
93 【クリスマスRP村】Nightmare of A Christmas
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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こんなうわさを、ご存知かしら?
(0) 2011/12/07(Wed) 12時頃
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…その館は、霧深い森の奥にあった。
―The Crimson Mansion―
…街の人は、密かにそう呼んでいた。
別に、館が赤いわけではない。
けれど、その館には、とある血生臭い事件が纏わっていたのである…
(#0) 2011/12/07(Wed) 12時頃
<Nightmare of A Christmas>
~聖夜の悪夢~
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(#1) 2011/12/07(Wed) 12時頃
―…カタン。
12月。
その夜、街の数か所で、ポストが小さな音を立てた。
時刻は深夜、道には人ひとり見当たらない。
当然、手紙を入れたのは、郵便配達人ではない。
手紙を入れた人物は、世闇にまぎれるように消えた。
手紙には、差出人が記されていなかった。
(#2) 2011/12/07(Wed) 12時頃
――――――――――――
拝啓、**様
街はすっかりクリスマス一色、いかがお過ごしでしょうか。
この度、当館ではクリスマスパーティーを催すことになりました。
招待状を同封させていただきます。
“もう一度”、“この館”で。
“聖夜”を“お祝い”いたしましょう。
当日、貴方に会えることを、心より楽しみにお待ち申し上げております。
日時:12/10 0:00~
場所:The Crimson Mansion
――――――――――――
(#3) 2011/12/07(Wed) 12時頃
――…それは、招待状のふりをした、“脅迫状”であった。
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(#4) 2011/12/07(Wed) 12時頃
なぜか不自然に強調された文字。
それは、受取人に、7年前の事件を思い起こさせるに十分であるはずだった。
彼らにとって、それは忌避すべき秘密。
それなのに…
日が昇り、起きだした彼らは、その手紙にどんな反応を示すのだろうか。―**
(#5) 2011/12/07(Wed) 12時頃
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[...は手紙を読み終えテーブルに手紙を落とす]
七年前・・・ね 随分と懐かしい手紙が届くもんだ
[テーブルの手紙に視線を落とし椅子に背を預け過去に思いを馳せる]
(1) 2011/12/08(Thu) 23時半頃
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手紙…? 差出人は…
(2) 2011/12/08(Thu) 23時半頃
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12/7 カツン…カツン…カツン…カツン… 石造りの狭い通路に、時計のような規則正しい足音が響く。 カツン…カツン…カツン…カツン… 既に何度も通った道なのだろう。しっかりとした足取りで目的地に向かう。通路の中は明かり取りの窓が多く、意外と明るく照らされている。 「しかし、何度通っても慣れませんね。この通路は。まったく、誰の趣味なんでしょうか。あぁもう、また蜘蛛の巣が。」 屋敷から少し離れた、鬱蒼と茂る木々の奥にある古井戸。 その中から屋敷へとつながる、迷宮のような隠し通路。彼はそこを歩いている。 「次の角を右…でしたな。ふぅ。ここからが一番しんどいんですがね、泣き言も言ってられませんね。」
(3) 2011/12/08(Thu) 23時半頃
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カツン…カツン…カツッ 一人ぼやく彼の前は行き止まり。代わりに現れたのは縦に伸びる鉄梯子。ゆっくりと手をかけ、一段一段を慎重に登り始める。 コン…コン…コン…コン… 「あぁもう、薄暗いしホコリっぽいし。おまけにかび臭い。玄関も裏口も鍵が閉まっているから仕方ないのですがね。いやはや、前に入ったときに開けておけばよかった。後悔先に立たずとはこのことですね。」 コン…コン…コン…コン… 「まぁ、私がはじめたことですからね。準備はきちんとしませんと。それが執事の心得ですから。」 やがて、目的の位置にたどり着いたのだろう。彼の背中側の壁にはポッカリと人一人が通れる程度の通路がある。狭い縦穴を、身じろぎをしながらそちらに向き直ると、屋敷の中に身を滑り込ませた。
(4) 2011/12/08(Thu) 23時半頃
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トサッ… ホコリを纏いながら屋敷の中に降り立つ。通路は暖炉につながっていた。ここは、彼の元主人。その書斎だ。 円形の部屋の壁、周囲には数多くの本棚が配置され、読み手を失った多くの本が収められている。その一番奥にあるのはアンティークの書斎机。 手入れをする人がいなくなった屋敷である。当然の如くその机は分厚いホコリが積もっていた。 「ケホッ…どうにもこの瞬間は慣れません。」 軽く机のホコリを払うと、内ポケットから出したのは“封蝋の切られていない招待状”、そして彼の元主人が書いた“3通の古びた遺書”。 それらを書斎机の上に置くと、軽くため息を付く。そしてゆっくりと目を閉じると、あの時に思いを馳せた。そう、元主人が亡くなった…いや、殺されたあの頃に。
(5) 2011/12/08(Thu) 23時半頃
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当時私は、旦那様の執事を務めさせて頂いておりました。 人嫌いで偏屈で何を考えているかわからない。そんな評価をされている旦那様でしたが、私にとっては良い主でした。 旦那様の側で仕えること、それが至上の喜び。あの時、私は確かにそう思っていました。 外界とは違い、屋敷そのものが時間の動きから取り残されたような。そんな毎日。愚かにも私は、そんな生活がいつまでも続くと思っていたのです。
あの前夜、旦那様は私はいつもより早く寝室に来るよう言いつけたのです。 そんな朝早くから呼び出すのはありえないことでした。普段は完全に太陽がその姿を表わしてから、私が紅茶を携えて起こしに行くのが毎朝の勤めでしたので。これは何か大事なお話があると身構えておりました。
今でもはっきり覚えています。まだ太陽の光さえ地平線に届かない朝早くのこと。 アッサムのストレートを携えて私は旦那様の寝室に向かいました。 そして、見つけたのです。 亡くなられている旦那様を。
(6) 2011/12/09(Fri) 00時頃
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床にうつぶせに倒れている旦那様。 体制からして、誰かに殺されたのだろうと、私はとっさに思いました。 声は噛み殺しましたが、動揺は抑えきれませんでした。 手に持ったポットを床に置き、震える手で旦那様の脈を確かめましたが… 旦那様の脈が鼓動を打つことはありませんでした。
すぐさま傍らの電話で警察に通報をし、深呼吸をしてあたりを見回しました。 そして、傍らの机にある紙に気がついたのです。 旦那様の遺書でした。 ずっと側で旦那様を見続けてきた私です。それは、まごうことなく旦那様の筆跡でした。 そこにはこうありました。 「全財産はこの館で働く者達に均等に与える。」
そして… 遺書はもう一枚あったのです。 「ただし、私が何者かに殺害されていた場合私の財産は全額国に寄付するものとする。」
私の心に、悪魔が宿ったのです。
(7) 2011/12/09(Fri) 00時頃
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このままにしておけば、おそらく他殺と判断されるだろう。そうしたら、私の手元に財産は一切入らない。
そう、考えてしまったのです。
私は、悪魔に屈しました。 ずっと使えてきた旦那様を、私は裏切ったのです。
それからの私の行動は迅速でした。 旦那様を床から布団の上に横たえ、衣服の乱れを正し。 幸いにも、旦那様に争った様子はありませんでした。
そして…2枚目の遺書を、持ち去ったのです。
館に住む人をすべて起こし、冷静に事実を全員に報告。皆の間に微妙な空気が漂ったのを覚えています。 そして、1時間ほどしてようやく警察が到着したのでした。。
(8) 2011/12/09(Fri) 00時頃
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今思えば杜撰な計画です。 詳しく調べれば他殺だと簡単に判明したでしょう。 しかしなぜか。 私にもわかりません。
旦那様は自殺として処理されたのです。 外部の人間が入り込もうとすれば、この館は陸の孤島。すぐにわかります。 つまり…犯人は館の人間。 間違いなく館には犯人がいるというのに、誰一人疑われることなく処理されたのです。 最後に警察の方が私に。 「助かったな。」 そう言いながら、旦那様の遺書を手渡して去っていったのが妙に記憶に残っています。
その後私は屋敷から逃げるかのように出ていき、海辺のコテージを購入。そこで一人暮らしを始めました。 旦那様を裏切ったというしこりを、心の底に眠らせながら。
(9) 2011/12/09(Fri) 00時頃
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[商品を手入れしていると、外で小さな物音がした。 金属音。手紙か何かが届いたのだろうか。]
…あら?こんな時間に珍しいわね。 何かしら、急ぎの用なら直接伝えてくれてもいいのに。 [手袋を外し、小さなナイフを雑巾で軽く拭くと机の引き出しに丁寧にしまう。綺麗にトゲを取りのぞいたバラの茎をつぅ、となぞり取り残しがないか確認をする。]
せっかく綺麗に咲いたんだもん。 ちゃんとお手入れして売ってあげなくちゃね。 [微笑みながら、それを水を張った容器にそっと差し込むと軽い足取りで郵便物を確認しに行った。]
(10) 2011/12/09(Fri) 00時頃
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-回想-
新しいお屋敷に、住み込みのハウスメイドとして雇っていただいてから7年。 一度もお休みを貰ったことのない私の、突然のお願いを旦那様は快諾してくださった。
「“もう一度”…“この館”で…」
手紙の文面、その中で強調された一文を繰り返し何度も口にする。
「“聖夜”を…、“お祝い”、いたしましょう…。」
必要な衣類と細々とした物を使い古された男物のトランクに詰め込んで、私は7年暮らしたお屋敷の裏口から路地へ出る。
「“もう一度”、“この館”で…“聖夜”を…。」
同封された手紙の二枚目。 指定された場所へ行き、馬車に乗るように書かれている。
その場所へ行くと、確かに一台の馬車が止まっていた。 馬車を引く馬の馬具には、それとなく封蝋と同じ紋章が描かれている。
(11) 2011/12/09(Fri) 00時頃
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-回想-
手紙に書かれていた、迎えの馬車はきっとこれだと思った私は、思い切って御者の男性に声をかけました。
すると男性は『招待状を…』と手を伸ばすので、私はコートのポケットから手紙を取り出しました。 御者の男性は開封の際にふたつに割れた封蝋の紋章を確認した後、私から荷物を受け取り馬車の扉を開いて乗るよう無言で促しました。
御者の男性が私の荷物を馬車の上にくくりつけている間、向かい合わせに四人が乗る狭い馬車の個室の中で、たった一人私は居心地の悪さを感じていたのです。
それは私のようなハウスメイドが、こんな屋根つきの馬車に乗った事がないせいでもありました。 しかし、『他にも同乗する人間がいる』という御者の言葉に、嫌でもあの手紙の、意味深な文面と、7年前の出来ごとを連想させられるからでした。
(12) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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あ、やっぱりお手紙ね! [何かしら、と嬉しそうに封を開けながら部屋へと戻る。 出てきたものは、招待状。]
パーティー…クリスマスパーティーのお誘い? なんでアタシなんかに…? [はて、と首を傾げる。やけに強調されている文字が気味が悪い。 パーティーの開催場所に気が付くと背筋が凍るような感覚が走った。 震えだす身体。焦点が合わなくなる。 手紙が手から零れ落ち、それを追うように身体が前のめりに崩れた。 ガシャンと花瓶が割れた。破片で切ったのか、鮮血が腕からあふれ出す。]
―――なんで、今更。 [7年前の出来事を思い出す。できれば、思い出したくなかった。]
(13) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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-回想-
私が馬車に乗ってからそれほど間をおかず、再び扉が開かれました。
(一体誰が…。)
私は乗り込んで来た人が誰なのかを確認しようと首をめぐらせました。
[...は馬車に乗り込んだ人が挨拶をしてくれば、「どうも…」と返す。そして話しかけられれば馬車が目的地に着くまで会話を続けるだろう。]**
(14) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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―回想― [お金が無かった。 花が好きだった。 生活が苦しかった。 仕事が欲しかった。 でも、こんな小娘が働けるような職場なんてろくになかった。]
[そんな時に、館の使用人の募集の話を聞いた。 どうやら館の主人は変わり者で、あまり良い噂を聞いたことは無かった。 でもそんなことはどうでもいい。 ただ、お金が欲しかった。仕事が欲しかった。 「雇ってください!」と屋敷の扉を開け、頭を下げながら叫んだ日を思い出す。 勤めているメイドや執事に不思議な目で見られたのも懐かしい。]
(15) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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―回想続き― [奥の方から一人の執事が出てくると、「こちらへ」と主人の元へ案内をしてくれた。 アタシはずっとそわそわしていた。 だって、とても広くて、とても素敵で、とても綺麗な屋敷だったから。 煌びやかに飾られた室内は眩しくてしょうがなかった。
やがて、主人の部屋に辿り着く。どうぞ、と執事がドアを開けてくれた。 主人はアタシを見るなり、「何がしたい?」と尋ねてきた。 「花に関わりたい」と言ったアタシのワガママを聞くと、おかしそうに笑い、「わかった。」と、ただ一言。返された。]
[きょとんとしているアタシをしり目に執事は主人と話している。 やがて、執事は振り向くと空き部屋へ案内してくれた。 どうやら住み込みで働いて良いことになったらしい。 嬉しくて、しょうがなかった。]
2011/12/09(Fri) 00時半頃
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しょうがなかった、が二つ。 やだ←
(-0) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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―回想続き― [奥の方から一人の執事が出てくると、「こちらへ」と主人の元へ案内をしてくれた。 アタシはずっとそわそわしていた。 だって、とても広くて、とても素敵で、とても綺麗な屋敷だったから。 煌びやかに飾られた室内は眩しくてしょうがなかった。
やがて、主人の部屋に辿り着く。どうぞ、と執事がドアを開けてくれた。 主人はアタシを見るなり、「何がしたい?」と尋ねてきた。 「花に関わりたい」と言ったアタシのワガママを聞くと、おかしそうに笑い、「わかった。」と、ただ一言。返された。]
[きょとんとしているアタシをしり目に執事は主人と話している。 やがて、執事は振り向くと空き部屋へ案内してくれた。 どうやら住み込みで働いて良いことになったらしい。 嬉しくて仕方なかった。]
(16) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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ちょっとかえただーけー。 えへへ、動かしやすそうな子にしたの。 狂いやすそうよ! 本当はアリョールがよかったんだけど絶対コミュ障になっちゃいそうだからやめた。 しかしレイスが居るとかアタシ本気で嬉しいんだけど。 中透けばっちりですけどね、シュテファンさんと共に←
(-1) 2011/12/09(Fri) 00時半頃
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…どうして、あんなことになったんだろうなぁ。 [ぽつり。上の空で呟く。 血が出ていることにやっと気付いたのか、水で傷を洗いハンカチで軽く抑える。触れると、少し痛みが強くなった、気がした。 無意識に涙が頬を伝う。痛みからではない、悲しみからだ。]
…主人様のこと、アタシ、好きだったのになぁ。 [言葉にはしないが、態度で示すような人だった。 働きたいと願ったただの少女の為に花を育てる温室を用意してしまうような人だった。 両親が蒸発した彼女にとっては、親のような存在だった。
どうして、あの事件を止められなかったのだろう。 今もまだ、胸が締め付けられるような後悔ばかりが。]
ま、どうせ、アタシだってみんなと同じだったんだ… [自虐するように笑うと、懐かしい主人の思い出に浸った。 手紙をそっと拾い、立ち上がる。 日付を確認するとクスリと微笑んだ。]
(17) 2011/12/09(Fri) 01時頃
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-回想- 去年のことです。 コテージの掃除をしているときに、ふとした拍子に見つけてしまったのです。 旦那様の、2枚目の遺書を。
事件から6年経ってから、はじめてソレと正面から相対しました。 記憶は、風化なんてしません。 眠らせていた感情が一気に湧き上がり、後悔と自責の念から涙を流しました。 旦那様が亡くなられてから、初めての涙を。
(18) 2011/12/09(Fri) 01時頃
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そのまま泣き疲れたのでしょう。気がつけば次の日になっていました。
ふと改めて遺書を眺めると、どうにも違和感があるのです。 泣いて冷静になったからこそ気がついたのでしょう。 遺書の端がまるで破いたかのように毛羽立っていました。 本来、正式な遺書ではそのようなことはありえません。 1枚目の遺書と見比べると、その差は歴然としています。 そう、そこから導き出される答えは一つ。 この遺書には3枚目がある。
本来、私が2枚目をきちんと見ていれば当時気がついていたはずのこと。 これはきっと、罰。 旦那様を裏切った私の罪。 だから、探しに行かなくてはなりません。あの館に。 おそらくはそう。あの書斎に。 それは…私の仕事です。
(19) 2011/12/09(Fri) 01時頃
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[まだ咲かないクリスマスローズのつぼみを眺める。 ―追憶。そんな花言葉があったっけ。 スキャンダルだとかもあったかな、などぼんやり考えていた。]
…あ、支度。 支度しなくっちゃ。 パーティーだからドレスを用意したほうがいいのかしら? [手入れ途中だった花をよそ目にパタパタと二階へ駆け上がる。 手紙の真意には気付かぬまま、彼女は無邪気に笑う。**]
(20) 2011/12/09(Fri) 01時頃
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こんなところかしらね。 さーて、キャラ深く考えなきゃ! 即席にしてはまぁまぁ。
キリルorアリョールだと宝石商になる予定でした。 ただ、今回の村ではクールキャラというかなんて言うか落ち着いてる子だと楽しめないかなーって思ってコロコロ表情が変わるようなキャッキャする女の子にしたよ!←
せっかく少女っていう役職を指定してもらえたしね。 うまく活かせられるようにしなくちゃ!
