
571 愛しい貴方を失したくないから。
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リーリエ! 今日がお前の命日だ!
2014/04/19(Sat) 00時半頃
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カイトは鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
澪【みお】は鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
狩りたてる恐怖は鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
織部【おりべ】は鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
鈴城【すずしろ】は鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
サリュートは鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
佐倉【さくら】は鉄華 佐倉【さくら】に投票した。
リーリエは声優業 リーリエに投票した。
佐倉【さくら】は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
リーリエが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、カイト、澪【みお】、狩りたてる恐怖、織部【おりべ】、鈴城【すずしろ】、サリュートの6名。
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――頼み?
[足をとめ、視線を向ける。 まるで路端の石に話しかけられたような表情を浮かべていただろう。 男にそれはわからぬだろうが。]
(+0) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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赤い鳥、開いてないんだ。 目、いいんですよね?
[訪ねるように囁いて赤に乗る肌色を見る。]
見てほしい物があるんです。
[そう言った。]
(+1) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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[叫び声はカウンターでで茶を飲んでいる男の許にも届く。>>3:206 どうやら5つ目の品も見つけてくれたらしい。 恐怖で引きつった顔を見れないのが、ひどく惜しいが。 湯呑を置いて腰をあげる。
とんとん、と診療所のドアをノックしてから。 きぃ、と短く啼かせて鍵の掛かっていないドアを開ける]
先生! 千里先生! どうかなさいましたか、薬局まで声が。
なにかあったのですか!
[何も知らないふりをして、すべてを知っている。 彼が、今。震えていれば良いと心の奥底で笑いながら。]
(0) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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……サリュート。…………ママ。
[助けて欲しいとワンピースの前を強く握る。 腕が詰め物をした胸に当り、俺は予想外の痺れに悲鳴を上げる。]
………
[違う。俺は、違う。 サリュートも違う。
母だって、違う。
いやいやと駄々を捏ねる様に俺は首を振る。]
(1) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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――……。
[時間が無い。 そう思うが、先ほど放った札束の分を物品で回収するのも良いか。 慰謝料だ――等と、自身に言い聞かせる。]
嫌だね。 そういったらどうするつもりなんだか。
で、見て欲しいものって?
[そう言いながらも歩みは赤い鳥へ向く。]
(+2) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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/* 案の定、赤間で押し付け合いになってた。 (海外へ離脱したい!)
(-0) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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[>>3:+151受け入れて、重ねられる躯。 女性を抱いたことはあれど、女性のように抱かれたことはない。 それも嫌われていると思っていた弟に、こんな、ふうに。 それがどれ程罪深いかなんて、今の状態で考えられるはずもなく。]
きもち、い っ、はる! ンッ…ぅあ! …あっ!
[中に入り込む熱、止めてなんてくれない。 むしろそれさえ、まるで嬉しいことのように。
奥まで侵入した弟に、ねっとりと内壁が絡み付く。 きつく締め付けて、そして。]
は、る ……はるぅっ!
[涙は止まることを知らず、溢れ。 すがるように抱きついて。 淫乱に、繋がった躯は快感を求めて。 水音を立てながら、ゆらゆらと揺れる。]
(+3) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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[知っている。 女を商品にしているからこそ。 色を売る術を自身で身につけたからこそ。
快楽から落ちていくこと。 体だけ売るための割り切り。 人の心の弱さ。
全て手に入れるため、どれから手折ればいいか、と思案する。]
(2) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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[認めたくない。認めたくはない。
どうしてこんな風に――渇くのか、俺は理解することなく。
気が狂いそうな程の孤独に耐えきれず。
一時の慰めを求めた。]
(3) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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書いてて笑ってしまうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww コントやろっていう流れに付き合っていい反応してくれるぶっさんを愛してる。結婚しょ
(-1) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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[暫しの沈黙。 口を開けたのは凛とした高い声。]
赤い鳥は閉まっててね。 持ち運べないから古いスタジオ、そこにある。
断られたら、それでも君に頼むつもり。
[赤い鳥へ歩む彼女を引き止め別の場所へ案内するとそう付け加え、別の方向へ歩き始めるだろう。
持ち運べない、と自身の目をとんと叩いた。 だが男が傘をつかずに歩いていると気付いたのかどうか。自分にはわからない。歩み普段よりも地をついていただろうか。]
(+4) 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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/* 俺がはるのこと好きすぎて。 はるが、やんでれれないよね、これね。 むしろ俺がやんでれなんじゃないかって。 違う俺は!善良な市民!!
はるが魅力的過ぎるんやぁぁあ!!! ばかぁぁあ!!!
でもちゃんと、お薬切れたら兄に戻らねば。 やんでれて!もらうの!!
これじゃあただのリア充爆発しろだもの(*ノノ)ひゃあん
(-2) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[猫の生首と、二人ぼっち。
頭痛でも堪えるように片目を押さえ、肩で息をする。 腰を抜かすような無様はしなかったが、それも奇跡なほどだ。
ただの猫のために流す涙も、痛める心も持ち合わせていないが。 目の前に生首が、それも明らかに自分に見せるために、置かれたとなれば、話は別である。
咄嗟に振り払った猫の頭は、壁にぶつかり赤い跡をつけながら床に落ちる。 その命のないものの口から、何かくわえさせられていたものが落ちたが。 とてもじゃないが、拾う気分になどなれるわけもない]
……あ、
[>>0扉を叩く音にひきつった息を漏らし、身体を強張らせる。 だが、相手の声を聞けば恐慌は起こさずに済んだ。 それでも、身体は固まって動けないままだったが。
何が起こったのか、なんて。 こっちが聞きたいくらいだ。 紅茶を飲んでなんにも考えずに寝ちまいたい]
(4) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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……。
[差異を判別する程に男を見ていない。 それ故に、その変化に気付く事はなかった。]
私には、時間が無い。 理解しているのか?
[此処に居るという事は先ほどのやりとりは聞こえていたように思える。 硬質な問いを向け、視線を背に向けながら後に続くように歩み始める。]
(+5) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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/* このまま俺が紅茶を飲んでしまったら、地上は媚薬祭り。
(-3) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[『織部』からの『預かりもの』 手を出すのはよほどの愚か者。
稀に見境のなくなった誰かが消えるなどと、そんな噂だけひっそりと囁かれて。]
(-4) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[>>+3根本まで埋め込んでしまうと、 きつく絡み付く肉が誘うように動く。 無意識だろうけれど、それは十分欲を煽る動きになるから 答えるべく腰を軽く引いた。 ずるりと抜ける雄を、兄が身構える前に揺れる腰へと 再度打ち込んでの繰り返し]
そう、春さんを抱いてるのは俺。 『はる』だよ。
[同じ名前で呼び合ってきた、 兄と呼ばなくなったのはお揃いが良いからなんて 子どもじみた理由は兄には言わないけれども。 何度も、何度も打ち付けては引き抜いての動作をする、 布団に布の波が出来上がっても、 溢れた体液の池が出来上がっても、 鍛えた身体は息も枯れること無く絶頂へ向けて 乱暴にすら感じさせるほど早急に動く]
(+6) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[脳で描いた地図を思い浮かべて歩を進める。もう使われなくなった古いスタジオへと。
>>+5の言葉には微かに疑問を滲ませて]
...。赤い鳥が開いていない。 それは何とも思っていない?
声は聞こえていました。てっきり星野の家を捨てたかと思っていたから。
[歩みを進めれば直につくだろう。道に携わる者以外は寄った事がないかもしれないが。]
(+7) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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―星野家―
[佐倉は自ら家を出たのだと――棄てたのだと。 家人達に示す作戦はどう転んだか。
澪と恭の居る部屋の、襖を開ける。]
夕御飯の支度を、させるので。 そうしたら澪さんを起こしてあげて下さい。
川の水がまだお腹に残ってるでしょうし。
(5) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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千里先生、
[その方角に直行するのは少しまずい。 何処に居るのか迷うふりを数分してから、厠へと足を運ぶ。 着替えを済ませた医師>>4のもとへと歩み寄り。]
………これは、
[床に転がった猫の首はよく知っているもの。 なにせ、昨晩調理の為に切り落としたものだから。 手甲で口許を隠し、眉間に皺を刻んでみせる。]
ああ、可哀想に、……。 …千里先生、これは一体何があったんですか?
とにかく、落ち着いて下さい。
[私が埋めておきます、と口添えてから。 事情をなにも知らぬ者の仮面を被ったまま、離れる事を促す。 そのまま待合のソファの方にでも連れて行こうか。]
(6) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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【古いスタジオ】
[とつり。
壁に手をつけば扉であることを確認し、キィ、と開く。緩やかな動作で彼女を中に招き入れる。 埃は少ないが新しいとは言い難い建物。
廃墟というにはいささか頑丈ではあるが。]
すぐに終わればいいんだけど。 どうぞ。
[そして狭い建物内の部屋へと案内した。]
(+8) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[孤独を埋めるものが欲しいか>>+3:139 それは甘い甘い毒だった。絡め取る蜘蛛の糸だった 籠の中で囀れば、この寂しさは埋まるのだろうか その熱さで満たされれば、心は満たされるのだろうか
独りで待つ暗い部屋、それはとても寂しい じわりじわりと胸を侵食するのは、きっと孤独が育んだ、蟲毒]
――…ぅ
[ひたり、とまた当てられる>>+3:139もの それは、覚えがある――それは、それは
ああでもそれよりも、どろりと侵食したのは言葉 『愛している』と云う言葉>>+3:140]
…ひぁ、あ……!!
[再び埋め込まれた熱>>+3:145に、高く囀り涙が零れる 幼馴染が父親に貫かれ、またその彼自身に自分が貫かれる そんな、淫靡な光景>>+3:148]
(+9) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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ぁ…あ…ひぅ…
[本能のまま喘ぐ声は艶を帯び色を宿し、与えられる熱はとてもよく似ていた まるで鍵のよう――孤独を封じる、鍵穴へ差し込まれる熱い鍵
肉と肉がぶつかる音、水音、喘ぐ声 全て鳥籠の中での音>>+3:149 全て、鳥籠の中での光景
朦朧とする意識の中、熱を埋め込まれ律動を与えられれば喘ぐ声は高くなり そして再度奥に注がれる欲>>3:+153]
ふぁ……ぁ……
[熱さが、身体の奥を満たす それはとても満ち足りて――確かにその時、孤独はなかった こどくは、なかったのだ]
(+10) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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……。
……もう、私はあの見世や男とも関係がない。 自分には関係あると?
[古いスタジオ、勿論見たことも聞いたこともない場所だ。]
「てっきり捨てたと思っていた?」
[足が止まり、視線は自然と硬化する。]
(+11) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[懐に持つは強力な睡眠薬の吸い込ませたハンカチ。後ろ手に鍵を閉めたことは
ー蟻など観察しない彼女は気づかないだろうか。
音に狂い、欲を潜める羽音は 彼女を狙い、耳を澄ませる。]
(-5) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[秋に採れた薩摩芋と共に煮込んだ粥には、 毒も薬も、何も、入れてはいなかった。
恭少年に食事の世話をさせ、 仮面の男は色褪せた作務衣のまま屋敷内をウロウロとする。*]
(7) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[心地よい音。 内容は耳に入るか入らないかをさまよった。
ヒュッと息が止まる瞬間。 常人が聞き取ることはほぼ不可能に近い風音を聞き取る。視線の位置はわからないが。飲む息を紡ぐ口の位置を理解した。
ー睡眠薬のたっぷり吸い込ませた布は彼女の口元へ。
小柄であれど身構えていない一回り小さい彼女を抑えつけることは雑作ないだろう。
力がぬければ、そのまま部屋の寝台へと運び込んだ 。]
(+12) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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……?
[硬質な音が閉まる音に似ている。]
それで、ここで何をして欲しい?
[声色に苛立ちが滲み始めるのは意図が読めないからだろう。 ちらりと、脳裏を過るのはレコードだったかもしれない。]
(+13) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[僕のすべてを彩る音。
僕から“水晶“を奪って。 僕から“肉親“を奪って。 僕から“普通“を奪い去った。
棄てられたのなら棄てられなければいい。 棄てられたくないなら手に入れればいい。]
(-6) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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愛しい貴方を失したくないから。
(-7) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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――お前だったのか? 金が欲しいなら――……。
[既に遅い。 意識は瞬時に彼方へ飛ぶ。 後は覚醒するまで男のなすがままになるだろう。]
(+14) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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/* 私の思いこみか。 確証バイアスって事ね。
(-8) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[>>+6奥まで入っていたものが、ずるりと抜ける。 背筋がぞくぞくと震えて、脳髄から痺れていく。 身構えるより前にまた奥まで貫かれ。 その度に、抑えることを知らない嬌声が響く。]
ん、んぅっ、はる! は…るぅっ!
[同じ『はる』のついた名前。 長い時間を表す『遥』、四季のひとつを表す『春文』。 店の名前の意味を、まだ弟には教えていないけれど。 『はる』と、何度も呼んで抱きついて。
擦れる、繋がった場所が痛くても、 涙は溢れて止まらなくても、 声を上げすぎて喉が嗄れはじめても、 鍛えられた弟の背に、服の上から爪を立てながら。]
あっ、ァ る、はるッ! だめぇ、あっ…も、もう!!
[俺の中で暴れている弟に急かされて。 既に限界は目の前で明滅を繰り返している。]
(+15) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[刺激を与える為に触れるのは久し振りだった。
声を押さえる為に唇を噛んでいたが、 いよいよ内腿が震え出すと漏れてしまう。]
ぁ、 はぁ……
[眉を寄せ、女のように高い声。
くっそ。男なら、女のこーいう声に反応するだろ? ほら、スカートだってぎりぎりまで捲ってやるよ。
生脚を拝ませてやるよ!]
……んっ
(8) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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何を――……。
[こいつは私に何を視ているのだろうか。 囁かれた言葉に困惑の色と言葉が滲む前に色は闇へ溶け消えた**]
(+16) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[熱量が海琉の中で増していくのが、手を取るように分かる。 繋げた身体は、体温どころか脈までも鮮明に聞いた。>>3:+152
正気を幾度も掴み損ねる彼に、生温い吐息が触れる。 耳裏に、首筋に、肩に―――右翼に。 焼け付いたばかりの熱傷に唇で触れ、舌で舐めあげた。 痛みに痙攣し、のたうつ甘さを愉しんでいく。]
何を厭おうよ、海琉。 こんなにも感じ入っていると言うのに、 ―――お前は何を否定するかね。
[こんなに明らかな事実だと、真実だと言うのに。 謳うに似る低い声が、音階を上げ行く嬌声に重なる。
泣きながら、裏切りと罪に染まった片翼の色は、腹の劫火を一層猛らせた。 抵抗を無慈悲に浸潤し、海琉の若い精を押し出すように一打。
同時に、達したことを意味する収斂に絡めとられ、男は奥歯を浅く噛んだ。 頂に押し上げる熱が脳裏に火花を散らす。]
(+17) 2014/04/19(Sat) 01時頃
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[何か、聞こえた気がした。
否、聞こえなかった訳がない。
寝台に寝かせれば暫く起きないであろう身体を横たえ腕を寝台の柱に縛り付け、右足は寝台の足へとくくりつける。
色の世界は薄暗く、結び目は容赦する事ができず固くなりすぎたかもしれないが気付くことはない。]
嗚呼、お休み。 また鳴く日まで。綺麗に啼いて?
[吐息を聞きながら傍で目を閉じる。 息すら愛おしくて聴覚は覚醒したまま。
だけど、やっぱり、それだけじゃあ物足りない**]
(+18) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[けれど、警官の姿はない。 離れた所にある檻の、雄の声と嫌な音が聞こえる程度。
虚しさと、寂しさと、抗えない熱情と。]
………
[手の甲にべとりと着いた白をぼんやりと見下ろす。]
2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[―――甲高い声。>>3:+153 罪を背負い、罰に喘ぐ愛しい声。 背中に押し付けられた烙印は、彼の背中から身の内側を、心までに及んで侵食する。 父が夢に見るほど、ずっと昔から探し続けていた赤い鳥。
自らの欲望で、友の身体を穢させて、上塗る罪。 凭れる息子の自重を受け止めつつ、指先は膝裏へと掛かった。
悠斗の体躯より、精に濡れた屹立を引きずり出し、 両足を開脚させて、指を己の納まる窄まりに添わせる。 筝を爪弾くように、伸びた襞を指腹で慰め、既に限界を迎えているだろう許容に強いる。
長い指の爪先を引っ掛け、緩やかに引けば、空気がもぐりこむだけの隙間が出来上がる。]
(+19) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[視線を起こし、友に犯され、孤独を遠ざける青年を見た。 拡張した孔は、ひくり、ひくりと甘い痙攣を繰り返し、 男の猛々しい欲が、内壁に懐いていた。]
―――悠斗、
[傲慢な男の誘い、潤沢を示す欲。 口角が、三日月如く撓り、微笑を向けた。>>+9]
おいで、孤独を忘れさせてあげよう。 ――――もう、二度と、お前が一人で泣くことはない。
[息を上げる息子の秘所へ、誘う二つ目の欲望。 彼に選ばせ、彼に与える。
指が海琉の後孔を浅く撫でて回し、空気が気泡を生んで、肉の緋色が良く映えた。 白濁に濡れて、股を汚す卑猥な光景は、異常な空気に良く溶け込む。
―――甘い毒は、彼に孤独を許さない。]
(+20) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[けれど、警官の姿はない。 離れた所にある檻の、雄の声と嫌な音が聞こえる程度。
虚しさと、寂しさと、抗えない熱情と。]
………
[掌にべとりと着いた白をぼんやりと見下ろす。 虚しさは増々募る。
証拠隠滅だと、躊躇いの後に舐めて腹の内に収めた。]
(9) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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………なに、やってるんの…………
[自己嫌悪の溜め息。 そうして、きょろと周囲を窺う。]
………よかった。 ……………オリベが居ない。
[男であるとばれるばれないは別にしても。 何故だか彼には知られたくない――と、 思ってしまった。]
(10) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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やべえやろうとしたこと被ったっぽい…? どうすっかな……
(-9) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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私だって千里先生のオナニーショウが見たいんです
(-10) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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(どどやっ
(-11) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[>>6足音が聞こえても、名を呼ばれても、身体は動かなかった。 表面張力ぎりぎりに保たれていた感情が溢れてしまって、ほとんど声は耳に入らずに。 落ち着くようにとかけられた声も、よく理解できなかったが、促され、反射的にのろのろと歩き始める]
………。
[猫の死体で悲鳴をあげるようなタマじゃない。 ただ、短い期間に色々なことが、ありすぎて。 頭がどうにかなりそうだ。
ソファに座らされ、暫く静かに無言でいたが。 やがて、がり、がり、と音を立てて、血が出そうなほどに強く、髪をかきむしり始めた]
なんだよ、ほんとに、 なにがした、なにがしたいっていうんだよ、 たのむ、から、もう、
[揺れる瞳で、白昼夢でもみてるように譫言を]
(11) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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/* お医者さんたちはちゃんとやんでれだなー。 さすがだなー。
そしてお医者さんのログはとても読みやすくて好き。 色んなものが把握しやすくて目が滑らない!
でもはるはやらん俺のだ(ふふーり)
(-12) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[>>+15しがみつく兄の爪が背に赫い痕を残す、 そんな痛みも愛おしいもの。 答えるように抱きしめて打ち付けて、 ぐちゅぐちゅになった結合部から泡立つものが溢れて 今夜はこの布団は使えないかもしれない事になる。 そうしたら、俺の部屋で寝ればいい]
も、……いいよ。 我慢しないで、春さんの顔見せて。
[涙が止まらない目尻に唇を押し当てる、 ちろと舐めても留まるところを知らないそれは 春の訪れに溢れる雪解けの涙、なんて?]
俺も、出そう。
[兄の奥深くに吐き出したい、 これから毎晩そうやってしていったら 抱き合う前から尻が疼く淫乱になるだろうか?]
(+21) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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………千里先生、落ち着いて。 あれは先生がやったものでは無いですよね? 夕べおっしゃっていた噂と、なにか関係があるんですか?
[がりがりがり、 病的に頭を掻く医師の挙動に、不安の色を乗せて。 ああ、悪くない。
面影こそそのまま残しているのにも関わらず、 あんなに自信に満ち溢れた大学の時の姿は、今此処にはない。
男の手によって傷つけられ、苦しんでいるその様に。 男のした事だけに頭を悩ませているその姿に。
今、彼の中には確かに自分が存在している。 きっと、世界中の誰よりも、自分だけが彼を蝕んでいる。]
大丈夫です、……落ち着いて。 先生、大丈夫です。
[カウンセラーのように語りかける内心で。 研究施設で実験体にした鼠と彼を重ね合わせる。
こんなに可哀想で愛おしい彼を、メスで切り開いたら――]
(12) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[ 明美よりも、もっと綺麗なのではないか。 ]
(*0) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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[探究心と、欲望と、狂気。
それらすべてをひた隠して、髪を掻く千里の手に自分のそれを重ねる。]
大丈夫、……私が力になりますよ。 私が……
私がついてますから、千里先生。
[払われてしまうだろうか。 それでも、彼を傷つけていいのは己だけだという感情が、 自身を傷つけようとするその手の動きを止めようとする。]
(-13) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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こいつ自ら失うルートへ一直線しようとしてる… あかんやつや
(-14) 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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――…ぁ……おじ、ちゃ……
[ぼんやりと、男の声を聞く>>+20 自分の名が、呼ばれている おいでと、呼んでいる
ふら、とまるで親を求める幼子に還ったように軋む身体を起こして
――その声の元へと身体を傾けた]
…一人は、いやだ……
[ぽろりと涙と共に零れる言葉は、ずっと抱えていたもの]
一人は、寂しい …忘れさせて、くれるの?
[ねぇどうすればいい? どうすれば――忘れさせて……くれる?
選び方を――]
教えて。お願い……
[虚ろな心に染みた毒は、確実に理性と思考を奪っていった]
(+22) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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[強く依存するような薬でもない。 睨みを利かせた箱の中。
それでも。
他の誰かの手になど落ちてくれるなと。 己の籠以外に、捕らわれてくれるなと。
焦燥まじりの想像は、ほろ苦いまま。 煙管から吸い込んだ煙を口の中で転がして、吐き出す。**]
(13) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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[どんな顔で、欲望に耐えているのか。
身の内から蝕まれ、 外から抱かれ、 早くこの手の色に染まればいい。]
(-15) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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どっちが医者なのか()
(-16) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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[冷めるはずの、消えるはずの熱が――…消えずに俺の中に残る。
馬鹿野郎、これ以上……。]
………オリベは、まだ? はやく、呼んで――――
あき、つ……
[助けろよ。なぁ……。 本屋まで連れて行ってくれたように。 星宮の家まで連れて行ってくれたように。 酔っ払いから引き剥がしてくれたように。
なぁ。……なぁ。]
(14) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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[>>+21ぎゅう、と抱きついて。 かわりに抱き締め返されて。 重い罪もわからずにどこかが満たされていく。 これもこの不思議な熱が治まれば、冷めてしまうのだろうか。 醒めて、しまうのだろうか。
溢れる体液はいやらしい水音を立てて。 俺のものから溢れ、中を掻き回すはるのものからも溢れ。 清潔な布団が、性の匂いを充満させていく。]
ッ、ふぁあ っ! はるぅっ、…は、る ぅっ!
[唇の感触に、ぎゅうと自分の唇を噛んだ。 してしまおうかと、動きかけたけれど。 口付けなんて、まさか、出来るわけがなくて。 雪解けの涙はぱらぱらと、直ぐに花吹雪に変わる。]
出し、て… はるっ、んぁっあ! もうッ、ふあ あっ !
[後処理や中に出されたらどうなるかもわからないけれど。 びくりと震える内壁は痙攣と共に。 抜くことを許さず、搾り取るように蠢いた。 初めてでこうも激しければ、きっと調教するのも容易いだろう。]
あっ、んあっ、…―――!!!
[遥の耳を甘く噛んで、震える躯は再び。 白く濁った欲を何度も飛沫させた。]
(+23) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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[繰り返される、大丈夫という言葉にただ首を横に小さく振る。 急性の負荷に耐えようとして失敗した、泣き出しそうに乱れる呼吸。
正体不明のものから執拗に与えられる現象に、頭の処理がまったく追い付いていない。
理不尽だ、と譫言の合間に呟いた。 なんでこんなめに、とも呟いた。 まるで、本当に自分に落ち度がないと言いたげに]
っ……、あ?
[掻きむしるうちにどこかに引っ掻けたのか、血のついた指に、不意に温かさが触れる。 横に誰かいるという意識さえなかったのか、驚きの声と共に瞳が初めて鈴城をとらえる。
そうして、優しく落とされた言葉に、少しの沈黙の後。 悪夢から覚めたように、手から力が抜ける。
片手で目元を覆い、小さく呻いて]
わ、るい。ちょっと、錯乱してた、な。 ありがと……
[震える声で、メッキがほとんどない口調で礼をいい。 それでも、自分の身に起こった出来事のすべては、自ら話す気はなかった]
(15) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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佐だ。
[言い聞かせる声は柔らかくも強い。>>+22 彼を他人と線引きの向こう側に押しやらず、寧ろ彼を引き寄せる。 兄と渾名めいて呼んでいた名前、それに近づけるように。
悠斗の心が壊れていく。 孤独と言う小さな罅を張り巡らせて、用意した籠。 もう、彼は孤独の家に帰れない。
胸を爽やかな風が吹き抜けていく。 清々しささえ感じて、空の片腕を悠斗に伸ばした。 何も知らぬはこの少年も同じこと。 あの母と同じ血を持ちながら、清らかな肉体。
男としての性も知らぬだろう。 子の作り方を知っていれば御の字だ。 そんな彼に、誘うのは、海琉の後孔。
男に抱かれ、女も抱けぬ。 悠斗の体を、心を蝕んで、喉が揺れた。]
―――…簡単なことだ。 海琉を悦ろこばせてやれば良いのだよ。
[その言葉に、既に許容を超えているだろう息子は怯えたかもしれない。 だが、父は何一つ許さなかった。 指背で悠斗の頬を撫で、その腰を抱き寄せる。
兄と慕うほどに親しい友を犯せと、甘い瞳が強制していた。**]
(+24) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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[早く迎えに来てと願っても。
こんな、顔を見せる訳にはいかない。
こんな、こんな……手招く蝶のような、顔なんて。]
………っ
[小さな呻き声が、やけに響くようで。 死んでしまいたい――――――――と、ぼんやり思ってしまった。**]
(16) 2014/04/19(Sat) 02時頃
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/* お医者さん、驚くべきイージーキャラだと思うんだ。 誰が何しても堕ちる(確信
(-17) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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……ほら、頭皮を傷つけてしまった。 [爪に残る朱色を見て、眉を寄せた。>>15 弱り果てた気を落ち着かせる為に、その頭を撫でる。 子供の頭部でも撫でるような手つきで、哀を含んだ苦笑を向け。 漸く交わされた視線に、彼だけを眸の中へ写しこんだ。]
構いませんよ。 大丈夫です、先生。
一時的なパニックかと思いますが、…安定剤も必要そうであれば。 [暫く指を差し込んで髪を梳いていたが、手を離す。 男の手にも、彼の血液が付着してしまった。]
何があったのかは存ぜませんが……、 先生が話したくないのなら、無理には聞きませんよ。
なにか温かいものでも飲まれますか?
[家で緑茶なら沸かしてますが、と意を確かめる。]
(17) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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[>>+23本当は口付けたかった、けれど。 実の弟に犯されて喜ぶ兄ではないはずだから せめてものかわりに、この味を覚えこむ]
出して、なんて。 本当にいやらしいな。
[言われなくてももう限界で、 耳朶をあまく噛む痛みに背をぶるりと震わせた。 最奥まで打ち込んだところで、絶頂を迎えると 欲の塊を兄の中へと注ぎこむ。 どんな女や男を抱いた時よりも満ちる心、 しかし一度この味を知ってしまったら もう我慢していることなんて、出来ないのだから。 媚薬の効果がなくなっても兄を求めるだろう。 素面の兄がどうしようと、無理にでも犯すつもりで 僅かな赤が混じる白ごと体内から役目を終えた雄を引き抜いた]
春さんはまだ足りないかもね。 もっと、欲しい?
[その声で、求めて欲しいとねだるように**]
(+25) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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― ―
[浮気を指摘した時、女はひどく動揺していた。 違う、と否定する声はそうだ、と物語っている。
男は一歩、距離を詰めた。
関係を持ったことも、裏切ったことも。 彼女の心さえ此処にあれば、赦せたのに。]
捨てないでくれ、
[心が欲しい。 あの日の、優しい春の日に出会った娘は、 華やいだ笑顔ではなく、引きつった顔で此方を視ていた。]
(*1) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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愛しているんだ。 あんたを、ずっと、愛しているんですよ。
[此処に或る私の心を、棄てないでほしい。 身体を開いても、どうか。その心だけは
狂気に灯る瞳に、女は後退る。
一歩、距離を詰める度に、 一歩、距離が開いた。
それが答えだというように、1センチも縮まない。]
(*2) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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[ 、 ぐら、]
(*3) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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[男を見上げたまま、後退していく女の足は階段を踏み外した。 手を伸ばす、資料の紙を手繰り寄せた時、触れた指。
伸ばしても、空気を掻くだけだった。
階段を揺らす振動、大きな物音。 床で倒れている妻を呼んでも、返事は返って来ない。 こんなに、こんなに、私だけが貴女を誰よりも必要としているのに]
どうして……、応えてくれないんですか。
[鳥のように澄んだ声で、謳ってくださいよ。 花のように柔らかな色で、笑ってくださいよ。
頭から流れる血液は、階段にも痕を残して床上へ広がる。]
(*4) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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繋ぎ留めなくては………。
[遠くへ行こうとする女房の身体を抱いて。 地下室へ連れてゆく。
魂を、彼女を遠くへやってはいけない。 彼女の魂を、永遠に繋ぎとめなくてはいけない。
脳を掻き出し、臓物を抉り出し、血を奪った。
三ヶ月以上の時を乾燥で過ごさせて、故郷に残る風習を試した。
毎日、話しかけた。 毎日、髪をといてやった。
毎日、愛してやった。
毎日毎日、傍にいたのに。 もう謳わない、もう笑わない妻を見て、失敗したのだと悟る 鰹節のような臭いを纏う、枯れた妻は、すべてと共に逃げたのだ*]
(*5) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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佐取のおっさんは、一人豪華なソファ(真紅のべるべっと)に座りながら葉巻のおかずに息子らがにゃんにゃんしてるのを眺めつつぶらんでーを飲んでそうだよね。
(-18) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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よく日本で腐らずにミイラ化したなあ。
(-19) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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/* 死なないけどね!
くぅぅ、くぅぅ! アキツ!アキツ! 早くはやく、俺を抱い(そんなこと、言いません (ごろもだ)
(-20) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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緑茶沸かすって日本語破壊されてるな。 そうです、ねむいんです。
(-21) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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[>>17髪を撫でられ、ガキじゃないんだからと思いはしたし、触られることへの嫌悪がなかったと言えば嘘になるが、それでも抵抗はせずに。 髪を梳かれるままにされながら、鈴城をじっとみる。 落とされる砂糖菓子にくるまれたような言葉たちの羅列に、不思議そうに瞬きをした]
……お前はいつも、優しい
[理解不能である。精神疾患を疑うほどに。
やがて手が離れ、かけられる労りの言葉に、小さく頷く]
ここに、居たくない。 お前の家行く……
[だがもう少しだけ待て。 気が抜けたせいで力も抜けて、今は立てん。
やがて立ち上がるのは、緑茶はが少しぬるまったころ]
2014/04/19(Sat) 02時半頃
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[>>+25躯の中に吐き出されるあついもの。 体の奥に反響する弟の声。 中を穿つ熱や、目尻に感じる唇まで。 鮮明で、鮮烈で、強く強く刻まれる。
痛い、いたい、いたいのは、どこが?]
ふ、あ… はぁっ… はあ…んっ
[びくびくと、中に性を吐き出される快楽を知る。 くたりと力は入らなくなるのに、まだ躯は満足していないようで。 俺は本当に淫乱なんだと、熱く甘ったるい息を吐く。 引き抜かれる弟のそれに、寂しげな声が落ちて行く。 堕ちていく。]
ん、…はるぅ… もっと、ほし… おねがい…
[腰をくねらせて、誘うように。]
はるが、欲しい…もっと…
[夕陽が訪れて、沈むまで。 意識が飛んでしまうまで。 俺のことを、もっともっと。 愛して、突いて、壊して、犯してくれるんだろう?
