
784 愛しい貴方を壊したくないから。
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラヂオが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、コーラリア、マラク、クロード、ガラーシャ、オペラ、シェニ 、メアリー、ギュルセル、リット、リアント、エルマール、クリスタ、ヴラドの13名。
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/* ラヂオーーー!!!!
(これがやりたかった)
(-0) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* 2日目―!賞金稼ぎ初期デフォはヴラドだったりする さて、お相手様は誰かなー
(-1) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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―ラビュリントス―
ただいまー。
[昨日の帰宅はだいぶ遅くなってしまったが、今日は陽が沈む前には家に帰宅出来ただろうか。 ガラーシャの件はシェニに頼んだから、思っていたよりも早く帰ってこれた気がする。
朝兄から貰ったサンドイッチは適当に歩きながら食べてしまったけれど、クッキーの方はそういえば、友と食べようと思っていたからそのままだ。 いや、それもシェニがきちんと約束通りに彼を連れてきてくれれば夕飯後にでも一緒に食べれるのだから問題ない。
幼馴染の兄弟二人。 もしかしたら最初は気まずいかもしれないけれど、きっと話せば少しは。 そう淡い期待を膨らせながら家へと入る男の顔はにこやかだった。*]
(0) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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―回想・不思議な魔女と―
……仔猫ちゃんかな??
[夜行性、の言葉>>1:208に、真顔でぽつり。呟いたらどんな反応を返されたことか。それはともかくとして。]
ブラックだなんて、失礼だな。
[口をとがらせながら口にした言葉は、声音から別段気を悪くしたわけでは無いことが知れるだろう。実際、店主はともかくとして、働いている従業員たちはそれなりにきっちり休みを取っている。 それでも、毎日焼きたてのパンを、がモットーだった父の店を継いだからには。別段気負うつもりはないけれど、それは青年にとってのプライドであった。]
じゃぁ、悪いけど、店じまい後にお願いしようか。 今日はちょっと忙しい気がするから、また後日でも。 ……都合の良い日はある?
[いつを指定されたとしても、別に困る予定は無かった。今の所の予定といえば、今晩、リットにシチューを食べさせるくらいなものである。*]
(1) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/*
おうふ、日替わりしてしまっていた。
(-2) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* えっと、時間軸は夜でいいんだっけ(混乱 RP村の時間軸難しい……! 落ち着いて深呼吸!!
(-3) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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[布袋の中身を確認して、薬以外にも入っているものに リットが苦笑いにも似た笑みを浮かべるのを見守る。>>1:450]
礼をいわれることじゃない。 こちらも仕事だしな。
リットが無事に戻って来るならそれが一番だ。
[特に、リットの兄のリアントにとっては。 旅に出た弟が無事に戻って来るのは大事な事だろう。 礼を言って頭を下げたリットに気にするなと軽く手の平を振る。 隣にいる師父は私達のやり取りを 孫を見る様な目で微笑ましげに見つめていた。 (実際私たちは師父にとって孫くらいの年齢だろう)]
あぁ、気を付けて。
[行ってらっしゃいと、また、と。 どちらを言うべきか迷った末、ひらりと手を振る私の口から 出たのは、単純にそんな言葉だった。*]
(2) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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[何故使えもしない宝石を渡すのか。 単純なことだ。
旅に出たリットが、無事にリアントの元へ帰って来るように。
家族が欠ける痛みに誰かが泣けば、 その悲しみは徐々に波紋を広げて親しい人へ。 オペラやラリットの心まで曇らせるかもしれない。
大切なものが変わってしまう事の確率を 少しでも下げるための、それは善意の名を借りた打算だ。*]
(*0) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* あれ?秘話こないけどこれ決まってないことある? いや、でも周りの様子からしてリアント→リットだと思ってるんだけどな…。
なんか兄のことめちゃくちゃ出てくるし。
(-4) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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与えられた翼はいつかもがれて……。
[弟を心配している、それ以上の思いが 言葉の端に聞いて取れた>>*1:130のは、おそらく。]
知らぬ所でもがれ落ちる前に。 自分の手でもぎ取った方が安全な場所に落ちるものな。
[預かり知らぬ所で『変わる』位なら自分の手で『変えたい』と 言う気持ちなら、良く判ると微笑んだ*]
(*1) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[男の顔が酷く歪む。>>1:456>>1:452 かつて皆で遊んだ公園に仲の良い兄弟の影
彼の手が、手を引いて歩いてなかったとしても 隣を歩む姿が、2人の距離が縮まった事を知らせていた]
ガラーシャ……。
[シェニ、なぜ、お前が其処にいる 其処はお前が捨てた場所だろう、あのとき 目の前に居た癖、手を取らなかったのになぜ今になって ――…なんだ、まだ、壊れ切らないのか
男のしかめっ面が虹の瞳が濁りを見せていく 致死量まで足りない事を悔やみ、唇が弧を描いてた 此処までうまくやってきたはずだった
優しさに温もりに飢える友に手を差し伸べ そして、何度も諭し、頭を撫でてやさしさで漬け込んで]
(-5) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* !!! わ、ヴラドだ嬉しい(きらきら
(-6) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[――”いつか、きっと。”
―なんて、キモチの良い騙し言葉だろうか]
(-7) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[診療所から、冷めた紙袋を抱えて一人で歩く帰り道。 だんだんと冷たくなってきた石壁に手をあてた。 また『夜』がくる時間だ。
明かりのついていない静かな家で過ごす、 一人きりの夜が。
通り過ぎた公園で、手を繋いで帰る小さな兄弟と擦れ違う。 少しだけ足を止めて、その背中が見えなくなるまで見送りながら。]
──……いつ、迎えにきてくれるんだろう。
[人気のなくなった帰り道で 思わず呟いてしまった、弱音。 ずっと微笑みを張り付けていた顔がくしゃりと歪んだのは、 誰にも見られていないはずだ。]*
(3) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[不確かな希望をチラつかせ 今は無理だと、先送りにしたのにはわけがあった そうでもしないと、2人は仲直りするだろう?
そんなの、赦せるわけがない
醜く歪んだ歪な可哀想な幼馴染を 救い上げる手が、現れないように染み込ませて来た 手を伸ばすものを振り払させる為に、
止まり木程度、それだけで十分だぁ?]
[嘘に決まっている―――]
ユ ル サ ナ イ
[折角優しくしていたのに 優しく、壊さぬ程度に見護っていたのに お前は俺を裏切った。 ――だから、――いいだろ]
(-8) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[”壊して”しまって―――**]
(-9) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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― → モルチアナ工房 ―
[石壁もすっかりと冷たくなる頃、漸く店先の看板に色が戻る。
帰宅した工房の主は、緩々と背筋を伸ばして、 ただいま、と静寂に満ちた室内に慣習的な声を響かせた。]
……おや、クロードも外出か。 珍しいこともあるものだね。
[独りごちた声は、工房に満ちている静寂を聞いての語。
置手紙の発見はその後、 卓上に残された筆跡は紛れもなく弟子のもの。>>1:283 文字列を視線で追い駆け、内容を咀嚼し、嚥下。
緩やかに視線を炊事場へ向ければ、間を置いて瞼を伏せた。]
(4) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* ねむいけど、すごくどきどきして ねむれそうにありません……
>>1:312オペラ >>1:351ギュルセル 拾いたいけど拾い損ねたやつ……どっか隙間あったら…
(-10) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[自身は幼い頃よりなんでも出来た。
偶々興味を持ったのが弦楽器であっただけで、 頭の出来も、身体の出来も、非常に恵まれたものだった。
何処に何を置いたかなんて、問わずとも知っている。 一通りの家事も、無論苦でもなければ、難でもない。 本当は、何もかも。 誰にも頼らず生きていくことが出来る。
それなのに―――、一々を弟子に頼み、 彼に仕事を与え、雑務を任せ、無能を演じてみせた。 その役者ぶりと云えば、舞台に立っても可笑しくないほど。]
(-11) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* これはグロ展開ですかね(すごくうれしそう←
(-12) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[それは、正しく、彼の求める理想の師匠像そのもの。
腕は確かで、だが、手間の掛かる大人。 彼が居なければ食を忘れ、作業台で眠る。
彼が十年前に失くしてしまった、求めてくれる人。
完璧に作り上げられた、彼に依存する誰か。 それが、彼の知っている偽りのマラク・モルチアナ。
誰でも良い誰かの、偶々“誰か”であっただけの男。]
(-13) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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―夕刻―
おかえり、リット。
[従業員を返したばかりの店の中、一人後片付けをしていたら、夕日を背負って弟が返って来た>>0。その様子に目を細め、口にするのは柔らかな音色。]
もうちょっと、待っていてくれるか。 夕飯に食べようと、今パンを焼いているんだ。
[見れば厨房の竈がまだ動いているのが分かることだろう。パンは焼き立てに限る。とっておきの夕食には、とっておきのパンを。]
今朝持って行ったのは、食べられたかい。
[ついつい、弟の食をまず気にしてしまうのは、最早癖かもしれない。*]
(5) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* うわー[歓喜]
マラクさん俺じゃなくてオペラさん行くと思ってたら こう…妥協させてしまったのじゃないかって…!!!!!
(-14) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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――劇場『JewelsGarden』―― [太陽と月と星のない街の劇場は 太陽と月と星の幻を夢見せる。
麗しき女神像の隣で、 ちっぽけなリラ弾きは 飽くことなく音色をかき鳴らして。
偶には皆で食事でもどうかと 役者たちが声をかけても緩やかに首を横に振るだけ。]
予約してないんでしょう? 急に車椅子で行って迷惑になってはいけないし あまり遅くならないうちに帰るわ。
[夜遊びなんてしていたら兄代わりの駐在に怒られてしまう、と 冗談めかせば、その通りだと笑い声があがり リラ弾きもその中で笑みを浮かべる。
太陽と月と星を夢見る街に、虹の姿は見えぬまま。*]
(6) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[故に、クロード・クロニクルはマラク・モルチアナを軽んじる。]
(-15) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[理想の向こう側に居る、本当の己を彼は知らない。 否、知ろうともしないのだ。恐怖故に。>>1:258
師と仰ぎ、彼が親愛を抱く男の本当の顔から、 彼は巧妙に視線を逸らし、依存の対象とする。
何かの、誰かの、代わりでしかないと、 この十年、思い知らされ続けた想いなど、知りもしないで。]
(-16) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[窓から差し込む灯りが影を作り、置手紙の筆跡を静かになぞる。 乾いてしまったインキは指で伸びることも無いけれど、 それを見つめる男の瞳は、酷く歪んでいた。]
―――…ごっこ遊びも、飽きたかな。
[今まで、唯の一度も、彼は己以外に依存先を探さなかった。
試すような真似をした記憶は幾らでもあるのに、 彼の文字列は切り取り線にも似た、ひとつの切欠のようだった。*]
(-17) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* ごっこ遊び( ゚Д゚)
(-18) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[僅かに逡巡を重ねた男は、緩く欠伸を噛み殺し、 ゆっくりと炊事場へ向かうと、棚に並んだ食器の前で指を迷わせる。 自身の愛用のカップを通り過ぎ、態とらしく取るのは木椀。
ざぁ。と、その半円型に飲料水を溜め、 物言わず卓上のサンドイッチの隣に置き、扉へと視線を流す。
“一人では茶も淹れられない”マイスターは、 カップですらない椀に満ちた、白湯ですらない真水を前に、 緩慢に丸めた指背で頬杖を突き、唇の形を隠した。**]
(7) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* これ、表落として大丈夫かな、すれ違いあったら補完しようか
(-19) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[家へと帰宅すれば、すでに商品がなくなったのか、店は閉まって従業員の姿もなかった。 けれど、店の奥にある竈はいまだ働き中のようだ。>>5
厨房の方から鼻孔を擽るパンの香りが香ばしい。]
サンドイッチだったからね。 簡単にすませたよ。
ありがとう、美味しかった。
[歩きながら噛り付いた、なんて言えば行儀が悪いと言われるだろうからそこの部分は告げずに。]
あ、そうだ。 夕飯の件だけどさ、シェニさん誘ったんだ。 それと、ガラーシャも連れてきてくれるって。
久々のメンツだから楽しみだよ。
[朝兄が言ってくれた言葉。 誘っていいと言われたから誘った人を告げて。 それともう一人。
兄と自分の共通の幼馴染の名前だ。]
(8) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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- 魔法屋 -
[クリスタ嬢と店で会えたら件の人形の進行具合を尋ね、 試作品があれば幾つか貰えただろうか。
まだならば、今日は諦めて変えるだろうが。 昨日黙り込んだ様子を思い出して、 変わりが無いだろうかと目を凝らす。
会えなければ、足が棒になるだろうがと 文句を言いつつ店から離れるしかなかった*]
(9) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[独り家の中、如何しようかと悩んでいるだけで時間というのは過ぎ去っていく。 この時間じゃ戻ってもやる事は限られるし、 家にいても変わらないんじゃないか。
そう言えば従兄弟に取りに来てほしい預かりものがあるともいっていた。>>1:137 それも取りに行かねばならない。
如何するか否、駐在へ寄って工房へと戻ろう。 変に生真面目な弟子は、やはり師が気になって仕方がないんだろう。]
ふぅ、仕方ない。 レベックも置いてきちゃったし、一度戻ろうかな。
[よいしょっと腰を上げて、結局は戻る。 温もりがあるあの場所へと。*]
(10) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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―→ 駐在所――
[探し人は見つける事は出来た だが、どうやら>>1:452>>1:456兄弟水入らず とは言わないが、それなりに距離を縮めたようだ
…昨日の様に互いを傷つけ合って居たのなら 止めに入ったが、其れは無く見えた為 いや、今の男に2人を止める資格など何処にもないから
…後にしよう、後できちんと謝ろうと 自転車を回しこぎ、声を掛けずその場を後にした 向かった先は、わが家でもある駐在所で]
……、そうだ。連絡をしておくか
[駐在所奥、自宅として使っているスペースに戻り 男が手に取ったのは通信用の宝石だった。
悪友へ>>5連絡を取ろう、 また今度飲まないかそう聞くついで 今日会った、リットの事を少し話しておきたかった
あまり使わぬ魔法を唱えること数秒。彼は気づくだろうか*]
(11) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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― 次いでに、ガラーシャが来て居ないか尋ねよう
[逃しはしない、もう決して*]
(*2) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* どう考えてもこの恋、余裕ない。
それはともあれ、じっくりとストーキングを考えたいですな。 まぁ、想いがあるので後は思うままに進むだけ。
(-20) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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――街中―― [朝の光も夜の光もない街は それでも石壁の冷たさで朝と夜を隔てている。
徐々に静けさを増していく街の中、 家路を辿る車椅子が きぃきぃと小さな歌声をあげていた。
二人暮らしの家に、帰りつくのは一人と一つ。**]
(12) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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―→ラビュリントス―
こんばんは。
[掴んだ手は離されたが、弟はリットの話を聞くために幼馴染の兄弟の元へはついてきただろうか。>>1:456
おそらく自分たちはまた不自然な距離感で彼らを訪ねることになっただろうし、楽しみに待っていてくれたらしいリットの表情を見るのがつらかった。
弟が上がるかどうかは知らないが、 リットと話があるだろうから 男はリアントに眉を下げて声をかける。]
なんていうか…ごめんね?
[謝った理由はいくつかある。
せっかく弟のリットに呼んでもらったのに、気まずい空気を持ち込んだこと。 弟は多分、食事を取らずに帰ること。 具合があまり良くないみたいだ、とは、言い訳だ。
そして、一番謝りたかったリットの旅を後押ししたことについてはリットの口から聞くべき話だろうから、自分からは言わなかった。]
(13) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* 秘話くるまではせめて待ちたい気持ちはあるけど眠い…。 多分リアントだと思うけど、表ロルはあるんだよなぁ。
(-21) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[此処へ向かう道中、
『俺が星を見たいと望んだ。無知が無謀が』>>1:455
頭を巡っていたのは、その一点。
弟は星を見たがったことを後悔していた。
自分は未だ、星を手に入れたいと願っているのに。
小さく謝った掠れ声と、兄と呼ぶ声は耳に届いていた。
だからもう、それで充分だ。*]
(14) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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― →モルチアナ工房 ―
[ゆっくり歩いていた足取りは徐々に早歩きと変わる。 駐在に寄るという予定すら忘れ、 ただ工房を一直線に目指した。
工房が見えれば、中から人の気配のする光すら満ちていて、 ガラっと勢いよくドアを開けた。
入ったこの場所に居ないと成れば、光のもれるは炊事場。]
―――…えぇー…、流石にないでしょマラクさん……。
[その絵面は流石というか、期待を裏切らない図。 木椀に恐らく水というコンビネーションで頬杖をついている師。>>7 いや棚に愛用のカップあるし!冷蔵庫には麦茶があるし!
言いたい事は沢山あった。 それでもまず弟子がやる事は、棚からカップを取り出し冷蔵庫から麦茶を取り注ぎ。 木椀を取り上げればカタンと卓上へとカップを置こう。
本当に “自分がいないと何もできない師”だと再自覚をする。 仕事を抜け出した事を謝罪する事も忘れ、麦茶を飲みだす師をただ横目で見つめていた。**]
(15) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[己の脚はゆっくりとしか歩けない。其れも短距離しか 同僚らから囁かれる、壊れ物というならそうなのだろう 片方の瞳は見えず、片腕もなく そんな己を大切に思う人などありはしないと――ありはしないと どうして己は、そう思うようになったのだったかとんと思い出せぬ
”いつかきっと”現れる時がくる
幼馴染からはそう優しく囁かれるけれど そんな事はありはしないと、知っているのに
無意識に刷り込まれて居る事に気づかずに、 誠実な兄から差し出される手を、拒絶する そうすることで己の心を守ろうとして 実際は、相手を信じ切れないだけなのに]
『ふー……!』
……キュル?
[肩に乗っていた黒猫が、何故か明後日の方を向いて唸る 不思議に思い数拍おくれ、其方の方を振り向くものの]
(16) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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なんだ、何もないじゃないか
[相棒の額を撫でるけれど未だ、毛が逆立っているのはどうしてなのか ”その視線”の主が立ち去った事を知らずに 分からず首を傾げて、其れから今の兄の距離を思う 並んでいるのに、自分から手を伸ばせば、届く距離なのに どうしても心の枷が邪魔をする
諦めようと言う心、兄の幸せ願う心 何方もが共鳴して、余計に雁字搦めになる
再び痛み出す脚はやせ我慢。近くにこの街を出ると決めた 己にとっては最後になるかもしれないそんな、兄との時間 せめてもう、少しだけ――
ラビュリントスへ向かう足がゆっくりなのはきっと、 足の痛みの所為だけじゃなかった*]
(17) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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- 工房 -
[その日はそのまま昨日から滾っている情熱を炉にくべる為、 食事を買っただけで、急いで工房へと戻る事にした。
炉の前では夜の冷たさも届かない。
時間が過ぎ去った事に気付いたのは4枚の翅の蝶の ブローチの台座が幾つか出来上がってから。
翅の先まで伸ばした蝶は自分で見ても、今にも飛び立ちそうで なかなか気に入った。]
旅先でマントを留められる様に、 ピンは太くした方が良いか?
[この細さでは舞踏会なら兎も角、 旅で使う丈夫な布を何枚も貫いたら曲がってしまう。 太さによって蝶の大きさも変えなければ。 リット自身の身長とも合ったものを作らなければ、と サンプルが何枚も作り上げられていく。]
(18) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[ラリッサを見送った後、 別れ際に繋がれた手に目を落とす>>1:447
普段と変わらないはずの手の温もりに。 絡められた指先に。 不安のようなものが、滲んでいた気がして…。]
………そうだ。 カップと皿、片付けないと。
[思考に蓋をするように、 次に取るべき行動を言葉にする。
それに、リットに渡す薬の準備もしておかないと。 丁度用意できた頃にリットが訪ねて来るとは知らず。
午前の診察を終えて、診療所の扉を静かに閉めた。**]
(19) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[絡めた指の感触に、らしくなく心臓がざわめく。
可愛い、大切な、妹のような、私の幼馴染。 壊れた私へ、最初に手を差し伸べてくれた人。
別れ際に絡めた指先へ そこに残る彼女の熱が消えてしまう前に。
崇拝にも似た気持ちで、そっと、そっと…
唇で 触れた。
**]
(-23) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* なんか、自分が秘話見逃してるとか勝手にフィルタかかってるとか思えてくるけどないよね? 大丈夫だよね? 秘話って多分内緒と同じ項目だよね?
(-22) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* ちょっとこれで秘話の扱いいいのかすっげぇ不安! しかし寝る。
(-24) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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― →ラビュリントス ―
……こんばんは。リットは在宅でしょうか
[近くても遠い不自然な距離>>13 そのまま正体主の兄の経営するパン屋へと現れれば、 開口一番尋ねる]
用事があると聞いてきたんだけど、何だい ……それと食事とのことだが俺は――
[ちらりとリアントと話す兄を見た後声を潜め]
摂らずに帰りたいと思ってるんだ ほら、箒の練習もしたいし
[いいわけだ。折角の兄の心地よい空間を 自分が壊したくなくての、思いからの*]
(20) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* 正体主→招待主 いやあああ誤字ぃぃぃ
(-25) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* しかし箱前でにやついてしまってきもちわるい(じぶんが ヴラドだーうれしいなーってヾ(*´∀`*)ノキャッキャ にいたんとウラドに強いの投げてたので、 わーいっておもっていたりする
(-26) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* うわああああたぶんこれ初百合ですよ!初百合!!
(-27) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* お薬もらったってことは、寝た方がいいのかしら。 ちょっとぎくしゃくしたとこから開始だよね。 うわあああいよろしくお願いしますメアリー!
(-28) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[元より弟は自分の“物”。
弟が与えたがっているらしい、元の居場所も要らない。
元々持っていたものだから、もう要らない。
失ったと思った時、取り戻せないと思った時、 なんだかもったいなくなったから、 また取り戻せないか試してみた。
頑なに拒絶する癖、弟は自分を兄と呼んだ。
後からついてくる弟が本当は自分の手を求めていると気づいていた。
(*3) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[休む事無く炉の前で作り続けられたのは、 蝶細工への熱意だけでは無い。
手を加えた女神像の瞳はターコイズ・ブルー。 音は届かなくとも、その瞳が見た物は工房の鏡に映し出される。 何かを忘れる様にリラに没頭する姿>>6に、見惚れ。
思わず呪いを口にする。]
あの指輪が愛の証なら。 その想いのまま指を抱きしめ、動かぬ様になれば良い。
[鏡を見るターコイズ・ブルーの瞳は、 炉の炎を映し、何故か暗い色で燃えていた**]
(-29) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[おいしかった、と言われれば、目元を緩めて喜色を示す>>8。そりゃぁ、よかった、と。別に歩きながら食べたと言ったからって、何も言うわけがないのに。サンドイッチというものは、どこでも手軽に片手で食べられることに意味があるんじゃないだろうか。 と、弟が誘ってきたという二人の名を聞いて、ほんのりと目を細める。]
……へぇ。 珍しい組み合わせ。
[ほんの少し、大丈夫なのだろうか、と思わなくもない。だが、二人が了承したのであれば、大丈夫なんだろう、と。一応、思う事にはするけれど。]
そうだなぁ。 あの頃のメンバーで集まることなんて、 最近じゃ、もう無いもんなぁ。
[思い浮かべているのは、弟と同じ過去だろうか。]
(21) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[それに気づいた途端、
どうでもよくなってしまった。
それより今は、もっと手に入れづらいもの。
まだ一度も手に入れたことがないもの、
それが欲しい。*]
(*4) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[兄と簡単な会話をして、もしも手伝う事があるのならば、出来上がったパンを運ぶくらいは出来るだろう。
そうしていれば店の入り口から聞こえるのは、幼馴染の声だ。
パタパタと足音響かせながらやってきた二人を出迎えようか。>>13>>20 しかし予想通りというか、想像通りというか、 二人の雰囲気は良いもの、という感じではなく。]
いらっしゃい二人とも。 急にごめんなガラーシャ。 シェニさんも、俺が我儘いったんだし、謝る事ないですよ?
いやぁ久々に帰って来たし、なんか一緒に飯食いながら話したいって思ってさ。
ほら、昨日のじゃじゃ馬箒の事とか!
[雰囲気はよくなくても、だったらそれをよくすればいいこと。 まずは来てくれたことに感謝するようににぱりと笑顔を浮かべた。
けれど帰って来たのは、食事を断る内容で、それをきけば途端にしゅんと表情を落として。]
そっか、ガラーシャは俺と飯なんて食いたくないのか…。 いや、別にいいんだけどさ。 急な事だったし…。
[少し拗ねたように唇を尖らせてブツブツとつぶやく。 勿論体調が悪いというのなら、無理に引き留めることはできないけれど。 けれど、本当はそうじゃない事を知っている。 ただ、兄という存在から逃げていることを。
だからこそ、余計にむすりと拗ねたようになってしまうのはしょうがないだろう。]
あぁ、じゃあ俺の頼みも聞いてくれないか…。
[そうして頼みたいことがあることを、ぽつりとつぶやいて、チラチラと不愛想な友を覗き見ようか。*]
(22) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* あれ?うち真面目に秘話切ってる? 狂人皆喋ってるよね?
なんか自分がまたやらかしてる気がして怖いんですけども。
(-30) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[パンの焼き具合を見ようと、竈の面倒を見たところで、ふと、傍らに立てかけてあったステッキの、埋め込まれた宝石の一つがきらり光ったのを目にする。>>11]
ん?
[ステッキを手に取れば、声が届いたことだろう。相手を確認すれば、答えようと、口を開くが。]
……あ、ちょっと待って。
[通信を繋げたまま、来客>>13へと振り返った。]
や。 待ってたよ、シェニ。 それから……ガラーシャも。
[連れ立って現れた、彼の弟>>20にも目をやって、にこりと笑みを見せた。兄の方から口にされる謝罪には、首をかしげ。]
うん? どうした?
[何となく、重ったるい空気を謝られたのだろうとは思う。だが、それを気にしない素振りくらいは、何の苦もなくできるのだ。]
(23) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[通信を介して、ガラーシャの名前も出たことに、気付くかどうかは君次第……>>*2]
(*5) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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なかなかの出来だと思うが、どれを贈るかは リアントに選んで貰う方がいいか。
[翅の大きさ、広げ方等少しずつ型の違う蝶の台座が 出来れば、使う宝石の選別が必要になる。 ただどれを使うか、どの翅にどの宝石を置くかなど、 結局リアントと話さなければ意味の無い事。
後はやるべき事が無い所まで一気に進めると、 今度は一気に気が抜けたとばかりに大きく伸びをする。]
うおおおおおおおおおおおおお。 何か肩凝ったな……。
メアリー嬢、肩揉んでくれねぇかな。
[硬くなった肩を回しながら、マッサージにでも行くべきかと 立ち上がり背を反らせる運動。 丁度例のペンダントのモチーフの話も出来るだろうと 時間を気にせず外に出て。]
(24) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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え、夜!?
[冷えた空気に驚いた。]
あれ。 これ今から行ったら怒られるパターン?
[因みに前例があり、その時は無言で療師父に 鍼と灸をされて大の大人が寝台の上で跳ねたと言う 不名誉を貰った事があった。]
い、一応行ってみるだけ。 行くだけならタダのはず。
[爺が出たら適当に寝不足だと言って薬でも貰おうと決めて 訪ねようと決めたが、気紛れが服を着ていると呼ばれる自分だ。 他に誰かに出会ったり、何かを思い出せば 脇道に逸れてしまう可能性も大であった**]
(25) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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―いつかの話―
[工房に弟子入りしてから少し経ったぐらいだっただろうか。 師に尋ねてみた事があった。]
ねぇマラクさん! 俺もマラクさん位の腕が持てたら、一人で工房できるかな?
[ただの興味本位で聞いた事。 自分も師と同じ歳位になればきっと弟子なんだから成長してる。 そんな子供みたいな夢を描いていたんだ。
師はただ黙って頭に手を添えてくれた。 『うん』とも『きっと大丈夫』とも声には出してないけど。
これはそうだよというサインだと思ったんだ。 だって従兄弟や父さんはいつだってそうやって頭を撫でてくれたから。]
(26) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[だから、師もきっと一緒なんだって、そう思っていた。**]
2016/02/29(Mon) 02時頃
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[だから、師もきっと一緒なんだって、そう思っていた。**]
(27) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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リアント、夜分遅くに済まないな
嗚呼リット、別に、用事があるなら謝らずとも 俺は別に構わん、が……ってあっこら莫迦、 箒は言うなよ、箒の事は
[出迎えてくれたリアント>>23に、不愛想ながら一礼した後 リット>>22が早速兄や彼の兄に自分の所業を暴露しようとしている おい馬鹿止めろと玄関に立て掛けた、 箒という何かになってしまった其れに遣る視線はちらりとして
それから太陽の様に笑う年下の幼馴染に、 如何してそんなに嬉しいのかと言わんばかりに、瞳を僅か細める 唯、自分が食事を断った時。其れが曇ってしまうのを 目の当たりにした時の心境は、一言で言うと凄く気まずい]
リット、あのだな 急なのは確かだがお前と食べるのが嫌というわけでは…… ほら、箒の練習……ほうき……
[黒猫はあきらめなよーと言わんばかりににゃぁと鳴く 知ってる。俺は昔からこの幼馴染がしょんぼりした様子なのには弱い 頼みには頷いて、その内容を聞いていたのだけれど]
[頼みごとを聞きながらもその間 拗ねていながら此方をちらちら覗き見る視線 晒され続けた結果――
一度だけ申し訳なさそうに兄と、リアントを見て]
(28) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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……その、迷惑でないなら 夕餉をですね、その……
[と、申し訳なさそうに切りだすのであった*]
(29) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[リットと話し込むガラーシャ、二人の声も聞いてはいるが>>20>>22、それが二人の話であれば首を突っ込むことはしない。代わりに竈の戸を開けた。 丁度良い焼き加減のパンを見ると、ふ、とひとつ笑みを見せ、ステッキで竈をこつりと叩く。中からふわりと浮きあがったパンを導き出せば、竈の扉を閉めて表面の紅色の宝石を一撫でした。程なくして竈は本日最後の仕事を終え、眠りにつくのだろう。]
そうだ、ヴラド。
[思い出した様に、ステッキに向かって言葉をかける。]
これから食事会だ、お前も来るか? リアント様特性のビーフシチューと、焼き立てパンをご案内だ。
[冗談を交えて言った言葉は、近くにいたのであればシェニには聞こえたかもしれない。]
(30) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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パキ
――ポキッ
ぺキ
(-31) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[暗い光の灯らない地下牢。 響くのは、骨を折る音、大事な大事な両親の骨を 男は無心で折り砕いていった
男を産み出した、もの 大好きだった、愛おしかった、――だから壊した 泣き叫ぶ声も身を切りすり潰す音も、 みんなまだ耳に残っている
彼は、どんな風に壊れてくれる? 泣き虫な本性をひた隠しに、無口で無表情を装った 醜く歪んだ、幼馴染の悲鳴を、嘆きを想像するだけで
――じくりっとズボンが膨らんでいく
砕いた骨を口に含み、奥歯で噛み絞めて]
(-32) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[どうやら、弟にほだされたらしい様子のガラーシャ>>29に、くっと喉を鳴らして抑えた笑いを零す。振り返る眼差しは弟を見るそれに似ているんだろう。]
いいよ、勿論。 そもそも、友達連れておいで、って言ったのは、 俺なんだから。
[焼き立てパンを片手に、逆の手にはステッキを持って。さぁ二階へどうぞ、とステッキで示す。リットに贈った視線で、さぁ二人を案内してあげて、と言ったのは、通じてくれればいいんだけれど。]
(31) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* 骨食ってる! 是は最後ガラーシャ死にますわ…… にーちゃん、先立つ不孝をお許しください(アーメン
(-33) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* 同時に二人以上と絡むのすげぇ苦手なんだけどね!!!! 同時に4人になりつつあるよ!!! 頑張れ俺!!!!
(-34) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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ばりッ、
ぼりっ
[慣れ親しんだ骨の味と感触 いつもなら飲み込むそれを落とすのは鍋の中 銀の粘膜を孕んだ骨が、胎盤が、光る
其れをキッチンへ持っていき。 彼が大好きな甘くて苦いチョコレートと溶かそう 男を構成した父と母の、それを彼にも味わって欲しい 血と肉を作り上げた骨を混ぜればきっと近くなるだろう 血の繋がりなど関係ない、もっと深く繋がれる
子どもたちに配るチョコレート屋のもの
それに何時も仕掛けていた ――毒という名の精子を加えてようと]
ん っ ――ふっ……あっくっ はぁ
[光悦とした顔は何時ものしかめっ面から 想像もつかないほどの歓喜と怨嗟に溢れていた 甘く蕩けるチョコの苦味が何かって決まっている 口数少ない彼に与えてきた甘いチョコレートは特別製 最初から、ええ子ひいきをしていたのだから
一番、可愛い幼馴染だった いちばん、悲惨で哀れで―どうしようもない友だった 脆く壊れかけた身体と心を引きずる姿
それを見るだけで感じるエクスタシー
きっとあの猫は気づいていたのだろう 邪魔だと思われていること、相棒を見る男の瞳の奥 隠し切れない、光悦と歓喜が混ざっていたことを
男の一部、生を育むべき熱、心に近いもの 沢山味わって欲しくて零れた白濁を手で掬い混ぜていく チョコレートの中に溶ける、液体と固体 其れらを掻き混ぜる男は鼻歌さえも奏で始め
唄う、唇に誰も知らない笑みを浮かべていた*]
(-35) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* >>俺定期でミルク(意味深)入りチョコ食べてた事実<<
(-36) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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―回想・幕間―
[店が暇になる、ほんの隙間の時間帯という者がある。その隙に、普段は何かを口にしたり、あるいは配達に出たり、ちょっとした用を済ませたりなどするのだけれど。(ちなみに従業員にはきっちり定められた休憩時間がある。) スケッチブックを抱えてやってきたギュルセルと話し込んだ日の午後、そんな隙間時間に青年が訪れたのは、店の二階の自室だった。]
たしか……この辺りに……
[父親の遺品を、まとめて閉まっていた衣装箱の中、探していた者を見つけると青年はその表面をそうっと掌で撫でた。何の変哲もない、宝石箱。こんなものを持っているような父ではなかったから違和感を感じた記憶がある。……そして、その宝石箱が開けることができないようになっていた、ことも。]
……。
[宝石箱を封印しているのであろう、一粒の宝石に、そっと指先を乗せて。すぅ、と青年の眼が細くなる。それは、青年が特別集中している時の顔だった。]
(32) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[箒の事を、口止めされたのはヴラドへだけ。 口止めされた事には堅く閉ざすが、しなければ緩いのが人の口というもの。 なんてったって、昨夜の時点で自分の兄には話してあるのだから。
知られたくない事に戸を立てなかったのはガラーシャの責任だろう。 つまり俺は悪くない。 むしろそれをいうならば、すでに一番の雷男ヴラドへとバレていたのだから意味がないようにも思える事。]
箒の練習なんて日が落ちてからやったら危ないだろ? 明日の昼間にでもやれ。 むしろやろう。 うん、しょうがないから俺も手伝ってやる。
[言い訳をずらずらと並べる友へ、一つ一つを論破して。 極めつけに落ち込んで見せれば悩みだすのだからチョロい。>>28 心の中ではブイサインである。]
(33) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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迷惑なもんか。 なぁ兄貴?シェニさん?
[よし落ちた。 申し訳なさそうに切りだしてくれば、後はこちらが承諾するだけ。
その申し訳なさを向けられているのは自分ではなく兄ズであるが、元々兄が良いと言ったのだし、ガラーシャを迎えに行ってくれたのはシェニさんだ。 迷惑なんてことはないだろうと二人に承諾をとって。
兄の視線を受ければ>>31、彼の身体に負担にならない程度に、 ほらほら入って、と彼の背中を押してやる。]
ほらほら、シェニさんも早く。 はい、二名様ごあんなーい。
[ガラーシャの背を押しながら、シェニの方へもついてくるように告げて。 案内するのは生活空間である二階。*]
(34) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[そもそもの話。青年のお菓子が旨いとされる一因に、青年自身の持って生まれた魔力がある。温度調節が命である菓子を作るにあたって、これ程適した魔力は無いんじゃないか、と青年自身は思っている。しかも、青年は魔力の扱いに関しては異常なまでに器用で、体の部位ごとに温度を変えるはもちろん、表皮と内側で変えてみたり、あるいは隣り合う細胞同士で変えてみたりなど、息をするようにしてのけた。
だから。]
ッ、
[青年の指先で、バキリと音が鳴り、封印石が真っ二つに割れる。膨張率のゆがみを利用した、破壊。そして。 あっさりと、開いた宝石箱を、ひっくり返して中身を床にぶちまけた。青年の眼が、ぶちまけられた装飾品を順に辿ってゆく。そして。]
……あぁ。 やっぱり。 ――……。
(35) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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久しぶりだね。 お母さん……。
(*6) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[中のいくつかをぎゅうと握りしめ、そっと口づけを。閉じられた瞳の奥で、何かの色がちらりと揺れる。 しばらくして、握りしめた、星屑の散る紺色の宝石たち以外をそっと宝石箱へと戻して。それからその宝石箱を布の袋へと仕舞、自室の箪笥の中へとしまうのだった。 掌に残った大小さまざまな宝石たちは、青年の耳たぶに埋め込まれたそれに、酷似していた。*]
(36) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* リアントって白ログが既に赤ログな感じがする。
(-37) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* さすがにもうねよう。 明日から残業だし…。
もし朝起きても秘話なかったら流石にコーラリアに秘話送って確かめてもいい、よ、ね?(ふるえ こっちが設定ミスってるならそれはそれで早く治さなくちゃだし。 一応見た感じ大丈夫なはずではあるんだけども…。
(-38) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 02時頃
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[リットは不自然な雰囲気を察しているだろうに、いつもの明るさで出迎えてくれて。>>22]
我儘なんかじゃないよ。 ありがとう。一人で食事はつまらないし。
[弟が声を潜めて話す声は聞こえなかったが、リットの口から『例のじゃじゃ馬箒』と聞こえたのだけ、強く耳に残った。
リアントもいつも通り。>>23 敢えて触れない優しさに感謝する。]
…ありがと。
[謝罪の代わりに今度は、礼を言っておくことにする。 リアントは通信中らしく、声が聞こえた。>>30
相手はヴラドらしい。]
そうだね、せっかくだから、来たらいいと思うよ。
[その声は通信先には届いただろうか。 不思議と穏やかな気分でそう言えた。
リットに押されて負けたんだろう夕食を取っていくと申し訳なさそうに告げた弟に>>29]
断る方が失礼な時もあるんだよ、ガラーシャ。
[と、告げる声も、昔と変わらぬまま。*]
(37) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[通信機が繋がったのは 鍋でチョコレートを混ぜているときだった 長い1人暮らし、生活のすべの基本は心得ている
熔けるまで少し時間が掛かったがまずまずの出来だ]
…お、…もしもし。リアントか?
[届く声に返すのは何時も通りしかめっ面に 似合いの声量で、彼にそのまま話かけようとして 丁度、聞こえてきた名前と声に男は黙ってしまう>>23]
(38) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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……ほぉら、直ぐに見つかった
[何処にいたってすぐ分かるんだ>>*5]
(*7) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[それから暫く後まで放っておかれ おい、どういうことだ、これが放置プレイというやつか などと思いながら、待つことしばし
冗談を交えての言葉に一呼吸 もう1人の声もする、懐かしい声の音だ>>37]
…喜んで、と言いたいところだが 実は今チョコレートを作っている途中でな どうせなら固めてしまいたいから、遠慮しておくよ
そっちは兄弟同士仲良くやっているのだろう?
[邪魔する気はないと通信機に見えない癖、 首を振り後でパトロールに出かけるから 少しだけ覗くかもしれないがとだけ付けたして 通信機を切ってしまうだろう**]
(39) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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………、リットが何か企んでいるぞ
[君にとって良くない事を 声顰め、忠告めいた言葉を言うのはこれが最初ではない 男を頼る弟分の秘密は何時だって彼の兄に筒抜けだ**]
(*8) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[まぁリットの事をヴラドに口滑らせてしまったのはこっちの落ち度 後は口止めも緩かった以上仕方ないね。あきらめましょう ]
いや、箒にはギュルセルが改造してくれた女神像にランタンという 暗闇でもばっちり照明機能が…… それに明日の昼は配達は休み、だけど 手伝って、くれるならそうだなぁ……
[代わりの提案やら論破やら パーフェクトにされてしまった不愛想な配達員 年下の幼馴染にチョロいと思われているのを知らぬが仏か]
……リット。リアントも 、断る方が、失礼、なの?兄さん
[出した結論見たリットのさっと承諾2人の兄に取る様子>>34と リアントの抑えた笑い声、零す様子に益々居たたまれなくなる 無論恥ずかしさで、である>>31 良いという返事に、お世話になりますとリアントに一礼を 其れの決め手は、断る方が失礼だという兄の言葉でもあった>>37 問いかける際無意識に兄と呼んだ事には、気づいていない]
(40) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[2階へと、リットに背を押され戸惑いながらも1歩1歩と 猫はすたりと床に降り、一緒に階段をあがる こうして彼らの家にパンを買う用事以外でお邪魔するのは何時位か 幼い頃は、遊びに来たよと顔覗かせて 二階で星の話をしたこともあったと思い出す
今も変わってないのだろうか、と胸中で呟き 一段、階段に足をかける
その際縋るように兄を見てしまったのは無意識だ 昔みたいに、行くよと声をかけて――否 そんなことは、ありえない
首を緩く降って、視線外して時間をかけて階段上り 彼らの生活空間に足を踏み入れた*]
(41) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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/* >>39 放置プレイwww
(-39) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[ヴラドの声は、ガラーシャのことを探しているようだった。>>*5
良かったね、ガラーシャ。
そう、男は思う。
弟が欲しているのは幻想に近い優しい兄。
“優しい優しい”幼馴染なら、お前の兄の代わりになるよ。*]
(*9) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[それから、数分後 あまり得意ではない魔法を使い チョコレートを固めてしまおうか
いつもなら、きちんと冷やしてやるのだが 今日は特別だと自転車の荷台にそれを乗せて ペダルを扱ぎながら、夜のパトロールにと向かった
何時だって護るのが男の役目だ 倖せであれば良い、幸福であれば良い――**]
(42) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 02時半頃
駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 02時半頃
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なんだよ、つれない奴。
[ぷつりと切られた通信>>39に拗ねたような顔を見せたのも一瞬。それから、ほんの一瞬。すぅと細められた眼差しに、気付いた者はいないだろう。 それから二人を案内して階段を上がるリットを見守り、お客さんらが上がったその後ろから、ゆっくりと、階段を上って行く。決して急な階段ではないが、万が一にも転がり落ちることが無い様に。 いざとなったら支えられるように、なんて、内心で思いながら。]
じゃ、ちょっとその辺でくつろいでて。
[階段を上がった所はダイニングキッチンになっている。木製の机と、同じ色調の椅子、どこへ座ってもらっても構わないが、青年の愛用のコートと同じ、星空の柄のクッションが置いてある椅子は普段青年が座っている場所だ。 見える位置にあるみっつの扉は全て閉ざされていて、その内二つは青年と、それからリットの資質につながる。残りひとつは洗面所やら、トイレやらにつながる廊下で、その先に父の使っていた部屋がある。 まぁ、そのあたりはリットが案内してくれるだろうと、任せることにして。]
お腹、空いてる人ー?
[誰にともなく尋ねながら、たっぷり煮込んだ鍋を火にかけ、もう一度温め直し始めた。パンを薄く切り分けて、それを先に机に並べておいてから、器を温めたりなどする。ついでにちょっと、サラダなんかも作ろうか。 慣れた仕草で動き回ってはいるものの、準備には15分くらいはかかるだろう。]
(43) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[楽しげな談笑 聞こえてくる声に>>40男は虹色の瞳をゆがませた あれだけ言い聞かせたのに、まだ足りないのか
いや、今回は俺の落ち度だ
やはり離すべきじゃなかった 反省は次に生かされなければならない
大事に抱えた仲直りの為のチョコレート 甘くて美味しいそれを、彼に渡してちゃんと話あおう
――その顔が酷く歪む瞬間を作る為
誰よりも、誰よりも尊く愛しい、 幼馴染へ** ]
(-40) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[悪友と呼んで久しい相手から、今まで得た警告の数々を思えば、聞き流せるはずの無い一言。>>*8]
さぁて、今度は何をやらかしてくれるのかね。 うちの、弟君は。
[そっと呟いた声は、シェニには聞こえてしまったか。どこか愉悦を含みながらも、その眼差しに宿る色は隠しようもない。
作り物の翼は、いつか捥がれてしまうから だから、その翼で飛び立つ前に 飛び立てないように、翼を奪ってしまおうか
大切なものは、手放したが最後 決して手の届かぬ所へ行ってしまうものだから]
(*10) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[幼馴染の兄弟、二人が揃っている姿は、いつもバラバラに彼らに会っていた男には懐かしくもあって、やはり微笑ましく見える。
その二人が離ればなれになることはわかっていても、やはりリットに味方してしまうのは、夢のことがあるから。]
…うん、遠慮しすぎるのはガラーシャの悪い癖だと思うよ。
[兄さんと普通に呼ばれたことには気づかないふりをして。>>40
二階に案内されるままに、階段を上ろうとして、弟が此方に視線を送ったのに気づけば、階段はきついだろうかと手を差し出したけど、反応はどうだったか。>>41
二階に上がれば、言われるままに“適当に”、昔遊びに来た時と変わらず腰を下ろす。]
空いてるよ。てゆーか、今日は朝から実は何も食べてない…。
[リアントの質問と、食事の良い香りで>>43、漸く空腹を思い出した。*]
2016/02/29(Mon) 02時半頃
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[幼馴染の兄弟、二人が揃っている姿は、いつもバラバラに彼らに会っていた男には懐かしくもあって、やはり微笑ましく見える。
その二人が離ればなれになることはわかっていても、やはりリットに味方してしまうのは、夢のことがあるから。]
…うん、遠慮しすぎるのはガラーシャの悪い癖だと思うよ。
[兄さんと普通に呼ばれたことには気づかないふりをして。>>40
二階に案内されるままに、階段を上ろうとして、弟が此方に視線を送ったのに気づけば、階段はきついだろうかと手を差し出したけど、反応はどうだったか。>>41
二階に上がれば、言われるままに“適当に”、昔遊びに来た時と変わらず腰を下ろす。]
空いてるよ。てゆーか、今日は朝から実は何も食べてない…。
[リアントの質問と、食事の良い香りで>>43、漸く空腹を思い出した。*]
(44) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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/*全くもってやさしくなくてごめん!! ひわきもちわるいな、(にどみ ガラーシャはぁはぁをこめました
(-41) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 02時半頃
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/*たいようとほうきとねこ
たいようの存在をなんとかききださないとな
(-42) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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― 自宅 ―
[静まり返ったリビング。 紙袋をテーブルに置き、鞄を下ろしてストールを外した。
カサリと鞄の中で音がして、もらった薬の存在を思い出す。 渡してくれた時の、姉のように慕い憧れる幼馴染の優しい掌も。]
───……どうして。
[頭に、指先に、残る感触は優しくてあたたかいのに。 思い出せばまた暗く気持ちが沈んでいく。
食後と言われたからには、 何か食べてから飲んだ方がいいんだろうけど。 胸の辺りがもやもやして、お腹が空いていない。
喉元に手をあてて悩んでいると リビングの隅に置いてある置時計の空で微笑んでいた月が、 ぱちりと目を開けてウインクした。>>1:351
どういうタイミングかわからないけれど いつ見れるかわからないそれが、見れた時には。 ちょっといいことがあるような気持ちになれる。]
(45) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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|
[月のウインクに、ふふ、と小さく笑みが零れて ほんの少しだけ気持ちが浮上する。]
うん。薬だけでも、飲んで寝よう。
[粉薬をひとつ、手に取り。 水で喉の奥へ流し込めば、ゆっくりと息を吐き出した。
私には、いつか迎えにきてくれる父がいる。 私に一番に気付いて、伸ばしてくれる腕がきっとそこにある。
小さく口遊むのは、いつかの真夜中に聞いた寂しくて優しい旋律。 掠れた私の声で紡がれるそれは、とても脆く室内に響き。 ふわぁ、と小さく零れた欠伸に続きが途切れた。]
(46) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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|
どうしよう、眠い……。
[多少眠くなるって言われた気がする。 飲んだ薬のせいか、ふわふわと意識が揺らぎ。 瞼が重くなってくる。
着替えなきゃと思うのに、これ以上身体がうごきそうにない。 私はふらふらとリビングにあったソファに横になり そのまま夜の底におちていくように、目を閉じた。]**
(47) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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|
[遠慮しすぎが自分の悪い癖と紡ぐ兄>>44 そうなのだろうか。じゃあ遠慮をせずに、 差し出してくれた手を握るのは許されるのだろうか 迷惑になると分かっていても。孰れ離れると分かっていても リアントとリットの兄弟みたいに ずっと一緒に居られることはないのだけれどとそんな事を考える
リットが遠く危険な旅に出ようとしている事も 其れを兄が応援している事も何も知らぬままに
階段を上る際、見守る様に最後尾につくリアントに内心で感謝を示し つい遣った視線に気づいたか、差し出された兄の手に 惑いながらも、先程の声がもし
若し兄が遠慮しなくてもいいよといってくれているのではないかと そうだったならと そっと、重ねた手は先程の公園みたいに震えてはいなかった]
(48) 2016/02/29(Mon) 03時頃
|
|
[二階に上れば、リアント>>43の想定通りにリットの案内があったろうか 朧な昔と変わってしまったものもあるかもしれないし 変わらない物もあるだろうそんなダイニングキッチン リアント専用か、それともリット専用の証だろうか 1席に置かれた星型のクッションを眺めつつ、 階段に一番近い場所に腰を下ろした
腹が空いた人と、尋ねる声に応える兄の声 昔と変わらぬような気がしてほんのり口元が緩む 喧噪聞きつつ自分は大丈夫だと 言わんばかりに無言を貫いていたものの
きゅう、となる腹の音が其れを許さず 序に隣にちょこんと座った相棒も、 にゃぁと鳴いてそれを指摘するものだから]
……ううう
[恥ずかしさで埋まってしまいたかった*]
(49) 2016/02/29(Mon) 03時頃
|
|
/* にーちゃんがお相手でないので、 デレを是からは小出しにしていくのである
しかし骨と精液入りチョコ……どんな味だろう……
(-43) 2016/02/29(Mon) 03時頃
|
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[空を、星を作ることはもう諦めた、と彼女は言った。
それがとても、とてもショックだったのは、星を作れないかもしれないからじゃない。
封をしたはずの幼い感情。 殺してきた感情。
それは、君が外した封だというのに。
裏切られたような、気がしたから。*]
(-44) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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[差し出した手は振り払われることなく重ねられて。震えてもいなかった。>>48
弟とは先刻まで険悪ともいえる雰囲気だったのに、なぜかそれは当たり前のことのように思えた。
多分それは、弟が自分を恨んでいるわけではないとわかったからだろう。
なぜか全てを自分のせいだとは、思い込んでいるようだったけど。
ゆっくりと、兄らしく弟を手伝い階段を上りながら
それは違うよ、ガラーシャ。
と内心で呟く。
加害者が被害者が、という話を抜きにしても。
多分おそらくきっと、 弟が頼まなくても男は同じ過ちを犯したから。
だから気に病む必要は全くないのに。]
(50) 2016/02/29(Mon) 03時半頃
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[リアントの呼びかけに対して黙っている無口な弟の口の代わりに、 腹の虫と猫が返事をするのが聞こえれば>>49]
お腹空いてないんじゃなかったっけ?
[そう揶揄うように言って。]
ところでさ、あの箒、クリスタに作って貰ったんでしょ。
[と、先ほど玄関で見た改造箒について聞いてみる。
クリスタも、空を、星を作ろうとしたんだってとは、溶け始めた気がする氷の心にも言いはしないけれど。**]
(51) 2016/02/29(Mon) 03時半頃
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[彼女と自分だけの秘密、だから、言わない。*]
(*11) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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[リアントの呟きを耳にして、あーあ、と内心で呟く。>>*10
夢を追う共犯者は、翼を取り上げられていなくなってしまうかもしれない。
でも、それでいいのかもしれない。
そう思うのは――。*]
(*12) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 04時頃
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/* メモ。>>1:*61
(-45) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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―雑貨屋エウレカ―
[魔女ルリが訪れた25年前には、既に雑貨屋エウレカはこの場所に居を構えていた。 旅商人から仕入れた品物が並ぶのは変わらない。
生活の為の、道具。 日常を送る為の、品物。 慶弔の為の、贈答品。
変わったのは、芸術家の作品と。 風貌悪い旅商人からの仕入れ品。]
(52) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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|
[そして―――…
回収してきた、宝石。
同じ運命を共にした石でなければ、魔力は蓄えられない。 魔法が使えない。
ならば。 この身に宿る宝石以外、何処で手に入れようか。]
(*13) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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/* リアント[[who]]
(-46) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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[上る階段、2階までの距離は短い 其れを惜しいと思う感情が沸き上がるなど 今までになかった事であった>>50
仲違いの原因である自分が此の街を出れば、 兄とヴラドが仲直りして 幼馴染同士の輪が復活すると頑なに信じているのは今もであるが それでもほんの少し夢見てしまう 此の侭で何時か、2人が和解しないだろうかと
拗れてしまったのは己が星を見たいと言ったから 其れが全てのきっかけだったと信じ込む 兄が、星を求め続けている事は未だ知らぬ儘に
そういえばとふと思い返す 哀しい事がある度に、口元運ぶチョコレート 兄が隣にいた幼い頃に食べていたそれと、 今も幼馴染に貰い、心慰める毎に時折食べるそれ 同じ店のものの筈なのにほんの僅か 味が違っている様に感じるのは気のせいだろうか
ギュルセルとの会話で、 変化しないものについて交わした言葉を思い出す これもまた、変化なのだろうか
甘くて苦いチョコレート。昔はもっと甘かった気がしたのに 罪悪感が、そうさせているのだろうか 一段一段昇る毎にそんな事を考えていた]
(53) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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|
[事故後、食は細い方であった筈なのに、如何してこんな事に 鳴る腹の音が先程兄に告げた空腹ではないという言葉を嘘にする 揶揄する口調は本当に、昔の儘で泣きたくなるくらいに懐かしい 若しかしたら今の空気が、あの頃みたいな空間が 己の心をもまた童心に還らせているのかもしれない
揶揄の後に、尋ねられた言葉にぱちと目を瞬かせる 兄も箒のロマンを介するのだろうか]
そうだよ。俺の脚としてね ”ちょっとばかり”色々弄って貰って 今では時速400近く出るようになったし自爆ボタンも――
[と、言いかけて口を噤む。流石に自爆ボタンは話すのは不味い しかし兄が箒を気にするとは意外であった そんな思いが現れたのだろうか 一つきりの瞳で注ぐ視線、珍しく氷のような冷たさだけではなく 不可思議といった色も同時に宿していた**]
(54) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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…――しけてんなぁ、おい。 結構な爺だったのによ。
金剛石が3個って……
[掌中で転がし遊ぶ宝石は、文字通り回収してきたもの]
(*14) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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/* あっコーラリア挟んだごめん
そして多分ミルク(意味深)入りチョコって精通前には作れない筈だから、 十数年前の事故前はね、きっと入ってなかったって信じてるよヴラド (違ってたらゴメン)
(-47) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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[魔女の呪言>>1:70を受けた2人の子。 1人は炉に。1人は海に。
――没めるだろうと、預言の真は何処。]
(*15) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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[魔女の幻影を唱う声>>1:229は、消えない。 店内を見渡す泡珊瑚の瞳。 思い出すのは揺らいだ視線。>>1:117 向かう先。 他愛もない、気紛れの、質問なのに。]
そうね、メアリー。 形があっても、形がなくても。壊れる時は壊れてしまうわ。
ねぇ、でも――…そこは…
「壊れない努力」じゃあ――ないの?
(55) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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[何もなぁんにも気付いていない、メアリーの両親の事など誰からも聞いた事がない、と。 物を知らぬ少年のように、疑問を口にした。 物を知らぬ少女のように、首を傾げてみせた。 壊さない努力を、出来るのかと。
罅割れ珊瑚は知っていた。 壊れない努力も、壊さない努力も。 どちらも初めから、自分に必要のないもの。]
(56) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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[コチリ。カチリ。 やけに針進む音が大きく聞こえ、今の時刻に、あ と声が出てしまった。]
……まぁ、いけないわ。 ヴラドのこと、すっかり忘れていたわ。
[百合の花の造花は、白のレース地と黒泡のリボンで包み渡していた。>>1:236 チョコレート店の場所は、商店街から少し遠い。
けれど、パトロールが日課のヴラドになら、然程遠くはないだろう。]
それに、リットも待ちぼうけては居ないかしら。
[珊瑚をあげる時を、明確にはしていなかったから。]
(57) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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……外に出てみようかしら。 夕御飯、作りたくない気分。
[外出用のコートに手を伸ばす。]
(58) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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『……ジッ、……ジジッ……
タララ…タ、タ……
ザーーーーーー……』
(59) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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『……ジッ、……ジジッ……
タララ…タ、タ……』
(*16) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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『タ、 、 ――…
ザーーーーーー……』
(*17) 2016/02/29(Mon) 04時頃
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……。
[靴裏の感触。プツリと切れた金色の弦。 響かない、音。>>1:0]
(*18) 2016/02/29(Mon) 04時半頃
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……どう、したのかしら。
[壊れかけていたラヂオは、 本当の幸せを教えてはくれなかった。**]
(60) 2016/02/29(Mon) 04時半頃
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/* 壊れかけの、れでぃおー
(-48) 2016/02/29(Mon) 04時半頃
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/* リアル多忙からの体調不良という黄金コンボ喰らって辛い……。
で、お相手はシェニさんとはまた意外。 てっきり弟さんか行商人に行くものだと……希望で弾かれちゃったパターン?
