【人】 店長 スズ

[本日は、昼の営業も行わず。
　午後昼下がりには、本日貸切営業の看板がかかる。
　うさぎの耳にも誇らしげ、まあるく咲いたダリアの花が、二つ並んで身を寄せる。]



　　　　　　　――あまうさぎ　Anniversary Party!!!――

(0) mmsk 2014/08/18(Mon) 01時半頃

【人】 彫金師 ミヤタ

ええと。
ごめん、子供っぽかったかな。

[瑠璃の言葉>>5:+51に。たはは、と微笑んで。
次の瞬間、ふらりと瑠璃がバランスを崩しかける>>5:+52]

……っと。

[慌てて瑠璃に手を伸ばし。
その身体を抱きかかえるように。
掴まっていてもいいですか、と問われれば]

しばらく。こうしてようか。

[優しく瑠璃の耳元で囁くだろう]

(1) gurik0 2014/08/18(Mon) 02時頃

【人】 店員 ルリハ

いえ、子供っぽいとか、そういうのではなくって…、
か、かっこいいな、って…

［顔を赤くしながら。
　抱きとめられれば、きゅ、と服の裾を掴んで］

……はい。
暫く…、離れたく、ない、です。

［やっとのことで呟いて。
　暫し身体の温もりに身を委ねた*］

(2) しふぉん 2014/08/18(Mon) 02時半頃

【人】 店員 アンゴ

半分は一晩寝かせて明日焼きますね。そういうレシピも見たんで、食べ比べる為に……実験みたいなモンすけど。
で、こっちは型に入れて、豆は3つくらい入れて、上にまた生地を被せて……

[一つ見本でやったら後は英恵に任せる。
型は足りないので焼上がったらまた焼く事になる。
余熱したオーブンに入れて、ボタンを押せば後は待つだけ。]

お疲れ様でした。

[オーブンを見詰める英恵の頭を撫でた。]

(3) Ellie 2014/08/18(Mon) 16時頃

【人】 脱引きこもり コノハ

―　ある日、昼のあまうさぎにて　―

[返された、淡いブルーの花柄のハンドタオルは行き場を失って。
また、ハンドバッグの中に戻る。

遠慮しなくて良いんですよ。
なんて言ってみたけれど、再び差し出しては迷惑になりそうだから、止めておいた。

綺麗、と褒めてくれる彼にはにかんで、隣を歩く。
そんなに緊張しなくても、と少し笑いながら。]

(4) lalan 2014/08/18(Mon) 19時頃

【人】 脱引きこもり コノハ

[秋に近づく風、それでも日差しはまだ夏で。
あまうさぎの店内に入れば、涼しく心地いい空気に包まれる。
二人席に腰掛け、配達ではなく客として、と店長さんに挨拶する響くんを見つめ。

正面に腰掛け、笑みを見せてくれた彼に、微笑む。]

　……ふふ。
　今日はありがとうございます。

　お話もいいですけど、まずはお昼、食べましょうか。

[メニューを開いて、運ばれてきた冷たい水で喉を潤して。]

(5) lalan 2014/08/18(Mon) 19時頃

【人】 店員 ハナ

味、変わるのかな……

[半分は明日焼く、ということは、明日は少し早めに出勤しなくては。
　二人でフィナンシェを焼く仕込みを見られるのはどうにも気恥ずかしいのだけれど、庵悟さんはどう思うのだろう。
　ちらり、目線を向けたものの、型に流すお手本がはじまったら、そちらに集中した。
　見様見真似で豆を落として、生地を流す。用意された型が埋まれば、詰めていた息を吐き出して。]

わ。

[行く末を見守るようにオーブンを見ていたら、あたたかい手の触れる感覚があった。]

(6) papr 2014/08/18(Mon) 19時頃

【人】 店員 ハナ

つかれたー、って言ったら、やさしくしてくれる？

[ほんの冗談のつもりで、隣にいる庵悟さんの方へ体重を寄せる。
　まだ生地も、作業も残っているけれど、だいぶ緊張したので少しくらい甘えたって許されたい。]

(7) papr 2014/08/18(Mon) 19時半頃

【人】 脱引きこもり コノハ

[頼んだメニューが来るまでに、さて何を話そうか。]

　ん、っと。
　折角こうして対面してるんだから、改めて自己紹介とか、しようか？

　島原このはです。
　島原、は地名の島原で、名前はひらがな、です。

　歳は、２２歳、です。
　血液型はＡ型で、7月27日生まれ。

　あとえっと……
　出身地が遠くて、たまに方言出ちゃうかもしれない、です。
　あ、庵悟ちゃんと話してるの聞こえてたりとかするかもしれないけどっ。
　引かないで、いてくれると、嬉しい、かな。

(8) lalan 2014/08/18(Mon) 19時半頃

【人】 店員 アンゴ

生地の硬さが変わるんじゃないすかね。

[視線を感じたものの、味を案じたものと解釈し、「多分大丈夫すよ」と的外れた答えを返した。]

……っ！

[ぽすん、と預けられた体重に、一気に体温が上がる。
危うく理性を飛ばしかけて、かろうじて踏み止まった。]

疲れてなくても優しくしたいすけどね。

[先程よりも長く頭を撫でた。]

(9) Ellie 2014/08/18(Mon) 20時頃

【人】 店員 ハナ

どっちが美味しいかな。
明日のと今日のと、抹茶のとプレーンの。

[頭を預けたまま、上を向く。
　食べ比べるのが楽しみだけど、明日のメニューに並ぶものだから、あまり我侭は言えないだろうか。
　大丈夫、と言われたのは都合良く英恵の中で解釈されて、誰も気にしないのでは、という方向に書き換わった。]

あんまり甘やかさないでよぅ、

[甘えたのはこちらのくせに、いつでも優しくなんてされたら緊張ほか諸々で心臓が持たなさそうだ。]

(10) papr 2014/08/18(Mon) 20時半頃

【人】 髪結い イズミ

　　――　それからまた幾許かの日が経ち　仕事場にて――


　ん、しいちゃん。ベニちゃんの化粧、もっとピンクっぽく…
　そそ、それそれ。
　で、まつ毛は目線を伏せた時に流れるように――…


[郁君からの告白を受けて。
大きな日常の変化はないにしても、心の変化は著しく。
店の宣伝用撮影のアイディアも広がりを見せ、
文字通り支えられている日々は静かでもまた、穏やかに。]

(11) M_rio 2014/08/18(Mon) 21時頃

【人】 髪結い イズミ

　なぁ、しいちゃん。
　よき理解者が傍にいるって言うことは…。
　こんなにも心強いんね。

　何をする訳でもないんよ。ただ、傍にいて――…
　空いてる時間にお互いの近況話して。
　偶に郁くんのさ、手料理食べるだけなんだけど。
　


[彼は、花は美術館の絵のようだと譬えていた。
宗像さんは、恋は思いを馳せる事だと、教えてくれた。
想いが通じた今、溢れ出すように掌に落ちてくる想いは。]

(12) M_rio 2014/08/18(Mon) 21時頃

【人】 髪結い イズミ

　何気ない日常の恋しさが折り合って…
　愛に成るのかなっ――…最近は思うんよ。


[「君ありて幸福」の花言葉のように。
あの日から繋がった日々は愛おしく。

男の胸に、今日も*息衝く*]

(13) M_rio 2014/08/18(Mon) 21時頃

【人】 店員 アンゴ

後は好みになるからなぁ。
選んで貰うのもアリかも。
とりあえず俺らは全種類味見しましょうね。

[頭には黒板に書く文字が思い浮かんでいる。
　　『２色フィナンシェ～組み合わせ自由』
こういう遊び心を取り入れるものいいかもしれない。]

ぇえー……そのお願いは聞けそうにないな。

[撫でる手、ぐ、と引き寄せれば心臓の位置。
こんなに鼓動が速いのに、甘い態度を取らないでいられる筈がない。]

(14) Ellie 2014/08/18(Mon) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

うん。半分ずつね。

[全種類味見、には即答で頷いた。
　気づけば店に出すことになっていたが、はじめは自分で食べたくて習おうとしていたようなもの。
　味見しないはずがないのだ。ふたりで幸せを分けるために、半分ずつ。]