欲に濡れた瞳で見つめて、ふよりと笑った**]
(+26) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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[>>17髪を撫でられ、ガキじゃないんだからと思いはしたし、まだ触られることへの抵抗感がなかったと言えば嘘になる。 だが、それでも反発はなかった。
髪を梳かれるままにされながら、鈴城をじっとみる。 彼から落とされる砂糖菓子にくるまれたような言葉たちの羅列に、不思議そうな顔をして、言葉を選ぶように呟いた]
……お前はいつも、優しい
[理解不能である。精神疾患を疑うほどに。 そんなひねくれたことを思うが、相手への嘲りや嫌悪はなく。 ただ、されるがままに、
やがて手と温もりが離れ。 かけられる労りの言葉に、さほど迷わずに小さく主張する]
……ここに、居たくない。 お前の家行く……
[だがもう少しだけ待て。 気が抜けたせいで力も抜けて、今は立てん。 そう声にすることはないが、無言で視線で訴える。
やがて立ち上がれる頃には、緑茶は少しぬるくなっていたか]
(18) 2014/04/19(Sat) 02時半頃
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/* 鈴城のおくさーん!
何だろうな。今回のもちさんのキャラは割と好みだったりする。 特に赤? (秘話以外しか見てないけど)
(-22) 2014/04/19(Sat) 03時頃
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そうでしょうか。 先生の苦しむ顔を視ていると、なんだか辛いんです。
優しくしたいのは、おかしいんでしょうか。
[穏やかな声で呟いたのは、嘘だ。>>18 不安に囚われる様も、その心を覆っているのが自分という存在ならば 視ている、自分だけが彼を侵食しているのだと、倖せを得る。 奇妙なものを前にしたような視線に、なにかついてますかと苦笑を。
最後の言葉は、問う響きを持たずにすとんと落ちた。 恋しい人を愛でることを、好まない男など居ないだろうに。 なるべく子供を撫でるようにしていた手つきも、 髪を梳いてしまえば、慈しみが漏れてしまわないかと不安だった。
男は秘密を抱えている。 外気に触れない所で、誰にも告げられない哀しみを飼っていた。 それは、土の中で埋まっていても、呼吸すらしない。]
(19) 2014/04/19(Sat) 03時頃
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解りました。 先生が戻りたいと思うまで、居て下さって構いません。 どうせ、一人で過ごすには広い空間ですから。
私も、今の先生を放ってはおけませんよ。
[移動を待てと告げる言葉に頷く。 飾り気を取り払ったその口調は、常と比べて粗さもあるが 心を少しでも預けてくれているのだと、嬉しさを覚えるもの。
お待ちします、と彼の隣に座ったまま目を細める。 男だけが彼を傷つけて、男だけが彼を支える。 それはなんて、倖せな時間なのだと。 言葉を紡がなくても、隣に居る温度が、倖せだった。]
(20) 2014/04/19(Sat) 03時頃
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頼ってください。 私でよければ、幾らでも。
私が先生にできる事なら………。
[空気を縫うように、小声で告げた言葉は。 縋っていいと告げているのに、此方が手を伸ばしているようで。
家へ行く事を望まれたことが、じわりと心を満たしてゆく。]
(-23) 2014/04/19(Sat) 03時頃
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[湯もすっかり冷めてしまった頃合に、 漸くソファから腰をあげることになったか。
どうせ休みですから、と二階へ上がって貰うのを勧める。 布団もきちんと二つあるし、休むのも自由にどうぞと告げて。
湯呑を二つ盆へ乗せて階段を上がる時、階下の床を見下ろした。 幻影のように其処で寝ていた妻は、今は居ない**]
(21) 2014/04/19(Sat) 03時頃
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( 私を、どうか私を。 貴方の心の中に、置いてくださいよ。
ねえ、どうか。 千里先生 **)
(*6) 2014/04/19(Sat) 03時頃
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― 『花時堂』と『手紙』と『時計』 ―
[この店ができたのは、幾分と前の話になる。 店主はのんびりとした、時枝の家の長男だ。
彼には、小さな小さな夢があった。
例えばひとつめは『詩人になる』という夢。 けれど、残念なことに彼には才がなく。 雑誌や編集社に投稿しても、些細な賞ひとつ取れた試しはない。 だから夢を諦めて、道を変えた。 自分で作り出せないのならと、詩集に囲まれる生活を選んだ。 本に囲まれる生活の中。 それでも朝早く起きて、美しく思う日本の言葉で。 和綴じ本に、諦めきれずに詩を綴った。
例えばふたつめは『いい兄になる』という夢。 けれど残念なことに彼の弟は、彼を避けるようにして家を出てしまった。 店を構えると決めた時、既に弟は傍になく。 だからせめてと、店の名前に意味を込めた。
知るのは長らく傍にいた、親友と呼べる者くらいだろう。 当時、彼は笑って親友に謂った。]
(+27) 2014/04/19(Sat) 04時頃
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『花時』は、桜の花が咲く頃って意味なんだ。
『桜が咲く』のは、春でしょう? 俺が春文だから。
それに、『頃』は時間を表す言葉で。 弟の遥のことなんです。
『花時』の『花』は俺で。 『花時』の『時』は遥。
遥は俺のこと嫌いみたいだけど。
俺は、大好きなんですよ。
可愛い、大事な、弟なんだ。
(+28) 2014/04/19(Sat) 04時頃
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[無事でいるかな。 苛められたりしてないかな。 泣いてないかな。 怪我や病気してないかな。 きっと親友の耳にはたこが出来るくらい、そんな心配事を漏らした。 親友が自分の息子を語る時のように、弟のことをいつだって口にした。 ふわふわと綿毛のような笑顔で、遥、はるかと繰り返し。
手紙でも書けばいいと思いはしたけれど。 捨ててしまわれたら? 返事が来なければ? そう思って、ずっと書けなかった。
書けたのは、弟の演習中の事故の報せが届いてから。]
『花時堂という本屋に、今は俺一人で住んでいます。 遥さえよければ、一緒に暮らしませんか? これからは俺が守るから。』
[書いてから、まるで結婚でも申し込んでいるように思えて。 あほかと、結局その手紙は出すこともできず。 部屋のどこかに隠したまま、何ヵ月の時の流れに埋もれてしまった。]
(+29) 2014/04/19(Sat) 04時頃
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そして、例えばみっつめは『懐中時計を買う』という夢。
あれは親友のところで見つけて。 一目惚れというやつだった、一目でこれだと思った。 けれど残念なことに、その値段は計り知れない破格。 一般庶民の、しかも小さな本屋の店主には到底手の届かない品物。 それなのに。 ひとつめの夢のように、諦めてしまえばいいものを。 彼は親友と約束し、その夢を諦めようとはしなかった。
あれでなくてはいけないのだ。 あれであることに意味があるのだ。
そして、あれを渡すのは――――……]
(+30) 2014/04/19(Sat) 04時頃
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― 自室 ―
んっあ、はるっ…あンッ、は、るぅ …ッ!
[今日だけで一体何度呼んだだろう。 可愛い、大事な弟に抱かれながら。 ぽろぽろと止めどなく、涙が落ちる。
躯を這い回る快楽は、甘い毒のようなのに。 痛い、いたい、いたいのは、切れた皮膚じゃなく。 どこだろう、もっともっと、体の奥。
だから、痛みを感じないくらい、激しく。]
はるっ、はるぅっ! ン…んぅっ、もっと、もっとぉ…っ!!
[奥まで、熱いものをたくさん、注ぎ込んで**]
(+31) 2014/04/19(Sat) 04時半頃
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『夕餉を、持ってきました。 薬膳粥が口に合うと良いのですが。』
[ふぅふぅと粥の熱を冷まし、少年は匙を口元に運ぶ。 無事に食べてくれたなら、ふうわり微笑み。
澪の頬に手を充て、やはりふうわりと微笑むのだ。]
(-24) 2014/04/19(Sat) 04時半頃
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[食後の茶を運び、庭に面した障子を開ける。]
『ご覧ください、澪お嬢さん。 とても月が綺麗ですよ。
まあるく輝いていて、見事です。』
[瞬きせずにじいと見詰め。はにかむ。]
(-25) 2014/04/19(Sat) 04時半頃
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[月光に照らされた顔が、苦悶の表情に変わる。
苦しげに襟を掴み、口を抑えたもう片方の手から鮮やかな赤が零れ落ちた。]
――――…っ
[澪の方へと伸ばした手。]
(-26) 2014/04/19(Sat) 04時半頃
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[赤い赤い血をながしながら、少年は息を引き取った。
赤い赤い血の池に、どこかからか、赤い花弁が舞い落ちた。 銀蓮花の―――…花が。**]
(-27) 2014/04/19(Sat) 04時半頃
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/* 正直な事をいうと……この村怖い。(甘く見過ぎてた) 気が抜けそうな時にログを見るとぞわっと恐怖感が湧き上がる。 で、それを抑えこむために気合を入れなおして描写すると余計に佐倉が強くなるパターン。
(-28) 2014/04/19(Sat) 06時頃
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/* 告発ついでに、もう一つ書くと 佐取さんが私の父親に似てて、絡むと中身のヘイトが描写乗ったりする事がある。
(-29) 2014/04/19(Sat) 07時頃
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/* 告発って。告白だよ。(GoogleIMEを殴った)
(-30) 2014/04/19(Sat) 07時半頃
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/* 繊細な感情描写するとCにPが引っ張られてメンタルコンディションが悪化する人なんだけど(こういった村だと特に危険)皆はどうなんだろう。
(-31) 2014/04/19(Sat) 08時頃
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/* あと、名家バリアー(仮)があると、社会的弱者がストーカー側だと襲いづらいと思って強引に放り投げたけど……よけいな配慮だった、かな?(村建ての負担増えるし)
(-32) 2014/04/19(Sat) 08時頃
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/* あと、さっさと絞って、その人と絡みにいくべきだったな。 ストーカー陣と幅広くからみにいきたいと思ったら、絵に書いたような半端な絡みになった。
(-33) 2014/04/19(Sat) 08時半頃
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[目の前の幼馴染の欲に濡れた高い声>>+10が脳を犯す。 父が言うように、この行為に悦んでいるように感じて。 その声を出させているのが自分なのかと思うと背筋にゾクリとした感覚が這い上がる。
己の欲を放ったのと同時に腹の中に感じる熱いドロリとした物に、父と同時に達したのを感じた。>>+17
父が、幼馴染が、己の体で悦んでいるのか。 非道徳的な事だというのに、その事実に無意識だけれどほんのりと口角が上がった気がした。]
んぁ…
[父の手によりズルリと悠斗の中から取り出される感触にも僅かに声が上がる。 そのまま流れるように足を開かされれば、羞恥で顔が染まる。 これでは幼馴染に父と繋がっている事も、己の汚い欲も丸見えだろう。 しかし初めての行為にすでに体に力は入らなく抵抗なんてできなかった。]
(+32) 2014/04/19(Sat) 08時半頃
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ひぅ… や…おやじ、も…無理…。
[行為が終わったと思っても、父の手はまだ己の後孔を撫でる。>>+20 イったばかりの体はそんな些細な行為でもビクリと震える。 しかし、これ以上は体が持たない。 そう伝えようと父を見上げるがその瞳は欲に濡れていて。]
(+33) 2014/04/19(Sat) 08時半頃
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[もう疲れたのだ。 体を酷使する事も抵抗する事も、考える事すら。
なのに、父が幼馴染を呼ぶ。 こちらへおいでと。
近寄る幼馴染をぼんやりと見つめる。 独りは嫌だと涙を流すその姿>>+22に抱きしめて、一人じゃないと伝えたいのに疲れた体ではいうことが聞かなくて。
あぁ、でも父の提案はなんて―]
や…無理、だから…っ
[ひっと引きつった悲鳴が上がる。 父を受け入れているこの状況で悠斗まで? そんなの無理だ。 入るわけないじゃないか。 逃げたいのに、すでに自分は二人に挟まれてて逃げる隙間なんてない。
いや、きっと父に捕らえられた時から逃げる事なんて不可能だったけれど。
無理だと、勘弁してくれと、そんな思いで首を横に振ることしか今の自分には出来ない。]
(+34) 2014/04/19(Sat) 08時半頃
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大学生 カイルは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 08時半頃
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/* つまり二輪刺しってこと…だよね?
(-34) 2014/04/19(Sat) 09時頃
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― 何処までも続く反省 ―
モガという名のサムライガールになってしまった感が多々ある。 葉巻と奥さんが上手く拾えなかったのは申し訳ない。
(-35) 2014/04/19(Sat) 09時頃
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これ監禁に運ぶなら地下室が見つかるしかねーかな。 やっぱ正体隠して~は難しい気がしてきた
隣人でも満足してしまうような欲薄さ
(-36) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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>>+28 兄さんがおされすぎる。 春文×遥ってことですか。
(-37) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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そろそろ俺は春さんの愛がでかすぎて何しても受け止められてしまう事実を認めるべき。ヤンデレ殺しやで……ほんま。 もっと、なんかせねば。
(-38) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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や、確かにヤンデレしてるのにスルーとかフラグへし折りとかはされてみたかった(したかった)けれどもな。 兄さん……手強い相手だ。がんばろ。
(-39) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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―星野家:夜―
……はむっ……
[恭に起こされ粥を口に運ぶ>>7 薩摩芋と粥の甘さが口に広がり微笑んだ]
ごちそうさまでした。美味しかったですわ ……あの?
[食べ終わり微笑むと頬に手をあてられ首を傾げた]
(22) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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[その後食後のお茶が運ばれじっと見つめていると 恭が障子が開け月が綺麗だという]
……そうですね。とても綺麗です
[丸く輝く月はどこか不気味だと思うのは私だけなのかと思っていたそんな時だったろうか]
(23) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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……っ、誰か!
[恭が苦悶の表情になり倒れたのは 彼の口から、それを押さえた手からアカがこぼれ落ちる
伸ばされる手と紅いあかい血の池に それまた赤い花弁が
彼女の好きな赤い花の花弁が落ちたことに気づかないまま*]
(24) 2014/04/19(Sat) 10時頃
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[背筋を這い上がった悦を触覚で追いかけ、耳の直ぐ下に口付けた。 堕ちていく息子を喜ぶように、交わり行く両翼を歓迎するように。
海琉の中に解き放たれた白濁は、かつて彼を造り上げたもの。 暇と不足を模造品で埋めていたあの頃とは違う。 性腺に浴びせる飛沫が、終わらぬ円環を示す。>>+32
海琉の微笑を視界の端で捉え―――、音もなく笑んだ。]
見せてやりなさい、海琉。 悠斗だけを除け者にするのかね、それは、宜しからぬ。
[密やかに煽るのは、彼の良心と情感。>>+33 まるで必要な儀式であるとでも言いたげに、 雄を飲み込んだ窄まりを悠斗の前に晒した。 潤んだ窪みに、更なる質量を予感させ、細まる神経を絡め取っていく。]
(+35) 2014/04/19(Sat) 10時半頃
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[達したばかりの若い身体に、加算される悦は辛いほどに響くだろう。 濡れた双眸に、うそつき。と甘く詰る言葉をかけて、悠斗に向かい首を伸ばした。
無理だ嫌だと海琉は囀る癖、既に拒絶が出来ないでいる。 海琉が本気で抵抗と否定をしたのなら、二者のどちらも失いかねない未来を予感をさせる。それは悠斗にも同じように与えられし業。>>+34 弱々しい拒絶は容易く踏み越えて、戻れない場所まで両翼を深く愛す。]
―――愛しているよ、私の小鳥。 もっと、――もっと、声を聞かせておくれ。 顔を見せ、心をおくれ。
[海琉の頚動脈の真上に口付けてから、肩越しに悠斗と唇を重ねた。 ほろ苦い息をそっと注ぎ、右翼の熱を左翼にも伝え。
息子を背後から抱いたまま、重なる唇が、もう一度低音を囁いた。]
―――おいで、永遠をあげよう。
(+36) 2014/04/19(Sat) 10時半頃
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/* 澪さん、色々気付かない、膨らまない仕様は、わざとなのかな……
(-40) 2014/04/19(Sat) 10時半頃
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|
/* CとDが事実上、同じかな。 と言う事は三択か。 監禁メインの方は今、地上にいるのだろうか?
(-41) 2014/04/19(Sat) 10時半頃
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[銀蓮花の赤花弁。 その下に重なる福寿草の赤花弁。]
[これが貴女の好きな花の生まれですよ。 貴女に恋をしたから、死んだのだと――――気付きませんか?
―――思い至りませんか?]
[悲しみに流す涙。 貴女の好きな、花ですよ。
貴女の願い、ですよ。**]
(-42) 2014/04/19(Sat) 11時頃
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―???―
[わからない、わかりたくない 知りたくない、どうしてそれが望みになるのか
思い至りたくない考えに ただ彼女は涙を流す、崩れ落ちる*]
(25) 2014/04/19(Sat) 11時半頃
|
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[緑茶一杯の間だけでも避難したい気持ちから漏れた言葉に対する返事は、あまりにも出来すぎていた>>20 完全に頼りきるにはまだ躊躇いがあるが、目の前に並べられた恐怖と親切に、手を伸ばさずにはいられずに。
優しく落とされる囁きを間違っても手放さないようにと、彼の服の裾を掴んでいた]
(26) 2014/04/19(Sat) 12時頃
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……ちょっと、顔洗って、いく…
[やがて、漸く立ち上がるころ。 一旦、重い足取りで鈴城から離れる。 付いてこようとされれば、首を振って、固辞して。
血の落ちる厠へと戻ったのは、封筒の存在があったから。 始めのとき以来、封筒に写真が入ることはなかったが、万が一という話もある。 なるべく、周りの光景を見ないようにしながら、床で白く浮かび上がる封筒を手にする。 封を切ってみたが、そこには便箋に一文字、「て」と書いてあるだけで、それだけでは意味は悟れない。 嫌な予感がしながらも、相手からの手紙の内容がなにを言いたいのか、確かめずにはいられず。 未開封のままポケットに押し込んでいた、前回の封筒を引きずり出す]
……っ、
[ひく、と頬が引きつり、床に落ちていた写真の切れ端をポケットへ突っ込んで、鈴城の元へ早足で戻った。 くしゃりと潰れた、前回の便箋には、一言、「み」とだけ]
(27) 2014/04/19(Sat) 12時頃
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[薬局の二階に上がり込み、ようやっと落ち着いて息を吐く。
眠たくはないはずなのだが、緊張の糸が切れたのか、知らぬ間に少しうとうとしていた**]
(28) 2014/04/19(Sat) 12時頃
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[>>+26薬の効果とは理解していても兄の求める声は それだけで自分にとっての媚薬になる。 もっとといわれれば果てるまで付き合うつもりだし、 足りなければ……まあなんとかしよう]
すっかり欲しがりになって。 揺れてるよ、腰が。
[いやらしい兄の姿に欲はすぐ戻る、 しかし今度は少し焦らしたくて。 これも、求める兄の声が聞きたいから仕方ない]
おねだりするときは、 どこになにをってわかるようにな? 言えよ春さん。
[抱き潰して壊したら俺だけを見るようになる?兄さん**]
(+37) 2014/04/19(Sat) 12時半頃
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― ― [夢で。
そう言った夜をひどく遠く感じる。]
「 」
[呼んだ声に、くるりと振り返った蝶々を腕に閉じ込める。
そこで目が覚めた。*]
(29) 2014/04/19(Sat) 13時半頃
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[>>+37欲しいとねだっても直ぐにはくれなくて。 それでも躯を焼くような欲望ははやく、もっとと疼く。]
だって、欲し…っ
[揺れていると謂われたら、羞恥に顔が赤く染まる。 けれど止められるはずもなくて。]
おねだり…、んぅ … はる、…の を、俺の に…
[なんて謂えばいいのか。 卑猥な言葉を唇が紡げなくて。 中抜けの声が、弱々しく。]
(+38) 2014/04/19(Sat) 13時半頃
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― 少し前・診療所 ―
[裾をしっかりと掴む手に、首を縦に振る。>>26 何もかもが怖いほど思い通りに向かっていた。 彼の心に巣食う魔物には遠かった己という存在が 今や毒であり、薬であるのだ。
顔を洗う間はついて行くのは控えた。>>27
手紙はあと二通。 地下室に準備だけしてあるが、もしかしたら必要も無いのかも知れない 鞭を与えすぎると、「失敗」しそうな気もした。
二度同じミスをしてはならない。 余熱が冷めて医師がまた悪い事をし始めたら、 その時に使っても良い、とまで考えていた。*]
(30) 2014/04/19(Sat) 14時半頃
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― 夜・薬局二階 ―
[時間は既に夜を迎えていた。茶を出してそれから。 土産に貰った包も運び、食欲も少し出れば一緒に食べようかと。]
……おや。
[微睡みを迎えた医師の様子を横目に、ちゃぶ台へ包を置いて。 やはり固くなってしまった飯と、冷めても上手い副菜を半分程食べる。 残った分の器には、新聞紙をかけて。]
先生、寝てしまいましたか。
[二つあるうち、彼に貸す布団のひとつは妻が使っていたもの。 あれからも定期的に洗ったり日光干しもしていたから 埃臭い、ということは恐らくないだろう。]
(31) 2014/04/19(Sat) 14時半頃
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………。
[昨夜送った時も、彼を強い眠剤で眠らせた後も。 その唇を自分のそれで塞ぐことはできなかった。
勝手を体現したに等しい抱き方をしておきながら 奇妙な部分には義理立てる。
返事のない男の前髪を撫でながら、仄昏い視線を下ろす。]
このままずっと、ここに居てくれたら……。
[自分の住居に彼が居てくれる想像は、何度も描いたのに。 いざこうして存在を目の当たりにすると、欲すら生まれる。
どうしたら、その願いを叶えられるのだろう。
一番ほしいのは、身体ではなく心だった。 女房が_った後に漸くそれに気がついた。
この人のすべてがほしい、願望は深くなってゆく。]
(32) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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…………先生……千里先生…。
[隣人のままの距離で、視ているだけでも良いと思っていた。
どうして、人の欲は育ってしまうのだろう。 どうして、もっとを求めてしまうのだろう。]
………。
[眠る男の前髪を指で分け、唇を落とす。 視界の端。所有の証を刻んだ喉の朱。 付けた時よりも、ずっと黒ずんで……。*]
(-43) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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― 翌朝 ―
[隣の布団で眠る男の片腕は、布団の上から千里の身に預けられた。 布団をかけ直そうとして力尽きたような。
布地を握る指は、離すまいと力が篭ったまま**]
(33) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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―午後:街の外れ―
…………
[若い女が死んでいた。 長い黒髪の女だった。
靴を履いていない足は土に汚れていた。 男は傍らにしゃがみ込み、服を捲り、懐を探った。
肌は日焼けてはおらず、白い。
まるで、澪さんの様だ……と、男は笑い。 背負いの箪に仕舞った。**]
(*7) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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―??―
……フッ フッ みお、お嬢さん……
[草の上に広がる黒髪は、澪を思わせた。 若く白い肌は、澪を思わせた。
閉じた瞼は、眠る澪を思わせた。
丹念に口の中をねぶり、 澪の名を呼びながら、男は『澪』を抱いていた。**]
(-44) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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―星宮家―
[澪の人を呼ぶ声に応えたのは、仮面の男だった。]
どうか……これは、酷い。 澪お嬢さん、気を確かに……
[赤い血を吐いて息絶えている少年と澪を見比べ。]
………お嬢さん、あなたは何を………
[声に含むのは驚きと、戸惑い。 ずりと下がった足を、慎重に前に出して澪の肩を掴んだ。 そうして涙を拭ってやる。]
(34) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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ご安心下さい。私が、良い場所を知っています。
………さぁ。さぁ。 騒ぎが収まるまで、隠れていて下さい。
[この少年が死んだのは、貴女のせい……? 視線だけが問い掛ける。
声は落ち着かせるかのように、優しく。
隠れ場所の見当はつけてある。 先程佐倉の忍び込んだ蔵の、箪笥の中。**]
(35) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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―黄昏時:神社―
貞久、さん。 ご機嫌は如何です、か?
筆の方は、進んでまずか?
[白髪を指で梳いてやると貞久は笑った。 老いた指が下肢へと伸びる。まさぐられると呆気なく硬くなる。吐精して間もないというのに。
後ろから、前から。 貞久の熱を感じながら、男は原稿用紙を捲る。万年筆で綴られた文字を追う。
清んだ紙の音に、淫らな水の音が重なる。**]
(*8) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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―回想・赤い柱― [舶来品の写真機がしどけない女たちの姿を写していく。 異人の高官の付き人か、あるいはどこぞのお大尽。 値のはる道楽に、大枚を惜しげも注ぎ込める立場の誰かの気まぐれに 付き合わされるのも珍しいことではない。
何枚も写真をとられ、飽いた女たちが口々にため息を漏らす。 白湯を運べば、いい子だ、と女たちは夜とは別の顔で笑った。]
「秋津、おいで」
[年若い朔は、何かと子どもを可愛がった。 諦めることを飲み込んでしまった多くの女郎と違って、 若い分だけまだ諦めていなかった。
いつか、家に帰れる日を、 迎えに来てくれる誰かを、 愛してくれる人を、 ここから抜け出せることを、
願って、願って、捨てきれない若い女郎が、 秋津は少し可哀そうだった。]
(36) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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すごいカップリングだ…!
(-45) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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[刃のない小柄を懐かしそうに眺める彼女が、 若い異人の手を取っていなくなってしまった時。
妬ましいよりも、何よりも。 ひどく落胆した。
羽など持ってなかったはずの彼女は、海を渡ってしまった。*]
(37) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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―檻の中―
[懐かしいパンの香りに目を覚ます。 檻の奥隅に設けらた桶にも水が入っていたが、喉の渇きをそれで失くそうとは全く思いもしなかった。]
………
[腹が減った。食欲に素直に従い手を伸ばす。熱いスープを吐息で冷まし、千切ったパンを浸して口に運んだ。
食事を運んできたのは若い警官だった。 俺よりも若い。公園で花見をしていた青年たちよりも若いのではないだろうか。
俺をじっと、視ている。]
………み、ず。
(38) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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― 古スタジオ ―
ぅ……。
[>>+18 食い込む縄の痛みで覚醒する。
薄闇の中、身体をねじれど軋む縄の音が響くのみ。]
な……?
[霞がかる思考は薬の残滓か。 唯一自由になる左足――動かせど、状況が変わる訳もない。]
……は、は、は。
[乱れる呼気。 滲むのは恐怖では無く焦り**]
(+39) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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―夜明け― [夢と記憶に急かされるよう、目が覚める。 明けていく空を見ながら、ゆるく煙を吐いた。 火皿の中、刻み煙草が赤く燃ゆる。
サリュートの記事だけ、写真と同じように鍵の中へと仕舞い込んだ。 後はすべて要らぬもの。
蝶々を、もう外の世界へ放つことは考えられないのだから。**]
(39) 2014/04/19(Sat) 15時半頃
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[無理につれてくるよりも、甘い言葉で誘うほうがきっと容易い。 まったく何時もの己の遣り口だ。
自嘲と愉悦に喉を鳴らす。
無骨な牢よりも、もっと確かな檻を、籠を。 手のひらに鍵を収めて、笑った。]
(-47) 2014/04/19(Sat) 16時頃
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[仮面の人に目を潤ませ>>34その涙を拭われる]
仮面の、人……わ、たしは……なにも……
[そう言っても誰が証明してくれる? 仮面の人だってそう思っている>>35 優しい声を怖く思えても なにをすればいいのかわからず ただ仮面の人が言う隠れ場所へと手を引かれ……*]
(40) 2014/04/19(Sat) 16時頃
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[水が欲しい。冷たい水が欲しいと、訴えた。不思議なものだ。死んでしまいたいと思ったのに、今ではそんな気持ちなど晴れている。生きるためにも水が欲しかった。
俺の声が届かないのか。 じっと、じっと………何処を、視てる?]
………
[視線の先を探る。 靴擦れにと巻いた包帯。
脚を僅かに開いて見せる。 スカートから覗く脚をもっと見せるように。]
………足が、痛むのです。
[清潔とは言えぬ檻の中で汚れた包帯を、脚を、隠すように手を乗せて擦る。
男の手が、そろりと俺の膝に触れた。 気持ち悪さを抑え、小さく頷く。]
(41) 2014/04/19(Sat) 16時頃
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[若い警官は替えの包帯と水入の器を持って戻ってきた。格子越しに礼のキスをしようとして、寄せた顔を途中で戻した。 オリベのありがたい忠告があったばかりだろ。
熱を帯びた吐息だけが、彼の顔を擽ったのだから、守らない方が良かったかも知れない。]
………んっ、んん
[床に座り、片脚だけを檻の外へ、 男の方へと差し出した。
包帯を換えて貰っている間に俺は器を傾けて冷水を煽る。体が熱いから仕方がない。 這うような男の指が気持ち悪いのに、それを悦んでしまいそうな俺を打ち消したくて、唇から零れて首筋を垂らすものがあっても、構わず水を飲んだ。]
………
[こんな場所に一人で閉じ込められているものだから、体が変なのだと思っていた。
貧しいけれど、普通の暮らしを送ってきたんだ。食事にも、この水にも。故意に何かが混ぜられているだなんて。
思い付くはずがないだろ?]
(42) 2014/04/19(Sat) 16時半頃
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[腿の付け根にまで指が伸びた。 皮膚がざわつく。
短い悲鳴を上げて俺は離れた。 腕を捕らえられ、強く引かれる。
ベルトの鳴る金属音。 手に押し当てられるナニカ。
馬鹿野郎、汚いものを!!]
(43) 2014/04/19(Sat) 16時半頃
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[嫌悪の方が勝り、俺は格子に思いきりぶつけてやった。 情けない悲鳴を上げて逃げていった男が、 再び俺の前に現れることはなかった。
織部の預かりものに手を出したらどうなるか。
俺にはそんな噂、届かない。**]
(44) 2014/04/19(Sat) 16時半頃
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俺の何を春さんの何処に?
[>>+38なんて意地悪したら兄はもっと泣き出すだろうか。 言葉にできないのならと手を取って触れさせるのは 再び催しつつある自身のところ]
言えないなら自分でやってもいいし。
[勃起させれ跨がれと言葉にすれば 兄は羞恥で動けなくなるかもしれない。 そしたらまた一方的に犯すだけだが]
春さんが果てるまで付き合うし。 口で言えるなら、な。
[二人して動けなくなるまでそうして 言葉でも身体でも虐め続けて。 気づいたらすっかり日は落ちて、 布団もどろどろになるまで兄を抱き続ける。
流石に疲れてそのまま兄を抱き締めて寝落ちるのも 二人分の欲が満ちた部屋のなかで**]
(+40) 2014/04/19(Sat) 16時半頃
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どうなるのかな……[ウズウズ]
(-48) 2014/04/19(Sat) 17時半頃
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/* 手に入ったかと思ったか?ばかめ! みたいなことをしたい(メモ
(-49) 2014/04/19(Sat) 17時半頃
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/* うーん、これは悠斗待った方が良い展開、だよね? 多分?