(-49) 2016/02/29(Mon) 07時半頃
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/* 秘話来た! ギュルセルさんよろしくお願いします。
頑張って追いかけて良かった~
(-50) 2016/02/29(Mon) 08時頃
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/* 栞べたり
(-51) 2016/02/29(Mon) 08時半頃
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[家に帰る子らを見送り 買い物帰りのおばさんらの世間話に付き合った 夜に暮れる街を行く男の日常は変わらない
恋人でも見つけなさいという言葉に首傾げるのもまた同じ やりたいことをやっているから、考えたことすらなく]
…さて、漸く見つけたぞ、アナモグラ
[取り逃がした商人を見つければ 首根っこをとっつ構えて職種質問をするのも その男が居るときに変わらず、行う行為だった 何かおかしなものを仕入れてないか
この街に害を齎さないか、男の詰問は続く それを見る人々は、ああいつもの光景だと思うのだ*]
(61) 2016/02/29(Mon) 09時頃
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|
[――まさか、駐在がその男の顧客だなんて思いもしない]
………それだけか?
[面白くなさげに動く眉に 男の手は次々と品物を見せる、無論周りに気づかれぬよう 結局、そこから選んだ数点を駐在所に送るよう言った 裏側での取引――誰だってこの街で大人しく商売したいだろ
掌で転がすのは、人の運命 損か、特か、必要なのはそんなもの 彼がこの街をどうするのかって、害にならなければそれでいいだろ 男にとって邪魔にならないのであれば良い
誠実で真っ直ぐな、正義漢は此処に居る たとえば子らへ与えるチョコレート>>57に時折戯れに、 毒を、薬を入れても誰も気づきはしない程度の信頼と共に*]
(*19) 2016/02/29(Mon) 09時頃
|
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――沈黙の女神―― [名工の手によって生まれ、 太陽の広間に座すは麗しの女神。 リラの歌声吹き込まれた女神は、微笑浮かべ 柔らかな視線を投げ掛けている。
その瞳の色が以前と色を違えていることを どれほどの者が気づいたことか。
夜という舞台の中央。 女神は歌声を紡がない。*]
(62) 2016/02/29(Mon) 09時頃
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/* >>*14 とっさに、殺られた、と思ったなど 金剛石3個て
(-53) 2016/02/29(Mon) 09時頃
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―――――あ、
[ハっと思い出すのは駐在を通り過ぎていた事。 家に出る前に寄っていくつもりが、つい気になりすぎて真っ先に此処へと来てしまった。
急ぎでもない、そのうちまた明日にでも従兄弟と会えるだろうし、 かといって毎回巡回中に会えるとも限らない。 行くべきか否か。
木椀を洗いながら水分を取り棚へと戻して。 腹空いたと言うか、サボった仕事をやれと言われるか。 そもそも、そうだ…、]
えっと…途中で抜け出してすみません。 ひと眠りしたら気分もスッキリしました。
[勿論内容は言わない、虚しくなるだけだから。 師からの反応を見つつもし腹が空いたと言うのなら、 手の付けられていないサンドイッチを食していてもらおうか。]
(63) 2016/02/29(Mon) 09時半頃
|
|
[今日は確りと家へと帰ろう。 最近は工房に泊まりっぱなしになっている。 もしや自分がいるから師に恋人の一人や二人ができないのでは。
っと考えるようになったのはつい最近そんな話が出たからだ。 もし師に恋人ができた時、自分はいったいどんな反応をするのだろうか。 とりあえず此処にはもう泊まれなくなるだろう、沢山のものを片付けなければいけなくなるかもしれない。
――また、独りぼっちになってしまうのか。 この頭を撫でてくれる人を、また失う事になる。 それとも、保護者離れをすべきなのだろうか。**]
(64) 2016/02/29(Mon) 09時半頃
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― →ラビュリントス―
[男が悪友の店に足を運んだのは何時頃だっただろうか 放置プレイを食らった雑貨屋を見ても主は不在>>57 まさかすっかり忘れられていたとは思いもよらず
従兄弟に会えば、彼の様子を案じながら 明らかおかしい姿を思い出し、悔やみつつも 預かりもののありかを教えに戻ったが>>63それも叶わず
仕方無いと代わり、店で何本かの酒とつまみを少々、 兄弟2組水入らずを邪魔するつもりなどない 男とシェニの確執は、深い大河のようであったから
だけど、まあ少しくらい顔を出しても良いんじゃないか 後ついでにやっぱりあの改造箒が気になる あれはいかんだろ、あれは
…今さら、案じても、赦されないかもしれないが]
リアント、いるか?―――
[良いものを持ってきたぞ と男は声を掛けた**]
(65) 2016/02/29(Mon) 09時半頃
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|
[通信機での密告で彼は気づいただろう 翼など折ってしまえば良い、と男は思って居た 綺麗なだけの翼など意味はない、>>*10
悪友が何をどうするか
――大丈夫だ、問題ない だって、彼ら程仲の良い兄弟を男は知らない 男にとっては2人とも可愛い可愛い兄弟なんだ 時折壊したくなる程に、―でも、我慢。
リアントはリットの リットは、リアントのものだから (でも、他人のものって、すっごく壊したくなる)
だから、酒のつまみに合わせ 手錠の1つでも忍び込ませておこう
”優しい優しい”幼馴染>>*9として
――歪んだ、兄弟に贈る、プレゼント** ]
(*20) 2016/02/29(Mon) 09時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 09時半頃
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/* ログが長い(吐血
(-54) 2016/02/29(Mon) 09時半頃
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/* しまったなあ、電話でガラーシャにかわってもらえばよかった。眠くてそこまで頭回らなかったCO
(-55) 2016/02/29(Mon) 10時頃
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/*こいつ友達で勃起する変態だからなあ
(-56) 2016/02/29(Mon) 10時頃
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――リラ弾きの家―― [シャワーでしっとりと濡れた髪に 瞳と同じ遊色が浮かぶ。 姉代わりの人が結い上げてくれた髪の手入れは 舞台にあがるようになってから更に気をつかうようになった。
タオルに水分を吸わせながら、 化粧台の上に置いていた指輪を手にとる。 中心で輝く石は濡れ髪の色とよく似ていた。]
(66) 2016/02/29(Mon) 10時半頃
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|
[この指輪を渡された時、人気女優達でも待たされ続ける工房主の作が よく買えたものだとアントニオに驚いた。
「劇場の幾つかの装飾は彼でないと手におえないから」 大道具係の夫は彼の仕事に関わる機会があり それが指輪を頼むきっかけになったのだという。
気まぐれな芸術家相手に 断られることも覚悟していた夫の依頼は どんな気まぐれの変遷か、 リラ弾きの指へと辿りついた。*]
(67) 2016/02/29(Mon) 10時半頃
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/* とりあえずプロからのマラクさんのログを漁る作業をしよう 其れ位なら鳩からでもできる…!
上手く餌撒きが出来ない初心者なのでこう申し訳なさが引き立つけど、とてもとても頑張ります…!という意気込みだけはあると思います!
(-57) 2016/02/29(Mon) 11時頃
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|
[血玉髄の瞳に焔が灯る。
何故
何故、今になって
マラクは秘密を打ち明けるようなことを ラリッサに話したのだろう。 マラクに一番近いクロードだって 知らないはずなのに。
それとも。 マラクにとって、ラリッサは秘密を 打ち明けるほど親い人、 特別な人なのだろうか?]
(*21) 2016/02/29(Mon) 12時半頃
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|
[血玉髄に灯る焔は、
暗く、
暗く…
その歪さを増す…]
(*22) 2016/02/29(Mon) 12時半頃
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[オペラの時、気付いた時には遅かった。 左手の薬指に輝く指輪。 祭りの日の夜を境に、幼馴染みの彼女は アントニオの物になってしまった。
それは、確かな変化だ。 同時にメアリーの世界の一部を、 無遠慮に抉り取って行ってしまった。
もう一度。 そうやって抉り取って行くのか。 変わってしまったオペラは、もう元には戻らない。 アントニオの愛を知らなかった頃の 恋に恋をしていたような乙女には もう、戻れない。]
(*23) 2016/02/29(Mon) 12時半頃
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|
[ラリッサもまた、 変わってしまうのだろうか?
託児所でのバイトを始めたように、 マラクに恋をして?
あぁ、それは大きくとも良い変化だ。 祝福するべきだ。 オペラに初めての恋を 打ち明けられた時のように。
おめでとうと。素敵だねと。
そう言って微笑むことを望んでいるはずだ。 だって私を姉のように思い慕っているのだから。
あぁ、でも嫌だな。 黒い何かが、胸の奥から沸き上がってくる。
その感情に名前をつけてはいけない。 名前をつければ理解してしまう。 理解すれば変わってしまう。
私が。私自身が。 『優しい姉のメアリー』では いられなくなってしまう。**]
(*24) 2016/02/29(Mon) 12時半頃
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/* すみません。 進行中なのに秘話を失礼します。
狂人側からの秘話が見れないのですが、本日からで大丈夫でしょうか? 自分が勘違いしているか、自分がなにかしらいじってしまって秘話が見れていない状態なのか不安になったので……
(-58) 2016/02/29(Mon) 12時半頃
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/*自分の秘話見えてるから、やっぱり秘話切ってるわけじゃないんだよな…… んー、怖いな…
(-59) 2016/02/29(Mon) 13時頃
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/*雰囲気的にヴラド→ガラーシャ、シェニ→クリスタぽいから、やっぱり兄貴だよね?
んー、とりあえず時間ないし、夜までは色々待とう……
(-60) 2016/02/29(Mon) 13時頃
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[弟が、自分には理解できない理論の基に幼馴染と自分の仲を取り持つため 街を出ようと決意していることなど男は知る由もなく。>>53 男はこの街を出ようとは一度もしたことがなかったから。 一度だけ、まだ男の養父母が生きていたころ、家族ごと街を出るという話はあったのだけど。
もしも、星が手に入る場所があるとして、自分はリットのように街を出るだろうか。
リットの問いかけに対し、行くよ、と男は答えたが、実際のところ―――…]
(68) 2016/02/29(Mon) 13時半頃
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[幼いころから求めている星と、 今現在欲しいと思っている"星"。 即ち、まだ手にしたことがないもの。
天秤にかけるのは難しいけれど、 両立していたら、その両方がこの街にあるなら 出ていく必要はない。]
(*25) 2016/02/29(Mon) 13時半頃
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[星を手にすることはもう興味のなさそうな弟は―それは罪悪感からなのだろうけれど― それでも未だ童心は持ち合わせているらしく 改造箒のことを問いかければ、いつの間にか崩れている口調で話し始めた。>>54
話の中に出てきた時速400や自爆ボタン―しっかりと聞こえていた―という不穏な言葉に苦笑はしたけれど 危険だと咎めないことを弟は不思議に思うだろうか。
弟が先ず気になったのは、とても興味深そうに男がその話を聞いていた方だったようだけれど。]
うん、興味あるよ。 ―――…とってもね。
[不可思議の色を宿した弟の片目が無言で問いかけるのに対しそんな答えを返した。]
ああ、でも、昨日みたいに街中で騒ぎを起こすのは程々にね。
[ヴラドに叱られるだろうし、と付け加えて、 口にした名前の本人が訪ねてきた声を聞けば、一度>>65弟の方を一瞥したが 弟が年上の友人に対して何らかの反応を示したとしても、男の瞳は特に何の感情も浮かべなかっただろう。
寄って行かない理由は、自分がいるからだろうなとは思うが自分と弟が普通の兄弟のように接していれば 彼も喜ぶのではないか、と思って 少しだけ音量を上げた弟との談笑が 階下まで届けば、そのことは世話焼きの幼馴染に伝わるだろうか。**]
(69) 2016/02/29(Mon) 13時半頃
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|
[改造箒の事を話している時、 兄に対し口調が崩れていた事には気づけなかった>>69 居心地の良い空間。兄弟として仲が良かった嘗て それを思い返す幼馴染たちと、兄と、空間にいたからかもしれない
唯、苦笑しつつも真っ先危険であると咎めぬ姿は 嘗てとは違うなと思った。昔なら危ないと嗜めていたのにと それもまた、変化という奴なのだろうか]
クリスタとは箒に関してとても話が合うし 改造箒に興味があるなら今度兄さんも話してみればいいと思うよ クリスタならきっと大歓迎してくれる
[改造箒に兄をも巻き込もうとする弟はそう告げた後、 街中の騒ぎに関しての忠告には善処しますと言い添えた 善処も何も、もう直ぐ街を出る気なのでそんな事は起こらなくなる そう思っているのだけれど
――と、最期付け足された言葉に小さく肩が跳ねる 先程、唯一この街を出るのだと告げた際、 心配から言われた事だと思うけれど 不自由となった身体の事を指摘され 思わずかっとなり冷たい言葉を投げかけてしまった幼馴染
矢張り、怒っているのだろうか それとももう、己は庇護の対象には入らないと 見捨てて、兄と仲直りをしてくれるだろうか
思考の渦に囚われようとした際に、当の本人の声が聞こえて>>69]
(70) 2016/02/29(Mon) 14時頃
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……っ
[一瞬、身体が固まった其の後に 気まずそうに、隻眼の視線は宙を彷徨う 誤魔化すために、少しだけ音量上がった談笑 それに乗り、至極楽しそうに言葉を交わす 実際に、愉しいのだけれど――少しだけ。胸の痛みを押し殺して 黒猫は心配そうににゃぁ、と鳴くけれど
今は唯、談笑をしながら相棒の額を撫でるだけ*]
(71) 2016/02/29(Mon) 14時頃
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/* 安価間違ってた~ ……今回ほんと誤字多すぎ泣ける
(-61) 2016/02/29(Mon) 14時半頃
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/* シェニの基本的な性格は傲慢。 何でも自分で手に入れたい、 手に入れられると考えている。 これは養子に出る前の性格。
誰にでも優しく温厚、という表面上の性格はずっと前から。
弟に対して急に兄らしくなったのは どうしたら落ちるか、を試行錯誤した結果、 落ちたのが見えたので、こうしたら良いのかと過去の自分をトレースしているから。 手に入れる方法がわかったので執着心が消えている。
咎めなかったのは、箒=今の興味対象(クリスタ)のことに集中していたからのトレースミス。
ヴラドが弟に執着していることは気づいている。 それに対して思うところは特にない。(所有物への執着心は持たない)
(-62) 2016/02/29(Mon) 14時半頃
|
|
[仲の良い兄弟を想像すれば まずリアントとリットが思い浮かぶ 彼らはとても仲が良い だが、今2階から聞こえてくる談笑は――>>69>>71 …………、少しだけ思案した、ほんの少しだけ]
……どうやら仲良くしているようだな
[やはり明日にするか 世話焼きな男は応対してくれただろう悪友の前で 悩み唸る、水を差す真似をするべきではない
だから、少しだけだ 少し大声を出すと断りを入れて息を吸い]
ガラーシャ、居るんだろ? すまない、ちょっとだけ話がしたい
[出れるだろうか。 そう声を張り居住区である二階まで聞こえる声量を上げた 何すぐに終わる、彼ら兄弟の邪魔をしたいわけじゃない 真っ直ぐな気真面目さを持つ男は、此処では出来ない話だ と暗に、彼が先刻、暴露した話をチラつかせ 音量が上がった談笑に一石を落とす
年下の友人を呼んだが、果たして彼は降りて来てくれるだろうか*]
(72) 2016/02/29(Mon) 14時半頃
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|
……シェニは、……何かあったのか
[ぽつり友を案じるような呟きを拾ったのはたぶん悪友だけ*]
(*26) 2016/02/29(Mon) 14時半頃
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…見つけたぞ
[何処に至ってすぐ分かる *]
(-63) 2016/02/29(Mon) 14時半頃
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/* びゃー!!!!(ふるえる)
(-64) 2016/02/29(Mon) 14時半頃
|
|
[談笑に、没頭しようとしていた 今だけは思い出したくなかったからだ
現在置かれている兄と自分の状況と それから、肘から先が無い右腕も光を宿さぬ右目も 長距離を歩く事のできない脚も何もかも 唯、昔みたいな何も考えず唯兄を慕っていた空間に居たかった
それを破る張りあげた声が、己を呼ぶ>>72]
……ウラド
[自分から拒絶した癖、相手に面と向かって改めて もう関らないと告げられるんだろうなと 思うと指が震えるものだ
出たくない。行きたくない そう思っているけれど”此処で話せぬ事”だとちらつかされたなら 嫌が応にも彼にだけ話した己の決意を連想させる 投げられた一石は波紋を描き。逡巡していたものの――]
(73) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
少し、だけ ヴラドと話してくるから
[兄とリットにそう説明した後、 少しだけ表情を硬くして、ゆっくりと階下へと向かう 黒猫も肩に乗ろうとしたが、待っていてくれと相棒に言われ 大人しく席に寝そべって
一段一段、軋ませ階段降りれば其処にはヴラドがいたろうか 街を出る、という話ならリアントにも聞かれたくないなと思い]
話すなら外でいい?
[尋ねる声は、緊張で少し掠れている*]
(74) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
/* ぬっこがいたらチョコレートを警告するだろうと思ったので 今回はお留守番
(-65) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
[昔にはもう戻れないさ>>73 黎明は終わりを迎えた、今は新しい朝までの雌伏の時 張り上げた声は其れを知らしめるための一石
幼馴染の友人が決めた事を 彼の今を、教え込むような音量だった ――逃げられないぞ、とお人よしの男は言う
与えよ、さらば与えられん 彼が降りてくるまでの時間は酷く長く感じた 拒絶されるやも知れない、されたらどうしようか
されたら、怖いな、寂しいなと心が痛む]
(75) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
[――お前が、俺を拒絶しないって知って居るけどな]
(*27) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
[拡がる波紋、湶に落ちる一石は>>74 如何やら彼の鼓膜を揺さぶったようで ゆっくりと降りてくる彼の肩には何時もの猫は居なかった 珍しい、あの相棒が同席を許されないとは]
…元よりそのつもりだ
[緊張で少し掠れた声を聞き、彼に近づき 借りるぞと声を掛けたのはリアントに対して シェニは上に居るのだから、 悪友にそう言うのが正しいだろう
ガラーシャを促すように入り口より出る際、 その背が怯えて見え、 男は何時ものように頭を撫でようと手を伸ばした
大丈夫だ、怒っていない。何時も通りだ、 逃がさないぞと優しさで包み込んで ――教えるようにして向かったのは人通りの無い街路裏]
…それで身体の方は大丈夫か?
[最初に口にしたのは何時もの通り、彼を案じたものだった*]
(76) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
/* >>75 戻れないと断言された!(ぴゃー
(-66) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
|
仲直りしたのか?
[まさか。そんな事出来るはずないよな? そう案じる振りをして、追い詰める言葉を彼の耳に吐く あの相棒なら気づいただろう 仄かに見える男の虹の奥、黒い影が形とったことを ガラーシャは、黒猫を置いていくべきではなかった*]
(-67) 2016/02/29(Mon) 15時頃
|
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[今を教え込むような声量が己を追い詰める その事に気づかない気づけない
促しに不安を宿しながら、同行する際に頭を撫でようと手を伸ばされて 本来なら、きっとそれも不安に思っただろうけれど 慣れ親しんだその動作、制帽越しに撫でられて ほんの少し緊張が解れる 内心安堵に彩られながら、今日は少し歩きすぎたか 脚僅か引き摺りながら、促される方へと歩みを進めた
向かった先は人通りのない裏路地 幼馴染の第一声>>76は普段と同じく、 優しく己を案じる言葉だった]
身体の方は何時もの通り、変わりはないよ
[いつも通りの、案じる言葉 変わらぬ様子に、一瞬先程の諍いは夢か幻ではなかったかと思った そんな筈はないのに、と内心自嘲 彼は許してくれるのだろうか。自分が街を出るその 僅かな間だけでも普段通りに友として再び会話を重ねてくれることを
そう、思っていた時だった。続いて囁かれた言葉に瞳は揺れる 仲直り?――己の所為で傷つけた人と、どうやって そして思い出させるのだ。自分の置かれた立場を明確に
自分は加害者で、兄は被害者で 其れを思い返せば溶けかけた氷を再び張らねばと 心が深々、冷えてゆく]
(77) 2016/02/29(Mon) 15時半頃
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……仲直りなんて……
[できるわけがない、と 落されるのは泣きそうな程小さな震える声*]
(78) 2016/02/29(Mon) 15時半頃
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/* 精神的に追い詰められてる気しかしない (肉体的にはミルク入りチョコで最初からクライマックスだった)
(-68) 2016/02/29(Mon) 15時半頃
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[空腹を問えば、それに返された返事>>44>>49、可愛い弟はきっとこの為に腹を空かせて帰って来ているだろうから、聞くまでもないけれど、それでも空腹と言われれば嬉しくなってしまう。だって、空腹は最大の調味料、美味しい食事はより美味しく食べてもらえれば、それは嬉しいに決まっている。]
ふふ、それじゃあ皆、大盛りだ。
[幸いシチューはたっぷりある。それらを器に盛りながら、買わされる会話に耳を傾けた。>>51]
あぁ、俺もその話、興味あるな。
[決して叱るつもりなどない、むしろ弟達の冒険譚を聞くような調子で。先ほど連絡して来たあいつなら、角を立てて怒るのだろうけど。 さぁ、器に盛り付けたシチューには、生クリームで滑らかな筋を描き上げる。それらを机に並べて、それから。 レタスとトマトに粉チーズをふりかけただけのサラダの大きなボウルと小分け皿をそれぞれ、パンとともに並べれば、食卓は完成する。]
ワインがお勧めなんだけどね。
[赤ワインのボトルを手に、尋ねるような眼差しを誰ともなく投げかけて。]
(79) 2016/02/29(Mon) 15時半頃
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/* しちゅーおいしそ……あったかなうちに食べたかったお(;_;)
(-69) 2016/02/29(Mon) 15時半頃
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[まるでタイミングを狙ったかのように聞こえてきた声>>65に、階下を見やる。ちょっと待ってて、と一声残し、ワインボトルを机に置いて、階段へと足を向けた。]
なんだ、来ないようなこと言ってたくせに、
[からかうような口調で言いながら、降りた先。見慣れた姿に軽く首を傾げて見せる。渡される手土産に、パチリとひとつ瞬きをして、それから胡乱な眼差しを返す。]
なんっだお前、 別段ちょっと来るのに手土産要するような 仲じゃぁないだろ……
(80) 2016/02/29(Mon) 15時半頃
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[手渡された復路の中、明らかに異質な感触と、金属の触れ合う音。残念なことに、過去の悪戯からその正体がなんとなーく想像できてしまうのだ。]
……なーに考えてんだ?
[にんまり、と。口角を上げて見せた笑みには愉悦が多分に含まれて。くつり、と喉を鳴らす。]
さっきの警告と言い、こんな手土産と言い。 お前はこの善良なおにーちゃんに、 一体なーにをさせようってのかな?
[オマワリサン、と、相手をからかう時くらいしか使わない呼称で問いかけて。眼差しが合えば、このムッツリ、なんて、唇だけで揶揄を足してみようか。]
(*28) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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[何時だって止まり木であれば良いと思って居た 春告げ鳥が来なくとも、友人たちの倖せがあればそれで それだけで男は倖せだったから、
在りし日の倖せを自覚させる振りをして彼を追い詰める 何時も通りの行動、年下の幼馴染相手にする行動 帽子越しに撫でた頭は、何も変わらないけれど>>77
少し緊張がほぐれたのが見て居て分かった 怒っていないと気づいてくれただろうか、 歩き過ぎたのか、僅か足を引きずるのに気づいていたけど
此処では話せない事だから我慢してもらおう 人通りの少ない場所でないと互いに腹を割って話せない]
…嘘だな。あの後、箒には乗っていないのか? 疲れが見て取れる……、君はもう少し休むべきだ
[変わりないという言葉に しかめっ面が首を振るのは彼を案じての事に他ならない 溜息混じりに何時も通りを装って自虐しているらしい彼に
1言――たった、1つの問いかけをした
彼が欲した星は空にはない 当たり前だ、この街は、何処もかしこも真っ暗で 埋め込まれた光だけが夜を友としているのだから――]
(81) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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( …あ、勃起した)
[泣きそうな程小さな震える声>>78 じゅくじゅくになった、幼馴染に股間が騒ぐ 壊れかけたものはなんて素敵なんだろうか]
(*29) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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……… だが、いつかは出来るだろ?
[小さな声に伸ばす 男の手は彼の頭部を引き寄せて撫でる 何時もよりも少し近い距離、幼馴染を思い案じる声で
優しく、――もう1言を囁いた]
…それに、今俺となら仲直り出来るだろ?
2016/02/29(Mon) 16時頃
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……まーね。 さっき、来た時はまぁ、 どっから攫って来たの、って有様だったけど。
[問われた言葉>>72に返すのは、竦めた肩と、半ば以上冗談である言葉。]
元々、遠慮とか負い目とかですれ違いまくってるだけでしょ。
[うちのリットの手にかかればその程度のわだかまり、あっという間に解いちゃうもんね、なんて、これまたどこまで本気かわからない冗句をぽろり。大声の断りには、どうぞ、と身振りだけで示して。]
(82) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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……… だが、いつかは出来るはずだ
[小さな声に伸ばす 男の手は彼の頭部を引き寄せて撫でる 何時もよりも少し近い距離、幼馴染を思い案じる声で 嘘を吐く、いつかなど来なくていい
今は無理だろうと意味を込める言葉だこれは
優しく、――もう1言を囁いた]
…それに、今俺となら仲直り出来るだろ?
(-70) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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/* >>*29 指差して笑いたい
(-71) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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すまなかった。
[小さな声にぽんぽんと彼の後頭部を撫でる 帽子が少し邪魔だが、致し方ない 誰も見て居ないから良いだろうと何度も何度も優しく
年下の幼馴染が思い出した、 彼自身の立場を優しく諭してやるように何度も 彼らは何時だって互いに傷つけあってきた それを嫌だと男は思って居た、其処に嘘はない]
…君が出ていくと言って動揺したんだ それで心にもないことを言ってしまった
ガラーシャ、君の事が心配なんだ
[だから、分かって欲しいとは言わない。 言えない、酷く傷つけただろう、そう聞く声は低い 先ほどの拒絶なんて無かったように。 彼の手を取れなかったのを悔いる如く、優しく
――すまない。と謝罪の言葉を繰り返す
肘から先が無い右腕を片手で、そして触れようとした*]
(83) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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さーね。 憑き物でも、落ちたんじゃないの。
[呟きには>>*26、呟きを。しかし割とどうでも良さそうな口調は、青年らしく無かっただろうか。長く深い付き合いのヴラドなら、もしかしたらそんな青年を見るのは初めてでは無かったかもしれないが、聞きようによっては随分と冷めた口調だったかもしれない。]
(*30) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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[降りてくるガラーシャ>>74を、注意深く見守って。それから外で話してくるという相手には、どうぞ、と手振りで示す物の。]
俺、上がってるから、戻って来る時声かけてよ。
[別に中で話してもいいのにとは思うが、彼らにとってはそうでも無いのだろう。そこに聞き耳を立てるほど、悪趣味でもない。]
(84) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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[もとより…興味がなかった。]
(*31) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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[二人が外へ出て行く気配を感じつつ、階上へと戻れば、残された弟とシェニはどうしていたろうか。尋ねられれば、何か話あるみたい、と、二人を置いた来たことを示したことだろう。]
すぐ戻ってくればいいんだけど。
[冷めちゃうよねぇ、先食べる?なんて。一応問うてみるのだった。]
(85) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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[箒の話に興味を持つのはリアントも>>79で そのあたりは似た者兄弟なんだな、とリットの方をちらり見て シチューの大盛り、は流石に食べきれなさそうなんだがと 思うけれど――今なら食べれる気がした。していたのだ
階下から呼ぶ大きな声が、するまでは
茜が消えかけ夜の帳を彷彿させる路地裏>>81で 不安と困惑、綯交ぜながら相対する幼馴染 普段と変わらぬその様子が、安堵と不安を同時に湧き起こさせるのだ 唯、その撫でる手がいつもと変わらなかったから 安堵が不安を、上回った
疲れの指摘に、どうしてこう聡いのかと吐息零して]
乗る前に、迎えが来て リットの提案でリアントと、兄さんと 夕飯を摂ることになったから。その
[箒に乗っていたら、共に歩けない それが少し寂しかったから無理をしたのだと、小さく吐露する この男の前ではほとほと、嘘がつけず何時の間にかばれてしまうか 己が吐露してしまうかのどちらかだ 傷つき罅割れた橄欖石、零れる程に注がれる優しさは 酷く残酷に。己の今を如実思い起こさせる
ほら、今も。たった1つの問いかけが 置かれた現実を連れて来た]
(86) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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[そして再び覆う万年氷を、”いつか”という希望で縛り上げ 今は無理だと無意識の部分に根付かせる男の、声 それでも頭を撫でられながら、優しい音で囁かれれば
”いつかきっと、許されるのではないか”
それが沁み込みいつしか己の考えがそうであると錯覚 ――否、そうあるべきと考えてしまうのだ もう1つの囁きと、すまなかったという言葉が 其れを後押しして]
……いや、ヴラドの心配も最もだし 確かに誰から見ても。今の俺の身体じゃ 此の街の外で暮らすなどとても賛成しないことは明らかだ こっちこそ、ごめん
[それでも、決意は変わらない 優しく頭を撫でられつつ、心配だと言う言葉に 心配なのだ分かってくれと囁く言葉に 嘘はないと思うのだ。いつもと変わらない、優しさが 其れを証明しているのだから
先程拒絶したのは互いにだ。けれど、 それもなかったかのように再び注がれる情に惑う 低い声音されど柔らかな謝罪の言葉に、彼に対する緊張も解れ だからこそ、
だからこそ、ゆったりとした制服の袖 肘から先に虚ろを抱く其処に触れられても 動揺はすれど、拒絶はしなかった。唯]
(87) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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……心配しなくても、いいんだ そんな資格は――……
[自分にそんな価値も資格もないのに ずっと注がれる其れを享受してきたことへの罪悪感 長年の間に刷り込まれ思いこんだ卑屈さが、 未だに確り心の奥底根を、張っている*]
(88) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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/* 多分この卑屈さってヴラドに洗脳されて形成されたんでね?とか 思っているガラーシャさんのなかのひと(酷い風評被害
(-72) 2016/02/29(Mon) 16時頃
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―少し前 回想 リアントと>>80―
来ないとは言って居ない パトロール中に少し寄るかもしれんと言っただけだ
[からかうような口調に肩を竦め 首傾げる悪友に渡すのは、手土産が入った袋 それを見る眼差しをしかめっ面は少し楽しげに捕え]
…お前にじゃない リットが帰ってきただろ、だからそのお祝いだ
[しれっとそう言うものの 袋の中の酒は悪友の好むものもチョイスされている リットの成人祝いの時に開けたものも確かそこにあるはず 流石にシェニの好みまで分からなかったが どれも悪くない、品物のはずだ]
(89) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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[流石悪友、察しが良い>>*28 想像以上に良い反応を返してくれる友に 肩を竦めたまま、見る目は何時も通りの真っ直ぐさを見せ]
…何も。ただ俺はお前たち兄弟が大好きだからな ちょっとした悪戯をしかけただけさ
それとも、何だ。 媚薬か春画でも持ってきた方が良かったか?
[そっち系の方が好みだったかと揶揄う声に こてんと首傾げムッツリに恥じない、言葉を彼に投げる]
(*32) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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ほう、それはまたごつい姫だな
[半ば以上冗談である言葉に、返すのは此方も>>82 そんな軽いやり取り。ただ、その後に続く言葉を聞き]
なるほどな、…さすがはリットと言うべきか 本当、君には勿体ない弟だな
[しれっと彼の弟を上げておくのは忘れず 彼の手前で大声で叫ぶことを詫びながら、呼べば ガラーシャはほどなくして降りてくるだろう
上に上がっているからと言う彼にすまないと再度詫び 悪友の家から離れたのは、少し前の事>>84*]
(90) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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……相変わらずだな
[だから、良いんだ。割とどうでもよさそうな口調と>>*30 冷めた声、興味のない顔>>*31堪らない、興奮するじゃないか]
リットを離すなよ?――
[憑きものが落ちるのはつまらない>>*30 シェニに関して言うなら かつての友を案じるならその方が良いのかもしれないが (彼はあまりに優しすぎるから) この悪友は別だ、別の意味での信頼を勝手に寄せる忠告を囁き*]
(*33) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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/*どうしよう、キモチわるい、このヴラド(確信 ガラーシャはぁはぁ(*´Д`)ハァハァ
(-73) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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/*リアントのメモかわいいなあ
(-74) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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[真っ先に危険を咎めなかったことについては、本来の兄としての自分であればあり得ないことだったかもしれない。 興味の対象が別にあると、どうしても自分の役割を忘れてしまう。
弟が「変化」と感じた兄のその姿勢は、実際には「変化」ではなく「本質」なのだけれど>>70 幼かった弟にそれがわかっていたはずもないし、知らなくて良いことだろう。]
んー、彼女とは車椅子についてはセンスは共有できなかったけどね。 でも、楽しい子なのは知っているから、遊びにいこうと思っているよ。 近いうちに。
[改造箒を注文するつもりもなかったけれど、 勧めてきた弟を落胆させたくはないので箒についてはお茶を濁して。
善処します、と返された言葉には 騒動自体はともかく、身体の具合が悪くなったら心配だからと添えた。 善処とはまた、便利な言葉を使うようになったな、とは内心で思いながらも。
世話焼きの幼馴染の名前を出したとき、明らかに様子がおかしくはなったが 既に叱られた後なのだろうか等、それは彼らにとっていつもの光景なのだろうからと追及はしない。
ヴラドの声が聞こえた後の弟は、更に強張ったようにも見えた。 しかしすぐに此方に合わせて談笑を続けたので、 階下の幼馴染たちには自分らがいつものように険悪な空気を出していないことが伝わるだろうし、 それによる余計な心配もかけずに済むだろうと思った。
そして、随分と大きな声で弟の名を階下より呼び、>>72 その真剣な声に、これは箒やらに関する説教の話ではないなと察して。
呼び出された弟の指が震えていることに気づけば>>73]
取って食われるわけじゃないし、行ってきなよ。
[そう、とても気軽な口調で背中を押した。
弟に置いて行かれた黒猫を抱えると、 階下から聞こえた―リアントに言ったのだろうけれど― 借りるぞ、の声に]
(91) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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…あげるのに。
(*34) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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[ねえ?と黒猫の喉を撫でた。
自分の言葉に猫は嫌そうな鳴き声で答えたけれど、その理由は知らない。**]
(92) 2016/02/29(Mon) 16時半頃
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/* これ絶対ヴラドすだちさんな気しかしないんだけど、だいちゃんのセンサーポンコツだからわかんないな 気を抜くと兄弟丼されそうで、いや煽るのがいけないんだな、うん
大丈夫、リットのことはおにーちゃんが守ってあげるから、ね ふふ
(-75) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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[なぜ俺の周りには箒の浪漫を夢見るやつが多いのか 本人も周りも危険に晒す事を何故良いと思うんだ 男には、甚だ理解出来なかった、無粋である
あたたかなシチューの香りは階下にまで漂い、 男の腹をも擽り、密にぐうっと腹の虫が鳴り響く そんな、状況を嘲笑うかの様に
男はガラーシャを呼び。路地裏に彼を連れ込んだ>>86 不安と困惑と云う色合いが帽子下の片目から洩れ見える それを払しょくさせようと普段通り彼の頭を撫でたが 如何やら其れが少し裏目に出たらしい
だが、安堵は抱いてくれた様で零れる溜息を聞き]
……なるほどな、 君の気持ちは痛い程分かるが、少し軽率だったんじゃないか いや、…私が云えた義理じゃないが
[疲れがたまれば熱になる 無理をした彼の考えは分かる、分かるから怒れない 無茶であれば雷を落とすが、兄を思う故ならば 仕方無いと彼を慰めて体調を案じる言葉で畳掛ける
何時だって、そうしてきた 傷つき罅割れた、綺麗な石を磨き、零させる程に 注ぎこんだやさしさは彼を追い詰めていく
現実をやさしさという棘で包みながら 突きつけるのは何時もの手だ
万年氷は築かれ、男は其れをまた熔かす 自ら築き上げるよう仕向けた癖、 其処では息が出来ないだろと掬い上げるのだ]
(93) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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[歪な幼馴染達 どこか可笑しな処を抱えた彼らの中でも 一番、醜く見捨てられた子を掬い上げる手は優しい 昔彼が泣いたとき、助けたのは彼の兄である
でも、今彼はその手を届かないものにした そうしたのは、彼で彼の兄だ 其処に手を差し伸べ、引っ掻いたのは男だった
―― 彼はどう見たか。 優しい兄の代わりにはなれないと言いながら 歪さを醜さを、尊くあやし育てていった――――
無表情も、無口も彼の兄によって生まれた けれど、そこから先は男が作り上げた、彼の姿だ
其れが崩れるのが憎く、 誰かの手に掛かるならと撫でる手は言い 一歩、二歩と何時もの距離よりも彼に近づいた
肩に顎が乗るように引き寄せて]
(-76) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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[それをおくびにも出さず 錯覚が植えこまれた彼がそうあるべきだと考えれば 後押した、した言葉に彼が溶けた言葉を返してくれる]
……すまないな、いや、ありがとうか 君の身体によくない噂を流すものも居るんだ そこも少し自覚してほしいが
……ごめん、と言いながら行く気だな
[けれど決意が変わらぬのを見て溜息をついた 優しく撫でる頭は、変わらないのに彼は行くという、
――惑っている、与えられるやさしさに>>87 先ほどの拒絶が無かったような行動に
其れでも、男に寄せる信頼は変わらないと信じたのは 緊張感が薄れていくのが手に取るように分かるから 後1押しだと、男は彼の制服の袖を取った 虚ろを抱く其処に、醜聞な噂が混じっていること
彼だって知って居るはずだ]
(94) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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[制服の虚ろを辿り、指先は彼の肘に触れる 消えた箇所、無くなった歪なものを
愛で愛でるように指は慰め踊る
――そうして、淀んだ虹の瞳はじっと彼を見つめ]
(-77) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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資格なんてもの、必要ないだろ 心配するのは当たり前だ。
[価値も資格もない、なんて事は無い それは彼に言い聞かせる言葉、 享受してきた事の罪悪感を掴み取り、卑屈さを突き 長年抱く、心をそっと救うように手は袖を引いた*]
(95) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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/* 着々と監禁フラグ立てて凄い 俺フラグなくね?
うわーまじマラクさんの負担にはなりたくない…! というか俺がstkしたい師匠の事(左脳
(-78) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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[――そして、早く絶望に濡れる顔を見せて欲しい 勃起した熱が窮屈そうな音を立てて、ズボンを圧迫する その瞬間を彼のその顔を想像しただけで、
鼻息荒くなるのを必死で抑え込み*]
(*35) 2016/02/29(Mon) 17時頃
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/* >>*35 おーおー立派にテントはってんなー
的な煽りをね、入れたくなるんだよね 同じエロ本見ながらあーだこーだ言って、は?そっちのがいいとか意味わかんねぇ、的な事をぎゃいぎゃい言いながら結局隣で一緒に抜いてたりしないかな
(-79) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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─回想・ヴラド─
うわぁ、可愛くねぇ、
[手土産はリットの為だなんて言いくさる相手には>>89だったらリット呼べばいいだろ、なんて、文句のようなことを言うが、それでも大事な弟の為と言われれば悪い気はしない。そもそもこの幼馴染は、酒が好きなこともありそのチョイスに間違いはない。軽く礼を述べれば、常通りの顰めっ面が返ってくるんだろうか、まぁその隙間の些細な変化を読めるようになれば、なかなか面白い反応だとも思えるようになったのだけれど。]
(96) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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真顔で言うな、逆に怖いわ、
[臆面もなく言い放つ言葉には、態とらしく肩を震わせて見せる。幸か不幸か、互いの性癖もぼんやりとであれば分かるような間柄だ、なんともぞっとしないのは紛れもない本音である。 しかし代わりと提示されるモノには、瞬き一つして。]
……ほんとにお前は、 俺に何をさせたいの。
[コレに優しさとか潔癖さとかを見る輩の両肩をつかんで揺さぶりたくなるような、そんな衝動にため息を一つはいた。]
(*36) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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[兄の本質を弟は知らぬ>>91 巧妙に隠されていたからか、それとも己の目に映る 兄こそが真実だったからか]
車椅子……リラ弾きの娘のか 改造したのか?まさか改造なのか? ……ああきっと、喜ぶと思うよ。な、リアントも
[箒の話に乗るリアント>>79にも、遊びに言ったらどうかと 暗に告げつつこうして広がる人の輪に口元を僅か緩ませた 無論、兄に改造箒についてお茶を濁された事には気づいていない
体の具合を心配する兄の声 普段なら世間体だろうと突っぱねるものの 今だけは素直に受け止められた だからだろう。本当は行きたくないと思っていた 階下から呼ぶ幼馴染の声に――行ってきなよと後押しされて 温かい、居心地の良い空間から ヴラドに向き合うことに、したのは]
……行ってくる
[告げて階下に降りた相棒を 心配そうに見守っていた黒猫は、 喉を撫でるシェニの同意を促す声には不同意とばかりに なーぉ、と鳴いて、肉球でその手をてちてちっとした*]
(97) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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[自分の周囲の中で、ほぼ唯一といっていいだろう 箒の浪漫に理解を示さぬ代表格である幼馴染>>93 それは職業から来ているのかそれとも性質から来ているのか 或いはその、両方か
ヴラド会話をしつつ、昨日の今日長き距離 ――健常な人にとっては普通の距離―― 歩いたと吐露すれば少し軽率であるとの言葉が降る 実際彼の言う通りで。其れでも怒らず、 普段と変わらず諭す様に慰め告げる声に 突っぱねる言葉は、出てこない]
それでも、歩きたかった 昔みたいに……結果は。こうだけれど
[立っている今も少しだけ、疲れで足が震えている
何時だって彼はこうしてきた 傷ついて罅割れて。崩れてしまいそうになる度に 掌で掬い上げて歪なれど元の形にくっつけてしまうのだ 優しさで包みながらも現実を諭し 痛みと共に自覚させて、同じ指で傷を縫われてゆく 何時も兄の様に見守ってくれるのに 兄代わりにはなれぬと、囁くのもその1つ
でも今日は、普段よりも少しだけ距離が近い それは珍しい――否、粗初めてではないだろうか 喧嘩した事による所為であろう]
(98) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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[自覚はしている。とっくの昔に>>94 己の身体に対し年かさもなくあることない事 噂されている事も――]
決心しなければいけなかったんだ、もっと早くに 其れを分かっていながら甘えていたんだ 君や、皆が与えてくれる優しさが心地よくて
[撫でられるのは心地よく、されど溜息を吐く姿に隻眼が揺れる 追い詰められた思考が導いた、己さえいなければという思考 頑固なのは生まれつき。橄欖の石の硬度の如く 梃子でも曲げぬと決意を語る
自分の一番醜い部分 晒すのは無論のこと、他者に触れられるの好んではいない 心無い噂も表で直接言うのもあれば陰で言われるものもある その都度、相棒が威嚇するのだけれど その都度、傷もまた増えていって、何時しか鈍麻していく 時折開いて鮮血が零れ落ちる事があるが 其れも無視すれば、耐えられた
その象徴に触れる指に動揺と恐怖を感じずにはいられない だが触れる存在が心許す幼馴染だからこそ 自分は其れを黙って、受け入れていた]
(99) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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勿体無いとかゆーな!
[がう、と吠えて見せたのは出来の良い弟に対して落された兄の矜恃故である>>90。自分で言うのもあほらしいから口にはしないが、店一軒を、休みなく切り盛りして、働く人間を管理して、お客さんとのつながりも大事にして、わざわざうちに来てくれる人、中には青年に会いに来てくれる人だっている、かといって私生活も手は抜かず、買い物から自炊はもちろん、掃除洗濯全てを滞りなくこなしている。 どうだ、できた男だと思わないか! 幼馴染故に知る顔もあるからこそのコメントだとは分かっているが、なんとも釈然としない言いようである。。*]
(100) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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……当たり、前……
[本当に、そうなんだろうか。そうであればどんなにか 出来の悪い子に言い聞かせるように囁かれ 袖引く手は歪に育まれた心ごと掬い上げる様だから 何時も最後は、頷いて。誘蛾灯求める蟲の様に ちらつかされた光に誘われてしまうのだ
慰めるように愛でるように指が虚ろに触れ されど優しく袖を引く男の腕に、 己の経った1つ残った方の手を縋るように重ねる程に*]
(101) 2016/02/29(Mon) 17時半頃
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[それもこれも全て、リットの誇れる兄たらんと思う故の事だけれど。毎日自炊を心がけるのも、時折帰ってくる弟に、美味い手料理を食わせたい、そう思う故の、毎日の練習という側面もあることを、口にしたことは無いのだが。 全て、全て、可愛い弟の為。彼が帰ってくる巣が、心地よいものであるように。 優しい男、気遣いのできる隣人を演ずるのは、尊敬できる兄でありたいからである。]
お前に言われるのは、面白くない。
[じっとりと、冷ややかさを増した眼差しで。 言外に告げるのは、言われずとも、という言葉。 この、リットが実の兄より先に相談事を持ち込む男を野放しにしているのは、ただリットが口にしたことを度々こちらに知らせてくれるからであり、そのメリットが嫉妬を上回るからというだけの話であることを、きっとこの悪友も知っているのだ。].
(*37) 2016/02/29(Mon) 18時頃
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/* ヴラドと話すの楽しすぎてついつい絡んでしまう ヴラドと話してると何かこう、キャラが出来上がってくるしなぁ
(-80) 2016/02/29(Mon) 18時頃
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/* このこ(ガラーシャ) お持ち帰りしていい?監禁していい?! まだ、だめです。チョコレート渡してないし 箒と太陽について聞いてない
(-81) 2016/02/29(Mon) 18時頃
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/*俺はつくづく太陽派よな 北風をいまちょっと入れているけど
(-82) 2016/02/29(Mon) 18時頃
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/* 稼ぎ先は最初からお相手にセットされていました
なんて準備の良い…
(-83) 2016/02/29(Mon) 18時頃
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/* >>*29 をいwwwww
(-84) 2016/02/29(Mon) 18時半頃
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/* この間からシュガビタが脳内ヘビロテなのなんでだろうって思ったら、 ←コイツが某⚪︎⚪︎王に見えてるからだということに気づいたなう
(-85) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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[彼の兄の本質を実の処、男も知らない>>97 ただ元は優しい兄であるとかつての友を思って居て だからこそ、案じる事が多かったのだが、今は……
箒の事についても後で聞かねばと心に止め>>98 そういえば、あの時彼は何かを持っていたようなと 思い出す、他の事で手が一杯で気づけなんだが、さて
今日、彼が歩いたのは人にとっては普通に距離 されど彼に取っては辛い距離
それを知るからこそ慰みを注ぎこみ、こうだと言う彼を そっと優しく諭してしまう、仕方無いだろうと。 ―仕方無い、だけどいつか…いや、もしかしたら 彼が男を突っぱねる言葉を発さない事に密に安堵しながら 震える足を痛々しげに男は見つめた]
(102) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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/* 言うほど似てるか?って言われると、なんも言えない
(-86) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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[―― なんて、痛々しくみじめなんだろう]
『この足だけで射精しそうだ 』
(*38) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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[何時だって男は傷付いて罅割れた彼を掬い上げてきた 崩れてしまいそうになるほどの傷であっても 掌で掬い、歪な形でもくっつけた。
― 兄にはなれない。 兄にはなれない、彼の兄が代わりなど、なる気もない だって、――この距離は、兄弟のそれではないだろう もっと即物的な、ものを引き寄せる為のもの でも、彼はきっと気づかない そこに至るまでのものを提示などしていない
――友として幼馴染としても近い距離で彼の頭を撫で]
(-88) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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…馬鹿だな、君は 何処でそう思ったのか分からないが 心地よいのならずっと此処に居れば良いだろう
[年かさもない噂話>>99 それがまた1つ増える事を彼はきっと知らない 友として、彼の決心が変わることを望むように諭す 隻眼が揺れるのを見れば、搦め手で取り
己さえいなければという思考を摘み 頑固さを眺めて、嘆息をもう一度 ―言っても聞かないんだろうなと彼が抱く石を吐き
醜い処を優しくなぞってやる 彼の醜さは同時に美である、個である 護られるべきものであると何度も撫でて、いく 相棒と共に傷付いた彼を慰める為にココアを振舞ったのは 一度や二度ではない、傷が増えて鈍麻して
また鮮血が開いての繰り返しを見続け 心無い噂に幼馴染として、友として不機嫌な姿を晒した事もある
――其処に男は触れた、彼の恐怖の象徴に]
(103) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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[彼の噂が沈下した頃 一石を投じるのは、いつも男の役目であった 元は整った顔立ちをしているのだ、無口で無表情
だけど、其処に子どもたちは好奇心を擽った そんな子達に、語りかけるのは
「……、いけない事をしたんだ」そんな言葉
子供らは其処に面白可笑しく想像を追加した そして、それは母親や、父親らに伝わって、 沈下したはずの噂は芽吹き、彼の鮮血を溢させた
――、一重に傷つくその横顔が見たいが為に 一重に男を頼る彼が見たいが、為の、そんな行動だ]
(-89) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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そうだ、……当たり前のことだろ? 君と私は友達じゃないか
[言い聞かせるように囁いて>>101 心ごと掬い上げれば、光に惑う蟲の様に 彼はひらり近づいてくる、頷く顔をじっと双眸が見つめ
虚ろに触れる指に、その腕に 縋るように重ねるのを見れば頭を撫でて居た手を 彼の背にと滑らせ抱き寄せる形で近づけた
――そう、優しく 街からの光に彼が照らされるように 太陽でも月でも、ましてや星でもない光に]
(104) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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ほら、直ぐに、 捕まえられる
[先ほどのしくじりは、もう二度としない]
(*39) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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―― ガラーシャ
[そっと帽子下の耳許に唇を近づけ 友の名前を呼んだ、男の目が彼に見えないよう 吊り上がる唇に気づかれぬように。
” ゆ る さ な い ”
――ああ、でも、かわいい 街路を行く人は男に抱かれる彼に気づくだろう 明日の噂にまた1つ、口がさのない醜悪なものが混じる その噂を聞くときを思うだけで興奮が身体を掛けた
――彼はどんな顔をしてそれを聞くのだろうか
圧迫される下半身、それを戯れで軽く触れてみて 歪でみじめな綺麗な彼を戸惑わせる背徳感に濡れた]
(-90) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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[そうして少しした後、 ぽんぽんと背を撫でて、少し離れ そうだと彼の顔を覗きこむ虹は何時もの光を湛え 君に渡したいものがあるんだと綴りて]
…仲直りしたくてな、その、チョコレートを作ってみた
[君、好きだっただろと首傾げる顔は珍しく少し照れが入り 他に思いつかなかっただけだと言い訳がましく言いながら
少し待っていてくれと、 彼の背を路地の石壁に凭れるよう促し 自転車から、チョコレートが入った箱を取り出して 持ってくれば彼の前にそれを差し出した
飾りっ気のない袋に ゴロゴロと小さく歪なチョコが入って居る]
他の連中には内緒だぞ、欲しがると困るから
[1つ試しに此処で食べてくれないかと、尋ね見た*]
(105) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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俺を作った母と父の骨が入っているんだ
[ぽつり聞こえないように呟いた声は どこか光悦として、彼が口にそれを運ぶのを待っている*]
(-91) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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/* ぎゃん怖……噂まで支配してたとか ヴラドさんまじヴラドさん(因みに全く気付かない男←)
(-92) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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―回想―
[男が可愛いいとか恐ろしい以外の何ものでもない>>96 リットを呼んだら嫉妬する癖に、としかめっ面は愉しげで 怖いとワザとらしく肩を震わせる彼を見て
良いなぁとそんな顔を隠さない 今更隠した処でとっくにバレている>>*36おまわりさんこいつです]
ん?何って……言っていいのか?
[溜息1つ吐いた彼の反応が堪らなく 悪友として、仲よくなったのは彼の不幸かもしれない 何せ酒癖の悪い男なので、ちょっとあれなのである
がぅと吼える彼が本当はすごく有能なのは知って居た 少なくとも男よりかは人間が出来て居る>>100 無節操に倒錯物に彼は興奮しないし、 しっかり、自分の事は自分でしているのだから
幸だが、不幸なのは彼が弟しか見て居ないことで でもそういう処が、悪友の良い処だと思っていて>>*37]
……やっぱり、俺はお前たちが好きだな
[じっとりと冷たさを増した眼差しにしれっと言う 男が野放しにされている理由なんて分かり切っている 分かり切ったことだって、 彼も男が気づいて居る事を知って居るから、 男は彼の事を悪友と呼ぶのだ、>>*37*]
(*40) 2016/02/29(Mon) 19時半頃
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/* >>*32 流石に幼馴染に媚薬は売りたくないな…(まがお
中の人は物凄く爆笑しながら媚薬+αで売るんだけどね。 メアリー視点でいくと「心配性と善意が服を着て歩いてるような兄的存在」だから。 そんなのが、ある日突然媚薬を買に来たとかwwww
うん。 できればクリスタかコーラリアのお店を訪ねていただきたい。 多分あの二人の方が悪辣なものを用意してくれると思うw
なんだろう。 自分がやろうとしてた系統が、ヴラドの赤を見てると可愛らしいものに思えて来るよね(褒めてる これ本当にストーカーなんだろうかって、ちょっと自分の頭の中を覗き見したくなる程度には。
(-93) 2016/02/29(Mon) 19時半頃
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[痛々し気に脚を見つめる視線に尚一層居たたまれなくなる>>102 優しすぎることも、辛いのだ 特に其れを、受け取る資格もないのではと考える身としては
だが。世間は障害を持つ存在にとても、厳しい 特に己らがした所業――”星を造る”といった大それた事 上流階級の後ろ盾がある身の兄は兎も角 一般家庭の己に向けられる世間の視線は、とても冷たい物であった
故に温かさに飢える身は、其れを拒むは難しい 受け取る度に、増える罪悪感は鎖となって自分の心を縛るのだ
撫でる手が幾ら近くとも、 比較の対象が無ければ気づかない。気づけないのだ]
(106) 2016/02/29(Mon) 19時半頃
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ずっと居ればというけれど 俺がいるから、兄さんとヴラドは仲直りが出来ないんだろう? 俺がいなければ、また幼馴染同士で交流が……
[唯、願うのは兄と彼との交流の復活なのだ 兄に苦言を呈する様子を見るたび気に病んで それは自分が兄が本来いるべき場所にいるからだと結論に至るのは 至極自然な事であった
気が変わるように諭されても、頑固さが齎す意志は変わらない 醜き隻腕をなぞる指、水の膜が目の縁盛り上がっても 諭す様に撫でるから、それが零れ落ちる事はない
人々――特に子供らに障害を揶揄され、 また酷い噂が流れるたびに、其れに苦言を呈してくれた幼馴染 どうして彼を信頼しない等の選択肢がありえるだろうか]
(107) 2016/02/29(Mon) 19時半頃
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[思えば、如何して己の隻腕や隻眼は何時も噂がたったのだろうか 隻眼ならば兄も、クロードも 脚に関しては何時も車椅子のリラ弾きがいるというのに
複合して持っているのが珍しかったのか それとも自分が無口で不愛想だからなのか 或いは両方なのかは分からないが 兎も角、鎮火してはまた剥がされる瘡蓋が 膿んで爛れる中何時も手を差し伸べてくれたのは友人である彼だった]
……そっか、友達――ともだち……
[でもそれは、本来兄に与えられるべきものではないのか 嘗て親友であった、兄と君 その間の信頼関係を、幼心に凄いなぁと眺めていたのだから
頭を撫でた手が自然、背に滑らされ 一歩か数歩か。抱き寄せられて彼との距離が縮まった だから、男の顔は見えない。名を呼ぶ彼がどんな顔、しているのか 今、自分がどの様な体勢なのかも頓着していなかった 唯、何だか普段より距離が近い気がした]
ヴラド?
[その理由は彼も仲違いが不安だったのだろうかと考える その気持ちはよくわかる、が。近づきすぎて下腹部から下が密着しそうなのだが 惑いの様子で彼を見たからだろうか。それとも己が不安げに彼を呼んだからか 頭を撫でられ、その距離は開いた]
(108) 2016/02/29(Mon) 19時半頃
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[自分を覗きこむ瞳は何時もの虹色を抱いていて 己もまたいつも通りに信頼の眼差しを返す そんな彼が珍しく照れるような口調で差し出されるのは>>105飾り気のない袋 仲直り為、手作りだと聞けば口元が緩む
数あるのならば兄やリットやリアントにも―― そう、言いかけて。他の皆には内緒なのだと告げる様子に、 首を縦に振った。何せ元々チョコレートは好きだし 彼が其れを望むのならばと]
わ、かった
[試しに食べてほしいと尋ねるのは きっと仲直りをした、という証が欲しいからだろう 袋を開けば小さくいびつな形のチョコレートがごろごろと 少し不器用な感じが手作り感を醸し出しているようで
唇に当ててみればまだほんの少し温かい様な気もした 其れを口内へと導けば、何時もみたいに苦くて甘い味が広がる 唯――手作り故、だろうか 何だか時折、欠片みたいなものが混じっている様に思えるのは
試しに噛んでみればごりっ、ぱきりと音がする]
……?何が入ってるんだろう。ナッツ?
