人狼物語ぐたるてぃめっと


784 愛しい貴方を壊したくないから。

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視点:


【独】 配達員 ガラーシャ

ヴラド! 今日がお前の命日だ!

2016/03/02(Wed) 00時半頃

コーラリア配達員 ガラーシャに投票した。
マラク配達員 ガラーシャに投票した。
クロード配達員 ガラーシャに投票した。
ガラーシャ配達員 ガラーシャに投票した。
オペラ配達員 ガラーシャに投票した。
シェニ 配達員 ガラーシャに投票した。
メアリー配達員 ガラーシャに投票した。
ギュルセル配達員 ガラーシャに投票した。
リット配達員 ガラーシャに投票した。
リアント配達員 ガラーシャに投票した。
エルマール配達員 ガラーシャに投票した。
クリスタ配達員 ガラーシャに投票した。
ヴラド配達員 ガラーシャに投票した。

ガラーシャは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴラドが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、コーラリア、マラク、クロード、オペラ、シェニ 、メアリー、ギュルセル、リット、リアント、エルマール、クリスタの11名


【人】 職人見習い クロード

[ドク、と胸の奥を討つ小さき心音が響き渡り、
声に出せなかった言葉がようやく実体化され、その声帯を取り戻した。

そのすぐ後に身体にビリビリ、と刺激が与えられたのは、
恐怖ではなく、股間を嬲るように撫で上げられたせいだ。*]

(0) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* ぎゃああああああああああああああ
跨いじゃった…orz

(-0) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【独】 駐在 ヴラド

/*更新前に酷い風評被害を喰らう(まがお
酷いわ、マラクさん!!><
泣いて居る子もいるんですよwwwww(おいしいです

(-1) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
ヴラドに対する熱い風評被害。

そして、やったー!呼んでくれましたー!
(※強引に呼ばせた)

(-2) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【独】 パン屋 リアント

/*
ヴラドの最後の赤がずるい

(-3) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 00時半頃


配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 00時半頃


【独】 駐在 ヴラド

/*
ちなみに従兄弟へ劣情は催してなかったはず、この変態
むしろ、マラクさんに対して興奮を(げふん

ガラーシャが最萌で絶頂案件です
一緒にきてくれてありがとう、可愛い可愛い
めっちゃかわいくて早くデレタイ、デレない(orz
引いてない?いや、引かれているとは思うけど
土下座物件すぎて(

リアントに勃起したりしてますが(おまわりさんこっちです

(-4) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[喉の奥から聞こえた悲鳴>>2:438に益々眉が歪んでしまう。
こんな姿を見て、彼女の夫は、劇団員達は
メアリー嬢やエルマール嬢は何と言うだろう。

血まで滲ませてしまって、申し訳ないと思わせるように
歪めたままの顔で彼女の返答を待つが。]

 そうか。
 心当たりは、ない、か。

[首を横に振られれば、それ以上彼女の交友関係を知らない
自分には追求する術は無い。
情報が無い以上闇雲に誰か名前を上げるのは避けて、
締め上げるのを止めた指輪がもっと動かないものかと
弄っていると、今度は彼女から問い返された。]

 呪いの掛かった指輪、か。
 締め付けると言う1点だけに絞られたものなら
 結構厄介だ。

 一極集中してるからな。
 ただ、構造上魔法の籠った石があるはずなんだ。

 そこを壊さないと無理だな。

[魔力を供給する石を探す様に指を眺めて。]

(1) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

(石は輪の内にあるがな。)

[内側に埋め込んだ石を取り除くには
指輪を外すしかない。
だが外れない指輪に、それを求めるのは難しいだろう。]

(-5) 2016/03/02(Wed) 00時半頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[>>2:420シェニが語る事情にゆっくりと耳を傾けます。
けれど、かつて彼もまた魔法を試し、失敗したのだと聞いた瞬間。
私のティーカップを持つ手はぴたりと止まりました。

脳裏を過ぎったのは、十年か、もっと前か、
まだ幼い彼から星の作り方を尋ねられた時の記憶でした。]

 ……そうなの。
 それは、災難だった、わね。

[動揺しかけた気持ちをなんとか抑えこみます。
もしも表情を見られていたならば、
普段のような余裕ぶった笑みが消えかかっていたことに、
気が付かれてしまったかもしれません。]

 私の時の方法?
 それはね――。

[カップをことりと置いて、天井を見上げます。
その向こうにあるものを幻視しながら。]

(2) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 ぱっと見、そこら辺で売ってる安物なんだよなぁ。

[量産品にしか見えない指輪から、視線を動かした
オペラ嬢を追う様に知らぬ扉を見つめる。]

 細い鋸で切り裂くしかないけど。
 ここまで食い込んでいると
 下手すると指を落とす事になるなぁ。

 でもこのままでも指腐っちまいそうだし。

 ここにいても埒があかないな。
 俺の工房でも来るか?

[元々デリカシーも常識もないのは知られている。
相手が寝間着姿だろうと、人妻だろうと。
何も関係ないとばかりに、名案だと、目を輝かせた*]

(3) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

 ――空というのは、どこまでも高く。
 そして無限の広がりを持っているらしいの。

 だからね、もしかすると、
 あの天盤の向こうに空があるんじゃないか、と思ったのよ。

[私達の頭上に聳える岩盤の空。
宝石の灯りが照らすあの向こうに、"空"が埋もれているのでは。
そう言い出したのは、クリスタだったのを覚えています。]

 だから、あの天の向こう側に行ってみようとしたの。
 禁忌とされる『幽体化の魔法』を使ってね。

[それは肉体と精神を切り離すという、悪魔の所業にも等しい魔法。
当然、まだ一介の学生だった自分たちの手に負えるものではなくて。]

 けれど、失敗してしまったわ。
 貴方のように、肉体的な怪我こそ負わなかったけれど……。

[心に、治癒できない程の傷を負ってしまったのです。]

(4) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 旅商人 リット

[やっぱり宝石を兄へと強請るのは不味かっただろうか。

 お互いを見つめる瞳はどちらも真剣なもの。
 その中、先に言葉を発したのは兄だった。

 何を言ったのかまではよく聞こえなかったけれど、何かを呟いたかと思えば、立ち上がって寝室の方へと消えていく。>>2:439
 その姿に、もしかしたら怒らせてしまったのかも、とか呆れられてしまったかも、なんて思う。

 扱えもしないのに、欲しがるなんて馬鹿らしいものだろうから。


 リビングの机でしょんぼりとする事数分。
 戻ってきた兄の手の中には小さな箱が一つ。>>2:437

 開けてごらんと言われれば、そっと手を伸ばして蓋を開ける。
 中から出てくるのは三つの宝石。

 見覚えのある、身近な宝石。
 父が生前身に着けていた緑色、己が身に着ける金色、そして、子供の頃から憧れた、光を反射する透き通った透明な石は兄が身に着けているものと同じ物。]


 これは、俺に?


[父の宝石もあるから、きっと大事なものだろうに。
 だって、父からいろんな事を、物を、受け継いだのは全て兄の方だったから。
 自分は何も、受け継がなかった。
 料理の腕も、魔法の才能も、形見の物も、
 受け継いだのは兄の方だったから。

 いまさら、自分が父の物をなんて、考えてもみなかった。

 そして先ほど兄が自分に持たせたいと言っていたものの正体が分かる。
 これなのか、と。

 けれど続く言葉には首を傾げて眉を寄せる。]

(5) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 旅商人 リット

[このダイヤモンドは兄の物ではない。
 兄から生まれた兄の分身ではなく、ただの普通のダイヤだと。

 それでは、意味はないのに。
 兄の分身である石だからこそ、自分は欲しいと思うし、お守りにだってなるのだ。

 遠く離れていても、どこかで繋がっていると思えるのだ。]


 兄貴、俺がほしいのはさ、ダイヤモンドじゃなくて…


[兄の宝石が欲しい。
 だから、同じ種類の宝石でも、それじゃないと首を振る。]

(6) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[そこまで喋って、ふうっと一息。
彼の反応はどのようなものだったでしょうか。]

 ……ね、ねえ?
 一つ聞いても良い?

[一拍置いてから、私はおずおずと訪ねてみます。
本当は、訊くのが恐ろしいけれど。
訊かずには居られないし、訊かなくてはいけない気がして。]

 貴方が試したのって……もしかして、この子の言っていた方法?

[彼に見せたのは一枚の写真。
そこには"クリスタ"と"ミレーネ"が仲睦まじい様子で写っていました。
これはまだ魔法学校に居た時、二人で一緒に取った最後の写真です。

私は、その空色の少女の方を指差して。]

 この子は、魔法学校時代の私の親友なの。
 さっき言った実験も、この子と一緒に試したのよ。

[そう問いかける私の瞳は、不安げに泳いでいたことでしょう。]*

(7) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 旅商人 リット


[そうしたら今度は、兄の指から抜かれる指輪。
 そこに輝くのは、紛れもない兄のもの、なのだろう。

 箱の隣に置かれた指輪へと、つい手を伸ばしかけるが、兄の言葉でビクリとその手が宙で止まる。
 兄の瞳は、先ほどよりも真剣みを深めてこちらを射貫く。

 ――捨てる、覚悟。なんて。]


 そんなもしも、なんて…。
 俺だって、コントロールくらいは出来るよ。

 商売で他人の宝石を経由したりするけど、何かが起こったとなんてないし…。


[だから兄のだって平気なのに。
 兄がするのはもしもの話だ。

 もしもの話だけど、嘘でも兄を、兄の分身を捨てていくなんて言葉にするのは躊躇われた。
 だから、兄の問いには、そんな事起こらないから、と小さい呟きを返す結果になったのだ。*]

(8) 2016/03/02(Wed) 01時頃

不可思議の魔女 クリスタは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時頃


【削除】 療師見習い メアリー

[優しさの裏に潜むものにも気づかず、
それを疑いもせず享受する素直さ、愚かしさ。

変わらない。
優しさだけでなく、そういう隙だらけなところも。

変わってしまわないように、
(それはまるで、損なわれてしまう事を恐れるように)
ずっと、ずっと、見守るように傍にいた。

ラリッサが望むとおり、
空っぽになった私の中に沢山の虚像を詰め込んだ。

『姉のような幼馴染』
『王子様が似合うメアリー』
『心配性な療師見習い』

『脚が動かなくなった幼馴染のために
             療師を志したメアリー』

変化を忌避する私がだ。
マラクかギュルセルが知れば、
矛盾していると如何にも笑いそうな話だと思う。]

2016/03/02(Wed) 01時頃

【赤】 療師見習い メアリー

[優しさの裏に潜むものにも気づかず、
それを疑いもせず享受する素直さ、愚かしさ。

変わらない。
優しさだけでなく、そういう隙だらけなところも。

変わってしまわないように、
(それはまるで、損なわれてしまう事を恐れるように)
ずっと、ずっと、見守るように傍にいた。

ラリッサが望むとおり、
空っぽになった私の中に沢山の虚像を詰め込んだ。

『姉のような幼馴染』
『王子様が似合うメアリー』
『心配性な療師見習い』

『脚が動かなくなった幼馴染のために
             療師を志したメアリー』

変化を忌避する私がだ。
マラクかギュルセルが知れば、
矛盾していると如何にも笑いそうな話だと思う。]

(*0) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【墓】 駐在 ヴラド

―駐在所 仮眠室―

[眠りに落ちる幼馴染が>>3:440良い夢であれば良い
崩れ落ち、怪我せぬよう腕は彼を抱き留める
漸く手にした、罅割れた歪な宝物をしっかり離しはしない

大きな掌が彼の額に触れて髪を分けた]


 ガラーシャ。漸く……捕まえた


[ほっと息を吐き出すのは安堵から
彼の前では決して見せぬ表情を浮かべ
壊し切らぬように抱きあげれば、触れた額に接吻し
欠けた分だけ軽い身体を地下に下ろしていく

カツン、と響く独り分の足音の先
鉄格子が嵌る、地下牢の扉を開ければ
其処のベッドに彼を寝かせ、辺りを少し整理した

人には云えないものが置かれた棚と
折り重なって罅割れ、ところどころが欠けた人骨が2体
そして、もう1体、2体に埋もれた幼い子のものは傷1つなく
愛でられた跡だけが残っている―けれど、今は其れに見向きせず]

(+0) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 療師見習い メアリー

[繋いだ手の温もりに、目に見えてラリッサの
身体から力が抜けてゆく。
託児所のアルバイトを始めてからは滅多に聞くことの
無くなてしまった、ラリッサの可愛らしいおねだり。

それが、一人きりの夜を嫌がるラリッサの
精一杯の甘えだと分かっているから。
元よりそれを断るつもりもなく。]


 私が聞いたんだから、いいに決まってるだろう?

 それにしてもお泊りか…。
 懐かしいな… 


[懐かしいなと思い出すのは、誰が最初に言いだしたのか。
悪い夢を見ないようにするためのおまじない>>2:316

不用心に預けられた鍵は、そのままラリッサからの
信頼の証と思ってフードのポケットへ入れ、
手を引かれるままラリッサの部屋へと向かう]

(9) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 療師見習い メアリー

[必要最低限しかないラリッサの部屋は
私の部屋はよく似ているだけど、
同じ歳のオペラの部屋と比べると物が少ない。>>2:418

離れて行った手とラリッサの背中を見送りながら、
ベッドとクローゼット、それに机しかない部屋の中を
ぐるりと見渡す。]

(10) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[問いかけに答える声は>>1
リラ弾きには思いもよらないことばかりだが。

それが解決にはすぐさま結びつかないことに
気がついたのは「下手をすれば指を落とす」と聞いた瞬間。>>3

返す言葉も何もなく顔を蒼褪めたことに、
リラ弾きを抱きしめたままの芸術家は気がついただろうか。


それでも、彼の仕事場ならば、
装飾の品を専門とする彼の見立てならば、
どうにかなるのでは、と思うよりも早く頷いてしまう。

痛みは僅かに進行を止めているものの、濡れた体はそのままで、
遠慮がちに何か羽織るものを持ってくることを求めて。

少しでも冷静になれば、
今の恰好が到底他人に見せるべきでないことに気がついて、
羞恥に僅かに俯いた。

ギュルセルが頷けば、コートとストール。
それに手離すことなど考えも出来ないリラを携えて
促されるままに彼の工房へと出向くのだ。
忌まわしき指輪からの解放を求めて。*]

(11) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[無防備に晒される背中の皮膚。
下着を着ているとはいえ、普段きちんと服を着ている
ラリッサの肌がそれほど露出することは
記憶にあるかぎり数えるほどしかない。

それこそ子供の頃にしたお泊りの時くらいだ。

日に焼けない肌は透き通るように白く、
無駄な肉もない身体は細くしなやかで、いっそ頼りない。

その姿を直視しても、
男が催す様な劣情はわかないが、
触れてみたい、という欲は湧く。

その欲は血髄石の瞳に暗い影を落とすが、
振り向いた瞬間気付かれる様なヘマはしないだろう


                  ―――まだ。]

(-6) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[鈍く暗い色を放つ虹の瞳は真っ直ぐに
眠ったままの横顔を捕えて、滑らせ踊りを踊る
かつて、星を、月を、太陽を、求めた罪人たちが捕えられた
――、異端の檻に、眠る運命の子を撫でる>>440

彼が起きるまで、そうしていよう
逃げられぬよう片足に枷を嵌めてベッドに括りつけ

すぐに目が覚める程度の、薬
片目が見開いたとき、彼はどんな表情を浮かべるだろうと
少しばかり興奮気味に、待つ*]

(+1) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 療師見習い メアリー

[寝る支度を済ませてベッドへ滑り込んだラリッサ。
手招きに応えて扉の前からベッドまで近づいて、
あまりスプリングを軋ませないよう枕元に腰を下ろす。

布団の端から遠慮がちに顔を出す手に
望むことを理解して再び手を繋げば、
自分の考えは当たっていたようで
横になったラリッサが嬉しそうに微笑んだ。>>2:422


 あぁ。
 私もさっきそれを思い出していた。


[手を繋いでいない方の手で、眠りを促すように
ゆっくりとしたリズムで布団を叩く。
こうすれば子供は寝つきがよくなると教えてくれたのは
ラリッサか、オペラの母親だったか。

ラリッサの視線が窓の外を横切る配達人を捕らえた>>2:422
のにも、濃緑の視線は目の前の幼馴染を見つめたまま。]

(12) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【人】 療師見習い メアリー

[彼が急ぐ理由も知らず。>>2:363
壊れ始めた日常の一端に気づくことも無く。

ただ、
二人きりの時間を邪魔する無粋な男に
心の中だけで冷たい視線を投げかける]



[徐々に瞬きの感覚が長くなる
ラリッサの顔を見下ろしながら、
ぽつり、ぽつりと語られる昼間は聞けないだろう言葉に
じっと耳を傾ける。>>2:424

すん、と鼻を鳴らして繋いだ手の甲に頬を摺り寄せる姿は
まるで幼い子供のよう。
いや、事実子供なのだろう。

自分を置いて行ってしまった父親を待つ幼い子供。]


 ………もうおやすみ。
 きっといい夢が見られるよ。


[目元にかかる前髪を掌で撫でて、
現れた額にそっと唇を落とす。
子供の頃のおまじない。
怖い夢をみないように、いい夢を見られるように。*]


 おやすみ、ラリッサ。

 …………いい夢を。

  

(13) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

 好きだ。 ――アイシテイル。
( 憎 い )

[俺を裏切った、お前が。
 たった壱度が許せない、赦せないけれど
今、自分の手の内にある穏やかな顔、すら愛しくて

恐怖に塗り変えたい慾と、もう一つの願いがせめぎ合い

暴きたいと考えていた彼の服を落としていく
生まれたままの姿、―であるはずだったのに――
其処にあるのはいびつに壊れかけた、体だ

ベッドから遠く、へ服を飛ばし

無垢な身体を晒しその歪さに目をうっとり細め
壁に埋め込まれた宝石で
室内の温度を調整して、
風邪をひかぬように気を配るのは忘れなかった*]

(-7) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
あ…
やらかした。
赤をしれっと混ぜて誤爆したwwwwwww

(-8) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 パン屋 リアント → 旅商人 リット

 (…あぁ。そんな顔、しないでよ。)

[弟の反応は、予想の範囲内。そう、そうだろう。この優しい弟が、自分のみを傷つけることになるとしたって、兄の分身である石を捨ててこられるはずがないのだ。
そのことに、堪らない悦を感じてしまう。]

 (ほんと、可愛いよね、)
 (俺の、リット)

(-9) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【独】 子守り エルマール

/*
>>13の一番上がかっこよくてときめいた……

(-10) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[吸い付く唇は大人の口付け。
 子供は知らない、寝静まった後の蜜事。

 本来は愛する人と、慈しむように育む行為。
 こんな風に、腕力で押さえつけられ、強いられるものではない。

 身体を官能に慣らしても、心を突き放し、
 慰み者に変えられる自身を思い知らさせる。>>2:441

 粘膜を探る軟体は熱く、歯列を数える爬行は生々しい。
 啜った彼の体液を、酷く甘いと感じるのは己だけ。
 見知ったはずの従兄に無体を強いられる彼にとっては、
 恐ろしく、そして艶を帯びた恐怖の接触。>>2:442

 体の自由を奪い、今までの彼を騙して。
 恐怖が彼の従兄の姿を掻き集め、警鐘を鳴らす。]

(-11) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[おやすみを告げた後。
ラリッサの瞼が閉じていることを確かめる血髄石の瞳は暗い。

待っている?
今も、今までも、ずっと?

残念だけど、愛しい彼女の望みは永遠に叶わない。
父親からの便りが途絶えたのは、
ラリッサを忘れた訳でも、迎えに来る気が無くなったのでもなく。
単純に、手紙を出せなくなったから。

二度と、永遠に―――。

だからラリッサが父親と一緒にどこかへ行ってしまうことはない。
けれどラリッサは、父親が迎えに来るのを今でも待っている。]


 かわいそうに…


[漏れた囁きは確かな本音。
涙の痕はなくとも、泣いた痕を拭うように頬を掌で包み、
薄い涙袋を親指の腹でなぞる。

待つことを止めてしまえば、もう悲しむ必要もないというのに。]

(-12) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[眠るラリッサが起きてしまわないか、
微かな表情の変化も見逃さないよう注視しながら、
繋いだままの指先へそっと唇を捺し当てる。

ベッドに入ってすぐに眠りについたから、
喉の薬に混ぜた睡眠薬の効果はまだ残っていたらしい。

薬草の匂いが染みついた自分の手とは違って、
子供たちと触れ合うラリッサの手は微かに甘い香りがする。
舐めても甘いんだろうか?
浮かんだ疑問のまま、繋いだ手の薬指を唇の先で軽く食む。

甘いとは思わなかったが、湧き上がる背徳感に
口角が吊り上がるのを自覚した。

らしくない。
そう思いながら薬指の付け根を二度、三度と、
痕を残さない程度に甘噛みする。

そのまま繋いでいない方の手をゆっくりと伸ばして、
ラリッサの頭の向こう側へつく。
体重をかければベッドのスプリングが静かに抗議を上げたが、
起きる気配が無ければそのままゆっくりと重心を傾けて。


額へ  目元へ  瞼へ  頬へ  鼻先へ


唇だけを避けて、口付けで以って聖地を巡礼する。]

(-13) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール



 おやすみ、ラリッサ。

 愛しているよ


[愛しさを告げる囁きは
密やかな毒と狂気と盲信を孕みながら。
なにも知らない乙女の夢へ、
静かに根を張ればいいと暗い期待を胸に抱く。

太陽を喰らう暗い影が枕元を離れたのは、
家主である伯母が家へ帰って来る数分前。

預かった鍵は持ち主へ返されることなく、
そのまま黒いフードのポケットの中に取り残された。**]

(-15) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【独】 職人見習い クロード

/*
あーマラクさんコア!コア!
いつもならもう落ちてる時間ですよ!

俺が遅筆だから申し訳ない…!!!orz

(-14) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼は男であるのに、女のように扱って。
 彼は従弟であるのに、その信頼を裏切って。
 さながら、娼婦を買うより手軽で、容易いと云わんばかりに。

 従兄の顔をした悪漢は、彼の中で序列を作らせる。
 彼が誰を優先すべきか、彼が誰に縋るべきか。>>2:443

 足の付け根まで届いた掌が、
 他者に触れさせたことも無いだろう未踏を茶化し、
 するりと薄い布越しに軽く弄って、象徴に兆しを覚えさせる。

 直截な刺激は、彼の身体中に焦熱を伝播させ、
 繋げた唇から注ぐ息は、荒く乱れた。

 ―――― 彼との口付けに、興奮を覚える確かな証。]

(-16) 2016/03/02(Wed) 01時頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[だが、勇敢な彼は魔の手を自ら退ける。
 まるで、師の渇望を聞き届けるように。

 その瞬間、重ねた唇の口角が上がったことに、
 慣れぬ愛撫を繰り返される彼は気付いただろうか。>>2:444

 選ばれるという、確かな権利。
 それが、従兄ではなく、己であると云う喜悦。>>2:445

(-17) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[その声はきっと未だ、
 蹴落とされた誰か以外を呼ぶものなのだろう。
 けれど、己の耳には、酷く甘く響いて聞こえた。

 それこそ、マラク・モルチアナが、
 他の誰でもない彼に、選ばれたようにも。*]

(-18) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

療師見習い メアリーは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時半頃


【人】 弦楽器職人 マラク

― モルチアナ工房 ―

 クロード、―――…クロード、

[揺ら揺らと彼の身体を揺する振動と、なぞる彼の名。

 演奏の途中で、ソファに凭れるようにして、
 微睡みの海に沈んでしまった彼をサルベージするかの如く、
 ヴァイオリンを胸に抱いた師が、彼を揺り起す。]

 ……やはり、今日はもう、休んだ方が良いんじゃないかい?
 夢見も大分、優れないように感じたけれど。

[素知らぬ風に、彼を覗きこむのは師の顔貌。
 碧の瞳と、短い髪と、何時ものストールを被った姿。

 誰でも良い“誰か”ですらなくなった男の声ではなく、
 魘される彼が呼んだ、十年を知る師匠の低音。]

 起こせと君が云うから起こしはしたけれど、
 このままなら、今日は直ぐに眠れそうかな?

[冗談交じりに声を操れば、
 もう演奏会は終幕とばかりにヴァイオリンを持ち直し。]

(14) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【独】 職人見習い クロード

/*
エロイ(褒めてる)

そんなにエロイ事してない筈なのに、なんでエロく見えるんだろうか
魔法??

(-19) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク

[けれど、ふと気づいたように、肩越しに弟子を振り返って、
 普段は見せぬ神妙な顔を作り、眼光に力を込めた。]

 ―――…ああ、クロード。
 師として、ひとつ聞きたいんだけれど、

[そっとヴァイオリンをケースに戻し、
 己の安楽椅子では手遊びしたままの外套が捨てられていた。]

 ……私の演奏は、そんなに眠たいかい?

[案外真顔を作って聞いてみたのは、
 熱の余韻が籠る、淡い溜息を隠蔽した所為だ。*]

(15) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【独】 子守り エルマール

/* >>父になにかあった<<

そうきましたか!そうきてくれましたか!!
よし、そういう流れにします(ぐっ

秘話にすごく顔がゆるむ……ふへへ。
赤の誤爆ごちそうさまです。
ねむいけどもうちょっとがんばる…っ。

(-20) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[指一本。
一般人でも失うのを恐れるのに、その指で無二の音を
奏でる奏者にとっては命を奪われるに等しい。

溶けた鉱物を叩く腕を、飾りを彫る手を失う事の
恐ろしさも判るくせに。

腕の中のオペラ嬢が震えだけでなく顔色まで変わっても、
その心を慮る事が出来ない。]

 そのままじゃ風邪引くよな。
 待ってるから着替えても良いぞ?

[工房に向かう事にすぐに頷いてはくれたが、
夜の冷たい空気の中、濡れた身体で連れていくのは気の毒だ。
彼女が着替えると言うならそれ位なら待てると
招かれた場所から一歩も踏み入れる事無く彼女を待つ。]

(16) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 パン屋 リアント

[弟の気持ちは、良くわかるのだ。己がわざわざ時間をかけて、父の石から魔力を抜いたのも、きっと同じ気持ちからだろうから。
本当なら、与えてやりたいのだ。
それでも。
明確な返答を出しあぐねた弟>>に、眼差しを緩めてそれから青年は、置いた指輪を再度取り上げ、己の右手に嵌めてしまう。]

 あのね、リット。
 俺の宝石は、すこーしばかり、特殊だよ。
 こいつはね、お前のとも、父さんのとも違う。
 持ち主自身に作用するモノだ。

[青年自身が容易く行ってしまうから分かりにくいが、こんな石を持っていれば、自身を傷つけないことの方が珍しいのだ。少なくとも、青年はそう思っていた。]

 大体お前、さっきだって……
 区別、ついてなかっただろう。
 器の保温なんて、俺の本来の力じゃ
 できないんだから。

[青年の力はあくまで、使用者の体温を自在にすること。手に触れていない物の保温なんてできるわけがない。それをやったのは青年が趣味で集め、ステッキに埋め込んでいた別の誰かの石である。
青年の力は、使用者の体温を自在に変化させること。通常の体温の範囲を余裕で超えてしまうから、綿密な調整が出来なければ、当たり前のように凍傷や火傷位は頻発する。]

(17) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時半頃


【人】 パン屋 リアント

[それでも、石に込めた魔力が出力されなければ済む話ではあるのだが。]

 ……怖いっていうさ。
 俺の気持ちも、分かって?

[苦笑しながら言うのは、それが弟の古傷をも抉るだろう言葉である自覚があるからだ。それでも。]

 ……ま、覚悟が決まったら、もう一回オネダリして。
 約束さえ、してくれれば、俺はお前を信じるよ。

[その時は、あげるから、と。言いながら、一度開いた箱も閉じて、閉まってしまう。問われれば、俺のブローチみたいに、綺麗に作ってあげるよ、と笑うだろう。
強請られれば、ただの石の代わりに指輪に使った己の石を組み込むことも考えるかもしれない。*]

(18) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[夢を見ていた。幼い頃の
宝物の本を持ち、兄の後ろをついて歩いて公園へ

其処には幼馴染たちがいて、いつもキラキラ輝いていた
夕暮れになれば兄弟は手を繋いで、面倒見のよい幼馴染は
年下の女の子の手を繋いで帰る

またあしたね、って言い合うあの頃が
一番幸せで、宝物で

(いつからだろう)
(いつから自分は、そのなかでも)

(年下の友人とその兄よりも
 仲違いした兄よりも
 コーラリアよりも

 年上の幼馴染の手に、安堵するようになったのは)

(甘やかされて、囁かれて、諭されて
 その優しさに、心を寄せて安心して
 依存するようになったのは、いつから――]

(+2) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

パン屋 リアントは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時半頃


【墓】 配達員 ガラーシャ

  っ、ぅ……

[薄ら開いた瞳、未だ酩酊するような心地を覚える
自分は何をしていたのだったか
明日は確か配達は――……相棒は、キュルは

其処まで考えて、はっとひとつきりの瞳を丸くする]

 キュルっ!!

[飛び起きた際、少しだけくらりとしたのは貧血か
幻肢痛での薬と相性悪かった所為か
米神を片手で押さえたところで、はたと自分の格好に気づく

片脚を戒める枷、それはまだいい
だがもう1つ自分が何も身に着けていないことを知れば、
動揺で視線が泳ぎ――そして
原因である男>>+1を視界に捉えれば、瞳に怒りを滲ませた]

(+3) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 どういうことだ、これは
 キュルはどこだ、そして服を返せ。今すぐに

[ベッドの上で戒められて
その上裸とか冗談でも酷過ぎる
これから解体でもされて己はチョコレートに入れられてしまうのだろうか
お泊り会は冥土会になってしまう気がして
虚勢を張るしか今の自分にはできず

背筋這い上がる本能的な危険に蓋をして
無意識にベッドの上、シーツを皺にし後ずさる

男によって喉に付けられた噛み跡が、欠損した醜い体の全てが晒され、
羞恥と恐怖を抱きつつも虚勢を張って男を睨み付けていた
自分が目を覚ますまで、優しく撫でてくれた掌にも
囁かれた言葉にも気づくことなく*]

(+4) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【独】 パン屋 リアント

/*
狂気レベルが足りない

(-21) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[彼女が姿を消すと、入れ違いに人形が現れた。

ひょこひょことコミカルな動きで先程渡した
睡眠薬を返して来る。]

 お前はまだここにいろよ?
 旦那の荷物を漁ってろ。

[こくこくと頷く人形はまた部屋の中へと隠れていく。
オペラ嬢が部屋を留守にした後、全ての部屋を汚し、
人形は旦那の荷を漁るだろう。

そして残された物の中で、幾つか消えている事に
気付くのは、無事に彼女が戻れた時だが*]

(-22) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 資産家 シェニ 

[事故の話を聞くクリスタのカップを持つ手が止まり、
少し顔が強張ったようにいつもの笑顔ではなくなったことには
表情を窺った目線で気づいてはいたけれど、
事故の話は決して楽しい話ではないからと、
気まずくなるのも仕方がないと男にはその理由がわかることはなく。>>2]

 ん…僕はまだいいけどね、災難は巻き込まれた弟だよ。

[少なくとも彼女の表情は軽蔑の色ではないと思えばそのことに安堵していて。
ずっと探しているものの一つが、目の前にいるとは夢にも思わない。

こちらからの問いに答える彼女が天井を見上げる目線を追った。

天井の先にある空、あの向こうに、無限の空が広がっていると
想像しながら彼女の話にじっと耳を澄ませる。

『幽体化の魔法』

それが禁忌ということは男も知っていた。

試してみようとも思ったことはないけれど。]

 そう、なんだ…。
 でもそんな危険な魔法を失敗してよく、

[無事でいられたねと言いかけて。

そのことを喜ぶ雰囲気ではないと
「肉体的な怪我こそ負わなかったけれど」で区切られた言葉に口を噤んだ。

けれど、何?とはどうにも聞けなくて。
気になって仕方なかったけれど聞いたらいけないような、そんな気がした。]

(19) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 資産家 シェニ 

[一息ついたクリスタにつられて自分も一つ息を吐く。

そして、彼女から訊ねられた問いに、いいよ?と目を瞬かせてから
見せられた写真に息を飲んだ。>>7]

 …どう、して。

[どうして彼女の写真が、今出てくるのだと。
写っていたのは今でも探す空色の少女だった。

動揺して、質問に答えるのが遅れる。
クリスタの説明する少女との関係は
確かに年齢も、魔法学校も、辻褄が合ってそのことは漸く飲み込めて。

続いた一緒に試した、という言葉に]

 一緒にって、その子は無事だったの?
 今は、どこに―――

[思わず立ち上がる勢いで詰めかけて、ごめん、と
不安そうな瞳に気づけば小さく息を吐く。]

 …うん、その女の子―――…ミレーネ、だよね。

 彼女に聞いたんだ。
 子どもの時に近所に住んでて。
 
 僕らの事故のことを知って、気に病んでなければいいのだけど。
 
[クリスタがなぜ自分の試した方法が、ミレーネの言った方法だと思ったのかは
わからなかったけれど、親友だったという彼女から聞いたならば
自分たちの事故のことを話す機会があったのだろうかと。

街のどこを探しても見つからない空色の面影の原因と
クリスタの失敗を結びつけるのが怖くて、片目の中の紫が揺らいだ。*]

(20) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[言葉に甘え>>16、寝室へと取って返し
濡れた寝間着を飾り気のないワンピースへと着替える。

濡れた髪までも拭く余裕はなく、
コートとストールで誤魔化し、
リラを手に車椅子で入口まで戻った時も、
ギュルセルは入って来た時と変わらぬ場所に佇んでいた。]

 お待たせしました。

[まだ夜明けも遠い時刻。
夫でない人と外出することに気後れはあれど、
猶予を許してくれないのは左手の痛み。

からん、と軋んだ車椅子の音が
いつもと違うように聞こえたのは夜の静寂のせいかもしれない。**]

(21) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
ガラーシャ鈍感すぎてヴラドにごめんなさいとしたくなるそんな夜
こいつ男が襲われるとかまったく考えてない

(-23) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時半頃


【独】 弦楽器職人 マラク

/*
クロードくんコアタイ過ぎてるのに、
申し訳ないなぁ、と思う反面、
なんだか凄く初々しい気持ちでずっと楽しい。
良く分からないけれど、クロードくんは素敵な人だ。

(-24) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
あ、良く分からないけどってのは、
自分のこの気持ちが上手く言語化出来ないけどって意味で、
クロードくんが素敵な理由は何となく分かるよ!

(-25) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 職人見習い クロード

[振り絞ってでた声色は勿論震えたもの
裏切られた切なさより、助けてと天秤に揺れる師に手を伸ばす。

助けて、助けてマラクさん、と。

その瞬間、重なっていた唇が微かに上擦った気がしたのは気のせいだろうか。

未だ解けぬ身体の硬直という名の動かぬもの。
このままどうなってしまうんだろうか。]

(22) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 職人見習い クロード



         [助けて、ねぇマラクさん助けてよ――…。*]

(23) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

 いいねぇ。 少しばかりの希望に縋る姿。

[羞恥に俯く姿も愛らしいが。
何より必死にもがこうとする姿が愛らしい。

幸福、絶望、僅かな希望。
目まぐるしく変わる彼女の雰囲気に早く種明かしして
恐怖と憎悪と怒りを一身に浴びてみたい。

そしてそれを通り越したら、彼女はどうなるのか。

子まで孕ませたら、気が狂うだろうか。

彼女が戻って来る僅かの間。
そんな事ばかり考えていた*]

(-26) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 職人見習い クロード

― モルチアナ工房 ―


――――ッ、!


[バっと勢いよく身体を起こす。
眼を見開き、息を荒げながらきょろきょろと周りを見渡すが、
目の前で自分の身体を揺すっていたのは従兄弟ではなく師だった。

あれは夢だったと言うのか。
左手で左眼を軽く擦り、もう一度目の前の姿を確認する。>>14
嗚呼、マラクさんだ―――。

荒げていた呼吸が少しずつ落ち着き、なんだ夢だったんだ。
そう思い身体の力が抜け掛ける。]


マ、ラクさん……。
  ――有難うございます、多分爆睡できそうです……。


[夢か現か分からぬ程のリアル感。
だが目の前にいたのは師だと分かればきっと夢だと確信を得る。

それでも心の中で変わった事と言えば、
従兄弟よりも師の存在が確実にでかくなったと言う事だろうか。]

(24) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時半頃


【人】 職人見習い クロード

[ふぅ、と息を吐き、軽く髪を掻き乱せば、
此方を振り向く師は珍しく神妙な面持ちで此方を魅入る。>>15]


なんでしょうか―――?


[改めて何だろうか。
終われるヴァイオリンを眼で追いながら、
師の安楽椅子に掛かった外套が視界へと入れば一瞬ビク、と身体が反応するも、首を左右に振る。]


…あ、えっと……とても心地よくて寝入って…しまいまし、た…。
い、良い演奏だからですよ!?


[あわあわとしながら問いに答え、真顔を浮かべる師に
ぺこぺこと頭を下げる。]

(25) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【人】 職人見習い クロード


もうこんな時間だ……。
今日は休みます、ヴァイオリン…有難うございました。


[ソファから立ち上がり、ぺこりと頭を下げる。
自分が寝る場所はいつもこのソファ。
掛布団を作業場から取ってきた後はさっきの夢を上乗せして忘れる為に早く寝よう。]


マラクさんも、早く寝てくださいね?


[お休みなさい、と作業場へと掛布団を取りに行き、
それを身体に包むようにしてソファへと再び身体を沈めた。**]

(26) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 01時半頃


【独】 配達員 ガラーシャ

/*
リアントのメモでの嫁入に麦茶噴いた

(-27) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[幼い頃、ここら辺の子らは公園が遊び場だった
キラキラと輝くそれらを見護る子ども>>+2
語られる夢に、思いに何時だって、目を輝かせていた
幼い、少女の手を引いて夜に帰る彼は

また、あした。と
言い合う日をかけがえないと信じていた
一番倖せだったのは、いつの日か]

(+5) 2016/03/02(Wed) 01時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


[何時からか。
そんなの分かり切っている
幼い少年が、攫われそうに見えた日から
年上の少年は、彼を失う事を酷く怯えるようになった

甘やかして、囁いて、諭して
やさしさで包み、綿衣で包み、いつかいつか
この子を壊すのは自分が良いと我がままを抱いた

壊し切ったら、つまらない。だから―全部は壊さない]

(-28) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 早く温まらないと、本当に風邪引いちまうな。

[着替えたのだろうが、髪はまだ濡れたまま>>21
工房の炉の近くなら温かいし、乾くだろうと
声を掛けて車椅子を押す為に背後に回る。

昼間まで持っていた大事な物は今は1つだけ。
リラだけを抱きしめる彼女を昼間と同じように
上から見つめながら、車椅子の音が響かぬ様に
彼女の夜明けを目指して工房へと戻って行った。]

(27) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【赤】 資産家 シェニ 

[これは一体どういうことなのか。

「今一番欲しいもの」が
「ずっと探しているもの」の話をしている。

「今一番欲しいもの」に集中していたから
「ずっと探しているもの」は息を潜めていたというのに。


この二つを天秤にかけることは難しい。

であれば、早く今目の前にいる星を手に入れなければならないのでは。

いや、そんなことより、なにより、
ずっと探しているものの方は、
もう手に入らないものだという最悪の予感。

それがぐるぐると頭を渦巻く。*]

(*1) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【墓】 駐在 ヴラド

 …おはよう、ガラーシャ

[といってもまだ夜は開けてないのだが
薄ら開いた瞳が、はっと丸くなるのを見れば
そう、何時もの様に返し
自らの心配よりも先、相棒の心配をするのが彼らしく
そういう処が、危ないというのに男の興奮を誘い

貧血故か、くらりとするのを見て大丈夫かと問いかけた

彼も其処で気づいたらしい
何も身につけていないことに、動揺で動く視線
その視線にごくっと生唾を呑むことを男はもう隠さずに
怒りをにじませた瞳に、男は目をうっとりさせた]

 どういう事? …そうだな、お泊り会だろ
 ギュル?ああ、君の猫なら此処には、いないぞ

(+6) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[――嘘は言って居ない
消してしまいたかった
彼の手から、彼の傍から、なのに其れが出来なんだ
出来なかったから、彼の相棒は男の寝室で
みぃみぃと鳴き声を上げて居る]

(-29) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【墓】 駐在 ヴラド


[しれっとそう言い。
服なら其処にあるとベッドから遠い床を指さした
チョコレートへ彼を入れる気などないが
それは彼は知らぬ事、メイド会であれば愉しいやも知れぬ

虚勢を張る彼が、
無意識にシーツを皺にして後ずさるのを見
男もぎしっとベットへ乗った。

全てを曝け出した男に、顔をずいっと近づけ
睨みつけてくる目とは反対の、閉じられた其処に
ぺろりっと舌を這わせ舐めようとして

男が指さした床を彼が見る事があれば気づくだろう
其処に転がる、人骨に**]

(+7) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
ギュルではなくキュルだよ!>猫
キュルビス=キュル

(-30) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[覚えていて欲しかったわけではない
囁いた言葉も、撫でた手も。
彼を泣かせる為、恐怖に引きつらせるエッセンスだ]

 ガラーシャ、君は怖いのか?

[そこで初めてそう聞いた。
彼の今の根本を確かめるように。舌で欠損の瞳を舐め]

 ………君は、 …本当に美しいな

[露わになった醜い身体
その身体の、象徴たる欠けた肘に触れようと手は伸びる
一等大事なその場所に、爛れた痕が残る其処

服の上から何度もなぞり抉った其処に――**]

(-31) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - 工房 -

[炉の蓋を開ければ温かいを通り越して、燃えるような
熱さを室内に満たして行く。

招き入れた工房は自分の性格と同じように
あちこちに物が乱雑に置いてある。

そのテーブルにリラを置いても良いと声を掛けて。
まだ温まり切らぬだろうとホットミルクを勧めてから、
呪いの指輪を鋸で切る為の道具を用意し、
彼女の左手を保護するようにタオルを巻いてから
作業を開始した。]

(28) 2016/03/02(Wed) 02時頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 02時頃


【独】 資産家 シェニ 

/*
めっちゃ愛せる自信はあるんだけど
病、病み…病み部分が浄化されつつあってその、はい、
普通に愛しそうなんですがこれは。

もっと病めるように、こう…なんとか…!

あ、でも独りよがりという方向では多分、大丈夫、
幼女二人に偏愛向けてる変態という個性をもっと築きあげたらいいんやきっと。

(-32) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
ところでここまで本人が気付く形で不審なことをしていないので追い詰められないというあれ。

あと、べたべた触ってるけどその際に小指の一本も突っ込んではいないとはここに誓っておく。

(-33) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[差し出したホットミルクに入っているのは
メアリー嬢から貰った作用の強い睡眠薬。

少し強引に勧めてでも飲み干させ、
効果が出るまでは試行錯誤のふり。

深い眠りが彼女に訪れれば、指輪は容易く拘束を外して
テーブルへと二つに割れて落ちるが。

その後がこの指輪の仕上げだと、小さな小さな針を持ち出した。
細かな宝石を埋め込む為に使う針の先に、
小さく小さく砕いた銅や鉛、腐った肉を付けて、
彼女の薬指に埋め込んでいく。
くっきりと青黒い痣になった場所から先端に手を伸ばす
呪いの炎の様に彫り込んだ小さな刺青。

我ながら初めてにしては良い出来だと目を細めて。
いずれやるつもりの本格的な物の練習の成果に
満足そうに笑いながら毒が指に根付くのを待って
さも今切れたとばかりに声をあげた*]

(-34) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[その指輪を外すのにどれだけ掛かったか。
そしてその間、オペラ嬢はどうしていたか。

結果だけ言えば、指輪は砕く事が出来た。

しかし、薬指は既にドス黒く毒を孕んだ色に変わり始めていた**]

(29) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
本人に微妙に気付かれる範囲でしたこと
→髪を触る。

健全か。

(-35) 2016/03/02(Wed) 02時頃

芸術家 ギュルセルは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 02時頃


【独】 資産家 シェニ 

/*
病もうとするにはクリスタを恨むルートがあるのだろう。
ミレーネを殺したのはお前か!みたいな感じで。

ふええ無理だよー既に惚れてるんだよ俺は。
いや、しかし愛を憎に転換するならここなのでは。
では。
もしくはミレーネを恨む?
事故のことで?いや、これもう恨んでないから言っちゃってるんだわ…

(-36) 2016/03/02(Wed) 02時頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
今更ながらキャラ予約表見直して…

エルマール
お相手様次第ですが、追い詰められてみたいです


おうふ。
がんばれ俺。

(-37) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[何時も優しく導いてくれる手、それが自分を喪うかも知れぬ怯えからと
知らぬ幼子は、世間の冷たい目や両親の負い目の空気、
去り行く兄により空ろに空いた心の穴から目を逸らす様に
与えられる甘露に縋った

それでも兄ではない、兄代わりではないと
自分は止まり木だと言って注がれる優しさに
いつしかこう思うようになった

(彼が止まり木というのなら)
(いつか彼自身が必要とする人に、この優しさは注がれるのだろう)
(だから、貪欲に求めてはいけない縋りすぎてはいけない)

(自分から、その手がいいと  言ってはいけない)]

(+8) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[おはようと告げる男の声は穏やかにも聞こえ
ふらつく様子を大丈夫か心配する様子もまた日常と同じ
だからこその、強い違和を抱かせる]

 泊まる会ならパジャマだろう普通
 ジャージを入れておいたはずで……
 俺パンツ穿いてないんだが。なんで?
 鞄の中に、入れたはずなんだが

[羞恥と怒りと混乱を綯交ぜにしながら言い募るも、
相棒がいないとわかれば瞳に宿る光も不安の色が上回る]

 そんな。キュルは今どこに……

[呆然と呟く言葉。それを見ながら喉を鳴らされて
恍惚とした様な視線>>+6を向けられれば酷く居心地が悪い
特に自分が全裸だから]


[パンツどこ。服何処
後ずさる己を応用にベッドに乗り上げる彼
男が指差す方向見れば>>+7、乱雑に放られた己の衣類

そして、 
           誰かの人骨]

(+9) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ひ、っ

[所々欠けているおおきな2つ
綺麗なままのちいさな1つ

其れに目を奪われていれば、己の潰れた方の瞳を肉厚な舌が舐める
ぞくっと背筋に怖気が奔り、寒くもないのに震える肩
隻眼は漸く顔を近づける男を真正面に捉え
被食者の如く体を固まらせ。尋ねる声に震えながら応える]

 こ、わいに決まっているだろう
 何を、当たり前のこと……っ ぁ……

[欠損部分を舐める舌は、擽るような動きで
与えられる刺激に、反対の目の縁涙が滲む

醜い体を晒された屈辱と羞恥
其れを見て尚、美しいと囁く男への動揺と恐怖
変わってしまった男に対する悲しみと慟哭
混ざり合った感情が、脚に嵌められた枷が、己をこの場に縛り付ける]

(+10) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[男の指が、喪った肘の先に触れるのは
今では態とではないかと思う

擦れ抉られる痛みに身を竦ませながら、
男に向けられる視線には触らないでという哀願も入り混じる]

 やめてくれ……いやだ、ヴラド

[触らないで。痛い
針で刺すような痛みと、心を切り裂かれる痛みと
瞳潤ませ隻腕伸ばし。男の体を押しのけようとするが
未だに気だるい体故、押しのけるには力が足らず
寧ろ撓垂れ掛る様にもとれるかもしれない

身を守る宝石は手元に無く、唯児戯の抵抗をするしか術はない
きしり、とベッドのスプリングが軋んだ音を立てた*]

(+11) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
憎に変える必要はないな、うん。
しかしこのエア二股(絶賛お前の中ではな状態)をうまくこう、こう…

(-38) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 02時半頃


【独】 配達員 ガラーシャ

/*
スプリングって打つとセンテンススプリングを思いだすんだ……

(-39) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク

[何処かぼんやりとしていた弟子は、覚醒すると俊敏だった。
 夢と現実の境目を見失ったらしく、慌てて周囲を見渡す仕草に、
 軽く肩を竦めて、ケースの留め具を嵌め。>>24

 それは何より。
 ―――…怖い夢でも見たのかい?

[己の演奏ですっかりと寝入ってしまったのはともあれ、
 見たのが悪夢では、誘った身としても立つ瀬がない。

 少し皺が付いてしまった外套を拾い上げると、
 軽く指先で払ってから簡単に畳み直し。]

 ……これはヴラドのもので良いかな。
 きちんと洗濯してから返しに行くんだよ。

 ―――…お礼も含めてね。

[今の彼には聊か酷に当たる注文を投げ、
 礼節まで躾ける保護者代わりが釘を刺す。]

(30) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[その実、彼が従兄に竦んで淀む顔が見たいだけ。
 丁度、外套を視界に入れた瞬間のように。

 夢とは言え、生々しい我欲をぶつけた相手。
 今まで信頼してきたのに、嬲られた現実感。

 師を呼ばなかった夢の行く末など、
 きっと彼にだって想像出来ること。

 夜道で襲われるのが、生娘だけだなんて、
 今でも彼が信じているなら、些か育て方を間違えている。]

(-40) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 ――――…いや、世辞は必要ないよ。
 
 元々、私はテンポの速い曲も不得手だからね。
 子守歌の代わりになると、前向きに捉えておこう。

[師とは違った意味で嘘の吐けない弟子の言葉に肩を落とし、
 作った真面目な顔を静かなものへとスライドさせた。>>25

 いつもと変わらぬ夜の顔。
 弟子も知っている自堕落で生活力に欠けた顔。

 それでも、相手が現時刻に気付けば、
 ああ、と己も相槌を打ち、首肯を重ね。]

 明日は外仕事だからね。
 私も宵っ張りの肩書を今日ばかりは返上しよう。

 ………おやすみ、クロード。

[告げられたヴァイオリンの礼に、軽く片手を振って返し。

 いつものように、ソファに巣を作りだす弟子に背を向けて、
 工房の主人である身は、寝室へ続く扉を潜った。

 ―――― 幼い頃のように、弟子を寝台に誘うこともなく。**]

(31) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[――― もうひとつ。
 自身は、彼の中の序列を正すとは別に、教えていることがある。

 男どころか、女すら知らないだろう弟子は、
 見た目通りに清廉潔白で、純真無垢だ。

 確かに、愛らしい女性に胸を弾ませる事もあったかもしれない。
 この工房に訪れるリラ弾きは、劇場でも評判の器量で、
 彼が通う診療所の見習いは、清廉とした容貌と精神を持つ。

 弟子が彼女らを、唯の友人知人として見ているか、
 異性と見ているかは定かでないが、少なくとも同性愛者ではない。


 だが、彼の身体には、既に種が植えられた。


 腰の稜線を撫で上げた瞬間の心音の乱れ。>>2:233
 急所を捕えられても、肌から伝わったのは恐怖でなかった。>>0

(-41) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[故に、今宵は熟睡出来ても寝苦しい夜となろう。

 彼が誰かの性の対象に成り得るという焦燥と、
 少しずつ覚えさせる人肌への感応。

 十年を経て、師は弟子へ新たな調教《おしえ》を齎していく。**]

(-42) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

弦楽器職人 マラクは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 02時半頃


【人】 旅商人 リット

[確かに、兄の言葉はもっともだった。>>17

 自分は魔法というものに明るくない。
 魔法も、魔道具も、己には扱えないものだったから。

 こうして幼馴染たちの宝石をもらったとしても、幼馴染たちの魔法を理解なんてしてないのだ。
 どうせ使えないからと、はなから聞きもしないで。


 兄の言葉は正しい。
 正しいからこそ、幼子を諭すようなその言葉はまるで叱られているようにも感じてしまう。

 魔法というものに明るくない。
 だからこそ、魔力を出した石を持ち歩くという発想だってないのだ。>>18

 ただただ兄の言葉に宙で止まった手を落とし、顔を俯かせた。]

(32) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【人】 旅商人 リット


 ごめん、なさい…。


[兄の気持ち―――
 自分は考えてない、のだろうか。

 そうなのかもしれない。
 一人きりになる兄を置いて夢を選んだ。
 昔あった事故未遂を気にしている兄に、こうして再び宝石を強請った。

 やはり、兄のものは最初からあきらめておけばよかった。
 そうすれば、こんな風に叱られることなどなかったのに。]


 ごめん、今日はもう寝る…。

[仕舞われてしまう宝石を追う瞳はどこか物欲しそうで、それでも諦めの色を浮かべたもの。

 自分は兄の気持ちなんて知らない。
 けれどきっと、それは兄だって同じだろう。
 分かってる、ここで拗ねるなんて子供じみたことだってくらい。

 けれど兄だって知らないのだ。
 どうして自分が夢を選んでいるのかを。
 どうして、兄が仕事をしている時にほとんど家にいないのかを。

 完璧な兄を持つ、小さな劣等感なんて、きっと知らない。

 寝ると兄へと告げて、自分の寝室へと入る。
 泣きそうで、泣かなかったのは幼い頃と同じ。
 こんな時は早く寝てしまおうと、深く布団を被った。*]

(33) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
あとどーにかしてあの地下室の様子が見たいんだよね。
そこでだな、クリスタの頭に小型カメラを仕掛けるという案があるんじゃよ。

いや、防犯用か何かの映像が見える宝石をヴェールの飾りに紛れさせるっていうな。

ちなみにシェニの石の力は考えてるんだけど出す機会を失い続けているでよ(魔力の増幅《ブースト》)

(-43) 2016/03/02(Wed) 02時半頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 02時半頃


資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 03時半頃


子守り エルマールは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 07時半頃


【独】 療師見習い メアリー

/*
お返事がなくてほっとする反面
メモもないと「寝落ちかな?」と、そっちが心配になるね。
とりあえずこの後どうしようかな…

(-44) 2016/03/02(Wed) 07時半頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
あ、メモ10分前に来てた

(-45) 2016/03/02(Wed) 07時半頃

【人】 職人見習い クロード

―寝入る前―


[怖い夢、そうだあれはきっと夢なんだ。
何て夢を見るんだ、しかも相手が従兄弟だなんて。

だが師が拾い上げる外套を拾い上げるのを見れば瞬時、
また身体が跳ね、目尻がピク、と震えた。>>30]


――あ、 はぃ。
そ、そのうち返しに、行きます。


[震える手を隠そうと、ぎゅっと掌を握り、
笑みはまた嘘を付けない偽りの笑みを浮かべる。
夢だ、と自分に言いきかせる様に。

そして駐在へと向かった最中に襲われた夜道を忘れる様に。
全てが従兄弟絡みだなんて、信じたくはなかったから。]

(34) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【人】 職人見習い クロード

[そうして師も寝室へと移れば暗くなるならソファでいつものように熟睡。>>31
――と思っていた。

恐い、とかではなく何故か吐く息が荒く、腰ラインから疼く焦れったさを覚える。
確か夢でも、襲われた夜道でも変に身体を触られビク、と跳ね、
そして熱かった。

それ歯間違いなく恐怖ではなく、もっと違う。
言葉でなんといっていいのか変な感じというのだろうか。

触られた目的が、確実に性の対象だったのだろうと思えば、
布団をかぶり直し丸くなる。

あの人肌が温かくて、そして触れられる手がとても熱かった。
―――よくわからない焦燥は、熟睡の妨げとなり自身に襲い掛かっていた。*]

(35) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【人】 職人見習い クロード

― 朝・モルチアナ工房 ―

[ピピピピピ、と掛けた目覚ましが鳴り響けばそれを手に取りゆっくりと瞼を開く。
こんなに潔く起きる――いや、寝付けなかったのは久しぶりかもしれない。]


寝れた…けど何なんだ昨日のは……。


[性に関して十二分疎い青年は寝苦しかった理由も、
身体が熱くなってた理由も、吐き出す息が荒かった理由も分かりえない。
片手で髪を掻き乱し、寝相で肌蹴た襟元を確りと正して。

目の前にまた飛び込む従兄弟の外套を見れば眉間に皺が寄る。
直接お礼に行かねばいけないという師の言葉が重く圧し掛かる。]


今日は外仕事だ……。
朝から確りマラクさんに食べさせなきゃ……。


[そう思えど、師が起きてくるまではソファの背に項垂れながら、天井を眺めているだろう。**]

(36) 2016/03/02(Wed) 08時頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 08時頃


【削除】 駐在 ヴラド

[甘露のような別の何かに彼は縋った>>+8
その掌に何を隠しているのか、何を持っているのか
兄ではない、兄代わりでもないという理由など
今そこで転がっている、頭蓋骨が知って居る

止まり木でなければいけない
欲しいと思ってしまったが最後、男は其れを壊してしまう
だから、我慢しようと決めた。とても我慢していた]

2016/03/02(Wed) 08時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[甘露のような別の何かに彼は縋った>>+8
その掌に何を隠しているのか、何を持っているのか知らず
兄ではない、兄代わりでもないという理由など
今そこで転がっている、頭蓋骨が知って居る

止まり木でなければいけない
欲しいと思ってしまったが最後、男は其れを壊してしまう
だから、我慢しようと決めた。とても我慢していた]

(+12) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


[導いて、擦りこんで綿絹で抱きしめ、壊していく
そんな掌で我慢しようと思っていた。
――これ以上、近づけば、もっと暴力的に理不尽になる
(別に彼の兄になりたかったわけでもない――)
成りたかったのは、もっと別の――― ―ナニカ]

(-46) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[目の前の彼が感じる違和感など
すぐに彼からしても気にならなくなる
そうする自信があった、>>+9
チラつかせるのは希望という曖昧なもの]

 パジャマ?
 ああ、君のお気りのパジャマは入ってなかったろ
 ……冗談だ。君を運ぶとき、鞄を置いてきてしまってな
 パンツは邪魔だろ、後でオカズに使うから

[羞恥と怒り、混乱を混ぜ込む彼に目を細めて
男は、1つずつ可笑しな答えで返していく
明らか、興奮していることを隠さなくなった
下半身の熱は彼の顔色にびくんっと反応を示す]

(+13) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[彼が普段どんな姿で寝て居るかなど
知らないわけがない、知って居るに決まっている
彼の両親にも、信頼を寄せられていた男が
ちゃんとお泊まりにいった日は幼い。でも、全て見て居た

彼の喉仏が眠るときいつ上下するか、閉じられた眼はどうなるか
浅い呼吸が時折魘され、呻きに変わる瞬間があること
そうしたとき、頭を撫でてやれば寝息が元に戻ることも
彼が誰を求めて呻いたかも知って居て

1度、彼が鍵を失った事も隣に居た
無表情ながら、慌てる彼を慰めたのも男だから

その日から時折彼の夜に撫でる手が現れたのも同じ
ガラーシャは夢見が悪いから、だから、頭を撫でていた
口付けはしなかったし、服も脱がさなかった程度の節度はある
その臀部に触れた事、慾望の昂ぶりを隣で扱いたり
後でその光景を思い出し、自慰に耽った事もあったけれど
――、暴かなかったし、撫でる事を優先していた

だって――、寝て居る間にすべて済んだらつまらないだろ]

(-47) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【墓】 駐在 ヴラド


 ……いいな、その顔

[相棒を案じる不安の色。
それが、じんわりとズボンに沁みを作る
全裸の幼馴染と、いまだ駐在服を着たままの男が
ベッドの上に居るのだ、はたから見れば異様な光景だろう

しかも、服を着た男の方は興奮を隠さない
彼の羞恥に怒りに、混乱に、不安に―恐怖に勃起している]

 さて、何処にいるんだろうな

[唖然と呟く声に喉が鳴る
彼が性慾の対象であることを隠さない目が彼を見て
相棒の不在を哂った、何処だろうな―まだ、生きているかな
居心地悪げな彼を煽るように言葉の刃物で顎を撫でて]

(+14) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[床に投げ捨てられたものに恐怖する彼を見て先走りが零れた]

(-48) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【人】 療師見習い メアリー

[立ち去り際。
眠りにつくラリッサが目を向けた机へ
立ち寄り、少ない引き出しを許可なく開く。

果たしてそれは、間もなく見つかった。
ラリッサの性格を表すように、丁寧にまとめられた手紙の束。
開封されたものはラリッサ宛で、宛先のない封筒は父親に宛てたものだろう。
数えて確かめなければわからない程度の数を抜き取り懐へ納めると、まだ夢のなかにいるラリッサを起こさないよう部屋を出る。

時刻は既に朝方。
影が歩き回るには、そろそろ遅い時刻だ。**]

(37) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[それにしてもと男は車椅子に視線を向けて思う。

いつあの車輪は外れるのだろうか。

夜道だから丁寧に動かしたから直ぐには壊れないかもしれない。

だが此処は物が溢れる工房。
慌てて動いて何かにぶつかれば衝撃で外れるかもしれない。

ついでに造り掛けの作品も幾つか壊れるかも知れないが、目の前の作品には適わない。

それでも作品を壊されて怒りに満ちた振る舞いをすれば、どんな姿を見せてくれるだろう。

そんな欲求がふと沸いた**]

(-49) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[パンツ何処?服何処?>>+9
そんな声が聞こえてきそうな哀れさを興奮気味に見つめ
後ずさる彼に合わせて、男はベットに乗り上げた

指示した先、。―乱雑に置かれた衣類

 そして、       父と母、と弟]

 …父と母、それに弟だ
 2人にはあった事があっただろ?弟は初めましてだが

[しれっと紹介していく>>+10
眼のない彼らが彼を射貫くのも知りながら
奪われた目を愛でるようにぺろりと男は潰れた方を撫でた
温かな温もりがする、君はこんな風に生きてるんだな
そう実感するような潰れた眼球の動きが分かり

震える肩に合わせ、男の体は歓喜に震えた
固まった身体を解すようにぺちゃりぬちゃりと舌で舐め]

―― ―どうしてだ
 …君に、私が危害を加えたことがあったか?

