
763 水面下で薔薇が咲く村 in マリーン
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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本日も良い日和でございますね。
(0) 2015/10/28(Wed) 16時半頃
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/*
「水面下で薔薇が咲く村 in マリーン」へようこそ。
この村は、企画村ページおよび情報欄の通り、「白ログでは健全な少年漫画を、秘話ではその妄想BL漫画を描く」というコンセプトのRP村です。
【参加者の皆様へ】
二つの世界で、最後まで楽しく遊びましょう。
【閲覧者の皆様へ】
表ログでは「男同士の恋愛」「同人誌」などの話題が天声やメモで出る程度ですが、秘話では男性同士の性描写が行われる可能性が高くなっています。
予めご注意下さいませ。
★入村後、30日9時(開始24時間前)までにwikiのCO欄の入村チェックに書き込みをお願いします。
★事情により開始24時間前までの入村が出来ない場合には、村建てにお知らせくださいませ。
★30日9時に欠員が確認できた場合は飛び入りを募集するか、村建てが本参加します。
(#0) 2015/10/28(Wed) 17時頃
/*
【お願いごと】
★縁故に関して
→相手が設定NGに掲げていない縁故は、出来る限り直に投げて頂くようにお願いします。
一言程度の打診は可ですが、メモの応酬による擦り合わせおよびロール投下前にメモで縁故を申し込む行為はご遠慮ください。
NG例1)「友人でもいいですか」「いいですよ、どういう関係にしましょうか」「では幼馴染に~」
NG例2)ひとまず入村のみ。 ○○さん>兄弟になってもいいですか?
★進行中に関して
→秘話ロールは二次創作物ですので、白ログに出さないようお願いします。
秘話での出来事を白ログに反映させる事は、禁止とさせて頂いております。
また、ここにはメモも含まれます。
たとえば白秘話同時進行中等に秘話展開がアツくなっても、メモにて「●●(お相手様)さん大好き」等の惚気を出すのは禁止とさせて頂く、ということになります。
秘話での出来事は秘話で、と切り分けをお願いします。
秘話内での惚気「/*付き」は禁止をしておりませんので、灰で足りずお相手さんに今すぐ感謝や愛情をお伝えしたいな!という時には秘話をご利用くださいませ。
(#1) 2015/10/28(Wed) 17時頃
/*
【展開に関して】
ストーリーは参加者の皆様が作るものだと思っておりますので、村建てとしてはwikiに記載した以上の誘導は予定しておりません。
また、舞台設定も、足りない分は出したもの勝ちで自由に作っていただいて構いません。
皆様で遊びやすいように進行頂ければと思います。
多用は好ましくありませんが、どうしても困ったらメモで相談しましょう。
村建てPCへの秘話による質問も受け付けております。
(#2) 2015/10/28(Wed) 17時頃
/*
【システム的な進行に関して】
「2~4日目はリリィに投票委任」
「5日目はリリィに投票」となります。
カップリング発表時(朝)は天声にてアナウンスを入れます。
(極力更新後すぐに貼り出し予定ではありますが、リアル事情により多少遅れる可能性もあります。ご了承下さい)
24h更新ですが、1日目のみ48h弱とします。
最初のカップリング発表は、1日目の前半24hが終わった11/1日朝9時です。
以降、毎朝更新後に発表を行います。
また、村建てのリアル事情により1d開始が若干遅れる可能性があります。申し訳ありません。
(#3) 2015/10/28(Wed) 17時頃
/*
【その他】
wiki記載事項以外での確認したいことがあれば、リリィまで秘話でご連絡ください。
また、墓下⇔地上間で連絡が必要な場合も、リリィ(赤)経由で可能です(霊話オン)。
村建てメモで張り出してほしい情報(場所など)も秘話でご連絡頂ければ、順次対応させて頂きます。
★発言制限を「超絶多弁」にしておりますが、白ログでの使用は目安1500pt程度とお考えください。
超絶多弁の用途は主に秘話と想定しております。
(あくまでも目安ですので、オーバーによるペナルティはありません)
★役職希望は「おまかせ」または「村人」を選択して下さい。
「ランダム」のまま入村しないようご注意下さいませ。
(#4) 2015/10/28(Wed) 17時頃
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[青い空は、どこまでも高く。
碧い海は、どこまでも深く]
(1) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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―孤島―
[寄せては返す白波が、泡の余韻を残しながら砂を攫う。 ゆらり、ゆらりと、たゆたう波の先。 空と海が混じるまで、視界を遮るものはない。
絶海の孤島に――「ひと」はいない。
座礁して打ち上げられた船の残骸と、乗組員の骸骨や古びた備品が散らばるのみ]
(2) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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[小さな無人島に聞こえるのは、波の音ばかり。
――…否]
おいで、おいで うみの、まよいごたちよ
[歌うような女の声が、静かに、波紋のように広がっていく]
(3) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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[歌声と共に深い霧が広がり、あたりを包み込む。 燦々と白く照らす太陽は厚い霧に覆い隠され、島全体に、薄い影が差していく。
がちり。
うう、ううぅぅぅ……
ぎちり。
かた、かたり。
おおおぉぉぉ……
「なにか」が動き出す音が。 「なにか」のうめき声が。 霧に誘われるように、島のあちこちから聞こえて ゆらめくように、動き出していく――… **]
(4) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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Yo-Ho! 俺たちゃ海賊、降伏しなけりゃ全てを奪う荒くれ者よ!
(#5) 2015/10/28(Wed) 23時頃
前方に海賊旗発見! 無法者を根絶やしにせよ! Oo-Rah!
(#6) 2015/10/28(Wed) 23時頃
…………。
……。
かつて。
私掠船の船長であり、サーの称号を受けた『リーパー・バロン』という海賊王がいた。
死神(リーパー)の異名を持ちながらも部下に対して厳格な掟を敷き、高貴さを感じさせる事からそう渾名されたという。
海賊からは海軍の狗と、海軍からは海賊上がりのならず者と。
両者から疎まれると同時に、羨望の対象でもあった。
――だが、ある嵐の日。
財宝の隠し場所もろとも、船と共に行方不明になった。
それから100年、200年。
長い年月が過ぎてもなお、彼の遺した「宝島」は見つからないまま
一攫千金を夢見た冒険者たちは海の藻屑に消え、伝承だけが一人歩きしていた。
(#7) 2015/10/28(Wed) 23時頃
時代は変わり、世は、無法者が我が物顔で海を渡る海賊の黄金時代。
『降伏しなければ皆殺し』――
白い波を掻き分け、青い波を乗り越え、ジョリー・ロジャーを掲げた海賊船が海を往く。
それを取り締まるのは、各都市の自警団から派生した海軍。
民を守る事を使命とし、沿岸都市を拠点に海に出る。
海賊と、海軍。
ふたつの勢力が、あちこちの海域でぶつかり合っていた。
(#8) 2015/10/28(Wed) 23時頃
この物語は、そんな争いのひとつを描いたものである。
(#9) 2015/10/28(Wed) 23時頃
大海原を往く一艘の武装船・スウォンブロス号。
黒地にドクロ、顎の下で交差するのはカトラスと銃。
マストに掲げられたジョリー・ロジャー(海賊旗)が、潮風にはためく。
それは、この辺りを縄張りとする海賊団『船上の義兄弟』を示すものであった。
沖に浮かぶ船の中では、商船から奪った物品で、今日も宴が開かれる。
一方、『船上の義兄弟』を捕らえる為、セントヒヨリ号が港を発って数日が過ぎた。
乗り込むのは、海軍に所属する精鋭の海兵隊たち。
以前から何度もぶつかり合っている、宿敵ともいえる因縁の船であった。
(#10) 2015/10/28(Wed) 23時頃
――スウォンブロス号と、セントヒヨリ号。
ふたつの船が海の上で出会い、戦いが始まろうとしていた。**
(#11) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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/* どうも、村建てのまゆねこです。 仮パスワードを忘れて入れなくなっていただなんてそんな(
今回はリアル事情もあり、このまま何もなければ進行に徹することになります。 みなさまの厚くて薄い本を楽しみにしておりますよー!(おさいふにぎりしめつつ)
(-0) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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??? リリィは、メモを貼った。
2015/10/28(Wed) 23時頃
/*
お待たせいたしました。
準備が整いましたので入村を開始致します。
予約チップにて、【村人】か【おまかせ】希望にてご入村くださいませ。
(#12) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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- スウォンブロス号・医務室 -
[今日も船も仲間達もご機嫌な航海が続いている。 襲った商船>>#10からの身入りは上々。 待ち切れない連中は甲板で顔を真っ赤にしているに違いない。]
どうやって酔い覚ましてやろうか。 海に突き落とせば一発だろうが引き上げるのが面倒臭えな。
[波に揺られて滑り落ち掛けたインク壺を受け止める。 こんな風に簡単に受け止められるわけがない。 甲板で放っておけば勝手に蘇るだろう。]
決めた。 今日は酔っ払いの世話はしない。
[俺も呑むぞ。 そう決めてこの国のものではない文字で書き続けている 研究日誌を音を立てて閉じて立ち上がった。 鍵付きの抽斗に押し込んで、積極的に酔っ払いになる為に 医務室を後にする。]
(5) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[男だったら一度は憧れる『リーパー・バロン』>>#7 真実かただの希望の寄せ集めか判らないまま惹き付けて止まない 伝説の海賊。
消えた財宝もそうだが、何処か出来すぎた芝居の様な内容に 俺はずっと惹き付けられたまま。
財宝を求め、またはバロンの様になりたいと海賊になった連中は 山の様にいるだろう。
俺も興味が無いとは言わないが、それよりもバロンの背景が 気になった。
何処で生まれ、どうやって育ち、どうして海賊になろうとしたのか。 そして人間でありながら死神とまで呼ばれる存在になれた過程。
何処で本物の死神の船に乗り換えたのか。
知りたい事があり過ぎて、俺は地べたから少しでもバロンに近い 海に生きる事を選んだ。]
(6) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[男だったら一度は憧れる『リーパー・バロン』>>#7 真実かただの希望の寄せ集めか判らないまま惹き付けて止まない 伝説の海賊。
消えた財宝もそうだが、何処か出来すぎた芝居の様な内容に 俺はずっと惹き付けられたまま。
財宝を求め、またはバロンの様になりたいと海賊になった連中は 山の様にいるだろう。
俺も興味が無いとは言わないが、それよりもバロンの背景が 気になった。
何処で生まれ、どうやって育ち、どうして海賊になろうとしたのか。 そして人間でありながら死神とまで呼ばれる存在になれた過程。
何処で本物の死神の船に乗り換えたのか。
知りたい事があり過ぎて、俺は地べたから少しでもバロンに近い 海に生きる事を選んだ。]
2015/10/29(Thu) 01時頃
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[だが残念ながら俺は度胸と腕力が今1つだった。 海軍の訓練や規律には付いていけないだろうし、 人を殺すにも躊躇いがあった。
それでも船に乗りたかった俺は少しばかり回る頭で考えて、 人を助ける方で乗り込む事にした。
最初は商船に乗っていた。 今日のお客さんの側だったわけだ。
襲われたのがこの船だったと言うのは、 俺に運があったとした思えない。
バロンの末裔がいると言う眉唾ものの話に二も無く喰い付いた。]
俺はバロンに憧れて、ずっとバロンの辿った海を 往きたいと思っていたんだ! 俺を連れて行ってくれ! 船医として多少は役立つだろう!?
[そうやって売り込んで、何とか客の側から持て成す側に 転向させてもらったが、さてあれは何年前のことだったか**]
(7) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 01時半頃
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[ ――― 一艇の命運を分かつのは、 乗員が何れ程利口かに付随する。
不自由な二択は、宣告無しに問われる。 金品を差し出すか、鮫の餌になるかの窮めて単純な選択肢。 ]
(8) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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『 ―――12時の方向、船影あり! 』
[大砲が火を噴き、カラック船のメインマストを半壊。 三本のうち、先頭の支柱が火を上げて崩れた。
甲板の見張りの数名は、飛び移った荒くれ者の暴力で転がる。 積荷を載せた一艇は、てんやわんやだ。
羽根を添えたトリコーンハットを被った男も、 艏を近寄せた距離から飛び移って乗り込む。 後方で一本の束へ編み上げた髪が、空を泳ぎ、 片膝着いた搭乗と共に、コートの背へばたりと着地した。
既に同胞たちが暴れている横を突っ切って、 引き立てた商船の管理番の元へと緩慢に歩み寄る。]
(9) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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[解った、解った。 貴様らに積荷は全てくれてやる、だから命だけは―――]
…………話が早いな。
[黒地に轆轤の頭部が映える帆船は海賊の証。 運が悪かった、この近海の海軍はなにをしているのか。 よりによって金品を多く積んでる日に、賊と当たるとは。 海賊共め、早く荷を奪って去ね、 ――
……と、ブツブツ零す男の胸倉を、無造作に掴んだ。]
賢い選択だが、俺等の掟を半分しか理解してないらしい。
“降伏しなければ皆殺し” かな? 今までおたくの船に目ェ付けた連中は、 随分と、生易しかったようで。
[片腕ひとつで小太りな男の体重を掌握し、 甲番の手摺の方へと引き摺っていく。]
(10) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
おい、踏み込みが甘いぞ! もっと思い切って飛び込んでこい!
[何かと因縁の深い海賊を捕まえるべく、海軍の船が港から出立して早数日>>#10。 ギラギラと太陽が照りつける中、二本のカトラスがぶつかり合う鈍い音が響く。]
そうそう、いい感じだ。 その調子で海賊の連中にぶちかましてやれ!
[一応訓練とは称しているが、にやりと浮かべた笑みには幾分暇つぶしの要素を漂わせつつ、直属の部下に戦いのノウハウらしきものを体に直接叩き込んでいるのは、中尉へようやく昇進を果たした現場の叩き上げたる男―皆にはジョン=アーチボルドと呼ばれている―である。
30代後半という年齢の割りに動きは軽やかで、普段俺はもう年寄りだ無理はできんよと冗談交じりに告げる雰囲気は完全に消えていた。軍服に包んだ体はしっかりと鍛え上げられた結果、筋肉質でがっちりしている。]
(11) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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「船上の義兄弟」にはな。 “屈服”しねぇ奴には、鮫の餌に為って貰う掟がある
……――俺を前に、少々口が過ぎたね
[ひょいとそのままぶん投げりゃ。 空を舞って、水柱立たせる哀れな小物の姿。 立ち上った噴水ばかりは大物級だった。
顔を出せたのは一度きり。 船の動力と水圧に負け、奈落の水底へと消えてゆく。 それこそ、溺れて苦しまずに 運良く、鮫に喰われたのやも知れないが。
何れにせよ、その男への興味は最早無く、背を向けていた。]
野郎ども、金目は全て奪い尽くせ!
[船長の号に従う歓声を聞きながら、 風に髪を預け大空を見上げ、一息。 ]**
(12) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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[時折助言を口にしながら、部下の動きに対応しているうちに、突然激しい攻撃が繰り出される。 それを胸元でがしりと受け止め、男はエメラルドグリーンの目を鋭く細めた。]
……ほう、なかなかやるじゃないか。 今のは大分痺れたぞ。
[銀の髪を額に一筋張り付かせ、ぽつりと誉め言葉を呟いた直後、気合声と共に部下を思い切り弾き飛ばす。]
(13) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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本日の訓練はこれにて終了!
[鍛えた喉で一喝すると、カトラスを鞘に収めた。 それから性格を現すような荒っぽい口調で、先ほどまで剣を交えていた部下へ手をひらひらと振る。]
お前さん、随分腕上げたナァ。 今回の遠征ではたーんと手柄立てて俺に楽させてくれや。 期待してるぜー。
[最後にわははと笑い声を上げると、これでノルマは全て終了といわんばかりの様子で大きく伸びをした。]
(14) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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[一小部隊の隊長を任されているジョン=アーチボルド、乱暴者だが心根は真っ直ぐで豪快・裏も表もない分かりやすい性質と自称はしているものの、ロクでもない噂も囁かれている。
例えば、出立前に上司にあたる人物の頭をぽんぽんと叩きながら”近頃髪薄くなったみてーだな。ストレスでも溜まってるのか?”と無遠慮に軽口を叩いただの。 若い頃に方向音痴っぷりを発揮して、軍の船に乗り込む……予定が、何処をどう間違ったのかとある海賊船に紛れ込み、そのまま三ヶ月ほど行方不明になっただの。 あちら方面がお盛んで、隠し子とか、隠れているようで隠れてない……でも何とか隠している子供とかがマスゲームクラス存在するだのエトセトラ。
それらに対して直接問われた際には、本人が真実を口にすることはなく。 何を言われても、”男は謎がある方が魅力的じゃん?あんま気にスンナ。”とはぐらかすだけだった。**]
(15) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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/*気が付けばあなたの隣に。蕎麦です。
入村文を打っている最中に箱がフリーズしたので、最初から書き直す羽目になりました。とほほー。大筋はほぼ同じだけど、細かい言い回しが変わっている感じ。
よろしくお願いします!
(-1) 2015/10/29(Thu) 02時頃
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/* おやかたすき、を置いてさえおけば、透けないだろと。 浅はかなこと考えてたのは、わたしです。
今回は、匿名枠いるんで全員当てるのは無理ですなぁ
デレックは、ばんださん アーチボルト、蕎麦さん
(-2) 2015/10/29(Thu) 08時半頃
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/* わたしは、幕末の時からやめたんだが・・・
やはり、PL予約とこのメモで明確に在席時間を書いてしまうと 透けクライマックス過ぎですなぁ
まあ名札陣営おおいししゃあないし、 あんま気にしてないけど・・wwwwwww
(-3) 2015/10/29(Thu) 11時頃
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ー 数年前のとある島 ー
……どう、して…………
[燃える村。血の海に倒れる、妻と娘。小さな村の開業医は、その光景を前に立ち尽くしていた。
争い事とは無縁な生活だった。美人で気立てのいい妻と、幼くかわいい娘と、三人で平穏に暮らしていた……その日までは]
…………俺の、せいか。
[数十日前。島に流れ着いた怪我人。 重傷を負った海賊を、男は見捨てられず治療した。
その海賊が立ち去り際に、村を殲滅していった。
開業医が生き延びたのは、海賊が戯れに見逃したから]
(16) 2015/10/29(Thu) 17時半頃
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/* さて…まだ考えてない件帰って落ち着いたら、かなぁ。
>>16は、みたかんじ 私じゃない方がいいと思ってるが 誰も拾わないなら拾うかなぁ。
(-4) 2015/10/29(Thu) 18時半頃
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……………………許さない。
[どこの海賊かも、名前も知らない。 わかっているのは、その顔だけ。
それだけを手がかりに、復讐をするため。 開業医は、海軍にはいった。
それから6年が経っても、未だ復讐は果たせていない**]
(17) 2015/10/29(Thu) 18時半頃
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/* 鳩から入村はやっぱり無茶だったかな←
とりあえず年齢身長ランダム 年齢は六年前に開業医していたってことで、24+6は確定だな。
年齢 29+6 身長 170+15
(-5) 2015/10/29(Thu) 19時半頃
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[[1d6*]]が最大値ばかりなのはなぜだ。
(-6) 2015/10/29(Thu) 19時半頃
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役職わすれた
3
1大尉 2中尉 3少尉 4兵曹長 5曹長 6軍曹
(-7) 2015/10/29(Thu) 20時頃
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/* 白WIKi落ちててパス見えんもんな・・・。 今回は配布式では無かった。 未入村者さんらの配慮もありーの、設定考えておきーので ちょっと静かにしてよう。
(-8) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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― 回想・とある島 ―
……コリャ、予想以上に酷いもんだ。
[男が中尉になる前のこと。 小さな村が海賊の被害を受けたとの報告を受け向かった先で目にした風景は、燦々たる有様だった。
海軍がどんなに警戒を強めても、海賊を完全に取り締まることは不可能だ。せめてもう少し早く到着できたなら、腕ずくで解決する方法が使えたのにと内心の苛立ちを抑えきれないまま、情報収集のために村を歩き回っていると、立ち尽くす一人の青年>>16を発見した。
しばし青年の様子を観察したのち話し掛けた。]
……おい、そこのニーサン。
[年齢は男と同じくらいか、少し年下くらいだろうか。 海賊に蹂躙された村と人々や村を前にして、その目に映るものは一体何だろう。]
(18) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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[男は元来頭を使うより体力勝負の方が自分に向いていると思っている。だから正直言って今回の任務はあまり気が向かなかった。
何せ「三桁以上の算数や難しい報告書を書くなんてかったるいことは、俺よりもっと上の、賢いエライ連中に任せておけばいい。」が持論である。たまたま手が空いていたのが自分しかいなかったからとはいえ、しちめんどくさい役目を押し付けられたと思っていた。
やるべきことを手っ取り早く済ませて、とっとと帰ろう。島に到着する前から、ずっとそれしか考えていなかったのに。何故だろう、青年の顔を見たら、声をかけねばとの思いが浮かんできたのだった。
しかし続く言葉が咄嗟に浮かばず。しばしあーと呟きながら頭をぼりぼりとかいたのち、ようやく口を開いた。]
……あんた、この村の人間か? 村の惨状について、知っていることがあれば何でも教えてくれ。 俺は海軍のモンだ。
[説明せずとも制服を見れば己が何者か理解できるだろうとは考えたものの。相手が何者か尋ねたい気持ちがあるので、まず自分から名乗ってみせた。
――それが、青年との出会いだった。*]
(19) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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??? リリィは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 21時頃
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[雨の中、対峙する影がふたつ。]
(20) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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― 土砂降りの丘にて ―
「なぜ、裏切った」
[男は言った。その手は、僅かに震えていた。]
裏切る? は、笑わせないで欲しい。 先に俺と母さんを捨てたのは……あんたじゃないか。
[ゴーグル越しに睨みつける青年の背後には、近辺の自警団を表す旗や武器を持つ人々が続いている。]
楽な思いをさせてやるって言って、突然いなくなって。 結局、自分が自分の夢を追い求めたかっただけだろう? だから、母さんが死んだって帰ってこなかった。
[海賊の掟が厳しいことは知っている。幼い頃、繰り返し聞かされた。 だから帰ってこなかったのではなく、これなかったのだ。 それを、理解していても。]
(21) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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納得なんて、できるはずない。してやんない。
[青年は、サーベルを男に向かって構える。]
だから、ここでさよならだ――父さん。
[男は、溜め息を吐いた後、己がサーベルを引き抜く。 それは、決別の証。それは、決闘の合図。 青年の手が震えたけれど、土砂降りの雨の中で気づく者はいたか。]
はぁぁあああっ!!!
[ブーツに泥を散らし、両者の刃がぶつかる。 そして、そして――。]
(22) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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ぶぇーっくしょい! ……っあ゛ー。
(23) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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― セントヒヨリ号 ―
[盛大なくしゃみと共に机の上の部品をまき散らしたのが、青年もとい、ストーズ・シーガー中尉である。 呼吸音とも落胆音とも取れぬ声を発しながら、ゴーグルを上げ、己が被害にあった部品たちを丁寧に拾っていく。 波に船が揺れても動じる様子がないのは、海上での生活に慣れている証拠だ。]
んー……。 サーベルの柄からエールでもぶっ放せばけん制になると思うんだが。 さすがに怒られますかねぇ。
[中尉、という階級は男にとって分不相応なものだと思う。 齢25にして得る者は少ないだろうし、軍もまた、己が力量を評して与えたものではない。]
報酬と枷、か。
[ひとつは、海賊である父親の船団に深手を負わせた成果。討伐することは叶わなかったが、一時期名を馳せていた彼の名を聞くことはなくなっていた。 それを土産に自警団から海軍の海賊討伐部隊へ乗り込んだのだ。裏切り者、と称されることもあるが、ゴーグルの向こうで笑ってやる。 そのために"中尉"という首輪があるのだから、そう怯えることはないのだ、と。]
(24) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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さぁて、スウォンブロス号の影はまだかな?
[サーベルの手入れを終え、腰に巻いたベルトへ差し込む。
――父の名を再び聞いたのは、数年経ってからのこと。 キャプテンの座を降り、スウォンブロス号の船員になったということだった。 己が不始末は、己が手で。 セントヒヨリ号に乗り込んだのは、それから間もなくのことだ。
今日もまた因縁の船を探して、海賊たちを滅するために。 青年は刃を掲げる。]
(25) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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/* 匿名Bの人です。よろしくお願いします! 初めての水面下、久々のRP村に緊張しつつわくわくわくわく。
父親との因縁って少年漫画っぽいよねという偏見の下生まれたストーズくんですが、皆さんと楽しく遊べたらなあと思います。 楽しく頑張るー!
(-9) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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/* oh! 勘弁しろよ。 今度は白ウィキさんが死んでますよ!!
(-10) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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/* 彷徨う腐狼様お疲れ様です。 確認したのですが、白wikiが落ちているようです。 どれだけ長引くか判りませんが、未入村の方への連絡や 今後の予定に付いて考慮お願いします。
(-11) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 21時半頃
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/* アーチボルドさんに話しかけにいこうかなと思うけど、過去軸とふたつ並行大丈夫かなかな。
(-12) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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/* どうやら行き違った様子。 でも連絡来た数秒後に返信したら、あ、俺でしたと ばれそうで……別に名札陣営だからばれても良いけど。
ちょっと恥ずかしいので数分タイムラグを(意味無し)
(-13) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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/* ご報告ありがとうございます。 こちらも先ほど気づきまして、参加者様全員にツイッターDMとSNSメッセージでパスワードを送信し、入村チェックの代わりに返信をもって点呼という形に代えさせて頂きました。
ページ全体のサルベージも完了していますので、長引くようでしたら進行表なども公開致しますね。
(-14) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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― スウォンブロス号 ―
[キャプテンの号令>>12に歓声を上げて商船を襲ったばかり。 手際よく金目のものやらなんやら強奪したあとは定番の宴へとなだれ込んでいた。
その賑やかな宴の片隅で、飲みすぎない程度に酒に口をつけている]
やー、みんな元気だなあ。
[小さく笑って、気持ちよく晴れた空を見上げた]
(26) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[風の流れや潮の流れを読むのは子供の頃から得意だった。 海賊が陸の女に産ませた息子が、育った後に海賊船に乗るなどありふれた話だ。
スウォンブロス号に乗ることになったのはもともと乗ってた海賊船が海軍にやられ、 海に飛び込んで逃れたものの漂流していたところを拾ってもらってからのこと。
それも既に数年前の話だけれど]
――うん、飲むのはいいけど、吐くのはそっちでやってね。
[陽気に酔っ払って声をかけてくる仲間に笑みを返しながら、そっち、と海を指し示し。 介抱するつもりはないというように、のんびりしている*]
(27) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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??? リリィは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 22時頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
おっつかっれさっまでーす!
[甲板に出た時、ちょうどアーチボルド>>14のよく通る声が響き渡ったのだったか。 己とはある意味対照的な、叩き上げの中尉。噂も多々あるが、そのどれもが人を引き付けるようなもののように思えた。 照りつける太陽の中、上司に手ほどきを受けて疲れているであろう部下に水袋を与える。もちろん中身はワインだ。 腐敗しにくいアルコールはいい。長持ちしない真水を嫌う者も多いが、ストーズは好んで口にしていた。]
アーチボルドさんも、ほい。
[弧を描いて投げられる、もうひとつの水袋。中身は同じくワインである。 柄に仕込むなら、やっぱりワインよりエールだよなぁと考えながら、ぐ、と伸びをした。]
(28) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
[潮の薫気が近い。 その中、幾分の間延びな空気を払う、素肌を刺す日差し。 重ねて>>11 伸びやかで、張りがある、ジョン=アーチボルド中尉の声をバックに。]
……―――、
[ 大人げなく、己の靴先が横薙ぎに狙うのは 只今 剣を交えている、相手の利き足。]
(29) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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/*[ストーズ>>28を見て、思い切りむせた。]
げふげふごほごほ。
[まさかそんな評価をもらえるとは思っていなかった。 めっちゃ赤面している。]
(-15) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 22時頃
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思い切り踏み込むならば、 ――――……足元を、気を付けろ。
[近くで響く中尉の声を健気に実践した、体制のバランス崩す後輩に 淡々と伝える事実は、厳しい。
あくまで持論だが、「型どおり」な動き程、読み易いものは無いのだ。 それは、海賊にも利用されがちな、盲点とも云えよう。
さて、容赦なく次の一手で、練習の幕閉じを狙う、最中。
―――耳元で、ぷつりと鳴る、鋭い音。 それから、舟の上に降下したのは、己が身に付けていた、 黒い眼帯だった。]
(30) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[カーチス・バーソロミュー。
白波を分けるセントヒヨリの舳先に立ちたる堂々した偉丈夫。 潮風と太陽に焼かれた褐色は、 大地より海原で過ごした時間の方が余程長い。
胸の前で組んだ双腕には鈍く輝くガントレット。 サーベルを捨てて、己の拳のみを頼りとし、 売られた喧嘩は余さず買って、 此方からも二束三文の大盤振る舞いで拳骨と共に売り歩く。
華やかなに飾り立てる海賊よりも、余程、無骨な容姿を持ち、 話し合いよりも拳を先に突きだす海軍のコマンダー。
それが、後頭部と左目に古傷を持つこの男であった。]
(31) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[男が海軍の司令官となって長き月日が経つが、 着任当時は自身の性格も相まって、荒れに荒れた。
なにせ、海賊と見れば、意気揚々と接舷攻撃を命じ、 先陣を小隊長>>11と競う津波か嵐のような気性である。
酒の強さと腕っ節、それに鷹揚とした豪胆さで、 コマンダーの座を埋めていると言っても過言ではない。
決して頭が回らぬ訳でもない、決して外道で在る訳でもない。
だが、海に墓標を立てると決めたその時から、 破天荒を呼ぶと評され、死神の鎌さえ潜る。
豪放が服着て歩く男は、セントヒヨリの舳先で、 待ち遠しい開戦に、今か今かと胸を躍らせていた。*]
(32) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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……、チッ。
[視線を真下へと移行すれば、成程と。 隻眼に映ったそれを、拾い上げ。]
悪い……、これは 俺の敗けだ。
今から、医務室に行く。 もし隊長に尋ねられたら、そう伝えておいてくれ。
[面目なく、降参と謝罪を、遺して。 模擬刀を、誰かに預けた後。 言葉通り医務室へ向かうべく、その場を離れた。
例え、軍医が目的地で不在であっても、構わない。 しょっちゅう其処で貰っている眼帯くらい、 自分一人で、見つけ出せよう。]*
(33) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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― スウォンブロス号・甲板 ―
[酒樽と一緒に波に揺られて転がっている仲間たちの顔を覗き込み、 危険ではないと判断すれば、 邪魔だとばかりに跨いで甲板を見渡した。]
武勇伝? さぞ千切っては投げ千切っては投げして来たんだろ? 判った判った。 自慢話なら強かった順番に聞いてやるから。 お前らそこで腕相撲して誰が一番強いか決めてろ。
[酔っ払いどもが今日の成果を酒気を溢れさせて声高に叫ぶ。 それをいつものようにあっさり流して、倒れいていない 酒樽を指差すと、話題を変えられた事に気付かず よおおし!と息巻いた男達の腕相撲大会が開催された。]
(34) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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―商船・甲板―
[すでに大混乱をきたしている商船の甲板。 船長が引き摺って行った男>>10へ軽く嘲笑うような視線を向けて]
――――…………愚。 [馬鹿な奴だと溜息を残すと同時に船倉へ降りるべく踵を返し、 近くの昇降口へ飛び降りる。
混乱は下甲板も同じ。 逃げ惑う船員も海賊の一味と見れば跳びかかってくる。 それを軽く躱して胃の腑へ膝をめり込ませては首に手刀を振り下ろし、 気絶、あるいは痛みに悶絶するのを床へと蹴り転がした。
海賊に奪われるくらいならと積荷を壊そうとしている 商船の船員を見つけたならその背を後から蹴りつけもした]
(35) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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麻煩。
[面倒くさいと嫌そうに吐き捨てれば、 小さな樽をを明かり取りの窓から投げ捨てようとしている船員が目に]
哎呀、適可而止吧!
