人狼物語ぐたるてぃめっと


554 夜桜散歩【突発/ソロRP】

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視点:


運命は不登校 ルリハの役職希望を人狼に決めた。


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が4人、占い師が1人、守護者が1人、人狼が2人、決定者が1人いるようだ。


【人】 天声 ラヂオ

……ジッ、……ジジッ……タララ…タ、タ……
ザーーーーーー……

(0) 2014/03/22(Sat) 01時頃

ラヂオは時が進むよう祈った。


捜査責任者からの通達 (村建て人)は、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 01時頃


捜査責任者からの通達 (村建て人)は、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 01時半頃


【独】 朗読家 アンゴ

/*
人狼で決定者なのだよ

最強じゃん……

(-0) 2014/03/22(Sat) 01時半頃

【独】 学生 イズミ


 春休みだってのに、なにやってんだろ…

[誰の趣味だか知らないが朱色に塗られた研究室の扉を閉めて、和泉は溜息をついた。構内はしんと静まり返っている。他には誰もいないようだ。

学生は皆帰省しているし、教授達だってこんな時間までは残っていない。帰省もせず、アルバイトもない和泉は、要するに暇なのであった。]

(-1) 2014/03/22(Sat) 01時半頃

【独】 学生 イズミ

 やべえ、寒い。
 もちっとなんか着るべきだったんじゃね。

[もう冬も終わりとはいえ、深夜ともなれば空気は冷える。かじかみかけた手で灰色のトートから音楽プレイヤ替わりのスマートホンを引っ張り出し、イヤホンを繋いでアルバムを選択する。再生ボタンを押して楽曲の開始を確認した後、本体と共に手をポケットに突っ込んだ。

やがて、小さな箱はハスキィな声で歌い始めた。古い女性シンガー・ソングライターの最後の作品だ。何の告知もないままひっそりと消えるようにマイクを置いた彼女については、資産家と結婚しただの、海外へ移住しただの、あるいは事故で死んだ、などと、ファンの間でまことしやかに囁かれていた。

和泉は擦り切れたデニムの裾を引き摺りながら、ジャージのポケットに手を突っ込んで猫背がちに歩く。駅までは歩いて約10分。]

(-2) 2014/03/22(Sat) 01時半頃

不登校 ルリハは、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 02時半頃


【人】 学生 イズミ

『いらっしぇー』

[やる気のない挨拶。いつものことだ。

牛丼(小)、味噌汁つき。殆ど機械的に食券機のボタンを操作して小銭を投入する。カウンターに掛けると、仏頂面の店員が和泉の目の前に立った。食券を渡す。受け取る。これといった会話もなく。いつものことだ。

脂の残ったテーブルを紙ナフキンで拭いつつ、伏せられたプラスチックのコップを取り、ピッチャーの水を注ぐ。言えば温かい茶くらい出してもらえるのかも知れないが、それを試みることはしない。いつものことだ。]

(何日目だっけ、ここ)

[和泉はぼんやりと考える。ここ数日、ほかのものを食べた記憶はなかった。不健康といえば不健康だが、1月の卒論デス・マーチからこちら、殆どまともな食事など取っていなかったから、それでもまだマシと言えるだろう。

先日無事(完成度のことを言えば、実はそうでもなかったが)に発表会も終わり、今はまあ、人間らしい生活への過渡期といったところだろうか。ただし、必須科目のいくつかを取り逃している和泉にはあと1年のモラトリアム延長が、既に約束されていた。]

(1) 2014/03/22(Sat) 03時頃

【独】 学生 イズミ

※この物語はフィクションであり、中の人の実体験とは一切関係ありません。関係ありません。ないってば。

(-3) 2014/03/22(Sat) 03時頃

【人】 学生 イズミ


[客席の有線放送に混じって、厨房からはAMラジオのくぐもったノイズが漏れ聞こえていた。]
 

(2) 2014/03/22(Sat) 03時頃

【人】 助手 カヲル

[大人になったら変わると思っていた。


クリームパンみたいな手はすらりと細いものになるはずだったし、
顔に散らばったそばかすは跡形もなく消えて、
代わりに、白く透き通った肌になると思っていた。
ロングでもミニでも、スカートを履けば似合うし
女の子らしいレースだって着れるようになるのだろうと、
無意識に、無根拠に、信じていた。
そう思い込んでいたことにも気付かないくらいに、
私の中に浸透していた。]

(3) 2014/03/22(Sat) 03時半頃

【人】 助手 カヲル

[この春私は大学を卒業する。
潰れたクリームパンみたいな手と、消えないそばかすと一緒に。
思い込んでた理想の姿、もしくは女性の基準値に達しないまま
私は最後の学生時代を終える。
行く先は無い。
今まだ続けているアルバイトも辞めるつもりだ。

『ばいばい、先生』
二年次より始めた塾講師のバイトは
自分でも驚くくらい続いたけど
『気ぃつけなよ、じゃあね』
明るく振舞って、自分を切り売りして、笑ってもらって、
帰る夜道にどうにも悲しくなるばかりだったから。]