[にしては、味がしないような 不思議そうにヴラドを見るが、答えは貰えたかどうか*]
(109) 2016/02/29(Mon) 19時半頃
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[診療所の時間は案外あっという間に過ぎる。 患者がいれば師父は診察し、時に話し相手になり。 私も師父の手伝いをする傍ら症状と対処方法を学び、 必要に応じて奥の部屋で薬の調合をする。
患者がいない時間帯に食事を済ませ、日常のことをやり。 開いた時間で師父から新しい薬の調合方法について 調べたり、教わったり。
そうして気づけば日も傾いて。 「診療所の明かりを落とす」と言う師父の声に顔を上げる。]
わかりました。 今夜は出かけるんでしたよね。
[古い友人夫妻に食事へ呼ばれたと言っていたはずだと 予定を確認すれば、師父は柔らかな笑みを浮かべて こくりと頷いた。 相手は余程親しい人なのか。 頷いた師父の顔は童心のように明るい。]
(110) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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[灯りを手に夕闇の中を歩く師父の背中を見送って、 今頃一人でいる幼馴染たちはどうしているだろうと 藍色の空を見上げた。]
後で、なにか持って行こうか…
[子供の頃なら私かオペラの家に三人集まって 枕を並べたこともあったけど。
風邪気味のラリッサに夜道を歩かせるわけにもいかないし。 夫の留守中一人で家の留守を預かるオペラを こんな時間に連れ出すわけにもいかない。
結局は自分がどちらかの家を訪ねるのが良策だと結論付けて、 診療所の明かりを落とし、扉の中へと入る。
もっとも、ここは診療所兼自宅のようなものだから。 診療所の明かりが消えていても、人が訪ねて来る夜もある。 気まぐれが服を着ている様な芸術家の訪問も、 これが最初ではないのだから。>>25]
(111) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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―― 回想:魔法店『Aria Manque』 ――
[>>1:307シェニに、諦めないでくれるかと問われれば、 私は笑顔の裏に、僅かに驚愕の色が現れ出て。]
……そう、ね。 もしも貴方が星を作ることができたのなら。 もう一度夢を求めてみるのも、悪くないかしら。
[それは彼の頼みを否定したくない故の、気休めの言葉かもしれません。 けれど、私すらも気が付かないうちに、心のどこかでは、 やはり星空を見てみたいと望んでいたのでした。
だとすれば、私が自らに課した責務、使命を果たすのが先か、 それとも彼がその言葉通り星を作るのが先か。 なんとも先の見えない勝負になってしまいそうです。]
(112) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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[>>1:310オペラへのせっかくの改造の申し出は、 残念なことにすぱっとお断りされてしまいました。]
なぁんだ、残念ね……。
[私はちょっぴりしゅんとなりながら。 >>1:312件の神速箒の話になれば、くすりと微笑んで。]
ええ、ご明察。 劇場の子たちにも好評だったようで何よりだわ。
[騒動の裏にやっぱりクリスタ、と思われるのは癪ですけれど、 事実としてその通りなので反論は出来ません。]
大丈夫よ。 "簡単には"受けないわ。
[そもそも、私のお店に子供はまず来ないのです。 ごくたまに怖いもの知らずな子が来る程度。
また、商品の中には子供の目に触れさせたくない物もあるため、 いっそ18歳未満入店禁止にしようかとも思いましたが、 そうすると逆に健全な青少年の興味を引きかねないでしょう。 なかなか困ったものです。]
(113) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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[なんにせよ、いい大人ならまだしも、 子供を危険に晒すのは本意ではありません。 オペラの心配にしっかりと頷いていると。]
あら、マイスター。 ここに来るなんて珍しいわね?
[>>1:306影のように現れたマラクに、驚きながら。 騒動の相談、という部分は否定せず。]
2016/02/29(Mon) 20時頃
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[なんにせよ、いい大人ならまだしも、 子供を危険に晒すのは本意ではありません。 オペラの心配にしっかりと頷いていると。]
まあ、マイスター。 ここに来るなんて珍しいわね?
[>>1:306影のように現れたマラクに、驚きながら。 シェニの否定>>1:318に反して、騒動の相談というのは否定せず。]
あら、私だって嵐を呼びたくて呼んでいるのではないわ。 私が船を動かすと、何故かいつも嵐になってしまうだけよ。
[>>1:321茶化しには茶化し返して、笑います。 好奇心に殺されるのなら、きっと猫の方だって本望でしょう。 だからでしょうか、僅かに込められていた言葉の棘には気が付かず。]
(114) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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/* クリスタ可愛い[定期]
(-94) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[髪を梳かしながら、いつもなら指輪と並べて置いておくはずの 首飾りがないことに気がついた。
リラ弾きの娘と共に生まれてきた黒蛋白石。 魔力を込めることも、何の反応も示すこともないそれを、 手離すことは出来ずに、舞台の上でも身につけていられる装飾品へと加工していた。
夫がくれた指輪とは違う意味で大事なもので、 リラと同じほどの時間、リラ弾きの娘と一緒に在ったもの。]
忘れてきちゃったのかしら。
[劇場で衣装合わせの時に一度外したことを思い出す。
窓の外を眺めれば、夜の気配の中で 煌めく街の宝石灯の光はどこか冷ややかだ。 昼も夜も冷たさ以外に目に見えて変わるものはあまりないとはいえ、 人通りの少ない夜道を今から外に出るにはさすがに躊躇いがあった。]
(115) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[昼間、ギュルセルに>>1:402未明の地震の心配をされた折、 何かあれば街の駐在に頼むからと ――夫の不在をパン屋の店主やヴラドに そろって心配されていることまで話したばかり。]
けれど、]
大通りを通ればすぐだもの。 大丈夫よね。
[僅かな躊躇いはあったものの、 劇場そのものが明日は休館で閉ざされてしまうことを思えば、 わざわざそこを開けてもらうのも憚られて。
すぐに帰るから、と自分自身へ言い訳をしながら、 上着を着込んで車椅子を動かした。
きっと姉代わり>>111や心配性の駐在の耳に入れば、 またひどく心配させてしまうのだろうけれど。*]
(116) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[>>1:383この場を後にするシェニに手を振り返して。 いくらか話していると、オペラから本題の話になります。 >>1:395彼女から頼まれたのは、特に面白みもない仕事。]
私、時間外労働はしない主義なのだけれど。 ……仕方がないわね。オペラだから特別よ?
[ぱちりとウインクをひとつ。 二人が話している間に、私は一旦店内に入ります。 それから暫くして、宝石入りの木箱を抱えて戻ってくると、 あらかじめ常備してあった注文の品を彼女に渡しました。]
またのお越しをお待ちしております、なんてね。
[>>1:411>>1:419そうして二人が帰るのならば、 私は笑顔でその後ろ姿を見送ったでしょう。]*
(117) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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-回想-
[あぁ、しまった…と思った。 コーラリアの指摘>>55は正しい。 壊さない努力と壊れない努力では、 全く意味が違ってしまう。 壊す側と、壊される側。
そして――― 今まだ、気付かない。 気付かないふりをしている。]
そう、……だな。
[ただ血玉髄の瞳をよぎる暗い影の存在は、 目敏いコーラリアには気付かれてしまっただろう。]
(118) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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いっそ、最初から壊れる様なものなんて なにもなければよかったのかも…
(*41) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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―――………難しいな
[なにが、とは言わず。 ただ困ったような笑みを浮かべて、グラスの代金を支払った。]
2016/02/29(Mon) 20時半頃
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―――………難しいな
[なにが、とは言わず。 ただ困ったような笑みを浮かべて、グラスの代金を支払った。**]
(119) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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/* 基本あったら返したくなる陣営
(-95) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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/* ガラーシャとヴラドは本当にコア広い…! クリスタもお疲れ様!
(-96) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[彼の足を見る男の視線に 居たたまれなさを感じていると手に取る様に分かる 彼の無表情は時にとても雄弁だ
そんな資格ないのではと思っているのだろう その卑屈さが男の性を粟立たせる、 自分に自信が無い、そう仕組んだのは男であった
―この友人はまさに男に取っての理想だ 罪悪感に心縛られるのを見る度、熱びてしまう]
(-97) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[シェニやオペラ、マイスターが帰った後。 ずいぶん歩いて疲れたことだし、しばらくお昼寝でもしようかと、 お店の中の私室へ戻ろうとした時のこと。
>>1:409またもや私を呼ぶ声が、何度も聞こえてきます。 しかもお店の回りをうろうろとしているようですが、 もしかしてもしかするとストーカーでしょうか。
私は武器を手に取り、音を立てないよう裏口から店を出ると、 暫定怪しい人にそろりそろりと近づいていって。]
……あれ? なぁんだ、先生だったのね。
[>>409その姿を認めれば、ふうっと溜息を吐いて声をかけ。 私は手に持っていた武器を、くるくると回しました。 これは、色は赤と黒で細長く、先端が折れ曲がり二又に尖った凶器。 これは私のお店の商品の一つで、『バールノ=ヨウ=ナモノ』という武器です。]
危うく怪しい人だと思って撲殺してしまう所だったわ。
[まあ実を言うと、最初の時点で声から先生だと分かっていたので、 何もかもが冗談だったのですが。]*
(120) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[誹謗中傷に晒され暖かさに飢える友を優しく解し 撫でる距離が他よりも近くてもこの場で 其れをおかしいというものは誰も居ない>>106 だって、彼は気づかない、気づけないのだから]
?何を言っているんだ 私とシェニが?…………君が居なくなったら? まさか、そんな事あるわけないだろ
私とシェニの問題は、性格故だ
[それは暗に君が、ガラーシャが居ても変わらない事 ―彼が居なくても変わらない事を指していた 思い上がるな、と男は言わない、言う気もないが 彼も気づくだろう、そういうことだと>>107]
君の居場所は君だけのものだ
[その上で、男は撫でる手で 隻腕をなぞる手で此処に彼の居場所があると教える 兄の場所と彼の場所はまったく異なるのだ
そう諭しても頑固さが覆らない意思の強さには 少しばかり珍しく苦笑を合わせて 落ちぬ水の膜を帽子の下に見る
何時だって、男の手は彼を助け掬いだす為にあり 信頼を寄せられる度、その力は強くなっていった]
(121) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[隻腕に触れた指がくりっと肘の先を抉る つい、やってしまったそんな風を装い 水の膜を目の縁に添える彼に劣情をもよおした
―悪い噂を流す度 信頼を寄せる彼が此方にのめり込むのが堪らなく 無表情でありながら、こうして魅せる顔に
―光悦と、肉慾を抱いてしまう 罅割れた身体、其れをぐりぐりと気づかぬ振りで苛めた]
(-98) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[噂の出どころなど、何処でも良いだろ 複合した分、其れは彼を他と違って見えさせた どこか臆病な横顔も、無口さも不愛想さも
全てが彼の魅力に変わって居る事を 男は密かに誇っているのだが、生憎それを言う機会は今の処ない
それよりも、何度も癒えて剥がされを繰り返すのを見 膿んで爛れた其れを癒し撫でるのが男の役目であったから]
なんだ、君は俺の事を友達と思っていなかったのか?
[心外だなと少しばかり拗ねた口調で言った>>108 其処に彼の兄は関係ないと言っても彼は納得しないだろう 頑固なのだ、こういう処で。それは美点であるけれど
背を滑らした手でついぞ抱き寄せたのは 何の意味があってか、など誰ぞに言うつもりのない行為だ ただ、男は彼が名を呼ぶまでそれを愉しんだし
呼ばれた瞬間、彼の顔を見るのを忘れなかった]
(122) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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……― ……
[惑う、その顔が見えた。 嫌悪感というものすら知らないような顔だった 不安げなのに、何が不安なのかも分かっていない様な
――そんな顔にじんわりと熱がまた広がった 耳元に寄せた唇が、頬を掠めたのは故意
思わず触れてしまった。其れも見られていたけど そんな事どうだっていいじゃないか
―憎らしい、俺を裏切った彼、憎らしいのに いや、憎らしいからこそ、劣情は濁流のように押し寄せ 彼に擦った下半身は確かな熱を持ちて]
(-99) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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[離れた後、頭を撫でて、また彼を見た>>109 隻眼のエメラルドは倖を湛えていただろうか 何時も通りの信頼の眼差しが嬉しく
照れたように差し出したのは 仲直りの為にと作った少し歪なチョコレート 彼だけに作ったものだから彼に食べて貰いたい
珍しい我がままを男は口にして 首を縦に振った彼に良かったという顔で迎え
その唇が歪な形のそれを口に運ぶのをじっと見てた]
(123) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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堪らないな
(*42) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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[唇に当てた処が溶けて見えた 男の一部、吐き出したものと生み出したもの 其れ等が彼の咥内へと招かれる
それだけでじんわりと下着が先走りに濡れた ― 品の良い唇に収まったもの。其れは男の熱だ
何も知らない顔で、何も知らず穢されゆく友 その背徳感がひしひしっと男を刺激して]
(-100) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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……骨だ
[しれっと不思議そうに此方を見る彼にそう答えた]
2016/02/29(Mon) 21時頃
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……骨だ
[しれっと不思議そうに此方を見る彼にそう答え]
(124) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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/* クリスタ来ている!(がたっ 待ってね、そろそろおうち帰るからね。
しかしそろそろパン屋出ないと俺ストーキングできないよな(
(-101) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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[さあ、どんな顔をする 男の一部が彼のモノになっただけで
劣情は酷く甘美に灯される―そこらどうなるか]
(-102) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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なんてな、冗談だ。
[驚いたかとすぐ彼に向かい首を傾げ見た どんな表情を浮かべたか、愉しむように揶揄って 抗議の声を聞けば、悪かったというだろうけど]
そういえば、 またあの箒形が変わっていたが、何かしたのか? …あのとき…変なものを持っていたような気もするが
[彼がお説教を喰らうと思っている要件を口にして ぱきりと音がしたそれを有耶無耶にしてしまう
怒らないからと前置きし 何だったのかを尋ね、その答えを貰えたのなら そろそろ、戻らないと夕食が冷めそうだなと彼を促し]
そうだ、…後で駐在所によってくれるか? 配達物を頼みたいんだが、…
[従兄弟の預かりものを届けてくれまいか頼もうか リアントを呼び、>>84 すまなかったと言って 男自身はパトロールに戻ろうか、 その前にお手洗いを借りようとするが**]
(125) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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抜きたいから、トイレを貸してくれ
[最低な発言を悪友にそっと耳打ちしようと おまわりさんこいつです**]
(*43) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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―― 回想:パン屋さんと ――
ウフフ、そうかもね。 魔女は猫の目のように気まぐれなのよ?
[私は白猫だけれどね、と心の中で笑って。 >>1失礼だなと言われれば、冗談のつもりだったけれど、 気を悪くさせたらごめんなさいね?とやんわり謝ります。
もちろん彼が本気で怒っているようには見えませんし、 当然のことながら、彼が従業員達を馬車馬のように働かせるような悪どい人物などと思ってはいません。]
私はいつでも大丈夫だけれど……。 それなら、この日なんてどうかしら?
[日程と問われれば、手帳を取り出すとカレンダーを開いて。 都合のいい日の予定を合わせたことでしょう。]*
(126) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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[彼に手渡したチョコレートの袋には 宝石が1つ入っている、何も知らぬものから見れば ただの宝石、されど、それは盗聴用の宝石で
―ぱきりと響いた骨の音が、耳を離れない男にとって 彼の音を聞きたいが為の、仕掛けである
やばい、エクスタシー、。
絶頂を迎えそうになるのを堪えそうだ**]
(-103) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww>>*43
いや、うんw 好きですwwwwwww
(-104) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 21時頃
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/* 外見そんな幼いつもりはないんだけどなぁ。 成長止まってる、っていうのが分かりにくかったかも。 これは当初の26歳設定の時に考えてた部分だから、削除しても良かったような?
ついでにせっかくだし、体型の設定でも1 1.まな板/2.貧相/3.普通/4.ふつくしい/5.豊か/6.グラマー
(-105) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* 駄目だこいつ幼児体型だ。
……このままじゃエロルなった時に大変ろうし、魔法で体型弄ってることにして、もうちょっと体つきを良くしよう。 さすがに壁っていうのはまずい。
(-106) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* 俺の幼馴染が変態すぎてwww笑うwww
(-107) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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― モルチアナ工房 ―
[石壁も冷え込んだものの、夜はまだ訪れたばかり。 陽の無い世界での夜は、実に曖昧。
だが、まだ帰宅の可能性を残す時間帯。 木製の腕に満ちた水が小さな波紋を打って、 その日も弦楽器職人は些細な賭けに白星を挙げた。
呆れも隠さず声を震わせた、弟子の非難を聞きながら。>>15]
おや、おかえり。クロード。 体調不良は快癒したのかい? [頬杖に自重を移し、首を傾ければストールが流れる。 早速、平然と静かな言葉を返すのは、 真実味の足りなかった書置きへの揶揄。>>1:283
己の言葉に応えるよりも先に、 カップに茶を満たすのは既に慣習だろう。 麦を炒ったものより茶葉が良い、とマイペースな相槌を打ちながらも、 冷たく素朴な液体の満ちたカップをゆっくりと引き寄せた。]
(127) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[音も立てずに静かにカップを傾ければ、 冷えすぎた茶が喉を滑り落ち、己の体内を巡った。 涼とした感覚に臓腑が凍え、弟子の一音に視線を上げる。>>63]
いいや、君の持つ仕事で急ぎのものはない。 偶には養生するのも悪いことでは無いだろう。
それよりも、何か気掛かりが在る顔をしている。
[なんでも聞き分ける耳と、なんでも見透かす瞳の持ち主は、 彼の隠せぬ躊躇いを当てて、カップを卓上に戻した。
次いで、何でもないように引き寄せるのは、 郵便屋から受け取った一つ目の荷物。 未開封だったそれに視線を落とし、ペーパーナイフを手繰り寄せて。]
(128) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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そんな顔をしたまま、工房に戻らなくとも。 私は生水を啜って死ぬほど柔ではない。 ――― 気になるというなら、今からでも遅くないよ。 出掛けてきては如何かな?
[手元から視線を上げずに、操る言葉は何処か突き放したもの。 彼の不安に迫る冷たさは、一口飲んだ茶では癒せない剥離。 ガサ、と包みを解き、中から現れた小箱を検分しつつ、 ペーパーナイフのきらりと光る切っ先で、扉を指し示した。 尼寺へとオフィーリアを追い立てる、芝居がかった仕草で。>>64]
ああ、ただ。 ―――…夜道に気を付けると良い。
街灯の無い、細い通りもあるからね。
[トン、と小箱を突いて、彼を囃し立てる語は、 気遣いを含ませながらも、否を唱えさせぬ声だった。*]
(129) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[包みの中から現れた小箱は、顔の広い雑貨に頼んだ代物。 クロード相手には誤魔化した郵便物は、己が注文したものだ。
『宵闇祭り>>0:29で使う、仮面を新調したい。 また、白石の仮面と絹の手袋を。>>1:113』
衆目を避けたがる職人らしい、極々平凡な注文。
まるでファントムのようなんて冗句は受け付けず、 嘘を吐かない男は、何時用いるかまでを言明しなかった。*]
(*44) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* おまわりさん、へんたいです!
(-108) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* 駐在寄って荷物取りに行けって聞こえる(難聴)
(-109) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* 言明しなかった(言明しないとは言ってない)
アカン、脱文しておる。 目的はお祭り用に買ったけど、 お祭りのとき使うとは言ってないよね!って話なんだ。
焦らずゆっくりと行こう。 しかし、クロードは中の人ごと初々しくて、 ついうっかりとマイフェアレディなんて言葉がよぎる。
(-110) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* >>129 街頭のない細い道を行け
如何してだろうそう聞こえてしまうw
(-111) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* ヴラドが覚醒しておる…!
メアリーも可愛いな。 何処かで突きたい案件ですな。>>*21>>*22
(-112) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[弟がヴラドに呼び出されるまでの弟やリット、リアントを交ぜての談笑は 魔女に改造された神速箒の話が主であったか。
弟に、車椅子は改造されたのかと問われれば>>97、肩を竦め]
オペラがドリルは許さなかったようだけど 羽根はつけて貰えるかもしれない。>>1:395 [そんな風に、リラ弾きの提案を思い出しながら答えたのだった。
きっと喜ぶと思うという言葉には、 そうだといいな、と小さく笑う。
彼女の、気休めかもしれないけれど承諾してくれた約束>>112を 頭の片隅で思い出しながら。
食事の準備を手際よくリアントは行ってくれて>>79 空腹を訴えるメンバーのために大盛りでシチューをよそってくれた。]
お酒があるなら少しだけいただこうかな。
[お勧めと言われた赤ワインに目をやると答える。
そんな折、ヴラドに呼び出された弟が階下へ降り、 先に戻ってきたリアントが先に食べるかと問うので]
少し待ってみて、あまり遅いようなら二人とも食べてていいよ。
[自分は待っておく、と冷めてしまったら リアントに申し訳なくはあるのだけど、と謝った。*]
(130) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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- 回想・魔法屋で -
[いなくなった猫でも探す様に、ぐるぐる回って 店主を呼んでいると不穏な気配>>120 随分撲殺向きの棒状の武器を視界の端に納めると ほう、と笑いだす。]
こんな堂々とした不審者がいるか。 それにクリスタ嬢が振り回していると 凶器には見えないな。
それとも、俺に勧めてくれたのか? 押し売りされる予定はないが、脅かした詫びとして 買い取ってやってもいいぞ?
[そんな減らず口を叩いた後、ひとまず本題を投げてみる。]
立て篭もって忙しいのか? 他に用があるなら、素直に帰るが。 昨日の人形、幾つか出来ているならもらえないかと思ってな。
[帰る際に見せた、いつもとは違う様子も 気掛かりだったが、どうやら口の利き方も変わっていない。]
(131) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* 失礼します。 リットより、本日12時半頃、秘話がないコールを受けました。 首尾など、如何でしょうか?
(-113) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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……つまらんな。
[どうやれば変わるのか。 ただ力を入れ過ぎれば砕け散りそうな身体は ゆっくりと楽しむには向いていないかもしれない。]
(*45) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* 連絡ありがとうございます。 まずは、と思って、狂人側へ秘話にて連絡を致しました。
リットさんが動きにくいようでしたら、お名前をお伝えしますので、おっしゃって下さいな。
(-114) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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少し材料が手に入ったから試してみたくてな。
そうだそうだ。 クリスタ嬢の髪の毛もくれると人形達が賑やかでいい。
[くるくる回す凶器の触り心地を知りたくて、 片手は凶器に、片手は掌をクリスタ嬢に差し出して。
不審者を追い払うには殴るか、素直に品物を 渡すのが早いが、どうやって帰したかはクリスタ嬢次第*]
(132) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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――星のこと忘れたのか?
[ふと、彼との別れ際>>125 思い立ったようにつけたしたのは、 彼が昔、作ろうとした、もの。
罪の証。忘れてた、というような何でもない言いぐさで 彼の虚ろな袖を離す、ひらり。落とすように それはさながら、流れ星の如く
虹は夜に落ちる
まだまだ――これからだ**]
(-115) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[その眼は初めて出逢ったその日と同じ鋭いもの。 十年も共に過ごせば少しの動揺もいとも簡単に見透かされてしまう。>>128 へら、と苦笑の笑みを見せながら、卓上へと軽く手の乗せて。]
気がかりというか…。 ヴラドさんい駐在に寄るように言われてるのをすっかり忘れてて…。
[直ぐに、とは言われてはいなかった。 だが然し、従兄弟は忙しい上に中々遭遇すらままならない。 この夜道ならパトロールより駐在所に居るという確率がグンと上がるか。
ふむ、と顎先へと五指を絡め一寸考える。]
(133) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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それ位で死なれたらとっくに亡くなってますねマラクさん。
…すみません、そうさせてもらいます。 ヴラドさん忙しいから中々会える機会無くって。
[何処かもの静かな、こういつもと雰囲気が違う気がしたのは気のせいだろうか。>>129 それでも言葉に甘えることにし、昨日開けていなかった包みを開ける仕草を横目で追いながら。
その握る切っ先光るペーパーナイフは扉を示す。 では遠慮なく、と思い扉へと歩き出す寸前。]
大丈夫ですよ、それにその細い道の方が早く駐在に着けて、 此処にも早く戻ってこれるので。
[今まで物騒な話は聞いたことがない。 ましてや自分は男、美人な女性なわけでもない。 師なりの気遣いだと受け止め、ニコリ笑みを浮かべて、
パタン、と工房の扉は閉められた。*]
(134) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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― 裏道→ ―
[此処から駐在所へ行くのには、裏の細い街頭無き道が一番近道。 日中はそこそこ人通りも多いものの、 この時間ともなれば通る人はほぼいないに等しい。
そんな道をこの時間、悠長にのらりと歩く小柄な男。 自分が女なら痴漢やら物騒な事に巻き込まれるんだろうな、 そんな事を考えながらゆっくりとその足は、 従兄弟が居るであろう駐在所へ向けて歩き出した。*]
(135) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[人は誰しも、己の見たい世界を見て、 聞きたい音を聞いて生きている。
それはこの街に無い空だったり、 無い空を掛ける星の煌めきだったり、 在り得るはずのない不変の心だったり、
或いは、理想で固められた師と云う偶像だったり。]
(*46) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* すみません、秘話を使うタイミングが見当たらず、まだ秘話を飛ばしていなかったのですが、そうですよね、不安にさせてしまいましたね。 着席次第、早めに飛ばそうと思います。お手数かけてすみません。
(-117) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[腕は良いが、生活力は足りぬ自堕落な男。 誰かが傍に居ねば、寝るを忘れ、喰うを忘れる捨て置けない人。
ひとりぼっちの誰かを、満たしてくれる依存の対象。 悲しくも切なさの向こうに見る、欲してくれる誰か。
十年丁度、求め続けてくれた都合の良い幻。 その偽りの下に隠された、本当の顔を、誰も知らない。
永年傍に侍った弟子さえも。 否、彼が他の誰でもない、彼が最も否定したのだ。
誰かの想いも、真実も、全てEyepatchで覆うように蓋をして。*]
(*47) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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/* メモみた ヴラドさん離籍ぃぃぃぃぃ! これは行ったけど不在で荷物受け取れなかった
でロル作ればいいかなっと。
(-116) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時頃
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――夜の劇場―― [裏口から顔見知りの守衛に理由を話せば、 「若い娘がこんな時間に…」と小言をこぼしながらも 温かなお茶が出されて、寒さにかじかんだ指を解くように カップを両手で包んだ。
熱過ぎた湯で淹れられたせいか、少し渋みがまさる味に、 クロードのお茶の方が美味しかった、などと思ってしまうけれど。
人気のない劇場を支配する静寂は 壁のレリーフや荘厳な女神像たちと相まって、 ここが現世でないように思えてくる。 太陽の広間の女神像が優美な視線を向けてくるのをじっと見つめていると 年老いた守衛が不意に「懐かしい…」と呟くのが聞こえた。]
懐かしい?
[振り返りながら問えば。 さらりと肩から髪が滑り落ちる。
どこか眩そうに守衛が目を細めて、リラ弾きが手に持つリラへと視線を落とし、 それから女神の携える竪琴へ視線をあげた。]
「あの女神像の竪琴のモデルになったのが、そのリラだという話さ」
[それは初耳で、支配人よりも遥か年上の守衛の 皺が刻まれた顔を見上げた。]
(136) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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あの女神像はグレイ工房の作品でしょう? ギュルセルさんのところの。 何か関わりがあるの?
[グレイ工房の作品はこの劇場に数多ある。 先代、先々代が不幸な事故で亡くなってからも それらは大切に使われてきた。
この劇場にとってもけっして縁の浅からぬ名前だとしても、 一介のリラ弾きの持つリラに関わりがあるとは到底思えない。]
(137) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* 返答と対応ありがとうございます。 お相手に関しては一応検討はついているので大丈夫です。
(-118) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[老齢の守衛が昔を懐かしむように女神像を見上げるのに倣って、 その微笑を見つめる。]
「劇場の歌姫の婚礼祝いに作られたんだ。そのリラは。 歌姫を愛した職人街の職人たちの手で。 楽器職人から宝飾職人、魔具職人まで総出でね。 その中には若かりしグレイ工房の主もいた。
彼は――この劇場の歌姫の婚礼のために作られたリラを、 女神像の持つ竪琴のモデルにしたんだよ」
[生まれた時から一緒にいたリラの来歴に、 けれどその不確かさにリラ弾きは首を傾げる。]
でもそれってこのリラだって保証はないでしょう? 後から真似て作ることも出来るんだし。
[他愛のない質問に、老齢の守衛が笑みに皺を深くてして答えた。]
「歌姫の名前と持って生まれた石を知れば、 他人事ではないと分かろうて。
オペラ・ダスク。 黒髪と虹色の目の、黒蛋白石を持った歌姫だ」
[それはリラ弾きオペラが、 生まれ出でた時に名をもらった曾祖母の名前。*]
(138) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[コーラリアは、白く透き通る皿の上にパンを乗せた。 無造作に。関心が薄れたように。
昨日の朝に、リアントが届けてくれた『土産』。 すぐに千切る事が出来なかった。 温かいミルクに浸すことも出来なかった。]
あぁ、…―――リアント。 バカだな、お前。
[握ったフォークを降り下ろす。 ぐさり。]
ピンクのドレスのあの女。 お前目当ての客だって、もろばれだろ。
[ぐさり。]
……んなのに、よぉ。へらへら笑いやがって。
[ぐさり。]
オレの方が数倍も綺麗だろっ!
[ぐさり。]
オレの!ほうが!何倍も、何倍も!お前のことっ!!
(-120) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* 無茶振りしていくスタイル(笑顔
(-119) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* とか。 (物理的に遠くにいる人へ、PL視点でのアピール)
(-121) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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……。
[ちらり、視線を向けて。]
(-122) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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消えた少女の記憶
[幼い頃、少し離れた場所にある魔法学校というものに入りたいと思っていた。
生家はそこまで裕福というわけではなかったし、 男は弟や年下の幼馴染の面倒を見たりと子供なりに仕事が与えられていたので そこへと入ることは叶わなかったが、 魔法の才能もそれなりにあると自負していたし ―故に独学で行った魔法実験により事故を起こしたわけだけれど― きちんと学ぶことさえできれば失敗せずに済んだのでは、と今でも思っている。
一度事故を起こした身のため、養子に入った屋敷では 魔法を使用することは殆ど禁止されていたから 結局きちんと学ぶ機会はおとずれていない。
街の子供たちのことはよく遊んでいた幼馴染以外も覚えているのだけれど 例えば公園で絵本を読んであげたオペラや 彼女と仲のよかったメアリー、ラリッサのこと。
彼女たちの他に、魔法学校に入学すると聞いた年下の少女がいたと記憶している。 空のように澄んだ水色の髪をした明るそうなその女の子だった。 男にしては珍しく、羨ましいという感情を他人に持ったのはその時くらいだったろうか。
18になった頃から街へと出るようになったが 成長した子供たちを一目見れば、 誰が誰かもその面影からすぐに把握できたのに ―そうやって、自分を覚えていそうかいなさそうかで付き合う相手を選んでいたのもあり― 彼女の姿はどこにも見つけることはできなかった。
一人の少女が姿を消した事件の噂は耳に届きはしたものの それがその少女であるとは、知らないままである。*]
(139) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* と、対話の間に秘話を挟むとか。
あまり畏まらずに秘話をお使い下さると、宜しいかと。 それでは、これにて。**
(-123) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* 了解しました。 また何かありましたら、どうぞー。**
(-124) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[夜の沈黙に身を宿した女神像に 少し親近感を抱きながら、 その足元に車椅子を寄せる。]
職人街総出、ってすごい人気だわ。
[愛されて生まれたリラだから。 心が離れていくことに聡いのだろうか。
それでも永の時を経て、今リラ弾きの手元に残ってくれている そのことに愛しさは募る。]
ありがとう。
[半身の経た時を改めて思い、 緩やかにリラ弾きの指がリラを撫でた。*]
(140) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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――でも、仲違いした原因は、俺だろう それくらい、分かる
[自分がいなければ、きっと養子に兄は行かなかったし 兄とヴラドとの間に溝もできなかったと 性格ゆえの物もあるかもしれないが、ではどうして 事故が起こる前親友であった2人が其処まで拗れたのか 考えれば答えは自明。故に暗に自分が居ても変わらぬと 告げられつつも首を小さく横に振って
自分がいるから等。思うのも烏滸がましいにも程があるが それでも、切欠さえ無くなれば”いつかは”と思ってしまったのだ>>121
だから、素直に頷けないし頷かない 自分の居場所が自分だけの物だと思えない だが諭す様に確かめるように何度も隻腕なぞる手が 此処に居ても良いのだと告げるのが酷く心苦しくも 嬉しい感情も同時に抱いてしまった事を酷く、恥じた
彼の指が偶然か。肘の先を抉るように触れられ 痛みを唇を淡く噛んで耐える きっと偶然、だろう。制服越し柔らかく覆われた皮膚 その下には薄い肉と神経がある他の個所より過敏な箇所
痛いともいえず、水の膜を厚くしながらも唯彼が触れる事飽きるまで 無口に、耐える。その時の男の顔を、己は見ていない]
(141) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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――。いや、友でないなどと、そんな事は思ってない 君は、ヴラドは幼馴染で、友達で
[年上で、何時も皆に手を差し伸べてくれる優しい人だから つい頼ってしまいそうになるのを自制しなければと思う という呟きは心の内に秘め。拗ねた様子に慌てて言い繕う
彼の手は市民の皆の為に そしていつか彼を心から愛する女性の為に
そう思っているのに、この幼馴染に中々浮いた話が無い 兄やリアントもであるが、年上連中大丈夫だろうか 本気で心配してしまうのであった とはいえそれは今は関係のない話か
抱き寄せられても、不安あるいは感極まったのだろうかと思う 例え頬に掠める者があったとしても
けれど流石にこの年では恥ずかしいし、惑う 故に名を呼べば背からまた頭を撫でて離れる手 幼き頃から積み重ねられた信頼は最早盲目と言っていいだろう程 己の中に根付いていた]
(142) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[チョコレートは好きだ。哀しい時、泣きたくなった時 いつも彼から貰うチョコレートが心の慰めであった 是が自分のトランキライザーみたいな、ものである
仲直りの印、口の中でほろりと溶けるチョコレート 混ぜられている物は何だか不思議な食感で 尋ねた言葉に返ってきたものは。想像の遥か斜め上>>124]
(143) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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―――え?
[骨。ほね?]
(144) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[それが何かを理解した瞬間、驚愕にたった1つの瞳は丸くなり 顔からはざっと血の気が引いて、硬直は一瞬 慌てて口の中に指を突き入れえづき、涎が一筋口の端伝う 自分が憎いのか、それとも単なる言い間違えか
そう思っていた所、ネタ晴らしは呆気なく>>125]
冗談にしては性質が悪いぞ、ヴラド
[本気で信じてしまったではないか、と 無表情の中にほんの僅か見せる拗ねた顔 縁に溜まっていた涙が一筋頬を伝い、手袋嵌めた掌で拭い去る
よくよく考えれば、誰にでも面倒見のよい彼がそんな事するわけないのに 何を阿呆な事を考えたのだ。自分は 冗句も性質が悪い物の、疑ってしまった事を恥じて 自身の抗議に悪かったと告げるのならば 小さく、此方こそごめんと告げた
箒の事に関して、説教タイムが始まると思っていた所 どうやら説教はないらしい。ならばと 無表情ではあるものの瞳を輝かせ、 とても嬉しそうに今日の出来事を語った]
聞いてくれるか!あのなギュルセルの工房で 女神像を守りがわりに取り付けて貰ったんだ 是で夜の道でも安全に飛行できるし、練習もばっちりできる 時速400㎞/hでいつかアクロバティックに空を舞う事も 不可能では……
[そう、話し続けていた所 近所迷惑にでもなると思ったのか、それとも気を使ってか リアント作の夕食が冷めるとストップがかかった>>125 まだ話し足りないものの、配達の依頼も同時に受ければ 分かったとばかりに頷いて]
(145) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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一番弟子殿にだな、了解 夜間飛行は初めてになるが、無事届けてみせるよ
[告げれば元来た道を戻り、再びベイカー家の2階へと足を踏み入れよう 別れ際、星の事を尋ねられたなら、顔が強張って 先程のやり取りで薄れていた心の氷がまたぴしりと根を張る]
……忘れてなんか
[いない、と震える声が紡いだと同時 肘から下に何も持たぬ袖が彼の指から離されて、 風に吹かれて空にはためいた
ベイカー家へと戻れば二階に行く前先程の昏を払拭したいから 袋からもう1つ、不揃いのチョコレートを取り出して 口の中へと頬張れば矢張りぱきり、と音がする
骨とか縁起でもない事を言うから、多少は不気味であったけれど それでも信頼する幼馴染からの贈り物。冗句と信じぬ方が悪い だからこそ、本当は其れが何であるのかを 聞くことを忘れてしまったのだ
咥内で溶けるチョコレート 口の中で小さな音が、またぱきりと鳴った*]
(146) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* 長すぎほんとごめんなさい[土下座タイム]
(-125) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[二階に戻れば、さてリアント特製シチューは未だ熱さを保っていたろうか 何を話していたのかと問われれば曖昧に誤魔化そうとするだろうし 手の中の小袋に関しては、あげないからなと念を押す 無論、リットだけにである
出る前の兄との会話で、車椅子の羽根改造を聞いた事やら 興味ある話は沢山あったけれど でも先程の。まるで戒めるように自戒せよとばかりに 思い出した己の傲慢さと醜さ 其れを思えば再びその事を興味深く尋ねるのも憚られた
兄の皿、中身が減っていない>>130のを見れば、 待たせてごめんなさい、と小さく謝り ゆっくりと元の場所に座る
何故か相棒は自分の持つ小袋に唸りを上げていたけれど シチューの肉を差し出せば機嫌が回復したのか 其方の方にすぐ夢中に、なってしまった*]
(147) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* あぁ、なるほど… 何から何まで、ありがとうございます。では早速…行って参ります。
(-126) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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――― ああ、ヴラドが。 それは大事だ、茶を淹れている場合ではないね。
[彼の助力が無ければ、水を啜っていた男は、 案外、気のない返事で、包みの中に指先を沈めた。>>133
心を明かさぬ瞳は手元に下げた侭、 結局、茶を師に淹れただけでまた出ていく献身を褒めもせず。 代わりに彼が寄越したのは、夜を軽んじた言の葉。]
……ああ、もしも長引くようなら、 そのまま帰宅しても構わないよ。
また、戻ってくるのも苦労だろう? [さらりと告げた言葉は、追い払うようにも響く。>>134 彼の胸に不安が発芽し始めたなら尚、反響を伴って。>>64
行ってらっしゃい、と左右に振れるペーパーナイフ。 調律に使われるメトロノームのように規則正しいのに、 師の思惑を多少なりと乗せてくれる音色は、一音も奏でぬまま。*]
(148) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* しまった。パンをぐさりするには、赤チップが最適だ……
(-127) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[開いた小箱の中には、白石で作られた仮面が収まっていた。 まるで、劇場で演じられる怪人めいた小道具。 己が宵闇祭り>>0:29で身に着けるものだが、 その労働は、彼に明かしたことがないので知る由もあるまい。
故に、己はその仮面で顔を覆い、絹の手袋で無骨な指先を隠す。 普段纏うストールを落して、羽織るは黒い外套。
夜に良く馴染む、夜を良く知る男の正装。]
(-128) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[ひらりと外套を靡かせれば、同じ静寂で在るのに印象が転じる。
物静かで自堕落な弦楽器職人から、 冷たい静謐を引き連れる怪人へ。
彼が立てた扉の音色に暫し遅れ、表看板は漆黒に染まった。*]
(-130) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* 本当に、本当になんかもう、ダメダメで申し訳なく思いつつ、フォロー有難うございます… ストーカー…ストーカー…同じ部屋にいるぞ…とりあえず何か監視装置でも渡すか…?とか考えてたら、うん、申し訳ない。
(-129) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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― 裏道 ―
[コツ、と石畳を叩く不穏な音色。 普段は靴音など立てぬ職人の高らかな音色。>>135
仮面の裏側で吐き出す呼気は、鼓膜に近く、 人気のない裏道に反響する彼と己の靴音。
彼が進めば同じだけを稼ぎ、止まれば同じく音が止む。 それは態々彼に聞かせる為に立てる音。
彼には仕置きが必要だった。 試験が必要だった。
彼が求めているものが、己自身ではないと知りながら、 決して手放すことの出来なかった未熟な彼の依存。
天秤に知らずの内に掛けられた彼。 新たな依存先を探すのは許されぬ不貞であり、裏切り。
仕置きを兼ねる夜歩きを、更に歪んで変色させる機会。 それは、駐在所の裏手に辿り着くその時。
それまでは―――…、些細な一時の辛抱。 なに、十年に比べれば、息を吐くより余程早い。*]
(-131) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* >村建てメモ 秘話で届ける部分が赤窓で生成されてる感?
実際ストーカーさんサイドの 「どういった理由で」 「どんな方向性に」 追いこみたいのか、は各々違うと思うので そこは秘話いただけてるとターゲット側も動きやすいと思います。
餌とか、罠とか。設置する意味合いで。
(-132) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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- 夜の診療所へ -
[炉の前から外に出ると、気温差はより大きい。 大きな身体を何とか縮める様に自らの身体を抱いて 診療所まで訪ねてみた。
夜中に大声を出すのは非常識だと知っている。 知っているうえで。]
おーい、誰かいるかー。 ちょっと優しくマッサージしてくれる人はいませんかー。
鍼とか灸はお断りしまーす。
[トントントン、とそれこそ扉を叩く音は控えめだが、 呼び出しの無い様は大人の言葉では無かった*]
(149) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[いつだったか、弟たちとも一緒ではなく 母親からおつかいを頼まれ一人で街へ出ていた日のこと。
水色の髪をした少女を見かけた。 弟に、星を見せてあげると約束をし、 それを決行しようと本気で考えていた男は、 幼心にやはり不安はあって、 あまり話したことはなかったその少女に子どもの気安さで]
君、魔法の才能があるんでしょう?
[そんなことを問いかけた。]
―――星をね、作ってみたいのだけど、どうしたらいいと思う?
[まだ年端もいかない、弟よりも幼い女の子に 教えを請うのは子供の頃からプライドの高かった男にとっては 異例中の異例だったし、 きっとそんな突拍子もないことを聞かれて困るだろうとも考えずに聞いた。
今頃立派な魔法使いになっているだろうその少女が街にいないのは何故か、 街に出るようになった頃はその少女もおそらく14、5歳。 嫁に出る年でもまだないだろうにと、引っ越してしまったのだろうか。
時折街を見渡して探してはみても、あの空色は見当たらない。*]
(-133) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[>>131こそこそしているより、むしろ堂々としている方が怪しまれにくいもの、なんて何かの本で読んだことがあるような。 それはさておいて、本題に入ります。]
ええ、まあ。 お昼寝という大切な予定があって忙しかったのだけれど。
試作品の人形なら、いくつか出来ているわ。 取ってくるから、ちょっと待ってて。
[>>132凶器を彼の片手に置き、人形を持ってこようとして。]
……あ、気をつけてね? それ、力を込めると電気が流れるようになっていて、 結構本当に危ないものだから。
[念のため、注意を促しておきました。 そのバール以下略は、それなりに本気で作った武器です。 雷の魔法を込めているので、殴った相手を感電させて麻痺させたり、 その気になれば真っ黒焦げにすらできる危険なシロモノなのです。]
(150) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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-診療所の明かりを消して間もなく-
[一人診療所の片づけを終えた後で、 キッチンへ向かう前に上の階にある自室へ向かう。
最近は『メール魔法』>>1:143というものがあるが、 私は少し古い『手紙の魔法』の方が好きだ。 天気が悪ければ飛ばせないし、 風が強ければ届くのに時間がかかる。 メール魔法と比べれば欠点ばかりの魔法だが、 そういう不便さが私の好む理由だった。
だから私の部屋には今もなお、コーラリアの店で買った 魔法のかかった便箋が何枚か置いてある。
その一枚を袋から取り出し、 インクを付けたペンで用件だけの短い文章を綴る。 こういうところにも性格が出ると笑われるだろうか。]
『Dear オペラ 夜は一人で大丈夫か? 昨日は地震があったらしいからな。少し心配になった。 アントニオも、それほど長く家を空けているわけじゃ ないんだろう? 早く戻って来るといいな From メアリー』
[書いた紙を折って紙飛行機にし、 窓を開けて夜の空へ飛ばす。
その手紙の受取人が、この暗い時間に一人劇場へ 向かったとは知らず。 知っていれば、彼女の予想通り心配に眉を 顰めただろうけれど。*]
(151) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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/* お、良かった、ちゃんと分かっていてくれてる。 面倒な設定でごめんよ……。
(-134) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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/* クリスタじゃなくてミレーネに対する思い出秘話で送っていいものなのか謎い気はしたけども!
(-135) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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――――…?
[何故だろうか、何か背筋が震える。 夜にこの道を通ったことがないからだろうか。
振り向けど誰もいない。 暗いから見えない、というのが正解かもしれない。 それでも少し歩いては立ち止まり、また歩き出す。
いつもは短く早く着くその道の筈なのに、 どうしてか凄く凄く長い時に感じてしまう。 ――まるで誰かに見張られているような、つけられているような。
だが心当たりは全くもってない。 人に恨まれるようなことはしてない、筈だ。 ならばきっと普段あまり使わない道だからだろう。]
(152) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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―夜の街―
[白が混ざるピンク色の、幾重ものレースで裾を脹らませたコートは母の遺品。 更にその前の持ち主は、オペラの母。
本来ならば、オペラに返すが筋だろう。 コートも喜ぶだろう。
けれど、コーラリアは所有権を主張するかのように、オペラの前でも、誰の前でも、このコートを着る。]
……はぁ。手袋も着けてくれば良かったわ。 指の先がもう冷たい。
(153) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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なんか、いつもと違った気がしたんだけど…気のせいかな。
[考えていたのは先程の師の事。>>148 何処か少し冷たい様な、いつもと違うような。 首を左右に振り、きっと疲れているんだと自分の都合のいいように解釈。
そんな事を自分に言い聞かせながら、 もうすぐ駐在所の裏手に辿り付く。
少し小走り気味に足を動かすせいか、 鼓動が煩いのにも気づかぬまま。*]
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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なんか、いつもと違った気がしたんだけど…気のせいかな。
[考えていたのは先程の師の事。>>148 何処か少し冷たい様な、いつもと違うような。 首を左右に振り、きっと疲れているんだと自分の都合のいいように解釈。
そんな事を自分に言い聞かせながら、 もうすぐ駐在所の裏手に辿り付く。
少し小走り気味に足を動かすせいか、鼓動が煩いのにも気づかぬまま。*]
(154) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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-夜の診療所-
[食事の支度を始めた折に聞こえた、 トントントンと控え目に扉を叩く音。>>149
ただ前後して聞こえた、聞き覚えのある男の声には 軽く柳眉を顰めた。]
生憎と、こんな時間にマッサージを頼む男に 優しくする手は持ち合わせていないな。
[そう言いながらも、扉を開くのは声の主がギュルセル だと分かっているから。 それに、こうしてギュルセルが非常識な時間に 診療所を訪ねて来るのはこれが初めてではないのだから。
心配性な年上の幼馴染がこの光景を見れば不用心だと 盛大な小言を言われそうだが、実際ここには居ないのだから 問題はない。]
こんばんわ、ギュルセル。 残念ながら師父は留守だから、鍼と灸はできないぞ?
[以前祖父にお灸を据えられ寝台の上で飛び跳ねた>>25 のを見ていたので、その事を軽く揶揄して口元が笑う*]
(155) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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/* まあ分かんなければ好き勝手に撒き餌をばら撒けばいいと思っていますけど。
せっかくお相手あってのことなので。 どうせなら、相手の息の根止める勢いで仕掛けたいじゃないですか。
(-136) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[お店に戻れば、複製していた人形を箱に詰めます。 複数回使える人形や等身大人形は、残念ながらまだ未完成です。
それから私室に戻ると、化粧道具を取り出し鏡の前に立って。 緩やかにウェーブのかかった自慢の銀髪を何度か櫛で梳き、 櫛に絡まった髪を二、三本取って、丸めて小袋に入れておきます。]
はい、お待たせ。 これは人形の複製ね。
そして、これが私の大切な髪。 ……悪用はしちゃダメよ?
[髪をどう悪用するのかどうかは兎に角。 そんな風に悪戯っぽく笑いながら、頼まれたものを渡しました。]*
(156) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[トントンと早足で階段を下っていく。 この道の先に何があるか、知らないからこそのわくわく感を無くして久しい。]
……あら? いまの。
[誰か、人の歩く音が前方で。>>154]
(157) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[弟が戻ってきてからリアントの用意した食事に手をつける。 弟の謝罪>>147には、そんなに待っていないよと答えて。
少しばかり冷めてしまっていたかもしれないが、 一人で取る食事よりは余程、温かい気がした。
食事中も相変わらず仲の良い幼馴染の兄弟と、弟と他愛ない会話を交わしたろうか。
弟はどこかまた無口になっていた気がしたけれど、 ヴラドと何かあったのだろうかとは思いながらも 二人の問題であれば余計なことだろうと聞くのはやめておいた。
食事を終え、片づけくらいは手伝ってから席を立つ。]
じゃあ、そろそろ帰るね。 リアント、リット、ご馳走様。
今度何かお礼でもするよ。
[弟も帰るようならば、家まで送ると声をかけて、 冷え込みが深まる夜の街へと。*]
(158) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[彼は自らの軽薄を知らず、 彼は自らの罪悪を知らず、 彼は自らの嬌態を知らない。
何をも知っている師の一番弟子は、 彼自身のことすら知り得ない。
その心に深い悲しみが掬う限り、彼の瞳は過去を向いたまま。 傍にある、静かな瞳を振り返りもしないまま。>>152]
(-137) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[トン、と踏み込んだ靴音は長く尾を引く。 己が恵まれたのは職人としての腕だけではない。 長い手足も、それを扱う運動神経も。 工房に籠らせて置くには惜しい代物。
違和を察すると、黒き影が迫るは同時。>>154 背後から、或いは過去から伸びる左右の腕が、 彼の双肩脇から伸びて、可憐な声>>157に返す前に 彼の薄い胸板は、細い路地の石壁に叩きつけられた。
彼の知らない、大人の男の腕力で以って。 絹に隠された掌に、悲鳴すら吸い込ませながら。*]
(-138) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[何時も摂る食事は両親とで 兄と、幼馴染と囲む食卓は十数年ぶりだった>>158 其れが嬉しいのに、先程心に落とされた氷が戒める
嬉しいのに、哀しい 幸せで温かいのに、素直に喜べず罪悪感に縛られる
兄が兄弟と他愛のない会話を楽しむ様子を眺め 此方に話を振られれば相槌打って、聞き役に徹し
食事が終われば机周りの片づけを手伝ったろう そろそろ時刻は夜を迎える 自分もそろそろ暇を貰わねばと、兄と同じく席を立ち]
リット、リアント。今日はありがとう ……こういう食卓は久々で、なんというか、楽しかったよ
[告げた時に、兄から送ると声がかかり ならばと頼んだのは駐在所までの送迎 理由を聞かれたなら先程ヴラドに一番弟子殿――クロードへの 荷物の届けを頼まれたのだと伝えるだろう]
(159) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[箒という名の何かを腕に持ち 鞄を肩に掛けて黒猫は肩上に。2人と1匹で夜の街を歩く 道中、若し会話をする機会があれば兄に尋ねる]
兄さんは。星意外に大切な ……例えば大切な人って見つかった?
[それは此の街を出ると決めてたからこそ聞きたかった事 義父母亡き家で1人の兄。其れを支えてくれる人 居ればいいのにとの、願いであった*]
(160) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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- 夜の診療所 -
[これで扉が開かなければ、今日は酒でも買って 1人寂しく手酌とでも行こうかとまで 考え始めた頃、非常識な訪問に針の様に 鋭い返事が齎される>>155]
こんな時間に正しくマッサージしか頼まないんだから 優しくしろよ。
[療師父が聞けば追い出されそうな台詞を口にしながら 開いた扉を潜る前に、よ、と手を上げた。]
こんばんは。 あ、いないんだ。
[療師父の不在を聞くと思わず拳を握りしめてしまったが 口元が笑みの形を取ったのを見て、すごすごと袖の中に 拳が隠れる。]
(161) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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――夜―― [首飾りを無事に回収し、 温まったばかりの手指は外気にさらされてたちまち寒さを覚える。
姉代わりから手紙が届いているなどと予想もしないで>>151 人通りの絶えた道を車椅子を鳴らしながら家路へと急いだ。
こんな寒い季節になると、華やかさを添えるよう、 コーラリアが可憐なピンクのコートを纏う。>>153 元はリラ弾きの母親が身につけていたものだったらしいが、 ふんわりとレースの裾の広がるコートは車椅子のリラ弾きが着るよりも 軽やかに走る幼馴染が来た方がきっと美しいから。
絵本で夢見た花嫁姿。 裾長くたびかせるトレーンを 車椅子を理由に諦めてしまったリラ弾きには ただただ眩くてならない。
小さくくしゅん、とクシャミを零して、 両手で口元を覆った。 かすかに瞳に滲んだ涙が、寒さのせいだと言い聞かせて。*]
(162) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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ちょっと根を詰め過ぎたから、マッサージは諦めるから 湿布でもくれないか?
[立ち話は体温を奪っていく。 マッサージをしてくれないなら早々に退散しようと せめて湿布を求めながら。]
一応聞きたい事もあったんだって。
お揃いのペンダント? あれな。 ちょっと考えたんだが、太陽と、月の竪琴と、 それを弾く女神をモチーフにしてみたらどうかと思って。
聞きに来たんだ。
[冷えた頭の中で用件まで忘れそうになる。 帰る前にこれだけはと慌ててクライアントに確認を求めた*]
(163) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[―――― カツン、
好奇心の強い猫の前方で闇が鳴いた。>>157]
(164) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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[ゆらりと宵闇が揺れたのは、猫の見間違いで無くて。 弦楽器職人に弟子入りした青年を壁に押し付ける男は、 ファントムの白石に目元を隠す長身。
仮面の隙間から覗く静かな、けれど冷たい瞳が、 すこしだけ、ゆっくりと撓んで、笑いかけた。]
『見ていく?』
[なんて、酷く趣味の悪い言葉を、唇の形だけで吐き出して。*]
(*48) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[振り向くよりも前を見る。 明かりを灯さず夜の街を歩くのは、 闇の危険を知らぬ者、待ち伏せや襲撃に逢ったことのない者、或いは…――闇こそ好機と、知っている者か。]
…――よく見えなかったけど、クランクかしら。 クリットかしら?
[続く靴音に足を止める。>>164 悲鳴をあげて引き返すほど、怖がりではない。 気配を感じて、正体を問い質すほど、正義感はない。]
(165) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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竪琴を弾く女神はオペラ嬢で大丈夫だが。 太陽と月、どっちがいい?
イメージはあんたの方が太陽なんだよな。 エルマール嬢は、月の様にさ。
黙って欠けていくのを耐えて、そっと消えてしまいそうな イメージがあるからさ。
[会話の端々で、妙な危うげさを感じる気がするのは 口差が無い婦人たちの嘴が良くも悪くも囀った内容が 耳に届いているから。
メアリー嬢の噂も届いてはいるが、 療師父と言う後ろ盾と、彼女自身が身に付けた実力が ある程度認めているからの僻みも混じっていた。
彼女達の抱える胸の内を知る筈もないから、 素直に自分の印象を口にする。]
それにオペラ嬢は他の男のものになっちまったけど。 太陽と月は同じ空で誰かのものにはならないから。
永遠とか言う奴にぴったりじゃないか?
[配達員が永遠の友情だと呟いた事を引き出した*]
永遠に『変わらない』友情の証に、どうだ?
(*49) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[表通りにそろそろ出ようと言う頃だっただろうか。]
―――――ッ、 !
[グ、と突然強い力により引き寄せられ、あまりに突然の事振り返るより先に身体が浮く。 後ろから聞こえた声>>157に助けを呼ぼうとしたが、 強く石壁に身体を叩きつけられ声が出せない。
それでも暗い中、懸命に声を出そうとするが、広い口を押えられてしまえばそれすら暴漢の掌へと消えゆく。 まるで、声すら飲み込まれるかの如く。]
(166) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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(だれっ…、 なんだよ 助けて誰かっ… マラクさんっ、 にーさッ…)
(167) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[反動でむせ返る声すらを発すことも許されず、 その口許の感触から何か手袋のようなものをしているのだけがすぐに分かる。
噛むことすら出来ないのか、と足を動かしどうにか暴れてその力から解放しようと試みた。*]
(168) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[家まで送るという申し出に、弟は駐在所までの送迎を頼んできた。>>159 こんな時間に頼まなくてもいいのに、と幼馴染に思うものの 断られる可能性も多分に考えてはいた中での弟からのお願いであれば引き受ける。
弟の持った改造箒に時折目線をやりながら ―だって明らかに箒というにはいろいろとアレで気になる― 弟の質問に目を瞬かせた。>>160]
え。 ・・・もしかしてヴラドみたいな心配されてる?
[世話焼きの幼馴染に対し、独り身爺になりはしないかと弟が心配していたことを思い出して苦笑する。]
やだな、こう見えてもお兄ちゃんはそれなりにモテるんだよ? 選ぶのが大変なだけで。
[昨日弦楽器職人の友人に答えたようなはぐらかしかたを一度した後、 弟がそんなことを聞くのはあの広い屋敷で、 使用人が帰った後は一人の自分に対しての心配があるのだろうと思ったからまじめに答えよう。]
(169) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* これだけに30分かけるとかどんだけだよ!!!!!!
ごめんなさいごめんなさい…!!!!(土下座中)
(-139) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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…――――
[情報ではなく、宝石を金に変える赤猫は、闇のなかで目を細めた。>>*48
祭りには時期外れの仮面の長躯。 白だけが浮かび上がり、気味の悪さを増している。]
は、―――興奮するんだろ。
[誘う唇に、悪趣味な変態だと音を溢し。 留まる返事の代わりに――…]
(*50) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[
星と一緒で、 どうやって手に入れようかと考えるのが愉しい
―――まだ手にしたことがない、手に入れたいもの。
]
(-140) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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んー…と、そうだね、見つかったよ。
―――大切なひと。
[少しだけ、はにかんだように笑って答えた。]
もちろん、ガラーシャも、大切な家族だよ。
[照れ隠しのように、そう付け加えて。*]
(170) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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- 昼・魔法屋にて -
[なるほど、昼寝とは大事な用事>>150 それは申し訳なかったと心底すまなかったと頭を下げたが 試作品が出来たと聞くと、バッと顔を上げて目を輝かせる。]
さすがだな。天下の発明家、クリスタ嬢。
試作品とは言え、ありがたい。
[子供の様な喜びで、思わず凶器を握り締め掛けた手を 慌てて離す。 折角の手が痺れたり、焦げたりしては敵わないと そーっと喜びを表に出さない様に、優しく握ったまま クリスタ嬢の帰りを待った。]
(171) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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ありがとさん。 これで楽団出来たら楽しいが。 やっぱり才能が無いと問題だな。
[人形の詰まった箱を受け取りながら、 悪用するなと言われると心外だと顔を作る。]
唐揚げにレモンを掛ける様なあくどい事、するわけないだろ。
[割と本気に口にしてから、凶器を彼女の手へ。 改めて感心しながら、やはり思ったままを口にする。]
クリスタ嬢、本当に大したもんだな。 出来ないものなんて、無いんじゃないか? いつか俺の作る偽物の太陽や月とは違う 本物でも作りそうだな。
[そうなるとどんな世界になるのか。 楽しみだなぁ、と上を夢見るように見上げて呟いた。
じゃあ、おやすみ、と昼間の別れの挨拶とは 思えない言葉で別れ、道の角を曲がるまで ずっと空を見上げていた*]
(172) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[その誰かの姿が、壁の方へと不意に動いたように見えた。>>166
前には進めぬ。 かといって、後にも戻れぬ。
見た目だけは美しい女にまで、「暴漢」の手が伸びる心配をするのは、我が身の安全を選ぶのは、当然。
……ごめんね。
胸のうちで詫びて―――…]
(173) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* 唐揚げはマヨネーズだから! あとポン酢もいいってフレに聞いた!