(-50) 2014/04/19(Sat) 17時半頃
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嗚呼、起きた? おはようございます。
[自分も暫し仮眠をとるため側へ座ったまま寝ていたから、縄の軋む音と乾いた声。>>+39耳聡く気づけば笑みを浮かべて彼女へ寄る。]
例の見てほしい物はこれです。 僕はどのようなものかわからないのですが。
[ひょい、と掛けてあった傘をとり、とつり。先で探すように前方へ歩けば大きめの蓄音機へと当たる音を確認すれば振り返り、薄く笑う。]
あ、音聞かないとわからないですよね。 では
[つーーー。針を刺して流れる音は]
(+41) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[流れる音は
過去を思い出させる。 彼女の 声。
知るはずのない彼女が利理恵へ向けたものではない返事声。]
(+42) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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― その日の日中 ―
[残り物ですがお腹に余裕があればと昨晩の飯物を鍋で温め、 胃が大丈夫そうであれば、肉と野菜の汁物も支度をした。
薬局を開けてきますから、と言いおいて一階へと降りてゆく。]
そういえば……。
[毎月同じ日、医師は路面電車を利用して出かけるのを知っている。 毎度お出かけですよね?と世間話として尋ねた時、 病で足を失った士族の家に往診へ行く日なのだと聞いたのだったか。
その話に嘘はなかった。 …何度もついて行ったのだから間違いない。]
(45) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[無理な行為に測ったその日。 怒張を引き抜くと白と赤に混じり茶色の物質がこびり着いていた。 当然だ、なんの処理もしていないし身体は弛緩していたのだから。
次に抱く時は、きちんと排出をさせてから及ばねばなるまい。 そう考えていた。
薬局を開けた後、診療所の裏口から密やかに忍び込む。 昨日沸かしたらしい飲水が入ったヤカン。
効き目の遅い無味の峻下剤を混ぜておき、薬局へと戻る。 もしこの水を飲むようなれば、微かな臭いが口内に残る事に気づくか
医師が出かける頃合を見計らい、薬局を出てゆく。]
(-51) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[普段着ないだぶついた宵色のコートと鍔についた帽子、サングラス。 振り返れば、少し離れた所に男の姿がある。 彼が立ち止まれば、その男は足を止めた。
開いている距離は、一定を保ち続ける。 永続する視線に気付いてこちらをふりかえるようであれば、 建物陰に身を隠し、視線の名残だけを刻む。
医師が路面電車に乗るタイミングで、同じ電車に乗った。]
(-52) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[停車場をひとつふたつと越える度、次第に人で混んでゆく。 もし飲水を飲んでいたのなら、そろそろ効果が訪れる頃合。
人の波と共に窓際に立った医師の背後に忍び寄る。 窓に映り込む彼の喉笛に、彫刻刀が押し当てられた。
無言の脅し。 叫べばこのまま掻っ切ると。]
………
[コートの長い立襟は男の口許を隠している。 それでも項と襟足に掛かる息は荒いもので、興奮を示す。 喉の近くに刀は置いたまま、背後からの距離を詰める。
電車の壁と男の体躯がサンドイッチし、逃げ場は無いと教えた。 後ろから膨らんだものを上下に揺らしながら、 シャツのボタンをふたつ引きちぎった。 隙間から指を滑り込ませ、腹筋と臍の窪みを指で辿る。
彼の馨に、緊張か恐怖からか、汗の濃度上がれば。 遠慮なき手つきで皮膚を確かめれば。 呼気は自然と荒いものに、深いものにと変化を遂げてゆく。]
(-53) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[触れる手は、彼の頭を慈しむように撫でた指ど同等な癖をして、 爪を立てて、指に力を込めて、まったく別物として動く。
暫くはそうして感触を求めていたが、やがて。 開いていた掌は拳へ代わり、下腹部を容赦なく押して圧迫する。 公衆の面前で排泄をさせたら、コンクリートの硬さの自尊心すらも、 蒟蒻のように柔らかくしてしまうのではないか。
そう思いながら、溢れる呼吸には笑気が混じっていった。]
(-54) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[彼を送り出す折に告げた言葉。
―――いつでも、頼ってください。 ―――いつでも、来てくれて構いませんから。
―――私だけは、先生の味方ですから。 ―――何があっても、お力になります。
―――……気兼ねなく、頼ってください。]
(-55) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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[そう、お前の居場所はあの場所にしかないのだ。
拳をぐりぐりと押し付けながら訴える。
そうして、その次の駅で背後に居た男は去っていった。 彼のポケットに、ふたつ折りにされた封筒を遺して。 「い」―――と記されている便箋が暴かれるのを待っていた。
通り過ぎる電車。窓越しに、障害物のサングラスを置きながら、 帽子を深く被った男は、医師を見る。
立ち襟に隠れた口許は、嗜虐に溢れた笑みを刻んでいた**]
(-56) 2014/04/19(Sat) 18時頃
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――……。
[コイツは何故、こんな事を? 理由がわからず思考が袋小路に迷い込む。
対照的に呼吸は整い、落ち着いてゆく。]
どこで、こんなものを? ……何故?
背後に誰が居る? 佐取か?
[聞こえる声は、父に返事をする自分の声。 まだ、脆い歳相応の少女だった頃のもの。
事実関係を誤認している様子で問いを向ける。 未だに女は理詰めで物事を考えている。]
(+43) 2014/04/19(Sat) 18時半頃
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痴漢とスカトロという二大好物をどうしても入れたくて…
(-57) 2014/04/19(Sat) 18時半頃
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― 夜歩き ―
[赤い鳥を捕まえた日の深夜帯、男は鳥篭より夜の街へと出た。 本当ならば、両翼の寝顔を愛でて居たかったが、 届けるものと欲しいものと処分したいものがあった。
先ずは届けるものから。 見世蔵へと立ち寄り、鍵の掛かる引き出しより小箱を取り出す。 透かし彫りの入れられたそれは、精密機器とまだ呼べた時代の懐中時計を収めた箱。 別珍で包んで、小脇に抱え、見世を勝手口より出た。
春の夜は思いのほか冷えたが、気になるのは籠に残してきた小鳥ばかり。 恋だ愛だと玩んできた癖、渦中に入れば成程、鬼気迫り、狂い落ちていった彼女等の心がほんの少しは分かる気がした。
足取りは軽い。]
(+44) 2014/04/19(Sat) 19時頃
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[日の昇らぬ内に花時堂に辿り着く。 表の張り紙>>2:365に視線を這わせ、元より本来の開店時間ではないから、期待はしていなかったものの、病魔に捕まっていると知れば小さく鼻を鳴らした。 病に伏す、その意味を深く詮索しなかった。
ただ、鳥篭に残してきた小鳥が気になった。
男は裏手に回り、郵便受けの隣に設けられた取置箱に手を掛ける。 友との付き合いは既に永く、勝手知ったる間柄。 その彼の底が、或いは己の底が、どんなものか知らずとも、恙無く関係は続いた。 相性が良かったのだろう。 男が同性に手を出さない性質であったことと、友がとても善良であったことも要因であった。
確保された本を取り出し、中を改める。 一冊だけ、雑誌でもない、単行本でもない本が目に付いて、 薄く明け行く闇の中でパラパラと捲る。
穏やかな友の綴る詩文、友の夢が詰まった美しい一品。 名品を愛する男は、少しばかりそれに心が揺れた。 だが、男は感情を見せずに眼を細め、栞のように挟まれた一筆箋へ辿り着く。
悩ましげな、胸の内を少ない文字で連ねたそれ。>>2:254 沈黙を挟んで、視線を落とし、―――それでも、嗚呼。
やはり、自身は、鳥篭の両翼が気になった。]
(+45) 2014/04/19(Sat) 19時頃
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[胸に差していた万年筆に指を絡め、一筆箋の端に走り書きをする。 それを手製の詩文に分かり易く挟んで、別珍に包まれた小箱と共に郵便受けへと投じた。
恐らく、友は相談する相手を間違えた。 回転の速い頭が、彼の言い淀む様を想像しても、適切な言葉は浮かんでこなかった。 それが己の答えであり、彼が求めなくてはいけない本当に回答だろう。]
(+46) 2014/04/19(Sat) 19時頃
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『見合いのこと以外で相談したいことがあります。 貴方くらいにしか、話せないから。 春文』
『ありがとう、春文。 これは答えと礼だよ、受け取っておくれ。 佐』
(+47) 2014/04/19(Sat) 19時頃
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[友とは古く長い付合いである。 己の秘す旧姓を知るのも、彼くらいだ。 結婚してから此方、彼は年上の友人を気遣うように変わった姓を呼んでくれたが、合理性を愛する男は何時も下の名を綴った。
今もまた、彼の名の隣に文字を並べた。 親しみと、今回ばかりは彼の迂闊さを笑うように。
きっと答えは暗い闇の底にある。 朝日は何時も上り、雨は何時か上がる。 だが、咲かずに落ちる花もあり、生まれずに死んでゆく雛がいる。
少し歪んだ価値観の上に成り立つ男は、 相当歪んだ情を込めて、友愛の証を置いていく。 元よりの考え通り、取置本の対価として。*]
(+48) 2014/04/19(Sat) 19時頃
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/* 本当は未来予約系のレスは齟齬が出そうで不得手なのですが、 時枝兄弟のコア前に落としたくて どうにもこうにもな時系列のやりくり。
(-58) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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[乾いた空気に湿りが混じる。 音を聞いて幾分――自分のように落ち着いたのかと自分勝手な想像をする。
そっと近くによってゆるりと、まるで壊れた人形のように 首を傾ける。]
彼?僕がカイルの友達で、彼の親父だから? それとも貴方はやはりそちらが気になるの?
よく見える世界を持っているというのに?
[お門違いを呟いてそっと寝台の上へ、ちょうど佐倉をまたぐ形でゆっくりと顔を近づける。
左の水晶はおぼろげな色から輪郭を拾って彼女を、美麗な音の源を形成していく。綺麗、と呟く声は何にも吹き替えることのない純粋な感嘆。
数センチの間でしか輪郭を見ることのできない自分とは相対して彼女には見えすぎるだろうか。]
(+49) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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本当にどうしましょうね 箪笥に入っていればいいのかなぁ…それで変な動きになっちゃうのも悪いか…?
(-59) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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[少女のように幾分高くなる声音に目を細めて]
そんな音もなるんだね。 機械みたいな、決まった音が出るわけじゃないお楽しみは魅力 的。でも誰かの名前が出るのは妬けるなあ。
[残念そうな声を紡げば佐取から譲り受けた化粧水を太ももへと垂らして手で軽く撫でる。
ぴちゃり、響く水音を堪能するように目を閉じる。]
(+50) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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うっ、ぁ…
[>>+40遥の『何』を、俺の『どこ』に。 言葉にできず、唇がはくはくと動く。 酷いことを謂わされようとしているのに、どくりと心臓は期待に跳ねて。 手が触れて、また鼓動が早鐘を打つ。 触れさせられたのはぬるりとして熱い、弟の男性器。 兄が触れるようなものじゃない、興奮を示したそれ。]
はる…、 はるかの…これ…
[『これ』じゃあ、だめだろうか。 ゆるゆると慣れない手付き、可愛い弟の頭を撫でるようにして 欲望に熱り立つ亀頭を優しく撫でた。]
はる、の…ち 、ちん ……、こ…っ ……ぉっ、俺の ……おしり、…に…ぃ ………、…い れて はや、くっ
[ぐすと、泣きながら真っ赤な顔を肩口に埋める。 耳許でそんな風に懇願すれば、合格点はもらえたらしく 言葉でも身体でも虐められるような、けれど願い通りに抱いてくれた。
陽は落ちて、緋色から薄い闇が広がって。 弟に抱き締められたまま、ぷつりと意識を途切れさせる。 それまですがるように抱きついていた腕から、力は抜けた*]
(+51) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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[除け者にするだなんて、そんな言い方をされたらまるで拒否する自分が悪者のようではないか。 しかし、独りは嫌だとなく幼馴染にとってはそちらの方が傷付く事なのだろうか?>>+35
分らない分らない
この行為は必要な事?
そんな訳あるはずない いや、もしかしたらそうなのかもしれない
矛盾する思考に聞こえてくるのは父の愛を囁く言葉。>>+36]
…はぅ…おやじ…ゆ、と…
[答えを求めるように二人の名を呼ぶ。 熱の篭った掠れた囀りで。
名を呼びながら助けを求めるように幼馴染へと伸ばした手はきっとまるで相手を誘うように見えたかもしれない。]
(+52) 2014/04/19(Sat) 20時頃
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大学生 カイルは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 20時半頃
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何度見返しても>>1:*46に腹筋もっていかれる…wwwwwwwwww ほんまなんでワンダーランドに行くんや…wwwwwwwwww
(-60) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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…佐…
[言い聞かせる声、鸚鵡の様に繰り返し>>+24 頬を撫でられ腰に手を回され引き寄せられれば抵抗もせず ――そうすれば、この孤独が無くなるというのであれば、と
幼馴染の開脚する姿>>+32、彼を貫く楔は熱く、硬く 心も身体も満たしてくれる、モノ]
…カイ兄ちゃん…
[無理だ>>+34、という声、振られる横顔に一瞬怯む 幼馴染の嫌がる事を、したくない。引き攣った悲鳴が一瞬理性を取り戻させる でも
さみしい
さみしい]
ふ、っ……
[幼馴染の肩越しに口づけられ、煙草の香りが口内を肺を犯す くらりくらり、理性が音を立てて崩れていく
おいでと、永遠をくれるというのなら 愛してくれるのならば 永遠の檻をくれるというのならば ひとりでは、ないのならば]
(+53) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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[霞む視界に捕えた幼馴染の姿>>+52、佐と自分の名を呼びながら此方に手を伸ばす姿はまるで婀娜っぽい遊女の様 その手に己の指を絡め、囁く]
寂しいんだ。とても…ひとりに、しないで
[はくりと晒された結合部 もうひとりぶん、受け入れるためなのか温かな赤い緋肉覗かせて 獲物誘う磯巾着の様に、それは誘う]
だから……
[受け入れて。そう小さく呟いて――己が熱を彼の体内に埋め込んだ]
(+54) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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/* ……。 (怖くてテンションが下がってきた) (頑張る → 怖い → 頑張りたい → やっぱり怖いのスパイラル)
頑張ってレイプされるってのも妙な話しだけど……。 こういうとき、シンクロをカットする方法がわからない。
(-61) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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/*
かるらさんにギブアップ申請だすか本気で悩んでる。
(-62) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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これ精神的囲い込み=監禁でもありかしら? 出て行きたくない、出れないって感覚を刻めば つないでなくとも「監禁」になるよね?
問題ないんかなあと考えつつ、千里先生の動き次第だな。
(-63) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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/* わかってたけど恥ずっ うわーうわー
親父格好良い!悠斗可愛い!! もう、このサンドやばいでふ死ぬ。 俺嬉し死ぬ、&恥ずか死ぬ///
(-64) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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/* 恒例になりました憐さんの漢字教室~ はい、本日の課題はこちら!
鸚鵡 オウムですって。
何気に読めない漢字調べるの楽しい。
(-65) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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じゃないと完全に壊しそうな気もしてるんだよぬ。 精神的に追い詰める、を監禁以前に完成させてしまっているので。 またなくしちゃったよ、でもってくよりも ようやくなくさずに手に入れた、のほうが話の筋は通るんだが…
できればぶっさんのやりたい方向性に合わせてあげたいとも思いつつ
(-66) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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―織部家― [人目をはばかる離れ。隠し部屋。座敷牢。 陰鬱な怪奇小説にありがちな屋敷の構想は、 すなわち人の考えうるものであり、 考え付くものというのは大抵の場合、形として成される。
欲望を伴えば、尚更に。
数代前の当主が奥方の目を盗んで囲った女の部屋、などという ありきたりなものが どれに該当するのかは、はっきりはしないが。 開かぬ窓や二重に隔てて尚 厳重に錠をおろす扉などは一つきりでない。
人の業の深さをつくづく思い知らされる。]
(*9) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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[生前の妻が何かに耐えかねた拍子 ――それは大抵見目よい行儀見習いや小間使いの、 振る舞いによるものであったが――、
彼女らを人知れず打擲していた部屋。
先代が女郎に逆上せた実の息子を死ぬまで ――再び会う約束を果たせぬことに絶望して、彼が自ら命を絶つまで―― 閉じ込めていた座敷牢。]
(*10) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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[外の世界で明け烏が朝を告げても、
この家の闇夜は明けない。*]
(*11) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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この街出ようって思考回路になったら監禁だな。 とりあえずはこれでいこう… 他の組と違って捕えておかないといけないっていうアレがないんや。 先生は遠くに行く予定がないし。
明日監禁に入れる…か?
(-67) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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[手を取られ、指を絡められればそこから感じる幼馴染の温度。>>+54 それに安心するようにぎゅっと力無くも握り返す。]
…ゆぅと…―
[濡れた声は相手を誘うように蔵に響く。 自らの後孔に当てられるもう一つの熱い欲望。 それを受け入れれば目の前の幼馴染は笑ってくれるのだろうか。 もう寂しいと泣くことはないのだろうか。
悠斗の泣き顔は見たくないな。 いつも明るく笑う顔に幼い頃から安心して、守りたいと思ったのだから。]
――…っ!
[耳元で聞こえる幼馴染の声をほぼ同時に入ってくる熱い欲。 痛みと苦しさに浮かぶのは生理的な涙。 頭に靄が掛かり目の前がチカチカする。 口は酸素を求めようとパクパクと閉会し。]
(+55) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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大学生 カイルは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 21時頃
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[彼らが生まれた時から知っている。 種を撒いておくなど容易に過ぎて、 両手で拾い上げた卵を柔く温め孵化させた。
幼い頃から笑いあい、助け合い、支えあってきた友を、彼らはお互いを捨てられない。>>+52 それは罪であり、裏切りであると男が囁く。 強欲のままに丸ごと手に入れたがる男の姦計。
何一つ、羽の一枚も、誰かに譲る気などなかった。
そんな折、目の前で乱れていく海琉が、紡いだ二つの名前。 拒絶でもなく、否定でもなく、初めて淫らな色に染まった声。
瞬間的に欲を煽られ、喉が渇く。 繋がっても繋がっても、まだ足りず。 欲は次から次へと溢れて止め処ない。
ずくん、と腹の底を叩くように、海琉の内壁に雄の脈動が伝播。 強靭な占領に強いられる身が、すすり泣くより先に、差し伸べた先の友が動いた。]
(+56) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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[男は囁く、鳥篭は孤独を締め出し、満たしてくれると。 本来鳥篭が満ちて、満たされるのは、己であったが、 大事に暖める最中に、卵にもたっぷりと呪いを塗した。 一人では生きていけぬように、寂しさで死んでしまうように。>>+53
狂おしいほどの希求を湛えた男が、両翼を啄ばみ、腹に収めていく。 何処か躊躇いながらも、海琉を呼ぶ悠斗に柔く微笑んだ。]
此処は恐くは無い。 おいで、悠斗。海琉を慰めてあげよう。 二人で、たっぷりと―――、一緒に。
[共に、一緒に。 その単語は、悠斗に良く回る毒だった。
口付けの合間に囁いた声に導かれ、彼はとうとう。
―――背徳という陵辱へ足を踏み入れた。>>+54]
(+57) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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[年下の友と、良き振りをしていた父に犯される肉体。 ぎち、と狭い粘膜を押し広げれば、縁肉は限界を迎え、鉄錆の香を周囲に漏らすだろうか。 されど、それでも父から制止の声を掛けることはない。
寧ろ、海琉が受けるべき、悠斗と同じ痛みだと傲慢にも思った。 海琉の腰を捕らえる男が、悠斗の若い雄を誘導する。 息子の恥辱を友へ教えるように、浅く己の熱源を引くと、 悠斗の熱を巻き込んで下から抱えた身体を突き上げた。
ゴリ、と二本の剛直が内壁を削り、悠斗の熱の裏筋を直接的に摩擦。 初めての性交で、立て続けに強いられる衝撃は二人の身体を作り変えていく。
狭隘を犯す圧迫感に、男のこめかみにも薄い汗が浮く。 こんなに身体に熱が灯る高揚は、未だかつて覚えがない。
甘く底の見えないはずの瞳は情欲にありありと濡れていた。]
(+58) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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[彼らが目覚めたのは朝。 しかし、いつしか明取りから差し込む光は白い月のものに変わっていた。
時さえ忘れさせてくれる鳥篭。 大人になった両翼と、穢され、毒された心。
蔵内に溢れる喘ぎ声に耳を傾け、響く声と、 視界で揺らめく左右の赤い翼を見ていた。
ずっと、これが、欲しかったのだと。 やっと、これを、手に入れたのだと。
腰を揺らめかせ、悠斗ごと海琉を抱き込めば、 律動を放埓なものへと転じさせ、二人を貪るように食い散らかす。
男は生まれて初めて、空腹が癒された。*]
(+59) 2014/04/19(Sat) 21時頃
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[>>+51兄がいやらしい言葉を口にしながら欲望を撫でてくる。 ――合格だ。 その後望み通りに啼かせて揺さぶって、 出すものも出なくなるまで絞りとった。
腕の中の兄の意識が無くなれば、 それまでなるべく動かさなかった表情もやっと緩める]
(+60) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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……可愛い顔。 気持ち悪いなんて、嘘。 春さんの顔が一等可愛い。
(愛しているよ)
(俺だけの、兄さん)
やっと、ここまできたね。
[腕の中の兄へと、軽く唇を落とす。 あといくつかの鎖を巻きつけないとまだ、 心配事ばかりで兄を手放せそうにないのだけど]
(-68) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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―檻の中―
――――ジジ…
[風邪を――…引いたのだと思った。 指の先までも熱を帯びているようで
つらい。
何かをして気を紛らわせなくてはならない。手元に手紙も本もないのが、辛い。
真白な包帯の端を結び直す。 これで何度目だろうか。]
―――ジジ…。
[フィラメントが鳴る。]
(46) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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っ!!
[一瞬訪れた、闇。 まるで新月の夜のよう。]
―――ジジ…
[大丈夫。大丈夫……。]
―――ジジ…
[頼り無さげに灯りが揺れる。影が揺れる。 檻の外へやった赤い小鳥にふと視線を遣る。
あぁ、可哀想に。
あの若い警官にだろうか。 誰かに踏まれていたのが見てとれる。]
(47) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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[何故だろう。 白熱灯の下、散る羽毛が青く――見えた。
幸せの青い鳥。
俺の幸せは、サリュートの幸せは、 何処にあったと言うのだろう。]
(48) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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――――ジ
[フィラメントの焼け焦げた悲鳴が、 闇を手招いた。*]
(49) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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―朝・商店街→― [まだどこも店支度の真っ最中だ。 商店街の小さな喧噪をゆっくりと歩く。 途中、薬局の戸口に一通の封筒を挟みこんでおく。
貰った手紙同様、宛名も差出人も書いてはいない。]
「また、ご一緒に」
[短く。 無邪気に遊ぼうと誘うような、稚ささえ滲ませて。
打ち明けられた秘密を忌避することなく、その暗闇を愛しんだ。 鈴城の苦しげな瞳の翳を思うと、少し安らぐ。
来訪を知らせることなく、そっと店前を去った。*]
(50) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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― 夕刻・自室 ―
[>>+60ふつりと切れた意識は、体の痛みと共に。 腫れた瞼を、ぱた。ぱたと。 数度瞬いた。]
――――は、る。
[何も出なくなるまで、出なくなってしまってからも。 上げ続けて掠れた声が、目の前の弟の名を紡ぐ。 夢だったのだろうかと思う暇もなく。 身じろぐ俺は、何も着ていないし 少し動いただけで、こぷりと何かがあふれる感覚があった。]
んっ… う、ぁ
[尻を伝い、べたべたに汚れた布団をまた汚す。 つんと鼻を突くような青臭い匂いは 俺のものなのか、遥のものなのかわからない。
―――俺は、何を、した?
思い返して、思い出して。 ぎゅうと唇を噛んだ。]
(+61) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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― 夜更け ―
[時間の感覚を遠ざける狂宴は、彼らが気をやるまで続いた。 下肢には白濁がこびり付き、拓かれた肉体からは根こそぎ体力を奪った。
物慣れぬ青年等では、まだ呼吸の仕方も力の抜き方も知らない。 色を玩ぶ男すらも気怠くなる程の一時だ。仕方あるまい。 犯され、涙痕を残す両翼の顔に視線を投げれば、小さく息を吐く。
音もなく指先を伸ばし、眦を慰めると、二人の目元に接吻を送る。 柔らかい涙袋を気遣い、慰撫する仕草。
二人の寝顔を間近で見下ろし、微笑が夜気に溶け込む。 夢も見ないだろう深い休息の中へ、甘い声が落ち込んだ。]
―――愛しているよ、私の両翼。
[筆舌しがたいほどの、充足に満ちた声だった。*]
(+62) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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[二人が気をやる間に、己は即頭部を押さえて頭を振り。 二人の身体を慰めるように隈なく撫でて、着衣を剥いだ。 一糸も纏わぬ肉体を並べ、鑑賞しながら上機嫌を隠さず、 白や赤の余韻を濡れた手拭で清めた。
背には色が落ちるのを厭い、軟膏を塗す事はなかったが、 渡来の焼鏝は質も良い。やがて痛みは疼き程度に収まるだろう。
小鳥の世話をするよう甲斐甲斐しく、器用な男はシーツも変えた。 当然、代わりの服は与えなかった。 凍死するほど寒くは無いが、冷えて両翼が暖を取合うのもまた一興。
用済みの汚れた着衣をシーツで包み、所用のために漸く寝台を降りる。 だが、小さな軋み音に反応したのか、どちらとも付かない寝息が零れると足を止めざるを得ない。]
―――…、
[自然と這い寄る影は、彼等に影を落とし、 己の欲求に逆らわず、其々の首筋に唇を埋めた。 色濃く散らす朱華は背中の刻印よりも小さく、だが、自己主張が激しい。]
(+63) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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[カラン、と布を纏めていたシーツが音を立てる。 不意の音色に、疑問を抱くが、即座に、ああ。と正体に気がついた。
悠斗が好んで持っていたドロップ缶。 振れば、まだ幾らかマーブル色の宝石が残っている。
特に考える間もなく、蓋を弾き、掌に宝石を開けた。 白く乾いたものがこびり付いていたが、気に留めることは無い。
寧ろ、好都合ですらあった。]
(+64) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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/* 時間軸がゴチャになりそうだけれど。
佐倉と星野の家で逢う。 蔵を漁る。 外に出る。 女を拾う。犯す。 神社に寄る。原稿確認。犯される。 星野の家に戻る。 澪の目の前で恭が死ぬ。 澪を蔵の中に隠す。(鳥籠と同じになるので、別場所に移動予定。) 恭の体を神社に運び、擬装工作。
翌日。 星野家の門下生が星宮家の令嬢と駆け落ちし心中する記事が新聞を賑わせる。
(-69) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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[カラ、カラと、飴玉を一つ二つ。 指で摘んだそれを小鳥に与えた。 潤んで解れた窄まりへ、緋肉を分けて、啄ばませる。
イチゴに、レモンに、オレンジ、ハッカ。 色彩も鮮やかな砂糖菓子を両翼に2個ずつ収め、 寝返りを打つだけで浅い場所を擽り、焦らすように喰わせた。
溶け難い飴は、体温で固まる事はなくとも、いつまでも存在を主張し、 やがて、女のように甘露を垂らし始めると想像に易い。
きっと帰ってくる頃には、とても甘く溶けているだろうね。と、 性質悪くも、喜色を交え小さく笑んで、男は一時鳥篭を後にした。*]
2014/04/19(Sat) 21時半頃
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[カラ、カラと、飴玉を一つ二つ。 指で摘んだそれを小鳥に与えた。 潤んで解れた窄まりへ、緋肉を分けて、啄ばませる。
イチゴに、レモンに、オレンジ、ハッカ。 色彩も鮮やかな砂糖菓子を両翼に9個ずつ収め、 寝返りを打つだけで浅い場所を擽り、焦らすように喰わせた。
溶け難い飴は、体温で固まる事はなくとも、いつまでも存在を主張し、 やがて、女のように甘露を垂らし始めると想像に易い。
きっと帰ってくる頃には、とても甘く溶けているだろうね。と、 性質悪くも、喜色を交え小さく笑んで、男は一時鳥篭を後にした。*]
(+65) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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/* えーとですね。
澪さんを落とす方が、他の方と過去回想とかしやすいかなって。
鈴城さんから秋津への秘話もまだあるやもしれないし。 なので、Bメニューにします、よ!
(-70) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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/* よし!(グッ)>9個
(-71) 2014/04/19(Sat) 21時半頃
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…一緒、ずっと? 慰めなきゃ。寂しいのは、嫌だもんね。 [二人で、一緒に>>+57――それなら寂しくない、と 囁きは脳髄を焼く とぷり、甘い毒の沼に足を踏み入れた
握り返される手>>+55、それは自分を受け入れてくれた そんな錯覚を、齎した 2つの熱の圧迫感に生理的に零れる涙がきらりと宝石の様 それが悦んでいるように、見えたから だから]
…っふ…
[幼馴染の中は狭く、同時に絡みつく内襞、同じく彼の内部を犯すもう1つの熱は脈動し 色を含んだ息を吐いた 佐に導かれる様に己が熱で、幼馴染の内部を貫き、引き摺り、波の様に 汗と、雄と、血の臭いが鳥籠の中に広がる 背を走るのはぞくぞくとした、快感
瞳を濡らすは確かに充足感と、欲だった]
(+66) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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[佐と共に律動を促され、喘ぐ、囀る籠の鳥>>+59 満たされる、身体も心も変えられて
幼馴染とその父の、熱を感じながら
やがて熱源を幼馴染の中に爆ぜれば、くたりとシーツに身体を沈めた*]
(+67) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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ー夜ー
[鳥は眠る 初めて充足感を得ながら眠る 気持ち良い 満たされる
赤い花が幼馴染と自分の首に散らされて ああそれすらも貪欲に
そこにあったのは歪んだ幸福 孤独はもう、ない*]
(+68) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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―星野家―
………なにも?
[本当に、なにも?>>40 僅かに振り向いてすぐに視線を前へ。
恭少年は命を果たせなかった。
甘い目や涼やかな声を持って居なかったからか。道場で鍛えた身体も、健全な魂も、美しさも、彼女の好みではなかった――ということか。
可哀想に。 見事果たせば、生かしてやったものを。]
(51) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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―檻の外― [人目につかない通用門から建物の中へと滑り込む。 途端に、耳打ちされたその内容に、瞳が冷ややかさを帯びた。]
…預けもの、と言ったはずだが。
[その耳は飾りか、と問えば相手は顔色を無くして首を横に振った。 言い訳を重ねる小者に、それ以上興味はない。 愚か者を、どう処分してくれようか。 そればかりだ。]
(52) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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―夕刻―
[腕の中で兄が目覚める気配、とっさに寝た振りを続ける。 >>+61兄に食べさせた媚薬の効果は切れてしまっただろう しかし痕跡は全てそのままだから、 何が合ったか忘れることも出来ないまま苦しむだろう。 弟に何をしたのか、何を言ったのか、 全てが兄を俺の元へ繋ぐ鎖になるのだ。
あと少しで、これも完了する]
(+69) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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|
……可哀想に。
[落とした憐れみは、 恭少年にか。或いは手を引く澪にか。]
(-72) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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/* 星野と星宮をまた間違えていたので、土下座。( ノ;_ _)ノ
(-73) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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[どうしてくれようか。]
命令が下まで行き届かぬなら、組織の意味はあるのかと問いたいが…。
[ゆるりと首を傾けて、責任者へと視線を投げる。]
今日は、大事な日だ。特別に連れ帰ろう。 ――余興程度にはなるだろう。
[サリュートに触れた若い警官を、逃す気は毛頭ない。 一枚一枚、生爪を剥いで指を切り落として。 それからそれから。
ああ。簡単に殺しはしない。 人の生き胆が薬になるといまだに古い俗信は根付いている。 簡単に楽にさせてなどやりはしない。 己が手に入れるべきものに気安く触れたことを、 死んだ方がマシだと思うくらい後悔させて延々と甚振って――]
(-74) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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[あの蝶々を、他の誰にも渡すものか。]
(-75) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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― 葉桜の下 ―
[本屋に出向いた後、次は欲しいものを贖いに行く。 店の開いている時間では無いが、足を運べば、彼は大抵そこに居る。]
―――二代目、
[自身は仮面の嗣子を気安くそう呼んだ。 実際に何代目なのかは知らないが、18年前は別人が籠を背負っていた。 名を聞いたこともないし、興味もあまりなかった。
ただ、時折、奇妙な買い物をしていく客として、 彼の欲する品物と交換していく客として、足を運んだ。
例えば、安く甘いばかりのドロップ缶だったり、 例えば、銅線を切る為のプライヤだったり、 例えば、季節はずれの竜胆だったり。
余計な事は聞かぬ商人を、自身は案外重宝していた。]
(+70) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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縄はあるかね。手頃な鉄杭はあるかね。
[またしても男は奇妙な買い物をする。 必要だと言えば、この物売りは大概のものを揃えた。 自身の見世では扱わぬ、極在り来たりの品々。
そして、男は何時も金銭でモノを買わない。 互いにツケに変え、溜まったところで欲しいものを見世から出した。 この度もまた、同じやり取り。
だが、今回だけは、品を此方から提示する。 美しい漆黒に塗られた筝、彼がいつも見ていた名品。 無論、雑用品では等価交換にならぬ。 代わりに少しだけ、世間話に興じた。]
(+71) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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近くで小火騒ぎがあったと聞いたが物騒だね。 春の風は気まぐれだ、風向き読めねば滓になるまで火は止むまいね。
[懐から紙巻を取り出し、燐寸を擦った。 じりじりと穂先が焼けて、煙が細く棚引く。]
人の居ない家など、危うかろうね。 ―――――ああ、ところで。
高雄の家は、今、家人が居らぬね。
大事無いと良いのだが。 母子二人の帰る場所、燃え尽きてしまえば寂しかろうよ。
―――――巣が落ちるのは、とても、哀しかろう。
[ゆっくりゆっくりと煙を撒き、男は独り言を物売りに聞かせた。 一服の間に奏でた言葉と、破格の対価。
もう、誰もその家に戻らないと知りながら、男はとても、狡猾だった。*]
(+72) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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[>>+69眠っている弟の顔に手を伸ばす。 長い前髪が汗で張り付いていて、それを剥がすように。 頬を指先がなぞる。]
……、…ん。
…めん ……ごめん、はる …遥。
[あれが夢ならまだよかったのに。 夢なら、俺の中で、俺一人が口を噤んでいればよかったのに。 俺は現実で、弟をかどわかした。 自分で服を脱いで、自分でいやらしい言葉を吐いて。 性器に指を絡めて、どこにどうしろとまで。 何一つ忘れるわけがない。 痛みと共に、ぎゅうぎゅうと、体の奥を締め付ける記憶。]
ごめん、な… はる… 気持ち悪い、兄貴で……ごめん…っ
[指先は震えていて、落ちた涙が布団に染みていった。 それがすべて俺を雁字搦めにする鎖だなんて。 わかるはずもない。
俺は自分でやったのだと、そう思っているんだから。]
(+73) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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は、はい…なにも ……信じていただけますか?
