人狼物語ぐたるてぃめっと


759 Alpha and Omega

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が6人、囁き狂人が5人、首無騎士が1人いるようだ。


【人】 トト

僕はやだよ?いかないよ?

(0) 2015/10/04(Sun) 01時頃

トトは時が進むよう祈った。


【独】 3年生 サガネ

/* うわああああああああああああああああああああ

(-0) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 サガネ

/* あああああああああああああああああああああああああ

(-1) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 2年生 エイジ

/*

ほっとした。
ああ、ほっとした。

やっぱ魂黒い。ほっとした。

(-2) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 2年生 イヌカイ

/*
αキター!
よね?よね?

囁き狂人って書いてるもんね!

(-3) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
ちょっと今本心から顔を覆いました。

本心から。
ッてかナツちゃんにキノトくんにムギちゃんにサガネくん???
と、俺なの??????? えええ???????

(-4) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
おれはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああαだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(-5) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【人】 1年生 キノト

疲れたで。俺だって。
でも、いつか来る日きん。

[靴を履き替える時に離した手を再び繋ぐ。
 もう一方の手には借りたばかりの2冊の本。]


こうして兄さんと手を繋ぐのも今日が終いかな…。

(1) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 サガネ

/*

………まじかあ。
てかキノトまじかあ……


つらいな……。

(-6) 2015/10/04(Sun) 01時頃

天のお告げ(村建て人)

よく晴れた、美しい朝。

昨日の検査結果を聞くためにキミたちは再び登校するが、
すでに結果を察している生徒も居るかもしれない。
Ω性の発情は――すでに始まりかけているのだから。

登校後すぐ、短い指示の書かれた紙が個別に手渡される。

α性と認められた半数の生徒には「Aクラスの教室にて待機」
Ω性フェロモンが検出された生徒には「保健室にて待機」

それぞれの部屋にキミたちすべてが集まると、
いよいよキミたちの運命が告げられる。

(#0) 2015/10/04(Sun) 01時頃


【独】 3年生 ヒロミ

/*
あるふぁきた!!!!!

(-7) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 2年生 ミツル

/*

囁き狂人でホッとした…。
ミツルは、狂人以外、苦しい設定になって居たから…。

[涙目]

(-8) 2015/10/04(Sun) 01時頃

天のお告げ(村建て人)



「「 おめでとう。キミたちは―― 」」


(#1) 2015/10/04(Sun) 01時頃


【独】 3年生 クロミネ

/*
αでよかったね、受験勉強頑張ろうね………

(-9) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
どうもこんばんは。
ランダムに身を任せると、左側の率がぐっと上がると噂の北狼さんです。

(-10) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
まじで私の行動が

25時だ!!!
赤窓赤窓ッと(スクロール)

ブラウンだな!?!?!?!?(顔を覆う)
でした。

(-11) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【赤】 教諭 ユウキ

―― Alpha ――

 おめでとう。
 キミたちは――ボクと同じ、α性です。
 αであることを誇りに思い、
 より高い立場から社会貢献出来るよう
 今後いっそう勉強にスポーツに励んでください。

 それから……キミたちには、
 もうひとつ大きな役割があります。
 わかりますね?

[この場に居ない生徒たちの性は言わずもがな知れている。
質問があれば改めて言おう。
彼らからは“残念ながら”Ωフェロモンが検出された……と。

ユウキは、始終ずっと微笑んでいる。]

 キミたちはこれから人間という種の最上位に立ちますが、
 昨日までは机を並べ学んでいたΩ性の生徒は違います。
 彼らは……発情と妊娠をするための身体を得ました。
 
[キミたちに向けた説明は、淡々と続く。

Ω性の最たる仕事は発情と妊娠、種の繁殖にある事。
彼らは発情期のせいで仕事にも就きづらく、
αが社会的にも精神的にも護るべき存在であるという事。

また、α性が社会に出る時、
番にふさわしいΩの存在が
一種のステータスになるという事。]

(*0) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 専売特許……だな。

>>0:303妙に納得してしまった。
 この、まだ17歳な最上級生仲間には、以前にも何度か驚かされたことがある。
 仕返しに、掠める程度のパンチを見舞ってやったこともあるはずだ。
 こういう賑やかな性分は、案外嫌いではない。]

 そうか助かった。
 ペットの水飲み切っちまって、そろそろ取りに行かねぇとと思ってたんだ。
 気が利くよなぁお前。

[受け取った水は、早速半分ほど飲んだ。
 ふぅと一息つくと、アツシが軽く咽ていた。]

 おい大丈夫か?

[ひとまず、飲みかけの水を彼に返そう。]

(2) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
まじで左全開だったので
ラ神を、わたし、信じてたので

(-12) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【赤】 教諭 ユウキ


 α性にも、危惧しなければいけない状況があります。

[説明は続く。

番を持たないα性は、発情期のΩ性のフェロモンに弱く、
とくにまだΩフェロモンの耐性がないキミたちは
Ω性からの誘惑にはひどく弱いという事。

番を得れば、
番以外のΩのフェロモンへの反応は無くなる事。]

 Ω性の中には、性を売り物に生きている子も少なくない。
 卑しい企みでαに近付くものも少なくない。

 ――外界で、そういったΩに付け込まれないためにも、
 キミたちは早々に誇れる番を見つけてくださいね。
 それが、友人であるΩの生徒たちを、
 望まない性的暴行や
 売春の悲劇から救う事にも繋がります。

[こうした話はニュース番組や新聞でもよく伝えられている。
大人のαとして生きていくキミたちには、
もう他人事ではない話だ。]

(*1) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 1年生 キノト

/*
共鳴者! 共鳴!! Ω!

そして兄がαだよ、あぁぁぁ!
拗れるしかないぃぃ!

先輩もΩで、僕は!

あ、ムギさんもΩだ!
あれや、ヒロ部長はプロテスト受けられるんやな!

(-13) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
そっちwwwwwwwwwww

(-14) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
あああぁああぁああ間に合わなかった……。

しかも、はじ、弾かれてしまった…!
欲望のままにソロプレイに興じちゃったからですか!?
わーーーーん!!!!!ラ神のいじわる!


(しかし共鳴陣は個人的に美味しいかもしれない。)
(キノトがΩでイヌカイがαなとことか。)
(サダトラがΩで自動的に失恋できることとか。)
(ほかにも色々。)


うっうっ……。
こうなったらもう、あれはフラグだったってことにしよう。
しかしこんなんで番見つけられるんだろうか。

(-15) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【赤】 教諭 ユウキ


 最後に。
 Ω性との性交渉は
 重要なコミュニケーションではありますが、
 学生という立場での妊娠には
 くれぐれも気をつけてください。

 それから……たとえΩの誘惑にひかれ関係を結んでも、
 首筋への愛咬を施さなければ、番にはなりません。
 αは複数のΩと番関係を結ぶ事も可能です。

 ……が。
 キミたちは、そんなαにはならないと信じています。

[話の結びは「どうか、より良い選択を」と言う、
ユウキの静かな一言。

午後の授業はAクラス教室で通常通り行われるが、
翌日からキミたちは長らくの休暇に入る。
Ω性の生徒たちと同じ寮や学内で過ごす事が
いったい何を意味するのかは、
それぞれの考えに委ねよう。**]

(*2) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【鳴】 教諭 キョウゴク

―― Omega ――

 おめでとう。
 キミたちは――私と同じ、Ω性だ。
 少なからずのショックはあると思うが、
 この先はΩである事を誇りに思って欲しい。

 愛する者との子を孕み、命を育てるのは喜びだ。
 優秀なαを支えるという幸せもある。

[この場に居ない生徒たちの性は言わずもがな知れている。
質問があれば改めて言おう。
彼らはα性として、今頃同様の説明を聞いていると。

キョウゴクは、始終ずっと微笑んでいる。]

 二度の投薬で、キミたちはすでに発情を迎えている。
 今はまだささいな違和かもしれないが、
 時間を追うごとに男を欲する思いはつのるだろう。
  
[キミたちに向けた説明は、淡々と続く。

発情期は勉強や部活、この先は仕事も手につかず、
交わりを欲する疼きで何も考えられなくなるという事。
Ω同士ではわからないだろうが、
発情期のΩが発するフェロモンがαやβを誘うという事。

とくに、番を持たないαにとっての誘惑は強大だという事。

また、Ωの発情期は番を得れば緩和され、
番のα以外を誘ったりはせずに済むという事。

それから番になるαの社会的地位が
すなわちΩの価値になる事。]

(=0) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【鳴】 教諭 キョウゴク


 利点を考えて急いで番を探す必要は無い。
 心から、生涯寄り添えると思えた者と結ばれてくれ。
 そのために……誤ちの愛咬から首を護る道具も渡せる。

 発情抑制剤の処方も出来る。
 ……が、これは副作用が出る。
 薬の効果が切れた後、よりひどい発情状態に陥るから、
 あまり勧められないな。
 性欲のビッグバンが起きる……らしい。

[キョウゴクがキミたちに見せるのは、
首を覆える幅の黒革製の――いわゆる首輪。
不特定多数の男と関係を持つΩ性には必須なものとして
あまりイメージは良くないが、
望まない番関係を結ぶよりは。

説明は続く。

中には、Ω性が性的暴行の対象になりやすいという現実や、
きちんと護ってくれる番を得られなかったせいか
性を売り物に生きるのを
余儀なくされるΩも多いという悲劇、
……キミたちに伝えるには少々心苦しい事もある。]


 ――番になるαは、よく見極めるように。
 私は、キミたちに愛のある未来を過ごしてもらいたい。
 いつかΩ性として産まれたことを心から喜べるように。


[この一節を伝える時に限って、
キョウゴクの声音にやや熱が入った。
かつて自らが抱えた苦悩と、現在の喜びを思い返して。]

(=1) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【鳴】 教諭 キョウゴク


 最後に。
 性交は発情の辛さを収める唯一の術だが、
 キミたちの身体はもう妊娠可能な状態にある。

 万が一……妊娠の危険を感じたら、
 私のところへ来なさい。
 後に飲んでも効く避妊薬をあげよう。

[そこからはしばらく、Ωの身体変化について。

直腸の奥に子宮の役割を果たす器官が出来た事と、
発情期には直腸が女性の膣分泌液に似た粘液で濡れる事。
――そこがもう、性器の役割に変わっている事。

話の結びは「どうか、より良い選択を」と言う、
キョウゴクの静かな一言。

午後の授業はAクラス教室で通常通り行われるが、
翌日からキミたちは長らくの休暇に入る。
α性の生徒たちと同じ寮や学内で過ごす事が
いったい何を意味するのかは、
それぞれの考えに委ねよう。**]

(=2) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
あれ!?
なんということでしょうキョウゴクがαだと勘違いしてた!
ぎゃーすみません!すみません!
今更ながら土下座。

そうだよね、ユウキの赤ってめっちゃ攻め攻めしいもんね…。
あーもー。もー。しっかりせにゃ……。

(-16) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【人】 3年生 ヒロミ

[それから、いくつかアツシと言葉をかわし、赤く染まっまライスを掻き込み、もう一杯水をもらって飲んでから、食堂を後にした。

 腹ごなしのロードワークは少し軽めに、寮への道を少し遠回りにする程度にしておこう。*]

(3) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 校庭での ―――

[窓枠を越えて会話を交わしていた
ミツルの姿が駆け消えて、暫く、壁を眺めていた。

その先が移ろうのは
距離を縮めずに掛けられる、ムギの大声>>0:302で。
陰る夕陽にその小麦色が溶けそうに、見えた。]

 前から思ってッけどよ、守らねえと如何なんの?
 オマエんとこの家訓も難儀な。
 今日は世の中左側通行かよ。

 ッはは、まあ良いや、面白えから。

[距離を縮めるのは此方から。
歩み寄るなんて生易しいものではなく
駆け寄り、汗臭い青少年の背中を勧めて、背負うまで。

行き先は寮の談話室。

華奢とは言えない重みが腰と足を侵略して
階段昇る頃にはぷるぷるするが、強がりで耐える。
その逆側にミツル>>0:308が居れば、完成だ。]

(4) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[弟の舌打ちは、可愛い笑顔によって打ち消され
彼を見る視線は、只々優しい気持ちしかない。]

 最後…?

[何も分かっていない表情で、首を傾げて。

弟との関係がこのままずっと、
変わるはずがないと信じていたから。

大切で愛おしい、自分だけの弟。

彼が他の誰かと番になる日なんて、
それもまだ想像が出来ないまま。

もうすぐ明日を、迎える。]

(5) 2015/10/04(Sun) 01時頃

【人】 3年生 ナツ

― 過日の生徒会室で>>0:301 ― 


な、なんともなくは、ないが。
ああいや、何ともないよ。大丈夫。

えっとこれは、その。


[剣道部だった男の、息の荒さに。
とにかく何かしらの事情で、
ここまで駆け抜けて来たことだけ理解して。

当然ながら近づく体躯に、視線を彷徨わせ。
見つけたのは転がる空の、缶。]


あ、あれだ。
あれに躓いて、コーヒーを零してしまって……。
ところで、タイチはどうして、此処に?


[腰を下ろし、立てない事情を。
下着が覗くほど緩められた衣服について、
そう、誤魔化そうと試みる。

まだ、部屋の喚起も済んでいない今、
近づくな、と言う理由を見つけることができなかった。]
 
 

(6) 2015/10/04(Sun) 01時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 01時半頃


【人】 3年生 サダトラ

 
 自分の瞳は見えねえからな。
 煌めいてんのか、じゃあバイク見てッ時も同じな。

[煌めく虎色、鏡が此処にないので、記憶を手繰る。
結論には、結果劣るとも勝るとも告げずに
一度避けたミツルの瞳>>0:306の色を、確かめた。

 その次

校庭に姿を見せるミツルに
見せるのは、小麦色を抱えた子抱き地蔵の俺の姿。
流石にこれじゃあ速くは走れない。]

(7) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

─ 翌朝 ─

[いつも通りに学校へと向かえば、教室に辿り着く前に、短い指示書>>#0が渡された。]


 ふぅん?


[さも当然そうに用紙を見つめ……しかし内心ガッツポーズをとりながら、早速写メってメールを作成し始める。]

(8) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 2年生 ムギ

/*
あと……先生たちの突然死回避発言まだつくってない!!!
これ後回しでいいか…………

っていうか、おれΩか!!!!!!!!!!!
……という動揺がいろいろあってすっ飛んでた。
おれΩか!!!!!!!!!/(^o^)\

この感じがほしくて弾かれ前提で設定くんでた!!!
みんなわちゃわちゃしててくれますように❤(ӦvӦ。)

(-17) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 3年生 サガネ

/*
てか。真面目に。



Ωであることに開いた口がふさがりません。はい。

(-18) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 1年生 キノト

/*
あ、あとな。
キョウゴク先生Ωにびっくりしたけど、そういや先生、世界の終わりとか言ってた!

(-19) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 3年生 サガネ

/*
α性以外のことをほんとに全く考えてこなかったので、
PCが発表に真っ白になっているのと同時にPLも真っ白になっているという。

ビッチ路線でもしますか?(

(-20) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 2年生 ムギ

/*
すまないヒロミ先輩……!!!
紙受け取った時点では「教室にて待て」以上の情報は
出ておらんのだよあああああ
わかりにくくてごめん……!!!

(-21) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 2年生 エイジ

― 翌朝 ―

[辿り着いた白亜の校舎は、何時もと同じように映る。
違うとするならば、教室に向かう前に渡された一枚の用紙。]

 ――…、……。

[指示に従い、爪先はその場所を目指す。
少しばかり、指先が震えていたかもしれないけれど。]

(9) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

教諭 ユウキは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 01時半頃


【人】 3年生 ナツ


  
[この時はまだ、何も変化は起きていなかったはずだが。

――常と違う行動と迂闊さ。
今にして思えば、
予兆が既にその身を襲っていたのかもしれない。

苦いコーヒーと葛藤と共に飲み込んだ、
Ω性にのみ効果をもたらす発情促進剤。

これまで積み上げてきた努力と矜持。
思い描いていた未来と――密かに抱き続けた、恋心まで。

そのすべてが、何もかもが。
露と落ち、露と消えたのを知るのはもう少し後のこと。]
 
 

(10) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

教諭 キョウゴクは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 01時半頃


3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 01時半頃


【人】 2年生 ミツル

[>>0:307エイジの姿に、ハッとして口を開く]


エイジ、……すまない。
図書館の捜索までは、叶わなかった。

お前の大切なハンカチ、見付けられなかったよ。


[素っ気ないメールの内容より
ハンカチ捜索の力不足だった事実を詫びて。]

(11) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 1年生 キノト

ごめん。卒業するまでは一緒に居られるなあ。
最後じゃないなあ。

[首傾げる兄とは対照的に。
 キノトは最後と決め打っていた。

 自分はαで。兄はΩで。
 関係がこのままずっと、変わらないなんて――ないと、思い込んでいたから。]

(12) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 2年生 ミツル


 モリオカート―――

そうか、先輩。
マリオカートで勝負しましょう。


[>>7褐色の同い年を抱えた先輩に、そう提案し。
さて、褒美は何を貰いたいか。決まって居た。


―――写真が、欲しい。
先輩の笑った顔を、ください、って。]

(13) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【削除】 2年生 ミツル





[例え勝負をすることが叶ったところで、

機械音痴の自分が、
ビリを脱出する事は無かったが]**

2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 2年生 ミツル




[例え、勝負をすることが叶ったところで、

機械音痴の自分が、
ビリを脱出する事は難しかったが]**

(14) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 ご褒美ッてナニよ。
 手に入んねえもんでも、あんの? オマエでも。

[家柄を抜いても、富としては裕福であるべき、ミツルの身に。
疼く好奇心を何度も質問で重ねた。

寮に伴うのならば、その好奇心を覗かせる場も増えて
二人を送り届けた後、今日を終えるべく、自室に戻る。


握り締めたままの携帯機器、此処で漸く、出番がお目見え。
短い文面>>0:274に再度、目を落とした。
誤字脱字が無いもんだから、フリック入力の手間取りに
気付くことは、幸か不幸か無く、指先が滑る。]

(15) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【赤】 2年生 エイジ

― 教室 ―

[安堵とも、喜びともつかぬ表情でユウキ教諭の声を聞いていた。

 ――ほら、やっぱり。

 俺こそが、アルファだったんだ。


肩の荷のひとつが下りた気がして、
発した声音は素っ頓狂に教室に響いただろう。]

 はは。
 俺、ユウキ先生はオメガかと思ってたや。

[そこに誰の顔が並んでいただろうか。]

(*3) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 サダトラ

────────────────
To:ヒロ
From:サダトラ
Subject:Re:ロドーワークの件

 空いてる。
 つか改めて考えっと休みだろ、俺ら。健全だな。

 二本忘れんなよ。
 あとあんま昼飯詰め込むとゲロるぞ、覚悟。

────────────────

[送信まで素早く済ませ、備え付けのベッドに放り投げた。
汗臭い身体はシャワーだけで済ませて
携帯機器の横に寝転んで、その日は妙に寝付けなかった。

αが導き出される明日への高揚に、速く。
そんな感覚の為だと、結論を付けたのだった。*]

(16) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

────────────────
To:親父
From:ヒロミ
Subject:結果出た


 これで文句ないだろ
 さっさと願書にハンコ押せ!

[教室行きの指示が書かれた用紙]

────────────────

[意気揚揚と送ったら、1分と経たずに「これじゃ分からないだろ!」と返信が飛んできた。]


 ……ッチ!
 何だよそういうもんじゃねぇのかよ。

[てっきり、αだから教室に呼ばれたのだと思っていたのに。
 面倒な親父だと舌打って、教室の扉を開けた。]

(17) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 1年生 キノト

[寮の談話室で古代遺跡の写真集を広げ、兄と語るは何か。

 時に本音を混ぜ。言葉も気持ちも虚飾し。
 可愛い弟の振りをする。

 眠れない。眠れないけれど寝なくては。
 瞼を擦り。
 両親の真似事、おやすみのキスを頬に送るのは気紛れと、決別の意味も込めて。*]

(18) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

─ 教室 ─

[そんな、思い込みとともに扉を開けたものだから……]


 ……あ……?


[そこにいた教師を見て、おもいっきり頬が引き攣った。
 まぁ……すぐにまた安堵することにはなるのだが。*]

(19) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 3年生 ナツ

/*
なんかもうやらかしすぎて、
ちゃんと囁き狂人って指差し確認したことすら夢だったんじゃないかと……。

それくらい赤に弾かれたことにガーン!となり、
こういうショックを楽しむ村なのよなあと思い出し。


はああぁあああぁあああああぁあぁぁぁぁ。
漢前受けがんばります。
可愛いのは顔だけだねって言わせてやるぐらいの。
なんなら気分はαな猛禽目指す。…のはだめなのかな。

受けが嫌、というわけではないし。
Ωα勢それぞれ素敵な方が揃っているので、こう。

さそ、誘われてくれる人いるのかな?っていうふあん。

(-22) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―前日・生徒会室―


 コーヒー?? そう、なのか。


[もう拭った後だったのか、
床に液体も室内にコーヒーの香りも残ってはいなかった。

同じ質問>>0:295>>6を繰り返されて、首を捻る。
なんだか動揺していないか。
突然人が来て驚いてるだけにしては、長いこと。

普段、ウサミには落ち着いた印象を持っていたから、余計に。]


 だから――、倒れたと思ったんだよ、お前が。
 何ともないなら、いいけどさ……。


[乱れた息を整えようと、
足を一歩踏み出す毎に大きく吸っては吐き出す。
コーヒーではない匂いをうっすら鼻腔に捉え、
「ほう」と声には出さず胸中で。

膝のスケッチブックを取り上げてしまうのは簡単かもしれないが、]


 すごい顔して絵、描いてたな。

 ――何、描いてたんだ?? 良かったら、見せてくれないか?



 ってか、なんで床に座ったままなんだ???


[素知らぬフリをして手を差し出した。]

(20) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 1年生 キノト

―寝しなに―

[思い描くは書架の狭さ。
 暗幕で自然光を遮られた場所。

 頼りない蛍光灯の光。


 小さい方とか、弟の方だとか。
 そんな風に呼ぶ口を、塞ぐ。

 当て付けられた青はくしゃりと涙を溢した。**]

(21) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【赤】 3年生 ヒロミ

─ 教室 ─

[まさかなユウキ教諭の話を聞きながら、そっと、エイジに近付いてゆく。]


 ……エイジ。

 なぁ、お前もやっぱ”そう”思った?
 びっくりだな。


[囁きかけつつ、チラチラと、ユウキ教諭の様子を窺った。]

(*4) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 2年生 ムギ

―昨日―


 よく考えてみて欲しい。俺は左にしか曲がれない。
 レースゲームの勝ち目はゼロだね。


[サダトラに背負われて辿る帰路。
たまにミツルの横顔に「かわる?」と訊ねてみたりもした。
寮に着くまでずっと、エイジ相手に堂々負け宣言をしたり、
他にもいろいろな話をして……賑々しく過ごした。

いつも通りの日常だった。
いつも通りの時間だった。

自身の性はαであると信じて疑いはしないが。
もしかするとこの時間は崩れるのかもしれないと怯み、
睡眠欲に負けてうつらうつらと夢の淵へ踏み込むまで
エイジの部屋だか談話室だかで、遊び。

――自室で寝入ったのは、
夜もずいぶん更けてからだった。*]

(22) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【独】 2年生 エイジ

/*
どっちで回せばいいんだろう。
しかしこの、思いっきりズレてしまった感が(どう修正しよう

(-23) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 校庭からの、 ―――

[子抱き地蔵含む、寮までの道すがら。
伴うクラスメイトは気付けば一人増え、四人>>0:307]

 オマエも好きな、モリオカート。

 あれ再現度低くねえ? 俺が負けるとか、まじねえわ。

[子供の玩具に、大人の再現度を求める、思春期で。
アイテム、機械のハンドル、あの類を
思慮深くコンボを重ねるのは苦手で、負ける方が多い。


加えて、ゲームとなれば、俺当社比、エイジは強かった。
負けの多い試合に一度は断りを要れたが
ミツル>>13の誘いに後押しされ、加えて、この日は寝付けなかった。

一度断りを要れた試合を
メールとシャワーを終えた後、押し掛け、ドンケツの争い。
それでもミツルには辛うじて負けなかった。

フィルタに納まらない、笑み。
畜生、とか、そんな軽い罵声と、笑い声。
始終燻る好奇心で、何時も以上に、弱いゲーム内容。*]

(23) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

 卒業、か。

[弟は、そんな先の事まで考えていたのかと
頭の回る彼に、微笑みかける。]

 じゃあ、この学校にいる間は
 いっぱいキノトと触れ合っとくな。

[それでもまだ、想像も出来ない、先の事のようで。
現実味の沸かないまま、言葉を続けた。

急速に暗く移りゆく空も
彼と一緒ならば寂しさを感じない。

寮の灯りに迎え入れられ
これが最後だとは知らず
弟の手を、離した。

談話室で多趣味な弟の話を聞くのは、常の楽しみ。
遺跡の写真に見入り、笑い合う。

おやすみのキスには僅かに驚き、
けれど両親を思い出して、擽ったい。

こんな日が、ずっと続くに違いない。
それは当たり前の事だと、信じていたから。*]

(24) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【赤】 2年生 エイジ

 あ、ミヤ先輩もいた。

[ そうだよな。
 ミヤ先輩にはアルファが似合ってる。

声音こそ平静を装うも
そんな内心を告げられない程度に武者震えが止まらない。]

 イメージとか、そんなもの頼りにならないんすね。

[こそり。
打ち明ける話の矛先は無論、ユウキ教諭へ向けたもの。]

(*5) 2015/10/04(Sun) 01時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

― 翌朝 ―

[手渡された用紙をチラと確認し、鞄に閉まった。

何も、変わらない。
だってこれは必然だから。

きっと他のクラスメイト達も、そうに違いない。
弟との関係も、また然り。

変わるはずがない。

こんな検査、どう考えても不要だ。]

(25) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 2年生 ミツル

─ 翌朝 ─

[>>22おぶられるのは、誰が相手であれお断りだった。
何度も首を振って、おぶられている褐色に応える。

それでも、
眠りにつくまで、当たり前の日常を過ごそう。
眠りから覚めても、平穏が戻ると疑わなかった。
疑う理由を、自分は気づいて居なかったのだ。]


―――…。


[>>#0
翌朝、個別に渡された紙の文面。

安堵にふぅ、と息を撒いて
当然の如く、Aクラスの教室に赴いた]

(26) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【独】 2年生 ミツル

/*
これ、仲良しの人が全員aかもwwww

(-24) 2015/10/04(Sun) 02時頃

2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時頃


3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時頃


【人】 1年生 キノト

―翌朝―

[蛇口を捻り、水を両手で掬うのは昨日までと変わらない。
 冷水をつけても、目がすっきりとしない気がして。
 袖や首元が濡れるまで洗い続けた。

 そして、昨日返せなかったエイジのハンカチを洗い直す。
 洗剤を付けて、揉んで。

 アイロン掛けも済ませて紙袋に入れる。
 今日は検査の結果が分かる日だから。

 靴箱にでも忍ばせておこうか。]


おはようございます。

[自分の結果よりも、兄の結果の方が気になる。
 とても。とても。]

(27) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 ナツ

[ この状況をどう説明し打開するか。
それだけに思考を巡らせていた所為で彼が、
何故、来たのかを耳が拾っていなかった。]


それは、心配かけたな。
でもどうして、俺が倒れたと思ったんだ?


[その、質問が。墓穴を掘ったと気づいたのは直後。
なんでもないとかぶりを振る。
息を整えるのは構わないのだが、
今はそんな、大きく吸い込まないで欲しい。>>20

なんて、言えるはずもなく。

表情こそ、常の澄ました優等生然としても、
さすがに動揺を抑えることはできずに。]


嗚呼、これか? 趣味で、絵を描いてるんだ。
タイチにはまだ見せたことなかったか。

どうぞ。


[いつまでも腰を下ろしていることを訝し気に。
差し出された手に、スケッチブックを掴ませる。

見られて困るような絵は、ない。はず。
彼がそちらに気を取られている間に背をむけ、
ズボンのファスナーを閉めようとして。]

(28) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 ヒロミ

[話を一通り聞いたところで、今度こそと、父親に再度メールを送る。
 今度はちゃんと納得してもらえたらしく、短く「分かった」と返信があった。]

 ったく、おめでとうの一言もねぇのかよ!

