 14時半頃
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/* レイナちゃん後で拾おう ダンサーだし体のライン綺麗なんだろうな…
(-17) 2016/04/09(Sat) 14時半頃
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[毎年、そのお祭りには参加していた。桜の舞う境内で、人が集い、静かな村に活気が戻る。村を離れた者達も、毎年必ず戻ってくる。決して約束していたわけではないけれど、それが、当たり前のようにも思えたから―
進学したり就職したり。お互いの近況を確かめて。未来を話して過去を懐かしんで。ひとりひとり違ったけれど、皆誰もが輝いていた。彼らの「イマ」に、胸をときめかせて。
『来年もまた、会おうね!』なんて言ったのは誰だったか。
その時は自分自身ももちろんそのつもりだったのだけど。 私に訪れた転機、留学の話。 好きなダンスを本格的に学ぶことができる機会を、私は逃すわけにはいかなかったから。]
(こっちを選んでしまって、ごめん)
[なんて、村に居るであろう友に、心のなかで謝っておく。それとなく留学の話は伝えてあるし、そもそも両親が狭い村でその話をしているだろうから―――まあ、皆に知れ渡っていると思って間違いないだろう。]
(@1) 2016/04/09(Sat) 14時半頃
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[みんな―――元気かな。
トトやココをはじめとする、たくさんの同級生の顔を思い浮かべる。可愛らしいきょうだいのこと、学生の頃から色っぽかった親友のこと、ファンクラブまでできていた友人のこと。そして――
片思いのまま、終わらせてしまった、彼のこと。 もちろん、気持ちは伝えていなかったし、ボーイフレンドも居る今、どうしたい、なんて全く思うことはないけれど。
だけどあの時、気持ちを伝えていたら、今はどうなっていたのかな――そんなことをひとり、心のなかで、思って、ぽつりと]
(@2) 2016/04/09(Sat) 14時半頃
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―――黒峰、好きだったよ
[ひとり、呟く]
(-18) 2016/04/09(Sat) 14時半頃
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/* レイナちゃんの片思いの相手、誰だろう。 消去法的にはクロミネでいいのだろうか…
(-19) 2016/04/09(Sat) 15時頃
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/* これ秘話送れないっぽいな… 独り言に落とすか
(-20) 2016/04/09(Sat) 16時頃
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[家路を辿り、玄関を開ける。 母は慌ただしく口を開き、ざわついては 噂話に花を咲かせていた。 その中で気になったことと言えば、一人の友人の話(>>@1)だろうか。]
なんだ。加瀬のヤツ、留学したのか
[ 彼女が明るく相好を崩し、 再会の約束を誓った最後を思い出す。 しかし同時に夢を追い、今も努力を忘れぬだろう彼女の姿も目に浮かんだ。
そんな彼女を誰が責められようか。 いや、皆誰もが出来るはずのない、 そしてするはずのない事だろう。
杞憂に過ぎない思考を放棄し、 久々に家の雰囲気には鼻を揺らし、 今も尚雑多な言葉が渦を巻く騒音には適当に返事を返した。]
(26) 2016/04/09(Sat) 16時頃
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[ 部活帰りなのか、挨拶ついでにと 顔を出した弟の髪を掻き乱す。 学生服がどこか、懐旧の情を湧かせた。]
空、お前も頑張れよ 夢のためなら国境も超えろ 俺のダチのようにな
[ 部活でよくマメが出来ては潰れた。 その所為かよくスパナを握る皮は厚く、 逞しい掌をしていた。 骨ばったその手は子供扱いに腹を立てた弟によって、後に振り払われるだろう。
久々の家族の暖かさとは対比的に、外はまだ肌寒く感じる。 将来に想いを馳せ、我が道を進む友には 後ほど連絡でも入れてみようか。]
(27) 2016/04/09(Sat) 16時頃
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Date 04/XX XX:XX From 加瀬玲奈 Subject 無題 ――――――――――― 留学したんだってな。 元気か? 俺たちは多分元気だ。 後であいつらの写真でも 送る。
そっちでも頑張れ。 俺は応援してる。 でも何かあったら、すぐ 帰ってこいよ。*
(28) 2016/04/09(Sat) 16時頃
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/* あああああ独り言にし忘れた(真顔) 割と恥ずかしい。。離脱しよう**
(-21) 2016/04/09(Sat) 16時頃
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/* 英語間違えてて頭かかえるボク
(-22) 2016/04/09(Sat) 16時半頃
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『 ──桜の花びらが、地面に落ちる前に。 それを受け止められたなら、願い事が、叶うんだよ 』
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(@3) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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─ 春 都会のどこかで ─
[ビルとビルの、隙間。 コンクリートの地面を破る、木の根。 あの町からは遠く遠く離れたこの場所でも、桜は、凛と咲いている。
その木の真下に立って、木原 麻里衣は、空に向かって両手を翳す。 指と指の間を、花弁がしゅるり、通り抜けていった。
桜が、苦手だった。 春になるたび、桜の木たちは、麻里衣の小さな視界を薄桃色に塗り替える。 麻里衣なんて瞬く間に呑まれてしまうようで、酷く恐ろしくて。赤く赤く染まる桜の夢だって、何度も見た。 そんな、麻里衣の心に巣食う恐怖と、あの町に伝わる言い伝えは、決して無縁じゃあないだろう。
春、桜。──神隠し、と、その生贄。 この町の、年に一度の桜まつり。 人を喰らった神社の桜は、あかく、赤く染まる。]
(@4) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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[毎年のことでしょう? 全く、弱虫なんだから。 母にさえ呆れられる程に弱かった麻里衣の手を引いて、外に連れ出してくれたのはきっと、仲良しのご近所さんたち。
そして、それから。
『 ──桜の花びらが、地面に落ちる前に。 それを受け止められたなら、願い事が、叶うんだよ 』
あの言葉を、麻里衣に教えてくれたのは、誰だっただろう。 友だちの、誰かだったかしら。 ──それとも?
誰が教えてくれたのだったか、今はもう、思い出せなくなってしまったのだけど。 それでも、人を喰らうという、ただ恐ろしい神さまの言い伝えよりも、何かのまじないのようなそれは、怯える麻里衣の心をずいぶん慰めてくれたのだった。]
(@5) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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[──そうして、あれから数年。
こうして見上げてみても、桜の木は、昔ほど怖くはない。 むしろ、春の訪れを感じて目を細めるゆとりさえ、ある。 思い返してみれば、子どもの頃のあれは、畏怖にも近い感情だったのかもしれない。 神の宿る、桜。 どこか惹きつけられてしまう程に危うい美しさだったからこそ、怖くて怖くて仕方なかったのかもしれなかった。
桜まつりの日、皆で集まる年に一度の恒例行事。 今年は、行けなかった。 麻里衣の進学した美大。 そこを卒業したOBから「現役生数人と共同で個展をやりたい」という声がかかり、麻里衣はそれを受けたのだった。 そのOBは、麻里衣がずっと憧れていたアーティストで、願ってもない機会だったから。 その個展のための、作品の制作の追い込み。 今年はあの町へ戻るのはどう足掻いても無理だ、そう諦めたのはつい先日のことだった。 行きたかったな。そんな、悔しい気持ちはあるけれど。]
(@6) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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(……玲奈ちゃんも、留学したって、聞いたもの)
[あたしだって、負けてなんかいられない。 怖がりだったあの日の少女にだって、夢が出来て。 知らない地、ひとりの夜でも泣かなくなった。 だから、もう一歩。 掴めるチャンスは全部掴んで、前に進んでゆきたいの。
「ごめんなさい、今年はいけなさそうです」 そう、理由も合わせて、皆にメールを送った。 「来年は、絶対絶対、行くね」とも。
だけど、行けない代わりに、ひとつだけ。 あの神社の、一番大きな桜の木ほど、立派じゃあないけれど、それでもこれは桜の木。
だからね、かみさま。……かみさま。]
(@7) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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……っ、あ……!
[麻里衣の細い指が、舞い散る桜の花弁をひとつ、手のひらの中に包み込む。 そうっと手の中のひとひらを確かめれば、思わず、明るい笑みが零れ落ちた。 そうして麻里衣は、願い事を、ひとつ。]
(──楽しいお祭りに、なりますように!)
[今日は、個展の会場の最終の下見だ。 あんまり、ゆっくりもしていられない。
願う形に手を合わせてから、手の中の花弁をもう一度、そっと春の風に逃がして。 柔らかなワンピースの裾を翻して、麻里衣は歩き出した**]
(@8) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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/* 共同の個展って言い方おかしくない……?(投下してから気づいた)共同の展示だな……
(-23) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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/* というわけで、ミユさんおめでとうございまーす。ぱんぱかぱーん(クラッカー)
くつろぐ間もなくてホント申し訳ない。 良い村になりますように!**
(-24) 2016/04/09(Sat) 18時頃
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木原 麻里衣 マリィがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(木原 麻里衣 マリィは村を出ました)
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― マオちんと ―
糖分取らないって、それ人生損してるよ?
[キャンディに断りを入れる友人にあからさまに眉を顰めた。けれど差し出したキャンディは逡巡ののち奪い取られて>>14]
そーだよもっと太った方がいいって それ以上痩せてどうすんのさ
[と、自分も口に銜えつつにこりと笑った。 あまーいと更にテンション高くはしゃぐ姿は、学生服に身を包んでた時と変わんなくて、心の中がじんわり温かくなる。]
荷物邪魔だから置いてくるよ マオちんは祭りに向かうとこだったわけね
[先程の此方の質問は、質問で返ってきた。 そういうとこも懐かしいやりとりだ。基本この男は人の話を聞かない。なのに通じるとこがなんだか不思議。
首とか傾げても可愛くないから、と突っ込みを入れていれば、また一人向こうから見知った顔。>>17]
(29) 2016/04/09(Sat) 18時半頃
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[「それ以上」と言われれば>>29]
やっだ!そんな嬉しい事言わないでぇっ。 もしかして、私に気があるの?
[なんてウィンク。 にこりと笑う彼に、また懐かしさを感じて]
(うふふ。何だか昔に戻ったみたい)
ええ、そうよ。詠司は荷物ね。なら、会場で会いましょう♪
[詠司と話していれば、またもや懐かしい声が>>17声の方を見れば]
(30) 2016/04/09(Sat) 18時半頃
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すずは!久しぶり~! やぁだっ、すずはも変わんないわね~!
[彼女の笑顔にこちらもつられながら微笑んだ。それから嫌がられなければ、頭を優しく撫でただろう。真央は可愛い人を愛でるのが大好きだ。彼女は、見た目おっとりしていて綺麗な顔をしているが、中身はとっても可愛い。お家の事情で沢山は遊べなかったけれど、ここぞと連れ出して遊びに連れまわしては、彼女のお父様に怒られた事を思い出した。]
浴衣、イイわね。それにその色、貴女の肌の色に合ってて、とっっっても素敵よ♪ 貴女も今から、お祭りに繰り出すのかしら?
[それなら、一緒に行こうかと*]
(31) 2016/04/09(Sat) 18時半頃
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/* いっぱい来てるーーーー!!! おお、またイケメンと可愛い子ちゃんたちがいっぱいーーーーー!!
よぉしっ♪
(-25) 2016/04/09(Sat) 18時半頃
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/*
玲奈のなかのひと、ししゃもんです!! みゆさんお誕生日おめでとう!! どーしてもお祝いしたかったけど、がっつり村被りで参加できずに残念です。また是非、どこかで同村しましょーね。
すてきなお誕生日になりますように。 そして、村の皆様、すてきな村になりますように。
お祈りしつつ〆てドロンします。 見学席ありがとうございました!
(-26) 2016/04/09(Sat) 18時半頃
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[気なんかナイデス勘弁してシテクダサイと棒読みで返したら>>30、先に近づいてくる人影に気付いたマオが黄色い声>>31(…合ってるかな)を上げた。釣られる様に視線をやれば]
あーお嬢だ
[茜色に染まる中、楚々と歩いてくるのは橘家のお嬢様だった。>>17風に靡く黒髪は艶やかで相変わらず美しい。 マオがよくどうやってお手入れしてるの!?なんて食いついてたっけ。そんなことを思い出す。]
変わんないよね お嬢も変わんないよ?
[昔から、違う空気を纏ってた珠洲羽。 まあ当然と言えば当然だ。彼女の父親は町の名士で、橘家の名前を知らないものはこの町にはいない。 中学までしか、共に学び舎で過ごすことはできなかったけれど、十分なインパクトは残っている。
当時は専ら、遠巻きに眺めてるくらいしか、できなかったけれど。それでも気負わずに接していられたのは、町長の娘なんてやってるご近所さんのおかげかも知れない。>>18]
(32) 2016/04/09(Sat) 18時半頃
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は。うそ……でしょ?
[あんな感傷に浸ったあとで、まさか黒峰本人からメールが届くとか、何事なのよ。黒峰ってまさかエスパー?
メールには、なんてことのない、友人を想う文章が記されていたのだけど、『何かあったらすぐ帰ってこいよ』にどきり、としてしまう。]
(……ばか。なんもないよ。)
[さて、なんて返そうか。]
(@9) 2016/04/09(Sat) 19時頃
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To 黒峰 日向 from 加瀬 玲奈 subject Re:無題 --------------------------- メールありがとね あたしは元気でやってるよ 馴れない土地だけど、とっても楽しい
黒峰こそ元気かな みんなの写真、楽しみにしてる
よいお祭りになるといいね みんなによろしくね!
(@10) 2016/04/09(Sat) 19時頃
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お嬢も祭り行くとこ? 一人は危険だよ?
[浴衣姿を褒めちぎるマオを余所に声を掛ける。 ああそうだ、マオも祭りへ行く途中だったか。]
あんまボディーガード的な意味では 役に立たないかもだけど イチオウ男の子だし、一緒行きなよ
[犯罪と言えば都市部の人間からの電話詐欺や万引き、畑泥棒くらいしかない長閑な町だけど、やはり女の子の一人歩き(ましてや金持ちのお嬢)は危険だと思って、マオの申し出を後押しする形で同意した。]
んじゃ、荷物置いてくる また…あとで?
[毎年おなじみの、あの場所で。 急がなきゃね、と二人に背を向け歩き出す。*]
(33) 2016/04/09(Sat) 19時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 19時頃
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[メールをうちながら懐かしい黒峰の顔を思い出して。ふふ、と顔を綻ばせる。マリイも個展に参加するという。あとでこちらも激励と、始まったら教えてねって、メールしておこうか。]
(そろそろ、休憩も終わりかな)
[遠い遠い異国の地。桜が咲くような気候ではなかったけれど、4月になると思い出す、故郷の欠片。
ひゅう
と風が吹いた気がして窓の外を見れば、変わらぬ景色の中に、ひとひらの薄桃の花弁を見た気がした**]
(@11) 2016/04/09(Sat) 19時頃
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レイナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( レイナは村を出ました)
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― 家路 ―
あ、そうだ
[今年は来られないって連絡くれたのは、誰だったっけ。 ポケットからスマホを取り出してメールを確認する。
一人は加瀬玲奈。 すらーっとした長身と余計な肉のついてない四肢は、カモシカを思わせた、頼りになる女の子。小さいころから運動神経が抜群に良かった彼女は、よく男子に交じって遊んでたけど。 そんな彼女が選んだのは、やはりというか納得というか。]
ダンスで留学とか まじパないっす玲奈さん
[サバサバした性格が付き合いやすくて、こっそり姉さん扱いして慕っていたのも良い思い出だ。 一年に一回だけしか会えないこの機会に、彼女がいないのはやはり寂しい。
しかし。 同郷の人間が何処かで、世界で、頑張っていると聞いたら、不思議と己にも力が沸いてくるような気がした。 だから]
(34) 2016/04/09(Sat) 19時頃
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Date 04/XX XX:XX From 玲奈さん Subject 無題 ――――――――――― うす。
早くテレビで踊ってるとこ 見たいっす。
水とか怪我とか 気を付けて ふぁいとー
Age*
(35) 2016/04/09(Sat) 19時頃
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[海外にメールって届くよね?と少々不安になりながら、短い文章を書いて送信した。
それからもう一人。 芸術方面に進んだ弱虫マリー。 昔から彼女の描く絵が好きだった。 淡くて、やわらかくて、光をそのままキャンバスに写したような。それでいて強烈な印象を残す作風が、幼いながらに憧れたものだ。
でも当の本人はてんでダメダメの弱虫泣き虫で。 思い出そうとすれば、しっかりものの玲奈に手を繋いでもらってる姿しか浮かんでこなかった。 そんな姿にイラついたこともあったけど、彼女のその優しさや感受性の強さが、あの作品たちを生み出していたのだと思えば、なんだかすごく納得した。
その彼女が、展示会を開くという。 しかも、彼女の憧れのアーティストと。]
すげーじゃん
[来られない旨のメールを読みながら、ひとこと呟いた。 皆、それぞれの道を歩き出してる。 その事実が、嬉しくもあり誇らしくもあり。しかしそのせいで毎年恒例になっていた集まりへ顔を出せなくなるという事実を生み出していることに、寂しさを覚えずにはいられなかった。]
(36) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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Date 04/XX XX:XX From マリーちゃん Subject 無題 ――――――――――― 頑張ってんね。
展示会 行けたら行くわ。
無理すんなよー
Age*
(37) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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[玲奈に無理するなと書かなかったのは、彼女は自分の限界やらラインをちゃんと知ってそうで、逆に弱虫マリーはそこんとこ根詰めそうな印象だったから。
展示会の成功を祈りつつ、またも短いメールを送った。*]
(38) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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――え?