[震えた声で仮面に頷いた>>51 ただ震え、怯えていた どこかで、哀れみの声が聞こえた気がした]
(53) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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[檻の中と外。 僅かな空間でありながら、奇妙なまでに隔てられたそこへ手を触れさせた。 軽く握った格子がギッと軋む。
昨日よりも少し憔悴したように見える「彼」へ声をかけた。]
サリュート嬢。 おいで。
[かちゃりと存外軽い音をたてて、牢の鍵は開けられた。]
褒められたことじゃないが、少し無理を通してもらった。
[正式な手続きではないから、あまり人目につく場所に置いておけないこと。 まだ時間がかかること。 虚実織り交ぜて、誘う。手を伸ばす。]
おいで。
[この手を取らねば、檻へ戻るしかないことを知りながら、 ――否、知っているからこそ、微笑みを浮かべて。]
(54) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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/* 佐倉ちゃん大丈夫かなぁ。 届くと良いな、もふもふ。
(-76) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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[>>+73予想どおり兄は懺悔する。 本当に嫌悪するのならこの場所を家にしていない、 名前を呼ばない、一緒に暮らさないのだと なぜ気づかないのか不思議なほど。 なによりも、兄が誘ったのだとして身体を許すのは 抱きしめて眠るのはただ一人というのに]
…………ん。 はる、さん?
[今しがた目覚めたかのように身動いだ、 うっすらと瞳を開くが生憎の視力の弱さだ。 ぼんやりとしか兄の姿は見えないが、 腕の中に居るのはその温度で、匂いで解る]
(+74) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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|
―星野家の蔵―
[重量のある南京錠に鍵を差し込み、 蔵の中へと澪を導く。
佐倉の背を見送った後、足元の紙幣を野良犬のように拾い集めた。彼女の言葉に憤慨がない訳ではない。
まっすぐに蔵に向かい、中を改めたのだ。]
この行李の中に隠れて下さい。 江戸時代、衣装を入れて運んでいた『はこ』です。
役人が来るかもしれませんから、息を潜めておいて下ざい。
……私は、貴女を信じてます。
(55) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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/*ええと、その。 どうすればいいのでしょう。
とりあえず考え直さないと...。 今日中は無理そうですね...。
(-77) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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医師 カイトは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 23時頃
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―星野家の蔵―
この中に、ですか? ……わかりました
[隠れるというのは怖いが 役人が来るかもしれない、それはとても怖い>>55 信じるという言葉は彼女にどう思わせたのか それは分からないが おとなしく彼女は『はこ』へと入っていった]
(56) 2014/04/19(Sat) 23時頃
|
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[>>+74震える指先で髪を梳いて。 頬に触れて、緩やかな唇の弧をなぞる。 ごめん、ごめんなさい、俺が。 何度も心に懺悔を重ねる。 嫌われていると、ずっと思い込んでいたから。 『いい兄になる』という夢はもう、叶わないのだと。]
は、る……。
おはよう、はる。 もう少し…もう、すこし…寝てていいよ?
[ぐす、と鼻を啜る。 それでも、どうにか、隠そうとして。 瞼をこすって、不恰好に笑顔を作った。
抱きしめるのは、兄としてだ。 だから許してほしい。 力の入らない身体を寄せて、きゅぅっと、弟を抱きしめた。]
(+75) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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…はぅ…ぐっ…―っ!
[腹の中に感じる二つの熱源に気が狂いそうになる。 感じるのは苦しさと確かな快楽で。 思考が真っ白に染まって何も考えられなくなる。]
ひぁあっ―
[苦しさに耐えるように悠斗を握る手に力が入る。 ずっと一緒だと、そう言葉を発する幼馴染の言葉に>>+66この状況を肯定されているような気がして―]
(+76) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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[>>+75嫌いな相手に興奮して中に吐き出すまで犯す、 そんな矛盾にも気づかない鈍い兄。 その後悔を利用する為に本心は決して、明かさない]
あれ、夜……? 俺どうしたんだっけ。
[あからさまに情事の後でどうしたもないが、 抱きしめられる腕の中が心地よいから身を預けた。 途端くうと鳴る腹の虫、そういえば朝食の途中だった筈。 すっかり忘れて楽しんでしまったが このまま寝る訳にもゆかないだろう、 まだ夜は寒いし本当に二人で寝込んでしまいそうだから]
いや、起きるよ。 飯と……風呂だな。
[薪は割ったのがあったから汲み置きを沸かすだけでいい、 飯はそのまま食えるだろうか?作るのには少し面倒だ]
(+77) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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[真っ白になる頭で確かに感じたのは小さな幸せだったかもしれない。 自分を愛してると言ってくれる父の言葉に、幼馴染が己を望んでくれる言葉。
その両方を感じて―
堕ちた思考ではこの行為がいつ終わったかなんて、そのまま意識を落とした。 堕ちた時の表情は確かに笑みを浮かべて*]
(+78) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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―檻の中―
[俺の入れられた檻の周囲は暗く。 深く眠ろうとすれば、あの舞台の夢を見てしまいそうで怖くなった。
抱えた膝頭に額を乗せる。 脚に男の手の感触がよみがえり、何度も何度もスカートの裏地で擦った。]
a…………
[遠く、扉の開く音。此方に近付く足音。 見えた光に、俺は顔をあげた。]
(57) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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[ふらりと部屋を出る。 心地よい音は自分を慰めたが....。
片眼だけに流れる涙は抑えようがない。 欲を吐き出したけだるい身体を傘で支えて簡単なサンドイッチを彼女へ渡す。
縄は行われた行為の後、少し緩んでいただろうか**]
(+79) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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[飯の、時間か――…と思ったが。 格子を握るのは警官ではなく……]
アキ……
オリ、ベさ…… ん
(58) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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/* キャンディプレイで前回を思い出しましねしののめさん!(良い笑顔 しかし悠斗に入れられてサガネ先生に犯されてるエイジ想像しちゃったなんて言えない…。
(-78) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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[サリュート……あぁ、そうだ。 俺の、なまえ。
唇を開く。口の中がからからだ。 言葉にならぬ、音にならぬ想いが俺の体を動かす。
少しの無理が、とか。 正式でない、とか。
オリベがそこまで苦心してくれたことが嬉しくて。 檻の扉が開かれたのが嬉しくて。
俺は目端に浮かぶ熱を感じながら、その掌を――――掴んだ。]
(59) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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[心細い目に合わせるのも、 大事なものを取り上げるのも。
全部、彼を傍に置くため。
逃がさないよう、逃がさないよう。 失くさないよう。
媚薬で内側から浸食して、優しい声音で外から囲い込む。]
(-79) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[おいで―――と、誘う手。
浮かぶ微笑み。
この男だけは、この男の手だけは―――…嫌だとは、思わなかった。]
(60) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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/* ふへへぃ 噂話の話をきいたとき、これは誰かに触られろ、と!!
オリベさんが怖くて可愛い(ノ≧▽≦)ノ
(-80) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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どうし…、え、っと。 覚えてないなら、いいん、だ。
[>>+77ふるふると首を振る。 覚えていないなら、思い出さなくていい。 少しでも、兄でいられるならと縋り付くようにして。 抱きしめた腕の中、空腹を訴える音を聞く。]
よ、し。 晩御飯にするか、作っとくから。 風呂、沸かしてくれるか?
[暗くなって肌寒さが襲う。 喉は嗄れてしまって、瞼も身体も痛いけれど 風邪はある程度の運動でよくなったらしい、熱は感じなかった。 ぎくしゃくと悲鳴を上げる肉体を動かし。 先に身体を拭こうと 放ってあった手ぬぐいに手を伸ばす。]
身体、……拭く、 ぅ、ぁっ
[精のべたりとついたままの身体。 動かせばどろりと中から溢れ出て、とっさに口を抑えた。]
(+80) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[行李の中に落とすのは、虫除けの香木。 眠り誘う香木。
次に彼女が目を覚ました時。
行李の外は蔵の中ではなく。 もっと暗い―――――『はこ』の、なか。*]
(61) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[………ふわり、フワリ
とても眠い いろいろあったからでしょうか それが誰かの仕業>>61とは気づかず
深い、フカイ眠りの中へ……堕ちていく*]
(62) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[おいで、と誘う手。 そこに重ねられた温度に>>59笑みを深くする。]
裏に車を停めてある。 当分はうちにいることになるが、不自由はさせない。
[安堵したように浮かぶ微笑みに>>60肩を抱いた。]
(63) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[男は病魔に似ている。
女を誑かし、平穏な日常から突き落としても自責の念はなかった。 合理性を突き詰めた結果であり、疚しさなど感じたこともなかった。 己の知らぬ場所で、悲劇の歯車が回りだそうとも、自己責任と各々に転嫁した。
平凡な商人の皮を被った悪辣な男。 人の振りをしていた折に培ってきた微かな道徳も、 籠が満ちた今では、何の判断基準にもならない。
朝焼けに輝く明星を見上げ、深い溜息を漏らす。 自然と帰宅の足が急いて、大股で靴音を刻んだ。
自らの心を揺らし、捕まえ、束縛する赤い小鳥。 魅せられて、手に入れた両翼。
男は一つずつ、世界に区切りを付けながら、 朝日が昇る頃に、鳥篭へと舞い戻る。]
(+81) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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おいで。
[伸ばされた手。 ――それは檻の中よりも、 若い警官の欲望よりも、
選んではいけない選択肢。]
(*12) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[>>+80簡単な演技に兄は騙されるほど動揺しているらしい。 密着すれば互いの匂いが混じって、 忘れる筈もない様々な行為が蘇る]
風呂を沸かすけど、その前に春さん。 もう春さんは勝手に行動したら駄目だからな。
[何度も注いだ精が溢れたのだろう、 後で風呂でそこも綺麗にしなくては]
俺がいいって言わない限り部屋から出れない、 覚えておいて。
――でないと人が、死ぬから。
[誰とはまだ言わないけれど、 兄を見つめる瞳は真剣そのもの]
(+82) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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―星野家―
[匣の二重底にあった銃器は既に横へと流してある。 本当に役人が来たとしても、男がすぐに捕まることはない。 星野の一番の権力者は当主のおひいさまではなく 流派の師範にこそあった。
それでは、『星野』を手中に収めたとは言えない。]
あなたの、一番憎い人は誰ですか? 良い情報があるのです。
近々―――…
[そっと、そうっと。握らせたのは黒の―――-**]
(64) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[寂しさを埋めた折の彼の満ちた顔が忘れられなかった。>>+66 強いられて一つの常識が壊れた彼の微笑みが忘れられなかった。>>+78
両翼は何処までも飢餓を癒してくれる。 空隙を赤い羽で埋め尽くし、世界を明るく変えてくれる。
赤い鳥は、もう、どこにもいけない。 帰る場所も、頼らせる心の余裕も、全て奪い去った。
堕ちたが最後、強欲で出来た男の腕檻の中。]
―――……、
[朝日を僅かに差し込ませ、笑む男が蔵を開く。 彼等の足に掛かった鉄鎖が小さく揺れて音を立てた気がした。 動けば溶けた糖分と残滓の混合液が、 彼等の身体の中をねっとりと、重々しく撫で下げていく。]
ただいま、私の可愛い小鳥。
[秘所を濡らして鳥篭の主を出迎えさせる淫蕩。 後ろ手に、日の光を隠すよう、扉が閉ざされた。*]
(+83) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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It doesn't matter…….
いい、の。 もうこんな所には1秒だって居たくない…… 嫌。寒くて、暗くて、ひと、りで……さみし、……か、った…
[トランクを手に家を出てから、 一人で此処まで来たというのに。
勿論、ホームシックにかかったことは何度もあるが、今度の『寂しい』は違うんだ。『一人』は違ったんだ。]
―――ぅ
[肩を抱かれ、近くにあるオリベを見上げた。 あまり強くしないで、くれ。 オリベの手が―――熱い。]
(65) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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/* 夢にまで出てくるって状況も危ないけど、これをどうやって解決すべきかって所で思考停止しかけていて、時間経過とともにすさまじい勢いで精神的負荷が積み重なっている状況が一番危なかった。
「独りで悩まないで相談して」ってフレーズが思い浮かんだ。
(-81) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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うん、風呂…、…え?
[>>+82動揺したままの頭が、ぴたと動かなくなる。 今、何が聞こえた? もう一度手を伸ばして、遥に触れようとする。]
は、る? 部屋から出れない、って? でないと人が?
……死、ぬ?
[全く理解できなくて、鸚鵡返すだけ。 弟の瞳が真剣だからこそ、尚。 ただ見つめて、繰り返す。]
(+84) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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/* あれ、赤で落としても良かった内容だった。
(-82) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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/* ここで変化球投げるか、それとも直球行くか。 そろそろ変化球のターン……だよね?投げて、いいよね?
(-83) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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|
そう、春さんが勝手な行動を取ったら 大切な人、ええと佐取のおっさん? それともあの女?どんどん死ぬよ。
[>>+84適当に名を出した二人はフェイク、 実際にはどうなってもどうでもいいが おっさんは殺しにくそうだから多分しないだろう。 ――異国の女がまだウロウロしているのなら そちらは本当に殺してしまっても構わないのだけど]
そうして、俺も死ぬ。 残された春さんが本当の独りぼっちになる。
理解した?
[表情は変えないまま至極真面目に告げる]
(+85) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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―はこ―
[星野の家と、星宮の家と。 双方を繋ぐ地下道があった。
当主も知らぬ道のちょうど中央に 先代と男が作った『はこ』があった。
男と澪の、新居たる場所だった。]
(66) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[重い扉。僅かな空気孔。
はこ部屋に在るのは、金の屏風と赤い敷物。 赤漆の食器と膳。
さぁ、澪お嬢さん。 行李の中に仕舞われているのは、貴女が着る花嫁衣装ですよ。]
(-84) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[貴女の為に用意をした、特別な……]
(-85) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[檻という舞台に立っていたのは、俺だった。
代わりに観客席に座っているのは、誰だ?
シナリオ通りに場面が進んでいく。 途中、想定外のハプニングがあったようだが、滞ることなく。
思惑通りに、新しい幕が上がる……]
(67) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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な、……佐取さん… あの女、は…サリュート…?
[>>+85弟の口から零れる名前は、大切に思う人の名前。 唯一無二の、友人。 淡く想いを馳せていた、異国の少女。 どうして? なんで? 理解が追いつかないまま。]
は、る …も?
[ひゅう、と嗄れた喉が鳴った。 何よりも、弟自身が、自分も死ぬと謂ったことに。 それがどうしてなのか、何一つわからないけれど。]
いや、厭だ、厭だ、はる…っ。
[じわ、と視界は簡単に滲む。]
わかっ、…わかった、勝手なこと、しないから!
[死ぬだなんて、そんなこと、謂わないでくれ。]
(+86) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[箱の中にはなにがある? それはきっと彼女の為のもの 彼女が目覚めるまでもう少し…
起きれば彼女は驚くのだろう*]
(68) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[肩を抱いて、サリュートを車へと案内する。 旅券を失って、味方を見出せず、寄る辺もない。
そうさせたのが誰であるかなどと、微塵も気取らせない顔色で。
疲弊の色が見えるサリュートの髪を撫でた。
ゆっくりと走る車の向かう先を、何と呼ぶのか。 けれど、暗く寂しい場所ではない。]
(69) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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― 夜、薬局二階にて ―
ん……
[名を呼ばれた気がした。 それから、額に落とされた温もりに、ふっと意識が浮上する]
……?
[とろん、と夢をまだ見ている顔で、真上にいる人影を見上げる。 暫く、ぼんやりとただ見ていただけだったが、不意に柔らかく笑って。 甘ったるい笑みのままに、その人影へ手を伸ばした。
指先でそれの頬に触れて、軽く撫でてから。 手は、力が抜けて布団に落ちる。
質の悪い眠りが、うとりと瞼を閉じさせた*]
(70) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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/* 多分、女の夢でも見てただけである。
(-86) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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―翌日のこと―
[お日様の匂いがする布団で目が覚めた。 少しの間どこにいるのか思い出せず、不思議を表した顔をしていたが、ふと自分の上にある手を見て>>33昨日のことを思い出す]
あ゛ー……。
[がしがしと頭を掻き、昨日の狼狽ぶりをひとしきり恥じてから。 汗を流したいと思って、身を起こす。
布地を握る指には、床を出る前に気が付いたが。 特になんの感想もないまま、腕の下からそっと抜け出した]
(71) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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[>>45昨日丸一日食べてなかったが、今日は食欲も出た。 厚意に甘えて汁物を貰い、身を内側から温められる感覚にほっと息を吐く。
昨日の、疲れ切って駄々をこね、取り繕う気力もなくしたような口調ではないが 一旦素を見せたことで、友人に接するほどではないが、いつもよりはずっと壁が薄い]
ああ、そう今日は、
[振られた往診の話に、こくり。よく覚えてるなと思いながら、常よりも少し素直に頷いて。 出かけたくないな、とぼやく]
……ここにずっと引きこもっていたい。
[うまい飯は出るし、脅威は自宅よりずっと薄いし、いいことずくめだ。
なんの疑いもないままに、牙を隠し闇を隠した相手の家で、暫しうだうだとしていた]
(72) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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|
[それでも、来いと言われればいかねばなるまい。 仕事の用意をするために、一旦診療所に戻る。
開けるときに少しだけ緊張が走ったが、なにかあっても鈴城のところに逃げ込めばいいのだと思えば、昨日よりはずっと冷静だった]
……まだ時間あるか。
[少し早くに準備した成果、まだ電車が来るまで時間がある。 外でぼんやり待つのも嫌なので、薬缶に入れていた湯冷ましをもう一度沸かして、紅茶の準備をし始めた。
摂取した混入薬物は、二種]
(73) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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|
………
[急いでいるのは分かる。 そんな風にオリベも言っていた。
でも、も少しゆっくり歩いて、欲しい……。 歩幅を小さくして欲しい。
知れず、息が漏れる。
髪を撫でる手が額への唇を思い起こさせる。 車の後部座席。オリベから離れて座ろうと俺は努める。]
(74) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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|
俺が死ぬの、厭?
[>>+86なら嬉しいな。 思わず目を細めてしまうけれど、 それが笑顔の一つだとは、きっと気付かないだろう]
俺と一緒にならいいよ。 買い物だって海だって何処へでも行こう。
でも春さんが一人で行動するのは、絶対に駄目。
[見えない鎖がまたひとつ、兄の手足に絡みつく]
だから風呂を沸かす間部屋で待っているように。
[頭をぽんと撫でてから、起き上がって着替えると 兄を一人残して部屋を後にした。 実際はずっと監視出来るわけではないから、 少し位なら抜け出すことだって簡単だろう。 真面目な兄がそうすることは、無さそうだけども]
(+87) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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厭に、決まってる、だろ…――!
[>>+87何よりも、誰よりも掛け替えのないもの。 他の何か大切なものを失っても、きっと、選び取るのは弟一人。 細まる目は、視界が滲んで気付けない。]
わか、た…。 買い物も、海も、どこでも一緒に…居るから。
[一人で動かなければいいのなら、そうするから。 手に足に絡みつく鎖に、従順に。 俺は刻々と頷いた。 撫でられる頭は、汗をかいて風呂にも入ってないせいで いつものようにふわふわではなく、どこかべとりとしていた。]
ん…… 待って、る…。
[抜け出さない、抜け出そうとも思わない。 部屋の中で大人しく、出て行く弟の背を見やる。 それから寒さに身体が震え始めるまで。 何も考えられずに、閉められた部屋の扉を見つめていた。]
(+88) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
|
|
[小さくこぼれた息に気がついても、 歩みが止められないほどに内心急いていることに気がつかされる。>>74
欲しい、欲しい、とそんな欲求ばかりが肥大して。
少しでも早く手中に、と望む気持ちはどうにか押さえつけられたのか。 努めて歩く速度を落としながら、 引きずるようにしている足が目に留まる。]
痛む?
[親切めかして聞きながら、 逃げられない要素を一つ拾い上げてひっそりと笑うのだけれど。]
(75) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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りりえさんはどんなすごいプレイをしたんだろう。
わあ生ぬるい普通のホモからの脱却を試みたいのに 兄さんがキュートすぎてつらい。かわいい。ぶちまけていちゃいちゃしたい。
(-87) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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[車内の後部座席、 書店の主への接触が嘘のように、微妙な距離を保つサリュートに 問いかけるでもなくその距離を許した。]
一晩、あんな場所にいて疲れてるだろう。 ゆっくり休むといい。
[穏やかな声でそう語りかける。]
(76) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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|
[本人でさえも気がつかない衝動を、 そうと指示した当人だけが理解している。
ゆっくり休め、と言ったその唇の内側で 今にも吐き出しそうな情欲を飲み込みながら。]
(-88) 2014/04/20(Sun) 01時頃
|
|
[>>+88厭に決まってる、だって。 声を出して笑いそうになるのは、我慢した。 従順に頷く兄の姿を見て満足し きちんと鎖が絡まったと判断する]
出掛けたい場所があるなら、考えといて?
[まるでデートの約束のようだ。 兄はそう思わないかもしれないけれど、 隣に並ぶのは俺だけでいいから、自由を奪う。
家の裏手に回り風呂釜の下へ薪をくべる。 すぐに火はついて、ぱちぱちと音を立ててゆく。 早めに沸かないと風邪が悪化しそうだと、 少し多めに薪を入れてみたり]
(+89) 2014/04/20(Sun) 01時頃
|
|
[薪の間に兄の部屋から引き抜いてきたものと 親から送られてきた見合い写真が一緒に火の中で踊る。 こんなもの持っているからいけないんだよ。 残りの手紙も全て燃やしてしまわねば、 兄がその事実に気づく前に、早急に]
(-89) 2014/04/20(Sun) 01時頃
|
|
[風呂場の窓が曇り始めたらそろそろいい温度の合図、 本当は入っている間に調節するように どちらかが出ていたほうがいいのだけど。 今日だけは一緒に入りたくて、部屋に戻る]
春さん、沸けたから行こう。 ……立てる?
[二人分の着替と、体拭きは用意した。 あとは俺と兄が行くだけなのだけどと見下ろして]
(+90) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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―翌日の昼―
[鎮守の森を流れる川を見下ろせる場所に、人が集まっていた。 ざわざわとした声を拾い上げると、どうやら男女の心中があったとのこと。
『篠川』か。
橋の中央にぽつんと置かれた二組の靴が物語る。
男の名前は、斎藤恭。
女の名前は、星宮澪。
水底の石が当たったのだろう。 女の顔は酷く傷付いていたが、 身に付けているものが彼女の外出時と同じだった為、そうと判断された。
男と女の密会を示す文のやり取りが、 幾つか。]
(77) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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[小さな商店街に広がる噂の波は、一気に。**]
(78) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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わぉそうなるのか ……眠気がふっとんだ……
(-90) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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[オリベの服を掴んだお陰か。 歩みがゆっくりになっていく。
良かった。これで内腿が擦れない。]
……少し。無理をしてしまって。
[もう半分の理由だけを口にし、 顔を見られないように俯いた。]
固い床の上はいや、ですよ?
[凪いだ海を思わせる声に頷く。 柔らかなベッドで眠り直したかった。]
(79) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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[>>+89『出掛けたい場所』なんて、考える暇もなくて。 ぱたぱた、涙が溢れては落ちる。 考えなくちゃ。 何で、遥は、あんなことを謂いだしたのか。]
ふ…っ、う ぅっ…
[わからない。 わからなくて。 暫くは部屋の中で蹲って泣いていた。
風呂釜の下で、薪が燃える音が微かに届く。 ぱちぱちと、ぱちぱちと。
そこで燃えている薪以外のものも。 知らずに、燃える。]
(+91) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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|
[>>+90部屋の扉が開いて、びくりと肩が揺れた。]
あ、う……、ん。
[いつも通りに見える。 掛けられる声も、表情も、普段と変わらなく見える。 ぼんやりとしたまま、見下ろす遥を、見上げて。 立ち上がろうとしたけれど。 いろんな場所から激痛が、身体をかけた。]
痛ッ……た…。 ごめん、はる…、立てん…。
[それが弟を誘って組み敷かれた結果だとは 口になんて出せないけれど。 手を伸ばせば、立ち上がる手伝いはしてくれるだろうか。]
(+92) 2014/04/20(Sun) 01時頃
|
|
― 赤い鳥篭 ―
[鳥を籠に閉じ込めて、二度目の朝日。 けれど、彼らにとって一日一日の密度が濃い。 今日もまた、鳥篭での寵愛が始まる。
まだ眠りの底から覚醒出来ない両翼を認めれば、 手に入れた本と雑貨を小卓へ預け、男は安楽椅子へと腰を下ろした。 長い足を組み、黒衣が擦れる布音を立て、一冊図書を引き寄せる。 節くれだった五指を背表紙に添え、表紙を捲り、背を椅子背に任せた。
穏やかな虚構が蔵内に満ちていた。 彼等の足には枷が掛かり、着衣も与えられず、一枚の掛布のみが肌を隠す。
挙句、体内に納められた飴玉は、燻る熱を途切れさせず、 気を抜けば、今にも内股を伝い始めるかもしれない。
周囲には体温で溶けた甘味玉の香り。 くらくらと眩暈うほど、甘い。]
(+93) 2014/04/20(Sun) 01時頃
|
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[彼には最早、戻る場所がない。 帰りを待つ母は居らず、十八年の月日を過ごしてきた家はもうない。
彼が生まれた時から、執着を抱いていた。 最初に欲しいと思ったのは、天啓めいていた。
彼を手にする為に、邪魔なる父と言う存在を処分した。 彼の父はある日行方知れずになったと言うが、 本質は己の惑わした女に刃を振るわせたと言う詰まらない顛末。
彼が更に欲しいと思ったのは海琉と友好を築いて以降。 幼い二人がこの鳥篭で遊ぶ様は、色も愉悦も伴わぬのに何故か胸を暖かくさせた。
自身が強欲であるとは知っていた。 十二分に理解し、納得し、飲み込んだ。
そして、男は漸く気づくこととなる。
―――彼こそ、探し求めてきた我が片翼、 己の本当の欲望を埋めてくれる半分であると。*]
(-91) 2014/04/20(Sun) 01時頃
|
|
[彼には最早、否定する術がない。 父との血を肯定すれば、自らに流れる淫欲の血も認めることになる。
彼が生まれた時から、執着を抱いていた。 最初に欲しいと思ったのは、天啓めいていた。
彼を手にする為に、邪魔なる妻と言う存在を見殺した。 病気で死んだ妻は、あの時即座に医者を呼んでいれば助かっただろう。 だが、己はそれをしなかった。泣く我が子の方が大事だった。
彼が更に欲しいと思ったのは悠斗と友好を築いて以降。 幼い二人がこの鳥篭で遊ぶ様は、色も愉悦も伴わぬのに何故か胸を暖かくさせた。
自身が悪辣であるとは知っていた。 十二分に把握し、承知し、飲み込んだ。
そして、男は漸く気づくこととなる。
―――彼こそ、探し求めてきた我が片翼、 己の本当の欲望を埋めてくれる半分であると。*]
(-92) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
|
|
[彼らを見つめる瞳が、緩やかに蕩けた。 頁は一向に進まず、指背に頬を乗せて、眺めるのは寄り添う両翼。
かなしいほどに愛しい赤い小鳥へ、恋するに溜息を漏らした。**]
(+94) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
|
|
[>>+92鍛えていた自分とは違い流石に動けないようだ、 更にあんな行為自体したことがなければ 暫く身体は軋むだろう]
だろうな。 掴まってて。
[自分よりも身長があるから、 横抱きなんてろまんちっくなものはしないで 肩に担ぎ上げるように、兄を抱き上げた。 一人で人を運ぶにはこれが一番効率が良いのだが 知らなければ荷物扱いされたと思う、かもしれない]
暴れるなよ?
[有無を言わさずそのまま、風呂場へと急ぐ]
(+95) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
|
|
急ぎで用意した客室だから、勘弁してくれ。
[稀な異国の客人用の設備ではないが、 財と時流を誇示するために設えられた客室はそれなりだ。 望む休息がどれほど得られるかはともかく、 一時体を休めることはできるだろう。
安心させるように、笑いかけた。]
(80) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
|
|
[車は、織部家の門へと寄せられる。 それは珍しい光景ではなく、間々あること。
客人の姿が瞬く間に門の向こうへ消えていけば、 それに誰も気がつかない。*]
(81) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
|
|
へ、…っえ、わ!
[>>+95痛む身体はひょいと抱えられてしまった。 ぼんやりせずに、身体を拭くなり服を着ておくなりすればよかった。 が、後悔したところで遅く。 荷物のように運ばれていく。 暴れるような元気もなかったし。 何より、身体にうまく力が入らなかった。]
………、…。
[しゅんと眉を下げて。 落ちないように、ぎゅうと掴まった。]
(+96) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
|
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[乗り心地は悪くなかった。 重くなる目蓋を擦る。]
……贅沢は言いませんよ? わたし。 星宮の家が立派過ぎるのですし。
[口の端を持ち上げて笑う余裕が出て来た。 ややすると窓から塀が見えてきた。 屋敷を取り囲む塀。
鉄の檻の中で傷付けた指同士を合わせ、隠す。]
(82) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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[休ませて貰った後は……。
旅券の事、オリベは相談に乗ってくれるだろうか。 警察にどんなコネを持っているのか。 深く探ることもない。
この地で力を持っている家の、旦那様だから。
それから―ー…、俺は国に帰って……。]
(83) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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[姉を……サリュートを、忘れないために。
失わないために……。*]
(84) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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[兄を女の子扱いする自分を想像したら気持ち悪くなったので 夢想するのは早々に諦めた。 第一俺たちは恋人同士でもなんでもない。
荷物のように運んだ先、脱ぐ服も無いので 先に兄だけ風呂場に下ろす]
熱かったら水で薄めてて。 脱いだら俺も入るから。
[言い放って硝子戸を閉めた。 兄は百面相しているのかもしれないから さっさと脱いでその顔を眺めたい]
(+97) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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― 暮夜の薬局>>70 ―
……せ、
[顔を離した所で、眼瞼が上がるのを目の当たりにし、 一瞬、動くことを忘れてしまった。
伸ばされた手は、なんの障害物もなく頬を滑る。 呼吸をするのを忘れて彼を見下ろしていたが、 再び眠りに入る様を確かめ、漸く息を吐いた。]
千里先生、……
[とさ、と布団に垂れる手を握った。 掬い上げて額に押し付ける。
失わないように、もう。失くしてしまわないように*]
(85) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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――…星が、綺麗なんですよ。 あなたと、沢山
綺麗なものが見たいんです、*
(*13) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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こんなピュアぶっといてひどいことしかしてない(ふるえ 草生やすとこやと思う(確信
(-93) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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少し、我慢してくれ。
[人目を避けるためだと言い訳して、サリュートの体を抱き上げた。 車中から門の中。 短い時間に触れた反応を素知らぬふうに窺う。]
まともに寝てないんじゃないか? 湯を使ってから眠るといい。
[顔色が悪い、と言ってサリュートを浴室へと案内させる。]
(-94) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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[取り上げられた荷物で戻ってきたものは一切なく。 用意された着替え、飲み物、寝具。 どれも、逃がさないためのもの。
湯冷ましに混ぜた睡眠薬は、 警察署で飲ませた薬の量と比べものにならず。 細々と用意されたものの置かれた部屋が、どんな機能を持つかは、 いずれ身を持って知るだろう。]
(-95) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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[サリュートの旅券も、帰国も、何もかもどうでもいいこと。 否、むしろあってはならない。
星野の家が荒れた騒ぎで持ちきりの商店街の噂話に、 織部が密かに連れ去った異人の名など上がるはずもなく。
そのまま気付かれぬように、とばかり、 門が閉ざされる。**]
(86) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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[>>+97運ばれて、風呂場に下ろされる。 硝子戸を曇らせる湯気が、ふわりと身体を包んで。 強張っていた緊張が、少しだけ 緩めてもいいよと、謂われた気がした。]
お、ぅ。
[取り残されて、まずは湯船のお湯を身体にかける。]
い…!! …って、ぇ
[熱いお湯が身体を伝い、切れていた尻の方に。 電流が走ったような痛みに、眉をしかめて。 困ったような顔や、熱さや痛みに顔をしかめながら。 少し熱い湯を、水を足して薄めていた。
後処理なんてわからない。 流してしまえば、それで大丈夫だろうか。 風呂の中に入った時に、出てきたりしないだろうか。
そして、こんな時どんな顔をすればいいのかも、わからない。]
(+98) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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― 早朝の薬局 ―
ん……、
[もぞもぞと起き出す気配に、自然と眼も覚めた。>>71 なにせ、ここ半年は誰と同衾を共にした記憶もない。 覚醒したばかりの眼を向け、ああ、と腕を浮かせた]
おはようございます、千里先生。 食欲は如何ですか? 固形物を喉に通すのがきついなら、粥でもつくりましょうか?
