
763 水面下で薔薇が咲く村 in マリーン
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヒヨリが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、リリィ、デレック、アイヴィー、アーチボルド、コンラッド、ストーズ、カール、ウォルター、カーチス、フェイ、バッカスの11名。
/*
おはようございます。
腐女子ヒヨリ2冊目の組み合わせを発表致します。
なお、同じ数字が出た場合は振り直しとします。
襲撃(攻)=3
処刑(受)=7
1デレック 2コンラッド 3ストーズ 4カール
5ウォルター 6カーチス 7フェイ 8バッカス
(#0) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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―昔話―
[エリザベス・ボニーは、とある商家の一人娘であった。 黙っていれば、見目麗しい深窓の令嬢。 しかしその内面は、それはそれは気丈を通り越した男勝りのお転婆で、気性も荒く、癇癪を起して住み込みの手伝いを殺めた事すらある始末。 その性格が災いして、いくつもの縁談がもちかけられても、どれひとつとしてまとまることはなかった]
2015/11/02(Mon) 09時頃
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―昔話―
[エリザベス・ボニーは、とある商家の一人娘であった。 黙っていれば、見目麗しい深窓の令嬢。 しかしその内面は、それはそれは気丈を通り越した男勝りのお転婆で、気性も荒く、癇癪を起して住み込みの手伝いを殺めた事すらある始末。 その性格が災いして、いくつもの縁談がもちかけられても、どれひとつとしてまとまることはなかった]
(0) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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/*海軍×海賊の流れが継続する、把握
これぞという王道ではなく、中々レアな感じのする本が続く…wwwwwww
(-0) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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[破天荒な娘は、街に立ち寄った海賊に恋をした。 漆黒と金色の二つの色の瞳を持ち>>0:40 どことなく高貴さを感じさせる立ち振る舞いと風貌の男だった。 娘は家を捨て、愛称のみを名乗り、男の恰好をして、海賊船に乗り込んだ。 その船に掲げられているのは、左目に航海星を刻む独特のジョリー・ロジャー>>0:155
――その海賊の名は、『リーパー・バロン』 死神男爵と渾名される海賊。 それはまだ、彼がサーの称号を賜り、海賊王として名を上げる前の事であった]
(1) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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[リリィは、バロンの傍にあった。 ある時は、バロンに囲われるただ一人の情婦として>>0:124 ある時は、勇猛なる女海賊として、男の格好をして剣を取った。
船長の女に手を出そうとした水夫もいたが、鮫の餌にしたのはバロンではなくリリィ本人であった。 海軍や他の海賊とやり合った時も、率先して甲板に出ては勇敢にカトラスを振るった。
故郷を捨ててからは、陸よりも海の上で過ごす事の方が多かった。 船を下りたのは、腹に宿した子を産み落とした時ばかりだったという]
(2) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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[しかし、そんなリリィも、ある嵐の日に船と共に行方知れずになる。
嵐に消えた船は、荒波を彷徨い―― 辿り着いたのは『リーパー・バロン』の隠した財宝が眠る宝島。
誰が生きているのか、死んでいるのかもわからぬまま―― それは、自分自身すらも例外ではなく。
濃霧に囲まれ、不死者たちが異音を発する呪われた島で、最愛のバロンを待ち続けていた]
(3) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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[『リーパー・バロン』の存在が一つの歴史となった今でも**]
(4) 2015/11/02(Mon) 09時頃
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悪霊 リリィは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 09時頃
悪霊 リリィは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 09時頃
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ほざけ、俺のベッドルームで「死」んで良いのは女だけだ お前の悲鳴に1ギルの価値があるとでも?
[>>1:297 退路を踏む己の方へ――
今しがた用事を告げた青い鳥も 十二分に命中範囲の位置に。
船員が船長の盾になるならいざ知れず。 船長がたかが賄い番の盾になるなど聞いた事も無いが。
常日頃から、腕を怪我する事を気にする素振りと。>>0:248 死んだら、船上の義兄弟も絶えると 生真面目に言い出す素振りを思い返し。>>1:19
青髪の青年を突き飛ばし、一歩前に出た。]
(5) 2015/11/02(Mon) 09時半頃
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/*
ごめんなさい頭ばかになってました!!!
そうだよ! 今日2日目だよ!!;;;
(-1) 2015/11/02(Mon) 09時半頃
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チ……
[医師の眼前で傷を負うほど、はた迷惑なものは無い。 まあ、他に当たらなかった分どうとでもなるだろう。
だが、鉛玉は心臓を貫かず。 それ自体は運もいいが、厚い筋肉は貫通を為さず 己の大腿に、弾丸を残したままだ。
当然、摘出の必要性がある。]
――急ぐぞ。 ドクター・デリックが仕事の山で過労死する前にな。
[右目をくり抜いてやりたい相手は、既に去った後か。>>1:298 膝の痛みで、カールに体重を預ける傾きが生まれる。
それでも足を引きずれないほどヤワじゃない。 痛みに荒れた息を吐き、先を急ぐ。]**
(6) 2015/11/02(Mon) 09時半頃
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/* ドルって書きたかったのに、眠しみとドラクエの影響で…!!
(-2) 2015/11/02(Mon) 09時半頃
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/* おはようございます。 2冊め、お相手よろしくおねがいしますね。
シチュエーションとしては、島に上がってからのIFだとやりやすいのかなあとは。 本編絡みで陸に上がった時の邂逅もあり…かな? こちらはどう見ても「船上の義兄弟」の一員だとバレると思うので偶然会ってもケンカにしかならなそうですが…。
こちらはNG一切ありません。 軽くても、ラブラブでも、傷めつけられても、 どのような展開でも大丈夫です。
取り急ぎご挨拶まで。 最年少CP、楽しみましょうね!
(-3) 2015/11/02(Mon) 09時半頃
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/* あ、シチュエーションは今眠い頭で考えた一案というか切欠ですので、 ストーズさんにもなにかあったら是非……!
(-4) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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/* 膝じゃねーーーよ!!!wwwwwww ふとももって先に書いたやろ!!
どんだけ負傷したいマンなんだよ!!!wwwwwww 仕事中の見返せなさはやばい
あ、でも。 膝がいたいのは骸骨に掴まれたのが原因ってことで…ひとつ(てきとう
よく考えたら下半身中心にダメージを受けてるんだが わたしのちんこなにかした??
(-5) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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/* いよいよ最終日組が濃厚になってきましたパターンwww
しかしこの二組軍×賊 きっと残りは逆転でしょう(予言)
(-6) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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― 夜の甲板 ―
へー?
[振り返った副船長……否、船長に昇格する男の説明に、濡れた体から水を弾き飛ばす犬のような動作でぶるっと一つ身震いをしたあと、つかつかと近寄った。]
こんな冷える夜に、海を覗き込むとはご苦労さんな話だ。 ま、親父さんが亡くなった直後じゃな、仕方あるまい。
[大勢の人間がひしめき合う船室から外に出ると、室内外の気温差は明確に伝わってくる。気温に関する異変を男は明確に感じ取って、肩をすくめてみせた。
蛮行の限りを尽くす海賊であっても、結局は人間であることに変わりない。二週間という付き合いの中で仕事をする内に男はそのことを肌で感じていた。 時にはしんみりとする日もあるだろう。ぼーっと海を眺めたくなるときもあろう。
――例えそれが皆に副船長と呼ばれ、多くの者を背負う立場であっても同じだ。]
(-7) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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[シロという呼び方にも慣れた。犬みたいだと揶揄する者もいたが、副船長直々に賜ったものと思うと悪い気はしていない。
今夜は多目の夕食を振舞われた直後で、機嫌も良かった。副船長がいなければ体が冷える前に素早く立ち去っていたに違いないが、付き合ってもいいだろうと思いついたので、酒瓶を抜こうとする動作を見て、大丈夫か?と声をかける。]
こんな寒いとは思わなかったんだ。 つか、なんだこの気温。明らかにおかしーだろうが。
[視線に乗せられた疑問ではなく、問いかけに対してのみ返答すると、不意に副船長の様子が変わった。]
(-8) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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おいっ?!どうした?
[酒瓶や手首に絡みつく蔦は男には見えていない。だから副船長の身に起きた異変を、完全に理解できていなかった。
それでも名を呼び、こちらに伸ばされる掌に応じて、がしっと強く掴む。 想定以上に冷えきった体に、目を丸く見張った。]
こんなに冷たくなるまで外にいたのか? 親父さんの手向けはいいが、船長になるなら自分の体のこともちっとは考え――んっ?!
[然程切羽詰っていなかったせいか、副船長に触れた途端、何か嫌な雰囲気が漂ってくるような気がして、先ほどとは違う種類の身震いをする。]
”何かは分からない。だがこの気配は不吉だ。決して近寄ってはならない。”
[そう判断を下すと、思い切って副船長の肩に腕を回し、甲板の方へ投げ出そうとしたが。]
(-9) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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くそっ!何だコリャ?! 此処にはあんた一人しかいねえってのに、誰かに掴まれているような感じがするぞ?
[妙な抵抗感を覚えて、思い切り舌打ちをする。 しかも今すぐ此処を離れたい、そんな気味悪さもどんどん大きくなって、男の顔から血の気が引いた。
だがそれを振り払うように、更に力を込めて引っ張った。 危険な場所なら尚更、目の前にいる若者を放って逃げる訳にはいかない。*]
(-10) 2015/11/02(Mon) 10時頃
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― スウォンブロス号 ―
悪ィ。油断してやられた。
[出迎えたコンラッド>>1:293に空いた手を上げる。こんなときに仕事を増やしてすまないの意思表示だ。 だが大した怪我じゃない……と続けようとしたところで、軍医の指摘により、ストーズの手>>1:283に気付く。]
だったら、先にこいつを診てやってくれ。
[言うや否や、逃がさんとばかりに良い笑顔でストーズを羽交い絞めにしようとする。
治療を逃げるなと言われているのに、自分は大した傷じゃないし、重傷者を優先するなら順番が来るまでにまだ間がある、ならばこっそり医務室を出れば良いと都合よく解釈しているせいだ。だからストーズを確保すれば十分だと思っている。
無論遠慮しているつもりはない。今更体に傷の一つや二つ増えたところで、男にとっては何も変わらないのだ。]
(7) 2015/11/02(Mon) 11時頃
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俺のは気の立った猫が振り回した爪が、ちっとかすっただけだ。 怪我したとも言えないこんなもん、舐めときゃ治る。
[負傷を最小評価するのは、カーチスと同じ。自分の腹をどうやって舐めるんだ?という疑問はさておき。
ただコンラッドの決意の前には、最終的には逃げられず。治療を受けることになってしまった。]
(8) 2015/11/02(Mon) 11時頃
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[(男にとっては不本意な)治療が終わったあと、ただ一人ウォルターだけを呼び出して声をかける。]
深追いはするなと言った筈だ。 何故発砲した?
[問いかけの形式は取っているが注意ではなく、ましてや咎める雰囲気は全く無い。その証拠に、発砲に関しては次の一言で終わらせた。]
俺を助けようした働きに免じて、この件については不問とする。 だが言いたいことがあれば、何でも聞くぞ。
[発砲した直後にウォルターが口にした言葉>>1:297は聞いていた。すぐ声をかけなかったのは、あのときがいつどんな出来事を知らなかったからだ。 そしてわざわざ二人きりになるよう場を揃えたのも、他の者に話を聞かれないようにするため。
とはいえ、実際に話すかどうかはウォルターの意思に任せようと思っている。**]
(9) 2015/11/02(Mon) 11時頃
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[父親の死は、予定調和だった。 殺すつもりで危害を加えたのだから 然し奇妙な転落死を遂げた理由が分からず。
この歳でそれなりに名を馳せた海賊団の船長として 全てを背負う道を往く重圧も 海に泣言を吸わせたい原因でもあった……かもしれない、多少は。
此処まで冷え込むとは思わなかったというのが正直な所。 けれど、季節は夏も近い。 どうして此処まで気温が低いのか。
互いに違和を確かめ合う言葉を交わすよりも 自由を奪われ動かなくなった手足に全身を強ばらせた。
まるで体全体に氷を当てられているような酷い寒気。 掴まれた手に、高めの体温を感じ取る。 己の体温が急激に下がっている故の錯覚かも知れないが。]
(-11) 2015/11/02(Mon) 11時半頃
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[犬の名前のような響きの名を預けた男に肩を押され、 摺から退き、甲板へと己の足も向かおうとするのだが。 絡まり、ピン と張った大量の髪に行く手を制され、]
っ………シロ………… 、髪みたいなのが、
[まさか、食客には見えていないのだろうか。 誰かに掴まれているような――も何も。 手首に、足に、女の髪の毛にも似た長さの束が 引きずり、海へ誘おうと蠢いているのに。
己だけに見えるものなのか、 まさか、父親だけでなく自分もまた気が触れているのか
考えても解決しない不安に脳味噌を割くよりかは、 手元に握った酒瓶を手摺の方へ何とか投げつけるが先。
己の手を引く男に縋りつき、そのまま引っ張られて なんとか、なんとか。 一難から身を逃すことも、叶う。]
(-12) 2015/11/02(Mon) 11時半頃
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………はぁっ ……はぁ………
今……
[呼吸を乱し、直前まで自身の立っていた場所を見る。 ひたり、 ひたりと。
割れた酒瓶の中身が木床を水浸し。 何者かの足跡が目の前でひとつ、またひとつと付けられ。 此方を目指すか、手摺を目指すかで揺れている。
咄嗟に目を伏せたのは、恐怖が全てであったが。 「目印」の、黒と金の瞳の色が急に消え 海から這い出た「何か」は、元来た道へ戻ってゆく。
海の水面を濡らす漆黒の色と、写りこんだ眩い月に 「リーパー・バロン」の特徴を重ね、消えて行った。]
………消えた……?
(-13) 2015/11/02(Mon) 11時半頃
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[――なにか、が。去った後、気温は急に上がる。 異常気象すら、今消えた何かの仕業であるように。
何かに肉迫されていた己の身は、 芯まで冷えて、小刻みに震えていたが。
必死に腕を引いた男の腕が絡んだままなら、 無意識に暖を求め、手に手を重ね 体温に懐き、甘えるように、頬を肩口に埋めた。 ]
…………ん、
[残念ながら、スコールをシャワー代わりにしている この海賊船には、温まる為の風呂――というものは無い。 当然、暖を取るなら毛布に身を包むしか無く。
此処に毛布が無いなら、更なる代用に 体温を求めるのも当然といえば、当然で。
相手に突き放されるか、自然と我に返るまでは、 居候の背に、腕を回したまま ]**
(-14) 2015/11/02(Mon) 11時半頃
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/* アイヴぃーってよばれて。 誤変換なのに、不覚にもかわいいとおもっ
(-15) 2015/11/02(Mon) 12時頃
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― 戦いの渦中で ―
[弾丸舞う中>>1:287>>、アーチボルド中尉を支えながら前へ進む。 途中、青い髪の青年>>1:285の姿が見えたなら、じ、とその瞳を見つめるだろう。それはとても静かな、凪いだ海に似た視線で。]
今、戦うことが愚策かは、分かるだろう。 また会い見えたなら、その時は。 ……その時は、俺が相手になろう。
[カトラスを構えた、名も知らぬ彼。異国の服を纏う姿から、言葉は通じるのだろうかという懸念が浮かぶ。 故に、己がサーベルで指先を切り、カトラスに朱の一滴を垂らす。今はこの血を捧げる代わり、この身は見逃してもらう。そう意味を込めて。]
俺は、海賊みたいに約束を違えない。 ……だから、生きろよ。
[この荒れ狂う海、霧の幕。もしかしたら、という懸念はある。全員が生き残れないかもしれない。だから。 俺に約束を違えさせるなと願う。今だけは、相手の生を願ってやろうと呟き、スウォンブロス号に背を向けた。*]
(10) 2015/11/02(Mon) 12時頃
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― セントヒヨリ号 ―
力持ちって、先輩、俺を子ども扱いしてるでしょう。 ……はいはい、今だけ、甘えさせていただきますよっと。
[アーチボルド>>1:288へ言葉を返せたのは、無事戦火を抜けられた後だったか。 コンラッド先生>>1:293の指摘に嫌そうな顔をしつつも、逃げる気はないようだ。先程から、左指の感覚があまりない。 血豆と、己の拙い治療痕を見られるのは恥ずかしいのだが、仕方ない。痛いものは痛いので、素直に従うつもり。]
……っ、アーチボルド先輩。 医者の言うことには素直に従うもんですよ。 素人が大丈夫と判断したものだって、違うことがあるんだから。
[母親がそうだった。父親がいなくなった後も家を支え、懸命に働いた。 最初はただの咳ひとつだったのだ。「大丈夫」と笑う彼女の姿は、次第にベッドの上に移って行く。 医者にかかった時にはもう遅く、その命の灯火は消え失せるのを待つばかりであった。]
(11) 2015/11/02(Mon) 12時頃
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俺が先でも、先輩が先でも、貴方が治療されることには変わりません。 大人しく諦めて、さっさとその腹、綺麗にしてもらうことですね。
[故にアーチボルド>>7>>8の言葉には、ひどく寂しそうな表情を浮かべる。 そうして力持ちと評された腕でひらりと身を躱し、彼の背を勢いよく叩いた。よーく、傷に響くことであろう。]
コンラッド先生、これはですね……。 えーと、あのその、あー……先の戦闘で……。 あ、バレてますよね、ハイ。
[――そんな恰好をつけても、最後には結局血豆について言い訳をすることになるのだが。 荒れ狂う海の中、揺れる船内。しょんぼりと縮むストーズの姿が、そこにはっただろうか。*]
(12) 2015/11/02(Mon) 12時頃
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― 霧の海で ―
[中佐のように頑丈なセントヒヨリ号を碇に、優秀な赤髪の航海士の腕が二隻の船を操る。 白い海原の向こう、影が見えて。歌うような女の声>>1:244もその頃になればようやく届いたかもしれない。]
う……あたま、が……。
[がくん、と。船が大きく揺れて。まるでその影に吸い込まれるように、二隻は勝手に舵を取る。 船内にいるはずなのに寒くて>>1:273、震えながらも行き先を見守っていれば、いつの間にか意識も霧の向こうへ消えて。 女の声が木霊する。繰り返し、繰り返し、誰かの名を呼んでいる。]
(13) 2015/11/02(Mon) 12時頃
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[おいで、おいで。かえっておいで――と。]
(14) 2015/11/02(Mon) 12時頃
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[引き寄せた体は妙に強張っているような気がする。低温に晒されただけにしては、違和を覚えるほどに。
それが体の自由を奪われているが故のものとは、今の段階ではまだ気付ける要素は何もなく。本人が動けないなら、その分自分が力を出せばいいと単純明快な結論に達して、この二週間の間に鍛えられた体力をフルに発揮しようと試みた。]
んっ、くっ……。
[なのに副船長の体を手すりの傍から離すことができない。 これは明らかに邪魔をする存在がいるのだ、と気付いた途端、背筋に冷や汗が流れた。]
……っ! んなこと、よりっ、こっから離れる方が、先、だっての!
[自分には髪なんて全く見えない。だから余計にこの抵抗感が恐ろしい。 何故なら人の世の法則では説明のつかない、不可思議な現象が起こっている証拠に他ならないためだ。
そこで髪については全く触れなかった。迂闊に口にすれば、言葉にできない恐ろしさで動けなくなるかもしれないとの懸念も過ぎったせいもある。
酒瓶が割れる音を聞きながら、縋りつく体を必死で抱きしめ。負けるものかと見えない存在へ心の中で喧嘩を売っていた男は、何とかその場を離れるという目的を果たして、大きく息をついた。]
(-16) 2015/11/02(Mon) 12時半頃
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― 絶海の孤島へ ―
う……、ここ、は……?
[口の中で、じゃりじゃりと砂が踊る。重い身体を起こして口の中のものを吐き出すと、揺らぐ視界の中視線を巡らせた。 海と、砂浜と、土と、森。――そして目の前には、ボロボロになった二隻の船。なぜか乗員たちは船ではなく、砂浜に投げ捨てられている。海へ投げ出された記憶はない。]
みんな……!