[思った以上の声が出て、男は思わず手で口を押えた。]
(@12) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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…うっわ、マジでか。
[男は実家から来た電話に眉を寄せた。 一応稽古場から外に出ていたとはいえ、声を聞き咎めたらしい同期の視線を受けて肩を竦める。 男は大学進学を機に上京し、一人暮らしをしていた。
元々興味のあった演劇にそのジャンルを少々替え、のめり込むようになったのは大学に入ってからだ。]
(@13) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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――あー…、
[今年のお祭り、帰って来ないの。 そう母親に聞かれ、ようやくその事に気付くという失態。 忙しかったとはいえ、大切な日を忘れていたという自己嫌悪に、知らず肩が下がる。
しかし今は新人を引き入れる大切な時期でもある。 春は各部活・サークルの新入生をいかに獲得するかの戦場なのだ。
――男の所属する能楽研究会は、 今年、最低でも3名の新入生を確保しなければ来年度以降の存続が危うい。]
(@14) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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―― 少し前 ―― [家を出る前、母親に玲奈の話を聞いた。]
あら、そうなのっ。今年は会えないのね。 (残念だわっ)
[会えぬのならメールしちゃいましょっ、とスマホを取り出し]
(39) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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To 加瀬 玲奈 from 初瀬川 真央 subject :いってらっしゃい! --------------------------- レイナ、久しぶり!ウチのママから聞いたわよ! 留学するんですってね。アンタ、ずっと頑張ってたもんね。 いってらっしゃいっ。ビッグなスターになって帰ってきなさいよ。 アンタの帰って来る所は、ここなんだから。 何かあればいつでもメールして。役に立てるかは別として、話なら聞くわよ。 おめでとう!きばるのよ!(来年は会えるかしら?) チャオ! p.s, 彼のとの仲は順調?我慢はだめよ。アンタの好きに生きなさいよ!
(40) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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|
…面白いと思うんだけどな。
[開いた扉の先から覗く、桜をモチーフとした舞台装置を見やり、そうぽつりと零す。 今回の演目は、桜見物をしに来た男が見事な山桜に引かれて降って来た天女と出会う、という筋書きだ。
山で知り合った美しい女性は自分が天人である事を男に明かし、夜になったら舞を見せようと約束して去っていく。 約束通り、月明かりの下で見事な舞を踊った天女は、花の雲に乗って何処かへと去っていってしまう――]
(@15) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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[レイナにメールを送れば]
あらいやだ、マリーからも来てたわ。何々?…えっ!?マリーも!!
[急いでメールを開き返信を書き始めた。]
(41) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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To 木原 麻里衣 from 加瀬 玲奈 subject :やだ、すごい! --------------------------- マリー!展示会なんて凄いじゃない! いいのよ、夢に向かってつっ走りなさい。 アンタはやれば出来る子なんだから、成功するに決まってるわよ。 今度、美しい私の絵を描いてね。(肖像画は描くのかしら…?) 来年会えるのを楽しみにしてるわ!チャオ!
p.s, 私最近、ハーブティにはまってるの。自分の好きな香りだと、スッゴク落ち着くのよ。試してみて♪
(42) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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[神社の桜の木には神様が宿り、さくら町の祭りの時期には誰かが神隠しに遭う。 ――まるで桜の木が生贄を求めるみたいに。 そうして人を喰らった神社の桜は、紅く染まるのだと。
小学生の時分、そんな噂信じていないと突っ張っていたのは、当時片思いをしていた子の前で格好つけたかったからだ。 ――結局想いは告げないまま、儚く終わってしまった初恋だけれど。]
(@16) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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|
[送信して、空を見上げた。
そう言えば、「さくらのおまじない」を教えた事覚えてくれているだろうか。 元気がなかった彼女に教えた”おまじない”。その時の、自分の願いは「マリーが笑顔になりますように」だった。その事を思い出せば、自然と笑みが溢れた。]
…皆、夢に向かって頑張ってるわね。
[自分といえば、デザイナーになりたくて服飾関係の大学に通っている。しかし、世界は広いし、多くのデザイナーが競い合っている。闘うなんて性に合わないし、才能がないじゃないかと、今年大学を辞めようかと思っている。実家に帰って花屋を都合かと。こんなんでも長男だし。幸い花は大好きだ。ただ、安くはない学費を両親に出してもらっているので、自分の意思だけでは簡単には辞められない。何とも宙ぶらりんの状態なのだ。
そんな時、詠司の姿が見えたのだったか*]
(43) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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[悩んだ末、友人に短いメールを送る事にした。 まさか今の今まで忘れていた――などとは言えず。]
『悪い、今年は祭り行けない。
次の長期休暇は戻るから、会えそうだったらそこで。』
[送信ボタンを押して溜め息をつく。]
(@17) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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|
――…来年は、行くから。
[その言葉は伝えたい友人達に届く筈もないけれど。 今年は此方に専念するのだと男は言い聞かせる。
しっかりと新人を確保して、来年の祭りでは懐かしい皆と再会しようと。 京紫の髪揺らし、男は稽古場へと戻っていった。**]
(@18) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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/* メモ貼って離脱の準備する。 投げっぱなしジャーマンですみません!
みゆさん、ちと早いけど、お誕生日おめでとう!
(-27) 2016/04/09(Sat) 19時半頃
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って、よりちゃん!?
[ふと車の気配に顔を上げたら、そこにはでかでかと、おそよこの田舎町には不釣り合いなほどの黒塗りの車が通り過ぎようとしていて。>>20 その窓から顔を出す、おかっぱ頭の人形のような少女の顔に、思わず大きな声が出た。]
よりちゃんどしたの てか、この車相変わらずすっごい目立つね
[唖然としつつ、あ、ひさしぶり、と声を掛ける。 まさか自分の迎えの為に出てきているとは知らず>>19、お祭り行くの?なんて呑気に投げかければ*]
(44) 2016/04/09(Sat) 20時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 20時頃
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/* 演目は吉野天人。 桜に絡めてみたかった。 能楽はちょっと見た事ある、くらいの知識なので間違っていたらすみません。
では離脱します。蒼生でした!**
(-28) 2016/04/09(Sat) 20時頃
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壽 壮摩 コトブキがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(壽 壮摩 コトブキは村を出ました)
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/* 壮摩の好きな人は、スズハちゃん!(予想)
やぁだ!みんなで恋バナしましょ~
(-29) 2016/04/09(Sat) 20時頃
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――詠司と会う少し前―― [壮摩からもメールが入った。]
なによ~!壮摩も来られないの?
[ぷりぷりしながらメールを作成。]
(45) 2016/04/09(Sat) 20時頃
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To 壽 壮摩 from 初瀬川 真央 subject :いやだ~! --------------------------- 久しぶり! もうっアンタも来れないの?寂しいじゃない!忙しいのは分かったから、ちゃんとご飯食べてるんでしょうね!稽古ばっかりやって倒れないでよ! 次の長期休みは夏休みね?バーベキューしましょ。私幹事やるから、罰としてアンタ手伝いなさい。いいわね! 成功を祈ってるわよ!チャオ!
p.s, 私が通ってる大学にノラ猫が居るんだけど、アンタにそっくりだから、ソウマって呼んでるの。可愛いでしょ?
(46) 2016/04/09(Sat) 20時頃
|
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[夢に向かってる人を見るのが大好き。そんな人達と自分が友達なんて素敵。 真央は、その幸運を噛み締めていた*]
(47) 2016/04/09(Sat) 20時半頃
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/* 思いの外、ずけずけ言うオカマちゃんだわw
(-30) 2016/04/09(Sat) 20時半頃
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/* メール送り合うの、いいな!いいなぁ! 私も送ろう!となって、>>19思い出して絶望した。 私も返したいいい、じたばた。
(-31) 2016/04/09(Sat) 20時半頃
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/* メール送る流れ作ってすみません… みんなの読みたいし帰りたいなぁ~!
(-32) 2016/04/09(Sat) 20時半頃
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|
/* しかし、みんな素敵なロールを回すなぁとうっとりしている。 ありがとう、ありがとう、プロから素敵で言葉もない。
あと、私が宣伝した村は必ずオネエが居るのは、どうしてなのww 爆笑してる!!
ほかったらお返事バリバリ返すよ。 エイジくん拾ってくれてありがとうだよー! 多角になってご負担にならないだろうかと、ドキドキしていました。
(-33) 2016/04/09(Sat) 20時半頃
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/* マオくんかわいいなぁ…かわいい… ってハッ、エイジくんの太字どうやってやったんだろう。説明書読み足りないな…くっ、
(-34) 2016/04/09(Sat) 20時半頃
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/* レイナ様、縁故ありがとうございました。 出先からですがお礼の言葉をそっ
(-35) 2016/04/09(Sat) 21時頃
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―畦道―
あれ、メール来てた。
[ふと取り出したスマホにはメールが数件。同じくメールを見た弟と、顔を見合わせた。]
マリィと、ソウマだ。 来られないってー。残念。 レイナも来られないってばあちゃん言ってたしなー。
[鏡合わせのように眉を下げて、それぞれメールを打ち始めた。]
(48) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
[結んだ帯が崩れぬよう姿勢を正し後部席に、身を落ち着けていたものの。 やはり気がかりなのは、行き違いを起こしてしまいそうな幼馴染のこと。]
なんだか見逃してしまいそうで、不安ですね。
[感情を音にすれば、座席のボタンを操作して窓を開く。 駅へと向かう道は他の場所より多少車の流れはあれど、やはり田舎には変わらない交通量。 多少、顔を出しても対向車にぶつかることもなかった。 前方は片倉に任せ、車と平行していた歩道を見ていれば、「…ちゃん!?」>>44と、微かな音を耳が拾う。 それと同時に、白銀の光が目に飛び込んだ。]
…あっ、詠司さん。 片倉さん、車を止めてください。 詠司さんを見つけましたわっ。
[驚きに目を丸くして、両手を打つ。 本当に見つけることができたという偶然に、喜色を浮かべて微笑んだ。 何より、あの驚いた顔。 それが見たかったのだ。くすくすと笑い声をひた隠す。]
(49) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
|
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To:加瀬 玲奈 From:凛堂 煌夜 Sub:留学おめでとう! ---------- アメリカ行くんだってね。すごい!! レイナ、ずっとがんばってたもんなー! ぼくたちも元気でやってるよ。来年は会えるかな? レイナも元気でね!
(50) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
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|
To:木原 麻里衣 From:凛堂 煌夜 Sub:がんばれ! ---------- マリィの絵、綺麗でぼくすごく好きだよ! マリィらしい絵だよね。 展示会ならみんなで見に行きたいなー。 次会えるの楽しみにしてる!
(51) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
『はいはい、少しお待ち下さいませ。』
[手慣れた様子で片倉が、車の方向を変える。 ゆっくりと重そうなその車は、やがて詠司の傍らへと付くと、動きを止めた。
後部席の窓から顔を覗かせて詠司を見上げる。 変わらぬ姿、…否、少しばかり成長しただろうか。 この距離では少し、わかりにくい。 変わらないのは幼き頃に色を失くしたその髪と、どこか飄々としたその振る舞い。 やはり車が目についたのか、彼の言葉に相変わらずでしょう?と応えたら]
驚きましたか? 詠司さんのお母様に無理を言って、私がお迎えに参りましたの。
[その飄々とした顔色を、少しでも変化させることが出来たのなら喜ばしい。 後部席の扉を開けて両足を揃えて地に足を付けたら、彼の隣に並び立つ。*]
(52) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
|
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To:壽 壮摩 From:凛堂 煌夜 Sub:久しぶり! ---------- ソウマがやってるのって能楽だよね? 今度また話聞かせてよ! ぼくもトトも次の長期休暇帰るからさ! 約束なー!
(53) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
[夢に向かう友人たちに思いを馳せて、自然と考えるのは自分のこと。 初めて弟と離れて、自分で選んだ大学に通うことになった。 みんなのように大きな夢があった訳ではないけれど、興味のあった法学部を選んで1年学んで、ようやく少しずつ何かが見えてきた気がした。]
なあトト、最近どう? 初めての期末試験とかさ!
[自分だって初めてだった試験だけれど、少しだけ見栄を張ってにやっと笑って見せる。 がんばったな!なんて言って、くしゃくしゃと頭を撫でた。 そうして二人笑いながら歩いていれば、そろそろ神社へ向かう道が見えてきた頃だろうか。]
(54) 2016/04/09(Sat) 21時半頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 21時半頃
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[車内から見える彼女は、コロコロと鈴を転がすような声で笑っている。>>49昔から変わらない、可憐な幼馴染。 こうして対等に話ができるのは家がお隣さんだからという理由だけで、正直身分違いもいいとこなのだけど。
運転手の片倉さんの声がしたら、車はゆっくりと方向を変えて傍らで停まった。後部座席から見上げる彼女の、切り揃えられた髪の毛がさらり、首の角度に合わせて流れる。 可愛いなあ。こんな自分が幼馴染で良いのかほんとに考えてしまう。]
よりちゃんが迎えに?まじっすか
[贅沢ーと、感心してみせたものの。すぐに]
だめだぞー?町長のお嬢様が一般市民迎えに来ちゃー
[眉を下げて笑った。 扉を開けて並び立つ彼女>>52は、ちょっとだけ背が伸びたろうか…いや、勘違いか。 けど確実に違うのは、彼女の動きと共にふわり立ちのぼった香りが、実に甘やかだったこと。*]
(55) 2016/04/09(Sat) 22時半頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 22時半頃
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[優しく頭を撫でられて>>31、頬が赤くなるのがわかった。 一番近しい異性であろう父にさえ、滅多に触れられないものだから。 けれどそれは、決して嫌な感触ではなかった。 小さい頃に外へと連れ出してくれた、優しい手のまま。]
褒めてくれて、嬉しいわ。 ええ……ちょうど、お祭りに向かうところ。貴方もなら、ご一緒しても、良い?
[そう言って、子供の頃のように握ってくれることを期待して。少し大きくなった手をそっと差し出した。]
(56) 2016/04/09(Sat) 23時頃
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─さくら町─
[国道から凡そ外れた山の中、うねる山道を抜けた先。日照時間が全国で群を抜いて長いこの町は、この季節の割に夕刻も日は長い。]
[少子高齢化、過疎化待ったなしの田舎のコンビニというのは、全国チェーンのものとは程遠く、あるのは日常生活品なども手広く扱う酒店がある程度。 それだというのに最近自動改札機が導入されたりしたのは>>25この町がいかに外から来る人間が多いかを物語っている。]
[そんな町で満天寺酒店を営むのは、そう、このオレ…!!]
さてさて、今年も懐かしい顔ぶれは来るのかねっと…。
[酒店の前で大きくのびをするとだらしなく着たスウェットから脇腹が見えた。]
(57) 2016/04/09(Sat) 23時頃
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/*すみません、仕事の後に飲みに行ったら村建て入村遅くなっちゃった。 あらためてミユさんお誕生日おめでとう…!!!
