
784 愛しい貴方を壊したくないから。
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、賞金稼が6人、囁き狂人が6人、人狼が1人いるようだ。
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……ジッ、……ジジッ……タララ…タ、タ…… ザーーーーーー……
(0) 2016/02/27(Sat) 00時半頃
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/* 賞金稼ぎ確認よーし[指さし] デフォはコーラリアであった
(-0) 2016/02/27(Sat) 00時半頃
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/*あかだよーあかだーー ログおおい(白目ぇえ
(-1) 2016/02/27(Sat) 00時半頃
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[師の腕は確か。 自分が自信をもって誇れるものである。
分かっている、過去へは戻れない。 それは気持ちだけでなく技術だってそうだ。 半生も見てきたのに、追いつく事すら、いや手が届く位置にすらいけない。
いつだって自分の問いに答えてくれた師は、今では違う。 いつだって大人っぽい態度を見せる反面、時より子供っぽい。
どちらが本当の師なのか分からない。 でも、それでも自分の一番の理解者は師である。>>0:656]
折角の楽器ですもんね、息を吹きかけないとレベックが可哀想だ――。 この楽器は俺の一生の宝物ですから。
[初めての我儘で頭を撫でてくれ、赦しを得て貰った楽器。 だから自分が作りたいのはもしかしたらレベックなのかもしれない。 ただ、その事に今は気づけない。
このレベックを超える楽器をきっと作りたくないのかもしれない。]
(1) 2016/02/27(Sat) 00時半頃
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……すみません。
[苦笑を一つ。 知られていつ事も知っているのだ。>>0:657 それでも甘えを知らぬ少年は、知らぬ間に無意識に甘え傍らに寄る。
もう、これ以上大事な人を失いたくない。 師も、従兄弟も、皆みんな、だ。]
当たり前じゃないですか。 ほら、片付けは俺がやっておくんで早くちゃっちゃと仕事しますよ。 寝不足で明日の仕事に支障が出たら大変です。
[態とらしい態度に笑いながら再びエプロンをつけ、 ガチャガチャと片づけを終わらせれば作業場へと移動をして。
勿論熱いお茶とお茶請けを忘れないのは、途中師をサボらせない為のものだ。 そうして今宵も、夜が更ける――。*]
(2) 2016/02/27(Sat) 00時半頃
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―― 回想:パン屋さんと ――
なるほど、なるほど。 事情は把握したわ。
[>>0:652うんうんと頷きます。 彼のパン屋さんには時折お世話になっていますから、 私としても手伝えることは手伝ってあげたい所です。
彼が不思議と吹き出す様子を見れば、ゆっくりと首をかしげます。 けれど、唐揚げパンを作ってもらえると聞けば、 私は満面の笑みに変わって喜びました。
が、しかし。 唐揚げパンについての二択を問われれば、今度は悩んでしまいました。
――唐揚げ風味の揚げパン。 それはそれで心惹かれるものがあります。 けれど、私が愛するのは"唐揚げ"そのもの。 唐揚げが唐揚げたる所以は味にではなく肉にある、とは持論です。]
そうね。 からあげを挟んだパン、でお願い。
ああ、いっそあんパンみたいに、割ったら中から唐揚げが! ……みたいなタイプの方が嬉しいわ。
[唐揚げを挟んだだけではサンドイッチのようなもの。 中に潜んでいるからこそからあげパン、なんて。]*
(3) 2016/02/27(Sat) 00時半頃
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―朝・モルチアナ工房―
[遅くまで作業は続き、 きっと先に寝てしまったのは自分だったかもしれない。 夢見心地の中、あと十分、あと五分、と寝言をいいながら、 寝落ちしてしまった作業場に自分の掠れた声がきっと響いた。
愛用の枕がないと寝れない。 ――そんな事は無い。
布団が変わると寝れない。 ――そんな事は無い。
何処でも基本は寝れる。 ――その通り。
夢に中の自分は、きっとレベックを弾きながら夢を追いかけている。 かもしれない。 なんせ自分は目覚まし無しだと起きれないのであった。
――――朝だけは、とてつもなく弱い。*]
(4) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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ー 真実の真実の話 -
[その男の父親の死は本当に事故でした。 誤って炉の火に焼かれた父親は息子に助けを求めました。 しかし息子は笑っていました。 父親は炎で目が焼かれた幻だと思いたがっていました。 はっきりと感動の声を上げる息子を認めたく無かったのです。]
うわああ……すごい。凄い! こんなに綺麗に燃えるんだ。
ああすごい。 こんなに、こんなに変わるんだ。 すごい、すごい。
[炎に魅入られた様に笑う息子を前に、絶望の瞳を向けながら 父親は白い骨に変わっていったのでした。]
すごいなぁ。 人間ってこんな風になるんだ。 [燃え尽きた父親の骸を前に、息子の感嘆は止まりません。 前々から感じていた己の求める物がこれだと気付いたからです。
それは『変化』 『変化』する過程が尤も美しいと後に工房の主となる息子は 自分の揺るがぬ芯を見付けたのです。
変わり続けると言う美しさに魅入られた息子は、 人間が骨に『変わる』様を もう一度見たいと切に願う様になりました。
勿論それを人様に言う事はありません。 ですが療師父に相談した事はあります。
寝付けない祖父に何かしてやれないかと。
その師父から紹介されたのは薬と音楽。 類稀な音楽の才を持つ匠に不眠症の祖父の話をして暫く後。
祖父は同じように炉の火で命を断ちました。 念願の『変わる』様を見る事が出来た息子の欲は止まりません。
そのうち──彼の血縁者は誰1人いなくなりました。
元々付き合いも悪く、人数も少なかったせいか、いつの間にか 引っ越したと言う話で誰もが忘れ去ったのです*]
(*0) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* はわわわわっ よ、宜しくお願いします!! 本当にRP村初めてで緊張してこう…こう…!!!
マラクさんを自分以外とエンカさせないので今日は外出て他と絡みに行こうかなと考えている。
(-2) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* 生粋の犯罪変質者CO
(-3) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―『ラビュリントス』―
おや、先生じゃないか!
[やって来た芸術家に、やや大仰な仕草で驚いて見せたのは、この店に来るお客さんとしては珍しい顔だったからである>>0:616。来店の目的を聞けば、店頭に並ぶものからいくつかを示しつつ、そのあたりが好きだったはずだよ、なんて、アドバイスを少々。お任せ注文を受ければ、適当に拾い上げて紙袋へと収め始める。ふと、話題が帰ってきている弟の事に至れば、やはり眼元が柔らかく緩むのであった。]
そうそう、そうなんだ。 うん、あいつ、センス良いだろ。 はは、これからも、贔屓にしてやってよ。
[まーいつ帰って来るかわかんないけどね、なんて、口にした言葉にほんのり混じった寂しさは、本人ですら意識する前に霧散する。]
どうだろね、リットから何か希望が出ればね、 作ってみたりはするんだけど。
[それもこれも、割合運次第である。その後、芸術家の手がける作品の方へと話が移れば、パンと菓子を包んでいた手を止めて、ふと何かを考え込んだ。]
うーん、お揃い、お揃いね。
[お揃い、という事は考えたことはなかったが。ふと、前々から思っていた割に先延ばしになっていた案件を思い出す。青年の指先が、胸元のブローチを、そうと辿った。]
ブローチ、よりも…… 何か、別の形がいいかなって思ってたんだけど。
[尋ねるのは、青年の胸を飾るブローチと、同じ石で何か作れないか、ということだった。青年のブローチとは異なり、石は魔力を宿さぬものを使う。父親の遺した緑の石と、青年の持って生まれたと同じ、金剛石。それから、リット自身の持って生まれたのと同じ、パイライト。]
魔力を込めてやることは、できないけどさ。 ちょっと、こう…お守りくらいには、なるかな、ってさ。
[何か良い案は無いだろうか、と尋ねてみるのだった。*]
(5) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[職人を志して二十年、工房を持って十年。 その道で名を残すにしては、前のめりな万進。
幼心を忘れてしまえるだけの時間を費やし、 今は彼の師としての肩書すらも持っている。>>1 見透かすような碧い眼をして、敏く精度の高い耳を持ち、 その癖、言葉は拙さと老成を演じて分けて見せる。]
―――…君の悲しみが癒えなければ、 もっと、良い音を出すかもしれないがね。
[ぽつりと口腔で囁いた独り言は彼の耳まで届いたか。
彼が大事に抱える遺産は、産声にも似た旋律を持つ。 己の始まりの音、悲しみに寄り添うべき音色。 深く息を吸い込むと、肩から力を抜いて弛緩し、天井を仰いだ。]
(6) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[別に音楽や薬が何かをしたのではありません。 音楽は心を癒し、薬は安らぎを与えたでしょう。 ですから何かをしたと言うのなら。
────1人残った男でしょう*]
(*1) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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謝ることは無いよ。
……私達は生まれた時から輝石を抱いている。 それは、生まれ落ちた時から疵付くことを約束されているからだ。
[蔓延る不幸を、珍しくも慰みの声で操り、 されど、彼の続く言葉を聞けば、椅子にだらしなく凭れかかる。 まるで、家事手伝いを厭う姿そのもので。>>2]
仕事なら喜んで。 でも、皿洗いなんて柄じゃない。 瑣事の全ては、いっそ魔法で片付いてしまえば良いのにね。
[大人びた口調から一転、生活力の無さを明らかにし、 甲斐甲斐しくも卓上を片付け始める彼に軽く呼気を散らした。
この憂いは、法外の差入れでしか癒せないかもしれない。>>0:599 真夜中の背徳には、未だ、少しだけ遠い。**]
(7) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* させたい だよ!!!!!!(壁に頭打ち付ける) させないとか何で俺がヤンしてるんだwwwww
(-4) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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― 朝 ―
お、っとと……っ
[最初はスローリィ そして急に加速するじゃじゃ馬娘 今日も箒に横乗り――は無理だったので 跨る格好でがっしり隻腕で柄を持って空を駆ける配達員
確りと黒猫は肩に張り付き、荷物鞄は落さぬ様に肩に通して 宙を駆ける様子は普段とはちょっと違う
ヴラドに、見つかりさえしなければきっと大丈夫 根拠のない自信を抱きつつ 大通りを通り過ぎる一陣の風、再び
初めの家の前降り立って荷を確認する 小包の内容は分からないけれどさて、何が入っているのやら 家の前に到着すればコンコン、とドアを叩き無表情のまま淡々と
声紋(サイン)を望むのもいつもの光景*]
(8) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[音楽は悲しみを少しだけ癒してくれる。 だが――――、悲しみは己を癒してくれる。
稀代の弦楽器職人は、人並み外れた才を持っていた。 人の悲しみを知り、嘆きに寄り添い、慈しむ才を。
――― この街の子供たちは、深く、己の心を満たしてくれる。**]
(*2) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/*あかん、マラクのあかと目があったww そして、ギュルセルのあかこわいなww
(-5) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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人生相談? メアリーさんに?
[いったい彼女に何を相談したのかは分からないし>>0:659、人生相談なんてこちらから聞くのも、と思いつつも、少しだけむくれるのはまだまだ子供の赤しか。 それとも昔馴染みが相手だからか。
相談事があるならば、自分にだって言ってくれてもいいだろうに、なんて目だけで語る。 言葉として出さないのは、結局自分は旅に出ている身だ。 街であったことなんて詳しく知らない身。 知ることが出来るのは、風に乗る噂話程度の物。
だから相談されずともしょうがない事だけれど。]
何があったか知らないけど、話し聞くくらいだったら俺にだって出来るから。 まぁ、無理には聞きませんけど。
シェニさんも、結構思いつめるタイプだから、本当何かあったら気に病む前に相談してくださいよね。
[も、という言葉を使ったのはそれが彼だけではないから。 彼の弟も思いつめるタイプだ。 どちらかというと兄貴分であるヴラドもだろうか。
自分は結構素直に口に出る性だから、ため込むことなんて数知れることだけど、この幼馴染たちが抱える事情は深く暗い事を知っている。 だからこそ、明るいものを探し求めるのかもしれない。]
(9) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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まぁ、話し自体は面白かったですよ。 昔々のご先祖様たちの話。 どうして空の下を捨てたのか、っていう理由について色々と。 まぁ、諸説はあるけど、ご老体から聞いたのは「魔女狩り」の話で…。
[彼に語る話は雑貨屋でギュルセルへとしたのと同じ内容。>>0:260 それにプラスして、諸説である宇宙人侵略説だとか、住める環境じゃなくなっただとかいろいろと。 そこら辺の伝承を調べていると、どちらかというと暗い話の方が多いのは悩みどころだ。
空の下を捨てた先祖。 そんな空の下に、希望はあるのか。 話を聞いたご老体に言われた言葉は夢を止めるようなもの。
思い出せば少しだけ、その目は暗みを帯びる。 それも一瞬の事だけど。 それでも、諦めたくない理由があるのだ。 この、目の前で片目を輝かせる幼馴染の願いの為にも。]
そう、それ! ロマンチックだよな。 流れる星が願いを叶えるなんてさ。
うん、あるよ。絶対に。 だから伝承が残ってる。 空も、星も…。
[彼へと告げる言葉は、自分への言い聞かせも含めて。>>0:660 疑ったことなどない。 あると信じているからこそ、こうして旅を続けてられる。]
このかけらはさ、シェニさんが持っててよ。 もしも願いが叶う魔力がまだ残ってても、俺じゃあ使えないし。
それに、「星」は俺もよりもシェニさんの方が分かるでしょう?
[彼が星を諦めずに、いまだ研究していることだって知っている。 だからこそ、このかけらは彼へと。 その研究に役立つように。 彼の役に立てば、それは自分の夢にも近付くのだから。]
(10) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―― 回想:メアリーと ――
宝石に甘い味をつけるのは可能よ? ただし言うまでもなく消化はできないから、 もし間違って飲み込んでしまうと……後は、ご想像の通り。
[>>0:663今度は冗談を真面目に返しました。 こういった緩急の差が、変わり者呼ばわりされる所以かもしれません。]
いくら私でも、空が落ちてきてはどうしようもないわ。 もしかすると私一人ならなんとかなるかもしれないけれど、 このお店ごと守り切るのは無茶よ。
[>>0:664さすがに買いかぶりすぎかもね、と笑って。 頼まれていた魔法をぱぱっと仕上げてメアリーに手渡す。 そうして彼女が帰ろうとするならば。]
ああ、そうだ。 明日か明後日あたり、貴女達の所にお薬を貰いに行くわ。 だから痛み止めの薬の用意をお願いできる?
[と、予め頼んでおきました。 私は魔法使いであって、医者でも薬師でもありません。 治癒系の魔法は使えても、治癒系の薬を作るのは不得手なのです。 いずれにせよ、彼女が帰路を急ぐようなら笑顔で見送ったでしょう。]*
(11) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[久々の夢の語らいというものは時もあっという間で、話したりないこともあれど、帰りを待つ兄もいる。 むしろ遅くなってしまったから心配しているかもしれない。]
あー…もうこんな時間…。 今日持ってきてるのは少しだけど、空関係以外でもシェニさんが好きそうな芸術品とかもあるからまた持ってくるよ。
その時にでも続きを…。
[兄はあまり怒ることはしない。 けれどだからこそ、怒った時に怖い事も知っている。
今日の所はひとまず帰ると告げれば、またと手を振り見送る友へと手を振った*]
(12) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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- 夕暮れの公園で -
[昔オレンジを転がした少年はあれからどうなったのか、 確かめなかった事を男は悔やんだ。
だがあのまま傍に寄らずにいて良かった。
あの時。
笑い溢れる公園で、笑い走り回る筈の子供が。 肩を震わせて泣いている。 その『変化』にたまらなく興奮していたから。
近付けば、きっとその子は──ただろう*]
(*3) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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-例えばの話し-
[本当に恐ろしいのはどちらか。
羊の群れの中にいた一匹が雷に撃たれたように、 ある日突然自分は狼であったと“知った”場合か。
それとも、 自らが狼であることを“理解”したうえで、 羊の皮を被り、羊たちの隣人として過ごす場合か。
本当に恐ろしいのは。 本当に狂っているのは。
一体どちらなのだろうか…?]
(*4) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* マラク氏がとてつもなく友達に感じたノシ
(-6) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―― 深夜 ――
[夜の帳が下りて、すっかり暗くなった頃。 私は店の看板を『CLOSE』にひっくり返すと、 巧妙に隠された扉から、お店の地下室へ向かいます。
ここは私と[自分]だけの秘密の場所。 私が追い求める真の魔法の研究施設。
あの事件からはや五年。 私は未だに手がかりの一つも掴めていません。 それどころか、あの時なにが起こったのかすら、 本当の所は分かっていないのです。]
……先は長い、ね。
[そっと手にとったのは、今なお輝きを失わぬ水宝玉。 かつて自分の胸元に存在していた筈のそれを目の前に置くと、 今日も寝食を惜しんで、研究に没頭するのでした。]*
(13) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[壊れた器が戻ることはなく。 死んだ者が生き返ることも無い。
“私”は理解している。 自分はとっくの昔から壊れているのだと。
“私”は知っている。 自分が抱く宝石は、酷く歪に歪んでいるのだと*]
(*5) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* メアリー嬢の赤、めっちゃこえええええ。
(-7) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/*こんどはメアリーと目があった( ロルかけないw
(-8) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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……――変わらない毎日に、祝福を。
[平々凡々とした、毎日に、青年は、満足していた。 当たり前の日常が、当たり前に過ぎて行くことに、満足していた。 時々当たり前じゃない何かが起こったとしても、それもきっと日常の一コマだと、そう思い込んで、満足していた。
嗚呼、この何でもない一日が、いつまでも、どこまでも、愛しくて。]
………――― 本 当 に ?
[そっと、胸の内で呟いたのは誰だったろうか。 良き兄であろうと、良き店主であろうと、良き隣人であろうと、そう、無意識の内に己を縛り付けていた、代償は。 いつしか迷宮に押しこめられてしまった誰かの願いが、蝋引きの翼を得て、飛び立とうと……―――]
(*6) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[男が20の誕生日を迎える少し前、街を出ようと養父母は言った。
事故から数年経ち、それでも噂は小さな街では浸透していた。
“一人息子”、“大事な跡取り”にはきっと、よろしくない環境だと、そう判断した。
男は、それだけは嫌だと珍しく我儘を言った。
しかし彼等の決意は固かった。
新しい街の新しい屋敷。 きっと気に入ると、男が好きな音楽も、芸術品も今よりたくさんある街だから。
下見という名目の小旅行に3人の家族は旅立った。]
(*7) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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[――数日の後、帰ってきたのは、跡取りの息子一人きりだった。*]
(*8) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―パン屋への帰り道―
[遅くなったと帰り道を辿るのは足早で。 昼は沢山光街を照らす街灯も、夜になればその出力は落ちるもの。 暗くなった道を走れば、出会うのは見るからに怪しい人物。
自分は彼を知っている。 いや、彼の方もだろうが。
「アナモグラ」
商売敵の男だ。 彼が今この街にやってきていたのは知っていたが、まさか本日、雑貨屋で自分の方がマシだとその店主に言われていたことまでは知らず。>>0:43
彼の口から出た言葉は、意外なもの。 それは自分の夢に対して触れた事だったから―――*]
(14) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―パン屋「ラビュリントス」―
[ただいまと言いながら家へと入れば、迎えてくれたのは勿論兄だが、その表情はどうだったか。 遅くなったからすでに従業員等は帰っていたかもしれないが。 怪しい人物との出会いで少し気落ちした気持ちはきちんと隠せただろうか。 もしも兄に怪しまれたら、走って帰って来たから疲れたとでも誤魔化そうか。
遅くなったことを一言詫びて、一緒にご飯にしようと二階の部屋へと昇る。 料理の方は手伝えないが、運んだりするくらいならば出来る事。
食事をしながら話す話題は自分の旅の出来事と、今日合った話を。 特にガラーシャが乗っていたじゃじゃ馬箒について話すときは楽し気に年相応の笑みを浮かべて。
パン屋の朝は早いというのに、ついついご飯を食べ終わっても話し込んでしまった。 就寝についたのはいつもより幾何か遅くなってしまった。 帰ってきたばかりだというのに、さっそく兄へと迷惑をかけてばかりである。*]
(15) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* メアリーの赤チップやっぱりこわい…w
(-9) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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――――… はッ、い ま何時?!
[ばっと身体を起こし起き上がり、寝てしまったと内心焦りながら。 師が寝ている間に朝食を作り後片付けをして、 いつもの様に買い出しに出よう。
昨日行けなかった診療所へも顔を出さなくてはならない。 あと、勿論パン屋さんへいって焼きたてのパンを購入しなければ。
本日も朝から晩まで、予定はいつだって詰まっているものだから。**]
(16) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―朝・噴水広場―
[その夜、街に地震が起きた。 目覚める者も居れば、知らずに寝続けた者も居るだろう。
地が揺れた。ただ、それは日常からは遠いもの。 自然的には珍しいもの。
故に、噴水広場ではフード姿の幾人かの集団が声を上げていた。
昨夜の地震は、魔女ルリの預言の通りだ――と。 全ては、魔女ルリの預言の通りだ――と。
声高に。]
(17) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* 赤チップゾクゾクするわぁ…w
(-10) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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/* リアントとシェニはまともだ(え
(-11) 2016/02/27(Sat) 01時頃
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―― 朝 ――
[新しい朝が来ました。 今日もまた普段と変わらぬ、平和で平穏な日々が続いています。 もっとも、私が時折そんな日常を壊しているかのように噂されますが、 それは実に心外というもの。
私は決して平穏を壊したくて壊しているのではありません。 私が何かすると平穏の方から勝手に壊れていくのです。]
……平穏の軟弱者。
[そんなどうでもいい言葉を呟きながら、私はお店を後にします。 今日は気分が乗らないので休業日にして、 これから運動も兼ねて、適当にお散歩にでも行くことにしました。 もちろん浮遊の魔法は使わず、自力で歩いて、です。]
さてさて。 どこに行きましょうか、っと。
[持っていた日傘を地面に突き立て、手を離してみます。 この日傘が倒れた方向に向かってみましょうか。]*
2016/02/27(Sat) 01時半頃
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/* >>*2 ねぇねぇマラクさん。その子供たちのなかに僕も入ってませんか? ねぇねぇねぇねぇ…(ぴらぴらした布をぐいぐい引っ張る
(-12) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[首から瑠璃石を下げた集団が信奉捧げる魔女は、先見の魔法を得意としており、1時間後の近い未来から100年後の遠い未来まで、瑠璃の石を対価に数々の預言を授けていたという。
魔女はもう居ない。けれど、預言が残っている。 『魔女狩り』>>1:260に遭ったと言う者も居れば、体を崩して休養しているだけと言う者も居る。
魔女の姿は誰の目からも見えない。もう見えない。 言葉と瑠璃を抱いて、人々の前から居なくなった。]
(18) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 01時半頃
旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 01時半頃
資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 01時半頃
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―― 朝 ――
[新しい朝が来ました。 今日もまた普段と変わらぬ、平和で平穏な日々が続いています。 もっとも、私が時折そんな日常を壊しているかのように噂されますが、 それは実に心外というもの。
私は決して平穏を壊したくて壊しているのではありません。 私が何かすると平穏の方から勝手に壊れていくのです。]
……平穏の軟弱者。
[そんなどうでもいい言葉を呟きながら、私はお店を出ます。 今日は気分が乗らないので休業日、看板は『CLOSE』のまま。
そのまま私はお散歩に出かけることにしました。 少々気になることがあったのと、ついでに運動も兼ねています。 そのため浮遊の魔法は使わず、自力で歩いて出かけます。。]
さてさて。 どこに行きましょうか、っと。
[持っていた日傘を地面に突き立て、手を離してみます。 この日傘が倒れた方向に向かってみましょうか。]*
(19) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[25年も前のこと。 1ヶ月程、魔女ルリがこの街に滞在していたことがある。
そうして、対価なしに1人の女に預言を授けた。
『5年後、あなたは男の子を産むでしょう。 災厄を招く子を。 世界に仇なす子を。
だから、すぐに――…
(20) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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…――コロシナサイ。
(*9) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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』と。
絶対の預言は、呪いに等しかった。 生まれてくるだろう子に祝福を。
赤子の性を変える魔法を。 禁忌の魔法に手を伸ばしてでも、護りたかった。]
(21) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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/* ……。 すっごい今更だけど、やらかしたかなぁ、って。 ……チョコレート屋さんがつぶれたのって、すんごく昔の話なんじゃない?実は。 ……あちゃー……すみませ……
(-13) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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/* 俺の赤顔なかなかにゲスいな! 知ってたけど。
シェニは本来の一人称は俺 養子に出てから僕
です。
(-14) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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- 昨日、パン屋で話しこむ -
[大袈裟に店主に驚かれ>>5、何か不味い事をしただろうかと 自分の姿を見ても良く判らない。 解決しないままだが、パンを買いに来たのだから それが叶うならそれ以上の問い掛けもせず、フンフンと頷いて 示されたパンをお任せで購入していった。]
おーお。だらしない目元だな。 新作パンを褒められた時より嬉しそうだ。
[弟のセンスに鼻高々のようだが、店主のパンのセンスも 中々だと思う。 しっとりとしていてもちもちした食感はおやつに最適だ。]
今食える奴1つくれ。
[思い出したらもう硬貨と掌が出ていた。 どれを選んでも失敗は無いと、レーズンのたっぷり 入ったパンを1つ口に運びながら話を聞く。]
(22) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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べふのもほ?
[口に入れたまま喋ったせいで、聞き取りにくいだろうが、 指が辿ったブローチでは無く他の物の案を尋ねられて 慌てて口の中のパンを味わう前に呑みこんだ。]
お守りね。 そんなに旅に行くのが心配なら鎖でも贈るか?
鎖だと宝石を繋ぐのが難しいが。 懐刀。 もしくは帽子の飾り。 蛙のモチーフなら「帰る」 ヤモリなら「護り」とか単なる引っかけだが。
[得意とする細工物を頭に浮かべて、手の中に残るパンを 一気に口の中に押し込んだ。]
ま、気が向いたらでいいよ。 いつ出来るか俺にも判らんからな。
[そんな宛てにならない話をしたのは昨日の事*]
(23) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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――朝・自宅―― [星も月も太陽もない街にも朝の訪れがやってくる。
言い伝えの中にしかいない鳥の声を求めて、 職人たちが作り上げた魔法具の小鳥たちが 街の至るところで 極彩色の羽と囀りで人々の目覚めを誘う時刻。
一人には広すぎる寝台の上で リラ弾きは手鏡を覗き込んでいた。
笑えるようになった、と言われた顔のどこにも憂いが残っていないか確かめるよう、鏡面を指でなぞっても 返ってくる感触はただただ冷たい。
ため息の音が妙にはっきりと響いて、 ゆるく頭を振った。]
しっかりしなきゃ。
[昨日診療所の老医師にも 落ち着いて、ゆっくり、と言われたばかりだ。
ひとつ、今度はため息ではない息を大きく吐き出して 姉代わりの人が毎日梳いてくれたように、 長い髪へと櫛を通す。]
(24) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[とろりと飴色になるまで炒めた玉ねぎに スープを注いで煮込めば クッキーとは異なる甘い匂いが 朝の世界に広がった。 昨夜届けられたパンを一切れスープの海に浮かべて ぱらりと小さく削ったチーズをその上にまぶす。 火力のこもった魔法石で表面が炙られれば、 とろんとチーズが涙のように溶けだして。
しっとりとスープを吸い込んだパンが、 いつか絵本でみた宝島のようだった。
小皿に乗せたクッキーを横に添えて、 日の昇らぬ街の一日が始まる。**]
(25) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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―回想 昨日―
[男は自分に差し伸べられる手が必要だと思って居ない 尋ねられなければ気づくこともなく>>0:636
ただ、差し伸べる手は何時だって誰かの代わりだと 誰かの為の止まり木程度、それで十分だ 最初からそう決めて居た、決めようと思って居た]
…何故だ、其処は良かったと思うところだろう
紙一重で輝くような浪漫を許可できる訳がない いいか、世の中はかもしれない運転なんだぞ やってしまった、ではもう遅い ……大丈夫だ問題しかない ほう、…そこらへんリットにも詳しく聞かないとな
[おめでとう、口を滑らせた友人の御蔭で 説教コースにリットはご案内されるかもしれないぞ 哀しいと思われた処で見逃す訳が無い、そんな危ない事 痛いと唸るのを見れば自業自得だとしかめっ面で言い 撤回しない彼に頑固ものめと呟くのだ>>0:638 国民の義務だが、その義務が責任問題になりかねない
無言の攻防、男も頑固だが彼も頑固だ それを脇に置いた英断は評価されるべきだろう そのせいで夜のじゃじゃ馬乗りが生まれる事になるのだが 今は知るよしもないことであった>>0:658
開き直ったのはもう仕方無いんじゃないか 呆れた様にぽかん、とした顔を向けるのは中々どうして 面白い反応が見れたなと思ってしまった]
なら、諦めた方がいいんじゃないか
[勝利宣言にも似た言葉を投げて 何度も何度も、ロンド曲は繰り返される どうせも何も男にとって、自分の先を思うよりも 優先させることが多く、女っ気は今の処ない
独身貴族の仲間入りをしたらしたとき考えよう 独居老人は流石に寂しいかもしれないが そこらへんの視線は、こう痛いので出来たらやめて欲しい
自己犠牲の塊など男は思ってもいない ただしたいことやりたいことを考えているだけだ 真っ直ぐに愚直に。生きて居る
心配して案じて、そういうのを男は繰り返すしかない]
(26) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[かくして、コーラリアは「女」として生まれた。 性の自覚が出る頃には、家族を失い「男」になった。
まるで御伽噺のような――現物語。
異質を感じ、遠ざかる者が居ても。 仕方のない噺。**]
(27) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[童心に戻れるのならそれは良いことだろう>>0:637 幼い頃は確かにあった幸いが彼を包んでくれるのなら 甘くほんの少しにがいチョコレートは何時だって其処に 詰め込んだものは万華鏡のように輝いて
何度だって砕いてきた 息が出来ぬのは、駄目だと壊れてしまわないよう 唯幸いにと。見返りなど欲しくなかった 困惑に立ち止まるのが見えても、性分なのだから仕方無い 殺すことなど出来るはずもないだろうに
からり、鳴る音が響けばそれで安堵して]
…話せるだけでも良いものだ 相手だってそうだ、話すのは相手がいないと出来ないからな ………、駐在として最低限の努力はする
そうだろう、そっちの方が良い響きだ
[彼女に言うのにふさわしい 嘘も誤魔化し下手だと言われる男の最低限度の努力だ 切なげに唇を震わせる彼には、なんとも言えない表情を]
(28) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[立ち上がれなくなるのなら>>0:638 立ち上がれるように手を貸せばよいのだろう 優しさを残酷だといわれようとも、泣けと男はいう
いつか彼が大人になったとき それは淋しさを覚えてしまうのだろうなとも 胸内に浮かんだ言葉を飲み込んで
彼に湧いた疑問にも気づかず、ただ撫でた 嗚咽を押し流す彼が泣き止むそのときまでのこと 迷い子に、友に手を差し出すのは当たり前だと疑わず]
美味しいか?それなら良かった …あそこの店は、本当に惜しいことをした
[手洗い場から戻ってきた彼を前に タオルをわたし、安堵を表している音を聞き 今のところ、もう大丈夫だろうかと当たりをつけて
そうして自転車で彼を送り 配達物を受け取って、また道を行こうとした]
……嘘はすぐにばれるぞ
[絶対こいつやるな。 やるなやるなと言われてやるタイプだったわ じと目でしかめっ面をゆがめ
返事だけは良い子の頭を撫でた まあ、すぐにばれるだろうからそのとき怒ればよい 一度痛い目にあったくらいじゃ懲りない友人に対する塩梅 頬を僅か緩ませたんを見届けた後、
街へと向かった。 道中、メアリーにガラーシャを家に帰したと連絡を入れ 黒猫との休戦協定はたぶん、破られるなと確信していた*]
(29) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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ああ、そうだ。 リットから面白い物を手に入れたんだ。
今クリスタ嬢に色々お願いしてる最中でね。
上手く出来たらお前んとこのも作ってやるよ。 [パンと菓子が手に入れば後は目的地までもう1コマ。 意味深な言葉と危険な組み合わせの人物の名を残し、 また来るわ、と出て行った*]
(30) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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/* 『幼馴染』枠が曖昧になってきているのだけど、メアリーからその認識がないというのが結構大きくて……。 3人限定なのですもの…
魔女狩り、からの発想も大きくて。 昼間考えていた話をくるくる丸めたわ。
…さて、ログ読むか。厚いのは嬉しいけれど。 ついに年表整理を諦めてしまtt
(-15) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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ただいま、父さん母さん。――ソル
(*10) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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[大事な家族は此処にいる かつて危険な思想を持つものを閉じ込めたという 駐在所の地下の牢屋に
折り重なった肋骨に、むき出しの頭蓋骨 折れた、手首の骨。罅割れた足の骨、――等 その中で唯一、人の形を保った弟に話すのは今日の出来事 それが一日の終わり、最後の日課だった
ちょっと力を入れたらすぐ壊れてしまう サクッと音を立てる、歯音は心地よい ……ヒトはなんて脆い生き物なのだろうか*]
(*11) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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- 昨日は楽器職人の工房にも行った -
[今日は随分歩く日だと思いつつ、歩みは止まらない。 思い付いたら試さずに、話さずにいられないのだ。]
マラク、いるかね?
[そろそろ時間も遅くなった頃。 弟子の姿は有っただろうか。
弟子の姿があれば、そちらに買って来たばかりの パンと菓子を手渡すが、いなければ師に渡すしかない。]
俺の所とは違うが、何かを作る場所って言うのは 心地好いな。
[この香りだけは自分の工房には無いと、鼻を鳴らして 目一杯肺に吸い込みながら、此処へ来た目的を告げる。
いきなり過程を口にするのは相変わらず。]
これ位の楽器って作れるか?
[唐突に切りだしたのは、指の背の人形が使える程の 小さな楽器。 怪訝そうに問い返されてやっとリットから貰った人形や それをクリスタ嬢に小さい複製を沢山作ってもらう事。 それで音楽時計や看板を作ってみたいと言う事を話すだろう。]
無理なら仕方ないが、これマラクの髪や オペラのお嬢ちゃんの髪で作ったら 案外良い作品が出来る気がするんだ。
[目を輝かせて持ちかけた話に どんな答えが返って来ただろうか。]
(31) 2016/02/27(Sat) 01時半頃
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/*しかし、俺の赤間抜けだな 口にパンをつっこみたくなる(
(-16) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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[じゃじゃ馬箒にロデオかましながらえっちらおっちら 危なげな飛行で宙を駆け、荷を配達していた所―― 見覚えのある影を見つけた>>19
日傘を持つ魔女の華人に、今日は出かけるのだろうかと思いながら ホバリングをしかけて――
彼女の目の前で振り落とされました 尻から落ちたのでかなり、痛い 相棒は肩に張り付いていたし、荷物はしっかり抱きかかえて無事です]
……あたた……やぁ、クリスタ この子凄くじゃじゃ馬なんだけど
乗りこなすコツとか、ない?
[富裕の魔法を使っていないのを珍しいなと思いつつ 痛みに少しばかり不愛想が剥がれかけつつ そう尋ねるのであった*]
(32) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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ほら。 俺の親父も爺さんも渇いた音を立てるのは得意だが、 あんな音は出せないんだ。
[もう1つの作品を彼に明かしたのは『変化』させられる 身内がいなくなって暫くしてから。
穴が幾つか空いた白い球体と細長い棒が組み合わされたオブジェ。 笛になっていて、吹けば音がするが、 それはとても切なく風が寂しげに吹き抜ける音だった。]
あれを小さくするのはさすがに俺でも無理だからさ。
[頼むよ、と両手を合わせる顔に罪悪感など何も無い まっさらな笑みを浮かべていた*]
(*12) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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/* 富裕の字が違う!!! 浮遊や!!
(-17) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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― 昨夜・帰り道 ―
[迎えがきた、最後の子を見送って。 子供部屋を片付ければ、もう石壁が冷えてくる頃だった。 帽子がないと少し寒い気がしながら 街灯石の明かりを辿って、私はまた家に帰る。 幼い頃のように、一人で。 私を待っていない家に向かって。
街を守る幼馴染へ。 ただいまと一日お疲れさまを告げるために覗いた駐在所は また留守中だっただろうか。>>0:612]
ただいま! ……ヴラド、いる?
[家に帰っても聞くことができない 「おかえり」がそこで聞けたならそれだけで 私は一日の疲れも忘れて、微笑むだろう。
そうしていつものように一日が終わり。 またいつものように、朝がやってくる。]*
(33) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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[日傘の言う通りに適当極まる方向へ歩いていると、 >>32目の前にガラーシャが飛んできて――落っこちていました。 痛そうですけれど、大丈夫でしょうか。]
ごきげんよう、ガラーシャ。 ……大丈夫?
[心配なので、魔法の言葉を掛けておきましょう。 ちちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んでいけ~、と。 魔法ではなくあくまで魔法の言葉なので、 実際の効用はありませんが、病は気からとも言います。 もしかすると奇跡的に痛くなくなるかもしれませんね。]
乗りこなすコツ、ねえ。うーん。
[当然、私自身はその箒に乗ったことがないので分かりません。 そこで思いついたアイディアは。]
……コツ、とは違うけれど。 ギアチェンジ機能でもつけてみる?
[最高速や加速度をある程度調整できる機能でした。]*
(34) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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あ、クロードに作ってもらうってのもいいぜ? 随分腕上げてるんだろう?
何か自信になるんじゃないか?
いいよな。 成長して『変わって』いくのは。
[マラクが一切妥協しないのは知っている。 だからこそ抱えている依頼がいつ終わるのか 自分とは違った意味で判らないから。 弟子の実力拝見とばかりに、クロードにも提案してみた。]
突然で何のことやらと思ってるかもしれんから。 返事はいつでもいいぜ。
[さすがに本来の仕事ではないと断られる可能性を思い出し、 帰る間際にそう付け足した*]
(35) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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[そして工房に戻れば、木箱からエルマール嬢から預かった 彼女の宝石と、リットから購入した刺繍と、紅の花瓶を 取り出して、さて何から取りかかろうと悩みながら夜を 過ごして行った**]
(36) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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―昨日、夜―
[帰り道を行く子らの姿を駐在前で眺めるのは日課だった 彼らが無事に帰れるように見送ってそうして>>33 最後、やってくる幼馴染にしかめっ面を見せながら]
…おかえり、今日もお疲れさま
[そう言って、微笑む彼女に暖かいココアか チョコレートか、甘いものを用意するのだ
距離を感じてしまうようになった幼馴染の帰り路 誰も居ない家は寒いと知っていた だから、温まるものを用意するのは男の常で
こうして、会える時間は大切なものだと信じながら 彼女の話を聞き、夜の日課は続いていく*]
2016/02/27(Sat) 02時頃
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―朝―
[1日の始まりは日課のパトロールから始まる 朝にやたら滅多強い男は今日も今日とて おはようございますと行く人々に声を掛けて
何か困ったことが無いかを尋ねていく 相棒代わりの自転車はカランと何時も通り音を立てる 誰もがなんの変わり映えのない日常を過ごしていて
それが変わることのない日々であると男は祈って居た*]
(37) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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ああ、でも飽いたな
[少し飽いた。偽善者、良い人は思う*]
(*13) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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[メアリーに人生相談をしたことにわかりやすくむくれる幼馴染に、悪いとは思いながらも嬉しいと思ってしまう。>>9
それだけ彼が友人として、自分を理解しようと思ってくれているってことだから。]
はは、女の子にしか出来ない相談だったんだよ。
[心配は嬉しいけれど、彼が幼馴染だからこそ、彼の友人でもある弟を傷つけてしまったこと、ヴラドと久々に話したのにがっかりさせたことはどうにも言えなくて。]
(38) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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うん、リットにも何かあったら相談…ていうか話、聞いて貰いたいな。
でも今は、リットの旅の話を聞く方が助けになるよ。
[小さな嘘の後に本音を被せて隠した。 自分の悩みが弟に関するものだとは、口ぶりからして察されていたみたいだけど。]
空を捨てた理由、うーん、確かに、何でなんだろうね。
[リットの語る空を捨てた話は、現状味がありそうな話から宇宙人などという眉唾な話まで。>>10
ただ、魔女狩りの話は、信憑性があるように聞こえた。 魔法が使えるのが罪の世界の話。 それは魔法と共に罪を背負っている男にはあながち、おかしな話とも思えなくて。 それを口には出さないけれど。
諸説を語りながらも、話が少し薄暗い色を帯びると、彼の顔も陰ったように見えた。]
(39) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 02時頃
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/*なんで消した後で落とすの忘れたかな(寝ぼけてます
(-18) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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だ、大丈夫だ問題ない……
[全然大丈夫じゃないし大問題であるけれど>>34 最大の問題である荷物は死守できましたやったね! 魔法の言葉には真顔でありがとうと告げます おや?何だかほんのり痛くなくなったような……?
病は気から、腕脚の痛みもちちんぷいぷいとんでいけ そうなればいいのですが、現実はそんなには甘くなく まだまだメアリーに借りた人工宝石やら痛み止めは手放せそうにない]
……ギア、チェンジ……だと……
[彼女の提案に、くわっと目を見開きました なにそれかっこいい 良く良く聞けば速度を調節する機能ではあるけれど それもっと早くなることもできるのかもしれないと 暴走箒に感化されたのか、こっそりそんな事を思っているのである]
なにそれ、付けてほしい 何せこれがないと仕事にならないし 見つかればヴラドに取り上げられてしまう 其れだけは何としても避けなければ
[また雷が落ちてしまうと、真顔で告げる声はかなり震えている 昨日の今日である。見つかったら今度こそ説教コース確定であるから*]
(40) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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大丈夫だよ、絵本で見た空みたいにきっと、空は綺麗なものだから。 悪いものなはず、ない。
[空に憧れを抱く友人にはそう、心から告げる。
自身に言い聞かせるように、空や星はあると同意する姿を見れば尚更、自分たちが此れ程焦がれる夢が悪いものとは思いたくなかったから。]
いいの…? ありがとう。大事にするよ。
願いが叶う魔法が残っているなら、ちゃんと二人分叶うように願うから。
[星の欠片を天井から下げられた魔法石の灯りに照らして、しっかり調べとくね、と笑った。]
ほんとだ、リットと話してると時間が過ぎるのは早いな。 リアントに怒られたら僕に引き止められたって言っといてよ。 お詫びに顔見に店に行くからって。 ありがとう。他の商品はちゃんと買うね。 それに人生相談も、そのうち。
[リットも何かあれば話してよ、と偶には年上ぶると、家路につく彼を見送った。*]
(41) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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―昨日、夜―
[帰り道を行く子らの姿を駐在前で眺めるのは日課だった 彼らが無事に帰れるように見送ってそうして>>33 最後、やってくる幼馴染にしかめっ面を見せながら]
…おかえり、ラリッサ。今日もお疲れさま
[そう言って、微笑む彼女に暖かいココアか チョコレートか、甘いものを用意するのだ
距離を感じてしまうようになった幼馴染の帰り路 誰も居ない家は寒いと知っていた だから、温まるものを用意するのは男の常で
こうして、会える時間は大切なものだと信じながら 彼女の話を聞き、夜の日課は続いていく*]
(42) 2016/02/27(Sat) 02時頃
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/* >>31 それ、マラクにネタ振りすると… メアリーにまで飛び火する可能性が…w (いいよおいでよドンと来い)
(-19) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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/* フラグ建てられたのはヴラド・にーたん・メアリーかなー と見てるけどどうだろう。難しいかな 今回動き悪くてほんと、ごめん
(-20) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 02時半頃
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/* 眠いからか誤字が酷い私……
(-21) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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―朝―
[むくりと起きれば大きな口で欠伸を一つ。 パン屋の朝は早い。 そしてここはパン屋である。
しかし自分は起きた時間は普通の時間。 どうせ起きてもパンを作れぬ自分に手伝えることもないのだ。
着替えを済ませ、下へと降りればすでに従業員の姿もあったか。 その内の一人、トマスという男は父の代から勤めている男だ。 自分にとっても馴染深い男でもある。 顔があったなら朝の挨拶をして、兄の所在を尋ねようか。
すでに仕事をしている兄に顔を見せに行けばおはようと言葉を交わして。]
あ、そうだ。 昨日いうの忘れてた。
マラクさんがさ、兄貴のパン美味しいって褒めてたよ。 …俺も、兄貴のパンは好きだけどね。
[そういえば昨日の夕飯時、自分の話ばかりでマラクからの伝言を伝え忘れていた。 そんなに大したことではないが、伝えなけれっばと思ったのは、それと共に、自分もだと告げる事が大事だったからかもしれない。*]
(43) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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―本日 朝―
[何かすごく期待されている気がした 誰かにすっごい雷を落とす期待をされている気が>>40
思い詰めるたちだというリットの評価も間違えではない>>9 考えたら、思考が真っ直ぐにしか作動しないのだから
さて、昨日の今日である あれは絶対、箒に乗って居るなと確証があった あんな事があったのだ、案じない方がおかしいだろう だから、パトロールのとき普段より多く空を見た
太陽がない、空を
そんな状態で街中を パトロールする男に見つからずに済むか どうなったのかは>>34、彼ら次第であろう
ででんでんでーんと空想の音が鳴り響く**]
(44) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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―朝―
[リットが帰った後、男は星の欠片を上等な布に包むと、それを枕元に置いて眠った。
朝目が覚めると、それを布から取り出して眺める。]
願いが叶う魔法…か。
[流れ星の原理はわからないけど、きっと特別な魔法がかけられてるに違いない。]
魔法…に詳しいのは、やっぱりクリスタかな。
[昨日メアリーを送っていった魔女の店を思い出せば、彼女に何かわからないか聞いてみるのもいいかなと思い立つ。
彼女が危険な乗り物を弟に与えたことはまだ、知らない。*]
(45) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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/* >>44 ターミネーターwwww
(-22) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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/* あっにーたんがクリスタにエンカするなら 俺クリスタとはお別れした方がいいかな?
(-23) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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ヴラドに? ……それは大問題ね。
[>>40仕事にならない、というのはともかく。 ホウキを取り上げるだなんて、とんでもないことです。 顰めっ面のヴラドにはもうちょっと浪漫というものを理解して欲しいところです、などと勝手に思いながら。]
ええ、任せて。 こんなこともあろうかと、仕事道具のを持ってきていたの。
[付けてほしいと言われれば、早速改造してあげましょうか。]
簡単な改造からすぐに終わるわ。 ちょっと待っていてね……。
[そう言うと、箒の宝石にそっと触れて。 呪文を唱えたり、箒に新しい部品を接続したり。 神業に近い速さで改造を進めていきます。]
(46) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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[そして数十秒後、改造は無事に終了しました。 クリスタが一晩どころか数十秒でやってくれました、 と褒め称えられてもおかしくないほどのスピードです。]
はい、出来たわ。
[そう言ってガラーシャに手渡した箒には、 新たに柄の部分に小さなレバーとスイッチがひとつ。]
このレバーをこっちに動かすとローギア。 以前のホウキより少し早い程度の速度が出せるわ。 そしてセカンド、サードとスピードが上がっていって、 トップギアにすれば今以上速度も出る筈よ。
[落っこちたりしてしまうのは、きっと速度が安定しないから。 故に遅いスピードから徐々に慣らしていけば、 たぶんいつかは乗りこなせることでしょう。]
そして、これは重要だからよく聞いてね。 ここのカバーに守られているスイッチは――自爆ボタン。
突如現れた謎の怪人に箒を奪われそう、そんな時は。 このボタンを押して……国家機密を守るのよ。
[謎の怪人だの国家機密だの、何を言っているのか分からないでしょう。 私にも分かりません。]*
(47) 2016/02/27(Sat) 02時半頃
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[さて、昨日は予期せぬ出会いに考えることもあったけれど、深く考えていてもしょうがない。 己は己のすべきことがあるのだから。
けれど一難去ってまた一難とはよく言ったもので、昨日のじゃじゃ馬箒事件の成り行きに巻き込まれ、ひっそりと兄貴分のお説教リストに追加されていることを旅商人はまだ知らない。]
兄貴ー、俺今日も色々と仕事含めて出かける予定だけど…
[ついでに配達でも手伝おうか。 そういおうとして言葉を止める。
手伝いたい気持ちはあるけれど、確か配達は他の従業員には任せずに、兄自らいくのを頑なにしていたか。 それにもしかしたら兄が来るのを待ってる客もいるかもしれない。]
んー、別に。 ちょっと色々出かけるってだけ。
[中途半端な所で止めた言葉を疑問に思われれば笑顔で誤魔化した。 再度二階に行って荷物をまとめれば、焼きたてのパンを一つ貰って、美味しいと言いながら家を出ようか。*]
(48) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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そうなんだよ…… 問題すぎてやばいんだ。是がないと死活問題なんだ 昨日駄目、絶対って感じでな 仕事休まなきゃならなくなるよ
[彼女の問題と自分の問題だいぶ違う>>46 でもそれは指摘されない限り微妙に噛み合う擦違い 箒は配達に必需品。脚で運ぶには、己のそれは適さない 浪漫の理解も望んでいるけれど難しそうだ 其れに関してはむしろリアントの方が理解あるのではないだろうか
昨日の今日の行動は長年の付き合いのヴラドには御見通し>>44 どう考えても見つかるのは時間の問題である。南無]
パーフェクトだ、クリスタ……! 流石我が同志
[勝手に同志認定しつつ、改造を見守るようである こうしてどんどこ元の原型から遠ざかっていく箒 これが箒と呼ばれし何かになる日はきっと遠くない]
(49) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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[改造が無事完了!>>47したのは何と数十秒後 匠もびっくりビフォアアフター これは褒め称えるべきである。ええ盛大に]
ありがとう、クリスタ ………ん?これは
[ギア4段階の説明に目を瞬かせつつ脳内に叩き込む 如何やら最低のギアでも今迄よりちょい速位らしい 遅いスピードから、今日もやっぱり深夜ロデオは決定された 脳内会議で満場一致である]
トップギアで今以上とか クリスタ、君は神か それに、こ、これは自爆ボタンッ!
[彼女が付けた新たな機能 男の子の夢の集大成、自爆ボタンの存在に無表情だが隻眼は輝く 素晴らしい、実に素晴らしい
これで突如現れた治安戦隊ヴラドが箒を奪いそうになっても ぽちっとな!で箒の機密は守られるであろう だがこのガラーシャ考えていない 自爆ったらどっちにせよ、その日からの移動手段どうするんだと]
(50) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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早速ローギアから試してみようかな……
[わくわくしながら横座り、ギアをローにしてふんわり浮かぶ こ、これは……!操りやすい!! 不愛想だがすっかりご満悦の様子である己は失念していた この箒、じゃじゃ馬だと
そしてホバリングをした結果―― 何故か突如湧き起った風圧でやっぱり尻から落ちる 勿論、大切な荷物は無事です]
あたったた……これはもうしばらく練習する必要がありそう……
[と、尻を抑えて呻いたのであった*]
(51) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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/* どうしよう、クリスタのノリが凄く好きです(きゅんっ
(-24) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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-翌朝-
[起きているのはパン屋くらいのものだろう。 そんな時間に目を覚ましすと、 二度寝をすることなく寝台に別れを告げる。
昨日は一日出歩いていたために、色々と用事が 溜まってしまったのだ。 普段より早く目が覚めたのなら、二度寝よりも その用事を済ませるために時間を使った方が良い。
とは思うものの。 昨夜は遅くまで起きていたため気を抜けばあくびがでる。 自分が眠れないからと マラクの魔曲を真似てみて奏でてみても、 奏者と聴者が同一では早々眠りが訪れるはずもなく…。 結局は夜更かしをして朝を迎えたに過ぎなかった。]
(52) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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この時間から調合を始めると、 師父を起こしてしまうな…。
[クリスタに痛み止めを頼まれたから、>>11 彼女が来る前に用意しておきたいのだけれど…。 そう考えるうち、不意に子供に配る甘い焼き菓子が 切れていた事を思い出した。
リアントのパン屋であれば、既に起きている時間だろう。 ついでに少し寄り道をして、マラクに次来る時は ヴァイオリンの整備も頼みたいとお願いしに行こう。 工房なら、クロードにも検査を受けに来るように一言。
予定が決まれば行動は早い。 手早く朝食と置手紙を用意すると、 白い肩かけ鞄を下げて診療所の外へ出た。
流石にまだ早朝。 道に人通りはなく、眠りの中にある町はしんと静まり返っている。 このまま歩けば、丁度いい時間にパン屋へ着くだろうか。]
(53) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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-リアントのパン屋-
[店は既に開いていただろうか。 少し早い時間だから、まだ窯に火を入れたばかりかもしれない。
リアントかリット。 あるいは他の誰かの姿が見えれば、 焼き菓子をいくつか買いたいのだと告げる。
リアントの作る菓子は子供にとても喜ばれる。 薬の味や注射が嫌いな子供に、後でお菓子をあげるから、 と言って少しの間我慢をしてもらうのは、 確かラリットの出した案だったはずだ。
それ以来、診療所にはいつも少量の菓子が置いてある。
漂う焼き立てのパンの甘く香ばしい匂いに空腹感を 覚えながら、今日の菓子はどんなものだろうと考えた。**]
(54) 2016/02/27(Sat) 03時頃
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[>>49ヴラドに咎められても、この箒ならば脱兎の如く逃げられます。 まあ、そんなことをすれば状況はより悪化するかもしれませんが。 そもそも、私もヴラドに見つかったら雷が落ちる可能性が高いです。 今まではのらりくらりと躱して来ましたが、そろそろ限界かもしれません。
そんな思いは兎に角として。 >>50更に浪漫を詰め込んだ箒は、お気に召して頂けたようです。 こうして私の作ったもので喜んでくれる人がいるというのは、 魔法使い冥利に尽きるの一言。 私はにっこり笑って、ガラーシャへサムズアップしました。]
あとは練習あるのみ、ね。
[相変わらずじゃじゃ馬なことに変わりはありませんが、 それでも以前よりは余程操りやすいことでしょう。
がんばれガラーシャ、負けるなガラーシャ。 貴方の伝説は、まだまだ始まったばかりなのだから――。]*
(55) 2016/02/27(Sat) 03時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 03時半頃
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/* 何処に行こうかなぁ 何処でも行ける様にはしたいけど難しい 後はターミネーターなヴラドも拾いたくて仕方ないのと クリスタとシェニを1対1にしたげたい>>45から
やっぱヴラドに見つかるように箒で爆走すればいいかな(だめなこ
(-25) 2016/02/27(Sat) 03時半頃
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[無論、見つかれば脱兎で逃げるつもりである>>55 だがこのじゃじゃ馬箒の暴れっぷりを見れば、 そうすればどうなるかはお分かりいただけるであろう 彼女に対してもヴラドの雷が落ちるのもそう遠くはないかもしれないが 此方は現在確実にその危機が迫っている。怖いね
それは兎も角 サムズアップで後は練習あるのみとエールを送ってくれるクリスタに 此方も珍しく目を輝かせつつこっくりと縦に首を振ったのであった 暴走箒、きっと使いこなしてみせるともという 幼馴染の忠告もフライングアウェイする決意と共に
さて、彼女と熱く箒の機能について語り合えば、 そろそろ配達に戻ろうかと何時もの横座り 鞄は箒にひっかけて、猫はちょこんと肩の上]
本当に感謝しているよクリスタ 君の浪漫あふれる作品、きっと使いこなして見せるから
[告げればふんわり空を飛び 呼び止められない限りは配達をしに向かったのでした 伝説のガラーシャの伝説、始ま……ればいいね*]
(56) 2016/02/27(Sat) 03時半頃
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[いつもの様に出かける前、右眼に眼帯を付ける。
今日はどこに行こうか、と考える時間が好きだ。
――男は、この街が好きだから。
いつものように、街行く人に笑顔を振りまいて、先ずは夢を共有する幼馴染から受け取った星の欠片を見てもらいに、魔女の店へと向かおうか。*]
(57) 2016/02/27(Sat) 03時半頃
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→魔法店『Aria Manque』
[それは、男の弟が魔女に改造を重ねて貰った箒で空へ飛び立った後だったろうか。
時間は朝食を各家庭が終えた頃くらい。 通りすがった幼馴染の店からはいつものようにパンの良い香りがしていた。
後で立ち寄ろうかな、と思いながら歩を進める。
魔女の店に辿り着けば、扉をノックして。]
クリスタ、いる?