[考えるよりも先に、阻止せんと体が動く。 背後から蹴りつけ、壁に押し付けて]
死にたくない、無駄な事 やめろ。
[片言で言い、刀を船員の顔の真横に突き立てる。 怯えて壁沿いにずり落ちた船員の腹をつま先で突いて気絶させ、 捨てようとしていた樽を拾い上げて短く口笛を吹いた。
上物の酒の匂い。 この分だと他にもいい食材を積んでいるかもしれない。 きっと酒宴は豪勢になるなと、微かに笑ったのだった]
(36) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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―スウォンブロス号・上甲板―
[そして、宴の場で。 奪った酒と食材で繰り広げられる酒宴。 盛り上がる声を背に、そこからやや離れた場所から海を眺めていた。
元は、とある国の貿易船の賄い夫として働いていた。 長い航海の途上で襲撃を受けることも想定してか、 船員は皆それなりに腕が立ち、自衛のできる者が集まっていたのだが― 目的地にほど近い異国の海上で海賊船に狙いを付けられ、 大砲を一発二発うちこまれてパニックになってしまうと脆いもの。
肝が座っていたのが幸いしたか、 冷静に立ちまわって命を失うこともなかったが、 積荷と信用を失った船は寄港先で船員を放ったためそのまま失職。
紆余曲折の挙句、今はかつて自分を襲った者達と同じ立場にある]
(37) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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(――皮肉なものだ。)
[異国の地で言葉も片言しか通じなかった。 生きていくためには道など選べはしなかった。 わかってはいても、自然と皮肉めいた表情が浮かんでしまう]
……真好吃了
[酒を一口含み、ゆっくりと味わって呟く。 今がどうであれ、美味いものは美味い**]
(38) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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―勲功爵 Grim reaper―
[名を馳せた「義」賊は誰かと額に手を宛てるなら、 恐らく、その男こそ相応しい。
人の子として生まれ落ちた身。 出会う機会などあった筈も無いが 片腕の父親から、昔話は聞かされていた。
一団の統率を凜く保ち、奪うは貨物船だけでなく 同じ立場の賊ですら、悪名高き手合いの旗であれば 強奪と討伐の対象下に於いていたと。
己自身が大海を統べる王と、誇張するのが目的か。 それとも、海軍と裏で組んでいたという胡散臭い噂が本当だったのか
どの道、真実を明確に知れるような存在がこの世に残っている筈も無く。 ―――ただ、寝物語として聞くには随分と血を騒がせるものだった。]
(39) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[サー=リーパー・バロン。 どの様な人物であったかは、父親すらも伝承としてしか知らないが。 死神と男爵という奇妙な結び立てで呼ばれるようになった起因は、 義賊とも呼べる生き様の一端以外にも理由があるらしく。 ―――バロウズ。 男爵――は。 彼の姓を「捩って」呼ばれるようになったとも。
……珍しい苗字では無いが、それを理由に 己が彼の末裔だと自覚するのは流石に厳しい。 よもやと実感したのは、父の口弁と先に残された記述。
紙と呼ぶには変色しきった航海日誌を捲る指は、 幾年を経て、父親の指では無く自身の指となった。
古ぼけたヴェラムに踊るインキは褪せていたが リーパー・バロンの特徴を語るものが、一つ。 ルーペを使わずとも、辛うじて肉眼で読み取れた。
右目は漆黒、 左目は、高潔の金。
者共より呼ばれた綽名に相応しき、眼光の持主。]
(40) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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[長く伸ばし、編み込んだ髪を梳く。
三角獣を頭部に飼う男の髪は、風に解け左面を隠す。 真か偽かは、黄金の色を携えた左目と、生者以外が知っている]**
(41) 2015/10/29(Thu) 22時頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/10/29(Thu) 22時頃
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/* 漢字を読めない俺を誰か吊ってくれ。
(-16) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
おう、おつかれさん。
[本日の訓練もどきが終わったタイミングで甲板へ出てきた青年の声に応じて、そちらへ軽く左手を上げる。 階級は自分と同じ中尉。だが年齢は一回り近く年下の青年だ。
彼のことを裏切り者と呼ぶ者がいることも、その理由も知ってはいるが、それに関する話題は鼻で笑ってみせる。海軍に入った経緯とか過去に何があったかとか、自分にとってはどうでもいい。肝心なのは青年が海賊殲滅にどれだけ力を発揮できるか、その一点だけだ。]
サンキュ。
[弧を描いて此方に投げられた水袋を器用に受け止めて、お礼の笑みを返す。]
ところでどーだ? 目的の連中の尻尾は掴めそうか?
[スウォンブロス号を追いかけて数日。 それらしき船を見つけたとの報告はまだ入っていないので、休憩中に交わす会話のとっかかりとして、軽く尋ねてみた。]
(42) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* 質問です。 WIKIではヒヨリ(ダミー)について触れておりませんが 村建て様の方で、用意された設定等はありますか?
(-17) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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― 回想・とある島 ―
[あの男とその仲間へ、復讐をする――と。 そう決意をしたところで。小さな島の開業医にできる事など、現状ではなにもない。
――どうすれば、探し出せる。 ――どうすれば、撃ち殺せる。 ――どうすれば、その手段と力を手に入れられる。
そんな事を考えていたところで、掛けられた声>>18]
…………アンタは……?
[振り返ったその顔は、感情の抜け落ちたものだったが。 村の惨状について問われ、海軍と名乗るその声に。空ろだった瞳に意思の色が戻った]
俺は……この村で、医者をしていた。 浜に流れ着いた怪我人の治療をしていたら。 治ったそいつと、迎えにきた連中が、俺以外の住人をほとんど殺して行った。 そいつらの顔はわかるが、名前はわからない。
[問われた事に答える声は、他人事のように淡々としていただろう。
娘を抱えて斃れている妻の側へと膝をついて、開かれていた瞼を閉じさせ。 自分と同年代か少し上に見える、その男を見上げた]
2015/10/29(Thu) 22時半頃
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― 回想・とある島 ―
[あの男とその仲間へ、復讐をする――と。 そう決意をしたところで。小さな島の開業医にできる事など、現状ではなにもない。
――どうすれば、探し出せる。 ――どうすれば、撃ち殺せる。 ――どうすれば、その手段と力を手に入れられる。
そんな事を考えていたところで、掛けられた声>>18]
…………アンタは……?
[振り返ったその顔は、感情の抜け落ちたものだったが。 村の惨状について問われ、海軍と名乗るその声に。空ろだった瞳に意思の色が戻った]
俺は……この村で、医者をしていた。 浜に流れ着いた怪我人の治療をしていたら。 治ったそいつと、迎えにきた連中が、俺以外の住人をほとんど殺して行った。 そいつらの顔はわかるが、名前はわからない。
[問われた事に答える声は、他人事のように淡々としていただろう。
娘を抱えて斃れている妻の側へと膝をついて、開かれていた瞼を閉じさせ。 自分と同年代か少し上に見える、その男を見上げた]
(43) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* >>40 苗字では無い「し」だね…。 こういう凡ミスはなにげにしんどい。
(-18) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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海軍に、医者の手は足りているか? もし空きがあるなら、俺を雇ってほしい。
[その男に、そんな権限や人材についての知識があるかどうかは知らない。 ただ、海軍に入れば、妻子や友人たちを殺した連中に復讐をする機会は得られるかもしれない。
そう思って問いかけた、その後のやりとりはともかく。 それから6年経った後、その彼と同じ船に乗っているのは。偶然なのか、必然だったのか]
(44) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[甲板を見渡すと酒瓶との心中を振り切った男達の姿>>27>>38 自分と同じ拾い物に手を振り、横からご機嫌に差し出された ワインボトルを瓶ごと奪い、未だ素面の2人に手を振った。]
ご苦労さん。 今日も商売繁盛みたいだな。
[自分の仕事が少なかったのだから、推して知るべしと 立ったまま風を感じながらワインを煽る。]
フェイ。 お前はちったあ言葉増えたか?
[よく故郷の唄を歌っている連中もいる。 こいつもそんな唄を口ずさむ事があるのかどうかは 互いの職場が離れているせいで知らないが、 未だ片言の料理人に声を掛けた。]
(45) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* こう、船に乗るいきさつが絡むと本が厚くなって美味しいですね。
(-19) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* ご質問ありがとうございます。 ダミーのヒヨリについては、wikiの >ダミーは、海軍船籍の名前の元になったヒヨリです。 >港町で帰還を祈る一方で、腐った創作活動に勤しんでいます。 以外の設定はありませんので、出したもの勝ちでご自由に弄って頂いて構いません。
(-20) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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─ 船の上 ─
さぁて、俺は高みの見物といきますか。
[見張り台、船影を見つけた仲間>>9の傍でスコープつきのライフルを構えている。 上から狙うのは、商戦の乗員。
バッカスは狙撃を得意とした船員で、こうして遠くから仲間のサポートを行っている。 それというのも、バッカスは過去に足に負った傷の所為で上手く立ち回ることができないためだ。 民間人相手ならそれなりに、しかし武装した相手だと分が悪い。 それを良く知っているバッカスは、愛銃を引っさげて立派に海賊としての義務を果たしていた。]
(46) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[一人、また一人。 銃の先で人が倒れているのが見えるが、引き金を引いたあとはすぐに次の獲物を探している。 砲弾の音が耳を劈き、大きく船体が傾ぐ。 それでも、バッカスの銃弾は向こうの戦力をそぐ。
やがて。 船長が引きずり出した男を見て、いったん銃撃をやめる。 何を言ってるか聞こえないが、何を言っているか概ね理解できる。 相手の男は、掟を知らなかったらしい。
海に落とされる男の体。>>12]
はは、かわいそうに。
[バッカスは引き金を、落ちていく男に向けて引いた。 銃弾は、男の身を削る──が、命までは奪ってない。]
美味い餌になってから死にな。
[あの男からあふれる血が、腹を空かした鮫を呼び寄せるだろう。*]
(47) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* 皆凄い勢いで入って来たぜ!! わくわく。
(-21) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* 年齢 : 20+6
(-22) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* 了解です。 進行面以外の記述を見落としておりました。 襲撃(死亡、行方不明に掛かる)は要さないでOKと取りますね。 ありがとうございました。
(-23) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
今日も元気ですねー。 こんなにあっちぃってのに、水分取ってないと倒れますよ? あ、干し肉もどうです?
[同僚>>42の笑みは見慣れたもので、それは己が裏切り者と呼ばれる時にも見られるものだった。 彼は、照準を合わせるのが上手い人だと思う。それは根底、軸、心中。 故に、慕われる。小隊長の地位も相応のものであると、口には出さないが思っている。]
一応、商船襲撃の報は送って貰ったりしてるんですけどねぇ。 さすがにラグがあるのと、船影も未だ発見はしていないようです。
[故にストーズは、同じ階級でも敬語を使う。それに見合う人物であると思うからだ。 年上だからといって、その地位に甘んじている人物であればそれ相応の対応しかしない。尊敬できる人物にしかつかない。 セントヒヨリ号にいるのは、スウォンブロス号を追っているからだが、彼のような人物が多いことも理由のひとつであった。]
(48) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* みんなかっこよくて、開始前からそわっそわしている。 どんな薄い本が出来上がるんだろう そわっそわっ
アイヴィーはもちさんかなあ ウォルターがももてんさん? アーチボルドが蕎麦さん? デレックがにうさん?
(-24) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* しんだパパは片腕が無い、ね。 記憶しつつ。 某がふっと過ぎってしまう…タイミングがタイミングなせいで。
(-25) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[白い帆が青い空に膨らみ、海原を駆けて征く。 目指すは髑髏を掲げた因縁深きスウォンブロス号。
男が得意とするのは電光石火の強襲戦だ。 砲撃は紳士の会釈、名乗りは気軽な挨拶。 そこから繰り広げられるのは、海上の激戦。
『やんちゃが過ぎるな!餓鬼どもッ!!』
そんな喜色さえ滲ませそうな喧しい声量と共に、 スウォンブロス号に接舷したのも一度や二度ではない。>>#10 彼らを逃すたびに吠え、縄ではなく拳を振り上げた。
海上の平和を守ると言う大義名分を背負いながら、 生粋の肉体言語エピキュリアンは空と海の合間に生きる。 潮風を浴び、宝島に目をくれず、ただ、強敵を求めるように。]
(49) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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……ぁ。
[風の薫りと酒の味薫に独り満足に浸っていたが、 名を呼ぶ声>>45に振り返る。
問いの返事にこくりと頷くも、音は乗らない。 人が話すのは理解できるのだが、話すのは未だ苦手だ。 その代わりに、手にした酒の小瓶を掲げて]
……久しぶり、美味い。
[商売繁盛だなと言っていたのに掛けて、にっと笑った]
(50) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[本来、海賊は砲撃戦にて船ごと沈めるのが最適とされるが、 『船上の義兄弟』ほど名を挙げているならば話は別だ。
断頭台に彼らの首を並べずに、解体は在り得ない。
でなければ、世間と云うものは熱病に侵される。 海原を行く悪しきに向けた憧憬にも似た熱病に。 何百年経とうと、海に出る者を侵す、死神の誘惑に。
静かに握り込んだ拳は熱い。 海鳥の高い鳴き声が緩やかに遠ざかっていく気配に、 小さく鼻を鳴らして強面に笑みを布く。]
ほう、火薬の匂いから逃げてきたか。 方角は違えておらんな、距離は―――…、
[水平線を睥睨し、白い歯が薄い唇より覗く。 ガン、と自らのガントレット同士を打ち鳴らし、 陽光に徽章を輝かせながら振り返った。]
(51) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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ウォルター! 随分と縁起が悪い顔をしているな。
[舳先を蹴って一段下がると、見つけたのは隻眼の背中。>>33 左目と垂直に引かれた傷は、己のものよりも深い勲章。
そんな彼に地声ですらマストを揺らしかねない声量が降る。]
(52) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* ライフル・ド・マスケットってかんじかな?
とりあえず誰とも被ってなさそうなんで 私の武器は、ハルバードにしよう。 明らかに船戦に向いてないけど、なんか派手なのがいいよね(適当
(-26) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[カーチス中佐>>31もまた、尊敬する人物の一人である。 その拳は幾人もの海賊を倒し、司令官という立場ながら前線で活躍するその姿。 司令官たる者、などと言う者がいるかもしれない。それでもストーズは思うのだ。]
己が命をかけてこそ、後ろも奮い立つってものさ。
[ぽつり。舳先>>32に立つその背中を、眩しそうに見つめる。 後ろで指示をする司令官が悪いとは言わない。頭が潰れてしまえば、手足は統率を失ってしまう。 故に、上が生き残ることは、負けない戦い方であると言えよう。 それでも己は、彼の下につけて良かったと思う。着任当時のことは話でしか知らないが故に、言えることなのかもしれない。]
中佐ー! 何か見えましたかー!
[それでも戦場で彼の姿は頼もしく、己のちっぽけな心を揺らしてくれる。 死なない。倒れない。屈しない。 そう思えるからこそ、この命を捧げられるのだ。 彼の背に向かって声をかけながら、手をぶんぶんと振ってみた。]
(53) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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/* おっと。被った……けど、このまま行こう!
(-27) 2015/10/29(Thu) 22時半頃
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[甲板に新たに姿を見せた男>>45に気づき、ひらひらと手を振り返す]
まともな用心棒も乗せてなかったみたいだからねえ。 ま、楽な仕事でよかったけどね。
[血沸き肉踊るというのも悪くはないが、のんびりしているのが好きだと明言しているからこその答えを返す。 カタコトを喋る料理人へと話しかけるのを笑みを浮かべたまま眺める。
そういえば商船を襲っていたときに、ばんばん弾を使っていたバッカスはどうしているだろうかと周囲を見やる。
バッカスという名前が酒の神の名前でもあるだとか、前に聴いた覚えはあったが。 その名を持つ男の酒量はどうだったか]
(54) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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― セントヒヨリ号・医務室 ―
[医務室の主は、医者としての仕事が無ければ銃の手入れをそこでしているか、甲板で射撃訓練をしているか。 もしくは、計算や書類を書くのが苦手な連中に力仕事の当番を代わってもらう引き換えにそれらを引き受け、机に向かっているかだ。 この船で軍医の居場所を探すのに、それほど手間はかからない]
ウォルターか。 また眼帯をダメにしたのか?
[医務室にやってきた男>>33を見れば、手に持っていた長銃を机に置いて。 イスに座ったまま、棚の引き出しへと手を伸ばす。
古傷のひとつやふたつあって当然な連中が多く載っている船だ。 ウォルターの眼帯に限らず、サポーターや包帯などのストックは当然十分な量を確保しているつもりだが。 それでも、次に港に着くまでは、いつでもどこでも補充が出来る訳ではない]
実戦は仕方ないとしても、訓練の時まであまり浪費しないでもらいたいな。 減りが早いと、眼帯代わりにバンダナ巻かせるぞ。
(55) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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/* >海軍船籍の名前の元になったヒヨリです。 >港町で帰還を祈る一方で、腐った創作活動に勤しんでいます。
何度読み直しても腐り方に噴くwwww
(-28) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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/* 喋ってないけど張り付いているですよ!
(-29) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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/* メモや独り言でも追い出し期限が延長されるのかー
(-30) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[己が声に重なるように、中佐>>52の声が響く。その声量に最初は驚いたものだ。寝坊した際に声をかけてもらえば、一発で起きるのではないだろうか。 そんな他愛もないことを考えながら、彼の視線>>52を追う。]
おっと、無事かねぇ。
[ウォルター少尉>>33の姿を見つける。 彼の眼帯のない姿を見るのはまだ慣れない。そこに刻まれた深い傷は、何の戦いで追ったものだろう。傷ひとつない己が頬を撫で、思う。]
ま、中佐に任せれば問題ないか。
[様子を見る限り、コンラッド先生の元へ行くところだったのかもしれない。それならば、専門家に任せるのが一番だろう。 彼らがこちらを見ることがあったなら、ひらりひらり。手を振って見送ろうか。]
(56) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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/* 別村で、2ID村建て狼を追い出された事があってだな…。 自PC動かしてて、めっちゃびびったわ…。 そういえばその時もひなだんセットだったな…。
(-31) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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― 回想・とある島 ―
[振り返った青年の顔からは、感情らしきものは窺うことができなかった>>43。 だがそれに頓着するほど気も頭も回らない性質である。全く気にする風でもなく、声をかけた。]
……。
[男が名乗りを上げた途端、青年の目に明らかな反応が窺えると、内心おや?と首を傾げたものの、おくびにも出さず相手の反応を窺う。 助けた怪我人が恩を仇で返していった話にふんふんと耳を傾けていると、倒れている女性の傍に膝をついた青年がこちらを見上げた。]
――あんたが?海軍に?
[完全に想定外の申し出を受けて、派手に首を傾ける。 事後処理の際に海軍がもっと早く来てくれれば村は助かったんだ等の台詞なら飽きるほど浴びせられてきたが、まさか入隊希望されるとは。
腕を組んでうーんと唸り声を上げて、正直に自分の立場について説明する。]
(57) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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悪ィな、俺は人事とかそういう方面にはノータッチなんだ。 何せ海軍じゃ叩き上げで大した階級じゃねーし、元々腕っ節勝負の役目が主なんでね。
[そうは言っても、青年の纏う空気に只ならぬ雰囲気を感じて、無下に断るのも躊躇われていると、ふとある人物の顔が浮かんだ。]
……だが村を襲った海賊連中の顔を覚えているっつーなら、話は別だ。それを手土産にすれば、ひょっとしたらひょっとするかもしれん。 だからお偉いさんに面会できるよう、手配をしよう。
実際に雇われるかどーかは、あんたの売り込み次第だ。あとは自力で頑張れ。 相手の名前はカーチス・バーソロミュー。いいか、しっかり覚えておけ。 ――ところで、あんた、名前は?
[海賊を発見すると、意気揚々と接舷するよう命じ>>32、部下の間では先人を切るのはカーチスか自分か、しばし賭けの対象になるほどの人物の名前を上げて、青年を手招いた。
6年の歳月を経て、この青年と同じ船に乗ることになるとは。運命の女神様だかは時に面白い采配を見せてくれるものだ。*]
(58) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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―スウォンブロス号・甲板―
[獲物を振るうまでも無く、掠奪は上々。 価値あるものには、酒や食料>>36、水樽に交易品の調味料も。 打ち捨てた商船も今や遠ざかり、スウォンブロス号の甲板は 浮かれきった連中が馬鹿騒ぎを繰り広げていた。]
女が浚えなかった? 客船にかち合うか、港町の停留を待てよ。
[酒瓶を傾ぎ、愚痴を零す船員から離れて。 ガレオンの帆柱へと近づく。 天を見上げれば、見張り台に人影ひとつ。 人生から落下していく男に、駄目撃ちを放った狙撃手が居る。]
(59) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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暫くは海も荒れなさそうだが? 祝杯に混ざらねぇのか
[梯子を跨いで昇るまでも無い 上を見上げ、数言放つだけ。
寸刻の騒動など無かったかのように 平穏漂う海風と鳥の鳴き声に耳傾けて。
強固な柱に背を預けたまま、グラスの中身で口を湿らせた]*
(60) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[移動をするための両の足は、蹈鞴を踏まない。 船の上の生活に慣れたのは、此方も同じ話。>>24
違いがあるとすれば、己にとって此処は 退役後に本来、2度と足を踏む予定の無かった場所で在るだけ。
幾年前――現役時代は、大尉の地位まで登りあげた己の価値。 それでも。 そんな過去の己の失態を今でも報せる、左目の傷は どうしても、負担にしか、為らないもの。
嗚呼、思い起こす。 スウォンブロス号の上で起こした、過去の汚点。 僅かながらに眉を寄せ、]
(61) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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─ スウォンブロス号・宴 ─
[戦果を前に、飲めや食えやの騒ぎが繰り広げられている。 バッカスも例外ではなく、大きな酒樽から零れんばかりのアルコールを杯に注ぐ。]
よう、お疲れさん。 見回りか?アンタも大変そうだなぁ。
[>>34傍を通る医者に、杯を掲げる。 大変そうだと言いながらも、バッカスも彼の仕事を増やすように酒を呷っていた。]
オレの武勇伝なんて船から落ちて見知らぬ島に流れ着いてお迎えに来てもらったくらいしかねーよ?
[腕相撲に沸く船員を横目に、苦笑いを見せながら呟いた。 武勇伝として語られるそれは、バッカス自身としては黒歴史だった。]
2015/10/29(Thu) 23時頃
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[―――>>32 その間に、隻眼が捉えてしまった男。 彼が、首根を後方に回していれば 先ほどの、剣技の訓練が見えた場所に鎮座する、コマンダー。
かつての、同期。 カーチス・バーソロミュー。]
(62) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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あー、まぁ変な言葉覚えるよりいいか。
[賑やかな甲板の上でも声はしっかり届いたらしい。 乾杯代わりの様に掲げられた杯>>50にボトルを掲げて 未だ覚束ない舌の動きが紡ぐ言葉に苦笑する。]
そこらの下半身日照りの野郎達の言葉を 素直に信じるんじゃねえぞ? 港のおねえちゃん達が失望するからな。
[俺の夜のテクニックはこの船の射手よりすごいぞと 横から入る酒飲みの戯言を瓶底で殴る事で黙らせる。]
怪我人が少ないのはいいことだ。 航海士のあんたの目や耳がやられると大事だから、 あぶねえと思ったら、そこで寝転がってる奴盾にしろよ?
[のんびりとした返答を口にする航海士>>54に、 あからさまに待遇に差を付けて、彼が何かを探す視線を 追う様に顔を向けた。]
(63) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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――― チッ。
[意識せぬよう、素通りを試みた、其の時。
距離があろうと、真っ直ぐ鼓膜にぶつかる、変わらぬ声。>>52 己の、地雷。 故に、肩が震えたのは、気のせいでは無い。]
煩い―――。 後輩にやられて憤るほど、俺は子供では無い。 そも、元から俺は、こんな顔ですが。
[そっと現在の上官に乗せた眼差しは、鋭い棘。 代わりに、>>56 ストーズ中尉から受けた心配の色には。 平気だと告げる、心強い視線を。
それから踵を返す事無く、医務室へ向かい、戸を叩いた。>>55]
(64) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[この海軍は各都市から集められた精鋭に因って成る。
陸から海へと出た経緯は如何あれ、 一度同じ狂騒に身を投じたのならば、セントヒヨリの御旗の下、 己の部下で在ると豪語し、杯を重ねては背を任せた。>>53
彼の生まれを疎み、卑しい口を叩く者も居なくはない。 だが、己の拳は迷いなく口さがない部下の頬を砕いた。
海の男が信ずるは、身体に流るる血統に非ず。 死闘を禁じる海軍に在って、引きすりだした相手と、 彼の決闘に許可を出したのも、最近の話ではない。
自らに恥じぬ生き様こそ、海で死ぬ最低限の資格だと、 酒に酔っては長い説教を垂れる。 年若い部下に絡むなどと、と半眼向けられることもあるが、 金と汚職に塗れ、毎年の予算編成に血眼になる他の軍属とは一線を画していた。]
いいや、何も見えん! 相変わらず脚ばかりは早い餓鬼どもだ!
だが、方向は間違いないぞ。 風を掴め、海流に乗って一気に追いつくッ!
