
824 幻鏡堂にて、君と出会う【第二幕】
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラヂオが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、オオコウチ、キジノメ、ルリハ、カヲル、エンジ、カスイ、アンゴ、スズ、ユウナギ、ニシノ、タマの11名。
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/* あ、日替わりの事をすっかり忘れていたw
(-0) 2016/07/06(Wed) 00時半頃
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[いつも紅茶や緑茶など、馴染みのあるものしか出さなかったからこういう飲み物は新鮮なのだろう。 初めて見る色や匂いに眉を寄せる雉ノ恵>>1:381にくすりと笑みを浮かべながら、飲み物かと確かめる声に頷いて肯定する。 宵谷はどうだっただろうか。
硝子のカップを傾けこくこくと青を飲み干していた雉ノ恵の手の中で、海の青が宵闇の紫へ。 檸檬を足して紫からピンクへと色彩を変える。
その様子に無邪気に声を上げる雉ノ恵に、笑う口元を指先で隠しながら、渚もまた肩を揺らして小さく笑った。]
ふふっ そんなに喜んでいただけるとは思いませんでした。
[むしろ、雉ノ恵は無反応かもしれないと思っていたから。 さて、同じように飲んでいる宵谷の反応はどうだっただろう?
失礼にならない程度に「お味はいかがですか?」と、彼の顔を覗きこんだ。*]
(0) 2016/07/06(Wed) 00時半頃
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え? 褒められたら照れちゃうぜ? >>1:383
[機嫌よく、ころころと笑う。 そして、安吾をじっと見つめて、髪の短さを確かめるように、わざと毛先を弄った。]
じゃーあ、いっぱい生きていっぱい幸せにおなりよ。
[生きている以上は望むものなのだという言葉を受けて、少し偉そうな言い方で、おどけて返した。**]
(1) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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/* ラヂオ壊したかったな… 移動するときに勢い余って棚から落とせば良かった。
(-1) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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/* もう半分終わったとか信じたくない…もっと時間が欲しい…
現時点、選ぶなら、美波さんとほとりさん2択だな。
ナカノヒトがNL陣営だからほとりさんの方へ目がいくし、これからもっと喋ってやり取りすれば、フラグ立てれるとは思う。人形が決定権ある村だしね。 でも、ほとり×香水の芽を潰したくないという気持ちもある。
美波さんは、>>1:335>>1:336読んだ時、菩薩様かと思った。 私さ、この村で一番ログが拙い自信があるけど、それでも一日目ずっと一緒に居てくれて西野カナばりに震えた。 素敵すぎる…瑠璃花も「美波さんみたいな女性になりたい」と言ってます。
(-2) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[>>1:381不思議な色のお茶には、雉ノ恵も初めて出会ったようで、共にちょっとしたわくわく感を共有しながら… カップに手を伸ばすのも、口をつけるのも、雉ノ恵のタイミングとほぼ同じだったかもしれない。 お砂糖を溶かしてふうふうと飲んでいく内に、青色は段々と深みを強め、ついには紫色へと変わっていった。]
…んっ!? あれっ、え…?えええーっ? す、すごいね。何で、色が変わるんだろう…
えと、つぎ、次は檸檬?
[渚に確認を取るよう、ちらりとそちらを向いてから。 なにか、渚の表情が楽しんでいるようにも見える。 檸檬を沈めれば…瞬間、深海を思わせる色が桜色に変わって、ぎょっとする。]
(2) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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/* ほとりさんとももっと喋ってみて、様子を伺ってから決めよう。 でも多分、瑠璃花の性格上、先に「自分と契約して」と言われた人と契約しそうだな。
あと、渚さんメモ。 瑠璃花が部屋に閉じこもって、もきてくれる人居るか不安だった。 応接間にいた方が、きっとやりとりできると信じてる。 多角に溺れる問題もあるけど(一番溺れている人。ちゃぷちゃぷ)
(-3) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[声が出なかった。 呟かれた声鳴き音に愕然とし、胸が痛んだ。それを望んだはずだったのに。彼や、彼女らとの関わりが生んだ歪が、違う形で突き刺さる。はくり呼気が乱れるを寸前で留まり>>1:384
秋月の令嬢の顔で、彼の主らしく振舞おうとし]
……困らせるつもりなど。…… 今の先を見てしまうのは仕方なきことではなくて。
[困らせるつもりなどなかった。など言い切れない。 歯に衣を着せぬもの言いは、捨て鉢気味。心の奥に潜んでいたものが、顔を出すのを止める術。理性的な側面がばらばらと崩れ落ちていく。らしくない。
――家令の本分を超えぬほとりに対して、なんと云う脆さ。
秋月の、…、彼の主たらんとしていたはずなのに。幾度目かのため息に心が震えるを抑え、両手が膝の上で丸く固くなる。]
………そう? 貴方は、常に…他者を優先するから。
本当に そうよね。
[案じたのは、使用人のほとりではなく。 幼馴染の彼へだけど。大きなお世話だったのだろう。他者を思う優しい、ほとり。その反論は、従者としての正論。ただ。
続いた言葉が含む稚気は幼い頃のような膨らみを感じ。]
(3) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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彼らには心があるのよね。 …その心を‥私は。
欲しいものを、欲しいと言って?―――
[ぱちりと瞬きがほとりを見る。>>1:385 特別な子が欲しかった。ただの人形ではだめだと思っていた。 彼らの心は確かに特別。連れていきたいと、共に歩もうと思える子らがいた。けれど、‥連れていけるのはあくまで人形だから。それは、彼らの心を。うなずき返すだけではない彼らを……。
ぎゅっと知らぬうちに、握りしめた手が固く震えた。 一人で歩むには心細くて、暗い夜道。そこを歩む方法は]
其処を超えなきゃ、私は進めないわ。
[パブロフ犬めいた仕草を横目。 呟いたのは、真実。最初からそうだった。向き合わねばならないものが目の前にある。それを今まで見ない振りで過ごしてきただけ。逡巡をため込んで]
(4) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[>>1:381目前にいる雉ノ恵は声をあげて驚いて…というより、はしゃぐ様な楽し気な笑顔を見せていた。]
うんっ、みたみた! 手品みたいなお茶だね。 …これにさらに何か入れたりしたら、また変わったりするかな?
[問いかけはどちらにという訳ではなく。 カップを手に、中の檸檬をゆらゆらと揺らして、色変わるかなとしばし観察。
初めて見る摩訶不思議な紅茶のサービスに、心が弾むのはこちらも一緒。とばかりに、自然と笑うのだった。]
(5) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[栞を挟むような声。 人形にも、心がある、ならば、人との違いは。 この道を誤りとは思わなかった。秋月の令嬢として生まれたこと。大河内たるほとりの主でいれたこと。…現実を見据える眼を持っていたこと。そう、それなのに自ら開いてしまった。]
え―――?
[悪戯気に双眸を細めるほとりのかんばせが昔に重なる。信じられぬ呼び名。あの頃が帰ってきたようで喉が詰まった。]
ほと…り、にぃっ。
[零れかけた言葉を。呼び名を両手で抑え、息を飲み込んだ。 予想外、想定外だった。すべてすべて。彷徨うよう視線は揺れ。誤魔化す為の一歩を刻もうと探るさなか。]
2016/07/06(Wed) 01時頃
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[栞を挟むような声。 人形にも、心がある、ならば、人との違いは。 この道を誤りとは思わなかった。秋月の令嬢として生まれたこと。大河内たるほとりの主でいれたこと。…現実を見据える眼を持っていたこと。そう、それなのに自ら開いてしまった。]
え―――?
[悪戯気に双眸を細めるほとりのかんばせが昔に重なる。信じられぬ呼び名。あの頃が帰ってきたようで喉が詰まった。]
ほと…り、にぃさ。
[零れかけた言葉を。呼び名を両手で抑え、息を飲み込んだ。 予想外、想定外だった。すべてすべて。彷徨うよう視線は揺れ。誤魔化す為の一歩を刻もうと探るさなか。]
(-4) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 01時頃
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[あやす指が、額に影作る。>>1:386 トン、と触れる真似するそれをきょとり。 感心しません、と告げるほとりを見つめて、首傾げ。あら、でもと続く反論を封じ込めるような指先。躊躇いなき距離。
それにそっと顔を伏せて表情を隠す。]
………無茶を言わないで。
[密やかなる言葉。 視線に答える声は少し弱く、座した席より立ち上がり。スズと西野の視線が、高円寺と瑠璃花に向かうのを見れば、少し本格的に休むわと告げ。共をするようと声も掛けず、独り言を呟き。
襖絵の1つ。朧薄に足を向けた。]**
(6) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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/* お兄ちゃんって呼んだって良いんじゃよ!香水ちゃん!!
(-5) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[ふわりくるりと感情にあわせて変わる表情は人の少女そのもので 陰りを見せ零す言葉に、胸のうちで聞こえぬ溜め息をつく>>1:388 ここにいない過去に憤っても仕方が無いけれど]
その買い手というのは馬鹿な人ね。 どれだけ似せてもその人の魂が宿るわけじゃないのに。
[性格が違うことをなじられ、その女性と同じように振舞うように強いられたのだろうという想像はつく。 自分ではなくなる事を強いられ自分を見失ってしまっていたのだろう。 「どうすればいいのか」と悩むほどに]
目の奥が、ジーンと…… それはね、嬉しさで胸が一杯になったということよ。
[人であればそれは泣き出す前兆だろう だけど、いまだ人形の身体を持つ瑠璃花は泣く事ができない 今まで、苦しかった時も、きっと 涙を流す事が出来たなら、少しは気持ちは軽くなったのだろうか]
(7) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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…私が欲しいもの…は。
[かき乱された心。本当にほしいもの。 お父様は此処にいないなら、言ってもいいの? 迷惑では、‥なくて、つぶやく声は、惑い。小さく首振る足音は静々と。だが、どこか迷いが生まれてゆらり儚げに軸がぶれた。]**
(-6) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[落ち着くのをまって、笑顔が自然な物に変わる頃 触れた手の感触を確かめる様子にこちらも嬉しさがわいてくる>>1:389]
ありがとう。
[この手で少しでも落ち着いてくれるのならいくらでも貸そう。 懐いてくる姿はとても可愛くて、愛しくさえ感じられた。
その平穏を、ぽんっと打ち抜くかのような声に驚く瑠璃花を宥め 何事かとみればそこにあるのは主従の姿>>1:359>>1:372]
大丈夫なんじゃないかしら…とても、その、楽しそう?
[適切ではないと思いながら、他に言葉が見つからず 件の家令が聞けば、また子供扱いをといわれそうな物言いを一つ]
(8) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[そうして、スズたちのほうを見て、彼らの様子を把握したらしい瑠璃花が不安げに一度こちらを見る。 大丈夫、と言うように頷けば、きりりと表情を整え歩き出すのを 支えるようにゆっくりと、その手を取ったままついていく]
(9) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[微かに震える手を大丈夫と言うようにきゅっと握る。
頑張って、と、応援するように]
(-7) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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[そうして、漸く二人の前に立った瑠璃花を励ますようにまた手を握る。
何度も言い直して、最後に口にした言葉を聞いてにっこりと笑い>>1:392]
頑張ったわね、瑠璃花さん。
という事なので、お邪魔しても大丈夫かしら?
[と、先客の二人に尋ねる。 どうやら、やはり助け舟は必要だったようで、快く西野と名乗る青年に迎えられ>>1:393]
そういえば、まだ西野さんには名乗っていなかったかしら? 高円寺美波といいます。よろしくお願いしますね。
[そう言って頭を下げて少しだけ後ろに控える ここでは瑠璃花を立てようと、自分は援護に廻るつもりで。**]
(10) 2016/07/06(Wed) 01時頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 01時頃
絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 01時半頃
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/* すだちの悪い癖がでたきがする いや、いや、まだだ!!
(-8) 2016/07/06(Wed) 01時半頃
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/*わるいくせ、=ふらぐのよみまちがえ
(-9) 2016/07/06(Wed) 01時半頃
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[緊張でドキドキしながらも、答えも知りたくて興味を示していたら。 返ってきたのは、酒と煙草と女と……本?>>1:387。]
お酒と煙草は飲みませんし吸いません。 特に煙草は着物に匂いが付いてしまうので、店の中では禁煙になってます。 その、本はあまり読んでないので、詳しい話は……。
[仕事が忙しく中々本を読む機会が無かった娘は、本の話題には疎かった。 こうして本屋さんと話が出来たのだから、今度の休みに近所の本屋にでも出向いてみようか、と思っていたら、今度は女性がどんな可愛い物を好むのか、と。]
それも人に寄りますよね。 子供だったり動物だったり、小物だったり色々ですが。 犬や猫とかの動物は可愛いのが多いと思ってます。 兎とか鳥とか馬も可愛いと私は思ってますよ。
[娘は動物が好きな様で、様々な動物を挙げながら。 ふと西野が営む本屋の猫の事を思い出し、どんな猫なんだろうか、きっと可愛らしい猫かな?と思えば。 この時だけ緊張が解け、ふわりと笑ってみせた。]
(11) 2016/07/06(Wed) 01時半頃
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[少しだけ緊張が解れてきた時に、瑠璃花が美波と手を繋ぎながら此方側へと歩いて来て>>1:390。 娘はそれに気付くのに遅れ、西野が美波と瑠璃花の為に席を空け此方に近付いてくる>>1:391。]
えっ、えぇ!?
[さり気なく近付く西野、当然娘は再び緊張感を高め、驚きの色を強め遠慮しようとしたのだが。 勇気を振り絞って会話に混ざりたい旨を伝える瑠璃花の声に娘はびくり、と>>1:392。]
は、はいぃっ、だ、だい、じょぶっ……です。
[元より瑠璃花達が来るのは問題は無い。 最初は人に怯えていた少女が自らの意思で会話に混ざろうとしたのは喜ばしい事て、笑顔で迎え入れたいところだが。 いつの間にか西野と隣り合う様に座った娘は、それを気付く事無く。 只々焦りと恥ずかしさに格闘しながら、身体を強張らせて彼の隣に座っていた。]
だ、だ、大丈夫ですっ、高円寺、さんっ。
[会話に混ざった瑠璃花を褒めてから後ろに控えた美波にも返答はしたが>>10。 娘の態度は、明らかに大丈夫じゃないのは分かるかと**]
(12) 2016/07/06(Wed) 01時半頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 01時半頃
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こういう風に、一緒に楽しめるお茶って、いいね。
[側にいる渚には聞こえぬよう、雉ノ恵の方へと肩を寄せ、くすりと笑った。]
(-10) 2016/07/06(Wed) 01時半頃
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[こちらを真っ直ぐに見て来る雉ノ恵の表情は、少年のようなと表すのが適切そうだ。 きらきらとした表情に向けて、小さな声で囁くように、感情を共有するのだった。
そして側でこちらの様子を微笑まし気に見守る渚に向けて、]
渚さん、楽しいティータイムのプレゼント、ありがとうございました。 世の中には、こんな、不思議なものもあるんだね…
[もう最初の色には戻らないカップの中身を見つめ、残る桜色はほどよい熱さになっただろうか。 目まぐるしい変化の最中は味わえなかった、香りや味を楽しむように、少しずつ飲んでいく。*]
(13) 2016/07/06(Wed) 01時半頃
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[失言だったか、と悟るのは容易でも、 口を閉ざした貝になることは出来なかった。
心は本来、銭金で取引されるものではない。 頷くばかりの人形ならば秋月の家にも多くある。 だが、ただの人形らでは主の心を満たせない。]
“先”ではなく、如何か“今”をご覧下さい。 俺が困ってしまうのは、 御嬢様の今が迷っているように見えるからです。
[秋月の姫君、完璧な淑女。 彼女の父に望まれ、家に望まれた形。 しかし、ならば、彼女の本当の心は何処へ行くのか。
揺れた瞳を追い掛けて、強張る気配に唇を結び。>>3]
(14) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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家令が主人を優先させるのは当然のことです。
控える時か、そうでないか。 それくらいの区別がつかぬ童ではありません。
[返したのは使用人として割合大きな語。 或いは、忠誠を翳す野暮な一言。
しかし、小さな割合で込めたのは、幼馴染としての助言。]
御嬢様は肝心な時こそ竦んでしまわれます。 俺が何のために伴に着いたのか。
―――…貴女のお力になる為です。
[頷くだけ、誉めそやすだけ、それだけでは足りない筈だから。 心は買うものではなく、添うもの。>>4
本当はそんなことくらい、聡明な彼女も理解しているだろうに。]
(15) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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自ら、御一人にならないでください。御嬢様。
[励ますでも、按ずるでもなく、唯の本音として声を舌に乗せた。 そして、咄嗟に閃いたのは、件の呪文。 自身には未だ操りきれぬものだが、愚直に捧げることは出来る。]
……“大丈夫”ですよ、御嬢様なら。
[それが、どれほどの力を持つかは、分からないけれど。]
(16) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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[彼女の小柄から香り立つのは戸惑いの色。 口が過ぎたとしても、後悔を立てぬ悪癖が見え隠れ。
俯く彼女が絞り出した声は、実に秘めやか。>>6 今度ばかりは己も溜息ではなく、半歩下がって一礼を返した。 立ち上がる際に、手を貸さぬなど初めてかもしれない。
家令は一途に、白手袋に包まれた掌を自身の胸に宛がい、 過去の重みに頭を押さえつけられたよう、粛々と頭を垂れていた。*]
(17) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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―――…見えすぎる、と言うのも考えものか。 俺もまだまだ、未熟だな。
[呟いた声は短い距離を落下し、床に零れる。 上下もなく呼び合っていたのは、随分昔の事なのに。
賢き秋月の姫君の願いを叶えることも、 幼き香水ちゃんの望みを果たすことも、 どちらも、己が心より求めたことであったのに。*]
(-11) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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[溜息すらなく緩慢に上体を起こすと、 時間を贅沢に使って足元に視線を落したまま。
されど、ハタと他方からの視線に気付けば>>1:389 散々、心配を掛けた高円寺と瑠璃花の姿を視界の端に納め、 誤解を招かぬよう、緩やかに首を振ってみせた。
こんな時も、きっと、この言葉を用いる筈。 ―――― 大丈夫、と、音のない扱い慣れぬ言の葉を。**]
(18) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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[カモミールのほのかな香りに気分も落ち着いたところで、雉ノ恵に向き直り、口を開いた。]
…あのね、ちょっと聞いてみたいんだけど。 雉ノ恵兄さんや薫や、瑠璃花さんみたいに、 自由に言葉を話すことが出来ない子でも…
心を、持っていると、思う?
[それは唐突な質問だった。 心を持つ彼ならば、他の自律人形の心も感じることが出来たりするのではという、期待を込めて。]
えーと…なんでこんなこと聞いたかって言うと… うちの旅館にはたくさんの自律人形が居るんだ。 でも、最低限の会話くらいしか出来ないし、表情も細やかに変わる事はないんだよね。
人が扱うものには魂が宿るとか言われるから、その子たちにも、 その、”魂”っていうのがあったりするのかな…っていつも考えてるんだよね。
[数日前の女将とのやり取り(>>0:82>>0:83)を思い浮かべて、表情にやや陰りが差したか。**]
(19) 2016/07/06(Wed) 02時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 02時頃
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/* 何話そうかなって、話題作りが難産過ぎた。
第1案、薫と似てるって言われたけど、どう思うー?(ちょっと話題が軽すぎる…却下) 第2案、本好きなんだ、何読んでたの?(これは後からでもできそう) 第3案、渚さんってどういう人なの?(びっくりさせるの好きなのかなって問いかけてみたい) 第4案、他の2人とは、仲いいんだ?(いつか聞いてみてもいい)
あーるぴーむじゅかしいよ
(-12) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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/* 「大丈夫」が呪文になってるー
うちのこの口癖でもあるんだ、大丈夫、は(つまり、これを連呼する=さみぃさんでもある) 大丈夫大丈夫いってる本人が一番大丈夫じゃないと言う話(
(-13) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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[他にも色が変わるのかと、桃色の海で薄い檸檬を揺らす宵谷>>5 残念ながら、マロウブルーの劇的な色彩変化は三度まで。 檸檬が揺れたことで桃色はより鮮やかさを増すが、それはおそらく二人の期待に沿うような変化ではなかっただろう。
けれど一時とはいえ、二人の喜ぶ様子に、渚もまた嬉しそうに目を細めて笑った。
山藤の間に青年二人の高らかな声と、渚の小さな笑い声が響く。
宵谷が雉ノ恵に何か囁くのには、おや、とまたひとつ笑みを零し。 改めて告げられるお礼の言葉>>13に、緩く横へ振りかけた首を緩慢に傾げ。]
楽しんでいただけたのなら何よりです。 榛名ではまだ珍しいのですが、別の浮島では自宅で花を栽培して飲むところもあるそうですよ。
[もう最初の色には戻らない。 それは人も、自律人形も同じ。 一度変われば、その変化が良いものであれ、悪いものであれ、二度と元の状態に戻ることはできない。 その変化をどう受け止めるか。
どうか今回の出会いが、彼らにとって良い変化のきっかけになる様に…。]
(20) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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[その後少しの歓談を挟み。 何か本題>>19を切り出したそうな宵谷の雰囲気に、渚は二人に退席の意を告げる。]
それでは、私は他の方にもお茶のお代わりを配って参りますね。 お二人はどうぞごゆっくり。
[雉ノ恵に向かって小さく声を転がすと、まだ半分ほど中身の残るポットと未使用のカップ二組を乗せた盆を持って渚はゆるりと席を立った。
そろそろあちらも落ち着いた頃だろう。 味が無く初めての人にも飲みやすいマロウブルーにカモミールをブレンドしたのは、お日様の香りがする白い花のハーブの効果を期待したから。]
(21) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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いいお顔になられましたね。
[目を覚まして間もなくの。 或は幻鏡堂へ売られてきてすぐの頃の。 様々なことを諦めてしまったような。 感情に封をしてしまったような。
あるはずの心に蓋をしていた青年の朗らかな笑顔に、渚はまるで子を見る親のような眼差しで微笑んだ。*]
(-14) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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-朧薄の襖絵前-
[【山藤の間】から次に向かったのは、野桜と対面の位置にある【朧薄の間】。 そこには丁度大河内との会話を切り上げた秋月の令嬢が居ただろうか。>>6]
お疲れのようですね。 カモミールのハーブティーがあるのですが、一杯いかがですか?
[気持ちが落ち着きますよと、マロウブルーを揺らめかせながら。 木の盆にガラス製のティーセットを並べたまま、器用に片手で襖を開けて中へ誘う。
ちらと目配せした遠方。 もし目が合う事があれば、唇だけで言葉を紡ぎ、大丈夫と言うように微笑んだ。**]
(22) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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すこし おかり しますね
[それがカップへハーブティーを満たす数瞬になるか。 満たしたカップを空にするまでの数分になるかは、秋月の名を冠する彼女の気持ち次第…。*]
(-15) 2016/07/06(Wed) 02時半頃
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…環は面白いな、その呼び方がいいなら僕は構わないよ。
[家族ごっこ以外からも兄と呼ばれる。 何かこう擽ったいような変な感じはするも、嫌ではなかった。 新鮮、と呼ぶ環を見ながら構わない、と小さく告げて。>>1:394*]
(23) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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だってこんなの僕初めてみたし! 人間ってすごいんだな…こんなのまで作り出すのか。
[何度も瞼をパチパチとさせながらカップの中身を見て。 普段表情、喜怒哀楽を顔に出さない青年が、 まるで無邪気に燥ぐ姿はナサギも初めてみただろう。>>0
青年と同じように驚き、凄いと声を上げる環に首を縦に振る。 檸檬か、と確認をされればまた無邪気に首を何度も縦に振りながら、 環の表情を見れば面白くて、またつい笑みがこぼれた。>>2]
ぷッ……環って面白いのな。
[こんなに笑みを零したのはどれ位振りだっただろうか。 同じように楽し気にカップを揺らす姿に、 思わず口許を緩ませた。>>5]
(24) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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……ごめん、なんか燥ぎすぎた。
[ハ、と思えば急に気恥ずかしくなり、 いつもの無表情に戻ろうか。
他人の前でこんなに笑ったのは、主が死んで以来かもしれない。 寄せられた肩からは逃げる事はしなかった。
不思議と、嫌ではなかったから。]
(-16) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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[小さな声を聞けばハ、と我に返り、表情がいつもの様に戻った。 あんなに子供のような少年のような仕草を取ってしまうとは、 幾年ぶりの事で、なんだか気恥ずかしかった。>>13]
……ナサギ、お茶美味かった。
[カタン、とテーブルへとカップを置いた後、 此方を振り向く環に気づき、小さく首を傾げた。]
僕に……?答えられる事なら。 心、 か…………。 多分、僕の見立てなら持ってはいるけど、 それは僕たちのようなものではない、って事位かな。
そうじゃなきゃ、僕や、瑠璃花や薫が此処にこうしているのに、 意味が無く生まれた事になる。
[他の自律人形も同じように心を持ってしまったら、 青年達は全員 “同じ”になってしまう。 “特別”ではなく、 “普通”に。>>19]
(25) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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まぁでもね環。 君が心を持ってると思えば、その自律人形は持ってるのかも。 ヒトは不思議な生き物だから、不可能を可能にするだろ? ……僕達が心を持って生まれた人形の様に。
[思わず苦笑を浮かべながら、首を縦に振った。 きっと、環が思えば願いは叶うんじゃないか、と。**]
(26) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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でも……そうなったら、僕達心を、 表情を持った人形は何なんだろうね……。
[誰かの “特別”だった存在の横には、 その“誰か”はもう居ない。
ヒトに裏切られるという恐怖の心を持ったまま。 だから感情を出さない“フリ”をしてきたと言うのに。]
……環の前だと、なんだか素直になっちまって怖いな。
[そう、小さく告げた表情は、少し困ったように笑っていた。**]
(-17) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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[感じる視線には気付けなかったが、 青年自身も気づいていた。
こんなに表情豊かなのは幾年ぶりの事だ、と。**]
(-18) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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/* 一晩寝て冷静になりました。 うん、よし失恋ロるまわすほうこうだな!! ねぼうしてあさじかんたりないw
(-19) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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/*通せぬ無理、をめも
(-20) 2016/07/06(Wed) 08時頃
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[起動していた二年間よりも、今の半日の方が新しい発見が多い。 お茶の美味しさ。人の優しさ。見守られることの安心感。 「瑠璃」でなく「瑠璃花」として扱われる喜び。
そして今も――「嬉しい」という身体の挙動を一つ知る>>2:7。]
(27) 2016/07/06(Wed) 08時半頃
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――伊織とスズ、美波と――
[技巧もなくただ突貫しただけだから、今ので大丈夫だったのか、何か失敗をしてしまわなかったか。 身体に熱がこもり熱さを感じていたが、西野>>1:393がにっこり笑ってくれたから、美波が褒めてくれたから>>2:10 安堵した]
よかった…。 もし、お邪魔だったらどうしようと思っていたんです。 私は、瑠璃花です。よろしくお願いします。
[伊織の自己紹介に、既に此方の事は知っているだろうが思わず自己紹介を返し、頭を下げた]
どんなお話――そうですね。 その……恥ずかしい話、外にでかけたことすら、全然なくて。 私、本当に物知らずですから、どんなお話でも楽しいんです。
[伊織と話そうとは思っていたが、何について話すか全く決めていなかったので慌てた。自分らがくる直前までしていたみたいな動物についてのこと>>2:11を詳しく聞こうかと思っていたが]
(28) 2016/07/06(Wed) 08時半頃
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[物知らずと言えど、スズ>>2:12の挙動がおかしいことは流石にわかった]
どうしたの、スズさん?
[「異性が間近に座っているから恥ずかしい」という年頃の少女の思考など持ち合わせていない人形は小首を傾げた。]
顔が赤いですけど、大丈夫?? 暑いのですか? もしかして、「風邪」というものかしら?
[少ない知識をかき集めて、スズに当てはまりそうな物を上げてみる。 何か冷たい飲み物かおしぼりをと思い、渚の姿を探すと、朧薄の間に入る香水>>2:6とそれに続く渚>>2:22が目に入った。 「お説教」は終わったのかと先ほど香水が居た場所に視線をやると、ほとりが一人でいるのが見えた。大丈夫と首を振って見せる彼>>2:18も気にはなるが、今はそれよりも目の前のスズの異変(に瑠璃花には見える)方が最優先だった]
これでは、あまり涼しくないかもしれませんが、 少しだけでもましだと思いますわ。
[渚の手が空いたら持ってきてもらおうと思いながら、当座しのぎに掌でパタパタとスズの顔元を仰いで風を送って冷やそうと試みる*]
(29) 2016/07/06(Wed) 08時半頃
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/* スズさんめっさ可愛い。 あと、>>2:4に香水さんからほとりさんへの告白あるのかしら?かしら!とわくわくしている。
[ビデオカメラを構えて録画ボタンを押した]
(-21) 2016/07/06(Wed) 08時半頃
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/* お兄ちゃん秘話がかわいい(●´ω`●)
昨日まで秘話の存在を忘れてたんだよ() 前回もたしか一回しか使わなくて…。
不意打ちで秘話来るとドキドキしちゃうね。
(-22) 2016/07/06(Wed) 10時頃
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/* >>29 こ、声に出されたら飛んで行くのに… いや、そもそもなにを…扇子?団扇?
(-23) 2016/07/06(Wed) 12時頃
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[照れちゃうぜ、なんて、口にした少女>>1に、やや驚いた顔を見せる。]
君が? 照れる?
[疑惑をたっぷり乗せた声音だったろう、しかしその後で、少女の笑いにつられるように、くっくっと笑いを重ねる。 ゆるり、青年の目元が弧を描いた。]
―――…。
[そっと唇が、吐息に吹き飛ばされそうな囁きを形作る。]
(30) 2016/07/06(Wed) 12時半頃
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――見てみたいな……
(-24) 2016/07/06(Wed) 12時半頃
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[>>12驚きの様子だったが、大丈夫との声にならと、お隣りへと席へ移動を。大丈夫は高円寺と瑠璃花に対してだとは気づけずのまま。 なんだか挙動がおかしいが、大丈夫というのであればここは変に気遣うのは余計か。 >>10>>28高円寺と瑠璃花の名乗りに此方も軽く頭を下げ、会釈を。 後ろへ控える彼女におやと首を傾げて]
美波さん、瑠璃花座らないのかい?
[空いた席を勧めよう]
(31) 2016/07/06(Wed) 12時半頃
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[>>28物知らずと聞いて]
恥ずかしい話だなんて。 物知らずと言うのは、知ることの楽しさが出来るという事だよ。 此方としても楽しむ様を見ると嬉しいね。
[となると>>11スズからの話を聞く限りだと、やはり猫になるか。実物が店にいたりするから話のネタには困る事はない]
(32) 2016/07/06(Wed) 12時半頃
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[>>29瑠璃花の言葉にスズを見て、確かに言われてみれば赤い気もする。 顔元で風を送ろうと掌でぱたぱたとする瑠璃花を見、彼女の顔色を見ようと覗き混もうと体を屈めようか]
少し赤い、かな? 大丈夫かい? 冷たい飲み物のお代わりでも頼もうか?
[体を冷やすにもちょうどいいだろうとそう案をして原因が自分とは思うまい。]**
(33) 2016/07/06(Wed) 12時半頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 12時半頃
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[しかし、一瞬見せた表情はすぐに掻き消えて、己の顎先に指を置くようにして、ふむ、と少し考えるようなそぶり。]
そうだなぁ… それじゃぁ、さ。
[顎の輪郭を辿っていた、武骨な人差し指を、ぴんと立て。 ほんの僅か、首をかしげて、〝それ”を口にする。]
約束、にしないか。
[それは、厳密には約束とは少し違うのかもしれない。 ただ…
少女が己の幸せを願ってくれるのであれば、己も少女の幸せを願いたいと。 ただただ純粋に、そんなことを思ったのだ。 その幸せを願うくらいには、青年はこの少女のことを結構気に入っていた。**]
(34) 2016/07/06(Wed) 13時頃
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/* 諸事情により、カットしたとこ↓
[おもむろに、ポケットの中をごそごそと漁る。 しばらくして、引っ張り出したのは、何かの部品のような…いや、正しく部品だった。 時計のパーツにしては大きなそれは、言ってしまえば何の変哲もない、ただの鎖のかけらだ。 それを、少女に差し出す。]
忘れないで。 約束。
[欠片ほどの色気もないその金属片を、約束の証にしようというらしかった。 嫌がらせではない。 おちょくっているわけでもない。 ただただ真面目に、形のある、長い年月に耐えうるもの、となると、青年にはこれしかなかったのだった。]
↑カットした理由? 薫ちゃん連れて帰ること密かにあきらめてないからだよぅ…(えぐえぐ まぁ、ここであっさり別れてそれっきりでもそれはそれでおいしいとは思ってる俺。
(-25) 2016/07/06(Wed) 13時頃
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/* 秘話がつかえたから割と満足。 そろそろ薫ちゃん解放しなくちゃな… 渚に絡みに行かなきゃ…
イチゴのショートケーキの形の砂糖菓子を、渡すんや!
(-26) 2016/07/06(Wed) 13時頃
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/* 思いっきり西野さんに意識はしているけど、それが恋かと言われたら違うかなぁ。 ただ男性慣れしてないから恥ずかしいだけな気がする(´・ェ・`)
(-27) 2016/07/06(Wed) 15時頃
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/* まだまだ色々知らないっていう感じです( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
さて、ロルを書こう
(-28) 2016/07/06(Wed) 16時頃
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[心臓が煩くて、何だか身体も熱くて、頭の中が混乱していて。 瑠璃花が西野に自己紹介をしているやり取りは上手く聞き取れていなく>>28>>32。
肩が張ってカチコチに緊張しながら座っていたら、瑠璃花が流石に此方の様子に気付いた>>29。 風邪か、と問われたら、ブンブンと首を激しく横に振って。]
いえ、風邪じゃないんです……違います。 か、身体は元気ですから、心配なさらないで、下さい。
[瑠璃花は異性に対しての恥ずかしさを知らない様で、娘が緊張してる理由を知らずに尋ねているが。 娘からその詳しい事情を話すのも気恥ずかしく、口にするのも憚れる。 そんな娘を気遣ってか、瑠璃花の小さな手が顔の近くで扇がれていて。]
る、瑠璃花さんっ、ありがとうございます。
[手の扇ぎだけではお世辞にも涼しいとは言えないのかも知れないけれど。 瑠璃花の小さな、でも確かな心遣いに娘はほんの少しだけ落ち着けそうだ。]
少し涼しくなりました、ありがとうございます。 でもあまり手を動かしてると後が辛くなるかも知れません、から。 手を止めても良いんですよ?
[人形に疲れは存在するのだろうか? 娘はそれを知らないのだが、何度か手を振る瑠璃花を止めようと促していたら。]
(35) 2016/07/06(Wed) 17時頃
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[緊張の原因である西野が此方の様子を、顔色を伺う様に身体を屈めている>>33。 つい視線が合い、顔色もバッチリ見えるこの距離に。]
あ、いえっ、だだ、だ、大丈夫ですっ。 今忙しいでしょうから、私のは後で、いいんですっ。
[娘は渚が朧薄の間に入っているのは知らないのだが>>22、言い繕い(のつもりの事実)をしてしまい、少しだけ瑠璃花側に寄せ。 西野の方に顔向け出来ず、ほんのり赤い顔は下へ向いてしまった。
瑠璃花の方は手狭になってないか気にする余裕は裸足で逃げてしまった。 さて、いつになったらこの事態に慣れるのやら。]
あ、あの……確か、西野さんの。 本屋さんに、猫が居ると仰ってましたよね?
[これ以上自分の事で他者に気を遣われるのが憚れるから、話の流れを変えようと西野の店に住み着く猫の話題を持ってきたが。 周囲の人達は果たして娘の切り出しに乗るのだろうか?**]
(36) 2016/07/06(Wed) 17時頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 17時半頃
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/* なんだ西野とスズの恋模様はっ!? あまずっぺぇなぁ… (恋と決まったわけではない)
(-29) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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/* あ、渚のチップでおっさん臭いこと言うと凄く違和感が… 灰とはいえ自重しよう
(-30) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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此れも今よ。 …‥。
[家令の言葉が酷く胸を苦しめる。 秋月の姫たらんとしていたはずの自身。それが崩れゆくのをせき止めるようでいて、崩壊を招くような声がする。閉ざされぬ貝口に紡がれ、いまの返答が出来ない。]
(-31) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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[>>24面白いと評する雉ノ恵には、むぅっと頬を膨らませ、]
そういう”兄さん”こそ、ひとの事は言えないんだからねー?