[きょとんと問いかける
確かに彼の肘を戯れに抉ることはあったかもしれない
でも、此処に運んで、服を剥ぎ取って男は何もしていない
彼が目覚めるまで見て居ただけだ。
未だってそう、彼を撫でる手は優しく、
チョコレート鍋に突っ込もうとしていないじゃないか

何を怖がる必要がある、?何もしていない―――]

(+15) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ



 (いまは まだ)

[1つ残った腕も眼も健在じゃないか
あまり使いものにならない、2本の足も、そう

今男が舐めているのはすでに潰れた眼だ
之を潰したのは男ではないし、ぐりっと中を抉るように
舌先が動くことがあっても、直接彼に危害を加えているわけでなく]

(-50) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[光悦とした瞳が、小さな声が彼を美しいと訴える
欠けた箇所、歪な身体、涙で滲んだ瞳>>+11

屈辱と、羞恥 動揺と、恐怖
悲しみと 、慟哭。それらすべてが哀しいかな
男の興奮材料でしかない、戯れに与える言葉は真実で
でも、――本当のことでもなく、彼を飲み込み
縛りつけられた身体に、友の姿に慾情した]

 ガラーシャ、……なんで嫌なんだ
 ……本当に嫌なのか?

[喪われた目に優しく問いかける
男の手が捕えたのは、今まで服越しに触れて居た肘
その歪な凹凸に指を這わせ、引き攣った肉を抉り
哀願を尊げに飲み干して喉を鳴らす

もっと囀って欲しい
痛みに啼く声はとても美しく、甘い
瞳を潤ませ隻腕を伸ばすは、まるで誘っているように見え
男は其れを優しく指摘してやる、――触れて欲しそうだと]

(+16) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 君の此処が愛しい
 とても、 ……、好きだ

[私以外に君のこの歪さを愛するものは居ないと男は云う
実際、男は彼の歪さを、醜さを尊く愛していたから
―― ―此処から、残る骨を抉り出して、接吻したいと
彼に裏切られたと傷つく心とは別の場所が言う]

(-51) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[欠けた其処に無骨な声が歌い。
唇はそっと眼から離れ、しなだれかかる彼を抱き留め
彼の歪な肘を手で持ち上げ、先端に触れて接吻を

上目遣いで彼を見つめて、ちゅっと皮膚を吸い
児戯の如き抵抗を、焦らしのようだと揶揄し
きしりと軋む、スプリングに、軽く揺れ

 ―――くちゃり、愛撫する如く彼の肘先を口で含み]

 ガラーシャ、どうしてこうなったんだと思う?

[彼の名を、震わせて
何も気づかない、指摘しない友にヒントを与える
つくづく、男は彼に甘いらしい、**]

(+17) 2016/03/02(Wed) 08時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 09時頃


【独】 職人見習い クロード

/*
ロルを上手く書けて、相手を悶える程煽らせたい…!
おおおおエロイ人よ、その力をくれたまへ!!!(拝む

(-52) 2016/03/02(Wed) 09時半頃

【独】 職人見習い クロード

/*
恐らく今回はリアントリットペアが墓落ちと予想をしておこう
なんか俺がへったくそすぎてこう上手く持っていけないかん…
負担になってないといいなぁ…

しかし、やはり右というのは恥ずかしい…!

(-53) 2016/03/02(Wed) 09時半頃

【独】 職人見習い クロード

/*
師匠の一字一句隙の無い綺麗なロルに、毎回転がり正座しながらロルをかいているので遅筆で大変申し訳なく思っております

だけど、師匠大好き><
早く抱いて(ぉぃ)あわよくば抱かせて!!(こっち本音)

(-54) 2016/03/02(Wed) 09時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[頭蓋骨が男が狂うほどの望みを抱いていたを、知るという事
無知な己は知らず知らずに庇護され守られ裏切った
男を裏切った事にすら気づかない
与えられる優しさは万人へと注がれており
己はお零れを貰っているだけだと認識していたからだ

だから男がどんな目で己を見ていたか
どんな思いで、共に成長し成熟する姿を見ていたか
壊してしまいそうなのを我慢し耐え忍んでいたか>>+12
言葉にされなければ知ることはない

事実刷り込まれた優しさは信頼へと変わり男へ返され
親愛と友情をより強めることになっていた。依存すらしていた様に思う
優しい掌が何よりも嬉しく
撫でられ自分は此処に居ても良いのだと思う事で
壊れかけた心を慰めていたのだ]

(+18) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[ちらつかされる曖昧模糊な希望に縋る
だから一瞬、淡々と述べる男の発言に違和を感じるが
それもまた流されてしまう

どうしてお気に入りのパジャマを知っているのか。幼少時なら兎も角
オカズとは何なのか

補足しておくが性に疎いというわけではない。23にもなるのだ、
春画本の1冊や2冊持っていない方が不健康である
唯隻腕ではと、最初から諦めて眺めるだけで吐精したことはないし、
何よりそれは女性が写っていたから
同性が性的対象にしていると――しかも、醜い己をと
考えもしなかったことが無防備な姿を曝け出している事に繋がる

全裸でありつつ危機感はカニバリズムの方だけ
骨を混ぜたチョコレートを喰わされたのだ。さもありなん

そして流された違和の1つ
幼い頃は確かにシトルイユの家へとヴラドが泊まる事もあった
事故後一時頻度も増えた
年上の幼馴染が事故後の自分を心配してくれているのだろうと
申し訳なくも嬉しかった。彼がいる時は安心して眠れた
だからこそ、夜己が寝入った時にじっとそれを観察されていた事も
魘されれば頭を撫でてくれた事も知りはしない

少し成長してから鍵を失くした時だって、慰めてくれたのだ
信頼は微塵も揺らぐことはなかったし
その時から少しばかり、悪夢の頻度が減ったのも
成長したからだろうと信じ切っていた

時折夢の中に出てくる、撫でる手に頬を摺り寄せ
いかないで、ずっと傍にいてと小さな声でそれに片手を伸ばして指を絡め
本音を吐露し願う事が出来るのも、夢だからで

夢だから。その隣で何が行われているのか
他に触られた箇所があったりしたとかも気づかない気づけない]

(+19) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 何がいいんだよ、俺は怖い、今のヴラドが怖い
 キュル、キュルは……っ

[相棒を呼びつつ男を不安げに見たことで
漸く彼の下衣が染みを作っている事に気づけば、思わずぱちっと瞳が瞬く
何で色が変わっているのか。あともり上がっているのか
全裸の自分も十分異様だが其れを施したのは眼前の彼である

己が男の性欲の対象であるということに未だ気づかず
不在を哂う声に険を宿す視線
言葉の刃は確実に心の柔らかな部分を切り裂いて、不安を表出させた

そこで、漸く気づいた白骨が3つ
正体を知らされた事で、喉が恐怖に鳴った]

(+20) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

……え
 ヴラドのおじさんとおばさんと、弟……?

[告げられた言葉に一瞬、呆ける>>+15
3人共お墓があるじゃないかとか、なんでこんな所にとか
じゃあ自分が食べてしまったチョコレートの中身はとか
色々言いたいことは山程ある

瞳を持たぬ眼窩が3対、此方を見ている様子が恐ろしい
自分を全裸にし脚を拘束し、近寄る目の前の、男も

瞼越しに潰れた瞳を舐められ、ひっと悲鳴を漏らす
撫でる様な舌の動きが、緊張を解す様な舌での愛撫が
今の自分には堪らなく恐ろしい]

 ぅ、ぅ……っ
 
[変わらぬ優しさが、その異常さを際立たせているのに
何で気づかないんだろう――否、気づいていて態となのだろうか
引き攣る喉が、震える体が怯えを隠せない

何もしていない?じゃあ今お前がしている事は何だ
瞼を舐められ、時に舌先で抉られて、
じっくり歪で醜い忌避する躰を見られて
”十分されている”じゃないかと思うのに声が出ない

怖くて怖くて、本能的に逆らえない
歯の根があわずかちかちと音を奏で
その姿が男の興奮を尚煽る事には、残念ながら気づいていない]

(+21) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[男から戯れに与えられる言葉は、
まるで男ではなく己が悪いのだと言わんばかり]

 あ、ぁ、ゃ、嫌、触らないで……
 痛 いっ、ぃたぃ

[優しく問いかける声に、嫌だ、触らないでと
壊れたラヂオの如く震える声が紡ぐ

痛いのだ。過敏になった神経が、
薄皮一枚で覆われた皮膚が抉られる事
そして何よりも、誰より信じていた存在に裏切られた心が
喉を鳴らした男は、哀願を飲み込み叶えてくれない
触れてほしそうだと言いたげに、指摘する様子に首を横に振る

自分の醜さを愛しいと、罪の象徴をとても好きだと
告げる男の声は恍惚としていて。其れが尚恐慌を煽り
狼狽する様子は滑稽に見えたか、興奮を煽ったか

男の甘く囀る声には応えず、唯嫌だ怖いと声を紡ぐ
現状を嘆いて恐怖して。故に感情は堂々巡り

己を抱き留めた男は潰れた瞳を覆う瞼だけではなく
抉れた痕を残す肘にも優しく口付け、上目遣いで己を見る
肘先が口に含まれ、艶めかしい音を奏でるのに、悲鳴が漏れ
無意識に隻腕は男の服を握りしめ、離さない

己の名を呼び、無知を知るためにと与えられる切欠
涙を湛えながらも拾い上げ、戦慄く唇で]

(+22) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 どうして、って
 わかるわけ、ないだろぉ……なんで、如何して
 俺、ヴラドに何かしたのか?嫌な事したのか?

[ぐずり、今にも泣きだしそうになりながら
混乱する思考の中で不安を宿しつつ漸く、男に尋ねた*]

(+23) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 12時頃


【人】 療師見習い メアリー

[手紙にはなんと書いてあるだろうか?
返すつもりのない封筒を懐へ忍ばせて、師父が戻る前に何食わぬ顔で診療所へ戻る。

思案するのはこれからのこと。**]

(38) 2016/03/02(Wed) 12時頃

【赤】 療師見習い メアリー

[自分の手は小さく無力で、
あれもこれもと欲張れば
掬った砂が指先からこぼれ落ちるように
全てが手の中から無くなってしまう。

だから全ては望まない。

過ぎ去って行く車輪の音>>21>>27は、
悲鳴をあげるように軋んで回り始めた
歯車の音色に似ていた。**]

(*2) 2016/03/02(Wed) 12時半頃

療師見習い メアリーは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 12時半頃


療師見習い メアリーは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 12時半頃


【独】 旅商人 リット

/*
夜時間に何か仕掛けてくるかもしれないって思ってたけど…
朝ロル回していいかな…?

(-55) 2016/03/02(Wed) 13時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[男は何時だって肝心な事は口にしない
与える優しさは傲慢を滲んだ、勝手な感情
何時だって手は誰かの為にあった>>+18

その誰かと違う存在
見護ってきた幼馴染が引いた引き金
親愛と友情を傘に被り、男の中に育った慾と憎しみ
依存すらしていた子を手酷く傷めつけて

壊れかけた心を踏みにじり光悦としているのだ]

(+24) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[彼の恐怖が嘆きが、男の肉慾を育て
異常なまでの感情を表だたせていく>>+19
―密やかに、知らぬ内、気づかれぬように
彼を慈しみ慰め、慾を抱いた掌は開かれてしまった

精に疎いわけでもないと知っていても
彼は無垢で無知であると男は同時気づいていた
思考の先が及ばぬ怪物と成り果て

男の目は同性である彼に牙をむいた
元々趣向的には、女だろうが男だろうが関係ないのだ
―酷い泣く声が、顔が、男を刺激する
醜い顔が、歪んだ姿が堪らないと云う性癖は唄う
その中でも一等醜くて哀れで卑屈な彼が

男の劣情を誘うのは必然だろう
何より、壊れかけた彼を慰め繋ぎ合わせ、
無理やり、罅われをくっ付けたのは男自身だ]

 ……なんだ、その顔は
 オカズの意味も君は分からないのか?

[精管理をした記憶はない
だが、揶揄るのは知らないんだろうなと
物知りな年長者の顔を覗かせて、男は彼を弄り苛めた
幼い頃、彼が安心して眠れるように気にかけていた
その顔で、その手で、優しくも狂った掌を見せる]

(+25) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[眠る彼が魘される度
差し出した手に、いかないで、ずっと傍に居て
と小さな声が掛かった。其れが誰を呼んでいるか
男は知って居た、だから、――何も言わなんだ

 どうして、俺じゃないんだ

そう思ったら最後。触れた頬の皮膚を裂いてしまう
此処に居るのは、俺なのになぜ、彼は兄を求めるのか
――分かり切って居た、居たから、耐えた
彼が求めるのは兄なのだ、、だから 仕方無いと劣情に変え]

(-56) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【墓】 駐在 ヴラド


 …そうか、今の私がか
 なら、昔の私とやらが居るんだな、其れはどんな私だ?
 キュルは……さて、な

[相棒を呼びつつ、不安げに見る彼が漸くと気づく
それの異様さにぱちっと瞳が瞬くのを見て>>+20]

 ん?ああ、君の姿に勃起しただけだ

[しれっと。
未だ己が性欲の対象であると気づかぬ彼にそう言い
険を宿す視線を優越と愉悦で受け止め、
表出る不安に興奮気味の吐息を被せた処で

彼の1つ目が、白骨を捕えた。]

(+26) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

 …ぁああっ……良い、声だ

[恐怖に喉鳴らす、のを聞き。男が歓喜を熱に込める
慾を帯びた、好色な響きの下声は、場に酷く不釣り合いに
彼に吹きかけられ、熱と共にその身に降り注ぐ]

(-57) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【削除】 駐在 ヴラド

そうだ、3人とも私が壊したんだ、とても綺麗に啼いてくれたよ
弟はまだ5歳にもなって無かったからよく分かってなかったが
父も、母も、どうしてお前がって泣いて

 ……人って意外と固いんだぜ

肉は包丁で切りにくいし、骨は中々割れない
唇なんかなら、裂けやすいし開きやすいんだが

[一瞬の呆けに畳掛けるように男は罪を暴露した>>+21
彼の頬を撫でる掌は血に汚れていると、教えて近づき
3対の瞳に一瞥をくべた、かつての興味はもうない

一番欲しいものが此処に居るのだから
良いだろうと自慢することはあっても彼らを愛でるのは止め

瞼越しに潰れた瞳を男は愛撫する
緊張をほぐすような動きにさえ、恐怖する彼に囁きを]

 大丈夫、………
 君を殺したりしないさ
     ――、父も母も美味かっただろ?

  …ただ、愛したいだけだから

[安心しろと擦りこむように舌で瞼に押し付ける
それは独りよがりな、感情だ
悦ぶ顔が見たかったんだ、なんて嘘を小さく吐いた

――気づいているに決まっている
何時もと変わらぬやさしさが、彼を恐慌に駆り立てると
分かった上で、男は今している事を”愛したいだけ”
そう告げて、瞼を優しく愛でる様に舐めて
虹の瞳で歪で醜く美しい四肢を眺め、舌鼓を打つ

かちかちと音立てる歯の音は酷く扇情的に男を誘い]

2016/03/02(Wed) 14時頃

【墓】 駐在 ヴラド

そうだ、3人とも私が壊したんだ、とても綺麗に啼いてくれたよ
弟はまだ5歳にもなって無かったからよく分かってなかったが
父も、母も、どうしてお前がって泣いて

 ……人って意外と固いんだぜ

肉は包丁で切りにくいし、骨は中々割れない
唇なんかなら、裂けやすいし開きやすいんだが

[一瞬の呆けに畳掛けるように男は罪を暴露した>>+21
彼の頬を撫でる掌は血に汚れていると、教えて近づき
3対の瞳に一瞥をくべた、かつての興味はもうない

一番欲しいものが此処に居るのだから
良いだろうと自慢することはあっても彼らを愛でるのは止め
瞼越しに潰れた瞳を男は愛撫する
緊張をほぐすような動きにさえ、恐怖する彼に囁きを]

 大丈夫、………
 君を殺したりしないさ
     ――、父も母も美味かっただろ?

  …ただ、愛したいだけだから

[安心しろと擦りこむように舌で瞼に押し付け
悦ぶ顔が見たかったんだ、なんて嘘を小さく吐いた
みたかったのは恐怖に震えるその顔だ

――違和感を感じていると気づいているさ
何時もと変わらぬやさしさが、彼を恐慌に駆り立てると
分かった上で、男は今している事を”愛したいだけ”
そう告げて、瞼を優しく愛でる様に舐めて
虹の瞳で歪で醜く美しい四肢を眺め、舌鼓を打つ

かちかちと音立てる歯の音は酷く扇情的に男を誘い]

(+27) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


[――愛したいと本当と嘘を混ぜた言葉を染み込ませる]

 
   愛したい 、    (憎い)

      ……イトシイ、 

(-58) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[男にとって悪いのは彼である
いやだ、触らないで、痛いと繰り返す言葉
その響きは壊れたラジオよりも官能的だ

薄皮一枚で覆われた皮膚を指で抉るたび
彼の身体が、心が悲鳴を上げていると気づいて居た
首振る彼の愛らしさ、拒絶が、興奮剤として見え

恍惚とした声が恐慌を煽ると知りながら
更にその音で彼を射ぬき、またいたぶり熱を増していく
狼狽する姿は、男の目に性欲の対象としてしか映らず]

(+28) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[堂々巡りの感情に少し飽き始め、
 男は、新たな一手を投げる事にする

気まぐれな、感情は、怠惰を許さず留まることを禁じ
さらなる絶望と恐怖に身を委ねるように手を差し伸べて]

(-59) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[潰れた瞼から、ひしゃげた肘に愛撫先を変え
艶めかしい音を奏でる唇に悲鳴を洩らし

縋るように、男の服をその手が掴めば
喉が薄く哂った、恐怖を与える相手に救いを求める手を
離さぬと云わんばかりの強さを、男は興味深げに見て]

 ――君が、 ……私を裏切ったからだ

(-60) 2016/03/02(Wed) 14時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[どうしてと理由を尋ねる事に気づいた声に
ガラーシャと慄く唇を前に歌い。>>+23
ぐずり泣きそうな目をじっと見つめて
漸くと尋ねられた、問に答え、かりっと肘の先を噛み]

 折角、優しく撫でて、癒して愛でようと思っていたのに
 見護っているだけでよかったんだ、私は

 それなのに、何処かへ行くと君は行っただろ

[丁寧に彼の疑問に答えるのはやはり甘い
無知で無垢な彼を導くのは何時だって男の役目だったから
甘露のように甘やかし、育てた弊害なのかもしれない

最もそれを愉しんでいるのだから男のタチは悪いのだが
こうして彼に知らぬ事を突きつける事にすら興奮するのだ

噛んだ痕を愛しげに舌で舐めながら
ぎしっと音を鳴らし、また、距離を縮めれば
密着を伴い、体と体が触れ合いそうになる、あと一歩だ

―あと一歩で、彼と男の身体は重なると
縋るような片手を包み込んで、肘より離した唇と
それを持つ手とは逆の手で、彼の下半身へ手を躍らせ]

(+29) 2016/03/02(Wed) 14時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 …お前が、 ――――あんな顔で兄と笑うから

[我がままで自分勝手な嘆きを吐いた声は酷く震えていた*]

(-61) 2016/03/02(Wed) 14時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 14時半頃


【人】 旅商人 リット

―朝―

[朝起きれば、すでに鼻孔を擽る焼きたてのパンの香り。
 実家に帰ってきているのだなと感じる瞬間。

 昨夜の件もあって少しだけ気が重い。
 折角楽しい夕飯だったのに。
 いや、気落ちしているのは他でもない自分のせいなのだけれど。

 元々ダメだって言われていたものなのだから、諦めていればよかったのだ。


 支度をして下へと降りていけば、すでに働く従業員の姿。
 その中には自分よりも年下のものだっている。
 若い者で16にもならない少年。
 いつも顔があえば挨拶くらいはするけれど、あまり店の方にいないから、仲が良い従業員なんてものはいない。
 しいていえば、ずっと昔、父の代から勤めているトマスくらい。
 けれど彼はどちらかというと寡黙だから、結局話すことなどないのだけれども。

 けれど今日は珍しく、一人の少年はとても機嫌が良さそうだった。]


 何かあったのか?


[そんな問いをしたのはきっと気まぐれ。
 少しだけ気落ちしていたから、面白い事があったら聞きたいと思ったから。

 けれどそれも、聞かなければよかったと後悔する。

 返ってきた言葉は、なんとも嬉しそうな笑顔と共に。
 曰く、後数か月後に16になる。
 もしかしたらそれで、厨房に入れるかもしれない、と。

 あぁ、この子は他人の宝石が上手く使えるのか。
 自分なんかと違って。

 まだ少年の彼に、そんな嫉妬にも似た感情を抱いてしまう。
 そして子供というのは残酷だ。]

「弟さんはお店を手伝ったりしないんですか?」

[しないんじゃなくて出来ないのに。
 俺の力じゃ、うちの店の竈は動かせない。
 無理に動かそうとすれば、きっと爆発でもするかもしれない。]

(39) 2016/03/02(Wed) 14時半頃

【人】 旅商人 リット


 俺には別の夢があるからいいんだよ。
 ほら、店の方は兄貴が頑張っているしね。

 それにお前みたいな優秀な従業員もいることだし…。


[こういえば、良い言い訳になるでしょう。
 別の夢を追っていれば、家にいない言い訳になる。

 いつも、兄貴分にされてるみたいに少年の頭を撫でてやった。
 自分の仕方ない嫉妬を隠す様に。

 そうしていれば厨房の方から兄が顔を出す。]


 あ、兄貴
 俺今日も出かけるから。

 色々と忙しいんだよ俺も。
 ガラーシャの箒乗りの練習に付き合うって約束もしてるしね。

 じゃ、行ってきます。


[今は、あまり兄の顔を見ていたくなくて、今日の予定だけを告げればすぐに出かけよう。

 本当は、滞在する期間に余裕があるのだからそんなに忙しく出歩かなくてもいいのだけれど。
 日中に自宅にいないことなんて大きくなってからはよくある事だから。*]

(40) 2016/03/02(Wed) 14時半頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 14時半頃


【独】 旅商人 リット

/*
もし何か秘話できたら回想で拾おう。
友と違って平和である。

(-62) 2016/03/02(Wed) 14時半頃

【独】 旅商人 リット

/*
しかしここ二日くらい兄貴昼コアあったのに、俺が来れる日に限ってなさそうというこのコアのずれ具合…
くぅそぉ

(-63) 2016/03/02(Wed) 15時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[男の掌は優しさと安心を与えるだけだったものが
恐怖を与える物になり果てる
そうさせたのは自分であり、今も尚男に内在する狂気を育んでいると
愚かにもきづかぬままに、奏でる悲鳴と絶望の二重奏
益々男の興奮を助長させて、尚己の嘆きも深くなる

一度壊れかけて、そのまま歪に組み合わされた橄欖石
光を取り込み乱反射と複屈折で輝くも、洗練された美しさを持たず
男の目に映る己は一等醜く欲情と劣情を誘う様に育てられ
今こうして収穫を待つだけになったという事に
思い至るまでには少しばかり時が、必要だった]

(+30) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 オカズ……いやいやそれは流石に知っているけれど
 というか普通は春画本じゃないの?

[因みに自分は美脚が好きである
物知りな年長者が弄る様子は普段通りだから
つい此方ももの知らずな年少者として尋ねてしまう
優しく狂う掌で愛でられる恐怖を覚えながら


眠りの中で、行かないでと縋る手
最初は兄だった。己の罪で離れてしまった兄だった
それがいつからか、別の人に変わったのをきっと彼も己も気づかない

夢は醒めてしまえば朧になるから
だから、いつしか大好きな虹色を持つ人のに
行かないでと呼びかけるようになっていったことは
あずかり知らぬ、話]

(+31) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 昔のヴラドは、何時も皆に優しくて
 それで、怖かったこととかあったら話を聞いてくれて
 頭を、撫でてくれて……そんな、ヴラドで

 さてって、キュルには何もしない約束だろう

[抗議も、しれっと告げられた内容に一瞬だけ固まった後
――やっぱり理解が及ばなかった>>+26
何で勃起するんだ。自分の怯える醜い姿に

確か噂で聞いたことがある
世の中には人を痛めつける事で興奮する人がいると
若しかしてヴラドはそういった類の人なのか
だったらなんて残念なんだ。折角の整った顔で生まれて
街の皆に慕われているのに

恐怖は無論帯びたままだが、興奮した吐息が漏れるを見れば
何だか可哀想な人を見る様子の視線も混じった
それも、彼が罪を暴露するまでの間だ]

(+32) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ひ、ぃっ……!お、ばさんもおじさんも弟さんもっ
 なん、で。なんでっ……!?
 どうしてそんな、酷い事

[実感の籠った体験談。そんなの誰が聞きたいと思うか
幼馴染が犯した罪。聞けば顔が強張り悲鳴が漏れる
確か生きていればコーラリアと同じ年くらいか
5歳にもなっていなかったというのなら
じゃあ、その時のヴラドは。まだ、少年じゃないか

彼を産み育んだ存在と、彼と血を分けた存在
両方の血に塗れている手は、それでも常の優しさを湛え頬を撫でる

一番異常なのは、其れを聞いて尚――その手を無意識で求めている
己自身だと、未だ気づかない

恐怖し、恐慌し
震える己に囁く声。薄々察していたけれど
矢張り自分が食べたのは、彼の両親の骨で
一気にこみ上げる吐き気も、痙攣する胃も
今この場で吐けば何をされるか分かったものではないと思うことで
無理矢理嘔気を抑え込む]

 ど、こが大丈夫なんだよ……!
 愛したいって、何だよ、何なの?
 骨食わせるのが愛情とか、そんなのしいだろう!

[安心しろ、と。悦ぶ顔が見たかったのだと
告げる声に見せるのは驚愕と、恐怖>>+27
誰が彼の両親の骨入りチョコを頬張って喜ぶと思うか
ましてや、安心しろなど無理。絶対無理
何時彼の気が変わって
チョコレートスープに己もなるかわからないというのに

でも本当は。一番の気持ちはきっと
どうして、なんで。其れが強いのだ。信じたかったから
あの時震え、紡がれた彼の弱弱しい声を

愛憎の混ざり合った囁きが、鼓膜を焼いてゆく
まるで煮詰められ溶け合わさったチョコレートの様に
その声には情感が籠っていた

悲鳴を恐怖をスパイスに恍惚とする男の気紛れは、
更に自分を追い詰める]

(+33) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ひ、ぅっ
 それは、俺がいるからヴラドと兄が仲良くできないと思ったからで
 見守る相手なら、大勢いただろう
 リットも、リアントも、幼馴染の女の子達も
 一等醜い俺ではなくても――だって

[優しく諭す様に男は己の罪を告げる
自分を裏切ったのは御前だと。何処かへ行くと告げた御前であると
そして兄へと笑んだことが裏切りだと

だって君の優しさは平等に注がれていたんだ>>+29
なのに1つ欠けた位でどうして裏切りになるのか
噛まれた肘の痛みに耐えつつ、男の心を知らぬ己は言い募る

甘やかされて育てられ、ある意味では幼心を忘れず
ある意味無知に育てられた。この男に
故に気持ちに疎い面があった
自分の物に関しても、他者の物に関しても

肘を舐める舌や、下半身へ延びる手も。男の悪ふざけと信じて疑わない
あれだけヒントを与えられても、勃起したとまでストレートに述べられても
唯疲れていたからだろうと
嗜虐趣味の性癖なだけと思い込むが故の事

自分にとって彼は頼れる幼馴染
そうあってほしいという、我儘な欲が瞳を曇らせる]

 どうして、何で
 ――ヴラド、言ってたじゃないか
 いつかきっと兄に気持ちが伝わって仲直りできる日が来るって

[それなのにどうして、笑いあうことがいけなかったのか
震える声が気になって、困惑を顔に張り付かせ後ろに逃げるのを止めて
詰問する様にあと一歩、重なる距離を詰めたのは自らだ]

(+34) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 それは嘘だったの?思ってなんかいなかったって言うの
 ねぇ、ヴラド 答えてよ

[男がこの先自分に行おうとすることに対して理解が及ばぬ事が
隻腕包み込んだ手を離すことを、考えさせない*]

(+35) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 15時半頃


【人】 リラ弾き オペラ

――工房――
[夜気の冷たさを遮るように、炉から熱風が溢れ>>28
その温かさに強張っていた肩から僅かに力が抜ける。

薬指も根元から血は滲み続けているものの、
一度噛みつく速度が弱まってから、
それ以上深くへは入り込んでこないようだった。
それでも、じくじくと痛むのは変わらず、
このままにしておけないのは分かりきったこと。

雑多に部品や道具の散らかった工房の中、
促されるままにリラをテーブルの上に置いて>>28
目の前に差し出されたホットミルクを口へと運ぶ。

冷え切った体を内側から温めている間、
指輪を切るための工具を用意しているギュルセルの手元を見て
その道具が指へと向けられることに改めて恐ろしさに身を竦めた。

けれど、他に取れる手段などなく]

 ――…!

[タオルを巻かれた左手を、ギュルセルに預けて瞳を固く閉じた。]

(41) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[指に食い込んだ指輪の構造をまじまじと見つめ、
装飾に細工がないかと探る芸術家の手つきに、
痛みを感じても、唇を噛みしめて
何度も吐息を飲み込んだ。




左手の痛みに眩暈のように視界が揺れていく。

くらり、最初は気のせいのように軽く、

 けれど、――いつしか視界の端に靄がかかり、ぐらぐら、と

目の前の何もかもが歪んで――、

意識を失ったのがいつだったのか、さえ定かでなく。
眠るように、落ちていく。*]

(42) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[くたりと目を閉じ、車椅子に体を凭せ掛けたリラ弾きの娘の
額に、首筋に、
苦痛の汗が浮き上がる。

左手に与えられ続ける痛み、
逃れるように吸い込んだ呼吸に胸を震わせ、
意識のないまま唇からあえかな苦鳴が溢れ出し、
開かれないままの瞼から滴り落ちた雫が頬を濡らしていった。


枷からの解放までの時間、痛みと眠りに抱かれて。

――――夜明けが訪れる。
それが望んだ夜明けの色と異なっていたのだとしても。**]

(43) 2016/03/02(Wed) 15時半頃

リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 15時半頃


リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 15時半頃


【墓】 駐在 ヴラド

[愚かしくも悲鳴と絶望を奏で囀る
壊れかけの橄欖石、罅を撫でた手で其れをまた削る
今までと異なるのは其処に爪立てているという事
一等、醜い姿は、誰よりも劣情と慾情を誘い
収穫のときを待ち、熟れていた>>+30

歪に歪んだ虹彩を取り込んだ乱反射と複屈折を
美しいと思わぬ訳が無い、男の傑作――、一等星
地上に堕ちる星こそ、輝きもがいて美麗だった]

 …知っているなら分かるだろ
 君だって女の人の身体を見たら興奮するじゃないか
 それとよく似た事だ
 好きな子の、もので性欲を覚えるのは普通だろ

[しれっと言うた
因みに男の脚は美脚というか筋脚であった
物を知らぬ年少者に普段通りの返答をするのは
何時も通りの彼が見えたから、こういう時
男は年長者としての顔を覗かせる

暗に彼に慾情していると隠していないが
恐怖を覚えながらも、男を頼る歪さをいたく気に入り
愛で撫でる掌は熱を増して、頬を擦る

彼の夢に出た面影を男は知るよしもない
彼も知らぬもの、夢の中まで掌は届かずにいて
だから、男は彼が今も求めているのは兄だと思っている

虹を彼が好いているとすら知らないで>>+31]

(+36) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【墓】 駐在 ヴラド

それは今と何処が違うんだ?
 今も君に優しくしている、其れにこうして話を聞いて
 頭を撫でているじゃないか

 ……… …君はこんな状態でも私を信じるんだな

(+37) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


[ ――哀れだ、とても哀れなのが、熱を育む]

(-64) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[抗議に返すのは、現実だ>>+32
昔と今、どう違うのか、君はまだ私を信じるのか
しれっと告げた内容に一瞬の固まりを見せる彼は
まだ、良く分かっていないらしい

自分が置かれたこの状況を
今の男に取って、何よりも優先すべき性欲対象を
可哀想な目で男を見るのは他人事だと勘違いしている故だ
一番危ない、己の身に気づかない、無知は罪である]

(+38) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【墓】 駐在 ヴラド

なんで?なんでって、
 ……壊したらどうなるか知りたかったからだな
 
 気持ちよかったから、悲鳴も嘆きも、  
       肌の感触も

[何が酷い事か。
顔を強張らせ悲鳴を洩らす彼をあやすように
彼の瞼に優しく唇を乗せる、彼の悲鳴は甘美な興奮剤
もっと聞いて居たくなるから、愛で愛でるように舐めて

罪に濡れた手で頬を労わる様になぞる
甘え縋る片手の異常さを男は指摘せずただ、
虹の瞳で、包むように迎え入れ、無意識に応えて触れ

吐き気を浮かべる顔に
えづき嘔吐するならその吐瀉物を
また胃の中に戻してやるのにと夢想し想像し]

 今こうして話をしているのが証拠だが
 ? ――なぜだ。私を作ったものを君が食べる
 そんな、嬉しいことが他にあるのかい

[驚愕と恐怖こそが、男にとって彼の悦ぶ顔だ>>+39
じんわりと拡がった下半身の沁みはもはや溢れ落ちかけ
ズボンの狭さ、 窮屈さに限界を訴え始めていた

気真面目だが気まぐれな男は、
彼をチョコレートスープにする気はないのだが
どうやら彼は分かってくれないようだ

囁いた一滴が嘘か真か、
彼が信じたいと願ったことは悉く裏返るのに
いまだ、あれを真実だと思う心を優しく包み込み

愛憎混じりに肘へ歯を立て噛み付き
痕を残して、悲鳴と恐怖を煌々と虹の瞳を輝かせ
――情感で彼を籠らせ、追いつめていく]

(+39) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【墓】 駐在 ヴラド

…私は違うと言ったよな?
 君が出ていく理由などにはならないのに
  ―――、君だけだ。

 他にも沢山いた。
 けれど、私がこうしようと決めたのは君だけだ

[曝け出した彼の罪>>+40
それは男の理不尽な感情に寄ったもの
傲慢なやさしさを誰にも彼にも与えたけれど、
えいこひいきは忘れなかった

たった1つ、欠けてはいけないものがあった
痛みに耐える姿はとても扇情的で、言い募る言葉は残酷だ]

(+40) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[一番、醜いと己を卑下する声の愛らしさ
惨めさが尊くて、平等に見せかけたのだ
一等綺麗で醜いから、業と――他との区別を曖昧にした
自分がどれだけ大切な存在か、気づかぬように
惨めさを彼が感じて生きて行く為]

(-65) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[肘を噛み舐めた舌が銀の橋を掛ける
彼は下半身へ伸びる手を止めない、いや止める気もない
知らないのだ、幼心を忘れる事が出来なかった彼は

気持ちと同じ身体についても
彼の身体がどれほど、男を扇情的に誘うのか
―――気づかぬ方が悪い、
そういう風に育てた癖、そう断じ
男はその手で彼の逸物に触れようと下腹を浸食し]


 いつか来ると思ってたさ
 でも、それは、 …… ――今じゃない

[先送りにする事で彼から遠ざけようとした事
それが今目の前に突きつけられ

困惑を顔に張り付けながらも
逃げるのを止めた、愚かな幼馴染が1歩を詰めた]

(+41) 2016/03/02(Wed) 16時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

距離を詰めてはいけなかったのに]


 私は、その日が来なければと思っていた

[だって ――。隻腕を包み込んだ手で彼を引き寄せ]


       ……ガラーシャは、俺のものだろ?

(-66) 2016/03/02(Wed) 16時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[傲慢な宣言を孕み下腹部を彷徨って居た手が
彼の逸物に掛かり、肉茎を包み込んで掴み
強く、一気に  ―― ―熱を扱き引きあげる ― -**]

(+42) 2016/03/02(Wed) 16時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 16時半頃


【独】 パン屋 リアント

/*
メモ

>>2:338クリスタ通信機→ショートカットキー伝えてからの念の為SOS受信フラグ(助けるとは言っていない
>>2:325>>*2:92ヴラド幕間→据え膳食わぬは男の恥理論の展開、リットに手を出す時の条件フラグ

(-67) 2016/03/02(Wed) 16時半頃

【独】 パン屋 リアント

/*
リットとのすれ違いは必須イベントだと思っている
逃がさない手を早めに打っておくこと
追跡バグでも仕込むか

(-68) 2016/03/02(Wed) 16時半頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 17時半頃


【墓】 配達員 ガラーシャ

[美醜の判別位自分にもできる
そのカテゴリーの中では己は劣等であると自負していた
それが眼前の男にとっては欲情を覚える物であるとは思い至らない
思い至らない様に育まれたが故
思い至らぬ様に意識を外していたが、故の事]

 そりゃあ、興奮はするよ男の子だし
 ……でもそれとこれとは別じゃないのか?
 だって俺のパンツだよ。幼馴染の、しかも男のパンツだよ
 幼馴染ならラリッサとかオペラ……は人妻だから犯罪か
 メアリーとかいるじゃないか
 なんでそっちのパンツでしないの?

[彼の”好きな子”が幼馴染というカテゴリだからと思い込み
パンツパンツ連呼しているが至って真面目だ
美脚に目が行くのは自分の思うままに動けぬ脚への劣等感の裏返し
情欲は覚えないものの、幼馴染の筋脚は羨ましい部類である
年長者としての顔を見せて真面目に話す彼に
やっぱり疑問をぶつけるのだ

”自分=好きな子”ということに
何度も好きだと愛していると囁かれても
気づけぬのは幼い頃からの陰口、噂と中傷からの防衛本能
怖くても唯一注がれる甘露がそれしか知らないが故に
男の掌に安堵してしまい、求めてしまう事矛盾にも繋がる

言わねば伝わらぬ。だがそもそも自覚せねば言う事も出来ない
そして――自分は言い出す事が殊更に、下手であった]

(+43) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 今とどこが違うかって
 違い過ぎるだろう、少なくとも骨入りのチョコレートは食べさせなかった
 それに寝ている間にぜんっ、全裸にするとか
 風邪引いたらどうする。此処あったかいけど
 其れに此処は何処だ。仮眠室じゃないし

 だって、ヴラドは幼馴染だし
 今は唯変になってるだけだと、思うし

[一気に喋ると疲れる。普段の無口も何処へといった態で
非難轟々。そしてようやっとこの場所が何処だと尋ねる
――そして。こんな状態でも尚男を信じてしまう愚かしさを露呈させる
他人事だと考えているが故に、身近な危機に気づかない]

(+44) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 壊したらどうなるかって
 なんでそんな事を考えるんだよ
 ……きもちいいとか、狂ってる、おかしいよヴラド
 そんなの、そんなの

[そんなの俺の知ってる君じゃない
あやす様に触れる唇すら恐怖を煽る火種
舐められた部分が熱く、ますます瞳が恐ろしさで潤む

罪を抱く手で労わる事の異常さ
それなのに甘やかされるのに慣れた己は無意識に、
異常な優しさを受け入れ、縋る
その歪さ、ゆがみ。自分も尚この状況で異常を来して
指摘されねば気付かぬ無知は、
包み込むような触れ合いに手を委ねている]

 ……話をしているのが証拠だというけど
 それが気紛れで変わらない保証なんてどこにもない
 作る材料がまずおかしいって気づけよ!

 骨だぞ、人の骨……っ、ぅ、ぇ

[想像するだけでえづきそうになるのを堪える
あのぱきり、ぱきりという音が頭から離れない

生真面目で気紛れな男の、生真面目さは知っているが
骨チョコを食わされた身としては直ぐに信じる事などできはしない
それなのに、愚かに囁かれたか弱い一言を信じたいと思う傲慢さ
取捨選択、自分に都合の良い事を思いこむだけかもしれない
願いとは逆に悉く裏返る現実を見ない振りをして
それが益々、追い詰められていくのに]

(+45) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 っ、ぁ……ぃた、ぁ

[噛みつかれ、神経に犬歯が触れればびりっとした痛みが走る
肩を震わせ、痛いと告げるも煌々とした虹色の瞳と目が合って
尚その震えは大きくなる
噛み痕も瞳も眦も濡れ、今にも零れ落ちそうな涙は
縁に溜まって落下を待っている]

 違うと言われても、それでも
 ――俺さえいなければ、仲直りが出来ると信じてるんだよ
 ……ぇ

[君だけだ。と告げる言葉に
たった一つの瞳は、信じられない事を聞いたとばかりに瞬き

だって君は誰よりも平等で
君は兄の代わりにはならぬと己を諭し
誰にでも門戸をあけていても一定以上
誰にも踏み込ませはしなかったのに

それなのに]

 どうして、俺だけなの?

[理不尽な感情であろうとも
それが自分に注がれていると分かって恐怖よりも先に疑問が上回る
それが一層、警戒心を薄れさせているのだ
今の状況が、どれほど危険なのかを未だ実感しないから
噛んだ口元と、肘への間に透明な糸が伝い
男の手が下半身に伸びていたとしてもである>>+41]

(+46) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[唯、流石に自分の恐怖で萎えている陰部に触れられたなら
矢張り慌てる。凄く慌てる
何処触ってるんだよ。人の物なんてばっちいだろ、止めろって
言いかけるけれどそれ以上に疑問はあったのだ

如何して、兄と仲直りできると断じていたのに
兄と笑みを交わすのが許されないのかと

男の回答は何処か曖昧
何時か来るとはおもっていたけれど、いまではないと
今と後とで何が違うのか
さっぱりわからず、距離を詰める

距離を詰めて――隻腕包み込む手で引き寄せられて
そして漸く己の今、置かれている立場に気が付いた]

 ……え?

[おれのものって、どういうこと
俺は俺だし、ものって――……]

(+47) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

― 工房にて ―

[温かな飲み物は少しはオペラ嬢の緊張を解くのに役立ったようだ。

気付けば炉がもたらす温もりに抱かれて眠りに落ちていた。
痛みに耐える顔よりは余程良いとばかりに、起こす事なく薬指に集中する。]

大丈夫。
もうすぐだから。

[時折唇から漏れる吐息は、苦痛にまみれ、汗を浮かべる意識の無い彼女に語り掛ける。]

(44) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

もうすぐ。
全部無くなるよ?

[楽しげに、耳元で囁いて、浮かんだ汗をねろりと舌で舐め取った。]

(-69) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[詰まりは、今己は春画の女の様な立場にいるのではないかと
年上の幼馴染に性欲の対象に見られているのではないかと
庇護される立場としてしか自覚がなかったが故の信頼感が
その目を曇らせていた

信頼し何時も甘やかしてくれた優しい幼馴染
今、オセロの様に裏返されれば
残るは肉欲にぎらつく瞳をした、雄がいるだけだ]

 ひぃ、ゃ、やめてっ!
 嫌だ、何するんだ、ヴラド、痛い、いたいっ

[強く扱きあげられれば当然、痛みを齎す
普段くたくたになるまで配達員として働いて
偶に春画を見る位。直接の刺激には慣れていない

やめてほしいと、逃がしてほしいと哀願する
唯一の手は握られ塞がれ、弱い脚には枷がはめられ
抵抗はまるで児戯で、逆に男を煽るようにしかならない

戦慄く唇で、泣きそうになりながら必死に懇願するのと裏腹
痛い、止めてと言う癖に、薄らと芯を持ち始めている事には気づかずに
全裸の自分と未だ着崩さぬ男
痙攣する内股を、服越しではあるが男と密着させて、冀う*]

(+48) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 17時半頃


【人】 芸術家 ギュルセル

[彼女の目覚めは世界が夜の冷たい腕から逃げた頃。

薬指に集中し続けた自分の額にも汗が浮かんだ。
その汗を拭い、道具を片付けてから、苦渋に満ちた声を上げた。]

オペラ嬢。
外れたよ。

でも……。

[言い淀む声は彼女に届いたか。
届かなくても、2つに割れて砕けた指輪と、
割れたはずなのに、まだ指には痕と呼ぶにはどす黒い輪が肌や肉に残されていた**]

(45) 2016/03/02(Wed) 17時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[ちなみこの男、彼があげる幼馴染でも>>+43
興奮を及ぼした事はある、其れを踏まえたうえで
一等彼が興奮するという恐ろしい性癖の持ち主だ
パンツパンツ連呼するのを聞いて
無知と無垢が重なった無自覚さは涎ものだと唇が飢える

何も気づかぬ防衛本能を撫でるように
なぜだろうなと物知りな年長者はその場での答えを曖昧にした
全てを教えずともいずれ分かるのだから、…もうすぐだ]

 …なるほど、そんなことか
 性格自体はなんら変わっていないと思うが?
 風邪を引かないようにちゃんと宝石に魔力は込めたぞ
 仮眠室は仮眠するところだろう、泊まる為の場所じゃない

 ………幼馴染だから?
 幼馴染だったら、どんな事でも信じるのか

[元より、彼と同じく男も饒舌な方ではない
だから疲れたのは彼と同じなのだが>>+44
男の掌に安堵して、こうして、恐怖を感じながらも
幼馴染を信じ、話をしてしまうのは本当に哀れで
傲慢だった、誰よりも卑屈な癖に、彼は無神経だった

身近の危機が起こり得ないと彼は気づかない、気づけない]

(+49) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

 …そう、そこが可愛いんだよな

[可愛くて ―憎らしい。対岸の火事としか見れない彼が]

(-70) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

なんでって考えてしまったからだろ
 …。君が私を否定するのかい

 ずっと私は、君が知って居るヴラドだ

[無神経に男を踏み荒らす言葉に傷付いたという
俺の知って居る君じゃない、なんて>>+45
どれほど冷たい言葉だろうかとしかめっ面に嘆きを乗せ
火種を煽る唇で、悲しげに囁いたのだ

彼を苦しめる為に、業と
己を慕う彼へ、突きつけるのは傷付いた友人の姿
この状況でなお、触れ合いを委ねる傲岸な彼に]

なら、君の骨をチョコレートに挿入しないと約束しようか
???何処がおかしい。人の骨はカルシウムが豊富だぞ

[えづくのを耐える彼は艶めかしい
ぱきり、ぱきりと響く音は甘美に男を誘う
あれが心地よいのだ、彼の言葉とは相いれる事はない

信じる事は出来ないというのなら約束をしようか
そう気真面目な顔で彼に持ちかけた。
チョコレート漬けにしない、骨は。
他の部位はちょっと掛けてしまうかもしれないが
それは現実を見ない振りする彼に突きつける、甘い誘い]

(+50) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[噛み付けば彼の唇から洩れる悲鳴に似た声
痛いのだろう、皮膚が口の中でひくっと蠢いている
薄い皮の下で血管が音をたて、歯に触れた、
其れは食い破って言っているようにも聞こえ、
男を誘ってくるような錯覚を味わった

今にも零れ落ちそうな涙は、甘い
男の熱を燻らせる為だけに存在しているようで
落下を促すように、歯で噛んだ場所を舌で抉り舐めた]

 一応言っておくが、私は君が居なくなったら
 それこそ、シェニをどうするか分からんぞ

 ………なんだ、気づいていなかったのか?ガラーシャ

[信じられないとばかり瞬く彼にそう言った>>+46
気づかせなかった癖に、酷いなと彼を責め追いつめる
平等な振りをしたえいこひいき、甘党だからと言っても
彼に上げるチョコレートの数は他の倍以上だったし
頭を撫でる回数もまた、同上だ

 どうして?だって ―蘇るのは太陽の記憶]

(+51) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

 言っただろう、愛していると

(+52) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[だから、君が憎い]

(-71) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[浮かんだ疑問に丁寧に答えてやる
甘いなと我ながら思う、甘すぎるのは性分だ
甘露を流し込んで育てた友相手なのだから仕方無いが

それでも警戒心を薄れさせるのは好都合
甘味と合わせ、苦味をいつも染み込ませてきただろう
銀の糸が落ちていく、白いシーツを濡らして
向かうのは、彼の下半身。 ―その先だ>>+47]

 君のものはばっちくないから大丈夫だな

[恐怖で萎えている陰部に手が触れれば思わず舌が出た
之で興奮していたら、男は彼を二度見しただろう
その危機は回避され萎えた其処を手で労わり撫でれば
慌てた姿と対面することになった、言いかける言葉
それが、疑問に繋がっていく、欠けたピ―ス

もうすぐ彼は気づくだろう
曖昧な回答、今と後で違う事それを理由にしてた現実
詰めた距離が彼の選択だ、其れが正しかったなんて
漸くと気づいた顔を見た興奮がその答えになる

――なんて、顔をするんだ
思いもよらない、何を言っているんだ、そんな顔]

(+53) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

――、………すげえ、抜ける

[呟いた言葉が、今の彼の立場を示していた]

(-72) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[呆けたような一言。
それが彼が今の状況に気づいたと教えてくれた
庇護する存在をどんな目で見て居たかって?
性的な意味の、目で見て居たさ
片目は、盲であった。信頼を寄せていた存在故の
彼の信じていたものは全て裏返る]


 …何って自慰を手伝ってやろうと思ってな
 いや?痛い? …でも、勃起し始めているじゃないか


―――、痛くていいんだろ。 

[漸く息することを許された雄が哂う
ぎらついた瞳の下で、痛みに懇願を乗せる唇は
男にとってただの興奮剤でしかないのは折り紙付きで

強く扱いた肉慾は、皮と共に上へ下へとずれる
痛いのは当たり前だろう滑らせてすらいないのだから
やめてと逃してと哀願を喰らい、手を塞ぎ
足枷で動きを縫い止めた、児戯のような抵抗は可愛らしく

――そして、それ以上になじりたくなったのは
僅かながら芯を持ち始めた、彼の肉棒だ
思った以上の名器なのだと男は確信してしまった
服越しながら、痙攣する内股を密着させる姿はまるで売女のよう]

 ガラーシャ、…ほら見て、ちゃんと

[情事のように甘い声で彼の耳許に囁いた
1つ眼を開いて、男の手の先を見て、促して
扱き上げる強さを変え、快感を手に入れられる速度で
上下運動を繰り返す、キモチイイと彼が感じるまで
優しく、緩やかに。そうして完全に勃ち上がれば

―――、うっとりと熱の尖端を撫でるのだ
彼の頭を撫でるように、掌で*]

(+54) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

【独】 駐在 ヴラド

/*やんでれ?やんでる …よな? 
いや、監禁している、拘束している、時点でやんでるな

(-73) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 19時半頃


【独】 療師見習い メアリー

/*
ヴラドとガラーシャが落ちた途端にスローペースになる日中ログ。
うん、私としてはとてもありがたい。
昨日はコアギリギリだったからなぁ…

これ、他ペアの秘話がどうなってるか結構楽しみだ。

(-74) 2016/03/02(Wed) 20時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[男の異常性癖を知らなければノーマルな自分の基準に当てはめる
だからこそ、考えは交わることはない]

 確かに、相変わらず面倒見がいい
 ……って違う。そういう意味じゃない
 確かに仮眠は仮眠で泊まるなら入眠だよね

 ――信じたら、駄目なの?