     ばいばーい……

[夜道に咲く桜が、
どうにも綺麗に見えなくなってしまったから、辞めるつもりだ。]

(4) 2014/03/22(Sat) 03時半頃

【独】 助手 カヲル







                  ――― 夜桜散歩 ―――

(-4) 2014/03/22(Sat) 03時半頃

朗読家 アンゴは、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 08時半頃


【人】 朗読家 アンゴ

……はい、きっかり2分11秒。
お楽しみいただけたでしょうか?
つうか、途中から聞き始めた人には意味分かんなかったよね。演奏しろよってツッコミの言葉も届いてます。
いや、ジョン・ケージって人はちょっとおかしくて、これから演奏するっつってピアノの前に座って、それから4分33秒、ずーっと何もせずじっとして、はいこれが「4分33秒」っつー曲ですよって言ったんだよね。

これ演奏して、ってリクエストには驚いたよ、だって、俺しゃべるためにラジオやってんのに、黙れってさ。でもきっと、沈黙を共有したかったのかなって思ってリクエストに答えてみました。
沈黙の共有ってさ、会話のあいだの、ふと言葉が切れた瞬間のアレだよね。
人によっては落ち着く瞬間でもあり、気まずい瞬間でもある、アレ。
俺は川の流れる音とか、風の音とか、よく聞こえて気持ちよかったですよ。たまにはいいでしょ。

(5) 2014/03/22(Sat) 09時頃

【人】 朗読家 アンゴ

まあ沈黙の時間は終わりにして、また俺の声をお届けしますよ。そろそろ朗読をしようと思って……今日は……まずこれを読もうと思います。
高校の教科書ですね、とっといてあるんですよ、物持ちいいっしょ。この中に「山月記」という話がはいってます。
作者は中島敦さんっていう、眼鏡の人。学校の先生をしながら作品を書いていました。「山月記」はデビュー作です。
これは、中国の詩人の話です。詩で有名になれない役人の、気が狂って虎になる話。
心まで虎になり切る前に、創作した漢詩を友人に託して夜の闇に消えていきます。
それでは、お楽しみください。

(6) 2014/03/22(Sat) 09時頃

【人】 朗読家 アンゴ

山月記、中島敦。

(7) 2014/03/22(Sat) 09時頃

【人】 デザイナー ワコ

[痛みに耐えきれず、気持ちだけの残業を25分で切り上げた。]

…お疲れ様です。お先に失礼します。

[お疲れ様です。
この時だけはみんな画面から視線を外して軽く頭を下げる。
部屋を突っ切りタイムカードをおすと、痛みが酷くならないうちにと、急いで、左足を庇いながら会社を出た。]

(8) 2014/03/22(Sat) 10時頃

デザイナー ワコは、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 10時頃


【人】 要人警護 マサキ

[そぞろに歩む足は、闇に仄白く浮かぶ並木の方にいつしか向かっていく。]

「さくらのもん」……、だったかな。

[その言葉は、幼い声で脳裏に蘇った。]

(9) 2014/03/22(Sat) 12時頃

【人】 学生 イズミ

**********
vibvibvibvibvib!
**********

[ポケットの中でスマートホンが五回鳴動、メッセージ着信の合図だ。
右ポケットを探って端末を取り出す。巻きつけたイヤホンが苛立たしい。コネクタを外して幾重もの輪になったコードをスライドさせ、本体をその束縛から解き放つと、コードはそのまま左ポケットに突っ込んだ。

画面には悪友三宅、通称ミケの締まりのない笑顔の顔写真。和泉は溜息をついた。まあ、だいたい内容は想像がつく。]

**********
うぇーいwwwwwww花見サイコーwwwwwwwwwwww
お前も来れば良かったのに!マブだぜ!
**********

[添付ファイルには、三宅と黒髪ボブカット女子の仲睦まじげなツーショット写真。]

(……今年入って何人目だ、おい)

[悪友のある種の才能に閉口しつつ、和泉はそのメッセージを無視することにした。]

(10) 2014/03/22(Sat) 12時頃

【人】 不登校 ルリハ

[暫し歩けば、気は晴れて。

昼は春先の太陽に照らされ、今はアスファルトの冷えた匂い。
時折通り過ぎる車が、しゅんと―どっぷらーこうかと言うらしい―音を鳴らし消えてゆく。遠くの終電間近の列車の透音。

ちょっとおなかが空いたから、コンビニにでもよって、悪い事。
ピンポンと電子音がなり、手には紙袋がかさり。中から取り出されたのは、湯気の立つ肉まん。はむりと噛めば、小腹に斯くも心地よく貯まっていく。

川沿いに出て人混みを行かば、興味深げな目で見てくるものもいて。
怯え気味に体を縮こまらせた。夜間徘徊。危ない人も居ると分かっているけど、それでも、心を落ち着けるには夜の空気が好きだから。