[>>23先ほど了承を得たばかりの呼び名を口にしながら、拗ねるような照れてるような態度を見せる。 でも、次の瞬間にはにぱっと笑って、彼との距離を詰めるように座り直した。*]
(37) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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ふふっ。謝る事ないのに。 楽しい時は、笑おうよっ。
[はっと我に返った様子で表情を戻す彼の肩を、つん、とつついてみよう。*]
(-32) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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[>>25雉ノ恵が気恥ずかしそうにしているが、環は彼を見たのが初めてなのだから「いつもの」様子と違うとは分からない。 ただ、好奇心の強いひとなのだなという印象が残った。
渚に礼を述べれば、自宅で栽培しているところもあるのだという。>>20]
そうなんだ。どんな花なのかなぁ。 …あ。西野さんのお店に行けば、図鑑とか、ハーブの本とかあるかな… 猫に会いに行く以外の目的が出来たかも。
[気に入ったものは詳しく調べてみたくなる性分で。 花壇の一角に植えられないかなーなどと思考を巡らせていた。]
(38) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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[>>21退席していく渚の姿を見送れば、山藤の間には二人きりとなった。 こちらが切り出した話題にかけてくれる雉ノ恵の言葉を、真剣なまなざしで聞いている。 「僕たちのようなものではない」という言葉には納得した用に頷いて。>>25]
…そう、か。 ごめん、変なこと聞いたね。
意思を持つ心と、意思の無い心は、確かに別の物なのかも。 えーと、自身が心を認める存在と、そうではない存在って言ったらいいかな。
[前者の例えは、ここに居る3体の事を。後者の例えは、それ以外の自律人形の事を差している。]
(39) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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人形に宿る魂っていうのが、人の強い思いや願いから生まれるなら、 その人の見方によっては、物に心があるように見えてくるのかもしれないね。 たとえ、それが無かったしても。
…人間って、自分に都合の良い物しか、見てないね。
[この言葉は自身にも向けたもの。 無いと思えば見えなくて、在る・在ってほしいと思えば感じられるなんて、全て独りよがりな我が儘だったのかもしれないと思う。 それでも僕は心の存在を感じたいと、前向きな方に思考は流れるけれど。
自分の中にあった靄が解消されたような心地になって、ふっと笑みが零れる。]
(40) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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…それを踏まえると、雉ノ恵兄さんは、やっぱり他とは違うな。 さっき一緒に笑ったでしょ? その時、僕との違いなんて感じられなかったんだよね。
[だからと言って、何という言葉を当てたらよいかは見当が及ばないのだけれど。 少なくとも、普通の人形とは思わないと。それを雉ノ恵に伝えるのだった。**]
(41) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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[何なんだろうと呟く雉ノ恵を見て、考え込むように右手を顎の下にやりながら、]
んー、見た目が違っていても、 僕は雉ノ恵兄さんの事を、魂を持つ人だと思えるよ。 だって、最初から心があるなら、それはもう人形とは言えないよ。 命ある生物(せいぶつ)だよね。
[今感じたことを率直に口にした。]
……うん?いつもは違うの?素直に生きなきゃ、苦しくなっちゃうよ。
[素直になってしまって怖いと言う雉ノ恵には首をかしげて、彼の思いなど知らないからこそ言える言葉をさらりと述べるのだった。**]
(-33) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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/* 発言を細かく分けすぎた気がしないでもない。>>40>>41は一緒でも良かったか。
ところで、中の人もマロウブルーが気になってまいりました。 効用見たら喉に良いそうで、とても、ほしいです。
(-34) 2016/07/06(Wed) 17時半頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 18時頃
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/* 安吾の発言を見た時のPLの、絵に描いたような赤面のけぞり具合よ
(-35) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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いや、分からない事は聞くのが普通だろ? だから謝らなくていいよ環。
それに、色々聞いてくれた方が、何か…ん、嬉しい、かも。
[そんなに色々と聞かれた事はないから、不思議な気持ちだ。 自分の気持ちを告げ、環の気持ちを聞き、 ヒトと人形だけども、考えが一緒の事もあれば、違う事も。
だからこそ、聞いていて面白かった。>>39]
(42) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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人形も、自分勝手なんだぜ? ヒトだけじゃないよ、生き物なんて、きっと自分勝手だ。
[青年を作った主も、そして青年自身も。 まるで自分を納得させるような言葉を吐き捨てながら。
この答えが環が欲しかった答えかは分からないが、 それでもその表情から笑みが確認できれば、 何処かほっとした様な顔を浮かべた。>>40]
そうか? あー……忘れろよ、なんか恥ずかしくなる。 心を持ってるから、見た目も大して環と変わらないさ。
でも…有難う。 そう言える環が、きっと優しいんだよ。
[相変わらず苦笑の笑みを浮かべながら、 何故か右手が勝手に環の頭を撫ぜた。>>41]
(43) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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魂を持つヒト、 か。 環にはそう見えるんだ?
――…その通りだね、やっぱり僕らは人形だから。 だから、ヒトとは違う。
人形は、いつだって素直だよ。 瑠璃花や薫見てみたら分かるだろ?
[ただし、青年は違うけどなんて言えないけど、 首を傾げて告げた環の頭を、もう一度撫ぜた。]
(-36) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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[ひっそりと囁き、撫ぜていた手を戻せば、 ソファから立ち上がろうか。]
さて、僕はそろそろ違う部屋の本を探しにいくよ。 環、……有難う。 中々いい話が聞けたよ、楽しかった。
[にっこりとした笑みを環に向けて、 青年は山藤の間から違う部屋へと向けて歩いて行った。**]
(44) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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―― 朧薄の間 ――
[一度応接室を通り、次の部屋を見れば選んだのは朧薄。 応接室は相変わらず賑やかで人が沢山、 そして薫や瑠璃花も楽しく話してただろう。
そんな様子を横目にしながら、また一人そっと部屋へと入る。]
おーここにもやっぱ本棚あるじゃん。
[先程の山藤の間よりも少しばかり大きな本棚。 其処の前へと立ち、ゆっくり本を選び始めた。**]
(45) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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/* みんな応接室から動かなんだもんwwwww エピまでに全部の部屋いけるかなぁ………。
(-37) 2016/07/06(Wed) 18時半頃
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んー…? ならいいけれども。
[首を微かに傾げてみせて姿勢を正そうか。 少しだけ離れた間に何か思った。けれどもどう思えたかはすぐに消えて。 スズから黒猫の話題が持ち上がったので有り難く乗るとしようか。]
ん、居るというより勝手に住みついている野良猫だな。 全身真っ黒な黒色の猫だよ。
[要は黒猫である。猫という動物が分かれば黒猫かと想像しやすいか。 分かりそうかなと思い、瑠璃花を見てみるが、彼女はどうだっただろう?]
名前は…、そうだな。
[ふと思いついて、とある文章を軽く、朗読を。]
――吾輩は猫である。まだ名前はない。 …なんてね。
[ちょっとおどけてそう言って]
とある小説の一節だよ。 黒猫にまだ名前を付けてないんだ。 だから名前はないよ。
[そう解説も付け加えることも忘れずに。 名付けをしないのは仕事が、とか、面倒くさいとかの言い訳しかでないので言わないでおく*]
(46) 2016/07/06(Wed) 19時半頃
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/* 毎回なにかしらやらかしますね、私は… (部屋の名前間違えて只今時空がねじれてる)
(-38) 2016/07/06(Wed) 19時半頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 19時半頃
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/* な、撫でられ…!?!?!?(動揺を隠しきれない顔)(だが嬉しい)
(-39) 2016/07/06(Wed) 20時頃
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[——— かつて。
黒鵜が二十年の研鑚の末に生み出した三体の自律人形は、彼にとって贖罪の人形であった。 彼は目の前で死んだ兄弟子、実姉、実妹の魂を人形に宿すことで失われた彼らの生を、あるいはあるべき時間を取り戻したかったのだ。
黒鵜という人形師は、ただそのためだけに在ったとも言えるだろう。 公智神社の宝物庫奥で見つけた、遥か昔の人形師が記した一冊の古書を元に、彼は三人の遺骨から錬成した金剛石を人形の核として【神宿りの人形】を造った。 それは霊力を宿すと云われる樹齢千年を超えた神木と、幾つもの稀少な素材で作ることができる。
彼の不幸は三人の死ではなく。 奇跡すら起こす、その才能。 そしてその才能に多額の財をつぎ込む蒐集家たちが居たことだろう。]
(*0) 2016/07/06(Wed) 20時半頃
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[黒鵜の才か。或は稀少な素材を買い集められるだけの財か。 そのどちらかでも欠けていれば、彼らと彼らを模した数多の自律人形が生まれる事はなかっただろう。
『青年型自律人形 和泉』 『女性型自律人形 翼紗』 『少女型自律人形 紅緒』
愛を得ることで人間になるという奇跡の人形。 黒鵜が遺した、最期の三体。
不可能を可能に。 幻想を現実に。 愛を知り、愛を得ることで人間になるという“奇跡”を“必然”に。
しかし、約束された奇跡を宿せても、人形という器の中に故人の魂は宿らなかった。
そして… 三体の作成にはまだ隠された秘話があった。 その中核を成すものこそ、『自律人形の共鳴作用』と『幻の四体目』。
つまり『幻鏡堂』と『少年型自律人形 渚』である。]
(*1) 2016/07/06(Wed) 20時半頃
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[同じ設計図、同じ御神木の枝、同じ奇跡を約束された人形。 その三つの共通点が生んだ偶然の産物。
『和泉』、『翼紗』、『紅緒』の三体は、距離に関係無く心の声だけで互いに意思の疎通を図ることが出来た。 その不思議な現象を利用し、黒鵜は建物の柱や梁に、人形の制作に用いる摩耶の希少な材木を惜しげもなく使用して一軒の絡繰り屋敷を建てる。
それが、『幻鏡堂』。 人形に悪意在る者の訪れを拒み 人形達が連れ出される事を防ぎ 人形達が招く者の前にのみ扉が開かれるよう]
(*2) 2016/07/06(Wed) 20時半頃
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[『幻鏡堂』とは、黒鵜が遺した三体の為の揺り籠であり、彼らを守る砦であり、また彼らの自由を制限する鳥籠でもあった。
そして人形達を守る番人として、黒鵜は唯一の友人とも言える久我一二三を選ぶ。
黒鵜は一二三に、柱に使ったのと同じ木の樹液から作った琥珀の数珠を渡した。 その数珠を介することによって、生身の人でも幻鏡堂にある程度感覚を繋げることができたからだ。
そしてその琥珀の数珠は初代店主 久我一二三から、二代目店主 久我渚へと受け継がれ。 渚が急死した後、彼と宮田の養子となった三代目の手へと譲られる。]
(*3) 2016/07/06(Wed) 20時半頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 21時頃
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[応接間から伺えるのは、よっつの小部屋。 襖絵に描かれるは白い冬、紫紺の初夏、 薄紅の春、そして月が隠れた淡色の秋。
人形を迎える見世としての名目上、 個々で交わす言葉もあるだろうと、 店主の細やかな計らいが伺える配置。
無論、己は個室に寄らない。
意図は知れても、一介の使用人が自律人形を迎えるなど、 分不相応であることくらい、重々承知している。]
(47) 2016/07/06(Wed) 21時頃
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[そっと緩慢にソファの背に手を掛け、 僅かに重くなった身体を支え直せば、小さく鼓膜が震えた。 生来、気配に聡い身は、咄嗟に視線を起こすが、 双眸に捉えたのは件の麗人の眼差しだけ。>>22
耳を掠めた声は気の所為か。 それとも、幻鏡堂とは彼の城なのか。 布地に覆われた指先で、耳に掛かる己が黒髪を払い。]
―――…不思議な見世だな。 彼の人形師は、遺産さえも奇跡よりだ。
[まるで鳥籠のような、宝物庫のような。
もしかすれば、この見世に馴染む店主代行の正体は、 人よりも錠前だとか、鍵だとか、そんなものに近いのかもしれなかった。*]
(48) 2016/07/06(Wed) 21時頃
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[昔、告げた言葉は秋月以外を知らない身の精一杯。 早くを望んだ心の奥は封じられ、”今”に至った。 今、本当に欲しいもの。この心内の迷い、其れを口にする決意はまだ無くて、迷う視線は彼を上手く取られず、瞳は揺れた。
秋月の姫が望む現実と香水が密やかに望む夢想>>14。 取るならば、前者。思い出を回顧し、涙零すよりも私は其方を選ぶ。通らぬどおりと通るどおりはよく知っていた。 そう、使用人としてのほとりが示してくれる>>15
従者として生きる彼を前、無様な令嬢になるまいと、気を引き締め、望もうというのに。忠誠を翳す彼は幼馴染としての助言を織り交ぜる。
一方だけならどれ程良いか。 忠誠熱き家令と優しい幼馴染の側面。]
……やはり、貴方は人垂らしよ。
[添う心は時に痛みを生む。 聡明さ故の、嘆き。叶わぬことを知るからこその利己主義。夢想家などなる気もないからこそ、泣くことも出来ぬのに。
おひとりにならないで。と彼は言う。>>16]
(49) 2016/07/06(Wed) 21時頃
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無茶を言わないで、私は一人で行くのですから。
[本音に応えるは、一つ。 此方も、本音。貴方はいないでしょう。そう唇が云う。 閃きの呪文を口にする家令を見つめ瞬く目は伏せられる。
――”大丈夫”何が。私なら? ぎゅっと知らず両手の力は強まりて。]
馬鹿ね、ほとりは本当に。
[薄っすらとほほ笑みを浮かべ乗せる唇は小さく紡ぐ。]
(50) 2016/07/06(Wed) 21時頃
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本当に乙女心がわからないんだから…
[困ったように、]
(-40) 2016/07/06(Wed) 21時頃
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は? なんだよその言い方。ボクだって照れることぐらいあるさ。>>2:30 なんだよ、そんなに笑ってー。
[口先だけは非難しているが、声色も顔も機嫌の良いまま。二人で笑う。]
ん?
[目をしばたたき、微かに囁いた唇を凝視する。だが、繰り返されることはなかった。 少しだけ目線を下げて、笑いから思案に表情を変えた安吾の、顎に当てている指先を見つめる。>>2:34 骨ばった指、黒ずんだ指先。>>0:146 やはり何か指先を使う仕事をしているのか。 自分を製作した椎嶺や、修繕した瀬名の手を思い出して、懐かしくなる。 自然、立てられた指の先に意識も集中する。]
約束?
(51) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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/* おぜうさまの生き方、本当にふつくしい。
悩んで、立ち止まって、振り返って、 そんな人間味に溢れた美しさなんだよなぁ。 その上、可愛いとくれば完璧だろ、 俺の御嬢様最高だろ……!!
(-41) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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う、うーん!
嫌じゃないんだよ。だけど、確かなことしか言いたくないから…。
[できない約束ならすべきではないと、妙な生真面目さを発揮し、少しばかり惑う。 安吾の指を見詰めたまま、しばし思案顔をする。 そして、ひとつ大きく頷くと、自分の人差し指を安吾の指に、ぴとり、と合わせた。]
わかった。頑張るよ。
それと。約束なら、こっちだよね。
[彼の前髪の奥の瞳をぴたり見据えて、あらためて小指を差し出した。]
(52) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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[一礼を返す彼。 その手が、立ち上がる身を助けぬなど、きっと初めて。>>17 だけど、それで良かった。粛々と頭垂れるほとりであってよかった。そうでなければ、秋月の姫は消えてしまう。本当に欲しいものを求めてしまう。未熟さを隠す望みは封じたはずだった。
心が導くは、現実の願い。 秋月より嫁ぐ身が望むものを。
ふらり幻鏡堂を訪れたときよりも、ぶれる足取りはそれでもしずしずと秋の穂を目指す。月は隠れようとも照らすと知りながら、襖絵の前につけば>>22渚と名乗った男が現れた。まるで手品のよう。彼は知っていたように]*
2016/07/06(Wed) 21時半頃
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[一礼を返す家令。 その手が、立ち上がる身を助けぬなど、きっと初めて。>>17 だけど、それで良かった。粛々と頭垂れるほとりであってよかった。そうでなければ、秋月の姫は消えてしまう。本当に欲しいものを求めてしまう。細い令嬢の手先が震える。未熟さを隠す望みは封じたはずだった。
心が導くは、現実の願い。 秋月より嫁ぐ身が望むものを。
ふらり幻鏡堂を訪れたときよりも、ぶれる足取りはそれでもしずしずと秋の穂を目指す。月は隠れようとも照らすと知りながら、襖絵の前につけば>>22渚と名乗った男が現れた。まるで手品のよう。彼は知っていたように]*
(53) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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/* また人の発言の間に挟まる! 毎度毎度、タイミングが悪くてごめんなさい。 確認はしている…はずなんですが…。
(-42) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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―朧薄の襖絵前→―
あら、ずいぶんとタイミングが宜しいんですわね。
[思わず漏れた言葉は渚をじっと見つめ。 マロウブルーが揺らめくのを眺めて、襖内に誘う手を遮り。少しだけ待ってとその手を静止。少し弱った眼差しで辺りを見渡せば、ほんの少し襖絵より秋の季節に続くをずれた。
朧の道筋よりずれた一歩。]
…ねえ、聞きたい事がありますの。 彼らはどうやって、心を手に入れたのかしら。
[進められた奥より下がった声。 ちょうど少しだけ離れた朧薄の間に>>44雉ノ恵が入っていく。彼は、彼らはどうやって心を得たのだろう。まるで人のようなしぐさを見せた彼を思い出して>>45後を追いかける心をとどめ。まずは、その問いかけを。]*
(54) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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この心は、彼らのものと同じなの?
[胸に触れた色素薄い手が刻むは、心の蔵]**
(-43) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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/* 本当にほとり×香水が美味しすぎる(むしゃむしゃ このまま悲恋ルートも好きだし、万が一のミラクルハッピーエンドになったらそれはそれで歓喜する。ご馳走様です(合掌)
(-44) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 21時半頃
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/* めっちゃ時間かかった。ふええ、鳩じゃこの情報量はおえないよう。
(-45) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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/* お、上手くまとめて下さった。 ありがたい…(拝む)
(-46) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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[絡めた小指をぶんぶん振りながら、思い出したように口を開く。]
さっきごめんね、ボク一人で盛り上がっちゃって。意味わかんなかったよね。 椎嶺(しいれい)っていうのが、ボクの製作者なんだ。>>2:363
[言いながら、安吾の顔を観察する。さすがに三十年以上前に没した人形師の名など分からないだろうと、説明を追加する。]
子供が遊ぶ用の、小さな人形とか作っててね。超有名作家ってわけじゃないけど、腕は悪くないと思うんだよ。身内贔屓込みで。 この店のどっかに、特集組んでた本があると思う。……古紙回収に出してなければ。
2016/07/06(Wed) 21時半頃
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[絡めた小指をぶんぶん振りながら、思い出したように口を開く。]
さっきごめんね、ボク一人で盛り上がっちゃって。意味わかんなかったよね。 椎嶺(しいれい)っていうのが、ボクの製作者なんだ。>>1:363
[言いながら、安吾の顔を観察する。さすがに三十年以上前に没した人形師の名など分からないだろうと、説明を追加する。]
子供が遊ぶ用の、小さな人形とか作っててね。 超有名作家ってわけじゃないけど、腕は悪くないと思うんだよ。身内贔屓込みで。 この店のどっかに、特集組んでた本があると思う。……回収に出してなければ。
[古い本だが、探せば残っているのだろうか? どちらにせよ、『薫』の名は載っていないが。]
(55) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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そいつの遺作なんだ、ボク。
[さらりと口に出すが、寂寥感は隠しきれない。 お父様こと椎嶺が死ぬよりも前から、その数年後まで寝かされていたために、実感が薄い。薄いことが、哀しい。]
こんなのが最後じゃ、あーやっぱり等身大は作れなかったんだー、って言われてると思うんだよ。 それが引っかかってたみたいなんだ。
[とんとん、と胸を突いて示す。 そして決意を込めて、きっぱりと宣言する。]
だから、ボクは、店に出ようと思う。 新しい主人を獲るよ。*
(56) 2016/07/06(Wed) 21時半頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 22時頃
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―朧薄の襖絵前―
[家令ほど洗礼されてはいないだろうが、促す仕草は淀みなく。 流れる様に慣れたそれは、待ってと言う声>>54にゆるりと歩みを止める。
店内で花のランプを興味深気に見つめていた時とは真逆。 少し翳りを帯びた眼差しに、急かすでもなく言葉を待って、僅かに傾けた首に長い黒髪がさらりと流れる。
視界の端を雉ノ恵が横切り。 秋の月と薄いの描かれた襖の向こうへ猫のように姿を消すのがちらりと見えた。>>44
投げかけられた問いは、まるで哲学。 一概に答えをだせないそれに、渚の瞼は思案するようにその瞳を数秒隠す。]
……では、秋月様の心はどこからやってきたものでしょうか?
[色の白い渚の肌よりも、なお色素の薄く滑らかな秋月の手を取り。 渚はそれを、自らの心の臓に重ねる。
規則正しく脈を打つ、その鼓動の奥に心はあるのか…?*]
(57) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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秋月様 私の心は…… 貴女と、同じものですか…?
[問いかけに問いかけで返す。 浮かべた笑みはただ、迷う幼子を見守る様に優しく、静かに。*]
(-47) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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[話を変えさせる様に猫の話題を切り出した結果、西野はそれに応じてくれた様だ>>46。 これ以上此方の事を気遣おうとしない様子に娘は安堵の吐息を漏らし。
西野が猫の話を紡ぐ。如何やら黒の野良猫が住み着いたらしい。 その猫について瑠璃花に噛み砕きながら黒猫の事を説明し。 少し茶目を交え名前が付いていない事を告げれば娘は不思議そうに首を傾げる。]
何で、猫に名前が無いのです? 住み着いて間も無い、からです?
[まさか仕事という名の物臭で名前を付けていないとは露知らず。 娘は住み着いて日が経って無い故に名前が無いのか?と思い推測したが。]
どうせならば、今名前を付けてみるのはどうでしょう?
[この機会だからいっそ名前を付けてみる提案を持ちかけてみる。が。]
(58) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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[緩慢さを孕んだ動きをしながらソファの背に手を掛ける大河内>>48。 何か重さを纏ってる様な、言い表せぬ何かを背負いその重圧に耐え兼ねているのか。 娘にはその背負うものが何なのか、大河内の胸の内も分からない。 娘が分かるとすれば、先程秋月嬢を咎める声と、朧薄へと向かう秋月嬢>>6に怒りを感じなかった故失敗の話とは違う事だけ。]
…………。
[娘は声を掛けられない。 秋月嬢と大河内の間に何が有ったのか知らない。 ただ此方から口を出すべきでは無い事だけ本能で悟り、一人口を閉ざした*]
(59) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 22時頃
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/* スズさん>>2:59と逆に、 このまま誰もほとりさんの所に行かないのなら、突貫してみようかなと思っているが、どうしよう。 いや、突貫したところで特にほとりさんと香水さんの間に有る問題の解決策を提示できるわけでもないけど…。
(-48) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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/* ┏━━━┓ ┃朧薄 ┃ ┏━╋━ ━╋━┓ ┃山 冬┃ ┃藤 応接間 椿┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━╋━ ━┻━┻━━━━ ┃ 一階へ→ ┣━ ━┳━━━━━━ ┃野桜 ┃ ┗━━━┛
(-49) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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――伊織とスズ、美波と――
折角だから、座りましょう。
[美波を誘い、伊織が勧めてくれた席へと座る>>2:31。 物知らずと詰ることなく、「知ることの楽しさが出来る」と言う伊織>>2:32に、目を見開いた]
そんな風に、考えたことありませんでした。 でも、わかります。
[その言葉を今まさに実感している。 誰かと一つ話をするたびに、一つ新たなことを知る。 その先を、もう一つ、と知りたくなる欲求は強くなる]
(60) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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[様子がおかしいスズ>>2:35をぱたぱた手で扇いでいる。 いくら扇ごうが人と違い直ぐに疲れはしないけど、もっと効率的に風を送れないかと頭を悩ませていると]
本当に、スズさん大丈夫です? 元気ならいいんですけど。
その、無理をしないでくださいね。
[スズの方へ手を伸ばし、その手を取った。 人と違い体温がない白磁の手。少しは涼しいだろうかと思って。]
(61) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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[その体勢で伊織の猫の話を聞く>>2:46]
寝子……?
[人間以外の生き物を見たことない瑠璃花にとって、未知の世界。 スズ>>2:58に詳しく黒猫の説明を受けて想像してみるが、思いつかない]
一回、会って見てみたいわ。 抱っこしたら柔らかくて温かいなんて、試してみたいの。
[また一つ、新しい事を知る。 その黒くて暖かい生物に名前が無い事を知ると、一瞬硬直したものの直ぐに伊織に進言した]
名前は大事です。ちゃんとつけてあげないと、可哀想。
スズさん、いいこと言いました。 そうですね、「膳は急げ」?と言いますし。 折角だからここで決めてあげてください。
[と、スズの意見にまるっと同意した*]
(62) 2016/07/06(Wed) 22時頃
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[流れるような仕草は淀みない>>57 ゆるり止まる歩みを手繰り寄せるよう言葉選ぶ。待つ彼へ問いかける為。足りないものを探す如く迷い子の声。どうして哲学めいた心を問いかけたのだろうか。なにもかもがあやふやに]
…私の心?
[手を取る渚にきょとんと無防備な瞳が瞬く。 殿方が安易に触れるなど。普段なら、きっと秋月の令嬢らしくその手を遮った。だが、僅か道を逸れた”今”は振り払うことなく。規律正しく脈を打つ、鼓動に触れた。
生かす心の蔵。それは身体を動かすもの。]
分からないわ、私は私の心も感情も。
[すべてが分かれたの。抱え込んだアンチノミー。彷徨うような視線が振り返ろうとする。>>47此方へ近づかぬものを、探そうとして留まった。今、探そうとしたのは、どの心だったのだろうか。
奇怪な感覚。胸中にしまい込んだ感情。 秋の朧に消えた影を視線が追いかけ、人と人形の違いを曖昧に。少しの空白を乗せ、渚に言葉を続ける。]
……私は花嫁道具として、彼らを欲したわ。 でも、其れは‥間違いだったと思うの。
[雉ノ恵や薫と話したことで得た結果。 迷いの意味。人も人形も変わらないなら、]
(63) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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違うわ、私の心は私のもの。 貴方の心も貴方だけのものですもの。
[問いかけに返す彼にそうと告げ。 浮かべた笑みへ、迷いながらも言葉を探せば、朧の襖絵に]*
(-50) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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さぁ、なんでだろうね? んー…住み着いたのは一ケ月前じゃなかったかな。 いつの間にか住み着いたんだよね。 [>>58名前を付けない問いは楽しげにそう答え。 いつから、という問いには明確ではないのでやや曖昧になったか。 今名前を付けるという提案に]
付ける?
[俺が付けるとしたらごまだれとか、だいこんとか雪見大福とか…食べ物になりそうだ。本の整理とか終わらないし、面倒なのでいっそ安吾に任せておこうと考えてたくらいには、名前を付けようとする気はなく。]
つけるとしたらどんな名前にするんだい?
[周りは女性。ならば女性なら可愛らしい名の案も出てくるかもしれないと思い問うてみることに。]
(64) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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あれ、地味に繋がった、か?
(-51) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[達してしまった結論。]
私は最初から、間違えていましたわ。
[秋月の令嬢として求めたもの。 失態を犯したことを認めて、小さく溜息を吐いた。]*
(65) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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/* 西野くんのセンスが好きです。 さて、自分もそろそろ動き出すか。
(-52) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[>>62まるっと同意されてしまった。 猫は寝子とも呼ぶのはたしか夜行性の故、昼間にねるからとか、だったか。 >>59ふと、沈黙に気付いて]
スズさん?
[と声をかけて視線を辿れば>>38大河内へ 其方の事情は知らぬことなので、何やら雰囲気からはやや声かけづらい事情があっただろうとは察したが。 もしやと思い、小さく呟いてスズを見るか。*]
(66) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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心配かい? 俺は気にしなくともいいよ。
[大河内が心配なのだろうと思い、そう小さく彼女に届いたかはともかく、そう呟いてみたか。]* ]
2016/07/06(Wed) 22時半頃
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心配かい? 俺は気にしなくともいいよ。
[大河内が心配なのだろうと思い、そう小さく彼女に届いたかはともかく、そう呟いてみたか。]*
(-53) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[少しずつ、少しずつ、 自分の意思で前に進もうとする瑠璃花を 支えるように手を添えて、そっと見守る 絵描きが力を貸せるのは、ここにいる今だけだから、と
そう思いながら、この先も見守って行けたらなどと思うのは 預けられた手を、僅かでも開いてくれたその心を、心地良く思ってしまうから
支える手をいつか解いて、一人で歩けるまで側に、と
だけど、人形を求める目的の客がいて 自分は偶然の縁でここにいるのだから そして、何より、瑠璃花が良き相手に出会えるようにと願うから 出過ぎず、瑠璃花の意思を尊重するように、一歩引いて見守ろう。*]
(67) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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―西野とスズと、そして瑠璃花と―
[瑠璃花が声を掛けたなら二人には快く迎えられ>>1:393>>12 何故かこちらが安堵してしまう。 ただ、その際のスズの様子がどこかぎこちなく、赤くなっているようにも見え 何事かと思い座る位置をもう一度確認して、不慣れな位置に戸惑っているのだろうかと そう察してしまうのは、悲しいかな年の功と言う奴だ。
瑠璃花もその様子を察して色々自分なりに考えているようで>>29 どれも違うと思いながら、はたはたと風を送る様子を見守る]
大丈夫だと思うわ、多分、病気とは違うと思うから。
[スズの方も気を使ってか、もう大丈夫と瑠璃花に声をかける>>39 どう説明すればいいのか、そういう感情を抱き理解する時が瑠璃花にも来るのだろうか、などと わりと真剣に考えてしまうのはやはり、姉と言うより母親の心境だった。
その様子を隣で伺い、覗き込もうとする男には、その原因がどこにあるのか解っているのかいないのか。>>33]
(68) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[落ち着いたかどうかはさておいて、西野に席を勧められたなら>>31 瑠璃花に誘われるままに席へとつこうか>>60
外に出た事がないという瑠璃花に>>28 これから知る事が増えるから楽しいと返す西野は、やはり男性らしく落ち着いた様子だった>>32 その言葉を今まさに実感しているだろう少女は、まだ芽吹いたばかりの苗木のようなもの きっとこれから沢山の物を見て、知って、大輪の花を咲かせるに違いない。
どんな話を、と言うところで、スズが話題を切り出す>>36 その様子は、流れを変える気遣いに見え、そして興味を引かれる話だったから さっくりとその流れに食いついてしまおうか]
あら、西野さんは本屋さんなんですか? 猫がいるお店と言うのも面白いわね。
[本屋は少なからず自分の仕事に縁があり、猫は好きなほうだったから 同じように流れに乗る西野の言葉にふむふむと頷いて>>46]
勝手に住み着くなんて、余程居心地がいいのね。 それとも店主さんが優しいのかしら。
[言いながらやはり瑠璃花を見るけれど、上手くついてこられているだろうか]
吾輩は猫である……なんて、ちょうどいい例題があったものね。
[その小説に覚えがあるからそれだけを口にする。 瑠璃花が興味を持ったなら、その時に教えればいい]
(69) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[猫、と言うものがどういうものか、説明を受けても想像の彼方らしく>>62 一瞬絵に描いて見せようかと思ったけれど 一度会ってみたい、と言う言葉に「実物を見て驚いて感動して欲しい」とそれを抑える。]
そうね、もし機会があれば本物の猫に会えると思うわ。 [ここからでれば、と言う言葉はあえて言わず 名前がないことについては、スズや瑠璃花に同意する]
名前は大事よね…適当に呼んでそれが定着しちゃう事もあるけど でもやっぱり、その子だけの名前があればもっと可愛く思えると思うの。
[瑠璃花のものの例えに若干の違和感を感じながらもそう話す。 猫の名前について、誰かと話していたことは知らないから。*]
(70) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 22時半頃
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/* さてどうするかなぁ、 香水の心は決まっているんだがふぅむ。
(-54) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[人間は皆青年達の人形に会いに来た。 もしかしたら、此処から旅立つ人形が出るのだろうか。
パラパラと本を見てもそんな事は書いてない。 ヒトは何を求めて人形を欲するか。 自律人形ではなく、心を持った人形を。]
…外の世界は、あの時から変わったのかな。
[もう幾年も外の世界を見ていない。 年に一度点検で起こされていただけだから。 亡き主と見た世界は、きっとガラリと変わっているのだろうか。
薫が店を出るなんて知っている事も知らずに、 青年はただ、本を捲っていた。>>56*]
(71) 2016/07/06(Wed) 22時半頃
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[侭ならぬものは幾らも在って、視線は相も変わらず下がりがち。 されども、何時までも革張りを支えに変えているのでは見栄えが悪い。 ゆっくりと背骨に芯を通して、気を改める。
応接間には変わらずの面々と、 月と薄を描いた襖絵の前には主人と佳人。 ぐるりと視線を巡らせれば、視線が留まるは睦まじげな一席。>>59
ああ、と嘆息を声に変えることは無いが、 唇を自らの掌で覆えば、漸くバツの悪さに襲われる。 歓談の最中に気を削がせるなど。>>66
自らの肩に掛かる暗澹を頭を振って払い、 そこで、人形がひとり足りないことに気付いた。]
―――…瑠璃花と薫と、 もう一人、少年が居たように思うが。
稼働時間に難でも持つのだろうか。
[設定年齢が己と同年であったとしても、 ちらと見かけた面差しは幼さを残していた。 見たままに評する独り言を落し、視線は自然と月を襖絵へ。]
(72) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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……そういえば、人形は。 主人が付かねばどうなるのだろうな。
[其れも他愛無い語。 人形はこの見世の外を知らなさそうであったが、 詳しいことは聞いてはいない。
人形の末も、人の心も、存外知らぬことばかり。*]
(73) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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/* 雉ノ恵くんとお話するチャンスだが、 構造を考えると、面の皮の厚さが問われる位置関係…!
(-55) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[住み着いた猫について語るのは、迷惑と言うよりは楽しげで つまりは、西野自身も猫を愛でているのだろうとか 想像の域を出ない思考は言の葉に上る事はなく>>64]
つけてもいいのかしら?
[などと言いながら首を傾げる。 と言っても、絵描き自身がつける気はさらさらなかった 興味を持ったらしい瑠璃花や、名がないことを憂うスズにつけてもらう方が きっといい名前になるだろうと確信していた。
何しろ、昔飼っていた猫は「白いからシロちゃん」だったので この絵描きにつけさせたなら「黒いからクロちゃん」になりかねない
だから]
どんな名前がいいと思う?
[と、残る二人にまるっと投げてしまう。 挙がる名前にアドバイスくらいなら、できるんじゃないかしら、多分*]
(74) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[生憎襖は閉じていなかった。 故に聞こえてきた言葉に、ピクリと反応をしてしまった。>>72]
どうにもならないよ、また稼働時間が終わって眠るだけ。 一年に一度点検に起きるけども。
[本を片手に持ち肩をポンポン、と叩きながら。 襖に寄りかかりながら応接室にいる男へと言葉を投げた。]
元々僕達は主人がいなくなり此処に来たから、 主人が付くまでずっと今のままを過ごすんだ。
[聞かれてはいないが、さらさらと言葉が出てしまう。 必要とされなければ、また深い眠りにつくだけだから、と。*]
(75) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[美波>>2:70に機会があれば会えると言われ頷きながらも、]
本物の猫、か…。
[と言いながら、そういえば、と思い出す。 渚が「契約を望むものがいれば契約を結んでもいい」と言ったことを。契約を結べば此処から外に出られるのか。今まで他人事に感じていたその話が、急激に現実味を帯びてきた]
伊織さん、実際にその子見てない私たちがつけるより、 一緒にずっといる伊織さんがつけた方が、 しっくりした名前になるんじゃないかな。
[女子に名付けを任せようとする伊織に諭した]
(76) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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猫の中には泳ぐ猫もいるっていうのも言ってないな。 山猫のことだ。
君もか>>74 ネーミングセンスがこい、だな。
(-56) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[美波>>2:74にどういう名前が良いか問われ]
うーん、私が名づけるなら…… はる っていうのは、どうかな?
[「素敵な名前」と考えて、頭に出てきた二つの名前。 そのうちの一つを口にする*]
(77) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[ボロボロだった私を直してくれた。 命の恩人の、あの人の名前が浮かんだ。
もう一つ浮かんだ名前は、なぎさ。]
(-57) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[拒もうと思えば拒める。 そんな曖昧な力加減で導いた先は、規則正しい鼓動を刻む胸の上。>>63
元々矛盾しやすい曖昧な心と感情。 どちらも分かったつもりになって、大人ぶって抱え込んだ幼い少女。 その視線が助けを求める様に、縋る場所を探すように彷徨う様も。 泡沫の如く胸中で浮かんでは消えてゆく疑問に浮き沈みする様も、すべて、ただじっと見つめて。
掌越しに伝わる鼓動は、限りなくゆっくりと…。
間違いだった、とは。 彼女が人形を欲した理由だろうか。 好奇心に瞳を輝かせて、特別な人形が欲しい>>0:99と歌った無垢と秋月の名に育まれた傲慢さ。
何を以って特別なのか。 自律人形でありながら、人のように心があるから…? 特別な“誰か”の身代わりだから…?
もしその気持ちのまま、三人のうちの誰かを望んだのなら――――…。]
(78) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[六十年前。 重華の使いへそうしたように、容赦なくその望みを切り捨てていただろうけれど。]
(-58) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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>>76 諭された。 瑠璃花さん、なかなか厳しい。
(-59) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[少女が導き出した答えに、渚はよくできましたと言うように微笑みを返す]
そうですね。
心をないがしろにしてしまえば、本当の事はなにも見えないでしょう。 歯車の心臓を持っていても、彼らに心があることは否定できません。
[例えそれが、作られたものであっても。 時の流れの中で育まれた心は、今や立派に彼らだけのものだ。
心とは、そういうものだ。
彼らの心も。秋月の名を冠する少女の心も。 望むとおり、心を羽ばたかせる自由を教えることは、嫁入りを控えた貴族の令嬢には酷なことかもしれない。
それでも、彼女の心が既に結論へと至ってしまっているのなら…。]
(-60) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[自力で至った結論。>>65 吐いた溜息は誰にも拾われる事無く床へと落ちる。 しかし、少しは彼女の胸の重みを軽くしただろうか。]
ですが、人は間違いに気づけば、それを正すことができるはずです。
過ちに気づいて、貴女は、その後どうなさいますか…?
[急かすでもなく、言葉がゆっくりと少女の背を押す。 恐らくは周りに求められるまま、形だけ早くに大人になってしまった少女。
その心がひとつ成長する様をゆっくりと見守りながら…。*]
(79) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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/* え……。黒猫の名前に…ですか…?>>77 (複雑そうな顔をする渚)
(-61) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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/* 大丈夫、が、じわじわ感染してなんか大事な事になってることに驚く中身三条。いや、参上
読み込みが遅い上に遅筆なので描いてる間にログが伸びるんだ……
>>74は実話( 一番あれだったのは、野良が居ついて「猫」とだけ呼んでいて、最後まで「猫」だった子じゃないかな、と…… 他に「モコモコしてるからモコ」「ペルシャ猫だからペル」「ちっちゃいからちゃい子」などがいます あと首輪の色で「きーちゃん(黄色)」「あおちゃん(青)」もいた
い、一応、アリスとかジャックとかネオとかミュウとかもいるよ! つけたの私じゃないけど!!
(-62) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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/* あれ…? はるの名前を知ってるのは渚と宮田本人だけじゃなかったか…? なんで瑠璃花知ってるんだろう…
起動停止中もうっすら意識は幻鏡堂内を漂ってるって言ったから、その間かな…? まぁそれなら知ってるか。
でもはるの呼び名はwikiにも載せてないんだが… 偶然の一致…? (エンドロルのネタとちょっと被りそうなので「う゛…」となっている村建て)
しかし多分、はとさんは私と真逆の反応してるんじゃなかろうかw 多分そっちが普通だ
(-63) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[虚空に漏らした独り言は、 空気の波を掻いて月の向こう側に漂着した。 答えが返ってくると思っていなかった身は、 僅かに上体を前屈させ、音源を視線で手繰り。>>75]
――…牽牛と織姫さながら。 いや、茶化した訳ではない。
君は起きている時間を読書に費やしているようだが、 稼働時間には未だ猶予がある、と言うことだろうか。
[仕える名家に侍る自律人形とは勝手が違うらしい。 種明かしに納得をみせるも、今度の切り口は別方面から。]
………、……。
[ついでに、少しだけ迷った素振りを見せ、 白手袋を閃かせ、軽く彼を手招き。*]
(80) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[>>76諭された。 確かに俺が付けた方が愛着もわくだろうし、しっくりした名前には…いや、ちょっと名付けには問題があるとは思うが。]
俺が付けるとすると食べ物の名前で名付けそうなんだよね。
[饅頭とか。 >>74高円寺のつけてもよいかの問いには此方も頷きで示して返して。 >>77瑠璃花が挙げた名を聞いて]
はる、はる…ね。 季節の春かい?