[彼女が顔を出せば見て欲しいものがあるんだと口を開き、外出中ならば帰るまで待つことにするだろう。**]
(58) 2016/02/27(Sat) 04時頃
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[さて、箒は現在ローギアで、 ほんの少し……いやちょっと速い位のスピードで空を駆ける
制服に隠されている腕は、肘から下は存在しない 吹かれるままに流される袖は、喪った可能性ごと風に流されていくようで 何時もそれは、見ない振りをしていた
本当ならばリットの様に自分の脚で何処へでも歩いて行きたい 箒は、自分の脚そのものだ。それでも 確実に雷を落とすであろうヴラドの心配も分かっているのだ 寧ろ、心配をしてくれるのが嬉しいなんて思うのは間違っているだろうか
とか、愁傷な事を考えていたからほら其処に駐在さん>>44 何だかパララーパーパーパーとか幻聴が聞こえてきそうだ]
うっ……
[大丈夫だ問題ない見つからなければ問題ない スピードを出せば気づかれるから ゆっくりゆっくりと念じて空中で、抜き足差し足忍び足 果たして空を普段より見守る駐在は、気づくだろうか それはじゃじゃ馬箒と彼の注意深さに、かかっている**]
(59) 2016/02/27(Sat) 04時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 04時頃
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/* stk先どうなるのだろう。
フラグ読めないマンだから誰が誰狙い?か、まださっぱりぽん。
クリスタにはこれから会うとして、被stk側でまだ絡めてないのはラリッサかな。 街でばったり会うとか、のチャンスを窺うかー。
(-26) 2016/02/27(Sat) 04時頃
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―回想:雑貨屋―
[改造帚に乗ったガラーシャの、弾丸のような走りは窓の外。 店内に落ちているかも知れないが、抜かれた髪を人形に使いそうなら逆に呪い返すだろう淡珊瑚を指で梳く。>>1:346]
祝いの舞台に仕立てるつもり? なら、10は作らないと。
[自身は数に入ってないだろうと、長い睫毛を瞬かせ。 紅色花瓶との別れは短く。]
(60) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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[近くであっても遠くであっても、「土産>>1:329」のパンはいつでも焼きたての良い香りが残っている。 店内の砂糖を幾つか見回ったリアントの、残念そうな表情を見たのは数週間前。 晴れたのは、望む品の情報を得たと報せたとき。 2度目は此れからだろう。
入荷の報は直接。]
えぇ、届いているわ。ガラーシャが運んだくれたの。 傷1つなく、正確な予定日に、きっちりとね。 ほら、瓶にいっぱいのお砂糖が。
ねぇ、気に入ったのは香り? 味見役なら任せてくれても良いのよ。
[取り置き用の棚から下ろしたのはワイン瓶。 傾けるとさらり、砂糖が移動する。]
(61) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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[ギュルセル作品には、特に印を付けていない。 宝石にも商品札を付けていない。 目利きの客の、楽しみの為に。
或いは、主人との邂逅の為に。]
そうよ、アタリ。相変わらず好きねぇ、ギュルセルの。 胸飾り以外もあるのよ。
[例えば新作の、髪飾り。**]
(62) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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―翌朝・雑貨屋―
[夜中の地震で起こされてから、なかなか寝付けなかった。 それでもエウレカは開店する。 同じ時間に、変わらぬ日常に。
棚から落ちた子はない。盗まれた子もない。]
……はぁ、綺麗。
[ただ1つ異なるのは、リットからの土産を付けていること。>>1:358 傷の目立たなくなった>>1:400指に。 渡された時は大きな目を更に大きくさせて、すぐに言葉を出すことが出来なかった。 意外なものだったから。
手を出して受け取るのに時間がかかった。]
(63) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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―回想・雑貨屋―
[長い付き合いだ。互の好みは承知している。 ただ、赤色が好きだとコーラリアがリットに告げたのは1度きり。 幼い頃の話を覚えていたのかと思ってしまう。]
そりゃあ、赤いの、好きだけど……。 今度はさ。リットが好きな人に贈りなよね。
……指輪は、さ。
例えば、将来を共にしたい人に、 とか。
(64) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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私じゃあ、 ……なくて。
[どうにも、オペラが指輪を貰った話を思い起こしてしまう。 自分を想っての品は嬉しいけれど。 指輪なだけに、零した言葉は思いの欠片。**]
(65) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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―回想・雑貨屋―
[おっちょこちょいのエルマとメアリーの、購いものは新しい生活を想定してのもの。 話題にあがったのは2組の揃いの品。 >>1:442>>1:444>>1:457>>1:458
ギュルセルが手がけたものではない。 だからこそ、彼が作る品の価値が高まる。]
このグラスには魔法がかかっているの。 といっても、些細なものだけどね。
持ち主が幸せになりますようにって。
[泡を固めた緩衝材を小箱に詰めながら、店中に残ったメアリーの目をじっと見る。]
(66) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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壊れたら、魔法は切れてしまうけれどね。
[グラスの底、埋まっている小さな宝石の欠片を示し。]
……ねぇ、メアリー。 壊れないものなんて、山程あるよね?
[3度死んだ女に、気紛れに問うた。**]
(67) 2016/02/27(Sat) 05時半頃
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―朝・雑貨屋―
[違和を感じる音がした。>>0:0]
……あら。
[指輪から視線を外して奥を見遣る。 店の中の何処に居ても視界に入れることが出来る場所に、それは在った。
『モルチアナ・シルウェストリス』の銘を受けた木製の。コーラリアが「ラジヲ」と称している楽器は、引く弓もなく弦を震わせた。**]
(68) 2016/02/27(Sat) 06時頃
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/* ラジヲではなく、ラヂオ!
・ガラーシャが届けたもの(魔女ルリ? 差出人不明? 丸投げ?) ・クリスタ製作物(ただし、最大でも5年前) ・ギュルセル製作物(作品傾向が異なる気がした) ・リットが買い付けた(指輪!指輪の時点でずるい!) ・資産家坊ちゃんから、買い取った(商品として何時までも残るのは…とは思ったけれど、別物でもイケル)
と、考えた結果、接点0のモルチアナ工房生まれに。 え? ヴァイオリンですよ、あれも。立派な。えぇ。 (。´ސު`。)
・
(-27) 2016/02/27(Sat) 06時頃
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[ガラーシャの勇姿に声援を送り見送った後。 私はぐるりと商店街を一周して回り、 最終的に店の近くに戻ってきてしまいました。]
昨日の深夜の……いいえ、今日の夜明け前だったかしら? あの地震で何か問題が起きていないかと思ったけれど。 どうやら、杞憂だったみたいねえ。
[あるいは、地震のせいで"何か"が起きたのではなく、 "何か"のせいで地震が起きた――なんて。 そんな陰謀論めいた考えも浮かんだけれど、 軽く見て回った限り、異変などは起こっていないようです。
――ただ、ひとつだけ。 噴水の前に集まっていた集団>>17の噂は気になりますが。]
(69) 2016/02/27(Sat) 08時頃
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[『魔女』ルリ。 その名と略歴だけは私も聞いたことがありますが、 詳しい事績や先見の内容までは知りません。
しかし古今東西、魔女が魔女と呼ばれる理由の多くは悪い理由です。 真に優れた魔法使いであれば『賢者』と呼ばれてしかるべき所、 厄介者である私がこの街の人から魔女と呼ばれているように。
先見の魔女の存在もまた、人々の理解の範疇を超えていて、 畏怖と警戒を集めていた故に『魔女』だったのではないか。 そんな彼女の予言はさながら呪言にも等しく忌まれていたのではないか。
――と、そんな推測を立ててみました。 もちろん、実際にどうだったかなんて、分かりようがありません。]
けれど、もしもその魔女が今なおどこかで生きているのなら。 是非とも弟子入りしたいものね。
[と、自嘲気味にくすりと笑って。 お店の前へと戻ってきた時でしょうか。]
(70) 2016/02/27(Sat) 08時頃
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あら?
[>>58お店の前に人が居ます。 彼は確か、ポスルスウェイトの御曹司さんだったでしょうか。 扉をノックして私のことを呼んでいるようですが、 『CLOSE』のプレートが掛かっている通り、そこに私はいません。
だから、浮遊の魔法を使って足音を消して。 後ろからゆっくり、そうっと近づいて、ぴったり真後ろから。]
……わっ!
[と、驚かしてみました。]
貴方の呼んでいるクリスタはこっちよ。 何か御用かしら?
[ドッキリが成功したにせよ失敗したにせよ、 結局はどのような要件かと尋ねたでしょう。]*
(71) 2016/02/27(Sat) 08時頃
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[完璧なものは素晴らしい 父も母もそう言って居た、――でも、本当に? 完璧な弟を見て思う、綺麗なもの素晴らしいものは 崩したら、壊したらどうなるんだって
だから試した
楽しかった、面白かった、尊かった、素晴らしかった
―――愛おしかった
脆く壊れかけのものはとても、とても愛おしい 可愛らしい、愛らしい、愛おしい、もっと壊したい 折って、抉って、炙って、切って、裂いて、砕いてって
歪む顔に精通を覚えた、引き攣る音、響く悲鳴
父も、母も……弟も大好きだった、愛していた
もっともっと、もっと、愛したかった。アイシタカッタ、壊したかった。]
(*14) 2016/02/27(Sat) 08時半頃
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[――でも、壊し切ってしまった*]
(*15) 2016/02/27(Sat) 08時半頃
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[注意深く空を見ながら街を行く 勿論、困っている人に手を差し伸べるのも忘れない 空を探しながら、向かうのは雑貨屋。
昨日会えなかった幼馴染の顔を見に>>68 …そして、未だに祝いを贈れないリラ弾きへ>>24の プレゼントをそろそろ考えないといけない 分かっているのだ、分かっているが、どうしても
カランと寂しく自転車の車輪が音を立てた
その道中で空飛ぶ幼馴染か、旅する弟分>>48か あの不可思議な魔女を見つければ、>>55 ちょっと来なさいと彼らを呼び出し正座させる気で 密かに従兄弟と何処かでばったりしないだろうか>>16
なんて淡い期待を抱いている、 昨日、いや、ずっと言えないでいることを伝えたい]
(72) 2016/02/27(Sat) 09時頃
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……ガラーシャ。降りてきた方が身のためだぞ
[そして治安戦隊ヴラドは今日も絶好調だった>>50 街の平和を、市民の安全を護るため リットのような魔法を男は使えないので、 出来る事はそこらへんの石を鍛えた右腕で投げるくらい
だが、それはしたら人を護る駐在さんが けが人を1人作ってしまう、診療所に連れていく事になる 昨日の今日で、それは何があったのかと言われかねない
大丈夫だ、問題しかないぞ>>59 雲なんて存在しない、空に箒の影は目立つのだから どうやって抜き足差し足するのか教えて欲しい*]
(73) 2016/02/27(Sat) 09時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 09時頃
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/* どうもコアずれまんです
(-28) 2016/02/27(Sat) 09時頃
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/*あ、やべ、感情?ろるしかない……寝ぼけてる
(-29) 2016/02/27(Sat) 09時頃
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[看板にはまだ『CLOSE』。 それでもいるかな、とドアを叩くのは男の身分故の勝手さで。
まだ開けてない、というだけでクリスタはどこかで聞いた噂話の少女のように消えてしまったわけではないだろうからね。
と、外出中であればそのノックも意味をなさないのだけど。]
まだ寝てるのかな。
[出直した方がいいだろうか、と考えながら首を傾げる。
その時、背後から突然「わっ」と声がかかったものだから]
(74) 2016/02/27(Sat) 09時頃
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ぅわっ?!
[男は片目を丸くして肩をびくりと震わせた。
驚愕でバクバクと鳴る心臓を落ちつける間もなく振り返る。
そこには中にいると思い込んでいたかクリスタがいたから、また少し吃驚して。]
や、やあ。 ご機嫌よう、クリスタ。
あー、びっくりしたよ、もう。
[そう言いながらもいつもの柔和な笑みを浮かべる。]
うん、お客さんだよ、クリスタ。
見てほしいものがあって。
[まだ開店前だとはわかりながらも性急な性分を悪びれない様子で、旅商人の幼馴染から預かった“星の欠片”を取り出すと彼女に見せた。]
これはね、流れ星の欠片なんだって。 何か魔法でもかかってるかなあ、と君に聞きたくて。
[魔法がかかっているにしろないにしろ、それは宝物には変わらないけれど。*]
(75) 2016/02/27(Sat) 09時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 09時頃
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ふぁぁ…やっぱり眠いや…。
[工房を後にして買い物をすべく街中をゆるりと歩き出す。 そう、いつものように宙を飛んでいる配達員をみるのも当たり前の光景。>>48 そして欠伸をしながら歩いていれば前に見えたのは。]
ぁ、にーさん…?
[カランと車輪の音を響かせる自転車に乗っている従兄弟。>>72 朝の無意識的に隠れるのを忘れてしまえば、 ちゃんと顔を合わせるのはどれ位ぶりだろうとその場で足を止めた。]
(76) 2016/02/27(Sat) 09時半頃
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[空を見上げてたせいか、注意力が散漫になっていた そんなとき、聞こえてきた>>76声は懐かしく 久方ぶりに従兄弟の呼ぶ名にはっとして
そちらを振り返る 何度も、声を掛けようとして躊躇った姿が其処に]
……クロ―ドか。…おはよう えっと、その。… 眠そうだな
[自転車を掴む片手とは反対の手を自らの頬に乗せ 足を止めた彼にかけるのは、朝の挨拶と みて分かるようなこと
どうにも気まずさが先立ち、まっすぐに彼を見ながらも 指先は頬をかりっと何度か掻いていた*]
(77) 2016/02/27(Sat) 10時頃
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[ぁ、と思ったときには既に遅く声をかけてしまっていた。 従兄弟の口から聞く自分の名をどれ位ぶりに聞いただろうか。
でも、そのぶっきらぼうな物言いは、やはり変わらない。>>77]
昨日工房で徹夜もどきしちゃったから…あんまりちゃんと寝てなくて。 …なんか、こうしてにーさんの声聞くの、すごく久しぶり。
[そう、本当に久しぶりである。 いつもいつだって遠くから見ているだけだった従兄弟。 姿を見ればそれでよかった従兄弟。
何故か気まずそうに自分と話す従兄弟。 そう、こんな顔でいつだって…。]
朝からパトロールお疲れ様。 いつもいつも自転車でよく疲れないね?
[何を話せばいいのか。 従兄弟が俺に話すことなんてあるのだろうか。 とりあえずポケットから取り出した飴を、従兄弟へと差し出した。*]
(78) 2016/02/27(Sat) 10時頃
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[久しぶりだった、本当に 見かけたら挨拶はする、従兄弟だから当然だ 従兄弟じゃなくてもヴラドは大抵の人に声を掛ける 何もないかと、だけど従兄弟だけは]
徹夜もどき?それはいかんぞ 何をするのにも身体が第一なんだから、 もし、倒れでもしたら、……、マラクさんが心配する
[俺も、という本心はどうにも言えなかった]
……そうだったか、…そうかもしれないな
[それだけ、男が彼を避けてきたということだろう 自転車を持ちながら、近づこうか近づかまいか そんな風に距離を今も図ってしまう
夢を抱え、夢を叶える為に進む従兄弟をじっと見て]
ありがとう だが、下手に魔法を使う方が私は疲れるからな こっちの方が性にあっているんだ、君の方こそ…あ
[何を話そうか、どう伝えようか 迷っている間に彼の手が取りだしたのは飴玉だった それは、なんだか懐かしい色をしている気がして>>78]
懐かしいな、君のお父さんもよく飴をくれた
[ふとそんな事を思い出してしまった ぽろっと洩れた、言葉にはっとしたのは言った後で 目の前の従兄弟が、あの日診療所で見た顔と重なった>>506*]
(79) 2016/02/27(Sat) 10時頃
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[やばい、見つかった。思った事はそれである>>73 今降りてくれば雷だけで済む だがそれでは配達が出来ない。仕事が出来なくなってしまう
如何言い訳すればいいかと途方に暮れていれば しめた。同やらクロード>>76と会話をし始めた様子で]
(感謝だ、一番弟子君)
[かちゃかちゃ。ギアを一段階入れれば――箒はじゃじゃ馬化再び]
わ、っとととと!!
[びゅんっうという音と共に走り去る箒with配達員 後の説教は覚悟の上である。今は配達を優先、刺せてもらおう*]
(80) 2016/02/27(Sat) 10時半頃
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/* 多角はいかんでしょってことで ささっとさいならするスタイル!!
(-30) 2016/02/27(Sat) 10時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 10時半頃
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[そして再び配達業に戻る配達員 届け物の行き先、次は――]
ああ、ギュルセルだ
[大体、彼の元に運ぶのは御礼状か中元が多い 材料とかはリットから仕入れる方が多いのだろう という配達員の予想である
ギアを上げたけれどなんとか振り落とされず荷は無事 ほっと一安心と共に工房の扉をノックする 彼が出て来たならば不愛想で無表情に声紋認証(サイン)を強請る事であろう 其れが何時もの光景なのだ、けれど どうもこの工房の時は勝手が違う
何時かの公園で見た橙を 探してしまうのだ。其処にはオレンジはないというのに ノックをしたまま、何処かぼぅとした感じで周囲を見回す光景 工房の主が見れば不気味に思うかも、しれない*]
(81) 2016/02/27(Sat) 10時半頃
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どっちかっていうと俺よりもマラクさんのほうが先に倒れると思う、色々な意味で。 心配はされると思うけども。
でも俺、いつも子ども扱いされてきてるから。
[こういう話を従兄弟とすること自体緊張してしまう。 手を差し出せばようやく近寄ってくる従兄弟。 こうでもしないと、中々自分に近寄ることをしない。>>79
きっと、俺が両親を殺したからだ。 従兄弟のヴラドにーさんは、俺の両親が大好きだったから。]
……父さんは飴が凄く好きだったよね、いつもにーさんが遊びに来る日はテーブルのお皿の上に沢山の飴があったもん。
[あの日、出かけなければ。 一人で川へ走らなければ。
両親がいなくなることも、眼が見えなくなることもなかった。]
にーさん…ごめんね。
[小さく掠れた声。 本当は俺の顔を見るのさえ嫌だろうに。
従兄弟の本音など知らぬ少年は、ただごめんと一言。 それ以外の言葉が出てこなかった。*]
(82) 2016/02/27(Sat) 10時半頃
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/* 雷フラッグは是で回収するとして 選択肢増やしにギュルセルに突撃!なのだ!!
(-31) 2016/02/27(Sat) 10時半頃
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/* うーん、多分、リットと時間軸が一日ずれてるんだよな。 まぁ、適当にごまかしておこう。 リアントの時間軸ではリットが帰ってきてから二回目の夜になってるんだけど、多分リットの時間軸では一日目の夜な気がするんだよなぁ。 つーか、もう、朝とか夜とかわかんなくなってるって言うwww
とりあえず、今晩はビーフシチューじゃありません。 一日煮込みます。
(-32) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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[暴走箒が空を飛んで行く ちっと思わず舌打ちしたくなるが、仕方無い>>80 お説教コースが63(0..100)x1時間ほど追加されただけである 他の誰であっても、こうはならなかったであろう この従兄弟にどう接すれば良いのか>>82
ただ、彼が師と仲良くやっていると知るたび安堵して]
マラクさんの方が?そうなのか 以外というほどでもないのか、な
子どもか、…それは良いことだろう 甘えられる存在があるのは良い、
[知らない従兄弟を知ることに淋しさを感じた 差し出された手にちょこちょこと近寄っていくのだけど 彼が、両親を殺したと思っているなど気づきもしない 確かに男は、彼の両親が大好きだった
消えた両親に代わり、 2人は家を護る男に手を差し伸べてくれた どれほど影響を受けたか分からない]
喜ぶ顔を見るのが、好きな人に見えた 色とりどりの飴を食べれる君が少しうれやましかったよ
……クロ―ド?
[あの日。あの日の事が胸を痛くする]
(83) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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―パン屋の二階で―
[外でのあれこれも終え、帰って来てから翌朝の仕込みも終える。トマスを初めとする職人たちも家へと帰し、己は二階へとあがって来て、夕餉の支度を始める。 腹をすかせて帰ってくるだろう弟の、リクエストのビーフシチューは、丸一晩は寝かせたほうが絶対に旨い。そちらの面倒を見つつ、今日のメニューは魚の切り身をバターソースとバジルの香りで焼き上げた一皿だ。 店の横の扉が開閉する音がして、続くのは階段をとんとんと上る足音>>15。……嗚呼、誰かを迎えるというのは、こんなにも。]
おかえり……リット。
[振り向いた眼差しに、溶かしたバターにも似た色合いを乗せ、ゆるり口角を上げる。帰ってきたばかりの弟が、忙しく街中を駆け回っていたことは想像に難くない、疲れた色を乗せた表情に、特別な不審を抱くことはなかったが。]
何かあった?
[ごくごく自然に、一つの話題として振ってみた。弟の唇から紡ぎだされる、鮮やかな光景の数々は、青年をも十分に楽しませる。それはきっと、リット自身が、とても楽しい思いをしてきたからなのだろう。]
はっは、じゃじゃ馬箒!
[ガラーシャの箒事件のことが話題に上れば、声を立てて笑う。こうして楽しい話題として食卓に上るのだから、事故に至ったわけではないのだろう。まぁ、きっとまた、あのお節介なまでに心配性な幼馴染は、かんかんになって怒るのだろうけれど。その想像ですら、青年にとっては笑いのスパイスにしかならない。 それでも一応、怪我だけはするなよ、と一言だけは添えるのだけれど。]
うん、それから?
[食事を終えてもなお、話すことは尽きない様子の弟を、そっと促すようにして、次々と語られる、まるで宝石箱をぶちまけたような色彩にあふれた言葉の数々を耳に楽しみ。 語り終えたときにはもう随分と時間は遅かったが、たまのことだ、構いやしないだろう。]
(84) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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何を謝る必要があるんだ、……謝るのは私の方だろ
[顔を見れなかった。 ずっと、診療所で彼を見たときから、悔やんで悔やんで ごめんと彼の小さく掠れた声に首を振った。
言わなければいけない事がある]
あのとき、…私は君の両親を連れて帰れなかった
[数週間、両親の遺体を探す人々の中に男は居た まだ、15歳だったけれど。それでも力はすでにあったから 川の記憶を巡ればきっと彼の両親を見つけられると思って居た
ただただ広い家に独り。墓前前に座っていた彼の為に]
見えなかったんだ。
[川の記憶を全て引き出すには男の魔力は足りなかった すまない、と彼の手から受け取った飴玉を転ばして そっと彼を虹色の瞳が見つめた*]
(85) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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[壊れかけた従兄弟を見て どうして、俺じゃないんだと思った。
どうして川なんてものに、壊されたんだ、 大好きな、おじさんおばさんを、―俺だって壊したかったのに
だから、せめて、壊れた2人を従兄弟に見せたかった
きっと綺麗に壊れてくれた、だろうに*]
(*16) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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/* ふえぇ63時間って二日以上おこられるぅ
(-33) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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/* ええ、欠損がキーワードなのはこれが理由です オペラをみてなんともいえない顔をしているのも それが理由ですな(最低だな
(-34) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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/* 【朗報】赤絶好調。
(-35) 2016/02/27(Sat) 11時頃
|
|
[部屋の主が不在であっても、いずれ帰ってくるのだから、と弟の部屋の掃除は欠かしたことがない。だから帰ってきたばかりでも、リットは彼の部屋で眠ることができる。旅立った日のままで主の帰りを待っているその部屋が、どんな表情で彼を迎えるのか、そこまでは知らない。 おやすみ、と部屋の入り口で声をかけ、それから自室へと帰った青年は、もう少し、と帳簿などをつけ始めるのだ。
そして、そろそろ休もうか、という頃のこと。 ぐらり、と大地が揺れる気配>>17を感じ、思わず青年は身構えた。
その揺れは、長かったのか、短かったのか。定かではなかったけれど、酷く“非日常”であることだけは確かで。揺れが収まったことを確信すると、そっと青年は部屋を抜け出した。 弟の眠る部屋からは、今のところ気配は感じない。眠っているのであれば、起こすこともあるまいと、静かに階下へと降りる。大きなゆれではなかったとは思うが、店の様子は確認しておきたかった。]
……うん。 特に、問題はないみたいだね。
[一通りの確認を終え、ほっと一息つきながら。そっと、宝石を失った竈の扉を手のひらで撫でた。
とうさん。
そうっと、唇が音のない囁きを紡ぎだす。普段、表に出すことはないが、店を一軒構えるのは、複数の従業員を預かるのは、一人で店を、家を守ろうとするのは、本当は。]
(86) 2016/02/27(Sat) 11時頃
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――……ピシッ
[鋭い音共に、右の耳たぶに走る痛み。つ、と小さく声を漏らし、反射的に指先が耳元へと走る。指先に得る、ぬるりとした感覚に、ぎょっとしてその手を目の前に持ってくれば、月明かりに光る、黒ずんだ“ナニカ”。]
……は?
[もう一度、指先で耳たぶをなぞれば、ぼろり、と何かが外れた気配がした。厨房の明かりをつけ、それの正体を探れば、指先に乗った、紺色の石の欠片。その断面に散る、金色の星屑を見た瞬間、どくり、と心臓が脈打った気がした。]
(87) 2016/02/27(Sat) 11時半頃
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……どうして。 どうして、忘れていられたのだろう。
大切なものは、手を離したら最後、 いつの間にか、消えてなくなってしまうのに。
(*17) 2016/02/27(Sat) 11時半頃
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[手のひらに転がった石の欠片をぎゅっと握り締めると、その尖った欠片が手のひらに食い込んで、痛みを伝えてくる。その痛みがまた、現実を突きつけてくる。
耳から流れ出した血は、あっという間に止まってしまったが、流れ出した激情が、止まることはない。手のひらに転がった石の名を、その本来の持ち主を、そしてその人物の魔力を、青年は知っていた。 それが、己の耳に埋め込まれていたこと、今まで疑問にも思わなかったそれ自体がおかしなことであったこと、それらの事実をかみ締めながら、青年はじっと、深夜の厨房に立ち尽くす。]
(88) 2016/02/27(Sat) 11時半頃
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にーさん、が……?なんでにーさんが俺に謝るの?
[状況がうまく飲み込めない。 なぜ従兄弟が謝る必要があるのか。
確かに捜索隊の中に当時の従兄弟は居た。 でも見つからなかったのは従兄弟のせいではない。 事故を起こした自分のせいだ。
首を左右に振って、視線を感じれば顔を上げる。>>85 ずっと避けてきた、従兄弟の顔を見るのを。 恨まれていると思っていたから。]
別ににーさんのせいじゃないよ。 …いつまでも引きずってる俺もいけないんだ。
[いっそこの街を出て新しい記憶を植えつければ忘れられるだろうか。 リットみたいに旅に出ればいいのだろうか。 でもこの街が、生まれ育ったこの街が、 師が、従兄弟が、この街の人々が大好きだから。
きっと出て行くなんて事があったとしても、誰にも告げずにひっそりといなくなるだろう。]
(89) 2016/02/27(Sat) 11時半頃
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とにかくにーさんが気にする必要はないし、あの事故は俺が悪いんだし。 その制裁だって…受けてるから。
[そっと右目に触れて苦笑を浮かべる。 だから従兄弟が気にする必要はない、と。
ぎゅ、と拳を握り小さく息を吐く。]
にーさんパトロールの途中だろ? 俺も買出ししてパン屋寄ってから診療所いかなきゃ。 …サボるなよー?
[減らず口を従兄弟へと紡ぎ、小さく笑った。*]
(90) 2016/02/27(Sat) 11時半頃
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―朝―
はーい、食パン焼きあがりましたー!
[パン屋の朝は早い。それでも中には、朝一番の焼き立てを待ちわびるように、店先に顔を見せてくれるお客さんもいる。そんな彼女に笑いながら、焼きたてのパンを丁寧に紙袋に収める店主。 まるで、いつもの光景。
青年の耳元には、金の星屑の散った紺色の石が、いつもどおりに埋め込まれていて、それをいまさら意識する者など一人もいない。 ……そう、いつもどおり。]
あぁ、おはよう、リット。 よく眠れた?
[まだ眠たげな気配の残っている気がする弟が顔を見せれば>>43、にこりと笑みを見せ、問いかける。その間も青年の手が休まることはない。竈から出したばかりのパンに、溶かしたバターを薄く塗って、それから粉砂糖を振りかけて。トレイいっぱいに並べたそれらを店先に運べば、次のパンが焼きあがっている。]
あぁ、マラクさんにも会ったんだね。 はは、嬉しいな。
[お客さんからの声は、いつ聞いても嬉しいものである。だが、それ以上に、身内の。かわいがっている弟の、褒め言葉が嬉しくて、青年はちょっとだらしなく頬を緩めた。だって仕方ない。お兄ちゃんだもの。]
(91) 2016/02/27(Sat) 11時半頃
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うん?
[出かける予定だけど。>>48なんだか半端なところで途切れた言葉に、促すような声を返す。けれど、なんでもない、といわれてしまえば、そう、と何気なく返して。]
どの辺りまで行くんだ?
[何とはなしに、そう尋ねる。理由を尋ねられれば、昼飯はどうする、と返して。帰ってくるなら用意しておくし、もって行くというなら簡単なサンドイッチでも持たせるつもりだった。どっちにしろ、パンの一つや二つ、持たせる心積もりではあるのだが。]
夕飯はリットさんご希望のシチューだからな。 誰か、つれて来てもいいぞ。
[バターと小麦粉から作ったシチューは、多分すごくおいしい。牛肉もとろとろになるまで煮込んであるから、絶対においしい。だから誰かに食べさせたい!というのも無いではないが、半分以上は、弟が友達とご飯を食べるとかしたいんじゃないかな、なんて、そんな気持ちからだった。]
あ、これも持ってきな。
[出かけようとする弟に、ぽんと放り投げた包みには、昨日焼いたクッキーがいくらか入っている。おやつだ。 子ども扱いとか、言わないで欲しい。いくつになってもお菓子は正義だと、言い張る。*]
(92) 2016/02/27(Sat) 12時頃
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[何故謝るのか、いけると思ってしまったからだ>>89 勝手に大丈夫だと俺ならと捩じれた真っ直ぐな心が言った そう、ずっと思い上がって居た、彼の為と信じ込んで]
………。 …私のせいだ 方法を私は間違えてしまったから、 私は、あのとき、……君と共に居るべきだった
引きずるのは、君が両親を愛していたからだろ
[顔を上げる彼をじっと見つめる 彼を恨んだことなんて一度もない、 ただ男は己の無力さを嘆いていた、ずっとずっと あのとき、寄り添うべきだったのだ、彼に
独り残して、川を探すのではなく 頭を撫でて声をかけて、肩を寄せ合えば良かったのに それをしなかった俺の落ち度だった]
(93) 2016/02/27(Sat) 12時頃
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制裁?……何を言っているんだ、君は 悪いだなんて、何も悪いところなんてないだろう
[そっと右目に触れ、苦笑する従兄弟に>>90 しかめっ面がぴくっと膨れ、虹色が見開かれる 今にも折れそうな姿に、何処かへ行ってしまいそうだと
吐き出された息の如く消えてしまいそうに見えて]
…ああ、……そうだな。そうだ、が。 パン屋か、……リアントとは話をするのか? 診療所、眼の調子は。 いや、ああ、君の両親から借りているものがあるんだ それをまた今度……、と
私がさぼるわけがないだろう
[小さく笑う彼の減ら口を前に とりとめのない日常会話をまた繰り返してしまう そうじゃない、そうじゃないと飴を握る掌が言っている
この手はなんの為にあるのか、 誰かの止まり木であれば良いと思って居た 従兄弟は目の前に居るのだ、だから。
彼が行くというのなら止めはしない 止めはしないけれど、すれ違い際に手を伸ばし]
君の方こそ、さぼるなよ?
[叶うのならば不器用に笑みを返し あの頃よりずっと高い頭をぽんぽんと撫でようとしただろう**]
(94) 2016/02/27(Sat) 12時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 12時頃
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/* 形があろうと無かろうと、壊れないものなんてないよ。とお返事しよう。 村建さまネタふりありがとうございます。
ところでクロード大人気ね。 ギュルセルにヴラドが赤使っているよ。 リアントはやっぱりリットかなぁ?
メアリーはオペラとラリッサどちらを第一希望にするべきか悩み中。 ロル的に淀みなく流せるのはオペラ。 中の人がきゅんきゅんしたのはラリッサ。 うーん、マラクは誰にするんだろう。 印象的にこの人と被りそうな気がしてる。
(-36) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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― 昨夜・モルチアナ工房 ―
[夜を通して作業に没頭することもある職人は、 人よりも少量の睡眠で良質な安息を得ることが出来た。 故に、弟子の知らない夜を師は知っている。>>4
昨夜遅くに、その日最後の客が訪れた。 仕事としての客人ではなく、数少ない友としての客人。>>31
最初の縁は彼の芸術家らしい好奇心。>>0:642 自身より年上の工房持ちは皆、等しく若き才を疎んで居たが為に、 子供のような無邪気さを持つ彼を快く出迎えた。 既に大人の段階を踏みしめた、落ち着きで以って。
彫金や硝子細工を得意とするらしい彼の指先は、 節の目立つ自分の五指とよく似ていて好感を覚えたものだ。
だが、己が彼に最たる興味を示したのは、 彼の芸術家としての才覚ではなく、鋭利な感性だった。]
(95) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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[彼が事も無げに告げた言葉に、珍しく瞠った記憶がある。>>0:643 書物が撫でる器楽の成り立ちのその先、一歩踏み込んだ意見。
『驚いた。 君のような賢人がこの街に居たのか。』
潰えることを知らぬ道具と、変質する音色。 過去のように、昔のように。と、囚われるこの街では奇異な思考。 人は彼を変わり者と呼ぶようだが、 それは他が異質を理解出来ないからだろう。
彼は世の理を知っている。 変わっていくことこそ、変わらぬ世界のルールだと熟知していた。
そんな彼と友好を結んだのも、極自然な話。
何故なら、己の作る楽器は、艶を変え、音を変え、 ―――― 人すら変えてしまう、旋律を奏でるが故に。]
(96) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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[そんな彼の来訪は、時計の針を気にしない。
此方も真夜中でも起きて居ることもあれば、 真昼でも寝台に懐くこともある身の上。 手土産を忘れぬだけでも、彼なりの礼節を感じることが出来る。]
工房に満ちるは羊水にも似ている。 私も君の工房では落ち着くから、本質的に似ているんだろう。
―――…散らかっていると云うことでは無くね。
[己が最後に冗句を付け足すのもいつものこと。 彼が不意に本題に押し入るのもいつものこと。
ただ、楽器の注文は、いつもとは違うこと。
詳しく話を聞けば、降って沸いたインスピレーションへの協力らしい。 彼の芸術家としての感性は、やはり優れたものだった。]
(97) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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私は玩具技師ではないので専門ではないが、 子供用の1/16サイズなら制作したことがある、要はその応用だ。
………男の髪で人形を作るというのは、ゾッとしないがね。
[意気揚々と語る彼に肩を揺らして見せて、 そろそろ微睡みの舟を漕いでいる頃だろう弟子を振り返る。 少し、伺うように瞳を細めると緩く首を縦に振って見せた。>>35]
いいや、そう日は貰わなくて良い。 試作品を手に付けておこう。
ただし、その毛髪集めとやらは君がすること。 [気安い調子で受けた依頼。 夜更けの談話は、案外話の弾んだものとなった。**]
(98) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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― 芸術家の音色 ―
[己の魔曲は人の神経に絡みつく。 心に滑り込んで、人を内側から変える魔法。
過去に診療所で、不眠に悩む老人の相談を受けた事がある。>>*0 このままでは、いつか炉の加減を誤ってしまいそうだと、 弱々しく紡ぐ老人に、己は療法ぶって弓を取る。>>0:592]
――― けれど、一体何をそんなにお悩みか。 代々優れた芸術家の血を継ぐ家長が。
[卓越したヴァイオリンの音色は、神経に生温い泥を被せゆく。 漸く降りかけた瞼に安堵したのか、老人の口は少し緩む。
“孫が怖い。”
そう呟いた声にそれ以上は問わず、殊更ゆっくりと弦を弾いた。 降り積もらせる猛然とした睡魔、医療と云うには過ぎたる重複。
昼も夜に塗り潰されて、老人の脚が踏鞴を踏むようになった頃、 ぱたりと唐突に途切れた通院と、町外れに訪れる不幸。
大人びた職人は出来の良い頭を持っていた。
故に、永遠の眠りを齎したのが誰か。 ――――― きちんと、違えず、知っている。*]
(*18) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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[何も悪いとこがない?嘘だ。 如何してだろう、従兄弟といると両親の姿が頭によぎる。 ――頭が、痛い。]
リアントさんとは最近すれ違いなので会わないんですよ。 いつもお菓子をくれるからお礼を言いたいんだけども…。
眼は相変わらずだよ、痛くもないし、光も感じない。 両親から…?それ何かわからないけどにーさんが持ってていいよ。 そのほうが喜ぶと思う。
あっはっは、そうかも。 サボるにーさんも見ては見たいけども。
俺がサボったらマラクさんにもっとこき使われちゃうよ。
[そうして、その大きな手が自分の頭に触れる。 何年ぶり、そうだ十年ぶりかもしれない。 何も変わらぬ兄の手は、やはり温かかった。**]
(99) 2016/02/27(Sat) 12時半頃
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- 朝 -
[気付けば朝になっていた。 納期は決めていないがお嬢さんたち3人のお揃いとなれば 少しは早めた方が良いだろう。 気紛れだが、昨日色々話した分印象に残っていたせいか、 優先する気になったらしい。]
お嬢さん達に骸骨やハ虫類はさすがに怒られるか。 オペラ嬢の旦那に知れてもクレーム来そうだしな。
[クレーム位はどうでも良いが、折角の祝いにケチを 付けられたとお嬢さんたちが悲しむのは問題だ。 図鑑や絵本を広げながら、アイディアを練り、試作品を作る内に 夜が明けたらしい。]
(100) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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うん? 珍しいな朝から。
[我に返ったのはドアのノックの音>>81 自分も時間等気にしないが、大概の客は日中姿を見せる。 マラクは昨夜訪ねたが、まさかもう試作品が出来たのか? それともクリスタ嬢かと、わくわくしながら 扉を開けると、違う意味でわくわくさせる顔があった。]
おはよう。 ちびすけ共々元気そうだな。 クリスタ嬢がレベルアップさせた箒の具合はどうだ?
[いつも必要最低限の事しか話さない配達員に 声紋チェックを受けつつ、荷を受け取った。 クリスタ嬢からの情報と街を駆け抜けた暴風の話で 何かやらかしたのではと判っていてるが別に咎めはしない。]
風を切って駆け抜ける感覚はどうだ? やっぱりわくわくして楽しいか?
[荷が手に渡った直後に、平気で荷解きを始める。 その間の時間潰しの様に話しかけるが、視線が工房の中を 覗くのを見ると首を傾げた。]
何か興味あるか? 時間あるなら見ていって構わんぞ。
[生憎オレンジは存在しない。 だが思い付いたアイディアで作り掛けた太陽のモチーフが放つ 橙の光はぼんやりだが彼の目には届くだろう。
ただし、中に踏み入れようとすれば、人間より何かを 察知する能力に長けた相棒が自分に威嚇の声を上げるだろうが*]
(101) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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/* >>99 俺は、君に会いたいんだけどな。
(-37) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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- 芸術家の魔法 -
[コーラリアには魔法の様な指先だと言われた事がある。 だが本当の魔法は作品の中にある。
様々な細工物や装飾があるが、大概目のある存在が 埋め込まれている。
そしてその目は時折ふわり輝き、周りを見渡す様に 動いて見える様な事があった。]
どの角度からでも目が合う様にしてある。
[問われればそう言い切った。 ある意味それは正しい。
工房の奥、幾枚もある鏡の中にそれらの細工物の『目』が 『見た』光景が映し出されている。
『千里眼』それが彼の芯と一致してしまった魔法。
別に着替えや裸を見たいわけじゃない。
ただ『変わる』様を見たかっただけだ。
赤子が幼子に、若者に、壮年に、老年に。そして死。 恋人が出来、喧嘩し、笑い、怒り、悲しむ。 修復出来ずに別れる者。 病に倒れ苦しむ者。 失ったものを嘆く者。
刻々と『変化』し続ける生活を眺めるのは、 血縁が誰一人いなくなってしまった者にとって 唯一の慰めであった*]
(102) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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嗚呼。 でも『見る』だけでは飽きた。
俺もこの手で『変化』させてみたい。
[生まれる欲求は尽きぬ事が無い。 作品に昇華させていたが、そろそろ溜まり過ぎている。
炉で焼かれる命は美しく素晴らしいが後がいけない。
それこそゆっくりゆっくり自分の手で育ててみたい。 『生』から『死』へと変わるその時まで。
そんな思いと共に目の前の配達員を見る。]
(*19) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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[彼は身体が欠けたと言う『変化』があって尚、 更に『変わろう』と日々努力している。
マラクの弟子も徐々に腕を上げ、いずれ師匠に劣らぬ職人になるだろう。 ただ自分に楽器と楽器作りの才が無いのが悔やまれる。
リットも旅に出る度に自分を『変えて』くれる品物や 話を聞かせてくれる。 では彼自身はどう『変化』出来るだろう。
姿が『変わらぬ』娘もいる。あれを『変える』にはどうすればいいだろう。
託児所でひたすら耐え続ける娘もいる。耐え続け『変わらぬ』娘はいつ『羽化』するだろう。 喜んで羽根を広げる様を見てみたい。そしてその羽根を毟りたい。
足の不自由なリラ弾きの娘も愛する伴侶を得て『変わろう』としている。 あのリラの音も本人もどう『変わる』のだろう。 喜びに満ちた笑顔があるなら、それを歪める事が出来たら。]
(*20) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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(嗚呼。どれも愛しすぎて壊してしまいそうだ。)
[壊れれば戻せない。 その先も愛せるけれど。
壊す事無く愛おしんでやりたいと炉の中で次を待つ炎の様に 胸の中で情熱が滾った*]
(*21) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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/* 村名と真っ向から対決姿勢の本能です。
(-38) 2016/02/27(Sat) 13時頃
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おはよう、ギュルセル。 キュルビス――相棒共にいつもと変わらんよ 君に届け物が来ているぞ
[出迎えるギュルセルにいつも通りに荷物と声紋認証を求めるものの 箒の事に関して問われれば、隻眼がキラリ輝いた>>101 不愛想の為分かりづらいが、とてもわくわくといった程だ]
最高だ……見てくれこの浪漫 自爆ボタンをつけてくれたんだ
[最低限の事しか喋らぬ配達員が自慢するのだ とても魔改造を気に入っていることがわかるだろう ヴラドの様に大暴走を咎められないのは 実はちょっとほっとしているのは内緒だ]
そりゃあもう、愉しいよ 空を飛ぶ間は何よりも、自由だ
[何処へでも行けるのだからと付け加えつつ 視線はあの日見た夕日と、それを背にした影を探すかのように 中を見つめてしまう それはどうやら工房の主に察知されてしまったようで]
(103) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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/* ついゆう日って書いちゃうよね 天体ないよ!!(セルフ突込み。ごめんなさい)
(-39) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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――いいのか? では遠慮なく鑑賞させてもらうが
[工房主の許可が出たのだ。見せて貰おうと彼の作品を作る場に足を踏み込む と、その時だ]
『ふしゃっ!!』
……どうした、相棒
[ヴラド以外には愛想の良い黒猫が、ギュルセルに対して威嚇の声 こら、と咎めても毛を逆立てて唸っている]
おかしいな。いつもはこうではないのだが…… ……あ
[困り顔の中、ふと見えたのは作りかけの作品 モチーフは”星”――いや、太陽だろうか あの日見た茜色に染まった公園の様に、淡い橙の光を放つ 其れに目を奪われ、暫しそのまま立ち尽くしてしまっただろう*]
(104) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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/* 反応早いなガラーシャ!!
(-40) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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/* 因みにキュルビスはドイツの南瓜である つまりこいつら南瓜繋がりの命名(シトルイユも南瓜なので)
(-41) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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/* 中の人が全力でブラコン爆発させててなんかもうツライ (ログ読み終わらない
(-42) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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―回想・からあげパン―
[あんパンみたいに、割ったら中から唐揚げが!>>3 その発想は、無かった。本当に、欠片も無かった。思わず青年は再度吹き出す。]
あぁ…… 割ったら中から…… くく……
[笑いながらももう、どうやったらそんなパンが作れるか、くるくると頭の中では作業工程が転がり始めている。うん、多分、できないことは無いだろう。]
オーケー、オーケー。 承るよ。 君の御眼鏡に叶うものが、できればいいんだけど。
[いまだ冷めやらぬおかしさを腹のうちに収めつつ、機嫌よく注文を受理したのだった。きっと完成するまでには数日から一週間くらいはかかるだろう。だって、楽しみにしているお客さんを、がっかりさせてしまうような代物なんて、出せるわけが無いからね!]
そうそう。 レモンは、かけちゃ、いけなかったね?
[いたずらっ子のようなウインク一つを付け加え、確認することも忘れなかった。]
(105) 2016/02/27(Sat) 13時半頃
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ありがとう。 まぁ届け物と言っても中身は大体予想が付くが。
はっ。 予想通りだな。
[中に入っていたのは壊れた女神像。 背中に鳥の羽根を背負い、片手にランタンを持つ女神。 とある富豪の所に生まれた子に、闇を照らし幸福を願う像を 贈りたいと注文を受けたのだが、 ぽっきり腰から下が砕けている。
添えられた手紙には贈る前に、子供が遊んで壊したので 不吉だからいらないと返品して来たのだ。
当然手紙の主は件の因縁の相手。]
本来の役目も果たせずに可哀想に。
(106) 2016/02/27(Sat) 14時頃
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[箱も手紙もその場でポイ。 壊れた作品だけを愛おしむ様に手の中に抱えて、 改造された箒の熱弁に耳を傾けて気を紛らわせる。]
自爆ボタン? 俺が聞いた時はそんなもの付いて無かったが。
なるほど。 悪の組織に捕まって、箒の秘密を調べられる前に!って奴か。 そりゃ浪漫だ。
[浪漫かどうかはさておいて、彼を心配する者達が 聞いたら纏めて説教を喰らいそうな発言を平気で口にする。 空を駆ける話を聞けば、そりゃ羨ましいと目を細めて。]
そうだ。 俺にもその箒、改造させてくれないか?
この女神像はお守りとして作られたんだが、 可哀想に厄介払いさせられてな。
腰から上を箒の先に付ければ、水の上を行く、 船のフィギュア・ヘッドみたいになるぞ?
空と同じ位自由に水を行く船の守り神って奴だが。
まぁお払い箱の像なんて縁起が悪いと言われれば それまでだがな。
[どんどん素敵になっていく箒に自分も加担してみたくて 提案したものの、断られても仕方ない経緯。 密かに女神像の目で上空からの街を見る事が 出来るのではと期待したのも秘密のまま。]
(107) 2016/02/27(Sat) 14時頃
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別に何処かのガキみたいにぶち壊しはしないだろう?
[工房への入室の許可はあっさりとしたものだが、 猫の威嚇がそれを止める>>104 主に薄ら暗い欲を感じていたのを気付かれたのだろう。 大した猫だと笑いながらも、威嚇に気を悪くするつもりもない。]
俺がご主人様に適当な提案をしたから 怒ってるんじゃないのか?
[やはり適当に返事をしながら、言葉を止めた配達員の 視線の先を見ると淡い光を放つ太陽の姿があった。]
ん? 気になるものがあったか?
ああ、これはな。 とあるお嬢ちゃん達3人に贈る装飾品の原案だ。
お揃いにしようかと思ったが。 夢のある物が良いかと思ってな。
『太陽』の下で『月のハープ』を『奏でる乙女』って 言うのを作ってみようかってな。
全部組み合わせて1つにも出来る様にするんだが。 太陽ってこんな感じかね。
俺の中の太陽の色はこんな感じなんだよな。 大きくて明るく輝くのに。 その分去る時には孤独を強く感じさせる。
だからちょっと離れていても、去っていても 温かい温もりを表現したいんだ。
[いつか公園で泣いていた子供の前でも無慈悲に 消えて行こうとする光。 あの子はずっと泣き続けていただろうか。 光がもっと穏やかで優しければ、あの子はまた笑っただろうか。 そんな思いがふと過ぎり、掌よりも半分位の大きさの 太陽を配達員の手に渡そうとした*]
(108) 2016/02/27(Sat) 14時頃
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……これは、酷い
[自分が運んだ荷物の中身>>106、見えればほろり零れ落ちる言葉 闇を照らし行く女神が壊れて横たわる光景に、 無表情の中僅か過る痛んだ色
本来の役目は何かは聞いていないけれど 無残に壊されるために産んだわけでも 産まれたわけでも、あるまいに
我が子を慈しむように抱える様子を隻眼は捕えながら、 話題は魔改造箒の事へと移る]
(109) 2016/02/27(Sat) 14時頃
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今朝付けて貰ったのだよ 彼女の宅魅力は流石の一言だ 治安戦隊ヴラドにこの箒の秘密を調べられる前に ぽちっとなという奴だ。分かってくれるか
[ロマンを分かる人は皆同志と思っている配達員は、 表情は変わらねどかなり喜んでいる。説教コースにご案内案件だろうが 大丈夫、全てはばれなければ問題はないのだ 問題は何故か隠していてもヴラドにばれることなのだけれど
考え巡らせていた時か。箒の改造の提案に、目を一度瞬かせ彼を見る そして先程の荷の経緯を知らされれば、断る事などするわけもない]
……有難い申し出だ。頼んでもいいか? 俺も、この子と一緒に空を飛んでみたい
[壊れてた導きの女神像は、手足に障害を負った己を彷彿とさせて 船の守り神ならば、 箒という箱舟も護ってくれるだろうという想い。それから フィギュア・ヘッドな箒とか何それ超かっこいい!!
そして箒は段々と箒という何かに進化していくのが 此処に決定されたのである]
(110) 2016/02/27(Sat) 14時頃
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当たり前だ。運ぶ荷同様に、細心の注意を払おう
[あの依頼のことは覚えていたのでそう返すものの>>108 矢張りあの時も壊された作品の事を思えば胸を痛めたことを思い出す 多分、壊れるということに一番怯えているのは己だ それは兄弟の絆であったり、身体であったり それから、――で、あったり
思考の海への逃避は、相棒の威嚇によって現実に引き戻されるものの ギュルセルの告げる理由に、そんなものかなと大凡納得してしまう 黒猫は何度も不安そうに、なぁおなぁおと呼びかけるものの、 相棒が見学することを決めた様子に尻尾をぺったりとさせた後 一度ギュルセルの方を向いてふしっ!!と鳴いた
その作品が目に留まったのは偶然であるけれど 淡く光差す橙に、心さえ奪われそうになったのはきっと 涙の膜に滲んだあの日の色を思い出すからだろう]
……とある3人娘、というと メアリーらを思い出してしまうな。あの子ら3人娘は仲が良かったから 違っていたら、すまないけれど
[だが、モチーフの1つ、月のハープを考えれば正解の様な気がする] 揃いよりは、そうだな 其々似合いのモチーフなのではないだろうか 全部組み合わせて1つにというのも、永遠の友情の様で素敵だと思う 君の作品はセンスがいいな
……太陽か。君の中の太陽とはそんなイメージなのか 絵本の中の天体だけれど、そうだな 俺は――
[たいよう、で思い出すのは、星を作り出そうとした兄の顔と 溢れるばかりの、まばゆい光と、焼けつくような痛みと、それから 嫌な事を思い出した、と一度緩く頭を振った後]
(111) 2016/02/27(Sat) 14時半頃
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太陽、はわからないけれど きっと齎す色は。夕暮れの優しい色合いで 俺もそんな感じだと思うよ
どれだけ手を伸ばしても届かないけれど それでも確かに消えゆく間まで照らしてくれる そうだな、果実で言えばオレンジに似てる
[自分にとっての太陽はきっと 幼い頃転がって来たそのオレンジ色だった
掌よりも小さくて。其れでも重厚感のある太陽 あの日みたいに受け止めれば 宝物を愛でるように目を細め――いいなぁ、と小さく呟いた 太陽を、貰えるその人に対して羨ましいという感情を 分不相応に、抱いて*]
(112) 2016/02/27(Sat) 14時半頃
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― 真夜中の音色 ―
[男は幼い頃から才に恵まれていた。 深い悲しみに寄り添う音楽と云う才能に。
けれど、その才は楽器制作に傾けられるもので、 奏者としての腕は、趣味の範囲に留まる。 故に、演奏が出来るという事実を吹聴したことは無い。
精々が、宵闇祭やらの催事に花を添える程度。>>0:29 短い髪も、碧の瞳も、真っ白な仮面で隠し、 祭りを流れるリラに添わせた演奏が、最も新しい公的な記憶。
無論、独りで車椅子へ腰かけたまま、 熱気を見守る姿も良く覚えていた。>>0:30
彼女に津々として注がれた、深い愛情さえも。>>0:31
初々しい二人だけの告白を出刃亀するなど良い趣味ではないが、 リラの声が聞こえた気がしたのだから、仕方がない。
祭り拍子に混ざっていたヴァイオリンの音色が、 不意に途切れたことも気付かないくらいに、 彼女らは慎ましくも、幸せそうだった。]
(113) 2016/02/27(Sat) 14時半頃
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[そして、この夜も友が工房を出てから名器を取った。 寂しい夜はあまりに静かで、仄昏い孤独が揺蕩っている。
傍で眠る弟子の頭を撫でる代わりに、 弓を滑らせ、空気を震わせる振動が拡げた。
今宵の一曲は、いつか、迷い子を見つけた時と同じ曲目。>>0:623
寂寥感の籠るヴァイオリンに沈む記憶は、 旋律が進むごとに、やがて独りの少女に辿り着く。]
(114) 2016/02/27(Sat) 14時半頃
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[真夜中の冷たい石畳の上で見付けた可憐な少女。
静かに痩身を抱えたのは、力強い大人の双腕。 彼女が長い時間を掛けて待ち続ける渇望とは異なれど、 夢に残る余韻はきっと似たもの。>>0:624
睡魔に囚われ、見知らぬ部屋で翌朝目覚めた彼女は、 良く躾けられた淑女らしく、大層狼狽したようで、 寝台には乱れたシーツだけが残っていた。>>0:625
茶を手ずからは決して淹れない筈の職人が、 二脚の湯気立つカップを持て余したことも、彼女は到底知らぬ話。
―――― ただ、それ以来、今宵のような深く寂しい夜には、 時折、ヴァイオリンの音色が響かせた。
悲しみに寄り添う精緻な音は、夜の底を知っている。**]
(115) 2016/02/27(Sat) 14時半頃
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[小さな棘のように、胸に刺さって抜けない言葉がある。
『……ねぇ、メアリー。 壊れないものなんて、山程あるよね?』>>67
――― 何かを。
(過去を)
瞬間。 僅かながらに呼吸が止まる。
見透かされたのかと、思った。
壊れたことを。死んだことを。 三度、三度、三度…。]
(116) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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[ちら、と。 唯一、それを語ったラリッサを盗み見る。
彼女が、それを幼馴染のコーラリアに話したのかと。 だがその懐疑と疑念は瞬きひとつと呼吸一回の間で 身の内に封じ込める。
そう… きっと、ラリッサは話さないだろう。 人の秘密を、過去を、他人に話す様な人ではない ……はず、だから。
ならコーラリアの問いかけに深い意味はないはず。 ただ単純に、尋ねた先が私だっただけだ。]
………さぁ、どうだろうな。 形あるものはいつか壊れると言うし。
ただ、壊さない努力はできるんじゃないか?
[答える声は努めて冷静に。 壊れないものなど、本当にあるのだろうか―――?]
