
723 Bloody Slave
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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……ザザッ……、……ザーーーーー……。
(0) 2015/07/04(Sat) 16時半頃
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人の世界の裏側に、『闇世』と呼ばれる場所がある。
そこに住まうのは、人としての死を迎えて尚、静かに永眠ることを許されなかった者たち。
人は彼らを、吸血鬼、と呼ぶ。
本来交わることのない、闇世とこの世。
その二つが触れ合う時に、物語は始まる。
ある時は意図せず。
またある時は何者かの意志により、因果律は予定された歪みを形作る。
(#0) 2015/07/04(Sat) 16時半頃
闇世の片隅の、石造りの館。
紅薔薇に覆われたその場所で、こつりとかかとの音を響かせる男が一人。
ふわりとはためく闇色のマント。
顔の上半分を覆うのは、同じ闇色に金の装飾が施されたマスク。
その下に覗く肌は抜けるように白く、血の気が無いながら、非常に整っていることが伺える。
腕に少女を抱き、進んだ廊下の先、角を曲がると突き当りに、重い鉄製の扉が現れる。
男が扉の表面に触れると、ゆっくりと、音もなく扉は開かれた。
そこはだだっ広いばかりでたった一つの椅子の他、何もない広間。
床に描かれた赤黒い魔法陣が、ほのかに脈打つような光を放つ。
魔法陣のそばに置かれた豪奢な椅子に少女をおろすと、男はその前に跪き、小さな手の甲に口づけを落とす。
(#1) 2015/07/04(Sat) 16時半頃
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はじめて
(1) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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少女の言葉に男は、口元に描いた弧のみで答える。
その足元から立ち上がり、仮面の男は魔法陣を振り返った。
その仮面の下の表情は、読み取ることが難しい。
男がマントの内側から差し出した両手を魔法陣に翳す。
答えるように、魔法陣の明滅が増した。
一呼吸を置いて、男はそれを口にする。
(#2) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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今一度、見せておくれ。 かの者たちの、住む場所を。 私が、この手を下すまで。
(2) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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涼やかで凛とした、少年のような声が、薄い唇からこぼれおちると、男の指先にぽうと光がともった。
まるで水鏡に映る幻のように、魔法陣の上に浮かぶ像。
そこには男の見知った姿も、見知らぬ姿も様々に。
さぁ、今一度、物語を始めよう。
お姫様を慰めるための茶番、いつ終わるともしれない、否、終わることのないであろう人形劇を。
(#3) 2015/07/04(Sat) 17時頃
Bloody Slave
~ 紅薔薇の紡ぐ物語 ~
(#4) 2015/07/04(Sat) 17時頃
帝国歴2XX年。大東亜帝国首都、某所。
通称、『紅薔薇ノ組』。
地下に造られたその空間は、この国の建物にしては珍しく、石で作られた広間である。
その床に描かれた、真紅の魔方陣が、仄かに光を帯びたようだった。
「本部長」
呼ばれ男は振り返る。
3名のシスターに連れられてやってきた6名を見て、男は笑みを形作った。
「あぁ、来たね。」
(#5) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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[仮面の下の口元が、ゆるりと弧を形作る。 翳した掌を一旦下げると、次元を超えた空間を映し出していた幻が消える。]
『さぁ、始めようか。』
[男の頭上で、金の文字が躍った。 マントを一度翻し、魔法陣の中央へと歩み出る。 ちらりと赤い舌先が唇の端を濡らし、そして、すぅと息を吸い込んだ。]
つなげておくれ、かの場所と、この場所を。 僕がこの陣から外へと歩み出るまで――…
[魔法陣が、ひときわ明るく輝く。]
(3) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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突如魔法陣の中へ姿を現した仮面の男は、優雅な礼を一つした。
その頭上を、金糸が駆け、文字を描き出す。
『お迎えに上がりました。紅薔薇様がお待ちです。』
全員がそれを読み取れば、さらさらと文字は流れ落ちてゆく。
『私は彼女の代理人。マスケラ、とお呼び下さい。』
折った腰を伸ばしたマスケラは、本部長らの誘導で、ヒトの子らが魔法陣へと歩み入るのを待っている。
マスケラ1人にヒトの子6人。
彼らが入っても十分な余地の残る陣。
それがゆっくりと明滅を繰り返す。
魔法陣の内側から見える景色は、すでに二つの部屋が重なり合って見えていることだろう。
慣れている身ならともかく、初めての体験にヒトの子らはどのような反応を見せることだろうか。
(#6) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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『では…また。』
[金の文字で描かれたその一言は、数十年とやりとりを続けてきた相手に向けて。 足元がおぼつかなげな者がいればその体を捕まえて。 それから…]
(4) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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マスケラと名乗った男が、ごく自然な足取りで魔法陣から出ると、唐突に揺らぎは収まった。
明滅していた魔法陣も、仄かな灯りをともすのみとなる。
そして、魔法陣のすぐ外には、椅子に腰かけた少女。
彼らがやってきた部屋とよく似た作りのその部屋は、唯一、室内の人物のみを入れ替えたようだった。
ヒトの子らを振り返らず、マスケラは少女の腰かけた椅子へと歩みより、そしてその背面に立つ。
『ようこそ、闇世へ…あなた方を、歓迎しましょう。』
マスケラの口元には笑みが張り付く。
それまで、まるで人形のように身動き一つしなかった少女が、小さな唇を開いた。
(#7) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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食事の用意ができてるわ。
[言うなり一人、椅子から降りて部屋にある唯一の扉へと向かう。 年のころは10に満ちるか否か、漆黒の振袖が少女の後を追うように揺れた。 戸惑い、ついてこない者がいるのであれば、一度開かれた扉の前で立ち止まり、振り返る。]
なにしてるの? 早くおいでなさい。
[幼い顔立ちに似合わぬ、光射さぬ伏し目がちの瞳がゆっくりと瞬く。 着物の袷に差し込まれた一輪の薔薇が、妙に紅く、少女の色白の肌に映える。 全員が付いてくることを確認すれば、廊下を先導しようと振り返る、その拍子に揺れた髪の隙間から、肌にくっきりと刻まれた紅薔薇が一瞬見えた。]
(5) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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少女を先頭に、魔法陣の描かれた部屋を全員が後にすると、一部始終を見守ったマスケラが最後に部屋を歩み出る。
一度振り返り、開かれていた扉に触れると、音も無く重たい鉄扉が閉まった。
仮に誰かが帰ってきたところで、この扉はマスケラにしか開くことが叶わない…破壊すら、受け付けないだろう。
先に廊下を進む一同の後を、歩調を合わせてついてゆく。
言葉を発することはないが、万一列を外れる者がいたとしても、マスクの奥に隠された瞳を感じて、戻らざるを得なかったことだろう。
…もっとも、一本道の廊下は迷いようもなければ、隠れる場所も無かったのだが。
(#8) 2015/07/04(Sat) 17時頃
一同が少女についてゆくと、一度広い空間を経由した後で、暖炉のある広間へとたどり着く。
先の空間が玄関ホールであることは、大きな木製の扉から察しがついた者もいるかもしれない。
そしてその玄関ホール、あるいは広間には、先客がいたかもしれなかった。
しかし彼らの存在などまるで認知しないかのように、少女は一瞥もくれない。
躊躇うことなく広間の中央に置かれた長机の最奥へと進む。
机の周りには木製の椅子が並べられているが、少女が進んだ先の椅子だけは、真紅のビロウド張のものだった。
(#9) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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ここが食堂。 席につけば、いつでも望む食事が得られるわ。
[簡潔な説明を口にする少女へ、最後に食堂へ入ったマスケラが、さっと近づいてゆく。 静かに引かれた椅子に、ごく当たり前のように少女は腰かけた。 少女が椅子に腰かけるとほぼ同時、少女の目の前に小さな食事の膳が現れる。]
わたしはあなたたちが紅薔薇様と呼ぶ者。 あなたたちがしすあの子に吸血鬼と嫁の関係をなんと教えられたかは知らないけど、 わたしはあなたたちを、吸血鬼の餌にするために呼んだの。
[あの子、とは誰のことを指すのか。 孤児院育ちで察しのいい者であれば、それがシスターに本部長と呼ばれていた初老の男だと気付いたかもしれない。 しかし少女はそれだけ言うと、膳に添えられた箸を手に取り、ひとり食事を始めてしまった。]
(6) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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[少女の呼び出した膳に、ちらりと目をやってから、人知れず小さなため息をひとつつく。 膳には、マスケラが予定していなかった献立が並んでいた。 しかし特別言及もせず、それから周囲に目をやった。 ざわめきがあればしばらくは待つ、やまぬのであればひとつ手を打って。]
『うちのお姫様は口下手だから、僕が代わりに説明しよう。』 『君たちも知ってのとおり、僕ら吸血鬼にとって、君たちの血液は御馳走だ。』 『だから、本当に僕は、君たちを歓迎しているんだよ。』
(7) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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[金文字が描く言葉は、読んだ先から崩れて消えて、新しい軌跡を描きだす。]
『この食堂では、君たちが欲しいと思ったものは、食事に限らず手に入るはずだ。』 『その他困ったことがあれば、僕に言ってくれれば良い。』 『必要とあれば、個室も用意しよう。』 『それから…』
[さらさらと金文字が消えると、マスケラはしばらく悩むそぶりを見せる。 それから、ぽんと手を打って続けた。]
『そうそう。万が一にも一人で館外へ出ようなんて考えないでほしい。』 『出てしまったら、君たちの存在の保証はできないからね。』 『君たちがここを出られるのは、僕らのうちの誰かに連れ出してもらう時だけだ。』
[それも、僕の許可がいるんだけれど、と金文字は続く。]
(8) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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[それから、その場にいた吸血鬼のほうへと振り返り、マスケラはぴっと二本指を立ててみせる。]
『さて、ご存じの者もいるだろうが、君たちにもルールのおさらいだ。』 『ひとつ、君たち同士の私闘は禁止だ。』 『お姫様は無為な争いを好まない。』 『それからもうひとつ。彼らを殺してはいけない。』 『だって、生産前の家畜を殺してしまうなんて、愚かが過ぎるってものだろう?』
[さらさらと崩れてゆく金字の下、仮面の男はゆるりと笑って見せた。**]
(9) 2015/07/04(Sat) 17時頃
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― ???? ―
[其処にあるのは闇と、淡い光が何個か。 暗い部屋の中で光るのは水晶で、蝋燭の光とは違う明かりに包まれた空間は、神秘的な印象を与えるかもしれない。 そんな場所で唯一人、青年が静かに佇んでいた。何も喋らず、一際大きな水晶を眺めていた。]
――……。
[声を発するのすら躊躇いがあるのか、唇を震わせるだけで、喋らない。 壊れ物を扱う様に、そっと指先だけ巨大な水晶に触れ、掌を乗せ撫ぜた。 真紅の瞳は物憂げに、でも愛おしむ様に、ソレを見つめ続けている。時間も忘れて。
この青年には時間など、あって無い物。一度死して蘇った化け物は永久の時を生き続けるしかないのだから。 吸血鬼、と呼ばれた化け物に成った青年は、誰にも邪魔される事無く、目の前の水晶を愛で、瞼を静かに閉じる。ゆるりと瞼を開けば、何度も瞬きをし、首を傾げた。]
(10) 2015/07/04(Sat) 22時半頃
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何故、俺は此処に来たのだろうか?
[先程まで水晶を愛でていたのに。皆目検討も付かない、と言いたげに顎に指を当て、考えるのだが。 騒ぐ事も動揺する事も無く、唇に弧を描いたら。そのまま水晶に背を向けて。]
また、来るから。
[にこりと水晶に微笑を浮かべながら、踵を返し、身体を霧散させこの場から退散すれば。 先程まで辺りを照らしていた水晶の明かりがすっと消え失せ、黒と静寂に包まれていった*]
(11) 2015/07/04(Sat) 22時半頃
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[ ────焰は私の命を奪い
焰は私に力を与えた ]
(12) 2015/07/04(Sat) 22時半頃
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─ 食堂 ─
ハン。 くだらねぇルールなんざ作りやがって。
つってもまぁ、ここはアンタの家だからな、従ってやるよ。
[横柄な態度のままで壁に凭れ、仮面の君が改めて提示してきたルール>>9に、口端を吊り上げる。]
……アンタにゃ、どうやったって敵わねぇしな。
[ごく小さな呟きは、ごぅっと、掌上で渦巻き消えた焰の音に紛れたか**]
(13) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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-純血の杯-
……逃げた?
[椅子に腰かけ本を読んでいた男がギシリと椅子の背を軋ませて眉を顰める。 逃げたのは男が所有していた『商品』。 これで何度目の脱走だろうか? 隷属の契約を結んだ吸血鬼の領域である店から逃げ出せば、この世界では異物である人間など肉体が崩壊して消滅するというのに。
あの娘はそれすら分からなくなったのかと。 既に正気を失いつつあった娘の様子を思い出して嘆息をつく。 出会った時は聡明で、与えられた任務とやらに誇りを持ち凛と挑む姿が滑稽で面白かったが、どうやら過大評価だったようだ。
読んでいた本を閉じ、蒼灰色の瞳を閉じ、報告のためにやって来た同胞を見据えて嘲笑う。]
(14) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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わざと逃がしたな?
[人間より優れた上位種族である吸血鬼が、たった一人の人間が逃げ出すまで気づかないことなどあるだろうか? 口角の一方を吊り上げれば妙齢の女性の姿をした同胞が悪びれる様子もなく微笑んだ。 つまり、それが答えだ。 彼女は目的が合って人間の脱走を見逃した。 そして所有者である男に、あえて報告に来たのだ。 罰せられることがないと確信を持っていたから。
なるほど。 その推測はまさしく正解だ。]
女狐め… そろそろ館の門が開く頃だと分かっていたな?
[門が開けば、新たな人間がこの世から闇世へやって来る。 新たな『商品』が市場のセリにかけられる。 なら無為に歳を取り精神を病んで、血を濁らせた古いなど破棄しても構わないだろう。 そういう濁った血の味を好む好き者も、いるにはいる。
例えば目の前の同胞のような。]
(15) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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いいだろう。アレの処分は君に任せる。 もし、まだ消滅していなければ…だが。
[意味深に笑い、席を立つと窓の外の月を仰ぎ見る。 見る者によって姿を変えという空は雲一つなく黒で塗りつぶされ、握りつぶされたような歪な月がひとつ、ぽっかりと浮かんでいた。]
それでは、仮面の主と紅薔薇の君のご機嫌でも窺ってくるとしよう。
[男が自らの影を踏めば、それは底なしの沼に続くようにずぶずぶと男の足を、身体を飲み込んでゆく。]
「いってらっしゃい、アーノルド」
[女が見送るように手を振る頃には、男の身体は胸まで自らの影に沈んで消えていた。 そして男の全身が消えた直後。沼のように男を飲み込んだ影すらも、何事も無かったかのように薄れて消えた*]
(16) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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/* 154にょっき 429歳
(-0) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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/* ちっちぇぇw わけぇw 154+4にょっき 429歳+610
(-1) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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/* おい、このラ神ふざけてるのか… 158+62にょっき
(-2) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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/* >>15 もしかしてエリス?(首こてん)
(-3) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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/* 220にょっきとか流石にないわー 25
(-4) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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[
仮面の男の説明が終わったその刹那、…は静かに息を吐く
『了解』を示す様に手を軽く振れば空中の微かな水分が凍りついたか、細氷が光を舞わせながら床に落ちて消えた
]
(17) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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―同刻―
[
他の声やら姿やら、その瞳に収めるだけで。
言いたい事聞きたい事、まずは他の誰かが訪ねるだろうと、惰性を貫き、適当な椅子に腰を下す。
――宴は始まったばかり。
近場で一瞬で消えた焔に、妙な笑みを零せつつ、自分のそれとなる者は居るのか、と、己とは別の存在達が、言葉を奏でるのを待つことにした
** ]
(18) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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― 紅薔薇の館:食堂 ―
[扉から館にやって来れど、人の身ではなく白い霧であった。 玄関をすり抜け、食堂へと霧が動けば、一つの椅子にそれが収束し、やがて人の形となす。 椅子に座った状態の姿を表せば、どうやら人間がやって来た様で、紅薔薇の君は説明をしている様>>6。 此処にやって来た人間達は一体どんな表情を見せているのやら。軽く眺めていれば、仮面の君からのルール説明>>9。 もしかしたら何度か此処に訪れたのかも知れないが、『初耳』の様に思え、何度も首を縦に振り。]
そうか、そういうルールがあったのか。 喧嘩しようにも、すぐ“忘れて”しまうんでな、此方から仕掛ける事は無いだろう。
[自分から仕掛ける事は無いのだが、如何せん物忘れが激しい故、相手を怒らせてしまう事はある。 とはいえ、此方から無益な争いを好む様な気質ではないので、掟を破る事をしようとは思わない。 浮かぶ金文字を眺めルールを忘れぬ様、記憶を水晶に閉じ込め、それを暫し眺めていよう。]
(19) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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ー紅薔薇ノ組 本部ー
随分とまぁ、ご立派なこって…
[男はひゅぅっと口笛を鳴らす。 シスターの一人が顔をしかめた気がするが、気にするような男では無かった。 無遠慮にキョロキョロと、辺りを見回せば自然、遅れがちになる。]
ぅおっと。 へへ、悪りぃ悪りぃ。
[少し歩を早めて追いつきながら、頭をかいた。 笑うとどうにも、年の割りに懐っこい印象になる。 しかしここではあまり意味のない素質かもしれなかった。
向かう先は秘密の部屋。 そしてその先は…闇世だとかいう、化け物の住む異界だ。 全て承知してここに立っているとは言え…]
…ぞっとしねぇな。
[ぞわぞわと背筋が落ち着かないのを誤魔化すように、低く笑って見せた。]
(20) 2015/07/04(Sat) 23時頃
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― 『使命』だと思っていた。その日までは。
(21) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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-紅薔薇の館-
[影を通って館へ辿り着く。 一応の礼儀として館の中ではなく薔薇の木の影へと門を繋いだが、濃厚な紅薔薇の匂いが絡みつくように鼻についた。 既に両手両足の指を使っても足りないほどに訪れたが…。]
さて、今回はどんな餌がやってきたかな…?
[ノッカーを鳴らしたところで出迎えが無いことを知っているから、無遠慮に扉を開いて食堂へ向かう。 例年どおりなら、恐らくそこにいるだろうとつけた予想は正確に的を得て、我関せずと言った様子で食事をする紅薔薇の君と館の主、それに数人の同胞と。]
ひとり、ふたり…。 なるほど、今回は6人というわけか。
[既にマスケラの話し>>9は既に終わった後だろうか。 出遅れたことに焦る様子もなく。壁に背を預けて新たな餌たちを値踏みするように見つめていた*]
(22) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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/* 参加しましたー! 鳩からだと、なぜか貼り付けできなくてロル落とせないので後ほど続き…悔しい!
(-5) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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― とある晴れた日、紅薔薇園にて ―
ひとつ、ふたつ、みっつ。 今年も美しい薔薇が咲いたわ。
[庭の片隅、白色の薔薇。指で花びらをなぞるのは、齢二十に満たない少女。物心がついた頃から育てているその薔薇は、毎年美しく小さな、白い花を咲かせる。]
あとで押し花にしましょうね。 シスターにまた、分厚い本を借りなくちゃ。 ああ、こんなにも綺麗に咲いたのよ、って、紅薔薇さまが知ったら、お喜びになられるかしら。
[思い描くはまだ見ぬ紅薔薇さまの顔。いつか捧げるために作られた小さな薔薇の押し花は、幾重にも重なり、桐の小箱に収められていた。穢れない、どこまでも白く、儚い小輪。]
(23) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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[紅薔薇さまは美しい。紅薔薇さまは尊い。紅薔薇さまは賢い。紅薔薇さまはいつでも私達を見守ってくれる。紅薔薇さまは絶対であり、私の、救い主。]
紅薔薇さま…
[そう口にするだけでため息が出る。逢いたい、逢いたい、逢いたい。紅薔薇さまのためなら、何でもできる。――そう、それが例え恐ろしい使命であっても。]
(24) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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『櫻、お食事の時間ですよ』
[―シスターの声がして、意識が現実へと引き戻される。ああ、ここは紅薔薇園。私が暮らす現実。]
『櫻?』
はあい、今行きますわ。
[―と振り返ろうとした矢先、チクリ、指先に僅かな痛み、薔薇の棘。指先からぷくりと膨れた赤い血が純白の花弁を染める。]
あら、血。
[ペロリ、舌が指先に触れる。滲む、鉄の味。]
嫌だわ。
[その口元には恍惚にも似た笑みが浮かび、少女は部屋を後にする。明日で少女は十八になろう。認められれば紅薔薇さまのお役に立てる。胸いっぱいに、誇りを抱えて。]
― とある晴れた日の回想終了 ―
(25) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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『 Who are you ? 』 " お前 は 誰だ ? "
(26) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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[館の掟を頭に叩き込めば、暫く忘れはしないだろう。 水晶を傍らにある大きな袋に入れ込めば、同胞が既にこの場に居たりやって来た者も居る>>13>>18>>22。 彼らがやって来た理由は大体自分と同じなのだろう。彼らに一瞥すれば、自分らとは明らかに違う匂いを発する者達へと視線を移す。]
ざっと、6人ぐらいか。ふむ、なるほど。
[活きの良さを感じる人間達を目の前にすれば血は欲しくなれど、まだ我慢は出来る。 血に飢える頃になれば、記憶の減退が激しくなってくる兆候が出てくる筈。今はそれが無い。 余裕のある眼差しは、6名の人間に向け、そして同胞にも向けられた。]
好みは居そうか?
[近くに居た同胞に声をかけて見よう。]
(27) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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[ぴたん。
締め付けの甘い蛇口から落ちた水滴が、洗面台の中の水溜りの水面を打つ。ぴたん。…パタ、タ。
只一人、その小さな反響音を聞いていた男は、正面に貼られた白く水垢の浮いた鏡を半ば睨むように見詰めていた。 顔でも洗ったのか、湿り気を帯びた前髪が額に貼り着き、肌の上を雫が伝う。 二対のチョコレート色の瞳が、互いに確りと視線を重ねたまま、繰り返し低い声が唇を割って問うた。"Who are you?"]
──…。 大丈夫。うまく、やるさ。
[短い沈黙の後。抑揚の無い声で言い放って、男は唇に薄い笑みを刷く。 Tシャツの胸元をぐいと持ち上げ濡れた顔を乱雑に拭う。チャリ、と服の内側で細い鎖が擦れ合うような金属音。
一度だけ、睨むような視線を鏡の中の"誰か"に向けてから、腰まで脱ぎ下ろしていたツナギに袖を通して、男は洗面所を後にしたのだった。
────それは、地下の石造りの広間へと、六人のニンゲンが集められる、ほんの一時間前の事。]*
(28) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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厭世家 和樹は、メモを貼った。
2015/07/04(Sat) 23時半頃
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/* うおおおおすまぬ挟んでしまった……。
俺が誰だ、と言われたら、はて誰だろう?と素で忘れそうな気がするんだよな()
(-6) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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11人目、紅薔薇園の孤児 柊夜 がやってきました。
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[その赤ん坊は真冬の最中に捨てられていたと言う。 彼を見つけ引き取ったのは孤児院を運営する識者の一人。
柊の木の下で泣いていたから、と、「柊夜」と名づけられた子供は 「価値ある人間になるように」と教えを受け育てられた
だから、その「役目」を「いただいた」時、自分の価値を認められた気がして誇らしささえ感じたのだ それが、自分を育てた者たちの思惑通りとは知らぬままに]
(29) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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[再び小さな焰を掌に生み出して弄んでいれば、覚えのある姿>>22が、影から現れるのを見つけた。]
うっわやっぱり来た。
[思わず、うぇへと声が漏れた。 この館を訪れたことは、片手の指がようやく埋まった程度だが、この吸血鬼についての記憶は、そんな中でもわりと多い。]
アンタいい加減に嫁もらったらどうだよ。
[一瞥し、ぼやきと提案の中間のようなものを投げつつ、軽く肩を落としてテーブルへと歩み寄る。]
鴨のロースト、オレンジソース。 酒。
(30) 2015/07/04(Sat) 23時半頃
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―???―
[呼び出され案内されたその場所、中央に仄く揺らめく見たこともない何かと、その内に佇む青年の姿。 その頭上に金文字が浮かび消えるのにも、その内容にも動じることはない。>>#6 その時が来た、それだけの事。
揺らめく文様の内へと踏み込めば、見える景色は二重写しの…此処と、此処ではない何処かの重なるもの。 ほんの僅か感じた目眩に顔を顰めるのは仮面の男に気付かれたかもしれないが、それも一瞬。
仮面の男がそこを踏み出せば、写るのは唯一つの部屋。 男が告げる言葉に改めてその場を見回す]
――……此処が…
[闇夜…人ならざる物の住まう場所。実感はない、一瞬前まで居た場所と此処が別の世界だなどと。
戸惑いは目の前の少女の声で引き戻され、促されるままにその後を追う]
(31) 2015/07/05(Sun) 00時頃
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―食堂―
[案内された場所を少女は「食堂」と言った。
自身の名乗りと、そうして幾つか必要な事を言ったきり食事を始めた少女に代わり、仮面の男から説明を受ける。>>8 一通り聞き終えて、漸く息を吐いて力を抜く]
………餌、ね。
[それを承知でここに来ているのだから驚きはしない。 既に食堂には吸血鬼たちも顔を見せている。値踏みするような視線は気分のいいものでは無いけれど、彼らの機嫌を損ねてまで止めさせるものではなかった]
念を押さなくても逃げたりはしないよ。 命の危険を冒してまで戻ろうとするより、吸血鬼の誰かのモノになる方がいいんだろ、此処では。
[吸血鬼の嗜好次第では「逃げた方がまし」だとは、今は知らぬままだから]
……とりあえず、食事を貰ってもいいかな?
[仮面の男…マスケラに一応尋ねてから空いている椅子に腰掛けると、目の前に食事が現れるのに分かっていながら一度瞬いて。 周りの様子に気をつけながら食事に手をつける。 話しかけられたなら手を休め応じるだろうけれど*]
(32) 2015/07/05(Sun) 00時頃
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[あれは初めて、この館に招かれた時か。 己の力を誇示しようと、他の吸血鬼に喧嘩をふっかけ、それはもう散々な目に遭ったとか。 前回は、そこそこ気に入った相手を見つけたのだが、ちょっとした態度についカチンときてしまい、その場で火だるまにして焼き殺してしまったとか。 他にしても、人間を小馬鹿にしたような態度をとったり、飽きて何処かへ行ってしまったり、素行面についての好印象をもつ吸血鬼は、おそらくは少ないのではないかと思う。 当人も、それは承知の上のこと。 なのにここを訪れる。]
マスケラさんよ、今宵の『家畜』は、どんなもんなんだ?
[現れた鴨のローストにフォークを突き立てながら、人間達に品定めするような視線を向ける。 暇つぶしに付き合わせるのにちょうど良さそうな奴はいないかと。]
(33) 2015/07/05(Sun) 00時頃
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[食堂の隅で遠巻きに餌の品定めをしていれば、あからさまに嫌そうな顔をする赤毛の同胞が一人>>30 そんな顔をするのなら、わざわざ声をかける必要などないだろうにとこちらも一瞥して唇の端を吊り上げる。]
愚問だな。 何故血の渇きごときのために不老と不死の命を捨てなくてはならない?
それとも君は、“今度こそ”真剣に嫁を選びに来たのかな?
[嫁を得れば、その伴侶たる吸血鬼は不死を失う代わりに血の渇きから逃れる術を得る。 血の提供者たる嫁がいるなら、わざわざ対価を払って自分の店で人間の血を買う必要もないだろうと、テーブルへ向かった赤毛を皮肉るように言葉を返した*]
(34) 2015/07/05(Sun) 00時頃
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/*紅薔薇は 言いようのない 寒気のようなものを 感じた !! >>24
(-7) 2015/07/05(Sun) 00時頃
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[やって来た人間の一人は物分りが良さそうだ。下手に逃げようとせず、吸血鬼に服従した方が良いと思ってる様子に見える>>32。 食事を摂ろうとする青年は肝が据わっているのか割り切っているのか。ともあれ此方は邪魔をしようとはしない。]
どうぞ、しっかりと食事をすると良い。 食事は、大事だからな……はっはっは。
[人間がしっかりとした食事をする事で美味い血液を提供してくれるのだから、逆に食事を勧めるぐらいだ。 同胞の中では、人間を肥えさせてから血を堪能する者も居るだろうが、肥えすぎた人間の血は脂っぽくて好まない。 適度に食べ、適度に運動させるのが良いのだろうな、とぼんやりと考えて、人間達を眺める。 と、嫁云々の話が飛び込んで来る>>30>>34。嫁、契約を交わす事で不死を対価に血を得る事が出来るシステム。 同胞達の中には、不死を望まず死ぬ為や血を得る為に嫁を娶り、永遠の命を終わらせる者が居るのだが。]
はっはっは、嫁を貰うかどうかは気分次第じゃないか?
[朗らかに笑いながら、人間達に笑みを向け、小首を傾げて見せた。 人間達が嫁になる為にこの屋敷に来ているのを知ってか知らずか、柔らかな口調で談笑に混ざって**]
2015/07/05(Sun) 00時半頃
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[やって来た人間の一人は物分りが良さそうだ。下手に逃げようとせず、吸血鬼に服従した方が良いと思ってる様子に見える>>32。 食事を摂ろうとする青年は肝が据わっているのか割り切っているのか。ともあれ此方は邪魔をしようとはしない。]
どうぞ、しっかりと食事をすると良い。 食事は、大事だからな……はっはっは。
[人間がしっかりとした食事をする事で美味い血液を提供してくれるのだから、逆に食事を勧めるぐらいだ。 同胞の中では、人間を肥えさせてから血を堪能する者も居るだろうが、肥えすぎた人間の血は脂っぽくて好まない。 適度に食べ、適度に運動させるのが良いのだろうな、とぼんやりと考えて、人間達を眺める。 と、嫁云々の話が飛び込んで来る>>30>>34。嫁、契約を交わす事で不死を対価に血を得る事が出来るシステム。 同胞達の中には、不死を望まず死ぬ為や血を得る為に嫁を娶り、永遠の命を終わらせる者が居るのだが。]
はっはっは、嫁を貰うかどうかは気分次第じゃないか?
[朗らかに笑いながら、人間達に笑みを向け、小首を傾げて見せた。 人間達が嫁になる為にこの屋敷に来ているのを知ってか知らずか、柔らかな口調で談笑に混ざって**]
(35) 2015/07/05(Sun) 00時半頃
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/* うぉう、二重投稿してもうた(ぷるぷる)
(-8) 2015/07/05(Sun) 00時半頃
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俺様を心底愉しませてくれそうな奴がいたならな。
[>>34戻る言葉に鼻を鳴らす。 吸血の禁断症状が現れれば、苛立ちも凶暴さも増す自覚はあるし、吸血鬼として過ごした年月のせいかそれとも体質か、わりと頻繁に禁断症状はおとずれる。 だが人間は、沢山いるのだ。 路地裏の破落戸からなり娼婦からなり、適当に奪えばいい。よしんば死んだところで我関せずだ。 手段はともかく、渇きを癒すために不老不死を捨てるなど馬鹿らしい、という点に於いては、どうも、一致しているらしい。]
じゃなきゃ、適当に”食事”して終わりだ。
[食事とは勿論、吸血のこと。 目前の鴨のローストもたいそう美味なのだが、それとはまた違う。]
(36) 2015/07/05(Sun) 00時半頃
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まぁそれより、アンタも飲むか?
[手にしたのは、濃い色をした赤ワインのボトル。 見た目だけなら、どことなく血液に似ているかもしれないそれをグラスに満たし、アーノルドへ差し向ける。]
ふぅん? じゃ、アンタは今はどういう気分だ?
[ちゃっかり混ざってきたラジエルの、落ち着いているというか暢気というか、なんとも気抜けする雰囲気に、軽く眉を寄せて問を向けつつ椅子に座り、ついでとばかりに彼にもワイングラスを差し出してやる。]
(37) 2015/07/05(Sun) 00時半頃
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[それから、近くで食事を始めようとしている人間>>32に、まだなみなみと残ったワインボトルを突き出して]
おい、そこの人間。 ボサーっとしてねぇで注げよ。
[グラスを出し、酒を注げと命令した**]
(38) 2015/07/05(Sun) 00時半頃
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[ぱらぱらと、傘を叩く水滴の音。 静寂の中に微かに聞こえる、湖面に浮かぶ波紋の音。
湖のほとり、白いレースの傘をさす女性が立っていた。 光の差さない世界でも、雨雲は時々やってくる。 あとからあとから降ってくる雨を、傘の持ち主はしばらく眺めていた。]
……時間かの。 行くか。
[雨の中、傘が風車のように回転すれば、傘の主も傘も、瞬く間に消えていた。]
(39) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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/* やぁどうも北狼さんです!ヽ(゚∀゚)ノ
雑魚れたら! うれしいな!!