[確認をするかのように問うて。 心の中でもう一度呟いてハル、春、陽。黒猫に似合いそうな名ではありそうだ。]*
(81) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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すまないが、出来れば傍に来てほしい。 ――――…御嬢様を挟んで、君と言葉を交わすのは……、
[ちら、と視線を投じるは、 朧薄の襖絵前に咲いた二輪の麗人を示し。 続く声は、一層に声を潜めて、読唇術。]
“また、ジゴロ呼ばわりされる。”
[無音の声も、涼しい顔も、存外大真面目だった。*]
(-64) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/06(Wed) 23時頃
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あと縁故どうしませう。
スズさんからのがあるけど。 人形からだとキジノメ外に出してみたい() が、外に出せる繋がりというか暮らせる要素が
(-65) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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雉ノ恵兄さんも、ってことかな。
[生き物は自分勝手だという論の中に、自らも含まれているのかなと確認するように聞き返す。 それはきっと正しくて、そういうものこそ心と言うのではないかな、と環は思う。]
えー?最初の出会いって、忘れられるものじゃないよ。 隠しておきたいなら、秘密にするけどー。
[姿勢を崩し、テーブルに肘をつけると、両手を組んでその上に顎を乗せる。 隣にいる雉ノ恵の視線よりも下の方から、覗き込むような形で、少し意地悪そうに笑みながら言葉を返した。
その直後、腕が伸びてきたと思ったら、頭を撫でられた。>>43]
(82) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[最初はびっくりしたが、撫でられる感触は心地よく、ふと幼いころの懐かしさを思い出してしまう。 父か、母か。それとも姉だったか。ぼんやりとした記憶の幻影と、今とが重なる。]
……そう、なのかな。 でも、さ。話せない事も…あるよね。僕にもある、から。
あはは、素直に生きなきゃなんて偉そうに言える立場でもないんだけどね。
[雉ノ恵の言葉にはうんうんと頷きつつも、流石に視線を合わせるのは妙な恥ずかしさがあるので、下を向いたまま。**]
(-66) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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[撫でられるままに、ぽつりと零すのは本心のかけら。 >>44その手が離れたなら、ゆっくりとした動作で崩していた姿勢を正し、立ち上がる雉ノ恵を見つめた。]
僕も雉ノ恵兄さんと話せて良かったよ。 あ、本読んでる時に邪魔してごめんね。 でも……うん、楽しかった。
[同じように微笑み返し、手を軽く振ってその姿を見送った。*]
(83) 2016/07/06(Wed) 23時頃
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/* 渚さんの言葉は相変わらず読み易いなぁ。 そして、環くんもいらした! 機会が巡れば、環くんともお話したいなぁ!
(-67) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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あと心という話題について触れてないな。 喋っててあれだったんだが。
(-68) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[彼にとっての独り言につい反応をしてしまえば、 意外にも返答が返ってきた。]
あぁ、大丈夫、茶化されたなんて思ってないよ。 さっきから皆を見てた、勿論貴方も。 そんな人でない事位、ヒトじゃない僕でも分かる。
趣味と言うものが無くて、本を読めば知らなかったことが知れる。 だから好き、なのかなきっと。 はは、僕の稼働時間はまだ猶予はあるよ、起きたばっかりだから。
[クス、と口元を緩ませながら片手に持っていた本を、 もう片方の手でぽふぽふと軽く叩いて見せて。
何やら一瞬迷った素振りがあったが、 その手は青年を手招きしているものだと認識した。 朧薄の部屋から応接室へとまた一歩踏み出し、 ゆっくりと彼の元へと近づこうか。]
(84) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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僕を手招きするなんて、物好きだね? 薫や瑠璃花なら可愛いし分かるんだけども。
[少女ではない青年は彼に近寄り、 傍まで行けば足を止めて小さく首を傾げて見せる。
そう言えば最初の少し話した記憶があったが、 こうして面と向かって話すのは初めてだ。*]
(85) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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――…なるほどそういう意味だったのか。 君は凄く大切にしているんだね、秋月を――っと、 失礼な呼び方だったか、秋月 “さん”を、だね。
[視線の先に見えるのはナサギと秋月。 何処かで礼儀の本を読んだ事を思い出せば呼び名を訂正。
続く潜めた声には、一層首を大きく傾げた。]
………ジゴロ??
[初めて聞く言葉に、思わず眉を寄せながら。*]
(-69) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[こちらの言葉に頷きながら、小さく呟いて 僅かに考えをめぐらせる瑠璃花を見守る>>76
機会があれば…ここには人形を求めて来ている人もいるから、縁があれば或いは、と。 勿論、瑠璃花や他の人形達が、それを望むならの話で 無理に連れ出されたのではきっと過去の二の舞だから 元は求めにきたわけではないと、一度公言した自分からは口にはしない
外に出る事を決めた人形がいることは知らぬまま>>56]
確かに、普段から一緒の西野さんがつけたほうが どんな子かわかっている分、似合う名前になりそうね……
[名づけをしない理由の真意はさておきそう呟くも、 返る言葉に、んー、と唸って>>81]
……「クロちゃん」と、どっちがましかしらね?
[などと、こちらにも名づけの才がないことを匂わせて どんな名前にするかと問えば、少し考えて言葉が返る>>77]
はる、って、可愛い名前ね。 どうしてそれがいいと思ったの?
[季節か、それとも他の意か そうして、スズはどのような名前を考えるのだろうか。*]
(86) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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食べ物…の名前は――どうなんでしょう?
[人間は生き物に食べ物の名前を付ける是非については良くわからなったけど、「はる」とは季節の春かという伊織の問い>>2:81に首を振った]
ううん。違うの。 えっとね、私の命の恩人の名前。 「宮田瀬名」って名前の方が、有名かも。
[今は罅一つない左頬をそっとなぞった。]
――あ、でもその猫さん、もしかしてメスだったりします?
[それなら男性の名前をつけるのはまずいかもと悩みだす*]
(87) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[規律正しく鼓動を刻む胸の上。 その音に触れた事で、心と感情の凪が収まりを見せた。 大人ぶっていた少女の胸中。じっと唯見つめる目に答えは出た。愚かな選択肢を選んだこと。傲慢さが産んだ、無知。好奇心の裏側。
求めた特別な子、その裏側に潜んだ思い>>78 望むものを手に入れるのとその願いは違っていたのに。この中で一番醜く酷いのは、…私なのは間違いない。]
(88) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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…心があるのなら、 きっと私のしようとしていたことを知れば傷つくわ。
[身代わりにしようとしたこと。 そっと伏せる目が、微笑みから視線を逸らすように笑う。 自らを恥じるよう、悔いるように。もう遅いかもしれない。羽ばたく鳥の羽を落とした心も、自由を臨もうにも遠い空も。
それでも、秋月の名よりも確かな心が言う。 達した結論は、叶わないけれど、それが自身の罪ならば、あえて受けなければならない。この身が愚かだからこその結論。嫁ぐ前にせめて]
(-70) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[無理しないでね、と声掛けしながら白磁の手で娘の手を握る瑠璃花>>61。 このひんやりとした手の感覚が余計な火照りや緊張を取ってくれる気がして。 冷えていて、でも優しい小さな手を娘は確りと握り締め。]
ありがとうございます。 本当に涼しくて、元気が出て来ました。
[本当ですよ、と微笑み掛けてから。 猫の、本屋に住み着いてる小さな住人の名前を付ける話になれば。 西野は早々に丸投げ?をし>>64、瑠璃花はあっさり同意してくれ>>62、美波も賛成に一票を投じた>>70。 「ゼン」は善で膳では無いがそれは置いといて。 名付け談義に華を咲かせ、どんな名前にしようか?という流れになったのだろうか>>74。]
えん、えにし……?
[取り敢えずパッと思い浮かんだ二つをピックアップしてから。 項垂れてる様に見える大河内を見つけ沈黙してしまうが。 そんな娘に声を掛けたのは西野>>66。小さな呟きは背中を押すもので。 娘は迷いを見せ暫し黙りを貫き、瑠璃花の諭しや>>76、「はる」と此方が浮かべた案よりしっくり来そうな名前が浮かび上がり。]
はる……オスでもメスでも大丈夫そうな名前です。 私は、それに賛成です、私が出した案は蹴って良いですから。
[出来るだけ迷いを悟られない様にしても、落ち着きの無さは滲み出るかも知れない。 西野にちらりと見遣り、ぽつりと呟けば、そっと会話の中から抜けてみよう*]
(89) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* 宮田さんの本名「治(はる)」でいいんだよね! 前村読みなおしてきたけど、実は裏設定でとかあったらごめんなさい。
[そういう曖昧情報をログに組み込まないようにしよう]
(-71) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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そうですわね、とりあえず玉砕でもしますわ。
[落ちた溜息は霧散。 晴れた心、本当に欲しいもの。背を押す声に微笑んで。成長と共に味わう痛みを思い、そっと触れた胸の手を離せば自らの胸元へ。視線が辿るは秋の朧穂>>75>>80>>84伸びる道筋を眺め。]
後で慰めてくださいませ。
[ふふっと言葉とは裏腹口元には軽い微笑みを浮かべ。 おいしいお茶が飲みたいわ。など。渚を見て告げた。]*
(90) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* とりあえず、さっさとふられてこいでOK?OK!!! 契約以前の問題だわこれwwwwwwどうしよwwwと
(-72) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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性別きめてねーや。 1雄 2雌
1
(-73) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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大河内さんの、所に行きます……。 すぐに戻ります、から。
[迷いに迷って決めたのは大河内の元へ行く事。 美波や瑠璃花にそれを伝えなかったのは、彼の事を危惧してしまう事を避けたかったから。 立場を気にする大河内にとってはあまり好ましく無いと思ったから。]
すぐに戻りますから、ごめんなさいっ。
[何だか西野に申し訳無くて、沈痛な表情を彼に向けてしまった*]
(-74) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* (>>2:90 カスイ) 告白来た!!!!香水さん頑張れ!!! 一回もお喋りしたことないけど、私はすっごく応援している!!
(-75) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* あ、やっぱりみゃーたさまの本名ですよね…
でーすーよーねー! うん。多分はるの呼び名は宮田本人と渚しか知らないぞ… (ちょっとその後どうだったかは記憶がうろ覚えだけど)
村建てとしては前村読んだうえで参加しててもらえてうれしい。 嬉しい限り…なんだ…が…
ごめんね。 渚の気持ちとしては若干複雑すぎて素直に喜べないんだ… (人前ではちゃんと宮田様って呼んでたからね、渚は。)
(-76) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* 私、独り言で「ほとり×香水!!」と言い過ぎな気がする。 でも良いよね、この組み合わせ。
私も頑張って明日は美波さんに契約お願いするんだ。 できれば告白が来る前に、ほとりさんに一撃入れる隙がないか探っている(もっと筆が早ければ…)
(-77) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* はるって名前どっかに出てたっけ!? とオタオタする元中身です。 名前が出るとどぎまぎしますね。
(-78) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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/* ああああ、もう、上手くいかなくて土下座したくて仕方が無いっ! いや、もう、動きがめちゃくちゃ過ぎて申し訳が立たないっ
(-79) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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何も今すぐとか、今日明日の話じゃないよ?
大体、ボクが気に入ってボクを気に入るような酔狂でできた五重塔みたいな奴がいるのかってところから問題。狭き門だよ、誰が入るんだ。 それらしくしおらしくする気もないしね。 このまんまで行きたいんだ。
[ぺらぺらと調子よく捲し立てるのは人に聞かせるためだろうか、自分に言い聞かせるためだろうか。 髪を指に巻きつけながら、その場でゆらゆら揺れる。]
どうだろう。『薫』を欲しい奴なんているかな。ちょっと自信ないんだ。どう思う?
[いつもそうするように、薫はぐっと顔を近づけた。 恐怖や不安には、意識的に顔を突っ込んでいく。そうすると決めたのだから、そうしている。 何も見逃さないように、目を逸らさないように。 挑発的にも見える顔つきで、安吾の顔をじっと見た。 肯定であれ、否定であれ、判断材料の一つとして笑顔で聞けるはずだ。*]
(91) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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”君は”どう思う?
(-80) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[>>87 どうやら「はる」というのは季節ではないらしい。 「宮田瀬名」の名に、どこか聞いた覚えが―]
いや、オスだ。 [まず其れを先にいうべきだったか。]
はるという名はは良い名だと思うよ。 クロちゃんは、俺が名づけるよりは断然ましだと思う。
[>>86高円寺の名付け才はまだいい方だと話して >>89スズはえん、えにしと思い浮かんだの言葉だったのだろうか。 はる、という名には雄でも雌でもよいと、賛同を示しているようだから良い名付けなのだろう。]
はる、と名前で呼んで受け入れてくれればいいね。
[名前でよんだらどうなるのかは楽しみで仕方がないと言う風に]*
(92) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[ふと、興味を引かれる音声が耳に入り、そちらを向く。 見れば瑠璃花が人の輪に入ろうとするところだった。>>1:392]
おお、やってるねぇ。
[ほとりが上げた声は聴き流したくせに、>>1:359 瑠璃花の小さな叫びは聞き逃さない。 何やらバタバタしているが、総じて楽しそうだ。
そのまま部屋を見渡せば、何人かは姿が見えないことに気付いた。いずれかの襖の向こうにいるのだろうことは、状況からも、そして盆を運ぶ男の姿からも明らかだ。]
お、なんか面白そうな物持ってる。後でもらおうか。
[盆に乗ったティーセットを雑に表現し、興味を示す。 そういえば立ったのはアイスティーに砂糖を足すためだったと、遠い昔のことのように思い出した。 聞きたいこともあるし、キリの良いところで呼び止めよう、と思う。]
さてと、どうしようかな。あっち行こうかな。
[他の客の話も聞いておきたいし、自分の決意について、雉ノ恵と瑠璃花には報告しなければいけない気がした。人間ごっこの人形の、仲間ごっこの、家族ごっこ。そんな紛い物だらけの関係にも、愛着はあるから。]
(93) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[玉砕という表現は穏やかではないが。>>90 晴れ晴れとしたその表情を見れば、せめて後に悔いが残らないように。 痛みを負うなら、それもまた、次への糧となるように。
幼い少女の背を押した責任。 それを、正しく果たす時はあるだろうかという自問は微笑みの裏へかくして。]
分かりました。 秋月様のお好きそうなお茶を用意しておきます。
[出来ればそれは、慰めではなく喜びの一杯になるように。 彼女の視線が向かう方へ、彼女の望む方へと、道を譲った。*]
2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[玉砕という表現は穏やかではないが。>>90 晴れ晴れとしたその表情を見れば、せめて後に悔いが残らないように。 痛みを負うなら、それもまた、次への糧となるように。
幼い少女の背を押した責任。 それを、正しく果たす時はあるだろうかという自問は微笑みの裏へかくして。]
分かりました。 秋月様のお好きそうなお茶を用意しておきます。
[出来ればそれは、慰めではなく喜びの一杯になるように。 彼女の視線が向かう方へ、彼女の望む方へと、道を譲った。*]
(94) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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せっかくだし、他の人とも話そうか。
[言い置いて、安吾の傍らをするりと抜けて、数歩踏み出す。]
――行かないの? 無理強いはしないけど。
[立ち止まり、振り返る。一緒に行くのが当然とばかりに、片手を差し出して誘う。 あ、と小さく呟き、一拍の間。]
こっちか。
[掌を伏せて、手を出し直す。 良かったら、手を引いてはくれないか、と。 口に出さない代わりに、にやっと笑った。*]
(95) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
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[彼女からぽつりと呟かれた言葉に、にこりと笑ってそっと抜け出すスズへ小さく短めの言葉を返そうか。]
あまり気にしなくともいいんだけれども、ね。
[と独り言のように言って]
瑠璃花さん、美波さん有難うね。 名付け決めると呼ぶのが楽しみになってくるよ。
名前付けるのは大事だな。
[そう礼を述べるか*]
(96) 2016/07/06(Wed) 23時半頃
|
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[向かう彼女へにこりと笑って]
慌てないように気を付けて、いってらっしゃい。
(-82) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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|
………見ていた?
[俺の失態もか。と、語る瞳は余りに雄弁。 しかし、此処で藪を突いて蛇を出すこともない。 精々双眸を胡乱な形に歪める程度だ。>>84]
成程、観察も読書も知識を得る為か。 だが、活版印刷に傾倒するよりも、 主人を得て、外に出た方が見聞は広まると思うが。
―――…そうも、容易くは行かない訳か。
[然して人と変わらぬと判じる自律人形らと、 自身のような人間との間で見つけた相違。 それは、自分の意志で幻鏡堂を出れるか否か。
数々の制約に縛られるらしい青年を見やり、 己も一歩を引いて、応接間の入り口付近へと招き。]
(97) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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/* 雉ノ恵×環、薫×安吾、瑠璃花×美波で、 ほとり×香水、伊織×スズという感じでFAかな?
ライン読めない陣営なので間違っている可能性も否めないが。
(-81) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[けれど、続いた言葉はまたも己の肩を下がらせた。 然して会話を経ていない相手にすらこの云われようである。>>85]
――――…君から見ても、俺は、 女性しか傍に呼ばないように見える、と?
御嬢様も高円寺さんも、瑠璃花も。 皆して、俺を軟派者のように……、くっ。
[日頃の行いか、大いなる力が渦巻いているのか。 汚名返上に勤しみたい男は、 幾らか頭を下げ、彼と視線を合わせて臍を噛む。]
それとも榛名の男は俺などよりも、朴念仁なのか。 いや、君に聞いても詮無いな。
[呼気を散らかしながらも、 彼に先ずは掌を差し伸べ、彼の片手を重ねるよう乞うた。
声に混じる是正には、小さく短い一言を足して*]
(98) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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|
御嬢様の交友関係に口を出す心算は無い。 大切ではあるが、呼び名くらい、君が思うままに呼んでほしい。
あと―――、
それは覚えなくて良い、俺の事ではない。
[正当な自己主張も忘れない。*]
(-83) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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/*バラの香りがしますわ!!!(ガタッ しかし、いまいくのタイミングわるいなぁww どうしようかな、ねるか!!!!!!
(-84) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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|
[「黒いからクロちゃん」の合理的な命名法に>>2:86目から鱗が落ちた]
成程、そういう名前の付け方もあるんですね。 「えにし」という名前も素敵ですし、悩ましいですね。
[スズの命名>>2:89の名前にも頷いた。確か「縁」という意味があったか]
オスでしたら「はる」でも問題なさそうですけど、 折角なら全部取り入れましょうよ。
名字が「えにし」で名前が「はる」 肩書きが「クロちゃん」にしませんか。
[今日一日で「欲張り」という言葉を覚えた人形は、とんでもない提案をし始める]
(99) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[独りになった部屋。 襖一枚の向こうの声は、あまりよく聞こえない。 少しここでゆっくりしてみても構わないかなと席を立ち、本棚の前に立つ。
雉ノ恵が探そうとしていた本はどんなものだったのかな…と予想しながら、背表紙を順に眺めていって。 他の浮島の名前が入った本が目に留まり、そっと人差し指でそれをなぞる。]
旅行記…かな。 ………摩耶…。
[タイトルにあった、榛名ではない島の名前をぽつりと呟いた。]
(100) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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/* >>98 榛名の男が朴念仁ってわけじゃないと思いますよ? (と、渚が某金平糖の精を思い出しながら…)
(-85) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[今から2年前、その島へと向かったとある飛空艇は、空路の途中で消息を断った。 それには環の父と姉が搭乗していたが――。]
誰一人…帰って、来なかった…。
[抑揚のない淡々とした声が、四畳半の空間に小さく響く。 その日からの事を思い出してしまい、しばしその場で立ち尽くしたまま。 感傷からふいに零れ落ちる思いを手の甲でぬぐう姿は、誰にも見られなかったはず。
心が落ち着けば、ふうとため息をついて本棚から離れる。 ティーカップに残っていた紅茶を飲み切ってから、襖を開けて応接室へと顔を出した。**]
(101) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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/* 多分、ほとりさんが「大河内」で「家令」だから、 「そうか。ヒトって名前と名字と肩書きがあるんだ」と思っている子。
(-86) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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/* (>>2:98 ほとりさん) あ、はい。見えます>女性しか傍に呼ばないように見える
と言いたいところだけど、人の事は全く言えない私。 [殆ど女性と喋っている。伊織さんでやっと二人目の男性]
(-87) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 00時頃
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まぁ観察よりも本を読む方が好きだけどね。
知識以外に得るものなんてあるの…? 主人を、か……もう何年だろう、主を失くして。 まぁ、容易く見つかるなら僕は今此処に居ないかもね。
[思わず苦笑めいた表情を浮かべながらも、 すぐにその顔は無表情へと戻る。
青年自身の意思で出ようとは何故か思わなかった。 やはり何処かで主を求めている証拠なのだろうか。>>97
入口付近へと招かれれば何も問わずに彼の傍へ。]
(102) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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いや?そういう意味じゃないよ。 男のヒトは女のヒトを好むと本に書いてあった。 瑠璃花も薫も少女だから、僕と違って。
皆貴方の事を軟弱者と呼んでいたのか?
[軟弱者の意味は本で読んでいたから知っていた。 青年の告げた言葉が誤解を招いたのか、 違う意味でとらえてしまっている彼に小さくごめん、と謝罪し。]
僕にはよくわからないけども、 男の僕よりも、二人の方が話しかけやすくないかな?って。
[単純に思ったことを告げるも、彼は如何やら落ち込んでいる様子。 それでも掌を差し伸べられればその手に片手を重ねようか。>>98 短い一言が耳許へと落ちれば、小さく首を縦に振った。*]
(103) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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うん、わかった。 僕は人形なのに、友人関係の中に入れてくれるんだ。
よくはわからないけど、わかった。 まだ自己紹介してなかった、僕は雉ノ恵、好きに呼んで。
―――…ジゴロ?じゃないなら、何て呼べばいい…?
[呼び方に少し困りながらも、重ねた手をきゅ、と握った。*]
2016/07/07(Thu) 00時頃
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うん、わかった。 僕は人形なのに、友人関係の中に入れてくれるんだ。
よくはわからないけど、わかった。 まだ自己紹介してなかった、僕は雉ノ恵、好きに呼んで。
―――…ジゴロ?じゃないなら、何て呼べばいい…?
[呼び方に少し困りながらも、重ねた手をきゅ、と握った。*]
(-88) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[スズが呟くのは、この場に集まるものたちを繋ぐ「えにし」と言う名前。>>89 だけども、心はここにあらずというように彷徨い、 気にかけるかの視線の先にいるのは、先程まで令嬢と話していただろう家令の姿 さても、気には掛かるものの言葉をかけるは無粋と 西野の促すかのような言葉に「はる」への同意を残し場を離れるのを見送る。
はる、に込められた意は、西野への返答で齎され>>87 「命の恩人の名」と言いながら、もう一つの名を聞き それが、腕のいい自律人形技師として名の通る人物である事を思い出す
傷ついたのは心だけではなかったのだと知り胸を痛め だけど、瑠璃花に悲壮な色は見えないからそれは奥へと沈めよう]
「はる」なら、どちらでも似合うと思うけど…
[そういったところに補足が入る。どうやらオスらしい>>92]
(104) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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西野さんもいい名前だっていってくれてるわね。
クロちゃん、って、だって見たままよ? お菓子の名前の方が、まだ考えた感じがすると思うわ。 カステラとか錦玉とか…錦玉だと金魚みたいね
[結局のところ殆ど名づけの才に差はないのではないかとしみじみ思う 金魚、と言う発想に、瑠璃花がまた何やら思うかもしれないがそれはそれ]
「はる」で決まりかしら? 気にいってくれるといいわね。
[本屋の店先で日向ぼっこなどしている黒猫を思い描きながら いつか縁があれば会いに行って名を呼んでみたいと願う]
私は何もしてないわよ。 [名づけに礼を述べるのには>>96そう言って笑って見せた。*]
(105) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[ひとつ、大人になろうとする少女を朧薄の間へ送り出した後。]
おや。 随分仲良くなられたんですね。
[砂永へ向かって手を差し出し、にやりと笑う薫を見付けて声が漏れた。 元々人見知りする子ではなかったが、今のように嬉々と跳ねまわる姿も珍しい。
いつも、明るくふるまう時はそれを意識しているように見えていたから。
反対側へ視線をやれば、あちらでは瑠璃花が高円寺をはじめとする四人に囲まれて話に花を咲かせている。 途中聞こえた名>>99>>105だけを目敏く拾い上げた耳に、行く先を見失った硝子のティーセットが小さく音を立てた。*]
(106) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[>>99 欲張りというのはこのことを言うのだろう。 名字に名前までは分かる。肩書きも付けるとは しかも各々案を出してくれた名前、全部である。 理解して、息を吸って吐いて、抑える。]
なかなか…斬新だね。 肩書きのクロちゃんは、黒猫だからぴったりだ。 名字と名前を反対にしても良い言葉の響きだよね。 [縁と書いてえにしという意味であれば、だ。 瑠璃花がいう提案は悪いことではない。ただ、面白さが上に行きすぎて、笑いを誘う内容だった、そう、だから。 褒めるのがよい、と言い訳を入れつつ笑顔でそう言った。]
(107) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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笑ってはいけない24時間 幻鏡堂
西野さんならスマートに返せそう。
(-89) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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[すっと会話から抜け出た所、心配そうに大河内の様子を見に行こうと、辺りを見回し彼の姿を見つけたら、青年型の人形と話をしているみたいで>>84>>85>>97>>98。 パッと見た感じでは落ち込みは無い様に見えるのだが、実際どうなのかは分からず。
さて声を掛けるべきなのか、どう話掛けるか。 いや話掛けないでおいた方が良いのか分からず。 一人談話室で頭抱えて悩んでいた。慌て無い様にと言われたが、今は少し難しい**]
(108) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 00時頃
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[これでも、自分の器量のなさは百も承知。 かわいげのないと自負する性格で微笑んで>>94自らの胸に触れる掌を見た。苦労知らずの手、色素の薄さは箱入、”次”があると思えないけれど。
自分の身は自分で畳みましょう。 背を押された少女は、微笑みを称えるだけ、責任など感じる必要はないのに。ほほえみの裏、渚が何を思っているかは知らず]
ええ、その。渚、ありがとうございます。 ………でも、つい先ほどで、いささか間抜けかしら。
[仕方ないのだけど。 善は急げ。彼が譲る道の真ん中。一礼をすれば、舞台を駆ける如く、応接間を歩いていく。その足音は、僅かな音を鳴らし。花咲くそのを横に通り、仲睦まじげにも見える二人を見、悩む少女に足を止めて>>108]
(109) 2016/07/07(Thu) 00時頃
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/* すごくちょうどよく渚が来た
(-90) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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あっ、すごく丁度いいところに来た!
[漏れた声を聞きつけて、茶を持った男に向かって手を上げる。>>2:106]
ねえ。こっちにも一杯くれる? 聞きたいこともあるんだよ。
[自分に向かっては明確に名乗られていないのをいいことに、薫は彼の名を口にしない。 然程珍しくはない名だとしても、口にした途端、認めたくないものを認めなければいけないようで、恐い。 それと、まったく八つ当たりなのだが、矢張り指輪が気に入らない。 薬指の意味ぐらいは知っている。相手を得て、家族にしたという印だ。だから、気に食わないのだ。
近寄ってきた彼に、出し抜けに問う。]
気が変わって契約に前向きになったところなんだけど。 ボクってぶっちゃけ幾らなの?
[親指と人差し指で丸を作る身振りは、少々下品だっただろうか。*]
(110) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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[こちらの名づけ方に、なにやら感心したような様子に>>99 そこは参考にしていいのかどうか、と暫し悩む
そうして、その後に欲張りな提案を聞いて 思うところはあれども積極的になったのは良いことと]
「えにし はる」で、肩書きが「クロちゃん」 なんだか、良いことを連れてきてくれそうな名前になったわね。
[と、その提案を受け止めよう。 いい肩書きかは、一応置いといて
瑠璃花の自由な発想は、あまり者を知らぬが故の物か だけど、それは上手く伸ばせば長所になるだろうから その芽を摘まずにいてくれるといいと、 いずれ現れるかもしれない「主」へと願った。*]
(111) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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あら、スズ。どうかしまして 二人に用なの、…
[その視線の先>>85>>98目的前で急停止。 それなら私と一緒ねと呟き。その眼で彼女をじっと見つめ。 話かけるタイミングを伺っているのかしらと耳打ち。彼女が、応と答えるなら、二人の名を呼んで振り向かせましょうか。
彼女の悩みの種が自分が要因の一人であるとも知らず]**
(112) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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いや、そうでもないよ。 クロちゃんという名前を出したのも良い案だと思う。 カステラ、錦玉 美味しそうな名前だね。
[>>105 高円寺へやんわりとそう言って。 此方も割と食べ物の案を脳内で羅列いるわけなので、悪くはないかと思うほどには、くろちゃんは良い名付けであるわけで。そして]
美波さん…、瑠璃花さんがいう全部まとめると、えっと。 基本的にどう呼ぶことになりますか?
[斬新な案に上手く思考が働かず、手助けを求めてそう問うて。 >>101ちらりと見れば応接室へと顔を出した環の姿が見えて、軽く手を振ってみるが、環は気付くのだろうか?**]
(113) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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[合わせられた指先に、瞬きひとつ>>52。 それから、差し出された小指に誘われて、こちらもそっと小指を絡めた。 …細くて折れてしまいそうだ、なんて、恐る恐るになったのはばれてしまっただろうか。
ゆびきりげんまん。 温度の無いはずの指先に、宿っているように思う、温もりの正体は。
少女の揺らすままに絡めた小指で約束を。 きっとこのことは、何かの折につき、思い出すに違いない。]
(114) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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しいれい。
[教えられた名>>55を、そっと口の中で繰り返す。 しかし残念ながら、額の無い青年にはなじみの無い名前だ。 そもそもが、人形といえば黒鵜の名しか知らないような奴である。
しかし、少女の語り口に>>56、少女が彼の人を心底愛しているのであろうことだけは、察せられた。 人形にとって人形師は、やはり親のような物なのだろうか。 親。 それ自体が、青年には想像の中にしかいない存在だけれど。]
それが、キミの、幸せ?
[そっと問うたのは、使命というものは時に人をがんじがらめに縛ると思っているからだ。]
(115) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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[しおらしくする気もない>>91という彼女に、思わず少し笑ってしまう。 しおらしく。 似合わない、と思ってしまうのは、別に揶揄するつもりではない。 しおらしくなんてしたら、この少女の魅力がごっそり消えてなくなると思うからだ。]
いいんじゃ、ないかな。
[そのまんまで。
そう告げる青年は、笑みを隠さない。 ふと、思ったのだ。
もしかして。 この少女は、怯えているのだろうか、なんて。
見当違いだったら笑い話にしかならないけれど。 だからこそ、出会う視線はもう逸らさない。 …近づく顔に、引くことも無い。
俺は、君の“心”に寄り添えるだろうか。]
(116) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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俺は、君が、好きだよ。
[発したのは、ストレートな言葉。 下卑た響きがあるわけでもない。 ただただ純粋に、この少女のはっきりとした物言いは好ましいと思う。 そして、時折見せる、心の柔らかい所が。 はっきり言うならば、愛しいと思った。]
欲しい、と言うと、語弊があるけれど。 …俺は、やっぱり君を… 人形としては、見れないみたいでね。
[零したのは、苦笑。 創り主の腕を示したいが故、人形として主をもとうと決意を決めたばかりの少女には、申し訳ないと思うのだけれど。]
叶うなら、そう。 同じ時間を過ごしたい、とは、思うよ。
[それは、人形の主としてはいささか無責任な言葉だろう。 主という者は、人形を所有するべきなのだ。 だから自分は、人形の主には、向かないだろうと漠然と思う。
そう、“俺”は。]
(-91) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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だって、二代目店主と同じ名で、同じ指輪だなんて。 そんなことを認めたら、あれを認めるようなものじゃないか。
愛とか。 奇跡とか。
(-92) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 00時半頃
本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 00時半頃
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/* はいしんだー! はいPLが萌えしんだーー!!
(-93) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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…だからね。
[ほんの一瞬、伏せた眼差し。 直後、視線を戻せばやはり、僅かながらな微笑は形作られているのだけれど。 眼差しの奥に、何か別の感情が揺らめいた。 それは、青年自身すら自覚のうすい、何か。]
いないはずが、無いさ。 キミを欲しがる人は、きっといる。
[その誰かを、彼女が気に入るかは分からないけれど、それは人間同士だって同じことだ。 人形である少女にとっての幸福に、少女が出会えるように、切に願う。
そうこうする内、少女が何かに振り向いた>>93。]
るりか…といっていたっけ。
[視線の先、薫よりも幼い少女の姿をした人形を、眺める。 姿の通り、精神も幼いのだろうか。 まるで子供を見るような心持で、つい見守ってしまう。 もっとも、青年の知る幼い少女といえば、かつての幼馴染位なもので、あの幼馴染は割とお転婆な方だったのだが。]
あ、あぁ。 長く引きとめて、ごめ…
[移動をほのめかした少女>>93>>94に謝罪をして、引き留めまいと身を引こうとした。 しかし、歩き出した少女が振り向いて、青年を誘うようなそぶりを見せるから>>94。 一瞬、呆けたように差し出された手を眺めてしまう。]
…あ?
[帰される掌に、一拍遅れてその意を知る。 あ、ともう一度呟いて、そして少女の笑みを捕え。 思わず噴き出した。 あぁ、くそ。 ……こんなとこが、たまらない。]
こういう時は、なんていうのが正解なのかな。
[その手を下から支える様に取り。
お手を拝借?
とかなんとか、呟いて、少女のエスコートを務めることにした。*]
(117) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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[伊織>>2:107と美波>>2:111の反応に、笑顔がこぼれる。 まさかまた人の笑いの壺を突きそうになったり、「欲張り」とか思われているとは気付かずに]
そうでしょう。 折角なら、皆の案を取り入れたかったの。 演技の良い名前ならよかった。 はるさん、喜んでくれるかしら?
[まだ見ぬ黒猫(瑠璃花が想像している「黒猫」が世間一般の猫と一致しているかは別として)に思いを馳せる]
名前でも名字でも肩書きでも、 みんな好きなの呼べばいいと思いますわ。
ほとりさんだって、大河内さんとか、 鰈?って呼ばれてますし。
[人には名前と名字と肩書きの三つがあると思っている少女は、伊織の疑問>>2:113に思ったまま答える]
(118) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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調べるだけでは限界があるだろう。 君が百科事典になりたいと言うなら話は別だが。
―――…前の主人からは何も教わらなかったのか?
[相手が目上ならば畏まり、女性ならばもう少し言葉を選ぶが、 同性となれば、例え相手が人形であったとしても気安く溶ける。
冗談を交えながらも、彼の手をおもむろに取り、 掌中で五指を拓かせ、人差し指を立てて添え。>>102]
大凡間違いではないが、全面的に正しい訳でもない。 君とて、瑠璃花や薫が女性だから、気に掛けている訳ではないだろう。 ……軟弱、とも違うと思うが…、
[脳内辞書より引き出したらしい言葉に語尾を揺らすが、 自身が他者から如何見えているかの真相は未だ闇の内。>>103
選ぶ言葉に惑いつつも、ツ、と指が彼の掌をなぞった。]
(119) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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/* ほとりさんの笑いの壺はつけなかったけど、依織さんの笑いの壺は付いたからいいことにしよう。そうしよう。
これはほとりさんに一撃入れられないな。人気杉。 背中を撫でながら「私が「ほとりさん」と呼ぶ内は、家令の大河内さんじゃなくて、ほとりさんらしい」と一日目に言われたことをやりかえしたかった。
(-94) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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/*しかし、あれか、かすい おもいびとがほもか、ろりこんか なかなかに、面白いしつれんだね!!
(-95) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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/* 全年齢村の筈なのに、>>119の下段の色気はいったいなんなんだ…!!(だんだん
(-96) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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[最初にヽをみっつ、左に寄せて縦に並べ、 次は土の字、その下に日の字、 その二つを袈裟懸けに切り下ろす一線で繋いで。]
―――…こちらの点みっつを纏めて「サンズイ」 流れる水の象形に当たる。 隣の文字は、単体で者と呼び、此処では水中の土砂を表す。
二つを合わせ、「ナギサ」と読む。 店主代行殿の、うつくしい水際を表す名前だ。
[擽るような指の軌跡が描く角張った文字。 彼が大声で間違えていた佳人の名前であり、 しっかり支える掌と、逆字にして教える漢字。]
覚えておくと良い。 本にはあらゆる叡智が詰め込まれているが、 君に語り掛けてはくれないのだから。
[彼の指を折り込ませ、見えない名を握らせて。 しっかりと抱えさせてから、教師の真似事に節を打つ。]
(120) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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……ところで君は、いや。 雉ノ恵は人形であることに引け目があるのか?
言葉の端々から、微かな過小評価が伺える。
[ちらと手元から上げる視線。 素直な彼の気質に引かれるように、 此方も投げた問いは極自然な流れを汲み。]
俺は大河内と言うが―――…、 これも、水際の名前だな。
[“先生”以外ならば、如何とでも。 そんな冗句を付け足して、指節を撫ぜて腕を降ろした。**]
(121) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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/* ごめん、鰈に噴いた
(-97) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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/*すずちゃんみつけて、そくはなしかけにいく このすずちゃんすきめ!!
(-98) 2016/07/07(Thu) 00時半頃
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[こちらが並べた菓子の名に、おいしそうだとふわりと返され>>113]
お菓子の名前と決めておいたら、増えた時に楽なんじゃないかしら?
[などと、ぽつり。 増えたら困ってしまうのだろうけれど無いとはいえない。
そうして、案が出たところで立ち上がるのは、どう呼ぶか、と言う 一番初めに戻ったかのような疑問]
んー……「はる」でいいんじゃないかしら? あとは、紙に全部書いておいてきた人に好きに呼んでもらう…?