(-141) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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―回想―
[それは、今から数時間前の事。傾きかけた太陽が、ほんのりと赤みを帯び始めた、夕刻前。]
うん、今日はもう、上りにしよっか。
[店先にはまだ、パンが売れ残っている。そんなタイミングで店じまいを言い出すのは、青年にしては珍しいこと。だが、久しぶりに弟が返ってきているのを知っている従業員は、苦笑する者はいてもその真意を問いただそうともしない。]
あぁ、竈の火は落とさなくていいよ。
[言いながら、売れ残りのパンを包んで帰り支度を始める皆に配ってしまう。たまのことだ。早く帰れる日があっても、良いだろう。降って湧いた幸運とばかりに、そそくさと帰る皆を見送って。]
さて、
[可愛い弟に食べさせるパンは、己の手で一から作ったものでなくては気が済まない青年は、先ほど捏ねて寝かせておいた生地の様子を確認して、それから竈の戸を開けた。]
だって、ねぇ?
[あの子の口に入る物は、全部全部俺が世話してあげたいんだもの。 中々難しいんだけどさ。 今はまだ、“良い兄ちゃん”を演じていたいから……]
(-142) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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-夜の診療所-
[すごすごと袖の中に隠れる拳>>161に、 口元の笑みをさっと消して。]
安心しろ。 いくら私でも自分がそういう対象にならないこと ぐらい分かってる。
[湿布を求める言葉に、 扉を開いて診療所への道を開ける。 根を詰めすぎるほど興味をそそる依頼があったのかと 内心首を傾ければ、どうやら昨日の昼間に思い付きで 依頼した三人お揃いのペンダントだったらしい。]
いいんじゃないか? でもそういうのは私じゃなく、 ラリッサに聞いた方がいいと思うぞ?
[昨日作り置きした湿布用の塗り薬を器ごと抱えて、 清潔な包帯と一緒にギュルセルの前へ並べ。 ヘラで包帯に薬を塗り用意が出来れば、 貼るから肩を出せとでも言っただろう*]
(174) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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みゃあん……
[…――と、闇が鳴いた。*]
(175) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[竪琴を弾く女神がオペラをイメージしていると聞けば、 だろうなと納得し。 自分とラリッサの、どちらが月で太陽かと尋ねられれば、 ギュルセルの講釈を聞きながら ふむ…と軟膏を軟膏を塗る手を止める]
私の意見を言うなら逆だな。 ラリッサが太陽で、私が月だ。
太陽は誰にでも平等に優しい。 温かな幸福の象徴だからな。 保育所で子供たちの世話をしているラリッサには ぴったりだろう。
[対して月は、不信や不満、不誠実の象徴だ。 そんなものがラリッサのモチーフであっていいはずがない。]
永遠…ね。 今日は随分とロマンチックな事を語るな。
[永遠。 その言葉は変わらない事、普遍を望む者には酷く甘い。 血髄石に浮かぶ迷いは瞬きの間に瞳の奥へ隠れたが、 その一瞬を目敏く見咎められたかを気にするゆとりはない。]
ギュルセルは、永遠なんてあると思うか?
[問いかけはいっそ横柄に。 軟膏を塗り終わった包帯を手に、 貼るから肩を出せと無言で促した。*]
(*51) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* 一時間以上唸ってこれ、っていう。 まだちょっと狂気レベルが低いよなぁ。
(-143) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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/* うーん、どう返そうか悩みどころ。
(-144) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[女神のターコイズ・ブルーは表情こそ 穏やかに安らかな笑みを湛えたまま、夜だと言うのに 姿を見せた新しいリラの主を見つめていた>>136
その表情こそ慈しみに満ちていたが、 瞳だけが異質な欲を力に変えて覗き見る。]
こんな夜に一人歩きなんて危ないなぁ。
[炉から離れる時も、常に鏡を身に付けて覗き込む。 何かあったらどうするのだ。 俺が『変える』前に『壊れて』しまったら大変だ。]
自分で『変わる』姿も愛しいが。 俺の知らない所で勝手に『変わる』なんて……。
見てるだけは飽きたんだよ。
[ぺろりと自分の唇を舐め、手鏡を叩くと、 街中に広がった作品たちが目を覚ます。
時には看板が。 時にはウィンドウに飾られた置物が ぎろりと逃すまいと車椅子のリラ奏者の姿を追う*]
(-145) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[普段であれば、送迎を断るのが正解だった筈だ でも今日だけは。あの居心地のよかった食事の後 もう少しだけ、昔みたいに兄と一緒に居たかった
改造箒に関しては興味があると言っていたのは本当らしく 時折視線を感じる。どう?凄いでしょうと内心で自慢 本当は色々とアレなのが気になるだけというのには 残念ながらこの弟、気づいていなかった>>169]
うん、思いっきり。このまま独身貴族3人になりそうで 俺は心配で夜しか眠れない
[それは健康だろうと言う突込みは受け付けない 本音は、自分が此の街を去るまでに 出来れば兄の幸せを見届けたいという本音も隠れていたのだ]
そりゃあ兄さんは顔の造作は整っているし 資産家の息子だ、引く手数多だろうね
[そう、相槌を打ちつつも隻眼はじっと見つめ 兄は最初ははぐらかしていたけれど やがて告げられた言葉に、ほろり、と万年氷が溶けて]
(176) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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……そっか。よかった
[はにかんだような兄の笑みは、とても幸せそうに見えて>>170 だから、とても安心して 照れ隠しの様に付け加えられた言葉を聞けば噴き出した後 崩した無表情。昔と同じように笑みを兄に向け]
兄さんの事、俺もそう思ってるよ 大切な家族だって、と 例え、養子となって姓が変わってしまっても
[長年、思っていたけれど兄の立場を慮って言えなかった事 ずっと本当は。ごめんなさいと謝りたくて ベイカー兄弟の様に。昔みたいに仲良く――戻りたかったんだって
それがようやく、今言えた*]
(177) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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-夜半-
[流石にもう、寝てしまったか。 外の闇に溶けるような黒い外套で170センチの長身を覆い、 フードで顔を隠せば、外見からは男か女かも判断が付かない。
最短距離を選んで表通りを走る足音は、 路地と表通りが交わる周囲まで響いたかもしれないが。 そこで起こる怪人の寸劇やくぐもった悲鳴にも、>>168 猫の鳴き声にも>>175、メアリーは気付くことも無く。
幼いころ、昼間何度も訪れた幼馴染の家の門をそっと叩く。]
――― コンコンコン...
[薬を飲んでいれば、ぐっすり寝ている頃かもしれない。 少し待って反応が無ければそのまま帰ろうと、 冷たい扉の前で数分の間耳を澄ませた*]
(178) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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/* 三つも分裂するなと言いたい。(自分に)
(-146) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[所有物としての弟には、 星を渇望するような感情はなく、興味が薄れてしまっているけれど 大切な家族だということは事実だ。
しかし、頂戴と手を差し出されたら渡してしまうだろう。
大切ではないわけではない、 けれど、 手に入っていないものが他にあったらそちらにしか興味がなくなる。
男はいつも、ずっと昔からそうだった。
手に入れるまではどんな努力も厭わないが、 他にほしいものができたら、 持っていたものは簡単に人に渡す。
それ故か、他人に何かを与えることに対して躊躇がない。 だから、人に「優しい」と評価されるのだろう。 弟や、親しい友人でさえそう信じて疑わない。
単にそれは、自分本位な所有欲だというのに。*]
(*52) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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……そうだな だが、今まで捻じれたのは君のせいじゃない
[それを男は否定しなかった>>141 何方にしろ、捩じれるのは止められなかっただろう そう彼に云っても、無意味なのは分かっている こんなところで彼の兄と似た姿を見てしまう
首を小さく横に振ってしまう 自虐的な彼を見て、何度も胸を痛めてきた ”いつかは”と男は言った事が此方にも作用している その事に気づきながら、そっと唇を噛み絞めた
ガラーシャは本来素直な友だ そんな彼が、素直に頷かないのだからよっぽどの事 だけれどもそれでも彼は男の手から逃れない
此処に居て良いのだと告げる手を受け入れる それが如何いった感情なのか。男は知って居た
偶然触れた手が彼の肘の先を抉ることになった事 それにも気づかないで、男は彼を優しく包み込んでいく]
(179) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[普段、木材を扱う節くれだった指先も絹が隠し、 穏やかな、――― 独りでは出歩くことすら億劫がる職人とは、 一線を画する、唐突で荒々しい強行。>>166
掌に籠る彼の生暖かい吐息に、薄っすらと伺わぬ口元を歪め、 目元だけを隠す仮面が、彼の蟀谷にひやりと懐いた。 微かに擦り寄せる仕草は、彼の恐怖を煽るもの。
彼は知らない、近すぎる人の体温。
気配だけで笑みを噛み殺すと、震える唇を掌中で読み、 間違えなかった順番に褒美を送ろう。>>167
そっと、彼の蟀谷を探る白石の感触が昇り、 次いで押し当てられるのは乾いた唇。
声帯を震わせず、骨伝導を齎す無音の声。 彼の悲鳴すら掻き消してしまう、悪魔の囁き。]
『騒ぐと醜聞になるよ』
[たった一言。 暴れる彼を抑え込む為の鎖はそれで十二分。]
(-147) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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――、可愛いな
[呟いた声は喉で止まった 痛みを耐えるように淡く噛む彼の姿 薄い肉と神経がある、その過敏な箇所を抉る
―偶然、いいや、必然さ 飽きるまで、触れ続けてやろう 無口に耐える彼は拒絶を知らない、無知さを孕み
男の慾を掻きたてる、 もっとと思う心を抑えるのは大変で]
(-148) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[彼には捨てられないものが多くある筈。
心配を掛けたくない正義の駐在に、 怪我をすることで沈黙を増やしてしまう療師見習い。
――― それに、名声高き、稀代の職人が守るモルチアナ工房。]
(-149) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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幼馴染で、友で?……その次は?
[彼の呟きは心の内に留め置かれたが それを追求するのは止めない、自制せねばというのであれば その感情をつんつんと突いてやった 勿論拗ねた様子は隠さず、言いつくろいをちらり睨む
この手は、幼馴染を、街を護る為のもの 女っ気などない、元々最初から眼中にないのだから 他の2人に期待してくれ、もっとも無理かもしれんが
抱き寄せた身体は体格に比べ少し華奢に思えた>>142、 何も疑わないのも、少し困りものだなと、内心舌だし 恥ずかしく惑う姿には肩を揺らす事で笑う代わりに応えよう
盲目の信頼を優しく撫でる手は、彼の根を掴み離さず]
(180) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[空の片手で彼の肩を冷たい石壁に押しやり、 口を塞いでいる筈の掌を僅かに浮かす。
悲鳴を赦し、彼の献身を試す行為。 今ならば、未だ、珊瑚色の猫は呼び止められる。>>173
腹の底から声を挙げ、彼が全てを捨て去ってしまえば。 口さがない誹謗中傷に、彼の師を捧げられるなら。
暴漢に襲われ、情けなくも悲鳴を挙げ、 姿形ばかりは、うら若き乙女の雑貨屋に助けを求めれば。
彼の信心を、促すように、験するように、 ―――― ちゅ、と態とらしく、蟀谷を吸い上げた。>>168*]
(-150) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[甘くて苦いチョコレートを頬張る彼を じっと見つめる眼差しは幼い頃よりずっと変わらない 彼が、其れを好きだと知って居たから
仲直りの印に作って持ってきたのだ 不思議な食感に惑う彼へ提示した答え
――其れは>>143 >>144]
(181) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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―――っ
[射精するかと思った。>>144 驚愕にたった1つの瞳が丸くなるのを見て ざっと血の気を引かす彼に、うっとりと虹が唄う
一瞬の硬直。慌てて指を突き入れる様 ― ―なんて、醜い。涎の滴
なんて、 愛らしいんだと男の唇は弧を描く]
(-151) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[珍しく笑った男は、 友の反応にあっけなくネタ晴らして>>145 無表情の中にもほんのわずか拗ねる顔に悪かったと あまり悪びれず、驚いただろうと首傾げるのだ
一滴の涙が頬を伝うのを見て、其れが手袋をはめた掌に 消えるのを何処か、光悦とした虹が見つめていた
気づかれないよう、気づかぬように話題を変えた]
……ギュル ……セル? ………………ほう。と、少し落ち着け、ガラーシャ その声音はちょっと流石に大きすぎる
[ご近所迷惑処じゃないと自分で聞いて置きながら之である ストップをかけた理由は他にもあるのだが、 それでも、後で聞いてやるからと次いで、彼に頼み事を]
(182) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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涎ついたままだぞ。
[涙は拭ったが、そちらはついたままだったと 彼の口端に男は手を持っていき その、滴を掬い、指でちゅっと舐めておいた
―― ―箒の女神か 面白くないな、仄かに目の色が淀む
クリスタの改造如きなら許したが――あの男は嫌だな]
(-152) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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車椅子と言う事で誰もが手つかずだと思っていた女。 恋やら愛やら何でもいいが。
男を知ってどう『変わった』のだろうな。
[縁を結んだのだから男を知らぬはずはあるまい。 彼女の音の違いを聞き分ける耳が無いのが残念だが、 目で見る分には構うまい。]
ほら、行け。 行ってオペラ嬢の全てを見て来い。
[命じたのは昼間にクリスタ嬢から受け取った試作品。 埋められたのは己が髪。
小さな人形はそっと夜の街を行く。 人形は足音を立てずに車椅子に近付いて、背面にそっと 貼り付いて共に室内へと入り込もうと試みる。
人形が入り込めば、内から鍵を開ける事も。 細工をするのも易いだろう*]
(-153) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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ギュルセル…余計な事を
[ちっと舌打ちをした顔は、嫌悪を隠さない よく知らないが、あの芸術家と合わないと男は常思うのだ
―無粋な男には理解できない*]
(*53) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[頼むぞ、と念を押して>>146 去り際に発した言葉。其れに彼はまた顔を強張らせた 大丈夫かと案じる問乍ら、彼の心に氷が張るのを聞いた
いないのなら、良い]
…あまり気にするなよ?
[先ほどとは異なる声を掛け そうして男は、夜の街に戻っていった お手洗いを借りる事が出来たかは、彼と悪友だけが知る 不揃いなチョコレートの中身は、男だけが知る―*]
(183) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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―宝石の拾い音―
[――ぱきり。と音がする 彼の歯の音だった。固い音だ。こんな音をさせるのか ぞくりっと身体が震えるのは宝石より聞こえる、食感
震える手で男は、己の一物を扱く]
っ……ふっ……。はぁっふ
[シチューを食べる彼らの談笑>>147>>158 それを耳に聞きながら、扱き上げる熱は慾を零し 噛み殺した吐息を吐き出していく
ぬちゃり ぬちゅり。
ガラーシャの声がする、紛れた骨の音 彼のナカで、男のものが溶けていく音すら夢想して
――とっくりと白濁を吐き出せば、うっとりと絶頂に哂う キモチイイ。あの、体。衣服に隠された歪な身体を見たい
暴きたい。 汚れた手で。
引っ掻き傷を作り、 ――男は哂った]
(-154) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[密やかな笑い声が喉仏を浮かせ、罵倒を避けた。>>*50 元より、弟子の信心を量る為、駐在の裏手を選んだのだ。
通りかかったのが人でも猫でも、然して変わりはない。 だが、続く言葉には、些かの反論を仮面越しの瞳に語らせた。 闇夜に響かせる静かなリップノイズも雄弁に。
―――…趣味は良いだろう? 人も、仮面も、こよなく上等じゃあないか。*]
(*54) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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―駐在所→―
[軽くパトロールを終え カランと音を立てる自転車を置きに駐在所へと それは従兄弟が、此方に向かう前だっただろう>>134
まさかすれ違っているなど男は思わない 思わず、自転車を置いて、そのまま
少しふらりと歩いて行く。 ああ、こんな夜は不審者か変質者が出そうだ
―猫も居るかもしれない*]
(184) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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/* 念押しに頷いときながら 此奴ブラコンだからあっさりにーちゃんよかったねーって 本音を吐露するデレを見せる←
とりまさっき返してたので〆だけど >>180は返しといた方がよさげかなとおもった 回想って感じでだけど
(-155) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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/* >興奮するんだろ。 性癖が筒抜け過ぎる! さぁ、大変楽しくなって参りました! しかし、そろそろクロードくんのリミット間近です!(白目)
(-156) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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/* >>184 えっ、それは大変だ。 クロードには気を付けてって言ったのだけれど。
(-157) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[水晶と藍晶石の街燈が歩道に淡い光を投げ、 足元を照らす。
からん、と車輪が小石を噛んで、思いの他それが大きな音を立てるのに驚いた。]
さすがにこんな時間じゃ歩いてる人もいないわよね。
[急いで家に帰らなくては、と思っても 寒さで竦む体では望みほど容易く車椅子は操れない。
せめて、昼間と変わらぬ顔で佇む 看板や、店先の置物たちがそこにいるのにほっとする。
けれど、幼馴染たちとの連絡手段である魔法具 ――メールも手紙も――を 全部家に置いてきてしまったことに気がついて。 そこへパン屋の店主の忠告が思い出されれば このままでいるのは良くないだろうと 車椅子を手繰る手を早めた。
凍えた指先と先を急ぐ気持ちを映すよう、 僅かに車椅子が重みを増した気がした。]
(185) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[そして、足音は食事会を終えた 2人が帰る道を何かが後を追いかける 黒猫は音を立てても、彼らの談笑は宝石を通して聞こえ
>>160>>169ほの暗い瞳が愛憎を孕み見ていた
― ずっと。逃さず聞き逃さずに]
(-158) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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―― 。ほう
[>>177 裏切りの決定的瞬間を男は聞いた*]
(-159) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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- 夜の診療所 -
[相変わらずの自己評価の低さに、引込めた笑みの代わりに こちらが苦笑と言う笑みを浮かべる番>>174 取り付く島も無い物言いに、眉をハの字に曲げながらも 扉が開けば暖かいと背を丸くする。 年よりじみた動きをしつつも、 湿布の用意をしながらモチーフの内容はしっかり聞いていた。]
そっけないなぁ。 もしかしてあんまりノリ気じゃなかったのか?
[肩を出す為に上半身の服を脱いで、機嫌を損ねたかと 珍しく気にする素振りで尋ねてみた*]
(186) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[仲の良い兄弟を追いかける足音がある>>176>>169]
…大切な人な
[聞こえてくるのは、 ガラーシャに渡したチョコレートへ 忍ばせた、小さな宝石からの声。
それを聞く声は、眼を細めて—――首傾げる。 大切なもの、とは何というのだろうか*]
(*55) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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もしかして。 オペラ嬢が離れていった気がして拗ねてんのか?
それなら2人だけでお揃いにすれば?
[気にしながらも、本質は自由奔放と言えば聞こえの良い、狂い人。 リラの様に心癒す音は奏でない。
心逆撫でる音を口から吐くのは大の得意だ。]
(*56) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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うん、ヴラドはともかくリアントは、パン屋の跡取りも必要だろうし心配だね。 …夜しか眠れないなら、それは健康で何よりだ。
[突っ込みは受け付けないのを受け付けないでおく。>>176 兄としては、両親と同居しているとはいっても弟も心配ではあるのだけど。]
まあね、確かに金と顔だけじゃなくて才能と賢さも持ってるし性格も良いからね。
[こう見えても、と言った割に弟の言葉にいくつか付け足す。
まじめに答えた回答に、弟の氷のような表情が崩れたから、嬉しいと思った。
付け加えた言葉はいいこと言った風なつもりだったので噴き出されたのはちょっとショックだ。]
待って、今のは笑うとこじゃないから。
[昔のような笑みが戻った弟が、 返してくれた言葉は望んでいたものだったから 余計なことを考え込む癖のある彼が告げてくれたことへのお礼に、 子供のときみたいに、その頭を撫でた。*]
(187) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[自ら閉ざした唇。>>*50>>175
目の前で、くぐもった音。動く足。
力強い腕。逃げ場を奪う身体。]
……
[冷えた指先をゆっくりと下ろす。 あぁ、訂正しよう。>>*54 視線を流し、白の隙間を見上げ。
ほぅら。その音も――…趣味が良い。*]
(*57) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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/* なんだっけ…… 珊瑚のポケモン、居るんだよ。
あのこです。サニーゴ。硬くなる、よ!
(-160) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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/*誤字脱字のひどさにふるえるなう
(-161) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[悔やむのはこの小柄な体形。 母親似のこの身体は成長期を終えこれ以上は伸びない。
暗闇の中、目の前の誰ぞも知れぬ存在に怯え震え、 ひんやりとしたもの、恐らく仮面だろうか、 それが蟀谷へ触れれば更に恐怖がこみ上げる。
何も見えない暗闇、声の出せない抵抗の出来ない状況にただただ身体が震える。
その蟀谷へと柔らかく、乾燥した何かが押し当てられれば肩が跳ねる。
ただ“怖い”、それだけが身体中に信号として発せられる。 耳許へと囁かれたその言葉を聞けば眼を見開き、 暴れていた足をピタ、と止めさせる。]
(188) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[それだけは駄目だ。 自分だけじゃない、従兄弟や見習い仲間や……、
―――師の名に傷がついてしまうではないか。]
(189) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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うーん。 俺としては、もうちょっとリアクションがあるかと 思ってたんだが、残念。
[僅かな声や表情で提案したものが望むものかどうかを 探る事も出来る。 だから敢えてメアリー嬢に突撃してみたのだが。]
メアリー嬢が心揺らされるものってあるか? エルマール嬢以外、お前さんの表情を変える力が あるようには見えないんだよな。
[例えば本だとか、お芝居だとか、音楽だとか。 何故そこまで尋ねると問われれば。]
どうせなら、最初は喜んでもらうのが幸せだろ?
[そう答えはするが、湿布を塗られれば、 その感触に、ひえええと妙な声が出る*]
(190) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[その瞬間、塞がれていた拳が僅かに浮く。 今なら、まだ叫べば間に合うんだ。]
―――…、
[従兄弟が駐在所に居れば駆けつけてくれるかもしれない。 聞こえてきた声の主が気づいてくれるかもしれない。
―――でも、自分には今それが出来なかった。
自分のせいで周りが悲しむ姿はもう見たくない。 ようやく話せるようになった従兄弟に迷惑をかけたくない。 お世話になっている師を穢す事なんて、出来るわけないじゃないか。
口を塞ぐものがなくなったのに、助けを呼ぶことができない。 震える身体を止めようとぎゅっと瞳を閉じるも、 蟀谷に感じた唇は、その静かな場所で一際耳許へと吸い上げた音が響き、鼓膜を震わせる。]
(191) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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― 夜半 ―
[どれくらいの間、寝入っていただろう。]
………くしゅん。
[私は私の口から零れたくしゃみで、目が覚める。 薄ら瞼を上げて、ここがリビングだと気づく。
ベッドで、ちゃんと寝直した方がいい。 わかっていても、寝起きのせいか体がだるくて もう一度瞼を閉じかけた時。
聞こえた音に、目を擦りながら体を起こし。>>178 玄関に向かいながらリビングの隅の時計を見れば、 『夜』の『空』で、月と星が微笑んでいた。]
はーい。 どなたですか。
[伯母なら、自宅なのだから何も言わず入ってくるだろうし。 夜中の来客に、私は警戒しながら扉を薄く開き。
門の前にいる幼馴染の姿を見つければ、 顔を輝かせて勢いよく扉を開けた。]
(192) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[兄と向かう駐在所への道。漸く、ようやく本音が言えて 思い返すのは先程のヴラドとの会話だ
彼の言う”いつか元みたいに兄弟として”、が今ならいいのに そして、”いつか、兄とヴラドが仲直り”する未来が来ればいいのにと 先程偶然だろう、抉られた肘の先>>179が夜風に吹かれる袖に擦れ痛む
ヴラドは自分にとって幼馴染で、友で。年上の面倒見のよい人だ 故に心から心配になる。他人の事ばかりで自分の事を顧みない人 だから、自分が甘えてはいけないと、常々言い聞かせているのだ 彼の運命の出会いを奪いかねない、故に 促す言葉には言わないとばかりに口真一文字>>180
自分がいなくなれば1人分 また新たに助けられる人が生まれるだろう 其れは何て素晴らしい事、と盲目的に配達員は思っている だからこそ、子供の様に抱き寄せられている状況には 矢張り惑いが残っていたのだ
例え相手が楽しそうにしていても、 自分も彼ももう子供ではないのだから、と ――相手がどんな感情を抱いているのか、知りもせず]
(193) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[性質の悪い冗談も、その空気を払拭する為だろう ヴラドにそんな一面があるなんて知らなかった そう思いつつも珍しく笑う姿に拗ねつつもまじまじとその表情を見てしまう 悪びれないのは業腹であったものの それもまた箒の話題になれば感情ごと忘却の彼方
最期の念押し>>183の様に忘れじというわけではなかった だからこそ、漸くだ ようやく、兄に己の気持ちを吐露できた]
(194) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[叫びそうになる唇を、自ら歯を食いしばり固く結び、 ひんやりとした冷たい石壁と背が口付けを続けている間、 頭に思い描くのは誰の姿だっただろうか。]
(にー……、さ ん)
[浮いた掌の中、無音でその名が唇を震わせた。*]
(195) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[それが、第三者に聞かれていると誰が思おうか ――ましてや、己が茶色の欠片を放り込み咀嚼する音 ベイカー家での談笑も 兄との帰り道との会話も
其れをほの暗い瞳が見つめ聞いていたなど。誰が。思おうか*]
(196) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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/* マラクさんの名を呼ぼうか、にーさんを呼ぼうか迷ったけど 多分煽れるのはにーさんの名前かなっと!
(-162) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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/* 問題は一度もヴラドと関わる事無く 村が終わりそうな気がするんだ。
(-163) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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いらっしゃい、メアリー! どうしたの、こんなじか………けほ。けほ。
[フードから僅かに覗く髪の色を見間違えたりしない。 嬉しくて声を上げたせいで、喉が痛んで咳き込み。 大丈夫と微笑んだすぐ後で『夜』だということを思い出して。]
よければ上がって。ここじゃ声も響くし。 ……それに、私一人だから。
[どこかの細道の喧騒も、猫の鳴き声も、 この静かな家までは届かない。]*
(197) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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そうそう、断られたら俺ショックだもん。
[シェニとガラーシャの会話に、自分も同意を示す様に頷いた。>>37>>40
断られても失礼かと言われれば実際そんなことはない。 本当に嫌だったらしょうがないと思うし、突然の誘いなのだから予定が合わないのも仕方のないかも。
ただ、やはり一緒に食べたいと思って誘ったのだから少しは寂しいと思ってしまう。 その少しを、態と大げさにいうのは我儘を言える間柄だと思っているから。
それに、今の二人の雰囲気は、悪くはないと思ってしまう。 ガラーシャは昔のようにシェニの事を兄と呼んでいるし、シェニの方も穏やかだから。 そんな二人の様子についつい嬉しくなってしまうのは、昔の関係を自分が取り戻したかったから。
先ほど兄はなにやらヴラドとも話していたようだし、彼もくるのかな?なんて淡い期待。 そこにコーラリアも加わったりなんかしたら、本当にあの頃のメンツではないか。]
(198) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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―昔―
[どんなに好きだと叫んでも。 どんなに止めないでと叫んでも。
角のチョコレート屋は、閉店した。]
ねぇ。残念。 結婚式には、ながーい裾のドレスを着て、皆でチョコレートケーキを食べようって、言ってたのに。
[シーツのドレスを纏い、ずるずると端を引き摺って。 オペラとラリッサとで花嫁ごっこ。>>162
幼馴染みの少年達に、花婿役としての駄目出しをしまくって、楽しいと子供らしく笑っていた。
むかしは昔。昔話。**]
(199) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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あ、兄貴ー。 ヴラドさんも誘ってたんだろ? くるって?
[通信を終えた兄も後ろからついてくれば、どうだったのかと振り向き問いかける。>>43 来ないという言葉を聞けば、残念だと眉を下げた。
二階へと付けば、兄は料理のしたくがまだ残っているから、二人を席へと案内するのは自分の勤め。]
じゃあシェニさんとガラーシャはこっちの席な。
[父がいなくなってからは、食事をするときは兄と向かい合わせだけれど、決めた席順は兄の席の隣に自分。 向かい合う席を指して二人へと告げる。
父がいた時は父に向う形で隣り合って食べていたから、こうして兄の隣で食事をするのは久々だ。]
シェニさん朝から食べてないの!?それでよくもちますね…。
あ、はいはい!俺も腹ぺこ。 あはは、ガラーシャもだってよ。
[シェニへと続くように自分もお腹が空いてると手を挙げて、大盛で、と続ける。>>44 一つ年上の友は言葉よりも先に腹の虫が返事をして、それに笑って兄へと教えようか。>>49 彼の猫もそれを指摘するように鳴くもんだから、余計に可笑しくて。]
お前の相棒はお口ももっと素直になればいいのにな?
[なんて猫の喉元を撫でながら笑った。]
(200) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[食事を待ちながら会話をすれば、まず出てきたのは箒の事。 ガラーシャと話したかった内容の一つだけれど、それが彼の口でも己の口でもなく、シェニの口から漏れたのは少し意外だった。>>51 それはガラーシャの方も同じだったのか、一緒になって目をぱちりと瞬かせ。
そしてガラーシャから改造の話がでれば、その瞳は輝くのだ。]
なんか速くなってんじゃん! ってか自爆ってなにそれ。 面白いけどガラーシャに扱いきれるのか?
[少しだけ興奮したようにわくわくと話す。 彼が口を噤んだのに、きっとこれでは意味がないのだろうが、面白いことに喰いついてしまうのはしょうがない。>>54 そこに兄も入って来れば、もう誤魔化すことなんて出来ないだろう。
箒についての話が広がれば>>70、昨日の事件のことまで出てくる。 なんだ、その時点からシェニさんにもバレているのなら、やっぱり俺が口に出したとしても問題はなかったではないか、とポツリと文句を漏らしておく。]
(201) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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――リラ弾きの家―― [夜の寒さから逃げ込むようにして 二人暮らしの家へと帰りつけば 外気を遮断して温かな空気に満たされる。
未だ自分の家だという実感が薄くても、 それだけでほっとしてしまう。
>>0:615音楽室の隣、入口そのものはキッチンの廊下の先にある寝室へと 急いで入って、ほっと息を吐いた。]
寒かった…!
[ふる、と頭を振って、上着を脱ぎながら 届いたばかりの手紙の封を開けると>>151 見慣れた年上の幼馴染のかっちりとした文字が並んでいた。]
いつまでたっても心配性なんだから。
[けれどその用件だけを綴ったような文章が リラ弾きは嫌いではない。 短い文章にも、感じる気遣いに微笑んで すぐさま自らも筆をとる。]
(202) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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ヴラドはお父さんお母さんもいないし余計家族が必要と思うんだ リアントはまぁ、リットがいるからリットが嫁さん連れてくれば 跡取りは解決するだろうけどさ。でもやぱり独り身はね…… 心配になるわけなんだよね、年下としては 健康大事……其処はスルーする所だろう
[ツッコミ禁止は受け付けられないと返されて内心拗ねる>>187 不愛想ながら、瞳は雄弁に気持ちを語っている 自分に関しては伴侶は諦めが強い。譬え好いてくれる人が現れても 障害を負った者を支え共に歩むには多大な労力が必要だと 己を苦労して育ててくれた両親を見てきたのだ、知っているから]
確かに才能と社交界渡り歩く要領の良さも頭脳も才覚も持ってるね 特に芸術方面――リラ弾きや弦楽器職人 それらへの援助なんかは先見の明もあるし
[付け足されたのに更に付け足す弟であった
兄の真面目な回答が本当に嬉しかったのだ だから、きっと ヴラドの言っていた”いつか”が今その時だと感じたんだ
本当だったよ、ヴラド
内心で感謝を抱いて兄の突込みにあははと笑う 本当に、昔みたいに声を上げて]
笑う所だって。だってそういう時はさ もっとこう、兄さんの才覚で気のきいたセリフを……っふふふ
[頭を撫でる手も、嬉しくて。何時もより夜が明るくてあったかい あの事故以来感情を自制して生きてきた。それが今 からから、と音がして罅割れた宝石が煌めき笑みにさざめいた*]
(203) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[来れないと言っていた幼馴染の一人が尋ねてきたのは食事が出てきたそんなおりだっただろうか。>>65
一階から聞こえる声はよく知ったもの。 呼ばれるのは兄だったけれど、ヴラドさんもきたんだと降りていく兄を追うように首を伸ばして様子を伺おうとする。 細かな会話は二階までは届いてこないが、どうなるのかとそわそわ。 そんな自分とは違って、友が逆に身体を固まらせているなんて、一階の方へと意識を向けていて気が付けなかったけれど。>>71
そして聞こえてくるのはそんな友を呼ぶ兄貴分の声。>>72]
別にヴラドさんも上がってきて話せばいいのに…。
[それは本心からポツリとこぼれたもの。 それに同意を求めようとしてガラーシャの方へと視線をやって、初めてその友の様子がおかしい事に気が付いた。>>73]
ガラーシャ…? なんかあった?
[震えている指先に首を傾げて心配そうに友を見上げる。 大丈夫?なんて続けて確認するけれど、帰ってくるのは兄貴分と話してくるというもの。>>74 猫を置いて行く後姿がなんだかとても不安に見えて一緒に行こうか?なんて思わず聞いてしまったが、結局断られるだけだったか。
大人しく彼の相棒と待つだけだったか。]
(204) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[ガラーシャとすれ違いで、二階へと戻ってくる兄が告げるのは先に食べてようかという提案。>>85 お腹は空いてはいるけれど、その提案には首を横に振る。 だって、自分が夕飯に誘ったのに、その相手がいないのに先に食べるだなんて出来ない。 それに、どこか様子が可笑しかった友の背中が気になるから。 シェニは自分だけが待つからなんて提案もしてくれるけれど、俺だって待つくらいは出来ると頑なにそう告げた。>>130
机に突っ伏しぼそりと、何話してんだろ?なんて言葉は猫へと向けた。
兄の方は何を話したのか、腕の中にはいくつかの何か入った袋。>>89 なにそれ?なんて突っ伏したまま袋を指さし尋ねた。*]
(205) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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あ、お帰りガラーシャ…。
[友が戻れば、まずは心配気な表情を向ける。 行く時が行く時の様子だったから、気になったのは当たり前。
けれど戻ってきた持っていた友の様子はいくらかましだったか。 何を話してただとか、小袋を見て何だとか、聞くけれど、返ってくるのは意地悪な言葉で頬をむすりと膨らませた。]
なんだよ、ガラーシャのけちー。 こっちはお腹ペコペコで待ってたってのにさ。
まぁいいや、食おう食おう!
[心配した友が平気そうならまぁいいだろう。 気になるけれど話したくなければしょうがない。 自分にだって、話したくないこともあるのだから。
やっと食べられると両手を合わせていただきます。 それを合図に食べ始める食事。 少し冷めてしまっていたとしても、兄の作った自分の好物はとても美味しかった。 うん、リクエストしてよかった。]
美味しいだろ? 沢山ガラーシャも食べろよー。
[怪我の一件以来食の細くなった友でも、これだけ美味しければすすむだろうと自慢も含めて告げる。 パンもシチューも絶品だからしょうがない。 お前が自慢することじゃないだとか突っ込まれるかもしれないけれど、料理じゃなくて料理上手な兄を自慢してるようなものだからいいのだ。]
(206) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[美味しい食事は終わるのもあっという間。 御馳走様と手を合わせた。]
あー、美味しかった。 ううん、こっちも来てもらえてよかったし。
あ、俺見送るよ。 兄貴は片付けよろしくー。
[片づけは兄へと任せて、帰る二人を見送ろうか。>>158>>159 別に片付けから逃げたわけではない。 うん、本当に。]
あ、ガラーシャ、あのさ… そのちょっと頼みがあるんだけど…。
いや、まぁ断ってくれてもいいんだけどさ。 お前の宝石が欲しいなぁ、とか…。
[見送る時に、彼の片側の腕をちょいちょいと引っ張って、少し言いにくそうに頼む言葉は他の幼馴染たちにも頼んだことと同じこと。 兄に片づけを任せてしまったのも、ガラーシャへのこの事を頼みたかったからだ。
一人旅でのお守りに、と理由も付け加えれば彼の返答はどうだったか。*]
(207) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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『心配症のメアリーへ
冷たい夜が続くけれど、メアリーはお元気かしら? 昨日は診療所へ行ったけれど すれ違いだったので少し残念でした。
アントニオが帰ってくるのは 当分先のことになります。 何とひと月も!
決まっていたお仕事だから仕方ないけど、 結婚式の準備に彼がいないで 私一人、ってひどい旦那様でしょう?
帰ってきたらたくさん我儘を言うつもり。
私のほうは地震があっても大丈夫だったけれど 診療所はもしもの時に怪我人のお世話も 必要になるんだから気をつけてくださいね。
新居に遊びに来てくれるのをおまちしています。 (もちろんラリッサも一緒に)
オペラより』
[歌のように饒舌になってしまった手紙を 船の形に折って、窓の外へとそっと浮かべた。
あらかじめ魔法の込められた手紙は、 夜の風を滑るように宛先の元へと漕ぎ出していく。
それを見送るのは、一人だけ―――*]
(208) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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/* 時間かかりすぎだろこれもう
そしてやっと秘話きたよ。 本当泣きそう。安心した。
村建て様ありがとうございます。
(-164) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[男にとって赦しがたい裏切りの言葉を 聞いた影はその場からふっと消える。
煌めき笑うのを聞いて>>203、心は大河を産んだ 下がったのは、シェニが居たからだった ――かつての友の顔を立てただけ
黒猫はきっと振り返るだろう
―相棒に向けられた眼差しの深さに。 危機を察して、されどそれはもう遅い、―もう遅い*]
(-165) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[情けない声を上げる前。 軟膏を見ながら、変な臭いがしないか嗅ぐ仕草を途中で止め、 太陽と月の解釈を聞く。]
確かにエルマール嬢はお前さんよりは優しいな。 それは認めるが。
……だからって、豊かで幸福な様に見えているのか?
[時折彼女の家で月や太陽がウインクを贈る時。 いつも1人で寂しく何かに耐えている様に見えた>>1:343>>1:344 それでも成長していく様は自分の目を楽しませてはくれたが、 豊かでも幸せそうにも見えなかった。]
永遠?
[ロマンチックと言われて、元からだと胸を張りつつ 口元は結ばれたまま。
瞬きの合間に変わった瞳の色に、自分も瞬きをして。 ゆっくりと口を開いた。]
(*58) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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永遠は『変わる』からこそ輝きを放つ。 不変のままなら停滞し、淀み腐り『変わる』 永遠なんて『変わる』事を恐れ、悲しみ、 不安に押し潰されそうになった者たちが生み出した 辿り着けない理想だな。
それに憧れる気持ちは判るが。
俺はそんなものはないと思っている。
目に見えない絆も。 解けて結び直される事はあると思うが、ずっとそのままなんて 無いって思ってる。
[配達員にも告げた自論。 それを彼女がどう咀嚼するか楽しみだと、目の奥を覗くように 視線を向けた*]
(*59) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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/* オペラが!やさしい!! 表でエンカできてないけど、だいすき!!!
(-166) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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-夜の診療所-
[促せば素直に上半身の服を脱いで肩を出すギュルセル。>>186 その背後に回り込んで、独特な薬草の臭いが漂う 湿布を褐色の肌に貼る。]
…私がこうなのは、いつものことだろう。
[珍しく気遣うそぶりを見せる大人に、 表情が見えないのをいいことに軽く眉を顰める。]
単純に、こういうのはラリッサの方が センスがいいだけだ。 ペンダントがいいと言ったのもラリッサだしな。
[ペアグラス然り。 今日の夕方の会話然り。 目の前に実物があれば好きか嫌いかの判断はつくが、 生家では薬学の本を絵本代わりに育ったせいか、 想像であれこれ語るのは昔から得意ではなかった。]
(209) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 00時頃
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…そろそろ戻らないとまずいな
[彼らよりも先に 駐在所に居るはずの男が居ないのはおかしい さざなみを聞いた手が、宝石を握りつぶさなかったのは 一重にまだ聞きたい事があったから。
煌めき笑った声を男の瞳は捕えて居た―逃がさぬよう>>203]
シェニ。 ――くれるだろ?
[その子を。君はおいていったのだから ――だったら半端に優しくするのは止めてやれ
傷付くのは、君と彼だ 優しいと評したままの男は、そう呟いて>>*52*]
(*60) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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……………拗ねてない。
[返答までに充分な間を空ければ、それは肯定と同義。 表情の変化に乏しいと自負する割りに、 こうして内心が漏れるのはまだまだ自身が若いせいか。]
それに 私とラリッサだけでお揃いなんて作ったら、 今度はオペラが拗ねる。
[ラリッサもオペラも、どちらも大事。 そう取れる言い方は、 『変化』を好む男にどう取られたか。]
(*61) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[リアクションの乏しさを残念がるギュルセルに、 それは失礼と、謝罪する意思のない声色で答える>>190]
私個人の意見でいいのなら、いいと思う。 実際にどんなペンダントが出来上がるか楽しみだ。
[いっそ清々しいまでに不躾で失礼な質問に 軽く苦笑いを浮かべた。]
オペラが奏でるリラの音色 それだけじゃ不満か? それにしても、今夜は随分食い下がるな。
[興味があれば動く。無ければ動かない。 そんな単純さと天邪鬼が同居しているようなギュルセルの 積極性に軽く疑問を覚えながら湿布を貼れば、 返答はなんとも妙で情けない声。 塗った軟膏が服を汚さないよう清潔な布をあてて 後始末を済ませると、 余った包帯と軟膏を、持って帰るか?と首を傾げて尋ねた。*]
(210) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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― →駐在所 ―
[――遅くなってしまった。 彼らはまだ、駐在所に来ていないはず 談笑している彼らよりも足は速い、なぜなら ガラーシャはあまり早く歩けないからだ>>203
違う道をたどり、先周りして向かえば間に合う、 間に合わせなければ不自然だ、頼み事をしたのは男なのだ
駐在所へ向かう足音に何時もの自転車の音は付属しない こんな夜は、不審者が多く出る
―変質者だってそこの裏通りに居るかもしれない もし、誰かがその魔の手に掛かったら?]
……??………誰か居るのか
[表通りから、それはまだ見えない―― 大切な従兄弟の声も 聞こえていない>>195*]
2016/03/01(Tue) 00時頃
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―― アクアマリンの記憶 ~4~ ――
実はね? ……あたしが魔法使いを目指すのは、空を作りたいからなんだ!
[魔法学校の一室で、自分は親友と得意気に夢を語っていた。 とある経緯から意識するようになった"星"の存在。 それを作り出すためには、まず空が無くてはいけないと思って。]
「そうなの? 貴女らしくて、とても良いと思うわ♪」
[もしかすると、所詮は夢物語と笑われるかもしれない。 お伽噺を子供のように信じて、と馬鹿にされるかもしれない。 そう思っていたけれど、彼女は穏やかに笑って夢を受け入れてくれた。]
ねーねー、クリスター。 あなたって天才なんでしょ? だったら、私の夢を手伝って!お願い!
[手を合わせ、拝んで頼み込む。 すぐ近く、故郷の街では魔法の才能があると絶賛された自分も、 各地から優秀な生徒の集まる魔法学校の中では埋もれてしまって。 だから、彼女の協力を取り付けることができれば、と思い。]
(211) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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― →駐在所 ―
[――遅くなってしまった。 彼らはまだ、駐在所に来ていないはず 談笑している彼らよりも足は速い、なぜなら ガラーシャはあまり早く歩けないからだ>>203
違う道をたどり、先周りして向かえば間に合う、 間に合わせなければ不自然だ、頼み事をしたのは男なのだ
駐在所へ向かう足音に何時もの自転車の音は付属しない こんな夜は、不審者だって謳歌する
―変質者だってそこの裏通りに居るかもしれない もし、誰かがその魔の手に掛かったら?]
……??………誰か居るのか
[表通りから、それはまだ見えない―― 大切な従兄弟の声も 聞こえていない>>195*]
(212) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[拝み倒された彼女は、最初こそ目を丸くしていたけれど。]
「ええ、構わないわよ。」
[まさかの二つ返事で了承してくれた。 ダメ元でお願いしていた自分は、それに驚いて。 本当にいいのかと尋ねてみるけれど。]
「勿論じゃない。 空を作り出すなんて、面白そうだし……。
それに、何より。 私達は親友でしょう?」
[そう言ってウインクを飛ばす彼女に、 私は狂喜して抱きついたのを覚えている。]
(213) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[けれど、この時は思いもしなかったのだ。 自分は、そんな彼女の優しさに甘えていただけのだと。 慈母のように受け入れてくれた彼女に依存していただけなのだと。
あの時、彼女に不相応な夢を語らなければ。 もしくは、彼女に頼らず自分だけで実験をしていれば。 あるいは、そもそも自分たちが出会わなければ、親友にならなければ。 こうはならなかったのに、と。
――永遠に抱えていく、"ふたつめ"の罪の記憶。]
(214) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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―― 魔法店『Aria Manque』 ――
どういたしまして、先生。
[>>171お礼を言われれば、にこりと微笑んで。 けれど奇天烈な発明家扱いされるのはなんとも微妙な心境です。 私の職業はあくまで「魔法使い」なのですから。]
そうね。 唐揚げにレモンを掛けるなんてギルティにも程があるわ。
[>>172意見にうんうんと何度も頷きます。 けれど、その次の言葉には、僅かに目を伏せて。]
……それは、買いかぶりすぎよ。 私にだって不可能くらいあるわ。
[悲しげな表情をしてしまったのも一瞬。 すぐに笑顔の仮面を作って先生に別れの言葉を告げれば、 今度こそシエスタに入るとしましょうか。]*
2016/03/01(Tue) 00時半頃
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―― 魔法店『Aria Manque』 ――
どういたしまして、先生。
[>>171お礼を言われれば、にこりと微笑んで。 けれど奇天烈な発明家扱いされるのはなんとも微妙な心境です。 私の職業はあくまで「魔法使い」なのですから。]
そうね。 唐揚げにレモンを掛けるなんてギルティにも程があるわ。
[>>172意見にうんうんと何度も頷きます。 けれど、その次の言葉には、僅かに目を伏せて。]
……それは、買いかぶりすぎよ。 私にだって不可能な事くらいあるもの。
[悲しげな表情をしてしまったのも一瞬。 すぐに笑顔の仮面を作って先生に別れの言葉を告げれば、 今度こそシエスタに入るとしましょうか。]*
(215) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* クリスタかわいい(あの謎秘話を拾ってくれてありがとう><、
(-167) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* こいつも十分変質者ですありがとうございました
(-168) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[クリスタ嬢の実力は確かなもので、 何より狂い人の狂気を原動力とする魔力もまた膨大だった。
これだけ離れているのに。 部屋に入った途端、人形は車椅子から飛び降りて 物陰に隠れていく。
埋め込まれた髪の主と同じ動きをすると言う人形は 捩じれた原動力で動きまわる。
小さな身体では大きな事は出来ないが、 震えていたオペラ嬢が寒いのだと判断した人形が お茶を用意しようと動き出す。
勿論何処に何があるか判らないのだから。]
ガチャン
[大きな音を立てて、折角探し出した ティーカップがティーポットと共に床に砕け散る。 人形はオペラ嬢が姿を見せる前に扉の裏に隠れるだろう。 そうして扉が開いた隙に、寝室へと潜り込む*]
(-170) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[彼は外敵からの恐怖を知らない。
十年前にひとちぼっちになってしまっても、 彼は直ぐに弟子と云う肩書を得て、庇護下に置かれた。 養子でもなければ、孤児でもない。 見習いとして工房の後ろ盾を得たのだ。>>188
師が若くして作り上げた庇護は堅牢なものだった。 職人通りで例え厭われていても、一般的には才在る職人。 その一番弟子である彼は、持ち前の愛嬌と共に馴染んだ。
故に、こんな風に暴漢に巡り合ったのも初めてのことだろう。 夜道に危険を見出せぬ程、安穏と守られてきた彼には。>>134]
『良い子だ。』
[師は弟子をそんな風に褒めたことは無い。 良い出来だ、悪くない。紡がれるのは技術に関してばかりで、 彼の素行や心根を褒めたことは、ただ一度も無かった。
いつも、物言わずに頭を撫でていただけ。>>26]
(-171) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/*変態仮面っていいたい(やめい
(-169) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[本当の己を見もしない彼を、褒めてやったことなど。
ちゅ、と、もうひとつリップノイズが弾む。 微かな水音に、彼の知らない啄みの旋律。 蟀谷だけに留まらず、耳裏の曲線にまで及び、 恐怖と慰撫を込めて唇を捺す。>>189
小柄な腰のラインを撫で下げる手付きは、 不埒な意を込めて、布下の筋線を確かめ、 彼が瞼を硬く閉ざすと同時に、首筋を接吻で打つ。
高い襟に隠れる位置、残す刻印めいた鬱血の色。>>191 静かな男が刻む、本当の情熱の証。
性の匂いから遠い未熟な弟子に施す大人の愛撫。 だが――…、そうして甘やかしたのも彼が心を奏でるまでのこと。]
(-172) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[世間一般の理で測れば、自分も、ラリッサも。 決して幸福な子供ではなかっただろう。
幸せになるきっかけはあったかもしれない。 けれど、結局それには気付かなかった。
ギュルセルがラリッサの成長を自身の作品を通して 盗み見ているとは知らず。 幸福なように見えているのかという問いには、 街中で流れる噂のことを言っているのだろうと 検討を付ける。]
―――――……………。
[問いかけに沈黙で返し、別の疑問を投げかければ。 年少者に物を教える教師のように、 ギュルセルが淀みなく持論と講釈を語るのに耳を傾ける。>>*59]
手厳しいな。
[瞳の奥を覗く視線に、返す言葉はたった一言。 だが目は口ほどに物を言うと言う諺のとおりに、 力なく微笑んだ瞳の奥には、確かに暗い影が渦巻いていた*]
(*62) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[ガリッ、
と、深爪を絹越しに立てて引っ掻くのは、彼の左胸。 着衣越しにも尖りへと注ぐ痛烈な衝撃。>>195
愛撫でなく調教に似た所作は、 彼の悲鳴を無理くり喉より絞らせるように。
途端、手放す彼の小柄な体躯。 当然、離れる人肌の熱。
長い足で彼の脚を引っ掛けると次に視界を横切るのは黒い外套。 オペラ座に住まう怪人のようだと、彼の教養は察せたか。
その仕草に僅か滲んだ感情は憤怒。 荒々しくも熱い愛撫から一転し、 彼が身を起こす頃には、影形すらなく。
――――― まるで、闇に溶けてしまう夜のように。*]
(-173) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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―よるのねこ―
[珊瑚色が映す人影は>>191>>195、観念したのか受け入れたのか、抵抗らしい抵抗を見せなかった。
まるでぬいぐるみのように、静かで。 助けを乞う悲鳴も、聴こえない。]
(216) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* ひゅってなる…!!!
なんかこう恥ずかしくてひゅってなる…!(普段右をやりなれないせいだ) すっごい綺麗なロル…どうやったらこんなきれいなロルが書けるんですか師匠…!!!
(-174) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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ヴラドから、お前の帰還祝いだってさ。
[問われるままに、袋の中身を答えると、中から酒を一本取り出して見せる>>205。それはきっと、弟の成人祝いにとヤツが持ってきた物だから、リットも覚えているボトルだったことだろう。飲むか?と尋ねつつ、机の上に並べ。]
ま、やりようはあるんだけどね。
[冷めることを申し訳なさそうにする友>>130へ、片目をぱちりとつぶってから、並べた器の淵を、こんこん、とステッキで軽く触れて回る。気休め程度ではあるが、多少は冷めるのを遅らせられるだろう。]
お?
[階下から呼ばれ、再度下へと向かえば、帰るという友>>125。気を付けて行けよ、と、告げようとしたところで、手洗いを貸してほしい旨を告げられれば、無言のままに厨房の奥、従業員の使う厠の方を指さした。]
汚すなよ?
[冗談じみた声音で付け足せば、またガラーシャを先に立たせるような塩梅で、階上へと帰ろうと会談へ向かうのだった。]
(217) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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― 少し前:ベイカー家にて ―
[ベイカー兄弟との食事は、とても楽しい物であった 誘ってくれたリットには、感謝しかない
なのに途中、ヴラドに呼ばれたからと頓挫して席を外した事 それからら帰ってくるまで食事を待っていてくれた事>>206 其れに改めて、礼を述べて
心配げな表情には大丈夫だよと無表情ながらそう告げた 沢山食べろと勧められ。肉以外は珍しくぺろりと食べてしまった 因みに黒猫は沢山肉を貰ってご満悦の様だ]
うん、美味しい ――少し冷めたけどあったかいし、このパンだってふわふわで
[作りたてに食べられなかったのが、申し訳ないと言い添えて 兄の料理自慢をしているリットを、微笑ましく見守ったのだったか
帰宅の途につこうとする兄と己 それを呼び止め、自分の宝石が欲しいと願う年下の友
普段であれば断っただろう。自分なんかの宝石を、 彼が持つなんて縁起が悪いと だが、街を出ると決めた今――少しだけでも 其れを持っているリットが。時折遠い空の下で 思い出してくれるのも、良いかもしれぬと考えて
己はあまり宝石を持たない故に、 自分の司る石、生まれ持つ石を加えても3つしか所持していない そのうちの1つを、ポケットから取り出し]
(218) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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小粒で済まないな ――俺の石には幸運、の意味があるらしい 君の旅路に、幸運を
[告げればそっと、掌に落とすイブニングエメラルドは ベイカー家の照明を浴びて美しく輝いていた*]
(219) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* 昔話どっかで拾いたい…! >>162>>199
(>>209ラリッサを褒めてもらっても! 中の人のセンスの残念さが!!明るみに!!!)
(-175) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[声とは裏腹に、向けた眼差しは完全に氷点下。詰まらせるなよ、と目で凄んでおいたが、多分俺は悪くない。]
(*63) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[弟と談笑しながら進む夜道。 付いてくる気配。>>*55>>*56
鈍感な弟はともかくとして、 そんなに熱い視線を送られたら気づいてしまうよ。 と、男はかつての友に思う。
前々から思っていたけどさ、 そんなに欲しいなら言えばいいのに。
いつだって、トモダチからのお願いを俺が断ったことなんてないでしょう?*]
(*64) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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『なーお、なーぅ』
[猫は楽しそうに唄う。自分の相棒の心からの笑みを見て よかったね、と囁くように
制帽についた橄欖石は複屈折の石 街灯の明かりに反射すれば、日中の様に美しく煌めき 其れは今、相棒が奏でる笑い声の様
其れを楽しそうに見ていた。のだが――]
『にぃ……?』
[嫌な視線を感じた 何時も感じる、あの嫌な――混沌の底の様な粘つく 憎悪よりも尚深き色の
されど街灯がある故か。闇夜をも見通す黒猫の瞳でも その視線の主を探すは能わず]
『うなぁ……』
[猫は一度、警戒の音を、あげた*]
(220) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* 襲うと被るwwので断念 シェニはともかく、相棒(猫をこの場ではどうも出来ん) ガラーシャ可愛い可愛い
リアントの赤の反応すきだわw
(-176) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[酒のボトルを出した後、他にもこまこまとしたモノを出した後の袋は、しかし何か残ったままだった。 ごくごく自然な仕草で、気付けば袋は視界の外へ。 他のモノと比べればずっと容積の小さかった“ナニカ”は、視認される間に隠される。]
(-177) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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-夜半-
[やはり寝ているか。 ならばそろそろ帰ろうか。
そんな事を思っていた矢先に、扉の向こう側から聞こえた 「どなたですか」と尋ねる声>>192
こちらが答える前に薄く開かれた扉に、 自身の不用心さを棚に上げて困ったようにため息をつく。
こんばんわの挨拶よりも先に小言を言いかけて、 咳き込み始めたメアリーの背へ咄嗟に冷えた手を回す。]
っと、大丈夫か?
[昼間より酷くなっているような気がする咳に 軽く柳眉を顰め。
促されれば、こくりとひとつ頷いて開かれた扉をくぐる。]
(221) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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|
[路地を舞う漆黒の外套。 猫に、青年に、背を向ける脚は音も無い。
――― 30点かな。
そんな風に呟いた言葉は風に乗り、 リンクスのない猫の耳を震わせるだけ。>>*57
また見においでよ、なんて視線で誘うのは、 工房に籠って日がな一日を過ごす職人よりも、 舞台照明の下で謳う役者にも似る。
今度はもっと、良いものを。 今度こそ、きっと、良い声を。*]
(*65) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[夜を駆け抜ける怪人は、風のように過ぎていく。 正義の駐在も知り得ぬ身のこなし。
土中をもがくモグラにもない軽やかさは、 夜に微かな波を打っただけ。
それでも、もしも、彼が仮面越しに碧眼を見つけたのなら、 刹那眼差しが邂逅した暁に、大人の視線をくれようか。>>212
焦熱と嫉妬を込めた、鋭い視線が彼を射貫いて通り過ぎた。*]
(*66) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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|
[インクが僅かについた指先を洗って、 夜風に冷えた髪にもう一度ブラシを通す。 椅子に座ったままでも着脱しやすい寝間着に着替えている時に、 思いも寄らぬ音が響いた。]
…え?
[何かがひび割れる音。 キッチンから聞こえたその音に、思わず身を強張らせた。 今はリラ弾き一人しかいない家の中。 不審な物音にそっと様子を窺いながら、そろそろと廊下へと。
――そこには当然誰の姿もない。
けれど、違和感を探すよりも先に、 ティーカップとティーポットが床の上で無残な姿になっているのを見つけ、 思わず口元を手で覆う。]
(222) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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嘘…!
