
770 【突発完全RP村】ハイカラ遊戯
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狼
墓
少
霊
全
まち子はカフェメイド 土御門 りつに投票した。
宗一郎は給仕 片岡 スミ子に投票した。
よし男はモボ 堂島 よし男に投票した。
十和子はカフェメイド 土御門 りつに投票した。
スミ子は将校 大塚 馨に投票した。
りつは伯爵夫人 早坂 まち子に投票した。
馨は給仕 片岡 スミ子に投票した。
りつは村人の手により処刑された。
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よし男! 今日がお前の命日だ!
2015/12/14(Mon) 01時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
よし男が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、まち子、宗一郎、十和子、スミ子、馨の5名。
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/* びっくりした!!!死んでた!!!
(-0) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* 強縁故先二人逝った、だと!?
よ、よし男くーーん!! り、りっちゃああああん!!
(-1) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* しまった投票変え忘れたごめんなさい
と思ったら。おうふ。
(-2) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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[が、その手>>2:153はすぐに離されて]
…いや、悪い。 少し頭に血が上りすぎた。
[努めて苛立ちを抑え、侘びるように軍帽を被り直した**]
(0) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* 即えぴったらごめんなさいって様子見に来たら。 すごい、ワタクシが二人殺したことに出来るじゃない!
ひゃっふー! でも寝る…。
(-3) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* (←人狼騒動では強縁故先が即死する人)
良い人ほど先に死んでいく…!
(-4) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* しかも赤票揃っててwwww
(-5) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* ギリギリで片岡さんに変えようと思ったけど間に合わなかったんだ… そしてよし男さん襲撃はちょっと意外
(-6) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* せ 設定 ほとんどしゃべらないまま 死ねちゃったね……
殺されることにはあんまり頓着しない造形のつもりではあったけどまあうん 意味深なことひとつ言えてから死ねたからまあいいか!!
(-7) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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/* あと完RPあまり慣れてなかったので何か無作法なことをしていたらごめんなさい… 何かございましたらエピでご指導ご鞭撻いただければ幸いです…
(-8) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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[掴まれた肩、スミ子にとってはそれこそ雲のように見上げる大柄な馨の瞳。 文字通り足から力が抜けるのを感じながらも、スミ子はすぐさま離れた馨から視線をそらさずに言葉を重ねた。>>2:151
じり、と扉へと後ずさりつつ、少しばかり感情の篭った、常よりも高く大きな声で言い募る]
私も、招待を受けた身でございます
招待状はお見せ出来ませぬ 信じて頂きたいわけでもありません ただ ………私が、 私も
恐ろしいのです
[俯き、もう一歩、後ろに下がる。 理解して欲しいわけでもなく、殆どが自己弁護のように叫んだ言葉たち。 その反応を見るのもまた恐ろしく、スミ子は身を翻して駆け出そうと一歩踏み出した**]
(1) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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[宗一郎>>2:150の視線の先で、血まみれの死体があるということに気づく余裕もなく。 軽やかな口調で告げられるお世辞に小さく笑みを返す]
そうかしら。 でしたら嬉しくもありますけれど……
[同じように軽口を返し。 部屋の前で足を止める宗一郎に、感謝を告げ。 深く頭を垂れる様子に笑みを深めて頭を下げた]
ええ、そうさせてもらいますわ…… ありがとうございます。
[そうして、宗一郎と別れて。 その夜は客室で眠りについた]
(2) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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[翌朝まで、眠りを妨げられることはなく。
――騒ぎで、目覚めるまでは、眠りの中に居る**]
(3) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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― 早坂夫人の客室前 ―
[夜の挨拶を交わし、下げた瞳がチラと彼女を覗く。 か弱く、儚く、まるで見本のような伯爵夫人を。
――…まるで、何事か問うように細い目を薄っすらと開いて。
されど、それも数秒のこと。 再び瞼を伏せると、扉の閉まり行く音を旋毛で聞いていた。**]
(4) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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[肩を掴んだ彼女が招待客だと言い、 少し前に口にした事>>2:151にはっとして]
ならばどうしてそんな恰好をして、 使用人の真似事なんかをしている!
[眉間にしわ寄せながら、怖いと言って後ずさる彼女へ問いを重ねる。 身を翻した彼女を追いかけようと数歩踏み出したが諦めて]
……一体どうなってやがる。
[近くの机を、思い切り殴りつけた**]
(5) 2015/12/14(Mon) 01時頃
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将校 大塚 馨は、メモを貼った。
2015/12/14(Mon) 01時半頃
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[覗きこんだ糸目には、確かな疑心が過っていたこと。 嫋やかな夫人には見えただろうか。>>2
吉原で凄惨な女の人生を見つめてきた瞳。 されども、彼女の笑みが深まったのを見やれば呼気を散らす。
良い夜を。なんて。 自分でも胡散臭いと太鼓判を押す一言を口にしながら。 ―――そっと、自身も部屋へと戻るように身を引いた。**]
(6) 2015/12/14(Mon) 01時半頃
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/* これって、もしかして広間に自分が残ってたら 自分が▼▲だったのかなぁ…? >>2:127これ凄い気になったのだけれど、墓下に乞うご期待、かな?
(-9) 2015/12/14(Mon) 01時半頃
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― 客間へ ―
[使用人の控室を出た時、逃げて行った彼女の姿はどこにも見えず。 暗がりを警戒して、腰の短刀に手をかけながら歩き出す。
玄関ホールへ戻って、玄関の扉に手をかける。 やはりというか、予想通りというか…扉は開かなかった。
音を立てぬように階段を上がり、 あの若い女性の遺体が眠る部屋の1つ隣の、 自分の部屋へ。
後ろ手に鍵をかけ、剣の柄から手を離す。 ベッドに倒れ、疲労のせいですぐに意識は深淵へ**]
(7) 2015/12/14(Mon) 01時半頃
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/* なんとなくランダム振ってみたら 隣の部屋だったー!
(-10) 2015/12/14(Mon) 01時半頃
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将校 大塚 馨は、メモを貼った。
2015/12/14(Mon) 01時半頃
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[堂島さんに手渡そうとした水のグラスは>>2:148 彼の希望により私から「りっちゃん」へと手渡すこととなる。 恐らく彼なりの気遣いなのでしょうね。 初顔合わせの異性より、同性の方が安堵できるからと。 でも、ほんとうにこの場で信用出来る人が居て?]
落ち着きましょう、お嬢さん。 ワタクシは永沢十和子。貴方と同じ招かれた者よ? まずはお水を飲んで、お酒を飛ばすことが優先ね。 これは、深酒によく効くお薬よ。飲むと朝が楽になるわ。
[疑問を抱きながらも言われるままにグラスを手渡す。 果たして「りっちゃん」は受け取り飲んでくれたかしら?]
(8) 2015/12/14(Mon) 13時頃
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[その後、今後の対策として堂島さんを軸に言葉を交わすとも。>>2:152 軽い錯乱状態の御嬢さんと優男なモダン・ボーイでは解決策など 見つかるはずもなく。
三々五々と散りゆく客間。 静けさに疑心で目を光らせるよりはと、一度睡眠を促して。 揃って客間へと足を進めるように私は言葉を慎重に選び先を促す。]
(9) 2015/12/14(Mon) 13時頃
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何はともあれ、具体的な解決方法は夜明け後に話し合いましょう? 一度休んで気持ちを落ち着けた方が、視野が広くなりますから、ね?
[私の判断に、堂島さんは最後まで渋ったかしら? 「りっちゃん」は可哀想に身を固くして警戒を解けずにいるから、 気を休める事なんて出来ないかもしれないけれど。]
鍵をかけてベッドに横に成りなさいな? 今日の貴女はアルコォルに惑わされすぎよ? それに、ね?
[まずは「りっちゃん」を先に休ませようと。 客間に半ば強引に押し込めるように柔い身体を押し、 堂島さんに背を向ける形でそっと耳許に囁きかけるは。]
(10) 2015/12/14(Mon) 13時半頃
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堂島さんは詐欺師ではありませんのよ? もちろんしおりさんも殺めていないの。 何故ならば───…
[先ほど広間であからさまな猜疑を向けていた言葉。>>2:132 それを一筋掬い上げ、有益な情報をと仕立て上げては背を叩いて 安堵の眠りへと落として差し上げましょう。
勿論、彼女が私の言葉を信じるか信じないかは自由ですし、 肝心な最後の言葉を聞いたところで。 明日の朝、無事に目覚められることなどないのだから。]
(11) 2015/12/14(Mon) 13時半頃
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[扉が閉まったことを確認して、次に私は堂島さんとお別れをする。 日本男子たるもの、女を蔑むことが当たり前かと思いきや。 流石時代を先取りしたい殿方は、女性の扱いに とても気を配っていらっしゃるようで。]
では、堂島さんもしっかりと戸締りをしてお休みくださいませ?
[扉が閉まる無事を確認するまで見届けると仰る彼に甘え、 私は休む前の挨拶を、廊下にいる彼に告げ扉を閉めた。
尤も。 この屋敷でいくら鍵を掛けようとも。 無駄な抵抗でしかないことは、私が一番よく知っているのだけれども。 けれどもう、迎える事のない朝に良い夢を願うこともないことと等しく、 注意喚起は無用として口を閉ざすのは私の身の護り方。 口は災いの許。賢さは口を閉ざすに限るのだから。]
(12) 2015/12/14(Mon) 13時半頃
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堂島さんも、りっちゃんも。 二度も騙される方がいけないんですのよ?
[くつりと零れた笑みを指で弾いて。 静まり返った庭園を見落とす。
庭に咲く薔薇は、やはり花弁を散らすしか花は落ちず不満だと。 見当違いな感想を漏らす中。 私は安らかな眠りに身を落としていった。]
(13) 2015/12/14(Mon) 13時半頃
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[明けて朝。誰かが二人の部屋を訪ねたのならば。 乙女の横には酒瓶が転がり、モダン・ボーイには しおりと同じく刺された後が残った死体が見つかることでしょう。
でも残されたしろうと探偵風情な方は気付くかしら? 堂島さんに残る後はフォークの刺し傷だけであり、 致命傷は頭部に負った打撲痕であることを。 そして、りっちゃんの傍には睡眠薬の瓶と飲みかけのアルコォルが 目眩ませに。薄らと首筋には絞殺の跡が残っていることを**]
(14) 2015/12/14(Mon) 13時半頃
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[眠りに落ちる前、十和子はまち子の部屋に一枚のメモを残す。]
【助言通り、まずは堂島さんをコレクションに加えましたの。 同時にりつさんも加えてしまいましたわ。 だってあの子、あからさますぎて見てて愉しいんですもの。
お時間があるときに見てくださると嬉しいわ。 稀に見る力作ですのよ?】
[目覚めてこのメモを見たまち子の表情を想像し、 十和子は一人闇に笑みを落とすのだった**]
(*0) 2015/12/14(Mon) 14時頃
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[凝り固まった警戒心は解けない。 テーブル上のフォークをじっと見つめたまま、味を確かめるように渡された水を一口、二口、舐める。
ただの水であると分かれば、ほんの少し、警戒を解いて 十和子から差し出された薬を受け取った>>8 不安と緊張と混乱と酒精による頭痛も酷かったが、すり減った神経では、とても眠れそうにない]
………。
[薬を噛み割り、飲み下す半錠。 もし怪しげな薬であっても、半分ならば――と。 僅かな油断が、命取りになるとも知らず]
(+0) 2015/12/14(Mon) 16時半頃
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[薬が効いてきたのか、頭がぼんやりとしてくる。 これなら、ゆっくりと眠れそうだ。
十和子に付き添われて客間に行き>>10 耳元で囁かれた言葉に目を丸くする。
そして――…]
(+1) 2015/12/14(Mon) 16時半頃
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[そして、扉の締まる音と同時に、わたしの意識は途絶えた]
(+2) 2015/12/14(Mon) 16時半頃
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……… う、
[息苦しさに意識が戻る。 しかしそれは、遅すぎる目覚めだった。
くるしい。 息が出来ない。
くるしい。 くるしい]
……グ、 あ ……っ、 ハ、
[誰かが、わたしの上に乗っている。 何かがみしみしと締まる音がする。 ぱくぱくと、金魚のように口を開けて酸素を求めても、息が吸えない。 目を空けて確かめようにも、視界は暗くて、
――…くらくて]
(+3) 2015/12/14(Mon) 16時半頃
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……………
[自分が死ぬと気づいたのは、死の間際。
『ごめんなさい』
微かに唇を動かし、漏らすのは、音にならない言葉。 何も取り返せなかった事にか、家族の無念を晴らせなかった事にか。 それとも、疑心暗鬼に捕らわれてモダンボーイを責め立てた事にか。
それとも、それとも。 わたしの身を案じているという、胡散臭い、嘘つきの笑顔に対してか。
わからないまま、感覚の全てが闇に溶けていった**]
(+4) 2015/12/14(Mon) 16時半頃
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―― ??? ――
『――お前は、人が好すぎる』
[それが、最後に己に掛けられた兄の言葉。 其の言葉は男にとって至極望ましいもののように思われた。
善き男であれ。 そう願われ名付けられた己にとって、其れ以上の賛辞の弁があろうか。 まして相手は堂島の家を担っていく、決して替えの効かぬ人、己が誰よりも敬愛する兄なのだ!