(117) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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[娘は『変化』よりも『停滞』を望んだ。 変わることは恐ろしい。 緩く、穏やかな変化なら、まだ受け入れられるだろう。 心構えが合えれば、まだ、堪えられる。
『変化』とは、すなわち『壊す』ことだ。 壊れてしまえば、変わってしまえば、 それはもう、元には戻らない。
本来あった形は永遠に失われてしまう。 傷ついた宝飾をどれほど上手に直そうと、 一度傷ついたという事実は変わらない。 消えることがない。
それはつまり、傷つく前の物と姿かたちは同じでも、 物体としては変わってしまったという事。
そしてその理論は、物〈無機物〉でも人〈有機物〉でも 同じだと娘は考えている。 一度変わってしまえば、それはもう元には戻らない。 その変化が良いものであれ、悪いものであれ。*]
(118) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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[娘は『変化』よりも『停滞』を望んだ。 変わることは恐ろしい。 緩く、穏やかな変化なら、まだ受け入れられるだろう。 心構えが合えれば、まだ、堪えられる。
『変化』とは、すなわち『壊す』ことだ。 壊れてしまえば、変わってしまえば、 それはもう、元には戻らない。
本来あった形は永遠に失われてしまう。 傷ついた宝飾をどれほど上手に直そうと、 一度傷ついたという事実は変わらない。 消えることがない。
それはつまり、傷つく前の物と姿かたちは同じでも、 物体としては変わってしまったという事。
そしてその理論は、物〈無機物〉でも人〈有機物〉でも 同じだと娘は考えている。 一度変わってしまえば、それはもう元には戻らない。 その変化が良いものであれ、悪いものであれ。]
(*22) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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最終的に壊れると言う『変化』に辿り着くなら納得だがね。
[酷いと言ってくれた配達員の言葉>>109に これだけは静かに同意した。 赤子の『変化』を見届けて壊れるなら本望だろうが、 何も成さずにただ壊れる等哀れな事だ。 同じように壊れた部分を持った配達員の深情を 知る由も無いが、心からの言葉に思えてそれだけは受け取った。]
クリスタ嬢は仕事が早いな。 やはり戦況は刻々と変わるからな。 先手を打った作戦を立てなければな。
[だが箒の話になると俄然活気付いた配達員>>110に これも同じく同意する。 街の平和を護るヴラドが微妙に敵対人物設定してある事に 気付いても口を挟むわけではない。 ただヴラドに会ったら、自爆装置が付いているから 勿体無いから箒だけは許してやってくれと 導火線にわざわざ火を点けるような事を悪気なく言うだろうが。]
(119) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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そうか。 こいつと一緒に飛んでくれるか? 良かったなぁ。
[工房の隅で新しく『変わる』時を待つだけだった女神像は 守り主を箒とその主に変わる事が決定した。 次いでにそのヴラドを発見する機能と、発見次第 ラッパを吹けるようにしていると面白いと 思ったのだが、空からラッパを鳴らしたら彼に苦情が行くだろう。 その提案は泣く泣く諦めた。 その代わり、フィギュア・ヘッドだけでなく大きな羽根を 二枚付けてやろう。 きっと舵取りに役に立つ。
2人の暴走者の活躍により、ガラーシャの乗り物は箒と言うより 空飛ぶ何かになる事が決定した。]
(120) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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[人は日々変化する生き物だ。 少女は恋を覚えて乙女となり、痛みを受け入れ女になった。 少年は夢のなかで青年となり、痛みを抱えて男になった。
生きる限り、日々繰り返される些細な変化の積み重ねを 止めることはできない。 止まるとすれば、それは実質的な『死』だけだ。 だがその『死』すら、『生』を壊し変化させた先にある。 そして『死』すら完全な停滞でないことを、 療師の卵である娘は知っている。
つまり、穏やかな変化を拒んで全てを壊すか。 壊れ変わってしまうことを忌避し、 日々の些細な変化を受け入れるか…。
娘は、自身が指針とする物差しでもってそれを測り、 後者の方を受け入れた。 周囲に望まれるように 『善き姉のような存在』を、 『真面目な療師見習い』を、 『親切な友人』を。 演じている限り、日常の些細な変化はあっても、 小さなこの町で、大きな変化は訪れないハズだった。]
(*23) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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取り敢えず怪我をさせるつもりはないから安心しろ。
[まだ威嚇を続ける黒猫に言い聞かせるように告げたが、 主人が心配なのか、威嚇は止めたが 離れる素振りはなかった>>111 可愛い相棒だなと笑いながら壊れた像はテーブルに。 箒を受け取る為に太陽のモチーフを彼に渡しながら近付いた。]
いや。大正解。 ヒントが優しすぎたか。
[3人娘は見事正解したが、残念賞品はありません。 ただセンスが良いと褒められると軽く目を細めるばかり。
金持ちの見栄えの為の物を褒められるよりずっと心地好かった。 だが、1つ気になる単語に笑みのまま問い掛ける。]
(121) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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……君は、永遠と言う物が有り得ると思うか? 形ある物はいつか壊れる。 命ある物はいつか死ぬ。 それだけは絶対に『変わらない』理だ。
だが、だがな。
友情も愛情も、絆も、いつか壊れる。 だが壊れるだけじゃ無く、作り直せる事もある。 解けた絆の糸は、不自然な結び目を作っても 再び結ばれる日もある。
君の様に欠けたものを補おうと努力し『変化』していく。 その方が余程美しいと思わないか?
いや『永遠』と言う言葉に憧れる気持ちは判る。 だがそれは『変化』し続けると言う前提があって 初めて憧れる存在になる。
[熱く自論を展開して暫し。 ハッと気付くと豪快に笑ってしまった。]
(122) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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[ひとつの変化は、周囲に波紋を広げてまた別の変化を呼ぶ。 そうして連鎖した変化はやがて大きな変化を招き、 自分を取り巻く世界を壊してしまうだろう。 それは所謂バタフライ効果だ。
娘は、変わることが恐ろしかった。 壊れ、失うことが恐ろしかった。
もしも自分の世界を壊そうとするならば… 娘はそっと、何食わぬ顔で毒を差し出しただろう。 それは一杯のティーカップの中に。 手渡した薬の中に。 例えそれが親しい友人でも、師父でも、幼馴染でも、だ。
脆く小さな自分の世界を守るために。 世界の外側にある誰かを、何かを。 壊すことに躊躇いはないのだろうと。
変化を忌避する娘は自分の思考と理論の上にある矛盾を 理解しながら、その時には、きっと躊躇いなくそうする であろう自分を、娘はよく分かっていた。
そうして自分が一歩を踏み出すことで『今』を変えて しまう事も、理解したうえで―――――。*]
(*24) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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/* 意図せず変化と壊すことについて語るメアリーのログが、永遠について語るギュルセルのログをサンドイッチする。
ちょっと面白い。 でも挟んでしまってごめんね。
(-43) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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悪い悪い。 いきなり何を言い出してるんだと思っただろう。 悪い癖だな。
[思った事を殆ど隠さずノータイムで口にする性質は昔からだ。 さすがに危険な行動や作品にはしっかり時間は掛けるが。
いきなり話だして驚かせただろうと、笑っていたが、 少し表情が曇った気がして悪い事を言ったかと 神妙な顔つきで配達員の言葉を待った。]
オレンジか。 確かに高い所に成るとあれ届き辛いよな。
どうせならその箒に高枝切り鋏の機能も付けてみるか?
[感慨深げに呟いた思い>>112を言葉通り受け取ると、 更に魔改造を勧める始末。]
届かないと見上げるだけじゃなくて、 届く様工夫するのも大事だ。
オレンジが誰の手にも届かずそこにあるなら。 お前さんに取ってもらうのを待ってるんだよ、きっと。
[いいなぁ、と言う呟きはこの距離で聞き逃す筈も無い。 目を細めた表情に、同じく目を細めて。]
じゃあお前さんがそのオレンジを手に入れるまで、 その太陽は預けとくわ。
偽物を持っていると、本物が欲しくて努力するだろ? 試作品だから気にせんでいいぞ。
それより箒と、あ、髪の毛寄越せ。
[配達員の掌から取り返す事もせず、そのまま握らせて。 自分のオレンジが見つかったら返せと告げた。
そしてそれ以上抱えた感情に触れる事も気付く事も無く、 少年の目でさぁ箒を改造させろ、ついでに昨夜 マラクから言われた通り>>98、髪の収集も忘れなかった。]
(123) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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ちょっと待ってろ。
[そう言い残すと赤を通り越して白く燃える炉の元へ 女神像を、他にも薄く薄く伸ばした錫を取り出すと 耳に煩い音を立てて細工を始めた。]
出来るまで適当に見てて良いぞ。
[言葉にしたのはそれだけ。 後は炉の前で一心不乱に火を見続け、形を作り箒へと取り付ける。
そうして出来たのは上半身は女神のままだが、下半身は 足では無く掌二つ分の鳥の羽根が二枚。
先端に絡む様に取り付けられた像と羽根を取り付けられた箒を 自慢げに配達員に渡す。 羽根は今は閉じて箒の柄に密着しているが。]
これはおまけだ。 浮遊すれば羽根を開いて旋回や急ブレーキの時に 抵抗を付けて動きやすくしてくれる。
ランタンもちょっとだけ点灯するから夜も安心オプションだ。
[光が無いと覗けないから、自分用のオプションでもあるが。]
いらんなら取り外すから言ってくれ。
[なかなかの出来だと差し出した箒(仮)を 配達員はどんな表情で受け取るか、わくわくを隠しきれない 顔で彼を見つめた**]
(124) 2016/02/27(Sat) 15時頃
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/* 『変化』と『停滞』の戦い!(違
(-44) 2016/02/27(Sat) 15時半頃
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[さて何処から回ろうか。 帰宅を遅らせるわけにもいかない。 なのに、従兄弟の言葉は頭に残る。
そして一番のぬくもりは、十年ぶりに添えられた従兄弟の掌。 忘れていたぬくもり、思い出したぬくもり。 甦る十年前の事故の記憶に、少しだけ身体が震えた。
数度頭を振りながら、小さく息を吐き。]
焼きたてのパンがいいし、先に診療所に行くか。
[少しだけ震えた身体を腕で押さえながら、 止めていた足は再び歩き出す。]
(125) 2016/02/27(Sat) 15時半頃
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―診療所―
[着けばメアリーの姿は丁度見えなかっただろう。 自分のかかりつけあの日と同じ先生。 此処にきた所で治らぬ事も知っている。
では何故来るのか。 カウンセリングもかねてだと先生は告げる。 忘れたくても忘れられない事故。
戻ることのない右眼の光。]
先生ー、定期的に此処にこなくたっていいだろ? ……きてもこの眼は治らないんだからさ。
[こんな事をいったのは久しぶりかもしれない。 従兄弟と話して、その温もりを思い出したからだろうか。
頭を撫でられるのはずっと師がしてきた。 だから慣れている筈なのに。 その手の温もりは十年前と変わっていなかったから。
そう診察室で考えながら、項垂れた。**]
(126) 2016/02/27(Sat) 15時半頃
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/* ねぇ、何でみんな僕が居ないときに診療所に来るのっ?! あと老師が大人気ねほんとっ!
(-45) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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/* それにしても、ロル書くの遅くなったなぁ……
(-46) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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/* つーか、根本的な話をしたいんだけど。
赤チップ、リアントだけなんかこう、狂気よりも仔犬みを感じるの俺だけ??
(-47) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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-診療所-
[リアントの店で買った焼き菓子が思いの外多くなり、 それが荷物になる事に気づいて、メアリーは一度 診療所へと足早に引き返す。]
ただいま
[そう言って診療所の扉を開けば、奥から師父と、 もう一人誰かの話す男の声。 最初に思い浮かんだのはマラクだが、 彼が朝の時間に来ることは珍しいと思い直し。
そっと耳を澄ませば、聞こえて来たのはクロードの声>>126
あぁ。 マラクのところまで行く手間が省けたな、と思う。 折角だし帰りに買いすぎた焼き菓子をひとつ、ふたつ。 マラクへのお土産も兼ねて押し付けてしまおうかと 考えながら、鞄の中からそれを取り出して籠の中へ並べた。*]
(127) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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/* それを言ったらまぁ、ヴラドはただの犬っぽさ感じるといえなくも(ごにょる
(-48) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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そうだな。不慮の事で壊れる事はあるだろうけれど これはまだ、新しく見えるし 痛かったろうな
[ものに痛覚はないだろうけれど それでも見ているだけで、胸の奥に広がる鈍い痛み 彼の持つ女神像>>119に心情重ねて、 イブニング・エメラルドは光を湛えじっと見つめている]
クリスタは時代のビッグウェーブにいち早く乗れる人だからね 早速目を付けられてしまったので先手先手を打たねば大変だ 是を取り上げられない様に作戦を立てることが必須……!
[ヴラドの導火線に着火する種を自らばらまきつつ 箒に対するロマンを語る配達員は 己が自分で自分の首を絞めている事には 未だに気づいていなかった]
(128) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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[よかったな、と作品に声を掛ける様子は 子を愛する親のように見えた――少なくとも 唯金銭で売り飛ばすだけではなく、作品(我が子)を慈しみ 幸せになるように願っているように その光景はとても尊く己には見えた
そして箒は箒という名のなにかになるのである ヴラド発見機能は付けて貰えば素晴らしく感激しただろうけど ラッパが吹かれたら相手にも自分の存在が伝わってしまうので 後での説教タイムが絶対長くなる 付けなくてよかったかどうかは、神のみぞ知るというやつだ]
(129) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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[ギュルセルの言葉に一応納得はしたのか 黒猫は威嚇を止めて大人しく主人に寄り添う>>121 寄り添いつつ何処か警戒を滲ませているのは猫の本能か それとも相棒を守ろうとするからか
一方その相棒は、渡されたそれらの送り主3人娘の内訳を ぴたりといいあてられて、よかったと内心で胸をなでおろしていた]
ここいらで奏者の女性と言えば リラ弾きのオペラしか思いつかなかったから だとすると3人娘は――幼馴染同士のエルマールと、メアリーだろうなと
[そう述べたが、如何やらギュルセルは1月になった事があったらしい それは永遠、というものに対してである 暫しその声を聴いた後、ぽつりと語りだす]
2016/02/27(Sat) 16時頃
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[ギュルセルの言葉に一応納得はしたのか 黒猫は威嚇を止めて大人しく主人に寄り添う>>121 寄り添いつつ何処か警戒を滲ませているのは猫の本能か それとも相棒を守ろうとするからか
一方その相棒は、渡されたそれらの送り主3人娘の内訳を ぴたりといいあてられて、よかったと内心で胸をなでおろしていた]
ここいらで奏者の女性と言えば リラ弾きのオペラしか思いつかなかったから だとすると3人娘は――幼馴染同士のエルマールと、メアリーだろうなと
[述べたが、如何やらギュルセルは1つ気になった事があったらしい それは永遠、というものに対してである 暫しその声を聴いた後、ぽつりと語りだす]
(130) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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変わらぬものは無いというけれど 永遠も、あるんじゃないかと信じたい 受け継がれる記憶の様に、御伽の話みたいに
唯、永遠が無いとしても 君の言う通り――変化して再び結ばれるものもある そうであれば、いいなとも 変わらない様に己若しくは互いが努力する事で 其れは永遠に近いものになるんじゃないだろうかとすら
……俺のは変化というのかは、微妙だけれどね 変化は美しいけれど それを受け入れるのが怖くて停滞してしまうものもある 変化とは良くも悪くも、恐怖を抱くものだよ
[変わってしまうものへの恐れと、拒絶 其れをせざるを得なかったことを思い出しつつ ――対照的に、兄がいなくなった後も 変わらなかった与えられる掌の温かさを思い出しつつ
彼の持論にはこう、返答をする]
永遠への憧れはないけれど 変化への憧れの方は、強くある 其れを受け入れられる度量を持つ者へのといった良いかもしれない
[豪快に笑い飛ばしつつ言葉を待つ彼にそう告げた後に 更なる箒魔改造の提案には、其れもいいかもなと相槌 もう既にそれ箒じゃないとかの突込みは受け付けません でも、欲しいオレンジはそれじゃないんだよと笑う]
でも、俺が欲しいオレンジは 公園で手に入れた茜の陽に綺麗に滲んだ色のものだから
[あの時のオレンジは、今も鮮やかに記憶の中で 届くように工夫するのが大事だと言うけれど だが自分にとって太陽は兎も角”星”は恐怖であるのだ 大切な物を奪い去る原因となってしまったそれに対して 心が拒絶を示す様になってしまった
だからこそきっと――あの日小さな掌の中手に入れた橙色に 固執する思いが、あるのだろう 奪われぬ様に、宝物を抱きしめたあの日を
思い返していれば、思わぬ提案と共に預けられた太陽>>123]
(131) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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いいのか? ……若しかしたら永久に返せんかもしれんぞ
努力はするが、叶うかどうかは分からないからな では、有難くお借りする
[大切に鞄に仕舞いこんでいれば、箒と 後何故か、髪の毛を欲しがられた。謎だ とはいえきっと改造に使うのだろうと警戒もなしに差し出す箒と髪の毛 少し固めの癖っ毛とじゃじゃ馬箒、それが彼の手に、渡る]
(132) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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[少し待てと言い置かれ 己はというと、彼が女神像と錫を用いて箒に施していく様子を 真剣に、眺めていた
先程、ギュルセルは変化があるからこそ永遠は美しいと言っていたが 今こうして細工をする様子こそ、美ではないかとも思う 命が吹き込まれる光景というのは、一種の憧憬すら抱かせるもので
出来上がった其れを手渡され、その出来に感嘆する 脚無き女神は何処か仲間の様にも思えるし、羽根の飾りがお洒落だ 自慢げに渡されれば、凄いな、と此方も目を輝かせて]
なん、だと……!そんな素敵機能までつけてくれたのか 流石だなギュルセル、素晴らしい出来だ
ランタンもあるなら、夜の空も飛べるし嬉しい限り 丁度この子を乗りこなす練習、夜にしなければならないから とてもとても助かるよ
[要らないなんてことはあり得ない。本当にあり得ない 無表情だったそれがたった一つの瞳を輝かせ 滅多と緩まぬ表情が、ほんのり口元に笑みを抱かせる 大切な宝物、と抱きしめ頬擦りして――はたっとその光景を見られていた事に気づけば 慌てて咳払いして]
(133) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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こ。こほん……その、今のは忘れてくれ、うん それでは、そろそろ次の配達もあるし御暇するよ そのな、あのな
……箒の乗りこなし具合の報告がてら、 また寄らせて貰っても良いだろうか
[この場所には配達の序でしか寄る機会がない でも、今後もお邪魔したいとあの焔を見た時に思ってしまったので そう尋ねたけれど、さて答えはどうだったか
答えを得ればふわりと大空に舞い上がる箒(という名の何か) 広がった女神像の羽根は風を受け、柔らかくたなびいて そしてそのまま大空を一陣の風がとなり、駆け抜けるだろう*]
(134) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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[さて、箒という名の何かになったそれに横乗りし 上機嫌で宙を駆ける配達員
益々目立つカスタムになった其れは今度はロースピード ゆったり街を眺めながら、配達に勤しむのである**]
(135) 2016/02/27(Sat) 16時頃
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[聞こえてきた声にぐるっと振り返ればその声の主の姿。>>127 いつも眼の心配をしてくれるメアリーと目が合えば、項垂れていた姿勢を正し笑みを浮かべよう。]
メアリーおはよう。 朝から出かけてたのか、お互い大変だな。
[はは、と苦笑を浮かべながらぺこりと会釈をして。 自分は日課である師からのお使いと諸々を含めた朝早い仕事。 さてメアリーはどうだったのか。
スン、と鼻腔を燻る匂いに気づけば軽く首を傾げる。]
リアントさんの所行ったんです? あそこの匂いはとてもいい匂いがするから。
[そう言えば朝ごはん自分は食べていないな、と腹の虫がぐぅ、と小さく鳴った。*]
(136) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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そうか、ん。お菓子か ……お菓子……な、それはよかった。
…………。痛くないのならいいが、いやうん いや、私にはもったいないものだから、 空いた時間があったらでいい、とりに来て欲しい
おい、そんな私が居たら私自身が怒るぞ
それは困るな、あまり根詰めるなよ
[なぜだろう、従兄弟の調子が悪く見えた ただ撫でるだけ、それだけなのに随分時間が掛かった そんな気がして漸く、漸く触れられたのだ>>99 あのときから背が伸びて、大人びた従兄弟の頭
けれど、何処か昔に似た彼の頭を撫でて 男はからんと自転車の車輪を鳴らし
また街を廻り始めた*]
(137) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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/*ギュルセルのあかこええええ 壊すが被ってもうしわけない、 あっちのがうまいしで、ふええええってなるふえええ
俺の可愛い幼馴染があぶない(確信
(-49) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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-アシンメトリー-
[変わってしまうこの世界の中で メアリーにもひとつだけ。 変わってしまった後で、 それを“美しい”と思ったことがある。
川で溺れ、ひとり助かった子供が師父の元へ 運ばれてきた日のことだ。>>0:505
呼吸はしているから、意識さえ取り戻せば大丈夫だろう。 そう診断した師父に、青年の知り合いや従兄弟たちが ほっと安堵の息を漏らしていた。 その中には幼馴染のヴラドの姿もあっただろうか。
意識もなく眠る少年は濡れて低下した体温のせいで 血色が悪く、元々白かったであろう肌はより一層白さを 増していた。不気味なほどの白さに、目の覚めるような グラデーションがかった緑の髪が 濡れて額や頬へぴたりと貼りついていた。]
(138) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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[師父が集まった人たちに少年の状態を説明し、 彼らがまた、川で何があったのかを 師父に話すのを背中で聞きながら。 私は、まるで人形のように眠り続ける少年を見ていた。
目を覚ましたら教えて欲しい。 寒さに震えたり、苦しそうにすればなにかしてやりなさい。
そう言われていた私は、師父に代わって患者の様子を じーっと見ていた。 暫くして目元がぴくりと痙攣し、 閉じていた唇から微かに声が漏れる。>>0:506 目を覚ますだろうか…。 そのまま黙っていた私の目の前で瞼が震え、 金緑石の眼がゆっくりと姿を現す。
嗚呼、かれどその瞬間を。 メアリーは一生忘れることはないだろう。 右の金緑石は視力を失い、シンメトリーの美しさは失われた。 その代わり、赤く染まった右の目はメアリーの心臓を強く響かせ、 変質した虚ろな赤は対の緑と相まって別の美しさを手に入れた。
アシンメトリーの美しさを。
例えクロード本人はそのことを覚えていなくとも。 光りを失った右目を頑なに眼帯で隠そうとも。 その場所に今もある紅玉の美しさを、メアリーは今も覚えている。*]
(139) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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― 朝 ―
[そうして、また朝がくる。 朝食のパンを齧りながら、今日はホットココアを用意した。 昨日、駐在所で愛かわずしかめっ面のヴラドが 出してくれたような。甘い甘いココア。>>42]
……昨日飲んだもののほうが、おいしかったな。
[ぽつりと零した呟きが、静かなリビングに融けて消える。 淹れたてのココアのカップは温かいけど。 昨日飲んだものの方が、おいしかった気がする。
コーラリアの店に行ったこと。 帽子の宝石がとれてしまったこと。 メアリーとオペラへのお祝いの品を選んだこと。 託児所で、子供に今日は本を読んであげたこと。
街が騒がしかったねと零せばガラーシャの新しい箒の話に それは大変、と目を丸くしたり。
しかめっ面で街の誰に対しても面倒見がいい幼馴染。 耳を傾けうってくれる相槌に調子に乗って、 他愛無い話を重ねて過ごすほんの少しの時間が、 今の私を支えているひとつ。]
(140) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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[いつか迎えにきてくれた父とこうして話して、笑って、ココアを飲んで。 そんな期待で、寂しさをまたそっと覆い隠した私は。 私だけのものにならない温もりには手を伸ばさず、 想像の温もりを待ち続ける。 それを寂しいと思われてることなんて、気づかないまま。
脆い風船のような、期待を膨らませる。 つつかれて、割れてしまいそうなそれを大事に大事に胸に抱えて。
そんな兄のように慕う幼馴染との昨夜の記憶を、 少し冷めたココアと一緒に飲み干した。]*
(141) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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―回想・芸術家と共に―
[今食べる、と彼が拾ったのはレーズンロール>>22。それを口にしながら、相談に乗ってくれるのをいいことに、少々話し込んでしまう>>23。]
いやぁ、ね。 心配って、いうかさ。
[青年自身にも説明しづらい、何か。きっとそれは、気持ちの問題、とか言うやつなんだろう。いくつか上げられる候補に、ふんふんと耳を傾けて。]
そうだなぁ… 帽子飾り、悪くないかもしれないな。 モチーフは、蛙も悪くないけど…
[一拍の間の後、ぽつり、と。付け加えられたのは、翼、という単語であった。]
うん、正式な依頼は、またちゃんと行くからさ。 何かいい案あったら、考えといてよ。
[あてにならぬといえばその通り、だが、近い未来にきっと現実味を帯びるそれを、柔らかな約束として口にした。*]
(142) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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[朝食の片づけを終えればいつものストールを羽織り。 さて出掛けようと鞄を手に取ったところで、 けほ、と咳が一つ。]
あれ。おかしいな。 風邪……?
[少し掠れ気味の声に、喉に手をあてる。 もし風邪でこのまま悪化すれば、 子供達にうつしてしまうかもと不安が過る。]
念の為、診療所で診てもらおうかな。
[昨日オペラへのお祝いも、メアリーに預けたままだし。 鞄の底から出したのは、雇われる時に渡された 宝石が埋め込まれた掌サイズのメッセージ板。 微力の魔力が溜められたそれは、託児所の連絡板に繋がっていて。 互いに伝えたい文字を浮かび上がらせることができる 簡易仕様の『メール魔法』。>>0:95
遅れる連絡をすれば、休んでいいという返事が浮かび上がり。 子供達に会えないことを私は残念に思うけど、 急にできたお休みを喜ぶくらいには、ゲンキンだ。]
(143) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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いってきます。
[今日も見送る言葉の帰ってこない呟きを残して、 静まり返った家を出た。]*
(144) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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/* おおおメアリーさん繋ぎ方上手い、すごく上手い(俺が下手なだけ)
(-50) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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おはよう、クロード。 お互い見習いの身だ。 これくらい大変ということもないだろう?
[なにより、クロードがマラクの世話をするのは 義務や使命感ではなく、半ば趣味のようなものだと 思っているから。 それを大変などと、 本当は少しも思ってはいないだろうと口元に笑みを浮かべる。>>136]
あぁ。 子供たちに配る菓子が切れていたからな。 クロードの所へも寄るつもりだったが、 一度帰って来てよかった。
[目敏く焼き菓子の甘い匂いを嗅ぎつけたクロードに、 籠へ並べたばかりの菓子をひとつ手に取り。]
食べるか? それとも、男の子だからパンとスープの方がよかったか。
[遠慮するそぶりを見せたなら、私もまだ食べていないと 付け加えて食事に誘うが。 お互いに朝から忙しい身だ。 無理に引き止めるつもりはない。*]
(145) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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/* ラリッサ!ラリッサ!!ラリッサ!!>>143 (まておちつけ
来る?ラリッサ来る? いやでも他のストーカーPCと接点広げなくて大丈夫?
(-51) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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/* あ。独り言を太字強調するの忘れた…
(-52) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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―早朝のパン屋―
やぁ、お早う、メアリー
[やってきた療師見習い>>54に、そう挨拶をする青年は、朝のけだるさなど感じさせない様子で笑う。対する態度が馴れ馴れしいと、一部の人には眉をひそめられてしまうのだけれど、果たして彼女はどうだったろうか。]
ん、いつものかな? 大丈夫、用意できてるよ。
[割と定期的に買いに来てくれる、虫歯になりづらい砂糖を使った焼き菓子は、大体のタイミングを予期して多めに作っておくことにしている。はたして昨日、夕方に焼いたばかりの菓子が、まだ残っていた。 持ってきたバスケットに盛られていたのは、一口サイズの色とりどりな菓子。小さな小さなふたつの丸いクッキーで、チョコレートをほんのちょっぴり挟んだお菓子は、口に入れるとアーモンドの香りが鼻腔をつき、その後でほろほろと溶けてしまうような、そんなやさしいお菓子だった。 中でも一つ、桃色に近いものを摘まみ上げ、彼女の手のひらにそっと乗せてやる。]
味見、どーぞ。
[それを味わう様子を眺めつつ、ころころとした御菓子をひと掬い、ふた掬い、ざっくりと紙袋に入れてゆく。にこにこと眺める眼差しで感想を期待しているのは、慣れた間柄であればわかってもらえるだろうか。*]
(146) 2016/02/27(Sat) 16時半頃
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[ココアにチョコレート甘くて苦いもの 泣いている子が、途方に暮れている子が居れば 1粒、1杯と渡す駐在の姿があった
父親の帰りを待つ幼馴染との>>140ひと時 優しい彼女の笑みを見るたび、心穏やかになった 昔を思い出すような眼差しは懐かしく 変わった事が少し、寂しい>>141
彼女の手が望む温もりを手に入れられればとも
そら飛ぶ幼馴染が 1枚ずつお説教カードを制作しているとは知らないで パトロールの途中、戸の音を立てたのは幼馴染の店]
失礼、コーラリア。いるか?
[さて、弦引く音は聞こえただろうか>>68 店内に望む姿があったか、どうだろう。 少しばかり罰の悪そうにしかめっ面を男は見せて**]
(147) 2016/02/27(Sat) 17時頃
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/* メアリーに渡したお菓子は、バーチ・ディ・ダーマ、ってお菓子。別名貴婦人のキス。 ぜひ調べてみてね。
(-53) 2016/02/27(Sat) 17時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 17時頃
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あははは、バレてるか。 こんな事で大変とか言ってたら十年も弟子やってないよ俺。
[お見通しの様子に両手を軽く上げて。 口許の笑みに釣られて此方もつい口許を緩ませる。]
工房に? あぁマラクさんに用事かな? 多分もうそろそろ起きてるとは思うけども。
[むしろ寝始めかもしれないのは内緒にしておこう。 そして臭覚はあっていたらしく、 彼女の手にはリアントの所の菓子が握られていて。]
え、いいの? いやこれで十分。本当はゆっくりご飯と行きたい所だけど、メアリーも忙しいだろうしこのお菓子を朝ごはんにさせてもらおうかな。
[よそ様の所でご飯を食べたなど言ったら、 狡いだのそれを作れだのそんな言葉が浮かんできそうなのをつい思ってしまう。 それでも有難う、と告げて笑みを零す。
隠された朱の瞳は隠れているが、 何故かメアリーには筒抜けのような気がして。 お礼に、とまだポケットに入っている飴をメアリーに差し出した。*]
(148) 2016/02/27(Sat) 17時頃
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うん、よく寝たよ。 兄さんやトマスからしたら寝すぎかもだけどね。
[どれだけ実家を開けていても、帰ればいつもきれいな部屋が待ち構えてきてくれる。 それが兄のおかげだということは知っている。>>86 慣れた自分の布団で眠れるのも、兄のおかげだ。>>91
いつ帰るかも知れない自分の為に。 そのことに感謝と、ほんの少しの申し訳なさ。
兄が自分が旅立つことを、積極的に応援してくれてるとも思っていないから。 だからこそ、兄への相談は少しだけ躊躇われるもの。
兄の口から、空なんてもの絵空事なんて言われたくはないのだから。]
(149) 2016/02/27(Sat) 17時半頃
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そうだな、昨日だけじゃ足りなかった部分とかを色々と。 あぁ、ガラーシャの箒がどうなったのかも気になるし。
[自分がこの街に留まる期間はそう長いものではない。 だからこそ、この街にいる間は楽しみたいのだ。 頼みたいことも出来たとならば、善は急げ。 そうしなければあっという間に時間なんて過ぎるもの。
昼飯の事も同時に尋ねられれば、帰ってこれるか分からない、そう返して。 持たされたのは数種類のサンドイッチだ。 どれもみなおいしそうで、昼間で待ちきれなくなるかもしれない。]
ありがとう兄貴。
じゃあ今日も夕飯楽しみにしてるよ。 誰か… そうだね、じゃあ誰か誘ってみようかな。
[夕飯に誘うメンツ。>>92 パッと思い浮かぶのは、幼き頃からの馴染の顔。 勿論そこにはガラーシャとシェニの姿も共にある。
きっと同時に誘ったら断られそうだけれど、誘うだけならただだろうか。 きっとあの頃のメンツであれば、兄だって喜ぶだろうから。
出る間際、サンドイッチだけでなくクッキーまでもたされれば完璧だ。 むしろ兄に後光が見えた。 兄はパンだけでなく、こういった菓子も美味しく作るのを知っているから。
ありがとうと、いってきますを再度告げ、玄関を出た*]
(150) 2016/02/27(Sat) 17時半頃
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[さて、今日も今日とて会いたい人物は数人。 いや、実際は昨日も合っているメンツばかりなのだけど、昨夜、アナモグラから言われた言葉を思い出して会いたくなったというべきか。 彼が告げた可能性に、少しでも縋るというのなら余計に。
駐在をしている兄貴分は確か、駐在所にいるよりもパトロールと言って出回っている方が多いから、きっとどこかで会えるだろう。 配達員の友も。 資産家の彼は色々と予定があるかもしれないが、訪ねればきっと少しくらいの時間は作ってくれるはず。 ギュルセルへと依頼をするならばそれこそ最後に訪れなければ。
そう考えて、一番最初に足が向くのは結局いつも雑貨屋を勤めている一番年下の幼馴染の元。]
おはよう。 あ、いや、今日は商売じゃないよ。 ちょっとコーラリアに頼みたい事があってさ。
って、ヴラドさんもいたんだ! 丁度いいや。
[挨拶は昨日済ませているから、二日続けての訪問は商売関係だと思われたか。 けれど本日のメインはそれじゃない。 そしてその内容は兄貴分にも確認しようと思っていた事であった。 扉を開いていたのがコーラリアだけでなかったのはラッキーだ。>>147 いやまさか、彼のお説教リストに自分が乗ってるだなんて夢にも思ってないこの時の自分にしたらラッキーだけれど実際はどうなのか。]
(151) 2016/02/27(Sat) 18時頃
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いや、ダメだったら断ってくれても構わないんだ…。 お前の宝石…どれでもいいんだ。 一つ譲ってくれないか?
知っての通り、俺は他人の宝石なんて扱えないけど、旅をしててやっぱりな、ふとみんなの事を思い出す。 その時の…お守りみたいなものとして。
[さて、その頼みに幼馴染はどう答えただろうか。 お守りが欲しいなんてちょっと幼い思考だろうか。 頼もうと思ったのはやはり最初に貰った虹色の宝石。 一人旅の最中、ふとした時に光に翳して眺めて思い出すこの街の事。 だからちょっと、皆の分が欲しいなんて考えてのことだった。]
前に、ヴラドさんに貰ったじゃないですか? あれでちょっとその…
もっとしっかり身に着けていられるように、加工とかしてもいいですか?
[イメージとしては兄の胸に光る三つの宝石のような。 自分と兄と父の分を、加工してもらって作ったブローチはとてもいい出来で。
あんな風に、皆の宝石をいつでも身につけていられたら、そう思ったのだ。*]
(152) 2016/02/27(Sat) 18時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 18時頃
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/* 移動が重なってぜんっぜんロルが書けないんですけど!!! (血涙
(-54) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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― 朝 ―
[遅くまで夜に沈んでいた男が瞼を起こしたのは、 朝と呼ぶには、随分と遅い時間帯だった。
欠伸を噛み殺し、のっそりと上体を持ち上げれば、 ストールを抱き寄せて、緩慢な調子で整える身支度。 短い髪を指先で掻きあげ、絶えず輝く街灯の光を見やり。]
―――………、
[二度ほど瞼を瞬かせると、 何か見つけたように小さな呼気を漏らして、寝室を出た。
工房内に落ちた静寂を察すれば、 確認するまでも無く、弟子の不在を告げている。 己は一度、視線を炊事場に向けただけで、 胃袋に何も納めぬまま、自らの城さえも後にした。
工房から己の魔力が消えれば、 先に下がる看板が緑色より黒に代わる。
仕組みは知らぬが、利便性に富んだ不在証明。]
(153) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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[扉に鍵まで掛けてしまえば、最早工房に出入り出来るのは、 腕に見所のある強盗か合鍵を持つ弟子くらい。
詰襟を指であやして整えつつ、そっと脚を踏み出す。 何処か横顔に翳りを落す、彼女を見つけたが為に。>>144**]
(154) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 18時半頃
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/* あわわわロル落とす手前で更新してよかった!けど!! どう拾おう!!
(-55) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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[家を出て、太陽も星もない空間を見上げてしまうのは 猫の鳴き声と共に現れる配達員を探す視線。
新しい箒での配達は、上手くいっているんだろうか。 見開きの頁に描かれた、夜空に手を伸ばす男の子。 あの本の表紙は、昔も公園で見た気がする。>>0:593 リラの優しい音色に耳を傾けながら、 こちらを見る視線があれば大きく手を振った。
今日ばかりは彼が運んでくる届け物よりも、 彼自身の身を案じてしまう。]
怪我してないといいけど。
[公園で過ごした楽しい時間。続くと思っていた光景。 子供達はそれぞれ時を刻んで成長して、 いつまでも続くと思っていた光景も変わっていく。 いなくなった兄弟。失われた片方の目と、片腕のように。
けれど父を待ち続ける私自身への変化の訪れが ゆっくりと近づいてきていることを、私は知らない。]*
(155) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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― パン屋『ラヴュリントス』 ―
[今日は駐在所の前を通らず、いつもと違う道を行く。 パトロールで留守だったらまた、朝から落胆しそうだし。 居たら居たで、また甘いものをねだってしまいそうだから。>>147 昔寄った、チョコレート屋さんのように。
気になる喉をさすりながら商店街を歩いていけば、 途中、香ばしい匂いに引き寄せられる。
足を止めた私は少し迷ってから。 今日はお休みだしいいよねと、自分に言い訳して うきうきと寄り道する為、店の扉を開けた。]
おはよう、リアント! 焼きたてのパンはある?
[朝から元気な声を店内に響かせて。 店主に焼きたてのおすすめパンを問いかけてから。 そうだと思い出して手を打った。]
それとね、今から診療所に行くからお菓子も…って メアリーもう来たの? なぁんだ、お土産にしようと思ったのに。
[既に朝来店したのを知れば、残念と肩をすくめる。>>146 ぐずる子を宥めるのにどうしたらいいか訊かれた時、 甘い食べ物をご褒美にするといいと提案したのは私だから。>>54]
(156) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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[それでも出来たばかりの焼菓子や、 新作の菓子類があれば嬉々として選んでしまうのは、勿論自分用。 甘い甘いチョコレートも好きだけど、 優しい味のするリアントのお菓子も大好きだ。
前に、美味しいからちょっと食べ過ぎて。 体重が気になって買いたいけど買えずに、 店の外をうろうろしてばかりの頃もあったけど。]
(157) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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今日はね、バイトはお休みなの。 だからサンドイッチも、あったらほしいな。
[手伝いの少年がいたなら、 今日は妹さんと遊べなくてごめんねと伝言を伝え。
お昼はどこか外で食べようと、惣菜パンのおすすめを聞けば ついあれもこれも欲しくなってしまう。 結果、紙袋に入れてもらう量は、一人分より少し多いけど 余ったら、夕飯にすればいいし。]
昨日ね、リットにも会ったよ。 元気そうでよかっ……あれ。手を、どうかした?
[よく動く彼のてのひら。 ちらりと見えたそこに僅かに朱い痕を見つけて、>>88 私は首を傾げた。]*
(158) 2016/02/27(Sat) 18時半頃
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/* 俺のリット本当に可愛い(うわごと おにーちゃん見ててお守り欲しくなっちゃうとか本当可愛い まぁ、あげようと思ってたんだけどさ、うん
(-56) 2016/02/27(Sat) 19時頃
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/* 自爆機能の付いた空飛ぶ高枝切り鋏 #とは
(-57) 2016/02/27(Sat) 19時頃
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―ラビュリントス―
はい、いらっしゃい! ……あぁ、エルマールじゃないか。
[見知った姿>>156が店を訪れれば、機嫌良く挨拶を一つ。ちらりと流した視線の先、売り子の少年がほんの少し、緊張したのに笑みを押し隠しつつ。……年上のお姉さんに、つい憧れちゃう年頃って、あるよなぁ、なんて。]
そりゃぁあるとも! うちのパンは、いつだって焼きたてだ。 ま、人気過ぎて売り切れ、なんてことも、あるけどね。
[悪戯っぽくウインクしつつ、問われるままにいくつかオススメを示して行く。今日は、マッシュポテトとバジルのパンが、良い出来な気がする。]
あぁ、診療所なら、今朝がたメアリーが来たよ。 そう、いつもの“御褒美”を買いにね。
[残念がる少女を前に、本当に仲の良い事だ、とくつくつと笑いながら、ゆるく目を細める。そして、店の片隅に並べた菓子に目を輝かすのを見れば>>157、やっぱり目を細めてそれを見守るのだった。]
それ、そっちの。 そう、そのスコーン。 ちょっと特殊な砂糖使ってるんだ。 甘みは普通の砂糖異常なんだけど、カロリー的には低めのやつ。
[少女が以前、年頃の少女らしく体重を気にしていた事を知りつつ、言及したことはなかったが。ただ、同じように食べ過ぎを気にしてしまうお嬢さん方は少なくないから、ちょっと前にためしに作ってみたそれは、結構好評なのだ。]
珍しいね。 風邪でも引いた?
[バイトが休みだと言えば>>158、少し眉をひそめて尋ねる。そういえば、ほんの少しだけ、声がかすれていたかもしれない。気のせいだったらいいんだけど。余り深く追求もしないが、体調不良だというのであれば、いたわりの言葉を一つ、口にして。]
サンドイッチね、了解。
[言われるままに追加して、結構量あるけど大丈夫?なんてからかい気味に尋ねつつ。紙袋に収めて包んでいると、話題が弟の事に。……本当に、交友関係の広い弟だ。長い事旅をしていたというのに、こんなにも皆に愛されている。 と、それにこたえる前に、良く気のつく彼女は此方の掌に気を奪われたようだった。]
あれ? どうしたんだろう、こんなとこ。
[まるで、今気付いたというように。指摘された手のひらを見て、ぱちりとひとつ瞬きをする。それから、あぁ、と合点が言ったように笑みを見せ。]
あぁ、さっき、ちょっとナッツを砕いていたからね。 其の時に、やったかな。 それにしても、流石だね。 子供たちを預かってるだけあって、良く見てる。
[痕とは言っても、ほんの少し赤味が残る程度の、傷すらないようなモノである。嘘偽りなく、賞賛の言葉を口にしてから、首をかしげる少女に合わせ、同じように首をかしげて笑みを見せた。包み終えた紙袋を差し出す。それから、おまけとばかりに子袋を一つ。中身は今朝がたメアリーに売ったのと同じお菓子が数粒である。*]
(159) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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/* げ、勢いで落としちゃったけど、これ異常になげぇな。 申し訳ねぇ
(-58) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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/* あ、誤字があるな、ほんと駄目だななんか
いや、誤字は今までにも何箇所かしてるのは知ってるんだ、ウン
(-59) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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そう。 なかなか診察に来ない見習いに暇を出して、 ちゃんと診療所へ向かわせるようにと言いにね。
[本当はそれだけじゃなく。 次に来る時はヴァイオリンの調整をお願いしたかったのだけど。 私がマラクにヴァイオリンを習っていることは、 弟子の彼にも秘密のハズ。
リアントの焼き菓子>>146を手渡せば、 嬉しそうな顔で受け取って貰えた。>>148 やはり、彼もリアントの焼き菓子は好きらしい。 ただ焼き菓子を朝食にするという言葉には、 療師としてあまりいい顔はできない。]
焼き菓子を食事にするな。 20分…いや、15分ほど待てるか?
[お礼にと受け取った飴をそのままポケットへ忍ばせると、 クロードの返事も待たず、診療所の奥にあるキッチンへ 足早に向かった。 こういうところは、ヴラドのお節介をあまり責められない かもしれない。]
(160) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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[リアントの店で買ったライ麦パンを一センチほどの厚さに 切り分けて、表面に薄くバターを塗る。 挟む具はなににしようと思案しながらレタスを数枚千切り、 洗って水気を切ってパンに乗せた。]
確か、卵と燻製があったな…。
[師父はご高齢だから、肉類よりも魚を好む。 必然的に肉は余り気味になるので、男二人、 クロードに持たせてマラクと食べてもらうには丁度いいだろう。
ミルクを混ぜてスクランブルエッグを作ったら、 レタスを乗せていないパンに挟んで卵サンドが完成。 豚肉の燻製は惜しまず少し厚めにカットして湖沼を効かし、 スライスしたトマトと一緒にレタスの間に挟んで閉じる。]
流石にもうひとつ…は、時間的に無理か。
[宣言した20分には間に合ったが、時計を確かめれば15分は 少々オーバー気味だった。 作った卵と燻製のサンドイッチを二つずつ、 崩れないよう慎重に油紙で包み、紙袋の中に入れた。]
(161) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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すまない、待たせてしまった。
[紙袋を持って診療所に戻り、遅くなったことを謝罪しながら クロードの手に半ばそれを押し付ける。]
味の方はあまり期待するなよ。 料理は君の方が上手いだろうからな。
[それでもこうしてサンドイッチを持たせたのは。 高価なはずのヴァイオリンを無償で与え、魔曲を教えてくれる もうひとりの師に対するささやかな礼だった。*]
(162) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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―回想・雑貨屋―
[頼んでいた砂糖は、確かに届いていた。それを知らされると、メモと口元に笑みを乗せ、喜色を示す。]
やぁ、嬉しいな。 じゃ、ガラーシャにも、近々お礼しなきゃね。
[勿論キミにも、とウインク一つ投げれば、いったいどんな反応を返されることだろうか。]
そ、香り。 ちょっと独特だから、使いにくいとも言われてるんだけどね。
[使いこなして見せるさ、と笑う青年は、今までにも食材として扱いづらいものを、何度も自分のものにして来ていた。味見役、と言えば、それにもふは、と笑みを返す。]
勿論。 今度、これを使ったお菓子、持って来させてもらうよ。
[瓶入りの砂糖を受け取り、代金を渡しながら、ほんの些細な口約束を一つした。 指摘した作品は、確かに件の芸術家の手によるもので、他にもあると言われて見回せば、確かにそちらも見事な出来だ。]
うん、いいよねぇ。 何というか……神秘的、っていうか、さ。
[どこかうっとりと、眺めるその眼差しには、憧れだとか、賞賛だとか、そんな感情がゆるり渦巻いていて。*]
(163) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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/* これ、どうなんだろう。 ほぼほぼロック決めてる感じなのかなぁ、皆さん。 ギュルセルさん上手だよね、大分あっちこっちに矢印向けられてる。
俺もなぁ、やろうと思えばほぼほぼ誰でも行けるんだけどね、単純にリット好き過ぎてね。 ……リット、貰っちゃダメ???(きゅるん
(-60) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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じゃあ、そのマッシュポテトとバジルのパンと。 スコーンを4つと。 サンドイッチは、チーズが入ってるやつがいいな。
[おすすめのいい香りを漂わせるパンと、>>159 カロリーが低めと聞けば嬉々としてスコーンも。 更にサンドイッチまで詰め込んでもらう。]
風邪、ってほどでもないんだけど。 少し喉が、痛いかも。
[だからこれから診てもらおうと思って、と続けながら。 弟の話題に柔らかくなったリアントの表情を見つめて 私もほんわかあたたかい気持ちになって微笑んだ。
幼い私に、家族を。兄弟を。 羨ましいと思わせたのは、いつでも仲の良い彼らが最初だったから。]
(164) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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/* メアリー→エルマール シェニ→ガラーシャ→ギュルセル? ヴラド→ガラーシャ…?リット…?
よくわからないな。 でも、多分、リットの矢印は、ヴラドに向いてるんだよなぁ……
(-61) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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/* 壮絶に自分の機動力がなくてラリッサを捕まえられない。 うぅぬ、このポンコツ振りよ…。
(-62) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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痕がつくまで気づかなかったの? 男の子ってそういうところ、大雑把だよね。
[同じ方向に傾げられる顔に、碧眼を瞬かせ。 そうだと鞄から取り出したのは、絆創膏。 駆け回る子供用に持ち歩いているそれを、一枚差し出して。]
もし痛かったら貼るといいよ。 集中して頑張るのもいいけど、 リアントもお大事に。
[やっと見つけた、私の仕事を褒められるのは嬉しい。 くすぐったさに顔を綻ばせながら、紙袋を受け取って代金を支払えば。 おまけでついてきた小袋に、きょとりとする。
ふわりと香る甘い匂いに、ふふ、と笑みがこぼれた。]
ありがとう! 今度はお菓子をいっぱい買わせてね。
[小袋は大事に鞄に仕舞って、リアントへ手を振り。 私はご機嫌で紙袋を抱えて、また外へと。]*
(165) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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-早朝のパン屋-
[パン屋の朝は早いと言うが、 リアントも当然のように仕事をしていた>>146]
あぁ。おはよう、リアント。 そう、いつものお菓子を買に来たんだ。
[ある程度定期的に買いに来るせいか。 リアントの方も心得たもので、来れば大体いつもの量を 買って帰ることができる。 それはつまり、それだけ長い期間定期的にリアントの 店に焼き菓子を買に通っているという事なのだけど。]
うん…? 味見?
[差し出された一口サイズの桜色に、 疑問符を浮かべるように首を傾げる。 味見なんてしなくても、リアントの菓子が美味いのは いつものことなのに。
けれど差し出された菓子を両手で受け取れば、 ふたつ年上なのに少年のような瞳がはやく食べてと 急かしている様な気がして。]
――― ふっ…… あまい…
[口の中でほろほろと溶けてゆく優しい甘さに自然と 目を細めて、笑みを浮かべようとする口元を指先で隠した。*]
(166) 2016/02/27(Sat) 19時半頃
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/* まぁ、なぁ…兄弟だしなぁ… となるとオペラあたりかなぁ…
でも、まじめな話、リットが誰かにひどい目にあわされてたら、お兄ちゃんじっとしてられる自信全然ないのよ。 別のだれか監禁とかしてる余裕なんかなく、奪還しに行っちゃいそうなのよ。
俺の弟マジ可愛い(黙れブラコン
(-63) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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― 商店街 ―
[『ラヴュリントス』から紙袋を抱えて商店街へ。 馴れ馴れしいと言う人もいるけど、そうは思わない。 気さくなリアントにつられてついはしゃいで喋ってしまったせいか、 さっきより違和感を感じる喉を、またさすりながら歩いていれば。
珍しい人を見つけて、私はまた足を止めたけど。 ちょっとだけ、声をかけるのを躊躇った。 それでも目があったなら、微笑んで手を振った。>>154]
マラクさん、おはようございます。 珍しいですね。おひとりですか?
[彼の身の回りにいつもいる、弟子のクロードの姿を探して首を傾げた。
昨日も、コーラリアの店で芸術家のギュルセルに会ったけど。 職人通りの工房に住まう人は、出不精の人とか どうやって生活してるのか不思議な大人の人が多い気がする。 作品作りにほとんどの時間を費やしているのだから、 当然かもしれないけれど。
会ったことがあるのは、幾度か行ったことのある工房と。>>0:272 たまにメアリーへ会いに行った時、すれ違った診療所と。 宵闇祭で演奏者の席の隅にいるのを見たのと。
それから──── ]
(167) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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[頭ひとつ以上高い位置にある顔を見上げれば、 紙袋に向けられた視線に気づき。 微かにお腹の鳴ったような音が、聞こえただろうか。
くすりと私は笑って、彼へ向けて紙袋を少しだけ開けて見せた。]
ラヴュリントスの焼きたてパンです。 美味しそうでしょう。
朝ごはんにはちょっと遅いし、お昼には早いですけど。 もしお腹すいてるなら、食べますか?
[今日はお休みだから、時間はたっぷりあるし。 まだ温かい焼きたてのスコーンを 冷めないうちに味見したい気持ちもあったから。]*
(168) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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/* ま、相談は今晩だからなー、うん
(-64) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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ウフフ、ごめんなさい。 あんまり無防備な後ろ姿を晒していたから、つい。
[>>75どうやら思った以上に驚いてくれたようです。 私はくすくすと、悪びれずに笑って。]
流れ星の欠片? ふぅん、触らせて貰ってもいいかしら?
[流れ星、と聞けば興味をそそられます。 こういうものは得てして唯の捏造品なことが多いのですが。 とにかく、許諾を得られればその欠片を手にとって確認してみます。]
……ううん、魔力は微塵も感じないわね。
[魔法が掛かっていないことはすぐに判明しました。 この中に宝石が入っている、ということも無さそうです。 私でも気が付かないくらい巧妙に隠されていれば話は別ですけれど。]
やはり、これはただの創作品のように思えます。 所詮はそんなもの、と欠片をシェニに返却した後、 私はふと逡巡して。]
(169) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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魔法が掛かっていないということは、 この欠片は本当に流れ星の欠片なのかも、ね。
[空想上の星空に思いを馳せながら、目を細めて。]
だって、星は自然の存在であって魔法の産物じゃないもの。 魔力を感じられたら、むしろ変でしょう?
[そう言って、くすりと笑います。 かつての私も「空」を求めていたからなのでしょうか。 これがただの偽物という可能性に、敢えて言及することは出来ませんでした。]*
(170) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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/* うん、でもね。 僕ね、ストーカーされる側だったら、間違いなくヴラドにアピールしてると思うよ。まぁ、拾われるかどうか分かんないけどさ。
(-65) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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あはは…ごめんごめん、俺の時間配分が下手だからマラクさんは悪くないんだ。 でもメアリーもたまにはお茶しに遊びにおいでよ。
[それぐらいの用事なのか、と口許を緩ませる。 メアリーが楽器を弾ける事は勿論しるわけもないし、 本当の目的を知る筈もない。
此方の言葉を聞けば少し表情の代わりメアリーに首をかしげて。]
え、だってお昼に一緒に食べればいいし。 待てるけどっておいメアー…いっちゃった…。
[ぽつん、と残された診療室。>>160 勝手にいなくなるわけにもいかないので、再び椅子へと腰をかけよう。 ぐるりと診療室を見渡せばガラス越しに映る自分の姿。
そっとEyepatchを外せば露わになる朱の瞳。 あの日の己の罪の色。 忌まわしい緑と合わない色。
光を失った瞳はまるで炎の様に燃える色。 あの日を嫌でも思い出させるこの瞳は、自分への罰だ。]
(171) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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[ぱたぱた、と足音が聞こえれば急いでEyepatchを付け直して。 再び戻ってきたメアリーに待ってはない、と告げて。]
え…これって……。 なんか気を使わせたみたいでごめん……。 でも、有難く頂くよ。きっとマラクさんも喜ぶ。
[半ば押し付けられた紙袋から匂いを嗅げば何かはすぐにわかった。 人に作ってもらう食事を食べるのは本当にどれ位振りだろうか。>>162 基本は自分で作ったりするのだから。
有難う、と笑う表情は少し子供ッ気があったかもしれない。 ぺこ、と深くお辞儀をして診療室を去った。*]
(172) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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― →モルチアナ工房 ―
んー…今日はパン屋寄らなくてもサンドイッチがあるから戻ろうかな。
[忙しない速度で工房へと向かい、 入口近くになり黒くなっている看板を見れば一度足を止める。 これは師が外出している合図だから。>>153]
珍しい、午前中から出かけるなんて。
[鞄から鍵を取り出しがちゃ、とドアを開ける。>>154 自分が鍵を開けたところで看板はいつもの緑色を取り戻さないのは師の魔力がないからだ。 不思議な作りは、未だにどういうものなのかわからない。
貰ってきたものをテーブルへと置き、そのまま作業場へと足を運ぶ。 途中炊事場を覗けば朝作ったものがそのままになっている。 何も食べずに出かけたのだろう。
背負っていたレベックを降ろし、ケースから中身を出す。 弓を張り、久しぶりのその音色を確かめる。
十年前と変わることの無い音色は、自分しかいない工房にひっそりと響いた。*]
(173) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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―― 回想:パン屋さんと ――
[>>105唐揚げパンを作ってくれると聞けば、 私はぱあっと明るい笑顔を向けました。]
やったぁ♪ 期待しているわね、唐揚げパン。
[今から完成が楽しみです。ええ、とても。 もちろんレモンはナシで、と追加注文もして。]
兎に角、唐揚げパンを作ってくれるのなら、 貴方の依頼は喜んで引受けさせて頂くわ。
宝石の調査と取り付け作業は、急ぎかしら?