わ、
……どきどきしてる。

[お願いは聞けそうにない、というのに反論するより前、引き寄せられて。
　触れた胸元がとくとくと鳴っている。
　その実感が、思ったまま口を出た。]

(15) papr 2014/08/18(Mon) 23時頃

【人】 店員 ハナ

あの、さ。
庵悟さんは――

[言いかけたところで、オーブンが軽快に焼き上がりを告げた。
　その音に、オーブンの中を覗き込む。]

(16) papr 2014/08/18(Mon) 23時頃

【人】 店員 アンゴ

半分……はい。

[数は十分あるのに、「半分」と言う特別感が嬉しくて目を細めた。]

改めて言われると恥ずかしいな……。

[どきどきを伝える為の行為ではあるのに、いざ言葉にされると羞恥が募った。]

(17) Ellie 2014/08/18(Mon) 23時頃

【人】 店員 アンゴ

――？

[何、と言いかけたところで電子音。
フィナンシェはケーキに比べ、焼き上がり時間が短いのだ。
竹串を取って、一つに刺して見る。]

ぅし、色も良いし、冷めたら味見しましょうね。

[軍手を嵌めて、天板を引き抜いて作業台へ。
ほくほくと、湯気と共に香ばしい匂いが立ち上る。]

さっき、何言いかけたんすか？

(18) Ellie 2014/08/18(Mon) 23時半頃

【人】 店員 ハナ

[取り出された天板の上のフィナンシェは、ふっくりと綺麗に焼き上がっていて。
　竹串を刺す間もじいっと見詰めながら、非現実的な思いを感じずにいられない。]

これ、これ、わたしが作ったんだよね……？

[庵悟さんの手もだいぶ加わっている、というか半分くらいは庵悟さんがやっていた気もする、んだけど。
　それでもこの美味しそうなフィナンシェは、自作のそれに間違いないんだろうか。
　信じられない、といった面持ちで、ぽつりつぶやいた。
　いいにおい。甘くて、あたたかくて、やさしい匂い。]

ん、んん、や、えっとね？

[言いかけたこと、改めて聞かれると恥ずかしいのだが。]

(19) papr 2014/08/18(Mon) 23時半頃

【人】 店員 ハナ

わたしは、その。お願いして庵悟さんにこうして教えてもらってるんだけど。
庵悟さんはわたしにしてほしいことって、何かない――？　って、

わたし何にも、できないけど。

[それでももらいっぱなしは申し訳無さもあって、聞いてみようと思った次第。]

(20) papr 2014/08/18(Mon) 23時半頃

【人】 店員 アンゴ

そうすよ。
スイーツ版「英恵スペシャル」です。

[ふわふわ喜ぶ様子が可愛い。
何をしていても可愛いとしか思えなくなっている気もするが。
厨房に広がっていく、焼きたての匂い。]

してほしい、こと。

[思わずごく、と喉が鳴った。
若い男にそんな事を言うモンじゃない、と思うが、「そういう方向」は全く考えていないんだろうなと思うので、頭を振って浮かんだ考えを吹き飛ばす。]

何も出来ないなんて事ないすよ。
賄い美味かったし。
今、二人っきりでいられんの、すっげぇ幸せだし。

[頭を撫でる権利を貰えただけで、嬉しいのだ。]

(21) Ellie 2014/08/19(Tue) 00時頃

【人】 店員 ハナ

そ、そうかー……

[いやでもまさかこれを英恵スペシャルとする訳にはいかない。
　庵悟さんの手が入っているのは一目瞭然だし、突然それで英恵スペシャルがスイーツになったら、いろいろと、こう、何を言われるかわからないというか。]

賄いとかじゃみんなと一緒だし、ここにいるのも、わたしがお願いしてるからだし、そういうのじゃなくてー……何か、

[ちなみに庵悟さんの想像通り、「そういう方向」はまるで考えていない。]

(22) papr 2014/08/19(Tue) 00時半頃

【人】 店員 アンゴ

お願いされたから、ってか、まあ、きっかけはそうでも、俺としちゃこれ、デートのつもりだし。

[伝わるだろうか。
「対価」で繋がる関係に、なりたくないという事が。
ただ、彼女がどうしても気にしてしまうなら。]

……じゃ、こういうのはどうすか。
味見、最初の一口を「あーん」で食わしてください。

[少し大胆なお願いだっただろうか。
頼んだものの、心臓がばくばく言っている。]

(23) Ellie 2014/08/19(Tue) 00時半頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

[改めましての自己紹介と聞いて少々身を固くしたものの、内容は本当に最初の最初の物で、
何だか笑ってしまう。]

　…アレ？お誕生日ついこの間だったんスね。
　おめでとございやす。
　誕生日前でしたら何か差し上げられたんスけど。
　惜しかったなぁ。

[過ぎてしまった日付>>8に少々残念な顔をして、でも来年にちゃんと祝えばいいかと考え直して、
来年も一緒に居る事前提で思考を回している事に気付き一人で照れた。

それと、思ってたより歳が近い。
大人びている人だったからもしかしたら結構年上で、ガキっぽい所沢山呆れたりしてないかなとか考えてて。
…別に！老けて見えるとかでは！無い！断じて！]

　はは、引きませんよ。
　むしろ俺、このはサンの方言聞きたいっス。

(24) mzsn 2014/08/19(Tue) 01時半頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

[庵悟チャン…ってのは、あんサンの事だろう。
へー、彼にはそうやって接するんだな。と、こっそりヤキモチを焼いて。
ここら辺の人じゃないって事は一人暮らしなのかなとか。]

　引きませんスから、
　方言出ちゃう位に親しくなってくれると、凄く嬉しいっス。

(25) mzsn 2014/08/19(Tue) 01時半頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

　…んじゃあ、今は俺スかね？

　霧金 響デス。

　霧は、天気の、あの、もやーっってする霧で、
　金は、金属のキンキンのアレ。
　響は、音が響くとかのヒビキっス！

　歳は、こないだハタチになったばっかでして、
　誕生日は7月の22日っス。

[つられて自分も誕生日まで自己紹介して、そう言えば誕生日のお祝いはこの店でパーッとやって酒を飲み過ぎたな。なんて少し思い出し、べろべろに酔ったのを介抱されていたのも思い出し…。
…思い出さないようにしよう。もしかしたら、結構派手に酔い潰れていたかも知れない。しっかり覚えてないけれど。]

(26) mzsn 2014/08/19(Tue) 01時半頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

　実は、誕生日５日違いなんっス。
　なんかちょっと嬉しくて。
　ヒヒ。

[別に近いからと言って何がどうとかでは無いのだけれど、共通点が出来たみたいで嬉しい。
ふにゃんと顔を崩して、気恥かしさから首の後ろをもそもそと触っている。]

(27) mzsn 2014/08/19(Tue) 01時半頃

【人】 店員 ハナ

これでいいの、デートって。

[これは流石に違うんじゃないかって思うのだけど、庵悟さんがそれでいいなら、そうなのかもしれない。
　もっと恋人らしいこととか、したくないんだろうか。
　なんていらない心配をしていたら、リクエスト>>23がきて軽く瞬く。]

うん。わかった。

[本当にそれでいいのだろうかと過ぎりはするも、叶えられそうな願いでよかったと、安堵にまた表情を綻ばせる。
　そうとなれば早く冷めないかな、とはやる気持ちを抑えられない。
　郁さんとならいつでもやっているなんて口に出なかったのは、無意識とはいえ幸いだったろう。]

(28) papr 2014/08/19(Tue) 08時半頃

【人】 店員 アンゴ

これでって……。
英恵ちゃんは、これ、デートみたいな気持ちになんねぇ？

[純粋に、講師と生徒の「教室」気分なのか。
顔を寄せて、至近距離で瞳を覗き込む。
吐息がかある距離。]

勿論、もっと色んなトコ一緒に行ってみたい、色んなコトしたいってのはありますけどね。

[囁いて、そっと体を離し、天板に向き直る。
シリコン型は外しやすいのが便利だ。
軍手を嵌めた手でぽこぽこと型から外し、ケーキクーラーに並べていった。]