[蛆虫を連想させる色のない飯でつくる粥は断られたか。 食欲もある>>72との事、それならばと天麩羅や煮物を支度した。 昨日作ったばかりの鍋物も一杯分残っていたので、振舞った。]
この様子なら安定剤を出さなくても大丈夫そうですね。 それは、私は構いませんがお得意様がお待ちなんでしょう。 あんな事があった後ですから、 無理に診療所を開かなくてもと思いますが。
ご無理だけはなさらぬよう。
[流石に家主不在の状態で厠を片しておくとは言わず。 野に咲く草のように、穏やかな気配は彼に非道を働く者と馨らず。 篭って居たいという可愛らしい願いを前にして、 不安であればそのままいらしてくれて構いません、と苦笑を返した*]
(87) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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貴方をこうして苦しめていけば、 ……いつか、分かってくれるんでしょうか。
ねえ、
[昏い色の外套を羽織り、サングラスをかける。 帽子も被った所で、まったくの他人となった。
表も危険が付きまとう。 住み慣れた診療所にも、危険が存在する。 頼る者を遠くへ置かせてしまう。
逃げ場をひとつ、ひとつと潰してゆけば。 貴方は私だけを視てくれますか?]
(*14) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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[>>+98扉越しに聞こえる声、 思わず飛び込んで確認しそうになるが 無茶させたのも自分だった]
沁みる?軟膏、あったかな。 後で塗っとこう。
見せて、床に手を着いて腰上げる。ほら。
[やはり切れてしまったのだろう箇所を確認しようと 動揺を見せること無く指示した。 服も着ていないから、興奮したら即バレる。 なんとか我慢、しておこう**]
(+99) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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[私が本当にほしいのは、貴方の身体ではなかった。]
[誰と寝ようが構わない。]
[誰と肌を合わせても、誰を睦言を交わそうが構わない。]
(*15) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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―織部の家―
[拒否を先に封じられてしまった。 荷物だ、俺は荷物なんだと念じ、オリベの腕に身を委ねる。
抱え上げられるだなんて、何年振り、だ…。 落ない様に服を掴む。 揺れて――頬が、オリベの胸元に。
布越しに接している部分の体温が伝わってくる様な――感覚がして。 小さく震えた。]
(-96) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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私が本当にほしいのは、貴方の魂ですよ。
[私を視てください。 だって私は、こんなに貴方を_ているのだから。
この牢櫃の中に、自ら進んで視えない鍵をかけてくれ。 私が直向きに求め、捕えたいのは、身体ではなく心なのですから。*]
(*16) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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― 日中・薬局 ―
……弱ったな。 今日は午前から来るようにと伝えていた筈なんだが。
[手伝いが来ない。 一昨日の今日で約束を忘れているというのは不思議なのだが。 もしかしたら、風邪をこじらせているのだろうか。
配送は一般家庭も含む。 彼の家の住所は、当然のように知っている。 帰りに薬でも持って行ってやろうか、と風邪薬を荷物に入れて。
医師が診療所から出るのを見計らい、男は薬局を出た*]
(88) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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え、あっ、ああ、大丈夫…!!
[>>+99硝子戸が開けば弟が入ってきて。 鍛えられた肉体が目の前に晒される。 熱に浮かされて色に狂うまま、誘ったことが鮮明に脳裏によみがえって。 息も乱さず、俺のことを抱くその表情が、裸体が。 どうしたって重なってしまう。]
だっ、だいじょ、…ぶ…だから…
[床に手をついて、腰を上げて、何を見せるって謂うんだ。 そんなことしてまた、わけのわからない導火線に火がついたら。 耳まで真っ赤にしながら、俯いて、ふるりと首を振った。
けれど。 命令のようにもう一度謂われてしまうと。 逆らえないことは、自覚なんてしていない**]
(+100) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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―電車の話―
[電車に乗る前。 いや、それよりもずっと前、診療所を出て少ししてから。 一定の距離を保った足音を聞き、ねっとりと絡みつくような視線を感じていた。
まさか、自意識過剰だ。 被害妄想だ。過敏になっているだけだ。
何度も言い聞かせながら、なにもないことを確認したくて振り返る。 ……ほら、やっぱり誰もいない。
振り向く前に、誰かが建物の影に隠れたなんて、気のせいだ。
危機に気が付きながらも目を逸らしてしまうのは、願望と予想がまぜこぜになっているせいか]
(89) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[浴室の扉を内側から閉める。 膝から力が抜けて座り込む。
温かな湯は体の強張りも、緊張も溶かしてくれるようで 俺を安心させてくれる。
そうとも。 汚れを全部洗い落として、綺麗にして―― 眠れば。
風邪も治るだろう。]
……
[頬を、手を、脚を。 執拗に石鹸で洗った。]
(-97) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[乗り込んだ路面電車は、発展途上国らしく今日も混んでいた。
停車するたび、人がなだれ込んできて壁際に押し付けられる。 いつものことなのだが、気分のいいものではない。 ぎゅうと身体を小さくされながら、遠い街へと揺られていく途中。
始めは気のせいかと思うほどに、異変は緩やかにゆっくりときた。 身体の奥でくすぶる熱も、不意の腹痛も。 水と紅茶に混入された薬は遅効性だったのだから、当たり前なのだが。
がたがたとゆれる電車の中、そう暑い日でもないのにじわりと汗が滲み出す。 この電車を降りると往診の時間に間に合わないので、目的駅まで、と腹痛で青い顔をしながら耐えていたが。 流石に、冷や汗が出始めた辺りで電車を降りようとして、]
は、?
[首に冷たいものが当てられ、思わず間の抜けた声が小さく落ちた。 窓に映り込む自分の姿を見れば、背後に立った男が、自分の首に彫刻刀を突きつけていて。
ざあ、と血が落ちる。
男の顔は、サングラスと立て襟のコートに隠され、見えない]
(90) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[最、悪、だ。 項と襟足にかかる男の生温かい息を感じながら、心の中でそれだけが頭を巡っていた。
首に当てられた刃物によって動けないままに、壁と男の間に挟まれる。 臀部の辺りにぐりぐりと硬い物が押し付けられていることは知覚していたが、それがなにかを察するのを意図的に拒否して、ぎゅうときつく目を瞑る。
ぶつ、と二回小さな音がして、糸が切れた釦がふたつ、床に転がった。 後ろに思わず後ずさって、硬い物が余計に密着した。 小さく、自分の喉から息が掠れる音がする。
男の乾いた指が、薄く割れた腹筋を辿る。 やめろ、お前の前にいるのは肉付きのいい女じゃなく、ただの男のはずだ。柔らかくもないだろうに何が楽しいというのだ。 ふ、ふ、と浅くなっていく自分の息と対照的に、後ろにいる変態の息は荒く深くなっていく。 気持ち悪い。いますぐこいつから逃れたい。汚い。
男の爪が腹を引っ掻き、指が力を込めて感触を確かめるように動く。 それが臍の周りを撫でたとき、不覚にも鼻から吐息が漏れる。
身体が跳ねたのを見てかどうか、男はもう一度腹を撫でた]
(91) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[不本意な感覚が、ぞくぞくと背筋を走る。 男にまさぐられている辺りから、甘い痺れが伝わって、脳髄を侵した。 窓に映る自分の顔は、どんどん紅潮していっているのが見えて、それが思いのほか堪えた]
っ……ぅ、ぅ、
[ぎり、と歯を食いしばり、涙目で男を睨みつける。 歯の隙間から漏れそうになる嗚咽と喘ぎを必死に殺しながら、瞳は屈辱と怒りと、怯えをなみなみと湛えて。 周りに人がいなかったら、刃物も構わずに男を殴り飛ばしていたかもしれない。
執拗に腹を撫でる手に、力が抜けかけて。 恐怖で一時的に忘れていた腹痛が、再び身体を襲った。
相手に悟られぬように暫く無言で耐えていたが、恐怖だけでない涙が滲み始めて]
はな、せ……。
[ほとんど意識してないまま、反射で小さく声が漏れた。
隣の乗客にそれが聞こえたのか、怪訝な顔でこちらを向いた気配があり、少し青くなり始めた顔で口を噤む。 ぽた、と額から汗が落ちた]
(92) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[制止の声がきっかけだったのか、否か。 腹を撫でまわしていた手が急に拳に変わり、ぐっと腹を押す]
――ッ!?
[悲鳴が上がりかけて、自分の袖を噛んだ。
ああくそ、こいつ。 知ってやがる、のか。
思えば、点と点を繋ぐのなど容易い。 紅茶か、水か、それともカップにでもなにか仕掛けてあったのか。 これも一連の流れのひとつだと知れば、身体が小刻みに震えだす。 逃げたくても、背後は男が密着しているし、前は壁だ。逃げ場がない]
ぅっ……!
[悪夢だ]
(93) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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ふっ……ぅ!
[何かを訴えるように、ぐりぐりと拳を押し付けられ、足が震える。 こんなに苦しくて恐ろしいのに、愚息は健気にその中から奇妙な快楽を拾ってゆるく立ち上がっていた。
これもなにか仕込まれているのか、そうだと信じたい。じゃないと俺が変態だ]
ひ、ぃ……ぁ
[足が痙攣じみた震えを始め、押し殺した悲鳴が漏れる。 頬を伝う涙を必死に拭い、首を小さく横に振って。
やめてくれ、と懇願した時、後ろから小さな笑い声が、聞こえた。 男の手が当たるより下、明らかに異常な反応を示す雄が、それにこたえるように痙攣した]
(94) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[やめろ、やめてくれ、と懇願することすら今は許されない。 弄られ、腹痛で膝ががくがく震える。そのくせ、自分のものははち切れんばかりに膨らんでいた。 男の拳から与えられる圧迫が強くなる。声にならない悲鳴が、上がる。
漏れそうだし、前は男の手が触れることによって甘さを拾っている。 相反するふたつが頭の中でとろけあって、何がなんだか分からなくなって。 ただがくがくと身を震わせながらふうふう鼻で荒い息を繰り返していた。
――ごとごとと音を立て、電車が次の駅に着いたのはそのときである。 下りるのか、それを合図にしたように、男の手が離れる。 ああ、よかった。終わったのかと思えば、安堵から力が抜けるのは必然。
それを知ってか知らずか、最後の刺激が腹部に加えられた]
(95) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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――あ、
[卵を潰したような。 取り返しのつかない、呆気ない音が、自分の胸の内で聞こえた。
ひく、と足が跳ねる。
湿っぽい破裂音がして、明確にそれを狙っていた相手に、その意味するところが伝わってしまっただろう。 それと同時に、解放感に伴う快楽に、制御の利かなくなっていた雄が暴発した]
ひ、ぁ……ぁ、
[座り込みかけた身体は、壁に支えられて。 人の流れと共に降りて行った男が、電車の外からこちらを見ているのが見えた。 迷子のような顔をした医師の瞳に、映った男の弓なりに上がる口元は
間違いなく、嗜虐の快楽に酔っていた]
(96) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[ほとんど放心状態で、駅の御手洗で応急処置をした。 ひ、ひ、と押し殺した嗚咽を漏らしながら、収まらない欲望を扱く。 情けなくて悔しくて、死んでしまいたいくらいで。 汚れて再起不能だった下着は、屑箱に捨てて行った。
それでも、身体を引きずるようにして、往診には行く。 案外自分は真面目じゃないか、とどこか現実逃避じみた頭で思って、乾いた笑いを零して。
着いた先、士族の家。
そこの家主の診察中、次からは来なくていいと告げられるなどと、 誰が予測できたというだろう、か]
(97) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[まさか同性に痴漢を働かれる経験はないだろう。>>90>>91 こちらは同性相手どころか、女性にだって経験はない
だが、昂った。
彼が求めるような事が無い限りは、 鈴城 蓊は良心の塊且つ彼の逃げ場でなくてはならない 彼が自ら手を伸ばし、この牢獄に捕えてくれと望むまでは
鈴城 蓊と薛 蓊桂。 ふたつの名前を持つ男は、光と闇を飼う。 彼が縋ってくれるのは、光の方であるだろうとも。
日向の顔をしている時には、無体を働くわけにはいかない 手を伸ばす彼を、どんなに喰らってやりたかった事か。
失敗してはならないという自制心さえなければ、 あのまま犯していたに違いない]
(-98) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[悪い噂が広まっている。 君はいい医者だと知っているからもちろん信じてはいないが、世間の目が、
うんぬんかんぬん]
そうです か。 わかり まし た。
[話は半分も耳に入ってこなかった。 だから、話を遮るように了解の言葉を返して。
どんな顔をしていたのか、よく自分では分からないままに。 外へ出て、歩いて、歩いて、歩いて]
……あれ、
[ちょっと限界だったようだ。 知らぬうちに、涙が頬を伝っていた。 情けない。みっともない。たすけてくれ。頼むから、なあ。
傍に居てくれ]
(98) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[圧を加えるその拳は。>>93>>94 ほんの一瞬指を開かせ、熱芯を撫で上げた
こんなに猥らなのだと知らせる為に。 こんな非常識且つ非日常的な恐怖を前にして、なんと淫婦な。
興奮する変態なのだと、高まる吐息と押し付けた熱で 同族なのだと計らせるように、耳元へ息をかけた。]
(-99) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[どつ、 お前の居場所は外ではない。 お前を危険に脅かす外に出るのは釈さない。>>95]
(-100) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[自ら入り込め、自ら鍵をかけろ。
お前のすべてを受け入れる場所は、隣宅にある。
呪詛にも似た感情は。 その一撃に篭められた。
無情で、非道な一撃は鉄槌にすら似た。]
(-101) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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/* 遥ならやらんぞ!!!!!!!
(-102) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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/* という兄ばか炸裂させつつ。 先生のリアクションとか可愛いなー(はるには適わないけど) すきだなー(はるには適わないけど) いじめたいなー(はるにはいじめられたいけど)
(-103) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[吐息は、遠ざかってゆく。]
( 糞を垂らして悦を覚える淫乱を匿ってやるのは、 世界に私しか居ないんですよ? )
( ねえ? *)
(-104) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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……あの、オリベさん。
澪さんに連絡をしたいのですが…
(-105) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[世話になった家のことを悪く言うつもりはないけれど。 知らないのなら教えてやるべきだと思った。>>3:117
見て見ぬ振りをするべきかとも考えたが、 悪事を企みそうな娘には見えなかった。]
それと、春文さんにも。 私があの人に逢いに来た事を、知っていて…
旅券をだなんて、警察に捕まったのもきっと、きっと…。 私が釈放されたのを知ったら 今度はオリベさんが、危ないかも知れないわ…
[一番初めの封筒に入っていた写真を思い出す。 その写真すら、今は手元にはない。
更に執拗に話をしようとする俺を宥める様に、 オリベは湯冷ましを置く。]
(-106) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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…おやすみなさい。
[『夢で逢いましょう』とは、言わなかった。 寝巻きの着物の襟を正し、俺は部屋を出て行く彼を戸口まで送る。そうして背を伸ばし、頬におやすみのキスを。]
……
[すぐに離れるはず、だった。 何となく、そう何となく離れがたくて。]
(-107) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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― それから ―
[窓越しに見た悔しみを訴える視線も。>>92 堰が崩れた時のあの表情も、“み”た。>>96
地獄を告げる水音も、聞いた。 私だけが聞ける音なのだ。彼の心を弱らせてゆく音は。 築いてきた世界の終わりを告げる、その音色は。
ソリストを前にした指揮者にでもなった気分だった。
ああ、なんて可愛らしい。 ああ、なんと倖せか。
停留場で降りた後は、何度も後をつけた付近までタクシーで向かう。 途中、途方に暮れる男を見つけて、>>98車を脇で停めさせた。]
(99) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[キスを――強請ってしまいそうな自分に嫌気が差した。 踵を下ろし、もう一度おやすみと口に出した。]
(-108) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[髪に触れると、まだ少し湿っている。]
……ふぁ
[やけに眠い。あぁ、風呂に入ったからか。 寝具が暖かそうだからか。高そうな寝台の飾りを撫で、俺は欠伸をする。
湯冷ましがまだ残っている。 寝しなにもう一口含んで――俺は横になって早々に意識を手放した。 夢を見ることなく……。
蝶々はその羽を休めた。**]
(-109) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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はる、か。
[もういい。知らん。 家が火事になる危機に晒されようが、知ったものか。 火事くらい自分で何とかしろ。おい俺が頼ってやるって言ってんだよ。
いますぐ友人に会いたくて、それでも電車に乗る気は起きずに、早足で遠い道のりを帰る。 友人と酒を飲んで話をしたかったし、声を聞きたかったし、八つ当たりしたかった。
餓鬼みたいな顔をしながら、てくてく歩いて。歩いて]
(100) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[途中、のろりと急速に速度が落ちた。 嗚呼、だけど。なあ。
助けてくれと言って、どこまで助けてくれるのだろうか。本当に、助けてくれるのだろうか。 もし、拒絶されたとした、ら? そんなことはないと、言えるのだろうか。本当に、言えるのだろうか。 どんなにこちらを信頼していた患者でも、たかが噂であっさりと裏切るのだから。
疑心暗鬼と、混乱と、自信の喪失と。 色々な要素が相まって、足は完全に止まってしまった]
……あ、
[その、絶望を救ったのは。 >>99毒を与える男であった。
顔を見た途端、出掛けにかけられた甘く優しい言葉を思い出す。 味方だと、言い聞かせ洗脳するような声、を]
(101) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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………先生? 千里先生ですよ、ね ?
[歩く男の背>>100>>101に向けて、声をかける。 運転手に少し待ってくれ、と声をかけて。 ドアを開かせた。]
やあ、この辺まで赴かれていたのですか。 父の七回忌で呼び出された帰、 ……
どう、なさいました?
[まだその頬は水気に濡れていたか。 少し間を開けてから、木綿のハンカチを取り出す。]
お使いください。 何があったのかは分かりませんが、 ここから診療所までは遠いでしょう。
送りますよ
(102) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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/* もちさん痴漢プレイおめでとうぬるくてごめんとか、ちょっと感情が先走ってしまってロルの日本語が荒い上崩壊してるとか、そういやスカトロ大って初だわとか、遥にべっとりしにいくかだいぶ悩んだとか、色々言いたいことはあるが。
トイレと風呂にいこう。鳩持って。
(-110) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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/* あ、楽しかったです。痴漢プレイねっちょりお返事するのは。 ロル書く間トイレ我慢してた程度には(←
(-111) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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/*>>100 誰が貴様なんぞに俺の遥をやるものか!!!!
(というあにばか)
(-112) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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/* おへんじみえたからといれもうちょっとあとで
(-113) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[外套は駅の屑箱に押し込んだ。 帽子とサングラスは荷物の中。
礼服に身を包んだ男は、彼の後ろに居た男の特徴と一致せず。]
……千里先生、大丈夫ですか。
[彼をさんざ傷つけた手は、優しく指を握る。 突き落とした窖から、地上に出る手助けをする。
毒と薬を持つこの男の仮面は、厚く硬い。]
(103) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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( 先生、私しか居ないんですよ。 )
( 糞を漏らしたせいで、全部流れ出てしまったのでしょう? )
( 大丈夫、埋めてあげますから、 )
(*17) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[>>102どうかしたかと問う彼は、しかし結局のところ理由は言わずとも優しい言葉を投げてくる。 ハンケチを差し出され、暫くそれを見下ろしていたが。
安堵のせいか。唐突に、治まっていたはずの涙腺が活動を再開した。 ぼろぼろと声もなく、しゃくりあげることもなく涙が出て、慌てて片手で両目を覆う]
わり……
[なんとか止めようと、目頭を押さえて。 俯き、小さく、なあ、と声をかけた]
(104) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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……たすけて、くれ。
[優しく指を握る男へと、懇願を紡ぐ。 その声は、悲鳴じみていて、切実で、
事情を知る者がいれば、ひどく滑稽に見えるほどに、必死であった]
(105) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか )
( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか )
はは、……… ―――……、ふふ。 私だけが、貴方を護ってあげられるんだ。
( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか ) ( 私しか )
(*18) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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/* といれにいこう(けつい
(-114) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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/* 末永くお幸せに…!!!!
需要と供給がとても取れてるカップルだと思うんだよね。 お似合い、というやつ。 他(自分ではないという意)のCPでお似合いだなって思ったの 結構初めてに近しいかもしれない。 ほんとね、うまくバランスの取れている先生たちだと思うよ。よ。
おしあわせにね!! 俺は遥と永久に爆発四散するから!!!
\バンッ/
(-115) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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………先生、
[ほろほろと泣きじゃくる姿も、とても可愛らしいものだ。>>104 この短期間で、精神的に、肉体的に、生理的にすら追い込んだ。
17路盤に並べられた陶器の石は、彼の感情と尊厳を傷つけて、 ぐるぐると囲い込み、投了を誘うまで追い詰めたのだ。
棋譜図を完成させる為に、一手一手詰めて、重ねて、慎重に。]
……千里先生。
[ハンカチをポケットへしまい込む代わりに。 目許を抑えて、俯く医師の背に軽く肩を回す。]
(106) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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……何があったのか、…何があったとしても。 大丈夫です、私が貴方を守りますよ。
[繋ぎ留めた指>>105、そこに約束するように圧を少し、籠めた。 礼服に皺が寄っても構わない、と。
体重を預かる為に、抱き寄せた。]
安心なさって下さい。
(107) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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[貴方はもう、私だけを視ていればいい。 比護する私だけを、視ていればいいのだ。]
(-116) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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/* はるぅー… はるかぁー… はるかのだきまくらでねる。
今はまだだけどそのうちすぐ、匂いとか肌とか体温に反応するようになりそう。
いんらんあに(すやぁ)
(-117) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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―――つかまえ、た。*
(*19) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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―――行きましょ、う。*
(108) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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/* さて。
何か新しい小説の題材を――と思ったのだけど、特に何も出てこないという。
(-118) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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保護……誤字てめぇ…
(-119) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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[期待通りに与えられた言葉。 まるで救世主のような言葉に、目の前に置かれた餌が毒とも知らずに、必死に手を伸ばす。
それしかできなかった。 それ以外なんて、思い付きもしなかった。
狭められた選択肢は、自由に選べるふりをして、ひとつしか残されていない]
……ん、
[抱き締められ、少し身を固くしたが。 抵抗はせぬままに、彼の言葉に頷いた。
帰る場所も、ひとつだけ*]
(109) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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― それから・薬局二階 ―
[「本日臨時」の札をかけて、手を引き二階まで誘う。 もう、階下の床など見ていなかった。
もう、視ているのは彼のことばかり。――彼ばかりを、“み”ている*]
(110) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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[住居区としている二階には、厠も風呂もあった。 内装は、つい一年前に建てられたもので真新しい]
入用があれば、いつでもお戻り下さい。 戻るのが怖いのなら、私が取りに行きます。
……今日は、できる限り先生の傍に居ていいですか?
[風呂に入りたいと乞われれば当然のように支度もしよう。
寝間着であれば細身の自分でも余裕を感じている。 問題なく貸すことも叶うだろう。]
どうか、ご自分の家のように過ごされて下さい。 その方が、私も安心しますから。
[彼を誘う笑みは穏やかで、安息を願うもの。]
(-120) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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[監禁と呼ぶには生ぬるく感じる拘囚。
しかし、逃げ場を削っていったその結果といえば、 彼自身に、帰還と外出に対しての恐怖を与えた。
魂を、心を捕える為の布石と結びを。 監禁と言わずして、なんと呼ぼう。
外の風は、彼に悪夢しか運んで来ないと教えたのだ。 分からないのならば、幾らでも教えなおすまで。 彼の知らない他人の仮面を被って、何度だって教え込もう。]
(-121) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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不自由があれば、幾らでもおっしゃってください。 私は先生の味方です。
[大事な指を握りこんだまま、身が震えても抱きしめる。 この腕の中にしか帰る場所も、存在する場所も無いのだと
薬と毒を同時に抱いて、耳元で安息を声で伝えた。
――愛しい人に、知らせるのはひとつの幸福だった**]
(-122) 2014/04/20(Sun) 04時頃
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[目を覚ましたのは常よりも遅い時間だっただろう。 気怠げにうっすらと瞳を開く。
記憶はどこか曖昧だ。 途中から記憶がなく、何時気を失ったのかなんて分らない。]
―…いっ…
[目を開けて感じるのは体のあちこちの痛みだ。 臀部は特に鋭い痛みが走った。 腰が鈍く重く、喉が掠れ、そしてなによりも主張するように右の肩甲骨にある烙印が疼く。 それらの痛みが昨日の出来事を夢ではなく現実だと告げる。
隣で寝ている幼馴染の姿を視界へと入れれば安堵の気持ちが浮かび上がる。]
(+101) 2014/04/20(Sun) 04時半頃
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[体を動かそうとしても、痛みとダルさで動きそうにもないし、酷使した体は今だに休息を必要としているのか瞼が重くなる。]
…っ…気持ちわる…
[しかし下半身に感じる嫌悪感に僅かに顔を顰める。 何かが入ってる感覚。 それがいつも幼馴染が持ち歩いていたドロップスなんて事に気づくことは出来なくて。>>+65 その気持ち悪さに僅かに身じろげは溶けた甘い蜜が太ももを伝う。
体が動かないから、視線だけで部屋の様子を伺うようにすれば昨日起きた時と同じように、気に入りの椅子へと腰を下ろす父の姿>>+93に昨日の出来事が蘇ったのかゾクリとした電流が背を駆ける。]
お…やじ…
[散々囀りをあげた喉から発せられる声は掠れ言葉を紡ぐたびにピリッとした痛みが走る。
父から聞きたいことも、父に言いたい事も沢山あるのに、自由に動かすことの出来ない己の体に苛立ちを覚える。]
(+102) 2014/04/20(Sun) 04時半頃
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医師 カイトは、メモを貼った。
2014/04/20(Sun) 04時半頃
大学生 カイルは、メモを貼った。
2014/04/20(Sun) 04時半頃
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[肉による蹂躙は心へ刃を突き立てられるような行為だった。 男が腰を動かす度にスタジオに響き渡る悲鳴。 快楽から程遠い行為に安息等ありはしない。
太腿と滴り落ちる白と赤。 行為がもたらすモノを想像すれば表情が歪む。]
(+103) 2014/04/20(Sun) 07時頃
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[サンドイッチを渡されるが消耗しきった身体と心が受け付けない。 それでも、男とは違い涙を見せなかったのは最後の意地。]
(+104) 2014/04/20(Sun) 07時頃
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佐倉【さくら】は、縄が多少緩んでいる事に気づけば手首を揺らすようにして縄抜けを試みはじめる**
2014/04/20(Sun) 07時頃
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りりえさくら組は一体何があったんだ>メモ履歴
りりえ君のモチベーションダウンしてないといいなあ、という。
(-123) 2014/04/20(Sun) 09時半頃
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/* 多分一番ストーカーっぽい被害受けてるのは快斗さんだよなー。 あれ実際やられたら精神崩壊レベルじゃない? 俺虫大嫌いだからその部分でぎゃーってなる。 泣く。
(-124) 2014/04/20(Sun) 10時頃
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/* 多分俺がストーカー側なら遥さんみたいなタイプ。 薬使ったりして快楽に堕として依存させたい。 俺から離れるなら回りの人達殺しちゃうよ?とかなタイプ。
基本好きな人自身を傷付ける事ってないなー。 甘やかしたい。デロデロに。
(-125) 2014/04/20(Sun) 10時頃
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―???―
[広がる噂、覚えのないもの それでも彼女が知ることはない だって鳥は鳥籠の中、魚は水の中 それ以外の世界は見えない
起きた彼女が見たものは自分の世界とは違うものだったけれど それでも彼女の耳に噂は届かない*]
(111) 2014/04/20(Sun) 10時頃
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―1番始めの仮面を被り。朝―
[男は存外と忙しく場所を動かしていた。 星宮のこと。星野のこと。斑帝のこと。 扱うものが一気に増えた。――が、戦時と比べるべくもない。]
……
[桜の大木の定位置に腰を下ろし、 店売りの顔をする。 店売りの仮面を着ける。
葉桜の生む影の下。 客の訪れに首を巡らせた。>>+70]
―――佐取の旦那さん。 おはようございます。
今回も若旦那さんを置いて、 海の向こうへ、渡られたかと。
……急に。
[旦那の雲隠れを知っている。 今回ばかりはそれを惜しんで居たのだと言葉に含む。]
(*20) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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[流す品について、買われていくものについてとりとめて執着はない。
譲渡の理由も聞かない。
ただ、暇な折に想像するだけだ。 理由を。]
(*21) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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[安く甘いばかりのドロップ缶に一粒だけ毒入りを仕込んでそのまま誰かに譲ったり。
プライヤで鉄条網を切断して盗んだり。
季節はずれの竜胆を恋しい人に送ったり。
縄で裸体を縛り、赤筋を楽しんだり。
鉄杭を研磨し孔へと押し込んだり。]
(*22) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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……長さと太さが足りると良いのですが。
[ぱかりと蓋を開けて中を窺う。 佐取に見せたのは荒縄。出来うることなら軍手で持ちたい。]
それとも、細く絹のように滑らかな縄の方でしょうか。
[両手で2種類の縄端を持ち、ぶら下げた。]
(*23) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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[鉄杭も望み通りのものが渡るだろう。 そろばんを弾き、そろそろツケの溜まる頃合いだと思案していると思いがけぬ提案にドキリとした。
ざわりとした。>>+71
ありがとうございます、と頭を下げる。 同時に、何で埋めようかと、またそろばんを弾く。
等価でなければならない。 或いは、すこしばかり片方が上回っていなければならない。
男にとっては特に。]
それはやけに物騒ですね。 空き巣や中傷もあったとか。
家のない私には、要らぬ用心ですけど。
[物を紙に包みながら世間話に相槌を打つ。>>+72 帰る家を『素』と称した佐取にちらり視線を遣る。棚引く煙に目を細め、1本下さいと珍しく欲した。
火種をくれ―――と。]
(*24) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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[人の扱いは織部に。 薬の扱いは鈴城に。
では、物の扱いは誰に?
勿論、目の前の男に―――だ。]
佐取さん。 今日はもう一品、如何ですか?
[男は匣を取り出した。 筝の分とは別の、新たなやり取りの為に。
名品の茶器を。 彼の弟子が、陶磁器事業を考えるにはそれなりの背景が必要だ。例えば、高名な陶芸家の作品ばかりが重宝される世風だとか。]
……如何です?
[星野の、或いはこれから手中に収めるはずの星宮の。 流す前に、赤い鳥へ――…。**]
(*25) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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/* あ、この恐怖の好き。 扱い辺り特に。
しかしそれだけ揃ってるストーカー側こわっ…!!
(-126) 2014/04/20(Sun) 11時半頃
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[微睡む中、脳裏に描くは寂しさ、孤独 蒼い竜胆が風に揺れる 母が持って、その竜胆に口づけるのがたまらなく厭で 俺はここに居るのに、俺はここに居るのにと、幼い自分は血を吐く思いで心の中で叫んでいた
寂しい、寂しい
鳥籠が待っている。二の腕掴まれそこへ引き摺ろうとする手が、ある 熱が言葉が温かい体温がこの孤独を埋めてゆく それならもう――それいがいは、いらない]
ばいばい
[呟いたのは、決別の――]
(+105) 2014/04/20(Sun) 12時頃
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[風呂を頼めば、甲斐甲斐しく準備をしてくれた。 外装よりも綺麗な室内で、ひさしぶりに泣いたせいで赤い目を擦る]
むしろ、居てくれ。ちょっと…いま独りは、無理だ。
[問いかけに、なんのためらいもなく頷く。 抱きしめられたときはやはり緊張して身体を固くしたが。 それを拒絶する勇気が、ない。 彼に見捨てられたら、いよいよ行く場所がないのだから]
……なあ、
[穏やかな笑みになんの疑念も持たなかったが、彼がここまでしてくれる理由はやはりわからなかった。 だから、風呂の用意をする彼の服の裾を引っ張って]
……なんで、ここまでしてくれるんだ。
[少し顔色を窺うようにして、彼と視線を合わせる]
(-127) 2014/04/20(Sun) 12時頃
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……っ
[意識は緩く覚醒し、仄暗さが自身を迎える ぼんやりと、何かを諦めたような、何かを受け入れた様なそんな思いを抱きながら 目を閉じつつ昨夜の情事をどこか夢見心地で思いだそうとしていた]
ぃ、たぃ
[小さく掠れた声と全身の疼痛、内腑を引き攣る様な痛みが駆け巡る 生理的に浮かんだ涙が頬を伝う、が 幼馴染の声>>+101を受けてゆるり、目をあけた
カイ兄ちゃん、そう呼びかけようとするも喉もひりつき声に出すのが辛い 緩く瞳を空けて、その眼差しを幼馴染に注ぐ
身じろげばつ、と細く一筋、秘所から甘い香りと粘着のある液体が流れ どこかべたりとしたそれに身を震わせた 内部に何か埋められたような感覚。それは一体何だろうかと 不安さを宿し、幼馴染を縋る様に見つめていると、彼の視線の先には佐の姿が>>+93]
(+106) 2014/04/20(Sun) 12時頃
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医師 カイトは、メモを貼った。
2014/04/20(Sun) 12時頃
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…佐?