[しまっておいたはずだった。 記憶違いだとしても、滑って割ってしまうようなところに 置いておくことなどないはずなのに。
得体のしれない不安に駆られ、そっと辺りを見渡しても、 しんと静まりかえる家の中にリラ弾き以外の温度が存在しようはずもなく。
きっと、置き場所が悪かったか、偶然なのだと 言い聞かせながら、カップの破片を拾った。
その指先が寒さ以外に震えていても。*]
(223) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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- 夜の診療所 -
[いつもの事>>209と言い切る表情もやはりいつものもので、 そりゃ療師父も心配で長生きしそうだと、 先日の自分の言葉の正しさを確信する。]
センスなんて難しく考えるから、あるか無いの二択に なるんだよ。 そう言うのは自分を上に見せようとする連中たちに 任せておいて、好きか嫌いかだけで充分だ。
[呆れたように手をひらひらとさせて、もっと単純に 考えろと言ってはみたが。 聞かないだろうと思っていたメアリー嬢個人の感想>>210に おお?っと素っ頓狂な声をあげた。]
(224) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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やっと聞けた。 ありがとよ。
[何とか聞き出せた感想は苦笑交じり。 それでも充分だと振り返らずに親指を立てて 感謝の意を示した後。 何故食い下がるのかと聞かれて、間髪入れず答えていた。]
いや。 メアリー嬢の思い切り笑う顔も見てみたいから。
[それ以上どんな理由がいる?と本心から首を傾げたが、 湿布の処置が終われば余った包帯と軟膏を貰い受けて 退散する事になる*]
(225) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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ラリッサ、夜は一人だろう? 具合が悪くなっていないか気になったから 様子を見に来たんだ。
[師父は風邪の引き始めか、 疲れが溜まっていただけだろうと言っていたから、 温かくして薬を飲めばすぐにでも良くなるはずだった。
それが良くなるどころか 酷くなっているようにすら見えて、 夜遅くとも時間を無視して訪ねて来て よかったと内心で思う。]
食事は? 薬はちゃんと飲んだか?
[ラリッサに案内されるまま半歩後ろを歩きながら、 彼女が素直に答えれない質問を投げかける。*]
(226) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* 自分メモ パイライトの弱点 水、塩、太陽、湿気
これは太陽を望んで落ちるイカロスフラグとか考えてしまった。
(-178) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* ザ☆不審者
(-179) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[昼か夕か、すやすやと眠りについたまま時刻は夜半。
どこかで起こりつつある事件も、猫の鳴き声も、知ること無く。
今日もまた、私は夢を見る。]
(227) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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(その乏しい表情が『変わる』のが見たい)
[それもまた自分が食い下がった理由でもあった。 隠しきれない間>>*61に、ほお、へぇ、とにやにや笑いはするが。 オペラ嬢も、エルマール嬢も大事だと言い切る娘に目を丸くした。]
(じゃあ、オペラ嬢がいなくなったら。どんな顔を見せてくれる?)
仲がいいなぁ。 おっさんもそんな素敵な友達欲しい。
[わざとらしく今度は自分が僻んで見せた。]
(*67) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* まさかの人形遣い。 人形は可愛いのにやってることは怖い (どきどき)
お友達作成の人形というのがまた素敵です
(-180) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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―― アクアマリンの記憶 ~5~ ――
[―――星をね、作ってみたいのだけど、どうしたらいいと思う?
そう問いかけられたのは、自分がまだ本当に幼いころ。 子供心に憧れだった近所のお兄さんから突然話しかけられ、 動揺して挙動不審ぎみになりながらも。]
ほ、星って絵本とかにでてくる星だよね? だったら、魔力をいっぱいに詰め込んだ宝石を、たくさん集めて。 それをぜーんぶ、打ち上げればいいんじゃないかな?
[星はキラキラと輝くもの。キラキラと輝くのは宝石。 だから星は宝石なんだろう、と、思いつきのままに答える。 もっとも、魔法の才能があるといっても所詮は無知な子供の言葉。 まさか本気にするはずなんてない、と思っていたのに。
そして、これが幼い自分が空を夢見る切っ掛けとなった出来事であり。 ――同時に、自分でも知らない"いちばんめ"の罪。
あの時の青年が、どうして他の家の養子となったのか。 その事情を、私は未だ知ることできていない。]*
(228) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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あぁ、キミにもご飯をあげなきゃね。
[ガラーシャの傍らに寄り添う猫に、笑みを向けると程なくして差し出されるのは少しだけ温めた生クリーム。料理用のだが、はたして小さな友人は許してくれるだろうか。 シチューの中身を分けてやる様子も、ゆるり目を細めて眺め。仲が良いな、と、呟く声は暖かに。 食事の最中、自慢げにする弟>>206へ、お前が作ったんじゃないだろ、なんて言わない。自慢げにしてくれることこそが、己の悦びとでもいうように、ゆるり細めた眼差しで見守って。]
あぁ、構わないよ。 ん、じゃぁ、流しに運ぶだけ。
[食事の終わりに片づけを申し出てくれる友>>158には、気持ちだけで良いと言うが、そういうわけにもいかないのだろうと思えばほんの少しだけ、手伝いを頼むことにする。だがそれ以上はさせない……だって、お客さんなのだから。それは、ガラーシャだって、同じこと>>159。]
楽しんでもらえたなら、良かった。
[料理の味はもちろん。過ごした時間の事もきっとさしているその言葉に、笑みを見せれば、またおいで、と。口にした誘いは兄弟へと向けたモノ。 あっさりと片付けから逃げ出した弟>>207に、くっくと喉を鳴らしたのは聞こえただろうか。別に構わないのだ、今日は弟が二人を招待したのだから、見送りも弟がすべきである。]
うん、行っておいで。
[見送りの最中、弟がしたオネダリについては、知る機会が未だ無い。]
(229) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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/* こういうとこと>>225秘話のギャップがね! 大好きです。
(-181) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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― モルチアナ工房 ―
[テンテン、と二三度点滅を繰り返す店先の看板。 主人が不在の折は黒く、在宅の折は碧に耀く絡繰り。
それを窓の内側から見やる男は、 脱いでいたストールを被り直しながら、小さく唸った。]
ふむ、調子が良く無いね。 やはり、ギュルセルに新しいものを作ってもらうべきかもしれない。
[嘯く口振りで、普段は自堕落に工房から出ない職人が、 何故か乱れた髪を、無造作に撫でつけながら。**]
(230) 2016/03/01(Tue) 00時半頃
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[待ち人が兄と倖せに笑って居る頃 思い出すのは先ほどのやり取りだった
幼馴染で友で、年下で、危なっかしい危うい子 誰よりも傷付きやすい癖、無表情を装い 周りからの愛に飢えている可哀想な子はずっと
――男の手を疑わなかった
彼が自分が減ればと考えるのは可笑しな事である 彼は居なくなっても助けられる人の数は 増えもしないし、減りもしない 元々、男の手は誰も救わないのだから、 抱き寄せた身体の華奢な形が、かつての面影を運ぶ 盲目的な配達員が見せる1つ眼に映る影も、また
今の男の感情を知るすべなどない たちの悪い冗談が、嘘か真かなど>>194>>193
まだ、知るべきときではなく お手洗いを借りた、男はその場を後にしたのだ>>217 悪友の視線が痛かったけど気にしてはいけない]
(231) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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今度はなるべく昼間に来るようにするが。 あ、昼間に来られる様、夜寝るのに薬もくれ。
[非常識が常識の自分にとって、起きた時が昼なのだ。 一般的に合わせるとすれば、無理矢理寝るしかないと 強請ってみたが、果たして処方はされただろうか*]
(232) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[去り際 つまらせないようにしたのだから>>*63、 良いだろって顔していた]
(*68) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[怖い、恐い、コワイ。 助けてほしいのに動けない、逃げたいのに逃げ出せない。
いつだって護られてきた。 この街に、従兄弟に、師に、沢山の人に。 だから安心しきっていた、夜のこの道だって何事もなく通り過ぎる事が出来ると思っていたんだ。
もう一つと言わんばかりに響くリップノイズが鼓膜を破いてしまいそうで。 聞いた事もない様な水音だけが耳へと残る。
ビク、と身体が跳ねたのは腰のラインを撫で上げられたせい。 何の目的があって、どうして自分なのかは分からない。 その手付きが閉じている筈の唇から小さく吐息を吐かせてしまう。 まるで熱の浮くような、目の前が白くなりそうな。
首筋に違和感を感じればまた左眼を見開く。 襟の下の方へと唇が寄せられたのを感じ、 その手で身体を突き放したくなってしまうのを必死に堪えながら。 その部位にまさか鬱血の朱が刻まれたのも知らずに。]
(233) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[彼らが談笑している、間に行われた自慰行為*]
(-182) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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ぃッ、――――――――!
[突如走る左胸への痛烈な衝撃に、 抑えていた喉が割き呻る声が小さく漏れる。
その時だった、何故か突然解放される小柄な身体。 感じていた恐怖の人肌の熱が自分から離れた。
その正体不明の姿が自分の脚を足で引っ掛ければ、目の前を横切るのは黒の外套。 その去り際の姿はまるでオペラ座の怪人を思わせる。
震えた脚は力を失い地面へとその場でへたり込む。 あっという間の出来事だった。 自分のみに何が起きたのかさえ理解に苦しんでしまう。
目の前にはもうその姿はなく、まるで闇に溶けていってしまったかの如く。]
(234) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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―回想・魔法店>>126―
うん、その日なら大丈夫。
[示された日付を確認し、満足げに頷くことひとつ。それから大体の時間を告げた上で、少々悩むそぶり。]
正確な時間は、当日にならないと分からないからさ。 連絡するよ。 通信用の、持ってるだろう?
[持っているのであれば、連絡をするのは簡単だ。その約束が、実際に果たされるのかどうか、今はまだ分からないけれど……*]
(235) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[船の形に折られた手紙>>208は、 もう一人の幼馴染の元へ向かおうと 夜の診療所を無人にして出る直前に届いた。
滑らかな筆跡。 詩人のように流れる言葉たち。
実にオペラらしいその手紙にそっと目を細めながら、 もっとも重要な点が七行目にしたためられていることを 確かめる。]
アントニオも大変だな。
[仕事とはいえ早々に離れ離れになったアントニオ。 幼馴染の自分たちはオペラの我儘がどんなものか、 その憎めなさや可愛さまで知っているが。 最初から尻に敷かれる姿を想像すれば、 軽く同情めいた言葉が漏れた。
アントニオが戻るまで一月もあるのなら、 その間に一回くらいは二人の新居へ行く機会が あるかもしれないなと、もらった手紙を折りたたんだ。*]
(236) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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― →駐在所 ―
[駐在には従兄弟が居るのも勿論分からず。>>212 今此処で助けを求めたら、先ほどまで耐えていた事が恐らく無と化する。 駄目だ、そんな事許されていいわけがない。
大きく息を吸い、震える身体を止める為両の手で両の腕をを抑えて、 足にグっと力を込めながら向かう先は目的であった駐在所。
仮面をかぶるように何事もない顔が出来るのだろうか。 ゆっくりと一歩一歩、そのくらい細い道から表通りへと向かい歩きはじめた。
ようやく薄暗い中から少し明かりめいた表通りへと出れば目の前に従兄弟の姿を確認することができただろうか。]
にー、さん。
[普通通り、普通通りだ。 そう自分へと言い聞かせながら、 何事もなかったかのように笑みを浮かべる。
付けられたとは知らぬ鬱血の朱は襟元へと隠れていて、 自分ですら気づく事も出来ずに。**]
(237) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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/* >>*68 ほんっとサイテーだなwwwwwwwww(大爆笑
(-183) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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["いつかきっと"と囁いた呪詛は解かれた 黒猫の声が響く、街通り>>220
念押しは意味が無かったのだ。 氷は溶けてしまった。――其れを男はふうと息吐く*]
(238) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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/* ひとんちの御手洗いで何してるのヴラドwww
(-184) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[手に残るのは、彼の肘を抉った感触だ
――ユルサナイ。とそれは今変わり果てた*]
(-185) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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昨日も言ったけど、 ヴラドはあれはあれで街中の人がガラーシャと同じ心配してるんだろうから きっとそのうち良い人が見つかるよ。 …それリアントには彼女を見つける見込みがリットよりないみたいな… リットはなあ、他のものに焦がれているからリアントより難しそうな気がするけど。 わかりやすいボケにスルーできる優しさは持ってないんだ、ごめんね。
[そんなに人のことばかり心配するのではなく自分のことももっと考えるべきだろう。 弟は、事故のせいだからだろうけど、自己評価が低い。 そのことを思えば申し訳ない気持ちはどうしても芽生える。 自分の弟に労力を費やす価値がないとは思わないで欲しい、と思うけれど 弟にもそういう人が現れれば自ずと解決してくれると信じたい。]
うん、もういいよ、大丈夫、言われなくてもわかってるから。 そんなに褒められるとちょっと照れるな…。
[むしろこっちの方に笑って欲しかったと思いつつ、 半ば褒め殺しに近くなってきたので更に付け足し始めた弟を止める。
弟の素直な言葉があの世話焼きの後押しがあったからだとは知らず、 声をあげて笑う弟に、あれだって充分気の利いたセリフだったでしょう、と むくれてみせるが、表情は弟と同じく笑っていた。
撫でた手は今度は振り払われることなく、 冷え込みのある夜道が暖かいと感じる気持ちも同じで。
ほどなくすれば、目的地の駐在所に着いただろうか。 ヴラドがいたならば会釈くらいはして]
じゃあ、ガラーシャ。 また、今度。
[弟が出て行こうとしていることなど知らない兄は、また、と告げる。 それから、弟に宝物、をひとつ手に握らせた。]
それね、流れ星の欠片なんだって。
[リットから預かった大切なものだけど、弟にあげるなら彼も怒らないだろう。 願いが叶うお守りが弟の役に立てばいいなと思った。*]
(239) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[それに、自分は欠片ではない星を作ればいいから。
もっと欲しいものも近いうちに手に入れるつもりだから。
―――その欠片にはもう、興味がないのだ。]
(-186) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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―食事の前に―
ヴラドさんから? じゃあ今度会った時にはお礼言っておかないとなぁ。 あ、それ…
[袋の中から出てくる酒のボトルには見覚えがあり、突っ伏していた顔を思わず上げた。>>217 自分が旅に出始めたのがまだ19の頃。 最初の頃は近場を行ったり来たりだったのでそれこそちょこちょこと帰ってきていたものだ。 そして丁度二十歳になった頃。 その時も帰還祝いと、それに成人の祝いを含めて酒を一緒に飲んだものだ。]
飲みたい気もするし、取っておきたい気もするよな…。
[自分の好みの酒は今飲むのも後でと大切にするのもどちらも魅力だ。 それにヴラドに貰ったというのなら、彼もいる時に開けた方がいいとも思える。
出した結論は、酒はすこし経った方が美味しいだろうというもの。 すぐに飲んでしまっては楽しみもなくなる。 好きなものは後へと取って置くタイプなのだ。 そう結論付けることへと思考を飛ばしていたから、兄が隠したものには気づかない。気づけない。]
(240) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[砕けた破片を片付けて。 恐る恐る寝室へと戻っても、そこにあるのは 夫が不在になった日から変わらぬ沈黙。 鏡台や、部屋の片隅に置かれたリラも、いつもの顔をしたまま、 リラ弾きだけが不安の中にいる。]
(大丈夫、何でもないの…)
[きっと気のせいだ、 きっと、一人の家が慣れないせいだと言い聞かせながら、 寝台に飛び込んでぎゅっと蹲る。 心配性の幼馴染たちの姿がすぐに浮かんできたけれど、 こんなことくらいで、心配させてはいけない。
シーツからコーラリアの店で買ったお気に入りのポプリの匂いが香って、 どうかこの不安から守ってくれますように、と瞳を閉じた。*]
(241) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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さすが兄貴。 兄貴の魔法だったら冷めるのだって防げるもんな。
[温度を自由に操る兄の魔法。 それがあれば安心してガラーシャを待っていられるものである。 いや、兄の魔法でさえも腹の虫は今にも鳴きだしそうだし、心配だから、安心出来はしないけれど。*]
(242) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[欲しいと言ったら貰える? 馬鹿だな、お前と俺はもうトモダチじゃない それでも案じてしまうのだけど
他人のものはとても、甘美。 美味しそうだけど――、でも、君のそれはいらないな
だって、壊しがいのないやさしさだ>>*64 君の本質は、優しいやつだと男は疑わない*]
(*69) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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―― 魔法店『Aria Manque』 ――
[目覚めたのは、既に夜を迎えてからのこと。 朧ろげだった意識は次第に覚醒していき、 私はゆっくりとベッドから体を起こします。]
……酷い寝汗。
[寝ている間、悪夢を見てうなされていた気がします。 悪夢を見るのは今までもよくあることでしたが、 それがどのような悪夢なのかは、結局覚えていないのです。
私は寝間着のまま、裏口から人気のない外へ出ます。 そして浮遊の魔法を使ってお店に屋根に登ると、 そこで夜風にあたることにしました。
ちなみに、私のお店は裏口も表口も鍵が開けっ放しです。 不用心すぎるだろう思われるかもしれませんが、 そもそも金目のものが置いていないこのお店に、 強盗や不審者なんて来ることはないでしょう。
ただ一箇所、地下室だけは厳重に守られていましたが。 あそこは鍵だけでなく、魔法による封印で何重にも守っており、 私以外の何人たりとも入れさるつもりはありません。]
(243) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[なかなか辛辣な言葉を紡ぐメアリー嬢の口は 自分の言葉に、真一文字に結ばれたままだった>>*62 別に苛めるつもりも困らせているつもりもない。 思ったままを口にしたまで。]
別に無理して答えんでもいいぞ。
[言葉を促さないのは、どんな形であれ、答えを持っているのだと 思ったから。 迎えた時とは違う、力無い微笑みと瞳に抱えた闇に、ぞくりと 肌が粟立った。]
お前さんより少しばかり長生きしてるからな。 ……『変わる』事が怖いか? 恐ろしいか? じゃあ努力してみればどうだ? 永遠に『変わらない』ように、澱まないように努力してみるのも、 俺からすれば『変化』だが。
[青臭く永遠を信じて腐るのも『変化』 どれも自分にとっては好ましい。 悪意の無い悪意を笑顔と共に振り撒いて、考える姿を楽しめば 満足したように診療所を後にするだろう*]
(*70) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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/* 鍵かけてないから夜這いに来てもいいよアピール。
(-187) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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―幕間―
[かつて、弟が旅に出ている間。ほんのわずかな期間だけ、お付き合いをした女性がいる。そのことを知るのはせいぜい付き合いの無駄に長い悪友位だし、時折その時のことをネタにからかわれることもあるのだが。]
いやでもさぁ、確かにかわいーよ? 顔は確かにかわいーんだろーし、まぁ、 スタイルもさ、あっちの方も悪くなかったしさ、
[青年にしては珍しく、酒をしこたま飲んでくだを巻いていた。勿論その場には悪友しかいない、二人きりである。]
でもさぁ、ぶっちゃけ俺の方が美味いもん作るしさ、 家事とかも困ってないしさ、 やらせよーなんて思わねぇじゃん?
[正直な話、自分のペースで片づけた方が効率が良いし、自炊をしているのには意味があった。だから。]
私いなくても良いわよね、って、さぁ、 そりゃねぇと思わねぇ?
[要するに、フラれたのだった。]
あーぁ、いちおーさー 結婚まで考えてたよー?俺はー? ……って言ったらさぁ、 朝あんな時間に起きるの人間じゃない、まで言われたよ!
[ちっくしょー、と、もうぐだぐだも良い所である。それでも一応、自分の足で歩いて帰ったのだから、それだけは褒めて欲しいところである。*]
(244) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[>>244オマケ]
ぶっちゃけ、可愛さで言ったら俺の弟の方が数百倍カワイイ。
[なんて、酒の勢いで口走ったことも、悪友しか知らない話である。*]
(*71) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[友へと頼んだ願い事。 それには彼の宝石を与えられる事で返される。>>218]
ありがと! いや、大きさとかじゃないしさ。
うん、すごく嬉しい…。
[手の中で明かりを反射する翠色に嬉しそうにふわりと笑んだ。 断られない事に安堵を浮かべて。 数少ない貴重な宝石だ。
きっと欲しいだなんて自分の我儘なのに、皆こうして預けてくれる。 それが嬉しくてうれしくて。 怖いものなんてきっと何もないのだと思えてしまう。]
あ、じゃあ俺のもやるよ。 なんかガラーシャって危なっかしいしな。
[自分の宝石は貴重でもないけれど。 他人のものが扱えない反動か、自分の宝石は留め具として装飾するくらいにはあるもの。
だからそれを、友へと。 きっとじゃじゃ馬箒あたりにつければ多少は効果があるかもしれないし。]
危険の回避…。 今のお前にぴったりだろう?
じゃ、箒の練習頑張れよ?
[少しからかうようにニカリと笑って箒を指さす。
まさかそれ以外の危険も彼に付きまとっているなんてことは知らないのだが、友の安全を願うのは当たり前。
再度宝石の礼を告げれば、帰る二人の背中へと大きく手を振った。]
(245) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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ク――…
[クロード、と。その名を呼んで。 さも、何も知らない。何も見なかったとでも言うように、手を差し伸べて。
一緒に表通りに出ようと誘うことは、叶わなかった。]
あ、そぅ ………か。
(246) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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/* 童貞フラグだけはへし折っておきたかった(真顔
(-188) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[正義の駐在は掛ける身のこなしを見て>>*66 おやと首を傾げる。見えたのは仮面――― 鮮やかな身のこなしを追いかける気はない
―だって、面倒だろ?もう終わったようだしな まだ途中なら正義の名で無粋な邪魔をしたけれど
―刹那。見えた大人の視線に ふっと笑ったのは なんだと拍子抜けたせい 案外可愛い処があるじゃないか、 射貫ていった鋭い視線に興奮を覚えるのはお決まりで]
変態仮面め
[男も大概だとか気のせいだろ。おまわりさんこっちです*]
(*72) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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……私の手なんて、 誰も……触りたくない、よね。
[じっと、己の手を見る。]
(247) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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/* >>242 実の所、皿にかけた保温は、リアント自身の魔力では無くて、ステッキにはめ込んだ宝石のどれかの力を借りてるんだけど、多分それを指摘はしないんだろうなぁ、リアント。 あくまで体温調節だから、触れてない者の温度は操作できないんだな、コレが
(-189) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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クロ―ド?!?どうした、こんな夜更けに
[街路に見えた影に男はわが目を疑った>>237 先ほどガラーシャに届け物を頼もうとした従兄弟の姿
――普段どおりではない、 そんなの見れば分かるだろう、だって其処に襟元に]
……何があった?それは……
[無骨な男は指指したのは鬱血の痕 それを指摘してすぐ、 シェニ>>239とガラーシャの姿が見えただろうか
彼らが気づく前に、 従兄弟に外套を有無を言わさずかけ それを隠してしまおう、 シェニが会釈して離れるのなら其れを見送ったけど*]
2016/03/01(Tue) 01時頃
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-診療所-
失礼だな、人を能面かなにかみたいに。 ちゃんと笑っているだろう。
[思い切り、という単語を盛大に無視して、 どういう言葉はどこか別の女にでも言ってやれと 思ったが、女性を口説くギュルセルも想像できず 眉間に皺を寄せた。
持って帰るという言葉に了承を示すように頷いて、 薬を袋へ詰めるため背を向ける。 瓶に至っては片手に乗るほど小さいから、 ギュルセルにすれば荷物にもならないだろう。]
(248) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[目を丸くするギュルセルに>>*67反比例するように メアリーの眉が眉間へ向かってきゅっと寄る。]
欲しいと言って作れるものではないだろう。
[わざとらしく僻んで見せる年長者の36歳児が望むまま その後謎かけのような応答を繰り返し、 ようやく満足を得たらしい男が席を立った。
男の満足の代わりに、メアリーの中へひとつの迷いを残して*]
(*73) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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確かに、そうだね。特に駐在所近くの生花店のおばさんとか 見合い写真を勧めようとしてたし ……そ、そのようなことはいってませんですよええもちのろん リットはその内ふらっと嫁さん連れて帰る気がする。旅先から
うっ……兄さん厳しい、其処にしびれないけど憧れる
[自己評価の低さは折り紙付きである 兄に心配されても長年かけて”造り上げられた”性格は変わらない
元々は天真爛漫であったこと 覚えている人は割と少ないのではないだろうか 面影は暴走箒に目を輝かしている事からばっちりあるが そのうちの1人が己の実の兄で
申し訳ない気持ちをもし彼が抱いている>>239と知れば、 兄の所為ではないと強く、言うだろう。だってこれは自業自得 星を欲しがった、自分の所為だと唯頑なに思っているから]
流石兄さん。自分の性質を把握しているのは素晴らしい
[止められれば素直にうなずく弟は、至極本気で褒めていた
十分気の利いた、なら付け加え見たいに言わないよ!なんて 剝れつつも笑みを見せる兄に、自分もきっと心からの笑顔を見せている 幼い頃の様に唯々、笑いあうひと時
目的地につけばお別れで。またねと告げる兄は自分に星の欠片を渡す 己にとっては罪の象徴、先程のヴラドの戒めを思い出し 少しだけ顔をこわばらせるが――兄の気持ちが、嬉しかったから]
(249) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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そうだな。 昼に来てくれる方が助かる。
[そうすれば師父から苦い薬を処方してもらえるだろうと 辛辣な言葉を並べながら、 軟膏の隣りへご希望の薬を導入する。]
それじゃ… あんたを襲うような豪傑もいないだろうが、 気を付けて帰ってくれ。
[そう言って、帰る男を見送った*]
(250) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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ありがとう。兄さん……あ、ちょっとまって ――兄さん、これ お守り、に持っていてほしいんだ
[流れ星の欠片を大切に胸ポケットに仕舞い込めば リットに貰った>>245彼の石と接触、澄んだ音を奏でる 代わりに渡したのはもう2つしかない橄欖石の1つ 屈折の魔法を込めたそれを、兄へと
理由は言わない。言わずに此の街去るつもりだからこそ 兄が受け取ったのなら、”またね”と告げて 去り行く背を見送った*]
(251) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[袋へ入れた薬>>250は、 軽い睡眠導入剤と、 不眠症患者に処方される強めの睡眠薬が一回ずつ。*]
(*74) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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クロ―ド?!?どうした、こんな夜更けに
[街路に見えた影に男はわが目を疑った>>237 先ほどガラーシャに届け物を頼もうとした従兄弟の姿 ――普段どおりではない、 そんなの見れば分かるだろう、だって其処に襟元に]
……何があった?それは……
[無骨な男は指指したのは鬱血の痕 それを指摘してすぐ、 シェニ>>239とガラーシャ>>251の姿が見えただろうか
彼らが気づく前に、従兄弟に 外套を有無を言わさずかけそれを隠してしまおう、 シェニが会釈して離れるのなら其れを見送ったけど]
…、まだ、居るのか?
[もう1人影が見えた気がして声をかけたが>>246*]
(252) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[自動で施錠する仕組みの扉は、 内側から開ける者がいなくては開閉は叶わない。
色とりどりの硝子戸も、施錠と破壊防止の魔法がかかっている。
だから大丈夫、と言い聞かせながら、 窓の向こう、響く風の音色に肩を震わせた。]
(大丈夫、この不安は今だけ)
(眠って、起きたら)
[きっと、何でもない『いつもの朝』へと続いているはずだから――。]
(253) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[弟が客人二人を見送る間に、さっさと食器類を片づけてしまう。それからお湯を沸かして、コーヒーを二人分、淹れて待っているのだ。 お茶請けには、何を出そうか。そうだ、フルーツタルトがまだ、残っていたな。
中々帰って来ない弟に、話し込んででもいるのだろうと、手を拭いてから自室へと向かう。]
(254) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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コーラリア。見て居たのか
[君も物好きだな、と小さな声で駐在は嗤う>>247*]
(*75) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[祈るように眠りを渇望しながら、 夜の時だけが流れていく。**]
(255) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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/* リットさん恋愛とか興味ないよね。 多分夢に邪魔だよなぁって思ってるタイプ。 兄含めて幼馴染大好きまん。
皆で青空の下で昼寝したいとか思ってる。
(-190) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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――、面白くないな
[ ……何を渡している? 従兄弟を気遣いながらも男はちゃんと見て居た リットに1石をあげたのはまだ良い
―彼には、自分もあげた。 可愛い弟分だ、。けれど―――やはり面白くない
どれだけ裏切りを彼は繰り返すのだろうか>>251*]
2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[隠した“ナニカ”はベッド脇のサイドテーブルの引き出しの中へ。家探しでもされれば見つかるのかもしれないが、そんな場所をわざわざ漁りに来るような弟ではなかったと思っている。]
(-191) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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――、面白くないな
[ ……何を渡している? 従兄弟を気遣いながらも男はちゃんと見て居た リットに1石をあげたのはまだ良い
―彼には、自分もあげた。 可愛い弟分だ、。だから許そう。と傲慢に
どれだけ裏切りを彼は繰り返すのだろうか>>251*]
(-192) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[しばらく夜風にあたって眠気を覚まし、十分に涼めば、 私はふわりと浮遊して窓からお店の中に戻ります。]
……シャワー、浴びないと。
[それから汗を洗い流して、普段のドレスに着替えて。 不規則な生活をしている私にとっての一日が始まります。]*
(256) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[さて、駐在所へついたのなら一言声をかけようとして―― 見たのは、クロードに声をかけ、外套を羽織らせる姿>>252]
……?一番弟子君に何かあったのか?
[黒猫がヴラドの声と共に、つぃとその>>246の方を向き にぁあおと鳴いて呼びかける]
怪我か、それとも川にでも落ちたか 腹痛なら診療所に……
[近寄ろうとするも、其れを隠すかのようにしているのを見れば脚は止まり 自分はどうすれば良いか。何かすべきことはあるか 問いかけたが果たして返事はあったろうか*]
(257) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* !?ふえぇ!?にーたんに石をあげるのだめなの!? (秘話を見てびくってするガラーシャ)
(-193) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[戸棚の中に収められた、革製の小さな袋を見やる。その中に収められた、星屑の散る紺色の意志を想い、そっと息を吐いた。]
…明日辺り、頼みに行こうか。
[ギュルセルの言っていた、蝶の形の帽子飾り。少し相談したいこともある。となれば、早めに行った方が良いだろう。 幸い、必要な意思はもう揃っている。]
うん、そうしようね。
[誰にともなく呟いて、ダイニングへと戻るのであった。]
2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[戸棚の中に収められた、革製の小さな袋を見やる。その中に収められた、星屑の散る紺色の石を想い、そっと息を吐いた。]
…明日辺り、頼みに行こうか。
[ギュルセルの言っていた、蝶の形の帽子飾り。少し相談したいこともある。となれば、早めに行った方が良いだろう。 幸い、必要な意思はもう揃っている。]
うん、そうしようね。
[誰にともなく呟いて、ダイニングへと戻るのであった。]
(258) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* 深夜帯は誤字が酷く…… いや、時間帯関係なくひでぇな
(-194) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[扉の影から割れたティーセットに怯え、周囲に巡らす 視線>>223から見て取れるのは明らかな不安。
昼間あんなに指輪や舞台の話で満開だった 笑みの花はすっかり萎れている。
診療所の帰りに鏡を覗き込む男は、道端で無ければ 大いに笑い声を上げていただろう。]
メアリー嬢は自分が月だと言っていたが君が一番相応しい。 本によると『夜』は漆黒の闇だと言う。 まるで君の髪の様じゃないか。 三日月とやらの満ちたものから欠けたその表情。 初めて見たよ。
[どこまでこの顔は怯えで歪み、悲しみで萎れるのだろう。 笑いだしそうな口元を押さえて、人形が寝室に侵入するのを 目を通して見つめていた。]
(-195) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[女でなくなったから。 きっと、2人は新しい子と仲良くなった。
家族を失ったから。 血の繋がりがある皆が、羨ましかった。 気遣ってくれているようで、息が苦しかった。>>198
日頃は気にしないように、考えないようにしているけれど。 自分の立っている場所が、あんまりにも――暗くて。]
……
(259) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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―食事前―
うん、きっと喜ぶよ。
[お礼、と言う弟>>240には、目を細めて笑みを向けつつ、とっておきの酒を取っておくというのであれば、分かった、と返し。 暫く飾っておこうかと、食卓に乗せたままにしておく。ほうら、お前の帰還をこんなにも喜んでくれる者がいるんだぞ、と。勿論、青年自身も喜んでいるのだが。]
うん? ……うん……まぁ、ね。
[流石、と言われたところで>>242、やや歯切れの悪い返事をしたが、きっとその後の食事やらなんやらで、まぎれてしまったことだろう。]
(260) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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消えた少女の記憶・2
[街に出るようになってから空色の髪をした少女を探すようになったのは、 男の中で彼女の存在は特別な記憶として残っていたからである。
才能はあったとしても、まだ知識も自分と大して変わらないはずの 年下の女の子に問いかけたのは無謀な願い。
きっと困っただろう。 わからないながらも何とか思いつく回答を考えてくれたのだろうと今ならわかる。
彼女の言った方法はとても素敵に思えたし、 うまくいくような気がしたのだった。]
ありがとう、うまくいったら君にも見せてあげるね。
[そんな軽率な約束を、ひとつ増やした。
弟はやきもちを妬くかもしれないから、 同じ約束をその少女にしたことは秘密にして。
彼女に罪があるとは、事故があった後も思ったことはないし、 むしろ事故のことを知って気に病んではいないかという心配があった。
結局それは、男にとって"も"最初の罪であるとは知らないままだ。*]
(261) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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- 工房へ -
[能面なら可憐なマスクでも作ってやろうか?と 相変わらず失礼な言葉を投げれば、 辛辣な返答が投げ返されて、負けた、と肩を震わせる始末。]
襲われたらキャー助けてーって叫ぶから。 その時はよろしく。
[何1つ真面目に受け取る事無く、薬を受け取り帰途に着く。 何やら事件が起きていたのかもしれないが 運よく出会う事はなく、工房へと戻って行った。]
(262) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[魔女が来た日の夜のこと、男の養父母は引越しを提案した。
事故の噂はほとぼりが冷めたというのに、何故いまさらと男は思った。
それは、魔女の店に訪れたことで、 封をしていた幼い自分が顔を出したことを 禁忌に触れてでも欲しいものは手に入れようとする本来の性質を 彼らが気づいたからだろう。
街を出るのは絶対に嫌だと男は言った。
この街が好きだから、という 過去の自分を知る人間を避けているというのに、 明らかに矛盾した建前は理由にならず、引越し先の家はすぐに遠く離れた街へと用意される。
まだ、星を手に入れていないというのに? 星を作る方法ならば、別の街でもこっそりと研究できたからこれは違う。
まだ、あの日の秘密の共有者である少女を見つけられていないから。 約束を守れていないから。
―――見つからなければ見つからないほど、会いたいと思ってしまった。
手に入らなければ入らないものほど欲しいのと思う性質のせいか あの日から持っていた想いだったのか 思い出せないくらい年月を重ねたせいで
―――見つけられてもいないのに、欲しいと思ってしまった。
それは、星への渇望に良く似ている。]
(-196) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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ただいまー。 送ってきたよ。
[ガラーシャに貰ったペリドットも、他の二人のものと同じように丁寧に宝石袋へといれて帰宅する。
ただいまといっても送ったのはほとんど玄関付近だったから、そう遠くまでは行ってないけれど。 それでも二階の自宅の方へとひょこりと顔を出せば、兄はダイニングの机で待っててくれただろうか。>>258 その机にはコーヒーと兄が作ったであろうフルーツタルトが二つずつ。>>254
きっと片方は自分の分だ。 タルト好きとして瞳を輝かさないわけにはいかない。]
タルトだ! わー、サンキュ兄貴。
[後ろに音符でも飛んでそうなくらいの上機嫌さである。 タルトは大好きで、それが兄の手作りのものならばなおの事。 ビーフシチューにフルーツタルト。 好物ばかり食べられる日なんて。
幼馴染たちへの頼みだって、承諾をもらえたし、今日はとってもいい日だろう。]
食っていいんだよな?
[自分の分だろうと思うけれど、一応念の為確認を。 大丈夫だと言われれば、コーヒーに砂糖とミルクを多めにいれて、ぱくりとタルトを頬張った。*]
(263) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[それから、街へと現れた魔女。
彼女なら、星を作れるかもしれないという期待。 それが封が開いたきっかけだったけれど
どうしてだろう、姿かたちはまったく違うのに 彼女に少女の面影を見た気がしたのは。
欲しいものが星の他にふたつもできてしまった。
だから街からは離れられない。
それが、本当の理由。
ポスルスウェイト夫妻が引っ越すはずだった遠くの街で帰らぬ人となったのは、少し後のこと。*]
(-197) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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にーさん、居てよかった…。 前に言われてたのを取りに来たんだ。
[何があった、と聞かれれば身体が一瞬だけ跳ねる。 ちゃんと笑えていた筈だ、なのにどうしてと考えていれば指摘される襟元。 可笑しい、ちゃんと襟を正し直したのにと手を掛けるが自分からだと見えぬ鬱血の痕。>>252
ぱさり、と従兄弟により外套で隠されれば、反射的に耳が赤に染まってしまう。]
――…にーさん、荷物、を……。
[早く、と言わんばかりにそれだけを求めて、見えた姿>>239>>251に焦りながら、>>246の存在には気づけずに。 心配してくれている様子の配達員に、笑みを浮かべて大丈夫と一言告げ、 従兄弟がものを持って来たらそれをパっと受け取りすぐさまその場を去ってしまおう。
去り際にかけられていた外套を配達員へと渡して。 一刻も早く去りたかった。
従兄弟の静止の声が聞こえたとしてもそれを無視して、 街頭ある大通りを工房へと向けて走っていった。**]
2016/03/01(Tue) 01時半頃
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にーさん、居てよかった…。 前に言われてたのを取りに来たんだ。
[何があった、と聞かれれば身体が一瞬だけ跳ねる。 ちゃんと笑えていた筈だ、なのにどうしてと考えていれば指摘される襟元。 可笑しい、ちゃんと襟を正し直したのにと手を掛ければ其処に浮かぶのは鬱血の痕。>>252
ぱさり、と従兄弟により外套で隠されれば、反射的に耳が赤に染まってしまう。]
――…にーさん、荷物、を……。
[早く、と言わんばかりにそれだけを求めて、見えた姿>>239>>251に焦りながら、 心配してくれている様子の配達員に、笑みを浮かべて大丈夫と一言告げ、 従兄弟がものを持って来たらそれをパっと受け取りすぐさまその場を去ってしまおう。
去り際にかけられていた外套を配達員へと渡して。 一刻も早く去りたかった。
従兄弟の静止の声が聞こえたとしてもそれを無視して、 街頭ある大通りを工房へと向けて走っていった。**]
(264) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* 秘話が見えるとこう、嬉しくなるし落ち着く。うん。
(-198) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[ぺろり、掌に舌を這わせ。]
……こんばんわぁ。 揃ってど――したの?
[声と、あぁ、あの猫が鳴いて誘うから。>>252>>257 コーラリアは靴音とお供に、通りに出た。]
(265) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[運が良かったのは果たしてどちらか。
昂揚した自分がその場に出くわせば。
衝動のままに、その喉仏を押し潰す事に何の躊躇いもなかった*]
(*76) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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さて、浮かんだアレをアレするかね。
[昼間に来たいから眠り薬をくれと強請った帰りに 早速仕事に励み始め、工房の火が落ちるのは更に後の事**]
(266) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* ほんとこの村変態しかいねぇなぁ!!! >>*71>>*72>>*76 (褒めてる)
(-199) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* クリスタの家はあけっぱなし!!!(歓喜
(-200) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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…――うっせー。 オレの通り道、塞がれてたんだよ。
つーか、仕事しろ。オマワリサン? 街民が襲われてるってのにな。 物好きは、お前だけだ。
[一緒にするなと冷ややかに一蹴。 白の欠片は、胃に落ちた。>>*75]
(*77) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[笑みを浮かべて弱弱しく大丈夫、と告げるクロード>>264 大丈夫そうに見えず、どうすればよいかとヴラドの様子を伺う いつもこういう時に頼りになるのが彼であったが、故のこと その際その幼馴染の口から呟かれた言葉は、幸いかそれとも 己の耳に入ってはいなかった]
その声は……コーラリア?
[猫が呼ぶ声、ヴラドが呼ぶ声 其れに応えてか現れた珊瑚色の影>>265 どーしたの?と問うコーラリアに、 猫は近寄りすりすりとその足に擦り寄る
彼に返事をしようと注意が其方に向いたのと それとクロードが踵を返し去ってしまったのは同時だったろうか
自分が気が付いた時には、去り行く背は小さく]
あ、えと……そのな [何を言えばいいのやらと、矢張り伺うのは年上の幼馴染の顔*]
(267) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[仲よく見える兄弟を見て思う事がない訳が無い だが、駐在として目の前に従兄弟への対応が先だった>>264 外套を羽織らせた頃、丁度、ガラーシャが此方に来たか]
………いや。
[何かあったかという言葉から>>257 何となく、従兄弟を隠し、首を振った。 彼に見せるのは憚られるものが其処にある
従兄弟も見せたいとは思わないだろう 耳を赤く染めたまま、荷物をと言えば思わず 駐在所の中、鍵をかけたままだった其処にあった それを取ってきてしまう。様子が明らかにおかしい]
…荷物は此処にあるから、落着け
ん――。…ああ コーラリアだったか いや、…君の方こそそっちで何か
クロード?!?
[声と猫の呼びかけに応えた姿を見て>>265 ちょうど従兄弟が駆けて行ってしまった まて―――とその背を追いかけるにも、どうも間が悪く
しまったと工房へ向かう背に伸ばした手は宙を切る*]
(268) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* 性知識疎いから 多分このガラーシャクロードに何があったかわかってない そもそも男が襲われるとか思ってない←
(-201) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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[という事をガラーシャと同時にやってしまったわけだが 何を言えば好いのやらという年下の幼馴染を見て>>267]
………。ちょっとこい
[何となく手招きした*]
(269) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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/* ちなみにモチーフについては 月の竪琴を弾く女神と、二つの星にしたらどーだろう と、ちらりと思ったり思わなかったり。
そうすればモチーフは全部夜で統一されるし、 メアリーとラリッサは星と星でお揃いってね。 まぁ言わなかったけど(
ギュルセルの湿布が若干臭いのはいやg… 実際薬草で作った湿布は臭い。 なにかしらのアクセントになればいいなーと思いつつ。 メアリーの所に来たのは睡眠薬が欲しかったからかな? と思って、軽い睡眠導入剤だけじゃなく、 いきなり強めの睡眠薬を投下してみた。 どーぞオペラに盛っちゃってくだせぇ…
(-202) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
|
|
…相変わらず、品がないな、お前は ん?ああ、仕事はしたぞ ついさっきまで市民の安全を見守って居た 其れにもう終わったことだしな
[冷ややかな態度に肩をすくませ 白の欠片落とす胃を突く様に]
なんだ、ちゃんと見てなかったのか、勿体ない>>*77
(*78) 2016/03/01(Tue) 01時半頃
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|
[自分と、ヴラドがコーラリアに声をかけたは同時>>269 幼馴染の手がクロードの方へと伸びたものの、それは空を切り 残される3人。何となく気まずい]
……う、うん
[手招きされて頷いてそちらの方に向かう 隣に立ったなら、隻眼でじっとヴラドの方を見て]
クロードに何があったか、分かる?
[と、尋ねたのであった]
(270) 2016/03/01(Tue) 02時頃
|
駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 02時頃
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-診療所-
[マスクの提案については、珍しく少しの間思案して。>>262]
可愛くなくていい。 そうだな… 死神でもモチーフにした仮面、 気が向いたら作ってくれないか?
[年齢どころか男女すら逆転した茶化しには、 それこそ気が向いたらなと軽く片手をあげてた。**]
(271) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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[コーラリアに関しては、性の変化についてこの男あまり頓着していない 何故なら幼い頃は男女に分かれて遊んでいたものの 彼も女子に混ざったり、男子に混ざったりとしていたからだったと記憶しているが 実際はさてどうだったか。あの頃の記憶は鮮明なのと朧げなのと 様々ある故いまいち自信がない
己は幼馴染の1人とは思っているが、相手はさてどう思っているやら 配達員として時折彼の店に荷を運ぶ際 元気そうに働く彼とは、声紋を求める義務的な会話が多い 故に、今此処に姿を現した彼に 何を、どう、話していいのか戸惑ったのであった
黒猫の方は、ちゃっかり愛想を振りまいて彼の脚に頬をくっつけているのだけど*]
(272) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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[工房から光が落ちて、眠りに着いたと思わせた時間。 ひたひたと闇に紛れる様に男が街を行く。
コンコンコン
窓を叩くと人形が待っていたとばかりに、 器用にぴょんぴょん飛び跳ねて、オペラ嬢が安全と信じて 閉じた扉は容易く破られた。]
(こんばんは、オペラ嬢)
[初めて生で見るオペラ嬢の、いや夫妻の自宅を 好奇心も隠さずに眺めながら彼女が眠る寝室へ。
シーツに抱かれ眠っている顔にキスでも落としたくなる 昂揚を覚えながらも、それを今は抑えて彼女の左手を そっと取った。]
(-203) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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幸せなお姫様。 あなたを護る騎士では無く。 悪魔が呪いを届けにやって来ましたよ?
[笑みと共に薬指に唇で軽く触れると、指輪を抜き去り 全く別の、派手な色とリラを弾くには邪魔な程派手な装飾。 それこそ何処にでも売っている様な だが特別製の指輪を嵌めてやる。 根元まで押し込むと、指輪はぎゅっと指を抱いて締め上げる。
夫がくれた指輪とは違う薬指の輪は不実の証。
それこそ指先の血の巡りが滞り、ゆっくりと 腐っていってもおかしくない程のきつさ。
誰に助けを求めるのか見物だと、声無く笑う。
そして愛の指輪は枕元に置いて。 名残惜しいと唇と髪に唇を寄せた後、 人形に睡眠薬を渡して帰途に着く。
明日になったらもっと人形を増やさなければと 帰り道の笑みは更に深いものだった**]
(-204) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 02時頃
旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 02時頃
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/* 太陽とか月とか死神とか。 どこのタロットカードだろう
ラリッサの中の人は寝落ちかな? 無理して起きてるより寝て欲しい気持ちがいっぱい。
(-205) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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[大通りを駆けていく背中。 コーラリアの足元に寄る黒の背中。
しゃがみこんで、そぅと手を伸ばす。]
……そうね。何か、あったとしか思えない、よね。 あんなに急いで、言ってしまうんだもの。
(273) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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[一応、警戒はしているけれど。>>221 私はコーラリアのように華やかでも オペラのように大人っぽくもないから。
いつだったか昔、昔。 『花嫁ごっこ』をして遊んだあの時も。>>199 花嫁役だとシーツを纏い、 淡珊瑚を揺らしたコーラリアは、すっごくかわいくて。 あの頃は両足で立って黒髪を結ったオペラは、とってもきれい。
男の子達を花婿役にして騒ぐ中で、 私ははしゃぎすぎてドレスの裾を踏んづけて転び。 花婿役に飽きた幼馴染達が笑って騒いでいる中で、 起こす手を差し出してくれたメアリーにもシーツを被せたら、 まるでマントみたいになって絵本の中の王子様のようだった。
なんてのは、懐かしい昔話。]
(274) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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生花店のおばさんにまで心配されるとか… 嫌だな、3人揃ってそんな風に世間から思われていたりしたら泣ける。 ・・・・・リアントには言わないでおいてあげるよ。 まあ、リットはそんな感じも―――…。
しびれてくれてもいいんだよ?
[本当に、他愛ない会話。>>249 だけれど、十余年ぶりの不自然ではない会話はとても楽しく。
弟は、昔のような明るさは今は翳っているけれど それでもこうして話している時は昔のままに思えた。
星を欲しがったのは弟が言い出さなくても、ということは 伝えても弟はまた気遣いからの嘘だと信じないのだろう。
弟は知らないから、 彼の中の優しい兄がどれだけ自己中心的な貪欲さを持っているかなんて。
いくつ罪を重ねてもそれは変わらない本質だということなんて。
弟の褒め言葉は自負していることだから、というくらいに傲慢だということは まあ、これは昔からなので知られているかもしれないけれど。
大事な弟のことを付け加えで言ったことは、苦笑しながら謝っておくけれど。
星の欠片を受け取った弟の僅か強張った顔は、 その理由はわかっていたけれど 弟がもう星を夢見ていなくても、 それでも自分勝手な兄は未だに星を求めている。
それこそが弟には罪はないという証なのに気づいて欲しい。]
お守り? …でも、これ。
[リットに渡していたはずだしあまり数がないのではないか、と 思ったけれど、理由を尋ねることはせずにそれを受け取った。
ヴラドに少し遠目から会釈をして背を向けた男は 駐在所のひと悶着については気づいていなかった。*]
(275) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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[ヴラドがガラーシャを手招きした理由。 何となく、なんとなく。
想像がついて。]
ガラーシャも、クロードみたいに駐在所に用があったの?
[配達の仕事中以上に口が重い彼に、問う。>>272]
ねぇ、ガラーシャ。 この子と少しだけ、遊んでもいい?
だって、脚にすりすりしてくるの。毛が擽ったいの。 ね? いーでしょ?
(276) 2016/03/01(Tue) 02時頃
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/* は。 あけっぱなしだけどクリスタ寝ていないから家に侵入はできない(何する気だったんだお前
(-206) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/*ふうむ、墓落ち出来るといえば出来るが もう一日ストーカーしたくもあるんだよなあ
…どうしようか
(-207) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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[コーラリアがしゃがみ込み、手弱女の様に美しい手を伸ばせば>>273 黒猫は嬉しそうににぃにぃと鳴いて其れに頬を擦りつける
彼の言う通り、何かあったとしか思えない だが、何が起こったのかさっぱりわからない 走り去る様子から、怪我はしていないようだが なら何故、隠す必要があったのかちんぷんかんぷんだ]
俺は、配達の依頼で
[駐在所への用を尋ねられれば、依頼だからと言葉少なに>>276 何を運ぶのか、等は守秘義務故に応えられない故 なのでその一言だけ、を告げた際黒猫と共に遊んでよいかと聞かれたなら 頷く事で是の返事としよう
黒猫の方も、嬉しそうににぁにぁ鳴いて かまってかまってと、言わんばかりにコーラリアに甘えている]
キュル、あまり迷惑かけるなよ?
[本当に、美人には愛想がいいんだから と小さく呟きつつ、よろしく頼むと頭を下げる配達員 猫の方はコーラリアに構って貰えてご満悦であった*]
(277) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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[コ―ネリアに声をかけたのは同時 ――これは運命か。同時に声をかけるなんて やはりガラーシャは、……かわいい 憎らしいけれど、可愛いと現金な頭が湧いている]
(-208) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* 現金な頭wwwwヴラドwwww
(-209) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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|
[同時にコーラリアに声をかけた上 男が伸ばした手は見事に空を切ったのだ>>272 残された3人、すごく気まずい ―…………
この手どうするんだと思いながら、ガラーシャを手招き]
……。いや、よく ……は
[言いよどんだのは、彼に話す事で 従兄弟が傷付く可能性と、彼が聞いて何を思うかを 天秤にかけた為、此方を見る隻眼を見つめ返し
こいこいした手で彼の頭をがしっと撫でていれば どうやら、コーラリアの方は猫と遊ぶようだ>>276
いいでしょと聞く目が猫を捕えているうちに 迷惑をかけるなという黒猫の主を引き寄せて>>277]
(278) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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|
[片眉が跳ねる。>>*78]
相変わらず? 品がない? あ?
よく言うぜ。 止めねーくせに。
[言葉にしてはいけないと、制した手は子供心にとても大きった。]
(*79) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
|
|
……こういう事だ
[彼が如何いった顔をするのか見たくなった 先ほど仲良く話していた2人に対する嫉妬めいたものもある 彼が持つ星の欠片を掠め取りたくて、の不意打ちを含み 毒されたのだろうなとも思う、方法が違う?繊細な事だろ
――ぐいっとそのまま頭部を引き寄せ 先ほどは頬に触れた唇を彼の襟口に持って行き 見える喉へ、がりっと歯を立て離す*]
(-210) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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[ガラーシャの頭を少々勢いよく引き寄せたのは 媚び売る黒猫の目の前での行動。 コーラリアからは見えないようにしたがさて
元々、この幼馴染は目ざといというのが男の見解だが]
君も見て居ないんだな、 ……後でマラクさんに連絡を取ってみるか
……頼んでいたものをわざわざ持ってきてくれたのか?
[今更追いかけた処でどうにもならん なら、先にとよく行く雑貨屋へそう尋ね首を傾げた*]
(279) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* クリスタ=ミレーネだと伝える方法があればいいのだけど、現状じゃあ難しいかも? 監禁されて精神薄弱状態になったりしたら言うかもだけど。
(-211) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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見守ってたとは、よく言えたもんだ。
…――見ものだったんだろ?
[勿体無いと言う程に。 問いに問いを重ねてうやむやにする。]
(*80) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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[先ほどの引き寄せ、>>279 ガラーシャの首元を捕えて居た]
…ん、なんだ?あいかわらず愛らしいとでも言えばいいか
[愛らしい、という言葉に嘘はないが]
……なんのことだろうな
[しれっとしらばくれ、声だけで嗤う>>*79*]
(*81) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/*続いてた!!おう、ごめんなさい 寝ぼけてる
(-212) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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見守っているさ、まもるのが私の役目だからな
――さて。なあ
[有耶無耶に重ねられた問いに>>*80 首を傾げて、それは君の方が知って居るだろと]
(*82) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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[頭をわしわし>>278されて、浮かぶのは疑問符 褒められるようなこともしていないし 何だか誤魔化されている気がしないでもない
言い淀む様子に、教えてくれてもいいじゃないかと 言わんばかりに視線を注ぐ。困惑を抱いているのだろうか 更に見つめていた時に 急に頭部を引き寄せられて、襟口から覗く喉に痛みが走る]
(280) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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――っ!
[痛い、と言いかけたのを耐えたのはコーラリアが居た為である コーラリアに構って貰っていた黒猫は 何やら様子がおかしそうな相棒の方を向いて。にぁ?と鳴くも 大丈夫だからと言いたげに、手を小さく降りかえせば 美人さんに甘えたいとばかりにコーラリアの方にまた意識を集中させた模様である 勿論不審げにヴラドの方に威嚇の声を上げるのも、 黒猫忘れていなかった>>279
小さく息を吐いた後――じっとヴラドを見る目は、 痛かった、と水の膜を張って少しばかり腹を立てている]
口で言えば分かるのに ……つまりあれだろう、腹の減った人に クロードが齧られたんだろう
[食べ物じゃないのにね、と 痛みに首を摩りつつ告げるこの男、全く分かっていなかった*]
(281) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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おまえさんはカワイーねー。 ガラーシャと違って、かわいーねー。
昔は、私の花婿になってくれるって、真っ赤な顔で言ってくれてたのにー。
[一言で会話を終わりにした幼馴染みに、昔の話を持ち出す。>>274]
うん、ありがとう! やったぁ、お許しが出たよ!
[お前は可愛いと、寄る猫の頬ににこにこり。]
(282) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* アッ間違えた 一番弟子君って言ってない!あうあぅあー
(-213) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/*おーぷんすとーかー
(-214) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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っ!? あ、あれは若気の至りで……! いや、別にそのな……今でも……嫌、なんでもない
[昔のことを持ち出されればぎくっとする>>282 珍しく動揺が現れて、無表情が崩れそうだ
それはそうだろう。だってコーラリアは自分の初恋なのだから 幼馴染の中でもいっとう可愛らしかった子 人生初のラブレターを書こうとして、 兄に揶揄されて渡せなかった事もある
今でもほんのりと淡くは思ってはいるものの 何せお付き合いや結婚とは男女で行う物であるという常識がある 彼女は彼だったこともあるし、普通に自分は障害を持っている 迷惑千万であるだろうから、言わず心のうちに留めていた
猫はそんな主人にへたれと言わんばかりににゃぁと鳴いて 自分は思いっきりコーラリアに甘えるのであった]
(283) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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……暗かったし。 クロードったら、光の魔法を使わなかったのね。
[不安を払う、明かりを。 駐在所に来た理由がコーラリアには在った。 けれども、嘘をつくことにした。]
……持ってきてない。 すっかり忘れていたわ。
だから、出直すことにするね。
(284) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* >>282 勿論乗ります(きりっ
(-215) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* 頓着はしてないけど、お付き合いに関しては拘る 常識人だから!きりっ
(-216) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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[ちらり。見上げた先の、ヴラドの手がある場所。 掴んでいるもの。
独占欲と、見ものだった光景に当てられた熱が伝わってきて。]
あいらしいー?
はっ、………胡散臭せぇ。
[知っているとも。 ほら、ガラーシャが、カジラレタ。]
(*83) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* はぁぁ、なんですとぉぉ!! ガラーシャぁぁ!!>>283
(-217) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* あ。頓着っていうのは性差ね 幼い頃は頓着してなかったけれど、 結婚とかお付き合いとかそーゆうのは男女でするものという 謎のこだわり。でも一般ぴーぽーだからあたりまえである
(-218) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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/* って感じに表現したかった できてない。力不足になく
だからヴラドのがりっが普通に腹減ったから噛んだ に繋がる残念さ
(-219) 2016/03/01(Tue) 02時半頃
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なぁに?
[黒猫の、様子を伺うような声と共に首を傾げ。 何でもないというのなら、キュロの顎下を撫でるを再開し。
警戒する様と、やはり交互に猫と人とを見比べて。 全然違うねと小さく笑う。]
(285) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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[弟と別れ街路をひとり、夜の道を歩く。
不審な怪人がこの平和な街に出現していたなどとは 事件被害者が背を向けた駐在所の近くにいたなどとは 夢見がちな男でも、夢にも思わないこと。>>233>>264
まっすぐ帰っても良かったのだけど今夜は気分も良かったから 夜の散歩をすることにした。
地下の街の、広い天井を見上げる。 見慣れた光景。そこにはやはり空はなく。
目線を下げても探している空色はない。
小さくため息を吐いて、 少しだけ上方に目線を移せば、近くもなく遠くもない距離、 銀色に輝く星が見えた。
一、二度、瞬きをしてよく見てみると、 それは夜更かしの―不規則な生活リズムの―魔女の姿。>>243
今度は開店している時に、と約束したのは今朝方のこと。
こんな時間に開店しているわけもないのだけど、 あっさりと約束を破って星の佇んでいた屋根の下に歩を進めていた。
魔女の店の前に着くと、屋根の上には彼女の姿はもうなかったので 寝ているかもしれないとか、取り込み中だとかを気にはして]
(286) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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|
[彼女の家に常に扉は鍵がかかっていないことは知っているけれど 彼女が起きて家の中にいることがわかっている時にだけは紳士らしく]
(-220) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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―――…クリスタ、いる?