(-36) 2016/04/09(Sat) 23時頃
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/*そして今気づいたけど、この8人ってダ込みだよね。どうしよう…。多分ミユさんが思ってるのはダ込み9人だよね。よし、編集しよう。
(-37) 2016/04/09(Sat) 23時頃
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―― 数日前 ――
[さくら祭りの時期が近づく頃、家の中は慌ただしかった。 町総出のお祭りに、政に慌ただしく家と町場を行き来する父と、その父を陰ながら支える母。 父母の手伝いとして神社や町場へと足を運び、頼まれたお遣いをこなす日々。 高校を卒業してしまって以来、顔を合わせるのは村に残った珠洲羽と、何人かばかり。 それもまた楽しいものだけれど、学生時代の頃の人数で騒ぐことは少なくなってしまった。
幼き頃、自身の名を読めない誰かが口にした愛称。 ――キヌ、と呼ばれた日々は少し遠い。
だが、毎年この時期だけは心が浮足立つ。
町を出ないことを選んだことに後悔はなくとも、町を出た者達から刺激ある話や、流行の話を直接聞くのは楽しみの一つだった。
自室の窓を開ければ、風が春の気配を漂わせ、室内へと舞い込んでくる。 機械に不慣れな私は、筆を手に取り、遠くの友へと文を書く。]
(58) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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[続けて掛けられた声>>32に苦笑する。 お嬢なんて呼び名、まるで物語の中の怖い御令嬢みたいだ。けれどその気安さは、嬉しいものでもあった。]
私も変わらない、かしら? ……自分でも、そう、思うわ。
[だって変わるだけの理由たり得る刺激など、欠片もない生活なのだから。 それは口には出さなかったけれど、言葉には果たして諦めが滲んでしまっただろうか。*]
(59) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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『***様
一筆申し上げます。
今年も桜の季節がやってまいりました。 さくらの吹雪く神社にて、今年も貴方の土産話をお待ちしております。
かしこ 朱桜衣子』
(60) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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[都会と呼ばれる町に出た、幾人もの友へ。 それぞれに手紙を向けたなら、その封筒を大事そうに手に取り、部屋を後にした。]
(61) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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/*どうせやったら10日になったら更新しよう。そし風呂行こう。
(-38) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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――さくら祭り、当日。詠司と――
[家の事情に気を留める詠司の内情を知る由はなし。 何よりそのことを、衣子自身は意識したことはなかった。 疑問符の付く詠司の返答に、ええ、まじですよ。と彼の言葉通りに応えてみせる。
されど例の如く、"町長の"との枕言葉をつける詠司に、まあ。と両手を口にあてて大げさに驚きを露わにした。>>55 幼き頃は言わなかったはずのその言葉は、年齢を重ねるにつれ、聞く回数が増えていっているような気がした。そのことが少し悲しくもある。]
父は関係ありませんわ。 私のことより、詠司さんを心配する――、
[はた、と言葉を止めたのは、幼き頃に詠司が出遭った事件のことを口にしそうになったから。]
(62) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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…衣子が少しでも早く迎えに来たかったのです。 いけませんか? [自身を「よりちゃん」と呼ぶ、数少ない間柄である詠司に向けて、言葉を執り成すように小首を傾ける。重なる視線に笑みを乗せて返したら]
さあさ、鞄はお車にお預けくださいませ。 のんびりしていては、 皆さんとの待ち合わせに間に合わなくなってしまいますわ。
[声を弾ませて詠司が手にする鞄を手に取ろうと。*]
(63) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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/* >>57 そんな町で満天寺酒店を営むのは、そう、このオレ…!!
↑やばい、めっちゃ好き。
(-39) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/09(Sat) 23時半頃
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/* そしてメモを見て珠洲羽さんと少し設定被ってしまって申し訳ない気持ち。 どちらかというと珠洲羽さんがおしとやかで、衣子は奔放な感じなのでタイプとしては違う気がするのでそこの違いを出せたらいいな。
(-40) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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― 珠洲羽と ― [変わらないという言葉に、自分は良いイメージしか持っていなかったのだけれど、珠洲羽の表情は硬く、何かを諦めたような目の伏せ方に僅かに首を傾げる。>>59
ころ、と口の中でキャンディを回したら、んー…と暫し思案して]
お嬢は変わらず綺麗だよ?
[ニ、と笑って二人の背中を見送った。*]
(64) 2016/04/09(Sat) 23時半頃
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/* うぐっ……えーじさんずるくないですか……(直撃した)
(-41) 2016/04/10(Sun) 00時頃
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― よりちゃんと>>62 ―
[彼女の口から紡がれる「まじですよ」という言葉は、その不釣り合い具合がなんとも可笑しくて可愛くて、思わず笑みが零れた。
大げさなまでの驚きの仕草には、もう眉を下げるしかなくい。 ―――どうにも昔から、自分は彼女に弱いなあ。 ぽり、と頭を掻いてからため息一つ。
立場の違いを言葉にする度、彼女が悲しそうな目をするのは気付いていた。でももう、自分たちは子どもじゃないから。男女も親も関係ない頃のようには振る舞えなくて。]
おれを心配する―――?
[止まった言葉の先はわかる。 わかるからこそ、その先は追求せずにまた眉を下げ笑う。]
(65) 2016/04/10(Sun) 00時頃
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愛されてますねー おれ
[小首を傾げて此方を見上げる瞳は、顔の面積に比べて大きく、ぱさぱさと音が聞こえそうなほど長い睫毛が、密に縁取っている。
その視線が重なる手前でふいと車に逸らせば、聞こえてくるのは衣子の提案で。]
ん サンキュ よりちゃん
[伸びてきた手をすいと躱したら、ぽんぽんとその頭を撫でて]
片倉さん、すみませんお願いします
[と、車内に鞄を預けた。*]
(66) 2016/04/10(Sun) 00時頃
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[しばしの思考ののち軽やかに告げられた言葉>>64を、たっぷり数秒かけて理解して。]
そ……そういうこと、を、殿方が軽々しく、言うものでは、ないわ……!
[ますます頬が火照るのは許してほしい。 珠洲羽の異性に関する知識といえば、学校に通っていた頃に友人に借りた少女漫画に由来するものくらいなのだから。
またあとで>>33、という言葉に頷いて、真央と神社へ向かって歩き出した。*]
(67) 2016/04/10(Sun) 00時頃
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/* 今べったーさん見たけれど、 ゆえるんさん増えてる!?びっくりしたよ!? 嬉しいありがとう。
RPみんな素敵すぎて誰が誰だがまったく検討がつかないの。 今回は中の人予想しないぞー。
(-42) 2016/04/10(Sun) 00時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 00時頃
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[無論珠洲羽とて、友人たちに投げかけた「変わらない」という言葉には何の他意もなかった。 けれど、同じ言葉を返された時に、変わりたくとも変われそうもない自分の境遇を振り返ってしまって。 町を出た彼等は、見た目にあまり変わりはなくとも前に向かっているのだろうと、考えてしまって。
(変わらない、ことは、停滞と同じだわ)
古い町の、古い家の。中に閉じ込められた時間は、動き出すことはあるのだろうか。]
(-43) 2016/04/10(Sun) 00時頃
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─フラワーショップはせがわ─
[いつものスウェットに派手な柄のパーカーを羽織り 突っかけを履いてぶらり行けば、見えてくるのは 軒先に鮮やかな花弁を広げた鉢植えの並ぶ花屋。]
よっす、おばさん元気ー? うちのばーさまがいつものくれって。
[「いつもの」と言えば、毎年のことと店の奥から出されたのは 一鉢の福寿草。]
毎年毎年じーさまが好きだったって 聞かねーからさ。
[それは亡き祖父のために祖母が贈る鉢植え。 病気の相手には演技が悪いと言うけれど 逆に根付いてほしいから鉢植えを贈るのだと。]
(68) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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[詠司が危険だという事に>>33、うんうんと激しく頷いて]
そうよ…って、やぁだ詠司っ。イチオウってなによ!私はれっきとした”綺麗な”男の子よ!
[2人の会話>>59>>64をにこにこ聞いて。頬を赤らめる彼女を>>67微笑ましく。 祭りへ向かうすずはの言葉に>>56]
ええっモチロン!…どうぞ、お姫様っ。
[差し出された手を、優しく包んだ。]
(あらっ、チョーすべすべっ)
[そして、二、と笑う彼に]
もうっ…、あとでね!
[手を振った。また後で会えるのを楽しみにしながら。]
(69) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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そういや…アイツ、マオネエ今年も帰ってくる? アイツに貸したエロ本、見たのか聞かねえと。
[昔冗談半分に名付けた「マオネエ」というあだ名を 本人はどう思っているのか。 あだ名もそうだが、本人の親を目の前にして 成人向け雑誌の話をする程度に、この男の性倫理はあけすけであった。
そんなやり取りを交わして店を後にするのは 桜の蕾がまだ固い初春の頃。]
(70) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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[詠司と別れた後。]
1年振りね。本当に会う度に綺麗になるわね、すずはってば。 なぁに!恋でもしてるの? ていうかぁ!ハンドクリーム何使ってるのっ?チョーすべすべなんだけどっ。
[会わなかった日々を、埋める勢いで喋ってしまった。いけない、いけない。 重ねた手に昔を思い出しながら、益々綺麗になる彼女の横顔をニッコリと。 彼女の歩幅に合わせて、お祭りのある神社へと向かう*]
(71) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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/* 縁故をダイスで決める系PL 0に近いほど負縁故、100に近いほど正縁故
トト48 マオ100 エイジ76 スズハ64 キヌ69 クロミネ49 ココ63
(-44) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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/*100てwww こんな最悪なあだ名つけといて…wコイツ…www
そして軒並み高いよね。 マリィ16 レイナ85 コトブキ59
(-45) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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/* すごい子きたw ぶっこんできた!このマオさまは、負けないわよっ(gkbr)
(-46) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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─いつかの橘邸─
[橘家は町でも指折りの資産家で、そこに住まう 珠洲羽は尋常でないほどにそれはそれは大事に 蝶よ花よと育てられていた。]
[それが第三者から見た、橘 珠洲羽。]
[「え、高校行かねーの?」 そう聞いたのは、彼女が中学三年の時だったろうか。 本人か誰かが話しているのを聞いたのだったか 尋ねてから、気まずい質問をしてしまったと まだ黒い頭を乱暴に掻くと 「ほら、オレも店継ぐから高校行ってねーし。」 珍しいことじゃないよ、なんて下手な励ましをしたつもり。]
[それから、高校だったり、大学だったりで町から出ていく者もいたが男は町に残り、見送る側となった。 そして今日も橘邸の塀の上から紙飛行機をツイと彼女の部屋の窓の方に飛ばす。他愛のない日常を書いた紙で折った、よく飛ぶ紙飛行機。 鳥籠の少女に届けばいい、と。]
(72) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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― 自宅、床の上 ―
………。
[ついいつもの癖で枕元の煙草に手を伸ばしかけて、それを押しとどめる。]
……ゲホッゲホ ――チッ
[何も寄りにも寄って、こんな日に病を呼び込まなくてもよかろうに。 日頃の不摂生か、それともニコチンの摂取しすぎか。 初めは喉に違和感を覚え、太陽が沈んでまた昇る頃には立派な病人と相成りまして。]
――フン
[横になったまま肘を枕をつき、飄々と、一度留めた筈の手を再び伸ばし]
ふーっ……
[煙草に火をつけると一息。吐いた煙は窓へぶつかって霧散する。]
(@19) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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庭に植えてりゃ なァ
[せめて気分だけでも、さくらを味わえるのに。 毎年出会うあの顔やこの顔を思い浮かべながらの、寂しげな紫煙が部屋へと籠った。]
(@20) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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/* これだけの発言で非常に申し訳なく。
ミユさん、お誕生日おめでとう!!! これが言いたくて、来ちゃいました。
本当は参加したかったのだけど、 さすがに隣で村建ててるのでいけません(涙) とても楽しそうエイジ君かわいいし、直近のスズハさん可愛すぎかなってなってるし。 参加したら楽しいんだろうなぁと思うと、もう少し遊びたいけれど。 名残惜しくなってしまうのは目に見えているのでさっさか退散です。
ヒロミチップ使いたい人が居たらごめんね。
良い村になりますように。 私の分も皆さんミユさんを盛大にお祝いよろしくでっす!!
良い村になりますように。(二回目) 今度こそ、同村しようねぇええぇ!!!!
(-47) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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/* ミユさんにとって楽しい村、楽しい日々になりますように。
ミユさんおめでとう!!!大好きだぞー!!!
はたけでございました[ぺこりん]**
(-48) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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へい へい
[誰に咎められたわけでもないが。 どこかから、病人の癖にと聞こえた気がして空返事をひとつ。 否、ふたつ。]
――来年こそは。必ず
[そう言うと煙草を揉消してスポーツドリンクを流し込み、布団へと入った――**]
(@21) 2016/04/10(Sun) 00時半頃
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沢田 ヒロミがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(沢田 ヒロミは村を出ました)
|
[頭を掻く仕草は彼が度々見せる仕草の一つ。>>65 その動きに懐かしさを覚えて目を細めた。
しかし、それも詠司に失言の続きを拾われたことで曖昧な表情へと移り変わる。 眉尻を下げるその表情に、返す言葉はなかった。]
愛されてますよ、十分に。
[瞬きを一つ、ゆっくりと落として言の葉を確かめるように口にする。 再び、詠司へと向ける視線に苦味は消えていた。]
(73) 2016/04/10(Sun) 01時頃
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[鞄へと伸ばした手は彼が避けることで空を掴む。>>66 あやすような仕草に小さく肩を竦めることで、やむなしの体を見せる。 車に鞄を預けるのを見届けたなら、片倉へ]
では、ここからは歩いて神社に向かいます。 片倉さんは荷物を、詠司さんのご自宅へお願いいたしますね。
『はい、かしこまりましたよ。 衣子さんも、詠司さんもお祭りを楽しんできてください。 お帰りの足が必要でしたら、どうぞ、お呼びください。』
[片倉は会釈を詠司向け、ゆっくりと車を走らせる。 バックミラーに映るであろう姿を、見せるように片倉へ。 袖の袂を手に取り、ゆるりと手を揺らして見送りを。
道に残された二つの影は、先程よりいくらか濃さを増していた。*]
さあ、行きましょうか、詠司さん。
(74) 2016/04/10(Sun) 01時頃
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[まさか自分ん家に幼馴染みの”キング”が、いつもの”福寿草”を買いに来てくれてるなんて>>68、知る由もなく。 小さな頃からやんちゃのお友達。周りの大人たちは”問題児”と言ってたかもしれないけれど、なんとも憎めない性格の彼に、今では幼馴染みというか、腐れ縁に近い状態だ。というより、盛りのついた大きなワンコを飼っている気分。
学生時代の時からも、”成人向け雑誌”を勧められても断わり続けて、去年も会った時にも、しつこく貸してくるものだから、しょうがなく受け取ったが。 受け取った当時、真央はこんな事を思った。]
(これの何が楽しいのかしら。私の事分かってないわね、どうせならボディビルダーの写真集でもくれれば、泣いて喜ぶのにっ。もうっキングのバカッ)
[勿論、貰って直ぐに燃やした。と言うのは勿論冗談だが。一通り目を通して、大学のの友達に貸した。それは、まだ返ってきていない*]
(75) 2016/04/10(Sun) 01時頃
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/*燃やされてたら声を大にして笑ってたwww ボディビルダーwww
そのうち、そのうち…ねw
(-49) 2016/04/10(Sun) 01時頃
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片倉さんすみません 我儘なお嬢様で苦労しますよね、お互い
[なんて。 ちっともそんなこと思ってない癖に軽口をたたいて。 もう一度ぺこりと頭を下げたら、去っていく車を二人で見送った。
行きましょうか、との促しに、ん、と返事一つ。 茜色を濃くした道を並んで歩いていく。
鼻先を掠めていくのは沈丁花の垣根の香りと。 隣を歩く衣子の髪の匂いだろうか。]
けっこー来れないやつとかいるみたいね
[彼女との間に流れる沈黙は嫌いじゃないけど、一年ぶりともなると何となく変な感じがした。 ぽつりと零したのは、今年既に来れないことが確定している面々のこと。>>@0>>@4>>@17>>@21]
(76) 2016/04/10(Sun) 01時頃
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残念だね
[こんな機会でないと、もう、会えないから。]
麗しの幼馴染様がまた一段と可愛くなられてて 下僕の身としては変な虫がつかないか 心配でなりません よっと
[こんな風に。 どんどん帰ってくる人間が減っていくのだろうか。 自分だって大学を出たら、きっと帰ってこれない日がきてしまうだろうし。 言葉にすれば物悲しさは心に沁みてしまうから。
着物の衣子の歩幅に合わせながら、彼女の方は見ずにおどけて見せた。**]
(77) 2016/04/10(Sun) 01時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 01時半頃
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/* >>72 やだぁ!可愛いじゃないのお!
今こう?
レイナ→日向 キング→すずは 詠司→?←キヌ 壮摩→すずは(予想)
さぁ、恋の行方は!?乞うご期待♪
(-50) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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「愛されてますよ、十分に」
[その言葉の甘美な響きが、彼女との距離を また一歩、引き離すのだ。]
(-51) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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─小四の頃─ [桜のつぼみが固い赤から柔らかな桜色へとほころび始めた頃。
神社の境内で遊んでいたのは詠司と自分の他にも 誰かいただろうか。 誰かが言った桜の神様の話。]
さくら町の祭りの時に神隠しに合うだなんて 子どもを驚かせて早く帰らせようとしてるに 違いねーよなー。
えーじもそう思うだろ?
[幼い頃は怯えた記憶もあるものの、もう10歳も過ぎて半分大人の自負があったのか、そんな風に強がった。]
(78) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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[それでも日が傾くと、自然と皆 おのおのの家に帰っていくのはいつものこと。 忘れ物を取りに戻った詠司が帰ってこなかったのは いつもと違うこと。
戻った詠司の元気そうな顔はいつものもの。 真っ黒だった髪は真っ白になったのはいつもと違うもの。]
(79) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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/*現在軸を放棄した男、ヒロタカ。
(-52) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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― 某大学 ―
“高峰さんは今日のグループの飲み会出る?”
[基本ぼっちの私だけど。 講義終わり、久しぶりに誰かに話しかけられた。 見覚えがある気がするけど、同じグループの子だろうか。 それだけですごく、どきどきする。]
……?