(-2) 2011/12/09(Fri) 01時頃
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・無邪気 ・お人よし ・騙されやすい ・たまに腹黒 とりあえずこんな感じ?
主人とはあまり口を聞いてなかったけどノーラは主人に懐いてたって感じで。 執事とかにワガママ言ってたりしてたメイドだった感じだとなおよし。 シュテファンさん乗ってくれないかしら。執事長みたいな感じで扱いたい。
(-3) 2011/12/09(Fri) 01時頃
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シュテファンは、館へと向かう準備を整えると、眠りについた。**
2011/12/09(Fri) 01時半頃
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七年前、まだ見習いだった俺はろくに仕事も与えられず誰かの手伝いを仕事として任されていた。 失敗も多かったが屋敷の人達に良くしてもらいなんとか楽しくやっていた。
旦那様が死ぬまでは
あの日目が覚めた俺に誰かが旦那様が死んだ事と遺言の事を教えてくれた、なんと見習いだった俺にも律儀に遺産は与えられなんとか今日までやってこれた。 数年は遺産を食いつぶして過ごし、四年前に残った遺産の多くを使って探偵業を始めた が、初めても仕事が来るとは限らない なんとか生きているが、それでも生活はぎりぎりだ
そこに届いた手紙
どこかタイミングが良い気がするのは気のせいではないだろう
(21) 2011/12/09(Fri) 01時半頃
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[一度置いた手紙を再び手に取り目を通す
“もう一度”、“この館”で。 “聖夜”を“お祝い”いたしましょう。
ひどい誘い文句もあったもんだ]
旦那の死を改めて悲しむなら分かるが、お祝いねぇ・・・ まぁ幸か不幸か仕事もないし出席としますかね
[そう決めると荷物をコートと手紙を手にしドアの看板を”Closed”に変えると外に出て鍵を閉めて通りへと進む]
もう少し大通りに近い所を買うんだったな・・・ そうすりゃもう少し仕事も・・・
[ぼやきながら大通りに出ると目の前に一台の馬車が止まる。 辺りを見回すが他に人も居らず自分が乗る事を待っているようだった。]
なんとも・・・趣向を凝らしていらっしゃるようで
(22) 2011/12/09(Fri) 01時半頃
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[...は御者に引きつった笑みを向ける。]
あんたもそう思わないか?
[返答はなく御者は黙って手を差し出してくる。その手をじっと見つめた後持っていた手紙を渡す。御者は手紙を確認すると扉を開き乗車を促す。]
あー乗ってもいいんだがその前に 手紙、返してくれるか?
[今度は反対にこっちが手を差し出す。その手に帰って来たのは封筒の中身。どうやら大事なのは刻印の付いている封筒らしい]
ご親切にどーも
[受け取った手紙を懐に仕舞ながら馬車に乗り込む。どうやら人は居ないようだ、それにしては大きな馬車だが向かえに来たのだ乗っていれば着くだろう。他の誰かが乗ってきたら挨拶をするかも知れない**]
(23) 2011/12/09(Fri) 01時半頃
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探偵は馬車に揺られ何処に行くか、っと あとは誰が乗り込んでくるか楽しみだな
(-4) 2011/12/09(Fri) 02時頃
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――自宅――
――あの日は、僕の担当じゃなかったのにな。
[彼は今、苛ついていた。恨み事が口から漏れる。
理由は一通の手紙――届くはずの無い、"自分宛て"の招待状――がポストに投げ込まれていたからだ。
薄暗い部屋の片隅で、ロッキングチェアに膝を抱えるような姿勢で座り、シーリングワックスで封がされている手紙(ソレ)を、憎々しげに見つめている。]
はぁ…。 どうして僕の名前で…。
[いくら考えても分からない。 僕らの「秘密」は、守られてきたはずだったから。]
(24) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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[事件の後、仕えていた主の屋敷から去って早7年。 あの時齢16そこらの少年は、現在は妹と、そこそこ広い部屋を借りて2人で生活している。 仕事は数年前と変わらず、とある名家の使用人を続けていた。
しかし、彼らの経歴等は全て虚偽であり、"ロラン"というのは架空の人物の名前であって、彼らの本名ではない。 容姿がそっくりな2人は、仕事を"分業"するために、交代で入れ替わって出勤するのを常としていた。
そう、あの屋敷でも同じ事をしていたのだ。
彼らが兄妹であることを知る者はなく、入れ変わっても、それに気付かれるなんてミスは無かったはず。
だから――――……]
(25) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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["ロラン"宛てではなく、事件当日に屋敷で働いていた、"兄"宛てに届いた招待状が、気味の悪さを物語るのだ。 これは、紛れも無い"脅迫"だ。 何もかも知っている、という脅しなのだ。]
…うー……行かなきゃだめか。
[小さく呟いたその時、木製の扉が音を鳴らすのに気付く。妹が仕事先から帰宅したらしい。 だが、「ただいま」とか「帰ったよ」の言葉は無い。 一人が外出していたら、もう一人は家で灯りを点けることも無く帰宅を待つのみ。 他に誰か住んでいると思われたくなかったから、些細な言動すらも常に気を配っていた。
二人で一人。それが"僕ら"なのだ。]
(26) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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……おかえりー。
[彼女の影が揺らめく方へと顔を向け、呟くように声を掛けてみる。 間もなくして、自分と同じ顔と声の人物が、奥の部屋へと向かってくる気配。 例の手紙を手にしている姿を見て――
「ね、"僕"が替わりに行ってあげようか」
座っていた近くまできた彼女は、わざと神妙そうな表情を作って、そう問いかけてくる。]
…その気も無いくせに、よく言うよ……。 本来なら、事件を目撃する"予定"だったのは、君の方だったのに。 ま、君は運が良かったんだと、天に感謝すべきだよね。
[皮肉を込めて返してやる。 もっとも、そんなものに動じるような相手じゃないけど。]
でも招待されてるのは"僕"らしい。君に行かせる訳にはいかない。 それとも、本気であの場所に行きたいとでも?
(27) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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[行きたく無いのは二人とも同じはず。 苦く笑いながら相手を見やると、困ったように「まさか」と言わんばかりの表情を返され、溜息しか出ない。]
あーあ。 もう二度と、面倒事には巻き込まれたく無かったのにな。 ……自分の不運を、何度呪っても過去は変えられない…かぁ。
[幾度となく口にした愚痴に、目の前の彼女が「ごめんね」と洩らす。 事件の起きる前夜、熱を出した妹の代わりに出勤したのが、彼の運の尽き。
確かあの時は、早朝から貴賓室の手入れを命じられていて、偶然通りがかったのだ。主の部屋の前を。 普段ならそのまま通り過ぎていた。 しかし、内から聞こえた物音に不自然さを感じて足を止め、怖れを知らぬ16の少年は、ノックをしてしまう。 部屋から返事は無く、ドアに手を掛けて中を覗くと、主人では無い人物の姿が目に入った。
――中の現状がどうなっているかまでは見ていなかった。この時既に殺害されていた事を彼が知るのは、シュテファンからの説明を聞いた時に、初めて理解する事となるのだが――。]
(28) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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[思わず扉を閉め、その場から立ち去ろうとした時、
"誰かに漏らせば、お前の命も無い"
……と、扉越しに低く囁く声がした。 理解するより前に、この声に従わなければという考えが強く廻る。
自分はあの時、あの時間に、犯行現場を目撃してしまったのだ。 だが、警察の捜査では事件性の無い"自殺"という結論。
異議を唱えようにも、扉越しのあの"声"が彼を縛り、結局遺産も手にしてしまい今に至る。]
(29) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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はぁ…。君は何も悪くないよ。
遺産分けとか言うけど、結局は口止め料みたいなモノだよね。 だから僕は、そんなお金要らないって…言ったんだけど…。
こうして呼び出すなんて、今更お金を返せとか言われるのかな。 もう、早く忘れたいってのに――
[悪趣味な招待状だ――と忌々しげに手元の封書に目を落とす。それを雑にテーブルの上に放り投げてから、重い腰を上げて席を立った。]
準備するから、手伝ってくれる?
[「しょうがないなぁ」と苦笑いしながらも、手伝おうとする妹の頭を軽く一度だけ撫でる。 相手は自分と同じ姿と言っても、やはり少し違う。 妹の存在を知る者は居ないが、彼にとっては大切な、たった一人の家族。
手紙を送ってきた人物は、その存在を知っていた。 ―――だから、自分が行くしかない。何を要求されたとしても、守らなくてはならないのだ。]
(30) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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――…よし、こんなもんでいいかな。
[短くはない時間をかけて身なりを整え、衣類等を詰めた鞄を手に玄関へと向かう。]
馬車で、迎えまで用意されてるとはねー。 指定場所まで少し遠いけど、歩いて行くしかないか。
それじゃ、僕が居ない間の留守は任せるね。
[ノブに手を掛け――振り向きざまに「行ってきます」と声には出さずに口を動かして告げて。
彼は屋敷を目指す事となった。]
(31) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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/* なげええええよ! もう500pt消費wwとかwwおかしいwww
えへへ。ソロール大好き(´w`)
(-5) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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――道中――
[手紙に記されていた、"道案内"がいるとされる指定場所に向かう途中の事。これから対面する屋敷の事を思えば、嫌でも7年前の事件が思い浮かぶ。]
遺産を貰えた事、ついてない、って言ったら批難されるかな… いっそ何かの施設に寄付するとか書いてあれば良かったのにさぁ。
[心の中で呟いたつもりが、辺りに人気が無かったせいで気が緩んでいたらしい。言葉は音になるものの、すぐにかき消える。]
パーティって書かれてるって事は… 他にも呼ばれてるって事だよな。
[事件当日に顔を合わせたメンバーは居るはず、とあたりをつけながら、数名の顔を記憶の中から思い出そうとする。]
…ちょっと懐かしいかも。 7年経ったけど、皆何してるんだろう…。
[嫌な思いを振り払うように、事件前の屋敷で働いていた時を思い巡らしつつ歩いていく。やがて指定された広場へと到着し、近くのベンチに腰を落とす。]
(32) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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…誰も居ない、かぁ。
[呟く言葉も空しく、風が凪ぐ木々の葉が擦れる音が辺りに響くのみ。 96(0..100)x1分ほど待ったところで、馬車の音が近づいてくるのに気付いた。 そちらの方へと視線を向ければ、何とも立派な"使い"で、思わず苦笑してしまう。]
あれに乗れってことか…。 馬車とか久しぶりだ……。うぅ…馬車酔いしませんように…
[口の中で唱えるように呟いていると、馬車は彼のいるベンチから数歩先に停車する。 荷物を抱えて近くまで行き、御者に名前を告げてみた。]
え…あ、招待状も必要でした? 多分持ってきたと思います。…ちょーっと待ってもらえますか?
[招待状を確認させてくれと言われ、荷物の中から慌ててそれを取り出す。確認が取れたところで中へと促された。 扉が開くと既に1がいて。 懐かしい顔に、へらっと笑みを向けてみた**
1キリル 2レイス]
(33) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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/* 1時間半も待ったのかwww大きな数字が出たなww
そしてキリルと同じ馬車になったー。わあい。絡むぞー!
(-6) 2011/12/09(Fri) 04時半頃
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ロランは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 05時頃
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/* 10連投もしてしまったわww長いwwwごめんwww
そういや、肩書きに迷った結果、付けない事にしたのです。 必要だったら何か付けますがw 言われない限り名前のみでいいやっと(´w`)
キリルにどう絡んでいこうか悩みつつ寝よう。。
(-7) 2011/12/09(Fri) 05時頃
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/* 事前に、家を出る前の家族NPC出してもいい?って村建てさんに聞いちゃったから、中見即透け乙ですね、分かりますw 初めての人も二人いたはずなので、ドキドキするわぁ…
囁き狂人に指定されたけど、希望してる人多かったって聞いたなー…役職希望弾かれた人はごめんにゅ(>人<
(-8) 2011/12/09(Fri) 05時頃
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―自宅近くの通り―
[通りに等間隔に配置されたガス灯が鈍い灯を放っている。 その下にぽつんと一つ、染みのように佇む黒い影。外気の入り込まぬよう外套の衿をたて、顔を埋めている。 時折吐く白い息が、闇夜にぼうと浮かび上がっては消えていく。
やがて馬車2が轍の音を響かせて目の前に停まった。]
1.馬車A 2.馬車B
(34) 2011/12/09(Fri) 05時半頃
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[無言のまま外套のポケットに突っ込んでいた手を引き抜いて御者に封蝋を切った手紙を渡すと、簡単に中を改めた後で返される。 無愛想な御者が馬車の扉を開けている間にそれを再びポケットへと戻す。 細いステップに足を掛けて身を屈めながら入口から中へと入ると、こちらを見ていたレイスと目が合った。
ぺこり、とお辞儀をして隣に腰を掛ける。 バタンと音を立てて扉が閉められ、馬車は走り出した。]
(35) 2011/12/09(Fri) 06時頃
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[馬車の窓枠に頬杖をつき、闇に浮かぶ家々の灯を見るともなしに眺めている。 話しかけられれば、なんらかの行動があるだろう。**]
(36) 2011/12/09(Fri) 06時頃
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/* ニキがいるうぅ!(ガタッ
馬車分かれちゃった。残念…
(-9) 2011/12/09(Fri) 06時頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 06時頃
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きゃああああああああぁっ/// ロランktkr!ニキータktkr! レイスとニキータセットとか超アタシ得じゃないですかやーだー!(ごろんごろん。
そしてぼっちな予感…!安定的ぼっち…!