[二隻の船底には、大きな穴が開いていた。あの時の揺れは、何かの岩にでも当たって、座礁した時の衝撃だったのかもしれない。すぐに航行することは不可能だろう。 全員無事かと辺りを彷徨いながら、手近にいた同胞を揺すり起こす。**]
(15) 2015/11/02(Mon) 12時半頃
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[自分と同様に息を乱している副船長の一声で、同じ場所へ目を向ける。 ひたひたと進む先を迷うようにつけられていく足跡に、悲鳴こそ上げなかったものの、回した腕に一層の力を込めた。
足跡が狙うならば、きっと自分ではなく副船長だ。 理屈ではなく本能が囁いた言葉に従い、一歩足を踏み出す。絶対に渡さないと思い切り睨みつけていると、何故か見えない何者かは海へ消えていった。]
今、何かいたな。 俺には髪みたいなもんなんて見えなかったが、あんたが言うなら間違いない。
[消えたとの台詞に肯定を返すと、額からどっと溢れる汗を拭う。 それと同時に温度が急激に上がり、全身から緊張が解けて、ほっと一息つく。]
(-17) 2015/11/02(Mon) 12時半頃
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[だが傍らの副船長の震えは止まっていない。腕を絡めたままなので、その体に温かさが戻っていないことも明確に伝わってくる。
直前に一人で海を眺めていた姿も相まって、もうすぐ多大な責任を負って海賊の船長の任につく男ではなく。少し年下の、自分が守る対象とする意識が芽生えて、すがりつくように重ねられた手も肩口に埋められた顔も引き剥がすことなく、相手がしたいようにさせた。]
……。
[どのくらいそうしていただろうか。 副船長の体がある程度温まったことが確認できると、黒髪へ左の指をそっとからめるようにしながら、耳元で囁いた。]
そろそろ休んだ方がいいんじゃねぇか? このままひっついていたら、あんたのこと頭から丸ごと食っちまうかもしれないぜ?
[月夜に出る狼ならぬ兎……海軍でラパンとあだ名された裏の理由、万年発情期男の本領を発揮して、先ほどの恐怖を吹き飛ばすように、くくくと笑った。
それでも、自分からは相手の体を離そうとはしないけれど。*]
(-18) 2015/11/02(Mon) 12時半頃
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/* ちょっとメモ会話長くなっちゃったけど、確定多めだったので色々まとめさせていただきました。
そしてご使命だわあい! フェイフェイだ! 最年少組です! 愛でる! ラ神は海軍×海賊がお好きなのだろうか。いいよね!
(-19) 2015/11/02(Mon) 12時半頃
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/* こんにちは。遅くなりました。 こちらこそ、お相手よろしくお願いします。
まずは、コアやNGから。 コアは基本21時~25時前後、昼もちょこちょこ覗けたりします。 NGはありません。お互いに楽しめればとても幸せです。
シチュエーションについては、>>10にてひっそり邂逅してみました。ひっそり。 また島で会って話すことがあれば、そこからの流れでいけるかなあと! 同い年という共通点もありますし、喧嘩のち~も楽しそうです。
こちらからはこんな感じでしょうか。 今からわくわくしております。一緒に、素敵な作品を作りましょうね! よろしくお願いします!
(-20) 2015/11/02(Mon) 12時半頃
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/*そうそう。 昨日アイヴィーさんが懸念していたことを思い出したので、灰で一言。
悪いおにーさんとしては。 >無意識に暖を求め、手に手を重ね >体温に懐き、甘えるように、頬を肩口に埋めた。 ってとこは十分食指を動かされましたよ。(こくり。
(-21) 2015/11/02(Mon) 14時頃
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― セントヒヨリ号 ―
重傷か、手当て不要か。判断するのはアンタじゃなく、俺だ。 医者なめんな。そんなに診られんのが嫌なら、頭に風穴開けて治療の必要をなくしてやるぞ。
[治療から逃げようとするアーチボルド>>7>>8へ、拳銃片手に据わった目で告げる。 ストーズらの手を借りて6年前からの腐れ縁を医務室に拉致すれば、その腹の傷はどの程度のものか。 必要ならば縫い合わせ、化膿止めを無理やりでも飲ませて。
ストーズ>>12の手を診るのは最後にする。 他人に知られたくないだろう手の状態を、他の誰かに見られないように、という配慮故に。 アーチボルドや他の者が医務室に居座っていたなら、「手当てが終わったやつらは、甲板で警戒なり、折れたマストの補修なりしてきやがれ」と蹴り出すつもり]
(16) 2015/11/02(Mon) 14時半頃
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ったく。 いつも手袋から薬の匂いを振り撒いて、俺に気付かれないと思うな。
まずは洗浄して薬品を落として。薬は……っと。
[言い訳>>12をしようとするストーズに、用意してある手桶で手を洗わせている間に。 彼が着けていた手袋についている薬品を臭いから判断し、棚を漁って塗り薬を用意する。
軟膏を塗って包帯を巻いた手には、予備の手袋を渡してから]
…………痛みが落ち着いたら、他の連中にも手伝わせて、そこの箱をすぐ船から運び出せる場所に固定しといてくれ。 この霧と嵐じゃ、何があってもおかしくないからな。
[>>0:121医薬品から、緊急手術セットまで。いろいろ詰め込んだ箱を指して頼んで。 自分も、詰め直した医療品バッグを左肩から腰へと縛りつけるように担いだあと、甲板に出た。
何か見えるものは無いかと、辺りを見回したが。 この段階になっても女の声はこの男の耳には届かない]
――――なんなんだ、この霧?
[聞こえなくとも、霧には妙な気配はなんとなく感じて。 遠くに島の影がうっすらと見えたかと思えば、急速に意識は遠ざかった**]
(17) 2015/11/02(Mon) 15時頃
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― 治療前の一幕 ―
……くはっ。
[ストーズを捕まえようとしたが、逆にひらりとかわされて背中を叩かれた>>12。痛みには慣れていても、不意打ちを食らえば流石に痛い。]
へいへい、分かりましたよ。 こうなったらまな板の上のマグロにでもなったつもりで、大人しく治療を受けることにしましょうや。
[ストーズの悲しそうな顔だけでなく、目が据わっているコンラッドに根負けして肩をすくめた。異口同音に医者の言うことを聞けと迫られたら、反論することはできない。 さてはてまた板で大人しくしているのは鯉、マグロが乗るのはベッドの上だと訂正する声は果たして上がったかどうか。]
元から俺の体はつぎはぎだらけだからナ、手当てしてもらっても完全に綺麗にはならんぞ?
[しょんぼりと縮むストーズを慰めるように、軽い口調で答える。 家庭の事情までは知らぬゆえ、ストーズの変化は人前で怪我について指摘されて、プライドが刺激されたのかとしか考えられなかったのだ。
大して抵抗はしなかったけれど、逃げることを懸念されたのか、半ば拉致されるように医務室につれていかれる。]
(18) 2015/11/02(Mon) 15時頃
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― セントヒヨリ号医務室 ―
おうおう、思ったよりよく切れていたんだナ。
[コンラッドの治療を受ける際、縫合が必要なことを確認して、他人事のように目を丸くする。 だが無理矢理化膿止めを飲まされると、うへーと顔をしかめながら思い切り舌を突き出した。]
全く、相変わらず不味くて仕方ねぇ。 リッチにステーキ……とまでは言わないが、せめて干し肉味でもつけられないのか。
[これだから化膿止めは嫌いなんだと言わんばかりの口調で、眉間に皺を寄せる。
治療が終わるとウォルターに話を聞こうと思っていることもあり、早々に医務室から立ち去った。]
(19) 2015/11/02(Mon) 15時頃
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[己に絡みついていた髪の毛は見えていなかったようだが、 酒浸りな床に残っている足跡は、食客の目にも明らかなのだろう。 なにか居た、 けれどそれがなにかは分からない。
素足で去り抜けた証のような足跡を横目に。 ………女か子供だろうか。 少なくとも、自分の足音よりはかなり小さいものに思え。
不穏に緊張していた貌も、暖を取っている間に平静を取り戻す。 日中に晴天の下で作業していたらしく 服に染み付いた汗の匂いが鼻腔をついたが、不思議と嫌では無かった。 むしろ、妙に落ち着き、抱きとめる腕に心地よさすら感じて。
荒れていた呼吸は、甲板の先に広がる海原の波のように 酷く穏やかな其れだった。]
(-22) 2015/11/02(Mon) 15時頃
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[暫くの間、そうして体重を預けていると 耳を覆う長い髪の一端が浮き、唐突に鼓膜を叩く吐息に 背に置いた指が、ひしり、と衣を掴み、 ]
、う っあ
[抗議より早く、現状を理解し。 まるで赤子か女のように野郎にひっついていた自分に呆れと、 形容し難き気恥ずかしさが、膨れ上がってゆく。
思わず後退しようとしたが、背後には先程の足跡がある。 ばつが悪そうに睥睨する黒と金の目尻に、微かにだけ朱が宿っており]
(-23) 2015/11/02(Mon) 15時頃
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… ふざけた事を。
[相手が女でも無いのに、簡単にその気になりそうなのは 吐息が自然と、熱孕むのは。 きっと、この二週間の間、一度も女を抱いていないせいだ。 、…と思いたい。]
……海に放り出されたくなけりゃ、くだらねぇこと言ってんな、 念のため、俺を私室まで送れ。
[腕を下ろしきる一瞬、猫がそうするように、 脇腹へと指爪をわざと立てて。 胸部を軽く押し返して身を離し、伴を連れ私室へ向かおうと]*
(-24) 2015/11/02(Mon) 15時頃
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/* 足音、じゃない 足跡!!wwww
(-25) 2015/11/02(Mon) 15時半頃
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―カンヅメ―
なに。アンタもう2冊目の題材決まったの? 張り切るねぇ。 ストーズ×フェイ? 父親が海賊の若手海軍と、海賊に襲われて船に乗り込んだ元カタギ、か。 海賊によって人生が変わった、最年少同士。
面白いところに目を付けたもんだ。 次のも期待してるよ。
(*0) 2015/11/02(Mon) 17時半頃
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アタイも何か手伝おうかい?
……え? 買い出し? 飯?
わぁったよ。いつもの奴でいいんだな?
(*1) 2015/11/02(Mon) 17時半頃
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/* あまりネタが仕込めなくてすまぬ
(-26) 2015/11/02(Mon) 17時半頃
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[足跡の大きさを目測で確認しつつ、獲物に髪を絡ませ引きずり込もうとするなら、男ではなく女のやり方に違いないと偏見を発揮して決め付ける。 しかし目下のところ、副船長を落ち着かせることを最重要視しているため。謎の足跡の正体は、それ以上追求しなかった。無論傍らの狙われた張本人にも、この推理を聞かせる真似は控える。
そして悪戯めいた一言を放った途端。 背に置かれた指に力がこもる感触に気付いて、唇の端を三日月形に上げた。]
……。
[命運を握っている相手から睥睨されても平然としている。
流石に怖い目に遭った直後だけに、どうした赤くなってるぞとあけすけに指摘するほど無神経ではない……と自認しているが、自分の言動がもたらした結果にはいたく満足していた。]
(-27) 2015/11/02(Mon) 17時半頃
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いえいえ、俺はいつだって真面目です。
[副船長の言葉を否定する言を、きりりと音を立てそうなくらい表情を引き締めて返した。 その内訳は本気100%。いくら無鉄砲な性格をしているとはいえ、自分の命運を握っている人物をそう簡単に誘ったりするほど無謀でも無茶でもない。
しかも相手は男だ。 同性同士というハードルを考えたら、誘いをかける場合、女とは違った意味で優しく?言葉を選ばなくてはならないことはよく承知している。]
はい、分かりました。ではそのようにいたします。
[故に部屋に送れとの命令に対して、簡単に従う旨のみ口にすると、脇腹に立てられた痛みに大げさに顔をしかめてみせた。
最初に出会ったときに感じた印象よりずっと可愛いじゃねぇか、との思いは、言う機会があったら改めて伝えようなどと計算しつつ。体を押し返されたら素直に傍を退いて、では行きましょうかと促した。*]
(-28) 2015/11/02(Mon) 17時半頃
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[立ちはだかる足元で、鉛玉に弾かれたか甲板の木片が散る>>1:287。 隻眼の軍人が玉の放たれた方向へ銃を向けた。 と、すれば。 足元の甲板を弾いた弾を撃ったのは]
(全員がお前みたいに呪っても死なない奴だと思うな……) [霧の向こうにいるはずの狙撃手に、内心冷や汗と共に苦笑いをする。 背にかばう船長から回収の指示>>1:296が届けば、首半分振り返って、 横目で頷き、了解の意を示す。
それが、いけなかった。 視界から切れた隻眼の軍人の手元が再度動いた>>1:297のに気が付かず、 どん、と強く突き飛ばされて濡れた甲板に身体を強かに打ち付ける。 手から離れたカトラスがカランと乾いた音を立てて甲板に落ちた。 なにを、と見上げた先に、弾を受けたらしい船長を見上げ]
他媽的!! [くそったれが、と苛立つ声を上げた。 それは撃った者と撃たれた者のどちらにも向けられている。 意味は分からずとも語勢で、キレたのは十分通じるはずだ]
(20) 2015/11/02(Mon) 18時半頃
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待て、お前! [退却の命令>>1:296も忘れ、 立ち去る隻眼の背に向かって素手で殴りかかろうとすれば、 こちらを振り返る金髪>>10と目が合い、言葉が届く。 この状況でこれ以上の争いは愚。 頭ではわかっていても身体がわかっていなかった事を諭され、 振り上げた手をぐっと握ったまま、下におろし]
説好了。 その言葉、忘れるな。
[金髪へ向かって、半睨みで言葉を返す。
"……だから、生きろよ"。 彼の言葉が怒りよりも現実へ思考を向ける切欠になったが 同時に、次に会ったらぶっ飛ばすリストに一人増えたのも、事実]
(21) 2015/11/02(Mon) 18時半頃
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[去っていく軍人たちの背をしばしの間睨み、ふと後ろを見れば深い霧。 航海士と船長の姿も見えなくなっていた。 弾を受けた船長の事はきっと航海士が運んでくれた。 船医きっとすぐに駆けつけてくれる筈。
拾い物の指示ぐらいは全うして戻らないと。 苛立ちの残る表情で髪をくしゃくしゃとかき、さっき足元に着弾した 鉛玉を放った主を探し、甲板を歩き出す。
―――霧の中、囮弾を放った狙撃手の姿はどれほどで見つかったか]
死にぞこない、拾って来い、言われた。 死んだか? [生きているとわかってて、遠慮のない軽口と共に手を出した。 歩くのがしんどいなら、手を貸すぞと**]
(22) 2015/11/02(Mon) 18時半頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 18時半頃
廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 19時頃
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[もめていた軍人たちのうち、銀髪の男>>1:280が血を流したのを尻目に、彼らから離れ。 海軍もまた退却を決めたことを知り、ほっと吐息を零す。
こちらまで届いた大声>>1:278、それに対してどうするかとキャプテンへと視線を向け。 フェイへと指示を出したあと、操舵室へという言葉>>1:300に頷いた。
キャプテンと海軍の間の因縁はさまざまある様子。 けれど、まさか、キャプテンがフェイをかばう>>5とは思ってもいなくて]
なにやってんすか!
[ただでさえ死に掛けたばかりだというのに、自ら弾に当たりに行くなんて、とぶちぶち文句をいい。 キャプテンの体を支えながら操舵室へと向かう]
(23) 2015/11/02(Mon) 19時頃
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― 操舵室 ―
[操舵室の椅子にキャプテンを座らせ、手当てはデレックに任せたまま。
海図と空の様子とを見て、向こうから届いた叫びの中にあった岩礁があるあたりを探そうとするが]
――本来なら、このあたりに座礁しそうなところはないはず。 向こうではなにか見えたのかな……
潮の流れはこちらに向かっていたから……もし向かう先に島があるのが見えたのだったら叫びもわかる。 とりあえず、島があるものと仮定して動くよ。
[治療を受けているキャプテンに説明しながら、流されるだけではなくある程度は船をコントロールするために動き出す。 とはいえ不可思議な海流と、よけいなお荷物をひっつけた状態で、流される先から逃れることなど出来ないが。 それでも、できれば船を大破させることなく陸につければいいと、嵐の中で奮闘し――]
(24) 2015/11/02(Mon) 19時頃
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― 絶海の孤島 ―
[残念ながら座礁を逃れるのはできなかった。 とはいえ、船底に開いた穴は修理が出来る程度。 揺れた衝撃で海に落ちた奴も居る。 穴から入ってきた海水に沈められる前に、孤島の砂浜に半ば乗り上げる形で停止できたのは行幸というもの。
全力を出し切った結果、暫くの間航海士はぐったりしている**]
(25) 2015/11/02(Mon) 19時頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 19時頃
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[長ければ今回の航路のように一ヶ月港を経由しない事もある。 間に合わせに華奢な男や、新入りの尻を遣うなんて 賊の間じゃ、別に珍しい事じゃない。
女のように胸もないし、顔を見ないようにしたって 違和感ばかりが付き纏う分、本当に間に合わせに過ぎず ……出来れば遣いたくないのが本音だが。
――ただ、少なくとも。 先代の息子であり、15で服船長になった自身に 尻を遣わせろなんて口を利く奴が居る筈もなく。
まして、女に戯れるような口振りで ちょっかいをかけられる事が 人生のうち存在するとは思わなかった。
食客に向ける視線は、複雑な心内を鏡にし、 それでいて、一種の興味めいた色が灯る。 それを隠すように顔を一度逸らした。
重ねて叱責をぶつけようとして、口許はもごもごしく。 結局何も言えぬまま、横目で睨み――
若き服船長に無言で睨められた相手は 逆鱗に二度触れまいと、大抵蛙のように縮こまるが まるで平然と見返され、正直、調子も狂う。]
(-29) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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………はぁ?
[急に生真面目な態度に居直られて 複雑そうに皺寄せていた眉間が、更に深く。 てっきり、冗談だと笑い出す程度に構えていた。
この男なりのタチ悪き冗談なのだろうか。 掴みきれぬまま、促されて歩き出す。
自身の船室を目指す間、珍しく躊躇いがちに口を割る。]
ん、シロ お前…、えぇと。 ウチの連中に…さっきみたいな事を?