[轟々とした声は距離を隔てても鼓膜を強かに打つ。 航海は直感と威勢だと、航海士が聞けば、 頭痛を覚えそうな信念を持つ男は、確信めいて声を返した。]
(65) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[海は穏やか、戦場は乱痴気騒ぎ。 掠奪した戦利品は、他の仲間たちが分け合っているところだろう。
船影を知らせた者も今は下に降り、他の者たちとも杯を交えている。 >>60不意に、下から声がかかる。 誇り高き、船長様。]
どうも、ご機嫌麗しゅう。 さっさと見張り台を降りられてちまいまして。
我等が愛すべき船友、セントヒヨリ嬢がいつすっとんでくるかもわからないっつーのに。
[言うものの、船影は見当たらない。 商船は行ってしまったが、いずれ海軍の船がやってくる可能性もなきにしもあらず、ではあるが。]
とはいえ、オレも船員の一人として勝利の喜びを分かち合いたいのも事実だったりしまして。
[言うや否や、バッカスは銃を背に負い、見張り台から降りる。 足取りは、どこかふらついていた。]
っと、
[トン、と甲板に足をつけて、船に立つ。 波に揺れた船が、バッカスをふらつかせた。]
(66) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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[デレック>>63がフェイと話しながらも酔っ払いを殴るという器用なことをするのにくすくすと笑い]
デレックの仕事も少なくなるしね。 ああ、それはもちろん。 危ないことはほかに任せておくよ。
[あからさまな待遇の差に当たり前のような顔で頷いた。 航海士としては天才的だが、戦闘能力については一般人よりましという程度。 商船の襲撃だとてあらかた戦闘が終わった頃にあちこちに隠されたお宝をさがしてくるという感じだった。
ゆえに、船から動かないままに敵を倒していく狙撃手については敬意を感じている。 彼がよくいる見張り台へと視線を向ければ、その下にキャプテンがいるのも見えた]
キャプテンがリーパー・バロンの末裔って本当なのかなあ。
[海賊らしく、彼が遺した宝島にはいつか行くことを目的としているけれど。 古い文献を読み解くには少々知識がたりないのだった]
(67) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[無意識に右足をさする。 今でこそ傷は塞がっているが、後遺症は残ってしまっている。 本来なら、バッカスもカトラス片手に最前線で戦っていたが、怪我を負ってからは剣から銃に持ち替えて船に乗っていた。
本来なら、死刑を受けていてもおかしくないはずだ。 動けなくとも働けることを証明するために死に物狂いで銃の腕を上げて今に至る。
>>34遠くでむさくるしい男たちの声が聞こえる。 どうやら船医にたきつけられて武勇伝を披露したいようだが。]
まったく、皆さん人に語れる武勇伝があって羨ましいもんですよ。
オレの武勇伝なんて船から落ちて見知らぬ島に流れ着いてお迎えに来てもらったくらいしかねーですから。
[武勇伝として語るものの、バッカス自身としては黒歴史だった。]
2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[無意識に右足をさする。 今でこそ傷は塞がっているが、後遺症は残ってしまっている。 昔はバッカスもカトラス片手に最前線で戦っていたが、怪我を負ってからは剣から銃に持ち替えて船に乗っていた。
本来なら、使い物にならなくなった時点で鮫の餌になっててもおかしくないはずだ。 しかし、動けなくとも働けることを証明するために死に物狂いで銃の腕を上げて今に至る。
>>34遠くでむさくるしい男たちの声が聞こえる。 どうやら船医にたきつけられて武勇伝を披露したいようだが。]
まったく、皆さん人に語れる武勇伝があって羨ましいもんですよ。
オレの武勇伝なんて船から落ちて見知らぬ島に流れ着いてお迎えに来てもらったくらいしかねーですから。
[武勇伝として語るものの、バッカス自身としては黒歴史だった。]
(68) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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― セントヒヨリ号・医務室 ―
[本日2度目の、舌打ちを置いていった場所から。 ここに辿り着くのも、既に慣れた。 現在の同僚にまで、唇が嫌う敬語を紡ごうとはせず。>>55]
すまないな。
バンダナを目元に巻くなど、邪魔で仕方ない。 迷惑かけて居る自覚あるが、そう言わないでくれ。
[適当な椅子に腰かけ、生真面目に応える間。 長銃を見付け]
銃を扱うようになれば、眼帯の消費も減るだろうか。
[眼帯を付けて――欲しい。 そう強請りながらも、深い息を撒いた。]*
(69) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[ウォルター少尉>>64とカーチス中佐>>65の間には、何らかの因縁があるのだろうか。少尉が一度軍を退役していることは耳にしたことがあったか。 無暗に踏み込むようなことはしない。けれど心強い視線が向けられれば、にかっと晴れやかな笑みを返した。]
うっす、了解っす! 全速前進、帆を上げろー!
[カーチス中佐の声に笑って応える。部下たちが帆をもう一段階広げれば、背を押すような風に乗ってセントヒヨリ号の速度が上がった。 彼の勘は正しい。これまでの戦場でそれが証明されている。 ゴーグルを嵌め、空を見上げた。太陽はまだ高い。当分は風も素直に従ってくれるだろうか。]
2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[ウォルター少尉>>64とカーチス中佐>>65の間には、何らかの因縁があるのだろうか。少尉が一度軍を退役していることは耳にしたことがあったか。 無暗に踏み込むようなことはしない。けれど心強い視線が向けられれば、にかっと晴れやかな笑みを返した。]
うっす、了解っす! 全速前進、帆を張れー!
[カーチス中佐の声に笑って応える。部下たちが帆をもう一段階広げれば、背を押すような風に乗ってセントヒヨリ号の速度が上がった。 彼の勘は正しい。これまでの戦場でそれが証明されている。 ゴーグルを嵌め、空を見上げた。太陽はまだ高い。当分は風も素直に従ってくれるだろうか。]
(70) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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/* 帆を上げてどうする。張れ張れ。
(-32) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[同じ船に乗り、同じ甲板磨きから始めた同期の名を、 隻眼のウォルターと云う。>>62
重ねた怪我の由来を互いに知る古馴染だが、 今の自分は酷く階級と云う名の溝が開いた。 彼の失脚により、成り上がったに過ぎない高み。 それでも、豪胆な男は彼を見下ろしたことがなかった。
双眸が一つ減ろうと、セントヒヨリから一存において除名せず。
だが、彼の傷心を慰めもせずに、胸にガントレットを宛がった。 勝ち上がれ、まだ追いつくぞ。と、不敵に笑って。]
つまり、負けたのか! 腐らず、ジョンに稽古を付けて貰えば良かろう。
ついでに、ツキのない顔も鍛え直して貰え。 [呵々大笑と彼と相反して笑気を放っての追い打ち。 その上、存外面倒見も良く、教官としても高い能力を持つ、 中尉の名を出せば、正に火に油か。
それこそ、燃え盛る程、子供ではないと言わんばかりの背に、 腕を組んで空を仰ぎながら余韻を吐き出すと、 かつては肩を並べていた友の背を、悠々と見送った。*]
(71) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
これくらいでへばるほどやわな鍛え方はしてねーし。
[ストーズ>>48に対して、かかと笑いながら顔の前で手を振ってみせたあと、ふと表情を引き締める。]
だが忠告には有難く従おう。 これから一戦交えようってーのに、直前に体調不良なんぞ起こしたら、これほどつまらん話はないからナァ。
[己の最優先事項、剣を使い存分に力を振るうことに重点を置いた返答をすると、干し肉を提供するという話に有難く乗った。貰えるものは遠慮なく貰うのもまた信条である。
しかし船影も発見していないと聞くと、予想の範疇とはいえ思わず眉間に皺を寄せた。]
クソっ、一体何処で何をしているやら。 被害報告が上がってくるっつーなら、海に出ていることは間違いネェんだが……ただ追いかけるしかない今の状況は、歯がゆくて体がうずうずしてくらぁ。
[早く戦いたいとまでは言わないが、態度に思い切り出してぎりっと歯軋りをする。
因みにストーズより年上なのに、敬意を払って貰えない連中が、あいつは何だけしからん!と憤慨する様は何度も見かけてきた。年功序列なんぞ、剣の錆にもならないと思っている男にとっては、笑止千万だと思っている。 彼が人により対応を変える理由、更には自分に敬語が使われている意味は深く考えたことはないが、それがストーズの信念であるならば、大いに貫けばいいのだ。]
(72) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[船医>>63が言うところの"変な言葉"も、残念ながら理解はしている。 その証拠に、彼が殴った酒飲みが放った戯言に、 クスクスと明らかに笑いを浮かべていた]
射手よりすごい、なにが? 早さ、か?
[戯言に戯言を返し、わかってるよと舌を出して肩をすくめて見せた]
……?
[船医の視線を追って航海士>>54を見て、首を傾げた]
(73) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[若気の至りでオレは誰よりも強い、と息巻いてた当時。 無茶して誰よりも前線に躍り出て、あっけなく足を撃たれて海にぽちゃん。
島に流れ着いた数日間は自身が海賊であったことを忘れており、しかも民間人に世話になっていた。>>16 それなりに楽しく過ごしていたが、自身の事を思い出せば彼らを裏切ることは簡単だった。
スウォンブロス号が島に来たのは、探しに来てくれたのか偶然か。 もとより、その島を襲撃する計画があったのかもしれない。 バッカスは世話なったはずの開業医の恩を忘れ、海賊船に戻ったのだった。]
(74) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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何奴も此奴も、労働より休憩の方が張り切る。 でなきゃ、一攫千金目当ての賊にはならねぇな。
[>>66定期の張番は、五体満足な乗員ではなく。 脚部に負荷を担う者に摺り替わったままというから皮肉過ぎる。 科白ほど呆気は匂わせず。 飲み食いした分は労働させるのが己の遣り方だけに。]
船友ねぇ。
稚魚に牙の生えた連中が何匹泳ごうが、 鉛玉で藻屑にするだけだが。
カールが言うには、この付近の航路は 連中の巡回ルートと違えているとか
[――とはいえ。 奴等も烏合の集まりではあるまい。 打ち捨てた商船が近海を流れれば、被害を食わせた一艇を 羽虫のように探し回るのは目に見えた。
降伏した生き残りが、今頃避難信号を訴えている頃合、か。]
(75) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[足をさする手を止めて、過去の回想を振り切る。]
オレの分まで残ってるといいんですがねぇ。
[>>60悠然とアイヴィーが酒を飲んでいるが、騒ぎの元へ行けば今頃酒樽争奪戦が繰り広げられている姿が見える。
酒は好きだ。 酒樽をジョッキにしたいくらいは、愛している。 それを名前にかけて揶揄されることもしばしば。>>54
しかし翌日は世界を呪いたくなるほどの二日酔いに襲われるのはいただけない。*]
2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[物判りの良い航海士>>67に、喉で笑いつつ大いに頷いてやった。 自分も戦闘要員の数からは外れている。 欲しいものも金や酒では無く、薬や包帯だから 後から乗り込んで行っても喧嘩を売られる事はそうは無い。
それに乗り込んだ場所で応急処置までしてやってるんだからと 口八丁で切り抜けている事は否定しない。]
この海で生きる者の中には二種類の人間がいる。 『リーパー・バロン』憧れる者とそうでない者。 だから名を上げたい若い連中は騙りたがる。 だが身の丈を知らない連中は大概海の藻屑だ。
まあ伝説と言われれば伝説かもしれないが、 それを紐解くのが俺の夢だ。
どんな海を往き、どんな戦いを繰り広げ、 どんな最後を遂げたのか。
誇張だろうが、バロンは明らかに普通の人間とは 姿が違っていたとも言われる。
海龍や海の大王を父親に持っていたからどんな嵐すら 船は凪いだ海を進むが如くの航海だったらしい。
[ろくに呑んでもいないのに饒舌に回る口。 この責任、誰が取ってくれるのかと、周囲の非難めいた視線が 航海士に飛んだ。]
(76) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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/* あらやだ。 バッカスとコンラッドの因縁も美味しいw
(-33) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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はは、そりゃそうだ。
[アーチボルド>>72の返答に、へらりと笑みを返す。それから続く彼らしい言葉にも満足そうに頷いて、何でも言えば出てくると噂されているポーチから干し肉の袋を取り出した。それをそのまま彼に投げる。 自分も一切れ手に取ると、頑丈な歯でぎしりと噛み千切った。豪快な食事は、母親の料理で育った自身には当初慣れないこともあったが、今ではしっかりと馴染んでいる。]
鳩は頻繁に飛ばしてはいるんですけどねぇ。 あちら方も逃げ足だけは速いようで。
[忌々しそうな表情を浮かべそうになり、慌てて咳払いをする。心の乱れは剣の乱れに繋がる。己がサーベルに触れて、精神を落ち着かせた。 代わりに彼が歯ぎしりする姿を見て、ついでに干し肉噛んだらどうですか、なんて。補給のできない海上、節約は大切だ。]
大丈夫です、中佐が方角は間違いないって言ってました。 あの人の言うことだ。 そう遠くない内に、あのジョリー・ロジャーが見えてくるでしょうよ。
[がしり、と干し肉を咀嚼し終えれば、手をはたいて立ち上がる。 それから傍らに置いてある、刃を潰した練習用の武器を手に取れば、アーチボルドへにやりと笑いかけた。]
(77) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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それまで、お手合わせ願いますか? 俺も……ただ立っているだけは性に合わない。
[彼や中佐に指南してもらったことで、戦闘能力は大幅に向上した。 しかしそれでもまだまだ未熟であることは自覚している。 努力している姿を見られるのは好きではないのだが、如何せん船の上。隠れる場所はない。それならばと、堂々と戦いを申し込んだ。]
(78) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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身体を暖めるのは構わんが、 開戦時に潰れていたら海に叩き落とすぞ。 海水を被れば、酔いも醒めるだろう。
[酒を交わす部下を咎めるでもなく、豪放と言い放つ。 生半可な胆力ではセントヒヨリでは脱落必至。 この美しき船で海路を征くには素質が要るのだ。>>70
轟と風を抱いて、軍船が海原を突き進む。 初めてスウォンブロス号と対峙した時から此方、 因縁と火薬と暴力に塗れた付き合いだ。
船体に穴を開けようと、乱戦となろうと、 互いに一進一退を守り、死線を切り分けた宿敵。
大きく息を吸い込み、潮の匂いを肺腑に納め、 憤る小隊長の傍へ脚を進めた。>>72]
我慢と鬱憤は取っておけ、ジョン。 彼方が生業に精を出すなら、私達も気焔を上げるまでだ。
―――…それに何より、今回はちと肌が騒ぐ。 [ふと、口にしたのは所謂直感。 戦場で己を生かし続けた拳と並ぶ自身の才。]
(79) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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/* リーパー・バロンには元ネタがありまして 「ブラック・バード」こと伊達男バーソロミューと、海賊を引退後ジャマイカ島の代理総督になったヘンリー・モーガンをベースに、キャプテン・キッドの「宝島」の伝承を付け加えて、伝説の人物らしく盛り盛りに。
ちなみにリリィのモデルはアン・ボニー スウォンブロス号の海賊旗はジョン・ラカムの旗がモチーフ
(-34) 2015/10/29(Thu) 23時半頃
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[甲板に降りた狙撃手が歩を千鳥らせるのを端目に。 手を貸すまでも無く、転倒は免れたようだが。
舌が回らなくなるほど酔った連中は、 いかに誉望を見せたかを語りたがる。>>34>>68 最も、栄誉でも名誉でもなく、 略奪行為の披露会でしか無いが。
元は白兵戦を好む処であった狙撃手が漏らしたのは、 生還の意味では誉とも呼べるが、 客観視、幸運自慢でしかない。]
――あぁ、そんなこともあったな。 足を撃たれて墜ちた割に、鮫の食指に出会わず済んだのは運がいい。
お前は、余程不味い肉らしいね
[名も知れぬ島に船が到着したのも、また運。 或者にとっては、否、ある者等にとっては、最低最悪の到来であったが。 略奪者達は家屋に火を掛け、財を剥奪し、女を犯し宴に興ず。
同胞者達の暴れ方には、枷も付けていないが 死別だけで済んだなら、幸運も良いとこ。>>16>>44]
(80) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* ハッ!ご挨拶が遅れた! こんばんは、水面下6戦目くらいになります、ももてんです。
薔薇感全くないキャラで参戦致しましたが、 表も水面下も励んでまいりますので、何卒宜しくお願いします。
(-35) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* 中世についてはざっくりと調べつつつつ。
ブーツは基本長靴っぽいけどベルトなんてあるとかっこいいよなと思ってぼかしたり、連絡手段は馬に乗った人がメインっぽいけど海上なので鳩ならいけるかなと捏造したり。 wikiに現実を元にした架空の世界でいいと書いてあるから甘えていますありがとうありがとう。
(-36) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[船医>>76にうかつにリーパー・バロンの話を振るな。 リーパー・バロンに興味のない船員はそうそう居ないが、かといって船医の長話に付き合えるかというとそうでもない船員たちの間の合言葉だ。 興味はあるが文献を読み解けない身としては船医のうんちくはありがたくもあるけれど――]
リーパー・バロンの伝説は真偽不明なのが多すぎるだよねえ。 詳しい話はまたあとでデレックの部屋で聞くから。 今は酒でものもーよ。
[周囲の視線にまけてとりあえず、話をそらしてみる。 ふと、海鳥が鳴く声が聞こえて、視線を海の向こうへと向けた]
(81) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[商船を襲った場所からは、船が今ある位置は離れている。 奪った宝の換金だとか、物資の補給だとかの目的で、拠点のひとつへと向かう航路をとっている。 それは海軍には知られていないはずだけれど]
んー……
[空は良く晴れている。 風は少し強いが荒れているわけではない。
潮の流れも方向も間違ってはいないけれど]
もしかしたら、海荒れるかもしれないなあ。
[今はまだ確認すらできない遠くの空が、不穏な色合いになっているのを感じたようにぽつりと呟いた**]
2015/10/30(Fri) 00時頃
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[商船を襲った場所からは、船が今ある位置は離れている。 奪った宝の換金だとか、物資の補給だとかの目的で、拠点のひとつへと向かう航路をとっている。 それは海軍には知られていないはずだけれど]
んー……
[空は良く晴れている。 風は少し強いが荒れているわけではない。
潮の流れも方向も間違ってはいないけれど]
もしかしたら、海荒れるかもしれないなあ。
[今はまだ確認すらできない遠くの空が、不穏な色合いになっているのを感じたようにぽつりと呟いた**]
(82) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* 海賊船の方が構成員のバランスが良いと言う妙。 アッパー掛かってる海軍だぜ…!
(-37) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[まだ、そう泥酔もしていない船員の肩を叩き。 野郎共の中心でヘベレケになっている張番の代わりを押し付ける。 酒が入っても己はハルバードを旋回させる胆力と気力はあるが ――――用心に越した事はあるまい。]
その点、あの肥えた男は良い食料になるだろうな 海の覇者と仲良くやっておいて、損はねぇよ
東洋で云うところの、徳が上がる、ってやつか?
[喉奥で愉悦を殺しながら。
支柱から背を離し、荒くれ者たちの酒宴の場へと歩みだす。 解いた髪を凪ぐ風は、嵐の前のように静かなもの。]
(83) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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おっと。
[右手でゴーグルを上げて、近寄ってきたカーチス中佐>>79に敬礼する。 紡がれる言葉は、力だ。上から抑える圧ではない、背を押す暖かい掌。まぁ、その掌を一度握り締めれば、暴風の如き戦神に変わるのだが。]
んー、空はどこまでも快晴。嵐ではないようですが……。 中佐がそうおっしゃるなら、いつも以上に気を引き締めましょうか。
[部下にはどう伝えるか。 考えながら、手元の武器をくるりと器用に回す。]
(84) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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― 回想・とある島 ―
[他に生き残った者がいれば、海軍にお決まりの台詞>>57を言った者もいたかもしれないが。 彼らに恨み言をぶつけるよりも、その恨みも何もかも全て、あの海賊たちにぶつける方が効率的だ。
驚いた軍人が、あんたが? と訊き返し首を傾げる様に「そうだ」と応じて、彼の反応を待っていれば。 人事などにはノータッチだと言われてしまって]
…………あの連中の顔を覚えている事が手土産になるかどうかはわからないが……感謝する。 カーチス・バーソロミューだな。覚えておく。
[紹介される相手の名前を、胸に刻み付ける。 賞金首の手配書などを見たり、似顔絵を描かされたりなどするのだろうか。 しかし、内臓を図解する以外の絵心は皆無なので、絵の上手い誰かに特徴を説明して描いてもらうのが確実だろう]
俺は、コンラッド……コンラッド・ブルーメールだ。 アンタの名前を訊いても?
[名前を訊かれて、青い海を意味する姓を名乗り。 彼の名前を尋ねながら。彼の手招き>>58に応じ、歩き出した*]
(85) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* あー、おじさん組いい。すごいいい(顔覆い)(おじさん好き) 最後のCOということで、少ない海軍側の、これまた少ない若者にしようと思って組んだけど、ジョーゼフ辺りで老兵も楽しそうだったよね……! そしてなぜ誰もレスリーを使わなんだ。あれか。あれがサーか。
(-38) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/*
ログに、追い付けない……。
(-39) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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……へっきし。
[親父臭いクシャミをひとつ放ったのは、ちょうどカーチスがウォルター相手に自分の名前を出した>>71直後。噂をされることは慣れっこなので誰何することはないが、その代わり周囲をキョロキョロと見渡した。]
そういや、ウォルターはどこ行った? さっきまで俺の隣で指導していたはずだが……?
[部下の指導を始めると、集中する分他のことに気が回らなくなる男は、ウォルターがとっくに伝言を残してその場を離れた>>33とは知らず、ひとりごちる。 すると部下の一人から医務室に向かうと言っていました!と告げられた言葉に、分かったと軽く返答してから、ストーズへと向き直り、投げられた干し肉を受け取った。]
逃げ足が速いなら、それを上回るように追いかければいい。 奴らの運と海軍の気合、どちらに幸運の女神が微笑むか、勝負は既に始まってるんだ。
だが中佐の勘がこの方角でよいと言っている分、此方の幸先はいい。 ならばいつでも戦える準備を整えておくとするか。
[何かを誤魔化すように咳払いをしたストーズへ、いつもと同じ口調で返答すると、歯軋りの代わりに干し肉を噛めとの進言に、それもそうだと早速手にした干し肉を口に放り込んだ。]
(86) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[一方的と評せる妬みを受け流して笑う、可愛げある年下>>70 己の鬱々とした悋気をぶつけている対象、嘗ての同期。>>71 拘りの矛先は、地位の差に、向けられていないが。
何方が、片方しか埋め込まれてない瞳に入れても、痛くない存在か。 聞くまでもないし。聞かないで欲しい。
―――アーチボルド中尉の手を借りずとも、 カーチス。お前を悠々と追い越せると、付け足す威勢。 >>56ひらり、踊る手にお返しするものはなく。 より、縁起悪く変わった表情は、コンラッドを見付けるまで 軟化は至難であった。]
(87) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[もごもごと顎を動かしていると、いつの間にか近寄ってきたカーチスに声をかけられた>>79。 慌てて干し肉をワインで喉の奥に流し込み、表情を引き締め姿勢を正す。]
はい、分かりました。 中佐が仰る通り、連中に対峙するまで、今の感情は取っておくことにします。
――ところで、肌が騒ぐ……とは?
[長年荒事を経験し、数多くの修羅場を潜り抜けたカーチスの言葉に、何やら不穏なものを感じて、反射的に尋ね返す。]
(88) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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ほぉ、趣深い与太話だ、ドクター・デレック。 俺も近いうち、海の藻屑になる予定だと。
殊更、鮫と仲良くやっといて正解だ。
足一つ傷負っても命を拾えた男も居る。 五体満足であれば、板くらい拾って陸路を探すさ。
[>>76長い話の予兆を感じさせる口火と口上を鼓膜で承けて。 都合の悪そうな部分ばかりを拾い上げ、皮肉を立てる。]
拾った浮力が、カルアデネスの板ならば。 迷う事なくお前を突き飛ばすに違いない
俺等の大事な生命線だ。 役に立つのは嬉しいだろう。
(89) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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海龍や海の大王自体伝説なんだから、まぁそれ位強運の 持ち主だったか、優れた仲間たちがいたと言う証拠だろうな。 後は傍から見ても判別出来る特徴があったか……あん?
[甲板が即席の舞台か講義の壇上とと化していた。 波も風も読める航海士は周囲の空気も読めるらしい>>81 まだまだ語り始めたばかりの出だしを挫かれて、 身体もつんのめり掛けたが、確かに今は祝杯が先。
興味をちゃんと持ってくれた忍耐強い航海士の尊い犠牲で 機嫌も急降下する事無く、ワインに口を付ける。]
フェイよ。 そんな言葉覚えちまって。 泣く女が増えそうだな。
[戯言を重ねたフェイ>>73に泣き真似をして見せる。 ポンポン話題が変わっていく辺り、酒では無く昂揚した雰囲気に 自分も酔っているのだろう。]
(90) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[足をさする手を止めて、過去の回想を振り切る。 一度失敗をやらかしたが、見張りであれなんであれ、今も立派な海賊の仲間だ。 恥じるところはなにもない。]
オレ、誰よりも働いてるはずなんスけど。 連中はちゃんと覚えてくれてますかね。 [>>60悠然とアイヴィーが酒を飲んでいるが、離れた一団を見ると酒樽の争奪戦が起きているのが見える。
酒は好きだ。 酒樽をジョッキにしたいくらいは、愛している。 それを名前にかけて揶揄されることもしばしば。>>54
しかし翌日は世界を呪いたくなるほどの二日酔いに襲われるのはいただけない。 船医であるデレックには足の怪我以外でも、よく世話になっていた。 アルコール禁止令が出てくる将来がいつやってくるか、恐ろしくて仕方が無い。]
(91) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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??? リリィは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* 船長きてたwwww
(-40) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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おう。俺も戦いが始まるまでは暇を持て余してっからな。 手合わせ願いたいってーなら、いつでも相手するぞ。
今回はお前からの提案だし、都合は合わせよう。 好きなときにかかってこい。
[先ほど腰に下げたばかりのカトラスをぽんと叩いて、にやりと不敵な笑みを浮かべた。 試合よろしくお願いしますと頭を下げて始めるもよし、不意打ちを食らってもよし。戦いの形式さえ、カーチスのやりたいように丸投げするとの意味を込めて。*]
2015/10/30(Fri) 00時頃
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[それでもストーズからの申し出>>78に対しては、忘れずに律儀な返答をした。]
おう。俺も戦いが始まるまでは暇を持て余してっからな。 手合わせ願いたいってーなら、いつでも相手するぞ。
今回はお前からの提案だし、都合は合わせよう。 好きなときにかかってこい。
[先ほど腰に下げたばかりのカトラスをぽんと叩いて、にやりと不敵な笑みを浮かべた。 試合よろしくお願いしますと頭を下げて始めるもよし、不意打ちを食らってもよし。戦いの形式さえ、カーチスのやりたいように丸投げするとの意味を込めて。*]
(92) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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―――、バロン。
[『リーパー・バロン』の話は、無職になってから聞き知った。 港町の酒場でたむろう者の話に耳を立てれば、 かの名は一度は必ず出てくるものだった。
いつだったか、それは誰だ?と酒場の主へ聞いた時がある。 その時はそれはもう大変だった。 真実かつくり話かおよそ判別できぬ逸話が 雨あられと無知な異邦人へ降り注いだのだから。
だがその一件で、少なくとも彼の名が会話中に聞こえる人物は、 海に生きるかそれに近しい者だと思って ほぼ間違いはないということだけは理解したと思う。 彼に憧れを懐く者と、そうでない者。 彼らはそのどちらかに振り分けられるのだとも]
(まるで、護国烈将のようだな)
[故国では大昔の勇猛な将軍が英雄とされているのを思い出した]
(93) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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在我心中 曽経有一介梦…か。
[船医が語り出すバロンの話を耳に入れながら、 英雄を謳う一節を口ずさみ、酒を口にして]
…………。
[海へと目を向ける。 土の上よりも、波の上にいる時間のほうがはるかに長い。 今なら彼らがバロンに憧れる気持ちも、わからなくはない、と**]
(94) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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[ ――――と。
波風立たぬ海域を進む艇の上。 上等なラム酒と、調理番の振るい立てた摘みを食らう者たちとは 毛を同色にせず、「今後」を示唆する航海士に横目を向けて。>>82]
ふん? 俺には平坦な波間と霄に見えるが。 ウチの航海士が云うなら、そうなるかもな。
[程遠い霄の翳りまでは見ず。 赤髪の云う事をそのまま視野の内に納め。]
雨水が入ると、酒も薄まる。 今のうちに美酒を堪能しておけよ 波が高くなっても、転がらねえ程度にな。
[祝宴騒ぎを霧散させる事まではせずに。 一同へ、天候の崩れを一声で伝達。
木樽のひとつへ、外套の裾を翻し腰を落ち着かせ ]**
(95) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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牙が無けりゃ可愛い子ちゃんなんですがね。 つっても乗ってる人間がむさ苦しい連中しかいやしませんが。 あの横っ腹にそろそろ穴あけてやりましょうか。
[セントヒヨリ号は、海軍の船であることは承知の上だ。 幾度か衝突していても仲良くしてやろうなんて気は一切無い。 アイヴィーの言葉には同意を示して、一つ頷いた。
バッカスの黒歴史は幸運話と捕らえるものもいる>>80。 しかし、船の上で死ぬことこそが、海賊としての真の誉だと思っているため、なかなか素直に頷けるものではない。 とはいえ、こうして再びスウォンブロス号の戦闘員としていられることは幸運以外の何物でもない。]
いやあ……モテるのは女の子だけで勘弁してくだサイ。
[肉が不味いと言われて喜ぶべきか、悲しむべきか。 島で会ったあの開業医を生かしたのは、船の上では決して湧かない情というものが働いたからか。 だからといって、男の妻や子供が仲間の海賊に殺されるのをバッカスが止めることもなかった。 ただ、死に損なった妻に最期の慈悲をくれてやるくらいはしたが。]
(96) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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/* なんかロール書くの下手になってる!!!!