(-10) 2011/12/09(Fri) 07時半頃
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-回想- [朝、外に出ていつものようにポストを覗こうとする。普段は何も入ってないはずのそこには外の湿度でだろう、くしゃくしゃとなったのだろうよれた手紙が入っていた]
ワタシが待っていたものじゃないものが先に来るとはね。
[...は毎朝とある手紙を待っていた。しかし、彼女の期待を裏切ってはいっていた手紙はどんよりと不快な気持ちにさせる]
寒いな。
[ぶるりと身を震わせ、自分を抱きながら部屋に戻って行く。部屋に戻って、準備してある朝食に脇目もふれず、奥にしまいこんでいるトランクを出しに行った**]
[...は過去に努めていた]
(37) 2011/12/09(Fri) 08時頃
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ロランは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 10時半頃
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―早朝・修道院―
[ガラン、ガラン、と大きな鐘の音がする。青年はぬくもりを求めて毛布の中で身を丸めた。起きる気配は、皆無である。]
…。 [ガラン、ガラン。鐘の音は鳴り続ける。青年はうるさいなぁ、とばかりに毛布を頭からかぶってしまった。しばらくして、鐘の音が止まる。と、代わりにどすどすという足音が近づいてきた。]
(38) 2011/12/09(Fri) 13時半頃
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バタンッ
「ベルナルト!またお前か!」
[怒り狂った怒声にようやく寝ぼけ眼を開ける青年。]
ふぁ… [欠伸をする姿に、容赦なく拳骨が振り下ろされた。]
っでぇ…! [さすがに目が覚めたのだろう、涙目で殴られた頭を押さえて鬼の姿を見上げる。やば、という顔をした後で、作り笑いを浮かべて見せた。]
あー… おはようございます、アボット… [3、2、1。きっかり三秒数えて、青年は耳を塞いだ。間一髪。修道院長の怒鳴り声が修道院に響き渡る。]
(39) 2011/12/09(Fri) 13時半頃
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すみません、昨夜遅くまでお勤めあったから、いえ、まさか女の子連れ込んだりしてませんよ、マジで。 してませんってば! 信じてくださいよ! [怒鳴る修道院長をなだめようと、耳をふさいだまま言い訳に走る青年。もはや修道院では見慣れた光景であった。やり取りは離れたところでお勤めを始めている仲間にも聞こえているはずだが、誰一人気にした風もない。]
すみません、すみませんってば! [青年は耳をふさいだまま部屋からの脱走を図った。しかし当然のように、捕まる。百戦錬磨の院長に、たかが修業期間7年の若造が敵うわけがない。]
(40) 2011/12/09(Fri) 13時半頃
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[ひとしきりがみがみと説教を食らった後で、ようやく許された青年は、朝から疲労困憊していた。しかし自業自得だ。仕方ない。]
はぁ… [ため息をつけばそのことを叱られる。と、思い出したように手紙を一通渡された。]
…? 俺に手紙ですか? [ひょいっとひっくり返しても、差出人の名前がない。何の飾りもない、無地の封筒。くん、と匂いを嗅いでみる。]
んー女の子…じゃ、なさそ… 冗談です、冗談ですって! [へらへらと笑いながら、封蝋に気づいて眺める、と、表情が固まった。]
…! [息を飲む青年に、院長は罰として追加の仕事を言いつけると、一人残して立ち去った。青年は、そんな言葉も聞こえていないようであった。**]
(41) 2011/12/09(Fri) 13時半頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 17時頃
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-回想- そこからは大変な旅路でした。 なにしろまず移動手段が少ない。 馬車なんか使うようなもんなら、怪しい目で見られること必然です。 結局、馬を借りて向かうことにしました。しかし、いくら馬術に長けていてもやはりお尻が痛くなりますね…あの座り心地はどうにかならないものでしょうか。
館自体は施錠されており、ガラスを壊してまで入るのは躊躇われました。なので以前聞いていた隠し通路を探すことにしました。 館から少し離れたところにある古井戸。そこから館の色々なところに通路が伸びているという話を聞いていたのです。
長くなるので割愛しますが、通路を見つけるまでは意外と簡単でした。ですが通路は迷宮のようになっていたのです。 それはもう、涙あり笑いなしの大冒険でしたとも。 館の中に入れた時には、全身ボロボロになっていました。
(42) 2011/12/09(Fri) 20時頃
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[...は一人馬車に揺られ軽い睡魔に襲われていた。 無愛想な御者に話しかけても返事は返ってこず、正直に言えば飽き飽きしていた。 だがそれも終わる。 馬車が徐々にスピードを落とし停止する。 御者が誰かとやり取りをしてるのを感じ取り椅子に座りなおす。 もし乗ってくるのがシュテファンでこんな座り方をしてるのを見られたらもう部下でもないのに怒られかねない。 懐かしい記憶を胸に秘めながら扉を見つめる。 開かれた扉から入ってきたのは赤い長髪の男。 七年前同じ雑用係りとして働いてたニキータだった。 懐かしさがこみ上げ話しかけようとしたがニキータはお辞儀をすると頬杖を付き窓の外に視線を向けてしまった。]
(43) 2011/12/09(Fri) 20時頃
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[あぁ、こいつ無口だったっけ・・・ 完全にタイミングを外されてしまい話し掛ける機会を失う 走り出した馬車の中、三人目が来たらなんとかしようと心に決め...はニキータと反対の窓に視線を向けた**]
(44) 2011/12/09(Fri) 20時頃
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そこからは大変な旅路でした。 なにしろまず移動手段が少ない。 馬車なんか使うようなもんなら、怪しい目で見られること必然です。 結局、馬を借りて向かうことにしました。しかし、いくら馬術に長けていてもやはりお尻が痛くなりますね…あの座り心地はどうにかならないものでしょうか。
館自体は施錠されており、ガラスを壊してまで入るのは躊躇われました。なので以前聞いていた隠し通路を探すことにしました。 館から少し離れたところにある古井戸。そこから館の色々なところに通路が伸びているという話を聞いていたのです。
長くなるので割愛しますが、通路を見つけるまでは意外と簡単でした。ですが通路は迷宮のようになっていたのです。 それはもう、涙あり笑いなしの大冒険でしたとも。 館の中に入れた時には、全身ボロボロになっていました。
疲労で足を引きずりながら、私は主人の寝室に向かったのです。 あるとすれば寝室の隠し金庫。 そこしか考えられません。
(45) 2011/12/09(Fri) 20時半頃
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埃まみれの館を、這いずるように私は寝室に向かいました。 ドアの蝶番は重く、体力を失った私の体では扉を開けるのも一苦労。 やっとのことで寝室にたどり着くと、やはりそこはやはり荒れ果てた部屋でした。
隠し金庫は、ベッド脇の机の引き出しを開きながら、取っ手を右に45度、左に180度右に… 幾度かの操作の後、カコンという小さな音がベッドの足元で鳴ると、床に小さな切れ込みが現れる。隙間は、隠し金庫の戸となっていた。 手を差し込むと一気に引き上げる。 そこには・・・予想したとおり、一枚の紙。
深呼吸をし、開く。 そこにはただ一言。
「裏切り者に、報復を。」
(46) 2011/12/09(Fri) 20時半頃
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冷や汗が止まらなかった。 全身が震えだし、立っていることすらままならず膝から崩れ落ちた。 裏切り者とは・・・いったい誰のことを・・・
いや・・・分かっている。認めたくないだけだ。 私のことだ。 旦那様を捨てて金を選び。 そして館も捨てて逃げ出した私のことだ。 体中の力が抜け、立ち上がれなかった。
私は、どうすればいい。
自殺すればいいのか・・・?本当にそれで旦那様は満足するのだろうか。
考えた。
考えた。
考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。
(47) 2011/12/09(Fri) 20時半頃
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日が暮れて、そして再び朝になり。 漸く結論が出た。簡単な答えが。 髪も服も乱れ、埃まみれ。全身が煤で黒ずみ、いたるところに蜘蛛の巣が絡んでいる。涎はあふれ、皮膚のいたるところに掻き毟った痕。 薄汚れた姿でありながら、目を獣のようにギラつかせ。口元には嘲笑うかのような笑みを貼り付けてつぶやいた。
「なるほど、私の行動は犯人に読まれてたというわけですか。そうですよね、他殺の場合遺産を寄付なんて遺書、あの状態から犯人が読み逃すわけはないですから。それこそ犯人があの遺書を奪っておかしくない。 なぜそのままにしていたか?単純な話。私が持ち去ると読んだ。いや、確信していたのでしょう。あは・・・ええ、その通り動いてしまいましたとも。あのときあなたは心のなかでほくそ笑んでいたのでしょう、私があなたの思い通りに動いて。」 「ですが・・・今度は私の番です。簡単ではないですか。犯人を殺す。犯人こそが最大の裏切り者ではありませんか。旦那様の裏切りの報復と、私への屈辱に対する報復。犯人は絞られているんです…
鏖にしてしまえばいい。」
私は、今一度悪魔に魂を売ることを決意した。
(48) 2011/12/09(Fri) 20時半頃
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「計画を・・・一度に全員を殺せる環境を作らなければ・・・ 協力者もいればいい… 犯人ではないと確信できる協力者が… 日取りは・・・そう。 旦那様の命日がもっとも相応しい。
旦那様が殺された日、殺されたこの場所で。 はっ・・・ははっ・・・・・・あははは・・・」 乾いた笑い声が、館の中にいつまでも響き続けた。
(49) 2011/12/09(Fri) 20時半頃
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-喫茶店- うん、綺麗になった。満足! [モップを片手に綺麗になった床を満足げに見る。]
「ナタリー、もう上がっていいわよー。」 はーい。
[テキパキと手馴れた動作で道具を片付けていく。 後はやり残したことないかなーとくるっと室内を見渡す。]
よっし。 んじゃ、お先に失礼しまーす。 [やることも終わったのを確認すると、コートを着てカランカランとドアに付けられている鈴の音を鳴らして、店を出る。 マフラーを巻きながら今日のご飯は何にしようと思索しながら帰路に就くのだった**]
(50) 2011/12/09(Fri) 20時半頃
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しかし、この村狼がんばらないとつまらなくなりますねぇ・・・しかも、何が難しいってどやって仲間を信じるか。 そもそも、仲間ダレー!?狂人はロランぽいけど。
(-11) 2011/12/09(Fri) 21時頃
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店員 ナタリーは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 21時頃
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-自室- [家の前にあるポストを覗けばいくつかの封筒が。 チラシみたいな広告も混ざっていたせいだろうか。 家に戻りランプはどこなのかとさぐりって明かりをつけて封筒を確かめる。]
これは親からで…。
[封蝋を見て固まる。寒さで手が震えているのか、7年前のことでのことなのか。 恐る恐るあけて中を見た。 出てきたのは2枚の手紙。招待状と、指定場所だった。 それらの文面1文字1文字をじっと見て文字を追っていく。 何度も何度も読み返して]
"もう一度"…。 もう一度ある…あの館で…今度こそ。 [封筒をにじりしめ、翻して、家を出た。 外に出てしばらく駆け足で歩けば指定された場所にはすでに馬車2が止まっていた。 1:馬車A 2:馬車B]
(51) 2011/12/09(Fri) 21時半頃
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馬車Bって誰だっけ?
(-12) 2011/12/09(Fri) 21時半頃
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[御者が招待状を…というので、握り締めてた封筒を差し出せば、御者は何も言わずに手紙を抜き出して封筒だけを懐にしまいこんだ。 どうやら手紙は必要ないようで崩さないように織りこんで、ポケットにしまいこむ。]
あ...。 [乗り込めば先客がおり、ぺこりとお辞儀をしてはじっこに座った。 席につけば馬車は再び動き出すだろう。 どっかで見たなーとぼんやり、彼らを見てる。**]
(52) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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店員 ナタリーは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 22時頃
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えっと、えっと。 んー…ドレスはちょっと気合入りすぎだし、やっぱり普段通りのがいいのかしら?でも折角のパーティーだしぃ…。 [いつもより少し背伸びした服に着替えて鏡の前でくるりと回る。 ふわり。動きに合わせてスカートが舞う。]
外は寒いから手袋もしていこうかな? [階段を降り、先ほどしまった小さなナイフを丁寧に折りたたみ大事そうにカバンへしまう。 彼女の宝物。 さらさらと軽くメモを書くとそれを机の上に置き花に水をやる。 「パーティーに招待されたので少し遊んできます。 お店の事はアナタに任せました。ごめんね。」 友人と二人でやっている店だからか、ずいぶんと軽いノリだった。]
(53) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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バルス!バルスを唱えるぞ! んー…ナタリー。 狩人。で、7年前が16歳か あの頃は自分もまだ子供で、守れなかった。 ご主人様が狙われていると薄々気づいていたのに…。 どうすればいいのか、どう言えばご主人様も分かってくれるか。
今は、今は守れる。 もう一度、あの館で。 今度こそ守らなければ。
ってか掃除好きなんだよね。そこどうしようか。うずうず。
(-13) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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ナイフ…。 うん?シュテファン、エレオノーラかな?
守れるのは分かる。 守る道具は何? 1モップ 2誰かの武器を奪った物 3ひそかに鍛えた格闘技 4不思議な力ごとく結界
これだ→1
(-14) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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1
(-15) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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あ、っと、お手紙…! 招待状を忘れるところだったわ…。危ない危ない。 [慌ただしく封筒を掴み、カバンにしまい込んだ。 他にも忘れ物は無いか確認した後、ゆっくりとドアを開け、店を出た。]
それじゃあ、いってきます! [向かうのは手紙に指定された場所。どうせならお迎えに来てくれればいいのに、とつい愚痴を漏らす。寒さにかじかむ手に息を吹きかけながら歩く。 辿り着いたのは馬車2が待つ場所。 ( 1:馬車A 2:馬車B )]
(54) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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モップに決まりました。あなたの武器はモップです。
(-16) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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馬車A 馬車B ・キリル ・レイス ・ロラン ・ニキータ ・ナタリー ・エレオノーラ
(-17) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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-回想 1年前の12月中旬-
料理長に頼まれて昼のバザーへ買い出しに来た私は、メモに書かれたいくつかの食材を買うために複数の店を訪ねていました。
その人が私の隣に立ったのは、丁度大樽一杯に積まれたジャガイモを選んでいた時でした。
私は周りの人に気付かれないよう、手に取ったジャガイモを見ているふりをしながらその人に話しかけます。
「ご無沙汰しています、"先生"」
横目でちらりと確認した先生は、コートの襟を立てて帽子を深くかぶっていました。 おそらく不用意に顔を見られないようにとの配慮でしょう。 ですから私も、二つ目のジャガイモを手に取りながら会話を続けました。
「お手紙ありがとうございます。ですが…。」
私はそこで、一度言葉を区切りました。
(55) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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[黙ったまま手を出しだしてきた御者にハイ、と封筒を差し出すと中身は返してくれた。 その態度に少しいらだちつつ、ありがとうと微笑む。 馬車へと案内されると既に数人居た。知らない人かと思い怖気づくが、中を覗けば見知った顔ばかりだった。 少しばかり、顔つきは変わったが。]
…あれ? レイスも、ニキータも…ナタリーも?やだ、久しぶりじゃない! みんなパーティーに招待されたの? 不思議なこともあるのね。 [少女は嬉しそうに、ただ無邪気に笑った。]
(56) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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少女じゃねぇえええええええええええwwwwwwwwwwwww おっせえwwwwwwwwwwwうわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww彼女って書こうとしたのにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
精神年齢低い子でいるつもりがwwwwwっうぇwwwっうぇwwwっうぇwwwwww ごめんなさい役職透けるねあうあうあうあうあーwwwwwwwwww
(-18) 2011/12/09(Fri) 22時頃
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-10/7 書斎- カラン…カラーン
「おっと、いけませんね。過去に耽って時間を忘れてしまうとは。彼らを呼んでいたのを忘れていました。」
4通の紙を内ポケットに戻すと、玄関に向かった。
彼らとは、いわゆる何でも屋。 金さえ払えば大抵の要求を飲んでくれる。 そんな奴らでなければ、たかが清掃とはいえこの仕事は頼めないだろう。
この放置された館に向かう。 それだけですら世間では不信に思われるからだ。 不信に思われてはいけない。 万が一計画が露呈し、パーティが中止になってしまえば目も当てられない。実行は慎重かつ大胆に行わなければ。
その点彼らならば、金さえ払えば一切口出しはしない。 なにがあろうと、一切口を割らない。 そんな奴らだからこそこんなときには信用できる。 執事時代は、何度も彼らの世話になった。その縁から、今回も頼むことにしたのだ。
(57) 2011/12/09(Fri) 22時半頃
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10/7 玄関 シュテファン「おまたせ致しました。お久しぶりです、ジョン。」 鍵を開け、玄関の戸をあけるとそこには20人ばかりの男女がいた。先頭にいる男性が答える。 ジョン「いやいや、あんたの頼みだしね。いただけるもんさえいただけりゃ、あんたの事情は見ない聞かない考えない。それが俺たちのモットーでもあり誇りだからな。」 彼の名前はジョン・スミス。その名は彼を指し、そして彼らを指す。 ジョン「で、さっさと入れてくれねぇかな。流石にこの人数だ。あまり下手に目立つことはしたくねえ。」 シュテファン「気が利かなくて申し訳ありません。中にどうぞ。なにぶん放置されてたので、寛げるような場所ではありませんが。」
(58) 2011/12/09(Fri) 22時半頃
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外で待機していた人々が一斉に館に入る。 ジョン「で?仕事はこの屋敷の清掃。ようするに、昔あんたが働いていた頃のようにすりゃいいんだろ?任せとけや。」 シュテファン「ええ。そして明後日の皆さんの迎えもよろしくお願いします。あ、こちらが迎えに行く場所の一覧です。必ず封蝋の部分を回収してくださいね。」 ジョン「わーってるって。よっしゃお前ら、始めんぞ!今日一日でこの館を復活させんだ。」 待機する人々の方に振り返りジョンが命令すると、一斉に人々は仕事にとりかかる。予め仕事の分担を済ませていたのだろう、迷うことなく各々の作業場へ向かった。 ジョン「じゃ、俺も仕事に入らァ。また後でな。」 シュテファン「ええ。私も手伝わなければ。」 そう言うと、ジョンも自分の作業場へ向かった。 さて、どこに行こう。3
[1.食器棚へ 2.書斎へ 3.貯酒庫へ]
(59) 2011/12/09(Fri) 22時半頃
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モップを手に狼の襲撃を回るロール…。 モップ、メイド、狩人 完璧じゃないか!
…なわけないよな。モップでどうにかするのか。すごいな、おい!