[呟く言葉は、いつもの『おじちゃん』ではない その事に気づく事も無く、声には不安の色と――何処か安堵を宿して どこか苛立ちを覚えている様な幼馴染>>+102に大丈夫?と労わりの視線を向けた]
(+107) 2014/04/20(Sun) 12時頃
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[現実問題、内風呂を設ける家屋は非常に少ない。 もとあった住居を取り壊し、ガス風呂を置いたのは 妻が相当の潔癖症であったからにほかならず。
銭湯が厭、その望みを叶えたのは偏に男の愛情の為す業だった。 母親が難儀から出産を迎えた事もあり、娶る女に不自由はさせない、 それは蓊桂少年が抱いていた人生の指針。]
…? どう、なさいましたか?
[組み上げからの給水を終えてからガスの調整をしていると、 後ろからシャツの裾を引く手に気付き、身を起こす。 風呂釜を背にし、医師と向かい合わせた。 向けられた疑問は、隣人としての親切範疇を超えた善意を前にしたら 誰しもが当然抱きそうなものではあるが。
湿った室内で、暫し躊躇う時間が訪れた。]
(-128) 2014/04/20(Sun) 12時半頃
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……こんな事を言っては、気色悪く思われるでしょうが。 笑い話として聞いてやって下さい。
[ぽつり、と水滴と共に息を吐く。 自然と眉は険しく寄り、苦しさを露にしてゆく。]
……私は、 隣宅の住人として過ごして。 酒場でお会いできる機会を受けて、 弱っていらっしゃる貴方を前にして。
普通ではない感情を抱いてしまいました、つまり…
[虚実はある。 隣人になるより前から、彼を視ていたのだ。 何も医師が窮地に立たされたから異質な感情を抱いたわけではない
それでも、全ての結論は不変且つ、不動のもの。]
(-129) 2014/04/20(Sun) 12時半頃
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―はこ―
[この『はこ』には扉が二つあった。 星宮の側は金屏風の背に。
もう一方の側から錠を外して入ってきたのは、腰の曲がった老女であった。 星野の家人。主の為に、孫の為にと今も奉公していた。]
……このたびは、おめでとうごじゃいます
[抜けた歯の合間から出す音は聞き取りにくい。耳の遠い老女は、問い掛けられると何度も聞き直す。
お気に入りのラジヲ番組の時間と飯の時間にはやけに敏感なものだから、時計代わりにはなるかも知れない。
または、『リーリエ』を連想させるものがあれば別だが。]
(-130) 2014/04/20(Sun) 12時半頃
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つまり、…性別の垣根を越えて、先生をお慕いしているのです。
こうして少しでも力になれるなら、これ以上の倖いはありません。 貴方の助けになれるだけで、私は充足を覚えているのです。
[ただ足元で揺れる草のように欲無き言葉を吐き出す 毒を盛り無理やり身を暴き、恥と害を与えた男と同一なのだとしたら ――――あまりに滑稽で、あまりに信じ難い、純粋な感情。
再び背を向け、表情を隠し、反響を伴うタイルの世界に どうか聞かなかった事にして下さい、と苦笑を含んだ音を落とす。]
(-131) 2014/04/20(Sun) 12時半頃
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[心を閉じ込めるのに縄も鎖も不要。 全てを繋ぐ為の道具は、とっくに格子の上へ並べ上げた。
自ら拘束具を嵌めて、自ら鍵をかけて、安息を檻内に用意する。
欲するのならば自由を限りなく与えよう。 仕事も奪う事はしない。]
(*26) 2014/04/20(Sun) 12時半頃
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[ ただ、心さえ捕えていれば良い。
一番ほしいものを、手元に置ければ良い ]
(*27) 2014/04/20(Sun) 12時半頃
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[身体は、心と常に繋がっている。 一番重要な部分を捕えてしまえば、囚えてしまえば。 何もかもを掌握できるのだと、失敗を踏んで学んだ。
白と黒の感情を。薬と毒の精神を。同時に抱いて*]
(*28) 2014/04/20(Sun) 13時頃
|
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『お支度を致しましょう』
[老女は抱えてきた奩(化粧箱)をとつと畳床に置き、周囲を見渡す。目当ての行李が見つかればそれに寄り、衣装を取り出した。]
『さぁ。支度を。 お美しく、しまひょう』
[白粉に紅、髪結う椿油に鼈甲の簪、籤。 奩の中には、娘を花嫁にする為の道具。*]
(-132) 2014/04/20(Sun) 13時頃
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―はこ―
[鍵が外される 見えたのは星野家に仕えていた老婆]
……おめでとう?支度?
[なにがなんだかわからない 奩を見て老婆に取り出された衣装を見て
ただ目を瞬かせる。ただ首を傾げる 理解はしている、なぜここでと思っていた*]
(112) 2014/04/20(Sun) 13時頃
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|
[1度外に出た老女が戻ってきた。 重く長いものを抱えている。
澪の前へと慎重に置く。
黒漆に流水の波紋と桜花弁の蒔絵、豪勢でいて派手すぎず、慎ましやかな魅力を放つ筝。龍がゆるりとそこに存在していた。]
『旦那様より、祝いの品でごじゃいます』
[赤い鳥にあった筝を、男は漸く手に入れたのだ。老女の語る『旦那様』が誰を差すのか、ただ言葉が足りぬだけ。
澪の使う爪は、見覚えのある木箱の中に。**]
(-133) 2014/04/20(Sun) 13時頃
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[戻ってきた老婆 祝いの品だという筝、気になるのはそれよりも]
……旦那様?…それに、これは…
[旦那様というのはよくわからず
それよりも気になったのは 見覚えのある箱、それを開ければ]
(-134) 2014/04/20(Sun) 13時半頃
|
|
どうして、これがここに……?
[自分の使う爪、なぜそれがここにあるのだろう]
……弾かせて、ください
[ただ落ち着きたくて いつものようにしてしまいたくて 承諾されたのなら静かに弾き始める]
(-135) 2014/04/20(Sun) 13時半頃
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|
―織部家― [星宮や春文のことを案じるサリュートを宥めるように、 全ては落ち着いてから、と諭す。
その口から、もう他の人間の話は聞きたくなかった。]
おやすみ、サリュート嬢。
[そう休息を促せば、 この国の普通の女と違って、 触れ合いの距離を掴みかねているサリュートの唇が、頬に触れた。 近づく距離に水と石鹸の香りがかすかに揺れる。
夢で逢おう、ともはや口にするつもりはない。 長く暗い夜の始まりが近づいている。]
(113) 2014/04/20(Sun) 13時半頃
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―???―
[いつの時間か、どこの場所からか よく聞けば筝の音が聞こえただろうか その曲は子供用の箏の手ほどき曲として作られたもの 今散っているかもしれない花の曲
『はこ』の中だけ響くのかそれとも外にも聞こえるのか ただ琴の音は止まらずに*]
(114) 2014/04/20(Sun) 14時頃
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― 時分未明・織部との通話 ―
[さて。 このまま上手く運べば、医師としての彼の仕事も返してやるつもりだ。
電話機の近くには業者と得意客の家の連絡先を記したノート。 織部に電話をかけたのは、何時頃の事だったか。 少なくとも夜間と呼べる刻限では無かっただろう]
もしもし、すずしろ薬局ですが。 家主様に御用があるのですが、ご在宅でしょうか
[耳の遠い老婆に己からの電話を伝えるのは、大変難産だった。 音質の悪い電波越しに届ける声は、常よりも更に低い声。]
(*29) 2014/04/20(Sun) 14時頃
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|
― ― [その姿を見かけたのは、星野邸付近か、あるいはいつも寝泊りしている場所か。 子取りの姿を見つけて、声をかけた。
用途はそれぞれだが、星野の使用人たちはそれなりの値がつくだろう。]
先日は世話になったな。
[小物の買取は出来るか、と訊ねて差し出すのは星野の紋の入った小柄。
名家の紋入りの装飾品や小物となれば、 通常の古物商や骨董商でも欲しがるだろうが。 出所の説明が難儀である。 余計な詮索のないこの男相手の取引が、一番安全であろう。]
(*30) 2014/04/20(Sun) 14時頃
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|
[交渉はさして長くはかからない。 高値で売るのが目的ではないのだから当然だ。]
また何かあれば頼むよ。
[己の手から、離れていく星野の紋に笑みを浮かべて踵を返す。*]
(*31) 2014/04/20(Sun) 14時頃
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|
―織部家― [電話が鳴るのが聞こえた。>>*29 住み込みの老婆の耳が遠いことを考えれば、 いい加減仕事部屋に直接引っ張ってくればいい話だが。 面倒な相手からの電話を体よく追い払うには、己の手元に置かぬ方がいいという利もある。
さて、厄介な相手かどうか、と様子を伺っていたところで 「すずしろ」と聞きなれた名前に横から口を挟んだ。]
鈴城さんからか?薬局の。
[さて、彼からの電話となると珍しい。 代わった電話口で、何用だろうかと首を傾げる。]
もしもし。
[店に直接出向くことの方が多いので、 こうして電話越しの声を聞くのはあまりない。]
(*32) 2014/04/20(Sun) 14時頃
|
|
[サリュートを一人部屋に残し、薬が効くまでの間、外で時間をつぶす。 薬局そのものを介して手に入れるには、外聞憚られる類の薬は、 一つ前の季節に物売りから買い取ったもの。
ゆるやかに張り巡らされた糸を辿って、 互いに持ちつ持たれつの関係を保っている。]
(-136) 2014/04/20(Sun) 14時半頃
|
|
[問いに対して、躊躇うような間が空いた。 どんな理由であれ、いつものように穏やかな言葉が返ってくると思っていたから、ぱちりと不思議そうに瞬きをする。
やがて、苦しげに、ぽつぽつと落とされた言葉は、あまりに想定外で。 そのくせ、すとんと納得のいく、まっすぐな言葉であった]
笑えねーし、
[苦笑を落とす彼に、ぽつと返す。
嫌悪は不思議となかった。 それは、恐らく、彼がこの短期間の間に自分の領域に踏み込むことに成功したせいか。 他人に対しては冷酷でさえあるくせに、一旦自分の領域に入ることを許してしまえば酷く甘い]
……都合いいからヤッちまおうとか、ねーの?
[自分ならやる。というか、やった。
力になれるだけで満足だ、なんて聖人のごとき言葉を吐く男を、じっと見て。 戸惑いの混じる目で、それでも服の裾は離さずに]
……お前しか頼るやついないから、抵抗しないし、できないけど。
[試すように、口にしてみた]
(-137) 2014/04/20(Sun) 14時半頃
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サリュート?
[部屋の外から声をかけても、返事はない。 懐中時計で時間を確認する。 薬が効いて、深い眠りに落ちるにはちょうど良い頃合い。
簡単に起きるような薬ではないと分かっていたが、 鍵をかける時に慎重な手つきになってしまうのはどうしようもない。
寝息をたてる彼の顔を覗き込む。 頬を撫でても、髪を梳いても起き上がる気配は微塵もない。 きちんと薬が効いているのを確認して、唇に触れた。
ゆっくりと指で触れ、柔らかな感触を楽しむ。 湯上りの肌は、しっとりとしていて引き込まれるように唇を重ねた。
触れ合わせるだけの唇にむずかる様に、 サリュートの唇から吐息がこぼれる。 小さく開かれた唇の隙間から舌を差し込んで、 ゆっくりと口腔を蹂躙していく。 息苦しいのだろう、無意識に逃げるように横を向こうとするのを 遮って、強引に唇を貪った。
一方的な口づけに、時折ピクリと肩が揺れるも 明確な抵抗のない体が、本当に娼婦のようだと思った。]
(-138) 2014/04/20(Sun) 14時半頃
|
|
― 通話>>*32 ―
あ、もしもし。 鈴城です、土産のお陰でうまくやっていますよ。 昨日は、ほんとうにありがとうございます
[電話越しに笑みを含んだが、この音声の悪さでは伝わるかどうか。 大事な、擬似家族のような大事な相手にまずは、報告を。]
…それで、織部さんに折行った相談なのですが。
男性を一人、大麻漬けにして欲しいのですが、叶いますかね。 必要品はこちらの持つルートで手配させて頂きますんで。
……気狂いを一人、仕立てあげる必要がありそうなのです。
(*33) 2014/04/20(Sun) 14時半頃
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|
[裾を変わらず引く手と、背に投げかけられる言葉に。 弱みを突く関係を持たないかと聞かれ、身体の向きを改めて。
失礼、と声をかけてから。 困惑と不安めいた色を帯びた瞳と視線を通わせ、頬に指を預けた。 その手は、拳として殴るわけでも引っ掻くわけでもない。
そこにある彼の顔を通して、魂に触れようとでもするかのように 大事なものを扱う、優しい手だった。]
……私が欲しいのは。 あなたの形をした要れものでは無いんですよ、千里先生。
何よりも欲しいのは、貴方の心です。 一時凌ぎの助けとはいえ、貴方が私を求めてくれる事の方が よほど尊く、価値のあるものなんです。
貴方を傷つけて、苦しめて、己の欲を満たした所で それはきっと、虚しさを残すだけですよ。
(-139) 2014/04/20(Sun) 15時頃
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― 赤い鳥篭 ―
[柱と枠でカーテンを支える天蓋付きの寝台の真上、 空気を掻き混ぜるはずの天井扇が今は止まっている。
生温い空気と淫靡な気配、小鳥より立ち上る甘い香を留めた土葬。 送風が止まっていることもあり、煙草に火は着けなかった。 そもそも、吸い差しの紙巻は仮面の物売りに駄賃として譲ってしまったのだ。 聊か口寂しいが、自身は既に煙草より心身を慰めてくれるものを得ている。]
――おはよう、二人とも。 [覚醒の気を感じ取れば、瞳を一度瞬きで洗う。 一行も進んでいなかった本は伏せられ、卓へと戻した。 安楽椅子を鳴かせて別離を果たし、淀んだ空気が微かに動く。 まず目に映るのは怯えた我が子の姿。>>+101 あれほどの愛欲に溺れても、まだ我が身を父と呼ぶ海琉の声。 自然と笑みも零れ、音もない笑気が香った。>>+102]
(+108) 2014/04/20(Sun) 15時頃
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お前も、佐で構わないよ。 この名を女以外に呼ばれるのは久々だがね。
……ああ、無論。 寝台のみで、呼んでくれても良いよ。
[海琉に譲歩する振りをして押し付ける。 彼等の心と身体を飼い慣らし、恋うて愛でる主人。 気安く息子に垣根を越えさせる言葉は、彼の心を万力で絞るに似た痛みを添え。]
(+109) 2014/04/20(Sun) 15時頃
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[粗悪なメッキも今は、そこに無く。 目の前に居る男こそが、千里 快斗なのだと思えば。 こうして触れる距離すら、心臓に雫を与える]
…先生もご存知でしょう。 家内が私を捨て、出て行ったのは。
彼女の心は、赤い鳥に連れていかれたのです。
[紅茶缶の買い付け先。 その店主の事を一度だけ小さく漏らしてから]
私は、その時一度失敗をしている。 過ごしてきた時間と夜の営みで、心を得ていると誤解したのです。
………だから、貴方にとって都合良い逃げ場であったとしても。 すこしでも必要とされたいと、情けない事を考えています。
[浮かぶ苦笑は、すこしだけ色が濃いものへ変貌を遂げた。 頬を撫でていた手は輪郭をなぞり、顎を捕える。
彼に危害を与えた指とは、別物の慈愛を以て]
(-140) 2014/04/20(Sun) 15時頃
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―――ただ、呼べぬ覚えられぬと囀るなら、 相応の躾が必要だろうね。
……悠斗、物慣れぬ右翼を支えてやるも左翼の役目だ。 片翼では、籠の中を飛ぶことも侭ならぬ。
[仕方ない、とでも言いたげに、歩みは寝台へと辿り着く。 先ずは名を呼んだ悠斗を褒めるように頬を指先で掬い、口付けて愛し、 海琉には不安と恐怖を慰める如くに瞼に接吻を散らす。
既に孤独を鳥篭の主人よりも恐れる悠斗に目を配り、>>+105 ゆっくりと指先を天井に向かって差し上げた。
指先で絡め取るのは、幾重にも折り重なる絹カーテンの向こうより垂れ下がる頑丈な縄。
指先で招き、器用な五指は、最初に海琉の両手首を戒める。 縄が食い込み、関節を痛めつけようと躾の内だった。
最初の躾が肝心である事は、慧眼もつ男は良く知っていた。 海琉の躾には悠斗が、悠斗の躾には海琉が、最も利くとも知っていた。]
(+110) 2014/04/20(Sun) 15時頃
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[漸く覚醒できるだけの体力しか持たぬ子を縛るのは容易い。 それ以上に容易いのは、既にこの鳥篭に囚われて安寧を得る左翼。>>+106
一度、悠斗と視線を合わせ、彼には「良いね?」と眼差しで断りを入れてから手首を同じように縛る。 物分りの良い片翼に関しては、僅かに甘さを見せた。>>+107 二人の手首を同じ縄で縛り上げ、男は一度寝台を降りる。]
さぁ、良き声を聞かせておくれ。 私の可愛い両翼。
お前達は、等しく私のものなのだから。
[喜色を隠さず壁に備えられた電源を入れると、 ゆっくりと天井扇が回りだした。
―――二人の手首に掛かった縄を巻き上げながら。]
(+111) 2014/04/20(Sun) 15時半頃
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[キチキチ、キリキリと音を立て、寝台と言う鳥篭で吊るす二人の裸体。 足を戒めた鎖が微かに浮いて、爪先のみを寝台に残すまで上昇を止めず。
自然と背中合わせになって、片翼ずつが重なり合う。 茫と蔵の薄暗さの中で生える白肌は、あらゆるの美を凌駕していた。 互いの尻から伝う蜜も、ねとりと肌の間で糸を引き合い、身体を繋ぐだろう。 蜘蛛糸に絡め取られた、か弱き小鳥のように。
男は瞳を細め、夢見る心地で、その光景に見惚れていた。*]
(+112) 2014/04/20(Sun) 15時半頃
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―通話>>*33― [土産を届ける相手とうまくいった報告の 直接でない声に機嫌のよさそうな気配を感じて、小さく笑う。]
鈴城さんからの頼みごととは珍しい。
[彼の母親が大陸出身だとか。 そんな話の流れのうちに、 いくつか打ち明けた織部が『織部』と名乗る前の仕事。 未だにそれと切れていないのは、聡いものであれば ―陰の部分で例の物売りと関わっている者なら― 知っていて当然。
暗黙の了解の内側に、鈴城本人が踏み込むのは初めてのことで かすかな驚きとともに答えを返す。]
今すぐなら、ちょうど手元に一人。 年の頃は十代後半。警官なんで背丈なんかはそれなり。
[もう少し遅ければ手足が無くなって用立てられないところだった。 ごく当たり前に商品を案内するように、淡々と語る。]
もう少し年のいったのがよければ引っ張ってくるが…。
[ちょうど星野の男衆も何人か仕入れたばかりだ。
並べられた品を前に、さあ、どうぞお選びください。と。 笑顔で案内される百貨店を思い出したかもしれない。]
(*34) 2014/04/20(Sun) 15時半頃
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― 葉桜の下:回想 ―
―――悠なる海の向こう側へ、急に? [男は緩やかに喉を揺らして、物売りの言葉を笑った。 傍目には急なことと映るだろうが、実際はそうではない。 自身にとっては何十年も待った結果である。 そんな内情を明かす気は更々なく。
ただ、物売りは気付いているだろう。 この男が何を買っても、何を鳥篭に揃えても、満たされていなかったことを。
細く靡く煙を吐き出し、唇の裏を舐める。]
(+113) 2014/04/20(Sun) 15時半頃
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世界恐慌の火の粉がこんな片田舎まで飛んでいるとは考えたくないね。 私も支度が出来れば、家を開けることになる。
―――…いいや、恐ろしい話だ。 [まるで恐怖と言う感情から遠い男が嘯く。 珍しく煙を強請る物売りに瞳で笑い、 開けたばかりの煙草を一箱丸ごと投げて寄越した。
黄色の箱に、蝙蝠が飛ぶ。 それは己が愛する銘柄だが、劫火に焼かれた後で香が残るとは考え難い。 不審火の原因が煙草だったとして、足辿るのは難と言うもの。 精々、この辺りで煙草を取り扱う薬局の主人が嫌疑を掛けられるかもしれないが、興味もないこと。]
(+114) 2014/04/20(Sun) 15時半頃
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[男は古今東西のあらゆる品を蒐集した。 ある時は誼を使い、ある時は二枚の舌を使い。
男は手馴れた悪辣であった。 例えば、高雄の家とは深い繋がりがない。 寡婦の女を慰めていても、それを露呈させる女は居らず。 麻の処分を頼んだ女衒は、己と同じく深い闇の底の住人。 だから、余計な噂を撒くことは無かった。
噂とは、こうであればいい、ああでれば面白いと言う、 人の無自覚の悪意から沸き、尾鰭が付いて世間を泳ぐもの。
仕事でよく家を空けていた寡婦と、火の手が上がろう家。 それだけで十分だ、勝手にその後の物語を綴ってくれる。
帰らぬ一人息子は何処に行ったかと言えば、 人の多いデパートで洋菓子を買ったのが最後の目撃談だろう。>>2:154
嫌気が差して家を飛び出したのか、友を頼ったのか。 されども、最も懇意にしている友の家は、昨日より休業中。
小鳥は何処へ行ったのか、何処へと飛び去ったのか。 ―――誰も知らない。*]
(+115) 2014/04/20(Sun) 15時半頃
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[試す言葉に、鈴城が再びこちらを向く。 こちらに手を伸ばすのを見れば、条件反射で少しだけ身構えたが 邪な感情を持たないような顔をして優しく触れる彼に、恐怖は抱かず。
紅茶の買い付け先の名称が出れば、少しだけぴくりと反応したが、それ以外は理解しようとするような顔をして 彼が訥々と語る声に、黙って耳を傾けた]
……わかんねー、
[やがて、苦笑と共に終わった言葉に小さく呟く。
彼の家内の話は、隣人としてなんとなく知っていた。 だが、改めて説明されても、心という不確かなものを求めたことがない己は、彼の献身は理解できずに。 それでも、頬の手を払うことはなく、女に触れるような手付きで愛しげに撫でられるのも、拒絶することはなかった]
わかんねー、けど。 別に、嫌じゃない…と思う。
[顎を捕らえる指に、少しだけ怯んだ顔をしながら、呟いた]
(-141) 2014/04/20(Sun) 16時頃
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……千里先生は、恋をされたことはありますか? [返ってきた感想に、くすりと笑う。 女関係を荒く生きてきて、杜撰だったことは。 大学時代、教員から聞いた悪い噂からも、 ファインダー越しに覗いた事からも、よく知っている。
あれはまさしく、飢えを満たす為の行為であり そこに恋も愛も心も何もなく―――だから、安心していた。]
こうして貴方に触れているだけで、心臓が哭くんです。
[裾を掴んでいる手はそのままに。
居場所を宙ぶらりんとさせている手を取り、 己の薄い左胸へ預けさせて。
きっと彼よりも早かろう心臓の鼓動を、教える。]
(-142) 2014/04/20(Sun) 16時半頃
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――…本当ですか?
[厭ではないかそうでないのか。 若干ではあるが好意的な方に捉え、首を傾げた。 心音を手に聞かせながら、薬局から診療所まで保っていた距離を、 近いようで遠くへ置いていた距離を、詰める。]
……先生。 先生、あなたが好きです。
[さわ、と詰まる呼気と切なさの篭る確かな愛情を耳に伝え、 顎に触れている指を、すこし引いて。
壊さないように、壊れないように、唇を軽く合わせた。 じっと見詰めて居た瞳は降りて、闇に溶けてゆく。
すこしだけ湿った音をタイルの世界に響かせ、 安堵を与えるように、横髪に指を差し入れる。]
(-143) 2014/04/20(Sun) 16時半頃
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/* 地味に鈴城先生が負縁故継続してくださっているので、 地味に打ち返してみるけど、邪魔をしないギリギリのラインで、 イベントに昇華できるネタ振りって難しいですね。
と言うかストーカー陣営の各所からヘイト頂いていそうで、 死亡フラグに繋がりそうな恐ろしさがありますな。 因みに佐取が個人的に一番警戒しているのは零士君です。 佐取が小鳥に対し、なれない唯一のものは友人なので。
(-144) 2014/04/20(Sun) 16時半頃
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― 通話>>*34 ―
……はい。 私はこちらの出身ではありませんから。
「人」の手配は難しく。
[でなければあんな嫌がらせを自分の手を汚して行わない。 驚きを含んだ声音に、面倒を頼んですみません、と謝罪。 年齢とざっくばらんな特徴を聞き、目を細めた。 他にも候補を挙げる織部に、困り笑いを呼気へ乗せて。]
いえ、その方で構いません。 仕込む場所は設けられないのが、また貴方に手間をかけてしまうのですが……
投与量を多くすれば、三日使えば仕上がりでしょう。 それから――診療所に放して欲しいのです。 鍵は私が預かってますから、……品と共にお渡しします。
[内情は計れずとも。 それで誰に土産を持ち帰ったかはばれてしまったか**]
(*35) 2014/04/20(Sun) 17時頃
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[筝を弾きながら歌う 外で咲いているのか散っているのかわからない花の歌 繰り返し繰り返しただ弾き、歌った]
(-145) 2014/04/20(Sun) 17時頃
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[彼の身と心に染みた充足。 不足から仕込んだ男の謀。
彼を求めるのはこの鳥篭だけ、翼を休められるのはこの場所だけ。 彼にとって、目の前で混乱する海琉は紛うことなき片翼。
もう、彼は一人で居ることが出来ない。]
(-146) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[彼の身と心に教えた本性。 血筋から掬い上げた男の毒。
彼の本質を受け入れるは鳥篭だけ、翼を休められるのはこの場所だけ。 彼にとって、目の前で懐柔されていく悠斗は紛うことなき片翼。
もう、彼は日常へ戻ることなど出来はしない。]
(-147) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[幸せそうに彼等に注ぐ甘い眼差し。 視姦すれば、一層伝う甘露は、下肢を汚す。 裸身を鑑賞する眼差しは雄弁で、戯れに海琉の胸板を撫ぜる。 脇腹から這い上がる指先が、胸の尖りを轢き、指を躍らせた。 傲慢に奪うのではなく、飢餓を教えるように。
海琉の胸を弄りながら、首を傾け、悠斗の口角に口付けた。 微かな啄ばみの音色を聞かせ、戯れて口髭で肌を擽る。]
(+116) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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――海琉はまだ、寂しさが埋められないようだ。 悲しかろうね、悠斗。 素直になれず、自らの本性から視線を逸らすのは難儀だろうね。
[囁く言の葉は毒。 ぬるりと悠斗の唇を舌で拭い、視線を臀部にやった。 彼が腰を揺らせば、自然と海琉の身も揺らすだろう。]
(-148) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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――…お前が強情を張るから、悠斗まで吊られてしまったね。
[まるで彼の所為だと言うように囁く低音。 相手が落ちきらぬからこそ、友は辱められると言いたげ。 彼等に平等に与えられる痛苦と悦は分かつことを知らない。]
それとも。 お前は悠斗の欲を叶えてやりたいのだろうかね。
確かに、悠斗は―――快楽に弱いがね?
[小さく笑って、視線をぶつかる両者の臀部に向けた。]
(-149) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[二人の耳元で何事か囁いた後、左右に長く伸びる張型を取り出した。 洋物ではなく、両端に瘤を持つ木製の太いそれ。 表面には干した紐状の芋茎が編みこまれており、微かな凹凸を浮かせる。 それは―――、疼きを齎し、深い悦を誘うもの。
既に濡れて糸引く二人の孔に宛がい、窄まりを抉るようにして沈めていく。 折檻にも似た行為なれど、この度は痛みよりも悦楽に重きを置く。 体温で成分が溶け出す芋茎は、耐え難い疼きを誘発し、彼等の粘膜を侵食し始めるだろう。 この男によく似た毒のように。
その疼きを癒す方法は、とても簡単。 腰を揺らめかせば良い。
張型で繋がる両翼を、不安定な縄で吊り、辱め合わせる。 片方が身を捩れば、片方の中で瘤が円を描き、粘膜を蠢動させ、 片方が身を強張らせれば、微かに抜けて、飢餓を加速させる。
小鳥の囀りと舞を鑑賞するように、左右の瞳に両翼を収めた。 躾と言う名の寵愛は、終わりを知らない。*]
(+117) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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/* うぐぅ…、やっぱり、喋り過ぎている気がする。 お二人が可愛くて、あれしたいこれしたいが止められなくて、 精進しなくてはいけないのに…。 本当に駄目なおっさんで申し訳ない。
(-150) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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さあ、
[一方的に恋情を向けられて、笑いながら踏みにじったことなら数回。 自分にそんな可愛らしい心の動きなど、あるはずもない。
はぐらかすような言葉を返して、彼が自分の手を取るのをみて、おとなしく片手をあずける。 話しながら、彼の心臓の上に自分の手が当てられ、確かめるように少しだけ圧を加えてみる。
言葉通り、切ない速度を刻む鼓動が、手の下にあった]
(-151) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[距離を詰められ、顎を引かれて。 なにがしたいかを察して、あ、と思った。
思ったが、身体は制止には動かなかった。
心の一滴が零れるような、直球の言葉に困惑して瞳が揺れ。 近付いてくる顔を数秒見た後、少しきつめに目を瞑った。
奪うような荒々しさは欠片も感じない柔らかさが、唇に触れる。 化粧の臭いがしない口付けと、髪を慈しむように撫でる華奢とは言えない指が、誰にそうされているか否応なしに意識をさせられて。
唇が離れ瞼を開くと、やはり困った色を瞳は湛えていた。 少しだけ揺れる瞳で、鈴城を見て]
……お前なら別にいいとか、妙なこと思ってたんだけど、どう思う。
[ぽつ、と疑問符をひとつ]
(-152) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[鉛色に染まる日常から、自分を守ってくれる相手。 依存しているだけかもしれないし、恐怖ですがりたい感情をすり替えているだけかもしれない。
それでも、恋だの愛だのは勘違いみたいなものだから、別に勘違いでもいいんじゃないかと思う]
……別に、好きとかじゃねーんだけど、さあ。 お前が喜ぶなら、好きになりたい、とは…思うんだけど、
[それが返答ではダメかと、鈴城を見て]
(-153) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[何度も唇を深く重ねて、意識のないまま 空気を求めて喘ぐ喉が小さく咳き込んだ。
残った湯冷ましを口移しで与えながら、 着衣の裾から手を差し入れる。 細身の体は、衣服の上からであれば女だと言い繕うことができても、 平坦な胸も、欲望を垣間見せる下肢の徴も、 暴けば男でしかない。
深い眠りの奥底に揺蕩うサリュートに、ゆっくりと 染み込ませていくのは水分ばかりでなく、 内側から熱を押し上げていくための媚薬。
車から降ろした時の反応と、眠ったまま受ける刺激に反応を返す体に気を良くし、 更に欲の色を求めて毒を塗り重ねる。]
(-154) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[ぽつり、ふと落ちてあるナイフを手にとった。
確かにキンキンと響く音楽は素晴らしいものではあった。 見えなくて差を感じた自分の耳は発達して
――いつしか音に快を見出していた。
彼女の感情の起伏のない音と時折見せる溢れる感情は自分を狂気に変えた.....最も狂気に陥ったなど気づく由もないのだが。]
(+118) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[男の体は、それに見合った落とし方。
開かせた足の狭間に指を滑らせる。 前への刺激はろくに施さないまま、 するりと奥の窄まりに潜り込む指は、 あらかじめ塗った蜜薬の滑りを借りて その場所を押し広げていく。
けれど、それだけが目的ではなく。
懐から取り出した膏薬のようなものをひと掬い、 指で拾い、綻び始めた窄まりの中へと塗りこめていく。
気乗りしない稚児などに使っていた薬が元だ。 山椒などいくらか合わせて練ったもので、塗れば微弱な疼痛に刺激を求めて啼くことになる。
媚薬などと比べると直截的な刺激で煽り立てるものだが、 嫌がる男色の色売りに施せば、程なく足を開いて どうにかしてくれと啼き叫ぶのだから、 『使わせた』ことは数知れず。]
(-155) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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/* こいつ、付き合ったとしても娼館行って、「女抱きたかったんだよ。別にいいだろ愛してるのはお前だけだし」とかしれっと言い出す予感しかしない
(-156) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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大丈夫、きっとお前も俺が欲しくなるよ。
[毒で、薬で、欲で。 満たした体を味わうのは、起きた時の楽しみだと笑って。
口づけた。]
(-157) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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[皮膚を濡らす余計な液体を拭いとり、 乱した着衣を元の通りに直してやる。
うっすらを頬にさした赤みを撫でながら、 整えた西洋人形の内側で渦巻く欲望を想像すると笑いが漏れた。]
(-158) 2014/04/20(Sun) 17時半頃
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―通話>>*35― [その男でいい、と告げる鈴城に、分かったと頷く。
どうやらあの若い警官は 手足を切り落として、腹に臓物代わりに泥を詰めて捨てられる―― という未来は回避したようだ。]
気にしないでくれ。 調達した材料を調整するのもこっちの仕事だ。
[閨の手管を仕込むよりも、薬漬けにするだけならばよほど簡単。 投与量の指示もあれば、さらに仕事の準備は早くなるだろう。 精々濃度を間違えて、使えるまでに壊しきってしまわないか、 という注意だけだ。]
…診療所に?