(-9) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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―紅薔薇の館―
[玄関先にて、白い傘が現れる。 雨水を払い、傘を畳んで留め具に収めてから屋敷の中へと入っていく。
コツコツとヒールの音が響き、やがて食堂の扉の前で止まった。重々しい扉が開かれて]
此処か?……此処のようじゃな。 うむ、少々遅れたか。 まあ、掟は前に聞いたから問題ないな。
[悪びれもせずに食堂の中へ足を踏み入れた。]
(40) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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[目の前に現われた食事は普段食べ慣れたもの。すぐそばで吸血鬼が自分の好みを告げる>>30のを聞き、なるほどそういう事かと頷いて食事を始める。 掛けられた声に顔を上げれば此方を見て笑う様子が目に入る>>35]
ありがとうございます。 腹が減ってはなんとやらという事ですし、遠慮なくいただきます。
[吸血鬼の思惑までは知らないが、何かあったとして空腹で対応できないというのは情けない。 健康管理も大事なことと、いつだったか幼い頃に言われたことを忘れていない。まして、これから血を奪われるのであればなおさら、栄養の確保は重要だろう。
食事をしながら聞こえてくる吸血鬼たちの会話に耳を向ける。>>30>>34>>36 彼らにとって自分たちがどういう存在かを思い知らされるようで。分かっていて聞かせているのかもしれないが]
(41) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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[そうしているうちに目の前に突き出されたワインボトルに顔を上げ其方を見る。>>38 赤毛の吸血鬼の望むところを理解して食事の手を止める]
ぼさーっとしているつもりはないんですが…… これを注げば良いんでしょうか?
[相手の態度にも動じることはない。此処では彼らのほうが上だと、部屋の空気が物語っている。 素直にワインボトルを取って、差し出されたグラスに注意を払って注いでいく。
故意にグラスを動かすか、誰かが邪魔をしない限り、零すことはないだろう*]
(42) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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[心底愉しませてくれるなら。>>36 交友を深めるほど親しい仲ではないが、その返事に彼らしいと笑う程度にはプロクスという同胞について心得ているつもりだ。
血の渇きを癒すためにこの世へ渡るため、純血の杯を訪れたか。 あるいは別の、数少ない門を開く力を持つ吸血鬼のもとを訪ねたかは尋ねるにも値しない。実に愚問だ。
それとも彼は条件を満たす相手となら、契約を結んでもいいと思っているのだろうか? だとすればこの会話は吸血鬼と契約を結ぶという任務を帯びて送り込まれたヒトの子たちには一種の朗報だろう。 さて、今回は誰が火だるまになり、プロクスの身にどのような罰が下されるか。 自分に火の粉がかからなければ、他人の不幸は蜜の味、だ。]
(43) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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頂こうか。
[差し出されたワインボトル>>37 何も持っていない手を差し出せば、虚像が実像になるように何処からともなくアーノルドの手にワイングラスが現れる。 注がれた深紅を揺らして、もう一人の吸血鬼に目を向けた>>35]
生憎、私はここへ『仕入れ』に来たのでね。 契約を結ぶつもりは毛頭ないよ。
[ヒトの血には劣るものの、芳醇な香りを放つワインを喉に流す。 今のところは三者三様の態度を示す吸血鬼たちに、ヒトの子たちはどのような反応を示すか。
自分が重視するのは彼らの身体に流れる血の味。 しかしテイスティングに及ぶにはまだ早いと、蒼灰色の瞳で流れるように彼らを一瞥して静かに笑った**]
(44) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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/* アーノルドさんが何秒かそうやさんに見えたけど
きっと気のせいだな! (中身なんて飾りですよ)
(-10) 2015/07/05(Sun) 01時頃
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[酷く空腹だった。
何時からだったろうか。この飢えを、この渇きを満たすものが、たった一つになったのは。 一年前十年前か、或いは、もっと昔の話であったか。最早それを思い出すことは、止めてしまった。]
……喉が、渇いたね。
[手元の本を眺めながら彼はひとり、呟いた。 ソファの脇に備え付けた杯に手を伸ばす。杯の中の葡萄酒は既にない。]
一体誰が、この飢えを満たしてくれるんだろうね。
……「今度」は一体、
[誰だろうね。
くつくつと嗤って杯の縁を指先でなぞっては、組んだ足の上に広げられた本を読み進める。 何度も読み込んで、角の磨り減り始めたページを捲った。勿論其れは、彼の飢えなど満たしてはくれない。何度読めども、永遠に。
そうしてしばらくページを捲るのに夢中になっていたが、ふと思い立ったように本を閉じて立ち上がり、濃紅色の外套を羽織る。
途端、彼の姿は一匹の濃紅の蝙蝠となり、開け放たれた窓の向こうの漆黒へと飛び出した。
彼処ならば、彼が今求める「物」は手に入るだろう。同胞から聞いた噂の館へと、暗く紅い翼を羽ばたかせながら、彼はまたくつくつと嗤うのだった。]
(45) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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よう。 お主らも来ていたのか。 久方ぶりじゃの。
[居並ぶ吸血鬼たちへと軽く声をかける。 長く存在していれば、何らかの形で同種族と会うことも珍しくない。]
とりあえず妾(わらわ)は喉が渇いた。 今は茶が欲しい。
[今は血や酒よりも茶だと、かつかつと歩いてテーブルにつく。 椅子を引いて腰をかけ、しばらく待てばケーキと紅茶のセットが現れた。満足げに眺めてから、ミルクと砂糖を入れた紅茶に手を伸ばす。]
(46) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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[差し出されたグラスにワインを注ぎながら、やはり目の前の相手や彼と会話を交わす吸血鬼たちの話を聞く。 此方に選ぶ権利はないと聞いてはいるけれど、どういう性格かを知ることは必要だと思った。 選ばれてから性格の合わない者だと知れたら苦痛でしかない。尤も、餌でしかないのであればそのような考慮はされないのだろうけれど。
漂う酒精の香に息を吐いて、肺からそれを追い出す。 酒は今まで飲んだ事がない。
何事もなければワインを注ぎ終えて、もういいかと問うただろう 何かあったとしても、此方が手を上げることはないが
落ち着いたなら食事を再開し、幾つかの会話に応じよう**]
(47) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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[紅茶を一口飲み、喉を潤すとソーサーにカップを置けば、にこりと微笑み。]
しかし、わざわざ餌になりにきたという酔狂な人間たちの顔を見に来たが。遠慮なく食事をしている辺り、神経が図太いのか、なーんも考えておらぬのか。
いい度胸はしておるようじゃな。
[忍ぶように笑い、テーブルに肘をついて頬杖をつく。深い青色の瞳は人間たちを明らかに値踏みしていた。*]
(48) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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― 紅薔薇の館 ―
[館の入り口でヒトの形に戻れば、カツカツとノッカーを鳴らし、しばし待つ。
返事はない。返事はないが、扉はいとも容易く開いた。招かれざる客というわけではないようだ。]
さて、と。食堂と聞いたね。
[何度も噂には聞いたものの、この館を訪ねるのは初めてであった。しかし、同朋からの話は幾度となく聞いている。向かう場所位は分かっていた。もちろん、客人である此方に課せられたルールも理解している。
少し迷ってはなんとか食堂へとたどり着くと、>>9丁度館の主の説明が始まったところであった。
既にその場に居た同朋には、既知であろうと初対面であろうとお構いなしに、やあ、と親しげな挨拶を交わしただろう。]
(49) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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吸血鬼 英明は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 01時半頃
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/* どうも。 暫くの間お世話になります。さみぃと言うものです。 多分、人間側選ぶの割れてると思うんだ俺。
最初、相手にまったく警戒心を抱かないという設定にしようかと思ったんですが、恐れない怯えないはこの村じゃ面白くねぇな、と思って却下しましt (ウィリアム症候群と言う「相手に警戒心を抱かない」染色体異常があるらしい)
(-11) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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/* とりあえず俺は、初めて使うチップで真っ先に眼鏡キャラを選ぶのを自重するべき(まがお)
さて寝よう。
(-12) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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/* 半ば飛び入りですがお邪魔します…。 ロル落とすのおっそいんですが(今遅すぎて顔覆ってる)ご容赦いただきたい……
で、できるだけがんばります。必死
(-13) 2015/07/05(Sun) 01時半頃
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─石造りの広間・現世→闇世─
『ようこそ、闇世へ…あなた方を、歓迎しましょう。』
[マスケラ。紅薔薇様の代理人。そう名乗った仮面の男の傍には、まるきりお人形のような少女が座している。>>5 かと思えば、するりと椅子から立ち上がり、奥に見える重厚感のある扉の方へとさっさと歩み寄った。
恐る恐るか、或いは気にした風も無くか、自分以外の五人のニンゲンが少女の後に続くのをツナギの男──和樹は、後ろから付いていく。 両手をポケットに突っ込んで歩くその表情は、不安も恐れもその逆の感情も浮かんではいない。 形容するならば、酷くつまらなそうな。諦め切ったような、それ。]
(紅い、薔薇…? ……ああ、それで)
[不意に、先頭を行く少女の揺れる髪の隙間から、白い肌の上に刻まれた深紅の薔薇の刻印が覗く。>>5
紅薔薇サマ、ね。 打って変わって酷く可笑し気に口内で呟いた音は、背後のマスケラにも届きはしないだろう。
そうして、やがて広間から食堂へと通されれば、そこで進めらる紅薔薇の少女とマスクの男の説明>>6>>7>>8>>9を、入り口近くの壁に凭れて黙って聞くことにした。]
(50) 2015/07/05(Sun) 02時頃
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─闇世・館の食堂─
[君たち。マスケラがそう称した>>9面々の方へと視線を向ける。 宙を滑る不可思議な金の文字が綴る内容から察するに、彼らが"吸血鬼(ソレ)"なのだろう。
見慣れぬ服装をしたソレらは、一見すると人間と見分けが付かない。けれど、振った手の周りを舞う凍りついた光や、>>17掌の上で踊る焔>>30。 マスケラの頭上に浮かぶ金の文字同様、余りにも自然に行使される人ならざる力に、内心のみで嘆息する。
六人。餌。嫁。家畜。仕入れ。食事。 平然と交わされる常軌を逸した言葉達。少しだけ、眩暈。 これが現実なら。これなら。]
(……安心だ。誓いは、果たされる。 問題、無い。)
[無意識に、ツナギの閉じられた胸元を握る。チャリ。金属が擦れる細やかな音に安堵するように。 少しだけ笑みを作って、男は手近な椅子へと腰掛けた。
先ずは、知らねばならない。 彼らが──吸血鬼が望む獲物とは、どう『在る』べきものなのか、を。]*
(51) 2015/07/05(Sun) 02時頃
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厭世家 和樹は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 02時頃
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[ 館の主の話も落ち着き、ひとまず茶でも頂こうかと彼が思い立ったその時、>>46見知った声が耳に届く。]
やあ、久しぶりだね、カサンドラ。 そのお茶、ご一緒してもいいかい?
[こちらの顔を見て彼女はどんな顔をしただろうか。 返事がどうであろうとお構いなしに彼女の隣の席に座ると、珈琲を所望し、両手の指をテーブルの上で組んでやがて珈琲が出るのを待った。
>>48隣で呟かれるカサンドラの言葉には、ため息をついてこう言う。]
君といい、他の奴らといい、どうしてこうも偉そうに物を言うんだろうね? 彼等に失礼だとは思わないのかい?
(52) 2015/07/05(Sun) 02時半頃
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[そうしてしばらくの間、出てきた珈琲を啜りながら「獲物」を吟味する同朋達の姿を眺めていたが、ふと柔和な笑みを人間達に投げる。 その中に怯えた様子の者が居れば、その者には満面の笑顔で。]
自己紹介をしておこうか、僕は英明と云う。 君達の想像する通り、人間ではなく、吸血鬼さ。 此処に居る吸血鬼達は、食事として君達のことを見る者ばかりだけれど。 ……僕はそうじゃあ、ない。 僕はね、ただ君達と友達になりたいだけなんだ。
どうか、君達のことを教えてくれないかな?
[優しい声色で、友好的に。赤子を優しくあやすように、一言ずつゆっくりと聞かせてみせるように。 獲物になる覚悟でやってきた者にとっては、その言葉は拍子抜けであったかもしれない。 返す声は、あったであろうか。**]
(53) 2015/07/05(Sun) 02時半頃
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吸血鬼 英明は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 02時半頃
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[人間も吸血鬼同様、喜びもするし悲しみもする。そこに吸血鬼となんの差異があろうか。 此方が獲物扱いをすれば彼等は傷つき、心を閉ざしてしまうだろう。それではいけないということを彼は知っている。
強張る彼等の心を解きほぐし、彼等の求める物をくれてやり、安心を与える。 そうして、彼等が心を開いた時。彼等が自分を友人と認めてくれたとき。彼等が自分を必要としたとき。
──彼は、彼等を「支配」する。
ただ獲物の血を啜るだけの野蛮な行為に、何の楽しみがあろうか。 生命を奪い去るだけの行為に、何の意味があろうか。 彼等を自分の恣にし、身も心も束縛し、隷属させる。それが彼の望みであった。
……彼は「支配」することに、なによりも飢えている。]
(-14) 2015/07/05(Sun) 03時頃
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/* どうせすぐ似たこと表に落とすと思うんですがひとまずこっちに
ねっとり系クズを目指したい(ねっとりできない)
実のところものすごく本参加ブランクあるのですごい勢いで「ギャー!!:(;゙゚'ω゚') :」ってしてます… ブランクあっても……ブランクあってもぶっちぎって入りたくなる世界観だったんです… 人の足引っ張らないようにがんばります…ギャーー
あっめちゃくちゃ自己紹介忘れてた IDゆうじんってよみます つじくもorもるもる こっちの名前で呼ばれることの方が多いです たぶん皆様初めましてだと思います……たぶん……宜しくお願いします……ほんと足引っ張らないようにだけはがんばります……
(-15) 2015/07/05(Sun) 03時半頃
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/* 中身があまりにもチキンすぎて照り焼きルート不可避
(-16) 2015/07/05(Sun) 03時半頃
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客人らの望むものを、望むように… ただし、傷つける目的のものは除いておくれ。
[小さく呟いてから、目の前で食事をする少女の傍に、指先を差し出す。 その指先から金糸がするすると伸び、文字を形作ったようだった。]
(54) 2015/07/05(Sun) 07時半頃
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また、無意識に力を使ったね? 食べたいものは、メモに書いておくように、言ったろう?
(-17) 2015/07/05(Sun) 07時半頃
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[少女の反応は、どのようなものであったろうか。 しかしなんであれ、愛しいことには変わりない、そっと口元に笑みを載せ、マスケラは屈めた腰を伸ばす。 聞こえた呟き>>32に答えるように、金文字が踊る。]
『きっと、君は誰かに可愛がられるだろうね。』
[仮面の奥の瞳の色は見えない、声音もどこか演技じみていて、どこまでが本心かわからない。 さらさらと崩れた文字の下、どうぞ。と短い単語が描き出された。]
(55) 2015/07/05(Sun) 07時半頃
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/* あかん、秘話に鉤括弧忘れよったわ
(-18) 2015/07/05(Sun) 07時半頃
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[呼ばうは同胞の一人か>>33。 振り返り、マスケラはわざとらしいため息をついて見せる。]
『やだなぁ、それを見定めるのが、買い付けに来た君らの楽しみだろう?』
[ため息の割りに、口元は描いた弧を揺るがさない。 オススメだなんて、無粋なことはしたくないのだ。 彼らが送り込んだヒトの子らに、間違いはないだろう、なんて思いつつ。
さて今回は、この焔の申し子は、何をやらかしてくれるのか、などと、半ば警戒、半ば興味と、矛盾したことを考える。 あまり派手な問題を起こされると、後で姫君のご機嫌を取るのが大変なのだ… 元々ご機嫌であることが稀な彼女ではあるのだが。]
(56) 2015/07/05(Sun) 08時頃
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ワインが飲みたいね。
[口にすれば、宙へやった手元にグラスが現れ、そこに真紅の液体が並々と注がれる。 それを口元にやり、嫁談義を始めた同胞らを眺めつつも、紅薔薇の少女から離れることはない**]
(57) 2015/07/05(Sun) 08時頃
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[現れた小さな膳から、ニンゲンと吸血鬼たちの会話に、興味はないといった様子で、一口ずつ、料理を箸ですくい、小さな口へと運んでゆく。
説明を終えたマスケラが、自分だけに見えるよう、指先から金色の糸を伸ばし文字を綴った。>>54 まるで蚕のようなソレ。 そして、綴られた文字から、少女は目をそらす。]
(58) 2015/07/05(Sun) 08時半頃
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……しらないわ
(-19) 2015/07/05(Sun) 08時半頃
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[少女の唇が、微かに動く。 独り言とも呼べない声。
ちら、と室内の吸血鬼たちを見て、また料理に視線を戻す。 ゆったりだった箸の動きが、僅かばかり早くなったことに、気付くのは恐らくマスケラくらいだろう。**]
(59) 2015/07/05(Sun) 08時半頃
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(男ばかり……)
[願望ではない心の呟きは、願いとして認識されぬまま。 《望んだ》はずのあんみつも、この場では甘く感じられない。]
(-20) 2015/07/05(Sun) 08時半頃
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|
[
続々と気配と視線が増え、徐に顔を上げれば、視線がかち合い(>>27) 手を軽く奮う事で、相手への挨拶と変える。 その者から問われた問いには、首を横に振り。
]
――好みねぇ…
[
ふと、誘われた生贄を見定めるように一瞥する。 哀れな家畜達のまだ固い動きに、思わず苦笑いを浮かべると。
]
――これじゃあ、どれが美味い(うまい)か分からない
[
そんな事を思いながら、椅子から腰を上げた
]
(60) 2015/07/05(Sun) 08時半頃
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― 地下室から闇世 ―
[明滅する魔法陣からは仮面の男の姿>>#6。周りの同胞を窺い見れば、臆することなく―少なくとも…にはそう見え―魔法陣へと歩みを進める]
怖い。
[呟きは誰かに聞こえただろうか。これが紅薔薇さまから頂いた使命、名誉ある役割、だと言え、異質な世界で異質な者への生贄となることは、やはり、恐怖を伴って。
やがて揺らぎは収まり、同胞と共に別の空間へと導き出されるだろう。そして目にする、初めて、目にする、一人の少女。黒衣に、紅の薔薇。]
紅…薔薇…さま。
[嗚呼、あれが紅薔薇さまか、と心の中で思う。予想していたよりも幼く、儚い。逢いたかった、私の、神様。]
(61) 2015/07/05(Sun) 09時頃
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|
よう。 ケーキもいるかの? 妾はカスタードクリーム入りを勧める。
[英明の申し出に、断る理由はない。 笑みをこぼして迎え入れた。>>52 非難めいた言葉にも笑みは変わらず。]
妾の10分の1ほどしか生きておらん者らに敬意と言われても、いまいちピンと来ぬなー。そんなんで言葉だけ取り繕ってもな。
同じ理由で、人の子らに敬語やらを使われなくても妾は許すぞ?
[200年以上は存在している女吸血鬼は、寛大だろう?と笑う。]
(62) 2015/07/05(Sun) 09時頃
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|
[
ふと、此方を見定めるような、探るような視線の方向に目を向ける(>>51)へえ?と、1人何かを納得すると、一度テーブルに寄り。
]
ローストビーフ
[
と、一声。 皿に美しく盛られた其れを持ち、その視線の主の横に腰掛ると徐に差し出す。
暗に、喰うか?と意味を込めて。
]
(63) 2015/07/05(Sun) 09時頃
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|
確かに、妾が求めるのは友人ではないな。
[自己紹介する英明の横であっさりと肯定した。]
とはいえ、生きのいいのに越したことはない。 暇を潰せそうな奴、歓迎するぞ。
[集まったのはどんな者たちか。 自らの好みを先に告げつつ、英明の優しげな問いへの反応を見ている。**]
(64) 2015/07/05(Sun) 09時頃
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― 食堂 ―
[異質な空間、異質な者たち。それを感じさせる諸々の場所、人、発言。麻痺しそうな頭を抱えながらも食堂へとたどり着き、木製の椅子に身体を委ねる。目の前には食事が並べられ―どれもとても美味しそうなものだったけど、自分は今は食べる気にはなれない―周りを見れば、普通に食べ始めた同胞や、吸血鬼…なのだろう、と会話し始めた者もいて。
――餌。
でもそれで、忌まわしい吸血鬼に寿命を与えることができるなら。 それが、紅薔薇さまの、望みなら。 それが、私の使命なら。
頭が、追いつかない。 どうして周りの者たちは、こんなにも素直に状況を受け入れているように見えるのだろう。
値踏みするような吸血鬼の目。光を持たない紅薔薇さまの姿。笑顔の張り付いた仮面の男。]
――あぁ、白い薔薇
[手入れを誰かにお願いしてくれば良かった、と、もう戻れぬ場所に咲く、白い薔薇のことを、思いながら*]
(65) 2015/07/05(Sun) 09時頃
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/* 毎度思うのだけど、なぜ吸血鬼の年齢を100歳200歳で定めるのだろう…? (前回、自称吸血鬼の中では若い部類と称した600歳のじーさんです)
(-21) 2015/07/05(Sun) 10時半頃
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[
最中、同胞の自己紹介を耳にして(>>53>>64)、それはそれと楽しげに笑みを浮かべる
]
――友達、ね。
[
何とも奇妙な言葉、だと、鼻から失笑の息。続く貫録ある女吸血鬼の言葉には、成程と。 さて、この言葉に贄達はどのような反応を示すのか。興味あり気に当たりを見回し。
盛ったローストビーフの1切れを頬張りながら、その行く末を楽しむ事にする
]
(66) 2015/07/05(Sun) 11時頃
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/* これまでに、口にした言葉が「ローストビーフ」という何とも私らしくて残念である。
(-22) 2015/07/05(Sun) 11時頃
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14人目、紅薔薇園の孤児 伊豆丸 がやってきました。
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[―――今までそれが、己の唯一であっただけ。]
(67) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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― ??? ―
[連れられた部屋には、初老の男が立っていた。 その方こそ、自分を拾い、育てた施設を経営している組織の上に立つ者とは、拾八を越えて初めて知った事。 傍には赤く彩られた模様が描かれ、薄らと光を帯びているように見えた。
ただ、何もない部屋の中、一つだけ目を引くように描かれたそれは 心を酷く不安にさせるような、けれど強く惹かれるような、そんな気がしてふるりと首を振る。 やがて中心に現れた仮面の男は、何処か底冷えする心地がする程に、自分達とは異質であると感じた。
さらりと流れてゆく金糸が描く文字は、現れては流れ、消えて。 朧気に残る残滓に、唇は小さく形を成して、ほうと小さくため息をこぼす]
(68) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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" …―――綺麗だ "
(69) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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[誰にも聞こえない心の内は、しかして言葉に出ていたかもしれない、 模様の紅ばかりが部屋の中を彩るのに、感せずと踊る金糸はとても自由だ。 それを目に焼き付けようと、視線で追ってしまうのを、咎める者はあっただろうか。
陣の中へ入れと言うのだろう、仮面の男は中心から動くことはない。 一人、また一人と入っていくのを見つめながら、明滅するそれを不安と興味が混じる顔で暫し眺める。 そして、最後の一人になってようやく、自分達を連れてきたシスター達と、初老の男の方へ向き直り、深々と礼をひとつ]
……行って参ります。
[顔を上げれば、もう、不安はない。 いや、無いと言うのは実際には嘘だけれど。 戻ってこれはしないのだろうという事だけは、とても良くわかったから。
今だけは、ここまで生きれた恩義を胸に、最初の一歩を踏み出した*]
(70) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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―回想/食堂―
[食事についての問いかけに対して、必要以上の返事は期待していなかった。 その時、仮面の男は紅薔薇様と彼らだけに通じる話をしていたようだったから>>54
故に、此方に向けて綴られた金文字>>55を見て、はたりと一度瞬くことになる。 仮面が邪魔をして彼の表情からその意図は読み取れない。 どういう意味かを問うのは愚問だとすぐに悟る。聞いたところでそれ以上の反応は得られない気がした]
どういう意味で「可愛がられる」のかは俺にはわからないけど よき「餌」として気に入られればいいとは思ってますよ。
[どの道戻れないのであれば、少しでも「まし」な道に行けるように。
どうぞ、と綴られるのを見て席につき食事を始める。 吸血鬼が人を値踏みするように、彼らの様子を窺いながら]
(71) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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[吸血鬼たちは流石に慣れているようで、談笑を始めるものや人間側に声を掛けてくるものが居る。 会話は向けられた視線は、やはり値踏みをするような色を含んではいたけれど。 彼らに向けて自分を取り繕うことはしない。それは愚行だ。 物怖じしないのは長所でもあり短所だといったのは、さて、誰だったか。
傍らを見ればいまだ緊張の面持ちの同胞が見える>>65 本来なら彼女のように戸惑うものなのだろう…きっと。 自分はただ、与えられた役目をこなすだけ。
必要ないと捨てられた自分がこうして選ばれてここに居るのなら それが天に与えられた己の役割なのだから**]
(72) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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― 闇世へ ―
――――歓迎?
[その言葉は、少しだけ違和感を覚えるような気がした。>>#7 仮面の男に張り付く笑みが、そう思わせるのだろうか。 それとも、人形のように佇む少女との違和が、そう思わせるのだろうか。
漆黒の振袖がゆらりと振られ、仮面の男との違和を、更に引き立てる。 寄り添う姿は、とても自然なものとして目に映るけれど、何故か光射さぬ少女の瞳に、薄ら寒いものを感じて、ふるりと身体が震えた>>5]
は、はい。すみません…。
[止まっていた足を、無理矢理に動かして、少女や共に来た者たちの後を追う。 袷で存在を主張する紅薔薇がに気を取られていたが、振り向きざまに見えた肌に咲く薔薇が目に痛くて 反らすように首を動かせば、視界の端で扉が閉まるのが見えた>>#8]
(73) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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[音は立たねど、天の岩戸よりも重々しく、閉ざされてゆく扉。 もう帰れないのだと、戻れないのだと、改めて感じる思いに暫し呆けていれば、自身以外は既に歩き始めていることに気づいた。
此方へ振り返る仮面の男の視線に、仄かに宿る昏き気配に、急激な寒気を感じて肌は峙つ。
――――眼を合わせては、いけない。
本能が感じる恐怖に急き立てられ、徐ろに視線を反らし、置いて行かれぬように、少し足早に少女の背を追いかけた]
(74) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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― 食堂 ―
[広間にたどり着けば、既に何人かの姿があっただろうか。 淡々と告げられる言葉>>6と 金糸が踊る示す言葉>>7>>8を、しっかりと頭に叩き込む。
途中、此方にまで熱が届きそうなほど、猛々しく見える炎>>13や、 光と手を繋ぎ、共に舞う鮮やかな氷>>17に目を奪われそうになったけれど、邪念を振り払うように小さく首を振った。
――"餌"と呼ばれることに違和はない。不快感も、一応ない。 言い聞かされてきた事を思えば、そう形容しても差し障りなく、 故に、値踏みするような視線>>22>>33>>48にも、平常を保つことはできた。
けれどそんな中、不意に聞こえた声>>53は 言い聞かされていたものとは似ることのない、穏やかな響きを伴っていて
自然と、目が向いてしまった]
(75) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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友達、ですか。 ……すみません、無礼をお許し下さい。
俺自身も、そういうモノとして扱われるだろうと そう思っていたので、少し、驚いてしまって………
[『友達』の言葉の後に、自然と漏れてしまった笑みを、取り繕うように言葉を続ける。 正しく拍子抜けとほど近く、緊張は意図せず緩まり、失敗したと心の内で独り言ちた]
(76) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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皆様方、名乗るのが遅れてしまい、申し訳ありません。 ―――俺の名は、伊豆丸ともうします。
[頭を垂れ、先に名乗らせたことを陳謝し、己の名を告げる。 そして、真っ先に名乗りを上げた、この中では少し異質にも思える吸血鬼には、隠し切れない興味の視線を滲ませて]
あの、先程名前をお伺いしましたが 英明様と、お呼びしてよろしいでしょうか?
[それでも尋ねる様子は、警戒をゆるりと帯びたまま**]
(77) 2015/07/05(Sun) 11時半頃
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/* こんにちわ、【人間い】枠の伊豆丸です。 人間側の孤児院連中皆入ってからにしようかなと思ったけど、待ったら待ったで機会を逃しそうなのでこのタイミングで。
だらだらと拾いながら書いていたらこの長さだよ!!!!! ほんともう、読みづらい!削りなさい!!_(:3 」∠)_
(-23) 2015/07/05(Sun) 12時頃
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好きに食ってイイ、ってんだから、御言葉に甘えなきゃ無粋だよな。 ──御宅らも座れば?ぼァっとしてねーで、さ。
[どかりと椅子に座ると頬杖を付いて、自分と共に来たニンゲン達を振り返る。まだ着席していない者がいるなら、促してやった。 見た目の割に肝が据わった様子の眼鏡の青年>>41に倣って、何もない卓上に食事の風景を思い浮かべてみる。
血液って、何で増えるんだっけ。鉄分? 過ぎった疑問符の後に一瞬だけ思い浮かんだものが、いつの間にか分かりやすく調理されて膳の上に現れた。 白米に主菜、副菜、汁椀。それから副副菜に、何故かそこだけてんこ盛りの法蓮草(恐らくおひたし)。]
ああ、糞、マジかよ。 出てくんなよ緑色、御前は結構得意じゃない…っ
[盛大に眉を顰める。 苦手とか嫌いとかを口にしたら負けな気がしてそれは避けた。 余計なことを考えるんじゃあなかったと、仄かな後悔。なんかこう、肉とか想像するべきだった、若者らしく。肉とか。ハングリーな感じに。
ぐぬ、と喉を鳴らすも、出されたものは残さず食べる主義だ。 膳に添えられた箸に左手を伸ばしかけ、一瞬だけ逡巡した後に右手で箸を持つ。
いただきます。 小さく呟くも、先から雑な言動であった割には思いの外綺麗な所作で、もくもくと目の前の食事を平らげていく。顰めっ面の男は、苦手なものから先に片付けるタイプであった。]
(78) 2015/07/05(Sun) 12時頃
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/* 英明に突っ込んでいったけど、実は此処が一番ヤバイ枠なんじゃないかって思ってるから、そわそわしてる。 カサンドラ辺りに拾われたら普通に楽しそう(
アーノルドはそもそも気に入られないんじゃないか、という不安。 ラジエル、プロクス、オルニット辺りも拾われたら楽しそう(欠損系も期待できて←
(-24) 2015/07/05(Sun) 12時頃
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[もそもそと苦い青菜を咀嚼していると、斜向かいから声が掛かる。>>53 膳からちらりと視線を上げると、チョコレート色の瞳に映り込むのは柔和な笑み。
噛んで含めるような柔らかな物言いと、他の吸血鬼達とは違う見慣れた装いに、何よりその声と、笑い方に、微かに左胸の奥が跳ねた。] (……似てる。)
[さっと視線を膳に戻す。 ほんの僅かな動揺を、気取られはしなかっただろうか。 口の中の苦さを一瞬忘れて、また法蓮草を押し込む。英明、と名乗ったソレは、他の者の使う餌だとか家畜だとかいう言葉を咎めつつ、友達になりたいだけだ、と言続けた。
君達のことを教えてくれないかな? 家畜として飼われるという最悪の未来すら想定して此処へ来た六人のニンゲンへ向けられた、甘い問い。 早速毒気を抜かれた反応を見せる同行者>>76もいるようで。 箸を右手で弄びながら、小さく肩を竦める。友達、ね。]
────ッは。…胡散くさ。
[知らず低く漏れた声は、その場の誰にでも聞き取れる程度。
声を掛ける者がいれば、挑むような視線は其方に向き直って。返る声が無ければ、暫し膳を空にすることに集中しただろう。]*
(79) 2015/07/05(Sun) 12時頃
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/* >>79 こういうの待ってた。ぶっちゃけると胡散臭いよな。 対比が欲しいので、早速少しだけ毒気を抜いてみたのだけど、刺激にニヤニヤする。
ありがたや、ありがたや!
(-25) 2015/07/05(Sun) 12時頃
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/* あ、身長決めないと。
150+21cm
(-26) 2015/07/05(Sun) 12時頃
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厭世家 和樹は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 12時半頃
|
[
如何やら差し出されたローストビーフは振られたようで(>>63) 皿を差し出した手を引けば、文句を垂ながら食事をする姿を冷淡に見遣った。
そう、あれに興味、ね。と。
皿の肉を一気に食せば席を立ち
]
その胡散臭が、君たちには心地いいのだろう?
[
言葉吐き出す相手に(>>79)皮肉籠めれば、部屋が見渡せる位置へと壁の方に歩き出した。
**]
(80) 2015/07/05(Sun) 12時半頃
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[契約を結ぶ事は無い、という言葉>>44。 此方もまた契約を結ぶ気は無い。あー、うん。やっぱり無いな、と思いながら。 若い吸血鬼はお気に召さなかったのか眉間に皺を寄せ、酌をしてくれて>>37。 そこに投げかけられた問いには、ふむと頷き。]
そうだな、……賑わってて楽しそう。 静かな所も好きだが、こういう雰囲気も悪くない。
[普段静かな場所で住んでおり、人が賑やかす所には身を置かない故、この場の空気は心地好し。 注いでくれた深紅の酒精に、真紅を細め香りを堪能。良い匂いだ。 人間に気が向いた様子に>>38、あぁ若いな、と朗らかに見守りながら、ワインを一口。]
……ん?