お茶淹れましょうか。
何飲みます？

(29) Ellie 2014/08/19(Tue) 13時半頃

【人】 店員 ハナ

……居残り勉強、みたい。

[そういうところ、無駄に素直に答えてしまう。
　デートと捉えている相手に悪いかという気はあって、苦笑を含ませながらではあったけれど、悲しいかな恋人よりは講師と生徒気分寄り。
　それでも吐息で触れ合える程に近く顔があれば、とくんと胸は跳ね。
　笑みも消えて、じっと濡れた瞳が向かいの目を見つめた。]

(30) papr 2014/08/19(Tue) 18時頃

【人】 店員 ハナ

いろんなとこ、行こうよ。
わたしと。

[フィナンシェを外すその背中に、ぽつりと。
　身体が離れきるまでは、何となく気恥ずかしくて言えなかった。
　それが届いたか届かないか、夜のお茶会が始まると聞けば。]

お茶！
フィナンシェだったらお紅茶だよねえ。でもお抹茶のだから、日本茶もいいかなあ、ほうじ茶にしようかなあ。
庵悟さんは？
庵悟さんと、同じのがいい。

[決めきれなかったのもあるが、淹れる手間も省けるだろうと、そう提案した。]

(31) papr 2014/08/19(Tue) 18時頃

【人】 店員 ハナ

それからね、もうひとつだけ、庵悟さんにお願いしたいことがあるんだけど――

　

(32) papr 2014/08/19(Tue) 18時頃

【人】 店員 ハナ

――あれから：ダリアの咲く日に――

[招待された常連さんのみが訪れる、開店記念祭。
　いつもより少し豪華で、少しだけ贅沢な品々が並ぶ。
　黒板には何も書かれない。今日のスペシャリテは誰もが口にすることが出来るよう、半立食状態で供される。
　白身魚の唐揚げに、好評だったトマトおでん。夏野菜の季が過ぎた代わりに、里芋、秋茄子、エリンギに蕪。
　本日の英恵スペシャルの仕込みを終えて、自信に頷く。]

よし、っと――
ねえ、ねえ、『うさぎだま』見てもいい？　出来た？

[あの日、もうひとつだけお願いしたこと。
　パーティの日にはいつかの日にメモを取っていた、あのうさぎだまが見たいのだって*]

(33) papr 2014/08/19(Tue) 18時頃

【人】 脱引きこもり コノハ

　えっと、方言は……あの、良いのかな。
　変、かも。
　恥ずかしいし。

　……でも、うん。
　もっと、仲良くなりたい、です。

[知らないことが沢山あるから。

でも方言が出るときは素で、勝手に。
そう思って、一つ思いついた提案。]

　あ……そうだ。
　じゃあ、敬語、止めて欲しいかな。
　私もそうするから……

　ダメ？

(34) lalan 2014/08/19(Tue) 20時頃

【人】 脱引きこもり コノハ

　ふふ、もやー、で、きんきん、で。

　ああ……お誕生日、近かったんだ。
　私も嬉しいです。
　一緒にお祝いできるとしたら来年、かな。

[彼が内心考えていたことに気付いたわけではなく、思うまま言葉にする。

そうしている頃、頼んでいたお昼ご飯が到着する。
自分が頼んだのは、大根おろしとたたき梅の、冷たい出汁かけうどん。

麺類はあまりデートに向かない気もしたけれど、季節の終わりでそろそろ頼めなくなる事を考えて、これにしてしまった。

早速頂きましょうか、と箸を手に、いただきますの挨拶を。]

(35) lalan 2014/08/19(Tue) 20時頃

【人】 店員 アンゴ

そうか、まだ先は長いな。

[苦笑が此方に気を遣ったものというのは分かっている。これ以上気にしないようにおどけて見せた。
潤んだような瞳を強引に閉じさせてしまいたい衝動は、また別の機会に、と自制する。]

……ん、そうすね。
晴れた日に弁当持ってピクニックもいいし、雨の日にショッピングモール回るのもいいし。
旅行して、各地の食い倒れツアーなんかも良さそう。

[型から外し終えたら洗って残りの生地をまたセットする。]

(36) Ellie 2014/08/19(Tue) 20時半頃

【人】 店員 アンゴ

ああ、じゃ、ほうじ茶にしますか。
アイス作ろうと思って茶葉仕入れて貰ったんで。
茶を淹れんのも修行したいところだなぁ。

[ヤカンを火にかけたところで、「お願い」に振り向く。]

――……覚えてて、くれたんすね。
じゃあ、試作しときます。

[あの日は本当にただの思いつきだったから。
始まりの日の自分の記憶を持っていてくれた事が嬉しくて、目を細めた。]

さ、持ってくんで、座っててくださいね。

(37) Ellie 2014/08/19(Tue) 20時半頃

【人】 店員 ルリハ

―ダリアの花が飾られる頃―

［今日はいつもより早めに店にきていた。
　大量の栗の処理をして、そのままやくものはオーブンへ
　その他は栗おこわのために皮をむき、すこし小さく切る。
　普段栗ご飯にするならそのままだが、今日は食べやすいようにおにぎりにするつもり故。
　もち米に栗と、少々の塩を加えて土鍋へ。

　その傍らで、茄子を輪切りにしてトロトロになるように煮浸しにし、
　しゃっきりと食感を残した長芋を挟み込む。
　彩りに紅葉切りにした人参を上に乗せて、楊枝でとめた。
　
　もう一つ、生姜を効かせた肉団子をつくり、長なすをうすくスライスしたものと青じそで巻き、。
　楊枝でとめてからからりと揚げる。
　
　あらかた出来上がった頃、聞こえてきたのはいつかの「うさぎだま」］

なあに？庵悟くん、うさぎだまつくるの？

［手元を覗くことは許されただろうか？］

(38) しふぉん 2014/08/19(Tue) 21時半頃

【人】 髪結い イズミ

　　――　幾許かの時が過ぎて　――

　うん？　そう。
　「あまうさぎ」さんのね、開店記念祭。
　

[身支度を整えている所へ、店の子から声が掛かる。
招待されても結局都合が付いたのは店長である自身しかおらず。
至極残念がる店子たちを尻目に、準備は着々と。]


　じゃぁ近い内に「あまうさぎ」さんで。
　打ち上げでもしましょうか。


[宣伝用パンフレットも好評で。
その後参加したコンテストでも見事優勝した打ち上げは。
その後の反響著しい対応に追われ、
伸びに伸びていた事を思いだし。
良い切っ掛けだからと約を結ぶ。]

(39) M_rio 2014/08/19(Tue) 21時半頃

【人】 店員 セン

　─　初秋のあまうさぎの夜　─

[自分の言葉に気遣ってくれ、慌てて訂正する宗像さん>>5:98。
淋しい感情を覚えているのに、美味しいものを食べる常連さんの笑み。

気遣いも、郁さんの料理を大好きだと伝える言葉も、やりよく響いてくる。
それはきっと、宗像さんが本当に美味しそうに、そうして楽しそうに堪能してくれるのもあるのだろうけど]

　いいなぁ。宗像さんの言葉も、美味しいって素直に表情に出るところも。
　あと、やっぱり気遣いのさりげなさとか。
　凄く素敵で、憧れます……!