[幼馴染だから、信じたい
その思いをただ純粋に込める傲慢さに
男が傷ついた姿を見れば、謝ってしまう所もまた
無自覚に人を傷つけるのだろう]

(+55) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ――ぅ、ごめんなさい……

[否定される辛さは知っている
だからこそ傷ついた姿を見れば素直に謝ってしまう
煽る唇が悲しみを産むのなら、ころりと騙されてしまう
そして彼自身を知ろうとしなかったのではないかと己自身を責め始めた

無知はある意味驕心。ある意味知って行うよりも残酷だ
無垢という残酷さのまま、男に謝り――そして自ら隙を作ってゆく]

 ……本当に?信じていいの?
 いやいやいやいや、骨は、骨は食べない普通食べない
 いりこか牛乳にしようよ。普段ヴラドから貰ってたミルクチョコでもうカルシウムは十分だよ

[ミルクはミルクでも混ぜてはいけないミルクが入っていた事に気づかない
甘くて”苦い”の苦味がなにかすら

約束をしようと持ち掛ける、その言葉に素直にうなずく愚者
それでほっと安心するからこの配達員愚かしく阿呆である
どうして、今まで散々無体を働かれて信じるのか
例え今迄自分に優しくしてくれた人でも、豹変したのを目の当たりにしているのに
甘い誘いに乗ってしまうのは、ストックホルム症候群でも芽生えかけたか
其れとも現実を見ない様に防衛本能が働いているか
さて、何方なのだろう]

(+56) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[舌で抉り舐める男にあげるのは悲鳴、怯え、
恢弘される恐怖は、呼吸すら奪う程
肘先を舌で抉り舐める様子も更に其れを煽る

一応言っておくが、と前置きされた言葉に
目を瞬かせた後――驚愕を顔に、張り付け>>+51]

 兄さんにって、そんなっ……!
 親友だったんだろう?なんでそんな事言えるんだよ
 
 気づいて、って……
 愛……?あいって、何言ってるのヴラド

[おかしいよ。親愛が、友愛が
どうしてこの仕打ちに繋がる。裏切りに繋がる
気づいていない事がまるで悪いみたいに。俺が悪いみたいに

あの日拾った太陽が、君を其処まで追いつめたなんて知らない
自分が救われたオレンジ色が、君に狂気を芽生えさせたなんて
尚且つ、友愛を持つ相手にこの様な事

――それは、ほんとうに”友愛”の愛なのか?

憎愛の愛ではないだろうかと一瞬だけ考えて打ち消して
正解なのに。自分で其れを葬り去る]

(+57) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[疑問は丁寧に答えられる>>+53
それでも未だ正解に辿り着いていなかったことが
男に此程性的な事をされているのに正解に辿り着かなかった]

 いや、今日はまだお風呂入ってないから
 どうせ全裸ならお風呂入りたい
 入浴してジャージ着てキュルともうお布団入って寝たいんだけど
 なのにどうしてこうなるの!こんなの絶対おかしいよ

[自分に肉欲を覚えている奴がどうしてそんなことを許すと思うのか
無知とは罪だし、言い募る姿は愚かしいにも程がある
止めろと言っても止まらぬ男の手が陰茎を握り扱きあげ

そして 漸くすべてのピースが当てはまる

呟かれた言葉が、其れを真実だと知らしめた
己が、男の興奮を煽る立場であると

事実に気づいた時に齎されるのは狂乱だ
いっそそのまま狂って仕舞えれば楽なのに
現実が、眼前の男の虹色の瞳が。男に受けた優しさの数々が
囁かれた痛みを絶える様な、寂しい助けてと言う囁きが
それを許さない]

(+58) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ


 別に要らない。必要もないから
 近寄らないで触らないで服とパンツ返しておうち帰して!
 
 痛い、痛いっ

 善くない、よくないからやめて、離して
 ヴラド、ヴラド……!!

[見たくない。認めたくない痛みを与えられながらも
自分の分身が熱を持ち始めるなんて

人間は危機に瀕すると本能的にそうなってしまう
それもあったが何よりも、
男が与える刺激と囁きが速さを変え強さを変え
優しく緩やかに穏やかに。快感を芽生えさせてゆくから
鞭から飴へと変化した愛撫が、快楽を引き摺りだした]

(+59) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ぅ、ぅ……ん、ぁ……

[痛みに耐えていた顔は、其れだけではない物を拾い色を匂わせ
言い逃れが出来ぬほど男の手で育てられた分身は今や、
先端から溢れんばかりの涎を零していた
優しくも酷い掌が、其れを撫でた事で漏れ出る甘い声
同時に響く粘着質な水音と共に、自分に絶望を連れてきた]

 こんなのみたくない、やだ、やだ
 やめてよ。ヴラド、お願いだから
 酷いことしないで、ねぇ

[堪えきれない涙が頬を伝う

無理やり他者の手で快感を拾わせられる恐怖と
反応する体に混乱し、子供の様に泣きじゃくる
日の当たらぬ箇所の皮膚を薄紅に染めながら懇願する姿は
願う事と正反対の結果を齎す事へ一役、買うかもしれない*]

(+60) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時半頃


【独】 配達員 ガラーシャ

/*
日中もコアが合うとはいえ、
地上より墓下の方が進んでいる事にびびるそんな夜

やだいたいやめて状態で、萎えさせていないといいなと震えている
でもこのガラーシャちゃんと反応しているから
超マゾなんじゃないだろうか[自問自答]

(-75) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

不可思議の魔女 クリスタは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時半頃


【独】 不可思議の魔女 クリスタ

/*
監禁モード入るまでには体調治さないと……。

そしてロルどうしましょ。
どう動けばストーカーとかされやすい方向に持っていけるかなー。

(-76) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

― 真夜中の偸盗 ―

[疲労が纏わりついた彼の身体を燻らせる熱は、
 良く空気の冷えた深夜にも疼きを齎す。

 本来ならばその熱の正体は、
 第二次性徴の過程で周囲の大人に知識を貰うか、
 同年代の友人同士で猥談を重ねて理解するもの。

 だが、性の匂いを感じさせず、女の影も遠い師は、
 彼の保護者を気取ると云うのに、応じた知識も与えず、
 弦楽器職人の弟子として、弛まぬ研鑽を積み上げさせた。

 故に、彼は、灯る熱の本質を突き止める事も出来まい。
 ――― 硬い外皮だけが、人の体温を覚えて、熟れていく。

 初心な感覚を持て余す弟子の呻き声を聞きながら、
 そっと暗がりを揺らめかす長躯の気配。
 不埒な夢路を歩む弟子の額を、無音で撫で梳き、
 冷たい掌が前髪を分けて、細糸の感触を愉しんだ。]

(-77) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード


 ――― 誓いの自鳴琴だってね。

[彼の夢を壊さぬように、眠りから引き揚げぬように、
 静謐と同じ温度で囁いた声が、卓上の箱を示唆して零れる。

 彼と同じ、寂しがり屋の血を拗らせた従兄の預かり品。
 通信機で聞いた声を脳裏に蘇らせ、音もなく笑み。]

 私が生まれる前に少し流行ったそうだ。
 夫婦となるものが互いの核をこれに納め、
 共鳴する響きで、未来を謳う。

 ……君も、その旋律を聞いたことがあるかもしれない。

[額から離れた指先は、小箱に移り、
 無骨な両の五指で抱え上げる自鳴琴。>>2:305

 それは浮いた噂の立たない従兄を、
 彼の両親が案じた為の物かもしれないし、
 彼自身が花嫁を迎える折に、譲る為の物だったのかもしれない。]

(-78) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[けれど、くるりと掌が閃いて、小箱は卓上からストールの内へ。
 種も仕掛けも無い、師が成す傲慢な没収。]

 ……だが、今は未だ、お預けだ。

 クロード、君は自らこの箱を満たさねばならない。
 間違った選択は、悲しい未来に続いてしまう。

[小声が彼の息遣いに重なり、ストールが歪んで膨らむ。
 彼の両親が、互いの輝石を納めて聞かせてくれた想い出の音色。
 その所有権を、あっさりと彼から取り上げて。]


 ―――…君は、何時いかなる時も、
    マラク・モルチアナを選ばねばならない。


[硬い誓いの言葉は、音楽には程遠く、言い聞かせる質。

 夢も現も曖昧な彼の記憶を掻き混ぜるように、
 誓いの自鳴琴も、眠る彼の唇も、酷く身勝手に奪われた。*]

(-79) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク

― 朝・モルチアナ工房 ―

[控えめな欠伸を掌中に隠し、
 寝癖をストールで押さえつけながら、寝室の扉を開く。

 書物の中だけに訪れる眩い朝日は無かったが、
 地下に馴染んだ体内時計は昼夜の違いを覚えていた。

 眠いのが朝、冴えるのが夜。

 自堕落な判別方法を抱え、長躯を覗かせると、
 既にソファの上で身を起こしている彼に目を留める。>>36

 おはよう、クロード。
 ―――― 相変わらず、君は朝に強いね。

 私もそんな寝起きの良さが欲しいものだよ。
 ……夢見は如何だったかな。やはり、悪夢の続きだったかい?

[朝の老人のように、安楽椅子に腰を落ち付け、
 目覚めの一杯を早速強請りながら、暢気な声を掛けた。

 ――― 空っぽの卓上に、違和すらも寄越さない何時もの顔で。*]

(46) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時半頃


職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時半頃


弦楽器職人 マラクは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時半頃


【独】 リラ弾き オペラ

/*
ふむ。
ギュルセルはオペラを作品として愛でているのか。
女として愛でているのか。
その比重如何で抉り方が変わってきますので…

どうせなら、ともに楽しく堕ちたいものです。

(-80) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
吃驚した、居た。クロードくん居た。

あ、なんか、ちょ、っと、こうしてログイン時間が被るだけで、
妙にきゅんとしてしまうんだが。うん。

(-81) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
とりあえず、オルゴールは回収した。
使用方法は考えているけれど、今はまだ布石ですな。
そもそも、この使い方で正しいのかは良く分からない。

ヴラドーー!!

(-82) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
メモ!

>>1:68

>>1:186>>1:192>>1:334

>>2:6>>2:116>>2:136>>2:137

(-83) 2016/03/02(Wed) 20時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
俺ら監禁ナウで夜の続きしてるけど
もしかして現在軸は朝になったのだろうか(まがおる)

か、監禁されてるから昼夜わかんねでいいよ、ね……?
[つじつまを合わせる]

(-84) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 職人見習い クロード

[気怠い身体をソファで沈めていれば何時もの口調、いつもの声色で起きてきた師。>>46
師のサイクルは大体把握しているのだが、常に午前は眠たげな表情を浮かべ、
夜になればいつも覚醒をする。

どういう身体の作りをしているのか見てみたいものだ。
その師は、ごく普通に安楽椅子へと腰を落とし、
茶の催促をする、そういつものなんの変りもなく。>>46]


おはようございます。
早いと言うか、ちょっと寝付けなくて。
夢は、あんまり覚えてないんです…見たと思うんですけども。

マラクさんはむしろ寝すぎなんじゃないです?
大体早く起こしても起きてくれないじゃないですか。


[不思議だったことだけは覚えていた。
ふわふわとした気分の中、冷たい掌が己の額へと触れて。
その冷たさが心地よかった。]

(47) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 職人見習い クロード

[催促をされるままに朝の茶を準備して、
これまたいつものように卓上へと熱いお茶を持っていく。

その時に違和感に気づく。
何か、何か昨日と違う。

卓上の端から端へと視線を滑らせて、其処に置いたはずの従兄弟からの包みがない事に気づく。]


あ、れ………?

マラクさん、昨日此処に―――…、


[いや、師はきっと知る筈がない。
師がこの部屋から寝室へ行けば大体すぐに熟睡してしまうんだ。
夜中に此処に来て箱に触れたりしないだろう。

ましてや態々手に取り何処かに置く事すらない、そう思い込む。]


…いや、なんでもないです。


[中身の分からぬ包み。
昨日の寝ぼけている間に自分が何処かにしまってしまったのかもしれない。]

(48) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 職人見習い クロード


    
       [――いつだって、自分の憶測でしかない。*]

(49) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

――朝・工房――
[泥沼に手足を絡め取られたように、体が重い。
眠りの縛めをかすかに解いた声>>45に瞼が震えた。

昨夜のことを思い出して、どうやら眠ってしまっていた自分が申し訳ないのと、
夜を徹して作業をしていたらしきギュルセルへ礼や詫びを言わなければと思うのに、
体も、唇もひどく気怠く、容易に動かない。]

(薬指…指輪…)

[ずきりと痛みの走った左手へのろのろと視線を落とす。

――果たしてそこには、『痕』と呼ぶには禍々しく悍ましい円環が色濃く刻まれ、
薬指そのものを禍つ炎の刻印で包み込むように、
常ならぬ色が残されていた。]

 ……ッ

[喉が引き攣って、上手く息が紡げない。

もう、あの結婚指輪はつけられないかもしれないと嘆いた。
それでも、感じる痛覚に、リラを奏でることは出来ると安堵した。]

(50) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

 …ごめんなさい、
 私眠ってたんですよね

[部屋の暑さに、喉がけほ、と鳴って、
重い頭と体のまま、ギュルセルへと謝った。]

 迷惑をかけて、ごめんなさい。
 後は、メアリーやクリスタに相談して、
 そうだ、…ヴラドにも言わなきゃ…

[診療所、魔法の専門家、駐在、
この騒ぎに頼れそうな人たちを思い出して、
車椅子の肘掛を握りしめた。]

 また、改めてお礼に伺わなくてはいけないんですけど、
 今はこの指の治療を急がないと、 いけないから…

[テーブルの上に置いたリラを、取ろうとして
車椅子の上から手を伸ばす。]

(51) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[僅かに届かなくて、車輪が前へと進む。

床に置かれた固い部品の上に乗りあげ、その僅かな負荷に
車椅子の部品が

ぱきり、


小さな音を立てた。]

(52) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[車椅子の車輪が外れて、
リラに手を伸ばしていたリラ弾きの手は届かず。

そのまま投げ出される。

作りかけの作品が何点か置かれた棚の足元にその体は倒れ込み、
振動で繊細なガラス細工が床へと落ちて、かしゃん、と割れた。]

 …あ。

[リラ弾きの娘の目が、割れたガラス細工を見て見開かれる。
瀟洒な細工のそれに良く似たものを、幼馴染の店で見つけたことがある。
あまりに精緻で繊細な硝子瓶の到底手が出せない値段に幼馴染と残念がった記憶が蘇る。]

 ――っ!ごめんなさい。

[ギュルセルの、助けてくれた人の作品を壊してしまった。
その罪悪感と、職人の仕事を邪魔したのだという後悔に
リラ弾きは表情を歪ませた。

その頬が、割れた硝子細工の破片で切り裂かれ、
ぽたぽたと床に少なくない血を流していても。]

(53) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【独】 不可思議の魔女 クリスタ

/*
ぴこーん!私にいい考えがある!
[おいやめろ]

クリスタにとっての「罪悪感」の割合を増やせば、反抗しなくなって監禁されやすいんじゃないかな!

(-85) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[自らの頬の痛みに構う余裕もなく、
壊したものの製作者の男を見つめていた。

涙のように滴り落ちる血の雫で、
頬が、髪が、手が、濡れていく。]

 ごめんなさい…
 謝っても仕方ないことだけど
 私の――私個人で出来る代価ならお支払します

[夫にも、劇場にも迷惑はかけられない。

滴り落ちる血を拭うことも忘れて、
壊れた車椅子も、動けない自分も忘れて、


未だ値のつかない品へ、対価を償うことの危うささえ知らないで。

ただ、恩人の、芸術家の、作品を壊したことへ後悔を溢れさせて、
リラ弾きは目を伏せた。

床へと滴る血の雫が、季節外れの赤い花を咲かせている*]

(54) 2016/03/02(Wed) 21時頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 21時頃


リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 21時頃


【独】 リラ弾き オペラ

/*
さて、顔の怪我に食いつくか、
それとも秘話の予定通りの憤怒でくるのか。

楽しみです(笑顔

(-86) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
クリスタメモ>
待つのは気にならないので全然大丈夫なのですよ。
むしろ俺がなかなかstkらしいことを始めないので返しづらくさせているのではという不安ががが、だけど今日一日いろいろ考えていてあれしようこれしようとかいうのが出てきたから頑張ってまとめよう。(小型カメラはやめた

(-87) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 弦楽器職人 マラク

[恐怖に塗り替えられる世界で、変わらぬ日常の演出者。
 ストールの裾を摘まみながら、彼へ視線を寄越すと、
 聊か伺う視線で、弟子の不調に耳を傾け。>>47

 もしかして、病魔にでも捕まっているんじゃないのかい?
 昨日も様子が可笑しかったようだしね。

 今日の予定をずらすことは出来ないけれど、
 帰りに診療所へ寄ることも検討しよう。

 ―――…まぁ、唯の寝不足で、取り越し苦労なら良いんだがね。

[長い睡眠時間を指摘されれば、
 最後に冗句を足しながらも、彼の身を案じる言葉を結び。]

(55) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 弦楽器職人 マラク

[彼が茶を淹れれくれれば、早速師は手を付けた。
 先ずは無骨な指先で包んで末端を暖めつつ。]

 今日は劇場も休館日。
 客が入らない時しかホールの調音なんて出来ないしね。
 
 ――――ん?
 どうかしたのかい、クロード。

[来週から公演を控えるが為の最終調整、休館日。>>2:116
 劇場の覚えも明るい弦楽器職人は、カップを傾け、
 言葉尻を揺らした彼の言葉を拾い上げる。>>48

(56) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*
しかし個人的な反省点は明らかに文章力が落ちているなと…。

村に入る余裕も何もなかったとはいえ、やはりもう少しリハビリしとけばよかったと思いました。

(-88) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 ―――…ふむ、やはり、本調子で無いようだね。
 
 心在らずに上の空。
 今日の仕事は荷運びだけに集中して貰おう。
 大丈夫、劇場でも然したる重労働が待ち受けている訳でもないよ。

[他人事宜しく、何も分からぬ風を装い、
 彼を促す仕草でカップを揺らす。>>49

 朝食はライ麦パンに、目玉焼きを乗せて欲しいな。なんて、
 数日前までと一部の狂いも無い日常を態とらしく作り上げて。*]

(57) 2016/03/02(Wed) 21時頃

【墓】 駐在 ヴラド

 そうだろう?相変わらずだろ…何が違うんだ
 だろ、だったら仮眠室から移動するよな

  ―― 、信じたいなら信じればいい

[その幼馴染の信を踏みにじるのだけれど>>+55
純粋に思いを乗せる傲慢さを掌に転がして愛で
傷ついた姿に謝罪を見せる彼の、無自覚さに男は笑む
しかめっ面が嘘のように、上機嫌さが覗き

ころり騙される姿にぞくぞくと身を震わせた
謝るなら、もっと…理解してくれと甘い囁きを乗せ
自らを責める彼の軟い処を突く、無知は傲慢だ
誰よりも残酷な彼が生み出す隙を、逃す事なく噛み]

 約束しよう
 ……なんだ、ガラーシャ。君はまだ
 あれがミルクチョコだと信じているのか

[愚者に男は頷いた>>+56
同じ事を繰り返すのも芸がないから丁度いい
甘くて苦い、の苦味は確かにミルクなのだけれど
それが何かって、不安を煽り

安心を突き、針を通すのだ
愚かな彼を可愛い、可愛いと可愛がるのは仕方ない
悲惨な思考回路を現実を見ない防衛本能を
豹変を目の辺りにしながらも、浮かぶ信を撫でては突き]

(+61) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[また悲鳴を奏でさせる
怯え、恐怖を浮かべる様はとても扇情的だ
皮膚の味は甘露、噛み付いたまま、食したくなり
口にしたのは、彼の兄の名前]

 なんで?
君が彼を見て居るのが少々嫌になったからだ

 …何を、思っていたことを口にしたんだが
 なんだ信じられないのか?私の言葉を

[驚愕を張りつけた顔が異常を訴える>>+57
親愛も、友愛も、”憎愛”に塗りつぶされる
気づかない事は悪でもある、無知は罪だ
気づけという方が無理だと知っても

あの日は唯のきっかけに過ぎない
元より男の下には狂気が存在した、其れが育った
トモダチを失う事を恐慌した狂人の愚策だ

正解近くまでたどり着くのにそれを打ち消す彼の愚行よ]


 お風呂か、そうだな後でお風呂も入るか
 どうせ汚すのだろうしな、傷に沁みるかもしれないが
 眠たいのは私も同じだから、一緒に寝ようか

  ――なんでおかしいと思うんだ?

[まだ気づかない>>+58
哀れな傲慢さを掬い、愚かな彼を慈しむ
イトシイ、その愚行がとても。可愛らしくて
こうして踏みにじりたくなるんだ

止めろと言われ、止めないのは彼も同じだっただろ
そう指摘するのは空をかけた箒で、鍋の秘密
握り扱き上げた陰茎は彼の命を示している

―漸く気づいたか]

(+62) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


可愛いな、ガラーシャ
 ……おめでとう、………

[偉いぞ、、無知から芽生えたものを喜び声で撫で]

(-89) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[光悦が唇を吊り上げる
雄の顔を露わにした男は手で昂ぶりを強くして
狂乱に自らのズボンを濡らした、
狂ってしまうのはつまらない、面白くない
だから、時折見せるのだ、弱さを絶える囁きを心から]
 
 必要もない?なんで…そんな事を言うんだ
 君に私は必要ないのか?――
 今更帰るわけがないだろう、帰れるのか

 ガラーシャ、……ガラーシャ

[見たくない、認めたくないと悲痛な叫びが堪らない
なんて綺麗な響きなんだろうか、麻薬のように沁み渡る
美しい声は、男を夢中にさせていく>>+59

男の名を呼ぶ彼に。彼の名前を呼んで応えた
大丈夫、大丈夫だろと甘い囁きを繰り返す
それが彼を更に恐慌に引きずると知っていても
掌は飴へ変わり、水音を響かせ快感を肉茎に与えて]

(+63) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 職人見習い クロード



多分寝不足なだけだと思います…。
ここ最近確りと睡眠を取っていなかったので。

また今度マラクさんのヴァイオリン聴かせてください。
あの音色、本当に心地よく寝つけるんですよ。


[夢なんてその時その時で変わる。
今度こそいい夢でも見れるだろうという淡い期待。>>55

病魔なわけがない、自分は元気だ。
只、身体が少しおかしいだけ。
疼き熱を持ち、それが収まらないだけだ。

そんなの医者に言ったところできっとどうにもならないだろう。]


久しぶりな気がしますよ劇場の方へ足を運ぶのは。


[如何かしたか、と問われれば首を左右に振って否定をしよう。
何でも見透かされそうなその瞳から少しだけ視線を逸らしながら。>>56]

(58) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 職人見習い クロード



―――…すみません。

ちゃんと集中します。
俺が運べる程度の大きさならいくらだって重労働も引き受けるんですけどね?


[なにぶん小柄な体形。
師とは二十以上も違うんじゃなかろうか。

そしていつものように朝食を促され、ゆっくりと腰を上げる。>>57
何も変わらない、いつもの日常の一コマ。]

[今は夜の闇も隠れたまま、なにも見え隠れのしない日中だ。
細い道を通っても通りすがる人の顔は見えるだろう。
少し薄暗い道でも判別はできよう。

そう、全ては夜じゃなければ問題ないんだ。]

(59) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*
さて、流れ的に狙うは3dの吊か襲撃…
ギュルセルさんが表で焦らしたいなら別ですが、
秘話的には落ちてもいいと思うので。

早くさらっていってくださいませ?な心境です

(-90) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 職人見習い クロード

[色々可笑しいと疑問に思うのは、いつだって漆黒の闇の中。
    身体は知らぬ間にどんどんと夜の闇に教えを請うのだ。


――――そう、自分の意識のないうちに、
     それはまるで全てを操られているかの如く。]

(60) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 職人見習い クロード

[炊事場へと移動すれば、師が希望した朝食を作り始める。
確り体力をつけてもらって仕事へと意欲を向けてもらわねば。

自分に出来ることは、その助力をする事だけ。
未だに、その背に手が届く事もなく。*]

(61) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[>>20私が写真を見せたのは唐突な事だったので、
もしかすると違和感を持たれてしまったかもしれません。
けれど今の私には、そんなことに気を配る余裕すら無くて。

そして、悪い予感が的中する、とはまさにこの事でしょうか。
彼は五年前、愚かな少女が語った方法を真剣に実行し、
当然の結末を迎えてしまったのだと告げられれば。]

 ……そう。
 やっぱり、そうなのね。

[声が変に上擦りそうになるのを必死に抑えて、
手の震えを悟られないようカウンターの下に潜ませます。
最低限、微笑みの仮面だけはなんとか維持して。

彼が何故これほどミレーネという少女を心配し、
また狼狽しているのかまでは知りませんけれど。
ひとまず、彼が落ち着きを取り戻したようなら話を続けます。]

 それは大丈夫よ、心配しないで。
 ミレーネは無事だったわ。

[彼に心配をかけないよう、事実の中に虚構を織り交ぜながら。]

(62) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【削除】 駐在 ヴラド

[痛みに耐えていた顔が色を変えていく
言い逃れも出来ぬそれを見て、大きく育ったなと
優しい声で成長を悦ぶように囁いてやる

漏れ始めた甘い声、濡れる粘着質な音が響き
絶望を連れた顔にどっくりと脈が粗ぶり]

 …やだ?でもこっちは嫌ではないみたいだぞ
 やめて、…今この状態で本当にやめていいのかい

 ―酷いこと? ――どんなのが酷い?

[堪えきれない涙をちゅっと唇で吸い取り
片腕を捕まえた手で抱き、密着すれば肌と服が擦れる
他者の手で触れらるのも始めただろう彼の恐怖に寄り添い

子どもの様に泣きじゃくり、薄紅に染まる肌は
淫靡な、香りを放ち見えてしまう、扇情的だ
恐慌と快楽に染まり懇願する姿は男をよく煽ったから

酷いとはどんな事だ。と
彼の肉茎の亀頭をぐっと指で圧して
先端を彼の腹部に向けて、ぐりぐりっ抉り

―で弾いてみせた。――痛み、と。彼は何を感じる?
それを確かめ、試すように、指は乱を孕んで
凶と輝く虹は目を細めて哂った*]

2016/03/02(Wed) 21時半頃

【削除】 不可思議の魔女 クリスタ

 私がまだ学校にいた頃にね?
 彼女から貴方の話を聞いたことがあったの。

 ご近所のイケメンお兄さんがちょっぴり気になる!ってね♪

[そう言って、くすくすと笑いました。
冗談めかして言ったのは、普段の余裕を少しでも取り戻す為。]

 ミレーネ、貴方達の事故の事は知らなかったみたいだから。
 心配しなくても多分大丈夫だと思うわ。

 ……今はあの子と連絡がつかないから、
 どこで何をしているのか分からないけれど。
 きっと今頃、どこかで元気にしているんじゃないかしら。

[確かに、"その子"はそれなりに元気にしています。
今、こうして彼の目の前で。]

2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

 私がまだ学校にいた頃にね?
 彼女から貴方の話を聞いたことがあったの。

 ご近所のイケメンお兄さんがちょっぴり気になる!ってね♪

[そう言って、くすくすと笑いました。
冗談めかして言ったのは、普段の余裕を少しでも取り戻す為。]

 ミレーネ、貴方達の事故の事は知らなかったみたいだから。
 心配しなくても多分大丈夫だと思うわ。

 ……今はあの子と連絡がつかないから、
 どこで何をしているのか分からないけれど。
 きっと今頃、どこかで元気にしているんじゃないかしら。

[確かに、"その子"はそれなりに元気にしています。
今、こうして彼の目の前で。]*

(63) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[痛みに耐えていた顔が色を変えていく
言い逃れも出来ぬそれを見て、大きく育ったなと
優しい声で成長を悦ぶように囁いてやる

漏れ始めた甘い声、濡れる粘着質な音が響き
絶望を連れた顔にどっくりと脈が粗ぶり]

 …やだ?でもこっちは嫌ではないみたいだぞ
 やめて、…今この状態で本当にやめていいのかい

 酷いこと? ――どんなのが酷い?

[堪えきれない涙をちゅっと唇で吸い取り
片腕を捕まえた手で抱き、密着すれば肌と服が擦れる
他者の手で触れらるのも始めただろう彼の恐怖に寄り添い

子どもの様に泣きじゃくり、薄紅に染まる肌は
淫靡な、香りを放ち見えてしまう、扇情的だ
恐慌と快楽に染まり懇願する姿は男をよく煽ったから

酷いとはどんな事だ。例えばこうか?と
彼の肉茎の亀頭をぐっと指で圧して
先端を彼の腹部に向けて、ぐりぐりっ抉り

指で弾いてみせた――痛み、と後は 。何を感じる?
それを確かめ、試すように、指は乱を孕んで
凶と輝く虹は目を細めて哂った*]

(+64) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 子守り エルマール

 ― 夜 ―

[枕元が微かに軋む。>>12
 近くなる薬草の匂いに、私はほっと息を吐く。
 繋いだ指先から伝わる温もりで、
 冷えていた彼女の指先もだんだんあたたかくなっていく。

 耳元で規則的に叩かれる音は、鼓動のように優しく睡魔を誘う。
 ただ叩く音に音程なんてないけれど、
 どこか真夜中に聞いた音色に似てるなんて思いながら。
 私は小さく欠伸を溢した。]

 うん……メアリーがそう言うと、
 いい夢が見られる気がする。

[前髪をわける、優しい掌。>>13
 額に落とされた温もりのくすぐったさに小さく笑う。
 子供のように甘やかされる心地良さ。
 素直に受け入れられるのは、ずっと傍にいて
 ずっとずっと待ち続ける私を知っている彼女だから。
 置いて行かれる子供の寂しさを知る、姉のような彼女だから。]

(64) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 子守り エルマール

[物の少ない私の部屋。>>10
 それは、ここが私が居てもいなくても変わらない家だと。
 きっと私はいつか出ていく場所だという、
 寂しさの中であがく子供の抵抗。]


 ……おやすみ、メアリー。
 

[悪夢を払う、子供の頃のおまじないと。
 繋いだ指先から与えられる束の間の安堵に頼りながら。
 瞼を閉じた私は、また夜の底へと落ちていった。]*

(65) 2016/03/02(Wed) 21時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

   - 随分前の昔話 -

[まだ子供だった時分。
絵本の平面世界より、祖父や父の作った作品の方が好きだった。
ただの石の塊だった物が、高温の炉の中で姿を変え、
あるいは打たれ、接がれ、彫られ。
様々な形で作り上げられる作品こそ魔法だと思っていた。

その魔法が掛けられた作品は街中にも幾つもあった。
それらを見かける度に、作品が抱えた物語をせがんだ事もあった。

注文した者、依頼内容に込められた想い、それを作る
作り手の想い。

見えもしない、ありもしない太陽や月の話よりも
余程惹かれる話の中に、
劇場に納品された女神像の話があった>>2:138

自分の作品の中でも最高傑作だと言い切る祖父の目は
女神像の前ではいつも輝いて遠くを見ていた。

あの像にはモデルがいた。
美しい楽を奏で、人々を魅了し、街中で愛された
それはそれは美しい歌姫だったと頬を赤らめる祖父。

もっと突くと、初恋だったと夢見る様に呟いて。
祖母が聞いたら怒るよ?とからかうと、
もう頬が3日は引かないほど腫れ上がらされたから
大丈夫と、全然大丈夫じゃ無かった返事が戻って来た。

祖父にとって、その呟きは冗談だったのだろう。

『同じ世代に生まれていれば。
 何としても自分のものにしただろうに。』

呟く祖父に、それおばあちゃんが聞いたら怒るよ?
そんな可愛い事を言いながら手を引かれて
劇場を後にしたのはずっとずっと昔の事*]

(66) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[その歌姫の名に、運命を感じたのは。いつの事か。]

(-91) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*
ああああ!(ころころ
[こっそり悶え中です]

(-92) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
あ、うまいな。
オペラの過去回想上手に拾って織り混ぜてる。
ぐぬぬ、これくらいスマートに過去ロルを書けるようになりたいものです…

(-93) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[何となく納得してしまった>>+55
其処は納得してはいけないと突っ込む年下の幼馴染も兄も今は此処にはいない
信じたいなら信じればいいとの言葉を額面通りに受け止め
傷ついた姿を見て謝罪し罪悪感を抱き落ち込む

対して何故か上機嫌な男。其の異質さに気の付く事もなく
甘く囁く”理解してくれ”との言葉に曖昧に頷く。どんな意味か考えもせず
そして信じる”口約束”、であったものの]

 ……え?ミルクチョコじゃないの
 じゃあ何だっていうんだ

[ミルクチョコとばかり思っていた。だって君が最初にそう言って
手渡してくれたじゃないかと幼い頃の事を引き合いに
あの頃と”多少”味が変わっても、ミルクチョコだと信じていたのに
嫌な予感がひしひしと。まさか骨の煮汁とか入ってないよなと震える
実際はそれ以上のものが混入しているわけなのだが


男が兄の名前を出せば己は殊更愚かに食いつく>>+62
冷ややかな対応をしてまでもその生活を守りたいと思っていたのだから当然で
和解を応援してくれていた筈なのに。其れを嫌だと述べる男に対し
向ける顔は混乱を宿している]

 後で……?どうせ汚すってもう十分涎でべとべとだろう
 腕なんて痕がついてる、し。何で噛むんだ。痛いし怖い

[一緒に寝るって、もう子供じゃないんだからと言いかけて
そういえばお泊り会だったのを思い出した
怯えつつもどうも危機感が抜けているのは、盲目な信頼の所為だ]

(+65) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[可笑しいだろう。『普通の』お泊りなら
でも――男が己を性的な目で見ていたなら?
そう、何処もおかしくはなかったのだ。囚われて剥かれ無防備に
褥に晒された己は。相手にとっては、何も

その事に気づけば、喉から迸るのは悲鳴であった

好奇心は猫をも殺す
あの時鍋をみていなければ?あの時1日くらい休んでいれば?
それも、時計の針を遅らせる事位にしかならなかっただろうか

そして気づいた。男が昂ぶっていた理由も
先走りで濡らされたズボンの膨らみも
全てに気づけば逃げ出そうとするけれど、囚われの身では不可能で
悦に口角を上げる男に、無知から一歩脱却した事に
褒める言葉も悪夢にしか思えない]

 何でって、同性の、しかも幼馴染にこうされる必要はないだろう
 それとこれとは話が別だ、なぁヴラドやめよう?
 こんな事間違ってる、おかしいよ、お願い帰して
 俺とキュルを家に……お願い、だから ぁ

[何度も懇願する。こんなの嫌だと、家に帰してくれと
与えられる快楽と湧き出る惧れに啜り泣く
それが益々男>>+63を夢中にさせる悪循環

まるで睦言の様に返される己の名
こんな事望んでいない
嫌だと首を振るのに中心は男の手に反応してゆく]

(+66) 2016/03/02(Wed) 22時頃

不可思議の魔女 クリスタは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 22時頃


【墓】 配達員 ガラーシャ

[優しい声で囁かれるのは己の淫猥に育った肉茎への指摘
絶望の芽を孕ませ、成長を喜ぶかのような声に
とうとう嗚咽がまろび出た
だが、それも甘い声と合わさって最早嬌声と何ら変わりもない]

 嫌だよ、いやなの
 やめていいの、怖い、こわい――こんなの知らない
 酷い事はやめ――っ 、ぁ あ

[痛い、のに気持ち良い
抉るように指圧が亀頭を押せば、隻眼を見開き涙が散る
堪えきれぬ雫を掬い取っていた男の唇に、
再び滴が降り注ぐことになったか
他者からされるという未知の恐怖に慄く己に寄り添う男は、
止めろとの懇願を聞きいれようとはしない

先端を弾き、抉り腹部に擦りつけ
固くした其れを尚も苛め抜く男は虹を細めて凶悪に哂う]

 いたぃ、ぃ、ぃたい よぅ
 痛くて、変なの、ゃだ、嫌だ、やだぁ、ぁ

[嫌だと痛いを繰り返すのに、先走りに混じりだす白
脈打つ分身は決してそれだけではない事の証明
体は男に伝える。彼の手による奉仕で感じているのだと]

(+67) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ


 ぁ、ぁ、お願い、離して
 もうやめて、やめて……

[執拗に責められ、擦られ、時には優しく施され
急速に高まる射精感
これ以上されたら、出てしまうと
震える声と染まる眦が哀願する。男の手で達してしまう事
それが嫌なのだと、止めてほしいのだと]

 お願い、やめて。何でもするから

[だからもうこれ以上、ヒドイコトはしないでと
一つきりの瞳から絶えず涙を零しながら、
熱を帯びた吐息と共に唯、願った*]

(+68) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【独】 旅商人 リット

/*
ギュルセルさんとことかに依頼しに行きたいけど、お邪魔かなーとかも思ってしまう。
今二人きりだし…。

ってことでのんびりソロルでも回そうかな。

(-94) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
何でもするからが嫌な方向にしか転がらないぱたーんである
しかしこいつ嫌駄目止めてしかいってない
もっとこう愛を!!愛を届けたいのに!!(*ノ・ω・)ノ<とどけー

(-95) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 案外、遅れてきた思春期かも知れないね。

 ―――…ただ、奏者に向かって、
 良く寝むれるというのは褒め言葉ではないよ。
 今日はホールで音響の試験もするから、
 その時は、特に、寝てしまってはいけない。

[常と変わらぬ些細な会話と、暖かい朝食。>>58
 薄氷の上に立つような変化に気付ける者など居ないのだ。
 彼は十年の歳月を掛け、数多の音色に馴染んだが、
 指揮棒を振るって、音を支配する男はその上を行く。

 彼が未だに辿り着けない高みから、
 己の掌中に収まらぬ輝きを見下ろして。*]

(67) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【人】 弦楽器職人 マラク

― 劇場『JewelsGarden』 ―

[新婚のリラ弾きが勤める天空の劇場も、本日は静けさが漂っていた。
 弟子の彼に任せたのは、機材の収まる長方形の鞄。
 抱えるほどに大きくて、肩から下げる為のベルトが通っているが、
 彼の小柄では、両腕も参戦させなければ踏鞴を踏む。

 対して、師が持つのは己の愛器を納めたヴァイオリンケースのみ。
 幾ら、精密を抱えるとは言えど、露骨な労働差。

 こんな処でも、怠惰に振る舞い、彼の労力を頼り切る。

 道中は何処か周囲に気を配るようにも見えた弟子も、
 劇場まで赴けば、些か気も紛れただろうか。
 年老いた守衛に挨拶を通して、滑り込むのは劇場一番の舞台へ。

 ――― 彼の抱える機材鞄は、カタリとも音を立てず。]

(68) 2016/03/02(Wed) 22時頃

【削除】 子守り エルマール

 ― 夢路 ―

[その日、夢の中で幼い私は泣いていた。
 まるで茜色に包まれたあの日でのように。>>0:385

 涙で濡れた頬を、溢れる目元を拭ってくれる掌に
 宥めるように顔中に触れる温もりに、
 私はだんだんと泣き止んで。

 伏せていた目を、ふわりと上げた。]

2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

     - 現在・工房 -

[緩慢な動作で起き上がるオペラ嬢>>50に、
疲労の欠片も見せずに、身体を起こす手伝いをするように
手を差し出した。]

 すまない。
 頑張ったんだが……。

[視線が禍つ指輪に抱き締められていた薬指に向けられると
耐えられない様に目を逸らした。
リラを奏でるたおやかな指は、
その肌とは違う色に染まっている。

ただの皮下出血とは思えない色は、とてもオペラ嬢と
同じ身体の一部には見えなかった。

謝罪の言葉>>51にも首を横に振り、謝るのはこちらの方だと
謝罪を重ねて返す。
まだリラの演奏が叶うギリギリ。]
 
 何が起きたか詳しくは知らないが、
 余程疲れていたんだろう。
 もう少し休まなくてもいいか?

[労わりながらも、工房から出て行こうとする
オペラ嬢に思わず手を伸ばし掛けて、宙を彷徨う。

祖父が、あの像を修繕する時にも手を彷徨わせた事を
思い出した。]

(69) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 子守り エルマール

 ― 明け方の夢路 ―

[その日、夢の中で幼い私は泣いていた。
 まるで茜色に包まれたあの日でのように。>>0:385

 涙で濡れた頬を、溢れる目元を拭ってくれる掌に
 宥めるように顔中に触れる温もりに、
 私はだんだんと泣き止んで。

 伏せていた目を、ふわりと上げた。]

(70) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 子守り エルマール

 

  ( ……だぁれ? )

 

(71) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 子守り エルマール

[見上げた先。
 拭ってくれたその人は、逆光で顔が見えない。
 まるで真っ黒な影のよう。

 父だろうか。
 やっと迎えにきてくれたんだろうか。
 期待と不安で見上げたまままた泣きそうになる私の耳に、
 届いた言葉。


 それは、ずっと欲しかった言葉。
 ずっとずっと、待ち続けていた言葉。


 くしゃりと微笑んだ、私の手は
 気づけば少女から娘に成長していて。
 真っ黒なその影へ触れようと、懸命に伸ばした─── ]*

(72) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 オペラ嬢の音楽が2度と聴けなくなるかと思ったが。
 ……良かった。

[彷徨った手は道具の片付けに逃れ、友人たちに助けを
求めに動いた車椅子>>52に、男は手を伸ばさなかった。]

 オペラ嬢!!?

[音がした。

車輪が外れる音。
柔らかな女の身体が倒れる音。
その身体に降り注ぐ硝子が砕ける音>>53

色彩もまた変わる。
鮮やかな硝子細工達はただのガラクタに。
白と黒のモノトーンの女に鮮やかな紅が飾られた。]

(73) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 ―――…さて、それでは先ず、
 オペラには悪いが、先に舞台を使わせて貰おうか。

[此処は伝統的な劇場らしく、舞台は奥行きがあり、
 煌びやかなシャンデリアが天上を彩っている。>>1:186
 しかし、その美しき輝きも、今は寂しくも灯が落ちていた。

 たった二人だけの為、その上、調音の為に、
 態々劇場の照明を点灯させる手間は選ばれない。

 真上から見れば、ほぼ円形の劇場は、
 壁面に張り出すバルコニー席を持ち、
 薄暗さに沈んだ舞台からは客席が迫って見える。]

 クロードはバルコニー席で聞いて貰えるかな。

 長めのものを一曲奏でるので、
 どの音でも丸く響いて客席に落ちるか確かめて欲しい。

 ―――…音が曲がったら、私の腕に問題があるのではなく、
 反響板の設置位置に問題があるのだよ。
 ずれた音は書き残して欲しい。

[機材鞄を舞台に残させ、相手に渡す紙とペン。
 位置関係上、舞台はまだ明るいが、暗い客席に降りれば、
 ひたひたと彼の脚元を闇が撫ぜて、不安を悪戯に煽り。] 

(74) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

 なんて美しい彩りなんだ。

[その色全てに歓喜する。
涙も美しいが、その身を飾るのは紅でも美しい。

心底そう感じた狂気が吠えた。]

(*3) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 ああ、客席は暗いから足元には気を付けてね。
 ―――…心配せずとも、お化けなんて出ないよ。

[それこそ、オペラ座の怪人なんてものは。>>60
 冗句のように足すと、己はヴァイオリンケースの留め具を外した。

 恐ろしい薄暗さに包まれる静かな客席からは、
 きっと、舞台上も碌に伺えない。*]

(75) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 資産家 シェニ 

[自分が試した魔法がミレーネという少女に聞いたものだと答えた時、
少しばかりいつもと様子の違うようなクリスタには気づいたものの、
彼女が告げた、無事だったという言葉に>>62
最悪の想像―つまりは魔法の失敗により彼女が死んだということ―
は、現実とはならなかったようだと安堵の息を吐いた。

それならば何故、肉体的に怪我などは負わなかったけれど、と
言葉を濁したのかは気にはなったけれど。]

 そっか…。元気にしているなら良いんだ。
 事故のことも知らないなら、うん…。

[彼女が何故自分の話をクリスタにしたかという疑問については
冗談めかして笑うクリスタはいつもどおりに見えたし、
そのまま疑問も持たずに受け取り]

 そんなこと言っていたの。
 いきなり変なことを聞いてくる不審なお兄さんと思われてなかったみたいでよかったよ。

 ―――…僕も、彼女のことはとても気になっていたからね。

[小さく微笑むとそう返した。]

(76) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ

[告げた言葉は真実だろうか。
自問してみるに当時の自分はそういった感情には疎く、
そこまで考えていたわけではない。

そういった感情に疎いのは今も、かもしれないけれど。

大人になってから付き合うような女性というものは
自分の今の身分が第一に念頭にあって近づいてくるのはわかっていたし、
どうにも汚らわしく思えてしまっていた。
星とは違い、手に入れ甲斐のない石ころのようなものだとすら。

自分の執着している奇しくも親友という間柄だった二人の少女。
彼女たちに対して向けている感情は
客観的に見れば到底純粋な感情とは言えないだろう。

本来恋慕などを募らせておくべき時期に
屋敷に閉じ込められていた状態の自分はそういった感情について
所有したいという欲との区別がついていないのは事実だ。

見つからないが故に見つけようと
躍起になるうちに積み重なった思いの結果である遠い空と。

5年という月日、盗聴と侵入を繰り返した結果で
一方的に身近な存在となっている目の前の星と。

それらと石ころとは比べようもない。]

(-96) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 資産家 シェニ 


 それで…二人とも空についてはもう、諦めちゃったんだね。

[クリスタだけでなくミレーネも同じ夢を持っていたということに対して
嬉しかったのだけれど、結局諦めてしまったということがどうにも、残念で。

弟も星をもう求めてはいない。
リットは求めてはいるけれど、遠くへと行ってしまう。
それでも見つからなかったら彼も諦めてしまうのだろうか。

夢を見続けているのは自分ひとりになってしまうのでは、そんな不安。

そんな不安と不満からいつものように微笑む彼女に意地悪をしたくなった
というわけではないのだけれど、いや、そうなのかもしれない。

少しだけ前に乗り出して、彼女に顔を近づける。]

(77) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ

[開いている瞳はやはり間近で見た方が綺麗だ。

両の眼を片目で覗き込むと、
クリスタの唇を親指でなぞり、とても、にこやかに、爽やかな笑顔で]

 ―――…クリスタって、処女なの?

[とても爽やかではないことを聞いた。

実際に気にはなっていたのだけれど。
あちこち触っていようとも、誓って彼女の体内に小指の一本すら入れたことはない。

何かで読んだのだったか、事実かどうかは知らないが魔女は純潔であると聞く。
それが失われたら魔力も落ちるのではないかという心配があったから。

――諦めてしまっている彼女にはもう必要ない気遣いかもしれないな。]

(-97) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 資産家 シェニ 

[その間何秒くらいだったか。
大した時間ではないだろう。

顔を離して椅子へ座りなおすと]

 …さて、夜更けに男性を家に入れていたと知れて
 君に悪い噂がたってもいけないし、夜が明ける前に帰らないとかな。

[親指を自分の唇にあてて、笑みを深めた。*]

(78) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 何をする!!!

[怒鳴り声は今の今まで身を案じていた女へ投げ付けられた。
女が頬を裂かれたと言うのに。]

 これ以上作品を汚すな!!

[床に溢れる赤い花。
目を伏せ、謝罪を口にする女>>54に憤怒の色を隠さず、
砕けた硝子を乱暴に払うと、襟を掴んで持ち上げる様に
女の身体を起こした。]

 ここの作品は俺が丹精込めた、いわば俺の子供たちだ。
 それをこんなに粉々に……。

 判るだろう?
 誰かに聴かせる為に作られた楽器が、
 誰の耳にも届けられないまま壊れてしまう哀れさが。

[いつも垂れ下がっていた目尻は吊り上がり、
間近の顔に唾すら吐きかける勢いで怒鳴り付けた*]

(79) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
何を言ってるんだろうねこの人は。

(-98) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
とりあえず自分の方向性がぶれぶれなのでそろそろまとめて固定しよう。

・性描写は含まない(キスはセーフ)
・監禁までラリッサの身体に傷はつけない
・狂信的な愛
・世界の中心(ラリッサ)以外はいつでも切り捨て
・世界の外側(他人)はどうでもいい
・人肉嗜食あり…?
・宝石の魔法は血液の操作

殺したい、殺されたい。

(-99) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
あれ?
追い詰めるってどこいった(またか)

(-100) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

療師見習い メアリーは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 22時半頃


資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 22時半頃


【赤】 弦楽器職人 マラク

[―――― 時に。

 雑貨屋エウレカには、
 一挺の『モルチアナ・シルウェストリス』が在る。>>1:68
 奏者としての腕がない貴族が、抓みを捻って愉しむ為の物。

 大きさは小箱とまでは行かないが、
 己が良く使う機材鞄になら収まるサイズ。
 自動で奏でられる音色は一級奏者の其れには届かぬものの、
 己の銘を授けるほどには優れた代物。

 無論、定期的に調律の手を掛けてやらねば、
 やがて、異音を吐き出し>>1:59>>1:*16>>1:*17
 その音色を閉ざしてしまう精密機器であるが。>>1:*18

 エウレカへ卸したものではなく、
 職人が日夜、手塩に掛けて面倒を見る兄弟器なら。

 ―――― 舞台の上で、遜色なく披露出来る程度の音を持つ。*]

(*4) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 不可思議の魔女 クリスタ

/*
なん……だと。

んー、これをどうやって表で返そう。
もしかするともしかすると、今日落ち希望なのかな?

(-101) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 旅商人 リット

―公園―

[幼い頃によく遊んだ公園。
 自分はブランコが好きで、よくガラーシャとどっちが高くなってるか、なんて張り合ったりしたもの。

 そのブランコに腰を下ろして、眺めるのは三つの宝石。
 幼馴染たちから貰った綺麗なきれいな大切な宝物。

 旅先でよくヴラドの宝石を見ていて安心した。
 一人だけど、独りじゃないと思えた。
 それに、彼が言ったように、帰る場所があるんだと宝石が示してくれているような気さえしたのだ。

 コーラリアのものはまだ手の中にはないけれど、四つ揃って加工してもらって持ち歩けば、なんだか百人力だろう。
 使えなくても、扱えなくても、
 持っているだけで傍に感じられる。

 彼らが自分の帰るべき大切な所。
 結局兄の物は無理そうだけど、兄も兄で自分に対して持たせたいものがあるというし、それをお守りとすればいいのだ。
 苦笑を浮かべて、気落ちした心をなんとか落ち着かせようか。]

(80) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[襟を掴んで持ち上げられた拍子、>>79
男の勢いのまま喉が圧迫されて言葉が出ない。

怒鳴りつける男の言葉の尤もさとは別次元で、
縋るようにその腕に淡く爪を立てる。

ひゅ、と喉が鳴れば、声も出ない状態だと気がついてもらえたか否か。

その合間も、ぱらぱらと、
硝子が、血の雫が、滴る。*]

(81) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 旅商人 リット


 あれ?
 これってこんな色だっけ…?


[宝石を眺めていて心落ち着かせて暫く。
 ふと気が付いた事。
 ガラーシャから貰った小振りのペリドット。
 それは昨日貰った時よりも少しだけ、暗くくすんでいるような気がするけれど。]


 んー…
 そういえばあいつ、イブニングエメラルドっていってたし…

 夕方以降の方が綺麗に見えたりするのかね?


[首を傾げて、光に翳してみてみる。
 なんとなく思っただけだから、もしかしたら気のせいかもしれない。
 けれど、なぜか気になってしまう。

 まぁ、あいつに聞けばいいだけ。
 もし自分の保存法が悪かったとしたら彼に謝りつつどうすればいいのかを聞けばいい。

 そう思い、宝石袋の中へと丁寧に三つの石をしまった。*]

(82) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
シェニとギュルが悪いことしようとしておる…!