 ……ま、分かりきった結果じゃ、祝う気にもなれねぇか。

[すぐ超えてやる、クソ親父。
 毒づきながらも口元に笑みを浮かべ、指は、昨日のメール>>16を改めて確認する。]

(29) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 2年生 ムギ

―翌朝―

[夜更かしが祟ったのか、少し寝過ごした朝。
明け方のうちに祖父から受信していたメールは読まず、
寝不足にぼやけた頭のまま登校した。

――渡されたのは、一枚の薄っぺらい紙。]


 ……ん。


[短いに指示に従いムギは一階廊下を奥へと進み。
保健室の扉を開いた。]

(30) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【独】 2年生 エイジ

/*
修正して貰ってしまった。>>23
申し訳ない、申し訳ない…

(-25) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 サガネ

[男の悪戯に対して、わりと好印象を抱いている人間だということはわかっていた。
だからこそ、少しだけ過激なものを仕掛けたりしたこともある。
仕返しに繰り出されたパンチには、流石にちょっと肝を冷やしたが、
やったならば、やり返されるのは当たり前な事だ。
なんだかんだで帰ってくる対応も、わりと楽しめていた方だった。]

  ん、……んじゃ、ひとくちだけ、な。

[返された水と、心遣いに感謝して>>2
喉を潤す僅かな水を、丁寧に少しずつ飲み込む。
通り抜ける冷たさに目を閉じた後、ふう、と一息ついてコップをヒロミの側に置いた。

自分が口にしてしまったせいもあるが、発汗の量と合わせても、コップ一杯では到底足りないだろう。
自分の分の水と、新しく用意した彼の分。
それぞれがちょうど空になる頃、真っ赤なご飯は完全に姿を消す。

かきこんだせいか、更に少し汗ばんだように見える姿>>3に、楽しそうに笑って。食堂を出れば、向かう先は互いに違う場所。
去りゆく背を見送り、踵を返して向かうのは第二音楽室。]*

(31) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【赤】 2年生 ミツル

[>>*3>>*4 クラスメイトの話を横耳に。
普段使用している机に、鞄を置いた。

>>*5友人の震えが、高揚から誘われたものだとしたら
心配する必要はない筈だと、判断した。]

(*6) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 ナツ

 
 
(――…すごい顔、って?)


[どうやら絵を、描いていたと勘違いしているらしい。>>20
その誤解はそのまま、解かずにいるとして。

あの時、どんな表情を浮かべてるか。
鏡の前でしたことなどないから、解るはずもなく。
――目撃されたとして有り得る、彼の立ち位置を予測する。

アングル的に直接的な部分は見えるはずがない。
大丈夫だ。と言いきかせ、ベルトを閉める。

例え部屋の空気を入れ替えても、
胸の裡に仕舞った布地に沁み込んだものまでは、
どうすることもできず。

聡い男に、悟られているとも気づかないまま。]
 
 

(32) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 サガネ

― 第二音楽室 ―

[伴奏もない。
共に歌う者もいない。
勿論、それを聞く者さえも。


誰も居ない、自分しかいないステージで。
誰の為でもない唄を歌うのが、今の男の日課。

課された練習ではない、ただの自己満足。
歌い上げることで、満たされてゆく自分を癒すための行為。


父と同じように歌を歌い、生きていくのだと、そう思っていた。
それが失われるなどありえないのだと、そう、信じていた。

生来より持って生まれた、歌う為にある、喉。
そして、自分の唯一の取り柄である、歌。
己にとって絶対に失いたくない存在。


それが、この日を境に絶たれるだなんて、―――知るはずも、ない。]*

(33) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【赤】 3年生 ヒロミ

 いるに決まってんだろそりゃ。

>>*5自信満々で返した相手は、気のせいか、震えているように見えた。]

 何だよ、どうした?
 つーかホントな、見た目なんざ当てにならねぇって分かっちゃいたけど、こう、目の前に突きつけられると、流石に驚くな。

[さて他に、こちらに来るのは誰だろう。
 扉が開くのを待ちながらのナイショ話。]

(*7) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 1年生 キノト

―保健室―

[渡された紙の通り保健室に向かうと、2番手だったようで。>>30

おはようございます。
……同じになったんやなあ。ムギさんと。

[椅子に腰を下ろし、椅子の脚に添えるように鞄を床に置く。]

(34) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 翌朝 ―――

[如何にも寝付けない夜を過ごしたくせに
寝落ちた先には、目覚まし時計より早い目覚めだ。

遠足前の餓鬼か。
18歳の餓鬼のくせ、その感覚を覚え
登校時間までの短い時間を、バイク雑誌片手に過ごした。
αを勝ち取れば、好きな道を、選んだ道を突き進める。
馬鹿みたいに高額な二輪車も、嫁に迎えることが出来る。


折り目だらけのバイク雑誌を鞄に突っ込み
登校した矢先、渡されたのは一枚の紙。
簡素な内容>>#0に、鼻を鳴らした。
随分結果を焦らすらしい―――… そんな感慨だった、が。]

(35) 2015/10/04(Sun) 02時頃

3年生 サガネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時頃


【赤】 2年生 イヌカイ

― 教室 ―

[ユウキ教諭の話を
この世の不幸が押し寄せてきたかというような
深い溝を眉間に作り、聞いていた。

当然、αで在ることに対する不快感ではない。
その内容が聞くに堪えない内容だったからだ。

“Ωフェロモンが検出された”クラスメイトが居ると。
発情、妊娠、フェロモン、ステータス、性的暴行、
聞きたくない言葉の羅列だった。

ユウキ教諭がαの方だったという驚きは
一瞬で吹き飛んだ。

>>*3>>*4このクラスに居る彼らの雑談も
全く頭に入らない。

彼は…―――、弟はどうだったのだろう。
急激に、不安に襲われた。]

(*8) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 ナツ

[ そしてようやく、立ちあがることが可能になり。
膝や尻についた埃を軽く払って、
転がったコーヒーの缶を拾いあげ。]


とにかく、心配かけてすまなかった。
わざわざ来てくれて、ありがとう。

――…その、できればこのことは、
内密にしてくれないか。

この歳にもなって缶に躓いて転んだ、なんて。
恥ずかしいだろう?


[何か言いたげな視線を受けてもあくまで持論を貫き。
揃って、教室を出ようと促す。

食堂に向かうならその背を見送って、
自分はまっすぐ寮に戻るつもりだ。

ただでさえ腹は空いていなかったし、
こんな爆弾を抱えたまま、食事なんてできるわけがない。]*

(36) 2015/10/04(Sun) 02時頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時頃


【人】 3年生 ヒロミ

[口頭で直接返せばいいと思っていたので、リョウへのメール返信はしていなかった。
 どうせ、彼もこっちにくるだろうと。

 ……にしても遅い。]


 あのバカ寝坊したか?


[朝から日課のロードワークに出て、そのまま学校へ来たため、誰がいつ寮を出たかなど知らない。
 もうだいぶ、クラスメイトは集まってきているというのに、ごく当然のように、こちら側に来ると思っている男の姿はまだない。]

(37) 2015/10/04(Sun) 02時頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時頃


3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時頃


【独】 3年生 サダトラ

/*
>>37
おいばかやめろつらいな!!!
俺だってそこに!!!いると!!!思って!!!
ラ神!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(-26) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 2年生 エイジ

― 教室 ―

[教諭の説明が終わるころ、ひそひそと開始する内緒話。

それも漸く落ち着けば、緩く窓辺を見上げ
秋の風に靡くカーテンを見つめ、愉しかった昨夜を思い出す。


スオウからの詫びの言葉には、相変わらず生真面目だなあと感嘆し
「イヌカイ弟が拾ってくれたんだって」と、漸く思い出した事柄を
告げる事で、彼を無期捜索から解放してあげる事が叶ったか。

誰よりも早く舟を漕ぎ始めたカヨイへと、
「お前が誘ったんだろ、寝るなよ!」と、げしげし足で蹴ったり。

滅多にない、サダトラに遊んで貰う時間。
大概取り出すモリオカート、スオウとサダトラの対決に
「そこでボタン押すんだよ」なんて偉そうにアドバイスを入れたり。

季節ごとに風の馨が変化すると同じように、
否、それ以上に。

――彼等との関係もまた、変化するのだろうか、と。

やけにアンニュイな気持ちになりかけた頃には
武者震えも、止まっていただろう。

因みに下駄箱にインされている小袋には未だ、気づけていなかった。]

(38) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 2年生 イヌカイ

― 教室 ―

[教諭の話を聴き終えても尚
落ち着きなく、見渡す教室。


彼が――――…居ない。


何故。
そんな馬鹿な話が…。

実は寝坊して遅刻しているだけ…なのだろうか。
そうだと信じたい。

だから、だから、もうしばらく、待つ。
弟が訪れるまで。]

(39) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 2年生 ムギ

―保健室―

 オハヨウ。キノ――寝坊したかと思ったけど。
 そうでも無かったね。

[昨日同様に、風を孕んだカーテンは白く膨らんでいる。
開け放たれた窓から射す陽は明るいが、
まだ人も少ない室内は、青味がかった朝の影の中。

適当な寝台を選んで腰を下ろすと、
寝不足のせいか重く熱っぽい頭をどうにかしたくて
薬品棚の硝子をしばし見つめ続けた。
硝子の中から見返してくるカヨイ=ムギは、
ひどく怠そうで、不満気な表情をしてたから不思議。

こいつは誰かと、にわかに驚く。]


 ――……みんな、遅いな。
エイジ、は……寝坊だろうな。違いない。


[そのうちぽつぽつ人は増えても、
昨日の検査を受けた級友全員とは言い難い人数。
何故かと訝るうちに……キョウゴク教諭が現れて。*]

(40) 2015/10/04(Sun) 02時頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 保健室 ―――

[駆け足、保健室前、扉を開けるまで一拍余る。
胃の、虫の居所が悪い、感覚を覚えた。

 門出の境に縁起でもねえ。

小さく溜め息を吐き、開けた扉の先、教師と、既に二人>>30>>32
他のクラスメイトはまだ此処に居ないようで
視線を周囲に流してから、一先ず扉を閉めた。]

 はよ。

 病気でもねえのに、こう何度も
 保健室に来るッての落ち着かねえな。

[検査までの期間、足を運ぶことも多かったが故に。
それも今日で終わり―――… そう、終わりだった。

全員が集うまでは結果を知ることは、無い。
全員が此方に来るのだと、αを示されるのだと。

なんか妙に集まり悪いな、寝坊か、夜更かししたからか。]

(41) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ったくしゃ~ねぇな。
 やさしい俺がモーニングコールでもしてやるか!

[そんなお節介をしようと思っていれば、妙に落ち着きのないリイチの姿>>39が目についた。]

 あっリーチ。
 なぁ、寮出る時、トラ見なかったか?

 つか……キノト一緒じゃねぇの?

[友人の所在を聞きつつも、つい気になる。
 兄弟ともαなら、一緒に教室に来るのではないだろうかと。]

 あー……

[もしかして……と思ったが、確証はないため、言葉はそこで止まった。]

(42) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[寝坊どころか遅寝早起きかました事実を
顔を合わせることが出来なければ、メール往復が無ければ
ヒロミ>>37に伝える術も、知る術も無い、此処は保健室だった。


来ない方が、Aクラスに於いて可能性の低い、Ω。

もしかして―――
その可能性が逆の方向に突き崩されるのは、キョウゴクが訪れた、後**]

(43) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 1年生 キノト

もしかして、寝坊すると吉って出たんですか?
なんの、生徒一番乗りやで。

[膝頭を合わせ、
 丸くなってしまいそうになる背をピンと伸ばす。>>40
 指先で手の肉を押し。]

 昨日、寝付けんかったってことやろう。
 俺もなかなか眠れんでしたし。

[保健室の扉を開く人物。
 違って居て欲しいと願うのは2人。

 兄と――…]

(44) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 02時半頃


【独】 3年生 ヒロミ

/*
こっち側もひとり誰よ?

(-27) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【鳴】 1年生 キノト

[心をざわつかせる、あの人。]

(=3) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―前日・生徒会室―


 あぁ、見たことなかった。


[手渡されたスケッチブック>>28の中を一枚、また一枚と捲る。

彫像だとわかるもの、それとは違う、
――恐らく同級のものと思われる背中、腰。]


 上手いもんだ……、
 けど、――ウサミは後ろ姿フェチなのか?


[先ほど窓の外を見て描いていたと思われる絵は、ない。

先ほど目撃してしまったのはやはり、
そういう時のウサミの顔なのだろう。

すごい顔とは言ったが、
とても絵を描いている表情ではなかったという意味で。
本人がどう受け止めたかは知らない。

ズボンの前を正しているだろう所作にも、目を瞑ろう。]

(45) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[「内密に」との、当然の申し出があり>>36]


 誰にも言わないさ。
 勘違いして駆けつけた俺も、相当格好悪いからな。


[そう言って、「ありがとう」と、
手にしていたスケッチブックを返した。

そのまま食堂にでも行こうとしたが、
鞄を図書室に置きっぱなしだったのを思い出して回収しに。

当然、すごい顔をした司書教諭に手招きされ、訳を訊かれた。

「急に腹が痛くなった」と言ったら、
普段の行いが良いせいか、逆に心配をされてしまった。

少し心苦しい。*]

(46) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【赤】 2年生 エイジ

[どうした?の声音へ>>*7、そして友人からの視線>>*6
大丈夫だ、とばかり左右へと首を振る。]

 いや、…やっとほっとできてさ。

 思ってたより人数、少ねえな…。

[全員がアルファになる――…
なんていう夢物語を、信じていたわけではないけれど。

まるで、殻に閉じ籠るが如く一言も発さぬ
イヌカイの様子>>*8に、思案ばかりが募っていく。]

(*9) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[ヒロミからの問いに、虚ろな目をヒロミに向けた。>>42]

 あ…サダトラも、見てない。

[弟の事に気を取られ過ぎて、
何も考えられなくなっていた頭が漸く動き出した。]

 キノト…別々に登校した、から……――

[察したように止められた声。

ガタリと立ち上がりヒロミの服を掴む。]

 なあ…、嘘だよな。

 ここに居ない皆はきっと寝坊とか、
 風邪…と、ヵ……

[語尾は掠れて、音にならない。

否定して欲しいのに、否定する材料が、言い訳が見つからず
潤みそうになる瞳を堪え、ヒロミを見据えた。]

(47) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―翌朝―

[登校してすぐに手渡された紙>>#0
それに従って、目的地まで一歩、また一歩と足を送り出す。

絶対にαだ。そうでなければ、昨日までの努力は水泡に帰す。

けれど、そこまで他人より秀でたものを持ち合わせていない自身を、
Aクラスの中で自覚していた。

家柄も、本家の子であるならまだしも
一研究所の世襲制でもない所長の息子なんて――。]

(48) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 1年生 キノト

[最速はムギさんですと、譲られた話を蒸し返そうとしたが、気持ちが乗らない。]

トラさんっ。
おはようございます。

確かに、病気も怪我もしてないなぁ。

[キョウゴク先生の様子を伺っても変わりない。
 ただ。やはり人数が少ないと気になってくる。]

(49) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【赤】 3年生 クロミネ

―教室―



 (いや、俺は絶対に――)


[扉を開いて、中へと進んだ。

既に着席してた者へは平素通り「おはよう」と声を掛け、
いつもの自分の席へと着席した。

中に入っても尚、どちらとも確証を得られず、
ユウキ教諭の話を聞いて、

漸く、………漸く、安堵した。


昨日までの努力も、無駄ではなかった。]


 α、だ。

(*10) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 ナツ

― 朝 ―

[ 昨夜はまったく、寝付けなかった。
自身以外全員がΩ性になり、
それぞれと番になった場合の将来設計を考えていたから。

αとして未来の展望を疑わない同輩の、軽い返事。>>0:242
身体を冷やすことより栄養バランスを憂慮すべきだったか、>>0:245

なんてことなども考えたり。

とはいえ不眠の一番の原因は、妙にざわつくこころと。
合間にリフレインする、生徒会室での一件の所為だろう。
己の失態の真相を知られているとも、
吹聴するような性格でないことも、理解しているが。>>46

彼がΩならいいのに、なんて考えるのも、
やはり利己的な思惑からで。]


ん……。どうも、身体が怠いな。


[普段よりほんのり体温が高い気がする。
寝不足と朝晩の寒暖差で風邪でもひいてしまったか。
いつもよりのろのろと支度をして、審判を受けに門をくぐる。]

(50) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【独】 2年生 イヌカイ

/*
キノトが居ないーーーーーー―!!!
で、ソワソワしすぎて、
一人真っ先に鬱展開に入るα(

すみません。ほんと、すみません。
やりにくかったらすみません…。

(-28) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ……マジか。

>>47やっぱり寝坊だなと、間違った確信をした。
 仕方ない、やはり心優しく起こしてやろうと、スマホに指をかけたところで、リイチに腕を掴まれて]


  あっ!

サガネ[[who]]にワン切りコールしてしまった。]

 って、急に掴むなよもう!
 いやそんなの聞かれても、俺だって今朝は早く出て……

 …………

[突っぱねようとしたのだが、そんな顔で見据えられては、そう無碍にもできず。
 溜息ついて、ゆっくりと、リイチの指を自分の腕から剥がそうとし]

 連絡、してみりゃいいじゃねぇか。

(51) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
直接喋った子が全部Ωだったのかなこれは。

(-29) 2015/10/04(Sun) 02時半頃

【人】 2年生 ムギ

―正午の鐘が鳴るまで―


 ――――…………、 ぇ、


[ちょっと待ってくれ、何かの間違いだ ――――
叫び出したくとも声は喉に詰まって呼吸を塞ぐ。

同級に属する生徒の半数程が集まった時点ではじまった、
キョウゴク教諭の話はどれもこれも耳を覆いたくなる
ひどく残酷な内容で構成されていた。

そのくせ、やけに頭に響くキョウゴクの声を聞きながら、
なかば無意識に自分の腹を拳で殴る。
信じられるはずがないだろう?
この硬い腹の奥に――]


 …………もう一度、検査を。もう一度。


[すべてを聞き終え、やっとで絞り出した声は掠れていた。
懇願を「何度やっても結果は同じだ」と宥める教師に、
ドロドロと淀んだ感情が噴き上がりもしたが。

感情を発露するより、
震えが止まらない我が身を抱く事で両腕は精一杯。

午後は通常の授業を……なんて無茶を言うな。
絶望に震える体で、どう「通常」に過ごせと言うんだ。

正午をしらせる鐘音が響くまで。
ムギは寝台に座ったまま震え続ける事になる。
なんとか取り出し握った携帯から、
誰にも連絡は出来ないまま。

さすがに「救済求む」なんて
気安いコールは出来そうにない。**]

(52) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【赤】 2年生 エイジ

[絞り出すように響く、たったひとつの単語>>*10
惹かれた鼓膜が、クロミネを捉える。

そうだ。
彼が得た安堵が今の自分にとって、一番近い気がした。

無論、その境遇を深く知る間柄ではないけれど。]

 そう。
 俺達は、アルファだ。

 アルファとして、――生きていかなきゃ、ならない。

[それは縋るような望みに他ならなかったけれど
同時に、強い重圧が圧し掛かる。

――そんな、心地だった。]

(*11) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 ヒロミ

[まぁ落ち着けと、リイチの肩を何度か叩いた。
 それから、改めるようにスマホ画面に指を触れさせ]


 とりあえず、俺はトラを起こす!
 最速マニアが寝坊なんざぶっこいてんじゃねぇよってな。


[軽く笑いながらアドレス帳を滑らせて、今度はちゃんと、リョウ宛にベルを鳴らす。
 何度目で出るか、それとも留守電になるかは分からないが。

 実は彼が寝坊ではなく、別な場所にいると知るのは、もう少しだけ後のこと**]

(53) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 ナツ

[丁度目前に見えた、短く整えられた後頭部に声をかける。>>48] 

おはよう、タイチ。
昨日はすまなかったね。怒られなかったか?


[――あの後。>>46
図書館に荷物を置いてきたという言で、目撃現場を特定し。
司書に叱られやしなかったかと尋ねる顔は普段通り。

スケッチブックに多数描かれたモチーフについては、>>45]

ありがとう。
フェチ、か……そうかも、しれないな。
背中って、自分ではなかなか見られないだろう?

本人が知らない部分を、絵にすることで暴いていくような。
そういうのが、好きなんだ。


[実際とは少し違う理由を混ぜ、
機会があればモデルに、と誘いをかけた。
その気になったら声をかけてと、その場で返事は求めずに。]
 

(54) 2015/10/04(Sun) 03時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 03時頃


教諭 キョウゴクは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 03時頃


【独】 2年生 ムギ

/*
キョウゴクとユウキにてこずりすぎて、
ムギをどうしようかまったく考えられていない!!
なるように!!!なれ!!!

(-30) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【赤】 3年生 クロミネ

[自分の性の確定。
その次に気になったのは――

周りを見渡して、空席となっている席の持ち主の面々のこと。


誰もが皆、自分自身がαであると思っていた。
昨日までの自分と同じように。


特に、検査を終えてから会話を交わした者たち。

彼らは揃ってこの教室にはいなかった。


昨日のように話をすることは、二度と叶わないかもしれない。

憐憫よりも喪失感に似た感情を持ち、
その一方で、彼らの項に歯を立てる妄想をしてしまった。]

(*12) 2015/10/04(Sun) 03時頃

3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 03時頃


【独】 3年生 クロミネ

/*
しかしこのクロミネの下衆顔すごいな。

(-31) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 ナツ


借りてた本、持ってきたから……。
――…おや。


[そして、個別に配られる用紙を受け取って。>>#0
向かう先が違うことに、僅かに瞠目する。
書かれているのは集合場所だけで、
そこに検査結果は記されておらず。]


どうやら、昨日と同じくここで分かれるようだね。
じゃあ、また後で。


[悠然と微笑み、紙きれを挟んだ指を揺らして
保健室に向かう。
世界に名の知られたUSAMIグループの御曹司と、
いち研究所の所長子息。

どちらが、どちらかなんて明らかだろう。
そんな優越が、愚かな勘違いだと知ったのは。]
 
 

(55) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 2年生 エイジ

[教室内に、サンノミヤとイヌカイの声音が木霊する。

そういえば、ウサギ先輩もサガネ先輩も居ない。
――ムギも、だ。]

 あいつ、…こんな大事な日に
 寝坊したんじゃねえの…?

[眠そうにゲームに励んでいた昨夜の姿を思い出す。
部屋で寝ろ、と、半ば蹴り出すよう
彼の部屋まで送った自分には生憎、
トラ先輩のような腕力も優しさも、持ち得ていなかったが。
奇しくも同じように考えていた事実>>40を、知る由は無い。

正午までは、待った。
昼休みに入っても尚、現れぬ同級に、コールを送る。

5コール、6コール、7コール……]

(56) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[手を掴まれた事も、今は聞きならない程に動揺して。
諭すような言葉に、ゆっくりと頷いた。

今は呆れたように吐き出された溜息ですら安心材料だ。

ヒロミが寝坊だと言うのなら、
サダトラは寝坊なのだろう。]

 連らく…、そうだな。

[あの弟が、寝坊するなんてあまり想像がつかず、
風邪でもひいたのだろうかと
鞄にしまわれたスマホを取り出す。]

(57) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 1年生 キノト

[時満ちて。
 祝福告げる声が>>#1、脳を揺さぶる。
 聞き違いであって欲しいのに。

 立ち上がったまま、体が動かない。

 ひくと引き攣る頬。
 開いたままの、唇。]


あの、  それ  じゃ、
兄さん、は……

[αなのかと。
 先生に問わずとも。答えは既に示されているのに。]



そ ……んな。

(58) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【赤】 3年生 クロミネ

[自身の声に呼応するかのように、
一つ下のエイジの声>>*11が聞こえた。

まだ整理がつかない気持ちを、

「αとして生きていかなきゃならない」

という彼の言葉で、踏み固められた気がした。


社会貢献については勿論のこと、
ユウキ教諭の話>>*1――。

番、Ω性の同級生、彼らを護り――]


 集中出来る、はずだったんだがな。


[全員がαであればとは流石に楽観視しすぎだが、
こんなに多くΩ性の結果が出るとは思ってもいなかったので。]

(*13) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 ナツ

― 保健室 ―

[頭痛と、倦怠感と、微熱感で重い身体を運ぶのに、
この場所は丁度いい。
扉を開けて、薬品の香りが漂う中へ1日ぶりに足を踏み入れ。]


おはよう。
――…早かったんだな。


[言い換えればそれは、己が遅かったということ。>>41
真っ先に目に着いたその顔に、
密かなショックを受けていることは悟られてはいけない。

他にも自ら運に贔屓されていると豪語した後輩、>>34
大企業が以外と気にする、
運気や縁起を読み解く旧家の者。>>40
悪戯好きな半面、美声を誇る同輩。>>33

最後に姿を見せた、担当教諭の顔に。>>#1
告げられた己の性に。

他の者に漏れなく、表情を無くした。]**

(59) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 サガネ

― 翌日 ―

[目覚めはすっきりとしていた。
一曲多く歌ったせいか、疲労感が心地よすぎて、いつもより早く寝てしまったせいだろう。
何か夢を見たような気がするが、今日に限って思い出せない。
どんな内容だったか思い出せれば、この、朝から臨戦態勢な自身の理由もわかったのに。]

  あー…、今日も元気だなあ、俺。
  ま、いつもの一発抜いてから準備するか。

[慣れた手つきで寛げて、お供のティッシュを引き寄せる。
検査とは違う、いつもの日課。
とはいえ、始める前からおっ勃ててる事なんて、今までなかったのだけど。

合唱部の同学年から、おすすめだと言われてズリネタにしていた雑誌も、これで最後のページ。
休みに入る前に、新しいオススメでも聞いてこようかなんて考えながら手元に集中すれば、いとも呆気無く果ては訪れた。


―――の、だが。
いつもならばそれで萎えてしまうはずの自身は、未だに硬さを保ったまま。
元気過ぎるだろうと、思わず一人ツッコミをしたところで、このままで学校なぞ行けるはずもないから、とりあえずの二発目へと手を動かす。

けれど。
一度、二度、と果ては訪れるものの、
芯を持ったままのそれは、手の内で存在を主張していた。]

(60) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 1年生 キノト

[4つ脚の椅子は簡単に横倒しになり、音を立てて転がる。

 呆然と、2本の脚は動かない。
 次第に両手で顔を覆う。

 絞り出した声は、微か。**]

(61) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 サガネ

[落ち着きを取り戻したのは、折り指片手が握りこぶしを作れる程。
もう、何をオカズにしてたかなんて覚えちゃいない。
……正しくは、覚えていたくなかった。

部屋の中に篭った匂いが気になって、出かける前だというのに窓を全開にする。
備え付けのプライベートシャワーに駆け込んで、
出なければ間に合わない時間が近づいている事は知りつつも、全身を皮膚が赤くなる程に擦り洗った。


頭も、顔も、躰も。
ありとあらゆるところを全て洗いなおして。
ようやく、深い息を一つ吐いたところで、昨日のは何処か熱に浮かされるような疲労感だったことを思い出す。]

(62) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 サガネ

 
  ……俺は、知らない。
  こんなの、知らない。
  絶対に、違う。違うから。違うって。

  そうだ。きっと、誰かがΩ性で、それに当てられたんだ。


  だから、だから……  俺じゃ、ない。
 

(63) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 サガネ

[まるで暗示をかけるが如く、己へ言い聞かせるように。
何度も、何度も、同じ言葉を繰り返す。

自分じゃない。
自分じゃない。
自分はΩなんかじゃ、ない。


だって、そうでなければ。
自分の母……のように、自分も、歌えなくなってしまう。
歌うことが、許されなくなってしまう。



――――――歌だけが、

唯一、『寂しさ』を本当に癒やしてくれる、のに。]

(64) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【人】 3年生 サガネ

[温かいはずのシャワーが、

                なんだか冷たくて。



思わず自分を抱きしめるように、肩を押さえて蹲った。]*

(65) 2015/10/04(Sun) 03時頃

【鳴】 1年生 キノト

考える 時間をつか……

[手で覆わずとも、
 目の前は――真っ暗だ。**]

(=4) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【鳴】 3年生 ナツ

― Omega ―

全然、おめでたくないです……。

[昨日とまったく変わらない、
和やかな表情とその声が告げる、この身に架せられた運命。
そのすべてが、18年間の己のすべてを否定しているように聞こえる。
ショックどころの話じゃない。絶望だ。

優秀なαを支える? 愛される?>>=0
この先勉強や部活が手につかなくなる?

本人の意志とは関係なく、男を誘う?
己の社会的地位を、αに――他人に委ねる?