[後者の場合、名づけた意味はあるのかとなるが、まずは前者が無難だろうか そう思えば瑠璃花も、好きに呼ぶことを提案する。>>118 「かれい」のイントネーションに若干の違和感を覚えつつ、確かにそうだと頷いて これは似たもの姉妹になるのだろうか……姉妹、ではないのだけれど。
などと考えながら、軽く手を振るその先に宵谷の姿を見つけ>>101 どこか影を帯びた様子にどうしたのだろうかと首をかしげる こちらの様子に気付いたならば招いてみようか
楽しい事を分け合えば、憂いはきっと軽くなるはずだ。**]
(122) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 01時頃
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/* みんな可愛いよね、うんうん
色々動いてきたけどどうなるかなー 瑠璃花さんには自分の望むところに行って欲しいのです 望まれたなら?拒むわけ無かろうて(
(-99) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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[視線を外に向けると、そのほとりは雉ノ恵と喋っていて。 その近くには先ほど席を外したスズ>>2:108と香水>>2:112の姿も見えた]
スズさん、大丈夫かしら…?
[美波は先ほど「スズは病気ではない」>>2:68と言ったものの、やはり少し心配ではあった。意を決してソファーから立ち上がって]
私、何か飲み物を、頼んできます。 四人分でいいかしら?
[手を振る伊織>>2:113の先に着物の女性(と瑠璃花は未だに思ってる)が居るのに気づき、そう言った。 こっちに混ざらなければ自分が二人前飲んでもいいかと思って]
あ、そうです。美波さん――
[美波の耳元に一つ囁いて。そして渚の方へ飲み物を頼みに行った*]
(123) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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/* そういえば、迷走していたキャラのイメ曲
遊佐未森さんの「だいじょうぶ」に決まりました( そのままやないかい、と言う突っ込みは受け付けない
(-100) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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/* >>120 男の名前の漢字を教える会話に「うつくしい」なんて単語を混ぜているから軟派だの人垂らしだのと言われるのだと…
(-101) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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ン、その通り、限界があるよ。 ヤだなぁ、百科事典なんかにはなりたくないよ。
前の――…、恵唯か。 教わる前に死んでしまったからなぁ……。
[有名でもない青年を作った人形師は、 雉野 恵唯(キジノ メイ)という男。 よっぽどのマニアだったら彼の名を知っているだろう。 そして、自殺してしまったことも――。]
そう言うものなのか……。 まぁあの二人は家族ごっこみたいな仲間だから。 大切な仲間、だよ。
[人間になれない、人形としての仲間。
そんな事を思っていれば、掌に彼の指が添えられた。>>119]
(124) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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このあとで、二人きりの時間をくれませんか。 ちょっと、聞いてほしいことがあります。
[大分解れた緊張が少し戻り、硬さの混ざる声でお願いをする*]
(-102) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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[何やら文字を書いているのだろうか、 よくわからない仕草に唯々首を傾げた。]
サンズイ………? ナギサ、へぇー難しいんだな…。 ―――え、アイツナサギじゃないの?!
[ずっとナサギだと思っていた彼の名が違っていた。 あれだけ大声で叫んだと言うのに、 ナギサも違うなら違うと言えばいいのにと内心で呟いて。>>120]
……そうだね、本は語り掛けてくれないし、答えてもくれない。
[いつも本へと問う言葉は、青年の独り言となるだけだった。 改めて言われると目を細めながら握らされた拳を見つめた。]
(125) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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引け目…か、まぁ出来れば人間になりたいよ。 心はあっても、感情を一々認識しながらは飽きるよね。 所詮は人形よりヒトがいいに決まっているから…。
―――君達人間が、怖いけど羨ましい。
[ヒトは“裏切る”事をする生き物だと認識してしまっている。 それは主の所為だが、 告げていないからそんな事彼が知る筈も無く。>>121]
ならオオコウチって呼ぶ。 オオコウチは、何で此処へ来たんだ? 秋月の付きそい?それとも人形が欲しくて?
[雰囲気的に恐らく前者であろう。 撫ぜられた指節を視線で追いながらも、 青年より長身の男をゆっくりと見上げた。**]
(126) 2016/07/07(Thu) 01時頃
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[動揺はそのまま手に持つ盆からティーセットへ伝わり硝子と硝子がぶつかる音を立てる。
その音を聞きつけた訳ではないだろうが、瑠璃花の方を見ていた渚に反対側から声がかかった。>>110]
聞きたいこと…ですか?
[お茶は既に温くなり、マロウブルーの青は菫のような紫に変わりつつある。 鮮やかな色彩の変化は楽しめないだろうが、ハーブティーとしては飲み頃の温度だろうか。
呼び寄せられるまま、足音もろくに立てず二人の元へ歩み寄り。 出し抜けに問われた、自律人形薫の価値。
契約に乗り気ではなかった彼女が、前向きになったことは喜ばしい変化として受け取り。 あけすけなくぶっちゃけられた疑問に、整った目元をぱちりと瞬かせ…]
薫さんは、ご自身をお幾らだとお思いですか?
[手振りでお金を示す薫にくすりと笑いながら。 前向きになった彼女に、自らの価値を問うてみた。**]
(127) 2016/07/07(Thu) 01時半頃
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――渚と、薫と安吾と――
渚さん、向こうに飲み物四つ下さい。 あと、スズさんが熱そうにしていたから、頃合いを見て 何か冷たい物か、扇ぐものでもあれば――
――あれ、薫ちゃん?
[渚の元へお願いに行くと、そこには安吾にエスコートされている薫>>2:110もいた]
随分、仲良しさん――え。 薫姉さん、契約するのですか?!?!?!
[朝には「退屈しのぎ」とか「全員突っ返す」とか言っていた薫の変わりように思わず声をあげてしまい、慌てて口を押えた。ビックリしすぎて姉さん呼びしたことにも気づかない]
それは、おめでとうございます。姉さん。
[深呼吸一つ。心を落ち着かせて、一番真っ先に言わなくてはいけない台詞を告げたはいいが。指を丸にして渚に尋ねる薫に、はっとした表情を浮かべ、渚のその返答を真剣な面持ちで待った**]
(128) 2016/07/07(Thu) 01時半頃
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[応接室での再会。 それ以前、一年に一度の定期整備。
そして最初に彼女が幻鏡堂へ持ち込まれた時から。
彼女の視線が、自身の左手を凝視しているのには気付いていた。 その目が得られなかったもの(例えば愛とか)、失ったもの(おそらくは家族といったもの)を、羨んでいるようだったのも。
だからそれに気づいてからは、例え八つ当たりだろうと向けられる視線に意は唱えず。 むしろ薫の起動時には出来るだけ指輪を付けないようにさえしていた。 それは薫の心を逆なでしないようにというより彼女と、その他全ての奇跡を模した人形たちに対する後ろめたさや申し訳なさ。
(彼女は私。治様に出会わなければ、あったかもしれないもうひとつの私の未来…)
人になる奇跡と言う役目を果たせなかった薫と渚。 なのに、渚だけがそれを成してしまった。 薫がそれを知るはずはないのに、まるで裏切ったような罪悪感が胸を刺す。 そんな気持ちがあったからかもしれない。
今は、何かを主張するように指へ吸い付いて外せない指輪。**]
(-103) 2016/07/07(Thu) 01時半頃
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/* 痺れを切らして瑠璃花が突撃して来た…と思っている (だって流石に常時4人いる多角地帯に5人目として凸するのはなぁ…)
(-104) 2016/07/07(Thu) 01時半頃
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[ぱたん。 襖を閉める音は、周囲の音に紛れてさほど響かない。
改めて部屋の中央を見れば、真っ先に西野と目が合った。>>113 彼の周囲には、高円寺と、まだ言葉を交わしてはいない小柄な少女型自律人形の姿。 手招きされれば、胸の内にあった感傷を振り切って、笑顔を作ろう。
こちらもゆるく手を振り返したら、高円寺にも気付かれた。>>122 瑠璃花はこちらの様子を確認すると、立ち上がって渚の方へと向かって行ってしまった。>>123
残った二人の元へと近づいて会釈をし、空いている席―瑠璃花の居た場所ではない空席―をちらと見ながら、]
僕も混ぜてもらっていいかな? …”春”とか聞こえたけど、何の話をしていたの?
[空いていた席は、スズが座っていた場所。西野の隣。促されれば腰かけるが、立ったままでも構わない。 二人に話しかけた時だろうか。 渚の元に行った瑠璃花が挙げる声(>>128)に、振り向いた。**]
(129) 2016/07/07(Thu) 02時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 02時頃
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/* わ、っと これはつまり、契約についての相談、かな?かな?>>123
あと宵谷さんも来たし、これは早めに動きたいところ 朝起きられ……ないだろうしちゃんと考えたいから夜にしよう。
そして寝よう。
(-105) 2016/07/07(Thu) 02時頃
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/* 薫への秘話書いてて、渚が三人を常時起動状態にしていなかったのか。 その理由にふと思い至った。
多分自分だけが愛されたっていうのが後ろめたかったんだ。
もちろん愛し愛されて人間になった人形は渚の他にもいる。 けれど彼らは正規版で、渚は自分をあまりとか、出来損ないとか、代用品とか思ってたから。
同じ出来損ない 同じ代用品
なのに、自分だけ宮田様に愛されて人間になってしまった。 それが酷く後ろめたい。 自分だけ奇跡を得てしあわせを手にしてしまったのが申し訳ない。
開き直れるだけの強さも、三人の背を幸せに向かって突き飛ばす様な胆力もないから。 どうしたらいいかわからなくなって、結局は生活させる場所がないとか、常時起動させておくと部品が摩耗して寿命が減るとか。 そういうもっともらしい理由を付けて遠ざけてたんだ。
多分、そういう感じなんだろう。 だって渚や宮田の性格を考えたら、人形を常時起動させておかないのって変だもの。
(-106) 2016/07/07(Thu) 02時半頃
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/* 一幕のエピ読み返したけど、和泉が渚から聞いたとか言ってみゃーたさまのことを「治」って呼ぼうとするから、渚は二人きりの時にしか治様って呼びませんー!って言い返した会話がみーつかーらなーい…
Twitterの方かな…
(-107) 2016/07/07(Thu) 02時半頃
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[では、同じ名を持つ『少年型自律人形 渚』と、二代目店主 久我渚の関連性はなにか。 一言で言えば、二人は同一人物である。
『和泉』、『翼紗』、『紅緒』の三体が黒鵜の兄弟子、実姉、実妹を模して、その核に彼らの遺髪や遺骨から精製した金剛石を心臓の駆動部に埋め込み作られた自律人形であるなら。 『渚』は黒鵜自身を模して作られた自律人形。 その核には、黒鵜の長い黒髪が使われた。
人形として作られた当時。 『渚』は兄弟子や実姉、実妹の生きていた十五歳の少年の姿をしていた。
三人のしあわせを願うなら、俺はお前のしあわせを願う
それは本心だったのか。 それともただのこじつけだったのか。 幻鏡堂と三体の自律人形を引き受ける代わりに、一二三が要求した対価の人形。
幻の四体目。 この世に存在するはずのない、奇跡を約束された四体目の自律人形。]
(*4) 2016/07/07(Thu) 02時半頃
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[『和泉』の中に兄弟子の。 『翼紗』の中に実姉の。 『紅緒』の中に実妹の。
欠片がそれぞれの胸に、核として埋め込まれている。 本来なら神を降ろすための核。
その核に故人の遺髪や遺骨を使う事で、故人の魂が宿るように…。
しかし黒鵜の願いは叶わず。 『和泉』には『和泉』の。 『翼紗』には『翼紗』の。 『紅緒』には『紅緒』の心と魂が宿った。
黒鵜はそれを哀しみこそすれ。 三人を恨みも、憎しみもしなかった。決して…。
そして末の弟。 黒鵜の髪から造った金剛石を核に埋め込まれた『渚』は…]
(*5) 2016/07/07(Thu) 02時半頃
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[『渚』の魂は、本当に『渚』だけのものだと言えるのだろうか…?]
(*6) 2016/07/07(Thu) 03時頃
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[三人との相違点。 渚だけの孤立点。
薬指に光銀色の西洋木蔦は、半世紀程前に宮田が渚へ贈ったもの。 この世にたったひとつの指輪。
琥珀の数珠も無く、幻鏡堂と感覚を【共有できる】のは、『共鳴作用』を持つ四体の自律人形(愛し愛されることで人間になる奇跡の人形)のみ。
かつて人形だった久我渚は、宮田との契約で完全な人間となり死んだ。 では、ここにいる《渚》は一体誰、か……]
(*7) 2016/07/07(Thu) 03時頃
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/*とっととしつれんしたかったなぁ。 うごきのにぶさはんせい、とことんぺあつくれないんだよねえ。いっかいめでがっつりいくのにがて、 まあ、すずちゃんかわいいからいいんだけどね!!!
(-108) 2016/07/07(Thu) 07時半頃
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/* 契約するなら、雉ノ恵である。 しつれんするなら、ほとり。うん!!(
(-109) 2016/07/07(Thu) 08時半頃
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/* 砂永が渚に渡したいもの(?)有るっぽいからこっち優先したけど、向こうに行けばまだ話していない高円寺と西野が居るんだよなぁ… 話に行きたいんだが、間に合うのかこれ…
(-110) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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[びくり、と肩が跳ねる。何と言われても笑顔で受ける、つもりだったのに。 『好き』だなんて、二文字は、その言葉は。 信じてはいけない、それは勘違いだ、人形に与えるべき言葉じゃないんだ、そう思うのに。
安吾という青年が言うから、そのまま受け取ってしまいたくなる。
嘘だ勘違いだと誤魔化して、彼が選んだ言葉を軽んじる失礼はしたくなかった。]
――――。
[黙って彼を見つめる。 心の有無が観測者によって決められるものなら、人形と見られないことは…… いや、過ぎた願いだ、曲解だ。そう自分に厳しく言い聞かせる。 けれども、真っすぐに放たれる言葉が、胸を射抜いてくる。]
一緒、に?
[笑顔を向けたいのだが、眉も唇も勝手にわやわやと動いて、制御ができない。 たまらず、顎が肩先に付くほど顔を背けて隠した。]
お、おぅ…。
[漏れた呟きは、申し訳なくなるほど色気がない。]
あっ、あり、がとう。自信に、なるよ。
[何とか声を絞り出す。]
それと、ああ、全く君は……。 ご満足いただけましたかよ? >>2:30
[人形だから、頬が熱くなりも、耳が赤くなりもしない。だが盛大に照れて恥ずかしがったことは伝わるだろうか。 もう見せないぞ、と頑なに、しばらく下を向いていた。]
(-111) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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幸せ、なのかな。 今は分からないけれど……決めたら、腑に落ちた感じで、すっきりした。だから、間違ってはいないんだと思う。 進んでみて、違和感があったらまた別のことをやってみる。 誰かに決められた願いよりは、ずっとしっくり来てるよ。
[父や、主人に決められた願いを求めるよりは。 もしかすると、その二人も自らそう決めたのではないかもしれなかった。黒鵜人形とその奇跡の物語が流布されたことにより、人形界全体が次の奇跡を求めた。その時代の熱気に中てられた面もあると、薫は考えている。 >>2:115] ……ありがとう。
[安吾からの肯定を受け取って、笑顔を返した。>>2:116 もしも薫に心があるとするならば、そう信じてくれるならば。 "心"からの笑みを。]
(130) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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[多少照れ臭く、何か別の話題を探していると、耳に入ってきたのは妹の声。>>2:93]
るり、は。
[一音の間違いを即座に指摘するのは、妹可愛さゆえのこと。>>2:117]
名前は大事だよー。人形が持てる物は名前しかないんだから。 で、ボクは、か、を、る。 ねっ。
[間違えられていない自分の名前も、ついでに強調しておいた。*]
(131) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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/* ここで間違ってたらどうしようもないよな、ってメモを何度も見ている それでも間違う可能性があるのが私でございまして…
(-112) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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[>>118人には名前苗字、そして肩書きの三つあると思ってることは知る事はなく、好きに呼ぶ分には確かにと頷きを示そう。 増えた時にと、呟く高円寺の言葉に]
あり得そうだな。 猫がが雌か仔猫連れてきたら。
[その時に饅頭とか付けようと考えてる。]
(132) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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ん、ああ、有難う。 [>>123飲み物を頼みに席を立つ瑠璃花へお礼を告げて >>129ゆるく振りかえす環が此方へと]
タマさんいらっしゃい。構わないよ
[どうぞと言うかのようににこりと笑いかけて、ぽんぽんと空いてる席を示して促そうか。]
先ほどまで猫の名付けについて話していたんだよ。 名字が、えにし、名が、はる、で…肩書きが、くろちゃんだそうだ。
[軽くそう説明をして、>>128何やら唐突の挙げる声に驚いてそちらへ振り向くか。]
(133) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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契約?
[さて、何のことやらと首を微かに傾げただろう**]
(134) 2016/07/07(Thu) 12時半頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 12時半頃
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あー、そう来たかー。
[問い返されて、眉間を指で小突く。>>2:127 考えようとしたところに、瑠璃花の声。>>2:128]
あ!? うわ、ちょ、ちょっと待って! 違う、違うって言うか、まだ何も決まったわけじゃないんだよ。 あとで、後で話す、話すから。
[激しくうろたえて、わたわたと手を振る。 瑠璃花たちには自分から言いに行こうと思っていたのに、>>2:93 こんな風に聞かれるなんて。 ともかく一旦瑠璃花を止め置いて、不意を突かれた自分の気持ちも落ち着かせて、やっと質問の相手に向き直る。]
んんん…? 相場が分かんないもんな…… えっと、確か前は……写真の下の、この辺にぃ……
[記憶している画像の、この辺、と中空に線を引く。そうしたところで誰にも見えないし、思い出せないのだが。]
(135) 2016/07/07(Thu) 13時頃
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千…五百……? だっけ……?
[口中でもごもごと呟く。かつて彼女に付けられた値として正しいのかは不明だが、自動車と比肩する数字だ。聞く人が聞けば吹っ飛びかねない。]
中古の……うーん……
[ぐるぐると考えても、知識が欠落していることを考えることはできない。 考えてみれば、薫は現金を見たことがない。契約書類や小切手など、主人がさらさらと署名する紙を何度か目にしたくらいだ。その紙を金とは言わないことぐらいは知っているが、額面はちらとも思い出せなかった。そもそも人形自身は金を遣わないのだ。興味もなければ必要もないものを覚えているはずもない。 焦れて、ついには子供のように地団駄を踏み、癇癪を起したように言い放った。]
もう! 分からないから聞いてるんじゃないか! 質問に質問で返すなよ!
どうせボクに支払われるわけじゃないんだ、店のモンだろ。 零でいいんだよ零でそんなもの!
(136) 2016/07/07(Thu) 13時頃
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/* 詳しくないので、画像検索で出たフォードの価格を参考にしております。
(-113) 2016/07/07(Thu) 13時頃
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ボクは、高いか安いか訊きたかっただけだ。 安いなら万々歳。馬鹿高かったりしたら、そもそも契約相手を資産家や華族筋からしか選べなくなるだろ。間口を狭めたくないし、そんな余裕も無いんだ。 相手が見つかったとして、そんなところで諦められたら嫌だからね。
ごみみたいに持ってこられた中古の型落ちの出来損ないの修繕品を幾らにするかなんて知ったこっちゃない。
ただ、いくらボクでもね、瀬名の爺が調べて直して服買って、起こして調子診て菓子食わせて、それを十年繰り返して、そういうのを全部纏めたら結構するんだろうなって、そのくらいの勘定はできるんだよ。 爺がどんだけぶん取るか知らないが、お高いんならどうにかしよう、交渉しようと思ったんだ。
[と言いはするが、瀬名が暴利を貪るとは思えなかった。人柄や身なりからして、かなり良心的な値段だったのだろうと推測している。そもそも、金に執着するような爺たちなら、幻鏡堂はもっと煌びやかなはずだ。]
(137) 2016/07/07(Thu) 14時頃
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どうにか、そう、どうにか、さ。
[立て板に大水を流すが如く一気に言い終えて、はあ、と一息つく。]
そういう時には用意があると、先に言っておきたくてね。
[おもむろに、あかんべえをするように下瞼に指を当てた。]
この眼を売ってもいい。
少しくらいの補填にはなるだろ? ……できれば片目は残したいけどね。 ま、さっきも言ったけど、いつかの仮定の話だ。
[伊達や酔狂での提案ではないと、真黒な瞳で男を見据える。 薫の瞳は、よくある陶器製でも硝子製でもなく、石でできている。>>1:322 石自体の価値と、加工品としてのそれと、人形用の部品としての珍しさのどれが最も尊ばれるか、薫には判らない。判らないなりに、無価値ではないだろうと、この話を出した。*]
(138) 2016/07/07(Thu) 14時頃
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/* ずっと黒瑪瑙(オニキス)で考えていましたが、瑪瑙だと縞が入るし、じゃあ玉髄(カルセドニー)にすべきかとかうだうだしていて、今さっき黒水晶(モリオン)に変えました。 わーい! 画像検索結果めっちゃかっこいい!
(-114) 2016/07/07(Thu) 14時頃
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[狼狽える薫>>2:135にきょとんとした]
えっ、違うんですか? 「契約に前向きになった」って、 そちらの方――と契約するのではないのですか
[薫をエスコートしている男性の名前を思い返そうとして、一度も喋ったことがないのを思い出して諦めた。こんなに薫が大人しくエスコートされている時点で、余程気が置けない仲なのだろうと推察はできたけど]
わかりました。 後で、ゆっくり聞かせてくださいね。
[そう約束して、薫と渚の会話を見守る。]
(139) 2016/07/07(Thu) 14時半頃
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[幾らだと思うか問う渚の質問>>2:127に思考する]
(私の値段…幾らなんでしょう? 買った時は、きっと相場よりも高かったんでしょうけど…)
[自身の来歴から鑑みてそう予想していると、 頭の中に詰る男の声がする。「この極潰し!」「金食い虫め!!」と。 それを振り払うように頭を振って更に思案する]
(部品自体は高級品でしょうけど、 特に私に何か出来るわけでもないし…)
[薫がする経費の話>>2:137に頷く。 あの酷い有様をすべて修理して、メンテナンスして――どれほどのお金がかかっているのだろう。幻鏡堂に一銭ももたらしていないこの身に]
(140) 2016/07/07(Thu) 14時半頃
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[「眼」を売る覚悟もあると告げる薫に>>2:138]
薫ちゃん、眼を売っちゃうの? その眼、綺麗なのに。
[と嘆いて見せるが、同じ立場に立たされたら自分だって売るだろう。 高価な物も何も持ち合わせていない身として、どうしようと悩むものの、意を決して渚に告げた]
もし、契約料が高いのなら……後払いって駄目、かな 私、愛玩用として作られていますけど、 きっと全く仕事ができないってこともないと思うんです。 少しずつ、支払う、から。
[一括払いじゃないと駄目なのだろうか?そもそも支払える金額なのだろうかと不安になりながらも、大事なことなのでしっかりと尋ねる*]
(141) 2016/07/07(Thu) 14時半頃
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/* 完全に契約する気満々ですね、瑠璃花さん。
多分、渚が渚だと気づいちゃっているから、「独り立ちしないと渚さんが心配しすぎて眠れない」と思っている節はある。 あと、美波さんがマリア様すぎて、私だけのマリア様にしたい(謎発言
(-115) 2016/07/07(Thu) 14時半頃
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薫風には分からなかった。 自分を避ける主人の内心が分からなかった。
孫娘は日毎に受け答えに遣う語彙を変え、身体の大きさを変え、顔立ちさえ変わっていくのに、なぜ髪が短くなっただけの自分は独りで髪を梳いているのか。
離れていく主人、その横顔から見えた目の冷たさを思い出し、薫風は頭を振った。
衝撃が大きすぎただけ。見慣れるのに時がかかるだけ。だって、ご主人様も、薫風の長い長い黒髪をいたく気に入っていたから。
所有する人形が髪を切り落とされたは家長たる自身の責、という念があるのだろう。叱責は当夜の一度限りで、翌朝からはまたいつもの、威厳と優しさを備えた主人に戻っていたように見えた。
(-116) 2016/07/07(Thu) 15時半頃
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決まった日に行われていた点検を兼ねた里帰りがいつになっても行われないのも、気持ちの整理がつかぬからだろう、と薫風は考えていた。 この有様を見れば、父は必ず主人を問い質す。 大人になったとて、咎められるのは怖いもの。 そう結論づけて、薫風は何も言わずに待った。 ひと月経ち、ふた月経ち、それでも薫風は黙って待った。 邸には椎嶺からの催促と、事情の説明を求める電話が度々かかるようになった。その間隔は次第に短くなり、ついには日に幾度も受話器を揺らした。 父の声を聴きたかったが、使用人がうんざりした顔で繋げ、主人が顔を顰めて、切れと手振りで示すのを、黙って見ていた。
御用があるのは主人であり、自分ではないのだから、出しゃばってはいけない。お邪魔をしてはいけない。そんな我儘を言ってはいけない。
父恋しさを抱えたまま、薫風は口を閉じ続けた。
(-117) 2016/07/07(Thu) 15時半頃
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[>>133西野が空いている席へと促してくれたので、ソファに腰を下ろす事にした。 どうやら猫の名前を皆で考えていたらしい。]
あ、それって西野さんちの猫ちゃん? 苗字と肩書きまで…くろちゃんだったら肩書きというより、 えっと…こういうのなんて言うんだっけ……”あざな”みたいだね。
[みどるねーむ、とも言うのだったか。]
(142) 2016/07/07(Thu) 16時頃
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[声がした瑠璃花の方をちらと見れば、薫が誰かと契約をするという話になっている…らしい。 当の薫はというと、慌てたように「違う」と話しており。>>135
結局は状況がよく分からなかったので、視線を戻そう。]
あ、ねえねえ、西野さん。 お店に園芸の本ってあるかな?…ちょっと、気になるハーブがあって、さ。
[先ほど渚から聞いた事を思い出し(>>38)、調べられる本があればいいなと思い聞いてみた。 そうだ、ハーブと言えば――]
そういえば、猫が好きなハーブもあるんだっけ。 今度お店行く時、はるちゃん?用にそれお土産に持って行こうかな。**
(143) 2016/07/07(Thu) 16時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 16時頃
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/*このむらは、ねこにしはいされとる。ねこむらだっけ?
(-118) 2016/07/07(Thu) 16時半頃
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/*クーデターしよっかな、
(-119) 2016/07/07(Thu) 16時半頃
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強い風の吹く、乾燥した冬の晩だった。
その日は小さな夜会があり、主人と夫人は客人をもてなし、一族も孫娘まで着飾ってテーブルの間を挨拶して回り、使用人たちも皆忙しく立ち働いた。
薫風も、髪がないのを布で隠し、初めて邸に来た日のように装って、美しい調度品の一つとしてひっそり部屋の奥に立ち、客人に静かな微笑を捧げていた。 初めて来た日のようにと言っても、指輪などいくつかの宝飾品は娘たちの身体の上で光っていたりもしたのだが、それは薫風にとっては些事であった。
主人の物として、同じ場にいられることが嬉しかった。 たとえ言葉を交わさずとも、歓談の間に置かれることが、とてもとても、嬉しかった。 広間には笑顔と話し声があふれ、滞ることなく、すべてが順調に流れていた。
そして宴もたけなわの頃、小さな地震が起きた。
(-120) 2016/07/07(Thu) 17時頃
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驚いて燭台を倒したのは、誰だっただろうか。
カーテンを伝って火は驚くほど速く燃え移り、普段と物の配置を変えていたためか若い使用人が戸惑って消火が遅れ、酒を召した人々は主人の誘導で庭へとまろび出た。 突発的な事態ではあったが、夜会慣れした家のこと、ひとまず全ての人は避難を終え、人数を確認したならばすぐにでも火消しに、と整った。
ただ一人、いや一体、薫風だけが逃げ遅れた。
走ろうにも、人と同じ速さで歩くこともできぬ身。庭への繋がる窓の桟を越えることもできない。 しず、しず、と着物を引きずり、扉の方へと移動する。だが火の回りの方が速い。 ぱちぱちと爆ぜる音、熱、白い壁を橙色に照らす炎色、入り混じった料理と酒の臭い。 ひっくり返った料理の油を伝った火がちろちろと、すぐ後ろにまで迫ってきていることを薫風は感じた。 一度火に巻かれれば、木製の身体はあっという間に燻されてしまうだろう。
(-121) 2016/07/07(Thu) 17時頃
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怖かった。とても怖かった。
たすけて。 おいていかないで。 わすれないで。
叫ぼうとしたが、自分のために危険を冒せと頼むことになると思うと、どうしたらいいのか分からなくなった。 必死で、しかし亀よりも遅い歩みで逃げていると、突如扉が開け放たれた。空気が通り、火はごうと鳴ってますます扉の方へと伸びる。
「ご主人様………!」
薫風が寝床とする桐箱を抱えて突入してきた主人は、薫風の姿を認めて駆け寄った。 その時の、老いた主人の鬼のような形相を、忘れることは無いだろう。
(-122) 2016/07/07(Thu) 17時頃
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息を切らせて薫風の元へ辿り付いた主人は、まず、髪飾りを頭の布ごと巻き取って、桐箱に放り込んだ。
続いて、珊瑚、真珠。 帯留め、帯揚げ、帯締め、帯。 色打掛。
身体を覆っていたあらゆるものが剥ぎ取られ、箱に乱雑に詰め込まれていくのを、薫風は呆然と見ていた。
目を背け続けていたものを、突きつけられる時が遂に来たのだった。
己の価値は、帯一本にも劣る、と。
既にそこまで落ちていたのだ。 もはや取り返しのつかぬほどに、主人の心は離れていた。
箱だけを持って部屋を出ていく主人の背を、床に臥せったまま、声も無く見送った。 引き千切られた首飾りの鎖がひとつ、炎にぎらぎらと光っていた。 視界が橙に染まり、火の粉と灰が舞う。ごうごうと空気が唸る他は、何も聞こえなかった。
(-123) 2016/07/07(Thu) 17時頃
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/* 今日中に過去編を書ききれる気がしない oh 瑠璃花かわいいよーーーーーー何もかもがかわいいよーーーー
(-124) 2016/07/07(Thu) 17時半頃
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/* なんだろう。 娘二人が健気すぎる…
大丈夫だよ。 って言いたいけど、それより先に「ははっ」と笑っている黒鵜をどうにかしよう。 君の知る先代の爺は、君の幸せを遮って対価を要求するような人だったかい? って、お前に言われなくても、だよ。うん。
(-125) 2016/07/07(Thu) 18時頃
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[微かに足音を立てる気配に娘が視線を向ければ其処には秋月嬢が>>109>>112。 どうしたのかと尋ね、そっと耳打ちをしてくれるお嬢様。 此方を気遣う様に声を掛けてくれる、という申し出には首を横に振る。]
いえ、大した用事というか…その。 大河内さんが何か辛そうに見えましたから声を掛けようとしたのです。
[ちらりと大河内に視線を向け、そして秋月嬢に視線を戻し。]
でも大河内さんは、女性に自分の弱みは見せたくは無いのだろうと思いますから。 私は声をお掛けしないで良いかな、と思ってます。
[漸く出した結論は声を掛けない、という方向に決まりつつ。 波打つ黒髪を持つ令嬢を眺め、ゆっくりと口を開こう。 幻鏡堂に来てから思った事を、秋月嬢と大河内に対して抱いた思いを言葉に変え、令嬢に伝えて。]
秋月様も大河内さんも、私にとって恩人ですから。 私が変われる切っ掛けを与えてくれたから感謝しているのです。
[人見知りが強い自分が此処まで人や人形に関われたのは秋月嬢や大河内のお掛けだと思ってるのは確か。]
(144) 2016/07/07(Thu) 18時半頃
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此処で出会った経験は私にとって宝物です。 だからその人達に恩返しが出来ればと……。
[秋月嬢や大河内だけで無く、瑠璃花や美波、宵谷に西野に渚。まだちゃんと話を掛けられてない人や人形も居るけど。 その人達に感謝の念を抱き、彼らから貰った大事な「何か」を胸にしまいながら、自分も何かを返したいと願うのだが。]
私に何を返せるのか、何が出来るのか分からないのです……でも。
[眼前に居る秋月嬢は、此方と生まれも育ちも違う。 彼女が何を背負っていたのか、重責を抱えたままどう生きて行くのか知る術は持たないのだけど。]
私が出来る事なんて、たかが知れますが。 それでも何か力になりたいのは確か、ですから……。
[娘が言う言葉は曖昧かも知れず頼りなさげかも知れないが。 その人が前向きになれる手伝いをしたい意思は確りと伝え、胸を掴んでいた**]
(145) 2016/07/07(Thu) 18時半頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 18時半頃
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/* 確かこの世界のお金の単位って圓だった気がする。 それで、喫茶店の珈琲が一杯三百圓くらい。
なので感覚的には現代と一緒なのよね。 って考えると、>>136の千五百…萬圓…?は、物凄い高級車っていうか… うん、高いね薫風!! しかしそれが適正価格だと思えるんだから、本当に自律人形って高い。
ちなみに一般的な自律人形だと車が買えると例えて、 黒鵜人形だと家が建つって前村で言いました、私。
(-126) 2016/07/07(Thu) 19時頃
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辛そう?ほとりが…
[首振るスズとほとりを見比べ。 視線は、雉ノ恵にも及ぶ。応接室。互いの声は届く距離。 何かを言おうとした声は、こちらに戻る視線に音を止めた。]
…そう。そうとは限らないと思うけど。 貴女がそれを選んだなら…
[それで良いのかもしれない。 だが、何か煮え切らず、ゆっくり口を開く彼女が伝えようとする言葉にぱちり。瞳を瞬いて、感謝の一言に目の輪郭を丸く。丸くし、一呼吸。スズの顔をじっと見つめ>>114]
私が恩人だ、なんて…何を言っているのかしら。 変わるきっかけなど、私は与えてないわよ。
[もし、彼女が何か変わったのなら、それは彼女自身の気質。それによるところがきっと多い。自分が何かを与えたというような自覚なく、こうして彼女と話をすることで変わるのは自分だと思いながら]
(146) 2016/07/07(Thu) 19時半頃
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‥宝物ね、素敵な言葉。 私も、貴女の宝物になれたのね。 恩返しなど、考えなくていいわ、 誰も見返りがほしくてスズと話したわけじゃないもの。
[大事な「何か」を胸にしまいながら、自分も何かを返したいと願う彼女は、街であったときよりもしっかりとして見えた。何ができるかわからない、返せるのかわからない。
そう告げる彼女に応えるは横に振る首。]
そんな風に思わなくていいのよ。 貴女が、貴女であること、それが一番大事だもの。 でも、そうね…何か力になりたいなら、
[見る世界も、歩く場所も違う彼女。 だけど、スズがあのときあそこにいなければ、香水は此処にいない。そっと自らの胸を押さえた後、その手は胸掴む彼女の手に伸びる。触れる前の位置、どうかを願うよう差し出して。]
手、握ってもらえるかしら。
[貴女が握ってくれるなら、きっと百人力よ。 そうしかとほほ笑んで、その眼をじっと見つめれば、私は話したいの。告げたいの。と>>126>>121二人の男性を見た。 そう、渚が押した背が、流れるように戻す水の香。]**
(147) 2016/07/07(Thu) 19時半頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 19時半頃
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[席を立ったスズを気遣う瑠璃花の様子に、優しい子なのだなという認識を深め>>123 やはり気になるのか、口実を見つけて席を立つのを見上げ]
少し喉が渇く頃よね。お願いしていいかしら?
[そう言って言葉で背中を押した。 四人分というのはこれから来るだろう人の分も含めて 短い時間に長所を伸ばしていく姿を頼もしく思うのは やはり「友」と言うよりは「保護者」のそれであった]
なあに?
[名前を呼ばれ耳元に落ちた囁きに、一言返して頷いて そうして、渚の元へと向かう様子をじっと見守った。*]
(148) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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いいわよ。 瑠璃花さんの用意が出来たら声をかけてね。
[声に混ざる僅かな硬さは、きっと大事な話なのだと伝えるから 急かすことなく、そう伝えた。*]
(-127) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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[見送る視線でまた部屋を見遣る。 どうやら雉ノ恵は姿を見せて、なにやら大河内と話を始めた様子。 先ほどの「出来損ない」と口にしたどこか自身を卑下する様子の雉ノ恵と 令嬢のもとに向かう前、ほんの僅か強さの裏の綻びを感じさせた大河内
令嬢との会話が堪えたわけではないだろうけれど、 家令の姿はどこか、先ほどの綻びにも似た気配を纏う。>>119 先ほどの言葉の意を返そうにもその機会は見つからず 私である部分を伏せ、公に徹し主に仕えるを是とする彼にこそ 心を添わせ、安らぎを齎すものが必要なのではないか、などと 思いはするものの、それはきっと余計なお節介
何を話しているかまでは定かでは無いけれど>>121>>126 心晴れるものであればいい、などとは これもまた余計な事と思われるだろうか
その先スズと顔をあわせた秋月の令嬢が彼らの側にあることに>>112 何かの予感を覚えつつ 憂いを帯びた様子の令嬢も>>147、スズと話すことで何かを見つけるといい、と
老婆心などといったら、そんな歳ではないと言われるのだろうけれど]
(149) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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[そこからまた視線を戻し、こちらに来た宵谷に会釈を返し>>129]
どうぞ、話は大勢の方が楽しいものね。
[そう言って、席を勧める西野の様子>>133に頷いて]
猫の話をしていたの。 どんな名前がいいか、とか、猫の家族が増えたらどうしよう、とか。
[西野の言葉も踏まえて>>132自分からもそう伝えると 渚のもとに向かった瑠璃花の声が届いて、皆と一緒にそちらへと目を向ける>>128]
契約?