(-19) 2011/12/09(Fri) 22時半頃
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-回想 1年前の12月中旬-
「"先生"は、もっと早くに来てくれると思っていました。だからずっと、"先生"に勧められたお屋敷でハウスメイドを続けていたのに…。」
傷のない、綺麗なジャガイモをいくつか包んで欲下さいと頼んで代金を手渡すと、店の主人はお釣りを用意するために私たちに背を向けます。 その隙に私は、隣に立つ"先生"の顔をようやくまともに見たのです。
6年前と変わらない…、いえ、少しだけ老けて見えた。 元執事のシュテファンさんの横顔を…。
「先生は、ご主人様の金庫の中身を御覧になったのでしょう? でも、おかしいとは思いませんでしたか? 7年も打ち捨てられていたお屋敷で、どうして隠し金庫がすんなり開いたと思います?」
店の主人から受け取ったジャガイモをカゴに入れて次の店を目指して歩き出す私の、少し後ろを黙ってシュテファンさんが着いてくる。 人ごみの中を歩きながらの会話ですから、私たちの会話に気付く人は少ないはず。
(60) 2011/12/09(Fri) 22時半頃
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[...はしばらくニキータと静かな空間を過ごしていると馬車は再び停車した 再び扉が開かれ乗り込んできた人物を見る 七年も経っていればそれなりに人も変わるものだが面影を感じて口を開く]
あーアンタ・・・ナタリーか? 俺だよ、レイスだ。んでそっちがニキータだ [...は返事があれば会話をしながら次の乗客の元へ運ばれるだろう]
(61) 2011/12/09(Fri) 22時半頃
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-回想 1年前の12月中旬-
「ごめんなさい、先生。あの遺書を隠し金庫に入れたのは、私なんです。先生と同じように、井戸から繋がる隠し通路を通って。通路は昔、一度だけご主人様に教えていただいたので、記憶を頼りに…。」
重くなったカゴを持ち直す。
「あの日。本当は私、ご主人様の私室に居ました。だから、ご主人様に毒を盛って殺したのが誰かも知っています。」
あの日もご主人様のお部屋で勉強を教えていただいていた私。 執事のシュテファンさん意外に人が訪ねて来ることの無い夜遅くに、誰かがご主人様の部屋の扉をノックしました。
その時ご主人様は、まるでこれから先ご自身に起こることを予期されていたように、あの"遺書"を書いておいででした…。
ご主人様は私に奥の部屋へ下がっているよう命じられると、訪ね人を招き入れて何かを話し始めました。 その会話の内容は私には聴きとる事が出来ませんでしたが、少しだけ隙間の開いた扉から覗いた隣室には、こちらに背を向けた黒髪の女性の姿が見えました。
その女性が差し出すお茶を飲んで…。
(62) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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店員 ナタリーは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 23時頃
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-馬車B- レイス…、ニキータ…。 [名前を聞けば、ぱっと思い浮かぶ2人の姿。] わ、久しぶり。 見ないうちに変わったねー、誰だか分からなかったよ。 っと。 [そんなことをしているうちに再び馬車が止まって再び誰かが入ってきて。]
え、あれ?エレオノーラ? わー、本当に久しぶり! そっちもパーティーに?不思議なことがあるわね。
[嬉しそうに無邪気に笑う彼女に微笑み返した]
(63) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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あぁ、そうか。 守れなかったんじゃなくて守るすべがなかった、だ。
(-20) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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>>60 しまった…。 7年も打ち捨てられていた…じゃない。 6年も打ち捨てられていた…だ。
(-21) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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―馬車B― [幼かった頃のまま勢いでナタリーに抱きつこうとする。 えへへ、と笑う顔は無防備にもほどがある。]
うん、お手紙が届いてね。素敵な招待状でびっくりしちゃったの。 深夜にお手紙が届くことなんてないはずだから、誰かがわざわざ招待客の家にわざわざ届けてたりしたのかなぁ?
[笑いながら話すが、何となく嫌な予感を感じた。 パーティーの開催場所に、この面子。 まるで…。]
(64) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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しかしシュテファン、羊さんだったら…。 うむ、萌える。
叱られてもうれしく思うんだぜ?
(-22) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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[ナタリーと会話を続けていると馬車が三度止まる。 乗り込んできた人物を見たナタリーの反応を見て>>63誰が乗ってきたのか悟る]
エレオノーラか、どうもこの馬車には年の近いのが集まったな しっかしエレオノーラは一目で誰が誰か分かったみたいだぜナタリー?
(65) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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-回想 1年前の12月中旬-
生き絶える寸前、先生は二枚目の遺書の下に「裏切り者に、報復を。」と書いてその紙を破くと、私にそれを握らせました。
「先生、私ずっと待っていたんです。先生がこうして、私に会いに来てくださるのを。ふふっ。今年も先生が来て下さらなかったら、私一人であの女を殺す計画を実行するところでした。」
私は、ご主人様に毒を盛って殺したあの女をに"報復"すことだけを考えていました。 けれど先生は、やっぱり凄いです…。 あの女だけじゃない。 警察が先生の死を自殺で処理してしまうことを良しとした、使用人全員に"報復"しようと考えられたのですから。
ご主人様が冷たくなるのを、何も出来ずにただ見ていることしかできなかった6年前の私。 ご主人様に毒を盛ったあの女に、なんの"報復"も出来なかった無力な私。
ずっとずっと、後悔していた。 あの日のこと、あの時のこと…。
(66) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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[レイスの言葉に] う、うっさい。 喋れば誰だかわかったわよ。 [そう言って軽くレイスの足を蹴った。 抱きつこうとするエレオノーラをこっちから抱きついた。]
それにしてもエレノオーラはみないうちに可愛くなっちゃって! でも深夜に招待状はちょっと不気味よね。
(67) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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/*
緊急連絡です。
村建てメモは随時確認を。
(#6) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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ナタリーおちつけ。 RPが定まっていない。
(-23) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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[レイスに声をかけられ、そちらへ振り向くとまた笑う。 歳が近いのが集まった、と言われハッとしたように表情がまた変わる。] ほんとねー。 だってレイス、劇的な変化があったわけじゃないし。 アタシってば割と人の顔は覚えてられるのよ?
[ふふん、と胸を張る。 そして先ほどから俯いて口を聞いてくれないニキータに他愛もない話を。] ニキータ、元気してた? 昔から髪長かったような気がするけど… もっと長くなってない?目なんか完っ全に隠れちゃってるわよ?
(68) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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なぬ?
(-24) 2011/12/09(Fri) 23時頃
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狼が犯人を知っているのは【アウト】です。 【予測も不可】でお願いします。 ストーリー自体がちょっとおかしくなりかねないので。 申し訳ないですが、修正お願いします。
ふむ、ってことは狼も犯人誰か分かっていないと。 まじか。
(-25) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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[ナタリーとむっぎゅーと抱き合う。7年間も会ってなかっただなんて嘘みたいだ。可愛くなった、と言われ顔が真っ赤になって思わず相手から飛び退く。 そこまで広くない馬車内では迷惑でしかないだろう。]
え…いや、えっと、…そっ、そんなことないよっ! それこそナタリーなんかすっごい美人さんになっちゃって…! [しどろもどろ。今の彼女にはこれが精一杯。]
(69) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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>>62(ご迷惑かけてすみません。発言内容に不適切な部分がありましたので、以下の二つを差し替えさせてください)
-回想 1年前の12月中旬-
「ごめんなさい、先生。あの遺書を隠し金庫に入れたのは、私なんです。先生と同じように、井戸から繋がる隠し通路を通って。通路は昔、一度だけご主人様に教えていただいたので、記憶を頼りに…。」
重くなったカゴを持ち直す。
「あの日。本当は私、ご主人様の私室に居ました。だから、ご主人様に毒を盛って殺したのが誰かも知っています。」
あの日もご主人様のお部屋で勉強を教えていただいていた私。 執事のシュテファンさん意外に人が訪ねて来ることの無い夜遅くに、誰かがご主人様の部屋の扉をノックしました。
その時ご主人様は、まるでこれから先ご自身に起こることを予期されていたように、あの"遺書"を書いておいででした…。
ご主人様は私に奥の部屋へ下がっているよう命じられると、来客を招き入れて何かを話し始めました。 その会話の内容は私には聴きとる事が出来ませんでしたが、酷く気難しげな顔をされたご主人様の姿が見えました。
そしてご主人様は、来客の人が差し出すお茶を飲んで…。
(70) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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>>66
-回想 1年前の12月中旬-
生き絶える寸前、先生は二枚目の遺書の下に「裏切り者に、報復を。」と書いてその紙を破くと、私にそれを握らせました。
「先生、私ずっと待っていたんです。先生がこうして、私に会いに来てくださるのを。ふふっ。今年も先生が来て下さらなかったら、私一人であの女を殺す計画を実行するところでした。」
私は、ご主人様に毒を盛って殺した犯人に"報復"すことだけを考えていました。 けれど先生は、やっぱり凄いです…。 毒を盛った犯人だけじゃない。 警察が先生の死を自殺で処理してしまうことを良しとした、使用人全員に"報復"しようと考えられたのですから。
ご主人様が冷たくなるのを、何も出来ずにただ見ていることしかできなかった6年前の私。 ご主人様に毒を盛った犯人に、なんの"報復"も出来なかった無力な私。
ずっとずっと、後悔していた。 あの日のこと、あの時のこと…。
(71) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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>>67 [足を蹴られ大げさに痛がって見せる]
いった!そういう所は変わってないのな・・・
[蹴られた場所を摩りながら招待状の事を思い出す]
あー俺の所には何時来たんだっけな・・・ 依頼と一緒になってたから結構前にきてたかも知れないわ
(72) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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依頼? そういえばみんなって今は何をしてるの? [大げさなしぐさにくすくす笑いながら、ふと浮かんだ疑問について尋ねた。 聞くだけでは失礼だと思ったのか先に自分のことについて話し始める。]
アタシは今、小さな花屋をやってるんだ! バイトさんが好きで働きに来てくれてるから楽しくやってるの。 あの屋敷で働いてた頃よりはあんまりたくさんの植物に触れられないけれど、やっぱり好きなもので働けるのは幸せね。 [目を細め、うっとりとした表情になる。本当に花の事が好きなのだろう。]
(73) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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言い方まどろっこしいなー。 むぅ。
しかし…キリルさん、あんまり変わってなくないですか…?w 女って言っちゃってるし。
(-26) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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き・・・キリルくん・・・これは見なかったことにしたほうがいいのだろうか。
(-27) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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>>73 花屋か、エレオノーラらしいな あの頃も植物に掛かりっきりだったもんなぁ
俺は今探偵をやってるよ もっとも、依頼はほとんど雑用だけどな そういう意味じゃ昔とやってることは変わらないのかもな
(74) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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[しどろもどろに言うエレノオーラに(>>69)]
そう? んー…そうなのかな。 [レイスが大げさに痛がってるのをみて]
レイスもそういうところ、変わらないわよね。
(75) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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えへへ、そうかなぁ? [らしいと言われて、嬉しそうに気のぬけた笑いを浮かべる。]
探偵かー。なんか想像つかないかもっ! わざわざ探偵さんに頼む雑用ってなんなんだろう? [口に手を当てて考えはじめた。 そうなのかな、とナタリーに言われたがうんうんと軽くうなずいただけで今は考えることに一生懸命なようだ。]
(76) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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>>73 レイスは探偵、エレオノーラは花屋かー。 エレオノーラ、植物好きだったものね。 私は喫茶店の店員よ。
ほぼ、客が少ないから暇さえあれば掃除してるわね…。 [思い返しても掃除が大半な気がした。]
(77) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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-回想 1年前の12月中旬-
「先生、必要でしたらここにあるお金、どれだけでもお使いください。」
私は服の下に隠していたネックレスを引っ張りだすと、その先に付いていた鍵を先生に手渡しました。
「それは、銀行の貸金庫の鍵です。あの時分配されたご主人様の遺産が、ほぼ全額手付ずでそこに。この委任状と鍵があれば、誰でも中のお金を行き出すことが出来ます。今回の計画に役立ててほしいんです。」
使う目的も無くて。ただ漠然と、いつか来る日の為にと、手付けずに置いたご主人様の遺産…。
「これで、ご主人様の無念を晴らす舞台が用意できるのでしたら…。」
そして、滅多にお屋敷から離れられないハウスメイドの私の代わりに、先生が一年という歳月をかけて復讐劇の舞台を整えて下さった。
-回想終了-
そして私は、惨劇の舞台へ立ち返る。 7年前の惨劇を、復讐と言う名の血で染め変えるために…。
(78) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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喫茶店! わぁ、ナタリーの入れるお茶アタシも飲んでみたーい! [先ほどの真剣な表情はどこへやら。 きゃっきゃと楽しそうに笑う。]
(79) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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笑ってばっかです←
(-28) 2011/12/09(Fri) 23時半頃
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[楽しそうに笑うエレオノーラにナタリーも嬉しそうににっこり]
ふふ、来て来て。 お茶、ご馳走するわよ。 あ、花屋なら今度お店に飾るお花頼もうかしら? 頼んでいい? [と、首かしげ。 花に詳しいエレオノーラなら何かしら教えてくれそうだ。]
そういえば、ニキータは今何しているの?
(80) 2011/12/10(Sat) 00時頃
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>>76 本当に雑用だよ・・・酒場の手伝いから仕入れまで色々な まぁ恩もあるから仕事をもらえるのは良いんだけどな アレじゃ雑用と変わらないのが本当の所さ
(81) 2011/12/10(Sat) 00時頃
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[コツコツ。 馬車の窓を指で叩く音。 見ればそのすぐ傍、外気との温度差で曇った窓ガラスに指文字が書かれているのが分かるだろう。
元気。
簡潔だが几帳面に書かれた文字。 ...は、窓ガラスに映るエレオノーラと2人の顔を見つめているようだ。]
(82) 2011/12/10(Sat) 00時頃
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喫茶店に飾る花ならガーベラとかはどう? 無難だけれど、雰囲気が華やぐと思うの。 じゃあパーティーが終わったら遊びに行っちゃおうかな! [何を頼もうかなーと楽しそうに考えてみたり。 そしてレイスに向き直る。]
雑用かー。 でも探偵ってそんなたくさん仕事があっても物騒じゃない? 街の平和を脅かす殺人鬼が何度も現れたら怖いもん。 [ね!と賛同を求めるように笑いかけた。]
(83) 2011/12/10(Sat) 00時頃
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[ニキータの方から音がする。 見れば窓ガラスに書かれた文字が。]
ん、そっか!元気ならいーの! [彼がどんな表情をしているかは分からなかったが、微笑んだ。 そして何か思いついたようにカバンからパステルカラーの小さなメモとシンプルなボールペンを取り出し、ニキータに差し出してみる。]
はい、窓に書いてるとそのうちスペース無くなっちゃうかもだから。 よかったら使って? [まだあるんだよ、と色々な柄のメモと様々な色のペンがカバンから出てくる。一つでいいのに、お気に入りのものは携帯したいらしい。]
(84) 2011/12/10(Sat) 00時頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 00時頃
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/* 狼組がシュテ・キリル?