――強いて言えば、かなしかったのは、]
……にぃ、さ……
[貴方がまるで、苦い虫でも噛み潰したかのような顔をしていたことばかりです、兄上。 僕はこうすれば、貴方が、父上が、母上が、皆が幸いになると思って。 ねえ、そうでしょう?
貴方が一言、是と仰ってくだされば、僕は。]
(+5) 2015/12/14(Mon) 19時頃
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―― 白鷺館 ――
ん……?
[ゆるりと浮上していく意識。 まるで夢から醒めたかのような。]
何、だっけ……僕は…… ああそうだ、白鷺館に……来たんだ、招かれて……
それで、夜会が催されて、乾杯をして……ええと?
[眼鏡の奥の両眸は、曇ったびいどろ玉のように漠然である。
己の身に何が起きたのか、その結果肉の器すら失ったことさえ 忘れたのか、或いは、そもそも記憶していないのか。
男は曖昧な意識のまま、曖昧な存在としてゆらりと動き出し、 ひたり、と足を止める。とある客間の前で。]
(+6) 2015/12/14(Mon) 19時頃
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……この部屋は……
――お嬢さん?
[落命の前夜、何度も呼び掛けたその呼称を ぽろり、まるで零れさせるように呟いて、 男は乙女が眠っている筈の客間の扉を叩いた。
そのノックは、決して生者には聞こえない。**]
(+7) 2015/12/14(Mon) 19時頃
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[しおりがどんな姿で死んでいるのが見に行きたくもあったけれど。 完全に寝静まったかもわからないのに動くことは出来なくて。
朝までうとうとと浅い眠りを繰り返し。 翌朝、扉の側に一枚のメモがあることに気づく]
あら……
[書かれた内容に目を通してくすり、と楽しげな笑みを浮かべ]
まあまあ、よし男さんとりつさんもだなんて。 楽しみだこと。
[これはすぐに見に行かなければと、いそいそと身支度を整える]
(*1) 2015/12/14(Mon) 20時頃
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― 翌朝 ― [朝起きたときは、まだ館内は静かなものだった。 朝の光が差し込むかどうかという、いつも起きる時間に目覚め。 昨夜よりはましになった体調にほっと吐息を零す。
水を一口飲んだ後、身支度を整えて]
――そういえば、りつさんや十和子さんは大丈夫だったかしら。
[スミ子は使用人だという意識があるため、心配する対象から外れてしまう。 不安になってしまえば確認しなければ落ち着かなくて。
昨夜別れる前に、彼女たちがあてがわれた部屋を確認しておけばよかったと後悔する]
廊下に出ればわかるかしら。
[呟きながら客室から廊下へと移動し]
(15) 2015/12/14(Mon) 20時半頃
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[客室が並ぶ廊下をみて、ゆるりと瞬く。 こういうときは大体、女性の部屋というのは固めて配置するけれども。 ここの招待主がそうしたかはわからない。 それでも、隣の部屋から訊ねてみようと思い]
――もし、おはようございます。
[隣の部屋の扉を叩いてみるが反応はなく。 誰も居ない可能性もあるかと、ドアノブを捻ってみれば扉は開く]
(16) 2015/12/14(Mon) 20時半頃
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あら……
[中を覗き込めば、りつがベッドにもたれかかるような姿勢で居るのが見える。 昨夜のお酒のせいかとも思い、扉を開いて声をかけ]
りつさん?
[ぐったりしている様子に側に近寄り、肩に手をかけてゆすってみる。 がくりとした動きで倒れこんだ彼女が、すっかりと冷え切っていることに―― 息をしていないことにようやく気づき]
た、大変……だれかよばないと……っ
[慌てて立ち上がり、部屋を出て目に付いた扉を叩く]
(17) 2015/12/14(Mon) 20時半頃
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だ、だれか! りつさんが……っ
[けれど、叩いた扉が内側へと勝手に開き。 その先に倒れているよし男の姿が見え]
(18) 2015/12/14(Mon) 20時半頃
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きゃああああ――っっ!!!
[血を流し、倒れたその姿に、耐え切れずに悲鳴を上げた*]
(19) 2015/12/14(Mon) 20時半頃
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なんてお上手なんでしょうね。
[死体の側に行くということがめったになく。 しかしこうも鮮やかに、一晩に三人もの命を奪う様子には惚れ惚れするしかない。
見事ではあるけれども。 しろうと探偵ぶりを見せていたあの二人をどうかわすのか、そのあたりも楽しみにしたいとも思う。
昨夜は宗一郎に疑われているかもしれないとも思えたからこそ、引っ掻き回しに動いてみるのも面白そうかと、普段は考えないことが浮かんでくる。 こんな風に現場に居ることがないから、少しばかり浮かれているのかもしれなかった]
(*2) 2015/12/14(Mon) 20時半頃
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― 翌朝 ―
煩い――!
[悪夢に魘され、叫ぶ自分の声で起きた。 開けた視界に飛び込んできたのは、見慣れない景色。
玉のような汗が伝う額を手の甲で拭いながら、 此処が白鷺館の客室であることを思い出した]
久しぶりに嫌な夢だったな。
[もう、同じ悪夢に何度も魘されていた。 毎日ではなく、唐突に襲ってくるそれにうんざりしても、 どうしてもねじ伏せられない。
汗に濡れたシャツを脱ぎ、クロゼットからまっさらなタオルを出して肌を拭う。 10年ほど前から流行りはじめたふわりとした生地の感触が 悪夢で高揚した気持ちを鎮めてくれる気がした]
(20) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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[シャツを換え、脱いでおいた軍服に袖を通す。 通したベルトをきつめに締め、帽子を手に部屋を出ようとした時、 悲鳴>>19が聞こえて、咄嗟に部屋を飛び出した]
どうした?! ……伯爵、夫人?
[声の主は彼女だろうか。 近づいて、どうしたのだろうと伯爵夫人が見ている方へと顔を向ける。
血が、見えた。 言葉なく、目が大きく見開かれた]
……堂島君?
[声をかけながら、恐る恐る部屋へ足を踏み入れた**]
(21) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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将校 大塚 馨は、メモを貼った。
2015/12/14(Mon) 21時半頃
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お、おおつか、さま……
[よし男が倒れている部屋の扉の前から動くことも出来ず。 震えていれば大塚>>21の声が聞こえて。 近づいてくるその姿にすがるような視線を向け]
あ、あ……りつさん、も……
[部屋に踏み入れる背を見ながら、りつのことも話そうとするけれど。 弱い声しかでずに、口元を押さえて俯いた]
(22) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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[淡い泡沫の夢を見ていた。
抜けるように白い肌と、異客めいた端正な容姿を持った花魁の夢。 枡屋を有数の大籬にまで伸し上げた看板は、大層不幸であった。 元は華族か貴族か。名のある家のお嬢さんだったが、時代の流れに没落し、女衒に腕を引かれて枡屋へ流れ着いた。 女は不幸である程にうつくしく、そして匂い立つような艶を持つ。 雪客の名を貰った遊女は引く手も数多。 転落した女に自尊心を慰めさせて、当代一の売れっ子に。
それでもやはり、吉原で生きる女は不幸であった。 どれだけ新時代を叫んでも、悪い時代に取り残されて。 幾ら身を売ろうと借金など爪先ほども減りはしない。]
(23) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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[楚々と泣いていた花魁は、若旦那に付いたばかりの己にも泣きついた。 如何すれば、一体この先、如何すれば自分は幸せになれるのかと。
叶わぬ願いに、ゆっくりと口を開いた己は ―――。]
………、……僕の言うことを、聞かないから。
[薄っすらと瞼を起こし、夢うつつの狭間で眼差しを天井に投げた。
結局、周囲を警戒しての微睡みでは良くない夢を招いてしまう。 寝間着に身を改めず、寝台に身を任せていた男は緩慢に身体を伸ばし。]
ああ、朝は億劫ですねぇ。 此処じゃなけりゃ、二度寝、三度寝と楽しんでいたのに。
[欠伸を噛み殺しながら布団を除けて、皺くちゃの和装を正す。 朝の冷え込みにぶるりと肩を揺らし、いそいそとコートを肩に掛け。]
(24) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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さぁて、今日こそ、返して頂けるかな。
[独り言ちて姿見を覗き、ササッと前髪を整えた処で―――、 絹を切り裂くような女の悲鳴。>>19]
ッ、
[咄嗟に身を翻すと、次なる行動は早かった。 火の入らぬ暖炉から火掻き棒を引きずり出して、迷わず扉を開く。]
早坂夫人、今の悲鳴は!
[バタバタと足音高く、コートの裾を抑えるのも忘れて廊下に出。 悲鳴の下には、既に先んじたる凛々しい軍人の横顔。>>21
一体、と口腔で奏でるより先に、喉まで嫌な予感が競りあがる。]
(25) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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/* これは昨夜、広間に残った方が襲われましたかな。 早坂夫人が赤持ちと思って、死ぬ覚悟で付いていったら違ったって言う…。
(-11) 2015/12/14(Mon) 21時半頃
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[部屋を一歩入ったところで立ち止まったまま、 伯爵夫人の細い声>>22に振り返った]
大丈夫ですか、夫人。 ひとまずお部屋に……?
[何か言いかけたような気がして、 伯爵夫人の方へと数歩戻りかけ、向こうに別の顔>>25を見た]
堂島君が。
[死んでいる。とは言わなかった。 もしかしたら気絶しているだかもしれないから*]
(26) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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[火掻き棒を片手に物騒な登場果たした狐顔。 声を震わせる夫人より異常を察し、喉に黒いものが溜まる。>>22]
よし男くんと……、りっちゃんが? おいおい、まさかそんなことがあるまいか!
―――…なんてことだ。
[部屋の前ですら知れる、鼻孔を擽る微かな血臭。 刃物沙汰だった昨夜の現場よりは控えめだが、既に饐えた匂いがする。 うっ、と声を揺らし、見やったのは軍人の背中。 されど、己は気付いて仕舞った。
声を震わせる早坂夫人の傍らに、もうひとつ。 薄く開いた扉があること。>>16>>17]
(27) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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|
………、
[小さく息を呑むと夫人に視線を送ってから、己はその部屋を開く。
蒼白い顔で、寝台に凭れる少女の部屋へ。 呪いのように首筋に痣を残す、不幸な女の末路を見た。]
(28) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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|
[溶けた感覚の先。 目の前には、ベッドにもたれて息絶えている自分がいた>>17 まだ、わずかな血の色が残っているけれど、きっとすぐに肌は青白くなるだろう。 手を伸ばしても、すうとすり抜けてしまう。
……わたし、
[嗚呼。 やっぱり、死んでしまったのだ]
(+8) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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……だあれ?