[今のところそんな話は己の耳に入ってきた試しもなく。
他の船員にそんな噂があろうとなかろうと 仕事がこなせりゃプライベートは突っ込まないが このまま此所で働くつもりなら 己への度を越した悪ふざけは、釘を刺すべき、]
(-30) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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他の奴等と、寝、 …いや、… ん。やっぱ、……
[問えば問う程に、自分を誤魔化しているだけで 渦巻く関心の程は隠しきれず。 そうだと反ってきたらどうするつもりなのか。
聞かれる方が困る内容な癖に、 聞いてるこっちが、何処かいたたまれない。 視線は前方を見据え、顔の熱りは未だ冷めやまず。
私室の前に着いた所で、足を留めるものの。 戻って良いと突き放せないどころか、 手を伸ばし、きゅうと袖を握ったまま。]*
(-31) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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/* >>23 すまない、マゾなんだ(きりっ
(-32) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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[嵐の中で人が動く。 声が届いたか、それとも生存本能か、撤退に交錯する軍と賊。
傍らで自前の髪のように青い顔を晒す軍医に、 体力自慢が視線を下ろして、負傷の確認。>>1:282 自身が齎したヘッドバンドに因る血圧低下と認めれば、 ガントレットを嵌めた掌で手刀を切る。]
すまんな、声がデカいのは生まれつきだ。 もう少し生きて、人を生かしてくれ。
[足場板を踏み鳴らす音を聞きながら、>>1:283 伏せてしまった軍医の背中に、声を落す。 まるで、彼が人を生かすは当然だと言わんばかりの言の葉は、 キンと震わせた鼓膜では拾えなかったかもしれないが。>>1:284]
(26) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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[船から船へ、撤収に時間が掛からなかったのは、 スウォンブロス号も揃えた英断のお蔭だろう。>>1:296
海に引かれる波と、島に引かれる波は異なる。 陸地に近づく程に流れは加速し、荒波に削られた暗礁が出迎える。 己が海を読むのは才能ではない、人生の半分以上を海で生きた経験だ。
撤退してきた面々に早速、軍医が声を掛け始めれば、 己は海水と雨水の伝う顎を肩口で拭う。>>1:293 軍医に任せておけば、応急処置くらいは叶おう。
村医者だった頃よりも、怪我の量も質も船上大きい。 何より、医者らしからぬ肝っ玉も育っているようだった。]
(27) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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[そして、セントヒヨリへと帰船した面々に視線を通し、 ヒタ、と一度だけ、切り込み隊長を兼ねる男に双眸を留めた。>>7 負傷に削がれぬ威勢は常なるが、少し細めた眼差しは強い。
だが、彼に豪快な声が届くことはなく、 ウォルターを呼び出す背中を物言わずに見送った。>>9*]
(28) 2015/11/02(Mon) 20時頃
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― 海洋の同期 ―
[ウォルターは己よりも幾らか年下の同期である。 同じ入隊式を迎え、切磋琢磨し合って研鑽競った間柄。
己が獲物を手甲に持ち替えたのは、サーベルでもカトラスでも、 彼から一本すらも得られなかった為。>>1:30 常に勝利を奪いに勇んだが、負けたら負けたで屈託なく笑い、 刃の獲物が己に向かぬと悟ったのだ。
実際に自重を掛けるように下す剣は重いものの、 初動が遅れるが故に、懐に入り込まれる。 彼との訓練では、いつもその一手が決め手となった。
何れ、己が拳を磨いた暁には、 手を合わせようと尉官になっても言葉を遊ばせ、 だが、全盛期の彼と決着を付けることは終ぞ叶わなかった。
嵐のように失われた左目の光。 退役した筈の彼の名を完全に除名させずとも、 己が彼に挑むことは無くなった。
それは、彼が新たな命を下されても。>>1:33 己が指揮権を得るセントヒヨリに、青い鳥を求めて乗り移っても。
言葉も態度も、若かった時分と変わらなかったが、 練度を挙げた拳を、彼に突き出し、決着を付けるぞ。と、 笑うように誘うことは、無くなった。*]
(29) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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[性質は正反対、追うものと追われるものという立場の違いはあれど、男の集団という意味では海軍も海賊と同じ分類に所属する。 身近に女がいないときに手っ取り早く欲を晴らしたいなら、同性の尻を借りる――正義の味方を自認していても、やることは海賊と変わらない。
しかし副船長とは違い、しれっと誘いをかけたこの居候は、男は男で別の味わいがあると、むしろ積極的に同性を食ってきたという過去があった。本人の記憶はないが、だからといって性質や性格がそんな簡単に変わるはずもなく。 恐れ多くも『船上の義兄弟』と恐れられる先代船長の息子で、現副船長へ食指を伸ばそうとしている。
これもそれも他の海賊たちと違い、立場の違いには縛られない自由な身分があってこそのもので。だからこそ、睨みつけられても縮こまることなく、あまつさえ可愛いなどと不遜な感想を抱く余裕が生じたのだと言えよう。]
……。
[副船長の視線に興味の色が宿っていることを鋭く察知し、機嫌は一層良くなる。
尤も戸惑っているらしい様子も窺えたので、ここで調子に乗って追い討ちをかけて機嫌をそこねてしまったら意味がないからと、魚が針にかかってもすぐに竿を引かずにじっと待つ釣り人のような心境で、今は見つめ返すだけに留めた。]
(-33) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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―回想録―
[死の歌姫に憑かれた父親>>1:217の語った話は、 幾らか記憶に残っている。 記憶で補えぬ分は、真実を語ったものか何者かが虚言を綴ったか 当時を生きていない己には、測れぬ一冊の日誌に。
“記録士”の語るインキは、一人の女の存在も記していた。 リリィと名乗る赤毛の女海賊。>>2:1 情婦であり、懐剣であったとか。>>2:2
バロンの子を孕み、産んだという話も記録されているが 実際の処、どれだけ確かな話かも知れず。
それこそ、この一冊が御伽噺の延長線であるとも。 読めば読むほど、分からなくなってくる。 ただ、一団は宝島を目指す、というところで日誌は途切れていた。 ]
(30) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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[父親に、祖母の話を尋ねたことがある。
物静かで、気品ある女性だったと。 それを聞く限り、この女傑リリィなる人物と一致は考え難く。
―――ただ。 祖母は赤毛で、左目が黄金の色であったとも。
行方不明の英雄と、リリィなる人物の娘であるかまでは。>>2 何処にも確証は持てないけれど。
もしもこの日誌が語ることが真実だとしたら、 バロンとリリィは死して尚共に在るのか。
日誌に記された女海賊の名もまた、読み返さずも記憶に或る。 ]**
(31) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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[自分は真面目だと言い返したら、副船長の眉間の皺は更に深くなったものの、意外にも予想していた叱責はなかった。
どんな反応があろうとも、臨機応変に対応しようと思っていたけれど、返答がないうちは自分からどういう意味か説明する気はさらさらない。そのまま黙って部屋へと向かっていたが、ためらいがちに副船長が口を開いた途端、ん?と首を傾げて拝聴する。]
あんたにしたみたいに、口説いたことは一度も無い。
[己への態度に釘を刺すべきとの思いは知らず、明確に否定の言葉を口にした。そりゃ副船長の耳に噂すら届かないのも道理だろう、そんな事実は全くないからだ。
いくら万年発情期であっても、己の立場は弁えている。居候の身でそんなことをしたらまずいくらいの判断力は備えているつもりだ。
おまけにそのようなことをしなかった理由は他にもあって――。]
第一、口説いてもいいと思った相手もあんただけだ。
[何故副船長があのような問いを発したか理解しないままに、思ったことをストレートに告白した。]
(-34) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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[何を意図しての問いか、もう少し分析してみようとするなら絶対に告げない言葉だけど、機会を得たら即座に行動しろがモットーである。 珍しくプライベートに踏み込んだ相手の耳元にもう一度囁きかけた。]
やっぱ……ってどういう意味?つか、今何を言いかけたんだ? 寝たこと無い、って言えば満足するか?
[顔に熱を灯したままであることに気付いて、喉の奥から楽しそうな声を出しつつ、前方を見つめる頬に視線を注ぐ。
そのうち部屋に到着したらしく、副船長の足が止まったが、何も言わずに留まっている上に掴んだままのこちらの袖を放さない。 まさか純潔ってことはないだろ?などと、とんでもない想像をしつつも。据え膳食わぬ手はないと、思い切り抱き上げた。]
ほらよっと。早くベッドに入らねぇと風邪引くぜ。
[果たして本人はお姫様抱っこされると想定していただろうか? 片手で器用にドアを開けると、部屋に入った。*]
(-35) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 20時半頃
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― セントヒヨリ号 → 絶海の孤島 ―
[負傷者を軍医が診る間に、己は帆を引いて、 流され切らぬよう自前の腕力を奮った。
赤毛の腕は忌々しいほどに信頼をしているが、 牽引しながらの航海など、早々在ることではない。>>24 せめて、セントヒヨリが錨にならずなら、 離脱出来たかもしれないが、幸か不幸か誘われる原因は、 航海星を刻んだジョリー・ロジャー。>>1
呼ばれている、と既に殆どの者が感づいていただろう。 何を、とまでは分からずとも、肌に染み付くのは妄執であった。
それこそ、海に出たまま帰らぬ男を港で待つ女のような。>>3>>4
生憎、陸を顧みれるような賢い男は海に出ない。 そんなことは知っているとばかりの引力は、それでも強かった。>>13
だが、頭痛を伴う霧の中、 木片と化して二隻が打ち上げられる沈没は免れた。 それが、航海士の天性の才であるのか、>>25 はたまた、苛烈な招待状であるのかは、知らぬまま。*]
(32) 2015/11/02(Mon) 20時半頃
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[優秀な狙撃手と遣り取りがあった後か、その前か。 >>5痛烈な言が耳から潜り込み。 腹奥から湧き上がる、激情。
己の硬骨な信条さえも粉砕され、 反射的と、上官命令の無視を選択。>>0:290 引き金を引き、 築き上げた信頼も壊す 爆発した衝動と、摩り替わる。]
[ ―――…船員を庇い、撃たれるなど。 一体、誰が想像するか>>6 広大な海原ではなく、白骨が呼ぶ地獄に一人で発てと、希ったとて。
1度、略奪した癖に。 そこまでして、 傍らの青い鳥が、大事だったの。]
2015/11/02(Mon) 21時頃
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[優秀な狙撃手と遣り取りがあった後か、その前か。 >>5痛烈な言が耳から潜り込み。 腹奥から湧き上がる、激情。
己の硬骨な信条さえも粉砕され、 反射的と、上官命令の無視を選択。>>1:290 引き金を引き、 築き上げた信頼も壊す 爆発した衝動と、摩り替わる。]
[ ―――…船員を庇い、撃たれるなど。 一体、誰が想像するか>>6 広大な海原ではなく、白骨が呼ぶ地獄に一人で発てと、希ったとて。
1度、略奪した癖に。 そこまでして、 傍らの青い鳥が、大事だったの。]
(33) 2015/11/02(Mon) 21時頃
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[棄てた銃の行方は知らず、白銀の隊長を追い掛ける最中。 >>2>>23羽持ちと赤髪の鋭い声につい、と視線を向け。]
な 、 ……
[半拍絶句してしまう。 信じられないものを見る目で、 霧越しによろけた、負傷の船長を瞠り。
おかげで戦意喪失と立ち竦み。 今なら青鳥が>>21繰り出されるモノが、 拳で在れ、刃で在れ、無防備な背中は甘受しただろうに。 >>10不躾者の己では無く、年下の中尉が血を一滴流す事で 青鳥との衝突は、一旦鎮火。]
…… ッ ざまぁみろ…… ! !
[霧を払いかねぬ程 叫んだ声で、 喉からの鮮血さえ錯覚する痛みが、身体に走る]**
(34) 2015/11/02(Mon) 21時頃
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[名前も覚えていないこの男の過去までは覗き見れないものの。 いや、憶えてないからこそ。 今傍に居るシロへの興味のみが自身の中に或る。
過去に何をしていようとも、己は糺さない。 きっと、何も無ければこの船での交友関係などすら 一生問うことも無かったように思う。
若さを青く見られる事あれど 怯えず堂々と己に口を利く者がどれだけ居るものか。 先船長の暴漢ぶりを見ていれば尚更誰もが媚びへつらうのも当然。
その組織の中に飛び込んだ割に、 未だに何も変わらないこの男の頭をルーペで見てみたい欲は、 少なからず存在していた。]
(-36) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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― 絶海の孤島 ―
[その声をはっきりと聞いたわけではない。 そもそも、肉体資本の軍人に死者の声は遠すぎる。
数多の同胞を海に失い、己もまた、海を棺に決めていた。 だから、切なげな声は余りに朧気な潮騒と変わらない。
海に投げ出され、荒波に揉まれても落命至らぬは悪運か。 意識が身体に戻るにつけ、ざらとした感触が頬を撫でた。]
―――ッ、……随分と荒々しい操舵しおって…。
[早速唇から吐き出すのは砂と悪態。 砂を大きな手で掻いて、薄っすらと瞼を押し上げれば、 其処はセントヒヨリの甲板では無かった。]
(35) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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………う、
[男爵の加護を受けぬ身には、些か手荒な招待となり、 利き腕を岸壁に打ち付けたか、砂を描くだけで自重を支えない。 数度の瞬きを繰り返したところで、伸びてきたのは若い腕だ。>>15]
ストーズ…、死んでおらんな、良し!
[呻くように漏らした声は、後半跳ねるように年下の中尉へ向けて。 力なく下がるだけの右腕を見捨て、 左腕を砂に突くとのっそりと上体を起こした。]
(36) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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……………、それ
[誰も口説いてない、 口説きたい相手は己だけ。
重ねられる言葉に、どう扱うべきか悩ましい感覚よりも 向けられる好意の片鱗に、平静を繋ぐ糸が揺らぐ。 言い濁した言葉の先を問われ、言葉に詰まる。]
……別に、ただ聞いてみただけで、 深い意味は、 …
[知りたかったとは、言えず。 陽気な音色とは裏腹に、痛い処を引っかかれているような なんとも言えぬ心地と。 ………一種の安堵めいたものを憶えてしまい、 袖を握ったまま、何を告げればいいのかと言葉を探す。
女を口説く事自体がそもあまり無く、 内面も態々明かすほどに性行為にしか用も無い。 勝手に言い寄る女は好きにさせるし 抱いてみたいと思えば攫えばいい。
心拍数がやけに早鐘を打つ変化を、一体何と形容すべきか。 言葉を探しているうちに、急に腿裏へ挟み込まれた手。 疑問を発つ前に身体が浮いていた。]
(-37) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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っ、 お……い !
莫迦 な にして…… 、
[バランスを崩さぬよう、首裏へと腕を回してしがみつき。 ドアの開け放たれた先へ向かう男の足腰は、 仕事ぶりを眺めているより豪腕者であると知れて。
寝台と書架がある以外、殺風景な船室が己の部屋。
さっさと離せとも、此処から帰れとも言えないのは、 袖を引いた理由に全てが秘されている。]
シロ、 ……、
[己のみを奪いたいというのなら。 この男から、己もまた何かを奪えるのか。 名も持たぬ、一人の男から、一体なにを。]
ん。 ……………、お前が、 暖めろ よ…、
[しがみつく腕には自然と力が篭もり、 離れたくないと、体現しているのも知れようか]*
(-38) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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[傍にいたのはカーチス中佐>>35だった。彼を起こしている間、周囲を見渡す。己の班員は無事だろうか。先輩は、先生は、少尉は、同胞は。]
え……?
[ただひとつ、知り得たのは。]
(37) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
|
|
[己と同じ髪色をした男が、どこにも見当たらないことだった。]
(38) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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は……なんだよ、それ。
[馬鹿息子>>1:185、なんて数年振りに呼んだくせに。 拳骨>>1:198なんて父親らしいこと、久しぶりにしたくせに。 勝手に夢を追って、勝手に海賊になって、勝手に父親ぶって、勝手に消える――そんなこと。]
俺はぜってー、許さないから。
[どこかの海を漂っているのかもしれない。 もう既に島を探索に行っているのかもしれない。 それ以外のことは考えないと、決めた。他の可能性は、海へ捨てる。]
待ってろよ、"親父"。
[あんたを見つけてやるまで、俺は絶対に死なない。だからあんたも。*]
(39) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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― 絶海の孤島 ―
[霧に囲まれている間、操舵に意識を割いて女の声には気づかなかった。
荒々しい波に揉まれて船員たちが海へと落ちた声もまた、届かなかった。 ぐったりとしていた体を起こし、他の者たちの様子を見るために外へと向かう。
嵐のあとだからか、雲ひとつない空を見上げ。 見知らぬ浜辺にいくつか倒れている人影を見つける]
どこに着いたんだか……
[海を見ても、よくはわからず。 夜になり星を見ればわかるかもしれないが、今はまだ日が沈むには遠そうだ。 ため息をついて、ゆっくりと砂浜へと足を向けた]
(40) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 21時半頃
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/* こんばんは。 コアの件、忘れてました。
平日は大体これくらいの時間からログ読みだす感じです。 帰宅しつつなので、実際に表に出るのは更に遅くなりますが…。 昼は時間があれば落として即オフな感じでしょうか。 忙しさ次第なのでまちまちなんです、ごめんなさい。 遅くても夕方には反応できればいいなと!
約束は守ると言われたので、 >>21で説好了(約束だからな)ってたたみかけてみました。
桃ログでも時折変な言葉使うかもしれませんが、 通じてほしいところはわかるように書くつもりですので、 変な言葉は雰囲気程度で流してくださいませー**
(-39) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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はは、死んでたまるかってーんですよ。
[だから、中佐>>36の声には顔を青褪めながらも力強く応えることができた。ひび割れたゴーグルを押し上げ、苦く笑う。 彼の腕がだらりと垂れ下がっていることには気づけただろうか。]
中佐こそ、ご無事ですか。
[コンラッド先生に見てもらおうか。何でも入っていると噂のポーチも流されてしまった。何もないことが口惜しい。 まっすぐに中佐を見上げ、調子の是非を問う。]
(41) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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/* こんばんは。お疲れ様です。 無理せず帰ってきてくださいねー。
コアの件も把握しました。 お時間はお気になさらず、お互いのペースでいきましょう!
わあい、約束嬉しいです! ストーズは海賊は約束を破るものって偏見があるので、その辺りから何か作るのもありかなあとこちらからは投げてみますね。 島でまた会ってお話したら、何かいい題材が出てくる気がします!
言葉についても了解しました。 そういうのも好きなので、わくわくしながら楽しませていただきます。 暖かくして帰ってきてくださいねー!
(-40) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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― セントヒヨリ号 ―
[海軍船に戻る際中、 ストーズ中尉に向けて件の謝罪溢したが。 その声さえ、何処か、心有らず。
賊との戦闘で軽い打撃しか受けなかった身は 珍しくコンラッドの世話を借りぬ侭 己を呼び出した隊長>>9を追うように、医務室から退却。]
………。
[硬い頬をぶん殴られても、責められても仕方ない場面。 否、そうしてくれれば意地となり 貝の如く唇を開口為さなかったかもしれぬが。
与えられた雰囲気は、未だ、己を仲間と呼ぶ温かさ。]
(42) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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[褐色の狙撃手への威嚇は 負傷した隊長では無く、己が銃弾の的と為ろうと 策を打った結果だが。
もし訊きたいのが、その発砲では無いと、するならば]
俺は ……。
(43) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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軍を退役する前 自分の浅はかな判断により。
先ほどの、アイヴィー=バロウズの手で、 一人の市民の命を奪われた、過去があります。
[自分で思っていたよりも、 ずっと脆弱な声が咽喉から零れた。 眉を寄せても、痛恨で、言葉がまともな発生となって出てくれない。
それでも、己を庇おうとする彼の姿勢に 秘匿の侭で、甘える方が辛かった。]
彼の挑発に乗ったのは、 俺自身に、冷静さが欠けていたからです。
(44) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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ご期待に沿えず……、――申し訳ありませんでした。
[深く、頭部を下げる。
―――――今度こそ、 隊長に失望されても、仕方がない]*
(45) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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[身体が一際重いのは、海水を如何なく浴びた所為だろう。 頭を振って内臓ごと掻き混ぜられた感覚を払い、 炯々とした双眸が青年尉官の横顔を覗く。>>38
唇から零れたのは遺憾か。 されど、些か親離れの様相を呈しているのは、 彼が紡いだ言葉と、決意めく声色を察して。>>39]
悔恨を海に残せば、死して海域を彷徨うと言う。 ストーズ、お前はその意思を胆力に変えて胸を張れ。
その拳にて殴らねばならん相手が未だ居るのだろう。
[巨躯を起こせば右腕の感覚は薄い。 元より痛覚に鈍いが、持ち上げられぬのは聊か難儀。]
(46) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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[だが、空いている左手で拳を作ると、 彼を鼓舞するように、その意気だ。と左胸に宛がおうか。>>41 そのまま、相手の頭から爪先を見下ろし、ゴーグル以外の負傷を探す。]
部下に案じられては形無しだな。 右がいかれた。これが左腕なら自分で嵌め直すのだが。
如何にも逸れたらしいな、セントヒヨリも見えん。
[医者が聞いたらまた叫びそうな発言を舌に乗せつつ、 砂を撒きながら、ゆっくりと砂浜に立つ。]
(47) 2015/11/02(Mon) 21時半頃
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- 甲板にて -
[船長にカール、フェイまで見付けたのは良いが、 おまけの海軍まで付いている事に驚いた。 船長がいる時点で健在の海軍連中がこれだけいる。 怪訝そうに船長を見つめると仕事>>1:296と言われて ヒクリと米神に血管が浮く。]
まさかと思うけど怪我人は船長かよ。 そりゃ船幽霊が出るより恐ろしい。 嵐の1つや2つ来てもおかしく無いな。
[天地がひっくり返ったかと笑いながら、力の入らない足元を 間近に認め、さっさと治療をと操舵室に向かおうとした時だ。]
(48) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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悪霊 リリィは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 22時頃
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あんた何してんのかなあああ!!
[響いた一発の銃声>>1:297と揺れる黒髪>>5 何が起きたか理解した瞬間、船長を怒鳴りつけていた。]
判ってるなら、山崩してる傍から仕事積み上げんじゃねえよ! そこのヒラメだかカレイ! お前機会があったら酒に浸けて炙ってやるからな!!
[目が左右どちらに寄っている方がヒラメだったかカレイだったか。 そんな事はどうでもよい。 眼帯の軍人に怒りと共に指を差して 船長へと同じ声量で怒鳴り付けた。 あっちも同じ傷を増やして、向こうにも同等の負担を掛けさせて やりたいが、今は怪我人の治療が優先。
少し荒い呼吸の船長>>6に目を据わらせたまま、操舵室へと。]
(49) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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[返答に対して、またもや語尾を濁した副船長へ、そう?と軽く首を傾げてみせる。]
意味は特にない、ってか。なーんだ。 思わせぶりに言葉を切ったから、特別な意図があるのかと思ったぜ。
[言われない思考を先回りして察する真似はせず。表面上の解釈を口にして、肩をすくめてみせた。 それでも尚、言葉を捜し何か言いたげな雰囲気を漂わせる副船長を抱き上げると、有無を言わさず部屋へ移動する。
短い滞在ながら、先代の暴漢ぶりと異変の話は耳に入れていた。しかしそうは言っても、常に個は個として扱うが故に、親たる先代の振る舞いを知っても、副船長へ向ける視線は初めて出会ったときと同じだった。
確かに子が親の性質を受け継ぐことは他の関係よりも可能性が高いとはいえ、暴漢ものの血を引くものが全員手のつけられない乱暴を働くとは限らない。副船長に媚びへつらう船員たちに対して余所者の自分が何か批判することなど有り得ないが、右に倣うつもりもまたなかった。]
(-41) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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[そのせいで、頭の中身を見てみたいなどと思われていると知ってか知らずか。 しがみつく相手に、再びロクでもない台詞を投げかける。]
俺のこと知りたいなら、素直にそう言やいいんだ。 未だ思い出せない過去とかは教えようがねぇけど、それ以外のことなら構わんぞ。
[シンプルな部屋へ無遠慮につかつかと入り込む。
それでも初めて抱くともなれば、どうしても緊張するもので。 やっぱり自分が押し込められている船室よりも快適な空間だナ羨ましすぎるわなどと、今の状況には全く関係ない感想を浮かべて、平静さを保とうとしていた、が。]
……っ!