[扉を今朝のように叩いてみた。
さすがに今度は背後からは現れないだろうとは思いながらも 深い夜の闇から驚かされたら本当に心臓が止まりかねないので 背後を気にしてしまうのは仕方ない。*]
(287) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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|
[さっきよりも話してくれてる。 小さな喜びに頬が緩みそうになる。]
えー、ガラーシャったら、教えてよ。 今でも、なぁに?
[黒猫の前肢を持って、ねぇねぇと振る。]
(288) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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|
[頭わしわしが効かないとは 昔の彼はこれをしたら一発だったのに
少しは成長したのかと視線を注ぐ彼を見て思い 困惑を抱いている彼を引き寄せて、 反応を愉しんだ。 耐えるのはコーラリアが居たからだろう ぺろりとついた赤を舐めながら、彼を開放すれば
不審げに此方を威嚇する猫と目があった 何でもないさと肩竦め、此方を見る目が水の膜張るのを見]
………大丈夫か、君
[違う意味で心配になった>>281 いや、ある意味間違えていないか、だが 絶対想像図は違うぞ、こいつ。どうしよう]
(289) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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[――いっそ、このまま襲うか、喰うか いや、まだだ …… … まだ彼は壊れてくれない
折角、痛みを堪える声に熱がまた溜まり始めたのだ*]
(-221) 2016/03/01(Tue) 03時頃
|
資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 03時頃
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[聞き捨てならない言葉のやり取り>>282>>283 確かにまあ、コーラリアは可愛かった 若気の至りが今も続いているであろう事は想像に安く
――男の眉はぴくりっと動く>>288]
(290) 2016/03/01(Tue) 03時頃
|
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え、っと、その 今でもだな、君の事をな……か、可愛いと……
[前肢を持たれた猫は、されるがまま>>288 彼女の美しく淡い珊瑚色の瞳に見つめられしどろもどろ 無表情がほんのり赤くなるのは、甘酸っぱい思いを秘めるが故に
先程年上の幼馴染に首を噛まれ、 緋色を晒しているのにも頓着することもなく 無邪気に尋ねる年下の幼馴染に、動揺していた 傍らの男がどんな思いを抱いているかも全く、想像だにせずに]
(291) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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…ほう、今でもか ( …良い事を思いついた )
[そう、哂うのは、喉だけ 淡い初恋を浮かべる子の前で、隣の彼の背後から その臀部を鷲頭掴みに戯れにしてみたりして]
2016/03/01(Tue) 03時頃
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/* まちがった!コーラリアは彼だよ!彼女違うよ!!! (頬パァン
(-222) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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…ほう、今でもか ( …良い事を思いついた )
[そう、哂うのは、喉だけ ―うす暗い虹がぎろっと彼を睨み
淡い初恋を浮かべる子の前で、隣の彼の背後から その臀部を鷲頭掴みに戯れにしてみたりして]
(-223) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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/* きゅる! ねこのなまえー、
(-224) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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……………ふうん
[>>291甘酸っぱい思いを秘めた思いを見 その掴んだ手は、なり 濁りを見せた瞳が光]
(-225) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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…光の魔法か、彼は確か使えるはずだったが って…、持ってきていないのか
[最近放置プレイというものを食らい過ぎている気がする いや、これはじらしというのだろうか、良く分からん>>284 だが仕方無いと納得して]
いいや、何でもないぞ
[顎下を撫でるのを再開するのを見れば 溜息を吐き出して、駐在所の前にいるのもなんだ
頼む荷物は無くなったが 先ほどの悪ふざけの詫びにココアでもだそうと ガラーシャを手招き コーラリアもどうだと首を傾げたが、さて**]
(292) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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[かじった相手は思った以上の鈍感さを発揮した 其れどころか酷い、――状態でもある
―ぱきっと 骨が折れる音をさせないだけ、まだ――]
……愛らしいさ。君もな
胡散臭いが、之でも本当の事を言っているんだ
[ただ、もっと執着するものがあるだけで ――手にした、場所、掴んだものを 壊す瞬間を今も探っている
いっとう綺麗に壊れる瞬間を>>*83*]
(*84) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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/* クリスタとはまだ絡み自体は少ないのだけど 改めてログ読み込んで可愛さがつらい。
可愛くてイマイチどころかイマサンくらい 秘話を気持ち悪くできない爽やかな自分が憎い。
(-226) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 03時頃
駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 03時頃
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……え、 か わ……
[首から顔面へ、桃色が移ったかのよう。 それはコーラリアにも伝染する。
前肢持つ手がぴたりと動きを止め、まじまじとガラーシャを見つめた。]
(293) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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……
[言ってしまった。思わず>>293 淡い朱色に染まった頬でまじまじ見られれば、 色づいた頬の赤味が強くなるのも仕方ない
だって男の子だもの。そりゃあ、もう 此方が向ける視線は反らしはしないものの 思わず本音を零してしまった羞恥に染まって潤んでいたりする]
(294) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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/*こい、ではないんだよなぁ。こいつ あしたあさひわでかかなきゃ、こいというか、狂?
ガラーシャあした、リットとそらとぶいってたのかなえたい けど、はかおちどうすっかな
(-227) 2016/03/01(Tue) 03時頃
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[昔と違って成長したのです>>289 ……察しの方は成長してはいないのだけれど 痛みと共に抗議して、推察した理由を述べれば 大丈夫かと何故か心配された。解せぬ
彼の想像図と、己の想像図 ヴラドの思う通り全く噛み合っていないのである 序に舐められて解放されたから、くすぐったかったと 再度抗議し。それからコーラリアへと集中していたし、 何より今とても甘酸っぱかったが故に>>294 それに対してはとても、無防備であった]
ひゃっ!?
[誰が思うだろうか。いきなり臀部鷲掴みにされるとは 抗議の目を向けるのは再度。しかしなぜそうされたのかわからない故に矢張り頭の中に疑問符が湧く
女っ気のない故の悪ふざけだろうと結論付け、 美人なコーラリアと話している年下に、悪戯をしようとする位なら さっさと嫁さん探せとばかりに一瞥した後
手招き>>292に応じてココアを御馳走になろうと頷いた コーラリアも共にだろうか となると甘酸っぱい思いは継続する、かもしれない*]
(295) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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も、もう一回言って! ねぇ、も一回!
[おねだりの声は、お菓子を求めた昔のように。 誓いの言葉をねだった昔のように。]
(296) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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|
ねぇ、キュル。お前も聴いた? ふふ、嬉しいわね。
ねぇ、ガラーシャはかっこよくなったよ。 お仕事も真面目にやってるし、悪い評判聴かないし。
[再び前肢を照れ隠しに動かしていると、何やら悲鳴が。 ヴラドが何かしたのだろうか。
分からぬ振りして首を傾げ。]
(297) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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|
え。いいの? でも、仕事の話があるのでしょう? あぁ、でも身体が冷えたから、ココア、欲しいかも。
[ヴラドの誘いにうーん、うーんと悩み。 結局は一杯だけ頂いて帰ると告げる。
相棒は腕のなかに借りたままだけれど、良いでしょう? 少しぐらい浮かれさせて。**]
(298) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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も、もう一回って……っ その、あのな、 、可愛いよ
[昔も、今も口下手。真っ赤になりながら 今は彼となった彼女の求めに応じるのも>>296 昔と何にも変わらない
猫は話しかけられ>>297、にゃぁにゃぁと嬉しそうに鳴く 聞きましたとも!と言わんばかり
かっこよくなった、というコーラリアの言葉にほんのりふわふわ 心を跳ねさせていた所のヴラドの悪戯だ。そりゃ睨むでしょう当然 首を傾げるコーラリアには、何でもないよと手を横に振る
一杯だけ頂いて帰ると告げたコーラリア>>298 もう少し。彼と居たかったからうれしくて
相棒が彼の元を離れたがらぬを察して キュル、迷惑はかけるなよと 彼の腕の中の相棒に念を押したなら
猫は心得たとばかりに良い子のお返事。にゃーぉ**]
(299) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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[あの時のように差し出され、支えてくれる手は冷たい。 けれど誰にだって、優しい手だ。
そのことに、私はそっと目を伏せる。]
うん、今まで少し寝てたから。 メアリーの手、冷たいよ。
[彼女を招けば、再び玄関を閉め直し。 案内する形でリビングに向かう。 私はこの家に、幼馴染を呼んだことはあまりない。
お茶をするなら、診療所のキッチンで。 女の子だけでお泊りも、車椅子でも動きやすいオペラの家で。>>111
この家は、静かすぎるから。 誰かが来ても、時間がくれば帰ってしまう。 そうして迎える一人の『夜』が寂しさを知っているせい。
でも、今は冷たい手を温める方が先だ。]
(300) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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/* コーラリアかわいいいいいいいいいいい!!!!(机だんだん (机殴りが捗りますね
(-228) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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/* 性的接触をはかるかどうかはまだ流れとか次第なのだがだが クリスタって見た目が16のままじゃん? でも年は21だからオッケーだよね? とか考えてたらあれです。
これはロリコンと言われ続けロリと桃った経験多数な 俺がですよ、レーティングと法的に如何ともし難かった 夢の合法的にロリに悪戯できるというシチュエーションではないですか!(鼻血
なんかあれだ、エロゲのどう見ても15歳未満だろう的キャラに対して このゲームの登場人物は全員18歳以上ですって注意書きのやつみたいだ。
(-229) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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具合は、あまり変わらないけど。 喉以外痛いわけじゃないし、大丈夫だよ。 メアリーだって、女の子なんだから こんな時間に出歩いちゃ先生に怒られるんじゃない?
ふふ。でも来てくれたのは嬉しい。 少しあったまっていって。
[心配してくれて、尋ねてきてくれたのは嬉しいけど。 咳が出そうになるとその眉が歪むのを見れば こんな時間に申し訳なくも思う。
ちょうどリビングに着いた途端の問いかけに、 しまったという顔で、口元を手で覆った。>>226 半歩後ろを歩いていて私より背の高いメアリーの視界から テーブルの上に置いたままの紙袋を隠す暇はない。]
……………。
薬は、飲んだよ。 でも食事は……お腹、空いてなくて。
[他のものを食べたとか、言えればよかったけど。 嘘が下手な私は、言い訳じみた返事で口をもごもご。 眉尻を下げ、彼女の表情を窺った。]**
(301) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
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|
/* ただ普通にこの資産家にロリコン属性という性癖が生えてしまい 思わぬところで生々しい気持ちわるさ出るな(
というのはまあ、良いか。
(-230) 2016/03/01(Tue) 03時半頃
|
|
あのなぁ。本当のことっていうんなら、『お前も』って添えるなよ。
……折角の嬉しさも、激減するっての。
[誰と重ねているのか、比較しているのか。>>*84 皮肉げに、んべと舌を見せた。**]
(*85) 2016/03/01(Tue) 04時頃
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/* コーラリア可愛すぎてそりゃガラーシャ惚れるわ 男女どっちでも多分コレ惚れてんじゃね?(とガラーシャ見ながら思う
ヴラドは特別枠である。男女関係なしに一番信頼を置いてる人 だから自分が性的な目で見られてるの多分分かってない
(-231) 2016/03/01(Tue) 04時頃
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/* PL的にはかっこいいのでヴラドさんにめろめろんである もっと鬼畜って!というどエム心を擽られる……(きゅーん
(-232) 2016/03/01(Tue) 04時半頃
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/* ガラーシャの人はいつ寝ているんだろう……。
(-233) 2016/03/01(Tue) 07時頃
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/* ラリッサ寝て。 お返事嬉しいけどほんと寝て。ね? お姉さん心配になるよ?
(-234) 2016/03/01(Tue) 07時半頃
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― →モルチアナ工房 ―
[バタバタと大通りを貰った荷物を抱えながら走り抜ける。 頭の中では何処へ向かって走るなんて考えもせずに、 足は勝手に工房へと向けて走っていて。
看板が見えるな否や、点滅を繰り返してるのすら見る余裕はなく。>>230 騒がしくバタバタと工房の中へと入っていけば、何事かと師は顔を覗かせただろうか。]
あ、すみませ……ん、ちょっと…その……、
[襲われました、なんてその口から言えるわけもなく。 身体は無事な訳で、左胸がズキっと痛むも他は無事だ。 それにもし、もし告げ口したとバレたら―――…、]
み、道が暗くてついつい家じゃなくて此処に走って来ちゃって。
[いつもの様に苦笑という仮面をかぶって。 もう遅くなる時間、いつもなら仕事を切り上げて帰る時間。 でも足は帰りたくないと此処から動いてはくれない。]
(302) 2016/03/01(Tue) 08時頃
|
|
ぁ、の…今日中に仕上げたい図面が、あるので泊まります!!
[師の返事を聞き終わるまでにバタバタと忙しなく脱衣所へと向かいドアを閉める。 上がる息を抑えようと左胸を抑えながら。
だって一人の家に帰ったらもしかしたら――。 そんな事ばっかり考えてしまう、それほど怖かった。 自分の体験した中で“二番目”に怖かった。
湯船を見れば丁度風呂が沸きました、と言わんばかりにちょうどいい温度で湯気が立ち込めている。 纏っている服を全て脱ぎ捨て、浴室へと入る。 へたりと床へと膝を付けば目の前にある鏡をふ、と見つめる。]
―――ぅ、わ …ぁ
[従兄弟が言っていたのはこれか、と左眼を見開く。 首筋から少し下に出来ている鬱血の痕。 左胸はまるで爪で引っかかれたように赤くなっていて。
鬱血の正体がキスマークだと、性に疎い自分でも分かってしまう。 思い出してしまう、あの時耳許で囁かれた言葉を。 言えない、言わるわけがない。]
(303) 2016/03/01(Tue) 08時頃
|
|
[シャワーで湯をかぶり、風呂に入る事すらを忘れて鏡のある浴室から飛び出す。 急いで身体から水分を拭き取りながら服を纏う。 丁度襟元に隠れる位だ、肌蹴なければバレる事もない。]
ふ 、ぇ…… っ
[寒いとでもいって首元に何か巻くのもいいかもしれない。 色々な事を脳内で考えながら、髪を乾かす事も忘れ、 ただ体験した恐怖から抜け出そうと、一人脱衣所で身体を震わせた。**]
(304) 2016/03/01(Tue) 08時頃
|
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[真っ赤になった顔が面白くないと思った そんな顔、彼には似合わない ―もっと惨めで醜い顔を見せろ まるで普通の青年の様に淡い感情を覗かせる
―……それはつまらない
ガラーシャ、君はもっと悲惨な顔が良く似あう
臀部に触れて鷲頭掴みにしたとき 返ってきた反応もいただけなかった>>295 抗議の目、一瞥の目を見れば男は臀部に触れた手を くるり撫でるように愛でるように変えて
ついでと彼の虚無の裾に触れた
――わざとだが、偶然を装ってたまたま当たったとばかり お前の手は其処にない、―――だろう?
美しいコ―ネリアをエスコートする手は、何処にもない*]
(-235) 2016/03/01(Tue) 08時頃
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|
/* コーラリンに反応できなかったのが悔やまれる…! どどどどっかで絡めるか、な!?
(-236) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
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[なんだこの空間。 1人残された、年上はぽかーん状態である これはちょっとばかしの悪戯だって許されるだろ
なんだ、この空間の甘酸っぱさは>>293>>294 目の前で恋愛漫画のような現象を巻き起こされ 巻き込まれた男の心境を、述べなさい>>296>>297
しかも、両方男だ
悪戯で抗議するものの、>>295 嫁さん探せと一瞥を食らった、無茶を言う 悪い評判を聞かぬというコーラリア>>297 本当に――?聞かぬのか。ふと憤った日々を思い出し]
仕事の話か…クロードが持って行ってしまったからな
[さてどうするべきか 彼の両親からの預かりものは、彼が持って行ってしまった 厳重に包まれた袋の中に入っているのは 彼の両親が聞いていた、オルゴール 息子の将来の夢を、夢想する曲を奏でるそれを 吹きこんだありし日の思い出が詰まったもの
男が借りたのは、あの日よりも少し前 音楽が、楽器が分からない男にこれならどうかと
2人が貸してくれたものだった
宝石を入れて奏でるそれは、肝心の宝石が今ないのだが 二人に駐在所の椅子に座って待っているように言い 仮眠室からココアを引っぱり出してこよう
その際、マラクに軽く連絡を取ろうと通信機を使い]
(305) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
|
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――…??それは困ったな
[皮肉げに、んべと舌だす姿を振り返り そっちの品のない方が、好みだなと男はしれっとして >>*85*]
(*86) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
|
|
[仮眠室に備え付けてある 通信機をくるりと回してみた。 工房の連絡先は、しっかりと記憶している 駐在として、主だった施設との連絡は取れるように
というのはていの良い言い訳で 従兄弟になにかあったときの為でもあった]
……やあ、ファントム
[通信機に工房の主が出たのなら かまかけをかねて、そう言おう。本当は変態仮面と言いたいが 尊敬する相手、男に対し、流石にそれは口にしない*]
(*87) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
|
|
[くるりくるり湧くお湯に 甘みに、苦味を入れるのは一杯だけ
―ええこひいき、彼だけの特別を、ぬちゃりと落として 想像するのは彼が、いつか知るだろうその日
どんな顔をしてくれるだろうか、どんな風にワレれるか]
(-237) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
|
|
[ココアを2杯持って来れば其々に手渡しただろう、 無論ガラーシャの方甘党の友人に ちょうどよいミルクをぶっかけるのは忘れなかった]
…そうだ、コーラリア もしよければ送っていくが?
[先ほどのことがあったばかりだ ココアを呑み終えれば見た目は美人な幼馴染にそう言い ガラーシャにその間のクロードが連絡を寄越さないとも かぎらないから留守を頼むと少し強引に告げ
雑貨屋の主を家まで送ってしまおう 彼の黒猫は、飼い主の処に戻し、その手を引いて*]
(306) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
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駐在所の中は良いが、仮眠室はあけるなよ?
[君のその身体で、彼を送るのは心配だ と案じる振りをして、右肘をくりっと抉りて そっと耳打ちを、チョコレートの残りがあるんだ。
甘い甘い、チョコレート。彼にあげたものの残りが其処に*]
(-238) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
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/* しっかし本当に、こう相手様のロルが上手すぎて 自分のロルが返しづらい、萌えないロルでごめんなさいと地面に頭擦りつけたくなるレベルだ……!
(-239) 2016/03/01(Tue) 09時頃
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―仮眠室の甘い香り―
[2階のキッチンで作ったチョコレートは聊か多すぎた 鍋に半分、砕け切らぬ骨と固まりはじめたチョコが残り さて、其れをどうするか。と丁度持ってきていたのだ
仮眠室には火元もある、そこでもう一度暖めるか 地下室にもっていき弟にあげるか、悩んだのだ
…いや、違う。 これはガラーシャにあげるものだから 彼に 見て欲しかった
君の身体にとけた、男を作り上げた一部を 男が吐き出した熱という精を――
もっと身近に感じて欲しく、しかけた
――蓋はした、けれど甘い香りは隠せない 浮かぶ白は、白濁と、父と母の骨、
腕の部分だろうか、 彼のなくした腕が黒い液体固体のなか
― うっすらと顔を出して
暴かれ、みられるのを今か今かと待っていた。**]
(-240) 2016/03/01(Tue) 09時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 09時頃
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/* 深夜に自分がひどい灰を残してたのを見て引く朝。
(-241) 2016/03/01(Tue) 09時頃
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/* そして寝ている間に訪ねて侵入しといたことにするべきだったんじゃない?
と、今更気づいたんだけど!
(-242) 2016/03/01(Tue) 09時頃
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/* 自分の夢見てうなされてたねやろ… クリスタがせっかく前振りしてくれてたんじゃないのばかー
そうしよう、うん。
一回家入ってまたそしらぬ顔で戻ったことにしよう。
(-243) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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/* パンツはかぶってないと思う>>*87
(-244) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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おかえり、リット
[ダイニングに戻ってから、程なくして帰ってきた弟を>>263迎え、青年は言う。弟の視線が机の上の甘味を捉え、途端に喜色を示すものだから、青年の頬もつられて緩むと言うものだ。]
好きだろう?
[この期に及んでお預けなんて、そんな残酷なこと、するはずがない。どうぞ、と示せば、彼がタルトを食べる様子を見守るのだった。]
もう一切れ、食べる?
[差し出すのは己の皿に乗った、手つかずの一切れ。こうして自分の分を弟に与えるのは、昔から、それこそ幼い時分からの青年の癖のようなもので。だって、この弟が旨そうに食べる様子を見守るのが、青年はとても好きなのだ。]
(307) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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[与えた食物を頬張る仕草。 ふと見せる、甘味を喜ぶ目の色。 そこに、リットが存在している。 気配、体温、息遣い。
それら全てが愛おしい。
見守る視線が孕む熱が増していることに自覚はあるが、押し隠すにも限度があろうか。
……良き兄であろうと。 …………今は、まだ。]
(-245) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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/* 丁度良いミルク(意味深)>>306
(-246) 2016/03/01(Tue) 10時頃
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[彼が悪戯めいた思いでだろう、自分の臀部に触れる>>305のは コーラリアと己とが醸し出す甘酸っぱい空間の所為だったのだろう 尻ではなく口で言えばいいのにと抗議の視線で一瞥したが
男の手が肘から下無き袖に触れた時どうしても顔が強張ってしまう 掴む手無き腕は、エスコートすら出来ぬと知らしめるようで その事実に雪降り積もるように冷えて行く心地を、覚えた
良いタイミングなのか悪いタイミングなのか 温かい飲み物の誘いがあったため、是が非でもと頷く 幼馴染の淹れてくれる甘いココア、それで冷えた心洗い流せてしまえたら そんな事を、彼が飲み物を淹れる間に思った
コーラリアが黒猫と遊んでいるのを穏やかな心で眺めつつも 一瞥を落としてしまうのは今は無き腕の部分 せめて手さえあればと思う事は何度もあれど 今この時程に思う事は、無かった
出されたココアは何時もの様にミルク多めの物 飲んで一心地ついていれば、コーラリアを送ると幼馴染は言う 自分が飲んでいる分はまだあともう少しカップに残っていて それでも、自分が送ると腰を浮かしかけ 柄にもなく強い口調で、クロードが連絡を寄越すとも限らぬと>>306 言われてしまえばそれ以上は口出しできない]
……えっと、コーラリア 気を付けてね
[本当は自分で送りたかったけれどと胸中で呟いて 黒猫を肩に乗せつつ、彼が幼馴染に送られる背を見送った*]
(308) 2016/03/01(Tue) 10時頃
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[コーラリアを送っていったヴラド 年上の幼馴染が華奢な幼馴染を送ろうとした際、 己に耳打ちした事がある 駐在所を見回るはいいが、仮眠室は覗くなという事、 自分の身体で、コーラリアは送れまいという事
確かに。自分には片腕は無く。長距離を歩く事すら難しい 送る人間が足手まといになってどうするんだ。彼の言う事には一理ある だからこそ、哀しくやるせなかった 偶然であろう。抉られる肘の先端がやけに痛かった
ヴラドとコーラリアが夜の街に姿を消して 自分は最期の一滴を飲み干したら、 小袋の中から歪なチョコレートの欠片を取り出す かり、ぱきり。音たてて其れを口に含んだ後 仮眠室には甘いチョコレートの残りがある、と言ったのを思い出して]
……少しくらいならばれないよな?
[だってここには己以外誰もいないし。とぽつり 仮眠室、そういえば記憶違いでなければ 今迄そこに立ち入った事は無いなと思い至る
春画本でも隠しているのだろうか むっつりっぽいしありそうだ 当人がいない間の家探しは、基本である
温かだったベイカー家での団欒の結果 元々悪戯っ子であった性が顔を出したか 少しばかり脚は痛むものの歩けないほどではない レッツ家探しとばかりに仮眠室へと黒猫を伴い足を踏み入れる
寝具の下、とまずはお決まりの所を探すし 本棚があれば其処も探してみるけれど]
(309) 2016/03/01(Tue) 10時頃
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なんということでしょう…… 無いぞ。キュルどうしよう 揶揄するつもりだったのに収穫が無い
[真顔で黒猫に相談しつつも火元の方角から、 ふと鼻腔掠める甘い香りに気づく
確かチョコレートの残りがあると言っていたっけ 少しばかりつまみ食いをしてみようか 家探しの、基本であるからして
迷惑千万な事を考えつつ 何の気なしに、その蓋を開けた]
(310) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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、 え?
(311) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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[一瞬、呆けた様な声が出たのも致し方あるまいて 何故って、鍋に浮かんでいたのは 、
甘いあまいチョコレート 固まりかけている茶色に混じる栗香漂う白 其れだけなら不審には思わなかったかもしれない、だが
浮かぶその白、見間違い様がない 何で、なんで、なんで
人の腕の骨が、顔を出しているのか]
ぇ、ぁ、ぅ……
[嫌だな、冗談だろう 性質の悪い、悪戯だろう
血の気の引いた顔をして、頭の中でぐるぐる言葉が廻る 膝が震え、思わず尻餅をついてしまい 戦慄く唇は噛み締められ、白い
夢だ、悪夢だ こんなの現実じゃない
自分に言い聞かせて、それなのに 黒猫の相棒が心配そうに自分を呼び鳴く事で 其れが現実だと思い知る]
(312) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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(逃げなければ)
[咄嗟に思い至ったのは其れだ 逃げなければ。何から?何処へ 分からない。でも今これ以上この場所に居たくない 家に帰って布団を被って眠ってしまえば きっとこれは夢になる、そうでなければ――なければ]
ひ、ぃっ
[声が出ない。引き攣る喉のまま、言うこと聞かぬ縺れた足のまま 這って、仮眠室を転がり出ようと 必死に体を動かした*]
(313) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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/* みーたーなーでーんでーんげえっ関羽!するのか それとも逃げ帰っていいのか悩んだので とりまここで切ってみる
(-247) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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[紳士らしく扉を叩く間に背後を気にするのは、 彼女が背後から現れるとは全くもって思ってはいないのだが こんな夜更けに若い女性の家を訪ねる不躾を見咎められないようにという方の心配故だ。
それは数十分前にも、そのもっと前にも、繰り返したことだから習慣に近い。 違うのは背後を気にするのは扉をノックするではなく音を立てないように入出するという動作の点だろうか。
あのまま帰ろうと思っていたのだけど、まるで星みたいな君の姿が見えたから思わず戻ってきてしまった。 夜更けに訪ねる言い訳も考えていないというのに、と頭を巡らせて。
屋根から姿を消した彼女が家の中に戻ったことは知っている。
今朝方は外出中だと知っていたけれど、お客様、として訪れたからきちんとノックをしたのだった。
背後から驚かされたのは想定外だったけれど。]
(-248) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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…汗をかいたものね。
[不可思議な道具の並べられた店内に、魔法具に紛れて拾い零しがないようにといくつか置いた通信用の魔法石が 眼帯裏側に縫い付けた対の石を通して伝える微かな水音に、少し前の彼女の寝顔を思い出して、小さく、小さく呟いた。*]
(-249) 2016/03/01(Tue) 10時半頃
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そうだ、
[視線が出会った弾み、思い出したように言の葉を紡ぐ。聞かなくては。“いつも通り”。]
次に出るのは、いつごろ?
[出立の時期と、それから。次の旅はどの位の期間になるのか。尋ねないと。]
(314) 2016/03/01(Tue) 11時頃
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(……もう、羽ばたかせる気はないけどね)
(-250) 2016/03/01(Tue) 11時頃
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[得られた答えにふむと考えるそぶりを見せ、それからリットの瞳をくるり覗き込むようにして、口元に笑みを見せる。]
どうしてもって用事が無かったらさ。 俺がいいって言うまで、いてくれない? 兄ちゃんさ、旅立つ前にお前に持たせたいモン あるんだよね。
[尋ねられれば用意できるまでにかかる時間は未定だと、困ったように返す。渋られてしまったらどうしよう。]
うん、まぁ、すぐ帰って来てくれるなら、 次の機会でもいいんだけどさ。
[どうする?と。問いかけるような眼差しを向けながら、待つという返事を期待して、予測した。この弟が、旅に出ればすぐに帰ってくることはまず無い。そして、このお兄ちゃんが頼むようなことを、簡単に無視できない性分でもあると、そう思っていた。 ね、お願い、なんて。もう一押し、誘う言葉を付け足して。]
(315) 2016/03/01(Tue) 11時頃
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/* 骨ってみると、ほねっこでじゃれてるわんこを思い描いた。
(-251) 2016/03/01(Tue) 12時頃
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/* 急募、分かりやすいヤンデレの仕方 (ラリッサの中の人が満足して終われるヤンデレ)
(-252) 2016/03/01(Tue) 12時半頃
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/* このロル待ちの間に灰にifとか書きたい いや書こう(今は鳩だから無理だ!)
仕事ほっぽりだしたい…!
(-253) 2016/03/01(Tue) 13時頃
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/* 此方の思惑を察して出かけてくれるのも有り難いけれど、 用事が終わったらぴゃっ!と帰ってくるクロードが、 可愛くて可愛くてならないですな。
これはやはり、時限式よりも現行式メインで行こう。
(-254) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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/* ぞくっとした 本当丁寧に拾ってくださって ……ガラーシャ尊い 愛でたい、愛でたい、でも、ヴラド的には憎いんだよなあ 憎いけど可愛い、可愛い、
(-255) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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――夢―― [誰かが左手の薬指に触れる夢を見た。
誰だろう、と僅かに身動いでも 温もりは触れたまま。
髪や唇にもその温もりが落とされたから、 きっと夫の夢なんだと思った。
ラリッサやメアリーとお泊まりをした夜は、 悪い夢が遠ざかりますように、と 三人でそれぞれ互いの額におやすみのキスをした。
でも、唇に触れるのは一人だけだから。]
…アントニ、オ?
[寝息の合間に唇から溢れた名前。 聞いていたのは枕だけ。*]
(316) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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彼女が目覚めるより少し前のこと
[5年前、突然この店が現れたあの日から、冷やかし、と称して実用性には首を傾げるような商品が陳列される店内に足を運ぶのは時折。 そんなに多い頻度じゃない。
君好みの改造し甲斐がある乗り物も持ち込むわけでなく 君の奇抜な発想と、特別趣味が合うわけでもなく 君の大好物であるから揚げは、好きではあるけどレモン派だったし 店には閑古鳥が鳴いていようが足を運んだ時はいつも、 君の周りはいつも騒がしくて
遠い日に驚いたように揺らぐ水宝石の瞳に問いかけたみたいに、 星の作り方を尋ねることはずっと、今日の今日までできなかったから もしかしたら魔法の秘密が聞けるかもしれない、なんて小さな出来心で棚の隙間に置いた一つの石が 5年の歳月で店のいたるところに増えていた。]
(-256) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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[養父母が亡くなってから、あの広い屋敷で一人過ごす時間、 過去の事故の傷跡を癒すのは長い間音楽だったけれど、 いつしか君の音ばかりになっていって、 それだけで充分…
なんて思えるような資産家の息子としての"僕"のままならよかったのだけど 封が外れてからずっと、それだけに耐えられるような人間ではない幼い頃の"俺"が出てきてしまうものだから 音を聞くようになって少しあと、君の微かな寝息が耳に響く中で、そっと押してみた扉があっさりと開くものだから 無防備な寝顔を晒しているものだから]
―――君がいけないんだよ、クリスタ。
[息だけの声で囁くと、 そっと額に手を触れて、よく眠れるおまじない―魔法―をかけた。 寝息が深くなるのを確認すると、長い銀髪にさらりと指を通し 毛先の束を唇に押し当て、吸い込む香りはこの5年間変わらない。]
(-257) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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[それどころか、あどけなさの残る面立ちも、 発育途中の思春期の少女の様な胸の膨らみも、 髪の先から足の爪先まで、ずっと変わっていない。
確かめるように、ひとつひとつのパーツを指先で撫でてみるけど、 どこにも変化はみられない。
何か特別な魔法でも使っているのだろうか、 絵にかいたような悪い魔女のように 処女の生き血風呂に入っているわけでもないとは、思うけれど、と 目線を送るのはどうやっても開くことのできない地下の扉がある方向。
こんなにも無防備なのに、 抱えている秘密は簡単には見せてくれそうにない。
それがどれだけ自分を煽るか彼女は夢にも思わないのだろう。]
(-258) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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[深い眠りに落ちている彼女がうなされるように身じろいだから、 肌の上に滑らせていた指先を止めると 抱きしめるようにそっと身体を寄せた。
じわりと上がった体温が伝わったせいか 彼女の白い額の上、浮かんだ汗の雫に唇を落とす。
悪い夢を見ているならば、早く覚めれば良いと願って ―今この瞬間に目を覚まされたら大変なことになるが― 彼女の味が残る自身の唇を舌で湿らせてから身体を離す。]
また、"閉店中"にね。
[耳元に囁きを落として出て行ったのが暫くというよりは短い前。
何故だか気になって振り返った先、求めて止まないものと重なる姿を見せるものだから
―――やっぱり君がいけないんだよ。*]
(-259) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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/* 何故か、唐花PCはいつも寝込みを襲われている気がする。
(-260) 2016/03/01(Tue) 13時半頃
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/* この気持ちわるさはシェニ自体の行動云々ではなくあれだ 文章の長さと連投ぶりにクリスタの中の人が開いた瞬間 ひえっ…ってなるリアル気持ちわるさな気がするんだけど
(-261) 2016/03/01(Tue) 14時頃
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/* んん?ヴラドさんが電話を掛けてきたのは何処の時間軸だ? これは回想に回せば良いのか? 赤側はデフォで白秘話赤を持つので多軸はきつくないかい?
(-262) 2016/03/01(Tue) 14時頃
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― モルチアナ工房 ―
[サンドイッチを齧れば、ライ麦の素朴な味が拡がった。 時間を空けてしまったお蔭で多少乾いていたが、 燻製肉の深みと香辛料が空腹を癒してくれる。
安楽椅子の傍に侍らせる可搬型焜炉は煖炉を兼ねたストーブ、 その上に備えられたポットからは、絶えず湯気が噴き出していた。 燃料は三級品以下の屑石、鉄桶一山幾らの一般的なもの。 仕事で使うバーニッシュを精製する為には、更なる火力が必要だが、 其方に使う石は取り扱いが難しく、厳重に保管されている。
シュン、と湯気が天上に伸びて、 とぐろを巻く白を視線で追い駆けると、不意に扉が開いた。>>302]
―――…案外早かったね。 ヴラドは居なかった―――…訳では無さそうだ。
[外気を室内に誘い込む彼の心音は、焦燥に駆けている。 隠しようもない動揺を聞き分けるのに、 己の視線は手元の荷物に向けられ、事も無げに言葉を操った。]
(317) 2016/03/01(Tue) 14時頃
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それではまるで帰巣本能のようだね。 君は昔から、仔犬のようだけれど。
[下手な彼の言い訳をサンドイッチの欠片と共に呑み込み、 唐突な申し出には、言葉も返さずひらりと片手を振って許可を出す。 何かあった? ――― なんて、慌ただしい背中に聞いてやりもせず。>>303
外から戻った途端に風呂場へ飛び込む弟子を他所に、 二つ目の卵サンドに手を伸ばし、視線を天井に浮かせた。]
……リアントの味じゃないな。 じゃあ、これはメアリーか。
[独り言ちながら安楽椅子に揺れる長躯は何時もの横顔。 何も変わらない、弟子が過ごした工房。>>304
夜に潜む恐怖の怪人なんて、今時劇場でも流行らない。*]
(318) 2016/03/01(Tue) 14時頃
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[二つ目のサンドイッチも胃袋に落すと、 極細い音で箱型の通信機が久々に息を吹き返した。>>305
仕事に没頭したがる己には無用の長物だが、 職人通りの他の英達が堪えて設置しているものを、 若い己が厭って退けられる筈もない。
普段なら弟子に取らせる連絡も、 シャワーの音色に重なれば、観念したように通話機器を取った。*]
(319) 2016/03/01(Tue) 14時頃
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―――……君、今年で幾つになる?
[あっさりと話口で切り出したのは、 肯定でも否定でもない問いかけ。>>*87 夜半に開口早々冗句を飛ばした悪戯電話への意趣返し。]
怖い夢を見たのなら、少し休んだ方が良い。
用があるなら、冗談は控えることだ。 ……まるで、愉しそうに聞こえてしまうよ。
[まるで子供を諭すような口調で、穏やかな声が鼓膜をノックした。*]
(*88) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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[魔女の家の前、 無防備にいつでも扉を開けっぱなしなのはあまり感心しないな、 なんて、押せばすぐに開く扉を見つめる。
だって君が思うより、世の中は危険がいっぱいだ。
友人の弟子が、弟が、恐怖に震えていることなんて知る由もないけど、
皆が皆自分のように紳士ではないだろうから。
少し前に見た彼女の寝顔を思い出しながら 触れた感触が残る指先を軽く握って扉を叩いた。*]
(*89) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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[口を挟むのは無粋だろとは男の言い分 臀部であれば、彼の顔が歪むだけで済むじゃないか 生憎、想像とは少々違った顔だったが仕方無い
手を離す際に下無き袖へ触れてしまった その際の顔は、想像通り。強張った彼を癒す様に 撫でるのも、何時もの事で>>306 雪降り積もる様に冷えていくのを掬い見て]
(320) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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(――やっぱり、君にはこっちがよく似あう)
[頬を染めるよりも、 こうして、悲しみ嘆きを詰めた無表情の方がずっと 良い顔をしている、……とても、 いぃ]
(-263) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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[2人を誘い、差し出したのは暖かなココア 甘ったるいのは寒い心を、洗い流してくれるはず 黒猫と戯れる幼馴染を見る、彼が何を思って居たか
仮眠室との扉の合間より見えて せめてと思う心をいやそうとミルクを増した 彼の片腕は無い、けれどもこのコップは掴めるのだ
心落ち着いた頃を見計らい コ―ネリアを送っていくと言い出したのは 先ほどの出来事のせいで、もし何かあればと思うてだ 彼は見た目だけは可愛らしくか弱い美人であった
腰を浮かしかけたガラーシャに、いやと頼み込むのは 先ほど駆けていった、クロードの事。 少女がたしなむ本のように2人でいくのを見送るべきだろう ――だが、いつどこで危険に晒せれるやもしれない]
……君は疲れているだろ
[ちらりと見たのは、歩き疲れたと言って居た足 昨日の今日で無理をさせるわけにもいかない 男の言い分としてはそんな処だった
―ましてや、先ほどの様に何かが起こるやもしれない こんな夜、どうか待っていて欲しいと願い 歩いて送り行くのは、雑貨屋で*]
(321) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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此処まででいいだろ?
[なあ、と。猫に声を掛けた 人通りの多い道に出れば此処までで良いだろと首傾げ]
私はちょっと確かめたい事があるんでな
[此処から先は1人で大丈夫だろと 何せ男は駐在だが紳士ではない、かつての友とは違う>>*89 幼馴染を前に、颯爽と戻っていく事にする 耳に響いたのは、ぱきりと鳴り響く、骨の音―――*]
(*90) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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[コ―ネリアを送り、すぐ踵を返す>>309 男の宝石は、記憶を映すものであった そう、駐在所の中が見えるように、設置したそれと 手元に残るそれを、翳せば見えたのは幼馴染の姿
偶然にも抉った肘が痛むのだろうか 哀しくやるせない顔が映る、――その顔に生唾を呑み
ぱきり、と音した、チョコに男は薄く哂う 間もなく足は、駐在所の裏へと辿り着く ―人気のないその場所で、男は宝石にそっと魔力を込め
中身を映し出し、はぁっと興奮に熱く息を吐いた]
(-264) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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………そうだな、ばれないといいなぁ
[――おいで。おいで。 誘う仮眠室は、昨日彼の手を引いたときだけ開いた そのとき以外誰かに開放されたこともない
―いや、家内自体誰もが立ち入らなかった 飲み会は大抵リアントの家であったから きっと ――誰も駐在所の奥がどうなっているか知らない]
そこじゃないぞ、……そこでもない
[黒猫を伴う足が春画を探しても 見つかることはない、残念ながら其れ等の本は 二階の寝室、もしくは地下室に置いてある
誰かが立ち入るかもしれぬ場所に置くわけもなく 寝具の下、本棚と探る顔に、うっとりと男は目を細めた ――いぃい、……もっと。もっと。探せ、みろ]
収穫?……わかりやすいものがあるじゃないか
[真顔で黒猫に相談する彼が>>310 何よりもなオカズなのだから、男の収穫はあった そう、男の居住を探る姿だけでも十分、興奮出来た
けれど、―――ほら。甘い匂いに誘われて蜜を吸う 哀れな羽蟲が、いま―――今、食中草に。]
(-265) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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…ふっ……。捕まえた>>311
(-266) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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[光悦とした顔で、映像を映す宝石を握り締める ずくりっと先ほど出したばかりの慾が、鎌首を擡げ 呆けた声に、はぁっと熱の吐息を重ねてしまった
――甘い、あまいチョコレート 彼の為だけに作られた、、甘くて苦い其れ 其処に、其処にあるのは父と母の骨 丁度見えたのだろう、腕の形が]
っ………はぁ
[震える声に合わせ、快感の吐息が零れ落ちる 早く早く、尻もちをついた彼を見て 男は足を進めた、1歩、2歩、 ――3歩]
(-267) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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[春画等は人が立ち入らぬ場所 其れこそ、2階の寝室などに置いてある>>309>>310 以前リアントに見せたら趣味が悪いと断じられた際物だ
猫の鳴き声がする、案じるような声>>312>>313 血の気を引かせ膝を震わせた、尻もちをついた後ろ姿 きっと唇は噛み絞められて、白くなっているはず
宝石越しに見るよりもずっと無様だな 這って、必死に身体を動かすそれを見下ろすのは
―仮眠室の入り口に立つ男。]
……ただいま、ガラーシャ
[どうしたんだ、としかめっ面は首を傾げ 少しばかり、驚いた顔で、引き攣る喉を縺れた足を
彼の顔を虹の瞳でじっと見つめて居た*]
(322) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
|
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[何時も通りのしかめっ面が出口を塞ぐように立ち じっと彼の1つ目を射貫く
―約束。と小さく低い声が言った
下半身がぐっしょり濡れているのは、 その姿に慾が耐えきれなかったせいの他ならない 黒猫は、気づくだろう、異様さ異質さに
――けれども、男は何時も通り。 興奮しきった肉慾がズボンを圧迫するのは隠さないけれど*]
(-268) 2016/03/01(Tue) 14時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 14時半頃
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―少し前、駐在所の通信宝石より―
……貴方、無粋だと言われた事ありません? まあ、いいけれど。 先ほどクロードが酷い状態でかけていきましてね
[意趣返し、無粋が歩く男が良く云う 否定でも肯定でもない問いかけと共に 子を諭すような、口調の穏やかな声で戸叩くなら
拗ねた子のように膨れた声を返し 従兄弟の名前を尊く口にした>>*88]
間違いはないと信じてますので
[なんだ、格好良いと思った日は今も胸にある 彼ならば従兄弟を独りにはしないだろう、
独りにだけはきっと 其処に巣くう寂しがり屋な子が、顔を出したとしても]
……彼のご両親に借りてたもの、 マラクさんなら有効に使えると思っていますよ
[今、其処にいるのなら持ち帰ったはずだと 明かすのは、彼の両親が持っていたオルゴールについて 其処を奏でる為の宝石は今、埋め込まれて居ないこと
――その宝石がなんなのかは、きっと彼なら分かるはず 通信用の宝石を転がして、男は其れを口にした*]
(*91) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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/*マラクさんの対応がおとなすぎてきゅんとする シェニのスマートな紳士さもすごい
リアントはひたすら可愛い メアリーはね、とても男前なんよ、そりゃ王子様ってなるわ ギュルセルの怖さにどきんどきん
俺?俺って気持ち悪いよね(泣
(-269) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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/* 保護者がいるって安心感があった ふわぁぁぁ、格好良いとなっている、こんなロル書きたい
昨日の夜のロルの誤字脱字が酷くていみわかんねええ ってなっている俺です、ガラーシャかわいいよはすはす
変態な、幼馴染でごめんねええええ お兄ちゃんごめんよおおお(土下座
(-270) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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/* >>322 絶対やってると思った(まがお
(-271) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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[自分の知る年上の幼馴染は 何時も誰かに気を使っていて、街の皆に慕われていて 幼馴染達の間でも頼れる兄貴分として親しまれていた 彼が何かを求めたことはとんと見たことが無い
唯、泣いてる子が居たら手を差し伸べて 鳴き止むまで優しく頭を撫でてくれる それが、己のヴラドに対する認識であった 幼馴染の1人として、その優しさを享受することが 申し訳ないなとも思うと同時に、嬉しかったこと嘘ではない
先程強張る顔を見て、撫でてくれた手も温かかった>>320 疲れているのだろう、と無理をさせまいとしてか 告げる声は心配そうで優しかった>>321
なのに、嗚呼どうして俺はこの鍋の中を見てしまったんだろう これさえ、見なければ。きっと明日も普段通り 優しい年上の幼馴染としての彼と接していられた筈だ
秘密に彩られた鍋の中。茶色と白が混ざり合い 禁断の蓋、開けて見てしまったのは自分がすべて悪い。でも 今は唯、ただ、怖い。彼が怖い 恐怖に怯え、震える姿も何もかも、”見られていると気づかない”]
(323) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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/* オルゴール>>2:305
(-272) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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[尻餅をつき、這う這うの体でその場を離れようとした その時だ。ただいまと、悪夢が声を出す]
ひ、っ……ヴラ、ド
[何時も通りの顰め面>>322が、 今迄こんなにも恐ろしいと思った事はない じっと見つめられて安心ではなく恐怖を覚えたのも それに低く、囁かれた言葉も意味が分からない 約束とは何だ。どういうことだ
震えながら、男と距離を取りたくて 後ずさるのは仮眠室の入り口が男に塞がれている所為 何時も己の脚となった箒は今此処にはなく 駐在所の壁に立て掛けてある
窓は無いか、他に出口は、どこ?]
っ、だし、て 帰る、家に。そこ、退いて
[途切れ途切れに告げる声は恐怖に掠れ 相棒の異変を察してか、猫はヴラドを睨みつけ威嚇の声を上げる 彼の全身に気を配る余裕などないし今は唯、ただ、 逃げたい。逃げる、逃げねばとそれだけに思考が支配されている 聞きたい事は山程。だが今は真っ先に、この場を辞したい
悪夢だ、悪い夢だと自分に言い聞かせ 一刻も早くこの場から脱出したくて*]
(324) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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/* >>*91 最下段 やばい、わからない。 両親の輝石が嵌っていたと言うこと? うう、ごめんね。リアタイで返したいが、 頭使わないと読み解けない。多分、コアタイに間に合わない!
(-273) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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―幕間―
[かつて、悪友に恋人が居た時期があった ほんのわずかな、時間。まさにお試し期間ぐらい]
……お前、目は良いからな 本当に可愛かったんだろうけど …おーい、………、手出すの早くないか
[珍しく酒をしこたま飲んでくだ幕く悪友の隣 此方も少々入っているものの、まだ問題は無い程度で 愚痴めいた話をとことん聞いてやろうとも考えていた
弟思いの良い兄貴である、悪友はあまりこういった事を話さない ガス抜き、息抜きになれば良いと思って居たのだが]
…まあ…お前以上にうまいやつを俺は知らんしな ……………。
[春は遠いな。お互いに。 ぽんっと悪友の肩を叩いて、 空っぽになったコップに酒をつぎ足した
まあ、彼女の言い分も分からないではないのだろう リアントは何でも出来る、出来る兄なのだから当然だが 結婚まで考える誠実さも男にはないものである
思えば彼のように特定の相手と付き合う事はなかったなと 酒を飲みながら思い出す、一応言っておくが、童貞ではない ぐたぐたした彼の手を掴み、呑み屋から彼の家へ 送ろうとしたら、断られたのも良い思い出である
こうしたしっかりした処が、良い処なのだが 女からしたら隙がないようにも見えるのかもなと>>244*]
(325) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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……お前も可愛いから安心しろ
[このブラコンめ。と酒の勢いで此方も口走ったのは 彼も覚えているだろうか>>*71ちょっと興奮した**]
(*92) 2016/03/01(Tue) 15時頃
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/* 何故か ET うち 帰る のイメージを抱いた(>>324)
(-274) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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― レベックの音色 ―
[マラク・モルチアナと云う男が多才に恵まれているのは、 決して奢りでも自意識過剰でもなく、紛れもない事実であった。
弦楽器職人としての才を開花させ、 工房を持つことが決まったのは今から十年前。
その頃、己は多才の内のひとつを御し切れずに居た。 己が抱いて生まれたマラカイトに宿る魔法。
人の精神に作用し、心を操る秘術。 時に人に安寧を齎し、時に人に高揚を授ける御業。
悪戯に混乱を呼べる魔法は、街中でおいそれと奏でる訳に行かず。 その日も街を離れ、濡れた新緑の中で音楽を奏でていた。
―――― それが丁度、十年前のこと。>>0:504]
(-275) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[共にと引き連れたのは、己が最初に手掛け、 同調し易々く扱いやすい件のレベックだった。
地下とは言えど、時に広大な空間に突き当たり、 地脈を流れる魔力と結合して、木々が生い茂る場所がある。 そこでは、まだ見ぬ空から降る恵みの雨を模して、 土色の天蓋から細く水滴が落ちることがあった。
それを人々は、『逆しまの雨』と呼んだ。
その日は、霧にも似た雨が、緑を叩く、煩い日だった。]
(-276) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[例え、己の魔曲が失敗しても、 傍を流れる地下水流が、飲み込んでくれる。
そうした慢心が無かったとは云わない。
だから、己は思うまま、弓を引き三弦を弾いた。 選択したのは露漏りを払うような明るいレガート。
人の心を、――― 特に精神が未熟な子供の心を、 無謀なまでに勇ましくさせ、高揚に誘う音色。 その微かな音色でも、“誰か”を激流へ促すには十分。
彼はきっと、濁流にのみ込まれると同時に、 美しい弦楽が奏でる天上の調べを聞いた。 心を無遠慮に鷲掴んで引きこむ、上質な旋律を。>>0:505]
(-277) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[男が何かを求めた事はほとんどない>>323 誰かに男自身の望みを口にしたことだってない そっと心の中、仕舞いこんで覗かせないようにした
誰かの止まり木であれば良かった 泣いて居る子が居たら、手を差し伸べて 優しく頭を撫でる、そして、その子の元いた場所に戻す 其れが男にとって何時もの事であった
幼馴染であるガラーシャにも同じ 特に、彼が隻腕となり、片目を失い、兄が養子に出てから 少しばかり過敏に病的に気にかけるようになったが それでも、優しい年長者の枠を決して超えることはなく
常に案じていた、彼の倖せを
其れなのにどうしてだろうか これさえ見なければ、と彼は思っていただろう 自分が悪い、――、でも、怖いと。彼は恐怖を露わにする]
(326) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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――――…? 何か、今……、
[弓を止めた時にはもう遅かった。 レベックと弓を揃えて肩に担ぎなおしても、 増えた水流は留まるところを知らず、珍しく己は口腔で舌を打った。
流れていくのが土塊や石ならまだ良い。 己も迷わず避難を選んだはずだ。
だが、迷わず増水した水底へ飛び込んだのは、 無機物ではない金緑石の輝きが攫われていった為。
高く立った水柱は、もう幼子の耳に音楽を届けはしなかった。]
(-278) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[激流を掻いて、口に溜めた空気が抜ける。 水没してしまうレベックは悲惨だが、 それよりも今は腕を伸ばすべきものがあった。
既に意識のない幼子とその両親。 一丸となった塊で掴んだのは、小さな掌だけ。
―――― 否、己はそこで、瞬間的な打算を打ったのだ。
自身に助けられる限界を計り、許容を確かめ。 子供を護るようにしっかりと絡まれた腕を、 水の中で蹴り外したことを、今でもよく覚えている。
濁流に巻き込まれ、両親だけが行方知れずなんて、 あんなにしっかりと抱きこまれていた彼にはきっと信じられぬこと。
神様が守ってくれたなんて甘言も、信用に値すまい。 水底から引き揚げた力は、彼の知らない男のものであるなどと。]
(-279) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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――これさえ、みなければ?
[無理だろう。 君が見るようにちゃんと仕向けたんだから 無口と無表情に隠れた、彼の本質。 箒を魔改造してしまうような、幼い心と好奇心
それを刺激するようわざとああ言った そう言ったら、甘いものが好きで愚かな君は蓋を開けるだろ
開けてはならないパンドラの箱を]
……ふはっ
[…かわいい、可愛い。 信じて居たものが、恐怖に変わる瞬間 その顔にエクスタシーを感じ、男の脈は早まった
ただいまと言うた男の声へ返ってくるのは、 悪夢を見たかのような、悲鳴だ
彼が裏切らなければ、綿で包み壊してあげたのに 何も気づかぬ、知らぬままの彼を少しずつ 少しずつ、弟にしたように壊すつもりだった
――弟のように、壊れきらぬよう、大切に]
(-280) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[幼子を助けた男は、川べりで荒く息を吐いていた。 肩を上下させ、胸板を喘がせて、水を滴らせる。 咄嗟の判断とはいえ、自身の命を擲ったのは初めてだ。]
――――…ハ、
[短い息を散らせば、怒号のように川の水が流れていく。 もう一度飛び込めば、幼子の両親も助けられるかもしれない。
だが、少しずつ息を細らせる少年とて、 このままで長く持つとは思えない。
おもむろに彼の小柄な二の腕を掴むと、 性差に構わず、濡れた唇に口唇を噛み合わせた。 生の息吹を注ぎ、足りない酸素を補って、胸を押す。
救命活動の意を込める所作は、 それまで研鑽を積み上げてきた己にとっても初めての経験。
―――― 初めて触れた、唇の柔らかさ。]
(-281) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[反射的に彼が水を吐き出して、呼吸を取り戻せば、 伏せられた瞼と、濡れた髪を見やってするりと頭を撫で。]
……人を呼んでくる。 それまで死んではいけない。
君の代わりは、既に私の愛器が担っているよ。
[水を含んで肥えたレベック。 幾ら乾燥させても、もう元の音には戻るまい。
だが、己は長身を翻し、街へと駆けた。 彼の両親ではなく、たった一人の子供を選んで。*]
(-282) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[工房を開いたばかりの職人が、未熟な子供を弟子にした理由。 なんでも修繕出来る師が行わないレベックの調律。>>0:411 彼にレベックを譲る際に揺らした双眸。>>0:410
物事の全ては因果律で縛られて、水面下で蠢いている。 真実は水底に溺れ、稀代の職人以外は誰も知らない。
彼を不幸に誘ったレベックの音色を理解するまでは。
彼が腕を挙げ、奏者として師に並ぶまでか、 ――――あの時と同じ奏者が、音色を奏でるまでは。
彼の愛器となったレベックは、 始まりの音から遠く、非業な真実を揺らすのみ。*]
(-283) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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ガラーシャ?……どうしたんだ
[じっと見つめた先>>324 1つの目は恐怖に濡れている、 彼のこんな顔、今まで見た事など無かった こんなにも興奮するとは、想像よりも根は深く 此方の言葉の意味も分かっていないようだ
か弱く震える身体を支えるものは何もない どこかどこか、他に出口はと騒ぐ彼 彼の目の前にある駐在所の出入り口は男が塞いでいる もう1つ、彼の後ろにあるのは二階に男の居住区へ続く扉
――此処に窓はない。出口はない]
家に?何を言っているんだ、 そんな状態で帰れると思っているのか?
ほら、……震えているじゃないか
[途切れ途切れに告げる声は恐怖に掠れ 猫が威嚇の声を上げるなか、そっと近づいた 逃がさぬよう、出口の前から真っ直ぐに尻もちついた彼に 1つの思考に支配された彼へいとも簡単に近づき
何時も通り、怖がる子に 泣いて居る子に、大丈夫だと教え込むように手を伸ばす ――そっと触れたのは、彼の頭
優しく撫でようとして彼の帽子を落とした エメラルド。彼の宝石が、零れ ―たった1つ残った、其れが重力に任せて落ちていく]
2016/03/01(Tue) 15時半頃
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ガラーシャ?……どうしたんだ
[じっと見つめた先>>324 1つの目は恐怖に濡れている、 彼のこんな顔、今まで見た事など無かった こんなにも興奮するとは、想像よりも根は深く 此方の言葉の意味も分かっていないようだ
か弱く震える身体を支えるものは何もない どこかどこか、他に出口はと騒ぐ彼 彼の目の前にある駐在所の出入り口は男が塞いでいる もう1つ、彼の後ろにあるのは二階に男の居住区へ続く扉
――此処に窓はない。出口はない]
家に?何を言っているんだ、 そんな状態で帰れると思っているのか?
ほら、……震えているじゃないか
[途切れ途切れに告げる声は恐怖に掠れ 猫が威嚇の声を上げるなか、そっと近づいた 逃がさぬよう、出口の前から真っ直ぐに尻もちついた彼に 1つの思考に支配された彼へいとも簡単に近づき
何時も通り、怖がる子に 泣いて居る子に、大丈夫だと教え込むように手を伸ばす ――そっと触れたのは、彼の頭
優しく撫でようとして彼の帽子を落とした エメラルド。彼の宝石が、零れ ―たった1つ残った、其れが重力に任せて落ちていく**]
(327) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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[倖せだった日常は壊れていく 悪夢などではない、現実を、触れた手で 頬を優しくなぞりて― ――乱れる呼吸に唇を近づけ
――息を奪った]
っふ ―― ん
[その上で軌道を安定させようと 先ほど噛んだ歯で唇を刺激し、咥内を開かせ ―― 開けたまま、彼の唇から ―― 離れようとし]
(-284) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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ガラーシャ。……好きだ
[愛しく、憎らしく――熱び絶望の言葉を吐き出した*]
2016/03/01(Tue) 15時半頃
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/* あああああ、ヴラドの上着拾い忘れてる! だから焦っちゃ駄目だってあれほど…!