[しばらく佇んでいると、聞こえないはずのノックの音が、わたしの耳に届く>>+7 それがこの世ならざる音だという事を何故か理解して、眉が下がる。 しおりという女のひとだろうか。 それとも――]
どうぞ。
[触れられないはずの扉を開ける。 生者には、半開きになった扉が軋んだようにしか見えないだろう。 扉の向こう側にいる人物を見て]
……よし男さん
[わたしは一度目を見開き、そして、悲しげに微笑んだ]
(+9) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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/* 生前と死後で人称が変わっているのはわざとです
(-12) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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宗一郎さん……
[ついで駆けつけてきた男>>25にも視線を向け。 足を止める大塚が応える>>26と、宗一郎が声を拾う>>27が同時で]
なぜ、彼女たちが……
[ふるりと首を振る。 良くわからないというように。
昨夜、別れる前に、宗一郎に疑われているような、そんな視線を向けられた気もするけれども。 いまはそんなことを考える余裕もなくて。 宗一郎が、りつの部屋へと向かうのをただ見ていた]
(29) 2015/12/14(Mon) 22時頃
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[溜息は疲れたように零れ落ちた。 土御門の女を一度ならず、二度までも手に入れ損ねた。 蝶よ花よと親御が育んだ蕾。 いくら枡屋とて、どんな女児にも、四桁の大枚を叩く訳じゃない。 土御門の令嬢だから、厚遇を整えたのだ。]
………良い子にしていなさいと、言ったのに。
[床を踏みしめ、爪先で転がっていた酒瓶を蹴った。 沢山の夢を見せてくれる魔法の液体は半分ほどに減っている。
視線を起こせばサイドボードには寝酒めく酒精と錠剤。 この世を憂うなら、これ以上ない道具たち。
そっと三つ編みを指先で解き、長い髪も休めてやった。 顔に掛からぬように指先で払い、胸の上で手を組ませ。 触れるほどに温度のない身を自覚して、もうひとつ溜息を零し。]
(30) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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りつ。現世の地獄より、其方の方が良かったかい?
[最早、答えぬ少女に栓のない問いかけを成し。 生娘の首に残った痣を一撫でしてから、身体を起こした。]
―――…、
[くるりと室内を見渡した後、ゆっくりと部屋を出る。 流石に死人の部屋では騒がなかったが、二人の男女を見やれば、堰を切った。]
……こっちでは、りっちゃんが、ね。 しおりちゃんにりっちゃんに、うら若き命ばかりが散っていく! 警察は? まだ来ないのでしょう? 知っていますよ。
よし男くんは寝坊しているだけなんてことはありませんよね。 御大将がそんな顔して、ただ事ではありますまい!
(31) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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/* ごめんなさいロールが透けたのかと思ってびびったなどと。
宗一郎さん格好いいなあ!!!! 執着されて、威圧されて、怯えているのに反抗出来ない、そんな距離感。 髪を解かれるのに合わせて、死後の方も下ろし髪にしたいな。
(-13) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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ああ……やっぱり、りつさんも……
[戻ってきた宗一郎>>31の言葉に、勘違いではなかったかと、青い顔をさらに青くして呟く。 何をどうしたらいいのかわからないから、戸惑ったままの視線を二人へと向け]
(32) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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[どうして使用人の格好を、と問う馨から逃げ出し、スミ子は寝室にとあてがわれた狭い部屋に飛び込んだ。 小さな鏡台の前に座り込み、鏡を覗き込む。 纏めていた髪が派手に解れていた。 顔色が悪いのは当然として、隈も出来ている。酷い有様だった]
……でも、これが相応しいのよ
[私には、とスミ子は呟き、着替えもそこそこに寝台に滑り込む。 食事も、お酒も、きっと広間に放り出されているだろう。 けれどそれがなんだというのか。 今のスミ子には些末なこと。 首を振って目を閉じた。
殆ど寝た気がしないまま、朝を迎えた]
(33) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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/* 宗一郎さんの名前を呼び損ねてしまったけども 宗一郎さんと呼ぶか、宗一郎様と呼ぶかで悩んだからなんだ…。
(-14) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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― 朝 ―
[スミ子は広間を片付けていた。 すっかり乾いた残飯を纏め、食器を運んでそれらを洗い、少し悩んで、米を炊くことにした。昨日は大して食事もとっていない。腹が減っているだろう。食べられるかどうかはわからないが、握り飯でも作っておけば、今の陽気だ。ほうっておいてもそうすぐには悪くはなるまい。
そんな、ある種日常のような。 火を止めて蒸らしている時、悲鳴が聞こえた。
スミ子は天井を見上げて、溜息をついた。 手を拭って、厨房を出る。
二階の、客室。客人たちが集まっている所に現れたスミ子は、昨日よりはゆったりしてるものの、やはり洋装で現れた。これは此処の制服だ。他には着古して色のあせた着物しかない]
……何か、ございましたか
[そう誰へともなく問いかけながら、答えを聞きたくなくて足を止める。 一歩引いて、線を引いて、けれど他人事では、いられないのだ]
(34) 2015/12/14(Mon) 22時半頃
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[りつとは誰だったか。 そういえば、宗一郎がそんな呼びかけをしていた女性がいたが、 彼女までもが斃れているというのか。
別の部屋へ向かう宗一郎を目で追ってから]
夫人、具合がよろしくないようならどうか無理なさらず。 私は彼の様子を見てきます。
[そう言って、再度堂島の部屋へと踏み入った]
(35) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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[大声を張り上げた後で、漸く息を整える。 最早、血の気まで失せている早坂夫人に、僅か糸目を開き。>>32]
首に絞められた痕がありました。 睡眠薬を服用していたようです、暴れた形跡もありませんでしたよ。
[短く事実だけを連ね、気負う早坂夫人を大塚に任せようか。 己の眼差しは、本当に一夜限りの友になってしまった男の部屋へ。]
其方も僕に改めさせてください。 ―――…そうしたら、そうしたらですね。
おスミちゃんにお茶でも淹れて貰いましょう。 [言葉を選びながら吐き出すは、他愛無い気休め。 不幸な女に、不運な男。灰がぱらぱらと落ちる火掻き棒で肩を叩き。]
(36) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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え、ええ……
[大塚>>35にゆっくりと頷き。 真っ青な顔のまま、宗一郎>>36の報告をきいて、首筋の跡にまでは気づかなかったから驚いたように瞳を見開き
二人ともがよし男の確認に行くのを見送り。
スミ子>>34の声が聞こえて視線をそちらへとむける。 生きている姿をみてほっとしたように吐息を零し]
あ、の……りつさんと堂島さんが……
[死んだ、とは口に出せないままに]
(37) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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[己が廊下に戻ったのは、既に大塚が部屋へ再び身を投じた後か。>>35 自身も脚を進めようとして―――、噂をすれば影。>>34 他の使用人の姿が見えないと云うのに、彼女だけは未だ制服を身に纏っていた。
勇みかけた脚を止めると、顎を引いて首を振り。]
おはよう、おスミちゃん。 良い朝だね、と君に笑えないのは心が痛いよ。
―――…よし男くんとりっちゃんが…。 いや、よし男くんは唯の寝坊かもしれないがね! 生憎―――…、起きて、これそうに、無いんだ。
[咄嗟に揶揄を混ぜながらも、言葉を濁して不穏を紡いだ。]
(38) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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宗一郎さん。 枡屋さんって知っていますか? 家を無くしたあと、そこの奉公に出されることになっていたんです。 でも、仲介をしてくれた人は、いわゆる女衒というひとで
……宗一郎さんの、雰囲気、その人に、似ているんです。
/* って、告げたかったのだけど、生きていても威圧感に気圧されて言えていた気がしない。
(-15) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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おい、堂島、堂島くん。
[血が出ている。だが、しおりという女性程ではないか。 声をかけても反応がないのに意を決し、 首筋に手を当てれば触れた肌の冷たさに顔を顰めた]
……なんということだ。
[手を離し、流れた血は何処からだろうと視線を彷徨わせる。 それが命を落とす原因かと思えば、少々心許ない量だな、 と、昨日の光景と比較して朧気に感じながら]
……おや?
[血の気の失せた青年の顔に目を止め、はたと気づく。 髪の毛が、奇妙に盛り上がっているな、と]
(39) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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どうせ触られるなら、 おなごの柔らかいものがいいだろうが…… 恨んでくれるなよ。
[女性に気を配る、今時の青年だった躯に声をかけ、 髪の毛の間に指を、這わせれば]
……。
[殴られたのか、転んで強かに打ち付けたのかはわからないが、 確かにそこに陥没があった。
そこで、死体の傷に触れているという事実に ぞぞっと身体を冷たいものが走って身体を起こす]
君も、何かを取り戻しに来たのか?
[クロゼットから真新しいシーツを取り出し、 小さく問いながら、亡骸をシーツでそっと覆って部屋を出た]
(40) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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/* すれ違いまくって混沌とさせている…! 本当にすいません、すいません!(ぺこぺこ
(-16) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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[目覚めは女性の悲鳴が合図。>>19 ゆっくりと瞼を持ち上げては、手短に身を整え客間を出る。
庭に咲く薔薇はやはり寒さに忍んでひらりひらりと花弁を散らしている。 やはり私は同じ朱い花なら椿の方が好ましい。
潔く身を引き、落ちてもなお美しいそれは、 いつかの幕引きを心待ちにしているのに、似ているかもしれない。]
(41) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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[廊下に出れば、宗一郎の声>>38が嫌に明るく聞こえて 反射的に顔を顰めた]
残念ながら、彼はもう起きてはこれないようだ。
[よし男は寝坊かもしれないと聞こえたそれに応えて 首を振ってから]
傷を触ってしまった。 手を、洗ってくる。
[そう言ってその場を離れかけ、 使用人と思っていた招待客>>34へ]
昨夜は、すまなかったな。
[怯えさせてしまった事を詫びた]
(42) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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おはようございます、早坂様
[少しだけ、肩の力を抜いたまち子に頭を下げ、開いたままの二つの扉を見比べた。誰の部屋か、なんてことはわかっている。だから、まち子の口からその二人の名が毀れた時、スミ子は、ああ、と溜息をついた]
土御門様と、堂島様 が
[言葉を濁すまち子を見つめる。 唇が震えているのがわかり、下唇を噛むことで無理やりに押さえ込む]
(43) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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先ほど悲鳴が…。何かありまして?
[私が廊下に出た時には、既に何人かの人の姿が見えていた。 耳を澄ませば、宗一郎さんがお女中さんに顛末を告げているころで。>>38 言いくるめるように、しかし事実は伝わる言葉選びに、 思わず顔をしかめながら唇を噛みしめ視線を逸らした。]
(44) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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おはようございます、 ……宗一郎様
[同じように頭を下げて、不安を確信に変えるその言葉を聞いた。 起きてこられない、ということはつまり つまり、怪我をしたとかそういうわけではない。 今も並ぶ部屋で眠るしおりと、同じくなってしまったのだ。 扉から現れた馨の言葉がそれを裏付ける。 スミ子は、今度は言葉での挨拶より先に、薫に頭を下げた]
(45) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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/* とうとうなまえごじったーーーーーーー いやもうすでにやっているのか!??? ごめんなさいごめんなさいうおおおおおお
(-17) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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[宗一郎さんには堂島さんの安否は伏せられていたけれど、 その直後に大塚さんの言葉により、事実は明るみになる。
一晩でふたり。 いいえ、夜会の直後に命を奪われたらしい女学生と三人。 奪われたらしいというのは、私はしおりさんと堂島さん、 そしてりっちゃんと呼ばれていた乙女の安否を直接確認していないから。]
傷を、と言うことは…堂島さんも?