[暫くし、ヒールを鳴らしながらやって来る女性が一人>>40。 彼女は同胞であるのは一目瞭然。会釈をしながら、もう一人の女性を見やる>>65。 彼女らを見てから、はっはっはっと笑って見せた。]
いやぁ、やっぱり女性が居ると華やぐな。 良きかな良きかな、はっはっはっ。
[目ぶみをする訳では無く、何処かしら和んだ空気を纏いながら暢気に笑っていた。]
(81) 2015/07/05(Sun) 12時半頃
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[濃厚なワインを舌の上で躍らせ味わった後、何度か顔を合わせた同胞の言葉>>62に喉を鳴らして軽く笑みを吐く。 妾の10分の1ほど。 あまり他人の過去を詮索するのは趣味ではないが、自ら明かした彼女の秘密…、いや、秘密とも呼べない些細な事実をきっかけとして話をふる。]
ヒトから見れば200年という歳月は長いでしょうが。 我々からすれば、まだ人間に毛が生えた程度。
私とてあなたの数倍は生きているが、この闇世の深淵を覗くには至らない。
[この世からやって来たニンゲン一人ひとりの顔を順に見渡す。 視線をそらすか、睨み返すか。 反応がないよりはある方がいい。その方が楽しめるし、何より長く持つだろう。]
(82) 2015/07/05(Sun) 13時頃
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ニンゲン諸君。 君たちも知っての通り、我々は吸血鬼だ。 君たちが私たちと契約を結び、不死者たる我々を有限の命へ貶めたいことも理解している。
そのうえで、私は君たちを受け入れよう。 だがそう簡単に目的を果たせるとは思わないことだ。 ニンゲンと違い、我らは老いることが無い。 年老いた吸血鬼よりも若い吸血鬼の方が遙かに長命だということなど、我々の間では珍しくもない。 外見に踊らされて判断を誤るなよ?
前回はこの男の不興を買って、全身火だるまにされた者もいるのだからね。
[この男、と言う時点でプロクスへ視線を向ける。]
(83) 2015/07/05(Sun) 13時頃
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[別の同胞は英明と名乗ったか>>52。 此方側の口の利き方を咎めている、と思いきや。 人間を友達にしたい、とまで言ってきて、真紅は不思議そうに丸くして。]
あぁ珍しい、そういう考えをする同胞は……。 ん、居たな、君じゃないんだが、もう一人居た様な。
[英明以外にも人間に対して好意的な態度を示していた同胞を知ってる気がするが。 はて、何処の誰か。よく思い出せない。 ふぅ、と吐息を漏らしながら、改めて人間の方へと真紅を向けた。]
そうだなぁ、名前は教えてくれても良いよな。 名前で呼ばれず、人間とか家畜とか呼ばれるのは大変じゃない?
[一人名乗りはあったみたいだが>>77。 英明のフォローをする様に名前を聞いてみる。 まぁ、自分の場合はすぐに“忘れて”しまいそうではあるが。]
(84) 2015/07/05(Sun) 13時頃
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[かちゃん、と皿の寄せられる音。 英明と青年(伊豆丸)の遣り取りに気を取られていて、隣に腰掛けた>>63男に気付いていなかった。
音に気付いて其方を振り返れば、引かれた皿の上の肉が吸血鬼の口に放り込まれる。そこで初めて、先ほどの呟きが自分に食事を勧めたものだと気が付いた。]
あ。──…ああ、
[言い淀んでから、ニンゲンを家畜扱いするらしい吸血鬼に、ナチュラルに親切を受けることは想定していなかった事を自覚する。 少しの苦笑いが目元を掠めて、相手が放った言葉>>80に挑戦的な視線を返して。]
さァ? 全員が全員、一筋縄だと思われちゃあ、ね。
[羊って案外、獰猛なのよ。 咽奥で低く笑うのは、もう癖みたいなものだ。 それから、立ち上がって離れていく男の背に思い出したように声だけ投げた。]
なぁ、──お肉、ありがとね。
[受け取れはしなかったけれど。和らいだ声音は、彼に届いたかどうか。]*
(85) 2015/07/05(Sun) 13時頃
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/* 英明がとてもデジャビュったのでつい、ついね……。 許してそーやさん゚+。(〃ω〃)。+゚
(-27) 2015/07/05(Sun) 13時頃
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厭世家 和樹は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 13時頃
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[長い口上の後、一見優雅ともとれる仕草で男がグラスを傾ける。
受け入れたうえで、彼らの崇高な志とやらを、優しく丁寧に踏みにじってやろうと。
浮かべたのは捕食者の笑み。 我々は人間よりも上位の存在なのだと。ミレニアムと言う長い時間に裏打ちされた自信と尊厳をその顔に浮かべて笑う。]
それと。 私のことはアーノルドでいい。 ニンゲン、吸血鬼と呼び合うにも、同族がこれだけいては不便だろう。
[この館では初めて顔を見た英明に倣い、自らの名を名乗った。*]
(86) 2015/07/05(Sun) 13時頃
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/* >>84 その人間に好意的な吸血鬼はうちのじーさんですか? 人間大好きなうちのじーさんですか?
(-28) 2015/07/05(Sun) 13時半頃
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/* 思いのほか伸びていた件!!
あとニンゲン1人?
(-29) 2015/07/05(Sun) 13時半頃
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[さて、英明の問い掛けに素直に反応した者も居れば>>77、胡散臭いと切り捨てる者も居る>>79。 切り捨てた青年の方は、一筋縄ではいかない、と>>85。 成る程、どうやら彼は気が強いのかも知れない。]
はっはっはっ、それもそうだろうなぁ。 それは、俺達吸血鬼も似た様なものかもな。 俺達と勝負してみるかい?
[強気そうな青年に挑発する、というよりは、無邪気に誘う様に声を掛ければ。 アーノルドと名乗る同胞の話を聞いて、手をぽむと叩いた>>86。]
あぁ、そう言えば俺の名前言って無かったな。 俺はラジエル。 様を付けても良いし付けなくても構わない。 呼びやすい様に呼べば良いさ。
[強気な青年だけでは無く、この場に居る同胞や人間達に名前を名乗る。 同胞に関しては、若しかしたら此方の名前を知ってるかも知れないが。 中々此方が覚えられない、というのがあり、つい名乗ってしまうのは仕方無い。]
(87) 2015/07/05(Sun) 13時半頃
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そうだよ、見りゃ分かんだろ。
[物怖じしない青年>>42に、さっさとしろというようにグラスを揺らす。 これが、対象のニンゲンを誂い弄ぶためだったならどうしていたかは分からないが、今は純粋に酒が飲みたい。だからボトルが傾けば、グラスを動かすことはない。 尤も、注いでくれた礼など言うはずもなく、適量になれば勝手にグラスを引き寄せて、己の口元へと運ぶのだが。]
ふぅん仕入れね。 ま、アンタんとこには、たまに世話なってるしな。
あぁそう考えると、アンタに嫁が付いちまうと困るのか!
[嫁を娶ったあとでも、あの店を継続してくれるというのなら話はまた別だが、それでも結局、寿命など得られてしまっては後々困ると。 無責任にゲラゲラ笑いながら、グラスの中身を口内へ流しこんだ。*]
(88) 2015/07/05(Sun) 13時半頃
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……つまんねぇな。
[>>81この穏やかな雰囲気の先輩吸血鬼が、永遠を得ながらなんでそんな人生選択をしているのか、今ひとつ理解できない。 不老不死の身を得たのなら、もっと奔放に自由に振る舞えばいいだろうに。
一緒にいたら逆に疲れそうなやつだと、ボソリと感想を漏らしながら、鴨のローストにナイフを入れようとしていれば、また新たな気配が増えた。>>46]
(89) 2015/07/05(Sun) 14時頃
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げ。
[危うく、ナイフを取り落としそうになる。]
………クソババアだ…………
[眉間に皺を寄せ、口元を引き攣らせ、押し殺した声で呟いた。
水を統べるこの女吸血鬼は、己にとって天敵だ。 初対面の時から、正直、ろくな記憶が無い。 向こうからどう思われているのかは知らないが、とにかく、苦手なのだ。]
(90) 2015/07/05(Sun) 14時頃
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吸血鬼としては若々しくて良いじゃろ? いや確か300にはまだ手が届いておらんかった…はずじゃ。
[止まった時間の中で存在していれば、時間の流れは曖昧で。正確な年数を数えるのは飽きていた。 それでも、彼の吸血鬼の時間には追いつかないが。>>82]
暑苦しいのは妾もごめんじゃからな。 せいぜい奴のことは怒らせないでくれ。
[奴…プロクスのほうを見ながら。>>83 静かな水は、熱くなる焔に何度か水を浴びせたりしている。消火活動である。]
(91) 2015/07/05(Sun) 14時頃
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[アーノルドが成り行きで店という体裁で運営している『純血の杯』
元々はアーノルドの持つ門を開く力を借りて、この世へ食事や嫁探しに行きたい吸血鬼たちが通い始めたのが始まりだった。 門を開けば魔力を消費する。 アーノルドの場合、魔力の消費はそのまま血の渇きに直結する。放っておいても徐々に渇く喉が、門を開くたびに一段と渇きを覚えるようになるのだ。 相互扶助などという言葉とは縁遠い吸血鬼同士の関係で、自分ばかり損をする取引など成立するはずがない。
なので、門を開く代わりに相手の吸血鬼に対価を要求することにした。
『この世から新鮮な人間の血を小瓶3つ分』
そうして集まった人間の血が、何らかの理由で狩りはできないが血の禁断症状に苦しむ吸血鬼を呼び寄せる。 そんな同胞に、アーノルドは血の入った小瓶を1つ差し出して対価を要求した。
『魔力を宿す吸血鬼の血を小瓶2つ分』
価値のある人間の血と、魔力を宿す吸血鬼の血。 そして自分の魔力を一定の対価を支払うことで与える。 これも立派な等価交換だ。]
(92) 2015/07/05(Sun) 14時頃
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相変わらず上品さの欠片もない輩じゃ。 言葉づかいと品性を学べと言うたはずじゃが?
[自分の人間への態度は棚にあげ、プロクスを責めた。 過去に炎を出した吸血鬼に、この水の吸血鬼は冷水をぶっかけた上に傘でバシバシ叩いたことがある。>>90
執拗に脛を打ち付けられるのは、地味に痛かったのではないだろうか。]
(93) 2015/07/05(Sun) 14時頃
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[冗談じゃねぇとぼやきながら、オレンジソースを絡めた鴨肉を咀嚼していれば、見慣れぬ和装の吸血鬼>>53の自己紹介らしきものが聞こえてきた。]
……何言ってんだコイツ。
[優しい声色で紡がれる、友好的な言葉。 家畜や餌に対し、友達になりたいだなんて、到底理解できるわけがなかった。
そのてん、カサンドラの物言い>>64は納得がいく。 苦手視はしているが、こういうところには肯かざるをえない。]
(94) 2015/07/05(Sun) 14時頃
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/* 消火活動じわるわwwwwwwwwwwwwwwwwww
ありがとうwwwwwwwwww
(-30) 2015/07/05(Sun) 14時半頃
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ラジエルは素直で良いな。
[女性がいると華やかだというラジエルに、うって変わった和やかな声色。>>81]
確かに男性が多いようじゃな。 …妾はカサンドラ。 吸血鬼側の紅一点といったところか。
[名乗れば、カスタード味のケーキを食べる作業にもどる。**]
(95) 2015/07/05(Sun) 14時半頃
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それはどうも悪ぅございましたお婆様!
[>>93嫌な記憶が蘇り、思いっきり不承不承ながら姿勢と言葉遣いを改める。 短気を起こして火を放とうとしたのを、頭から冷水をぶっかけられて消化され、仰向けに倒れたところを、傘でゲシゲシ脛を打たれまくったのだ。 脱力して起き上がることもかなわず、誰だかから血を貰えるまで、地味な攻撃はずいぶん続いた。 胸に十字の剣でも突き立てられる方が、よっぽど楽だ。]
(96) 2015/07/05(Sun) 14時半頃
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自己紹介なぁ。 だったら先にニンゲンどもに名乗らせろよ。
[なんでこっちが先なんだと、文句を垂れはするが、他の先輩吸血鬼たちが先に名乗るのを聞けば、覚醒してから三桁に届いていない若造だけが名乗らないというわけにもいかず、渋渋の体で食事の手を止め、立ち上がる。]
俺様はプロクス・アソオス。 見ての通り、焰を操る。
それと、ソイツの言ったことは嘘じゃねぇ。
[先程の視線>>83を肯定するよう、軽く鼻を鳴らし]
臆病者や、気持ち悪ぃ媚び売ってくる奴なんざいらねぇよ。 退屈な奴にも興味はねぇ。 ババ ぁ……カサンドラと同じだ、俺様を愉しませることができるような、活きのいい奴じゃなきゃ意味はねぇ。 娶るかどうかなんてのは、その後の話だ。
ま、期待はすんな。
(97) 2015/07/05(Sun) 15時頃
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それと、他の奴らは構わねぇって言ってるみたいだがな、俺様にはきちんと「様」をつけて呼べよな。
プロクス 様 だ。 よぉーく覚えておけよ。 忘れたらどうなるかは分かってんな?
[マスケラと紅薔薇の手前、そしてカサンドラの恐怖の記憶が刻まれている故、いつぞのように命を奪うことはないかもしれないが。 威圧するような視線を人間達に巡らせると、食事を再開するために、また席へついた。*]
(98) 2015/07/05(Sun) 15時頃
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そうだね、頂こうかな。 折角だから、君のお薦めのやつを。 カスタードクリームの……その、たると、だったかな? そいつをひとつ。
[>>62カサンドラからの快諾と提案に、ふわりと笑って此方も彼女の提案に乗った。
横文字は苦手でね、と苦笑しながら待てば、やがて所望した品が手元へ現れる。]
ふふ、君のそういう正直なところ、俺は嫌いじゃないよ。 ……自分で寛大だ、って言ってしまうところもね。
[彼女の歯に衣着せぬ物言いには相変わらず好感が持てる。 吸血鬼という生き物は、得てしてそういうものだ。 赤子同然の時を過ごしただけの獲物に、自分達と対等の価値を見出すことはしない。 彼とて、それは例外ではない。
やがて、自分の言葉に続く>>64カサンドラの希望に本当に正直な奴だ、と内心嗤いながら、手元のタルトを切り分け、優美な動作で一口運ぶ。 口に広がるのは毒のような甘い味。]
(99) 2015/07/05(Sun) 15時頃
|
|
[自分の声に真っ先に声を上げたのは、>>75案の定拍子抜け、といった表情でこちらを覗く青年だった。]
そう、友達。 そこらで満喫してる他の奴らと違って、悠久にも続く毎日が退屈で仕方ないのさ。 話し相手の一人ぐらい、欲しくなるだろう? それも、人の世の者だ。僕の知らない話なんてごまんとあるだろう。 なんでもいいんだ、話をしてほしい。 ああ、謝らなくていい。友人になるのに、礼儀も何も必要ないよ。そうだろう?
[青年の謝る姿ににっこりと笑いかけると、やがて始まる彼の自己紹介に耳を傾けた。>>77
簡単な自己紹介が終わると、青年は改めて此方を向いて、自分の名を呼んでみせた。 英明様、と。
瞬間、ぞわりと全身の毛が逆立つような感覚に襲われる。 ──嗚呼、これは充分に飼い慣らされている!想像以上だ、素晴らしい!
彼を支配することは、きっと容易い。少しの力を奮えば、きっとすぐに従順になってくれるだろう。 しかし、それでは面白くない。真の支配者は、力に頼ることなどしない。]
(100) 2015/07/05(Sun) 15時半頃
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|
[英明は、彼等を只の餌だとは思わない。 ……思わないが、友人、なんて言葉は、勿論建前に過ぎない。 彼等の言葉から、確かめるのだ。自分が支配するに相応しい相手を。 身も心も自分に捧げ、息もできない沼へと沈む様を眺める価値のある相手を。 彼等の心の隙につけ込み、壊し、自分だけのものにする。
英明は、支配することに何よりも飢えている。]
伊豆丸くん、宜しくね。ああ、呼び捨ての方がいいのかな?
僕の事も呼び捨てでいいよ。様付けなんて柄じゃない。 どうしても呼び辛いって言うのなら、英明様でもいいけれど。
[湧き出る支配欲を一切表情に出すことはない。変わらず柔和な笑みを浮かべながら、英明は伊豆丸にそう応えた。]
(101) 2015/07/05(Sun) 15時半頃
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吸血鬼 英明は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 15時半頃
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[早速ニンゲンを一人手懐けはじめた英明の様子>>100に、うっそりと目を細めて嗤う。
嗚呼、ほら。
だから見た目で騙されてはいけないのだ。 永く生きた者が老獪だとは限らない。 年若い者が苛烈だとは限らない。
彼のように人の好さそうな顔でゆっくりと絡め取り、奈落の底へ突き落とすように他を支配する者ほど厄介だ。 20年ほどしか生きていないヒトの子ならなおの事。]
――……ふっ
[一見すれば柔和な笑みを浮かべる同胞の、厚い厚い面の皮。 その下にどんな本性が隠れているのか。
初めて見たその顔に興味を覚えて、目の前で繰り広げられるプロクスとカサンドラの会話もほどほどに英明と伊豆丸の方へ意識を向けた。]
(102) 2015/07/05(Sun) 15時半頃
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勝負ねえ。 はじめっから同じ舞台に上がる気がないんじゃ、 いささか此方の分が悪過ぎやしない? 吸血鬼サマ。
[喋り方だけ聞いていればまるきり好好爺といった風の穏やかな問いかけ>>87に、声に不満を乗せ唇を尖らせる。 此方を豚と思ってる連中に、掛け値なしの存在と思わせろ、なんてハードルは、勝負というより負け戦だ。]
孤児院出の連中がどうかは知らないが、 俺にとってはこれはビジネスさ。 飲まなくても死ぬわけじゃない娯楽品を"提供"する代わりに、御宅らは衣食住なりの保証をする。
[娯楽品、そう言いながら己の首筋を指先でトン、と示す。 食事は大事、だっけ?先刻小耳に挟んだ相手の言い分>>35を、都合良く引用して。
空になった膳に箸を戻し、御馳走様、手を合わせて呟いた。 それから、体ごと会話の相手へ向き直って、に、と気の強い笑みを見せる。]
(103) 2015/07/05(Sun) 15時半頃
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[ヒトの子からプロクスのグラスへ注がれるワイン。>>88 濃厚な葡萄とアルコールの香りが鼻先をくすぐった。]
私の店をひいきにしてくれるのはありがたいが、半分はただの道楽でね。 私が店を続けることに飽きてしまっても、門を開く力を持つ吸血鬼は私以外にもいるだろう。 彼らがその門の対価に何を要求するかは知らないがね。 [対価が明確であり、誰にでも平等な分自分の店は比較的良心的だと。 ヒトの子に酌を命じたプロクスに応えながら軽く肩を竦める。 それにしても、随分と物怖じしない青年だ。>>42 胆が据わっているのか。それとも鈍感なのか。 沸いた興味のままに声をかける。]
こちらにもいいかな?
[まだ半分ほど残っているグラス。 ワインを求めたのはただの口実に過ぎない。]
ヒトの子よ。 お前は我々をどう思う? 実際にその目で見た吸血鬼を。
(104) 2015/07/05(Sun) 15時半頃
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だからさ。 ビジネス以上の勝負がしたいんなら、 『俺ら』と『御宅ら』じゃなくて。 俺と御宅で、一対一だ。
[そんくらいハンデ減らしてくれてもいいでしょ。 挑発ともとれる台詞を事も無げに言い放って、返事を待たずに首を巡らす。 吸血鬼達からの自己紹介>>86>>87>>95>>97を、聞き漏らさないように何度か反芻した。
親指で口元を軽く拭うと、顔を伏せる。 再び正面を見据えるまでの一瞬だけ、その表情が無になった。 頭の中だけで鳴る、水滴が落ちる反響音。脳内で自分の声が問う。Who are you?"]
俺は、和樹。……『鈴城』、和樹だ。 宜しくね、ニンゲンの御宅らも、吸血鬼サマ達も。 [顔を上げて、不遜に笑う。 名乗った姓が男のものでは無い事を、知る者はいない。]*
(105) 2015/07/05(Sun) 15時半頃
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――少し前――
[
背から届く声(>>85)に一度振り向いて
]
一筋縄。成程。
[
思わず笑みを零すも、そこに如何なる感情があるかは当然隠して。 代わりにゆるりとテーブルを指す。 その先には、先刻全て平らげた肉切れと緑の盛り合わせが用意されていた。
――喰え
勿論命令という訳でもなく、拒否したらまた己で処理する心算でもある。 強いて感情を記するなら「望む」食事を得られるこの場所で、敢えて苦手な緑を手にした相手の思考への若干の興味。
どう対処するか、それを見たいだけ。
]
(106) 2015/07/05(Sun) 16時頃
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[
何時の間にやら名乗る流れか? 壁に背を預けながら、同胞たちが次々と名乗るそれを聞き終えてから、気怠そうに口を開く
]
俺はオルニットだ。 様やら敬語を強要する心算はない。
好みも言うべきか? 傀儡は要らん。
以上だ
[
久々に沢山喋ったと、水を求めグラスに手をかける。「人」に向けてグラスを傾けた。誰か注ぐ者がいるならそれを受けるだろうし、同胞からも特段問題なく受ける事だろう
それまでの間、紅一点と焔使いのやり取りをBGMに、興味求めて視線を廻らせた。
]
(107) 2015/07/05(Sun) 16時頃
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―食堂―
[ワインを注ぐようにと命じた吸血鬼は、どうやら今は問題を起こす気は無いようで>>88、適量が注がれたならさっさと口に運んでしまう。 元より礼は期待などしていない。家畜に礼を言う時はそれを売るか食する時くらいだろう。 自分と同じかより若く見えるとはいえ吸血鬼、此方より年上なのは承知している。
ともあれ食事を再開すれば、吸血鬼の一人が名乗りを上げる>>53 友達になりたい、と言う言葉を素直に受け取れる者はどれほど居るだろう。 裏があると思う方が自然な程、この場には不似合いな言葉にそれでも応じるものは居たか>>77
近くに腰掛けた同胞が目も前に現われた食事に毒づくのに視線を向ける。>>78 深い緑の葉菜の山……独特の癖のあるそれを苦手とする子供は孤児院にも多かったが、確かに栄養はあると聞いていた。 そんな自分の前にはやはり鉄分豊富なひじきの煮物が小鉢に山になっていたりするのだが]
……あれよりは、まだひじきの方が食べられるな…
[などと呟いて、黙々と食事の制覇に勤しんだ]
(108) 2015/07/05(Sun) 16時頃
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[やがて吸血鬼側から一人、二人と名乗る声がする。 話に聞いていた以上に彼らは紳士的であるようだ…先ほどの赤毛の吸血鬼以外は。
此方を見回す視線>>82と目が合ったなら、真っ直ぐ見返して軽く会釈を返す。 彼の話>>83は吸血鬼側の思考を知る上で得るものが多かった。先ほどの吸血鬼がやはり問題を起こした経歴がある事も知れたが。
先ほど此方に一度声を掛けてきた吸血鬼が、此方にも名乗るようにと促す>>84 本来ならば先に名乗るのが筋だったろうか?と考え、僅かに失敗したかと眉を寄せた後 彼らの話が途切れるのを待って立ち上がり口を開いた]
……英明様、アーノルド様、ラジエル様、カサンドラ様…そして、プロクス様とオルニット様でよろしいでしょうか?
[壁際から名乗った吸血鬼>>107にちらりと視線を向けて、一度頭を下げて 見ようによっては不遜に見えるかもしれない、物怖じしないままの表情で、笑う]
名乗りが遅れて申し訳ありません……飼われる身故、出すぎた真似は控えようと思ったけれど 確かに名を名乗らないのは不便でした。
俺は、柊夜といいます。よろしくお願いいたします。 あなた方にとって俺の名前はたいした意味はないかもしれないけど、覚えていただけると嬉しいかな。
[中途半端な敬語は慣れていないせいと、半分は元からの性格だ]
(109) 2015/07/05(Sun) 16時頃
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あぁ、それと、
[席に着こうとして思い出したように吸血鬼に顔を向けて、に、っと笑う]
俺、丈夫なだけがとりえなんで、それなりに長持ちすると思いますよ?
[血を奪われるのであれば、健康であることは何よりも重要なはずと彼らにそう告げる。 誰かに連れ帰られるのは確定して入るのだろうが、余りものとして嫌々連れ帰られるより、望まれて迎えられた方が「まだ」気が楽だとそう考えてのこと]
(110) 2015/07/05(Sun) 16時頃
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[先ほどの赤毛の吸血鬼…プロクスとの遣り取りを見ていた吸血鬼の一人が此方にグラスを向け、声を掛けてくるのにも変わらぬ様子で応じる>>104 グラスの中にはまだかなりの量が残っている。つまり、それが口実と言うことが窺い知れて、零さぬように酒を注いだ後で彼を見返し、問いかけに軽く首を傾げて考える]
吸血鬼の皆さんをどう思うか、ですか…?
[求めているものは世辞や媚びた言葉では無いだろう。 そのような思ってもいないことを口にするような腹芸も持ち合わせてはいない が、ここで不興を買うのも避けたいところではあった]
そうですね、聞いていた以上に普通の…人と変わらなかったので驚きました。 こう言っては失礼ですが……化け物、とまで聞かされていましたから。 そして、今の吸血鬼である状況を楽しんでいる方が多いのだなと思いました。
……俺たちが、あなた達にとって本当に「餌」に過ぎないんだな、という事も。 でも、俺はそれであなた達を恐れたりする気は無いです、だって
あなた達が血を求めるのは、俺たちが肉や魚を欲しがるのと同じでしょう? ……少し長すぎましたね、すみません。
[話しすぎた、と苦笑してアーノルドに頭を下げる。 物怖じしないというのは時に不遜と誰が言ったか忘れたけれど、彼の反応を窺う表情はやはりいつもと変わらぬまま*]
(111) 2015/07/05(Sun) 16時半頃
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ふぅん。 ま、覚えといてやるよ。
[ニンゲンたちが順に名乗るのを聞きながら、そのたび、口の中だけで伝えられた名を反芻する。 ついでに、食事風景になど目をやれば、美味しそうな湯で葉菜の小山>>78が目についた。 不服そうな表情に、いらないならよこせと言いかけるが、それよりも先に、黒い変なもの>>108が視界に入り、興味は俄然そちらへ向いた。]
おいオマエ。 柊夜だったな。
何だそれ食い物か?
[実際に食べているのだから、食べ物なのだろうけれど。]
美味いならよこせ。
[そう言った時には、手は既に、小鉢を奪おうと伸びている。]
(112) 2015/07/05(Sun) 16時半頃
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……はい?
[食事を再開してすぐに先ほどの赤毛の吸血鬼…プロクスに声をかけられ>>112 「それ」と言うのが目の前のひじきと気がついて]
これですか?ひじきと言う海草の一種ですよ。 美味しいかどうかは……って!?
[返事の前に伸びてきた手から、慌てて小鉢を遠ざける]
人の物を勝手に取っちゃいけませんって……あ、いや吸血鬼様だからそれはまた別か。 そんな事より、これは結構好き嫌い分かれるんですよ…… いきなり口にして不味いって怒られるの、俺、嫌ですからね?
[妙に警戒するのは、先ほどアーノルドが言っていた「火だるま」と言う言葉のせいである それでも食べたいというのなら大人しく小鉢を差し出して、じっと様子を窺おうか]
(113) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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[その少し前、柊夜と名乗ったこの人間が、アーノルドの問いに答えを返す>>111のを聞いた。]
へぇー、餌に過ぎねぇって分かっていて、それでも恐れねぇとか。 なかなか面白ぇこと言うじゃねぇか。
[肉や魚を求めるのと同等であると喩えるのを聞けば、興味深げに口元が歪む。]
悪くねぇ、いい根性してやがる。 しかも丈夫なのが売りとはな。
[>>110本心からか、それとも一樹と名乗った男>>105のように、何やら企みでもあるのか。 気にならないでもないが、現状では好印象であるというのは、態度からも容易に察せるはずだ。]
(114) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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そういうものなのか。 うん、難しい事はよく分からんな。
[不満を表す唇は尖り、負け戦だ、と言わんばかりの口ぶりに、此方は常と変わらぬ様子の口調で答えつつも。 先程声を掛けた青年と同じ肝っ玉の大きさを感じ、喜色を孕んだ真紅は細めた。]
ほう? お前は、変わった事情で此処に来たのか? まぁ、詳しくは分からんが。 吸血鬼にとって血は糧でもあり、嗜好品でもあるのだが。
俺の場合は、少し違うのかも知れないな。
[小言を引用され、こりゃ一本取られたな、と暢気に笑いながら、ワインを一口。 くるくると回していたら、青年が此方を向き、これまた気の強い笑みを見せていて。 ほぅ、と感嘆の息を漏らし、唇に弧を描かせた。]
いやぁ、お前も肝っ玉据わってる。
[記憶を失いやすい自分にとっては、感情を素直に表現し、負けん気を発揮する人間を見るのは新鮮さがある。 しかも、物怖じせず、一対一で勝負しろ、とまで>>105。 意図しない笑いが込み上げ、つい吹いてしまいそうに。]
(115) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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まさか、急に俺と一対一での所望が来るとは……。 はっはっはっ、お前面白い。面白いな。 人間からアプローチ来るとは、初めて見たぞ?
[見掛けた時は、諦めた様なつまらなさそうな表情を浮かべていたのに>>50。 怠惰に生き、無駄に従順しながら生きていくのか?と思ったのだが。 それがどうか。こんなにも挑戦的でしがみ付く様な生き様を見せて来るとは思いもしなかった。
手の平の上に淡い光を放たせれば。 光を閉じ込めた小さな水晶が、ことり。落ちた。 徐に水晶を掴み、それを軽く眺めれば、布袋では無く胸ポケットに忍ばせて。]
成る程、カズキか。 勝負事に疎い俺で良ければ、何時でも。 降りたければ、好きな時に降りれば良いさ。
[来る者拒まず去る者追わずな自分にとっては、勝負するのも飽きられて去られるのも些事。 左の肘を机の上に付き、手の平に顎を乗せ、純粋に楽しそうな微笑を浮かべていた。]
(116) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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ひじき? 知らねぇ食いもんだな、まぁいい。
[>>113よし食べようと、小鉢に手をかけようとした矢先、それは遠ざかって]
おい何の真似だ、俺様にはやれねぇってことか?
[不機嫌顕とした瞬間に、紅い髪がざわりと揺らめく。 けれど、改めて小鉢が寄せられるのを見れば、それはすぐにおさまって]
はじめからそうやって渡しときゃいいんだよ。
[がっと小鉢を奪い取ると、こんもり盛られた黒い海藻に、フォークを突き立て、口に運んだ。]
(117) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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[物怖じしない性格に、それなりに長持ちする>>110という売り込み。それに加えて先ほどの返答>>111に、柊夜という青年に興味が湧く。 それはもう、後でその血を味見してみようかと思う程度には。
彼の手で注ぎ足されたワインを一口口に含む陰で、「底意地が悪い」と同胞に呼ばれたことのある笑みを浮かべ、改めて食堂を見渡す。
ヒトの中で真っ先に名乗った伊豆丸という青年。 英明に興味を持っている様子がその視線にありありと見て取れるが、二人の会話はどのような進展を見せるだろうか?
ラジエル相手に一対一の駆け引きを持ちかける青年、和樹と名乗った彼もまた面白い。 その顔に浮かぶ不遜な笑みを粉々に砕いた後、彼の血はどんな絶望の味がするだろうか?
怯えた様子でマスケラと紅薔薇の姫君を見つめる少女と、残る二人は分からないが。今回はなかなか、期待のできる餌が揃っているなとほくそ笑んだ]
(118) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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[咀嚼。 瞬き、呑み込んだのち、再び小鉢にフォークを伸ばす。 今度はまとめて二口ぶん。 混ぜ込まれている根菜や豆、肉も味わう。]
おい。
[もくもくと、小鉢の中身を減らしながら、顔を上げぬまま。]
同じもん出せ。
[自分でやればいいのだろうけれど、敢えて、目前の男にそれをやらせることを選択した**]
(119) 2015/07/05(Sun) 17時頃
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/* プロクス可愛いなぁ。プーたんって呼んだら怒る?怒る? なんていうんだろ、甘やかしたい可愛いさがあるよな('∀'*)
(-31) 2015/07/05(Sun) 17時半頃
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[ぐるりと周囲を見渡していれば、テーブルの上にことりと硬質なものが落ちる音が聞こえた>>116
きらりと光る水晶のようなものに確かな魔力の気配を感じて、彼の胸ポケットへしまわれるそれを目で追う。 吸血鬼にも様々な能力を持つ者がいるが、あれがうわさに聞く水晶使いだろうか?]
プロクス。 早々に彼を持ち帰りたいなら止めはしないが、ちょっかいをかけるのは程々にすることだ。 私も彼には興味がある。味見もする前にこんがりローストされるのはできれば避けたい。 それに忘れたわけではないだろう? 今回ルールを破れば、今度こそ姫君から出入り禁止を申しわたされてしまうぞ?