[驚く様子と慌てる薫と>>135、その側の青年(まだ名を知らないが)>>117を見遣って首を傾げる そういえば、人と契約をしないとここから出られないのだったか、と今更 そうして、もう一度 真剣な面持ちで渚と薫の様子を見つめる瑠璃花を見て、
ぱちりと一つ瞬きをした]
(150) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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[続いた会話に視線を戻す>>143 ソファに腰掛けて、宵谷が切り出すのは店にある品について それについての返答を待ちながら]
猫の好きなハーブ……前に、仕事で花の絵を描くときに本で見たわね。 確か…「イヌハッカ」と言った気がするわ。 猫が好きなのに犬の名前なのね、って不思議に思った事があるの。
[「キャットニップ」と言う呼び名もあるのだけれど、 犬なのか猫なのかはっきりしなさい、と思ったものだった]
お土産、はるちゃんが喜んでくれるといいわね。
[そう言いながら、もう一度周囲を見遣る それぞれに抱えた思惑が、よりよい所に落ち着くといいと
それもまた、自分より他人の心配、と呆れられそうだったけれど。**]
(151) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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[>>135慌てて違うとの声に、どうやら何か違うらしい。 誤解が解けそうなら大丈夫かと、判断をして視線を戻して >>142あざなとの話を聞いて、字という漢字が思い浮かんだのは漢字だらけの書物の読みすぎのせいか。]
あだな、とも呼ぶね。 まぁ…3つ呼び名もあれば困らないかと思う。 思いつかなかったんで瑠璃花に感謝だな。
[その場にはいない彼女へ再度感謝を述べて >>143園芸の本はあるかとの問いに頷きを一つ返そう。]
(152) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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勿論、扱っているよ。 園芸の本といっても、種類がいくつかあるから、読みやすそうな本を数冊見繕っておこうか。 時間がある時においで。
[いつでも来店は歓迎だから、と付け加えて そして好きなハーブをお土産に持っていこうかとの言葉に目を瞬かせたのち、にこりと笑みを作るのは爽やかな様]
猫が好きなハーブだと、マタタビのことかい? 猫を酔わせてめろめろにするのかい?
[表現がやや違うような気がしたが、大体合ってるはずである。実は言うと、猫が酔っぱらう様をちょっと見てみたい。]*
(153) 2016/07/07(Thu) 20時頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 20時頃
絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 20時半頃
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ああ、そう呼び名もあったね。 美波さんのいうようにイヌハッカとも呼ばれているけれど、西洋マタタビでも通じると、本に書いてあった記憶があるな。
[>>151キャットニップ、もしくはキャットミントという呼び名もあったか。あれ、意外と呼び名多い?と記憶の限り探ってはみるが。 戻ったら調べてみよう。]
名字マタタビ、名前イヌハッカ、肩書き西洋マタタビ みたいに3つある感じだな…。 御土産としては多分喜ばれるんじゃないかな。
[猫が喜ぶか、酔うかはさておき、こうしてまた会う機会があることが分かるのが嬉しい *]
(154) 2016/07/07(Thu) 20時半頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 20時半頃
お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 20時半頃
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[とてとてという効果音が似合いそうな様子で駆けよって来る瑠璃花>>128に気づいて、話しの輪に加える様に少しだけ位置を譲る。 その中に含まれていた盛大な早とちりに、渚もおや、とわざとらしく目を丸めてみせ。]
ふふっ おめでとうございます、薫さん。
[おめでとうございますと言う瑠璃花に続いて、仲睦まじく手を繋ぐ二人に向かってそう言えば。 わたわたと狼狽える薫の様子に、また、くすくすと笑みを零し。
平静を取り戻した薫が懸命に記憶の糸を辿る間。]
瑠璃花さん。 飲み物のお代わりは、あちらにいらっしゃる高円寺様方でよろしかったですか?
[小声で確認しながら、先ほどまで瑠璃花の居たソファーへ目を向ける。
ソファーの周辺で歓談を続ける高円寺たち四人。 今は永田がその輪から外れ、代わりに宵谷が加わったようだ。
次いで向けた視線の先。 秋月と話す永田の様子を見つめて、ぽつりと零した呟きはあまりにも小さく。 そこに見えた変化は一瞬。]
(155) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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篭った空気にあてられたのかな…?
[部屋の空気は密室特有の息苦しさや澱みを感じさせないが。 確かにここは窓も無く、四方を別の個部屋に囲まれた地下の応接室。 人が多ければ部屋の空気が澱むのも当然といえば当然ではあったが。
ちらりと見せた横顔は、地下で目覚めてから見た渚とも、瑠璃花の記憶の中にある白髪の老いた渚とも異なった雰囲気を漂わせ…。]
(-128) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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[癇癪を起した子供のように地団太を踏み始めた薫に>>136あちらを向いていた視線を戻して。 薫の語る十年に、渚は少しだけ懐かしそうに目を細めて微笑んだ。
薫の言う通り、人形の修復には整備の内容や補修具合によってそれ相応の金銭がかかる。 当然、場合によっては修復するよりも新しく勝った方が安い場合も。
特に薫や瑠璃花、雉ノ恵たちは人形師が造った一点物。 それも奇跡を約束された黒鵜人形を模して作られた人形だ。
歯車ひとつ、螺子のひとつに至るまで、安物の既製品でまかなわれてはいないだろう。
乱れた髪を整え、煤けたり傷んだ肌を磨き、放置された年月の歪みを正すようにたっぷりの時間をかけて修復された薫と瑠璃花。 人形技師瀬名が彼女たちの修復にどれらけの費用を費やしたかは知らないが、それでも、決して安くはないだろうということは渚にも分かる。]
(156) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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[それだけの金と労をかけるだけの価値がその人形にあるのかと問われれば…]
(治様なら、関係ないとおっしゃるのでしょうね…)
[そこに修復可能な壊れた人形がいて。 自分にそれができるのなら、やれるだけのことをするだけだ。
きっと彼は、人が人を助ける様に、ごく当たり前のことのように憮然とした顔でそう言うのだろう。]
(-130) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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[記憶の中で蘇る姿に愛しさと恋しさを感じて、胸の奥が切なくなる。]
(-129) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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[この目を売ってもいい。 下瞼に指をあて、自らの瞳を指さして言う薫。>>138
確かに彼女の瞳には価値がある。 意志の強さを映して煌めき、月と星の光を波間に映して瞬く夜の海のような彼女の瞳は。 恐らくは、人形師の力作。 この世にたったひとつしかない、一対の輝石だろう。
薫の言葉に「売っちゃうの?」>>141と嘆く瑠璃花の頭を慰める様に撫で。]
私はあくまで、留守を預かる身。 ですからお二人の価値を決めることはできません。
けれど薫さん。 どうか、ご自分の手でその目を差し出す様な事はなさらないでください。 あなたを修復した宮田様も、きっとそのようなことは望まれないでしょう。
[自らの瞳を対価にと決意を示す薫と、思い悩む様子の瑠璃花に。 微笑みを浮かべて、静かに黒髪を揺らした。*]
(157) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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/* 言う…宮田は言う…(咽び泣く
(-131) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 21時頃
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[宝物になれたのね、と問う声には、偽る事も飾る事も無い笑顔を見せて是と応える>>147。]
はい、お金では買えない大切な宝物です。 見返りとかそうでいうのでは無くて、その。 貰ってばかりでは申し訳無いですし……。 それに私も喜んでいらっしゃる顔も見れたら嬉しいです。
[娘の言うそれは見返りを求めたそれに近いものが有るかも知れないが。 お返しをして喜んで貰えたら純粋に嬉しいのは確か。 秋月嬢が首を横に振り、自分が自分らしく振る舞うのが大事、と説きながらも。
娘の手を掴もうとする白魚の様な綺麗な手が伸びる。 自分とは違い滑らかそうで綺麗な白い手は羨ましさを覚えるのだけど。 世辞にも美しいとは言えない下々の手を、両の手を包み込む様に触れ、僅かだけ力を込めた。]
私は秋月様のお側には居れないのですが。 それでも、私は秋月様の味方ですから。 秋月様のこれからの幸せを願ってます。
[娘は手を握ってる令嬢が、近い未来年の離れた男の元へ嫁ぐ事は知らない。 でも、娘は令嬢として生まれた女子の宿命は何となしに理解はしている。 これから先、憂う未来が有るかも知れないが、それでもその悲しみが少しでも薄らぐ事を願わずにはいられない。]
(158) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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[ゆるりと手を離せば、娘の手は前で組んで、笑みを秋月嬢に向け。 思いを告げたいという言葉を聞けば、彼女の邪魔にならない様に道を開け。]
秋月様、良い宝物が手に入る事を切に願ってます。
[秋月嬢が行くならば、娘は恭しく頭を垂れさせ彼女を見送るつもり*]
(159) 2016/07/07(Thu) 21時頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 21時頃
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/* 渚さんの赤だろうか?小さな呟きは。 どちらにしても、こわいけど気になるわ(そわりそわり)
(-132) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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[相手は安吾ではないのか、と瑠璃花が言うので、口をむにゃむにゃさせる。>>2:139]
そういう話は…だから…あぁ…… ちょっと、そっちは明らかにわざとだね? 分かってやってるね? >>2:155
全く…
[しかし思考の転換点に立たせたのは彼との会話なのだから、無関係というわけでもない。]
なんかごめんね。盛り上がりに巻き込んじゃって。 人形にとっては契約って結構一大事っていうか……ボクは二十年前から拒否してたわけで、さ……
[謝っていいものやら悪いものやら。安吾に向かう言葉は、なんとも歯切れが悪くなってしまう。]
えっと、大丈夫?
[若干注目を集めてしまったことや、囲まれることを指して、一応気遣って声をかけた。]
(160) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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/* 突撃していいのかな…(あせえ しかし、いまいかないと失恋とかなんやらまわせんぞww ああ、もう面倒!!!まとめて嵐のようにあらわれ、嵐のようにさろう!!!しのう!!
(-133) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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百科事典ではなく、人間になりたい?
契約して、結果的に人間になるのではなく、 人間になりたいから、なるべく主人が欲しい。
君がそう考える原因は、その人に在りそうだな。
[“恵唯”となぞられた名前は、前の主人か、 彼を造った人形師か、それとも両方を兼ねる名か。 死を悼むでもなく、何処か遠くにおいて語る様は、 幼い顔立ちの中に老成を伺わせる。>>124 まるで、叶わぬ願いに諦観を込めるよう。
僅かばかり沈黙を置いて、微かに瞳を細め。 淡い呼気が唇から、柔く抜けていく。]
(161) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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―――…君は、もしや……、
[些細な是正に、彼は顔と言葉に変化を添えた。 本を繙けば容易く知れることでも、 ひとりで循環させては辿り着けなかった真相。>>125
少しだけ迷う素振りを見せてから、息を継ぎ。 そっと彼の耳元に囁きを寄せ。]
(162) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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人に劣等感を抱いているのか。
[彼は言葉の端々で、人形であることを軽んじる。 否、軽んじているのは彼自身なのかもしれない。
人であれば、人であれば、人であれば。
そんな魂の慟哭が聞こえる気がするのは、 早すぎる老化故の難聴か。]
(-134) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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俺は生まれてこの方、人の生を歩んでいるので、 君の心の底までは分からないが、 人間になるとは、主人を得るとはそんなにも難しいことなのか。
[重なる視線に合わせて問う声。 彼から覚えるのは微かな警戒と、確かな羨望。>>126
踏み入ったことを聞いてしまった、と、 首を左右に振ってみせるも、会話を無碍に打ち切ることもなく。]
俺は御嬢様の付き添いだな。 多少ならば、人形への審美眼も備わっている。 だが―――…、 人形が欲しいかどうかは、考えたこともなかったな。
[されど、最後の質問には視線を外した。 持ち合わせがそもそも無いしな、と添えた言葉は実に単純明快な理由。 人形の相場が、破格であるのはよくよく理解している。*]
(163) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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ぶはっ、ははははっ!
[瑠璃花は真剣そのものなので悪いと思いつつも、どうしたって笑ってしまう。>>2:141 普通の作業用人形は、人形が齎す利益分も代金に上乗せされていると思うのだが、どうだろうか。]
後払いって、瑠璃花、いいんだよボクのことなんだから。 それに愛玩用が働いたら作業用の立つ瀬がないだろ?
ああでも、踊りも謡もできない、見目だけ勝負の愛玩人形なんだから、そういう手もあるか。 そうだ、伊織が本の片づけと猫の世話係を探してたよ。>>1:109 そういうのならいいかもね。 でも、あはは、そうだね働いたら、自分で自分を買えるね。あはははは。
[人形が人形を購入する、という発想が面白くて、笑いが堪えらえない。 悪いから止めよう、そう思うほど止められないもので、ひとしきり笑って笑って――すっと真顔になった。]
あれ? ひょっとして瑠璃花、自分の契約の話をしてる?
……どういう風の吹き回し? 何があったの。
[自分のことを思い切り棚上げして、真剣な顔で瑠璃花に訊いた。]
(164) 2016/07/07(Thu) 21時半頃
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/* ナカノヒトは読解力がないので、渚さんの秘話の「地下で目覚めてから見た渚とも、瑠璃花の記憶の中にある白髪の老いた渚とも異なった」人が誰かわからない(どーん
幻鏡堂自身の意志とか、若い頃(人形時代)の渚さんとか、そんな感じなんだろうか…?
(-135) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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[スズはお金で買えない大切な宝物と言ってくれた。 それだけで、心のつっかえが取れる気がし、心が軽くなり、微笑みは唇からこぼれた。憂いの令嬢は>>149もう何処にもいない。その先が何処に繋がっていようとも、関係なく。
触れたスズのぬくもりは暖かく心に沁み渡った。 彼女の心根のような穏やかさ、心地よさが香水を満たしていく。わずかだけ、されどしかりと込められた力が、そして、何より、自分とは違う手のぬくもりが、嬉しかった。]
もらってばかりは、私の方よ。
[与えられることが当たり前だった。 叶う通りばかりを望んだ身、幸せを願っているという彼女に返すのは微笑みばかり。きっとスズの心が清らかとしているから、だから、私の心も晴れ晴れとするのでしょう。]
2016/07/07(Thu) 22時頃
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[スズはお金で買えない大切な宝物と言ってくれた>>158。 それだけで、心のつっかえが取れる気がし、心が軽くなり、微笑みは唇からこぼれた。憂いの令嬢は>>149もう何処にもいない。その先が何処に繋がっていようとも、関係なく。
触れたスズのぬくもりは暖かく心に沁み渡った。 彼女の心根のような穏やかさ、心地よさが香水を満たしていく。わずかだけ、されどしかりと込められた力が、そして、何より、自分とは違う手のぬくもりが、嬉しかった。]
もらってばかりは、私の方よ。
[与えられることが当たり前だった。 叶う通りばかりを望んだ身、幸せを願っているという彼女に返すのは微笑みばかり。きっとスズの心が清らかとしているから、だから、私の心も晴れ晴れとするのでしょう。]
(165) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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[外した視線の先では、店主代行と中性的な少女型が、 やたらと生々しい問答を重ねていた。 瑠璃花の驚く様子から察するに、 件の少女型は、契約への糸口を見つけたようだ。 傍に付き添う砂永の横顔も、ちらりと盗み見。
余り気が長く無いのか、啖呵を切った声は、 朗々と響き、自然と視線は彼女の横顔に留まって。]
――…一説には、人形は貴族の趣味と聞くが、 中には、特例が存在するらしい。
人ではなく、人形が選んだ折は、 随分と融通が利くらしいが。
[漏らしたのは記憶を探る独り言。 微かに肩を竦める仕草を挟めば、視線が再び遊んで、 ばちりと、主人の視線に射止められる。>>147
先ほどの会話の手前、微かに息を詰めるも、 自己の不安定を優先させて非礼を働くのは不義である。 少しばかり、浮きかけた視線を戻し、 軽く会釈を返してみせようか。
良く出来た家令が描く、寸分狂わぬ三十度の傾斜。*]
(166) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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…ふふっ、そんなこと言って、 何時か貴女を私が連れに来るかもしれませんわよ。 一緒が良いと。
[そのときは、迎えてくれるかしら。 そうと、笑みを組む少女の前。道が開くのを見れば、足取りは軽く。宝物の言葉に、ほんの少し、首を振り。されど、見送る頭よりも、その先に。通り際、一言をささやいて>>159]*
(167) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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私、よい子でいることをやめますの。
[お父様のよいこでいることを。
ですから、会いに行きますわ。そうとささやいた眼は輝き]*
(-137) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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/* 木曜日、本当に、駄目、だ。(ガクッ
(-136) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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お金なら、ありましてよ。
ほとり。
(168) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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ヒトは人形になりたい、なんて思わないと思うけど、 僕はヒトになりたい。
だって主を得ても、僕を置いて死んでしまうから。 なら、一緒に歳を重ねたいだろ?
恵唯は僕を作った人形師で、主だった人。 借金抱えて自殺しちゃったんだよ、僕を残して。
[その人に原因がある、その通りかもしれない。 “一緒に居よう、ずっと”なんて言葉は唯の飾りだった。 結局、青年を置いて逝ってしまった。 寿命でもなく、自らの命を絶って。
落ち着いている無表情な顔や性格は、そこから来たのかも。 まだヒトの年齢で言えば目の前にいる男と大して変わらぬだろう。 だが、何処か老成を思わせる言葉と表情は、 男に感づかれていたようだ。>>161]
(169) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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…… ん?
[もしや、と問われれば首を軽く傾げようか。 目の前の男は青年よりも落ち着いて見える。 それでも青年とは違い、ちゃんとヒトである。
では青年は? ―――答えるまでも無く人形、唯の人形だ。 そんな事を考えていれば、落とされる囁きに、 思わず身体が震えた。]
(170) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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……オオコウチは、エスパーか何かなのか。
[先程からなぜか心が、気持ちが読み取られている。 否、青年が分かりやすい態度なのかもしれないが。
ヒトであればこんな苦しみは無かった。 ヒトであれば主に残されたままでなく一緒に逝けた。
言葉に出来ない嘆きが、彼によって暴かれていく。]
(-138) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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僕の心の底が見えたらヒトでも怖いよ? …ただヒトになりたいのならとっくに契約をしてるよ。
僕は、僕を必要として一緒に居てくれる主がいい。 ……僕を残して逝ってしまわない主が、欲しい。
[今まで語らなかった願望。 唯契約をするだけなら簡単だろう。 でもそれじゃ意味がないんだ。
このマフラーを捨てられる位の覚悟が出来る主が欲しい。 前の主を、青年を作った人形師を忘れられる位の。>>163]
やっぱり秋月の付き添いだったんだな。
そっか……ヒトが如何して人形を欲しがるかは分からないけど、 人形の値段なんて、所詮はそのヒトの気持ちで何とかなるよ。
―――…僕は値段で僕を決めてほしくないから。
[値段こそ、ヒトと人形との差である、と。*]
(171) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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[西野の書店では勿論園芸の本も扱っていると言う>>153 種類というのは、花の種類だけでなく初心者向けとかそう言う区別もあるからだろうか。
猫の好きそうな、に、マタタビを上げ そういえばそれが一番代表的なものだった、と頷く]
猫にマタタビ、はよく聞くけれど、実際に見たことはまだないのよね。
[メロメロ、とはどういう状態なのか 仕事の参考になるかしら、などと思考が横道にそれるが]
西洋マタタビ……なんだか色んな名前があるのね。 もしかしたら、まだ知らない名前があったりするのかしら?
[と言っても、あまり多いのでは混乱してしまいそうだし 名字と名前と肩書き、三つぐらいがちょうどいいんじゃないかとか そういう他愛のない話が、今はとても楽しい。>>154
今日は本当に不思議な縁のある日だと思う。 それを齎したのは古い物たちの住処たるこの幻鏡堂か それとも………*]
(172) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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/* >>168どう見てもスダチさんです本当に(ry
(-139) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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[どーんと。突撃。 僅か息を詰めるのも、浮きかける視線をもまるっと無視し。 軽く会釈をするよくできた家令の彼に返すお嬢様の言。
されど、底が今までとは違う。]
ねえ、雉ノ恵、私、許しませんわ。
貴方、私の友達でしょう、 勝手に眠るのは許しませんわよ。 お金で自分を決められたくないなら、 なおさらよ。
[>>163>>126口元には微笑み。 あっさりとした顔で雉ノ恵を>>171。 そして、ほとりを見て、ほんの少しの怒りを胸に告げ。男二人の前に立ちふさがった。その指先が、入り口をびしっとさした。]**
(173) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 22時頃
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[そのまま、瑠璃花の頭を撫でる店主代理に目を滑らせていく。>>2:157]
ふぅん。訊いても意味ないってことじゃないか。なら最初からそう言えよ。
[ぶうぶう、と唇をとんがらせるも、技師の名を出されると大人しくならざるを得なかった。 直せなんて頼んでない、父の願いも叶えられなかったのだから関係ない、などと子供そのものの反抗をできるわけもない。 恩人と言うより、あの爺二人は、何なのだろう。 憤懣と、恩義と、嫉妬と、愛着と……名を聞くだけで、複雑な思いが呼び起こされる。]
バカの方の爺の名を出すなよ。……今してるのは、覚悟と準備の話だ。
だから瑠璃花、売らないよ。決定してる話じゃないんだ。
[安心させるように、瑠璃花に微笑みかけた。*]
(174) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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/*せいだいにやらかした感(まがお
(-140) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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/* 現在のもくひょう 秋月家ののっとり(
(-141) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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/* あー、もうみんな可愛いなぁ!(定期
(-142) 2016/07/07(Thu) 22時頃
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人形馬鹿の方の爺が瀬名ね。 え? もう一人は? 茶の方の爺。ニコニコ爺。…渚。
(-143) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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[飲み物について渚に聞かれて>>2:155、「うん」と頷いた。 その後香水とスズの方へ向けた視線を、渚の声に戻して、はっとした表情を浮かべた]
(175) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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――…あ。
[何とはなしに見た横顔は、今までとはまるで違って見えて。 眼をぱちくりしていると、いつも通りの渚に戻って]
(-144) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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[人形の値段のやり取りをしていて。 薫の眼は売らないでと訴えていたら、渚>>2:157が頭を撫でてくれて落ち着く]
うん、本当にそう。 瀬名さんも、遠くで嘆いちゃうと思うから。
[真剣にそう伝えているのに、何故か薫>>2:164は大爆笑している。 何故皆笑うのか、きっと何か突飛なことを言っているのだろうとは思うが、]
――薫ちゃんが、働く。 え、ええ、本の片付けとか、はるさんのお世話ならきっと 私たちにも出来るのでは、ないかしら。
[笑い上戸になった薫にハラハラしていたら]
(176) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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[薫がすっと真顔になった。 その真剣な面持ちに、ゆっくりと言葉を紡ぐ]
ちょっと、考えていましたの。 私って本当に、何も知らないんだなって。
[多少世間の事を知っている雉ノ恵や薫とも違い、完全に世間に隔離されてきた瑠璃花。人と喋っていてそれをはっきりと自覚した]
ここに居て、兄さんと姉さんと、渚さんに守られて ぬくぬく過ごすのも、それは幸せだろうなと思いますけど、 もう少し世間という物を知りたくなって。 契約は――
[脳裏によぎるのは彼の人の姿]
こればっかりは、相手もあることですし、 自分の意志だけではどうにもならない時もありますから。 断られたとしても、せめて自活できるように なりたいと思いまして。
[言葉にして纏めてみると大層な事を言っている気がする。 夢物語かもしれないが、言うだけタダと思って薫に決意を伝えた*]
(177) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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/* 瑠璃花、なんでこんなに逞しくなってるん…?
そして、香水お嬢様>>2:168>>2:173素敵すぎます そのままやっちゃってください。
(-145) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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難しいな。 主の死期を思い、仕えたことが無い。 今、出来るだけの力で主を支えられればとは思うが。
[そもそも、自身の主人は年下だ。 その上、女性とくれば、終末の想像は描き難い。 だが、彼の口から語られる来歴は中々壮絶なものだった。>>169]
追い掛け損ねた、―――…そんな顔だな。 嘘吐きと詰れもしなかったのなら、君の失意は如何ほどだったか。
[望んでこの世に生を受け、望まれるままに心を得て。 そして、彼の掌から、全てが零れ落ちた。
彼の制作者が何を思って、 彼に孤独を強いたのかは分からない。 だが、彼の心の深くに棘を差し込み、 鬼籍に至ったのは紛れもない事実のようだ。
吐き出した分だけの酸素を肺腑に取り入れると、 僅か、涼しい目元が撓んで彼を捉え。>>170]
(178) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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見た儘を告げているだけだ。 置いて行かれたくない、残されたくない。 でも、本当は。
[家令としての生業で培った眼を持ち、 人と人形の心を覗きこむなど恥知らずな真似事。
それでも、言葉を操ったのは、 彼の自覚していなさそうな心中を教える為。]
―――…もっと、大事にしてほしかったのでないのか。
[紛い物の形、人に似せた形、 だから、寄せられた心さえも彼を裏切っていく。
そんな風に考えているのでは、と、静かに問うた。]
(-147) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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/* 香水さん、ほとりさんと雉ノ恵兄さんを両方持ち帰るのかな。 ホンマそれやったら、尊敬する。
(-146) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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如何だろうな。 見ようと思って眺めていれば、案外見えるものかもしれない。
君は心を持つのだろう? 人も、人形も、心だけは同じ形をしている筈だ。
[大層を告げるには、己は年齢を重ねていないが、 それでも、思考と視線を傾ける自由がある。>>171 大枚を詰めずとも、運命の糸に手繰られずとも。 しかし、そんな会話に正鵠を射る声が割って入った。>>168]
(179) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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御……、嬢様、 先程から目的が、前後しています。
秋月の資産ならば、確かに人形を得るなど容易いですが、 それは、御嬢様が人形を得る為のものであって―――…、
[朗々と語る秋月の姫君に、やや押されがちの反論。
彼女と己は押し問答の間柄、 どちらが押し出して主導権を得るかはその時々。 己が得ることもあれば、彼女が捥ぎ取る時もある。
丁度、今のように。>>173]
気風に任せてばら撒くような真似はお控えください。
御嬢様が本来、いなせだとは重々承知しております。 ですが、ですが、御嬢様。
(180) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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[憂いの令嬢から変わったのだろうか>>165、その微笑みは晴れやかで秋月嬢らしい様に見えて。 娘は娘らしい笑顔(と言っても自分らしいとはよく分からないのだけど)を令嬢に送って。
願いを込め手を握れば元気を取り戻し、少々悪戯めいた雰囲気を醸し、呟く言葉は娘にとって光栄と思えるもの>>167。]
お待ちしております秋月様。
[そう短く呟けば、大河内と雉ノ恵の元へ行ったか>>168。 さてソファの所へ帰ろうとした時耳に入るのは少女の声>>164。 声の主は出会った時逆さまになってた少女で、彼女が口にした言葉は瑠璃花が契約の話をしている様で。]
瑠璃花さん、契約したい人見つけたのでしょうか?
[思い浮かぶのはある一人だが、娘は此方から口を出そうとはしない。 でも瑠璃花が自分の意思で契約を交わしたいと思ってるので有れば、娘にとっては喜ばしい事。 自分と同じ人に怯えていた瑠璃花が意思を示す様になった事は、彼女の成長を感じて姉の様な気持ちになる訳で。
娘は遠くから瑠璃花の様子を眺め、にこにこと穏やかな笑みを浮かべるだけに留めた。]
(181) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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[>>172まだ知らない名前があったりするのかしら?と高円寺の言葉に反応を示すのは本屋たる故か。]
…キャッツミントという別の呼び名も。
[マタタビたる物にさらに呼び名を増やしてみた。 言って、やはり三つくらいがちょうどいいなと思った実感。*]
(182) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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[さて、ソファの所へと視線を向ければ、瑠璃花は居ないのと宵谷が談笑の中に加わっているのが見えた。 先程まで座っていた所に宵谷が座っていて、隣には西野の姿が見えて。]
……あっ。
[とくん。 胸の鼓動が早く強くなるのがよく分かって。そして熱くなっていく。 西野に謝った辺りではそんな事無かったのに、何で今はあるのだろうか? 娘はよく分からず、彼を見るのが凄く気恥ずかしい。 でも、ちらりちらりと西野を見ては視線を外す、という挙動不審な事をしてから。]
あ、あのっ。 あれから、猫の名前は……どうなりましたか?
[悟られまいと(自分の中では)自然に振舞ってるつもりだが、西野をチラ見しながらソファに近付いている*]
(183) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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その言いようでは、姫君と言うより、武士では。
[あまりに梅雨払いめいた彼女らしい語に、 出来た家令でさえも、突っ込まざるを得なかった。*]
(184) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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/* うーん…? 瑠璃花→大河内 薫→?←砂永 雉ノ恵→? 秋月→雉ノ恵?大河内?
いや、別に外れてもいいし当てる必要もないんだけど。 眠る人形が居るなら居るでね。 ちょっとエピ後の村建てロルが変わるから…
(-148) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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ん?音が違うな。 キャットミントだ。
[どうやら呂律が上手く回ってなかった模様。 違和感に首を傾げて、正しい方で言い直し*]
(185) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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あ、はい。スズさんからいただきそうです。 頑張る()
(-149) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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/* >>183 とりあえずスズが西野にほの字なのは知ってる!!!
かわいい。初々しい。 贈り物をしたいが渚からじゃなぁ…
(-150) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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/*ぶしwwwww あ、うん。ライラさん、多角がんばってね!!!(どげざああああ
(-151) 2016/07/07(Thu) 22時半頃
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/* これで良かったのかわからなくなってきた……(不安いっぱい)
(-152) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[>>183そう談笑をしていればスズの声が聞こえそちらへ顔を向ければ、何か視線がちらちらと此方に見ているのは何故なのか。]
おや、スズさんお帰り
[ソファに近付いてくる彼女へ席を譲ろうと席を立ちつつ] 瑠璃花がとてもいい案を出してくれてね。 ん、名字がえにし、名がはる、肩書きがくろちゃんとなったよ。
スズさん座りなよ。
[と、猫の名前についてそう伝えて。 にこりと笑みを浮かべて、ソファの背をぽんぽんと軽く叩いて座ったら?と促してみるが、彼女はどうするのだろうか?*]
2016/07/07(Thu) 23時頃
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[>>183そう談笑をしていればスズの声が聞こえそちらへ顔を向ければ、何か視線がちらちらと此方に見ているのは何故なのか。]
おや、スズさんお帰り
[ソファに近付いてくる彼女へ席を譲ろうと席を立ちつつ] 瑠璃花がとてもいい案を出してくれてね。 ん、名字がえにし、名がはる、肩書きがくろちゃんとなったよ。
[と、猫の名前についてそう伝えて]
座ったら?
[にこりと笑みを浮かべて、ソファの背をぽんぽんと軽く叩いて座ったら?と促してみるが、彼女はどうするのだろうか?*]
(186) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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哀しいというか、僕にはよくわからなかった。 どういう時が楽しくて、嬉しくて、哀しくてという心の感情は、 ヒトみたいに感じれない、よくわからないから。
[だから、恵唯が死んだ時すら悲しかったのか分からなかった。 でも、なんで置いて逝ったのだろうとずっと心では考えていた。
主の死期見たことのない男でも、 その人を亡くした時の悲しみはきっと分かるだろう。 追いかけたかった、でも青年は死ねなかった。
そもそも、“死”と言うものが分からないから。]
……そんな顔してるかな?もう幾年も前の話なのに。 [ぺたぺたと自分の顔に手を当ててどんな顔をしてたかと。 よくわからない感情はヒトになればわかる、 そう単純に思っていた。>>178
自分の全財産での足りず、 借金をしてまで青年を作った主。 でも、―――棘という傷を残していなくなってしまった。 だから思った、ヒトは簡単に裏切れる存在なんだ、と。]
(187) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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―――…、僕 は、
[人形は涙を流さない。 なのに、胸が苦しくて、目頭に何かこみ上げてきそうになった。 実際そこから零れるものはないのだけど。
見透かされる様に男に諭され、知ってしまう。
あゝそうか、僕は大事にされたかったんだ と。]
……そう、かも知れないね。 [本当はもっと一緒に居たかった。 青年が主を作らなかったのは、
また裏切られるのが、 また置いて逝かれるのが、 また大事にされないのが、 嫌だったからだ。]
(-153) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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心は一緒、か………。
オオコウチは良い事を云うんだな。 やっぱり僕の見立ては間違ってなかった。
[何処か落ち着いて、簡単に青年の気持ちを分かってしまう。>>179 落とされた囁きにハ、と短く呼気をしながら。
そんな事を思っていれば聞こえてくる声が、会話を割った。>>168]
(188) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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――…オオコウチのお嬢様は本当に元気だな。
[そして聞こえてきた声は、青年にも向けられた声だった。]
許さな、い ………?
あぁ、僕は秋月とは友達になった、最初に言ったろ? ……何故そこで僕が眠る事になるんだっ いや、実際は主がいなければまた“眠り”には付くけども。
[その怒りの矛先は如何やら青年だけではなかったようだ。>>173*]
(189) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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/* 雉ノ恵くんの過去が辛いなぁ…。 人形と人の違いかぁ…。
(-154) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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おっと、瑠璃花の、さんが抜けている。 さん付けは気を付けないと。
(-155) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[イヌハッカ、或いは西洋マタタビ 他の呼び名はと零せば、書店の主らしい博識さで西野がもう一つの名を寄越した>>185]
キャッツ…いえ、キャットミント、ですか。 ミントは、ハッカでしたっけ? [イヌハッカに対して今度はネコハッカ 少しばかりこんがらがってきた所に、スズの声が聞こえて顔を上げた>>183]
猫さんの名前は西野さんが言う通りよ。
えっと、だいじょうぶ?
[どこか落ち着かない様子のスズに声をかけてみる。 ちらちらゆれる視線の先の書店の主は知ってか知らずか席を立ち その場を勧めて見せるけれど、さて、と>>186
下手に口を挟むと何かに蹴られそうなので、とりあえずは見守る事にしておこうと。*]
(190) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[――と薫たちと話していると、なんか凄い台詞>>2:168が聞こえてそちらを見た。]
確かに、お嬢様とおっしゃってましたけど…。 ふふっ。
[度肝を抜かれつつ、雉ノ恵とほとりに詰め寄る香水>>2:173に、今まで話すらしたことなかったのだが、思わず尊敬の念を抱いた。その顔は何処かすがすがしいように思える。 ほとりの方もさっきまでは重い空気を纏っていたが、今は、さっき笑いをこらえきれなかった時に近い雰囲気に見えた]
――ほとりさん。秋月さん。
[二人には聞こえない程の音量で、こっそり名前を読んでいる。 前にほとりは「俺が君を瑠璃花と呼んでいる内は、君らしい。」と言ってくれた。――ならば、私が二人の名を呼んでいるうちは、ほとりさんらしく秋月さんらしくなれるのではと勝手に思っている。
二人の間にある問題には一介の自律人形には立ち入ることは出来はしないだろうけど、ただどういう形であれ、上手くいくように願うことくらいは許されるだろう*]
(191) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[通せぬ通りを通せぬと弁え、静々と歩くようになったのは何時だったか。秋月の令嬢らしく、その名に恥じぬよう生きたいと望んだ日々。心持つ人形らよりもずっと>>179>>188縛られ生きた半生。生来の気質が顔を出す。
お待ちしておりますとスズは言ってくれた>>181それがどれ程うれしいことか。香水は止まらない、押されがちの反論を述べるほとりを前。
びしっと入口に向けた指先が彼を向き。]
(192) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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あら、武士ではなく、簒奪者よ。
(193) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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/* >>2:191の要約 「香水姉さん格好いい!悲恋ルート美味しいとは思うけど、折角ならハッピーエンドがやっぱり見たい!頑張れ!」
香水さんと呼びたかったのだが、「秋月」という名前の方しか聞いてないのがネックだったorz これのト書き部分を直接ほとりさんに言いたかったのだが、出待ちファンが多すぎて接触を諦めた。流石軟派者……じゃなかった、人気者。
(-156) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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/*>>2:193wwwwwww格好良すぎるwwww
(-157) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[いつもよりもゆっくりと話す瑠璃花に聞き入る。>>2:177]
自活、かぁ……。 うん、笑っちゃってごめんね。やっぱり瑠璃花は一味違うよ。 人に依らないことを、選ぶんだね。
[微笑んで、一瞬目を落とし、こちらも決意を伝えるべきは今だと、瑠璃花に真面目に話しかける。]
ボクはね。 とても臆病なやつなんだ。嫌になっちゃうくらいに。 今だって、何もかもが怖い――。
ねえ瑠璃花。ボクが契約するだのって言うのを聞いたとき、ボクが今更「永遠の愛ばんざい!」「ヒトに成りたい!」「愛が奇跡を呼ぶんだ!」なぁんて、言い出したと思った?
[くるくる、とよく動く瞳で瑠璃花を覗き込む。]
信じてないよ、永遠に続く愛なんて。 離別まで続く、愛なんて。
[目の前にそれを成した幸福な番がいても、それが自分にもできるという証明にはならない。]
(194) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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/* お嬢様が素敵過ぎる
そして私はロルを書こう
(-158) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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でもね、ボクは、『変化』を信じる。 想いも物も人も、変わり続けるという現象を信じる。
『薫』のままで、やっていけると、信じる……。
[信じられそうなんだ。と最後に小さく呟き、ちらりと安吾の方を見た。]
(195) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[出来た家令の突込みにきっぱと返し。 押されがちの反論を綴る家令を指した指がくるり円描く。押し問答の間柄、最近は、勝てぬ事が多かった口八丁。されど、今は関係などなく。家令を指した指は次、雉ノ恵へと この場で大切な事を最初に教えてくれた大事な友達
心の変化。>>189]
ええ、赦しませんわ。主がいなければって‥ このまま主となる人が居ないからと貴方眠るつもりではなく?
私、欲しいものがあるのよ。
[びしっと向けた彼らに向けた指は三本。]
(196) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[どうやら西野の店にも、それ関連の本は置いてあるらしい。>>152 おおやったぁ、と口の中で小さく呟いて――]
わぁ、ほんとっ!?いいの!? じゃあ西野さんお勧めの本から選ぼうっと。
[時間がある時においでと言われ、こくこくと頷いた。>>153]
あ、マタタビなら知ってる! 葉っぱだけじゃなくて、枝とか、実とか、全部…そう、めろめろになっちゃうってやつだよね。 西野さんちに一本植えてみたら?猫の生る木になるかもよ?
[どうどう?と楽し気に提案を。]
(197) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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ほとりにいさまと雉ノ恵。そして、秋月の家を貰うわ。
[叶わぬとしても、宣言は高らかに。 悩むのも面倒とばかり、幼き日の初恋も、大切な事に気づかせてくれた友達も。そして其れ等を無くさず済む今を。香水としての、心を。]
私の力となるのでしょう―—?
[ほとりに>>15そうと言い。 寂しいのは、大嫌いと晴れ晴れ、微笑んだ]*
(198) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[更に高円寺が教えてくれたのは、イヌハッカという名のハーブの事だった。>>151]
あっ、なんかそれっぽい。 …イヌって付くけど、犬も好きなハーブなのかな?