[急ぎなら今から行って作業を済ませるけれど、と。]*
(174) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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/* クロードは、なんだかんだ僕の作ったものを食べてくれてはいるんだけど、直接会えないというとても不思議な状況っていう。
(-66) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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― 商店街 ―
[太陽を忘れてしまった街の昼夜は、 石壁の温もりを確かめることで判別できる。
長年木板に触れ続け、弦を張ってきた指先で、 石壁に触れ、少しばかり体重を傾ければ、 視線で追った淡色の彼女は、パン屋へと身を滑り込ませていた。
早朝から窯に火を入れ、小麦を膨らますこの街の朝の顔。 その店に脚を運ぶ彼女の後姿が、 僅かに浮かれて見えた気がしたのは気の所為だろうか。>>156
微かに重そうに見えた足取りも、 硝子戸の向こうで店主と言葉を交わす様はいつも通り。]
―――…気の所為か。
[溜息と吐息の境界を縫う声を漏らし、 そっと脚を退き掛ければ、己が退散を選ぶ前に声が掛けられた。
きっと、退店の彼女と眼差しを交わしてしまった所為だ。>>167]
(175) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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―――…やぁ、ラリッサ。
朝の挨拶を告げるには聊か石壁が暖まってしまったが、 この時間に商店街で君を見かけるとは、其方の方が珍しいよ。
[脚を止めたのは声を掛けられた以上に、 精度の良い耳が、彼女の声から違和感を拾ったが為。
己が朝から晩まで働く彼女を見かける時は、 徹夜に徹する晩か、明かした朝に限られる。 それ以外にも、催事や副職の折に顔を合わせる事もあるが、 どれも、挨拶を交わす程度の些細な間柄。
――― 己が彼女の寝顔を知っていることなど、彼女は知るまい。]
(176) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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お使いと言う訳では無さそうだれど。 ……診療所まで?
[己の聴覚は乾いた喉の粘膜を理解して、 過程を飛ばして彼女の行き先を問う。まるで卜占か探偵のように。
だが、それに答えが返る前に、差し出される焼きたてパン。>>168 空を隠す天井に一度視線をやると、そのまま丁重に受け取ろうか。]
ありがとう。 御礼はエスコートでも構わないかな。
[診療所まで。と言外に不調の彼女を気遣うように告げて、 敏い男は前払いのスコーンを一口齧って見せた。
子供には出来ない、狡い大人のやり口そのもので。*]
(177) 2016/02/27(Sat) 20時頃
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/* あ、どうしよう診療所に2人が行くのか ならメアリーへの人工宝石を渡すのはまたの機会に……
(-67) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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/* ラリッサは大天使か。
すれ違ったーうっうっと次の手を考えて居たら、 気付いて下さった!しかも優しい!天使!
(-68) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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/* × 大人 ○ 変な人
クロードは留守番宜しくね! でも、もう直ぐ赤会議だし、アッピル回りしても良いんだよ!
(-69) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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[次の配達先、を見て少しだけ困ったとは思ったのだ 何故ならまた、昨日に続いてモルチアナ工房宛の宅配便だったから
クロードがまた都合よく通りかからないかなと思い空の上から探すが 流石に其れはなかった 諦めて工房に向かい、外から少しだけ眺めてみると 如何やら主は不在らしく、黒の色を湛えている様子 だが、屈折の魔法の力を持つが故か一応空気の振動を感じるため 若しかしたらクロードが帰っているのかもしれないと考える ノックをダメもとでしてみるかと、ドアを叩く
とはいえ、彼が現在ひっそり演奏>>173をしているのなら 気づかれないかも、しれないが*]
(178) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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気にするな。 私が勝手にやったことだ。
[礼を言うクロードからついと視線をそらす。>>172 そう、勝手にやったこと。私の自己満足だ。
ある意味、ヴラドの善意よりもタチが悪い。
そういう歪んだものを、私は当たり前に飼っている。]
君の師匠によろしく。 師父も話し相手がくると喜ぶ。
[そう言って、最初の患者に手を振り見送った。*]
(179) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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[今日もまた。 あのEyepatchの下に隠れた紅玉を 見れなかったことを残念に思いながら。]
(*25) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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/* クロードさんがおひましてそうだし其方に突撃してみた 未遭遇狂人はあとリアントとマラクだけど ログ読んだところリットが夕食誘いたい?らしいし
リアントには会う機会はあるだろうってことで 5/6会えれば上出来だろうなと
(-70) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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/* >クロードメモ ログ確認したのでしばらくお待ちくださいって 律儀で可愛いな!!!
(-71) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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/* ふむ、22時まで不在とな 私は22時ごろまでごろごろしてよ(ころりん
(-72) 2016/02/27(Sat) 20時半頃
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/* メアリーの赤チップ、めっちゃぞくぞくする
(-73) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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- 工房にて暴走箒使いと -
[真面目一辺倒で、仕事中だからかあまり感情を出す所を 見た事がないが、今日は随分色んな顔を見せる。 壊れた像をじっと見つめる目に箒に賭ける情熱>>128 こちらの自論にもしっかりと自分の言葉で返す強さ>>131に 目を細めた。]
変わらない様、努力し続ける事で永遠になるか。
そうだな。 努力と言う言葉は俺は嫌いじゃ無いし、 俺にはおまえさんも努力している様に見えたが。
変わらない様努力する労力も、変えようと努力する労力も。 違う様に見えて同じものさ。
ただ、変わらない方が楽なのは確かだ。 『変化』はその先を予想出来ない。 それを不安と呼ぶか期待と呼ぶかは人それぞれ。
(180) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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……怖いのか? 変化を受け入れる度量はおまえさんも持ってると思うぞ。 いや、誰も持っているがお前さんが言った通り、 変化が怖くて気付かないふりをしているだけだ。
[何をとまでは聞く事無く話を切ったが、何処かで見た事のある オレンジの話に目を瞬かせ、漸く気付く。 あの泣いていたガキがこんなに大きくなったのか、と。
オレンジの事を覚えてくれていた事が嬉しくて 思い切り肩をばしばし叩こうとしたが、怪我をさせる可能性を ギリギリ思い出して何とか止めた。
代わりに奮発して箒を箒だったものに改造する。 永久に返されないかもしれない太陽の話は気にするなと 軽く告げた。]
そんなに気に入ってもらえるなんてな。 作りがいがある。
[出来た箒(仮)への喜び方を見れば、作り手として まさに本望と言ったところだ。 頬ずりまでされて、箒(仮)にも良かったなと声を掛ける始末。]
(181) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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夜も飛ぶのか。 それなら丁度良かった。 くれぐれも鬼火だとかと勘違いされて撃ち落とされるなよ?
[通報されたらまたヴラドと戦うんだろうなと ぼんやり思いはすれど忠告しない。 折角楽しい思いに浸っているのだからと、 間違った親切心で、初めてと言っても良い位 輝いた瞳と笑顔に口角を上げる。]
俺がいる時なら別にいつ来ても構わん。 悪の組織からの逃亡に匿って欲しければ手伝うし。
[それ程箒が気に入ってくれたのか、また来たいと請われれば 断る理由はない。 喜んで歓迎すると両手を広げた後で。]
そうだ。 もう1つ頼みがあった。
[忘れるところだったと飛び立つ間際に声を掛ける。]
お前さん、唐揚げの味のする水は好きか?
[何かの暗号かと思わせる、普段は組み合わさらない 謎の飲み物の嗜好を聞いて。 次来る時はご馳走しようと、全くサプライズ無しの 宣言をして彼を見送ったのだった*]
(182) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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心臓が止まるかと思ったよ。
まあ、開店前に急かしたのは僕だからね。
[間抜けな驚愕声を出したのを誰かに聞かれていたら恥ずかしいな、と思いながらも悪びれる様子なく笑う魔女には肩を竦めて。>>169
流れ星の欠片に興味を示してくれたらしいクリスタに、二つ返事で星の欠片を手渡すと、彼女の両の瞳がそれを分析する様子を少しばかり緊張した面持ちで見つめた。]
魔力はないか。 うーを、創り物、なのかなあ。
[彼女の言葉にどうしてもがっかりはする。
返された欠片を片目で覗き込むようにしながら、リットには言いづらいな、と小さくため息を吐いた。]
(183) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[職人が恋に落ちて作風が変化するのは良くあることだ。>>0:393
けれど、腕の良いリュータイオは億尾にも出さなかった。 故に人は己に浮いた噂ひとつないと茶化し、 恋人はヴァイオリンで在り、愛の巣は工房なのだと云う。
沢山のことを知っている大人の男は、 隠し事が上手いなんて、そんな当たり前の指摘もせず。]
(*26) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[表向きは酷く穏やかで、浮世離れた職人の恋。 純粋で、真っ直ぐな子供は持たぬ卑しさを孕んだ愛。
人前でヴァイオリンを奏でぬ理由は、 診療所での療法に留める理由は、
存外、ドロドロと爛れた醜いものであった。*]
(*27) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[だけれど、続いた本物かもしれないという言葉には、わかりやすく目を輝かせて>>170]
えっ、流れ星は魔法で出来てるわけじゃないの?
[と、彼女に不思議そうに聞く。
だって星が流れるなんて、魔法の力以外に考えられなかったから。]
でもそっか、魔女の君が本物かもしれないと言うなら、それだけで収穫だよ。
[魔法でないならば、かけた魔法のように消えてしまうということもないと。
その答えに気を良くしたからか、今まで冷やかし程度にクリスタの店を覗くくらいだった時は聞こうと思って聞けなかったことを、聞いてみようかと。]
星が自然なものだとして、クリスタはさ、魔法や人の技術で星は作ることってできると思う?
[これは、クリスタが昔からこの街にいるわけではないから、聞けた質問。
少しでも事情を知る人には、リット以外には言えないこと。*]
(184) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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/* しかし、宝石箱セットは良いですな。 それぞれの色味が見えるのに、全体的に調和している。 すむろさんチップがマイルドに見えますものなぁ。
(-74) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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はは、厳しいな。
[大雑把、なんて言われてしまえば苦笑気味に笑うほかない>>165。そして、差し出される絆創膏には、あぁ女の子だなぁ、なんて、目を細めながらもそっとその手を押し返すのだ。]
ありがと、気持ちだけ、ね。 ほら、血が出てるわけでもないし。
[何よりも、パン生地をこねることだってあるこの手に、絆創膏などは貼れないのだ。そう、はっきりとは言わないが。]
うん、また来て。 また、おまけするからさ。
[帰ろうとする其の少女に、ひらり手を振って笑顔で見送る。最後にカランとドアベルが鳴ると、直ぐ近くから感じた視線を見返して、ふは、と笑いをこぼした。]
なぁ、今度さ。 誕生日を過ぎたら、厨房に入るかい?
[なんだか不貞腐れたような眼差しでこちらを見ていた少年に、そう、優しげな声をかけると、少年ははっと目を見開いた。 お菓子作りも、教えてあげる。 そう、秘密でも教えるように、そっと囁けば、とたんに表情を明るくして。こくこくと、何度も何度も頷くのだった。*]
(185) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 21時頃
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――劇場・『JewelsGarden』―― [おとぎ話の中だけに存在する、 太陽と、月と、星。 現でない幻に酔いしれるための劇場の設えは それらを模したもの。
太陽の間と呼ばれる劇場の中心の広間、 金剛石と水晶のシャンデリアの下で、 竪琴携えた女神像が微笑みかける。
かつて名工と呼ばれた人の手掛けたそれに>>0:592、 新たな魔法を重ねようと試みられたは まだ記憶に新しいこと。
100、200…幾重にも重ねた人の業では成し得ぬ音色を 魔法石の力を借りて、女神が演奏する。 音を記録するための宝玉に、 リラの音色を吹き込むのは車椅子のリラ弾き。]
これで最後?
[最後まで弾き終えて、今から手直しだと言われてしまっては、 流石に途方にくれる回数を弾いたと苦笑を浮かべる。]
(186) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[配達員と猫が帰れば、工房は一気に静けさを取り戻す。 戻って来た女神像は新しい主人と旅立ち、 試作品の太陽も飛んで行った。
代わりに残ったのは癖の付いた髪。
リットと合わせて2人分。まだ足りない。]
やはり楽隊を作るのだから、彼女の髪ももらって来よう。
[次の標的を決めるとスケッチブックと共に 小さな手鏡を荷物に工房から出て行った。
出掛けに覗いた手鏡には自分の顔では無く、 玩具の様に小さな屋根や人がどんどん流れる絵が映っていた。
配達員の箒(仮)の女神がしっかり起動している事を 確認し、楽しそうに出て行く足取りは図体にしては軽かった*]
(187) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[それでも。 自らの半身を歌わせる喜びが、 何事にも代えがたいのだと改めて知らされる。]
(…大丈夫)
[一人目覚めた夜明け。 リラの割れる夢を見て、泣きながら飛び起きた。
鏡を見ても濡れた目元が目立つことはなかったけれど、 それでも突きつけられた事実がただ痛い。]
(リラの音色と寄り添えない日々がもし訪れるのなら)
[弦楽器職人に突きつけられた言葉はずっと胸を苛む。 けれどリラを、自らの半身を歌わせて、 リラ弾きの娘が思うことまでは彼は知るまい。]
…その時は、
[選ぶのは、幸せよりも]
(188) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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(いっそ壊れてしまいたい)
[自らの半身を手放す覚悟よりも先んじる、終焉の誘惑。*]
(189) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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―早朝―
[差し出した、とっておきのお菓子を口にしたとたん、ほころぶ口元に>>166、ゆるりと笑みを浮かべる。そう、この瞬間。この瞬間の表情が見たくて、お菓子を作っていると言っても全く過言ではない。]
ふふ、これなら子供達も、気に入ってくれるかな?
[勿論、絶対の自信があって差し出しているのだ。それでも尋ねてみるのは、是の返事がぜひとも聞きたいから。まぁ、もうその表情で答えは貰ったようなものだし、すでに充分満足してもいるのだけれど。]
はい、おまけ。
[ついでとばかり、かごに少量のこっていた中から真っ白な一粒を、もうひとつだけ、そっと手のひらに乗せてやり。*]
(190) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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/* メモのシェニが可愛いww
(-75) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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/* 思うのだけれど…メアリーとラリッサとオペラの三人で住んで託児所兼診療所とか出来たら超平和な気がするの。
(-76) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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―回想・不思議の魔女と―
いや、全然急がないよ。
[問われた言葉>>174にはゆるりと笑みを見せ。それから少し、眉を下げる。]
あぁでも、出来れば厨房が動いていない時間がいいんだ。 そうなると、結構夜遅くになってしまうね。 ちょっと、申し訳ないかな?
[厨房内で、職人たちが動き回っている時に作業をするのはなかなか難しいだろうと思う。軽いメンテナンスなら、ちょっとした隙間時間にでも頼むだろうが、新しい宝石の定着は、そう簡単な作業でもないように思われた。]
うーん、どうしようかな。
[うちの店、基本給じつってないんだよねぇ、なんて、ひとりごちながら、己のあごの下あたりをするりと指先でなでながら、ちょっと考えるそぶりを見せる。*]
(191) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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――劇場・裏方―― [公演を控えた劇場では 稽古や機材の搬入の慌ただしい声が絶えない。
大道具係が大慌てしているのをみて、声をかけたのは 偶然時間を持て余していたせい。]
必要なものがあるなら買ってくるわ。 車椅子で持ち帰れるものに限るけど。
[必要なのは小さな魔法石、と聞いて 思い浮かべたお騒がせ魔女の姿に小さく笑って。 偶には友人の顔をみるのもいいかと引き受けた*]
(192) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[外に出ると不気味な集団ではないが立ち話が耳に届く。 何でも昨夜地震があったとか無かったとか>>17]
魔女でも蘇るんじゃねえの。
[通りすがりにぼそりと呟くと、ぎょっとした目で 見られたが気にしない。 地に守られたこの世界で地震なんて、25年前に 訪れた魔女>>20が起こした位しか思い付かない。
その魔女がこの街を訪れた時、自分はまだ11だった。 だがそれなりに好奇心もあり、絶対の予言と言う言葉に 女達は興味をそそられ、瑠璃を手に子の未来を 尋ねに行った。]
『私があなたなら』
(193) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[訪れた雑貨屋で主に声をかけた処での訪問者 それは昨日再会したばかりの幼馴染だった>>151 振り返れば、爽やかな風が漂うようで
見えた顔に思わずしかめっ面が歪む]
リット?か、おはよう …ちょうどいい?そうだ、私も君に聞きたい事が
[お説教コース1名入りました。 丁度よいと思ったのは、彼だけではなく 此処が、雑貨屋でなければちょっと此処に正座しなさい となっていた処、だが、幼馴染を前にそうは言わず]
(194) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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……しまったな
[小さく呟いたのは彼に聞かれたくない事を 尋ね聞こうと思っていた為。
崩れかけたものを積み上げた愛らしい幼馴染 歪んだ劣情をもよおしたのは一度ではなく それを知る彼(彼女)と語り合いたいと願ったから
男を慕う弟分には聞かせたくない話 彼の兄と、彼を想うからには、見せたくない話 ――、可愛い2人なんだ]
(*28) 2016/02/27(Sat) 21時頃
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[雑貨屋の主にお願いをする姿勢に違和感を覚えた それは男が彼に宝石を渡したときの事を思い出させ 何故だろうか、>>152何かあったような>>149 幼馴染たちを案じてきたからこそか
変わった提案のせいか]
……私の、あれか あまり綺麗なものではないし、 身に付けるようなものでもないが
まあ。…構わないが、それは誰に頼むんだ
[お守りとして幼馴染の宝石を貰いたいという彼 その彼に渡した、宝石を思い出す いや、宝石とも言えないような歪な鉱物だったが それを加工したいというのなら、構わないと伝えつつ
なんとなく、そう尋ねつつ]
リット、君。何かあったか?
[彼の相談事を聞くのは、男の役目であったから 雑貨屋の主をちらり見てそう尋ねてみた**]
(195) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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『今すぐその子を炉にくべるでしょう』
(*29) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 21時半頃
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[瑠璃の魔女の予言は母の期待に応えるものでは無かったのか。 どんな言葉を貰ったのか自分は知らない。
魔女の残した言葉の意味を知る事が出来るのは 更に10年以上は後になるのだが。
他にも予言を貰った者はいただろうか。
母から瑠璃の魔女の話は禁句になった事と、 25年も前の事を知る者は少ないせいで、 自分の中では絵本の中よりは現実的な存在。 その程度の記憶しか無かった*]
(196) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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―回想:とある街はずれの工房にて―
努力は……俺の場合はせざるを得なかった部分もある 俺にとっては貴方も、変化を得るために 努力し続けているように見える その努力が違うように見えて同じならばの、話だ
変わらない方が楽だし、それが一番よかった でも皆変わっていくのも、知っている
……怖いよ、とても [受け入れる度量などないのにと、紡ごうとしたときに 自分にもその度量はあるのだと告げる彼に隻眼が瞬いた>>181 本当にあるのだろうか。もしあるのなら
――あるの、なら
其処まで考えて、口には結局できないし 考えを強制的に胸中に留めてしまう]
(197) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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[奮発されたのか彼の手により更に魔改造された箒は、 大変素晴らしいことになっていた 表情は殆ど変わらないけれど。でも醸し出す空気は狂喜乱舞といった程 貸して貰った”太陽”とこの箒。なんて素敵な、宝物]
どちらもとても嬉しいよ 夜間飛行までできるんだろう? 練習しがいもあるし―― 夜を纏うなんて、最高に格好良いではないか
ふふ、鬼火かぁ。巡回の人がいなければ大丈夫、のはずさ
[シトルイユの姓には、嘗て昔は南瓜という意味があったらしい 死者を導く灯のジャック・オー・ランタンの様に 夜を駆けれれば良いのではあるが
現状の自分は、魔法使い待つシンデレラも匙を投げる程 痩せこけた畑に放置された南瓜位の価値しかないわけではあるけれど
それらのネガティブな思考もどっか行ってしまう位には 箒に対してテンション最高潮になっていたのだった]
(198) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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本当に来ても良いのか? 其れは嬉しい。ヴラドの説教は長いんだ 酷い時は日を跨いでずっとの説教なんだよ
[63時間コースが追加されていることには未だ気づいていない 喜んで歓迎するとばかりに両手を広げられれば 本心からのものであると、安堵して 必ず来るから、と珍しく念を押す形
そしてもう1つの頼み事には目をぱちくりっとして]
唐揚げは好きだけど……ちょっと飲んでみたいかも?
[勿論、檸檬かけた味の奴で*]
(199) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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――商店街―― [角を曲がろうとした車椅子が小さくきぃ、と鳴いて。 思わず視線をとめた花屋の店先に、真っ白な百合の花が飾られていた。
かつて幼馴染の両親の葬列で手向けた花と同じ色。
両親も、近所の人も、幼馴染たちも 皆黒い服を身に纏って、物言わず花を手に 粛々と歩んでいく光景が怖かった。
怖くて帰りたいのに、 とてもそんなことを言いだせる雰囲気でなくて。
それなのに。 いつもしっかりとした兄のような幼馴染が振り返って、少し顔を歪めたのを見た時に、ここに居なければと思った。 小さな子どもが白い百合の花を一輪、両手で差し出す危なっかしさに、 嘆き以外の表情で彼が唇を歪ませた。 少しだけ。]
…あの百合の花をくださいな。
[何年、と数えることを忘れたよりも、 憶えていない、というのが正しい。
けれどあの日の幼馴染のまだ細かった背中を思い出して 気付けば百合の花束を買っていた。]
(200) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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― 真夜中の夢 ―
[だんだんと、父の夢を私は見なくなっていく。 記憶が少しずつ上書きされていくように。 薄れて薄れて、輪郭すらおぼろげになっていくそれを 私は止めることなんてできない。
でもその日の夜。>>115 私は、父の夢を見た。 私に気付いて抱え上げてくれる、大人の人の腕。
ゆらゆらと揺れる心地良さの中で、微かに響く旋律。 寂しくて優しくて、あたたかい。]
(201) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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( ──……さん、迎えにきてくれたんだね )
(202) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
|
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[夢の私は確かにそう唇を動かして微笑んだ。 束の間の倖せの夢。
だからこそ、明けた朝はすごく慌てた。 シーツがぐしゃぐしゃなのを気にする暇もなく。 目に入った部屋の扉を開ければ外に出て、駆け出した。
帰らなきゃ。父が迎えにきてくれる、あの家へ。
何故か、誰かが待っていてくれる気がした。 倖せな夢の続きが、そこにある気がした。
──…喩え、そこに父がいなくても。 伯母さんが気づいて、怒ってくれるだけでもきっとよかった。 私がいないことに、気づいてくれたらそれだけで。
けれど夢から醒めた私が帰ったそこは 誰も私に気づかない、ただただ静まり返った家だった。]
(203) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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――駐在所―― [車椅子で訪れれば、まだ彼は不在であったろうか。 そうならば花束とメモを残して帰るだけだし、 居たならば、昨夜のパン屋の店主の忠告を>>0:662 それなりに重く受け止めて、 改めて夫の不在の間頼りにしたいとお願いする。*]
(204) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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[――星を作ることが可能かどうか。 >>184その質問に、私は瞠目して悩み込んでしまいます。 そして、長い長い思案の末に。]
……むかし、私がこの街に来るよりも前にね? 一度、"空"を作ろうとしてみたことがあるの。
[普段の笑顔ではなく、真剣な表情で語り始めたのは、 五年前の、私"たち"にとっては全ての発端となった出来事。 シェニ達と同じ轍を踏むことになった、あの失敗です。]
天に燦々と輝く太陽とやらを。 暗い夜空に浮かぶ月とやらを。 無限にも等しい星々とやらを。
お伽話や伝承に伝わる通りの美しい"空"の姿。 それを魔法の力で創造してみようとしたのだけれど――。
結局、駄目だった。 魔法は失敗に終わって、星の一つすら生み出せなかった。
[魔法は決して万能ではありません。魔法にも不可能はあります。 死んでしまった人を蘇らせることは出来ませんし、 時間を巻き戻して過去をやり直すことも出来ません。]
だからきっと、魔法で星を生み出すことは出来ないと思うわ。
[そう結論付けると。目を伏せます。]
(205) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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[けれど、一拍置いて。]
でも、ね? 私はこうも思っているの。 "魔法や人の技術以外でなら、星を創造できるんじゃないか"って。
[今度は、夢物語を語るかのように柔らかく笑い。]
流れ星に、願いを叶える力があるのなら。 私達の"願い"で流れ星が生まれても、不自然じゃないでしょう?
だから、もしも世界中すべての人が"星よ在れ"と願ったならば。 ――その時に初めて、星は生まれるんじゃないかしら。
[そんな空想的で、感傷的な説を唱えてみたのです。]*
(206) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* ??
僕は何故、 うーん、 を、 うーを、 と打ち間違えているのかな(少し酔ってる
(-77) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* 夜遅くに厨房へ……フラグ?
(-78) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* ちなみに中の人はストーカー先希望であぶれる気が満々です。 たぶんガラーシャかオペラが人気出そうな予感。
(-79) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* クリスタ可愛い エンカしてずーっと思ってた。可愛い
(-80) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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[あの夢の後、昼間に職人通りの路地裏を歩いてみた。 倖せな夢を見たその場所がどこだったか、知りたくて。
覚えている限りの道を辿る途中にあったのは、 リラと違う形をした弦楽器らしい看板の工房や。 ちらりと覗いた窓の奥に見えた大きな炉の工房。
慌てていた朝の記憶はひどく曖昧で、碌に景色も覚えてなく。 昼間に耳を澄ませてみても、あの旋律は聞こえない。
ただ立ち並ぶ工房を見つめる私は きっと、落胆した顔をしていただろう。
微かな茶の香りがした気がしても、 それが夢だったのか現実だったのか。 曖昧な輪郭はおぼろげに崩れ、変わらない日常にまた戻っていく。
変わったのは、まだ耳の奥に残る音色を。 優しく奏でられた旋律を、 たまに子守唄代わりに口遊むようになったこと。
何の曲か子供に訊かれたら、倖せな夢の曲だと笑って。]*
(207) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* っていうか、もしストーカー側だったらその二人を狙ってた[まがお]
ガラーシャだったら、これでもかという程に甘やかしたいかな。 こう、小動物でも相手にするかのようにお世話を焼きつつ、けれど籠から出さずに束縛するみたいな。 オペラだったら、ほら。NTR美味しいですという(
(-81) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* ギュルセルが怖いモードだ! 今回の赤面子、怖いモードの人が多い感が。
そして、オペラが悲しくてとても良い。 ラリッサも丁寧に拾ってくれて嬉しいな。
(-82) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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/* ラリッサが可愛いよう… 私の幼馴染が可愛くってぎゅってしたくなる。 やっぱりメアリーと三人で暮らそう
ラリッサ可愛くてうっかりプロで中の人のストーカー心が暴走しかけたのが例の魔法事故だったなどと一体誰が予想したでしょう
(-83) 2016/02/27(Sat) 21時半頃
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―― 回想:パン屋さんと ――
[>>191申し訳ないか、と言われれば。]
夜遅くでも大丈夫よ? 私、夜行性だもの。
[それ即ち昼夜逆転、とも言います。 早朝からお店が開いているのが稀なのはそのためです。
いずれにせよ、新しく宝石を定着させる作業は、 難しくはないけれど面倒な作業なので、時間が掛かってしまいます。 まとまった時間が取れる時に行うのがベストでしょう。]
……ブラック企業?
[基本休日がないと聞けば、ぽつりと。 年中無休のおかげでいつ訪れてもパンが買えるのは良い事ですが、 働く立場からすれば大変なのかもしれません。
もし私が年中無休でお店を開けと言われたら、 間違いなく過労死してしまいます。]*
2016/02/27(Sat) 21時半頃
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―― 回想:パン屋さんと ――
[>>191申し訳ないか、と言われれば。]
夜遅くでも大丈夫よ? 私、夜行性だもの。
[それ即ち昼夜逆転、とも言います。 早朝からお店が開いているのが稀なのはそのためです。
いずれにせよ、新しく宝石を定着させる作業は、 難しくはないけれど面倒な作業なので、時間が掛かってしまいます。 まとまった時間が取れる時に行うのがベストでしょう。]
……ブラックパン屋さん?
[基本休日がないと聞けば、ぽつりと。 年中無休のおかげでいつ訪れてもパンが買えるのは良い事ですが、 働く立場からすれば大変なのかもしれません。
もし私が年中無休でお店を開けと言われたら、 間違いなく過労死してしまいます。]*
(208) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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[雑貨屋の扉を開き、そこにいた兄貴分へと声を掛けただけでその顔を顰められるとは。 いや、彼は普段からしかめっ面の方が多いか。 けれど自分やガラーシャ、コーラリアなどの年下組には割と穏やかな表情を見せる男であるが。 どうしたのだろうかと疑問が浮かび。]
聞きたい事?
[聞きたい事があるといわれると、はて何だろうかと首を傾げる。>>194 まさかじゃじゃ馬箒の事が兄貴分に知られているとも知らずに。 いや、知られていたとしてもこちらまでとばっちりを受けるとは思ってもいない人物がここに。 全く持って心当たりなどございませんといった表情である。]
(209) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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[確かに急に、仲の良い友達とはいえど他人の宝石が欲しいだなんて可笑しな話だろうか。 いや、でも理由としては上出来だろう。 宝石とはその者と生まれた分身のようなものなのだから。]
いや、ヴラドさんのやつ綺麗ですよ。 俺、あの色合いすごく好きなんですから。
[不愛想な形を綺麗ではないと告げる男へと、色合いを綺麗だと褒める。>>195 己の掌へと落とされた瞬間、あの七色の虹色の光は己の瞳に綺麗に写ったのだから。 形など気にならぬくらいには。]
ありがとう。 ギュルセルさんに頼もうかなって思ってるんですよ。 兄貴のブローチ知ってます? いつも胸元についてるの。 あれ作ってるのもギュルセルさんですし、彼に頼めば間違いないと思って。
[了承を得ればまずは一つクリアか。 自分の中でこうできたらと思っても、やはり他の者の分身を勝手に加工なんてことは出来ないと思ったから。 それに元々己は彼の作った芸術品を売り歩いてる身。 ギュルセルの腕ならば信頼できるとこの目で見ている。]
え? あー、いや、別に…。
[まさかいきなりそう尋ねられるとは思わなく、浮かんだのは少し不自然な、誤魔化そうとする笑み。 話していいのか悪いのか。 相談するべき、なのか。
心の中で葛藤が生まれる。]
…別に、なんでもないよ。
[結局選んだのは、珍しく相談しないという選択肢。 確かに今までいろんな事を相談してきた。 身近な年上で一番相談しやすい者はリットの中ではヴラドだろう。
けれど、もしも相談して、否定されたら。 止められたら。 いや、きっと心配性なこの男の事だ。]
(210) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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[自分の夢を、否定されたくない。 自分の夢を、壊されたくない。
だって、今ある夢をそうされたら、パンも満足に作れない自分にはきっとなにも残らない気がするから。
だから、]
いや、ちょっと次の旅は長旅になりそうな気がしてさ。 なんとなくそういう身に着けるものがあったらってふと思いついちゃったんですよ。
[ニコリと作った口元は、今度は上手く出来ただろうか。
あまり嘘をつかないからか、それとも胸の中の不安を吐露出来なかったためか、少しだけツキリと胸に何かが刺さった気がしたが、一度息を一息ついて気が付かないふり。*]
(211) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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― 商店街 ―
[珍しいと言い返されてしまえば、 咎められてる気がして私は肩を竦めた。 いつもこの時間には託児所に居ることが多いから。]
仕事をサボってるわけじゃないですよ。 今日はお休みなんです。
[けほ、と零れた咳きに手で口元を覆った。 すぐ誤魔化すように笑って、紙袋のパンを差し出して見せたけど、 その程度はお見通しらしい。>>177
これからの行き先を言い当てられた上に パンを紙袋ごととられてしまい、あ、と声を上げた時には 楽しみにしていたスコーンの一つが彼の口の中へ消えた後。 この人もギュルセルとまた違うけど、 変わった大人の人だ。]
(212) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 22時頃
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/* 箱がストライキ起こしてる間にオペラさんがいなくなっていたww
(-84) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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[食べないかと勧めたのは私だけど。 騙し討ちのようにスコーンを先に味見されてしまったことに、 ちょっとだけ頬を膨らませて。]
全部食べちゃいやですよ。 そこには、私のお昼ご飯も入ってるんです。
[マラクがそんなことをしないとわかっている。 だから、紙袋は取り返さずに預けたまま。 診療所まで付き添ってくれるらしいマラクの言葉に甘えて頷けば 隣に並んで歩き出そうと。]
じゃあ、荷物持ちお願いしますね。 診療所まで。
……大したことじゃないんです。 ちょっと喉が痛むから、念の為診てもらおうかなって。
それから、メアリーに預けてあるものがあるんです。 オペラへの結婚のお祝い。 あ。オペラにはまだ、内緒ですよ。
[紙袋を持つその大きな手に視線を止め。 なんでもないと首を振って私は微笑んだ。
なんで、その手を知ってる気がしたんだろう。 浮かんだ疑問を誤魔化すように。]*
(213) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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/* 深く絡むべきか、さくっと終わらせるべきか悩む。 ヴラドさん他ともフラグ沢山あるからさくっとでもいい気もするけど。 そもそも幼馴染組全員に宝石を貰いにいき隊。 よくばりすぐるな俺。
(-85) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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/* 相談相手は昨日していいっていわれたし、シェニ予定。 自分の夢を絶対否定しないって信じて。
(-86) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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――公園―― [小さな子供たちが集まる公園は母親同士の社交の場でもあり。 時々不意に子守りを任されるのは年嵩の子どもたち。
「ちょっとお兄ちゃんたちで面倒をみていてね」の一言で 預けられた女の子の扱いに順応したのは兄の方。]
「絵本を読んであげるよ」
[大好きな星の絵本なんだ。 そう言って、持ってきた絵本を広げて虹の絵を指さす。]
「ほら、きみの目と同じ色」
[兄を取られたようで面白くなかった弟が、「変な色!」と怒ったように声を荒げて、 弟よりもまだ小さな女の子が見る間にぷっくりと 涙の粒を溢れさせて泣き始めた。
ごめんね、ごめんね。と慌てて謝る弟と女の子の両方を 宥めるのに兄は大忙し。 そんな風景の記憶を持つのは、きっと年長者だった一人だけ。*]
(214) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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-早朝-
[吐息のように零した笑みと、たった一言の感想。 それだけでもパン職人にして菓子職人のリアントには 充分伝わったらしい。>>190]
あぁ。 ご褒美にラヴュリントスの作った焼き菓子があるぞと言えば、 大体の子供は大人しく薬を飲んでくれるからな。
[然りと頷き、先日も苦い薬を飲みたくないとだだをこねた 子供に言った言葉を繰り返す。 それだけラヴュリントスの、リアントの作った甘い焼き菓子は この町の子供たちに絶大な人気があるのだ。
もうひとつ、おまけと差し出された白に 小さく苦笑いを浮かべる。]
(215) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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こう甘やかされては、私も子供のようだな。
[口に入れればほろほろと溶けて、 香ばしいアーモンドの香りがふわりと口の中に広がる。 おいしいと口の中で呟いた賛辞は、彼の耳に届いただろうか?]
[そういえばいつだったか。 ラリッサがリアントのお菓子を食べ過ぎたと言って 体重を気にしていた頃があったハズだ>>157
確かにこうも気さくに与えられては、 ついつい食べ過ぎてしまうのも道理というものだろう。]
ありがとう、リアント。 あまり長いすると餌付けをされてしまいそうだから、 私はそろそろ帰るよ。
[代金を渡すついで。 リアントの掌に真新しい傷跡を見付ければ、持ち歩いていた 傷薬の軟膏をお菓子のお礼が割に。*]
2016/02/27(Sat) 22時頃
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こう甘やかされては、私も子供のようだな。
[口に入れればほろほろと溶けて、 香ばしいアーモンドの香りがふわりと口の中に広がる。 おいしいと口の中で呟いた賛辞は、彼の耳に届いただろうか?
そういえばいつだったか。 ラリッサがリアントのお菓子を食べ過ぎたと言って 体重を気にしていた頃があったハズだ>>157
確かにこうも気さくに与えられては、 ついつい食べ過ぎてしまうのも道理というものだろう。]
ありがとう、リアント。 あまり長いすると餌付けをされてしまいそうだから、 私はそろそろ帰るよ。
[代金を渡すついで。 リアントの掌に真新しい傷跡を見付ければ、持ち歩いていた 傷薬の軟膏をお菓子のお礼が割に。*]
(216) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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[リラの音が聴こえれば彼女が何処にいるか判るだろうと 所在を確かめもせずに、オペラ嬢の自宅を訪ねるが 見事空振りに終わったらしい。]
ありゃ。 これは標的変更すべきか。
[あのリラの音はまた変わったのだろうか。 聴けぬと判れば聴きたくなる子供の我儘さ。 こんな男を件の配達員は過剰評価していると思うのだが、 今はそんな事すら頭に無い。]
劇場でも行けば会えるといいなぁ。
[会えなければ仕方ない、と今は思えない。 本来の目的が少しずれて来たのも構わず、 街中を歩き出した**]
(217) 2016/02/27(Sat) 22時頃
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/* ちょま、ガラーシャそんな子じゃないんだが……>>214 その性格で確定されると、こまる……
男友達とわーきゃーしてて 割と女の子には近づけなかったもじもじだったんだけどなー しかも絵本それ俺のなんだけど 宝物ってずーっと持ってるから、 多分にーさんに持たせてないよぅ……
まぁいいや、其れで練り直そう
(-87) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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[ピタ、と弾いていた弓を止めたのはノック音が微かに聞こえたため。>>178 急いでケースに終い入口へと向かおう。]
お待たせしましたっ…!あ、配達員さん……?
[昨日も会い荷物を押し付け…じゃなくて受け取った男の訪問だった。 師に連続して届け物があるなんて物珍しくて、 結局昨日の包みも開けたかすら不明だと言うのに。]
またマラクさんに荷物です? 今ちょっと留守にしてて…俺が受け取りでも大丈夫ですか…?
[少し眉を下げながら申し訳なさそうに首を傾げた。*]
(218) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* 大事な日なのにいいいいい><
(-88) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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― 商店街 ―
[先んじて頂戴した焼きたてのスコーンが口腔で崩れてゆく。 ほろりとした柔らかさと仄かな甘さ。 胃袋は素直に歓び、彼女の言葉にも首肯を返した。>>212]
まだ、夜半は冷え込むからね。
患ってしまったら、看病にも手が必要になる。 ―――…君にとっては、死活問題だ。
[残りの欠片を親指で押し込み、零れた屑を指先で拭う。 働き者の彼女が得たという、休暇の本当の理由を指摘しながら。]
ひとつで良いよ。 診療所までならそれで充分な駄賃だろう?
それに、喉を痛めているなら、 もう少し冷めるまで待った方が良い。熱い。
[彼女が慎ましくも勤労意欲に富んだ女性であることは、 商店街の面々なら誰しも知っていること。 故に、こうして彼女を誰が助けるのは極自然なことだ。 誰も彼も、そうして彼女に差し伸べる腕は、一時のものだけれど。]
(219) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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――回想・モルチアナ工房>>0:194>>0:195―― [無茶な願いだと分かっていたのに、 どうしても縋り付かずにはいられなかった。 ぐずぐずと車椅子で泣くだけの姿を職人がどう思っていたのかなど、 今更にきけるはずもなく。
それでも、飽くことなく専門外の楽器に向き合う姿に瞳から涙はいつしか乾いていた。
彼の弟子が時々差し出してくれる濡れたタオルで泣き腫らした瞳を冷やして、 何日も何日もその指を動きを見つめた。]
(220) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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困ります…だって全然足りないじゃないですか!
[どう考えてもリラの修繕費用に満たない金額に、 申し訳なくてまた涙が溢れそうになる。]
わ、私だって奏者なんです。 修繕がどれだけ大変かなんて少しは分かってるつもりです。 それに奏者だから、だから…職人さんの仕事は軽んじたくないんです。
[何年かかっても払うから、と言い募った問答の末、 告げられたのは新作のチョコレート一箱分程度の代金。>>0:197
申し訳なさに消え入りたくなってしまったその数日後、 劇場の上客でもある若き資産家が 工房に出資するきっかけになったのが己だと聞かされて 結局その時の報酬の話は曖昧になってしまった。*]
(221) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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[スコーン一つ分の労働に相応しく、 紙袋を手にしたまま、彼女の隣に長躯を並べる。 半歩だけ下がって歩くのは、時折咳き込む彼女を慈しむ為に。]
私は医者でも見習いでもないから、 判断は下せないけれど、少し声が渇いている。 無理をすると倒れてしまうよ、それは旨くない。
メアリー達にも心配を掛けたくないなら、 今宵は早めに休むことを勧めておこう。 新婚のオペラにお祝いでなく、 病魔を運ぶなんて、君も望む処でないだろうしね。
それで、何を用意したんだい?
[彼女の視線が通り過ぎる掌は大きく無骨。>>213 紙袋を持つ手背には指骨が浮き、彼女の咳に合わせて背に触れる。 す、と呼吸を助けるために撫で下げる手付きは、 年頃の異性に対するものよりも、子供に対する慰撫に似ていた。*]
(222) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* そういえばみんながから揚げに触れているなか触れられてないなぁ。
から揚げにはマヨネーズ派です(キリッ
(-89) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* はっそろそろ赤窓会議の時間ですか!? 動きが鈍いし、弱縁故だらけで迷わせてしまってたら申し訳ないきもち…。
そしてあちらこちらに赤窓ロル挟まってるのかなーと思うと 覗いてみたいきもちぷらいすれす。
(-90) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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[星を作ることは可能かという男の質問に、魔女は長い時間口を閉ざした。>>205
普段は軽やかによく回るその口が、 楽しそうな笑顔が真面目な色を見せたことに、これはやはり聞いてはいけない質問だったかと不安になった。
それが危険な行為になり得ることを男はよく知っていたから。
子供じみた浪漫に物分りの良さそうな魔女にも咎められるようなことなのだろうかと。
長い逡巡の後に彼女が告げたのは咎めるでもなく、おそらく事実としての彼女の過去。
それがあまりに、自分の夢と、過去の出来事と重なるものだから、驚かないわけがない。]
クリスタ“も”、作ろうとしたことがあるんだ…。
[ほら、やっぱりあれは間違えた夢なんかじゃないんだと男は思う。
養父母は男に甘かったが、星の話をするのだけは咎められた。
それは、男が起こした事件を思えば当たり前の話なのだけれど。]
(223) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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[だから、クリスタも同じことをしたことがあると 同じ夢を持っているのだと、仲間が増えたようなそんな気持ちになった。
しかし、彼女の経験から出した結論は男にとって、とても残酷なもの。]
…クリスタほどの魔力があっても、ダメだと、思うんだね。
男は自分の持って生まれた魔力に対し自信がないわけではなかったのだけど 魔女に敵うと思うほど驕ってはおらず。
できないと思う、その言葉にひどく落胆した顔をする。]
??
魔法や人の技術以外で、創造する、ってどういう…
[すぐには彼女の言う意味が理解できず。
それでも、その意味をじっと考え込む。]
(224) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* はっ! あと30分で赤会議解禁ですよお嬢さん!! うーん、実際誰ストーキングしようかなって話しなんだよなぁ。
みんなすごく可愛くておいしs…(
メアリーのここまでのロル的には幼馴染のラリッサとオペラが一番いい。 次点接点の量でガラーシャとクロードか。 リットとクリスタは、私が会話を上手く広げられなかったんだけどね。
ラリッサとオペラならラリッサかなぁ… 結構迷ってたんだけど、破滅願望ある子>>189よりない子の方が好きって言う中の人の好み。
(-91) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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すべての人にそう思ってもらうなんてこと、出来るのかな。
[だって、男や弟、弟の友人とは違ってヴラドやリアントは昔からそんな夢には興味がないように思えたし、 今はもうリットくらいしかそんな夢を抱いている人物は思いあたらない。]
そんな日が何か奇跡でも起きてくるとして、いつ? 何十年、何百年かかるっていうの?
[そう、年甲斐もなく詰めよってしまった。
目を伏せた後、柔らかく笑んだ彼女が告げた 夢物語のような、子どもに言い聞かせるような言葉は>>206 あからさまに落ち込んだ自分に対しての慰めというよりは 彼女の願いでもあるように思えるから、尚更。]
…ごめん、君を責めたいわけじゃなくて、ないけど、
クリスタは、それでいいの?
[彼女の失ったものを知らない故に、 彼女の気持ちも考えずに問いかけた声音は とても"何でも持っている"男のものとは思えないもの。
まるで駄々を捏ねる子どものようだと自嘲する余裕もないくらいに。*]
(225) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* ガラーシャとシェニにも絡みに行きたいけど(本当にこの兄弟好きである)他と絡んでるし、フラグ建設中かもしれないから、やっぱり様子をみていよう。
(-92) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* んんんん?? よくわからない意図が
(-93) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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/* 赤会議のきっかけとか作らないといけないの…?(メモを見ながら)
(-94) 2016/02/27(Sat) 22時半頃
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[良かった!クロードがいた!>>218 無表情の中、内心歓喜を抱いていたこの配達員
すっと声紋認証を手渡して、サインを求める] 無論。君は一番弟子なんだろう 此処の工房の者なら、きっとそのまま届けてくれると信じているよ
[寧ろ顔を合わせなくてラッキーである 何故って、己はあの弦楽器職人が大の苦手だ 見透かす様な瞳も。それから兄と親しくしているのを見て 何よりも
あの男の作る楽器の数々を 奏でられる美しい音たちを倦厭してしまうから
黒猫はにゃーおと愛想を振りまき、相棒の肩から飛び降りれば 申し訳なさそうな様子のクロードの足元にじゃれつく 彼が声紋認証を終えたなら、 昨日より少しばかり大きい小包を、手渡すだろう*]
(226) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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――街中―― [駐在所を出て通りを進めば車椅子姿は流石に目立つこともあって、 世話好きのご婦人たちにあれこれと声をかけられる。]
「まさかオペラが真っ先に結婚するなんてね」
[そんな言葉に込められている感情は二つに分けられる。
足の不自由な子が幸せになって良かった。 足の不自由な子のくせによく結婚相手がいたものだ。
違うようで同じ二つの意味は、行き着く先は結局同じこと。
可哀想と憐れんで貶め、 自らの安穏と上位の目線に満足する。 そんな自己満足の言葉にリラ弾きは 愛想笑いだけ浮かべる術を身につけた。
友人や幼馴染たちが、本当に足の動かぬリラ弾きを憂い、 心を砕いてその幸を喜ぶのとは別事。]
(227) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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[嬉しくもない雑談の波の向こう、 見知った姿を見つけて>>217慌ててそれを追いかけた。]
ギュルセルさん!
[車椅子に座る背丈は見つけづらいはずだから、 いつもよりも大きな声を出して彼を呼び止めようとする。 作り直してもらった指輪は、今も左手を彩っていた。*]
(228) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* 気づくの遅れてクロード君マジすんません状態
(-95) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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-診療所-
[クロードを見送った後、師父と後退で朝食を済ませ。 患者が来れば師父の手伝いをし、 患者が居ない時間や、手伝うことがない間。 薬研で木の実や草の葉を粉にしたり、 魔法を込めた石の力を借りて薬を醸造して休む間もない。
時折おしゃべり好きな老婦人の話し相手もするが、 口下手な私はどちらかと言えば聞くばかり。
その中で、昨夜あった地震と魔女ルリの噂>>17も聞いた。 予言の魔女ルリ。 彼女がこの街でいくつもの予言を残したのは、 私が生まれるよりも前の事。
25年も前に姿を消した魔女の幻影が、 今になって一体何をしているのか……。
変な噂を聞いて心優しい幼馴染の二人が 変な不安を抱かなければいいと思いつつ。]
………………あ。 そうだ、クリスタに頼まれた薬…
[魔女繋がりで思い出した、昨日の約束>>11 確かに貰いに行くと言っていたから、今回は作るだけにして 彼女が来るまで置いておこうと。 痛みを和らげる効果がある薬草を入れた瓶を手に取った。*]
(229) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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ならよかった……、“受け取りました”。 まぁ俺とマラクさんはもう十年の関係ですからね、ある意味家族みたいなものですよ。
[そう自分は思っている。 一度無くした家族が師によって再びその温もりを得ることになったなんて、昔じゃ考えられなかった。 差し出された認証にいつもの様に答えて。
聞こえた鳴き声に視線を落とせば足元にじゃれつく黒猫。>>226 少し大きい荷物を受け取りながら、 すっとしゃがみ込んで黒猫を撫でようか。]
相変わらず人懐っこいんですね黒猫。 凄く可愛い………。
[動物を飼ったことがない自分にとっては、懐いてくれる猫が可愛くて。 喉元を燻るように撫でていた。*]
(230) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 23時頃
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― 公園 ―
[当時の事を朧げに思い出せば――その日の自分は、むくれていた 何故なら、兄が預かりを承諾したらしい年下の女の子>>214に 自分の宝物を勝手に音読して聞かせたからだ]
……。
[やめてよ。其れは僕の宝物なの 勝手に知らない子に、見せないでよ
兄さんとの内緒の話が。内緒じゃなくなっていく 僕の本なのに、宝物なのに酷い。兄さんも、その子も
頬を膨らませて我慢していたけれど それは兄が本の中の1つ――描かれた美しい虹の絵を指さして 彼女の瞳と同じ色だと告げたことでピークに達した]
変な色!
[嘘だ。だってその色は一番好き 何時も皆の面倒を見てくれる年長の幼馴染の瞳の色 其れとおんなじ色を持つ、彼女の瞳に張る水の膜に 自分がいけない事を言ったのだと、気づいてしまう
ごめんね、と何回も謝ったけど その子はわんわん泣いていて どうしてそんな事を言ったんだと 兄や虹色の瞳を持つ年長者に怒られても 決してその理由は言えなかった。勿論たっぷり雷を落とされてもだ
やめてよ、やめて 僕の宝物、とらないでよって――そうだあの頃から 自分は願いを隠すのが、上手だった*]
(231) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* さて、お集まりの皆さん。 狂愛の魔力をその宝石に秘めた皆さん。
お待ちかねの、赤窓会議のお時間です。
司会進行は、私コーネリアが努めます。 宜しく。
(*30) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* ブラコン描写ビター風にしかしてなかったから、 確定過去回想を何とかガラーシャ風に仕立て直してみましたのがこちらになります……
オペラは若し不都合あったらすまんね
(-96) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/*きゃーコーラリアさん いや、まじコーラリア好きだ
(-97) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/*こーねりあ!!!ou
(-98) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* ……コーラリアが、努めます(こほん)。
まず、ご提示頂きたいのは、ターゲット可能の名前。 これは、遠慮など敬遠などなく、素直な気持ちのまま、挙げて下さい。複数人が良いですね。
では、どうぞ。
(*31) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* 自分の名前を噛んじゃうコーラリア可愛いな!
(-99) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* やぁ、お疲れ様。コーラリア。 諸兄もどうぞ、よろしくね。
私の方はオペラとラリッサが行き易く、また行きたい圏内。 近すぎる気もするがクロードも強縁故持ちなので行ける範疇。
他三名はクリスタはブースト掛ければ届くが、 リットとガラーシャは縦横とコアを考えると厳しいところ。
(*32) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* むくれてるちびガラーシャ可愛い…
そろそろ赤窓ではあれこれ花壱匁が始まっていることでしょう…
私の引き取り手予想マラク[[who]]
(-100) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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確認しました。此方になります
[荷物を引き渡しつつ、10年の関係という言葉に 流れる歳月の間に築かれた確かな指定の信頼を感じる>>230 其れは肉親に対し絆を断ち切って未だ修復できない己からは 酷く眩しく、うつるものだ
荷物を受け取った彼が、屈んで黒猫を撫でて その手に猫は嬉しそうにごろごろ、喉を鳴らす 肉球をてちてちとして、かまってかまってと言わんばかり そろそろ行くぞと促しても、こいつミルク貰うまで帰らないつもりだな 動くつもりが、まるでない そう察してしまった配達員である
何て意地汚いのだ相棒。お前まさか今度菓子でも食べに来いって クロードが言ったの覚えてるわけじゃないよな]
かわいい、か? 単なる食い意地が張った八方美人だが
[ついでに牝だ、そいつ 擽る様に喉撫でられた黒猫は、尻尾をぱたぱた嬉しそうにして 次の配達はもうないので、さっさと帰るぞと言いかけて でもそれで無視されたら凄く恥ずかしいよなと 言い出せないまま、和やかなクロードと猫の光景を眺めていた*]
(232) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* これ当たってたら村参加者全員のお蜜柑配るわw
(-101) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/*かわいい、コーラリアさんかわいい 俺、リアントリット兄弟とコーラリアさんbotなる
(-102) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* 例えば――…
「コーラリア・ルリが希望です。 2人となら、想定しやすい状況です。
アナモグラも気になるところです。 もう1度ぐらい遭遇して、感触を確かめたい気がします。
コーネリアさんとも、もう少し接点を作れれば…。 というか、誰?」
という感じでしょうか。
(*33) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* 指定→子弟 もー誤字が、酷い!ごめん!!
(-103) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* ちがう!師弟だった! (あたまかかえてうまるのであった)
(-104) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* はーい。こんばんは! 司会のコーラリアはお疲れ様です。 他の狂人の皆様もよろしくお願いします。
俺の現在ターゲット候補な人物は
ガラーシャ>リット>オペラ
クリスタはお話今してるところだから伸ばすことができたら、可能かも。 クロードとラリッサにはまだあまり触れられていないからなんとも、な状態。
(*34) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* 多分もう中の人透けてるはずだから
誰がきても良いように正座待機かつちょこちょこ動くわ
(-105) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* お疲れ様、コーラリア。 赤窓の末妹です。兄様方どうぞよろしく。
行きたいところは(ここマラクと丸被りで申し訳ない) ラリッサ≧オペラ
次点ストーキングできるのが クロードとガラーシャ。
リットとクリスタは頑張れば…というところ。
(*35) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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/* お疲れさま。よろしくお願いします まだ帰宅途中なので落ち着いてないので先に
ガラーシャ>リット>>クロード>他かな クリスタは、俺のNGに引っ掛かるので難しく
詳しくは少しまってくれ
(*36) 2016/02/27(Sat) 23時頃
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そうだ、聞きたい事だ …昨日ガラーシャの箒を止めてくれた事には感謝する 怪我人が出そうだったからな
だが、……それに乗るつもりというのはどういうことだ
[コーラリアへ先に断りを入れ 彼の問いにと答えた男の眉は僅かに吊り上がっていた 基本的には年少のものに甘い男である 其れこそ、チョコレートの様に ただ、勿論苦味が無いわけじゃないのだ。
心当たりがございませんといった表情の彼は 果たして、なんと答えるか。 ただ雑貨屋という店内であったから 詳しくは後で聞くからな、と言い、 それ以上の説教はその場で行われなかっただろう>>209 その場、では。。]
(233) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[可笑しいというよりも違和感があった 今までだって彼は旅をしてきたのに>>210 何故今になってなのか、そう年長の幼馴染は疑問を抱いた]
そうか? 君に好きと言われるのは嬉しいが …私は、あまり。……ギュルセル???
[彼が男の鉱物を綺麗と褒めるのは、以外だった。 彼の兄のブローチはよく覚えている、 無粋な男でも、分かる程、綺麗で似合っていたから
そして、弟分の口から出てきた名に 誰だ、そいつは。と言いかけたのを寸前で止めた この街のものであれば基本的に誰もを知って居る男が 知らない、男。……正確には知っているのだが
いいか、彼が頼む相手なら間違いはない]
リット?―― ―…
[それよりも続いた彼の反応の方は問題であった 少し不自然な、笑み。何かを隠している そんな直感が働くのに十分なその顔を見て
彼の名を呼んだ。けれど その返答は、男が望んだものではなかった]
…そうか……。そうか、長旅か それはリアントがまた寂しがるな、… 何か、あればいつでも頼ってくれよ?
[何時だって彼は自分に相談をしてくれた 何時だって、兄には話しずらいことを男には … ぎゅっと知らず拳を握りしめてしまう、>>211
俺にも話せないことか と心は思うが、二コリと作った口許にそれは言えなかった だから、兄貴分として出来る事をしようと彼に告げたのは かけたのは、そんな言葉で*]
(234) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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だ、抱っこしても……いいですか?
[恐る恐るじぃ、と配達員を見ながら。>>232 持ち上げた途端暴れ出す動物もいると聞く。 いきなり抱っこよりはきいた方が賢明だろう。
何か凄く癒されて心がほっこりしてしまう。 あ、そういえば、と。]
あ…よかったら上がってきます? もしお時間あれならせめて猫ちゃんにミルクぐらいもってきますけども。
[どうもお腹を空かせてるように見える猫に気づけば、 そんな提案をしてみせて。 動物には癒し効果でもあるのかなんて思うのは今まで動物を飼ったことがないから故か。
配達員はどう返事をするのか、猫を抱きかかえようとするそぶりだけを見せた。*]
(235) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* この辺の上下赤窓かな 半数表にいないと静かになる気がするの
(-106) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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…コーラリア その 造花といったか、そういったものはあるか 出来れば、…百合の花の
後、良いチョコ―レートを売っている店を知らないか?