――…冗談じゃない。]

(=5) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 2年生 エイジ

[――不思議だったのは。

この場に現れる事の無いウサミやサダトラ、サガネやイヌカイ(弟)は
オメガ判定が出たのかもしれないとすんなり受け入れられたのに

(けれどトラ先輩がオメガ??もしっくりこねーな、などと
考える不躾思考)

カヨイに関してだけは、寝坊した所為だろうと思い込んでいた。


昨夜、一緒に遊んだ所為か。
あの奇行師ならば有り得る遅刻と思っていたのか、
数少ない同級のクラスメイトだからか。
スオウもカヨイも、アルファだと信じて疑っていなかった。

解らないまま、10コール目を迎える。
返答があれば「判定聞いたのか?」「昼メシ喰いにいこうぜ」と
常と変わらぬ誘いを掛けただろうけれど。

反応を得る事叶わねば、11コール目を聞く事は無いだろう]**

(66) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[何よりもまず、弟。

敬語が消え失せている事にも気がつかない程に
キノトの存在は、リイチにとって大きかった。

家族なのだから。当然だ。

>>53ヒロミがサダトラへのコールをする隣
震えそうになる指で、キノトの連絡先をタップする。

耳に押し当てたコール音を、聞きながら
風邪なら、連絡出来ないかもしれないと考えて
けれど履歴に気づけばきっとコールが返ってくるはずだ。

キノト―――…。

不謹慎な事に、風邪だと良いなんて考えて、
弟の反応を、待った。

鳴り響くコール音、届くか、どうか。]

(67) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 3年生 サガネ

― 学校 ―

[寮を出たのは、遅刻ギリギリの時刻。
それでも歩いてであり、走れば少しばかり余裕はある。

……体が重い。
やっぱり6発なんてやり過ぎだった。
登校して直ぐに手渡された紙を見て、また保健室かよと、口には出さずとも、うんざりした顔を見せる。
サボるのにちょくちょく利用してはいたが、正直、暫くは顔を出したくない教室ワースト1の階段を順調に駆け上がっていた。


教諭の持っていた紙は、それで終わり。
どう考えても、やっぱり自分が最後だったようだ。
渋々といった表情のまま、足取り重く保健室へと向かう。

途中から聞こえてくる声で、保健室に誰が集まっているのかはすぐにわかった。
そして、何人かがその場に居ないということも、わかってしまった。]

(68) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 3年生 サガネ

[扉に差し掛かる頃、一度だけ足を止める。
走ってきたせいもあって、息は酷く上がっていた。

落ち着けるために深呼吸をした後、いつもどおりの声色で、いつもどおりに軽口を吐く。]

  やあやあ、みなさんお揃いで。
  楽しみすぎて寝れないかなーなんて思っていたんだが
  いやあ、普通に寝こけちまったよ。

[遅刻ギリギリを悪びれることもなく。
すいませんねえ、なんて悪いとも思ってない笑いを浮かべながら、空いてる場所に座る。
そうして、キョウゴクが口火を切るのを、今か今かと楽しげに待つように見せた。

そう、結果を聞けばわかる。
心配することなんて、ひとつもない。



俺は、Ωなんかじゃ、ない。]

(69) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 3年生 サガネ

[儚くも。

いや、もはやそれは決められた事のように。




             ―――絶望を告げる、声が、した。>>#1]*

(70) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【独】 3年生 サガネ

/*
誰もそれっぽい傾向、おおっぴらに出してないから


まあ、これくらい許されると、おもっ

                               た。


(許されなかったらごめんなさい)

(-32) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 1年生 キノト

[鞄の中で震える機械。
 両親? いや、保健室に居ない兄からだろう。>>67

 自分がαで良かったと、そう報告されるのだろうか。
 何処にいるのかと、所在を問われるのだろうか。


 想像しただけで―――嫌気が差した。
 頭皮に指を立て、掻き毟る。

 鮮やかな髪が数本、舞う。]


うるさいんじゃわっ!

[止まりそうにない音に、鞄ごと投げ捨てたくなる衝動。]

(71) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【鳴】 3年生 ナツ

『心から、生涯寄り添えると思えた者と結ばれてくれ。』

[それは、α性を得た時のみ許されること。>>#1
Ωと知った今――家の者に知られたら。
きっと、己の意志などお構いなくAクラスの中から、
あるいは外部の企業から縁談を仕組まれることだろう。]


キョウゴク先生。
この結果は家族にも直伝わるんですか…?


[万が一、運命から逃れることができるとすれば。
望まない契りの前に、番を見つけることだろう。

これまでの不遜で傲慢だった己にそれが叶うのか。
昨日、射精を促してくれた指がちらつかせる首輪に、
苦渋の色を浮かべる。

誤ちの愛咬を避けることは、
不特定多数の男にその身を受け入れるという淫売の証で。

発情を抑制すれば、後により激しい欲に襲われる。
八方塞がりの、唯一の対処法は
信頼のおける、この身を守る気概を持つ者を番とすること。

熱の籠る説明部分に、今は盤石と思える二人の、
見えない過去を垣間見ながらも。]

(=6) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 03時半頃


【人】 3年生 クロミネ

―朝―

[快眠となるはずもなく、
あまりにも眠れないので、久々に筋トレなんかをしてしまったのだが、
それも裏目に出て、頭も身体も全く寝てくれないまま朝を迎えた。

大欠伸をしながら歩いていると、
背後から声を掛けられて振り向いた>>54。]


 ウサミ、……おはよう。
 あぁ、俺も説教されるかと思ったん……だ、が……。

 平気だった。

 ほら、………日頃の、行いがいいもんで。


[なんだろう、妙にそわそわとするのは昨日、
あんな顔を見てしまったからだろうか。

制服から覗く彼の素肌が、妙に艶かしく見えた。]

(72) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[スケッチブックの絵の話>>54も半分は上の空で、]


 暴く、ねぇ。ウサミはSっ気あるんだな。

 俺の知らない俺、ねぇ…… まぁ、知りたくなくもないな。
 お前の目に、俺がどう映ってるのかも興味あるよ。

 ヒロミとかリョウ程の肉体は持ち合わせちゃいないけどな。


[モデルの誘いにはそう返した>>54

貸していた本を差し出された本を受け取った後、

ウサミと違う集合場所であったことで、
その後の会話はよく覚えてはいなかった。


――USAMIグループの御曹司と自分は性が違う。

動揺しないはずがなかった。]

(73) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

【鳴】 3年生 ナツ

[――説明の最後、
一番屈辱的な身体の変化について理解すれば、眩暈に襲われる。>>=2]

(=7) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 03時半頃


【人】 1年生 キノト

[電源ボタンを長く押して――切る。
 お願いだから。]

……俺にのお、構わないで。

[何も考えられない今は、放っておいてくれと。
 スマホを強く握り締めた。**]

(74) 2015/10/04(Sun) 03時半頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 04時頃


【人】 3年生 ナツ



……先生のお話は、よく解りました。
とりあえず、一通り頂けますか。

それと。
出来れば――せめて休暇が明けるまでは。
家族への連絡を、待っていただけないでしょうか。

先生が望む、あ……愛ある未来、のために。


[振り絞るような声で、そう懇願し。
黒い革の首輪と、発情抑制剤。それから避妊薬を受け取った。

"妊娠の危機"なんて絶対、起こさせないつもりもないし。
首輪なんぞつけて性奴隷になる気もないが。

自身がαやβに向けて発しているものについて、>>72
自覚が足りない以上、万全を期しておこうと。

愛だなんて、莫迦莫迦しいと。
裡で吐き捨てるのは、同じ性を持ったが故に、
告げることなく散った想いへの、*贐の言葉。*]
 
 

(75) 2015/10/04(Sun) 04時頃

【人】 3年生 クロミネ

―教室―

[ユウキ教諭からの説明を終え、
自分たちがαである事に安堵した。

一つ、また一つ空席を確かめるように眺め、
その空席の主へと連絡しようと試みる騒動へ入ることもせずに考えていた。

朝のアレ――。
ウサミと並んで登校した時の、落ち着かなさ。

アレはきっと、昨日飲み込んだ錠剤の作用だったのではないかと。
勿論クロミネ自身への作用ではなく、ウサミの………。]


 マジ、か……。


[あんなもの、あんなフェロモンを、
今ここにいない面々がいずれ発するというのか。]


 ユウキ教諭、説明はこれで終わりですか?
 午後から、アイツら……と、授業なんですよね?


[立ち上がり歩み寄って、そっと耳打ちをする。]

(76) 2015/10/04(Sun) 04時頃

【鳴】 3年生 ナツ

[動揺する姿は、様々で。
中でも最年少かつ、兄と性が分かれた男はその衝撃も大きいようだ。

その、お陰と言ったら変かもしれないが。
少しだけ、冷静さを取り戻すことができた、気がする。]


キノトくん。大丈夫か?
その――…何かあれば、相談には乗るから。


[もう、護ることも導くこともできないけれど。
構うな、とスマホに向けた懇願が、
逆に助けを求めている気がして。

その先に己はいないと思いながらも、声をかけずにはいられずに。]**

(=8) 2015/10/04(Sun) 04時頃

【秘】 3年生 クロミネ → 教諭 ユウキ

 多分、ウサミは―― 発情期来てると思います。


[自己申告がなければ、Ω性のキョウゴク教諭も気付かないだろう。

ウサミが自覚して抑制剤を投与してくれればいいが、
そうでなければ同じ教室で授業など――。

余計なことかもしれないと思いつつ、そう告げた。]

(-33) 2015/10/04(Sun) 04時頃

【人】 3年生 クロミネ

 トイレ行ってきます。 朝行きそびれたんで。

 あと、一応避妊具下さい。
 何かあってからでは遅いので。
 


[退室の許可を乞う声は、耳打ちの物よりも大きく。
とりあえず、落ち着かせたいものが色々をあったので。

許可が下りたなら、有言実行。トイレへと向かった。]

(77) 2015/10/04(Sun) 04時頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 04時頃


【独】 3年生 ナツ

/*
>>75下段三行は鳴窓に埋めるつもりでしたのに…(顔覆い)

なんかこう、あれこれ考えたりしてたらこんな時間でやばい。
赤窓ではどんなお話してるんだろうなーと考えている場合ではなかった。

>>77
どうしよう追いかけたい。(そわ)
しかし他にも絡みたいひといるかもだし、様子見しよ。

(-34) 2015/10/04(Sun) 04時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―廊下→トイレ―

[Aクラス以外は、平常通りの授業をしているのだろう。
昨日とはまた違う心境で、一人静かな廊下を歩く。


思い出してはいけないと思いながら、
脳裏に蘇ってくる昨日のウサミの顔――。

トイレの個室にシケこめば、罪悪感を覚えながらも、
落ち着きのない下半身から精を吐き出させた。**]

(78) 2015/10/04(Sun) 04時半頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 04時半頃


3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 04時半頃


【独】 3年生 サガネ

/*
PC1ってメモでいってたから、
まじめにキョウゴクが狼だと持ってたんだよなあ(遠い目)

ってことで俺も勘違いしてました組です。

(-35) 2015/10/04(Sun) 08時半頃

【赤】 2年生 ミツル

…―――だよな。


[個別に手渡された紙。

察した見当は、外していなかった。
指定された場所が、「A」クラスだった時点で
つまりは、そう云う事だろう、と。


―――――α性だと歓喜する。
そうじゃないと、今迄の努力が報われない。

>>*10>>*11 2人の声に続いて呟いた。「良かった。」]

(*14) 2015/10/04(Sun) 11時頃

【人】 2年生 ミツル

― 教室 ―


[自分の性別がα性だと、はっきりと受けた報告。
途端に訪れた安堵に、椅子の背凭れへ、体重を傾けた。
着慣れたシャツには薄らと、皴が広がる心地。


そう。常に、叶えたい野心があった。
たった一つ。

早く、速く、……
あの父から、さっさと席を譲り受けたい。]

   

(79) 2015/10/04(Sun) 11時半頃

【人】 2年生 ミツル

[でも、その夢だって――
自分がα性に為らなくては、無意味になった渇望。
未来は性別によって、大きく左右される。

クラスメイトの姿が足りない状況に気づき。
徐に口を開いた。]



Αクラスの全員が―――…

α性じゃ…なかったの、か。



[此処に不在の彼らも
自分より優れて居て
素敵な人、ばかりなのに。

説明を受けて、念の為に手にした避妊具。
掴んだ自覚はあるが、実感がさっぱり湧かない。]

(80) 2015/10/04(Sun) 11時半頃

【人】 2年生 ミツル



[>>53リョウさんへ、ベルを鳴らすヒロミさん。
>>56 ムギに連絡を入れる、エイジの姿。

教室を見渡して、"イヌカイ"の状況も確認する。
キノトくんからの連絡を待つ、リイチの顔が悲痛だ。

不安が募って、誰かに声を掛けたくても。
タイチさんは退室したばかり。何をしに赴いたのかは勿論、知らない。



寝不足になるまで
4人でゲームで遊んだばかりなのに。

皆の様子を見守りながら。
昨夜の出来事を思い出して、胸が痛んだ]*

(81) 2015/10/04(Sun) 11時半頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 11時半頃


3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 12時頃


【人】 3年生 ナツ

[発情抑制剤の副作用は理解している。
よりひどい発情状態だとか、性欲のビッグバンは恐ろしいが、
放課後、寮の自室に籠ってやり過ごせばいいだろう。

今朝、タイチと登校した時に俄かに感じた落ち着きのなさ。>>72
第一ボタンまで留めた制服と、襟足の間に覗く肌への視線。
日頃から落ち着いていて、あけすけな猥談も好まない男にしては珍しい。

あれも。この身が招いていたのだとしたら。]


エス、というわけでもないが。
誰かに従うよりは、従わせる側だと思っている。
だから生徒会に入ったのだし。

――…嗚呼、あの二人はたしかに、
良い身体つきをしている。
でも君も、制服や胴着の下は悪くなかったように思うよ。


[モデルについての返事に。>>73
例えば。スケッチの最中にその背中を指でなぞり。
この眼に映る姿がどんなものか伝えれば、
Ω性の彼はどんな反応を見せるんだろうと想像した。

――実際は、逆だと知った今。
Aクラスに戻るのすら、恐ろしいほどで。]

(82) 2015/10/04(Sun) 12時頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 12時頃


【人】 1年生 キノト

―回想・保健室―

[始まりを待つ間、ムギとサダトラとの会話は、昨日までの朝と同じようで違う。

 教室の扉が開き、ナツキが姿を現す。>>59
 同時にキノトの鞄が倒れた。

 正確には、腰を浮かせた拍子に鞄を蹴飛ばしただけのこと。
 ざわつく心がそうさせた。]

 ………おはよ、ございます。
 ナツキ、先輩……。

[鞄を拾うを口実にして視線を逸らす。動揺。胸の奥が痛い。

 幸運の女神が薄ら笑っているようだ。]

(83) 2015/10/04(Sun) 12時頃

【人】 1年生 キノト

[刺さった2つの棘が蘇る。
 彼の好みは、自分にはなく。

 手背に遺された僅かな圧は、キノトの胸中を知ってか知らずか。]


(…――秘密や。)
 

[生徒会役員と知り、自分もと立候補した。
 描く将来図に生徒会会長があるから同然。

 手放す想いも。叶わなかったひとつの未来も。
 秘密。


 心の奥底でくつと嗤ったことも。


 秘密だ。]

(84) 2015/10/04(Sun) 12時頃

【人】 1年生 キノト

[ペットボトルの水を一口だけ飲み、長く息を吐き出す。
ぎゅと鞄を胸に抱きしめ、表情を隠す。]

……ガネさん、遅いわ。
今日くらい、もうちょっとこば早く来ないと。

[サガネが来る頃>>69には、少しだけ気持ちを落ち着かせることが出来た。
 兄ではないという安堵。
 まだ判明していない性。



 幸運の女神なんて居ないと――思い知らされるのは、間も無く。**] 

(85) 2015/10/04(Sun) 12時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 イヌカイちゃん、遅刻か?

[保健室を見渡して
クラスメイトでも遅刻から縁遠そうな顔が見当たらないことに
違和感を覚え、ぽつ、と、溢した。

視線は、そのまま、背中で続け開く、扉。
顔を確かめようと伸ばした視界に
ナツ>>59の姿が映り、虎色を、ほんの僅か見開いた。]

 はよ。
 俺が遅いワケあるか、ッつっても寝不足だけどな。

 ねみ。 ふあ。

(86) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[αに違いないと確信していた自尊心と
胃、より下がる器官の小さな違和の動揺。
綯交ぜの感情を欠伸で殺して、彼が悟らせない動揺も
小さな違和感を俺に覚えさせて、首を捻った。
――― 違和感以上に悟ることが出来なかったのは、一重に、だ。]

 オマエは遅かったじゃん。 ハライタか。

[その一言に留めて
軽口こさえて開く扉>>69に、目が移った。]

 お寝坊ちゃんかよ。 余裕な?

[全員揃えば、教師の口が開かれる。
口端釣り上げたまま、表情を固めてしまったのは、当然。]

(87) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【鳴】 3年生 サダトラ

 
 おいおい、冗談だろ。
 

(=9) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【鳴】 1年生 キノト

―保健室―

……せんぱい?

[かけられた声に肩が震えた。>>=8
 のろのろと顔をあげ、緩く首を振る。

 そうしてから、漸く周囲にも目線が行く。αでなければ困る人ばかり。
 しかも、αで在るようにと親族含めた周囲からも期待されている。]

先輩こそ大丈夫なんです?
無理しとるんじゃ。

(=10) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【鳴】 1年生 キノト

[相談に乗ると、いつもの言葉。]

……ほんだら、手を貸してつか。
このスマホ、熱くて……

[バッテリーの放熱は発情にも似て。
 それでも何かに縋って居たくて。]

(=11) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【鳴】 3年生 サダトラ

――― Omega ―――

[――…俺の幸せってやつは

何処でも遠くまで、風を切り駆ける
ひとよりも、車よりも、遠く、速く。

同じ馬鹿相手に商売して
親の店を、今以上に大きくするのだ。


譲り受ける権利すら、今、剥奪された。
遠くまで走る権利すら、許されるのか。
古くも格別大きくもないネームバリューに
番の必然性を深く、考えていなかった罰か。]

 間違いじゃねえの?
 だってよ、俺、如何見ても、その、なあ?

[引き攣った笑みこさえて
自身の身体を親指で指したが
非情な、結果に間違いはないと告げる、NO.]

(=12) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【人】 3年生 ナツ

[保健室に入った瞬間。
リョウの顔を観た時と近い衝撃を、
キノトが受けているように感じたのは自惚れだろうか。

いや、ただの勘違いかもしれない。
昨日、指に執心しているように見えから齎した悪戯。
卒業後、生徒会を支えてくれるだろう彼が
先輩として慕ってくれているのは
入学式の頃から感じてはいたから。

混同してはいけないと、言い聞かせていた。
彼を導く、手本となれる先輩になろうと。]

(88) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【人】 2年生 ムギ

―昼休み 保健室―

[携帯デバイスが、汗の滲んだ手の内で震えている。

一度目の振動を受け、鋭く息を呑み全身を強張らせた。
二度目の振動で、戦慄く唇を噛み締め鼻から深く息を吸う。
三度目の振動に、喉奥に「ごめんなさい」を用意しながら。
四度目の振動は、怯む目を隠した瞼裡に数々の呪いを描く。

――カヨイは、直系の男性αにしか家督継承が許されない。
長男のΩ性が発覚した
二十年前の祖父がいかに恐ろしかったか、
物心ついた頃から周囲の大人たちの噂を幾度も聞いていた。

ムギは思い出す。
家は継げず、家から解放されず、
屋敷の離れでひとり死んだ、
父……いや、母の、ひどく惨めな人生を。

彼と同じ道を強いられることになれば、
卒業を待たずに家に連れ戻されるに違いない。
そして祖父が選った“種”から、
次の当主候補を作らされる。

嫌だ そんなのは嫌だ 絶対に 嫌だ…… ]


 ……っ


[祖父からの結果を教えろという催促なら、
携帯を叩き割ってしまおうと、肩に力を込めて。

五度目の振動でようやく、ディスプレイを視る。
六度目の振動を感じながら、確かめた相手は「エイジ」。

七度目から九度目の振動を、放心のまま握りしめて。

十度目、震える指先で液晶を叩き通話に応じる。]

(89) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【人】 2年生 ムギ



 ――――……、


[何と答えれば良いのだろうか。
昨日までと変わない食事の誘い(>>66)に、どう応じれば。
保健室に居ないエイジは――教諭の話によるとα性。

とてつもなく遠く感じた。

電話越しに漏れ伝う教室の空気感さえもが遠い。]


 ……メシ、そうだな――最後かもしれないしな。
 パーッと……贅沢に食おうか。


[結局、半ば自棄気味な軽口で応じる羽目になった。
いまはまだ実感が薄く弱い“発情”が
これからこの身を焼くというなら。

今のうちに、一生分笑っておくのも、悪くない。
決定的に“昨日まで”の日常が壊れてしまわないうちに。

食堂だか屋上だか教室だかで会おうかと口約束結び、
通話を切った携帯デバイスは、電源から落としてしまう。
祖父からの神託は、確かめず終いで。**]

(90) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 ……………

 副作用ッての、は、分かった、貰えるか。
 流石に前屈みで速く走れッてそりゃ無理な相談な。

 ッつか首輪全部。

[動揺を早口で示して
ナツ>>75が求めた薬を次に、受け取りに手を伸ばした。
発情抑制剤と、避妊薬、どちらがどちらで、目で確かめた。

同じ性を持つ連中の
痛々しい動揺も、目に映る。]

 ショックじゃねえワケ、あるかあ。

[保健室の簡易ベッドに身を隠したムギ>>52
懸念を滲ませていた矢先、尻ポケコール>>53]

(91) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【鳴】 3年生 ナツ

― 保健室 ―

[だから、今も。>>=10
震える肩に、緩く振られる首に心配せずにはいられない。]


俺も、正直混乱してる。
でも――覚悟は、してたから。


[嘘だ。絶対、それだけは有り得ないと思って生きて来た。
それは傍らにいる同輩もきっと、同じだろう。>>=12]


……身体的や性格的な特徴だけで、
分類されないのだと知られて良かったよ。


[思わずそんな皮肉を飛ばす。
誰よりも、Ωであってほしいと思っていたひとがそうなった。
でもそれは――自分がαでないと意味がなかったのに。]

(=13) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
そうなの!?!?!?!?!?!?

(-36) 2015/10/04(Sun) 12時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
動揺し過ぎて私まで寝られなかったのですが。

(-37) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【人】 3年生 ナツ

 
 
――…俺も寝不足と、風邪気味なだけだ。


[顔を合わせた時は、まだその節を信じていて。>>86>>87
αだったのか、残念、くらいに思っていたのに。

実際配られ、受け取ったのは風邪薬などではなく。>>91
動揺も、苛立ちを隠せないのもお互い様。

邪な想いと罪悪感から慰める言葉を、
彼に向けることはできずに。代わりに後輩へと向き直り。]

(92) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【人】 3年生 サダトラ

[小さな画面に映ったのは、クラスメイトの名前。
――明日のロードワークが記憶に蘇るのも易い。

受話器の外れた電話を映す、画面の下に
親指を滑らさず、電話を鳴らしたまま、出ないまま、耳に押し合ってた。]

 よお、ヒロ。
 テスト受けられるんだろ。 やったじゃん。
 ボロボロに負けて落ちるとか格好悪いかんな、気張れや。

 俺は、 あ゛―――…

[電源ボタンを押さない、届かない電話相手に、喋り続け
何コールかで留守番に切り替わり、落ちた。

そのままずるずると膝を折り曲げ、座り込む。
ツー、ツー、無情な電子音をお伴に。]

(93) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【鳴】 3年生 ナツ

 
 
 
手? ――…こう、でいいのか。


[スマホの放熱を鎮めるなら、>>=11
掌で包むより冷やした方がいいのではないかと。

助言は喉元まで出かかり、そのまま嚥下した。
相談に乗ると、頼れと言った責務は果たすつもりで。

昨日圧を込めた手の甲を、携帯機器ごと今後は優しく包む。]


キノトくん。
昨日、俺が言ったことを覚えてるかい。


[早くに性が解ることのメリット。それを脳裏で繰り返し。]


どうか、自棄を起こさないでくれよ。


[その若さ故に、暴走する可能性は他より高い気がして。>>71
片手でスマホを包み、もう片方の手で乱れ頭髪を直そうか。]*

(=14) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【鳴】 3年生 サダトラ

[――― 覚悟>>=13

真意は兎も角
クラスメイトであり後輩であるキノトに
優しく語り掛ける単語に、面を上げた。


そのタイミングで降り掛かる皮肉に
また、身体の面の力が抜ける羽目に。]

 ッはは。

 分類されてたら、俺はΩじゃねえと思って
 くれてたワケな。
 それは、知られて良かったわ。

[大して重い筈もない首輪を腕に通して
弄びながら、過日の会話を思い起こした。
折角に、初めて出したオーケーサインだったが。]

 カワイコちゃん描いて貰うッての
 叶いそうにねえなあ。

(=15) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【人】 3年生 ナツ

[教室には戻りたくない――しかし、戻らないわけにはいかない。
午後の授業は、受けなければ。
学園生活の内容も意味も随分変わってしまうが、
卒業まではまだ時間がある。]


失礼、ベッドをひとつ。
お借りしてもいいですか。


[後輩の動揺を宥めたあと。
昨夜の寝不足を理由に、正午まで仮眠を取ろうと申し出て。
じんわり熱をもつ肌、眩む視界。倦怠感。
制服のジャケットを脱いでボタンを外し、
自らを抱きしめるように腕を抱えて横になった。

Aクラスにいる者からは、何の連絡もない。
――きっと。彼らも。
こころのどこかで予想していたのだろう。

"こいつはきっと、Ωなんだろう、"と。>>66>>0:217

――ぎゅ、とシャツを握りしめる手が、寂寥で震えた。
傷ついたり、悲しむ資格はない。

実際、その通りになってしまったし。
自分だけはαになりたい。あとは全員Ωでいい、
なんて思っていた、ばちがあたったのかもしれない。]

 

(94) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ……あれ、出ねぇ?

[プルル、プルルと、端末は呼び出し音を繰り返す。
 もう10度目くらいになるはずなのに、まだそれが終わる気配はない。]

 ………
  ───あ、トラ……

[漸く繋がったかと思えば、聞こえてきたのは、留守録を知らせる無機質なアナウンス。
 あいつ、こんなに寝起き悪かったか?
 まあいいメッセージだけでも残しておこう。]

(95) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【鳴】 1年生 キノト

Ωになる覚悟…
いつからしてたんや。

そしたら、俺と……

[嘘だと思った。
 けれど、優しい嘘だと思って、同時に言葉を濁す。]

(=16) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【鳴】 3年生 ナツ

[乾いた笑いが、胸に刺さる。>>=15
腕にプールされた首輪が、
正しい位置にはまる姿は見たくないと思う。

その、首筋に、噛み痕を残すのは誰なのか、
――自分じゃないことだけは、100%、確実で。]


そりゃあ、ね。
リョウは知らないだろうけど、俺はずっと。
――君の性は、俺と違うと思ってた、から。


[ずっと、その背を見てきた。
風を切り、いつもどこかへ。
己じゃない誰かの元へ駆けていくその背中を。

二輪に乗ってしまえばもう、姿を捉えることもできなくなる。
その前に果たしたかった、願望も。]


――そう、だな。
今はまだ実感が湧かないが、本格的に発情したら
勉強も部活も手につかなくなるらしい、じゃないか。

いくら美人と一緒でも、じっとしてるなんて無理だろ。

残念だよ。


[曖昧な言葉で濁した告白は、伝わらなくていい。
ただでさえ重い枷を背負った彼を、これ以上患わせたくない。]

(=17) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[留守電に変わる前、プツリと切断されたコール音。>>74

不安を押し込めながら、震えが止まらない指で
再通話ボタンを押し、耳に押し当てる。



 『現在おかけになった電話番号は―――』



次に聞こえてきた音は、無機質な音声ガイド。

冷や汗が吹き出して、背筋が硬直する。

もう一度、もう一度。

何度押しても、繋がらない通話。
呆然と、スマホを握り締めた。]

(96) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 おいトラ、起きてんのか?
 最速野郎が寝坊とか、ふざけたことぬかしてんじゃねぇぞ。
 ったく、明日のロードの件、ルートとか直に話そうって思ってたのによ。
 まぁいいや、ともかくお前が来てから……

 …………。

[留守録にメッセージを吹き込んでいる最中も、周囲の会話は聞こえていた。
 そこでふと脳裏に浮かぶ、寝坊ではない、もうひとつの可能性。

 いやまさか。
 しかし、否定しきれるものなのか?]