(-41) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 00時半頃
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- 回想・とある島にて -
[巡る視線の意味を理解して、射手を探す。 イキがった坊主は海に落ちても船幽霊にはならなかった>>74 男は命の代わりに片足と助けられた島の連中の恨みをを死神と 取引して助かった。]
おー、生きてた生きてた。 世話焼かせんなよ。
治療すんの面倒臭いんだからな。
[バッカスを見付けた時、医師ならば彼よりも優先しなければ いけない者達も大勢いた>>16 子供の姿に一瞬、本当に一瞬、医師としての正義感が生まれたが、 すぐに海の泡のように弾けて消えた。 彼らはもう助からない。 悪戯に生を長引かせる位なら、毒をくれたやった方がまだ慈悲だ。
だから何もせず立ち去った。 仲間を助けてくれたはずの医師の存在など気にもしなかった*]
(97) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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[進路はコマンダーである自身が決定するが、己は航海士ではない。
風の読み方も、波の機嫌伺いも、 スウォンブロス号のコンパスである赤毛の足元にも及ばない。
だが、掛け離れた才能に経験の積み重ねで追い縋る。 当然、空振りもあるが、時として追いつき、大砲が火を噴いた。
一度接舷してしまえば、対海賊に特化した海戦の幕が上がり、 個々高い練度を用い、互いの甲板に緋色の海を作る。
他の軍船に出会うよりも、余程始末に悪かろう。 何せ――…と、目を向けた先では、 青年中尉が研鑽の教えを乞うていた。>>78]
雨雲の気配では無いな。 バラストだけはひっくり返らんよう注意しておけ。
[ストーズの言葉に頷いて、雲を掴むような忠告を足す。>>84 自身の乗っている間はセントヒヨリは沈まぬと豪語する言葉は、 決して与太でも酔狂でもないと裏打ちする。]
(98) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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― セントヒヨリ号・医務室 ―
冗談だ。そんな顔をするな。 ……だが、足りなくなったら困るのも事実だからな。
[バンダナを目元に巻く事を本気で想像している様子>>69に、クックッと小さく笑う。 彼が訓練中に拾った破れた眼帯>>33を持参していれば、それを受け取って、ゴミ箱とは別の箱へと放り込んでおく。 いざとなったら、これを繕って再利用するのだ]
銃を使うというのも、ありかもしれないが。 眼帯の消費を抑える為に銃弾を消費するのもどうかとは思うな。
俺は………腕力的にも本業的にも接近戦向きじゃないから、コイツに頼ってるけど。
[机の上の長銃を見たウォルターの、深い吐息に苦笑を浮かべて。 椅子を立ち、ウォルターに新品の眼帯をつける。
医者が先陣を切って真っ先にけがをすれば、他の者の手当てができない。 接近戦で手を痛めれば、治療に差し支える。 だから、仲間を援護できるよう銃の腕を鍛えた――というのが、表向きの理由。
後方から敵陣を見回せるポジションに居られれば、海賊たちの顔を確認できる。 戦闘に参加するたび、銃を構え援護射撃を行いながら、妻と娘の仇を探しているのだ。
――おそらく、そんな理由はとっくに、カーチスやアーチボルドには気付かれているのだろうけれど]
(99) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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さぁな。 気圧が極端に下がっている訳でもない、 大方、海流に乗っている所為だろうが気にしておいて損は無いぞ。
なにせ、私の勘は良く当たるからな。 悪い方には百発百中だ。
[喉を豪快に揺らして、笑えない冗談半分を吐き出した。>>88 雨が降ろうが嵐が来ようが笑い飛ばす男は、気構えることもない。]
(100) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/*
>>99 再利用…?! 裁縫してくださってるんでしょうか…
す、すみません。ご迷惑おかけしております。
(-42) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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へっくしょい! ……誰かオレの噂したか?
[>>73なんとなく自分の噂をされたような、違うような。 酔っ払い連中の騒ぎでは正確な判断は下せず、くしゃみをすればどうでもいいこと。
それよりも耳に届くのは、かの海賊王の名。]
お、『リーパー・バロン』の話か。 かっこいいよなぁ、親父もよく酔っ払った時に話してたっけ。
[適当に誰かの杯を奪って、中身を飲み干しながらバッカスも勝手に話しに混ざる。 バッカスの父親もデレックが語るようにリーパー・バロンの話を子守話に良く聞かせてくれた>>76。
バッカスはこの船の海賊だった父親が陸の女に産ませた子供だ。 その縁で自分も船に乗ることになったのも良くある話。 父親は既に壊血病で死んでしまったが、バッカスは今日も元気に海賊をやっている。*]
(101) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/*
うーん。仇には「まだ会えてない」=たぶん他所の海賊さんたち、のつもりで設定ねりねりしてたんだけど。 そこはっきり描写する前に、海賊さんたちに負縁故として拾われたらしい。
いままで、戦闘中に援護射撃しながら探してた筈の顔、見逃してたのか。 いや。でもはっきり顔を見たのは、狙撃手のバッカスと医者のデレックくらいだとしたら、戦闘中に見つけられなかったか。
(-43) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/* アイヴィーがもちさん…だよねぇ
(-44) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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ふむ……了解しました。 部下にも、水分の補給しすぎで倒れるなとは言っておきます。
[従ってくれるかは分かりませんが、なんて冗談を交えつつ。 カーチス中佐>>98の拳が唸る姿を見て以来、妥当だと思う指示には従ってくれるようになった。有り難いことだ。 彼らが与えてくれること、それに見合う努力をしなければならない。]
まったく……随分と余裕じゃないですか。 ま、それだけ自信がある方が、下剋上のし甲斐はありますけど?
[それからアーチボルド>>92の声ににやりと笑って、さて、どうしようかと策を練り始める。 彼との手合わせはとても有意義な時間だ。己の課題を研究できる。 まだ足りない。貪欲に強さと賢さを求めることは、己のプライドの証なのかもしれない。]
(102) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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本当、ありがたいやら何やらですよ。 さて、それならば早速手合わせを……っと?
[悪い勘が発動する前に、己を鍛えておくことにしよう。 そう思ってアーチボルドへ手合わせを申し込もうとしたところに、空から降りてくる何かを見つけた。鳩だ。]
……っあー、間に合わなかったかー?
[何でも出てくるという噂のポーチから、伸縮式の望遠鏡を取り出し、その方向を見つめる。 あの動きは信号旗――もちろん、救難>>75を求めるものだ。]
救難を求める船を発見。進路そのまま、前進してください。
[カーチス中佐に望遠鏡を渡し、その位置を示す。 航海士に簡単な指示は出したが、後は彼らの出番だろう。練習用の刃を潰した武器は、いつものようにマストの中へ隠しておいた。]
(103) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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― 回想・とある島 ―
……。コンラッド・ブルーメール、か。 俺はジョン=アーチボルドだ。
[カーチスへ紹介をするのに、予め相手の名前を知っておく必要があると思い問いかけると、返しに自分の名を尋ねられて、少しの間を置いてから答えた。 己は只の通過点、自己紹介する必要はないと頭から思い込んでいただけに、戸惑いを隠せなかったのだ。
さてコンラッドを連れて海軍の船に戻ると、”殲滅された村の生き残りだ。海軍の情報を提供してくれるというので連れてきた。”と仲間に説明した。 それから――珍しく大嫌いな書類書きに精を出して、カーチス宛に紹介状もどきを作成した。コンラッドが持つ情報と雇って欲しい>>44旨を書き、これを持って面会を求めるようにとコンラッドに差し出す。]
あんたの強運を祈ってるぜ。 無事目的を果たせるように、な。
[それがカーチスとの面会を果たすことなのか、無事雇われることなのか、はたまた別の何かなのかはおくびにも出さず、コンラッドの肩をぽんと叩いた。
村の被害状況を確認し終わったら船が出発する。戻った先に恐らくカーチスがいるだろうと告げて。*]
(104) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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/* 苗字どうしよう
(-45) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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ひ、船長?……いやいやいやいやいやいやいやいやいや。
[講義は中断したものの、フェイの途切れ途切れだが聞こえた 異国の台詞>>94は意味は判らなくても 口調から悪いものではなさそうで。 鼻唄位は流れそうな位ご機嫌が更に上昇する。 しかしその機嫌は背後から掛けられた声>>89で乱高下する前に 硬直してしまった。]
我らが船長なら、鮫だろうが化け物だろうが 飼い慣らして海を何処までも往くでしょうが。
あー、それだけ拾うのが上手けりゃ、板どころか 船だって拾えますよ。
[綺麗な刃物で飾られた皮肉に、頬が引き攣って仕方ない。]
役に立ててそりゃ嬉しいですが、ちゃんとバロンの海には 連れてって貰いますよ。 ご心配無く。 魂になって背中に張り付いとくんで、重量は関係ないですから。
(105) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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[セントヒヨリでの死闘は厳禁だが、鍛錬と名がつけば寛容だ。 対峙した壮若の気迫に、機嫌良さげに首肯を繰り返し、 己は甲板の縁へと逞しい背を預けて腕を組んだ。
強いて言えば、自身の獲物が故に手合せの相手が居ないのは不満だが、 式典以外で下げたことのない剣は、船室で錆びているので仕方ない。
肉を切らせて骨を打ち砕く戦法を取る身は、 船上の義兄弟共の肋骨も砕いて乗り込むのが常。 何時か死ぬぞと揶揄されながら、今日も今日とて生きている。
視線を水平線に投じ、息を吐く。 海鳥はとうに渡ってしまったのか、鳴き声も聞こえない。]
(106) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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……だが、代わりに聞くのが肥えた豚共の悲鳴とは、 私の良くない勘も健在か。
[眼を細めて受ける報告は、目敏い中尉から。>>103 渡された望遠鏡を覗けば、波間にゆらゆら揺れる襤褸船――否、 略奪の憂き目に在った哀れにして運のない商船。>>75 大方、無線まで丁寧に壊されて立往生しているのだろう。]
コンラッドを呼んで薬を分けてやれ。 ついでに軍用回線で近くの港に連絡を入れてやれ。
ああ、物資は最低限で良い。 豚共に恩を売るのが好きな連中が直ぐに駆けつけるだろう。
[己の求める闘争には程遠い。 気の無い命令を下してから、一度水平線を振り返った。
肌を舐めるような気配は、まだ拭えないまま。**]
2015/10/30(Fri) 00時半頃
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……だが、代わりに聞くのが肥えた豚共の悲鳴とは、 私の良くない勘も健在か。
[眼を細めて受ける報告は、目敏い中尉から。>>103 渡された望遠鏡を覗けば、波間にゆらゆら揺れる襤褸船――否、 略奪の憂き目に在った哀れにして運のない商船。>>75 大方、無線まで丁寧に壊されて立往生しているのだろう。]
コンラッドを呼んで薬を分けてやれ。 ついでに軍用回線で近くの港に連絡を入れておけ。
ああ、物資は最低限で良い。 豚共に恩を売るのが好きな連中が直ぐに駆けつけるだろう。 私たちは情報から進路を絞れれば御の字だ。
[己の求める闘争には程遠い。 気の無い命令を下してから、一度水平線を振り返った。
肌を舐めるような気配は、まだ拭えないまま。**]
(107) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
改めて肝に銘じておきます。 中佐の悪い予感にはご用心、とね。
[笑えない冗談を口にするカーチスに軽く肩をすくめてみせる。
尤も、何が起ころうとも決して動揺しないほど豪胆だと称されるカーチスがいる限り、その言葉>>98にたがわず、どんな悪い事態が転がってこようともセントヒヨリ号は安泰だとは思っているが、悪いことが起きるかもと言われた以上、備えておくに越した話はない。
雨雲の気配ではないなら一体何だろう?とは思ったものの、元来あれこれ思考を巡らせることは不得手なので、8(0..100)x1秒ほどでそれを追求することを諦めた。]
(108) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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─ 回想・某島 ─
[本来の職業を思い出したかのように、バッカスは民家から盗み出した護身用の剣を振う。 しかし本調子ではないバッカスは劣勢。 体のあちこちに新しい傷を作りつつも、なんとか死線を越える。
久しぶりに見る船の医者の姿に、バツが悪そうに頭を掻いた。>>97]
……よう。 待ちくたびれたぜ…って、言いたいとこだが良く来たな。
[まさか仲間の船が島にやってくるなどと思っておらず、このまま戻っても良いものかと悩んでもいた。 しかし、デレックの軽い調子に、なんとなく戻っても大丈夫だろうという気になってそのままバッカスは島の人間に恨みの種を撒く。]
それじゃ、世話になったぜ、コンラッドセンセ。
[島の参上に立ち尽くす開業医には軽い挨拶を>>16。
体を動かした所為で足の傷は開いていたが、信頼の置けるヤブ医者もとい船医がいるなら問題ないと判断して、この島を後にした。*]
(109) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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気を付けておこう。 毎度お前の手を煩わせるのは、流石に気が引ける。
[喉仏揺らす彼に、叱る言葉は止す>>99。
なにせ小さな箱内に仕舞われてたそれが、 彼の手で治される事は、把握済み。 治せる品物。 治せない命。 剣を振るえても、裁縫などは不得意な己は 頭が上がらない思いを、常に彼に抱え。]
これの為に、剣を棄てる事は、此方も半分冗談だ。
[再利用ではなく、真新しく付けられた眼帯に、手を置き。]
(110) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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………、接近戦は、俺に任せておけばいい。 元より、前線で戦えるヤツは、既に多い。
[とある島で起きた惨劇は、識り。 その割、>>99 銃を構えるその軍医の訳は 表向きしか、見付け出せず。
苦笑いを溢す相手を一瞥し、 眼帯から手を離して、席を立った。]
お前から銃を習うのも一興かと、思っただけだ。 あと、眼帯も、有難う。
[鍛えた銃の腕前を。 戦場以外で間近で見るのも、為になろう。
申し訳なさげに告げた言葉は、生真面目な気質が誘った音色。 幾度か会話を交え、やがて医務室を後にした。]**
(111) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[戦闘には積極的どころか殆ど参加しない身としては、 妥当な扱いだろうと、何処か納得している自分が少し恐ろしかった。 その時がくれば抵抗するだろうとは思うのだが、 踏み台にされても恨まないだろう自信だけはあった。]
あんたが新しいバロン伝説作ってくれるなら、 それでも良いかと思う位は海賊として尊敬してますよ。
[これは本心だと泳がせていた視線を船長に戻し、 次いで海と風を読み始めた航海士の言葉>>82に、ふぅんと 眉を顰めるだけ。 彼が古文書を読み解くのが苦手なら、 自分は波と風を読む事が出来ない。
適材適所と呟いて、まだ残るワイン瓶にコルクを捻じ込んだ。]
おー、バッカス。 撃墜王ご苦労さん。 だがこれから海荒れるらしいから。
バケツと仲良くなる前に、酒禁止な。
[彼への禁酒令>>91は我が船の速度より早く下された**]
(112) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 01時頃
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了解っす。 近辺の軍船に連絡飛ばしときますね。
[カーチス>>107の言葉へ同意するように頷き、食料などの在庫を計算する。元々、運動より頭を使う方が得意だった性分だ。これくらいのことなら頭に入っている。 多少なら、分けても影響は出ないだろう。問題は薬品の方か。]
ワイン1樽と干し肉1袋あれば、死にはしないでしょう。 俺、ちょっとコンラッド先生のところ行ってきますね。
[それぞれに連絡や食料の準備等の指示を出していたが、アーチボルドはどうしていたか。視線が合えば、にやりと笑う。己がサーベルをつついた。]
残念ながら、手合わせはまた今度に。 けれど楽しみにしてますよ。また、ご教授ください。
[そう言って、医務室へと駆け出した。]
(113) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[さてストーズがどう出るかと窺っていると、早速手合わせを申し込んでくる様子>>102>>103。 若者はこれくらいの勢いと即座の決断力が好ましいと思っていると、残念ながら戦いが始まる前に、空から割り込みが入った。]
……ん?どした?
[先ほど干し肉入りの袋が出てきた便利なポーチから、望遠鏡を取り出したストーズの動きを見守る。 やがて救援を求める船を発見したとの言葉に、やれやれと肩をすくめた。]
まずは本業を優先させないとナ。 こりゃタイミングがいいんだか悪いんだか。奴らの手がかりになるなら、そりゃいい知らせだろうけど。
[ふうと大きなため息を吐くと、まずはカーチスの指示>>107に耳を傾ける。 それからストーズへ向き直った。]
仕方ないが、手合わせは一旦お預けだ。 しかし約束は生きている。さっきも言った通り、お互い仕事のないときならいつでも歓迎するぜ。
[貪欲に強さなどを求めるストーズの姿勢を肯定していると暗に告げる態度で、はははと大きい笑い声を立てた。*]
2015/10/30(Fri) 01時頃
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[さてストーズがどう出るかと窺っていると、早速手合わせを申し込んでくる様子>>102>>103。 若者はこれくらいの勢いと即座の決断力が好ましいと思っていると、残念ながら戦いが始まる前に、空から割り込みが入った。]
……ん?どした?
[先ほど干し肉入りの袋が出てきた便利なポーチから、望遠鏡を取り出したストーズの動きを見守る。 やがて救援を求める船を発見したとの言葉に、やれやれと肩をすくめた。]
まずは本業を優先させないとナ。 こりゃタイミングがいいんだか悪いんだか。奴らの手がかりになるなら、そりゃいい知らせだろうけど。
[ふうと大きなため息を吐くと、まずはカーチスの指示>>107に耳を傾ける。 話を聞き終えたタイミングで、コンラッドのところへ向かうと告げたストーズと目が合った。にやりと笑い、サーベルをつついた青年>>113にうむと頷く。]
手合わせは一旦お預けだ。仕方ない。 しかしさっきも言った通り、お互い仕事のないときならいつでも歓迎するぜ。
[貪欲に強さなどを求めるストーズの姿勢を肯定していると暗に告げる態度で、楽しみにしているとの言葉にはははと大きい笑い声を立てた。**]
(114) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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― 医務室へ ―
[途中、ウォルター>>111と擦れ違うことはあっただろうか。 その姿を見つけたならば、近寄って商船が遭難している旨を伝えただろう。]
伝令や物資の提供の指示は出してます。 残兵はいないと思いますが、一応の警戒を。 中佐が、肌が騒ぐとおっしゃっていたので。
[理由なんてこれだけで十分だというように、彼へと告げる。 ふたりにどんな因縁があろうが、問わない代わりに気にもしない。 踏み込むべきは敵の懐であり、味方の秘めたる事情ではないのだ。]
俺は今から、コンラッド先生呼んで来ます。 ウォルターさんも何か見えるものがあれば、教えてください。 貴方の目を、信用してますんで。
[年上だろうが、基本的に階級が下の相手には敬語を使わないのだが、どうしてもこの人には、という人物はいる。ウォルターもそのひとりだ。 片方が塞がれていても、その瞳が射抜くものは本物だと個人的に思っている。故に、頼る。 軍隊では足りない部分を補い合うのだと、そう信じているから。]
それじゃ、よろしくっす。
[軽く敬礼をした後、医務室へとかけて行く。 素早く消えた背中には、その後何か言葉を投げられても届かなかったかもしれない。]
(115) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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[デレックがアイヴィーにひるんだ隙に>>105、杯をひとつ、空にした。 さてもう一杯。 デレックが手に持っているワイン瓶に狙いを定めたのだが、コルクが捻じ込まれている>>112。]
本当は銃でちまちまやるよか、剣振り回したいんだけどなぁ。
……って、はあ!? おま、まだまだこれからだろ、このヤブ医者!
[まだ1杯しか飲んでないというのに、酒を禁止されてしまった。 荒れた海でアルコールを体に巡らせればどうなるかは分かりきっていたが、それでもこの宣告は死刑にも等しい。
せめてあと1杯。 それを求めて、バッカスはデレックのワインの瓶を奪い取ろうと手を伸ばした。**]
(116) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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― 医務室 ―
コンラッドせんせー。 お仕事でっすよー。
[ウォルターと入れ違いか少し経ってから、医務室の扉が開く。]
商船が海賊に襲われた模様です。 生存者を確認。治療お願いしまっす。
[そう言いながら、薬棚の在庫に視線を滑らせる。 あまりに少ないようなら、実験に一部提供してもらっている分を返すべきだろうかと考えていた。もちろん、既に使用済みなのだが。]
在庫どうです? 一応近辺の軍船にも伝令は投げているので、重傷者だけで大丈夫かと。
[そう言いながら、コンラッド先生を導くように扉を開く。 彼の準備があるなら手伝った後、共に甲板へと向かおうか。**]
(117) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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/*ふぉーちゅん振ったのに、たった8秒で思考を放棄する>>108とは、さすが脳筋PCだ。(ランダム神の采配に心から感心している。
(-46) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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/* 海賊船なのに圧倒的な戦闘員不足ww
(-47) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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/* こんな感じで大丈夫だったかなと手探り手探り。 皆さんキャラが生き生きしていて、これから熱い展開になると思えば思う程燃えます! どうなるのかなーわくわく!
(-48) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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― 回想・とある島→海軍の船 ―
[海賊たち全員の顔を覚えている訳ではない。 それでも、島を襲った海賊たちうち数人や、まだ息があった妻にトドメを刺したあの若い海賊>>74>>96。そして彼を迎えに来たらしい男>>97の顔は、頭から離れる事はない。
軽い口調で島を離れていったバッカス>>109は、傷を負っていても武器を持っていて、戦い慣れていて。 こちらは未だ銃の腕を磨くなんて事は考えた事もなく、状況に頭がついていっていなかった事もあり、その場で仇を討つことなどできはしなかった。
出かけたまま帰ってこなかった妻と娘の、変わり果てた姿を見た直後でなければ。 もし、近くに棒切れでも何でも、武器になるような物が落ちていたならば。 無謀にもその場でバッカスに殴りかかって、その場で殺されていたのかもしれないけれど。
その時は、殴りかかる事すらできず。ただ茫然と、彼らを見送るしかできなかった]
…………ジョン=アーチボルド、だな。世話になる。
[アーチボルド>>104に連れられて、海軍の船に乗り込んだ。
彼が紹介状(?)を書いている間は、食堂か甲板か、どこか邪魔にならない場所にでも居たのだろう。 ようやく書き上げられたそれ>>104を差し出され、受け取る際。 封がされていなく、文面などが見える状態だったならば、感謝の言葉の後で 「アンタ、事務仕事苦手だろ」 などという余計な一言を放ったかもしれない*]
(118) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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― 医務室 ―
まあ、原型を留めているようなら、どうにでもなる。 俺は器用さだけが取り柄みたいなものだからな。
いざとなったら、パッチワーク柄の眼帯を作る事になるかもしれんが。
[裁縫は医者としての技術を学ぶ過程で身に着けたスキルだ。 皮膚の縫合とは要領は違うが、参考にはなったし。現在進行形で、こういう形で役立っている。
ウォルターのような、真面目さも接近戦技能もない自分には、むしろ彼の方が羨ましく思う。 もし6年前のあの日、彼らのような戦闘能力が自分にあったなら――なんて事も思ってしまう。 無いものねだりだとわかっているが]
それなら良いんだがな。 ……ウォルターが前線から下がったら、俺のトコまで敵が来る危険が増しちまうからさ。
他の奴らもいるけど、アンタの事も頼りにしてる。
[あの島での惨劇の当事者などと、自分から言いふらすような事は当然ないが。 海軍の船に保護された時>>104>>118に顔を見知っている者が、アーチボルド以外に居るのも当然で。噂はどこからでも流れるだろう。 もっとも、己のような過去がある人間が少なくないのも、海軍という組織なのだが]
(119) 2015/10/30(Fri) 03時半頃
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ま、教えるだけならありだな。
接近戦しか知らないと、敵の銃弾がどこから飛んでくるかわからないだろうけど。 狙撃しやすい場所や角度ってのがあるから、いつも俺が狙撃するのに使うようなポイントから銃を構えてあちこち見てみたら、前線で戦うにも役に立つかもしれない。
狙撃されにくそうな場所で戦うとか、こっちが狙撃しやすい場所に敵を誘い込んでくれるとかしたら、こっちもやりやすいからな。
[銃を習うのも一興、という言葉>>111に笑みを浮かべて言う]
気にするな。これも仕事だ。
[眼帯について礼を言われれば、ひらりと手を振って椅子に戻り。 話をしながらも、手入れの為に解体していた銃の組み立て直しの続きに戻る]
(120) 2015/10/30(Fri) 03時半頃
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/*
コタツムリならぬ布団ツムリしてノーパソしてたら、寝落ちてたでござr←
(-49) 2015/10/30(Fri) 06時半頃
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ストーズ、今度は何を……仕事?
[ウォルターが出て行った後、やってきたのは年下の中尉殿>>117。
しょっちゅう薬や資材を実験に――と持って行く彼に、今度は何を取りに来たのかと訊こうとしたところで。仕事という言葉が聞こえて、組み立て直したばかりの長銃の安全装置を確認して腰に差し。椅子の背もたれに掛けてあった白衣を羽織る]
あの海賊に襲われた生き残りか……わかった。 多分こっちのカバンだけで足りるとは思うが。もしこれで足りなさそうだったら、誰か他の奴呼んできて、そっちの箱も運んでくれ。
[この手の仕事は稀な事ではない。 呼ばれた時にすぐに動けるよう、応急処置用の一式が入っているカバンがひとつと、それでは足りなかった場合~いざとなれば緊急手術くらいはできるくらいの機材も入った箱とにまとめている。 医務室と甲板を何往復もせずに済むように色々と詰め込みすぎて、箱の方は自分一人では甲板まで運べないのだが]
在庫は、余程の事が無ければ次の寄港予定までは足りるな。 ……………どっかの誰かさんが、これ以上持っていかなければ――でもあるが。
[在庫の心配をされれば。ストーズを見て、薬棚を見て、カバンと箱を見て、またストーズを見て、そんな言葉を付け足した。
一見、充分な在庫があるように見えるかもしれないが、あの海賊を追っている最中ということは、この後も被害を受けた船に遭遇して治療行為が必要になる可能性が皆無ではない。
何よりも、あの海賊に追いついた時には大規模な戦闘が行われる事は確定しているのだ。 その時には負傷者も多く出るだろうに、その時に医薬品や医療資材が足りなくなるようでは困る]
(121) 2015/10/30(Fri) 06時半頃
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― →甲板 ―
――で。仕事のお相手はアレですか。 命に関わる重傷者、後遺症の心配がある中傷者以外は、後から来る連中に任せてこの船は海賊を追う――って方針で良いんですよね、中佐殿?
[資材を運びつつやってくれば、ボロ船にしがみつくまるまるとした豚――ではなく、商人たち>>75。 助けを求める彼らの船には、接舷するのか。それとも、物資を積んだ小舟で少人数で接触するのか。
いずれにせよ、軍医の自分は彼らの様子を見に行く必要があるだろうから、先にそう確認しておいて]
重傷者が居れば診るが。そうでない連中は、応急セットは渡すから自分たちで何とかしろ。 それで不足なら、後から来る他の軍船で診てもらえ。
[白衣を着た男の周りに、怪我人たちが集まってくる。 しかし、どうみても彼らは重傷者ではない。後から来る船を待っても何の問題もない、軽傷者ばかりだ]
退け。アンタらより先に、あっちの女だ。
[ひとつ溜息を吐いて。群がる軽傷者を押しのけ、少し離れた場所に座り込んでいる老齢の女性へと歩み寄る]
骨折しているな……添え木をしておこう。 あとは、痛み止めと化膿止めを渡すから、飲んでおくと良い。
[単純骨折のようだから、それだけをして。 後で来る船で改めて診てもらうよう告げてから、先ほどの軽傷者の群れに必要最低限の薬や包帯などを渡して、セントヒヨリ号に戻ろうとする。 が、当然のように「なぜ私も診てくれないんだ」「あんた医者だろ」などと邪魔をされた]
(122) 2015/10/30(Fri) 06時半頃
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最初に言ったはずだ。重傷者は診る。あとは自分たちで何とかしろ。
――――それとも何か? アンタらを襲った海賊どもを追う邪魔をしようというのか? さっさと捕まえれば、アンタらが奪われた積み荷も多少なりとも戻ってくるかもしれないのに?
俺たちの邪魔をすればするほど、奴らに逃げられる可能性が高くなるって事を理解しての行動か? 海賊の味方をするというのなら、海賊の仲間と見做すがそれで構わないか?