[雑貨屋に置いてあるかもわからない そんなものを、贈物にしたいんだがと持ちかけた 無粋な男は分かっていない。
ただ、彼女を思ったときに思い浮かんだのが 造花の百合であったから、だから、その花をと
常連であったチョコレート屋が閉まったことを踏まえ そんな風な事を尋ね、 叶うのなら、其れを祝いとしようとして 2人の幼馴染に声をかけ、その場を後にしただろう*]
(236) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/*
地下から一撃失礼します。 コーラリア、他皆様宜しくお願いします。
こちらはオペラかエルマール、ガラーシャ、クリスタが捕獲希望。 明日の夜まで多分動けないから、クロードとリットの捕縛は難しい**
(*37) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* 地下繋がれぇ!
(-107) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* なんとなく予想して居たがシェニと被ったな オペラは伸ばせると思う ラリッサは庇護対象に入ってしまうから少し難しい
(*38) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* ひ や ぁ w やばいね凄く緊張するwwwwww
あとやっぱりマラクと好み丸被りしたねー。 するなぁ、しそうだなぁ…と思いつつだったのだけど。
そして基本クロード大人気wwwwww 草でも生やして落ち着こう。
シェニとヴラドの好みも第一第二が丸被りしてるのか… と思ってたら自分ギュルセルとも被った。被った…!! なかよし!!!
(-108) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[看病、と聞いて一瞬ぎくりとして。>>219 そうですね、とぽつりと返した私は眉を下げた。
私に気づかない家で、看病なんてしてくれる人はいない。 それに思い至れば、顔が歪みそうになったけど堪える。
違う、そういう意味で言ったんじゃない。 仕事だって、私の代わりは探せばすぐ見つかるだろうし。 きっとそういうことだ。 そのことを指摘されれば、聞き分けのいい子供のように笑って頷いた。]
じゃあ、冷めるまで待ちます。 でも、焼きたての熱いうちが一番おいしいんですよ。 火傷したなら、私より先に食べた罰ですからね。
[尤もな忠告に大人しく従いながらも、未練がましく紙袋を見つめて。 半歩下がって歩きながら、歩幅を合わせてくれるさり気なさが ほんの少し面映ゆい反面。>>222
時折咳き込む度、背中を撫ぜる大きな掌は 私が託児所で子供に与えるものによく似ていて。 だから今だけは私だけに差し伸べられるものではないその腕に 大人しく従ってしまうんだろう。]
2016/02/27(Sat) 23時半頃
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ああ、無論。寧ろこいつされたがる奴だから 構ってもらえるのが余程嬉しいらしい
[ヴラド除いて、である 恐る恐る見つめる視線に、返すは不愛想無表情ではあるけれど 嘘は言っていないのは伝わるだろうか 猫はかまってーかまってーとばかりに足にすりすりっとしている様子からも 其れは伺い知れる事だろう
普段であれば工房主の帰宅に鉢合わせしないように さっさと退散する所、ではあるが 正直ミルクのみたい!と主張する相棒が 此処で退散することを承諾してくれそうになくて]
……ご厚意に甘えても良いのなら
[ミルクの単語に尻尾をぴんっとたたせて 嬉しそうににゃおにゃお鳴く猫は彼の腕の中に飛び込んで 根負けした配達員は一時の休息を、一番弟子に乞うた*]
(237) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[看病、と聞いて一瞬ぎくりとして。>>219 そうですね、とぽつりと返した私は眉を下げた。
私に気づかない家で、看病なんてしてくれる人はいない。 それに思い至れば、顔が歪みそうになったけど堪える。
違う、そういう意味で言ったんじゃない。 仕事だって、私の代わりは探せばすぐ見つかるだろうし。 きっとそういうことだ。 指摘には、聞き分けのいい子供のように神妙に頷いて。]
……じゃあ、冷めるまで待ちます。
でも、焼きたての熱いうちが一番おいしいんですよ。 マラクさんが火傷したなら、私より先に食べた罰ですからね。
[尤もな忠告に大人しく従いながらも、未練がましく紙袋を見つめて。 半歩下がって歩きながら、歩幅を合わせてくれるさり気なさが ほんの少し面映ゆい反面。>>222
時折咳き込む度、背中を撫ぜる大きな掌は 私が託児所で子供に与えるものによく似ていて。 だから今だけは私だけに差し伸べられるものではないその腕を 大丈夫ですとつっぱねず。 大人しく従ってしまうんだろう。]
(238) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* >>*35 女性の趣味が被ることは寧ろ喜ぶべきところだろう。 因みに私の挙げた両者は等記号で結ばれる。
シェニとラウド、私とメアリーが被っているね。 調整はリアント待ちであるけれど、 ギュルセルは全員同率で良いのだろうかな?
(*39) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[喉元をさすりながら、ずれたストールを直して微笑み。]
声だけで、そんなにわかるんですか? さすが職人さんですね。
……わかってますよ、 今日は早く帰って休むようにします。 そっか、オペラに移したら大変! アントニオさん、今傍にいないんだから。
[それこそ死活問題だと、神妙に頷いて。 祝いの中身を訊かれれば口に人差し指をあてて ちょっとだけ声を潜めた。]
……中身も、内緒ですよ。 グラスなんです、夫婦で使えるようにお揃いの。
素敵な魔法がかかってること、コーラリアから聞いたんです。 「持ち主が幸せになりますように」って。 ね、ぴったりでしょう?
[昨日聞いた話の後。>>66 すぐに店を出てしまった私は、 メアリーの視線に気づかなかった。>>117
ただ素敵な魔法のかかった脆いグラスを。 大切な幼馴染の手に渡す楽しみだけを思い描いて、笑った。]*
(239) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[>>225咎めるような彼の言葉も最もなことでした。 私の説では、きっと私達が生きている間に星を得ることは難しいでしょう。 何十、何百年規模での意識改革が必要になるのです。 もしもそうだとすれば、これほど残酷なことはありません。]
それしかないのよ。
……私にとっては、ね。
[――"願い"が星を生む。 それは一種の、私の現実逃避だったのかもしれません。
かつて星空を望み、しかし夢破れた私にとって、 もう一度それを求めるというのは罪深いこと。 故に"願い"などと不安定な形で、未来に想いを託すしかないのです。
そもそも私には、星を望むより先に為さねばならない事があります。 だからこうして"問題の先送り"をせざるを得ないのでした。]
だから、ねえ、シェニ。 もしも貴方が星を望むのなら、決して諦めないで欲しいわ。
[まったく、酷い不誠実です。 諦めてしまった自分のことを棚に上げて、 彼には夢を諦めないよう求めているのですから。
けれど、これが私の正直な気持ちでした。 もしも私ですら知らない手段で、星を作ることができたのなら、どれほど素晴らしいことでしょう。]*
(240) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* いや。 オペラ≧エルマール>ガラーシャ>クリスタの順だ。
(*40) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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箒って…え? ヴラドさん知って…あーいやー…
[どうして知ってるんだこの人は。 男から聞かれた言葉についそう思って顔を苦くした。>>233 自分は勿論告げてないし、友の様子から彼には隠すと思っていたのに。]
いやだってほら、俺魔道具って扱えないから、やっぱり浮かぶ箒とか楽しそうじゃないですか。 そかもそれで飛んだらひとっとびなんて…
ガラーシャ一人じゃ扱えてなさそうだったから、俺の風邪も使えば上手い具合にいくかなーとかー…
[ブツブツと告げる言葉は言い訳じみたもの。 いや、じみているのではなく言い訳そのもの。
だって高速箒なんて浪漫、男だったら乗りたいだろう。 そんな言い訳にも彼の眉が吊り上がったままならば、唇を尖らせたまま小さくごめんなさいと告げたか。
いつまでも怒らせておくのは得策ではない。 ならばひとまずは謝っておこう作戦。 彼もこの場ではこれ以上説教する気はないようだったので安心した。
今後の作戦は必要かもしれないが。]
(241) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* >>*39 ありがとう。 そう言って頂けると、私も安心して結果を待てるよ。
どうだ、私の幼馴染がこんなに可愛い [ちょっと自慢げに胸を張る]
(*41) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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えぇ、ギュルセルさん。
あれ?ヴラドさん知らなかったですっけ?
[街の芸術家の名前を出せば、はてなマークを浮かべる男にそれを返してしまう。 顔が広い彼が知らないなんて珍しい、と。
ごまかしの言葉に名前を呼ばれれば、出来るだけ自然に、なぁに、と一言。 あぁ、やっぱりこの人はよく見ている。 分かっていて、知らないふりをしてくれているのだと。
そんな兄貴分へと、心の中でごめんなさいと小さく告げた。]
はは、そうでね。 俺がいない間、寂しがらないようにヴラドさんが兄貴の相手してやってください。 兄貴も、結構あれでヴラドさんと呑んだりするの好きなんですから。
うん、また何かあったら頼らせてもらいますよ。
[相手が見ないふりをしてくれているのなら、その恩恵をありがたく思っておこう。 じゃあ俺はまだ行くところがありますから、と二人へと告げれば再度宝石に関しての礼を告げて、店から出た*]
(242) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* ついに赤で惚気る
(-109) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* だだかぶりすぎだ(まがお
(-110) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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―公園―
[どこか逃げるように雑貨屋を立ち去ってしまった。 コーラリアから宝石はもらえただろうか。 もしも手の中に、赤い綺麗な珊瑚があったのならば、少し傷んだ胸も多少は軽くなっただろうか。
後は―― 幼馴染の兄弟は、頼めばくれるだろうか。 それとも、ヴラドのように突然宝石が欲しいなんて告げる自分を訝るか。
資産家の屋敷への道。 通りかかるのは幼き頃、よく皆で遊んだ公園だ。 懐かしい、大切な思い出の場所である。]
星に願うといつか、叶うというけれど… 夢の中でしか永遠にもう会えない…
[あぁ、この言葉はいつ読んだ話だっただろうか。 確か幼い兄弟の話。 流れ星を見に行って、星を見る前に丘の上で寝てしまうんだ。 そうして起きたら、大切な人とは会えなくなってしまった話。
少しだけ切ないおとぎ話を読んだのは、空に関して旅をしたどこかの街だったか。 あの頃の風景。 みんなで、皆で楽しんだ公園。
今は拗れてしまっているが、あの頃が永遠にもう訪れない、なんてことない。 ないはず、だよな。*]
(243) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* ★まとめ 【マラク>>*32】 オペラ・エルマール>クロード>クリスタ
【シェニ>>*34】 ガラーシャ>リット>オペラ>クリスタ
【メアリ>>*35】 エルマール≧オペラ>クロード・ガラーシャ
【ヴラド>>*36】 ガラーシャ>リット>>クロード>オペラ>>*38
【ギュル>>*40】 オペラ≧エルマール>ガラーシャ>クリスタ
【リアント】
*チップ名で、統一表記しています。
(*42) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/*しかし、俺の顔、パンつっこみたすぎる(
(-111) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* 実はオペラの回想で、 虹色を変な色扱いにだけはしてほしくなかったガラシャがいるのだ…… こいつヴラドになついてるから絶対言わないはずだったんだよなー 確定で書かれちゃったから頑張って改変したけどさ っていう悲しみをそっと灰に落とす
(-112) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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――『Aria Manque』―― [名高いトラブルメーカー。 かつ名高い魔法の使い手。
相反するようでいて、そのどちらの評にも納得してしまう 店主クリスタとリラ弾きの最初の出会いは非常に簡潔なものだ]
(244) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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「ねえ、その車椅子…改造してみない?」
お断りします。
[10秒に満たない会話だった。]
(245) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[それでも信頼関係が徐々に出来上がったのは トラブルメーカーの異名を持ちながら、 クリスタがリラ弾きに何か無茶を強いることはなく 時折不似合なほどに気遣うようなしぐさを見せたからかもしれない。
彼女の魔法は劇場でも要所に欠かせないものが多く。 私生活では結婚するのだと告げた時に、 あれも足りないこれも足りない、と 危ない実験段階の道具まで持たされかけもした。]
クリスタ、もういいから。
[苦笑しながら、拒みきれないのは 彼女が与えようとしてくれる物が興味本位だけではなくて 希望に満ちた優しさに溢れているから。]
(246) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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[店の前に彼女以外の人影が見えれば珍しいと ゆっくり車椅子を進めていく。 それが自らの支援者であれば少しだけ遠慮を解いて。
他に誰もいなければ、女友達二人だけの 気兼ねない時間の始まりにすぎないだけのこと。*]
(247) 2016/02/27(Sat) 23時半頃
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/* リアントは、現状の気持ちのまま、素直に候補者の名を教えて下さいね。
それでは、確定出来るものもありませんので、一時解散となります。可能性の枠を、引き続き模索して頂ければ…――と。
(*43) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* なお、変更などございましたら、1度コーラリアに秘話にて残して下さい。 出揃った頃を見計らって、公開致します。
朝が早いので、可能だと思っています。
(*44) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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[返答を聞けばぱっと笑みを浮かべながら、黒猫を持ち上げようか。 なつっこい猫を軽く頬擦りすればその体温は温かいもの。>>237 壊れ物を扱う様に優しく抱きかかえて、寄るという言葉を聞けば是非、と声を上げて中へと案内をしよう。
中へと入り椅子へと促せば、とりあえず猫を主の元へと返して、 自分はお茶とお茶請けを取りに行き、 テーブルへとかたん、と置いた後その横のお皿にミルクを置く。]
どうぞ、君は此処でいいかな?
[足元へ置くとりは、とテーブルへとミルクを置いて。 それを美味しそうに舐める姿にまた癒される。 自分もお茶で喉を潤し、お茶請けで軽い空腹を満たす。
片手は猫へと手を伸ばし、愛でるのを忘れずに。*]
(248) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* まとめると駄々かぶりだな、うーむ コーラリアはまとめありがとう
>>*39 (俺、ヴラドやで)
>>*43 承知した。と言いたいが、 俺も申し訳ないが、明日あまり動けそうにない 今日のようなコアタイになると思う
(*45) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* ヤンストのストーカー側って大きく
エロ グロ プラトニック アーティスティック に別れるのではないかと思います
複合型もありありで
(-113) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* 分類上、NG明記はありがたいですし、 ターゲットが決まった時点でどういった方向性でロックオンしているか匂わせてもらえると撒き餌が非常にしやすいので…
皆様の得意分野はどこかしら、と思った次第
(-114) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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[痛切な思いを込めた横顔は、無音である癖、胸に響く。 思い詰めるような間は、数秒にも満たなかったけれど、 己の吐息をそっと隠して零すだけの時間に足りた。>>238]
今度は奢ってあげるよ、その咳が止まればね。
[僅かに口角を持ち上げ、ささやかな笑顔を作ると、 彼女が飲み込んだ分、己も言葉を飲み干す。 その代わりに撫でた指先がほんの少しの痙攣を伴い、 儚い背を決して押しやらずに、自重を受け取り痩躯を支えた。 彼女が―――…、或いは、子供が逆らい難い力強さで以って。]
(249) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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傍で聞いていれば大凡はね。 私の専門は楽器だから、其方の方が良く響くけれど。
[奏でる音色に想いを問うことこそ、己の生業。 耳を賛辞する彼女へ緩く首を振れば、ストールが鳴った。>>239]
アントニオが傍に居ないことも重要だけれど、 今の彼女に病魔は良く染みるだろうからね。 ――― 病は人の身体だけではなく、心にも不安を撒く。
[己の指摘を、或いはリラの声を重んじる奏者には特に良く。 彼女の憂いを拡げぬように、最後の言葉は口腔で呟くに留め、 話題を切り替えるように、上体を折り、密やかな声に耳を傾けた。]
ああ、それは良いね。 揃いのものを持つというのは、実感も湧くだろう。
……幸せに、幸せにね。 君たちは本当に仲が良い、
[人に幸いを呼ぶ魔法なんて都合の良いものなど、 ありはしないと脳裏で大人の自分の声が響いた。 だと云うのに、己の唇は趣味の良さを誉めそやす代物。]
(250) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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―――…羨ましいくらいだ。
[おもむろに撓めた瞳は笑む形。 微笑みの裏に隠す思惑は言葉に変えず、 ただ、診療所が見えてきた頃に、意図知れぬ促しを一声。]
……それなら、アントニオが帰って来た時に渡すと良いよ。 彼はあれでいて、悋気持ちだからね。
自分の知らぬ間に、揃いのグラスが増えて居たら、 オペラに在らぬ誤解を掛けてしまいかねない。
[診療所の手前まで辿り着くと、 そろそろ人肌に冷めたスコーンを袋越しに確かめ、 左右の掌で一度持ち直してから、彼女へと返そうか。]
―――…男は往々にして、そういった生き物だから、ね?
[囁くように告げた声は、ほんの少し低く。 お大事に。と、最後に彼女の鼓膜を細く震わせた。*]
(251) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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―朝・雑貨屋―
[未だ寒さの残る空気に混じる、パンの香り。>>91 隣宅の老婦人が煮詰めるスープの香りと混じっていく。
表通りの足音は疎ら。 裏通りの足音は、密やかに。
柔らかな布を充てがったのは、瑠璃石で出来た馬の像。 翼を生やし、前脚をあげ、嘶く姿。
ポスルスウェイト家の名品が、今は居場所を違え。 魔女ルリの信奉者達から、熱い眼差しを一心に受けている。
絵本の中にしかない、幻想の生物。 「空」に浮かぶ「星」へと、人を運ぶという。]
(252) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* まとめありがとうございます。 リアントは大丈夫…かな?
明日はもう少し動けるはず。
(*46) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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―→ 駐在所 ―
[雑貨屋での会話後 駐在所に戻れば、さてリラ弾きの幼馴染は居ただろうか 何方にしろ、彼女の雰囲気にあった花束を見れば>>204]
…オペラ……か
[なんとも言えない表情と共>>200 その美しくも儚い花を凝視することになるのだが*]
(253) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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[それしかない、と言ったクリスタの胸中は男にはわからない。>>240
彼女のもっと優先させるべきこと、その正体を知らないから。 彼女と同じく、本来であれば男にとっても星よりも優先させるべきはずのものがあるというのに。]
クリスタは諦める。 だけど、僕には諦めないで、か。
…残酷なことを言うね。
[それに気づかないまま、 傷つけたいわけではないのに彼女を傷つけるような言葉を吐く。
男にとって被るべきポスルスウェイト家の当主としての顔とは かけ離れている態度だと、わかってはいるのだけど。
昨日からどうも、仮面の調子が良くないみたいだ。]
いいよ。 元から、誰に諦めろと言われても僕は諦める気なんて、ないから。
[どうして彼女は諦めるんだろう。 諦めている癖に自分には諦めるなと言うのだろう。
夢を手離すのは身を切るのと同じようなものだ、と男は思う。
だから彼女の内心にもなにか、深い悲しみのようなものがあるとは いつもと違って真剣な様子からわかることは出来たから。
それ以上、何も言えなかった。]
…ごめん、開店前に邪魔したよね。
[面白い魔法具が出来たら教えて、遊びに来るから、と告げたときには 曇った表情をいつものものに戻せていたろうか。*]
(254) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* 頭抱えてますとも、ええ
(-115) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* 色々は承知した。 私も諸々考えつつ、感触を探ってみるよ。
>>*45 む。ヴラド、ヴラド、ヴラド。 ――― よし、覚えた。すまないね。
(*47) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* くっ マラクの色気が凄い…!!>>251
(-116) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* 色々ね、動きたいんだけどね! ラリッサを間違い気持ちの方が勝ってだね?! [薬研でごーりごーりと薬草を粉にしながら]
(-117) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* まとめありがとうございます! ヴラドと被るだろうことは知ってた! 幼馴染だからね、仕方ない。
>>*44 承知しました。
明日は今日より動けるかなと思うー。
(*48) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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[彼の手>>248に持ち上げられた黒猫は みゃうっと嬉しそうに、楽しそうに鳴く 頬擦りに喉をごろごろっとするあたり、何とも幸せそうだ 優しく抱きかかえられた猫はご満悦の模様
是非と言う声と共に中に案内され、促されるまま椅子へと座る テーブルに置かれたミルクに、気遣いを感じて 猫の鳴き声と同時に、相棒の飲み物への礼を告げた
黒猫は舌を出して美味しそうに其れを舐めている 尻尾はぱたぱた。更に撫でられ碧の瞳を細めて満足顔 ほんと此奴調子いいな、と思いながら 片手でお茶を啜っていたら]
『にゃう』
……あっこら!
[一瞬の隙を突かれ、茶請けは猫の腹の中 見てないよな……と言わんばかりにクロードを見たけれど そりゃ猫を愛でているのだ。見てただろうええもうばっちり 何とか話題を変えようと視線をうろうろとさせ ――それから、ふと目に留まったのは並べられた楽器の1つ あの職人が作る品は名器だと皆に噂されるだけあり 見ているだけでそれが素晴らしい作品なのは知れる]
なぁ。君は将来どうなりたいんだい 師匠を越えたいのか、それとも
[変化は、こわくないの? 一番聞きたい本音は、隠して問いかける*]
(255) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* そうか。 マラクとギュルセルが被るのは芸術家コンビだから仕方ないのか…!!>>*48
(-118) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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……不思議なもんだな。 見たこともないものに、想像だけで筆を取る。 こうだろう、こういうものだろうと、思い描く。
馬鹿だよな。 まぁ、馬鹿な分、眩しいんだろうけど。
極彩色なんだろうけど。
[馬の鼻先を入口に向けた。]
(*49) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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/* ふむ、一度パズル状に考えてみたけれど、 やはり、リアント待ち案件かな。 明日はログをひっくり返して考えてみよう。
(-119) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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わっ!!
[馬が鳴いた――のは、聞き間違い。>>147 思わず放り投げた布は、ラヂオに届かずふわりと舞う。]
……もぅ、びっくりした!
あ、違うのよ。ヴラドのせいじゃあないの。 考え事をしていたせいなの。
[片足だけを隠した長裾を引き、しゃがむようにして落とした布を拾い上げた。]
2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* すみません、遅くなりました。
(*50) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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わっ!!
[馬が鳴いた――のは、聞き間違い。>>147 思わず放り投げた布は、ラヂオに届かずふわりと舞う。]
……もぅ、びっくりした!
あ、違うのよ。ヴラドのせいじゃあないの。 考え事をしていたせいなの。
[片足だけを隠した長裾を引き、しゃがむようにして落とした布を拾い上げた。]
(256) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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……どうかした? 何か事件でも? また、誰かが居なくなった――とか?
[ただのパトロールであれば、顔を顰めたりはしない。 口にするのを躊躇う言葉、頼みごとがある時。 或いは、駐在という本職任務を全うする時。]
(257) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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[行方が知れないだけ。
消えたのでも、 壊れたのでも、
壊されたのでもなく――…]
特に、小さな子供はすぐに居なくなってしまうから……。
[5歳ぐらいの、小さな子なんて。 知ってる。知っているからこそ、声を落とす。
もし、本当に。幼子が消えたのなら。 ヴラドだったら心配でしょう? と。
ヴラドだったら、心配そうな表情ぐらい作れるでしょう、と。]
(*51) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* シェニの所にいくかガラーシャの所に行くか。 赤どうなってるんだろう?
(-120) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* でもシェニとかもリアル忙しそう? オン状態になってないし。
(-121) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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―――――え。
[黒猫にお茶請けを取られた様子を口許を緩ませながら見ていれば、 直球に聞かれる将来の事。>>255 思わず猫を愛でる手が止まる。
師にもいつか聞かれた内容。 俺はやんわりと暈した気がするけど、唐突の問いにハっと固まった身体を動かして。]
えっと…俺は楽器職人になるのが夢で……。 マラクさんを超えたいとかそんな恐れ多い事は……――。
[今の関係が変わってしまうのが怖い。 いつからだろうか、師弟のままでいいと思ってしまったのは。 きっと、偽物だけども家族が増えて嬉しかったから。
レベックを弾く回数が減ったのもきっとそのせい。 止めていた手を再び動かして猫を愛でながら。]
俺って、なんで此処にいるんでしょうね。
―――あ、そんな事聞いても困りますよね、ごめんなさいっ。
[つい無意識にでた本音。 本当は家族じゃないのに、赤の他人なのに。 一瞬だけ見せた無表情はすぐに苦笑へと変えた。*]
(258) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* こんばんわ、リアント。
(*52) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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[パトロール以外の理由を彼の口から聞く前に、 訪問者が続く。>>151
昨日の魔法が効いたのかしら。 重ねた両手を頬に宛て、いらっしゃいと来訪を喜ぶ。 土産の指輪の紅が良く見えるように。]
おはよう、リット。 自分の枕は、やはり使い心地が良いかしら。
私に、頼みたい……事?
[思い浮かぶのは幾つか。 けれど確定は出来ず、ゆぅるりと頭を傾げる。 前置き>>152に身構え、予想外の頼み事に、指輪を見せられた時よりも大きく目が開いた。]
え?
(259) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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虹と絵本の記憶
[男の引き取られる前の記憶は、とても鮮明だ。
屋敷から出なかった数年の間、何度も繰り返し思い返していたから。 男友達や弟たちといった幼馴染グループ以外にも よく皆で遊んだ公園には 自分よりはいくつか年下の女の子たちもいたことだって覚えている。
―――いつだったか、女の子のお守りを任されたことがあった。>>214
当時は女の子が喜ぶものなんてよくわからなかったけれど 年長だった自分は、兄であった自分は、年上らしくその面倒を見ようと引き受けた。
おとなしそうなその女の子は 自分たちが普段遊んでいるようなこと、 例えば鬼ごっこだとか木登り、かくれんぼは好きじゃないかもしれない。
そう子供心に思って、お気に入りの絵本を読んであげることにしたのだった。
自分たちが好きなものを他の人に気に入ってもらえたら 弟も喜ぶんじゃないかなと、そう思っていた。]
ほら、ガラーシャも。
[弟に手招きをして、一緒に聞くように促した。
いつもはこれを見せれば笑顔になる弟が なぜかその時はじっと黙り込んで、不機嫌そうで。>>231
弟はまだ幼いから、女の子と遊ぶのは嫌なのだろうか、とか そんな的外れなことを考えて、 弟のの好きな虹の色がこの子の瞳と同じ色だと教えたら 仲良くなれるんじゃないかな、と余計な気を回した。]
(260) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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は? ――本気?
(*53) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* 遅れで申し訳ないのですが、お言葉に甘えて希望など失礼いたします。
ダントツでやりやすいのがリット。 次点で手が届くあたりがオペラ…ただコアが怪しいかな、と。 ガラーシャとクロードがほぼ会話ゼロなので、ちょっと難しいかな…とは思っています。 中々広げられておらず、申し訳ない… ただ、ここ、と言われればピンポイントでどうにか広げます、とは。
自分も明日は昼間ほとんど来られないと思います。
(*54) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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[だけど、好きなはずの色を変な色だと弟は声を荒げた。
女の子は泣き出してしまうし、ひどく焦ったことを覚えている。
いくら理由を聞いても何故そんなことを言ったのか弟は答えなかった。
――その理由がわかったのは、男が一人きりになってから。
たくさんのものを与えられたけど、 一番大事なものたちを取り上げられてから。
今でも思うのは、 あの時彼を一方的に叱りつけるのではなくて きちんと彼の気持ちを考えてあげられていたらということ。
自分の気持ちを表現するのが苦手な弟のことをわかってやるべきは 兄である自分だったのに。
もしかしたら、今も、弟は本当の気持ちを見せないだけなのでは、と 希望のように頭を掠めるのは、自分にとって都合のいい考えだと、思う。
今も昔も変わらずに、自分のことばかり。
なんて自分は勝手なんだろう。*]
(261) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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―資産家の屋敷―
[幼き頃の思い出に浸りながら、目的の場所まではそう時間はかからずに。
約束は取り付けてはいないけれど、家主はいるだろうかと扉をたたく。 他の者へもしたように、頼みごとをするために。
最初に出迎えてくれるのは使用人のもの。 家主がいるかどうかを確認して、いるならば呼んでもらい、いなければ少し落胆しながらも、また後でくると伝えておこうか。*]
(262) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* あ、なんか弟メインになってしまったけど
これってオペラにターゲット向けやすくするべき回想に使うべきだったんじゃないの俺の馬鹿!!!
(-122) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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― 回想 リットと―
……やはり本当か
[鎌をかけてみた振り>>241 彼が箒を止めて居る処を見たし、 隠すと彼が予想していた友は綺麗に明かしてました]
…君の気持ちは分からないでもない だが、あのスピードは危なすぎると思わないか?
………ほう。
[淡々とした言葉は 男がお説教モードに入りかけている証拠だ 彼が、魔法具を使えないからというのはわかる
分かるが、あれは危険すぎだろう 浪漫?浪漫より市民の安全、お前たちの安全だ
吊り上がったままの眉に彼がごめんなさいと告げるのなら その場では、それ以上追撃することはない。 あくまでその場では、だが。 弟分に、年下の幼馴染に弱い男は、矛先を収めた]
(263) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* は。 リットがうち来てるね!
(-123) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* やっぱり無難に縁故でなるかなー。
シェニ→ガラーシャ マラク→クロード リアント→リット
ヴラドはどこでも行けそうって思ってたけど、ヴラドもガラーシャって感じに見えなくもない。 でも本当素晴らしいくらいのフラグまきだと思うヴラド。
メアリー→オペラかな? ギュルセル→クリスタ?エルマール?
ヴラド→ガラーシャになったらシェニ→クリスタもありそうだけど。
一応 リアント、ヴラド、シェニの幼馴染組にはフラグ撒けてるとは思うけどどだろ…? ギュルセルさんにも髪の毛取られたからワンチャン? でもNG的に女性に行くのかなギュルセルさん。
(-124) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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いや、知ってはいる
[珍しいという反応に返すのは>>242 聊か歯切れが悪いものだったかもしれない だが、そこは追及されることなく
ごまかしの言葉をいう彼を見て 知らないふりをした、胸が寂しいと言うけれど 彼を問い詰めるのは男の役目ではないから
……痛いなと思うのは無視をする]
私がか?…私では君にはなれないが まあ、君が心配しない程度の話相手にならなれるかな ……そうなのか?
ああ、……待っているからな
[待っている。そのときを。 可愛い弟分が相談してくれるのなら良いが 後ろめたそうに街へと戻っていくその背を見送った
男の瞳の虹は酷く歪んでいただろう*]
(264) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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/* ん、あれ 公園回想 俺いちゃいけない?? オペラとガラーシャ的にいるような気してたのに
(-125) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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…―――あ、そ そういう、意味 か。
[宝石を1つ、お守り代わりに。 胸に手を宛て、息を吐く。
そうして、ヴラドとリットを交互に見遣りながら、腕を摩った。 服の上から、己の珊瑚を。]
(265) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* ★まとめ 【マラク>>*32】 オペラ・エルマール>クロード>クリスタ
【メアリ>>*35】 エルマール≧オペラ>クロード・ガラーシャ
【ギュル>>*40】 オペラ≧エルマール>ガラーシャ>クリスタ
【シェニ>>*34】 ガラーシャ>リット>オペラ>クリスタ
【ヴラド>>*36】 ガラーシャ>リット>>クロード>オペラ>>*38
【リアン>>*54】 リット>オペラ
現状では、以上です。
(*55) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* いまさらだけど星のかけらじゃなくて星の砂にすればよかったかな。 星じゃないけど、星に見えるし実際にある。
(-126) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* コーラリアの反応が可愛かった件について。 コーラリアに対しては割と無意識だけど、指輪上げたり宝石欲しいとかいったり…
天然たらしかこいつは!! いや、ありだと思うよ。コーラリア好きよ。
幼馴染組唯一の年下。可愛がりたい。
(-127) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* あぁぁぁぁなんか色々申し訳ねぇ…… なんでこんなに絡めてないんだ?????
(-128) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* 現状、シェニ、ヴラドが構わないのであれば、 【リアント――リット】となりましょうか。
後は皆様、話し合いで。 被ストーカー側の皆様の、アピールが素晴らしい結果でしょう。
一通り出揃いましたので、希望変更などありましたら適宜残して下さいませ。
(*56) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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―現在、→公園
[果たして、 駐在所に幼馴染のリラ弾きは居ただろうか 百合の花、に思う処がないわけでもない
少し考える時間が欲しくなった 後次いでに、逃げた幼馴染を叱りたい 最大値を更新した説教コースが待っている パトロールと称して街に出かけたのは何時頃か 見えてきたのは、幼い頃遊んだ公園
小さな少女が、少年が泣いていたあの場所 楽しそうな兄弟に、迷子の少女や、あの子にこの子 遠い思い出が今も男の胸を刺す 自分はいつも見守るのが役目だった]
懐かしいな
[虹色の瞳が遠くを見る 遠くに見える資産家の家に息を吐いた 思えば随分遠くに来たものだ
皆で一緒にはもう叶わないだろう そう思えば、今遊ぶ子らを前に自転車をカランとさせ 公園を見て回っただろう、 駐在じゃなかったら顔のせいですっごく不審者です*]
(266) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* >>266 おまわりさーん!
って叫ぶとこですよね? でもヴラドがおまわりさんだった件。
(-129) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/*まあ、いいか。(あたまかるい
(-130) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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[地雷を、踏んだのだろうか 猫を愛でていた手が止まり、固まった身体がそう告げている気がした>>258 幸せそうにみえるからこそ、聞きたかった 変化を受け入れてもいいんだろうかって
立ち止まり、絡みついた糸を再び 解して向き合う事も許されるんじゃないかと 勝手に、答えを重ねて
でも、彼から零れた言葉は――]
……何故其処に居るのか、か
[何処か頼りないような、心細い様な声に。この子もああ 迷子なんだろうかと、思う。気持ちの迷路にはまり込んだ迷子]
俺も、そう思う いっそあの時死んでしまった方がよかったかもしれないと
[兄だけが生き残ってくれていたなら 両親は払えぬ治療費に兄を手放す事もなく ヴラドは兄と仲違いする事もなく
ねじれた原因は、自分だと分かっているのにぬるま湯の様に与えられる 居心地のいい場所を、手放せなくて 本来あの年上の幼馴染の優しい手が与えられる多くの内の1人は、 自分ではなく兄にこそ――……
巡る思考に、被りを振って]
それでも、生きているんだ 生きるしか、ないだろう
[言いにくい事を聞いて済まないと謝罪すれば、 茶菓子を食った猫にデコピン1つ そろそろお暇するよと告げた後、彼の耳元で囁き1つ] 君が其処に居るのは、きっと君が望まれたからだよ 自信を持ちなさい、君を評価してくれる人は きっと君の近くにいる
[自分とは違って、の言葉を飲み込んで 引き留められなければ某弦楽器職人が帰ってくる前に この場を御暇しただろう*]
(267) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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[ゆらゆらと揺れるストールに連なる飾りを見つめる。>>250]
───…心にも、不安を。
[気になる言葉が静かに胸の内に落ちて、 波紋のように広がるざわつきに、思わず言葉を噤む。
けれど、マラクが内緒話に乗ってくれる仕草を見れば 祝いの品を褒めてもらえた嬉しさに、私は顔を綻ばせた。 紡がれる言葉の、僅かに変化した語調には気づけても。 見上げた先で優しげに撓んだ微笑みのほんとうの意味に 気づけるはずもなく。
会話を弾ませているうちに、見えてくる診療所。 そして、徐に付け加えられた忠告に足を止め。 半歩後ろを振り返った。>>251]
え。そうなんですか。
二人に喜んでもらいたいのに、誤解されたりしたら困ります。 じゃあ、アントニオさんが帰って来るまで 頑張って内緒にしておかないと。 教えてくれて、ありがとうございます。
[二人を祝う為のものが、仲違いの種になるなんて思いもせず。 うっかり浮かれて言ってしまいそうな口を手で塞ぎ。 紙袋を大きなその手から受け取って、微笑もうとした。
けれど。]
(268) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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[受け取る為に、近づく距離。 さっきより、ほんの少し低く聞こえたその声に 紙袋を受け取った手が、痺れたように固まったのは一瞬。]
……え、あ。はい。 ありがとうございました。
[もう一度、紙袋を持ってくれた礼を言い。 私は慌ててぺこりと頭を下げた。
今だけは、帽子がなくてよかった。 あったら勢いで頭から落ちているところだ。
幾分冷めた紙袋を両手で抱え。 私はぎこちなく微笑めば、その背中を見送る為に手を振った。]*
(269) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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[さてどれくらい時間が経ったろう ふよふよと空飛ぶじゃじゃ馬箒。改造されまくってもはや 箒という何かになっているのは気の所為ではない 空高くだと落っこちて頭がトマトになるのは確実なので 現在低空飛行中である
時刻はもう直ぐ夕になろうか 太陽はないものの、茜に染まる空がそう、教えていた
『俺って、なんで此処にいるんでしょうね。と』
紡いだクロードの言葉は、未だに頭を巡っている]
俺こそ、なんで此処にいるんだろう この場所はきっと、兄こそ相応しいはずなのに
[温かい街の人々や、言葉交わす幼馴染 それ等を奪ったのは全て自分だ、自分なんだ
長距離を歩けぬ脚も、喪った瞳も腕も 全ては自分の自業自得名のも十分承知の上で 唯、ぽつっと紡ぐ]
……いっそ、何処か遠くへ
[誰も自分の知らぬ場所へと行ってしまえば ヴラドは兄と仲直りして また元通りの幼馴染の輪になるのだろうか
変化を怖がる己の辿り着いた結論の1つ 紡いだ言葉はしんとした空気の中 自棄に大きく、響いた*]
(270) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/* マラクさん、さすが引き出すのが上手いなぁ。 長々とありがとうございます。(深々
(-131) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/* 話合いでとのことなので 明日もたぶんコアずれくらうと思うから再登場させてもらう
>>*56 うむどうすればよいかな 少々考えがまとまらないでいる(幼馴染とりおぉ
(*57) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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[ヴラドの眉間の皺が深くなった。>>194 これは説教スイッチが入ったと、肩を竦める。>>209 そんな小さな変化で、ヴラドの訪問理由に大凡の予想を付ける事が出来た。
彼は単に、幼馴染として、コーラリアに逢いに来たのだ。 を、語る為に。]
……
[珊瑚を擦る。罅割れ珊瑚を擦る。 視線の意図>>195。濁る言葉。>>210
ゆっくりと唇を開き、コーラリアはリットを見遣る。]
リット。分かったよ。
(271) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/* そして、オペラの全方向砲撃すごい。 あれくらいできるようになりたいなぁ… ほれぼれしてしまう。私stkだったら惚れる。(確信
(-132) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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「お守り」として欲しいのなら、はいどうぞとすぐに譲るのはあんまりだわ。
[ねぇ、そうでしょう? と、年上の幼馴染を見上げて訴える。]
少し時間を頂戴な。 私の魔力を分けてあげる。
リットが使えるとか、使えないとか、そういうのは横に置いてね。 私がそうしたい、だけ。
だって、ねぇ。 長い旅に出るなんて、さらりと大事な事を言うのだもの。
それぐらい、良いでしょう?
(272) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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[ね? と再度、念押しをして。 コーラリアから渡しに行く事を告げた。**]
(273) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/*中身のあたまかるいせいであれである(
(-133) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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……
[なら、ヴラド。
―――また後で。
彼へと向けた視線に籠めた意図は2つ。 残る1つは―――**]
(*58) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/* いまねむすぐるから暇なのが誰なのかわかんないので 空中でホバリングしとこう……(そんな誤字大魔王
(-134) 2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/* 第3者の立場として…
ほら、アナモグラさんが結構な勢いでまな板の上に乗ってますよ! コーラリアさんに、ピチピチしてますよ! と言っても良いのだろうけど。
何でしょう。 この、お試し村を読んで下さっているのではないか、感!!
(-135) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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―回想 コーラリア―
[馬は鳴かない>>256 魔女ルリとはなんぞやと男は思うから>>252 雑貨屋の扉を見たときに見たのは 驚いた、幼馴染の顔だったか
ひらりと舞う、布の下にあった天駆ける馬を見て 木製の木箱近くにと落ちていった]
…?びっくりした? なんだ、考え事をしていたのか おはよう、コーラリア
[長裾を引き、しゃがむ姿に手を貸そうとする前 その手は簡単に布を拾い上げてしまった 考え事をしすぎて根を詰めぬようになと話途中]
………いや。まだ事件は起きてないぞ というか、その、今回は違う
[顔を顰めた男に対して 問う声に首を振って、応えるのは贈物の話 駐在としての任ではない、幼馴染として そのことを伝えようとしたとき]
(274) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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……見えなくなるのは困りものだ
[行方がしれないのは嫌だ 消えたのでもない、壊れたのでもない 壊されたものでもない――……そんなもの
なんて、つまらない
心配だと頷く顔は本心から 作れる?なんのことだろうか、これが本性だ>>*51
市民の安全を護るのが俺の役目。 そう、 ― ―いう、。 ” ”]
(*59) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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/* >>*56上段 俺はそれで構わないよ。承知しました。
下段> いろいろ考え中だけど 幅拡げられるよう頑張ってみつつ、 明日夜には頭の中まとめられるようにしておきます。
(*60) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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[顔を出したのは、旅を重ねる弟分 なるほど、彼もある意味居なくなる子ではある>>259 2人の昨日のやり取りは知らない、何も気づかない、
けれど頬に手を宛てるコーラリアを眺めるのは 楽しくて、微笑ましい 年少のやり取りに目を細めては
頼み事を、という彼らを見て居た]
(275) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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………、ふっはっ>>*53
(*61) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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/* ところで、幼馴染の枠が、色々ありまして…。 一概に「幼馴染」と言えないところが悩ましいです。
まだ時間はありますので、どうぞお考え下さい。
(*62) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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/* 自分用、整理。 (兄)シェニ―――(弟)ガラーシャ (兄)リアント――(弟)リット (従兄)ヴラド――(従弟)クロード (師匠)マラク――(弟子)クロード
(-136) 2016/02/28(Sun) 02時頃
|
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/* 基本的に、出したNPCはノープランです! メアリーの「フリー素材」という言い方が面白かった…。
そうですね、フリー素材ですね! 使ってくれると嬉しい!
(-137) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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[動揺したようにも見える>>265 そんなやり取りを大人しく眺めておく
どうやら弟分の頼みは叶うようで 交互に此方とあちらを見るコーラリアを微笑ましげに 男はただ見て居る、服の上から取り出された珊瑚 みて居るだけだったのが
お説教スイッチを押され>>271 リットとの間でのやり取り、と口開くもう1人の幼馴染 そうしたいだけ。と、たったそれだけ それは良いことだ、と男は後押しするように頷いている。
長い旅に出るのは大事な事だ
そうして、リットを見送りついで 自分の来た理由、>>236も話し、その場を後にするだろう*]
(276) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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……
[ああ、と頷くのは年上の幼馴染 その顔が思わぬ処で、 喜々に歪むのは、避けられない>>*58 可愛いところを見られたんだ、笑うだろう
込めた意図、その2つを頷きながら
――、、また後で。と*]
(*63) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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/* 全員幼馴染で友達だと思ってたら違ってて驚いた
>>*62 すまない。時間内にまとまるように考えてくるよ
明日夜遅くなるので先に言っておくと コアずれが酷くてな、 第三にあげたものの少々クロードは現状厳しくもある (なので>>だった。
(*64) 2016/02/28(Sun) 02時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 02時半頃
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/* むしろほぼ全員がなにかしらの友人で幼馴染みで血縁者たという事に驚いたよ…!!!
ちなみに幼馴染みって幼少の頃に家が近所だったとか。 特に仲が良くて毎日遊んでたような関係だと思ってました。
(-138) 2016/02/28(Sun) 02時半頃
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/* 寝る前に……思い出したので、顔出しです。 参考までに。
被ストーカー側との会話や、拡げた昔話、拾ったエピソード、受け取ったエピソード、落ちていたもの等から、どんなストーカー行為が出来そうか、どんな風にヤンデレそうか。 この先、どんな風に味付けして更に広げていこうか。 そういったものを考えてみると、考えも纏まってくるかも知れません。
また、ストーカー行為には、コアズレしてこそのもの(例えるなら時限爆弾。設置型罠。)と、コアが合ってこそのもの(リアルタイムでのストーカー行為)がありますので、その辺りも検討材料にして頂ければ――…と。
(*65) 2016/02/28(Sun) 02時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 02時半頃
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[これ以上ここにいたらクリスタの邪魔をするばかりだと、 彼女のことをよく知りもせずに責めるようなことを言ったことを悔いながら その場を離れようとした時、オペラが近づいてくるのが見えた。>>247
内心で、先ほどまでの様子を見られやしなかったかと少し焦る。
彼女の支援者としての男はこんな風に女性に対して詰めよるような人間ではないし あの遠い日の公園での出来事を思い返せば>>260>>261 些細なきっかけであっても、男が遠い昔に彼女やその周りの子どもたちと 一緒にいた兄弟の突然消えた兄だと思い出すかもしれない。
思い出したところで彼女が態度を変えるような人間だとは思わない。 しかし、こうあるべき自分というものに固執している男は出来ることならそれを避けたいと思っていた。
尤も、理不尽で子どもじみた憤りをクリスタにぶつけている時点で こうあるべきも何もあったものではない、と思い至るものの 彼女の諦めにどうしても納得がいかなくて邪魔をしたことは謝っても>>254 自分が彼女を傷つけたかもしれないことは謝れなかった。
誰にでも愛想を振りまく癖、肝心なことはいつも口に出せないままに また、いつものように笑顔を浮かべてこちらへ向かって来るオペラに声をかける。]
やあ、オペラ。 クリスタに用事?
車椅子の改造でも頼みにきたのかな。
[冗談半分で言ってみるが、 実際にクリスタからそんな申し出が既にされていて即断っていたことは>>245 勿論、知らない。**]
(277) 2016/02/28(Sun) 03時頃
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虹と絵本の記憶・2
[あの日、弟が泣かせた女の子はどうしたら泣き止んだのだったか。
確か、いくら言葉を尽くしても泣き止んではくれず、 当時弟が泣いたり落ち込んだりした際にしていたのと同じように、 その頭を撫でて落ち着かせようとしたように思う。
世話焼きの幼馴染とは違い、 大人になった今は他にいくらでも人を宥める手段 ―主に経験から身についた口先だが―を心得ているつもりだから 久しく泣いている人の頭を撫でたりといったことはしていない。
成長したその少女の泣き出しそうだった瞳>>0:259は あの日と変わらなかったなと 古い記憶と新しい記憶の虹色を交差させる。
咄嗟に彼女を慰める言葉が出てこなかったのは この古い記憶のせいだったのかもしれない。*]
(278) 2016/02/28(Sun) 03時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 04時頃
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[夢を共有する幼馴染から預かった星の欠片に対し、 奇しくも同じ夢をかつて持っていた魔女から与えられたものは複雑で、 このことをどう彼に伝えたら良いかわからずにいた。
彼女の言葉は希望と絶望が入り混じっていたから。
良いところだけ掻い摘んで話すべきか、 包み隠さずすべて話すべきか、等。
この欠片は本物かもしれない、 空はどこかにあるのかもしれない、 その意見だけはクリスタも同じだと思ったから、 それだけ伝えれば充分かと結論付ける。
星を作るということに対する彼女の諦めや 自分に託された願いは、わざわざ伝えなくても良い話だと。 そのことに関する自分の感傷など、尚更。
その幼馴染が珍しく自分に頼みごとをするために 屋敷へ訪れた>>262と知るのは、まだ少し先のことか。**]
(279) 2016/02/28(Sun) 04時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 04時半頃
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―回想 雑貨屋―
[分かったよ。>>271 その幼馴染の言葉に一瞬に顔を明るくするが、続く言葉には首を傾げて。>>272]
いやでも俺は、魔力なんてもらっても…
[使えないだろう。 そう言いかけて、先に彼に結論付けられる。
他人の魔力を扱えない事。 それは周知のこと。目の前の彼だって知っていることだ。 その彼が告げるのだ。 考えもあるのだろう。]
うん、ありがとうコーラリア。 感謝するよ。
[自分にとっては、いつもよりも少し長くなる。 そんな些細なことのつもりだったけれど、大事な事だと言われれば敵わない。 それを、嬉しい言葉だとも思ってしまうのだから。
再度念を押す姿をみれば、ふわりと笑顔を返し頷いた*]
(280) 2016/02/28(Sun) 06時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 06時頃
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―― 不真面目の魔女クリスタ ~だじゃれ編~ ――
クリスタ「星が欲しいわ。」 シェニ「……。」
クリスタ「箒の改造費用は高いぞう?」 ガラーシャ「今日は冷えるな……。」
クリスタ「オペラ、貴方って外国語が得意なのでしょう?おぉ、ペラペラ!なんちゃって。」 オペラ「へっくしゅ!」
(-139) 2016/02/28(Sun) 07時半頃
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/* うたやんの時もやったけど、シリアスな時にIFでネタるのが大好きです。
……え?全然シリアスじゃない?(
(-140) 2016/02/28(Sun) 07時半頃
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/* 村たて様、おはようございます。 お手数かけてすみません。
できればご相談したいことがあり、秘話投げさせていただいたのですが、こちらでは中身が透ける可能性の高いお話は避けた方がよろしいでしょうか。自分としては、村たて様に透けることは全く気にしないのですが、ルール的に問題があれば、どうにか自分で考えてみようとも思うのですが…
(-141) 2016/02/28(Sun) 07時半頃
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[やってしまった。 これまで全てを隠して此処まで来たと言うのに。 無意識に言ってしまうなんてなんたる失態。
だが、配達員もまた別の共感を得ているのだろうか。>>267 そうだ、いっそ自分だけ死ねばよかったんだ。
そうすれば従兄弟は悲しまなかった。 師は若くして弟子をなんて皮肉を言われなかった。
此処にいるのが当たり前になってしまった忘れていたんだ。 自分の犯した罪の重さを。
思い出し、考えれば考える程泥沼に嵌まるだけだと言うのに。 何度、何度両親の元へ行こうと幼き頃は考えたか分からない。
だって所詮師は師であって、従兄弟は従兄弟で。 本当の家族なんかじゃない。
メアリーに何度も打ち明けてその度に大丈夫と言ってもらったのに。]
(281) 2016/02/28(Sun) 07時半頃
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生きるしかない…、か。
[何の為に?―――誰の為に? そう紡ぎかけて唇をぎゅ、と閉じる。
謝罪をしてきた彼に、此方こそすみませんと深々頭を下げて。 デコピンされる猫をみてつい口許を緩ませてしまう。
囁かれた一言に、また身体は一瞬の硬直をしてしまう。 それでも――。]
――はい、そう…だといいです。 でもそれは、貴方も一緒ですよ…?配達員さん。
[何故か悲しそうな表情をしていたから。 その背を引き留めることなく見送った。*]
(282) 2016/02/28(Sun) 07時半頃
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[彼が帰った後の工房。 またしぃ、ん――と無が響き渡る。
頭から離れない。 忘れたいキヲク。 大丈夫、大丈夫と言い聞かせてるのに。]
――これじゃ、仕事ができないや。
[重い腰を上げ、炊事場へ行けば夜の分の簡単な食事を師用に作り、 エプロンを脱ぎ捨ててレベックを持つことすら忘れ、 一言テーブルへとメモを残して家へと帰る。
『すみません、体調が優れないので今日は帰らせてください。』
こんな事初めてかもしれない。 そのテーブルにメアリーが作ってくれたサンイッチを置いて、足早に工房を後にした。]
(283) 2016/02/28(Sun) 08時頃
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―自宅―
[街を駆け抜け着いたのは少し離れた場所にある自宅。 三人で賑やかに住んでいた筈の此処は、今は自分と両親の仏壇のみ。 仏壇前へと腰を下ろして顔を上げる。
写真の中の両親は十年前となんら変わりがない。 変わる筈なんてない。]
――父さん、母さん……俺を迎えに来て、よ。 俺も…二人と一緒、がいい、よぉ………
[悲しいのに、辛いのに、やはり涙なんて一滴も流れなかった――。**]
(284) 2016/02/28(Sun) 08時頃
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/* 段々自分がどうしたいのか分からなくなってきたぞ[ゲンドウポーズ] やっぱりRP村はまだ早かったのかな…!(orz
(-142) 2016/02/28(Sun) 08時頃
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/*クロードかわいい
(-143) 2016/02/28(Sun) 08時頃
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― 飴玉 ―
[ころり転がる飴玉に思うのは従兄弟の両親の事 自分には皆目わからぬ夢を応援する2人と彼を見る 無粋である身は彼と本当に血が繋がっているのだろうか
既に独りぼっちであったときのこと 夕食に誘われたのは、1度や2度ではない その度、出される飴玉を見て、思うのだ。
異質は男であった。 倖せな、家族。3人で笑う姿 消えた父の面影が見える、彼の父を見て、母を見て
――彼を見た]
え――山へ?………そうですか
[今度山に行くと楽しげに話す彼らを見て>>0:504 男はそっと目を伏せた。寂しい、悲しい…… どれだけ親しくなっても男は他人でしかない
そんな夕食会。 愉しいことばかりじゃないのを男は知って居た でも、当時はしかめっ面に笑みを浮かべる事が出来た]
(285) 2016/02/28(Sun) 08時半頃
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気をつけて行ってくださいね? お土産を持って帰ってきてくださったら、その
[嬉しいです。と頬を染めるように男は、少年は笑う ”なんで、俺は此処に居るんだろう” そう思ったことなどおくびにも出さず 年が少し離れた従兄弟を見て、いっぱい楽しんでおいでと その頭を優しく何度も撫でれば、
撫でれば、…彼の父からお兄ちゃんだなと撫でられた お兄ちゃんだ、なんて。照れたのか、悲しいのか 従兄弟の母が作ってくれた料理を掻きこんで食べた
名前も知らない、料理だ。けれど温かい。
――男の消えた弟の名前は ソル(太陽)といった*]
(286) 2016/02/28(Sun) 08時半頃
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/*くそかわいいんだよ くそかわいいから、すれ違うたび頭抱える(泣
(-144) 2016/02/28(Sun) 08時半頃
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……ごめんなさい。
[>>254非難されれば、私が出来るのは謝ることだけ。 彼が私の事情を知らないように、私も彼の事情を知りません。 だから、身勝手な願いを押し付けられたと言われてしまえば、それまでなのです。]
諦めない意志は、時に魔法よりも強い力となるわ。 私が言えたことじゃないけれど、頑張ってね。
[けれど諦める気がないと言われれば、頷いて。 その決意を肯定するように、優しく微笑みました。
夢を諦めるというのは、何よりも辛く苦しいものです。 身を切られるような思いを感じながら現実に妥協するよりも、 茨の道を一途に歩み続ける方が、賢いかどうかはともかく、 満足の行く人生を送ることができるでしょう。
もっとも、私はそんな切るべき"身"すら失ってしまったのですけれど。]
今日は気分じゃないから休業日だけれど、 お店が開いている時ならいつでも来てね? 歓迎させて貰うわ。
[後は、いつもの飄々とした調子に戻って。]
(287) 2016/02/28(Sun) 08時半頃
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[カリッと音を立てて咥内を飴玉が転がった 公園を行く子らを不審者っぽい目が追いかけていく 雑貨屋から出ていった弟分は明らか様子がおかしかった
けれど、それを問いただすのは男の役目じゃない そう、もう自分に出来ることなど何もないのだ まるであのときのようだと思う、 ――あの時、無力感に何度打ちひしがれただろうか
見守るのが男の役目だと思っていた そう言い聞かせてきた、誰もかれもを止まり木として見て]
……ガラーシャ、3度目はないぞ 降りてきなさい
[公園からの帰り路。パン屋によろうとした道で 人工物以外の影を見て、上を向かずそう言った>>270
友人がどこか遠くへと思っているなど知らない 気づかない、彼はさて逃げていくのだろうか お説教コースを感じさせる、背から*]
(288) 2016/02/28(Sun) 09時頃
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[そう話していた時でしょうか。 >>247オペラが此方へ向かう姿が目に入れば、 私は小さく手を振って。]
ごきげんよう、オペラ。
[軽く挨拶をしました。 そういえば、彼女に渡す結婚祝いをまだ思いついていません。 何か良い物は無かったかなあ、なんて考えていると、 シェニが冗談半分で言った言葉>>277が耳に入って。 私はぱあっと明るい笑顔になり。]
まあ! ついに車椅子の車輪をドリルに改造させてくれるのね!?