[小さく笑ってそう告げて。
憧れが深まる様に、そうして少しでも自分に身につけられればいいと思い。
やはりきっと、これからも宗像さんが来店すれば話しかけにいってしまうのだろうと。
勝手にそんな事を思うのでした*]

(40) ひせつ 2014/08/19(Tue) 22時頃

【人】 店員 セン

　─　ダリアの花が扉を彩る日　─

[そうして迎えた、あまうさぎの開店記念の日。
周囲の女性店員さん達はめかし込んでいたりするんでしょうか。
ちなみにあたしは、去年もやったギャルソンスタイルでお出迎えです]

　何かあれば手伝いますんで、言ってくださいね。
　大事なお客様が来れば、ちゃんと見ていますんで。

[なんて瑠璃さんに告げてみる顔は、纏った衣装に反してイタズラを仕掛ける子供めいたものだった]

(41) ひせつ 2014/08/19(Tue) 22時頃

【人】 店員 カヲル

－あれから－

[臨時バイトのアオイがそのまま従業員として加わることになり、「あまうさぎ」での仕事は開店記念パーティーを最後にすることとなった。

新天地は昼間は女性向けのカフェ、夜はシックな雰囲気のバーで、今までみたいに気軽に突発的に料理をふるまうことも客と談笑することもない。
代わりに料理に集中できるし、酒に強いバーテンダーとパティシエがいるので今まで苦手だった分野を勉強し直すのにも適していた]

柿とモッツアレラチーズのカプレーゼ、と…
湯葉のスティック揚げ、と

[店のカラーに合わせて洋風に寄りながらも、今まで作ってきたメニューもいくつか採用されたのも嬉しいことだ。
『本当にやりたいことは、自分で店を持った時に叶えなさい』というオーナーのヤマシナの言葉の元。相変わらず料理漬けの日々は続いて]

(42) vetica 2014/08/19(Tue) 22時頃

【人】 店員 カヲル

[変わったことといえば、イズミの店に行く頻度が増えたことか]

こんにちはー…イズミさん頭洗ってください
もうぱんっぱん

[レシピはいくらでも浮かぶのに"うまい口説き文句"というものはさっぱりで。代わりに前より素直に甘えることが増えた気がする]

ああ、そうだ
開店記念パーティーの日、その……
おれも和装、したいんですけど
手伝ってもらえませんか？

その、着付けとか…あと、イズミさんの着物
かっこいいから、借りたいなあ、って

[いつも通り張りつめた神経と頭をほぐしてもらった後。もう幾日とないので無理だろうかと思いながらも駄目元で頼んでみたり]

(43) vetica 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

――夜の厨房――

ご、ごめん。
だって、なんか本当、まだ実感とか、なくって。

[付き合ってるの、と聞かれて即答できるのかどうかすら危うい。
　付き合っているはずだけど、昨日の、今日だし。
　そんな風になるつもりじゃなくお願いするはずだったレッスンだしで、認識の差は大きそうだった。]

ピクニック、いいな。
あと、ええと、映画とか？　プラネタリウムとか？

[デート定番、といえるスポットを上げてみる。
　旅行は休みが難しいかもしれないけどね、と苦笑しつつも、憧れ、というか期待はあった。]

(44) papr 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

！　ほうじ茶アイス、食べたい！
そっちも楽しみだなー。

[まだ見ぬメニューに想いを馳せながら、言われたとおり大人しく膝に手。
　メモの件に関しては、もちろんと頷いて。]

あの日、わたしが耳に花を付けたいって、言ったでしょ？
それを聞いて、新しく絵を描いていたから気になってたの。

もし花がつくならうちのうさぎみたいだし、パーティの日にはいいかなって。

[そのうちにも、味見用のフィナンシェが目の前に出されるだろうか。
　まだ温かいそれを手にとって、一口大にちぎる。]

(45) papr 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

はい、あーん。

[えへ、と照れ混じり笑いながら、それを向かいに差し出した。]

(46) papr 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 店員 ルリハ

うん、センちゃん今日もよろしくねー。
今のところは大丈夫かな。

…っ、あ、う、うん、よろしく。

［余裕の表情も、覗きこまれるころには赤くなって。
　今日はギャルソンスタイルだから尚更だろうか。
　手元がブレないのは手が覚えているのか矜恃か。

　自分の格好はいつもどおりのポニーテール。
　揺れる尻尾に薄紅を飾って、おしまい。
　アオイという華も増えたし、自分もそろそろ郁のように後方に回るべきか、なんて］

こ、こほん。
センちゃん、タイがちょっと曲がってるわよ。

［いろいろとごまかすべく、センの首元に手を伸ばして直した］

(47) しふぉん 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 店員 カヲル

－開店記念パーティー－

[イズミに対しての、直前のおめかしについてのおねだりは叶ったか。あまうさぎでの最後の日。店子もそれぞれいつもより少しだけ華やかな服装をしている]

…千乃さんそれ、似合いすぎ

[いつだったか。庵悟が入る前にあまうさぎにいる白一点は千乃だと誤解されたことがあったが、もしかしたらこの姿を見てのことかもしれない]

瑠璃さんの茄子うまっそー
英恵さんのおでん、今日こそ食いたいな…

[こうして賑やかな仕込みをする日も、今日で終わる]

(48) vetica 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 店員 カヲル

[かぼちゃとさつま芋をそれぞれ茹でて裏ごしし、片栗粉と小麦粉、卵黄を混ぜて棒状に捏ねる。輪切りにしたら指先で軽く伸ばして、たっぷりのお湯でゆでれば2色のニョッキの完成だ。
ホワイトソースは生クリームでなく豆乳ベースで、炒めた玉ねぎとローリエ、にんにく、塩胡椒の他に、ほんの少しだけ出汁醤油も加えた。
実際はオーダーを受けてからオープンキッチンで仕上げる予定]

あー庵悟くんの「うさぎだま」
楽しみだなー

[いつも通り豆乳で生湯葉を作り、酒と醤油で下味をつけた海老と大葉、薄切りの豚ロースを重ねて巻いて、油で揚げた春巻き風。
好評だった梨入りのユッケは、少し早いが新鮮でいい馬肉が入ったのでそれで作ることにした。
どうせ美味そうに食べる客の姿を見たら追加であれこれ作りたくなるだろうから、最初の用意は軽めに。
ただし、どんなリクエストにも応えられるように仕込みは万全に行った]

(49) vetica 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 髪結い イズミ

　　――　いつかの日に　仕事場で　――

　お疲れ様。今日も頑張ったんだねえ。


[いつもと変わらず出迎えると、そのままシャンプー台へ案内し。
手際よくタオルを巻いて椅子を倒せば。
温かいシャワーで包み込む。]


　疲れが頭にも溜まっているから。
　今日は念入りにマッサージしてあげる。
　時間は大丈夫？


[特権と言わんばかりのサービスはいつも以上に甘めに。
丁寧に解していくと思いがけない言葉が耳を掠めて。]

(50) M_rio 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 髪結い イズミ

　え、あ、うん。俺ので良ければ。
　身長も同じ位だからちょうどいいと思うし。
　じゃぁ似合いそうな色、用意しておくよ。


[申し出も、あっさり引き受けては。
指はきめ細やかな動きで施しを行う。]


　和装の郁くんか。惚れ直しそうだね。


[眠りに落ちている隙か。
こっそり胸の裡を零しながら。]

(51) M_rio 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 店員 アンゴ

実感は、俺も……。
てか、勝手につきあってる気でいたけど、勘違いしてないすよね？

[よく考えれば、告白をしてありがとうとは言われたが、「つきあってください」「はい」のやり取りではなかったのだ。
自分だけ、彼氏気取りでいたのなら恥ずかしい。]

やっぱ旅行は無理かー……二人の休みが被るの自体珍しいし、遠出は出来ないかもしんないすね。

[英恵の口から出てくるスポットに、ぐらついていた感覚が戻ってくる。「同僚以上」である事に、きっと間違いはない。]

(52) Ellie 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 髪結い イズミ

　　――　「あまうさぎ」開店記念祭当日　仕事場にて　――

　郁くん、色々持って来てみたんだけど、どれが好き？


[季節によって変わる召し物。
色もそれなりに深みを増すが、
郁氏には比較的明るい色が良いだろうかと。

女物と違い、男の着物は簡単に着付けが出来る分、
選ぶ時間に充てられるだろう。
襦袢も極力彼に合い、また「あまうさぎ」で動いても
洒落た物を用意したが、さて――]

(53) M_rio 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 髪結い イズミ

　決めたら着せてあげるから、奥の部屋においで？


[畳の敷いた部屋に着物を広げ。
着付けはさらに奥の部屋で行う。
選んでいる間、小物類を使い易い位置に揃える。]


　さすがに…緊張するね。


[過る心地よい思いに、ふっと息を吐いた。]

(54) M_rio 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 髪結い イズミ

[着付けの最中は真剣そのもの。]