[しかし問いかけられた言葉には首を傾げ。 何のことだろう。 そう言えば隣の席の子達が、そんなことを話していた気がする。 うちのグループの話だったんだ。]
(80) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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(いけない。早く答えないと)
[でもどうしよう。 誘われてないなんて言ったら。 空気、気まずくなっちゃうんじゃないかな。 そんなことを考えているうちに。]
“高峰さんは飲み会とか子供っぽいの、興味ないよね” “音楽聞いているの邪魔してごめんね!”
[同級生達は去って行く。 結局私は一人のまま。]
(81) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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|
ち、違うの… ちがうの………
[ちょっとだけ涙目になりながら、遠ざかる後ろ姿を見送って。 どうして私はこうなんだろう。 ふと思い出したのは、懐かしい幼馴染たち。
あの頃の皆とはもう少し、ちゃんとお話、できるのにな。*]
(82) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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[昔と変わらず手を握ってくれた>>69ことにそっと安堵する。 彼(彼女、と呼ぶべきだろうか)の言う綺麗という言葉>>71は、女同士のように柔らかく胸に沁みこむ。 女は恋をすると綺麗になると言うけれど、それが本当であるならば、きっと。]
ハンドクリームは、使っていないわ。髪に、椿油を塗った後。残りを手に、塗り込んでいる、だけよ。
[途切れずに話し続ける友人に感心しながら、神社への道を歩く。 近づくにつれて高鳴る胸は抑えようもなかった。*]
(83) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
|
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[僕の入院している部屋の窓からは神社の桜がみえる。
昼間家族が持ってきてくれた折り紙で折った紙飛行機。
それを宝物を触るように大事に持って、ゆっくりと窓から手放した。
それ は夜の風に乗って飛んでいく。
街へ、神社へ、桜へと。]
(@22) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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/* 煌夜 燈夜 日向 真央 詠司 麻里衣 玲奈 壮摩 ヒロミ カズミ
珠洲羽 衣子 大王
出ているのは軒並み大学生。 残ってるのがお嬢様すぎる。 ∴キングはお嬢様
(-53) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 01時半頃
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/* はじめましてさんがほとんどだと思いますが… お誕生日おめでとうございます!
(-54) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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みゆさんお誕生日おめでとうございます。
この一年がみゆさんにとって良い一年でありますよう。
そしてこれからもよろしくお願いします。
中西
(-55) 2016/04/10(Sun) 01時半頃
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サガネは、スヤァ
2016/04/10(Sun) 01時半頃
コウヅキ サガネがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(コウヅキ サガネは村を出ました)
|
/* 黒峰さんがいた!><。
ゴメンね、高峰ごめんね!
(-56) 2016/04/10(Sun) 02時頃
|
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─真央との思い出─
[小学校の頃、真央と同じクラスになった時。 隣の席に座った男がまるで女みたいだったので 歯に衣着せぬ言葉で一言。
「なんだコイツ、オカマみてー」
そんな第一印象だった。]
[今思うとイジメのようなことをした記憶もあるが 「こどもっぽい」と一蹴する相手が腐れ縁となったのは 何がきっかけだったろうか。]
(84) 2016/04/10(Sun) 02時頃
|
|
――いつかのはなし―― [「え、高校行かねーの?」 ストレートな物言いをする彼>>72にそう問いかけられた時、特に困ったというわけではなかった、と思う。 周りの皆が高校、大学と進んで行く中、自分だけが取り残されてしまうように思えたりもしたけれど。そういうものだ、と幼い頃から言われ続けていたものだから。そういうものだ、と割り切るしか、なかった。 だから不器用に励ましてくれる姿は少し意外で、なんだかとても嬉しかった。
そして、時折空から舞い降りてくる可愛らしい文を今日も受け取る。 他愛もない日常が綴られたそれは、珠洲羽にとっては貴重な外界との接点でもあった。 禁止されているわけではないのだから、使用人にでも頼めば返事を届けてくれるのだろうけれど。 秘密めいたやり取りが楽しくて、書くことがないなりの文をこちらも飛行機の形に折って、塀の向こうへと飛ばす。誰が通るかわからない道だから、上手く相手に届いている可能性は五分にも満たないのだろうけれど。そのドキドキ感まで合わせて、日常の小さな刺激になっていた。**]
(85) 2016/04/10(Sun) 02時頃
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― 駅→神社 ―
玲奈ちゃん凄いな… ダンス、ダンス……ダンス…って
[私には逆立ちしたって出てこない選択肢だ。]
麻里衣ちゃんは展示会… 壮摩君は公演で忙しいって前に言ってたし。 みんな。がんばってるんだな。
[どちらかといえば大人しい仲間だった麻里衣も立派に羽ばたいて。 公演ってあれだよね。舞台に立って人前で話すやつ。ふふ、無理。]
(――…それに比べて私は。)
[そんな言葉を何とか飲み込むと、空を仰ぐ。]
(86) 2016/04/10(Sun) 02時頃
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桜、きれいだなあ。
[決して短い距離ではない。 それでも「また来年」の言葉に甘えて訪れてしまうのは。 逃げているからではないと、信じたいのだけど。]
(とりあえず)
[受信したメールに返信する前に。 鞄から携帯を取り出すと、ぽちぽちとメールを一通作成する。]
『あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう。』
[去年会ったときは、吸っていたみたいだけど。>>>>@21 今年はどうかな?**]
(87) 2016/04/10(Sun) 02時頃
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[まさか盛りのついたデカい犬を飼っているなど と思われているなど、微塵も思わない当人は]
マオネエ!見ろよ、このピチピチとした ねーちゃん達を!!ゲキマブだぞ!? おめーだって、こういう女を見たらきっと 目が覚めるってもんだ!
[彼がどうしてそうなったのか、いやそんなことを 聞くことが馬鹿らしいほど、彼は自然体だったのかもしれない。 だがド田舎人間にジェンダーフリーな考えがあるでもなく。 彼の女より女らしい可愛いもの好きに嫌悪を抱くことは なかったが、いつかは男らしくなるものだと大王は いらぬお節介を焼いていたのだ。
ちなみに身体を鍛えるのが好きな男の持つ筋トレ雑誌には 彼の望むような写真が並んでいるなど知る由もない**]
(88) 2016/04/10(Sun) 02時頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 02時頃
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/*あ、ちなみに今のミユさん予想ね、真央。 衣子ちゃんがゆえるんさんな気がするけど、さすがに前村とイメージ近すぎて自信ない。 アリスさんは詠司くんかな。matsukoさんは珠洲羽ちゃんか衣子ちゃんのどちらかだろう、という狡い予想を立てておこう。 見学者の方がどなたなのか、自分としても少し興味あるので 村がエピるのが楽しみ(早い
(-57) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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/*ちなみに今回は割と看板しょって歩いてる自覚はある。 キングチップずっと使ってみたかったんだよね。
あと、空気を読まずに狼希望出したりしている。 だって、ねえ。やりたいじゃん、神様! このかわいこちゃんたちを攫いたい()
村ならおろおろしとこうかな。
(-58) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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/*マンテンジヒロタカキングってすげー名前だな…。 ヒロタカがミドルネームみたいや。
(-59) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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/*こっそり改名。
(-60) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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[片倉と詠司のやりとりに口許を手の甲で隠してころころと笑う。>>76 このやり取りを目にするのも、詠司が此処へ帰ってくる度のことだった。
短い返事に、ええ。と相槌を打ち、並んで神社へと向かう。 歩き出せば黒大艶蒔絵付き芳町の草履が、時にからりと音を立てる。 鳴らないように意識して、歩みを進めた。
沈丁花の垣根を通り過ぎ、次の通りへと入ったら、昔より少しばかり人の気配が少なくなったような町も、この時期ばかりは活気を取り戻していることに気づく。 店や家の灯りが神社までの道を照らしていた。 其の中には、満天寺酒店の名前もあっただろう。 現店主の揚々とした顔を思い出して、くすりと笑いが零れた。
道程を待ちきれず走りだす子どもたちに追い抜かれていく。 普段から着物を身に着ける衣子は、走る、ということ自体が余りなく、其の姿を羨望のような眼差しで見送った。
不意に詠司から話題を振られたのは、祭りに来ることが出来なかった、馴染みの者達のこと。>>76]
(89) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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[詠司が零したのは、彼自身の想いか、それとも。>>77 心を探るように、横に並ぶ詠司へと視線を向けるけれど、その意図は測れない。 表情に翳りを見せ、静かに双眸を伏せて、ええ。と頷いた。 視線を前へと戻したなら、言葉を紡ぐ。]
……寂しいけれど、それぞれの生活がありますもの。 いつか、また逢うことも出来るでしょう。
[随分と離れてしまった、駆け抜けていった子どもたちの背に向けるように呟いた。
夢を叶える為に外国へと旅立つことを選んだ逞しい親友も>>@0、 桜に怯えていたはずの同級生も>>@4、今は自身の足で立ち、都会の片隅で暮らしていることを知っている。 自身を表現することに拘り、一歩を踏み出したあの人も>>@17、 直前まで再会を楽しみにしていると伝えてくれた彼も>>@21、 今は身体を休めることしか出来ない彼も>>@22。
いずれはまた再会することもあるだろうと、微かな期待を胸に秘める。]
(90) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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[答えたあと、またガラリと詠司の声音が変わった。 気落ちした雰囲気を執り成す為か。再び彼へと視線を投げかける。>>77 おどける所作と世辞に目を丸くして、彼の様子にころころと笑う。]
お世辞がお上手になりましたね、詠司さん。
下僕ではなく素敵な紳士が、時折、こうして様子を見てくださいますもの。 お陰で変な虫どころか、噂の一つも立ちませんわ。
[紳士、の言葉を向ける先は詠司に向かう。
いつになく緩やかな歩調になるのは、彼の気遣いか。 昔話に花を咲かせてしまうせいか。 懐かしい面々に想いを馳せていたら、ふと。]
(91) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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…あら。 そういえば、今年は黒峰くんが帰省するとお返事をくれたかしら。
[都会に向かった面々へ、手紙を送った後のこと。 桜まつりの準備が更に慌ただしくなった頃に届いた一通の手紙。 無地の白い封に毅く、丁寧な文字で書かれていた送り主を思い出した。>>25
詠司と言葉を交わしていれば、もうそこは神社へと向かう群れの中。 少しずつ増え始めるさくら祭りを知らせる看板や、出店が疎らに立っている。 辺りを見回したなら、誰か、顔見知りを見つけることが出来るだろうか。**]
(92) 2016/04/10(Sun) 02時半頃
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/* ああ、ココくんも拾いたかった…!ごめん!
(-61) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/* レイナからの親友がすずはちゃん宛だったらどうしようかと思いつつ震えている。 けれど、親友と見えたなら拾わずにいられなかった。これ、本当に恥ずかしい自意識過剰乙宣言。
(-62) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/*スズハ[[who]]
(-63) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 03時頃
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/*なるほど、 カズミ[[who]] エイジ[[who]]
(-64) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/* 飛び入りさんも嬉しいです。ありがとうございます! 女の子は可愛いし、男の子はイケメンだし、オネエはいるし良い村だここは!! 目の保養です、ありがとうございます。
女の子同士で会話したいな。機会できたらいいけれど。がんばる。 そしてねる!
(-65) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/*ここまで女が続いていたのに……!ぐう……。 次に男が出たら諦めようトト[[who]]
(-66) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/*それなんてダミー…… クロミネ[[who]]
(-67) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/*ふむ、これを表に出したら俺は晴れて変態だな!! なんでガールをひかないんだ、ガールを。 キヌ[[who]]
(-68) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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/*いえすっ!! ……っていうか、ガールが三人しかいなかった件。村出た後の人システムから消えるからなぁ。最初から見学ガールも含めて 女子だけでダイスロールすれば良かったのか。
(-69) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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─ 都会・菜子の部屋 ─
──っ……
[ベッドから上体を起こす。目覚まし時計を掴む。 引っ付いて開きそうにない瞼をなんとかこじ開けて文字盤を見ると、起床予定時刻をとうにオーバー。 既に家を出るはずの時間だった]
……やば。
[おおかた、鳴りはしたものの、爆睡中の…に暴力を受けて止まったのだろう。 急いで、クローゼットから下着を取り出し、着用する。ハンガーにかかっていた服をテキトーに見繕って、着る。 スキニーのデニムを履き、ワイシャツのボタンをとめているところで、ベッドから伸びる手にシャツの裾を掴まれた]
『おはよう』
[なんだこいつ、私が急いでるって分からないのか、と苛立つ。無視。
カバンを引っ掴む。必要なものは実家に揃ってるはず。財布と、鍵と、suicaと……道中暇だし、本くらい持って行った方がいいだろうか。 携帯を見る。時間がない、やばい]
(93) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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[ユニットバスで顔を洗い、身だしなみをチェックする。 寝癖は……ないな、よし。すっぴんだ、マスクして誤魔化そうか。化粧道具も持って行った方がいいな]
『ねぇ、一万貸してくんない?』
[トレンチコートを羽織り、玄関のドアノブに手をかけたところで、男の声がした。 なんだこいつ。驚きと呆れに動きが止まる]
『八千円でもいいよ。……じゃあ、五千円?三千円?』
[人生で一番しょうもないカウントダウンを聞いた。 悔しかったので、千円まで寝下がる前に土足のままベッド脇まで歩き、四千円をハダカで枕元に置く。 男は礼も言わず、にへらと笑ってまた眠りに落ちて行った]
(94) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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[なんだこいつ!
誰がこの家の家賃払ってると思ってんだ。お前の下手くそなバンドのライブノルマは誰の金で払ってると思ってんだ。
無性に腹が立って、そいつの頭に目覚まし時計を投げつけてやろうかと思ったが、フランフランで買ったお気に入りの時計なのを思い出し、やめた*]
(95) 2016/04/10(Sun) 03時頃
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─ 列車内 ─
[なんとか乗るはずの列車に間に合った。 …の地元までは、特急列車にしばらく揺られた後、鈍行に乗り換え。さらにそこから、30分に一本しか通らない私鉄に乗り換え。
まだまだ先は長い。今トイレで化粧したらヒンシュクものかしら、なんて考えを巡らせる。 鞄を漁っていると、一通の手紙が指に触れた>>60]
……キヌ。
[小さな声で、そっと送り主の愛称をつぶやいた。 柔らかい紙の便箋に、筆で書かれた繊細な文字。 今日、会える。 幼い頃、一緒に過ごした仲間が集う日。
高鳴る胸を鎮めるように、ふぅと息を吐き、キヌからの手紙を鞄にしまった]
(96) 2016/04/10(Sun) 03時半頃
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─ 実家 ─
ただいまー。
[玄関の引き戸の前で声をかけたが、誰も出なかった。
仕方ないので庭の方に回ると、しゃがんで熱心に雑草を抜いている母の姿があった。 あまりに熱心だから声をかけるのを躊躇っていると、影で…に気付いたのか、くるりと振り返って懐かしい笑顔で笑った]
『おかえりなさい。浴衣、用意してあるわよ』
[軍手をとると、パンパンと庭仕事用の割烹着で手をはたいた。 ありがとう、と言って、母に続いて縁側から家の中へと入る。
ツンとした臭いがして、あ、自分ってこんな臭いの家で暮らしてたんだなと思った]
(97) 2016/04/10(Sun) 04時頃
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[洗面所で化粧をして、髪を結った。 コテがなかったので、簪をつかって軽くまとめる程度にしておいた。 ブラジャーを脱いで、用意してあった和装ブラを付ける。 和室では、母が浴衣を広げて準備をしていた]
『あんた、ちょっと痩せた?』
[そんなことないと思うけど、と答えて、両手を広げる。 補正のタオルが腰に巻かれた後、浴衣を羽織った。
黒地に白い桜の散った浴衣は、…のお気に入りだ。 久しぶりに着たら若干短くて、うんと下の方で腰紐を結んでも、くるぶしが少し見えてしまった。
帯は、赤い半幅帯をすっきりとした文庫にしてもらった]
(98) 2016/04/10(Sun) 04時頃
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完ペキ。ありがとう、お母さん。
[姿見でチェックし、満足げにくるくると回った。 赤い鼻緒の下駄を履いて、揃いの赤い巾着を持って家を出る]
『ご飯用意しとくから、お祭りで食べ過ぎないようにしなさいよ』
[はーいと後ろ姿で返事をして、ガラガラと玄関の戸を閉めた**]
(99) 2016/04/10(Sun) 04時頃
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/* ミユさんお誕生日おめでとうございます。 出会って間も無いですが、どんな場合であれ人の誕生日はめでたいもの。 ミユさんにとって素敵な一年になりますように。
(-70) 2016/04/10(Sun) 04時半頃
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[医大に通うため都会で一人暮らしをしている。 その部屋に手紙>>60が届いたのは数日前のことだ。 桜の季節を知らせる内容にそんな時期かと思い、 今年もまた桜祭りにあわせるように帰省した。]
――…みんな変わりないかな。
[一度立ち寄り荷物を置いた実家から 約束の場所を目指し歩む。**]
(100) 2016/04/10(Sun) 04時半頃
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/*
ミユさんお誕生日おっめでとー! 素敵な年になりますよーに。
(-71) 2016/04/10(Sun) 04時半頃
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/*おはようございます、飛び入りさんたくさんで嬉しい。 そういえば自分でレーションを性描写禁止にしたけど、えろ本はせふせふだよね、細かく書いてないし……ないし。
(-72) 2016/04/10(Sun) 07時半頃
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/*菜子ちゃんの文章いいなぁ。 そして可愛い浴衣を着ていることがよくわかった。
(-73) 2016/04/10(Sun) 07時半頃
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[衝撃的な返答>>83に、目を見開いた。]
えっホントに!?ホントに、それだけでこんなにすべすべで、柔らかくって、白玉みたいに美味しそうな、おててなのっ?