[取り囲まれ、押され縋られて。 裾を引っ張られた白衣を彼らの手から引き剥がし、曲がった眼鏡の位置を片手で直しながら。
眉間に皺をよせ、そんな脅し文句を告げて、腰に差していた長銃を掲げれば。 流石に彼らもおとなしく道を開けてくれたことだろう**]
(123) 2015/10/30(Fri) 06時半頃
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/*
しかしなんだ。
この性格で、よく美人の嫁さんと可愛い娘さんに恵まれたよね。 早々に死なせたけど。
(-50) 2015/10/30(Fri) 06時半頃
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/* 横向き左面の髑髏 交差する大腿骨 左目の空白に、8方位を示した航海星。
これでいいだろうか、海賊旗。
(-51) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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/* (>>0:25 ストーズ)
(-52) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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/* キャプテンというだけで多かれ少なかれ縁は獲れるんで。 場面描写と小道具の設定に注力してこうかな
海賊船騒動2のマイナス部分を先に聞けてよかった。 権力者が縁広げすぎると、周囲のモブ化がひどくなるってのは、へぇーって感じではあったが、納得も。 人数少ない村だし、懸念材料にしても、深く考えずでなんとかなる気、するが。
(-53) 2015/10/30(Fri) 08時頃
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/* ストーズには何かしら振るかなぁ。
(-54) 2015/10/30(Fri) 08時半頃
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/* 腐遊霊というフレーズが浮かんだので、赤ログの腐女子モードの時はそう名乗ろうと思う
(-55) 2015/10/30(Fri) 09時頃
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野郎相手になるのは船乗りの宿命だからなぁ 一人の女だけ囲ってた先代が変人だった。
戦時になりゃ荷物も荷物な上、盛付いた三毛猫より喧しい。
船で猫飼うなら雄に限るし 女飼うなら地上に限る。
ふん、そうだな…。 連中の此処か――
[>>96 鳥羽の榮えた帽子の側面を。]
此処に。
[心の臓あたりを指示し。]
穴空けて風通り良くするってんなら ――俺は歓迎するね。
(124) 2015/10/30(Fri) 11時半頃
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あれを沈めたとこで、宝島が近付く訳じゃねぇが 高いタバコ粉を調達せずに、虫除け叶うなら悪かない。
――…この海が一体、誰のものか。 軍のお偉いさんに自覚させてやるんなら お誂え向きな、獲物だ
[セントなんちゃらとは数度の逢瀬を共にした。 大砲の撃ち合いに、刃の交わし合い。 デートと呼ぶには双方熱烈過ぎて笑いも渇く。
先に指を指し示したのは、二箇所。 宿敵の頭――ブレインと、 海兵の心臓――船として揺蕩う機能の殲滅。
何方にも穴を開けろと啖呵を切れば、 酔っ払いの穀潰し共も歓声を上げた。 ]
(125) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[同胞たちの多くは、脳の半分が筋肉で出来ているが 若造に代替わりした今でも、海賊旗がシンボルを変えても。 時代に流れず、未だ此処へ残る連中だ。 オツムが足らないくらいが扱い易さも含め、丁度良い。
宝探しの邪魔者を血祭りに上げる算段は。 まだ近づかぬ船影もあって流れ、 歴史の偉人――と呼ぶには行儀が足らないが 我等が目指す宝の山と、古の海賊王の話に姿を替えてゆく。
言葉の質程愚痴に聞こえない響きを受けても>>91 勞りの言葉もかけず、肩を揺らし笑ったが 褒賞として、肝臓を守る張番が付くんだとか。>>112 ]**
(126) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[カーチスの指示>>107を受けストーズが口にした物資>>113、ワイン樽と干し肉をかついで、コンラッドに続きボロボロの商船へ乗り込む。たちまち我先にと群がってくる浅ましい姿を見ながら、なるほどカーチスが豚共と称するのも当然だと舌を鳴らした。]
おらっ、そんだけ元気がありゃ当分飲まず食わずでも平気だろうが。 すぐに別の船が救援に来る、それまで待て。
[案の定、これだけじゃ物資が足りないとブーブー不平を並べ立てる豚たちへ、海賊に蹂躙された被害者にかけるには乱暴すぎる返答をぶつけた。
この様子では、船を襲い物資を奪っていく海賊と何一つ変わりはしないと思う。こちらだって慈善事業をやっている訳ではない。物資の在庫等の計算は他の者に丸投げする程度には大雑把な性格をしているが、スウォンブロス号を追いかけ戦うには、戦いに必要なものまで渡す義理はないことくらい承知している。 ――否、自分達を助けにきた者は、慈悲の心で無条件に、望む救援を何でも与えてくれると信じているならば、ある意味尚更性質が悪い気すらしてくる。**]
(127) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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/* ―― …どうした、随分硬い顔だ。 酒が足りてないんじゃねぇのか
飲み過ぎなきゃ、薬になるんだろう えぇ?
[>>105 急遽、矛を向けられても医師の舌はよく回ったが 顔面の強張りばかりは隠し通せていない。
コルクが絞められたワイン瓶は無視して 円陣かいて乾杯する賊兵の掲げたグラスを奪った。
デリックのグラスが空だろうが中身が入っていようが構わない。 水に薄まっていないラム酒が注がれた盗難品を、 医師の手中にあるグラスの受け口へと流し込む。]
そりゃ良かった。 船幽霊のひとつも憑きゃ、ハクも付く。
とはいえ、出来ればお前を乗せなかった板に憑いてくれ。 俺が轆轤のように痩せこけちゃ、女も口説けなくなる。
[悪霊として生気を奪われては堪らない。 >>112 善悪の悪を乗せた船に、己が沈められても妥当と 見えぬ未来を見据え諦める男が、まさか存在するとは。
古のサーが昇った高みを、探すため。 まっとうに生きてきた男が夢を見るのは、支払う代償は高く。 …元より高い覚悟でもなけりゃ、海賊へ入団は考えないのは違いないが。]
――― 新しい伝説、ねぇ……
…流石に死神男爵は、俺が名乗るには姿勢が良すぎる。
[グラスの中身を空けると、誰ぞに注がせて。]
すべてのガキの寝物語になる前に 角の一本でも折られる覚悟はしておくか。
(-56) 2015/10/30(Fri) 12時半頃
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―― …どうした、随分硬い顔だ。 酒が足りてないんじゃねぇのか
飲み過ぎなきゃ、薬になるんだろう えぇ?
[ >>105 急遽、矛を向けられても医師の舌はよく回ったが 顔面の強張りばかりは隠し通せていない。
コルクが絞められたワイン瓶は無視して 円陣かいて乾杯する賊兵の掲げたグラスを奪った。
デリックのグラスが空だろうが中身が入っていようが構わない。 水に薄まっていないラム酒が注がれた盗難品を、 医師の手中にあるグラスの受け口へと流し込む。]
そりゃ良かった。 船幽霊のひとつも憑きゃ、ハクも付く。
とはいえ、出来ればお前を乗せなかった板に憑いてくれ。 俺が轆轤のように痩せこけちゃ、女も口説けねぇ。
[悪霊として生気を奪われては堪らない。 >>112 善悪の悪を乗せた船に、己が沈められても妥当と 見えぬ未来を見据え諦める男が、まさか存在するとは。
古のサーが昇った高みを、探すため。 まっとうに生きてきた男が夢を見るのは、支払う代償は高く。 …元より高い覚悟でもなけりゃ、海賊へ入団は考えないのは違いないが。]
(128) 2015/10/30(Fri) 13時頃
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――― 新しい伝説、ねぇ……
…流石に死神男爵は、俺が名乗るには姿勢が良すぎる。
[グラスの中身を空けると、誰ぞに注がせて。]
ガキを喜ばす寝物語になる前に 角の一本でも折られる覚悟はしておくか。
向こう一番の敵は海軍か、それとも。 無数に出回る地図に示された遺産の印か。
[故人が何処で死んだかも明確ではないが、 世間様がひれ伏す財宝の山の在処も不明瞭。
あてなき船旅が終結を迎えるより先に、 謎に包まれた財を探し当てることは叶うのか。 此ばかりは、羅針盤にも血に問うても先が見えない。]
(129) 2015/10/30(Fri) 13時頃
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さて、操縦士と持ち場を交換してくるかね。 「大将」も長いこと片腕で気張っていることだし?
[グラスを取り上げた男に、空の其れを返し。 栓を空けていないワインを一本、中央から盗む。]
フェイ。
[何やら考え事に耽っている若き賄い番に、去り際声を掛け。>>94]
上物の収穫は、まだ残ってるな? いくらか腹に溜まるもんを拵えて持って来い。
[言いつけた後、まだ満たされている己のグラスの中身を伴に。 甲板を離れて舵取り部屋へと歩いて行った ]**
(130) 2015/10/30(Fri) 13時頃
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[そも、少量の物資を運ぶ程度の仕事に部下を使わず自ら乗り込んだのは、ぶつけられるであろう不満を最小限に抑えるためだった。 可愛い部下が下っ端軍人だの若造だのと舐められることは、想像するだけで我慢がならないが、その上口八丁な商人相手に丸め込まれて、万が一妙な同情心が出てきたら色々と面倒だ。
常日頃は己の階級には全く頓着していないけれど、利用できるものは何でも使えというのもまた信条である。 長年軍に所属していることを示す体つきと年齢相応の外見、そして中尉であることを示す階級章をちらつかせ、文句があるなら存分に相手になってやると睨みつける。]
……。
[その空気を察して、喧騒も段々と収まっていく。
それでも尚、コンラッドの周囲には治療を求める怪我人で押し寄せているので、いざとなったら手を貸してやろうと近くに控えた。
初対面のときずばり指摘してきた医者>>118の一言に、真顔で「苦手っつーか、不倶戴天の敵だ。」とあっさり告白したことは未だ記憶に新しい。 その言葉通り、同じ船に乗っている間は力仕事と引き換えに面倒な計算や書類整理をやってもらっている>>55恩があるからだ。]
(131) 2015/10/30(Fri) 13時頃
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[コンラッドが老齢の女性の治療を終えたタイミングを見計らい、うやうやしく声をかけた。]
こんな強い日に照らされ続けると体に毒だ。 俺が手を貸すから、もっと快適そうな場所へ移動しよう。
[XXの染色体を持つ存在ならば、受精卵から白骨まで。アーチボルド中尉の守備範囲は驚異的だと海軍の一部に揶揄される程度には、全ての年齢層の女性に対して親切に振舞っている。
気性が荒い男なりではあるが淑女に対する礼儀は最低限守りつつ、老婦人を日陰へと誘導する。ついでに軽症の割りに痛みを強く訴える者たちへ睨みを利かせながら、渡された薬を飲むまで付き添った。
海へ出る気概がある男ならば、これくらいの怪我、自分のツバをつけて我慢しろと言いたい。 流石に民間人相手に、隻眼となっても前線で戦うウォルターを見習えとまで要求する気にはならないが、か弱い女性から薬を奪おうとするなら、絶対に阻止しなくては。**]
(132) 2015/10/30(Fri) 13時頃
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あとで詳しく聞くよ。
[つんのめった船医>>90が口を閉じるたのを見て、周囲が向けてきていた視線が和らぐのを感じた。 なにせ興味があるからつい口にしてしまうので、責任取れという視線を向けられるのは慣れっこだ。 やるならせめて、二人だけのときにしろと言われたこともあるのだから致し方ない。 フェイ>>94も興味をもったのだろうかと、意味のわからぬ言葉にちらりと視線を向けるが、 キャプテン>>89の声が聞こえて、それに対する船医の反応にくすくすと笑いを零す]
ん、多分数時間後には、雨と風がくるんじゃないかな。 どれぐらい荒れるかはまだわからないけれど……
[キャプテン>>95に一つ頷きながら空を仰ぐ。 酒は軽く入っているが、空読みをたがえたことはない。
海で暮らしている連中なら近寄ってくる嵐の気配を感じることもあるだろうけれど。 発生し始めたばかりの嵐の気配を感じ取るのが得意だった]
(133) 2015/10/30(Fri) 16時頃
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[禁酒を言い渡されて嘆く狙撃手におかしげに笑いながら。 手元にある、半分以上のこっているラム酒の瓶を揺らして]
バッカス、こっちならまだあるよ。 俺は空を見てくるから、あげる。
[ワインを巡る攻防の合間にひょい、と手渡し。 物見台へと上るために、その場を離れた**]
(134) 2015/10/30(Fri) 16時頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 16時頃
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/* たぶん大丈夫だとは思うのだけど、分かりづらかったら申し訳ないということで……! あまりメモのみでの情報共有はしたくないのだけれど、ここから追加でロル書くと蛇足になりそうだったので今回だけ……ごめんなさい!
(-57) 2015/10/30(Fri) 17時頃
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/* あ、そういう…。 もうめっちゃ描写したけど、無かったことにした方がいいんだな… それなら広げんでいいや。
(-58) 2015/10/30(Fri) 17時半頃
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/* メモでこういうやり取りしたくなかったなーーっていうか。 そこはこだわるポイントだったのか…。 ふつーに誤読はしたものの、重要な感じしなかったっていうか。
それ、この船じゃなくて 親父にしか因縁ないまま閉じる感じだよな…って…。
ちょっとこいつの設定を考え直してこよう
(-59) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* どこどこの船長なんて、ログにあったっけ?? 見落としがマッハっぽいな。 残業確定だけど、ログ読み込んでから浮上しよ。
(-61) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* 先代、片腕ってとこまでもう書いちゃったしなぁ…
(俺の)親父ってことにしてもいいんだが
バロンの話をあるていどは記述してあるし これ以上NPCのあれそれは出す必要性ないよな、って…
さてと。 あんま離れる意味なかったな…(回想回すから他面々と場所離した人
(-62) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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|
[貿易船から放り出されたのは、まだ二十歳になる前のこと。 それから、酒場の給仕や日雇いの力仕事しながら転々と街を渡り歩いていた。
たまたま働いていた港町が「船上の義兄弟」の拠点のうちの一つで、 たまたまその店が酒場が彼らの馴染みで、 たまたま陸に上がった彼らが来ている時に、 たまたま酒癖の悪い客にケンカを吹っかけられて返り討ちにした。 その時、たまたま船の賄い番に欠員があったことが、今自分が海の上にいる切欠。
「あんた、飯もケンカもいい腕してるじゃねえか」
そう言って船長に口をきいてくれたのは誰だったか。 確か5年くらい前の事だ]
(135) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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|
/* 他の船なら、カールが拾うかもだな。 設定全リセットにしてもらうか、引き継ぐかは 拾うなら任せよう。
んーーこれ、わたしの誤読で、回収しにくくなってしまったのではないか。。 でもなあ…因縁を、わたしら本PCにも継承させられるほうが嬉しかった…wwwwwww NPC動かしていいゆわれたから、親父さんの設定もあそこにある分以外は好きにしちゃってってことかなって思ってた。
んーーー一応考えられはするけど、こことペアにならない限り 今時点で描写せんでもいいよな!!っていう俺語りになっちゃうし、破棄!!
(-63) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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――――。
[奪うだけ奪って捨て置いた商船はいまは波の彼方。 悪いことをしたなと思う気持ちがないわけではないが、 この船の居心地は悪くはないし、この稼業も板についてきた。
あまり口を開かぬ異国人を嫌う者もまだ中にはいる。 だが、それはこの船に限ったことではないし、 あまりに頭に来たら力づくで黙らせればいいだけだ。 幸いにも故国で鍛えた武術の腕も、 中途半端にいきがる奴の首を締め上げるには十分に備えている――]
(136) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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[などと、盛り上がった下世話な話を背に考えていれば、 通る声で呼ばれ>>130、黙って声の方へ顔を向ける。
船長と目が合って、返事をする前に命令が耳へ届いて]
知道了。
[奪った食材の中に干肉の塊があったはずだ。 頭の中で他に作れそうなものを探しながら、 口では了解と短く答えて酒の残るグラスを受け取り、目礼を返した。
操舵に向かう船長とすれ違うように逆の方向へ歩き、 甲板から厨房へと降りていく。 背中から、こっちにもなんか作れと酔っ払いの声が届くが、 それには、「魚、釣れ」とだけ言い返してあとは聞こえないふり]
(137) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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―厨房― [しばしの後、厨房からは蒸かした芋の香りが満ちていた。 丁寧に潰して冷ましている間に、 食糧庫から持ってきた木箱から干し肉の塊を取り出す。 どこかへの貢物だったのか見るからに上等なそれを軽く削いで味をみれば]
好吃。 [美味くて思わずにんまりする。 酒宴の場に出すのは勿体ないとは思ったが、せっかくの戦利品だ。 適度な厚さに切って焼けば、厨房は芋の香りから肉のそれが満たしていく。
冷めた芋には細かくしたドライフルーツを少し混ぜて一口サイズに丸め、 肉と一緒に一人用の木皿と、酒宴用の大皿にそれぞれ盛りつけよう。 朝焼いて夕食用にストックしていたパンを添えれば出来上がりの予定**]
(138) 2015/10/30(Fri) 18時頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 18時頃
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/* 親父しんでることにしといたままでよかったなあ…。
*キャプテンから平に *功績立てた(少なくとも浅手じゃなさげ)
見たとき、えっそんなん…他人じゃ雇わない、っておもってもーてな…。 ぽっとやってきた奴で怪我が響いてるなら よそから来たやつなんかスパイかもしんねーってなるし…
前船長なら、尚更追い出してるわって…赤の他人なら。 だから、あ、これ前船長=親父=異母兄弟の縁故投げれますね、って。 わたしの設定自体は潰したってかまへんし。
バッカスは元々対兵戦団員で乗ってたから、 足で駆け回れんくても戻ってきてもらうの流れはわかる。
カールも、航海士として優秀だから そのまま拾って仲間にする意味がある。
………うちに入れてどうしたかったんだろう。
ロール落ちてたの、よその海賊団からきたよ!って設定のカールが入村する前で、よそ者(相手、商船とはいえど)にはきつそうな船長ってアピールしたつもりだったんだが…。
やりたかったことが判らないまま潰してしまった感、である…
(-64) 2015/10/30(Fri) 18時半頃
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/* 俺らの船でどういう役割についてるかだけでも 書いといてくれたら、まだ、まだ…。
カールの元上司、のよしみで拾う、にしても。 それは私から描写するのおかしいもんなぁ…。
うーん。
これ、1dでこの船捨てて、海軍船に乗り込んで白兵戦、のがいいね。 因縁の一番のターゲットがNPCになるんなら 本編で関わらせないよう動いた方が親切よなぁ、と………。
まあ、全体の流れ次第ってことで。
(-65) 2015/10/30(Fri) 19時頃
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/* カールが拾い直してくれるのを期待しつつ。 俺はとりあえず親父死んでるルートで過去系は封殺します!
(-66) 2015/10/30(Fri) 19時頃
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/* 後からみたら、びっくりするほど愚痴しい灰だった。
いや、イラッとした というわけではなく。 表で回収し、夜コアで広げる布石まで描写したのに。 メモのみで、ぺっ、てやられたんで あぁ…メモで事情聞かなあかんような 村非推奨に乗ってもうたわーって凹んだ次第。
親父どの間接縁故にして繋がろうと布石打ったわたしよか 自身の設定のが重要なんだなあと感じただけ。
……私はよくわかってないが。
その設定は、白ログで渡されたものより 重要な意味合いがある、という事なんだな、と。 まぁ、そんなら仕方ない。
(-67) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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/* 結局愚痴めいたけど…wwww なんか、悲しくなっただけでした! NPC以上の価値ないし、設定曲げられんの迷惑だから触んなカス!!みたいに受け取っただけです!ww
誤読しといてごめんなさい!
(-68) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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[海賊狩りと云う海軍でも荒れくれた職務を生業とするセントヒヨリ。 護衛や難破船の引き上げを受けることもあるが、専ら荒事担当だ。
海軍の中でも腕の立つものを率先的に勧誘している為、 多少血気盛んに活気があるが、海賊とやり合うには丁度良い。
自分のケツは自分で拭えとの方針に因り、 一々細かく厳命を布くことはないが、 そんな大雑把な丼勘定でもセントヒヨリが回るのは、 偏に備蓄管理にまで割ける頭を持つストーズ中尉の功績。>>113
何せ、コマンダーの肩書を持つ己が野生の勘で動く性分。 彼が着任してから、ストーズ中尉にセントヒヨリの会計係を、 投げるようになってしまったのも当然の話。
怪我をしても舐めておけば治るを地で行く己だけでは、 あっと云う間に消耗品も薬も底を尽きかねない。]
(139) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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おう、餓鬼共が殺しはしなかった連中だ。 何か言うようなら凄んでおけ、話し合うより余程早い。
[程なくして甲板を訪れた軍医に掛ける気安くも物騒な発言。 高低差のある商船と軍船を舷梯で繋ぎ、職務の全う。
本来なら、船長を兼ねるコマンダーも降りるべきだろうが、 態々挨拶回って媚を売るようなちゃちな真似は好いていなかった。 代わりに、救世主宜しく出迎えられる軍医を縁から臨み。]
(140) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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あいつも随分と慣れてきた。 お前が推薦してからには気骨も間違いないが、 度量だけはあの年からでは変わらんからな。
[傍で同じような見解を零す小隊長に軽口を叩き、目測で波を計る。 小さく鼻を鳴らせば、潮の中に宿敵の余韻が混じるようだ。>>127]
ただ、ああも女に甘いのは直らんな。 子供が商船に乗っていなかっただけ良しとしよう。
[施しになるようなら、己が一喝する前に彼が止めよう。>>131 当人は否を唱えるが、学術的でない頭の回転はピカイチ。 要するに、小隊長を担う位には駆引きに優れた男だと言うことだ。
軍医の背を追い、乗り込んでいく姿を見やり。 だが、アッと広い自らの額を叩いた。
コンラッドを如何こう言えぬ海軍紳士は彼もまた同じであった。>>132*]
(141) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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/* 私のログ斜め読みな無茶ぶり系に いままで同村者が辻褄合わせてくれたり ロールでうまいこと確定キャンセルしてくれたり正しい方向に向けて誘導してくれたかっていうの 今更、めちゃくちゃありがたみに感じてる。 思い出して、反省して、頑張ろう…。
あー…水面下シリーズで、一回もこれ系にかち合わなかっただけに、 かなり、縁故投げるのが怖くなってきたwwww
もう、なんか拾われそうで拾われてないもん落ちてても、 最低限だけ拾って、縁故なげるのもやめとこう……。 海軍と組合せぶつかった時が、割合厄介ではあるが
今回、熱烈に左来る予感してるんで 現行以外でも海軍側と絡めそうななにかが あればいいなという気持ちだった―――
自分が左んとき、相手のことなんも知らんレベル(モブ印象)だと、すげー執着しづらく、て…wwww
(-69) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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/* リセットして、適当な頃合いで浮上しよう。 うちんち、飯めっちゃうまそうやん(フェイありがたや…
(-70) 2015/10/30(Fri) 20時頃
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ふん。拠点に到着するよりかは、早いな。
[>>133カールの見立てが大きく外れた事は無い。 雨がぱらつく程度であるか、 暴風を伴うかは、判断が微妙らしいものの。 後者の可能性を見て、対策は打ち出しておこうか
高い場所で観測する事にした航海士に、>>134 操舵室の前から声を張り、]
強風を伴う可能性があるのなら、 今のうちにトライセイルを挙げろ。
霄の偵察は頼んだぞ。
[言い置いて、船室の最端――操舵室へ入る ]*
(142) 2015/10/30(Fri) 20時頃
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― 回想 ―
[一角の武装船、スウォンブロス号と因縁謳われるのは伊達ではない。
押しては引いて、引いて押される宿敵の間柄。 己がセントヒヨリの頭となって随分経つが、 彼らの義兄弟を殴り飛ばして藻屑に変えた武勇伝も枚挙に暇がない。
特に六年ほど前にやり合った抗争は熾烈を極めた。 一進一退を互いに許さず、甲板に夥しい血色を撒いて闘争に酔う。
そんな狂乱の中、振り抜いた拳を避けた男のカトラスを弾き、 後衛の援護射撃に因って海に落とすと言うのも良くある一幕。>>74
嬉々として剛腕振りかぶる男は獣さながら。 空に舞ったカトラスが甲板に突き刺さる音を、 高波に呑まれた彼は、きっと聞き終えなかった。]
(143) 2015/10/30(Fri) 20時頃
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[痛み分けと云うにはお互いに重傷を負った海戦から程なくして、 その頃から既に旧知であった小隊長からの紹介状を受け取った。 青い髪と、雪辱に燃える瞳を眼鏡の奥に耀かせる青年の手ずから。]
復讐鬼なら足手まといだが、使えるなら歓迎しよう。
家族の為、己の為、自らの信念の為。 仕官の理由に貴賤はないが、海に出たいと思うのならば、 他の誰でもなく、自分自身に恥じぬ生き様を誇れ。
自らの無念を晴らす為、その力を示せ。
[己の言葉は淀みなく直線的で、眼鏡越しの双眸に突き刺さる。 形式に則って必死に書かれた紹介状ではなく、 ジョン・アーチボルトのサインだけが、その価値を示していた。]
(144) 2015/10/30(Fri) 20時頃
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[軍へと属する為の試験は、筆記や実技、多岐に渡るが、 彼の前に立ちはだかったのは型破りな志を計るもの。
ゆっくりと彼の前に立ちはだかり、前腕を立てて腰を落として、 屈強な筋肉を軋ませながら、打ち込んで来い。と誘ったのだ。 サーベルもカトラスも投げず、ただ、彼の拳に語らせる為。]
来い、コンラッド・ブルーメール!
貴様の大望が、私の魂揺さぶるのならば、 水平線の彼方まで、その志に鞭を打とう!!