自分もコーラリアに投げて貰ったもので、
いざ、クロードくんストーキング!
変質者街道まっしぐらなんてのは、気にしてはいけない。

(-102) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 不可思議の魔女 クリスタ

/*
むむむ、毎度毎度ロルの方向性に悩みすぎて執筆速度が亀さんになってる。
早くなんとかしないと、お相手に申し訳ない……。

(-103) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
何を言っているんだろうねって、ただのセクハラであるな。

ただクリスタを自分のものにするなら魔力を低下させたい。というのはずっと思ってる。
処女じゃなくなったからどうとかはしらん。

(-104) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 22時半頃


【人】 職人見習い クロード

[遅れてきた思春期、なんて言われれば思わず苦笑を零す。>>67
何故なのか分からない、師の奏でる音は心地よい世界へと運んでくれる。

嘘を付けぬ弟子は何でも本音で言ってしまうのだ。
この仕事をし始めて十年、十二分に色々な音を聴いてきたんだ。
師までとは言わずとも、良い音と響きの悪い音の区別位つく。

でも真実は、自分の知らぬ場所でどんどんと漆黒へと染まる。
知らぬ闇は、加速を繰り返し、己を漆黒へと染め上げる。*]

(83) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 職人見習い クロード

― 劇場『JewelsGarden』 ―


[それから色々と雑務を終えればやってきたのは劇場。
自分が持たされている荷物は、
小柄な自分だと両の手で抱え込まなければいけないほどの大きな機材の収まる長方形の鞄。>>68

なのに師はというとヴァイオリンケースのみ。
いや分かっていた、だがこの差はなんだ、と叫びたいのを飲み込んで。
弟子はいつだって師の望む雑務を確実にこなすもの也。

だって、マラクさんは俺がいないと何もできないから―――。

そう、いつだって頭で思ってきた。
劇場へと到着すれば何故か緊張の糸が解け、小さく息を吐く。
すれ違う守衛に同じように会釈をし、師の後ろをひたすらについて行く。

その荷物に、全くもって違和感など感じなかった――。]

(84) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 職人見習い クロード

[舞台へとつくなり機材やらのチェックをすると思いきや、
予想は外れてしまった。

いつもは華やか、且つ輝かしい舞台も、照明などがないとどうも心寂しい。
公演中程の明かりは必要なく、ましてや自分と師のみだ。
そんな手間はいらぬと断ったのもきっと師だろう。>>74

その場で一周ぐるりと回り、舞台の広さを再確認。
此処で楽器を響かせたらどんな音色が聞こえてくるのだろうか。
想像するだけで鼓動が期待から早まってしまう。]


バルコニー席ですね、分かりました。
俺あそこで聴くの初めてかもしれない……。

ははっ相変わらずですねマラクさんは。
そう言うの、らしくて好きですよ。


[くすくすと笑みを零しながら受け取る紙とペン。
舞台と違って客席、ましてやバルコニー席の方が此処から見てもだいぶ暗い。
でも今日は師も一緒、なにも怖がることなどないのだ、そう何も。]

(85) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 職人見習い クロード


大丈夫ですよ、ちゃんとバルコニー席に着いたら座りますし、
お化けなんてこの世に存在しないのも知ってます。


[そうだ、白昼堂々と現れるお化けなどいない。
―――自分を襲った誰かだってこんなところに現れるわけがない。

師が準備を始めれば一礼し自分もバルコニー席へと移動を始める。

薄暗いバルコニー席へと辿り付けば、転ぶ前にそそくさと席へとつき、
背を凭れかけさせ、然りと紙とペンを持つ。

大丈夫だ、仕事中に寝る事なんて“ありえない”*]

(86) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【人】 子守り エルマール

 ― 早朝 ―

[ぱち、と目が覚めた。
 ぼやける視界に瞬きを少し。
 顔をずらして手を見れば、何も握っていなかったことに
 私は小さな落胆を覚えた。

 微かに、何かに薬指が届いたような。
 見直しても痕も何もない薬指。
 それは明け方の夢を、更におぼろげにするばかり。]

 ……あのまま寝ちゃったんだ。

[メアリーはちゃんと帰れただろうか。
 まだ寝起きの頭はぼんやりとして重いけれど、
 ぐっすり眠ったせいか、喉の痛みも引いている。

 もう一度視線を落とした掌。
 なんだか、いい夢を見たような気がする。
 よく覚えていないけれど、おまじないの効果だろうか。

 手を僅かに握って、微笑み。
 気を取り直した私はベッドから降りれば、
 シャワーを浴びようと部屋を出た。]

(87) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【独】 職人見習い クロード

/* 俺が一番発言数いってるだと…!?

多弁2人が墓落ちしたからかそうか。
墓下も楽しみだなぁ

(-105) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
秘話見えないと、ちゅーでもしたみたいに見えるなこれ…。
うん、セクハラしかしてないから。

(-106) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 ──ッッ!

[衝動のままに手折る勢いで圧迫され、声も息も出来ない
女が出来る意志表示>>81
鍛えた腕にせいぜい残り香の様な線位しか付けられない
弱さだが、怒りを醒めさせるには充分だった。]

 ……手荒な真似をして悪かった。

[ゆっくりと手から力が抜けると、
オペラ嬢の身体は硝子と自身の血で咲いた花の中に下ろされる。

言葉だけは謝罪の形を取っていたが、
彼女を見下ろすターコイズ・ブルーは炉で滾る炎と同じく、
怒りの色を収めてはいない。]

 女が顔に傷を付けるものじゃない。

[短くそう言うと、頬の血を自分の袖口で拭き取り
オペラ嬢の身体をそのままに、硝子の破片を片付け始めた。]

 ……出来る事。
 リラでも壊して欲しいのか?

[片付けながら、彼女が個人で出来る対価にまず。
彼女が彼女である何よりの証の破壊を口にする。

最も、永遠に生きるはずの楽器を壊すつもりは
毛頭無く。]

(88) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

(あんた以上に壊したいものはない。)

(-107) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[彼女の覚悟を試すように、目の前に難題を放り投げただけだ*]

(89) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[常であれば常識人の皮を被る男も>>+65
彼の納得に口を挟まない、むしろそれを愉しみ
言葉面を受け止める無知さに憐憫と情慾を抱いた

罪悪感に苛まれる彼は男が上機嫌な理由にも気づかない
甘く囁く声に、曖昧ながらも頷くは悪手なのに
それすら知らぬ彼に”口約束”で一時の安らぎを与え]

 ……精子だ

[幼い頃と異なるチョコ>>+65
その中身をしれっと種証してしまう
手品師ならば三流以下、喜々として掌を開くのだから
軽率にも思われるやもしれない行動だ

されど嫌な予感を感じる彼を追い詰めるのには丁度好い
何事も匙加減が大事なのだから、の故よ

彼が兄を慕うのは知って居た
知って居て名前を出して窘める事を重ね
その生活を護りたいと願う心を嫌う発言で煙を巻き]

 それもそうだな、でも、またどうせ汚れるし
 君の声が綺麗だから、もっと悲鳴を聞きたいからだが

[怯えながらも何処か危機感が抜けている彼
それを男は愉悦を持って迎え入れていた、いつ気付く?
何時、愚かな思考は男の吐く言葉の意味に気づくか、]

(+69) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[興奮気味に待ちわびた瞬間を見て喜悦を倦む
普通の『お泊り会』は何処にもない
幼馴染と額をあわせ、ひそひそ話を繰り返した日は遠い

――ほら、何処もおかしな処などないだろう
何も男の行動は矛盾していない、何もかもがセオリー

響く悲鳴を聞くのは1人だけ、>>+66
物言わぬしゃれこうべが振音によりずり落ちる
猫も眠りに落ちる、真夜中の現実
あのとき、と後悔しても、もはや遅いのだ
深淵の窯は開かれ、彼は自らその中に堕ちていった]

 何を言っているんだ、私は君が好きだと言っただろう
 だから、シたいんだ……止める?なぜ
 何もおかしい事なんてないだろ

[昂ぶりの理由に気づいた彼を見て
またズボンは濡れて膨らみにぎっちりと音を立てた
逃げだそうとする哀れな子羊の哀願は酷く心地よく通り
称賛は手放しに行われ、嫌だ、家に帰してくれと言う
彼の啜り泣きに、喉を鳴らし荒い息を吐いて答え]


 ――駄目だな

[今更帰れるわけがないと現実は断じられる
まるで睦言のように彼の名を呼べば
望んでない、いやだと首振る姿が見えて喉が呼応した]

(+70) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


それに帰った処で誰も居ないだろう

(-108) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[君は本当に私の興奮を煽るのが上手いな>>+67
わざととすら思える、嗚咽にうっとりと虹が揺れる
甘い声と合わさり嬌声と変わらぬそれを摘み

やだ、いやなのと幼稚な響きに手を加え
亀頭を圧した反応を双眼で残さず収めて舐める
零れる滴が舌先を濡らす度、男の熱もズボンの下で濡れ

寄り添う身は熱さを知る
先端を擦りつけられた腹部が僅か白に染まっていく]

 …変?違うだろう
    いたくて……気持ちいいんだろ

[嫌だ痛いと繰り返す癖、快感を拾う彼を指摘し
その被嗜虐趣味を愛でて嘲笑う、可愛い、可愛いだろう
奉仕で快楽を得るのを否定しながらも身体は正直だ]


 ……やめて?こんなに悦んでいるのにか
 今やめたら君の方が辛そうだけど

[先端をぐりぐりと折れる程に抑えて
擦り高みへと近づければ、射精感を質量で感じ
震える声と染まる眼のエメラルドを見つめ、
哀願に耳を傾ける振りをして、掌の強さをやわらげ]

 なんでもするから?

[ヒドイ事はしないで。と絶えず流れる宝石を啜り
唯、願う言葉に優しい声で問いかける。
彼に対しての願いを、切り札を、紡ぐのは小さな囁き]

(+71) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 ――なら、君から ……キスが欲しい

[それは先ほどまでの責め苦からは想像も出来ぬ声
 まるで、児戯のようにか細い声で男は乞うた
なんでもしてくれるんだろう、そう囁くのはされど

――彼の幼馴染で、 、 怪物だ*]

(-109) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[ガラーシャと恋い焦がれる振りをした声が言う*]

(+72) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
此れ絶対キスだけで終わらない(確信

(-110) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[喉が圧迫から解放されても、
男の瞳から怒りの色は引かない。


俯いて咳き込むその頬を、
拭っていったのがせめてもの優しさか。>>88

リラを壊されたいのかと本意でなくとも問う声に、
咳き込みながらも頭を振る。]

 違っ、リラじゃなくて…

 私が――購えるしたら、なんですか?

[制作物一つ、壊されたとしても怒る芸術家が怒りのままに
他の物を破壊するなどと思えるはずもなく。

だからこそ、
どうすれば謝意が成せるのかと問いかける。

彼が作品作りに費やしてきた労力と時間と、それ以外を知りえないからこそ、の問い。

答えによってはどんな莫大な資産を得ていようと
支払われぬものかもしれないと、今は気がつきもしない。

苦しい呼吸のうちに、気付くこともできない。*]

(90) 2016/03/02(Wed) 23時頃

雑貨屋 コーラリアは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 23時頃


【削除】 不可思議の魔女 クリスタ

[>>76安堵の息を吐くのを見て、申し訳ない気持ちが湧き上がります。
本当のことを告げられればどれだけ良い事でしょう。
けれど、そうすることは出来ません。
これは私一人が背負わなくてはいけない咎なのですから。]

 十代中後半の男が女児に声をかける事案が発生!
 ……とか、書かれなくて良かったわね?

[そんな風にくすりと笑い返して。]

 そう、ね。
 空を夢見たのは、もう遠い昔の話。

[>>77今となっては、諦めた――諦めざるを得なかった夢。
私にとって空はその程度の夢だった、なんて思いたくもありませんが。

もしかするとシェニや他の誰か、あるいは"本当の"クリスタが、
いつの日か星空を取り戻してくれたら、なんて淡い期待は抱いています。
もっとも、それを私が目にする日は来ないでしょうけれど。]

2016/03/02(Wed) 23時頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[>>76彼がほっと安堵の息を吐くのを見れば、
私はとても申し訳ない気持ちが湧き上がります。

本当のことを告げられればどれだけ良い事でしょう。
けれど、そうすることは出来ません。
これは私一人が背負わなくてはいけない咎なのですから。]

 十代中後半の男が女児に声をかける事案が発生!
 ……とか、書かれなくて良かったわね?

[そんな風にくすりと笑い返して。]

 そう、ね。
 空を夢見たのは、もう遠い昔の話。

[>>77今となっては、諦めた――諦めざるを得なかった夢。
私にとって空はその程度の夢だった、なんて思いたくもありませんが。

もしかするとシェニや他の誰か、あるいは"本当の"クリスタが、
いつの日か星空を取り戻してくれたら、なんて淡い期待は抱いています。
もっとも、それを私が目にする日は来ないでしょうけれど。]

(91) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[いずれにせよ、何もかもが私にとって辛い過去の話です。
自ら紡ぐ言葉の一つ一つに、私自身の心を刺されるような想いを抱きながら。
外面はともかく、内面は未だ酷く動揺していたせいでしょうか。
彼の瞳が、指が近づいてくるのに、反応すら返せず。]

 ……ふぇ?

[小さく、素っ頓狂な声を挙げて驚いて。]

 え、ええ。
 そうだけれど……。

[普段なら怒るか呆れるかするような巫山戯た囁きに対しても、
疑問に思いながらも素直に答えてしまうのでした。]

(92) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【墓】 駐在 ヴラド

―ブランコ―

[幼い頃、無茶をする年少を諫めるのは男の役目であった
リアントもシェニも何方かと云えば煽る方なのだ
何方が高くなっているかと競うリットとガラーシャを前

程ほどの高さを越えやりすぎたら>>80
説教が飛んで行った、危ない事は止めろと案じ
うっとおしがられるのも男の役目であった

独り、兄弟ではないから出来る事だった
親しいものには打ち明けられないような事を
リットが男へ打ち明けたように、彼も開けたのなら

こうは成らなかったかもしれない
星などという不確かなもの、外の世界など危ういものを
男は決して求めなかった、今此処にあるものが大事だ

空高く飛んでいくようなブランコの振り子
それが遠く、手の届かない処へ幼子を攫って行くようで
手を伸ばせども、届かぬ距離を男は厭い忌み嫌う

頭が撫でられない距離は嫌だ]

届かないと何処かへ行ってしまいそうだ

[だから心配なのだと幼い幼馴染に説教と共に漏らす
箒が空をかけるのも本当は嫌だった。
自転車の車輪をいくら回せど空には届かない
落ちる流星を追いかける事しか出来ないのだから

空を行く彼に声をかけるのは
彼が降りてくると知っていて、地上に戻す為
何処までも遠く空へと飛んで行かぬように

地面へと叩き落としたくなる心を隠して
箒星に、遠く滑稽な願いを込め、隠蔽してしまうのだ*]

(+73) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[>>78時計はもうすっかり遅い時間を示しています。

笑みを深める彼の仕草に、普段の私ならば微笑み返す所。
けれど私は目を丸く、ぽかんとしたまま。]*

(93) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

不可思議の魔女 クリスタは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 23時半頃


【赤】 芸術家 ギュルセル

(あの歌姫は皆に祝福され、皆の物になった。)

(ある意味祖父の物にもなったが。祖父のものにはならなかった。)

(手に入れたなら離さない。最後の『変化』が訪れるまで。)

(*5) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

―朝・雑貨屋―

はいはーい、配達ありがとう……って、ガラーシャじゃないのね。

[昨日の今日だ。
 別れ際の名残惜しさ。もっと言葉を重ねられると思った。仕事がないのなら、共に帰路につく事も出来ただろうに。
 愛想がよく、甘え上手の黒猫を抱き、ガラーシャに肩を貸しながら。彼と同じ速さで歩く事も出来ただろう。

 そう、昔のように。]

 ……なぁんだ。それなら仕方ないわね。
 なら、明日の集荷はガラーシャにしてよね。お願いよ?

[快く引き受けてくれた配達員を見送る。]

(94) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 流石に今回は寝てはいけないよ。
 私は二人居ないのだし、そう難しい仕事でもないしね。

[荷運びの直後にも彼を有効に使う師は、
 スパルタと云うよりも、面倒事を嫌う風。>>84

 彼が居なければ、楽器制作以外は上手く回らない。
 そんな甘い誘いを、所作振る舞いから滲ませて。]

 偶には生演奏を聴くのも修行の内さ。
 今度はプロの演奏が聴けると良いね。
 オペラに都合して貰おうか、いや、こういう時はシェニかな。

[劇場の公演は決して安価なものではないけれど、
 庶民に手が出せないほど高価でもない。
 贅沢と云うに相応しい価格設定も、劇場の品格に見合ったもの。]

 ――― では、宜しくね。クロード。
 君が着席したころに、始めるよ。

[彼に背を見せた侭、師はヴァイオリンケースの中をぐるりと探った。]

(95) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

[今日は昨日休んだ分まで働かなきゃ。
 湿った髪を乾かしながら、部屋に戻って着替え終えた頃。
 不意に響いたノックの音に、振り返った。]

 ……伯母さん?

[扉を開ければ、いつもなら寝ているはずの伯母の姿。
 生活リズムの合わない伯母と言葉を交わす回数は、多くない。
 それでもどうしたのだろうという疑問よりも
 朝から少しでも言葉が交わせる嬉しさが上回り、顔が綻んだ。

 まるで、いい夢の続きのような気がして。]

 おはよう。
 どうしたの、今日はどこかにおでかけ?
 いつも寝てる時間じゃ……え、話って。私に?

[きょとりと碧い目を丸くして。
 湿った髪が首元で揺れる。]

(96) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[己の体躯で隠すケースの中身など、彼には見えまい。

 如何して、彼と己でこれ程、荷に差があるのか。
 弟子は師への信心を抱き、何の疑問も抱かなかったが、
 その理由は至極簡単、彼に持たせる訳には行かなかったからだ。


 自身の持つケースには、
 天上の調べを齎すヴァイオリンなど入っていないが故に。


 ―――― お化けは出ないが、劇場は怪人のフィールド。
 軽すぎる曲線描くケースの中から、硬質の白石面が覗いていた。]

(-111) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク

[薄暗い劇場で、バルコニー席まで離れてしまえば、
 闇に眼を慣らしても、碧眼では師の姿は捉えられないだろう。

 一抹の不安を彼の胸に塗ったものの、
 やがて聞こえてくるのは、美しきヴァイオリンの音色。

 己の愛器“モルチアナ・シルウェストリス”に等しき旋律。>>0:5*]

(97) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

[同時刻。>>53
 硝子に罅が入る音がした。ガガッと掠れた音ではなく。静かな変化を示す音。]

 …――え?
 やだっ、空調チェックしたばかりなのに!

[罅入ったのはギュルセル作の、硝子細工。
 試作を重ねて出来た、云わば兄弟分。]

(98) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[―――― カチ、

 と、突起を捻った途端、流れ出す自動演奏。

 モルチアナ・シルウェストリスの銘を持つのは、
 何もヴァイオリンそのものだけではない。

 雑貨屋の店主がラヂオと呼ぶ絡繰りも同じ銘を持つ。>>1:68

 未熟な弟子には、未だに教えたことのない技術の結晶。
 一級品の旋律には届かないが、己の腕程度なら補える小箱。

 彼が苦心して運んで来た、機材鞄の中身。>>84
 或いは、エウレカで悲鳴を挙げたラヂオの兄弟器。>>2:60

 “モルチアナ・シルウェストリス”が奏でるのは穏やかなトロイメライ。
 子供の情景を思い描くその隣で、職人は無骨な指を絹で隠した。]

(-112) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 子守り エルマール



 ────……け、っこん?


[資産家で若い嫁を探してる客がいるのだと。
 私ならちょうど年頃だから、こんないい話はない。
 なんて。

 伯母の口から突然出た話に、私は慌てる。]

 そんな私、まだ考えられな……っ、

[最近、同い年の子が結婚しただろうと。
 そう言われてしまえば、言葉を噤んだ。

 リラを奏でる幼馴染のことだとすぐにわかった。
 私も結婚してもおかしくない年齢だってことも、わかってる。
 恋人だっていない。
 
 けど考えられない以上に、そんなことしたら。私は。]

 この家に私がいなかったら、
 父さんが迎えにきたとき……───
 

(99) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

[────迎えになんてこない。


 記憶に重なって聞こえた声に、一瞬息が止まる。
 幼い頃、玄関の前で。
 幼馴染が打ち明けてくれた秘密。>>0:217

 そんなことないって、言えなかった私。>>0:385
 いつか、私もそうなるような気がして不安になって。
 痛くて苦しくて、寂しくて。
 胸の奥底に刺さったまま、気づかない振りした棘が
 急速に痛みを増して、締め付ける。

 私は立ちすくんだまま動けず、ぐしゃりと顔が歪んだ。]

(100) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

[部屋の中に入ってくる伯母に、びくりと肩が揺れる。
 机に向かい、引き出しを開けるのを茫然と眺めて。

 引っ張り出された手紙の束に、私の顔が強張った。]

 やめて、それに触らないで!
 ……迎えにこないって。
 もう届かないって、どういうこと?

 伯母さん、父さんのこと何か知ってるの……?

[なぜ、伯母がそんなこと言えるのか。
 まるで、父がどうしたのか知ってるかのように。

 呆れた目で見返してくる伯母に、不安ばかりが募り。
 見たくないもの聞きたくないものを避けてきた
 子供の思考を、歪ませる。

 なんで、今更そんなことを言うのか。
 私を結婚させるために、そう言ってるんだ。
 きっとそうだ。]

(101) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

 やだ! 私は結婚なんてしない!!!

[悲鳴じみた声。
 叫んだ私の手首を、伯母が掴む。

 痛い。痛い。手首が、胸が、痛くて、苦しい。
 私はその腕を振り切れば、伯母の手から手紙をひったくり。
 家の外へ、駆け出していた。]*

(102) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[ストールをラヂオに掛けて、代わりに夜色を羽織り、
 男は冷たい仮面の裏側に、本当の顔を隠した。

 舞台上で行われる紳士の変容も、
 薄闇のヴェールに紛れて彼の視界には入らない。
 ただ、微睡みを誘わぬ音色に、多少の違和を拾うばかりか。

 それも、然して長くない間。
 なにせ、彼は此れより、音色に耳を傾けることが難しくなる。


 ―――― 椅子に凭れた彼の両耳の裏から、
 静寂を伴ったまま、逞しい怪人の双腕が伸びたのだから。]

(-113) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ――は? せいし?

[静止――違う。精子。子種]

 一体誰の?

[思わず目をまん丸くして問いかけた後
そうじゃないだろう、と我に返り
其れでも吐き出せぬことと、一体何時からなんだと
言いたげに口をはくはくと動かす

何というものを食べさせてくれた>>+69
顔は青ざめまるで死人の様で
憤怒よりも、恐怖が上回ると人とはこうなるらしい
追い詰められた精神は悲鳴を上げるのに
壊れそうで壊れない境界線を辿っているのは
偏にこの男に手綱を握られているからだろう

もっと悲鳴をと望む声が、奏でる睦言の様な淫猥で
恐るべき言葉の数々に
助けてと誰にかは分からぬ声を心で叫ぶ

きてくれるわけないのに
あの日の夕焼け、公園の様に
嘆いても嘆いても――結局、誰も来てくれなかったのとおんなじように

(それでも、己の背後に影があった事は
     しらない、はなしなのだ)]

(+74) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* ぅ、 わ………

すっげーゾクってきた、
本当にマラクさんのロルってすごい、めっちゃすぎょい

(-114) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

……んだよ。
呼び出さないと調律しに来ない奴よりも、毎日磨いてんだろ……。

[昨日のラヂオ>>*4を引き合いに出し。
 愛しさの先の、思い起こされる記憶に暫し手を止める。]

(*6) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[全てを悟った恐慌。髑髏が悲鳴と共にカタリ、と鳴りて>>+70
音を聞くのは誰もいない。目の前の、捕食者だけ]

 だって、俺達男同士だし
 俺は、ヴラドの事はずっと年上の幼馴染で
 頼ってた、けど、こんなことっ……

[こんなことをしたいと、願った事は一度もないんだ
逃げられない。にげられない
其れが怖いと泣きながら。何度も何度も言葉を紡ぐ]

 なんで、何でぇ……
 嫌だよ、ヴラド、お願い、おねがいだから

[家に帰してと、願っても受け入れられない
それにと男が指摘する言葉は、
がらんどうな心に軋みと氷を齎す

帰ったところで、誰もいない
父も母も、兄もいない

ほろり、とまた流れる一滴
揺れる瞳に、恐慌だけではない昏い影が宿った]

(+75) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼が悲鳴を挙げてしまう前に、唇を塞ぐのは昨夜の絹地。
 さらりとした感触を口唇に伝え、背後から抱きこむ姿勢。

 演奏に震える鼓膜を愛でるよう、
 挨拶めいて、白石の冷たさが蟀谷に触れた。

 椅子へと縛りつける、強き大人の力で以って。*]

(-115) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[自分の嗚咽が、慟哭が。男を殊更煽るのなんて知りもしない
知ったとしてもどうも仕様がない
怖いし痛いし、その中で何故か腰のあたりが重く疼くしで
初心者には強烈すぎる手淫に、脚も腿も震え
頬を伝う涙を舐める男に抵抗すら碌にできない

孕む熱が。肌を燃えさせて
白交じりの先走りを滴らせ、嫌だと嘆く獲物は淫らに喘ぎながら
男に告げるやめて、という言葉は甘い声と共にだ

嘲笑いながら淫乱な体を指摘する男の声>>+71が、鼓膜を焼く
嗜虐を受けても、それ以上に拾うものがある事実
言葉にされてしまった事で、己の身体が貪るものに気づいてしまった
それでも、認めたくない。認めたら是からどんな顔をして
皆と言葉を交わせばよいのだとふるふる首を横に振って]

 喜んでない。辛くもないから
 ……だから、だから

[もうやめて。自分が変になる前に。恥を晒す前にと
駄々を捏ねる子の様に首を振る
張りつめた雄芯は痛い程。既に限界を迎えかけたそれは
少しの刺激で達してしまいそうな程に熱を帯びている
だからこそ怖くて怖くて、願ったのだ。これ以上はやめてほしいと
哀願を聞き入れられたのか、掌の強さが和らいで
艶を混じらせた吐息に安堵が滲む

何でもすると、確かに言った
是から逃れられるなら。これ以上酷い事は無いだろうから
何度も何度も頷いた。そして、男が願ったのは――]

(+76) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ……キス?

[か細く自ら口づける事を願う囁きに、向ける視線は困惑だ
リットと昔、公園のブランコで何方が高く漕げるか競争していた際
色んな話をしていた。そのうちの1つ
キスは大好きな人とするんだよね!と内緒話というには大きな声で
漕ぎながら交わした言葉が懐かしい
其れを走馬灯のように思い出すのだから、
きっと自分は大分混乱している

それでも、此の責め苦から逃れられるのなら
一度くらい、と自分に言い訳をして
――己の手を握る男の掌、柔らかく爪を立て

涙の残る睫を伏せ、物憂げな影を目元残し
自ら顔を近づければ
男の唇に震える己の唇を、そっと重ねた*]

(+77) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
追い詰められるラリッサ良いなぁ。
メアリーは黒騎士様かな?
コスプレ……、(仲間意識)

コーラリアも拾って下さった。
有効活用させて頂きますよ!

(-116) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

 ……あれぇ、うーん。

[荷物をカウンターに乗せ、店奥へ。
 室温、湿度、空中酸素濃度、紫外線量、魔力濃度……。
 何れも異常は計測されない。
 魔法石は穢れず、静かに在るだけ。]

まぁ、小さいけど……なぁ。

[雪の結晶のように。
 何かが形を成す前触れのような、気がした。**]

(103) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 療師見習い メアリー

-診療所-

 全く。
 羽目を外し過ぎですよ、二日酔いだなんて。

[頭痛で痛む頭を抱えて顔色を悪くする師父へ
どこか呆れたように呟きながら、
二日酔いに効果のある薬草を煎じて作った
苦い薬湯を差し出す。

飲み終えて再びベッドへ沈む師父の背に手を添えて、
首から下げたブラッドストーンへ魔力を注ぎ
生まれ持った唯一の魔法を発動する。

『血の石』という名の通り、
この石を通して顕現する魔法は血に関与する。
傷口から流れ出す血を止血し、血の巡りを整え、
血の穢れや毒素をゆるやかに浄化する。
欠点と言えば、かなりの魔力と集中力が必要な事だろうか。

おかげであまり多用できず、
幼いころは扱いが分からず加減も下手だったが。
動かなくなってしまったオペラの脚が萎えてしまわないよう
血の巡りを意識して魔法を使ううち、
人の血でも自分の血のように流れを操作できるようになった。

生みの親にすれば血を操る魔法そのものが
不気味で仕方なかったようだけれど。]

(104) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

―街へ―

[雑貨屋の店主が荷物を配達する事はない。
 仕事は極力、他に任せるべきであり、また短期であっても雇用者が居ないのだから、メリットよりも臨時閉店のデメリットの方が大きい。

 しかし、特別な客なら話は別。]

(105) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 療師見習い メアリー


 アルコール分を少し抜いておきました。
 二日酔いになるほど飲めば、
 アルコールも立派な毒素ですからね。

 午前中くらいなら師父がいなくともどうにかなるでしょう。
 ゆっくり休んでください。


[元々小さい身体を益々小さくする師父にそう言い置いて、
診療所の扉を開ける。

何も言わずに出てきてしまったけれど、
ラリッサはもう目を覚ましている頃だろうか?
風邪が悪化していなければいいと思いながら、
おしゃべり好きの婦人たちが語る噂話に適当に相槌を打つ。]

(106) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

― 昔の話 ―

[まだ自分が健脚だったころのことだ
空に向かって勢いよく漕ぐブランコ
高く高く飛べば、何時か星をもつかめる気がした
兄もリアントも止めることはなかった
だからこそリットとこぞってブランコを力強く漕いで――>>80
そしていつも最後は年上の幼馴染からの雷が落ちてきていた>>+73

きっとリットよりも自分の方が怒られる回数は多かった筈
何だかんだでリアントはリットが危ない事をしない様に制していたし
兄は兄で似た者兄弟、割と危ない事に自ら首を突っ込む事も多かったのか
余程の大けがでない限りは見守ってくれていたから
だからこそ弟は、調子に乗ってより大暴走するのであるが
最期に止めるのは、矢張り年上の幼馴染で
心痛めた兄とその幼馴染に、
泣きながらごめんなさいと謝るのも常であった

親しい者に打ち明けられないようなことなど何もなかった
天真爛漫なまま、あの事故までは過ごしてきたから
事故後は人からの中傷や冷ややかな視線
そして罪悪感に心を開く事を恐れ頑なになってしまったけれど
それでも、心根を吐露することは滅多となかった

今ある物よりはるか遠くの星を求め
やがて星も求めなくなった少年は、宙を箒で飛ぶ青年になった
地上では己は生きられないとばかりに、風を受けて空を舞う
慣れていない頃、何度か箒から転げ落ちた時には
何故か決まって幼馴染に見つかり、説教が待ち構えていた

出会えば、自分を呼ぶ声
その声の主の元へと降り立つのも日課になって
それが当たり前になりながらも。本当は

弱った脚でなければ宙じゃなく、
大地を踏みしめ廻る車輪の音聴きながら
一緒に歩きたかったのだと。終ぞ言えぬことである*]

(+78) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 療師見習い メアリー

[ある婦人曰く。
人々が寝静まった深夜。街の表通りや裏道を、
暗闇に溶け込むような漆黒の外套を身にまとった
不審な長躯が硬質な足音を響かせ駆けていたという。

またある老人曰く、
その不審な影は目深にかぶったフードで顔は見えなかったと。

またある春を売る女曰く、
オペラ座に潜む怪人のような白磁の仮面をしていたと。

先日の地震と魔女ルリの噂と絶妙に絡み合って、
噂は水面下の元で土に水が染み込むように広がってゆく。]

(107) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【赤】 療師見習い メアリー

[白石の仮面>>2:*44が誰だったのかは知らないが、
目深にフードを被って夜道を駆けた不審者の正体は私だろう。

不本意ながら噂の一端を担った身としては、
好き勝手に憶測を飛び交わす患者たちの噂話しは
興味をそそるモノだった。

この先の計画に、上手く利用できない物だろうか………と。]

(*7) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 職人見習い クロード

[席に座ると分かるこの漆黒と言わんばかりの暗さ。
此処から師が居た場所がまるで見えない。

大丈夫だ、師の姿を見るのではなく、音を聴くのだから。
それにしても今思えばあの荷物になんの機材が入っていたのだろうか。
確かにズシ、と重いものではあったが、ガチャガチャと特有の音は発せられなかった

別に聞くほどのものでもないと判断したが故、
何も言わずに此処まで運んできたのだが。]


―――あ、始まった。


[聞こえてきたのは美しきヴァイオリンの音色。>>97

まさかその演奏は師ではなく、
自分が機材だと信じ運んできたラヂオと呼ばれるものから流れているものだとは気づくわけもなく。
雑念を払いその音色を鼓膜へと運ぶべく、ゆっくりと瞼を閉じる。]

(108) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア



[ポスルスウェイト家の当主ならば。]


  

(*8) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 職人見習い クロード

[然し少しの違和感に気づく。
昨日聞いた音色と多少違うのだ。

こう微睡みを誘われぬ音色というのだろうか、
いや音自体は凄く綺麗だし、師の言っていた通りの反響の問題なのだろうか。
忘れぬうちにその指を滑らせ紙へと残す。

音色に集中をしていた、だから気づかなかったんだ背後の気配に――。]

(109) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 職人見習い クロード

 ――――――ッ!?


[声を上げる前に塞がれてしまう唇は、覚えのある絹地だ。

嘘だ、そんなまさか―――。

頭に高速回転しながら過ぎるは昨日の、
昨夜自分を襲ってきた得体のしれない存在。

その腕は両耳の裏から伸び、椅子越しに背後から抱きこまれる姿勢。
勿論口許は絹地の手により覆われ、その間も演奏は止まることがない。

こみ上げる恐怖に身体は震え、覚えのある蟀谷への冷たさが、
昨日の存在だと実感させた。]

(110) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 職人見習い クロード




(怖い…、 怖い怖いどうし、て――…、

   マラクさんッ…  気づいて、 お願い気づいて、よ――、 )

(111) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 職人見習い クロード


[弟子の音のない悲痛など、勿論師へとは届かない。*]
 

(112) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 資産家 シェニ 

[罪を持っているのは自分だけではない、
悲しみを抱えて生きているのは自分や弟だけではない。

そんなことは想像に容易いことのはずなのに、
目の前にいるいつも笑顔を絶やさない魔女が何かを抱えていると
彼女の話を聞いても尚、その優しさで隠された真実に気づけるほど男は大人ではなく。]


 そんな前科がついていたら僕は今の家に養子には出させて貰えなかったろうね…。
 ――…というか今の状況も、いや、なんでもないよ。

[実際は成人しているとはいえ、
見た目年齢的には10代半ばに見える女性の家に深夜に押し掛けているのも
似たような風に思われそうだという言葉は飲み込んで、
事案発生という冗談に笑いながら返すのだった。>>91]

 うん…。君の意志が固いのはわかっていたけどね。
 僕は、僕で欲しいものは諦められる性質ではないから。

[夢は遠い昔だと言い切られたことに肩を竦める。

彼女の内心に秘めた思いなど知る由もないから。]

(113) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ


[だから、やっぱり君のことも諦めるつもりはないのだけど。

素直な回答には、ああ、やっぱりと内心で。
他の誰かに汚されてはいないようで本当によかった。

手に入れるなら、全てがいいもの。]

(-118) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/* 弟子の反応凄く良いですね!!

なんか、こういう風だと良いなぁ。と、
思ったところにホームランぶち込まれる感覚。

そして、君もかブルータス。>>3:*7

(-117) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 資産家 シェニ 

[さすがに彼女でも怒るだろうか、
そう思っての問いかけに目を丸くして驚く様子にクスクスと笑う。>>92]

 そう、それなら良かった。

[本当に、よかったと言葉を重ねて。

何で良かったかなんて無粋なことは聞かないでいてくれるだろうか。
普通なら、恥じ入るくらいはしそうだと自分の行動に思うけれど
驚くばかりの彼女には、その理由も難しいかもしれない。]

(114) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ

[呆気にとられたままの彼女が現実に戻るように
―逆効果かもしれないが―
眠っている彼女にしたように額に唇を軽く触れて]

(-119) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 資産家 シェニ 


 じゃあ、そろそろお暇しようかな。

[席を立ち、扉に手をかけると振り返れば、そうそう、と思い出したように告げる。]

 ねえ、クリスタ。

 僕の魔法石はね、キャパだけは大きくて、
 その分でかい事故が起きたとも言えるけど、
 それはともかくとして、
 人の魔法の後押しだったり、ブーストの役割ができるんだ。
 
 だから、君が何か魔法を使うときに、役に立てることがあれば手伝うよ。

[チャロアイト。穏やかで順応性の強い石。

兄としてや子供たちの年長者として、
資産家としてや出資者として。
たくさんの役割に順応してきた。

では彼女のためには何ができるだろう、と考えて告げた言葉。

男はいつだって、順応性だけはあるつもりなのだ。]

 またね。

 ―――御馳走様。

[ひらひらと手を振ると、
今度こそ、まだ明けぬ夜の街から家路についた。*]

(115) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ

[唇を舐めてみると、
あの時みたいに汗の味はしなかったけど
やはり彼女の味はとても甘い。*]

(-120) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 子守り エルマール

 ― 診療所 ―

[早朝の駐在所は不在だった。>>2:408
 助けに来てくれると頷いてくれた兄がいないその場所を離れ、
 手紙だけ握ったまま、私は走りつづける。

 商店街も、パン屋や雑貨屋の前も、駆け抜けて。
 気づけば、診療所の前まできていた。]


 ………メアリー。


[昨日の繋いだ手を思い出したのと。
 きっと同じ痛みを、秘密を持つ彼女にただ会いたかった。
 けど、扉の前まできて躊躇ってしまい。
 絡まった思考で何を言えばいいかわからず、立ち竦む。

 走って、上がった息は乱れて。
 気づけば涙で顔もぐしゃぐしゃだし、
 湿った髪はぼさぼさだ。

 中から外へ出てくる人の気配に>>106
 咄嗟に私はそこを離れて隠れた先は診療所の裏口。
 診療所でかくれんぼをする時、いつも私が隠れていた場所。

 途方に暮れた私は、幼いあの日
 玄関の前で配達員を待っていた時のように
 裏口の横で膝をかかえれば顔を伏せてしゃがみこんだ。]*

(116) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[咳込む姿を見ても>>90、それを見る視線は冷たい炎を湛えたまま。
頭が揺れるたびに、艶やかな黒髪が白い肌を飾り立てる。

自分がリラを壊さないと知っているのか。
それともそれだけリラを愛しているのか。

その身を差し出す健気な娘は、まさに舞台そのまま。
生贄に差し出された娘は、運命の騎士に助けられ、
誰もが憧れる恋に落ちる。

では、運命の騎士では無い、悪魔に差し出されたままの娘は
どんな運命を辿るのか。]

(117) 2016/03/03(Thu) 00時頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 00時頃


【赤】 雑貨屋 コーラリア

[…――といっても、コーラリアの提げ鞄に入れたプレゼントボックスの依頼主は前当主。

 養子とはいえ、息子の為にと雑貨屋に頼まれたもの。


 希望の品は、リストに55つ。
 最後の品は今朝になってようやく届いた。]

(*9) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 療師見習い メアリー

[師父が午前中は二日酔いで診察が出来ない
と聞けば、師父に話を聞いてもらいたくて
診療所を訪れる患者たちは「また日を改めて」
と言って帰ってゆく。

そうしてできた短い休憩時間。
ラリッサの部屋から盗み出した数通の封筒から中を抜き取り、
見慣れた彼女の文字が綴る自分の知らないラリッサの心情と、
初めて見る彼女の父親の字を目で追ってゆく。


家族愛というものを知らない私には
ラリッサがどんな気持ちで父親の迎えを待っていたか
到底理解できそうにないけれど。

手紙に綴られる文字の羅列を読むにつれて、
やはり自分の行動は正しかったのだと確信する。

だって、必要ないじゃないか。
私からラリッサを奪っていってしまう父親なんて。]

(118) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【赤】 療師見習い メアリー

[薬を届ける手伝いの帰り道。
ラリッサの伯母の家を探して道に迷ったという旅の男に、
偶然遭遇したのは僥倖だった。

刃物を以って殺すことはできなくても、
オペラのような無邪気さを装い、
ヴラドのような親切心の皮を被って、
娘と歳の近い少女と油断する父親に近づき、
魔法で殺すことは想像以上に簡単な事だったのだから…。]

(*10) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 ……車椅子を直さないと何処にも行けないだろう。

[悪魔は悪戯に娘に運命を示す事無く、気紛れに脇道に反れる。

硝子の破片を片付けた後、言葉少ないまま、
立ち上がると柔らかなオペラ嬢の身体を横抱きにして
工房の奥の奥。
生活の場は工房の下に掘られた無数の洞窟状の部屋。
ベッドとテーブルしか無い、もう何年も使われていない
カビ臭い部屋へ彼女を運び、告げた。]

 ここで待ってろ。

 薬も貰って来る。

[冷たい言葉でベッドに彼女を下ろし、振り返る事無く
出て行った*]

(119) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

[道を歩く。
 昼で在ろうと夜で在ろうと、明るい道があれば暗い道もある。

 深海珊瑚のゆる髪も、華やぐコートも、行き交う人の目には好奇に映る。
 まるで引き揚げられた魚のようだと、視線の煩わしさに溜め息を溢す。]

右に行けば工房に着く、のよね……。

(120) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【独】 旅商人 リット

/*
んー…今日はもう寝ようかな…。
どこもお相手さんと絡んでる感じだし…
いや、シェニクリスタは今別れたけど。

こういう時自分動き鈍いよなぁって思う。

(-121) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【独】 子守り エルマール

/*
あわわわわわ
どうすればメアリーの逆鱗に触れられるかなぁと思って駆け抜けたけど
もし赤での画策とかあったらごめんなさいって顔してる……

(-122) 2016/03/03(Thu) 00時頃

【赤】 資産家 シェニ 

[帰り道、問いかけに対して驚いた彼女の顔を思い出しながら
返された回答を噛みしめて口角を上げる。

幾度我慢を強いられたかわからないが、急かなくて本当に良かった。

奪うなら、手に入れるなら、やっぱり起きている時がいい。

しかし、あの気になる地下室はどうしたものか。
あの天岩戸はストリップには興味がなさそうだし
オープンセサミで解ける魔法でもなさそうだ。

それならば、北風よりも太陽かな。

家に帰ったらあれを探そう。*]

(*11) 2016/03/03(Thu) 00時頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 00時半頃


【墓】 駐在 ヴラド

そんなの分かり切っているだろう

[思わず目をまん丸くして問いかける彼に指摘する
実際彼も気づいているだろう、何時から?>>+74
精通を覚えてから少し後のような気がするが覚えてない

はくはくと動く口は水槽でしか生きれぬ金魚の様
愛玩され、可愛がられるだけの存在で
青ざめる顔が男に興奮を運ぶ、
もう彼ならどんな顔でも良いんじゃないかレベルだ

でもやはり一等好きなのは追いつめた後なのだ
壊れそうで壊れない境界線を生きる彼が、好きで仕方無く
手綱を戯れに引いては、押してを繰り返してしまう]

[重ねた言葉は恐慌を引き起こす
彼だけのオンステージ、助ける掌が裏返り
彼を苛む、恐怖と化して何度も、その身を削る

 ――……助けを呼ばないじゃないか
あの日の夕焼け、公園の記憶に
囚われ攫われそうな少年の後ろ姿を見て思う

 ( ―――、俺の名前だけを呼んでばいいのに)]

(+79) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[愛おしかったシャレコウベに
男は今、なんの興味も示さない。欲しいのは1つだけ
恐慌に響く声、たった1つの悪夢が欲しい>>+75]

 君は男同士だからと偏見を抱くような…人だったか
 私も君の事は年下の幼馴染で、友だと思っていた

 …その上で、だ

[願った事は何度となく。
憎しみを抱いても褪せる事ないこの渇望
逃がす訳が無い、逃げられない、にがさない
それが怖いと啼く彼をあやすように唇は涙を啜り]

 なんで?理由は言っただろう
 
[君ももう分かっているのだから受け入れてしまえ
そう、男は願いに囁いた、理解を乞うた声で
がらんどうな心に軋みと氷が映えるのを確かに聞いた

―誰もいない、私以外の誰も
君を助けるのは私の役目だっただろう。
何時だってと昏い影が落とす滴に口付けて吸い付いて]

(+80) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[初物を手折るにしても聊か乱暴すぎる手が彼を苛む
怖い、痛い、疼くと過敏に反応を見せる彼を慰め
震える脚と腿に男の慾が、触れる>>+76
抵抗すらせぬのなら、愉しむまでと唇は懐き

淫らに喘ぐ獲物を指先は苛めて痛め
甘い声でやめてと囀る彼へ指摘したのは興奮の実だ
淫乱な身体だと、初めての癖にと男が知る情報を囁き

鼓膜を嬲る、ふるふると認めぬ彼のいじらしさに
男の情慾は刺激され、更なる深みを望む]

  ……本当にか?

[もうやめて。と問う声に尋ねる
恥じなど曝け出せばよいのに、未だ潰れぬ彼
その芯が愛おしく憎らしく肉茎に爪立ててしまう
張りつめた、雄芯の限界は近い

後一撃。

決定的なそれがあればきっと無残にも欲は放たれる
それを知りながら哀願を聞きて男の手は和らいだ
もどかしいと感じるやも知れないほどの強さ
初めてで、痛い程の刺激を味わったのだ、もう戻れまい

安堵の吐息が何時まで続くか見ものだと思いながら]

(+81) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[部屋に扉を掛ける事もせずに出て行ったのは、
車椅子が無ければ動けないだろうと言う勝手な予測。

それに家具はベッドとテーブルしかなかったが、
見覚えのある彫像が1つ、そこにはあった。

祖父が焦がれた歌姫を想い作られた女神。
テーブルサイズの女神がターコイズ・ブルーの目で
見つめているから、気が緩んだとも言える。

運ばれた部屋は地下3階にあたり、
外に出られるなら幾つかの扉を見付ける事が出来るだろう。

世に出る事の出来なかった作品だけでなく。
奇妙な楽器も見付ける事が出来るだろう。

丸く削られても元が判る。
しゃれこうべと太い骨を組み合わせた笛。

他にも、肋骨の中に弦を張られた琴。

薄明るい照明に照らされて。

とある部屋の奥には。
真っ黒に焼け焦げた人の形をした炭がある。
それをどう見るかは見た人間の勝手だが。

その部屋の扉を開けば、ぶら下がった骨が
ドアベルのように、カラカラと乾いた音を洞窟中に響かせる。

その洞窟に男は彼女を1人置いて出たのだった*]

(-123) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

子守り エルマールは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 00時半頃


【墓】 駐在 ヴラド

……そうだ、ガラーシャ

[なんでもすると怪物に取引を持ちかけた哀れな子に
逃れられたならこれ以上先は無いと信じる彼へ
込めた願いは、とても可愛らしいものだった]

 私は君が好きなのだから当然だろう

[何も可笑しな処はないと男は云う>>+76
キスは大好きな人とすると話した2人の幼馴染
その片割れを今抱き留め乍ら、誘い見る
偽りと真を混ぜた恋心
幼子が触れ合うだけの、其れを恋と呼ぶなら、

 この心は正しく狂恋である

たった一度。その言い訳が彼を捕える足となり絡む
爪立てる愛らしさにうっそりと目を細めて待てば
瞼を伏せ、物憂う影と共に、彼の唇が触れた

―重ねるだけのそれ。接吻に吐息が重なり]

(+82) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[恋に震える、盲目な男を一瞬装えば]

(-124) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[強引に唇を開かせる為、歯でなじって
舌を滑り込ませれば、咥内を弄り快感の種を擽る

―後、一撃。手淫ではなく、唇で
彼の限界を引き出そうと縦横無人に舌は舐め絡み
吸い付いて、唾液を滴らせ奥を、――犯し

彼の肉慾を柔く触れて居た手を開放し]

(+83) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


       ――、…がらーしゃ

[恋よりも、深く。愛と憎悪で染まる虹が彼の片目を捕え

           ――イけ。と唇を喰らった*]

(-125) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

[もしや突然死等していないかとギュルセルを訊ねたり。

 或いは、あの視線に誘われるまま。>>1:*65
 湿らせた唇を指先でなぞり、灯りの眩しさに顔の半分を手で覆った。

 祭は特別な日。子供にとっては憧れの。
 記憶は遠く、闇に浮かぶ白は石の痛みを引き起こす。]

(*12) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[眠らぬように。と告げた師の音色は、
 微睡みの逃げ道を断ち、昨夜迫った恐怖を甦らせる。>>109

 彼が助けを求める師は、舞台の闇に紛れて人の形を取らず、
 傍に這い寄るのは、彼の唇を掌で撫ぜる劇場の怪人だけ。

 腕力以上の強固で彼を縛りつけるのは、恐怖と云う名の鎖。
 丁寧に絡め続けて、彼の意識に植えた種。

 竦む彼の肌から、彼の早い脈拍が伝わり、
 その動悸を愛でるように、蟀谷をそっと啄んだ。

 昨夜と同じ手順、恐怖の序列で彼の背を椅子に添わせ。>>110

(-126) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【人】 療師見習い メアリー

[読み終わった手紙は元より返すつもりなどなく。
薪と一緒にかまどへくべて火を点けた。
あっという間に火が付き、燃えて灰になる紙片には目もくれず。

診療所の裏口にあたるキッチンの勝手口へ意識を向ける。
虫の知らせ、
と呼ぶには随分と都合のいい不思議な感覚。

杞憂ならそれでいい。
躊躇いなく裏口の扉を開けば――――。]


 ………ラリッサ?


[扉のすぐ傍。
子供の頃にかくれんぼをする時に、
いつもラリッサが隠れていたお気に入りの場所。>>116

まだ成長しきらない小さな体をきゅっと抱きしめ、
できるだけ小さくして隠れようとしていた子供の頃のように。
大人になったラリッサが酷く傷ついた様子で蹲っていた。

信じられない物を見るように二度、瞬きを繰り返して。
原因を探るよりも早く状況だけを把握した思考が
ラリッサの細い腕を掴んで立たせようとする。

長時間そこにうずくまっていたのか。
触れた衣服は冷たく湿っていて、こんな薄着で…と
凍えた身体を抱きしめる。]

(121) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【人】 療師見習い メアリー


 ラリッサ。


[何があったかを聞く前に、大丈夫と囁いて。
自分よりも小柄なラリッサの身体を横抱きに抱き上げると、
冷たい裏口から、かまどの火が燃えるあたたかなキッチン
へと場所を移した。

椅子の上へラリッサを下ろして、
涙でぐちゃぐちゃになった顔に清潔なタオルでそっとあてる。]


 ラリッサ、なにかあったのか?


[硬く棘を含みそうになる声をどうにか押さえて、
心配の色を濃くし、憔悴している幼馴染の手を握った。*]

(122) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼の混乱を愛する接吻は恭しく、>>111
 彼の悲鳴を聞かぬ旋律は穏やかに。>>112

 闇の向こう側で奏でられる静謐な音色と、
 その静寂を壊すように這わされる空の左手。

 背後から苛むのは、先ず脇腹、腰のライン。
 彼に触れる男の全てが、最初にその場所を愛す。

 ――― ヴァイオリンと同じく、華奢に括れた曲線を。]

(-127) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 子守り エルマール

/*
メアリーめちゃくちゃ王子様なんですけど……!!!

(-128) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード


 『――― 仕事は良いのかい。』

[唇を蟀谷に宛がう侭、また昨夜と同じ骨伝導が拡がる。
 音のない声は、彼の恐怖など意にも解さぬまま、
 視線を手元の紙とペンに落した気配を伝え。]

 『それとも―――…、大声を出して、呼んでみるか?』

[語尾に笑気を絡めて、明らかな揶揄を飛ばす。
 唇を塞ぐ掌は、呼気さえ押し返してしまう封止だと云うのに。

 低く笑った気配を、蟀谷の神経に直接伝え、
 左の指先が腰から下り、下衣に淫靡な皺を作りゆく。

 昨夜、従兄に襲われた光景よりも鮮明に教え、
 彼の脳裏に靄など掛けてやらず、左手を蠢かした。

 己の揶揄を、今より果たしがたき壁と変える為、
 絹に包まれた五指が、彼の前立てを器用に暴く。]

(-129) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[俯いて、唇を噛みしめて怒声降りかかることを覚悟しても。

結局返るのは、我が身一つどうにもならない
この現実を突きつける言葉だけ。>>119

殴られたっておかしくないはずなのに、
無造作にだけれど動けない足の代わりに抱き上げられた体は
どこへと問う間もなく運ばれる。

工房の作業場よりもさらに地下。

カビの匂いのする部屋だけれど、
体を傷つけるものない寝台の上に下ろされてしまえば、
もう彼を引き留める言葉も出ない。

遠ざかっていく背が視界からも消えて、
途方に暮れて動かない膝を抱えた。

どうすれば良いのだろう。
考えても、分からない。

頬を手で擦ると血でべっとりと汚れてしまって。

借り物の寝台を汚すことも出来ず、
大人しくギュルセルの帰りを待つより他なかった。]

(123) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

[柔らかい女の声が、コーラリアを呼ぶ。]

え? あぁ、エルマ……その、ラリッサとは確かに親しくして貰ってますけど。

[どうやら話を聞く限り、ラリッサに子守りを頼んでいる親の一人のようで。
 また暫く世話になりたい。
 連絡して欲しいと図々しい願い事。

 自分で直接頼んだ方が良いと言いたかったが、防ぐように乳飲み子が泣き始めた。
 思わず両耳を塞ぎたくなるほどに。]

あー、はいはい、わかりました!
お伝えしますから!

[名前と時期を窺い、コーラリアは足早に場を退いた。**]

(124) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
は。コーラリアが何かを振ってくれている!
これは遅々としてストーキング行為をまともにできていない俺への何かこう、魔法的な!(

(-130) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[運ばれる途中、いくつかの扉や部屋らしきものを見たけれど、
車椅子もないままで動けぬ足を引きずって出歩けるはずもなく、
ギュルセルには他に家族や弟子がいなかったのだろうか、と
一人住まいにしては多い扉に疑問を持つばかり。

ベッドとテーブルだけの部屋に、申し訳程度に置いてあるのは
劇場の女神像に良く似た彫像だけ。]

 ごめんなさい…。

[謝罪を聞く人もいないけれど。
きゅ、と俯いて、寝台の置かれた壁に寄り掛かって目を伏せた。

目覚めの体の重さはまだ引きずったまま。
瞳を閉ざせば、微睡がすぐさま訪れる。*]

(125) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 芸術家 ギュルセル

/*
え?
安価それで合ってるのかな……うん?