ふーむ。。
(-29) 2011/12/10(Sat) 00時頃
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[色とりどりのボールペンを差し出され、少し首を傾げて考えた後、水色のペンを手に取る。 渡された小さなメモにペンを走らせるとエレオノーラに向けて翳した。
ありがとう。 大事に 使う。]
(85) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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カバンは便利道具。 間違いない。
僕を見抜くポイントはナイフスキーなんだけどね← あとよく笑ってる気がする。
(-30) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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エレオノーラは、ん!と満足そうに笑った。**
2011/12/10(Sat) 00時半頃
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[エレオノーラの>>83案にふむっと頷く] ガーベラ、か。 それなら雰囲気、華やかになるわね。 パーティー終わったら行くなら、一緒に帰る? [ガラスを叩く音に振り向けば、窓ガラスに元気という文字があってニキータの返事だと気づく]
そっかそっか。 元気そうで何より。
[と、エレオノーラがカバンから取り出すのをちらっと中身を見て、同じのをあったのを発見してちょっと嬉しかったり。]
(86) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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[ナタリーの問い(>>80)にペンを取る。
なにも。
16の時に孤児院を出てアパートを借りた。 仕事を紹介されたけど辞めた。
メモを見せた後、少し伸びた前髪を気にするように指でいじる。 瞳が不安げな色に揺れているのが見えたかもしれない。]
(87) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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てすとー [1d2]
(-31) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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まちがえた。まだプロなのにもうダメかもしれない中の人w 再てすとー ベルナルト[[who]]は狼血族[[role]] の役職に着き、49(0..100)x1 の確率で出る小吉[[omikuji]]を6回引いた
(-32) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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>>62>>70(再訂正前の物は無かった事に…) -回想 1年前の12月中旬-
「ごめんなさい、先生。あの遺書を隠し金庫に入れたのは、私なんです。先生と同じように、井戸から繋がる隠し通路を通って。通路は昔、一度だけご主人様に教えていただいたので、記憶を頼りに…。」
重くなったカゴを持ち直す。
「あの日。本当は私、ご主人様の私室に居ました。」
あの日も、私はご主人様のお部屋で勉強を教えていただいていました。 その時ご主人様は、まるでこれから先ご自身に起こることを予期されていたように、あの"遺書"を書いておいででした…。
そして執事のシュテファンさん以外に人が訪ねて来ることの無い時間に、誰かが私室の隣にある執務室の扉をノックしたのです。 ご主人様は私に1時間後にもう一度来るよう仰られて、私を来客のあった執務室とは別の扉から帰されました。
(88) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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>>66>>71(再訂正) -回想 1年前の12月中旬-
言いつけどおり1時間後にご主人様の部屋へ戻った私は、私室の奥にある寝室で倒れているご主人様を見つけました。 そして息絶える寸前、ご主人様は二枚目の遺書の下に「裏切り者に、報復を。」と書いたその紙を破くと、強い力でそれを私に握らせたのです。
「先生、私ずっと待っていたんです。先生がこうして、私に会いに来てくださるのを。ふふっ。今年も先生が来て下さらなかったら、私一人で犯人を殺す計画を実行するところでした。」
私は、ご主人様に毒を盛って殺した犯人に"報復"すことだけを考えていました。 けれど先生は、やっぱり凄いです…。 毒を盛った犯人だけじゃない。 警察が先生の死を自殺で処理してしまうことを良しとした、使用人全員に"報復"しようと考えられたのですから。
ご主人様が冷たくなるのを、何も出来ずにただ見ていることしかできなかった6年前の私。 ご主人様に毒を盛った犯人に、なんの"報復"も出来なかった無力な私。
ずっとずっと、後悔していた。 あの日のこと、あの時のこと…。
(89) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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[ニキータのメモ(>>87)を見て]
そっか…。 無理は言わないけど、働きたくなったらおいで。 知り合いに頼んで仕事紹介くらいは出来ると思うよ。
[前髪を気にするように指で弄っているのを見て]
ヘアピンあるけど使う?
[と、ポケットに手を突っ込めば、ヘアピンのケースを手に触れる。]
(90) 2011/12/10(Sat) 00時半頃
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ご主人様を守りたい。 けれど、どうすればいいのか、どうすればご主人様を守ることができたのかわからなかった。 あの時の私は無力で、何も出来ないでただ、部屋でご主人様が生きているよう祈るだけしか出来ずにいた。
今は、今は守れる。 もう一度、あの館で。 今度こそ守らなければ。大切な人を守らなければ。
(-33) 2011/12/10(Sat) 01時頃
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店員 ナタリーは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 01時頃
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なぜ、ニキータは結ばないか?
いや、結びたいんじゃなくて。 結べたらいいんだが、全員結べばもっといいよね。 ニキータは無口なんだよな。 うーむ。 眠い。寝よう。おやすみ
(-34) 2011/12/10(Sat) 01時頃
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[ヘアピン、という言葉にふるふると首を振りかけて止める。 ナタリーの髪にそれが留まっているか目を凝らして見ようとしたが、ランタンの灯だけではよく分からない。 自分の頭を指差し、付けているのかと言いたげな仕草をしてみせた。]
(91) 2011/12/10(Sat) 01時頃
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/**/をつけるの忘れてるや。
本番中はつけるように忘れないようにしとこう。
(-35) 2011/12/10(Sat) 01時頃
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/*ん…? ナタリーってポニーテールと思ってたなんていえない。 ヘアピンもです。えへ。 仕事の時だけつけるから、>>91は違うと答える。 髪邪魔になるもーん。*/
(-36) 2011/12/10(Sat) 01時頃
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しっかし、守護者と狩人は違うよなぁ。 守護者。
守護者。 誰かの傍にいて守るのがいいだろうか。 モップ装備で。
(-37) 2011/12/10(Sat) 01時頃
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――馬車の中――
[>>33キリルが乗っているのを確認し、「やっ」と軽く声を掛ける。 まだ定員に余裕のある車内、隣に座るのも不自然だったので、対角線上に向かい合わせになるよう腰掛けた。]
……えーと…、キリル…だよね? 僕なんかより真面目そうな、年下の子が居たと思ったんだけどー
[違ってたらごめんねっ、と慌てるように相手の顔をうかがいつつ。]
ね、君も貰った? もう一度この館で…って書かれた招待状。 差出人が分からないんだけど、
――君、何か知ってる?
(92) 2011/12/10(Sat) 02時頃
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…なーんて、冗談だよ。 馬車に乗ってるんなら、招待された側だろうし、 知るわけ、ないよね。
[キリルからの返事があればそれを聞きつつ、窓のカーテンをちらと捲り、流れる景色を目で追っている。 辺りに響くのは、ゴトゴトと揺れる音のみ。]
[頬杖をつきながら、溜息と共に独り言が洩れる。]
はぁ…今更、何を――
[――しようとしてるんだか、と最後の言葉は胸中で*呟く*]
(93) 2011/12/10(Sat) 02時頃
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貯酒庫をまわり、樽に溜まったホコリを落としていく。 設備の点検と樽の中身を確かめていく単調な作業。 棚に置かれた瓶詰めされたものも、概ね良好のようだ。 「ふぅ…中身の状態は概ね良好ですね。少しくらい中身を確かめても…問題ありませんよね。これは試飲です、試飲。」 私はそう自分に言い訳すると、樽からコニャックの原液をグラスにうつし一気にあおる。 「熟成が進みいい味に育ちましたね。仄かなバニラ臭に、見事な琥珀色。…あぁ。やはりやはり酒は素晴らしい。育てるには人の手だけではなく、時間も必要だということがよくわかります。」 ポツリと。 「人も…同じですね。」 一人の少女へ思いを馳せる。いや、今となっては少女と呼ぶのは似合わない。 彼女の名はキリル。
キリル・ガジェット。
私の教え子の一人でもあり、私の…
(94) 2011/12/10(Sat) 02時頃
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■ニキータ自分用設定 ・主が殺害された後、偽装自殺の提案をしたシュテファンへの疑惑・不審が芽生えた ・同時に、その提案を受け入れた他の皆の行為に人間不信となる ・13歳で入れられた孤児院は大金を相続したニキータに甘く、精神を病んで衝動的に破壊行為を行ってもそれを諌める人間はいなかった ・外界に対して心を閉ざしている ・16で孤児院を出る ・他人が信じられず、関わりたくないので紹介された仕事を辞める ・以後、アパートで一人暮らし ・死んだらどうなるのかと常に考えている ・近所の動物をたまに傷つけたり殺したりしている ・もう一度死体を、それも殺された死体を見てみたいと考えている
(-38) 2011/12/10(Sat) 02時頃
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■本編でのニキたんの動き ・喋らない ・シュテファンへの疑惑、他への恐れ以外に心情を表に書かない ・極力能動的に筆談をしない ・躾けられている為、お茶の用意などは行う ・招待状の差出人は、遺産相続の為に偽装自殺の提案をしたシュテファンだと思っている ・シュテファンの狙いは、共犯者のSATUGAI☆による口封じだと思っている ・他の共犯者に対しては、平気な顔をして主を裏切った二面性を恐れる様子を見せる ・キリルに対しては微妙に甘える(家庭教師的なすりこみ) ・アナスタシアの死によって、死体=死への興味が高まる ・女の子の持ち物・死体にのみ執着を見せる予定
(-39) 2011/12/10(Sat) 02時頃
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ロランは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 02時頃
ニキータは、ふわ、とあくびをした。**
2011/12/10(Sat) 02時半頃
ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 02時半頃
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-回想 1年前12月-
手元に3枚の遺書が揃った今私は、とある人に手紙を書きました。 いつからでしょうか。私のことを”先生”と呼ぶ少女でした。 私が唯一。旦那様を殺したりはしないと信じられる少女。 当時はよく喋りよく笑う、可憐で優しい少女でした。 元は生きるためにスリを生業とする孤児でしたが、旦那様のいつもの気まぐれで館で雇うことになり、旦那様の気まぐれで名前をつけられたのです。 そう、キリル・ガジェットと。 旦那様からその存在を与えられた彼女が。旦那様を殺すなどありえません。
そんな彼女だからこそ手紙を書いたのです。悪魔の囁きを。
(95) 2011/12/10(Sat) 03時頃
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「親愛なるきみへ 久しぶりです、キリルくん。お元気でしょうか。今の職場はいかがでしょう。元々知り合い同士でしたから、悪いようにはされていないと思いますが。あなたにこの6年間、きみにお会いすることはありませんでしたが、きっと立派な女性に育っていることでしょう。メイドとしての躾だけでなく、一般常識としてのマナーまでひと通り叩き込みましたからね。多少手荒だったかもしれませんが。それでも、今のあなたはどこに出しても恥ずかしくない女性となっているはずです。
いえ。会う機会がなかったわけではありません。会えなかったと言ったほうが正しいでしょうか。あなた達に、合わす顔がありませんでした。 今だからこそきみに伝えたいことがあります。旦那様のことで。もしも覚悟があるならば。次のページに進んでください。少しでも迷いがあるならば、この手紙は燃やして捨ててしまってください。」
(96) 2011/12/10(Sat) 03時頃
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覚悟はある、ということですね。
先に言います。 私は、旦那様を裏切った罪人です。
あの時あの場所に。旦那様の遺書は2枚ありました。内容は、『私の死因が他殺の場合、財産は寄付してほしい』というものでした。 私は金に目が眩み、あたかも自殺であるかのように見せかけたのです。
呆れたでしょうか。侮蔑したでしょうか。あなたが”先生”と慕っていた私はこの程度の人間だったと軽蔑したでしょうか。 どう言われても、私には否定できません。それが現実だったのですから。 でも今。もう少しだけ、この手紙を読んでください。読み進めてください。」
(97) 2011/12/10(Sat) 03時頃
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「その遺書には、続きがあったのです。
先日私は、あの館の隠し通路から侵入し。旦那様の寝室にある隠し金庫から見つけました。 そこにはただ『裏切り者には、報復を』とだけ。 私の中で、様々な感情が渦巻きました。
今私の中にある感情はただ一つ。 報復を。旦那様を殺害した犯人に報復を。 私には犯人が全くわかりません。だけど、あの当時館にいた誰か、ということだけはわかっています。 だから。全員を一箇所に集め。 鏖にしようと考えています。
今一度私は人の道を外れようとしています。 けれど、この計画は一人では成し得ない。 だから今私は。 きみのことが欲しい。きみの助けが欲しい。 恥を承知で。 そしてきみを殺人者としての道に唆すことを承知でお願いします。 私に、力を貸して欲しい。 きみに、会いたい。」
(98) 2011/12/10(Sat) 03時頃
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今は丁度20歳くらいでしょうか。きっと美しい女性に成長していることでしょう。 当時館で務めていた人たちはみな若かった。だから仕方の無いことかもしれません。そんな若い人たちをこれから殺そうと考えている私。そんな若い人に私の片棒を担がせようとすることに躊躇いを覚える私。それでも、計画をやめようという気持ちは少しも湧き上がりませんでした。それどころか、キリルが拒否をしたら彼女をも殺そうとまで考えていました。
12月の中頃でしょうか。私は彼女から連絡を受けて、会いに行くことにしたのです。 キリル・ガジェットに。 コートの内側に、ナイフを仕込んで。**
(99) 2011/12/10(Sat) 03時頃
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ロランは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 03時頃
ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 03時半頃
ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 03時半頃
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[...は急激に騒がしくなった馬車の中で乗客、元同僚の様子を眺める ニキータも昔は最低限の会話は出来たと思うんだがな・・・ ナタリーとエレオノーラも何処か不安げな印象を感じさせた まぁ、それもそうだろう 七年間も音沙汰の無かった元同僚からの手紙、それも差出人は不明とくれば不安にもなるだろう しかし四人乗りで、ニキータが乗ってきた時はキリルとシュテファンが乗ってくるかと思ったが予想が外れたようだ ...は騒がしい馬車の中ぼんやりと窓の外を眺めた**]
(100) 2011/12/10(Sat) 03時半頃
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/*しかしアレだ、Aの馬車でキリルが手紙を丸ごと渡してたから言わないと返してくれない風にして屋敷で推理する時に使おうかと思ったが案外みんな持ってくるわ まぁ一つしかない証拠は消える可能性もあるしな でも俺は早急に死にたい!来週は残業で再来週は現場だからPC触れないとか死亡フラグだろ・・・ 本当に現場に行く前に終わるかな・・・
(-40) 2011/12/10(Sat) 04時半頃
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/*ん…?レイス葬夜さん?当たればいいけど。 居るのは だいち あきちゃん わら 葬夜さん ロボ ミケちゃー キュラりん
あと狼ぽいのがシュテファンとキリルか。ロラン狂人?*/
(-41) 2011/12/10(Sat) 09時頃
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執事 シュテファンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(執事 シュテファンは村を出ました)
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[ポケットから一枚の紙を取り出す。 折りたたまれたそれを広げている様子を見るならば、同乗者の目にも見覚えのある招待状だというのが分かるだろう。
ニキータはそれを、レイスへと差し出した。 どうやら見ろと言っているらしい。 もし受け取ればその手をくるりと返し、手の平を上へ向け人差し指を二度軽く動かして、レイスの招待状を要求するだろう。]
(101) 2011/12/10(Sat) 15時半頃
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-回想 1年前12月中旬- あの日は寒い日でした。見る人が見れば、私のことはすぐに露呈してしまうでしょう。だから分厚いコートと帽子をかぶっても怪しまれない、そんな日を待っていたのです。 予め彼女の買い出しのルートを聞いていたので、その付近で待っていたのです。そして、予想通り彼女は来ました。 後ろ姿を見ただけでしたが、一目で理解したのです。あぁ、彼女だと。 私は買い物をしている彼女の隣に、静かに立ちました。 キリル「ご無沙汰しています、"先生"」 彼女がチラリとこちらを見たのを感じました。 私も彼女の横顔を覗き見ましたが、あの頃の可憐な印象とは異なり。どこか氷の刃のような、鋭さと冷たさが伺われます。その鋭さが相まって、可憐さではなく彼女の美しさを際立たせていました。
(102) 2011/12/10(Sat) 15時半頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 16時頃
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>>101 [...はニキータが差し出した招待状を受け取りニキータの手に自分の招待状を乗せる。 招待状に目を通し自分が受け取ったものとの違いを探す 自分の招待状には馬車の待ち合わせ場所は書いてなかったがどんな差別だこれは]
内容は・・・そんなに変わらないな どっちも差出人は不明、もう一度あの屋敷で いったい誰が送ってきたんだろうな
(103) 2011/12/10(Sat) 16時半頃