[なぜそんな場所に、と聞くのは野暮というもの。 思い当たることに小さく鳴らした喉の音は、 電話の向こうに届いたかどうか。]
ええ。じゃあ仕上がり次第。 お届けするといたしましょう、――診療所に。
[声音に滲むのは、面白がるような軽やかな色。 彼の思惑が、首尾よく成されることを願って、 上機嫌なまま通話は終えられた。**]
(*36) 2014/04/20(Sun) 18時頃
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……先生は…、 千里さんは、大学時代から女性に慕われてたのでしょう。
女房とは学生時代からの付き合いでして 相当にプレイボーイだと聞かされた事も。
[唇はただの接触のみで離れ、するりと吐息を置いて。 強く臥せていた眼瞼、瞳の訴える色を悟り、鋭い眸尻を苦笑と共に下げて。 差し込んだ指先は重力と友に下がる。 五指を預けたその場所に、彼自身ではない男が乱した流れを作ってから、二度優しく肩を叩いた。]
……私になら、こうされても、と? 千里さん、貴方と同じように私も男ですよ。
こうも隙を貰って、…そんな甘さを零されては。 子供の遊戯では済まないことも、したくなってしまいます。
[どう思う、に対しては。 からかっているのかどうか。 その真意を計るように、眉を少しだけ下げた。 唇の感触を確かめた相手は、片手どころか二指で足りてしまう。 離れても届いてしまう距離にある唇、そして両眼に視線を向けて。]
(-159) 2014/04/20(Sun) 18時半頃
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[例え、偶像でも良い。
――弱らせた心へ、ほんの少しでも触れられるのならば。 無理矢理釘を打ち付けた毒の滲みた生傷には、男の存在という薬が効くのだと理解させれば。
惑いに包まれたその心臓を、自分の色で染めた包帯でがんじがらめにしてやりたい。 訳も解らない内に、自分という存在を彼の中に押し込んでしまいたい。]
それはそうでしょう。 平手で打たれるか、最低でも帰ると言われるかと、思ってました。
………はい、 そんな可愛らしい事を言われたら それだけでも僥倖で死にそうです。
[細めた目許にはほのかに朱色が宿る。 唇を綻ばせ、眼を合わせていたが。 子供じみていてすみません、と恥ずかしそうに告げて、表情を隠す為に額と額をこつりと合わせる。]
(-160) 2014/04/20(Sun) 18時半頃
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/*NL挑戦したかったのですが 路線変更します
(-161) 2014/04/20(Sun) 19時頃
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/* ……。 (私の人生はここで終わった)
(-162) 2014/04/20(Sun) 19時頃
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『旦那様は旦那様ですよぉ』
[1度目は化粧箱。2度目は筝。そして3度目は三種類の杯を、老女は運んできた。
粛々と準備は進められる。
骨爪が龍絃を弾き、細指の腹が抑えてたるませた音だけは常と変わらず。
男は音を聞き思った。 ――呼ばれているのだ、と。
やがて『はこ』の内側へ、紋付き袴の格好をした男が現れた。手には白の扇子。 パチリ、音を立てて開閉すると股の間の袴地に当て、金屏風前の赤い座布団の上に座った。]
(-163) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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………
[老女が澪の手を引いて、男の隣に座らせる。]
お綺麗ですよ、澪お嬢さん。
[仮面を着けたまま、ぼそり、聞き取りにくい声は弾んでいるようだった。]
(-164) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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/* 私の潜在的な要望に応えなければいけないという義務感なのか 本当にしたいのか……私としては前者に見える。 きのせい?
(-165) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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[パチリ、そんな音がして男の方を見る 演奏を止めると会釈をし 付けていた爪を外すと箱に入れる]
(-166) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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[老女の酌で杯交わす。 三三九度の祝いの儀式。
色々と省略はしているが、これで夫婦になれたのだ。 老女が出ていくのを確かめた後、男はそうっと澪を抱き寄せた。]
(-167) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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そうですか?ありがとうございます
[老婆に手を引かれ座らされる そのまま男をみると問いかけた]
旦那様とは貴方のことですか?仮面の人
[弾んでいるような声に微笑んで 男の名を知らない だから昔からそう呼んでいた呼び方で呼んだか]
(-168) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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………ずっと、この日を待っておりました。
[角隠しを掴み、後方へと落とす。 白粉で更に白くなった肌。 黒髪と黒眼、紅唇。
全てが美しく、全てが恋しく、 男は――抱く腕の力を強め。]
お嬢さん……いえ、私の、妻よ。
[畳の上に倒すよう放る。 手に残ったのは真白な上掛け。
自身の羽織と共にそれは屏風の方へと放られる。一歩また一歩、澪に近付き膝をつく。
そうして、帯を乱しながら両足の間に膝を入れて割り入り、胸の膨らみに顔を埋めた。*]
(-169) 2014/04/20(Sun) 19時半頃
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[杯を交わすことにも戸惑いはない 何故だろうか、これはどう見ても…]
待っていた、と言われましても…
[抱きしめられ頬を赤く染めたか それは男に気づかれるのだろうか]
お待ちください、仮面の人 ……貴方のお名前…私存じていません どうかお教えください
[畳に押し倒されそういう状況であるにもかかわらず そんなことを口にしたのは彼女の純粋さ故か]
(-170) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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[プレイボーイなんてレベルでは済まなかったことをよく覚えているから、悪戯を指摘され少しだけ気まずそうな顔をして。 髪を撫でる手が、優しく離れたのを視界の端で捉える。
真意を計りかねて眉を下げる彼に、つい苦笑してしまう。 自分で感情を整理できなくてつい漏れた疑問符は、別にからかっていたわけではないのだがそうおもっても仕方ない問いだっただろう]
……別に、甘さとかじゃないし。隙は、そうかもしれないけど。 お前じゃなきゃ、殴り飛ばしてるし。
[特に、昨日今日とたっぷり性的苦痛を流し込まれた今は。
自分も男だと主張され、一瞬意外なことを言われたと言いたげな顔をしてから。 今まで自分がしている行動を思い返せばどう考えても据え膳なことに気がつき、ゴニョゴニョと答えになってるようななってないような言葉を返して。
その後、唇を嬉しげに綻ばせる彼をみて、困惑しきった顔で完全に黙りこんでしまった]
(-171) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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ん、
[額がこつりと合わせられ、きゅっと目をつぶって、開ける。 そのまま暫くそうしていたが、次第にどうしたらいいのかよくわからなくなってきて]
ふ、ふろ。入る…。
[また服の裾を引っ張って、あからさまに逃げようとしてみた]
(-172) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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[キスをしたことがあるか?
――yes. 挨拶なら幾らでも。
口付けを交わしたことはあるか?
――no. したいとも思わない。 まぁ、サリュートとなら別だけど。]
(-173) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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/*どこまでやりたいと思いますか!?え!? わからないので聞いたのですがメモはまずかったですかね
(-174) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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[執拗に迫られた経験がない、とは言わないが。 俺の記憶にあるのは、何れも優しいキスばかり。相手を愛おしみ、そっと唇で触れて伝えるものばかり。
おはよう、 おやすみ、 いってらっしゃい、 いってきます、 ただいま、 おかえり、
だいじょうぶだよ……]
(-176) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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いくらなんでもそれは可哀想だろう…という。
何したいかアピも匂わせた方がいいよなあと思うが ここは人によってできるできないのアドバンテージがあるから別として。
どこが地雷か分からないと正直こちら側は不安で手が出しにくいという。
(-175) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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/* ひどい人だな、オリベさん……(褒め 何を仕込む……
(-177) 2014/04/20(Sun) 20時頃
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申し訳ないけど、病みが付きまとうコンセプトの村で (ストーカーによって方向性はまったく変わるけど) NG項目を提示できないのはアウトと思うんよなあ…
ただのエロ村ならともかく、エログロ村だからな…。 Bルートなら私も達磨程度までは持っていくか感あったけど
そしてそのNGはリリエ君の目指してるっぽい生理的嫌悪の方面がまるごとポシャる気がしてる、という。
他村で途中から顔出さなくなっちゃう系の前科と、 自分のアクションを起こしたら完結してしまう系の動きをとっているのを見受けたので、「何したらいいんですか」にさせると行動負担とテンション低下がやばいんじゃないかって思う
モチベーションダウンを気づかえないほど病みがアカンなら 失礼かなあと思いつつ、何故ストーカーされる側を希望してしまったんだ感が…。 お相手様あっての村、ってのはこの形式だと当然な認識事項やと思うん
(-178) 2014/04/20(Sun) 20時半頃
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………
[目蓋を持ち上げて視界に入る天井は、 あの檻の中で見たものとは異なり 染みなどない、竿縁天井。
まずその事にほっとした。
では、此処は何処だろう? 星宮の家ではなさそうな……と、昨日を振り返ろうとして、俺は唇を指でなぞる。
途端に、妙な違和感に気付いた。 布団の中で姿勢を変える。 正面から左へ……向きを、変えて]
ya……
[起きたばかりだ、前はまぁ生理現象としても、なにか、何か…尻が…*]
(-179) 2014/04/20(Sun) 20時半頃
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ただいま迷い中、どうしようかな…じゅるり
(-180) 2014/04/20(Sun) 20時半頃
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/* リーリエと佐倉大丈夫だろうか。 秘話が見えないのでなんとも…ではあるが。
(-181) 2014/04/20(Sun) 20時半頃
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/* はぁ。(溜息)
(-182) 2014/04/20(Sun) 20時半頃
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それ、自惚れてしまいますよ。 特別に思って頂けてるのだと、勘違いしてしまいます。
……千里さん、好きです。
[しどろもどろな様相を前に、 こみ上げる嬉しさを耐えずには居られない。 もう一度、と唇をそっと奪い、傷の残る口端に唇を。
言葉を失ってしまう千里を前にし、 困らせてすみません、と苦笑混じりの謝罪を返した。] あ、これは気が利きませんで。 少し微温くなってしまったかも知れません。
沸かし直しますよ。
[ガスを調整して湯温を適切な温度まであげるべく 再度支度をしながら、数分の待ち時間。]
千里先生、失礼ですがそれは……
[首筋に遺る赤黒い小さな痕を、 今気付いたかのように見詰めて、つう、と人差し指を落とした。]
(-183) 2014/04/20(Sun) 20時半頃
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/* >>鈴城さん りりえさん ごめんなさい。 この発言でりりえさんが萎えてくれれば、なんとかRPしないでエピ入りできるかもとか考えてしまっていました。(しんどいです)
(-184) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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/* あなたは特別扱されるのは当然だと勘違いしているのでは? 質問には質問で返さず誠意をもって応えるべきという意味ですよね。
(-185) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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/* 人間は客観というなの主観でしか物事を見れない……。
(-186) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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[客室にとサリュートに宛がった部屋は、 一見して八畳ほどの和室ではあるが、障子戸や襖はなく、 窓はステンドグラスを模したように 色硝子で波間を進む帆船が描かれている。
その他の壁や棚に目立った装飾品はなく、出入り口は一つきり。 それさえも、分厚い木で作られた異質なもの。
異常な造りの部屋であっても、 サリュートがその違和感に気がつくことはまずないだろう。
電話か、あるいは「仕事」か。 目覚めた時に織部本人の姿がなくとも、 逃さないよう、扉に鍵はかけられたまま。]
(-187) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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墓穴掘っちゃったまではまあ、たまにある事で流れるとして。 こういうのはダメなんです、を言ってあげないとストーカー側は正直可哀想や…。
PCを追い詰める、が村の趣旨の中に含まれているため その行動を取ることが望ましいけれども、 PLを追い詰めるつもりは誰しも持ってないことだからな‥
(-188) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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[みたびの恋情を伝える言葉と共に、また唇が触れる。 いつどういった経緯でついたのかも知らぬ傷が、触れられしくりと痛んだ。
拒絶も応じることもしないまま、困惑に眉を寄せて口付けを受け入れる。 つけこむ隙は、それだけでも十分だろうが]
…ああ、悪い
[再度支度を始める彼から、手を離して]
ん?ああ、これ…いつ付いたか、わからな、
[隣でおとなしく待っていれば、かけられた言葉。 一瞬なにを示しているのか分からなかったが、視線から理解して何気ないふうを装って口を開いたとき。 つ、と指が首元に触れて。
ざわ、と言い様のない感覚が込み上げた]
(-189) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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[気が付くと、その手を払っていた]
……あ、
[やったあとに自分がなにをしたか気が付いて、目を泳がせる。 気まずい沈黙が、少しの間落ちて]
悪い、嫌とかじゃなくて……。
[くしゃりと髪を乱し、出した声は躊躇いつっかえる。 落ち着いたから大丈夫だと思っていたのだが、予想以上に。 短期間で連続して与えられた傷は、じわじわと自分を蝕んでいる]
……ちょっと、昨日今日、頭おかしいやつに、…い、色々されて。 それで、あの。触られるの、こわ、いみたいで。
[しどろもどろに意味のほとんど伝わらないような言葉を紡ぎ、再び沈黙して。 わるい、とまた呟いた]
(-190) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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だ、大丈夫なのかな…どうかしたんでしょうか 待機しよう
(-191) 2014/04/20(Sun) 21時頃
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/* どうしたなんだこのめもがっせん!!!
(-192) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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虫ささ………、
[―――、れにしては随分と目立ちますね。 塗り薬を処方しましょうか。
続く筈だった言葉は、指を咄嗟に払う手つきで全てを介した。 ああ、毒が深い所まで回っている。 彼の身を、心を自分が侵食しているのだという喜び。 それは心裏だけに閉じ込めて、事情を告げる様子をただ、見詰め]
……手を握るだけなら、赦されますか?
[先程裾に伸びていた医師の指を掬い、軽く握る。 払っても構わない、と小声で告げたが反響のせいで確かな響きを持った]
なんとなく、ですが。今の貴方を見て、話は解りました。 それは辛かったでしょう、苦しかったでしょう。 気になさらないで下さい。 怖がらせてしまってすみません、千里さん。
[泣き出しそうにすら聞こえる弁解、沈黙を経てから 簡単に解ける程度の握手をして、慰めるように彼の頭を撫でた。]
(-193) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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/* もちもちさんは、誰かがリリエさんの味方にならないと 一方的にリリエさんが悪者になってしまうって気持ちもあったのかな。
(-194) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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私は、貴方がどんな不安を抱えていても、 軽蔑もしなければ、この感情を消すこともありません。 変わらず、匿らせて頂きます。
触られるのが厭なら、何もしません。…ご安心を。
[感情を込めると毒に繋がりそうだ。 ただ淡々と、事実を告げる響きで伝える]
だから、大丈夫ですよ。 大丈夫ですから、気に病まないでください。
[頭を撫でていた手を浮かせ、さあ湧きました、と退室を。 呼び止められない限り、そのまま立ち去って一階へ向かう心算*]
(-195) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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[名を呼ばれ、幼馴染を支えるのが役目>>+110と言われれば、素直に頷く 口づけられれば擽ったそうにしつつも応える姿は、昨晩とは一線を画していた 褒められることも、最近とんとなかったこと だから応えたいと思うのは、『何もおかしい事ではない』と
孤独は塗り替える。今までの常識を 満たされる事で塗り替える。自分の中の優先順位を だから大切な幼馴染が両手首を戒められても助けようとはせず だから自分が同様にされようとも素直に従った 眼差しで良いかと問われれば、コクリと縦に首を振って
温かさを、与えてくれるのならば 独りにしないでくれるのならば。もうそれでよかった。それが全てだった]
(+119) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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…っ
[キリキリ巻き上がる縄>>+111、食い込みは痛みを齎す 少しだけ脂汗が浮かぶのは仕方のない事で 等しく佐のものであれば、それは満たされる事なのだと 身体は覚えてしまった。心も屈してしまいそうになっている
でもほんのわずか。幼馴染を労わる思いが完全に堕ちるのを邪魔していた
蜘蛛の糸に絡みとられたかのような甘い蜜が重なり、背中あわせに互いを感じる光景 何とも背徳的な、姿 男の視線に羞恥はあるものの、満たされる。此方を見てくれているそのことに]
(+120) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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[だから知ることは無い 外の世界に自分の帰る場所はもう無い事を
自分の元の巣は焼け落ちて、母は既にそこにはおらず されどそれを振りかえることも無い だって一人ではないのだから だって孤独ではないのだから
鳥籠で囀るのが、幸せだと覚えてしまったから]
(+121) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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― 織部との通話>>*36 ―
では、乾燥大麻は其方へお持ちした方が良いですか? それとも、此方へ取りに参られますか?
これは所持が危険な代物なので、 物売りさんの所へ流しているんですがね。
――店に、たまたま、ひとつありました。
[調剤室から取り出した一品。 「つばき」というどこのメーカーも出していない 刻み煙草の個装の中に袋詰めされている。
医師に使うか使わまいかで迷っていたものだ。
三日どころか一週間は足りそうな分量。 これを三日で消費すれば、相当な中毒を植えられる
診療所へ、と告げた後にこく、と響きを耳で拾った。]
(*37) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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[無意識にあがる口角に口づけられれば>>+116痛みも甘い囀りに変わる 水音よりも、淡いバードキスは肌を朱に染め、口ひげが当たればくすぐったさで少しだけ身をよじった 耳元で囁かれた言葉は、甘い毒 唇を舌で拭われればその言葉は一層肌に心に沁み入った]
…ん…は、っ カイ兄、ちゃ…んは、まだ…
[ああそうだというのなら。それは埋めなきゃいけないモノ だって、満たされないのは悲しいから
貼り型が体内に挿入されればう、と小さな呻きを零す 一瞬無意識に抵抗するもそれをねじ伏せ衝撃に耐える 飴の蜜が溶ける体内で芋茎はじんわりと痒みと疼きを誘発した もじもじと、本能のままに腰を揺らめかせれば、その疼きは軽減されて 相手が呻けば一瞬硬直するも、されどずるりと体内から抜けていく感覚が苦しくて 再び身をよじらざるを得なかった]
…ぁ…ふ…っ
[瘤が当たる感覚に頬を真赤に染めながら、熱い吐息を零す 囀りは艶と色を増し、蔵の中で鳴き声響かせて 淫靡な光景、それが終わるはいつか――否、終わりなど無いかもしれない*]
(+122) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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/* 村がシリーズ化している以上、今後を考えると適正が無い人間は排除して、適正のある人間を助けるべきとの考えもある。
(ここまでにしておきます**)
(-196) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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織部さん、私は遊びを知らないつまらぬ男な癖して、 尻の軽い人ばかりに惚れてしまう、悪い傾向があるようです。 ……中々、苦労しました
警察に明け渡されては、傍に置いておけなくなるんですよ。
[秘めやかに、秘めやかに。 苦笑混じりの弁解を告げ、困ったものだ、と感想を置いた。 噂の出処は此処だと明かさぬも、カンさえ働けば悟るは難しく在らず。]
はい、宜しくお願いします。
ああ、化粧品など必要なものがあればおっしゃって下さいね。 少々値の張るものでも、無料で流しますから。
[彼の告げた「失くしたくないもの」が女性と疑わずに。 電話を終えた後、確かな安息に満たされる。
こうして電話で声が聞けるだけでも、傍に居れるような気がして*]
(*38) 2014/04/20(Sun) 21時半頃
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ん……
[手を握る許可を求める声に、小さな返事。 軽く握られたときは少しだけまだ緊張が体に残っていたが、穏やかな慰めと悪くもないのにする謝罪に、少しずつ力を抜いていく]
お前が悪いわけじゃない、だろ ……おい、歳上だぞ
[ガキのように頭を撫でられ、少しだけ複雑そうな顔をしたが強く止めることなく。 淡々と思いを伝える彼の言葉が、こいつは本当に馬鹿なんじゃないかと思うくらいありがたくて、幾度か頷きを返した。
こちらからも、恐る恐る手を握り返して 立ち上がる気配に、ぱっと手を離す]
(-197) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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っ、おい
[彼が退室する前に呼び止めようとして。 彼をなんと呼べばいいのか分からず、微妙な間が空いた。 鈴城さん、も妙だし、呼び捨ても唐突だ。 声をかけられずにいる間に扉の向こうに消えてしまいそうになって、少し焦って声をかけ。
振り向いた彼に、何かを言いかけてから。 口を開いて、音のないままつぐんで、少し視線を逸らして]
(-198) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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あ、
ありがと……
[消え入りそうな声で、礼をいった*]
(-199) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[果たして名前は聞けたのかはぐらかされたのか]
(-200) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[昨日は、昨日は…額に手を当て、思い出す。]
オリベ…さ
[そう、だ。警察の屯所から車で。落ち着いてからって…。 寝台から降りようと脚を動かす。 床に着いた爪先。バランスを崩して床に倒れた。
部屋に誰も居ないことを確かめてから、そっと股に手を伸ばす。上から触れただけで落ち着かない。]
……は、ふぅ
[頬が熱い。額が熱い。首も、熱い。 何処も熱い…のだ。
首を巡らせ、室内を窺う。 日本で見るには珍しいと、色硝子の船をじっと見上げた。]
(-201) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[女の蕩けた顔は幾つも見た。 大凡、旦那と言う配偶者を持つ女ばかりであったが、 そのどれもは自身を満足させてくれはしなかった。
だが、彼らが淫蕩に堕ち、寂しさを埋める姿は心を大きく揺らした。 喉を喘がせ、乾きを嚥下で癒す。>>+119
悠斗が知らぬ場所で罠が張り巡らされ居るとは思いも因らぬだろう。 その罠に今も彼が掛かっていることも。 目の前の男が、欲しいものの為に何一つ手段を選ばないことすら。
従順に頷く友は、海琉の意識さえ蝕んでいく。 悠斗に教えるのは、他者を侵食すると言う仄暗い悦び。
自分だけの翼に作り変えられていく様を見るのは、 何物にも変えがたい僥倖であり、愉悦だった。]
(+123) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[悠斗の足を擦るようにして、指が這う。 足首から上り、膝の上で旋回。 内股を撫でて、滑らかな肌に懐き、腿に唇を寄せる。>>+120]
永久に私の元で愛でよう。 お前達の全ては私のものだ、何処にもやりはしない。
[狂気にさえ染まる愛情。 愛情と呼ぶことすらおこがましい熱烈な執着。 彼らが外に巣を持とうとするなら、幾人でも躯に変える事を厭わぬ独占欲。>>+121
ひらひらと揺らめく対の赤い羽に、男は完全なまでに心を奪われていた。]
(+124) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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……オリベ、さん。 誰か、ねぇ…
[床の間に掛け軸も花を活けた花瓶も置いてはいなかった。 それを気にかける余裕はない。 壁沿いに何とか扉まで辿り着く。
ドアノブを掴み回しても外から鍵が掛かっているようで動かない。扉を叩いても―――返事はない。]
(-202) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[舌を差し出し、悠斗の足を舐め上げる。 質量によって押し出され、溢れた虹色の雫を舌で掬う。 脳裏を揺さぶられるほどに甘く、男の熱情を煽る。>>+122]
優しき子だ、海琉を気遣うとは甲斐甲斐しい。 ―――ほら、海琉。お前も応えてやりなさい。
[自ら腰を揺らせば、不安定な軸は縺れ、不規則な刺激を体内に拡散。 内壁を摩擦するほどに、粘膜と成分は馴染んで身体を焦らす。 奥までも疼いて、それでも、物足りなさを加速させる淫靡な円舞。 悠斗が動けば、自然と海琉も貫かれ、同じ深度の快楽へと堕ちていく一蓮托生の両翼。
自身の目の前で、太いものを咥えて開閉する対の蕾が、 花開く度に甘露に濡れて、卑猥な音が派手に立つ。 聴覚からも彼らを犯し、男は満足げに喉を揺らした。*]
(+125) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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―通話>>*37>>*38―
いや、俺が取りに行くとしよう。
[いつものように煙草を買う素振りで出向けば 怪しまれることは少なかろう、と添えて。
浮気な性分の相手に惚れ込む鈴城の言葉に肩を揺らした。]
難しい相手に惚れたもんだな、それは。 …が、そればかりは選べない、か。
[可笑しがるような響きのくせに、どこか労りをもって返す声は、 余人には与えないもの。 鈴城の妻といい、見当をつけた想い人といい、 難儀な相手ばかりだと思いはしても、 それを馬鹿にする気には到底なれやしない。
また一つ、打ち明けられた彼の闇を、慈しむように抱え込んだ。]
(*39) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[蝶々を男とも女とも言っていなかったので、 鈴城は織部の目当てをすっかり女性と思い込んでいるようであったが、 化粧品、と言われて咄嗟に口から出たのは。]
口紅を一つ。 出来れば淡い赤があればいい。
[あの白い面に紅を差してみたい、と。ふと思いついた。]
鈴城さん。いい子で待っておいで。 そしたら、あんたの望むものは、ちゃんと用意してあげよう。
[願いが、求めるものが、満たされるように。 密やかな共犯者へ、捧げる親愛は昏いのに、緩やかな温かさを纏っていた。*]
(*40) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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―――良い子だ。
[彼の肌に声を、毒を、擦り付ける。]
―――――良い子だ、悠斗。
[彼の鼓膜を震わせ、心身に鎖を掛けて束縛する。 臀部を伝った甘露を接吻で掬い、甘い溜息が零れる。]
愛しい、とても愛しい片翼よ。 私の恋しき小鳥、もう、何処にも行ってはいけないよ。
[甘い甘いと言われて、女を惑わし続けた瞳は。 今や、鳥篭に吊られた永久なる赤い鳥に囚われていた。*]
(-203) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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歳など些細な問題でしょうに。 ……大事な相手に、年齢が関係ありますか?
[如何にもな物言いと顰めっ面を前に苦く笑う。 どこか緊張を含んだ指が反応を返せば、くしゃりと笑った。 普段苦笑ばかりを貼り付ける男。 きっと、今まで彼が全く興味を持たなかったであろう、笑顔。]
……はい?
[呼び止める医師が何かに困っているのを見て。 いつもであれば鈴城さん、と返ってきそうなもの。 その口が同じ響きを辿ろうとして、やめて、を繰り返すに見兼ねて。]
蓊……、いえ。 貴方には、本当の名前で呼んで頂きたい。 私は大陸から此方へ移民しております、…なので、蓊桂と。
[うぇんぐぇい、発音は独特で覚えるのは少し面倒そうだ。 しげるでもいいですよ、と付け加えてから。
礼を告げる彼に、いえ、と優しく笑ってその場を辞す*]
(-204) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[ノブを掴んだまま、俺はしゃがみ込んでしまった。 きゅうと尻に力を入れ、片足を上げて前から手を差し入れる。そろそろと指を伸ばして。
あぁ、この奥が、何か変だというのに。
指を入れて掻き出してやりたいというのに。
手首に当たる熱に、重く溜息。]
(-205) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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しげるって平仮名で書くと松崎感がマッハ
(-206) 2014/04/20(Sun) 22時頃
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[木箱の中を改めた時。まだ使ってくれていたのだと男は爪の存在を喜んだ。 象牙製の爪は高価だが、折れた欠けたとなれば星宮の当主は娘の為にすぐに買い付けるだろう。
象牙よりも貴重な材質で、出来ているというのに。]
(-207) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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えぇ、私が今日からあなたの旦那に”なります。
[隣席に座る愛しい人は微笑んでいた。 彼女も嬉しいのだ。自分と同じく。
少しの抵抗もなく杯が交わされる。 腕の中の新妻は、照れているのだろうか頬に紅さし。]
何を待つと、言うのです? 私の名前―――… さぁ、何でしたか。
[更に帯を解かせようと、腰の後ろに手を回す。 口付けるには仮面が邪魔だが、 どうにも自分から外すという選択肢がない。]
(-208) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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― 織部との通話>>*39>>*40 ―
こちらからの願い出なのに、御足労痛み入ります。 侘びがてら美味しい茶の一杯もと思っているのですが、 優秀なお茶汲みの高雄君が“い”ないんですよね……。
油を売っているか、勤めの日と忘れているのか ……案外3銭で売れてしまったのかも知れません。
[つい先日、高尾青年を間に挟んだやり取りを思い出して。 今通話している織部が、彼の母親の顛末を担った、とは知らずに。]
ええ、…でも。更生は順調ですから。
[冗談の意味合いでそう告げたが、案外冗句では無いかも知れない。]
(*41) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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[鈴城が去った後、服をもそもそと脱ぎ始める。
脱いだ白衣のポケットに二つ折りで押し込まれた封筒に気が付き、頬が引きつる。 水でふやかして、細かく千切って。 屑籠に捨ててしまえば、もうそれは紙切れでしかなかった]
あ、下着……
[そういえば、捨ててきたのだった。
泣きそうな気持ちで、なるべくなにも考えないようにして湯で下肢を濯ぐ。 温かな湯に、少し気持ちが宥められたとき]
ッ、!
[外から何か大きな声が聞こえて、恐怖で体が固まる。 だが、落ち着いてよく聞けば、それは子供が駄々をこねる声だった。 安堵の息を吐く、と同時に、ただの騒音にこうも怯えている自分が滑稽で、眉が歪んだ]
元に戻れるのかよ、これ……
[濁った声で、諦めの混じる音色を溢した後。
他のことを考えたかったので、幾度か鈴城から教えられた名前を復唱してみた]
(-209) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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―名前―
『やーい、鉄仮面ー!』
[そう呼ばれて小石を投げられたこともある。 『子取り』とも『二代目』だとも。
班帝は男を様々な名前で呼んだ。 時には女の名前で。時には愛玩動物の名前で。 家具の名前で。
父は、『おい』だの『お前』だのとしか呼ばなかった。]
(115) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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[小さな音が聞こえた気がした。 時計を見ると、サリュートがそろそろ起きていても おかしくはない時間であるのに、ゆっくりと腰をあげる。
扉の前で直接声を交わすでもない限りは、容易に音が外に漏れないようになっている部屋だ。 扉を直に叩いたりしないと、他の部屋に音など響くはずもない。
どんな狂態を見せてくれるのか、と楽しげに唇を歪めた。]
(-210) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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薄朱の口紅ですね。
解りました、安いもので御礼を返す形になって なんだか申し訳ないです。
…ええと、経費の支払いは勿論させて頂きますので、
[態々取り寄せなくても問題ない色系統。 在庫があるかどうかを確かめなくても大丈夫そうだ。 ふたつ返事で了を示し。]
はは、解りました。 ああ臨時休店の札は出してありますが 今日はずっとおりますので
お待ちしております、…では。
[ちん、と軽快な音と共に受話器を置いて。 願いの件もそうだが、織部に会える嬉しさに 自然と表情が優しくなってゆく。**]
(*42) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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[だから、男は自分の名前を知らなかった。
知らなくても、問題はなかった。
適当な名で呼んでくれるのだから。**]
(116) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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[さぁ、何でしたか。
はぐらかす様に答えたが、 分からないものは答えられない。]
(-211) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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少しお待ちくださいな、仮面の人
[そっと彼の仮面に触れ外そうとする]
名前がないなら勝手に名付けてしまいますわよ?
[クスリとただ純粋に笑う しかしここで純粋なのはとても異常で…]
(-212) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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サリュート?