[ニンゲンを殺してはならないと言うルールを一度は破った彼が、今回もここにいることは不思議でしかないが。 隣りで柊夜から食べ物をせびるプロクスに軽い牽制と警告を告げて、空になったグラスを残し席を立つ。]
(120) 2015/07/05(Sun) 17時半頃
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随分と機嫌がよさそうだな。 あちらまで笑い声が聞こえていたぞ? それとも、その青年はそれほど面白いか?
[先ほど興味を引かれたラジエルの元へ歩み寄り、隣に座りながら声をかける。 さて、彼とは面識があっただろうか? 記憶を失いやすいラジエルに対し、永く生きる故に些細な記憶は容易く忘我の彼方へ押しやられてしまうアーノルド。 尋ねたところで明確な答えが返って来るとは思っていないが、二人の会話に混ざる程度のきっかけにはなるだろう。]
(121) 2015/07/05(Sun) 17時半頃
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/* >>101 支配されたい(あんた吸血鬼だろうが)
(-32) 2015/07/05(Sun) 18時頃
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[不意に魔力の流れと僅かな熱気を感じ、その方向を見れば>>117。 どうやら食事の取り合いをしている様で。 よくよく見ればプロクスが取ろうとし、柊夜と名乗った人間が差し出した様で事無きを得たみたいだ。 その横で、アーノルド諌めている様は、兄が弟の面倒を見ている様で微笑ましい。]
面倒見が良いんだな?
[揶揄する訳でも無く、純粋に思った事を告げれば、アーノルドは隣へと来て。 記憶に無く、多分初対面だろうが、年の功故ペースは崩さず。]
あぁ、面白いさ。 強気なヒト、って好きかい?
[アーノルドが心を折って絶望に陥った人間の血を啜るのを好みそうなのは全く知らない。 さり気なく強気な人間は好きか、と尋ねながら、くるくるとグラスを回してワインを煽った。 グラスを空けて机の上に置いたら、胸ポケットに入れた水晶を取り出し、アーノルドの前に置く。]
これに意識を向けて覗けば、理由は分かるかと。
[先程の和樹の表情や会話を残した水晶の見方を手短に教えれば、アーノルドも見る事は容易いだろう。]
(122) 2015/07/05(Sun) 18時頃
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[アーノルドに話した言葉は、少なからずプロクスの興味を引いたようだ。>>114 虎の尾に触れた気もするが、此方に向けた態度は与えた印象が決して悪いものではないと伝えている]
ここまで来て餌になるのを怖がっても仕方が無いじゃないですか。 怯える子羊を苛めるのが好きなら、そういう相手を選ぶと思うし
[肉や魚を食べるのにいちいち苦悩するものはそう居ないだろう、と]
大人しそうなわりにいい根性してるとは言われますね 丈夫ですけど、焼かれたら死にますよ?
[ポツリと最後に零したのは、焔遣いらしい彼へのささやかな牽制 その力の片鱗が窺えたのは、此方が小鉢を遠ざけた時>>117]
(123) 2015/07/05(Sun) 18時半頃
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[その気配に気圧された訳ではないが、彼から見れば同じだったかもしれない。 差し出した小鉢を奪い、ひじきを口に運ぶのをとりあえず見つめる 異国人の中には「これは食べ物ではないだろう」とまで言うものがいると聞いていた 八つ当たりされるのはごめんである。
一口、二口と口に運び、そのまま声をかけられるのをじっと見て>>119
告げられた要求にきょとんとした後で、あからさまにほっとした様子で笑う]
気に入ってもらえたようで、何よりです。
[そう言って、言われるままに同じものを望んで、現われた小鉢を彼に差し出す 餌になる側が餌付けしてどうするんだ、と、ほんの僅かに自分で突っ込みを入れながら*]
(124) 2015/07/05(Sun) 18時半頃
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[此方の返答にアーノルドはどんな印象を持ったのか ワインを口に運ぶ影に見える笑みの真意まではつかめないが、少なくとも悪印象では無いだろう、という事だけは察していた。>>118
部屋を見渡す様子に、彼もまた人間を値踏みして、よりよい「餌」を選ぼうとしているのが分かる。 同胞の伊豆丸や和樹のように、積極的に吸血鬼と話すものも現われたようだ。 自分たちが、吸血鬼たちにどのように移っているかは知らないが、彼らの表情はみな楽しんでいるように見えて。 ここは、競り市のようなものなのだな、と改めて思っていた。
そのアーノルドが次に口を開いたのは、プロクスの気配が揺らいだ時]
……アーノルド様?
[その内容から、プロクスを諌め此方に助け舟を出してくれたのだと気付く。>>120 興味がある、と言う言葉に僅かに胸の奥がざわつく。自分も餌の一人なのだと改めて知らされたようで。 こんがり、などと聞けば、流石にそれは避けたいな、と心の中で思う。 気まぐれに力を振るいそうなプロクスよりは、こうして諌めに回るアーノルドの方が信用できる気がしていた。 その裏にどんな顔が隠れているかなど知る由もないから 選ぶ権利は此方には無いと、わかってはいるけれど、それでも、彼の存在は確実に此方の興味を引いたから 席を立ち離れる背に向けてそっと頭を下げる。気付きはしないだろうけれど確かな感謝の意を込めて*]
(125) 2015/07/05(Sun) 18時半頃
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はぁー?
[柊夜というニンゲンにちょっかいを出していたら、アーノルドから諌められ>>120、不機嫌が顔に出た。]
なんだよ、別に怪我させたわけでも血吸ったわけでもねぇ、面白いもん食ってたからよこせって言っただけだろ。
つぅかあん時は、あのニンゲンが俺様の声を笑いやがったからいけねぇんだよ! 分かってる、もうやんねぇっての!!
[出入り禁止もだが、あんな拷問じみた処罰をくらうのはもう沢山だ。 勘弁してくれと首を振り、肩を竦める。]
それに、興味があるのは間違いねぇが、まだ名前すら聞いちゃねぇニンゲンもいるからな。 どいつを持ち帰るか決めんのは、それからだ。
[折角用意してくれた餌を、ちょっとそっとで決めてしまっては勿体ない。 まずは、残るニンゲンの様子を窺ってから。
それより今は、この奇妙なひじきという食物への興味のほうが、上回っているかもしれない。 柊夜が二鉢目のそれを用意>124すれば、礼も言わずすぐさまひったくり、また黙々と食べ始めた**]
(126) 2015/07/05(Sun) 18時半頃
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/* いやぁプーたん可愛いなぁ可愛い('∀'*)
(-33) 2015/07/05(Sun) 18時半頃
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そうだな。 唯々諾々と従うだけのニンゲンよりはよほど好ましい。
[>>122絶望に陥ったニンゲンの血が特別好みと言うわけではない。 そもそも感情の変化によって血の味が変わる、というのは経験としてあまりないのだ。 せいぜい自分の気分を高揚させるスパイス程度の物だろう。
嫁を得た吸血鬼は嫁の血を至上のマナのように例える者もいるが、果たしてそんな特別な血がこの世にあるのだろうか? あるのであれば、是非とも味わってみたいとは思うが。 闇世にある数少ない禁忌を破ってまで他人の嫁の首筋に牙を突き立てたいとは思わない。]
………ほぅ、面白いな。
[目の前に置かれた水晶玉へ通り意識を向ければ、随分と好戦的なニンゲンの、次から次へよく変わる表情が見える。 こちらを見ている和樹の視線と現れないラジエルの姿に、これはラジエルの視線だと気付くのに時間はかからない。]
なるほど。 これは貴君の記憶か。 随分と稀有な力だな。
[記憶を水晶に閉じ込める力だろうか? 恐らくは中らずと雖も遠からず。違うか?と尋ねれば、その種は明かされただろうか?*]
(127) 2015/07/05(Sun) 18時半頃
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/* >嫁を得た吸血鬼は嫁の血を至上のマナのように例える者 もしかしてルイス?(首こてり)
(-34) 2015/07/05(Sun) 19時頃
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-少し遡り>>125>>126-
[諌めたつもりも助け舟をだしたつもりもないが。 よもやその後声をかける相手に面倒見がいいなどと思われているとは露程も思わず。 ただ単に、自分も興味を持ったニンゲンを味見もしないうちに囲い込まれては面白くないと言う自己本位で牽制と共に釘を刺す。
それにまだニンゲン臭さの抜けない彼の事だ。 神経を逆なでするような言葉をかければ、案の定簡単に激昂してみせた。 どうせならそのまま二度目のルール破りをして、仮面の君と薔薇の姫君の不興を買ってくれてもよかったのだが。 多少は自分を抑えることを心得ているのか。 柊夜が手にする二鉢目をひったくるように奪うと、また黙々と食べ始めた。 残念だとは思うが、焚き付けたのは自分なのだから巻き添えを喰ってペナルティを課せられてはたまらない。]
声を笑われたくらいで気に入った餌をローストするとは恐ろしいな。 君も。少しでも長生きしたいなら取り入る相手は選ぶことだ。
[炎の前に消火用の水があるのをいいことに、最後にひとつ毒を蒔く。プロクスに向けて、柊夜へ向けて。 席を立ち背を向けたアーノルドへ向かって頭を下げるのに気付けば、軽く口角をあげて答えただろう。それこそ、彼の目には留まらないだろうが。*]
(128) 2015/07/05(Sun) 19時頃
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─少し前・和樹とオルニット─
[ラジエルと名乗った吸血鬼との会話の少し前か。 成程、と短い声で背中越しに答えた男>>106が、振り返ってすいとテーブルを指差す。 つられて其方を向くと、そこには先程食べ損ねたローストビーフと──先程嫌というほど食べた、青菜の束。]
っうぇ、緑色っ…! あのなあ、御宅見てたろ、さっき俺が散々コレ食べたの、……ああ、糞。
[意図を計りかねて、顰めっ面でがしがしと頭を掻く。 あまり動かない相手の表情からは、それが嫌がらせなのか親切なのか区別が付きそうもなかった。 しかし、其れでも出されたものは残さず、だ。]
(129) 2015/07/05(Sun) 19時半頃
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[素知らぬ顔で自己紹介の流れに乗った男(オルニット、と名乗ったか)>>107に、ドウモアリガトウ、忌々しげに礼を言って、箸を付ける。 肉はけしからんくらい美味しいが、さすがに一人前を食べた直後は腹が苦しい。
その後、ラジエルとの会話が新たに近付いて来た吸血鬼>>121>>127によって途切れた隙に、反対隣をぐるんと向く。 ちょっと離れた席に座る眼鏡の青年、柊夜は甲斐甲斐しく赤い髪の吸血鬼の世話を焼いているというか、焼かされているところだ。
その前に、さり気なく、且つ大胆に未だ肉と青菜の残った皿をスライドさせる。]
眼鏡君。 御宅みたいな痩せっぽちは、 沢山食べて増血しといたほうがいいよ、多分。
[意訳:手伝って。を、キリリとしたキメ顔で押し付け、返答も待たずに談笑するラジエル達の方へ向き直るのだった。]*
(130) 2015/07/05(Sun) 19時半頃
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[どうやら興味を持ってくれたみたいだ>>127。 水晶を眺めているアーノルドに視線を向け、和樹にも視線を向けたら。 和樹は残った料理をどうやら柊夜に押し付けている様で>>130。 真紅を細め、アーノルドに視線を向けつつ、話に正解の意味を込めた頷きを、一つ。]
あぁ、俺の記憶を閉じ込めている。 俺が見聞きしたものは、こうして水晶に残せば、何時でも見たり聞いたりは出来る。 ただ、残るのは映像と音声だけで感情までは無理だな。
[自身の記憶を閉じ込め、記憶を無くした後でも眺め思い出す事が出来るかも知れない能力の限界ともいえよう。 ふぅ、と何処か黄昏た真紅は窓へと彷徨い、元へと戻って。]
まぁ、そんな所か。 ところで、それ、返してくれるかい?
[アーノルドに渡した水晶が返って来てないので、此方から返して貰える様に頼んでみた。]
(131) 2015/07/05(Sun) 20時頃
|
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/* なんか押し付けられていたーwww
(-35) 2015/07/05(Sun) 20時頃
|
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それは残念だな。 感情まで残せるのであれば、色々と楽しみ方もあっただろうに。
[推測は概ね当たったようだ。 記憶以外にも封じ込められるのだろうかと新たな疑問を浮かべながら小さな水晶玉を掌でころころと転がしていると、それを返してくれるよう頼まれる。>>131]
失礼。お返ししよう。
[水晶玉を手に返すついでに、目の前の料理を隣りへ押し付けた和樹へ目を向ける。]
和樹。 君は彼に一対一の勝負を持ちかけるとしたら、どのような内容を選ぶ?
[水晶玉から見た二人の会話から、契約をビジネスと言い切った和樹にひとつ尋ねる。 自分も一応、血と血と魔力の等価交換によるビジネスを営む身だ。 吸血鬼を相手に不遜に笑った彼に、興味の向くまま質問をひとつ投げかけた。]
(132) 2015/07/05(Sun) 20時頃
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/* 実は影を繋いで悪戯をしたり、割ったら封じ込められた記憶はどうなるのかと色々尋ねてみたかったアーノルド。 キャラじゃないな…と却下されました。
(-36) 2015/07/05(Sun) 20時頃
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[アーノルドの言葉はプロクスには痛い言葉だったのだろうか 確かに、ここへの出入りを禁じられるということは彼らにとっては痛い事かも知れない
プロクスが語る言葉には実感と説得力があった>>126 まだ話していないものがいる、決めるのはそれから、と言うのは、彼が性格に反して慎重でもあると思わせた。 単に、より「美味しい」餌を求めているだけかもしれないが。
彼が新たに渡した小鉢も黙々と片付けるのを見ていると 立ち去りかけたアーノルドが此方を見て一言二言言い残していく>>128 「取り入る相手は選べ」と。それは、プロクスのことだろうか、それとも……]
……お言葉、心に留めておきますよ。できれば長生きしたいですし。
[受けた忠告にもあわせて感謝の意を込める。 彼がどんな思惑で、どんな顔をしていたかなど、勿論わかるはずもなかったが]
(133) 2015/07/05(Sun) 20時半頃
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[そんな遣り取りを終えてテーブルに向き直れば、何処からか目の前に押しやられてきた皿が目に入る。 鮮やかな緑色と、見事に食べごろな肉の乗ったそれと、それが押し出されてきた方を見て それが誰の仕業かに気付いて苦笑する。>>130 此方を見ていた和樹の表情は明らかに困っていたから]
お気遣いありがとう? 俺、そこまで痩せてないと思うけどなぁ…でも、折角だからいただくことにするよ。 それと、俺は「眼鏡君」じゃなくて「柊夜」だからな?
[返事の前に向こうを向いてしまった和樹にきちんと名を告げて 新たに増えた料理としばしの間格闘する**]
(134) 2015/07/05(Sun) 20時半頃
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/* えっと、もしかして、俺和樹にあかん事した?(ぷるぷる)
(-37) 2015/07/05(Sun) 20時半頃
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/* RPになれていない初心者詐欺しよう()
(-38) 2015/07/05(Sun) 20時半頃
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ー石造りの広間ー
[地下に作られたその部屋は、いかにも怪しげな気配であった。 魔法陣を目にして男は、ひゅぅっと口笛を鳴らす。 魔法、なんて信じちゃぁいなかったが、これはもしかすると,もしかするかもしれない。 しかし再度シスターに睨まれてしまえば、男は窮屈そうに肩を縮めて見せた。]
へぇ、へぇ。 おとなしくしていますよ…っと。
[呟きは誰にも聞かれず虚空に消える。 それから先、怒ること全てを視界に収めつつ、すっかり息を潜めた男であった。]
(135) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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─現在・和樹とラジエル─
[変わった事情で来たのか、そうラジエルに問われれば>>115、ン、と短く頷く。 そもそも、組織に身を売ってそれほど時間の経っていない和樹は、他のニンゲン達との面識も無いに等しい。
組織の目的や、吸血鬼という存在については聞き及んでいる。 しかし、組織に、ひいては吸血鬼に身を売る事自体が自分の望みの為に支払った対価で、それはあくまでビジネスだ。 思想を汲んでやる必要性は、初めから切り捨ててある。]
(口に出すかは別問題、だけどね。)
[そう。ビジネスならば、駆け引きが物を言う。 例えば今も。 ラジエルの興味を引ける可能性が有るのならば、ここで自分の目的を容易くペラペラと話してやる必要は、無い。
退屈凌ぎの相手だとしても、気に入られればその分、連れ帰られて直ぐに命を奪われる確率は下がる。
嫁と言う契約を結ぼうが結ぶまいが、どの道ニンゲンである自分は寿命が来れば死ぬ。 だから、そこに重きは置かないが、好ましく思われて死期が先延ばしになるのなら、そっちの方が"都合が良い"。]
(136) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[魔法陣により歪められた次元の中、大地とおぼしきモノを強く踏みしめて。 決して綺麗とは言えないズボンのポケットに両手をねじ込む。 ぞろぞろと魔法陣から歩み出る連中を見守ってから、最後にゆっくりと一歩を踏み出した。]
…なんも変わったりしねぇのな。
[ポケットから出した掌を、握ったり開いたりしつつ、そんなことをひとりごちる。 まぁいい。どこにいようと、俺は俺だ。 と、急に話し始めた少女に、大げさなほど驚いた。]
っわ、マジか。
[ベニバラサマ、とやらの話しは聞いているが…本当にいるのか、なんて、そして実際別の空間にたどり着いたのか、なんて、そんな思考が頭を巡る。 ひゅぅ、と鳴らしかけた口笛を飲み込んで、彼らの話を聞くのだった。]
(137) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[暗澹とした思考に、不意にラジエルのからりとした笑いを含む声が割って入った。>>115>>116
面白い。そう評されるのに、悪い気はしない。 少し呼び慣れないような抑揚で、カズキ、と音を結ぶ声に、何か少し面映ゆいような心持ちで。 燐光を放って現れた水晶がその胸ポケットに仕舞われるのを興味深く眺めながら、つられるように少し姿勢を崩す。]
挑んでみたいとこだけど、 残念ながらコッチ側に選択肢は無いらしい。 精々上手くプレゼンするからさ、 御気に召したんなら御指名してよ。
[誰が誰を連れ帰るかは、吸血鬼側が決める。 聞き及んでいたルールを口にして、ラジエルに軽口を投げた。
先程自分が口にした、『ビジネス以上の勝負』>>105の意味。 それが、嫁契約と不死を対価にした駆け引きだと気付いていないのだとしたら、存外、この目の前の吸血鬼は鈍いのかもしれないと思いながら。]*
(138) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[気が付けば場は思った以上に賑わいを見せ、同胞で固まっていた自陣営達も、今回のゲスト達に其れなり絡んでいる姿を見て、妙な微笑ましさを感じる。
自分は…そう、これで何度目の来訪か。 抑々数えるだけ無駄な期間を過ごしている。紅一点の吸血鬼程は時を重ねていないのではあるが…。
ふとラジエルとアーノルドの会話、其れから派生した贄との会話に聞き耳を立て(>>122>>131>>132) これまたあの男がどんな答えを用意するのかを密やかに楽しみにした]
それとて。
[一人ごちる。問題は此方の投げた嫌がらせである(>>129>>130) 腹を満たしていたのは想定外だったのだが、成程、そうくるか、と。『眼鏡君』と呼ばれた男に視線を移し、折角出した食事の行く先を見守りに、『柊夜』と名の付いたそれに近寄った(>>134)]
(139) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[移動すると言えばついて行く。 命ずることに慣れた口調は従うのが楽だ。 逆らおうとも思わない。]
しっかし…
[ちらりと振り返れば目にはいる、己より少し背の高い姿。 前方に視線を返せば、己の腰あたりまでしか届かないのではなかろうかという少女。 なんて言うんだこう言うの。 うーん、と考えた末…]
…幼女趣味?
[首を傾げながらぼそりと呟いた声は、幸い当人達には聞こえなかったようだが、近くに居た者には聞こえてしまったかもしれなかった。]
(140) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[用意した皿の残りを確認しつつ、隣で何かを貪るプロクス(>>126)も気になる。そんなに美味いモノなのか?と覗き込み、微かに見えたそれに思わず仰け反る]
…。
[げに恐ろしきモノを口にしている、と思わず口元を抑えた]
(141) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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/* >>140 世間ではロリコンと言うそうよ。 ねぇマスケラ、あなたロリコンだったのね?
(-39) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[黒い海藻の味はたいそう気に入ったが、二皿も食べればわりと満足してしまった。 これは、あまり単品で大量に食べるには向かない気がした。
そして、喉を潤そうとワインを飲んだら、どうにもひどい味になり、うぇぇ~とひどい顔をした。]
う~ぇ…… ……あ?
[そして、こちらを見ていたらしいオルニットに気付く。]
なんだよその顔。 俺様になんか文句でもあんのか?
(142) 2015/07/05(Sun) 21時頃
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[食堂にたどり着くまでにも、見慣れぬ景色についキョロキョロしていた男であるが、さて食堂にたどり着くと、更に落ち着かない様子になる。 見る者によっては、どこか楽しげですらあったかもしれなかった。 年と体つきの割りに、幼い奴だ、とは、親父に言われた言葉だったろうか。 しかし紅薔薇の少女が何やら口にし出せば、流石にそちらへ目をやった。]
…へぇ。
[餌。 小さく繰り返す。 はっきり言って、今更だった。 男は生まれてこの方、世間一般で言う、まともな世界に身を置いた記憶がほとんど無い。 あるとすれば、親父や兄貴の庇護下にあった幼少時だけだ。 それ以外では、他者を獲物にすることもあったが、同時に誰かの獲物であった自覚がある。
餌。]
…はっ、
[こぼした笑いが妙に乾いた響きを帯びたのは何故だろうか。]
(143) 2015/07/05(Sun) 21時半頃
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/* すまないねプロクス。 別に君が嫌いなわけじゃないんだよ ただ単に、打てば鳴る鐘が楽しいだけで(
(-40) 2015/07/05(Sun) 21時半頃
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[マスケラの補足が終わった後も、食事にはあまり興味が湧かなかった。 別段腹が減った気もしない。 それよりも、別のことに興味が惹かれる。]
…何だ、あれ?
[喧騒を離れ、暖炉に近づくと、しばらく眺めた後で真ん前にしゃがみ込み、まじまじとそれを眺める。 パチパチと弾けるのは、勿論火のついた薪だろう。 しかしこのような、壁に埋め込むような形で燃える炎は見たことが無い。 つい、炎の上が気になって、身を乗り出して覗き込もうとして…]
ぅぁっちぃ!
[弾けた火花が鼻先に乗り、思わず飛びのいた。 同時に、一応まだ生きてるんだな、とか、幻じゃねぇんだなぁ、とか、なんだか感慨じみたことを考えて。 ふぅ、と一つため息をついた。]
…ま、なるようになっか。
[呟いて立ち上がり、ズボンについた埃をはたき落とす。 それから、振り返った机で何やら盛り上がっているのを見れば、緩く目を細め、そしてポケットに手を突っ込んで歩み寄ってゆくのだった**]
(144) 2015/07/05(Sun) 21時半頃
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[ぱちぱちと火花を弾けさせる暖炉の方から、小さく驚いたような声>>144が聞こえれば、椅子ごと傾けるようにしてそちらを見た。]
何やってんだニンゲン。 そんなに暖炉が物珍しいのかよ。
[ニンゲンも、ちょうどこちらへ歩み寄ってくるところのようだ。 柊夜というやつとはまた別な意味で、奇妙な落ち着きというか、物おじしない雰囲気を感じはしたが、実際のところはどんなものかと、髪をざわりと微かに揺らし、軽く睨みをきかせてみた。]
(145) 2015/07/05(Sun) 21時半頃
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[和樹から半ば押し付けられたそれを黙々と片付ける。 とはいえ、自身が出した料理を食べた後でもあり、緑のそれは嫌いでは無いし肉も美味しいのだが、やはり多少はペースは劣る。 食事を残すなんてとんでもない、的な環境で育ったが故に、残すという選択肢は最初から無い。
此方に後片付けを任せた和樹を見れば、なにやら楽しげだ 彼が「子羊」であることは、面識がほぼ無いことから察したけれど、事情までは聞くつもりは無い 聞いてどうなるという話でも無いし
ぱくりと何度目かの葉菜を口にして、咀嚼して飲み込む。 確か、和樹は自分のぶんをしっかり食べていたのではなかったか、と、遅ればせながら疑問を抱く]
おかわりを出すと思えないし……ん?
[ぱく、と口に運んだ時、近づく気配がしてそちらに視線を向ける。>>139 その吸血鬼は、先ほど和樹と話をしていたはずだった]
オルニット様、でしたっけ?
[確認するように名を呼んでみる。 今食べているものが彼の仕業だとは勿論知らぬまま]
(146) 2015/07/05(Sun) 22時頃
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[見れば周りでは人間や吸血鬼の各々が自己紹介をしており。紅薔薇園で一緒だった者の他にも人間が居るようで。―そういえば、地下に集められたときも既に知らない人が居たな、と記憶はその程度。遅れぬように、誰かに次いで、名乗ることにする]
櫻…と言います。よろしくお願いします…。
[何をお願いするのかは分からないが、各々のやりとりを見るに、余り大きく悪目立ちするのも自身の寿命を縮めかねない。何よりも、自分の目的は『吸血鬼の嫁』になることであり、吸血鬼に気に入られないと話は始まらないのだ。
自己紹介は、きっとその場に居る者であれば届いたことだろう。また、届いてなくても、聞かれれば答えたに違いない。]
(147) 2015/07/05(Sun) 22時頃
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[それにしても――。
『バケモノ』と聞いていた、血を喰らう吸血鬼。その退治は私にとって絶対の使命であり、大東亜帝国の――紅薔薇様の――永遠の願いである、そう思って乗り込んできた。
しかし、見れば吸血鬼も人と変わらぬ姿をしており、様々な不可思議な能力を行使するものは居るものの、自分たちを『餌』として見ている以外に特段『バケモノらしさ』を感じることはできず。
―――不安になる。
吸血鬼への恐怖ではない。 自分の使命が正しいのか、ということ。 不老不死を楽しんでいる種族である吸血鬼の、その楽しみを奪うことが、本当に正義であるのか、ということ。
崇拝する紅薔薇さまの顔を伺い見るも、その凍りついた表情からは何もうかがい知ることができない。]
(148) 2015/07/05(Sun) 22時頃
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― 回想:アーノルドが来る少し前 ―
[来た事情を聞き返って来た返事は短いもの>>136。 頷きはすれど、口にしない辺りは、何か考えがあるのだろう。 まぁ気に入られたいならば、身の上話をし同情を引いてくるかと思っていたが。 成る程、肝が据わってるな、本当に。 此方から深く詮索するつもりは無く、声を出さず眺めていれば。]
ん? ……あぁ、そうだったな。 確か、吸血鬼が決めるらしいな、うん。 うん……? そうか、うん。
[和樹に人間側に選択権が無い、と言われ改めて思い出す事になり、少し記憶が混乱し。 消えかけた記憶を掘り起こし、整理しながら会話していたので若干のもたつきを見せてしまい。]
そうだな、覚えておこう。
[何気無い返し。普通の人なら多分気付かれないぐらいの細やかなもの。 されどこの吸血鬼にとって頑張らねばならない事であり至難な事ではあるのだが。 胸ポケットの中に忍ばせた水晶が保険になるので問題は無い。
丁度話の区切りが付いた時に、アーノルドが此方に話掛けて来て>>121。]
(149) 2015/07/05(Sun) 22時頃
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/* >>132はまだ明かすつもりは無いからね! でも、薄々勘付いているだろうねぇ('∀'*)
(-41) 2015/07/05(Sun) 22時半頃
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[向かう先、赤髪の吸血鬼が、揶揄するような言葉を発する>>145。 男はくいっと首を傾げ、肩をすくめて見せた。]
あぁ、珍しいね。 暖炉っつぅのか、へぇ…
[もう一度、確認するように暖炉を振り返ってから、くっと喉を鳴らして笑って見せる。 それから、話のついでとばかりに彼の方へと歩み寄った。近くに椅子が空いてあれば座るが、なければ彼の座る椅子の背に腕を預け、立ち話だ。]
ここらじゃ、当たり前に有るもんなの? …吸血鬼さん?
[ニンゲン、と呼ばれた以上、吸血鬼を名乗る彼らにはそう呼ぶのが妥当だろうか。 口角を上げ、少し細めた瞳は面白そうな光を帯びているようだった。]
(150) 2015/07/05(Sun) 22時半頃
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/* 燃されませんよーに。
はい、村たて此処です、こんばんは。 楽しい村になるといいなー
(-42) 2015/07/05(Sun) 22時半頃
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吸血鬼さんじゃねぇよ、プロクス様だ、プロクス様! 聞いてなかったのかさっきの話。
[>>150寄ってきた男に、あからさまに険悪な表情を向ける。]
つかニンゲン、オマエこそさっさと名乗れ。 もの訊ねんならまずはそれからだ。
……おいなに笑ってやがる。
[細められた瞳に、眉間の皺が深くなる。 また、ざわりと髪が揺れた。]
(151) 2015/07/05(Sun) 22時半頃
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[食事も終わりに差し掛かり、最後のあんみつに、手を伸ばす。]
…………?
[なんとなく…、で、顔をあげれば、こちらを見る、少女がひとり>>148 たまに見る、その目。その表情。 最後にその視線を向けて来た子は、確か、目の前に跪いて、何かを乞うて、いた。]
(誰だったかしら?)
[疑問に思えば、不自然なまでに、鮮明に蘇る記憶。 そうだ。あれは、前回。 必ず任務を、紅薔薇様の御心を叶えてみせましょうと、息まいた子。]
…かわいそうに。
(あの子は、真っ赤な炎に焼かれたんだわ。)
[黒蜜のかかるしらたまを、ひとつ。匙で掬って口へ運んだ。]
(152) 2015/07/05(Sun) 22時半頃
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[ラジエルとの会話に割って入った>>121吸血鬼は、アーノルドと言うらしい。 どこか年寄り臭い青年が出現させた水晶へと話題がスライドすれば、和樹は興味深気に二人の会話を聞いていた。
記憶を閉じ込めるらしい、水晶。 そこに閉じ込めてしまったら、頭に入っていた分はどうなってしまうのだろう。
複製なのか、移動して保存なのか、気になるところではある。機会があったら尋ねてみようか。ぼんやりと考えた辺りで、アーノルドからの質問が飛んだ。>>132]
へ? ああ、さっきの話? そうね、…つっても、俺らが挑める勝負なんて一つしか無いんだから、別にそこのお爺ちゃん吸血鬼サマに限った内容でもねえんだけど。
[先程の遣り取りで、どこか有耶無耶に頷いたように見えたラジエル>>149を軽く揶揄しつつ。 しかし、聡そうな男にも意図が読めなかったのなら、己の言い方に問題があったのだろう。
苦笑いで肩を竦めると、テーブルに頬杖を付いて、ぐ、と身を乗り出す。 対岸にいるアーノルド達の方へ、少しだけ上体を寄せるようにして、視線はそれこそ彼を値踏みする鋭さで。]
(153) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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俺の衣食住と御宅らの"食事" で、ビジネスの取引は完結してる。 生憎俺、俺以外の他のモノなんて持ってねえのよ。だから、勝負をするなら賭けるのは血液以外の残り全部だ。
[じゃ、分かり易く単純に、こういうのはどう?自然低めた声。アーノルドを見据えるチョコレート色の瞳が、強い光を映したまま、すうと細められる。]
連れて帰って、傍に置いて、一緒に過ごして、俺が死ぬまでにその気にならなきゃ、そっちの勝ち。 逆に、手放すのが惜しくなって、俺のいない余生を想像したくなくなって、 ────いっしょに死ぬ気になったなら。 俺の、勝ち。
[少しの沈黙。
な?圧倒的にこっちに分の悪い勝負でしょ。 剣呑なほどに真剣味を帯びていた表情が一転、破顔する。 からからと笑う男が口にしたのは、正に組織の狙いそのものと合致した勝負。
アーノルドの反応を眺めつつ、また無意識に和樹の手が、ツナギの左胸の上を握った。 そこにある細い金属の音に、縋りでもするように。]*
(154) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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[そうして、まさにその"負け戦"に負ける事自体が、男の目的である事は。
未だ、誰にも。]*
(-43) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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[ぼうっと紅薔薇さまの様子を伺っていれば>>148、ふと、手を止めて紅薔薇さまがこちらを見る。光の宿らない目、漆黒の髪、真っ赤な薔薇。首元に咲く美しい薔薇も、彼女が咀嚼する度見え隠れする。]
…!
[少し、目が合った気がして、目を伏せる。逢いたかった、それはきっと恋にも似た――経験したことはないけれど――心のゆらぎ。それと同時に、紅薔薇さまに一瞬でも感じた、不安、畏れ、疑念… そんな自分を恥じるように、そんな自分の感情を悟られまいと、俯く。
違うことを。違うことを考えよう。 折角西洋づくりの館に居るのだから、食べたことがないものが食べたいな。何かな。西洋にはプディングという食べ物があるんだったかしら。
そう頭に思い浮かべれば、目の前にただちに果物の載せられたプディングが姿を見せることだろう。]
(155) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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吸血鬼 英明は、メモを貼った。
2015/07/05(Sun) 23時頃
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/* 青山テルマ #とは
(-44) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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[質問を投げかければ、和樹はぼんやりしていたのかはっとした反応を返す>>153 頬杖を突く様子は行儀が悪いが、こちらを値踏みするような鋭い視線に軽い笑みを浮かべて返す。 所詮はヒトの子。虚勢を張ろうが、敵意を向けようが、その視線で吸血鬼を害するには随分と呪力が足りない。]
………なるほど。 しかし君も、我々をその気にさせる切り札のひとつくらいは持っているのだろうね?