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キリル「ご無沙汰しています、"先生"」 彼女がチラリとこちらを見たのを感じました。 私も彼女の横顔を覗き見ましたが、あの頃の可憐な印象とは異なり。どこか氷の刃のような、鋭さと冷たさが伺われます。その鋭さが相まって、可憐さではなく彼女の美しさを際立たせていました。 キリル「お手紙ありがとうございます。ですが…。」 …やはり拒否しますか。 ポケットの中のナイフを握る手に力が入ります。 キリル「"先生"は、もっと早くに来てくれると思っていました。だからずっと、"先生"に勧められたお屋敷でハウスメイドを続けていたのに…。」 すまない、すまない、すまない。言葉にならない謝罪がいくどもうずめく。幾度、きみ達に会いたいと思ったことでしょう。でも、旦那様を裏切った私には、会いにいけるほど面の皮が厚くはありませんでした。
(104) 2011/12/10(Sat) 17時頃
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キリル「先生は、ご主人様の金庫の中身を御覧になったのでしょう? でも、おかしいとは思いませんでしたか? 7年も打ち捨てられていたお屋敷で、どうして隠し金庫がすんなり開いたと思います?」 どうゆう…ことでしょうか。 確かに金庫はすんなり開きました。今思えば不自然です。誰も手入れをしていないのに、体力が尽きかけた私ですらすんなり開けた。 混乱のあまりナイフを握ることすら忘れ、ただただキリルの後をついていく。 幾度か人にぶつかりそうになりましたが、混雑しているバザーです。気に留める人が誰もいなかったのが幸いでした。あの時の私はどう見ても不審者でしたから。 キリル「ごめんなさい、先生。あの遺書を隠し金庫に入れたのは、私なんです。先生と同じように、井戸から繋がる隠し通路を通って。通路は昔、一度だけご主人様に教えていただいたので、記憶を頼りに…。」 では…この手紙はキリルの自作…? いや、そんなことはありえません。この遺書はどう見ても旦那様の筆跡。 わけがわかりません。いや、冷静に考えればわかります。想像通りの答えを彼女が言ってくれました。
(105) 2011/12/10(Sat) 17時頃
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キリル「あの日。本当は私、ご主人様の私室に居ました。」 キリルくんの告白。あの日の彼女の真実を。 話をまとめると、2枚の遺書は最初から書かれていた。キリルくんが旦那様の私室にいるときに旦那様に来客。一度部屋に戻されている間に旦那様は殺された。しかし再び旦那様のもとに行くと旦那様は虫の息。そしてあの3枚目の遺書を書き、キリルくんに手渡した。その遺書は、キリルくんが隠し金庫にしまっておいた。 そんなところだろうか。 キリル「先生、私ずっと待っていたんです。先生がこうして、私に会いに来てくださるのを。ふふっ。今年も先生が来て下さらなかったら、私一人で犯人を殺す計画を実行するところでした。」 キリル「先生、必要でしたらここにあるお金、どれだけでもお使いください。」 キリル「それは、銀行の貸金庫の鍵です。あの時分配されたご主人様の遺産が、ほぼ全額手付ずでそこに。この委任状と鍵があれば、誰でも中のお金を行き出すことが出来ます。今回の計画に役立ててほしいんです。」 キリル「これで、ご主人様の無念を晴らす舞台が用意できるのでしたら…。」
(106) 2011/12/10(Sat) 17時頃
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キリルくん…きみは…この6年間ずっとそんなことを考えていたのかい…?あの可憐だった少女に、これほどの重圧を背負わせてしまっていましたか…印象が変わるのも当然ですね。過去を顧みず、一人過去から目を逸らし。逃げ続けてきた負担を、私は彼女に任せっきりにしてしまったのですね…
ちょっとまってくれ、当時私が2枚目の遺書の存在を隠したことも、旦那様を動かしたということも知っていったと。それでいながら、そのことを黙っていた。 それに、なぜキリルくんはなぜ私があそこを探すと確信していたのだろうか。そもそも私が、あそこに戻ってくるとなぜわかったのか。そしていつ、あの金庫に入れたのか。どんな意図があったのでしょうか…色々謎は残りますね。いずれ、聞き出す必要がありそうです。 まぁいいでしょう。彼女を尋問したり殺すことはいつでもできるんです。今は得難い協力者を手に入れたことを喜びましょう。不確定要素は今は考える必要はありません。 資金も協力者も得た私は、順調に計画をすすめるたのでした。そして、今という日に至るのです。**
(107) 2011/12/10(Sat) 17時頃
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>>106.>>107の間に挿入
私は鍵を受け取ると、声にならない声でキリルくんに感謝を述べた。その重さは、彼女が今まで抱えてきたものを手渡されたかのように、私の掌にずっしりと重みを伝えてきました。
(108) 2011/12/10(Sat) 17時頃
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―修道院自室―
[渡された手紙をしばらく凝視した後、震える指先で封を開けようとする。が、しばらく躊躇った後、開けずにベッドへ放り出す。]
…お勤め行かなきゃな。 [まるで言い訳のように呟くと、修道服に手早く着替えて部屋を後にした。各所の掃除から始まり、やることは、たくさんある…まして、今日は、仕事が増えているのだから。]
(109) 2011/12/10(Sat) 18時頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 18時頃
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[漸く与えられた仕事を終えれば一日も終わりを迎えていた。案外真面目に仕事はしているから、くたくたである。]
あー… 疲れた。 [重い体を引きずって、自室に帰る。ベッドに身を投げ出すように倒れ込み、体の下で聞こえた、くしゃりという不穏な音に、漸く手紙の存在を思い出した。途端、表情が凍りつく。]
…。 [恐る恐る、身を起こして、手紙を手に取る。ややひしゃげたそれを手に、しばし固まった。あの事件の後、あの屋敷がどうなったのか…解決を見ずに屋敷を出た青年は、知らなかった。知りたい。でも、知りたくない。そんな、葛藤に、襲われる。]
[ベッドサイドのテーブルから、ペーパーナイフを取り上げ、丁寧に封を切る。中の手紙を、ゆっくりと、引き出した。]
(110) 2011/12/10(Sat) 18時頃
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…。 [青年は、手紙を読む。不気味なほど、冷静であった。妙に、冷めた心持ちであった。]
…へぇ。 [一部だけ強調された文言。成る程…秘密がある人間に、有効な脅し方だ。面白い。]
[手紙を手に、ベッドに背中を投げ出す。]
(111) 2011/12/10(Sat) 18時頃
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―回想―
「まずいわね。」 ふと呟いた女に、うろん毛な眼差しを向ける。独り言のふりをして、明らかに自分に聞かせる台詞だった。 「何がです?******。」 俺は、面倒くさそうに女に尋ねた。相手の態度が、聞いてくれと言っていたから。 「だって、マズイでしょ。時間が。」 何を言っているのか分からなかった。 わかっていないのが伝わったのだろう、女はしょうがない子ね、というようにため息をつく。 「アリバイが、無いじゃない。全員。」 しばらく考えて、意味を理解し、背筋が凍った。
女は、館の主の他殺を示唆したのだ。
(112) 2011/12/10(Sat) 18時頃
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そんなことを、何故思い付くのか。自分達は、“死因が服毒死”としか聞かされていないのに。 「…******、それって…」 「まずいわね。」 俺の言葉を飲み込んで、言葉を続ける。 「このままじゃ、この館の全員、容疑者よ。」 全員。容疑者。 その言葉に、頭が真っ白になった。 「容疑者で、誰も証拠を持ってないわ。そして、動機だけはある。」 思い付くままを口にするような調子で。 俺は無意識に、その言葉を聞き漏らすまいとしていた。 「子供達に、冤罪がかけられなければいいけど。」 ふぅ、と心配を装って、ため息をつく。
(113) 2011/12/10(Sat) 18時半頃
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「******お前…!」 「なぁに?」 艶然と微笑む女。それは、勝利を確信した笑みだった。何故、そんな顔ができるのか。 「いやぁね、私を疑うの?」 ふふ、と笑って、言った。 「やっていないという証拠もないけど、やったという証拠も、無いのよ?」 唖然とした。 同時に、意味が分からなかった。そんなことを、俺に言う意味が。 何故、他の誰も聞かないところで、俺に。 「でも、身寄りの無い子供達には、それだけでも、枷になるわよね。今後、働き口見つかるのかしら。」 ぽつり、と。 呟かれた言葉に、突然理解した。
この女は。 事件をうやむやにしたいのだ。 俺を、使って。
(114) 2011/12/10(Sat) 18時半頃
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視界が怒りで真っ赤に染まる。 「大事に、ならないといいわね。」 煩い。 「まぁ、警察も、そんなに甘くはないわよね。」 黙れ。 「私たち“庶民”が何か言っても、聞いてくれないわね。」 煩い、黙れ、それ以上、 「貴族か何かの一言でもあれば、違うんでしょうけど。」 しゃべるな!!!
俺は、耳を塞いで駆け出した。 後ろでくすりと笑う気配がした。
女の名前は、顔は、覚えていない。
―回想終了―
(115) 2011/12/10(Sat) 18時半頃
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[青年は、かさりと手紙をめくる。あの後、屋敷がどうなったのか。自分の耳に入ってくることは無かった。幼い頃に家出した我が家。身を隠すように雇ってもらった場所で。事件をひきつれて逃げ帰った息子に、親父は容赦をしなかった。あの後事件は立ち消えたから、親父が何か手を回したのだとは思う。けれど、詳細は、分からない。風の便りには、何故か警察は、館にいたもの全てのアリバイを揃えたのだとか。]
…んなわけねぇだろ… [警察が、もぎ取りでもしたのだろうとしか、思えない。もう、関係ないけれど。]
…て訳にもいかねえか… [手紙は彼を呼び出していた。逆らっては行けない、気がする。]
(116) 2011/12/10(Sat) 18時半頃
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[ぼんやりと、あの頃に想いを馳せた。窮屈な家を飛び出して。なにもできない子供の自分を、何も聞かずに置いてくれた館の主。与えられた仕事は何でもやった。才能が見いだせたら、馬の世話係を任せてくれた。当時の自分には、何か任されることがある、というのは大きな喜びで。喜んで仕事をしていた。仲間にも恵まれて。]
…そうだ。 [あの子、元気かな。ふと、思い出すその子。今、どうしているだろう。そうだ、自分は、あの子の将来に傷をつけたくなくて、逃げ出した牢獄に帰ったんだ。ただ、あの女に乗せられただけだったけど。]
…。 [正直、まだ躊躇っていた。親父は息子が殺人犯だと思い込み、青年をここに放り込んだ。青年も面倒で、何も言わずに従った。家でないなら何処でも構わなかったから。そんな修道院だが、抜け出したら親父からきっと文句が来る。だから。だけど。]
…行かなきゃな。 [きっとあの子もいるから。危険な目にあわせたくないから。だから。青年は、立ち上がる。]
(117) 2011/12/10(Sat) 19時頃
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[必要なものは、殆ど無い。むしろ、脱走するつもりの青年には、物は少ないに越したことはなかった。小さな鞄に招待状と、いくつかの私物を放り込む。“宝物”を拾い上げ、軽く撫でてから、大切に鞄に入れた。あとは…少しの現金。もう、帰ってくるつもりはなかった。]
さて…と。 [部屋を見回して、確認したところで、小さなノックが聞こえる。]
(118) 2011/12/10(Sat) 19時頃
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[レイスの招待状を受け取り、目を通す。 自分に来たものと、別段変わったところは見受けられないようだった。 ちらりと視線を上げて、レイス本人を見る。 ランタンの薄明りの元、ニキータの招待状に視線を走らせるその表情には特段の変化はないようだ。少なくとも、文面の隅々まで確認している様子は見てとれた。]
(119) 2011/12/10(Sat) 19時頃
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[いったい誰が送ってきたんだろうな(>>103) レイスの言葉に肩を竦めることで返事を返す。
意味深。
メモに書いて見せた。]
(120) 2011/12/10(Sat) 19時頃
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-回想- [...は招待状を見ながら物思いに耽る 七年前旦那様が死んで屋敷の従業員全員に遺産が与えられた 優しい人だ、ありえない話じゃない だが前日までそんな素振りも見せなかった人が自殺をするとは思えなかった 四年前、事件から三年 酒場で人脈を作り大金も使ってあの日の事を調べあげた それでも分かった事は一つだけ 死ぬ理由は無く、殺せる奴はいた それだけだ そこまで調べて間抜けは調べるのを辞めた 調べても分からない自殺の理由があったのかも知れないし、殺されていたとしても今更どうこうできる問題とは思えない 風化して忘れるならそれまでの話だと思っていた。 三年間で作った人脈を使い遺産を使って事務所を買った ここに住んでいれば少なくとも俺は旦那様の事を忘れない、ただの自己満足だったがそれで十分だった]
(121) 2011/12/10(Sat) 19時半頃
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-10/7 館 貯酒庫- ジョン「おいおい何一人で楽しんでるんだ?お前さんの仕事は終わったのかよ。」 彼の一言で、私は現実に帰る。 思いの他長い時間、物思いにふけっていたようだ。既に太陽は沈み、館を照らすのは人の手で管理された灯だけだ。 ジョン「頼まれたとおりの仕事は終わらせといたぜ。完璧のパーペキよ。」 シュテファン「ありがとうございます、例の蝋人形も?」 ジョン「おうよ、言われたとおり広間の真ん中にセットしてきたぜ。気味悪いけどな。」 シュテファン「まぁそう言わないでください。きちんとお題は払ったでしょう?」 ジョン「おうよ、もらえるもんもらえてんだ。なんもいわねーよ。ただ…」 シュテファン「ただ…?」 彼は暫く思案してから、搾り出すように呟いた。 ジョン「あんたと会うのは、これで最期な気がしてな。」 一瞬、言葉に詰まる。 ある意味彼の一言は真実を突いていたからだ。 私はこれから、殺人者になろうとしているのだから。今までの私にはもう、会えないだろう。 シュテファン「嫌な事言わないでくださいよ、縁起が悪い。」 彼は肩を竦めることでソレに答える。
(122) 2011/12/10(Sat) 19時半頃
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私はもう一つグラスを取り出すと、二つのグラスにコニャックを満たして彼に手渡した。 シュテファン「私とあなたの未来に、乾杯。」 キィン… グラスとグラスがぶつかる、済んだ音が貯酒庫に響く。
彼らの撤退は鮮やかであった。まるで来たことそのものが、なかったかのように。 私はそれを見届けると、蝋人形を置いた広間に施錠をし。 すべての灯を消すと、出入り口の鍵は開けたまま館を後にした。**
(123) 2011/12/10(Sat) 19時半頃
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>>120 [物思いから戻りニキータが見せるメモを見る。 ニキータの手紙を丁寧に折り、肩をすくめながら疑問を口にした]
気にならないか? 七年も音沙汰なかった屋敷の誰かから手紙が届いたんだ パーティーがしたいなら堂々と名前を書いてもいいと思うんだけどな サプライズって線もあるが・・・ あの屋敷で誰がそんな事思いつくんだかな?
[そう言って馬車の中を見回す パーティーをやりそうなのはエレオノーラだと思うが、彼女なら名前を隠したりはしないだろう。ニキータも自分から開こうとはしないだろう。ナタリーはどうだろうか、昔の彼女ならやったかも知れないが、態々あの屋敷を指定するかどうかまでは分からない。 心の中で勝手な分析をしながら誰かが反応するのを待った]
(124) 2011/12/10(Sat) 19時半頃
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[>>92>>93馬車に乗って来たロランと目が合う。すると彼は「やっ」と軽く声をかけて、...の対角線上の席に腰かけた。]
[「違ってたらごめんね」と顔色をうかがうようなそぶりで名前を確認されたので、...は控えめに微笑んで答えた]
えぇ。お久しぶりです。 ロランさんも、お変わりないようで…。
[手紙の差出人について「何か知ってる?」と問われたので答えようとしたが、先にロランが「…なーんて、冗談だよ。」と自己解釈をしてしまったので、...は開きかけた口を静かに閉じた]
[馬車の窓から外を眺めるロランにならって外の景色を眺める...。車輪のガタゴトという音に掻き消されそうなロランの呟きを耳にして、...は招待状を取り出すと幾度となく読み返して口にした文章を声にした。]
“もう一度”、“この館”で。 “聖夜”を“お祝い”いたしましょう。
ご主人様の亡くなられた日に、もう一度あのお屋敷へ…なんて。 まるで、脅迫状のようですね。
[...は少し首をかしげて、ロランの答えを待った]
(125) 2011/12/10(Sat) 20時頃
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――馬車の中――
[記憶を頼りに思い出した名前は、どうやら当たっていたようで、キリルからの返事>>125に内心ほっとしていた。]
[窓から外を眺めていたら、例のフレーズを彼女が口にするのが耳に入って、そちらへと向き直り]
あ、そう…か。亡くなった日だったんだ。
[彼女が呟くまで忘れていた。 その日にちに込められた意味は何だろうと、逡巡する間もなく紡がれる「脅迫状」という単語にドキリとする。]
"聖夜"だなんて、思えば酷い比喩…。 誰かが、当時の旦那様を偲ぶ会を催してくれた、とか? んー…そういう事やりそうな子ならいたよね。
[何となく、脅迫状と言われた事を避けるような返答をしてしまう。]
(126) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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店員 ナタリーは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 21時頃
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ん…? [ニキータの仕草(>>91)にあぁ、と声に出して理解して]
今は付けていないよ? 仕事の時だけ使うの。
[そして眠たそうに欠伸するのをくすっと笑った。 ニキータとレイスのやり取りを聞いて自分も招待状を出した。 彼らが持っているのと変わらないだろう。]
(127) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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10/10 とある宿 いやはや、しかし大変でしたここまで来るのに。 館の準備だけでなく、招待状やらなんやら。筆跡が出ないようにわざわざタイプライターまで用意して。 ***…いえ、今は便宜上ロランくんと呼ぶことにしましょう。彼が”どっちの”ロランくんだったかを思い出すのは一苦労でしたとも。なにしろ7年前の記憶でしたから。 無事、全員を招待できたでしょうか。まぁ、受け取りさえすればこないはずはありませんが。 さて、そろそろ馬車がやってくる時間です。あの頃のままの衣装で向かうとしましょうか。やはり、私にはこれが正装です。 ウィングカラーシャツに…ベスト。そして黒のフォーマル。胸元にはポケットチーフを準備… おっとこれを忘れてはいけませんね。 執事を示す、ド派手なピンクのアスコットタイ。あの日、私がつけていたものです。 小物類はポケットにしまいましたし、必要なものは、既にあの地下室に準備してありますし。
さぁ行きましょう、悪夢を届けに。そして殺戮を。 血を血で洗い流す、復讐を。 招待状の封蝋を割るのを忘れないようにしなければ。
(128) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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[招待状を眺めて]
…"もう一度"。
[ぽつりとそう呟く。 馬車に揺られて招待状をぼんやりと眺めながら昔のことを思い出して。]
(129) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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もう一度は。
守れなかったから。 もう一度。 もう一度でいいから守りたいわけです。 これアウトですかねー? 何かアウトだったらメモくるとは思うけどガタガタ
(-42) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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-回想- [7年前――あの時はまだ、部屋の掃除に結構時間かかってたっけ。]
ご主人様、お掃除終わりました。す、すみませんでした!