[思いっきり勘違いをしました。 車椅子改造計画、まだ諦めてはいないのです。]*
(289) 2016/02/28(Sun) 09時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 09時頃
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/* >>*65ということなので、ちょっと考えてみました。 幼馴染み二人に対しては、自分の世界が壊れてしまわないように、変わってしまわないように。 これ以上どこかへいってしまわないように。 メアリーが持つ幼馴染み二人への依存性を絡ませながら、ズルズル病んでいきたいなーと。 ラリッサ≧オペラなのは、破滅願望のある子よりもない子相手の方が好みという問題。
クロード相手だと、コレクター化しそうです。 アシンメトリーの目が好きすぎて。
(*66) 2016/02/28(Sun) 10時頃
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/* だが予定は未定。 とりあえず拉致後も肉体損壊は最低限にして、とにかく精神的にクる感じのがやりたいっていう願望。
でもなぁ… マラクとギュルセルに壊される幼馴染みも見たい中の人。 しかしそうなると二人に依存してるメアリーの精神がどうなるか想像つかないから。
マラクの弟子のクロード相手だと、精神を壊しにかかるのかな…?
(-145) 2016/02/28(Sun) 10時半頃
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――少し前・駐在所>>253―― [声をかけても返事はなく、きっと見廻り中だろうからと 用意していたメモを残して百合の花を置いていこうとした。
そこで名前を呼ばれ、振り返れば 車椅子のリラ弾き見下ろすようにしている幼馴染の姿。 座ったままのリラ弾きとの距離は 幼い頃よりもはるかに開いてしまったけれど 見下ろす眼差しの色だけはいつだって変わらない。]
見廻りお疲れ様、ヴラド。 ちょうど良かった。 百合の花が綺麗だったから、おじさまとおばさまに、って思って。
[兄のように面倒見の良いこの幼馴染だが、 さすがに男の一人暮らしで何でもない日に 亡き両親に花を贈るということはあまりないだろう。
両親と年の近い近所の奥さんたちが、 「恋人の一人でも出来れば違うのにね」と 息子を見守る目付きで彼の代わりに花を活けるのを何度か手伝った。]
(290) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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そうだ、聞いてくれる? 昨日パン屋さんが、…知ってるわよねラビュリントスの。 パンの配達に来てくれたのだけど、 今は家に私一人しかいないから気をつけるようにって心配されたの。 …いつもヴラドが街の見廻りをしているから大丈夫だと思うけど。 車椅子じゃなにかあっても逃げられないんだから、 って注意されてしまったわ。
[大丈夫、と思いはしても、 いつも心配そうにリラ弾きを見るこの幼馴染に 黙っているのもなんだか心苦しい気がした。]
だからアントニオが帰ってくるまで、何かあったら助けてね。
[いつだってヴラドは優しい兄であり、 リラ弾きや幼馴染たちを見守っていてくれたから。 彼に守られることを、リラ弾きは信じて疑いもしない。
お遣いの途中だし、仕事の邪魔になってはいけないから、と 優しい幼馴染に手を振って別れた後に 残るのは真白の百合。*]
(291) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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[生きるしかない、と クロードに伝えたというよりかは自分に言い聞かせたも同然で 彼とはシンメトリーを覚えるのは気の所為か>>282
囁いた言葉は自分も一緒なんだと 告げるクロードに、心の中で首を横に振る
違う、ちがうのと 捌かれるべき罪を負いながら 兄の居場所を占拠し続けている己に
本当の居場所なんて、無いんだと*]
(292) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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[夕暮れの影がやがて宵闇に変わる頃には 全てを覆い隠すようになるんだろう あの日の、公園の様に
遠くを見ていた、その時だ。自分を見つけたと 年上の幼馴染から声がかかる>>288 改造箒でひとっ飛び、で逃げる事は何故か戸惑われ ふよふよとホバリングしていた箒は素直に降りて]
ヴラド ……お、怒ってる?
[頼りなさげに、尋ねる。お説教を覚悟している時は その中に よし 逃げねば という思いをいつも抱いているからか 本当に反省したのかと言わんばかりの視線が注がれるのが常であったが
今日は普段よりも、声は幾分か沈んでいた*]
(293) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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―少し前 駐在所>>290―
[見えたリラ弾きの幼馴染に目を細めた 振り返る姿は大人びて、なのにあの頃よりも小さく見える 倖せな幼馴染。結婚すると話すあの日の事ばかり思い出す 見える眼差しは変わらないのにやはり遠い]
…ありがとう、君も帰りかな、お疲れ様 ん?……父と母に、か。
[男は何度か瞬いた 忘れられていたと思って居た、父も母も なんでもない日だけれど、確かに彼らが居た日の延長線 ただ、百合の花が消えた両親と似あわなくて
いや……あまりにも、彼女が百合と似て居たから だから、少し戸惑い気味に受け取ろうと手を伸ばした 何度か誰かが花を活けているのを見た事がある、]
(294) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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パン屋?、あ、リアントか へえ心配を?あいつも人がいいからな …街の安全か、それなら私が保証しよう
[彼女の口から悪友の名前が出れば 少し瞬いた後、頷いて、車いすに座る足を見た 動くことのない足、あの日。あの時
また後悔がちくりと胸を刺す>>291 いつもそうだ、彼女を前にしていると男はどうしても どういった顔をすれば良いのか分からなくなる どう話せばよいのか、分からない従兄弟とはまた違った
感情が、胸を痛くして]
………君が、望むのなら、私は何時でも駆けつけよう
[アントニオ。とその名前に僅か眉が動く 何時だって彼女たちを見守ってきた。年長者として 男が護るべき、存在。彼女は何も疑わない
だから、そう答えて頷いた。 君が望むのなら、愛する夫が帰ってくるまでの間 彼女を護る傘になろう。――大丈夫。
彼女は倖せだ、真に護ってくれる人が居る だから、大丈夫だと真っ白な百合を受け取って その小さな背を見送った、*]
(295) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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君が望むのなら、 な――― ―
[くしゃりと百合の花が掌で壊れる音がする]
(*67) 2016/02/28(Sun) 11時頃
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――回想・虹と絵本―― [虹。 それは星と同じでこの街にはないものの一つ。
遠い遠い、言い伝えや絵本の中にしかないもの。]
きれい。
[公園で出会った兄弟の兄が、広げて見せてくれた本の文字は 小さな女の子にはまだ読めない。>>260 ただ指さして教えてくれる絵が綺麗で、ご機嫌に笑った。
「変な色」と言われて>>231>>261虹が綺麗だと思った気持ちが 途端にしぼんでいってしまう。 瞳の虹色が溶けて涙が溢れ出た。]
(296) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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/* おいヴラド。 百合の花(オペラからの贈り物)をそんな粗末に扱うなら私に寄越せ。 食べるから
(百合科は毒があります)
(-146) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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[小さな女の子には、まだ世界は大きすぎてよく分からなかった。
公園の兄弟の、弟の宝物も。 宝物を取られてしまった悔しさも。 彼だってとても傷ついていたことも。
そんな中でぐずぐずと泣き止むまで頭を撫でてくれた手は、>>278 良く知っている年上の幼馴染のものとは違っていたけれど 込められていた心配や優しさは同じものだったから、 小さな女の子は涙が止まった後も 少しだけ泣きそうなふりをして甘えたがった。
幼い狡さで。*]
(297) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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[公園に居る子どもたちも1人、2人 帰っていく、親元へ。家へと手を振って あの日の、様に。 そんなときに影を見つけた、踏み遊び 彼の影踏んで>>293、自転車がカラㇼと音を立てた]
……。…怒っている 怒っているが、……少し歩くか
[咥内を潤していた甘い飴玉は溶けてしまった。 素直に降りてきた彼を見て、これはまた何かあったなと 当たりをつけられるくらいには親しい友人を 真っ直ぐに虹の目が射貫く]
……何かあったか?
[リットといい、 この友人といい今日は何かがおかしい 頼りなさげな、声。沈んだ音。 そう感じる脳裏に従兄弟の顔が浮かんだのはなぜか
ちらり横目に歩く事を促し魔改造された箒を二度見した
――どうしてそうなった。これは酷い いや、今は言うまい。ぐっと出かかったツッコミを堪え 先ほど雑貨屋で拒絶された問いかけを彼にも尋ね聞いた*]
(298) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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/* おそよう、色々確認しているよ。 リアントとリットが決まったのは把握している。おめでとう。
検討する為の参考として>>*66のメアリーのように、 不等号の内訳…、と云うか詳しいことを知りたいかな。
(*68) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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/* 私はオペラとは音楽繋がり(お互いにキーワードが近い)で、 ラリッサとは子守歌から始まる彼是で発展を見ている。 よく考えた結果、甲乙を付けるなら、 今は人妻のオペラが少し展開しやすそうだと考えているよ。
クロードは病む為の障害を見つけ難い、が正しいかな。 前者二人が駄目なら、拡げていける範疇ではあるがね。
逆にクリスタはネタ要素が私の想定よりも強く、 噛み合い難いところなので、誰も居なければ。と云う程度。
(*69) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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/* コアも大事なファクターであるけれど、 それ以上に執着出来る/出来ないは大事な部分だ。 心は時間をカバー出来るけれど、時間で心はカバー出来ないからね。
病むほど愛せるかどうか、そこを起点にして教えて欲しい。
(*70) 2016/02/28(Sun) 11時半頃
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[ふまれた影法師>>298、重なって 自分の手を影だけでも重ねようとしても、片腕では出来ないのが、少しだけ寂しく
怒っている、と告げる声にそっかと返して ほんの少しだけ瞳を臥せた]
……うん
[真っ直ぐな虹の瞳は美しくも強すぎて居たたまれなくなる 今の自分がこの場にいるはずなく、本当は兄の場所だと赤裸々に見定めるかのように
ただ、ヴラドの方もなんだか何時もと雰囲気違う気がするのは気のせいだろうか 自分の感傷のせいかもしれない
促し序でに、チラ見された魔改造箒。普段なら格好良いだろうと無表情ながら自慢げに話すのだが 今はそんな気になれない]
何か……なんでもないよ
[隣歩きつつ言葉少なに誤魔化すけれど きっと年下の友人より、その取り繕いは拙い*]
(299) 2016/02/28(Sun) 12時頃
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/* おはよう、 どういうか考えていたんだが率直にいうか
そうだな、保護者もしくはパートナーの有無が強い 誰かのものであるか否か、そこから更にはぐれているかどうか
なので自分の希望だけをいうと圧倒的にガラーシャになる 頼られるとお兄さんすっごく嬉しい(はぁはぁ はぐれて居る子は貰っていいんだよな?という考えだ
オペラとクロードは此方からみてちゃんとした庇護の元にいる なのでそこの庇護から崩していく感じになるかな (俺が自ら崩しにいくタイプじゃないのできっかけ探り中) クロードの方は、父母との関係があるから そこからの依存を狙う形にはなる
オペラは彼女の旦那がキーワードだな
(*71) 2016/02/28(Sun) 12時頃
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/* リットは決まっているが高かったのは、 リアントとの悪友関係、旅人という明日も知れない身 頼ってくれていたからでもある
ラリッサは庇護が先にあって病みにくい 病む理由が思いつかないというべきか
クリスタは夜いったようにNGに引っ掛かってしまう 後、性行為を抜きにしても未エンカなのが厳しい
(*72) 2016/02/28(Sun) 12時頃
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/* 車検ナウで鳩なものだから すごく おそい ごめん(ふるえる
(-147) 2016/02/28(Sun) 12時頃
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[踏んだ影、そこに手はない>>299 遠く昔に置いてきてしまったから やはりいつもに比べて覇気がなく見えた
無口で無表情な友人だが、 僅かな表情の変化が分かる程度に親しいと自負している
彼が男の瞳を美しいと強いと思って居るなど知らない ましてや、居たたまれなくなっているなどとも 自分とかつての友との間を今更に見定めているなど
分からないから、首を傾げた 彼が男にも違和感を感じているとも気づかない 何時ものように力になろうと手を差し伸べようとして]
……君もか。
[そんなに自分は頼りないのだろうか。 何時もなら、箒を見た眼に何かしらの反応を示すだろうに それもなく彼は沈む太陽の様なのに隣を歩き逃げない彼を見て
はぁと嘆息を吐いた。 何かあるのだと言わんばかりの態度、 リットの様に逃げるのであれば、俺の役目じゃないと 無理やり心を納得させることが出来た。 出来たのに、彼は逃げない、拙い取り繕いは気になって]
また、シェニと何かあったのか?
[思い浮かんだのは彼の兄の事 まさか、従兄弟との会話で引き出されたものとも知らず*]
(300) 2016/02/28(Sun) 12時頃
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― 商店街 ―
[子供たちは皆、不安を胸に抱えている。 爛漫な性質にも関わらず、こうして曇る彼女の横顔もまた。>>268 友への祝いを悦ぶ彼女には、 きっと、夜の底も、大人の裏側も知り得ない。 己の告げた言葉をそのまま受け取る様が、それを裏打ちしていた。]
良い子だね、贈り物は大事にしまっておくと良いよ。 ―――…失くしたりしまわないように、用心深く、ね。
[祝いの品と云っても、失くすほどに小さからず、 盗られるほどに高価ではない筈。 だと云うのに、注意を促す声は余韻を伴い、双眸を撓めて。]
(301) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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メアリーにも宜しく。 そろそろ時期だろう、と伝えておいて欲しい。
[態とらしく親しみを込めて告げれば、 下がった旋毛を見下ろして、彼女の幼馴染に秘密の影を立てる。 彼女の幼馴染と己の間にある秘密。 決して甘やかなものではないけれど、 孤独を良く知る彼女に、不安の一針を刺して。>>269
またね。と穏やかな声で紡いだ挨拶と、そこで返した踵。 大人の熱は、やはり、彼女を何時でも置いてく。*]
(302) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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[僅かな揺らぎも、遠く離れた兄には見破れないのに どうしてか、彼にはばれてしまう>>300
わからないとばかりに首傾げる様子も 差し出す温かい手も普段通りだったから つい、取ろうとして――矢張り引っ込めるのだ]
君『も』?
[どういうことだろう、と一つきりの瞳は隣の彼を見る 自分の歩く速度は脚引き摺るように、ゆっくりで それもまた、申し訳なさに拍車をかける
彼に一番、頼っている自覚はある だからこそもうそろそろ、兄の為にも 彼の手を受け取るであろう未来のたった1人の存在の為にも 離れる時が来たんだろうと思うのだ]
兄さんは関係ないよ 唯、決めただけなんだ
[近いうちにこの街を出ることを そうすれば何もかもきっとうまくいく 自分という名の不純物、なくなればきっと幼馴染の輪は元通り
嘗て夕暮れのエメラルドと言われた己の宝石 司るのは幸福だというけれど そろそろ、返すべきなのだその幸福を。兄の居場所を
どんなに心地よくても 離れがたくとも。手を伸ばしてしまいたくなっても 此の街のどこにも己の、居場所はきっとない*]
(303) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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/* おはよーございまー。
俺の病みの方向性として、あまりまだ出せてないんだけど 自分の力で思い通りにならないものが嫌だというのが根底にある傲慢さというのがある。
俺はお互いに憎みあっていると思っているという点でも、執着についてはまあ、表見てもお察しの通りで歪んだ愛情を発露しやすいのがガラーシャ。 リットに関しては、夢の共有という点、自分が失った仲の良い兄弟という点からと考えてた。
オペラは傷ついた自分の癒しだから、という点からと人のものだからという点で広げられそうと。
クリスタについては、病むきっかけが少し難しい、けど秘密を話したのでそこからできないかなと模索中。
クロードは弟に似た部分があるから、そこから広げられないかと思いつつもこれからそっちにチューニングするのは力量不足で難しそう。 ラリッサはエンカできてないのと執着する要素が俺的には難しい。
というのが現状です。
(*73) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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/* ギュルセルの内訳待ちではあるけれど、二人の希望を見た上でマラクの話し>>*69を聞いた後、ちょっと希望先の変更が生じたので理由とあわせてぺたり
ラリッサ>クロード>オペラ
表面上とはいえ結婚を祝福する姿勢を見せた時点で、多少執着度が下がるかなと思ったのが理由だ。 あと中の人がマラクかギュルセルにストーキングされるオペラを見たいというのもある(これもまたオペラへの病んだ愛)
リットはリアントに決まったので説明除外。 おめでとうリアント。
ガラーシャもシェニとヴラドの第一希望なので説明除外。
クリスタは、ここまでの彼女の過去設定を上手く行かせる自信が正直ない。 なにより病むほど愛せるかと言われれば、申し訳ないが首を傾げるところ。 病むことはできるが、愛を起因にすることはかなり難しいと思う。
(*74) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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/* その大人な手腕が狡い!狡いですっ!!(机ダァン!! >>303
(-148) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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[彼の揺らぎに気づいたのは兄弟でない故か>>303 遠いからこそ、いや、根本的に他人だからこそ 見えるものだってある、ずっと彼らを見守ってきたんだ
首傾げれば、伸びてきた手 その手は何時も通りだったはずなのに
――引っ込められて、男は僅かに傷付いた顔をした]
…そう、君もだ
[そうとだけ返してそれ以上は口にしなかった 隻眼が此方を見る仕草に被るものがあったけれど 歩く歩数は違うから、自然相手に合わせた動きとなる
頼られていたと思って居た ずっと頼ってくれると、いつかその日が来るとしても 今はまだ先だと、昨日話した内容が蘇る いつかきっとと男は先送りの言葉をかけたはずなのに]
…ガラーシャ? ……決めた、とは。なんの事だ?
[ぴたっと男の歩む足が止まった。 回らなくなる自転車、彼を見る虹彩は日に照らされ 何時だって彼は兄を気にしていた、慕って居た なのに兄は関係ないと言う、その重大さに嫌なものが走る 色を緩やかに変えていく、静かに暗く夜に掛かる虹へ
夕日のエメラルドが消えた 幸福、倖せ、――そんなもの何処にあるのか 瞬く時間が酷く長い、日の沈みの如く]
君は何を言っている
[年下の友人に、問いかけるには聊か声が低すぎた*]
(304) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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― 商店街 ―
[ラリッサと別れて商店街を闊歩する。 工房に籠ることも多い己は、久しい空気を肺腑に溜めて、 ストールの裾を胸元に掻き寄せた。
こんな時でも精度の良い耳は、街に流れる噂を拾う。 口さがないもの、尾鰭の付いた姦しさ。 本日富に鼓膜を震わせるのは、やはり嫁入った娘のこと。>>227
実直な大道具係とリラ弾きの恋の話。 底の見えない碧眼を揺らすと、カララと回った車輪の音を聞いた。 駐在が力強く駆る前後二輪の其れではなく、 左右二輪と補助二輪の四輪手動。>>247
一度、自身の工房方面へ目を向けてから、 彼女の前進に倣うようにその背を追った。]
(305) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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――― やぁ、三人揃ってまた騒動の相談かい?
[車椅子の辿り着いた先は、この街の魔法屋。 見目に幼い魔女が五年前に開いた店先。
早速不穏な単語が聞こえてきたけれど>>289>>277 長躯は談笑に滑り込む音色如く、 混じり、馴染む、静けさを伴って声を伸ばした。*]
(306) 2016/02/28(Sun) 12時半頃
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[クリスタの謝罪に、謝らなければならないのは自分の方だというのにと胸が痛む。>>287
昨日からずっと、周りに気ばかり遣わせている。
謝らないでくれと、勝手な私情で責めるようなことを言って、君の気持ちも考えずに傷つけたならばごめんと、たったそれだけの言葉が口から出て来なくて。
それなのに、頑張ってねと柔らかく微笑むのが余計につらかった。
いっそ責めてくれた方が、まだ良いのにと思うのに]
…じゃあ…、じゃあ、さ。 “俺”が星を作れたら、クリスタも、諦めないでくれる?
空を作ることでも、それ以外のことでも、夢があるなら。
[彼女の優しさに甘えて自分の勝手をまた押し付けた。
勝手を紡ぐ言葉は殆どあるべき自分の仮面が剥がれかけていた気がするけど、大丈夫。
だって彼女は昔の自分を知らない。 知らないのだから、仮面が剥がれようがきっと、気にならない。]
ん…、大丈夫、今度はちゃんと看板を見てから呼ぶよ。 また後ろから驚かされたら心臓止まるかもしれないし。
[掲げられた『CLOSE』の文字を拳で軽くコツリと叩いて笑うと、いつもの様子に戻った休業日の魔女にこれ以上の勝手を重ねはしなかった。*]
(307) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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[無意識伸ばしてしまう手をひっこめた時に 彼の浮かべたのが僅かに傷ついたような顔だとそう、思った>>304 それでも、一度決めたことだ
もう甘えられない、頼れない その優しさを拒絶する覚悟を決めなければならなかったのに ずるずる甘えて、あまつさえ迷惑ばかりかけて 優しいから沢山の人を見捨てられぬ幼馴染の 負担を1つ、減らせたら]
そ、っか
[自分と同じように、何か彼に隠し事をした人がいたのだろうか でもその人の気持ちは何となくわかる 心を砕かれる嬉しさと、何時も見返りなく注がれる温かすぎる優しさに 言い出しづらかったのだろうなと
共に歩む、彼の足が止まる 自転車も一緒に音を奏でなくなり 箒と自転車の影は、交わりそうで交わらぬ位置で動かなくなった 内面で葛藤していた故か 男の瞳、虹彩の色合いが変わってゆくのには気づかない
黙って出ていこうと思っていた けれどそれはあまりにも。今迄心砕いてくれた幼馴染に不義理で だから彼にはぎりぎりで言おうと、思ってはいたのだが あまりに問う声が低く。思わずびくり、と肩を揺らしてしまう
それでも一度決めたこと。少々早くなってしまったが 言うならば今だろう、と腹を括り]
(308) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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俺、近いうちに此の街を出るよ もう決めたんだ
[だからもう、兄と貴方との間に氷河を横たわらせる必要は 何処にもないんだ*]
(309) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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/*あ、やばぁい
(-149) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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/* ちなみににーたんにはこいつ街出てくの言うつもりがさらっさらないから性質が悪い←
にーたん弟のことに煩わされなくなるから 言う必要ないじゃんとか思ってる
(-150) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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/* 皆詳しく有難う。参考になるよ。 ギュルセルも時間が出来れば内訳を教えておくれ。
……ああ、あと、病むほど愛せるか。とは云ったが、 正しくは病むほど強い感情を持てるかどうか、だね。 愛憎なんかは表裏一体だから、一概には言えない。
(*75) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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/* 今回、狂人側初めての方が多い気がして、 成るべくなら融通したいと云うのが自分の気持ち。 一参加者だと云うのに仕切るような真似をしてすまないね、 擦り合わせつつ、決定出来ればと思うよ。
(-151) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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――現在・『Aria Manque』――
御機嫌よう、クリスタ、ポスルスウェイトさん。
[二人よりも低い目線から声をかける。 小柄なクリスタとは視線が近い分、 くるくると入れ替わる彼女の表情が良く見てとれた。]
嫌よ、車椅子にドリルなんてつけたら靴や服が汚れてしまうもの。
[相変わらずの彼女の発言に>>289苦笑しながらも、 改造の欲求へはきっぱりとお断りを申し入れる。
その隣に立つ支援者の姿へ>>277向ける表情には 昨日のような涙の気配は拭われていた。]
(310) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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[何かを年下の友人が決めた顔をしている 嫌だ、嫌だ、聞きたくないと何かが叫んでいた それを顔に出す事を男は決してしない
しないのに、なぜ。 なぜ、彼はやさしさを拒絶するのか 男には意味が分からなかった、当たり前の事だったから ずっと当たり前のように彼らを見守ってきた>>308 止まり木程度になれば良かった]
……
[歩む足が止まれば、揃わなくなる 不揃いな宝石たちが夕日に歪な輝きを齎した 交わらない、交わりそうなのに。 空を行く箒と地を走る自転車はあまりに遠くて
どうして、だろう
彼が次に紡ぐ言葉に嫌な予感が駆けあがる]
(311) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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昨日は配達屋さんの箒が 暴走してた、って劇場の子たちが大騒ぎしてたけど あれも貴女の仕業なんでしょう?
[いつもいつも騒ぎの中心にはクリスタがいるけれど、 人の輪の中に混ざりづらい車椅子のリラ弾きにとって それはとても眩いもの。]
自転車や一輪車を加速させてくれ、って子どもたちが言ってきても 簡単に受けちゃだめよ?
[いつだって子どもは面白いことが好きなもの。 わくわくと目を輝かせていた役者見習いの子どもたちの表情を思い出し。
けれどそうなってしまったら ラリッサの困りごとが増えてしまう。 街の治安に心を砕いているヴラドと、 怪我人が出たと聞いたら間違いなく顔をしかめるであろう メアリーの顔まですぐに思い浮かんで 飽かず知的探究心に富んでいるクリスタにお願いした。]
(312) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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[黙って行ってくれればよかった―――其れなら、まだ]
(*76) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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[びくり、と 揺れた肩に怯えさせたのではと不安が常なら過ったはず されど今は、そんな余裕もなく。腹を括った彼の言葉に 男の虹色の目が酷く見開かれ歪んでいった]
……何を言っているんだ?
[彼が思う、氷河とは 何を思って彼がそう言ったのか、男は知らない 知らないから、 独り取り残されたように思え>>309]
そんな身体で…どうやって
[思わず洩れたのは、彼を傷つける為のもの 立ち止まった足は夕日に暮れて動かなくなってしまう**]
(313) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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/* 遅くなったがリアントリットはおめでとう
すまない、もう間もなく退席時間となる 夕方まで鳩で単発で覗けるが、 その後は早くて22時半ごろまでほぼ見れない
希望は、やはりガラーシャ>クロードになる クロードが揺らぎ提示してくれているのだが ヴラド視点だと見えずらいのが少々厳しい 対話不足だ、すまない
後、ガラーシャの打ち明けがやばい 依存度と愛憎を下げようとして裏目に出た もうし訳ないがいまのところ、こうなってしまう
ほんとう動きわるくてごめん
(*77) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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/*すまないなんどいっているんだ、胃が痛い!!!(泣
(-152) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 13時半頃
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/* おはよう。 完徹後の寝起きで何とか目覚めた。 リアントとリットはおめでとう。 他の意見も見ている。
俺の起動原料はより『変化』させられるかどうかが大きい。 だから女性>男性なのは妊娠させる事で体型的、 精神的な変化を愛でたいと言う点がある。
あと、ギュルセル自体、相手の『変化』であるなら、 愛情だろうが憎悪だろうが殺意だろうが悲しみだろうが、 何を向けられた所で全く気にしないどころか、 他にどんな感情を見せてくれるか嬉々とする所。 相手を心から救いたいとか助けたいと言うのは無くて、 子供の執着の突き抜けた物だな。
勿論中の人は皆愛したいし、報いたいんだけど、 そんな奴に渡したく無い!と言うなら率直に言ってくれ。
オペラに関しては結婚による幸せな所から音楽を一度奪って 絶望する所から助けて、また突き落としてみたい。
エルマールは望む父親と言うか男像を演じてゆったりまったり 愛を育みつつ「青髭」のように真実に気付いた顔を愛でてやりたい。
ガラーシャはシェニとヴラドの第一希望だから割愛。
クリスタはどう『変化』するんだろうと言う興味はあるけど 彼女の過去を掬い上げたいけど俺の愛し方との噛み合わせが 難しいかな。検討中。
この村じゃ無ければネタ要素は好きだけど意気投合と、 自分とは正反対の色の彼女がどんな『変化』を見せるのかと言う 好奇心からが起点になるかな。
(*78) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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ポスルスウェイトさんも何か巻き込まれてしまいました?
[男女二人が話し込んでいる光景は 街中では珍しいことではない。>>277 けれど、それは若干男性が女性に詰め寄るようにも見えていて
そうなれば――。
やはり友人の方がこの若い資産家に 何かしてしまったのだろうか、と考えるのが 二人を知っているリラ弾きにはごく自然なこと。
かつて、あまりに幼すぎた子どもの頃、 誰かに泣き止むまで撫でられた記憶はぼんやりとあっても、 それが芸術の庇護者たる資産家の姿と名前に重なることはない。
いつも笑顔を絶やさぬ彼でも 感情を乱されることがあるのだと、僅かに微笑ましく思った*]
(314) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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/* 俺1人皆と方向性が違っている気がする。
でも『ひとりよがりで気持ち悪い恋愛RPをしたりされたりする村』 これをそのまま解釈した結果、最初から狂った犯罪者になりました。
(-153) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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/* 全員幼馴染にならなかったのは、俺の年齢設定が激しすぎたせいだ。 すまん。
コーラリアも素敵な切欠投げてくれたのに使えずにごめん。
(*79) 2016/02/28(Sun) 13時半頃
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/* >>*77 りょーかい。 弟もヴラドにstkされたいのではないかなとかお兄ちゃん思わなくもないし 皆の希望鑑みるに俺はクリスタにチューニングできるように動いた方がよさそうかな。
今からクロードに手を伸ばせられるかは考えてみるけど 今リットがうちに来てるの待たせてもいる、のと(クリスタロックするならまだクリスタと話したい気もするけどその場合二軸回すつもり)そう考えたら
クロードまで時間が足りなさそうごめんなさい…
>>*79 いあ、幼馴染は男女分かれてる部分とか混在した部分の話だと思うし 設定上ギュルとかマラクが全員幼馴染ではない件は全然良いことだと思うんだよ。 幼馴染グループがいくつかあるのは 俺が初期設定でオペラは支援縁故で近づいたから女の子グループに幼馴染設定つけ損ねたのが多分原因かと…は…
(*80) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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[リラを友として音を奏でてきたリラ弾きの耳は その声を間違えない。>>306
彼本人ほどに圧倒的な「音」を聞き分ける耳は持っていなくても、 自らの友へ生命の息吹を吹き込んだ職人の声を 忘れられるわけがない。]
マラク…
[長身を見上げるリラ弾きの表情に僅かな翳りが兆すのは、 胸に刺さったままの言葉のせい。
けれど、すぐに微笑みを浮かべ直し 何事につけ生活面は弟子頼りの職人が 外出している珍しさに首を傾げた。]
騒動を起こすとしたら私じゃないわ。 専門職がいるもの。
貴方はお仕事?
[劇場の音響やベテランのヴァイオリン弾きに請われ、 マラクが劇場へ姿を見せることも少なからずあったとはいえ 今日そんな予定があるとは記憶していない。
とはいえ、診療所の老医師の元を 度々訪れていることは知っていたし、 リラ弾きの知らぬところで 彼自らが足を運ぶような仕事もあるのだろう、と 一人で納得した。]
(315) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* 全員の内訳出揃ったところで、伸び代が無い分を詰めて、 当面の目標はシェニ、ギュルセルはクリスタ方面を、 私、メアリー、ヴラドはクロード方面を 掘り下げつつ模索して見るのは如何だろうかと提案を。
>>*79 私も幼馴染と云うより傍観側だ。 関係性に差を付けるというのは悪しきではないと考えているよ。
(*81) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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- 街中で -
[街を歩けば他より1つ頭の出た自分は目立つ。 特にお洒落に煩い女性達からちらちら見られているが、 その意味を気にした事も無いし、気にもならない。
大体が雑貨屋に飾られている品物や、 どこそこの婦人が付けていた装飾品が見事だったから始まり。 最終的には格安でオリジナルを作ってもらえないかと 言い出すまでがセットだった。
それに関しては本当に気紛れだから、話を聞いて 格安で作る事もあるし、 とんでもない値段を吹っ掛ける事もある。
だから簡単には声を掛ける事も出来ないと知っていた。]
やあ。
[挨拶されれば挨拶を返す程度。 先代の頃からのお喋り雲雀達は、今もいらん感情>>227と 共に工房を訪れるから。
オペラ嬢に関しては、やっかみを受けている同情と共に、 彼女達の表情を歪ませてくれた事に感謝していた。]
(316) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* クリスタ方面を掘り下げてはどうだろう?と 提案を受けた傍からオペラ嬢と接触してしまったorz
(-154) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* >>*80>>*81 ありがとう。
クリスタ嬢にはもう少し接触を図りたいところだが、オペラ嬢を 待たせているのでひとまずそれを終えてからになるかな。
(*82) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* クリスタに関してはうっかりストーカー側かな?って思う程 俺の中で馴染んでたんだよな……。 狂愛と言うより同士!って感じ。 何とか過去と絡めて掘り下げたい。
(-155) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* >>*80>>81 ふたりともありがとう。
現在軸がラリッサ待ちで、診療所から動いていいものか… 回想でも回せればいいのだが、そのあたりは様子見つつ…
(*83) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* >>*80 すまない、いや、ガラーシャはどちらが来ても良いように動いているようにみえた。どちらかというと俺のプロでのこあずれが問題だったかと(みながいる時間にいられなかった
幼なじみは、年齢が近い辺りをのことだと思ってた 正直、俺がややこしくさせた気も。
(*84) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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ドリ…ル…?
[自分の言った冗談に、顔を輝かせたクリスタの発言に怪訝な顔をする。>>289
車椅子にドリルをつけてどうするというんだ。
離れた婚約者の元へも地下の壁を粉砕しながら会いにいけるよロマンチックだね!とはさすがに言わない。
何より舞台にそんな物騒な車椅子でオペラを立たせられない。
オペラも嫌だと言っているし。>>310
彼女の表情から、昨日のような悲しみが消えていることに安堵しながら]
いや…改造するにしてもドリルはないでしょう…。 せめてもう少し華やかな…羽根をつけるとかさ。
[思いつきで言ったけど似合う気がする。
天使の歌声のような彼女の演奏にぴったりではないか、と冗談を半ば本気に変えそうになったところで、 オペラの口から出た弟の話>>312。
ごめん、お兄ちゃんはちょっと意味がわからない。 暴走とは、なんのことなのか。 ただ、クリスタやオペラはその郵便屋が自分の弟だとは知らないだろうから、気にはすごくなった、けど。]
(317) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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[オペラがクリスタに巻き込まれたかと聞いてきたことに、>>314 やはりさっきの光景は目に入っていたのかと]
いや、クリスタの店に遊びに来たのに開いてなかったからさ、呼び出そうとしたら後ろから驚かされたから、心臓麻痺で殺されかけただけだよ。
[と、まあ嘘は言っていないよね、と思いながら答えた時か。
新しい来客が魔女の店の前に訪れた。>>306]
やあ、マラク。 …騒動って。僕がそんな子どもじみた相談をするとでも…?
[1日ぶりの友人の物言いに肩を竦めて。
少なくとも自分は、騒動の相談などしてないと主張した。*]
(318) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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/* メアリーの赤が 「はぁ?あなた何言ってるんですか?」 って凄く上から目線でさげすんでいるように見えてだね。
恐いんだけど、なんかちょっと滾る。 あとよく見たら首と肩にある石の朱色が濃くなってるんだね。 禍々しさアップしてる。 絵師さん細かい。
(-156) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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[自分より早く結婚したオペラ嬢の話をする時の 年若い娘の表情は傑作だった。
オペラ嬢にはあの指輪に 更に何か上乗せしてやれば良かったと思うほどだ。]
……ん? お嬢ちゃんじゃないか?
[そんな彼女の事を考えていたせいか、幻聴>>228が聞こえて 足を止めた。 きょろきょろと振り返り、幻聴でも幻覚でも現実だと 気付くと足早に人の波を潜りオペラ嬢の元へと向かう。]
どうした? こんな人混みで、珍しいな。 と言うより俺としてはラッキーだったけど。
何処か行く途中だったか?
[キラキラと左手に輝く指輪は旦那になる男の色も含み、 色彩の無いオペラの黒を一際強調させるものになっていた。
その指輪にもやっかみの感情が混じるのだろうと思えば、 自然に頬を緩ませつつ、車椅子の背後に立ち 行き先を告げられれば暫しの散歩でも。]
(319) 2016/02/28(Sun) 14時頃
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舞台はもうすぐだったな。 俺はあまりそっち方面が詳しくなくてな。
どんな舞台か、ちらっとだけおっさんに教えてくれないか?
[父と祖父の共同作>>186が、 彼女と一緒に所属しているのは知っている。 元は組み込まれた石のせいで、同じ数曲しか 奏でる事が出来なかった女神に新たな可能性を 求めたのは『変化』を求める者なら必然。
幾らか手伝いはしたが女神が『変化』したのは オペラ嬢のリラの力が大きかった。
今その彼女の手で目立つのは指輪。 そこに百合の花があれば>>200、静かに目を伏せ それに触れる事はしない*]
(320) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[本当はどんな舞台かはある程度知っている。 女神の瞳はターコイズ・ブルー。 持ち主とは似付かぬ柔らかな優しい色を湛え、 劇団員を見守っているから。]
惜しむらくは音までは届かないことだな。
[工房の奥で、日中うっとりと鏡を眺めている事を、 オペラ嬢は知らない。]
(*85) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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― 魔法店『Aria Manque』 ―
[話を弾ませる資産家の音色は、僅かに過去の匂いがした。>>307 ひょい、と視線を持ち上げ、車椅子の後ろから顔を覗かせた身は、 ほんの少し何かを言い掛けて、口腔で留めるに尽き。]
相変わらず、クリスタは世に嵐を呼ばねば気が済まないようだ。 好奇心は猫を殺してしまうよ。
[会話に割り込んだ耳が拾ったのは、車椅子への魔改造。>>310 今ある何かに魔法を掛けて、旋毛を起こす魔女を茶化す。 職人は自然とリラ弾きの希望を援護する形へ。
賑やかしさは子供の代名詞だが、紡いだ言葉には、 ほんの僅か、聞き漏らしてしまうような小さな棘を孕んでいた。]
(321) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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黒き女に白い百合。 まるで葬式を思わせる荘厳さだ。
[普通なら涙が似合うだろう。 彼女なら狂った様に笑う姿も似合いそうだ。
幸せになった女が不幸に落ちたら、本人だけでなく あの煩い雲雀も同情と言う名の優越で顔を綻ばせる様に なるんだろう。
背後に回りながら歪む笑みを止められなかった。]
(*86) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[隠し事をするのは昔から得意 それは暴走して何時も雷を落とされる事よりも この場合の隠し事は、己の本音である
眼前の彼の内面の葛藤は知らない>>311 否、理解していないと言った方が正しいだろう 自身を負担や不純物であると捉えている時点で 彼が自分に向けてくれていた優しさから目を反らしている事を
ヴラドは、人の事ばかりだ 他者の心配ばかりして、そして心配事を抱えるのも常 ならその迷惑をかける筆頭でもある自分さえ 居なくなれば負担はきっと減る 皆良き塩梅になると言うのにああどうして分かってくれないの?]
……
[横たわる無言という名の沈黙 空は飛べれど彼の様に大地を駆けられる脚は持たず 遠くに感じるのは互いにか 彼の嫌な予感を肯定する決意は、こうして落された]
(322) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[男を取り残すつもりはなかった 寧ろ、取り残されているのは何時も己の方だと思っていたから だからこそ、どうして彼がそんなに驚いたように 目を、見開いているのかわからない>>313]
ヴラ……
[名を呼ぼうとして、途中で止まる
思わず、であろう。告げられて己の身体の事 確かにどうやってと思うのは当然だ。それでも 何時も見守ってくれてた貴方だけには、言われたくなかったこと
瞳が揺らぎ、水の膜が張りそうになるのを何とか押し留め 口が言葉を紡ごうとするものの中々、出てこない
はく、はくり、と。何度か開閉 それから己は、きっととても残酷な言葉を吐くのだろう]
ヴラドには、もう関係のなくなる事、だもの 心配しなくて、大丈夫
[やっていけるよ。と 楽観的にも思える言葉。震えながらもきっと上手に言えたはずだ*]
(323) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[リラ弾きが奏でる噂話は、さしずめ郵便屋のことだろう。>>312 お騒がせの魔女が、幼い容貌そのままに、 あちらこちらで魔法の種を撒いているのは知っている。
次の標的はリラ弾きの車椅子か、 それとも、資産家の友人であるシェニのまだ見ぬ何かか。 不意に飛んだ思考を切り上げる切欠は、静かな声色。>>315 その裏に巧妙に隠蔽された憂いに、少し眦が下がる。]
確かに、君は常に巻き込まれる側だ。 ―――…いいや、起きたら弟子が不在だったので、 朝食を求めて、偶には工房から這い出てきたのさ。 それとも、
[肩を竦める素振りで、彼女の持つ翳りから視線を外すと、 勿体ぶった口振りが、次なる声を溜める。]
私が仕事以外に、準じているのが珍しいかい。 ――…君とて、リラ以外に興味を持つのに。
[彼女が縋り、思いつめるリラの音色。 口調は穏やかである癖、何処か彼女を責める色を滲ませていた。*]
(324) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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/* >>*81>>*82>>*83 りょーかい、ありがとう。 お言葉に甘えてクロードまで欲張るのは諦めて今はクリスタ掘り下げの方に集中するね。
俺はネタ方面は本来そっち寄りなのもあるからクリスタのそういうところ含め可愛いと思うし、クリスタは真面目な話もしてくれたから、脳内チューニング今してみてシリアスな意味でもいけそうだと思う。
>>*84 こあずれは仕方ないしリアル大事にだから ヴラドはたくさんの人の拾いよくしていてすごいなーと思ってるし謝ることないんだよ!
(*87) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[姉のように憧れる幼馴染と弦楽器職人は、 そんなに仲が良かったのだろうか。>>302 リラ弾きの幼馴染なら、仲が良いのもわかるのだけれど。
親しげな言伝に、私は不思議な気持ちで頷きながら。 浮かぶのは『時期』というのはなんだろうという素朴な疑問。
分け隔てなく子供に差し伸べられた腕が離れていくのを。 私はいつだって見つめるだけ。 私だけのものじゃない腕だと、知っているから。]*[姉のように憧れる幼馴染と弦楽器職人は、 そんなに仲が良かったのだろうか。>>302 リラ弾きの幼馴染なら、仲が良いのもわかるのだけれど。
親しげな言伝に、私は不思議な気持ちで頷きながら。 浮かぶのは『時期』というのはなんだろうという素朴な疑問。
分け隔てなく子供に差し伸べられた腕が離れていくのを。 私はいつだって見つめるだけ。 私だけのものじゃない腕だと、知っているから。]*
(325) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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― 診療所 ―
こんにちは! 先生、メアリーいますか?
[扉を開けて真っ先に幼馴染の名を呼んだすぐ後、 私は咳き込んでしまった。 そのせいで、幼馴染に会うより先に 先生の診察を受けることになってしまう。]
少し、喉が痛くて咳が出るんです。 昨日はなんともなかったんだけど、 風邪だったら、子供に移せないし。
[皺の多い掌が、喉に触れる。 幼い頃から、怪我をしたり病気になったら 必ず治してきてくれた手だと私は知ってるから。 その手にゆっくりと、息を吐き。
けほ、とまた咳き込んだ。]
(326) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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昨日喉を使ったこと……? いつもしてるように子供達に本を読んであげて、 子守唄を唄って。 ああ、でも一人なかなか寝てくれない子がいて ちょっと多く唄ってたかも。
[帽子の宝石がない今、胸元のブローチにそっと触れる。]
……疲れただけ、ですか。 はい、今日はお休みもらったのでゆっくり休みます。
[宝石の疲弊や穢れがその身に影響を与えることもあると。 私はその言葉に、気をつけますと頷いて。 先生へお礼を言い。
メアリーがどこにいいるか訊けば、 診療所の奥へと紙袋を抱えて駆けて行った。]*
(327) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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メアリー、いる?
[メアリーがいると聞いた部屋にひょこりと顔を覗かせ。>>229 その姿を見つけたなら、部屋に入らず手を振った。
色々な薬の材料が置いてあったりする部屋に 落ち着きのないの私が入って、躓いて転んだりしたら大変だ。 実際、幼い頃にはしゃいでやらかしてしまったことがあるから。 それ以来、扉の前で私は声をかける。]
あのね、今日はちょっと喉が痛くて。 今、先生に診てもらったところなんだけど、 喉の薬をメアリーに調合してもらうといいって。 お願いできる?
[仕事中の彼女へ首を傾げて、控えめに問いかけた後。 ふふ、と微笑めばまだ少し温かい紙袋を見せて。]
あとね、ちょっとだけお茶しない? リアントのお店で、スコーン買ってきたの。
朝にはまだ焼けてなかったでしょう?
[一つはずるい大人の人に味見されてしまったけど。 あと三つ残っているから、一緒に食べようと。 忙しくないようなら、休憩へのお誘いを。]*
(328) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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私は羽も如何かと思うけれどね。 オペラが自分の手で押して行く方が、好ましい。
[シェニとクリスタ、二人の言葉が、 車椅子が無ければ何処へもいけない、 非業のリラ弾きを思ってのことだとは理解していたものの、 自身の意見を会話の縁に滑り込ませて談話に添えた。>>317]
ああ、君は子供扱いしない筈だったね。 では、友人からの揶揄として。
―――…望む望まざるを問わず、血は争えないのかもしれないよ。
[言葉の裏に絡めたのは、オペラが示唆した暴走箒の話。 言葉を遊ばせ、小さく唇の端で笑うと、 先ほど留めた言葉を、するりと彼にだけ聞こえる声で紡いだ。*]
(329) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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――― 年月は多くを忘れさせてくれるけれど、 強く心に残るものは、忘れたふりしかさせてくれない。
君の中には、まだ幼い君が、生きているのかもしれないね。
[先ほど耳に聞こえた過去の音色。彼の持つ夢の音色。 そんな綺羅綺羅しい輝きを、指摘する大人の声で。*]
(*88) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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/* 体調崩すと言うアレ…エンカ今してなくてよかった…
(-157) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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――少し前・街中>>316―― [人混みの中でも一際目立つ長身へ声をかけてしまったのは 指輪の見事さにお礼が言いたくとも 職人街の彼の工房は特に女性に人気が高く、 中々直接伝える機会が得られないため。
リラ弾きの娘には勿体ないとさえ思える綺羅石の環は 薬指につけてみれば驚くほど肌に馴染んだ。]
すみません、急に声をおかけして。 指輪のお礼が言いたかったんですけど 直接お会いできる機会がないから 慌てて呼んじゃいました。
[今も薬指に光るそれを手掛けた芸術家へ 改めてお礼を告げる。]
(330) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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-Eyepatch-
[それは、まだ療師の師父に弟子入りする前の事。 往診に行くと言う老師に留守番を頼まれた私は、 診療所の長椅子で一人本を読んでいた。
そこへやって来たのが、数週間前に川で溺れて運ばれた 年下の少年―――クロードだった。]
………老師なら往診中だ。
[私は診療所に入って来たクロードをちらりと一瞥して、 言葉少なにそう言うと、再び本に視線を戻した。 大抵の患者は、そう言えば老師の帰りを待つか、 また後で来ると言って出てゆくからだ。
クロードは事故の件があるまで、顔しか知らない、 殆ど他人のような関係だったと思う。 赤かった右目が、左と同じ金緑石だった頃もよく知らない。]
………待つなら座るか?
[反応のないクロードに、もう一度声をかける。 顔は本を向いたまま、視線だけを動かして。]
(331) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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仕事場の皆にも素敵だって褒められるんです。
どこで作ってもらったの、って聞かれて ギュルセルさんのところで、って教えると 皆「絶対自分も作ってもらう!」って
[特に煌びやかな宝飾品を必要とする 女性陣の意気込みは圧倒的なもの。]
工房に押しかけて作業のお邪魔にならないといいんだけど。
[芸術家の作業の妨げになるのは本意でないとはいえ 彼の作り出す指輪に心奪われてしまったリラ弾きには その情熱は至極納得してしまうもの。]
(332) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[あぁ、あの大きな黒い布が邪魔だな…と、思った。]
(*89) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[赤かった右目が、幼い顔には不釣り合いな。 大きな黒のEyepatchに隠されているのを視界に入れる。]
目、痛むのか?
[何故?と聞かれたら、それを付けているからと 右目のEyepatchを指さしただろう。 それがクロードにとって形見のような物だとは知らず。
視力を失った右目を隠すのは、それが傷むからだろうかと 見当違いな質問を投げかけた。*]
(333) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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[百合の花束を抱え直し、 舞台稽古に使う石を買いに向かう最中だと答えると 芸術家が興味を示した>>320]
次の舞台は恋愛が主体の歌劇です。 ほら、魔物の生贄にされる少女を騎士が助ける、って。 女性に人気があるからうちの劇場でも 何度か上演されてるんですよ。
[その中には確か――]
以前の上演で使われてた小道具に、 ギュルセルさんの工房の銘が入ってました。 先代か先々代が作られたのかもしれませんね。 良い物なんで、大事に使わせていただいてるんです。
[女神像だけでなく、彼の父と祖父の足跡は 今も劇場のそこかしこに残る。]
ギュルセルさんも、よろしかったら 観にいらしてくださいな。 新しい閃きがあるかもしれませんよ。
[その時には宝飾品にご執心の女優さんに 見つからないようにしてくださいね、と 人差し指を口元に当てての微笑。
彼の行き先と己の目的地の道が分かれるまで 束の間の散歩を楽しんだ。*]
(334) 2016/02/28(Sun) 14時半頃
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/* 些細な被りなら被ストーカー側の矢印も検討案件だけれど、 此れだけ煩雑なら先ずは交通整理が優先ですな。
妥協ではなく、新たな魅力を見つけた上で、 自分の成したいこと、作り上げたいものを選んでほしい。
(-158) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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/* 実は品物が売れれば売れるほどうはうはしながら覗いています。
(-159) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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/* メアリーの赤が超こええよおお(2回目)
でもあの笑顔で愛されたいわ(変態
(-160) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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/* その上で、自分が今何を成すべきかと云うと……、 ログ読みだあああ!!![クロード絞り込みポチー]
(-161) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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少し先の時間・ポスルスウェイト邸
[男の過去を知らない、或いは覚えていない、この屋敷の主人である男にとってはありがたい人々と魔女の店先で話した後か。
そういえば朝は気持ちが急いていて食事もとっていなかったと、一度自宅へと戻る。
その時、星の欠片を自分に託した幼馴染がまた、昨日のように客間に待たされていたのを知った。]
あれ?どうしたの、リット。 昨日言ってた商品の話かな。
[星の欠片についての逡巡はまだ、頭にあったが連日と会いに来てくれたのが嬉しくて彼の顔を見て顔を綻ばせる。
彼の目的を聞けば、不思議そうに、なんで、とは訊ねはするが、長い旅に出るからと、他の幼馴染にも語った理由を話すなら快く、二つ返事で男が抱いて生まれた紫の宝石を分けただろう。
クリスタの話に落ち込みはした、けれど、彼女は頑張ってねとも言ってくれた。
だから、夢を同じくする彼が、長い旅に出るのは、寂しくはあっても、それが夢を諦めていない証拠。
応援以外の選択肢なんてないから。*]
(335) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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/* ぬあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!! ラリッサかわいい!!かわいい!!!!>>326
なにその診察受けに来たのに真っ先にメアリーいますか?って聞いちゃう可愛い子! しかもそれで咳するって!どんだけ!どんだけ可愛いんだ!!
あーもう、ほんとごめん。ごめんなさい。 滅茶苦茶わがまま言いたい。 わがまま言ってラリッサくださいって言いたい。
スコーンが三つあるなら、ひとつは割って半分こできるね! ヤンデレストーカーになる前に普通にどろどろ甘やかしたい。 喉のお薬にお薬じゃない物混ぜたい。
僕の幼馴染が本当に可愛くて死ぬ。
(-162) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 15時頃
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/* クロードは理想(手間の掛かるのも含め)の師匠像と云うのが合り、 その上で突き放されることを怯えている節がある。>>148>>258 本当の師匠を知らない、と云うはある種のフックになりますな。
多分、欲しいのは許されることで、その対象圏内に自分が居る。 発展させるなら、誰でも良い自分ではなく、 マラク・モルチアナとしての認識をさせたい。>>281
依存の対象を誰か、ではなく自分へ。
お、これは熟考すれば案外いける案件じゃないですかね。 誰でも良いからこそ、本当の底では両親が恋しい。>>284
(-163) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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―Eyepatch―
[あの事故から数週間たった。 まだ弟子入りすらしていないただの天涯孤独の子供だった頃。 父のものを整理したら出てきたEyepatch。
赤の瞳を隠すのに丁度よかった。
それを付ければ重い足を引きずって診療所を訪れる。 中へと入ると先生ではなく、別の人がその長椅子へと腰かけていて。>>331]
………。
[ただ何も答える事が出来なくて、ただ診療所を見渡していた。 この人が誰なのか、それすらその頃の自分には考える気がなかった。 その頭では往診という言葉すら分からずに、とりあえず不在だと言う事はわかった。
座るか、と声をかけられれば首だけを縦に振り、少し間を空けて長椅子へと腰を掛ける。]
(336) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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[痛むのか、と聞かれ、何故?と返せばEyepatchを指さされる。]
痛くは、ない。 これは……赤い目を隠すためだから…。 こんな目してたら―――怖いでしょ?
[スル、とEyepatchを外せば露わになる赤い瞳。 事故の影響だと先生は言っていた。 そして、光が戻る事もない、と。
自分が見せられる立ち場だったらこんな瞳怖い。 片方が違う色なんて、気色悪い。
父親の形見をこんな風に使うなんて、と声は小さく掠れながら。 再びEyepatchを付け直せばまた静かに真っ直ぐ視線を向けて。 本当に子どもなのだろうか、という雰囲気が漂っているのは、ただ単に気力がないだけだった。*]
(337) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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- 街中散歩 -
[オペラ嬢はとても控えめで、気遣いに長けていた。 元々の性格か、それとも車椅子になってから心掛ける様に なったのかは知らないが、礼と共に自分の仕事の 心配までしてくれるオペラ嬢>>330>>332に、 事も無げに返す。]
いや。 装飾品ってのは遠回りしてでも相応しい持ち主に いくもんだ。
それよりリラ弾きの邪魔にならないか?
他のお嬢さん達からのご指名も有難いが、 いつ作ろうか年単位で先送りしてるのばかりだし 気にせんでいいぞ。
[作りたいと思った時が作り時だ。 急く客には雑貨屋にもあるからそこで買え、 と一蹴する事さえある。]
(338) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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お嬢ちゃんの指輪は今その指にハマりたいって 言ってたから出来たんだ。
下手するとお嬢ちゃんが婆さんになるまで出来なかった 可能性もあるから間に合って良かった良かった。
[車椅子を押しながら上から見下ろす指輪と白百合>>334 舞台の内容を聞きながら、思い当たった様に嗚呼と呟いた。]
命の危機の時に颯爽と現れた騎士に助けられたら そりゃ大概の女は惚れるよな。
嗚呼。 俺もそんな騎士になってみたいね。
俺が助けるのは不具合を起こした女神像位なもんだ。
[ピンチに現れるヒーローに想いを寄せるのは 男も女も変わらんのだなと喉を鳴らし、車椅子のせいで 随分身長差がある彼女の耳に腰を曲げて囁いた。]
(339) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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騎士にはなれないから、変な化け物引き連れて お嬢ちゃんを浚う魔王にでもなっちゃおうかなぁ。
そんで旦那に倒されるの。
[最後は自分で言って耐えられないとばかりに噴き出した。]
是非観に行かせてもらう。 お嬢ちゃんの音は、楽才の無い俺でも 心震えさせるものがあるから大好きだ。 前マラクと話した事があるんだが。 楽器って持ち主が『変わる』と音も『変わる』んだろう? 結婚が決まる前と今、どう違うんだろうな? お嬢ちゃんは気付いているのか?
それでこれからどう『変わる』んだろうな? 幸せなら幸せの音になるのか? [観劇への誘いには二つ返事で頷いた。 内容よりも何よりも彼女の奏でる音を聴いてみたい。 女神像のターコイズ・ブルーの瞳は見る事は出来ても、 音を聴く事は出来ないから。]
(340) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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そうそう、新しい閃きって言うよりもだな。 お嬢ちゃんがリラを弾く姿をスケッチさせてもらいたいんだ。 それと髪の毛1本くれんか?
[漸く本来の目的を思い出した。 女性の髪の毛をいきなり引き抜くのは男より悪いだろうと、 リットで学んだから自分なりに丁寧に、モデルと共に 頼み込む。
理由を尋ねられれば、あっさりとメアリー嬢とエルマール嬢から 3人のお揃いのペンダントを頼まれているからそのモチーフだと 明かすだろう。
髪の毛についてはにやり笑って秘密としたが、 オペラ嬢の返事はどうだっただろう。
モデルについては時間も場所もあるだろうから 改めて日取りを決めてもらい、分岐点まで送るだろう*]
(341) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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/* だからどうしてオペラ嬢に固執するような事してんだ俺は! クリスタ嬢ともせめぎ合おうぜ、俺!