(-285) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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ガラーシャ。 ……アイシテイル
[愛しく、憎らしく――熱び絶望の言葉を吐き出した*]
(-287) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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/* >>*92 一々興奮すんな脳内下半身男めwww
(-286) 2016/03/01(Tue) 15時半頃
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/* 弟のソル君に何したの―――――!!!!(ふるえる) (すごいおいつめられているガラーシャである
(-288) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 16時頃
駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 16時頃
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/* りっととのほうきをみたくもある
(-289) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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/* >ヴラドメモ まだwwwwあるのwwww>ストック まぁきっと其の時は全力で逃げるけどwwwww 誰にも相談できないな是(確信
監禁されよーがそのままにげよーが どっちでもおっけーである(きりっ
(-290) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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/* ヴラドさんのスペックがぱない。しゅごい
(-291) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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[現れた男が、信頼寄せた幼馴染が 得体の知れない何かにみえる
どうした、と>>327?どの口が言う ”あんなもの”を作っておいて。そして気づく 己はそれを口にしたと。ベイカーの家でも、そして、先程も]
ぅ、ぅぇぇ……えぇ
[吐き出したいのに吐き出せないのが苦しい 狂乱に陥りそうになりながらも、必死に出入り口を探すけれど 扉はあれど出口に繋がるようにも見えず 入った場所は男によって塞がれている
震えているのは誰の所為だ。あんたのせいだ 言いたいのに、言葉にならない 近づかれるのが怖い。それなのに逃げる術を己は持たない 羽根を捥がれた蜻蛉でさえも、此処まで無様にならないだろう
逃げなければ、逃げなければと それなのに恐怖に竦んだ脚は意志とは反対に動いてくれない]
(328) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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[手を伸ばして、頭を撫でる手は”何時も通り” それが怖くて、恐ろしくて 震えていればイブニング・エメラルド――ペリドット 兄とリットに渡し、たった1つだけ残った生まれ持った石 縫いこまれた制帽が、男が触れた事により落とされた>>327
屈折の魔法で、男を跳ねのけることももう、出来ない]
(329) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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ぁ、ぅ……
[頬をなぞられても、近づかれても怖くて唯震える事しかできず だから唇を重ねられ息を奪われても 最初何をされているかわからなかった
理解してからは、隻眼を見開いて 必死に唇を閉じようと抵抗するが歯で噛まれれば 痛みに思わず咥内を晒してしまう
こわい、こわい、こわい、こわい、こわい ファーストキスってレモンの味なんだって、とか 昔リットと話していたけれど。味どころの話ではない 痛い怖い息苦しいの三拍子だ
一旦離れたことで直ぐ様、閉じようとしたときに 耳に届いた熱帯びた言葉に、恐怖と驚愕と、疑惑が混ざった瞳で幼馴染を見る 猫が相棒に気概を加えられたとみて、 男に向かって噛みつこうとしたがどうなったか
意味が分からない、訳が分からない そもそも、男同士だぞとか色々言いたいことはあったけれど もし彼がそう思うのなら。願いはたった1つだけ]
いやだ、嫌だ――怖い お願い、帰して。家に帰して
[これ以上、こんな所に。あんたの傍にいたくない*]
(330) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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正直者だと云われることなら多々。 [声を振動に変えて伝え合う利器を濃し、 彼と己の声が交換される。 音楽には程遠い響きには、職人の双眸も細く。>>*91]
――― うん? 私は生憎、街の平和を守る駐在でもなければ、 正義の味方とやらでもないよ。
過剰な期待を人に押し付けるのは構わないが、 私は君の馴染みのように、遊びに付き合ってやれない。
[声だけで肩を竦めた仕草を教え、 微かな笑気を語尾に絡めて、彼の強欲を諫めた。 彼の腕が、誰に彼に届くなんてのは、夢想に過ぎる。]
(*93) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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修理ならクロードも出来ると思うよ。 直すだけの技術なら彼に教えた。
―――― それでも音が出ないなら、私の出番かもしれないがね。
[意味深な言葉は、直ぐに彼の釣り針には喰いつかない。 自身は腕の届く範囲をよくよく理解している。 見誤ることもなければ、聞き間違えることも無く。]
だが、余り欲を掻くのは勧められない。 君の声が、――――…少し、焦って聞こえる。
[告げたと同時に翻すレシーバ・ジュエル。 最後の一音が笑うように聞こえたと云うなら、 音に明るくないのではなく、単なる食わず嫌いだろう。>>305*]
(*94) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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[唇から漏れた愛らしい声は愛しい男の名を紡ぐ。 それに嫉妬でも怒りでも無い、歓喜を口元に浮かべ、柔らかなそれを指の腹でなぞった。]
次は切り裂く悲鳴か罵倒を聴きたいが、生憎この人形には聴力が無いんだ。
[残念、と言葉だけ。抜いた指輪は確かに枕に置いて出たのに。 歪んだ想いの結晶だけの人形は違った。 折角置いた指輪を抱えて跡を付いてくる。 マントの裾を引っ張られ、危うく転びかけた。]
どうした? 危ないだろ……。 お前は俺以上に俺らしいな。
[笑い声を抑えるのが必死だった。
かくして、差し出した掌に愛の証は包まれて、夫妻の城から忽然と消える事になる**]
(-292) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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[カタン、と通話を切り上げれば視線を起こす。 静寂を満たしなおす室内に、自然と淡い呼気を吐き。]
やれやれ。 悪戯電話にも困ったものだ。
[ストールの裾を掻き直して、脚を踏み出せば、 浴室に続く扉の前で、肩幅の在る外套を見つけた。 慌てた弟子が浴室に籠る前に落してしまったものだろう。>>303
弟子の私物と言い張るには、趣味もサイズも違い過ぎたが。>>252 指先で拾い、簡単に畳んで腕に掛けると、 シャワー音の絶えた扉を静かに指背で打った。 ストーブの上で沸点を越えて鳴くポットの音色と絡む二重奏。]
クロード、長湯は逆上せるよ。 湯が沸いたから、茶を淹れてはくれないかい?
[常と変わらぬ音程の、常と変わらぬ師の声。 それは弟子よりも、ずっと完璧に作られている。**]
(331) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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―雑貨屋―
[それから。 店主は珍しく店を開けていた。
黒猫のぬいぐるみを腹に乗せ、胸元で抱き締める。]
……ねぇ、キュル。 30点って、何の評価かしらね。
……みぁあーん
[口内には、ココアの香りが残っている。**]
(332) 2016/03/01(Tue) 16時頃
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/* >>332 何の評価なんだろう。俺にも分かんない
(-293) 2016/03/01(Tue) 16時半頃
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/* ×気概→○危害 今回本当に誤字大魔王[凹む]
(-294) 2016/03/01(Tue) 16時半頃
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/* あ、電話って言っちゃってる。 なんか、今回うっかりが火を噴いてる。
もう少し、余裕ありきで動こう。(ずっと言ってる)
(-295) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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[嘔吐声に似た呻き 其れがぴくっと下腹を張らせた― ― 窮屈げな肉慾がじんわりと恐怖に歪む顔に育って行く 狂乱すら秘めた顔、その顔が男の最高の食事であり 今までの戯れなどやはり児戯でしかなかったと教えた
誠実であれ、人らしくあれ それを男に教え込んだものは既に骨となって居る 我が子の異常を知った父の教えは、遠く
彼は子の地下牢に母と、弟と折り重なっている 恐怖に引きつった顔も頭蓋骨になり果て、もはや分からず
――怪物は、怨嗟と歓喜を啼いた――]
(-296) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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[彼には男が何に見えたのだろうか 信頼を寄せた幼馴染――?>>328 そんなもの、最初から存在すらしていない
何を自分が食べて居たか、気づいたらしく 嘔吐染みた声をあげる幼馴染をしかめっ面は見る 可哀想なぐらい、怯えていた
それを見て大丈夫か、と問いかえるのに 彼は決して答えてくれない、よっぽど恐ろしいのだろう
――誰が?……俺が、――――
簡単に逃げられぬよう唯一の出口を背で塞ぎながら 男は彼へ近づいた、いや、逃げようと思えば逃げられる 常人であればの話ではあるのだけれど
疲れ縺れた足で、どうやって走り去るのだろうか 彼は何処にも行けず、無様に床を震え這う
――羽根など、一度も捥いだ事がないのだが 彼の危険信号はきっとうまく作動していないだ、今も昔も]
(333) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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[伸ばした先、 大切に育てた幼馴染の頭があった 光る宝石は美しい、―倖せ色に輝くそれは少々邪魔で 落ちれば、1つ目の顔がはっきりと見えた]
……ガラーシャ、君はこんな顔をしていたんだな
[光悦と、声が室内に響き渡る とても素敵な顔をしていると零す声は感極まり 目を細める、音は彼の根を掴み取り
―初めてみた、と何度も見た帽子下の顔を見つめ]
(-297) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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[屈折という拒絶の手を男は鮮やかに落としてしまう 今まで通り、今までと同じく絡め取った 自分が滑り込む為の、方法を男はよく心得ていた ――今までとは少々違った方法だが
たった1つだけ残った石、独りだけ残った子]
ガラーシャ
[男は彼の名を呼んだ 大丈夫かと案じる声音で、頬をなぞった 先ほど触れたときよりも優しく、柔らかく撫でるように それでも彼は唯震えることしかしない
――少し物足りなさを感じて>>329 付けた、唇。隻眼が見開かれる、小さな抵抗と共に]
(334) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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ん っ―――
[そう、こういう声も聞きたかった 歯で噛んだ唇は想像よりも柔らかく温かい 人の血が通ったものだと教えてくれた 開く、其処に噛まれないよう、両頬を指で抑えて
舌を潜り込ませ、敷いた――呼吸を感じ 乱れた其れを安定させるだけの行為
――中を蹂躙することなく、開いた其処に投げた言葉
こわい、こわい、こわい、こわい、こわい? 初めて味わう彼の恐怖に夢中となりそうで――怖い 恐怖と、驚愕、疑惑、そんな負の感情が混じった目を見て 男はうっとり光悦と虹を蕩けさせるのだ
―まるで春画を見て、エクスタシーを感じた男子の様に 其れが、興奮剤であると教えて]
(-298) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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断 る
(-299) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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………家に?…家に帰った処で誰が居るんだ 君は帰るというが、そんな状態でか――?
[たった1つの願い事を優しく摘み取った 触れたばかりの頬に優しく手を添えて、親指で 彼の顎を伝う滴を奪ってしまおう
何時も通り、かいがいしく世話を焼く その反対の手には噛み付いた黒猫が居るのだけど そんなものを今更気にするでもなく だくりと黒猫の歯から流れる血が、床を濡らし]
――そんなに帰りたいなら、ほら立って
[差し出した手*]
(335) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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――、好きだよ、ガラーシャ [とても君が、 ――(憎い) 君の傍に居たい、意味も訳も分からないであろう彼に 繰り返すのは愛に、似せた言葉。 淡い恋心を抱いていた彼をまねたもの、真似して
可愛い、、君はとても 、可愛いよ>>299と
男は彼に吹きこんでみた*]
(-300) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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/* 俺はもしかして凄い方?をお相手にしているのだろうか ロルは綺麗だし、繋ぎ上手いし、格好良いし、変態(褒めてる)だし! なんか土下座したくなる…!
正座しながらお家帰ったらロル書こう…!(現在帰宅途中)
(-301) 2016/03/01(Tue) 19時頃
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/* おぉ、シェニがすっごくストーカーしてる!!! そうだよね、ストーカーっていうのはこうじゃないと。 [謎の喜び]
(-302) 2016/03/01(Tue) 19時頃
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[たった一つ残った要石 幸福と守りの象徴が、帽子と共に落ちてゆく
名を呼ぶ声も案じる声音も優しく まるであの鍋の中、見たものが嘘なのではないかと思うほどに
それでも現実は非常で 今此処にいるのは何時も優しかった幼馴染であることは明白 しかし、でも、それでも
姿かたちは同じなのに、自分はそれが得体のしれない何かにしか 見えなくて、怖くて――ああ、吐きそうだ
せめて脚さえ、普通に動けたなら、走れたなら 痛みを回避するために、地を歩くのではなく空を飛ぶ事 選んだのが仇になる 走れず、無様に後ずさる事しか出来ぬ脚]
ゃ、だ、 やだ、嫌…… うごけ、動け、うごけぇ……!!
[力の限り拳で叩くが、震える脚は意志に反して痙攣するだけだ]
(336) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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[何が悲しくて男同士で接吻せねばならんのだ 嘗て女性であり初恋の存在でもあったコーラリアなら兎も角 しかも相手は年上の幼馴染だ
抵抗も両頬を指で押さえられてしまえば碌にできず まるで過呼吸を安定させるかのように唯、震え戦慄く唇と 男の肉厚の其れが重なるだけだ
自分の顔なんか見て何が面白い 潰れた右目は瞼に隠れている、面白みもない顔なのに
触れられる程近くで見た虹色はこんな色だったのかと思う 今迄は帽子の鍔で視界が隠されていたから 己の顔を舐めまわす様に見つめる視線は――瞳は 綺麗なのに、狂気を宿す様な光彩を孕み それが何より、恐ろしい]
(337) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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―― 回想:パン屋さんと ――
それじゃあ、その日にお邪魔させて頂くわね。
[>>235仕事の予定を調整し終えれば、柔らかく笑いました。 そして、通信用の宝石を持っているかと聞かれれば頷いて。]
ええ、勿論。 私の連絡先は――……。
[腕輪に取り付けてある通信用の宝石を見せて。 お互い、いつでも連絡が取れるようにしたことでしょう。]*
(338) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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―― 魔法店『Aria Manque』 ――
[夜から始まる一日の最初に向かうのは地下室です。 今日も遅々として進まない研究を無心に続けて、 朝になったら、メアリーに頼んでおいたお薬を取りに行こう、と。
>>287そう思っていると、玄関の方から聞こえてきたのは、 こんこん、と扉を叩く音でした。]
……? 誰かしら。
[まだシャワーを浴びたばかりで、髪も乾ききっていないのに。 あまり人前には出たくないのだけれど、なんて考えながら表に出れば。]
あら、シェニじゃない。 こんな夜更けに、どうかしたの?
[>>287そこにいた姿に、不思議そうに首を傾げました。]*
(339) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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っ、確かに、そうだけど……でも
[ヴラドの指摘通り、家に今は誰もいない でも、1月後には帰ってくるのだ。それに兄とも少し距離が縮まった これから、また4人の交流がもてるかもしれないのに 帰りたいと願うも優しく摘み取る声が許さない
手を添え伝う滴を拭う様子は普段とかわらない そう、何も変わらないのが却って混乱を齎す
好きだと囁く癖に、彼が己を見つめる瞳に宿るものが それだけではないと訴えている それにあんたは気づいていないのか 大好きだった虹色が、今は吐き気を催すほどに怖いんだ 好きの反対は無関心 では、愛の反対は?――答えは、憎悪だ それに己も、気づいていない]
好きだっていうなら、帰して かえして、家にかえる、かえるの、 とおさん、かあさん、 、にいさん、っ
[自分で立てるからと、怯え、家族の名を呼んで 尻餅をついたまま後ずさろうとするけれど 頬触れる指がそれを許さない>>335]
(340) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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[何で、どうしてキュルが噛みついているのに平然としているんだ 何時も通りの、優しい声で。いつも通りにかいがいしく世話を焼く 牙に貫かれた鮮血が床に滴るのも気にせず 此方に向けて差し出される手が、地獄に招く手にしか見えなくて
普段無表情で不愛想、そんな顔も崩れ今は恐怖を貼りつかせ 瞳には大粒の涙を湛えて己は震え]
あんたが其処からいなくなったら 立って帰るから。はやく、離れて 其処から退いてくれ
[震えながらも声は出るのに体は動かず 可愛い、可愛いと囁く男の声と 鍋に沈んでいた白い腕が、脳裏貼り付き離れない*]
(341) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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/* びゃああああだずげでぇぇえ状態 (へーぜんとしてるヴラドさんと対比するとひっでーね! このガラーシャは!!)
(-303) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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[正直者と自ら云われる事ならと答える声を>>*93 宝石越しに聞く、無粋で無骨な身には音楽との違いは分からず]
そんな事言わずに、…など 乗り気じゃない人に言うべきではないでしょうな
[肩を竦め、諫める声に強欲は少し不満げだ 誰かれもに伸ばして、届かないと悔やんで、嘆いた 確かに男の一面だ。何もかもを自分でやりたがっていて だけどちゃんと自重していたのだから、良いではないかと]
(*95) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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そう、直 す だけの技術ですか なら… 彼でもいいですよ、直すだけなら彼に言ってください
――――― 。
[喰いつかない肴に、男はそう返す どうぞ好きに料理してください。という意味だけれど 見誤ることも、聞き間違えることもない、男を前に]
………そっくりそのままお返ししますよ 貴方の声、…―― ―少し、焦って聞こえます
[告げられたと同時に翻された、 聞こえない、、聞かせたいわけでもない 肩を竦め、ふうと溜息はくのは、力量の違いか ――、だが、まあ人間らしい処が見えた
……むうと膨れて落ち込んだのは、寂しかったから>>*94*]
(*96) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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― 疑問 ―
[あの十年前、溺れかけていた微かな意識の中で、両親が確りと抱きしめてくれていた事は覚えているんだ。 なのに、助かったのは自分一人。 両親は遺体さえ上がってこない。
この歳になってからようやく考えるようになる数々の疑問。
否、如何やって川の中から助け出されたのか。 聞いた話では既に川から出ていたと言っていた。
否、如何してあの時の自分は川へなんて入ろうと思ったのか。 唯の子供の好奇心か。
考えれば考える程分からなくなる。 だからいいやと結局は考えるのを止めてしまうんだ。
でも覚えている―――微かに耳許に囁かれた声が。
「死んではいけない」
そう呟いた声が。]
(342) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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[そうしてしばらくすれば弟子入りし、 お強請りという我儘を言いレベックを譲り受けた。
だが自分は未だに、そのレベックから満足いく音色を奏でられたことがない。 調律が上手くいったことがないのだ。
この十年、何度も何度も色々と試し屈してきた。 でも、他の弦楽器のような綺麗な音が奏でられないのだ。
このレベックの調律を上手くすれば、次のステップに繋がるとそうずっと信じてきた。 師が自らは調律できない、そう言ったのはその楽器を調律できた時がスタートラインだ、そう告げられた気がしたんだ。
弾けども弾けども響くのは何処かくぐもった音色。 深水の奥深くで奏でられているような、そんな音しか、 どうやっても出ないんだ――。*]
(343) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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[どれ位そこで身体を震わせたのか分からない。 だがすっかり身体が湯冷めしてしまっているのは自分で分かっていた。 いつもよりも襟を高く立て、早く戻らねばいけない。
そう頭で考えていた頃聞こえてくる足音。>>331 勿論その足音はドアの前で止まり、コン、と打たれる。 顔を上げて開いてないドアの方を向いた。]
ぁ―――すみませんっ、い、今上がりました。 お茶ですね、直ぐに淹れます。
[足に力を入れ、ようやく立ち上がればドアノブに五指を絡ませ扉を開く。 其処にはいつもの師がいて、その姿を見れば何処か安堵の息を吐く。
先程工房を出る前の師の違和感は今は完全に消えていた。 あれは何だったんだろう、と小さく首を傾げるも気にせずに。
師の腕にある外套には眼も触れず、その身体は炊事場へと移動を開始した。]
(344) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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[ストーブの上で鳴くポットに手を取り、 急須へと注ぎ込みいつもの様に師愛用のカップへと熱い茶を注ぐ。 湯冷めした身体にはストーブの前は温かく、ほぅと息をゆっくりと吐く。
ふ、と卓上へと視線を向ければ、恐らく食べたであろうサンドイッチの痕跡。 とりあえずお腹に物は入っているのかと何度目か分からぬ息を吐く。]
はい、夜なのでいつもより少し濃い目にしました。
[カタン、と音を立てカップを師の前へと置き、 己は棚からハチミツを取り出し、冷蔵庫からミルクを取り出せば それを鍋へと移し、ストーブの上で温め始める。
いつもの光景の筈なのに、何処か周りが気になって仕方がない。 跡はつけられていないだろうか、師に危険は及ばないだろうか。 今日は寝るわけにはいかない、起きていなければ。
そう考えながら、し上げなきゃいけない図面など無いがそれをでっちあげる為に、脳内にはレベックの図面を浮かべいた。]
(345) 2016/03/01(Tue) 19時半頃
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あ、そういえば留守中に誰か来たり、通信機が鳴ったりしませんでしたか…?
[ゆっくりと椅子へと腰を下ろし、恐る恐るそんな事を聞く。 まさか既に手が回っていたりしていないよね、と眉を下げながら。
そんな事を聞きながら、従兄弟へと貰った箱を手に取る。 中身は何か分からないが両親が従兄弟へと貸していたものだ。
自分が見ていいものなのか、何故か勇気も出ず、 その箱は卓上の端へとそっと置いた。*]
(346) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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―― 魔法店『Aria Manque』 ――
[扉を叩いて然程時間の経たないうちに、店の主の魔女は顔を出した。>>339 湯浴みでもしていたのだろうか、 銀髪が湿り気を帯びてキラキラと暗闇の中、宝石の明かりに反射する。]
あっ、ごめんね? 入浴中だった?
[変なタイミングで来てしまったようだ。 同性の友人相手ならばともかく、女性相手に悪いことをしてしまった。 というか、そもそも深夜に女性の家を訪ねること自体が不躾であると今更に申し訳なく思う。]
(347) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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[湯上りの姿は見たことがないから、 これだけでも戻ってきてよかった、と その姿を脳裏に焼き付けてから]
(-304) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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[彼女自身がそのことを気にしているかはわからなかったが 少し頬を紅潮させながら慌てて謝り、気まずそうに目を逸らした。
どうしたの、とはもっともな問いで。
実際のところ姿が見えたから来てしまっただけなのだけれど]
いや、ちょっとこの店の屋根の上にね、銀色に輝く星が見えた気がしたから…。
[なんと答えようと考えた挙句、脊髄反射的に出た台詞がこれだった。
故ポスルスウェイト夫妻とその周囲社交界の皆様方の名誉のために申しあげておくと この言われた方が十中八九困惑するような気障な台詞は 英才教育の賜物ではなく男自身のセンスの問題である。]
…ああ、つまりは散歩してたら姿が見えたからちょっと寄ってみただけだよ。
[言ってから恥ずかしくなったので翻訳しつつ、 それでも気軽に夜中に訪ねるような仲でもないわけだから、彼女は不思議に思ったかもしれない。]
―――ん、でも少し話がしたいから入ってもいい?
[忙しかったらまた明日くるけれど、と添えて、だめかな?と首を傾げた。*]
(348) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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/* ガラーシャはそろそろSAN値が減少して 一時的発狂になりそうな予感しかしない
(-305) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 20時頃
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[男が魔女の家の前で失礼を重ねている時、 懐に入れた弟の橄欖石が、 何かを訴えるようにざわめいた。 しかし男は気づけない。気づけるわけがない。>>340
だってこの街は平和で、 殆どが顔見知りで、 仲が良くても悪くても良い人でも嫌な奴でも、 悪人なんているわけがない、 事件なんてそうそう起きないと信じ込んでいるから。
ましては駐在の幼馴染のところに送り届けていたのだから、何かに巻き込まれる可能性なんて、微塵も。*]
(349) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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/* 凄く釣り合うロルをかきたいのに、 返しずらいものばかりで申し訳なく…!
あと秘話くるとひゅんってなる!(/ω\)
(-306) 2016/03/01(Tue) 20時頃
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[幸福も護りも最初から存在などしなかった>>336 たった1石、投じたのは、たった1つの――恐怖 其れが、彼を恐怖に雁字搦めにしてしまった
――、吐いてしまえば良いのに
空を飛ぶ為の、星駆ける箒は今此処にはない 彼の足は地を這う事も儘ならぬ、出来損ないでしかなく それを男は酷く満足げな色を宿し目で見て居た]
……何が嫌なんだ? と、……ほら、無茶をするな、足が痙攣している
[拳で叩くのを見て。僅か眉を顰め 男は、其れじゃあ本当に使いものにならなくなると 諫めるように、何時もの声音で言った]
(350) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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…あまり、無茶をすると切ってしまうぞ
[ぽそっと呟いたのは、男を抉る声 そんな使いものにならないもの、イラナイだろ。 イラナイものは、――切ってしまって、も良いじゃないか]
(-307) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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[男には彼の嘆きが手に取るように分かる]
ファーストキスだったか?
[唇を奪った声で、彼に問い それは良い事をしたと、少し満足げに告げた ぺろりと舌で舐めるのは潰れた右目
―瞼に隠れた其処を優しく肉厚な舌でなぞってやり 慈しむように、彼へと視線を送る、虹の色
狂気?失礼な、何時も通りだ 何時も、彼をこの目で男は見て居たのだから 気づかなかったのは、エメラルド。橄欖石だけ――
彼の相棒は気づいていた、初めて会った時からずっと]
(-308) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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[虹色の光彩は揺れる事なく彼を射貫く 潰れた右目を有する顔を、飽きることなく眺め 此方を見る、左目に恐怖が宿るのを手で感じ
頬をなぞって、優しくした]
…でも? …――ガラーシャ。 君は………
[誰もいない家。一月には帰ってくるのだという けれど、それは――本当に? 男の声が耳朶を優しく焼く]
(351) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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本当にご両親は帰ってくるのかい
[何処かで事故に会ったりしないか ― ―いいや、事故なら良い。 君のその身体に愛想をつかして、帰ってこない なんて事、ないと言い切れるのか。
――男は、彼に問いかける。本当に
本当に、お兄さんは君と仲直りしたのか??]
ただ君に興味を無くしただけじゃないか――
[イラナイから、面倒だから 好きの反対は嫌い、?いいや、無関心だ 彼の兄の変化は弟に興味を無くしたから、 どうでも良くなったから、適当に足払うことにした
優しい昔の兄の顔で>>349。そう男は提示する
―嘘だと言い切れないだろ、だって目の前に前例がある]
(-309) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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[彼が男を見つめる目に混乱が見える 摘み取ったものを優しい口調で突きつけながら 好きだと、囁く男の目を見て
――彼が何を思った処で男にとっては>>340]
(気づいて居るさ、――君がそうした)
[興奮材料でしかない]
(-310) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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[好きの反対、、愛の反対、、>>340 どうしてこうなったのか、彼は聞かない だから、男はまだ口にしない、どうして、なのか ただ帰りたいというから、まだ帰せない。帰さない]
……、ガラーシャ
[怯え、家族の名を呼ぶ彼を見る男の目は虹のまま 尻もちをついて後ずさるのをじっと見つめて逃さずに 頬に彼の、頬に手は触れた]
(352) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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[その怯えが、恐怖が、男を煽るといつ気付く?]
可愛いよ……。本当に可愛い アイシテイル、……好きだ
(-311) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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[噛み付いた黒猫の歯が男の手を鮮血に濡らす>>341 それは些細な事だった、痛くないわけがないけれど それよりもガラーシャが怯えている、泣いている だから、手を伸ばす、大丈夫か?立てるかと
地獄の底よりも深い其れより手招きし 涙を湛えて、震える彼に、絞りだすような声に
――溜息を吐いた]
…仕方無いな。 じゃあ、私はキュルと向こうにいよう [仕方無い。頼ってくれない事を嘆くように 男は肩を竦め、彼の頬から手を名残惜しげに離し 噛み付いていた黒猫を掴み、立った。
身体が動かないであろう彼をじっと見下ろして*]
(353) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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なあ、2人と1匹でお泊り会をしないか?
[昔。みんなでリアントの家や君の家に泊まった様に あのときと同じ事をしようと黒猫が引っ掻くのも気にせず 頬で黒い毛を擦り、用意をしておいでと言うた
――逃げだしたら、君の相棒はどうなるだろうか たった独り、残った君の味方は ――男の手の中に]
勿論、他の連中には内緒でだ ああ、家に戻るなら箒を使っていいけれど
”ちゃんと見て居るから、変な事をするんじゃないぞ”
[変な事をしたら、どうなるか 男はちらりと鍋を見た、―――鍋に沈んだ白い腕 骨の形を、男は思い出す様にして、もう一度だけと
――彼の唇に触れるだけのキスをして]
(-312) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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………、、。 たすけて ……くれ。
[出会って初めて、泣きそうな声を発した*]
(-313) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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/* 罪悪感で縛る気なのか 其れとも本気の声なのか
これはガラーシャちょろいから騙されそうではある
(-314) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 20時半頃
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/* ようやく分かった! つまり>>2:305のオルゴールは、 石を二つ嵌めれば音が出るので、祝いの品ってことですな! 使うのは大分後になるけれど、有り難く頂こう!
(-315) 2016/03/01(Tue) 20時半頃
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/* 猫質は……帰らざるを得ないやん…… (そういえばほんと私猫好きだなぁ パンストも蒸気も だって猫可愛いもん。なーぉ)
(-316) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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/* ヴラドとガラーシャのロル。 じっくり読むと引きずられそうでいいなぁ…
引き摺られちゃダメなんだけど。
>>316は設定おいしいので拾わせてもらおう。
(-317) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[無茶をするなという癖に、その直ぐ後に何時もの声音で 脚を切るぞと脅されれば、其れだけで動けなくなる 己が脚を叩いていた拳が空中で止まり、見開いた目は涙零し 鍋の中の骨を思い出せば ぁ、と紡ぐ事しかできず 接吻施した男の満足げな様子が怖くて怖くて堪らない]
いや。ぃゃ……嫌
[怖い、助けて、誰か。だれか キュルはこの男の狂気に気づいていたのだろうか だから、懐かなかったのではないかと 思い至った時には既に遅く。蜘蛛の巣糸に囚われる]
(354) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[射貫く視線は鋭く揺れず>>351 男が己に告げる声は優しくも呪を帯びる 助けを呼んでも、来ないとばかりに柔らかに、囀るように
本当に両親は帰ってくるのか? 自分の身体に愛想が尽きて、もう帰ってこないかもしれない
兄は本当に、己を大切な家族と思ってくれているのか? 興味が無くなったから、面倒になったから往なしただけではないのか
囁く声は猛毒だ ”そうである”と信じ込みそうになるほどに 提示するものを否定しきれないのは、目の前で豹変した彼がいるからだ ”変化”してしまった幼馴染。一体どうしてこうなった 何が悪かったんだ。なんで、どうして――…… 頬に感じる温度すら、今の自分にとって恐怖を煽る材料でしかない]
(355) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[嘘だ、止めろ。そんな囁き欲しくない 男に可愛いとか正気か。いや狂っているのだろう そうでなければ人に骨入りのチョコレートなど食わせはすまい
――今まで渡されたものの中に、骨よりもっと即物的な 男の欲望が混ざっていたとは考えもしていない――
頬に触れる手も、名を呼ぶ声も 畏怖しか呼ばず。どうして己にこんな事をするのか 問いただす事すら忘れている
だから、彼が呟き>>353キュルを掴んだのを見て 一気に血の気が引いた]
っ、駄目。キュル! キュルを返して……!
[男に掴まれた黒猫は苦しそうに鳴く 見下ろし囁く男は、たった1匹の相棒を質に 一度離れても自らこの場所に戻って来いと告げるのだ
断る事など想定もしていないのだろう 今は何を言われようと男の声は恐怖を煽るしかない 見ている、が果たして四六時中なのかそれとも――わからない、わからない 己は男の魔法を知らない。だからこそ、 帰宅を許されたのに絶望への入り口が手を拱く様にしか見えないのだ 寧ろ、己自身の意志で再び来させるだけ悪質ではないだろうか
男相手に接吻する狂った相手だ 自分が助けを呼ぼうものならキュルがあの鍋の骨と同じ様になるのは想像がつく
幼馴染達の名を呼んでも、誰も来なかった夕暮れの公園 あの時と同じ、絶望感 あの時と違って転がってくる太陽もなく 進むであろう道には唯ただ暗闇しか広がらぬ
また、男の唇が己の唇を掠め。震え怯えていた時に ――ぽつ、と 今迄に聞いたことの無い音色の声がした]
(356) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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― モルチアナ工房 ―
[聞こえてきた声は、分かり易く取り繕った代物。 それでも唐突に扉を開けなかったのは、 彼が分を弁え、身を弁える英断のお蔭。>>344
目の前で開かれるドアに視線を滑らせると、 己は常のように足を安楽椅子に向け、深く腰を落ち着けた。
掌中で弄ぶのは、駐在の外套。或いは正義のマント。 心配性の彼の従兄が残した菓子以外の選別。]
―――…ああ、ありがとう。
[その間に弟子が用意してくれたのは、夜にも瞼を下げぬ妙薬。 濃厚に淹れられた一杯の茶。>>345
早速カップに指を絡めて、曲線を口元に引き寄せると、 湯気の向こうに、狼狽激しい弟子の背を見た。 明らかな不審は滲み出るのに、それを気遣う声は控えて、 吐息で波紋を立てた茶を一口啜り。]
(357) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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―― 魔法店『Aria Manque』 ――
ウフフ、気にしないで。 ちょうど湯浴みを終えた所だから。
[>>347彼が気にするような素振りを見せたなら、 私は気にしないで、と首を横に振ります。
彼はそれほどこの御店の常連という程でもなく、 頻繁に顔を合わせるような間柄でもありません。 なのにこんな夜更けに訪れてくるのは珍しく思えましたから、 何か急用でもあるのかな、と思っていると。]
まあ……。 シェニは詩人さんだったのね。
[>>348気障ったらしいとも詩的とも言える表現に驚いて。 きょとんとしていたけれど、すぐににこりと微笑を滲ませました。 直後に気恥ずかしげな解説が入るあたり、 彼の性格をよく表しているのかもしれません。]
(358) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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仕上げたい図面があると云っていたけれど、 今の君では製図台の前でジッとしていることも難しそうだ。
別にこのお茶の御礼と言う訳ではないけれど、 気紛れついでに、何か一曲弾いてあげようか。 睡魔が訪れればそのまま休めば良いし、 逆に冴えたなら、改めてペンを取れば良い。
[カップを揺らして促すのは、傍に置かれたヴァイオリン。 自身が手掛けた名器であり、常は深夜に奏でられるもの。
珍しい申し出の訳は続く言葉でフォローした。]
明日は以前から頼まれていた劇場の音響確認に行く心算でね。 良ければ、君にも機材運びを頼みたい。 ほら、来週から歌劇の公演が始まるだろう?
[その前にね。>>0:202>>0:364 と、説明を足せば彼には違和も拾えまい。 劇場と云う場が、怪人に竦む彼にとって鬼門だったとしても、 過程を言葉に出来ないならば、理由にもならない。]
(359) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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…… 。 ぇ
[ヴラド?と尋ねる声は小さい 零れ落ちた言葉は本心なのか、それとも――
それは恐怖に染まろうとも”幼馴染”をまだ信じたい心に波紋を呼ぶ 怖くて泣きそうだし、未だ震えているが 脚切られてもキュルを取り返そうと思っていた。でも 今発せられた言葉が若し彼の本心なら
今彼を見捨てたのなら、己は一生後悔しそうな気もして (そして、幼馴染の良心を信じたいと思って あれは全部悪夢で。元の優しい幼馴染に戻るんじゃないかって)]
(360) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[そして、入ってもいいかと問われれば。]
ええ、構わないわ。 どうぞ入って。
[私はくるりと反転して、彼をお店の中に招き入れました。 それに私の方も、このまま外にいると湯冷めしてしまいそうです。]
……なにか飲む? お茶か、コーヒーか、超神水があるけれど。
[お客様ですから、何か飲み物でも出そうと尋ねつつ。]*
(361) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[カップを小卓に乗せて、愛器を引き寄せ。 最中に掛けられた声には、少し意外そうに瞳を揺らして。]
いいや、ずっと工房に居たけれど、静かなものだったよ。 こんな夜更けに、一体どこの誰が工房を気にするのさ。
[大嘘吐きの回答は、彼を安堵させる調子。 放置された箱を、静謐の瞳が見つめるまま。>>346*]
(362) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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……30分で、支度してくる キュルに何かしたら、あんたの事絶対に許さない
[強張ったままの顔で呟き、震える脚でゆっくりと男の背後 駐在所の入口へと向かう
”お泊り会”というなら一晩だろう 一晩、骨を人に食わせる奴と共に過ごす事に耐えれば そうすればあれは悪夢で、全て元の通りに戻るんじゃないかと 愚かにもそう信じ込んで己は箒を掴む
女神の導く朱いランタン。夜空を舞う箒はより疾く 屈折の魔法の帽子は駐在所に置いてきてしまったから 当たる風が痛くてたまらない
家に帰れば急ぎ適当に、 乱雑に仕事鞄に着換えやキュルの猫缶を突込み 書置きを残そうとして――止めた どうせ1日。たかが一晩 言い聞かせて家を出る]
(363) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[再び箒に乗った配達員が駐在所へとついた時 駐在はどんな顔をしていたろうか
震えつつも相棒を返せ、と隻眼に込めて男を睨みつけた後 痛む脚で自ら地獄の底へ、踏み入れる*]
(364) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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/* シャニの性格設定上弟の執着を断ち切るためには 一度自分に心を開かせる→興味がなくなる
という選択肢しか思い浮かばなくてだな…!(中身の根がクズ
割と赤で兄として弟にひどい発言してると思うけど ガラーシャは気にしないでいただきたい、ごめんね。
(-318) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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/* おかしいな、もう80発言とかまじか(自分の回数見てる)
(-319) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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/* 有効活用(意味深
もしかして、書き方が悪く、 何か気にさせてしまっただろうか。 うぅむ、難しいですな。
(-320) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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/* ほええええレスはや、い…! が、頑張る!!
(-321) 2016/03/01(Tue) 21時頃
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[はた、と動きを止めたのは物珍しい事を師が告げているから。>>359 師自ら弾こうなどと記憶が正しければ唯の一度もない筈だ。 ミルクをカップに注いでる途中思わず零しかけて小さな鍋を置く。]
マラクさん珍しい…、いつもはそんな事言わないのに。 ――でも折角だから聞きたいですマラクさんの音色。
はは、寝ないように気を付けますよ。 だって仕事の為に此処へと残ったのに、ね?
[苦笑を零しながら両手でカップを持ち、 湯気がたつカップの上からふぅふぅ、と冷ます様に息を吹きかける。
次いで告げられた言葉を最後まで聞けば理由も納得する。 何もないのにこんな事を言う人ではない、少なくとも自分の知ってる師は。]
ああ、そういえばそうですね。 機材運び位いつでも手伝いますよ。
あ、あぁ…そういえば公演…そうでした、ね。
[ピクリ、と指先が反応するも理由を言う事は出来ない。 弟子ならば師の仕事を手伝うのも当たり前の事。 断る理由など見つからないのだから。]
(365) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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[椅子の上に足を乗せて膝を小さく抱えながら、 ハチミツ入りの甘いミルクを喉へ流しこむ。 今日の事を忘れる様に、共に流れてしまう様に。]
そ、うですか。 そうですよね、夜更けですしやってない工房に訪ねてくる人なんていませんよね。
[はは、と苦笑染みた笑い声を発し、 師の視線に気づけばその箱へと指をさす。>>362]
(366) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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それ、両親がヴラドさんに貸していたものらしいんです。 中身は何か知りませんけども……。
[コクコク、とミルクを飲みながら時折唇に付く雫を舌で舐めとり。 家に帰った時にでも仏壇の前で開けよう、などそんな事を考えて。
そういえば師が自分の前で確りと音色を奏でるのを見るのは初めてかもしれない。 中々自分の前では弾こうとしてくれないから。
どんな音色を奏でるのか、ワクワクと胸躍らせながら傍らに置かれたヴァイオリンを見つめた。*]
(367) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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/* 音色を聞いてお休み?ってロルに見える…!
(-322) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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[好きだろう、そう問う兄の言葉に首を縦に振る。>>307 そもそも甘いもの好きは兄と一緒。 生クリームよりはカスタード派であるし、タルト生地のしっとりサクッとした食感は堪らないものだ。 そこに様々なフルーツで彩られれば、まるで宝石の山のようだろう。
パクリと頬張ればフルーツの酸味と甘いカスタードがよく合う。 それにタルト生地の方も自分の好みピッタリだった。 間に飲むコーヒーはまだ少し苦くてミルクを追加投入。 コーヒーよりもミルクの割合の方が多いのなんていつものことだ。]
え?いいの?
[美味しい、とじっくり味わっていれば、用意されていたもう一つの皿も自分の方へと向けられる。 勿論そこにはまだ手付かずの、兄の分であろうフルーツタルト。
美味しい好物のタルトだけれど、兄だって甘味は好物だったはずた。 幼い頃からこうして兄は自分に色々と施してくれたものだ。>>307 幼い自分はただ喜んでそれらを受け取っていたけれど、もうそんな子供でもない。]
兄貴だって好きだろ? ほら、自分で食べろって。
[少しは遠慮というものを覚えたのだ。 一緒に食べるのも悪くないだろう。
一度した遠慮。 それでも兄が自分に食べさせようと思うなら、今度は素直にいただこうか。]
(368) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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- 夜の散歩 -
[工房で作り上げた物は芸術家を自負する自分の作品の中では 最も雑な作りの粗悪品。 量産品と変わらぬデザインと質だが、自分にとっては 最高傑作に近いものだった。]
ふんふん♪
[その出来栄えは夜道を鼻唄で歩くほど。 ただし、その作品はもう手の中にはない。 代わりに手に入れたもう1つの作品を握り締める。]
……あれはガラーシャか? 箒の操縦、上手くなったなぁ。
[ふと見上げた空に朱い星が流れて>>363、目を見張った。 だが覚えのある光と昼間の会話を思い出すと、 それがガラーシャの箒だと気付く。
彼と彼の相棒の身に何が起きているか知らぬまま、 呑気に楽しげに手を振ったりもしたが、 向こうからは見えないだろう。
別に返事を期待してはいないからこそ、飛び去った方向も 以降見掛けなくても気にしなかった。]
(369) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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…やっぱり兄貴も食べたいんだろう?
[自分の分を食べ終えて、いざ兄の分も一口ぱくりと食べれば、感じる視線に顔を上げる。 じっと見てくるその視線。
きっとタルトへと向けられているであろうと結論づければ、兄の方へと食べかけのタルトを戻した。 ちゃっかりと一番好きなブルーベリーを最後に一口食べて。]
ん?次か… 二週間くらいしたらの予定。 次の予定場所はちょっと距離があるからさ。 こっちでゆっくりしてからにしようかなって。
[これで予定を聞かれるのは何人目か。>>314 いつも聞かれることの為、可笑しいなんて思わないけれど。
告げる予定は元々噂が入らなかった時に考えていた日数。 噂が入ったらいつものようにすぐにでも出ようと思っていたが、それをしないのはやはり次に帰ってこれるのがいつになるか分からない為。]
(370) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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へ? あ、いやでも… 持たせたい物って…?
[まさか引き留めるような事をいうなんて思わなかった。 二週間ならばそれだけでも長いという気持ちだったのもある。 いつになりそうなのか聞けば、帰ってくるのは未定というもの。]
んー…すぐには帰ってこれないけど…。
[いつになるか分からないというのには頭を悩ます。>>315 いつもいつも自分に甘い兄の頼みである。 断りたくない気持ちもあるが―――]
じゃあ一か月なら…。 あ、その代わりさ、兄貴の宝石頂戴よ。
[頭を捻って考えて、一か月ならばと返す。 それ以上は流石に長いと。
そしてそれを待つ代わりに、兄の宝石を強請ろう。 幼い頃に、事故未遂があってから触れることが許されなかった兄の透き通る石を。]
(371) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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[幼馴染に順番に、宝石を強請って、貰って。 宝石袋の中には三人分の宝物。 それにコーラリアとも約束した。 自分にとって、とても大切な人たち。
兄に強請るのが最後になったのは、前に頼んで断られた過去があるから。
けれど、兄の頼みを聞く代わりに、だったら貰えるかもしれない、なんて淡い期待。*]
(372) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 21時半頃
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[もっとも、女神の目には狂い人が何をしているのか。 彼の傍にある限り、 ずっとずっとその鏡に届け続ける事が出来るのだが。
男が鏡を覗く事は当分ないだろう。 忘れてしまっているかもしれない。
きっとそれが良いのだ。
知ってしまえば。 楽しそうだと無遠慮に入り込みたくなるに違いなかった。
そうして。 どうやって2人がより苦しんで死ねるか試すに違いなかったから*]
(*97) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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/* 基本的に男はどうやって徐々に殺していくかが先に来るのですよ。 女は男より色んな表情を見せてくれやすいと思っているので 生かすパターン(ひでえ
(-323) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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/* 懐いていたからこその怒りと絶望と恐怖が酷いって感じを表現したいけど 上手くいかない悲しみを背負う
あえなかった人多いなー(´・ω・`)動き悪くてすまぬよ…… ギュルさんの>>369は箒ばびゅってて気づかなかった、で拾いたい とメモする
(-324) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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偶には労いのひとつくらいね。 まぁ、君が未だ子供だと言うことだよ。
[彼が幼い頃は、悪夢を払う為に弓を取ったこともあった。>>0:151 だが、最近は、一人きりの夜にしか弦を弾かず、 彼とも疎遠になっていたヴァイオリンの音色。>>365
独奏を承諾されれば、揃えた指で示す目先のソファ。 暖かいミルクを供につけた観客に、着席を促して。]
その為には、今宵は早く寝て欲しい―――…、 そんな打算がないとは云わない。
……おっと、これは秘密の話だった。
[冗談めかして笑みを噛み殺し、起立。 私的な演奏とは言えど、礼儀も作法も弁えている。
エンドピンを抱え込むように顎宛てを挟み、 弦に添わせる指は無骨な職人のもの。 されど、真っ直ぐに背筋を伸ばせば、多少の格好がつく。]
(373) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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―――…良い夢が、見れますように。
[口腔で告げる誘いの語。 僅かに双眸を細めれば、弓は弦の上を滑り出し、 即興で奏でるは、穏やかな夜に相応しいセレナーデ。
伸びやかな音色はオーケストラを組まずとも、 ヴァイオリンの旋律が栄えて、主線律を追う。
彼の不安を拭い去る優しき調べ。>>366 弓を立て、弦を押さえる指先は女性の肌に触れるより淡く。]
………君の御両親が。 案外、成人したら渡すものだったのかもしれないね。
[旋律の合間に揺れる低音も、音楽の一つとして馴染み、 溢れる音階を壊さずに踏んでいく。>>367 ヴァイオリンとワルツを舞うにも似た師の演奏。
躍らせる彼の心を捕えることなど、造作もない。*]
(374) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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[弓を滑らせた途端に、空気を振動させて音が波を打つ。 最初に彼が覚えるのは、夜の調べに混じる微睡み。
華胥の国へと誘う音色が、彼に憑りつき鼓膜を虜囚とする。 彼にこうして演奏してみせたことは数少ないけれど、 真っ向から魔法を施したのは、今が初めて。 耐性も無く、耳を傾け、此方に意識を注いでいるなら尚のこと。
―――― 彼を、夢と現の狭間に追いやるなど、簡単なこと。]
(-325) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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[程なくして、彼の神経に麻痺を走らせ、 睡魔だか、暴力だか、判別の付かない眩暈が訪れる。
だが、今宵。 己は彼を其の侭、眠りの縁に突き落としてはやらなかった。
もっと、彼に見せるべき、特別な夢があった。
少しだけ弓の角度を変えると、 半音下がり、また、魔法の質も変化する。 さながら、催眠の形を取る魔法。
彼の耳だけでなく、視神経までも支配して、 一拍の間を挟む間に、ストールを肩から静かに下ろし、 代わりに彼の従兄の外套を羽織った。
途端、ゆらりと師の輪郭が足元から揺らぎ、 別の男―――、即ち、彼が兄と慕う男に見えたなら、
既に、自身の術中。
―――― 優しくも、恐ろしい夢の始まりだ。*]
(-326) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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[本体が部屋を立ち去っても、人形は活発に動いていた。 車椅子の車輪の螺子を片輪だけ、すぐには外れない様に 僅かに緩め。 リラの弦も1本だけ音が狂う程度の緩みを持たせる。
仕事に満足した様に、人形は車椅子を見上げた後、 オペラ嬢のシーツへと潜り込んだ。
小さな人形はそれでも違和感を与えさせない様に、 彼女の足の間を伝い、太腿の付け根へと辿り着くと。
彼女の閉じた足の奥に、更に閉じた貝殻を開かせる為に 布の上から股間をなぞり始めた。
1つ1つ形を確かめるために、布の上から 尿道と近くにある芯がしっかり形作るまで弄り、 芯を弄る腕を休めずに、その下の奥を目指して 片方の腕を布ごしに奥へと押し込んだ。
人形の細い腕が埋まるほど深い場所を見付けたら それこそ更に深みを目指す様に抉っていくが、 夢中になってるわけではない。
女が目を覚ますようなら するりとベッド下へと潜り込む程の素早さと判断力は もっていた*]
(-327) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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そっか、途中で呼び出したんじゃなくて良かったよ。 いや、こんな時間に良いことはない気はするけど。
[無礼を笑顔で許すクリスタはいつも通りに穏やかだ。>>358 朝に理不尽なことを言って詰め寄った時も許してくれたし、 本当は魔女ではなく天使なんじゃないかな? と歯が浮くような台詞が頭を過ぎったけれど 口に出すのはやめておいた。]
一応芸術には理解ある方だから… 詩集を出せたら売りつけに来るよ。
[無言で扉をそっ閉じされてもおかしくない気がする台詞に 返ってきた反応に余計恥ずかしくなったので冗談めかして言って。 星のように見えたのは本当のことなのだけど。]
えっ、いいの? ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔するね。
[さすがに断られるかなと思っていたのに 快く迎え入れてくれたものだから、少し驚きながらも彼女の後に続いた。>>360]
(375) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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[背を向けた後ろ髪に手を伸ばすと、 水分の分量だけ重いいつもと違う感触に薄く口角を上げる。 彼女が室内に入るとそれは指先をするりと抜けた。]
(-328) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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おかまいなく、と言いたいけど貰っておこうかな。 少し、喉も渇いてるし。 ええと、超神水…とは… よくわからないけど、じゃあ、それで。
[なんだかすごそうな名前の水を提示されたので 物珍しさへの興味に負けてそれをお願いする。 からあげ味とかでなければ良いのだけれど、とは内心で。
店内をぐるりと見渡してから、適当に座る。 飲み物を準備している彼女に]
そういえば、あれ見たよ。改造箒。 何て言えばいいのか…だけど、うん、なんか凄かった。
[弟が喜ぶのもわかる、と小さく言ってから]
ああ、弟なんだ、君が箒をメンテしてくれてる、配達員のガラーシャは。
[そう説明を付け加えた。
5年前から此処に店を開いているクリスタへは 資産家としてしか顔を合わせていないし、 昔の自分を知らない人にはそうやってきたけれど 弟との溝が埋まったこと、弟が自分を恨んでいないと知ることができたせいか そのことを話してもいいような気がしたから。]
弟はあれを凄く気に入ってるみたいで、ありがとう。
[これからも仲良くしてあげてね、と、 無愛想で友達も多くはない弟をお願いしてみる。*]
(376) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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[その夜。
職人通りの工房からは、ヴァイオリンの音が零れていた。 優しく、柔らかい、微睡みを齎す旋律。 春を待ちわびる野良猫たちも、今宵は静まり返り。
いつまでも灯りの落ちない工房の内で、 正義のマントを羽織る長身が居たこと、誰も知らぬまま。*]
(*98) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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/* シャニって誰だよアンドラスかよ(灰へのセルフ突っ込み
(-329) 2016/03/01(Tue) 22時頃
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/* 【悲報】コスプレ二日目
予定と云うか、したいこと的には、 明日もコスプレって言う、あれ…これ…、あれ…?
(-330) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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- 楽器職人の工房 -
[夜を歩きながら、また非常識な時間に 友人の工房へと足を運んだのが。]
っと……これはさすがに無粋か。
[誰の為に奏でているのか、流れる音がセレナーデ>>374とは 楽の才も、知識も無い自分には判らない。 判らないが、これを邪魔してはいけないと言うのは判ったから。
工房の扉を叩き、この調べを破ると言う 無粋をする事は無く立ち去った*]
(377) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* すまない。 タイミングがまずかった。
(-331) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[背中をさする自分の手の冷たさを指摘されて ようやく自覚する。>>300]
すまない、冷たかったか…
[これ以上手の冷たさがラリッサの体温を奪わないよう、 小柄な背中からそっと手を放す。
招かれるまま玄関の敷居を一歩、踏み越え。
玄関の扉を閉めるラリッサの邪魔にならないよう 家の中へ滑り込む姿は、外から見れば影か魔が 忍び込んだようにも見えただろう。
子供の頃から遊ぶ場所と言えばいつもの公園。 お茶会をするなら診療所のキッチン。 お泊りはオペラの家。 自然とそう決まっていたから、こうしてラリッサの家を 訪れるのは久しぶりだった。
久しぶりだからこそ、夜の静けさと冷たさが一層際立つ。]
(378) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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― 昔の話 ―
[幼馴染が家を抜け出したと聞いたのは夕刻だった 他の子らと遊んだ帰り道、彼の調子を聞こうと行った家 光る宝石が夕日を告げる頃の事
少年は其れを聞いて、駆けだした]
っ ―― 。………ガラーシャ
[嫌だ、居なくなってしまう シェニの様に…彼の兄の様に目の前から居なくなる 気づいたときには養子へ行ってしまった彼 弟のガラーシャも居なくなったら、どうしよう 折角生きていてくれたのに。
傷だらけ、片腕と片目を失っても彼は行きて居た 遊び慣れた公園へ向かう足>>0:594>>0:604 見えたのは見慣れた、だけど変わってしまったトモダチ
――壊してはいけないよと父が言った
お前の手は力が強すぎるから、すぐに壊してしまう だから、遊ぶ時見守るようにみんなを見ているだけだった 強いけれど、優しい人になりなさいと母が言った
壊さなかったよ、でも、知らない処で壊れたんだ…
少年にとって大切なものは勝手に壊れてしまった その残骸を大切なものを、罅割れた残りをかき集めようと 泣きわめく声に駆け寄って大丈夫だって言おうとした 大丈夫、大丈夫、… 俺が居るから―だから そう思って居たのに ”太陽”が落ちて来た>>0:614 ――少年の嫌いな、”太陽”が ]
……、、、、駄目だ
[ただ、見守るだけじゃ駄目なんだ 弟のように壊しても駄目だ、―――俺が、護らなきゃ 俺が護らないと、大切な幼馴染が何処かに連れていかれる
最初の理由なんてそんなもの*]
(-332) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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――夢・現――
[シーツをドレスとベールに見立てて、 小さな女の子たちは花嫁ごっこ。>>199
明るい珊瑚の髪を揺らしてコーラリアは残念がっている。]
そしたら、私が皆の結婚式までに チョコレートケーキが作れるようになってあげる。
[リラを弾く以外にお家のお手伝いだってしてるのよ、と胸を張って、 恥ずかしそうにシーツのベールを両手で押さえたラリッサに笑いかけた。]
(379) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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長いベールの裾を引きずって、真っ白なブーケを持って、 いつもよりも少しだけ踵の高い靴を履くの。
それでね、新郎新婦がキスしたら、 皆で美味しいチョコケーキやご馳走を食べるのよ。
[いつだったか、女の子三人で始めた花嫁ごっこ。 年上の男の子は仕方ない、と笑って付き合ってくれたけれど、 渋々付き合ってくれていることなんて いくら小さくても女の子にはよく分かるもの。
もう、分かってない、なんて唇を尖らせて。
最後まで花嫁役に加わらなかったメアリーが、 転んだラリッサを助け起こしているのを見て、>>274 コーラリアと二人で理想の王子様だと笑いあった。]
(380) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[やさしさの後での脅しは程よく彼に沁み渡った様で それだけで動けなくなるのを男は見た>>354
何にせよ、拳が空中で止まったのは良い事だ これで彼は、彼自身を傷つけなくなったのだから
――思いだすのは、恐怖。 そして、今をも支配するのもまた、同じ
誰か、だれか? 君を助けて居たのは何時だって 目の前にいる、男の手だったじゃないか 今更誰を呼ぶのか――誰が、彼を助けに来るのか 相棒の警告は空振りに終わってしまった]
(381) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[人が生活するために必要なものは一式揃っているのに。 酷く空虚で、がらんどうに見えてしまう。
それをまるで自分のようだと嗤えば、 冷えた指先が一層冷たさを増した気がした。
『永遠は『変わる』からこそ輝きを放つ。 不変のままなら停滞し、淀み腐り『変わる』』
先のギュルセルの言葉を思い出せば、 舌の上に酷く苦い味が広がった。
既に自分は停滞し、淀み腐っている。 不変も永遠も存在しないものだと、 変わってしまった自分が一番理解している。
理解したうえで、その淀みも全て飲み込み続け…]
(*99) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[幼心に夢見た花嫁姿とは程遠い、 長く裾ひくドレスもベールも、踵のある靴さえ履けない車椅子の花嫁衣裳だけれど。 一番最初に着る機会が訪れたのはリラ弾きだった。
薬指に愛の証の指輪をはめて、 そして夫となる人へ貞節を誓う。
そんな幸せな夢を見た。*]
(382) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[ラリッサの口から乾いた咳の音が零れる度。 薄く震える背を撫でようとして、 動かしかけた腕が何かに引かれるように止まる。
自分の手は、まだ、冷たい。
触れて、手ひどく扱えば、 あっというまに壊れてしまいそうな ラリッサの身体に触れるには。
―――まだ、冷たい。
この世で一番温かなものが目の前にあるのに。 その肌に、皮膚の下を流れる血に、脈打つ命に。
触れることができれば、 それはどれだけ温かいだろう…?
常識のある大人であれば、 いくら女同士でもこんな時間に約束もなく 家を訪ねてきたりはしない。 それも、家族も誰もいないと分かっているような家に。
あげく招かれたからと言って、素直に家に上がるなど…。]
(-333) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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生憎この身長だと、遠目には男か女か分からないよ。 それに、師父は今夜友人宅へお出かけでね。 咎める人も居ないから、堂々と出てきた。
[しれっと診療所を出てきた経緯を話し、 嬉しいと言うラリッサの頭を、 少し血が巡りはじめて手で軽く撫でる。
穏やかな姉妹のようなやり取り。 しかしそれも、リビングに着いたラリッサが 何かに気づいたように足を止めた瞬間まで。>>301]
ラリッサ…?