[不思議な名付けに思った事を述べて。絵の仕事の話題には目が輝く。]
高円寺さん、お花の絵を描くんだ。 僕はそういうの全然だめで…書道とかも苦手だし…。 だから綺麗な絵を描ける人って尊敬しちゃうな。
[他の職業の話を聞くのは、とても楽しい。 職業柄、色んな人を見て来ているが、1人として同じ仕事だった事は無い。 職業名だけなら同じ場合もあるが、やっている事は皆それぞれが違うから、その新鮮さが好きなのだ。]
(199) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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[たくさんの異名のあるそれを、苗字、名前、肩書きに分けて話す西野にくすりとしてしまう。>>154] あはは、西野さんうまいっ。 今度行く時の手土産はこれで決まりだね。
[どの辺にお店があるのかなんかは、後から聞こうと思いながら。
そうこうしている内に、気付けば目前にスズがやって来ていた。>>183]
あ…っ、もしかしこの空いていた場所って、スズちゃんの席だった?
[そう言って、慌てたように立ち上がろうとしたら、先に西野が動いていて。>>186 スズが広く座れるよう、もう少し端に身を寄せよう。*]
(200) 2016/07/07(Thu) 23時頃
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/* そして、これである。渚がさ、背をおすから(めそらし ほら、さっささとふられてこいよwwww香水wwww
(-159) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[急に大きな声で笑い始めた薫に驚き、一瞬肩を跳ねさせるものの…。 あまりに気持ちよさそうに笑う薫につられて、渚も口元を隠してくすくすと笑みを零す。]
ですが薫さん。 ご自分が働いたお金でご自分を買うという発想は、なかなか斬新だと思いますよ?
[現実にそれが出来るかと尋ねられれば、恐らくは無理だろう。 自律人形は、あくまで人間の所有物。 心がある薫たちも例外ではなく、主を持たぬ身では自由も無い。
造られてからの時間が三人の中で一番長い分、薫もそれは分かっているのだろう。 だからこんなふうに笑うのではないかと思いながら、渚の手が、またするりと瑠璃花の頭を撫でた。]
(201) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[そうしながらも、時折視線が向かうのは 渚や薫と話をしている瑠璃花のほうへ>>177
契約、と言う言葉を先に聞いた 人と話をしていて、心境の変化があったのなら 人とあることを不安に思っていたらしい瑠璃花が 前に進みたいと望んだのなら、それはとても喜ばしい事だと 少なからず彼女を案じている絵描きは思う
自活とかその他色々は、生憎ここまで聞こえないけれど。*]
(202) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[自分には人形の価格を決めることはできないと答えたことに対し、ぶうぶうと唇を尖らせても。反発するそぶりを見せても。>>174 宮田の名を聞くだけで相反する様々な感情に複雑そうな顔をするのを見れば、まるで子の成長を見た気がして。 渚の浮かべる笑みが、より一層柔らかさを帯びる。]
覚悟と決意にも色々とあるでしょう。 周りを悲しませる覚悟は、滅多に良い結果を生みませんよ。
[それは薫に向けた言葉だけではなく。 ここに居る人。 或は過去にいた人へ。
紡いだ言葉は渚自身の経験も相俟って、空気よりも若干の重みを持っただろうか。]
(203) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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/* 御嬢様がスーパー俺の主君。
(-160) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[薫の問いかけに、自分の中で答えを探すようにゆっくりと言葉を紡ぐ瑠璃花。>>177 家族ごっこの兄と姉。二人の意見に追従するばかりだった少女。 自分で物事を考え、言葉を選んで考えた事を伝えようとする様は変化や成長と呼ぶにふさわしい。
三人の自律人形の中でもとりわけ幼い瑠璃花。 思えば彼女が常時起動していたのは、生まれて最初の二年と少し。
ようやく瑠璃花は、心ある人形として自分の生を生きはじめたのかもしれない。]
確かに人形との契約は、人と人が交わす口約束よりも重い意味があります。 ですが、どんな願いも言葉にして伝えなければ、相手の方には伝わりませんよ。
[願わくは…。 自分の意志を持ち始めた幼い心の彼女が、いつか今日と言う日を振り返った時、悔いの残らない選択を出来る様に。
契約と言って一度言葉を区切った瑠璃花に、小さな囁きを落とす。*]
(204) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/07(Thu) 23時半頃
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もし、この方なら…と思う方がいたのでしたら。 まずは瑠璃花さんの気持ちを伝えてみてください。
瑠璃花さんに想われて迷惑に思う人は、きっとこの場にはいませんから。 それに、お金の心配も…
きっと、“大丈夫”ですよ。
[待つのではなく、もう一歩を踏み出せるように。 先ほどの言葉と矛盾する、一見すれば根拠のない大丈夫を口にする渚が優しく微笑んだ。*]
(-161) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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/* >>198 全部欲しいとは欲張ったなー(拍手
(-162) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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/* >>194 >目の前にそれを成した幸福な番がいても
(*ノωノ)
(-163) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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瑠璃花。 ボクは瑠璃花のことを、とても意思が強くて、自分があって、自由をよく知っていると、ずうっと思っていたよ。 最初に見た時から、ずっと。
ボクなら――幻鏡堂まで、辿り着けていない。
[辛い記憶を掘り起こしてしまわないように、反応を見ながら、少しづつ言葉を落とす。]
ボクは、思いつきさえしなかったから。 君は考えることができる子だよ。
君の自由意志のままに、君は世界を歩ける。 ボクはそれを知ってるよ。
[何も今すぐに別れが来るわけではないけれど。今、餞の言葉を渡した。]
(205) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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あと、君がとっても可愛いってことも知ってる。 誰か気になる人がいるんなら、ガーッと行ってダーッとやっちまえよ。
[大袈裟な身振りでガーッ、ダーッを表現する。]
それで、何か違うなってなったら、別れればいいんだ。 庶民はみんなそういうことをやってる!
[庶民の皆様に咎められそうなことを言い切る。 実際、彼が言うように、>>2:204 契約もその解消も、簡単にできるものではない。 人形の契約は血の契約。主従の絶対的な繋がりは、人同士よりも断ち難い。 それを分かっていて、なお、薫は断言する。]
そういう手段があるってこと、そして、それは悪いことじゃないってことを、知ってるだけで違うんだ。 今日の最初に言ったろ。 『お前のツラが気に入らない』って突っ返してやろうぜ、って。 >>0:182
[言葉そのままに、不敵に笑いかけた。*]
(206) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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喜怒哀楽を習得出来ていないのか。 雉ノ恵は、泣きたいと思うことも、思わず笑ってしまうこともないのか。
―――…それは、大分勿体ないな。
[自律人形らしく端正に作られた彼が、 表情を変えることが出来たなら、と夢想が飛んだ。
自身は自戒を込めて常、平静を装うが、 泣くことも、笑うことも、喜ぶことも出来る。 しかし、彼にはその全てが無いと言う。>>187]
(207) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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時に記録が埋もれることは在っても、記憶は中々薄れぬものだ。 君が縛られ続けるなら、尚のこと。 [ひょい、と自身の両手を持ち上げ、 自身の指先も彼の顔貌へと伸びた。 滑らかな手触りは、人と違う人工の感触。
指の腹を彼の眉尻に宛がいつつ、ゆっくりと引き下げ。]
困ったときはこの顔、
[次は、目元から頬をなぞり、口角を捺し。 先ほどよりも緩慢に、唇の両端を押し上げてみようか。]
此方は笑顔だ。 これもきっと、本には綴られていない。
(208) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[ぐにぐにと、無遠慮に彼の顔に表情を造らせ、 仮令、口角が下がりがちに歪もうとも圧し留めた。]
―――…君が本当に主人を願い、 その大望を叶えたいと思うなら、こうして笑うと良い。
俯いてマフラーに口元を隠すよりも、 ずっと雉ノ恵に似合っている。
[彼に心があるのならば、重宝ならんと乞うならば。 顎を上げて、笑みを湛えた方が男前だ。 同性の己が太鼓判を押すのだから、間違いない。>>188]
男の俺が言うのも難だが―――…、 大切にしたくなる顔だと思う。
[些か、言葉選びは失敗している感もあったが。]
(209) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[そうして、雉ノ恵の肌より指を引き、 改めて、主君に向き合えば、傍らよりの声に半分同意。>>189]
元気と言うか、御嬢様はあの通りの器なのだ。 決めたが最後、押して参る度量も備わっている。
[ひそ、と彼に耳打ちを投げ、勝手知ったる家令の忠告。 従者の信頼は、良くも悪くも一途に迷わない。*]
(210) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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/* 薫ちゃんのロルは見ていて楽しいなあ。 PCの言葉に強さを感じる。
(-164) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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薫さん逞しい(。・ω・。)
瑠璃花さんは誰が気になるのか分かっていないんだが。 瑠璃花さんの絆先は美波さんでいいのかな。
で、スズさんが俺、の模様。 スズさんの反応待ちかな。
(-165) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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おう?キジノメは大河内とか? 家令って変換しようとしたらさ、一番最初に加齢って出た。 おっさん_(:3」∠)_
(-166) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[ちらちらと見てしまうものの、話を聞く余裕を残す様にしながら。 返ってきた答えは、苗字が「えにし」で名前が「はる」で肩書きは「くろちゃん」らしい>>186。]
……えっ!?
[まず自分の案が採用されてるとは思いもよらず、何故名前が三つもあるのかという事に驚いて。 特に名前が三つになるという発想に驚きがあったのだが、しばし考えて冷静になれば何となく理由が見えて。]
瑠璃花さんがそうしたのでしょうか? 瑠璃花さんらしい決め方です。
[娘は案を捨てても良い、と言ったのに採用してくれたのに嬉しさを覚え目を細め微笑んだ。 感傷に浸りたい所だが、西野が席を立ち>>186、宵谷が此方が座れる様にずらして移動するのを見て>>199。 えっ、と声を上げ、忽ち顔が赤くなって混乱をきたす様に。]
え、あ、あの、その、わ、私にお気遣いしなくても良いんですっ!
[宵谷もまた男性だというのは知ってる娘は席を空けて隣に座るのは気恥ずかしさが高い訳で。 娘の様子を見た美波は大丈夫?と声を掛けくれて>>190。]
あ、はい、大丈夫です、立ってますからっ。 だから、西野さんも座って、いて下さい。
[美波の隣が空いているのは知ってるが、そこは瑠璃花が座るだろうと思う故に座ろうとはせず。 西野に座る様に促してみたが、果たしてどうだろうか?**]
(211) 2016/07/07(Thu) 23時半頃
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[話をしながら揺れる視線は、また今いるその場所へと戻る マタタビについての提案に、楽しそうと相槌を打ち>>197]
マタタビって枝も実も猫さんが喜ぶものなのね。 粉になったものしか見た事がないから今度探してみようかしら。 そうね、お店に植えてあればそこで見られるかも。
[猫のなる木になるかはさておき、招き猫は沢山呼べそうだ、と。 そうして、話の合間に仕事のことを雑ぜたなら、 興味深げな視線に気付いて、先ほどスズや瑠璃花にも見せた画帳を取りだしてみせる>>199]
花の絵と言うよりは、もっと色々 雑誌や新聞記事の端に載せる挿絵とか、季節の風物や風刺画とか 今はまだ駆け出しで、小さい仕事しかもらえないのだけどね。
[貰える報酬は少ないけれど楽しいから何とかやっていける、と そういった後で、ふと考える
自律人形はそれなりに高価と聞いているけれど 果たして、何枚くらい絵を描けば足りるのだろうか?*]
(212) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[少女の見せた恥じらいに、青年は。]
う、ん、
[予想外の破壊力に、こちらは見事に赤面した。]
(-167) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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/* そしてその破壊力にこちらも再度プレイヤーに直接攻撃!! ターンエンド!!! ティリリリリリリ ティンッ バーン されております (しまった世代を選びかねないネタを)
(-168) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[ありがとう、といわれたところで>>130、どういたしまして、は何か違う。 一拍おいた後で青年は、こちらこそ、と答えた。]
…るり、は。
[名前を訂正されて>>131、素直に繰り返す。 それからもう一度、るりは、と。]
…そうだね。ごめん。 ……薫。さん。
[呼びすててしまったのは、勢いだった。 さん、とつけて呼ぶはずが、名前を正しく繰り返す勢いで、かをる、と。 口にしておいて、一拍置いてから、照れたように、さん、と付け足す。 しれっととぼけようとして泳いだ視線と僅かに主の射した頬は隠しそこなった。]
(213) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[『ボクってぶっちゃけいくらなの』>>110 手を取った少女が投げ出した問いに、青年も思わず渚の方を見やっていた。 いくら。 ……安くはないハズだ。 人形という者が、そう安価なものではないことは、青年とて知っている。
それに。 そんな、二束三文で売り買いされるような存在に、なってほしくないと。 密かに、思っていたのは秘密だ。 対する渚の問い>>127に、青年も頭の中のそろばんをはじく。 零をいくつ連ねるだろうか。 結局、とても想像が着かないのだが。
同時に、ごろりとした何かを覚えた。 それは、おそらく…彼女に値段がつくという事実への、忌避感だろう。 あまりにも、矛盾している。]
(214) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 00時頃
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[主の威勢は雄々しい気性。 影ながら、男児に生まれていればと嘆いた話は枚挙に暇がない。 今とて、ほら。 この豪胆の何処が、遥か年上の名家へ粛々嫁ぐ姫君か。>>192 革命をちらとも恐れず、彼女が吐き出したるは自ら選ぶ道。
躊躇いなど見えない勇敢を、 一体どこの誰に分けて貰ったと言うのか。>>193]
………御嬢様、俺は元々秋月の家令で―――、
[正すような声色も、彼女の侵攻を止められない。 本懐を糺すなら、彼女は己など歯牙にもかけぬ、完璧な御嬢様。]
(215) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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|
[と。凄い台詞に、瑠璃花と同様思わずそちらを見る。>>2:168 >>2:191]
うわあ。秋月嬢は言うことのスケールが違うね。
[漏れ聞こえる単語はなかなか興味深い。]
かっこいいねぇ。なんかさっき話した時とは大違いだな。
[などと感想をいちいち漏らしながら、興味深げに三人の様子を見ていた。 まさか雉ノ恵を求めるという話に繋がるとは思いもよらず、また聞き取ることもできず。 ただ、友人となった彼女の背に向かって、声に出さずに声援を送った。*]
(216) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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――――ッ、 御嬢様、お待ちください。
まさか、この期に及んで、―――まさか。
[察しの良い家令が、一足早い眩暈に襲われる。 彼女の高らかな声は、それでも鈴を転がすよう。>>196]
まさか、秋月の家督を継承される御心算ですか…!?
[そんな前代未聞。 通せぬ無理は弁える筈が、主が翻すは晴れやかな笑み。]
(217) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[至った可能性に長躯がぐらりと揺れて、傍の壁に背を預け。]
――――…御爺様に殺されそうだ。
[ぽつりと呟く本音の声色。 その癖、否と即座に告げぬのは、自身の忠義に背けぬ本分。
寧ろ、何故、大河内の血に従いて、秋月の使用人となったか、 その進路決定を思い出させてくれる大立ち回りだ。>>198]
(218) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[疲労を肩に乗せているのに、荷重を覚えない。 清々しい主人の顔は、己の心を晴らす質。 それでも、緩く頭を揺らがせると、耳が淡い声を拾う。>>191
否、正確には余りに小さな声だったが故、 鼓膜が震えることは無かった。 だが、確かに彼女に呼ばれた気がしたのだ。
視線を巡らせ、少女の顔貌を捉えれば、自然と呼気が楽になった。 自身が彼女に教えたまじないは、その唇を通して昇華される。]
―――――……、
[唇を微かに動かしただけ。 それでも、壁から背を引き剥がすだけの力は得た。
そっと、自身の胸に、白手袋に包まれた掌を宛がいつつ。]
泥船でないこと、切に願っております。
[もっと確かで、力強いと知っているのに、 その実、余り口の良くない家令は、皮肉を塗して主に頭を下げた。**]
(219) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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ごめんボクのせいでみんな金の話を
(-169) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[きっと、彼女には届かなかっただろう独り言。
家令の言葉ではなく、己らしい、大河内ほとりの言葉。 誰も知らなくて良い、密やかな本音。]
『瑠璃花に、無様な姿は、見せたくないな。』
[子供のような理論だが、己を奮い立たせるには十分。
一人の少女に男を張りたいなどと、 それこそ、もう一度茶化されても、文句は言えない。>>1:299**]
(-170) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[そんな折、やって来た幼さを残す少女の人形が、唐突に尋ねた。>>128 え、と目を丸くしたのは青年である。 誤解を招いたようだ。 これは手なんぞ預かっているからだろうか。
そう思って手を離そうとするが、見やった薫の反応>>135が何だかちょっと面白くて、そのままにしておくことにする。 くつ、と鳴らした喉の音は、傍らの少女には聞こえたかもしれないしそれどころではなかったかもしれない。
しかし青年は、今度は悩みだす少女を黙って見守った。 そして、少女の呟く数字>>136を耳にして、思案を巡らせた。 なるほど、と納得すると同時、まだ安い、とも思う。 既にとうに己に用意できる金額など超えているが。
そこまで考えてはっとする。 用意ってなんだ。落ち着け、俺。]
(220) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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そうしろっと言われて出来ない、と言えばいいのか。 楽しいって気持ちはさっき分かった。
…泣きたいって気持ちが、よくわからない。
[勿体無い、と告げる男に小さく首を傾げた。>>207 今オオコウチが何を考えているのかは分からないが、 青年と大して変わらぬ表情をしている気はした。
だがオオコウチの無表情の奥には、無限の感情が溢れている。 だって、人間なんだから。]
(221) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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僕はずっと縛られていたのかな、それこそ自覚がないんだ。 ……ってオオコウチ?
いったい何を――――、
[彼の指先が己の人口の肌へと触れた。 ヒトに触れられる感触など幾年ぶりだろうか。
困った顔と言うのは眉尻が引き下がり、 その指が次に口角へと向かい、ぐに、と両端を押し上げられる。]
……ぼくであしょんでぅのかおーこーひふぁ っ
[うまく言葉が出なかった、その添えられている指の所為で。 でも、何と無く分かってしまった。 たまにこんな表情をしていたのかもしれない、勿論無意識で。]
(222) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[男が唯の人形である青年に教えてくれる表情。 自覚できない故に感じる温かさに、思わず目を細めた。]
―――……、
[何処かの本に笑顔はいい、と書いてあった気がした。 なのに青年は、主から貰ったマフラーで口許を隠していた。 まるで表情を封印するように、気持ちを隠す様に。
似合ってる、と言われれば何故か擽ったい気持ちになった。 これが嬉しい、という気持ちなのだろうか。 楽しいとは違う気持ちの感情がまた一つ、生まれた。>>209
大切にしたくなる顔だと言われれば、 これの何処がだろう、と顔に指を添えられながら首を傾げて。]
(223) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[その指が離れれば無意識に視線でその指を追った。 青年自身でも添えていた指で、頬をぐにぐにと解して。]
…度胸が据わってると思うよ。 でも、あの台詞はどういう意味なの?オオコウチ。
[何やら自信満々に宣言をしている秋月。>>198 欲しいものと告げる中に青年とオオコウチの名があった。 横に居たオオコウチが明らかに動揺し始めていた。 一体何が起きているのかと、その服の裾をきゅ、と引いた。**]
(224) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[>>211 しかしスズは立つと言い、座ってと言われるが。 男性が座って女性が立つというのはちょっとなと思うわけで。 彼女の顔を見やれば、ああ、また赤くなってる。]
女性を気遣うのも男性の役割、と思うんだよね。 ってことで。 俺は立つから、スズさんは座りなよ。
[ね、とにこりと笑ってもう一度促すようにソファの背をぽんぽんと。 環が男性だというのは知らず。]
それに俺より、隣が女性であれば、安心するだろう? 隣が異性だとなにかと緊張するしね。
[環を見て、またスズへと視線を戻してそう問いながら、彼女だけに分かる様に口をゆっくり動かして。短く一言を彼女へ伝えて、にっこりと笑顔で首を傾げた。]
(225) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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かおが あかいよ
[隣の者に聞こえぬ様に声を出さずに。顔が赤いよと口をゆっくり動かした]
(-171) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[西野が席を立ち宵谷が場を広げ、 双方がスズに座るように促すも、スズはといえば頬を染めてうろたえるばかり>>211 確かに、こういう姿をしていても男性ばかりなことは間違いではなく 異性の隣と言う先程までと同じ状況に、立っているからと主張をする
自分の隣は瑠璃花が来るとわかっているからそれも選ばず だけど、立ったままにしておくのは、なんとなく気の毒な気がして
そして、ふと思い立って一度他を見て]
それなら、私が一度離れるから、スズさんはここに座って? ちょっと……瑠璃花さんが気になるの。
[先ほど瑠璃花に名を呼ばれたことを思い出し、そんな風に提案をしてみる 受け入れられなかったとしても、口実を並べて 瑠璃花のもとへ向かうために席を立とうか。
とはいえ、瑠璃花たちの話が一段落するまでは邪魔はしないつもりだけれど。 その途中で聞こえてきた遣り取りに>>198>>219]
……風のようなお方とは聞いていたけど…
[とぽつりと零す。 風と言うより嵐かしら、とか思いながら それでも、表情から憂いが消えていることに笑みを浮かべて。*]
(226) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[と、癇癪を起こしたらしい少女>>136に、びくりと肩を揺らした。 半ば無意識に、手に取っていた手を指先で軽く撫でる。]
いや、良くないだろう…
[零なんかで良いわけがない、と、ぼそりと呟く。 まぁ、無い袖は振れないのが現実なのだけど。 そんなことよりも。]
ダメだ。
[眼を売るなんて、恐ろしいことを言うものだから>>138、つい声が強張った。]
そんなの、ダメに決まってる。
(227) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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ただの石じゃ意味が無い。 キミの瞳だから、そんなに美しいのに。
(-172) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[薫の言葉>>2:194に瞬きをし、疑問符が零れた]
薫ちゃんが、臆病…?
[今までそんな風に感じたことはなかった。 怖いとおもっているなんて微塵も気づいていなかったけど、それはきっと私の心が幼く見たままの景色を信じ込んでしまっていただけだった]
そういう風には絶対言わないとは思いますけど。
[永遠の愛。黒鵜人形たちが成し得た奇跡。 それは今や過去の出来事。現在――私たちとは違う物語の中]
うん、薫姉さんは、何があっても薫姉さんのままですわ。 私、すでに知ってますの。 それに、永遠に変わらないなんてつまらないですし。
もし永遠が、あるとしたら、小さな変化が積み重なって、 それが、永遠に見えるだけだ、と思います。
[安吾の方を見やる薫>>2:195に、笑顔を零した]
(228) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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/* 雉ノ恵の反応よwwwww 薔薇すぎる………頭抱えぇぇええwww
(-173) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[渚>>2:201の手に頭を撫でられるのが、好きだった。 今でもこの優しい感触に、ずっと浸っていたくなる。けれど――
願いを言葉>>2:204にと告げる彼に、その囁きに返し頷く]
(229) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[>>197環と高円寺の会話に耳を傾けてみれば俺の店にマタタビを植えたらという案は]
植えたら、猫屋敷になりそうだな。
[ぽつりとそう感想を漏らす。 いや、そこまで効果は発揮しないだろうが。 そうなると問題は植える場所が出てきそうだな。なんてことを思いながら画帳を取り出す高円寺>>212を見て絵描きだと知る]
おや、なら雑誌とかいずれ見かけるかもしれないね。 なんなら、今度はるさんの、猫の絵でも描くかい? 飾りっ気のないからね…練習がらてでも何か絵を飾るのもいいし。 あ、ちゃんと報酬は出すよ。
[飾れば何かしら客寄せにもなる、かもしれないと思い、つい此方からそういう案を出したが、乗るかどうかは彼女次第。 どうこうであれ、遊びに来るのも歓迎の姿勢だ **]
(230) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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そうですね、伝えない事には、始まりませんし。 渚さんが言うのなら「大丈夫」なのですね。
[それは心強い言葉。勇気がでる言葉。 根拠がなくても、渚に言われれば「絶対に大丈夫」と信じられる]
(-174) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[薫の言葉>>2:205 に、首を振る]
私は――ただ、やみくもに走っただけですから。 幻鏡堂に辿りつけたのは、たまたまですわ。
[そのたまたまが起こした奇跡。その軌跡を噛みしめて]
考えることが、できる――
[そこまで聞いて気づいた。 今、自分で考えて動いている?誰かに言われてではなく]
薫姉さん、ありがとう。 私、その言葉にとても勇気がでました。
[きっと今浮かべているのは、嬉しいという表情]
(231) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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[押しつぶしたような呻きは、傍らの少女には聞こえたかどうか。 しかし彼女の眼を売るという一案にはやはり抗議の声が上がるようで>>141>>157、しかも己の拙い言葉よりもよっぽどまともかもしれない。 それはそれで、安堵したりする。]
(232) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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しかし、ですね。姉さん。 ガーッとかダーッってどうやったら……
[擬音語のオンパレード>>2:206に、流石にどうしたらいいのかわからなかったら。案外近く、同じ部屋にお手本が居た>>2:193>>2:198 思わず香水たちの方を見てしまってから、もう一度薫に向き直った。]
――ああいう感じにやれば、いいのですね。 頑張れるか、どうか分かりませんけど、頑張ります!
[気合の握りこぶしを籠めて、自分を鼓舞した]
あ、でもあんな美人さんに「面が気に入らない」とか滅相もない。 顔も性格もひっくるめて、全部好きなんです。
[不敵に笑う薫に最後の一文だけ修正して、三人にぺこりと頭を下げると美波の元へ行こうと踵を返した*]
(233) 2016/07/08(Fri) 00時頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 00時半頃
絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 00時半頃
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/* 割と普通のにーちゃんになりつつある感あるが、 頑張れーされると頑張りたくなる正直者。
男の子は格好良いし、女の子は可愛いし、すきばっかりだ。
(-175) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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/* 瑠璃花さんが可愛い(定期
あれおかしいな、契約を結ばないように動く予定だったんだけど (保護者設定にした時点で無理に決まっている)
(-176) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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火の勢いがあったのは最初だけで、火事はカーテンと壁や絨毯の一部を焦がしただけで済んだ。 煙に巻かれた薫風はふらふらと廊下まで自力で這いだし、物置部屋の一つに身を寄せた。 肌着だけの姿を、客人に見せるわけにはいかなかった。 遠くから、被害の小ささと、全員の無事とを喜ぶ声が聞こえてきた。
全員の中に、薫風は入っていなかった。
そのまま、眠りにつけるのを忘れられて、薫風は意識のあるまま数日を過ごした。 細かい灰が内部に入ったのか、喉が軋んだ。されども、肌表面の煤さえ拭われぬ有様では、内部の灰など取り除かれることもなかった。
起きていたのは良かったのか悪かったのか。
新聞で小火騒ぎの噂を聞きつけ、薫風の身を案じて更に煩く追及する椎嶺の元へ、小さな箱に手足を小さく折り畳んでなんとか身を収めた、絹の肌着さえ剥ぎ取られて素裸の彼女が送り付けられた。
箱を開けた時の、自分を見た椎嶺の顔。 これもまた、忘れることができないものとなった。
衝撃と動揺に見開く目の奥に、はっきりと、絶望と――落胆が見て取れた。
(-177) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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/* うーん、どうするべWWWWW →しらん(
(-178) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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うん?
[謝罪を述べてくる少女>>160に、緩く首をかしげて見せる。]
そりゃぁ、そうだろう。 大事な家族の嫁入り話位なもんだろ。 人間だって、大騒ぎだ。
だから…大丈夫だ。
[むしろ、騒がない方が心配してしまったかもしれない。 この騒ぎはそのまま、彼女が愛されているという証でもあるのだから。
少女らの会話は、それだけで微笑ましい。 向けられる視線を、捉える>>195。 青年は、ただひとつ、頷きを返す。 それから。]
離別…か…
[小さく小さく呟いた。 ふと、思ったのだ。 人形の、彼女の寿命とは、どのくらいなのだろうか、と。*]
(234) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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[高円寺が取り出してくれたのは、一冊の画帳。>>212 画家の絵に直接触れられるなど、そう滅多にある事ではない故に、滲み出るわくわく感は隠せない。]
わ…、凄い。 こういったスケッチの中から、作品が生まれるんだ…。 雑誌とか新聞に載せてるなら、僕も目にしたことあるかなぁ…?
[客用に用意するそれらは多く、触れる機会もそれなりにある。 作者までは知らずとも、絵を見れば分かるかもしれないと思いながら。
ぱらぱらと見終えた小さめの画帳を閉じ、ありがとうございましたと礼を添えてお返しした。]
……高円寺さんの絵、うちの旅館にも飾りたいかも。 額に入れて、客室に飾る…とか、どう、です?
[少しの逡巡の後、彼女の絵の優し気な雰囲気に惚れ込んだゆえの提案を、唐突に。 もちろん女将の許可は必要だが、きっと気に入ってくれる気がしたから。*]
(235) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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[>>211立っているというスズは、なんだか内心慌てているように映るのだが、頑なな様子の理由までは分からず。 席を薦めた西野も、引きにくいのではなどと考えていたら…。>>225]
……ご、ごめん、西野さん…。 気を使ってくれて悪いけど、僕、西野さんと…同じだから…。
[もごもごと歯切れ悪く言葉尻が小さくなっていく。 あー…そっか、西野さんの言葉で分かった。]
異性の隣は恥ずかしいよね、それもそうだ…っ …ごめんね、スズちゃんの気持ち察せられなくて。
[わたわたしている内に、高円寺が気を利かせてくれはしたが…>>226 ちょっとだけ、落ち込みもーど。**]
(236) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 00時半頃
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[誰にも届かない、娘の決意。]
『ほとりさんが「瑠璃花」と呼ぶのだから、私は私らしくありたい。』
[「自分らしい」「瑠璃花らしい」とは何か。 それは未だはっきりとは確立していないものの。
おまじないが叶えてくれるのを待つのではなく。 おまじないを叶えるために行動することこそが、 ――きっと「私らしい」のだと信じて*]
(-179) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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…――。 [視界の端にほとり>>2:219たちの姿が見え、微かに震えた音は誰にも届かない。 いつの間にか席から立ち上がって此方の方へ向かっていた美波>>2:226に勢い余ってタックル、もとい、抱き付いた]
ごめんなさい。お待たせして。 ちょっと、お部屋でお話しませんか?
[しばらくぎゅっと抱き付いていたが、顔をあげて美波にお願いをした*]
(237) 2016/07/08(Fri) 00時半頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 00時半頃
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/* 彼の人って言うから男かと思ったら、普通に高円寺だったかな?
しかしねー ふふり。 キャラ予約貰った時点では見守りポジと言っていた二人が契約を…とか。 うん。 これだから本当に村と言うものはおもしろい。
(-180) 2016/07/08(Fri) 01時頃
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秋月の家令としての貴方と。 ‥私の、初恋のお兄さまに言っているの。
[男児なればと嘆かれた豪胆>>215 されど、僅か初恋を口にするときだけ、僅か視線が揺れた。深い心に秘めた言の葉。今でも、想っていることを潜めるは>>209ほとりの気質のせい。
自らの道を堂々と通ろうとする足取りは響く。 背に感じる>>216友人の声援。風は嵐を引き起こし>>226飲み込んでいく。通せぬ通りを通してしまえ。――その術は手の内に]
ええ、その通りよ、ほとり。 今日ならば、可能な段取り‥私とて秋月の血を引くもの。
[察しの良い家令が眩暈に襲われながら、導いた答えを応と答え。前代未聞。されど、この身に刻むは、未だ秋月なればこそ、可能である一手。晴れやかな笑みを浮かべ。
傾く彼を見る瞳は、凛とした光を放つ>>218]
(238) 2016/07/08(Fri) 01時頃
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殺されるで済むかしら。
[本音には本音の呟きを。 否、とすぐ告げぬ時点で結果は決まったようなもの。秋月のじいやには、殺される処だけではきっと飽き足らぬ嘆息を貰うことになるだろうけれど。かつての如く、二つ足は地面を捕え。
少女が、香水を呼ぶ声が>>191背に熔ける。 大丈夫――その一言。その一言が、嫌だった。 大丈夫な訳がないと思うていた。けれど、疲労を肩に乗せて背を壁に預ける家令を前。その手が胸に宛がうのを見つめ。]
あら、大船ですわよ。私が保証しますわ。
[勝てぬ戦には望まぬと回る指先が、白手袋に触れる距離に進み。触れるか触れまいかで、その手袋を奪いさろうとするような動きを見せ。]
(239) 2016/07/08(Fri) 01時頃
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貴方を欲しいと言ったのよ。
[雉ノ恵の手が>>224きゅっとほとりの裾を引くを見た後。 そのマフラーを片手がぐぃっと有無言わせず引っ張り、その顔を此方へ近づけようとするだろう。真っ直ぐに射貫くような瞳で雉ノ恵を見つめ。
人間になりたいのでしょうと問いかける。]
私を見なさい、雉ノ恵。 本当の貴方は此処に居るんですから。
[生憎、私はほとりや他の人らほど優しくないの。 じっと見つめる眼に映る彼が、私の知る本当の雉ノ恵。 貴方の知りたいものを、教えると眼が瞬きを見せた後。無視しないでよと、頬を膨らませ子どもの様にほんの少しだけ拗ねた。]**
(240) 2016/07/08(Fri) 01時頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 01時頃
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/* いやぁ…豪気なお嬢さんですねぇ… (縁側で茶を啜る爺渚)
(-181) 2016/07/08(Fri) 01時頃
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[画帳を見せての感想を待つのは、どんな時でも緊張はするもので 零れた声にほっとしたように笑みを浮かべ>>235]
そうね、もしかしたらどこかで見られているかもしれないわ。 絵の端っこに小さく「波」の字の刻印を入れてあるの。 「みな」をひっくり返して「なみ」、単純でしょう?
[小さな挿絵では名前が載らないときもあるから、目印を一つ教えて。 手元に戻った画帳を再び鞄の中へと戻す。 その後の提案には少し驚いて]
とても嬉しいけれど、でも、だいじょうぶかしら? あまり立派な物は描けないわよ?
[旅館に飾るとなると、どうしても立派で綺麗な作品を思い出して そういう物も旅館の質を決めると言うから恐る恐る聞いてみる 挿絵以外の大きな絵も勿論描いてはいるから、見本が必要なら用意はできるけれど。]
(241) 2016/07/08(Fri) 01時半頃
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[座席の件については、漸くスズが遠慮している理由が判明したらしく>>236 落ち込む様子にどんまい、と、あまり励ましにならないような言葉をかける]
初々しくていいわねぇ…
[などと、やはりどうにも年寄りじみた言葉を残して一度その場を離れた。*]
(242) 2016/07/08(Fri) 01時半頃
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―そして、瑠璃花と―
[そうして、いくらもしないうちに、ちょうど話を終えたらしい瑠璃花がこちらに足を向けるのが見え>>233]
あ、お話は終わったかし、らっ!?
[声を掛け終わる前にぎゅっと抱きつかれて、思わず声の調子が外れてしまった>>237 驚きながらもその仕草が愛しかったから、抱きつく腕はそのままに]
大丈夫よ、ちょうど向こうも一段落したところなの。 どこのお部屋がいいかしら?