 ……………

  なぁトラ、お前、もしか────……


[暫しの沈黙ののち、神妙な声で訊ねようとして……けれど途中で、録音時間は終わってしまった。]

(97) 2015/10/04(Sun) 13時頃

【鳴】 3年生 ナツ

[昨日の会話で、
キノトに望んでいた性もきっと知られているだろう。>>=16]

さあ、いつからかな。
君よりは早く、そして長いことは違いない。


[二年の歳月を笠に、嘘を貫き。]


……君と、番になる未来だって考えていたよ。
有能で、ユーモアがあって、おまけに政治家の家系だ。
条件としては申し分、なかった。


[重ねた嘘には、本音を交える。
それは余計彼を傷つけるものになるかもしれないが。

それが、男なりの誠意と本質で、思いやりだった。]

(=18) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【鳴】 1年生 キノト

[兄の姿が無いことを気にするサダトラに
 兄弟同じαだなんて真っ平ごめんやと顔に出さず。]

 先輩の性格は、αっぽいけど……

[性を分ける決め手は解明されていない。
 今ごろ、兄の居る所でも似たような会話がされているのではないかと思うと、虚しくなる。]

(=19) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 13時半頃


【鳴】 3年生 サダトラ

[首輪を正しく首に嵌めた瞬間
自身を守る術を得て、自我を同時に失う、枷。

ナツ>>=17も首輪を受け取っていた筈で
床まで下げた視線を再度、彼に注いだ。
その双眸がどんな色を映していたのか。


大企業の御曹司である、彼の細い首。
彼もまた、家督を得る視覚を失うのか。
誰かが痕と、継ぎ目を得るのか。
詮無い思考だ。同じ性にとって、これは。]

 そりゃあ、どっちの意味だ。

[Ωともαとも取れる言葉に
違和を覚え、素直に吐露した。
鈍感なり、真意を探ろうと伸ばしたが
結論、口端が妙な形状に、歪む、笑い損ねた。]

 走りたい時に走れないッてのは辛えな。
 オマエも、好きな時に、絵を……

 10秒でささッとさ。 描けねえの?それ。

[残念、その二文字で濁されたそれに虎色を眇めた。
何もかも、叶う保証は許されないにせよ。
片鱗くらいは拾えた思考と、舌だ。]

(=20) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 教諭 ユウキ

―― side:α Aクラス教室 ――

 ――「……さん」に限らず、
 Ωの生徒たちは全員が発情期を迎えています。

 まだ今日のうちは予兆に過ぎない子も、
 明日にはΩ性らしい身体に変わっているでしょう。
 せめてキミたちは“理性”ある行動を。

[耳打ちをひとつ貰って。
彼だけでなく全員に向けて説いた。

ユウキの言葉の端々には、αらしい傲慢さが滲んでいる。
理性を欠いて欲情に人生を振り回される哀れなΩ性は、
自分たちが庇護してやらなければならないと。

ユウキにはわかる。
教室に居ない学友を気に掛ける彼らの動揺が。
だからこその、これは少しばかり厳しい対応。

α性として生きることは、
多かれ少なかれα性らしく生きることが求められる。]

(98) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[まだ熟睡中か、端末をどこかに忘れてきたか。

 いやもしかして、想像通り────

 ぐるぐる思考を渦巻かせたまま隣を見れば、リイチがスマホを握ったままで呆然としていた。>>96
 キノトとは、連絡つかなかったのだろうか。]


  なぁ……、ぁ……。


[連絡してみろと自分から言った手前、どう声をかけたものかと思っていれば、トイレへの退室を求めるタイチの声>>77が聞こえた。
 聞き違いでなければ、避妊具、とも。

 Ω性の発情に、αがどれだけ性欲を誘発されることになるかなんて、まだ知らない。
 けれど自分も持っていたほうがいいものなのだろうか。

 もし使うような羽目になるとしたら、一体どんな状況で…………いや、想像したことがまったくないかといえば、嘘になるが……]

(99) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>77 冷静に対処しようと動くクロミネを横目に、
>>80 ミツルの言葉に、彼の方を振り向く。

そうだ。全員がαだと、信じていたかったのに。

ましてや弟がΩだなんて―――…
今はまだ、受け止められそうになくて。

代わりに思い出したのは、
偶然立ち聞きしてしまったミツルの言葉。>>37
勘違いは訂正されないまま、思考は進む。

ミツルにはきっと“好きな人”が居るのだろう。
その相手の結果は、どうだったのだろう。

ミツルはΩ性を願っては、いなかったということか。
当たり前だ。
クラスメイトのΩを祈るなんて、あっては…ならない。

少なくとも、リイチはそう思っていた。]

(100) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 教諭 ユウキ


 少し、Ω性の身体についても話しておきましょうか。

[まだ教室に全員が残っているうちに、
簡単な説明をひとつ追加しおこう。

Ωの直腸の奥には子宮の役割を果たす器官があり、
発情期には直腸が女性の膣分泌液に似た粘液で濡れる事。
彼らのそこがもう、性器の役割を果たせる事を。

生々しい話はどうにも苦手で、
ところどころつかえながら、たどたどしく。**]

(101) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【鳴】 3年生 サダトラ

 
 だろ。

 俺も、そう思うわ。

[表情に出ないキノトの感情>>=19
足は兎も角、思考は愚鈍な俺が気付く術はない。

だから、言葉通りを受け止め、応えた。

ナツと、キノトの密やかな会話も耳に届く。
その内容に口を挟むのは、流石に気を退くッてもんだ。]

 オマエもな。
 ……ッてこりゃ、気休めにもならねえか。 はは。

(=21) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 教諭 キョウゴク

―― side:Ω 保健室 ――

 それぞれの家への連絡は、しないつもりだ。
 これは家の問題であるより先に、
 キミたち個人の未来にかかわる話。

 思うように生きなさい。

[首輪と抑制剤、緊急避妊薬を手渡したナツに説く。>>75
この言葉は同時に保健室に居る生徒すべてへも向けて。

キョウゴクにはわかる。
彼らの痛々しい程の動揺が、ショックや絶望が。
だからこその、これは少しばかり甘い対応。

しかし、猶予は休暇が明けるまでの一週間しかない。]

 一週間後には、
 Ω性のキミたちの今後の学習スケジュールが変わる。
 発情期に登校しなくても良いよう配慮されるが、
 それは、保護者の同意あってこそ出来る配慮。
 
 一週間後には、必ず、家へ連絡する事になる。

[さらに言えば、キョウゴクが彼らに何かしてやれるのは、
今日明日中に限ったことになるだろう。
これは、まだ愛する番にさえ告げていない小さな予感。**]

(102) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

 ミツル……、キノトが電話に出ないんだ。

[整理が付いていないのは皆同じだと分かっているのに
誰かと話をしていないと、どうにかなってしまいそうで。

愚かな質問を零す。]

 俺、どうしたら…

[ヒロミの声が途切れ、>>97
益々、嫌な予感は募っていく。]

(103) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【独】 2年生 ムギ

/*
今日のおしごとはやりきった……!!

それにしても、
キョウゴクとユウキのらぶらぶ感を演出するたびに
ひとりしばいおつ…………という虚しさが湧き上がる。

(-38) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【鳴】 1年生 キノト

[スマホから人の手へと、縋る先を変えたかったが、包む手は窘めのよう。

 廊下に残り、キスと慰めに触れる指を夢想した昨日の事も、いけない――ことだと。
 先輩の手は暖かく優しいのに、涙が出そうになる。]

覚えてる…。
楽しい学園生活と、だれぞに取られる前にって……

[言われた事を、覚えている。
 けれど。
 頭に置かれた手が髪を撫でていく。>>=14

 ナツキの思い描く学園生活の隣に居て欲しいのは、
 手に入れたいと思うのは自分でなくて。>>=17

(=22) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[―――ツー、ツー、ツー。
非情な電子音を告げる画面に目を落とす、留守電一件>>97

親指がそれに触れかけて
今頃Aクラスでは、此処ら全員の性が知れ渡っているのだと
当然、彼もだ、と、気付いてしまえば躊躇を覚えた。


―――午後の授業。
受けざるを得ない、もしかしたら案外日常が待ち受けている
かも知れない、そんな願望は、昨夜のゲーム騒ぎが齎した。

仮眠を取る、と保健室のベッドを占拠する二人に
視線を伸ばして、座り込んだ足を叱咤し、立ち上がる。]

 午後は出るんだろ。
 俺だけッての、勘弁な。 オヤスミ。

[気休めにもならないだろうが
横たわる、自らを抱き締める、痛々しい姿に。
ムギと、ナツに、それぞれ手を伸ばして、叶えば額でも叩いてやりたい。
撫でるなんて甘優しいものでもない、ぺちん、軽いおと。]

(104) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【鳴】 1年生 キノト

[苦い。苦い。

 苦くて 苦しい。]

(=23) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―校舎裏―


 あぁ、父さん。

 ………うん、αでしたよ。うん、………ありがとうございます。

 え?あぁ、………そうですね。

 じゃあ本家の伯父さんにはよろしく伝えてもらえます?
 カズマ兄さんにも。

  ――えっ!? そういうのはまだ……。
 そういうのは、本家に任せておけばいいでしょう。
 俺の出る幕じゃない。

 ……分かってる。分かってます。ハイ、……ハイ。
 それじゃ、また。


[通話の切れたスマホ画面を、苦い顔でしばし撫でていた。

番の相手なんて、そんなことまだ考えられない。
自分の性が確定したばかりで、同性だと思ってきたクラスメイトの中の半数がΩだったと判明したばかりで――。

「将来の為に優良な番を」と、

直接言葉にはされなかったが、番となるΩ性の家柄を重視しろということなのだと受け取った。

スマホをポケットにしまう左腕には、

「カズマの身に何かあった時には、クロミネ本家を継ぐのはお前だ」と、
この学校へ入学する際、御守りのように贈答された腕時計。]

(105) 2015/10/04(Sun) 13時半頃

【鳴】 3年生 ナツ

[今までずっと、気づく素振りすら見せなかったのに。>>=20
呆れたようにくすりと笑い、虎色を覗き込む表情は先より軽い。
こういう、真っ直ぐで鈍感な所も、]


…どっちだって、いいだろう。


[そう、この際どちらでもいいとさえ思う。
違う性であることが、番の最低条件なのだから。

不器用に笑い損ね、自身の夢や展望だって危うい時に
此方の身上を慮ってくれる優しさも。]


そんな時間じゃ、へのへのもへじくらいしか無理だな。


[そう言って、笑った後。
ベッドで仮眠を取ろうとした背後に迫る気配に身を捩り。
額を叩く、その手を掴もうとする掌が届いたなら。

初めて、その背に触れようと伸ばした手が、温もりを掴んだなら。]

(=24) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【鳴】 3年生 ナツ

[10秒間で、できることをしよう。
しなやかな肩甲骨の間に、額を埋めて。

他の誰にも、彼以外に届かない小さな、声で。]


ずっと、お前が好きだったよ。
――どうか。ハネウマを殺さないような。

いい、相手を見つけて、幸せになってくれ。


[それだけ告げれば、ぐい、と背中を推して。]

(=25) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 2年生 ミツル

―回想:昨夜―


 皆、強すぎるだろ…う。


[食い入る様に画面を見ているのに、
それでも、操作は如何も上達を見せない。


>>38エイジのアドバイス、幾度も頷き
漸く、落下せずに、滑らかなカーブが成功。
>>22ムギにまで、笑いを誘ってしまいそうな、この低落。



>>23結局に――先輩からの勝利は、逃す。]

(106) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 2年生 ミツル

[されど―――…]



 ―――楽しい、ですか?


[強引に誘った手前。
リョウさんの顔を覗き込んで、尋ねた。

そこに、返事は無くても、構わない。
楽しそうな顔を、近くで見れて。

>>0:96苦手なヒロミさんの笑顔を見た、その刹那と、
同じような感動が蘇った。]




……今日は、有難うございまし…た。
 次は、追いかけて、――追い付きます。


[時は、夜更けに染まり。
解散の気配を察して、秘めやかな送り言葉。

次に誘うまでに、エイジとムギには
特訓に、付き合って貰わなくては――――――]**

(107) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 センセ、ありがとな。 甘いな。

[教室ならともかく
家族にはまだ伝えないと言う、教師>>102の甘い対応。

ナツに告げられたそれを自らも拾いあげ

αを騙って、両親に約束のカワイコちゃんを
強請ろうか一瞬脳裏を過ぎったが、止めた。
買い与えられても乗り回せなければ、それは鑑賞物で、意味が無い。

バイクは乗り回せてこそ、だ。]

 一週間なあ………

[その期間は、思春期抜きに短く、感じられる。
クラスメイト二人を撫で叩いた手で、ぼりぼり後頭部を掻き
午後までの短い時間を、校庭で過ごそうと、背を向けた。
何もかも走って洗い流してしまいたいくらいには、動揺が濃い。]

(108) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 3年生 ナツ


もちろん、出るに決まってるだろう。
『品定め』もしないといけないし、な。


[例え卑屈な性を自覚したとしても、
18年培ってきた不遜と傲慢さはそう簡単には捨てられない。

額を叩かれ、いたい、と文句をあげて。>>104]


――おやすみ。


[何事もなかったかのように、背を向け、目を閉じた。]*

(109) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 2年生 ミツル

―現在:教室―


[彼らと――――どんな顔で、再会すれば良いのか。
そんな事、いつも通りが、1番良いと決まっている。

理解して居ても、
傍らのリイチ>>103と同じく、顔に戸惑いを浮かべながら。
せめて、宥めるように、声を落ち着かせ。]

  
  電話が、繋がらなかったのか?


……リイチ。落ち着いて。


キノトの事を、待って居よう。
向こうから、連絡が来るかもしれない。


[待つことを促してはみるが、選択は、彼の自由。
リイチが弟想いのお兄ちゃんと、把握している。

ただ――キノト自身が、兄に対して、
複雑な想いを抱えて居そうな事は、少し、察してもいた。]

(110) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
更新押してませんでしたぶほあ!!!

おれなんでαじゃないのかな??????????????
なんでかな??????????????????????

(-39) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 2年生 ムギ

―保健室―

[正午の鐘音が鳴り止んでしばらく、
校内が昼休みを迎えてざわざわと賑わいはじめた頃。

まだ保健室に留まっている級友たちの顔を、やっと見る。
そこまでの青春らしい会話の端々は聞こえていたが、
不意に発露している人間関係の図に
はさむ口などあるはずがなかった。

エイジとの通話を終え眠らせた携帯をしまい、
やっと少し頭に余裕が出来たことで、深い呼吸が出来た。]


 ……昼メシは、何を食おうな。
 サダトラ先輩。リョウ先輩。奢ってよ。


[まだ彼が保健室内に居るなら。
先程、サダトラの手に叩かれた額を擦りながら、
日常を思い返し擬えて、そろそろ行こうかと誘いかける。

ついでとばかりに。笑って。
仕返しに、サダトラの胸あたり、叩いたかもしれない。]

(111) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
なんでかな………
ラ神、信じてたよ………

(-40) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
この失恋トライアングルがご褒美すぎて。
ちょとだけΩで良かったかもと思えてきたり。

キノトについては、その。
実はまったく気づいていなかったというかぶ、ぶらふかなって思っててですね…。嬉しいやら恥ずかしいやら申し訳ないやら。

(-41) 2015/10/04(Sun) 14時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 14時頃


【鳴】 1年生 キノト

[自分がΩなら――…と、思った事もあると、指摘されたようで唇をぎゅと結ぶ。

 自分よりは長い時間。
 それはαでない自分を描くということ。
 家の繁栄の為に生きる自分を、描かないということ。]

 ……腹、据わってるなぁ。
 流石に。先輩や。

[苦くて。
 苦しい]

(=26) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 どうしよう、って言われても……

>>103どうにもできないと、眉が寄る。
 こちらへ来て、リイチを落ち着かせようとするミツル>>110の話に、それがいいだろうと頷いて同意を示した。]


 あーぁ……思うようにはいかねぇもんだよな。


[昨日までは、ただ、せいぜい自分がαであると照明されるだけの、ごく単純で当たり前の検査だと思っていた。
 けれど一日が経ち、そんな軽いものではないと突きつけられた現実。
 αだからと、のうのうとしていていいものでもないらしい。

 せめて気晴らしに、外でも眺めようと窓辺に寄る。
 まぁ見えるものなど、いつもの校庭しかないのだが。
 それでもまだ、教室の壁やクラスメイトの動揺を見ているよりはマシだ。]

(112) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【鳴】 1年生 キノト

[けれど。

 ……呑み込んで。顔をあげて視線を合わせる。>>=18
 自分以上に先輩も苦しいのだと思うから。
 知らない2年間。早くて、長い期間。]


そんな風に考えてくれてたなら、俺はこの上なく嬉しい。

……嬉しいや。

[笑おうと、した。]

(=27) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【独】 教諭 キョウゴク

/*
これは、いちねこの地雷を
踏み抜かれる可能性を感じたため、
勝手ながら刺させてもらった。

基本的に恋愛要素がある村での
内通窓発展が苦手でごめんなさい。
発展しなくても赤告白とかは
EPってからモヤっとする事多く、
念のため刺すね……すまないね……。

(-42) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【独】 3年生 クロミネ

/* 秘話使ってごめんなさいユウキせんせー!!!!!!!

もうしません><><><><

(-43) 2015/10/04(Sun) 14時頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 14時頃


【鳴】 1年生 キノト

……ありがとう。
卒業までの学園生活、楽しんでるとこ見せてくれないと駄目きんな。

[……少し、笑えた気がした。**]

(=28) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
秘話はたぶん、ふたりでNPC分散するにあたって、
外部ツール使わずやりとりできるように……と
入れていたものだったような気がするが
記憶が定かじゃない。

(-44) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【鳴】 3年生 サダトラ

[愚鈍な脳味噌を
動揺が促進剤に変わって、片鱗を、悟らせた。

呆れた眼差しも、柔らかい眼差しも
日常を匂わせるナツ>>=24の表情に、二度目の笑みは、上手く塗り替わる。
軽口を叩けてこその舌で。]

 良くねえよ。

[はは、二度目の笑み声も、乾いたものではなく感情が点る。

家柄の異なりは、背に受けた重みの違いを意味した。
その華奢な身体で、どれほどを背負って18年間を過ごしたのか
想像力働かせても昼ドラの類だ。どろどろしてやがる。]

 へのへのへも字で俺の格好良さを、だな……
 「じ」の辺りとかな、特にな。

[続けて、足先向けたのは、保健室の簡易ベッド。
両者等しく額を叩いた矢先、伸ばされた指に囚われた。
肩甲骨に押し当てられた額、声も、匂いも近い。
Ωのフェロモンとやらは同性に効かない、それを抜きにしても、動揺した。]

(=29) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 3年生 クロミネ

[「何か」なんてそうそう起こらない。
カズマは先にα性が確定していたし、成績も優秀。
薬学を学び、申し分ない番もいる。
将来を見据えて、海外の学会やパーティーにも出席している。]


 出る幕じゃない。


[それに、自分なんかに務まるものじゃない。
剣道さえ、この学校の頂点にはなれなかったのだから。

けれど――、
教室を出る前に聞いた教諭の話>>98>>101

理性ある行動を、αとして生きる自覚を持たなければ。

もしも”愛する番”を得たなら、
その生活を護ってやるのは自分しかいないのだろう。]


 ………はぁ。


[ため息と同時に腹が「ぐぅ」と鳴った。
思い悩む青少年の心理とは裏腹に、身体は正直だ。]

(113) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【鳴】 3年生 ナツ

― キノトの手を離す前 ―


そう。覚悟してた、って言っただろう。
俺はΩだからといって、相手の好きにさせるつもりは、ない。


[入学式、生徒会役員選挙、そして昨日。
他にも度々、指に注がれる視線を感じても、
そこに含まれる劣情まで察せなかったのは、きっと。

今更気づいても、どうすることもできない。
もう、同じ方向しか向けなくて。
たとえ同情でも、向かい合うことは決して、できないのだから。]


αみたいなΩも、悪くないんじゃないか。
俺は、俺にとって一番条件のいい奴を選んで。
――選ばせてみせる。そんな気分だよ。

キノトくんは時間というアドバンテージがある分。
吟味できると思えばいいじゃないか。
どうか、自分を大事にして。良い相手と巡り合えるように。


[そうだ。望む未来が断たれたと悲観するのはまだ早いと。
強気で居られるのはまだ、本格的な発情を迎えていないからかもしれないが。

薄氷の上でも、気丈に振る舞いたいという矜持。
それが少しでも、後輩の励みになればと。
苦しみが、悲しみが少しでも和らぎ笑みが戻るまで、>>=28
髪を梳く手は止めなかった。]*

(=30) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 2年生 ミツル



[苦し気なリイチへ。
手を握って励ましたいが、彼の潔癖症を思うと躊躇い。

>>112窓の外へ視線を向けるヒロミさんが
窓の景色とは別のものを見て、苦悩している事。
水を掴むよりも、手に取る様に伝わり]

――――……
リョウさんとは、繋がらなかったのですか。


[声に影が落ちる。]

(114) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 1年生 キノト

 ……先輩。
 俺がのお、自棄起こさんように、首輪つけたって。

 自分で着けるの、なんや恥ずかしいやろ?

[作られた首輪を望むのは。]

 ……兄さんに見せるだけ、だよ。

[先生に求めたのは、首輪と抑制の薬。*]

(115) 2015/10/04(Sun) 14時頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 保健室 ―――

[簡易ベッドが並ぶ、カーテンの内側。

背を向けられるまでの、10秒間。
肩甲骨に触れて、押し当てられたことば。
10秒後にはあまりに素っ気ないことば>>109


理解するのに、上乗せ10秒間。
ナツには、額――…は背を向けられて届かないので
後頭部を狙って、手を伸ばす、ことにした。]

 オマエがな。

 オマエが幸せになってる頃には
 俺も幸せになってるんじゃね。 分かんねえけど。

 …… ありがとな。

[三度目の笑みが、一番良く、出来た。
そして、保健室を後にしようッてところで
ベッドからは離れていたが、
少しは余裕を取り戻したかに見える、ムギ>>111の誘い。
その拳は受け止めよう、俺の胸板で。]

(116) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 3年生 ナツ

[若さと有り余るエネルギーが爆発しそうだった後輩も、
しばし会話をするうちに落ち着きを取り戻したようで。]


嗚呼、そうだね。
また途中で落としたら、大変だ。


[ふ、と笑みを零す。
入学式の日、拾った青いブローチを刺し直した時は。
まさかこんなことになるとは、思わなかった。>>115

先生から受け取った首輪を、キノトから差し出され。
苦しくないよう、隙間を確認しながら留め具を嵌める。

その首輪が何を意味するか、解らない彼でないだろう。
心配する気持ちはあれど、きっと。大丈夫と。

今は信じるよりほかになく。]*

(117) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―食堂―

[昨日は好物のロースかつ定食を食べたが、
今日は何にしようか。

「めでたいこの日に好物は取っておくべきだったか」
などと考えながら、食堂へと足を運ぶ。]


 地鶏親子丼、1つください。大盛りで。


[丼がのったトレーを持って席を物色する。

まだ授業中であったから、
窓際の席が空いていたのでそこに陣取ることにした。]

(118) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 1年生 キノト

―保健室―

……トラさん。
やっぱり走りに行くん?

[保健室を出ようとする背に声をかける。
 同伴したいとは切り出さないけれど。

 保健室を出るなら、良いタイミング。]

(119) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[戸惑いの表情で、けれど優しい言葉を選んでくれたミツルは、
やはり良い友達で。>>110

悪評高い蘇芳家については知ってはいるが、
彼自身の人柄故、信用に足る人物だと認識していた。]

 そう、だよな。

 ごめん…落ち着かなくて。


 キノトが――…・・


[もしも、仮に、Ωだったとしたら?


絶望感を味わっているのは、キノトの方に違いないと、
ようやく、そこに思い至る。]

(120) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 サダトラ先輩とリョウ先輩ッて二人居るみてえじゃね?

 昼飯食えそうか。
 奢れッてんなら、俺の昼休み付き合えよ。

[昼飯の次には、校庭で走らせる気概を後輩でもあるムギ>>111に。

動揺は着々積み上がってはいるが
食って走ればいくらか落ち着くか、それは展望だ。
簡易ベッドでの会話はつまみ食いくらいしか聞き取れず
その相手が誰かまでは予想程度、で、此方も携帯機器を撫でる。

録音された留守電に耳を傾ける余裕が
出来るまでは、と、心に留めた。
Ωに対する揶揄を、ヒロミが口にするとは思えないにせよ。]

(121) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 1年生 キノト

[ベッド勢に置いていこうと、取り出したペットボトルは2本。]

あ、おはようムギさん。
――と、食事やな。

[誘いの言葉は聞き取れなかったようで肩を竦める。]

(122) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[当たり前の事にすら考えが及ばない程に
弟は精神的な安らぎをくれる大切な存在だった。

依存しているのは、明らかにリイチの方。

ユウキ教諭の言うような事が起きてしまう
可能性があるのだとしたら…

それがキノトの望まないことであるのなら…

――守らなくては。

それはキノトの為ではなく、リイチ自身の為。

二人の仲を割かれるような事態は避けたかった。

落ち着いて、とミツルの言葉を頭の中で繰り返して、
大きく息を吸い込んだ。]

 冷静に…ならなきゃ、だな。

 ありがと、ミツル。
 まじで。

[笑おうと試みて口端を上げたが、上手くいったかどうか。]

(123) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[窓を大きく開け、ちょんと結いていた後ろ髪を解き、吹き込んでくる風に靡かせる。
 秋を感じさせるひんやりとした風は、まだ混乱真っ只中な思考を、少しではあるが正常に近付けてくれた。
 だがそれに伴い思い出す、ユウキ教諭の言葉。


 ”理性”ある行動を。

 自分に限って、そんな、性欲に屈するようなことはないはずだ。
 どうしようもない時は、サンドバッグを叩くなり、ロードワークに出るなりすれば、ある程度の抑制はできた。
 これからだって、そうすればいいだけだ。]


 ……あー?

[ミツルの声>>114に、ふと思考は中断した。]

 あー。
 留守録はしたけどな。

[落胆の溜息を小さくつき、改めてスマホを見つめる。
 着信の知らせも、メールも、何も届いてはいない。]

(124) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 おう。

 食って、走るわ。 校庭でゲロッてっかも。

[胃袋に納める昼食は少量にしよう―――…
思考をまま舌に乗せ、キノト>>119に応えた。

ナツとの会話で、いくらか余裕を取り戻したか。

表情を窺い知りながら、頷く。]

(125) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 14時半頃


【人】 2年生 ムギ

[保健室で受け取ったものは、
今のところはΩフェロモンの抑制剤をワンシートきり。
副作用があると知らされた薬をこの場で飲みはしないが、
持っていて悪いことにはならないだろう。

ほかに提示された愛咬避けの首輪や緊急避妊薬は、
――……要らないし、持ちたくない。

まだ運命を受け入れたくはない。信じたくはない。
少なくとも今日は。今は。

少しばかり怠くはあるが、
昨日との違いはそれだけだ。]


 ふたり居るなら、二倍奢ってもらえるな。
 そしてふたり分の盛大な応援も出来る。

 ――……大丈夫だ。


[叩いたサダトラの胸元を強く掴み、
笑ってはいるが不安の拭い切れない気分のまま
ほかの誰でもなく自分のために、そう呟いた。

キノトに向ける顔(>>122)もまた、そんな顔。
不安をしまいこんでいる笑顔。]

(126) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 3年生 ナツ

[キョウゴクから、執行猶予の延長を聞いて。
ついでに長年(といっても二本の指に満たない長さ)
溜め込んできたものを、棄てるのでなく昇華して。>>116

少しだけ軽くなったこころが、
昨日までの自分を取り戻しつつあった。

正午のチャイムの音が鳴るまでの間、仮眠を終え、
やや寝癖のついた、後頭部をかき混ぜる。
ムギや、他の者はもう教室から出ていたか。

アツシは、どうしているだろう。]


――…行くか。


[身体にはまだ、異常はない。
リョウに宣言した通り。午後の授業に向けて。
まずは鞄を置きに、教室へ向かおう。

枕元に置かれたペットボトルで、抑制剤を一粒含んだ。]

(127) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【人】 2年生 ムギ



 オハヨウ、おはよう。キノ。 


[昨日と変わらず可愛い後輩の挨拶には、
突然の抱擁および髪を撫で回すという
親戚のおじさんよろしく粗っぽい親密さで応え。

昼食の誘いは、保健室に居る皆にもかける。
一緒に行こうという意味合いよりも、
まずはどうあれ食事をしよう、という含みを込めて。]

(128) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 14時半頃


【人】 3年生 ヒロミ

 な~ぁ、ミツル。
 お前さぁ、正直なところ、どれくらいのやつがコッチ来ると思ってた?


[スマホをポケットに戻し、視線を窓の外へと戻しながら、ぼんやりとミツルに問いかける。
 表立って口にすることはないが、キョウゴクとユウキの性を逆に思っていた程度には、先入観のようなものはあった。
 おそらく、自分の父親が、どう見ても男性的なαであり、母親が逆に男としては小柄だったというのもあるかもしれない。]


 俺さぁ~、全員とまでは言わねぇけど、もうちょっとコッチ側に………


[こちら側に来る奴が多いと思っていた。
 少なくとも、繋がらなかった電話の先にいる友は、同じ側だろうと思っていた。
 今だって、案外ただの勘違いで、これから遅れて顔を出すのではないかと思っている程度には。]

(129) 2015/10/04(Sun) 14時半頃

【鳴】 3年生 サダトラ

[品定め、番、愛ある選択。


αだと言う自負が、一週間という期限が。
一週間の先は、考えたくもねえ、薬に頼る日々か。
性の大爆発がどの程度身体に影響するのか想像もしたくない。

だが、改めて品定めとしてクラスメイトを見回すのも、だ。
それが日常と言えるのか、思春期の脳味噌が追い付かない。
昇華された、叶わない嬉しみだけは、俺なり、胸に留めておこうとも。]

(=31) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 エイジ

― 教室 ―

[10コール目、繋がった。>>90

やや、沈みがちなカヨイの声だったけれど
通話できた事への安堵の方が、大きくて。]

 ――じゃ、食堂な。

[贅沢に喰うのならば学食だろうと。
裡に残った違和感をそのままに、短いやり取りを終えて
教室の面々へと、振り返る。

皆、何処かへ連絡していたりと、慌ただしい事も気にせずに。]

 カヨイ、起きてたわ。

 メシ喰いにいこうぜ、みんなで。

[先輩陣へも、スオウへも、そう告げて

食堂へと向かう。


今日が昨日と違う世界になっているなんて、
本当なのだろうか。]

 あいつ――…

[そうだった。

"最後"って、どういう意味だ?**]

(130) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 3年生 サダトラ

[首輪は首に繋がらず、腕に繋げて、ぶうらぶら。

錠剤を含むシート一枚きり。
それだけを手にしたムギ>>126の拳を、受け止めた。]

 いてえよ。

[自分を棚上げに、咽喉を震わせて、笑う。
別段、痛くもなかったが、昨日までの日常の片鱗として。

昼休みからクラスに顔を出す勇気と自負を保てず
此処には居ない、昨夜ゲームを共にした、二人は
クラスで、検査結果をどう受け止めているのか、溜め息が出た。

ぐちゃぐちゃに脳味噌掻き混ぜられるのは、短気には辛い話だ。]

 財布はひとつしかねえッての。
 声援くれんの? 何だよ、最短記録伸ばしちまうか、お?