[思いがけず告げられた言葉に、心臓がどくりと跳ねる。]
――ばか。このタイミングで言うなんて、反則すぎるだろ。
[さすがに今のは効いたぜと少し余裕をなくした笑みを浮かべ、長い髪を丁寧に撫でる。 そのままベッドの端に下ろすと、じっと目を覗き込んで、静かに顔を――唇同士を近づけた。*]
(-42) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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/*
>>49 めっちゃ可愛いとですwww
(-43) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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拳で……。
[丁寧に治療された掌は、今は包帯と白手袋の向こうに眠っている。 剣ではなく、己が拳で。掌をぎゅ、と握り締めた。]
そうですね。ぶん殴ってやりたいです。 中佐、ここから無事に帰ったら、体技教えてください。
[帰れないことなど考えない。誰かが欠けることなどありえない。 中佐の豪胆さがうつったのか、当たり前に告げる言葉に、自然と笑みが浮かぶ。左胸に宛がわれた拳の力強さに、より一層力が漲るようだ。]
中佐、外れ癖がつきますよ。 俺の方は掠り傷程度で済んだみたいです。
ここはどこなんでしょう……周囲に島も見当たらないようですが。 反対側は鬱蒼と茂る森……いるなら原住民、かな。
[いない可能性の方が高いと見て、ストーズの頭は既に脱出の方向へ向かっている。中佐に続いて砂浜を踏みしめながら、周囲を見渡した。]
賊らを捕らえることもできるかもしれませんが、戦闘は必須。 負傷者も多数いそうですし、別の策を練る方がいいやもしれません。
[邪魔をしてこなければいいが、と懸念しながら、負傷した中佐を護衛するようにサーベルに手を当て、警戒の姿勢を取った。]
(50) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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/* 全力でアンカーつけ忘れたね? セーフセーフ(ふるえごえ)
(-44) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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― 絶海の孤島 ―
[化膿止めを不味いなどと言った同僚>>19に「その不味い代物を、どこぞの老婦人に飲ませたのは何処の誰だ」なんて言ったり。 若い中尉の手当てをしたり、万一に備えての装備>>17をした後。
甲板に出れば、荒れる風雨の中でメインマストの傍らに巨体>>32が見えた。 ミズンマストが折れて、それぞれの帆に掛かる負荷はいつもより大きいだろうに。 それを支えるように引いている姿に、感心や尊敬を通り越して呆れてしまったりしていたが。
白い霧に飲み込まれるように遠ざかった意識は、少し離れた場所から聞こえてきた声>>36>>41に引き上げられた]
(51) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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[賄番と航海士の叱責を聞き流す。>>20>>23 怒鳴る医師の声で、大腿より耳が痛い。>>49
如何に責め立てられようと咄嗟に庇ってしまったものに、 何とも言い訳は出来ない。 コンマ一秒の判断を誤った程度なら兎も角 航路を違う方が一二を争う問題だ。
この船が転覆し、己ひとり生き延びたとて、 一から優秀な船員をかき集める労力は途方も無い。]
男が揃いも揃って銃弾一発でガタガタ騒ぐな。 死ななきゃどうとでもなる。
[その皺寄せが全て迫る医師を横目に。]
世界一の海賊船で働く船医だろう
死んでも治せ 治せなきゃ殺す。
[医者のデスクに仕事を積み重ねるのみに収まらず 失敗は死の響きを含む無茶を練り付け。 これもまた、一種の信頼の形だ。 己では無い人一人の命が罹っているが。]
(52) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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悪霊 リリィは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 22時頃
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――……どんだけ無茶する気ですか、アンタ!!!!
[草むらにうつぶせになったまま、何が起きたのかと考えようとしていたところで。 これが左腕なら自分で――という言葉>>47が聞こえて、反射的に跳ね起きた。
自分の体に(右肩の銃創以外の)異常がない事と、念の為に背に負っていた荷物がある事を確認すれば、ざかざかと中尉と中佐の方へ向かい、とりあえず彼らの手当てをしようと]
(53) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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― 砂浜 ―
[砂浜に下りたところで、叫び声>>53が聞こえた。 砂浜から森へと続くほうを眺めていた視線を、聞こえたほうへと向ければ三人ほど見え。 その中に、丸禿と金髪の姿を認めて眉をひそめた]
……まあ、船がひっついてたから、この可能性は考えていたけど。
[どうせなら違う島に流れてればよかったものを、と口の中で悪態つき。 わざわざ寄っていって争いになるのも面倒だから、仲間を探すために別の方へと足を向け]
(54) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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はは、コンラッド先生は職業病だなぁ。 ほら、中佐。ご使命ですよ。
[反射のように起き上がる先生>>53を見て、思わず肩の力も抜け、噴きだしてしまう。 中佐の背に手を当てれば、ゆっくりとコンラッドの元へ押し出そうか。 己の怪我は事実どこかにぶつけた痣や掠り傷程度なので、順番に並んで治療してもらうつもり。]
(55) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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[カールの肩を借り操舵室の椅子に座り、>>24 後はデリックの手腕に足を貸そう。
カールの説明を聞きながら、 操縦士に落ち着けと肩を叩き。
されど、この風向きでは座礁は免れまい>>25 せめて船体が真っ二つに割れぬよう。 慌てふためく操縦士を治療を受けていない方の脚で蹴り飛ばし、 己が操縦輪を代わりに摂る。]
何処でもいい、 捕まれるもんに捕まっておけ。
[穴一つで済む、最善の被害に留めよう。
衝撃に身を竦ませ、気づけば意識は無かった]*
(56) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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[自分の問いに対して、ウォルターが静かに口を開く>>43>>44>>45。 最後まで口を挟むことなく、先を促す様子も見せず。目の前の少尉が言いたいように、説明する姿をただ黙って聞いていた。]
……。
[最後の謝罪を耳にした直後、握り締めた拳にはっと短く息を吐いたあと。
ぽかり。 蚊を叩き潰す程度の力でウォルターの後頭部を叩く。]
俺の期待に添えないことが申し訳ないなら、その失点を覆すだけの金星を上げろ。 それと今の拳をもって、今回冷静さを欠いた行動を取ったことへの処分とする。
[いつになく重々しく真面目腐った口調で決定を下した。 失望されたかもしれないと考えていると知ったら、馬鹿なことを言うなと拳骨の威力が三倍になる、出血大サービスを振舞ったかもしれないが、そこは運命の女神の微笑みによって回避された。]
(57) 2015/11/02(Mon) 22時頃
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俺はお前さんの過去については問わないし、口出しも一切しない。 だから、かの船長との確執は、てめぇでてめぇのケツ拭え。
いくら悩もうと、死んだ人間は帰っちゃこねぇし。やらかしたミスをなかったことにはできん。 それでも――生きている間は、何かできることがあるだろうが。違うか?
[あくまでも優しく、呼びかけるように告げると、いつもの笑顔を浮かべた。]
同じく冷静さを欠いたストーズ中尉へ大した処罰を下さなかった以上。 先走ったとはいえ、実質損害を出してないお前さんを無闇に叱責したら、流石に不公平すぎるわな。
話はこれでおしまいだ。
[ウォルターが自分に言いたいことがあれば耳を傾けるが、呼び出した用件は片付いたから、いつでも移動していいぞと告げる。]
(58) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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―霧の海上で―
[狙撃手を連れて一度操舵室へ向かう。 ちゃんと拾いました、と報告しながら、 船長が怪我の治療をされているのをむすっとしながら見る]
俺が 目を離さなかったら。 すみま せん。
[油断した自分に腹を立てながら、表面では殊勝に頭を下げる。 内心では庇ってくれた事をありがたく思う反面、 なんて馬鹿なことをするんだと、むかむかもしているが そんなことは当然口には出さない。
ただ、落ち着きなくうろうろしては操舵室を覗きこみ、 船医には船長の怪我は?と、 航海士へは、なにか飲むか?大丈夫か?と 声をかけていたあたり、船の行先が心配で仕方なかったのだろう*]
(59) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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- 操舵室 -
[船長が椅子に座るや否や、まずは弾丸の摘出へと取りかかる。 簡易的な緊急手術も出来るキットを持っていて正解だった。]
全員道連れに出来ないなら馬鹿な事はしないで貰えますかね。
[あんたが死ねばバロンの道は閉ざされる。 仮に他の海賊が宝島に辿り着く可能性があったとしても、 それはバロンの辿った道では無い。]
あんたの道がバロンの道だ。
[不機嫌そうに、だがはっきりと言い切る声に迷いは無い。 自らこの船に乗り込んだ時の子供の憧れはまだ砕かれても、 萎えてもいなかった。]
ですので耐えて下さい。
[他の連中よりは遥かに丁寧に消毒した後、尖刀を筋肉や 血管を傷付けない様にゆっくりと確実に埋め込んで 摘出を始める。 船の揺れは相変わらずだが、カールを信じ、揺れのタイミングを 見計らないながら慎重に手術を進めた。]
(60) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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傷が増えた位、船長には何でも無いでしょう? 出来れば酒と戦闘を控えて欲しいですが、無理な事は言いません。 少しきつく縛っておくんで、覚えている限りのんびり 行動して下さい。
……それで、その不気味な痣は誰に付けられたんですか?
[弾の摘出が無事に終われば、次は他の部分。 カールが支えていたのだから、足に何かあるのだろうと 見れば不気味な痣がそこにあった。]
船長、海軍だけじゃなくて、本気で船幽霊にも 賞金掛けられたんじゃないですか?
[顔は笑っているが、声までは笑わせられなかった。 内出血の痕の形は様々だが、この不気味な霧の気配に飲まれ、 非科学的なモノしか原因が浮かんでこない。]
(61) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[霧に向けた弾丸は、どこまで行けたか。 >>20どうやら撃った一つは味方の足元に届いたらしい。 運も実力のうち──と言いたいところだったが、流石に仲間を撃つ正当な理由にはならない。
味方を撃たぬよう、足音が遠ざかる方に向かって引き金を引けば、返礼が2つ。>>1:292]
…………いー腕してんじゃねえか。
[1つは近くの木箱で爆ぜ、もう1つが頬を掠めたが、深い傷ではない。 コンラッドもこっちに移って来ていたのかと思ったが、あの男なら正確に胴体に撃ち込みにきそうなものだ。
結局、一撃を掠めに来た相手を確かめる術は無い。 慌しい足音は次第に消えて、残るは残る船員の息遣いと行き交う足音か。]
(62) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[>>296甲板に響く船長の声には生気が残っている。 どうやら無事らしいことに、ほっと胸を撫で下ろす。]
結局あのハゲにもお嬢にも穴空けられなかったな、チクショウ。
あ゛ーーーくっそ。
[血液を沸かせていた興奮は徐々に収まり、銃を持つ手がそろそろ動かなくなって来るのを感じる。 ついでに肩口の深い傷がじわじわと熱を持って激痛とダンスを踊っていた。 拳銃は取り落とす前に腰に収め、バッカスは船室へと向かう。
滲むのは脂汗。 すぐにでもデレックに看て貰い、体内に残る弾を取って貰わないと足の二の舞になりそうだった。]
(63) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[既に軍人は引き上げたのだと思っていた。 だが、発砲音がそうではないと知らせる>>1:297。]
まだいやがったか!
[まさか凶弾が船長へと撃ち込まれたなんて考えたくない>>6。 一度は仕舞った銃を取り出し、咄嗟に音のしたほうに向けて撃つ。 霧の中では正確な射撃は望めないが、方向は合っているはずだ。
続けて2発目を撃つために引き金を引いたが、さっきのが最後の1発だったようだ。 遠ざかる足音の先を睨んだが、ただただ霧が揺れるだけだった。]
(64) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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莫迦は死んでも直らんが、殴れば伝わる。 無粋者は直ぐに死を選び、矜持等と宣うがな。
[己の腕に比べれば、彼の腕は細い。 だが、最早、何も知らぬ腕ではない。 彼が決着を預けている何かに、いつか必ず届き得る。
機微など意にも解さぬ男は、ハッと鯨が潮を吹くように笑気を吐き、 上下する胸板から痺れるような痛みが腕に走っても笑う。>>50]
外れたらまた嵌め直せば良い。 死なない限り、拳は奮える。
ふむ、セントヒヨリにも乗り越えれぬ暗礁だった。 外界から切り離されていると思って間違いないだろう。 何処にセントヒヨリが居るかしれんが、出る方が難しそうだ。
[さぞかし傷ついているだろう船体を思い、端的な状況判断を口に出す。 彼が口にするように原住民が居てくれた方が捗るが、 そうであれと臨むには余りに楽観論に過ぎた。]
スウォンブロス号も無事でいまい。 いっそ無事で居てくれた方が補修材分浮くんだがな。
[略奪めいた発言をさらりと交わし、己の腕を見やる。 使えぬ腕と無言で相談する数秒、ジンと響く痛みを聞いて―――]
(65) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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来たな!コンラッド! 丁度、怪我をしていれば貴様が寄ってくるだろうと考えていた所だ!
[誘蛾灯宜しくぶら提げた右腕。 裂けた軍服からは褐色から更に色を深めた肌色が覗く。>>51]
腕が逝った、嵌め直してくれ。 多少歪でも動くようになれば良い。
[治療を厭う患者にはない素直さで腕を出すが、 吐いた言葉は愚かを体現するような彼の胃痛の素。
当然、彼の体躯にも視線を下ろし、負傷の確認を叶え。 彼が良いのは眼だけではなく、ツキも回っているらしい。]
(66) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[静かに息を吐きだしていれば、近づく気配があった>>22。 霧の中で探しに来たらしい。]
……──よう、フェイか。 さあな、死んだかも。
[ぬっと差し出された手。 握手を求めているわけではないのは分かっている。
その手を掴まなければ歩けないほど耄碌しちゃいない。 パン、と手を合わせて弾き、助けはいらないと伝える。 ついでに霊体ではないことも分かってもらえただろう。]
船長や他の皆は無事か?
[撤退命令が出たが、果たしてどれだけ残っているのか。 霧を見渡したところで、何もわからない。 状況を知るには、こんなところにいないでさっさと引き上げた方が早いだろう。]
にしても腹減ってしかたねえ、後で何か食いもんくれよ。
[今まで厨房に篭って料理をしていたなんて期待は、微塵も無い。*]
2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[荒い息を静かに吐きだしていれば、近づく気配があった>>22。 霧の中で探しに来たらしい。]
……──よう、フェイか。 さあな、死んだかも。
[ぬっと差し出された手。 握手を求めているわけではないのは分かっている。
その手を掴まなければ歩けないほど耄碌しちゃいない。 パン、と手を合わせて弾き、助けはいらないと伝える。 ついでに霊体ではないことも分かってもらえただろう。]
船長や他の皆は無事か?
[撤退命令が出たが、果たしてどれだけ残っているのか。 霧を見渡したところで、何もわからない。 状況を知るには、こんなところにいないでさっさと引き上げた方が早いだろう。]
にしても腹減ってしかたねえ、後で何か食いもんくれよ。
[フェイが今まで厨房に篭って料理をしていたなんて期待は、微塵も無い。*]
(67) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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笑いごとじゃねぇぞ、ストーズ。 指揮官に何かあったら、二人の中尉のどっちかが代行するってわかってんだろうな。え?
[噴き出すストーズ>>55を見れば、眉間に皺を寄せ思わず蹴りを繰り出す真似をするが、本当に蹴るつもりはない。たぶん。うっかり間合いを間違えなければ]
――おい、そこの赤毛っ! そっちにけが人は居ないだろうな!!
[船の方>>54に人影が見えれば、右腕の調子が悪いらしいカーチスを診るより先にそちらへ声を掛けるが、返答はあったか否か。
医務室で白衣を羽織ったまま脱いでいなかったので、多少砂泥で汚れてはいても、こちらが医者だという事は見ればわかっただろう]
(68) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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― 霧の中で ―
[当面必要と思われる用事を済ませたあと、腹に怪我したことなど全く気に留めず。操縦方面は頼りになる仲間に任せようと考えながら、嵐で崩れた荷物がないか点検に入る。
すると突然船ががくんと揺れた>>13。]
なんだなんだ?
[ようやく異変を感じて周囲を見渡した直後、スウォンブロス号の船長救出劇の際には気を取られていて聞こえなかった女の声が、頭の中に木霊した。
まるで体の体温を根こそぎ奪われるような響き。 それがまさか、長い間待っていた愛しの男の到着を防いだ故の恨み節に彩られているとは露知らず。その場で膝をついてしまう。]
……くそっ!
[気を失ってしまわぬよう、わざと腹の傷を抑えて意識を保とうとした。 しかし頭の中に霧が入り込む感覚を追い払うことは無理で――。]
(69) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[死んでも治せと言う有難い信用>>52は無事に果たせたか。 それでも船には仕事の山が残っている。 傷もそうだが、内出血ならこれ以上拡げるわけにはいかない。 氷があれば良いのだが、そんなものがあるはずもなく。 持っていた水を濡らした布で冷却を試みたが、 霧の冷たさから凍り付きそうで。 捻挫や骨折などが無いか軽く動かしながら反応を見ている最中、 船は座礁を迎えた>>24]
俺は船の医者じゃねえからな……。
[床と壁の堺で仲良くなったまま、ぐったりとしている カール>>25に同じようにぐったりしたまま声を掛けた。 人の話を聞かない船長が舵を握った所までは覚えている>>56 一瞬あの髪切って、海軍の禿に移植してやろうかと考えながら 起き上がれる程度の打ち身で済んだ事には感謝した。]
(70) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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- 座礁した浜 -
[宝島を見付けるよりも立ちはだかる仕事の山を考えると このまま床と壁の間で眠っていたいが、そうもいかないらしい。 海に落ちた者もいるなら>>25当然負傷者も増えているだろう。]
港に戻って揺れないベッドで寝たい。
[決してこんな状況の揺れないベッドは望んでいない。]
あー、やだやだ。 ここ何処だよ。 我らが船長様?航海士様何処?
[目覚めたのは後の方だったか、取り敢えず現状を確認する為に 使える道具を抱えて、仲間をまず探す為に船から浜へと上陸した。]
(71) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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― 絶海の孤島 ―
[気がついたら見知らぬ砂浜に投げ出されていた。 腕の良い軍医の処置のお陰で、幸い腹の傷は開いていないが、全身が妙に痺れる。]
変な感覚だな。気味が悪ィ。
[不平を呟きながら、見知った顔を捜そうと歩き始めた。]
(72) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[軽口めいた笑い声を聞きながらも、背を圧されて砂を踏む。 随分と軍服も汚れていたが、命があれば贅沢を云う気はない。
だが、己の嗅覚が風を追う。 身体に染み付いた潮の匂いを探るように振り向けば、 コンラッドの声が先んじた。>>68
この島まで二隻を引っ張った赤毛の航海士、 或いはスウォンブロス号の誇る高精度のコンパスだ。>>54]
赤毛が居ると言うことは、船も近いな。 セントヒヨリの破損を確認せねばならん。
[最後まで操舵輪を握って居ただろう相手だ。 怪我人をまずは案じる軍医にはんして、此方は船であった。 何せ、部下が戻るとすれば、あの軍船を目指す他はない。]
(73) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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― 回想>>29 ―
[過去の同期、カーチス・バーソロミューは 無骨な容姿を持つ癖、昔から好く笑う男だった。
剣技を競い、刃を振るう際もそう。 真正面から勝利へ腕を伸ばす眼は、猛威な獣のようで 死闘を禁じられた軍学生であっても、おかげで喉も干上がる始末。
とは云え、代わりに己の手繰る剣が、 日に日に彼の弱点を見付け、戦勝を奪う事は成功。 それでも、笑い掛ける彼を見、 常に真新しい心地で胸が透いたもの。
共に、剣の才能を確りと磨いてきた居た筈。しかし。 ある日に突然、何れ拳で語り合おうと誘われた際には。
お前の拳を真正面から喰らうのが怖いから、 剣技を洗練してきたのだが――――……と、 笑い返して、承諾した記憶さえ、今も鮮明。]
(74) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[己が大尉に昇格しても、同期の顔は笑ったままだった。 その後、>>1:60隊長となり、失態を犯した己に向けた彼の表情は、 思い出せない。否、思い出したくないが。
>>1:71軍に復帰し、久しく顔を合せた際に、 残酷に向けられた言葉は、鼓膜に焼き付いて居る]
…… お前……、 馬鹿か……。
[ 追い上がれると、本気で思ってる? 悲哀を込めた眼差しを、隻眼は返す。
それは、退役した己に変わり出世した彼が 鍛えた拳一つで、軍の確固とした道標を作り。 暫く時間が経過した街で、毛の代わりに深手の傷を受けた頭部を、 己も直接見た時と、同じ瞳]*
2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[己が大尉に昇格しても、同期の顔は笑ったままだった。 その後、>>1:60隊長となり、失態を犯した己に向けた彼の表情は、 思い出せない。否、思い出したくないが。
>>0:71軍に復帰し、久しく顔を合せた際に、 残酷に向けられた言葉は、ずっと鼓膜に焼き付いて居る]
…… お前……、 馬鹿か……。
[ 追い上がれると、本気で思ってる? 悲哀を込めた眼差しを、隻眼は返した。
それは、退役した己に変わり出世した彼が 鍛えた拳一つで、軍の確固とした道標を作り。 暫く時間が経過した街で、毛の代わりに深手の傷を受けた頭部を、 己も直接見た時と、同じ瞳]*
(75) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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― 操舵室にて ―
[>>60状況を両目で捉えながら、聞こえる声に耳を貸す。 鼓膜を叩く医師の声は非常に機嫌悪く。 丸窓から目を離し、目下の医師に視線を落とし
相変わらず、バロンへの執着は厚く そればかりが信念なのだと語る目に、 ふ、と笑気を散らした。]
バロンの道まで引きずっても連れてってやる。 だから、精一杯優しくやれ。
[舌を噛まぬよう己の腕を噛み。 激痛を耐えしのぐのも慣れたもの。
生まれた時から海賊の子であり 生傷絶えない生涯を辿るこの道。
この船の行方を知れない限りは 痛みで気を飛ばすのも惜しい。
肉を抉る手は手腕捷く、 およそ最短の距離で鉛玉は床に打ち出された。]
良い腕だ。
(76) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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[船から下りる前に、デレック>>70の声が聞こえてほっと吐息を零す]
そのあたりの期待はしてないから大丈夫。
[軽く答えながら、あちこち打ち身はあるものの、特に動きに支障がないことにほっとして。 浜辺へと降りたあと。 呼びかけられた声>>68に離れようとした足を止めた]
こっちにも医者はいるから気にするな!
