人狼物語ぐたるてぃめっと


554 夜桜散歩【突発/ソロRP】

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視点:


キジノメアンゴを占った。
アンゴは【人狼】のようだ。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラヂオが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、キジノメ、イズミ、ワコ、ルリハ、アンゴ、マサキ、カヲルの7名


【人】 助手 カヲル

橋を渡れば、建物の並ぶ“社会”だ
川を越えるなら、あの中に飛び込まなければいけない
橋を越えるなら、社会に受け入れてもらわないといけない
それが嫌だった


それが出来なかったから、嫌だと思うことにした

(0) 2014/03/23(Sun) 13時頃

【人】 助手 カヲル

[一五分。
ここから私の家までの距離が必要とする時間だ。
けれどその日、私は歩くのを止めた。
いつもの一五分を私は破った。


春を終えれば、晴れて私は一人になる。
身分に甘えられた学生時代を終え、
フリーターとの名称を頂くアルバイターでもなく、
なにものでもない、ものになる。

その実感が、不意に、私を捕まえたのだ。
桜の花びらに紛れて待ち構えていたみたいに、
春の微温に潜んでいた獣のように。
夜に広がる桜の枝の、隙間を通る月影は、
その猛獣を照らしてくれなかった。私一人を斑に染めた。]

(1) 2014/03/23(Sun) 13時頃

【人】 助手 カヲル

[来た道を戻ることも、そのまま先へ進むことも
私の持つ選択肢には無かった。
なにも選択肢は持っていなかった。
だから私は、歩かなかった。
あるいは、なにも考えたくなかったのだ。

ただ川沿いの道に立ち尽くし、
そしてたっぷり数十秒を経てから、道の片側に体を寄せた。
川を、眺める、ふりをした。]



  ――……       。

[多くの同胞から離れ、水面に落ちていく花びら
そんなひとひらを眺める振りをした。]

(2) 2014/03/23(Sun) 13時頃

【人】 学生 イズミ



『――なんか…嫌になっちゃったんですよね、歌うのが』

 

(3) 2014/03/23(Sun) 13時半頃

【人】 学生 イズミ

[同時刻。

真っ暗な部屋の中、古い型のテレビが青白い光を放っていた。
今時流行らないブラウン管。画面も小さい。
悪い意味で生活感のない殺風景な部屋が、家主の気力の無さを物語っていた。]

『ある日突然、なんの前触れもなく。
 私の声なんて、どうせ誰にも届かないでしょ、って』

[深夜の短い音楽番組。"どうして、また歌おうと?"シンプルな書体のテロップが映し出された。画面に聞き手はいない。よくある司会者不在型のインタビュー形式だ。]

『諦めがついたんです』

[長い休止期間を経て活動を再開した女性シンガー・ソングライターは、ハスキィな声で、笑った。]

(4) 2014/03/23(Sun) 13時半頃

要人警護 マサキは、メモを貼った。

2014/03/23(Sun) 17時半頃


【人】 要人警護 マサキ

──「まさきさんは、桜がたくさん咲いてるところでお仕事しているの?」


[幼い声と、繊細な面立ち、華奢な身体の女の子と共に過ごした─ちょうど去年の今頃だった─ほんの数時間のあれこれが、次々に思い浮かぶ。]

「仕事場には桜はないですが、近くにはたくさんありますよ」

[丁寧な受け答えをしたのは、その一月ほど前まで内閣の要職にあった彼女の父親をはばかっただけではなく]

(5) 2014/03/23(Sun) 17時半頃

捜査責任者からの通達 (村建て人)は、メモを貼った。

2014/03/23(Sun) 18時頃


【人】 キジノメ

 川を眺めているひとが居た。
 だから俺も、つられて少しだけ川を見た。

 花びらは、流されてゆく。
 この川の先は何処に行くのか、思い出せない。最終的には海だろうけど。
 でも、その海まで届く花びらなんて、多分居ない。
 どこかで水が滲みて腐って水中に落ちて、川底にゴミとして溜まってゆくのだ。