[立ち止まるラリッサの横に並び、 透き通った青い瞳を覗き込む。 その視線を追いかければ…。 なるほど、テーブルの上に置きっぱなしの紙袋に気づいた。 眉尻を下げて子供のように言い訳をする ラリッサの顔を見下ろして、 浮かべるのはやれやれという呆れた表情。]
(383) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[男が紡ぐ囁きは優しくも呪いを帯びて>>355 彼を縛り、苦しめる――囀り唄う声は決して逃さない 何処にも彼を助けるものなど居ない
―彼が、たった1つの手を壊してしまったから 裏切ったのだから、誰よりも彼を護らねばと誓った手を
狂っていても、温かだった、その手を毒に変えた それが、何よりも真実だ”そうである”と知らしめる 変化?いいや、元より、男の本質は何も変わってなど居ない 頬を撫でる手の温もりが同じように何も]
(384) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[濡れた髪はいつもと違ってひどく、扇情的だ。 指先をすりぬけた湿った感触は初めてのもの。
それにしても、無用心なのは知っていたけれど こうも簡単に起きているときに家に入れるとは思っていなかった。
男として見られていないのではなかろうか、等、 思うところはあるのだけど もしかしたら彼女は身体と同じように心も幼いままなのだろうか。
そんなはずは勿論、ないのだけど。
でもこんなにも無用心だからこそ、 あの厳重に守られた扉の先がとても気になる。*]
(*100) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[――ただ、隠さなくなっただけ 狂っているのだとしても、彼に向ける眼差しは
憎しみと、 愛情 なのだから]
…アイシテイル、好きだ 嘘じゃない。 本当だ
( ――、憎いんだ、君が)
(-334) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[嘘偽りのない言葉を彼に囁いて>>356 そうして、何時も通りの姿を彼に見せる 鍋の中で煮えるものが無ければ、何時の日常だった
それでも、今が現実だと云う様に 彼の前で黒猫を掴んでみせれば、表情が変わった]
……?なぜだ、待っている間くらい良いだろ
[掴んだものは柔らかい 男の手ではすぐ壊してしまいそうだ 見下ろした彼に紡いだのは、この猫を提示した交換条件 彼が飲み込むと信じて疑わない、そんな顔で
可愛げのない黒猫をきゅっと強く掴んだ
彼の顔が、幼子と重なる トモダチを探して、歩いた暗がかりに消えゆく公園 幼馴染が、居なくなると感じた、あのとき、とよく似ていた 太陽は嫌い、 ―――、暗闇を照らしてなどくれない
だから、其れを発したのは、誰なのか]
(385) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[…たった1言、本心か、嘘かも分からぬ、 1言だけは震えていて
尋ねる声に応える、声は無い。>>360 幼馴染を呼ぶ声は、何処にもないのに彼は希望を抱いてしまう]
(-335) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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薬を飲んだのは偉いが、 空腹で飲むのは感心しないな。
[それでも、もう飲んでしまったものは仕方がないと。 怒っているわけじゃないよと言う代わり、 まだ少し冷たさの残る手でラリッサの手を取る。]
もう薬を飲んだ後なら、 今夜はもう寝てしまうのが一番いいだろう。
なんならラリッサが寝付くまで このまま手を繋いでいようか?
[当然のようにするりと絡めた5本の指。 幼馴染と言うには少しばかり近い距離も、 十年も続けば自然になる。
僅かに腰を折ってラリッサに視線を合わせ、 指を絡めた手を視線の先に捧げ持った。 慣れた仕草は、子供の頃に幾度となく繰り返した、 愛らしい三人の姫君たちを踊りに誘う王子様のポーズ。>>274]
(386) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[繋いだ指先からじわりと伝わる温かな体温。 その温もりに柔らかく目を細め、 愛しげに笑みを浮かべる。
絡めた五指はそのまま、 ラリッサに対する執着と独占欲の表れ。
決して自分から離れてゆかないように。 どこへも行ってしまわぬように。 離れ離れにならないように。
指を絡めて、隙間を埋めて。 男女のように愛を囁かない代わりに、 共有する体温と優しい言葉で縛り付けようと。*]
(-336) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[優しく柔らかな眠りを齎す弦の音に、 猫ではないが、工房の外で欠伸を漏らす男が1人。
彼の所まで抱えて来た昂揚は、楽の音によって 多少和らぎを齎されるが消え去ったわけではない。 ただ少し火の勢いが弱まっただけ。
昔全く同じではないが、彼の曲を祖父の付き添いで訪れた診療所で 聴いた覚えがあった。]
そう言えば。 あの時は楽しかったなぁ。
[和らいだはずの炎が、思い出と共に勢いを取り戻す。 瞳が弾け、喉から業火を吐き出す様は、 今思い出しても笑いが止まらない。
くくっ。
と一度だけ工房の外で喉を震わせて。 今日は止め止め、と工房を覗く事無く立ち去った*]
(*101) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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――夢から、現―― [違和感は、指輪を交すはずの薬指。 何故か痛みが走り、夢の中で小さく息を飲む。
起き上がりたいのに起き上がれない。
重い体の下肢を、悪戯に擽るような感触に ひくりと瞼が震えた。 足の間を、何かが這っていく。
指先への痛みと、それとはひどくかけ離れた 慰撫を施されるあわいの感覚に、 震えた唇から熱病のような吐息を零す。
意識のないまま、 腰とも腹とも形容の出来ない体の奥深くだけが その先を欲しがって首筋までも甘く痺れさせた。]
(387) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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気が早いな、もっとゆっくりしてきて良いんだぞ? ……そんな事を言うなよ
[何かをしたくなる。と>>363 強張ったままの顔に呟くのは何時も通りのしかめっ面だ 先ほど見せた、陰りは何処にももうなくて
”お泊り会”が1日であると信じる彼を密に哂う 1晩、本当に1晩で済む保証など何処にもないのに 彼は、一瞬見えた、弱みが本物かなんて保証もないのだが
それを彼は信じてしまった。 良心なんて、不確かなものを、彼は
―もう、何処にも、戻れないのに。戻る気もないのに
君も、――俺も。 ……もう
駐在所に戻る彼が、立て掛けてあった箒を掴む 女神は何も見て居ない。だが、其れは邪魔だなと
見送りながら、朱を見て男は思った 話で聞く、空をかける流れ星のように箒は巡る 置いて置かれた帽子を拾い、猫を抱きかかえて男は駐在所の奥
仮眠室よりも、その ――先に*]
(388) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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……君は邪魔だな
[掴んだままだった黒猫の首をきゅっと絞める ユルサナイ、と彼は言った―――だったら
赦さない、彼を見たい。だから、この黒猫は]
ぐしゃり ―――。
(*102) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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……君は邪魔だな
[掴んだままだった黒猫の首をきゅっと絞める ユルサナイ、と彼は言った―――だったら
赦さない、彼を見たい。だから、この黒猫は]
ぐしゃり ―――。
(-337) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[首を締めきれなかった。 幼馴染からもらった百合が足元で潰れる音がする
…どうして、この相棒を壊せようか 彼を護ってきた、彼の支えだった、小さな子を]
………、っ………、甘いな
[嫌になるほど甘い、。 檻の中に彼を入れて2階の寝室に隠してしまおう 彼を招待するのは、地下なのだから――大丈夫、バレやしない*]
(-338) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[その熱から逃げるように寝返りを打ち、 痛みに目を覚ましても、やはりそこには誰もいない。 一人だけの寝台。]
……痛ッ…。
[いつもと違う感覚を覚えながら起き上がり、 痛む左手を庇いながら 寝台の枕元の照明にかざす。]
…ぁ、……!?
…ぁ、うそ、……っ やぁっ!!!
[咄嗟に言葉も悲鳴も出ず、 ひゅう、と喉の奥で息が鳴った。]
(389) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[薬指にあるはずの指輪はなく、 かわりにその存在を主張していたのは憶えのない毒々しい極彩色の指輪。
慌てて眠る前まで身につけていたはずの、 夫がくれた指輪を探すのに――それは
枕元にも、鏡台にも、リラを置いたテーブルにもない。]
…うそ……どこにいったの…?
[愕然とする最中、左手にまたピクリと違和感が走る。
見た目に派手な装飾の施された指輪の禍々しさはそれだけではなく、 ゆっくりと、けれど徐々に、薬指を締め付けていく。
そのことに気がついた時、その先の恐怖にリラ弾きは叫んだ。*]
(390) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* 壊したら多分一生ガラーシャさんが頑なになっただろう 甘いヴラドさんが好きです(きゅん
(-339) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* そして超神水に大草原不可避
(-340) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* 事故る、これは事故を誘っている…!
…事故と睡眠薬どっちが美味しいかしら?
(-341) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* キュル?!!?!!(あわわわわわわわ
な、なんだかこう猟奇組はバッドエンドまっしぐらなのだろうか…!
俺気を抜くとただの甘々になりそうであれなんだけども((( 前に病んだときはバトル村だったから相手キリングしてしまったけどクリスタには、こう、こう、ひどいことできない寝ているところ撫で回すくらいしかできてない…!ってこれいつもの!!
(-342) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[友人を訪ねるという目的は果たせなかったが、 機嫌は悪くなるどころか更に上昇中だ。
掌にある作品をぽーん、ぽーんと 投げては遊び夜の街へ紛れていく。 眠ってなんていられない。
懐から取り出した鏡に映る光景に舌舐めずり1つ*]
(391) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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マラクさん………。 まぁ俺この歳になっても子供っぽいけども。
[否定できないのが悔しい所だ。 母親にのこの身体は小柄で、父親に似ればガッシリとしていたかもしれない。
そして指されるは目の前のソファ。 椅子から立ち上がればゆるりと移動を始め、 ふわりとした弾力のソファへと腰を深く落とす。]
最近は寝不足なのもあったけど……、本当に寝ちゃうかも…。 その時はベッドで寝たいし、寝入る前に起こしてくださいね…?
[此処だと風邪を引いて仕事に支障が出てしまう。 そう小さく呟いて、次いで師がそのすらりとした体形を目の前に晒す。
礼儀作法が完璧な師。 それなのに自分がいないと何一つ出来ない師。 ヴァイオリンを抱く師がとても綺麗で、何故か目を逸らす事が出来ない。>>373]
(392) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[30分間で、男はそれなりの準備をした まず鍋を片づける事、次にシーツを準備して ベッドに置きにいった事、それから通信機を使った
けれど、之は掛からなく断念したのだが 30分、いや、もっと早かっただろう 駐在所を訪れた彼を迎え入れたとき、男は日誌を書いていた]
おかえり、ガラーシャ。 …足は痛まなかったか?
[駐在所の机に向かっていた顔を彼に向け 箒は其処にでも立て掛けてくれと、言ってから まず、彼の身体を心配した。其処に猫も帽子もない
けれど、男は何時も通り
地獄の底とは思えぬ、日常が其処にあった>>364*]
(393) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[師がその弓を弾けば演奏会の始まりだ。 双眸を細め、気持ちをリラックスさせる。 そう、嫌な事は忘れて、楽しい夢の中に行くために。
耳奥へと入ってくるのは美しき音色。>>374 ふわふわと気持ちが浮くような、心地のいい音に、 ゆっくりゆっくりと意識が飛びそうになる。
嗚呼、これは寝てしまうのかもしれない――。]
お、れの両し、 …ん ………… 、
[こくり、と首が上下へと動く。 このまま、このまま心地の良いまま寝てしまいたい。
そう思いながら既に半分は夢の中へと堕ちている。 目の前の師の姿がぶれて見える。 ―――いい夢が、見れる気がする。]
(394) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[男が鳴らした宝石は、音を返さなかった ――誰にかけたのか、其れを知るものは誰も居ない*]
(*103) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[自分の意思で段々と動けなくなる。 これは睡魔だからなのか、酷く眩暈に襲われ、蟀谷を指で押さえる。 首をふるりと左右へと振りながらも曲調はゆっくりと耳へと流れ滴る。
ぼぅ、という意識の中ゆっくりと瞼を開くと、 其処に居たのは―――。]
にー… さ、 ん…… ?
[ヴァイオリンを弾いている師ではなく、 先程己に羽織らせてくれた外套を羽織っている、 師の姿ではない、従兄弟の姿だ。
あれ、でもここは工房で…なんて考える余裕すら無きにしろ在らず。 今は心地よさから動く事の出来ないそのソファから、目の前の従兄弟に見える姿を見つめていた。*]
(395) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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……… 驚いたか?
[悪戯が成功した、そんな声で しかめっ面は彼に囁いた。たった1晩たたずとも 30分間の間で、悪夢は無かったように。
驚かせたようですまなかったと男は謝罪するのだ*]
(-343) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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― 職人通りの独奏 ―
[優しい調べと、甘い旋律。
常のヴァイオリンが奏でられる時刻よりも大分早いものの、 夜に人通りの減る職人通りでは、観客も極僅か。
数少ない観客である野良猫が、ふわりと欠伸を吐いて、 通り過ぎる賢しき芸術家の背を見送った。>>377*]
(396) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[友人の弦の音で、少し和らぎかけた心も、 鏡を通して女の芯を弄っていると思えば 興奮が戻って来る。
覗き見と言う背徳感も相俟って。
もう一度近くで見たいと先程訪れた家へ足が向いた。]
(-344) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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[男の持つ魔法は珍しいもの。 一言で形容しがたい神経に作用する魔法。
自身の作り上げた楽器に乗せて、音色で拡散する異質。 それは自身が意識しなければ発動せぬし、 何より今は、力の矛先が一点を向いている。
それでも、通りがかった友人の耳に、その旋律が届いたなら、 欠伸の一つも誘えるのは道理。>>*101
穏やかな仮面を被る男の、無差別な支配。 彼の祖父に染みこませた憔悴の種。
便利な魔法だと、彼が己の力に気付いても困りはしない。 音も、火も、賢く使うのは、それこそ職人の御業。
―――― ただ、 窓の向こうに見えたヴァイオリン弾きの正装>>*98を、 似合わぬ趣味だと笑ったかまでは、与り知らぬこと。*]
(*104) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* ひゃっ!!! どうすればメアリーをより刺激できるかしらと悩んでたら メアリーきてたわーい!!!
(-345) 2016/03/01(Tue) 22時半頃
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/* マラクとクロードも、 ヴラドとガラーシャも ギュルセルとオペラも、 ちらちらとstk行為が見えはじめてて、赤顔でにまにましたくなる。
(-346) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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/*外套、ガラーシャにわたしてたよな あれ?ってなってたら(有効活用していただき美味しいです
ぎゅるせるとは、たぶん根本的にヴラドあわないんだろなぁ
ガラーシャかわいいのでつい、でれてしまった 猫ころせないよぅ、ふえええ
(-347) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[その道を選んだのはいつもの気紛れ、のはずだった。
どんな時間でも起きている時が活動時間と言い切る自分に 時刻の概念はあまりない。
だが通りがかりに聞き覚えのある人物の 悲鳴を聞いて>>390、そのまま帰宅の途を選ぶほど 機嫌の所在が悪いわけでは無かった。]
ふえっ? 今の声って……。
オペラ嬢?
おい。オペラ嬢? オペラ嬢!?
[慌てて声が聞こえた家の扉を叩いた*]
(397) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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/* こう、ひゅんってなる!!ひゅんっ///
(-348) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[このまま指が締め付けられ続ければ…。
憶えのない指輪よりもその先に思い至る可能性に リラ弾きはふるえた。]
(呪具かもしれない、魔法のかかった)
[劇場で人気の女優などは妬みゆえか 時々荷物にそんな代物が混ざっていると聞いた。]
かいじょ、ほう…ほう
[けれど、生まれついて魔力の乏しいリラ弾きには、 方法も力もない。
震えながら指輪を引っ張っても 薬指が痛むだけ。
指輪を外さなくては、とそれだけを思って、 車椅子へと体を移して 浴室で石鹸を泡立てて、指輪を浸しても、 牙を立てているかのようにピクリともしない。
じわじわと浸食する痛みに、ぽたぽたと涙が零れた。]
(398) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[石鹸を泡立てるために出しっぱなしのシャワーで、寝間着が濡れて肌に張り付いて、
けれどそれでも痛みからは逃れられずにまた新たに涙があふれる。
どんどん、と扉を叩く音に気がついて、>>397 のろのろと顔を上げた。
今は夜中だと言っても差し支えのない時刻。
こんな夜に訪れる人などいるはずもない。
けれどそれが、覚えのある人の声だと知って、>>1:402 警戒心よりも先に恐怖から逃げたい気持ちが溢れかえった。
痛みに動かない左手ではなく右手だけを使っての車椅子の移動は難しい。
濡れたままの寝間着が肌に張り付いて、 風邪をひくかもしれないなんて心配は今だけ遠く。
痛みと寒さに震える手で、 扉を施錠を外した。
名前を呼ぶ余裕さえもなく、ぼろぼろと涙が零れるまま、 左手の痛みを右手でただ押さえつけていた。*]
(399) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[>>375シェニをそのまま店の中へと案内します。]
……?
[室内に戻る瞬間、何かが髪に触れたような感触が走ります。 けれど、きっと気のせいでしょうと気には留めませんでした。 まだ毛先が僅かに湿っていますから、そのせいかもしれません。
とにかく、カウンターのところまで彼を案内して。 適当な椅子にでも座って貰えば。]
はい、どうぞ。 気をつけて飲んでね?
[透明な液体の入った透明なグラスを、彼の前に置きました。
超神水――それは飲んだ者の秘めたる潜在能力を引き上げ、 強靭な肉体をつくり上げることが出来るという伝説の飲み物。 ただし強い生命力と精神力を持たないものにとっては毒も同然で、 最悪の場合死に至る可能性すらある危険な液体でもあります。]
(400) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[――というのは、真っ赤な嘘。 これはただのミネラルウォーターで、そんな効用はありません。
とにかく、私も自分用の紅茶を用意して、彼の向かいに座り。]
あの魔改造箒を見てくれたのね。
言葉に出来ないくらい素敵だったでしょう? 私の浪漫をこれでもかと詰め込んだ、自慢の作品なの♪
[>>376にこりと笑って、紅茶を一口。 そして二人が弟だと聞けば。]
貴方とガラーシャが兄弟? ふぅん、そうだったの……。
[と、わざと知らない振りをします。 二人が兄弟であること自体を私は知っていましたが、 "クリスタ"はそれを知らない筈なのですから。]
(401) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[これからも仲良くと頼まれれば、もちろんと頷きます。]
……でも、二人はファミリーネームが違うのね。 実は異母兄弟だったり、とか?
[生憎と、私はシェニが養子に出た理由までは知りません。 その辺りの事情が気になりはしたものの、誰かに訊く訳にもいかず。
本人である目の前の彼に尋ねても良いものか悩みましたけれど、 出来るだけ自然な形で聞けないかと思って。]*
(402) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[彼が狂ったのはどうしてなのか 考えても考えても分からない 己に向けてくれていた優しさが牙をむいた原因が何なのかすら その始まりが何だったのかさえ
護る手が、恐怖に変わる。優しい声が脅しの声になる 信じた相手が、狂いを顕わにする たった一刻の間に変わってしまった様子が怖くて恐ろしくて 豹変に思考が停止してしまう
『原因』を探る事も思い至らず 『説得』をする事もせず
今迄無償で与えられてきた優しさが、枷となり 手立ても、対策も思い浮かばせなくなっていた 性格を造り上げてきたのは男の介入もあったかもしれないが 壁を作るを選択したのは自分だ その付けが今、巡り巡って牙をむく]
(403) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[キュルへの危害だけは許せない、許さない 兄が去ってから。沈んで段々表情が無くなっていった自分に 両親が知り合いから貰ってきてくれた黒の仔猫 それからずっと、一緒だったのだから
待っている間位、本当に目を離して大丈夫か? もし自分がいない間にチョコレートの鍋に放り込まれでもすれば 自分は自分を保っていられる自信はない]
………っ
[強く掴まれた猫>>385は苦しそうに鳴き、 キュル、と相棒を呼ぶ声には悲痛が混じる 己の警告が男の琴線揺さぶり、何かをしたくなると言われれば それ以上口にはできない
一瞬の弱い声が、本当のヴラドの様な気がして そう信じたくて、信じ込んで だからこそ自ら駐在所へと戻ってくると約をした
夜空を駆け、流星の様に唯真っ直ぐに帳を切り裂く 途中手を振る芸術家>>369には、焦りから気づけず ――もし、気づいていたなら助けを求めただろうか きっと求めていただろう。彼は太陽をくれた人だから 運命の悪戯か、女神の明かりは芸術家へと導いてくれなかった
黒い影からの贈り物。太陽が己の掌に転がり落ちるその前に 自分を見つけた影がもう1つあった それは自分が知らぬ、真実のうちの1つ 無知は罪である
戻る岸部は喪われているのか、それとも見えなくなっているのか 今は分からず、唯急く気持ちのまま 元来た道を引き返す箒星 吐く息は未だ白く、眦から零れ落ちた雫は風に飛ばされ、消えていった]
(404) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[宙から降り立った時 一瞬幻想でも見ているのかと思った>>393
意を決し踏み入れた先はいつもと変わらぬ駐在所 驚きに目を丸くして、まじまじとその様子を見る 日誌を書く姿も、自分の脚を心配する姿も変わらない 甘いチョコレートの、香りもしない]
ヴラド……
[首を横に振って、足は痛まぬと示す 本当は今日酷使したからか、先程の恐怖を忘れ得ぬ故か 痛みと怠さで酷い事になっているのだが 今の幼馴染には、弱みを見せられない]
ヴラド、キュルは……キュルはどこ? ねぇ、何処にいるの
[心配と謝罪を遮って。彼の気遣いを無碍にして 俺の相棒はどこにいるのかと、 真っ先に心配して、口にしたのは猫の名前 ――何時も自分は自分の事に精一杯で、他者の気持ちに気づかない 十数年間ずっと兄が抱えて来た罪悪感も――そして 目の前の男が何を思って、いるかすら 悪夢を招いた一端は、自分にもあった事に愚かにも気づかないままである*]
(405) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[虚ろと化し始める彼の声はあどけなく。 弓を引いて、ストールではない裾が波を打つ。>>392
すっかりと眠る姿勢じゃないか、なんて揶揄も投げかけず、 優しいばかりの旋律が彼の五感に流れ込んでいく。
心身に弛緩さえ齎す音色は、劇場には相応しからず。 なにせ、観客全てが寝こけてしまうなど、中々の茶番だ。*]
(406) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[彼は素直に旋律に耳を傾け、心を砕いた。 それがどれだけ危険な罠であるとも知りはせず。>>394
鼓膜から滑り込んだ魔曲は、彼の神経を狂わせる。 見ようと思ったものが見えず、聞こうと思ったものが聞こえず、 身体からは力を引き抜いて、ソファに自重を支えさせよう。
他の眼があれば、その工房に居るのは師匠と弟子の二人。 されど、彼の眼には、駐在の従兄だけが映りこむ。
視神経を支配する音色が微かに動き、 コツ、と靴裏が板張りを踏む。
揺らめく視界で迫る従兄の顔は、穏やかに笑うもの。 ―――― 彼の従兄は、そんな笑い方など、しないのに。]
(-349) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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/* こっそりと申し上げれば。 ギュルセルさんのNG項目が性行為含む薔薇だというのを見て、諸々のバランス考えて女子チップ選んだのですが。
あのね、ここまで来たら本望ですありがとうございます、って中の人がごろごろしちゃってるので
うう…灰に大好きですって埋めときます。
(-350) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[身体に、心に、甘く痺れる麻痺を掛け。 弓をヴァイオリンから外してしまっても、 彼の耳には、セレナーデがリフレインする。>>395
夢と現の境界線を結ぶ音色は、真実すらも曖昧にして、 ぼんやりと滲んでしまった彼の視界に右手を伸ばした。
ゆっくりと触れる先は、彼の頬。 掌で転がすようにして白皙を愛で、顎を取る。
さらりと揺らす彼の輝く碧玉の髪。 持ち上げた角度は、歌劇の広告にもよく似ていた。 まるで珠か、姫君でも扱うその仕草。
ギシ、と鳴ったソファの音も、彼の耳には遠く、 後頭部を背凭れの山に懐かせ、髪にくしゃりと癖をつける。
途端、重なる人の熱。 彼の記憶には無いだろう、他の唇。
甘く、優しく、そして恐ろしく、兼ね合わせる口唇。
ちゅ、と弾くリップノイズは昨夜の引き金めいて。 彼の拠り所と、恐怖を近づけ、また、幼子を試す。]
(-351) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[自身は彼にとって、誰でも良い誰か。 有象無象の一つであり、偶々そこに在った路傍の石。 いつでも取り換えられる易い依存先。
それほど軽視されるのならば、続く選択は酷く簡単。
―――― 他の“誰か”を、蹴落とせば良い。*]
(-352) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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[濃緑の瞳に覗きこまれて、私は思わず目を逸らした。>>383 そして私を呼ぶ声に、またそろそろと視線を戻す。
呆れた顔で見下ろしてくる彼女に、首を竦めて。 碧を不安げに揺らしていると、指先に冷えた手が触れた。>>386]
……ごめんなさい。
[怒られたわけじゃないけど。 思わず謝ってしまうのは、悪いことをした気持ちがあるから。 項垂れた私の手に、冷えた指先が絡まる。
つい触れるのを戸惑う武骨な男の人の手とは違う。 すらりと長く伸びた綺麗なその手は、 いつも優しく私に差し伸べられる。そして、今も。]
(407) 2016/03/01(Tue) 23時頃
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(嗚呼。なんて素敵なんだ!)
[扉が開くなり、濡れた寝間着を身体に張り付かせ、 ぼろぼろと涙を零す姿に。 思わず上げそうになった声を何とか飲み込んだ*]
(-353) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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/* 性格の設定 ミレーネ…お転婆で底抜けに明るく、いつも突飛な発想で回りを驚かせるタイプ。人当たりが良く誰に対しても好感的に接する反面、警戒心が薄い。
(元の)クリスタ…穏やか且つ冷静沈着。表面上は社交的だが、孤独に生きてきたためか他人に簡単には心を許さない。天才肌なぶん自信家なきらいがある。
この二人が混ざった結果、今のクリスタの性格になったと。 あまり会ってなかったはずのシェニに対して初期好感度高いのは、ミレーネ面が強いからとかそんな感じ。
(-354) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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―次の日―
[早朝。 男は何時も通りパトロールに出る 太陽も雲もない、空の下で カランと自転車が音を立てて、街を行く
困った人が居れば声をかけ、迷った人が居れば道案内を 男の手は何時も通り、護るために差し出されるだろう
駐在所には御用の方は連絡ください。と 通信用の宝石が置かれ 男の不在を、教えて居た、何時だってそうだから
姿が見えなくても何処かで人を助けているのだろうと 街の人たちは予想する、実際男は街に顔を出す
ただ、 ――その頻度は減ったが それでも不在の看板があればパトロールに出ているのだ
そういう事になっている]
(408) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[信頼あつき駐在が、連絡した先 それは彼の仕事場であった、繋がらなかったのは夜故 ただ伝言は残しておいた、ガラーシャが休むこと
幼馴染が無理をして、傷跡が悪化した旨を――*]
(*105) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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/* 時々、自分で自分の設定思い返してて頭がパーンしそうになる……。 なしてこんな設定にしたのか(←阿呆
(-355) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[――街行くついで― 配達員の怪我が悪化を辿っているという噂が流れ、 その中には、男との密会を目撃されて顔を出せないなど そんな哀れな噂もあったりするが>>108 彼の職場に欠勤の連絡は滞りなく行われる
すぐ代わりの配達員が補充されるだろう。 1つ、が変わっただけで街が変わるわけもない――*]
(409) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[友人の弦の音が与えてくれた安らぎが吹き飛ぶ程の勢いで 扉を叩く。
大体何処の家でも使用されている自動施錠扉のせいで、 破るのは現実的ではないが、それでも構わず破ろうとした手前で。
昼間見た輝かんばかりの姿のリラ弾きが 哀れな姿が現れた>>399]
オペラ嬢!? どうした?
おい、ずぶ濡れじゃないか?
どうした、何があった?
[涙を零し、左手を抑える姿は今にも崩れ落ちそうで、 包み込む様に彼女の身体を抱きしめながら室内へと潜り込んだ。]
お嬢ちゃん? 何があった? 俺の事、判るか? ちゃんと喋れるか?
[オペラ嬢は抵抗するかもしれないが、 濡れた身体を温める様に両腕の中に閉じ込めて 背を摩りながら声を掛け続けた*]
(410) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[抱きしめた身体はこのまま力を込めれば砕けてしまいそうで、 滾る欲と腕の力を抑えるのに一苦労だった。
ちらりと視線を向けた先に、件の人形の姿を見付けて。
歪んだ笑みでその能力を褒め称える。]
(-356) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[絡んだ指先から伝わる温もりに、 私はゆっくりと体の力が抜けていく。]
……さっき、ちょっと寝てしまったから。 すぐには寝つけないかも。
じゃあ眠くなるまで、一緒にいてくれる? 前に、オペラの家でお泊りした時みたいに。
[先生が出掛けているなら、もう少し甘えてもいいだろうかと。 喉の痛みと、一人きりでない『夜』の嬉しさに、 口からずるい子供の我儘が零れる。
今はシーツのマントはなくて、影のような黒いフード姿でも。>>378 幼い頃と同じ、王子様の仕草で手を引かれれば 安堵と懐かしさに私は微笑を浮かべた。]
じゃあ、鍵を預けてもいい? もし先に眠ってしまったら、いつ帰っても大丈夫だから。
[本当は泊まっていってほしいけど。 それじゃあ朝にメアリーがいないこと、 先生に怒られてしまうかもしれないから。 鞄から取り出した合鍵を彼女へ渡して ベッドのある私の部屋へと手を繋いだまま向かう。]
(411) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[その音色はまるで魔法にかけられているかの如く。 身体から力が全て抜け落ちてしまう。
居る筈のない姿が目の前に存在し、 居たはずの存在が目の前から消える。
力ない身体はソファへと必然的に身体を預ける、 まるで吸い込まれるかのように。
従兄弟はいつの間にこんなに穏やかな笑みを浮かべたのだろうか。 こんな穏やかな笑みを、自分は見たことがない。]
(412) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[目の前に居るのは従兄弟。 されど耳にリフレインの如く流れるは師のヴァイオリンの音色。
これは夢なのか、現実なのか。 滲む視界に見えるのは大きな手。
ゆるりと触れるのは己の頬。 温かくて、心地よくて擦り寄るようにその手に頬を寄せ。
乾きかけの髪はソファの背に舞う。 近づくその姿から視線を何故か逸らせずに目を細めたまま。 ソファの軋む音すら耳へと入ってこない。
トっ、と後頭部はまるで懐く様に背凭れの山へと吸い込まれ、己が髪がくしゃり、と癖をつき乱れる。
視界が遮られた原因は目の前にその顔が近づいたから。 とても柔らかい、でも熱いその唇が自分のものと重なる。
そして響くリップノイズに、滲んでいた意識が少しだけ覚醒を起こす。 この音、己は知っている―――。]
(413) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[突如襲い掛かる恐怖に、呼びかけたくなる名は師。 此処にいた筈なのにいなくなってしまった師。
嫌だ、戻ってきて……、独りにしないでっ
そう、分かっていても身体は動かない。 目の前に居る姿から視線を逸らせない。
そうだ、傍に居てくれるなら誰でもよかったんだ。 従兄弟でもメアリーでも――――師でも。]
(414) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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(ねぇにーさん… 傍に居てくれるの……?)
(415) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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(マラクさん、独りにしないよね…?)
(416) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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/* コアすぎたし、もうそろそろ兄貴きてもよさそうだなぁ、と思いつつ眠い…。 コアあまり合わないし、頑張りたいけど…。
(-357) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[視線で問いかけるは従兄弟の姿を纏った師。 自分の知りえない依存の先の存在。
再び酷く眩暈を招き、動かぬ身体と思考は、 自分を孤独の奈落へと突き落とすのだろうか。*]
(417) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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/* だあああああああ文才下さいorz ごめんなさいごめんなさいこうきっと思った通りのロル帰ってこなくてショック受けちゃってますよねっ
ひょえええええ 描写がとても綺麗で、俺の描写と釣り合わなさ過ぎて申し訳なくてこう…叫びたい…!!!!!!!
(-358) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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/* クロード可愛い(確信
(-359) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[私の部屋はあまり広くないし、物も少ない。 目ぼしい家具と言えばベッドとクローゼット。それから机が一つ。
ちょっとごめんね、と手を離せば クローゼットから出した寝間着に着替える。 下着はつけたままだし、女同士だから気にもせずに。 今は一応彼だとわかってるけど、 コーラリアでもあまり気にしないかも。]
(418) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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ありがとう。
[気をつけて飲んでねと出された液体は普通の水に見えた。>>400 しかし物々しい名前からして何かやばいものなのではないかと グラスを手に取るとおそるおそるそれに口を付ける。]
っ…、
[透明な液体が喉を落ちれば全身に衝撃が走り―――… ということは勿論なく、それは極々普通の水だった。
散歩していたせいか、少しばかり体温が上がっていて乾いた喉を潤すと 一息ついて、向かいに座ったクリスタの箒に対する自賛に]
そ、そうだね…言葉に表すのが難しいくらいだよ。 時速400出るとか、自爆ボタンがついているとか… 自爆されたら困るけどね。
[片目を泳がせながら答える。 車椅子のドリルといい、クリスタの感性は少し少年的なのかもしれない。
だからどこか幼いままの弟とも気も合うのだろうと、 仲良くしてくれるという快諾にお礼を言うと微笑んだ。
クリスタは弟との関係をやはり知らないらしい。 街一番の金持ちの息子と配達員の青年。
彼女の疑問は当然だろう。]
(419) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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ええと…、そうだね、ファミリーネームが違うのは僕が養子だからなんだ。 だから本当の両親はシトルイユ夫妻だよ。
[質問に対し簡潔な答えを言って。 少しだけ考え込んでから超神水を一口飲んだ。]
…朝にさ、星の話をしたでしょう? 実はあれ、一回試してるんだよね。
[眼帯を撫でてからポツリ、と零す。 空を作ろうとしたことがあるという彼女なら、 わかってくれるのではないかと思って。]
それで、ものの見事に失敗してさ。 一緒にいた弟も巻き込んで、 僕は右眼、弟は右眼と右腕が疵物になった。 後はまあ、大人の事情というやつで僕は養子に、ってわけ。
[ちらりと彼女の表情を窺う。 そんなことがあったのに、弟を犠牲にしたというのに、 未だに星を作るとか言っている自分を軽蔑するだろうか。]
…参考程度に聞きたいんだけど、 クリスタは空を作ろうとした時ってどんな方法でやったの?
[気になっていたことをひとつ訊ねる。
同じように空を作ろうとした彼女は見る限り綺麗な体だ。 才能の違いか知識の違いか、自分のような失敗は犯したようには見えないけれど それでも諦めてしまったのは危険だと判断したからだろうか。*]
(420) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[扉を開けた途端、見上げなければ顔さえ分からない長身の男は 昼間笑って他愛ない話を交した人>>410
何があったか、と聞かれても すぐに声にはならず、首を横に振るしか術がなく、 その間も頬を次々に涙が零れ落ちていく。
夫以外の異性の腕に抱きかかえられることに ――あるいは目覚め前に感じた夢の感触の名残ゆえに―― 微かな抵抗を見せても、あまりにもあっさりとそれは抑え込まれて、 体も背中も、全て抱きしめられて優しく撫でられてしまう。
雪解けのように、喉の奥から泣き声が溢れ出して、 どうにも形になり切らない声が唇からこぼれていく。]
(421) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[そうしてベッドに潜り込めば、メアリーを手招いて。 手を繋いでもらえば、嬉しくてまた微笑んだ。 隙間なく絡む指先に込められた想いに、気づかずに。]
懐かしいなぁ。覚えてる? 悪い夢が遠ざかりますようにっておやすみのキスしたこと。 あの時ねのオペラ、すごくいい匂いがして ちょっとドキドキしちゃった。
[ベッドに入れば途端にまた瞼が重くなってくるけど、 なんだかこのまま寝るのがもったいなくて 指を絡めながら、昔話を少しだけ。>>316
ふと窓を外に目をやれば、箒に乗った姿が遠くに見えた。>>363] あれ、こんな時間に珍しいよね。 残業でもしてたのかな……?
[常より速度を上げているように見えるけど、 噂に聞いた箒のこともあり無事飛んでいる姿を見れば安堵して。
うとうとと重くなる瞼に、ゆっくりと瞬きを繰り返す。]
(422) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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お、起きたら知らない指輪があって… アントニオの指輪……ギュルセルさんだって作ってくれたのに どこにもなくて…
この、指輪が指を締めるから、…怖くなって 外そうって思ったのに、
――――取れないの
[いっそ塗る絵具を間違えたかのように 薬指だけ真っ白になった左手と、 そこに覚えのないままに嵌められた指輪をのろのろと ギュルセルの目の高さまで持ち上げる。
それを外すため石鹸を泡立てようとして、シャワーを流していたのだと しゃくり上げる喉で訴えるうちに 濡れた寝間着が体温を奪って、寒さに肩が震えた。
寒さと恐怖の混じった震えは背を擦られても止まない。*]
(423) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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[見る限り、というか知る限り、 傷ひとつない、綺麗な身体を思い出しながら 確かめるように自分の指先を擦り合わせる。
人と違うように思えるのは、成長期が止まったにしても 幼さの残るまま加齢していないということだけれど。 それも魔法か何かなのだろうか。
魔女というのは年を取らない? いや、人間に変わりはないはずだけれど。
無意識に地下の方へ目をやったけれど、すぐに視線を戻した。*]
(-360) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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/* 魔改造箒どんだけ噂になってるんだwww>>422 素晴らしいもんね、あの箒(という名のなにか!!)
(-361) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/03/02(Wed) 00時頃
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/* にーさんしあわせになーれって弟は微笑ましく見てる
(-362) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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/* メアリーとラリッサが可愛くて、私も混ざるー! っていうオペラ
(-363) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[微睡みに落ちながら、絡めた指先に僅かに力をこめる。]
……あのね、メアリー。 私ね、今も父さんからの手紙を待ってるの。 私を迎えにきてくれるって、信じてるの。
[ちらりと動かした視線。 彼女の肩越しに見えた、机の引き出し。
あそこには、随分前に途絶えた父からの手紙の束が入っている。 それから、私が書いた返事の手紙の束も。 送り元のアドレスがないから、届けられないまま。]
いつ、迎えに来てくれるのかなぁ……。 ……迎えに来てくれたら私、 父さんとならどこにだって、ついて行くのに。
[夕方の帰り道で零したのと同じ、弱音。 半分眠りに落ちかけながら、緩んだ心の隙間から溢れる、不安の影。
乾いて痛む喉よりももっと、胸の奥が痛い。 茜色に包まれたあの日でのように。>>0:385
すん、と鼻を鳴らして繋いだ手の甲に頬をすり寄せ。 私はゆっくりと、瞼を閉じた。]*
(424) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[眠る前にも誰もいないのに、 ティーポットとカップが不自然に割れていたことを思い出す。
途端背筋が凍って、この家に居続けてはいけない気がした。 夫が帰ってくるまで、 その間だけでもどこか泊まれる場所を 探した方がいいのではないかと思う。
寝る前までなら気のせいで済ませられていたことが、 左手を苛む指輪の存在で、リラ弾きに明確な危機を感じさせていた。*]
(425) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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/* あわわわわ長くなってごめんねって顔して、る……
(-364) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[狂っていたのは最初から 小さな少年は、―――ヒト殺しだった
最初に、壊したのは、弟 太陽の名を持つ幼子は行方不明として片づけられ 両親も翌年―――行方不明になった 誰も彼を疑わなかった、疑う要素など何処にもなかった 10歳になったばかりの少年に何が出来る?
しかもその子は近所でも面倒見が良いと評判だった 優しく、気真面目で年少の子らの面倒をよく見て居たのだ
父を母をなくしても、家を独り護る姿に 健気だと涙するものが居た処で、それを疑うものはない]
(426) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[狂気を隠して男は生きてきた いや、狂気を護る手で包んで生きていたのだ 時折掌を返しては、水を溢れさせる事もあったけれど
――男が、親殺し弟殺しであることは誰も知らない
そう、―――仲の良い幼馴染、従兄弟でも
どうやって壊したか、――阿鼻叫喚 人の擦れる音とは案外心地よい、―――]
(*106) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[少年が恐れたのは、たった1つだけ――たった1人だけ]
(-365) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[表裏一体>>403 掌は返され、男は彼に現実を突きつける ずっとそうだったのだ、ずっと信じた相手は狂って居た たった一刻、されどその一刻よりずっと前から すべては存在した。
『原因』を探らず、『説得』をもしない事で 男が真実を彼に喋る機会を無くす 自業自得だと、彼はまだ気づいていない
何時だって提示して導いて来た手を失くし 壁を作り上げた彼が、真実を知らずに深みに嵌っていく それは想定内、いや、望むところであったけれど
こうも転がり落ちるとは、簡単すぎて少しつまらない]
(427) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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…… …
[其処が彼の可愛いところ、 良いところだと男は思って居てこの結果に満足なんだけど 少し違う顔が見たくなった、気まぐれと傲慢が顔を出す]
(-366) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[自身は数多の才に恵まれたが、 それ以上にこの魔法とは相性が良かった。 一度、泥濘に嵌りこめば、未熟な彼では到底抜け出せない。 それが師と弟子の、歴然たる差であった。>>412
重ねた唇は、一度柔く啄んでから、軟体が口唇を割る。 滑る人肌の体温、夢現に絡みつく性感。
瞼すら下ろさない瞳に宿るのは、碧でなく虹色の光彩。
真面目で、実直で、心優しい正義の味方が成す暴挙。 彼が縋る候補にしていた従兄は、悪漢の顔で嗤う。>>413]
(-367) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[腕の中に収まる女性は、やはりお嬢ちゃんと呼ぶのに 相応しいか弱く小さく脆い>>421 唄を忘れたカナリアのように、首だけを振るオペラ嬢は それでも慎み深く、男の手の中に収まる事を拒む。]
大丈夫。大丈夫だ。
[だがそこは男女と職種で鍛えた力の差がある。 それ故に恐れさせまいと穏やかな声で呼び掛ければ、 徐々に声は言葉に変わって行った。]
(428) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[彼と彼の相棒の関係は男もよく知って居た 兄が居なくなり、両親が貰って来たと>>404 そう話して、彼から紹介されてからの対立関係だ
ずっと一緒だった姿を見て居る
大丈夫か?と疑る目を前に男は猫を強く掴んだ 苦しそうに鳴く声、其れが心地よいと感じぬのは やはり人ではないからだろう
此方に居る相棒を呼ぶ、彼の声はとても甘美だから 男は人にしか、快感を見出さぬタチらしいと自己分析
彼がかいま見たものが真実かどうかなど 今の男からは判断もつかないだろう 何せ、弱音を滅多に見せない男なのだから
(嘘―だ――)
そういう可能性だって確かに存在した しれっと甘味をチラつかせ残酷な現実を種証す怪物だ
運命の女神は微笑まない 箒星が、駆けていくそらを眺めていた男はそっと目を閉じた]
(429) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[今でも、思う――あの影の正体 彼は気づかなかったのだろう、あのイケナイモノに
――男は、あれからずっと恐怖している 誰かに幼馴染が連れ攫われる事。消えてしまう事 そうならないよう甘露で甘やかし包み込んで
自分以外を締め出そうとしたのに たった1度の裏切りが、彼を、男を露わにしてしまった]
(-368) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[絶えぬ旋律と、終わらない夢。 優しい顔の裏側は、恐ろしい情欲が隠されている。
捻じ込んだ軟体が強引に彼の舌を捕え、 悲鳴を挙げる前に、舌根から絡めて絞り上げた。 公演広告には映らぬ情熱的な大人の口付けで、 彼の助けを聞いてもくれず、突き放すように我欲を優先させる。
彼の身体に覚えさせるのは、見知らぬ恐怖。 彼の精神に教えるのは、強いられる屈辱。>>414
下がった掌が彼の細い腰のラインを撫で上げ、 数刻前に途切れてしまったレッスンが再開させた。
確かな欲情を有した熱い掌が、 今度は腰に留まらず、彼の脚の付け根にまで回り。]
(-369) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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(見ろ。なんて素晴らしい泣き顔だ。)
[幸せの欠片も無い姿に『変わった』オペラ嬢に 10年ぶりの昂揚が戻って来る。]
(-370) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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なんだ、その指輪。
[最初の感想はそれ。 目の高さまで上げられた指を飾っているのは 彼女の旦那のイメージとは全く異なるけばけばしい輪。
魔物を躾ける為に巻かれた首輪のように、 彼女の指を締め付けるらしい。 愛を誓った指輪だけでは無く、それを飾る場所すら 奪うと言わんばかりで。
ただ、オペラ嬢にとっては、それだけで済まないのは 判り切っていた。]
取れない? 指輪に、心当たりは?
[どれだけ摩っても震えの止まらぬ身体を片手で 抱きしめながら、差し出された指に嵌められた 輪が動かないかと回してみる。
確かにその輪は、肉を抉り骨すら砕こうとばかりに 指に食い込んでいて眉を顰めた。]
こんな事される心当たりとか、あるか?
(430) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[幾ら性に昏くとも、彼とて理解できるだろう。
この従兄は、彼に強いようとしている。 まるで、婦女を物として扱うかのように。 彼の貞節さえ、暴き、詰り、蹂躙しようとしている。
傍に居ると云う対価に、彼を凌辱しようと云うのだ。>>415
――― 師は、そんな見返りを一度も求めなかったのに。>>416]
(-372) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[戻る岸辺など何処にあったのか 無知は罪、、なら、知ってなお、噤むのはなんだ 白い息を撒きこんだ音、と零れた跡の滴が痛々しい彼が 空より堕ちて来た。――流れる星、の落ちる場所
何時も通りの日常が其処にあった>>405 驚きにまじまじと様子を見つめる彼の声]
…?どうした、ガラーシャ
[痛まぬと首を振る彼に、険しい顔をする 嘘だろう、大丈夫じゃないはずだ。と何時も通り 書いていた日誌を机の中に仕舞いこみ
立ち上がれば、彼に近づいて]
ああ、……猫なら、こっちだ
[仮眠室への扉を開き。その奥を指さした ――、仮眠、まだ、浅い眠りの中。現実の世界 それより先を、真っ先に猫を心配する彼へと贈る
精一杯な彼を嘲笑うかの如く おいでと手招きする、手は近い。 遠く離れてしまった罪悪感に染まる彼の兄よりもずっと
近くに居る男が何を思っているかって――そんな事]
(431) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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/* 日替わりまで30分きってしまったよ…
(-371) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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君なら、分かっているだろう
[猫の行方も之から先も――本当の理由。お前ならば]
(-373) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[故に、彼の目の前には天秤が吊り下げられる。
誰でも良い筈の片側に暴漢と化した従兄を乗せ、 もう片方に、マラク・モルチアナを乗せて。
揺ら揺らと揺れる天秤を選ぶのは彼次第。 その身を従兄に差し出し、矜持ごと捨てるか。
―――― 最後の望みを託し、師を呼ぶか。>>417
一見、どちらも然して変わらぬ地獄のようで、 本当に恐ろしい魔物は、目先で舌を甘く噛み散らしている。]
(-374) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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(俺だよ。)
[抱きしめた上からそう声をかければどんな顔で どんな声に変わるだろう。
ぼろぼろに壊したくなる衝動を必死に堪えて。]
(-375) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[瞳は指輪から外さなかったが、無理に動かしてしまったせいで、 指輪の隙間から血が滲んだのが見えた。 だが血を吸った事に意味があったのか。 指輪は緩みはしないが締め付けを止めるが。]
悪い。 痛かったろ……傷、付けた。
[そう謝るしかなかった*]
(432) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[私を選べ、クロード。 私が君を、選んだように。]
(-376) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[パタン。と配達員の後ろで駐在が仮眠室の扉を締めた*]
(433) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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/* 間に合う気がしない……!(今鳩)
(-377) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[心の内からの笑いを止めるのがこれ程大変だとは思わなかった。
ここにメアリー嬢がいれば、どんな顔をするだろう?
能面のように表情一つ変えず、処置を試みようとするのだろうか。 それとも憤り、悔し涙でも流してくれるのだろうか。]
(嗚呼。俺は今何より幸せだ。)
[心の内で、狂い人が吠えた。]
(*107) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[男の手が、幼馴染の口許を覆う 少し眠るだけの香りを染み込ませたハンカチで
――おやすみ、ガラーシャ。と愛し子に
憎しみと愛を込めて耳許で ――そっと囁いた*]
(-378) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[決して心を見せぬ師の、痛切な音階は彼に届かない。
――― けれども、僅かでも。 胸の奥を打つ、小さな心音が聞こえたのなら、 彼の喉は、自身の魔法を打ち破り、声を取り戻す。
師は、その信心を試すように、期待するように、 ぞろりと這った指で、彼の股間を嬲るように撫で上げた。*]
(-380) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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/*リアントきた。 よかったよかった。
よし、もう少しがんばろ…。
(-379) 2016/03/02(Wed) 00時頃
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[懐に入れられた弟の色をした石はざわめきを増し、中に小さな亀裂が走る。
未だ星を求める男はそのことで頭がいっぱいで それでもまだ、気づかない。
嫌われていると思い込み続けていたから、他人に弟を押し付けていた罪。 自分の手に戻ってきたと思ったから、注意を怠ったという罪。 自分のことばかり考えているから、幼馴染の狂気に気づかなかった罪。
そうやって、いくつもの罪を重ねてしまったことに気づくのは一体いつだろう。*]
(434) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[無粋な女神だけが駐在所に残る それは何もうつさない、映した処で男の興味にならないが
――その目もすぐに壊れることになる
狂い人が、変質者が、、蔓延る街で 何が、一番恐ろしいかって――― ―愉しくないことさ
くそみたいに真面目な男の本質は何も変わらない 人が人を喰らうってのも案外、面白いもんだぜ**]
(*108) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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/* 師匠、必死の恋。
凄く手探りにクロードくんから愛を奪おうとしておる…。 そして、今回先天性ヤンデレ多めなのだろうか? 因みに自分は完全にクロードくんの所為で病んでる。
(-381) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[もう一切れ、と差し出せば、嬉しそうな反応を見せる癖に、一丁前に遠慮なんて覚えた弟>>368。年齢を思えば当然の反応とも言えるのだが、そんな彼に返すのはゆるり細めた眼差し。構わないのに、自分は試食と称して結構な頻度で自分の作った甘味など口にしている。このタルトだって、お前のことを思って作っているのだから……]
いいから。
[再度差し出せば、大人しく受け取った様子に、また目を細めるのだった。 しかし、そんな様子をじっと見つめていれば、弟の手を付けた甘味に未練を見せたと思われたらしい>>370。くつくつと喉を鳴らして笑いながら、フルーツの減ったタルトを一応受け取りはする。だが、それよりも。]
2週間……か。
[返された答えを、口の中でくり返し。もう少し、待っていて欲しいと、強請るように口にすれば、少しは考えてもらえたようだった。それでも、提示された期間は一カ月。 ……まぁ。]
(435) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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流石に、それだけあれば……ね?
[小鳥の翼を折るのに十分な時間ではあるだろうか?]
(*109) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[提示された一カ月。>>371代わりにと要求されたモノ。それを受けて、青年はじっと、弟の瞳を見つめる。……ああ。]
……るなぁ…。
[口の中で呟いた言葉は、音にならずに消えてしまう。それから、すっと椅子から立ち上がって、ちょっと待ってて、と言葉を残し、一度自室へと消えた。]
(436) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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あぁ。 似てるなぁ。
[かつて、幼い息子たちを置いて、遠い地で帰らぬ人となった、あの人に。3歳児の頃の記憶なんて本来怪しげであるが、その時から封じられていた記憶は返されたばかりの今ではまだまだ新しい。]
……似てるんだよ。
[戸棚に収めた、星屑の散る紺色の宝石たちをちらりと眺め、細めた眼差しには、暗い暗い色が宿る。 安易に飛び立たせて、手の届かぬところで翼を失って地に堕ちるくらいなら。 手の届くところで、翼を手折り、籠の中に閉じ込めてしまった方が、余程……]
(*110) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[数分も経たずして、小さな箱を一つ、手にして戻ってくると、それを静かに机に置いて、また椅子に掛ける。]
開けてご覧。
[開けてみれば、中には割合大粒な宝石がみっつ、収められていることが分かるだろう。弟にも見覚えがあるはずの、緑色の石と、パイライト、それからダイヤモンド。緑色の石は、既に魔力は抜いてあるものの、父の遺した石である。]
これをね、あげようと思っていたんだ。 加工のあてもある。
[それを待つための、1カ月だと。そう、言外に匂わせて。]
でも、これは、俺が持って生まれた奴じゃない。
[中からダイヤモンドを指先で摘まみあげ、光に翳して眺めるようなそぶりを見せる。そう、その石は、その気になれば青年の魔力を籠められる、正真正銘本物のダイヤモンドではあるが、ただの石だった。それを箱に戻して、それから。]
(437) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[様子を見るためなのだろうけれど。 触れて、動かないか確認するように力の籠められる 指輪の動きに>>430喉の奥で小さく悲鳴が鳴った。
心当りがないかと聞かれても、 指輪も、こんなことをする相手にも覚えがない、と 痛みに歯を食いしばったままでふるふるとひたすらに 首を横に振って否定の意思だけ示すより他ない。
じわりと滲んだ血に、指輪が濡れて ――ほんのわずか、痛みが強くなる速度が収まっていく気がした。
謝るギュルセルに力なく首を振って、>>432 ふと思いついて疑問を口にした。]
装飾具を作るギュルセルさんだったら、 これがどれくらいの呪具か分かりますか?
[もしも魔法以外での解呪や破壊が叶うなら、 その方法を目の前の芸術家が知ってはいないだろうかと 望みを抱いた。
このまま放っておけば、指を害するだけの指輪。
魔法以外で解除が適うなら、と 夫の仕事道具の置かれた部屋へと視線を移す。*]
(438) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[仕事中は外している、指輪を右の人差指から抜き取り、箱の隣に、ことりと置く。そして弟を見やる眼差しは、妙に真剣である。]
……もしも、お前に。 魔力が暴走したら、迷わずこいつをその辺に捨てて、 それで自分だけで帰って来る覚悟があるなら。 持って行っても良いよ。
[どうする?と、緩く首をかしげて問うのだった。]
(439) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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/* ターゲットとコアが被っているので、 現行型ストーキングを満喫しているが、 そうすると殆ど白に出れないと云う課題が。
赤で繋がってるストーカーはともあれ、 他被害者から見たら、すっごい影薄い人って思われてる予感。
(-382) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[自分勝手な都合で、 大事なものを簡単に手離してしまったことを悔いる時、 それはもう手遅れなのかもしれない。
いつだって大事なことは気づいたときにはもう遅い。
ずっと昔から知っていたはずなのに。
大事なものの方が自分を求めていたとしても それを無視し続けることがどれだけ罪深いことか。
いつでも今一番欲しいものにばかり目が行く男は、 目の前の星を手に入れるまで、多分きっと気づかない。
―――それが罪だということすら。*]
(*111) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[星が見たいと望んだ幼い日 その話をしたのは兄と、年下の幼馴染
もし大人か、他の幼馴染に話していたら、どんな未来だったのだろう
運命の分岐点、選ぶのは自分から 選ばれなかった選択肢は闇の中
そして新たにまたひとつ、恐怖に縛られながらも自分から 選んだ選択肢が、ひとつあった それは男の手により閉められる仮眠室の、扉の音と共に示される
手招きに応じ中へ踏みいれば、口元覆うハンカチと、襲い来る眠気 恐怖と混乱に神経を張りてめさせていた配達員は、それに抗う術を持たない
おやすみ、と囁く声が鼓膜を揺らし、意識は沼のように沈んでいった**]
(440) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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―幼馴染3人―
[仲のよい、3人が居た。 小さな子らの面倒をよく見る3人 その誰もが兄で、、弟を愛していた。
彼らの中で一番誰が狂って居たって? そんな事どうでもいいじゃないか
その内の1人が、 他の2人をかけがえのない友だと 思って居た事だけ知ってくれればそれで良い
袂を分ち、もう修復は不可能なのだと言い、 彼の弟にも、”いつかきっと――”と擦りこんで、引き離した そのくせ、男自身が”いつか、きっと”を信じてたなんて 滑稽だろ?――、狂ってたって友を思う心はあるんだ
唯一、残った仲の良い兄弟に夢を見て 誰よりもしっかりと見据えた、眼差しに密か憧れを抱き 2人を好きだと公言するのを止めなかったのだって真実だ―
――、壊してしまった弟は、もうしゃべらない しゃべらないのはつまらない、悲鳴すら聞けやしないから 次は、――壊し切らないようにしよう。
そして、”いつかきっと”――彼らと一緒に** ]
(*112) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[重ねられた唇は、離れると思いきやそのまま唇を割られ。 動かない筈のその身体はピク、と感覚だけ跳ねる。
見えている姿に縋るようにその人肌を求めようとしてしまう。 だが目の前に居るのは従兄弟の姿だ。 恋人でもない、ずっと傍に居る事すらなかった従兄弟だ。
如何してそんな顔で自分を見るんだ。 如何して悪漢の顔で嗤うんだ。]
(441) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[未だ夢か現か分からぬ狭間に立たされている自分は、 境界線にまるで立たされているようで。
重ねられたままの唇は、強引に舌を捕まえられ、 喉から悲鳴が零れる前にその舌根ごと絡め絞りあげられる。
何が起きているんだ、如何して従兄弟は自分にこんな事をしているんだ。 嫌だ、と首を振りたくとも身体が動かない。 息が上手く吸えない、荒々しい呼吸を繰り返し。
―――恐怖を植え付けられる。 そして蘇る屈辱と言う名のキヲク。
するり、と撫で上げられるのは腰のラインで そうはっきりと思い出しかける。 あの悪夢を、あの体験を。
その手はまるで続きをと言わんばかりに、脚の付け根まで回れば 一瞬眉間に皺が寄る。]
(442) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[分かってしまった。 目の前にいる従兄弟は、自分に強いようとしているんだ。 疎遠になりがちでも、身の拠り所だと信じていた従兄弟に。
こんなに卑劣で、狡くて、婦女を扱うかの如く。 この手は貞節さえ暴こうとしているのだ、と。
如何して、何で、 なんでそんな事をするの。
師は、決してそんな事を求めてなんて来なかったのに――。]
(443) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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/* 罪だと気付くときが来る分良いと思うよ。 罪ってなにそれおいしいの?がもっとー。
(-383) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[ふ、と目の前に天秤が吊り下げられる。
自分を強いようとする従兄弟と、 常に傍らに居てくれた師。
まるで誘うかのようにゆらゆらと揺れる天秤。
―――、て。
――――け、て。
―――――すけ、て。]
(444) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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助け、てっ マラクさん …――!
(445) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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/* ヴラド…!(ぶわっ
(-384) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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