[恐る恐る確認するように、去る背中に問いかけるも。>>42 昨夜も冷静さを欠いていた姿に、客観性が薄いことを見透かして 答えが返らないことも念頭に大塚さんへと言葉を掛けて。]
(46) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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おはようございます、大塚様
[視線を合わせぬよう、頭を下げたまま挨拶をする。 傷を触ってしまった、という言葉に自然手元へと視線が引き寄せられ]
……は、 いえ
[謝罪の言葉に、思わず顔をあげ、瞬きを繰り返す。 何か言おうと口を開き、閉じ、それを数度繰り返せば、あるいは馨はもう通り過ぎたかもしれないが、それでもスミ子はようやく、言葉を返すことが出来た]
当然のことで、ございます
[使用人を疑うのも無理はない。 スミ子は今まで行き逢った彼らが皆、こと主に関しては無知であることを殆ど信じているが、信じきってはいなかった。 ましてや、客人たる彼らが信じられるわけもない。 何か知っているだろうと思いたくなる。 少しの切欠に縋りたくなる。 そういうことだろう、という推測を一言に込め、スミ子は今一度深く頭を下げた]
(47) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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[まあ、でも…。 人が死にゆく現場に居合わせて。冷静さを失うのは当たり前でもあり 人間味があると言えましょうけれども。
逆に保っていられる方が、この場には似つかず、 疑いの眼差しを向けられる原因のひとつに成り得るのですから。]
(48) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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[早坂夫人の言葉を補強していた所で、大塚が姿を見せた。 自身が告げた言葉を肯定するかの如く、後から続く姿は無く。>>42 慣れぬ男の死体を思って、胸を押さえた。]
そう、よし男くんとりっちゃんが―――…、十和子さんは!
[スミ子の言葉を繰り返し掛けて、記憶の縁に麗人が過った。 昨夜、広間に残したのは三人だ。思わず、大声を挙げ。 彼女の部屋を探そうと身を捻ったところで、当人の到着。>>44]
おっと、十和子さん。おはようございます。 朝から不躾に失礼、脚はありますか?
[邂逅一番に問うのは長いスカートに隠された御足。 余りに物騒な火掻き棒はサッと背中に隠しながら。]
(49) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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[昨夜見た顔がすべてそろって、十和子もスミ子も無事であったことにほっと吐息を零す。 大塚がよし男について確認したことに瞳を伏せ]
ああ……どうして、こんなことに……
[額に手を当てて呟きを零す。
なくしたものを取り返しに来て、ことごとく、なくしているだけじゃないかと、そう思えて。 胸元に手を当てて拳を握り締める]
(50) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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ワタクシならここに居りましてよ? 宗一郎さん。 おはようございま…脚、ですの?
[挨拶を返す途中で思わず言葉を飲み込み、首を傾げる。>>49 脚、とはまた。 問い掛けに内心苦笑を漏らす。 つける足(悪し)は持ち合わせていないというのに。]
まあまあ、朝から情熱的ね。 おんなに足を晒させるだなんて。
[くすくすと鼻で笑い飛ばしながらも、長い裾を ひょいと持ち上げてみせる。 夜会の時と同じ、踵の高い不安定な靴が見えるだろう。 勿論、彼らの部屋へ忍び込んだ時とは違う靴であるのだけれども。]
(51) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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/* 早坂夫人が衰弱死してしまいそう…! 人狼騒動久々なのですが、ずっと楽しいですな。 いや、出来るならりっちゃんかよし男くんの後に死にたかったけれど。
(-18) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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まち子さん、おはようございます。 もしやあの悲鳴は貴女でして?
[廊下の片隅で青白い顔をした白百合の夫人を見つけては、 無事であることと共に、彼女が恐らく悲鳴の主だろうと 見当をつけて問いかけてみる。
もし恐らくそれが当たっていたのならば。 どれ程の心労を覚えたのだろうかと、同情を表情に滲ませながら。]
(52) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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いかがでした? 少しでも愉しんでいただけたかしら?
[気遣う振りをして見つめる視線に、問う意味は別なもの。 人が多いため囁きすら零せないが、きっと敏いまち子のこと。 十和子の言いたげな眼差しの意味は正しく伝わるだろう。]
あゝでもぜひ危険に身を晒さないように。 危ない橋を渡るのは、ワタクシだけで十分ですのよ?
[ゆっくりまばたきを繰り返し。 深入りしないことも同時に告げようとする。 十和子は非情になりきれない。詐欺師としての甘さが現れる。 とくに同性には甘く、味方に付く仲間を裏切ってまで遂行する気は 更々ないのだ。]
(*3) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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死んでいるという意味ならば、そうだな。
[後から姿を見せた十和子の問い>>46にも、短く答える。 本人は淡々としているつもりではあるが、 十分に険しさの滲む声。 それなりに動揺はしているのだ。
短い詫びに、当たり前だと返る言葉>>47には 通り過ぎかけた足を止め]
……名前を、聞いてなかったな。 教えてもらえるか?
[頭を下げる姿に、問いを重ねる。
使用人、特に他家のそれなら名は不要なのに 改めて名前を聞いた。 立ち居振る舞いはさておき、招待客であるということを 多少は信じているのだろう]
(53) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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十和子さん……ええ……わたくしですわ……
[問いかけにゆるりと瞬き、小さく頷く。 同情を浮かべる彼女に大丈夫だといいたげな弱い笑みを向けて]
昨夜、りつさんが弱ってらっしゃったから…… 今朝はどうかと思いまして……
そしたら、彼女が、冷たくなってて。 誰かを呼ぼうとしたら、この部屋で堂島さんが……
[おきてからの行動をようやく口に出来る程度には持ち直したけれども。 ちらりと部屋へと視線を向けて、すぐにそらした]
(54) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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[去りゆこうとする大塚とスミ子のやり取りに、僅か気を引かれたが、身を案じた貴婦人の裾が持ち上がると、胸を自然と撫で下ろす。>>51 己の眼には、柳の下の陽炎めいて揺れたりせず、背を稼ぐ靴を履いた美脚が見えたのだ。]
いいえいいえ、これは肝の冷える話ですよ。十和子さん。 江戸の頃より、幽鬼には足がないと言うじゃないですか。 よし男くん、りっちゃんと続いて、貴女にまで何かあれば気が気でなかった!
[空の片手を大きく開き、彼女の無事を喜ぶさま。
昨夜、亡骸と変わった両名を最後に見たのは広間で。 両手に華を備える兄弟を、羨む目で見たっきり。]
(55) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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[メモを見てとった行動を口にしながら、十和子と合わせた視線には、一瞬楽しげな色が混じる]
ええ、とても楽しめましたわ。
[そういう意味を含めた視線を向ける。 ささやきを交わすにはこの場は不向きとわかっているから声を出すことはなく。
詳細はわからなくとも、案じてくれているのは視線から感じるから、ゆっくりと頷きを返す。 もとより危険に身をさらすつもりもなく、自らの手を汚すつもりもない。
準備を手伝いはできるだろうけれど、今出来ることといえば混乱させることぐらいだろうと思っている]
(*4) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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大塚さんらしい、簡潔なお返事は逆にありがたいですのよ。
[短く返された肯定に手短に礼を告げ、私は深く溜息を吐く。>>53 動揺を隠しきれない辺りが真実味を増す。
悲鳴の主はやはりまち子さんだったらしく、 途切れ途切れに告げられる訪問までの動機も実に彼女らしい。>>54 その優しさ故に悲劇を目の当たりにしたのならば。 あゝなんて無情なんでしょう。
私は悲しみと憎しみに満ちた表情を浮かべ 唇を噛みしめてみせた。]
そうでしたの…。それはとても…、なんて言いましょうか 災難でしたわね。
(56) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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永沢様、おはようございます
[起きてこられない――もう話すこともない二人を除けば、これで全員と顔を合わせたことになる。 この館にいる全員と、だ。
物思いにふける中、馨に名を問われれば、今度こそ思い切り驚いた表情をさらし、ほんの少しだけ表情を緩めた]
片岡 スミ子、と申します
[お好きにお呼びください――とは言わない。 名を呼ばれるとも思わない。 きっとただの、気の迷いだろう。 その思いを隠すように視線を逸らし、そっと壁際に立つように一歩下がった。 死体を見る気はしない。 けれどこの場から離れるのも少し怖い。 ――背を向けるのが怖いのだ。 だってこの中に、きっと、人殺しがいるのだから]
(57) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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まあ…そうでしたの? でもご安心なさって? ワタクシにはちゃんと 二本の脚がありますのよ? 幽鬼の類ではありませんわ?
[まぁ怖い、と肩を竦めながらも口調はどこか軽々しく。>>55 無事を喜ばれる様に口先だけは喜ばしい色を湛え。 しかし表情は強張らせたままで。]
あゝ、でも宗一郎さんがこの脚を偽物だと疑うのでしたら。 日が高い内から花を散らすのも厭わないですわ。 こんな怖い場所におんなだけなんて、身もこころも冷えてしまって… 凍えそうですからね。
[なぁんて。 意味深に呟いてはちらりと狐目の男を窺い見る。 勿論花を散らす心算などないし、男がこの手の下卑た誘いに等 乗ることはないと見透かしての事だけれども**]
(58) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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[十和子>>56の言葉に、こくりとうなずきを返す。
小さくため息を零し、災難だというのなら、此処に来たこと自体がそうかもしれないと思い。 大げさな宗一郎の仕草>>55を視界にいれ、大塚がこの場から去るのを見送り。 大塚へと名乗る声>>57を聞いて彼女へと視線を向ける]
片岡さん……なにか、温かい飲み物を、いただけないかしら……
[血が下がっている気がして、せめてもと頼んでみる**]
(59) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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[開かれた扉の中から現れた、うら若き乙女の姿を目に留めて。 次いで彼女が口にした名に>>+9、男はちいさく首を傾げた。]
よしお……?
……嗚呼、そうだ。それは、僕の名前だ。 善いひとでいなさいと、父様が、僕に、 ――そうだ、僕には父様がいた……ああ、母様、それに……
[夢遊病の患者のように、半ばまでしか開けきらぬ眼で そうブツブツと呟き続け、やがて 眼鏡の硝子越しの焦点を、ふ、と、りつに合わせ]
僕は、君を知っているなあ……
とても怯えていた、怖がっていた……そうだね?
(+10) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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[ゆるゆると、男は周囲を見渡した。
朝はとうに訪れている。先程から、幾人かの男女が 血相を変えながらばたばたと、廊下を行き来している]
なんだか、ひどく騒がしいし……。 だから君は怯えていたのかい?
可哀想に、どうして君はこんなところに来たんだい?