[話、と言われて、先ほどの囁きを思い出す。 きっと大切な話だろうから提案は勿論受け入れて、どの部屋がいいかと考える 今は、全て空いているはずと思いながら、瑠璃花の希望を聞いて 部屋が決まったなら中へと入り、そっと視線を瑠璃花の目の高さに合わせ]
瑠璃花さん
[そっと名前を呼ぶ。 無理に話を促さず、話す勇気が出るまで待つつもりで。**]
(243) 2016/07/08(Fri) 01時半頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 01時半頃
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――朧薄の間――
[何処の部屋がいい?>>2:243と美波聞かれ「朧薄の間」を選んだ。自分の花押と同じように月が描かれている部屋を。 個室に入ってしばらくは、なんと切り出せばいいのか…秋月さん方式で言えばいいのか、いやアレは秋月さんだからこそ許されるやり方であって……と逡巡していたが、]
美波さん、どうしよう。 私、とっても「欲張り」になってしまったんです。
[優しく見守ってくれる美波>>2:243に、いつもの様に思うがままに喋ることにした]
今まではただ、幻鏡堂の中で、 渚さんや瀬名さん、兄さんや姉さんの優しさに甘えて ぬくぬくとしてれば、よかったんです。
――でも、私は、知ってしまいました。 新しい事を知る喜びを。
[今朝から今まであった出来事を一つ一つ思い返す]
(244) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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私は、猫の可愛さや温かさや、柔らかさを感じたい。 私は、打ち寄せる波際の度量という物を見たい。 私は、カステラや錦玉が何なのか、知りたい。
[やりたいことを数え上げると限がない。]
きっと、幻鏡堂では体験できないことが、外にある。 ――私は、外の世界をもっと知りたいです。
(245) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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私は、もう、既に知ってます。
美波さんが、私をずっと見守ってくれたこと。 美波さんの手は、温かくて私に勇気をくれることを。 美波さんと一緒に居ると私の心に宿るこの気持ちが、 「嬉しい」という名前が付けられていることを――
[そっと胸を押さえると、かちこちと発条が回る振動を感じる。 勇気をだして美波を見上げて、今日最大の「我儘」を言う]
(246) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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美波さん。私と契約してくれませんか。 本当に自律人形が主人を選んでいいのなら――
私は貴女がいい。美波さんでないと、嫌。
(247) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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勿論、ちゃんとわかってます。 美波さんが自律人形を買いに幻鏡堂に来たわけではないことを。
[そのことは、はっきりと美波の口から聞いている]
誰もが秋月さんみたいにお金を持っているわけでもないことも、 知っています。
私を手元に置くには、結構な手間と費用がかかることも、 そもそも私自体が幾らするのかも、わかりません。
何よりも、私は――
[言い淀んで言葉が途切れる。 暫しの逡巡の後、重たい唇が開かれ再び言葉を奏でる]
私は――「違法品」でしたから。 後々にそれが何か問題になるかもしれません。
[羅列して、自分と契約して美波に何のメリットがあるのだろうと疑問に思うのだが、しかし――]
(248) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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これらの事がわかってても、もう一度お願いします。 美波さん――私と契約してくれませんか。
[それでも尚「願い」を口にすることに躊躇いはなかった**]
(249) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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/* うん、普段ぼっち陣営だからこういうのとほど遠い人生なんだよな。 頑張った、私(吐血 これで美波さん、口説かれてください、お願いします(土下座
ほとりさん、人を誑す方法教えてください(真顔)
(-182) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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/* そう言えば今更だけど、
>ほとりさん秘話 茶化しはしないけど、>>2:209を見て、男性も軟派するのですねとは思った
(-183) 2016/07/08(Fri) 02時頃
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[自身の臆病を認めた少女が、妹分へと胸を張る。
「君の自由意思のままに、君は世界を歩ける」>>205
その言葉は、そのまま彼女自身へと返る事に気づいているだろうか? 芯の強さも、愛玩人形として作られた外見だけでなく、内面のちょっとした可愛さも。
身振り手振りで表情も豊かに、不敵に笑う薫。 姉の声援を受けて、 握りこぶしで自分を鼓舞する瑠璃花。>>233
二人を見つめる渚の眼差しは、自然と孫でも見つめるような愛しさを漂わせる。
そして。 恐らくは望む人の所へ。 駈け足で飛び込んでゆく瑠璃花の先>>237には、それを受け止める高円寺の姿>>243。*]
(250) 2016/07/08(Fri) 02時半頃
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[彼方、此方へ。目をやり、耳をやり。 玉砕覚悟>>90で歩み始めた少女が、壁際に追い詰めた一人>>219と一体>>224。 深窓の令嬢は、最初に守られるべきお姫様ではなく、自ら苦難の道を踏破しようとする騎士だったかと。 勇猛果敢な簒奪者>>193の背に、慰める必要はなさそうだと小さく笑みを零す。
そして、ふと気づく手に持った盆の上。 飲み頃だったマロウブルーは温くなり、流石にもう、人に給するのは気が引けた。]
すみません、話に夢中でお茶がすっかり冷めてしまったようです。
[元々はその件で呼び止められたのではなかったか。>>110 コロコロと気ままに話題を変える薫の雰囲気に飲まれて、お茶を出すタイミングを逸していたことに、申し訳なさそうに眉を下げる。]
少々お待ちくださいね。 今、新しい物をご用意いたしますから。
[どちらにせよポットに残るお茶だけでは足りなかったので、冷めたことを理由に渚もその場を辞そうとする。*]
(251) 2016/07/08(Fri) 02時半頃
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-台所-
[硝子製のティーセットを乗せた木の盆を台の上へ戻す。 先ほど台所へ戻って来た時はまだ陽も高かったのに、今は随分と影が東に延びていた。
幻鏡堂の店内は昔と変わらず。 空気中を舞う埃が陽の光で煌めく音すら聞こえそうなほど静かで。 まるで巨大な自律人形の中にいるように、鼓動めいた歯車の音があちらこちらから微かに聞こえて来る。]
―――…あ……………
[何かを思い出して、渚は台所を出て様々な古物が並ぶ店内を横切り。 隙間程度に空けた扉の影から手を伸ばし、「営業中」の札を裏返して「外出中」に直す。
これで元通り、と。 小さな達成に満足げに頷いて、渚は再び台所へ戻る。]
(252) 2016/07/08(Fri) 02時半頃
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[薬缶で湯を沸かし始める傍ら。
見上げる視線の先には、数十種類の茶葉や珈琲豆を入れた缶が使われる時を待って沈黙のうちに並んでいる。。 二代目ほどではないが、三代目店主にもお茶を淹れる趣味はしっかりと受け継がれているようだ。]
最後は…どれにしましょうか…。
[紅茶、レモネード、ハーブティーと続けて。 最後に給する一杯はなににするべきかと、白い指先が缶のラベルをなぞってゆく。
煎茶、玉露、モカ、ブルーマウンテン、ローズヒップ、アッサム。
手に取ってみても、どれも少し違う気がして。 薬缶の蓋が訴える様にカタカタと鳴りはじめても、もう少し待ってと火を弱め。]
あ…
[見付けたそれに、なんだか少し可笑しくなって。 ひとり、台所で小さく肩を揺らした。]
(253) 2016/07/08(Fri) 02時半頃
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-応接室-
[途中より道をして。 台所から応接室へ戻る渚の手には、十個の湯飲みを並べた木目の盆がひとつ。 湯飲みからはうっすらと湯気がたち、白い靄と共に漂うのはほんのりとした塩気。]
お待たせいたしました。 少し熱いので気を付けてくださいね。
[渚が用意したのは、初夏にはあまり似合わない桜湯。 神蔵の印が押された乳白色の湯飲みの底で、ふわりと花咲くのは桜色の花弁だった。**]
(254) 2016/07/08(Fri) 02時半頃
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/* 福茶の昆布茶と、結納などの時に出される桜湯 どちらにするか悩みに悩んで、季節感重視で桜湯に (流石に初夏に昆布茶はどうなんだろうと…)
でも個人的な好みで言えば昆布茶の方が好きです。 しかし渚さん最後の一杯が非常に手抜き感…w
いいんだ。 みんなのしあわせを願ってお祝い事や縁起物の一杯を…って思ったんだから。
しかし同村してさみぃさんと直接喋らないって言うのも初めて…初めて?の、経験だなぁ…
(-184) 2016/07/08(Fri) 02時半頃
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/*ぶっちゃけこうでもしないとあとあじのわるいばっどえんどにすすむしかねえんだもんww はぁ。
(-185) 2016/07/08(Fri) 08時頃
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え。 [うそだろ? 笑顔のまま固まること数秒 >>236歯切れ悪くだんだん小さくなる声に耳をしたのは環が男と言うこと。女性だと思ってたので思考が追いついていない。 >>226高円寺が気を付かせて、瑠璃花へ向かう彼女へ]
ああ、有難う。
[と、なんとか言えたか。]
(255) 2016/07/08(Fri) 12時半頃
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[わたわたして落ち込みモードな環を見て]
それを言うなら女だと思って勧めた俺も俺だ。
[息を吐いて言葉を紡ごう]
やったね、タマさん。 見抜けなかった人がいるんだ。自信持って
[励まし方が不明な気もするが、爽やかな笑顔でお茶目な口調で言って、全力で落ち込む勢い。 座って、落ち込みっぷりを晒しただろう 今日だけでいろんな事がありすぎて本日は忙しい**]
(256) 2016/07/08(Fri) 12時半頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 12時半頃
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/* あ、瑠璃花さんは人間になるパターンかな?( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-186) 2016/07/08(Fri) 13時半頃
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ああああああ_(┐「ε:)_
ってくらいの落ち込みっぷりだと思ってください。 眠い
(-187) 2016/07/08(Fri) 14時頃
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[男が女に気遣うのがモットーな西野は娘が座る様に促して>>225。 ソファの背を叩きながら促す彼の口から出る言葉は宵谷が女性をみたもので。 仕事で既に宵谷が男性だと知る娘は何と言って良いのか迷い、言葉を詰まらせてしまった。]
えっと、タマさんは……。
[男性ですと教えたい所ではあったが、仕事で得た話を矢鱈と他人に話すのは憚れて。 微かに聞こえた西野の声にびくりとし、違う違うと首を振って反応を見せたのだが。
そんな娘のやり取りを見かねたのか、美波は席を立ち瑠璃花の元へと行くみたいだ>>226。 美波の気遣いだと理解した娘は彼女に申し訳無さをひしひしと感じながら頭を下げた。]
高円寺さん、ありがとうございます。
[瑠璃花の元へ向かう美波を見送れば、宵谷が何とも歯切れの悪い言葉を残しながら男性だと打ち明け>>236。 娘に謝りの言葉を掛けながら落ち込む様子を見ると、娘はそんな彼に申し訳無い気持ちが生まれて。]
そ、そんな事を仰らないで下さいっ。 私がはっきりと言わなかったのが、いけないですし……
[落ち込みモードに入る宵谷を見て、此方も落ち込みモードに入りそうに。]
(257) 2016/07/08(Fri) 14時頃
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[宵谷が男性と知った西野は笑顔が凍り付いている様で>>255。 爽やかそうな笑顔を取り繕っていそうで、茶目をたっぷり加えた言葉とは裏腹で。 腰を下ろしどんよりと落ち込む様子を見れば、娘だって分かるものはある。
胸の中で何かが占める物を感じながらも。 宵谷と西野が落ち込む今、娘は逃げたくなる気持ちや落ち込む気持ちを抑え二人を励まそうとしたら。 盆を持ち湯気立つ湯飲みを持ち出してくれた渚が来てくれて>>254。 娘は渚の元へ歩み寄り、此方から声を掛けて三人分のお茶を貰おう。]
あの、三人分のお茶を頂いて良いですか?
[湯気から香る匂いは茶のそれとは違い、塩の気を感じ湯飲みの中を覗けば、ふわりと咲く小さな桜色の花弁。 所々で聞こえてた「契約」を祝ってなのか、それに似合いそうな気がするのは娘だけだろうか?
茶を取ろうとする際、渚にだけ聞こえる声で話掛けたら、二人分の桜湯を手に取ってから西野と宵谷の前にゆっくりと置いて。]
新しいお茶の様です。 渚さんが淹れてくれたから、美味しいですよ。
[落ち込む男性達を元気付けようと微笑み、娘なりの励ましを施してから。 娘の分を一つ頂いてから、渚に頭を垂れさせよう**]
(258) 2016/07/08(Fri) 14時頃
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あの、後でで構わないので、部屋を一つ貸りて良いですか?
[涙を見せず溢れさせず、潤む目を伏せながら願うのは部屋の貸し。 娘は一人になりたかった、一人でなら――ても良さそうだから。
桜湯を取る手は微かに震えていたが、それは危うさは無かったものの、湯飲みを取る時ぶつかる音はしたかも知れない。 娘は只々顔を伏せながら、二人分の桜湯を取り、後で自分の分を取るつもり*]
(-188) 2016/07/08(Fri) 14時半頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 14時半頃
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/* はっ! そういえば全然灰レスしてない気がする…!!
瑠璃花ちゃんかわいいよかわいいめっちゃ可愛い実は超好み
(-189) 2016/07/08(Fri) 17時半頃
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/* 頭が回っていない、よし、諦めだ…過去回想は諦めだ!
(-190) 2016/07/08(Fri) 19時頃
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[高円寺が席を立つ前。 >>241彼女の描く絵の刻印(めじるし)――「波」の文字を教えてもらい、人差し指で空中にその文字を描く動作をしながら、]
なんだかかっこいい…。 今度から絵を見る時、気を付けてみてみますっ。
[次いで、絵の依頼については心配そうな表情を見せる彼女に]
うちは旅の疲れを癒しにくるお客さんの方が多いですから、 いかにもといった豪華なものよりも…優し気な絵の方が好まれるんです。 それに…高円寺さんの絵は、多くの人に見てもらいたいから。
[イメージする大きさは色紙ほどのもの。額に入れて、廊下やフロントの壁に飾るのもいいなと思う。 もし承諾を貰えるなら後で連絡を下さいと言うのだった。*]
(259) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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[そして今。 思いがけない形で打ち明ける事になってしまった件で、西野が衝撃を受けている様子がこちらにも伝わってくる。>>255]
…ほんっと…ごめんなさい… 見抜けない…うん、あはは、ありがとう…。
[>>256謎の励ましを貰ったけど、気付いた相手に落ち込まれては、力なく笑うしかできなかった。 スズもフォローしてくれたけれど、君は何も悪くないよと、首を横に振って答えた。>>257]
(260) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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[西野の方をちらと見る。 その沈み方を見れば、なんだかとっても悪いことした気分になって、両手で頭を抱えていたのだけど―― でも、これでお互い話しにくくなってしまうのは嫌だ。
ちゃんと、仲直りしなきゃ。
自分の両頬をぺちりと叩いて気合いと勇気を入れ、西野に向き直る。]
…に、西野さんっ。 あの、改めてっ。 こ、こんなんですが…今後も仲良くしてくれたら、嬉しいですっ。
[右手を差し出し握手を求めるが――彼の反応は如何に。]
(261) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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[その間にスズが立ち上がり、お茶を貰って席へと戻ってきた。>>278]
ごめんねスズちゃん、ありがとう。 多分…もう、大丈夫。…なはず。
[彼女が男性慣れしていない事は、ここで出会った時にも感付いていたはずなのにと、自分の鈍さが恨めしい。 スズがこれ以上気を揉めないよう、にこりと笑いかけた。
短時間に3杯目のお茶を頂くことになるけれど、せっかくなので有り難くいただこう。 滑らかな肌触りの湯呑を手に取れば、内側の白に桜が映える。 花の時期は違うが、湯の中で咲いたそれは、見ているだけで穏やかな気分になれた。
各人の物語は動いていて、桜湯を頂きながら、ちらと周囲にも目を配っていた。**]
(262) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 20時頃
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─ 幕間 ─
[それは、どのタイミングだったろうか。 ふと、目に入った後ろ姿に、ポケットの中の紙箱が音を立てて主張する。 傍に少女の姿の人形はいたろうか。 いたならば、一言断ってから。
青年はひとり、その後ろ姿を追う。]
なぎさ、さん。
[なぎさ、という名は、耳に覚えがあったから。 その名をそっと呼んで、振り返るのを待つ。 振り返ってくれたなら、そっと近づいて、ポケットから引き出した、ひしゃげた紙箱を差し出すのだ。]
俺の、幼馴染が、嫁に行く前に。 幻鏡堂へ、行きたかったと言っていた。
[紙箱は、手のひらに乗るくらいの大きさ。 それを見下ろして、青年は言う。]
その時に、これを、持っていきたいと。 …俺も、聞いただけだから、 合っているか、わからないんだけど。
[言いながら、紙箱を、押し付ける。]
(263) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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[紙箱に収められた、苺のショートケーキの形をした砂糖菓子が、ころりと音を立てた。]
(-192) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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/* メモ帳にロルまとめて書いてるんだけど、プロから今までで2万文字突破してた。
それ以上の文字数が11人分。すごいね。文庫2冊分くらいになる?
(-191) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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誰に渡すとも、渡さないとも 言ってはなかったんだけど。 …あんたに渡すのが、正解な気がして。
[それは、あの夢見がちな幼馴染が語った、夢物語の延長だったのかもしれない、 青年には、その手土産の意味はわからない。 あの幼馴染が、本当の意味を分かっていたのかも、なぜそれを選んだのかも、何も。
あんたには、これの意味がわかるか?と。 青年は、問わなかった。 まう、かの幼馴染の想い出に縋るのは、やめようと、そう決めたから。 その足跡を無為に追おうとも思わない。
手放した最後の欠片が、青年にとっては1つの覚悟。*]
(264) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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―朧薄の間―
[瑠璃花が選んだ部屋は朧薄の間>>244 襖に描かれた薄はどこか儚げで、それでいてしなやかに強く伸び行く 少し似ているかもしれない、と片隅で思い 部屋に入って瑠璃花の言葉を待つ
大丈夫だと、ここにいると、言葉にせずに見つめて
瑠璃花が思うままに言葉を紡ぐのを 途中で止めることなく静かに聴く
欲張りになってしまったと もっと、たくさんの事を知りたいのだと>>245 そして、出会ってまだ一日も経っていない絵描きに 「嬉しい」と言う気持ちを抱いてくれた事を>>246]
(265) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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[見上げて真っ直ぐな瞳で告げられた、瑠璃花の意思>>247 「契約」と言う言葉に、とくりと胸がなる
薄らと予感を覚えていたその言葉を、ゆっくりと胸へと沁み込ませる
この、芽吹いたばかりの心を、ずっと見守れたらと そう願う心が彼女の願いに引き寄せられる]
(266) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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[ひとつひとつ、ゆっくりと気持ちを言葉にしていく瑠璃花>>248 絵描きがここに来た理由も、経済的な問題も 理解したうえで、なお、共にありたいのだと
決して、契約にメリットがあるわけではないと 不利な部分を提示しての願いは 「それでも選んでくれるだろうか」と言う不安と 「それでも、選んでくれるのではないか」と言う、希望の色を映す>>249
最後の一言を聞き終えて、ゆっくりと息を吐く]
――…違法品……
[一つ、意識に引っかかった言葉を無意識に落とす 言い淀んだ時の表情は、その事が彼女にとって一番の重荷なのだろうと だけど、今はそれについて深く問うつもりはない いつか、話せる時がきたなら、その時に聞けば良いことだ]
(267) 2016/07/08(Fri) 20時頃
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あなたの、元の買い手だった人は、本当に愚かな人だったのね… 違法なことまでしてあなたを手に入れたくせに 自分の思い通りにならないと八つ当たりするなんて
[まず真っ先に口をついたのは、前の買い手を過去形にして一蹴してしまうこと それは、もう昔の事なのだと瑠璃花に教えること]
私は、自律人形の事には詳しくないから、瑠璃花さんのどこが違法なのかわからないわ。 それに、違法と言っても、やったのはその買い手と…人形師もかしら、その二人で 瑠璃花さんが悪いわけじゃないし
問題になったとしても、法を犯したのは私じゃないもの 「違法品だなんて知らなかったわ」で誤魔化せるんじゃないかしら
[おそらく、一番恐れているだろう事をさくりと切り捨てる。 そんなことは気にしない、と言うのは伝わってくれるだろうか]
(268) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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私、今日ここにきて、瑠璃花さんに会えて、本当によかったと思うわ。 [ふわり、表情を変えてそう伝える]
心ある人形がどういうものか、初めはただ興味があるだけだったの。 でも、話をしていてそれが変わって行ったわ
不安そうにしているあなたを、もっと支えたいと思ったし 色んな事を知りたいというのなら、一緒に知って行きたいとも思った 瑠璃花さん、あなたのことを、ずっと見守りたいって、そう思ったの。
[それは、契約の承諾のような言葉だけれど]
でもね
[一つ、真面目な顔で言葉を落として、少しだけ間を開ける]
(269) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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幾つか、心配な事があるの。
まず、私と契約しても、人間になれるとは限らない、という事ね。 その時、瑠璃花さんががっかりしてしまわないか、少し心配。
それと、もう一つは、やっぱりお金のことね。 頑張って、分割払いでも何でもして代金は払うつもりだけれど…… もしかしたら、お金が足りなくて、満足に調整もしてあげられなくなってしまうかもしれない。 これは、私が頑張って有名な絵描きになれば何とかなるかな、と思うんだけど それまでは、我慢してもらう事になるかもしれないわ
[現実的な問題は、瑠璃花も口にしていたからある程度は覚悟の上かもしれない そうして]
そして、これが今一番の問題かも……
[表情を、より真面目な物にして瑠璃花を見て]
(270) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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私、今まで自律人形をお迎えする事を考えていなかったでしょう? だから、あなたのための用意が何もないの。 空いてる部屋はあるけど片付けないと使えないし、着替えとかも必要よね。
だから、少しの間不自由な思いをさせてしまうのよね。
[少しおどけた様子で肩を竦めるのは半ば冗談交じりの言葉と共に]
でも、それでもいいのなら
(271) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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瑠璃花さん、私の「妹」になってくれるかしら?
[「契約」と言う言葉は使わずに「家族」として迎えたいと。 そう告げたなら、瑠璃花はどんな表情を見せるだろう。**]
(272) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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[応接室へ戻り声をかければ、真っ先に気づいた永田が歩み寄って来た。]
えぇ、よろしいですよ。
[なんでしたら、このままお持ちしましょうか?
ひとりで三つの湯飲みは運べないだろうと思って言いかけた言葉は密かな囁きに遮られ。 同じように小さな声で囁きを返せば、働き者の永田は盆の上から湯飲みをふたつ持ちソファで項垂れる二人>>236>>255の元へ。]
お二人とも、随分と気落ちしていらっしゃるようですが… なにかありましたか?
[自分の湯飲みを取りに戻って来た永田へ、ほんのり塩気の利いた桜湯を手渡しながら尋ねた。*]
(273) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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お部屋ですか? それなら、どちらのお部屋でもご自由に使って頂いて構いませんが…
[そこでふと思い出すのは、「スズさんが熱そうにしていた」>>128と言った瑠璃花の言葉。 最初は部屋に籠る空気にあてられたのかと思い、戻る途中で寄り道をして扇子を懐に忍ばせて来たが。
確かによく見れば、湯飲みを取る手は微かに震えているようにも見える。]
…どうか、ご無理はなさらないでくださいね?
[伏せた顔(かんばせ)に潤む瞳は直視できなかったが。 何かを懸命に堪える声音から、決して部屋の空気にあてられたのでも、具合が悪いわけでもないと察せられた。*]
(-193) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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[名を呼ぶ声の小さな間を耳ざとく聞きつけて、声の主を見やる。>>2:213]
ん?
[目が合わないのはなぜだろう。]
ふふ。薫、でいいよ。ただの薫で。それが一番落ち着く。
[見えないかもしれないけれど、にこっと微笑んだ。 少しだけ赤い顔を見て、なんだか可愛いなぁと思う。あまり見ているのも何だから、すぐに目を外したけれど。*]
(274) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 20時半頃
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/* >>254渚 そうだそうだこれ!神蔵(かぐら)の設定がー!うあー!ってなりました。 (※前回のセンのおうちの磁器工房の名前) 細かいとこ、ありがとうございます(´人`) この世界で生きていたPCの面影が見えて、嬉しかったです。
(-194) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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/* みんな可愛いな(定期
と言いつつちゃちゃっとご飯食べてくるの
(-195) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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/* なんだろう 本当にこの村のみんな、可愛くて愛しいね。 NPCでよかった。よかった…
(-196) 2016/07/08(Fri) 20時半頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 20時半頃
お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 20時半頃
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[>>261 ああああと叫びながら本の山に埋もれて気を失えばまだいいのだが、生憎ながら今は応接室である。 本屋でならやっていたかもしれない。 スズがお茶を持ってきてくれたようで、ちらっと湯気のたつのと漂う塩気に片手軽く振って感謝の意を示そう。 >>278自分の名字を呼ぶ声に顔を上げて右手を差し出す環を見て]
いや、此方こそ。 こんなんだが、よろしく。
[園芸の本とついでに女性が喜びそうなファッション雑誌とかも一緒に混ぜておこうと思いながら、此方も右手を出して彼の手を握った。 女には柔らかさがあり、男の場合は筋肉質のゆえに硬いという。]
……男だな。
[にぎにぎとしながらそう呟いて手を解いて、じっとスズを見る。]
なかなか可愛らしいのにね。
[女と見間違うほどだ。小さく感想を漏らしただろう。]
(275) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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[ややって、置かれた湯気の立つ湯呑を手に取って、少しだけ啜ればほぅと息を吐いて。 桜湯は…たしかめでたい儀式の時に出されるものだ。 仄かな香りをかいで、落ち込む気分も和らいでいく。]
もう大丈夫だ…。うん。
[周りをみればスズと渚の姿が見え、其方をみながらまた少し湯を啜った*]
(276) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 21時頃
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/* >>275にっしー てへっ(ゝω・)
(-197) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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[眼球の売却は、なかなか現実的でいい案ではないかと思う。 打てる手立てがあるのなら打っておきたい。現実を見るというのは、そういうことのはずだ。 全部剥ぎ取られたと思っていたが、この身にまだ財産が残っていたと気づいたのは本当につい先ほどのことだ。父が選び、父が磨いたであろう部品。最後まで奪われなかった宝石。惜しくないわけではない、が――それさえも、いずれ来る、欲する者のためならば捨てられる。 交換も簡単なはずだし、黒色なら安価な代替品も多くあるだろう。 悪くない案だ、と思っていた。
驚いて振り向く。 そんな強い調子の声を、安吾の口から聞いたことがなかったから。 >>2:227]
安吾…?
[ダメだと繰り返す彼を、その様子を眺め入る。]
べつに、見えなくなるわけじゃないし、大変なことではない、よ……
[語尾は弱くなって、消えていった。 彼を見つめて、彼が見つめた瞳はこの一対の黒水晶、今自分に嵌っている瞳なのだなと思うと、それ以上は言葉を接げなかった。*]
(277) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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……
[何を言うこともできず、安吾の顔を見続ける。 美しいと褒められることが、相手によって、こんなにも嬉しいものだとは知らなかった。]
(-198) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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/* スズへのお返事書いてる途中で全俺と渚が泣いた。 くっそ くっそ!
紅緒ーーー(´;ω;`)
安吾青年。 その手放した欠片と覚悟は、渚にはすごく、とても重いよ…
あと若干記憶がうろ覚えだったので前村読み返して来た。 紅緒がほんとうに優しい愛しい姉様でつらい…
(-199) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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/* >>272 \(・▽・\)ぱんぱかぱーーーん(/・▽・)/
いや… しかしほんと保護者属性なんですね…
(-200) 2016/07/08(Fri) 21時頃
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/* 瑠璃花ちゃんと高円寺さんの綺羅綺羅しさに、 浄化されて咽び泣きそう。やっぱり幻鏡堂すきぃ…!
そして、俺の御嬢様は最強なんだぜ!
(-201) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[自分に喝を入れる様に両の頬を叩く宵谷>>261。 右手を差し出し、西野と仲良くしようと試みる様子をそっと見守っていれば、西野も握手に応じている>>275。 可愛らしい、という感想を漏らす西野に対し娘はゆったりとした口調で答えよう。]
タマさんは、素敵なお方ですよ。
[口は笑みを作り、宵谷の良さを推しながら。]
[その目には薄っすらと濡れ、小さな肩が震えていたのは、きっと誰にも見られていない。]
[渚から桜湯を渡して貰う際、とある問いを渚に投げかけ返ってきた答えを耳にしてから>>237。 何が有ったのか、という問いには、娘は答えに迷い二人を見てしまうが。]
ちょっと間違えがありまして……。 でも、大丈夫かと思います。
[伏せ目がちに渚から桜湯を受け取り、まずは男性二人に差し出してから、自分も桜湯が入ってる湯飲みを受け取ってから。 宵谷も西野も桜湯を飲み落ち着いた様子を眺めれば娘も安堵出来る訳で>>262>>276。 娘はその様子に目を細めてから、渚の懐にある団扇を見つけ出し、改めて彼の顔を見てから。]
あの、その団扇……貸して頂けますか? ちょっと人が多くて火照ってきましたから。 別の部屋に入って少し涼もうと思いまして……。
[渚の返答が返り貸して貰えるなら懐に団扇を刺し、難しいならそのままで。 どちらにしても、貰った湯飲みを両手で抱えてから、三名に会釈してから。 一人で山藤の間の前へ行き、静かに襖を開け中へと潜って*]
2016/07/08(Fri) 21時半頃
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/* あっぶねええええええええええ
(-202) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[自分に喝を入れる様に両の頬を叩く宵谷>>261。 右手を差し出し、西野と仲良くしようと試みる様子をそっと見守っていれば、西野も握手に応じている>>275。 可愛らしい、という感想を漏らす西野に対し娘はゆったりとした口調で答えよう。]
タマさんは、素敵なお方ですよ。
[口は笑みを作り、宵谷の良さを推しながら。]
(278) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[その目には薄っすらと濡れ、小さな肩が震えていたのは、きっと誰にも見られていない。]
(-203) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[渚から桜湯を渡して貰う際、とある問いを渚に投げかけ返ってきた答えを耳にしてから>>237。 何が有ったのか、という問いには、娘は答えに迷い二人を見てしまうが。]
ちょっと間違えがありまして……。 でも、大丈夫かと思います。
[伏せ目がちに渚から桜湯を受け取り、まずは男性二人に差し出してから、自分も桜湯が入ってる湯飲みを受け取ってから。 宵谷も西野も桜湯を飲み落ち着いた様子を眺めれば娘も安堵出来る訳で>>262>>276。 娘はその様子に目を細めてから、渚の懐にある団扇を見つけ出し、改めて彼の顔を見てから。]
あの、その団扇……貸して頂けますか? ちょっと人が多くて火照ってきましたから。 別の部屋に入って少し涼もうと思いまして……。
[渚の返答が返り貸して貰えるなら懐に団扇を刺し、難しいならそのままで。 どちらにしても、貰った湯飲みを両手で抱えてから、三名に会釈してから。 一人で山藤の間の前へ行き、静かに襖を開け中へと潜って*]
(279) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[ああいう感じに、と言う瑠璃花の視線を遅れて追えば、秋月嬢の凛々しい立ち姿。>>2:233]
ん? う、うん。
[飲み込みが速いのは素晴らしいことだが、果たして”ああいう感じ”に瑠璃花はできるのだろうか。あれはさすがに秋月嬢の専売特許ではないか。 と思ったのも束の間、頭を下げて、あっと言う間に離れて行ってしまった。]
えっ、もう相手決まってるの?
[あんな美人さん、と言うからには、瑠璃花の頭には既に特定の個人がいて、その相手とは女性なのだろう。 呆気に取られて見ていると、まさしく、しっとりした雰囲気の女性に突撃していった。]
ああ、あれは確かに、面構えで文句は言えない。
(280) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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しかし、ああ、びっくりした! なんだよ、契約する気になったのはボクが先だろ? だよね?
[留守預かりの男に振っても答えられないかもしれないが、思わず聞いてしまった。]
このままじゃあ、一番最初に肚を決めたボクが最後まで行き遅れる可能性も出てきたぞ。行けず後家になっちまう。
[されど、顎に手を当てて思案する素振りをしてみても、こればかりはどうしようもない。]
ま、のんびり待つか……。自分から探しに出歩いたりはできないだろうし。
[幻鏡堂を訪れる、という狭き門。その僅かな縁が絡むかどうかも、出逢いの妙の範疇なのだろう。 どんな人が自分を求めてくれるのだろうかと、夢見るような瞳で、朧薄の襖を眺めた。*]
(281) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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/* しまったこの書き方では安吾が眼中に入っていないように見えるのでは
(-204) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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-幕間-
[永田を小部屋へ見送った後。 さきほどからずっと話す機を逸していた砂永が躊躇いがちに後ろから名を呼ぶ。>>263
両手に持った木目の盆。 その上に並ぶ七つの湯飲みを揺らさぬようゆっくりと振り返れば、彼は足音すら憚る様にそっと近づき、ポケットからひしゃげた紙箱を取り出した。]
永田様の、幼馴染…ですか…?
[差し出された紙箱を受け取るため、盆を少しの間棚に預け。 押し付ける様に渡された掌に乗るほどの小さなそれを両手で受け止める。]
開けても、よろしいんでしょうか…?
[あんたに渡すのが正解な気がして。>>264 そう言われて、躊躇いがちに箱の蓋を開く。
小さな軽い箱の中に納まっていたのは―――――…]
(282) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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紅緒、さん……
(-206) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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/* >>224 裾をぎゅってする雉ノ恵くん可愛すぎかよ。 大人びている中で、不意にこういうことしてみせるの、 凄く良いなぁ、彼も変っていけてるんだろうか。
(-205) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[ぱたり、と襖を閉めたら。]
……。 ふ、……ぁっ。
[溢れる何かがもう止められ無くて。声を殺した声が喉から絞り出される。 膝が崩れ落ち、湯飲みを持つ手はカタカタと揺れて。
娘は一人、己の「勘違い」に傷付き、その小さな肩を震わせていた*]
(283) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[中におさまるそれを見て、瞬間的に結びついた記憶に渚の目が驚き見開かれる。
次いで、溢れ出る何かを堪える様に細められた黒い瞳。 思わず手の陰に隠した口元は歪み、笑う事に失敗したようだった。
呼吸の仕方を忘れたようにはく、はく、と唇が震え。 睫毛を濡らす雫を零さぬよう瞬きを繰り返しても、最後の一滴が音も無く頬を伝う。]
―――…っ、 すみません…
あの…。 ありがとう、ございました…。
[黒い着物の袖で目尻を拭い、濡れた瞳で幸せそうに笑う、渚。 彼が飲み込んだ問いかけの答えは、それで十分だっただろうか。
青年が手放した思い出の最後のひと欠片。 それは確かに、行くべきところへ辿り着いたのだろう。*]
(284) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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[幻鏡堂の三階。 今は誰も使う者の居ない三つの部屋。 かつて、廊下の左手にある部屋に一人の少女型人形がいた。 赤い色とハイカラな西洋の物を好んだ、強気でお転婆な二人目の“姉さま”。 苺のショートケーキは、彼女にとって幸せの象徴。 彼女が愛した男性(ひと)の誕生日に、まだ人形だった彼女に土産として買ってきた六つの砂糖菓子。
彼女と、彼女の血に連なる幼馴染は、確かにしあわせだっただろうか。 しあわせだから、こうしていま、苺のショートケーキがここにあるのだと信じたい。
姉のしあわせを願う弟。
或は… 娘のしあわせを喜ぶ父の想い。
そのどちらもが胸から溢れて、涙となって渚の頬を濡らした。]
(-207) 2016/07/08(Fri) 21時半頃
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/* >>282 私じゃなくて砂永さんです() 多分気付いてもだっているかも知れないからエアむぎゅぅします(むぎゅむぎゅ)
(-208) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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/* みんな幸せムードで一人失恋とか空気読めなさ過ぎて申し訳無い(ふるえた)
(-209) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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お嬢様 カスイは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 22時頃
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/* 扇子って書いたのに団扇って帰って来てる…>>279
ところであと2時間ちょっとでエピですが エピ入り直後の村建てロル書けてませんっ!!!! 阿呆か!!!!!
>>阿呆だ!!!!!!!!<<
(-210) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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/* 小箱の中身気になるな…… 砂永さんの幼馴染は前作の関係者、かな。 この辺り、ちょこちょこ秘話が飛んでそうだなぁ
エピ入りが楽しみなような怖いような。
あと、中身が渚以外わかりません先生(なんとなく……かな、というのはあるけど) 私?隠してないもの(
(-211) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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/* ご心配おかけしてすいません、ありがとうございます…。
紙箱とスズが気になる…
(-212) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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お針子 スズは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 22時頃
絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 22時頃
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[握手を交わせば、骨張りを確かめるようににぎにぎとされた。>>275 男だなと呟く言葉に、苦笑しつつ]
あはは…そうですよ。 毎日重いのも運んだりするから、どうしても筋肉ついちゃうのがねー…
[西野の手が離れれば、着物の上から腕を摩りながら答えた。 性別が判明した後でも、可愛らしいとの言葉を聞けば、僅かに頬が紅潮して…]
わっ、そ、それはっ、 僕じゃなくて女性に言ってあげて下さいねっ!?
[あわわわと慌てながら、手をぱたぱたとしている。 可愛いと言われるのは嬉しいが、スズを前にして言われるのは、何とも面映ゆい。 >>278スズの答えにも照れを隠すよう、口元に右手をあてがって視線を逸らした。
>>279スズが渚と何かを話し襖の奥に消えるが―― 先ほどの件があったばかりなので、今は見送るに留めた。*]
(285) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 22時頃
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[心を持っていようとも、彼には自由が無かった。 素直と真摯を並べても、心を動かす感情を知らない。>>221
そんな彼に己が出来ることと言えば、 巧緻に作られた仮初の頬を引っ張り、戯れに弄ぶことくらい。 感情を模倣するにしても、余りに拙い方法だが、 空気の抜ける声は、老成した面差しよりもずっと良い。>>222]
そのマフラー。 ―――…君に良く似合うが、これからの季節は暑いだろう。 首に陽が当たることを厭うなら、 もう少し、薄手のものを用意しよう。
……大丈夫だ、直ぐに君の世界は拡がる。
[面映ゆそうに、首を傾げる彼に告げるのは、 幻鏡堂の地下ではなく、外の世界を示唆しての語。 この先へ主人が敷かんとしている道と、運命を弁えての。>>223]
(286) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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――― 御嬢様は、秋月の姫君だ。 朧に霞む月でなく、十五夜の明るい満月にも似る御方。
雉ノ恵、君も年貢の納め時のようだ。
[途惑いがちにも、同性を寄る辺とする彼と自然と並び。 向き合うは自身の幼馴染にして、威勢の良い主人へ。 男二人と向き合っても、まるで退かぬは流石の一言。
下ろした指先を雉ノ恵の手背に添え、 柔らかく手首を包み込み、審判の時を受けようか。>>224*]
(287) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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[しかし、やはり、心を決めても、 言葉の暴力で殴られると頭が揺らぐ。
彼女が切った啖呵だけでなく、幼い日の吐露まで貰えば、 七度ほど祖父に殺されても文句が言えそうにない。>>238]
御嬢様、俺が立ち直る前に追撃仕掛けるのはお控えください。 態々、そんな釘を刺さずとも、俺は一蓮托生…、
[くらくらと眩暈う心地。 雉ノ恵を支えるように掌を重ねたが、 真実、支えられているのは己の方なのかもしれない。
彼女が告げた淡い恋の想い出。 年上の異性に対する憧れだと、 理路整然と弁護する理性も余り役に立ってくれない。
なにせ、月明かりに揺れるは、水面の本懐。]
(288) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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死して尚、俺の忠義を試すなど。 ―――…ああ、全く。
[大きな溜息はこれ見よがし。 されど、己も彼女も知っている。 己が彼女の進む道を、決して阻害せぬこと。>>239]
舵を切っている本人の保証にどれ程の説得力が。
御嬢様が舵を取る船にしか乗り込まぬ俺にも原因はありますが、 俺一人では心許無く、一人くらい味方を欲しても構いませんね。
―――…今ばかりは、 淑女らしからぬ振る舞いにも目を瞑りましょう。 [空の片手を彼女に差し出し、 彼女の掌中に納めさせるは手袋だけではない。 もっと、目に見えない、大きな、途方もないものを捧げる風。]
(289) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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ははは、可愛いものは可愛いものだよ?
[手をぱたぱたとして慌てる様はやはりと。 いや深く考えると落ち込むのでよすとしよう。 渚とやり取りを聞き流しながら、スズの行動を目で追って>>279、山藤の間の襖の奥へと消えたところを見届けたのち。 また少しずつと啜り、熱さが冷めていく桜湯飲み干し、湯呑には花びらを残して]
渚さん、お茶有難う。 ご馳走様でした。
[湯呑をトンと音を立てて此方も席を立とう]
少し部屋を見てきてもいいかい? ずっと応接室だったしね。 [そう一言を入れて、2人へと失礼、と断りを入れて席を立とう]
(290) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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きちんと、雉ノ恵本人の承諾を得ますこと。 貴女が、彼の心を得られたのなら、 俺の人生も、忠誠も、全部オマケでくれてやりますよ。
[巻き込まれた青年型は、きっと天性の苦労性。 この秋月の主君にして、この大河内の従者在り。*]
(291) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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スズさん、お邪魔するけれどいいかい?