 そう言えば、地面に落ちた桜の花びらはどこに行くのだろう。
 風で散り、雨で流れ、排水口の中。多分きっと、このコース。俺もよくは知らないけれど、きっと。

(6) 2014/03/23(Sun) 19時頃

【人】 不登校 ルリハ

っ――――――。

[ラジオから流れてきたのは、正に。
血が冷えるような。嬉しいような。顔が見えるわけでもないのに、ウォークマンの画面をしかと眺める。ビジュアライザーが動いていて、彼の声を光の波にして伝えてくる。耳に入る。人の価値観。

記憶は。一年前に。


肘を壊したから、弓を引けなくなった。


リクエストした話は。夢想の物語。
ちょっとだけ嘘をついた。好きな話。――だったのだ。
只管努力をすれば結果は実るのだろうか。
否。最適な道があり。そこを通れないものは振るい落とされるのだ。

私は、幾人ものなかの一人。主人公なんかじゃない。]

(7) 2014/03/23(Sun) 21時頃

【人】 デザイナー ワコ

[自宅は川沿いにある築23年の五階建てアパートの2階。普段なら階段で上がるところを、今日はエレベーターを使った。

内部に取り付けられている大きな鏡に写った彼女の顔は、白熱灯のせいか、疲れのせいか青白く、目の下には暗い影が落ちていた。
エレベーターに乗っている数十秒間、彼女鏡に映った自分の姿から目が離せなかった。]

(8) 2014/03/23(Sun) 21時頃

【人】 デザイナー ワコ

[部屋へ着くと靴を脱ぎ捨て――腰のことを考えて屈むことが出来なかった――鞄を放り投げると、真っ先に風呂を済ませる。
食事は、仕事中楽しみにしていたにも関わらず、今は作る気力もないので今朝の残りを少々。

食事の間、椅子を立ったり座ったりを何度も繰り返した。痛みのせいで、じっとしていることが出来なかったからだ。
そうしているうちに彼女は気づいた。立っている時の方が、座っている時よりもずっと楽であるということに。
気づいてから、晩御飯は立食となった。]

(9) 2014/03/23(Sun) 21時頃

【人】 デザイナー ワコ

[食事の後はなにをすることもなく、そのままベッドへ入ったが、12時を過ぎても、1時を過ぎても、太腿に感じる痺れる痛みのせいで、眠る事ができない。
ただじっと天井を眺めて眠くなるのを待つばかり。]

──……。

[深夜の静けさの中、秒針の音を聞いていたら急に自分が老婆になってしまったかの様に思えて、これから先この痛みと付き合わなければならないのかという不安や、一人の夜の寂しさもあってか、開け放った窓の外へ目を向けようと頭を傾けた時、目尻から涙が零れ落ちた。

窓の外には、大きな桜の木が月明かりに照らされて、ぼんやりと浮かび上がっていた。]

(10) 2014/03/23(Sun) 21時頃

【人】 朗読家 アンゴ

「真夜中の夜鳴き朗読屋台」略して真夜中ロウヤ、改めまして安吾です。
また俺の声をお届けしていきます。

先ほどお聞きいただいたのは、中島敦さんの「山月記」ですね。
挫折の話ですね。で、さっき俺は挫折しなかったって話をしましたが、休憩中にぼんやり思ったのがね、挫折するようなことなんにもしてなかったなってことなんですよね。
特に将来なりたいものもなかったしね。
毎日なんとなく生きてればまあいいか、って思ってたんですよね。
そういうの、悟り世代、っつーらしいですよ。
悟ってるのかな?特別強い欲求がないだけじゃないかと思いますけどね。

(11) 2014/03/23(Sun) 23時頃

【人】 朗読家 アンゴ

死ぬ理由って今のところ持ってないし、じゃあ生きてこうかみたいな、前向き何だか後ろ向き何だかよく分からないけど、ひっかかることなくのらりくらりと日々を送る感じですね。
まあそうしてると、季節が変わって、去年見えたものをまた見られて、ああいいな、って感じますね。

そういえばこの間ある漫画を読んだんですよ、未来の日本の話で。キリスト教を信じてる人はイエス像とかに拠り所を求めるけど、日本人の共通の拠り所は四季の移り変わりの風景くらいしかない、って描いてあったんです。
妙に納得しました。そういえばそうだなって。
仏像やお稲荷様とかもありますけど、心の拠り所なのかって言われると……俺はしっくりこないんですよね。