[解剖レベルから違うのかしら、と呟いた。ニベアはやめて椿油に変えようと決心した。
茜色に染まった町並みや、木々。 増え始めたお祭りを楽しみにしている人達が増え始め、心なしか隣で歩いているすずはもわくわくしているように見えて]
ふふっ、こうしてると昔にかえった気分ね。 …それに、こうして毎年春には皆で会えるっなんて、素敵な縁じゃない? ああ、残念ながら何人かは来れないみたいだけどっ
[知ってる?なんて聞いてみれば、彼女はどうだったろうか。もし知らなければ、知らない人の来れない理由を伝えただろう。]
(101) 2016/04/10(Sun) 08時半頃
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[そんな時だろうか。紙飛行機>>@22が見えたのは、]
(あら?誰が折った飛行機かしらっ)
[夕陽に映えて輝いていたそれを、仰いでいた。彼女が気付かないようなら特に声は掛けなかっただろう*]
(102) 2016/04/10(Sun) 08時半頃
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―― キングとの思い出>>84 ―― [小学校の頃。初めてのクラス替え。 折角仲良くなったと思ったお友達とも離れる事に。しかし、新しいクラスになったらまた新しいお友達が出来る。そう思うと、楽しみでしょうがなかった。 明日は、いの一番に隣の子に挨拶して、お友達になろうと決めていた。
そして、当日。隣の子を確認。男の子だ。仲良くなれるかな?と、声を掛けようとすれば]
ぼくっ…
「なんだコイツ、オカマみてー」
["オカマ"がどういう意味か分からなかったが、彼の言い方や周りの反応から見て、悪口を言っているように聞こえたのだ。なんだか、恥ずかしくて何にも言えなくなってしまった。
家に帰ってからも、"オカマ"の意味を考えた。しかし知らないものを考えても、答えは出る筈もなく。一晩考えたら、知恵熱が出て、心配した母親は次の日、学校を休ませた。]
(103) 2016/04/10(Sun) 08時半頃
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[息子の様子がおかしいことに気付いた両親は、幼い自分に声を掛け、自分も思い切って聞いてみた。
"オカマ"が「男なのに女になった人」の事だと知れば、ハッとした。でも、それと同時に、不思議と納得したのだ。自分は、他の男の子とは"違う"と。 ヒーローごっこより、おままごと。虫を取りに行くより、お人形遊びの方が楽しかった。女の子と遊ぶ方が楽しかった。男女の違いは理解していた上で、いつか自分は体も女の子になるんだと、ぼんやり考えていた位だ。
幼い頃のキングの言葉をきっかけに、自分は、男の子だけど女の子、即ちオカマなのだと、子供ながらに納得してしまったのだ。]
(104) 2016/04/10(Sun) 08時半頃
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[それからも、幼いキングは懲りずにオカマ~と言ってきた。納得はしたけれど、毎日のように言われるのは、面白くないのであった。
しかし、ある時ふと思った。 二人目の姉が言っていたのだ。"好きな子程イジメたくなる"と。 幼い真央は、彼は自分の事が好きでやっているのだと勝手に解釈して、]
こどもっぽいわっ。
[と姉が言っていた言葉を真似してみた。 (勝手に)好かれていると思えば悪い気はしない。むしろとっても嬉しくて、思わず微笑めば、さっきまでの嫌な気持ちはいつの間にか、消えていた。]
(105) 2016/04/10(Sun) 08時半頃
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[自分は「オカマ」だと自負しているが、その呼び名が美しくなくて、己は「オネエ」なのだと思い直していた頃。
キングが、「マオネエ」とアダ名を付けて呼んだ時は、上手いものだと関心したのを覚えている**]
(106) 2016/04/10(Sun) 08時半頃
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/* 私のメモがすごいことにw
(-74) 2016/04/10(Sun) 09時頃
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(鳴らしたっていいのに。変なよりちゃん)
[着物でいることの多い彼女の草履の音>>89は、もはや自分の生活の一部のようなものだったから、鳴らさないよう意識を向ける彼女にくすりと笑みをこぼした。
神社が近付くにつれ、段々と提灯の灯が点っていく。 駅から離れてしまえば、そこはもう閑散とした商店街の通りで、さらに先には鬱蒼とした雑木林が道の片側からはみ出すような田舎道に続いてたりもして。 屋台や家々の明かりがなければ少々おどろおどろしい雰囲気すらあった。
にも拘らず、こどもたちはいつの時代も無邪気なものだ。 きゃあきゃあと甲高い声を上げながら、楽しそうに走り抜けていく。
ちら、と目をやったのは「満天寺商店」の看板。未だ店を畳まずに不況と闘う旧友の姿を思いだし、思わず眉を垂れた。
…そういえば昔。 衣子にちょっかい出してきたとき大喧嘩した気がする。 渦中の彼女は知らない話だけど、あの一件で彼とはぐっと仲良くなれたような。気がする…けど、記憶違いだろうか。]
(107) 2016/04/10(Sun) 09時半頃
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/* 新しく来た人メモ。 引っ込み思案の高峰と、 バンドウーマンの菜子と、 医大に通う睦月。
医者志望のイケメン睦月が、狙い目かしらっ。(^q^)ジュルリ でも正直な話、真央ちゃん友達は友達としか見れないから、男でも女でも好きにならないと行動に移さないかも。(真央ちゃん厄介な子w)
初めて意識したのがキングかしら。 えっ、じゃ初恋は元いじめっ子キング??やぁだっ(/ω\*)
(-75) 2016/04/10(Sun) 09時半頃
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/*>>89 身バレしている…。
(-76) 2016/04/10(Sun) 09時半頃
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[思い出があやふやになっている自分に、まだそんな歳じゃないでしょと軽く凹みつつ。 此方が口にした言葉に表情を曇らせる幼馴染みには内心焦りながら。 それでも彼女の「いつか、また」という言葉が聞こえてくれば、同じように前を向いて、そうだね、と返した。
冗談はなかなかに受けてもらえたようで、ころころと笑うその表情に笑みを深める。>>91]
お世辞じゃないんだけどなー
[と、断りをいれておいて。噂もたたないという彼女の仕返しには目を瞬いた。]
…それはそれで 問題ではありませんか、衣子さん?
[大事なご近所さんであり、幼馴染みであり、この町の町長さんのご息女である彼女を預かる身(昔から何となくある使命感といっていいだろう)としては、そこのとことても心配なのであった。 もし自分の影がつきまとうせいで、彼女に男ができないなんてことがあれば大問題である。]
(…そろそろおれもよりちゃん離れしなきゃね)
[良い機会だから、この滞在の間それとなく聞き出してみよう。 そんなことを考えながら。]
(108) 2016/04/10(Sun) 09時半頃
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[男の心配をしていたからか、ふいに彼女の口からこぼれる「黒峰」という言葉にどきりとした。>>92]
あ あー、日向? 来られるんだ、よかった
[名字で呼ばれると一瞬誰だかわからなくて、顔が浮かんでくるのに時間がかかったものの、一致すればすぐに破顔して当の人物の帰省を喜んだ。
久々にふたりきり、と言うのもあるけれど、やっぱり衣子とともにいるのは楽しくて。ずいぶん時間がかかった気がするが、漸く神社近くの開けたところまで来たら]
よりちゃん、林檎飴 たべよっか
[全員集まるまできっともう少しかかるだろう。 賑やかな屋台の列を指差し、提案する。]
先行っててもいいからね
[それだけ告げると、夜店の並ぶひとごみのなかへ。**]
(109) 2016/04/10(Sun) 10時頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 10時頃
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/* 今更だけど。キヌって草履>>89なんだね。 確かに着物だから草履じゃなきゃおかしいんだけど……
でも、芳町って下駄じゃない?
(-77) 2016/04/10(Sun) 10時頃
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[いつのことだったか。 小学生の頃までは特に気にしてなかった気がする。
確か授業で『鹿』という漢字を習った辺り。
――鹿住は鹿だから、人間じゃなくて動物だな。
今思えば。 いや、当時としても大したこと無いからかい文句。 気にする私がどうかしてた。
それでも。 鹿住という漢字は、どちらかというと男性に使われる名前だと。 同時期に知ったのも相まって。]
――これからは苗字で呼んでほしい。
[そう告げたのは、きっと私の弱さ。**]
(110) 2016/04/10(Sun) 10時頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 10時半頃
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[日も暮れかけた頃。 提灯の仄かな明かりがぽつぽつ 辺りをぼんやりと照らす。
段々と神社へ向かう人の数も増え そんな人々を眺めようと 店の外に折り畳みチェアを取り出し 悠々と早めの晩酌。]
[人々の波の中に見知った姿を見て>>89>>107 ひゅーっと唇を鳴らす。]
ようよう、お二方。 相も変わらず仲睦まじいこった。
[締まりのない笑顔を向けて、そんな風にからかった。 今でこそ、当たり前の光景と微笑ましい気持ちで 見れるが、あの時は決してそんな気持ち穏やかでは いられなかった。]
(111) 2016/04/10(Sun) 10時半頃
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─あの時─
なあなあ、えーじ。 お前とキヌって出来てるの? [高校生になったひとつ下の衣子が、急に大人っぽくなったので、随分と執心していた気がする。 そんな時は決まって間に詠司が入ってくるのだった。]
[問いかけは探りを入れてるつもり。 出来てないと言えば、身を引けと言っただろうが。 確か相手は答えをはぐらかしたのだった気がする。]
キヌって可愛いよなー。初心な感じが マジ可愛い。
[相手が掴みかかったのはその後の自分の心ない 一言だったと思う。]
[その後いろいろ、いろいろあったけれど彼の応援をするようになったのは思いの外進展のない二人に同情すら覚えたから。]
(112) 2016/04/10(Sun) 10時半頃
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/*日曜でもログ伸びないね。みんな忙しいんかしら。
(-78) 2016/04/10(Sun) 13時半頃
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― 数時間前・列車内 ―
[列車に揺られている最中、携帯電話を見ると、いくつかメールが届いていた。
メルマガのほかに、旧友からの来られないという連絡が、いくつか]
結構、来られない人いるんだ……。
[残念に思いつつ、ぽちぽちと返事を入力する]
(113) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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To 加瀬 玲奈 from 南 菜子 subject 無題 --------------------------- 留学するって言ってたもんね 来られないのは仕方ないよ むしろ、ダンス頑張って 応援してます また、会いましょう
(114) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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To 木原 麻里衣 from 南 菜子 subject 無題 --------------------------- 麻里衣、美大に行ったんだね 個展なんて、すごい いつやるの?都合合ったら行きたいな また会えるのを楽しみにしてる
(115) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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To 壽 壮摩 from 南 菜子 subject 無題 --------------------------- 壮摩、来られないのか。残念 会いたかったな
長期休暇で会えたらいいね
(116) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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To 沢田 ヒロミ from 南 菜子 subject 無題 --------------------------- 病気?大丈夫? 心配だな。ゆっくり休んでね
タバコの吸い過ぎには気を付けて
(117) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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[愛想のない短文のメール。 メールは苦手だ。文字だけだと自分の気持ちを完全に伝えることなど、できない。
皆は幼馴染だから、そこらへんの…の不器用さも分かっているはずで、他の人よりもいくらか居心地は良いのだが]
……サガネは、入院してるんだよね。
[…が都会へ行くのを決意した時からすでに、地元の病院で入院していた彼。 神社からほど近い病院。運が良ければ窓から姿が見えるだろうか。
思いを馳せ、勢いよく流れる車窓の外を眺めた*]
(118) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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[たたん、たたん、と揺れる車内。車窓から見える景色は段々に田舎じみたものへと変わって行く。 一年ぶりだ。
懐かしさを覚える景色に、口元を綻ばせたところで、ポケットの中に振動を感じた。取り出したスマホの画面は、メッセージの受信を知らせて来る。
──本当に、帰って来ないの、と。]
…帰れないさ。まだ。
[数年前、まるで家出のようにして飛び出した実家には、勘当こそされていないがまだ帰る気にはなれない。あの時の、母の眼差しを、忘れられないから。 出奔して久しい兄にも、度々優しい言葉を送り届けてくれる妹に、帰らないよ、と、たった一言を返して画面を暗くした。]
(119) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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― 病院前 ―
………
[神社へ行く途中。 立ち寄ったのは病室のとある窓の前。>>@22 入院しているらしい、とは風の便りで聞いていた。]
(こういうとき。なんて声かけていいのかわからないな)
[きっと私が何か言わなくても。 彼は頑張っているに違いないのだ。 それでもやっぱり。 贈る言葉は一つしか思いつかなくて。]
(がんばってサガネ君。)
[見上げれば窓に映る人影。 彼かどうかは分からない。 それでもぱくぱく、口を動かすと。音のないエールを窓に向けて。*]
(120) 2016/04/10(Sun) 18時頃
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― 神社へ ―
[下駄と浴衣によって普段より小さくなった歩幅で、神社への道を進む。
ドラマーという職業柄(まだそれだけでは食べていけてないけど)、大股開きすることが多く、パンツスタイルが主なので、これだけ遅々と歩くと気持ちが急いてしまう。
下駄になれていない…が履いているのは駒下駄ではなく、デパートでも変えるような右近のタイプ。底にスポンジが貼ってあるから歩きやすいが、カランコロンという風情ある音はしない]
あれ。
[前方に、見覚えのある後姿。>>120 病院前で窓を見上げた後、また歩みを進めている。 すっきりと切られたヘアースタイルは、間違いなく、旧友の姿で]
(121) 2016/04/10(Sun) 18時半頃
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……高峰?
[少し迷ったが、彼女の名を呼んだ。 浴衣の裾が乱れないよう急ぎ足で、高峰に追いつく]
[隣に並んで窓を見上げると、人影。 高峰も、サガネを気にかけていたのかもしれない。 …はじっと窓を見上げて、とっさに何かを言うこともできず、そっと目を伏せた]
(122) 2016/04/10(Sun) 18時半頃
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[唯一、…が苗字で呼ぶ相手。高峰鹿住]
――鹿住って、動物みたいな名前。
[幼い頃、…が悪気なく口にしてしまった言葉。 それを受けた男子が調子に乗って、『人間じゃなくて動物だ!』と囃し立てた。
もし本人が、泣いて嫌がるようなことがあれば。…もすぐに自分の発言の面目なさに気付けたものの。
高峰は言い返すでもなく、黙っていて。 しばらくしてから、『これからは苗字で呼んでほしい』と言われて。>>110
ようやく、もしかしたら私のせいで、と勘付いたものの、時すでに遅し。謝れるほど、器用じゃなかった]
(123) 2016/04/10(Sun) 18時半頃
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[本当は、高峰の名前が羨ましかったのかもしれない。 口も悪くて、サバサバとした性格の…だが、名前は菜子。「なこ」と読み間違われるのは慣れっこだが、あまりに可愛らしい字面。 『鹿住』というボーイッシュな字面に、知らず知らず、深層心理では憧れていたのかもしれなかった]
久しぶりだね。 高峰は浴衣、着ないの?
[せっかくのお祭りなんだから、着ればいいのに。そう思って何気なく口にした言葉。 聞く人が聞いたら、少し馬鹿にしているともとられてしまいそうな、歯に衣着せぬその口調は、この町で過ごしていた頃から変わっていないものだ。 高峰の反応はどうだろう*]
(124) 2016/04/10(Sun) 18時半頃
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/*オレからの恋愛縁故という不名誉はきっと女の子皆で分け合った方がいい…! 1珠洲羽 2衣子 3鹿住 4菜子
元カノ2 片思い2 初恋トト[[who]]
(-79) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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/*昨日の流れで衣子は無理w やっぱり縁故は自分で考えろということですね…。 (やっぱりダミーを引いてしまう私…
(-80) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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にゃ、にゃにゃにゃにゃこちゃん!? じゃなくて菜子ちゃん!
[背中に駆けられた声。>>122 どんな言い間違いだ。内心でつっこみつつ。]
ひ、久しぶり…去年ぶり、だね。
[どうしてここに? 口を開きかけて、直ぐに愚問だと気付く。 彼女もお祭りに来たのだろうし。 その際、サガネくんのことが気になったのかもしれない。
“――鹿住って、動物みたいな名前。”]
………
[彼女に会えてうれしい。 同時にきゅうと胸を締め付けるのは過去の悔恨。]
(125) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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[菜子ちゃんはきっと何とも思ってなかったのに。 勝手に傷ついて、当てつけのように、苗字で呼んでほしいと頼んでしまった私の無神経さを思い出す。]
わ、私? 私が着ても、その…
ほら、私ドジだから。 袖にたこ焼きのソースつけたり、下駄の鼻緒が切れたり、穿きなれてないいから足を痛めたり。 と、とにかく碌なこと、しないからっ、ね!