(-131) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* ~~~~(ばんばんばんばん

声にならない凄さってこういう事を言うんだろうか。
本当にすごい、うっとりしてしまう…………。

(-132) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*なんというホラーハウス

いや、オペラは車椅子がないと動けないから!
匍匐前進でホラーハウス探索は難易度が高すぎる脱出ゲームだと思うの。

(-133) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

雑貨屋 コーラリアは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 00時半頃


【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[劇場の椅子に縛りつけられ、着衣を乱される彼。
 胸に迫る羞恥と屈辱は如何ほどか。

 不埒な指先は、彼の内心など素知らぬ振りで、
 素肌を護る下着さえも僅かにずらし、
 小柄な彼に相応しい屹立を柔く握り込んだ。
 
 大切な楽器でも扱うかのように、根元から指を絡めて。

 そうして、急所を捕える仕草に合わせ、
 彼の唇を塞いでいた掌も、静かに外れて下る。

 こうした辱めを受けながら、挙げる悲鳴の意味なんて、
 幾ら、初心な彼でも分かるだろう。

 取引先の一つでもある劇場で、師の演奏に包まれ、
 下肢を露出し、淡い愛撫を受けているなど。


 ―――― 師が見たら、何を思うか。


 彼にそれだけを考えさせるだけの猶予と余裕を与え、
 参戦した右手は、無遠慮に彼の内股を押しやり、
 椅子の上で、恥辱に塗れた開脚を強いた。

 幼い屹立を緩慢に扱き始める手淫を、態と見せつけるように。*]

(-134) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 雑貨屋 コーラリア

/*
オペラ投票かしらん?

さぁ、また、投げるだけ投げてみたわ。
出逢ってないのは、オペラとクリスタ、シェニ、ね。
クリスタにも何か触れたいわぁ。

(-135) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 駐在 ヴラド

/*はいで呟く暇がないとはこのことよ
ガラーシャ(*´Д`)はあ
コーラリアさんもふもふ、ご無理なさらず

(-136) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* ひいいいいいっ

はは、はずかしっ…きゃー(/ω\)

(-137) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【人】 資産家 シェニ 

→ポスルスウェイト邸

[家に着いたのはもう深夜すぎ。

今日はいろいろあって疲れたし、
熱いシャワーでも浴びて早く寝てしまいたい。

でもその前に。
屋敷の広い廊下を歩いて、亡き養父の部屋を開ける。]

 どこだっけ…あれ。

[息子にとって良くないもの―星だとか、空だとかの載っている書籍―を
仕舞いこむ時、箱の守りを厳重にしていたあの忌々しいものは。
乱雑に棚の中身を引っ張り出しては床へ投げる。

しかしどうにも見つからない。

もう捨てたのだろうか。

あれは消耗品だったからもうストックがないのかもしれない。]

 かといってこの街に売ってるのかなあ…。

[養父の与えてくるものの出所を探ったこともなかったので、もっとよく聞いておけばよかったと首を捻る。]

 起きたら雑貨屋にでも行ってみよう。
 
[コーラリアにも久々に会いたいし、
と自然に思えるのは久々に幼馴染たちと楽しく過ごせたからか。
そして弟とも交流を取り戻せそうだからかもしれない。

いろいろあって疲れたけど、
今日は良いこともたくさんあったなと
部屋に戻ると明日も良い日であることを願って
眠りについた。*]

(126) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
と、とあるアイテムが
養父の部屋にあったよというロルを実は投下直前で
コーラリアのあれが見えたのでせっかくなので、ので!

(-138) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

[工房を出た直後。
珍しい来客>>*12に目を丸くする。

オペラ嬢に見せた怒りなどまやかしの様に、
楽しげに細められた目は垂れたまま。]

 お?
 どうした珍しいな。
 何か急用で入用なのか?

[瑠璃の髪と華やぐコートは互いに互いを引き立てる。]

 綺麗なコートだな。
 俺のとこの炉の炎よりお前さんの髪を鮮やかに見せてくれる。

[機嫌良く褒め称えるが、ふと瑠璃の色に何かを思い出した。
ルリの魔女。
遠い記憶にそんな者の所に母に連れられて行った覚えがある。
興味が無かった自分は殆ど聞いていなかったが、
帰り道、母は憤慨していた。

その後、母は1人の女と仲良くなった。
何が切欠は知らないが、知っているのは同じく魔女の言葉を
聞いた者で、コーラリアの母親だと言う事だ。]

(*13) 2016/03/03(Thu) 00時半頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[ひと目で傷つき、憔悴していると分かる幼馴染。
表情の変化が乏しい自身の顔には、
幼馴染のラリッサが理解できる程度に心配の色を浮かべ。
胸中で思うのは全く別のこと。

初めてみるラリッサの表情。
泣きはらしたように赤い目元。
頬に残る涙の痕。
女の子らしく身だしなみに気を使うラリッサの、
ぼさぼさに乱れたオリオンブルーの髪。

自分の知らないところで、自分の知らないうちに、
他人の手によってまたひとつ、
ラリッサが『変えられて』しまったという憤りの感情。

簡単に自分の内側から溢れて来そうなその感情から
目をそらすため、別の視点へ強引に意識をそらす。

そう…。
こんな状況に陥ったラリッサが“真っ先に”
頼ってくれたのが自分だということ。

どうやって手に入れようか。
悩んでいた矢先に、
ラリッサの方から自分の手の中へ飛び込んできた。
そのことを喜ばないはずがない。*]

(-139) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【赤】 弦楽器職人 マラク

[くるくると噂は巡る。
 尾鰭を足して、噂が泳ぐ。

 何せ小さな商店街。
 何せ娯楽に事欠いた空を知らぬ街。>>107

 背はすらりと高いのに、男か女か分からない。
 ある時、夜を駆ける狼のようで、ある時、闇に沈む猫のよう。

 来週からは劇場でロマンスが始まると云うのに、
 水面下の噂話は、夜の怪人が席巻する。>>*7

(*14) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【赤】 弦楽器職人 マラク

[それもその筈。
 正義の駐在は警邏を重ねているのに、行うことと云えば、
 迷子案内に老人介助、そんな善行ばかり。>>2:408

 退屈は噂を肥やす一番の堆肥。
 美しい劇場に準え、劇場に巣食う怪人でないか。


 そんな噂は―――…、案外、中らずと雖も遠からず。*]

(*15) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[じっとしていると、
頬の痛みと左手の薬指の痛みが
改めてじわじわと感じられて、
そのことに少しだけ涙がにじみ出た。**]

(127) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ……何で混ぜたの

[震える声で聴けたのはたった一言だけ
いや、分かり切っていたけど。でも分かりたくなかった
自分で墓穴を掘って埋まっていくのを何とかしたい
知りたくなかった。とさめざめ泣けぬ今
震え怯えて、男を見つめる視線には
嫌悪よりもまだ、信じていたいという愚かさが混じる
元に戻ってと――”元”があの優しい声と掌にあると信じ切って

未だに逃避、しているのだ
戯れに引いて、押してのシーソーゲーム
転がり堕ちて溶けて潰れるその前に何度も救い出され
そして歪に組み合わされてだんだんと己も狂わされてゆく

(太陽がこの手に転がる前に
 何度も、呼んだのに――呼んだのに
 だって皆来なかった。 君も来なかった
   本当は、後ろを振り向いたのならそこにあったのに)]

(+84) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
コスプレでうろうろする人間が、
そう何人も居るなんて、普通考えないですよな。

いや、血珠の騎士様は格好良いのです!

(-140) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 いや、偏見というかこういったのは普通
 男女じゃないのかな、と思って
 勿論そりゃあ、ヴラドが選んだ人なら男でも
 まぁ祝福は出来ると思っていたよ

[でも俺年下で、しかも男
自分がその立場になるとは想定外も良い所

慌てて言い募るは、幼馴染に偏見を抱いているわけではないと
そう伝えたいからで
だからといってどうして全裸にされてこんな事をされねばならぬ
訳が分からない。理由を聞いても納得が出来ない
怖いし逃げたいのに逃げ場がない
そこに男が囁いてくるのだ
自分を助けてくれるのは。彼以外に誰もいないと
――それに、心の奥底で納得してしまうのだ

乱暴な手淫が、恐怖だけではないものを無理矢理引き摺りだす
虐め痛め楽しむ男は、己の興奮を指摘して
初めての癖にと揶揄されることで、涙腺は尚も泪を滴り落させる
本当に止めてもいいのかと、告げつつ爪立てられた分身
痛みにひぃっ、と悲鳴を上げつつも
白の混じる具合が増えるのだから、何とも酷い身体だ

それでも、何とか耐えて、耐えて
精を吐くことだけは免れたとほっとしながらも
自ら男へ口づける事への倫理観が逡巡を産む

好きな人にキスを強請る事は何もおかしくないという囁きと
――今此処で達してしまう方が余程と考えた結果、
男の願いを受け入れた
眼前の幼馴染の抱く狂う恋に気づく事もなく]

(+85) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[最初のキスは男に無理やり奪われた
その時よりも、傍若無人に割り開かれた口に
悲鳴を上げそうになるがそれもまた、男の舌により奪い去られ
くぐもった音が地下に響き、飲み込み切れぬ唾液が口端を伝い
顎からシーツに滴り落ちる

もう、男の手は触れぬのに
切なく腰は揺れ肉棒は更に快感を高められ
口蓋よりもその奥を舌でなぞられれば射精感は嫌が応にも高まる

やめて、と若しもう1本の腕があれば男の胸元を叩くのに
片腕は掌包み込まれて爪を立てるしか抗議の仕様もなく
ん、と鼻にかかった声が、まるで自分の声ではないような
羞恥と狼狽を齎した

そして、ぞくりとするような。深い色の瞳が己を捕え
唇への刺激が引き金となり]

(+86) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 っ 、 、――――……

[どくり、と音をたてて白が鈴口から溢れ出る
絶頂に目を見開き涙を零し、びくびくと身体を痙攣させて
吐精の際の悲鳴の様な嬌声は、男の咥内に吸い込まれる

どうしてキスだけで。こんな、そんなと思考は混乱するも
でも、もうこれ以上は何もない
やっと解放されるのだと言う安堵

全て吐き出せば余韻に浸る身体は気怠く
密着し男に体を預けたまま
自身の放ったもので内股や腹がぬるつく気持ち悪さと
それから近かったことで男の服などを穢してしまった事
申し訳なく恐ろしく

唇が離れれば小さくごめんなさい、と震える声で紡ぐし
離れなければ其れを離そうと、
何とか舌で絡む男の舌を咥内から追い出そうとした]

(+87) 2016/03/03(Thu) 01時頃

リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 01時頃


【独】 駐在 ヴラド

/*まらくさんの赤がみえるときたーってなるよね
めっちゃ水面下で動いているからきになる

(-141) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[指一本動かしたくない
そのままキュルと眠りたい
風呂は明日でもいいから

倦怠感と罪悪感に苛まれながら、
悪夢も終わりだと、ほっとした表情を湛えていた*]

(+88) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 駐在 ヴラド

/*とかいってたらガラーシャきた!!かわいい
ああ、なんでこのこかわいいんでしょ

(-142) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

[だから何だと言われれば、何でも無いとしか言えない。

ただ知らなくても、同じ魔女から祝福の呪言を受けた身。
何処か心を許していた。]

 コーラリア。

 商売人の情報網で、盗品とか売り捌く闇商人の
 存在を知らないか?

 なんか、俺のとこにヤバそうな品物を押し付けられてな。
 面倒事に巻き込まれる前に手放したいんだが。

 心当たり無いか?

[品行方正でも清廉潔白でもない事は知っているだろう。
多少のやばさと、困ってるんだと眉を下げて頼み込む
自分はコーラリアにはどう見えていただろうか*]

(*16) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 療師見習い メアリー

/*
ラリッサを診療所に連れ込む口実と思って噂を捏造してみたけれど(捏造してる間にラリッサが飛び込んできた)
他ペアにも何かネタになればいいなと思ったそれが、赤でしっかり拾われているとやはり嬉しい。
反応があるのは、なんだかんだ言って嬉しいものです。

(違ったら申し訳ないと思いつつ、仮面を着けた果実をつんつん)

(-143) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
ヴラドさん責め上手だわ……
なんかな。1個前の村のお相手さんも凄かった
最近凄い良いのにあたりまくって凄くうれしい幸福ですぅぅぅ

……まさかな、今回もすだちさんじゃないよな。まさかな……

(-144) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
>>2:*65

(-145) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
あ、繋がらなかった。
でも、>>*12は自分宛かな?

(-146) 2016/03/03(Thu) 01時頃

芸術家 ギュルセルは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 01時頃


【人】 職人見習い クロード

[昨日と同じだ。
漆黒の暗闇に現れて、同じ仮面見たいな物を付けているんだ。
力は強いが振りほどけないものではない。

―――でも自分には振りほどけないのだ。
腕の力ではない、恐怖と云う名の硬く頑丈な鎖に締め付けられる。

鼓動が早まり、聞こえてくる演奏に合わさってるのが耳へと響く。
蟀谷を啄まれればビク、と肩を跳ねさせ。

その手順は昨夜体験したものと、まるで同じで。
  ―――それは昨日の続きを施されるのか、と瞬時に察す。]

(128) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【人】 職人見習い クロード

[触れられるのは脇腹、腰のライン。
昨日の寝苦しかった夜と同じ焦れったさを、恐怖と同時に感じた。
怖いのに、凄く恐いのに、身体の震えの半分は恐怖ではないとやはり気づけない。

昨日の夢に似た従兄弟も、暗闇の漆黒刻に現れた怪人も、此処にいる怪人も。
最初に触れたのはこの場所だ――。]

(129) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【人】 職人見習い クロード


『――― 仕事は良いのかい。』

『それとも―――…、大声を出して、呼んでみるか?』


[いいわけがない、叫べるわけがない。
音無き声は骨伝導から伝われば左右へ首を振る。

叫べるものならとっくに叫んでいる。
下には演奏を奏でている筈の師だっているんだ。
両手で抗える筈なのにそれをしないのは、師を穢されたくないから。

まるで揶揄うように、あざ笑うような低く笑う気配を蟀谷の神経に伝えられればぎゅ、と瞼を閉じる。
その空いている手がゆっくりと腰から下り、自分の下衣へと皺を作り始める。

瞬間、目を見開く。
昨日の従兄弟から強いられている光景が鮮明に頭へと流れ込む。
その左手が轟かし始めると、口を塞ぐ絹地に掛かる息は本人が気づかぬうちに熱いものへと変わり始める。]

(130) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【人】 職人見習い クロード

[バルコニー席に独り、椅子へと縛り付けられ、暗闇の中着衣を乱される。
何も見えないと言うのに、恥ずかしさと屈辱で眉間に皺をよせ、
見えぬ姿に抗えぬ自身の力に落胆してしまう。

それなのに、身体が可笑しい。
手慣れた手付なのかするりと下着までずらされれば、
反射的に内股へとするも。

ゆるく天を向きかけの屹立はその手によって柔く握りこまれ、
小さく上がる悲鳴は絹地に吸い込まれる。

根元からその五指を絡み取られその仕草と同時、
唇を塞いでいた掌が静かに外された。]

(131) 2016/03/03(Thu) 01時頃

リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 01時頃


【人】 職人見習い クロード


 ――― ハ、 ぁ  ゃ、 …っ


[瞬時、漏れる小さき声は悲鳴ではない。
恐いからではないこの声、自分で分かってしまえば、一気に身体に熱が注ぎ込まれたかの如く熱くなる。

細道ではない、工房ではない、仕事で来たこの場所で。
師の演奏が流れているこの場所で。

知らぬ相手に下肢を露出させられ、恥ずかしめられているこの姿を。


――――絶対に知られるわけにはいかない。


愛撫を受けている間、そんな事を考えてしまっている。
下ってきたもう一つの手は、ズラされた下着の下の方、
内股をグ、と押しやられ、椅子に座っている自分は屈辱と、恥辱に塗れた開脚を強いられる。

助けて、と心に叫ぶ声は師へのもの。
恐くて助けてほしくて、考えていたのは師だけだ。

その開脚は、緩慢に扱き始める手淫を見えぬ師へと見せつけているみたいで、
震えながら小さく首を横に振り続ける。]

(132) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
クロードくんのこと、延々とストーカーしてられる。
そんな気がする。クロードくん可愛い。

(-147) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【人】 職人見習い クロード


   マ、ラク  …さ、 ……っ


[助けてほしいと小さく名を呼ぶも勿論無駄に終わる。

だがその己の意思とは裏腹に、
身体は感じたことの無い快感を拾い力が抜けていく。

小刻みに震えているのは、もはや恐怖からではなくなっていた。*]

(133) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 職人見習い クロード

/* みみみみみ右って難しい…!!!!!

可愛げがなくてすみませええええええんんんんんorz

(-148) 2016/03/03(Thu) 01時頃

【独】 職人見習い クロード

/*
リアントさん一日きてないけど大丈夫だろうか……。
心配だー。

(-149) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
クリスタメモの体型はひかえめらしいです。
とはあの、俺が触りまくった結果の感想で追加されたのでしょうか(今気づいた

控え目な方が好きだから!

(-150) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* 連日遅くなってしまい、そしてお付き合いしていただき感謝なのですが、相手様大丈夫でしょうか…!

無理してないといいのですが…。

(-151) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - 工房 -

[オペラ嬢を奥深くに連れて行く間、
彼女は何も語らなかった>>123

温もりのある人間を腕に抱くのはいつ以来だろう。
下手をすれば初めてかもしれないと思うほど記憶は遠い。]

 代々この場所に工房を構えていた理由はこれだ。
 地下に材料となる鉱物が豊富にあったからだ。

[歩く度に腕の中の身体が揺れて落ちそうになる。
その度に抱え直しながら、この洞窟の成り立ちを
オペラ嬢を見る事無く、独り言のように話し始めた。]

 今では掘り尽くして住居か物置にしか使えない。

[普段使いは上の階だ。
声もリラの音も抜け出せない迷宮。
迷宮に棲むのは人喰いの魔物。]

(134) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 資産家 シェニ 

/*
自分だとわからないように追い詰めるというのが盗聴と寝込みを襲うしかできていないのでうちがとても平和に見える。

(-152) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 職人見習い クロード

/*
っというかうちの師匠見てください!!
綺麗な変態ですよ!格好いいでしょ!(えっへん)

(-153) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

(やはり自分は騎士では無く悪魔なのだ。)


[呪言を受けた子は、呪いのまま堕ちてゆく。]

(*17) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 資産家 シェニ 

めも。
朝・街へ

[雑貨屋へ向かおうと、街を歩いて行く最中、
いつもの癖で弟と、そして空色を探すけれどどちらも見つかることはない。
後者はもう、この街にはいないと聞いたから仕方のないことかもしれないが
弟はきっと配達をして回っているのだろう。

いつものように街をふらついていればどこかで会えるに違いない。

一人の配達員が怪我の悪化で休暇をとっているという噂は耳には届かず。
それもそのはず、街はもっと派手な不穏な噂で溢れていたから。>>107]

 …なにそれこわい。

[不審な怪人の噂を聞けば、そう反応しただろう。
いまどき、そんな怪談めいた話。

いい年をして星が空がと言っている男でも、どうにも眉唾に思えた。

なぜそんな噂が出るのだろう。

"この街"は平和で。

いつだってそう思っていたのだけれど。*]

(-154) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 資産家 シェニ 

めも2
[そんな不審者が闊歩しているというのが本当ならば、
やはりいつでも開け放しの彼女の家が心配だ。

なにかあった時に駆け付けられるようにしなくては、と
彼女の音に耳を澄ませる。

家にいない時の様子がわからないのは不便だが、仕方ない。]

(-155) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

なんで?君に私を味わって欲しくてだな
 後、その顔が見たかった

[後者の理由が強い>>+84
たった一言に返す二言、分かり切って居た事を
自ら掘り起こす愚策を重ねた彼の愛らしさ
無自覚な傲慢が子憎たらしい、
さめざめ泣くのも見たかったが、震え怯える顔もまた好み
信じて居たいという愚かさを男は嘲笑い、愛でる
元に― ――、?”元”よりこうだ、

引いて押してのシーソーゲーム
幼子の頃より、重いのは此方で彼に合わせ
上へ下へと上げて落としてを繰り返し
段々と狂いゆく幼馴染を、一対の虹が捕えて離さず

(そんなの知らない、
 あのとき、お前は太陽に囚われていたじゃないか
必死で走ったのに、必死で探したのに
  声をかければ良かったなど、気づきもせずに)]

(+89) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド


ふーん、その思考自体が偏見なんじゃないか
 …思って居た?なら祝福してくれ

[俺の想い人は君だ。と白々しく嘘つきは云う>>+85
想定外の角度よりの告白に戸惑う彼は日常に近い
こうして話していれば異様な光景を忘れてしまいそうだ

それを引き起こした張本人は
訳が分からないと逃げだしたい、逃げ場がないという彼を
何時もの調子で迎え入れてしまうから緊張感が足りぬ

― ―彼を助けられるのは自分だけ

彼の兄が去った後、差し伸べたのは男の掌だ
心の奥で彼も分かっている、納得している
まだ甘露の海を拡げて見せてしまう男こそが掬いだと]


――ふっ ― ん

[乱暴な手淫から逃れようとする彼に
男が望んだものは、今、手で唇でかける羞恥と恐怖よりも
ずっと甘いもの。ひぃっと悲鳴を美しく上げ奏でる、
白混じる身体からすれば物足りないやもしれぬ

其れでも、接吻を求めた。
彼から、男へのものを―其れが落ちる為の儀式
触れた箇所の熱さに最初のキスが過る]

(+90) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

 くちゃり 
      ぬちゅ

(+91) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[子どものキスは男の唇によって大人のそれに変わる
傍若無人にと開いた咥内の熱さに彼の昂ぶりを感じて
悲鳴すら、奪い、彼の中を舌で犯していく>>+86

くもぐった悲鳴を聞くようにかさりと頭蓋骨が音をたち
シーツに落ちた、滴が沁みとして熱を拡げて

触れぬ箇所の昂ぶりを、感じた
切なげに揺れる腰と、限界を訴える肉棒
其れが男を更に煽り舌裏で彼の奥をなぞりて高め

やめてという静止すら発せぬ幼馴染の中を弄り
爪立てるのを快感として受け止めて
鼻に掛かった声が、じんわりとズボンの沁みを大きくした

口塞いでも見える羞恥と狼狽の愛らしさよ]

(+92) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

 ……、ふっ…はぁ

[深淵の虹が捕えた先
彼の限界は解き放たれ、絶頂に震える肉芯が白を吐く
見開き涙をこぼし、痙攣させる身に触れてもいないのに
男は自身の熱がはじけ飛んだのを知った

――ぁぁあ、っ  ぃい、 

吐精の際の悲鳴を飲み干して息を吐きながら
男はゆっくりと安堵する彼の唇から己の其れを離した
駆ける銀糸は、美しく余韻に浸る身体を彩り

密着した身体を労わるように重ねた手を絡ませ
もう一方の手で優しく背を撫でるのだ
恋人にするかのよう>>+87
――まるで、もう何もかも終わったかの如く]

(+93) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

療師見習い メアリーは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 01時半頃


【墓】 駐在 ヴラド

…ガラーシャ、疲れたのか?

[濡れる唇より垂れる涎を舌で拭い
ごめんなさい、と震える声で紡ぐ彼に優しく問い
ゆっくりと触れた手は彼の下半身、太腿を開いていく
倦怠感と罪悪感に苛まれる彼の身体を少しずらし>>+88

眼下に、三つの頭蓋骨が見えるようにすれば
ベッドより手を伸ばし、その1つを首から強引に引き抜き]


 私のも慰めて欲しいんだが――

[先ほど彼が達したとき、勝手に射精した身でそう言い
ころんと頭蓋骨を二人の間、彼の股の合間に落とし
萎えた彼の尖端と、鼻の穴を触れさせてみて]

(+94) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【人】 子守り エルマール

[蹲ったまま、どのくらいいただろう。
 僅かに身じろげば足の下で踏んづけた枝が
 パキ、と微かに折れた音をたてる。

 同時に裏口の扉の開く音がして、
 びくりと大きく身体が跳ねた。>>121


 ………っ。 メアリー…?


[見上げた先、幼馴染の顔に思わず安堵の息が零れる。
 立ち上がろうとしたけど、足が痺れてうまく動かない。
 腫れぼったい目を慌てて擦って
 なんとか笑おうとしたけどうまくできたかわからない。]

 朝からごめんね、あのね……

[伸びてきた手に、手首を掴まれた記憶が蘇って
 ぎくりとした。
 振り払った時に伯母の爪が引っかかったのだろう
 赤い筋が残る手首から視線を逸らして。

 腕を引かれるままふらりと立ち上がれば、
 不安定な体を抱きしめられて、目を丸くした。]

(135) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[どんな顔を見せると怪物は興奮気味に]

 初めてだったろ?…初めてでキスだけでイくとは
 …君は変態だったみたいだな、

       その姿、弟にももっと…見せてやってほしい

[かわいいよと猫撫で声で云い。終わらぬ夜を示し*]

(-157) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
頭蓋骨!?(ひぃ(骨プレイ!(ちがう

(-156) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[開いた、脚の間。頭蓋骨の合間を縫い
男の手は彼の後ろ、秘められた箇所へと向かい掠めた*]

(+95) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 01時半頃


駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 01時半頃


【人】 芸術家 ギュルセル

 すまないな、後でちゃんと新しく作り直してやるから。

[砕けた硝子の破片達を1つ残らず再生用のトレイに集める。
作りなおしても、新しいものよりは耐久性は劣るが
安価ではある。

役目を果たした硝子細工達にも、ご褒美で
生まれ『変わらせ』なければと、破片を1枚手にして微笑んだ。]

 っと。
 リラも持って行かないとな。

[修理しなければ足が無くなる車椅子とリラを
それぞれ片手で抱えて、外では無く工房の地下へと
運んでいく。

そうして何事も無かったように。
薬を貰いに行くでも、駐在に連絡するでも、
クリスタ嬢や劇団に連絡するでもなく、
一心不乱に炉の前で仕事を始めた。

その間、誰かが来れば変わらず応対し。

一段落が付いた時点で漸く工房の外に出ていくことになる。]

(136) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼の心のどこか脆く出来ているかなんて、己は良く知っている。

 臆病で、寂しがりで、――― 己を軽んじる可愛い弟子。
 十年を掛けても色褪せず、寧ろ濃度を上げた熱情。

 穏やかで静かな瞳に隠された裏側を知らないのは、
 未熟な、未熟な、弟子ばかり。>>128

 彼を奏でる指先は繊細で、性器裏に節を宛がい、
 甘い段差まで撫で上げて、また引き下ろす。
 劇場に響く優しい旋律に合わせ、行われる暴挙。>>129

 腰のラインに拡散させる官能は、彼の知らない甘さを伴い、
 己だけが知ってる彼に作り替えていく。]

(-158) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[折角解放してやった唇も、彼は助けを呼ばず、
 己の甘言めいた誘いを、健気にも否定してみせた。


 その献身こそ、己が求めるものとも知らないで。


 “誰でも良い誰か”の群れから、ゆっくりと上がる階段。
 先ずは、彼が辱めを受けても、守りたがる師へと。

 昨夜の悪夢よりも、どろりとした粘度を以って絡む現実。
 陰茎を撫で上げると同時に、血管を細かく潰して、
 処理ではない手付きで彼の身体を弄び。>>130

 『可愛い声だ。
  ――― 舞台には立たないのかい?』

[ちゅ、ともうひとつ蟀谷に愛撫の口付けを散らし、
 倒錯的な状況で彼の神経を爪弾いていく。>>131

 掌に覚える熱は、素直な彼の従順。
 発露した熱を掌で掬い上げ、内股を擽る。
 大きく足を開かせた姿は煽情的で、落ちている灯を惜しんだ。]

(-159) 2016/03/03(Thu) 01時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[師の優しい音色に包まれながら、耽る淫行。
 背徳を彼の背に昇らせて、また密やかに笑みを噛む。

 上機嫌を隠さず、繊細な鈴口を弾いてやれば、
 彼を追い上げる手淫は、一層大胆に変わり、
 内股を五指で圧し、陰茎を彼の腹筋に押し付けた。

 息を呑むだけでも、腹から性器に振動が伝わり、
 熱を知りもしなかった屹立の芯を育んでいく。>>132

 助けは来ない、旋律も途切れない。
 彼は恐怖の鎖で繋がれて、怪人に飼われている。
 力なく首を振って否定しても、身体は実に正直だ。]

 『もっと、悦い声を聞かせておくれ。
  ―――…でないと、』

[ひくん、と波打つ真新しい感覚に、
 柔らかく蟀谷を生温い舌で撫ぜ。>>133

(-160) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[行く所は山の様にある。
クリスタ嬢の所へ、件の人形を貰いに行くこと。
完成したペンダントと、修理したエルマール嬢の石と
帽子を渡す為にメアリー嬢達を探すこと。
マラクの元へ頼んでいたミニチュアの楽器が出来ているか
確認する事。

パンと菓子を買って帰る事。

指折りながら、先日から健康的に歩くなぁと苦笑しつつ、
いつもと変わらぬ陽気さで、順番を決めずに
ふらふらと放浪するように街を歩き出した**]

(137) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード




 『此処で、君を。

  ―――― 抱いてしまうよ?』



[間違えず己を名を紡いだ弟子を褒めるように、
 或いは、もっと彼の求める声を聞きたがり。

 内股を押さえていた指が、
 更に奥まった秘所まで伸びて、するりと揶揄った。**]

(-161) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【人】 弦楽器職人 マラク

― 劇場『JewelsGarden』 ―

[休館日の劇場に流れるのは、柔く優しいトロイメライ。
 調音にしては長い一曲は、変調を起点にループする。

 螺旋を描く旋律を、張り詰めた弦が追い駆け、
 職人が手掛けた名器も、甘い音色で啼いていた。**]

(138) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[まだやる事は残っている。
夜になれば人形と共にオペラ夫妻の家を漁り、
彼女の下着や服を回収しなければ。

夫の荷物も、金目のものがありそうなら、それも抜き出して、
闇商人に売り飛ばしてしまおう。

最後に彼女の愛の証を机の上に1つ載せれば。
噂好きの婦人たちが勝手にスキャンダルにしてくれるだろう。

ただ目論見は何処まで上手くいくか、まだ判らないが**]

(-162) 2016/03/03(Thu) 02時頃

弦楽器職人 マラクは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時頃


【独】 弦楽器職人 マラク

/*
職人が手掛けた名器とか云う、
ダブルミーニングの振りしたおっさん論。

明日はギュルとオペラかー!
会いたいけど、明日は帰宅が遅くなりそうなんですよなぁ。

(-163) 2016/03/03(Thu) 02時頃

芸術家 ギュルセルは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時頃


【人】 子守り エルマール

[あったかい。
 息を吸い込めばいつもの薬草の匂いに、また安堵して
 乾きかけていた視界が再び滲みだす。

 繰り返し優しく呼ぶ声に、頷き。>>122
 ふわりと浮いた足元に、慌てて彼女の腕にしがみついた。]

 きゃっ!?
 だ………大丈夫、わたし、歩けるからっ。

[横抱きに抱えられるなんて初めてで焦って、
 ようやく椅子の上に下ろされれば、ホッと息を吐き。
 押し当てられたタオルに瞼を伏せる。]

(139) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【人】 子守り エルマール

[心配する、メアリーの声。
 手の甲へ重ねられた掌の温もりに、
 私はようやくずっと手が震えていたことを知る。]


 ………伯母さんが。


[何から話せばいいんだろう。
 言いかけて薄く目を開けた私は、
 覗きこんできた濃緑色の瞳に視線を彷徨わせ。
 ずっと握っていたままの手紙に指が食い込み、皺が寄った。]

 伯母さんが、私に結婚しろって。
 お客さんの中に、いい相手がいるから……って。

 私は嫌だって言ったの。
 考えられないし、それに父さんが迎えにくるなら
 あの家しか知らないし……でも。

[ずっと、『停滞』したまま変わらずに父を待ち続け。
 止め続けていた私の時間が、動き出す。
 ずっと気づかない振りしていた『変化』と共に。]

 伯母さんが言うの。父さんの手紙はもう届かないって。
 まだそんなこと言ってるのって。
 もう父さんは────……

[言いかけた言葉が途切れる。
 信じたくない、口にしたくない。
 俯いたまま、ぎゅう、と手紙を握り締めて。]

(140) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【人】 子守り エルマール



 もう父さんは、私を迎えにこないって。
 ……そう言うの。

 なんでそんなこと、伯母さんにわかるの。
 おかしいでしょう?


[痛くて、苦しくて、乾きかけた目元がまた滲んだ。

 両親に捨てられた秘密を持つ彼女になら、
 わかってもらえるんじゃないかって。
 この痛みをなんとかしてくれるんじゃないかって。

 私は掌を返せばメアリーのすらりと伸びた指に、指を絡め。
 ゆっくりと、彼女の手を握り返した。]**

(141) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
そして、クロードに惹かれて止まない。

中の人も凄く気遣って下さっているのか、
物凄い安心感と安定感がある。

今更、こんなことを灰に残すのもアレですが、
自分の相手がクロードで良かった。好きです。

毎夜毎朝、遅くに早くに、本当にありがとう。
クロードをロック出来た巡り合わせに感謝したい。

(-164) 2016/03/03(Thu) 02時頃

子守り エルマールは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時頃


【墓】 配達員 ガラーシャ

[味わいたくないから>>+89!それに]

 悪趣味すぎるよヴラド!
 何それ、なにそれ!!

[もう半泣きである。何それ怖い
幼馴染の異常なカミングアウトに、混乱は絶頂期
それでも尚、どうしても男を憎めず嫌えず信じてしまう
優しい掌で何度も何度も救われた事
撫でられ、優しくされた事
それらが枷となり、楔となり

捕まえ離さぬ虹に、もがきながらも囚われる

茜の空の下公園で、心を救った太陽を
大事に大事にしていた頃の純粋な想いは捩じり曲がり
今は狂愛がこの場を、支配する]

(+96) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 偏見って、言われても。皆そうだろう
 付き合うとか結婚するなら女の子だと……ぅ、ぅ

[だから、自分は決して色恋でこの年上の幼馴染を見たことはないと
言ってもどうしてわかってくれないのだろう
彼はとても大切だ。今迄一番近くに居たのだから

唯1つ考えてほしい。頼れる年上のお兄さんに、
いきなり好きですと言われたと想像してみよう
しかも同性。混乱するだろう。現に今猛烈に混乱している
だから逃げたい。其れのどこがいけないのだろう

でも、逃げ場はない。そうなるように躾けられ絡めとられ
逃げ出せなくなるまで無自覚に依存させられて、依存してしまった
両親の負い目を抱く目も、疲れた声も、周囲の目も、陰口も、噂も
己を追い詰めるだけしかしなかった
その中でたった1つ
無償の優しさで与えられた手のどれ程嬉しかったことか

求めれば、求めるだけ与えられたそれを
どうしても手放す事が出来なくなる前に、此の街を出る筈だった
其れが与えられるべき場所に還すためにと
――既に、手遅れになっているとは考えもせず
男が願うを、愚かな青年は受け入れる]

(+97) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[淡い口付けが、深い物へと変化する
男がたてる、掻き混ぜる咥内が鳴らす水音が
それを児戯にすることを許さない

絶頂まで導く舌技が、命の雫を迸らせる――本人の、意志を無視して]

 んぁ………ふ、ぁ……ぁ

[解放された唇、てらりと濡れ光るのは
それ程長く男が離してくれなかった所為
濡れぼそる其処から、零れる2つの混じり合った銀は
2人の間の空間をも彩る露となる>>+93
口端を彩ったものは舌で掬われ、擽ったさに声が漏れ出た

重ねた手に指が絡み、背を撫でる手は
昔咳き込んだ時にしてもらったものと同じ様で
その時と確実に違うのは、間に流れる空気と
男から注がれる視線と、薫る栗香

疲れたかと聞かれ素直に頷く位には、身も心もぼろぼろだ
身体をずらされ、囁かれた言葉と
間にころり、と転がされたものを見て
強張った身体と悲鳴が口から迸る]

(+98) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ぇ、っ慰めるって、何で、どうやっ……っっ!?
 ひぃ、ぃっ

[余韻も吹き飛ぶ恐怖だ>>+94
転がりこんできたされこうべ、2つの黒洞が己を苛むように見る
鍬骨が萎えた先端に当たるのが、堪らなく忌避感を抱かせる
青ざめた顔のまま、男が囁く聲が己を苛む

悪夢が終わらぬと自覚すれば必死に後ずさろうとするが、
戒められ体力を果たし縺れ股開いたままの脚は、其れを叶わぬと嘲笑う
精々、腰を浮かせられた位だ

初めての癖に変態だと、揶揄する声で可愛いと言い募る男に
必死に首を振って違うと。そんなんじゃないと涙を浮かべて震えるも
――男の指が普段排泄にしか使用しない箇所へ伸ばされれば
きょとんとした顔を向ける
何でそんな所に手を伸ばすのだと、言わんばかりに]

(+99) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ


[慰める方法を知らぬが故に、彼の物も同じように
扱けと言われるとばかり思っていたが故に

己の身体で慰めろと言う意味だと未だ気づいていない無防備を晒し
困惑に顔を彩らせ、白濁を散らしたまま男を見つめる姿は
酷く、あどけない*]

(+100) 2016/03/03(Thu) 02時頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時頃


【独】 配達員 ガラーシャ

/*
("゚д゚)←多分こんな顔

(-165) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【人】 資産家 シェニ 

朝・街へ

[雑貨屋へ向かおうと、街を歩いて行く最中、
いつもの癖で弟と、そして空色を探すけれどどちらも見つかることはない。
後者はもう、この街にはいないと聞いたから仕方のないことかもしれないが
弟はきっと配達をして回っているのだろう。

いつものように街をふらついていればどこかで会えるに違いない。

一人の配達員が怪我の悪化で休暇をとっているという噂は耳には届かず。
それもそのはず、街はもっと派手な不穏な噂で溢れていたから。>>107]

 …なにそれこわい。

[不審な怪人の噂を聞けば、そう反応しただろう。
いまどき、そんな怪談めいた話。

いい年をして星が空がと言っている男でも、どうにも眉唾に思えた。

なぜそんな噂が出るのだろう。

"この街"は平和で。

いつだってそう思っていたのだけれど。**]

(142) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時半頃


【墓】 駐在 ヴラド

何それって君が聞くから答えたんだが
 ………性癖を暴露するって中々興奮するな

[半泣きの顔を見てぞくぞくと背筋を快感が駆ける
混乱を絶頂期にする彼が未だ男を信じている歪さに
涎が滴り落ちそうだ、枷も楔も全部掌の内なのだけれど

もがきながら囚われる彼を愛で憎み
茜色を嫌い、厭うた心で、この場は主役を演じてみせ]

 …皆?私は皆の中にはいらない?
 結婚……なんだ、君結婚したかったのか

[どうして分かってくれない
分かっているに決まっているじゃないか
知って居て、彼をこうして言葉で追いつめている
それが酷く愉しくて堪らないのだ

考えるまでもない、彼の思考回路
逃げだしたいと願っても逃げられぬ袋小路
仕組んだ男は、彼を苛めて泣かせ、恐怖させて光悦とした

触れた手の温もりは嘘ではない
嘘ではないのだ、無償のやさしさなど何処にもなかったけど
彼を想う優しい男は確かに此処にいてなんら変わりなく
呼吸を興奮と共に繰り返している
元より還す場所などない、彼の位置は特等席だ
一等大事な其処に座る人間は他になく、怨嗟と愛憎を絡め]

(+101) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[零れ落ちたのは涎だけでなく
白濁とした彼の精液だ、本人の意思を無視した熱と
てらり濡れ光る唇は熱を帯びて熟れて見え

甘露な果実として男の目には映った
歪な身体に飛び散った白濁と萎えいだ身
淫靡さは計り知れず、人知れず弾けた欲が音を立てる]

 ……量が多いな、ちゃんと射精しているのか?

[独りでは出来ぬようだから
次からは手伝ってやろうとそんな計画を立てながら
擽ったげな声を掬い、口端に触れた舌が軽くキスをする

まるで睦言のように甘く手を絡め
背を撫でる姿は、長年思う恋人に対するそれに似ながらも
どこか過去の咳き込んだ彼を労わるやさしさにも見え
香る栗香が異様さを引き出し、此処が何処か教えるように

ごろんと、転がったものが
疲れきった彼の身体を見事に刺激して二人の合間に落ちた]

(+102) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

どうやって?そうだな、お尻を使うか
 ……手で育ててくれてかまわんが

   どうした 自己紹介がまだだったか

 ソル……私の弟だ。

[余韻を吹き飛ばす恐怖の悲鳴に熱が上がる
呆けたようなけだるさも愛らしいがやはりこの声が良い
されこうべの二つの空洞が彼と重なり
1つ目を射貫いても気にしないで仲良くやってくれと言い

青ざめた彼の逸物を骨に触れるのを見て興奮した
倒錯とした感情と言うべきか、無垢に骨はよく似あう
青ざめた顔を苛むように唇は彼の耳朶を食し

後ずさるように後ろへ進めば
力抜けた脚が、開脚するようにしっかりと見えた]

 ……ガラーシャ、見えているぞ

[弟に見られている。と指摘するのは腰浮かせた事で
正面からも見えるようになった、睾丸の下の尻穴だ

変態と揶揄する男の方が変態なのだが
それはおいておき、可愛いと言い募れば否定に首振る彼
その愛らしい姿に手を滑らせ、
指を排泄にしか使用しない其処へ連れ込めば
きょとんとした顔に背徳感がぞくりとして]

(+103) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

なあ、私のズボンをずらして欲しいんだが
 なんでもするって言っただろう

[濡れて気持ち悪いんだと頼み事を囁き
なんでという顔を見て、慣らしも何もない
濡れない指で後孔中へ無理やり指の尖端を差し挿れ

白濁に濡れる肌にもう一方の手で触れ
シャレコウベを間に挟み、あどけなさ残る顔の変化を待ち
剣先のように爪で入り口の肉壁を引っ掻いた*]

(+104) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

君は、セックスの方法を知っていたっけか

[痛みに燃えるだろう彼に、問うのはそんな事**]

(-166) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 03時頃


【独】 駐在 ヴラド

/*やんでれ??いや、強姦しているしやんでれか
やんでれっぽくないようううう、うう
もっとこうなんとかしよう

(-167) 2016/03/03(Thu) 03時頃

【独】 駐在 ヴラド

/*いっぱつやってから。、足かどこかきりたいって思考なんだよなぁ。犯すぞってちらつかせて犯さないでおくか
指でなかをいじって、ほね、いや、宝石だな

(-168) 2016/03/03(Thu) 03時頃

【独】 駐在 ヴラド

/*ガラーシャかわいいから、癒されまくっているし

(-169) 2016/03/03(Thu) 03時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 こんな答えなら知らない方がよかった!
 ……興奮しないで怖いから……

[瞳の表面張力も限界だ。おうちかえりたい
人目憚らず泣きたい程に変わってしまった幼馴染
いや、元から抱いていたものが発露しただけだろうか
それでも、怖い、怖いからと]

 え、えっと、その……入る、けどさ、でもさ
 それとこれとは話が別であって……

  、いや、結婚は――無理だろう、こんな体で

[対人に関して何処までも卑屈になってしまうのは変わらない
それもまたこの男にそう造られたからである
仕組まれその手に導かれ、歪に成長することになり
怨嗟と愛憎を一身に受けながら、狂えず恐怖に縛られている]

(+105) 2016/03/03(Thu) 05時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[見たくない、自分の出したものの後なんて
それに、それになんで]

 ぅ、 、 ぅぅ、ぅ……
 な、んでそんなこと
 
[自分の性事情を君に言わねばならぬのだと、問うは涙声

健常なら兎も角独りでそんな管理などできるわけがない
寧ろできたとしても今は冬。後片付けしている間に風邪を引く
手間と時間と引き換えに僅かな満足感を得るよりかは
その分睡眠に回したい欲が勝った結果がこの無知であった

啄むような優しいキスさえ泣きたさを加速させる
俺はサードキスまで全て、男
しかも相手は信頼していた年上の幼馴染
此処まで酷い人生は無いだろうと言う位の波乱万丈具合である
嫌い憎んでしまえば楽なのに
こうして普段の様に優しく甘やかされるから嫌いになれないのだ

異様でも、慣れかけた男の狂気に順応しつつある今の己には
まだ”まし”に思えてしまうのだ]

(+106) 2016/03/03(Thu) 05時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[自分と彼との間に落とされたされこうべ
其れが彼の弟と聞き、名を聞けば恐怖で顔引き攣らせつつも
ふと、浮かんだことがある]

 ――ソル。ヴラドの弟さん?
 確か……それ

[太陽って意味のある名前じゃなかったろうか
そう言いかけるも、やっぱり頭蓋骨は怖い
例え大人の物より一回り小さくても。眼窩が睨んでいるようにも見えて
怖くて震えて顔から血の気が引いてゆく
それでも逃げねばと本能の警告、耳朶を食まれるも涙湛えて後ずさり
その結果、指摘に対して>>+103]

 わ、ご、ごめんなさっ

[見せるつもりはなかった、と慌てて腰を落とす愚かさ
だがその間にも男の指は臀部の奥の窄まりに触れ
”願い事”を再度己に落とした

確かに言った、何でもすると
考える。ズボン濡れたら気持ち悪い
それに己が出してしまったものも男の腿にかかっているのを見れば、
眉根を寄せつつも首を縦に振る
何で終わってくれないの、問い正すよりもまず先にせねばと

成るべく男の下腹部を見ない様にして、ズボンを降ろそうとするが
片手だから酷くもたつく。そして視線を外していたが故に
対処が、遅れた>>+104]

(+107) 2016/03/03(Thu) 05時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ひぎ、っ!

[           痛い

星を造った時に負った怪我の経験や足の痛みに慣れている己でも
内臓を裂くような痛みというのには、慣れなどない
襞から内に幾ばくかの部分だと言うのに
掻かれた部分が燃えるように熱く痛い

何で指で引っ掻くのだと、泣きながら男の方をきちんと見て
またすぐ顔を赤らめ逸らしたのはマナーの問題
他人の物なんてまじまじ見たことなどない事も原因だ]

 さ、さっさとズボンの替え穿いてよ……

[降ろしただろう?君の願い通りに。俺の尻の穴弄ってないで
後着換えください。と泣きながら告げた時に
――問われた事に再度ぽかんとした顔を向けた

全く知らないと顔に書いてあるかのように
酷く無防備で、同時に嗜虐を呼び起こすであろう相貌を*]

(+108) 2016/03/03(Thu) 05時頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 05時頃


パン屋 リアントは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 08時頃


【独】 療師見習い メアリー

/*
追い詰められる(セルフ)
に見えて、申し訳ない気持ちが一杯。
全然ストーカーできてないうえに、油断するとただのヤンデレサイコパスになりそうでね。…ね。

昨日から伯母さんコロコロすることしか考えてないし。
師父も邪魔だなー、どうしようかなーって。
誰かと同居してるのは当たり前だけど、監禁に持ち込むのにすごく制限がかかるね!

とりあえずラリッサはこのまま軟禁しよう。
血もおいしく頂こう。
手紙の束は可能なら燃やしたい。

(-170) 2016/03/03(Thu) 08時頃

【人】 職人見習い クロード

[夢であってほしいのに、これは夢ではない。
確りと感情もあるし、意識だってあるんだ。

性に疎い自分だって此処までされたらわかる。
耳に響く音色は、まさか弟子がこんな事をされているなんて、
知る筈もない師がひたすら奏でていて。

劇場に響く優しき旋律に合わされる暴挙な行い。

その手が動く度に動ける筈の身体が跳ね、小さく息を吐く。
こんな所を他人に触れられたこともなければ、
自分一人だってこんな事はしない。

―――誰にも教わっていないのだから。]

(143) 2016/03/03(Thu) 08時半頃

【人】 職人見習い クロード

[口許を解放されても歯を食いしばり、
これなら塞がれたママが良かったと。
大声で叫べば師だって気づいてくれる筈なのに。

――弟子は、健気に師を護る。

昨日は従兄弟に、師にと助けを求めたのに、
一件があるせいか頭に浮かぶのは師の姿だけ。
助けてほしくて、手を引いてほしくて、必死で心で叫び続ける。

だが悪夢は未だ終わらない。
その手はまるで昨日の続きと言わんばかりに、自分の身体を弄ぶ。
快楽という名の漆黒の闇へ。]

(144) 2016/03/03(Thu) 08時半頃

【人】 職人見習い クロード



―――っ、  ふ  ぇ 、


[ちゅ、と蟀谷へとその柔らかき感触がリップノイズを立てれば、
ふるふると何度も首を横へと振る。
神経の奥からピリピリと感じたことの無い刺激が身体を弄って。

触れられ擽られる内股は力なく時折跳ねる。
大きく開脚させている姿に、助けてほしいのに見られたくないという中途半端な感情が生まれてしまう。]

(145) 2016/03/03(Thu) 08時半頃

【人】 職人見習い クロード

[見えぬ暗闇、その正体を見たくとも全くもって見えないのだ。
老若男女どういう姿なのか――。
ただ、昨日夢うつつの世界の時に感じた従兄弟の行為の続きと勘繰れば、もしや子の正体は――といらぬ事を考えてしまう。

泊まる気配がない淫行はどんどんとエスカレートしていく。
透明のカウパー滲む鈴口を弾かれれば背は弓なりに跳ね、
ひゅ、と咽喉奥が鳴る。

その追いつめるような手淫は次第にに大胆なモノへと変化。
内股を五指で圧せられビクりと身体はその正体不明の男の思惑通りに反応してしまうだろうか。

性行為のいろはをきちんと学んでいない青年は、
息を飲むだけで性器に伝わる振動に声を零し、
他人に触れられたことの無い屹立は確りと熱を持ちその手によって育まれる。

こんなのは知らない、なんか俺変になったんだ―ー。]

(146) 2016/03/03(Thu) 08時半頃

【人】 職人見習い クロード



 ゃっ、   めて、   ぁ う 

   ひ ぁ、  ン  、


[もっと声を聞かせてなんて言われれば出来るのは首をひたすら左右へ振るだけ。
自分から発せられるこの声を、自分自身は知らないんだ。
蟀谷に生暖かい柔らかな舌で撫ぜられたとしても。

こんなのは俺ではない、違う、そう跳ねる身体に否定をする様に。
だが、振っていた首が、次の一言で止まる事になる。]

(147) 2016/03/03(Thu) 08時半頃

【人】 職人見習い クロード

 ――――、 !?