(-164) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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――現在・『Aria Manque』―― [驚かされただけなら良かった、と>>318思ってしまうのは この街で今までの間に引き起こされたクリスタの騒動の中では これ以上ないほどに無害なものだったからかもしれない。]
それなら良かった。
[シェニの、せめて車椅子につけるなら羽根ではないのか>>317という発案に それもまた目立ちそうで居心地が悪そうだと、苦笑するに止めておく。
思わぬ助けの声に>>329小さく頷いて 車椅子の改造を今日も退けた。
突飛な発想ばかりにみえるクリスタに、困ったように笑ってみせても 何度かそれを許してしまうのは 車椅子が出来るだけ軽く動かせる補助魔法も、 濡れた場所で滑らないようにする魔法も、全部
「改造させてよ」
の一言で片づけてしまうクリスタだったから。*]
(342) 2016/02/28(Sun) 15時半頃
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― 『夜』を刻む、置き時計 ―
[ある日、目が覚めたら幼い私はその家にいた。 父の姿はなく、伯母という人がその家の主だった。
いいこにしてたら、父が迎えにきてくれると。 私は伯母の言葉を信じて、頷いて。 外に遊びに行けない日は、家の中で過ごしていた。 お絵かきをしたり、ぬいぐるみで遊んだり。
伯母の家のリビングには、 月と星を模して宝石が散りばめられた、置き時計があった。 絵本の中だけで見たことがある『夜』の象徴のような時計。
伯母さんの客が、工房から買い付けてきたものらしい。 たまに届く小包の中身のひとつだったのだろう。 貢物と呼ばれるそれらが、家のあちこちにあるのだから。
壁が冷たくなって一人きりで迎える『夜』は、好きじゃない。 だけど、その時計はきれいだから好きだった。]
(343) 2016/02/28(Sun) 15時半頃
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[ゆっくりゆっくり、時は刻まれていく。
家の中で遊ぶのに飽きた子供が、窓から外を眺める日も。 公園で遊ぶ年を過ぎ去ぎた子供は少女になり、 幼馴染達が皆仕事を持つようになって、焦った日も。 少女から年頃の娘になった頃に託児所で働くようになって 子供達を見送ってから帰ってくるようになった日も。
届かない手紙に、目を伏せ続けている日も。
リビングの隅では、時計の月と星が輝き。 ゆっくりゆっくり、 一人きりで迎える『夜』の時間を刻み続けている。]*
(344) 2016/02/28(Sun) 15時半頃
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[弟子がいないから、と聞いて>>324職人の外出に合点がいく。 気配り上手で有能な彼の弟子が不在とあれば、 確かにこの職人は困るだろう。]
そうね、クロードがいなくてマラク一人じゃ 食事が作れないもの
[当然お茶も淹れられないのはよく知っている。]
でもやっぱり仕事以外で マラクが外出するような興味のあるものが思いつかないから 変な気分だわ
[彼の情熱は一途にその繊細な作業に注がれているものと思っていたから、 それ以外の何か彼の好奇心が注がれるもの、という存在が とても不思議に思えた。
『――…君とて、リラ以外に興味を持つのに。』
何気ない言葉のはずなのに、 不意打ちで胸の棘をさらに押し込まれたような気がする。 リラへと命を吹き込んだ彼もまた、 乖離し始めた二つの音色を己の業への裏切りだと思うのだろうか。
それでも、リラ弾きの瞳には昨日のように涙は浮かばない。]
そうね…でもマラク
[ひたと職人の目を見据える色は、この街にはない虹]
(345) 2016/02/28(Sun) 15時半頃
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あなたもいつか、誰かを好きになったら分かるわ
[年上の独り身の男へ、軽口めいた意趣返し。*]
(346) 2016/02/28(Sun) 15時半頃
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-診療所-
[石の魔力を借りて薬を作っていると、薬草師と 錬金術師の真似事をしているような、妙な気分になる。 乳鉢と乳棒を使い慣れた手つきで塗り薬を作っていると、 離れたところにある診療所の扉の方から自分を呼ぶ 明るい声が聞こえた>>326]
ラリッサ?
[微かに聞こえた咳き込む音と師父の声に、 薬を混ぜ合わせていた手を止めて耳を澄ます。 まだ昼間だし、普段なら彼女は託児所で子供たちの 面倒を見ている時間ではなかったか。 それよりも咳をしているようだったが、大丈夫だろうか?
昨日コーラリアの店で会った時は風邪を引いている様子 は無かったはず。 心配が顔を出して、意識は完全に手元の乳棒から 壁ひとつ挟んだ向こうにいる二人に向かう。 凝視したところで、透視も盗み聞きの魔法を使えない 私には、二人の姿どころか会話も聞こえはしないのだけど。>>327]
(347) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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(師父、ラリッサとなにを話しているんだろう…)
[咳をしていた。 だからきっと、風邪の具合を診てもらいに来たのだろう。
考えれば分かる事、なのに。 胸の奥から黒い靄のようなものが湧き上がって来て、 意識と一緒に身体の外へ溢れだしそうになる。]
(*90) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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[そうこうするうちに、診療所の奥にある この部屋へ向かってぱたぱたと駆けてくる音が聞こえて、 自分の中に飛びかけていた意識が戻って来る。]
あぁ、いるよ。
[部屋の入り口からひょっこりと顔を覗かせるラリッサに 軽く笑みを浮かべて、乳棒についた薬を鉢の底へ落とす。 ラリッサが部屋の中まで入ってこないのは、 子供の頃師父を手伝うつもりで薬草の入った瓶を取り落とし、 中身を床にぶちまけると言う失敗をやらかした経験が あるからだろう。 今ならもう大丈夫…と言えないのは、昨日コーラリアの店の 扉付近で躓いた経緯があるからか。]
風邪か? 昨日はそんな様子も無かっただろう。 何かあったのか?
[師父と同じ内容の質問をしているとは知らず。 喉が痛いと言うラリッサに、やはり風邪かと思う。 注意深く聞けば、確かに声の様子がいつもと違った。]
(348) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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わかった。 すぐに用意するから、少し座って待っていてくれ。
[特に薬の配合に指示が無いとなると、 ごく普通に喉の痛みを和らげる薬でいいだろうか。 咳も出ているようだし… そう考えながら、いくつも並べている薬草の瓶へ手を伸ばす。
この後仕事なら、なるべく早く用意しよと。]
スコーン? あぁ、確かに朝行った時はまだなかったな…
でも、のんびりしていていいのか?
[ラリッサが今日一日休みを貰ったとは知らない故の質問。 答えを貰えばそうかと頷いて、薬草の匂いが染み込んだ手を 流水ですすいで洗う。 せっかくラリッサが買って来てくれたスコーンを食べるのだ。 慣れたとはいえ、あまり独特の香りがする薬草の匂いを 持ち込みたくはない。]
ここでは落ち着いて食べれないだろう。 飲み物を用意するからキッチンの方へ行こう。
[そう言って、ラリッサの手からスコーンの入った袋を 受け取り、反対の手で彼女の手を取ってキッチンへと向かった。 飲み物は紅茶よりもハニージンジャーの方がいいだろうか。 そんなことを思いながら。*]
(349) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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[仏壇の前でEyepatchを外す。 ちゃんと外す時間がないと色々良くないと先生から言われている。
それがたとえ師の前や、従兄弟の前で自分からは外さない。 あの日、メアリーに見せたのが最後かもしれない。>>337
そのまま薄暗い部屋の中、ごろんっと横になり片方の目に天井が目に入る。 目を覚ましたベッドの上と同じような視界の見え方。 自分だけのうのうと生きていていいのか。
この街を、自分を知らない所へと去るべきなのじゃないのか。 分からない感情は気分を虚ろに堕としていく。 そのうちウトウトしてくれば寝不足なのもあるのか、意識は薄れた。**]
(350) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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- 夜と昼を刻む時計 -
[太陽も星も月も絵本の中のお伽噺。 身体を冷やし、時を告げる地の冷たさも赤々と 燃え続ける炉の前では届かない。
昼夜を知らぬ工房で、 若き主が全て手がけた初期の作品の1つに そんなお伽噺を詰め込んだ時計があった>>343
時と共に顔を変えると言う空をイメージして、 太陽と月が追掛けごっこをして時間と共に現れ、 星が慌ててその後を追うと言う簡単な仕掛けだった。
女って案外こう言うお伽話好きだろ? 買った客はそんな事を言っていたが、工房の主には その意味はまだ判らなかった。
だが判らないなりにも願いに応えようと 絵本の世界を再現させた時計を飾る空達は、 皆目を閉じて微笑ませた。
それだけでなく、ランダムに時間が来ると ぱちりと目を開いてウインクをすると言うおまけも付けて。
それが今何処で時を刻んでいるのか。
誰かを大人しく待ち続ける健気な子供から、 子を甲斐甲斐しく世話しながら憂いを帯びた大人に 成長した娘の姿を。
工房の主は何故か知っていた*]
(351) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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殺されかけたのに良かった、とは…。
[なんて、オペラにショックを受けたふりをしてみせて。 街でクリスタが起こした騒動を考えたら彼女がそう言うのはよくわかる。>>342 そんな些細なことで詰め寄っていたとは思われるのもどうかとは思うが、背に腹は替えられない。]
え。絶対似合うと思うんだけど。 少なくともドリルよりは平和な提案だよ?
[名案だと思ったのに、オペラの苦笑は明らかにNOだったのと、自分の認めた職人にあっさりと否定されたのは普通にショックだ。>>329
マラクの意見が至極真っ当なものだとは、子供扱いをされたくない男は理解は出来るのだけど。
友人として、と冠されると多少、機嫌を良くしたか。 それ自体が子供扱いのようだとは気づかない。
ただ、血は争えない、という揶揄はあまり笑える余裕はなくて。
でも、昨日彼の工房にいた際に聞いた悲鳴じみた声、弟の暴走の話と、クリスタ。
それが結びつけば、そのせいで危険な目にあったのだとしたら心配ではあるが、弟がまだ昔のような童心を持っていることは少し、嬉しかった。
だからクリスタにはごめんの他にありがとうも言わなければならないのかもしれない。 あまり危険なものは渡されても困るけども。
過去を敢えて教えてはいないのに自分の心をいつでも見透かしてくる、口端に笑みを浮かべた友人に]
…君は、本当に
(352) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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…良い趣味をしているよ。
[彼によく響くのは悲しみ、憂い。
そんな音ばかり聞こえて、つらくはないのかと思ったりもした。
だが、心のどこかで気づいていた。
自分より、自分の周囲よりもよほど大人であるこの男が、 自分を見透かす時や、他者の心情に触れた時に感じるのは――。]
(*91) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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[小さく答えてから、珍しく、彼に心を見せないように瞳を逸らした。*]
(353) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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―Eyepatch―
[痛くはないと答えた後。 クロードの指がスル、とEyepatchを外し、その下に隠れて いた赤を晒した。>>337 永遠に光を失った真紅の宝玉。 左の金緑石と比べれば、なお一層その赤さが際立つ。
ただ不満に思うのは。 私が“美しい”と思ったそれを、 クロード本人が“怖い”と思っていたこと。
生憎と私にヴラドやオペラのように言葉を尽くして語る という事は出来ないから、 再び黒い布で隠される右目を惜しむように凝視する。
なにか言いたげなクロードの雰囲気はとりあえず無視して、 手元の本もそっちのけに自分の思考へ意識を沈めた。
数分の沈黙。 10歳前後の子供には酷く退屈で苦痛な時間だっただろう。]
[思考の海から戻ってきた私は、胸ポケットへ無造作に 仕舞っていた宝石を取り出す。 装飾もなにもされていない、ただ磨かれた形跡のある 裸の宝石。
クロードの髪よりもずっと暗い緑に、 血のような赤い斑点が散る一個の宝石 -私が生まれた時に抱いていた石-を、 まだ自分より小さかったクロードの手に乗せる]
(354) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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その石、怖いか?
[ブラッドストーン。 血石、血星石、血玉石、血玉髄。
金緑石の左目を覗き込む目は、同じ濃緑色に赤が混じる。 口で説明せずとも、それが私の宝石だと理解できるだろう。
親しくもない人間に自分の宝石を預けると言う非常識さが 理解できるかはさておき。]
お前の両目と同じ色だ。 怖いか?
[自分自身不気味だと思って幼少の頃から遠ざけていた 宝石を突きつけて、怖いかと尋ねる狡さは… 確かにあまり、子供らしくは無かったかもしれない。*]
(355) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 16時頃
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[楽器制作の腕に反し、生活力に欠けて、弟子を頼り切る。 それが、己の持つ音色。外に向けて奏でる旋律。
そうだね、と打った相槌も、彼女の言葉を肯定するもの。>>345]
しないのは料理だけではないけれどね。 恵まれている内は覚えられないのだろう。 男と云うのは、そうしたものだよ。
[弟子も同性で在るにも関わらず、大きく括って悪びれない。 モルチアナ工房の一番弟子は、楽器よりも師の面倒を見ている。 そんな風に揶揄されても、返す言葉も見つからないほど。]
―――…心外だな。 私も胸を砕くものくらいは持っている心算だよ。 ただ、その音色が君に聞こえないだけさ。
[冗談めかして喉仏を緩慢に揺らす。 まるで、彼女を準えるように、語尾に笑気が絡んだ。
冗句の中に滲ませる色合いが揺れて、 真っ直ぐに向く眼差しを、静かな碧眼で受け止め。]
(356) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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……アントニオは幸福な男だね。 君にとってのリラと同じ高みに置かれるなんて。
[軽口に返す指摘は、彼女の胸に棘を押しやる行為。 泣き濡れるほどに愛したリラと同等の伴侶。>>346
声に変えることで、彼女に意識させ、 過ぎたる言葉を自ら咎めるように、口元を指で隠した。 指腹に吹きかける吐息が、手首まで降りて。]
そこは、恋に堕ちたら。と云うべきだよ。 ―――…ね、オペラ。
[彼女の胸にあるだろう天秤。 片方に愛して止まぬリラの音色を乗せ、 釣り合わせるように、彼女が告げた好意を捨てて、 それよりも――――、もっと、手酷い愛を乗せてみせた。*]
(357) 2016/02/28(Sun) 16時頃
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[オペラ嬢と別れた後、彼女が抱えていた白百合が気になって 花屋を探す。
花の姿と言うのは形や色や香りだけでも多様だが、 たちまちその姿を変えるのが気に入っていた。
蕾から大輪の花へ、そして萎れ朽ちていく様。 溶けて土に還るまで飾っておきたかったが、 さすがに匂いと不衛生だと言われるのは判っていたから 工房に置く事自体止めた。]
綺麗な花だな。 うん?
[花の形からモチーフを取る事は良くある事。 スケッチでもしようかと様々な花に目移りしていると 4枚の翅を拡げた蝶の姿があった。
翼と漏れた小さな呟き>>143が思い出される。 1枚1枚違う宝石を埋め込んだ蝶はどうだろう?]
なんかイイ気がしてきた。
[はたと閃くと、急いで沸いたイメージをスケッチに描き止めて、 いそいそと足はパン屋へと向かう。]
(358) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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/* だーかーらーどうしてストーカー側の方に行くかね、俺。
(-165) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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- ラビュリントスへ -
[主の在不在を確認しないのはいつもの事。 店が開いていればいるもの、いなければ仕方ないで 終わらせるが、尋ねた時に主はいただろうか。]
おーいリアントいるか?
[店なのに、玄関から人の家に入り込む様な声掛けと共に 入り込むと、主の姿が見えれば商品の購入等後回しで 浮かんだばかりのアイディアをスケッチブックと共に 捲し立てる。]
ほら昨日言ってた奴な? 翼って言ったら鳥かなと思うんだけど、 蝶の翅って言うのどうだ?
お前さんとリットと親父さん、他にもう1種類 宝石を嵌め込んで4枚の翅。
世界を飛び回るリットにはぴったりじゃないか?
[本人が目の前にいれば目を輝かせて熱く語り、 いなくても、スケッチブックに文字を書き殴り 店員に伝言を頼んでから、客として然るべき行動を 取った後店を後にした*]
(359) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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[ただ本人がいればさりげなく。 いなくてもスケッチブックの端に。]
『蝶は気紛れだからすぐに飛び去ってしまうだろう? もう元の花に戻って来ないかもしれないから、 依頼するなら早目にな』
[そんな言葉を残して店から去っていく*]
(*92) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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[空のない世界で翼を持つ意味。 彼の勧進は、成程、己にはない思考だった。>>352
落ち込む姿も、彼が普段は隠す稚さを垣間見せるようで、 自身が持つ大人の感性を擽ったが、追撃は避けた。 対等を望む彼の臍を曲げるのは、己の望む処ではない。]
私の耳がよく出来ていると云うより、 君に限って言えば、君が純粋過ぎるのだと思うよ。
ほら、そんな眼で見るものじゃない。 君はポスルスウェイト家の当主様だろう?
[身分を改めて口にすれば、過去を現行へ寄せていく。 変わってしまった環境に、変わらぬ彼を寄り添わせて。]
(360) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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―――…私は、君の友人だからね。 これでも優しくしている心算だよ。 子供扱いでは、なく。
[世界に満ちた悲しみの音色を聞いて、 深く沈む職人は、彼の敏い眼差しに笑みを返す。>>*91
愉しげだ。とは指摘しなかった彼の友情に、静かな眼を向けた侭。]
(*93) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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もう、幼心を持たなくてね。 [ひらりと舞わせた掌。>>353 逸らされた視線を追わない代わりに、ストールを鳴らした。**]
(361) 2016/02/28(Sun) 16時半頃
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そうだ。 蝶の目に風景を記憶出来る魔力を込めた宝石を使ったら どうだと尋ねるのも忘れていたな。
[自分の魔力について知っている者は知っているだろう。 知っている者に対して贈る物に使った事はないが。]
誰か覗きしたければ教えろよ? 男の情けで1回限り青春に付き合ってやるぞ?
[そんな紙一重の犯罪を唆す様なからかいすら 聞いた者がいたかもしれない*]
(*94) 2016/02/28(Sun) 17時頃
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[彼の隠し事を見抜けないような付き合いはしていない ただし、これは表面上の話である。 彼の心境、心の奥までを気づけとは男には無理な話 男は自分こそが不純物だと思って居たから
気づける訳が無い。 男にとって人を案じるのは常であったし 日課といって差し支えない、誰かの為であれば良い 誰かが倖せなら、それで良いと飲み込んできた 負担など考え着かないから、交わらない]
……
[無言は嫌いでは無かった 彼も男も口数が多い方でなかったから 喋ることは少ないときでも、問題ない友人関係だった その筈が、今影を落とす地面のように遠く
最悪の予感は男の心に深く落ちていった]
(362) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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[彼に取り残すつもりは無かったとしても 男は取り残されたと今ひしひしと感じていた 驚きが分からず、彼との間に流れる大河が出来る]
あ……
[名前を途中で遮る声に失言したと気付いた 思わず言ったこと、それは彼を案じていた男にとって 言うてはならなかったことだった、そのはずなのに
目の前の瞳が揺れる こんな時でも男の瞳は真っ直ぐに見てしまう 泣いた友を慰めようとした昨日は遠い 手を伸ばそうとした、すまなかったと言い 街中に沈む夕日を見ながら、ゆっくりと話合えば、まだ]
………、そうか
[残酷な言葉に男の手が滑り落ちた そのときの顔をきっと黒猫だけが知って居る 濁りが増していく、ぐっと落ちた手は握り締められ]
…すまない、まだパトロール途中だから
[震えた声に問いただす余力は無く 断りを入れて彼から去っていくだろう 本心ではない、心配しなくて大丈夫など本心ではない
そう思い込みながら、男は友から背を向けた*]
(363) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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…どこで間違えた?
[音がする、醜い音だ。―――醜い地を這う声が哂う*]
(*95) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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/*さらりとシェニに未来軸で回されたな… んー、選択肢に俺入ってない感じかな…?
というか、多軸になっちゃうけどお返事しても大丈夫だろうか?
(-166) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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―→墓地―
[職人街を抜けていく とある工房をその際覗いたけれど>>283 其処に誰の姿も確認できなかった、締まった扉 それが今の距離である 会いたいと願っても、隔たれてしまう]
…今更何を、…
[思わず口にしたのは自虐めいた言葉 駐在所には戻る気もせず、カランと自転車が回る 沈む虹は太陽にも星にも届かない この街に、そんなもの存在しないのだから
父と母、そして弟の墓に足運んだことは少ない そこにも誰も眠っていないと知って居た 男が向かうのは、もう1つの墓である
其処にはやはり誰も眠っていない
――誰も、誰も、男が想う人は眠ってなどいなかった**]
(364) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 17時半頃
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[虹の中に静かな碧眼が映りこむ。>>356 その静けさとは程遠い力で棘を押し込む声に、 幽かに唇が震えて吐息が零れた。
彼の「耳」はそんな吐息さえも聞きとって、 その心を読み取ってしまうから。 必死で重く、冷たく、鋭いものを喉の奥へと飲み干した。]
…マラクがヴァイオリンよりも誰かを好きになる姿が想像できないわ。 でももしそうなったら、是非教えてちょうだい。
[胸を砕くものがあると嘯く男の言葉のその奥の 本当の音色は聞き取れない。
時に胸を抉るような言葉を突きつけながら、 いつだって彼の言葉に偽りはない。
リラと、夫。 失われていく自分の音色と、新たに描かれた幸福の図。
そこに至る答えを押し隠し、何でもないことのように振る舞う。]
(365) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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恋に堕ちたら…
[涼しげな男の表情からは あまりにかけ離れた烈しさが>>357どうにもそぐわなくて 込められた言葉の意味を上手く拾えない。
天秤の上に乗せられたその重さも熱もひどく遠いもののように思えた。
静謐湛えて崩れることのない職人の烈しさを リラ弾きが垣間見たことがあるとするなら 過去に一度だけ。
泣きながら壊れたリラを差し出したその昔。
職人が命を吹き込んでいったその時だけ。*]
(366) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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─ポスルウェイト邸─
[屋敷を訪れ、主が、幼馴染みがいなければまた後で来ようかとも思っていた。 けれど、幼馴染みがいないときに訪ねるのも初めてではない。 基本的には先に約束を取り付けておくという違いはあれど。 帰ろうとすれば、使用人によければ中でまっていないかと言われれば、少し迷ってお邪魔させてもらうことにした。
彼には、聞きたいこともあったから。
そうして主の帰りを迎えれば、驚く幼馴染み。>>335 それに申し訳なさそうに苦笑を浮かべた。]
いや、商売じゃなくて…… ちょっとした頼みごとを……
[頼む内容はおおよそコーラリアへとしたものと同じこと。 理由も話せば、快く手の中へと紫の宝石が渡された。 それを大事そうに、宝石袋の中へといれた。
それから、彼の今はなき右目へと目を向けポツリと]
シェニさんは……もしも星が手に入るのなら、多少の犠牲は厭わないですか?
[星を手にするために、自らの右目と、弟との絆を失った彼にこんなことを聞くのは酷だろうか。
でも、多分、 己の夢を一番に理解しているのは彼だから。 だからこそ、彼に聞きたかったこと。]
もしも、とある場所に星があるとしたら。 けれどその場所は危険な場所だとしたら、シェニさんなら、どうします?
[普段は明るい表情を、暗く落として眉を寄せて問う言葉。
空が見たい。 太陽を、雲を 月を、星を
それが見れたら、見せられたら きっと何かが変わると思ったから。
けれどそれがもしも危ない途ならば。 いや、少しくらいの危険ならば元々覚悟はしていたのだ。 けれど、昨夜あの男が告げた情報は、今までの事とは少し違っていて。
だから迷って。 けれどそれでも行きたいと思った。 きっと他の誰かに言ったら反対されそうなことだけだ、目の前の彼なら、 共犯者の彼なら、応援してくれるだろう。
もしもの話と告げながら、 彼へと向ける眼差しは、期待と不安に揺れ動いた。**]
(367) 2016/02/28(Sun) 17時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 17時半頃
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――少し前・街中の散歩―― [芸術家らしい繊細さと裏腹な磊落さを>>338 矛盾なく持ち合わせた男の物言いは リラ弾きの娘にも気後れを感じさせない。]
指によく馴染んでいるから、少し弾くくらいなら平気です。 でもさすがに仕事の時は弦に引っかかってしまったら困るから その時はしまってあるんです。
[気が乗らない時は気が乗らないものと 年数かかりきりの依頼も多いと嘆いている注文主の話ももれ聞くが そのあたりの自由奔放さも 芸術家のこだわりなのだろうか。>>339]
(368) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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お待ちの人には申し訳ない気がするけど、 そのおかげでコーラリアのお店が繁盛しているんだったら 私はそれにもお礼を言った方がいいのかしら?
[待ちきれず、幼馴染の雑貨屋に わざわざ彼の作品を求めてくるお客さんも多い。 さすがにそれが我が身の――しかも結婚指輪となれば 笑えない話なのだけれど。]
お婆さんになるまで結婚式が出来なかったら困ってしまうわ。
でも…この指輪なら、欲しくて何年だって待ってしまうかも
[自分の指にはめられた指輪を見つめて 年単位で待たされると分かっていながら、 それでもこの芸術家の作品を求めて止まない人間が大勢いるのが 改めてよく分かる。
身を飾る装飾品をあまり求めないリラ弾きにも、 思わず見とれてしまう魅力があった。]
(369) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 18時頃
駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 18時頃
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/* 全方面に土下座とありがとうを。 ものすごくわがまま言った自覚はあるので、本当に、すみません。
上がるのはコアタイムになりますが、ひとまずこれだけ。
(*96) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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[芸術家の腕は、姫君を助ける騎士ではないけれど、 劇場の美しい女神像を癒す御業はどんな名医でもなく、 彼だけが成せるもの。>>339
耳元に噴きこまれた冗談に>>340、思わず笑い出してしまえば 言った本人も余程おかしかったのか、噴きだしてしまう。]
残念ながらアントニオだって騎士様、って柄ではないわね。
[笑いながら、思わず顔を見合わせて、 けれど話がリラの音色に及べば その笑みも凪いだ静けさを湛える。]
(370) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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[職人に突きつけられた事実をリラ弾き本人の口から語るには、 まだ心がざわめいて止まない。]
変わる…ことが良いことなのか悪いことなのか 私にはまだ分かりません。 どうやって受け入れるかも、まだ考え始めたばかりですもの。
幸せなまま幸せな音色を奏でられたらいいのだけど、 幸せだと浮かれて音を壊すことがないように――
でも、どう『変わって』しまっても、 この子と一緒に歌い続けられたら、それだけでいいんです。
[この音色が壊れるくらいなら、 自分が壊れてしまいたい、と願うほどに 愛した音。*]
(371) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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魔女が来た日の記憶
[男が街に出るようになってから数年。
男と弟に纏わる噂話は既に風化していたように思う。
それでも男は、とても、とても細心の注意を払って資産家の後継ぎとしての顔を作っていった。
何も言わずにいてくれる幼馴染兄弟のパン屋以外は、子どもの頃世話になったような店の類には近寄らない代わりに、弦楽器職人の工房だとか、芸術家の工房に足を運ぶ。
失くしたたくさんのものを埋めるように、養子に出た後に身についた嗜好を満たすことで、愚かな罪を犯した幼い自分と決別し、新しい自分になろうとした。
しかし、手に入れられなかった星のこと。 その夢だけは、ずっと胸の内にあって。
それを屋敷で口に出すのは禁忌のようなもの、だったから。
だから、封をしよう。 幼い自分と決別するために、と男は思っていた。
20の誕生日を迎える頃のこと、いつものように街に出ると知らない店が出来ていて。
物珍しさに惹かれて入ったその店の商品は男の好む芸術とは全く違ったけれど、確かな魔法の腕が施された其れ等に、興味を示したのはあるべき姿の自分とは異なる自分。
封をしたはずの星を欲しがる幼い子ども。 何でも手に入る生活になってもまだ、手に入らないもの。
もしかしたら、と思ってしまった。
突風のように現れた少女が残酷にも塞いだ夢の封を剥がした音が聞こえ た気がした。*]
(372) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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[昔も、今も どうしてだろう、心の奥底は誰のものもわからない
長く離れてしまった兄は勿論 目の前の、幼馴染のものも>>362]
(373) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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[右半分はぼろぼろで 箒が無ければきっと診療所に向かうのすら時間がかかる 自分の脚の代わりに箒で空を飛んで 魔改造で雷を落とされて そんな日常が、幸せだったんだ。でも
それも、皆――狡くて弱い卑怯な自分が得ていいものじゃない
小さくあ、と呟かれた言葉と滑り落ちた手が、彼と自分との間に今 川を造ったのだろうな、と思う>>363 その手が触れぬを哀しく思うと同時に何処か安堵する自分が居て
黒猫は心配そうに両者を見て にぃ、と切なげに鳴いた]
っ、ぁ、まっ……
[パトロールの途中だと向けられる背に 待って、と。そう言いかけて 伸ばした手を所載なく彷徨わせ、落とす 大丈夫じゃない。でも大丈夫にならなければならない 言い聞かせて、自分も彼から背を向けて
嘗てと同じ様にか公園へと。空からではなく大地を踏んで ――歩みを、勧めた*]
(374) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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― 公園 ―
[夕方の公園は、兄の、幼馴染たちの名を 泣きながら叫び呼んだ日と同じ様に鮮やかな橙に染まる それももう直ぐ、紫苑となって宵闇に包まれるのだろう
ずきずき、と此処まで歩いた所為だろう脚が痛む ベンチに座り、メアリーに先日渡された人工宝石を脚に当て 流れる脂汗もそのままに、隻眼を向けるのは地平線 先程言われた通り、こんな体で遠くへと行くなど 無茶もいいところだ。自分でも思う。でも]
それでも。俺は [鞄から取り出した”太陽”を握りしめて ほとりと一粒零れ落ちる雫に、隣に座る相棒はにゃぁと心配そうに鳴く 呼んでも、泣いても、叫んでも 今も過去も、手を握ってくれる人は誰も、いない*]
(375) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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/* ヴラドさんとのフラッグをバッキリ折った気しかしないという(ふるえる いあ、ヴラドさんは従兄弟さん狙いだろうし 丁度良かった、のか……?
(-167) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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[生みの親ではなくても、育ての親は敏感だった。
多くのものを与えても、然程喜びを現さない、 表面にとり繕ったような礼しか言わぬ息子が 喜色を顔に露わにするのはいつも、
自分で何かを手に入れた時。 なにか良いものを見つけた時。
そして今回見つけたものが、後継ぎにとって、よろしくないものだと気づいてしまった。
養父母から街を出る話が出たのは、そのすぐ後のこと。*]
(*97) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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― 診療所 ―
[診療所の入口で呼んだ声と咳き込む音が、>>347 奥の部屋まで響いていたことなんて知らずに。 覗いた部屋から返ってきた幼馴染の声に私は微笑んだ。>>348
幼い頃の私は、先生の仕事を手伝っているメアリーに憧れて 私もやりたい言って、手伝いを申し出たけど。 瓶の中身を散らかして、余計な仕事を増やしてしまった。 あの時もメアリーも先生も、怒りはしなかった。 怪我してないか、私を心配してくれた。
怒られなかったことにはホッとしたけど。 ほんの少し寂しかったのは、何故だろう。 反省した私は、迷惑をかけないように今も部屋の外で彼女を待つ。]
風邪ってほどでもないけど、引き始めなのかも。 先生は疲れてるんじゃないかって。
うん、ここで待ってる。
[頷いてそっと注意して部屋に入り、>>349 扉のすぐ近くの椅子に浅く腰掛ける。 くるくるとメアリーの器用の動く手を見ているのは、楽しい。 子供達には怖がられてると思ってるみたいだけど、 薬を作る時の真剣な眼差しは、素敵だと思う。
自慢の、姉のような私の幼馴染。]
(376) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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今日はね、バイトがお休みになったの。 だから時間は大丈夫なんだ。
メアリーの仕事が終わってからでもいいんだけど、 できればあったかいうちにスコーン食べたいなぁ。
[スコーンの入った紙袋を抱えたまま、うきうきと待っていれば。 手を止めたメアリーに嬉しくなって、立ち上がった。]
やった。 私ね、メアリーが淹れてくれた ハニージンジャーが飲みたい!
[また手の中から紙袋ごと、持ってかれてしまうけど。 子供の頃のように手を繋いでもらえば、 私は微笑んで、並んでキッチンに向かおう。]
(377) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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そういえばね。 ここに来るまで、マラクさんに会ったんだ。 ちょっと珍しいでしょう?
それで、診療所まで送ってくれたんだけど……あ。 メアリーにね、伝えてって言われたんだっけ。 「そろそろ時期だろう」って。
なんのこと?
[キッチンでメアリーがお茶を用意する横で、 お皿を借りてスコーンを並べた私は椅子に腰かけ。 子供のように足をぶらぶらさせながら、 さっき聞いた言伝を思い出して伝えてみた。>>302]*
(378) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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/* いいいいいま、>>325が二回はりつけられてるのに気付いて顔覆ってる… こころのめで、いっこ、けしてください…orz
(-168) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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[長い長い沈黙。>>354 それを破ったのは自分の手に乗せた宝石を見た時だった。
怖いか、と尋ねられる。 自分の緑と赤を混ぜたような宝石の色。>>355 身体が動かなかった。
これは彼女の宝石。 怖い、と言えば彼女の宝石を否定する。 ――でも。]
怖くない、だって―――それは俺の瞳じゃない。
[両方の瞳がこの色だったらいいんだ。 片方ずつの色が違うから、だから怖い。 そう告げる言葉は冷静で、十歳児には見えなかったかも知れない。]
(379) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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[乗っけられた宝石を、ぎゅっと握りしめながら彼女の掌へと戻す。]
俺クロードっていうんだ、君はなんて言うの? あとね……簡単に宝石を出しちゃダメだよ。 死んだ父さんが言ってた、見ず知らずの人に渡しちゃダメだって。
――でも、有難う。 俺を元気づけようとしてくれたの?
[思わずふんわりと笑みを浮かべた。 瞳は既に黒に覆われているが、綻ぶ口許を見れば分かるだろうか。 ようやく人前で笑えたことを。
自分より少し大きい彼女。 開いていた距離を少し縮めて、小さく告げる。]
(380) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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ありがとう。
[ぶっきらぼうなりの、感謝の言葉。*]
(381) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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/* ねぇ、ねぇ待って天使? 天使なの?
私ラリッサの背に羽があっても驚かないわ
え、大丈夫? 私大丈夫かな?ちゃんとヤンデレできるかな? めっちゃ甘やかしたいんですけど!
(-169) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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/*うちの兄貴、昨日のコアとか全然いらしてないけども、大丈夫なのかな? 赤窓にはいるのかな?
そして見た感じシェニさんがクリスタかなー? 赤窓気になるなー。
(-170) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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[ずっと年長として下の面倒を見ていた男は年上の友人に対し対等を望んだ。
男の持つ子どもじみたプライドは身分を得る前からのこと。
この友人は、男の過去を知らない癖、扱いがとても上手い。]
純粋って…僕がわかりやすいって言いたいの?
[言葉を変えた子供扱いじゃないのかという文句も、 そんなことを気にすること自体が、あるべき自分ではないと気づかされるのは現実に引き戻す家名。>>360 男の今の役割。]
だから、わかってるって。そんなこと。
[そう、いつもの台詞を返して、そんな目をするものじゃないと言われた目を逸らす。]
(382) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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…わかってるよ。 君の、良い趣味に付き合わされるだけのつもりはないからさ。 友人、だからね。
[子供扱いではなく優しくしているというのは、本当なんだろう。>>*93
わかっているから、敢えて言わない。 深く静かな瞳の中が満ちるものが、誰かにとって残酷なもの、だとしても。]
(*98) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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マラクも偶には幼心も取り戻してもいいんじゃないの。
そんな年寄りみたいに悟ってるから浮いた話もないんだよ。
[昨日のはぐらかされた話題を蒸し返して、マラクと話すオペラがまた悲しい顔になりやしないかと少し心配にはなったが]
クリスタ、また、開店してる時にね。
[増えた来客に少し気まずさも和らいだことに感謝して、3人に手を振ると家路についた。*]
(383) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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/* できればあったかいうちにスコーン食べたいなぁ>>377
ってさぁ! ってさぁ!!! スコーンの入った紙袋持ってうきうき待ってるんだよ?! 乳棒なんかダァン!!と机に叩きつけて今すぐお茶にするわっ!! なんだこの可愛い幼馴染!確信犯か!
あーもう、かわいい…(ごろんごろん うん、でも大丈夫。 分かってる分かってる。 三分の二の確率で彼女はマラクかギュルセルのものだって。 大丈夫、分かってる分かってる。
二人に愛して壊されるラリッサもきっと可愛い。
(-171) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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/* こんばんわ。様子伺いに参りました。 >>*68マラク ヴラドの、確かな返事がまだないように見ていました。 保留のまま、リットのことも含めて考えたい、と。
>>*72ヴラド 改めて、「決まった」で宜しいでしょうか?
リットの件は、
(*99) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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→屋敷
[商売ではないと、申し訳なさそうにリットは言ったが、商売よりも頼みごとの方が実のところは嬉しい話だ。>>367
宝石を受け取ったリットが、ポツリと話し出したのは、男にとってはあまり、触れられたくない話、だけれど、真剣に答えなければならない話。
その問いの意味は少し考えればわかった、彼の次の旅はきっと、危険なものなのだと。]
既に多少じゃ済まない犠牲は支払った、からね…。 あ、別にこいつのことはどうでもよくて。
[リットの向けた視線の先、自分の右眼を眼帯の上から指で軽く叩く。 多大な犠牲にしたのは弟の身体に、心。]
…リット、僕は君に危険な目にあってほしくはないよ。 でもね、ごめん、友だちとしてすごく酷いことを言うよ。
[いつもの明るさはない不安げな幼馴染の瞳を真っ直ぐ見つめて、一呼吸おく。 こういう時は、行かないって答えるべきなんだろう。 だけれど、諦めたと告げたクリスタの顔が脳裏に過る。]
…僕なら、行くよ。 何を犠牲にしたって諦めたくない。
君にも、夢を諦めてほしくない。
[彼の兄に、心の中でごめん、と呟く。 自分の弟だけじゃなく、仲の良い幼馴染兄弟の仲まで、裂きかねない言葉。
謝っても許されない罪をまたひとつ重ねてしまうとしても、自分が諦められないことを、諦めろとは言えるはずがない。*]
(384) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
|
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[目の前の彼女は、深く深く傷ついていく。 彼女を支えてくれる腕も、今は遠き地で職務に励み、 リラの音色さえ、彼女の心を脅かすもの。
己が傾倒する、悲しき音色。>>365]
如何したものかな、私は存外はにかみ屋だから。 想いは中々明かせないものだよ、大事にするならするほどね。
[彼女の問いには、明らかな嘘を交えて答えた。 ほんの少しだけ変わった声色も、鼓膜を歪に震わせるだけ。
真実を口にして、赤裸々に他者の心を暴く男は、 己の心を滅多に外へと発露しない。 心情が注がれるのは、やはり、ヴァイオリンの弦の中。 そこでふと呼気を散らせば、緩く首を振った。]
いや、此処は勇敢なアントニオを称賛すべきかな。 ―――…傍で聞いていたと云うなら、彼は理解していた筈だから。
[変ってしまう彼女の心と、リラの音を。 最後の一言は声に変えずに、半歩足を退き。]
(385) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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……オペラ、もしもまた、 君のリラに不幸が振り掛かれば助けてあげよう。
[彼女が材料費すら満足に支払えない事実を知りながら。 修繕には法外の時間と金を掛けると知りながら。>>220>>221
彼女が返せるものなど、何一つないと知りながら。
職人は己の掌を一度翻し、 リラを修復したと同じように目先を横切らせて。>>366]
君が真に、リラを愛するなら、何度でも。
[軽んじてはいけない職人の腕。 不足した支払いは、有耶無耶の中に溶けた侭。*]
(386) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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[年齢に因らぬ老成は、環境が作り上げたものではない。 年下ばかりに囲まれた彼とは一線を画する己の性質。
それを友垣の誼で越えて、彼の矜持を重んじた。>>382]
ああ、こう見えて人を見る目は在るんだよ。 君が何に成りたいか、何が欲しいか。……だとかね。 君にも分かる時が来るよ。自分のことが?
―――…いいや、
(387) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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“私《おとな》のこと”が。
(*100) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 19時半頃
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[最後は口角を引き上げて笑うと、 輪から外れる際に冗句を残す。>>383 彼と己の完成を見せた友情に因る軽口だ。]
空も星も無いのに、君のようにはいかないよ。
しかし、誰も彼も、私に色恋を覚えさせたがるね。 作風が変わった暁には、みんなで笑う心算かい?
[談笑に区切りを付けた彼の背に、答えの要らぬ冗句を発し。 そうして、彼が街で一番大きな屋敷に帰途を選べば、 己はオペラに視線を向け直した。]
さて、私もそろそろ撤収しようかと思うが、 オペラもこれから何処かへ行くと云うのなら送ろう。
車椅子では、何かと難儀だろう?
[最早、彼女の脚と云って等しい車輪。 語尾を持ち上げた声は、常と少し違えた色味をしていた。*]
(388) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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/* >>*99 おつかれさま、コーラリアも何かと世話を掛けるね。
ヴラドの件は早合点。寝惚けていたようだ。 早計な意見を出してしまってすまない。 如何にもうっかりが抜けない。
現状、クロードのログを精査して病みフックは見つけたので、 私ももう少し柔軟な対応が出来るのではと踏んでいるよ。
(*101) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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/* >>*79ギュルセル 私が「幼馴染みの枠」と触れていたのは、ヴラドと同じく同世代の辺り。
勿論、歳が離れていても、幼い頃からのコーラリアを知っている事で、年長組の方々の物語に添える花があれば、活用下さい。
(*102) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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/* >>*101マラク ご理解助かります。 また、先の提案や意見などもありがとうございます。 痒いところに手が届いています。
(*103) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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/* あぁ、ひとつ、言い忘れておりました。 何分赤色に紛れて読み辛いのですが……
皆様がたの、『大本命コーラリア!』という文字に、深海珊瑚共々喜びに身を震わせております。 本当にありがとうございます。
(……こほん。)
それでは、召集令が掛かりましたので暫く失礼致します。**
(*104) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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/* (ひょこり) すみません、残し忘れがありました。
>>*74メアリー 『あと中の人がマラクかギュルセルにストーキングされるオペラを見たいというのもある(これもまたオペラへの病んだ愛)』 といった、同じ赤側への希望的な意見は、どうぞ灰に埋めて下さいね。 宜しくお願いします。**
(*105) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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/* お待たせしました。 NPC役の村建てに中身が透けても、表舞台に影響を受けないと思いますので、どうぞ秘話で構いません。
秘話が見れるモードで待機致します。 が、ログに残る、早く返信が欲しいなど、お気になるようでしたら、外部ツールでどうぞ。
(-172) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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それを破ったのは自分の手に乗せた宝石を見た時だった。
[できればあったかいうちにスコーン食べたい>>377 そんな風に言われれば、特に急ぎでもない調薬作業だ。 乳棒を置いて作業を中断する意思は驚くほどあっさりと 固まり、簡単に作業台周りを片づけて手を洗う。]
そうだな。 ハニージンジャーなら喉にもいいし。
[自分が思い浮かべた飲み物を、同じようにラリッサも 思い浮かべていたことが素直に嬉しい。 その感情は顔にも声にもあまり反映されなかったけど。 五指を絡めて繋いだ手に、ほんの少し力がこもる。
託児所で親の迎えを待つ子供たちを優しく撫でる ラリッサの手は、昔から、いつだって優しく、温かい。
最初は繋いで引かれるばかりだった手。 今は私が前を歩くことが増えたけれど。 手を繋げば嬉しそうに微笑んでくれるから。 私の心は、それだけで優しい色を持つ。]
(389) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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伝言…、あぁ…。
[ポットで茶葉を蒸らしながら、伝言の意味を問われて、 ほんの少し答えに困る。いや、結構、かなり。 十年以上続く師弟関係は未だ師父にも秘密で、私が楽器を 弾けることはマラク以外の誰も知らない…はずだ。 隠していたつもりはない。 ただ、言う理由ときっかけが無かっただけ。
楽器が弾けると分かれば、リラ弾きのオペラは喜んだだろう。 けれど話そうとは思わなかった。 オペラに共演を望まれても応えられる自信がなかったから。 持っているヴァイオリンは名器だが、奏者の腕は三流以下だ。 プロである彼女の腕どころか、師であるマラクにも劣る。
それに…。 私が楽器を演奏できると知ったら。 この、心優しい幼馴染は。 また、一人取り残されたような気持ちにならないだろうか…?]
2016/02/28(Sun) 20時頃
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[同時に思う。
―――優しいその手を独占してはいけないのだと
それは禁忌にも似た境界線。 ラリッサが思っている『姉のような自慢の幼馴染』で 居続けるため、絶対に超えてはならない領分。]
(*106) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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[キッチンへ付けば、スコーンの入った紙袋を渡す代わりに 繋いでいた手が解かれる。]
皿、いつものところにあるから。 出してスコーンを並べておいてくれるか?
[そう言って頼んでしまえる程度には知っている場所。 子供の頃はオペラやヴラドも交えて、何度かここでお茶会の 真似事をしたのが、今となっては懐かしい。
スコーンの用意をするラリッサに背を向け、 魔法を込めた宝石で湯を沸かしながら少量の生姜を すりおろす。それにはちみつを混ぜると、 ポットと茶葉ば用意した。]
マラクさんが外に? へぇ…、確かに珍しいな。
[診療所の前まで来ていたのなら、少しくらい寄ってくれても よかったのに。そんな事を思うのは、部屋にあるヴァイオリン のことが気にかかるから。]
(390) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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伝言…、あぁ…。
[ポットで茶葉を蒸らしながら、伝言の意味を問われて、 ほんの少し答えに困る。いや、結構、かなり。 十年以上続く師弟関係は未だ師父にも秘密で、私が楽器を 弾けることはマラク以外の誰も知らない…はずだ。 隠していたつもりはない。 ただ、言う理由ときっかけが無かっただけ。
楽器が弾けると分かれば、リラ弾きのオペラは喜んだだろう。 けれど話そうとは思わなかった。 オペラに共演を望まれても応えられる自信がなかったから。 持っているヴァイオリンは名器だが、奏者の腕は三流以下だ。 プロである彼女の腕どころか、師であるマラクにも劣る。
それに…。 私が楽器を演奏できると知ったら。 この、心優しい幼馴染は。 また、一人取り残されたような気持ちにならないだろうか…?]
(391) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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[心の中で、少しだけマラクを恨む。 暗号めいた伝言の意味を尋ねたのが他の誰かであれば、 適当に誤魔化すことに罪悪感など持たなかったのに。
子供のように足をぷらぷらさせながら、 皿に並べたスコーンを前に飲み物と疑問の答えを待つ ラリッサに、答えをはぐらかすのも、嘘を付くのも…。]
クロードの、ね。 右目の定期検査だよ。
[ラリッサが待つテーブルで、甘い匂いを漂わせる紅茶を ティーカップに注ぎながら。 視線は手元に注ぎつつ、注意深く嘘と真実を織り交ぜる。]
こちらから言わないと、彼はなかなか検査に来ないからね。 毎回マラクにも、ちゃんと検査を受けるように言ってくれ と頼んでいたから。 それで気にしてくれたんじゃないかな?
[中身の減ったティーポットをテーブルの上に置いて、 ラリッサの対面に腰を下ろす。 テーブルの上にはふたつのティーカップとスコーンの乗った皿。]
ほら、冷めない内に食べるんだろう?
[温かなハニージンジャーを一口喉の奥へ流し込んで、 つく必要のなかった苦い嘘を胃の腑へ落とす。*]
(392) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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/* 大本命コーラリア! (訳 お疲れ様です)
俺は候補から外したお二方以外は対応できると思いますので。 今日は以降ロル落とせるとこは落としつつ、更新までは長く席外したりはないかと(発言なくてもチラ見してます。
(*107) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* >>*105 失礼しました。 確かに不必要な発言でした。
マラクとギュルセルのお二人にも、申し訳ありませんでした。
(*108) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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[ころりと話題を変え、己の姿を写したいと言われることに>>341 数度目を瞬かせた。]
私の? ギュルセルさんの作品のモデルなら 劇場の姐さんたちがこぞって手をあげそうですけど
[聞いた瞬間目の色を変えるであろう女優たちを 幾人も思い浮かべることが出来る。
何故にリラ弾きなのかと問えば 幼馴染たちからの依頼に関することだと聞かされて それならば断わる理由など何もないと喜んで頷いた。]
髪の毛…別に構いませんよ。
[目新しいモチーフでも探しているのだろうか、と 芸術家の頼みにその場でぷつりと引き抜いた髪は 背中を覆うだけの長さとあって、1本でもそれなりに目立つ。
モデルに関する日取りは 劇場のスケジュールを確認してから、とだけ約束をして 車椅子のリラ弾きは長身の芸術家に分岐路で手を振った*]
(393) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* 誘導とか示唆とかそういう意図はなくとも、確かに不当ではあったな… 単純にマラクとギュルセルの第一希望だったから 「頑張れ二人とも!私はどっちがオペラストーキングしても美味しく見てるぜ!」 ってエールなつもりだったんだけど。 あとオペラ宛てにね。間接的にね。オペラに愛が無いわけじゃないよと。
まぁ余計な事だったなぁ。
(-173) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* \ 大本命コーラリア! /
>>*103 流石に彼是合わせてストーカー六回目なので、 少しでも経験が役に立ったようなら何よりだよ。
メアリーもどんまい!
(-174) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* 村建てとしては不安要素は大きくなる前に潰すべきだしな。
村建て様、ご迷惑おかけしました。
(-175) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* はっ!寝かけてた うとうとしながらみてよ……(どこも多角地帯)
(-176) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* ふむ。赤側のターゲットが落ち着いたと見える
(-177) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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[怖くない、その言葉を引き出すことには成功したが、 所詮は子供の浅知恵。全てもくろみ通りとは行かず、 歳下とは思えない冷静さで「怖い」と思う理由を語られた>>379
渡した血玉髄は一度強く握りしめられ、 子供の温もりを移して返される。>>280 子供らしい口調で、子供らしからぬ説教を交えて。
次いで向けられる、ふわりとした笑み。 最初に赤を見て以来、初めて見るクロードの笑みに、 自分の中のよくないものを見透かされるような気がして。 さっと目を、反らした。]
――――ッ
[少しだけ近づく距離と、ありがとうの言葉に。 返す言葉も、表情も、思いつかなくて。 どうすればいいかと悩んだ末の行動は、 兄貴分の幼馴染を真似た行動。]
べつに。
[ようやく人前で笑った少年の頭を、不器用な右手が撫でる。 クロードに名前を教えることができたのは、 結局彼が診療所を出る間際だった。**]
(394) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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――現在・『Aria Manque』―― [羽根が舞い散る、なんて幼いころはお伽話に憧れて 夢見たりもしたものだけれど 舞台衣装でもないのにそれは恥ずかしい、と>>352 どう伝えればいいのか分からず、 リラ弾きは曖昧に微笑むに止めておいた。] 次の舞台で演出に使えないか、相談してみますね。
[温厚な人柄ではあるが、 さすがに出資者の不興を買うのは望ましくないと 控え目に提案をしてみる。]
そうだ、クリスタ。 舞台道具の光源用の魔法石が足りなくて買いにきたの。 前回と同じものを2セットお願いね。 稽古に使う分が緊急で必要なだけだから、 後は改めて担当の人が注文をしに来ると思うの。
[寄り道のせいで忘れかけていた注文をクリスタに頼み込めば、 彼女の浪漫ではなかったかもしれない着実な仕事を 仕方ないわ、と引き受けてくれるその姿に微笑みかけた。*]
(395) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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…マラクの嘘なんて初めて聞いたわ。
[たとえそれが冗談であっても。>>385]
だって貴方が一緒のベッドに眠るのなんて お弟子さんかヴァイオリンの部品くらいだもの。
[だれが聞いても冗談で済む他愛のないやり取り。
誰にも気がつかれない程度に目を見張ったのは 夫の名前が出た時だけ。
夫は奏者でも職人でもない。 けれど、変わっていく音色を知っていたのだろうか。 気がついていたのだろうか。 それでも]
(396) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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[『助けてあげよう』 『何度でも』>>386
その言葉に頷かないわけがなかった。
目の前をマラクの指先が横切る。 リラに命を吹き込むその指と、 彼の工房はリラ弾きにとっての聖域。
嘘のない彼の誓いならば、信じてもいいのだと。 信じたいと、頤が小さく下へ揺れた]
(397) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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[クリスタに用件の包みを用意してもらう傍らで 友人同士の気兼ねないやり取りを交わしていたマラクが リラ弾きを振り返る。>>388]
荷物を届けに劇場に帰るだけなのよ。 いつもの道なんだし、何もないと思うんだけど。
[必要以上に子ども扱いされているようで言葉に詰まりながらも、 目的地まで送ろうというマラクの申し入れを受け入れたのは、 昨夜のパン屋の店主の忠告と、 先ほど寄ったばかりの駐在所の幼馴染の心配。
何かあってからでは遅いのだと言う彼らの心配も分かるから、 手助けしてくれるその腕に、素直に甘えることにした。]
それじゃあせっかくだし、ナイト役をお願いしてもいいかしら?
[彼の言葉は胸を切り裂くけれど、 その存在はいつだってリラ弾きにとって欠かせぬものだから。
曖昧さに溶けた報酬の行方も、何も知らぬまま、頷く。*]
(398) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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- 少し前・リラ奏者と -
[指によく馴染んでいるらしい指輪>>368を上から見下ろすと やはりオペラ嬢を引き立てる彩だと目を細める。 その指が奏でる音は妙なる幸福と不幸を唄う。]
そりゃ仕事の時はリラよりお嬢ちゃんを 目立たせてしまうから気を付けないとな。
サイズアップしたらちゃんと直してやるから 恥ずかしがらずに言えよ?
裏口から言いに来る婦人だっているから、安心しろ。
[幸せ太りしたらと女性に対して自由奔放ではすまない 失礼極まりない台詞も平然と口にしながら。
指輪を嵌める指が無くなったら。 弦を弾けなくなればどんな嘆きを奏でるだろう。
想像するだけで楽しげに喉を鳴らして笑うが、 ただの性質の悪い冗談で笑っていると思われるだろう。]
(399) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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そうか。 じゃあコーラリアから もう少しお礼もらったほうがいいかもな。
[どうやら自分のお陰で雑貨屋も繁盛していると 勘違い甚だしく言い切りつつ、先延ばしになっても 待っているとまで言われると>>369、照れたように頭を掻いた。
注文主から褒められるのは慣れていると言うか 聞き流すばかりだが、大概そんなに待てないと ヒステリーを起こす者ばかりなのに。]
お嬢ちゃんは忍耐強いな。 ずっと待ってたから旦那が現れたんだろうな。
[会うべくして会ったと言うべきなのだろうか。 だがオペラ嬢には旦那は騎士では無かったらしく、 2人で笑いだす羽目になる。 道行く者が不思議そうに振り返っても気にしない。
お嬢ちゃんにこんな笑みを与える旦那はどれ程の人物だろう。 純粋に沸いた疑問。]
(400) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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劇的な運命の騎士様じゃ無かったら、 どんな出会いでどんな熱烈な愛の歌を唄ってくれたのか。 ちょっとおじさん、興味あるな。
だってこんなに笑顔になってるから。 誰かを笑顔に『変える』事が出来るなんて 俺は羨ましいよ。
[最後は嘘偽りない言葉。
楽しげな会話はオペラ嬢の声が凪いだ事>>371で音を変える。 まるで自分に言い聞かせるように紡ぐ姿は 修道女の様に潔く、美しかった。
その清らかな百合と同じく、それ以上に。 手折られても彼女は悲鳴すら上げないかもしれない。]
幸せなまま。 ……そうだな。
ただ。 幸せに停滞し続ければ音色も鈍る。
お嬢ちゃんにはその心配はなさそうだが。
[一緒に唄い続けたいと願うオペラ嬢の張り詰める糸。 やはり高潔な百合と重なる。]
(401) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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俺には真似出来ない高潔さだ。
[心底感心したと呟いて、渡された1本の黒髪>>393に 心奪われたとでも言う様に、ほうと息を吐く。 リットやガラーシャ、自分の髪とは違う。]
綺麗な髪だな。 これ自体で楽器の弦になりそうだ。
女って根本的に髪質が違うのか? それとも特別な手入れをしてるのか?