[ハイネックセーターにスキニーパンツ。 自身のお祭りというには華やかさにかけた格好を見下ろして。
ぐっと両手を握りしめ。 無駄な力説を捲し立てた。
…――私が着ても似合わない。 つい卑屈になってしまうので、慌てて別の言葉を探したけれど。 こんな私の性格も、彼女にとっては今更かもしれない。 久しぶりに会ったけど、さっぱりとした気質は変わらないままだ。]
(126) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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菜子ちゃんは、とても似合ってる。 肌白いから、黒と桃が映えるね。
[零れ落ちたのは本心。 昔からさらりと揺れる綺麗な黒髪は、ひそかに憧れだった。]
(い、いいなぁ…)
[可愛らしい名前も、外見も。 物怖じしない性格も。私にはないないものばかり。]
………
[からかわれるのが嫌なら、努力すればよかったのに。 髪を伸ばして、可愛いスカートを履いて。
男女が無理してるって。女装みたいだって。 また馬鹿にされることが怖かった。* ]
(127) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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/* あ。高峰、かわいい。
(-81) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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[ふたりに会う少し前だったか。 尻ポケットに入れていた携帯を見てみると 懐かしい人間からのメールが並んでいる。]
おぉ…。 皆律儀だな、約束してるってワケでもねーのに。
[そう言って、返事を書こうと指を滑らせる。]
(128) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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To 玲奈 from 満天寺 大王 subject Re:無題 --------------------------- 英語喋るとかマジスペックたけーな。 来年は親善大使な!! 頑張れよ。
(129) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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To 麻里衣>>@7 from 満天寺 大王 subject Re:無題 --------------------------- 昔からそういうの作るの好きだったもんなー。 来年といわず、夏にも帰ってこいっ!!
(130) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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To 壮摩>>@17 from 満天寺 大王 subject Re:無題 --------------------------- よーっす、久しぶり。 キャンバスライフ満喫してる? 今度帰ってきたときは都会のJDの話 してくれよな。
(131) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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─とある昼下がり─
[店番をさぼろうと思っていたワケでは決してなく 昼間の方が検査やなんやらがないというので 平日の真昼間に訪れたのはサガネが入院している病院。]
体の具合は大丈夫か? これ、メロン。
……治ったら、また飲もうぜ。 紫陽花見ながら飲むのも乙だぜ…?
[窓から見える神社を一瞥して 店で仕入れた酒とメロンを置いてしばらく 他愛のない会話をしたりする。]
[満開になった桜を、また彼はこの病室から 眺めるのだろうか。]
(132) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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にゃにゃ……?
[突然声をかけたから、高峰はすごく驚いたようで、可愛らしい言い間違いをした>>125]
どうも、にゃこでーす。
[からかい半分でそう名乗り、くすくすと笑った。
何か必死になって浴衣を着ない理由を力説されて。>>126 あ、しまった、またやってしまったかなと思ったのもつかの間、口はすでに次の言葉を発していた]
高峰ってそんなにドジだっけ? あーでも。タッパあるから市販のだとサイズ難しいかもね。 私のもちょっと短いし。
[ほら、と裾から半分ほどはみ出たくるぶしを指さす。 足の爪には深い赤色のペディキュアが塗ってあり、傾きかけた日差しを浴びてきらきらと光っている]
(133) 2016/04/10(Sun) 19時半頃
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[相変わらず、後ろ向きな高峰。 そんなにスタイル良いんだから、もっと自信もっていいのにな、と思う]
そ?ありがと。>>127
[高校まで真っ黒だった髪を、上京してから毛先だけピンクに染めた。 帰郷したら「不良だ!」なんて言われるかと思ったが、まあ詠司のおかげで、町民は奇抜な髪色には慣れているだろうと踏んだ。 実際去年も何も言われず。こうして褒められれば、素直に笑んで礼を言った]
私は高峰のショートヘアも好きだけどな……あ。
[ぐう、と腹の虫が鳴った。 そう言えば、起きてから何も食べてない]
あー、高峰と話してたらお腹空いた。 たこ焼き食べたい。りんご飴も。イカ焼きも食べたい。
[はやく行こー、と高峰の腕を掴み、急いで神社へ向かいたい*]
(134) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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[大げさなリアクション>>101に、くすりと笑う。見ていると元気が出るようで、心が温かくなる。]
美味しそう、って……食べちゃ、ダメ、よ?真央さんと、手を繋げなくなってしまう、もの。
[少しからかうように首を傾げて、また手をしっかりと握りなおす。 神社に近づくにつれて聞こえてくる音や空気に、心は踊るばかりだ。]
ええ、本当に……昔に、戻ったみたい。 町を出たみんなとも、こうして会えて、嬉しいわ。 ……来られないひと、が、いるの……?
[全然知らない、と首を振る。 携帯電話などという近代的なものは持っていないし、父はあまり外に出た人たちの話を聞かせてはくれないのだ。……おそらくは、羨ましいと思わせないために。 来られない友人たちの話を聞きながら、皆前に進んでいるのだなあと嬉しく思う。同時に我が身を振り返って感じる痛みを隠すのも、もう慣れたものだ。]
少し、寂しい、けれど。皆がんばっているなら何より、ね。
(135) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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サガネさん、はどうしている、かしら……?
[入院している、と聞いていた友人の名前を挙げる。 彼も今年のお祭りに参加することは難しいだろうか。 そう考えていたところで、空を飛ぶ紙飛行機が目に入った。>>@22 確証はないけれど、入院中の彼の想いが乗っているみたいに思えて。繋いだ手を、そっと揺らした。*]
(136) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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/* 他の人ともエンカしたい、し、したいだろうなあと思いつつ、一緒に行動してるとタイミング難しいねえ……気を遣わせていたら申し訳ないなあ。そろそろ適当に出会わせてもらっちゃおう~
(-82) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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うぅ… 勘弁してつかぁさい…
[言い間違いをくすりと笑われれば、顔をほんのり朱色に染めて。>>133 ドジというか要領が悪いのかな。 そんなことを思ったけど、わざわざネガティブな話題を続ける必要もないと、思うだけでとどめる。]
な、菜子ちゃん… なんだか、えっちだね…
[裾からちらりと見える肢と艶やめいた紅に なんだかちょっとどきどきしながら。 いらんこと言ったぁぁ! 後悔したのはその直後。
大学の人達には、言いたいことが言えなくて後悔する分。 気心の知れた幼馴染には時々、うっかり本音を零してしまうけど。 それでまた別の後悔するあたり、私って本当に…控えめに言って、馬鹿かなって。]
(137) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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[ショートヘアも好き。>>134 私が勝手にそう思っているだけかもしれないけど。 菜子ちゃんはお世辞とかそう言うの、あんまり言わないタイプだから。 だからこそ、何だか嬉しかった。
……本当はこういう時こそ「ありがとう」って うっかり本音を零せたら、いいのにな。 自分相手にすら他力本願ってどうなんだ?わたし。
菜子ちゃんの素直なありがとうが、とっても眩かった。]
わ、私も食べたい! あっ半分こ!菜子ちゃん半分こしよう! [話題は移り変わり。 これならいろんな種類が食べられると、眸を輝かせ。 手をひかれるまま。 菜子ちゃん、下駄で転んじゃわないかなとハラハラしつつ。
二人で一年ぶりの神社へと。**]
(138) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 20時頃
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あ、そういや俺哲也と約束してたかも。
[詠司と衣子にからかい含んだ挨拶をしてから 急に思い出すと いつ頃交わした約束だったか、いっけね、と 呟きながらメールを確認する。]
あー、やっぱそうだわー。 ちょっくら迎え行ってくるー。 じゃな、ご両人。
[そう言ってから詠司の肩を叩くと 彼にだけ聞こえるように]
既成事実……期待age
[とエールを送ってから二人乗りのバイクに跨った*]
(139) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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/*確信が持てないので私の思い違いならお節介ゴメンなさい土下座。
(-83) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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─だいぶ前のメール─
To 哲也 from 満天寺 大王 subject まつりー --------------------------- なー、今年も来るだろ? 俺んち泊まっていけよー。 駅に迎えに行くからさー。 ××時な、命令!
じゃ、楽しみにしてる~!
(140) 2016/04/10(Sun) 20時頃
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高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 20時半頃
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えっち……?かな?
[あまりにウブな高峰の言葉に、目を丸くする。>>137 高峰、同い年だよな?同級生だし、と逡巡してしまう。
ダメ男に転がり込まれるように同棲、財布と化している…と、えっちだねと顔を赤らめる高峰は。 恐らく、全く別の次元で生きている。
浴衣でえっちって、とりようによってははしたないよな、と思い、伸ばしていた脚をひっこめて、裾を直した]
半分こ?いいよ。
[きらきらと目を輝かせる高峰に、先ほどまでの哀愁もどこへやら、安堵する。
半分こ。食べ物を共有するって、信頼してないとできない。嬉しさに、歩調はますます速くなり。 少しつまづきかけて、高峰の腕に助けられたのは、ここだけの話]
(141) 2016/04/10(Sun) 21時頃
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― 神社 ―
[神社に到着した。 既に大勢の人でにぎわっており、はぐれないようにと、高峰の腕を掴む手に、無意識に力が入った]
まずは、甘いもの食べたいな。りんご飴。
[家族や友人にはおかしいと言われるけど、食事の前に甘いものを食べるのが癖だ。 甘いものを食べた後に食事を食べると、引き立って美味しい気がする。 デザートという文化がある当たり(勿論…もデザートは別腹であるが)、普通の人は逆らしいけど。
りんご飴の屋台を探すと、詠司とキヌを発見する>>109]
(142) 2016/04/10(Sun) 21時頃
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キヌ、詠司!
[きゅ、と高峰を掴んでいた手を離し、二人に近寄る。 話した時に、ようやく随分強く掴んでいたと気が付いた]
久しぶり。キヌ、お手紙ありがとう。
[今は持っていないけれど、鞄の中に入れてこの町にも持って来たキヌの手紙。 すさんだ日々で、丁寧なキヌの文字に励まされた。 そして、返事を出さずにごめんと、言外に付け加えて*]
(143) 2016/04/10(Sun) 21時頃
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― 小四の記憶 ―
[神様のお話しはいたるところで聞けた。 なにせ両親が、子どもが言うことを聞かないときの常套句として頻繁に口にしていたのだもの。]
「そんな悪い子は、桜の神様に連れてかれちゃうんだからね!」
[って。 だから、満天寺の言うことは>>78とても共感できた。 流石に本当にそんな目に遭うなんて、その時は思いもよらなかったし。
事件にあってからは、両親は桜の神様の話をしなくなった。それは、事件のことを忘れさせようとする努力からか、そう口にしてしまうとまた自分がいなくなってしまいそうな気がしたからか。 どちらもあるように思える。]
(144) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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[髪が白くなって、大人からはとても慰められた。 かわいそうに。怖かったでしょ。 その憐憫の情たっぷりの顔の中に、うっすらと興味の色を見出したのは、思春期を迎えたころだったか。
染めようか、とも考えた。 でも、めんどくさいし金かかるし。 これはこれで、自分らしくていいやなんて、 本気で思えたのはつい最近になってからだけど。
かっけぇーって。 本心から言ってくれた君に、とても救われたってこと、 多分…言ってない。]
(そんなキングのがかっけぇよ)
[直接そう伝えられるのは、いつのことだろ。**]
(145) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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― そんな満天寺酒店前にて>>111>>112 ―
[ひゅーう、と聞きなれた口笛に眉を顰めて、音のした方を見遣れば酒店の前にその人物はいた。 スウェットにヒョウ柄のパーカーという出で立ちは、どう見てもこの町には異色で。意地でも染まらないこの非常に尖った感じが、好きだったりもするのだけど。]
キング、ただいま
[仲睦まじい等のいじりはもう耳タコだから、敢えて拾わずにスルーを決め込む。
…ああほら。 ぼんやり思い浮かべてたとこにご本人様登場しちゃったから。 はっきり思い出しちゃったじゃないか。]
(146) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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『衣子さん。歩くときに大きな音を立てては、子供のようですよ』
[母にそう窘められたのは幼き頃のことだった。 その時は叱られたと思って塞いでしまって、その言葉がずっと心に残ったままだった。
中学から高校に上がった頃だっただろうか。 男女が混じりあっていたグループが、稀に自然と同性だけで集まることが増え始めたのは。
皆が同じような体格だったはずなのに。 自身の身体は曲線が目立つようになり、登下校を共にする詠司の視線も、並んでいたはずだったのに見上げるようになった。 女同士のひそやかな密談。 男性の輪に入ろうとすれば、やんわりと交わされる場面が増えていく。
その時期に、詠司が満天寺の倅と喧嘩をしたと頬を腫らして帰ったことがあったのは記憶に未だ残っている。>>107>>112]
(147) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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[閑話休題、母の言いつけが『女性としての作法』だったということに気づいたのは、それからもう少しだけ、後のこと。
お世辞じゃないというその言葉までが社交辞令と、受け止めて、そうですか?とくすくすと喉を揺らす。>>108 たとえ本音でなくとも、褒め言葉には変わりなく表情を綻ばせてしまう。 驚く詠司につられるようにぱち、と瞬いて]
問題……、なのでしょうか?
[確かに同じ年頃の菜子や玲奈は、お付き合いしている男性が居るという。 だが、同じ町に残る珠洲羽は、そのような話を聞いたことがない気がした。 危機感が理解出来ずに首を傾げるけれど、先を急ぐようなものでもない気がしてしまう。 日向、と言い換える詠司に少しだけ、違和感が見えたのは気のせいだろうか。>>109 そのことを口にする前に屋台へと話が向けば、そのことには触れられず。]
(148) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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ええ。りんご飴と、いちご飴もあれば一つ。 分けてくださいませね。
[人の群れの中では、自身が共にいては詠司も行動しにくいだろうと、思ってのこと。 屋台へと向かう詠司を見送ろうとしたなら、どこからか聞こえる口笛と、聞き覚えのある声に>>111、あたりを見回した。
声の主はすぐ見つかった。見慣れた酒店の店前に、お祭り用のパラソルと提灯が飾られている。その下には冷やした飲料水達を浮かべたプールと、その売り物の一つで早めの晩酌を始めている派手な様相の店主が、笑を含ませてこちらを見ていた。]
こんばんは、大王さん。 お早い晩酌ですね。
[揶揄を浮かばせる大王に、くすりと仕返しのからかいを一つを向けて、大王の元へと歩みを寄せる。 彼が、迎えの連絡に気づくまでの間、少しばかり言葉を交わしただろうか。*]
(149) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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朱桜 キヌは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 21時半頃
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― あの時>>112 ―
出来 …え?
[高校生になった衣子のことを、満天寺がえらく気に留めていたのは知ってた。勉強教えてやるよとか、美味しい店知ってるとか、隣町におもしろいもん見つけた、とか。 事あるごとにちょっかいかけるから、使命感に燃えた自分はいつも間に割って入った。
大事なお花を守るみたいな、そんな気持ちで。
常ならぶうぶう口を尖らせて手を引くのに。今日の奴はそこで引き下がらずに、とんでもない質問を投げかけてきた。 最初はなんのことを言ってるのかわからなかったけれど、段々理解が追い付いてくると、頭が、目の前が、すごく熱くなって]
さあ そんなの、しらないよ
[と、はっきりとした答えを出さずに返した。 それで終わってくれればよかったのに、奴が]
「キヌって可愛いよなー。初心な感じが」
[なんて言うから。]
(150) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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[すずはがクスリと笑うと>>135その周りに花が咲く様だ。]
もうっ、すずはってば可愛い!本当に食べちゃうわよっ!もうウチの妹になっちゃいなさいよぉっ
[彼女は小首を傾げて、手を握り返してきた。その様子にもノックアウトされた。 同い年だけれど、いつでも妹として向い入れ準備はできいると思える位に、すずはが大好きだ。見た目だけではない。心根がとてもすなおで優しくて、とっても可愛い。
来られない人の話になれば、少し真面目な顔をして]
そうね、皆がんばってる。…眩しいわよねぇ。
[自分を省みると、ちょっとおセンチな気持ちになっちゃうので、直ぐにうふふと笑って見せた。]
(151) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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[サガネが入院していると聞けば、驚き]
また入院してるの?…昔っからからだ弱かったわよね。 でも、サガネなら大丈夫よ。あの子は強い子だからっ
[高く飛ぶ紙飛行機をサガネと重ねて見ていた。勿論、彼が折ったものとは知らないが。]
(152) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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[神社の側。祭囃子が聞こえてくれば。美味しそうな匂いもしてきた。]
来たわね~!やっぱここに来ると帰って来たぁってカンジがするわっ たこ焼きとか、焼きそばとか、りんご飴とか、金魚すくいとか、…もうっいっぱい食べましょうね!今日の為に、ダイエットしてきたんだからっ! すずはは、何が好き?