   ぃ、 やだ… それだ、  けは…――っ


[振り絞るも出す声は小さき声。
その声が届くのは正体しれぬ自分の後ろに居る存在。

嫌なのに、如何していいのかわからないのに。
何故か身体の奥が疼いて仕方がないんだ。

もっと、もっと強く触ってほしいとか、
もっと気持ちよくしてほしいとか、
きっと俺じゃない違う感情が出てきてしまっている。

これは俺じゃない――俺じゃないんだ。

そう手に拳を作り掌に爪を食い込ませて。

そう葛藤している間にも、内股を抑え燻っていた指が、
更に奥、触れることを赦される訳がない秘所へと伸びれば、
身体は一瞬だけ、椅子から浮き跳ねた。**]

(148) 2016/03/03(Thu) 08時半頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 09時頃


【墓】 駐在 ヴラド

[知らない方が良かったと悲痛な声が響いても>>+105
もはや遅い、彼は知ってしまったし、男は教えた

何が怖いんだと首傾げる様は分かってないように見える
勿論、表面上だけで内心泣きそうな彼が堪らないのだ
怖い、怖いと全身で訴えてくる健気さに男は興奮を覚え

男をまだ皆の中に入れようとする哀れさが愛しく
痛々しさが男の琴線に触れて仕方無かった

結婚は無理だという卑屈さには、ほうとだけ返す
何か、考え事をしているようなそぶりで対応する虹が細く
仕組み導いた歪の出来上がり男は感嘆の息を洩らすのだ]

(+109) 2016/03/03(Thu) 09時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[吐き出された欲は程よく彼を彩った
なんで?と聞かれれば君が心配だからと返す
その声音は何処か興奮していたが何時もとあまり変わらぬ]

 精欲ってものは無いと困るしな
 身体に悪影響を及ぼしかねないだろう
 ……、もしかして自慰をしたことすらなかったか

[涙声に合わせ、ちらり広がった白濁を虹が捉える
健常でない、それがどう作用するか>>+106
彼の半生と共に生きていてもまだ手探りな部位が多い
自分は五体満足なのだから当たり前なのだが
こうして見える身体、肘から先がない腕は酷く白い

まるで無知の象徴であるかのような彼
指摘と共に啄むようにキスをすれば望みの表情が得られた
サードキスまで、とは随分可愛らしい思考回路である

此処まで酷い人生?まだましじゃないかとすら男は思う
その弱った身体にナイフを刺す時を夢想するが
まだ実行に移していない、辺り、男はとても優しい
いや、甘いというべきか彼に対して甘いのは常のことで
この異常な空間であっても変わらず

憎しみと愛が入り混じった今も甘やかそうとしてしまう
いわば無意識の産物で、それが彼の慣れを引き起こし
さらなる深みに嵌らせているのだから、タチが悪いだろう]

(+110) 2016/03/03(Thu) 09時頃

【削除】 駐在 ヴラド

 そう、弟だ。このとおり無口なやつなんだ
 私が話しかけてもうんともすんとも言わないが
 …    ………。ソルだ

[可愛い弟だ。と続くはずだった言葉は
彼が言いかけた単語により名をもう一度紹介するだけになる
頭蓋骨は2人の間、物を言わぬない眼で彼を見る
怖くて震えて、血の気を引かせる姿にぞくっと欲が巡り
逃げねばという本能を阻むように耳朶を食し]

 ……ふっ。大丈夫だ、君を私が見たいだけだから

[慌てて腰を降ろす姿にあるのは相手への感情か
カタリと腕に当たる頭蓋骨を響かせながら
男の指はその頭部横より伸びて、開かれた脚の合間

秘められ閉じられた窄まりに触れた
自慰も満足に知らぬような彼の其処は瑞々しく
無知に溢れ、真っ新さをかもちだしていた

早く此処を暴きたい、もっと泣き叫ぶ顔が見たい
でも、まだだと狂人の理性は言い
彼に落としたのは”願い事”だ
それがおかしいと彼は異常を抱かなかった
毒されたのだろう、首を縦に振るのを見て男は哂う

彼の手がズボンの端に掛かれば
外しやすいように腰を浮かしてやる、
なんで終わってくれないの、と問う声が出ない事
それが、やはり男へ寄せる信頼に思えて
滑稽で愚かな、彼を愛しいものとして見せる
ズボンを脱がす事で終わると思って居るのはあさはかよ]

2016/03/03(Thu) 09時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

 そう、弟だ。このとおり無口なやつなんだ
 私が話しかけてもうんともすんとも言わないが
 …    ………。ソルだ

[可愛い弟だ。と続くはずだった言葉は
彼が言いかけた単語により名をもう一度紹介するだけになる
頭蓋骨は2人の間、物を言わぬない眼で彼を見る
怖くて震えて、血の気を引かせる姿にぞくっと欲が巡り
逃げねばという本能を阻むように耳朶を食し]

 ……ふっ。弟もいいものが見れて悦んでいるさ

[慌てて腰を降ろす姿にあるのは相手への感情か
カタリと腕に当たる頭蓋骨を響かせながら
男の指はその頭部横より伸びて、開かれた脚の合間

秘められ閉じられた窄まりに触れた
自慰も満足に知らぬような彼の其処は瑞々しく
無知に溢れ、真っ新さをかもちだしていた

早く此処を暴きたい、もっと泣き叫ぶ顔が見たい
でも、まだだと狂人の理性は言い
彼に落としたのは”願い事”だ
それがおかしいと彼は異常を抱かなかった
毒されたのだろう、首を縦に振るのを見て男は哂う

彼の手がズボンの端に掛かれば
外しやすいように腰を浮かしてやる、
なんで終わってくれないの、と問う声が出ない事
それが、やはり男へ寄せる信頼に思えて
滑稽で愚かな、彼を愛しいものとして見せる
ズボンを脱がす事で終わると思って居るのはあさはかよ]

(+111) 2016/03/03(Thu) 09時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[指先が触れた肉壁は固い
内臓を刺したような触感が指を掛ける

ひぎ、と哀れな悲鳴が響き渡り>>+108
丁度脱がされた男の肉棒がぽろんと零れ落ちた
それは一度勃起したと明白な白を被りながら
天を穿つように剃り立ち、浅黒い肉芯を脈打っていた]

 ……良い声だな

[熱い、掻いた部分に触れれば熱を感じ
男の視線は光悦と彼を焼いた。
此方を泣きながら見る目が、赤く染まるのを見
男はその無垢さに牙向くように笑み。驚いたのかと問い]

 ズボンか、…そうだな、ちょっと待ってろ

[泣きながら告げる彼の声がひしひしと沁み渡り
欲を育てていく、顔を逸らしたとて見えるだろう
肉慾の芯が頭蓋骨の頭部にべちゃと付きて濡らすのを

鼻穴に萎えた彼の慾を触れさせ、
後頭部に剃り立つ男の慾を置いたそれは妙な雰囲気を持ち
入り口付近を弄っていた指先をくっとくねらせ抜けば
男は立ち上がり自らのズボンをベッドから落とし

地下牢の中を歩いて棚へと向かい何かを探し始めた]

(+112) 2016/03/03(Thu) 09時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

しかし予想外だったな…セックスの方法も知らないとは
もっとちゃんと性教育をしておくべきだったか

[自主性に任せたのがいけなかったのか
そう呟く声は、何時もの無知な幼馴染を案じるそれだ
枷を嵌めた彼に背中を晒し、男は探しものを見つけていく

異様なのは、辺りに骨が散らばっていることと
周りを鉄格子に覆われて居る事、
男が下半身を、彼は全身を露出させていることぐらいか]

 ん…あった、 …見つけたぞ

[待たせたなと振り返る男の中心には
ぎんと尖る暴力的な欲がそびえ立ち、見える彼の姿に
思わず白が混じった先走りを溢してしまう

こうして少し離れてみれば改めてその姿が協調され
白濁に濡れ、恐怖を浮かべる彼と頭蓋骨、
その歪な肉体がほの暗い地下牢に浮かび上がり
一種の幻想的な雰囲気さえも、か持ち出していた

冒涜的、背徳的な、空間である

それを虹の目が舐めるように見つめて感嘆を洩らす]

(+113) 2016/03/03(Thu) 09時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 やはり、君は美しいな、…ガラーシャ

[光悦とした呟きは静かな室内に波打つさざ波のようで]

(-171) 2016/03/03(Thu) 09時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[ひたりひたり、足音を響かせて
彼の元に戻れば、弱った足を開きて持ち上げ
先ほど触れた秘所に持ち出した滑油剤を垂らした

無理やり暴いても良いのだ
悲鳴と恐慌と痛みは男の興奮剤なのだから
だが、傷をつけて次が出来なくなるのはつまらない
彼は一晩寝れば帰れると思っているようだが

それを許すわけもない指先はぐっと濡れた其処に挿り
固い中を圧して進んでいく
てらり光る液体が指と中の摩擦を緩めているのだろう
先ほど痛みを伴う挿入をしたおかげか

苦痛に怯える其処ははくはくと息を吐き出し
思った以上に濡れた指を簡単に迎え入れてくれた]

――ふっ……キツイな、其れに熱い

 だが、…蠢いている。ガラーシャ知って居るか?
 セックス、子づくりは、――此処を使うんだ

[嘘である
女の尻に種付けをしても、妊娠しない
だが男の場合、此処以外を使うはずもないので
そう先ほどぽかんとしていた顔に囁いて

……歓迎しているみたいだと、偽りの囁きを落とす
実際は、食いちぎられるかと思うような痛みがあった
初物なのだから当然だろう
排泄物を通すだけのその中をぐるっと指で弧を描き
一通り、肉壁の味を堪能すれば、ぽんっと一度指を抜いて]

 …ほら、……下の口が開き出した

[子を作る為の準備が始まったのだと嘘を囁き
萎えた肉棒に手を添え、太腿で頭蓋骨を転がしては

持ってきたものを抜いた指の代わり
息苦しげに開閉する秘所に宛て、つっぷと入れた
丸く滑るそれは小さな、宝石だ

温かな熱を発するそれの本来の用途は
携帯用の小粒カイロである、
じんわりと熱が彼のナカで拡がっていく感触

触れた腹部が皮越しに熱を孕んだようで
ちゅっと持ち上げた脚の付け根に噛み付いては
男の慾で太腿を擦り、 ――どうだと小首を傾げ

未知を味わう彼の顔を見て興奮と昂ぶりを高めようとした*]

(+114) 2016/03/03(Thu) 10時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[――くちゅり。
中に入った宝石が肉壁を熱で熔かす音がする
ぬちゅり、親指にも満たない大きさの其れが転がり

内側から彼を熔かしていく
その音に耳を立てながら、男はうっとり。

―ガラーシャと、何度も繰り返した名をまた呼んで

噛み付いた太腿を歯で抉り、肉を溢れさせ
滲み染み込む鉄に、ちゅっと吸い付く接吻をしたのだ。**]

(-172) 2016/03/03(Thu) 10時頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 10時頃


【独】 療師見習い メアリー

/*
クロードエロい
(昼まっからなんてものを)
(褒めてる)

(-173) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 無くても別に、子を残さぬのなら関係ないだろう
 片腕もないのに、これ以上悪くなり様もない
 ………。 、 ……
 
[性欲も別になくても困らないと思っている
何故ならそれは子を為す行為と考えているからで
この身体で結婚はできぬと考えているから、そういった方面への知識欲
実践欲を抱いたこともなく、結果――自慰した事すらない。図星である
春画本をちらと見たことはある。けれど
どきどきはすれど吐精までには及んだ事もない

此方を見る虹に、居たたまれなさが募る>>+110
男の無意識の優しさが己を追い詰め、どれだけ酷くとも
こうして優しさを滲ませて時折、
今まで知らぬ弱い部分を晒してくるが故に
また深みへ嵌ろうとも抜け出せなくなっているのだから、
酷いメビウスの輪だ]

 ……

[弟を紹介されても、そりゃ無口に決まっている。と内心で思う
物言わぬしゃれこうべ。死して骨となれば当たり前
其れに話しかける、ということがどれほど異常か
それでも、指摘をしなかったのは其れをしていいのかという惑いと
己を縛る男の狂気を一身に浴びる恐怖からである>>+111

何が良い物か。誰にも見せたくなかったよ
寧ろ誰かの髑髏に見せようとするとか、狂っているにも程がある]

(+115) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[ズボンを脱がす事で、もう着替えて終わるだろうと思っていた
その結果が是だ。腸の内壁に抉られるような痛みだ
悲鳴を上げつつ、何故か興奮している様な男の浅黒くも立派な逸物を視界に捕えれば
慌てて視線を反らしても泪が浮かび上がってくる

反らして、見ない様にしたのに
驚いたかと問われれば意識してしまうではないか止めてくれ
その視線が。頭蓋骨に当たる彼の分身が酷く己を苛むから

とはいえ、それも少し待っていると告げる声に
ほっと安堵を浮かべる
漸く分かってくれたかという勘違い
呟かれた声>>+113には気づく事もなく――待たせたという言葉に視線を戻すと
其処に在ったのは、自分の服や下着ではなく]


 ……ヴラド?なんでズボン穿いてないの
 後俺の服、服は……


[遠目からでもどう見ても、ズボン穿いてない
服も持っていない。なら何を見つけたというのだろう
散々恐怖に晒され、怯え泣き。尚も募る不安に体を震わせて
自身に向けられた舐める様な視線が、堪らなく恐ろしい
光悦とした呟きも、恐慌を煽るだけだ

それと、何を見つけた。何を
答えは自分のナカで体験することになるのだが]

(+116) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[足音響かせて戻ってきた男が手に持つのは何かの液体だろうか
考えていればぐいと脚を開かれ持ち上げられ、
思わず慌てた声が出る>>+114]

 なっ!?何をするんだヴラ―――ひ、ぃぃ!
 つめた、っ

[冷たい、痛い。先程傷つけられた個所に其れは沁みる
薬なのだろうか。てらりと光る粘液は窄まりに触れ
男の指先が再び、それを纏って中へと侵入する]
 
 ぅ、ぃ、ゃ、ぁぁ、ぁ……痛い、っ
 いたい、ぃたい、っ……!!

[ぬめる潤滑油はたしかに挿入をスムーズにする
だが、受け入れる方は頗る痛い
当然だ。そんなもの今迄受け入れたこともないのだから
苦痛に怯える秘所は滑るように入って来たそれを飲み込み
腸壁は侵入者をきつく抱きしめ、括約筋が搾り取るように男の指に絡む
先程引っ掻かれた時よりはましだ。でも痛い
中に何かがある圧迫感が気持ち悪い

眦から口元からはしたなく滴を零し、いやいやとばかりに首を振る
其れなのに男からは恍惚として、
実況されるのだからたまったものではない]

(+117) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 どう、してぇ
 どうして、終わってくれないの……!

[もう十分だろう。これ以上何があるんだ
言い募ろうとしたときに、知っているかと尋ねられた言葉に
己はフリーズした]

(+118) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

   、 え?

[せっくす。子作り。性行為、性交
単語が頭をぐるりと巡って――漸く。己が今されている事が
其れに繋がるものだと理解した]

 や、嫌っ!やめて!!
 なんで、男同士でそんなことするんだよ
 俺は女じゃない、ないのにっ……!!

[子だって孕めない。寧ろ性別的には此方が孕ませる側である
無知ゆえに男の言葉を信じ込み、
尻穴に白を注ぐことがそれであると思いこむ
偽りの囁きは狂乱に陥らせるには十分な働きであった
ぐるりと中で弧を描き、引き抜かれる事でぞくりとした刺激に晒され
甘い声が出るのはどうしてだろう

下の口、と卑猥な単語と共に子を造るための準備が始まったと聞けば
混乱も愈々頂点だ]

(+119) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 え、ぇ、ぁ、ぁっ……なんで、なんでぇ
 おれ、俺男だ、おとこなのにっ

[男同士で子作りなんてできるわけないだろう
どうして、どうしてと駄々捏ねる子供の様に何度も何度も
泣きながら尋ね、萎えた己の分身に手を伸ばす男に怯え啜り泣き

再び弄られた秘部に挿入されたものは指だけでは、なく]

 っ、!?

[じわ、と熱が広がる感覚

昔の懐炉は皮膚の上から直接貼るといけないと言われていた
低温の火傷をするからだとも。だが宝石の場合はその心配もなく
やがて鉄を基に作られた懐炉は時代の流れと共に姿を消し
代わりに宝石用のそれが愛用されていった

だがまて。今は確かにもう直ぐ春という季節だ
しかし――何故自分は、腸に懐炉を挿れられなければならないのか
確かに皮膚の上からなら火傷はないだろう。だが
腸の中にそれ突っ込まれて火傷しない保証はどこにもない
しない可能性もあるが、そんな事された人俺が初めてではないだろうか]

(+120) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ゃ、だ、やだ、やだぁ……
 あつい、やめて、これとって……っ!

[腹部に熱が広がり、腹が燃えるように熱い
今まで経験したことの無い感覚に悶え乱れ
懇願するも男がとった行動は、脚への捕食]

 ぎ、ぁっ

[持ち上げられた肢に噛みつかれ、情けない悲鳴を上げる
肉を食い破る犬歯は、鮮血を溢れさせ
男の舌を、咥内を鉄錆の香と味で埋め尽くす

一方己の胎は小粒であれど熱を発するそれに内から溶かされ
腹を焼く熱に苦し気に悲鳴をあげていた
ナカはその侵入した害意に腸液を滴らせ腹を守ろうとし
それが同時に水音をより一層奏でることとなる

幾ら宝石でも、火傷してしまう
痛い、いたい。苦しい――懇願し哀願し]

 ヴラド、ヴラドやめて、お願い、おねがいだから……!

[もうこれ以上酷い事をしないでくれと、
己の名を呼ぶ狂気を抱いた幼馴染に組み敷かれながら、
緋色を溢れさせる其処に口づけられながら
哀れにみじめに獲物は啜り泣いた*]

(+121) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 12時半頃


【人】 資産家 シェニ 

―街―

[雑貨屋に辿り着く前に、探し人は見つかった。>>105
珍しく荷物を抱えているようで首を傾げる。いつもは買い付けも売り出しも大抵が店内なのに。]

 やあ、コーラリア。
 今日も美人だね。

[コーラリアが男だということは勿論知ってはいるが、普段女性に話しかけるのと変わらない調子で声をかける。
子どもの頃から女性の格好をしている彼の認識は、年下の幼馴染たちの女の子、という印象のままだ。
弟が彼に対し甘酸っぱい感情を抱いていたせいもあるかもしれない。>>2:291
昔はよくそのことを揶揄ったものだ。
未だにそんな気持ちを抱いているとは思いもよらないが。]

 荷物重そうだね、持つの手伝おうか。

[そこまで重そうというわけでもないけど、そんな風に気遣いを見せるのも同じ理由で手を差し出す。
彼がその荷物の届け先を答えれば、不思議そうに瞬きをしてから、提げ鞄の中身を受け取るだろう。]

(149) 2016/03/03(Thu) 13時頃

【赤】 資産家 シェニ 


 …父から?
 なんだろう、今更。

[箱を開いて中身を一瞥すると、本当に今更、と呟いて顔を顰める。
大方息子のために、とでも思って取り寄せたのだろう。
まったく、ありがたくて吐き気がする思いだよ、おじさん。

これを受け取るのが亡き養父ではなくて良かった。
あれは妙に察しが良かったから、何か思うところがあって取り寄せを行ったのは明白だ。
引っ越しを言い出したのと同じような理由だろう。

プレゼントというには忌々しい品揃えだったが、
その中には昨晩養父の部屋で探していたものも調度入っていたし
欲しいものを手に入れる役には立ちそうだ。

そう思えば、すぐに一瞬顰めた顔はいつもの笑顔に戻して]

(*18) 2016/03/03(Thu) 13時頃

【人】 資産家 シェニ 


 ありがとう。
 屋敷までわざわざ足を運ばせることにならなくて良かったよ。
 お店のこともあるだろうし。
 ちょうど僕も君を探していたところだったし、運命かな?

[いつも通りの軽口ではあるが、
雑貨屋に探しに行こうと思っていたものが
こうして今、偶然手に入ったというのはそれなりに運命的だと思わなくもないのだった。**]

(150) 2016/03/03(Thu) 13時頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 13時頃


【人】 旅商人 リット

─街中─

[兄に忙しいと告げて家を出たが、やることと言えば馴染みの店への商売くらい。
 それと自分の頼み事の用事くらいだ。
 街を歩けば風に乗って流れるいくつかの噂話。
 夜の街をオペラ座の怪人が徘徊するとか>>107、働き者の配達員が怪我の悪化で休んでるだとか。>>2:409
 
 配達員で思い出されるのは、幼い頃の友だ。
 あいつも怪我をしている身だが……。
 石や箒の件もあるから、後で家の方に様子を見に行ってみよう。

 そんなことを考えていれば、前方に見知った芸術家の姿。>>137
 ちょうどいい。
 彼にも頼みたいことがあるのだ。]


 こんにちはギュルセルさん。



[懐の中の宝石袋を確かめて、彼へと近付き声をかけた。*]

(151) 2016/03/03(Thu) 13時半頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 13時半頃


【墓】 駐在 ヴラド

 どうしてだ、人を好きになれば抱きたくなるだろう
 ……君はそう思ったことはない?

[性欲も別になくて困らない
そう思って居る原因であろう片腕を見て
男が触れるのは、彼の頭部であった

優しく慰めるような手で
知識知らずの子を慰めていく、自慰すらしないのなら
彼のすべては俺のものなのだと仄かな熱が灯るも
その手は、彼を導く為のものであった>>+115

居たたまれなさそうな彼に男は首を傾げた
恐怖を抱いても、今その顔をするべきときではない
そう思うたからこそ、分からない
蜘蛛の糸で雁字搦めにして引きずるしかなく]

 …?どうした

[なぜ黙った。
そう問う目は君も無口じゃつまらんだろと言い
死した屍のつまらなさを口にする、話せるほうが愉しい
狂気を宿した男は、彼に触れるような手で
弟の頭部をまだ一度も触れた事がない

良いものだろう、君の姿はとても良いものだから]

(+122) 2016/03/03(Thu) 13時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[響く悲鳴はまだ行為が序章であると知らしめる
抉ったような感触と彼の痛み
それが、男の慾を興奮に導いてしまう
慌てて視線を逸らす瞳が泪に濡れるだけで達せそうだ

意識しているだろ、君に見られて増々興奮している

堪らないんだと頭蓋骨に触れる逸物は
べちゃり擦るそうに動き、白濁混じる液を付け
つーっと糸を垂らしながら、男と共に勃ち上がり
ベッドから棚の方へと移動したのだ>>+116

思った以上の無知さに
少々準備をしなければならなくなった]

 替えのズボンは上に置いて来たからな
 …?君の服なら其処に、落ちているだろう

[探し物を見つけて戻ってくれば
怯え泣いた顔が、不安に募るのを見て
彼の目の前で、肉慾がドクンっとグロテスクに脈打った

恐ろしいと彼が感じるのが堪らなく愛しくて
恐慌に震える小さな獲物を見る目は虹色を乱と輝かせ]

(+123) 2016/03/03(Thu) 13時半頃

【人】 資産家 シェニ 

[コーラリアと話す最中、
ふと視界に見覚えのある、というか、誰かを思わせる人影が入った。

その人影は男の探す人物とは年齢が大きく異なる夫人だったが、何故目に付いたかと考えるとそれは簡単なことで、確か彼女の母親だと気づく。]

 …?

[彼女の親友曰く、あの少女は遠くにいるらしいのに、家族で引っ越したわけではないのだろうか。
一人で魔法の修行にでも出たのかもしれないけれど、
何だか胸騒ぎがして。

目線で追う相手が見えなくなる前に、
これから用事があるから、またね、と会話を切り上げると、少し早足でその場を後にした。**]

(152) 2016/03/03(Thu) 14時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[彼が思考に囚われている間に脚開き
垂らしたのは彼のナカに挿る為の液体で
慌てた声に、熔かすんだと答えにもならぬ事を言い

冷たい、、痛い。そう叫ぶ声に
傷付いた箇所に指で触れ、ゆっくりとナカへ向かう
纏った液の御蔭か摩擦は起きず挿入されたが

それでも痛いらしい、当たり前だろう。
本来受け止めるべき場所ではない
其処に指という異物が混入されるのだ
常人なれば痛みに啼く声を聞き指を止めたやもしれぬ

だが、男に取って彼の悲鳴は痛みは興奮剤だ
きつく抱いた腸壁を熔かす様に指は動き
搾り取るかのように吸い付く、括約筋に蠢いて]

 っ……、貪欲だ……、離そうとしない

[事実を脚色し、はしたなく涎を垂らし
いやいやとばかりに首を振る彼に、恍惚と伝え続け>>+117
どうしてと問う声へ喉で獰猛な嗤い声を返しては]

(+124) 2016/03/03(Thu) 14時頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 14時頃


【墓】 駐在 ヴラド


 …どうして、終わったと思ったんだ?

[>>+118無慈悲な問と共に彼のナカを軽く弾き
言い募ろうとした彼に告げ尋ねたのは、如何やら
彼をとても驚かせたらしい、固まった顔が、片目が

――、愛らしく、繋がる糸に歓喜した

1つずつ賢くなっていく彼を偉いぞと手放しでほめた湛え
虹色の瞳が叫びに恐怖に酷く色を際立たせて燃やし]


 なんで?君が好きだから、何度言えば分かるんだ
 女じゃない、そんな事分かっているさ

[今、其れは関係あるのか。と狂乱する彼に聞く
無知はやはり罪だ。ぐるりと弧を描いた指
それを抜き去ればだらしなく穴が開いて見え
男の言葉を信じ込んだ彼をまた追いつめていった]

 それに、そんな声をさせて
 此処は悦んでいるみたいだが?…

[甘い声がした。感じたときに出る声だと教え
混乱を頂点へとたたせる彼へ突きつける
それは偽りを含んだ苗床が出来ていく現実だった

男同士で子作りが出来る訳が無い?本当に?
此処は、今とても悦んだ声を発したぞと彼へ擦りこむ
その証拠に入り口は開いたままじゃないか。と
駄々っ子をあやすような声音で男は、話を言い聞かせる

何度も何度も、繰り返し。啜り泣いた声に合わせ
彼の萎えた逸物に手を伸ばし怯えた声へ微笑みすら浮かべ
軽く扱き、芯持つのを感じれば、ほらと快感の種を見せ]

(+125) 2016/03/03(Thu) 14時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[指先は彼の内側に更なる災厄を植え込んだ
じわっと拡がる熱の味が指先に触れる>>+120

それをぐいっと奥へ押して、自らの指は抜き
彼の反応を確かめるように少し距離を取ってしまう
何故、この宝石を挿入したかって?
中を蕩けさせる為に決まっているだろ
内側が怪我で傷付いたら、大変じゃないか、

傷付いたら、使い物にならなくなる
そんな思考の元、理不尽に埋め込まれた宝石であった
温かいものを入れたら溶ける、そんな勝手な分析と共に
腸の中へ挿入された宝石は魔力により熱を持った]

 やだ、 …暖めないと溶けてくれないだろう
 君も痛いのは嫌じゃないか
 思った以上に、此処が固いから熔かさないと怪我するぞ

[悶え乱れる姿に熱が焦がれる
堪らないと思い、湧き上がる衝動のまま
気づけば、彼の脚に噛み付いていた、

拡がるのは甘い鉄の味
情けない悲鳴が、男の慾を煽り先走りに混じる白が量増し
肉を喰うた感触に光悦とした、吐息が零れた
埋め尽くす美酒は酔うに十分な程で

腹焼く熱を苦しげな悲鳴が伝える度に
くちゃりっと肉を噛む音は勢いを増してしまった
尖った犬歯が、皮膚を落とし、血を食し
腸液が奏でる水音ともに室内を彩り奏で興奮を伝え]


 ……ガラーシャ。……君は、街を出ていくんだろう

[懇願し哀願する声に告げるのは今更な言葉
もうこれ以上酷い事をしないでと、啜り泣く声に言う]

 君はこれから、私の助けもない場所で
 独り生きていくんだろう、……だったら

(+126) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【墓】 駐在 ヴラド


     ―――自分でどうにか出来るだろう

(+127) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[男自身が追い立てた崖の上での宣告
彼の手を何度も取り、撫でてきた手で突き放す
その虹の瞳は先ほどまでチラついたやさしさを断じ

冷たく夜の帳よりも深淵を呼びこんでいた
先ほど滑油剤を落とした指先が、彼の溜まりに触れる
宝石を咥えた入り口の縁をなぞっては、

もう1つ隠していた、薬を薄く膜貼るように塗った]

[即効性の媚薬である
ただし、効果は非常に薄く身体に害があるわけでも無い
少し熱を上げるのを助ける程度のもの、その程度]


 ガラーシャ、君は言葉を間違えているぞ

[なんでもするから、お願い。
止めて、酷い事しないで……そうじゃないだろう
なんと云えばいいか、宿題だと男は其処から指を抜き

中に宝石を咥えた腹部をそっとなぞり
彼の役に立たない脚へ己の肉棒を擦りつけて
ずずっと何度か軽く扱き、白混じりの白濁をな擦り付け
ゆっくりベッドから立ち上がってしまう

熱さに悶え苦しむ彼を置いて]


 …そろそろ早朝のパトロールの時間だ
 
[だから行ってくるよ。と彼の頭を優しく撫で
男はそのまま、地下牢から立ち去るだろう。
勃起した肉棒は少々苦しいが、何。後で抜けばいい

それよりも今は突き放した彼の顔が見たい。
――鍵なら此処にあるからと、枷の鍵は床に落として
振り返り、―――見えた顔に光悦とした笑みで答えるだろう**]

(+128) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 助けて、…と言ってみろ

[振り向きヒントを与えるのはやはり甘いからか
光悦とした笑みが、泣きそうな顔へと一瞬だけ変わる

――気づけ、と男の正気が彼に語りかけるように
最初から狂気しか持たぬ狂人の気まぐれか

それとも、男の真実の声なのか。

――あの日の夕暮れだけが知って居る**]

(-174) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
放置プレイぷめええええ(もぐもぐもぐもぐ

(-175) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


      あいしている

                
 ( 気づいて、くれと 叫ぶ 心の声は幻聴か )

(-177) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 14時半頃


【独】 配達員 ガラーシャ

/*
これは追い縋って助けてヴラドっていえばいいのか
それとも帰って来た時に助けてって哀願すればいいのか
どっちだろう[首こてん]

(-176) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
多分自分の中の恐慌で今混乱MAXだから
ヴラドの気持ちをこのガラーシャ全く考えてないよね
酷い男だね俺……
でも冷静になったらなんでヴラドこんなことしたん?って
考え出して漸く気づきそう

(-178) 2016/03/03(Thu) 14時半頃

【独】 駐在 ヴラド

/*ろるの順番まちがってる!

(-179) 2016/03/03(Thu) 15時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ……ない、ないよ。俺は好きな人には唯
 笑っててほしいと思うから

[抱きたくなるなんてそんな”こわいこと”をしたいとは思わない
愛情と欲が結びつかぬことは変なのだろうか
慰めるように頭に触れる手の主に、不安そうな眼差しを向ける
異常な事態がこの男によって引き起こされているというのに
まるで縋るように見つめる己は知らず、知らずのうちに
大分狂わされているのだろう

此方がどんな気持ちかなんて、男は考えもしないのだろう
己が男の気持ちを今も尚、考えていないのと同様に
首を傾げる様子に、誰の所為だと怒りも湧く
湧くが、どうしてもそれは持続しない
今迄に散々甘やかされ与えられた、優しさがそれを邪魔するのだ

なぜ黙るのかと問われても、下手に口を出せば酷い事にしかならない
散々な目にあって漸く学習したこと、それから
死して尚無体を働かれる彼の弟が
未来の自分にも、見えてしまったからであったのだ
男が例えそんな気が無くとも。此方はそう思ってしまう

恐い、怖い、おそろしい
今目の前にいる君が怖い]

(+129) 2016/03/03(Thu) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 いや、何で上に置いてくるの
 というか其れを知ってるならなんでズボン脱がせたの
 せめて服取りに行ってからにしてよ
 其処に落ちているって言われてもとりに行けない、からっ

[ぐすりぐすりと泣きながら言い募る
枷で動けなくしておきながらなんてこと言うんだと
そして男の慾が脈打つのを見て
ひいっ、とあがる悲鳴を何とか押し殺した
爛々輝く虹色は、美しいのに恐ろしい

囁く声の主は、自分の身体の淫乱さと
苗床としての己を造り替える様に虹色の瞳を鈍く輝かせ
己に言い聞かせる
悦んでいるではないかと
貪欲であると。男の指を離そうとしないと獰猛に、容赦なく

如何して終わったと思ったのかと
尋ねる声は尚も続きがあるのだと教える
漸く理解した事を褒め称える男は、女でなくとも構わぬと
入口を、付き入れた指で腹を弄り、
時に己の萎えたものを擦りあげて己を追い詰めてゆく
まるで、羞恥や恐怖によって心を壊すかのように
啜り泣きながら其れを享受するしかない己を、自覚させるかのように]

(+130) 2016/03/03(Thu) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[兄は魔力があったし、天才であった
故に星を造ろうと思い至った側面もある
その弟はどうだろうか。少なくとも魔力の容量は
人並みにはあったし、固有の魔法もそこそこ珍しいものであった

魔力が無ければ、今腹に埋め込まれた熱でもだえ苦しむことはなかったのに
なまじ人並みにあるが故に、痛みと熱さに苛まれている

狂い人となった男の考えは分からない
医療の知識もなく埋め込まれたそれは、焼けるように熱く
脳髄を溶かしてしまうほどの熱を伝える]

 痛いのは嫌だけど、やだ、けどっ
 怪我ならもうしてる、いたい、あつい……ぃ、ぃ

[泣き濡れた己に更に追撃とばかりに噛みつく男
此の侭殺されでもするんじゃないかと
思う通りにならぬ躰に絶望を抱いていたその時だ

街を出ていくのだろう>>+126と今更に尋ねる彼には当たり前だと返す
こんな無体をされて。余計に居づらくなった。決まっている
そう、言い募ろうとしたその時だ

自分でどうにかできるだろう?と
無碍に男は今迄導いてくれた手を突き放す者へと、かえた]

(+131) 2016/03/03(Thu) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[入口の淵をなぞる指が、塗り込めた置き土産
熱で火照るを補助する媚薬を粘膜はどん欲に吸収する

腹部をなぞる手は優しいのに残酷で
置き土産とばかりに血塗れの脚に男は白を擦り付け、
パトロールだからと背を向ける
痛い、熱い、気持ち悪い
そんな状態で、放っておかれて気が狂いそうな己を置いて]

 ヴラ、ド……っ

[頭を撫でる手はいつも通りなのに
優しく諭す様に告げる声はいつも通りなのに
見放された事が酷く恐ろしいなんてどうして思うのだ
やっと解放されたのだ。この悪夢から
落された鍵で脚の枷を外し、キュルを探して今度こそ離さずに
家に帰って後は泥のように眠ればいい、
こんな地獄の様な辱めは終わる。其の筈なのに

胎が疼いて、あつくて
中の宝石が熔けさせようとしているのか汗がにじむ
先程塗られた即効性の薬の所為とは気づかない
やっと痛みから解放されたというのにどうして、
どうして己はこんなにもはしたなく
火照り熱帯びた躰に悶え苦しんでいるのだろうか]

(+132) 2016/03/03(Thu) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[振り向きヒントを与える男の声
其れを言えば、この苦しみから解放してくれるのだろうか
誰に対して助けを呼べばいい
兄か、友か――そんなことできるわけがないだろう
寧ろこんな姿見られてまともに顔を次からあわせられない

男の小さな呟きと、振り向いた時に見せた一瞬だけの泣きそうな顔が
脳裏に焼き付き離れない

震える手で、鍵に手を伸ばし枷を外そうとするが、
身体が敏感になったが故か何度も取り落としてしまう

その内、男は背を向けて巡回に言って仕舞ったろうか
地上へと上がる男の背に、縋るように小さく小さく――たすけて、と
告げた声は。届いたかどうかわからない*]

(+133) 2016/03/03(Thu) 15時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[彼が去った今がチャンスだろう
逃げ出し、キュルを探して――それなのに
熱を持ったまま放置されて、此の侭だと動けない
如何すればいいのかわからず啜り泣く

兎も角、この溜まったものを何とかせねばと
先程”覚えさせられた”事を実行するのは今度は己の手で]

 っ、ふ……く、っ

[無理矢理ではなく、自ら竿を扱き溜まった熱を発散しようとする
何とも淫らで恥ずかしくて死んでしまいたくなる光景だ
それでも中々男がしたように即座に昇り詰める事は出来ず
痛みが無いとダメなのだろうか、俺被虐趣味だったのだろうか
泣きながら水音をたてつつ、自慰を行い
やっと果てた時には気怠くてもう動ける気がしない

一度達したはずなのに、なんで。如何して
未だに熱くて慾がまだ、疼くのだろう**]

(+134) 2016/03/03(Thu) 15時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 15時半頃


【人】 パン屋 リアント

─朝─

[パン屋の朝は早い。それは前の日の夜に兄弟喧嘩のようなものをしたところで、変わらない。]

 っふー、

[焼きあがったパンを運び、店先に並べようとすれば、売り子の少年が受け取ろうと横から手を出してくる。張り切ってるらしい。]

 うん、じゃ、頼むね。

[重いから気をつけな、といえば、少しよろめきながらもしっかりと受け取って笑う。それを笑顔で見ながらも、なんとも複雑な思いを抱える。
……ここにいるのが、あの子ならいいのに。
青年個人の意見としては、竈さえ触らなければ良いと思っていた。むしろ、彼が店番をしてくれたらとてもありがたいのだけど。いろんな意味で。]

 はー……

[つい漏れた溜息に、返された疑問符には、なんでも無いよ、と笑うけれど。昨晩だって、指輪をやらないとは言っていないのだ。ただ、いざという時、分身とはいえ言ってしまえばただの石、捨てて帰れと、そのことを兄本人が言っていたことを刻みつけて欲しいだけで。]

(153) 2016/03/03(Thu) 16時頃

【人】 パン屋 リアント

[しかし忙しい朝の時間、遊んでいるわけにもいかない。今日は配達分もあるのだ、何かと忙しかった。
しばらくして、店先に気配を感じて顔を覗かせる。>>40]

 あぁ、おはよう、リット。
 今日も……

[帰って来ているとは言っても、自分は基本店を休まない。だから、家にいても仕方ないのだろう、家にいることは滅多に無い。今朝も案の定、聞く前に出かけると、先手を打つように言われた。別に引き止める気も無い。]

 あー、リット!
 上に、朝飯と弁当置いてあったろ。
 持ったか?

[こちらから逃げるように出かけようとする背中に声をかける。直後お客さんが来てしまったから、会話はそこで切れてしまって、結局リットがどうしたのかは夜までわからないだろう。]

(154) 2016/03/03(Thu) 16時半頃

【秘】 パン屋 リアント → 旅商人 リット

─回想─

 ……。

[リットが眠った後のこと。じっくりと、何かを考えている青年。
しばらくして、立ち上がると、座っていた椅子から星空の柄のクッションが落ちる。それも構わず、ダイニングを後にする。
戻った自室、棚から一つ、布袋を取り出して、開ける。中から出て来た星空の柄の宝石箱を開けた。
大小様々な、宝石を基調とした装飾品の数々。それらを一つ一つ、見聞する。
中から一つ取り上げた、金細工の小さなコガネムシを、じっくりと眺めると、そっと手のひらに乗せた。

 ブブ、ブ……

[二枚の羽に埋め込まれた宝石を震わせて、台座になるレンズから舞い上がったそれに、そっと囁く。]

 リットにくっついてて。
 見つからないように。

[命令を聞くと人造のコガネムシは一回くるりと宙を巡り、開け放たれた扉から出て行った。それを見送ってから、もう一度、宝石箱の中を改めて。漆黒の宝石を一つ見つけると、ふは、と声を漏らす。]

 うわ、こんなのもあるよ。
 あの人ほんと、エグいのばっか、
 集めてたんだなぁ…

[脳裏に浮かべるのは、黒髪がとても美しかった一人の女性。星屑の散った紺色の……遠い地で、勝手に死んだ、裏切り者。
手にした漆黒の宝石をつまみ上げ、ベッドサイドの引き出しへ。中を開けると、先ほど隠したモノ……手錠を取り出す。]

 このくらいなら、できるかな?

[あまり複雑なものはできないけれど。宝石の定着は、父から受け継いだ特技のひとつ。青年自身の能力と合わせ、ほんの少し熱を加えてやったなら。青年の手のひらの上で、手錠に漆黒の宝石が埋まり混んでゆく。]

 ふは、でーきた、

[封印石をはめ込んだ手錠を眺め、青年は満足げに呟いた。]

(-180) 2016/03/03(Thu) 16時半頃

【人】 パン屋 リアント

─回想─

[食べかけのタルトを食べ終えて、冷めたコーヒーを飲み、ふぅと一息ついた。ブブ、と小さな音がして、何やら羽虫が飛び回っているらしい。]

 うるさいなぁ…
 朝までおとなしくしててよ。

[呟くと、まるでその指示を聞いたかのように静けさが戻る。ダイニングから出て行った気配はしないから、まぁ、入れなかったのだろう。さっき扉閉めてたし。]

 はー、さて、と

[明日のご飯は何にしよう。ポトフでも作ろうかな。でもリットもいるし、もっとしっかりしたものの方がいいかな。ロールキャベツとかもできるかな。
考えながら、食器とカップを片付ける。]

 朝ごはんも、持ってけるもののほうが
 いいかなぁ……

[独り言を呟きながら、自室に帰り…夜は過ぎ去る。**]

(155) 2016/03/03(Thu) 16時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

 笑って?……

[唯笑って?…?笑う顔を見るのも好きだった
無表情な彼が僅かに見せる笑みを大切にしたかった
けれど、彼は男が居ない処で笑ったから
不安そうな眼差しに分からない。と男は呟いた

縋る彼の頭を撫でるのは己の役目だ>>+129
彼の気持ちなんて考えない、考えられない
怒りが持続しない彼のように、男もまた彼を甘やかすから
やさしさを覗かせてしまうからこそ、キモチを読まず

服を求める彼には邪魔だからと答え
怖さにぐずりぐずりなく声をBGMに男の熱は脈打った
それを見て上がりかける悲鳴のなんと甘美な事

肉壁を突く指は、彼の淫乱さを言い聞かせて
貪欲であると突きつけ、終わらぬ狂乱を綴りゆく>>+130

女などでは味わえぬ
彼だからこそ、男の慾は此処まで際立ち
異常さを孕むのだと指腹は内側を熔かしては肉茎を虐め
彼を追い詰めていく、羞恥と恐怖に壊れかける姿
享受するのだからこそ、此処に彼は居るのだと自覚を流し]

(+135) 2016/03/03(Thu) 17時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[甘露の代わり、彼のナカに流し込んだのは熱持つ宝石だ
ただ彼の反応が見たくて熔かしたくて、そんな理由で
暴威の熱は彼のナカに収まり>>+131
痛みと熱さに苛まれる彼は嫌だ、と繰り返す。
壊れたかに見えるのに彼はまだ何処かで男を信じていて

―その信じた心をくみ取りながら
突き放す言葉を、男は、何よりも大切な彼に放った
出ていくのは当たり前という、のなら

ならば、男の手は必要ないとこの掌で告げたのだ]

 …どうした、ガラーシャ

[彼が少し寝て居る間にも刻と時間は経っていたこと
今までのやり取りが朝方まで続いたと彼に教え
置き土産を愛しげに指腹でなぞった

貪欲に吸収する粘膜に密か笑み
腹部を愛で撫でながら、男は彼を此処に置いていく
血濡れた腿は、白と混じり違う彩りを見せてくれ
それが男のマーキングのようでもあり

それを残しながら、彼に背を向けたのだ
彼が男の名前を呼ぶ、それに応える声は何時もの声だ
頭を撫でる手も、また同じ。彼を見護るためのもの]


 じゃあ、な。

[さよならになるかもしれないが。と
告げるのは一方的な放置だ、見捨てたとも取られる行為
それを行い、男は彼の前から姿を消した。
もう自由なのだ、彼も、――悪夢はもう終わったのだ
そう思わせるような静寂が彼を包むだろう

去り際に振り返り告げた言葉の意味
意味を求めてはいけない、ヒントは正しいとは限らない
けれど>>+133彼は小さく呟いた。縋るように。

その声を向ける相手を明言することなく
だから、手は伸びなかった。伸ばされなかったのだ
地上へと上がる背は遠い、
もっと早く彼はそうするべきだったのに

速攻性の薬により焼けた身体を悶え苦しませる彼を置いて
男は地下牢を後にして、―――遠く上へと上がってしまった*]

(+136) 2016/03/03(Thu) 17時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[男が持っていた枷の鍵は彼が手を伸ばしても
届くか届かまいか、分からぬそんな位置に落とされた
>>+133何度も取り落とす姿を見て居るのは
3体のしゃれこうべだけである。彼らは物言わない
彼を助けることをしない、ただ空洞の目で見るだけだ

―逃げださなければ。と彼が焦った処
実は男は地下扉越しに見て居た、自らの手で扱くのもまた]

 っ…ああ、……っ、良いなぁ、良い顔だ

[薄暗い光に照らせれ、
自ら竿を扱き上げてたまった熱を発散させようとする姿
その淫らさに荒い息が零れ落ち、男は己の一物を扱き
即座に上り詰める事が出来ない彼に吐息を落とす

彼からは見えないだろう、熱と痛みに浮かされた彼には
泣きながらも水音を立てて扱く姿に男の逸物は弾け
浸り白が掌を覆っていった。ああ堪らない

覚えたばかりの自慰を自ら行う淫乱さ
みられていないとは思えないというのに彼は
何故其れに気づかないのだろうか

けだるげにもう動けなくなる彼を見て]


 …ふぅ

[賢者モードに入った男はそっとその場から立ち去った*]

(-181) 2016/03/03(Thu) 17時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[そして向かったのは一階である
其処にある風呂場で軽く汗と白を落として
二階へ向かい寝室に置いた檻に閉じ込めた彼の相棒を見た]


 …俺は、お前が憎い

[それなのに壊せないのは、情が移ったせいだろうか
この猫を彼の目の前で壊せばきっと彼は壊れてくれる
だがそれが出来ない、つくづく爪が甘いと溜息をつきて

脱出しようと暴れ疲れたのだろう
今は眠っているその子へのミルクを中に入れて

とさりっとベッドに男は身を投げ出してしまった
パトロールに行かねばならない
男はとても忙しいのだから、だけれど、妙に疲れていた]


 ……がらーしゃ

[掌をじっと見つめて、
男は地下牢に置いてきた友の名を呼びうっすらと嗤った
突き放す際、見せた泣きそうな顔は勿論計画的だ
あれだけ構い、熱を持たせた相手を放置したら
――依存はどうなるか、他の誰もいない、場所
男以外の誰も知らない場所で、頼れるのは、男だけ――]


 …早く …、落ちてこい

[きっときれいな顔を見せてくれるからと夢見る。
ああ、だけど、笑って欲しいという言葉が頭から離れない*]

(-182) 2016/03/03(Thu) 17時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

―駐在所―

[男の日常は変わらない
其処にあった女神を粗大ごみとしてぽいっと捨てれば
箒は仮眠室の中に置いて置かれた、本来なら
改造した箇所をクリスタに直しに貰いに行くべきだろう
だが、彼でなく男が来た事を怪しまれても困る

彼の荷物は整理され、寝室に置かれた
その際、帽子の宝石は、抜きとられ男のポケットの中に
男の宝石と触れ合いかちりと音を鳴らしている]

 …おはようございます

[今日も良い天気ですね。と
宝石の光に照らされた街、
困った人が居れば手を差し伸べ
自転車の車輪をカランと鳴らしていく
何時も通りの日常だ、

可笑しな話、仮面の男やロープの男の話題を聞けば
気を付けてくださいと注意を投げておいた]

(+137) 2016/03/03(Thu) 17時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[どれぐらい時間が経っただろうか
重い荷物を持つ老人を助け
迷子の子を家に送ったりなどしたパトロール。

帰り道で忘れないようにとあるものを注文しておいた
特注品になるから時間は掛かるらしい
そうしていくつか食材を買っておく料理は得意だ
元より独り暮らしが長い身であるからして
自転車に置いた荷物は、量を増して重たいくらいだった

今日の食事はどうしようかと思い
彼が怯え続け、食事をしないというのも困るなと判断
みてすぐに店で買って来たと分かるパンを購入した
生憎リアントとは顔を見合わせる事は出来なかったけれど

駐在所を出てから、だいぶ時間が経った

――さて、どうなったかと男は足を漸く帰り路に向けた*]

(+138) 2016/03/03(Thu) 18時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[パトロールに時間を掛けたのは業とだ
彼が、どうなるか、其れを知りたくて色々回った
誰かを助けている間にも考えるのは彼の事だけである

今、ガラーシャはどうしているだろう
肉壁に埋め込んだ宝石は、熱を放ち彼を苛んでいるか
置き土産の媚薬は彼の茎を持ち上げているか
 あの傷口は、どうなっただろうか

――助けてと云ってくれるだろうか、俺に

そっと抜いて来た彼の宝石にキスを落とす
恋するように、尊いものを思うかのように優しく
くすんでしまったエメラルドに吸い付き

ゆっくりと音を立てず、地下牢に向かう
彼に気づかれないよう息を顰めて―中の様子を窺った*]

(-183) 2016/03/03(Thu) 18時頃

駐在 ヴラドは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 18時頃


【独】 旅商人 リット

/*それっぽくなってきた…[歓喜]
手錠とか見えてこう、うん、いいよね[歓喜]
そんでもって、監禁されたら魔法で外に助けを――とかちょっと考えてたけどそしされてるお。
コア合わなくてしょぼくれてたけど、テンション上がったわ。

でも兄貴体調悪いみたいだけど大丈夫かな?

(-184) 2016/03/03(Thu) 18時半頃

【独】 旅商人 リット

/*
それにしても黒髪の女性ってママンかな?
元カノさんかな?
色々うちにあるから多分ママン予想。

(-185) 2016/03/03(Thu) 18時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

ー 小さな女神像は愛らしく唄う ー

[オペラ嬢が眠る部屋のテーブルに置かれた女神像。
諦めの悪い祖父が自分用の思い出として作りあげたもの。

人の気配を感じたのか、眠る姿に誰かを重ねたのか。
祖父の仕掛けが作動する。

焦がれた歌姫のリラの音が空虚な洞に響き始めた。
同じ名を持った曾孫に、まるで子守唄の様に、
皆が焦がれた音が静かに静かに流れていく。

彼女の記憶の中に、温もりの記憶があると言うなら。
その思い出を奏でる様に優しく優しく。
不運の始まりを慰める様に**]

(-186) 2016/03/03(Thu) 19時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
放置プレイ美味しいです(携帯でみながらちょういいえがお

因みにイブニング・エメラルドといわれてるけど
実際の宝石はペリドットだからね!!(と、何度か何人かにエメラルドと間違われているので突っ込む)

(-187) 2016/03/03(Thu) 19時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - 街中 -

[普段ならやろうかやるまいかと思うものは
今すぐやらなくて良い物と、後回しにしてきた。
それこそ向こうが勝手に決めた納期の品さえ。

だが今日の用件は今日中に済まさなくてはならない事ばかり。
面倒どころか、収まらない昂揚感が足を前へ前へと
進める中で。]

 お? リットどうした?

[先日問答無用で前髪をさよならさせてしまった
旅商人のリットに声を掛けられ>>151、夢想から目が醒める。]

 商売になりそうな物でも探してるのか?
 生憎、完成した依頼品しか持ってないぞ?

[彼が旅立つ期限までまだ間があるはず。
熱心に商品を探しているのか、とリットが
近付くのを待たず、自分も距離を縮めるために歩きだす**]

(156) 2016/03/03(Thu) 19時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[じゃあなと、去り行く背が遠い

まってと言えず。唯震える手を伸ばしたのに
男は去ってしまった――さっていってしまったのだ
後に残されたのは、腹に埋め込まれた宝石の熱に
痛みと熱さにのたうつ自分と、されこうべが3つだけ]

(+139) 2016/03/03(Thu) 19時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[何度か手を伸ばした。その度に
枷の鍵は指に触れれどその手に掴めることはない
頭蓋骨の3対の黒が己を嘲笑っているようにも見える
かしゃん、と鍵を取り落す度に、かたりと骨が鳴るのが恐ろしい

じゃあな、と告げてこの場を去っていった男
こんな風にしていった男が帰ってくる前に。若しくはもう帰ってこないのなら
自分が死んでしまう前に。何とかして逃げ出さないと
腕を一生懸命伸ばして、身体を乗り出せば何とか届くかもしれない
だが、中で熱を発する石が、動こうとする度に中を刺激して
痛みと、熱さと。何かわからぬ衝動を運んでくる]

 ぅ、っ……ひぅ、ぅ

[何度目かの挑戦で、今のままではだめだと悟った
ならば中の石をなんとかすれば――と
指で掻き出そうとしたが、自分のケツの孔に自分の指を突っ込むとか
罰ゲームだってこんなに酷くない
意を決して震える指で触れた所]

 ひゃん、っ

[”変な聲”が出て。体に甘い痺れが走った
それに隻眼を見開けば涙が散る

嫌だ、何これ。こわい、こわいこわいこわい
それが恐ろしく、結局このままでいるしかなくて
震える体で、内腿を白と赤で穢したまま
褥に横たわって唯、ただ震えるしかなかった
シーツに包まれようとしなかったのは、シーツに触れるだけでも
あの変な感触がきそうで、怖かったからだ]

(+140) 2016/03/03(Thu) 19時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ぁ、ぅ……はぁ、 ぁ…っ

[時間の経過は分からない。彼が出ていって大分経つ気がする
確か男がこの部屋を出る前に朝だと言っていた>>+136。なら今は?
キュルはどうなったんだろう。
仕事は、街は――皆は……

頭がぐらぐらする。体が火照る
腹の中に置き去りにされた宝石が熱くて、溶けてしまいそうだ
孔がむず痒く、掻きたいのに触れてしまえばまた変な声が出る
そんなの耐えられぬとシーツを噛みしめ涙を浮かべる

今下手に動けば、再び慾を取り戻した雄芯まで擦れて
再び白交じりの雫を零してしまう
其れが堪らなく辛い。己がこんな変態だったなどと
知りたくもなかったと嗚咽を零して]

 兄さん、とおさん、かあさん……
 たすけてよ、おねがいだから……

[呼んでも、来ない
あの日の夕暮れ、公園の時の様に誰も。だれも
此処に閉じ込めた彼の言う通り。誰も己の事など助けに来ない
家に帰っても独り――見つけようとしてくれる人など誰もいない
自分をこの様にした男も、こうして己を置いて何処かへ行ってしまった
此の侭朽ち果ててしまうのだろうか
独りで。今の己の痴態を見守る物言わぬされこうべの様に]

(+141) 2016/03/03(Thu) 19時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ


 いや、いやだ。こわい、こわい……っ
 たすけて、助けて――……ヴラド、ヴラド、っ

[怖い、嫌だ、いやだ
混乱した思考はこうなった原因である男に対してまで助けを求める
普通だったら殺したい程憎むであろう。若しくは恐れてしまうであろう
斯く言う己にとて恐れはある。だがそれ以上に自分は、
彼以外に己を救ってくれる人が思い浮かばなかった 

啜り泣いて男を呼ぶ。助けてくれと、唯々呼んで
男が帰ってくる保証も、ないのに
――誰かが伺っているなど思いもせずに*] 

(+142) 2016/03/03(Thu) 19時半頃

配達員 ガラーシャは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 19時半頃


【人】 旅商人 リット

―回想:今朝―

[寝室から出ればリビングへとそのまま繋がる家の作り。
 リビングのテーブルの上には丁寧にラップがかかった朝食と、布に包まれた弁当が置いてあった。

 きっと兄が自分へと作ってくれたのだろう。
 世話焼きな兄はよくこうしておいてくれるから。
 起こして一緒に食べてしまえばきっと用意も片付けも楽なはずなのに、ゆっくりと寝かせておいてくれる兄は甘やかしなのだろう。

 昨日の今日だ。
 あまり食べる気にもなれなくて、それでもどこか勿体ないし、食べていないパンを見て、兄はどう思うだろうか考えれば、手を伸ばしてパクついた。
 冷めてしまってはいるけれど、それでもやはりこの店で作るパンは美味しいのだ。

 鞄の底へとそっと弁当も詰めて入れれば、お腹が空いたとしても困ることはないだろう。
 それに、滞在予定期間も長くなったのだ。
 節約という意味でも助かるから、兄の好意に結局甘えてしまうのだ。


 家から出るさい、後ろから掛けられる兄の声は二階にあったご飯の事。>>155
 それに対し、短い返事とお礼の言葉だけを返して。

 ブブ、ブ―――

 家から出ると耳元で羽虫の音が聞こえて首を振る。
 ハエでもいるのかと一度目を彷徨わせるが、姿は見えず首を傾げた。*]

(157) 2016/03/03(Thu) 20時頃

【人】 旅商人 リット

―街中―

 丁度良かった。
 いや、商品じゃなくてギュルセルさんに頼みたい事があって…。


[相手の方からもこちらへと歩み寄ってくれれば>>156、先日の髪の毛盗人事件なんて忘れたかのように緩く笑みを浮かべて、
 懐の中、大切に仕舞われた宝石袋を取り出した。]


 あのさ、これを身に着けられるように加工していただきたいです。
 ここに三つ。
 それと後から珊瑚が増える予定で…。

 四つでこう、ほら、兄貴のブローチみたいなやつ。
 あんなの作って欲しいんですけど…


[兄の胸元を飾る三つの石で構成されたブローチは彼の作品。
 今回彼に加工を頼もうと思ったのはその兄の胸元に光る作品をいつも見ていたからだ。

 あんな風に、自分もいつも、大切な人たちの身に着けていたいと。
 そうすれば、多少の危険でも大丈夫な気がするし、勇気がもらえる。
 自分には帰る場所があるんだっていつだって思えると考えたから。]

(158) 2016/03/03(Thu) 20時頃

旅商人 リットは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 20時頃


【独】 職人見習い クロード

/*
マラクさんの上手い過去回想の繋ぎ、何度読んでも凄いって思う
助けてくれたのがマラクさんっていうのを、村終わるまでにどっかでifいあら回想回せないかなぁ

(-188) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[男が戻ってきたとき彼は横たわっていた
少し戻ってくるのが遅かったか、足掻いた後なのだろう
扉を開けずとも聞こえてくる艶びた声に喉が鳴る
甘い声だ、甘くて、でも。何処か悲しげな涙声]

 …………本当に君は、可愛いな

[覗き見る鉄格子の奥に縮こまった姿
嗚咽を混じらせながらも、雄芯を擦らせ
白混じりの滴を溢してしまう、彼が男の興奮を煽る
あの隻腕は、宝石を取り出そうと陰花に触れたのだろうか

惜しい、と素直に感じてしまう
みたかった、何も知らない無垢な彼が自ら指を挿れるのを
シーツを噛みしめ、涙浮かべる姿は愛らしく痛しい

可哀想だ。とは思わなんだ
その代わり彼が悪いのだと胸が痛む、彼のせいだった
――そう言い聞かせる事で破壊衝動に理由を付けた
彼の唇が動く、快感、痛み、熱に耐えるものではない
人を呼ぶ形を象る名で―――]

(-189) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 …ちがう、 

        ちがう

                ちがう


       ――――。

(-190) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[パンを買って居たら遅くなってしまった、
背を向けた男には彼の震える手は見えなんだ>>+136
腹に埋め込んだ宝石の熱に魘される彼とされこうべを残し
彼の手が、枷の鍵を掴むことは無かっただろう>>+137
そういった位置で、男は鍵を落とした

希望を与え、其れが後一歩で届かないのを
頭蓋骨が3対の目で見つめるだけだ
どれほど時間が経ったのだろう、地下牢の扉の前
男はじっと息を顰めて、音を聞いていた>>+140

彼の啜り喘ぎ泣く声を
助けを呼ぶ声を、兄を、父を、母を呼ぶ声。>>+141
それが何かに重なることはもうない。

――ただ、彼の声として男の琴線をすべからく揺らす

呼ばない――、呼ばれない
あの日の太陽が男の胸を刺してしまった
誰も居ないのだ、男と彼以外の誰も必要なかった
存在など、なくなってしまったのに
まだ、彼は男を呼ばない、、このまま朽ち果てるのだろうか]

(+143) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ



[それは嫌だ、と誰かが言った]

(-191) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【墓】 駐在 ヴラド


 ――っ、……ガラーシャ!!