なんといってもね、夜桜は良いですよ。
こんど団子でも持ってこようかなって思ってます。

(12) 2014/03/23(Sun) 23時頃

【人】 朗読家 アンゴ

さて、実は「駆け込み訴え」を読もうかなと準備していたんですが、リクエストがあったので予定変更してそっちをお届けします。
先ほどに引き続いて、中島敦さんの「名人伝」です。

これは、弓を上手くなろうとがんばって、名人の域に達したのに、その後は弓を忘れてしまう人の話です。
話自体は短くないのに、すごく難しいですね。
何かを極めてしまったあとは、どうしたらいいんだろうなって思いますね。俺は。

さっきの休憩中に一応練習したんですが、多分どっかで噛むと思います。まあ許してください。
それではお聞きください。

(13) 2014/03/23(Sun) 23時頃

【人】 朗読家 アンゴ

名人伝、中島敦。

(14) 2014/03/23(Sun) 23時頃

【独】 朗読家 アンゴ

/*
自投票とルリハにいれとこう

(-0) 2014/03/23(Sun) 23時頃

【人】 要人警護 マサキ

[元来は学究の人であった彼女の父親が、懇請を受けて国政に携わっていた当時、常時ではなかったが、正木が身辺警護をつとめる事が数回あった。]


「しかし、お誘いを受けて驚きました。ありがとうございます。」

[在任中の礼がしたい、と招かれたのは、こじんまりとしたレストラン。]

「奥様やお嬢さんとよくいらっしゃるのですか」

(15) 2014/03/23(Sun) 23時半頃

【人】 不登校 ルリハ

え――わっ。
ふぅ――。

[メールを見れば、返信。慌てて取り落としそうになり、肝を冷やす。
そんなことを思えば、直ぐに放送が始まり。耳を傾ける。]

…そういうもの、なの……?。

[時の流れはまだ遅く。なんとなくで生きる毎日が辛い。
だけど何にも見つけられないからだんまりを決め込む。

暗闇は滂沱の様に流れこみ。淀んでいる。
見上げれば夜桜。はらはら気長に墜ちてゆく花びら。
軽く。軽く。歩めば。私は。]

逃げるのも辛いし。頑張るのも辛い。
でも、気楽に生きるのって。。。難しそう。

(16) 2014/03/24(Mon) 00時頃

【人】 不登校 ルリハ

[一人ごちる声は。自らの心を整理していくように。
今迄は迷いを紛らわす為だったのが。
少しは自分を見直せてる。
成長だろうか。

少女は、わたしにできることをと、考える。
耳に残る声。努力の末静まった心。
その境地に達するのは無理だけど。]

少しだけ、頑張るくらいは、私にもできるかな…

[何かをすれば。この人みたいに私も輝けるのかな。

聞き、迷う。]

(17) 2014/03/24(Mon) 00時頃

【人】 不登校 ルリハ

私は―――

[メール画面を呼び出した。]

(18) 2014/03/24(Mon) 00時頃

【赤】 不登校 ルリハ

題名:Re:Re:
本文:お返事、ありがとうございます。
リクエスト、聞き入れて貰って、とっても嬉しかったです。
安吾さん、というのですね。私、瑠璃羽って言います。

ちょっぴり、考えさせられて、救われました。
私、中学生で。部活で挫折しちゃって。
やつれてたら、友達も離れていって。

心の拠り所が、お家しか無かったんです。
あとは、夜中にお散歩して、風景を眺めたり…

私も今、夜桜を見ています。

悪い子ですね。てへへ…

もう卒業して、春から高校に通うのですけれど。
のんびり。気楽に。適度に頑張ろうかなって思いました。

また、聞かせていただきますね。

(*0) 2014/03/24(Mon) 00時頃

【赤】 不登校 ルリハ


夜の素敵な時間を、ありがとう。
 

(*1) 2014/03/24(Mon) 00時頃

【人】 助手 カヲル

[螺旋階段を転がり落ちるような、
あたかも微睡に引き込まれるような、
そんな急速な不安は、時折生じた。
桜並木を通るとき、ふと現実に捕まるのだ。
幻想的な桜のゲートをくぐろうとも、
現実は猫のようにいつまでもついて回った。]


  
[背に道行く人の足音を受けながら、
川面に向けて、息を吐く。
桜の花びらとなって、私の不安も、私自身も、
どうにかして落ちていってくれないだろうか。]