[叫びかえしておいてなんだが、無視すればよかったのではないかとあとから気づいた。 とはいえ、いつもデレックから怪我とか隠すなといわれているのでつい案じる声には応えてしまう。
さっさときびすを返して、ほかの仲間を探しにいこう]
(77) 2015/11/02(Mon) 22時半頃
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/* 全くウォルターが誰なのか分からないけれど、 美しく読み易いロルを書く方だなぁ。
(-45) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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いでっ、いでっ! コンラッド先生、自分が思うより足長いんですから! あいだっ!
[正直に言えば痛くはない。けれど当たってはいた。 コンラッド先生>>68の言葉に、中佐は大丈夫ですと謎の筋肉脳を披露した後、落ち着いた声で笑う。]
専門医の確認が済まなきゃ安心はできませんでしたけど……。 少なくとも、中佐は頭打ってりゃ、すぐ分かりますからね。
[スキンヘッドをかっこいいと思うお年頃。さらっと見解を述べる。 コンラッドが声をかける向こうに見えた赤毛に、僅かに身構えた。]
(78) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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─ スウォンブロス号・操舵室 ─
[>>59フェイと共に、操舵室に入る。 霧で悪かった視界は、室内ではすっきりしたもので。
椅子に座るアイヴィーの様子に目を見張る>>56]
おやおや船長サマ。 いくらオレが優秀な船員だろうと、そのお揃いはやめて欲しーんですが?
[>>2:6赤い血が滴る足を見て、引きつった笑みで軽口を叩いた。 優秀な医師がいるとはいえ、ここは船の上だ。 尋常ならざる回復力を持っているわけでもなしに、なぜこんなことになっているのだか。
海軍がすぐ近くにいるのに、足をやられては逃げ場も限られてくる。 逃げる選択肢などないだろうが、一応命を預けている相手だ。 もう少しご自身の体を労わって欲しいものだ、と米神に血管を浮かせながらデレックの言葉に>>60、無言で同意を示した。]
(79) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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傷が残るくらいはどうってことねぇ。
……酒は見逃せ。 適度な運動も。
[>>61
のんびり、という部分には異を唱えなかったが 他には口が出た。]
分からねぇ。 海から骨の手が大量に出てきた。
鮫に食わせた餌からのクレームかね。
[船幽霊にまで付け狙われるようになっちゃ、 この海で生きるのも中々困難極まりない。 ただ、]
(80) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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[デレックには己の肩に埋まる弾丸も取り除いてもらおうと思っていたが、ここは船長優先。 肩の怪我は何でも無いかのように振る舞い、黙って見てた。
医師は一人。 さてどうしたものか。
不気味に進む船がどこに行くかは分からない。 それを考えるのはカールの仕事だ。 やることのないバッカスは、もう一人、暇そうにしているフェイを捕まえる。>>59]
フェイ、肉を捌くのは得意だよな?
[料理人なら肉を捌くのは得意だろうと。 暗に自分の治療をしてくれと頼んでみるが、受け入れてくれるだろうか。*]
(81) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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こんな話を信じるか、ドクター。 女の声が聞こえた。
「バロン」と確かに呼んだ、 ………俺に向かって。
[一山なんたらの名乗りでしかなかろうと これだけは真実だった。 医師が信じようが信じまいが、 船長の命運は、この話のみが全てを分かつもの。
医師が頭を打ってさえなきゃ、>>70 欠片ほどでも残ればいい。] **
(82) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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― ??? ―
[それが夢か現実かは不明瞭。 己は、金銀眩い宝の前に居た。
見たことも無い無数の財宝、 これがリーパー・バロンの宝とでも云うのか。
女の声が聞こえる。 「バロン」を呼び続ける一人の女。 男の脚は、「二本とも動き」。 誘われるまま、女の手を取る。
朱い髪の女、 バロンの存在を欲してやまない一人。 そう、その存在に一人だけ心当たりがある。]
(83) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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………リリィ?
[轆轤達が歓迎の歌を奏でる。 不思議と恐怖は訪れず、此処に居ることに違和も無い。 この島は、自分のものであったような気すらする。]
(84) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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――― ただいま、リリィ。
[この財宝と、己を待つ女の代わりに なにかを失くした気がするが それは一体なんだったのか。
今は、この地に来れた喜びと。 彼等の奏でる歓迎の唄が、実に心地いい。]
(85) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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[ 俺は果たして、なんだった? ]*
(86) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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/* アイヴィーさんが闇落ちした。
(-46) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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[そこは、白浜の上。
息もせず、瞼の痙攣も無く。 されど心臓の鼓動のみは規則的に。
そんな、アイヴィー・バロウズの姿があった。
揺り動かされても反応は無く、 魂ひとつ、抜き取られたまま 寝息も立てず、眠る。
己がなにを失くしたか、何を得たのかを、 知らない ]**
(87) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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─ 孤島にて ─
[そうこうしている間に、船は再び衝撃を受ける>>25。 どうやら座礁したらしいがここでは何が起きたのか確認は出来ない。]
おいおいおいいったい今度は何があったんだ?
[怪我の治療は出来るところまでやったが、万全とはいえないだろう。 それでも体中に傷を残しながらも、バッカスも船の外へと足をむけた。*]
(88) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 23時頃
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/* おおい船長wwwwwww
(-47) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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……船長の戯言が戯言じゃなけりゃ。
[座礁する前の会話>>80>>82を思い出す。 骨の手が出てきたり、女の声が聞こえたり。 何処か頭でも打ちましたかと聞けなかったのは、 その女が「バロン」と呼んだからか、 それとも座礁の衝撃が早かったか。]
その女も骨も「バロン」に用があった。 そして呼んだ。
[「バロン」の名が関わってくると、医師よりも ただの熱心な研究者の顔が出る。]
バロンの足痕の1つ。 もしくはバロンの残した宝島!?
[招待してくれたかもしれない化け物の事はすっかり抜け落ちる 都合のよい頭だが、思わず駆け出して島の内部に 入り込もうとするほど子供には戻っていなかった。]
(89) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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へっきしょい!
[コンラッドの仮定のせいか。一際大きいクシャミが出た。
もしこの話を聞いていたら、カーチス中佐は無敵の上官、大丈夫だっつのそんな心配は必要ないってと大いに笑い飛ばしつつも。その裏で、
『問答無用でストーズに押し付けるに決まっているだろ。何、いざとなれば司令官代理を務めるよう、隊長命令を下す。』
などと大いなる矛盾を考えるに違いない。]
2015/11/02(Mon) 23時頃
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へっきしょい!
[コンラッドの仮定>>68のせいか。一際大きいクシャミが出た。
もしこの話を聞いていたら、カーチス中佐は無敵の上官、大丈夫だっつのそんな心配は必要ないってと大いに笑い飛ばしつつも。その裏で、
『問答無用でストーズに押し付けるに決まっているだろ。何、いざとなれば司令官代理を務めるよう、隊長命令を下す。』
などと大いなる矛盾を考えるに違いない。]
(90) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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ざけんじゃねぇですよ、中佐殿。 その内、マジで二階級特進とかしそうで怖いんですよ、アンタは!!
ッたく……まず、上脱がせますよ。
[ケガをしていれば云々>>66と言われて、不謹慎なセリフを返しながらも。 嵌め直してくれ、などという上官の上半身の濡れた服を剥いで、肩の様子を肩から腕を目と指先の感触で診る]
…………骨折はしてないみたいですね。 ちょっとそこに仰向けになって、しばらく力抜いててくださいよ。
[カーチスが指示に従ってくれれば、彼の外れた腕の肘から手首に掛けてをゆっくり伸ばしたまま持ち上げ、整復しようとする]
(91) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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――オマエまで脳みそ筋肉にしてんじゃねぇぞ、阿呆。 中佐殿が骨折でもしてたら、ベッドに縛り付けでもしないと安静にしてる訳がないんだから、実行に移してお前かジョンに指揮官代行させてたところだ。
[その傍ら。 中佐は大丈夫です、なんて笑うストーズ>>78を睨んで言い、カーチスの右肩のすぐ下を軽く持ち上げさせたりなどの手伝いをさせようと]
(92) 2015/11/02(Mon) 23時頃
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―霧の海上―
[操舵室へ戻る前、狙撃手へ伸ばした手は 乾いた音で弾かれる>>67]
なんだ、死んでないのか。 じゃあ、拾う。
[軽口の延長の舌打ちをして、弾かれた手はすぐに引っ込める]
無事、ちがう。 船長、撃たれた。 たぶん、舵部屋。
[操舵室にいるだろうと告げ、ひとまずはそちらへと促す。 腹が減ったと言うのを横で聞いて、思い切り眉を寄せ]
朝のパン、残りならある。 ……勝手に食え。
[そして腹を壊せばいい。と、心の中で舌を出した。 尤も、食って腹を壊すようなものをわざわざ取っておいたりはしないけれど*]
(93) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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―霧の海上―
[火を落とした厨房では何も出来るものはなく。 調理台に寄りかかっていれば声がかかって>>81]
食い物なら、ない………? 苦手は、ちがう、けど?
[唐突に肉を捌くのは得意かと聞かれて、曖昧に頷いた。
しばらく彼の顔と言葉の意味と、 まだ治療されていない怪我を見て…… 意図を察して無言で瞬いた]
少来。
[笑わせるな、と呟き]
本気、か?
[冗談なの?ばかなの?なんなの?とじっと見る。 本気だとわかれば、ため息と共に、やってみるよと頷いた]
(94) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[しばらく後に、厨房にあったのは 一番強い酒と、赤く染まったシーツと、小さな調理ナイフ。 それと、皿の上に転がった、鉛の玉]
もう、しない。 はやく、センセのとこ、いけ!
[酒で消毒しておけば治るような浅傷とは違う。 事後処理は専門家に頼めと、狙撃手を追い出したとか**]
(95) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[じゃれる部下を見やり、二人の心が屈していないことを知る。
遭難において諦観は最も脚を引きずる枷となる。 生きるには並外れた運か気力が必要だ。>>78 己の坊主頭を見やった中尉に右腕を抑えながらも、白い歯を見せた。]
私が奉仕活動にでも精を出し始めてから打ち所を疑え。 ともあれ、腕が動くようになれば、現状打破に動かねばな。
ジョンとウォルターも船から落ちたか……、 [二人とも容易く死ぬ手合いではないが、 危うさが無いと楽観できるほど彼らを知らぬ訳ではない。 左手で右の二の腕をきつく握りしめつつ、肩を竦めた。
現に、――― 現に。遭難の憂き目にまであったと言うのに、 自身が持つ野生の勘は、まだ震え続けているのだ。]
(96) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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しっかし、此処は一体どこなんだか。
[自分は甲板ではなく船の内部にいたはずなのに、いつの間に、何がどうなって外に投げ出されたのだろう。
記憶を手繰っても何も思い出せず、原因も不明な状態に、言語化できない居心地の悪さを覚えながら足を進めていると、砂浜に倒れている人の姿を発見した>>87。]
おい、あんた!どうした?!
[海に引きずりこまれそうなところを、多くの人の助けを借りてようやく引き戻しただけに、倒れている姿を見て驚き、慌てて駆け寄る。
心臓は動いているが、意識も呼吸もない。意識を失っているだけのようにも見えるが、それにしてはどこか様子がおかしい。
投げ出された衝撃で頭を打ったのかもと、しばしその場に待機して、意識の回復を待とうとするも。]
……一向に目を覚ます様子がないな。
[安らかに眠っているようにしか見えない顔を覗き込んで、ぽつりとひとりごちた。**]
(97) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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わかった。もし手が必要なら、声を掛けろ! ディオニュソスとか名乗った奴以外なら、手伝ってやる!
[見かけた赤毛からの返答>>77にそう声を返し。踵を返した後姿を見送る。 もっとも、おそらく偽名だろうその名前が、彼に通じるとは思っていないが。
相手が海賊だという事はわかっているし、海賊は殲滅すべきだという復讐心もあるが。 この状況では争っている場合でもないと理解もしている。
そうわかってはいても。6年間探していた仇を前にすれば、ついつい銃を向けてしまいそうだという自覚もあるのだが]
(98) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* お2人とも行ってらっしゃいませ~~ノシ
(-48) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* どうやって脱出しようかな……。 バロンを離そうとしないだろうから、 リリィの魂の宿る宝でも持ち帰るか? ぶっ壊すのは何かロマンじゃ無い。 船に飾って死者と一緒に往こうぜ!とかどうだろう?
(-49) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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―絶海の孤島―
[白浜に、二つの船が打ち上げられる。 船底には大穴が開き、周囲には投げ出されたひとびとの影。
――その中の一つに、『バロン』がいた>>87
霧が集まる。 横たわる『バロン』に伸びていくそれは、白く細い女の腕のようでもあった。
女の声を聞いたと告げられた医師>>82がいたならば、それはどう見えただろうか。 そしてその傍にいる、あの時邪魔をした白髪は>>97]
(99) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[不気味な音が、声が、周囲に響くのはその頃だろうか。
もう、どこにも行かせない。 最愛のくそ野郎が、この島に戻ってきたんだ。
バロンはアタイのもの。 バロンはアタイのもの。 バロンはアタイのもの。
顔も名前も知らないこいつらになんて、奪わせてやるものか――*]
(100) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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安心してください。 アーチボルド先輩程じゃあありません。
[本人>>90がちょうど隣にいないことをいいことに、さらっと普段から思っていることを吐く若造であった。 コンラッド>>92の続く言葉を聞けば、俺は司令官の器じゃないんで勘弁です、なんて。もう一方の中尉の思惑などしらず。 彼の指示に従って、中佐の腕を支え、治療の補助をする。]
うっす、中佐がささくれを気にし出したらベッドに放り込みます。 ……。
[焼けた肌に白い歯。海軍の鏡のような中佐に笑みを浮かべた後、暫く目を伏せ思考に耽る。 それから真剣な表情を浮かべると、まっすぐ中佐を見上げた。]
(101) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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悪霊 リリィは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 23時半頃
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中佐、進言させてください。 ここはスウォンブロス号と一時停戦し、治療や捜索に専念すべきかと。 戦いを続けても消耗するばかり、人員もきっと足りなくなります。
……裏切り、と思うのならば、処分して頂いても構いません。 けれど俺は、ここで死ぬ訳にはいかない。 生きて帰るためなら、悪魔とだって手を組みましょう。 それでも、心はここに。
[膝を突き、中佐に深く礼をする。それは忠誠の証、海に骨を沈める覚悟。けれどそれは今じゃない。 故に、選ぶ。生きる為に、帰る為に、前へ、進む為に。]
(102) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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ほう、私もとうとう少将閣下か。 海域に更に融通が利くようになるな。
[中佐の二階級上と云えば、いよいよ提督の領域。 セントヒヨリの武装も破格になる、と口角を引き上げた。 その代償に支払うのは命だと言うのに、不遜が抜けない。>>91
塩水を含んだ軍服の鋲を外せば、シャツの腕を捲って脱臼を晒す。 肩に掛けたままの軍服と緩めたネクタイは随分とくたびれていた。 医者に言われて安静にすることなど稀であるが、今は使えぬ腕が惜しい。
砂を払ったばかりだと言うのに巨躯を再び横臥させ、 早く治せと目が物語る。彼の腕を侮らぬ、正直者の眼だ。>>92]
(103) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* >>94 ちょっとフェイさんかわいすぎやしませんかね?
(-50) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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― 砂浜 ―
[軍医>>98の言葉にわかったというように手を振り返す。 とはいえ、頼ることはそうそうないだろうけれど。
医者としての腕を信頼しているデレックがいるかぎりは]
……ん?
[砂浜を歩いていけば、倒れている黒髪>>87と、その側に居る銀髪>>97が見えた。 同じ船内に居たはずなのに、姿がなかったキャプテンが倒れているのに気づいて、砂に脚をとられながら慌てて駆け寄り]
(104) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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――っ、なに……
[二人に近寄ったときに、不気味な声>>100が聞こえてざわりと鳥肌が立つ。 空は晴れているのに一気に気温が下がったような気がして。
今の現象にキャプテンは気づいただろうかと目を向けて、初めてその様子を知る]
キャプテン?!
[眠っているように見えるのに、息をしていない。 体の温かさを、脈を確認するように首筋に手を触れさせながら、船の上でもキャプテンを助けていた銀髪へと視線を向ける]
アンタ、なにか知ってるか?
[問いかけた相手との間の因縁などは知らぬまま。 デレックを読んできたほうがいいかと、思案する]
(105) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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―孤島にて―
[座礁する前、操舵室から厨房に戻り、 火起こしの道具と調理ナイフをしまった木箱を抱きかかえていた。
無事に嵐も霧も抜けられますように。 目を閉じて祈る、その耳にノイズ>>1:244が まとわりついて離れない。 何を言っているのかまではわからないけれど、 ひたすら不穏で、不安で。
やがて大きな衝撃が訪れ、目を開く。 船底に穴が開いたと誰かが言っているのを聞き、 沈む?まだ大丈夫?どうする? 外と船内を交互に見て、船が砂浜に乗り上げていることに気づいた]
(106) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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―砂浜―
[木箱を抱えたままそろそろと浜に降りる。 衝撃で投げ出された者、その少し前から海に落ち、 海流に運ばれて浜に倒れていた者。 あるいは自分と同じように、船から降りてきた者。 振り返れば、まるで寄り添っているような2隻の船]
這児是什幺地方… どこだ ここ
[辺りを見回し、不意に聞こえてきた不気味な声>>100に、 ぶるっと身震いをした]
(107) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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―呪われた島の奥深く―
今までどこに行っていやがったんだい? どんだけアタイを待たせたと思ってるんだ。
バロン。 リーパー・バロン。
このお宝は全部アンタのものだ。 アンタが見つけた宝の山だ。
[呼び声に応える「最愛の男」>>83 カタカタ、ガタガタ。 髑髏たちが骨を震わせて歓迎を示す]
(108) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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取り敢えず投げ出された奴とか探すのが先、治療するのが先。
[気を抜くとわくわくと純粋な好奇心と冒険心が顔を出す。 どう考えても不味い状況だと判っているのに。 気合いを入れる為に両頬を叩いて、海岸線を歩き出すと 視界の先に島の奥からか、それとも海上からか、 白い霧が何かに向かって伸びていた>>99]
え……あれ? 俺頭打った? いやいやいやいやいや。
[細く伸びる霧は未練や執着の様に何か>>87>>97を目指していて。 行くなとせがむ女の腕の様に見えた霧。
船を包んだ冷気と、船長の不気味な話を思い出し、 背中に悪寒が駆け抜ける。
あれは不味い奴。
直感が告げた。]
(109) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[女は笑う。 男も笑う>>85
骨が歌い、靄が揺らぎ、腐肉が弾み、ボロ布が舞う。 夢と現の狭間の幸せの中で催される、魑魅魍魎の歓迎の宴。
洞窟の天井に空いた隙間から差し込む陽の光は、まるで薄闇を照らすスポットライト。 積み上げられた金銀財宝がきらきらと煌めく中、赤い髪の女の体がくるりと回り、ブーツに包まれた足が軽快なステップを踏んでいく]
(110) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* 合流するには上の人が言い出した方がいいかなと思って、中佐に振る。 中佐の豪胆さが本当頼りになる。色々投げてすみません! というかストーリーがんがん進ませてごめんねごめんね! 追いつけない人とかいたらすまない!