[そんなに青い顔をして、と、僅かに哀しげな顔をして、 気遣わしげな表情を浮かべて、男は言う。
己も眼前の乙女と同じ、死びとの顔色を呈していることなぞ 欠片も気付いた様子はなく]
(+11) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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どうせ有難がられるなら、 他のことを言ったときにの方が嬉しいものだ。
[十和子の返事とため息>>56には、 そんな風に呟いて苦笑を。
そうして、スミ子の名を聞けば>>57]
ああ、ありがとう。
[軽く頷いて、礼を言う。 女性の名を聞いて、礼を言うのはマナーだと それくらいは身についていた。
もっとも、気の利いた笑みなどは添えることは出来なかったが]
(60) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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― 1階 洗面所 ―
[そうして、手を洗いに階下へと足を向ける。 洗面所を見つけ、冷たい水を流して手を濡らしながら]
さっさと取り返すものを取り返して、 こんなところ――。
[なんて事になってしまったのか。 小さく舌打ちをして、ため息をつく。
警察はまったく動く気配がないことを 彼らにも伝えたほうがいいだろうか。 そう思えば、今度ははっきりと舌打ちをした**]
(61) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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将校 大塚 馨は、メモを貼った。
2015/12/15(Tue) 00時半頃
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[早坂夫人を案じる姿は実に悲劇的。 斯様な騒動に巻き込まれながらも、夫人を慰める姿に物言わぬ糸目。 されど、己にはきちんと冗句を返して軽口を重ねる。 前時代の女性にはない、ユーモアだ。>>58]
まぁ、僕は幽鬼物の怪の類にとんと縁がないのですがね。 そんなものが居たら、僕はとっくに柳下の川へドボンですよ!
[仮令、向こう側が透けていようと女に声掛けぬは紳士の不徳。 そんな持論を振りかざしながらも、続いた言葉には薄く笑った。]
――― なんと、十和子さんらしからぬお誘いか。 婀娜っぽく誘いながら、まるで徒花。 身を暖めるなら、おスミちゃんに飲み物を頼みましょう。
ね、それとも、十和子さんすら。 よし男くんとの友情が一夜限りなんて嘯くのですか?
[そんなまさかと、自ら言葉を継いで、一礼を挟む。 女給を呼ぶ夫人を横目で見やりつつ、じりりと脚を運ぶは友の部屋。]
(62) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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ああ!おスミちゃん!僕の紅茶はミルクを多めで! 直ぐに降りて行きますよ、冷めないうちにね!
[部屋に潜りながら、スミ子へ注文を投げかけ、扉は閉めぬまま。 視線を巡らせることもなく、シーツが掛けられた小山を見た。 さしずめ、大塚の弔いだろうが、今は感謝した。>>40 女の死体には慣れているが、吉原で男は死に難い。
十字を切るか、手を合わせるか迷ってから、黙祷を数秒。 そうして、また息を散らかした。]
―――…返してもらい損ねてしまったね。 君も、そして、きっと僕も。
[己が欲したるは、白皙の花魁。枡屋の新たな人柱。 非道なものを求めたが故の末路と思えば、溜息尽きず。 緩々と腰を折って、視座を低くした。]
(63) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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どだい、ステッキ捌きは如何したの。 君の雄姿が見れないばかりか―――、 僕がこうして舞台袖から腕を伸ばさなくちゃならない。
[床に這いつくばるようにして、目を配り。 目的のものを寝台の下で見つけて、引きずり出した。 趣味の疑わしい鼈甲色の、所謂ひとつの素敵なステッキ。>>0:6
グッと握りしめると、代わりに火掻き棒をその場に残して立ち上がる。 見やった白いシーツに沈黙を数瞬挟んで、狐目を一層痩せさせた。]
暫し借りるよ、兄弟。
―――…なぁに、僕はちゃんと返すよ。 嘘も吐くし、いい加減なのは性分だが、守れる約束しか交わさない。
[ヒラッと振って、切っ先で床を二度叩き。 必ずね。と念を押してから、茶会の席へと赴いた。**]
(64) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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[顔をあげれば、まち子から声をかけられる。 スミ子はそっと重ねていた両手を胸のあたりまであげ、組み合わせた]
これは、気づかずに 申し訳ございません
こちらに お持ちするのは ……いえ、 サロンにご用意いたします
[馨は階段を下りていく。 十和子の、下品とも思える誘いを聞かなかったことにして、一つ、唾を飲みこみ彼らに背を向けた。 先ほど上ってきた階段を下りていく。 温かいお茶を入れよう。 そうして握り飯を用意して――釜の中、くっついてしまった米を想像して溜息をついた**]
(65) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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スミ子は、紅茶は食後に用意するつもり**
2015/12/15(Tue) 00時半頃
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[よし男さんの様子は、生きていた頃とはどこか違って見えた>>+10 硝子越しの焦点の合わない眼が、こちらに向く]
ええ。 とても、怖くて、……憎らしかった。 だけどそれも、もうお終いですわ。
[いつの間にか日は昇り、何人もの男女が行き来しているのが見えた>>+11 自分の遺体を見て、驚き、嘆く声に、自分が死んでしまったのだと改めて思い知る。 いくら憎んでも恨んでも、失ったものは返って来ない。 二度も騙され、今度はわたしの命まで失ってしまった。
ふ、と視線を落として、どこか自嘲ぎみに笑みを零す]
(+12) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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[どうやら、よし男さんは自分が死んでしまった事に気づいていないようだった。 わたしと同じように、こんなにも青い、土気色の顔をしているというのに。 わたしは、彼の言葉に首を振った]
怯えていたのは、騒がしいせいではありませんわ。 ……あなたも、何かを取り戻しにこの白鷺館にやって来たのでしょう? 詐欺師からの、手紙に呼ばれて。
[視線をずらせば、そこにはベッドに凭れるわたしの亡骸があった。 宗一郎さんの手で髪を解かれ、胸の上で手を組まされている>>30
ぱさりと、わたしの髪がほどけて落ちた。 半分透けたわたしと、ベッドに凭れたわたし。 それを見れば、わたしが魂だけの存在であると知れただろうか]
(+13) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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……わたしは、詐欺で全てを奪われた土御門の家を取り戻しにやってきました。そっくりそのまま取り戻すことは難しくとも、せめて、詐欺師の手がかりだけでもつかめればと。 ですけど、また、……騙されてしまいました。
[俯けば、長い髪が顔を覆い隠す。 りつ。 宗一郎さんの、問いかける声が聞こえる>>31
現世がどれだけ地獄であっても、生きているかぎり終わりではない。 だけど死んでしまえば、たとえ行き先が極楽浄土であってもそれきりだ]
(+14) 2015/12/15(Tue) 01時頃
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よし男さん、ごめんなさい。 あんなに良くしてくださったのに、わたし、あなたの事…… 詐欺師呼ばわりして、殺人者扱いして……
誤解も解かせないまま、死んでしまった。
[髪で顔を覆ったまま、告げる言葉は 涙声で震えていた**]
(+15) 2015/12/15(Tue) 01時頃
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お終い……? でも、君の顔は、 まだこんなにも青褪めているというのに……
[そう言って、娘の頬に触れようとした男の手は その首が振られたことを受けて>>+13、ぴたりと止まり。 虚ろな両眸は、ゆるゆると彼女の視線を追って]
……きみが、もう一人。
――取り戻しに、白、鷺、詐欺師……
……う、頭が……
[徐ろに頭痛を訴え、男は両手で己の頭を押さえる。 けれど、その格好は何処か奇妙だった。
悩める人のように前頭を抱えるでもなく、 狂える人のように側頭を掻毟るでもなく、 男が覆ったのは、山高帽子ですっぽり隠された、後頭。]
(+16) 2015/12/15(Tue) 01時半頃
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[ぱちぱち、と、男は二たび瞬いた。]
……そうだ、殴られた。
部屋で一人になったとき……そして、僕はそのまま……
――そうか。 僕は、ホォムズでもワトスンでもなかったってわけだ。
[はは、と小さく苦笑してみせた男の表情は、 白鷺館の人々が見慣れた彼の造形に戻っていた]
(+17) 2015/12/15(Tue) 01時半頃
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[男は、娘の言葉に静かに耳を傾ける>>+14]
……そうか。君は、家の為に戦いに来たのだね。 立派だなあ。 土御門の家の方々は、どんなにか君を誇らしく思うだろうか。
[俯き、震える少女のこうべを 男はそうっと慰めるように撫でた。
立派だなあ、ともう一度繰り返し。]
怖かったろう。頼れるものも無く、 仇敵が待ち構えていると知れた塒に たったひとりで乗り込んで、あんな夜を迎えて。
君が詫びることなんて何一つ無い。 頑張りましたね、土御門の気高きレディ。
[まるで兄が妹にするような柔い手付きで、 りつが顔を上げるまで、男は彼女の小さな頭をずっと撫でていただろう]
(+18) 2015/12/15(Tue) 02時頃
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……僕は――、僕は、ほんとうのことを言うと、 何を取り戻しに来たのかも分からないのです。
[やがて、りつが落ち着きを取り戻すころ、 男はぽつりと呟きを落とす]
詐欺に騙されて、身代を傾けかけて、 勘当されて放逐されるぎりぎりのところでお情けを掛けられて、 今も堂島の家で、流行ばかり追いかけて暮らしている どうしようもない放蕩息子、
……『事情』を知ってる人が持つ、堂島家の次男坊の評価は 恐らく、そんなところなんですけれど。
僕は、こいつが詐欺師によって齎された 欠落や損失だとは、あまり、考えていないんです。
(+19) 2015/12/15(Tue) 02時頃
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だから、家じゃあもう誰にも見えない 幽霊みたいな扱いをされてる僕のところに、 あんな文面の招待状を送ってきたりして、
はて、奴さんは何を僕に返そうと云うんだろうと思って 此処までやっては来たんですけど……
……まさか、本物の幽霊にされちまうとは思わなかったなあ。
[そう言って男は笑う。常通りの顔で、からからと。
もうとっくに全てを諦めている者の表情で、空々と。**]
(+20) 2015/12/15(Tue) 02時頃
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[立派だと、よし男さんは言った>>+18 何もできなかったわたしを、立派だと。 その言葉が、胸に沁みる。 痛みを感じないはずの胸が、じくりと痛む。
撫でられる感触が、心地いい。 あの日から、誰かに頭を撫でられることなんて無かった。 ずっと、ひとりきりで生きてきて。
無くした物を返す、なんていう胡散臭い手紙を頼りに乗り込んで――]
ふぇ…… うぇ……
[忘れていた涙が、堰を切ったように溢れてくる]
(+21) 2015/12/15(Tue) 17時頃
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[その手つきは―― 既に生きているかどうかすら分からない、生き別れた兄のようで。 自ら命を絶った父のようでもあって。
しばし、その懐かしい感触を味わっていた]
(+22) 2015/12/15(Tue) 17時頃
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[やがて、涙も止まり、息も落ち着いた頃。 ぽつりぽつりとよし男さんが呟きを落としていく>>+19
自身が、詐欺に遭った事と、その顛末を。
わたしは、その話をただ、黙って聞いていた。 話が終わって、からからと笑うよし男さんの顔をじっと見つめて]
よし男さんは、生きていましたわ。 だってわたしには、ちゃあんと見えていましたもの。 酔ったわたしを介抱して下さいましたし 宗一郎さんも、あなたをご友人だと仰っていましたわ。 ですから―― ですからどうか、そんな諦めた顔をなさらないで下さいまし。
[余計なことだ。 女が口を出すようなことではないと分かっていても、言わずにはいられなかった]
(+23) 2015/12/15(Tue) 17時頃
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[それはもしかしたら、よし男さんを父や兄に重ねていたのかもしれない。 詐欺に遭い、身代を傾けさせてしまった家族が諦めた顔をしていると思いたくなくて、勝手な事を言っているだけかもしれない。 だとしたら、なんて狡く、酷な事だろう。
生きている人たちは、いつの間にかわたしの部屋からいなくなり 廊下から、そして近くの部屋から、話し声が聞こえていた**]
(+24) 2015/12/15(Tue) 17時頃
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[スミ子>>65の謝罪に小さく首を振り。 サロンに用意すると聞いてほっとしたように笑んだ]
そう、ありがとう。
[十和子と宗一郎のやり取りは気にすることなく。 堂島の部屋の中へと向かう宗一郎から十和子へと視線を戻し。 ゆるりと首をかしげ]
十和子さんもご一緒されますか?