　
　ずっと思ってたけど、やっぱり郁くんは細いね…。


[苦笑を漏らすも、恐らく彼の最後になろう「あまうさぎ」での。
立居振舞を彩ると考えると、下手な仕事は出来ない。
これは結屋のプライドでもあり、彼を一番想う立場こそでもある。]


　きつくない？　じゃぁちょっと後ろ向いて？
　そう、そしてちょっと着崩れたらね、お手洗いでここを直して。
　袖はこうして、ね？　

　
　はい、いい男の出来上がり。
　惚れ惚れするね。誇らしいよ。

(55) M_rio 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 髪結い イズミ

[素肌から一番遠い、帯の結び目をポンとたたき。]


　さぁ、最後の雄姿を見せに。
　「あまうさぎ」へ行ってらっしゃい。


[眦を下げた顔はとても嬉しそうに綻んで。
恋人の姿をひらりと*見送った*]

(56) M_rio 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 店員 カヲル

－某日、髪結い屋で－

ありがとうございます。わー、楽しみだなあ

[面と向かって褒めることは今までできなかったけど。毎回粋な装いて来店することを、密かにいいなと思っていた。
島原や英恵ほど飾る楽しみはないかもしれないが。人生の門出を、イズミの手で演出してもらえるならこんな嬉しいことはない]

あーそこ、そこすっごく気持ちいい
やっぱりイズミさんの手は最高だなあ…

[現金なもので、こちらの用事が済んだらあとはいつもの通り。優しく、それでいてしっかりと揉み解しにかかる指の動きに身を委ねる間に、転寝をしてしまい。
肝心な言葉>>51は聞きのがしてしまった]

(57) vetica 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 店員 ハナ

勘、違いでは、ないと思うよ……

[お互いのやり取りを思い返せば、好きですに自分が返した言葉は、ありがとう、好きになってもいいですか。
　お付き合いしましょう、ではなかったから、明確に付き合ってますでなくっても、好き合ってます、にはなるんじゃないか。
　そう思えば、フィナンシェを差し出した指先がフィナンシェの熱以外の熱さを持つ気がした。]

アオイさんが入ってくれたら、少しは休みやすくなるかもしれないけど……連休は、なかなか。
年末のお休みくらいかなあ。

[年末年始は、店自体が休みだから。
　唯一取れる長期の休暇だ。といっても、一週間あるかないか。]

(58) papr 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 店員 アンゴ

[急須から湯呑にほうじ茶を移し、対面に置く。]

ほうじ茶は菓子と相性いいすからね。
千乃さんがゼリー作ってたって話聞きましたよ。俺も食いたかったなぁ。

[茶はまだ熱い。
飲む前に、英恵の手元を見る。
少し緊張してきた。]

最初のは何かありきたりだなって思って。
次のは体をアイスのフリッターで作ってるから、作り置き出来ねぇんで、デザートタイムを見計らって作る感じすかね。
あの時、「花があったら」って英恵ちゃんの言葉、あれで生まれたアイデアだから、感謝してます。

[テーブル越しに、頭を下げた。]

(59) Ellie 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 店員 アンゴ

良かった。
勘違いじゃなくて。

[差し出された一口。
顔を近づけて――――欲が出た。
英恵の手首を掴んで、引き寄せる。
フィナンシェを歯で掴んで口内に迎え入れた後。
その親指をぺろり、と。]

……ん、ごっそーさんでした。

[離れてから、口をもごもご。]

(60) Ellie 2014/08/20(Wed) 00時半頃

【人】 店員 アンゴ

年末年始……初詣、一緒に行きましょう。

[まだ先の話だけれど。
そこまで関係が続いている前提の話が、嬉しい。]

(61) Ellie 2014/08/20(Wed) 00時半頃

【人】 店員 ハナ

そう、あのゼリー美味しかっ、わ

[ほうじ茶ゼリーを思い返すさなか、口が向かってくると思ってたのに、手首を掴まれて。
　フィナンシェを持っていた親指を舐められると、その舌の感触に驚きだけではない鼓動を感じた。
　離れたあとも、そこはとくとくうるさくて、顔がどんどん熱くなっていく。
　僅かに濡れた指が、軋むように動いた。]

わー……わぁ……

[何が起きたのか、頭が半分くらいしか理解できてない。
　半ば呆然としながらも、火照る頬に手を添えた。]

(62) papr 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 店員 ハナ

は、花、つけられるの……？

[ぐるぐると混乱する頭が、感情の逃げ道として掴んだのは、うさぎだまの話。
　頭を下げられる覚えなんてなかったけれど、それを否定する余裕もない。]

(63) papr 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 髪結い イズミ

　――　「あまうさぎ」開店記念祭当日　仕事場にて　――

　あ、そうそう。


[入口で。
一足先に「あまうさぎ」へ戻る恋人を見送りながら。
小さく成る背に向けて漏らす言葉。]


　俺ね、一度気に入って手に入れた物は。
　何が何でも手放したくないっていう、頑固な一面があるんだよね。

　だからさ――、郁のこと。
　手放せないと思うから。


[「覚悟しておくように」。
なんて。いつもシャンプー台で転寝する君には。
きっとしばらくは届けない*つもりで*]

(64) M_rio 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 店員 アンゴ

実感。沸きました？

[一口の咀嚼はすぐ。飲み込んでから、いたずらを見咎められたかのように、舌を出した。]

花、日本じゃあんま見ないすけどね。
店長に聞いて、表のうさぎと同じ色に出来たらいいなと思ってます。

(65) Ellie 2014/08/20(Wed) 02時頃

【人】 店員 ハナ

わ、いた、かも……

[少なくとも、好かれているというのは実感した。
　それから"そういうこと"で心乱される自分がいることも。
　舌を出すなんて珍しい表情見ることもできずに、赤い顔隠そうと机ばかり見ていた。]

あ、の。味は、どう？

[味見の本懐訊ねつつ*]

(66) papr 2014/08/20(Wed) 02時頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

　敬語、は、
　あー…、すんません。癖でして。

[日々の客商売と、後は大人と接する事が多い為敬語を使うのはいつの間にか習慣になっていて、
学生時代の同級生とつるむ機会も減ったし、家族や近所の子供以外には全部敬語だった気がする。
距離を詰めたいと思う癖に敬語では、どうにも壁がある様で駄目だったなと、今更になって気付いた。]

　んと、
　すぐ止めるは無理かもしれないけど、
　頑張りま――

　がんばる。よ。

[可愛らしくダメ？と聞かれて>>34断る事は出来ないし、そもそも断る理由も無し。
たどたどしい口調でそう告げれば、もう少し、近付けた気がした。

俺、なんか変な説明したっけ。
笑み>>35を浮かべられる理由まで思考は至らず、でも嬉しそうだから別にいっかと単純な頭。
なら来年の夏にと随分と先の約束を交わして、それまでにはこの関係も、もっと大きく変わっているといい。
例えば、意識せずともお互い対等に沢山話せたら。とか。]

(67) mzsn 2014/08/20(Wed) 02時頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

[暑さで食欲が無いとか、そう言う事は特にない。
年がら年中ご飯は美味しく頂ける。

…つもりだったのだが今日は何だか胸がいっぱいで。
運ばれてきたのは、青紫蘇と大根おろしでトッピングされたハンバーグ。
大盛りもない上におかわりも無しと言う、普段の己の注文より少量な昼食だっただろう。
それでも、女性からすればそれなりのボリュームに見えるのだが。

小ぶりのハンバーグと白米と。それと彼女のかけうどんがテーブルに並べば、同じように手を合わせていただきます。
さて、たいらげられるだろうか。**]

(68) mzsn 2014/08/20(Wed) 02時頃

【人】 店員 アンゴ

俺がしたいコトの「色々」には、こういうのも含んでますんで。

[やっぱなし、するなら今の内っすよ、としれっと言い放つ。]