[ヒトにしては剣呑で、鋭かった視線が一瞬で破顔しからからと笑いだす。>>154]
分が悪いとはいえ、勝率ゼロの賭けに自らの全てを投じるのは余程貧窮している者か、まったくの愚か者だ。
[浮かべた微笑は僅かも崩さず、すがる様に左胸に伸ばした手の動きを視界に収めながらチョコレート色の瞳を見つめ返す。]
(156) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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あっ
[食事を摂る気にはなれなかったけれど、頭のなかで思い浮かべてしまったプディングを実際に目にしてしまうと、それはまた別の話で。ガラスの器に入った、柔らかそうな食べ物。添えられた――舐瓜と桜桃だっただろうか―も、その食べ物を引き立てているように見える。添えられているのは木の匙。こんなときには銀のスプーンなのではないのかしら?とチグハグさを感じながらも、恐る恐る、木の匙へと手を伸ばし、口へと運ぶ。]
…甘い。
[毒の可能性は考えなかった。毒で殺してしまうことは、吸血鬼にとって損になることだろうから。蜜に似たその甘味を味わいながら、少しずつ、…は平静さを取り戻していく。]
(157) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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15人目、紅薔薇園の孤児 雲雀 がやってきました。
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[ 吸血鬼の嫁になるために、僕たちは育てられたという ]
(158) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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[人の名前を覚えるのは得意でもなければ、まして耳慣れぬ響きである。 一応話は耳の端に捉えては居たものの…]
はは、悪りぃ悪りぃ、 ぷろくすサマ。
[発音が怪しげではあるが、睨まれてしまえば>>151覚えざるを得ないだろう。 名乗れ、と言われれば確かにそうなのだが…]
『名無しのジョー』。 ま、好きに呼んでくれよ。
[刻々と険悪になる表情に、再度肩を竦めつつ。 自分ですら名前かどうかわからないようなシロモノを、一応口にしてはみるのだった。]
で、おたくら魔法みたいなことできんの? 吸血鬼ってぇより、魔法使いみてぇだな。
[思ったより普通の外見に、感情の起伏も似ているように見えれば、そんなことを口にした。]
(159) 2015/07/05(Sun) 23時頃
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─ 食堂前・扉 ─
[何度と無く繰り返されてきた説教。 その度に植え付けられてきた吸血鬼という人ならぬ存在。
仮面の君以外に、実際にその『化け物』を見るのは 今日、この時が初めてだった。
風貌は一見何ら人と変わりなく、強いて言うなれば、仮面の君同様、珍しい毛色や風貌をしていた。
扉の向こうではわずかに談笑のようなものも聞こえる。 席を立っている間に、和やかな雰囲気にでもなっただろうか。
浮かぶ疑問に応えるものなど、誰もいない。 館へ来た早々食堂へと通され、数分と立たぬ内にその場を離れたものの、他に行く宛などどこにもない。
嫁とは名ばかりの、彼らの餌として。 ここに連れて来られたのだ。
溜息を一つ。 廊下に落としたなら、重苦しい木製の扉に手を掛ける。]
(160) 2015/07/05(Sun) 23時半頃
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滑り込みだったすみません! 風邪で完全ダウンしていた週末だった…。
末席いただきます、よろしくお願い致します。
(-45) 2015/07/05(Sun) 23時半頃
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[改めて様付で呼ばれれば>>159、ひとまず眉間の皺は消えた。 発音への不満から、まだ笑顔には程遠いが。]
ナナシノジョー? 何だそのバカみてぇな名前。
ジョーでいいな、面倒くせぇ。
[勝手に略したつもりのそれが、じつは略していないことには気付かない。 とりあえず、呼び名があればなんでもいい。]
魔法みたいなこと?
[何言ってんだと眉が跳ねたが、問われたならば、こちらの力を誇示してやるのも悪くないと、口端を小さく上げる。]
なら、その”魔法”ってやつを見せてやるよ。 暖炉に興味持ってたみてぇだし、ちょうどいいだろ。
[愉しげに言いながら、ジョーの前に片手を突き出し、そこから焰を出現させた。 焰は忽ち、彼の身体に巻き付くように渦巻くが、流石にここで火傷を負わせたり、まして焼き殺すなどという愚行はしない。 焼きたてのホットケーキに触れた程度の熱は感じるかもしれないが、発した炎が、彼に燃え移ったり、危害を加えるようなことはないだろう。]
(161) 2015/07/05(Sun) 23時半頃
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正直で善良であろ? ふふ、妾もお主のことは嫌いではないぞ。
[どことなく胡散臭さを覚える所も含めて。 とは、口には出さずに胸の奥にしまう。>>99
時々戯れながらも、基本は目の前のタルトに集中しており、周囲の雑談に耳を傾けていた。]
(162) 2015/07/05(Sun) 23時半頃
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[此方の言葉に次に返したのは、>>79斜向かいで何かを一心に食べる男。嘲笑するように言い捨てられたそれに気を悪くする様子はない。 こちらの話の合間に男が一度此方を見やったことに、気づくことはなかった。]
よく、言われるよ。 こちらは本気なんだけれどね。僕みたいなのは吸血鬼じゃ異端らしい。
……尤もその様子じゃあ、君はお友達なんかクソ食らえ、って感じだけれど。
[ちらり、と男の手元のホウレン草の山を見やりながら、くつくつと笑ってみせる。] 餌になる覚悟があるようでなによりだよ。 君が「友達」を望まないのなら、僕は君の望む者になってもいい。 ……僕はいちばんに君達の気持ちを尊重したいからね。
[成る程、彼のように強情なのも悪くはない。従順な、飼い慣らされた犬には持ち得ない獰猛さがある。 それを檻に入れて飼うのも、一興。]
(163) 2015/07/05(Sun) 23時半頃
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/* 今のところ、ジョーか柊夜がええのかな? まだ他と殆ど絡んでないってのもあるんだけどね。 櫻は、設定的にたぶんプロクスには無理やな。
(-46) 2015/07/05(Sun) 23時半頃
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/* クズキャラCOは早いうちにやるといいってばっちゃが言ってた
ラジエルが癒しですせんせい
(-47) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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…娘。 櫻といったかの。
甘いものは好きか? カスタードプディングは美味じゃな。 妾も好きだ。
[にこやかに櫻へと話しかける。 甘い菓子が好きな女吸血鬼は、純粋な好意を見せた。>>157]
(164) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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[炎の気配を察知して、指差に水で出来た球をくるくる回しながら。
本気でないのはわかるが、そこはそれ、火遊びをする際はバケツに水を張るのと同じ理屈だ。>>161]
(165) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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― 食堂 ―
[異質な空間、異質な者たち。それを感じさせる諸々の場所、人、発言。麻痺しそうな頭を抱えながらも食堂へとたどり着き、木製の椅子に身体を委ねる。目の前には食事が並べられ―どれもとても美味しそうなものだったけど、自分は今は食べる気にはなれない―周りを見れば、普通に食べ始めた同胞や、吸血鬼…なのだろう、と会話し始めた者もいて。
――餌。
でもそれで、忌まわしい吸血鬼に寿命を与えることができるなら。 それが、紅薔薇さまの、望みなら。 それが、私の使命なら。
頭が、追いつかない。 どうして周りの者たちは、こんなにも素直に状況を受け入れているように見えるのだろう。
値踏みするような吸血鬼の目。光を持たない紅薔薇さまの姿。笑顔の張り付いた仮面の男。]
――あぁ、白い薔薇
[手入れを誰かにお願いしてくれば良かった、と、もう戻れぬ場所に咲く、白い薔薇のことを、思いながら*]
(166) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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櫻は、/* ごめんなさい!!!鳩ミスりました!!!
2015/07/06(Mon) 00時頃
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/* こらこら…表での中発言はactでも禁止だろう……
さて、オルニット待ってたけど来ないからちょっと動くかな
(-48) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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/* ほんとすみません。。 鳩モード慣れてなくて(初めて使いました)、過去の発言が連投になりました。。ほんとにほんとにすみません。。
(-49) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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[木の軋む音を響かせ、室内へと身を投じる。 テーブルで会話を交わすもの、食事をするものそれぞれで。 その光景は孤児院で食事をする様を少し、思い出させた。
まだ見慣れないその光景。 少しばかり立ち尽くしてその場を見眺める。
立ち止まってばかりもいられないのだけれど。 俊敏に動く程の気の持ちようではない。
さくり、一歩踏み出せば。 床に敷き詰められたカーペットが足音を吸い込む。
空席を探して歩いていれば、不意に巻き起こる火炎が人を包んで。>>161 その光景に]
──うわ。
[小さく悲鳴を上げて足を止め、一歩後退りながら、火の原因を探しただろう。*]
(167) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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/* 村建てさま、メモにも書いたのですが、ほんとにほんとにすみません。。そしてアクションで独り言書いたのもほんとにほんとにすみません。。 鳩モードが荒ぶりました…ほんとにほんとにすみません。。
(-50) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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[切り札。 アーノルドの問い>>156に、きょとりと目を瞬く。数瞬置いて上体を起こすと、肘をついた左手の上に頬を乗せ、困ったように、ふ、と笑った。]
無いよ。そんなもん。
[事も無げな答えに、吸血鬼の笑みはやはり崩れないままだったろうか。
貧窮してるか、愚か者か。どっちに捉えて貰っても、構いはしないが。 視線を逸らして、紅い布張りの椅子に腰掛けた少女と仮面の男の方へ。]
そもそもさ。 御宅らが吸血鬼だろうと人間の変態だろうと、要はコレって唯の人身売買なんだよ。 今は俺を買った彼処の二人が、俺の御主人様(マスター)。 んで、明日か明後日か知らないけど、俺を譲り受けた御宅らの誰かが、次の御主人様。
[買い取った相手にどう扱われるかは、最悪死ぬ事まで含めて折り込み済みだ。 そんな状況に陥ったニンゲンが持っているものや使える手管など、ハナからたかが知れている。]
血液以外で何してあげたら吸血鬼サマが喜ぶのかなんて、今から知るしか無いし。 …強いて言うなら御宅らに無さそうで俺らが持ってんのは"献身"だ。
(168) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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[渦巻く焰は、何も燃やすこともなく、100秒ほどで忽然と消える。]
どうだ満足したか。
念のため言っとくが、幻覚のたぐいじゃねぇぞ。 その気になれば、オマエを丸焦げにすることだって容易い。
こんな風にな。
[ふっと、手の中に赤い薔薇を一輪現す。 それを軽く投げ、先ほどとは違う高温の焰をうみだして、忽ち真っ白な灰へと変えてみせる。]
(169) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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/* MAX出たwwwwwwwwwwwwwwww
(-51) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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[それに需要があるのかは、また別問題ではあるが。
組織が子供らに教え込む理念のひとつに、『価値ある人間になれ』とかいうものがあるらしい。 価値。無限を棄てて有限を選ばせるほどの、何か。]
(それって、要するに。愛される人間になれって事だ。)
[その教育の意味も、結末の残酷さも、理解は出来ないが。 二十余年の短い時間の中で、知っている事はある。愛『される』のは酷く難しい。 けれど、それよりハードルが低い方法はある。]
ま。ざっくり言えば。 ────恋じゃなくていいなら。 愛してあげられるよ、 "御主人様" を。
[再度アーノルドへと向けた瞳は、男が今迄見せていたものとは比較にならない程に底知れぬ昏い色を帯びる。
唇だけが、同じように、緩やかな弧を引いていた。]*
(170) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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/* >>169MAX叩き出しおったwww
(-52) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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[>>164 プディングに手をつけていると、女吸血鬼がにこやかな表情を見せてくる。金色の髪、やわらかく、整った顔立ち。]
カサンドラ…さま。 え、ええ。甘いものは好きですの。 初めてプディングを目にしたものですから… その…
[――食べちゃってごめんなさい、と、言葉を飲み込む。何に謝ろうとしてるんだろう。
権力の下で従順になれ、と、刷り込まれてきたのはいつからだったか。すべては紅薔薇さまのために。ここでは、人間よりも吸血鬼のほうが上位だという。だとすれば、従順に、控えめに。
腹の底は分からないけど、カサンドラの優しい表情には、どこかホッとするところもあった。同じ女性、というのもあるからだろうか。
少しだけ、バツが悪そうに、微笑む。]
(171) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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だって、恋になってしまったら。 俺の、負けだろう?
有り得ない。 有り得ない。 有り得ないんだ、俺が負けるなんて事は。
だって、それはもう、
とっくの昔に使い果たしてしまった筈だ、 ────彼の人に。
(-53) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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/* 凹むなぁ、二重投稿。真っ白けの鳩画面でキャラグラがないから誰かわかんない人もいるし、寝ろってことかなぁorz
(-54) 2015/07/06(Mon) 00時頃
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ああ、お主らから見れば、カスタードプディングは異国の菓子か。ならば初めて食べるのも当然かの。
良い良い、妾が用意したわけではないが、おいしく食べられれば菓子も本望じゃろ。
[いくつになっても女子は女子らしく、甘いものとそれに関する話は好きなのだ。>>171]
逆に、お主らの国の菓子はどんなものがあるか? 思い描いてみせよ。
[当然のように櫻に命じた。]
(172) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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愛か。 愛なあ。
[漏れ聞こえた話題を口の中で反芻する。>>170]
愛されるのは別に…いらんなあ。 こちらから愛でるのはありかもしれんがの。
[特定の誰かに向けたわけでもない、独り言。]
(173) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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[案の定、同胞にも自分の言葉に驚く者は居たようで。>>84 目を丸くしてから、似た考えの者が居たような、という彼の言葉に、興味を示した素振りをみせる。]
へえ、珍しいね。僕以外にそんな変わり者が居るなんて。 是非とも会って話してみたいな、どんな方だい?
[果たしてその者は、本当に自分と似た者なのだろうか。 そんな馬鹿が本当に存在するなら見てみたいものだ、と心の内でせせら笑いながら、上辺だけは善良な人間の理解者を装って、食いついてみせるのだ。]
そうそう、彼の言う通りさ。 実際、この場の誰もにとって、名すら知らないのは不便極まりないだろう?
[乗ってきたラジエルに更にフォローをするように、自己紹介を促した。
やがてその場の者が名乗り出すのをさも嬉しそうに眺めながら、カスタードタルトをまた一口。]
(174) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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/* 百合の気配を察知
(-55) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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ほう?
[ない、と言い切った和樹に口角の片方が吊り上がる>>168 テーブルの端にいる仮面の君と紅薔薇の君に向けられた視線は追わず、あっさりと自分の手の内をさらす青年をじっと見据える。 それはある種の観察するような視線だ。]
なるほど。 少なくともこの館に集まる吸血鬼に“献身”などという言葉は縁がないだろう。
[その献身こそが君の切り札ではないかという言葉は意図的に伏せる。 ニンゲンも吸血鬼も欲深い生き物だ。 無償の奉仕などという言葉は存在しない。 ニンゲンが献身的に相手に尽くすのも、相手から無意識のうちに見返りを求めているからだ。 どれほど献身的に尽くしても、相手から何の見返りも得られなければ心が折れる。
そうして折れた娘が今日、自分の手元から逃げたばかりだ。 既に用が無くなったので存在ごと忘れていたが、あの娘は今頃彼女の意の中だろうか? それとも完全に消滅したか。]
君の献身が吸血鬼の心を射るか否か…。 確かに分は悪いが、なかなかに面白い賭けだ。
[この場で行われる取引を人身売買だと冷静に割り切っているところもいい。 今まで話した内容だけが彼の全てではないだろう。 例えば彼が自ら吸血鬼の嫁になることを選んだ動機など…だ。 しかしそこまで根掘り葉掘り聞く必要もない。
興味を持った。今はそれで十分だ。*]
(175) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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[焰遊びをしていれば、小さな悲鳴が聞こえた。>>167 何かと思いそちらを見れば、また、知らないニンゲンが増えていた。]
どうしたニンゲン、気になるんならそんなところいねぇでこっち来て見りゃいいだろ。 あぁその前に名乗れ。
[椅子の背に大きく凭れたまま、くいと顎で示した。]
(176) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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>>172 [菓子を、と命じられて頭の中に菓子を描く。シスター――恐らく本部長の目を盗んで付き合ってくれた者も居ただろう――とのお茶の時間は何より楽しみだったから、スラスラとたくさんの和菓子がテーブルに並ぶ。]
最中と、お饅頭。大福と、春には桜餅。 お煎餅も美味しいわ。 それに……ああ、本部長の元にシスターが、 金平糖や落雁を運んでいるのも見たことがあるわ。 ふふ、嫌だ、私、食いしん坊みたいですのね。
[色とりどり、中には孤児の口に渡ることもなかった高級菓子まで、ただちに目の前にはたくさんの和菓子で溢れ、ついつい笑みが溢れてしまう。]
(177) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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君が与えてくれる献身と愛とやらは興味があるな。
[椅子に背を預け、組んだ手を膝の上に起きゆっくりと足を組む。 その年のヒトの子にしては昏い色を帯びた瞳。 覗き込めば吸い込まれそうな闇は、紅薔薇の君同様見ていて心地がいい。 その昏い瞳に反して緩やかに弧を描く唇もだ。]
なかなかに興味深い話を聞けた。 ラジエル、話している最中に割り込んでしまって申し訳ないね。
[ひとまずの好奇心は充たせた。 自分たちの会話を黙って聞いていた同胞の肩を軽く叩き、話しは終わったと暗に告げる。
そのまま席を立とうとすれば、先ほどまで自分がいた場所の近くで炎が巻き上がる>>161のに気づく。またかと呆れながらカサンドラの指先で回る水球に目を向けた>>165**]
(178) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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[くるくる回る水球>>165に気付いたのは、新しくやってきたニンゲンにちょっかいを出してすぐのこと。 少しぎょっとしたあとに、大袈裟に肩を竦めてみせる。]
おい勘弁してくれよ。 いくら俺様だって、学習能力ってもんはある。
……ちょっと遊んでやっただけだ、火傷のひとつもおわしちゃねぇよ。
(179) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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[元から自分が出した食事と、和樹から貰った皿とを黙々と片付ける。 この状況でも食欲のある自分をまわりはどう見ているやら]
食事は、悪くないな……
[元々食べたいと望むものが出されるせいだろうか、味付けにも不満は感じられず なるほど、こういう意味では一応もてなされているのだな、などと思う。 尤も、この待遇はここにいる今だけ。誰かに「飼われる」事が決まったなら、その吸血鬼の望むように扱われるのだろうから]
食べたいものがあるなら、今のうち?
[ふっとそう思うと、僅かに背に冷たいものが落ちる。 勿論、餌である以上、餌を飢えさせるようなことは無いとは思うけれど。
漸く落ち着いたらしい櫻がプディングを食べ始め、そこにカサンドラが声を掛けるのが見えた。>>157>>164 女性同士であれば、少しは気が合うのだろうかとそれはそのまま見送って 漸く料理の最後の一口を食べ終える]
……お茶が欲しいな
[ポツリと呟いたなら、目の前に現われたのはやはり馴染みの緑茶と小さな団子。 それを一口含んだなら、漸くほっとしたような息が零れて落ちた]
(180) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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[周りを見れば、それぞれが「品定め」と言う会話に勤しんでいた。 和樹はアーノルドたちを相手に勝負を挑んでいるようだが、内容を聞いて僅かに眉を寄せる 彼は確かに、紅薔薇園の自分たちとは違う思惑を持っているようだ。果たして、それが彼らにどう映るか。
彼らが求めているのは、ただの餌。その彼らにそれ以上を求めるのは難しい…故に、慎重に相応しいものが選ばれるのだと、組織の教えを受けて育った自分は思っているから それでも、彼のその態度は吸血鬼の興味を引くだろうな、と思っていた]
献身的……かぁ
[そういう物を吸血鬼側が求めているとは思っていない。必要なのは血と、それを提供する器。 彼らがどのような「器」を好むのかは、それぞれによるだろうけれど]
俺にできるのは血を提供するくらいだけどなぁ。 他に何を望まれるかは、さっぱりだけど。理不尽な要求にまで献身的に応えるつもりは、俺は無いな。
[さらりと、だけど吸血鬼たちに聞こえるようにそう言って、お茶を飲み干した*]
(181) 2015/07/06(Mon) 00時半頃
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[アーノルドから水晶を返却して貰えた>>132。 軽く会釈すれば、戻った水晶を再び胸ポケットへと忍ばせて。 感情まで残せれば良いというアーノルドの呟きに、何も言葉を発せず真紅を細め微笑むだけ。
アーノルドの問いに、和樹は考え事をしてたか反応が僅かばかりに遅れた様子。 勝負事は一つしかない、と言いながら、此方の事をお爺ちゃん呼びして、目は丸くし。]
おぉ、俺の事を爺さん扱いするのか。 まぁ人間から見れば、俺はじじいだな。
[はっはっはっ、てからりと笑ってみせて。 まぁ此方の話は間が抜けた物以外何も無い事は流石に理解は出来る。 続く和樹の話は、極めてシンプル。単純明快。 嫁にするか否かの駆け引き。つまり、和樹にとっては真剣そのもののそれで、此方は戯れのそれで。 成る程、先程同じ土俵に立ってないというのはこれか。
鋭さを孕む雰囲気が消えたみたいだが、そもそも此方は纏う空気に気付く由は無く。 カラカラと笑うそれは無邪気なものだが。 左胸に手を置く様子は此方も認識していて。 何度か顎を指で撫で、思考に更け、アーノルドの後に問い掛けよう。]
(182) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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/* ふっと思い出したのがウィラードの「VAMPIRE NIGHT」だった。
愛はいらない、血が欲しいだけ 喉元を切り裂いたら 始まりさ
っての
(-56) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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して、不思議に思うのだが。 俺は見ての通り、深くは考えずその勝負をしないか、と誘った訳だ。 だが、お前は違う。
[それこそ和樹の言質を取り切り返す様に。 片手は頬を付き、もう片手はトントンと軽く机を指で叩きながら。]
俺と一対一で勝負したい、と言ったのは何故か? お前にとっては真剣勝負、裸一貫での賭けだろうに。 そんな大事な事を早々に決めるとは。
[無謀なのか勇気なのか、と口にしようとしたが、止めた。野暮ったい。 と、この強気な人間は、切り札無いと言い放って>>168。 あまりにも潔良すぎる答えに、真紅はぱちくりと何度も瞬きし、ぷっと笑いが込み上げた。]
ははっ、あははははっはっはっ!
[堰が切れた様に笑う。笑った。 こんなにも笑った事はあっただろうか?覚えて無い。 兎も角腹が痛くて、つい腹を抱えてしまう。
和樹が人身売買だという事も理解し、人間が出来る事を模索し自分なりの結論を見つけ出したみたいだが、生憎それをキチンと聞く余裕は無かった。 荒くなった呼吸を整え、ふぅと大きな息を吐いて。]
(183) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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[ざっくりと伝える言葉は、意表を突かれたもの>>170。 吸血鬼を愛する、と言う言葉に、暗い眼差しに、そのくせ唇に弧を描かせて言う人間に、真紅の眼差しはきゅぅと細め、妖しく光った。]
吸血鬼を愛するとは、な。 ならば、…………。
[すっと、朗らかなオーラを静めて、冷たさを孕む雰囲気へと変貌させ。]
(184) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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愛する者の名前を、覚える事だな。
(185) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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[淡々とでも冷たく和樹に告げれば、また常と変わらぬ空気を醸し出し、にこりと微笑んだ**]
(186) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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……さすがにこんなには食べられぬなあ。 おい、他の奴も味見して良いぞ。
サクラモチとコンペイトーは妾のだが。
[他の吸血鬼…それに人間にも和の国の菓子を勧めながら、めぼしいものはさっさとキープしておく。 一瞬だけ顔に浮かんだ憂いは消えて、ベタつく桜餅の葉を剥がすのに夢中。
見定めも大事だが、菓子が出るとついつい味見してしまうのだ。>>177]
ベタベタしとるな…
[おしぼりを用意しながら、妙にべたつく未知の菓子をフォークとナイフで食べていた。]
(187) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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学習能力が雀の涙ほどあっても、お主はすぐ頭に血がのぼるから油断できぬ。
安心せい、こちらもただの保険じゃ。
[ぴしゃりとプロクスに言い放つ。>>179 しかしながら本気でもないことは伝えておいた。]
(188) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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[>>102ふと、こちらを見つめる同胞の目を不思議に思ってちらと見つめ返すと。 ふっと笑う相手の笑みに言いようのない含みを感じて、心の奥底で苦笑する。
ああ、これは、感づかれているな。
同胞の……否、「同族」の者に隠し通せるほど、演技派ではないということか。
>>83言葉の裏側に丁寧に隠した、紛うことなき「捕食者」の言葉を思い返す。 もしかすると、見つめ返す目が彼とかち合っただろうか。 アーノルドに向かってにこやかに笑いかけながら、英明は思う。
何時かはアンタのことも、手懐けてみたいものだ。
貼り付けた笑顔に隠れた無言のメッセージは、果たして彼に感づかれたか否か。]
(189) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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[容姿端麗なカサンドラが桜餅と格闘する様子>>187に、『可愛い』と純粋に思いながらも、恐らくかなりの年上、しかも従うべき主人に向かって可愛いとは何事か、と、その言葉を飲み込み]
喉に…その、詰まりやすいですから、気を付けて…
[と、声をかけ。下手に餅を飲み込んで、毒だ毒だと騒がれたり、まさかそんなことで吸血鬼が死ぬことはあり得ないだろうけれど、万一のことを考えて。吸血鬼の怒りに触れるのはこちらの意ではない。**]
(190) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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/* まじカサンドラさん可愛い(*´艸`*)
(-57) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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[献身だの愛だのと聞こえてくれば、胡散臭げに顔を顰める。]
どこまで本気で、そんなこと言ってんだか。 くだらねぇ。
そんなもんより、俺様は、退屈しねぇ玩具のほうがよっぽどいい。
[堂々と、ニンゲンたちに聞こえる声量で言いながら、ちらとカサンドラに視線を向けて>>188]
チッうるせぇよ。
それより、その茶色くて丸いの、米のクッキーだろ。 よこせ。
[>>187美味いやつだ、知ってるぞと、少し自慢気に手を伸ばす。 雀の涙の学習能力と、血がのぼりやすいことについては、ちょっと否定のしようがない。]
(191) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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吸血鬼 英明は、メモを貼った。
2015/07/06(Mon) 01時頃
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[食堂内をくるりと見回していれば、此方へとかかる声の主に目を留める。>>176 彼が呼ぶ、ニンゲンとはおそらく自身のことだろう。 尚も燃える炎の中には、一人の男性が居て、それもまた驚きに目を丸くしたけれど。 炎と赤毛の青年を交互に見比べた後、数度、瞬きを繰り返して首を傾けた。]
今の炎、君が出したの?
[驚きは興味へと変わり、こっちという促しに言われるままに足を向けた。 見た目の年端は、自身と左程変わらないか、多少彼が上か。 最も、吸血鬼の年齢など、見た目だけでは測れないだろうが。
顎で促すその様に、高圧的な素振りを感じながらも、そのことを口にすることは今は控えることにして、彼の言葉に頷きを返す。]
(192) 2015/07/06(Mon) 01時頃
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僕は、雲雀。 鳥の「ひばり」と一緒の字を書く。
[目の前にいる赤毛の少年へと名を告げて、それから少し辺りを見回したのは、他に耳にしているものが居るのならという意味も込めて。]
館に来た理由は、言わずもがなだよ。
えっと……、あと自己紹介って何が必要なんだろう。
[ひたすら簡潔に自己紹介を済ませれば、後は特に言うことも無いような気がして、再び赤毛の髪の鬼を見つめただろうか。*]
(193) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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[聞くとはなしに聞いていたラジエルやアーノルドと和樹の会話。 どうやら吸血鬼側のほうが上手と言うか、あしらい方はやはり年の功なのだろうか 面倒だな、と、そう思う。自分は最終的に「それ」を成し遂げなければならないのだから]
オルニット様は、どう思います?
[恐らくまだ傍にいるだろう吸血鬼に、一つ問いを投げる。 答えが返るという期待はしていないけれど。
ふと見れば、櫻の目の前には菓子が溢れていた。 なるほど、本当に望めばでてくるのだな、と感心して、ふと、昔客人に出されていた和菓子を思い浮かべてみた あのお菓子は高級品で子供の口になんか入るものではなかったから、味の記憶は無いけれど やがて現われた菓子に口元が僅かにほころぶ
花を模った小さな生菓子―練りきり、と言う名だと己は知らない―を口に運ぶと、上品な甘さが広がった]
(194) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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[場内に気を向けると、放たれた焔の気配と、それを牽制するかのようにカサンドラの手元で回る水球。 どうやらこの二人はいろんな意味で相性がよくなさそうだ、と察する。 本当に、吸血鬼といえど人と変わらず個性的なのだな、などと今更のように思う
彼らが此方を探るように、此方も彼らの事を少しでも知ることができるように、できるだけ会話には加わろう そんな事を考えながら、二杯目のお茶を口にする**]
(195) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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[暫くして、水球を作る女性に気づいたなら、また驚きに目を丸くしただろう。>>165 **]
(196) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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/* また退席記号をわすれる(数時間振り2度目)
普段あんまりないタイプの頭痛がするんだけどクズキャラやると業(カルマ)値溜まって頭が痛くなるシステムでも搭載してんの? 百合組を眺めて癒されよう(かわいい)
(-58) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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……むう。 変わった味じゃの。 甘いが、なんかぼそぼそしておる… 粘っこいし、確かに喉に詰まらせそうな。
[一口サイズに切り分けて、ケーキを食べるように少しずつ口に入れているので「恐らくは詰まらんじゃろ」と櫻に返す。
建前だろうが、気遣われるのは悪くない。>>190]
お主の名前に似た菓子、悪くはなかったぞ。 さて、櫻よ。 話は変わるが、お主はどんな主人を望むのかの。
[桜餅と櫻が似ていることにふと気づき。 発見したという顔で呟いた。さておき、櫻へと唐突に問いかける。
その望みが叶うのかどうかは別として、相手を知るための質問の一つ。]
(197) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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あぁそうだ。 なんならオマエにもやってやろうか?
[>>192興味向けてきた青年に、からかうように言いながら、小さな焰を投げつける。 尤もこれも、ジョーを巻き込んだものと同じで、火傷を負わせるほどの熱はなく、おそらくは、彼に届く前に消滅する程度のものだ。]
ひばり? あぁ雲雀な、へぇ。
なら、鳴いたりもすんのか?