(-51) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[美しい女は、口元に鮮やかな笑みを浮かべる。
しかし、天井から差し込む光が焼けた肌に当たれば、その場所だけは醜く腐り落ち 身に纏う海賊服も、長い時を経たボロ布に変わり果て――
呪われた島に居付く悪霊の、真の姿を映し出していた**]
(111) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* そしてフェイのかたこと可愛いよー(ころころころ) 個人的に>>95がすごい好き。あっちいけーってしてるの可愛い。
(-52) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[ガタガタと震え出した身体が鳴っている。 違う。 自分の身体では無い場所から音がする>>108
カタカタカラカラガタガタ
音の出処を探してはいけない。 いけないのに、ぎくしゃくと首が動いて周囲を見渡した。]
(112) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* リリィの雰囲気も好きだなあ。台詞ひとつひとつが可愛いし素敵。 明日には落ちちゃうからどうするか悩むけど、熱い展開になりそうでわくわくしてる!
(-53) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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/* ぎゃーこえーーーー!
小さい頃、某ネズミの国のパイレーツオブ何とかで 骸骨だらけなのに泣き叫んでトラウマになったのは中身です。 おかげでいまでにネズミー近づかないよね…(。・_・。)
(-54) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[島のあちこちから聞こえてくる気がする。 霧に反響効果でもあっただろうかと首を傾げていると、 がしっと足首を掴まれる感触があった。
足元でカタカタと渇いた物がぶつかり合う音がする。
ぐるっと見渡していた首が、最後に下を向くと。
襤褸雑巾を纏った骸骨の細い手が、足を掴んで、 こちらを見上げて嗤っていた。]
(113) 2015/11/02(Mon) 23時半頃
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[治療を受ける間に、降ってくる声があった。>>101 太陽を透かす金の色は、何時か甲板で殴り損ねた色とよく似ている。 ほんの少しだけ、目を細めて長い息を吐いた。]
―――…ストーズ。
[最初に掛けたのは重い低音。 咎めるではなく、彼の進言に応じる上官の声色。]
裏切りとは自らに背くことだ。 易く使う言葉ではない。
セントヒヨリに乗る全ての者は、 裏切らぬから乗船を許可したのではない。
[彼らの忠誠を打って算え、背を任せたのではない。 彼も、そしてこの軍医も、己の眼で見すえて部下とした。]
私が信じるに足ると、判断を下したからだ。
[簡単なことだった。 処分覚悟で告げた言葉が、紛れもない信念に基づくものならば、 一蹴する程、己は先の暗いコマンダーではない。
寧ろ、彼が自身に悖る時こそ、己の拳が天を貫こう。]
(114) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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お前さんは確か……。
[船長の姿を発見したのだろう、此方へ駆け寄ってくる赤髪の若者に気付き、声をかけようとするも。 不意に響いた声>>100に背中に寒気がぞくりと走って、言葉は途中で途切れた。
倒れている船長へ集まってくる霧>>99を認めて、反射的に腰に提げたままのカトラスを抜いて構える。]
いや。俺がここに到着したときは、既に意識がなかった。 ひょっとしたら頭を打っているかもしれん。危険だから体を揺すったり無闇に動かしたりするんじゃないぞ。
[警告を一つ発して、周囲を漂う白い霧を睨みつける。]
お前さんは、船の上で出た霧と、今この周辺に出ている霧についてどう思う? 俺は肌に突き刺さるくらい感じるね。何か変だ、異常事態が発生しているとな。
若い頃”ラパン”と呼ばれて、霧に紛れて海賊船に近寄る作戦に何度も参加した、俺の勘だ。
[若者と同じく、互いの因縁を知らず。 島の異常を説明しながら、かつてのあだ名を口にした。]
(115) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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……しかし、それは難しかろうな。 私たちも因縁があるが、それはスウォンブロスも同じこと。 いいや、奴らが矜持を遵守する以上、手を組むとは思えん。
[手に手を取って共同戦線張るには、未だ鎖が足りない。>>102 スウォンブロスとセントヒヨリを繋いだような一蓮托生の楔。 それでも、薄く瞼を引き下ろし、僅かに赤銅色を隠すと声を続けた。]
どうしてもと云うなら、先ずはあっちの頭を引っ張って来い。 筋は通せ。奴らの意地を超えられたなら、考えよう。
[その海賊頭が既に島に捕われているとは知らず。 女の執心が、因縁を繋ぐなどとも知らず。>>108
ただ、コマンダーは大きく息を吐きだした。]
(116) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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……で、でたあああああ!! 化け物でたあああ!!
[骸骨なんて見慣れている。 見慣れているが見慣れてなんかいない。
ただの偶然で絡んだ骸骨では無い。 明らかに顔を上げて頭と顎をぶつけて嗤っている。
ついでに……足を掴んで立ち上がり掛けてきた。
これを見慣れた奴がいるなら出会いたい。いや会いたく無い。
肩甲骨と上腕を繋ぐ辺りを蹴り上げると、渇いた音を立てて 腕が外れる。 外れるのに足首からは手は離れない。
肩腕を無くしたまま、再び立ち上がる骸骨と、 手を伸ばす霧の腕に背を向けて全力で走りだした。
カタカタと音を立てているのは足首を掴んだ手なのか、 追い掛けてくる骸骨なのか。
取り敢えず軍人だろうが仲間だろうが 人の気配を目指してひた走る。]
(117) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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[意味無き問いでは無かったけれど。 寝台まで連れ去られた今となっては、 聞くだけ野暮というものだ。
抱えられたまま、直ぐ傍で落ちる響きは、 デリカシーの無さを感じさせる。 それが言えればこうまで狼狽えてもいない。
う、と小さく呻き、じろりと睨めた。]
ふん、名前も憶えてねぇ癖に、偉そうに。
[さして珍しさも無い部屋を一望する食客の横顔は 何処となく緊張を漂わせるもの。 抱えた己の身を揺らしたのは、放る望みが産んだ驚嘆か。
怯んだ素振りを隠さない笑顔に、 ふん?と小さく鼻を鳴らし。]
(-55) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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[とにかく、ぼーっとしていても始まらない。 出来ることといえば、どこか火を起こせるところを探すこと。
水に濡れて冷えた身体も、弱った者も、 温かさを取り戻せたらきっとなんとかなるだろう。
とはいえ。 木箱にあるのは火種だけ。 船の中に積んだ薪は料理用の小さなもので どう考えても足りはしない]
……。
[ならば、集めるまで。 砂浜を振り返り、目の前の鬱蒼と茂る森へ向かって、歩き出した]
(118) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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俺は女も男も口説かんからな 尻尾を振るほど嬉しかろう?
[腰から寝台に下ろされ、 髪を撫でる男と、視線がかち合う。
改めて、男に抱かれるなんて、 そもそも男と接吻をするなんて、と。 初めてずくしで腹が膨れる状況を噛み締めながら。
近づく唇に、瞼を伏して。]
ん………、
[戯れるバードキスを数度。かぷりと下唇を甘噛んでから。 口を割り、舌を求めて前歯を押す。
唇を重ねてみれば、女も男も違いは無い。 呼気を散らし、生温かい体温を誘って舌先を揺らす。
既に捕まらなければ危うい宙には居ない。 膝の上で居場所に迷わせた両腕を伸ばし、 男の背へと掌を乗せて。]
(-56) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 00時頃
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は、 ぅん………
… ぁふ
[気を抜いていれば、舵を取る軟体は貪欲に まだ粘度の低い唾液を連れ、男の口内を探り始めた。]*
(-57) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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二階級特進じゃなしに、そうなってくださいよ。
[とうとう少将閣下か、などと笑って言うカーチス>>103には、もうそれ以上怒鳴ったり文句を言う気力も失せて、溜息を吐いた。 カーチスが珍しく、おとなしくこちらの指示を聞いてくれる状況というのは、めったにない。
実はうっかりどこかで頭強打してたりしないだろうな…なんて失礼な事を考えたりもしたが。 流石の暴走指揮官殿も、ご自慢の腕がこれじゃ暴れようがないか、と。 やっぱり失礼な事を考えながら、腕と肩の様子を見ながら手を動かす。
力任せに嵌めるのではなく、時間を掛けてゆっくりと、骨と筋肉が本来あるべき形に戻していけば、たいした痛みも後遺症もないだろう。 念のために、腕から肘に掛けて添え木を縛り付け、三角巾で右腕を吊るす形にしようとするが、そこまでおとなしくしていてくれるだろうか?]
(119) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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[声を上げて走っている時点で目立つ事この上無い。 誰かが気付く頃には骸骨は他にも5体増えていた。]
宝には罠とか怪物とか付きもんだが、 お前らはいらねえええ。 せめて美女にしろ美女に!
[混乱しつつも、何処かでバロンの伝説は伊達では無いと 感心してる自分に自分でツッコミを入れずにはいられなかった。]
(120) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 00時頃
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─ 砂浜 ─
[肩の弾はフェイに頼んで取ってもらった。>>95 料理人も医者も、肉を切れば同じものだと言ったらどっちにも起こられそうだ。
それでも出来たのはそれだけで、本格的な処置はデレックに頼めと、厨房から追い出されてしまった。>>95 もっとも、頼む前に船が座礁したので、デレックに頼む暇も無く傷口はぽっかり開いたまま。
消毒用として出された強い酒の半分は、バッカスの胃に収まっている。 名目は痛みを麻痺させるためだったが、単に酒があるなら飲まねばならぬという使命の為。 >>93ついでに朝食の残りというパンもしっかりといただいていた。
孤島の砂浜に降り立ったバッカスは、すでにほろ酔い気分だった。]
(121) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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……はい。
[上官>>114の低い声に、覚悟を決めて目を閉じる。 しかし降ってきたのは、想像とは異なる、けれど彼らしい言葉たち。干し肉を噛みしめるように、しっかりと味わって咀嚼する。]
正義の鉄槌は、我に下されず。 なれば、俺は最善を尽くすまで。 俺は、貴方の手足となりましょう。 俺は、俺の手足となりましょう。
[従うだけでなく、己が意思で、と。中佐>>116の言葉に深く頷けば、姿の見えないキャプテン・アイヴィーを探すために走り出した。 向かう方向は、森。その先に何が待ち受けているのか、今はまだ、分からない。*]
(122) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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悪霊 リリィは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 00時頃
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[ストーズの上申>>102とそれに対するカーチスの返答>>114>>116は、できるだけ無言でそれらを聞いていた。 力を抜いているように言ったカーチスが、それに反した時にだけ「力抜いてろっつーてんでしょうが!」と言う以外には、口を挟まないように]
………なんだ、あれ?
[妙な霧>>99と声>>100に気付いたのは、整復処置が終わった頃だろう。 その後、化け物云々と叫んで走っている男>>117の姿が見えれば「どうした」と声を掛けようとして]
………………俺の目がおかしくなったわけじゃあない、よな?
[その後ろに続く骸骨>>120に、自分の目を疑うように呟きながら。腰に差したままだった長銃を構えた]
(123) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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―森の中―
[注意深く用心をしながら森に踏み入った辺り。 枯れ木を拾っていると、何か聞こえた>>117]
什麼?
[なんだ? 海の方を振り返り、目と耳を凝ら………す、までもなく、 声の主は目に入って何を慌てているのかと首を傾げた。
カラカラと乾いたような湿ったような不気味な音が 叫び声の後を追って行くのに、一瞬絶句して]
(124) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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わ、ぁああああああ!!! や、妖魔鬼怪的……!!
[驚きの声は、目撃してから数秒後に上がった]
(125) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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― 森の中で ―
お。
[まずストーズが探したのは、乾いた長い枝。それを集めながら、森の中を歩く。気持ちの切り替えは早い方だ。 一本は足元を揺らし、蛇などの動物へのけん制に、残りは火を焚く時の為の資材に。 そうして人影を探す。あの特徴的な、黒い長い髪を。しかし見つけたのは、海に似た青>>118だった。]
おーい!
[停戦する意思を決めたからには、こちらが殺気立っていてはどうしようもない。気持ちの切り替えは早い方だ。 友だちに声をかけるような気軽さで、その背に声をかけた。]
(126) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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[キャプテンが倒れている地点まで駆けつけたと同時に、また霧がでている。 それが倒れているキャプテンを隠そうとするようにも見えて。
白銀の男>>115がカトラスを抜いて周囲を警戒する中、 警告に一つ頷き、首筋に触れたり口元に手をやったりする程度の確認をした]
息はしてない、けど、脈は微弱にある……
[わけのわからない現象に眉をひそめ。 周囲の霧が尋常ではないと告げられて、きょろりと視線をめぐらせる]
普通の霧じゃないのはわかる。 さっきまで晴れてたのに急に出てくるとかありえないし……
って、“ラパン”?
[どこかで聞いた覚えのある渾名に首をかしげ。 船の上でも今も、キャプテンの異常事態ばっかりだから男自身にきちんと注意を払っていなかったが。 改めてまじまじと見やり]
――アンタ、8年前に海賊船ひとつ潰したか?
[古くしまいこまれていて、あやふやだった記憶を思い返して問いかける。 とはいえ古い記憶だから恨みなどはもうないというか、それどころではない現状だが]
(127) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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/* 娘の事めも>>30>>31
(-58) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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は!?
[声をかけた直後、響いたのは男の悲鳴>>117>>125がふたつ。 なんだなんだと肩を跳ねさせ、その場に駆け寄ろうとする。]
(128) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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/* こう……組み合わせが決まった後に紡がれる白ログで 白米が美味い。
(-59) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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/* >>111 パイカリの終盤、財宝を前に殺陣をするシーンで、天井から差し込む月の光が当たった場所だけ真の姿が映る、という場面が好きでな!!!
(-60) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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うわっ
[驚いた後ではちょっとした物音にすらびっくりする。 掛けられた声>>126にもびくっとして振り返る。
人ならざるものを目撃した後では 相手が軍服であってもそれどころではない]
が、がいこつ。 がいこつ!!
[見えた方向を指差して、たいへんだと]
(129) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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……それは実に光栄なことで。 まことに有難く存じます。
[唇が触れる直前、そんな冗談を呟いた。デリカシーがないという判断を下されたとしても、多分絶対にめげない。
基本的に抱く相手の過去の経験は、ベッドも例外なく問う気はないけれど、普段しないことをされるのは喜ばしい。 そこに宿る喜色を隠しもせずに、黒と金が伏せられるまで瞬きもせずに見入る。]
……っ。
[こちらから口説く、手を出すと宣言した割りに、初めての接吻は相手に主導権を持たせたもの。 最初は啄ばむように。何度か温かい感触が降ってきて、下唇に軽い痛みを感じたかと思った直後、僅かに開けた口の隙間から、生暖かく柔らかいものが侵入してくる。]
[ベッドへ腰を下ろし膝の上に黒髪の男を抱き上げて、誘うような動きを見せる舌へ自分のそれを絡ませた。]
2015/11/03(Tue) 00時頃
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……それは実に光栄なことで。 まことに有難く存じます。
[唇が触れる直前、そんな冗談を呟いた。デリカシーがないという判断を下されたとしても、多分絶対にめげない。
基本的に抱く相手の過去の経験は、ベッドも例外なく問う気はないけれど、普段しないことをされるのは喜ばしい。 そこに宿る喜色を隠しもせずに、黒と金が伏せられるまで瞬きもせずに見入る。]
……っ。
[こちらから口説く、手を出すと宣言した割りに、初めての接吻は相手に主導権を持たせたもの。 最初は啄ばむように。何度か温かい感触が降ってきて、下唇に軽い痛みを感じたかと思った直後、僅かに開けた口の隙間から、生暖かく柔らかいものが侵入してくる。]
(-61) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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|
[ベッドへ腰を下ろし膝の上に黒髪の男を抱き上げて、誘うような動きを見せる舌へ自分のそれを絡ませた。]
……んっ、ふっ。
[口内を探る軟体を誘導するように、裏側を舐めてみたり軽く吸ってみたりする。
次第に高くなる水音をバックに、抱きしめた背から腰へと、手の平を撫で下ろした。]
(-62) 2015/11/03(Tue) 00時頃
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|
[背後でカタカタと言う音が増えている。 つまり数が増えていると判るが、 振り返って悠長に数えている場合では無い。]
おいあんた!! 後の撃て! ほっとくと増えるぞ!!
[まず見えたのが軍人である事に舌打ちする暇も無い。 銃を構えた男の憎悪を買っているとは知らないまま、 こちらも相手を思い出す余裕も無く、背中へ指差した。]
(130) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
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- 回想:甲板にて -
[ぜぇ、と息を吐く唇は。 荒い声の持ち主の為に開口>>49]
カレイか? 酒は身体に付けるものでは無く、呑むものだが。 相変わらず例え上手で ……。
[向こうのセンセイを称賛し、 実行できるものならどうぞ、と約束結びかけた途端。 霧で視界の悪い遠距離からの、発砲が再び。>>64 射るように視線を其方に向けたが、結局、身体に負傷はなく。]
――――……下手糞。 その腕で、よく今まで生きて来れたな。
[くすり、と嗤う顔は、普段の淡々の印象を弾く嘲笑。 お前にも、ざまぁみろと、叫んでやろうか。
そう思いながら、先を行く隊長らを追い掛ける為。 船床に配置していた愛剣を掴み、移動を試みた処で、抱いた違和。]
(131) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
|
・・ ・・・・ え 。
[内心震わす衝撃にひゅっと、息を詰め。 それでも尚、振り切る様に、海軍船へと急ごう。]
ふ、 っざけ ……っ。
[困惑を隠しきれない声は、 狙撃手に届く音量にしては弱いが。
彼から、深手を受けたものは、 もはや、頬の傷などより、洒落で済まない。]**
(132) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
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[砂浜に足を取られながら、人の声がざわつくほうへと行く。 どうやら、海軍船からも人が降りていたようだ。
ちっ、と舌打ちをし、砂浜に倒れる人影に気づく。>>87]
……は、なんで船長? さっきまで船内にいなかったか?
[いつのまに。 そうとしか言いようがないが、安否を確かめるべく傍に行く。 デレック>>109が看ているなら、心配いらないだろうが、不可思議な状況では何一つ安心できない。 近くに軍人もいることから不安にもなる>>97。]
(133) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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――…ほう、貴様も偶には粋なことを云うな。 任せておけ、上にはまだ弾ける老害が居る。
[さらりと告げた彼の言葉は、存外耳に心地よいもの。>>119 出世云々ではなく、復讐から始まった縁の筈が、 あっさりと上へ進めと告げたが故。
僅かに気を良くすると、せめて治療の間は暴れまい。 外れていた間は鈍い痛みだけだったが、 嵌め直すとなれば、流石に筋肉が引き攣り、関節が軋む。 だが、奥歯を噛みしめ、擦り減らすのみで耐えた。
麻酔を使わぬ所為で耳裏が痺れるが、 頻りに指先へ通していた意識で、 拳を作るようになれば、即座に身を起こした。
やはり、彼の治療を最後まで受けるほど賢く出来ては居ないのだ。]
(134) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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働けよ、ストーズ。 その忠義と自らの信念でセントヒヨリに応えよ。
私たちは、そうして海で生きるのだ。
[巨躯を弾いて起こせば、砂を踏む。 添木を用意していた医者を横目に、肩を回せば身体を慣らす。 全快とはいかぬが、拳が奮えるなら十分だ。
ストーズの確かな首肯にニッと笑い、 その肩を拳で押すように送り出した。>>122
我らが船の名の通り、聖なる日和には金が似合う。]
(135) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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/* Σいつの間にか、すっごいドタバタしてる!
(-63) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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― 現在:セントヒヨリ号 >>57>>58―
[僅かな沈黙さえ、耳にも、心にも、痛い。 胸が早鐘のように鳴り。
その間、彼から受ける此れからの言葉に、 恐怖を誘われている身体へ。 降ってきたのは、懸念した失望より、温かい、 ――――拳骨。]
、…… こんな、拳骨ひとつでは…っ
[反論の言葉は、相手の勢いに削がれ、落ちる。
動揺を隠せない己に 女神さまは、微笑んだ。 嗚咽が震えのが功と、威力3倍の攻撃が回避 されど、彼の言葉は、身に沁み。]
(136) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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――………はい。
[まだ震える視線を合わせ、確りと頷く。 何時になく、重く入る語に、向かい合った結果の言葉。]
俺自身が出来る事を、もう1度、見つめ直し。
今度こそ、隊長に認められる方法で。 成果を上げます。
……ありがとう、 ございます。
[処罰を退けた相手に、再度深く頭を下げ。 顔を上げれば、また、笑った顔が隻眼に飛び込む。 胸に蓄積した感謝の念。一欠片でも失わぬうち 退室しよう]**
(137) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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少なくとも脈があるなら、この世と命は繋がっていると見ていいだろう。 ただ呼吸がないことは解せん。
船から落ちかかったことといい、どうにもあんたんとこのキャプテンには、妙な出来事が付きまとっているようだナ。
[何か心当たりないか?と、視線をめぐらせ霧について言及する若者へ問いかけたとき。 突然過去の話を持ち出されて、ん?と目を丸くした。]
八年前、八年前、とねぇ。 そういや所属している隊から離れて、一時借り出された先で、ひとつ壊滅させた覚えはあるな。うっかり油断して、左腕に怪我をしたからよく覚えているぞ。
それがどうかしたか?