[予定より十分ほど遅れて掃除は終わらせたことに主人は怒らずに優しく言葉をかけてくれた。 主人が怒らなくても怒る人はいる。そして、確かに怒られた気がする。]
ご主人様がお帰りになるまで掃除せねばいけないのに。 では、何かありましたらお呼びください。 …鈴を鳴らしていただければいつでも来ます。
[去る時はいつもそう言う。 一礼して部屋を去って、次の業務に取り掛かった。 でも何かあったらすぐに駆けつけられるように鈴の音はいつなるのか。]
(130) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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-回想- [ある日、いつもより早く起こされて。 集められた時、主人が亡くなられた。そして遺書もあって自殺ではないかと言うのを聞いて
何故? ご主人様が?何かあったら鈴鳴らしてくださいと毎日言ってあったのに。 鈴の音は聞こえなかった。
遺書の通り、使用人全員に遺産が分けられて。 仕事もなくなってその場に居るのが怖いのもあるし、嘘であってほしいとも思ってた。 とにかく逃げるようにさって、かつての知り合いに会い、何も事情は聞かないで今こうして働く場所をもらっている。 親には働いている場所は教えていないから、遺産をもらったことは知らないし、働いているということだけを伝えて少しずつ仕送りを送ってる。 今も思う。 ご主人様を守れたらよかったのに、と。]
(131) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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[レイスが話す声(>>124)にはっと、我に返る。]
んー?確かにね。 名前ないのってのは変だけども、そもそもあの館ってやるってのが思いつかないわよ。 パーティーやるなら喫茶店を貸し切ってやるわね。私ならだけど。
[知り合いも無論巻き添えにするつもり、と心の中で付け加えた。**]
(132) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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指定した場所に到着すると、既に馬車は到着していた。 どこかで見たことがあるような御者に、何も言わないうちから招待状を差し出す。 …先回りされてやや不満そうだったが、あえて無視を決め込む。慣れた手つきで封蝋を回収している彼を見てふと考える。
そういえばなんのために封蝋部分の回収をしてもらったんでしたっけ。別に返してもいいような気がして来ました。まぁいずれ思い出すでしょう。きっと。 中身を返してもらうと、既に二人が乗る馬車に乗り込んだ。
「お久しぶりですね、ふたりとも。キリルくんに…ロランくんですか?ずいぶん大きくなりましたね。あれからもう7年も経ったんですね…いやはや、こうして目の当たりにすると嫌でも時の流れを実感いたしますよ。」 そういって、キリルの隣に座る。 一瞬、ロランの方に頭が近寄ったときに、こう囁いた。
「ふたりとも元気ですか?ロラン、くん。」
(133) 2011/12/10(Sat) 21時頃
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店員 ナタリーは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 21時半頃
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うーん、、困った。 【主が殺害された】ことを知っている前提でキャラ設定してたから、状況証拠がなかったらそれを誰かに示唆してもらわないことには…。 NPC使わないように書いてあったけど警察から聞いたことにでもしないとキャラ崩壊する。
よし、 ・警察官の台詞は入れない ・死体を検分した警察官(検察?)の話を立ち聞きした状況描写を入れる ことによって、主の死に、自殺にしては不審な点が見られたことを漏れ聞いたということにして乗り切ろう。 ちうかなんか、どこまでやっていいのかわかんなくなってきた。
(-43) 2011/12/10(Sat) 21時半頃
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[みんなが揃って手紙を眺めているので何となく慌てながらソレを取り出す。 開けばガサガサ、と紙特有の音がする。嫌いじゃない。この音。]
それにしてもふっしぎー。考えても分からないわ。 [わざわざあの屋敷でパーティーをやる意味が。と、口にはださなかった。 いや、出せなかった、が正しいのだろう。]
もしかしてただのイタズラなのかも? あぁでもイタズラにしては手が込んでるわよね…。 [うーんと首を傾げ。 あの日を少し思い出した。]
(134) 2011/12/10(Sat) 21時半頃
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―回想― うーん、そろそろ咲かないかな? [つぼみが開きそうで開かない。そんな花を残念そうに眺める。 もどかしい。早くご主人様に見せてあげたいのに。 そっとクリスマスローズを撫でると水をやる。 周りには堂々と咲く花ばかり。どうしてこの花だけ咲かないのだろうか。]
んー…お前だけワガママなのね。 我儘な美人、とはデンドロビウムの花言葉よ? [俯き加減に咲く花だし照れてるのかしら、と肩をすくめて笑う。 周りの人に軽く挨拶をすると、今朝咲いたシンビジウムを摘み取り、花瓶に活けていく。]
(135) 2011/12/10(Sat) 22時頃
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―回想続き― よーし、こんなトコかなっ! [シンビジウムだけで飾られた花瓶はシンプルだが美しい。 満足げに微笑むとそれを抱きかかえてご主人の部屋へと歩を進める。 誠実な愛情。これがこの花の花言葉。 主人からの使用人たちへの愛はまさにそうで。 エレオノーラ自身も主人のことが大好きだった。 あまり口を聞いてはくれないが、花を見せるといつも嬉しそうに微笑んでくれる。
やがて部屋の前に辿り着き、ノックをする。 どうぞ、と誰かの声。キリルだろうか。 片手で花瓶を持つとゆっくりと扉を開けた。]
(136) 2011/12/10(Sat) 22時頃
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時系列まとめ 執事:朝呼び出し予定 キリル:旦那に勉強教わる 来客 キリル:部屋に戻る 服毒 ロラン:犯人とばったり(旦那生存中 犯人逃走 キリル:旦那と会って遺書3受け取る 朝 執事:登場。発見 遺書2を隠し、旦那を布団の上に 全員に亡くなってることを教えて通報
警察きて他殺と判断されそう ベルナルト:親の力で事件有耶無耶
警察は自殺で処理
屋敷は誰もいなくなる
2011/12/10(Sat) 22時頃
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時系列まとめ 執事:朝呼び出し予定 キリル:旦那に勉強教わる 来客 キリル:部屋に戻る 服毒 ロラン:犯人とばったり(旦那生存中 犯人逃走 キリル:旦那と会って遺書3受け取る 朝 執事:登場。発見 遺書2を隠し、旦那を布団の上に 全員に亡くなってることを教えて通報
警察きて他殺と判断されそう ベルナルト:親の力で事件有耶無耶
警察は自殺で処理
屋敷は誰もいなくなる
(-44) 2011/12/10(Sat) 22時頃
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[勉強途中だったのだろうか。] あ…。お邪魔、しましたか?
[おどおどとご主人へ尋ねる。キリルはどこか可笑しげだ。 「いや。」と主人は答えると、窓際へ指をさした。 ここへ置けということなのだろう。 はーい、と言いながらそっと置いた。 昨日飾られていた花は誰かがもう片してくれたのだろう。]
また明日、違う花を持ってきますね! 明日こそはクリスマスローズが咲いてくれると嬉しいのですけど…。 [残念そうに笑い、キリルに邪魔してごめんね、と会釈する。 扉を閉め、失礼しました。と、通る声で言うとそのまま自分の部屋へ帰った。
まさか、これがご主人様との最後の会話になるだなんて思ってもなかった。]
(137) 2011/12/10(Sat) 22時頃
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―回想・7年前12月10日早朝―
[まだ薄闇明けやらぬ中、庭に出て霜の降りた一面に白く凍りつく世界を一人歩いていた。
吐く息が顔の前で白くわだかまり、やがて空気に溶けるようになくなっていく。 白くうつくしく見えるそれは、空中に霧散する塵に、吐いた息の水蒸気がくっつくからだと。以前ニキータに教えたのはこの館の主で。]
「一見うつくしく見えるものも、その実は汚いものだったりもするのだよ。 綺麗は汚い。汚いは綺麗。 ニキータ、物事は表裏一体だ。本当のことを見る目を持ちなさい。」
[主の言った言葉をぼんやりと思い返していると、
木々が 風にざわめいた 気がした。
振り仰いだその目に、俄かに邸内に灯が点るのが見えた。]
(138) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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………
[霜に残った足跡を、今度は逆に引き返す。灯の点ったのは主の寝室だった。
寝室と廊下を行き来するまばらな人影。 何事か、異変が起きたらしい。
唇を固く結び、ニキータは足を早めた。]
(139) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[邸内に戻ったニキータを呼ぶ声。 どこへ行っていたのかと叱責され、短く「別に。部屋にいた」と返す。相手は怪訝な顔をしたようだったがそれ以上の追及はなく、主の寝室へと促された。
寝室へ着くともう数人が集まっていて、その後シュテファンが主が亡くなったことを告げ、それから警察が押し寄せそれから…]
(140) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[慌ただしい一日の中、使用人への警察の事情聴取が行われ。主の交友関係や最近の挙動、自殺の動機等々。およそ幼いニキータの知り得るはずのないことまでも尋ねられ、それらに口数少なく答える。
ひとつ不思議なことに、その時刻は外に出ていたはずのニキータに、なぜかアリバイとやらがあったことになっていた。
警察にわざわざ疑惑を向けさせることもないと思い黙っていたニキータの耳に、聴取という名の取り調べが終了した旨が伝えられる。 警察に与えられた邸内の一室を出るその時、ニキータの耳に聞こえてきた言葉があった。
自殺にしては不審な点がある、と。
服毒したのならば近くに毒を入れていた容器があるはずなのに見当たらない。 自殺ならば幇助した者が存在し、他殺ならば…
そこでバタンとドアを閉じてしまったのでその後はわからない。 子供だと思ってうっかり口を滑らせたのだろうか。 他殺ならば、犯人は仲間の誰かだ。 その思いはニキータの胸の裡にしこりのように残った。**]
2011/12/10(Sat) 22時半頃
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ロランは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[慌ただしい一日の中、使用人への警察の事情聴取が行われ。主の交友関係や最近の挙動、自殺の動機等々。およそ幼いニキータの知り得るはずのないことまでも尋ねられ、それらに口数少なく答える。
ひとつ不思議なことに、その時刻は外に出ていたはずのニキータに、なぜかアリバイとやらがあったことになっていた。
警察にわざわざ疑惑を向けさせることもないと思い黙っていたニキータの耳に、聴取という名の取り調べが終了した旨が伝えられる。 警察に与えられた邸内の一室を出るその時、ニキータの耳に聞こえてきた言葉があった。
自殺にしては不審な点がある、と。
服毒したのならば近くに毒を入れていた容器があるはずなのに見当たらない。 自殺ならば幇助した者が存在し、他殺ならば…
そこでバタンとドアを閉じてしまったのでその後はわからない。 子供だと思ってまだ部屋を出ない内に、職務上知り得た秘密をうっかり口を滑らせたのだろうか。 他殺ならば、犯人は仲間の誰かだ。 その思いはニキータの胸の裡にしこりのように残った。**]
(141) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[ご主人様が死んだ理由は分からない。 自殺、と警察の人は言っていたけれど。 あの人が自殺なんてするだろうか。
皮肉にも、ご主人様が亡くなられた日の朝に、クリスマスローズは咲いた。 スキャンダル。花言葉が脳裏をよぎって。]
[騒ぎが落ち着いた頃、遺産がそれぞれに分配された。 使用人たちが屋敷を出ていく中、花を育てていた温室へ立ち寄る。]
…お前たちを置いていくことになっちゃうな。 でももうご主人様は…居ない、の、だし。 ごめんね…。本当にごめんね。
(142) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[咲いた花たちを一つずつ丁寧に切り、紙に挟む。 それをたくさんの花が載っている本にそっと入れて挟んだ。 棚から分厚い本を何個も取り出し、いくつもの花を挟み込む。 時間が経てば、綺麗な押し花になることだろう。 いつか、この屋敷に戻ることができたら、この花を取りにこよう。 そう決意して。 そして仕事道具入れから小さなナイフを取り出し、そっとカバンへ入れる。 これくらいは、持っていってもいいよね。 大事な、思い出だから。
最後にバラの咲き誇る庭を歩く。 アイスバーグにアフロディーテ。それにアンジェラ。 アが付くのばっかり育てちゃったな、とか思いつつ、そっと触れる。 プツリ。指先から血が溢れだして。 頬を暖かい何かが伝った。
もう、居ない。 実感は湧かないけれど、ご主人様はもう居ない―――]
(143) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 22時半頃
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あぁぁ!!!エレオノーラごめwww 間に挟まってしまった^q^ いちお終わったのか終わってないのか様子見てたんだけど終わったと判断してしまったすまない
(-45) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[懐かしい記憶。涙が溜まっていることに気が付くとハンカチで軽く目を抑える。] そういえば…アタシ、屋敷を出る前に押し花作ってきたんだ。 うまくできてるかな?
[上手に出来てたらみんなにプレゼントするね、と笑った。]
(144) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[キリルと会話をしていると、馬車の速度が緩やかになるのを感じた。完全に停車した周囲から聞こえるのは、外で誰かが動く音。]
ん。誰だろう?
[ぽつり呟くと同時に開かれる扉。 顔を見ると、やはり見覚えのある人物だった。>>133挨拶をされて、軽く会釈をする。
目の前に腰掛けようとしているシュテファンの事は、印象に強く残っていた。7年前の当時、この人によく叱られていたのだ。 やるべき仕事をすっぽかす事が度々あったから。 しかしそれは、決して故意にやらなかったわけではなく、兄妹の間での引き継ぎ事項の確認忘れが主な原因なのだが。
そのため、ロラン視点の執事への好感度はあまり良いものでは無い事は想像に容易だろう。]
(145) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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[必要以上の会話を避けようと、彼から目を逸らしたその時。座るために前かがみになった姿勢の彼と、一瞬距離が近くなる。
「 」
――今、何て…?]