[見たところ、自分より若いか同じぐらいのような感じか。 こいつはどうだ、愉しませてくれそうかとまじまじ見ながら、櫻のもとから奪い取った煎餅に齧りついた**]
(198) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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そうがっつくな、すぐ出てくるんじゃから。
[プロクスに、呆れまじりにセンベイクッキーを譲った。 コンペイトーが数粒、手の中にあったので争う理由はなかったのだ。そのまま口の中に放り込む。>>191]
ん?珍しいかの。
[雲雀が驚きに目を丸くしているのに気づけば、すいっと雲雀の前に指先の小さな水球を投げるようにして浮かべてやった。
指を出せば不思議と触れるが、つついていると霧のように弾けて割れただろう。**]
(199) 2015/07/06(Mon) 01時半頃
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─回想・英明と─
本当にオトモダチ、で済ませてくれるんなら、それに越した事は無いよな、そりゃ。
[英明と名乗った吸血鬼の言い分に、再び一瞥をくれる。
やや理不尽噛み付いた自覚はあった。 気分を害した様子もない彼の様子に、一瞬だけ罪悪感じみたものが頭をもたげるけれど、喉を鳴らすみたいな笑い方にどうにも眉根が寄る。
餌になる覚悟。僕は君の望む者になってもいい。続く台詞>>163に抱く気持ちは、矢張り先程と変わらない。 そっちが本心なんじゃないの、と穿ちたくなる。なんとなく、信用、し辛い。]
御宅みたいに、そうやって、笑いながら平気で嘘吐く奴をようく知ってる。 ていうか、そんなんばっかり見てきたからね。 こんな餌漁りの現場に来た捕食者を、ホイホイ信用しろってのが無理な話。 …それでも失言だった、悪かったよ。
[率直な感想については否定する気もなく、単純に失言の非礼を詫びる。 此方を見詰めるその目から逃げたくなるのは、対峙した男の目元が知っている誰かに似ているからだけでは、きっと無い。]
(200) 2015/07/06(Mon) 02時頃
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(たぶん、そう、羊の本能ってヤツ。)
[内心で適当に自分に言い訳をするうちに、手元が狂って右手の箸が滑り落ちた。
拾おうと伸ばした手と逆の手が、ごく自然な所作でツナギの袖の辺りで空を切る。 着物を着慣れた者になら分かる、垂れ落ちる袖を抑える動き。
自身で気付いた瞬間に、男は忌々しげに奥歯を噛んだ。 どうにも調子が狂うのは、きっと捕食者の視線を浴び続けているからで。
英明からの追撃が無いことを祈りつつ、元通りの表情で身体を起こした。]*
(201) 2015/07/06(Mon) 02時頃
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[それはそうだろうな、とは、口に出して同意はしない。>>79 言の全てを信じきるわけではないのは当然だし、 それはずっと受けてきた教育の中で、積み重ねられてきた根幹の一つでもある。
けれど、それは全て紅薔薇園の、ひいては組織の中での考え方。 もう二度とあの地には戻れないのであれば、逆に、新しい価値観を上乗せていくことも、きっと許されるのではないだろうか。
だから、今はただ。 この場で見える全てのものを、出来る限り飲み込んでいくだけ。*]
(202) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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(嗚呼、ただ それでも。
己の軸は、未だに 紅薔薇の棘を胸に抱くのだけれど)
(-59) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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話し相手、ですか。 悠久の時を生きる方でも、知らぬ事はあるのですね。
[告げられた言葉のひとつひとつに、驚くような素振りを見せながら、またひとつ、緊張の糸を解く。 名を告げ終えた後の問いかけに、柔和な笑みで返される言葉は、最初の語り口と変わらぬように見える。>>101
共に来た一人は、胡散臭いと断じていたけれど、 それで全てを片付けてしまうのも、勿体無いかと思ってしまったが、それが吉か凶かは今はわからない]
どちらも、好きな様にお呼びください。 此方は、その……やはり、英明様と。
[吸血鬼が自分達を上として見ていると、そう認識しているからか。 上の立場の者には敬意をはらうべきと考える思考のままでは、呼び捨てなど程遠く。
よろしく、と掛けられた声に、よろしくお願いします、と同様に返してしまうのもまた、刻んだ根幹から故に。*]
2015/07/06(Mon) 02時半頃
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話し相手、ですか。 悠久の時を生きる方でも、知らぬ事はあるのですね。
[告げられた言葉のひとつひとつに、驚くような素振りを見せながら、またひとつ、緊張の糸を解く。 名を告げ終えた後の問いかけに、柔和な笑みで返される言葉は、最初の語り口と変わらぬように見える。>>101
共に来た一人は、胡散臭いと断じていたけれど、 それで全てを片付けてしまうのも、勿体無いかと思ってしまったが、それが吉か凶かは今はわからない]
どちらも、好きな様にお呼びください。 此方は、その……やはり、英明様と。
[吸血鬼が自分達を上として見ていると、そう認識しているからか。 上の立場の者には敬意をはらうべきと考える思考のままでは、呼び捨てなど程遠く。
よろしく、と掛けられた声に、よろしくお願いします、と同様に返してしまうのもまた、刻んだ根幹から故に]
(203) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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[闇世の深淵――… 覗き見るには、一体どれほどの時を経るのだろうか。
会話の端々を耳にするに>>82、二百はとうに超えた男ですら 未だ至らぬその境地は、終を求めぬ者の欲望を満たしうるものなのだろうか。
けれど、それを自身が知れる事はないとも思う。 それは悠久の時を生きることが敵わぬ身だからこそ、そう思う。]
(-60) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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[『仕入れ』という言葉を選ぶ程度には、数多の命を弄んでいるとの想像に難くない男の瞳を、反らすこと無く見つめる。 先ほど見せた、値踏みするような視線とは少し違う視線に、向けたのはやはり興味。 改めて互いの関係を、状況を告げる言葉に、そっと耳を傾け、受け入れると告げるその真意を、探るように頭の中で反芻する。
口上は忠告なのか、ただ反応を見たいだけなのか>>83 内なる問いの答えは、傾けたグラスに映った笑みで、少しだけ知れたと思えた。>>86
けれど、真に思う所は未だ計れないし、底はきっと深いのだろう。 自分の周りには、あれほど自信に満ちた笑みをする者はいなかったから、そう思うのかもしれないけれど]
アーノルド様、ですね。わかりました。
[男の名を紡ぎ終えるまでは、双眼の奥を覗き見れないかと、試すように見つめていた*]
(204) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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カサンドラ様、ラジエル様 プロクス様に、オルニット様……
[次々と上がる名乗りを、ひとつずつ刻むように口にする。 名を告げる声に色は乗らねど、姿と名を一致させるように、一人一人に視線を向けて、視線が絡む事があったなら、小さく会釈を返した。
『暇潰し』と公言する者>>64 『戯れ』に勝負を口にする者>>87 『退屈』を嫌う者>>67 『傀儡』を望まぬ者>>107
なるほど、人間と同じく個性があるのかと、 記憶から言葉を拾いながら、忘れぬように刻みこんだ]
(205) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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[傍で語られる話に、耳を傾けながら>>168>>181 幼心から言い聞かされてきた言葉を、頭の中で反芻する。
――望まれる者になりなさい。 ――価値ある存在になりなさい。
今がその時なのだろうと自覚すると同時に、思えば無理難題にも等しいとは内で留めて。 使命を果たすための道具としてある自分達が、どうして愛など囁けようかと>>170、不思議な心地を抱きながら
いざ、誰かの手で『飼われる』ようになった時、自分がその通りになれるかどうか、怪しいものだと改めて不安に思った。*]
(206) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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[食事もそぞろに視線を泳がせれば、視界に入ったのは菓子の数々>>177>>180 新たに加わった菓子>>194も目に入ってしまい、唇ははっきりと弧を描く]
柊兄も、櫻も、遠慮ないなあ…。 ほんとう、甘いの好きだよね。
[あの頃とは違う場所、違う時間。 けれど確かに感じるのは、それでも暖かかったあの頃と同じ雰囲気。
自然と繕う事を忘れて、楽しげに眼を細めて笑った。**]
(207) 2015/07/06(Mon) 02時半頃
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/* >>101 もうこのロル見て震えたよね。 思っていた通りだったというか、なんというか。 中身がニヤニヤしていて気持ちが悪いから、誰か止めたらいいと思う。
そして和樹さんが英明さんにアプローチしまくってるのを確認済み。 拾われたいのかな、かな。
(-61) 2015/07/06(Mon) 03時頃
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/* 一応今のところ伊豆丸に聞きつつロルは進めてるけれど、話してくれない不明瞭な部分が結構多い。
軸:紅薔薇園での教育
自体ははっきりしているのだけど、吸血鬼の皆様に興味があるんです!ってキラキラさせながら言われるとポカーンとしてしまうま。 というか雲雀と設定被ってそうですよね(遠い目)
(-62) 2015/07/06(Mon) 03時頃
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[その赤髪の吸血鬼に感じる、乱雑さとでも表現できそうな気配>>161には、覚えが無いでも無かった。 だから多少の暴言やらには肩を竦めるのみで別段答えもしないのだが。]
っへ?
[突如襲い来る炎に、間抜けな声を漏らすと同時、灰がかった瞳がギラリと猛々しい色を帯びる。 逞しい両腕が顔の前で斜めにクロスし、とっさに顔面を保護すると、右の長い袖口から肌に入れた墨がちらりと覗いた。
ごう、と燃え盛る炎の叫び声が、耳に反響する。 しかし、男の全身を襲ったのは予想した熱よりも随分と優しいものだった。 おろしかけた腕の隙間から覗く瞳が、どこか不思議そうになる。
焔越しの景色は、美しかった。]
(208) 2015/07/06(Mon) 05時半頃
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[某然と言った調子でそれを眺める男の瞳に、紅い焔が踊るように映り込む。 無意識に浅くした呼吸が少々息苦しいが、これは…]
…はは。
[中々面白い体験だった。 下ろした手の先が細かく震えたのを、強く握りしめた拳が抑え込む。]
こっえぇなぁ、あんたもう怒るなよ。 …ぷろくすサマ?
[炎が消え、目の前のかの吸血鬼と目が合うと、肩を竦めて笑って言う。 ここまで歴然とした違いが有るのなら、なるほど人間が吸血鬼に叶うはずも無いのだ。]
いいなぁ、それ。 他の奴らも皆そういうの使えんの?
[大雑把な感想と共に、他の吸血鬼へと興味を向ける。 見れば指先に水球を持つ女性>>165もいれば、水晶のようなものをやりとりしている者>>182もいるようだ。 それは男の興味を引いた。**]
(209) 2015/07/06(Mon) 05時半頃
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――プロクスと鹿尾菜――
[当然、同胞に驚いたわけでもなく。手にある黒い物体に驚いただけなのだが、ああ、此奴ならこんな反応になるかと、其れもまた相手の気に触れてしまうやもしれない笑みを浮かべ]
否。それだ。
[端的に言葉を放ち、既に置かれたか、その黒い海藻を指し示して]
そんなものよく食えるな。
[暗に美味いのか?と若干の興味も孕んで]
(210) 2015/07/06(Mon) 06時半頃
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――柊夜の皿――
[さて食料は如何に消費されるか、と、そんな如何でもいい事に興味を置いた…が、皿の行先から名を呼ばれれば、小さく頷き肯定を示し。直後何の許可もなく、その皿に置いてある肉切れを摘まみ一口で頬張った。
その後特に言葉を紡ぐ事はなく、相手が食べ進めるなら、ただそれを眺めている事だろう]
(211) 2015/07/06(Mon) 06時半頃
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―食堂―
[こういう状況だからこそ、好きなものを食べるというのは「落ち着く」のにはいいのではないか、などと都合よく考えて どうせなら、と贅沢をしてみた食後のお茶。 聞きなれた声と、それがどこかほっとした色を含むのに視線を向けた>>207]
ん?そりゃお前、折角何でもでてくるんだしさ どうせならいいもの食べたいだろ?
[お前も食うか?と、そう言って笑い返す。まるであの頃のように。 どこか緊張していたような伊豆丸からその色が消えているのも、同じように思い出しているからだろうか
誰かに声をかけられたなら、すぐに現実に戻るだろうけれど**]
(212) 2015/07/06(Mon) 07時頃
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/* ラジエルってやっぱり三日月…
(-63) 2015/07/06(Mon) 08時頃
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/* おはようございます、誤爆女王です。←気にしてる
(-64) 2015/07/06(Mon) 09時頃
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主人。……誰でも……
[>>197 不意に聞かれたカサンドラの問いに『誰でもいい』と答えかけて、口を噤む。そもそも『どんな主人を』なんて考えてもみなかった。ココに来るまでは、『吸血鬼なんてただのバケモノ、私の使命はソレを退治すること』だったから。
でも、違った。
吸血鬼にも個性があって。怖そうな者も居れば、こんなにかわいらしく桜餅を頬張る女性だっている。少なくとも、こんなにかわいらし女性を『退治しよう』なんて思えない。]
(213) 2015/07/06(Mon) 11時頃
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[だったら、『私の』望みは?
もし良い吸血鬼と悪い吸血鬼がいるのであれば、『悪い吸血鬼』を退治したい。 でも、それは即ちそんな吸血鬼の嫁となり、――嫁になれれば良いほうで、なれない場合は退治もできず従属するだけであり。 そんなのは、『私は、絶対に嫌だ』。共に寿命が尽きるまで過ごすのなら、『尽くしたい』と思える相手を主人にしたい。
でも。
でも。
かといって、『退治しないで従属する』のは『紅薔薇さまの意』に反する。単なる餌になり、従属するだけなら、親しみ易い相手が良いに決まってる。だけど、そんな相手を『退治しよう』となんて思えない。
嫁に、なれない、ことは、紅薔薇、さまを、裏切る、ことに、なる。]
(214) 2015/07/06(Mon) 11時頃
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誰でも…いいです。
[紅薔薇さまを伺い見る。紅薔薇さま。貴方の駒(ムスメ)の答えは、これで良かったでしょうか。
本心を悟られまい、とカサンドラから目を反らし、小さな落雁に手をのばすのだった*]
(215) 2015/07/06(Mon) 11時頃
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/* 入村コメントで盛大にフラグ立ててきたし、きっと櫻ちゃんは優しいヒトと一緒になると幸せに成ると思うよ!!!
だから紅薔薇さま、炎で焼かれるとか変なフラグ立てるのやめて!!www←
(-65) 2015/07/06(Mon) 11時頃
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なぁ、それ、分けてくれよ。
[ふと視線をめぐらした先、何やら菓子を手にした少女>>215に前触れなく声をかける。 言うなり行儀悪く手を伸ばしていた。 まるで白い小さな星のようなそれを、ひょいと一つ摘みあげ、そのまま口へと運ぶ。]
…あっま。 なんだこれ。
[しゃり、と小さな音とともに口の中で砕けるそれ。 行儀悪く指先を舐めた。]
砂糖…じゃねぇよなぁ?
[それは少女に対する問いか、ひとりごとか判別しづらい。 しかし少女と目が合えば、にっと笑ってもう一粒頂戴した後で、ごちそーさん、と礼らしきものを述べた。]
(216) 2015/07/06(Mon) 12時頃
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[あまり周囲のことに興味がない…というわけでもない、話は聞いてはいるのだが、別段食らいつこうとも思わないようで、至極マイペースにあいていた席にどっかと腰を下ろす。 少々口にした甘味が呼び水なったか、少々小腹がすいた気がする。 んー、としばらく悩んだ後で、あ、と思いついた顔をすると、男の目の前に麦飯の盛られた椀が現れた。 その上に、何やら粘つく茶色の豆がかかっている。]
お、これこれ。
[添え物のように現れたたくあんを、指先でつまんで口へと運び、バリバリとやかましい音とともに齧る。 それから箸を引っ掴むと、ががっと飯をかき込んだ。 納豆旨い。]
(217) 2015/07/06(Mon) 12時頃
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/* あかん、動きに迷いすぎてただの変人になっとる
(-66) 2015/07/06(Mon) 12時頃
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/* なんて飯テロをwww 鼻摘まんでいいかな?www
(-67) 2015/07/06(Mon) 12時頃
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[あっという間に椀を空にすると、ふぅ、と一息つく男の前に薄い茶が現れる。 それを飲みながら、着席する面々を順に眺めた。
ともに送り込まれた人間たちの、顔と名前くらいは把握している。 けれど彼らのうち、特に若い方の数名が、既知であること>>212を改めて認識して、件の孤児院とはどのようなところだったのか、と少し思いを馳せてみた。]
…わっかんねぇな。
[自身もなかなかに狭い世界で生きてきたとは辞任してはいるが、話を聞くだけのその場所の様子が、どうにも想像できずにひとりごちる。 それでも、きっと自分なんぞよりこの場所のことも、お役目、のこともよく把握してるんだろう。 …自分は馬鹿だから説明も話半分に聞き流してしまったのだが。]
(218) 2015/07/06(Mon) 12時半頃
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[深くものを考えることが得意でない男にとって、状況はシンプルであればあるほど良い。 つまり、我が身を差し出せば相応の対価が得られる、その一点のみが重要であり必要であったのだ。 その他の、理念だとか組織側の目的だとか、そんなものは雑音であってどうでもいい。
親父は結構汚いこともやっていたから、明日の飯に困る親から買い取った幼い少女を遊郭に売り飛ばす、なんて状況も間近で見ていたわけで。 その“商品”が哀れな少女ではなく、己の身になっただけの話だった。 見様によってはさらにシンプルになったといっても良い。
売られた身がどうなるか? そんなのは、売った方にはもちろん、“商品”にだってわからない。 買った側の一存だ。
と、そんな調子であるものだから…]
…随分難しいこと考えてんね…
[なんていう素直な感想が、誰ともなくぽつりと零れ落ちた。]
(219) 2015/07/06(Mon) 12時半頃
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ほお。
[誰でも…と言いかけた後、口を噤んで次の言葉を迷う櫻を眺める。 やがて、再び口を開いた櫻の答えは、そのまま「誰でもいい」と続いた。それが真の意見なのか、本音は隠しているのか、心を読む力を持っていない吸血鬼にはわからない。>>213>>215
わからないから、こちらも微笑を浮かべるだけ。]
そうかそうか。 羊には望む権利もないと、わきまえているのじゃな。 覚えておこう。
[心からの本音を聞き出すのは容易ではないか。 納得した様子を見せ、それ以上の追及はしなかった。]
(220) 2015/07/06(Mon) 16時頃
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あ、それは妾の……
[キープしたはずの菓子を横からつままれて、むっとした顔になる。>>216]
なんと。 愛らしい形をして甘くて美味な砂糖菓子ではないか。
[なんだこれとはなんだ、と文句をつけた。 が、茶色くて粘っこい謎の物体が召喚されたのを見てのけぞった。>>217]
そっちこそなんだそれではないか……!
[妙な香りもするし。 別に隣ではなかったが、さりげなくジョーと椅子の距離をあける。 食べているから食べ物ではあるのだろうが、ゲテモノの類だと判断を下した。]
(221) 2015/07/06(Mon) 16時頃
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お主はなーんも考えておらなさそうじゃの……
[ジョーの周囲への感想と、その顔から判断した。>>219]
わかりやすくて良いが、よくわからないままに連れてこられた系かの。
どちらにしろもう戻れんだろうがの。
[もしも置かれた立場がわかっていなくても、それは吸血鬼たちにとっては関係ないだろう。特に同情もせずに事実だけを述べた。**]
(222) 2015/07/06(Mon) 16時頃
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/* あっ金平糖とかはまだあるかと思って横取りしちゃったごめんなさいw
(-68) 2015/07/06(Mon) 16時半頃
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[分けてもらったつもりの菓子は、どうやらすでに吸血鬼のキープであったらしかった>>221。 それだけあるんだから一つ二ついいだろ、と思いつつも一応口にはしない。]
うーん、まぁ、可愛い、旨い、認めるけどな。 初めて見たもんでよ。
[言い訳にしてはあっけらかんと、そんなコメントを残す。 ぺろりと平らげた納豆に対して、男にしてみれば妙な反応を返す相手に、瞳を瞬いて見せた。]
え、納豆。 しらねぇの?
[旨いし栄養もあるそれを、知らないなんて、と驚きの声を漏らす。 続く評価>>222には、うーん、と少し悩んで見せて。]
(223) 2015/07/06(Mon) 17時頃
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えーと…かさんどら、サン?
[吸血鬼の紅一点という名乗り>>95を聞いた気がする。 相変わらず発音こそ怪しいが、果たして許されるだろうか。 ともあれ男は続ける。]
戻れないってぇのはわかってるぜ。 よくわかんねぇのもそうなんだが…
[なんだか少々違う気がする。 うーん、と再度しばらく考えて。]
しらねぇ場所、見知らぬ相手、なんてぇのは、 あっちにいたころもよくあった話だ。 どこ行ったってかわんねぇよ。
[人間相手だって状況を極端にシンプル化して場に臨むことが多々あった男である。 シンプルに、シンプルに。 それは、男自身の特性を見抜いた兄貴の指示でもあったが。
わからないことを受け入れ、新しい状況に順応しろ。 どんな状況でも己を保て、だなんて。]
だいたいあんたら、化け物だなんていう割に、 俺らとあんまかわんねぇじゃねぇの。
[ぴっと指を立てて、軽く首をかしげて口角を上げる。 能力の話ではない。 ひとりひとり個別の感情を持ち、それが目に見えないという点において、の話だ。 もっとも男自身は、漠然とした認識をしているのみで、はっきりと共通点を見出したわけではない。*]
(224) 2015/07/06(Mon) 17時頃
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/* ジョーはきたろーさんっぽい?(首こてん)
(-69) 2015/07/06(Mon) 17時頃
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-回想・英明>>102-
[興味を持って英明と伊豆丸の会話を眺めていれば、視線に気づかれたか。英明の方と目が合う。
そしてこちらへ返された、ヒトであれば親しみの持てるにこやかな笑み。 だがその目が口元ほど笑っていないことなど目を見ていればわかるだろう。]
(ヒトの子へ向けるのと、同じ目を私に向けるか。)
[無言のアイコンタクト。 恐らくは同胞であっても気づかないだろう。 「同族」故に可能な意思の疎通。
零れたのは吐息に等しい微かな笑み。
蒼灰色の瞳を細めて、無言のまま答えを返す。 愉しませてくれるのであれば、多少は付き合ってやろうと。 視線に込めた意図が伝わろうと伝わるまいと、結んだ視線は程なく解かれただろう。*]
(225) 2015/07/06(Mon) 18時半頃
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/* ベッドでなら相手をしてやろう と言わなかった私の理性←
(-70) 2015/07/06(Mon) 18時半頃
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/* 視線>>204を回収ついでに伊豆丸に話しかけたい気もするが、まだ英明と会話中なんだよなー 流石に何度も多角を作るのは心苦しいようなごく普通に突っ込みたいような…。 柊夜一人なんだよね今。さっき話したけど絡みに行くかどうするか…(だから待てを覚えろと言うのに)
(-71) 2015/07/06(Mon) 18時半頃
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― 回想:英明とのやり取りにて ―
[興味を持たれた様で、どんな人物かと尋ねられて>>174。 ふむ、と記憶を巡らすが、やはり上手く思い出せそうにはなかった。]
ふむ、すまん、もう朧げにしか覚えて無い。
[吸血鬼の間では記憶が朧げになる事はあるだろう。 此方はいともあっさりと記憶を無くすのだが、まぁよくある話なのだ。 指を唇に当て、首を右に傾け、消えかけていた記憶の糸を手繰り寄せる。]
でも、違う雰囲気だったような……。 あぁ、まぁよく覚えて無いんで忘れてくれ。
[これ以上思い出せそうにない旨を告げれば、やがて英明はプディングに手を付け始めていく。 此方も和樹に意識を向けて、彼とのやり取りを楽しもう*]
(226) 2015/07/06(Mon) 19時頃
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[普段と変わらぬ調子て笑って見せたら、何かを思い出した様に、手の中に光を発せさせ。 ことり、と手の中にある水晶は、アーノルドと和樹のやり取りの記憶を閉じ込めたもの>>156>>168>>170。 反芻する様に堪能する様に眺めよう、としたら、アーノルドは席を立つ様で>>178。]
いや? 俺はあまり気にして無いぞ? まぁ、それに面白いものも見れた訳だし。
[水晶を見ようとすれば、炎の吸血鬼と水の吸血鬼が戯れているみたいだ>>161>>165。 紅一点の同胞に肩を叩くアーノルドを見れば、彼はプロクスを諌めるのだろうか。 アーノルドがどう行動するのか定かでは無いが、彼らのやり取りは微笑ましいものに見える。 だから、此方は口も手も出さず傍観者のポジションにいるつもり*]
(227) 2015/07/06(Mon) 19時頃
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そうか? てっきり二人の会話の邪魔をしたかと思ったが。
[>>227ラジエルに気にする素振りがないなら、上げようとした腰を再び椅子に戻す。 会話をするのが目的ではなく、単に何度も移動するのが面倒なだけだ。 周囲を見回せばどのニンゲンの傍にも吸血鬼が一人はいる。
決めるまでの時間はまだある。
品定めなら一歩離れた場所からでも構わないだろう。 ニンゲンの方から売り込みに来るぐらいの気概があれば、それもまたひとつの好評価だ。 全体が見渡せる角の席に腰を下ろし、あちらこちらの会話に耳を傾ける。
丁度プロクスとカサンドラが騒いでいただろうか。 だが所詮は対岸の火事だ。 火の粉が降りかからなければ、わざわざ渦中に飛び込む意味はない。*]
(228) 2015/07/06(Mon) 19時頃
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[ジョーを焰に巻き込んだ瞬間>>208、その隙間から、肌に直接描かれた模様のようなものが見えた気がした。 タトゥーを刻んだニンゲンなど、そう珍しいものでもないのだが、好きか嫌いかとなれば、正直気に食わない。 それはつい、表情にも現れたが、ものの数秒で元に戻った。]
……そう思うんだったら、怒らせるような真似すんじゃねぇよ?
[>>209肩を竦める様子に、軽く戯けて返しながらニヤリとする。]
いいだろ。 他の奴らも、いろんな力持ってんぜ。
ほら、そこのババ ……カサンドラもそうだ。
[ひょいと顎で示すのは、消防隊員状態となっているカサンドラ。>>165 アレは苦手だ……と、ボソッと独り言ちたのは、誰かの耳に届くことはあったろうか。*]
(229) 2015/07/06(Mon) 19時頃
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[不意に相手から投げかけられる問(>>194)に質問の意図を考えあぐね。ああ、彼奴らの会話か?と、2人の同胞と一人の贄の遣り取りに改めて耳を傾けて。
小難しい話だと思うが、これまた成程、と唸る]
愛、ね。
[贄(>>170)の言葉に思わずぽろり。自虐的な感情を含ませそれは零れた。何より、この中では年長の部類に当たる男から、恋やら愛やらは何処かインパクトがあった]
……。
[少し間を置く。問いに答える義理は無いが、無視するのも面白くない]
お前は、与えたいのか?それとも奪いたいのか?
[何を、とは言わず。相手に視線をやればそう問う。それは相手の呟きを(>>181)耳にしていた所為でもあるが。 質問に質問で返す事にはなったが気にはせず、その答えを待った*]
(230) 2015/07/06(Mon) 19時半頃
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[若い二人の吸血鬼のやり取りを見るともなしに見ていれば、食堂の扉が開く音がして目を向ける。 見た覚えのない青年だ。>>167 同胞の匂いもしないし、着ている服から彼も送り込まれたニンゲンで間違いはないだろう。 プロクスの炎に驚き声をあげる様はいっそ幼くも見える。 だがやはり物怖じはしないようだ。 恐縮したり怯えられたりするのも面倒だが、ここ最近はそういった反応の方が珍しく新鮮にすら思える。
こちらが足りればあちら、あちらが足りればそちらと・ こと吸血鬼に置いて、欲求の二文字は満足するという言葉を知らないらしい。
そのままプロクスとの会話に耳を傾けていれば、後からやって来た青年の名がヒバリだと容易く知れたが。
珍しいカサンドラの大きな声>>221に目を向ければ、先ほどプロクスに遊ばれていた青年がなにやら妙なものを食べている>>217 距離は離れているはずだが、心なしか糸を引くような悪臭がして眉間に皺を寄せた。
青年の返答>>223からその茶色い物体が「ナットウ」というのは分かったが…]
しばらくあそこには近づきたくないな。
[むしろあの青年とはしばらく会話をしない方が良さそうだ。臭い的な意味で。*]
(231) 2015/07/06(Mon) 19時半頃
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/* 納豆のせいで嫌われそうですww 知ってたwwww
(-72) 2015/07/06(Mon) 19時半頃
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[そろそろ品定めも佳境だな。と。まだ触れていない商品達にも視線を向ける。
「友」という言葉に釣られた贄は、その手の言葉に揺さぶられやすい印象を勝手に持った(>>205>>206)。 視線が合えば、空のグラスを傾け]
注げ
[と一言。無視するも、何かを注ぐも自由である。…は、そういう選択をさせるのが好きだった*]
(232) 2015/07/06(Mon) 19時半頃
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[和樹はあれからどんな反応を示したのか。 一旦視線を反らして辺りを見ていたら、何かパリパリと軽い音が聞こえた>>217。 少し距離が離れてる故に確りとは見えなかったが。 何やら茶色い物体をライスの上に乗せて食べてる様子が見えて真紅は興味を示した。 カサンドラは未知の物体に慄きの色を示したみたいだが>>221。]
それは、ナットウという物なのか? 最近流行ってる物か? 違う?
[悪臭というか、何度もクセが強そうな食べ物に距離は取ってしまうものの。 初めてみる物に興味を引くのは確かだ。 まして、同胞が身を引いているのだから、余計にだ。 と、何かを思い出して、あぁと声を上げてもう一つ質問を投げよう。]
そう言えば、お前も何かの事情があって此処に来たのか?
[先程話した和樹も闇世に来た理由がある様に感じたので、ついでに聞いてみようと。 人間達がどういった理由で仔羊となって吸血鬼に身を捧げる事になったのか今一理解してないので、好奇心の赴くままアクションを起こして。]
(233) 2015/07/06(Mon) 19時半頃
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[納豆を食っている最中か、完食した後か。 かけられた声>>233に目を向ける。]
流行り…も廃りもねぇんじゃねぇか? 俺は食える時は毎日食ってたけどな。
[そうか知らないほうが普通なのか、と思いつつ首を傾げる。 アンタも食ってみるか?と尋ねる前に、質問を重ねられるとパチリと瞬きひとつした。]
えーっと…らじえる、サン、だっけ?
[こう見ると、本当に普通の人間と変わらないんだがな。 しかし先ほど相手が怪しげな水晶を操って居たのを、視界の端に捉えている。]
金だよ。 金。
[端的に済ませようとするが、流石にそれだけでは説明にならないらしい。 続きを待たれるのを感じれば、頭をかいて少し眉を寄せる。 上げた右の袖口から、刺青が少し覗いた。]
あー… 俺は金が必要で。 俺が持ってるのはこの体だけで。 手っ取り早く一番多く稼げるのが、この方法だった。 そんだけ。
[その先の事情については、隠しているわけでも無いから聞かれれば答えるだろうが、自らは語らない。 特別面白い話のつもりも無かったし、そんなところに興味を持たれるとは思っていなかった*]
(234) 2015/07/06(Mon) 20時頃
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[>>220 カサンドラは私の答えで満足したようだった。『望む権利』がないのは羊だからではなく、紅薔薇さまの駒だから――だけど、吸血鬼にとってみればそこは別段重要ではない気もして。紅薔薇さまにとってみたらこれは将棋のようなもの。いや、西洋では『ちぇす』と言ったか。我々は駒だ。もしかしたら――吸血鬼たちも駒のひとつに過ぎないのかもしれない。
>>216 ふと隣から声を掛けられる。はて、この人は吸血鬼だったかしら、人間だったかしら、と思いを巡らし、そういえば地下室に居た気がするわと思い出す。 そんな思考を繰り広げている間に、カサンドラがキープしていた金平糖をつまみ一口]
あっ、それカサンドラ様の…
[にぃっと笑って立ち去る男に、カサンドラが案の定怒り出し>>221、今度は納豆に文句をつけ始めていた。吸血鬼の怒りに触れなくて良かった――微笑ましく―――微笑ましく?―――思う。]
(235) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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じゃあ、少しだけ。
[食べるかと問われれば、遠慮がちに小さく頷く。>>212 既にテーブルの上には、見るも初めてのものなどが並んではいたけれど、 兄の出した菓子は、覚えのある中でも珍しいものだったから、口にするに警戒する必要もなくて。
ひとつ頂戴、そんなふうに気軽に声をかけるように言えば、与えられることはあっただろうか]
何でも…… そう言えば、そうだった。
……うん。俺も好きな物 考えてみる。
[己に向けられる笑みに、より一層の安堵を抱くのは、得られないと思っていた日常がそこにあったから。 望郷の念を抱くには些か早過ぎるとは思えども、何かを支えにしないと、今にも自分というものがわからなくなってしまいそうで。
大丈夫だと、そう言い聞かせてきたのが まさに虚勢だったのだと、自覚する前に緩く首を振った。*]
(236) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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[『好きな物』と、考えてみるものの、実際、意識して考えるというのは難しいと思う。 欲しいと願えば手に入ると言われても、恐怖からか、銀のナイフとフォークを思い浮かべそうになったり。 縄だの紐だの包丁だの、およそ用途がすぐ思い至るものを ふと考えてしまいそうになって、頭の中で像として形作る前に、何度も何度も打ち消していたような状態だった。
むしろ、形にならずにいる方が不思議ですらあるほどに]
好きな、もの ……、
[ゆっくりと、意識を記憶の底へと沈めてゆく。 楽しかった思い出。嬉しかった思い出。 思い描いては過ぎてゆく景色の中、ふと、自分が来た日を、生まれた日として祝ってくれた時のことを思い出した。
決まって出してくれたのは、 琥珀色の衣に包まれた、掌におさまる程度の――…]
(237) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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[また、視線を向けられた。>>215]
(なぜ、そんなふうに、見るのかしら?)
[首をかしげたら、少女のまわりに、ふあんの色が見えるようになった。 きゅうに見えるようになった色を、ふしぎに思う、こともなく。 あぁ、ふあんなのね。となっとくして。]
………。
[きおくをなぞるように、笑ってみる。 めのまえのらくがんに手をのばすの少女。]
(あれはおいしいのかしら…?)
[そうおもったら、たべおわったぜんのかわりに、ちいさなうすべにいろのらくがんが、あらわれた。]
………あまい。
[あまいけれど、ただ、それだけ。**]
(238) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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………あ、ハハ。 やっと、出せた。
[ほ、と小さく息を吐けば、 目の前に現れたのは白い皿に乗った、たったふたつの稲荷ずし。 毎年、毎年、最初に一つ多めに乗せてくれるのが嬉しくて、いつしか大好きになっていたもの。
もう食べられない、あの味。 懐かしさに、ほろり、頬に一筋の跡を作った。*]
(239) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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[さて、重鎮な紅一点の仲間の周りは、色んな意味で華やいでいるように見えた。傍に居る今回唯一であろう少女の贄に興味が沸かない訳ではない。のだが、華やか(?)雰囲気は若干の苦手意識か近寄れずに]
…誰でも?