[相変わらず霧への警戒をしたまま、問いかけに対して手繰った記憶を返答した。]
(138) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[しかし、その周りに現れた霧>>99、のようなものをみとめて足を止めた。]
…………。
[声を失って立ちすくむ。 なんだあれ。 よもや幻覚見るほど酔っていたのだろうか。
声は音にならず。 カタカタと島のどこかから聞こえる音に気づく>>113。 そしてデレックの足元にあるソレ。
冗談にしては、少々きつい。
>>117人の死体には慣れてるはずのデレックが大声を響かせていた。 弾かれたようにデレックは、止めていた足を再び動かした。]
(139) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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/* なぜかウォルターがふりさんに見える現象がおこってるんだが、 いや…コアがちがうよな??(こんらんちゅう
(-64) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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デレック!お前船長放ってどこに行く気だ!!
[骸骨に追われて逃げるデレックに声をかけるが>>120、気づけばバッカスの傍にも2体の骸骨がいた。 それらは他の面々の下にも現れたのだろうか、離れたところからも声がした>>125。
敵意があるのか、無表情のそれからは分からない。 しかし相手がなんであれ、バッカスは襲ってくる相手と見做して腰のカトラスを抜く。]
おいカール! うちの船長をンなとこに寝かせてねえで安全なとこに連れてけ!!
[>>127すぐ近くの赤毛の航海士に言い放ち、バッカスは鈍い動きで骸骨相手に剣を振るった。*]
(140) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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が、がいこつ!? 何と仲良くなってんだあんた!?
[振り返った幼い顔>>129が驚いている様子に、緊急事態を察する。 その向こうに見えるは、骸骨の群れ。人の影>>130も見えたが、どうやらそれは少し逸れた方向に走って行ったか。 一部の残骸が、こちらを追いかけてくる。]
……ちぃっ、こっち!
[青い男の腕を掴むと、森の中へと駆けて行く。 砂浜に行けば、まだ怪我人たちもたくさんいる。ならば、一部だけでも己が引きつけた方がいいだろうと判断した。 ふたりなら、木陰に身を潜めてやり過ごすこともできるかもしれない。 彼が拒むことがなければ、そのまま俊足を走らせるだろう。]
(141) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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/* >>141 愛の逃避行ですね。判ります。
(-65) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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/* デレックと合流しても良かったのだけれど、そうするとストーズが元の場所に戻るになってしまうので、ちょっと別行動にしました。 金髪美女の話したかったけど、それはまたいつかね! フェイフェイと逃避行します! ひゃほーい!
(-66) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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――……あんなのが増えるとか、考えたくもねぇな。
[走ってくる相手>>130の顔は覚えているし、あの時海賊たちと一緒にディオニュソス(仮)を迎えに来た事で一方的に恨んでもいるが。
今は海賊と殺りあっている場合じゃないと理解しているので、その男ではなく、後に続く骸骨の頭部を狙って引き金を引けば、狙い違わず骸骨の頭部を撃ち抜く。 果たしてあの骸骨は、それで動かなくなってくれるだろうか。
ボルトハンドルを操作して排莢と次弾の装填をして、立て続けに2体分の頭蓋骨を狙い撃とうとするが。
果たして、その間、治療も結局最後までじっとしていてはくれなかった上官>>134はどう動いていただろう?]
(142) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[周囲には誰もいないと思い込んでいたら、存外近くから叫び声>>140が聞こえてきて、顔を上げる。]
それもそうだナ。 此処にいたら霧に巻き込まれて危険だ。
俺は残念ながら腹怪我してて武器が振るえない。 おまえらのキャプテンは俺が背負うから、お前さんが先導を務めてくれ。
[自分が指揮する隊に所属している訳でもないのに、てきぱきと指示を出すと、意識のない体を背中に背負おうとする。]
(143) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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|
/*
ボルトアクション方式の銃が、濡れた後も問題なく使えるかどうかなんて知らない←
拳銃使った方が良かったかな?
(-67) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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妙な事になってるとは思うけど…… キャプテンはバロンの末裔だって話だけど、それのせいか?
[ううん、と悩みながら答え。 そこかしこで骸骨だ髑髏だと声が上がるのが聞こえ。 砂浜に寝かせたままにはしておけないかと、キャプテンへと手を伸ばし]
8年前、霧の中で海軍に襲われてさ。 角材投げつけたあと海に逃げたことあるから、そんとき会ってるかもね。
[っていうだけの話と肩をすくめ。
聞こえた怒鳴り声>>140に視線を向ける]
わかってるって!
[叫び返したあと、ラパンを見やり]
さっきも今も、キャプテン助けたあんたなら、キャプテンをあっちに連れてくの手伝ってくれないか?
[座礁して浜に流れ着いた船は、いつ流されてもおかしくない。 それぐらいなら、木陰につれていくほうがましだろう。 人が住んでる場所とかがあれば奪ってしまえばいいが見える範囲にそれらしきものはない]
(144) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[骸骨、と言ったきり、口をパクパクさせた。 こんな時は、自国の言葉すら出てこない]
鬼怪…!
[ただ、大声に反応したか 骸骨が数体こちらに向かってくるのを見て こっち、と聞こえる声>>141に耳を向け、 取られた片手を引かれるまま駈け出した]
どこ、いく! おまえ、ここ、わかるか!
[手を引く金髪へ声を投げて、迫る骸骨に、 顔を青ざめさせた]
(145) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[走り出した背後からバッカスの声>>140が聞こえたが、 霧の手が伸ばした先にいるのが船長だと確認出来る距離では無かった。
冷静に考えればバロンを求めた霧が手を伸ばしたのだから、 船長がいると判るが、自分を追い掛けてくる骸骨を どうにかする方が優先だ。
折角のバッカスの呼び掛けも、遥か後方に引き離し、 6体の骸骨を連れて砂を蹴る。]
(146) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[都合の良き時ばかり敬語を奏でる口に、 もう少し強く唇を噛んでやれば良かったとも。 接吻の最中に態勢が変われば、 大腿の上に割座で座り、背から肩へと手の預け場所を変え。
舌裏の筋を擽られ、 こそばゆさに一度引きかけたが。 舌根まで吸われ、くぐもった息が漏れる。]
――ん 、 ぅ ………
は、
[肩に置いた両の五指に次第に圧を掛けて。 鼻から息を抜くのを忘れ、 苦しげに短く唸るも。
背を通り、腰へ流れる手つきに、 二週間貯めた熱は、自然と芯からこみ上げてくる。 相手が男である違和も次第に薄れ、 軽く舌に噛み付き、濡れた唇を離す。]
あ ん…がい、悪くない…… ふ、
(-68) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[もう一度、ときつめに唇を吸い。 ぐ、と舌を伸ばし戯れ合うこと数度。
腕を一度浮かせ、ガウンの袖から腕を抜き。 シャツ一枚の軽装で、]
…… あぁ。 脱いで欲しい? 脱がせたい?
[好きに選べと首を傾ぐ。
冷えを覚えていた先ほどが嘘みたいに、 緊張が相応に篭った体温は高く。 薄地のシャツを、汗で張り付かせていた]*
(-69) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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ここ? 森だ!
[青年>>145の声に応えるは、豪快な言葉だ。 行き先? 知らん。だが、分かることはある。]
あっちにはたくさんの怪我人がいる。 少しでも俺が引きつけるから、あんたは逃げろ!
[思わず引いていた腕を離し、彼から離れようと走り出す。 抱えていた枝を骸骨に向かって投げれば、こちらに意識を向けてくれるだろうか。時折背後を振り返りながら、森の中を疾走する。]
(147) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[退室して、すぐ。]
狙撃手に、愛用していた剣を――…駄目にされた。
………… 誰か。 剣を貸して呉れないか。 もはや、サーベルでも、何でも構わん。
[ 部下か同僚に向けて、一言緊急。 心の負荷は、隊長との遣り取りで大分降りたが。 目の前の窮地に、憤怒と諦観に、吐いた溜息。]
(148) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[退役する以前から使用していた物だ。 何時折れても、仕方なかった。
>>64とは言え、運悪く鉛玉が着地し、 剣の刃が深く欠ける未来までは 想像だにしておらず。 今更サーベルを使い熟せるかどうか。 海軍船に大きな衝撃が走るまで、 少しの間、素振りするも、しっくりこない。]*
(149) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[信を預け、未来へ踏み出す背中。 それを見やりながらも、軍医からの文句を聞き流す。>>123
だが、やはり悪い予感と云うものは当たるらしい。 ストーズが駆け出した森の方角から聞こえる阿鼻叫喚。>>117>>125]
………、……保護者は居らんのか。あいつら。
[思わず漏らした声は、統率の無さについて。 まさか森の中で骸骨と争っているとも知らず、 彼らを捉えることが出来るのは、頗る目の良い軍医だけ。>>142
しかし、口にしてみれば自身の言葉は喉に引っ掛かった。 ―――― こんな緊急時に、彼らを率い、命を下す頭は何処へ行った?
ふむ、と長銃構える軍医の隣で思案に耽る。]
(150) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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[冷静に考えれば、と言う状態は今もそうだろう。 海軍に助けを求めて、下手をすれば 自分が撃ち抜かれてもおかしくなかった。
だが追い掛けられている自分とは違って、向こうは冷静だった。
耳横に硝煙の匂いと鼓膜に響く音を尾に弾丸は背後の骸骨の 頭を撃ち抜いた>>142]
へぇ、うちの射撃手と張るな。
[未だ因縁の相手とは知らぬまま、 背後でガシャリと崩れる音がする。 それでもまだ追い掛ける音は残っていた。
だが生者の姿に安堵の息を吐いて、 少し落ち着いた頭で、木片でもあれば打撃は効くだろうかと 考え始めた。]
(151) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
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コンラッド、赤毛は確かあちらから来たな。
私は一度セントヒヨリに戻るぞ、 ジョンとウォルターを見かけんのも気になる。
何かあれば、空に信号弾を放て。
[それだけ告げれば、巨躯は上着に袖を通して踵を返す。 目指すは海岸線の向こう側。
運が良ければ、赤毛と銀髪に巡り合えるだろうか。>>143>>144**]
(152) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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/* ちなみに、バロンの末裔がPCに居なかった場合 「バロンの島からでていけーでていけーひきかえせー」する予定でしたCO
(-70) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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[たった2体、されど2体。 頭を砕いても襲ってくるとはどういう了見なのか。 関節を狙えばその部位は動きを止めたが、残った部位で襲ってくるからたちが悪い。
>>143カールとアイヴィーの傍にいた軍人が動くのが見えた。 何をするつもりなのかと思えば、どうやらアイヴィーを助けるようだ。 あの白髪の軍人の目的がいま一つ図れないが、妙な動きもないところから突っかかるのは後で良い。
怪訝に見遣るも、骨の指先に肩を掴まれてバッカスは呻く。]
っぐ、傷口狙うとか、存外えげつねえな。
[軽い骨の体を引っぺがし、倒れたところにカトラスを突き立てて動きを止める。 もう1体もふらふらと寄ってくる。]
こいつらはオレがなんとかするから頼むぜ!
[航海士は航海士らしく、船長を安全な場所に導いてくれれば良い。>>144 他にも骸骨が現れるなら、片腕だけでも動く自分がこの場を処理するのが最適だろう。]
(153) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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角材投げだだと? ……ああ、そりゃ間違いなく俺だ。
[心当たりがあるどころの話じゃないと赤髪の若者>>144に頷くものの。 思いがけない出会いを前に、思い出話に花を咲かせる余裕はないらしい。
手伝えとの言葉に分かったと了承を返した。]
こいつには俺も色々と因縁がある。 いつかきっちり勝負をつけたいと思ってるんだ。
助けろというなら、喜んで手を貸すぜ。
(154) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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―呪いの島の奥底で―
――悪い、少々道草を食いすぎた。 海軍に船を痛めつけられてな …脚も傷を負った。 恨むなら、連中を恨め。
…だが、俺は帰ってきただろう? 愛するお前のもとへ。
[>>108女の恨み言以上に高いものも無い。
轆轤達の合唱に耳を貸し、 酷く楽しそうに、黒と金に嬉色を浮かべ、 周囲を見渡した。]
2015/11/03(Tue) 01時頃
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我が同胞たちよ。 奴等に、礼を振舞っておいで。
目印は、ハゲ頭と、眼帯の男だ。
[此処で彼等のワルツを眺めているのも良いが 連中も、島へ招かれているのだろう。 ならば、手厚く歓迎をしてやるべきか。
退屈な島だと思われるのもまた、忍びない。 腐臭を連れた腐りし死体は。 サーの威厳ある一声に頭垂れ、海兵達を探しにゆく。
そこに海賊が居ようが同等に歓迎をするだろう。 なにせ、此処に居るのはリーバー・バロンであり 船上の義兄弟なる船の持主にあらず。]
2015/11/03(Tue) 01時頃
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―呪いの島の奥底で―
――悪い、少々道草を食いすぎた。 海軍に船を痛めつけられてな …脚も傷を負った。 恨むなら、連中を恨め。
…だが、俺は帰ってきただろう? 愛するお前のもとへ。
[>>108女の恨み言以上に高いものも無い。
轆轤達の合唱に耳を貸し、 酷く楽しそうに、黒と金に嬉色を浮かべ、 周囲を見渡した。]
(155) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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我が同胞たちよ。 奴等に、礼を振舞っておいで。
目印は、ハゲ頭と、眼帯の男だ。
[此処で彼等のワルツを眺めているのも良いが 連中も、島へ招かれているのだろう。 ならば、手厚く歓迎をしてやるべきか。
退屈な島だと思われるのもまた、忍びない。 腐臭を連れた腐りし死体は。 サーの威厳ある一声に頭垂れ、海兵達を探しにゆく。
そこに海賊が居ようが同等に歓迎をするだろう。 なにせ、此処に居るのはリーバー・バロンであり 船上の義兄弟なる船の持主にあらず。]
(156) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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[>>110 女と手を繋げ。 己もまた、死骨の奏でるメロディに合わせ、踊ろう。
死臭に富んだ禍々しさも。>>111 深い真紅の衣服が襤褸切れに変わり果てても。 己の継ぐべき黄金に眩んだ目には、異変を悟れぬ。
未だ、男の魂はこの饗宴に枷付けられたまま]**
(157) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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[舌へ刺激を加えたときに返ってきた反応に、満足げな声を漏らして、更に強く抱きしめた。
肩に置かれた手の圧力が次第に増してくることを感じながら、唇を、舌を、夢中で求める。 呼吸は荒くなってはいても、途切れることは無い。]
はっ、……んんっ。 [わざと水音を立てて、自らも積極的にキスを味わう。
最後に甘い痺れを伴った痛みをもたらした相手へ、くすくすと笑いかけた。]
これからがお楽しみの時間だ。期待してていいぜ? あんた、海賊なんだろ。男の経験、ないとは言わせないぞ。
[案外という感想を聞いて、どうしてこんな言い回しをするのか、微妙な違和感を覚えつつも、まさか抱かれたことがないなどとは想定の範囲外で。 戯れるように重ねられた唇へ、再び存分に溺れた。]
(-71) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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はぁっ! 蠢材的……っ!
[自信満々の豪快な返答>>147に、真顔であほか!と。 だが、その後に続く言葉にはっと真顔になって]
だが、あんたは。
[手を離されてもなお後を付いて走るが、 鍛えられた俊足にはついて行けなくなり]
あっ…!
[躓いて茂みの中に転がった。 半身を起こし、追いかけていく骸骨の最後の一体に必 死でタックルをして倒し、落ちていた石で頭蓋を砕く。
動かなくなった骸骨を蹴り散らした時には、 もう金髪はどこにも見えなくなっていた]
(158) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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……白痴。 しらない。
[ばか。と呟いて、来た方へ戻ろうと周囲を見回すが]
這児是什幺地方… どこ?
[島に上陸して、2度めの、ここはどこ?*]
(159) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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[骸骨と戦ってるバッカス>>153にちらりと視線を向けるが、キャプテンを放っていくわけにはいかず。 なによりも頼まれたのだから答えるべきだろう]
そっちも気ぃつけろよ!
[叫び返して、手助けを了解したラパン>>154に視線を戻す]
セントヒヨリ号のとは因縁ばっかりじゃないかな。
助かる。 とりあえず、あっちへ――
[手助けしてくれるというが、銀髪も怪我をしている様子。 意識のない人間を抱えるには少々無理をしなければならないかと思ったところで、 こちらに近づいてきている禿頭>>152に気づき]
なあ、アンタんとこの上司はこういうとき助けてくれると思うか?
[声をかけるかかけまいか迷って、部下に聞くべきだろうと問いかけた]
(160) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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中佐殿の言うその『老害』どもがさっさと海軍から弾き出された方が、俺の目的である全ての海賊の殲滅が実現しやすくなりますからね。
って、力んでんじゃねぇ! 力抜いてもらわないと、うまく嵌らないんですよ。このやり方!
[出世に絡む話には、軽い口調で応じていたが。 奥歯を噛みしめて耐えるカーチス>>134に気付いてそんな事を叫んだのは、ちょっと前の話]
少なくとも、いま走ってるやつの近く、俺の見える距離には見えませんね。
[保護者は居らんのか、というカーチス>>150の声にそう応じるが。実際には、あちらの船長ご一行とはどれほど離れているのか。 もしかしたら、物陰で見えないだけなのかもしれないが。
何やら考えているカーチス>>150の横で、長銃を下ろして拳銃に持ち替える。 ボルトアクション方式の愛銃はまだ残弾があるが、一発撃つごとに排莢と装填の操作が必要な分、連射性はあまり優れない。
その点、ダブルアクションで連射が可能な回転式拳銃なら、一気に殲滅できるかと思ったのだが……右肩の傷を考えれば、両手に1丁ずつは今はできそうにない。 左手だけで銃を構え、残る骸骨の頭を撃ち抜いている間に、男>>151はこちらへ近づいてくるのだろうか。 それとも、立ち止まって迎撃しようとでもするだろうか?]
(161) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時頃
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/* 船長あんたまで何やらかしてくれてんだwwww かっこいいじゃないかwww
(-72) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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男なら分かるだろ? ……脱がせる方がいいに決まっているじゃないか。
[言わずもがなとの口調で男の背に手を回し、汗で張り付いた裾から手を差し入れる。]
あとでちゃんと体拭かないと、風邪ひくかもな。
[医者でもあるまいに、そんな心配をぽつりと呟き。まるでじらすように上へとずらしていく。 途中、ふと気になることを思いついたので、男の耳朶に軽く歯を立ててから問いかけた。]
ところで、あんたは敵の攻撃を体に受けたこと、あるか?
[理由は当然思い出せないが、自分は体にいくつもの傷跡がある。 海賊ならば、それ以上の負傷をしているに違いないと考えたのだった。*]
(-73) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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[白い霧がまとわりだしたのは確かに船長だった──が、デレックとは違い、遠くにいながらそれに気づいたのは視力の差か。>>146 さっさとどこかに行ってしまった医師は、どこまで行ったのだろうか。 遠ざかったところで銃の音が響く>>142。
コンラッドか、もしくは先ほど船の上で邂逅した男か>>131。 下手糞だと罵る顔は霧で見えずとも、声は確かに聞こえた。
一瞬、謎の躊躇いが伺えたが>>132、遠ざかる足音を聞いた限りはセントヒヨリ号に逃してしまったのだろう。
今は生憎とその男の言うとおり、ご自慢の銃の腕は奮えない。 フェイに弾は取ってもらい、治療の真似事をしてもらったがやはり、それだけでは不十分だ。 少し動かすだけで激痛が走って、まともには動かせないだろう。
思えば弾丸の補充だってしていないのだ、投擲武器にするか打撃武器にするかしかないが、壊すのも躊躇われる。
しばらくは、砂浜の上で骸骨と無作法者のダンスを踊ろうか。**]
(162) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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なんかよく分かんないけどありがとよ!
[母国語なのだろう。伝わらない言葉>>158には、とりあえず礼を言っておいた。おそらく間違った回答だと言うことは分かっている。]
馬鹿、なんでついてくるんだ……っ!
[自由を得ても尚ついてくる姿に、なぜか三つ巴の追いかけっこになっていた。 最終的には普段から鍛えていた差が出たのか、途中でその姿が消える。]
ちぃ……っ!