逃げるように、ウォークマンを取り出した。耳に衝く男性の声は、外界の視線、音を遮断し、内なる心に響く。丁度何か事件の様なことがあったようで。試しに聞いてみる。

中島敦。山月記。


本を読むのは好き。私の世界に浸れるから。この物語は知っていたけど。学校に通うのを諦めた私と少しだけかぶるような気がして。鬱っぽくなる。

せっかくのいい声なのに。
画面を弄って電波を確認すれば、メールを打つ。]

(11) 2014/03/22(Sat) 13時頃

【赤】 不登校 ルリハ


題名:
本文:
山月記。とても格好良く朗読されていて。
挫折してしまった私と、重なるようでした。

えっと、貴方の声で、同じく中島敦の「名人伝」を聞かせていただきたいなって思って、初めてのお便り、送ってみました。ひたすらに努力する物語。好きなので。

良ければ、聞かせて欲しいな、と。

 

(*0) 2014/03/22(Sat) 13時半頃

【人】 不登校 ルリハ

[送信画面を見て、未だ続く放送を聽けば。]

届くわけなんて、ないか…

[と、落ち込み気味に呟いた。]

(12) 2014/03/22(Sat) 13時半頃

【人】 助手 カヲル

春が来るのが怖くて
気付けば少しずつ就寝時間が遅くなっていた


眠ると翌日が、否応なく来るからだ
布団にくるまって何も考えずに目を瞑ったけど
眠らなくとも無為に過ごした代償として朝日は昇った

(13) 2014/03/22(Sat) 14時頃

【人】 助手 カヲル

[川沿いの桜並木は帰路の途中にある。
アルバイトを終える夜も真夜中、私は一人で夜の底を通る。
花びらの降り積もらない夜の底は、未だ暗い。
そして春の微睡じみた夜気がそこに混在する。

私は、出来ることならこの微温湯の中に埋もれてしまいたい。
これから積るだろう桜の花びらに覆われて、
春の夜の中に、埋没してしまいたい。
そうすれば、私に夏は来ない。]


   願わくは花の下にて―――

(14) 2014/03/22(Sat) 14時頃

【人】 助手 カヲル


               はなの、したにて






[夜桜散歩]

(15) 2014/03/22(Sat) 14時頃

【人】 キジノメ

 無音演奏は終わったらしく、またあの無駄に良い声で解説が始まる。
 そういう曲、らしい。この作者は名前はかっこいいけど変人なのだ。
 でも、その変人さが、どこか羨ましい。
 全て無くなって、沈黙の中で、変人として堂々と立てるならば。

 また、散歩を再開する。
 夜に花見の散歩、じゃ、変人にはなれないけど。耳から流れる山月記は殆ど認識していなかったけど。
 地面を踏む音と、自分の心臓の音と、イケボイスの山月記。それが組み合わさって骨に響くのは、なんだか面白い気分だった。

(16) 2014/03/22(Sat) 22時頃

【人】 朗読家 アンゴ

山月記の朗読はこれでおしまいです。
お聞きくださり、ありがとうございました。




……挫折、かあ。
挫折って、何かにひっかかるということだと思いませんか?出る杭はなんとやらっつうの、誰かがさわっちまう突起みたいなものかな、って。
俺はあんまり挫折の経験がありません。
学校でさ、いじめられたり、不登校になる人っているでしょ。そういう人ってどこかしらひっかかってしまってるんだよね、って思います。
良いとか悪いとか、そういう話じゃなくて。
なんつーか、俺はそういうものを持ってなかったんだよね。どこにも、なーんにもひっかかることなく学校生活を送りました。
だから、忘れちゃうんだよね。こないだも、スーパーで中学の同級生に会って、おー、って互いに気づいたんだけど、名前が出てこないの、お互い。何となく、元気だったか、まあまあなー、なんて適当に話して。じゃあなーつって別れましたよ。
たぶんあいつも、ひっかからなかったんだろうなって思います。

(17) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

【人】 朗読家 アンゴ

ひっかからない、ってさ、実は自分の正体もよくわかんないってことで。自分は何が許せなくて、何が大事なのか、わからなくて。
これといった価値基準がないんです。
そうすっと、だんだん不安になってきて、夜が来てシーンとすると、自分が何かに飲み込まれて、誰にも気づかれず消えてしまいそうに思うんだよね。

怖くってさ、……だから怖いのをまぎらわすため、本を声に出して読みはじめたんです。
自分の声が聞こえると、ここにいるんだな、って自分の位置が分かるんです。ちょっと、ほっとするんです。

(18) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

【人】 朗読家 アンゴ

なんか変なこと話してるな。
じゃあ、15分間の休憩にします。また15分後に。

(19) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

【赤】 朗読家 アンゴ

題名:Re:
本文:
安吾です。お聞きくださり、ありがとうございました。
虎にならないように気を付けてくださいね。

リクエストをありがとうございました。昔、読んだことがあるので、たぶん朗読できます。あとで読んでみたいと思います。

(*1) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

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キジノメ
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マサキ
0回
カヲル
0回

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ラヂオ
0回 (2d)

処刑者 (2人)

ルリハ
0回 (3d)
アンゴ
0回 (4d)

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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