[サロンへ、と声をかけ。 彼女の返事がどちらであっても、足を階下へと向け]
(66) 2015/12/15(Tue) 20時頃
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十和子さんも、お気をつけて。
[周りから人が居なくなった隙に一声かける。 次の相手が誰になるのか、それをたのしみにもおもいながら]
(*5) 2015/12/15(Tue) 20時頃
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― サロン ―
[階段をゆっくりと下りてサロンへと向かう。 一晩の間に起きた出来事に疲弊してしまっているから、ソファを見つければそこに腰を下ろして一つ吐息を零し]
――恐ろしいことだわ……
[ふたりの死を見たことを思い出して、小さく身を震わせる]
(67) 2015/12/15(Tue) 20時頃
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あらあら。 幽霊かもしれないワタクシの言葉でも、 嬉しいと感じてくださるのね。
[大塚さんが立ち去る間際。>>60 たとえ嘘でもかりそめでも、喜ばれるのは 等しくうれしいもの。
まだ紅をひかぬ、うす淡い唇で小さく笑みを作り、 私は変わらず腰を落とすしぐさで礼へと変える。 そして────]
(68) 2015/12/15(Tue) 20時半頃
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うふふ、てっきり宗一郎さんの事ですもの。 幽霊の正体くらい先の時代で見ていらっしゃったかと 思っていましてよ?
[柳の下でしおらしく泣き崩れるのが正体なら、 恐らく彼の事だから本当に川へドボン、なのでしょうけれど。 言葉を一つずつ抓んではうららかに空想を描いてひとつ。 なるほど、実に滑稽だと声は弾むように揺らぎ>>62]
(69) 2015/12/15(Tue) 20時半頃
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あらあら、堂島さんとの友情が儚いものだったなんて 今さら疑うんですの? 意地悪ですのね、宗一郎さんって。 もちろん、貴方がおんなの誘いなんて誰でも好いとは 思っていなくてよ? 目利きなら尚更、ね? それに体を暖めるならお女中さんの入れてくださったお紅茶の方が、 ずっとずっとやさしく暖めてくださるもの。
[実に白々しい茶番劇を繰り広げ、宗一郎さんは堂島さんの 部屋らしき方へにじり寄り、私は身支度を整えるために 今一度自室へと宛がわれた部屋へと長いスカートを翻す。
お女中さんに下品な女と思われたかしら? もしそうだとしても、構わないわ。 だってこの屋敷を無事に出られた暁には、もう顔も合わせることも 無いのですから*]
(70) 2015/12/15(Tue) 20時半頃
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[翻したスカートの裾で、まち子さんからサロンへのお誘いを 受けたのならば。>>66]
ありがとう。ぜひご一緒させていただきたいわ。 あゝ、でも少しだけ待ってくださる? 紅をね、引きたいの。 おんなの嗜みですから。
[こんな時にもと、咎められるかしら? でもこればかりは習慣だから、逆に身に纏わなければ落ち着かないの。
困ったように肩を竦めては、部屋へと掛けていき。 待ってくださるようなら一緒に階下へと向かいましょう*]
(71) 2015/12/15(Tue) 20時半頃
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ありがとう。 でもまだまだあなたを愉しませられる時間になるよう、 もう少し頑張らなければね?
[「勿論、ワタクシも」。 人目を盗みながらかけられた言葉に小さく片目を瞑り、 十和子は次の約を結ぶ。
実にあっけなく手に落ちてくれる被害者たち。 その屠る行為に少しだけ、飽きが生じていることは否めずとも、 特等席で見守る観客がいるならば、振るう手を弛めないのもまた 詐欺師たる所以か。]
(*6) 2015/12/15(Tue) 21時頃
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[手にした鼈甲色のステッキを弄び、右に左に持ち替えて馴染ませる。 和装に西洋外套、それにステッキと大分チグハグ。 新時代と奇天烈の分別つかない物知らずと言っても差し支えない風貌。
踵を返し、一夜の友の部屋を後にすると、扉は丁寧に閉めた。 後手で一度ドアノブを撫ぜ、既に階下へ赴いた淑女二人に想い馳せ。]
――― うーん、いよいよ返して貰えそうにない! 枡屋に生まれて、女にツキが回らないなんてまるで道化だ。 [しおりも、りつも、雪客花魁も。皆逃げられてしまった。 蝶に我が身を例えるなら、留まった花が枯れゆく始末。 先ほどの揶揄が蘇って、狐眼にキュ、と力を込め。>>69]
(72) 2015/12/15(Tue) 21時頃
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……柳の下に居るのは、大概幽霊じゃあなくて。 僕を突き落とそうとする先は川じゃあなくて。
――――…こう見えて、男よりも女に恨まれる性分でして。
[他愛無い独り言を吐いて、階下を見やる。 似合わぬ軽口を向けた彼女の見立てはちょいと外れていた。>>70 彼女にとっては笑い話かもしれないが、己にとっては死活問題だ。 目は利く癖に、鼻が利かない。白粉の香りは案外おっかないものだ。
トン、と階段を踏めば、空かない腹を抱えながらも。 今は、おスミちゃんの勤労に甘えるとしようか。>>65*]
(73) 2015/12/15(Tue) 21時頃
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[十和子>>71の答えにゆるりと瞬き。 笑みを浮かべて頷いた]
ご一緒していただけるのなら少しぐらいお待ちしますわ。 十和子さんはお綺麗でいらっしゃるから必要ないとも思いますけれど。
[身嗜みを整えたいというのはわかるから拒否することもなく。 部屋へと戻る彼女を見送り。
紅を引く間、廊下でまち、それからサロンへと共に降りていった]
(74) 2015/12/15(Tue) 21時半頃
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楽しみにしていますわ。 なにか手伝えることがありましたら、お声をかけてくださいね。
[小さく笑みを向けながら、ゆっくりと頷く。 人が少なくなってきたからこそ、油断せずに居なければならない。
目くらましの手伝いぐらいなら、きっと出来るはず]
(*7) 2015/12/15(Tue) 21時半頃
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― サロン ―
[朝から働いていたのか、サロンには女給が用意した朝食があった。 握り飯と熱いお茶、朝晩冷え込むようになった昨今には嬉しい采配。 二人の淑女に遅れること暫しの後、姿を見せた男の手にはステッキ。]
やぁ、先ほどは朝の挨拶も忘却の彼方でした。 早坂夫人は幾らか落ち着かれましたか?
[ソファで身を休める夫人に改めて挨拶を叶え。>>67 スミ子に淹れて貰った暖かい茶の満ちるティーカップを取り上げる。 瀟洒な陶磁器の中に満ちるのは紅でなく緑の茶。 まずはそれを、夫人の下へと運んで給仕の真似事。]
僕らが夢の国へ旅立っている間にあんなことが起きるなんて。 気付かず鼾を掻いていた自分を恥じ入るばかりです。
(75) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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― サロン ―
[スミ子が用意したお茶を運んでくれる宗一郎>>75に感謝の笑みを向けて受け取り。 お茶を一口飲んで、ほう、と息をつく]
いえ、わたくしも挨拶をしておりませんでしたから…… ええ、少しは落ち着きましたわ……
[気遣う言葉にこくりとうなずきを返し]
夜の間にあんなにおそろしいことが起きるなんて…… 眠っていたのなら、気づかなくてもしかたありませんわ。
[宗一郎に慰めるような言葉をむけて、ねえ、と同意を求めるような視線を十和子へとむける]
(76) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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……よし男さん。 皆さんの所に、行きましょう?
わたしたちの命は散ってしまったけれど、まだ何も終わっていないわ。 なあんにも知らないまま、極楽浄土に旅立つ事が出来て?
[勇んで乗り込んだものの、まんまと騙され、仇を討つどころか命を失ってしまった。 ならばせめて、冥土で待つ家族に土産話のひとつも持っていかなければ、死んでも死にきれない。
泣き腫らした瞼を片方だけ閉じて、よし男さんの手を引いた]
(+25) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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いいえ、挨拶を交わす相手が減ってしまったのです。 動揺するのは仕方がありませんよ! 僕もね、如何してあの二人がなんてことばかりを考えて。
[テーカップの曲線に口付けする夫人を慰め。>>76 続いた言葉には、己も十和子へそろりと視線を投じた。]
―――…そうでしょうか。 例えば、怪しげな人影を見たり。例えば、りっちゃんの深酒を止めたり。 眠る前にも出来ることは沢山あったような気がします。
[夫人の傍らに佇みながら、同意の後に続ける問いかけ。 ゆっくりと、肩越しに美しき貴婦人を覗きながら。]
昨夜、最後にお二人と一緒に居たのは十和子さんでしたね。 何か、―――…気付いたことなど、ねぇ、ありませんでしたか?
[広間に残る三人を、早坂夫人と共に見た。 その後は、己も早々に部屋へと退散したが。]
(77) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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そういっていただけるとありがたいですわ。
[宗一郎>>77に慰められて、ほっとしたように笑みを返す。 十和子へと向ける問いかけに首をかしげ]
りつさんのは部屋で飲まれたのでしたら、どうしようもないかと……
[広間で別れたあとのことはわからないから、口を挟まず。 けれど、十和子を疑っているようにも聞こえる口調に、二人を交互に見やり]
(78) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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[よし男さんは、どうしただろう。 わたしは、部屋を後にする前に、もう一度だけ自分の亡骸を見た。
解けた毛先を指先で梳く。 わたしの髪を休ませながら、語り掛けていた言葉が耳に残る>>30>>31 あの時の女衒によく似た匂いと雰囲気の――恐ろしいひと。
なのに、なんだか なんだかとても その背中が寂しそうに見えて。
死んで自由になったのに 嘘つきの笑顔は、わたしを縛る]
(+26) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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/* これ、あかんやつ(確信)
(-19) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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そうね、ではあの小賢しい狐目さんを、 少し黙らしていただきたいものだわ。
ええ、無理にとは言いませんけれども。
[都合よくふたりで階下へ移動の最中。 手伝いを申しだされては、十和子は遠慮なく行為を受け取る。
今度は誰の名を貰おうか。 今度は口に出さず思案顔。 とはいってももう既に目星はつけているのだけれども。]
(*8) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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[手と一緒に顔も洗い、さっぱりとしたところで鏡を見る。 相変わらずの仏頂面の自分の顔がそこにあった]
なんとしても、取り戻さねばならん。
[野心あふれる中堅企業の創立家の次男。 それだけならば、軍での出世に何ら差し支えるものではない。 それが例え素行の悪い時期があったとしても、だ。
この男が未だ中尉で燻っている理由。 それは偏に男が失ったもののせいでもある。 その、切欠となったもの。 もはや形骸的でしかないとしても、 それを取り戻さねばこれから先も、ずっとこのままだ]
俺は、こんなところでくすぶってはおれんのだ。
[頬をぱちんと叩き、それから洗面所を出た]
(79) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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あら、そうね、ではがんばってみますわ。
[狐目と言われて、浮かぶ顔は一つ。 二人での移動途中に言われた言葉に、ゆるりとうなずきを返す。
とはいえ口の達者な若旦那相手にどれだけのことができるかはわからないけれど]
(*9) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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―サロン―
[廊下に出て、また階上に戻るのかと玄関ホールへ足を向ける。 が、別の方から人の声が聞こえた気がして立ち止まり 人の気配の方へと]
ああ、なんだ。 ここにいたのか。
[サロンに入り、1人がけのゆったりとした椅子にどかりと腰を下ろす。 しばらくは、温かい茶を手に場の会話を耳にするだけ*]
(80) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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[おんなのお世辞は処世術。 素直に受け取るもよし、鸚鵡返しにしてもよし。 だけどそれを真に受けてはいけないことは、誰もが知っている 身を護る方法。>>74]
あらうれしいわ。 まち子さんのようなお美しい方から褒められるなんて…。 ありがとう。まち子さんもほんとお美しくてうらやましい。
[他愛のない会話を口に乗せ、サロンへ向かえば椅子に腰掛ける。 今日はもう、エスコォトしてくださった堂島さんは、居ない。]
(81) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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将校 大塚 馨は、メモを貼った。
2015/12/15(Tue) 22時半頃
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── サロンにて ──
確かに最後までお二人といたのはワタクシですわ。 そうね、あの時りつさん? りっちゃんはひどく疑い深い眼差しで 堂島さんを見ていらっしゃったの。 まるであの方を憎むような感じね?