[咄嗟にその近くの木にサーベルで印をつけ、何かあった時の目印にする。 本来であればいくつも印をつけていくべきだが、数体の骸骨に追いかけられている状況で、それは至難の業だった。 走る、走る、走る。金髪は、森の奥へと消えて行く。**]
(163) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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了解。中佐殿も、お気をつけて。
[何かあれば信号弾、という言葉>>152に。 骸骨走ってるの見ても冷静とは。流石、脳筋のトップ――なんて考えながら見送った後]
………もしかして、中佐殿の視力だとアレ見えてなかったのか。
[単に、走ってくる男を追いかけているのが、骸骨だという事に気付いていないだけだという事に気付いたのは。 カーチスが立ち去ったしばらく後の事]
(164) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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|
/*
だめだ、追いきれない!!! もうごめんなさい。
相談に乗って呉れた隊長とか、もう、もう お待たせして申し訳ありません………
(-74) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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/*
そういや、独り言に埋めようと思って忘れてたけど。 カーチス>>32を目撃した後、>>51の発言前半では、ほんとうは「うちの司令官は化け物か」っていう台詞を言いたかったの。
ネタがアレだから、表で言うのはやめたけど。
(-75) 2015/11/03(Tue) 01時頃
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因縁が全くないなら、何度もやりあったりしないだろ? 袖拭き合うも胡椒の縁ってな。こういうときに使う言葉じゃなかったっけか。
[同じ船の中尉が評価を下した通り、脳筋的間違いを犯しつつ赤髪の若者>>160へ年寄りめいた一言を投げかけると、改めてキャプテンの体をよいしょと背負う。
あちらへと誘導された方へ向かおうとしたとき、赤髪の若者と同時にカーチスの接近>>160に気付いた。]
いや、セントヒヨリ号のモットーは”自分のケツは自分で拭え。”だ。 全員身動きが取れない状態ならともかく、無条件で手伝いを申し出ても無理だナ。
[あっさり首を横に振ると、この霧の中お互い行き違いになったら大変だと理由を説明して、中佐に向かって手を振った。]
中佐!俺はここにいます。
[赤髪の若者はどんな反応を示しただろうか?]
(165) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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それってたしょうだかなんだかじゃなかったっけ?
因縁ありすぎるのもめんどくさいんだけどなあ。
[一人では無理だと判断したキャプテンをあっさりと背負う男>>165の力強さに、わが身の非力を少しばかり悔しく思い。 近づいてくるコマンダーの評価を聞いて顔をしかめる]
うええ。 そんなのならキャプテンやばいんだから呼ばないでほしかったなあ。
[そうか、と頷こうとしたところで、理由を告げた直後に声をかけるのに嫌そうな顔をした。 なにせ先ほど船の上でばきばきと壁を壊す膂力を目の当たりにしたところだ。
不可思議な現象に陥ってるキャプテンが殺される可能性がないとはいえないとも思うが。 身動き取れない人間を抱えた状態で逃げ切れるわけもなく。 やってきた男にため息を一つ]
とりあえず、安全なとこいこう。
[なんやかやの話はあとにして、浜辺から離れ、波が届かない木の近くへとキャプテンを寝かせるために移動し始めた**]
(166) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時半頃
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[砂浜は走りにくくて腹が立つと、勝手に怒りながら足は休めない。 遠目で見ても禿頭がいたから、役に立つかと思ったが 何処かへ行ってしまった>>152]
役に立たねえ禿だな。
[舌打ちしつつ残った銃士の姿>>161に、あまり接近させるのも 危険だと判断出来る位は冷静さを取り戻していた。]
外すなら足か。
[片足だけでもバランスは悪いだろう。 砕くのが難しいなら大腿骨の骨頭を皿からずらせばいい。 ちらりと振り向けば動きに差があるのか、幾らかの距離がある。 見れば見る程化け物だが、手に獲物を持っていない連中で 良かったと、一息吐いて漂流物の木片を掴むと1体へ殴りかかる。 腕を掴まれる代わりの囮に木片を掴ませると、 大腿骨に手を伸ばして一気に引っこ抜いた。]
(167) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時半頃
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― 砂浜 ―
[船から投げ出された箇所は、他の仲間より遠く。 大木の日陰。 >>142 発砲の音色さえ、意識を取り戻すものでは無い。 額と、左頬には、砂で引っ掛かれた際の傷が数か所。
次いで、間も無く目が覚めれば>>156 不気味極まりないお礼が、目の前に待って居た]**
(168) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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うお? まだ動く!
[狙い通り大腿骨は抜けて、バランスを崩した骸骨は砂に落ちるが 両腕で砂を掻いてまだ動く。]
火薬で後腐れなくぶっ飛ばさないと無理そうだ。
[両腕で動くとは言え、幾分動きは遅くなったのを幸いに、 軍人の元へと駆けた。]
おい、剣とかじゃなくて破砕系の武器は無いか? 弾じゃなくて、火薬! こいつらふっ飛ばさないと動き続ける!
[動きを遅くする事は出来ても埒が明かないと 話しかけたが、逸れた以外にまだ1体は骸骨は残っていた**]
(169) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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(――そうだ)
[手頃な長さの枯れ枝を拾って来ると、 足元の枯れ葉を集める。 力のままに抱えていた木箱を開けて、 火起こし用具を取り出した。
悪戦苦闘の末に、枯れ枝の先に火を移して松明にして、 森の中を進みだす。
あの金髪の軍人は怪我人が多いと言っていた。 ならばやはり戻らなければ。 自分にも出来ることはあるはずだ。
それに、もし、彼奴が戻ってこなかったら…? 軍人のひとりや二人、居なくなっても清々するだけ… とは思うけれど、さっきの彼奴は船の上では生きろと言ったのだ]
(170) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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約束。 まもらせる。
[それで、勝負しなければ気がすまない。
まずはさっきの砂浜に戻ることを目指し、 松明を手に森の中を歩き出す。
なぜ松明を作ったか? ……化け物は火に弱いって、小さい頃誰かに聞いたのを 覚えていたからだ。
本当にそのたぐいが寄ってこないかは分からないが、 気分的にないよりはマシだ**]
2015/11/03(Tue) 01時半頃
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約束。 まもらせる。
[それで、勝負しなければ気がすまない。
まずはここから抜けるのが先決か。 松明を手に森の中を歩き出す。
なぜ松明を作ったか? ……化け物は火に弱いって、小さい頃誰かに聞いたのを 覚えていたからだ。
本当にそのたぐいが寄ってこないかは分からないが、 気分的にないよりはマシだ。
木に刻まれた印>>163に気づけば、 森の奥に消えた金髪に約束を守らせるのを先にするのかもしれないが**]
(171) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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/* にやにやする。
(-76) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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/* 切り貼り間違えた…。 消し跡残るの切ないね。
(-77) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時半頃
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/* ふと自分の行動が最終日の脱出フラグを作っている様な気がしてならない。
(-78) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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[次第に粘着質に変わりゆく水音が 鼓膜を揺らし、痺れさせる。 接吻程度で此うまでその気になるのも久しい。 肌を合わせるのがご無沙汰なだけでも無い気がする。
眼前で笑気散らす食客に、一度、二度と瞬きを。 糸引く舌を遠ざけさせた所で、濡れた唇もそのままに、開口]
代用品として抱いた事はあるが…… 身を開いたことは無い。
一応、船長……いや。 元船長の息子だから、な。
手を出す莫迦が何処に居る?
[まさか、己が脚を開くほど易く見られていたのかと。 …けれど、これからそうなるかと思えば、 告げた傍から、自然と目元に赤みが差す。]
それとも、……初物だと、悪いのか
[不貞腐れた響きも、裾に入り込む手の動きに霧散し。 ぴく、と背を反らし、 身体を拭くのはまあ、此奴に任せようと。 口に出さず、押し付ける心算。]
(-79) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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ん、 ……ぁっ
ふ ぅ ………ッ み 耳、あんま……
[普段髪で隠しているのは、其処が弱いせいだ。 身を捻り、むずがるように肩を揺らすも。 鼓膜の近くで注がれた響きに、ふ、と吐息を弾ませ。]
俺も生まれた時から修羅じゃねぇ。 並程度には。
[言うほど生傷が多くないのは、 向かってくる手合いを斧の旋回で吹き飛ばす持主故に。
目立つものといえば、下っ腹に真一文字の切り傷、か。
それ以上に派手なものはといえば。 二本の山羊角と尖角を聳えさせ、 渦巻く鬣を纏う、三角獣の一枚絵が、背に彫られており。
今は、緊張で滲む汗で湿り。 見る目に因れば、何処か妄りがましく照る後方の獣も 背に眸無き己は、見えまいが]*
(-80) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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/* 表の展開がさっぱり迷子な俺です。 暖かくして帰ってきてます、ありがとう!
このまま追いかけて森の奥に消えようかと思ったんだけど 流石にちょっと早すぎかと思って一旦離れてみたけど、 追いかけますよ、追いかける!
それでは、おやすみなさい。 明日から本番、たのしもー!**
(-81) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時半頃
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剣だの鈍器だのは、縁が無い。
[駆け寄ってきた男>>169に、破砕系の武器と問われてそう即答する。
頭を撃ち抜いた骸骨も、動きを緩めただけで完全に沈黙した訳ではなく。 首から下だけになっても、また起き上がりゆっくりと近づいてくるのが見えて、舌打ちした]
(172) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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――アンタ、火薬量と爆発規模の計算はできるか?
弾丸に詰める為に、火薬の予備は一応持っているが。俺はそっちは専門外だからな。
[軍服の上に白衣を羽織っている自分が、軍医である事は相手にもわかるだろう。 火薬で吹っ飛ばすという発想が出てくる辺り、相手はそちら方面に詳しいのだろうか、と。
予備の弾丸と、火薬入りガラス瓶の入ったウエストポーチを示して問い返す]
(173) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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[濡れた唇は、思わずもう一度触れたくなるくらいの色気を纏い、こちらを誘うように輝いている。 それに目を奪われながらも、その言い分にはわけ分からんと目を細めた。]
元船長の息子だから、手を出さない? 随分勿体無いことをするもんだな、あんたはこんなに可愛いってのに。
海賊たちは意外と己の立場を弁えてる奴ばっかりだったりするの?
[さらっと誉め言葉を混ぜつつ、手が出ないのは慎みなのかと皮肉ではなく本気で口にした。]
大体一方的に抱いても面白くないだろうが。 抱かれたら抱き返す、抱いたら抱いて貰うのが鉄則じゃないのか。
[記憶がない癖に、その場で適当にマイルールをでっち上げる。さもこれを信奉していますと言った、真剣な口調で。百戦錬磨の相手に通じるかは不明だが。
だが頬を赤らめる男が口にした言葉には、ふるふると首を横に振り、音を立てて頬にキスを落とす。]
(-82) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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奴らの足元に投げつけた火薬を、俺が狙撃して爆発させるにしても。 一度に全部使ってしまうと、後でまたアレと同じようなのが出没た時に、対処しきれなくなるかもしれない。
全部いっぺんに使うっていうなら渡せないが。 どれくらいが適量か、計算して小分けに使えるのなら、協力してもいい。
……無理やり火薬を全部持っていこうとしたら、その頭に風穴が空くと思えよ。
[軽く相手を睨み、冷静な口調で話しながら。 左手に持つ拳銃での骸骨の牽制も、絶やさず続いている**]
(174) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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悪いことはねぇ。むしろ好ましい。 ……初めてと分かったんだし、優しく抱いてやるよ。
[耳朶を噛めば、意外に大きな反応が返ってくる。 此処が弱いのかと問う代わりに軽く吸い、舌を這わせた。]
へー。修羅じゃねぇあんたも見てみたかったな。 意外に可愛いぼっちゃんだったのか?
[そんな戯言を耳に吹き込み、背中に回していた右手を腹部へ移動させる。]
ん……これは腹に傷跡か。 俺とお揃いだな。
[真一文字のそれを指先でなぞった。*]
(-83) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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[こしょうではなくたしょうと聞いて、そっかあ?と大仰に目を瞬かせる間もなく、赤髪の若者の感想にからからと笑う。]
適度な刺激があった方が、人生楽しく過ごせるってもんだ。 その若さで平穏を望むのか?隠居生活をするにはまだ早すぎるだろうに。
……ん?
[船長を背負って中佐を手招いたら、呼ばないで欲しかったとの感想と共に嫌そうな顔をされてしまった。まあ、中佐の攻撃力を目の当たりにしたら、その反応も仕方ないかとは思うものの、大丈夫だと安請け合いをする。]
腹に食らった借りを帰すために船長とは存分にやりあいたいから、意識を取り戻すまで待ってくれってお願いしてみるさ。
[それで若者の心配が晴れるかどうかは分からないが、思い切り胸を張ってみせる。
中佐と合流すると、若者の提案に頷き、示された場所へ移動を開始した。]
(175) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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”今の俺の言葉、聞こえたか? あんたが今何を考えているのか、俺には分からねぇけど。
こっちに帰ってこいよ。 そして、今度こそ邪魔が入らないところで思う存分やりあおうじゃないか。”
[背中に背負った黒髪の男に呼びかけながら、白い霧を振り払うように足を動かした。**]
(176) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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/*
さて。明日のカップリングは誰になるか、楽しみにしつつ。
まだ起きてるけど、みんな寝るっぽいから退席マーク。
(-84) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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あ?
もったいないもクソも……、 っ ……お前、頭沸いてんじゃねぇの
[それこそ、常日頃から従わせている面々に いきなり尻を狙われたら纏めて海に放りかねない。 眉根を寄せた起因はそちらでは無く、 およそ不釣り合いな形容詞に。
器はけして小さくは無いが、戒律は尊ぶ。 己に害為す者はそれこそ「バロン」に等しく 排除を下し、愛らしいに結びつく筈も無く。
莫迦にされているのかと胡乱混じる目元も、 奇妙な持論展開に、首を傾ぎ。 ]
そもそも抱く抱かれるが、男に見合うていじゃねぇし、 ………ホント、お前何してた奴なんだろう。
[嵐の荒波も越えるこの船に滞在しても 船酔いをしない所を見る限り、 せいぜい船漁師、よもや海賊程度の私見を寄せていたが。 それとも抱かれたいとかそういう話なのか。
今は先の話やポリシーよりも、 頬に寄せられた接吻と。 注がれた言葉に 羞恥の熱が増すよう。 ]
(-85) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
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―― ん、ぁ
ッ…… 、
ひ、 ぃや、め
[耳朶を吸われ、擽ったそうに頭を振り。 舌の感触がぞわりと背へ粟立てて。 思わず漏れた、音色に己の口を掌で塞ぐ。
昔の己など忘れたと告げようとして、 鼓膜に篭る吐息の熱さに、膝に乗り上げたまま びくりと腰から撥ねた。]
……ん 。
お揃い? ……ハラに、って そりゃ…… …… ッ ふぅ、……ッ…
[肩に置いていた手指で爪を立て。 腹部に傷など余程の状況に思えるが、 再び疑問を抱く前に、擽ったさに思考が反れ身を捻る]*
(-86) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
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/* 表、お疲れ様です。
あんま遅くにやると、回想まみれになりそうなんで、 ささ、っと〆てすみませんでした。
で、明日はそれなりにコアあると思うんで 無理なく寝ちゃってくださいませね。
私も眠気来たら切り上げる予定ではあるんで。
(-87) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
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沸いててもしょーがねぇだろ。 食っちまいたいほど魅力的なあんたを目の前にして、冷静でいられる方がおかしい。
だから四六時中寝食を共にして、それでも手が出ないなんて驚いたわ。
[胡乱に対する返事には、更に賞賛を重ねる。
規律厳しい海賊の中にあって、なお己の欲望に忠実な言を発してしまうのは。「貴様はそれでも軍人か!」と言われるほど破天荒な性格をしている故。当然手を出そうとしたら、海に放り込まれる哀れな末路は全く頭に浮かばない。
ポリシーもどきは適当に口にしただけなので、あまり引っ張る気にはなれず。 過去を気にする様子に、さてね?と軽くそっぽを向いた。]
今は過去なんて関係ねぇ。 ……あんたを見つめる目と、抱きしめるからだがあれば、それでいい。
[そんな風にうそぶいてみせた。
己とて、過去が気にならないと言えば嘘になるけれど、今は目の前の男のことだけを考えていたいから。]
(-88) 2015/11/03(Tue) 03時頃
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[聞こえてきた声にうっとり聞き入る。 やめ、との制止は、逆にもっとしてと己に都合のよい解釈をして、舌を耳の穴へとそっと挿入した。
だから、掌で塞がれたと気付くと、内心大いに残念に思う。]
嗚呼。何でかしらねーけど、俺も腹に切ったばかりの傷がある。 案外俺、海賊だったりしたのかナ?船に乗っても、あんま酔ったりしねーし。 ただの猟師がこんな大怪我したりはしねーだろ、普通。
[われながら船に慣れているっぽい己の体に首を傾げたものの、すぐに身を捩る姿へ呼びかけた。]
もっときもちいいこと、してやるよ。 だから声抑えんじゃねぇ。勿体無い。
[勢い良くシャツを脱がせて床に落とし、そのままシーツの海へ沈ませる。 残念ながら背中を彩る獣は見えなくなってしまったが、現れた鎖骨へ唇を落とし、赤い花を咲かせた。]
(-89) 2015/11/03(Tue) 03時頃
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/*表については気にせずに。 アイヴィーさんがやりたいようにやってください。 当方もやりたいことがあったので、その分上陸を遅らせたりしていましたから。
それに回想まみれになると、あとで読み返すとき、誰が何処で会話しているのか、分かりにくくなることがあるんですよね。避けたいと思うのは理解できます。
コアタイムについても了解です。 眠気が来たら、遠慮なく寝ますので、ご安心ください。
(-90) 2015/11/03(Tue) 03時頃
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/*「貴様はそれでも軍人か!」って自分で書いてあれだけど、結構テンポいい言葉だよねぇ。
4・4・5って案外リズム感あるのかに?(首こてり。
(-91) 2015/11/03(Tue) 03時頃
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/*厳しい規律があるように見えて、セントヒヨリ号って他の船以上に「自分のケツは自分で拭え。」のポリシーの元、自主性があるような気がしているんだが、どうだろうか?
まあ、少なくともアーチボルドは「そも自分が規律を守りきれない自信がある。(きりっ。」とか言う理由で、規則破ってもやいこら言わない気がするんだよね。
(-92) 2015/11/03(Tue) 03時半頃
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……は、女に言われんなら兎も角。 男にンなこと …
シロが、…… 変、なんだろ。
[可愛いだの、魅力的だの。 野郎が野郎に贈るものじゃないと否定はするものの。 ただ穴に突っ込みたいだけなら あまりに不要なリップサービスで。 こんな賛辞で取り立てられたいと打算を持つような男でも無いし。
何にせよ、顔が火照るし、心臓が軋む。 これほど密着していれば、脈拍も知られてしまうだろうか。
女を褒めるとその分愛嬌が出るとは言うが、 眼前の男に褒めちぎられて、男であれその気になりそうだ。 船員達皆にそう思われるのはさすがにやりにくいが、 シロの気を惹きつけられるなら悪くも無いかと、思い始めている。]
(-93) 2015/11/03(Tue) 03時半頃
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ん、過去……は、要らねぇ。 今のシロ、が、
[糖度に満ちた響きばかり、注がれるものだから。 言いよどみながらも、何とか、唇を開いて、]
今のシロが、欲しい……、 、 ……俺の もんに、なれよ
[羞恥で死にそうな思いに身を震わせ、 告げた傍から、やっぱり無し、と言い添え、頭を振る。 屈強な肩に立てた爪を、胸がむず痒い感覚と共に一層肉に埋め、]
(-94) 2015/11/03(Tue) 03時半頃
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ッ………、 ん゛ ぃ、ふぅ、ぅ っ……!
[耳奥へ入り込む舌の感触に、 堪らず仰け反り、ひく、と布地の下で膝頭を震わせ。 甘くも高くも無い男の声色をどうしても殺したいのは、 己の耳を揺らすのも嫌なせいだけれど。 幻滅されるのが、 怖い。
そろりと退いていく舌に、吐息を弾ませ。 とろりと溶け出した双眸に彼を映したまま、 己の見解と似る想像を聞き、こくんと首を縦に振る。 他所の賊なら、それこそ偵察の可能性だってあるのに。 ――吐息を感じれば感じる程、囁かれる音色が胸に滲みる程、 何者でも手放したくなくなる。]
っ、あ、……… けど、
[声を削ぐなと強請る言に。 何処か不安そうな視線を向け、筋を強ばらせたが。 寝台に沈められ、目の前で首に落ちる白銀の髪に指を差し込む。]
(-95) 2015/11/03(Tue) 03時半頃
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ッ……、ん、 ぅ
はぁっ……
[皮膚を強く吸われ、くふりと湿った息を吐き。 身が重なる下肢も、既に、酷く熱を孕んでいる。
嘘だ、と状況を否定したい自尊心よりも、今は。 ]
も、っと……、 いっぱぃ …ん ……、ほし ・・、
[頭部を緩く片腕で抱きながら。 切なく抜ける息が鼻腔を通り抜けてゆく]*
(-96) 2015/11/03(Tue) 03時半頃
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/* 落ちの件、ありがとうございます。 眠気と共に、このへんで。 墓は、座談会、やろうかなとおもいつつ おやすみなさいまし**
(-97) 2015/11/03(Tue) 05時頃
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/*おはようございます。 昨夜は挨拶せず眠気に負けて寝てしまいました。申し訳ない。では取り急ぎ返事書いてきます
当方も3d中はコンスタントに覗ける予定です。
墓下座談会了解しました。 ではそちらでもよろしくお願いいたします。
つか、本参加者では二人きりなんですよね。
[何となく照れている。]
(-99) 2015/11/03(Tue) 09時頃
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/* 投票よし! 襲撃よし!!
(-98) 2015/11/03(Tue) 09時頃
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