[扉の外から声をかける。 この扉を開けるのも、内側に閉じ込められているのも、 たった一人きりしかないのに。
甘く、名を呼んで。 もっと、求めればいい。
ゆっくりと、鍵が開かれる。 小さな音を立てて。]
(-213) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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千里さん。 私は高雄君のお宅を一度訪ねて参ります。 手伝いを任せていた日でしたが、音沙汰が無いので。
そう遠くは無いので、すぐに戻るようにしますね。 外鍵もかけておきますから。
[遠くで子供の声が聞こえたが、特にそれには触れず。 聞こえる水音に紛れ、名前を呼ばれていた事は知らない。 外戸越しに声をかけて、畳まれたタオル、 それに寝間着と、使用していない下着を床へ置く。]
着替えも此処に、…それでは。
[本当は片時も離れたくはなかった。 常に彼の様子を見ていたいのだから。
それでも、彼の不安を煽り依存度を高めるにはある種丁度良い。
足音は、遠のいてゆく*]
(-214) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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[唇を噛み締める。 ぎゅうと固く目を瞑る。 壊す心配もせず取手を強く握る。
唇を開き、深呼吸を繰り返しても……。
手首に擦りつけようと腰が、動く。]
ア
[他人の家で、何をしているんだ。俺は。 止めたくても疼きが止められなくて。
頬に涙が伝う。]
(-215) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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/* 地下を開けるなら今だ!!(←
(-216) 2014/04/20(Sun) 22時半頃
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― →高雄宅前 ―
[薬局の店戸は鍵が掛かったまま。 裏口から出て、鍵をかけておく]
此処に犯人が居るのに、不思議な用心だが… まあいい。
[自分だけに聞こえる声で呟いてから。 風邪薬の包みと、八百屋で押し付けられたひとつの林檎と共に。 高雄青年の家を訪ねてみるが、声をかけてもノックをしても反応は無い。 流石に施錠を改めるなどという真似はしなかった]
……ふむ…。大丈夫かなあ
[彼の母親は働きに出ている、という話は知っている。 一人で熱を出して倒れていないかが気がかりだったが。 手帳にさらさらとした走り書きであれど丁寧な字体を認める。]
「風邪でしょうか?手伝いに来なくても大丈夫ですから、 安静にしてくださいね。 鈴城」
[風邪薬と林檎を郵便受けに入れて立ち去る。 きっと、林檎は腐ってゆく。―――受け取り手が居ないのだから*]
(117) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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―すずしろ薬局― [休業を知らせる張り紙を一瞥して、無遠慮に戸を叩く。]
鈴城さん、いるかい?
[電話口で今日はいるのだと聞き、さっそく薬局を訪れていた。]
いつもの煙草、頼む。
[普段ならなにかと騒がしい店番の姿が不在の薬局は、シンと静まり返っている。 本当に3銭でどこかに売られたのじゃないか、と思っているのは 織部自身が彼の母親を始末したからだが。 美しい黒髪を持つ女は、そろそろ自分の名前も 息子の名前も忘れてしまっただろうか。
――忘れてしまった方が幸せかもしれない。*]
(118) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[扉の外からかかる声に、俺は首を振る。 嫌だ、待って、今は――…]
オリ…
[鍵の、開ける音。俺は取手から手を離し、慌てて寝台へと向かう。 寝台までそう短い距離ではない。
脚を崩して座っているような姿勢で、俺は扉の開く音を背中で聞いた。]
……
[オリベに合わす顔なんて、ない。]
(-217) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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― →すずしろ薬局 ―
あ、織部さんすみません。 高雄君の様子を見に行った帰りでして。
[表戸を叩く音が裏口の鍵を開ける前に聞こえて。>>118 ぱたぱたと駆け足を取りながら、こちらからどうぞと裏手へ回らせる。]
はい、いつもの煙草は「つばき」でしたよね。
[そんな商品名は存在しない。 パッケージは非常に丁寧な字で、筆書きで。 手書きの「つばき」と書かれてはいるものの
そして、彼の愛煙の刻み煙草は「あやめ」である。]
(119) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[医師が風呂から上がっていれば、きっと会話は聞けるだろう。 二階に続く階段は、そう長いものでもない。 …耳立てるほどに一階を気にしているか否かは知れないが。]
いつもお買い上げありがとうございます。 つまらないものですが、試供品のこれはサービスしておきます。
良い方でもいらっしゃるのなら、プレゼントにでも。 [にこりと笑って包みに「つばき」と頼まれた品を入れる。 兄弟のように心を置いている織部に会えた事が嬉しくて 愛想笑いではなく、心からの笑顔を向けて預けた。]
(120) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[扉越しに声をかけられ、口をつぐむ。 反応からすると、自分の独り言は聞かれていなかったようだ。安心した。聞かれていたらさすがに恥ずかしい]
わ、…かった。
[外出を告げる声に、返答する。 本当は、いま独りにされるのは若干抵抗感があったが、そこまで女々しく束縛するのはもっと抵抗感がある。
軽い物を置く音と、短い別れの言葉。 遠ざかる足音を、暫く無言のまま聞いて]
早く、帰ってきてくれ
[聞こえないように、小さく呟いてから。 悠斗の馬鹿野郎と水の中で罵っておいた*]
(-218) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[抱え帯の羽根を引っ張り、帯板を抜く。 完全には帯は崩さない。
その方が、抱き易い。 襦袢の下に差し入れた掌で、太股の裏を撫でた。
仮面に触れる指に気が付き、男は顔を上げる。 後ろ紐を緩くすれば外れる仮面。
澪の腹の上に落ちた仮面は、敷布団へと転がった。 初めて明かす、顔。
熱を帯びた目は、真っ直ぐに真っ直ぐに、 澪だけに向いていた。]
そうですね。 貴女は、私を何と呼んでくれますか?
(-219) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[内開きの重量のある扉は、外から開ける時だけは開けやすく。 内側から開くには少し厄介な仕様だ。 後ろ手に鍵を掛けながら。 慌てて寝床へと向かったサリュートの背へと声をかけた。]
怖い夢でも見たのか?
[背中を向けて蹲るサリュートの様子では、 施錠されていた不信感に気がつけるかどうか。
背中にゆっくりと近づく。]
サリュート?
[捕食者の前で、背中を向けるなんて、絶対にしてはいけないのに。 肩を掴んで、抱き寄せた。 抱擁なんて、よくあることだろう。 書店の主にだってあれだけ簡単に許したのだから。
熱を煽る様に、耳元で名を繰り返す。]
(-220) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[試供品どころか。 モダンガールの間では、強い朱よりも最近はこの色合いが流行している。
きちんと定価の書かれた口紅を、一本紙袋へ詰めて。]
この紅の似合う方が、きちんと貴方のものになったのなら、 いつか紹介して下さいね。
[ほど期待を籠めていないのは。 自分が知るか否かの話よりも、彼が獲れる事を祈る気概が強い。
包を預ける際、少しだけ震えた指を彼の手甲に合わせた。 今度も失敗してしまったら、という不安が無いわけではなく。 しかしそれを医師に悟らせる訳にはいかない。 何も知らない薬で居なければならない。
だから、この怯えを知っていて良いのは、彼だけの特権だろう*]
(-221) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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れい、はどうでしょう? 私の名前の別読みなんですの ね、そうしましょう?
[ニコリと彼女は笑う それは純粋なのかそれとも彼女も……]
れい、私の旦那様
[彼女から抱きつけば彼はどのような反応をしただろうか]
(-222) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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/*
箱前帰宅したけど、え?何かあったの? え?(ログ全く読めてない)
え?普通に続けていい、んだよね? とりあえずお返事返してからログ読んでみよう…。 というかぱぱんが鬼畜な…
(-223) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[そうだ。俺が泣いているのは、怖い夢のせいだ。 今だって、夢を見ているだけなのかも知れない。
こんな、性を自覚し始めのチェリーじゃあるまいし。]
eeek!
[肩を掴む手、抱き締められて近くなる顔。 耳にかかる、吐息と――名前。
俺は悲鳴を上げ、オリベの胸を強く押す。 見世でただ震えていた時とは違い、強く、拒否を示す。]
(-224) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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/* あぁ、元より狂ってる、感じなのね。 それで反応薄いのか、色々。
(-225) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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[返答が遅いな、と思えば ちょうど外出から帰ったらしき店主が外から声をかけてきた。>>119]
一丁前にサボタージュか?あいつ。 そりゃ値崩れもするな。
[電話口でも聞いた不在を何でもないように茶化しながら、 聞いたことのない商品名の煙草を受け取った。 に、っといたずらっ子のように唇が笑む。]
試供品ならありがたくいただいておくよ。 品揃えの宣伝も張り切らせていただきますとも。
[道化めいた仕草で肩を竦めて、昨日よりも いくらか柔らかな表情の鈴城に微笑み返す。 陰をまとった眼差しが揺れて、指先が震えたのには気づいても、 素知らぬふりで緩くその手を握った。]
勿体なくて仕舞い込んでも怒らないでくれよ。
[軽やかな声に一瞬滲んだ狂気を、鈴城には隠さない。 指先と、眼差しと。 一瞬のそれらの邂逅に彼が何を思ったか。 密やかに埋めた火種は、互いだけが感じ取っているものだろう。*]
(121) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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― 織部の来店後・薬局二階 ―
[そのまま一階で昼飯を支度する。 米にきちんと色の付く炊き込みの方がトラウマを誘わなそうか。 山菜と筍、蒟蒻を切り揃え釜で飯が炊けるまで放置し。 つい先日近所から分けられた漬物を申し訳程度に添えて。 出来た頃合に、己の分と彼の分の膳を盆に置き二階へ上がる。
恐らくは、既に風呂を済ませた後だろう。 窓から遠い場所に座っている医師の髪が湿っている事に気付き、 丸卓へ盆の上のものを預けてから、タオルを片手に。]
まだ濡れていますよ。 きちんと乾かさないと、本当に風邪を引いてしまいます。 …………ねえ、私がお世話してもいいですか?
[毛一本すら絡まっていない漆櫛とタオルを持ち、 傍に膝を置き、首を傾げて意を問いかける。 厭、と断られればふたつを預けるに留めようか。]
(-226) 2014/04/20(Sun) 23時頃
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/* 「波や流れによって形態が変化しやすい。」かね。
(-227) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[風呂から上がり、服を着て。 家のとは違うシャボンの香りを微妙に気にしながら、一人の部屋に戻ってきた。
二階から降りることなく、ぽつねんと部屋の中心で待つ。 普段、休みの日もなんだかんだで女か友人といることが多いので、一人での時間の潰し方が思い付かなくて、手持ち無沙汰に部屋を見回す。
薬剤書でも置いてないかと腰をあげかけたが、窓を風が揺らした音で身がすくみ、動くのをやめた]
(-228) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[拒否を示すサリュートの抵抗は思いの他強く、 最初から男だと分かって身構えていなければ 振り払われていたかもしれない。
けれど、薬の効いた体でいつまで抗い続けられるのか。 それはそれでも面白い趣向だが、
――少し、面白くない。
薬の量をもう少し増やしておけばよかったか、と嘆息しながら サリュートを掴む腕に力を込めた。]
何が、嫌なんだ?
[むずかる子どもをあやすような声。 けれど、振り向けばきっと一目で分かってしまうほど、 笑んでいるはずの瞳に浮かんだ熱は隠せていないだろう。]
(-229) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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……貴女の別の名前を頂いて、 貴女は貴女の別を呼び――
[微笑みに細まる目の奥の、 潜む真意を確かめようと更に顔を近付け。
抱きついてくる腕の、その温かさに目を瞑り、 熱い息をかけた首筋に唇で触れた。]
…もっと。もっと呼んで下さい。 澪お嬢さん。
貴女が名付けた、私の名を…
[首筋に這わせた舌が襟を乱す。 掌が足の合間を撫でた。]
(-230) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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/* ふむ。16日の時点で、高雄家は燃えていない。 いつ、燃やそうか。
(-231) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[突き離したいのに、離れてくれない。 却って力が強くなってしまった。
全部、ぜんぶ、嫌なんだ…]
オリベ、さんに… 見られたく、 ない…
[泣いている顔も、上気した頬も、 火照った身体であることも。]
わたしに、触らない で……
(-232) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[どのくらい時間が経ったか。
>>118無遠慮に戸を叩く音が一階から聞こえ、ぎくりと体が強張る。
恐る恐る耳をそばだてれば、丁度鈴城が帰ってきたのか、対応しているらしき声が聞こえて。 よく聞けば、ただの客のようだ。 過敏になっていた神経を、ほっと弛める]
……。
[暫くすれば、食事の支度をする音が聞こえる。
わざわざ降りていくのも煩わしかろうと、そのまま待っていたが。 やがて、じりじりと部屋の中心から廊下の方面へと、待つ場所を変えていった]
(-233) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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― 薬局一階での>>121 ―
全くです。 これは3銭から2銭に値下げせざるを得ませんね。 公園でもし油を売ってたら、「ぶっ飛ばす」とお伝え下さい。
[冗句の色しか含まない雑談を間に挟み。 品物を渡すやり取りを終えてから、不安を瞳と指に滲ませる。
彼に頼んだ事を実行したのならば。 愛しいひとは、自分の事を忘れて、また戻ってしまうのではないか。 それでも医師の腕は確かなもので、ただ腐らせるには哀れだった。
悪い遊びの事は差っ引いても、医者として職を過ごさせてやりたいと ――愛しいからこそ、願ってしまうのだ。
その震える指を握りこむ手は、兄のように温かい。 (しかし実際の所、男は老け顔なので逆に見られそうなものだが) 浮かぶ狂い咲きのような瞳を見返し、鋭利な瞳を細めさせた。]
ええ、そうなれば。…そうですね。 埋め合わせとして…筍の素焼きを御相伴に肖りましょうか [路傍の草に似た穏やかな表情で、致死量の毒を光を瞳へ宿す。 お気をつけて、と去る彼を見送った後、昼食の支度に取り掛かる**]
(122) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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/* そういえば、この部屋には何が用意されているのでしょうかね。
織部妻は、こぅ、花瓶でどーん、的なものだと思っているのだけど。
仮面で、色々酷いこと書いたから、実行されるんじゃないかと……ね。そんなつもりではないのだと言っておこう!
(-234) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[見られたくない、触られたくない、と泣く声に短く問う。]
男だから?
[それはどうとでも取れる問い。
『織部が男だから』サリュートは触れられたくないのか。 『サリュートが男だから』触れられたくないのか。
疾しいことを抱えた相手がどう反応するか、 些細な反応も見落すまいと体を抱き寄せた。]
(-235) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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……I've sick.
熱、うつって…しまう、から。
[そうだ。これは病気だ…]
(-236) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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…おかえり。
[食事を持ってきた彼に、独り暮らしが染み付いたせいで不慣れな挨拶をかけた。 シャボンの香りだけが漂っていた室内に、食欲をそそる匂いがする]
ん?ああ。
[濡れていると髪を示され、過保護だと思いながらタオルを受け取る前。 櫛とタオル片手に首を傾げられ、え、と声が漏れた]
ダメじゃねーけど、えー…? ……俺はお前の女じゃないぞ。
[こういうふうに甘やかされることに不慣れな顔で、抗議の念を口にして。 それでも、彼の厚意を無下には出来ずに、タオルを取ろうとしてた手は引っ込める]
……ドーゾ。
[まるで、子供か女にでもなったようだ。 思ってみたが、少ししっくりこなかった。 愛玩動物になったようだ。と修正してみる。
しっくりきた]
(-237) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[変化は、ゆるく甘くじんわりと身体も心も侵食していく 蝋が溶けるようにそれはどろりと、濃厚に意識を造りかえてゆく]
ぁ…んっ
[内股を撫でられ、唇を寄せられれば甘えた声を出す>>+124 その事に頬を染めつつも、満たされた小鳥は囀りを奏でるだけ その狂気に染まった思いすら、深海の孤独を満たしてくれるのならば飲み干したいと 貪欲に、空洞を埋める強い想いを、求めて]
ふぁ……あ
[内股を熱い舌が舐める感覚。ふるると身体を震わせて、熱い吐息を零して 囀りは一層高く、艶やかになる 自らの揺さぶりで、追い立てられて。それが物足りなくて更に腰を揺らめかせようかと ああでも、切ない甲高い声が海琉から溢れるなら一瞬身体は硬直してしまうだろうが
快楽に溺れる姿は、もう知らない頃には戻れない事を暗に指し示していて 水音が玩具によって奏でられる、そんな光景はどうやら佐の目を満足させたようで 喉を揺らす様子をどこか蕩けた瞳で見つめる]
(+126) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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そうせかさなくても……何度でも呼びますわ れい、私は澪でいいのですよ?
[感じる温かさ、ぬくもり 彼女が求めていたのは鳥籠ではなくその温かさ]
ぁ……れい…… ……いきなりは……
[襟を乱す熱い吐息 足の間はまだ濡れはしていなかったが もうそうなるのも問題で……**]
(-238) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[男の口から囁かれる声。雁字搦めにされた心が堕ちてゆく 甘い毒に自ら飛び込んでしまいたいと
その毒に身を浸せば待っているのは幸福の檻]
…ぁ…あ
[いかない、いけない もう、どこにも 還る場所などないのだから もう、ここにしかないのだから
名を呼んで。頭を撫でて 一緒にいて。傍にいて。一人は嫌だ そんな願いを叶えてくれるのなら、この身さえ捧げてしまいたい
鳥籠に捕えられたは、果たして鳥達か、それとも……*]
(+127) 2014/04/20(Sun) 23時半頃
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[見交わす瞳に揺らめいた毒に>>122微笑み返す。]
どうせ奢らせるなら、筍と言わずもっと高いものにしとけばいいのに。
[冗句を挟んでの会話は、傍から聴くものがあっても そこに潜む暗闇の存在になど、気がつきもしないだろう。]
高雄の奴は見かけたら拳骨でもお見舞いしとくとするか。
[見送る鈴城へ、ひらり、と手を振りかえして。 今はまだ眠る蝶の待つ部屋へ。*]
(123) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[異変の原因を病に求め、自分自身を納得させようとした矢先。]
Wh…
[誰が、男だって!? オリベの腕の中で、俺は動けなくなった。
息が止まった。]
……
[織部は男だ。でも、他の男とは違う。
俺は男だ。でも、いつバレた? 寝ている間に確かめるとか、流石にそれはないだろ。
黙ったまま、短く息を吐き出す。 強ばった力が抜けていく。]
ちがう、オリベさん…だから。
(-239) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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貴方が折角此処に居て下さってるんですから こうして世話のひとつでも焼かせて下さい。
……夢だったんですよ、好きなひとの髪を梳くのが。
[女房の髪を梳かしてやるようになったのは。 彼女が“い”ても何も喋らなくなってしまってからだ。
その女も、彼が休んでいる時にどうにかしてしまおう。 なにせ、本物の木乃伊は相当高額で売れるのだから。 もう、あれを女として見てはいない。物体として捉えている。
だって、あれをもう、愛していないのだから。]
……千里さん、良い馨がします。 [長めに伸ばされた髪の毛から香る洗い立ての匂いをすん、と嗅いで。 同じ洗髪粉の匂いに染まっている事に、喜びを覚えながら。 タオルで優しく髪の毛と頭皮を揉み、毛先までの水気を取る仕草。
彼に触れる男の手は、指はいつも優しい。 大事なものを扱うように、酷く優しかった。]
(-240) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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/* 言おうか言うまいか悩んだが言っておこう。 もちさんが蒟蒻とかいうと嫌な予感が(ry
(-241) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[腕の力を弱めて貰おうと身動ぎし、髪を揺らす。]
ya!
[短い悲鳴が漏れ、俺は慌てて口を塞いだ。 何だ、オリベの前髪でも耳に触れたか?
オリベの手に手を重ねる。 剥がそうとしたのに、俺は握ったまま離すことが出来ない。]
(-242) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[髪の水気を存分に奪ったその後。 瓶詰めの椿油を少量手に取り、毛先から中心へと纏わせて。 髪を傷めないように漆櫛を通しながら。
夢を見る。 彼がこうして、毎日此処に居てくれる想像をする
女であったものを売って診療所を改装し 同じ場所に薬売りの場を設ければ、ああ。それはなんて倖せな夢だ。
この二階建ての新築を居住場とすれば、いつでも傍に居れる。 織部に頼んでいる「小芝居」の末に、捨てられる不安を消すように なるべく、倖せな未来を頭に描いて。描いて。それから櫛を抜いて]
千里さん、終わりました。 ……良かった、さっきよりも少しお元気そうに見える。
[実際はどうか分からないが。 彼の顔を覗き込み、ふ、と柔らかな笑顔を向けた。 食事が冷める前に取らせたいが、少しだけ、と手を握った。 彼の傍に居ることを、感触で、温度で知らせる。]
(-243) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[>>+100兄の前に晒す全裸には、 先ほどの情事の後とこれまでの訓練の名残の古傷]
大丈夫でないから早くこちらに腰を上げて。 無理にされたいのなら別だが。
[出来ないと言うのならば、ぺちりと尻を叩いて催促した。 腰を支え尻肉を割って指を這わせる。 同時に兄の声が響けば必要なことだと念押して 指先を押し込んで白濁を掻きだすのを、何度も繰り返した。
白濁が無くなると湯で全身を洗い流し、 兄を抱き上げて共に湯船へと浸かる]
(+128) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[ひっそりと耳朶や肩に唇を押し付けたり、 散々嬲った胸の突起をつまんだりとじゃれついて。 兄と共に入る風呂がおよそ十年ぶりだと気づけば、 湯気に紛れて少しだけ微笑みを浮かべる。
愛しい兄との時間は、たまらない幸福をくれる]
(-244) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[逆上せる手前で兄を湯から引き上げて水気を落とし、 着替えさせてまた抱き上げて自室へ向かう]
春さんがあの布団で寝たいんなら話は別だけど。 少しくらい狭くても我慢して。
[兄の部屋はまだそのままだから、 流石に休むのは難しいだろうと思っての判断。 特に荒れても片付いてもいない自分の部屋、
(+129) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[兄が寝てしまったのを確認して薄暗い部屋の中、 じっとその寝顔を見つめている]
春さん。
春文。
俺の、兄さん。 いとしい、いとしい、俺だけの兄さん。 やっと手に入れられた、これからは(も)一緒に居れる。 十の頃からずっと焦がれていたんだ、離さない。 ――愛してる、春文。
(-245) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[寝ている時だけは素直にこの愛を告げることが、出来た。 それが少し歪んでいることも、自覚しているけれど。 今更兄以上に想える人なんて居るはずもないから 勝手に誓う愛の証に、寝たままの兄の唇を そっと、啄んで、舐めて、舌は歯列をなぞり 唾液を注いで飲み込ませる。
興奮のあまり夜着越しに欲が熱を持ってしまったから、 抱き寄せて密着したまま兄の指を思い出し 自慰を初めて、吐息を漏らす]
(-246) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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……兄さん、 兄さ、ッ……ん、ぅ。
[起きる心配も興奮には勝てず、 兄の下着の中へ自身を押し込んで達すると 吐き出した白濁でまるで兄が夢精したかのように仕上がった。 満足して兄の夜着にそのままねとりとした体液を残し 一度手洗いにと部屋を出る。
そのついでに兄の部屋へ寄り道をし、 残りの手紙で裏書が異国のものを全て回収する。 風呂場の炭の中に押し込んでしまえば、 明日また風呂を沸かすときにでも全て処分できるだろう]
(-247) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[布団の中兄を腕に抱きながらうとうとと微睡む、 何か郵便が来たのだろうか、 それもまだ朝日が上がってからでいいやと隣の熱を抱きしめて。 翌朝までぐっすりと、狭い布団で睡眠を取る]
(+130) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[隣から聞こえる痛みを訴える僅かな小声に首をそちらへと動かせば、目を覚ました幼馴染の姿>>+105
その姿に罪悪感が湧きあがる。 あぁ、自分のせいで傷つけてしまったと。]
…ごめん、な…。
[掠れた声でそれだけは伝える。 伝えたからと言って許される事なんてないけれど。 それでも、謝らずにはいられない―]
(+131) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[幼馴染から父へと目を戻せば、名を呼べと、そう己へと告げる父に>>+109声が出ぬ変わりに否定を示すように首を緩く横に振る。 なんでそんな事いうのだろうか。 だって、親父は親父だろ? 俺の父親は目の前の男だけで、自分は今までそれを認めてほしくて、自慢の息子と言ってもらえるのが嬉しくて―。
だから、呼ばなければ躾が必要だという言葉が信じられなかった。>>+110 だってそれはまるで自分が、息子としての自分が否定されたような気になったから。
頭に過ぎる記憶は幼い頃の物。 本当はあの人は子供なんて望んでないと、名も知らぬ大人が話していた言葉。
そんな事ないと、そう思っていたくてずっとやってきたのに。]
やっ、やだっ…!
[縄を手に、無理矢理に己を縛る父に否定の言葉を投げる。>>+111 もう痛いのも辛いのも苦しいのも嫌なのに。 だけど目の前の男を名で呼べば、自ら親子の縁を否定するような気がして、それも嫌なのだ。 しかし、どんなに抵抗したくてもそれをする力など自分の体には残ってなくてただされるがままである。 自分の方が終われば同じように幼馴染も。 あぁ、でも悠斗へはどこか優しく、どこか気配るような仕草で――]
(+132) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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[自分の体に籠った熱が病気のせいだと結論づける無知を うっすらと笑いながら、するりと首筋に手を這わせた。]
俺だから触られるのが嫌?
[熱を測るように肌に触れた指がす、っと耳朶をくすぐった。]
ああ、たしかに熱いな。
[唇を髪に落とし、そのままもう片方の耳を食む。 触れた体は衣越しでもはっきりと分かるほど熱く、 そのまま乱暴に衣服を裂いてやろうかと思ったが。
重ねられた手が離れないまま、 くたりと力が抜けているのをいいことに、衣服越しに体を弄る。]
(-248) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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な、んで…っ…
[どうして、父ではダメなのか。 あぁ、やっぱり子供なんて元々ほしくなくて…。 それとも悠斗みたいな子供の方が本当は良かったの?
違う違う違う―! だって父は自分を愛してるって言ったじゃないか。 自慢の息子だと言ってくれたじゃないか。
じゃあどうして…?]
ひっ…
[回る天井扇に少しずつ縄に縛られた手首があがる。 それが怖くて、引きつった悲鳴があがる。 中に浮くようなくらいまでその縄が上がれば、辛い姿勢と手首に食い込む荒縄の痛みで顔を歪める。 背には同じような格好だろう幼馴染の体温が感じられて。>>+120 これも自分のせいで?]
(+133) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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ひぁ…っん…やぁ…
[胸の突起を弾かれれば>>+116痛い喉など無視して勝手にあがる高い声。 その声が恥ずかしくて口を閉ざせど、そのまま胸を弄られれば口の隙間からは声が漏れて。]
や、やだ…ごめんなさ…
[耳元で囁かれる言葉。 やはり俺が悪いのか。 でも、だけど、それでも父を父と呼ばないのは嫌だ。]
や…なに? うっ…。
[父が少し離れたかと思えば、後孔に埋められる物。 昨日の行為と、中で溶けた蜜のお陰か、痛みはそこまでないけれど、圧迫感だけには慣れず呻き声を上げ。 何を入れられたのか理解していない為か、暫く伺うように不安気に父を見つめるが―]
(+134) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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/* お二人がINしてくださると、 尻尾が自然とぶんぶん揺れてしまうのであります。 お二人ともお忙しそうなのに、何時もお相手してくださり、 本当に、本当にありがとう!うわぁい!
(-249) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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兄さんはぁはぁしすぎてアンカミスるわコピペミスるわ落ち着こう俺。
(-250) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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ずっと、澪お嬢さんと――呼んでいたのです。 そう急には――…
けれど、あなたは私の妻。
私は あなたの旦那。
……ゆっくりで、良いでしょうか。 貴女の名前を呼べるようになるまで。
[仮面の下の顔を見て、澪はどう思っただろうか。 想像していたのと違う、など。
何かあるかと思って 澪の発する言葉の1つ1つに神経を注いでいたが。]
(-252) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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めも:陰毛ショリショリはあとでする
(-251) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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…っ…んぁ…
[暫くすれば芋茎の成分が体の熱で溶けたのか、広がる痒み。]
な、に…やだ、これ…かゆっ…
[よく分らないまま痒みを増す後孔。 後ろにいる幼馴染も僅かに声を上げ身じろぎ動く>>+122 そうすれば中の張型も共に動き、中を犯す。 痒みと疼きがその分広がり、自然と腰が揺れる。 そうすれば張型に付いた凹凸が僅かにだけれど中を抉り痒みを癒す。]
や、やだ…ゆうと、や…
[どうしようもなく痒くて、動けば多少は癒されて、でも止まれば痒みは増す。 それが辛くて辛くて。
父の声が聞こえる>>+125。 幼馴染を褒める言葉。 応える? よく分らないのに、でも父も悠斗もそれを望んでる? 分らないままに脳が溶けていく。*]
(+135) 2014/04/21(Mon) 00時頃
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大学生 カイルは、メモを貼った。
2014/04/21(Mon) 00時頃
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[謝られる声にはぱちり、瞳を瞬かせる>>+131 カイ兄は謝る必要は無いよと何処か満ち足りた瞳は告げる ――孤独をいやしてくれる、満たしてくれる片割れなのだと佐は言った ならば、どうして彼は謝る必要があるのだろうか 自分を満たしてくれる存在なのに
むしろこっちが、お礼を言うべきなのにと
何度も『仕置き』の中謝る声が胸に傷む 寂しいのだろうか さみしいのだろうか ならば癒してあげたいのに
狂った小鳥は考える どうすれば幼馴染も満たされるのか
嫌だという言葉>>+135を聴けば囀りを増そうか それとももっと、快楽を与えればいいのだろうか そうすれば満たされるのだろうか。幼馴染も]
…カイ兄ちゃん…
[揺すられ、喘ぎ――饗宴は続く*]
(+136) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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/* うーん、PLとしてはめっさデレたいのに、海琉君なかなか…。 親父が親父として好きすぎて、悠斗に対してもなんか嫉妬入り気味だな。 あれ?可笑しいな…悠斗に嫉妬するなんて予定全くなかったのに文章打ってたらいつの間にか…。
元々脳内で考えてたのは海琉がちょっと壊れての、親父≠赤羽佐での思考変換からの悠斗助ける為に名前呼ぶとかかな?とか考えてたのにな…。 あれ?可笑しい…。 うーん…。
(-253) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[どれだけ嫌がっても、一度箍の外れた手の動きが止められることはなく。 暴れればそれだけ衣服は乱される。
抵抗する相手へ無理強いする手管だけならば、 自慢にならぬほど慣れたものだった。 逃れようとする動きを逆手にとって、衣服を乱し、拘束する。 時には殴ってでも従わせるのがいつもの手段。
さすがにサリュート相手に 今はそこまでしでかす気はないが、 抵抗が酷ければ縛り上げるか、と何でもないことのように考えた。]
(-254) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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そう、だから……触らな…
[手から逃れる様に首を反らす。 そうして露にした耳がかぁと赤くなるのが分かる。熱い。
前髪よりも柔らかな感触に、俺は口から手が離せられない。 眉を寄せて堪えようとしても、あぁ、また。
声が――漏れる。]
ふ んん…
[嫌なのに、オリベの手を握ってしまうのは何故だろう。 身体に触れるもう一方の手から逃れるように、背を伸ばし。
膝頭を擦る様に両の脚に力が籠った。]
(-255) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[胸までに上がらないでくれ。 腹に触れないでくれ。
襟が崩され、首筋がすぅすぅとする。]
お 願い、やめ て ……
Not stop…
(-257) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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/* 悠斗の返事はやっ!? た、タイピング遅くてごめんなさい…。 いや、それにしてもはやっ! …うち返事返すのにこれ1時間くらいかかってないか? 右下の時間見る限り…。
(-256) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[闇い彼の秘密など、当然知らないから。 夢だったと語る彼に、つい苦笑する。 ここに閉じ籠ってから、初めての笑みだった]
恥ずかしいやつ。 お前、いっつもそんなふうに口説くのか?
[くく、と笑い声をたて、なんの疑いも警戒もなく彼の手が触れることを受け入れる。 硝子細工を扱うような手付きが落ち着かなくて、くすぐったさにそわついていたが]
おんなじ匂いだろ。
[つれないような言葉を返しながらも、紡ぐ音は突き放すものではなく。
やがて、椿油を用意し出す姿に、やっぱりお前は俺のことを女か愛玩動物と思ってないかと、呆れて困った顔で眉を下げる]
(-258) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[生まれてはじめてと断言していいほどに、甘やかされた待遇を受けながら。 窓の外、長閑な風景をぼんやり見ていたときに、窓が風で揺れて肩を強張らせる。
少しだけ、鈴城の方に自らの意思で身を寄せた]
……ん、ドーモ。
[終了を告げる言葉に頷く。 柔らかな笑顔と心配の言葉に対してどんな顔をすればいいのか分からず、微笑みを返すことはなかったが。
代わりに、握られた手を軽く握り返した]
(-259) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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……ねぇ、 みお。
(-260) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[広げた両脚の間に身を沈め、 夫婦である楔を打ち込んでいく。
澪の体に男を教え。 熱を教え。
果てる間際、耳元で囁く。]
(-261) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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愛してます。
ずっと、ずっと……あなたを、お慕いしていました…
(-262) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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