[唸りつつも、手に入れた髪をくるくると巻き取り、 懐から取り出したハンカチに包むと大事そうに仕舞い込む。 これで目的は達成。 モデルの約束も貰った所で。]
あ、ペンダントの件。 もしかして秘密だったかもしれないな……。
……面倒臭いかもしれないが、あの2人から プレゼントされたら大袈裟に喜んでくれ。
[別れる寸前に、物凄くしまった事をしたかもと 気付いて慌てて口止め。
そして最後の最後にまた思い出す。]
そういや、今日地震が揺れたの知っているか? 何かあったら助けを求める方法、ちゃんとあるのか?
もし何か手助け出来る事があったら、旦那が戻って来るまで 手伝ってやるわ。
[軽く腕まくりをして力瘤を作ると、その方法も与える事を 忘れて別れてしまうのだった*]
(402) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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夕刻過ぎ・公園
[リットとそれからいくらか会話をしたろうか。 彼を見送った後、日は傾き始めていたが少しだけ散歩をすることにした。
滲んだ虹色を昨日見たせいか、久々に思い出した記憶。
絵本と、弟と、泣いている少女。
メアリーに弟に歩み寄るとは言ったものの、今日はまだ弟の姿は見ていない。
そういえばあの本はどこにやったんだっけ。 生家の部屋に置いたままだったか。 もう、自分の私物など捨てられているだろうけど。
そんなことを考えていたからか、足は 自然と公園に向いていた。]
…ガラーシャ。
[公園には一人、ベンチに座る弟の姿。>>375
また、具合でも悪いのだろうか。 昼間に聞いた暴走をまたやらかしたのだろうか。 昨日拒絶されたばかりだというのに、その姿を見ればまた同じように駆け寄っていた。]
…ガラーシャ、また具合が良くないのか? メアリーか、ヴラド呼んで…
[こようか、と言いかけてやめる。 それではずっと平行線だ。
自分から何かしようと動いたことはあるのか、と問いかけたメアリーの言葉が頭を巡り]
家まで送るよ。
[そう言って、十余年ぶりに弟に手を差し伸べた。*]
(403) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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[危険な目にはあってほしくない。>>384 その言葉に、きっと自分がどうしてこんな事聞いたのかなんて知れているのだろう。 元々嘘をつくのが得意というわけではないのだ。
だから、バレてしまったとしてもしょうがない事だろう。
彼は酷い事だと謝るけれど、その言葉には苦笑を浮かべて首を振る。 だって、己は、止めて欲しいのではなくて、応援してほしかったから。 背中を押して、ほしかったから。
だから、兄やヴラドではなく、彼にこの話をしたのだ。]
ううん、謝らないでください。 俺も、諦めたくない…。 諦めたくないです。
[揺れていた瞳は彼の言葉で不安の色をなくしたか。 やはり、諦められぬ夢だと自分の中でも確信も出来た。 もしかしたら危険なのかもしれない。 けれど行く決意も。
余計な力が入っていたのだろう。 ホッと息を吐き出せば、肩が下がる。]
ありがとうございます。 突然変な事聞いちゃってすみません。 なんだか昨日の今日で早速俺の方が人生相談しちゃいましたね。
[昨夜は自分が彼の相談に乗るとまで言ったのに、一晩たっただけで自分がする側になるなんて。 情けないな、なんてつい笑ってしまう。]
(404) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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あ、そうだ。 もう一個!
シェニさん今晩って忙しいです? その、兄貴が夕飯に美味しいビーフシチュー作ったって言ってて…
他の人ももし良かったら誘っておいでって。 シェニさんだったら兄貴も喜ぶと思うし…。
[朝兄に言われた事を思い出せば、夕飯の誘いを彼へと。>>92 忙しい身の人だから、もしかしたら来れないかもしれないけれど。
それと。 本当は彼の弟も誘おうと思ってる。 なんて事言ったら、余計に来てくれなくなるだろうか。
旅立つ前に、一緒にと思ったのだけれど、彼の返答はどうだろうかと顔色を窺った*]
(405) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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/* ぎゃああ、リットごめん!!
(-178) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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/* もしかして夕刻にしちゃだめだったのかな 今日1日朝時間……? やべえわかってない(ふるえる。じかんまいご
(-179) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 21時半頃
旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 21時半頃
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/* 普通に日替わりしたらお昼のサンドイッチ食べようとか、その後でガラーシャの所にも絡み行こうとか 考えてたら真上にシェニさんの夕刻過ぎって見えてめっちゃドキドキしてる…。
あれ?これまた時間軸迷子になるぱてぃーん?
(-180) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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/* 村内時間は進行次第ですが、1日目以降原則リアル48時間=村内12時間(昼時間・夜時間)と致します。 時間軸整理の為、更新後にはキャラの現在軸を指定の時間帯へと移行させるようお願いします。
つまり 48=午前 48=午後 で、日替わりして時間軸合わせるイメージやった…。
間違ってたらすみません。
(-181) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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[”太陽”を抱いて、どれ位そうしていたのだろう 脚の痛みは鈍く残っているものの、少し位なら歩けるだろう そろそろ、かえらなきゃ。父も母も今は居ない家に
両親が出張から帰ってくるまであと少し それから、己の考え話して入れ替わりにこの街を出よう そう考えていた時だ。声がかかったのは>>403]
……兄さん
[何時もの様にポスルスウェイト氏と呼びかける事を忘れて 素のまま呼んでしまったのに気づけば、 内心慌てつつ咳払い。動揺を押し隠してぐっと唇を引き結ぶ]
ポスルスウェイト氏、大丈夫です 至って自分は健康ですので。唯少しばかり景色を見ていただけで ……
[メアリーの後に続く名前に、再び動揺が襲い瞳が揺れる 兄の提案に逡巡し、手を伸ばしかけ――なかなか、其れが取れない
今迄彼の為を思い、遠ざけてきたのに 此処で無にしていいのかという思いと 嬉しいと、その手を取りたいという願いが 互いに競いそして]
配達員と一緒に歩くなど……上層階級の方がいいんですか 酔狂にも、程がありますよ
[吐き捨てるように告げる声は冷たい それなのに、手は震えつつも、重ねられていた*]
(406) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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/* ガラーシャに会いに行く時間軸どしよ… どしよ…
(-182) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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[己が魔法店に立ち寄ったのは、リラ弾きの後姿を見かけたが為。 魔法を使わず、人の手のみで一挺を作り上げる職人は、 不思議な魔女にも、魔法を売買する商いにも疎い。
故に、リラ弾きが入手する魔法石には、 聊か物珍し気に視線を落とし、やり取りを視界に納め。>>395]
―――…照れ隠し、と云って欲しいな。
ただ、二つ誤解がある。 ヴァイオリンの部品を抱えて眠るのは作業台で、 クロードを抱えていたのは、子供の頃のことだよ。
……今、二人でベッドに入ったら、きっと狭い。
[弟子の背は然して育たなかったようだけれど。と、 談話に新たな笑気を呼んで、変化を見逃してみせた。>>396
――― 彼女が将来を誓った旦那は真摯で実直な大道具係。 リラの音を変えてしまった罪深い男。 その罪を知っているのは、リラの声を聞けるものだけ。]
2016/02/28(Sun) 21時半頃
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[己が魔法店に立ち寄ったのは、リラ弾きの後姿を見かけたが為。 魔法を使わず、人の手のみで一挺を作り上げる職人は、 不思議な魔女にも、魔法を売買する商いにも疎い。
故に、リラ弾きが入手する魔法石には、 聊か物珍し気に視線を落とし、やり取りを視界に納め。>>395]
―――…照れ隠し、と云って欲しいな。
ただ、二つ誤解がある。 ヴァイオリンの部品を抱えて眠るのは作業台で、 クロードを抱えていたのは、子供の頃のことだよ。
……今、二人でベッドに入ったら、きっと狭い。
[弟子の背は然して育たなかったようだけれど。と、 談話に新たな笑気を呼んで、変化を見逃してみせた。>>396]
(407) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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/* 中々デレが表現できない悲しみ
(-183) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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[彼女が将来を誓った旦那は真摯で実直な大道具係、 或いは、リラの音を変えてしまった罪深い男。
その罪を知っているのは、リラの声を聞けるものだけ。
神妙な面持ちで縦に振る頤は小作りで、 舞台でも良く映える黒髪が流れた。 己の甘言に頷くことの意味を知りもせず。
――― 真に彼女がリラを愛し続けることが出来たなら。
その約束は、彼女の愛に誓って果たされる。 既に変わり始めた音色を、己はよくよく知っていたのに。>>397]
(408) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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- お転婆の魔法屋へ -
[本日の目的を果たし、よいアイディアも浮かんだ。 パン屋を後に、目的地は昨日配達員の箒を劇的に進化させた 相手の元へと向かう。
シェニやオペラ嬢が帰った後だろうが、 看板は未だ「close」のままだろうか。]
クリスタ嬢、いるかー?
[姿が無ければ店の周りをぐるぐると周りながら 呪文のように声を掛け続けた*]
(409) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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屋敷・リットと
[危険な旅だと察しながらも、諦めてほしくないと、普通なら止めるべきなのに自分の我儘で背中を押したのに、リットがほっとしたような顔を見せたから、自分は間違えていないよな、と自分に言い聞かせる。>>404]
…うん、リットが諦めたくないってわかって、良かったよ。 もし引き止めてほしかったなら、どうしようかと思ったけど。
いつも世話になってるのは僕の方だから、相談くらい乗らせてよ。
[偶には年上ぶってもバチは当たらないでしょう、と。 情けないのはむしろ先刻前までの自分だ。 自分の夢の話を、年下の女の子に押し付けて、責めたんだから。]
え、この後…、は、特に用事は、ないけど。
[食事の誘いは嬉しい。>>405 しかし、リットが危険な旅に出る話はリアントは知っているのか。
多分言ってない。 言ってないから自分に相談しにきたんだ。
それなら、リアントに話す際に説得をする助けくらいにはなれないかなと思う。
弟も誘うと言われたら、少し、考え込んだが、じゃあ、と重くなりかけた口を開く。]
弟は、僕が連れていくよ。 弟が無理だったら僕だけでも行くからリアントと待ってて?
[多分家にいるだろうからと、申し出て。
結局弟は、家ではなく公園にいるところを発見するわけだけど。>>406*]
(410) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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―――…では、送るよ。 多少遅くなっても、クロードに怒られる年でもないからね。 それに、今はアントニオも居ないのだし。
[行く先が、己も時折呼ばれる劇場だと聞けば、 当たり前のように彼女の背後に回り、介助の手を添える。>>398 今現在、自身の工房には弟子が不在とも知らぬまま。>>283
回りだす車輪はキィと小さく細く鳴き、 クリスタに向けて会釈をひとつ寄越して別れを告げた。]
騎士《ナイト》だなんてオペラも言うね。 私のことは精々、従者《ヴァレット》で構わないよ。
―――…或いは、怪人《ファントム》か。
[また、笑い所を試すような冗談を投げかけ、 彼女を乗せた車椅子が、ゆっくりと空のない街を進みだした。*]
(411) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* 赤に隠していたのに、本命コーラリアがばれただと!?
>>*102 ありがとうございます。 もしかして全員幼馴染じゃないと不味かったかなと 不安もあったので。
コーラリアのお力も是非お借りしたく。
(*109) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* >>410 よし!これでまたひと擦れできそうだ (リットの為に連れて来た系)
(-184) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* かるらさんの世界観の設定が大好きなので そこ踏まえてのロル回される人はとても魅力的に見えてしまう…!
いや、かるらさんの村でなくても世界観設定とかを考えてる方は大好きなんですけど やんすと独特の制限とか情緒とか…(ころころ
(-185) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* あっれー、もうどうなんだろう…。 個人的には0~12と12~24の感覚でいたけど、 確かに48=村内12h(昼時間・夜時間)だから12hの範囲は分からないのか…?
6~18・18~6でも12hになるのか…。 むむぅ…。
(-186) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* 時間軸盛大に間違っている気がして凄く恥ずかしい埋まり隊
後リアントは24時間くらい村で顔見てないけど大丈夫かな
(-187) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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[洗ったばかりのメアリーの手はひんやりしていて気持ちいい。>>389 見上げた隣の横顔の表情に変化はなくても、 繋いだ手と力の込められた指先から、気持ちが伝わってくるから。 私はいつも、メアリーの隣で安心して笑っていられる。
着いたキッチンでは、私のリクエストを叶えてくれる メアリーの背中を見つめて待つ。 生姜をすりおろす音と、甘いはちみつの香りにうきうきして ハニージンジャーが出来がるを今か今かと。
ここは幼い頃、ここにお菓子を持ち寄って食べたりした 楽しい思い出がたくさん詰まったキッチンだ。 変わらないなぁと、微笑み室内を見回していた時。
言伝に対して歯切れの悪い反応に、 私は彼女の背中へ視線を戻した。>>391]
……メアリー?
[どうしたのだろう。 首を傾げて、続く言葉をじっと待つ。 湯を注ぐ手元を見つめるその顔は、私からは見えない。 見えたところで、表情はいつも通り変わらないかもしれない。]
(412) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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クロードの? そっか、ここに通ってたんだっけ。
[ようやく聞けた答えに、相槌を打ちながら。 私の揺れていた足は、いつの間にか止まっていた。
他の人なら、些細な変化に気づかなかったかもしれない。 だけど、ずっと傍で過ごしてきて 時には秘密までそっと打ち明けてくれた幼馴染だからこそ。 答えまでの僅かな間に過ぎった違和感に、私は気づいてしまった。]
……そっか、お弟子さんだもんね。 マラクさんが言えばきっと大丈夫だよ。 なぁんだ、それならそう言えばいいのに。
(413) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* そういえば、うたやんまでは村内24時間=リアル48時間だったけれど、 そきやんから村内12時間=リアル48時間に変ってるんですよな。
つまり、
1d ☀ 昼 2d ☽ 夜 3d ☀ 昼 4d ☽ 夜 5d ☀ 昼 6d ☽ 夜 7d ☀ 昼
と、なる筈。
(-188) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* 今さらだけど書いとこう。
微笑んでありがとうって言うクロード(10歳)って天使か! 可愛すぎるわ!!!
(-189) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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[ふと言伝を聞いた時の親しげな声が、蘇る。>>302
マラクと仲が良いのなら、そう言ってくれればいいのに。 それでもし内緒にしたいことがあるなら、 ただ内緒だって言ってくれればいいのに。
私だって、オペラに内緒でお祝いを選んだりするのだから。 いつか告げてくれるのを待つくらい、私にだってできるけど。
嘘をついたということは、言う気がないんだろうか。 私に言えないことなんだろうか。
胸に落ちた感情は、ただただ気持ちを暗く沈めて。 私は俯いた。]
(414) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* ん?書き方を変えただけで同じことを言ってるのか?
うたやんまで >村内時間は1日目以降基本24時間ですが、進行次第です。 そきやんから >村内時間は進行次第ですが、1日目以降原則12時間(昼時間・夜時間)と致します。
前回参加してないので、どっちが正しいのか分からない…!
(-190) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/*コーラリア大本命だ(きりっ
すまない、ちょっとまだ戻れていないので あんかーひっぱってこれないのだが >>コーラリア リアントリットで問題ない、遅くなって申し訳なく リアントは無理するなよ?
クロードはまだ来ていないか、少々心配だな 言い方が悪かったが、候補二人どちらでも対応は可能だ、では**
(*110) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* 質問すみません。
リットからメモにて時間軸について確認がありまして 48時間は12時間、の時間軸は 当方2dから夜時間と考えていたのですが、 2dから正午では?(0から12、12から24)と質問があり、 過去村などは2dから夜としていたと記憶していまして認識間違えていたりするでしょうかとお聞きしたく。
お手数ですが、ご回答よろしくお願いします。
(-191) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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[食事の誘いに承諾を得られればひとまずホッとした。>>410 その後に、躊躇いがちに、ガラーシャも誘おうとしている事を告げたけれど、それを理由に断ることはないようで安心した。]
あ、いや俺もガラーシャに用事あるから… …ううん、じゃあお願いしようかな。
ガラーシャにも宝石のこと、お願いしたいんだ…。 だから、絶対連れてきてくださいね?
[元々自分で探して誘うと思っていた友。 宝石の事と箒の事も尋ねたかったが、彼が誘うことできっかけになるならば。 また、仲の良い兄弟の姿が見れるならば、お願いしよう。
その代わり、絶対に連れてくるようにと、意地悪く念を押して。]
じゃあ俺は行こうかな。 また夕飯時に、うちまで来てくださいね。 二人で。
[今日尋ねたのは頼み事と相談事。 それと一緒に夕飯への誘い。 商談はまた後日、と告げれば席を立ち、再度お礼と謝罪を一言告げれば、屋敷を後にした。*]
(415) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* シェニの雰囲気的にやっぱり俺のところ兄貴がくると思ってるんだけど、兄貴の発言24h以上ないけど本当に大丈夫かな? 赤には多分いると思うけど…
(-192) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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───……え。あ。 うん、食べよう!
いただきまーす。
[俯いた視界の隅、見えたティーカップに慌てて顔を上げて 正面に座ったメアリーに、笑みを作る。
じっと食べるのを我慢してた振りをして、 待ってましたと程よく冷めたスコーンを両手で割って。 一口齧れば、程よい甘さが咥内に広がった。]
ふふ、美味しい。 そうだ、あとね。昨日買ったオペラへのお祝い。 渡すのは、アントニオさんが帰ってきてからにしない?
せっかくだから、二人に喜んでもらいたいし。ね?
[わざと話題を変えて、預けたままの贈り物のことを相談しながら。 ハニージンジャーを一口飲めば、喉の奥に染みて 小さく咳き込んだ。
大丈夫、と口元を手で覆った私は。 滲みかけた涙を、喉に染みたせいにして隠してしまう。]
(416) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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けほ……ごめんね。 大丈夫だから。
じゃあ、オペラに渡す時までもう少し預かっててもらえる? それとも私が持ってた方がいいかな。
[聞こえなかったふり。知らないふり。 子供の頃からそうしていたように、 私はなんでもない振りをして。
ハニージンジャーを飲み終えれば、喉の薬の調合を頼もう。
キッチンから出ていくメアリーを見送るまで、 いつものように微笑んでいることくらい 私にだって、できるはずだ。]*
(417) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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あら、クロードだって 昨日ちゃんとナイト役を果たしてくれたわ。
[とても紳士だったわよ、と職人の弟子を褒めながらも 男性としては小柄な彼の背丈を師匠自らが口に出せば>>407 失礼ながらも笑ってしまわずにはいられない。
リラ弾き自身、成長期以前に足が動かなくなってしまったせいか 背丈が思うほど伸びなかったけれど。
車椅子に座った生活であまり関係がないかもしれないリラ弾きと これから一人前になる若者では その重要さが違うだろうと薄ら思った。]
(418) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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[去っていくシェニへと頭を下げ、>>383 クリスタから手渡された注文品を膝の上に置く。
マラクの押す車椅子が動き始めると>>411 きぃと僅かに車輪が軋み、 車椅子のリラ弾きが自らの意思以外で歩みを進める時が流れる。]
マイスターをヴァレット扱いするのはとんでもないし、 ファントムになぞらえてしまうには貴方は顔が整いすぎているわ
[どちらにせよ、笑いどころの見出せないひどく贅沢なことだと笑って 車輪が舗装の煉瓦や砂を噛む音を聞く。
リラ弾きが自分で手繰るのとは違う車椅子の速度と小さな揺れが、 いつもと違う音色を奏でていく。*]
(419) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* 確認ありがとうございます。 年表を崩したくなく、コーラリアメモにてお答えしました。
(-193) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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旅商人 リットは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* あー、勘違い恥ずかしい申し訳なくて穴に入りたい。
(-194) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* え。え。 48hが半日(昼時間)ってことでいいのん??? 2dはじめが翌日なら、まくけども。
(-195) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* ところで、今の時間帯はいつなのかしら? ログを読んでくるわ!
(-196) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* なんか自己嫌悪でこう、すごく申し訳なさともんよりってしてる…。 ど、どういう風に進めようかな…。 お昼食ってたら追いつけないし、うにゅう…(頭抱え
(-197) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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― 商店街を行く ―
クロードは人の世話を焼くのが好きだから。 ―――…ああ、そう言えば、 オペラはクロードに楽器を頼んでいたね。
[昨日は弟子が押した車椅子を、今日は師が押す。 エスコート先は異なるが、何処か所作が似るのは、 弟子と過ごした十年の歳月が齎した類似性。>>418
魔法店を離れ、急かぬ速度で歩を進めながら、 口から突いて出たのは、工房でも聞いた未来の約束。>>0:229]
恐らく……、彼が満足いくものを作れるようになるのは、 随分と先のことになるのではないかな。
無論、君も理解の上だろうけれどね。 ただ、もしかしたら、君が考えているよりも、だ。
[極自然と口にするのは、師から弟子へ向けた評価。 背が足らずとも腕があり、非凡でなくとも技がある。 けれども、師の眼から告げる見立ては厳しいもの。]
(420) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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君の評価は嬉しいけれど、アントニオが怒るよ。 ―――…君にではなく、私に。
[されど風向きが己への容姿に移れば、 舞台に立つことも無い職人は、あっさりと謙遜する。>>419
彼女は確かに劇場のリラ弾きを務めるだけの腕を持つが、 可憐な要望に対する評価も高い。 少なくとも、悪し様に巡る噂も立つ程には。>>227 そんな彼女に褒められても、返せるのは肩を竦める仕草だけ。]
彼が帰ってくるのは何時だったかな。 良く注意しておかないと。
私は如何にも、好かれていないようだから。
[小石を避けて、煉瓦の些細な段差を越え、 通路の端を進む速度は歩く速さ。 彼女が遥か昔に失くしてしまった速度を保ち、風が頬を擽った。*]
(421) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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[アントニオもいないし。>>411 そう告げるのは何も涼やかな職人だけではない。
劇場の奏者や俳優たちにもからかわれるように言われた。]
[少しは息抜き出来てるか]
[長期の地方公演目前で結婚式など間に合うわけがないというのに、 わざわざアントニオが結婚だけを急いた理由。]
「悋気だろうなあ」
[苦笑しながら明かしたのは演奏を束ねる指揮者。 初老の彼に言わせれば、リラ弾きの交流が 夫となった人にはどうしても不安になったらしい。]
変な話ね
[悋気を抱えるほどの何かがあったとは思えない。 足の動かぬただのリラ弾きに、 何か求める人などいないというのに。
不思議そうに首を傾げたリラ弾きには、 初老の指揮者が、苦笑を深めたのだけ分かった。*]
(422) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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公園
[近寄った時、弟は確かに自分を兄さん、と呼んだ。>>406 此処が公園ということもあり、ほんの一瞬だけ、昔の兄弟に戻れたような気がして。
直ぐにまた、弟の口調はいつもの冷たいものになってしまったけれど。]
…昨日もそう言って、嘘だったじゃないか。 ほら、早く。
[なかなか手を取りにこない弟を急かす。 どれほどの逡巡の後か、少なくとも十余年よりは短い時間だ。
漸く彼は差し出した手に震える手を重ねた。]
はあ? 上流階級って…、ただ金持ってるだけの家に住んでるだけじゃん。
[そう返す言葉は昔の口調だ。 やっぱり今日は、調子がおかしい。 でも別にいいやと思えた。]
家に帰ったら支度して。 リットが、夕飯に来てほしいって。
話があるみたいだから、絶対。
[具合が悪いなら少し休んでからでいいから、と。 これで断られたら、リットには明日に直接頼んでと謝ろう。
謝らないと、と思い立つのは弟に対しても。]
ガラーシャ、あの…さ
[掴んだ手に少し力が入る。]
ごめん、な。
[弟が手を重ねるのに要した時間と同じくらいの沈黙の後、絞り出すように告げた。*]
(423) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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/* メモ確認しました。 ご回答ありがとうございます。
(-198) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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駐在 ヴラドは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 23時頃
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/* 返事に頭悩ませてて、メモの表記直すの忘れてた…
(-199) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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[早く、と急かす様子は昔と変わらず>>423 錯覚しそうになる。また元の通りに戻れるのではないかと だからだろう。躊躇った手を伸ばしたのは]
嘘ではないですってば ……貴方は、そう思うでしょうけれど それでも、庶民とは雲泥の差がありますよ
[昔の口調。そして幼い頃一緒に遊んだ場所 だからだろう。自分の氷の様な声も表情も 少しばかり緩みそうになる――けれど 続く言葉にまた、ぴしりと其れは凍り付いたのに兄は気づくだろうか]
(なんだ、リットの為か)
[自分を迎えに来たのは 親交のある、彼の為だったのかと こっそり、ひっそり
――心が氷雪に覆われる]
(424) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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/* 眠さでヤバイ…他とエンカ取ってなくてよかった… このまま更新までまったりしてよう
(-200) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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話があるのでしたらそうですね 行かざるを得ないでしょうが ……夕飯は遠慮することを氏から伝えてください 食欲は。ありませんので
[支度と言っても、きっと彼は知らないのだ 片腕で服を着替える事、いきなりの予定の際に掛かる手間も時間も どれだけ、大変かを。でもそれがきっと今の彼と己の距離]
具合は悪くないし、其の儘行っても構いません 唯要件を伝え聞くだけですので
……? 何でしょう
[長き沈黙の後。自分に、”何故か”謝る彼に ヴラドに昨日吐露した、自分の持っていた思いを 口の端にのぼらせることになる
彼は悪くないし、自分の所為なのにと]
(425) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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別に氏が謝る必要はありません ――謝らなければいけないのは俺の方です
貴方の顔に傷をつけてしまった事やら 貴方が養子に出ざるを得なかった事やら
全ては、俺が間違った望みを抱いたからです
[星なんて、望まなければこんなことにはならなかったんだ そう、幼い己は泣いて、ないて]
ですから、氏も無理しないでください 幾ら親しいリットの頼みでも、心にもなく謝ろうとするのは ゴシップ記者にでも見られれば貴方の価値が下がります
[兄の想いを、そう切り捨てた*]
(426) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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/* 酷い弟だ(じぶんのことながら
(-201) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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公園に行く前・屋敷
[自分が誘う、と言い出したことにリットは承諾してくれた。>>415
多分、弟も誘うと言ったのは、自分たち兄弟に気を遣ってくれたものだっだんだろう。
絶対に、と念を押されたら正直自信はなかったけど、わかったよ、と頷いた。]
ガラーシャの石も持って行ってくれるなら嬉しいよ。 …きっと、守ってくれる。
[自分たちが片目や片腕の欠損程度で済んだのは、ガラーシャが守ったからだと、リットに話す。
だから、旅先でなにかあってもリットを助けてくれるはずだよ、と。 リットに魔法がうまく使えなくてもそれは、流れ星の願い事みたいに、きっと。]
リット、いろいろありがとう。 夕飯刻には、必ず。
[旅に出る幼馴染の背中を押した自分に、彼は弟と向き合う最後の後押しをしてくれたから、ありがとう、と告げて彼を見送った。*]
(427) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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/* >>*108メアリー ご理解頂きありがとうございます。 >>*110ヴラド 確かに。ありがとうございます。
さて、23時を回りましたが、皆様如何でしょう? 【リアント――リット】
(*111) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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[慣れない配慮が余計にラリッサを傷つけているとは知らず>>414 そっか、と納得したように返事をするラリッサに、>>413 私の方が密かに安堵する。]
そうだな。 リアントの焼き菓子はいつも美味い。 ラリッサがつい食べ過ぎるぐらいに。
[程よく冷めたスコーンを二つに割って、 その半分を口の中へ入れる。 店でリアントが食べさせてくれた菓子とは違う甘味が 口の中に自然と広がった。]
ん?…あぁ、そうだな。 どうせ渡すなら、二人が一緒にいる時の方が良いだろう。 持って帰るのも大変だろうし、 グラスはこのまま、私の方で預かっておこう。
[贈るのはペアグラスなのだし。 二人への贈り物なら、 確かに二人が一緒にいる時に渡す方がいいと。
よく気の利く幼馴染の提案に、確かにそうだと頷いた。]
(428) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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っと、大丈夫か?
[ハニージンジャーを飲んで咽るメリッサに 思わず席を立ちかける。 伸ばした手は、大丈夫>>417と言われてしまえば 行き場を失くし、ゆっくりと元の場所へ戻るしかない。
スコーンを食べ終えると、薬の調合を頼まれて席を立つ。]
分かった。 調合して来るから、メリッサは二杯目でも飲みながら ゆっくり待っててくれ。
[来る時はメリッサの歩幅にあわせてゆっくりだった歩調が 幾分早くなりそうなのを意識して押さえながら、 薬草の匂いで満ちた部屋にひとり戻り、喉の薬の調合を始めた。]
(429) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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おまたせ。 朝と晩、食後に飲むといい。 多少眠くなると思うから、 その時は夜更かしせずに温かくして寝ること。
いいな?
[そう言って、2日分の粉薬を入れた紙袋を手渡す。 まるで子供に言い聞かせる様な口調は、 お互い大人になった今でも変わらず。
返事を聞ければ小さく微笑みを浮かべて、 姉が妹へ接するように、柔らかな碧色の髪をそっと撫でた。]
薬を飲んでも具合がよくならないようなら、 時間なんて気にせず遠慮なく言え。
[夜は一人きりになるラリッサの身を案じてそう言うと、 送って行けない事を詫びながら、 帰ってゆくラリッサの背中を見送った。*]
(430) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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/* やぁ、みんなお疲れ様。
私はあの後、クロードを伸ばせていないけれど、 ログ精査に励んだので問題なく行ける範疇まで 心を作ることが出来たと思う。元々強縁故だしね。
逆にラリッサの眼がこちらに向いていない気がするので、 ラリッサとクロードの位置交換で、 オペラ=クロード>ラリッサと云ったところかな。
(*112) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* うむ。 これは素直にエルマールを名前にすればよかったかなって反省している。 覚え難かったらごめんなさいですよ…
(-202) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* 赤会議どーなってるんだろう タゲきまったのかなー
(-203) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* お疲れさま、ログ読み込めてないが 先に赤に顔出しさせていただく 日中伸ばせなかったので現状 ガラーシャ>クロードのままだな、だが、どちらでも問題はない
(*113) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* 本命コーラリア!あざーっす!!!(◜▿‾ 三 ‾▿◝)
(-204) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* なんとなくだけど希望は
マラク・メアリー・ウラドがクロードで シェニがクリスタで ギュルがオペラで リアントがブラザー(㍑)かなーって思ってる
(-205) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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―診療所―
こんにちは。
[ポスルスウェイト邸を後にして、向かった場所は町の診療所。 昨日メアリーへと頼んだ薬はもうできているだろうか。 それを確認するためである。]
いや、別に怪我も風邪も引いてないですよ。 昨日メアリーさんに塗り薬を頼んだんですけど、用意できてますかね?
そうそう、多めに。 あはは、俺が使う方が少ないですけどね。
[旅先で、傷薬は役にたつものだ。 傷に使う他の事でも。
だから、自分が怪我をしなくても、帰って来た時には多めに薬の補充は行っていた。*]
(431) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* 外部ツールを使用して、村建て様にご相談させていただきました。かるらさんはお忙しい中ありがとうございました。 ご相談内容は、ログに残しても良かったのですが、灰に落としまくってるようなことを纏めて、という感じですので、敢えて残しておりません。
何かと至らぬことが多くて皆様には申し訳ないのですが、お叱りは後々受けることにして、腹くくらせていただこうと思います。 こっそり埋めておきますが、よろしくお願いいたします、の気持ちを込めて。
(-206) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* お疲れ様です。 私の希望は現状変更なし。
ラリッサ>クロード>オペラ
(*114) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* お疲れ様です。
クリスタ嬢まで手が伸ばせずすまない。 興味はあるが程度で止まっている。 むしろオペラ嬢が深まった感じでオペラ>エルマール>(ガラーシャ)=クリスタだな。
(*115) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* 希望は ガラーシャ>クリスタ
反応まだだけど日中クリスタにチューニングしていたので、どちらになっても大丈夫です。
(*116) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* コーラリアの大ファンである俺が通ります
調整まかせっきりで申し訳なかった、 リットはありがたく頂戴します(もぐもぐ
(*117) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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――商店街―― [長身の弦楽器職人に車椅子を押され、 いつもと違う速度で景色がながれていく。]
ええ、よく気がつくしマラクのお世話だってこなしてしまうんだから 彼はとても良いお弟子さんね。
[生真面目なクロードの姿を思いだし、>>420 彼の言葉に慰められた昨日はまだ遠い過去のことではない。
弟子入りしたのは10年前だと聞いているから、 それと同じ年頃の役者見習いの子どもたちとどうしても比べてしまう。
そんな彼でも、師の目には未だ至らないのかと 改めて思い知る。]
(432) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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私がマラクの工房に飛び込んだのは4年前だった…。 あの時の貴方でなくて今の貴方と同じ年頃になっても まだ見込みはなさそうなのかしら。
[厳しい先生ね、と微笑んでも技術磨くその研鑽と労苦を 欠片なりとも知るだけに、否定することはなかった。]
そうしたら、クロードに頼むのは二人目以降ね。 私は一人っ子だったから、 室内楽が出来るくらい子どもがいるのが夢なの。
[貴方が鍛えてるお弟子さんだもの それなら間に合うでしょう、と 評価の辛い職人に問いかけてみる。]
(433) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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[劇場で様々な役者を見たリラ弾きにも 職人の涼やかな面差しはけっして劣るものではないというのに、 あっさりと肩を竦めてそれを躱してしまう彼の興味のなさが むしろ愉快でもあり。>>421]
アントニオが? マラクを怒るの?
[同じようなことを言われたばかりで>>422 さすがにリラ弾き本人以外の間ではもしかして共通事項なのだろうかと 職人の長躯を仰いだ。]
皆同じこと言うのね。 この前も音響の指揮者に言われたわ。 アントニオの悋気だって。
[それはリラ弾きを支援する年若い資産家の穏やかな容貌であったり 何かとリラ弾きを気遣うように見つめる年上の幼馴染であったり 並ぶものなき繊細な技術操る工房のマイスターであったり 歳近く気心しれたその弟子であったり
そんなものへと悋気だという。]
(434) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* あ、リアントきたっぽい(メモ見て 良かった心配してた
(-207) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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あるわけないのに。
[変な話だともう一度笑って、 そう思うでしょう、と職人へ同意を促した。]
まだ彼が出てから五日も経ってないわ。 向こうでの公演は三週間を予定しているはずだから、 帰ってくるのは当分先ね。
[公演開始前の準備期間も含めれば、 ほぼひと月の不在だと指を折りながら数えてみせた。]
あの人の仏頂面はいつものことよ。 マラクだけが嫌われてるわけじゃないと思うわ。 それに貴方だって無表情が多いじゃない。 見習いの子に怖がられてるの知ってる?
[長躯の職人をからかうように、車椅子のリラ弾きの手が上へと伸びて 涼やかな表情の職人の頬を指先でつついてみせた。*]
(435) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/*めっちゃわがまま言って居るよなあorz 胃がいたい、後一回エンカ出来てたらもうちょい伸ばせたのに。ふええええリアルのばかぁぁぁ
(-208) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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-診療所-
[ラリッサを見送った後、 師父にとっては久しい声が診療所を尋ねてきた。>>431
師父とリットが談笑する声を聞いて、 朝のうちに作っておいた傷薬を布袋ごと持って向かう。]
こんにちは、リット。 薬ならちゃんと用意してある。
[紙袋ではなく布の袋に入れてあるのは、 単純に薬の量が多いから。 それに、紙より布の方が旅先でも丈夫で便利だろうという 師父の助言によるものだ。]
これで足りるか、中を確認してくれるか?
[差し出した袋。 その中にはいつもの通り、 薬以外のものも入っているのだが…。]
(436) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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――――、 ね てた…?
[家の中が寒い、そしてとても静か――。 ここ最近工房に寝泊まりをしていたせいもあるのだろうか、 まわりが静かすぎて、そう不気味なほど静かだ。
重い瞼を擦り、外していたEyepatchを再び付け直す。 いや家にいるんだから外していてもいいんだけども。
今から仕事に戻ろうか、如何しようか。 それよりなにより心配なのは仕事ではなく、身の回りの事が出来ない師の事なのは言う前もない。*]
(437) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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―ラビュリントス・芸術家と―
[それは、ちょうど厨房へと入っていた時のこと。己を呼ばう、聞き知った声>>359に、何事かと顔を出せば、つい昨日やって来たばかりの先生である。]
あれ、先生! 珍しいじゃないか、連日なんて。
[粉の白い痕がそここについた前掛けで手を拭きながら、店先へと顔を出せば、何やら興奮した様子に軽く首をかしげる。しかし見せられるスケッチブックに、そして立て板に水とばかりに告げられるアイディアに、青年の瞳は次第に子供のような輝きを帯び始める。]
へぇ、蝶か! その発想は、無かったな。 ――――……。
(438) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* 希望を纏めると、以下の通りになります。 【メアリー>>*114】 エルマール>クロード>オペラ
【マラク>>*112】 オペラ=クロード>ラリッサ
【ギュルセル>>*115】 オペラ>エルマール>(ガラーシャ)=クリスタ
【シェニ>>*116】 ガラーシャ>クリスタ
【ヴラド>>*113】 ガラーシャ>クロード
これを元に、更に纏めることも、してみました。 提示した方が宜しいでしょうか。
(*118) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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……翼を与えるのは、やめようかなってちょっと思ってたんだけど。
(*119) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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―墓穴―
[主の居ない墓のなんて滑稽な事だろうか 掘っても掘っても、死体なんて出てきやしない
掘っても、掘っても、土ばかり
土塊は冷たい固い、つまらない 百合の花は粉々に裂いて、破ってしまった 美しい幼馴染、歪に壊れかけた彼女を思うたび
あれを壊したいと思った、あの足を 歪なもの、脆いもの、
そんな事、イケナイ事だから、諦めた。諦められた 誰かのものになったとき、―― これでよかったのだと
彼女は倖せだと納得することで飲み込み、 男は優しい幼馴染でいる事が出来た
だが、そう思えない、相手が出来れば――納得できなかったら]
(*120) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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[――” ” して、しまおう*]
(*121) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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でも、翅が四枚だと、宝石が1つ足りな…… いや、待てよ。
[言いかけた言葉を途切れさせ、ふと何かを考える仕草をする。芸術家のアイデアの中では、何か考えがあるのだろうか。四つめに適した宝石が。もし、もしも、無いのであれば……]
ねぇ、ギュルセル。 ちょっと、探してみたい物があるんだ。 すぐに、見つかるかは、わかんないんだけどさ。
[呟くように言いながら、青年の口元には仄かな笑みが浮かぶ。同時に、その眼差しにはなにやら不思議な色が浮かび。]
やっぱり、貴方は素晴らしいな。 きっと頼みに行くから、よろしく頼むよ。
[口にした願いは昨日よりははっきりと。聞きようによっては、何やら熱を帯びていたかもしれなかった。*]
(439) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* 他とエンカをしてないので色々ログを読んでみて
ラリッサさんのロル凄く読みやすいなっと感動をしている あとマラクさんはロルが格好良い
メアリーさんも読みやすいです、結構好きなロルかもしれない
多分勘が合っていれば、ヴラドさんの中身、俺が唯一知ってる人だと思っている(ゲンドウポーズ)
しかし自分のタゲ相手が赤で惑わさせてないか凄く不安… フラグってどうやって立てるんですか教えてください…!!
(-209) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* >>*118 大体予想は付いているけれど、 コーラリアのコアもあるし、一案として聞いておきたいな。
提示されれば待ったを掛けるなり、 了解を出すなりのアクションが取り易いしね。
(*122) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* 誤字ってる!!!!
○言うまでもない ×言う前もない
前ってなんやねん!(ビシィ
(-210) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* メアリーさん反応お早いありがとうございます。 薬以外のものってなんだろう? 宝石でいいのかな…。
宝石でロル書いて大丈夫かな…。 なんかあったっけ…。
(-211) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* かなり我がままを言っている自覚があるので 全方位に申し訳なく思いつつ
俺も同上に
お忙しいなかありがとうございます
(*123) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* 他の人にはお菓子いれてる場合もあるっぽいけど、そうじゃない時もあるし、多分宝石だよな。 治癒用の。
(-212) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* では、一石を投じるべく。
【メアリ】ラリッサ 【マラク】クロード 【ギュル】オペラ 【シェニ】クリスタ 【ヴラド】ガラーシャ
(*124) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* >>*118 まとめありがとうございます。
提示の件については上に同じく。 纏めの提示をお願いしたいと思います。
(*125) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* あ…w うん、まぁいいや。
(-213) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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―早朝・>>216の後で―
……女の子ってヤツぁ、ほんと……
[小さな軟膏壺を、掌の上で転がしながら、含むような笑いを一つ。お礼なんかいらないって言うのに。好きでやってることなんだから。そもそも、皮膚が切れて血が流れているような傷でもないのだから、傷薬なんて、と思うし、何よりパン生地をこねる手にはやっぱり軟膏は濡れないのだ。 そんな理屈も関係なく、心配して世話を焼いてくれようとするあたり、やっぱり女の子だなぁ、と思ってしまう。何とはなしに、面はゆい。 とはいえ、彼女の難航がとても良く効くことも知っていれば、傷薬なんて会って困ることが絶対にないもの、ありがたく頂戴しておくことにしよう。 そう思って、棚の上にちょんと乗せておく。*]
(440) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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- 少し前・パン屋にて -
[パン屋はやはり毎日コツコツと働いていた>>438 自分にはとても出来ない芸当に、心から感心の視線を 向けつつも、いざ喋り始めれば自分の熱は止まらない。]
だろ? 男に蝶なんてって思ってたからな。 でもデザインを弄れば男でも違和感無い物になる。
[自分のデザインに興味を持ってくれた様子に、 更に前のめりで考える彼の言葉を待った>>439
最後の1枚の翅に埋める宝石はまだ決めていない。 それに対して何やらあるらしい。]
いや、最後の1枚は注文主のオーダーに合わせるぞ。 お前さんの好きな石があるなら、それで良いが。
[口元の笑みを見る限り、最後の1枚は 彼に任せた方が良さそうだと判断した。 熱に浮かされたように見せる瞳は、 まるで今しがた蝶の話をする自分を見ている様だった。]
急に食いついて来たな。 ああ、今色々抱えてるがなるべく早く仕上げてやるよ。
[注文を受けるよりも、自分から増やした仕事の方が 取りかかる意欲も完成も早い。 暫く工房に籠らなければいけないかもしれないのに、 興味の沸いた仕事は考える事無く受け付ける。 何より同じ熱を見た気がして、 この熱を早く何かに昇華したいと言う衝動にも駆られていた*]
(441) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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努力家でもあるし、良く気も付く。 ただ ――――、いや。
[彼女の称賛に重ねる己の言の葉は、途中で失墜した。 奏者には知れない技師の見解として一度は飲み干したものの、 続いて紡がれる言葉に、緩く首を傾けた。>>432
ストールに隠された短い髪が跳ねるように揺れて、 問う時は実に雄弁な瞳が、一拍の間を置いて。]
(442) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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無いね。
[はっきりと告げる響きは、嘘を吐かない克明なもの。 いっそ、冷たささえ感じさせる断言。>>433]
今のままなら。と、云う但し書きは付くけれど、 技術だけで名器と呼ばれる楽器が作れる訳ではない。
オペラにこんなことを語るのは、 天使に聖歌を教えるようなものだがね。
[カラ、と車輪を回して、視線を彼女から持ち上げる。 遠くを見やる眼差しに、深い悲嘆を込めて。
それでも、彼女は優しき心で食い下がった。 手を伸ばし続ければ、星さえ掴めると夢見る子供のように。
そんな彼女の純粋さに、そっと笑みを噛む口の端。]
(443) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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――――…理想なんてものは、 そんなに素晴らしいものだろうか。
[ひっそりと告げた言葉を聞く者は居ない。 誰も知らず、己だけが知っている弟子の未熟。]
(*126) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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[ただ]
翼じゃないのがいいのか?
飛び去ってしまうからか?
[普段とは違う思いの籠った言葉に、問い返す声もまた探る様な物*]
(*127) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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――…怒るよ。 私だけじゃない、私以外にも。 いや、君以外なら、多分誰だって。
[弟子の話を半ば強引に断ち切る材料に、 彼女の旦那を持ちだして、悋気を揶揄った。>>434
知らないのは彼女ばかりと言葉を足せば、 それはいっそ、仲間外れのようで、また別の小針を刺す。 現に、少し劇場に出入りしていれば、 アントニオが書類を急いて出したことも聞こえてくる。>>422
人の心など縛れはしないと云うのに。]
(444) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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[提案に頷くメアリーの声が右から左に抜けていく。>>428 大丈夫、私はうまく笑えてる。]
ありがとう。 じゃあ、もう一杯お茶もらおうかな。 薬受け取ったら、今日は早めに帰って休もうと思ってるんだ。
[薬の調合に立ち上がった足音が、キッチンから離れていくのを待って。>>429 私は残りの半分のスコーンを一人でかじって。 ティーポットに手を伸ばした。]
……あっ つ…
[うっかり持ち手でないところを触れてしまって、手を引き。 微かに痛む指先にまた、涙が滲んだ。
ゆっくりとティーカップに二杯目を注ぐ。 身体が喉が、温まるはずのハニージンジャーが。 朝飲んだココアみたいにあたたかく感じないのは、なぜだろう。]
(445) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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/* 赤チップで丁寧な言葉や挨拶の言葉が飛び交うと 異質さが際立ってこえええええ。
(-214) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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うん、わかった。朝と晩だね。 眠くなるお薬なの? なら気をつけなきゃ。
ありがとう。急がせちゃってごめんね。
[ようやくスコーンを食べ終えた頃には少し落ち着いていて。 戻ってきたメアリーを、私は微笑んで迎えれば>>430 言い聞かせる口調にちょっとだけ眉を下げる。 はーい、と素直な子供の返事をして、渡された紙袋を鞄に仕舞った。
そうして、残りのパンが入った紙袋をまた手に抱えれば。 頭に伸びてきた掌に、碧眼を瞬かせる。
撫ぜてくれる優しい掌。 安心できる掌に撫ぜられればいつもただ嬉しかったのに。 今はすこし。寂しい。]
(446) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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ハニージンジャーご馳走様。 うん。よくならなかったら、その時はまたくるよ。 大丈夫、まだ明るいし一人で帰れるから。
あ。先生にも、ありがとうございましたって伝えてね。
[頭を撫ぜる手をとれば、さっき繋いだように指を絡めて ぎゅっと握って。 私は、そっと彼女の手を離す。
そうして、見送ってくれるメアリーをもう一度だけ振り返って。 手を振り、診療所を後にした。]*
(447) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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|
―――…もしかしたら、 彼は君を愛しているけれど、信じていないのかもしれないね。
君の心を素直に信じてくれるのは、 やはり、そのリラだけなのかもしれない。
[さらりと告げた言葉は、彼女の心に波を立てる声色を作り。
一月の不在すら耐え難い、脆い信心で結ばれた夫婦。 直接的な言葉の刃は投げずとも、 言外の示唆は不安の種を植えるように。>>435
だが、歪みかけた笑みに、細い指先が伸びれば、 静かに瞼を伏せて、頬を差し出した。 リラの小さな悲鳴が聞きたくて。]
―――― おや、それは初耳だ。 なにせ、身近に子供なんて、クロードしか居なかったからね。
さぁ、着いた。 しがないマイスターは良からぬ噂が立つ前に撤収するよ。
[軽く車椅子の背を撫でてから、折っていた上体を起こす。 最後の最後まで、冗句は控えぬまま。
静かな瞳は、彼女が劇場へ姿を消すまでその場で見送った。**]
(448) 2016/02/29(Mon) 00時頃
|
|
[弟の口調は相変わらず堅いものだったが、昔と変わらない空気が流れていたような気がした。>>424]
…そうかな、ガラーシャは俺が金持ちになったから何か変わると思うの?
[実際変わるようには努力したけど、本質は何も変わってはいない。 それはここ数日で嫌というほどわからされた。
リットの誘いの話を持ち出した瞬間、弟の空気が凍りついたのは、掴んでいる掌越しに伝わる。
なんだったっけ、この感覚は。
ああ、昔、公園であの時に似ている。 ]
…俺が、来てほしいって言ってるんだけど。 [弟の態度は益々頑なに冷たいものに戻るのがつらかった。 それでも昔のままで話し続けたのは、この手を離したら、また突き放したら二度と話せないような気がしたから。
片腕で支度をする時間だとか、そういったことまで配慮が回らなかったのは、自分の落ち度だし、そうやってまた、弟を傷つけてはいるのだけど、それでも。]
(449) 2016/02/29(Mon) 00時頃
|
|
あ、メアリーさんもこんにちは。
[診療所の医師と2、3言葉を交わしていれば、奥の方から出てくるのは、いつももらう布袋を持ったメアリーの姿。>>436 頭を下げて挨拶をすれば、手渡される布袋に礼を告げる。
中の確認を頼まれれば、袋を開けて確かめる。]
えぇ、これだけあれば充分なくらいですよ。 こっちは…
[中身を確認すれば十分な量の傷薬。 それと、薬とは別に治癒用の宝石が。
その宝石を見れば思わず苦笑が漏れて。 使えないというのに、毎回のように入れられているのはどちらの案なのだろうか。]
いつもありがとうございます。
[心配性なのはその職業故なのだろうか。 再度礼を告げて薬の袋を肩へと掛ける鞄へといれれば軽く頭を下げて]
じゃあ俺もう行きますね。 また、次に帰って来た時はよろしくおねがいしますよ。
[音を立て扉を開いて、家への帰路を目指そうか*]
(450) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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|
/* >>*124 想像通りに私は問題なく。
また、割と他箇所も伸ばしたので、 赤間での協力は惜しまない心算だよ。 何かあれば、気軽に投げておくれ。
(*128) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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|
まあ、ガラーシャが嫌ならこのまま行って要件聞くだけで構わないよ。 俺は、来てほしいけどね。
[無理強いはしたくないが、弟の心に張り付いた氷を溶かそうとはしてみる。>>425
誠心誠意謝る相手を無下にするような男か、とメアリーは言った。 だけど、誠心誠意には聞こえなかったんだろう。
漸く伝えた後の反応は切り捨てるような言葉。 しかも、“何故か”弟が謝っている。 意味が分からなかった。]
…なんでガラーシャが謝るの。
全部、悪いのは俺で…!
[加害者は自分、被害者は弟。 それ以外考えたこともなかったのに。
こんな風に思い詰めさせていたとは思わなかった。
謝っても、心にもない謝罪だなんて、思われるくらいに、やはり今更謝罪してもそれは、ただの自己満足にすぎなかったんだ。
自分が想像していた以上に、弟の傷は深くて。]
(451) 2016/02/29(Mon) 00時頃
|
|
…ごめん…、
[これ以上口を開いたら泣きそうな情けない震え声になりそうで、それしか言えなかった。
リットの家に着くまで無言で、弟の手を引くだけはしようとしたけど、それは振り払われたろうか。*]
(452) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
|
|
/* >>*124 ありがとう、俺はそれで問題ない 俺の方も何かあれば使ってくれて
(*129) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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|
[問い返された言葉>>*127に、ほんのりと歪む口の端。]
いや…… 与えられた翼はいずれ、もがれて地に堕ちてしまうからだよ。
[そうと呟くように、囁くように。そんな翼なら、飛び立つ前に捥いでしまえば良い、なんて……*]
(*130) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* >>*124 反応遅れたすみません。
まとめありがとうございます。 そのつもりでいたので俺は問題ないですよ!
(*131) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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[クロードの才を冷たく感じるほどに切り捨てる声音に>>443 僅かに瞳を歪ませた。
真っ直ぐな、弟子の眼差しと 尽きせぬ努力がどれほどその習得に注がれていたのか 工房を訪ねるだけのリラ弾きにも分かっていたから。
それよりも瞳を歪ませたのは 信じられていないかもしれない>>448と 告げる声音。]
ずっと一緒にいたリラと 結婚して間もない夫を比べてはダメよ、マラク。
[嘘をつかぬ彼の声に返す声は力ない。
優しく促されるままに劇場の扉をくぐっても、 心は晴れなかった。**]
(453) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* >>*124 司会進行は決定者ではありません。 照らし合わせながら、最終確認お願いします。
間もなくPL会話による赤窓会議も終わりになります。 話し合いや開示等等、ありがとうございます。
しかし、赤窓によるPL会話自体は禁止ではありませんので、PC会話では出来ない相談事などありましたら、どうぞご活用下さい。
雑貨屋より、見守っております。
(*132) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* >>443 不意に笑ってしまった
クロードは弟子から卒業できない><。。。
(-215) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* ありゃ、かるらさんお疲れ様です [こっそりエアもふもふ∞]
(-216) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* やばい。更新までにロル間に合わなさそうっていうか 誰がくるの!?こわい!!
(-217) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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そうですね、見る世界も、人脈も変わるでしょう 付き合う、人も
[告げる時にそれは棘となり、心の柔らかな部分を切り裂く 家族との縁を切らざるを得なくしてしまった事 ヴラドと疎遠にしてしまった事が辛かったんだ そう、十数年ずっと、ずっと 彼の居場所を奪ってしまった事が>>449]
……心にもない事は結構です
[信じられないと、空気が、重なった掌が語る
矢張りあの時の夕刻の公園の様に 自分を見つけてくれる人はもう居ない 一番に考えてくれる人なんて、居るわけがない
諦めたはずだし、納得もしたはずだ だからこれ以上兄に嘘をつかせたくなかった そう、頑なに信じて彼の言葉を否定し拒絶する
本当にそう思ってくれているのか?と期待して そして打ちのめされるくらいなら最初から 嘘であると思った方がずっといい。互いに]
(454) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* 秘話がくるまで正座待機。
(-218) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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ですから。心にもない事を言わないで下さい あそこの兄弟と貴方は親交があるのでしょうが 其れを邪魔する程俺は野暮になりたくない
[つい、むきになってしまう>>451 そうであると信じたい、信じたくない だってどうせリットの為でしょう。知ってるのと 耳をふさぎ目を閉じて首を振って だって、期待して違ってた時の方が きっともっとずっと、苦しい、なら初めから――
誠実に聞こえるから。本当に聞こえるから 本当に、性質が悪くて その誠実さからまた、遠ざけねばと思うのだ 彼の将来の為にも、近いうちに返さねばならない居場所の為にも]
何でもです 俺が星を見たいと望んだ。無知が無謀が
貴方から、両親を、友を奪った それをずっと、悔いていたんだ
[ごめんなさい、兄さんと 最初に兄を呼んだ時よりもその声は小さく掠れ
そして聞こえた、彼のごめん>>452が]
(455) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
|
|
(納得してくれたんだ)
[と、勘違いして仕舞うのだ 此処で途切れた会話はきっと、もっとずっと深く 話し合えば何か変わったかもしれないのに そうするよりも己は逃げる事を選んだ 全てを兄に返すために 居心地のいい場所も、己の心もすべて拒絶して
だから、隣で歩めど無言で手を引く様にした彼の手を そっと外したのがきっと今の心の距離だった*]
(456) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* 難航したけれど、丸く収まるようで良かった。
都合してくれたシェニには、 特に心を配って協力できれば良いな。
(-219) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
|
|
/* 酷い弟だ(ふたたび
(-220) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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[墓地より街へ自転車をからりころんと転がしていく 回る車輪、男の表情はいつものしかめっ面だ
少々、取り乱すようになってしまった事 幼馴染の友を傷つけた事を忌々しいと胸が言う 彼と喧嘩などしたことが無かった 何時だって見護るのが、男の役目であったから
いや、先ほどのあれは喧嘩とも言えないものだった あのとき、手をちゃんと伸ばすべきだったのに 大丈夫に見えなかった、彼は無理をしていた
無茶なら良い、無茶であれば良かった 今更遅いとは思わない、自転車を向ける先は――*]
(457) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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資産家 シェニ は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 00時半頃
|
/* >>*124 提案了解しました。 私もそれで問題ないです。
メアリーも薬関係で都合のいいポジションですので、なにか入用の際は遠慮なくお声かけ下さい。
(*133) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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/* >>*124 反応遅れてすみません。 皆さまが問題無ければそれでお願いします。
(*134) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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