[名が聞こえた。
男の名前を呼ぶ声は紛れもない幼馴染のものだ
男が一等大事に護って来た、友の声に扉が開きて

快感と痛み、熱に魘され赤と白に染まった彼を見る顔は
 ―――酷く、青白い。恐怖に似た感情を乗せ
男は彼に慌てて近寄り、啜り泣く身を抱き起こして
護る如く強く抱き締めた。先ほどまでの事が悪夢だと云う様に]

(+144) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


         ( ……、 捕まえた)

(-192) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[何時だって彼を撫でるのは男の役目だった>>+142
泣きそうな姿を慰め、優しく包んだのは一度や二度ではない]
 っ、…すまない、ガラーシャ……。

[大丈夫か、傷が痛むのか。焦る声が彼を案じる
浸り、額から流れる汗が彼の白に濡れた身体に落ちた
謝罪を繰り返す声は、今にも泣きだしそうで

混乱した彼を抱き留める腕は
先ほどまでのやさしさとは違った温もりを持っていた
狂気の色は、目に見えて瞳になく

此処に居るのは、ただ幼馴染を案じる男だと云う]

 …俺は、……お前に、いや、先にこっちだな

[抱き締めた身体を離し
床に落ちたままだった鍵を拾い、彼の服を持ち
ベッドに戻れば、その枷の錠を鍵でかしゃんと開いた

あっけなく、枷はシーツに落ちる
彼を縛って居たものを無くし上着を、肩に掛けてやろうと男はした*]

(+145) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[触れただけでも、
感じてしまいそうな程敏感になった身体がどうなるか

焦る男の顔の奥、怪物は息顰めて*]

(-193) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

雑貨屋 コーラリアは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 20時半頃


【独】 パン屋 リアント

/*
あー、リットリットリット(はすはす

(-194) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【独】 パン屋 リアント

/*
仕事上がりで開いた時にリットがいる至福。
あー、しあわせ(mgmg

(-195) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

―街中―

[シェニに荷物を渡して身軽になったコーラリアは、職人街へと向かう。
 変わらぬ地形の、移り変わりする看板の、目指すひとつが遠目に見えて駆け寄った。]

きゃっ!

[開こうとした扉が勝手に開いたと、悲鳴が上がる。]

 ……もぅ、ギュルセル。驚かさないで。
 
[リットと出逢う前の、芸術家その人。]

(159) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - 街中 -

[リットよりも自分の前髪は長く、整える事もしないから
全体的に伸び放題だ。
意趣返しに引き抜かれても仕方ない位の無防備さで
近付いたが、リットの方が大人だったと言うべきか。]

 頼み?
 珍しいな……何だ?

[行商先に持って行く小物でもあつらえて欲しいのかと思えば、
彼自身用の物だと言う。
そして懐から取り出された3つの宝石と、
あと1つと言われて>>158、似た様な依頼を思い出した。]

 ……兄弟だなぁ。

[思わず漏らしたのは微笑ましいと言わんばかりの
穏やかな声と視線。
この様子だと、リアントは蝶の話をしていないのだろうか。
話すべきかどうかと思案する中で、
オペラ嬢にうっかりメアリー嬢とエルマール嬢の
お揃いのペンダントの話をした事が思い出される。]

 4つと言うと、すぐに浮かぶのは四つ葉のクローバー。
 ……蝶の翅とかも浮かぶが。

 リアントへのプレゼントか?

[互いが知らぬ間にお揃いの物を持っているのも
面白いだろうと敢えて話さず、誰のものかと問い掛けた*]

(160) 2016/03/03(Thu) 21時頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時頃


【独】 旅商人 リット

/*
蝶と四葉のクローバーなら四葉のクローバーの方がデザインとして好きだけども、ここは空気的に蝶の方がいいだろうか…
いや、でもそれぞれ色の違うよつばぁ…

(-196) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

あら、私だって店の外に出ることだってあるんですからね。
街の外に出ることだって、あるんですからねぇー。

[両手を腰に当て、驚く男をじっと見上げ。
 ターコイズを見詰め。

 今よりも20近く若かった頃の姿を、父か兄かと思い込んで居た事をふと思い出して口籠る。]

その……ちょっと、外じゃ話せないから。
工房の中でも良いかしら?

[さて、工房の内にあっても、リラ弾きの姿を見ることは叶わない。彼女は奥深くに隠されてしまった。

 では、コーラリアの声ならばどうだろう。
 独り待つ者に、届くだろうか。*]

(161) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[オペラと言う名の嘗ての歌姫の残された記録を
女神像は奏で続ける。

音の知識の無い芸術家は曲のタイトルを知らなかったが。

その旋律は、運命に引き裂かれ
離れなくてはならない恋人に贈った唄。

もう二度と逢えないと判っていても、心だけは
あなたの傍に。

温かで愛しい想いだけを詰め込んだ。
そんな音らしい。]

(-197) 2016/03/03(Thu) 21時頃

捜査責任者からの通達 (村建て人)は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時頃


【墓】 配達員 ガラーシャ

[意識は朦朧か、あるいは混濁か
快楽と絶望とに斑になる思考の中で、確かに呼んだ
助けを呼んだのだ。自分に無体を働く獣ではなく
何時も自分に優しかった、幼馴染の名を呼んだ

だからこそ、男が名を呼んで己の顔を覗き見た時に
自分を『こう』した原因としてではなく
幼馴染が助けにきてくれた、と
度重なる恐怖で狂ってしまった脳が勝手に変換
壊れかけた心を守るための処置が、良い方にか悪い方にか
ストックホルム症候群を引き起こした

そう、何時も己は彼によって救われる
歪に歪んで、砕けた欠片を混じり合わされて再度溶接される

今までは其れに気づかなかっただけ
そして今は――気づいていてももう”関係ない”
だから男が己の名を呼び扉を開いた時も
かんばせを、見た時も。抵抗すらせず寧ろ自ら、男を呼ぶ]

 ヴラド、ヴラド――助けて、怖い
 こわい……変になるのが、怖い

[体が変になる。と抱きしめる男の腕の中で啜り泣く
先程までの悪夢をまるで覚えていないかのように
唯この恐怖から逃れたいと幼子の様に

今の彼なら助けてくれる、そう頑なに信じ込んで
優しい優しい幼馴染に救いを求めた]

(+146) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[そう、何時だって彼は助けてくれるのだ
慰め、労わり何時でも慈しむように撫でてくれる>>+145
ほらこうして元の通りの優しい幼馴染が帰って来たではないか
焦る声がすまないと、己を呼ぶ声がその証拠

安堵して信頼しきった表情を浮かべ、
大丈夫だからと自ら男の胸元に顔を寄せる
ほっと熱っぽい吐息を零し、大丈夫だから。と
小さく男に囁いた]

 もういいよ、謝ってくれるならいいんだ
 ――泣かないでよ、ヴラド
 ヴラドは、助けに来てくれたじゃないか

[そりゃあ驚いた。幼馴染が自分に好意を持っているとか
剰えあんなもん食わせていたなんて天地がひっくり返る衝撃だ

でもこうして泣きそうな声で謝るのを聞けば
恥ずかしい事されて太腿齧られて……色々酷い事をされたが
今迄散々彼に世話になって来たではないか

ならば今回の事は水に流して、そうまた元通りに戻れると
愚かに安心に包まれ信じ切っていた
箒に取り付けられた大切な女神像の行方も知らずに]

(+147) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[枷が外され、やっと自由になったというのに
身体の火照りは消えぬまま
折角元に戻った幼馴染の前なのに、どうしようと視線は泳ぐ
そして好意であろう。上着をかけられて――肌が、布地と擦れて]

 ひ、ぐっ!
 
[びくり、と肩を大仰に震わせ、瞳から涙を散らす
敏感になった身体に、其れは毒だ]

ぁ、 ぁっ とか細く零れ落ちる声は色に濡れ
湛えた泪が零れる事すら刺激になる
嫌だ、こんな姿見せたくない
湧き起る衝動に必死に耐えながら、もし彼が何か尋ねてきても
何でもないとばかりに首を横に振るだけだろう

だって、今は喋るだけでも 体が変になるんだ*]

(+148) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - 工房を出た直後 -

[扉を開けると同時。
お転婆>>159とぶつかり掛けて、思わず声を上げた。]

 おっと。
 悪かった悪かった。

 チョコレートの匂いもしないのに、
 お前さんがここにいるとは思わなくてな。

[睨み上げて来るコーラリア>>161に、
両手を上げて、悪い悪いと謝ってはいるが、
勿論口だけで目は思い切り笑っている。

向こうが本気で怒る事はあるかもしれないが、
自分がコーラリアに本気で怒る事などないのだ。

泣きべそをかいていた時から知っている。

母がコーラリアの母とも仲が良かったせいで
大事な妹の様な弟の様な感覚はまだ残っていて。

真面目な話では無かったら、瑠璃の髪をぐしゃぐしゃと
掻き混ぜる位までセットでやっていたかもしれない。]

 ミルク位しか出せないし、散らかっているがどうぞ。

[だが表で成す会話でなければ。
少しだけ顔を引き締め、工房の中へと招き入れた*]

(162) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

――リラの記憶・Ⅰ――
[リラは、オペラのために生み出された。
愛される歌姫の婚礼の祝いのため。

彼女の歌声に焦がれ、
魔力に溺れ、その幸を望んだ人々の手によって生み出された。

黒蛋白石の魔女の、宝石の魔力は『愛情』。
溢れて尽きせぬその愛情は、魔力は、
魅了の束縛で数多の男の、人の心を操った。


たとえ過剰な魅了の力があっても、かの歌姫はやはり人。

リラの愛するオペラは子を産み、リラを残し、時の狭間へと消えた。

夜からも昼からもその姿が消え、この世の全てから姿を隠し、
冥府の奥へと歌姫は嫁いでいった。

それでも、リラは待っていた。
主を。大切な人を。愛する人を。

やがて子が孫を産み、さらに子が生まれて、リラは喜びを歌った。]

『オペラが帰って来た。』

[愛する主が帰ってきたのだと、
まだ小さな手のひらを伸ばす赤子の黒髪と虹の瞳に歓喜した。*]

(163) 2016/03/03(Thu) 21時頃

【人】 リラ弾き オペラ

――歌声――
[夢現のリラ弾きの耳に、誰かの歌声が響く。
どこか懐かしく、悲しい。

母から、祖母から、教えられ聞かされた旋律と似通っていて、
帰りたいと幼子のように途方に暮れた。

離れた誰かを思って、恋うる歌。

リラを抱いて、奏でて、笑っていれば
全てが満たされた日の温もりを思い出しながら。*]

(164) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【独】 駐在 ヴラド

/*かわいいなあ

(-198) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

雑貨屋 コーラリアは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


【人】 弦楽器職人 マラク

― 劇場『JewelsGarden』 ―

[常は歌劇公演やオーケストラ、或いはリラの音色が溢れる舞台上。
 今は弦楽の音色が丸く音が伸び、五線譜を描いて空気が震える。

 変わっていく人と街に在って、変わらぬ音。

 職人の作風が変わるのは良くあることで、
 切欠は悲劇の炎で在ったり、恋の妄執で在ったり。

 だが、弦楽器職人の音は変らない。
 ――― 十年前、一挺目の名器を作り上げたその時から。*]

(165) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[ああ、かわいい…


差し出したタオルを素直に受け取り、
泣いて腫れた目元へあてるラリッサ。>>139

傷ついた痛々しい姿が嗜虐心と庇護欲を刺激して
どうしようもなく可愛く思える。

徐々に色を取り戻す頬を流れた涙の痕。
その雫は、皮膚と違って甘かっただろうか?
当然のようにしょっぱかった?
それとも、胸から溢れだした哀しみや苦しみを滲ませて
苦かっただろうか…?

今はもう乾いてしまった涙の味を夢想しながら、
目の前にいる幼馴染を、
愛しい女性を、]


[食べてしまいたい

という欲求が湧き上がる。
もちろんそれは性的な意味ではなく、ただ、純粋に。
柔らかな肌に歯を立てれば、
皮膚は血の珠を滲ませながらぷつりと裂けるんだろう。

口の中に湧き出る温かな血の味を想像しただけで、
心配を装う咥内にじわり、じわりと唾液が分泌される。


―――究極の愛は人肉嗜好だと言ったのは誰だっただろう…


服の袖口から見えた手首に走る赤い傷跡に、
舌なめずりをしそうになるのを懸命にこらえる。]

(-199) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

子守り エルマールは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


【人】 療師見習い メアリー

[手の平を重ねたラリッサの手は微かに震えていて>>140
涙の痕が残る目元と相まって痛々しい。
大丈夫、ゆっくり待つから。
そんな雰囲気を纏ってじっと待てば、
躊躇いがちに開かれた唇から
この街にいる唯一の血縁者の名前が挙がる。]


 伯母さんが、どうしたの?


[彷徨う曹珪灰石の瞳と視線を結べば、
ラリッサの手元で何かがくしゃりと音を立てた。
一瞥すれば、音を立てたのは見覚えのある紙の束。
それに思う事はあったけど、
続くラリッサの言葉は私の思考を一瞬の間空白にした。


 結婚?

  ―――誰が?

   ――――――ラリッサが?]

(166) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[彼方へと飛んでいた思考が、
再びくしゃりと鳴る紙の音に引き戻される。>>140


――― また?


また、当然のような顔をして、


大切な人を奪い取ってゆくのか。


私から、世界(ラリッサ)を抉り取ってゆくのか。


ふつふつと湧き上がる怒りに、
濃緑色に散った朱が鮮やかさを増す。]

(-200) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼の唇から零れる呼気に、熱が感じられた。>>143

 彼は、怪人の口付けに、愛撫に、
 恐怖は抱いても嫌悪は見つけられないようだ。
 
 ――― それも己が熟知していること。
 何故なら、この手は彼の頭を幾度も撫でた安寧の象徴。
 
 癒えぬ寂しさを取り上げ、深い悲しみを払い、
 代わりに十年の月日を掛けて、慣れさせた掌。

 その正体に彼が気付けずとも、きっと彼の身体は覚えている。
 他の誰でもない“特別”を捥ぎ取る掌は、切ない程に優しかった。]

(-201) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 療師見習い メアリー

[あぁ、どうしよう…
すぐには思考がまとまらない。

ラリッサの細い指が縋るように私の手を握る。
指に指を絡める。

その指を見て、無意識に喉が鳴った。


嗚呼、困ったな…]


 ………………ラリッサ。


[乾いた唇を塗れた舌先で拭う。目を伏せる。]


 あの人がなぜそんな事を言うのか私には分からない。
 でも、ラリッサが結婚したくないのなら
 

(167) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 療師見習い メアリー

 私のところへくればいい。


[私の手を握るラリッサの手に反対の手を重ねて、
午後のお茶に誘うような気軽さで言う。]

(168) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[危機を察せぬ旋律が、鼓膜からヒタヒタと染みこみ、
 彼は、見知らぬ怪人の腕に抱かれながら、
 同時によく知った師の音色に抱かれていた。>>144

 音階に添わせ、絹の感触を陰茎に纏わりつかせて、
 隠された泉から快楽と云う名の甘露を汲み上げていく。
 性急に暴くのに、指は弓を番えるが如くの繊細な所作。>>145

 くちゅ、と五指は彼の先走りで濡れ、
 籠った水音が旋律に重なり、子供の為の優しい曲目を穢す。
 己の掌中で形を変え始める熱源を淡く絞っては、
 甘い括れに親指の腹を懐かせて、真新しい刺激ばかりを作り。

 己の視界で揺れる金緑色すら、艶を帯びて、
 首を振る度に、星屑が零れるような絶景だった。>>146

(-202) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼の声は拒絶の色を持つのに、
 精度の良い耳には別の色味を伴って聞こえる。

 ――― ねぇ、もっと。

 褥で誘う娼婦とて、もう少し恥じらいのある婀娜。
 身を捩らせるたびに、彼の体臭が鼻孔を刺して、
 肺腑一杯に納め、手淫の動きを速めてみせた。

 彼を追い詰めるように、彼に追い詰められるように、
 モルチアナ・シルウェストリスの音色は鳴り止まず。>>147

 師の前で悪漢に貫かれる想像でもしたのか、
 明らかに慌てたその隙を突いて、陰茎の切っ先を右掌包み込むと、
 芳醇な滴りを溢れさせる高みに追い上げる。

 彼の淫猥を否定しても、怪人の愛撫を拒絶しても、
 若い身体なんて、存外、容易く出来ている。>>148

 笑う気配だけを蟀谷に伝え、白い仮面が彼の視界の端に映り。
 そのまま、奥まった窄まりに指を宛がうと、折り重なる襞を数えて弾く。
 ズクン、と彼の身体を手練手管で疼かせ、
 導いた頂きから、背徳的な純白を噴き上げさせるように。*]

(-203) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

[少しでも冷静に考えれば、
これはとても都合のいい展開だ。

ラリッサの伯母は厄介払いか善意のつもりで
結婚の話を持ち掛けたんだろうけど。
それは父親を待ち続ける少女のままだった
ラリッサの根底を揺るがした。

出会ったころの少女のまま、
できるだけ変わらないようにと。
幼馴染として、姉として、友人として、
一番近くで見守ってきた…。


本当は大切な宝石を宝石箱の中にしまうように
誰の目にも触れないよう、
誰にも心を砕かないよう、
自分の手元に閉じ込めてしまいたかったのに。

そんなことをすれば
ラリッサの心が壊れてしまうと思ったから、
優しいラリッサが変わってしまうと思ったから。
だから、ずっとずっと『変わる』ことを
恐れて我慢してきたのに…


ほんの少し目を離した隙に、
あっという間に他人に『変えられて』しまうのなら。

だったらもう…]

(-205) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【赤】 療師見習い メアリー

[『壊して』しまったっていいじゃないか]

(*19) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* 今思ったんだけど、俺の誤字が酷い。

だだだだいじょうぶだよ脳内変換してくださいお願いしますorz

(-204) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【秘】 療師見習い メアリー → 不可思議の魔女 クリスタ

[繋いだ手からゆっくりと魔力を注ぎ、
ラリッサの体内を流れる血の巡りを操作する。

気付かれないよう、ゆっくり、ゆっくりと…

ラリッサの中を私の魔力で満たし、
一分間に脈打つ拍動をひとつずつ盗み取って
血の流れを遅くする。

指先や足先へ流れる血は変わらず、
思考を鈍らせるように脳を巡る血の量を減らしてゆく。

それは正常な判断をさせないための…
同時に、拒まれた時に強硬手段へ出るための前準備。]

(-207) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
メアリーさん漢前……!
ラリッサも可愛いなぁ

(-206) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 旅商人 リット

[兄弟、という呟きに浮かぶのは兄の顔。>>160
 新しい依頼を彼へとしていることなど知らず、きっとあの胸元のブローチの事を言っているのだと思った。]


 四葉のクローバーか、蝶の翅…
 んー、俺はそういう作る側のセンスはないからな…。


[どちらがいいだろうかと首を傾げる。
 紫、緑、虹色。
 そしてここに紅が足される。

 クローバーと言えば幸運、それに愛情や健康の意味もあったはず。
 逆に蝶は、変化と成長。]


 そうだなぁ…じゃあ四葉のクローバーを…。
 お守りとして持つなら、きっとそっちの方がいい。


[悩んで選んだのは、兄とは違う選択肢。
 四つはみんな、幼馴染たちから譲り受けたもの。
 きっと愛情籠った宝石にはそちらの方が似合うと思った。
 それに、綺麗な蝶々は女性やコーラリアの様な奴が持っていた方が似合うだろうと。]

(169) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

弦楽器職人 マラクは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


【独】 子守り エルマール

/*
メモ更新してもどってきたらメアリーが!!!
いた!!!!!!(おすわり)

(-208) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 旅商人 リット


 あ、いや…これは自分用なんですよ。
 ガラーシャとヴラドさんと、シェニさんの。
 それにコーラリアのが加わって。

 昔からの幼馴染の、大切な宝石だから、ずっと身に着けていられるように。
 そうすれば旅先で寂しい想いなんてしないでしょう?


[ギュルセルへと説明する顔は綻び少し自慢げだ。
 大事な大事な自分の宝石。
 持っている数が少ない者だっていた。
 それを譲りうけた自分は幸せなのだ、と。

 でも、そうだな。]


 兄貴へのプレゼントか…。
 考えた事なかったけど…。


[いつもいつも貰ってばかり。
 旅先でのお土産をあげることはあっても、それはプレゼントとは違うし、誕生日以外では上げたことなどないかもしれない。

 それに、兄の方は自分に持たせたいと三つの宝石を見せてくれたから。
 ならばお返しに、と―――]


 それと、こっちで同じようにクローバーを…。
 お揃いのデザインで。


[兄の宝石はもらえなかったが、同じデザインの物を持っていたら。
 そう思えば自分の宝石をギュルセルへと差し出して。]


 沢山は渡せないけど大きいのを。
 割って使って四つにならないかな?
 魔力を込めるわけじゃないし…。


[渡したのは一つだけ。
 自分の持っている中でも一等大きなものを。

 宝石の加工方法なんて詳しくはないけれど、割ったり溶かしたりすればいいのかな?なんて安易な考え。*] 

(170) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* 挿入してないのにエロいとはどういう事だろう(ゲンドウポーズ)

本当に凄い…こんなに綺麗な描写そうそう描けないって
なんか褒めbotになってる俺www

師匠のロルも、師匠も好き過ぎてたまらん

(-209) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 療師見習い メアリー

 家さえ出てしまえば、伯母さんも無理やり
 ラリッサを結婚させようなんてしないだろう。

 ここから託児所の距離だってあまり変わらないし。
 心配しなくても部屋ならまだ空きがある。
 師父だって、孫が増えたようだと言って喜ぶだろう。
 

[指を絡め、重ね合わせた手をぎゅっと握る。
離れないように。
離れて行かないように。
繋いだその結び目が解けてしまわないように。]


 待つだけならどこででもできる。
 だったら、
 あんな冷たい伯母さんの家で待たなくても
 ここで一緒に待てばいい。


[どれだけ待っても、
父親が迎えにくることは決してないけれど。

答えを出す前にキッチンを出ることも、
繋いだ手を振り解くこともさせないように。

重ねた手の親指の腹で、ラリッサの温かな指の背を撫でた。*]

(171) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/* 木曜日は地獄です、な…!

メアリーも仕掛けているなぁ、
もしかして、今日落ち行くかな?
欲しいもの在ったけれど、老師を頼るか。

(-210) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

――回想・求婚――
[宵闇の祭り。
指輪を差し出された。

足の動かないリラ弾きには、望むべくもない縁。

アントニオの背後で劇場の仲間が囃し立て、
夢見る年頃の観客たちは期待に胸を膨らませていた。


リラ弾きは―――、*]

(172) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
リアントは不調なのか、
最近インフルエンザも流行っているので、自愛してほしいな。

(-211) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

療師見習い メアリーは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


不可思議の魔女 クリスタは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 21時半頃


【人】 リラ弾き オペラ

――工房・地下――
[誰もいない部屋で目を覚ます。

目を合わせることなく、ギュルセルが説明してくれた言葉によれば、
この工房の地下に人が踏み入ることはそもそもないらしい。>>134

殴られたり怒鳴られたりするのは辛いが、
もっと粗雑に扱ってくれても構わないのに、とも思う。
迷惑をかけてしまってる以上、
彼の主たる仕事場に置いておけないと
思われているのかもしれないが。]

(173) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[ゆる、と頭を起こした拍子、
髪がぱらぱらと零れて、それとは逆に首元の感触がやけに空しいと気付く。

昨夜混乱のあまり、生まれた時から持っていた黒蛋白石の首飾りを
家に置いてきてしまったようだった。

尤も、12の時に足が動かなくなってから、
石にも魔力は蓄えられず、反応さえしないという有様。

それでも、壊れてしまったわけではないのだという言葉を支えに、
身につけ続けていたもの。

何も出来なくとも、成せなくとも、
触れていないのは寂しいものだと思った。

けれど、魔力篭らぬただの宝石である以上、
身内以外が見たところで、やはりただの宝飾品にしか見えないのだろう。

置いてきたままの、留守にしている自宅から盗まれませんように、と。
小さく祈った。*]

(174) 2016/03/03(Thu) 21時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

   - 街中・旅商人と -

[宝石の由来と使い道を話だしたリットの表情は
自慢げで>>170
商売をしている時とは違う、ここらで遊んでいた頃の
子供の時分の顔を思い出させる。]

 そんな心強い友達が付いてるなら安心だな。
 皆真面目な働き者だし。
 良い運も運んでくれるだろう。

[なかなか良いアイディアだと頷いてからふと気付く。]

(175) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 ……リアントのは含まなくて良いのか?

[兄へのプレゼントは考えても無かったと言うリットに
片眉を下げて、苦笑を隠さない。
何より弟の身を案じていると言うのに。

近いからこそ、安心しているからこそ考えないのかもしれない。]

 四つ葉のクローバーだな。
 判った。

 サービスで葉っぱは全部ハートにしといてやるよ。
 健康と商売運と女性運も上がるように、な。

[四つ葉のクローバーの意味合いを思い切り螺子曲げて、
にやにやと素敵な出会いがありますように、と
からかう事も忘れない。]

 これで、四枚にすればいいのか?
 別に構わんが。
 いつまでだ?

 2つとも次の旅立ちまでか?
 
[断ると言う選択肢など浮かばずに、二つ返事で
宝石を受け取った。
特に大きなリットの宝石を見つめて。]

 こんな大きなので贈り物だけじゃなくて。
 ちゃんと自分の気持ちは伝えろよ。
 大事に大事にしてますって。

[少し大人のオジサン的な発言と共に、
確かに受け取ったと袋ごと預かろうと手を出した*]

(176) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 職人見習い クロード

[身体を包み込む音色は、まるで師に抱かれているかの如く。
抱かれ、見られ、聞かれている。
そう何故か思い込めば身体の芯から電気が走ってしまう。

音色の間に奏でられるのは聞きたくもない自分からでる淫音。
くちゅ、と響く音が師の音色を邪魔し、
自分をどんどん深い奈落の闇へと突き落とす。

恐いという感情は出るのに、何故か同時に気持ちいいと思ってしまう。
その理由が分かってしまうから自分を殴りたいのに。

その指は屹立に絡みつき離れず、
痛い事などされていない、
ただ恐怖に支配されながら快楽を与えられているだけ。]

(177) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 職人見習い クロード

[イヤダ、と何度首を振っても聞き入れてもらえない。
止め処なく止まらぬ手と、自分の口から零れる嬌声交じりのか細い声。
そう、無意識に腰を動かしている事にも気づかずに。

一瞬出来た隙を突かれ、手淫は更に動きが早まり、高みに追い上げられる。
イヤダと抵抗するも力など入るわけもなく、
思っている事と身体はまるで真逆の反応をしてしまう。]


   ゃ、だっ   そ、なしたら… 

 ぅ   ハ、   ぁああっ ―――!


[蟀谷に伝う笑みの気配に、ヤバいと信号が発せられるがもう遅い。
横目で流せば薄ら見えたのは白い仮面の姿。
が、奥まった窄まりに指を宛がわれれば疼く己の身体。

駄目だ、もう、無理だ――。
グっと強く刺激を与えられれば、漆黒の暗闇の中に舞ったのは、

純白の欲だった。]

(178) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 職人見習い クロード

[背凭れからズル、と身体が少しずり落ちるも椅子から落ちる事だけはなく。
射精で気怠い身体はまだ熱く、奥が疼いて止まらない。

師の音色>>165と己の吐き出す荒い息が不調和音を奏で鼓膜を震わせる。
何故自分がこんな目に合うのか、目的は何なのか。

振り向きたくとも気怠い身体は言う事を聞かない。
うつらうつらとする意識の中、無意識につかんだのは正体が分からぬ姿の腕。*]

(179) 2016/03/03(Thu) 22時頃

職人見習い クロードは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 22時頃


【墓】 駐在 ヴラド

[助けは呼ばれた>>+146
彼を何時も慈しみ見護ってきた幼馴染として
男は朦朧、あるいは混濁とする彼の前に現れた

度重なる恐怖が彼を狂わせたのだろう
壊れかけた心を護る為のストックホルム症
それを男は、受け入れ、焦った手で彼を受け止めた

最後には何時だって手を伸ばす
どれほど恨んで憎んでいようとも彼に甘いんだ]

(+149) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[それに泣かせるだけでは芸がない
――違う顔も見たくなってきた、もっと違う依存が欲しい]

(-212) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[歪に歪んで、砕けた欠片を大切に抱き寄せ
再度、男は自らの手で溶接していく

濡れたエメラルド、
欲と熱、恐怖に陰る其れを見つめる虹は光に濡れ
――ガラーシャと切実に、彼の名前を呼んだ

もう、”関係ない”其処の裏に何が巣くうかなど
解き放たれた怪物が息を顰め奥深くで笑もうとも、もう]

 っ、落着け
 …ゆっくり息を吐くんだ、ゆっくり。
 大丈夫、俺は此処にいるから、変になどしない

[だからと必死に言い募る言葉に狂は見えず
啜り泣く彼を強く抱きしめ、先程の悪夢を夢にしてしまう
唯、唯、恐怖から逃れようとする彼の片腕を支え

怯える背の幼子にすまない。と言葉を繰り返す
頑なに信じ込んだ心を包み込む手に性的な欲はなく
優しい優しい、幼馴染として彼を慰めて気を持つようにと]

(+150) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[最後に助けを求めるのは俺だろう>>+147
俺だけで良い、彼が求めるのは、他はいらない
何時でも彼を慈しむように撫でてきた、何時もだ
こうして戻ってきた幼馴染として彼をあやしながらも
焦る声は、何度も謝罪を口にした

安堵して信頼しきった表情が見える
それに情慾を浮かべた顔で返すことなく、ただ
罪悪感を虹の瞳に宿し、揺らして見せるのだ
熱っぽい吐息が痛々しく、男の心を抉るのだと云う様に]

 大丈夫じゃないだろ…よくない
 俺はお前が居なくなると思って酷い事を…
 ……当たり前だ、お前を助けるのは俺の役目じゃないか

[天地がひっくり返るような衝撃を与えた事
それを悔い入る様に、男の歯はがちりっと音を立てた

もういいよと優しい幼馴染が云うのを見て
それが更に苦しいのだという顔で、男は首を振った
色々酷い事をしてしまった、赦される事ではないと

泣いていない。そう呟き乍らも
彼を見る目は苦しげに膜を張って居た

今回の事は決して水になど流せない、
彼が元に戻りたいと願っても男が出来ないのだと云う様に]

(+151) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ



[―――、水などに流す訳が無い
今も彼の悲鳴が、嘆きが、恐怖が男を狂乱させる
壊れかけた彼をツギハギ繋いで、抱き締めるこの瞬間

 この瞬間の為だけに、男は偽りの涙を零した]

(-214) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【独】 不可思議の魔女 クリスタ

/*
あれっ?と思ったらメアリーちゃんからの誤爆。
にやにや。

(-213) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


(可哀想な、哀れな、――ガラーシャ)

  [誰よりも愛しているんだ――壊したい程]

(-216) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*
というわけで一足先に青色世界へハネムーンに旅立ってまいります。

何故か最終までの居残りが多いから…!

いえ、半分くらいはいろいろ設定詰み過ぎて捕食が他の方より遅くなる自分のせいです。

(-215) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【墓】 駐在 ヴラド

[彼を捕えていた枷を外し>>+146
自由を示して、それなのに何処か彼はおかしい
どうしようと視線が泳ぐのを見て、男は首を傾げた
寒いのか?此処には暖房用の宝石が埋め込まれているが
彼は何も着て居ない、俺が剥いでしまった。と
辛そうな顔で、彼の上着をぱさり、かけて]


  ?!、ガラーシャ……っ

[大げさに肩を震わせ、涙を瞳から零す姿に
男は驚愕を瞳に乗せて大きく見開き見た
どうして、と問う手は彷徨い、色に濡れる声に戸惑い

必死に耐える姿を見て、落ち着かせようと
布越しに彼の背に触れぽんと叩いた。
それがどんな快感として彼に繋がるか、気づいていない
と、言う様に、声は焦りの色を強くして]

 苦しいのか?……脚が痛むのか?

[傷付けた太腿を、その血を白濁を指で拭おうと指を添え
肉突いた其処をくぃっと指先で圧して払ってしまう*]

(+152) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*
ここから先はギュルセルさんのみに集中すればいいですね。

どうしたら、予想外の方向性で楽しんでもらえるか模索します。

(-217) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 俺に出来る事はないか―― 

[もう傷付けないように、恐る恐る。彼にそう尋ねる
囁きは小さく彼の耳を掠めるように落とされた]

(-218) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ



[勃起し興奮に光悦とした表情を浮かべないよう堪える
滴る汗――本当は、焦りからなどではない、之は
己の中の慾を抑え込み、彼のさらなる顔を見たいが為

―そのためだけの滴だ。捕えた彼を逃がさないように
与えるのは、甘露にも似た優しい幼馴染の顔*]

(-219) 2016/03/03(Thu) 22時頃

不可思議の魔女 クリスタは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 22時頃


【独】 療師見習い メアリー

/*
最初に持って生まれた宝石は原石なのか。
既に磨かれた一個の宝石なのか。
原石ならいつ磨くのか。
宝石なら身に着けられる装飾品として加工する時期と意味は。
親が子供の無事な成長と愛をこめて依頼するという背景があるとロマンがあるなと思ったり。

石は手に持っているのか。
身体の表面に埋まっているのか。
埋まっているなら石と赤ん坊を切り離すのは誰なのか。
それとも自然に分離するのか。
昔読んだ小説のように、母親以外の手で赤ん坊と宝石を切り離せば、赤ん坊の身体に傷がつく。
とかだと、身体に傷のある人は「母親に宝石を取ってもらえなかった子」になるから、そこから物語が広がるなーなんて。


そんなwikiにも載っていない背景をつらつらと考えながら書いたので、メアリーの宝石はしばらくの間装飾もされていない剥き出しの宝石だった。>>1:354

(-220) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[オペラ嬢の目覚めと共に女神は唄うのを止める。
女神は万人に平等に慈愛の笑みを、再び現れた
リラの主にも向けている。

ただ、そのターコイズ・ブルーの瞳は
今はただ1人だけ。

そして記録されていたのは
嘗てのオペラのリラの音だけでは無かった。]

『ぁぁ……おぺら……麗しいめがみ、ただひとりの、めがみ』

[祖父が隠した思いを遺した記録がカリカリと音を立てて
曾孫のオペラに語り掛ける。

その声を少なくともオペラは知るまい。
ただ洞窟で反響する声は、何処から出てくるのか。
地の底から彼女を追いかけて来たようにも聞こえるだろう。

耳が良くなければ勤まらない楽の才なら、
出所を見付けるのは早いかも知れない*]

(-221) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 旅商人 リット

[こちらのアイディアをいいものだと頷いてもらえればそうでしょう?としたり顔。>>175
 けれど続く兄の名に、わずかに顔を曇らせた。]


 あ…兄貴のやつはさ、もらえなくて。
 何かあった時に、捨て置けないと、上げられないっていわれちゃってさ。

 俺、自分の以外の宝石や魔道具って扱えないからさ…。
 でも、人から…兄貴から貰った宝石を捨てられるなんて、嘘でも言えないだろう?
 兄貴だって、それを分かってて言うんだから意地が悪いよ…。


[拗ねる子供のように唇を尖らせる。
 しょうがない事だとは思っていても、幼馴染の皆はくれて、兄がくれないなんて。
 いつも甘やかせてくれるのに。

 分かってる。
 自分に何かあっては遅いと思っているのだろう。
 分かっているけど、納得できていないだけ。]


 女性運…?
 いや、別にそれは…まぁ、いっか。
 うん、よろしくお願いします。


[確かに商売運が上がるのは嬉しいが、女性運なんて考えたことなかった。
 そもそもそんな相手がいたら旅なんて出来ないだろうと思っている身。
 恋人や妻なんて旅人には足枷ではないだろうか。
 しかしわざわざ断るのも不要だろうと、そのまま頼むことにする。
 にやにや顔の芸術家に何をいっても揶揄われそうな気さえしたのもある。
 いらないといえば、すでにいるんじゃないかと言われそうだ。]

(180) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 旅商人 リット


 そうですね、旅経つ時までに出来たら。
 あ、でもわざわざゆっくりじゃなくていいですからね。


[この男が仕事を後回しにすることがあるのは今までの付き合いから知っている。
 商品を頼んで、本当に旅経つ日の朝に完成した、なんてこともあったものだ。

 そんな事にはならないようにと、一応念を押して置く。]


 兄貴への気持ち、か…。
 結構難しいんですよね…。

 兄貴の事は好きだし、感謝してるし。
 でも同時に、完璧な兄を見てると自分がどうしようもなく情けなくなる時があるんですよね…。


[兄への気持ちを真剣に考えると、暗くなる。
 別に嫌いじゃない。
 兄の事は本当に好きだと思っている。

 一人でなんでもできる兄。
 それを鼻にかけるわけでもなくて、自分の事をとても大切にしてくれる。
 それでも、完璧だからこそ、才能のない自分が虚しくなるのだ。]


 なんて、こんな事ギュルセルさんに言ってもしょうがないですよね。
 じゃあ、頼みますね。
 珊瑚の方は、もらい次第また渡しに行きますから。


[差し出された手にしっかりと宝石の入った袋を乗せて。>>176
 頼みますねと一言添えた。*]

(181) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

   - 街中・リットと会話中 -

[さて悩ましいことだ。
兄はあんなに弟を、家族を大事にしていると言うのに。
弟はたった一人の兄よりも幼馴染を取ったと言うのか。

どんな答えであれ、兄のリアントに同情してしまう。]

 それでもリアントに贈りたいと言うんだ。

 教えてやらないと、リアントが拗ねてしまうかもしれないな。

[リットには話さない癖に、リアントには教えようとする。
やはり気紛れと呼ぶに他ならず、
パン屋に寄った際には、リットの言葉を漏れなく伝えようと
心にメモをした*]

(*20) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 リラ弾き オペラ

[優しい歌声に目が覚めた気がした。

リラも車椅子もここにないことに気がつき。

後でギュルセルが姿を見せたら、
持ってきてもらおうと思いながら
夢路に聞こえてきた歌詞を小さく口遊む。]

『どうぞお行きになって 愛しい人よ
そっと静かにここを離れ
ドアまで行ったら 私を連れて逃げてしまって
けれどもそれが適わぬならば
どうぞご無事で 愛しい人よ』

[小さく口遊んだ歌声が、不自然に途切れたのは別の音がしたせい。
それはリラ弾きにも覚えのない声。

増して楽器の音色でさえもない。]

(182) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

 な、に…?

[『オペラ』と、どこからともなく響く声が、
リラ弾きの名を呼んだ。]

 ……!!

[息を飲んで、ただその音の出所を聞き取ろうとする。

心臓が早鐘のように鳴って、耳の奥を激しく打たせて
酷く邪魔だった。

『…おぺ、ら…』

テーブルの上の女神像から発せられる自身の声に、
あがったのは短く鋭い悲鳴だけ。

誰かの耳に届く機会はあったのか。>>161


それ以上は喉がひくついて声さえもまともに出ない。

耳を塞いで蹲った。
声が。遠くへ行ってしまえばいいと願いながら。*]

(183) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* 俺やっぱり右の才能壊滅的にないわ(目逸らし)

マラクさんを萎えさせてないか凄く凄い不安…!!!!(びくびく

(-222) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

雑貨屋 コーラリアは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 22時半頃


【人】 雑貨屋 コーラリア

―ギュルセルの工房―

[淡珊瑚に混ざる一房の瑠璃。
 これは魔除け。

 魔女ルリの預言を絶対のものと崇め奉る者達と、同色身に付け仲間だと示す為。
 噂は混じり混じりて透明になるか、或いは闇になるか。

 ひそりひそりと変わる日常。]

もぅ、チョコレートだのミルクだの、いつまで私を子供扱いするつもり!?

[笑いを隠さない目元は、幾ら睨んでも、きぃきぃと高い声をだしても下がったまま。>>162
 きまってギュルセルから雑貨屋にと来ていたから、コーラリアが工房内に入るのは久し振り。]

相変わらず、作品ばかりね。
……散らかっていても、まぁ、これぐらいは?

[販売店のみではないのだからと溜息ひとつ。貰うミルクは温かく、寧ろ熱くて、ふぅふぅと息を吹き掛けた。]

(184) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【独】 雑貨屋 コーラリア

/*
対オペラへのアクションなのに、対ギュルセルになろうとしている……

(-223) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 資産家 シェニ 

ミレーネの母親を追った先

[早足で追いかけた先、ミレーネの母親は一軒の家に入っていった。
そういえば家がどこにあるまでは把握していなかったけれど昔からここだったのだろうか。
家自体には見覚えがあるからそんな気はする。

訪ねたところでミレーネはいないとはわかりながらも、
クリスタのどこかで元気にしているというのを疑うわけではないのだけれど、
どうしても気になってしまって、
どうしているだろうかは親に聞くのが一番だろうと家の扉を叩いていた。]

(185) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

――で、何か嬉しい事でもあった?
頬とか緩みっぱなし。

コートを褒めるとか、それこそ珍しいし……。それに、工房の炎は特別だから、比べられねーって。

[同じ赤でもないのに。
 比較は出来ないと首を振る。]

きっと……、ギュルセルの炉の炎の方が、綺麗で色っぽい。じゃなきゃ、あんな作品生み出せないだろ……。

ほんと、どんな魔法を使ってんだか。

[ふぅふぅと、息を吹き続け。>>*13
 ちらと魔法の手を、見遣る。]

(*21) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[つい数日前まで、性の匂いも、淫靡な危うさも知らなかった青年。
 そんな彼が今や、噎せ返るような色香を立てて、音に犯されている。

 何も知らなかった彼を、己の音で溺れさせ、
 水底から始まった恋が音を立てて芽吹きだす。
 

 ――― もう、誰かの代わりでは、耐え難い。


 穏やかで静かな師が、成す筈のない性戯を、
 彼の聡明な脳裏は怪人の掌と重ね、好都合にも幻視に囚わせた。

 振りほどくことなんて、到底出来ぬように。>>177

(-224) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[己の掌に擦りつけられる陰茎は、彼の雄弁な発露。
 もっと強く、もっと奥まで、そんな風に躾ける肉体と心。

 高く啼いた嬌声は、一時、名器の音さえ遠く変えた。
 己の鼓膜を震わせる天上の調べは、腕の中に。

 勢い付いた飛沫が絹地を濡らし、掌で受け止める白濁。
 腰に痺れさせるような熱を自覚し、絹との間では細い糸が引く。

 ネチ、と暗がりに白く浮かび上がるのは、彼の欲望の塊。
 腰を男の掌に押し付けて達した、卑しい隷属の証。>>178

(-225) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

 ……ねぇ、ギュルセル。
 今日、何か悪いこととか、遭遇してない?

 平気?

[一口だけ飲もうとして、やはり熱いとすぐに離した。
 無遠慮にじろじろと上から下まで。]

まぁ、その……気を付けて、ね。
これから悪いこととか、不吉なこととかあるかも知れない、から。

[心配しているのだと表情に出して。]

(186) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[濡れた絹手袋で白濁を潰すように弄び、彼の内股にも雫が垂れた。
 粘度を持つ体液に塗れた掌を、彼の眼先で泳がせ、
 弛緩した肉体を抱え直しながら、虚ろな彼に注ぐ“声。”]

 ―――…これだけでは、未だ、足りないだろう?

 本当は、もっと深い場所まで満たして欲しい。
 ……別離など、夢にも見ない深度へ。

[夢現の意識に響くのは、師の声色。
 それが、現実かなんて些末なことは、今の彼には察せない。

 初めて他者の手で導かれただろう頂きは、
 長く尾を引き、悪漢に更なる淫猥を赦す。

 そうして、濡れた指が辿り着いたのは―――…、慎ましい窄まり。]

(-226) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[彼の吐いた白を塗り付け、爪先をそっと押しやれば、
 深呼吸を促し、指先で窄まりの襞を掻き分けた。
 成長が途中で止まってしまったかのような小柄な肉体は、
 力が抜けていれば、尚、御しやすい。>>179

 傍に―――…、
 ずっと、傍に居てあげるよ。クロード。

[抵抗を戒める優しい響きが、何処か浮かれた気配を滲ませた。
 こんな風に好奇を抑えた師の声なんて、聞かせたことも無いのに。]

(-227) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[普通であれば警戒する
あれだけ恐怖を味合わされ、性的に酷い事までされたのだ
憎むか恐れるか嫌悪するか
――男を見た時に過ったものはどれでもなかった

助けを求めるのは普段の、自分がよく知っている幼馴染へ
光に濡れたいっとう好きな虹色には、狂気などまるで宿っておらず
だから心から安堵して、先程の恐怖を振り払うかのように
忘れようとした。自分にされた事を全て
夢と思いこむことによって自分で自分の心を守ろうとしたのだ

先程狂気の沙汰を見せ、己に無体を働いたた幼馴染に対しても
頼り信じ切る様子からも伺える

必死に言い募り、唯抱きしめてくれる存在
年上の幼馴染だ。何時も優しい幼馴染だ
男の言葉に頷きを返し。ゆっくりとか細く息を吐く
それすら、今の自分には毒なのであるが]

 ヴラド、ヴラド……

[名を何度も呼び、その存在を確かめて
そして安堵を繰り返す。もう大丈夫だと自分に言い聞かせるように]

(+153) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[助けを呼べば来てくれる
刷り込まれたものは狂いかけた心を安定に導いた>>+151
例えそれが偽りの安寧であっても、一晩恐怖に晒された己は
砂漠の中のオアシスの様に求め縋った
何度も謝罪を繰り返す声が、今が現実であると訴えている
だからもう、それでよかったのだ

あんな獣みたいな瞳をしていない
ヴラドは己に酷い事なんてしない
だからだいじょうぶ、だいじょうぶと]

 ……それでも、ヴラドはちゃんと助けてくれた
 だからいいの、もういいの

[先程の所業を悔いる様子を見れば
自分はもう気にしていないのだと首を横に振って
そうすればまた元に戻ると信じ切り
後は、身体の変なのが治ったら中の物を掻き出して
それからキュルを返してもらって
そして今度こそ、街を出ればいいと考えていた
――街を出れば?

出てしまったら自分はどうなるのだろう
己を助けてくれる存在はいないんじゃないか

ひた、と心にさした一瞬の冷ややかが
男が撒いた種の萌芽を知らせた]

(+154) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[自分がいいと言っているのに。如何して彼はこんなに苦しむのか
大丈夫だからと言い添えても、彼に張った薄い膜は消えてくれず
それが心配になる

だが、その気遣いも彼が背を優しく叩く手によって
与えられる快楽に霧散することになるのだが]

 や、ぁ、駄目、触らない、で……!

[落ち着かせようとしているのは分かる
でもそれが逆効果なのだと必死に震える唇で伝える
熱を孕んだ宝石を埋め込まれ
中がずくずくとなって。其れだけじゃない
触れられるだけでまた下肢の中心が芯を持ち始めるのが
嫌で、怖くてたまらないんだと

声音が掠れていたからか、その声が届いていなかったか
彼が傷つけた太腿についた白を拭おうとする指の圧でさえ、
今は自分にとっての毒だ]

(+155) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* 転がる時間をーーーー下さいいいいいいいいい[ごろんごろん]

(-228) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード


 君は、やがて、私を選ぶ。
 師だからではなく、頼りない男だからではなく。

[第一関節だけを含ませて、柔さを確かめると、
 袖口からころりと楕円形の石が落ちた。

 その色は、闇に呑まれて判然とせず、
 ただ、霧雨のように走る微結晶の縞模様が見えただろうか。
 極彩色の鳥にも似た、清冽な幾重もの縦線。]

 ―――…君は、私と同じ夢を見る。

[角のない珠は、厭う暇すら与えず淡く解いた秘所に圧を掛ける。
 グ、と押しやるほどに彼を暴き、未熟な隘路を蹂躙し、
 空隙を赦さぬ密接で、誰の熱も受けたことのない粘膜に懐き。]

(-229) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 資産家 シェニ 

[ミレーネの母親は自分を見て訝しげな顔をしたが、
幸い自分は街では顔が売れている。
怪しいものではないということはわかってもらえたようだった。

娘さんとは子どもの頃に交流があったこと、
街からは暫く疎遠となっていたため彼女がどうしているか気になること、
さすがに今どこにいるかを聞くのは不審だろうと思い、
家にいるかと思って訪ねたと説明する。

そして、ミレーネはもうこの街にはいないという事実は本当だったが
親ですらその行方は知らないということを知った。

クリスタは彼女が行方不明だということは知っているのだろうか。
ミレーネの消えた時期と彼女の口から聞いた幽体化の魔法の失敗――。

クリスタは気を遣って自分には彼女が元気だと話したのだろう。

実際は実験に失敗をした時にミレーネは消えてしまったのではないかという推理というには単純な答えにたどりつく。

眩暈がする思いだったが、長居をしても失礼になるだろうと
母親に礼を告げるとミレーネ宅を後にした。*]

(187) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ひぃ、ぁあぁ……!

[とくり、と先走りが零れ、泣き晴らした眦に浮かぶ緋色
泪の痕だけがあった頬も今では真っ赤に染まり
全身をか細く震えさせて湧き上がる衝動に悶え、苦しむ

優しい幼馴染が心配しているのにこんな姿を見せてしまう羞恥
恐る恐る、何ができるか尋ねているのに――
其れに帰す言葉はなかなか出てこない

それでも、何とかしてほしくて救ってほしくて必死に頼む]

 ヴラド、身体が変なんだ
 中の宝石が熱くて、苦しい。
 触られたら痛いのに気持ちいいの。それがが嫌だ、怖い
 助けて。お願いヴラド……俺を助けて……!

[どうやったら収まるのかわからない
だから助けてと、言い募る。男が何を裏で考えているのか
何も知らぬまま、依存してゆく*]

(+156) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[闖入者たる石は、硬質な感触を伝える癖、冷えを感じさせず、
 寧ろ、燃えるように熱く、魂の鼓動を刻む。]


 ―――…クロード、

 私の愛しいクロード。

 ……早く、一緒に、壊れるような夢を見よう。


[輝石が彼の身体を穿ち、脈動に跳ねて性器裏の隆起を犯した。
 性腺に添わせ、まるで誂えられたかのように収まる楕円形。

 促す声と、ジンと彼の中に熱を撒く輝石。
 腹の奥で疼く熱に寄り添う石は、生誕から連れ添ったマラカイト。]

(-231) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
遅くてほんっとすいません[土下座]
掌でころっころされるガラーシャさんは半分狂いかけている

(-230) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[幼子のように、裾を掴んだ手背を撫ぜると、
 漸く、悪夢だか、淫夢だか知れない夢は終わりを告げる。

 細く細く旋律が痩せ、やがて途切れる頃には、
 彼を戒めていた両腕も、熱も、何もかもが消えていた。

 残ったのは、熱を吐き出し、乱された下肢と、
 ―――― その奥で、情熱的に息衝く輝石だけ。*]

(-233) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【独】 職人見習い クロード

/*
ちょ、この量を30分ちょいで書いたんですか!?(驚愕)

(-232) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 弦楽器職人 マラク

― 劇場『JewelsGarden』 ―

 クロード、クローーード。
 まさか、本当に寝てしまったんじゃないだろうね?

[舞台から響かせるのは、腰に手を宛がった師の声。

 バルコニー席の方角を伺い見やりながら、
 僅かだけ、仕方なさそうな息を語尾に絡め。]

 ―――…ほら、もう、演奏は終わりだよ。
 君も降りてきて、結果を聞かせておくれ。

[何も知らぬ風に、無理難題をさらりと告げる師の足元には、
 留め具を掛けられ、仕事を終えたバイオリンケースと、
 厳重に口を閉ざした機材鞄が鎮座していた。*]

(188) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[したり顔はやはり子供の時分を思い出させる>>180が、
リアントの名が出れば、表情はまた『変わる』

互いに大切にしあっている様にも聞こえる兄弟だが、
どうにも上手く説明出来ないが噛み合ってないようだ。
互いに大事にしたいポイントが違うのだろう。
そして譲れないのだろう。]

 どっちも捻くれた愛情だな、おい。

[結局、物凄く要約した。]

 下半身が使い物にならなくなる前には完成させるから
 安心しろ。

[女性運の歯切れの悪さと納期の念押し>>181
胸をドン、と叩いて全然安心出来ない台詞と共に
依頼を引き受けた。]

 ははっ。
 リアントが完璧に見えるのか?

(189) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* 中に輝石突っ込まれたままーwww

凄い(褒めています)

(-234) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 弟君はお兄ちゃん大好きだなぁ。

[だが胸を叩いた腕は、兄への想いを吐露するリットの
言葉を掬い上げる様に肩に絡めようと伸ばされる。]

 完璧なんてないぞ?
 いいか?
 完璧に見えてるのは、お前さんが都合の良いとこだけ
 見てるんだ。

 アレも出来るこれも出来る。
 出来ないこと探してないだろ?

 見つからなきゃ、あいつが上手く隠してるんだ。
 完璧だとすりゃその隠し方だな。

 弱い部分なんて誰にも、それこそ身内にこそ
 見せたくないだろ。

 そんな自分だけを惨めに思わんでもいいだろ。
 
[根拠の無い自論をへらへらと間近で囁いて、
言うだけ言うと渡された袋を手に、あいよ、と
軽い返事で受け取ったその後は彼の自由。

それ以上無ければこのまま別れて別の店へと向かうだろう*]
 

(190) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

[コーラリアは黙って聴いていた。>>*16
 ヴラドに注意を受ける前から、『いけない魔法』を知っていたから。

 盗品も、『いけない魔法』も、違法な宝石も、表には並べられない商品も、雑貨屋エウレカには揃っていたから。]

 ………

[何かを、こうして頼み込むなんて初めてだった。いつもは気さくさが何処か残っていた。
 一人称が変わる程、作り手と販売者として馴染みになったとて。
 シンパシーを感じたとて。]

(*22) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア




 …………いーよ。

[断る理由がない。]

 いーよ、ギュルセルの頼みなら。

(*23) 2016/03/03(Thu) 22時半頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

そのヤバそうな品物、今すぐにでも受け取るよ。


金に換えたら持ってくる。
時間はかかるけど、いーよね。

[ふぅふぅと、息を吹き掛ける。
 内心では面白くない。

 割れた罅が、予兆にしては遅い。
 けれども手放せば――…何か、運命みたいなものが未来のようなものが変化するのならばと、困惑気味。]

(*24) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

   - 工房で・コーラリアと -

[子供扱いされるのが気にくわないらしいコーラリアの
言い分>>184に、くくっと喉を鳴らしてご機嫌な事を隠しもしない。
文句を言いながらも、ミルクを冷ます様子は
性別関係無く愛らしいと思わせる。

紅の色と炉の炎、どちらも目に鮮やかで、
工房内の事を言われるとだらしなくて悪かったなと
頭を掻くしかなかった。]

 悪いこと?
 コーラリアから注文の品の催促されるとか?