[一緒に走るのではないのか、と、負荷を掛ける誘い。
キノトも食堂に向かうならば、共にと
ムギと共に誘いをかけながら、保健室に、非日常に背を向けた。]

(131) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>98“理性ある行動を”なんて言われなくても
変わってしまうらしいΩを前にした所で、
自らが理性を失くす姿なんて考えられない。

精神的に未熟なリイチには
ユウキ教諭の言葉を
まだ、飲み込めてはいなかった。

だらりと机の上に顎を乗せ、スマホ画面を眺めながら
>>124サダトラへの電話が>>97留守電への伝言だったと知る。

自分よりも遥かに男らしい身体を持つサダトラが…
いつも過度のスキンシップで誂ってくる、あのサダトラが…
Ωだとは、軽く信じられない。

もし彼がΩならば、今までどおりの関係性では
無くなってしまうのだろうかと想像して、
だとしたら、どういう気持ちになるのかまでは、
今はまだ実感が湧かなかった。]

 バカトラ…、
 寝坊なら早く起きろよ。

[>>129 全員だと思っていたとは口にせずに、
彼らの会話に耳を傾けた。]

(132) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 ミツル

[昨日の小さな誤解は、未だ解けぬ侭。
全て、リイチの聡明の通り。>>100
――そう、例え、好きな人が居たところで。


クラスメイトのΩは、決して願ってはならぬモノ。


Ωに生まれたせいで、夢を絶たされた人を、知っている。
Ωに生まれたせいで、利用され、金も、倖も搾り取られ。
Ωに生まれたせいで、不幸になった人達。


知らない筈が、無い。
――――この隻眼は、よく見てきた。
クラスメイトの不幸など、願えない。]

(133) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 ミツル


――…俺も、困惑していた。
言葉にして、自分自身、漸く落ち着く事が出来た。


[同じだと、頷きで応える。


>>120 混乱が苦しかったろうに、
稚拙な言葉を受け止めたリイチに、安堵を見せ。

父親同士も知り合いの彼に、微笑む。
深く呼吸を繰り返した後の>>123
彼の双眸には。堅い決意が灯った気がした]


 ああ。良かった。
 
 ――………あまり、1人で抱え込むな…よ。


[不器用に吊りがった口角に、一言お節介。

肩を叩くより、優しくも、図々しい言葉で
華奢な身体で、抱え込むなと付け足した。
勿論、彼がこれから担う、政治の指揮に関しても。]

(134) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 1年生 キノト

わ、待って! 待った!

[起きたムギの腕から逃れる頻度は約半分。
 今は抗議にぽかすかと叩いても、少しだけ良いよねと甘えを見せて抱擁を返す。>>128

髪ぐちゃぐちゃや……

(135) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 大丈夫ッて顔、出来てねえぞ。

 顔洗って鏡見て来い。

[不安の名残を匂わせる、ムギの表情に
保健室を一歩出てから、いくらか小声で溢した。


それから、食堂向かいがてら、携帯機器の画面に、目を落とす。
留守電、1件、未開封。

――― はあ、と、息を吐き落ち着かせて、耳を押し当てた。]

(136) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 ミツル



[>>124落胆の表情を隠さぬクラスメイト。
普段の大きな口が嘘のように、重い。

>>129何より、声がらしくないほど、切ない。
無理のない状況だから、指摘など止すが。]


――俺は、全員が、コッチ側だと願って居ました。
リョウさんに関しては、疑いもせずに。


[それから、彼が景色よりも気になって居る、
リョウさんに関しても、自ら軽く触れ。]


 …………ヒロミさんが凹んで、どうするんですか。


[告げて、割と自分にも当て嵌まると。
自身の心臓も、虚しく悲鳴を上げた。]

(137) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 1年生 キノト

吐き出しちゃったら、薬の効果薄くなるで。

[2つ上のサダトラは、校庭で走る姿を良く目にしていた。
 教室内ではバイク雑誌を見ている所も。

 そして、兄と仲良さげにしている所も。
 他人との触れ合いを嫌がる兄が諦めている節がある事は見て取れたが、関わりのないことだと見咎める事はなかった。

 救難信号を向けられたら、ようやく動く程度。

 ムギの誘いはサダトラに向けられていて。
 自分じゃないしと拗ねそうになる前で良かった。>>128

(138) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 3年生 サダトラ

[留守電の内容は意外にも
寝坊を気にする、緊張していたのが馬鹿に思える程、日常的内容>>97]


 俺が寝坊するかよ。 馬ァ鹿。


[届かない悪態を溢した後に、沈黙。
これで留守電は終わりかと、耳を離し掛けたところで

打って変わった神妙な声が、中途半端に途切れた。

『留守電は 一件 です』あとは、無感情な通話音。
頭を抱えたくなる心地を堪えた。]

 ああくそ走りてえ………
 

(139) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
俺もそう思ってました>>137

(-45) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 ムギ

 

 ――サダトラ先輩の今日の好機は、
 後輩への愛情額に応じて訪れるであろうよ?
 最短記録、出そう。出るよ。

 ……見たい。
 昨日より早い、今日のサダトラ=リョウが。


[αだと信じていた昨日までの己の記録を、
Ωとしての最初の日を迎えた今日の彼が超えられるなら。
そんな清々しく励みになる事はないだろう。

空想に描くサダトラが風を切り駆ける様を想い、
ムギ自身の出走はやんわりと断りながら願って。

やたら乱暴に抱きしめたキノトはそのまま抱え上げ、
子ども扱いも甚だしい状態で数歩歩く。
向かう先は保健室の出口。
日常が待っているはずの、校舎内へ。]

(140) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 1年生 キノト

[同じ性になったと、芽生えるのは仲間意識でなく。
 心配向ける様ではなく。


 あの人の想い人なんだなと、
 気不味さのある相手になった。

 知れず向けるのは苦みの残る表情。>>125

(141) 2015/10/04(Sun) 15時頃

【人】 2年生 イヌカイ

 困惑…してるって割に落ち着いててさ、
 ミツルって凄いわ。

[>>134 そんな感想を漏らせる程には落ち着きを取り戻して
極めつけに投げかけられた優しさは、お節介などと思わない。]

 あ、そうか。
 …皆もいるもんな。

[1人では無かったのだと、気が付いた。

弟を守らなくては、と思う気持ちは変わらないが
クラスメイト達は教諭の言うよう理性があり、
きっと彼らも力になってくれるはずだと。

ミツルの言葉は、そう思わせるだけの
力が籠っているように聞き取れて
次は先程よりは上手く、笑い返せただろう。]

(142) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ハハッ、全員か。
 だったら結構、気が楽だったかもな!

>>137それだったら、いつものように堂々と猥談もできた。
 なんて軽口叩いてみたが、完全に空回りしている感がある。]


 ……はぁ。

 あー、なに、バレバレかよ。
 そうだよ、あいつはコッチだろうって、俺疑ってなかったよ。

 けどな……

[けれど、そうでないならば。
 彼の身体の中でも、ユウキ教諭が辿々しく話していた変化>>101が起きているのだろうか。
 考えると、ひどくおかしな気分だった。]

(143) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 まだ飲んでねえから。

 ッてか、飲んだ方が良い、か?

[胃の下の内臓器官の、変調、違和感は
昨日に比べればと言える程度の、希薄。
ただ、教師の言葉が蘇る、変化は、もう訪れている、と。

危機感と、単純に飲みたくないッつう自尊心を
天秤に掛けながら、キノト>>138に視線を流した。
潔癖症の、半ば茶化す勢いで絡む彼の兄との、対比。

落ち着いて見えるのは、表面上に、せよ。
ご意見お伺いを立てる目と口で。]

(144) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 オマエが言うと信じそうになるからヤメロ。
 食堂でそんな愛情額払えるか。 安いだろ、食えんのか。

[学生向けの愛情価格を掲げる食堂メニュー。
種類豊富でも、いわゆる目玉が飛び出る高級食には及ばない。
比較的その中でも価格帯が高いのは、A定食のデザート付き。

Ωと銘打たれた今日
最短記録を弾き出せれば、自尊心の礎にもなり得るか。
そんな誘惑が、財布の紐を緩くさせた。]

 見せてやるよ。

 今、すげえ走りたい気分……

[留守電二度再生を止めた親指を、携帯機器に滑らせて
キノトに覗かれていると知らず、苦い表情晒した。
何が何でもタイム弾き出してやるッつう、気合いも込み。]

(145) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 ナツ

[最低限の予防策しか受け取らなかったムギ。
カヨイ家の占はUSAMIグループの一部もあやかっている。
流石にまだ、その領域までは知らされていないが。

家督、血筋についてより厳格だろうことは想像に難くない。

そして、存外縁起や運勢を気にする大企業が
一番ナーバスになるのは社会的位置と、イメージ。

誰にでも公正に接する中、
ひとりだけ明確に距離を置いている隻眼の男を思い出す。
その名が背負う悪評よりずっと。
己よりずっと健全で、優しい男。>>133

彼がαで、自身がΩとは。
審判の女神は見るべきところを見ている、ということなのか。]


そうだな。せっかくだから一緒に行こう。
アツシも、どうだ。


[まだ、食堂への一行に間に合えば。
教室を経由するのをやめて"いつも通り"の顔で、続こう。

食欲なんて欠片もなかったが、何か腹に入れなければ。]

(146) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【独】 2年生 ムギ

/*
キョウゴクさんが、
「おまえら……発情期のΩの集団行動は、
 遭っちゃったらαにとってテロもいいところだ……
 ちょっと自重……いやでも今日は……ああ」って
すごい複雑な顔してる。

ムギちゃんは知らない顔してる。

(-46) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

3年生 サガネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 15時半頃


【人】 3年生 サガネ

― 宣告を受けて ―
 
  ……は。

      っはは。 ふっ、ふふ。


  く、あはは、あっはははははは!!!!!!!


[静やかなる沈黙に。静寂に。
絹を裂くよりも酷い、醜い声音が響き渡る。

笑いを抑えることが出来ないとでも、言わんばかりに。
普段なら上げない、傷めるけるような、喉から響く、笑い声。

腹を抱え、膝を床へと押し付け、蹲る。
ひとしきり笑った後、ぜい、ひゅうと抜けるような息をして、言葉を紡いだ。]

(147) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 いや別に凹んじゃねぇよ。
 ただまぁ、ちと、心配……ってだけだ。

 ……なんてな、俺が心配したところでどうにもなんねぇんだろうけどな!

[ミツルへ向ける笑みが、どうしても白々しくなってしまう。

 もし本当に、リョウがΩになったのだとしたら、はたして自分は、今まで通りに接することができるのか?
 いや彼だけでなく、ここにいない他のクラスメイトにもだ。

 エイジは、ムギとの連絡がついたらしい。>>130
 起きていながらここにいないということは……と、察しがついた。]

 あぁ、メシ……な。

 そうだな、食っとかねぇと。

[今ひとつ食欲は沸かないが、別に今は減量は必要ない。
 行くと短く告げつつも、視線はまだ、窓の外。]

(148) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【削除】 1年生 キノト

わぁぁっ

[拐われる子供と同じく、抱え上げられて。
 叫び声を両手で抑えて押し殺す。>>140
 ほら、起こしたじゃないか。>>146

ムギさん、ムギさん、俺、一人で歩けるし!

[向かう先は食堂。
 宣告された場所を出ようとする。だから――…]

……今日だけ、きんな。

[落ないように、服を握った。]

2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 1年生 キノト

わぁぁっ

[拐われる子供と同じく、抱え上げられて。
 叫び声を両手で抑えて押し殺す。>>140
 ほら、起こしたじゃないか。>>146

ムギさん、ムギさん、俺、一人で歩けるし!

[向かう先は食堂。
 性を宣告された場所を出ようとする。だから――…]

……今日だけ、きんな。

[落ないように、服を握った。]

(149) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 サガネ

 
  おめが。
  ……オメガだって。
  俺が、 俺たち、が  オメガ!!!

  ッハハハハ、コイツはお笑い種だ。
  αではなくて、Ωだと。


  ――-コイツは傑作だ!
  ああ、最高だよ。生まれてきて一番の驚きさ!!


[吸い込んだ息を全て吐き出すみたいに。
誰も言葉にできないなら、その全てを自分が言葉にするように。

叫んで、叫んで、叫んで。
息が切れ、咳き込んでしまうまで叫んだ。
自分の声が、保健室の垣根を超えて、他の者に聞こえても構わない。


どうせ、こうなった時点で
『自分』の先など、もうないのだから。]

(150) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 サガネ

[ひとしきり叫んだ所で気力も果て、
後はただただ、教諭が告げる説明を聞くのみ。

説明の内容を、右耳から左耳へ受け流したい。
正直、まともに聞いていたくない。
けれど、変えようのない事実がそこにあるから。


……受け入れなければならないのだと、ぼんやりと、思った。]*

(151) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 2年生 ミツル


―――リイチが、頼ってくれたから。
落ち着きを、取り戻せたんだと思うぞ。


[>>142好意を真っ直ぐ受け取る友人の、御蔭。
喋っている間にも、顔の冷や汗が引っ込んだ。
昨夜に、有難うと告げて洗ったタオル。
今は、使わずにも済んだし。

皆がいる。その言葉に、首を縦に振る。
例え混乱が納まらない人がいようとも、
少なくとも、自分は力に成りたい想いがあった。


次に届いたエイジの声に>>130
ムギと繋がった事を把握し]


リイチは、これからどうするんだ?


[食堂に向かうのか、軽く首を傾げる]

(152) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【鳴】 3年生 サガネ

[説明の後、ぽつりと交わされる会話たちを、耳は勝手に拾ってゆく。

不安の滲む後輩を慮ってかける言葉も。>>=8
同じ歳を経たからこそ揃う、言葉の温度も。>>=20>>=24
何故か少しだけ、居心地良く感じた。

それはきっと、自分だけじゃないという安心感からかもしれない。
それは、同じ境遇にたったクラスメイトに対して、とても失礼なことだとは、わかっていたけれど。]*

(=32) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 3年生 ナツ

[半日、という時間は
新たな性に目覚めた者を落ち着かせるのに必要なもので。

先陣を切るリョウたちの少し後ろを、
今まで通りに歩いていく。
気持ちにピリオドを打ったことで
少しずつ過去の思い出に変えていけるだろう。

αを授かった級友の面子を思うに、
引く手数多な男は"品定め"なんてことはしないだろうから。
希む相手と、それこそ、愛ある未来を築いてほしいと思う。]

(153) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

【人】 1年生 キノト

[ムギに抱えられ、視線が高くなる。]

あ、いや。
俺が飲むから、トラさんもだって勝手に思った。

俺は、怖いから…。

[飲む飲まないは自由だ。
 副作用よりも、発情そのものが怖い。]

……そうそう。
発情期のトラは2日間に100回以上交尾するってね。

[不要な雑学を1つ。>>144

(154) 2015/10/04(Sun) 15時半頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 15時半頃


【人】 3年生 サダトラ

 
 ッはは。
 キノト、オマエ軽いのな。

[ムギに軽々―――…とは言い難いが
文字通り抱えられた姿>>149に、咽喉を鳴らした。

そして、耳に未だ残る、サガネの悲痛な笑い声>>150]

 笑い飛ばしてえよ、俺も。
 まあ、飯な、飯だ、戦の前に先ず飯だ。

[午後の戦と言えば、そりゃあ勿論勉学なワケだが。
別の意味にも白々しく響く自分の台詞に
自分で、軽く笑って仕舞えるくらいには、空回る。

食堂に向かう、面子は一同、覗かせた先に、先ず一人>>118
保健室には居ない、そして此処に居る、と言うことは、必然。]

 すげえ量だな。

[日常的、何時ものように声が軽く届いたかは、怪しい。]

(155) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【独】 3年生 サガネ

/*
感情の発露する人が俺だけ過ぎて、テンションの違いにこわごわしつつも、路線はまあ、考えずに。

イヌカイが向けてくれる感情、ソロールで拾いたいなあ。

(-47) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 2年生 ムギ

―食堂へ―

[共に行ける友があるなら、並んで廊下を歩いてみる。

昨日と変わらない取り留めない日常――な、はずが、
時折すれ違う一般クラスの生徒たちは一様に、
一行を見るや否やで露骨に距離を置く。

ごくごく一般的な思春期を迎えたβ性の生徒にとっても
Ω性の発情期は近寄るべからずな禁忌らしい。]


 ――――薬、飲むよ。


[抱いたキノトの体温がやけに心地良く感じる腕は、
それこそ昨日までとは少し違う部分かもしれない。
間近で声が発せられる都度の吐息に
少しばかり煽られる心地になるのも。

これから会うエイジや……ミツル、先輩方にまで、
距離を置かれてしまうのは耐え難いものがある。

まだ薬の味は知らないが、
この判断を下した心境はこの上なく苦かった。**]

(156) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>130 カヨイは起きていて且つ、
この教室には居ないと言う事。
つまり、そういう事なのだろう。
エイジの気持ちは、その表情からは
読み取ることは出来なかったけれど。

椅子から立ち上がると、首を傾げるミツルに
照れ笑いを浮かべながら頷いた。]

 褒め上手すぎだ、ミツルは。
 ご飯、食べに行こうよ。

[現実を受け入れ始めた脳は
久しぶりに空腹を訴えかけてきていた。

食堂へと移動するなら、
後ろから付いて行くだろう。]

(157) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 サガネ

― 保健室 ―

  なあ、センセ。
  この抑制剤ってさ、何時間で効果が切れる?
  効果が切れないように、常に服用ししてても大丈夫なもの?

  中毒って、なったりするもんなん?

[避妊薬も、抑制剤も、首輪も。
貰えるものは全部貰って、鞄の中に無造作に突っ込んだ。
どうせなら首輪もさっさとつけてしまおうかなんて思ったのだが、身につけているネックレスをはずすのがなんだか億劫で。
まあ、あとでいいかと鞄の底の方へ、しまいこむ。

いつの間にあったのか、携帯が着信を示す点滅を繰り返していて。
誰だろうかと確かめれば、17歳仲間のヒロミだった。>>51

留守録に繋がった気配のないそれは、
悪戯のワン切りに思えて、くすりと笑う。
だから此方もワン切りを返して、携帯はそのままポケットの中へ。]*

(158) 2015/10/04(Sun) 16時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 16時頃


【人】 3年生 ナツ

― 食堂 ― 
 
(――――…。)


[ 保健室では、ああ言ったものの。
正直、強がりや意地が8割だった。

力ずくで来られたら、勝てる見込みはない。
服用した抑制剤がいつまで保つのか、副作用がいつ起こるか。

考えれば、胃のあたりがきりきり痛み。
だいぶ人の増えた食堂の前で、自然と足が止まる。

胎内に起きている、根本的な変化に自覚はなくとも。
怯えて足がすくむのは、本能なのか。

チッ、と小さく舌打ちした。]*

(159) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 サダトラ

[抱えられたキノトの視線の高さは、近い>>154]

 前屈みになんねえと走れなくなんなら、飲むわ。

 ……… おう、恐いか。
 オマエ、そういうの素直に言えんの、嫌いじゃねえよ。

[恐い、と、素直に告げる彼が
まだ16歳、思春期の年齢の差分は、意外と二年間は大きい。

この先の二年間、俺が好きに過ごした分を
如何過ごすのか、考えたところで、手が伸びた。
くしゃくしゃと、明るい髪色を掻き混ぜる心算で。]

 阿呆かオマエ今言うところか、それ!?
 最速過ぎんだろ。 鬼か。

[虎の交尾豆知識に、声を裏返したりも、した。]

(160) 2015/10/04(Sun) 16時頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 16時頃


【人】 2年生 ミツル

―――俺も、何の心の準備も無く
今日までの日々を過ごしてしまった。


[>>143全員がaであれば、気が楽だった。
軽口で消化しようとする遣る瀬無さに、共感。

>>148作った笑みを見据える自分もまた、
上手い表情を見せるのが難題だった。]


留守電――
リョウさんに届くと、良いんですが。


[心配を隠せないヒロミさんに、言葉を濁す。
何をどうするのが、リョウさんの為になるか。
自分には、察するに難しく。

こういう時、自分も連絡が出来ればと携帯を見るが。
指が躊躇う。]


食堂、どうしようかな…………。


[食欲、湧くだろうか。]

(161) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 2年生 ミツル

[>>157 リイチの誘いに、背中を押された様に。]


うん。
―――行こうか。


[漸く重い腰を上げて、立ち上がろう。
エイジに続くように、室内を闊歩する。]


ヒロミさんは、どうします?

(162) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ぅお。

[不意の着信音>>158に、ピクンと小さく跳びはねる。
 一度きりで切れたそれを確かめるためにスマホを見れば、なんてことはない、先程うっかりワン切りしてしまったアツシからだ。]

 そっか。
 あいつも……

[おそらく、Ωなのだろうなと思い。
 ふと、昨夜のこと>>31を思い返した。
 些細な悪戯をしたりされたりも、そこからの軽い報復も。
 今まで通りに出来るのか。
 それとも……いや、できれば良いと、希望して。]

 あー、おい待てって。
 俺も行く。

[スマホの振動のおかげでようやく窓から剥がれた視線は、食堂へ向かうクラスメイトの背を追った。]

(163) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 2年生 エイジ

― 教室→昇降口 ―

[「食っとかないと」と義務のように紡ぐ先輩の声>>148
自分もまた、強引に日常を送らねばという意識に
駆られていた事実を実感させた。]

 ん、食っとかないと。

[ユウキ教諭から聞いた、生々しいオメガの身体の仕組みに
心の奥底が不可思議な感情を生み出し、
これ以上、この場に居たくはないという想いも芽生えていて。


だから、誰しもが容易く得た解すら思い浮かばない。
校舎内に居るのに教室に居ないカヨイが、
自分達と異なる性だったのだという事に。]

 先、行ってるわ。

[サンノミヤとスオウ、イヌカイへそう告げて
廊下を歩む。

横切った昇降口の見知った靴箱に、小さな紙袋を見つけた。>>27]

(164) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 サガネ


  ん、みんなメシ?
  なら俺もついていこうかねえ。

[食欲は、まあまあ。
腹の虫の居所も、まあまあ。
誘われれば、断る理由なんか、ない。>>146

先に向かった一行に追いつくように駆け出して。
無事に追いつけば、"いつものように"ひとりずつ、その背に一本の縦筋を作るように指で撫でる悪戯を。
抗議の声が上がれば、悪るびれない笑みを返す。


その男の様子は、いつもと何ら、変わりなく。]*

(165) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 食堂 ―――

[この学校の大凡の人数を支配する、β。

昼休みも過ぎれば、ちらほら顔を覗かせる、顔ぐれえは知ってる面子。
その中でも比較的―――言わば、人が少ない席を
無意識に探している自分に気付き、知らず、舌を打つ。


別に、昨日と変わらない、今日も。

言い聞かせて、ムギに奢りメニューを尋ねてから
俺が頼むのは、安価に位置する、ラーメン。
午後の授業が始まる前に、走ることを前提とすれば麺類は外せない。

冷やし中華も、秋を匂わせる今時分、そろそろ外される筈だ。

他のクラスメイトも顔を覗かせるならば
視線を投げ掛けたろう、努めて、懸念を抱かせないよう、何時も通り。
最速を目指す、自負する俺に追い付くと言った、ミツルも
αとΩとでは、徒競走、追い付く追い付かれる距離感も変わるのか。


―――… 一発で負けらんねえよなあ。
独り言は、啜る麺の隙間に。**]

(166) 2015/10/04(Sun) 16時頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 16時頃


【人】 3年生 ヒロミ

 届いてなかったらなかったで、直に会って話すだけだよ。

>>161もとより、色々話したいと思っていたことはあるのだ。
 ただそれが、だいぶ増えてしまった気もする。
 しかも、話していいのか分からないことばかりが増えた。
 嘆息するのは、もう何度目か。]


 あぁ、俺も行くよ。
 行く。


>>162移動の問いかけには、頷いた。
 頷き、早足で先に向かった仲間を追いかける。
 今日は軽く、適当な定食あたりにしておこう。
 顔を見てすぐに麺を用意しようとする、馴染みの食堂のおばちゃんには悪いけど。]

(167) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 クロミネ

―食堂―

[とろりとした火の通り切っていない卵に鶏肉を絡めて、
白米と一緒に口の中へと掻き込む。

玉ねぎが硬すぎるものはあまり好ましくなく、
ここの食堂は丁度いい具合に仕上げてくれるので有難い。

つゆも甘すぎず、からすぎず。

大きく掻き込んではもぐもぐと咀嚼を繰り返し、
午後の授業が憂鬱だなと考える。]

(168) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 1年生 キノト

[痛いの痛いの飛んで行け。遠くのお山に飛んで行け。
 サガネの笑いは代弁のようでもあった。

 肺の息も、腹に溜まる何もかも。
 叫んで吐き出せてしまえたら。]

(169) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【削除】 1年生 キノト

軽くないで!
ムギさんが力持ちなだけで。
こんでも筋肉あるんきんな。重いんきんな!

[面白くないと此方は鼻を鳴らす。>>155
 1つでも学年が上がると、素直になれなくなるらしい。
 年上の矜持か。

 素直さが嫌いじゃないと言われ、眉を顰める。]

 3年生は素直じゃないから、俺が代りに言ってやっとるだけだって。

[まだ、髪が乱される。
 ムギの耳の傍で、可愛くもない悲鳴を上げた。]

 さ、最速更新は、やっぱトラさんの十八番きんなあ!

[確かに笑えない雑学だった。今は特に。]

2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 1年生 キノト

軽くないで!
ムギさんが力持ちなだけで。
こんでも筋肉あるんきんな。重いんきんな!

[面白くないと此方は鼻を鳴らす。>>155
 1つでも学年が上がると、素直になれなくなるらしい。
 年上の矜持か。

 素直さが嫌いじゃないと言われ、眉を顰める。]

 3年生は素直じゃないから、俺が代りに言ってやっとるだけだって。

[また、髪が乱される。
 ムギの耳の傍で、可愛くもない悲鳴を上げた。]

 さ、最速更新は、やっぱトラさんの十八番きんなあ!

[確かに笑えない雑学だった。今は特に。]

(170) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 ナツ

[持前の美声を、歪にゆがめ叫ぶ声は胸にいたく響いた。
しばし呆然としていたようだが、
食事の誘いに乗れば、ほっと息を吐いて。]


っこら。


[食堂に近づくにつれ、歩みが遅くなったせいか。
軽々追い抜かれ、背中に一筋の悪戯を受ける。>>165
Ω同士とはいえくすぐったいものはくすぐったい。

常の通り、言葉だけの抗議に笑みが返れば、
またひとつ、安堵の息を吐く。

キノトも、ムギに抱えられるという日常を見せている。
彼の兄――"特等席"を得たリイチはどうしているだろう。

傍から見ても解る、微笑ましい兄弟愛。
神経質で気の弱そうな彼が、弟と立場を違えたことに、
こころを痛めないはずはなく。>>123 ]

(171) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 3年生 クロミネ

[α性の判定を得た面々ですら、
級友たちがそうではなかったことに動揺していた。

クロミネ本人も例に漏れず、
キノトの兄であるリイチの目には冷静に映っていたようだが>>100
真顔のその下では、朝にウサミに感じた違和感の正体を知って同じく。


まして本人たちの心情は計り知れない。
どんな顔を彼らに向ければいいのだろう。]





 お、お前らも昼か。
 ……そんなに多いか? いつもこれくらい食うけど。


[聞きなれた声を聞いて>>155、どんな顔をしていただろう。

彼らの発情が始まっているせいか、
まだ受け止めきれていない現実のせいか、面の下の動揺は大きかったが。

リョウの欲しがっていたものも、手に入らないのかもしれない。]

(172) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 1年生 キノト

[廊下を進む。
 抱えられているせい、だけとは思えない視線。>>156
 ムギも同じく怖さがあるのだろうと、安心を覚える。

 コアラかと言われても良い。
 子猿かと言われても良い。

 後方を歩くナツキと目が合えば、小さく笑って首輪に触れる。
 苦しくないと示す。]

(173) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 2年生 エイジ

[小袋を手に取って、中身を検める。
丁寧にアイロンがけされたハンカチ。
ヒュー君の印刷された、気に入りのそれ。]

 あ、……イヌカイ弟、だっけ。

[昨日、ウサギ先輩から聞いた情報を思い出す。
洗濯までして貰ったのか、ほんのりと清潔な香が伝った。

兄の潔癖症はクラス中でネタにされるほどだし
弟はそんな兄を持つが故か、同じように繊細なのだろう。

礼を言わないとな…と考えるが早いか、
その紙袋の中に、棒付きのキャンディを一本入れて
イヌカイ弟の下駄箱へ、そっと忍ばせておいた。]

(174) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【独】 3年生 クロミネ

/* あ、席に着く前だった!!!
でも食った後とは書いてない!セフセフ。

(-48) 2015/10/04(Sun) 16時頃

【人】 2年生 エイジ

[独り、そんな回り道をしたものだから、
食堂へ向かう面々には、「先行ってて」と
手を振り見送った事だろう。


違和感と、再び独り格闘する。

――さっき、イヌカイは弟に電話してなかったっけ。]

 ――なあ、イヌカ…、


[それに気づいた頃には時既に遅し、か。

彼等の背中はもう、見えなくなっていた。]

(175) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 1年生 キノト

[窓の外、雄々しく幹を伸ばす桜の木。
 初秋を迎えてもまだ青々とした葉も、やがて色付き地に落ちる。

 そうして、春には桜色の花を咲かせる。]

(176) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【鳴】 1年生 キノト

……一目惚れ、だったんだなぁ

[ぽそと落とした言葉。
 来年の桜は、一人で見るのか、それとも誰かと見るのか。

 …―――見られないのか。
 見えない未来に目を伏せる。]

(=33) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 2年生 ミツル

[>>98教論から受ける、性の知識。

生々しくて、如何も、耳が痛い。
Ωの疑いあるクラスメイトの姿を思い浮かべ
…………得た情報を重ねる事は、至難だった。


食堂へ向かう為に、鈍い足を動作させ、退室。

振り向いた先の、室内の空気が、昏い。
>>167 ヒロミさんも、廊下へ赴き。

誰も存在しない教室さえ、普段と違う色を催していた。]

(177) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[リョウに気付き、その周りに先ほど教室にいなかった面々も見えた。
彼らは皆、Ω性。

カヨイも、キノトも、ウサミも、アツシも。
皆思い描いていた未来への道を閉ざされたばかり。]


 ちゃんと食えよ。


[誰にとは絞らず、
気の利いた言葉も持ち合わせていないことを歯がゆく思いながら。

そんな言葉を「昨日もキノトに言ったな」、
などと思い出したのは口に出した後。]

(178) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 1年生 キノト

ひあぁっ! な、ガネさん!
止めてってな! 俺はのお、落ちるよ、落とされるって!