美味いすね。筆豆がほくほくで。抹茶は焼きたてより時間経ってる方が俺は好きだな。
英恵ちゃんは？
半分、どうぞ。

(69) Ellie 2014/08/20(Wed) 14時半頃

【人】 店員 ハナ

やっぱなし、は、ないけど……嫌じゃ、ないから。
その……
お手やわらかに？

[突然はあまりに、心臓に悪い。
　まだ鳴り止まない早鐘に、服の胸元をきゅっと掴みながら。
　フィナンシェの感想が聞ければ、手の中の残りの半分も庵悟さんに手渡して、こくりと息を呑む。
　おずおずと、口を開いた。]

(70) papr 2014/08/20(Wed) 19時半頃

【人】 店員 カヲル

－開店前、髪結い屋にて－

うーん…これだけあると迷っちゃうな…

[イズミが取り揃えてくれたものは、どれも魅力的にみえたが色柄の組み合わせが難しい。日頃服装に頓着しないで過ごしてきたことを悔やんだ]

じゃあ、これ。で、お願いします

[主役の料理や女性陣の邪魔をせず、自分らしさもあって秋らしさもあって、支給されているエプロンにも合う……
薄いベージュの紬風の織が入った着物に、濃く渋みのある緑に金のラインの入った帯]

き、緊張するな……

[はたしてこのセレクトは合っていたのか。美的センスがないと幻滅されないかとヒヤヒヤしながら奥の部屋に進む]

(71) vetica 2014/08/20(Wed) 20時半頃

【人】 店員 カヲル

[着付け中はされるがまま、腕を上げたり下ろしたりしながら、真剣な顔つきで紐を締めたり布を引っ張るイズミの顔に見とれていた]

え、そうですか？
んー……ちゃんと食べてはいるんだけどなあ…

[和装になって解ったことは、ある程度肉付きとか体格が良くないと男は映えないということだ。それでも、プロの腕前で何とかそれなりに見られる形に着付けられ]

うん、動きやすい。すごいな、さすがイズミさん
えーっと？ここを……なるほど

[着崩れた時の注意点を頭に入れながら、右に左に向きを変えて姿見で全身を確認して]

(72) vetica 2014/08/20(Wed) 20時半頃

【人】 店員 カヲル

…ほんとに？少しはイズミさんに
近づけました？

[惚れ惚れ、という言葉に破顔して。袖にそっと顔を寄せる]

…嬉しいな。今日はずっと、イズミさんを一番近くで
感じながら仕事ができるんだ

[ふふ、と笑いながら零した言葉は届いたか。帯をぽん、と叩かれれば一本筋が入ったしょうにしゃきっと立ち]

我儘いってすみません。ありがとうございました
では後ほど。お待ちしてます

[深々をお辞儀をして、着崩れないよう気をつけながら店に戻る背中に投げられた言葉は、やはり届かなかったけど]

(73) vetica 2014/08/20(Wed) 20時半頃

【人】 店員 カヲル

……困ったなあ
着せてもらったばかりなのに

[着付けの最中、身体を滑る腕に。仄かに熱を持つ顔をぱたぱた仰ぎ]

今日こそ、お誘いしてみようかな
おれの部屋で一緒に飲みませんかって

[着物を選ぶ間。イズミは明日休みだということをお店のひとに聞いていた。自分もだ。
門出の最後は、あの人と２人で迎えたかった。そうすれば名残惜しさも寂しさも最小限で、"次"に向かえそうだし。

絆されて、キスのひとつでもして貰えるのではないかと]

(74) vetica 2014/08/20(Wed) 21時頃

【人】 店員 カヲル

－あまうさぎ－

すごい、ほんとに動きやすい

[不安だった和装でのキッチン作業は、教えてもらった通りにたすき掛けをしたら特に問題もなかった。
いつもより気分が高揚しているのは、イズミの着物を纏っているからというだけでなく、いつもと違う自分というものに浮かれているのかもしれない。

汚さないようにと気をつけながら大根と豆腐、２種類のサラダも用意して、オープン準備が整えば他の店子の料理をつまみ食いへ]*

(75) vetica 2014/08/20(Wed) 21時頃

【人】 学者 ムナカタ

　― いつかの、あまうさぎでの夜>>40 ―

　ええ、ええーーと
　憧れる、だなんて　ちょっと気恥ずかしいけれど…

[右手で頬をこすりつつ、俯きがちに小さく笑った]

　美味しい、がね
　ちゃんと伝えられてるなら嬉しいな

　ありがとう、ってことだからね
　うん、いつもありがとう

　千乃さんも、郁くんもさ、これからもよろしくね

[そうしてまた、乾杯の仕草。
一口飲んで、美味しさにびっくり、な表情のあと
嬉しそうに笑ったのだった*]

(76) 茄子 2014/08/20(Wed) 22時頃

【人】 店員 アンゴ

大事にしたい、と、思っています。

[怯えさせたい訳でも、からかいたい訳でもないのだ。
それでも時々先程のように抑えきれない瞬間がやってきそうで――自分でも自分が少し怖い。
それでも、英恵がその手を差し出してくれるなら。]

はい、あーん。

[その手から受け取った半分を、開かれた彼女の口に、触れさせた。]

(77) Ellie 2014/08/20(Wed) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

だいじに、してね。

[その音すら大事にするように、ひとつひとつ大切に発音した。
　はじめて、今、これで宣言したことになるのかもしれない。
　あなたのものになります、と。]

あむ、

[触れたフィナンシェを食む。
　甘くて、ほろりと口の中で解けて、だけどその何倍も胸が熱くなって、味がわからなくなりそうだ。]

おい、しい。

[想いごと飲み込んでもそれしか言えないくらいに、全身を支配されていた。]

(78) papr 2014/08/20(Wed) 23時半頃

【人】 店員 アンゴ

[その一音ずつが全身に染みていく。
大事にしたいと告げたばかりなのに、獣じみた感覚が身の内で暴れまわっておかしくなってしまいそうだ。
いつもなら饒舌に「美味しさ」を語る表情が、唇が、それ以外の感情でも染まっている事に、気づかない程朴念仁ではない。
フィナンシェが口内に消えた後、その唇に今度は自分の指を触れさせて、柔らかさにどきりとする。]

……職場では、我慢します。

[苦笑して、離した。
これ以上、向かい合っていると、我慢もできなくなりそうだ。]

遅くなりましたね、片付けちゃっちゃやって帰りましょうか。

(79) Ellie 2014/08/20(Wed) 23時半頃

【人】 店員 ハナ

……うん。
お仕事中は、お仕事しようね。

[自分にも言い聞かせるように、同意する。]

これさ。明日、みんな食べるんだよね。
味落ちたとか、言われないかな？　大丈夫かな？

[少し落ち着いたら、急に不安がやってきた。
　何と言っても、それほど味がわからなくて、自信がない。
　ふるいに、ボウルに、ゴムべら、シリコン型、洗うにつれ作業の痕跡は失われていく。
　自分が作ったと証明するものがなければ、庵悟さんの評価にも関わるのではないかと、今更ながらに少し青ざめる。]

(80) papr 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 店員 アンゴ

俺は英恵ちゃんの「美味しい」を信じてる。
今までその味覚が間違ってた事なんかない。

[語気を強める為に、敬語を外して訴える。
彼女が尻込みする必要など全くないのだ。]

俺だって、好きな子が作ったやつだからっていう色眼鏡で「美味い」って言った訳じゃない。
どうしても嫌なら止めるけど――

[洗い物の手を止め、隣の英恵を見つめる。]

俺はこれを、「美味しいよ？」ってお客様にすすめる英恵ちゃんのカオが見たい。

(81) Ellie 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 店員 ハナ

っ、

[その美味しいが今自分で信用できないから、不安なんです。
　でも、庵悟さんだっていつも自分の作るものを味見するんだろうし、その庵悟さんが美味しいというなら、大丈夫だろうか。]

どうしても嫌なんて、そんなの言わないけど。
お、美味しかった、よね？
ちゃんと美味しかったよね？

[執拗に確認するのを不思議がられたなら、そこではじめて、どきどきして半分くらいしか味がわからなかった、と伝えるだろう。
　美味しいと自信を持って勧める顔を見せられるかは、まだ揺らいで。]