(19) 2014/03/24(Mon) 00時半頃

【独】 助手 カヲル

そんな時私は、自分が金魚であれ、と思う
金魚のように泡を吐いて生きれるならば、
桜のさく夜道を、木々の間を縫うように泳げるのならば、
それはきっと、息をして生きていると実感できる、
とても素敵なことだろう

黒い川面に託した想いは、けれどやっぱり
地味な、辛気臭い私の顔しか見せてくれない

(-1) 2014/03/24(Mon) 00時半頃

【人】 助手 カヲル

[落ちていくはずもなかった。
寒くもないのに赤らんだ鼻が、私の視界にあるだけだ。

背に人の気配を感じながら、深夜の感傷に浸る羞恥が
赤らみの理由を書き換えていく。
私は一度目を閉じた。
これで私には、足音の持ち主は見えない。
だから、足音の持ち主も私の事を見ないでくれるといい。
自意識過剰にもほどがある思考で、鼻を啜った。
夜道に佇んでも気にされない動物になりたい。]

(20) 2014/03/24(Mon) 00時半頃

【人】 助手 カヲル




 でも私は、金魚に一番なりたかった

(21) 2014/03/24(Mon) 00時半頃

【人】 助手 カヲル

[一拍二拍、真暗の中で鼓動の音を聞いた。
それから目を開けた。
唐突に湧き上がった狼狽は、心臓を数拍高ぶらせて
それから徐々に引いていく。
身体のリズムを感じながら、再び息を吐いた。

こんな、建設的でない振る舞いを、思考をしてしまうのは
精神状態が悪いからだ。
肉体の状態も悪いからだ。
焦燥も絶望も、桜並木の陰にいるのではなく、
ずっと私と一緒にいて、そしてふとじゃれついてくるだけだ。
その獰猛な爪がいとも容易く私を切り裂くとも知らないで。

だから私は、自分の体と、心の機嫌を取らないといけない。
なだめすかして、大丈夫だよ頑張って、と言ってあげないとならない。
そうでないと今度こそ私は
数多の塵芥となる桜の花びらに覆い尽くされる。]

(22) 2014/03/24(Mon) 00時半頃

【人】 助手 カヲル

[ご飯を食べよう。人の声を聴こう。
温かくて、厚く、丸みがあって、
出来ればビロードの質感がある声がいい。
私にもその人にも全く関係ない話を静かにしてくれると、
わたしはきっと、それだけで、]




    ――……

[目の前で桜の花びらがまた一つおちた。
私に降り積もってはくれず、黒のビニルじみた川面に吸い込まれていった。]

(23) 2014/03/24(Mon) 00時半頃

【人】 要人警護 マサキ

「ちがうよ。さくらはいつもびょういんにいるから、たまにおうちに帰った時だけしかこないの」

[その名の由来の花によく似た薄い紅色の服を着た少女は、首をちょっと傾げて、正木の思い込みをただした。]

「そうですか、それは……」

[寂しいでしょうと尋ねかけたのを思いとどまる。]

(24) 2014/03/24(Mon) 01時頃

【人】 学生 イズミ

["――あきらめ?"カメラが切り替わる。リビング風に仕立てられたセット。ソファの背後からの視点、大きく膨らんだ赤いソバージュ・ヘアが揺れる。再び正面。ブラウンの口紅が、動いた。]

『"歌いたい"っていう、その欲求以外のすべてを捨てる、覚悟と諦め。――みたいな?』

[耳元で細いゴールドのリングがきらめく。
最新曲のイントロ。強い意志をたたえた瞳をクローズアップして……カメラが引く。その黒はグランドピアノの天板へと、滑らかに移行した。]

(25) 2014/03/24(Mon) 01時頃

【人】 要人警護 マサキ

[食事をとりながらの四方山話のうちに、さくらが翌年小学校に上がる年齢になる事、それまでに、難しい手術を受けなくてはならない事等を知った。]

(26) 2014/03/24(Mon) 01時頃

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フィルタ

生存者
(5人 5促)

キジノメ
0回
イズミ
0回
ワコ
0回
マサキ
0回
カヲル
0回

犠牲者 (1人)

ラヂオ
0回 (2d)

処刑者 (2人)

ルリハ
0回 (3d)
アンゴ
0回 (4d)

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

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