[不意に聞こえた答え(>>215)に眉を顰める。本音であるか否かよりも、そのニュアンスが気になる。 喉に痰が突っかかるような、そんな気持ち悪さを覚えた。
ただ只管相手の思考を読んでやろうと。 そんな能力は無いのだが、少女に鋭く視線をやる]
意思があるのか、無いのか。
[当人に聞こえるか否か。そんな呟きを一つ漏らす*]
(240) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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[零すつもりのなかったそれを、指でグイと拭って隠す。 誰にも見られていなければいいと、そんなことを思いながら、大切なひとつを口に運んでゆっくりと味わう。 この味を忘れないようにと噛み締めながら、最後の一口をこくりと喉へ通した時、一人の吸血鬼と目が合った>>232]
あ…、 わかり、ました。
[傾けられたグラスと言葉に、意味を理解し、手近な瓶を手に取るも、中身は既に空のようで。 どうするべきかと暫し考えた後、願えばいいのだとやっと思い至る。
彼らが飲んでいたのは、血のような色の果実酒だった気がして、その赤さに嫌な気分になったのは一瞬。 出さねば注げれぬと覚悟を決めて、思い描いたのは同じ形をした果実酒の瓶。
手の内に収まったそれを、空のグラスへと傾ければ そこに注がれたのは―――何故か淡い黄色みを帯びた液体だった。*]
(241) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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/* 伊豆丸のおいなr
あら、誰か来たわ
(-73) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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/* 特に深い意図があるかといえば、そうではなく、伊豆丸が血の赤を嫌ったせいでこうなっただけ。
どういう反応が返ってくるか、というのがPL的には楽しみ。
(-74) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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……ほう、珍しいな。
[あの人形のように無表情な紅薔薇の君が笑っている>>238 その笑みは誰に向けられたものか。 興味本位で視線の先を辿ろうとするが、光のない瞳からはその意思が読み取りにくい。
代わりに一人百面相でもするように表情を変える伊豆丸>>237に気づき、目を止める。 暫くの間色々と顔を変えた末に、これもまた見慣れない食べ物を出してほっとした様子。>>239 見られていなければいいと指で拭うその雫>>241を遠巻きに見られているとも知らず、ゆっくりと味わって食べる様子をしばらく眺めて席を立つ。
近づく頃には、丁度オルニットのグラスにボトルを傾けていた。]
白ワインか。
[食べ物の味がそれを出した者のイメージによるのなら、この人間がイメージした白ワインはどのような味がするのか。*]
(242) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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[ようやくこの場にも慣れてきた。慣れる――のが正しいのかはわからないけれど。でも、そんな時に感じた鋭い視線>>240と吐き出された台詞。
『意思があるのか、無いのか。』
あれは自分に対して、カサンドラへの返事に対して、に違いなかた。少し遠巻きに見ている吸血鬼――オルニットと言ったか――に、何か、伝えたほうが良いだろうか。何か、自分は怒りを買うようなことをしただろうか。
幸い、他の者は他のコトに気を取られているようだ。 …はオルニットを真っ直ぐ見つめ返し、ゆっくりと、つぶやいた。]
意思は…、持っては、ならないんです。 『役割』に不必要なものだから。
[その意味が伝わったかはわからないけれど、伝わらないほうがきっと、都合が良いような、気もした。*]
(243) 2015/07/06(Mon) 20時半頃
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[目の前の少女の変化>>238の全てに気づけるわけでは無いが、目に見えるものがあれば話は別だ。 いつの間にやら手元に呼び出した菓子を齧る少女に気づくと、ふぅ、と溜息ひとつ。 この部屋において、願われるものの殆どはマスケラが出しているような物だが、彼女だけは違う。 己で己の願いを叶えてしまう。 …その分の代償は、毎度失われているというのに。]
『いけないね、紅薔薇』
[少女の眼前に、金文字が踊ると、マスケラは身を屈め、背後から少女の首元に刻まれた紅薔薇に鼻先をうずめる。 薔薇の甘い香りがするのはきっと気のせいだ。 伸ばした掌で、少女の目元を覆うと、少女の脳内に直接金文字が浮かび上がる。]
(244) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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知らぬ…妾の国にはないぞ?腐っておらぬか?
[本当に食べ物なのかと言いたげな目で見ている。>>223]
カサンドラ。
[発音を細かく言い直してから、ジョーの意見に耳を傾けていた。>>224]
はー。 人ではない物ら相手にも同じ扱いをするのか。 …妾らがあんまり変わらない?人と? 生き血を啜る妾らを化け物と定めたのは人の子らであろ。
[最後の言葉だけ、不快感を覚えたのか声が若干低くなったが、頬杖をついて笑みを浮かべた。]
全く何も考えていないわけではなさそうじゃな。 ただ、シンプルというか……単純?
[遠慮の一切ない言い方だった。]
(245) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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『願いは慎重に扱っておくれ』 『難しいことはわかっているけれど』 『それが君の為なのだから』
(-75) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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/* >>244 変態www ロリコンwww 人の首に顔埋めて匂いかぐなしwwwwww お巡りさんこいつですwwwwww
(-76) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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/* 雲雀と絡めぬよ! どうするよ!
(-77) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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─少し前・アーノルドと─
[アーノルドの嘆息>>175に視線を戻す。肩頬を吊り上げた先程とは少し違う笑みに、男は得意気に、ともすれば嬉しそうに、にんまりと笑った。
その細やかな変化とセットであるなら、注がれる視線は寧ろ心地が良い。 それが値踏みにしろ観察にしろ、家畜という一括りではなく自分個人を見ていることには変わりないからだ。]
どうも。 こんな話で関心引けるんだったら、お喋りくらい大歓迎。…どうせなら御宅の事も教えてくれたら楽しいんだけど。 畏れ多いし次の機会にしとくよ、吸血鬼サマ。
[興味深い、と評された>>178のには素直に礼を言って、奥の暖炉の方へと身体を向けたアーノルドを見遣る。 その背の向こうで巻き上がった炎>>161と浮かび上がる水球>>165を、和樹は目を丸くして眺めていた。]*
(246) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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[少女の目元から掌を離し、視界を解放すると同時に開かれる顎。 鋭い牙が露わになると、途端にどこか獣じみた気配を放つ。 少女の肩越し、覆いかぶさるようにマントが翻り、一瞬2人の姿が全て隠れた。 数瞬の後、体を起こしたマスケラは再び元の通り笑みを浮かべており、傷ひとつ無い少女がマントの影から現れるだろう。 ただし、少女の胸元に飾られていた一輪の紅薔薇が消え、代わりにマスケラはどこか満足そうであった…]
(247) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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/* 紅薔薇に殴られる為正座待機なう
(-78) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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―食堂/オルニットと―
[目の前の食事を片付けつつ、近づく姿に名を確認すれば返るのは肯定>>211 間違えていなかったと皿に向き直ると、伸びてきた手が肉片を攫う。 その行方を追えば、今名を聞いた当人の口の中にそれは消えていく 一言も発しないオルニットの一面を垣間見た気がしていた]
吸血鬼の皆さんは、結構悪戯好きなんですね…
[プロクスについで二度目となれば、人の物を、などという事はしない。 元よりここは彼ら吸血鬼の領域。飼われるのを待つ身で不興を買うのは得策では無いだろう。
此方が零した言葉への返事は無いが、恐らくは無口なのが彼なのだろうと オルニットが見つめる中で残りの食事を片付けていく]
(248) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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[暫くして、オルニットに向けた問いは主題を持たぬ漠然としたもの>>194 周りの様子から此方の意図を察したようで 暫しの沈黙の後に一言だけ零れた言葉に混じる自虐の色は、その言葉にはどこかそぐわないもの]
はい。
[此方が返すのも一言のみ。問うたところで答えは得られないだろうと思っていたから。 恐らくは此方よりも遥かに時を過ごしている彼の中で、「愛」とはそういう物なのだろうと そう片付けようとしたところで此方に問いが向けられた>>230 今度は此方が考える番と、暫し思考を巡らせる]
俺が、あなた方から力ずくででも奪えるものなんて無いでしょう? それに、俺の立場から「与える」という事は不遜じゃないですか?
[欲しいものはある、が、それはそんなやり方では手に入らないと知っている]
それでもあえて「与える」と言うなら……俺を飼うと言う吸血鬼の方には、俺の血だけじゃなく、望まれればそれ以外も。 俺は、あなた方の餌になるためにここに来た、俺があなた方に「与える」事ができるのはそれだけですから。
……愛は、向けたところで受け取ってはもらえないでしょう?俺とあなた達では格が違う。 それに…俺は媚を売るのは苦手ですから。
[そう言ってオルニットを見る。 彼の問いの意図を正しく読み取れていたか、この答えが正しいのかは自分では分からないが*]
(249) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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[流行りも廃りも無い、ということはつまり日常的に食べてるものか>>234。]
なるほど、毎日でも食べてるものか。 人間って面白い物を食べるんだな。
あぁ、俺がラジエルだ。 発音は微妙に違うが、まぁ構わないさ。
[そんな感想を漏らしながら、もう一つの質問を投げてみれば、返ってきた答えは金、と。 ん?それだけ?と言わんばかりの表情を浮かべたら、頭を掻きながら素直に身を売ったと言ってくる。 ちらりと覗かせる入れ墨を真紅は捉えていて。]
つまり、自分を売ったのか、ふむ。
[袖口から覗かせた入れ墨をチラチラと見遣って、ふむり。]
そのタトゥーは腕だけか? 他にもタトゥーとかあるのか? そうだな……脱いでくれると有難いな。
っと、カサンドラやプロクスが居たな。 すまん、邪魔してしまった。
[服から覗かせる入れ墨の全貌が知りたくて、命令に近いお願いをしてみれば。 カサンドラやプロクスのやり取りを邪魔してしまった事に気付いて謝罪の言葉を投げた。 ジョーと名乗った男の反応にもよるのだが、あまり長話をしないでおこう、と心の中で決めておく。]
(250) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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/* 此処で脱いでアピールのきっかけになれたらっ! って、多角のとこ行ってしもうた……すまん_:(´ཀ`」 ∠):_
(-79) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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[水は本来浮かぶものではないし、炎だって掌で転がすようなものではない。 まるで身体の一部のように、自在にそれらを操る姿は、不思議に思えた。
投げる仕草と共に飛んできた炎>>198、 えっ、と声を漏らした自身の反応ではどちらが早かっただろう。 然程遠くない距離、咄嗟に身構えて目を眇めれば、その炎は自身に辿り着く前に空気に溶け込んだ。
からかわれた事に気づいたのは、その少し後のこと。
思えばもっと大きな炎に包まれた者すら、火傷の後すらないのだから。>>208]
(251) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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......凄いね。 まるで身体の一部みたいだ。 君も触れば炎のように熱いのかな。
[純粋に感嘆の声を投げるそれは、見慣れない術への興味。 それを操る人々もまた同じで。 見た目は変わらずとも、やはり、彼らは力があるのだと、心中で悟る。
少し遅れて、ふわりと水の球が目の前に漂ってくれば、物珍しそうにそれを指先で弾く。 珍しいのかと問われれば>>199、問うた女性へと目を向けて、頷きを一つ。]
うん。珍しいし、不思議だ。 僕たちにはない『力』だから。
[つんつんと、重ねてつついてみたら水の球は、ぱん。と小さく音を立てて飛沫へと変わった。
飛んできた飛沫は、少し着物へと飛んで。 ぱたぱたとその雫を手で払い落とす。 孤児院で教わった『不老不死』には余り興味は沸かなかったが、彼らの持つ力は少し、そそられる。]
(252) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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僕も使ってみたいな。
[白いドレスに身を包む、年端も分からぬ女性へ。 そう言葉を括れば、再び戻る視線は、名の通り鳥のように扱う赤毛の青年へと戻っていく。
暗に、鳴いてみせろ、ということだろうか。
彼の言に応えることは容易いことだが、まだ、その時ではないという気もまた然り。 少しばかり、考える振りをして]
鳴いたことはないけど、さえずるぐらいなら 出来なくは、ないかな。
[余り表情に出ずとも、微かに上がる口角は表情を伺うものが居れば、気づく程度。 一歩、後ろへと退けば、すぅと鼻先から息を軽く吸い込んで、その唇で音色を紡ぐ。]
(253) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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Amazing grace
how sweet the sound
That saved a wretch like me
I once was lost but now am found
Was blind, but now I see.
(254) 2015/07/06(Mon) 21時頃
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― ちょっと時系列前。孤児仲間と。 ―
[>>207 プディングを食べていると『遠慮がない』と伊豆丸にからかわれ。ちょっぴり口を尖らせる。]
だって、望んだものが出てくる魔法の机なのよ。 食べてみたいものだって、あるじゃない。 食欲は‥‥さすがに無いけど、甘いものは別腹ですわ。
[ふふ、とおどけて笑ってみせ。またカサンドラとの話に戻っただろう。ああ、でも、本当、1人じゃなくて良かった。物心ついてから一緒にいる、伊豆丸、雲雀、柊夜がいることで、私も、もう少し、頑張れそうだ。*]
― 回想終わり ―
(255) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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[めのまえでおどる、きんいろのもじ。 いやなものを、かきけそうと、のばしたては、ちゅうとはんぱ。]
―――っ!
[>>244かみのけの、した。 くびもとに、じぶんのものではない、たにんの、おとこの、きゅうけつきの、けはい。たいおん。こきゅう。
ゾッとする。
とざされたしかい。 くらやみのなかに、ちょくせつうかびあがるきんいろのもじ。]
ますけ……―――
[こえは、ひるがえるまんとの、おとにきえた。]
(256) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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[かげのようにしずかだった、マスケラのけはいが、ばけもののソレに、かわる。
しろと、くろの、ばらがさく。 とおいばしょの、はじめのきおくがよみがえる。]
クシャリ
[きゅうけつきのきばが、はなをちらした。 まださいてもいなかった、まっしろなつぼみを。 まっかなばらに、そめかえてしまった…]
(-80) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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[せかいにいろがもどって、マントのおおいがはずされたことにきづく。 むなもとから、きえたばらのかわりに、ひざのうえに、ちる、あかいはなびら。]
………マスケラ。
[まんぞくそうな、かれのなをよぶ。>>247 みあげたかめんのしたの、すがおは、わからない。
そのほおを、ちいさなてで、うった。 パシンとかわいたおと。 にらむ。 わたしは、マスケラをにらんだ。*]
(257) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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[讃美歌の一節を歌い上げるはカウンターテナー。 話す声音より、幾分も高いその音は、喉を、その周囲の空気を、震わせる。
ゆっくりと、音を紡ぐ間は、瞼を下ろして切々と。
神への恩寵を歌い上げるその歌は、奴隷を運んだ牧師が悔恨を歌う歌でもある。
細めた双眸でス...と、マスケラを、紅薔薇様を見た。 少し皮肉も込めた歌など、それこそ彼らにとっては鳥のさえずりに過ぎないだろうけれど。*]
(258) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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妾は構わんぞ。 ここにいる時間は有限じゃからな。
[話に混ざってきたラジエルに。>>250 話題があっちに飛んだりこっちに飛んだり、聞き逃したりは仕方のないことであろうと、自称寛大な女吸血鬼は早速寛大さをアピールした。]
……レディの前で脱ぐのか。
うむ。まあよい。許す。
[実際は、男の上半身の裸体を見たくらいで悲鳴をあげたりはしないが、一応レディであることは忘れるなと釘をさした。]
(259) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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―伊豆丸と―
[食べるか、と菓子を示したなら返る肯定の声に笑みを深くする。>>236 紅薔薇園にいた頃からの弟分に対しては自然と甘くなるようで、強請るような声に菓子を差し出して、好きなものを選ばせただろう]
お前の好物とか、何でもいいから試してみろ 本当に何でもでてくるから
[菓子の小山を築いた櫻や、納豆まで出してきた、確か丞と言う名だったか、その彼に視線を向ける。 その周りの吸血鬼の様子から、どうやら納豆は不評らしいがそれは置いておこう。
元より物怖じしない自分と違い、伊豆丸はやはり少し困惑が残っているようで 少しでも楽になるのなら、と、せめてもの最後の兄貴風を吹かせる
こうしていられるのも今のうちだけなのだと もう二度と会うことが出来なくなるのだということを、今だけは忘れるように*]
(260) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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使えるようになれば珍しくもなくなるぞ。 初めて見るものが珍しいのはそうだろうが、新鮮味は薄れていくであろうな。
ああ、まあ誰かの『嫁』になれば僅かばかり使えるかもしれんがな。
[隠しておくでもなく、あっさりと告げる。>>253 続いて水球を投げてやろうかとも思ったが、雲雀が囀り始めたのを耳にすれば、力を霧散させてしばらく聞き入った。*]
(261) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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/* せっかく視線を送ってくれたのにごめんなさいありがとう 絶賛マスケラと紅薔薇はいちゃいちゃという名の痴話げんか(それも違う)をしております そして一応調べた。
『礼拝讃美歌と物語』 266番 Amazing grace,how sweet the sound 驚くべき恵み、何と心ときめく響きか That saved a wretch like me ! 私のような見下げ果てた卑劣漢を救い給うとは I once was lost,but now am found 私はかつては失われていたが、今は見出された。 Was blind, but now l see. かつては盲目だったが、今は見える。
(-81) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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─ 雲雀との話 ─
体の一部? そうだな、そんなもんかもな。
[>>252風船でも弄ぶかのように、掌の上で焰を転がし、軽く握って消滅させる。]
この程度なら、脚を組み替えるよりも容易い。
……ま、そこに天敵がありやがるけどな。
[>>253苦笑気味に視線を向けたのは、雲雀が突っついている水球の主。 弾けるさまは美しいと思うのだが、やはりつい、警戒心を抱いてしまう。]
(262) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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─少し前・ラジエルと─
そんな笑う? だって御宅、そんなきれーな顔してんのに、俺の爺ちゃんに喋り方ソックリでさ。つい…
[目を丸くしたり、カラカラと笑ってみせたり>>182。ころころと変わる表情を見るのは、それだけで楽しい。
アーノルドと話してる間、暫し思案顔をしていたラジエルが、片手をテーブルの上に載せる。 とん、とん、と硬い表面を叩く音。 先程自分が放った言葉を言質に問いを投げ返される>>183と、脳で思考するより先に唇と表情が、動いた。]
……、揺らがなそうだった、から。
[不遜さとは程遠い、柔い笑み。殆ど音を為さなかった声は、ラジエルだけには聞こえただろうか。
続いて掛かったアーノルドからの質問に、直ぐに意識を戻した。 先程の自分の答えを流してくれればいい、と意図してやった事だけれど、 流す以前に相手が息も継げない程笑い出した>>183ものだから、此方はまた目を瞬いて苦笑いするしか無かったのだが。]
(263) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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[しかし、どうにか笑いが収まったらしい吸血鬼は、紅い赤い瞳をゆっくりと細める。>>184 纏う空気の変化に、思わず振り仰ぐ。一転して消えた朗らかさの下から、滲み出す冷気が肌を刺す錯覚。
チリ、と嫌な予感が背筋の神経を灼いてゆく。]
『 愛する者の名前を、覚える事だな。 』
[ぴく、と。 男の肩が、小さく、微かに跳ねた。]
( 勘付かれて、た……? )
[驚愕に、チョコレート色の瞳孔がきゅう、と開いた。 ラジエルにとって何かを記憶しておくのが困難である事も、その発言>>185の真意も、ただのニンゲンである和樹に想像が付くものでは無い。
そうなると、我が身に思い当たる部分からそれを探る事しか出来ないが。 自分が意図して此処にいる誰をも名前で呼んでいない事に、彼が気付いていたのだとしたら──]
(264) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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[従順に端的な命に応えようとする贄が何を取るか。 グラスに注がれたその色と、微かに漂う果実の香りに、へえ、と小さく一声(>>241)
くるり。 グラスを揺らし香りを膨らませると、まず香りを。 即席で創造したものにしては上出来だと、一口口に含んだ]
成程。
[次にぐい、と煽る。それは一気に喉に流し込まれた]
香りはいい。だが味は今一だ。
[何故白になったか。 その経緯を想像するのも一興だ…が]
彼奴にもくれてやれ。同じのをな。
[ふい、と視線を同胞へ(>>242) 迷いの味を1人で楽しむのも勿体ないと感じたのか、飲むのだろう?と目で語り*]
(265) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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囀り?
[随分昔に、鳴かぬ鳥を殺してしまう、異国の武将の話を聞いた。 だがこの鳥は、囀るらしい。 表情を窺うに、自信有りということなのか。 ならばどんなものかと、テーブルに片肘で頬杖をつき、耳を傾け]
………… へぇ。
[>>254悪くない。 ならば、拍手のひとつもしてやろう。]
(266) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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っ……は、は。 怖いじーさんだよ、御宅。
[存外鈍い、などと評した己の判断>>138は、甘かったとしか言いようがない。 ふ、と短く息を吐いて、脳に細い針を刺し込まれたような震えをやり過ごした。
身体が勝手に怯えるのは、相手が紛れもなく上位種であるからだろう。 成る程、一筋縄では行く筈もない。その点では、足掻いたところで向こうの方が一枚も二枚も上手か。
ラジエルの相好が戻るのに>>186、そっと安堵。背筋を落ちる冷たい汗は、この際知らぬふりを貫いて。 テーブル越しの相手に向き直った。 じ、とその紅の双眸を見詰める。 ]
名前、ちゃんと覚えたよ。 呼ぶのは、…そうね、もしも御宅が御主人様になったら、その時に。じゃ…だめ?
[困ったように首を傾げ、細い声で言う。 それから男は、不意に、ぐ、と伸びをして席を立った。]
漏れそうだから、お喋りはまた後で。 …こんな時でも食ったら出るんだから、ニンゲンって参るよ。 ごめんね、吸血鬼サマ方。
[中座を詫びて、手洗い何処だろ、なんて嘯きながら二人に背を向ける。 場所を確認する名目で、その脚が向かうのは──仮面の君、マスケラの元へ。]*
(267) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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ところで、さっきから漂ってる、この変なにおいは何だ?
[やたら鼻につく、嗅いだことのないにおい。 臭いとは思わない。 なんとも形容しがたい奇妙なにおいに、怪訝に眉を顰め、出処を探るように辺りを見回した。]
(268) 2015/07/06(Mon) 21時半頃
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味は今一つと言っておきながら他に勧めるのか。
[視線と共に飲むだろうと語るオルニット>>265に軽く笑い、プロクスの時にそうしたように空のグラスをイメージする。 手の中に現れたそれは先ほどのグラスよりもいささかスマートなシルエットをしていた。 下に向けて緩やかにふくらむグラスを伊豆丸の方へ差し出した。]
(269) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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/*
ハイパーウンコターーーイム!!!\(・∀・)/!!!(ノルマ)
(-82) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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[己の言葉に気づいた少女の返答(>>243)は、矢張り何か詰まった感が拭えず。苛立ちとは違うが眉根を寄せ、首を横に振る。
互いに長い沈黙を強い、その間に「役割」やらの意味を考えあぐねる。とはいっても答えは一つを廻るだけで]
お前が、一番遠い。
[と、返す。 意図をどう受け取るかは分からないが。一言それを残せば、口の端を吊り上げ、笑みを浮かべた*]
(270) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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[>>243 オルニットへ真っ直ぐ、言葉を紡ぐ最中、聞こえてきたのは雲雀の賛美歌>>254,>>258。聞き慣れた、そして常々憧れてきたその歌声が、優しく耳に残り、勇気を、くれる。
仲間がいる。今は、大丈夫。*]
(271) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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/* 今回描写に【水周り】というノルマ課しております 洗面台と、トイレ 残りはお風呂と台所だけどそんなシチュ望めるのかが疑問
(-83) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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/* 明日は日中に時間が取れたら!! みなさまのPCさんとロールへの萌えを!!!!灰に埋め込みたい!!!
(-84) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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[>>270 『お前が、一番遠い』、不敵な笑みで返す言葉。
遠い?
―――何から。
同じように集められた私達。近い――遠い――近い――遠い―――?理由は出ぬまま、怪訝そうにオルニットを見つめ返す。見つめ返したところで、それ以上の返答は無いのだろうけれど*]
(272) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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歌か。
ある意味、それはお主の力であるな。 妾が水を操るように、お主は声帯を操っているのであろ。
なかなかであったぞ。 妾らに賛美歌を聞かせるセンスもな。
[神に見放されたとされる吸血鬼の前での賛美歌。 が、それに気を悪くした素振りも見せない。 鳥の囀りに賞賛と微笑を送った。>>258]
(273) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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腐ってねぇーよ!
[カサンドラのコメント>>245には、つい尖った声を出してしまう。 殆ど腐っているようなものだが、美味しく食べている以上、腐っているとは断じて認めない男であった。]
あー、かさんどら、かさん…カッサンドーラ?
[直された発音を真似て見るがなかなか難しいようで首を傾げて唸っている。 しばらく練習すると、幾分マシにはなったような気がするが、はたして。]
俺だって知らねぇーよ。 ただ、連中が、そう言ってたんだよ…化け物、って。
[吸血鬼なんて、物語の中ですら聞いたことのなかった男である。 口を尖らせて言う言葉に悪意は無い。 しかし、単純、の評価にはどこか面白そうな笑みを見せるのだった。]
(274) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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彼奴と一緒にするな
[恐らく其れは焔の彼奴と一緒にされたのだろうと勝手に思い込めば(>>248)、珍しくも直ぐに言葉を返し。
とは云いつつ、其の後も肉を奪う事は忘れなかった]
(275) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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[会話の途中か途切れた後か、聞こえてきた歌声は聞き覚えのあるもの>>254 あぁ、雲雀が歌っている、と口元を綻ばせる シスターがいつも褒めていたよく通るカウンターテナー。 自分があわせて歌うとどこか外れていて、いつも注意されたことを思い出す]
……ここでその選曲、かぁ
[「Amazing grace」 その歌の意味も由来も知っていたから、何故それを選んだか分かる気がして 歌い終えた彼を見て、口元だけで笑った*]
(276) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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ん?
ん?
[雲雀の歌は、賛美歌だったのか?>>273 生前より神を信じずにいた青年に、その歌に込められた意味など分かるはずもなく。 カサンドラの反応に、小さく首を傾げた。]
(277) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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一緒…?
[予想外に早くどこか憤るような返答>>275が返り、短く問い返す 吸血鬼が求めるものは同じではないのだろうか?と言う疑問は好奇心とともに形を成して]
オルニット様は他の吸血鬼とは違うんですか?
では、オルニット様が俺たちに求めるものはありますか? あ、勿論…血やこの器以外で。
[一緒にされたく無いと言うのなら、何処が違うのか 肉を奪われることよりも、その方が気になっていた]
(278) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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……吸血鬼退治に神を讃える言葉は役に立たないと、体現しとるな。
[意味を知らねば効果なし。>>277 もっとも、知っていても効果などないが。]
(279) 2015/07/06(Mon) 22時頃
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[ヒト、というのは、この言葉に縋りたいものなのか。等と廻らすも、既に人で無くした自分には、理解出来ぬモノ。
そう思う事にした矢先、テーブルに置いた掌を始点に、ぴしり、と音をたて。無意識にその一部分を凍結させる。
ああ、やってしまった程度の悪びれを見せながら、己の問いの答えに耳寄せて(>>249)]
…。
[再び沈黙を返す。が、その後、はは、と小さく笑いを零し]
愛とは何だ?
[また、質問で返す。「向けても」即ちそれは何だと。レンズを挟んで相手の瞳を覗き見た*]
(280) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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/* ログがめっさ進んでて草生える……。 というか櫻の回想までしか未だ読んでないんだが、櫻可愛いよ。俺の妹かわいい。(俺のっていうか、実際は違うんだけど、でも妹だし)
(-85) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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全くだな。 効果があるなら、今頃そこらじゅうが火の海だ。
[カサンドラの声>>279に続けるように呟いて、味気ない白ワインを口に運ぶ。 発火元に流し目をひとつ向けることも忘れない。 聖歌ひとつで吸血鬼が苦しむのなら、わざわざこの世にある教会へ向かうために店を訪ねる吸血鬼はとんだマゾヒストだ。]
だが、声だけなら悪くはない。
[良いものは素直に賞賛しておく。]
(281) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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[名前の発音は多少マシになったので妥協した。>>274]
ほう、ほう、ほう。 知らぬのか。…怖いもの知らずか。
[ざわり、女吸血鬼の纏う空気に殺気が混ざる。 ゆらりと伸びた腕はジョーの肩を強く掴み、正面から見据える青い瞳は深紅に染まった。口を開けば、伸びた牙が異様に目立つ。]
…こうやって、妾らはお主らの命の素を喰らうわけだ。 ここで食い破ってやろうか?
[ニィ、とそれまでとは違う捕食者の笑みを向け、首筋の近くで囁いた。]
なんてな。
[勿論、この館で殺害をするつもりなど毛頭なく。 さっさと手を離して解放した。]
(282) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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歌で退治出来ればいちいち水かけなくて済むがの。
[つくづくプロクスに対してひどく扱いをしているが、悪気は全くない。>>281]
(283) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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/* 丞はだいちさん オルニットはさみぃさん ラジエルはいこまさん? 何となくその辺と予想してみる。
(-86) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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[歌う最中、吸血鬼の中でも体格の良さそうな男も見つけるだろうか。>>231 既にその男に騒ぎを見られていたなどと露とも知らず。 もし、その場で彼と目が合ったなら、表情乏しくとも歌う時ばかりは伸びやかに、音に乗せて微かな笑みさえ浮かべただろう。
然し、長く歌うつもりはなく。 余韻を残して、終わりを告げる。]
…以上、鳥のさえずりでした。
[などと。笑いを取るつもりで言うそれに笑みはないのはご愛嬌。 プロクスの向ける拍手には軽く礼を。>>266 それから、カサンドラにはどうやら意図も伝わったらしい。>>273]
孤児院で習うのは賛美歌だけだからね。 でも、吸血鬼にはやっぱり効果はないみたいだ。
[微笑みさえ浮かべる彼女には、どうやら余興の一つに過ぎず。 意図すらも伝わっていないプロクスには、ただの歌の一つであっただろう。>>277 そんな二人のやりとりに小さく肩を竦めて見せた。
水と炎の相性の悪さといい。 趣味も違うのかなと、内心。心に留めながら。]
(284) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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/* やべえ、微妙に齟齬ったが修正間に合わなかった。
(-87) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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難しいこと考えてちゃ、いざって時に動けねぇだろ?
[そう言ってにんまりと笑う男の、真意はわかりづらい…わけではなく、深くものを考えていないだけであった。 しかし、男の言動は彼女の逆鱗に触れたか。 放たれる殺気>>282に、男の瞳孔がきゅうと開いた。 掴まれた肩に力がこもり、筋肉が盛り上がる。 色を変えた瞳を、剥き出される牙を視界に収めると、引きつるように口角が上がった。 囁かれる言葉に、ゴクリと喉仏が鳴る。]
、は
[やってみろよ、なんて。 乾いた笑と共に言おうとした言葉がカラカラになった上顎に張り付いて音にならなかった。 離れる気配に、つい、ほっと息をついてしまったことに気づくと、遅れて冷や汗が背を伝ったようだ。
…まるきり獣じゃねぇか。 爪牙隠しやがって。
身震いしそうな体をいなし、上げた視線がカサンドラと出会えば、笑みのようなものを見せる。 それはともすると、不敵とも見えたかもしれなかった。]
(285) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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は? 神なんざはなっから信じてねぇんだから、当たり前だろ。
何言って……
……おいだから何なんだよ!
[カサンドラの言葉>>279にカチンときたところに、更にアーノルドにまで重ねられた。 明らかにこちらへ視線が向いた>>281とあっては、どうやっても勘違いではないらしい。
場が場であれば、喧嘩のひとつもふっかけたかもしれないが、今度ここでそんなことをすればどうなるか、さすがに痛いほど、実際に痛みとして、よくわかっている。 そも、この2名に……いやおそらく他の居並ぶ吸血鬼たちを相手にしたとしても、おそらく勝てる見込みはない。]
ぐぬぬぬぬ……
あーーもーーー酒っ、酒!!
[苛立ちまくりのまま、ダンっと強くテーブルを叩けば、お気に入りにしている、濃い色のワインとグラスが現れる。]
だれでもいいっ、ニンゲン! 注げよ!!
(286) 2015/07/06(Mon) 22時半頃
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ふふっ。 未知の化け物を前に笑うか。 肝だけは据わっておるようじゃの。
[おかしそうに笑う表情は、人の娘のそれと変わらない。>>285 軽く殺気を覗かせた後でどう見えるかは知らないが。 菓子へも満足したのか、その場から退く。
納豆の香を我慢していたのは女吸血鬼だけの秘密だ。 大蒜が弱点などというのは嘘だが、吸血鬼にも普通に苦手なものはあったりする。]
(287) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[>>286 突然聞こえた大きな声。真っ赤な髪の毛の吸血鬼、プロクスが騒いでいる。その声にビクッと身体を震わせ、そちらを見れば、もしかしたら目が合ってしまったかもしれなかった――思い込みかもしれないが。
おずおずと吸血鬼の前にゆき、震える手でワインをグラスに注ぐ。かなり慎重に注いだつもりなので、恐らく零すことはないだろう]
(288) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[そもそも賛美歌は神をたたえるものであって、もちろん退治など出来るはずもない。 彼らの会話を小耳に挟みながら、ふと視線を向けるのは、吸血鬼の間を挟むように身を置く孤児院の面々へ。
その中で、笑む柊夜と目が合ったなら悪びれた風もなく、 悪戯が見つかった子供のように小さく舌を出した。>>276
テーブルでは山積みにされたお菓子と、ぽつり、ぽつりと食卓に似合わぬ物が皿の間に並んでいて。 甘い香りとは別にもう一つ、裏腹に吸血鬼達が興味を引くのは、見慣れぬ納豆のようで。 それぞれに興味を持つ様子は、見ていて少し面白くはある。
テーブルに座る櫻に歩み寄れば、立ったまま彼女の頭をぽんと撫でた。]
落雁ひとつ、貰うね。
[内気な彼女のこと、この場は不慣れないかもしれないと。 少し気をかけるものの、もう出て行く術もなく。 掌で温もりを分けることしか、出来ない。]
(289) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[注がれた液体の色彩に、驚いたのはこちらの方。 てっきり赤が現れると思っていたのが、似ても似つかないその色に、ただただ頭の上に疑問符を浮かべるばかり。
求めるものと違う物を注いだのではないかと、少し強張りながら伺うが、漏れたのは怒りを伴わない声>>265]
…―――、!?