堂島さんはあのように穏やかな方でしたから、何度も根気よく 説得に当たられてましたけれども…。
ほら、皆さんいなくなった場所で頭に血が上っていらっしゃった中、 話し合っても堂々巡りでしょう? だから部屋に戻るように伝えましたの。ええ、ワタクシからね?
(82) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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――― そうですねぇ、 でも、りっちゃんに酒を勧めて居たのは僕だけでしたから。
[早坂夫人のエスコートを買った時点で、酔い潰すのは諦めていた。 ああ、と胸を押さえる振りをして、少し上体を傾け。>>78]
それとも、お二人の声も届かず、杯を重ねたのでしょうか。
だとすれば、僕にも罪があるようなもの。 ……彼女が生きていれば――、もっと、違う夢が見られたのに。
[最早夢すら見ない彼女を想いながら、糸目を絞り。 淡く溜息を漏らして、三文芝居めいた所作を繰り広げる。 サロンにやってきた将校には、また睥睨を貰ったかもしれないが。>>80]
(83) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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[宗一郎さんからの質問はある意味予想が着き易い。>>77 腰を掛けて落ち着かせたところに遅れてやってきた彼から、 私は流れるように問い掛けを受ける。 だってそうでしょう? 最後まで一緒にいたことは明白なのだから。
でも仮にもしろうと探偵を名乗る気ならば、あまりにもその質問は 安直すぎないかしら?]
あら、りっちゃんはお部屋に戻られてもお酒を召し上がっていて? この場で堂島さんがお水をご所望されて、ワタクシから渡したのに…。
[確か昨日の様子では、お酒に慣れていないようでしたから。 宗一郎さんの言葉に私は驚きを隠せず目を見開き問い返す。 同時に言葉を挟んだまち子さんの言葉にも、一つ頷いて見せて>>78]
(84) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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最初に勧めたのは貴方でしたし……
果汁のグラスを渡しはしましたけれど、……そのあとはわかりませんわね。
[彼女が飲み続けたのかどうかはわからなくて首をかしげたまま。 けれど部屋に酒瓶があったように思えたから、そうなのではないかとも思い]
選んだのは彼女だと思いますわ。 宗一郎さんが気を落とされることはないかと……
[大げさな所作を見ながら宗一郎へと声をかける]
(85) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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お酒を勧めた訳でもないですし…、むしろ止めるように お水のグラスを渡すくらいでしたから。 まさかそこで深酒をするだなんて思ってもいなくてよ?
ええ、たとえば言葉巧みに勧めていた方なら。 深酒を煽ることも見透かせてしまえるのかも、 知れませんけれどもね?
[困ったように眉を下げながら。 私は細く歪められた眼差しの奥を見透かすように。 視線をそらさず首を緩く傾げながら問うてみた**]
(86) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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[気負いすることなく受けてくれる姿に、十和子は安堵する。 あゝ、今度の幇助者は役に立ってくれるらしい。
しかしあの狐目をどうやってまた騙し落とそうか。 前回もかなり梃子摺った記憶が過り、十和子は深く溜息を吐いた**]
(*10) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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[此方を真っ直ぐに見詰めるりつの瞳を静かに見返して>>+23 男はほんのすこし、浮かべた笑みの温度を変えた。
かなしげでもあり、喜ばしげでもある体温の宿る笑顔] ……有難う御座います、レディ。 こう言っては、気遣いが無いかもしれませんが……
僕はね、昨夜のひと時がとても、とても、楽しかったんです。
あんなにたくさん、ひとと話して、ひとに見て貰ったのは もう、随分と久し振りなことだったから……。
貴女の言う通り、昨夜の僕は ほんとうに一度生き返った僕だったのかもしれない。
[そう言って、いっそう眼を細めた男は 蒼白い死びとの顔をしながら、やわらかく笑っていた]
(+27) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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[そして、続く誘いの言葉には>>+25 暫く何かを考えながらも、やがてこくりと一つ頷いて]
そう、ですねえ。 訳の分からないまま往生させられて、ハイお終い、じゃあ 三文小説としても締りのない話ですからね!
[引かれた手をひょい、と一返しして]
レディ、夜会はとっくにお開きですが、 まだ僕には貴女をエスコートする権利は残されているでしょうか?
[その口振りは、からりと明るく悪戯めいて]
(+28) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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――― おや!そうなのですか! 僕には怯えてばかりだったのに、りっちゃんは視る目がある。 本当のところで女性に折れるのが誰か、分かっていたようだ。
[返ってきた言葉は肯定の語。>>82 昨夜の疑心暗鬼の渦中は広間だったか、と大袈裟に額を打ち。]
確かに、煮えた頭と云うのは理性を裏切るものです。 更にアルコールが入れば、一層に判断を誤りかねない。 酒に浸った身体に鞭打って、そっと広間へ戻り、酒瓶を攫って行くというのも、まぁ、ある筋書きじゃないでしょうか。 ちょっと、りっちゃんが大立ち回りだが、無くはない。
[緩々と首を縦に振って頷く仕草。 貴婦人の期待を肌にちりりと感じるのは錯覚か。>>84]
でも、それにしたってあんまりに睡眠に傾倒し過ぎだ。 酒を干し、薬まで煽って、その上、首まで絞めて。 僕はそんなに念を入れて寝ついたことがないですから!
(87) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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[サロンへとやってきた大塚>>80にも視線を向け]
大塚様。 昨夜、警察はいらっしゃらなかったようですけれど、 今日来る、というお話などは……?
[昨夜は大塚が聞きに行った結果を聞く前に部屋に引き上げてしまった。 朝の時間を過ぎても警察がくるような気配はないけれども。
それでも期待してしまうというように問いかけ]
(88) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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[サロンに入って、最初に目についたのは 宗一郎の相変わらずの大仰な仕草>>83だ。 こと対象が他の女性達であるのを見れば、 呆れたような視線を向け、それ以上の険しさは見せず。
他の面々が昨夜の事を話しているのを聞きながら、 別の疑問が湧いていた。 頭半分でそれを考えていれば、伯爵夫人から向けられた問い>>88。 一瞬虚をつかれたように瞬いて、渋々口を開いた]
それが、私が言ってもまったく取り合ってはくれませんでした。 寄ってたかって悪戯はやめろと言い出す始末で
[申し訳ないと、座ったまま膝に手をついて軽く頭を下げる]
ところで、この館の中にいるのは 本当に私達だけなのだろうか。
[口を開いた序で、考えていた疑問をぽろりと吐き出し、 他の面々を見回した*]
(89) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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選択肢が在ったなら、それは幸い。 ―――…けれど、僕には選んだ結末だと思えない。
早坂夫人、それに皆さんも。 此処には何かを返しに貰いに来たのではないですか?
[始まりの一枚葉書、そこに綴られていた一文。 思い出させるように、水を向け、少し唇を緩め。>>85]
誰かの下には何かが返ってきたのでしょうか。 少なくとも、僕の手の内には、ほら何も。
[ひらひらと空っぽの掌中を見せ、一歩を踏み出す。]
(90) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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まあ…… なんということでしょう、警察がそんな……
[大塚>>89の答えに、口元に両手を当てて嘆く。 謝る姿に小さく首を振り]
いいえ、大塚様が謝られることではございませんわ。
[警察が動かないなんて考えたこともなくて、ため息を一つ零し]
あら……そういえば、使用人が少ないようですわね?
[昨夜の広間で少なくなったように感じてはいたけれど。 今朝はスミ子以外の使用人を見ていないことを思い返してゆるりと首をかしげる]
(91) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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[よし男さんの柔らかな笑顔に、わたしの顔も綻んだ>>+27 素敵な笑顔だった。きっと、堂島の家で「生きていた」ころは、こんな顔をしていたのだろう。 この時世で、女を守り、女の手を引き、先端を行くひと。 そして、――優しくて、ひとのいいひと。
詐欺に遭ったのも、その人の好さが祟ったのかも知れないけれど、深くは詮索すまい]
(+29) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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ええ、仰る通り。 途中で途切れたミステリィほど、詰まらないものはありませんわ。
[手が、ひと返しされる>>+28 そっと、よし男さんの掌に添えるように、指先を乗せて。 首を傾けて、笑みを深くする]
わたしで宜しければ、喜んで。
[つん、とつま先をついて、淑女の礼を返し。 わたしの遺体から目を反らして、よし男さんと共に部屋を出た*]
(+30) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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|
[宗一郎が近くに居るから、笑みを浮かべかけた口元を見られないように覆い。
人の少なさを指摘する大塚にゆるりと瞬く。 この屋敷で雇っていた使用人は、スミ子以外は夜会が始まって数時間たつまでが雇用期間だ。 彼らはとっくに仕事を終えて立ち去っている。 中には残っているものもいるかもしれないけれど。
スミ子だけは、その雇用期間も違うものをあてがってはいたはずだ]
(*11) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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そうですね、僕も酒は控えると思ってました。 ―――…おや、十和子さん。随分と棘のある言い方を。
それではまるで、僕がりっちゃんを殺めたとでも言いたげだ。 十和子さんに疑いの眼差しを向けられるなんて心が痛む。 でも、僕は女性の死に目なんて―――、嫌いなんですよ。実はね。
[くるりと一週回った棘にちくりとやられる。 見ていれば、己とりつの力関係など明白だ。 筋の通った可能性と、真っ直ぐ刺さる眼差しに相対し。>>86]
……綺麗な紅ですね、十和子さん。 [良く、お似合いですよ。なんて言葉は、そっと唇の形だけで。]
(92) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
|
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――― 僕らだけ? いいや、そんなことは無いでしょう。 この館には、少なくとももう一人、白鷺館の主人がいらっしゃる。
[不意に耳を打った大塚の言葉に、茶々めいて口を挟む。>>89 使用人らが口々に囁いていた夜会での言葉。>>1:#1 謀りを成した相手と等号で結ぶなら、余り説得力はないが。]
ちっとも返しちゃくれませんから、居ないのかもしれませんが。
(93) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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[何かを返しに。 宗一郎の言葉>>90に、彼を見る。 そして、此処には館の主が居るはずだとの言葉>>93に それだ、と指を向け]
それなんだがな。 招待状の主は、本当に返すつもりがあるのだろうかな。
[また、別の疑問を口にした]
館の中で3人も人死にが出たというのに、 主は一向に姿を見せない。
警察も一向に動く気配はないし、 まさかこうなることを見越して…… 我々は罠かなにかに嵌められたのではないだろうか。
[ううむと低く唸って、腕を組んだ]
(94) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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いや、肩書で警察が動くなどと、 私も甘く見ていましたよ。
[伯爵夫人のため息>>91に、もう一度すまないと頭を下げ、 使用人が少ないと聞けば、ふとスミ子の方に目を向ける。
実は彼女も招待客で、使用人はもう誰も残っていない筈。 それは男の口から言うのは憚られ、ふむ、と頷いただけ。
しかし、普通に考えても客を残して使用人がいなくなるのは おかしな事態に違いない]
(95) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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/* ところで、あと一人の赤は誰だろう。
(-20) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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[宗一郎>>90の問いかけに葉書の一文を思い出す。 何か返されたものはあるのかという問いに、ゆるりと瞳を伏せることで否定をつげ。
大塚とのやり取りを聞きながら首をかしげる]
罠……だとすると、わたくしたちもみな、ころされて、しまう、と……?