[楽しい事はとことんな性格だから、一瞬彼女を置いていったりしなか気になって、くびを傾げ聞いてみた。
他に誰か来ている人は居ないか、見てみれば]
…あらっ?あれって、日向じゃない?
[人違いでも構わない。間違えたら謝ればいいだろうと、大きな声で読んでみた。]
ひーなーたーん!!そこのカッコイイお兄さぁ~ん!!
[さて、どうだったろう*]
(153) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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[己の中で、「衣子」という存在は、決して侵してはいけない聖域…みたいなものだったんだと思う。 「初心」という単語に込められた満天寺の想いが、とても下世話な色を持っているような気がして―――気付けば拳が飛び出ていた。
そんな目で衣子を見るな!
それだけ叫んだ後は、ただ、もう、乱闘騒ぎで。 周りにいた日向やヒロミが止めに入ってくれるまで、二人殴り合ってたと思う。
お返しにもらった奴の右ストレートは、見事に自身の左頬を腫らし、しこたま教師と両親に叱られた。
その後、気まずさは簡単には拭えなかったけど、もともと奴のことが嫌いだったわけではないし、なんだかとても応援されるようになったから、自然とその時のことは笑い話になっていったのだった。**]
(154) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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―神社への道中―
[夕焼け空を滑空する白い紙飛行機に気づいたのはどちらが先だったろうか。 風を切って真っ直ぐ飛んでいく姿に、惹かれるように走り出した。]
あはは!トトってば顔真っ赤!
[息を切らしているのは自分も同じで、お互い指差しあって笑った。 そんな中不意に、幼い頃同じように笑いあったサガネのことを思い出す。 彼は今入院しているのだと聞いた。]
明日さ、サガネのお見舞い行かない? お祭りのお土産持って!
[トトの返事も待たずに、また走り出す。 毎年二人で出店の射的に挑戦しているから、きっとサガネのもとにはぬいぐるみを一つ、届けられるだろう。]
(155) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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―神社―
[二人で協力して、ウサギのぬいぐるみを手に入れた頃だろうか、神社の入り口の方から大きな声が聞こえた。>>153]
この声、マオだ! ひなたんってことはヒナタだね。行こ!
[はぐれないようにトトの手を握ると、人ごみの間を縫うように通り抜けて、声の聞こえた方へ。]
(156) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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[実家に隣接するのは親の営む病院。 友達が入院している>>@22と聞けば見舞いに病室を訪れる。]
やぁ、久しぶりだね。 ちゃんと養生してるか様子みにきた。
[病室にいるサガネに声を掛ける。 ふと、見えるのは見舞いの品らしきメロン。>>132]
立派なメロンだね。
[離れているから、見舞いに来る誰かがいることに安堵して 窓から見える神社と桜へと視線を移し]
来年は一緒にさくら祭りにいこう。
[そんな言葉を掛けて、病室を後にする。]
(157) 2016/04/10(Sun) 22時頃
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― 現在:屋台のある場所 ―
おっとそうだ 苺?もだったね おおせのままにー お姫様
[彼女の要望を思い出せば、満天寺への挨拶もそこそこに(どうせすぐ神社で会うことになるだろうしと)屋台の方へ歩き出そうとした。すると奴も約束とやらを思い出したらしく。>>139]
哲ちゃん? あー……まだ帰んないだね
[他人の事情に顔を突っ込むタイプではないので、詳しくは知らないけど。そのうち、話してくれたらいいなーなんて、今は呑気に構えてる。]
いってらっしゃい またあとで… ん?
[ぽんと叩かれた肩にぱち、と目を瞬く。そっと落とされた囁きは耳から入って、全身から力を抜いていった。思わずため息も零れるというものだ。]
んなもん ないから はよいけ
[バイクに跨る満天寺の尻にローキックをお見舞いして。 いこっか、と改めて衣子に向き直った。*]
(158) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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[すずははどうしただろうか。日向は人違いだっただろうか。 そちらに気を取られていると、この喧騒の中でもきこえてくる小さな足音が2つ。音のする方を見れば]
コウヤ!トウヤ!やぁだ!…ちょっとおっきくなってるぅ~!
[こちらに向かってるであろう2人を、両手を広げて抱きしめただろう。1年会わないと、成長が目に見えるようで嬉しい。でも、まだまだ自分よりは小さいので、可愛い弟達のようだ*]
2016/04/10(Sun) 22時半頃
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[高校大学と自己紹介で「苗字で呼んでください」とやらかした女。 あっという間に遠巻きに見られるようになった身には、友人関係すら儘ならず。 男女交際なんてとんでもなかった。
目の前の友人がヒモ男と同棲生活、なんて聞けば。 真っ赤になって金魚のように「酸素、ぷりーず、酸素!」と口をぱくつかせたかもしれない。 綺麗なおみ足はきちんと隠されてしまって、そこは少しだけ残念に思う。>>141
菜子ちゃんやわらかいなぁ。いい匂いだな~。 女子力ってすごいなぁ。 そんなことを考えているうちに、神社が見えてきた。]
キヌちゃん… ひ、ひ久しぶり。
[えへと、ぎこちなくも笑みを浮かべて。 彼女から届いた手紙。 まだここに来る資格があるのだと、後押ししてくれたようでうれしかった。 相変わらずきちんとお礼を言う菜子ちゃんは偉いなぁと感心して。]
(159) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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………??
[先客二人を見比べると、はてと首を傾げて。 隣の菜子に耳打ちを一つ。]
二人とも、昔から仲良かったけど… 一緒にお祭り来てるってことは。 お、おおおお付き合いとか、しちゃってるのかな? どう思う菜子ちゃん!
[これは恋バナってやつだ!と。 ふんと鼻息を一つ。
最後の方はちょっと興奮気味だったから キヌちゃんと詠司くんの耳にも届いていたかもしれない。*]
(160) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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|
[すずははどうしただろうか。日向は人違いだっただろうか。 そちらに気を取られていると、この喧騒の中でもきこえてくる小さな足音が2つ。音のする方を見れば>>156]
コウヤ!トウヤ!やぁだ!…ちょっとおっきくなってるぅ~!
[こちらに向かってるであろう2人を、両手を広げて抱きしめただろう。1年会わないと、成長が目に見えるようで嬉しい。でも、まだまだ自分よりは小さいので、可愛い弟達のようだ*]
(161) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
|
高峰 カズミは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 22時半頃
|
― 飴屋の屋台前 ―
おあ?
[結局二人で屋台前までやってくれば、聞き覚えのある声に名前を呼ばれた。>>143振り返ればそこには菜子と高峰の姿。 懐かしい面々に目を細めつつ、二人して衣子へ手紙の礼を言うのを聞いたら]
相変わらずまめだね よりちゃん
[と、自分には到底真似できないと眉を下げて笑った。 高峰のぎこちない笑みには、こっちも相変わらず、と噴き出しておきつつ。>>159]
そういや菜子、まだ別れてないの
[あのヒモ男クンと。
疑問形にしなかったのは何となく想像ついたから。 何故知ってるかと言われれば、バイトで入ったライブハウスの音響で、たまたま彼女と、そしてカレシくんのバンドがライブをしていたことがきっかけだ。
ライブ後の打ち上げで、菜子にそれとなく聞いてみたところ、ビンゴだった…という話。*]
(162) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
……いもう、と?うーん、考えて、おくわ。
[>>151完全に好意からきた発言だというのは、わかっているつもりだけれど。妹じゃ嫌だなあ、なんて言えない想いを閉じ込めて笑う。]
[しばらくそんな調子で歩き、やがて神社が見えてきた。 毎年のこととはいえ、お祭りの景色はきらきらと輝いて見える。 何が好きかと問われれば。>>153]
まずは、たこ焼き、かしら?甘いものは後で、ね。
[盛り上がっていても、気遣いを忘れない温かさを嬉しく思っていると、どうやら顔馴染みを見つけたらしい。 ひなたん、と大声で呼びかける方向へ目をやった。確かに見覚えのある姿が見えるようだ。]
(163) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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|
/* マオくんありがとうございます、拾います そしてこの独り言が発言の続きの邪魔をしていたらすみません!
(-84) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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わー!マオだー!!
[二人揃って大きな腕で抱きしめられれば>>161、けらけらと笑った。 会うたびにこうして兄のように姉のように可愛がってもらうのはくすぐったいけれどとても嬉しいもので、お返しとばかりにぎゅうと抱きついた。]
へへ、久しぶりだね! でも、ぼくもトトもそろそろ伸びないかもなー。
[縮まない身長差は昔から当たり前のようにあったものだから気にしたことはない。見上げてにこにこと笑った。 隣にスズハが居たならば、そちらにも挨拶しただろう。]
(164) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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[ 西日によって影に憂いが差し込んでゆく。 画面の向こうでは様々な形を持ったメッセージが行き交い、それをじっと見つめながら砂利音混じりの靴音は静かに鳴り響いた。
言葉で友人らの人生を覗き込めば、 それぞれが己の道を歩み出していた。 だからこそ全員が揃うだなんて、難しい。
しかし背中を押したい気持ちも嘘ではない。 それでもまた皆でと、心のどこかで切望しまうこの想いは、少しばかり我儘すぎるのだろうか。
また、来年。 その言葉を胸に自分の中に居る子供はその風景を思い描き、笑う。]*
(165) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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[と、己が問いかけようとした矢先、此方をぼーっと見つめていた高峰が何かに気付き、菜子に耳打ちしている。>>160 最初の方が聞こえ辛かったが、「どう思う!」のあたりでははっきり言って丸聞こえで。
何となく前後の流れと鼻息の粗さから察した男は、ずいと高峰に近寄ってその頭をがっと片手で掴んだ。]
落ち着こっか カズミちゃん
[にこーっと笑って見せたら、掴んでいた頭を離して。 よしよしと、子どもにするように撫でた。*]
(166) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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[ ガラパゴスと呼ばれる旧機種を触り ふと、数名の懐かしい顔を思い出す。 電子機器の扱いに不慣れな者たちに、 男は手紙を書いていたのだった。
上手い言葉など知らない男は、 飾り気のない文字で今を綴った。 滑らすペン先は時々渋い顔を見せ、 インクを滑らす音のみを響かせながら 大人しい色を主張するのみ。
無地の用紙はそれをより引き立たせ、 どこか硬い印象と都会の空気を一緒に織り交ぜながら、彼女らの元へと届ける赤い口に放り込んだ。
帰郷の知らせを見てくれたかどうかと、 不安に思うことはない。 別に必ずしも見ずとも良いからと そう思うのもある。 しかしいつも女性らしさを仄かに放つ便箋を、丁寧に書かれた言葉を読んでいる男は、そんな考えを微塵も持つことはないのだ。]*
(167) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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[黒峰が人違いでなかったなら、言葉を交わしただろう。 聞こえてきた元気な足音>>156に振り返る。]
煌夜さんに、燈夜さん!お久しぶり、ね。 まだ大きくなるなんて、羨ましい、わ。
[一つ年下の彼らは可愛らしい弟のようで、けれど身長はとうに抜かされている。 隣で交わされる会話>>161>>164は実感としてはぴんと来ないけれど、やりとりは微笑ましかった。]
(168) 2016/04/10(Sun) 22時半頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 23時頃
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/* >>163 妹じゃないやなの?…なら、お姉ちゃん?
キングと淡い恋をやるのかと思って、妹と予防線張ったけれど、行ってもいいのかしら?すずはみたいな女の子は大歓迎な真央ちゃん。(マジでおねちゃんって意味なら恥ずかしいわっ照)
あと一押ししてみて、様子みてみようっ♪
(-85) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[たたん、たたん。たたん、たたん。 一定の感覚で刻むリズムは眠気を誘う。車窓を流れる景色はのどかなもので、それもより一層思考をぼやけさせるようだった。 ふと、目を落とした暗い画面。つうと指先で撫でる。躊躇うように揺れた指先が、丸いボタンをぽちりと押した。 画面にふわりと、浮かび上がるのは、笑う一人の男。その眼差しがこちらへ向けられることはない。 男の口元に、ふ、と笑みが浮かぶ。写真を眺める眼差しは、まるで。]
っと。
[――次は、〇〇ー…○○ー… 車掌のアナウンスに、手にしていたスマホをポケットへと戻す。最後の乗換駅が間もなくだった。 男の一人旅、長旅でもなければ荷物は大して多くない。速度を落とす車窓をもう一度眺め、それから座席から立ち上がる。]
(169) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[都会とは違う、些か不便な町。 子供の頃はあまり気にはしていなかったけれど バスが二時間に一本だとか電車が三十分間隔だとか 都会に住むようになってからは違いを痛感した。 大自然に囲まれたさくら町。 うまれ故郷を厭うわけではないが、マメな帰省にはあまり向かない。 それでも長期休暇や、この時期になれば、 学業が忙しくとも、この町に帰ってくるのは――]
心配、なのかもな。
[病院を出て神社への道を辿りながらぽつと零す。 心配なのは、友達のひとりが神隠しにあったせいだ。]
(170) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[賑わう通りは、いくつもの声が溢れかえっている。 詠司をつ間、聞こえてきたのは凛と響く、真っ直ぐな声。>>143 探すまでもなく近づいてくる足音へと視線を送ったら、彼女の性格を表すかのごとく真っ直ぐに伸びた髪が揺れる。
送った手紙に返事はなくとも、彼女ならきっと戻ってきてくれるだろうと信を置いていた。 都会の空気を孕むのに、どこか当時の名残が見え隠れする菜子。その隣で彼女と手をつないでいる、短く個性的に切りそろえられた桜色の髪を持つ女性もまた、よくよく見覚えがある。 双方を細めてて彼女達に、応えるように袖口を持って、手を揺らす。]
(171) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[久しぶり。と告げる菜子に微笑んで]
菜子さん、おかえりなさい。
[久しぶりと応じるのではなく、故郷を思わせる言葉を選ぶ。 以前に会った菜子は少し元気がなさそうだったから、直接言葉をかけられずとも、彼女の気持ちを少しでも上向くことができたなら、と。 些細な出来事を文に認め、時に彼女の様子を電話で尋ねた。 そっといたわる様に彼女の頬に手の甲を触れさせて]
大事ありませんか?
[と、手紙に認めた文字と同じ言葉を口にする。 菜子の言葉を聞いて手を下ろせば、少し遅れて、菜子の隣に並んだ鹿住へと。>>159]
かすみさんも、おかえりなさいませ。
[ゆるりと笑って、彼女を認めるようその名を呼ぶ。 彼女の下の名を呼ぶ人は少なかったけれど、私は彼女の名前が好きだった。*]
(172) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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―ひと月ほど前の話か―
To 大王 from 熊谷哲也 subject Re:まつりー --------------------------- うん、今年も行くつもり。 お誘い有難う。 正直、助かる。 ××時に駅な、了解した。 よろしく頼むよ。
>なー、今年も来るだろ? >俺んち泊まっていけよー。 >駅に迎えに行くからさー。 >××時な、命令! > >じゃ、楽しみにしてる~!
(173) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[ 赴くままにふらりと、足を運べば 屋台の灯りたちが男を出迎える。 いつも通りの懐かしさに鼻を揺らし、 焼きそばにたこ焼きと 食欲を駆り立てる香りを吸い込んだ。
カランコロンと、下駄の音。 さわさわと揺れる木々の音。
その中でふと、どこからか己を呼ぶ声が 耳に届いた気がして、振り返る。 それはどこか確信に近く、 口端に微笑が洩れ、和らいだ。]
(174) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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………ん、
[ ひなたん、と。(>>153) 特徴的なあだ名を呼ぶ相手など、 男はそんなに知らなかった。 もしかしたら、一人かもしれない。
何にせよ、友であることに変わりはなく 片手を軽くあげて其方へ近づいていこうか。]
真央、…と橘か。 久しぶりだな。元気だったか?
[ ゆうるりと瞳を細め、挨拶を交わす。(>>168) その後、合流する友の姿(>>156)にも 手を振ってみせる。]
(175) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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…確かに、煌夜もでかくなったよな
[ 弟のように愛された彼らは 自分たちより少しばかり大きな腕に包まれ、 暖かな雰囲気を出していただろうか。
そんないつも通りを見て唇はただただ 綻びの兆しを見せる他なかった。]
(176) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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/* 駆け足すぎて拾い忘れありそうだなぁ。怖い…
(-86) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[考えながらの返答が返ってきて>>163、どうしたのだろうと目をぱちぱち。考えてくれるだけでも嬉しかったので、にっと笑って「ありがとっ」と彼女の頭をぽんぽんと撫でた。 まさか「妹にじゃ嫌だなあ」なんて思っているとは知らずにいたおねえの同級生であった。
何を食べるか聞けば]
よおっし、まずはたこ焼きを攻略するわよっ
[もう一度、彼女の手を握り直して息込んだ時、日向らしき人を見つけただろうか。]
2016/04/10(Sun) 23時頃
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[暮れかけの日に染まる詠司の白い髪を、見つめている。 根元まで、真っ白。 …も毛先を染めるにあたってブリーチを繰り返したが、元々黒が強い。こんなに綺麗な白にはならなかった。
――うらやましい、と純粋に思う。
事件のことは、町のものならみんな知っている。デリケートな話題で禁句のようにもなっているし、腫れ物に触るようにしている人もいるけれど。
…は、可哀想だとか触れない方が良いとか、そういう気持ちにはなれないのだった。それは]
『そういや菜子、まだ別れてないの』>>162
[こういったことをさらりと訊けてしまう、詠司の人柄のせいかもしれない]
(177) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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いいや。お察しの通り。
[まだ別れていませんとも。 っていうか別れてもいいけど、出て行かないだろうな、アイツ。 ライブハウスのスタッフに詠司がいたのは誤算だった。誰にも言っていなかったのに、まあ隠すつもりも別にないのだけど、演奏も下手くそで言う事だけ大きくてヒモなあの男のこと、詠司はどう思ってるんだろうか。
こっちだって、どうしても別れたかったら荷物捨ててやったり勝手に引っ越してやったりいくらでも対処法はあるが、アイツと別れるためにそこまでの労力を払う気になれないというのが、本音。 怠惰だ。何事も]
(178) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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スズハも久しぶり! いいなあその浴衣!似合ってるー!