[微笑ましく見下ろしていたコーラリアから
何やら意味深に問い掛けられ>>186、何度か目を瞬かせる。
いつものようにふざけた返事の後、少しだけ考えるふりをした。]

(191) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

―― 魔法店・私室 ――

[>>115シェニが帰った後。
私は自分の部屋に戻り、ベッドに突っ伏して。]

 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい――…

[壊れたラヂオのように謝罪の言葉を吐き続けます。
果たして、それは誰に向けられた言葉ものだったのでしょう。

今の私の顔からは普段の笑顔など消え失せて、
もはや涙でぐちゃぐちゃになっています。
それまで堅く守り続けてきた仮面の、剥がれ落ちる音が聞こえた気すらしました。]

 ……教えてよ、クリスタ。
 あたし、どうすればいいの……?

[その問いかけに答える相手は誰も居ません。
彼女は自分自身の中にしか存在しないのですから。]

(192) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

……もぅそろそろ飲めるかな。

[ふぅふぅと、吹き続けたミルク。
 カップを両手で押さえて一気に飲み干す。]

ごちそーさ…… ん?

[短く、何か、音が聴こえたような、聴こえないような。>>183

ねぇ、ギュルセル。
今の聴こえたかしら?

[気のせいかと首を傾げる。*]

(193) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 不可思議の魔女 クリスタ

[『他人のものを勝手に奪ってはいけません。』
それは子供でも知っている道徳であり、規則です。

では、知らず知らずのうちに、私の意志にすら反して、
他人の大切なものを盗んでしまった時はどうすれば良いのでしょう。

――答えは簡単。
その人に謝って、盗んでしまった物を元通りの形で返せばいいだけ。

だからこそ、私は禁忌すれすれの魔法まで使って成長と老化を止めて。
この身体を元の持ち主に返すべく頑張ってきたのです。
そうすれば"私"がどうなるかすら知った上で。

けれど、知らない間に奪ったものが永遠に返せなくなってしまった時。
一度失われたものが、二度と元通りにならないと知ってしまった時。
私は、どうやって贖罪すればよいのでしょう――。]

(194) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

 嬉しい事?
 ああ、あったさ。

 俺の最高傑作が出来るんじゃないかって予想でな。

[コーラリアの問い掛け>>*21に頬を抑えて、屈託なく
隠す事無く正しく答える。
その作品の詳細を言わないだけ。
昂揚感は公私を分ける言葉遣いさえ忘れさせた。]

 助かる。
 
[静かに聞いていたコーラリアから了承の返事>>*23>>*24
息を吹きかけ、冷まそうとしていたものは
本当にミルクだけなのか。

気にする事無く奥へと引込んで。

持ち出したのは複数の宝石や装飾品。
その中に黒蛋白石の首飾り>>174もあった。]

(*25) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

 なんかさぁ。
 これで『JewelsGarden』にある女神像と同じ物を作ってくれって
 頼まれたんだけどさ。

 そいつの目が尋常じゃなくてさ。
 憑かれた様な目で鬼気迫ると言うか、
 ぶつぶつと誰かの名前呟いて、異常なんだよな。
 今にもそいつ殺すか浚うかする位の。

 これ、多分盗品だわ。

 それで何かあって、
 俺のとこにまで疑惑の目が飛んできたら困るし。

 引き取ってくれるなら、金は適当でいい。

 あ、あと……。
 面倒な事に巻き込まれたくないからさ。

 そいつ、永遠に黙らせたいんだけど。
 そんな薬もあるか?

[穏やかな笑みで語る瞳に宿るのは狂気。
口にした内容全て誰を指しているか、コーラリアには判るだろうか*]

(*26) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 旅商人 リット

[自分の兄は完璧だ。>>189
 そう、思っていた。

 だって、自分とは違って魔法の扱いには長けている。
 己の宝石しか、魔力しか扱えない自分と、様々な種類の宝石を使いこなす兄。
 料理だって上手で、パンを作らせたら父にだって負けていない。
 それだけではなくて、お菓子だって作れるのだ。
 店を継いで、従業員をまとめて。
 きっと、いや絶対に、自分ではできなかっただろうこと。

 両親はいないけれど、
 いや、いないからこそ、掃除も洗濯も全て兄がこなしてきたようなもの。
 確かに家事は自分も手伝いはしたけれど、兄がやった方が早くて綺麗だ。

 けれどギュルセルはそうではないという。
 完璧などない、と。>>190

 肩を抱かれれば少しだけよろけるが、転ぶほどではなく、彼の言葉に耳を傾ける。
 彼の瞳を見上げれば、うねる髪の毛が邪魔だなぁ、なんてぼんやりと思った。]

(195) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 不吉、かぁ。
 そういや、昨日の朝の地震で幾つかグラスが割れた。

[うーんと考えて思い出した様に、
砕けた硝子が入った箱を見せる。

全部倒れなくて良かったと大袈裟に語りながら、
問われた声>>193に、自分も耳を傾けた。]

 今作ってる作品かな?

[思い当たるのはそれ位*]
 

(196) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 旅商人 リット


 そう、なのかな…?


[兄に、弱い部分なんてあるのだろうか?
 分からない、と苦笑が浮かんでくる。
 幼い頃から一緒にいたはずなのに、知らないことだって沢山ある。
 
 下手な慰め言葉にも思えてしまうが、それでも少しだけ心が軽くなった気がした。

 兄にも何か弱い部分があるのだとしたら、少しだけでも、見てみたいかもしれない、なんて。]


 ありがとうございます。
 じゃあ、頼みごとの方、よろしくお願いしますね?


[別れ際に、礼を告げて。
 そういえばと、思い出したようにギュッと近くにあった彼の前髪を引っ張ってみた。

 文句を言われたら、一昨日の仕返しだと悪戯に成功した子供のような笑みを浮かべて、じゃあまたと手を振った。*]

(197) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【独】 弦楽器職人 マラク

/*
アントニオはこの村のスタート時から、
死亡率100%をキープしていたけれどとうとう…。
(寧ろ生き残るルートがない。)

(-235) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
皆が日常を紡いでいる中で
駐在所の地下室ではホンマ酷いことになってる

へるぷみーにいちゃーん!

(-236) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

 見てみるか?

[狂気を孕んだ笑み。何か予想するだろうか。
その上で、作品を確認した時、コーラリアは『変わる』だろうか。

破滅すら。

望む所だと試すように、笑い掛けた*]

(*27) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【独】 リラ弾き オペラ

/*
眠くて文章を書いては消し、書いては消し…

うーにゃー…

(-237) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 旅商人 リット

[ギュルセルと別れてから
 街中のベンチに座って、兄が作ってくれた弁当を広げる。
 中身は簡単なサンドイッチ。
 けれど具は昨日と違っていて、美味しいサンドイッチは飽きることはないだろう。

 今日は卵サンドだ。
 口の中へといれれば、卵のまろやかな味わいが広がる。

 その時、
 ブブ――、とまた虫の羽音が聞こえる。
 弁当の匂いに誘われたか。
 追い払おうと探るけれど、視界には入ってこない。

 ただ、耳の奥、耳障りな音だけが残っているような気がした。*]

(198) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 子守り エルマール

[たどたどしい私の言葉を待ってくれるように。
 じっと見つめられているのを感じながら、>>166
 私は俯き加減のまま大きく息を吐き出して。 

 朝あったことを、ひとつづつ。言葉にしていく。

 手紙を握り締めながらゆっくりと顔を上げれば、
 メアリーと目が合えば息を呑み。
 その真っ直ぐな視線に耐えきれず、また伏せてしまった私は
 その瞳に散った朱の変化を、知らないまま。]

 ごめん……メアリーにこんなこと言っても、
 困らせるだけだよね。

 ごめん、でも私どうしたらいいか。
 私はまだ───……
 父さんがきてくれるって信じたい。のに。

[手紙の返事が途切れた意味。
 私は、まだ気づかない振りをしていたい。
 気づかないまま、信じて待ち続けたい。

 『変化』に抗う私は、縋るように彼女の手を握りしめ。
 重ねられたもう片方の手に、弾かれたように顔を上げた。>>168

(199) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ

[家を去る際に、母親から渡されたものがひとつ。
彼女の生まれ持った石と同じ宝石。

彼女の分身としての水宝玉ではないそうだが
―おそらくそれは本人と一緒に消えたのだろう―
特に魔力も込められていないそれを受け取る。

どうしてそれをくれたのかはわからないが、
行方知れずになってからの時間は短いとは言えないから、
娘を知る者がここを訪れることはもう殆どなかったからなのかもしれない。

街頭の宝石の灯りに透かしてみるとそれは空のように見えた。]

(-238) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード

[自分を達させたその姿が力の抜けた己の身体を抱えなおし、聞こえてきた声。
腕を掴んだ手がピク、と一瞬止まる。
この声は――いつも身近で聴いている声に聞こえた。

そんな筈はない、だって師は舞台で今も音色を響かせているんだ。

それでも聞こえてきた声に、小さく首を振る。
違う、そんなんじゃない。
これは夢だ、きっと夢なんだ、そう自分に言い聞かせる様に。

だが身体が重く気怠いのは分かりきっている事。



未だ足りない――、もっと、もっと奥深くまで―――。



もし、もし目の前に居るのが師なのなら、夢でもいい。
師なら、触れられても……、何故か分からないがそう思ってしまうんだ。

でもきっとこれも夢なんだ。
だってふわふわと気持ち良くて、でも少し焦れったくて。
師が喋っているように聞こえるんだから。]

(200) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

   - パン屋へ -

[思い付くままの言葉を投げるだけ投げたが、
リットにはそれなりに効果があったらしい>>197
ガキの様に引っ張られた前髪に文句を言いつつ、
くるくると自分の指先で遊びながら、弟の次は
兄に会いに行こうと足を運ぶ。]

 おう。
 また俺が来てやったぞ。

[感謝しろと胸を張り、棚に並んだパンと菓子を選ぶ。
いつもよりは少し多めに。
だが不自然にならない程度に購入しながら。

試作品の蝶を幾つか見せて、どれを望むか、
宝石が見繕えたか尋ねるだろう。

話し込みたいが、行く場所はまだある。
また打ち合わせに来るとだけ告げて、買い物が済めば
さっさと店を出て行った*]

(201) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード

[くちゅ、と再び鼓膜を揺らす淫音が響き、
窄まりに爪先がそっと押しやられ。
咽喉奥でひゅ、と声があがり、拳を作っていた手が解かれる。

他者に初めて導かれた頂きは未だに長く尾を引き、
空気すら敏感に感じ取ってしまう。
それでも力の抜けきった身体は抵抗という動作を起こさない。]


  ぁ……、  マラ、 クさ…

                  ん、


[言葉を発すは師の名。
だって聞こえてきた声が、師の声に聞こえるんだ。
とても優しくて、落ち着くその声が、十年間ずっと聞いてきた声が。]

(202) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード


ひっ、    ぃ


[その怪人は師に化けているとでもいうのか。
その声で、俺の名を呼ばないで――。
欲しいって、思ってしまうから。

聞こえてくる声にそう心で訴え、
指を入れる場所では確実にない窄まりに第一関節だけ含まれれば、
思わず眉間に皺をよせ、悲鳴に似た声を出す。

薄らと瞼を開き横を見れば、
暗闇の中に霧雨のように走る微結晶の縞模様が見えた。
それが何かを考える余裕など今の自分にはないのだが]


おな じゆ、め ……――?


[夢なら今見ているじゃないか、そうだろう?と出ぬ声で訴え。
ビクっと急に身体が跳ねあがる。
グ、と何か圧のかかる様なものが窄まりへと押し込まれその違和感に身体に電気が走る。

隙間を埋めるかの如く、奥へとその違和感ある物が押し込まれ、
くちゅ、と音が響く。]

(203) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード

[何か丸い小さいものが中を圧迫し、粘膜を刺激しながら、
中で熱を籠らせ鼓動を刻み込む。

分からぬ感情を落ち着かせようも、中の丸い何かが身体を穿ち、
脈動に跳ねれば性器裏の隆起を犯す。
ぁ、と熱い甘い吐息を吐き出すのは性腺に添わされているが故。

また聞こえる師の声が鼓膜を揺らし、中はジンと熱をばら撒かれる。
収まりかけた疼く感触がまた復活を遂げ、中を暴く。]

(204) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード

[とっさに掴んでいた手の背を撫ぜられ、
ふ、と力を抜いた時だった。
急に襲い掛かる疲れと途切れかける意識に抗うも抵抗できず。

その掴んだ手が離れた瞬間に意識は飛んだ。
勿論乱れた下肢と、奥で情熱的に息衝く何かだけを残したまま――。*]

(205) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード

― 劇場『JewelsGarden』 ―

[何か叫び声が聞こえる。>>188
ゆっくりと瞼を開けばバルコニーの席。

やばい、寝てしまった!と身体を起こした時に小さい疼く声が己の口から吐き出される。]


―――ッ、 ぁ 


[その違和感は腹の奥で動く度にジン、と疼き。
そして視線を下に向ければ乱された下肢の有様。
これが、夢ではなかったと現実に突きつけられる。

それでも師が叫ぶ声を無視するわけにはいかない。
震える身体を抑えながら、慌てる様に下衣を整えて。]


お、起きてます…!!
今向かいま――ッ、   !


[席を立てばまたズク、と奥で疼く。
夢ではない、じゃーこの疼く正体は、と考えれば血の気が引く。
まさか、まさか、と考えながらもなるべく激しく動かぬよう、師の居る舞台へとゆっくりと向かう。]

(206) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[コーラリアが聴いた声は、確かに自分の耳にも届いていた。
久しく聞いていないが、声がするカラクリは少ない。
こんな声を出すのなんて1つ位だ。]

 ちっ。
 未練たらたらだな。
 壊せないのが難点だ。


[祖父の作品だからと言うだけではない。
あの唄を歌えるのは、もうあの女神しかいないからだ。]

(-239) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 職人見習い クロード


す、すみませ、 ん
途中までしか、書けなかった、 

ですが多分、問題な、ぃ…かと 。


[師の前へとやってくれば最初に書いていた書き途中の紙を手渡す。
此処まで歩いてきただけでこの息の上がり方。

師の足元にはヴァイオリンケースと自分が此処へと運び入れた機材の入った鞄が当たり前のように置かれている。

如何すれないいのか分からない、唇を軽く噛みしめながら、湧き出てしまいそうになる声を必死に抑えた。*]

(207) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【独】 職人見習い クロード

/* ああああああ遅筆で申し訳なく…!!!!

文才下さいっ悶えさせるロルを書ける文才をください!!!

(-240) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 子守り エルマール


 ……え?

[今、彼女は何と言ったのだろう。
 問い返す短い呟きは、続くメアリーの声が重なる。]

 でも、先生だってそんなの迷惑じゃ…… っ

[慌てて首を横に振ろうとして。
 両手で包まれたまま絡みつくように強く握り返された指先に
 びく、と肩が小さく跳ねたのは何故だろう。

 きっと驚いて混乱してたからだ。]

(208) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 資産家 シェニ  → 不可思議の魔女 クリスタ

[クリスタはどんな思いであの話をしたのだろう。

昨夜自分が帰った後に、
何を言っているかまではよく聞き取れなかったけれど
彼女の音が悲しみに彩られていたことを考えても>>192
無理をして笑っていたに違いない。

彼女のことならば何でも知っていると思っていたのに
どうやらそれは思い違いのようだ。

どうしたら君は本当の顔を見せてくれるのだろう。

コーラリアから受け取った養父の取り寄せた品。
自分にとっては必要ないものだと思えるものばかり。

だけどそうだな、これを使ったら
君は俺を頼ってくれるだろうか。

次は開店中にねと言ったものの、
やはり閉店中に行くことになりそうだ。
いつもみたいに。

次に起きている君に会う時は、
少しは本当の顔が見られたら良い。
そのためにも。

街路の壁に凭れ掛かり、彼女の音に耳を澄ませた。*]

(-241) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[女神から聞こえる声はまだ止まない。
それこそ壊れた記録の機材の様に、
想いの丈を語っていたが、不意に。

音が切れて。
しわがれた男の声が始まった。

熱に浮かされたものではない、怯え震えた声が語る。]

『誰か。誰か助けておくれ』
『わしは……あの子が、孫が恐ろしい』
『孫は、呪われた、忌子』
『いつか……わしは。わしらは孫に──される。』

[きゅるきゅると巻き直り、オペラへの愛と
孫への恐怖を女神は何度でも語りなおす*]

(-242) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 子守り エルマール


[昨夜のように悪夢を追い払ってくれる、彼女のそばで。
 待てばいい、と肯定してくれる声が>>171
 痛くて苦しい胸の棘に、じわりと染み込んでいく。

 まだ待っていていいんだ。
 そうだ、私を都合のいい相手と結婚させようとして
 きっと伯母さんはあんなことを言ったんだ。
 私はもう大きくなったし、出て行くように。

 だから私はまだ。
 ここでなら待っていても、いいんだ。]
 

(209) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

[湧き上がる歓喜をどう表現すれば良いのだろうか

空をいく流れ星は、男の元に堕ちて来た
届かぬものを夢見るよりもずっと現実的な方法で

―――憎みも、恐れも、嫌悪もない瞳が、其処にあった]

(-243) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[美しい1つ眼は必死に濡れて居た
助けを求める声に拒絶を男が与える訳が無い
彼がよく知って居る幼馴染は何時だって手を伸ばした

安堵し、先刻の恐怖を忘れ夢と思い込むのを止めはしない
むしろそれを助けるように、男は彼の前で焦りを晒す
頼り信じ切る彼の思いに応えようと安堵させようと]

 ……、ガラーシャ

[ゆっくりと細い息を吐く彼の頷きに刹那げな顔を見せ
何度も繰り返し名を呼ぶ彼に応えるのは、一度の名
大丈夫だ、大丈夫だからと安堵を繰り返す彼を抱き締めて
ただ、苦しげな彼にすまない、と詫びを繰り返す>>+153]

(+157) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

[促すように指を撫ぜられ。>>171
 こくりと私は、小さく頷いた。]


 ────…ここで、待ってもいい?
 メアリーも一緒に、待ってくれる?


[いつの間にか、
 簡単には振りほどけない力で握られていることも。
 彼女の声が都合のいい甘い響きだけを持っていることも。

 同じくらい強く握り締め、縋る私は気づかない。]

(210) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[助けを呼んだ彼を大切そうに抱く手には>>+154
親愛がまず最初にあった、友愛もきっとみて取れた
そしてそれ以上に懺悔に震える音がしていた
―偽りが紛れ込んであっても、本当が巧妙に挟まって
オアシスとして毒水を彼の心に染み込ませていく>>+154

よかった。と思う彼に首振るのが芯に迫って
だいじょうぶじゃない、俺はなんてことを。そう呻く嘆き
彼を傷付けようとしない幼馴染としての力を強くして]

 お前が、……俺を呼んでくれたからだ

[傍に居てくれたから、助ける事が出来た
そう男は小さく呟き彼の悪夢を緩やかに塗り替える
気にして居ないと首を横に振る姿へ吐くのは安堵の息だ

――、男の根が彼に深く絡まった事に対する

またもとには戻れない。だって彼は出て行ってしまうから
傍にいなければ、お前を助けることも叶わないのだと
切実に、苦しげに彼へと男は擦りこんでいき

芽吹いた萌芽を愛するように水を落とした]

(+158) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ


 ――だが…俺はもうお前の傍に居ない方がいいのだろう

[彼がいいと云っても男は己が許せないと
一瞬の冷やかさに畳掛けるのは、嘆きと悔恨
苦しげな声が泪混じりに、そう告げて、すまなかったと返す]

(-244) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【独】 パン屋 リアント

/*
リットがちゃんとコガネムシ連れてってくれてるのがなんかもう愛しくてダメ

とりあえず、灰の方が気持ち悪い自覚はある

(-245) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【独】 職人見習い クロード

/*
秘話を入れたらマラクさんがダントツで発言してるんだろうけど、俺も大概だ(

こうまとめる文才下さい!
マラクさん好き!!

(-246) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[薄い膜は消えない。彼が心配する事にそれは深くなり
彼の身体の変調に気づけば、労わるように手で背を叩き
――びくっと彼の声に悲惨な程に震えてしまう>>+155]


 …あ、…あ、……すまん

[ぐずぐずに熔けた身体、
それからつい目を逸らし唇をぎゅっと強く噛み絞めた
彼を好きだという己には、辛い光景だと云う様に
耐える顔を、彼の前で覗かせてそれでも幼馴染として
第一に助けたいという思いを、打ち明け

熱を孕んだ宝石
それを埋め込まれた事による苦しみだと男は悔やみ嘆く
――、内心、ほくそ笑みたいのをぐっと堪え
嫌で怖くてたまらないと啼く声に、どうすればよいのか

友として、幼馴染として、戸惑いを孕んだ目をちらり向け
なんとかせねば、その一心で触れた太腿が彼の毒を引き出した]

(+159) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

 ――ガラーシャっ…

[泣きはらした瞼に浮かぶ緋色はまさに毒だ>>+156
扇情的に見える其れを見て、男はぐっと己を律した
彼は今、苦しんでいるではないか。其れは誰のせいだ
――すべからく俺のせいじゃないかと
幼馴染を見る目は、自らを攻めて攻めまくっていた

全身をか細く震わせ湧き上がる衝動に耐えているのだろう
悶え苦しむ様が――――っ、ぁあと声が漏れる
羞恥に染まった顔と肌、歪な身体は熱に浮かされて

―まるでまな板の上の鯛のようで
それを見て湧き上がる衝動を抑え乍ら彼を案じ
何かしたい、彼を救いたいと己を奮い立たせて問うた]

 …、中の…中のを抜けばいいのか
 痛い?けど、気もちいい?気持ちいいのか
 大丈夫だ、助けるから、助けるから安心しろ

[縋るような声を聞き。男は彼を抱き直し
あやす様に何度も頭を撫でた。其処に性的要素はない
ただ、大丈夫だからと繰り返して、そうして言いよどむ]

(+160) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

気持ちいいことは怖いことじゃない
   だから、まずは落ち着いて

[依存していく彼に沁み渡らせるのは友を案じる声
その声で、息を吐いてと吸ってと乞い
触れた太腿にゆっくり手を差し伸べ開いて]

(-247) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【墓】 駐在 ヴラド

[まずは、中にある宝石を取らないといけない
そうあやすように彼へ伝え。助けるからと言いながら
脚を開いて取りやすいように見せてくれと願い出た]

 …恥ずかしいかもしれないが、大丈夫
 痛い想いはさせない、キモチ良い事だけを考えてくれ

[慰めあやし、幼子に与えるように額へ接吻を落としかけ
ひたっと動きを止めて、しかめっ面を苦笑に変え]

 …すまん、……キスは嫌だよな

[あやす為の其れも、俺は赦されないなと自虐を浮かべ
彼が脚を自ら開いてくれるのならば、抱き締めた身体を離し
彼の下半身へと屈み、宝石を咥えた陰花に顔を近づけただろう*]

(+161) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - 診療所へ -

[次に足を運んだのはメアリー嬢の元。
診療所を訪ねれば、エルマール嬢にも出会えたか。
オペラ嬢の傷の事は話さずに、湿布の礼と共に、
飲み薬の痛み止めと抗生剤を求めた。]

 おじさん、ちょっと恥ずかしい場所が腫れちゃったから。
 お薬頂戴。

[部位を尋ねられれば、おどけながら股間を抑えて
身体をくねらせそう答えるのみ。

薬がもらえれば、残る用事のモチーフを差し出した。
金と銀と白金を主として、それぞれの瞳や冠に
彼女達の宝石を埋め込んだ
太陽と月の竪琴と女神のペンダントヘッド。

魔力は込めていないから、ただの装飾品としての
価値しかないが、気に入ってもらえたら幸いと
エルマール嬢の宝石を直した帽子と共に渡すだろう*]

(211) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
>>+160
>俎板の上の鯛
びちびちっ!

(-248) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 パン屋 リアント → 旅商人 リット

[配達の隙間、ポケットから取り出したレンズを覗く。]

 ……ち、これ使えねぇな

[道行く誰に聞かれることも無い声で、小さく舌打ちひとつ。レンズの中には、コガネムシの見ているであろう景色が映る物の、折しも展開された光景>>190>>195に音声は伴わず。一体何がどうしてそうなったのか、全くわからない。
分からないのだが。]

 ッチ、

[何やら面白くない、いや酷く不愉快な何かを感じれば、舌打ちをもう一つ。しかし、直後見かけたお得意様のおばさまにはいつも通りの笑顔を向けるのだった。]

(-249) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【秘】 駐在 ヴラド → 配達員 ガラーシャ

(――しかし、今にも犯したくなる痴態だな)

[奥で息顰めた獣が、怪物が、隠した牙と共に唸るのを堪え*]

(-250) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

[メアリーの言葉に落ち着いた私は、
 涙が乾いてひきつる頬を動かして少しだけ微笑み。

 ふと今何時だろうと我に返れば
 時計を探して視線を彷徨わせた。]


 どうしよう、バイト……連絡入れてない。
 鞄も、全部、あの家に置いてきちゃったままだ。

 でも今行ったら……伯母さんいるよね。

[ただ昼間のうちは、伯母は家にいるだろう。
 寝ているとしても、何の拍子で起きてくるかわからないし。]

 ……会いたくない。

[うっかりでも、顔を合わせたくはない。

 私は束の間取り戻した微笑みをまた失って、
 悩むように視線を伏せた。]*

(212) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 子守り エルマール

[診療所の入口でした物音に、びくりとして顔を上げる。>>211

 あの声……ギュルセルさん?

[けれどそれが気紛れで子供っぽい芸術家の声だとわかれば、
 ホッとしてメアリーを見上げる。

 彼女が来客を迎えに出ていくようなら、
 もう一度タオルで顔を拭った後。
 私も薬を渡しているその場所へ
 ひょこりと少しだけ顔を覗かせよう。]*

(213) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

[足を伸ばせたのはクリスタ嬢の店まで。
人形の出来具合を確かめて、持って帰る事が出来れば
全部持って帰っただろう。

本当は友人の工房にまで顔を出したかったが、
パンが冷えて硬くなっては、リアントに申し訳ない。

夜にでも出直そうと、足は工房へと戻っていく。]

 一応、鍵は締めた方がいいか。

[工房にいる間は開け放している事も多い扉を閉め、
鍵まで掛けて炉の前に座るでも無く、奥の地下へと
足を運ぶ。

まだ柔らかなパンと、あまり熱くないミルクと
リラを手にオペラ嬢の様子を探る様に足音を立てずに*]

(214) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

―回想・街―

[パンが欲しければリアントを呼び、薬が欲しければメアリーを呼ぶ。

 惣菜が欲しければ、窓から顔を出して魔法屋に声をかけた。

 ねぇ、クリスタ。何か食べる物、残ってなぁい? ――と。]

 ……まぁ、シェニじゃない。
 今日も変わらずカッコいいわ。

[コーラリアを美人と言うのは、何も知らない人か、或いはシェニか。
 いつもならお世辞でも嬉しいと叩く手が、今は塞がってしまっている。残念なことに。>>149

 紳士的な行為に甘えるのは、何も体力がないせいではない。
 受取人本人が差し出した手に、肩提げごと荷物を渡した。]

(215) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【独】 芸術家 ギュルセル

/*
オペラ嬢と皆さまごめんなさいい。

(-251) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 パン屋 リアント

―回想・魔法店の少女と>>2:338

[連絡先を教えられ、それを記憶しつつ、逆の連絡手段も念のため、伝えておくことにする。]

 もし、変更とかあったら、遠慮なく連絡して。
 ちょっと、夜中とかは出られ無いかもしれないけど、
 起きてる時ならなるべく出るからさ。

[それから少しだけ考えるそぶりをして。]

 まぁ、面倒だったら。
 『星屑と太陽』って唱えるだけでも、
 俺に通じるはずだから。

[実は設定していた短縮呪文を、悪友には教えていなかったのはただの嫌がらせである。*]

(216) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

[危害を加えるような、魔法等はかかっていない。>>*18
 具体的な品の幾つか。]


まぁ、本当に今更だけど、受け取ってくれよ。気持ちだけは数年分単位で籠ってるしさ。

[母親から譲り受けたものの大きさ。視線をふと雑貨屋の方に向け。]

(*28) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 雑貨屋 コーラリア

 いーえ、どうしたしまして。
 お宅訪問だとしても、私の腕が悲鳴をあげるにはまだ早いわ。

え? 探していた?

うんめ――…

[兄弟でこの差は、生まれつきかそれとも育ちの差か。
 ただ弟の時のように、コーラリアは頬を赤く染めて。]

やーねぇ、シェニと私が運命の相手って、宵闇祭の時にも同じことが言える?

[本当に口が上手い。
 受け取りのサインを貰い、用を聞く。**]

(217) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[頂きを知ったままの身体はさぞ気怠かろう。
 慌てて着付けた着衣の裏側には、
 粗相めいて濡れた感触を拡げただろう。

 見知らぬ指先に犯された弟子は、
 溌剌な面差しに似合わぬ淫靡な余韻を残している。
 バルコニーから顔を出すそんな相手を見つけ、
 小さく歪んで吊った唇も、彼からは伺えない。

 ただ、体内に納めさせた輝石越しに、彼の体温を感じれば、
 ズン、と前立腺を挫いて、己の半身が蠕動を齎した。]

(-252) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 雑貨屋 コーラリア

 ――で、何を探してたって?

[自分か、それとも商品か。**]

(*29) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 ―――…なんて、露骨な嘘を。

[劇場に満ちていた音楽が収まれば、彼が騒がしさを連れてくる。
 熟睡してしまったのか、バルコニーで身を翻す彼は、
 常よりも鈍重な印象を受けて、短い髪を掻き揚げた。>>206

 私の旋律が眠たいと云うのは、もう諦めるけれど、
 流石に睡魔に捕まり易すぎやしないかい?

 やはり、体調が優れないのではないかな。
 無理を強いた心算は無いけれど、君には休息が必要そうだ。

[客席から舞台へと戻ってくる弟子は、
 この短い距離で息を上げ、肩の上下が大袈裟に見えた。
 
 それでも、メモを受け取れば、
 視線を彼の筆跡に滑らせ、首肯をひとつふたつ重ね。]

 まぁ、君が寝てしまうくらいには、
 違和感のない物だったのだろうね。
 ―――― と、前向きに解釈しておこう。

[数秒の逡巡を挟んだものの、
 彼の意見も取り入れ、調音仕事に節を打つ。>>207
 紙を片手で畳んで胸元に納め、改めて彼に視線を移し。]

(218) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【独】 子守り エルマール

/*
ギュルセルさん動きの幅広いなぁ……見習わねば…

(-253) 2016/03/04(Fri) 00時頃

雑貨屋 コーラリアは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時頃


【秘】 弦楽器職人 マラク → 職人見習い クロード

[身体を強張らせるほど、嵌め込まれた輝石の形を内壁に教え、
 僅か動いただけで性腺を転がり、脆いラインを穿って脈打つ。

 雄蕊には足りない質量だが、膨大な魔力を有する核は、
 依代から離れても、熱を損なわせる事無く、
 寧ろ、嬉々とした威勢を得て、弟子の身体を師の前で犯す。

 ジッと見つめる眼差しに晒されながら、
 彼は身体の深い場所を、貪欲な石に辱められている。]

(-254) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - オペラ嬢の元へ -

[洞窟に放り込んでからどれ位経っていたか。
一見怒りは収まった様に、いつもの笑みのまま
簡素な食べ物を女神像だけが載っているテーブルに置く。

女神像は沈黙したまま静かにそこに佇んだまま。]

 お腹空いたんじゃないか。
 リアントのとこのパンだ。

 それと、リラ。

[彼女に必要と思われるものを簡潔に並べて、
さて彼女が何を喋り出すかと、座る事無く
上から見下ろした*]

(219) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 弦楽器職人 マラク


 だが、君の方は聊か問題だね。
 私が診療所に赴いて、薬のひとつでも貰ってきてあげようか。

 ―――…今の君に、遠回りをさせるのも忍びないしね。
 ほら、歩くのも辛いと云う顔をしている。

[君は先に一人で工房に戻ると良いよ、なんて、
 親切心で彩られた言葉を吐き出して、
 トン、と気遣うように彼の肩を叩いて見せた。*]

(220) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 パン屋 リアント

―幕間>>2:325

 早くねぇよぉ、
 つーか、お前に言われたくねぇよぉ、

[手を出すのが早い、と言われれば、絡み返した記憶がある。実際悪友がどの程度の期間を経て手を出すのを常としてたか知らないし、そもそもまともなお付き合いをしていたのかどうか微妙な所だが。]

 だってさぁ、
 ベッドに乗っかって、名前、呼ばれたらさぁ。
 食わない方が、失礼じゃねぇ?

[自らまな板に乗ってくれた鯉を、美味しく料理しなくてはそれこそ鯉に失礼というもの。それを上手く料理する自信も、美味しくいただく自信もあるのだから、それを躊躇する方がよっぽど問題である。
……と、思っているのは己だけだった可能性を、この青年は微塵も考えていなかった。それについて指摘されたかどうかは定かではない。*]

(221) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

 この小さなテーブルにはこの像でも大きすぎたな。

[劇場に鎮座する女神像と同じ像は、まさしく祖父が
作り上げた作品。

劇場の物と同じくリラの音が記録されている。
祖父が焦がれて作り上げ捧げた、オペラと言う名の
歌姫の音が。]

(222) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 パン屋 リアント

―芸術家と―

 あー、先生!

[配達から帰った直後で、やって来た姿に声を上げる>>201。配達のついでに、尋ねようとも思っていたのだが、ちょっと時間が足りなかったのだ。]

 はは、感謝しますよー、なんて。

[やや多めに注文されたパンと菓子、それらを包みながら、どーも御贔屓に、なんて冗談じみた言葉を交わしつつ、オマケさせてもらいますよ、なんて、ウインクと共に更に追加した。]

 はは、多すぎたら、誰かにあげちゃっても。

[それからお願いしている蝶の話へと移れば、あ、と声を漏らして傍の棚から革袋を一つ取り上げる。]

 使いたい宝石は、集まってるんだ。
 これでお願いしたいんだけど……

[青年が選んだ蝶は、中でも特に、リアリティの高いひとつ。それから少し言葉を交わし、急ぐ様子の芸術家を見送った。]

(223) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ヴラド。ヴラドっ
 きて、くれた。助けてくれるんでしょ
 いつも、みたいに。ねぇ

[無垢なる幼子でもこうも傾倒すまい。一片の疑いも抱かず
唯、彼なら助けてくれると信じ切る傲慢な確信
異常に浸され、狂気に晒され
求めたのは何時もの日常。何時も与えられる優しさに
それが異常や狂気を運んできた相手でも、かまわないと

だって今のヴラドは。己の知る普段の彼だからだ
だから何度だって呼ぶ。彼の名を
信頼しきって。恐怖の記憶を夢と塗り替えて
刷り込まれる悪意にも気づかずに]

(+162) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 芸術家 ギュルセル

   - 診療所 -

[エルマール嬢の声がして、覗き込むとやはりそこには
帽子の主>>213
手間が省けたとばかりに、彼女の石が付いた帽子と
出来たばかりのペンダントヘッドを思い切り振って
合図する。]

 出来た出来た!
 おじさん、張り切って頑張ったよー!!

[単純に此処にいるのは、メアリー嬢がいるから。
仲が良いなぁと笑いながら差し出した作品。
気に入って貰えると嬉しいなと、笑って見せた*]

(224) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[だが。”何時ものヴラド”が浮かべる一瞬の翳りに
落される嘆きと悔恨に
より根を張った男の囁きは心の中の弱い部分を侵食してゆく
――違う、そうじゃないと首を振っても
男は去っていくのではないか。でも何を言えばいい
どうすれば、”彼は己から離れない”

今迄無償で与えられてきた情を、優しさを喪う事を異常に怯え
そして思考は、感情は狂った方へと回りだす

あれ程、男からの愛憎に怯えていたというのに
狂ったような所業に恐怖し怒り恐慌していたというのに
救い上げられた優しさを忘れられない事が
深層で徐々に男へ情を抱き始めている事に、今の己は気づかない]

(+163) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

 ぁぅ……ぅ、
 や、まらないで。謝らないで、……っ
 俺だってこんな姿、見せたく、なぃの、にっ、
 っ 、ごめ、なさっ……

[誰がこんな、快楽に震える痴態を見せたい物か
例えそれが目の前の男によって引き出されたものだと、しても

惑いの瞳は嘘をついていないように見える
だからこその無償の信頼。――だが如何してこんなにも警戒を解いてしまったか
十数年、男から騙され続けていて
如何して今も騙されていると思わないのか

それは己の我儘さ。見たい物しか見ない事
”元に戻った幼馴染”と信じ切る事で結局己を、追い詰める
男は幾度もヒントを与えた。狂った情を叩きつけていた時にさえ
是も自分なのだと、言っていたのに頑なに認めず拒絶した事で
男に潜む狂気を更に育ててしまったのかもしれない]

 ヴラド……っ

[彼の名を呼ぶ己の声は切羽詰まり
己の名を呼ぶ男の声は悲痛に聞こえる>>+160
そんな顔、しなくていいのにと
憤りはあれど過度に責める様子を見れば、
元々頼り切っていた自分にも非があるのだろうと自虐的な部分が顔を出す

助けてくれると彼は約してくれた
だから安心だ。きっと安心だ
中の物を抜けばよいのかと尋ねられ、言葉にせぬ代わりに首を縦に振る
今なら、声を発しただけで達してしまいそうで怖かったから

抱き直す刺激もまた毒であるが。それ以上に頭を撫でる手が好きだから
安心したかった。大丈夫だと男が言う様に”信じ切りたかった”]

(+164) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【墓】 配達員 ガラーシャ

[説明に納得したのは、男が己を助けると告げたからだ
気持ちいい事、を考えるのは変ではなかろうか
彼は、怖い事ではないと言ったけれど
そんな事を考えつつもほんの僅か落ち着きを取り戻し
男の願いに頷く>>+161

額へのキスを、此方の気持ちを慮って止める幼馴染
しかめっ面が苦笑に変わるのが、胸が痛かった]

 別に、唇で、なかっ、たら――……

[いいのに、と思う。無論先程の恐怖も困惑も忘れたわけではない
だが目の前にいるのは”普段の幼馴染”だ
眠れぬ幼子にするような額へのそれを。男の袖引いて自ら欲しがる
性的な物ではないと、信じ切っているからが1つ
もう1つは――男の自虐を何とかしたかったからだ

兄の為を思いずっと冷ややかに接してきた十数年
大好きだった兄と疎遠になるのを耐えられたのは、
何時も幼馴染が甘やかしてくれたからだった
だから怖かった。彼まで己と疎遠になってしまうのが
弱った心に多大な負荷をかけていた

あやされ男の説明に納得し。促されるままに脚を自ら開いて秘部を晒す
彼が今この体の抱える熱と疼きを何とかしてくれると
信じ切っているからこそ羞恥を押さえつけ
顔を赤らめ涙を浮かべながら、はやく、と
はやくとって。そう小さく男に乞うた*]

(+165) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

    - パン屋 -

[差し出された宝石>>223を見つめ、やはり兄弟だなと頷いた。]

 お前の弟も似た様な事考えてたぞ。

 ただ、使う石はガラーシャと、ヴラドとシェニとコーラリア。
 友達ばっかだったな。
 
 お前の石が欲しかったみたいだけど、複雑だね、兄弟は。

[先程出会ったリットの話を隠さずリアントに話して。]

(*30) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 職人見習い クロード

[歩く振動、動く振動ですら奥を穿たれる感覚に、
そうそう根をあげたくなってしまう、が。

そんな事が出来るのであれば今この身体に何か埋め込まれている。
そうすぐに師へと伝え打つことができるだろう。
それが出来ない時点でお察しだ。]


ちがっ……す、すみません……。

本当にただの寝不足なだけだと思うんですが……。
い、今も少し身体がお、 重い、だけなんです。


[いつもと変わらない、そう見せなければいけないのに。
何時、何処であの怪人が見ているやもわからない。
夢だと思ったのに完全なる現実だったことに頭を抱えたい位だ。

否、何故師の声が聞こえてきたのだろうか。
それはあの怪人がきっと師だと思わせるトリックでも使ったのだろうか。]


ぅ……、お、起きてたんです、 ほ んとうですよ…?
だって……―――、


[だって奥が疼く、何かが穿つ度に力が抜けてしまいそうになるぐらいには。>>218]

(225) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 職人見習い クロード

[立っているのでさえやっとな状況。
いや動きたくない、動けば中の脆いラインを簡単に穿たれ脈打つ。

目の前には師が居るんだ。
それなのにこんな変な、可笑しな態度を取り続けるわけにもいかない。]


そ、れはそれでも申し訳ない、 と言うか……。

でも先に工房に戻らせてもらいます、少し休めば
大丈夫かと、

  ―――――――ひッ 、 !


[言い終わる寸前、師に気遣いだろう肩を叩かれた瞬間。>>220
その振動から再び中から穿たれ、師の前で声を上げてしまう。

バっと口許に手を当てて、先に帰ります!と小さく告げれば、
師の足元にある機材の鞄を持ち、背を向けそそくさとその場を後にしよう。*]

(226) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 旅商人 リット

[弁当を食べて、街をふらふらぶらぶら。
 友の家を訪ねたのは陽がくれる頃だっただろうか。

 すこし薄暗くなってきたというのに、その家には灯りはついていなかった。
 そういえば帰ってきて訪ねた時も、おじさんとおばさんもいなかったな。
 そのことを友に確認するのを忘れていたが、どうしたのだろうかと。

 まだ彼も帰ってきていないということは、街で聞いた怪我が悪化した配達員の噂は彼ではなかったか。
 それならそれでいい。
 今日になって怪我の悪化が彼だとしたら、夕飯に誘って無理させたかも、なんて思ってしまっていたのだから。


 けれど、彼が働いているとして、今日は暴走箒の話を聞かなかった、と気が付かなかった。*]

(227) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*>>+160>>221のシンクロ具合に大草原

流石ずっとも同士だね!!
(※>>+160=まるでまな板の上の鯛のようで、>>221=自らまな板に乗ってくれた鯉)

(-255) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 芸術家 ギュルセル

 リットは蝶を選ばなかった。帰って来たくないんじゃないか?

[少し意地悪な言葉を、蝶を選ぶリアントに投げかけて、
もう少し話しあえばと付け加えた*]

(*31) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
もしかしてリアント墓見えてるんじゃなかろうか(ちがいます

(-256) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 パン屋 リアント

 4種類の宝石を入れてあるけれど、
 一種類だけ、2粒入ってるんだ。

[父の遺した緑色の石、リットの持つパイライト、それからダイヤモンド。4種類目は、母の遺した星屑の散る紺色の石。最後の一つ、母の石だけ2つ入れてある。]

 使わない方、お礼にあげるよ。
 まだ、忘却の魔法入ってるはずだから。
 あの人そういうの得意だったみたいで、
 ちょっと弄らないと使えないと思うけどね。

[いらなかったら後で返して、と、一応付け足しつつ。最後に思い出した様に。]

 あぁ、それと。
 リットの事、可愛がってくれてありがとうね?

[見てたよ、と。手を出したら承知しないと。あれは俺のものだ、と、言外に込めて、にこりと笑った。
弟の事になると見境が無くなるのは今に始まったことではないが、最近とみに加速していた。……つい、八つ当たりしてしまうくらいに。*]

(*32) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【独】 配達員 ガラーシャ

/*
ガラーシャさんが段々とヴラドに絆されるっていうか
ずるずる依存して行ってる。狂信者方面に

(-257) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【独】 旅商人 リット

/*
そういえば、兄貴のやりたいことに、自分の血入りパン食べされたいってあったから、てっきりそういうのを持たされたりするのかと思ってたけど今のところないよな。

うん、なんか色々変なもの入れられたいよね。

(-258) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 資産家 シェニ 

回想・コーラリアと

 ありがとう、知ってるよ。

[世辞のつもりはないけれど、返してくれた褒め言葉に微笑んで返す。>>215

自分宛の荷物だったらしい肩下げ鞄を受け取って中身を軽く確認した。]

 家まで来てもらったら引き止めちゃいそうだからね。
 街にコーラリアがいないと皆が悲しむしさ。

[口下手な弟とのこの差は生まれつきだ。
頬を染めたコーラリアをにこやかに見つめたまま]

 宵闇祭の時でも、と言いたいところだけれど
 弟の恋路を邪魔して馬に蹴られたくはないかな。

 弟でなくても君は人気者だからね。

[弟が未だに、とは思ってはいないものの昔の調子で答えながら
受け取りのサインをして。

用件は既に済んでしまったのだけどね、
こうして君に会えた、と肩を竦めた。*]

(228) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【独】 旅商人 リット

/*
ももてんさんがどんなエロい悪戯をクロードにしているかが気になる。

(-259) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 資産家 シェニ 


 ん…、まあ、調度欲しかったものも
 何かと役に立ちそうなものも入ってるから
 ありがたく受け取るけどね。 

[数年分単位の気持ちの重みは無駄にはしないよ、と。
何かを思うように雑貨屋へと目を向けるコーラリアを眺め。>>*28]

 ああ、探していたのは商品だったんだけどね、
 魔力を一定量込めないと開かないような鍵が欲しくて。

 というのもまあ、父に昔はよくその鍵で大事なものを隠されたりしたんだけど、
 と、この中にもそんなようなものが入ってるから…大丈夫そう。
 あ、とはー、あったらでいいけど最近寝つきが悪くて。
 よく眠れる薬とかあったら欲しいけど、雑貨屋にはないかな?

[そうそう、と付け加えるように]

 君にも会いたかったよ、勿論ね。

[素の口調の彼にも変わらぬ調子で言うと微笑んだ。>>*29]*

(*33) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【赤】 パン屋 リアント

[芸術家の密告>>*30>>*31には、1拍の後。]

 ……まーね。
 昨日、オネダリされたけど、条件付けたら
 あっさり引き下がっちゃったからね。

[ぽつり、と零す声に感情は乗らず。やはり一瞬の、間。]

 ……まぁ、いいよ。
 網をかけちゃえば、良い話だし。

[あっさりと。何でもない事のように、呟いた言葉はきっと芸術家にしか聞こえない。*]

(*34) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【秘】 芸術家 ギュルセル → リラ弾き オペラ

[劇場にも装飾品の手入れで出入りを許された身。
当然関係者の顔も覚えている。

1人哀れな犠牲者を選ぼう。

若い男が良い。

今日は劇場は休みだが。
誰か顔は見せているだろう。

明日になれば、劇団員の男が1人姿をくらますのだ。
美しいリラ弾きの女と一緒に。

2人とも同じ工房で眠る事になる。

1人は質素だがシーツの敷かれたベッドに。
1人は鉱物さえ赤く焼き、溶け落とす炉の中に。]

(-260) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 資産家 シェニ 

→商店街

[ミレーネの家を去って暫く、
物思いに耽るように街路の壁に凭れていたが
ひとつ息を吐くと商店街の方へ向かった。

少し、気分が沈んでいるのもあって
オペラのリラが聴けないかなと思ったのだけど
今日は宣伝の演奏はしていないのか、
その音色は聴こえてこなかった。]

 んー、毎日やるわけじゃないのかな。

[講演のためにいろいろと準備も必要なのかもしれない。

焦らなくても来週には舞台で聴けることだし、と
いつものように街を歩きながら時間を潰す。*]

(229) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール

 いいよ。
 ずーっと、ラリッサと一緒に待ってあげる。


[同意を返す声は常より甘く。
笑みの形に細めた瞳の奥には狂気の影が
ゆらりと揺れる。

今はまだ弱い口約束。
けれどこの世で一番価値のある美しい宝石は
既にこの手の中に。堕ちてきた。

唇が刻む歪な笑みは優しさを装う声音で覆い隠し。
またひとつ、
ラリッサの心臓から鼓動を一拍盗み取る。]

(-261) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール


 バイトなら風邪がまだ治らないと言えばいい。
 言いにくいなら私が言おう。
 見習いとはいえ療師が言えば、
 雇用主もきつくは言えないだろう。


[昼間は自宅で寝ているという伯母。
昼夜の逆転した生活は身体によくないはずだが
ラリッサ(世界の中心)が
いらない(会いたくない)と
拒んだ宝石(あの人)は、
どれほど価値のある物(例え唯一の血縁)でも、
世界から零れ落ちたただの石ころ
      (気に掛ける価値もない他人)だ。



死のうが生きようが、どうでもいい。


(あぁ、でも…)


視線は自然と、手首にある朱色が滲む傷跡へ。

これ以上ラリッサを傷つけるなら。
いっそ、殺してしまった方が良いのかもしれない。
そうすればラリッサも安心して父親を待てるだろう。

どれほど待っても、
彼は永遠に迎えに来ることはできないけど。]

(-262) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【人】 療師見習い メアリー

[折角束の間笑顔を取り戻したのに。
荷物の心配をした後、伯母に会いたくないと、
再び視線を落として悩み始めたラリッサ>>212


 なら夜を待って取りに行こう。
 それなら顔をあわせることも無いだろう?


[あやすように頭を撫でて、
乾いた涙の痕が残る頬に触れる。

表情の変化が乏しい自分の顔に、
ほっと安堵の色を浮かべて。]


 でも、断られなくてよかった。
 最近夜は物騒だから、夜はラリッサが一人きりに
 なることが少し心配だったんだ。


[一昨日の地震と、昨夜の不審人物。
少なくとも後者の噂をラリッサは知らないはずだ。
フードの方は伏せて仮面の人物像だけを話す。]

(230) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

パン屋 リアントは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時半頃


【人】 療師見習い メアリー

[この後の相談を短くしてみせた後、
今、手首の傷に気付いたというよう顔をしてみせる。]


 ラリッサ、これ…


[傷がついた理由は分からない。
それが伯母によって付けられたものだと聞けば、
傷を見つめる視線の中に僅かに嫌がこもる。]

(231) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【秘】 療師見習い メアリー → 子守り エルマール


 せっかくの綺麗な肌なのに。
 痕になったらどうするんだろうな?


[言って、繋いだままの手を引き寄せて。
乾いた傷跡に唇を重ねる。
朱をなぞる様に尖らせた舌先を押し上げてなぞれば、
傷口に微かにでも痛みが走っただろうか。

乾いているせいで血の味こそ分からないものの。
目は。耳は。
ラリッサの反応を僅かも漏らさないようにと。

手の中に落ちてきた宝石に自分の名を刻むように、
最後に傷口を啄んで。]


 とりあえず、これで消毒。


[唇を離せば、始めから何もなかったかのように
ラリッサの手首から傷跡は消えていた。]

(-263) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【人】 療師見習い メアリー

[診療所から呼ぶ声>>211に顔を上げて
席を立つと、座ったままのラリッサに
一緒に行くかと尋ねて、帽子のない頭をゆるりと撫でる。

指先を滑る髪は濡れて半端に乾いたせいで
普段の滑らかな感触には程遠かったけれど。

一緒に行くと言えば、
またいつものように、自然な流れで手を取った。*]

(232) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

――工房・地下――
[くるくる、と。
繰り返される音は自らの名前ばかりでなく。

酷く不吉な音だけ、
繰り返すから。

耳を閉ざして、目を閉じて、
小さく縮こまっていた。]

(233) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【独】 旅商人 リット

/*
ラビュリントスって調べると、パッと思い当たるのが世にも奇妙な物語の巨大迷路のやつだったりする自分。
あれ怖かった。
自分の中で一番怖いってなったやつ。

(-264) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[どれだけの時間そうしていたのかは分からないけれど、
やがて訪れた足音に顔を上げれば
テーブルの上に乗せられたパンとリラに、>>219
慌てて頭を下げる。]

 すみません…。

[リラへと手を伸ばせば、
リラ弾きにはいつもの日常が戻った証のようで、
ほっと息を吐く。]

 あの、さっき壊してしまった作品のお代は、
 どうすれば…?

[リラをテーブルに置き直し、
寝台に腰かけたまま、ギュルセルを見上げた。

申し訳なさそうに膝の上でスカートを握りしめ、
肩を竦めて。*]

(234) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

資産家 シェニ は、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時半頃


【赤】 芸術家 ギュルセル

    - その夜の話 -

[マラクの工房を訪ねたのは夜になる前。
忙しい彼から注文の品は受け取れたか。

受け取れなければいつ頃出来るか確認してから。
1つ頼み事をした。

そして真っ直ぐ工房に帰る事無く、明るさの消えた街に姿を消す。]

 男を1人、眠ってもらいたい。

[その願いが応えられても答えられずとも。

鉄を叩く手は1人の劇団員の首を折る。
年若い男はその夜、紅い炎と共に消息を断った*]

(*35) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

リラ弾き オペラは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時半頃


【人】 療師見習い メアリー

 腫れるほど使い込んだのか。
 それともどこぞのご婦人に手ひどく蹴られたか?


[三十も後半のむさい成人男性に似合わない
おどけて身体をくねらせる仕草に、
血髄石の瞳がスゥ…と冷たくひえる。

すぐそばにはラリッサもいるのだ。
そんな下ネタギリギリな冗談を言う余裕など
いっそ無くなってしまえ。
むしろ不能になればよかったのに。

そんな感情を冷たい視線に乗せて。
不承不承といった様子で言われた通りの薬を差し出す。

代わりに差し出された太陽と月の竪琴と女神の
ペンダントに心底意外そうな表情を浮かべ。]


 まだ昨日の今日だろう。
 今回は随分な気まぐれを起こしたんだな。


[ラリッサに帽子を差し出すギュルセルにそう呟いた。*]

(235) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【人】 芸術家 ギュルセル

    - その夜の話 -

[本来の主のいないその部屋には灯りが遅くまで点いていた。
美しいリラの音も、周囲が寝静まっても奏でられていた。

奏でていたのは女神の像。

2人のオペラの音を聞き分けられる耳の主はいない。

そして翌日。

夫妻の部屋、オペラのベッドは綺麗に片付けられ、
オペラの荷物は全て無くなっていた。

夫の荷も金目の物はなくなり、
残ったのは愛の証の指輪が1つ、机の上に。

いなくなったのはオペラ嬢と、リラと。
1人の若い劇団員の男。

本番も近い中での騒ぎ。
すぐに噂好きの雲雀が街中に、声高に囁き出した*]

(236) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

【人】 リラ弾き オペラ

[車椅子が直ったら、
ちゃんとお詫びにくるから。

そう告げた――。*]

(237) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

芸術家 ギュルセルは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時半頃


【人】 芸術家 ギュルセル

    - オペラ嬢と -

[耳を塞ぐ様子>>233>>234に首を傾げながらも、
壊れた記録装置の様に、同じ謝罪を繰り返すオペラ嬢。]

 お嬢ちゃん。
 あれは俺の作品。
 俺の子供だ。

 それがどれだけ大事か判るだろう?

 同じ物をお嬢ちゃんは作れない。

 お嬢ちゃんが購うと言うなら。

(238) 2016/03/04(Fri) 00時半頃

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10回 (5d)
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10回 (5d)
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リアント
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73回 (3d)
オペラ
35回 (4d)
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5回 (5d)
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69回 (6d)
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11回 (7d)

突然死 (0人)

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