[ニィと口角を持ち上げた顔は、酷く獰猛。 海賊よりも海賊らしい豪放男は啖呵を雄々しく切って。
小隊長の目利きの正しさか、彼自身の胆力か、 やがて、船員名簿に軍医の名を記すことになるのは、もう少し先の話。*]
(145) 2015/10/30(Fri) 20時頃
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/* この船に拾われたのは[[forutune]]年前
(-71) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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/* ……みすった、だと。
8(0..100)x1年前
(-72) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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―操舵室―
[操縦士に交代を告げ、舵に片手を置く。
コンパスと、この近海を記録させた地図を元に 進路と想定航路に大幅な狂いは無いと認知。
今の所 向かい風も横風もなく、順風満帆――限り無し。]
それにしても、あいつを拾ってから随分と船旅が楽になった。
[>>27 ―――とんだ拾い物をしたものだ。
敵は海軍のみならず、異なるJolly Rogerを同族達も含む。 猫や野犬が縄張り争いするのと並列するのも何だが、 夜盗もまた、長と付き従う者達の志――旗を護るのに必死だ。 喧嘩の得意な素人なら兎も角、>>136 他の旗に組みしていたよそ者を、仲間として受け入れるには それ相応に一目於ける何かを見出すか、 誰かしに信用を預けられる程度の見立てを受けるか、 機嫌がよほど良くない限りは、まずまず無い。]
(146) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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/*
1.雷を伴う雨だが、風は強くない。 2.暴風雨 3.嵐 4.おしめり
どれだ2
(-73) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[拾いものといえば、あの医師も。
考古学に多少の精通もあるらしく、>>112 独学か、風俗学かは知らないが、 子供が親御に聞かされた御伽噺よりも かの義賊の生き様を追えているようにも。>>76
海賊旗を立てる者なら、誰しもが、 リーパー・バロンの影響や余波を噛み締めている。
航海時代を築いた先人としてか、義賊などちゃらくさいと一笑に期すか。 良き意味でも悪い意味でも、意識せずには居られない。]
………それにしても、あの申し入れは中々傑作だった。
[>>7 商船をいつも通り襲い、有り金を掻っ攫い、 積荷の価値を物色させていた時分。 どういう奇特か、白衣の医者が賊に入りたいと言い出した。
まるで其れがとっておきのセールストークだとでも言うかの如く、 リーパー・バロンへの憧れと、船医師の技術を重ねて売り込んだ男。
一攫千金を夢見て乞う手合いは見飽きたものの。 まるで良い歳した大人が、子供のような目で云うものだから。
…笑った。 ]
(147) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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/* それにしてもが続いてしまったwwwwwwww 読み直し、果てしなくめんどくさ。。。。
(-74) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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夜の嵐にならないとは思いたいけど……
[弱いままならいいが、強く育つ可能性もある。 きちんと見極めれば判断がつくだろうと物見へと向かい。
操舵室の前から聞こえたキャプテン>>142の声に視線を向け]
アイアイ、キャプ。 判断ついたら挙げるよ。
[手を振って、身軽な動作で物見台へと上がった]
(148) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[漂流しているところを『船上の義兄弟』に拾われたのは8年前のこと。 15で海に出てから過ごしていた海賊船が、海軍とやりあった際に海に逃れ。 それこそ、さっきの船員とキャプテンの話ではないが、板にしがみついてふよふよしてるところを拾ってもらった。 拠点が近づき、速度を落としていなければ見過ごされていただろうことを思えばたいそう運が良い、と、拾ったときのことを知っている者たちの間では笑い話のような、武勇伝のような扱いを受けている。
航海士だということで、この船の前任から任務を引き継いだのは1年前だけれど。 天候については拾われてすぐに、大嵐がくること、それから逃れる進路を告げ。 そういったことを何度か繰り返すうちに信じてもらえるようになった]
2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[漂流しているところを『船上の義兄弟』に拾われたのは8年前のこと。 15で海に出てから過ごしていた海賊船が、海軍とやりあった際に海に逃れ。 それこそ、さっきの船員とキャプテンの話ではないが、板にしがみついてふよふよしてるところを拾ってもらった。 拠点が近づき、速度を落としていなければ見過ごされていただろうことを思えばたいそう運が良い、と、拾ったときのことを知っている者たちの間では笑い話のような、武勇伝のような扱いを受けている。
航海士だということで、この船の前任から任務を引き継いだのは4年前だけれど。 天候については拾われてすぐに、大嵐がくること、それから逃れる進路を告げ。 そういったことを何度か繰り返すうちに信じてもらえるようになった]
(149) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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さーて。 ご機嫌はいかがなものなのかな。
[赤毛がのる船の上、空を見上げても綺麗に晴れてぐずついた様子は見えない。 けれど、緑の瞳を細めた先。
南南西から吹く風がその先が荒れ始めているのを伝えてきている。 雨風強くないといいけどな、という祈りはどうやら届かない]
んー…… 暴風を伴う雨っぽい……
[時間的には、夜になりそうだなとも思い。 ため息をついて、トライセルを挙げるために動き出す]
(150) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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おーい、かなり強い風が吹くから、甲板の荷物、きちんと固定しといてよー。
[甲板の上でまだ飲んでいるものたちへと叫び。
慣れた手つきでするすると、メインマストの後ろにある帆を挙げていく。
挙げ終えたあとは、下へと降りて、キャプテンへと報告に行くつもり]
(151) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 21時頃
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[ ――それにしても、と。 過るのは、幾年月の出会いばかり。
船暮らしが人生の大半を占めていても、 不思議と海路で収める出会いには悪い事が無い。
若い異人の過去は端的にだけ聞いたが>>37 何処から来てどう生きたかの過去はさして興味は無く。
己の眼鏡に叶ったのは、足を負傷し前線を退く羽目になった男の代わりに 白兵戦に於いて、戦力となりそうだ――という事と。
運悪く荷送船に出会えない間 運悪く寄港が叶わない間。 食糧難で口を減らすような失脚を踏まずに済むことが求められる。
その点、陸地で平穏なコック業を営んでいたわけでも無く 船員の腹財布を預かっていた面は、この船にとって都合が良かった。
なにせ、釣り置きした魚の鮮度が下がったとしても いつ仕入れたか忘れた乾肉しか食料庫に残っていなかったとしても 火を通せばどうにかなる論が、何度か食中毒を招いたもので。 口が足らなかろうが、適材適所として必要な存在であった。]
(152) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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[老婦人の近くに駆け寄るより前、カーチスの軽口>>141に同意の頷きを短く返す。]
度量は変わらん……ええ、全くその通りです。 軍医を務めるときには、小さくとも平和な村で大人しい患者を診る際には必要のないだろう胆力やら剛毅やらが要求される。しかも訓練したからといって、簡単に身につけられるものではありません。 その上現場に慣れてきたならば更に安心できますナ。
[コンラッドに関する自分なりの見解を、慣れない敬語を繰りつつ満足そうに口にする。 彼の医者としての腕には信頼を置いているし、同じ船に乗って共に仕事を進める内に、他者とやりあう際の判断力や交渉力も大したものだと感心するようになっていた。
女に甘いとの意見については、出会った直後のインパクトのある一場面>>43が頭を過ぎったけれど、口に出すことはない。今だけでなくきっと将来も。 第一その分析は己にも当てはまる。下手に突いて、若布からウツボならぬ藪から蛇が出る羽目になったら一大事なので、極力穏やかな笑みを返すだけに留めた。
――尤も、”頭の回転がピカイチ”と男にとっては予想外の判断を下されていると知ったなら、心外だとの表情を浮かべつつ、「誉め殺ししても、面倒な会計係は引き受けませんぜ。ストーズに任せとけば万事OKでしょ。」と答えるに違いないが。]
(153) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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[咄嗟の判断とはいえ、コンラッドをカーチスに紹介すると思いついたのは、単に旧知の上司だからではなく、他にも理由があった。
豪胆な性格及び腕っ節の強さ。それに海賊船を見つけた際に繰り広げられる強襲戦に尊敬の念を抱いていることもさることながら、接舷攻撃を命じれば自ら率先して先陣を務め>>32、怪我は舐めれば治る>>139という気質に己と通じるものがあったため。
特に海賊船に乗り込む直前は、まるで海水浴で寄せては引く波に向かって先を争いながら突進する子供のよう。相手が上司であっても、遠慮などは全くない。 頭にあるのは、どちらがより楽しく戦場で舞えるか、その一点のみだ。
とはいえカーチスが重症を負った>>144際は、流石に”次に酒の席で長い説教>>65を繰り出してきたなら、一度くらいは大人しく付き合うべきか。”と珍しく殊勝な気持ちを抱くほどには心配をしたものである。 この程度でくたばるほどやわではないと信じてはいたけれど。]
(154) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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[国にとって。 軍にとって。
掲げた御旗が大きな意味合いを持つのだとしたら。
この船の頭である己にとっても、 海賊旗は意味あるもの。
下部へ交差する、二本のカトラス。 横向き左面の髑髏。 轆轤の――本来其処には何もあるべきでは無い左目の空間には。
8方位に先端を伸ばし示した航海星。
…………そう。 黒旗が「船上の義兄弟」を乗せた船であることを明かす他に もうひとつ、別の意味が込められている。
古文書に殘る、一枚のJolly Roger. リーパー・バロンの掲げた旗は、正面向きの轆轤だが その左目にも、航海星が刻まれていた ]*
(155) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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― 商船→セントヒヨリ号甲板 ―
[この軍医はアーチボルドと違って、フェミニストであるつもりはない。 過去に妻と娘を亡くした記憶があるから、無自覚に女子供に甘くなってしまう部分はあるかもしれないが。 本人に自覚がないから、カーチス>>141や他の者にどう思われていようと、直しようがない。
ただ、この船に長く関わっていれば。その分、セントヒヨリ号が追う――妻子の仇が乗っているかもしれない――あの船との距離が開いてしまう事はわかっているから、時間を掛けるつもりは毛頭ない。
応急処置を終えた女性から離れれば、すぐにアーチボルドが老婦人に付き添う>>132のを見て。 他の連中から庇うのは任せておいて良いと思いながらも、相変わらずの老若問わないフェミニストぶりに少しだけ呆れてしまうのは仕方ないだろう。 他の面々から見ればどちらも大差ないと思われているかもしれないが、そんな事は知らない。
改めて軽傷の癖にしつこく絡んでくる連中を恫喝>>123しても、なかなか引き下がらない連中に。 空に向けて一発ぶっ放した後、まだ熱が残る銃口を取り囲んでいるひとりの商人の額に押し付けてやれば、ようやく包囲が少しだけ緩んだ]
傷が痛むのは当然だ、痛まなかったらそっちのが問題だからな。 だが身動き取れるんだから、次の船を待つくらい平気だろう。
いくら俺が医者でも。 身動き取れない怪我人を診るように言う奴が一人もいねぇ、とにかく自分を診てくれ、なんて言ってくるような連中に、時間を掛ける義理はねぇ。
恥ってもんを考えながら、次の船を待ちやがれ。
[最低限の薬や包帯を投げ渡して、そう言い捨てて。 改めてセントヒヨリ号に戻ろうとすれば、流石に今度こそ邪魔をする者もいないだろうか。 尚も邪魔をする者がいたら、そいつの額に銃口を向けるだけだが]
(156) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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― 回想 ―
[面会を求めた相手は、海軍の制服を着ていなければ、海賊と見紛うばかりの大男>>144 復讐鬼なら足手まとい、使えるなら歓迎、という言葉にも。 戦闘態勢をとって、来い、と言われた>>145のにも。 面食らったのは事実だが、それくらいで動揺したり、誘いに容易く載って非力な拳を叩き付けるような事もしない]
………生憎、俺は戦闘要員になりたい訳じゃない。 拳でカーチス中佐を認めさせられるような自信があるなら、軍医としての雇用を求めたりしない。
[降参、とばかりに両手を掲げてそう告げれば。カーチスからはどう思われただろう]
俺にできるのは。今の所、医者としての仕事と。 器用さと視力には自信があるから、その辺りが生かせる仕事と金銭感情に事務仕事くらいかな。
戦闘で邪魔にならないよう、己の身を守れるように。銃なんかは覚えたいと思っているが。 ――それではだめだろうか?
[日常的に眼鏡を掛けているのは、眼鏡なしでは遠くの物が見えても近くが良く見えないからだ。 眼鏡を外せば、遠くの物の方が良く見える。
あの海賊を追うのに、一番手っ取り早いのは海軍にはいる事だが。 その為に、身の丈に合わない事をしようとしたところで、早々に潰されるだけだ。
相手の意に添おうと添うまいと。自分にできる事、出来ない事ははっきりさせておいた方が良いだろう――と、そう判断してのアピールだった*]
(157) 2015/10/30(Fri) 21時頃
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― 医務室 ―
了解でっす。 遠めに見た限り、騒いでいる連中の方が多かったんでたぶん大丈夫。 ……あ、先生の前に判断しちゃ駄目でしたね。
[素人判断は死に繋がる。そんな言葉を聞いたのは、母親の死に直面した時だったか。 まだ幼かった己は、母の「大丈夫」を信じた。その結果が、今だ。]
はは、これ以上仕事の邪魔をしないよう気をつけまーす。 いつもありがとうございます。
[>>121いつも研究材料として拝借している薬品のほとんどは、己の治療に使われていた。 白い手袋で覆われた己が掌は、夜間、気づかれないように行っている素振りのせいだろうか、ぼろぼろだった。 それを誤魔化すために薬品をかけ、包帯で固定する。傷が完治する前に再び動かすものだから、消費量が多いのであった。
気づかれて、いないといい。 与えられた地位を首輪ではなく、己がものにするために。 課した任務を力を借りるではなく、己が手で達成するために。]
あんたは、俺の剣で終わらせてやる……。
[去って行くコンラッド先生>>122の背を追いながら、小さな声で呟いた。*]
(158) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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処置が済んだら、船梯をあげろ。 ぐずぐずしていたら、波も湿気ろう。
[飛ばす一声がセントヒヨリから商船へ。 軍医が後ろ髪引かれて脚に根を生やすとは思わぬが、 商人らの小さな恨み節に、己の拳が出ないとは約束できない。
腹の探り合いだの、政治だのは陸の連中に丸投げるに限る。 熱病を持たず、野心を持たず、ただ万進を是とするが故。 まどろっこしいことや、意味のない派閥争いにも興味がない。
中佐と云う地位を得ても前線を愛し、狂騒に生きる。 そんな気質は実に小隊長と馬が合った。>>154 拳と剣、獲物に違いはあれど、生き抜くは同じ場所。
国家の狗と罵られても、猟犬の牙は鋭い。]
ついでに大砲も直ぐに撃てるよう磨いておけ。
スウォンブロスの脚の速さは折り紙付きだが、 積み荷を抱えて逃げ切れると思っても居まい。
[部下に命令を飛ばし、慣れ知ったノットを脳内で計る。 そこに描くのは緻密な計算式ではなく、風を切る音だ。]
(159) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
[商船への荷物の運搬・治療の手伝い等を、ストーズは行わなかった。 実年齢も顔も若い自分が行けば舐められるのは目に見えているし、それでは順調な航海に支障が出ると判断したからだ。 いくらアーチボルド>>127のように言葉を紡ごうとも、コンラッド先生>>156のように武器を翳そうとも、若造だからと軽く見る輩はどこにでも存在するものだ。 殊更、治療してくれないことに文句を言う奴らばかり。おそらく、そういった価値観を持つ人間たちだろう。]
あいつら、自分のことばっかですねー。 スウォンブロス号の情報、手に入れられるでしょうか?
[船の縁に立つカーチス中佐>>140へ近寄り、そっと尋ねる。必要ならば行きますよと添えながらも、見下ろす視線は冷たい。 口はよく回る方だ。だが、この船の評判を落とす訳にもいかない。いくつかの案を巡らせながら思うのは、商船を襲う海賊たちのこと。]
(160) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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コンラッド、俺も船に戻る。 [頭を下げる老婦人に気前良く笑顔を振りまいたあと、ようやく包囲から解放されつつある軍医>>156に声をかける。それには自分達の仕事は終わりと宣言することによって、追いすがる商人たちを振り払う意図も存在していた。
当然ながら男にもフェミニストの自覚はない。自分より弱い存在たる女性に優しくしてこそ、強き相手と胸を張って渡り合えると考えているだけだ。 己が持つスキルを最大限に引き出し生かすためには、単に体力筋力を鍛えあげるだけでなく。胸を張って告げられる信念と、決して譲ることのできない思考の芯たるものを確立させることが肝心だとも。
何かと因縁がある海賊たちとの、心踊るようなやりとりの前菜とはいえ、つまらん時間を過ごしてしまったといわんばかりの表情で、セントヒヨリ号の甲板へと歩みを進めた。]
(161) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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― 回想>>157 ―
[見るからに優男である医者は、云わば一般人であった。 陸に根を下ろし、大地に抱かれて生きる民であった。 そんな彼から出た言葉は、想像の範疇でも一喝を返した。>>157]
しゃらくさいお為ごかしでは、船に上げることは出来ん。 ジョンの推薦だ、確かに見所が在ったのだろう。
[前腕を立てた構えを崩さぬまま。 彼を見据える瞳は、暴風を内包する頑強がある。]
だが、セントヒヨリに乗る資格は有能であることではない。 腕っ節か、それも良かろう。 医者としての知識か、それも良かろう。
しかし、貴様は信念の為に海を行く。 それを支えるのは腕か、知恵か、否、そういったものではない。
私は貴様に志を示すことを求めている。 背を預けるに足る男かと聞いている。
同じ船に命を預ける意味、医者で在ったのならば分かるだろう。
[海に置いて、優れた眼球は財宝に勝る宝である。 されど、それ以上に、信頼と云う宝は重い意味を持っていた。
駄目かと聞いた彼に返した言葉は、 復讐を容認しながらも、彼“が”出来ることを聞いていた。*]
(162) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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??? リリィは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 22時頃
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[トライセルを挙げ終え、降りる前に掲げられたJolly Rogerを眺める。
髑髏と二本のカトラス、見慣れたそれに瞳を細め。
髑髏の眼窩にある航海星の意味は知らぬまま、特徴の一つなのだと認識している]
さて、とりあえずキャプテンに報告するとしますか。
[甲板へと降りれば、叫んだ声が聞こえた船員たちが、酔いを残しながらもそれぞれ動きだしている。 空を読んだ結果を疑われることがない。 それだけの実績があるというだけではなく、信頼されているというのが嬉しくも思える。 動きを邪魔しないようにしながら、甲板を抜けて操舵室へと向かった]
(163) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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独占貿易で成り上がったような連中だ。 銭勘定と我が身以外に頭が回らんのだろう。
拾う手間まで見越して沈めなかったのなら、 相変わらず小憎たらしい餓鬼共だ。
[気と身体を回して、働く青年中尉に言葉を返し>>160 最後は彼の海賊船への野次で締めくくる。]
多少嫌われておいた方が護衛任務も当たるまい。 どだい、ストーズ。豚共との航海など付き合いたいか?
[冗談ではないと素直に吐き出す顔は正直な感想。 彼の調停者としての能力は買っているが、 心を見透かしたように睥睨した双眸を見せた。
元より豪放磊落な気質であるが、 セントヒヨリの船員には心を偽らない。]
ふむ、発砲したな。 情報の有無に関わらず、そろそろ上がってくるだろう。
[潮に混じる硝煙の匂いを嗅ぎ分けて、>>156 進路修正については、暢気に相槌を打ってみせた。]
(164) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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[航海士の一声は、建物壁が邪魔するものの、 ほんの僅かだけ届いていた。>>151
波の高めな海域を見当付けるのは経験則と航海歴で担うとして、 やはり、天候だけは読めないものだ。 神様は、深海より天界の方を気まぐれに拵えたらしい。
積荷の雨よけを準備し終えれば、>>163 酔っ払い達に労働分の食事も出回る事だろう。>>138 海暮らしの癖、珍妙な魚はあまり好まない故に 若干の偏食が通るとすれば、肉料理が加わりそうか。>>137
両手で舵を取る程荒れてはいない。 操舵輪から手を離し、進路を追い風に託した頃合。
居を収めたブリッジに航海士の姿を見れば、座椅子を横へずらし、 木卓にグラスを置いて、上体を傾ぐ。]
カールか。 どうだった、今日の霄とは仲良くやれそうか?
[己の意を汲み、気まぐれな天空へと 機嫌を測った結果>>150を問う。]
(165) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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[途中、厨房あたりからいい匂い>>138がし始めるのを感じて、楽しみだなあと瞳を細める。 片言でおしゃべりが弾む相手ではないけれど、その料理の腕は認めている。
報告を終えたら食べに行こうと行動予定に組み込んで、操舵室へと足を踏み入れた。 ちょうどこちらを見たキャプテン>>165ににこりと笑み]
今日の空はこれからご機嫌斜めになるようだよ。 南南西から暴風雨がやってくる。
風が強ければ波もあれるけど……まあ、嵐というほどでもないと思う。 進めるだけ進んでいたほうがいいかもね。
[笑顔を浮かべたまま残念ながらというように肩をすくめ。 キャプテンの傍らに立ち寄りながら報告を済ます。
進路は現在のままでいいだろうけれど、停泊する必要があるかは、暴風の強さ次第だろうか]
(166) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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― 医務室 ―
[パッチワーク柄の眼帯。>>119 まるで賊が身に付けるアクセサリーのよう。 首を振り、忌々し気に断る口振りながら。 実際に彼の手から、奇抜な眼帯を渡されれば、ある程度の考慮は行おう]
……お前の命を、敵に奪われては … 困るな。
[薬品の匂いが、鼻腔を擽る。 視界に映る、同僚の仕事熱心な指。
アーチボルド中尉、カーチスの間で交わされた決意の その全容を識らぬからこそ 客観的に評価できる、彼の銃の腕前。]
(167) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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銃は扱えても、 狙撃のいろはを心得て居ないのは、不利であるなら。
お前の手が、空いて居る時に。 教えて貰えると、――――…有難い。
[軽い口約束。 銃の手入れから、裁縫まで使いこなす、この彼の指が、 実際に休まる時間が、どれ程あるのか。>>120
目の前でひらりと揺れる手を、横目。 彼の過去に視線を巡らせ。 己も仕事に励む為、頑張れと肩を叩いてから、その場を後に。]*
(168) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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[その道中。
年月重ねたゴーグルを、頭部に置く青年>>117 年下ながら、己にとっては目上の上官に当たる。 だから周りに示しが付かぬ故、敬語は止して欲しい。と、常に前置き。
報告を受け止めた隻眼を、す、と細めた。]
……解りました。 コンラッドなら、医務室に居ます。
[背後へ軽く視線を送り。 敬礼を返すときには、相手の視界から己は消え。 恐らく中尉への付き添いは無用だろうと、先へ進む事を選択。
彼が己の眼を信じて居るように。 己も、彼の剣技の努力を、評価している。 信頼し合っている事も加味し、目に入れても、痛くない相手。
血を分けた父親に向けた、刃。 その勇気があるなら、前線に居ても、振るう剣に迷いは無いだろうと。 迷う訳が、無いだろうと。]
……、―――。
[ それから、商船へ向かい、荷物の運搬を手伝った。]*
(169) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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/* 海賊さんたち忙しそうだな…。
ふーむ、まぁ色々しゃあーない。 この村だと死亡フラグ村といっしょで 海軍(いいもん)側の動き次第で こっちも合わせて動く的な部分はあるんで…。
コア合致の厳しさで私ばかり多弁になるのがちと怖いが 戦闘員にはしてあるし、まぁいいか……。 1d-は砲撃戦をちょっと巻き気味にしたほうが 停滞が防げるかもしれない といいつつ。
夜コアの無い船長で各方位ごめんねっておもう。 海賊側にミリタリマニアがいなさそうなんで 砲撃描写あんま続かなそう…とは思いつつ
(わたしも・・・) (空軍・陸軍派なんで、あんま砲撃戦描写は自信ないwwwwwwww)
(-75) 2015/10/30(Fri) 22時半頃
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/*
うぅぅーーん。 ストーズ父から、 戦闘中に 目に傷を付けられた事に しよう かな。
ログ読んで、アイヴィーか、フェイくんにふるか、迷いつつ。。 そろそろ固めないと、カーチスにも迷惑かけて、る。。
(-76) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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ほう、 良い時に限って、分からんもんだな。
大荒れにまでならなけりゃ どうにでも過ごせるか
[>>166 航海士の予測を聞きながら、方位磁石を見る。
南南西方面は、この船から見て6時方角からやや斜め後方。 順路を引き返す必要性は無いものの、 追いつかれるより早く、進行を急ぐべきというのは一理。
大麻布を鞣した海賊旗を丸窓の扉から見遣り ]
今は追い風が立っている。 腹ごしらえが済んだら、帆の角度を取って 航路を急ぐとしようか。
[数時間後が先の見解ではあったが 一時間進行程度で到着できる 近隣の港で停泊するのはあまり賢いとは言えない。
二ヶ月前に、荒らした領域に被ると云う事は 即ち、海軍が厳重に屯所を敷いている可能性の浮上。]
(170) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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ウォルター、どうだ? こやつらを襲った海賊連中の情報は何か聞き出せたか?
[荷物の運搬を終わらせたタイミングを見計らって、隻眼の少尉>>169に声をかける。
かつて大尉の地位まで上り詰めたことも、カーチスの同期であることも知っているが、言葉使いは部下に対するものと変わりない。敬語で話しかけるストーズに対し、常に前置きをする姿から、それがウォルターの意思であると尊重した結果の言動である。
彼が左目に怪我を負った経緯どころか、光を失っていることすらも言及したことはなく。己が仲間に対して求めるものは、もっと別の何かだと態度で雄弁に語る。 少なくとも自分の隣で部下に鍛錬をつける際、淡々と口にするアドバイス>>30は適切なものだと思っているし、信頼もしていた。]
(171) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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――それと、雨よけ被せても良いが 大砲は使えるように出しておかねぇとな。
嵐にならねぇ霄でも、砲撃の雨は降るかも知れん。
[方位盤から目を逸らすと、木卓に肘を置き。 ]
まだ暴れられそうか?カール。
武装の足らねぇ商船に乗り込んだ程度なら、 身体も退屈してそうだが。
[己もまた、獲物を一度も握ってはおらず。 脅しに十分なカトラスを豚の喉笛に突きつけた程度。 ]
(172) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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- 酒席にて -
[船長の強襲に形勢を立て直す為にバッカスを利用。 当然非難の声が飛んでくる>>116]
ああん? まだまだこれから胃袋ひっくり返す位吐くんだろ? 魚の撒き餌に使う位なら、俺が丁重に呑んでやるし。 それでも欲しいなら、傷口抉って飲ませてやるよ。
[誰がヤブだと、速攻で喧嘩を回収し、伸ばされた手から ワイン瓶を庇おうとした反対の手に僅かに重みを感じ、 慌てて見遣れば自由自在に戦況を操る男>>128]
おいおいおい。 ラム酒とワインの混合酒とか、俺明日起きねえぞ。
[これ非常に頭痛に良く無い奴だと苦笑しつつ、船長が注いだ酒。 飲まぬ者がこの船にいるわけがない。]
(173) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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判った判った。 あんたの生気は奪わないから、代わりに背中でゲロ吐かせろ。 [どっちも女にモテそうに無いと笑いながら、質は悪くないが、 性質の悪い酒になってしまったグラスを煽る。 この船で生き残る為にどれだけ弱い自分を殺し続けているのか 判らない。 単なる憧れだけで海賊を続ける事など出来はしない。
人が殺され、女が犯される阿鼻叫喚の地獄絵図。 現実を知り、胃がひっくり返る程ひっそりと吐き続けた夜は この船が波を割った遥か後方に消えて沈んでしまった。
それでも船を下りなかったのは羨望が勝ったのではない。 単純に自分が弱かっただけだ。
弱い所を見せたら次は自分が殺されるのではと。 ただの役立たずになるわけにはいかない。
そう感じた尻の青い若者は、虚勢を張り続ける事を覚えた。 多少喧嘩は覚えても、本職には敵わない。 医師として怪我なんて出来るかと積極的に海賊行為に加わらない 理由を作り、それでいて弱い者は助けない。 時には止めすら刺してやった。]
(174) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[他の船員たちと口喧嘩はしても力試しはしない。 『お前の口の中で異臭騒ぎ起こしてやろうか!』と 怒鳴りつけて呆れて退散するのが常だ。
そうやって徐々にこの船の中で自分の場所を作ったけれど、 所詮砂上の楼閣だと言うのは知っている。 特にこの船長には見抜かれているだろうと判っているからこそ。
無駄な抵抗をして更に失望させるより、 幽霊にでもなって憑いた方がまだマシだ。
時々医師だった弱い自分が殻の中で呻くのを感じるが、 それすら笑う自分は、この船に相応しい船医となっただろうか。]
俺背中に憑けてる方がモテるかもよ。
(175) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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空の女神は気まぐれだからねえ。
そうだね。 やり過ごせる程度だとは思うよ。
[キャプテン>>170と同じく、方位磁石を見やり。 予定進路からずれていないことを確認して一つ頷いた]
食事のあとなら追い風も強くなってるかもね。
[距離を稼ぐというのに賛成だと笑う。 商船も襲ったばかりだし、タイミングが悪ければ海軍にぶちあたることもあるというのは身を持って知っている。 なるべく離れたほうがいいだろうなあと、外をみやり]
砲撃の雨ばっかりは俺にも読めないからなあ……
[そんな雨が降らないことを祈ると肩をすくめ]
(176) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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/*
はて。 これ、どう返したもんかな。
(鳩とにらめっこ)
(-77) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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うん? そりゃあ、俺が暴れる必要もないような相手だったからね。 余力はあるけれど……
[キャプテン>>172の問いかけに首をかしげ。 商船の上でのキャプテンの行動を思い返して、あー、と小さく呟く]
なに、キャプテン、暴れたりないんだ。 ――まあ、ちょっと手合わせするぐらいならいいけど。
[船員の中で数えれば弱い部類。 身軽さで翻弄して隙をつくことができるぐらいで、力でやりあったら最初は良くても競り負けるような程度だ。 とはいえまあ、こうしてキャプテンとの手合わせなどをして力量を磨くのも必要なことだとは思っているけれど]
(177) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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お前がマジだとすると、胃の中も荒れそうだな。
[モてない僻みは止めとけと、顔を赤くして茶化して来る床の仲間を ゲシと足で蹴り飛ばし、航海士の言葉>>133を受けて もう一発足蹴りを増やす。]
お前もバッカスも仲良く縁で胃袋撒き散らしてろ。
[バッカスに酒を譲る航海士の優しさ>>134に お前らも見習えと言えば、お前こそと返されて 足蹴り合戦が始まりかけた。
だがこのくだらない戯れも、フェイの料理でも出れば>>138 あっさりと終焉を迎えるだろう。]
(178) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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/* ストーズのメモを今発見するとか云う、 超どんくさいコマンダーが此処に…!
彼是読みつつ海賊組と縁故を考えていたけれど、 いまいち頭の回転率が悪い。ふぅむ。
(-78) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* ああもう。 海軍の方も楽しそうで困るわ!! 早く分身の術習得したい!! もしくはコ○ーロボットとか!!
二人に分裂出来たら海軍と海賊に分かれるのに!!(問題発言) でも自分同士でラ神が振り分けて来たら切ない……。
(-79) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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… 着飾って歩く女の気は引けても、 天空の女神ばかりは掴み様もねぇのは道理。
此方に靡いてるうちに、口説いておかねぇと。
[>>176 追い風を利用し、帆で風を全面に受けて 推進力を獲れば、苛烈な接吻代わりの横殴りの風雨だって ある程度は引き離せる筈。
たった数時間とて永遠とも呼べる無力な時間を 最大限に耐えなくて済む。
ただし。 商船を置いてきた6時方角から追跡があるとすれば 連中も追い風を味方に付け、進度を増すのは間違いない。]
人工的な火力の方が、暴風にさえならなきゃ余程読みやすいが―― …お前さんは逆なんだから、奇妙なもんだ。
[自然現象の方が余程赤子だと物言う口に、 下がり気味の口角をやや持ち上げ、]
(179) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* あー。 バロンのモデル、重要なひとりを入れ忘れていた。 フランシス・ドレーク。 サーの称号を持つ私掠船の船長。イギリス海軍提督。獲物はスペイン船。 アルマダの海戦でスペインの無敵艦隊を破った。 イギリスから見れば英雄、スペインから見れば悪魔。
マゼランに続いて2回目の世界一周をした人。 ホーン岬とドレーク海峡を発見している。
(-80) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* 漫画かよ!!!!っていうくらい盛り盛りな『リーパー・バロン』 (架空漫画です)
(-81) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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/* キャプテンに笑われてたよwww
俺もよい大人が子供かよとしか思わないww
それを乗せたあんたすげえよ。
(-82) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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隊長……。
[声の持ち主に振り向く際、姿勢を正す。 それが、忠義であり、礼儀であると。 タメ口を扱う彼は、理解してくれて居る筈。>>171
姿が見えない少尉を気にかけ>>86 女性、子供、高齢者、>>132 その人に視線を合わせ、配慮を捧げる気前の良さは、己にはない。
そう云えば、小部隊隊長に就いた 大尉の頃の己を熟知している後輩は。 自分とアーチボルド中尉を比較し、 彼を称賛していた記憶が在る。
ひどい噂も存命している様だが。>>15]
(180) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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……いえ、 自分の怪我がうんたらかんたらとしか 耳にして居ませんが ―――…。
片腕でひとつで、小太りな男を海に放り投げた。 そんな輩がいたそうで。 [嘘か真か。 真偽不明の声を聞き、詳細を訊き出す前。 近くで銃声が鳴り、噂の持ち主を、探し損ねた。
と、足して報告を。]*
(181) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/10/30(Fri) 23時半頃
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血気早いのが大半だと、遅れを取るのも右に同じ。
連中に任せときゃ、低血圧な俺が何時目覚めようが いつの間にか落ち着いてるしな
[>>177 航海士が同じ体質というわけでは無く。 乗り込むにせよ、最前線を担うのは別に用意があるというだけ。 船暮らし程、自然に身を委ねる暮らしは無い。 寄港が遠けりゃ賊共もストレスを溜め込んで暴発寸前だ。 我が侭に、血騒ぐままに、刃を振るい、女を攫う。>>174
――この船暮らしが生まれた時から今まで続いている此方にとっては、 見慣れた海原を絶えず眺めて居ても、ストレスは積もらないものの。]
風が強くなるのが目に見えてんのに、 俺の風圧で吹っ飛ばされるのも面倒だろう?