(82) papr 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 店員 アンゴ

美味かった！
何度でも自信持って言ってやるよ。
俺だってすっげぇどきどきしてたけど、それ差っ引いても美味い！

[強く言い切る。
彼女の不安の底には、自分の評判への影響を案じる気持ちがあるのだろう。
それはとても嬉しいが案ずる必要は何もないのだと、揺らぐ彼女の芯になれるように、まっすぐ英恵の瞳を見つめた。]

(83) Ellie 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 店員 ハナ

そ、うかな。そうだよね？　美味しかったよね？

[真っ直ぐ、自信に溢れた答えが返ってくる。
　嘘を言う人ではないと思っているから、その回答は力をくれた。
　フィナンシェはきっと、明日の黒板に書かれるだろう。
　英恵スペシャルとまでは名乗らずとも、代わりにいつもの庵悟さんの字ではなくて、丸っこい、ころころした字で、書くつもりだ。
　自作を名乗るほどのものでもないけれど、気づく人には気づかれるだろう、サイン。]

きょ、うもさ、一緒に、帰ろう、ね？

[片付けが終われば、そう切り出した。
　明日の出勤時間の相談もしたいし、何より――この時間が終わるのが、名残惜しくて*]

(84) papr 2014/08/21(Thu) 01時半頃

【人】 脱引きこもり コノハ

[敬語をやめて、少しだけ、距離が近づいて。
笑って、二人向かい合って食事をする。

箸の進みが遅い様子なら、「嫌いなものでもあった？」と問う。
知らないことがこうして、少しずつ少なくなっていけばいいと思いながら。

食事の後は甘味を頼み、一旦「あまうさぎ」が店を閉めるころまで、ゆったりと。

店が閉まる時間になったら、場所を移動して。
もう少し一緒にいたいから、と素直な気持ちを口にして。]

(85) lalan 2014/08/21(Thu) 02時頃

【人】 脱引きこもり コノハ

[これが彼に対する恋心かどうか、なんてまだ結論は出ていなくて。
それでも、笑顔は、一人引き篭もっていたころの何倍増えたかわからない。

可愛い人で、大切にしたい相手だと思う。

今はそれだけで満たされて、心の一番奥がくすぐったい。]

　――ね、響くん。
　手、つないでもいい？

[だからまた、もう少し、距離を近付けていってみようか**]

(86) lalan 2014/08/21(Thu) 02時頃

【人】 店員 アンゴ

美味かった！

[変わらない言葉を即答する。
片付けが終わって、自分から申し込もうと思った事を英恵に告げられて、薄く笑んで手を差し出した。]

明日も、明後日も、ですよ。

[店を一歩出れば、甘く囁いて「同僚」の枷を外す。英恵の指の間に指を入れて、しっかり絡ませて歩き始めた。*]

(87) Ellie 2014/08/21(Thu) 20時頃

【人】 学者 ムナカタ

　― ダリヤ飾られたうさぎを前に ―

[本日は少し特別な日。
ワイシャツだけでなく、秋桜思わせる深い紫のセーターも、皺ひとつなくぴかぴかだ。ネクタイも柔らかい素材で、全体的に今日は柔らかくまとめてみた。
先日さっぱりと切りそろえた前髪をさっと撫で付けて
揺れるダリアに微かに触れてから、扉を開く]

　こんば……とと
　こんにちは、だね

[間違えた、と笑いながら
さて今日はどこに座ろうかな、と店内を見渡した]

(88) 茄子 2014/08/21(Thu) 21時頃

【人】 店員 ハナ

――ダリアの咲く日に――

宗像さん！　こんにちはーですね。
宗像さんがね、前に美味しいって言ってくれたから、今日はトマトおでん秋バージョンなんですよー。

[宗像さんが来てくれたら、一番に伝えたいことだった。
　あの日美味しそうに食べてくれたのが印象深くて、今日も食べてほしいと思って。]

今日は素敵なセーターですねえ、秋色。
もしかして、今日のための特別です？

[なーんて、と笑えば、事実そう思っての言でないのは伝わるか。]

(89) papr 2014/08/21(Thu) 21時頃

【人】 店員 アンゴ

―数日間のこと―

[郁の退職を受け、庵悟はコンビニバイトを辞めてあまうさぎに専念する事となった。
卒業後は正社員になる事も決定した。
無愛想が緩和された上に就職先が見つかったと講師と親は手放しで喜んだ。

夜営業後の製菓教室も、回数を重ねた。
半分こにする幸せも増えた。
豆腐入り白玉を作った翌日は、白玉あんみつとみたらし団子、団子汁、と団子づくしのメニューが黒板に並んだ。
郁と働けなくなる日が近づくのは正直寂しかった。華やかな女性店員の中で自分だけ男というのも落ち着かず……かといって自分も辞める選択肢はこれっぽっちもなかったのだが。]

(90) Ellie 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 学者 ムナカタ

　こんにちは、英恵ちゃん

[カウンター隅の特等席。
端っこならば、少し座る角度を変えれば店内全体を見渡せる。
しっかり折り目のついたズボンに、ちゃんと磨いてきた革靴。
今日は宗像なりにおしゃれをしてきたのだった]

　トマトおでん！ぜひお願いするよ
　秋バージョンも楽しみだなぁ…

[セーターに気づかれればにこり笑って、少しだけずれた眼鏡を直した]

　今日のためにね、おろしてきたんですよ

[いいでしょう？と腕をなでてみせた]

(91) 茄子 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 店員 アンゴ

―パーティ当日―

っと、破らないようにしねぇと……。

[ピンセットで丁寧に、花を盛り付ける。
目がしぱしぱして来た。

白い皿の左寄りに、自家製アイスクリームをカステラで丸く包んで衣をつけて揚げた天ぷらを。
その表面に食紅で目を描いて。
右側に向かって二つ、耳型の抹茶サブレを盛り付けた。
メモでは抹茶ソースで耳を描いたのだが、立体感がないとうさぎには見えなかったし、そもそもソースが流れてしまったのだ。
今は、最後の仕上げとして、その耳元に、「あまうさぎ」の看板娘と同じ紅い花を添えている。
「希望がかなう」という花言葉を持つ花を、記念日を迎えるこの店に、新たな道を歩み始める郁に、捧げたくて。]

(92) Ellie 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 店員 カヲル

いらっしゃいませ、宗像さん
…本当だ。よくお似合いですよー

今日はお腹いっぱい、食べて飲んでくださいね

[英恵の声に、キッチンからひょっこり顔を出してご挨拶。次に会う時は新しい店のカウンター越しか、この店で隣合わせかどちらだろう。
どちらにしても、変わらずいい付き合いができればと願う]

(93) vetica 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 店員 アンゴ

[ふぅ、とやっと息をついたところで、タイミングよく英恵が顔を出す>>33。]

ん。どうよ？

[二人きりの時には、敬語も段々取れるようになった。
確認する事はないけれど――英恵の気持ちも、恋に近づいているような、そんな期待が胸にある。]

(94) Ellie 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 店員 セン

[>>47かけた言葉に、瑠璃さんが顔を赤くさせる。それを見下ろしながら可愛いなぁと愛でたいところだけど、それをしていい権利を持つのは別の人だ]

　え、あれ、タイ曲がってました？
　ありがとうです。

[しなやかな指先がタイに触れればその指先に任せて、瑠璃さんを見下ろしながら、彼女を愛でる権利のある人は幸せだなぁと思った。
瑠璃さんの頬の赤さから、彼女も幸せだと理解出来る。
理解して、こちらもほんわりと幸せな気持ちになったのは内緒の話し]

　うん、我ながら似合ってると思ってますよ。
　郁さんも、この店最後を飾るに相応しく粋で華のある姿ですね。

[掛けられた言葉>>48には笑い、格好つけたターンをひとつ。現れた郁さんの姿をまじまじと見つめて、深く頷いた。
その人を華やいで見せてたのは、彼を仕立てた人の想いもあっての事だろう。もっとも、その想いなんてこちらには判らない事だけども]
　
　

(95) ひせつ 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 脱引きこもり コノハ

―　　―

[常連さんだけ招待した開店記念日のパーティーがあると。
聞いたのは、ある日の食事中の「あまうさぎ」で。

自分がお邪魔していいものかと少し悩みながらも、行く事に決める。

この店を知り、それほどの月日が流れたわけでもないのに。自分の多くが変わったと、実感もあるし、周囲から見てもそうらしい。
そんな評価が、少しだけ気恥ずかしいのは何故だろう。]