[感傷も吹き飛ぶ驚きの悲鳴。
 声に出せればと思ったが、昼を迎えるこの時までに何度上げたことだろう。

 死角からの指。
 サガネから受ける悪戯を、今日程心安く思ったことはない。
 年上なのに。自分よりもその実年下な気がしていた。*]

(179) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 16時半頃


【人】 2年生 ミツル


………、……。


[>>177―――こういう時こそ、
クラスにアツシさんの悪戯が、必要だったのでは。
緊張を解す、茶目っ気が。

――彼の綺麗な歌声が、不和を溶かす、筈なのに。]

(180) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 2年生 ミツル



………彼は、如何するんだろう……な。



[>>164先を歩く、エイジを追い掛ける形で。
呟く。


>>64才能あったアツシさんの母親が。
夢を絶たされた人の、1人であると知るからこそ。

先輩が、歌を愛している事は
見て来たから、理解しているからこそ。



母と同じ性別を辿る
――――彼が選択する未来。想像して、目を伏せる。]

(181) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 3年生 サガネ

 
  そうそう。
  俺達もやっと開放されたから昼メシにありつこうって。
  てか、他の奴らは? 後から来んのかな。

[リョウの脇からひょいと顔をだし、相槌をひとつ。>>155>>172
真っ先に見かけたのが一人だけだったことに首を傾げながら、くるりと食堂内を見回せば、他の面々を見かけることが出来ただろうか。

見かける事ができたなら、ひらりと手を振って笑いかけるが。]

  つーかやばいな、すげえウマそう。
  タイチ、ひとくち! ひとくち恵んで!!

[卵が絡まり、てらてらと艶のある鶏肉にうっかり釘付け。
急になりだす腹の虫は、正直かなり現金すぎた。

思わず照れ隠しに笑いつつ、いつもの調子で、おねだり。]*

(182) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 2年生 エイジ

[思案気に、視線はリノリウムの床へと滑る。

登校しているのに、教室に居なかった面々。
彼等全員が、アルファではなくオメガ判定だった可能性。

そうだ。

ぼんやりとしか聞いていなかったユウキ教諭の声が木霊する。

『彼らは……発情と妊娠をするための身体を得ました』
『Ωの生徒たちは全員が発情期を迎えています』



イヌカイ弟も。ウサミも。サガネも。サダトラも、
そしてカヨイも例外なく、アルファである事を信じ
自分と同じように家から強要されてきたに違いない。

彼等の運命が、――兄と同じようになる、ということなのか。]

(183) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 1年生 キノト

―食堂―

ミネさん、食べに来たんきん。当然。

[昨日と今日と。日付を超えただけなのに。>>178
 食べると頷き、メニューを考える。

 好物のカルボナーラはバターや生クリームを使用しない、濃厚な卵とチーズの香りのするパスタだ。

 選びかけて、迷って、やっぱり選んだ。
 小盛りにしてと頼むのを忘れず。]

(184) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 あれ、エイジ────

 わぁった。

[先に向かったエイジ>>164には、昇降口前で追いついた。
 >>175何か用があるらしい彼をそこで追い抜き、他の仲間とともに、食堂へ向かうことにする。

 食欲は相変わらず今一つだ。
 けれど、この時間の食堂へ行けば、彼らとも顔を合わせることができるのではという思いもあった。

 いつもヘンテコ占いに身を委ねているムギにも。
 正直女のような容貌の癖、時折、やけに男らしくみえることのあったナツキも。
 他愛のない悪戯と、ときに驚くほどの美声を披露してくれたアツシも。
 3年の春、ほんの短い間だけ、部を同じくしていたキノトとも。

 留守電に気付いているのかいないのか、未だ連絡のない最速バカとも。]

(185) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

―廊下―

[廊下に響く、弟の声を、聞いた。>>179
キノトは風邪などでは無かった。

もう、その可能性は低いのだろうと分かりつつ
淡い希望で連絡を待っていたけれど、来ないまま。

それでも元気そうに聞こえるわめき声には、僅かに安堵する。]

(186) 2015/10/04(Sun) 16時半頃

【人】 3年生 ナツ

[――おかしい。こんなの、おかしい。

昨日まで何てことなかった光景に。
βの生徒や、気ごころ知れた級友が集う食事の場が、
こんなに息苦しく感じるなんて。]


余計な、お世話だ。


[不特定多数に向けられたものとはいえ、>>178
登校時の違和感を伏せ、同じように変わらず声をかけられて。

こんなに、ほっとして。苦しくなるなんて。
おかしいと唇を噛みしめる。
発情が始まりきる前に抑制剤を飲んだのだから、
間違いなく効いている、はずなのに。]

(187) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 3年生 クロミネ

[昨日まで同性であると思っていた面々の身体の中には、
自分とは違った器官があることを聞いたばかり>>101

番の品定めをするつもりはなかったが、
無意識に、彼らの身体を見てしまっていた。

皆を見る目を、これまでと同じに保とうと思うのに、
目が勝手に動いたのだ。]


 あー、俺先に出てきちゃったからな。


[アツシに訊かれて>>182、そう答えた。
リョウの脇からひょっこりと顔を出したアツシは、
いつも通りの様子で安堵する。]


 おい、アツシ!
 わかった、一口やるから!!! お前も俺に一口食わせろ!!


[こんなに近付いて大丈夫なのだろうか。

一瞬頭を過ぎったが、
今にも目の前の親子丼に食いつきそうなアツシに
自然と自分の調子も普段のものへと引き戻される。

レンゲから一掬い、「ほらよ」とアツシの口の前へと差し出した。
出来立ての、熱々だ。]

(188) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 エイジ

[心の奥底がざわついた。

そうでありたいと願っていたアルファ性が
誰かの犠牲の上に得た"特等席"だったような錯覚に陥った。


カヨイが言っていた「最後」の意味も、何処となく悟る。

尤も兄の場合、卒業まではこの学園での教育を受けていたけれど
全員がそうさせて貰えるとも限らないのだ。]

 俺に、できることって……

[教諭の言葉が今更、脳裏へ響く。

向かう先に聞こえた賑やかさは、
せめてもの救いのように聞こえた。

綺麗に洗濯されたハンカチを一度強く、握り締め
ポケットへ滑り入れながら、廊下を進む。]

(189) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 3年生 ヒロミ

─ 食堂 ─

[昼時のそこは、やはりかなりの数の生徒でごった返していた。
 馴染みの食堂のおばちゃんは、自分を見るなり案の定「いつものかい?」と聞いてきた。
 首を振り、日替わり定食でと答えたら、ちょっと驚いた顔をされた。]


 あ、タイチこんなトコいやがったし。

>>168トイレに出たまま帰らなかったクラスメイトは、ちゃっかり、食堂に先乗りしていたようだ。
 通りすがりに、軽く小突くふりをして、「ずりぃな」と茶化しておいた。]

(190) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 3年生 ヒロミ


[それから巡らせる視線は、空き席を探すと同時に、見慣れた体躯の男も探す。
 >>166それは案外容易かった。]


 おいトラ!
 お前、ちゃんと電話見たか?
 俺留守電入れといただろ。

 まぁ、今話しゃいいんだけどな!


[つとめて、いつも通りに。
 いやむしろ、いつも通りを意識しすぎて、声は大きいくらいだったかもしれない。]

(191) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 イヌカイ

―食堂―

[先に来ていたらしいクロミネと、
教室で見かけなかった、クラスメイト達の姿。

つまり、彼らはΩ性だ。
普段通り、何も変わらずに明るく見えるけれど、
きっと、そうするより他、無いのだろう。

内心は、想像したところで計り知れない。
彼らもまた、同情や憐憫が欲しいなんて
思っていないだろう。

ならば、今までどおり。

心のどこかで信じていた。

例え性が変わったとしても、
関係性は変えずにやっていけるに違いないと。

落ち着けと、深呼吸をひとつ。]

(192) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 1年生 キノト

…――――はぁ。
ムギさん、ここで……。

[トレイを受け取る際になって、漸く降りると言い出した。

 自覚なく出た声の甘さにハッとした。
 早く降りたい、端っこに行きたいとせがむ。 

 鞄からジャケットの内ポケットへと移したスマホは、持ってきていても電源を切ったまま。]

(193) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[ここ数日間、鬱々しい日々を過ごした為に食欲不振が続き、
大好物のカレーですら平らげることが出来なかった。

今なら、少しは入りそうだと、挽肉カレーを受け取り、
皆の居る席へと移動する。]

 寝坊かと思ったよ。

[>>166 サダトラにはそんな軽口をかけて、様子を伺う。]

(194) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 3年生 ナツ

[よくよく、目を凝らせば。
α側も多少なりとも困惑しているのが、何となく伝わった。

ヒロミはいつも豪胆で元気だが、
今日は昨日より食事が控えめだし声が大きい。>>185>>191

アツシと、タイチのやりとりも妙に大仰だ。]


……やあ、リイチ。
君は何を、食べるつもりなんだ?


[だから、自分もそれにならって。
食堂に姿を見せた彼に、平静を務めて尋ねてみる。]

(195) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 エイジ

― 食堂 ―

[其処には既に、教室で顔を合わせた面々も揃っていたか。
昇降口でかちあったミヤ先輩>>185を見つけ「おまたせ」と挨拶を送る。

イヌカイがまだ入口に佇んでいたのなら、
スオウと共に、弟のいる席を示して「行こうぜ」と促しただろう。

余計な世話である事は重々承知していたけれど
足が竦んでしまう理由も、理解できていたから。
弟と距離を置くのなら、それもイヌカイの判断だろうと
それ以上の介入は、しないだろう。]

 あー、オムライス。

[何時もと変わらぬメニューを指定し、
カヨイやイヌカイ弟の傍の席を陣取った。]

(196) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 3年生 クロミネ

[「当然」を返す後輩>>184に、「そうか」と柔らかく笑いかける。
けれど、小盛りを頼むのを見て、口を挟んだ。]


 そんなんで足りるのか?午後も授業、あるんだぞ。
 最中に腹、鳴るんじゃないか。


[自分の食事量基準は人と少しズレがある。
その自覚は未だない。


皆から普段通りの反応が返って来て安堵する中、
聞こえた非日常の声>>187。]


 ……そうか、そうだな。


[ウサミからの一言に、頭を横殴りにされた気分だった。

傲慢に聞こえたのだろうか。

護ってやらねば、気遣ってやらねばならない存在だと、
意識しすぎたのかもしれない。]

(197) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>182 一際元気そうにはしゃぐサガネの声は、

美しく、よく響く。

この声が奏でる旋律、――…
もう一度聴きたいと願う想いは、叶うのだろうか。

Ω性だからと、彼の声は変わることは無いだろうけど]

 サガネ先輩、声、凄い響いてますよ。

[カレー皿を空席に置きながら、サガネへと視線を送り
押し込めた気持ちは、そんな指摘へと変わった。]

(198) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 ミツル



[>>175先に向かう事を促す友人の、言葉通り。
「そうか?」と手短に応え。下駄箱で靴を変えた。
その足で、食堂へと赴く事に。]


じゃあ、待ってる。


[エイジに短く告げて。
傍にクラスメイトが居れば>>185>>186
彼等に歩幅を合わせる。]

(199) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 ミツル

─ 食堂 ─


[緊張を孕んで赴いた場所。
そこは、随分と賑やかに思えた。

自分のクラスメイトの姿が見えて、率直な感想。]


………………随分と、騒がしいな。


[>>191ヒロミの大声が響く。
御蔭で視線を送らずとも、探し人と再会できた事を把握。

>>194リイチは挽肉カレーを頼んだ。
…………マジか。
自分は何を注文しようか迷い、結局プリン一つを選択。
>>196そのままエイジの傍に腰かけた。]*

(200) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 3年生 ヒロミ

[一方的に話しながら、隣の席に座ろうとする。
 別に、いつものこと、何も珍しくない動作だが、今日はほんの一瞬だけ、ちらと、男の首元を見た。
 その瞬間、明らかに血流が早くなるのを感じ、慌て気味に着席した。]


 なー……


[「結果どうだったんだ?」聞こうとしたが声にはならず。]

 ……メシ食ったあと、お前、どうすんだ?

[結局、そんな当たり障りなさ気な質問に変換された。

 やがて届いた日替わり定食は、普段の食事に比べ、だいぶ少ないものだった。
 放課後になったらまた腹が減りそうだ。
 いや減ってくれたほうがいいのかもしれない、いつも通り食べられなくては、プロ試験などちゃんちゃらおかしい。
 そんなことをぼんやりと思いながら、ワカメとお麩の味噌汁に口をつけた**]

(201) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
くんづけするのを忘れてしまったしすれ違ったし。
うーん。リイチくんとミツルが、遠い…。

なんというか大変あかんなって感じ、なのでこう。
こう、どうしよう大丈夫かな……。
(想像以上にときめいてしまって)(頭かかえる)

(-49) 2015/10/04(Sun) 17時頃

【人】 2年生 エイジ

[カヨイやイヌカイ弟がまだ席についていないならば>>193
彼等に近い席へと先に腰を下ろし、トレイを置く事となるか。

>>200スオウが横に来るのなら、座りやすいように椅子を引いて、]

 ……そんだけ?

[と、スオウの前に置かれたプリンに驚きを見せる程度には
平静を装えていると、そう思う。]

 イヌカイ弟、――これ、拾ってくれたのお前だろ?

 ありがとな。

[これ、と丁寧に折られたハンカチを振ってみた。
常と、さほど変わらないように見える彼等へ向けた視線は

努めて、普段と同じ気安さを心掛けて。]

(202) 2015/10/04(Sun) 17時頃

3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 17時頃


【人】 3年生 クロミネ

[食堂へは、同じ教室でαとの判定を聞いたヒロミたちの姿もやってきていた>>190
午後の憂鬱な授業の事を考えていたら、抜け駆けを茶化され、]


 腹減って死にそうだったんだ。


[と、笑って弁明しておく。
確かにトイレには用事があったし、既に教諭からの説明も終えていたはずだ。
口々にクラスメイトの不在を心配していた彼らには、
薄情に映ったかもしれないが。

先ほど話を交わしたΩ性の面々と違って、同性の彼らとの会話は気安くできた。
有難い存在である。]

(203) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
すご

ねむ

(-50) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 1年生 キノト

足りなかったら、購買部に行ってくるし。
腹が鳴っても怒らないでなぁ。

[空腹を理由に授業をサボってしまおうかとも思うけれど。>>197

 保健室ではない場所で。別の場所で。
 αであることを祝われたクラスメイトが、次々とやってくる。
 鬱とした気持ちがこみ上げてきそうになって。
 目を伏せる。
 
 大きな声も。メニューの違いも。
 変わらない遣り取りも。

 変えようとしたくない、表れで。]

……ムギさん。席は…

(204) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

 ウサミ先輩、俺はカレー食べます。
 臭ったら…すみません。

[>>195 元生徒会会計のウサミはいつも整然とした印象で。
落ち着いて話せる先輩の1人だった。

ウサミが>>0:103、自分以外のΩ性を願っていたと露程も知らず。

その綺麗な容貌や、身体の細い線から受ける印象とは違い
キッチリと落ち着いた話し方、性格の凛々しさには
軽く羨望の眼差しで、彼を見ていた。]

 先輩は何食べるんです?

(205) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 2年生 エイジ

[そうして暫し、カヨイが席に着くのを待とう。
遠くの席へ着こうとするのなら、「お前の席ここ」と、
手首辺り掴んで自分の前の席へと、着かせたかもしれない。

話がある、そういう意図だ。

ケチャップもかけず、スプーンを持つ事も無く、
少しばかり腰を屈めて、カヨイの耳元へと声を潜める。]

 なあ、カヨイ。

 "最後"って、どういう意味?

[性別を、問う事はしない。
気掛かりなのはそちらよりも、その言葉の意味の方。]**

(206) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 ナツ

[――だめだ。
昨日までどうしていたのか、もう思い出せない。
タイムスケジュール通り送っていた生活は、今後。
体調に、正確に言えば発情期に合わせたものに変わる。

"今まで通り"なんて、そもそも無理な話。

この身はもう、庇護を受けて然るべき存在。
ということを受け入れ難く思う気持ちが、
せっかくの気遣いを跳ね除けてしまう。>>197

気丈に、むしろαを踏み台にするくらいのつもりで生きるなら、
こんなことではいけないのだが。

どうしても、食堂の入口から動けずに。
そのまま踵を返し、教室に戻る。

午後の授業は、いつも以上に熱心に取り組んだだろう。
勉強に集中できているうちは、"まとも"だということだから。]**

(207) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【削除】 1年生 キノト

[ここにしようと、エイジとミツルの向かいを選ぶ。>>202
『イヌカイ弟』と呼ぶ声を無視した。

 腰を下ろし、冷水を入れたコップに手を伸ばす。
 ややあってから、エイジの方を向き。]

……別に。
当然の事をしただけきん。

[礼まで無視することは出来なくて。
 どういたしましてと、目線を投げる。]

2015/10/04(Sun) 17時半頃

2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 17時半頃


【人】 3年生 サガネ

 
  大丈夫大丈夫、落ちやしないって。
  キノトは心配症だなあ?

[悲鳴に楽しそうに笑いかけ、
そのまま頬もぷにと指でつついてやる。>>179
年下に思われようとも、悪戯をやめることはない。
いや、今ならば尚更、やめるなんてできるはずがない。

宣告から変わったのは、きっと自分達だけじゃない。
数少ないクラスメイトたちが、せめて今までと変わらぬように、そうあれるように。>>171
そのキッカケになるなら、いくらでも。
"いつも"を惜しみなく振りまいて、振る舞って、道化の仮面を被ってみせよう。


多分それが、自分のできる、唯一のこと。]*

(208) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 ナツ

カレーに臭いがするのは当然だろう。
いいんじゃないか。

俺は、……もう、食べたから。お先に。


[どうやら食欲はあるらしい。
キノトに巻いてやった首輪を、彼がどう受け止めるか。>>173
少しだけ不安ではあったけど。

性は分かれても、血の繋がった兄弟。
それ故の複雑な心境は、一人っ子なので理解が及ばぬまま。

エイジも、ミツルも。そしてリイチも。
皆、すり抜けて日常を取り戻している。

足元が脆く、崩れ落ちそうな感覚に咄嗟に嘘をつき、
和やかな空間から一足先に離脱することを決めた。

どうせ今は、好物のオムライスですら喉を通りそうにない。]**

(209) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 サガネ

 
  ふふ、やったぜ。 …いっただきま~す!

[一応、薬は出てくる前に飲んだ。
だからきっと、大丈夫だと思うし、大丈夫にしてみせる気ではいた。
近づいた時に嗅いだ匂いに、差し出されたレンゲを持つ指に。
自然と生唾が溢れるようだったけれど、レンゲを見つめたままごくりと呑み込めば、きっとごまかしも効いたはず。

熱々の湯気ごと、ぱくりとひとくち口に含んで。>>188
はふと熱さをこらえながら、大事なひとくち、ゆっくり噛んで腹に収める。
叫びすぎた喉は未だに少し腫れるようで、
呑み込んだ際に僅かに痛みをもたらしたけれど、煩く鳴った腹の虫は、少しだけ収まってくれたらしい。

代わりのひとくちを約束した所で、
飛んできた流れ弾>>198に、くるりと向き直る。]

(210) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 クロミネ


 そんなことで怒らねぇよ。


[怒ったこと、あっただろうか。

少食の後輩>>204に目を落として考え込む。
その身の内、
そわそわと落ち着かない原因は、今朝初めて感じたものと同じ。


薬が効いていないのか、投与していないのか。

こんな誰彼構わず誘引されてしまうものなのかと、
自身が獣に堕ちたかのように思えてしまう。**]

(211) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 サガネ

 
  えー…、そんなに大きいかあ?
  てかリイチのもウマそうだし、俺もカレーにしようかな。

[ひとくち!と思わず叫びそうになったのを押し込めて、代わりに自分も同じものにしようと決めた。
どうせ食事の制限も、今日限りで解除されるのは目に見えている。
ならば、今まで避けてきた刺激物を食べたって、きっと構わないだろう。


……どうせ、番う相手が誰であれ、
Ωの己が歌う事は、許されないに違いないから。>>181]

(212) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 1年生 キノト

[サダトラの姿を探そうと視線を遠くにやっていると、エイジとミツルが近くに居ることに気付く。

 まず、 『イヌカイ弟』と呼ぶ声を無視した。>>202
 通り過ぎようとすると、ムギに手が伸びる。
 あからさまな行為にむっと顔を顰め、>>206
 オジャマシマス…

 硬い声が漏れた。]

(213) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 サガネ

[―――囀る事が
己が身の価値を証明する、ただひとつの方法。


囀る事も許されぬ鳥は、籠の中に仕舞う意味すらない。
だから、己が何かを望む事も、許される事なんかじゃない。

それならば、自分の番が誰になろうとも、構わない。



(それでも、望むのが許されるのならば。
      囀ることを許してくれる、そんな人の側に、

                           ―――いたい。)]

(214) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 3年生 サガネ

[だけどそれは、Ωの己が望むだけ、……無駄なこと。]**

(215) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 2年生 ミツル

[>>202 引いて貰った椅子。
エイジの隣に腰掛ける。]


有難う。
あんまり、食欲自体が無いから。

……………。


[小さなカップに混入されたプリンは
男から見ても、可愛らしい。余計に羞恥を覚える。]


―――ん?

(216) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 2年生 ミツル


[ついと視線を上げる。
青いハンカチと―――
キノトの違和の或る首輪が、視界に収まった。]


何だ。お前が保持して居たのか。
―――…探しても、見付からない、訳だ。


[さり気ないように視線を、降下。
ああ、と溜息のように吐き出す一声で誤魔化し。
咀嚼始めたプリンは、喉を冷やす]*

(217) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

3年生 サガネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 17時半頃


【人】 1年生 キノト

[腰を下ろし、冷水を入れたコップに手を伸ばす。
 ややあってから、エイジの方を向き。]

……別に。
当然の事をしただけきん。

[礼まで無視することは出来なくて。
 どういたしましてと、目線を投げる。]

(218) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【独】 3年生 ナツ

/*
訳;このお団子どこに混ざるのもきっついな!

と、次まで空くのでさくさくっと退散です。
リイチむりくり声かけてごめんよありがとうー。

にしても眠さがMAXなのもあって昨日からすげー文章が、変。
そしてまさかお昼にこんなに伸びるとは。

(-51) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 17時半頃


【独】 3年生 クロミネ

/* メモ
アツシ(>>210) 

キノトの首輪にふれるの忘れた。。。。

(-52) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 17時半頃


【人】 1年生 キノト

ツルさん、……プリンだけやの。
午後の授業の最中に、お腹鳴るで。

[クロミネの言葉そのままをミツルに向ける。>>197
 怒られたことはないけれど、笑い飛ばされたことならあると返し。>>211

あ、探してた…の。それは悪いことさせたなぁ。
自習って、エーさんどこ居るんか見当付かなかったし。

夜も、部屋まで返そうって…
洗ってからって思ったら。

[遅くなったと、理由を告げる。]

(219) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 1年生 キノト

[ヒューレーも、蘇芳も。
 揃って息子がα生まれで、やっぱり――羨ましい。

 早く薬を飲んでしまおう。
 安心しようと、コップに入れた冷水を煽る。

 αの前で。
 わざとらしくもこくんと飲み干して。
 ゆっくりと目を開く。]

(220) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【独】 2年生 ミツル

/*
>>215
ツル………wwwwww
うれしい!!

(-53) 2015/10/04(Sun) 17時半頃

【人】 1年生 キノト

[視界の先、兄の姿を見つけ。
 手を振り、笑った。

 その手でフォークを掴み、皿のパスタに下ろす。]

(221) 2015/10/04(Sun) 18時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[隣でプリンを頼んだミツルは食欲がわかないのか。>>200
今まで殆ど何も喉を通らなかったリイチには何も言えなくて、
逆に今食欲が湧く方が不思議に違いない。

けれど嫌で仕方がなかった検査が終わり、
張り詰めていた空気が少し緩んだのは彼のお陰。

>>209 食事を終えたらしいと、
その嘘には騙されたままウサミを見送った。

キノトに巻かれた首輪に気づくのは、もう少し、後。
弟に話しかけたい気持ちと、電話を切った弟の気持ち。

少しこの場所は、賑やかすぎて。
真直に見れなくて。]

(222) 2015/10/04(Sun) 18時頃

【人】 2年生 イヌカイ

 自覚無いんです?サガネ先輩。

[その声は大きくいうよりは、他の声とはトーンとは違い
空気を通り抜ける様に、響いて聞こえるという印象なのだが。

歌声を聴いた後からは、何故か
彼の声がそんな風に聴こえるようになった。

>>214 >>215 彼の望みや、>>64 絶望を知るすべはなく
今はただ、悪戯好きの彼の仮面を見続けていたから。

――彼から受けた額への悪戯以降は余計に

素直に、言葉を紡げずにいた。]

 カレーの臭いが部屋に充満して、
 皆がカレーを食べたくなれば良いのに、って思ってます。

[結局口にするのは、他愛ない事。

思春期を受け入れられない複雑な心は、
素直さに欠けていた。]

(223) 2015/10/04(Sun) 18時頃

【人】 2年生 ミツル

………ツルって、俺の事ですよね。
大丈夫。後でパンか、何か購入しとこう。


[毎度に、確認を欲する程
割とインパクトある呼び名>>219
タイチさんと同じ台詞に、困ったと、苦笑を返し

ハンカチの話題に、目を細めた。]


エイジ、良かったな。
お前のハンカチ、大事にされて。

(224) 2015/10/04(Sun) 18時頃

【人】 2年生 ミツル

[否、それにしても]


―――………。


[>>220彼が嚥下した薬が。
何を示すのか、想像し易く――

何故か熱っぽく、その所作を見詰めた自分。
プリンを食べる手を、ようやく再開させた。


昨日までと、違う自分。
朝の教論の話を思い出し、眉を寄せる。]

(225) 2015/10/04(Sun) 18時頃

【人】 2年生 ミツル

[不意に>>222ちらりと視線が交わった友人に、首を傾げ。
そして、リイチに手を振るキノトと、彼を、交互に見遣る>>221

――良いの? 声を掛けなくて。


視線だけでリイチを見るが、繊細の話題を出すには。
此処は、あまりに喧騒だったか。]

(226) 2015/10/04(Sun) 18時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[常に、こっそりと気にかけていた弟。

手を振る姿を視界に隅で確認して、
>>226 ミツルに後押しされてようやく
真直ぐにキノトへと向けた視界に
飛び込んできたのは――…


…――――首輪。


笑う弟に、どんな顔して笑い返せば良いのかと
普通にしようと思えば思うほど、難しくて。

力なく、手を振り返した。]

(227) 2015/10/04(Sun) 18時半頃

【人】 1年生 キノト

購買のクリームパン、美味しいしなぁ。

…ん、俺がのお、ツルさんと呼ぶのは、目の前に座っとるミツルさんしか居ないで。

……ツルさんやのうて。
ミッちゃんさん。ミッちょんさん、
ミツさん、ミルさん、ツーさん……  

[血の色に似た蘇芳の名を選ばず。]

ツルさんは やっぱ嫌い?

[毎度、確認して押し通してきたけれど。
 今日は他の呼び名があればと、首を傾げて待つ。>>224

(228) 2015/10/04(Sun) 18時半頃

【独】 2年生 ミツル

/*
>>228
蘇芳って、色の名前だったんだ

[鈍感]

(-54) 2015/10/04(Sun) 18時半頃

【人】 1年生 キノト

[ハンカチを握り潰したりと、良かったと言われる程大事にしていなかった事に内心謝りはすれど、それはプリントされているヒュー君に対してだ。]

……手、止まっとるで。

[ミツルに指摘する。
 素っ気なく、ただ事実だけを。>>225

(229) 2015/10/04(Sun) 18時半頃

【人】 1年生 キノト

兄さん。

[振り返す、ただそれだけの兄。>>227
 表情はぎこちなく、瞬乾見ても変わらない。

 首に嵌ったもの、見たよな。
 見たよね?]