[山藤の間の襖の前に立って、室内にいるであろう彼女へと入る前提でそう問うた。*]
(292) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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[ちょっとした間違いとは、一体なんだったのか。>>279 丁度その話しがあった頃、薫や瑠璃花との会話に意識が向いていたので渚はそれを聞いてはいなかった。
渚も黙って座っていれば、細い外見から女性に見間違えられることがあるので。 宵谷の受けた誤解も、西野のした勘違いも、よくあることで笑って済ませてしまえるのだけれど。
ただ二人の様子を見る限り>>262>>276、二人の間に漂う雰囲気は険悪とは程遠い様子に見えた。
そのうちに永田が衿元にさした扇子に気づき。]
えぇ、かまいませんよ。 どうぞお使いください。
[見るからに男物のセンスを抜いて手渡し、山藤の間へ向かう後姿を見送った。
多分、今は下手に慰めの言葉をかけるより。 ひとりになれる方がいいだろうから…。*]
(293) 2016/07/08(Fri) 22時頃
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本屋 ニシノは、メモを貼った。
2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[契約する前に、きちんとすべてを伝えたい。 未だに心の中に残る傷について詳しく話し始めた]
自律人形って、絶対、所有者登録しないといけないんです。
でも、私の買い手の人は、人に知られたくなかったんでしょうね。 振られた女性を模して人形を作ったなんてこと、 だから、大金を出して、私を密造しました。
そして、あの日――
[本物の「瑠璃」が愛する男性と手を取りあい、男の側を去った日。 男は荒れ狂い、「人形の瑠璃」を殴る蹴るの暴行し破損させた日]
私は男の隙を見て、逃げました。 初めての外、暗くて、ボロボロで、何処に逃げたらいいのか わからなくて、ただ闇雲に走って――
行き倒れていた場所が、幻鏡堂の前でした。
(294) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[渚に発見され店の中に運び込まれても、本来、人の所有物である自律人形は勝手に修理することもできない。暫くの間、壊れた姿のままで止め置かれていた]
ただ、私に所有者登録もなく、 あの人も「そんな人形知らない」と白を切った為に。
花押から、「月代」の未発表作品が幻鏡堂に持ち込まれた、 そういう扱いになって、修理できることになりました。
[「月代」とは高級素材をふんだんに使う金持ち相手の人形技師として知られている]
(295) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* 砂永くんと薫ちゃんの遣り取りも素敵だったけれど、 高円寺さんと瑠璃花ちゃんの遣り取りも暖かくて良いなぁ。
良いなぁしか言ってないけど、良いなぁ。
(-213) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[そっと左の太腿を着物の上から擦る。 細い三日月が図案化された、人形の証である蒼い印が其処にはある]
でも――実際に、私が「月代」の作品かどうか、 若干、怪しいと思っています。
この花押も本物かどうか、わかりません。
[偽造でもおかしくないとは思っている。 もし何かこの事で迷惑をかけたなら…と不安は一杯である]
(296) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[だが、普通の人なら大騒ぎするだろう単語を一蹴する美波>>2:268。
支えたい。一緒に知っていきたい。見守りたい。
やっぱりそう、美波>>2:269が私に語りかける度に、 心の傷が癒える。心が躍る。――幸せを知る]
(297) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* >>254 こういうさり気ないの、とてもすき。
(-214) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[幾つか心配なことがあると美波>>2:269が上げていく。]
ニンゲン……?ああ、そうでした。 黒鵜人形の奇跡、ですね。
[此処が、奇跡を生み出した場であると思い出す]
私は、人間になりたいわけではありません。 人間でも、人形でも、美波さんと共にありたいだけですから。
[だから、がっかりはしません、と付け加える]
もし、足りないのなら、私だって働けます。 自分の食い扶持分くらいは、稼ぎたい、です。
でも、お金の事は――多分、大丈夫ではないでしょうか。
[先ほど渚に言われたことを思い返して告げた。]
(298) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[此処までは良かったものの、一段と深刻な美波の表情に>>2:270瑠璃花の表情も硬くなる。断られるのかとぎゅっと目を瞑って待ち構えていたら、聴こえたのは部屋や服の事]
じゃあ、それでは――
[ぱあっと咲くのは、どんな生花よりも鮮やかな笑顔の花]
勿論です。 私を、妹にしてください。美波お姉さま!
[嬉しさのあまり、またもや美波>>2:272に飛びついて、ぎゅっと抱き付いた*]
(299) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* 高円寺さんの、望む姿勢が尊い。 二人で一歩踏み出した感ある。
(-215) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* 瑠璃花さん可愛いな(何度目だ
お返事を、書こう
(-216) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[自由なんて手に入れられないと思っていた。 あの日から太陽の下に出られるとも思ってはいないから。
まるで弄ばれた頬をさすりながらも、 思わず苦笑を零していた。>>286]
あぁこれ……恵唯は残してくれたものなんだ。 なんとなく手放さなかっただけなんだけど…。
薄手のもの……? オオコウチが僕に?
[世界は拡がる、とその男は青年に告げる。 此処へ居れば暑さなど関係はなかった。
青年が例えているのは、此処の生活ではなく、 外の世界をさしたものだった。 どうしてそんな例えを出してくるのか、 青年の頭では追い付けはしな。]
(300) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* 砂永くんが渚さんに渡したのなんだろう。 凄い気になる。エピ入りが楽しみすぎる。
(-217) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[年貢の納め時。 そう告げるオオコウチの指先は青年の手背へ。>>287
ふわりと感じるのはヒトの体温。 とても暖かくて、とても安心できた。]
………年貢の納め時って何だ …………?
[聞いたことのない単語。 否、その答えはオオコウチからではなく、 青年のマフラーをぐぃ、と引っ張る先から与えられた。>>240]
(301) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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―――へ っ ちょ、 ぁ ッ
[バランスを崩しながらオオコウチから手を離し、 そのまま近づく秋月の顔に思わず驚愕し眼をぱちぱちと。
問われた言葉に、また肩が揺れた。]
っ…… 見るもなにも、 秋月……顔、 ちか、ぃ………ッ
[まるで拗ねている子供の様な態度を取る秋月に、 しどろもどろな声を掛けて。
逸らすことのできない視線に捕らわれながら、 短い呼気が彼女の肌に吐きかかる。]
(302) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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僕、は………僕なんて何の役に立つかも分からない、よ? 本を読むことしかしてこなかった。
僕は唯、大事にしてくれる人が欲しかった。 人間になりたかった。
[しゅるしゅると首に巻かれていたマフラーを青年自ら外す。 そして先程オオコウチから教えてもらった表情をしようか。
口角を上げて、少しだけ目を細めて、そしてゆっくり笑みを。]
もう、独りぼっちの寂しいのは嫌だ。 ……秋月が、僕を必要としてくれるなら。
―――あと、オオコウチ。
[彼女に笑いかけた後、青年は長身の男へと視線を向けて。]
(303) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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……これの代わりを、くれますか?
[彼女だけではなく、オオコウチも青年を必要としてくれるなら。 そのマフラーを、主からの大切だったものを彼に差し出して。]
二人が、傍に居てくれるのなら、僕は契約を結ぶ。
[そう、どちらかではなく、三人一緒に居れるのなら、と。*]
(304) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* 失恋して吹っ切れよう!( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) なんてした時に何故追いかけるんや(ふるえた) おま、おまっ(ふるえた)
(-218) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* 雉ノ恵くんがかわいい。 御嬢様はかっこいい。
カースト最下層だけど、頑張りますぞ!
(-219) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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/* ほとり×香水のハッピーエンドを楽しみにしていたら、 なんとほとり×香水×雉ノ恵のトゥルーエンドが見れた。
…すごい……これが重RPプレイヤーの力か……
(-220) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[それは娘の勘違い。娘の中で芽生えた「勘違い」はきっと恋と呼ばれるものだろう。 西野に対して抱いた勘違いは、初めて「男性」として意識を芽生えさせていた。 彼に対し異性として意識し、恋心を芽生えさせた勘違い。 まだ西野の気持ちなど知らないのに、彼から思いも向けていないのに、勝手に勘違いし盛り上がって。
西野が宵谷が男と知って落ち込む様子から娘は察した。 「西野さんはタマさんに好意を寄せている」のだ、と。これもまた娘の勘違い。 もしかしたら、只宵谷が男性で失礼な事した、と悔いていただけなのかも知れない。
だけども女という生き物というものは、好いた男性が誰に好意を寄せてるのか気になる性分。 西野が宵谷に対し好意を向けた、と女の本能はそれを教え、娘の小さな胸を傷付けた。
それは娘にとって未知の傷で、その痛みに耐えるには些か経験が足りない。 されど、その痛みに泣くには、あの雰囲気では申し訳無さすぎる。 娘は一人耐えながら、嗚咽を漏らし咽び泣く。]
(-221) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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[娘は元々泣き虫だ。 幼い頃はよく男の子にいじめられてはピーピー泣いていた。 それを見兼ねた継母が教えてくれたのは。 「泣く時は誰も居ない所で泣きなさい。そうすれば誰も意地悪はしなくなるから。」と。
だから娘は一人で泣く様になった。 男の子にからかわれた時、父に厳しく叱られた時、結城屋の先輩に虐められた時、大好きな祖母が他界した時。 悲しくてもその場で泣くのに耐え、誰も居ない所で涙を流し、悲しみを追い出す様に流してから。 次、元気な姿を見せて日々を過ごしていく。 そう、この痛みも辛さも、今流してから普段の様に振る舞えばいい。
今は、今だけは泣きますが、きっと元気になりますから。今だけは。
―――――――――西野の声が聞こえた>>292。]
(305) 2016/07/08(Fri) 22時半頃
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――――っ!?
[娘は一瞬だけ呼吸を忘れた。だって、今、来るなんて、思わなかったから。 ひっく、としゃくり上げる声が出てしまって、溢れる涙を拭っても止まらなくて。]
ダメ、ですっ……入らないで、下さい。
[今は泣いている所は見られたく無いから、断りの言葉を西野に返した*]
(306) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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うん。 [そう言って、襖を開ければしゃくり上げて泣いている彼女が見えて。 驚く様に目を見開いたのち、黙ったまま静かに室内に入り、後ろ手で襖を閉めようか。パタンと音がすれば、もうそこは俺と彼女だけ。 そして、スズの正面に腰を下ろして]
お茶、飲んだらどうだい? 泣いた時は甘いものか、温かいものを口にすると落ち着くよ。 [湯呑みを持つ手を示しつつ、お茶を飲む様に勧めようか。 彼女が落ち着くまで待とう*]
(307) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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[七転八倒。否、七転び八起き。 じいやに七度殺されるなら、八度目で起きなさい。 審判の時を受けようとす>>287彼が、雉ノ恵に>>286示す世界は無限。運命との交差示せど揺らぐ頭を前、ぷいと僅かそっぽ向く顔は、幼き日からの思いに寄せて、それすら武器とする>>288]
…あら? 立ち直るより前に止めを刺すは常套句でしてよ。 馬鹿、…もっと気の利いた言葉を使いなさい。
[されど自らの乙女心を認めるは面映ゆく。 支え合う如き、二人の手を前にしても、決してひかぬ癖。僅かな逸らしが色を付けていた。揺れる水面に焦がれ伸ばす手を月は持たず、照らすだけ。淡い恋の想い出は脈々と綴られた秘。憧れなどとも、思わず]
(308) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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本望でしょう?
[これ見よがしな溜息に応える目はもう向き直り。 茨道なれど、その行く手阻むのがほとり以外ならば、なんの問題もない。害されぬ道は、覇道。王道?、正道?わが身は知らず。]
私の航海士は優秀よ。 説得力ならそれだけで十分。 更に、増えれば云うべきことはないわ。
今だけじゃなくても良いのよ。
[差し出された空手を受け取り>>289。 収められたものの重みを知りながら、微笑み込めれば、途方もなき風は、嵐となりて、巻き込み。道ずれを増やそうと動く。欲しいものは三つ。
優劣などつけようもなき、心。
天性の苦労性?>>291 従者の宣言に晴れやかな笑みと共。]
(309) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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――上等。
[淑女らしからぬ手が、雉ノ恵の首元に伸びた。>>302 その手は、彼が彼だからこそ伸びた手だ。人形も人も関係なく。驚愕の眼がぱちぱち瞬くをじっと見つめ。
彼の顔を瞳に映す。世界を欲した雉ノ恵を>>300]
近い?…当たり前ですわ。 こうでもしなければ、雉ノ恵には見えないでしょう。 私の眼をちゃんと見て。
[しどろもどろな声に応える声は微笑みと共。 短い呼気が柔肌を揺らすのを感じながら、彼が此処にいること。こうして触れられることを確認するように。映す瞳の中を大切に捕らえ、絡めていく。]
(310) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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役に?…役に立つかどうかなど関係ありませんわ。 私は雉ノ恵を望んだ、大切なことを教えてくれた貴方を。
本を読むことしかして来なかったなら、 今から他にもしたいことを見つければいいじゃないの。
――――大事じゃなければ、こうしないわ。
[人間になりたかった。 そう告げる彼が自らマフラーを外すのをじっと見つめ。 人形も人も、関係なく雉ノ恵が大切だと心内を綴り。 口角を上げて笑むのを逃さず収めた。良い顔をしていますわよ、呟く声は惚れ惚れと。その顔は、香水だけではきっと見ることはかなわなかった笑顔。明るく水面を羽搏き、飛び立つ如く]
…一人ぼっち、寂しいのは私も大嫌い。 一緒に居たいのよ、貴方とほとりと。
[笑いかけた彼が、ほとりへ視線を向け>>303 マフラーを差し出すのを微笑んだ眼で見ながら、応える声が何よりの本音。どちらかではなく、三人一緒に居れるなら。
そう望む声に静か響く。この心。]*
(311) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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/* 香水さんこの村一番のイケメンだなあ。 あ、でも一番の美人さんは私のお姉さまだけどね(胸張って
(-222) 2016/07/08(Fri) 23時頃
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[入るな、と拒んでも入るのは人の性なのだろうか? 西野はそんな性格の持ち主なのか襖を開けてきた>>307。 開く筈も無い襖が開けば、自ずと娘は其方に視線が向き。 泣き腫らした顔を意図せず西野に晒す形を取ってしまう。]
入らないで、と言った……のに。
[ぶわっと涙が溢れて、ぽとりと頬から伝い落ちていく。 娘の正面に腰を据える青年から逃れる様にずれ、直角になる様に身体を向け、涙を拭ってから。]
ごめん、なさい……。 今は、一人にさせて下さい。
[西野から茶を勧められても娘は飲もうとはせず。 やんわりと彼には退室を願い、溢れる涙を拭っていた*]
(312) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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/* 逃げたい、と思っても追いかけられる未来しか見えなくなってきてふるえる私( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-223) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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[見つめてくるのは黒水晶。 案外値打ち物の石なんかは見知っていたりする青年だ。 自身が手にするかは別として、多少の良しあしは分かるつもり。
だが、そんなものは、関係ない。 ただの石じゃないのだ。 その眼差しは、様々なものを語る。 例え、濡れることの無い瞳だとしても。
綺麗だ、と、思った。]
(-224) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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[こちらが零した声を拾ったか、それとも瑠璃花自身の決意の現れか ぽつりぽつりと落ちるは昔話、「違法品」と言う所以を>>294 静かな面持ちで、ただ、聴いていた
本来、契約のない自律人形に自由はなく 自律人形の所有者登録は絶対の物。 それは、以前世話になった商家で人形を扱っていた人から聞いた覚えがあった
密造、それが「買い手」のしでかした「違法」
逃げ出して辿り着いたのが「幻鏡堂」でよかった、と思う。 でなければ、きっと瑠璃花は
作者を示す花押にさえ疑問を抱くほどに 生まれた経緯は瑠璃花の心に陰を落としている
だけど、密造だろうと偽造だろうと、 瑠璃花に心を寄せる絵描きには関係ないことだ]
(313) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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/* 西野さん行っちゃったね… そっちが追いかけて行った方が良いよとは思ってたけど、予想通りの展開だった。
ど、ど、どうなるの…はらはら
(-225) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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私は、人形の事には詳しくなないわ。 人形師の名前だってあまり知らないもの 「月代」の作品かそうじゃないかは、私には重要な事じゃない……
私は、瑠璃花さん、あなたが好きなの。 誰が作ったか、じゃなく「あなた」である事が大事なの。
[この世にただ一人の「瑠璃花」と言う存在こそが宝なのだと 抱える不安を少しでも軽くできるといいと、心で思うそのままを伝える]
(314) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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[こちらが上げた幾つかの不安は、瑠璃花の言葉で解消されていく 絵描きが瑠璃花の不安を取り去るなら、逆もまた然りで
精一杯の自分の言葉で安心させようとする様子に>>298 向ける視線は柔らかな、幸せの色を帯びて]
瑠璃花さんがそう言ってくれるなら安心ね。
お金は……大丈夫だと嬉しいのだけど。
[先ほどの渚や薫との会話で、何か得る物があったのだろうか ほんの僅かな間に前向きになった瑠璃花を、少しだけ頼もしげに見て
最後の不安、その意味を正しく理解し、顔に咲くのは大輪の花>>299 飛びついてきた身体を受け止めて、そっと優しく髪を撫でる]
それじゃ、決まりね。 これからよろしくお願いするわね、瑠璃花さん。
それと……「お姉様」は、少し恥ずかしいから「姉さん」でいいわよ?
[呼ばれ慣れていないからくすぐったい、と、笑って]
(315) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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さて……「契約」って、どうすればいいのかしら?
[一番大事な部分の知識が足りていない事に気付いて 首を傾げて瑠璃花に訊いてみる。 若干頼りない姉だけれど、こればかりは仕方がない。*]
(316) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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――椎嶺の作業場――
声が思うように出なくなってから、声を出したいと思ったのは皮肉なことだ。 尤も、項垂れて嘆く椎嶺を慰める言葉も、主人を庇う言葉も浮かばなかったのだが。
電話越しに、父と主人が言い合う。 衣装を含めて人形だ、返せと主張する父と、人形の本体は人形そのものであり、衣装その他は付属品であると言う主人の話は平行線を辿った。
主人が、薫風を飾り立てたのはその技量に自信が無いのを隠すためだろう、目先しか見えない職人風情がと嘲り、 父が、芸術品を管理できぬとは上流の責任も果たさぬ野卑め、虚業家がと罵る。
互いを尊敬し、尊重し合っていた二人はどこへいってしまったのか。 声を荒げる男の姿はそれだけでも恐ろしく、聞こえる言葉は刺々しかった。 薫風は耳を塞ぎたかった。 だが、塞ぐ仕草はつまり、聞こえているということを示すこと。 些細な動きさえ父を刺激しそうで恐ろしかった。
ただじっと、石のように動かず、目を伏せ、唇を噛んで耐えた。
言い合いの末に、主人は契約を解除し、装飾品の代わりに幾許かの金を送り付けてきた。 椎嶺は、もう見るのも辛いようで、ろくに手も触れぬまま、薫風を古い蔵の奥に投げ込んだ。
(-226) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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[紙にインキを滲ませた世界よりも広い場所。 彼から奪われた外の世界。>>300
路を切り開くのは、先駆者たる主君のお役目。>>240
暑さも寒さもなく、陽も月もない場所から、 遥けし矜持と、意地を以って、 主人は欲するものを素直に欲しいと求めた。]
君を巻き込んだ訳ではないが、きっと悪い話ではない。 安心すると良い、遠からず御嬢様が癖になる。
[密やかに笑みを口元に敷き、 良くも悪くも、と不穏な言葉を付け足して、 双眸に外を目指す青年と、先を征く少女を映し。>>301]
(317) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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――椎嶺の蔵の中――
連続起動時間の限界を迎えるまでの短い間、薫風は考えた。 何がいけなかったのか。 誰が悪かったのか。 どうしてこんなことになってしまったのか。
自らの指先も見えぬ闇の中で、これまでのことを思い返した。 薄れることも忘れることもできない、人形の記憶を、幾度も、幾度も――。
(-227) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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んー、何となく君の様子が気がかりだったからね。
[そう応えて、泣きながらもやんわりと退室を願う彼女。 それでも1人がよいのだろう。ならただ。]
分かった。なら退室する前に一つだけ聞いていいかい? なぜ自分のことは遠慮するだい?
[口にして、幾度か会話をして思ったことのだ。 ああ、でももう一つ気になることもあるな。]
もうあと1つ。 …俺が気になる?
[一瞬言うか迷ったが。2つも投げてしまってごめんね、と添えて問うた。 直角になるように向きをかえてる彼女へ此方へ変えてほしいと思い、こちらへと変えさせようと近づこうと体を動かす*]
(318) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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父を責めることはできなかった。
黒鵜に憧れ、黒鵜の起こした奇跡に挑んだ父。だが、だからこそ、黒鵜の御業と自身の力量との差に苦しんだ。過ぎたる装飾に財を投じたは、確かに自信の無さと不安の糊塗であっただろう。だが、その弱さを誰が謗れようか。
幼児用の小さな着せ替え人形を作り続けた椎嶺。愛玩用人形に憧れる少女と、その少女の願いを叶えたい親を、彼の作品がどれほど喜ばせたか。人形は価格ではない、希少性ではない、その矜持を胸に己が道をひた走った人形師。その彼が、等身大人形に挑んだのだ。希代の人形師と謳われた男に、憧れの存在に、果敢にも挑んだのだ。
背を屈めて小さな人形を作り続け、売り続け、そうして成した財と技術をすべて注ぎこんだ大作は、長く大事にしてくれる人間に渡したいと思うのは道理。 ゆえに椎嶺は価格を上げた。大金を払える人間、薫風にそれだけ払っても惜しくないと思える人間ならば、きっと大切にしてくれるだろうと。 契約の前日、主人の人となりも調べ上げた父は、満足そうに言ったのだ。
お前を大事にしてくれる人が、見つかったよ、と。
(-228) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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主人を責めることもできなかった。
人形としての薫風の美しさを見染め、買ってくれた主人。決して驕らず、使用人も、人形である薫風にも、失礼な振る舞いはしなかった紳士。手入れも扱いも完璧だった。
彼を蝕んだのは、薫風を見る客たちが口にする奇跡の物語。
契約の際に、奇跡を全く期待しなかったと言ったら嘘だろう。しかし、最初は本当に、どちらでもいい、拘らない、という姿勢だったのだ。 だが、日が経ち、年が経つにつれ、夢物語は彼を追い詰めた。 あんなに美しく特別な人形が人に成らないのは、彼の人格のせいではないかと、心無い噂まで立った。戯言だと一蹴し続けるも、僅かな期待が、重ねた愛と献身が、投じた金額が、いつしか見返りを求めた。 彼の変質を誰が非難できるというのか。
薫風を家に迎えたとき、主人は己が買った人形の前に跪いた。 初めて見た時、その美しさと輝きに心を打たれたと。その感動は、契約を為した今でも毛ほども変わらないのだと。 主人は、家族と使用人を前に、笑顔で言ったのだ。
私たちの新しい家族だよ、と。
(-229) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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自分を責めることもまた、できなかった。
心も、性格も、父・椎嶺が創り上げた身体に宿りしもの。 人形は、命令に従うもの。 愛されろと言われ、愛されることだけを考えた。
無知と怯懦は大きく影響したにせよ、決定打とは言えなかった。物事は薫風の目に見えぬところでも進行していた。
では誰が。 無邪気な幼い孫娘か? 世間話を口にした客たちか?
薫風は、誰か一人、何か事件一つを糾弾することは、できなかった。
されど、何かが間違っていた。 歪みはいつから始まっていた? 契約解除、火事、断髪、疎遠、蜜月、契約、――
幾度も幾度も遡り、確かめ、そうして薫風はひとつの結論を出した。
(-230) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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雉ノ恵は知りたいのだろう? 俺が責任を以って教えよう。
君が人形であっても、人であっても、付き合ってもらう。
[解かれていくマフラーは、解かれた鎖のよう。 彼のように物覚えが良いなら、きっと苦労はすまい。 重ねる程に、彼の笑顔は人に近づいていく気がする。>>303
つられるように撓める瞳は、きっと彼と同じ形。]
―――…洋装も、きっとよく似合う。 眩い程に明るき、中秋の名月の下でなら。
[己一人でも、主君の片腕にはなれる。 だが、自身の主を満たすには腕一本では足りない。 両の腕が揃えば、彼も、何も零さずに済むのだ。]
(319) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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最初から間違っていた。 前提が間違っていた。
愛は人形には与えられない。
(-231) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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…御嬢様、 一応、先に釘は刺しますが、雉ノ恵にはもう少し手心を。 なに、焦らずとも、簒奪の一味には仕立てますから。
[つい、口元が綻んで笑みが零れそうになる。 彼女の幼い想いを言葉に変えられても、己の信念は揺らがない。 主人に捧げるは、信仰にも似た忠誠。>>308]
御伴致しますとも。 雉ノ恵の首に輪でも掛けて。
―――…どうぞ、今後も俺が…、否、 俺と、雉ノ恵が誇れる主で在ってください。
[約束などせずとも、彼女は元よりその心算だろうが。>>309
乙女心も、人形心も、ちっとも知れたものではないが、 己の心くらいなら、理解出来た。>>310]
(320) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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[駆けてゆく妹分を、見送る少女>>280が、慌てたような声を上げる。 それをともに見送りながら、上げられる疑問符>>281に、首をかしげた。]
なんだ。 三人とも、契約する気、無かった…の…
[問いかけながら、少女を見やった。 その向けた視線が、少女の表情を捕える。
夢見るような、眼差し。 いったい、誰を、見ているの。
気付いた時には、青年にしてはいささか乱暴とも言える手つきで、少女の両の肩を掴んでいた。 掴んでおいて、青年自身が一番びっくりする。 けれど、その視線をどういうわけか、自分に向けたくて。]
…待つ、の。
[何を問うているのだろうか、己は。 何が問題があるというのだろう。 無いはずだ。 だって、青年は、少女の幸せを願った。 その少女が、己の幸せな未来を夢見ている。 何が、おかしい?
ぐるぐると考えながら、しかし青年の胸は妙な塩梅にぎゅうと締めつけられるようで。 いつか、嫁入り前の幼馴染が、同じような眼差しを見せた時にも、ただただ悔しいだけで、こんな感情は湧かなかった。
けれど、これは。 これは、まるで。]
(321) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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[答えは簡単だった。 気付いていなかったのは、己だけかもしれない。 開いた唇から、ひゅ、と喉を滑る風の音が漏れる。]
…待たなくても、さ。 出歩かなくても…さ。
[せわしなく、己の唇を舐めて湿らせて。 嗚呼、口の中が、変な感じに乾いている。 きょろきょろと泳いだ視線が、乱れた末に少女へと注がれる。 ごくり、と喉が揺れた。]
薫が、幸せになるの。 ちゃんと、見てたい。 と、いうか…
[俺が… と続けたはずの声が、喉奥で震える。 震えたけれど。]
俺が、幸せにしたいって、 思っちゃダメですか…
[漸く口に出した願いは、情けなく尻すぼみに吐息に紛れて消えた。*]
(322) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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先ずは―――…、 雉ノ恵には、何色のポーラー・タイが似合うか。 考えおいてください、御嬢様。
雉ノ恵のタイは、俺が締めますから。
[笑う顔は屈託なく。 雉ノ恵に教えたと同一の笑気をいた。
迫り、寄り添い、女が男を口説く様を眺めつつ、 良く出来た家令は、粛々と一礼に頭を垂れ。>>313
常、影として控え、星月夜に侍る守り人のように。*]
(323) 2016/07/08(Fri) 23時半頃
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/* 僕いっつもおもうんだけど
毎回毎回「0時更新」と勘違いしてるんだよなぁwwwwwwwwww
(-232) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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/* ああもうみんな可愛いな!!(だまれ
あと40分(ちょっと眠い
(-233) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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/* 砂永くん頑張れ委員会の熱い見守り。
(-234) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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[>>290それでもやはり可愛いと繰り返され――。 まったくもうこの人は…。熱を下げるために、手団扇で顔をあおごう。]
うぅぅ……なんだか会うたびに言われそうなので、 西野さんちに行く時は、男物の着物で行きますからっ。
[などと謎の抗議を。
桜湯を飲み終えた西野が向かうは、山藤が描かれた部屋。 一人で籠るスズの様子は確かに気にはなるのだが…ここは西野に任せようと目で追いかけて。>>292 少しの間、ここで周囲の様子を見る事にしようか。*]
(324) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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[――瑠璃花が好き。 大好きな人の口からでるその言葉は。 他のどんなものよりも、私に力を、幸せを与える。
人間ではないし、来歴も怪しい私でもいいと。 私が良いのだ、と、繰り返し口にしてくれて]
私こそ、よろしくお願いします。
えー、でもお姉さまはお姉さまですもの。 慣れるまで、言い続けますわ。
[頭を撫でられる感触に目を細め。そんな軽口を言う。 どうしても嫌がるのなら我儘言わずに「姉さん」と呼ぶけれど]
(325) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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[契約について尋ねられれば、同じように私も首を傾げた]
さあ? 私も、今まで一度も契約したことないですから、 さっぱり、わかりません。
渚さんに聞いてみましょう。
[ぎゅっと一旦強く抱きしめて、その感触を堪能してから体を離し、善は急げとばかりに美波の手を取ってひっぱり、朧薄の間を出て渚の方へ駆け寄った]
(326) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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/* なんだかんだ言って、時間経つの早かったな
あと、瑠璃花さんに張り付いてて申し訳なかったです。 他に話したい人が居たんじゃないかと思うと、うん
(-235) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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渚さん、契約の仕方、教えて!
[元気よく少女が渚に尋ねた。 この人形がこんなにも生き生きとしている姿は、きっと今まで作られてから誰も見たことがなかったに違いない*]
(327) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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仲居 タマは、メモを貼った。
2016/07/09(Sat) 00時頃
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/* 大人しい少女、何処行った。
ほ、ほら、これは高度なRPなんだよ。 ただのお人形さんが生き生きとした少女になる成長記録であって、ただナカノヒトが大人しい子が全然できないから素が禿たとかそう言うのではないよ、本当だよ(真顔)
(-236) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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/* 美波お姉さまは本当にありがとうございます。 大好きです(むぎゅう)
(-237) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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[急に肩を掴まれ、驚いて小さく声が出る。>>2:321 何、と問う前に、相手の様子に息をのんだ。]
え…待つ、って…?
[待たない、という選択肢があるのだろうか。 いや、そうではなくて。
唇が痺れるような、耳がじりじりいうような、変な感じがする。 安吾の声音、表情、仕草、肩に入る力――
期待を、しても? 望んでも?
口を閉ざしたことは多くあったけれど、こんな風に声が出せなくなるなんて、初めてだった。]
あ……
(328) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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思って、くださいますか…?
[嗚呼、なんて変てこな返事だろう。]
て、 照れるのは、二回目だからね……
[目を伏せて、そうっと肩にかかった手を払う。
そして、安吾の胸にそっと、額を預けた。*]
(329) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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/*(感無量で打ち震えている)
(-238) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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[桜湯の礼を言って席を立つ西野>>290を頭を下げて見送って。
雉ノ恵を囲む秋月の二人を遠巻きに眺めていると、朧薄の間から高円寺を伴って、瑠璃花が元気よく飛び出して来た>>327。 そのあまりに幼く活発な姿に、おやおや、と目を見開き、微笑む。
瑠璃花という人形は、本来こういう性格だったのだろうかと。]
契約の仕方…ですか?
[瑠璃花も一度は契約を結んでいるはずだが…と首を傾げるが。 人形が眠っている状態で契約を結ぶこともあるため、瑠璃花もそうだったのだろうかと一人納得する。]
契約には特殊な銀の粉とそれを溶かす液体を用います。 それと、自律人形は血でその人を唯一の主と認識しますので。
契約主となる方の、血を、一滴ちょうだいいたします。
[それは、本当に些細な一滴。 それだけで不思議な虹彩を放つ銀色の液体が桃色に染まるのだ。*]
(330) 2016/07/09(Sat) 00時頃
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[どうやら、癖のある人を主にしてしまったようだ。 人間とは面白い、もう一度…そう、もう一度信じても。
――――信じても、良いのだろうか。]
……あ、あまり顔が近いと……、こう、むず痒い…。 大丈夫、ちゃんと見えてるよ、秋月の眼。
[どうやら疑り深いようだ。>>310 これだけ傍に寄られては、逆に逸らしたくなってしまう。 否、今はきっとそれすらも叶わぬだろうが。]
(331) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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僕には、関係があるよ。 仮にも主になる人の元へ付くんだから。
友達でも、それ以上に主は上だよ。 僕も“お嬢様”って呼ばなきゃいけなくなっちゃうね。
[ふふ、と笑みを零しながらもマフラーはオオコウチの方へ。 裏切られてからどうでもよくなった人生だった。 否、今回の出会いによって、どうでもよくなくなってしまった。
主を得ると言う事は、ヒトになると言う事。 もう眠りに付く事も無くなり、共に歳を重ねていく。>>311]
(332) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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まぁ…乗り掛かった舟に乗ったのは僕だし? それに、願ったりかなったりだよ。
……それはオオコウチが秋月が癖になる程気に入ってる。 そう言う事かな。
[クス、と口許を緩ませながら告げた声は少し揶揄い気味に。>>317 本では得られなかったことを教えてくれたオオコウチ。 表情や感情は本だけじゃ分からなかった。 友達だと教えてくれた秋月。 人の大切さは本だけじゃ分からなかった。
分からない事を二人に教わる日々。 それを考えれば、何故だかワクワクしてきた。]
(333) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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―――あぁ、知りたい。 遠慮なく教えて頂こうかな、君に。
ははっそれに拒否権は無いのだろう?
[彼に伸ばしていたマフラーを軽く投げれば宙へと舞う。 青年を縛り付けていたのはこのマフラーだったのかもしれない。 そのマフラーを自ら捨てる事によって、 棘から解放されようか。>>319]
僕はこの服以外着た事が無いんだけど…、大丈夫かな。
[青年は今纏っている服を見ながら、少し眉間に皺を寄せた。 オオコウチのような服が果たしてこの青年に似合うのだろうか。
彼と共に主の腕となり、満たすためには見た目も重要なのだろう。]
(334) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[青年を気遣う男は、すぐに首輪等と言葉を発す。 首輪とは犬が付けるものだと本で読んだことがあった。
僕は犬かよ、なんて小さく零す声は不満ではなく笑み。>>320]
…………タイ?
[さて本でしか得ていない知識ではやはり追い付けぬ事ばかり。 服の事か何のことかと首を傾げながらも、 締める、という言葉で首元の事かと理解はできた。
そのオオコウチも、笑っていたから。 主となる秋月を見ても、同じように笑っていた。
だから、青年も、共に笑みを浮かべようか。*]
(335) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[払われた手が、妙な塩梅に宙に浮く。>>329 我ながら、不恰好な申込みだったろう。 それにすら、誠実に答えてくれる少女が。 ただ、ただ、愛しくて。
胸に係る重み。 その細い肩を、抱きしめたいと思うのだけれど。]
あの… …触っても、いい?
[両手は宙に浮いたまま、間抜けにも尋ねた。 ダメといわれたら、代わりに頭でも撫でるのだろう。*]
(336) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[西野に退室を願っても、彼はその場で部屋を出る事も無く問いを投げかける>>318。 自分に遠慮、という言葉には娘も理解に及ばない。]
遠慮と言われましても……。
[娘には見当が付かない。元々今興奮気味が故にもあるのだろうが。 娘自身の性格は自己否定、というより、自分は下という認識が強く遠慮が強いのだが。 如何せん娘は無意識の内で動く故見当が付かないのが大きい。 西野の意図が見えず疑問を浮かべていたら二つ目の問いが飛ぶ。]
――っ!?
[二つ目の問いは随分と核心を突いたもので。 身体を動かそうとする西野から視線を反らす様に首を動かして畳に目線を落とした。 娘にとってその質問は真意に近く答えられず、代わりに西野へと問いを飛ばそう。]
私は、涼みに行くと言ったのですが。 何故貴方は此処に来たの、ですか? 態々、来る理由は……無いのに。
[胸の中にある二つの感情がひしめき合い、涙をぽろぽろと流しながら、指で口元を抑え震える唇を隠す*]
(337) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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/* 顔がつい、にこにこ緩んでしまいますな!
(-239) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[繰り返す言葉は、他の誰でもない「瑠璃花」への物 過去がどうであれ、それらが今の彼女を形成しているのだから その過去を越えた「今」の瑠璃花が何よりも愛しいから]
慣れる、かしら? それじゃ、慣れるように沢山呼んでくれる?
[可愛い「妹」にそう呼ばれるのは悪くないと思っているから 結局は瑠璃花の好きにさせてしまうあたり、既に姉としては甘い
勿論、ちゃんと諭す時は諭す、筈だけど]
(338) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[契約については瑠璃花も首を傾げる 契約を結んだ事がない、といわれれば、あ、と声をあげ]
そういえば、そうだったわね……
渚さんなら、きっと知っているんじゃないかしら?
[ここに居る人形たちのことを優しい表情で見守るかのような彼ならば、と 急ぐ瑠璃花に手を引かれ、向かうのは渚のもと
今までにない明るい声で契約の仕方を問う様子を 渚はどう受け止めるのだろう]
(339) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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/* 気を付けないと、ツンが出てしまいそうでこわいこわい( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) まぁ今は素直にデレは出来ないよぅ。
さて、あと五分で日替わりだー、土下座する準備をせねば。
(-240) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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私からもお尋ねします…… 自律人形との契約の方法をご存知でしたら教えていただけますか?
[そっと、瑠璃花の側に立ち、自らも問う]
瑠璃花さんに、外の世界を見せてあげたいの。
[そうして、渚から契約の方法を聞き>>330、考えるように右手を口元に寄せる]
血を、一滴……
[それによって唯一の主と認識されるというのなら]
わかりました、私の血を一滴、それで契約が叶うなら使ってくださいな。*
(340) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[重なり合ったいくつもの偶然。 訪れるべき時を待って、再び動き出した運命は刻々と時を刻み。 歯車はゆっくりと巡り、幻想は幻鏡を手繰り寄せる。
幻鏡堂は、自律人形と同じ木材でつくられた巨大な絡繰り。 黒鵜の欠片を胸に抱いて、人形から人となった渚。
摩耶に建つ公智神社の御神体。 御神木の枝より黒鵜が造りだした巫女人形、カヤノ。 そしてカヤノの世話をする四体の女童人形たち。
かごめ歌は口寄せの歌。 招かれたのは、輪の中心にいたのは誰か。
渚か、カヤノか、それとも“父”か……]
(*8) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[忘れ去られた小部屋。 置き去りにされた自律人形。
未練と後悔。
幻鏡堂に遺された二人の思いは実態を紡ぎ。 七人の客人を無人の幻鏡堂の、存在しない地下室へと招いた。]
(*9) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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/* 薫ちゃん愛してる
(-241) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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それでは皆様。 お名残り惜しいですが、時間とあい成りました。
[応接室に、山藤の間に、朧薄の間に、白椿の間に。 穏やかな渚の声が静かに響く。
すらりと伸ばした背筋、その振る舞いは凛とし堂々としていた。]
薫さん、雉ノ恵さん、瑠璃花さん
[どうぞお幸せに… そう音を紡いだ唇は笑みを浮かべ、長い黒髪をさらりと滑らせながら腰を折り頭を垂れた。
願うのは、いつの時も彼らのしあわせ。]
(341) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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絵描き エンジは、メモを貼った。
2016/07/09(Sat) 00時半頃
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[そして、物語はもう間もなく終焉へと…]
(*10) 2016/07/09(Sat) 00時半頃
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