それ、どういう…っ。
[確かに"ふたり"と聞こえた。それはとても誘導的な囁きで。 彼の真意を測り切れずに、目の前に座った執事を見てしまった]
(146) 2011/12/10(Sat) 22時半頃
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ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 23時頃
ニキータは、メモを貼った。
2011/12/10(Sat) 23時半頃
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>>132 あぁ今更あの館に正体不明で呼ぶのがどうも悪趣味に感じてな 俺がサプライズで呼ぶならジョン・ドゥとでも名前を付けるさ そこがどうにも・・・薄気味悪くてね
[そう言うと体を抱きしめ大げさに体を震わせて笑う 後味は悪いが本当にサプライズなら怖がらせる事もないだろうとふざけて見せた]
>>144
[押し花をプレゼントすると言われ肩を竦める]
俺は花よりも仕事が欲しいね 雑用じゃない探偵の仕事がね
(147) 2011/12/10(Sat) 23時半頃
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[サプライズ(>>124)という言葉にふるりと首を振る。
サプライズ だとしたら 悪趣味
レイスの招待状を膝の上に広げ、“聖夜”を“お祝い”の二つの文字をトントンと指先で叩く。
仮にも主の亡くなった場所で、その命日にお祝いというのはなんらかの意図を含んでいる。 事件は自殺という事で一応の終息を見た。 しかし、この招待状はそれ以外の可能性を仄めかしているようにも見え、ニキータの心を奇妙に落ち着かなくさせる。
ニキータは招待状をレイスに返しながら、「ジョン・ドゥとでも名前を付けるさ」とおどけてみせる同乗者の様子を、伸びた前髪の下からこっそりと探るように見つめた。]
(148) 2011/12/10(Sat) 23時半頃
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[ノック音に気付くと、一瞬迷うが、再び聞こえるノックのリズムが良く知る物で、少し笑いながら戸を開く。]
どうした?イヴァン。 [悪友の名を呼びながら尋ねると、ついっとかごを差し出される。]
なんだ? [覆いを開けると、中には手作りらしいクッキーと、手紙が入っていた。無造作に一個口に運びつつ、手紙を取り上げる。]
あぁ…イライダか。 [差出人の名を読み、口元に笑みを浮かべつつ、手紙を開ける。文面を読んで、柔らかい笑みを浮かべた。]
よかった。 マクシームの奴、諦めたらしい。 [くくっと笑う彼に、かごを持ってきた青年も嬉しそうな顔をした。]
(149) 2011/12/10(Sat) 23時半頃
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[「随分としつこいもんだから、イライダも困ってたもんなぁ。」 しみじみという悪友に、頷く青年。]
ま、俺相手には競ってもしょうがねぇって、流石に気付いたんだろ。 [ふん、と鼻で笑う青年に、よく言うぜ、と笑い返す青年。2人が離しているのは、先日ちょっと助けた女性…そして、今回お礼を預けてきた女性の話だった。しつこい男に付きまとわれて、辟易していた所を、彼氏のフリをしてやったのである。]
[がさり、と音を立てて紙をめくる。手紙の最後に、書かれた言葉に苦笑した。]
…付き合いたいとは思わないけど、か。 ふふ。 [プレイボーイと思われてるんだから、しょうがない。というか、そう思わせている節もある。そうでもしないと、修道士の身分を持っていてさえ、うっとうしいくらいの女の子にたかられてしまう。だから、これでいい。]
さんきゅぅ。 [青年は悪友に礼を言った。]
(150) 2011/12/10(Sat) 23時半頃
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[部屋を後にする友人に、クッキーを押し付ける。甘いものに目がない友人は、喜んで受け取った。一瞬別れを告げておこうかと思ったが、柄でもないと思って、やめる。俺は、自由気ままが似合ってる。]
さて… 行くか。 [友人が去った後の部屋で、一枚の紙を出す。さらさらとペンを走らせて、置き手紙を書く。]
やっぱり俺には修道士は向いてません。 親父に聞かれたら、あの馬鹿は脱走したと答えておいてください。 最期まで迷惑かけて、すみません。
長く、お世話になりました。 [それだけしたためると、テーブルに置く。最後にもう一度、部屋を見回して。それから、部屋の隅へ行く。床板を持ちあげると、抜け穴が姿を見せた。随分前に、暇つぶしに作った抜け穴だ。街へ出ることができる。]
それじゃ… さよなら。 [誰もいない部屋に呟くと、小さな荷物を持って抜け穴に飛び込んだ。]
(151) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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-回想 1年前の12月-
馬車の中で記憶はさらに遡り、私は6年ぶりに先生からお手紙をいただいた時のことを思い出していました。
旦那様の御屋敷に住み込みのハウスメイドとして雇っていただいてから6年。 初めて届けられた私宛の手紙は、先生らしい細く神経質な文字で書かれた『親愛なるきみへ』という文章から始まっていました。
私はその手紙を、恋愛小説のヒロインが愛しい人からの恋文を読む様なドキドキとした気持ちで読んでいました。 それは私が、この6年間待ちに待った人からの手紙だったからです。
手紙の一枚目を最後まで読んだ私は『少しでも迷いがあるならば、この手紙は燃やして捨ててしまってください』という最後の一文に、、私は迷わず一枚目の手紙をめくり二枚目を読み始めました。
(152) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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フィグネリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( フィグネリアは村を出ました)
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二枚目の手紙を読み始めて、幾度かの衝撃が私を襲います。 使用人の頭であり、ご主人様の右腕でもあった先生。 私の目標だった人の、突然の告白。
『私は、旦那様を裏切った罪人です』
そして、私が部屋を出るまでは確かにあったはずの、遺書の二枚目。 警察の方が来られるまでの僅かな時間。 使用人を集められた先生が、私たちにご主人様の死を知らせた時には一枚しかなかった遺書。 私がご主人様の部屋から出た後、遺産欲しさに誰かが、おそらくおそらくご主人様に毒を盛って殺した犯人が持ち去ったのだと思っていたそれを、まさか先生が抜き取っていただなんて…。
(153) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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嘘偽らざる本心を告げるなら、私は6年間、ご主人様に毒を盛って殺したのは先生ではないかと疑っていました。
夜遅い時間にご主人様の私室を訪ねて来て ご主人様に毒を盛ることが出来る誰か。
そしてご主人様が書き遺して私に握らせた、『裏切り者には、報復を』という三枚目の遺書。
裏切り者と言われて真っ先に思い浮かべたのは、ご主人様が最も信頼していた、ご主人様の右腕。 執事のシュテファンさんでした。
私の心は、千々に千切れるようでした。
ご主人様に毒を盛って殺したのは先生ではないかと疑う私と、先生がご主人様を殺すはずがないと言い聞かせる私。
(154) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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何年かぶりに痛いほどに脈打つ心臓を深呼吸一つで押さえつけて、私は手紙の続きを読みました。
そこにはご主人様の隠し金庫から見つけた三枚目の遺書について書かれていました。 そして先生が、ご主人様を殺した犯人と、あの当時館に居た全員に報復しようとしている事。 そのための計画を練っていて、協力者が欲しいという事が書かれていました。
(先生が…、私の助けを望んでいる…)
ご主人様を殺した犯人への復讐。 そして、ご主人様の死を自殺と処理されることを黙認し、遺産を手に去って行った使用人たちへの報復。 それは私にとって、とてもとても甘い誘惑でした。
そのために、犯人かもしれないと疑っていた先生の力を借りることになるのだとしても。
(155) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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その日の夜、私は手短に返事の手紙を書きました。 ハウスメイドの私は、自由な時間という物がほとんどありません。 ですから先生と私的に会って話すのは難しいことでしょう。 特に秘密の話しをするのであればなおさら…。
ですから私は昼間の内に、歳の近いキッチンメイドの女性に声をかけておきました。 本来ならキッチンメイドが行くはずの買い物を、一度だけ頼んで代わりに行かせてもらえるように。
先生への手紙に買い物へ行く日と大体の時間を記して封を閉じました。
もしも、先生がご主人様を殺した犯人だったら…。
私はそこで考えることをやめました。 どちらにしろ、私の望みはただひとつ。
『裏切り者には、報復を』
ご主人様の遺された最後の言葉を忠実に実行すること。 遺産を受け取った全ての使用人に、裏切りの報いを…。
(156) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[古いトランクに荷物を詰め終わると朝ごはんもそのままに部屋を出て行った]
いつ、戻ってこれるのか…。
(157) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[くすっと笑った拍子に(>>127)ナタリーの短い髪が揺れた。
「仕事の時だけ使うの。」と言ったナタリーの口元はまだくすくすと笑っている。]
・・・・・・
[ニキータは差し出されたままのケース(>>90)からヘアピンを数本つまみ上げると、手の中で軽く握り、まるで壊れ物のように繊細な仕草でポケットへと仕舞った。
やがてナタリー宛ての招待状が差し出される。 この分だと全員に同じ文面で送ったに違いないと思わせる、同じ内容のものだった。]
(158) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[にっこりと笑うエレオノーラの笑顔は無邪気なままで、 押し花をプレゼントという言葉にニキータはこくんと頷いてみせた。
窓の外を見ると、記憶に残る町並みが見える。 どうやらもうすぐ到着するようだ。
The Crimson Mansion
あの日以来、訪れることのなかった館はそう呼ばれているらしい。 目を凝らして闇夜の先を見る。 息が馬車の窓を白く染める。
それがあの日の早朝に重なって。 ニキータは馬車が館に乗り入れるまで、少しの間目を閉じた。**]
(159) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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執事 シュテファンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(執事 シュテファンは村を出ました)
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ロラン「――今、何て…?」 狭い馬車の中に座ると、いつもの微笑を顔に貼り付けながら改めて声をかける。 「どうしましたか?ロランくん。お元気でしたかと聞いたのですが。」 ふふっ…よかった。ちゃんと聞きとってくれたようですね。 さて…ここからどう彼を追い詰めて、私の手足のように仕立て上げましょうか。 いえ、いくら今キリルくんと3人だからとはいえ、今ここで話すには時期尚早といったものでしょう。 それに…ロランくんの秘密を、キリルくんには出来ればかくしておきたいですね… 手札をすべて見せるのは、まだ難しい。
(160) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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ガラガラガラ…
やや小型の、馬車が夜道を進む。
ガラガラガラ…
乗っているのは、御者のほかには女が一人。
「…ふふ。」
女の手には、手紙が一通。
「誰かしら。こんなこと。」
ガラガラガラ。
「そうっとしておけばいい物を。わざわざほじくり返すなんて。」
ガラガラガラ。
女の手には、小瓶が一つ。
「ふふ。誰だか知らないけれど、お望み通り、お祝いしてあげるわ。貴方の死でね。ふふ。」
(#7) 2011/12/11(Sun) 00時頃
ガラガラガラ。
馬車の中で、女が嗤う。
「ふふ。ふふふ。」
嗤う。
嗤う。
「ふふふ。楽しみね。」
馬車は間もなく、目的地に着く。
(#8) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[招待状には馬車の向いが来ると書かれていた。...は屋敷のことを白い息を吐きながら思い出す]
ご主人さま…。
[...は吐き気を催し、その場に座りこんだ。それと同時にまるで地獄への迎えのように真っ黒い馬が引く馬車が止まる。あの日々が蘇る…、...はと目を細めながら決意をし、馬車に乗り込んだ]
(161) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[抜け穴を抜けると、街中のとある酒場の裏手に出る。軽く服の誇りを叩いて、髪を撫でつける。]
さってと。 急がねぇとな。 [足早に歩き出す青年の脇で、一台の馬車が止まった。思わずそちらを見ると、御者と目が合う。なんだか不気味な御者だ。]
…え? [招待状を。そう、一言言われて、合点する。どうやら、迎えに来られてしまったらしい。修道院を出ていてよかった。]
はい。 [封筒ごと招待状を渡せば、一瞬だけ確認して、封蝋だけ取って、後は返してくれた。]
どーも。 で、これに乗ればいいの? [無言で頷く御者に、軽く会釈を返して馬車に乗り込んだ。]
(162) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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>>147 じゃあ、こんなのはどーお? 「このパーティーの主催者を探し出す」って依頼。 受けてみない? [レイスの顔を覗き込み、ニヤリとしてみせた。 もちろん成功したらお金は払うわ、と付け足し笑う。]
[>>159頷いたニキータは押し花を受け取ってくれる、ととらえていいのだろうか? でも、きっと彼なら喜んでくれるはず。 思い出の場所は、もうすぐ。 過去に思いを馳せながら窓の外を見つめる。 馬車の振動に合わせて柔らかに髪は揺れ。]
(163) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[馬車に乗れば、女が一人、先にいる。妙な、胸騒ぎを覚えつつ、軽く会釈して向かいの席に座る。あまり大人数が乗ることを考えていない、小さな馬車だった。]
…。 [沈黙が、馬車を支配する。ただただ、無言の時間が過ぎる。しばらくして、視線を感じて目を上げると、女とばっちり目があった。]
…あ。 [何故だろう。何かと合致しかけた。しかし、青年はまだ、思い出さない。その女が、青年に悪魔の囁きを吹き込んだ張本人であることを。]
[くすり。小さく笑った女に、何故か、吐き気を覚えた。ついと視線をそらすと窓の外を眺める。血のように赤い、夕日が沈もうとしていた。]
(164) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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ニキータかわいい><w 元気っ子のがやっぱり動きやすいね。てへ。 シリアスな村だとこういう子一人は要ると思うのは僕だけ? ずっとしんみりしてるのが嫌いだからかしら。
(-46) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[話に適当な茶々を入れながら物思いを再開する 考えてしまうのはやはり七年前の事 自殺なら何も問題はない、他殺だった場合今回の招待は謎を含みだす 誰の出入りも無かった屋敷、他殺なら誰かが毒を飲ませた事になる
では誰が?
それが分かれば探偵として名がもう少し売れているだろ あの時の印象だけで言ってしまえば『高貴に付随する義務』を教え込もうとするシュテファンや色々と恩義のある連中に動機は無いと思えるが・・・ 辞めだ、この道は四年前に通った その結果行き止まり・・・いや道が広がり過ぎた
思考を割くように窓を叩く音が聞こえ顔を向ける ニキータのメモを読みその通りだとうなずく 差し出された招待状を受け取り、何気なくニキータを見る 前髪の下からこちらを覗く眼、七年前と変わらぬその瞳 そういえば、ニキータだけは旦那様を殺す事は出来なかったか あの日、寒さと物音で眼を覚ました俺はニキータが部屋を抜け出すのを見て慌てて後を付けた 同室で年上の俺が監督不届きで怒られるのが嫌だったからさっさと連れ戻そうとしたが、しばらく歩いた後邸内に戻るのを見届けている。 毒殺なら確立がない訳じゃないが一番可能性が低いのも事実だ]
(165) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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[>>133二度目の停車で馬車に乗って来たのは執事のシュテファンだった。「お久しぶりですね」と挨拶するシュテファンに、...もお久しぶりですと微笑んで答える]
「 」
[シュテファンが...の隣に座る際、なにかを小声で呟いた気がしたが、車輪の音で聞き取れなかったため...は初めから聞こえないふりをした]
[窓の外の景色が段々と自然の色であふれ返り始めた。幼少期の7年間を過ごした屋敷へもうすぐ辿りつくのだろう]
(166) 2011/12/11(Sun) 00時頃
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フィグネリアは、メモを貼った。
2011/12/11(Sun) 00時半頃
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[そういう意味では、一番信用できるのはニキータなのかもしれない しばらくニキータを見ていたが身を引いたため視線を逸らす]
>>163 [笑ってみせるエレオノーラに笑い返す] その報酬、花の金じゃないだろうなエレノア? だが面白そうだ、ただで受けてやるよ 元同僚のサービスで一回だけだぜ
(167) 2011/12/11(Sun) 00時半頃
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-回想・8年前― [お世辞にも綺麗な格好とは言えない風貌で...はいつも立っている場所に立っていた。すると酔った男が一人、...に絡む。...は避けようと顔を背けるも男に服を掴まれ阻まれる]
やめて、やめてください。
[男は...は売女と罵り、服を脱がそうとする]
本当に触らないで!!
[汚い仕事をしている自覚はあった。ここでも自信と誇りを持ってやっているそんな人もたくさんいたが、自分にとってそれが持てない…その仕事はただの汚い仕事でしかなかった。このまま身を委ねるだけで男は収まるだろう。嫌だ、嫌だ言ってられない。だって、自分は汚い仕事を罵られて仕方ないような人間なんだから―そう思っては抵抗する力が弱まる。その時、...の服をまさぐっていた男が地面につっぷした]
えっ…!?
[顔をあげるとそこには違う身なりの綺麗な男が手を差し伸べている。真っ暗な夜にその男と月が重なり、手をとった。...はそれは救いの手だと思ったのである]
(168) 2011/12/11(Sun) 00時半頃
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…っ。 いえ、何でも…。
[あからさまな反応を見せてしまった事に、内心舌打ちをする。 先ほど、キリルから発せられた「脅迫状のよう」という言葉も相まって、思考が良くない考えに動いていたのかもしれない。
改めてシュテファンを見れば、涼やかな顔で返されてしまった。
聞き間違えなのだと、強く心に言い聞かせる。]
(169) 2011/12/11(Sun) 00時半頃
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-回想 1年前の12月-
ご主人様と旦那様の交友は古いらしく、そのきっかけはご主人様のお屋敷のそばに旦那様が所有する別宅があるためだと先生に教えて頂いたことがありました。
夏の避暑や、狩りのゲームをする時などに使われる別宅。 毎月決まった日と、別宅を使用する数日前に業者の人と別宅を大掃除するのは、本宅の使用人数人。 人の住んでいない別宅は毎月掃除をしていても埃が積り汚れが溜まるため、他のメイドの方たちは掃除に参加しようとはしません。娯楽も何もない郊外の別宅で丸二日掃除をするのですからそうでしょう。 ですが私は決まって、その数人に希望を上げていました。
なぜなら旦那様の別宅とご主人様のお屋敷は、女の私でも数十分で行き来できるほど近い場所にあったからです。
ですから私は、他の方たちが寝静まった後にこっそり別宅を抜け出し、廃墟となりつつあるご主人様のお屋敷へ通っていました。 ご主人様のきまぐれで教えて頂いた、井戸から続く地下の迷路。 私が教えていただいたのは執務室へ続く一本だけでした。
(170) 2011/12/11(Sun) 00時半頃
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/* 中の人予想 初日にキリル:葬夜さん フィグ:ワラさん エレオ:晴香さん だけは予想
(-47) 2011/12/11(Sun) 00時半頃
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