元気があるなら、備えに取っておきゃいい。 まあ、波も荒れてねぇし食前の軽い運動程度は悪かねぇかな。 此奴の方で。
[航海士の退屈の程は、知れないが。 猛威を振るうにも、無用な虐殺は無駄な勞力でしか無く。
特段その気は無かったが、腰のカトラスに触れる。 戦斧を持ち出すには、場をブリッジから離れるべきであるし。]
(182) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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[ストーズに声を掛けてから、甲板を見下ろせば、 丁度、撤収作業が始まっていた。>>161 未だに慈悲を求める商人らの涙ぐましさは惰弱そのもの。
護衛船への報償を惜しまねば、 被害ももう少し抑えられようと言うのに、 戦いもしなければ、逃げることしか頭にない。
寧ろ、被害者と云う免罪符を振りかざし、 海軍に救済を求め、縋ってくる連中だ。
生憎、海上の闘争を愛する己とは相容れぬ生き物。 海を貿易の路としか見られぬ眼は幾らあっても同じ景色は望めまい。]
ウォルター、ジョン。 私は進路の修正に航海士をどやしてくる。 見張り台に人を切らすな、見つけ次第鉛玉をくれてやれ。
久々の逢瀬だ、出会い頭に熱い一撃いれてやらねばならん。
[呵々大笑を喉から吐き出し、本気九割の冗句を飛ばすと、 海図を抱えてきた部下の頭を小突きつつ、脚を操舵室へと向ける。]
(183) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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―スウォンブロス号・甲板― [船長へ持っていく分の皿だけ手に持って甲板へあがる。 おぉ?と酔っ払い達からの期待の視線、手の皿を目で示して]
まだ下に ある。 誰か 取りに行って。
……全部、食えよ?
[そう告げて、酔っぱらい達をじろりと見回した。 そこで戯れの足蹴り合戦>>178も止んだのかもしれない]
(184) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* もうちょっと本参加者と関わりやすいPCにすべきだったかなあと思いつつ 表向きは2対立軸の海の男の物語だから、共通の敵役以外にねじ込む位置が見つけられんかった。 企画当初は本参加する予定だったというのもあり。 どっちかの船に乗っていたら、縁が偏ってしまうしね。
表に出たいけど、宝島に辿り着くまで、がまん。
(-83) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[かつて好き嫌いが激しく食事を残してばかりの船員に、 「全部食べるか、死ぬか、どちらか選べ」と言って 包丁を首に突きつけた事がある。 こっそりと嫌いなものを海へ捨てているのを見れば 容赦なく海へ突き落とそうともする。
いつ嵐が来て食材が台無しになるともわからぬ海の上。 食べられるときに食べられない奴はいずれ足手まといになる―。 というのは表向きの持論。
余程食材に恵まれない場合でもなければ、 マズイものは作らない自信もある。 料理番としては出したものを食べない奴はムカつくから― というのが、裏の感情論。
いずれにしても、「残すな」の言葉と視線は強い]
(185) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[船長も航海士も料理人もそれぞれ動き出す。 ざっと見た限り、二日酔いの連中が医務室の前に並びそうだと 取り立てて面倒でもなさそうで面倒な明日を思い、足元の男を また蹴り飛ばした。]
バッカス、うちの航海士様程じゃないが、お前の足の傷。 嵐とか感じて無いか? 今の内に包帯巻いて冷えない様にしておけよ。
[蹴りながら、思い出したとばかりにバッカスの足に注意が向いた。 どこぞの島で暴れていた若者は、大小傷が増えていた。 安静と称して転がしておけば良かったが、治り掛けた足の傷は 無理をさせたせいで完治させる事は出来なかった。
この船に乗る医師として、それだけは純粋に汚点だと思っている。]
(186) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[何人かが厨房へ料理を取りに行くのを見遣り、 船長はまだ舵を取っているだろうかと、辺りを見回して]
センセ、船長はまだあっち?
[船医に舵の方を目で示しながら、首を傾げた*]
(187) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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その足の古傷の匂い辿られるなよ。
[最初にその傷を治療した医師が、 茫然と自分たちを見送ってくれた男>>109>>118だと知ったのは 帰り道に殺さなかった理由を聞いた時か。
残った汚点が道標の様に自分たちの後を辿りはしないかと、 口にした戯言を半分何処かで信じているのは心の内。]
元気に狂ってるかね。
[生き残らされたあの男のその後。 海賊と関われば良くある話。 ただ、同じ医師と言うだけで、少しだけ気にはなった。 願わくば幸福な発狂か死をと思う位は。]
(188) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* 今帰った が ねむ い
(-84) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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陸の女口説くのがあっさりいくのはキャプテンだからだろー。
[けらりと笑って返す。 靡いているうちにというのには、同意を返し。 なるべく暴風雨の進路とずれるようにはしたいところだとも思う]
俺、きっと空を見るだけで頭全部使ってる気がするから、そのせいじゃない?
[キャプテン>>179に軽口を返す。 空以外にも航路やらなんやらはちゃんとこなしているくせに、女を口説くだとか、戦略だとか、そういうことには疎い面もある。 いまのところそれで困ったこともないからと気にしないまま]
まあねえ。 暴れたい奴らに任せてあけばいいかなーって。
[体質の違いはあれど、結果は同じ>>182. 血しぶきばら撒いて、悲鳴を楽しみ、女と見れば見境ない行動を眺める側に回るのが多いのは、それほどストレスがたまらないからだろう。 空を見てれば、そんなものは感じない]
……それはたしかに。 キャプテンの斧はつえーからなあ……
[風圧、にはしみじみと頷いた。 乗り込んだ先の船で振るえば敵が海に落ちていく、という絵を見たことがある]
カトラスならなんとか着いていけるからなあ。
[そうしようか、という言葉が出るのとフェイ>>185が料理を持ってくるの、どちらが早かったか]
(189) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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[態度だけでなく口調でも礼節を示すウォルター>>180を前に、此方もそれを理解していると視線に込める。
彼の示す忠義は肌に心地よい。お互い具体的な言葉は口にせずとも、今みたいにウォルターの言動から思考を読み取り、信頼を預けることができるから。 故に面倒な駆け引きの手間をかけず、ストレートに用件だけに集中できる気楽な付き合い方が可能なのだった。]
ほー。片腕一つで、ねぇ。
[ウォルターがもたらした報告に、興味深そうに目を瞬かせる。 さてはて、過去に熱烈過ぎるランデブーを何度も繰り返したスウォンブロス号の乗組員のうち、そんなことができるのは一体誰だろうかと楽しげに笑いながら。
海賊たちがセントヒヨリ号についてどう思っているか、具体的に聞いたことなどないし。改めてどうだと問うつもりなどさらさらないが、少なくともこちらはいつでも戦いと言う名の舞踏会に誘いたいくらいには熱い思いを抱いている。]
”ひとまず戦いはお預けにしてやるがな。決して自分達以外の連中には倒されるんじゃねーぞ。”
[とは。いささか気取った語彙に乏しい己の頭がひねり出した、精一杯の告白。逃げ出すスウォンブロス号に向かって投げかけたのは、一度や二度ではない。]
(190) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* 5年も船乗ってるのなら、もっとまともに喋れよってそうですよねー。
(-85) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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―孤島―
[霧に包まれた島に、風が吹く。 それでもなお、霧は散ることもなく、島の周囲に留まり続ける。
晴れ渡る遠い空の下で、海賊と海軍の船がぶつかろうとしていることを女は知らない。
ただ、目を細め―― 静かに、静かに。 やがて暴風雨が訪れるであろうその海域の方面>>150を、じっと見つめた**]
2015/10/31(Sat) 00時頃
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[銃声によって、噂の持ち主を探し損ねたと聞いても、落胆した様子は見せずに告げる。]
ま、あの銃声を聞いて襲撃されたときのことを思い出したのか、ビビッてた奴らも多かったからナ。 探し損ねたのは仕方がない、自分たちの被害を声高に訴える豚共から具体的な話が聞きだせただけでも上等だ。
改めてお疲れさん。これから奴らを全速力で追うぞ。戦いが始まったら、またよろしく頼む。
[ウォルターに労いの言葉をかけて、にこりと微笑みかけると、セントヒヨリ号に戻ろうと促した。*]
(191) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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― 回想 ―
信念だの志だの。 それを示すのに肉体言語が必要だってなら、俺には無理だ。
俺は医者だ。殴りあい何かで指を痛めれば、仕事に差し支える。 治せる傷も、救える命も、助けられなくなる。
[未だ構えを解かないまま、こちらを見据えるカーチス>>162に肩を竦める]
……俺は妻と娘を殺した海賊を殺したい。 アイツらだけじゃなく、すべての海賊を殲滅したい。
だが俺には、その力がないからな。アンタたち海軍の力を借りたい。 俺に出来るのは、アンタたちが海賊と全力で戦えるよう、バックアップする事だけだ。
同じ船に乗って命を預ける代わりに、俺は船に乗ってる連中の命を預かる。
[同じ船に命を預ける意味を問われれば、そう告げてから。 眼鏡の奥で細めた目を、カーチスの肩と立てられた腕へと向けた]
その治り切ってない傷も。 次の戦闘までにきっちり治して、全力で戦えるようにする。
[目の前にいる相手が、つい最近重傷を負った事>>144など知らない。 自分の妻にトドメをさしたあの海賊が、自分たちが暮らしていたあの島に流れ着いたのも、彼が海へと叩き落としたからだという事>>143も、当然知る筈もない。
それでも、服に赤は滲んでいないが、先ほどから微かに感じる血の匂いは、おそらく傷口が開いたのだろうと判断して。 傷を診せろと、雇ってもらう側のくせにそう要求した*]
(192) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* お残しは許しまへんえっていう誰かみたいになった気がする。
(-86) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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/* コアにいられなかったすまないすまない……! 鳩発言挑戦してみようとしたけど、やっぱり無理でしたぐぬぬ……!
(-87) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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あいよ。 この床に転がってる連中も固定した方がいいのかよ?
[航海士の次の天候予想は予想では無く、 確定事項に変わっていた>>151 うちの航海士の目と鼻と勘は確かだ。
畳まれていく帆を見ながら、真面目に手伝うかと ロープを探しに動き出す。]
(193) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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??? リリィは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 00時頃
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お、相変わらず美味そうな料理だよな。 フェイのお陰で舌と腹が肥えて仕方ねえな。
[そこに船長用の料理を持って来たフェイ>>184のお陰で 下らない足蹴り合戦は終焉を迎えた。 異国の人間でも誰にも引けを取らない様子を見ていると、 小気味が良いと同時に少し羨ましくなるが知らんふり。]
ああ。 カールが嵐が来るって言ってたから、色々忙しくなりそうだ。
[船長の行方を問うフェイ>>187に、多分とだけ付け加えた。]
(194) 2015/10/31(Sat) 00時頃
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― 父・アントニーのこと ―
[ストーズが生まれ育ったのは、何の変哲もない港町である。 父と母、そしてストーズの3人で、貧しいながらも平和に暮らしていた。 父は己が幼い頃から海賊に憧れていたようで、暇を見つけてはストーズにリーパー・バロンが残した宝島の話をしていた。]
「宝を見つけたら、お前たちにもっと楽させてやれんのになぁ」
[そう呟く父の意図が分からずに、首を傾げていたのを覚えている。 もし、今。今、あの場所にいられるのなら。ぶん殴ってでも言ってやりたいことがある。 もう、それは届かないけれど。]
「野郎ども、行くぞぉ!」
[とても、小さな船だった。けれど夢は、大きく。後ろを振り向くことは、なく。]
「お父さんはね、悪い人じゃないのよ」
[じゃあどうして、ぼくらをおいていったの? じゃあどうして、おふねをおそっているの? じゃあどうして、おかあさんがたおれてもかえってこないの?]
(195) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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― セントヒヨリ号甲板 ―
結局、天秤がどちらに傾くかなんですよ。
[そう、カーチス中佐>>164の言葉に返す。忌々しそうに、表情を歪めて。]
俺は、こんな奴らも嫌いですが、海賊の方がもっと嫌いです。 だから、護衛任務なんてまっぴらごめんだ。 あいつを――。
[発砲音と共に呟かれた声は、硝煙に紛れて。 中佐のすべての芯を貫くような視線から逃れるように、そっとその場を離れた。]
(196) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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その皿、今日の戦利品か? さすがに美味そうだ。
[いつものように大皿では無い辺り、船長用だろう。 それに手を出す程酔ってもいない。 先程の緊張感が嵐より早く寄せては返す波の如く襲ってくる。]
フェイが料理作る様になってから、アホな腹下しとかで 薬貰いに来るような奴減って助かってるわ。
[それでも厨房に突撃して、明らかに怪しいものを口にして バケツ抱えて医務室に来る奴もいるにはいるが、 目に見えて自業自得の病人が減った事に純粋に感謝していた。]
(197) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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そうでもねぇな、その日の徳次第だろ。
[>>189 完全なる俄意識のせいか。 徳とやらが生涯という名の桶に水を貯める作業とは 理解届かぬままに。
天候――というより。 流れる雲の動きを追う作業を好む男に成程、――と。 低下し響く、笑い声を偲ばせ。
三毛猫宜しく天候を追う以外にも脳があるのは熟知済。 大自然を八方詰めした海で生きるには、 コンディションとステージを確保するのが第一とも。 結局、航海士としてのカールに何ら非を打つ場所は無い]
弾道逸らすのも大物は打って付けだからねぇ 歩幅狭しじゃ、扱い憎い難もあるが。
(198) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[それでも、ハルバードは大業物としても勝手が良い。 逆向かせて柄を使えば引っ掛けるにもリーチが長いし、 槍と同じく突き殺す事も得手。
振り回す以外にも脳があるのは攻守の備えとしては 己に適した磐石の形とも云えよう。]
狭かろうが、俺の道はお前等が拓くし、 何ら支障ねぇな。
ふん?じゃあ ――殺るか。
[それに、剣技もさして悪くはない。 応の返事を聞くや、椅子から腰を上げるが早いか カトラスを鞘から引き抜き、上体を伸ばし直線の突。 合図が無ければ礼も無し。 何処から突如矢が飛ぶか分からぬ人生にとって、 訓練といえど、完全なる実戦スタイルの火蓋を切った。
―――身の熟しと目が良き航海士なら これでバーベキュー串宜しく肉を貫通させる事も無かろうが]
(199) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[暫く、戻ってくる部下たちから情報を収集していたが、中佐>>183の指示する方向と違えぬものしか手に入らなかったために、操舵室まで赴くことはなかった。 ただ、ウォルター少尉>>181が手に入れたものと同じ情報を仕入れた者がいたならば、顎に手を当て、静かに目を伏せる。]
片手で放り投げる程の怪力、ね。
[ふ、と。一番に思い浮かぶのは、彼の船のキャプテン・アイヴィーの姿。振るう戦斧は暴風の如き力強さを有す。 幾度かお目にかかることはあったが、己が相対すには、未だ実力の差を感じていた。 しかし、海賊船のキャプテン、更にはあの父親を受け入れたはずの人物に、好感を抱くはずもなく。]
またあいつか……海賊ってぇのは、本当粗雑なもんで。
[部下に見えない位置で顔を歪めると、腰に差したサーベルの柄を握り締めた。手袋と包帯の向こう、血豆がじわり、滲むように痛む。]
(200) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[そんな風に思考に沈んでいると、商船での情報収集・応急手当てが終わったのか、皆>>191がセントヒヨリ号に戻ってくる。 そして暫くすれば、船は再び帆を張り、海原を進み始めただろうか。]
近辺の船が護衛を引き受けてくれるようです。 ま、ごますり連中にあいつらはまかせましょう。
[そう報告しながら探すのは、いつでも受けて立つと言った、あの白銀の髪。目に入れば、すたすたと足早に歩み寄る。]
アーチボルド中尉。手合わせ願います。 あいつらをぶっ殺す前に、少し頭に上った血を下ろさないと。
[熱く、けれど芯は冷静に。それでなければ、一刃の、一瞬の、一髪の、命のやり取りを乗り切ることはできない。 クールダウンが必要だった。それもこれも、今日は嫌な過去を思い出してしまったせいだ。サーベルを引き抜き、静かに息を整えて、炎の揺れる瞳をアーチボルドへ向けた。]
(201) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[本来、広大な海原から武装船とは言え、 一隻を見つけるのは易いことではない。 何せ、此方には風読みのコンパスも備えていなければ、 慣れ知った巡回海域からも既に外れている。
だが、易からぬことを成しえるのは、性分で在った。 航海星を左目に刻んだ髑髏を追うのも、易くはないが難でもない。
他の舟艇には追いつけぬ髑髏の御旗、聖なる海路だけが並走出来る。 幾度目かの衝突は、然して先のことではないと確信を得ていた。
あいつを。>>196 或いは、すべてを。>>192
案外、海は熱き血潮に弱く、決闘に波を騒がせる。 求める執念は、何れにも導かれると、豪胆なるコマンダーは知っていた。
唇の端から不敵な笑気が滲むように零れ、 海図を抱えた部下が僅かに畏怖を覚えて巨躯を仰いだ。]
やはり、鎮まらんな。 違和ばかりが肌に張り付く、私の勘が大声を上げているぞ。
伝達せよ、程なくスウォンブロスに接触する。 此度こそ、キャプテン・アイヴィーと雌雄を分かつ時だ。
[高揚の呼び声を喉の奥で笑気と掻き混ぜ合い、 力強く武装に包まれた拳を握り込んだ。**]
(202) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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/* コマンダーと船長共にかっこええなぁ。
この2人の戦いは見てみたい。 その前に俺の戦闘能力皆無なのどうしようかねwww
(-88) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[セントヒヨリ号の甲板に戻れば、カーチスから冗句にしてはいささか本気の度合いが高い言葉>>183が投げかけられた。 即座に姿勢を正し、表情を引き締め、最後までそれに聞き入ってから、大きく頷く。]
はっ、了解しました! すぐさま中佐のお言葉と共に、見張り台へ配置される者へ喝を入れます。
[だが真面目な空気はほんのつかの間のこと。 あっという間に相貌を崩し、楽しげにくくくと笑いを漏らした。]
追いかける俺たちを散々じらしてくれた分、どでかい奴を一発ぶち込んでやりましょう。 何事も挨拶は肝心です。ええ。
[さて、今回カーチスはどのような戦いぶりを魅せてくれるか。 それも期待していると言外に告げながら、操舵室に向かう背中を見送った。]
(203) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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嵐? でも……
[船医の言葉>>194に皿を持ったまま空を見上げた。 晴れているように見えても航海士の見立てならそうなのだろう。 荒れると彼が言って荒れなかった試しはなかったから]
そうか… なら、倉庫の荷物、片付け要るな。
[運び込まれた戦利品はまだ雑多に置かれたままだ。 嵐の前に片付けておかなければなるまい。 …いや、食事の後片付けもしなければならない… その前に今はこれを、持っていくのが先か]
うん、そう。すごく上等な干肉だった。 みんなの分も、あるから…ゆっくり、食べて。
[うまそうだと皿を見る船医>>197に戦利品を見せ、 ふふふと小さく笑った。 いい食材を得た時に見せる、楽しげな表情だ]
(204) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[短い報告を情報へと結び付ける、相手の反応の早さに、静かに頷いた>>190
片腕ひとつで、大人を海に放り込む存在。
見当は付いたが、100%の答えでない上。 自分が想像する相手は おそらく中尉も近々思い当たる人物であろうから、口には出さず。>>191]
隊長。 被害者らは、決して豚共などでは在りません。
[地位の差を無視して訂正促しただけで 淡々と告げる言葉に憤怒の色はなく。 寧ろ、太陽の様な笑顔の隊長の方が憤れば、謝罪も添えよう。]
(205) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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俺は…食えるもの 作ってるだけ。 他はなにも、してない。 みんながまともな食材を、仕入れてくれるから。
[船医の手を煩わせる事が減っているのは、 なにも自分のせいではない、と首を振りつつ 襲撃を"仕入れ"と言い換えてにやっとした。 狙った獲物にハズレがないことが、 食材を切らさない大事なファクターでもある]
謝謝、センセ。 船長のとこ 行ってくる
[船長の居場所を教えてくれたことに礼を言い、 舵の方へと歩き出し]
この船の医者はセンセだけ。頼りに、してる。
[ちょっと振り返り気味に言葉を付け足して、 じゃ、と軽く手を上げた]
(206) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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[>>183コマンダーの声をバックに、 振り向いて了承の言葉を投げるついで。 何処となく愉し気な同期から視線を離し。
改めて、同じく笑みを噛む、隊長へ向き直る。>>203]
不確かな情報に対し、そう言って貰え、恐縮です。 隊長も、お疲れ様でした。
戦いが始まったら、此方こそ―――。 信頼して居ますから。
[以前、彼がスウォンブロス号に向けた掛け声に、 奮い立った感覚を、思い起こし。
続くように、セントヒヨリ号へと向かった]**
(207) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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/* どうみてもなかみおれだな、これ……
(-89) 2015/10/31(Sat) 00時半頃
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徳なんてものつんじゃいないからなあ。
キャプテンみたいに謎めいた男がいいって女は多そうだし。
[うん、とひとつ頷く。 カールも人好きのする顔をしてはいるが、キャプテンやらほかの船員やらといると雰囲気にまけてかすむのはしかたない。
軽口に笑ってもらえればにやりと笑みを返す。 拾ってもらった恩は日々返せるようがんばっているからこそ、キャプテンから文句がでないのは嬉しいかぎり]
そりゃあ、あんな大物狭いところで振り回すもんじゃないだろうしね。
[ハルバードの大きさを思い浮かべてしみじみ]
(208) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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まあね。 キャプテンも船も、無事に目的地まで導くのが俺の仕事だし。
[くす、と笑みを零す。 殺る気になった様子に、ちょっと迂闊だったかなと脳裏に後悔がよぎるも。 たまにはいいかと嗜好を切り替え、腰のカトラスを引き抜く]
[合図もなく突き出された剣先を、ぎりっぎりで交わして、左手に持ったカトラスで横なぎに振り払う。 とはいえ、腕の立つキャプテンには防がれるだろうと思う。 防がれたあとバランスを崩さないようにしようと先の行動を組み立てはするが、 体がそれについていくかはあやういところ。
何回か剣先を合わせたあと、最後にカトラスを弾かれて終わるのは、いつもカールのほうだった**]
(209) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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航海士 カールは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 01時頃
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/*
ちょっと風邪で ダウンしてて 困った。。 漸く、左目の傷の糸口 浮かんだのに。
朝に早起きできるかな……onz
(-90) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[セントヒヨリ号が帆を張り海を走り始めると、考えは一気に海賊たちのことへ。 船の進路について男は一切関与していないけれど、カーチスが指示を出し、仲間たちが向かっている先ならばきっと問題ないと信頼している。
……ならば今後自分がやることはただ一つ。 そこに迷いは一切存在しなかった。]
ストーズか。無事通信は繋がったようだな。 お疲れさん。
[報告に現れた青年中尉の声を聞き、此方へ歩み寄る姿に労いの言葉をかける。
すると告げられた用件は、先ほど約束した手合わせ。 ストーズの瞳に宿る色を見つめて、ふっと唇だけに笑みを浮かべると、男も腰からカトラスを引き抜いて構えた。]
不意打ちでもいいっつったのに、お前さん律儀だな。 いいぜ。……遠慮せずかかってこい!
[最後に海賊を斬る際に口にする気合声を出すことで、ストーズの思いを本気で受け止めることを示し、立会いを促した。]
(210) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[猫なら鼠駆除の役にも立つだろうが、女は与える役割を船員が担っていることを考えると、船に乗ったところで大した役には立たない。 せいぜい性欲処理くらいだが、たとえ船上の義兄弟と言われていても穴兄弟にはなりたくない。
とん、とん、と頭と左胸を示すアイヴィーに、バッカスは口角と上げた。>>124]
そんじゃあ、次会ったら風穴から覗く景色を見せてあげましょう。
[>>125歓声に混じり、バッカスも顔を歪めて笑う。
たかが海軍の船。 風穴から向こうを見たら宝島があるわけでもないが、鑑賞するにはこれ以上ないほど愉悦を生むだろう。
背中の銃の重みを確かめる。 かつて受けた借りもそろそろ返してやらねばならない。]
(211) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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― 医務室 ―
そりゃあな。 軍医が真っ先に斃れちまったら、そのあと残った奴らを誰が治療するんだ。
俺は殺される訳に行かない。 ついでに、この手を使い物にならなくされる訳にもいかない。
だから、アンタたちが前線で戦ってくれてる間、俺は後ろでこそこそと援護射撃だけしておく。 ま、俺の居るところまで下がってきたけが人への応急手当もするけどな。
[自分の命を奪われては困る、などと真顔で言うウォルター>>167に、小さく笑ってそう応える。
分解掃除をしていたこの長銃は、妻子の仇である海賊の命を狙う為の物であると同時に。 仲間の命を背負い、自らの身を守る為の物でもある。
万一にも、不具合など生じてはいけないから。予備も含めて手入れは欠かせない]
ああ。射撃練習をしてる時にでも、ウォルターの手が空いてたら声を掛けてくれれば良い。 狙撃ポイントを回るのも、俺の訓練の内だからな。
[肩に手を置かれ、頑張れなどと言われれば。ウォルターもな、と背を見送った]
(212) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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ああ。なら、今すぐどうこうって事は無いだろうな。 頭を打ったダメージが後で出る、って可能性もあるが。今それだけ元気なら、次の船が来るまでくらいは保つだろ。
[遠目にストーズが見た内容>>158を聴けば、大箱の方は出番がなさそうだな――と放置する事にした。
薬品を持って行っている話に軽い口調で応じる様子には。「なら良いんだが」と短く応じる。 ストーズが研究材料とか言って持っていく薬品で何をしているのかは、深く追及する事はせず。カバンを提げて、甲板へと向かう。
いつもストーズが持って行く薬品と同じ種類の匂いを、彼の手袋から微かにでも感じているのは、おそらく医者の自分くらいだろう。 手袋の下に包帯を巻いている事に気付いている者は、もしかしたら他にもいるかもしれないが。
本来ならば、あまり悪化しないよう自分が診るべきなのだろうが。 ストーズ自身が隠そうとしているようなので、今のところは見て見ぬふりを決め込んでいる。 流石に、戦闘に支障が出そうな程になれば、問答無用でとっ捕まえて手を診るつもりだが*]
(213) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[その昔。 躍り出たバッカスは、カトラスを自分の手のように操って海軍を蹴散らした。
中でも猛獣と言っても良い、男が一人。>>143
奴を仕留めるのはオレだ。
若き獣は、恐れを知らず自身の力を過信し、相手の力量も図らずに、揺れる船の上で猛獣に挑んだ。 だが、無謀に突き進んだ結果、バッカスは意図も容易く敗れ去る。 向かってくるこぶしを避けたのは良かったが、その後の攻撃は避けられず、カトラスが宙を舞う。
直後、足に強烈な激痛が走っていた。
撃たれたのだ、と気づいた時には何もかもが遅い。 よろめいた一瞬の後、空が見えた。 目まぐるしい勢いで景色が下から上に流れた。
果たして、海に叩きつけられるのと、カトラスが甲板に音を立てたのは同時か。
荒れた波に揉まれ、満足に動かない足は重く、何も出来ずに海中へと体が沈む。 波を被りながら、船に伸ばす手は届くはずも無く、バッカスは海の藻屑へとなるべく体を水に沈めていた。]
(214) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[思い出すだけでも忌々しい出来事だったが、しかし復讐の機会はいつでもある。
頭を撃ち抜く日を、今か今かと待ち詫びるのはプレゼントを待つ子供のよう。
商戦相手では暴れたり無いが、一仕事終えた今の気分は最高潮。 だが、酒が足りない。 ヤブ医者は本来の職業を真面目に遂行すべく、バッカスの肝臓を見張っている。>>173]
あぁ?まだ吐くとは決まってねえだろうが。 消毒薬にする方が勿体ねえっつの。
[ああん?と顎をしゃくり、挑発的にデレックに視線をやる。 いつもの調子で、酒を強請るが船長から直々に酒を受けた姿を見てバッカスは羨望の目を向けた。]
(215) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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どうした? 我等が船長様の酒が飲めねーならオレが貰ってやるぜ。
[くれ、と言うもののデレックも誰から受けた酒か良くわかっているようで。 見ている目の前で、グラスに満たされた液体はデレックの胃に収まってしまった。 人を治す医者であろうと、海賊は海賊だ。 その飲みっぷりは勇ましくもあったが、それが虚勢の一つだとバッカスは気づいていない。>>174
ただただ、恨めしそうに視線をやるだけだった。]
(216) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[しかし、天の助けとも呼べる声。>>134]
へえ、いいのか? サンキューな、遠慮なくいただくぜ。
[>>133カールによれば、近く一雨くるらしい。 どれほどのものか不明らしいが、用心に越したことはない。 ゆえに、ドクターストップよりは、カールの不確定な未来予知のほうがバッカスの肝臓を守るには有効だ。 デレックの言葉にはへいへい、と適当に相槌を打って横に流す。>>178
受け取ったラム酒の瓶。 嘆く姿を笑われようが、見世物の代金としては有り余るほどだ。]
……ぷはぁーっ。
[直接瓶に口をつけ、一気に液体の半分を呷って胃に収め。 酔っていても酔って無くても。何を言っているのか分からないフェイの異国語が耳を通り抜ける。>>137
どうやら、キャプテン命令で美味い何かを持ってきてくれるようだ。 バッカスはちびちびと飲みながら、それを待つことにした。]
(217) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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お前さんの目にも滲みる位良い空だろ? これが嵐になるなんてカールの言葉じゃなきゃ信じねえって。
[空を見上げるフェイ>>204に釣られる様に視線は上へ。 言った自分も信じられないと肩を竦めるが、 この船の航海士の空の見立て。 きっと来る、と言外に。]
荷物の片付け必要なら俺も手伝うぞ。 俺の方の荷物片付けた後でになるが。
[流石に専門職で必要になるものは自分で確認しなければいけない。 使えそうな薬品や器具や包帯やガーゼを『補充』、 フェイの言葉なら『仕入れ』>>206たばかりだ。 薬品をぶちまけるわけにはいかず、最優先で保護が必要な 品物の片付けが終われば手伝うと手を上げた。]
(218) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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いつ食っても肉は美味いが、上等な肉なら尚更だ。 おら、腹重くなる前に働けよ。
[上等な干し肉の話に涎を流す連中に、まだ片付いていない 荷物を指差した。]
まともな食材でもまともな食べ物にならない事があるから 驚きなんだわ、これが。
[やるべき事をやっているだけと殊勝な態度のフェイの 好感度を上げながら、歩き出す背に手を振った。 まさか手合わせとはとても呼べない戦いが始まっているとは 知らないまま、素直に頼りにされていると声を掛けられ お、おう、と声を詰まらせるだけになってしまった。]
(219) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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真摯でありたい。貴方がたには。 奴らとの戦いの時は甘いこと言ってられませんけど、ね。
[それは海賊への嫌悪か、或いは。 アーチボルド>>210の声に釣られるように、己の鼓動が高まっていく。 まるでここがあの憎きスウォンブロス号の甲板であるかのように、ブーツで木板を踏みしめて。]
行くぞっ、てぇやっ!