[思いついた可能性に青ざめた顔で問いかけ。 そんなまさか、と言いたげに、サロンにいる皆をみやる]
(96) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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罠。 ―――…とうとう、御大将の口からも物騒な言葉が。 [眩暈を起こした風に、ステッキの角で眉間を詰り。 逡巡めく様を見せる大塚を横目に、溜息ひとつ。>>94]
少なくとも、僕にはあるように見えませんね。 ―――寧ろ、これは、そう。
[嫌な予感を結論として弾きだすのは簡単だ。 早坂夫人の同意を貰って、確信の形を取っていく。>>96]
そうですよね、夫人。そう思いますよね。
……十和子さん、それにおスミちゃん。 お二人は何か―――失くしたものが、返ってきましたか?
[不意に大塚と早坂夫人から、視線を両名にスライド。 片手に携えたステッキには、無意識に力が籠っていた。]
(97) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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いえ、いいえ、そんなまさか。 ……全員ころされてしまう、などということは、……
[ないといいたいけれど言い切れないというように口ごもり。 十和子とスミ子に問いかける宗一郎をみやり、ついで大塚へと視線を向ける]
それに、まだ警察がこないと、決まったわけでは……
[そんなはずはないと首を振り。 大塚でもだめだったのに、と思えば、伯爵家の名前で動いてくれるかどうかも怪しく思える]
(98) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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これはあくまで、私の考えに過ぎません。 もしかしたらというだけであって、そうと決まったわけでは。
[青ざめた伯爵夫人の様子に、 余計なことを言ってしまったようだと軽く眉を下げる。
しかし、あながち外れたことを言っているとも思えず、 宗一郎がステッキを握る手>>97に目を向けた。
……なんだか妙な格好をしていると、 ようやくその時に彼の出で立ちに気づいたりもして]
(99) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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そうですわね……
もしかしたら、ですもの……
[大塚>>99の言葉に頷きながらも、顔色はもどらず。
小さく頷いてため息をついた]
(100) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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おや、貴女も海向こうの探偵にご執心で?
[そう言って笑い、山高帽をちょいと上げて 紳士の礼を返してから>>+30、男は娘の手を引きながら 音のない客間を後にした。
そして、廊下を歩き出しざま、ふと何気なく、 開け放たれたままの扉の向こう、 己の遺骸が横臥しているのであろう部屋を眺めれば――]
――あ、
[思わず、といった調子で漏れる声。]
(+31) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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――土御門のレディ。申し訳ない。
サロンへと貴女をいざなう前に、 少しだけ寄り道をさせてください。
[男はそう非礼を詫びて、部屋の前でそろりと彼女から離れ (彼女を誘うことはせず、追ってくるなら止めるでもなく) するりと室内へ這入り込む。
白い敷布に覆われた――恐らくは己の遺体――の前で 黙って瞼を伏せていた紳士の元へ>>63]
(+32) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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――僕はやっぱり張りぼてでしたよ、兄弟。
[>>53腰を折る宗一郎の背後に立って、男は 眼鏡の奥の両眸を、きゅう、と 泣き出す前のそれにも似たような形に細め]
ぶっ叩かれて、べっこり凹んで、それでお終いだ。 照明の真ん中で突っ立っていられたのかさえ怪しいもんです。
……ねェ、非道い話じゃあ御座いませんか。慣れない酒の匂いと騒ぎに くらくらしてしまっていた僕を、後ろからガツン、なんて。
それなりに力のある奴にやられちまったってことかなァ、僕は。
(+33) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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[薄々は皆察しがついていよう。 失くしたものは返ってこず、命の灯火すらも脅かされていること。 夫人の不安を慰める大塚の言葉も、安堵に足りない。>>98>>99]
失くしたものが返ってくるどころか。 僕らが帰れるかも危うい―――、 いいえ、未練を捨ててしまえば良いのかもしれませんが。 まぁ、僕にとっては、落とし前に近いかもしれませんがね。
[口元ばかりヘラ付いた狐顔。 笑わぬ瞳で、問いの答えを欲するように、貴人へ目を向け直し。]
(101) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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それに全員殺されるような事になったら それこそ――
[軍人のくせに不甲斐ないと恥を晒すことになる。 あの時失ったものだけでも散々恥をかいたというのに、 これ以上の失態は許されない。
男が失ったものは、今となってはただの紙切れにすぎないが 当時はそれなりの価値が伴っていた。
それを騙し取られたことで、全てに首が回らなくなり 親に泣きついた後の入軍だ。 尻拭いの代償として士官を要求された事は 誰でも察することが出来るというもの]
私は、館の中を見て回ってくる。
[険しい顔で立ち上がり、腰の短剣を確かめると サロンを出ようと歩き出した*]
(102) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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まさか、舞台袖の弁士が下手人だなんて落ちはありやしないでしょうね、兄弟?
[何処まで冗句で、何処まで本音か、まるで分からぬ声色で。
宗一郎の眼にも耳にも、己の存在が届くことはないと もう充分理解しているだろうに、 男は宗一郎の背を見詰めたまま、態とらしくそう嘯く]
(+34) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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[やがて男は、]
……なぁんて。
[打って変わって穏やかな声でそう言って]
冗談ですとも。不滅の友情、ですものね? 信じていますよ、旋風の旦那。
……もしもこの先、完全にありえないことを取り除いて、 残ったものがただひとつ、その可能性きりになったとしても。
兄弟、と、僕を呼んで――僕に呼ばれてくれたあなたを、 僕は死んでも疑いはすまい。
[ステッキを拾い上げ、茶会の席へと発っていく 宗一郎が己とすれ違っていくのを横目で見送り]
(+35) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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ええ、ちゃんと返してから、この屋敷から帰ってくださいね。
願わくば、貴方の元にも 貴方の望む返却が為されますよう。
[そう呟いて、床を二度叩く音に目を伏せ。>>64
――やがて、何でもない顔をして、りつの元へ戻り お待たせしましたと一言詫びて、再び部屋を後にするだろう**]
(+36) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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/* 取り返した株券で立場が戻るわけではなく。 それを取り返して詐欺師をとっちめたとか そういう男気を見せて、立場を戻そうという魂胆。
わかりにくい。
(-21) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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[よし男さんに連れられて、部屋を出る。 途中、立ち寄ったのはきっとよし男さんの部屋>>+32
中から聞こえるのは、宗一郎さんが誰かに語り掛ける声。 その声色は、わたしの耳に残るもの。 だからきっと、語り掛けている相手は――]
わたし、ここで待っていますね。
[部屋にはついていかず、廊下に立つ。 聞き耳を立てるつもりはなくとも、聞こえてくるのは。 ――届かない、親愛の言葉>>+35]
(+37) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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……この、館のどこかに、隠されている、とか?
[女が失ったものは形見の宝石だから、箱に入れてしまえばどこなと隠せる。 隠されているのであれば見つけてしまえばここから逃げ出すことだってできるだろう]
未練を捨てる、など難しいことですもの……
[サロンからでていこうとする大塚を見やり。 館の中を探しに行くべきかと、考えるように唇を噛む]
(103) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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[やがて、ステッキを手にした宗一郎さんが部屋を出てくる。 その横顔を見送り――]
――――…
[届かない声をかけようとして唇を開くも、音にはならないまま。 再び、唇を閉じる。 返してもらいそびれた、と言う言葉が、聞こえてしまった>>63
かける言葉が見つけられないまま。 何でもない顔をして出てきたよし男さんを、何でもない顔でわたしも出迎えて>>+36 皆のいる、階下へと**]
(+38) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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宗一郎さんは……
[険しい雰囲気で十和子をみる宗一郎>>101に、不安そうな視線を向け]
十和子さんを、うたがってらしゃるの……?
(104) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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[大塚の言葉は聊か強張って聞こえた。 己の持つ緊張故か、本当に彼の声が硬かったのか。>>102 まるで張り詰めた空気から抜けるように、立ち上がった横顔を伺い。 落ち着かぬ様子の早坂夫人に軽く笑いかけ。>>103]
もしも、お探しのものがあるなら、探してみるのも現実的でしょう。 このままで、帰れないのも皆同じ。僕も同じ。
僕? ―――僕はそうですねぇ。 ………答えを聞いたら、それから考えますよ。
[聞かれても居ないのに、答える先行き。 手にしたステッキは、一夜を超えても、旋風のように掻き消えたりせず。 しっかりと、掌中に収まり、鼈甲色を輝かせていた。**]
2015/12/16(Wed) 00時半頃
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― 1階 廊下 ―
生憎、私はは未練がましい性質なんでね。
[宗一郎がへらりとして語った>>102のに 一言だけ吐き出してサロンを後にする。
廊下を見回し、まだ足を踏み入れてない 館の奥へと向かってゆっくりと歩く。
途中、扉があれば用心深く開き部屋の中を改める。 もし何者かを見つけようものなら、捕まえてやると 獰猛な色を双眸に浮かべていた]
(105) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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― 1階 書斎 ―
[やがて、書斎らしき部屋を見つけると 生活感に乏しいなと感じつつ、部屋の中を検め始める。
もしかしたら、ここにあるのかもしれない。 見つけてしまえば、この館には用はない。 取り返した時の経緯など、後からどうにでも取り繕えるだろう。 そんな、どす黒い期待と焦りに突き動かされながら**]
(106) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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/* 更新来るし、ばらけておきたかったんだが、 もう少し待ったほうがよかったかな。
(-22) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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[大塚の言葉は聊か強張って聞こえた。 己の持つ緊張故か、本当に彼の声が硬かったのか。>>102 まるで張り詰めた空気から抜けるように、立ち上がった横顔を伺い。 落ち着かぬ様子の早坂夫人に軽く笑いかけ。>>103]
もしも、お探しのものがあるなら、探してみるのも現実的でしょう。 このままで、帰れないのも皆同じ。僕も同じ。
僕も余り、天道様に大手を振って歩ける人間じゃあありませんがね。 でも、二度も盗られちゃあ、日和見も出来ない。
[早坂夫人の言葉の続きを、背中で受け取り。 短く息を吸い、吐き出すと軽く首を傾いだ。]
(107) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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僕? ―――僕はそうですねぇ。 ………答えを聞いたら、それから考えますよ。
そりゃあね、僕だって盆暗って訳じゃない。 少なくとも、今の貴女よりは、気丈そうじゃないですか!
[聞かれても居ないのに、明るく答える先行き。 その上、女性に向かって貼るレッテルは新時代的。>>104 りつに掛けた威圧も、彼女にはきっと効きやしない。
手にしたステッキは、一夜を超えても、旋風のように掻き消えたりせず。 しっかりと、掌中に収まり、鼈甲色を輝かせていた。**]
(108) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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将校 大塚 馨は、メモを貼った。
2015/12/16(Wed) 01時頃
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そう、そうね……探してみるのも、いいわね。
[宗一郎>>107の言葉に小さく頷き。 問いかけにははぐらかした答え>>108が帰ってきて、首をかしげる。
十和子が気丈そうにみえるというのは否定はしないけれど]
わたくしには、よくわかりませんけれど……
[十和子を疑えるのかといえば、首をかしげるしかできなくて。 二人を不安そうに見やった**]
(109) 2015/12/16(Wed) 01時頃
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/* 死にそうな予感はあるけれど、どうなるかなぁ。 おスミちゃんはちと着席無理そうだったか。 無理なすっていないと良いけれど!
(-23) 2015/12/16(Wed) 01時頃
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/* 誰かくればそこに票をと思ったんだけど、 来なそうなので、サロンの動向に合わせておこうか…。
(-24) 2015/12/16(Wed) 01時頃
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