 やっぱり、兄さんは両親の期待通りの子だね。

[声は届くだろうか。
 届かずとも、自分がΩになったと示せれば今は良かった。

 あぁ、なんて顔をしている。

 くるり。フォークを回転させて、パスタを口の中に押し込んだ。**]

(230) 2015/10/04(Sun) 18時半頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 18時半頃


【人】 2年生 ミツル

良いな、甘いパン。

どうもね、こってりした物より
甘味ばかりに食い付いてしまって。


[甘いプリンをまた、一口。>>228
その間に、幾つも出てくる、愛称の豊富さ。
思わず瞬いたが、間を置いて。]


――……いいえ。
ツルさんて呼び方、好きだ。
ちっとも怖くない動物だから、気に入ってた。


[他人の血もさることながら
他人に苦渋と涙を流させる事を、躊躇わない一族。
その嫡男が、ツルと、年下に呼ばれる。

なかなかに滑稽で、気に入って居た。確認は繰り返すも。]

(231) 2015/10/04(Sun) 19時頃

【人】 2年生 ミツル

[滑稽だった。
イヌカイ家の次男にそう呼ばれている。

プライド高い父が知ったら、どんな反応を見せるだろう。
あの、ミソノ・スオウが。]


どんな愛称でも、嬉しいな。
ミツル、って、呼び捨てでも。
………――平気。


[>>229指摘を受けて、慌てて手の動作を開始。]


キノト、声の張りが無いな。
午後の授業、いけるか?


[問いかける頃には、プリンはほぼ、空だった。]*

(232) 2015/10/04(Sun) 19時頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 19時頃


【人】 2年生 イヌカイ

[知っている。

両親は、兄弟二人にαを期待していた事を。
そしてαで在ることが当然のように言っていた事を。

最低限、リイチの居る場での両親は、
そんな様子だったから。

けれど、彼がΩであろうが何であろうが
世界で一番大切な弟で在ることには変わらい。


そうだ、――何も、変わらない。


>>228クラスメイトと話す彼の声
>>230兄を呼ぶ弟の声、
普段より少し、弱々しさを感じる。

けれど普段通り、優しい言葉をくれる弟は
強くて、柔軟性があって、兄よりも出来た子で]

 俺に政治家なんて…
 全然、向いてないのにね。

[キノトに届くか、届かないかの声量で返す。
弟の方がよっぽど政治家が務まりそうだと。

気を抜くと震えそうになるスプーンを握る指。
誤魔化すようにカチャリと音を立てて
頬張ったカレーは美味しいと感じなくなっていた。]

(233) 2015/10/04(Sun) 19時頃

2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 19時頃


【人】 2年生 エイジ

[小さなプリンひとつ>>216
折角アルファになれたって、問題が山積みなのは
スオウも同じか。
「そっか」と小さく呟くのみにして
「かわいいね」なんて揶揄うのは、やめておく。

熱心にハンカチ探索をしてくれていた彼だから
真っ先に拾い主をつげるべきだったのにと、
気づいても今更遅い、トリ頭。]

 丁寧にアイロンまでかけて貰ってた。
 使うのもったいないから、お前のタオルで顔拭くわ。

[冗談交じりに紡ぐ響き。
未だぎこちない表情のイヌカイやその弟の表情を、思わず窺う。]

(234) 2015/10/04(Sun) 19時半頃

【人】 2年生 エイジ

[呼び名を無視されるのは常の事。>>213
その呼称こそが今、彼等に大きな意味を与えるとまで
配慮は伸びてゆかずに。

カヨイに触れた際の表情には気づけておらず
礼の言葉への返答>>218に、緩く首を傾けた。]

 ……、いや、なんか手間かけさせてごめんな。

[紙袋に礼の品>>174を入れておいた事を、
何となく言いそびれてしまう。
居心地悪そうな様子は、呼び名に対しての怒り……

というだけでも、なさそうだ。]

(235) 2015/10/04(Sun) 19時半頃

【人】 2年生 エイジ

[――空回りしている。

なんとなく、この場からそんな空気を察知して
ちらりと向けたスオウへの視線。

それを追うように凪いだ先に、イヌカイ弟が薬を嚥下する仕草が映る。
頭痛薬だとかそんな類ではないと無言で知らしめるのは
首に巻かれた、首輪の仕事か。


先、視界の端に消えていったウサギ先輩の背を、思い出す。>>209

昨日、同じオムライスを分け合った時とは異なる、
明らかな拒絶の背中。

自らを『籠の中の鳥』と称した聡明な先輩は
オメガとして生きる事を、受け入れられたのだろうか。

昨日のように、食事を摂る彼を直視出来る自信が持てないな、
……とりとめなく感じた想いを封じるように匙を手にした。]

(236) 2015/10/04(Sun) 19時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[気兼ねなく級友>>172に掛けた声の先、口端が笑う。

何時ものように振る舞おうとする――…
その時点で"何時も"から逸脱していた。
食堂のテーブルに並べたラーメンも、何時もと違う"並"


昼休みの残り時間で目一杯走る為に
そんなセーブポイントを自分に課せたにしても
休み時間はそう長くないし
時計の針が進めば麺も伸びる。]

 汁だく大盛りかよ。
 ……… 多くね?

[クロミネのいらえも、妙にどもって聞こえた。
内心の焦りを咽喉の奥に封じ込めて
最速と自負する箸にも恥じないよう、慌てて麺を啜った。]

(237) 2015/10/04(Sun) 20時頃

【人】 3年生 サダトラ

[食堂を訪れるまで、後ろにいた気がした
ナツ>>207の姿は、入口で途切れ、見失う。

 先に幸せになれ

言った手前と、心境から
中途半端に麺を啜った姿勢で、視線を巡らせる。
元気の良いキノト>>179の声がバック・コーラス。
サガネ>>182の声も、彼の声楽的特徴から
食堂によく響く、ふ、と、塞がっていない鼻で笑う。

続けて、昨夜ゲームを共にしたエイジと、ミツルの姿。]

(238) 2015/10/04(Sun) 20時頃

【鳴】 教諭 キョウゴク

―― 保健室 ――

 抑制剤の効果には、個人差がある。
 効きやすい者、効果が持続しにくい者、或いはその逆。
 一般的には6時間程度と言われている。

 これ自体に中毒性は無いが……
 精神的な依存はどんな薬に対しても起こり得るから、
 あまり“薬を信用しすぎない”ようにしてくれ。

[サガネの質問には速やかに答えが戻る。>>158
キョウゴクは、片手に抑制剤のシートを掲げて
午前の保健室に集った面々を見回しまとめて説いた。

キミたちの身体のことは、キミたちにしか解らない。
教えられるのは、あくまで平均的な数字のみだ。**]

(=34) 2015/10/04(Sun) 20時頃

【人】 3年生 サダトラ

[加えて投下された大声>>191に―――

口汚く麺を噴き出しかけた。]

 ぶッほ、!!!

[詰まらせた麺を、咳き込み、最速に啜り飲む。
噛むことを半分忘れて
口許のラーメンの汁は、手の甲で拭った。
ティッシュだのハンカチだのタオルだの
その類は持ち合わせちゃあおりません。]

 馬ッ鹿、オマエまで声がでけえよ!

 留守電?
 留守電、は、な、あ゛―――…

[咄嗟に、嘘を吐きかけて、濁る。
嘘を吐く意味なんざ、何処にあるッてんだ。]

 聞いた聞いた悪いな、明日のコトだろ。
 なあ、100m二本、始めにしねえ?

(239) 2015/10/04(Sun) 20時頃

【人】 3年生 サダトラ

[更に投下される挽肉カレー>>194の匂い。

本来、思春期の鼻腔に美味しく
香る筈のそれが、何故か食欲をそそらない。]


 俺は、オマエが寝坊したのかと思ったぜ。


[事実は、皮肉にも、軽口にも、口と耳に届く。
イヌカイに応えてから
彼とキノトの兄弟関係を、改めて、視線を留める。
その近く、ミツルの食事が余りにスイーツなので。]

 ミツル、オマエそりゃあねえよ。

[流石に一言、突っ込み挟む。]

(240) 2015/10/04(Sun) 20時頃

【人】 3年生 サダトラ

[隣の席、何時もの距離感。
唯でさえ普段からスポーツマンシップと称して
スキンシップが多い、珍しくない筈。

ガタ、と、ヒロミ>>201が慌てた所為か
椅子の足が鳴るのに、無意識に指が跳ねた。
その先、腕には、本来の用途を外れた首輪が在る。
首サイズなので当然、腕では、ぶかぶかだ。]

 ッつかな、

[得てしたヒロミの沈黙に
先程の電話の内容、言い掛け、口を噤んだ。
飯を食った後に、瞬時に思考が切り替わる。]

 校庭一本走って授業じゃね。
 いや、でも時間ねえな、放課後かもな。

 今日は最短タイム更新してやんの。

[先程のムギとの会話を思い返して
半ば自棄みたいなタイム更新を、口を滑らせた。
最後の一口啜る頃には、汁も冷め、麺も伸びていて。]

(241) 2015/10/04(Sun) 20時頃

【人】 3年生 サダトラ

[視界の端、薬を飲み干すキノト>>220の姿が映る。


俺の薬は、ポケットイン。
飲む勇気は、一年生の方が速かった。
三年生は素直じゃない、その言葉通り、咽喉を通らない。

身体能力と顔立ちから、両親からも
オマエはα以外有り得ない、罷り間違ってΩだったら笑い草だな。
腹を抱えて笑った日は、冗談で本気で、笑い飛ばせた。


抱えた野心は最早、抱くことすら否定されたもんで。
約束された将来ッてヤツは思いの外儚かった。
 アンニュイな感情を吐き出すには、只管走るのが一番。
 俺がアンニュイッて何だ、クソ笑えるな。
腹の底に溜まる矛盾に、口端が上手く笑えない。**]

(242) 2015/10/04(Sun) 20時半頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 20時半頃


【人】 3年生 クロミネ


 いい食いっぷりで。


[意地悪く少し多めにとったつもりだったが、
時を変えれば美しい声で囀るその口は大きく開かれ、
パクリとレンゲの親子丼を攫っていった>>210

流石に熱いは熱かったようで、はふと漏れる熱にくくくっと喉を鳴らした。

自分も親子丼を平らげて、
空になった丼とレンゲをぼんやりと眺める。

少し、]

  ――足りない。


[一口アツシに奪われたとは言え、
リョウに言われた通り>>237一般的には十分な量を腹に納めたはずだ。

トレーを携えて席を立ち、アツシの席の背後に立った。]


 オラ、一口寄越せ。


[肩を掴んであんぐりと開けた口を向け、食欲を唆る香りのカレーを強請る。

すんなりを差し出されれば良し。
焦らされようとも渋られようとも約束は約束だ。
強引に一口を奪って「ゴチソウサマ」と掴んでいた肩を二度叩き、食堂を後にした。]

(243) 2015/10/04(Sun) 20時半頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 20時半頃


【人】 3年生 クロミネ

―午後の授業―

[午後の授業は、一応聞いていた。
集中出来ていたかと問われれば、とてもいつも通りとは言えない。

熱心に授業を聞いているウサミ>>207が気になるのは、
彼の発情のせいなのか。
それとも、先ほど気に障った物言いをしてしまったという
自責の念に駆られてか。


机に頬杖を突いて、時折窓の外を眺める。

流れていく薄い雲を見て、早く授業が終わればいいと思っていた。]

(244) 2015/10/04(Sun) 20時半頃

【人】 2年生 ムギ

―途上から食堂へ―

 ッ……―― ひっ はは、

[背筋を掠めた感覚に力が抜けて、危ないところだった。

抱えたキノトを落とさなかったのは奇跡的な快挙だろう。
いたずらを仕掛けたサガネ(>>165)には
いずれ盛大な仕返しをお見舞いしたい。

――途中で薬を口に放り込んでから辿り着いた食堂では、
サダトラにA定食デザート付をご馳走になるつもりだ。
デザートにはカスタードプリンを選んで。
これは、この食堂における最高額ランチである。]


 ……っ キノ。くすぐったい、声。


[不意に聞こえた声(>>193)は鼓膜に触れて甘く蕩け、
言われるままキノトを下ろした後になって
いわゆる人肌恋しいという心理を招いた。

Ω性のフェロモンは同性には効かないのなら、
この恋しさの原因もまた、体温を欲しがるΩの性か。
抑制剤もすべてを抑え込めるわけではないらしい。
また湧き上がりそうな恐れは
トレイを手にキノトをからかいやり過ごす。

やり過ごせる。]

(245) 2015/10/04(Sun) 21時頃

【人】 2年生 ムギ


 ――……。

[サダトラの財布をスポンサーにつけての豪華ランチ。
彩り鮮やかなトレイを手にしての席探しの段になり、
一度は見たエイジの側頭部あたりから
静かに視線を逸らした

――途端に、手首を取られ(>>206)驚いた。
驚きと、驚くほどの安堵は同時にやってくる。

昨日までとは違う距離感を突き付けられたら……と、
保健室を出てから抱えていた危惧が
そのままの大きさで安心に変わった。

向かいに着席して眺めるエイジの手元のオムライスも、
遊びの相談でもするように近付いた顔も、
昨日までとそう変わらないもの。

変わらないものだと、思いたかった。]


 …………、……あ、ぁ。


[問われた“意味”を思い出し、言葉に詰まりはしたものの。]

(246) 2015/10/04(Sun) 21時頃

【人】 2年生 ムギ



 俺、学校辞めるんだよ。
 たぶん――来週あたり。
 

[信じたくはないが、受け入れたくもないが、
休暇明けに家に通達されれば逃れる術がない。

つとめてなんでもない事のようには言ったが。
エイジに向けた出来損ないの笑みは歪み、
しまいには表情そのものが顔から失せた。

笑いたいのか泣きたいのか
黙りたいのか叫びたいのか
――そんな事さえ解らなくて困る。

やっと作りなおした表情は、困り顔めいた薄ら笑み。]

(247) 2015/10/04(Sun) 21時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 21時頃


【人】 2年生 エイジ

[憶測が真実となる。>>247
それを受け入れられていない自分が、其処にいた。]

 ……!   なんで、……。

 ――なのかは、解る、けど。


[何故、なんてこの場で聞くのは子供と同じだ。
解っている癖に、驚きでつい口をついてしまう。

入学してからの付き合いだ。
助けを求められることを、鬱陶しいと思った日もあった。
奔放で、めんどくさい占いのナントカを守る所為で
被害を蒙った時だってあった。

けれどそれも総て、カヨイには必要だったもので
それが当たり前のように、自分の傍で続くものだと信じていた。]


 なんとかなんねーの……?

 せめて卒業するまで、とかさ。

[「うちの兄はそうだった」とまでは、流石に言えない。
カヨイの口からはまだ、その性を聞いてはいない。]

(248) 2015/10/04(Sun) 21時頃

【独】 2年生 エイジ

/*

[強引に着かせた正面の席で、カヨイは笑っていた。

何時もの彼らしからぬトーンの声音で、
言葉を選択し、一気に告げるかのような平坦な口調で。]


コピペミスって頭の部分が消えてしまった…

(-55) 2015/10/04(Sun) 21時頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 21時半頃


【人】 3年生 クロミネ

―放課後・武道場―

[引退して一度も足を運ばなかったそこへと。
心境の変化、というやつかもしれない。]


 よぉ、調子はどうだ?
 秋の大会、もうすぐだろ?


[2年の新部長を捕まえて、近況を聞いた。

彼は3年生が現役の頃からエースのような存在で、
同学年の元部長と彼にだけはどうしても敵わなかった。

二人共、幼少の頃からずっと剣道をしていて、
中学から始めたクロミネとは年季が違っていた。]

(249) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 21時半頃


【人】 3年生 ヒロミ

 っわ噴くなよ汚ぇな!!

>>1:239噎せ込むリョウに、咄嗟に、いつも首にかけているタオルを出した。
 手首に見える、見慣れない黒いものはなんだろう。
 些かの疑問が沸いて問おうとしたが、留守電への返答を濁らせるさまに、こちらも問いが止まってしまった。]

 ……なんだよ、聞いてたんならかけなおせっつーの!
 手抜きかよ!

[おそらく、平時の調子で返せていた、と思う。自分では。]

 なに
 ダッシュ先って何だよそれ。
 つかロードなしでやったら、ただの徒競走じゃねぇか。

[軽く突っ込みを入れながらも、その提案の意味を、つい考えてしまう。]

(250) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル


―― ふ 、


[>>234プリンを口にして、薄く笑い飛ばせた。
エイジが此のプリンの印象を
気を利かせて、押し黙ってくれた御蔭。]


それは、構わないが。
お前が俺のタオルを使用するとな。

最後に、―――「有難うございます」と
洗濯するのは、俺の方なんだぞ。


[冗談を嬲った唇は、口角を上げた。無理にでも。]

(251) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 3年生 ナツ

― 午後の授業 ―


[明日以降は不要になるかもと思いながら、
それでも熱心にノートを取り、教師の言葉に耳を傾ける。
途中、壁に掛けられた時計の針をチェックした。


(そろそろ、三時間、か。)


[抑制剤の効果も副作用も個人差はあれど、
概ね六時間程度らしい。
中毒性はないが乱用は避けるように、
と注意を受けたのもあって。

最初の一粒を正午に飲んだ。
いつまで世話になるかわからないが、
とりあえず効能の目安を知らなければ、と。

今のところは、問題なさそうだ。]

(252) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル



………そう、教えて貰ったの。


[つい、と視線を送るは、リョウさんへ。
>>237拉麺を咀嚼する
今は虎色不足>>0:268の、トラ。

コンパクトを誇る、プリンでは、
エネルギー不足と指摘する、先輩の声に頷き>>240]


……はい。
でも、ツルって
少量しか食べないでしょう。


[何の話かと、また、突っ込まれてしまいそうだ。]

(253) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル

[空のプリンの容器に、銀のスプーンを、添え。]


………、リョウさん。
昨日は、楽しかったです…ね。

あんなにムキになった勝負は、初めてでした。



――また、勝負しましょうね。

[たった、性別の違いで。
近づいた距離を、広げるつもりなど無い]

(254) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 3年生 クロミネ


 ちょっと端っこ、借りるな。


[道着も防具も持たずに来たので、
素振り用の木刀と場所だけを借りて始める。

ぎり、と木刀を握る。
鼻から息を吸い込みながら頭上まで握り手を上げ、
「鋭!」との声と共にそのまま膝の高さほどまで一気に振り下ろす。


ずっと悶々としていたもの。
それは今朝に始まったものではなく、
思春期を迎えた頃から抱いていたもの。

それらが一振りで薄らぐのを感じた。


もう一振り、二振り。

心・技・体。
クロミネに足りなかったのは、自信という心。

αという確証を得て立つ今は、
現役の頃よりも気合いの声が腹の底によく響いた。]

(255) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 3年生 ナツ

[――思考はクリアに働いている。
微熱も倦怠感も、朝ほどではない。

ただ、妙な胸のざわめきと脈拍が早い、気がする。
それに、微妙な視線も。

もしかして、とさりげなく窺えば、
あたりをつけた人物は窓の外を眺めていて。>>244

随分、余裕じゃないか、なんて裡で毒づくのは、
さっき食堂で向けたのと同じ。ただの、八つ当たりだ。]
 

(256) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

[返したハンカチで顔を拭かるのを見たら、居た堪れなくなる。
 勿体無いままで居てほしい。>>234
 ごめんなと謝るぐらいなら、呼び方を変えて欲しかったけれど。
 口に出さないまま、もういいよと頷く。>>235

甘味ばかりやとバランス悪いとか、家帰ったら怒られないの?
……あ、いや。そこは上手にやる か。

[むしろ逆かと思う。寮生活故の、自由。
 ミツルの父ミソノに声をかけられたのは、父の誕生祝いに1度だけ。1言だけ。
 リイチには沢山話しかけていたのに。
 大きな手で、頭も撫でていたのに。
 大人程、血の順番を重んじる。

 出で立ちだけで恐怖すら覚える人と。
 眼前のミツルは親子だと忘れそうになる。]

(257) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

好き?
……そうやね。ツルは幸運の鳥や。

[なら、やはりツルさんのまま。
 『ミツル』と唇だけ動かしてみて。>>232

 唇に手を添えて。]

 呼び捨ては……はは。考えておくわ。

[と保留にした。
 親しみ増すようで。――怖い。]

(258) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

ん。…声? 気のせいやで。

午後の授業はちゃーんと行かんと。
俺だけ居なかったら、何言われるか分からんし。

あ、ツルさんはもう食べ終わったんだな。俺もあとちょっとこば。

[一口だけで、フォークを置きそうになったが。
 食べなくちゃ。食べないと。
 
 義務のように口を開け、咀嚼し、水で飲み込む。]

(259) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

……

[声が聞こえない、と。
 周囲に視線を向けてもナツキの姿はなかった。>>209
 購買部で買うパンの数を1個増やせば良い。

 サガネにつつかれた頬>>208を抑えながら、
 腔内に残るチーズの残滓を舐めとる。

 彼には歌がある。魅了させる声を持っている。
 他人を和ませる悪戯がある。例えそれが道化であっても。
 構ってと伸ばされる指みたいだとしても。]

(260) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

[あと2口。
 すぐ傍らで聴こえた言葉にハっとした。>>247
 ムギの顔を見て、すぐに戻す。

 学校を辞める。辞めさせられる。
 その可能性を全く考えて居なかった。

 ムギの居ない日を思い出す。
 あの時は、『部屋を出てはいけない』という神託のせいだったが。
 実兄とは違う親しさを見せる彼が、居なくなってしまったら。

 どうすれば、いい?


 それに、自分だって――――このまま学校に、居られるのか?
 両親がどんな判断を下すのか、思考は悪い方に転がっていくが。ムギの横に居て、表情には出せない。]

(261) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

[最後の一口。
 フォークを掲げた手が、止まった。>>233

 今、なんて言った?
 兄は。この兄は、なんて――?]

……

[コップを掴み、立ち上がる。]

(262) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 3年生 ナツ

[桜が吹雪く春に、向日葵が伸びる夏に、
秋桜が揺れる秋に、六花舞う冬に。

何処を見ていると悟られないまま追いかけてきた背を
掴み、離した。
返事を要しない告白がどうか、
互いの前途を後押しするものになればいいと願う。>>238

昨日、エイジとも話したことだ。>>236
結果によっては、例え両想いでも引き離される。>>0:177

一方通行か通行止めになっただけなら、
まだましな方と言えるだろう。 ]

(263) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

向いてないって……そななん言うな!!

[初めて、兄に向かって声を荒げた。
 1/3程水の入ったコップ。
 それを持つ手を、顔面に向かって振るう。]

向いてないゆうても! 生まれついての才覚があるのは、…兄さんの方、で!

[周囲がざわつき出す。
 空になったコップをぎゅうと握り、俯く。]

(264) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 21時半頃


【人】 2年生 エイジ

[三年生軍団の賑やかさが耳に届く。
でかい声で話す内容は常とさして変わらない。
僅かに張り詰めていたように思えた空気は
気の所為だったのかもしれないと

丼を置いたサダトラ先輩をじっと観察したその時に、ふと気づく。

何時もなら「オッサンみたいだな」とか「体育会系ってなんかすげーな」
くらいの感想をぼんやり持つ程度だったのに。

ミヤ先輩とトラ先輩、隣同士のその席に。
何の変哲もない普通のやり取りに、どくりと鼓動が跳ねた。

彼等に愛らしさだとか艶だとか、欲の類を覚えた事など無い。
けれど、ミヤ先輩とトラ先輩を見比べて、トラ先輩の方が
遥かに色香を覚えたし、二人話しているところを眺めているだけで、


――見てはいけないものを見ているような、そんな心地に陥った。

性別を、意識してしまった所為なのか。
異性への興味の芽生えなのかなんて解らない。

不意に視軸を落とし、知らず食事へ没頭する事となる。]

(265) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 ッせ、オマエの顔に飛ばすぞ。

[はしゃぐ一年生の大声、声の通る同学年の大声。
それと等しく大声と判じない聴覚は
根底で寝ている動揺な成し得た差異。

差し出されたタオル>>250
有り難く受け取る反射に対して
叩く口は、何時もに近い、軽口だか憎まれ口だか。]

 おい。
 ラーメンだぞ、良いのかよ。

[手の甲と、口許をタオルで拭ってから
懸念に眉を顰めたが、遅い。
使用済みなのか未使用か、厭に汗の匂いが神経に障る。]

 後でかけ直そうと思ったんだッつの!
 その前にほら、話せてんだろ、問題ねえだろ。

 …… だから、ロードの前に徒競走だッてハナシ?
 何だよ、最初からだと自信ねえかよ。

(266) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 1年生 キノト

……

[気持ちを落ち着かせようと深く息を吸って、吐いて。]



  ………ごめん。

[兄の顔を見ないまま、謝りを口にして背を向ける。]

(267) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[久し振りの日替わり定食は、こんな美味しくなかったろうか、というか味がない?
 >>241いつもと、なにも変わらぬ距離。
 それが、やけに遠いような、逆に異様に近いような、おかしな感覚。]

 なに

[また会話が切れた。
 互いに、何か言いかけては止めている気がする。
 誰にでも、わりと明け透けにものを言う方だと自分では思っていたが、特にキガネシナイ相手だと思っていた相手に対して、これである。
 白米がモソモソして美味しくない。]

 ……あぁー?
 走るってなに、これから? それとも放課後か?

 なら、相手いねぇと燃えないだろ。
 付き合ってやるよ、何本でも。

 他にやるやついんの?

(268) 2015/10/04(Sun) 21時半頃

3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 22時頃


【人】 3年生 サダトラ

[視線が触れた感覚、それも妙に神経に障る。

神経に障る、程度の自覚で
済んでいる今が、まだ平和にしても
見慣れた隻眼>>253に視線を流した。


αだと性の位置を獲得した筈の
彼の前にあるプリンが、今日は特に小さく見える。]

 鶴はプリン食わねえよ?

[指摘は外さなかった。
綺麗に空に平らげた後>>254も追加オーダーは無いようで。]

(269) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 1年生 キノト

「座っていた席に戻り、コップをダンと置いたトレイを持ち上げる。]

俺のお、やっぱ授業行かれないわ……。
腹痛やて、言っておいて。

ほんじゃあ、先に失礼します。

[行くと話していたばかりだから。
 ムギとミツルと、それとエイジにも声をかけ、頭を下げるとその場を離れる。]

(270) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 ムギ



 ――……そんな、まっとうな事を言うなよ。
 

[何故なのかが解っているなら、
すなわちそれが答えに繋がる単純な問題。
エイジとの間に横たわる机分の距離が遠く思える。

「なんとか」「せめて」には何も答えられないが、
強いて言うなら、弱気に逸し落とした視線が答えだ。

なんとかならないのか――
祖父たちの決定に従わずして家には居られない。
カヨイの家を捨ててまで貫くべき“自分”が在るなら別だが、
十七年に渡る指示に翻弄され、呪われたムギには、
家の他なにを拠り所にして良いのかが解らない。

せめて卒業まで――
老いた祖父たちはその「せめて」を惜しむはずだ。
猶予を与えて面倒を起こされるのを嫌がるはずだ。

……直に聞いたわけでも命じられたわけでもないのに、
祖父たちの視点からしか物事を考えられないあたりが
彼らの教育が目指したところなのだろう。

頭では理解出来ても、抗えない。]


 …………なかなか、うまくいかないな。
 

[手を伸ばし、スプーンを握るエイジの手に触れる。
さきほど手首を掴まれた際の安堵を求めて。]

(271) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 3年生 ナツ

― 放課後 ―

[渡り廊下で秋風を浴びながら、
運動部の掛け声や吹奏楽部の演奏をBGMに
ぼんやりと校庭を見下ろす。

何故、αになれなかったのか。
一体、なにが足りなかったのだろう。
やはり運動神経か。
それとも、ひとの上にたつ気質か、その両方か。

今はもう、何も掴める気のしない掌を握り、開く。
考えても詮無いことでも、考えられるうちは
発情期の訪れが遠いということだから。

いつ、それが始まるか解らない以上、
ひとけのない場所も、ひとが多い場所も、居づらい。

そういえば、午後の授業にキノトの姿がなかった。>>270
食堂で何かあったのか。それとも。]

(272) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 3年生 サダトラ

 

 ッはは、俺が勝てたの、ミツルだけな。
 オマエあんま腕上げんなよ。 まじで。


 次も負けねえよ。
 足なら鍛えても良いわ、足腰鍛えて挑んで来い。
 それも、……… あ゛――…

[ミツルの未来、体力も精神力も、支えになる筈だ。
三年生の匙加減でアドバイスを告げかけ
後頭部を、髪を、手で掻く。ラーメン臭い。]

(273) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 3年生 クロミネ

[暫く素振りをして、大分頭もスッキリした頃。
新部長が声を掛けてきた。

Aクラスの検査のことは全校生徒の知るところであった。
結果の出る今日の今日、久しぶりに顔を出した上級生が、
α性であったのだと察するのも容易いだろう。]


 「大学でも続けられたらどうです?