[いつもの優しい声>>168に元気な挨拶を返して、身長のことを言われれば照れくさそうに笑った。]
でもスズハは身長それくらいの方が可愛いよ! ね?
[それから、マオに同意を求めて振り返った。]
(179) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[考えながらの返答が返ってきて>>163、どうしたのだろうと目をぱちぱち。考えてくれるだけでも嬉しかったので、にっと笑って「ありがとっ」と彼女の頭をぽんぽんと撫でた。 まさか「妹にじゃ嫌だなあ」なんて思っているとは知らずにいたおねえの同級生であった。
何を食べるか聞けば]
よぉし♪まずはたこ焼きを攻略するわよっ
[もう一度、彼女の手を握り直して息込んだ時、日向らしき人を見つけただろうか。]
(180) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[可愛い2人の弟が腕の中に舞い込めば>>164]
いいのよ。それ以上身長が伸びなくたって、2人はありのままで素敵なんだからっ。 また再会できた記念に、チューしちゃうっ
[にこにこと笑う双子が可愛くて、思わずおイタした。勿論、嫌がるようなら、笑いながら2人を離しただろう。]
(181) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[待ち合わせの駅までは、あと3駅ほど。車窓の景色は既に見知った物だ。 男は手にしたスマホを指先で操作して、設定を変更する。]
…しばらく、お別れだ。
[呟いて、一度画面を暗くしてからぽちりと丸ボタンを押す。まるで向日葵のように笑う君はそこにいない。代わりに画面に載っているのは、白いマーガレットの花だ。これで、良し。 確認を終え、また画面を暗くする。暗くなった画面に軽く唇を押し当てた。
間もなく電車は、駅へと到着する。 彼と、待ち合わせをしている、その場所へ。]
(182) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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――ふおっ!?
[変な声出たぞ。 頭に飛来した手の平に、わなわなと身体を小刻みに震わせる。>>166]
詠司くん わ、わたしはもう、二十歳だよ…?
[暗に子ども扱いはいかがなものでしょうか?と。 少しだけ、拗ねた仕草で訴える。]
………
[苗字で呼んでください。 自業自得だけど。 それ以来私を名前で呼んでくれる人は、本当に少なくて。>>166>>172 家族とも離れて一人で暮らしている今となっては、 名前で呼ばれたのなんて一年ぶりだったかもしれない。
複雑な気持ちもあったけど。]
(183) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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た、ただいま… 詠司くん、キヌちゃん…。 詠司くんは相変わらず髪の毛、キラキラしててきれいだ、ね。 キヌちゃんも…会うたびに美人さんになって。着物、すごく似合ってる。
[よし、ちゃんと言えた。 内心、少し誇らしげ。
名前に添えられた「おかえりなさい」には 帰ってきてよかったんだと言ってもらえたみたいで。 へへ、と控えめに笑いながら、帰還の挨拶を果たす。]
菜子ちゃん? わかれる? ヒモ男???
[耳に届いた単語だけ拾い集めて目をぱちぱち瞬かせ。>>162 意味を理解して顔を赤くしたり青くするのは、その後のこと。*]
2016/04/10(Sun) 23時頃
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た、ただいま… 詠司くん、キヌちゃん…。 詠司くんは相変わらず髪の毛、キラキラしててきれいだ、ね。 キヌちゃんも…会うたびに美人さんになって。着物、すごく似合ってる。
[よし、ちゃんと言えた。 内心、少し誇らしげ。
名前に添えられた「おかえりなさい」には 帰ってきてよかったんだと言ってもらえたみたいで。 へへ、と控えめに笑いながら、帰還の挨拶を果たす。]
菜子ちゃん? わかれる? ヒモ男???
[耳に届いた単語だけ拾い集めて目をぱちぱち瞬かせ。>>162 意味を理解して顔を赤くしたり青くするのは、その少し後のこと。*]
(184) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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/* びーえる展開がくるとどうしても踊りだしたくなってしまうので是非もっとやってくださいふへへ……
(-87) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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/* 読み返すと書き直したくなる病気やめてくれ
にしても今、更新ボタンをぽちる度に発言が増えていて大変楽しい。 みんな可愛いなぁと感想を残したいけど、誰かの発言に挟んでしまうのが恐ろしくて…独り言消せないし。 もし挟んでいたらごめんなさいね。
(-88) 2016/04/10(Sun) 23時頃
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[ふいに高峰の顔が耳元に寄ってくる>>160 耳打ち……と呼べたのは最初だけ、最後の方はもう皆に聞こえそうな声だったけれど。 熱い鼻息が、…の頬にかかる]
さぁ……?
[あ、やばい、こんなに無関心だと高峰が泣いてしまうかもしれない。 そんなわけないのだけれど、なんとなくそう思って、言葉を探した]
付き合っててもいいけど……遠恋でしょ? お隣さんだったし、一緒に来ただけなんじゃない?
[仲睦まじい様子の詠司とキヌを交互に見やり。 ああ、そう言えば詠司は高校の頃、ケンカ騒ぎを起こしたことがあったな、と。>>154
現場を見ていた他の生徒が、キヌを巡って争ったとかなんとか、噂立てていたような。 あながち、高峰の言うことも間違いではないのかも……なんて考えを巡らせていると、詠司が高峰の頭を撫でた>>166]
(185) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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/* 哲也、ゲイなのか。がんばれ。
(-89) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[すずはとコウヤ達の再開の挨拶を>>168嬉しそうに見ている。
声を掛けた相手は、日向で大正解だった>>175落ち着いた大人な笑顔に、相変わらずの]
良い男は健在ねっ。元気そうで安心したわっ レイナ達は来れないみたいね~。ざんねん。
[レイナの気持ちを知ってるが、他意があって言ったわけではない。 皆の会話が>>176途切れた瞬間を狙って]
皆は、誰かに会った?
[そう聞いてみた。来ない人は多いけれど、次は誰に会えるだろう*]
(186) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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/* 唐突に大王に片恋を投げるという。
あ、こんばんは、だいちです。 ミユさんお誕生日おめでとうございます! 予定とにらめっこして行けそうだったので、ズサさせていただきました。 さて、どのあたりでだいちゃんだとばれるでしょうか。
(-90) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[二人揃ってほっぺたに熱烈なキスをもらって>>181から、ようやく開放された。]
もう、マオってばもう子どもじゃないのになー。
[膨れ面をしてみせるその仕草は、それこそ子どもっぽいのだろうけれど本人は無意識で。 そうしてようやく、緩く微笑むヒナタに向き直る。]
それにしても、ヒナタは相変わらず大きいよね!
[見上げるようにしつつそう言って、手を伸ばす。 手が届くようならヒナタの肩をぺしぺしと叩いてやれただろうか。]
(187) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[花が綻ぶように笑む、とはキヌのためにある言葉だと思う。>>172 『おかえりなさい』と言われれば、くすぐったさにこちらも頬が緩んだ]
ただいま。
[頬に触れる、キヌの手は柔らかく、熱い。
この町で生まれ、育ち、これからもきっとこの町で過ごしていくであろう、キヌ。 その存在はまさに故郷そのものの暖かさにあふれていて、キヌと接している時、…は一番だらしない顔をしていると思う]
うん。心配かけちゃったかな。キヌのおかげで、だいぶ吹っ切れた。
[キヌからは時折、キヌの近況を綴った手紙や、…の身辺を案ずる電話がかかってきた。 筆の柔らかい筆致と、受話器越しの彼女の言葉に、話すつもりのなかったことまでポロリとこぼしてしまったりして。大いに救われた]
(188) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[キヌの存在は…にとって、癒しや郷愁をもたらすもの。 反面、心の奥底に、彼女と接すると言い知れない恐怖が湧いた。
生まれた時から、人生が決まっているような、キヌ。 まるで、生まれた時から死に場所が決まっているような、そんな感じ。
それはどんな感覚だろう。 …の目の前には、どこへ行くか分からない将来がある。 バンドが上手くいかないかもしれないし、いつまでフリーターでいられるかもわからない。 もしかしたら、数年後には駅前で段ボールを敷いて寝ているかも。 ……そんな先の見えない日々が、…にとっては心地良くて。
自分の行く末を見極めているキヌは、…よりもずっと大人なのかもしれない。 そんな彼女だから、こんなに安らぐのかもしれないと、…は思う*]
(189) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[詠司と大王の身体を呈したやりとりを、少しばかり離れて見守った。喧嘩した翌日から仲良くなるような男性陣のやり取りは、飽きのこないものだと思う。>>158
結局、待ち合わせへと向かう大王を二人して見送った後、店から目の届く位置で詠司を待った。 いこうか、と、いう言葉に相槌を打ち、神社へと向かおうとしたところで菜子と鹿住と再会を果たしたのだけれど。 懐かしい顔触れが揃い出すことに、自然と表情も緩んでいく。
菜子と鹿住との再会の間、詠司から言葉が飛んだなら>>162]
詠司さんがお電話でメールをしているのと、同じことですよ。
[硬質な画面とボタンとにらめっこするより、筆を手に取ることのほうが、衣子には簡単なことに思えるから、詠司の評価には苦く笑うばかり。*]
(190) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[マオの問いかけ>>186には首を横に振った。]
ううん、まだ。 ぼくもトトも先に来てちょっと遊んでたからなー。
[そう言って、トトが抱えていたぬいぐるみを指してみせた。]
サガネのとこに持っていこうと思って、二人でとってきたんだ!
[自慢げに胸をはってみせる。トトも同じように誇らしく思ってくれればいいな、と。]
(191) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[奇声を発する高峰>>183には、ハイハイと笑顔のまま。 それでも「ただいま」>>184の言葉にはおかえり、と返しただろう。
―――神社に集まる面子くらいだ。 この髪を褒めたり、気兼ねなく触れてくれるのは。 ああ、ただ一人、しかめっ面して心配してくれる医者の卵がいたっけ。>>157
キラキラして綺麗という高峰の言葉に、にまーっと笑みを深めたら、撫でていた手を更に激しくし、その髪を乱した。
それから菜子に向き直れば、案の定な回答にやれやれと肩をすくめ。>>178]
もったいないよね 菜子、イイオンナなのに
[と。こちらには少々シニカルな笑みを浮かべた。*]
(192) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[コウヤに、今度はすずはの身長の話をふられれば>>179]
ええっ、もちろん可愛いわ! すずはを見た世の男たちは、こぞって貢ぎ物を持ってくるわよ!かぐや姫みたいにっ
[空想上のお姫様に例えれば、我ながら言い得て妙と納得した。]
今日は、悪い虫が付かないように守らないとねっ
[と、すずはにウィンクを送った。]
(193) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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スドウ エイジは、メモを貼った。
2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[緩やかにホームに滑り込んだ電車から、降りたった故郷の空気を胸いっぱいに吸い込む。田舎くささ、というのだろうか。独特の、どこか湿ったような空気が、やはり懐かしさを呼ぶ。
男が今暮らしている場所は、都内でも有数の歓楽街で、無機質な空気には妙な熱気と朱気が混じる、夜の街にほど近い場所だった。決して居心地は悪くない。むしろ、あの隣人への興味の無さが特徴的な街は、男にとっては住みやすいと言えた。決して長い時を過ごしたわけでなくとも、既に第二の故郷とも言えるかもしれない。 ゆっくりと、じんわりと、朽ちて逝く、ような。]
…、よし、
[鞄一つを肩にかけ直し、ホームをゆったりと歩き出す。待ち合わせの時間にはまだ少し時間がある。焦ることも無い、と、思いながら。 ポケットの中で、スマホがまたブブ、と振動する。取り出した画面に表示された名前が、彼出ないことだけを確認すると、ろくろく見もせずに仕舞ってしまう。妹からのメールを煩わしいという気はないが、今は、それよりも、大切なことがあった。]
(194) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[やがて、迎えに来てくれたであろう“友”の姿にほんの僅か、男は目を細くして、ゆったりとした笑みを浮かべる。
まるで太陽を背負ったかのような、その笑顔が嗚呼、眩しいと気づいてしまってからもう随分経つはずなのに、未だにその輝きは少しも薄れることはない。 けれど同時に、確かに過ぎ去った時間は、男のかつて抱いた狂おしいほどの激情を穏やかな温もりを帯びた憧憬だとか懐古だとかに似た何かに昇華させて久しいのだった。]
(195) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[膨れつらいが>>187、よけいに可愛いくて。彼が持つ兎の人形を見ながら]
そうね。どんどん良い男になりなさい。 ひなたん、みたいにねっ
[続くコウヤ達の「ヒナタは相変わらず大きい」の言葉に、うんうんと頷いた。]
[己の問にこたえてくれたコウヤ達の達>>191]
あら!そのウサギは、サガネのお見舞いだったのね。(良い子っ)
[優しい彼らに、目を細くした。]
(196) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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遠恋… 純愛っぽい、ね。
[お隣だし。>>185 そう言われれば、そうかと納得したけど。 それでもほんのり、ロマンスを期待したりする。
泣くことを危惧されていると知ったら、少し膨れたかもしれない。 さすがに泣きはしない…と思う。 ――せいぜい、瞳を潤ます程度だ。]
(197) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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[別に手間をかけてセットしたわけではないけど。 それでも乱されればさすがに慌てる。>>192 しかし苦情を言う前に、話は菜子のヒモ彼氏へと。]
(菜子ちゃんの彼氏は、ヒモじゃない人がいいな)
[馴染みの面子に囲まれて、さっきまで調子が良かった言の葉。 人の恋人のことに口を出して、不快に思わせてしまったらどうしよう。 そう思った瞬間、すっかり鳴りを潜めてしまう。
詠司の「イイオンナ」という台詞に うんうんと小さく頷く程度。]
わ、わたし… 他の皆も来ていないか、ちょっと見てくる、ね。
[こんな調子では、また迷惑をかけてしまう。 気持ちが落ち着くまで少し離れようと、一言断ってその場を後に。*]
(198) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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|
[またしても変な声を挙げた高峰>>183を見て、くすくすと笑った。
髪を褒められた詠司は、まんざらでもなさそうに、高峰の頭を撫でくっている。>>192
『もったいないよね』と言われれば、あー、やっぱそう思ってんだと思った。 あんな男と分かっちゃいるけど、付き合っているのは紛れもない…だ。 なんだか少し、面目ない]
でっしょ。私の魅力を分かって、自分で稼いでくれる男はいないもんかね。 詠司は?良い人できた?
[この流れで訊くのは野暮かとも思うが、まあ枕詞みたいなもんだろう。 一年に一度しか会わないからなんとも言えないが、去年は確か詠司はフリーだったんじゃないかと、朧げな記憶を引っ張り出してみる**]
(199) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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[旧友との雑談も一段落した頃、ふいに吹いた風が屋台のいい匂いを運んできて、ぐうとお腹が鳴る。]
えへへ……。 そういえばまだ何も食べてなかった。 トトもお腹すいたでしょ? 焼きそば買ってこよう!
[マオたちに別れを告げてから、再び人ごみの中へ。 雑踏の隙間に舞い込んだ桜の花びらに、ばあちゃんから何度も聞いていた神隠しのお話を思い出したのは、偶然だったのか、それとも。]
(200) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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[元来マメな性分である男は、受け取ったメールの一つ一つに、あまり間を空けずに返事を返していた。だから、今日誰に会えるのか、会えないのかは大よそ把握できている。 そんな中、届けられた紙の便箋にも勿論目を通していた。]
……や。久しぶり。
[約束通り、迎えに来てくれた友には、軽く片手を上げて挨拶一つ。それからぽい、と小さな何かを放り投げて寄越す。]
ほい。 なんやかんやと、ありがとな。
[受け止められたならば、それが恐らく土産なのであろう、マスコットのついたキーホルダーであることが分かったに違いなかった。しかし何やら珍妙な格好のマスコットである。 男は大真面目に礼を兼ねた土産として選んだものであるが、いかんせん男はこういったセンスが壊滅的であった。]
(201) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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