[踏み込みと共に身を沈め、そのまま前進、カトラスを持つ手を凪ぐように剣を横に払った。]
(220) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[そもそも、宝島を目指している以外、 鹵獲と陵辱――或いは何方も――に生きる賊の何処に 徳を重ねた者が存在するというのか。>>208 捕まればギロチンだけが待つ悪名を船に飾っている癖に。>>51
当然の物見をしないのは、自身にとって全てが皮肉だが、 好きなだけ天を仰いで居られる帆船暮らしを好む羅針盤は 素で言っているような気がしてならない。
船緣でもそうだが、船室で振り回すのは物資破壊も度を越える。 同性にも異性にも笑顔と愛想を絶やした男より 余程甘いマスクの主は、何かしらに喜んでいる様子。
談笑と呼ぶべきか、海の男から一線引いた 間の抜けた会話と呼ぶべきかは他人次第だが… 此の場を操縦室から死活の時に塗り替えたのは、 カトラスの刃が空を突き、自衛の刃が軌道を上向けた一瞬。>>209]
(221) 2015/10/31(Sat) 01時頃
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[これが死線の前衛線なら、取り落とす無様はしない。 柄を握った五指は、汗に負けず己の手中に張り付いたまま。
着席操舵を止めた今は、椅子を蹴り飛ばし。 赤毛の足元へと、留守を窺う。 此れも恐く避けられるし、防戦一方には回るまい。]
なるほど。 動きに脂は乗ってる。
――― ……泥酔せずに腹八分目だ。
[寧ろ、己の同胞等は酔えば余計に勢いを増す。 それがまた、「らしい」。
攻守逆転を図られたなら、頭部一つずらし髪のひと束を空に散らせ。 刃を刃で受けるのは、それこそ互いに実戦だけにしておこう。 手頸を捻っては、無駄にドクターの仕事を増やす 利き手と逆の掌を開き、肩を推し角度を斜に構え。
一閃、二閃とした頃合。 腕を狙わず唾と刃の継ぎ目を刺突。
航海士の指を離れ、舞い上がったカトラスは 頭上を越え円を描く軌道と共に。
調理番が戸を開けたなら、 その頭上近くまで、投擲の軌跡を描く ]*
(222) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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[指南を受けた回数分、確実に能力を向上させてきたストーズ>>78へ、向ける視線には頼もしさが込められている。 伸びしろがある若者はいいものだ。教え甲斐があるだけでなく、どのくらい成長したのか、確認することも楽しい。
だから真摯でありたいと告げる若者へ、分かったと了解の言葉を口にした。]
確かに今は模擬訓練みてーなもんだが、奴らと立ち会うときのように命までやりとりする訳じゃねぇ。 お前さんのやりたいように付き合ってやるよ。それが約束だったし、ナ。
[瞳を真っ直ぐに見つめて、男もまた真剣な思いを吐露する。
やがてこちらへ向かってきた青年をその場に立ち尽くしてじっと見つめる。
前進する動きに合わせて背後にすっと一歩下がり、己の手を狙っているサーベルを受け止めるべくカトラスを翻した。]
(223) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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っと、嵐が来る前に他にもやる事があったな。
[直接戦闘に関わらない分、役立つものを増やそうと 苦心した結果。 薬物知識と探究心と好奇心から。 火薬と砲撃に関して口を挟む様になっていた。
量を増やせば効果も上がるが、燃費の悪さも甚だしい。 少ない量で効率良い砲弾の開発。 オリジナルの砲弾を目的の船との距離から射出角度と適切な 種類を選んだりするのだが、そこまで細かい作業が必要なのは 海軍の精鋭と場数を踏んだ海賊船位。
普段の商船はある程度経験と知識のある砲手に任せている。
弾薬の開発は兎も角、砲撃に関しては射手であるバッカスに 任せようと、日々敵船との距離の測り方、撃ち出す角度、 オリジナル弾薬の種類の選び方を講義しているが、 何処まで身になったのかは本番が無い限り不明のまま。]
(224) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* 俺の戦い → |_-)ノ (((●~ 基本これ
(-91) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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それは、助かる。
[倉庫の片付けを手伝ってくれるのなら助かると、 手を上げた船医>>218の申し出にありがたいと両手を合わせた。 飲料水の樽や酒の入った木箱…食料庫にも嵐の前に 固定しなければいけないものが残ってたりもする。
働けと他の船員に指図するのをケラケラ笑って見遣り、 それから操舵室へと向かった。
頼りにしているのは正直な本音だが、 詰まったような返事を背中で聞けば――]
(なにか、言い方を間違ったのだろうか?)
[と、それまた馬鹿正直に受け取っていたのだった]
(225) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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[アーチボルド>>223とカーチス中佐には、どこか近しい雰囲気があると思う。それは同一なようで違い、遠いようで近い。 彼らは個を個として認識し、内に秘めたる炎は仲間を癒し、外敵を焼き尽くす。 そんな人に、なりたいと思った。憧れが今、目の前にいる。]
ありがとう、ございます。 ……負けた時の言い訳に、それは聞きいれられませんからね?
[最後は照れ隠しのように冗談を添えて、サーベルを一閃。 カトラスによって受け止められたそれに力を込めれば、金属の間に僅かな火花が散った。 刃を翻すように身体を回転させると、峰で反対側の腕を狙う。]
(226) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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―操舵室―
船長、食事 ……?
[中を覗き込んで、船長と航海士の様子にあれ?っとなる。 戯れの一戦が起きているのに一瞬唖然とすれば、 弧を描いて飛来したカトラスが頭上にすぱん、と>>222]
哎呀、危険!
[血の気が多いなあと苦笑しつつ、 刺さったカトラスを片手で引き抜き手首をくるりと回して弄ぶ。 ちゃっかりその場で観戦させてもらう気満々だ]
(227) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* 危険、はwei xianと発音するそうです。 同じ漢字でもやはり読み方は違うもんですね。
そろそろボロが出るので、似非異国語自重しよう。 楽しいけど時間かかるし何言ってんだ俺になるし。
(-92) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* あ、頭に刺さったわけじゃないよね…!?!
(めっちゃおろおろする)
(-93) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 01時半頃
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[ろくに動かせぬ足を持てど、血気は盛ん。 足の蹴りあいにバッカスも参戦するのも、ある種のリハビリのようなもの。>>178]
ん? オレの足は誰かさんのおかげでしっかりしてるぜ。 と言いたいところだけどな、まだ時々疼くんだよな。
[ぺし、と傷口の周りを軽く叩く。 それは寝ている時、的を狙っている時、嵐の時、唐突に痛みを思い出させてくれる。
太ももを抉り、貫通しなかった弾は、骨を砕いた。 海を漂っている間に、出るだけ出た血の所為で浜辺に流れついた時には失血死直前だった。
運良く拾ってくれた相手が医者であり、適切な治療をしてくれなければ今頃バッカスは帰る船を探す哀れな亡霊にでもなっていただろう。]
ただ、カールの奴ほど空気は読めねえから今はなんともねえな。
[天候が崩れれば、多少の不具合は出てくるだろうが、いつもは無視できるほどの変化だ。 何も気にすることなどないだろう。]
(228) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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俺は下に戻るから、包帯の換えがなけりゃ取りに来い。
[熾烈な酒の奪い合いは平和に膜を閉じ、フェイの料理を待つ バッカス>>217に封をしたワイン瓶を投げつけ、 嵐の前に動くと告げて医務室へ向かう。 薬の整理、それが終わったらフェイの手伝いでもしてやろう。
その前に干し肉を少し腹に収めるかと、厨房にも向かうが、 大皿を手にした連中を見付ければ、片手に肉を奪い取り医務室へ**]
(229) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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[戦闘中は多少怪我が増えようが、バッカスは気にせずに動き回る性質だった。 その所為で服の下は多数の切り傷が残っているものの、足の怪我に比べたらまったく些細なものだ。
何よりも、戦闘員ではない船医の命を守るのも仕事の一つだ。 船に乗る医師がいるかいないかで航海の質は大分違う。 彼の命を守るのは、船員の命を守るにも等しい。 島では迎えに来たデレックの護衛もしていたため、痛む足を引きずりながら無茶もする。]
まあ…鮫じゃねーんだから大丈夫だろ。
[デレックの忠告に、少しだけバッカスは真顔になる>>188。 鮫は海に落ちた一滴の血液の匂いをかぎつけてやってくるというが。 人を救う医者が、復讐の道に走るなんて。 そんな面白いことがあるなら腹を抱えて笑ってしまう。]
(230) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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[しかして、同じ医師としては思うところがあるのだろうか。 己の命を救った医者だと帰り際に告げた事があったが、船医が何を思ったかは悟れない。
酔っ払いの戯言で済ますには、人情味のある言葉にバッカスは鼻で笑った。]
愛した嫁と娘がおっ死んでんだ。 冷静でいることのほうが──よほど狂ってるぜ?
[幸運にも生き残ったのは、島の医者の所為。 ならば、生き残った故の幸運を、島の医者にわけただけだが果たしてそれは彼にとって幸か不幸か。 今はそれを知る術は無い。*]
(231) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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船医 デレックは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 01時半頃
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/* アーチボルドさん、コア越えすみませんすみません……! 手合わせできるのたぶん、プロしかないと思ったのです。 折角交わした約束だからやっておきたいと思ったのだけれども……ありがとう楽しい楽しい!
(-94) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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―――と !
[決着の狼煙を上げたは良いが。 カールの獲物は調理番の頭二つ高い木壁へ突き刺さる>>227 間一髪ではあったが、いざとなれば皿の料理を盾にしても 禦いでくれたとは乞いつつ。
斯様な事にならずに済んだお陰で、 偏食を叱る正義――>>184>>185を訴えられず、今に至る。]
悪い、篭もるのも少々退屈でな。 …腹ごなしには申し分無かったぞ、カール。
[カトラスを弄ぶ青年と、皿へ視線を流し。 転がった椅子を正し、着座を取る。]
それで? 今日の昼食に何を選んだ?
[奪取した食材のラインナップはざっと報告は受けたものの。 食料庫の残量や追加を測る仕事は、若き調理番に一認している。 獲物は返してやれと、それと運搬の役を果たせと視線で促そうか。]
2015/10/31(Sat) 01時半頃
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―――と !
[決着の狼煙を上げたは良いが。 カールの獲物は調理番の頭二つ高い木壁へ突き刺さる>>227 間一髪ではあったが、いざとなれば皿の料理を盾にしても 禦いでくれたとは乞いつつ。
斯様な事にならずに済んだお陰で、 偏食を叱る正義――>>184>>185を訴えられず、今に至る。]
悪い、篭もるのも少々退屈でな。 …酔い覚ましには申し分無かったぞ、カール。
[カトラスを弄ぶ青年と、皿へ視線を流し。 転がった椅子を正し、着座を取る。]
それで? 今日の昼食に何を選んだ?
[奪取した食材のラインナップはざっと報告は受けたものの。 食料庫の残量や追加を測る仕事は、若き調理番に一認している。 獲物は返してやれと、それと運搬の役を果たせと視線で促そうか。]
(232) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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― 商船→セントヒヨリ号 ―
そういえば、情報は手に入ったのか?
[セントヒヨリ号に足を向けながら。 アーチボルド>>161と、彼と話をしていたウォルター>>181を振り返り尋ねる。
ろくな情報が無かった、という言葉。 さらには、銃声によって噂を最後まで聞けなかった、という話が聞こえれば。 彼らの顔を見て、腰に差している長銃を見て、もう一度彼らを見て。「俺か、原因は」と頬をかく]
いっそ、戻ってアイツら銃で脅して、情報吐かせるか?
[9割がた本気で言っていたが、どうやら情報を聞き出す事に成功した者>>200も居たようだったので、それは実行に移すことは無く終わった。 その前の威嚇射撃の脅し効果が、情報収集の役にたっていたか逆効果だったかは、知る由もない]
出会い頭に一撃か。 あちらさんも、こっちが追いかけて来る事は察してるだろうし。どっちが先に見つけられるかが勝負だよな。
[甲板に戻ったところで聞こえてきたカーチス>>183の声に、小さく笑って]
ジョン、ウォルター。 俺も見張りのシフトに組み込んでおいてくれ。
奴らに、真っ先に鉛玉を食らわせてやりたいからな。
(233) 2015/10/31(Sat) 01時半頃
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[カーチスと自分の似ている部分を挙げようとするなら、あれこれ言葉を重ねるより、適当な海賊船をセントヒヨリ号の前に一隻、ぽんと放り出す方がいい。船に乗り込むときの目の色や戦いの姿を見せるだけで十分説明しつくせる。
訓練や手合わせでどんなに己が得たノウハウを伝えようとしても、戦場に出れば各人の勘と戦闘センスに任せるしかない。 さて、ストーズは目の前に迫っているであろう戦いで、どんな姿を披露してくれるやら。自分の指導から何を得ようとしているかは、そのときに確認できるだろう。]
……っ。
[冗談と共に一閃したサーベルを受け止めた際は、敢えて何も言わず。 再度腕を狙う剣を下から軽く弾こうと試みつつ返答する。]
俺はいつだって勝つことしか頭にねぇよ。
[それと同時に、青年が体を回転させたことで後々どんな影響が出てくるか、見極めるようじっと見つめる。 そう簡単に下克上させてなるものか。]
(234) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[誇り高く、己が己たれ。彼らの背には、そう書かれているような気さえする。 アーチボルドとカーチスの背を見て育った青年は、逞しく成長し始めていた。]
……ふ、そりゃあ、そう……だっ!
[弾かれた衝撃は隙を生む。力では敵わない。ならば、技術で補うまで。 よろめいた身体、背を向けた状態。まるでここを攻撃しろと言わんばかりの罠。彼がそのままカトラスを突きだして来ても、そうでないなくてもにやりと笑うだけ。]
俺だって、いつまでも坊主のままじゃあないんでね!
[視界からストーズの姿が消える。いや、身体を沈みこませたと言ってもいい。攻撃がやってきていたならば、髪を数本持っていかれたかもしれない。太陽の光を吸いこんだような金髪が揺れる。 そしてその低い位置から、足払いを仕掛けた。理想は、倒れ込んだ身体にサーベルを突きつけることだ。]
(235) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[見たところ、 頭上に刺さったカトラスは元は航海士の手にあったもので、 観戦を決め込んだ戯れは、すでに終わった、というところか]
……覚得遺憾
[あーあ、残念。 肩を竦め、船長の視線に促されるままに、 弄んでいたカトラスの柄を航海士へ差し出した]
今日は、干肉。 たぶん、献上品。 今日の仕入れも、大当たり。
[片言なら敬語も未熟。 椅子に座り直した船長に皿を差し出し]
また、やらないのか?
[手合わせはもうしないの?と問いかけた]
2015/10/31(Sat) 02時頃
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[見たところ、 頭上に刺さったカトラスは元は航海士の手にあったもので、 観戦を決め込んだ戯れは、すでに終わった、というところか]
……覚得遺憾
[あーあ、残念。 肩を竦め、船長の視線に促されるままに、 弄んでいたカトラスの柄を航海士へ差し出した]
今日は、干肉。 たぶん、献上品。 今日の仕入れも、大当たり。
[片言なら敬語も未熟。 椅子に座り直した船長に皿を差し出し]
もう、やらないのか?
[手合わせはもうしないのかと問いかけた]
(236) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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/* たまに船長を店長と誤読してしまい やっぱアダルトショップ経営かなとかまじめな顔で考えてる
(-95) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[他愛ない話をデレックとしていれば、やがて美味そうなものを皿に乗せてやってきたフェイが戻ってくる。>>184
しかし、船員に振舞うようなものではないらしい。]
セルフサービスかよ。
[美味い飯にありつけると思ったが、世間はそんなに甘くない。 腹を下そうが何でも食べるバッカスは、フェイの作った料理をつまみ食いするのは良くあること。 お残し好き嫌いをする相手には容赦が無いが>>185、バッカスの行いがフェイの美学に反したことだったとしてもついぞ止めることはない。
故に、デレックと話している隙に皿に手を伸ばそうとしたが>>204届く前に気づかれただろうか。 船長用の食料を持っているなら、手荒なことはされないと思いたいがはてさて。 フェイから肉が盗めなければ、おとなしく大皿を待つことになるだけだった。]
(237) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[優秀な航海士の言葉を疑うものはこの船にはいない。 何せ、船長が乗船を許しているくらいだ、カールの言葉を疑うことは船長を貶めることにも繋がる。
誰も彼もが、来るべき嵐に対する備えを始めようとしている。]
オレは武器の整備でもしとこうかね。
[しかして思うように動かない足では、てきぱきと動く船員の邪魔にもなりかねない。 それならば、愛銃の整備や、武器の手入れをしていたほうがよほど役に立つ。
先ほどの商船で消費した分の弾の補充もしなければならないが、嵐に向けて火薬の配合を変えるべきか。
薬とつけば火薬もお手のものであるデレックに、その辺の知識も叩き込まれている。>>224 デレックのおかげで、不発弾の数が格段に減った。 それに、ありがたい講義のおかげで射手の腕も上がり、随分と武力もアップしたことは否めない。
あとは、それをどこかでお披露目するのを待つばかり。]
(238) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[カールから貰ったラム酒は既にすっからかんに。 名残惜しく見ていれば、新たにデレックから酒瓶を受け取った。>>229
しかしこれから荒れるなら、飲んでいる場合ではない。 それこそせっかく胃に収めたものをぶちまける羽目になる。]
おうよ、いつも悪いな。
[>>229包帯を工面してくれるデレックに短く返し、下に戻る姿を見送る。 おのおのやるべきことをするため、バッカスも武器庫へと歩き出す。 千鳥のような足取りは、酔ったゆえか、引きずっているからか。**]
(239) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[サーベルを弾き返した力は、海賊と戦う際に出す本気120%のものではなかったが、ストーズの体をよろめかせるには十分だったようだ。]
……。
[背中を向けた青年>>235に、わざわざ隙があるぞと指摘せずとも、恐らく本人がよく知っているはず……否、そうでなくては困るとばかりに何も言わず次の攻撃を繰り出す。
しかし刃がストーズに届くよりも早く、視界から姿が消えた次の瞬間、足元に衝撃が走った。 足払いにより甲板にこてりと尻餅をついてから、若者が何を狙っていたかに気付く。]
確かに坊主のままじゃなかったナ。 ……やるじゃねぇか。
[突きつけられたサーベルに向かって肩をすくめてみせながら、素直に成長を認めて誉め言葉を口にした。]
(240) 2015/10/31(Sat) 02時頃
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[陸地で仕入れた素体にしては上等、と。 酔っ払いの戯言紛いな口効きで現調理番に会ったのは ――数え5年は前のこと。>>135
良くない客を停泊させるにも長けた拠点の宿に、 話を聞いたのを覚えている。 見たところ、東洋系と思わしきかつての異人は、 今と然程変わらなく見えた。
………特に、異国の言語混じりと敬語の躾られて無さ。 敬心を言葉にまで尽くせよと賊相手に仕込むような 牧師でも無ければ、教師にも非ず。 何よりスカウト先は、教会でも無ければ学舎でも無かった。
侍っていた女を去らせ、先ず一番に問うたのは 船暮らしの経験の程と 試しに出した問題。 適当な食料の概算と船員の人数を告げ、さて何日分保たせられるか。
語学は今以上に乏しく思えたが、計算は早かったのと 的確な日数を割り出したことで 偶々では無く、必然的に。 ――彼の命運は、我が船と決まった ]
(241) 2015/10/31(Sat) 02時半頃
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[理想は現実となった。軽く肩で息をしながら、サーベルを突きつけた相手を見下ろす。 こうして手合わせをして、どれだけの月日が経っただろう。いつもは反対の構図ばかりだったから、今のこの状況が上手く理解できない。 けれど、アーチボルド>>240の声を受けて、ようやく現実を受け入れることができた。]
はぁ、はぁ、はぁ……はは、少しは成長できましたかね? 大丈夫です?
[彼が弾き返す力が本気ではなかったように、足払いもまた軽いもの。 おそらく怪我はしていないと思うが、変なところに当たってはいないだろうか。 サーベルを鞘に納めてから、アーチボルドへ手を差し出した。]
さて。 この戦いの間、俺は何度とどめを刺されたかな。 前回は4回でしたが、少しは減りました?
[彼が本気を出したなら、という想定の話をした記憶がある。 悪戯っぽく笑いながら、叶うなら彼の身体を引き起こそうか。]
(242) 2015/10/31(Sat) 02時半頃
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[>>138 一人用の木皿には、焼いてスライスした肉。 芋の添え物と、パンが乗っかっている。
焼き加減は、レアと注文を付けているが 元が干し肉故、鮮度の旨みが無いのは残念。
だが、言質に誤りは無く。>>236 肉をぶつりと噛んだ時の甘味と、柔らかさが三日前の材と違う。]
ん、確かに上物だ。
[オレンジや葡萄といった乾物の混ぜ込まれた添え物も フォークで掬い上げ、風味を確かめる。 肉の脂っこさを中和する意味で、マッチングは大層宜しかった。]
ふん? 東洋の曲芸と並べちゃ暇つぶしにもならんが 眺めているのは、好きか?
[片言のせいか感情の差異は、他の船員より感じ辛く。 語学に其れが乗らぬなら、 惜しい響きが何処に隠れているのかと。 椅子に座したまま、色互いの双眸で調理番と目線を通わす。]
(243) 2015/10/31(Sat) 02時半頃
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/* 食い物粗末にする係、オレ以外できそうな人いなかった気がする
(-96) 2015/10/31(Sat) 02時半頃
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[現実に思考がついていかないのか、どこかぼうっとしているように見えたサーベル>>242から声をかけられると、当たり前だというように大笑いした。]
この程度で怪我をしていたら、命がいくつあっても足りん。 確かにあの足払いは大したもんだったが、今後の戦いには全く支障はないぞ。安心しろ。
[成長できていたかの問いと大丈夫かとの心配に同時に答えながら、差し出された手をぐっと握り締める。]
さて、リクエストに答えて改めて先ほどの戦いを採点するなら。 体を回転させたときに一度、そしてサーベルを弾かれてよろめいたときに一度。 本戦だったら二回もお前は命を落としていた……と言いたいところだが。
[サーベルが望む通り、自分が本気を出したらの想定の元で返答をしながらにやりと笑うと同時に、引き起こそうとした腕を逆に思い切り自分の方へ引っ張る。]
俺を転ばしてからサーベルを突きつけるまで、少し長いタイムログがあったな。 あれを含めたら三度だ。作戦自体は悪くないが、相手がやられっぱなし、倒れっぱなしでいると思うな。
[今回は花をもたせてやったが、これはお返しだとばかりに頭をわしわしと撫でようとした。]
(244) 2015/10/31(Sat) 02時半頃
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/* せ、せんぱーい! ありがとう楽しかったよー!
あ……あとぼくすとーず……(こそ)
(-97) 2015/10/31(Sat) 02時半頃
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はい、良かったです。 小隊長がいることで、より一層士気が増しますからね。
[いないと、とは言わない。確かに軍は集団組織ではあるし、頭が潰れることの恐ろしさを知ってはいるが、個を育てる上官たちのおかげで、部下たちもまた自立心を覚えている。 だからと言って、統率がとれていない訳でもない。この絶妙なバランスは、これまでの時間が生み出した妙だろう。]
う、あ、む……。
[アーチボルド>>244は、リクエスト通りにまっすぐと指摘をくれる。それらを頭に示しながら、3回目の死には気づかれたか、と小さく舌を出した。 引き寄せられる手に膝を突きながら、きっとこのようにして喉元を突かれるのだろうと思う。 くしゃくしゃに乱れる髪を気にすることもせず、へらりと笑みを返した。]
うす、要精進ですね。 ありがとうございました。
[階級の等しい同僚であり、小隊長と部下であり、師匠と弟子でもある。 滲んだ汗を拭って、空を見上げる。嵐の前兆など感じられない程、天は、青く。**]
(245) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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[船長へ渡した皿は、明らかに炙った干肉が一枚減っていた。 ここに来る間、今までやめろと何度言っても一向に聞かない つまみ食いの権化>>237の手によるものなのだが… 敢えて、取り繕う事はしないまま持ってきた。
気づかれなければ何も言うつもりもなく。 気づかれれば、正直につまみ食いされたと言う腹積もり。
そもそも、盛り付けにこだわりがないわけでもない。 食材に限りがある分、多少は見た目にも気を使ってはいる。 つまみ食いは、それを損なう大悪だ、とは個人的な価値観。
今日みたいに手に料理を持っていなければ、 供する前の料理に伸びる射手の手を容赦なく弾き飛ばすのは 日々よくある光景だった]
(246) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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……ん。
[船長が食べている>>243のを満足気に見る表情に、 不安さはきっと見当たらない。 上物を上物とわかる味覚を持っている、数少ない人物と思えば、 焼き加減の注文にも応えたいところだが… 実際のところ、それに沿えるのは陸から離れた直後か 余程程度のいいものを"仕入れ"た時くらい。 その他は船長の腹を守るためと容赦なく火を入れて 素知らぬ顔で供している]
曲芸より、ずっとおもしろいから、好き。 さっきみたいな事、曲芸はない。
[頭の上を指差して、タイミングを間違ったら 頭が串刺しになるところだった、さっきのことを示す]
(247) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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見るのは好き、でも、遊ぶ方がもっと好き。 知ってるのに、聞く…船長はずるい。
[自身にもしものことがあれば、船の腹具合がピンチになる。 それもあってあまり激しく戦う事は避けているが、 今日のように獲物には進んでかかるタイプではある。
戯れの手合わせを見てウズウズとしているのも きっと見透かしているのだろうと、色違いの視線を見返した**]
(248) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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/* だんだん、「廚子」が「腐子」に見えてきて、 そろそろ変えようかなって思い始めている
(-98) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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廚子 フェイは、メモを貼った。
2015/10/31(Sat) 03時頃
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[膝をついたストーズ>>245の頭を手の平で遠慮なくくしゃくしゃに乱しながら、へらりと笑う顔におうと返事をした。]
もうすぐ本番が始まる。 ちっとは頭を冷やせたか?精進だけでなく、そちらも気をつけろよ。
スウォンブロス号の連中は、俺とは違っていつでもどこでも本気でかかってくるからナ。 此方も全力以上に気合を入れないと危険だし、状況を的確に読める精神状態になれなければ、一瞬の判断ミスが命取りになるぞ。
[手合わせを申し込んだときに聞いた目的>>201を思い出させるように言葉を紡ぎ、ストーズの手を解放してから、同じ動作で空を見上げる。
――何処までも続く青に、こいつには期待しているからナとの思いを溶かし。 流れる汗をそのままにして目を細めた。**]
(249) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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……いつもながら、楽しそうだよな。
[見張りの順番が回ってくるまでの間。 銃弾や予備の銃の準備や、先ほど使用したカバンの中の薬品・包帯などの補充をすべく、医務室に戻るつもりだったが。
アーチボルドとストーズの戦闘訓練が始まったので、それを見物する]
銃じゃ、対人訓練とかできないからな……
[ちょっとだけ。ほんのちょっとだけ彼らのやり取りが羨ましいと思ってしまうが。 どう考えても、自分にはああいう訓練は向いていない]
(250) 2015/10/31(Sat) 03時半頃
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|
[取り囲む軽負傷者を払う銃声により、 全体の作業が進み、そして、重症の被害者の治療に当たれた。 それは、仕事に真摯な彼の正しい判断であり、 何より、情報を聞き逃したのは、此方の過失である>>233
お前の所為では無いと、コンラッドの背を柔く叩けば。 見張りの割り当てに彼も加えることを約束し。
代わるように、後輩から見張りの役を担いにいく。]
(251) 2015/10/31(Sat) 08時半頃
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|
[見張りの役目が終えた頃。 ちょうど視界に入った、中尉同士の剣技訓練。 気づかれぬよう夜間に行っている、 ストーズ中尉の素振りの成果を垣間見れる様で 少し立ち止まり、見学していると。>>250]
…銃剣なら、何時でも用意できるが。
[それを幾つか持参し 2人の間に混ざれば良いのではないか。 そう、コンラッドに声を掛けたが。
そろそろ彼にも身張りの順番が回るだろうか、と。 強く勧めるつもりは、無かった]*
(252) 2015/10/31(Sat) 08時半頃
|
/*
おはようございます。
これより開始いたします。
(#13) 2015/10/31(Sat) 09時頃
情報
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