[けれど、小さく息をついたのも束の間、 傍にもう一人の吸血鬼>>242がいる事に気づいて、ビクリと背が震えた]
(290) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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え、ぁ……
[香りは及第点、味は今一。 それはお世辞にも良い物とは言えないのではないだろうか。 見よう見真似で出した代物、一級品を出せるはずがないのだけれど。
けれど今一と評価したものを、くれてやれと、目の前の吸血鬼は言う。 耳を疑うように、二人の吸血鬼の顔を交互に見やるが、一方がグラスを手に取るのが分かり、注がねばならないのだと覚悟を決めた>>269]
では、その…失礼します。
[差し出されたグラスに、先ほどと同様に注ぎ込む。 緩やかに膨らむ曲線に沿うように、血のような赤とは違う、淡い色彩の液体が流れてゆく。
空のグラスが半ばまで充たされた頃、 そっとグラスから瓶を離し、今一と言われた白に口をつける様を見つめた]
(291) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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― 回想:和樹との会話にて ―
[どうやら自分は、和樹の爺さん似ているらしい>>263。 此方は数百年は生きているのだから、その様な雰囲気が出ても仕方がない事だろうし、大して気にする素振りは見せず。
揺るがなかった、と言われ、……はて? そうだったのか、という顔をしてみせるが、真意は伝えようとはしない。 何も考えなかったのか、裏があるのか。それを知るのは己だけ。 尽かさず和樹の発言に抱腹絶倒したと思いきや、ピシリと雰囲気を変えさせ、視線に冷たさを帯びさせた。
すると先程まで強気でフランクに話していた和樹が、変わった>>264。 彼がどんな思いを、考えをしているのかは分からないのだけど。 チョコレート色をした瞳は震えた様に見えた。 いや、それだけでは無く、身体も震わせている様に見えるがどうだろうか?>>267 怖いじーさんと言い放ち強がりながらも、此方の顔を確りと見詰める様子は、根性はあると認めよう。]
そうだな。 ご主人様を見つけたならば、しっかりと呼ばないとな。
[そんな軽い口約束をすれば、身体を伸ばし席を立つ和樹。 どうやら用を足すらしく、此方は止めようとはせず、ふむと認めて頷いた。]
ゆるりと行くと良い。 道中、襲われぬ様に気を付けるんだぞ?
[仮面の君の元へと歩み寄る和樹。そんな彼を見送りながら、先程作った水晶を眺め始め、暫し記憶の反芻をしよう*]
(292) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[此方の問いかけになにやら考えているようなオルニットの手元 ぴしり、と音を立ててその周辺が不意に凍りつく>>280のを見て、無意識のうちに肩が跳ねる それが彼の能力であると容易に知れて、不興を買ったかと見れば、どこか、何かを省みるような様子に無意識に行われたものかと悟る。 つまり、それだけ此方の問いは彼を揺らしたのかと、もう一度オルニットの姿を見る
更なる沈黙の後に零れた小さな笑いと、更なる問いかけ 愛とは……と言う言葉に改めて彼を見た。 知らないのか、それとも知っていて問うのか……試されているのか]
愛と言うものがどういうものか、実に所俺にもわかりません。
[一つ、前置きをする。漠然として実体の無いものではあるから]
「愛」とは、思う心だと思ってはいます。 どのように相手を思うかは、人によって違うと思うけれど 多くは「大切に思うこと」に繋がる気がします。
俺は、例えばオルニット様に飼われる事になれば、オルニット様を「主」として大切に思うかも知れない。 それを「愛」と呼ぶのは違う気はしてますけど、それも「愛」の形ではあると思ってます。 先ほどの言葉を言い換えるなら……
俺があなたを大切に思ったとしても、あなたは俺を「餌」以上に見ない…同じ「思い」は返ってこないだろう、と言う意味です。
[ここまで言って彼の手元を見る。また凍りつくのではないかと]
……実際、どうなるかは、飼われてみないと分かりませんけれど。
[飼ってみます?と、レンズ越しに見つめる視線をそのまま見返す。 勿論、まだ決める時では無いとわかっているけれど*]
(293) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[と、面白いものを、と言ってくる男>>250には、首を傾げて見せて。]
美味いよ?食ってみる?
[なんて、断られるだろうと思いながら問うてみる。 しかし、そんなことよりも。]
え、これ? 見てェの?
[刺青に興味を持たれれば、ここに来て一番嬉しそうな顔をする。 別段見せつける気も、逆に隠す気も無いのだが、自慢の彫り物だ。 ちらりと先まで話していたカサンドラへと目を向けるが、許された>>259と見ると、喜々として立ち上がる。
背中を向けて、シャツの前ボタンを外し、躊躇わずに、肩からシャツを脱いだ。]
どぉよ? 見事なもんだろ?
[咆哮する虎は、男自身の鍛えた筋肉の凹凸に合わせ、まるで生きた獣のように息づく。 所々に色を差されたそれは、肌が汗で湿り気を帯び、シャツが背に張り付くと、シャツ越しに映り込むのだ。 右肩から腕にかけて、巻きつくように彫られた炎は、先の本物に比べれば子供の落書きであろうが、男にとってはそれもまた自慢の一つ。 一通り見せたと思えば再度シャツを羽織るだろうが、その前に体のそこかしこに刻まれた刃傷は隠しようもなく露わになっていただろう。]
(294) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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─ 少し前の鹿尾菜の話 ─
なんだこいつか?
[>>210彼が興味を示したのは、どうもこの小鉢だったらしい。 ほらよと、傾けて中身を見せてやる。]
見た目には驚いたが、しょっぱ辛くて、ちょっと甘くて、色んなもんも混ざってて美味いぞ。 特にこの、香りの強い茸がいい。
[こいつだとフォークを突き刺したのは、出汁と醤油をふんだんに吸った椎茸のかけらで]
……やらねぇぞ、欲しけりゃ自分で出すか柊夜に頼め。
[そのまま、ひょいと口の中へ放り込んで、満足気に咀嚼した。*]
(295) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[櫻が恐る恐るプロクスに酒を注ぎに行くのも、>>288 そんな彼女を気遣う雲雀の様子も視界に収めて。>>289
あと、ジョーが脱いでいる姿もしっかりと見ていた。>>294]
アーノルド、食べるか? 砂糖菓子じゃぞ。
[金平糖の小袋を手に、白ワインを嗜む吸血鬼と酒を注ぐ人間の傍らへと近寄っていく。]
お主も食べるかの?
[伊豆丸へも小袋を掲げてみせた。]
(296) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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/* きゃっ見られてるw
(-88) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[成る程、この野良犬は鼻が利く。欠片でも本性を見せれば最後、たちまち逃げられてしまうだろう。 >>200噛み付く青年の態度に思ったのは、そんなこと。
然れども、その態度は同時に自らの喉仏を晒す行為にも等しいということに、彼は気がついているのだろうか?
ヒトの性質とは、大半は経験に基づくものだ。 おそらく、彼は一度経験している。自らに近しい性質の「捕食者」から噛みつかれたか、あるいは一度「食い殺され」ている。その警戒心は、傷跡の表れ。
「捕食者」の性質を持つ者というのは、なにも吸血鬼に限った話ではない。
そう思う英明に続けざまに浴びせられるのは、こちらを訝しむ率直な言葉と、非礼への詫び。
……やはり、俺の読み通りではないか。 『御宅みたいに、そうやって、平気で嘘吐く奴をようく知ってる。』 彼の言い放ったその言葉は、英明にとっては彼が自ら弱みを晒す行為に他ならない。]
(297) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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[両脚を空いた隣の椅子に放り出し、ギャーギャー喚き散らしていると、櫻とか名乗っていたニンゲンの女が寄ってきた。 たしか、菓子を色々出していたのもこいつだったか。]
ほらっ!
[横暴にグラスを突き出し、早く注げと促す。 そして、酒が満ちるのを待たず、もういいともなんとも言わずに、グラスを引く。 結果、瓶から酒が溢れようが知ったことではない。]
………… ほらもう一杯!
[それを一息に飲み干すと、またグラスを突き出す。]
(298) 2015/07/06(Mon) 23時頃
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……そうか、そいつは信用されなくても仕方がない、かな。 こんなところに来る人間なんて、訳アリばかりだろうとは思ってはいたけれど。
別に謝る必要はないさ。君が僕のことをどう思おうとも構わない。 ただ、少なくとも僕の方は君のことを傷つけようとは思ってないんだ。 それだけは、わかってくれるかな。
[少しの憐憫と同情を込めるように、残念だ、と言いたげな表情で。信用しろと言う方が無理だ、ときっぱり言い切った相手に、先程よりも憂いを含んだ笑みを向け、視線を手元のカップへと落とした。
傷つけようとは思わない。その言葉自体は本心であった。 ……尤も、それは彼がこちらに心を開くまでの話だが。 例え今が、ひっくり返って腹を出し「食べてくださいご主人様」と言わんばかりの状況であったとしても、傷をつけるにはまだ早い。
古傷は、閉じかけた後に抉ってやるのが一番だ。]
……大丈夫かい?そんなに緊張することはないんだよ。
[からんからんと、音を立てて落ちた箸を拾う相手のことを心から心配するふうに、英明は依然として笑みを浮かべる。
彼の左手が不自然な動きをするのは、テーブル越しでも見逃さなかった。]
(299) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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吸血鬼 英明は、メモを貼った。
2015/07/06(Mon) 23時半頃
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― 櫻と雲雀、ワインを注ぐちょっと前 ―
[オルニットとの問答に立ち尽くしていると、>>289雲雀の優しい声が聞こえ、頭に温かい手が触れる。それだけでもう、泣き出しそうな心持ちになりながらも]
ありがとう。
[そう精一杯つぶやいたのは、もしかしたら聞こえなかったかも、しれない。かの赤毛の吸血鬼の怒声が聞こえてきたのは、そのほんの少し束の間、後のこと。*]
(300) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[ボトルから注がれる淡い色の色彩を見つめて、伊豆丸の見つめる前でグラスの縁を口元へ運ぶ。>>291]
確かに、香りはそれほど悪くはないな…。
[香りを確かめて口へ含む。 先ほどまで飲んでいた濃厚な赤ワインの味が舌に残っているせいか。 甘口のようだがいまいち刺激に欠ける。 途中カサンドラの言葉に相槌を打って>>281、白ワインを囲む同胞とニンゲンの方へ向き直った。]
伊豆丸…、と言ったか。 これまでにワインを飲んだ経験は?
[まだ中身がほとんど残るグラスをテーブルへ起き、目線だけで記憶の中のイメージを具現化する。 グラスの隣りに現れた、一本のボトル。見ればそれも白ワインだと分かるだろう。どこの産地かまでは分からないだろうが。]
オルニットも口直しに一杯どうだ?
[興味を示すようならオルニットと話している柊夜にも目を向ける。 口直しと言った通り、単に自分が飲みなおしたいだけの白ワインだ。*]
(301) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[テーブルを激しく叩く音。>>286 入れ替わるように櫻が酒を手に席を立てば、甘味の山の前の椅子に腰を下ろした。 その中から落雁を一つ手に取って口元へ運ぶ。
齧るとほわりと口内に柔からな甘味が広がる。 その甘味を舌先で転がし、味わいながら思い返すのは、先に彼女が告げた言葉。>>261]
(嫁になれば、僕たちもあの力が使える?)
[炎を操る彼のように。水を弄ぶ彼女のように。 この場に居る他の鬼たちも、それぞれに何かしら力を持つのであろう。 そういえば、水晶を手にしていた者も居ただろうか。 では、残りの面々は? 沸々と湧き上がる興味の色は、この場にいる吸血鬼へと向ける眼差しに乗る。
ガリ、と口内で落雁が砕けた。*]
(302) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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/* 櫻ちゃん齟齬ごめんね、ごめんね…! まだ話してない人とも絡みに行きたいんだけど、拾いたいのもあって悩むにゃー。うーんうーん。
後、会話が進んでると口を挟むタイミングが難しくもありり。
あと、プロクスかわいい。
(-89) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[>>298 荒々しくグラスを取り上げられると、ボトルから少しワインが溢れ、テーブルクロスに染みを作る。]
あっ
[もう一杯!と差し出されたグラス、あたふたとしていれば、伊豆丸が代わりに注いでくれただろう>>291。]
すみません……
[その短い謝罪の言葉は、プロクスに向けられたものだったか、伊豆丸への感謝か。*]
(303) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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/* 会話蹴っちゃってたらごめんなさいですよー。 でもいろんな人と絡みたいみたいだから一人の人と長々と続けるのも申し訳ないしな。ぐぬぬ。多角難しい。
(-90) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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/* 違う伊豆丸のそれアーノルド宛てやで!!!
(-91) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[腕に入れ墨をしてた男に脱げとお願いをしてみれば、カサンドラからレディ云々と言われ>>259。 こりゃ一本取られた、と言って己の額をぺしり。]
いやぁ、女性の前で失礼な事をしたな。 許してくれるならば有難い。
[カサンドラから許可を貰えたら、改めてジョーを見やろう。 ナットウの事で食べるか?という誘いがあれど、それには首を振って断った。 それよりも、入れ墨の事が気になって、見せる様に促してみようと。]
見たいな。是非とも。
[その言葉を合図にしたのか、徐にシャツを脱ぎ出すのを見守れば。 背中に獣が現れた様な美しさと力強さを現している様なそれは、真紅が引き寄せらるのは確か。 数々の傷跡が残っているのは些か残念な気がするが、それでも一見の価値はあった。]
いやぁ、良い物を見せて貰った。 このまま閉じ込めたい、と思ってしまうぐらいにな。
[唇に弧を描かせながら、真紅は細めた。 言葉の真意を口にする事はせず、新たな水晶を造り出し、出来上がった映像を眺めて再び背中の美しい虎を鑑賞している。]
(304) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[小さな袋を手にやって来たカサンドラに気づき視線を向ける>>296]
火種のお守はいいのか?
[先ほどの癇癪>>286を揶揄して嗤えば、二人からどのような反応が返って来たか。 いや、少女に酌をさせてやけ酒を煽る様子を見ればろくな反応など返っては来ないだろう。
自ら火薬庫の中で火に酒を注ぐかと、若さゆえの愚行に映るその行動を笑う。]
君の方こそ飲むか?
[幾分軽くなったボトルを示して言うが、彼女は酒より紅茶の方が好みだっただろうか? 受け取った刺々しい小さな菓子は、口に入れれば呆れるほどに甘かった。*]
(305) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[ふと、耳に慣れた歌声>>254が聞こえて、聞き入るようにそっと瞼を閉じる。 毎日のように紡ぐ詩は、空で全てを唄えるけれど、それでも彼の歌声に優るものは、子どもたちの中には居なかった。 だからシスターに褒められる彼が、少しだけ、ほんの少しだけ、羨ましかったりする。]
…――'Twas grace that taught my heart to fear.
[謳われなかった一節を、息を吐くような小声で紡ぐ。 神に見放された吸血鬼には、詩が届くことはないのだろう。
意図を知って口にする者と>>273、意図すらも介さない者>>277 自分達の崇める神による救いなどないのではないかと ふと視線を向けた時、睨む少女の顔>>257と満足そうな仮面の男>>247が見えた気がした*]
(306) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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/* >>303 うん?伊豆丸がワインを注いだのはオルニットが示した相手だからアーノルドじゃ…? 安価も引いてあるし… 指摘するべきか否か…
大分混戦してていい加減分からない。
(-92) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[二人の吸血鬼との会話を中座した後。 それは、紅薔薇と呼ばれる少女がその小さな手で仮面の男の頬を打つ>>257少し前か、ずっと後か。
和樹はツナギのポケットに手を突っ込んで、赤い布張りの椅子に座る少女の方へと歩み寄る。 最も、用があるのはその傍らを離れない仮面の男の方に、だが。]
"仮面の君(ボス)"、ちょっといい?
[ゲスト達に背を向けた状態の男が見せるのは、酷く感情の薄い笑いだ。 マスケラが此方を向くのなら、主人である傍の少女に慇懃に一礼して、彼へ近付く。]
向こうの上役サマに御願いした報酬の件。 今朝結果を問い合わせたんだけど、少し待てって言われたっきりで、此処に来ちまったからさ。…御宅に聞けば、それって分かるのかなって。
[上役、そう呼称した自分達を此処へ案内した初老の男の事で。 仮面の向こう側にある筈の双眸を、じっと見詰めてマスケラの返答を、待った。]*
(307) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[>>303テーブルクロスが汚れたことなど意に介さず、さっさと酒を飲み干して、またグラスを突き出せば、程なく新たな酒が杯に満ちた。 やはり礼も言わず飲み干し、口端の雫を手で拭う。 アーノルド、オルニットらが交わす優雅な仕草とは、程遠い。]
……ッはー。
[軽い酒精のおかげで、苛立ちはいくらかおさまった。 不要となったグラスはテーブルの上に放置して、なにか面白そうなものはないかと視線を巡らせれば、咆哮する虎と、偽の炎>>294が目について、不快げに眉をひそめた。]
何だあのクッソみてぇな落書きは。
[小馬鹿にしてと言うよりは、気に食わないというふうに吐き捨てる。]
(308) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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[オルニットとの問答の合間に冷めかけた緑茶と菓子を口に運ぶ。 周りの吸血鬼たちはそれそれ話し相手を変えたようだ。
まだ直接言葉を交わしていないのは、英明とカサンドラだったか そう思い姿を探せば、英明は和樹と話しているようで、その表情を見て、やっぱり胡散臭いなどと密かに思う。 甘い言葉で誘いかけ罠に仕掛けるような、そんなイメージが浮かぶ 誘いに乗るのも面白そうかと思うが、そういう人間は相手にしなさそうだ。実際話さなければ分からないが。
カサンドラの元にはジョーがいる。 肌を晒し彫り物を見せるジョーに牙を見せて応じる様子は、どこか楽しげに見えた]
(誰が誰に飼われるんだか)
[心の中での呟きは、オルニットにも聞こえないだろう。 一つ、息を吐いて、新しい熱いお茶を目の前に呼び出した*]
(309) 2015/07/06(Mon) 23時半頃
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知らないことだらけさ。神様なんかじゃああるまいし、知らないことは山ほどあるよ。 第一、ここに居る君たちのことすら何も知らない。そうだろう? 人間だけでも六人分だ。時間に直しても百年は超える。 君一人でも……ええと、君は幾つだっけ。
[>>203伊豆丸には、柔らかく微笑んで、そう答えた。 悠久の時、と相手から改めて聞かされた言葉ちらりと否定の考えが掠めたが、黙っておいた。自分が優位に立てない物事については黙っておくべきだ。
……英明の齢は、二百にも満たない。]
そうか、じゃあ伊豆丸と呼ばせておくれ。 僕のことはまあ……それでいいか。君の気持ちを尊重するよ。
[英明様。その響きを耳にするだけで、心の底では歓喜し、うち震えるほどではあるが。 その感情はまだ悟られてはならない。]
(310) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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/* 1レスながいおそいファック 英明いちいち喋りがながくてウザいからだれか腹パンして黙らせて~ 後生ですから~
(-93) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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よいよい。 妾も忙しいのじゃ。
[からかうのは程々に。しているつもりである。>>305]
うむ、ありがとう。 少し頂こうかの。
[茶は先程飲めたので、気分転換にと手を差し出せば細いグラスが収まっていた。代わりに渡した菓子は、酒のお供には甘すぎたか。
口に金平糖を入れ、ワインで溶かした。]
(311) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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/* ト書きと動きにまったく隠すつもりがないので、どうせもうアーノルドの中身が自分だとばれているのだろう。 だから何だという心境。 これを開き直りと言う。
(-94) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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……いいえ、ありません。
[吸血鬼の問>>301には、含むものもないため、端的に答える。 酒だというのは、手にとった空瓶から香る芳香で察しがついた。 だからそれをイメージにはしたけれど、実物を知らない己では模造品以下だったのだろう。 盗み飲むような素行の悪さは恥だと思っていたし、口にする大人を見ても、さほど羨ましいと思ったこともない。
けれど、粗悪と言われるのなら、逆に実物を知りたいと思ってしまったのは、思考の端。 新たに現れたボトルに目がいってしまったのも、きっとそのせい。*]
(312) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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[新たに現れた吸血鬼の掲げた袋>>296は、櫻が出していた菓子の中に含まれていたものと同じだった。 中に見える砂糖の星屑は、それもまた遠い思い出の品。 茶会終わりの櫻に、少し分けてもらった事をほんのりと思い出す]
え、と…… 頂いてよろしいのでしたら……
[その手に持つのは知るものでも、持つ者は未知の存在。 纏う警戒は朧ながらも、敏い者達の前では無駄な事だろうか。
あの菓子は、口の中で解ける瞬間が一番美味しいと思っている。 けれどどうにも甘いから、沢山食べることはないのだけれど]
(313) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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/* プロクス:100歳未満 英明:200歳未満 カサンドラ:300歳未満 アーノルド:1,000歳以上 オルニット:不明 ラジエル:不明(自称最年長)
(-95) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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/* 英明さんが とても 怖い (恍惚)
(-96) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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[さて、甘い甘い星屑はその手に抱く事ができただろうか。 荒々しい様子>>286は視界の端には入れていたけれど、更なる粗暴>>298には一瞬だけ眉をひそめて、慌てる櫻の傍へそっと近寄る]
……僭越ながら、続きは俺が。
[差し出されたグラスに、なみなみと赤い液体を注いで。 終われば、気落ちする櫻>>303の頭を軽く撫でて、穏やかに微笑む]
大丈夫、…大丈夫。
[その言葉は櫻へ向けてのものだったが、その実、不安に溺れかける自分への叱咤でもあったかもしれない。*]
(314) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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そう萎縮せずとも良いぞ。
[警戒と敬語を緊張ととって、にこりと笑ってみせる。 >>313 小袋の中から砂糖菓子を伊豆丸の手の中にいくつか転がした。白に混ざって桃や緑、黄色があるのが可愛いらしいと思う。]
話途中であったかの。 遮るつもりはないぞ。
[どんな会話をしていたかを気にかけた。 アーノルドがどのように人間を探っているのかも興味があり。]
(315) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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[新しいお茶を口に含んだところで、思わぬところから声が掛かる。 先ほど少し話をしたアーノルドが此方にワインのボトルを示す>>301のと、オルニットの姿を交互に眺める ワインどころか、今まで酒と言うものを口にした事は殆ど無い。飲めるのかどうかも自分ではわからなかった オルニットがどうしたか、一応窺って、結局知らない物への興味には勝てず]
……少しだけなら
[とワインを求めてみた。 それは見たことの無い色と香りをしていた。 知らずにぐっと飲み込もうとして軽く咽る……飲んだことがないのが、彼らに知れてしまうだろう その後で、ゆっくり一口飲み込んだなら、腹の内から広がる不思議な熱]
なんだか、不思議な感じがしますね……
[甘いような苦いような、ジュースとも違う果実の風味が口に残る 二杯目を自分から頼むことは無い。酔う、という事がわからない分控えることにしたのだ。 吸血鬼の誰かに勧められるか注ぎ足されるかしたら、とりあえずそれは飲むだろうけれど*]
(316) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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なんだい、忘れてしまったのかい。 まあいいや、思い出したら教えておくれ。
[忘れたというラジエル>>226に、少し呆れた表情を浮かべ。
どうせ興味の無い話だ、思い出せずとも特に問題はない。 上辺ばかりの好奇心は、瞬く間に霧散し消える。 急激に冷めたその姿に、少し違和を覚えた者も居たかもしれない。]
その様子じゃあ本当に覚えてなさそうだし。
[まあいいよと、繰り返し彼に聞かせながら、他の同胞に比べてひどくぼんやりしたこの男をやや不思議そうに一瞥し、珈琲を啜った。]
(317) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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気になるなら飲んでみるといい。
[テーブルの上に空のグラスをふたつ用意し、一方のグラスには三分の一ほど注いでボトルを置く。 グラスをくるりと揺らせば芳香な香りが漂った。
どれほど歳月が流れようと、やはり自分の生まれ育った地で造らられた物というのは舌によく馴染む。
だが今まで飲んだことが無いと言う伊豆丸>>313に、辛口の白ワインは無理があるだろうか? カサンドラにワインを注ぐ傍ら、反応を確かめるように視線を向ける*]
(318) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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話の途中どころか、話し始めたばかりだったのだがね。 早々に逃げられた。
[誰のせい、とも言わず。 カサンドラの言葉>>315に肩を竦めて返す。 この場を離れる伊豆丸の背を追いかけた先に荒れる赤を見て、またか…と目を細めはしたが。]
(319) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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[そういえば、2杯目の酒を注いだのは、櫻ではなくよく知らないニンゲンだった。>>314 いや名乗っているのは聞こえたのだが、ただ覚えなかっただけだ。]
おいニンゲン、名前。 あとオマエ、あっちでアーノルドたちに酌してたろ。
好きなのか酒。
[問いつつ、放り出していたグラスをまた手に取ると、残っていたワインをそこに注ぎ]
飲め。
あいつらからのは飲めて、俺様のは飲めねぇってことはないよな?
(320) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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[オルニットが飲むなら彼にも一杯注ぎ、次いで少しだけなら>>316と答えた柊夜にもグラスを与える。]
お前も初めてか。 なら安心しろ。 酔いつぶれたならそのまま持って帰るだけだ。
[吸血鬼だらけの場所で無防備に寝る方が悪いと。 誰が持ち帰るかはあえて明確にはせず。 冗談とも本気とも取れないことを口にしながら白ワインのボトルを向ける。
その白ワインを注ぐ本人が、酔い潰れるなら責任とやらを取って持ち帰ってもいいと。 腹の底で悪意を込めて笑ってるのは努めて悟らせないよう、表面上だけの笑みを浮かべてグラスを傾けた。]
(321) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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/* >>319 あっ すみません! 齟齬らないように回収しにいったらまさかの(白目 赤様、虎とニセの炎に気がいってるようなので、そそくさと戻る予定です、はい。
(-97) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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/* と思ったら赤様から反応きてる!?(びくーん!
(-98) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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そのうち戻るじゃろ。 一部屋におるからの。
[櫻のフォローに向かっていった伊豆丸の背をつられて追いかけたあと、すぐに視線を元に戻す。>>319
アーノルドの側についていけば、自然とオルニットや柊夜とも近づいた。]
送り狼、という奴かの? 妾は非力ゆえ運べぬな。潰れられると困るな。
[けらけらと笑った。>>321]
(322) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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― 少し遡り・英明と ―
俺は、今年十九になります。
[>>310吸血鬼の口から"神様"と名が出る事に、少しだけおかしさを感じながら、紡がれる言葉には、頷く事で納得を示した。 自分達は彼らについて知らない事が多いのは当たり前だが、自分達を『個人』で捉えるのであれば、知らないことは多いのだろうと。
答える際には、緩めた警戒はそのままに。 柔らかく微笑むにつられて、少しだけ笑みのようなものを浮かべながら]
そう言って頂けると、ありがたいです。
[尊重するとの言葉に、見せたのは安堵を含むもの。 『個』としての尊厳などあるはずもないのだろうと構えていたので、甘やかな毒は緩やかに地へと滲んだ。*]
(323) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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送り狼とは酷い言いがかりだな。 そもそも送り届けるのではなく持ち帰るのだ。 意味が随分違うぞ?
[>>322ただの言葉の違いだが、その違いこそが重要なのだと言ってみせる。
ついでに非力という言葉には、彼女のけらけらとした笑いに合わせて笑うに留めた。 潰れると困る、ではなく、潰れられると困る、とは。* ]
(324) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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─回想・英明と─
(なん、だろう、この感じ。)
[君を傷付けようとは思ってないんだ。 此方の心情に理解を示し、慮る英明の言葉>>244。微かに憐憫を含む表情に、鳩尾あたりがじくりと粟立つ感覚。
声に不自然さがある訳でも、表情が貼りつけたみたいに不自然な訳でもない。 初対面の印象が邪魔をしているだけだろうか? それでも、自分の嗅覚が嘘を付いているとも思えない。]
(……。俺の、穿ち過ぎ、か?)
[懸念を持つこと自体は間違いでは無いだろう。短い時間でその本性まで暴くのには無理がある。 買う側と買われる側、いずれにせよ立場は圧倒的に悪過ぎる。そうそう腹の内まで見せてはくれないだろう。
品定めの権利があるのは向こうだけ。 嘆息しながら、箸を拾うために屈めた上体を起こした。
英明から、緊張しなくていい、と心配げに掛かる声。 あ。と思う。 視線が追ってくる。何処となく、粘度のあるそれ。]
……見過ぎ。 逆に緊張するから、止めてよ。照れちゃう。
[茶化す物言いで傲岸に笑う。 癖を御し切れなかった左手をテーブルの下で握り締め、先の失態を悟られまいと。
その取り繕うための不遜さが、却って相手の嗜好へ喉元を晒す真似だとは、さすがに考えが至らぬまま。]*
(325) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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[アーノルドからグラスを受け取り、初めてかと問われたなら>>321一瞬言葉に詰まって]
……孤児院では酒なんか出ませんし。
[などと至極当たり前のことを口にした。 注がれるワインを見つめ、続いた言葉にまた少し間を空けて]
それって、安心していいんですか…?
[どう考えても安心できない気がする、とまでは言わずに、少しずつワインを減らしていく。 此方に選択権が無いとは言え、気がついたら飼い主が決まっていたというのは出来れば避けたい。
ワインを注いだ当人がどう思っているか、勿論知るはずもなく。 むしろ、気をつけるようにと言う忠告と受け取って]
酔い潰れたりしないように弁えるつもりです、よ。 誰に飼われるのか、ちゃんと確認したいですし…吸血鬼様に抱きかかえられてとか、手を煩わせるわけには行きませんから。
[まだ言葉自体はしっかりしてはいるが、体がほわりと熱くなるのを感じる]
………送り狼?
[此方に近づいてきたカサンドラの落とした言葉>>322の意味を己は知らない それに続いたアーノルドの言葉>>324に「持ち帰る」のと関係があると悟り やはりこれ以上酒を飲むのはやめておこうと密かに心に決めるのだった*]
(326) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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では持ち帰り狼か? 通じれば良いじゃろ。
[言い方を少し変えたが狼部分は変わらなかった。>>324
結局することは変わらないから一緒ではないか?と思うので重要さはわからない。**]
(327) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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[数人と言葉を交わしたか。友好的に見えた相手も居れば、噛みつく振りして弱みを見せた相手も居る。 自分を満足させるに相応しい獲物は、果たして誰だろうか?まだ、判断するには総計だ。
ふと目についたのは、先程和樹と話している間にこちらを眺めていた青年。>>309
確か、柊夜だとかいったか。
『長持ちすると思いますよ?』
自己紹介の際にそんなことを言ったのは確か、彼だったか。 自己紹介と言うよりは最早売り込みに近かったその言葉は、随分と印象に残っていた。 ……印象は悪くない、身体が保つならば心はどうか? 俺を永く愉しませてくれるのであれば、それなりに調教しがいのある方がいい。 なにせ、ただの餌には興味はないのだから。
飲み干したコーヒーカップを受け皿に置き笑いかければ、相手は気づいただろうか。 気づいたならば、席を立ってそちらへと向かっただろう。]
(328) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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ぁ、その……
[ちらりと、ボトルへ向けた視線に気づいたのだろう。 注がれる二つのグラスを、興味と好奇の視線で見つめる。
鼻を擽る芳香は、空のボトルに感じたものとはまた別のもの。>>318 何処となく、金木犀の香のように思えたのは、身近なものに紐付けようとする心理からか]
(329) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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………、 頂きます。
[広がる香りに瞼を閉じ、暫くしてから口へと含む。 強烈に鼻を突くアルコールと、舌に染みる果実の香りに、どう表現していいものやらと、少し涙目になりながらも喉へと送る。 初めての酒は、少しばかり喉を焼いて、思わず咳き込みそうになったが、それでもと注がれた分は腹へと収めた]
嫌いじゃない、と、思います。 その、言葉に出来ないのが、申し訳ないのですが……
[嫌いじゃない、とは、思う。 香りはとても気に入ったし、舌に感じた果実の味は、ほんのり甘く。 ただ、少しばかり強烈過ぎたアルコールは、その頬を少しだけ赤く染めさせた。*]
(330) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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/* おじいちゃんが可愛いのは言わずもがなです 禁断症状:健忘症 って 萌えるしかないでしょうが!!!!!
(-99) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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/* >>345 照れちゃうかわいい(かわいい) #かわいい
(-100) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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/* いつのまにかめっちゃ多角になっていた
頑張る!
(-101) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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