(96) lalan 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 脱引きこもり コノハ

[訪れた「あまうさぎ」には貸切の看板がかかっていた。
丸く咲いたダリアの花がウサギの耳元に飾られている。

可愛らしいと微笑んで。
扉を潜るのは、ここに来る少し前に待ち合わせた、響くんと一緒に*]

(97) lalan 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 店員 セン

[用意されているメニューを見て、やはり今日は下手にカクテルを出すよりはシンプルに美味しいお酒と料理を味わってもらうべきだろうと思い、こちらからはオーダーがない限りは何もしないつもりでいた]

　うん、本当宗像さん今日は一段と素敵ですよ。宗像さんと秋、様になりますね。

[英恵さんと郁さんに続いて、出迎えの言葉をひとつ。
トマトおでんの話に笑う姿を見れば、食べている時の表情が楽しみになってしまう。
席に着けばお冷やとおしぼりを手許に。店子や店内の雰囲気は違えど、やる事は同じ]

(98) ひせつ 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 店員 セン

　このはさんも是非、どうぞいらしてください。

[なんて言って開店記念日に誘えば、このはさんは少し迷った様な表情を見せただろうか。

弟分である響とその傍らにいる人に、この店の大切な日に一杯おごるのもいいかなって思ってるんですよね。

そう告げた人達が扉を開けば、いつもより凛々しい装いをしていつもの出迎えを]

　いらっしゃいませ。お席どこにします？

[返ってくる声は２つだろうか]

(99) ひせつ 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 学者 ムナカタ

　うんうん、たくさん呑んで、食べますよ

[これのために朝ごはんは少しはやめの柿一個にしてきたのだ。
とっておきのお酒と、秋らしい茄子料理を少しずつください、と頼んで]

　秋、似合うでしょう？
　全部好きだけどね、本当は秋が一番好きなんです

　……って、毎回季節ごとに思います

[おしぼりで手を拭きつつ、内緒ですよ、と笑ってみせた]

(100) 茄子 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

――開店寸前のこと>>94――

わ、もふもふー。うさぎっぽい！
ちゃんとお花ついてる。

[天ぷら衣がまるで本当に毛皮のよう。
　触れないギリギリのラインまで指先を伸ばして、そっと撫でるふり。
　花の咲く子兎は、まるで本当に扉を抜け出てきたみたいだった。]

(101) papr 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

誰がはじめに、食べるのかな。

[うさぎだまを覗き込めば、自然と距離は近くなる。
　誰だろうね、と見合わせるように視線の向き変えれば、すぐ傍に庵悟さんがいる。
　敬語でない、二人だけで交わす会話の音。
　それだけできゅぅんと胸が締め付けられる気がして、だめだめ、と頭で自分に言い聞かせる。]

(102) papr 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 店員 ハナ

[あれから、何度も。好きの意味について、考えたりして。
　同じ意味になったのか自覚はないけれど、気がつけば庵悟さんのことを考えている自分も、いて。
　今度は何を作ろうか、とか、二人で行くならどこに誘おうか、とか、二人でいる時間を欲しているのに気づいたのは、はじめて好きと聞いた日から、数えて何日目だったろう。
　はたから見た目の距離は、どれほどか知らずとも。
　いつの間にか、随分と惹かれている。]

――……、

[ほのかな愛しさをみんな込めて、いいこ、いいことうさぎだまの上を手がかすめる。]

(103) papr 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

[向かいあっての食事は落ち付かない。
厨房には申し訳ないのだが、料理は味の半分も分からなかった。
嫌いな物>>85がと聞かれれば、そんなこと無いと慌てて訂正し、慌てて白飯をかきこんだだろう。
後からはしたなかったと反省したが。

デザートにアイスクリームを流し込み、これもやはり食べたかどうか分からない。
緊張しすぎだと自分でも凄く思うものの、彼女のさりげない仕草に毎度心臓が高鳴って。結局小さめのバニラアイスは三分の一程液体に帰ってしまった。

ランチタイムはそう長くない。
ディナータイムへの準備に差し掛かかれば、そろそろお暇をと腰を上げたか。
不意に持ち掛けられたデートの延長に、また妙な声を上げて。

移動するなら何処へ行こうか。
喫茶店か。それとも、いつかのショーウィンドウの方へ買い物へ。
デートプランはこれぽっちも持って居なかったけれど、行きたい場所があるなら何処へでも案内してあげられる。
可愛い。なんて評価を貰って居るとも知らず、背伸びしてかっこよく振る舞おうとする青年は、彼女の目にはどう映るか。]

(104) mzsn 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 酒屋の息子 ヒビキ

[ためらいがちに差し出した手は、返事の代わり。>>86絡んだ手をしっかり握って、近付いた距離に自然に頬が緩んだ。

繋いだ手を引いて引き寄せて、腕同士が触れ合う距離。
本当はもっと近付きたいけれど、そうも急いては崩れてしまう。

呑気に構えたままでは、また誰かに摘まれかけてしまう花かもしれない。
けれど今度はそうならないように、もっと声を大にし想いを口にしよう。*]

　このはサン、
　確か俺、まだ言って無かったと思うんで…
　思うん、だけ、ど、

　俺と、お付き合い。してくれませんか。
　返事はやっぱり、そのうちでいいや。
　ヒヒヒ。

(105) mzsn 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 店員 カヲル

[ぞくぞくと招待客がやってくる。その中に、島原が響を連れて来店したのを見て安堵した。
イズミと２人の間にわだかまりはないにしても、どちらかもしくは両方とも遠慮したら寂しいなと少し不安に思っていたから]

僕も、季節それぞれ好きですけど
食欲の、とつく秋が一番好きですよ

[涼しいし、食材も豊富だし。
もっとも、日増しに風が冷たくなる外とは違って、あまうさぎの厨房はどんどん温かくなっているわけだけど]

(106) vetica 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 脱引きこもり コノハ

　こんにちは、千乃さん。
　開店記念日、おめでとうございます。

[迎え入れてくれた、この日に誘ってくれた、いつもよりカッコいい店員さんに、軽く頭を下げる。
こういうのって不要でしたか？と、小さなお祝いの花束を差し出して。

席は、店内を見てあまり人の多すぎない方へ。
そういう事を気にする彼だと、最近気付くようになって来た。
（そういえば初めて見たときも、なんて思い出したこともあって。）

ブルーのパーティードレスと、サイドに寄せて巻いた髪は、場に違和感のない程度のお洒落のつもりだ。]

(107) lalan 2014/08/21(Thu) 23時頃

【人】 店員 アンゴ

この花、食ってみたけど、特に苦くもねぇし、見た目可愛いしでイイ感じに「うさぎだま」になったよ。

[ただ、手間はとてもかかるので、こういう時でもないと出せないのが難しい。]

俺としちゃ、英恵ちゃんに一番に食べて欲しいトコだけどな。

[並べられた皿の奥、ひとつだけクロッシュが置かれていて。
それを取ると、中から出てきたのは、一匹だけ白い花をつけたうさぎだま。]

衣が熱い内が中のアイスも溶けかけで美味いんだけど、今は無理なら冷凍庫仕舞っとくよ。

(108) Ellie 2014/08/21(Thu) 23時頃

【人】 店員 ハナ

あ、あ、あ、食べていいの？　食べていいの？

[白い花の咲くうさぎ。自分の髪の花をイメージしてくれたのだろうことは明確で。
　溶けかけが美味しい、なんて聞いたら、冷凍庫に入れてもらえるはずがない。
　美味しさは逃げるのだ、着実に。]

急いで準備済ませる！　済ませるから、今ね！　しまわないでね！

[それからというもの、下準備をする手は早く。
　普段の緩さからしたら見違えるほどの、ともすればどうしていつもその早さが出ないんだと言われそうな勢いで、それでも手は抜かずに事を済ませる。
　慌ただしく厨房に戻ってきて、いただきます、だ。]