  その時はきっと、稽古を付けに来てください」


[――と。

結果が得られなかったこともあり、
6年間それなりに打ち込んできた剣道とは決別するものと思っていたのだが。]


 あぁ、……それも、いいかもしれないな。


[答えを濁し、可能性だけをほのめかして。

すっと木刀を差し出し、「ありがとう、また顔出すよ」と、
そう言い残して武道場を後にした。

多少マシになったとは言え、今度は身体が鈍っている。
卒業するまでに、一度でも彼に勝てたなら更なる自身に繋がるだろう。

そう、確信を得て。]

(274) 2015/10/04(Sun) 22時頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 22時頃


【人】 3年生 サダトラ

[一瞬、首筋に受け止めた視線を
気付かずに過ごした、変わらない距離感。

ラーメン汁で汚した掌と口許は、ヒロミ>>268
タオルに吸わせたお蔭で、匂いしか残らない。
極めて何時も通り、自由に過ごせている錯覚。]

 ……… プロテスト受けられるじゃん。
 頑張れよ、さくッと10秒で受かって来いや。

[途切れた会話を、繋ぐ。
繋がらなかった電話では、更に、声援と動揺を
綯交ぜに伝えた気がするが、今度は上手く纏められた。]

 放課後だな。

 目一杯走りてえし、ムギ誘ったんだけどな。
 一緒には走らねえッて。
 俺が速すぎて罪だわ。 まじ、声援待ち。

 何だよ俺の最速タイムに付き合えんの?
 ヒロが居るなら出るかもな。 放課後走ろうぜ。

(275) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 3年生 ナツ

 

――…あと、二時間というところか。


[迫りくるカウントダウン。
今の時間なら食堂は空いているだろう。

昨日と同じように自動販売機でコーヒーを買い、
売店で売れ残っていたメロンパンを購入して。

そのまま、外のベンチに腰掛ける。
時折、足元に転がってくるボールを笑顔で投げ返せば、
いつになく挙動不審な反応を受けて、苦笑い。]


βにも影響を及ぼすのがまた、面倒だな。


[いまだ平常心は保てているが、
愛咬がない以上薬ですべてを塞ぐことなど、できないのだろう。

自分以外全員Ωならいいのに、なんて。
よくも言えたものだと改めて自信に呆息を吐く。]*

(276) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 ミツル

うん。そこは、上手く熟す。


[>>257お察しの通り。
父の前では、我儘など見せない、紡がない。

人と利益を選ぶ父は、平気で人を傷つける。]

(277) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 エイジ

[何時に無く気落ちしたカヨイ>>271に苛立ちを覚えた。

――正確に言うなれば、カヨイの家に対して、だ。

権力を手にした大人達は、次の世代を自己の繁栄の道具に使う。
解ってはいたのだ、…自分の父もまた、そういう人間であるからこそ

兄を強引に嫁がせ、写真を焼き、「この家であれの名を口にするな」と
兄の存在を「無かったこと」にしたのだと。

けれど自分にはもうすぐ、その父と同等の権力が手に入る。

酷く後ろ昏い思いに駆られたのは、カヨイの最後の言葉を
耳にした瞬間だった。]

 お前さ、――…、

(278) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 ミツル


[

  「 "イヌカイくん" とは、最近どうだ。」



父の云う"イヌカイ"は、決まってリイチの事だった。
キノトの事は、イヌカイとも、呼ばない。
同じイヌカイなのに、親から格差を突きつけられる。


そして、今なら、少し理解できそうだ。
何故、父は会うたびに、リイチとの交友を尋ねたのか。


――― …リイチが、俺と同じaと知ったら。
さぞかし落胆するだろうな、父は。]

(279) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 エイジ

[何の事は無い、スキンシップの一種だ。
スプーンを持つ手に触れられた刹那、電気が走ったように
奇妙な感覚が、生まれた。
自分から触れた時には何も感じなかったのに、……

振り払う事も、握り返す事も出来ぬ一瞬、
渇きを憶えて喉奥が鳴る。

意識してはいけない、これは異性ではなく、
――大事な友人のひとりだ。]

 お前さ、…諦めんなよ。
 放課後、作戦会議でもしようぜ。

 漫画貸すから。

[平静を装い、掴まれた指先を軽く掴んで、スプーンを握らせた。
さも、これが欲しかったんだろうとでも言うかのように

昨日と同じくらいまで食べ進めたオムライスを、押し付けた。]

(280) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 ミツル

……はは。


[>>258薄汚い血族の自分を
幸福の象徴に例える言葉に、笑う。]


有難う。
―――…うん。


[唇だけの、無音の呼び捨て。
それも受け止めたと、首を縦に動かす。
少しばかり、身体を近くへと傾けて。

保留を急かさない。彼が選択すればいい。]

(281) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 ミツル



[>>250午後も授業に出る。
そうか、と自分もプリンを平らげていた。
食事を行う相手は、平気ではなさそうだが。



>>262 フォークが止まってから、再度、視線を上げ。
立ち上がったキノトから。顔に、影が掛かった。]


―――…。
    

(282) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
「漫画貸すから」が可愛すぎてしぬwwwwwwwww

(-56) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 2年生 ミツル

謝らなくて、良い。




 ――…政治家に、なりたかったのか?


[>>264>>267突然の訴えに、目を開いたが。
とっくに、吐き出しても良かった叫びだ。

すぐに、硬い真剣な声で。
もっと他に、兄に伝えずに構わないのか。
促そうとした言葉は、遠回しすぎる。

>>270 退室しようとした彼に、届かなかったか。]*

(283) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【人】 3年生 サダトラ

[賑々しく食堂の一角を賑わす声。

緊張感と、日常をあえて演出する
妙な感覚に支配された空間も、会話を重ねる毎
落ち着いたように、俺には映った。


教師の忠告に耳を傾けなかった訳ではなかったが
矢張り心の何処かで"何かの間違い"だと
現実を受け止めきれない、シシュンキの心ッてヤツ。

エイジ>>265の視線が留まり、下がる。
不思議な占の力を家業に掲げるムギでも兎も角
家訓はバイクに狂えの俺に、その感覚に気付ける筈もなく。
ただ、矢張りまた、視線に撫でられたような感覚。
妙な心地を覚えて、虎色を、返してしまった些末。]

(284) 2015/10/04(Sun) 22時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
「漫画貸すから」が可愛すぎてしぬwwwwwwwww
あああwwwwwwwwwww

お返事返そうって思って発言読み返してて、
おなじとこでおなじ症状に陥った記念に。

(-57) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 22時半頃


【人】 2年生 エイジ

[プリンを頬張っていても尚、スオウの落ち着いた居住まいは変わらない。>>251

シニカルな笑みへと、「毎度洗濯よろしく」等と
図々しく告げる辺り、寮での家事はさぼりがちで苦手な方である。

そんな風に会話していたその時、
声を荒げたイヌカイ弟に気づいて、振り返る。

爆発したその想い>>264に知らず、眉根を寄せる。
弟だけでなく、――オメガ判定の出た全員が
こんな爆薬を、心に抱いているのかもしれなかった。

イヌカイ兄の貌に水が掛かっていたのなら、
綺麗に洗濯されたハンカチを、惜しみなく差し出す。]

(285) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 さて、ご馳走さん。
 授業遅れんぞ。

 ヒロはゲロんねえように確り消化しとけよ。

[視線は、そして、一足先に席を立ったキノト>>270に、]

 上手く伝えといてやるわ。

[咎めないのは、奇しくも同じ性を持った故で。
家督を思えば、彼の苦悩と俺の苦悩を並べる方がちゃんちゃら可笑しい。

トレイを食堂の定位置に戻して
おばちゃん此処置いとくぜ、何時もと同じ、声を掛けた。

授業は普通に受ける、それが、望む普通だから。*]

(286) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―武道場→―

[頭がスッキリしたこの隙に、
また図書室で勉強でもしようかと校舎を目指して歩いていた。

素振りの際に窮屈で
二つほど外したシャツのボタン。
その隙から入り込んでくる風はとても心地よい。


歩行中、視界の端にベンチに座る人影>>276が見えて足を止める。

ボールを投げ返されたβ性の生徒たちの挙動は、
傍から見ても少しぎこちない。
ウサミから見たなら――?


先ほどの失態が過ぎって、
気付かなかった振りをしようかと一度は違う方へと足を向けたが、]


 今日は絵、描かないのか?


[結局は気になって、声を掛けに足が向いてしまった。]

(287) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 22時半頃


【独】 3年生 サダトラ

/*
あかん水引っ掛けられてるイヌカイくん見逃した!
俺このまま左から感覚移れる自信ないです!

(-58) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 22時半頃


【人】 3年生 ヒロミ

 別に今更だろそんなもん。

>>266朝のロードの時から首にかけてあったタオルは、それなりの汗を吸っていた。
 とはいっても、そう臭うほどのものではないはずだ。
 だが顰められた眉を見れば、もしかして案外臭ったろうかと、一瞬だけ神妙な面持ちとなった。
 だがそれも、彼からタオルが戻る頃には、いつもの表情に戻した。つもりだ。]

 誰もねぇとは言ってないし。

 つかお前こそ、先に短距離やって疲れたからロードはキャンセルとか、舐めたことぬかしてくれんなよ?

 ……ま、チャリで付き合ってくれても構わねぇけどな。

[軽く交わす明日の約束は、いつもと変わらないような気がした。
 ふっと、安堵が胸に浮かぶ。]

(288) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[根底の動揺に、感覚が曇っていた所為か
――― びしゃ>>264 音をたて飛び散った水飛沫。
避けていなければ濡れている筈のイヌカイの姿に、気付くのが遅れた。


ただ、声を荒げ、落ち着かせる、キノトの背に
腹痛を真実として教師に伝える、役>>286を受け止めるのが精一杯。
イヌカイの表情は、如何だったか、大丈夫か、も、言えない。

下手打てば、俺も誘爆しかねない。
エイジ>>285が手を差し伸べている、α同士、そんな卑屈。
授業を受けたところで吹き飛ぶ訳もなく、速く。*]

(289) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 2年生 ミツル

―――………。



[>>269向こうから放つ視線に
例え棘があっても、気に留めず。]


トラだって、拉麺を食べません。
………食べない、ですよ………ね。


[>>273昨夜のゲームの話には、首を振る。
特訓をする気、満々な表情で。
されど、足腰の筋力には、成程と。]


足腰は、鍛えるとして。
それとも、………なんですか。


[トレイにプリンの容器を重ね、片付けの準備]

(290) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 3年生 ナツ

[ 傍目ではαとβの区別はないに等しい。
Ωだって、首輪も咬み痕もなければ、同じはずなのに。]


……。


[言葉にして認めたくない事実を脳裏に過らせ、
あまり好きではない菓子パンを思わず握りつぶした時だった。
思わぬ方向から声が聞こえて、勢いよく振り返る。>>287]


タイチ…? どこから来たんだ。

[てっきりまた、図書館で自習をしていると思っていたから。
普段より着崩されたシャツに、また僅かに眉根を寄せて。]


描きたいんだけど、ね。
モデル探しに難航しているところだ。

今朝とはもう、"事情"が違うだろう。


[彼の背中への興味は、まだ燻っていたけれど。
リョウに対してとはまた別の理由で
難しいだろうと自嘲の笑みを浮かべる。]*

(291) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[昨日、あんな顔を見てしまったせいか。

今朝、Ω性のフェロモンにあてられてしまったせいか。

先ほど、怒らせてしまったせいか。



自身のα性が先か、個人的な感情が先か――。


まだ、分からなかった。ずっと分からないままかもしれない。




見下ろすウサミに、今朝ほどの違和感は感じなかった。
薬が効いているのだろう。**]

(292) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[味気ないカレーを咀嚼する動きは、
>>264初めて聞くキノトの声で、停止した。

強い怒りを露わにすることなんて記憶にない程に優しい弟が声を荒げる姿に、何が起こったのか、瞬時に理解ができなくて――]

 ―――っ!!

[目を瞑ることも忘れて、水の直撃を受けた。]


 ……キノ、ト


[髪から滴る水滴が、ポタリポタリと制服を濡らしていく。

本心から思っていた『向いていない』という言葉。
才覚があるのは、弟の方だとずっと思っていたのに。
優しい弟は、そんな風に感じたことは無かったのだろうか。

濡れて鼻からずり落ちそうになった眼鏡を外したら、キノトの姿はボヤケすぎていて。

謝罪を口にした彼の表情が、見えなかった。
けれどその言葉は、兄へ対するものではないのだろう。


嫌われた―――のだろうか。


ヒヤリと、背筋に鳥肌がたち、
立ち去ったであろう弟を、
追うことすら出来ず、ただ呆然と。]

(293) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 2年生 ムギ

[体温に触れ、浅い一呼吸分の間は安心を得られたが。
頭の中にか、心の奥にか、腹の底にか
それだけの安心では埋められない何かがある。

じりじり焦がれるような意識の端で
それは埋めてはいけないものだとも思った。

少なくとも“級友”で埋めるようなものではない。]


 ――……諦め。諦めか。
 

[言われて、なかば無意識に鸚鵡返しに独りごちる。
それ以上にしっくりくる言葉はないように思えて、
思わず、愉快げに笑ってしまった。

午前から続いていた絶望と諦観に
まさか「諦めんな」なんて漫画のような台詞が響くとは。

持つべきものは友だ。]


 作戦会議は、漫画を読みながらでも?
 昨日のゲームの続きでも良い。
 
 なんだって良いや。なんだって良い。


[握らされるスプーンの冷たさにわずかに眉を寄せ、
差し出されたオムライスを
コレジャナイって眼差しで凝視した。

代わりに提供するのはデザートのプリンと
……白米とハンバーグと添え物のグリル野菜。
スープ以外の豪華ランチほとんど全部。]

(294) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

[何か、おかしいことを言っただろうか。首を傾げ。
 嫡男がαであるのは、蘇芳の家にとっても幸運だろうに。>>281
 
 今のはノーカウントでと頷きに困り、少しばかり近くなった距離に戸惑う。]

(295) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

……そう、や

[ミツルに答えるキノトの目は、熱と氷を内包していた。>>283

そうだ、よ  なりたかったよ!

[彼まで過去形で言う。突きつけられる現実にひぅと喉が鳴る。
 そうとも。政治家には…――もう、なれない。
 兄に、他に伝えるものはない。

 伝えておくというサダトラ>>286に深く頭を下げた。*]

(296) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【独】 1年生 キノト

/*
カヨイの家といい、スオウの家といい、
うちの兄さんがΩだったらって願う当主が多いな!!ww

(は。筆頭は実弟だ!)

(-59) 2015/10/04(Sun) 22時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 馬ッ鹿、ラーメン汁甘く見ると痛い目見るッての。
 汚したの俺だけどな。

 おい俺にチャリンコ漕がせんじゃねえよ。

[自動二輪車愛好としての主張を
食堂を離れ際、ヒロミ>>288に向けた。
NOチャリンコ、YES生身だ、バイクは意識的に選択肢から除外して。]

 虎は雑食だから食うんじゃね?
 でも猫舌かもな、伸びねえと食えねえかも。 はは。

 ……何でもねえ。 オマエ、アドバイスすッとまじ鍛えそう。

[ミツル>>290の家業は兎も角
彼自身は俺の目から、素直に映る。
"それとも"の先を潰して、首を振ったのが、授業前の日常。


教室での、午後の授業は、案外と目と耳に通った。
努めて得たい日常を網羅しに、意識していた所為か。]

(297) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 3年生 ヒロミ

>>275途切れていた会話が再開される。
 心なしか、やっと、定食の生姜焼きに味を感じた。]

 10秒ってなんだよ最速マニア!
 テストは、早く相手倒しゃいいってもんでもねぇんだよ。

 ……ま、でもバッチリKO合格決めてやんよ。

[サンキュー、と短く返し、味噌汁を啜る。
 10秒とはフザケたもんだと思いながらも、いつもの、彼らしい物言いに、目元が緩んだ。]

 は?
 何でまたムギ、つかそりゃそうだろうよ。

[徒競走相手に、まさかの名前が挙げられて、ちょっと呆れた声が出た。
 というか、その当のムギはどこにいる、エイジの話では、学校にはいるはずなのだが。]

 だから、明日は俺が付き合わすから、今日先払いでお前に付き合ってやるつってんの。
 何本だよ、なんなら最速出るまで出血大サービスしてやんよ。

[彼が走りたがる理由が、自分が、神経が昂揚した時にサンドバッグを叩きたくなるのと同じならば。
 そういう発散法を共有できる相手だと思っているから、気が済むまで、とことん付き合ってやると約束する。]

(298) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 1年生 キノト

―放課後―

[初めて授業をサボった。
 保健室のベッドに潜り込めれば良かったのだろうけど。

 行く場所がなくて。
 寮に戻るには校庭に人が多すぎて。


 結局、生徒会室に逃げた。]

………

[パイプ椅子に座り、引き継ぎの書類を整理する。
 トントンと紙を整え。
 パチリとホチキスで止め。

 定規を宛て、蛍光ペンで線を引く。]

(299) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【独】 1年生 キノト

/*
そんなに政治家になりたかったら、フリーで出れば良いのにと思ったけれど、そもそもΩだったという。

(-60) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 3年生 クロミネ

[手の中の潰れたパン>>291
やはり声を掛けたのは間違いだっただろうか。]


 ちょっと剣道部に顔出してきたんだ。


[不機嫌そうな眉間に早速の後悔を。

クロミネ自身というより、
正しくは乱れたシャツに向けられた物だったのだが。]


 事情、……そう、だな。
 あぁ、だけど、薬……飲んでれば平気なんじゃないのか?

 後は同じオメ……いや、 なんでもない。


[「同じΩ性の」と言いかけて、慌ててやめる。

普通の会話が難しい。

項に手を宛てがって、視線をβ性の生徒たちへと投げた。
また怒らせてしまいやしないかと、臆病に。

先ほど得た自信では、まだ足りないようだ。**]

(300) 2015/10/04(Sun) 23時頃

クロミネは、薬の影響に個人差があることを失念していた。**

2015/10/04(Sun) 23時頃


【人】 3年生 サダトラ

――― 午後の授業 ―――

[キノトが向かった先が
保健室であれ、違う場所であれ
腹痛の旨を教師に伝えると、驚く程呆気なく、受け入れられた。


腹痛、もしかしたらΩの身体的スケジュールも
この先、こうして、あっさり受け止められるのかも知れない。
食堂に顔を見せなかったナツの姿も在って、安堵した。

恐らく、結果に動揺しているのはΩだけではなくて
αも何処か、そわついた様子を感じられるのは、気の所為でもない。

―――… あ゛あ、ままならねえなあ。

授業中、溜め息混じりに漏らした小声は
開いた窓から吹き込む秋風にでも、攫われてくれ。]

(301) 2015/10/04(Sun) 23時頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 23時頃


【人】 3年生 ヒロミ

 ────?!

[突然のキノトの怒号>>264に振り向いたのは、その直後だったか。
 何事かと目を丸くし────彼の首にある、黒いものが目に留まる。
 それから、水に濡れたリイチの姿も。]


 ……ッおい、なんだよ……


[仲がいいと思っていた兄弟の、こんな姿なんて。
 多分、初めて見た。
 タオルを貸してやるべきかと思ったが、潔癖な彼に、流石に、汗とラーメン汁のついたタオルは貸せず、端を軽く握っただけで手を離した。]

(302) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 2年生 ムギ

[昼食メニューの一部を交換し品数を増やす試みは、
これまでにも幾度となく繰り返してきた日常。
食器を共有するのもまたいつもの事。

あえてそんな事を思い出しながら
汚れたスプーンでオムライスを掬って食べると、
腹の底で何かが疼いた。
微かに、微かに――確かに。

一度ならず、二度、三度と。]


 ――……キノ、


[そのあたりで、隣に掛けていたキノトが立ち、
顔を上げて彼の感情発露の始終を見つめた。

年下の友達であり仮初の弟――
そう思って構い倒してきたキノト。
掴みたいと、去りゆく彼の背(>>270)を見つめたが。]


 …………リーチ。イヌカイ兄。


[行かなくて良いのか、と言外に問う。
呆然と立ち尽くすばかりの、キノトの実兄(>>293)に。
同級の友人であるリーチよりも
同性の後輩であるキノトを心配するのは“今日”だから。]

(303) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 2年生 エイジ

[ただ、静かに自分の発した言葉を繰り返すカヨイへ
「諦めたらそこで試合終了だ」等と、熱血から遥か遠い男が口にした。

けれど、そう思う。
活路は必ず存在する、だなんてそれこそ
アルファの傲慢でしかないかもしれないけれど。

カヨイが何時ものように緩い笑みを浮かべていたから、よしとしておこう。

オムライスの代わりに受け取ったのは豪華ランチ。
まさかこれがサダトラの財布から得た戦利品とは知らぬまま、
コレジャナイ感たっぷりに見詰めてくる相手へ、
プリンだけ、返しておいた。

別に、甘味が嫌いってわけではないけれど
こういうのなら、カヨイ喰いたいだろうなあみたいな、無意識の意識。
ラッキーメニューとかそんなお告げは知らない。]

 ん、なんだって良い……。

[彼の紡ぐその響きに、仄かに目頭が熱くなった。

なんだっていい。手段なんて選ばなくていい。

カヨイに異性を意識してるとか、自分がアルファだとか、
オメガだった皆が同じように心に傷を負っているとか、

そんな事柄よりも今、一番に考えるべきは
目前の友人を、退学させぬ方法。]

 ……ハンバーグ、うま…

[目許を見られたくなくて、うつむき加減で前髪を下ろす。

退学させぬ方法を考えねば。
そう思い込む事で思考をリセットし、豪華ランチを平らげて
教室へと戻る事だろう。*]

(304) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>296 ミツルの声は、こんな時でも落ち着いている様に、聞こえた。

>>296 政治家になりたかったと過去形で言ったキノト。

兄が政治家にならなくても、
弟がいるから大丈夫だとそんな風に思っていたのだ。
そんな風に、頼ってしまっていたのだ。

きっと彼なら素晴らしい政治家に慣れるだろうと。
政治に興味の持てない兄の変わりに、
彼の方が適役に違いないからと、決めつけて――…。

彼が政治家になりたい、と
ハッキリと言葉で聞いたのは、初めてかもしれない。

当然そうなるのだろうと、なんとなく思っていたから、
直接質問したことも無かった。]

(305) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 3年生 ヒロミ

[喧騒の中で食べた日替わり定食は、やはり、少し物足りないような気もした。
 放課後のこともあるし、教室に戻る前に、焼きそばパンとコーヒー牛乳を追加すべきか本気で悩む。]


 だからお前は、いつもゲロゲロうっせ汚ぇんだって。
 ここは、みなさんがお食事をするための空間なんですよ。

>>286先に食事を終えて去ろうとするリョウを、わざと敬語で軽く茶化す。]

 おー、だったら10km、チャリ無しでついてきてもらおうじゃねぇか!

[そしてもうひとつ、挑戦的な言葉も投げておいた。
 こうして話していると、もやもやした気分も忘れられる。*]

(306) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 3年生 ナツ

[Aクラスは概ね二パターンの人間がいる。
エイジたちのような、
制服も性格もラフでハツラツとしたタイプと。

タイチたちのような、物静かで整頓されたタイプ。
前者には憧れを、後者には共感を持ち、
多少の親密さに差はあれど
全員とそれなりの付き合いを続けてきた、はずなのに。

何故だろう。
昨日、あんな場面を見られたからか。

タイチが、αだと知ってから妙な苛立ちが止まらない。

単純に彼が妬ましいからか。
無意識のうちに優位性を感じ、
それをへし折られた己に対してなのか。
もしかしたらその、両方かもしれない。

秋風に揺れる鎖骨や項を晒す無防備さを。>>300
羨ましいと思う日が来るなんて思ってもいなかった。]


そうか。お疲れ様。
後輩たちも喜んだんじゃないか。


[勉強に部活に、精の出ることだと常通りの労いも、
微妙に剣呑な響きを孕んでしまう。]

(307) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
ものすごい、あちこち青春してるよね。
この青春感、この青春感!!!
(おもにいま、ヒロミの焼きそばパン見てる)

重ねて言うが、
参加者さんたちの村コンセプト理解度がハンパなくて
満足感がものすごい。

(-61) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>285 エイジに差し出されたハンカチを確認して、
有り難く手を伸ばした。

ポケットに入ったハンカチ一枚では足りそうにないから。

こんな時なのに、頭はやけに冷えていて、
ハンカチが綺麗に洗濯されているかどうかなんて
目を細めて確認している自分が、おかしくて仕方ない。]

 エイジ、ありがと。

[喉から漏れそうになる笑い声を噛み殺して、
有り難く、ハンカチで眼鏡を拭いた。



キノトの兄として、役に立つどころか、守るどころか、

本当に、甘えてばかりで


―――愚かだ。]

(308) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[眼鏡をかけて>>303 呼ばれた名を振り向けば、
ムギの物言いたげな表情。]

 ああ――……、

[行って、どうすればいいのか分からずに、
立ち尽くす。

今、兄として弟にかけるべき声は、何だろう。]

 なあ、ムギに占って貰ったら…
 今どうすればいいのか、分かるのかな?

[そしてまた、愚かな質問を重ねた。]

(309) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
揺れているのは襟であって鎖骨ではない(うつむき)

あーあー。だめだなんかこう、タイチが可愛くて今すぐ助けてって言いたい。でももう少しいやギリギリまで我慢したい。

決めたらタイチの思惑なんて関係なしにまっしぐらしちゃうんですがいいのかな……?

(-62) 2015/10/04(Sun) 23時頃

【人】 3年生 サダトラ

――― 放課後 ―――

[授業に顔を見せなかった面子は
キノト以外にも居たのかも知れない。

食堂の経緯の行方を
先に背を向けた俺が窺い知れる訳じゃあないが
あの爆発を受け止める相手が居てくれれば、と、思う。
昇華する術を、せめて得てくれれば。

走るか、サンドバック>>298相手にすれば
昇華出来るくらい、単純思考ばかりが支配しているワケじゃねえ。]

 ッつか、休憩挟ませろよバテてゲロるわ。

[授業を終えた矢先、ヒロミを捕まえて第一声ゲロ>>298>>306
いっそ意趣返しすら含む、軽口だ。
未だ首に通す気になれない首輪は、腕に、薬は尻ポケに。]

(310) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[ボクシング部の予算申請や、剣道部の備品発注の報告書。
 これは会計のやることだと、空欄の認印を見つめ、書類を無造作に置く。]


……はぁ。何やっとるんだろ。

[虚しさに溜息ばかり。]

(311) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

─ 授業中 ─

[食後の授業というものは、得てして眠いものである。
 それでもいつも、「精神力の鍛錬」と称し、気合で居眠りだけは避けていた。
 まぁ……眠らないということにばかり気合を入れすぎて、授業内容はさっぱりという、結局寝ていても起きていても同じだろ現象に陥ることも、ままあったが。

 今日は比較的眠くない。
 というか、神経の昂りが眠気を妨げていた。

 どこからかゆるく漂う、今まで知らなかったはずの、匂い。
 性欲を煽るそれが、同じクラスにいるΩからのものだと気付くのは、容易だった。]

(312) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【鳴】 3年生 サダトラ

[神経逆撫でる感覚は、腹を集中的に刺激する。

友人と軽口叩き合う場面にすら
薬を頼るのか、そんな必要ねえと理解したい、自棄だ。


勘弁してくれ。]

(=35) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 3年生 ナツ

[きっと、一番苛立ちを覚えるのは。
αである彼のほうが、
此方の機微を窺っていることかもしれない。
それは庇護する側としての、余裕に思えた。

でも、だからといって責める理由も筋合いも、
その気もないのだ。
だって、これが当たり前の形なのだから。]


……気を遣わせて、すまない。


[こうして、声をかけてくれることを。
疎ましいどころか嬉しく思う気持ちも、あるのに。
どうしてか、以前のように会話を運べないことが
もどかしくて、歯がゆい。]

(313) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[ムギが学校を辞めるのなら、ナツキも辞めてしまうのだろうか。
 家への連絡を気にしていたから。

 サダトラは――サガネは、どんな道を選ぶのだろう。


 ぼんやりと想像してみても、壁に黒のペンキをぶちまけたように、思い描けなかった。]

(314) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

……

[思考の全てを先送りにしている、気がする。
 『個人の未来』だとして。

 『思うように生きる』として。>>102

 どんな風に生きたいかなんて―――星空を見上げているようで分からない。繋ぐべき路が、分からない。

 政治家の家系だからと、コネクションを求める手は、きっと多いのだろうが。
 カヨイの当主にしても、スオウの当主にしても。
 籠めた意思はキノトの知る由ではなく。
 ただ、目線と関心はいつだって、長男の方。


 次男の名は口の端にも上らない。
 次男の姿は視界に入らない。]

(315) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 3年生 ナツ

[マイナスの感情は、プラスのものより過敏に伝染する。

彼の視線が気まずげに、視線が校庭に向かったのを機に、
横顔を見つめながら。]


薬は、酷い副作用があるから常用はできないし。
…発情期に入ったΩは、何も手につかなくなるらしい。

――…何とも、愚かしいことだと思わないか?


[まるで世間話のように、努めて明るく同意を求める。]*

(316) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[天井を見上げる。
 光明が見えた…気がするのは、ナツキ先輩のお陰。]

流石やなぁ、先輩やなぁ、長生きやなぁ。
月の兎さんやなぁ。

[呟き、目を瞑った。
 微睡みの中に 逃げる。*]

(317) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[食堂でのいざこざを見てしまったこともあり、空いた机がやけに気になる。
 短期間だけのボクシング部の後輩……やめた理由は、そういえば聞いていない。
 性に合わなかったのか、怪我でもしたか。
 まぁ引退してしまった自分にとっては、今更……なことかもしれないが。]


 はぁ~……


[それにしても、匂いが濃い。
 早く授業が終わればいい。
 そうすれば、校庭に出て、蟠りを発散できる。

 首にかけっぱなしのタオルが原因だなんて、まだ、思いもよらず。*]

(318) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 2年生 ムギ



 思うまま進むが吉……だね。
 ――行きたい所で、言いたい事を。


[占術というよりも、これではまるで御神籤だ。
かけるべき声が解らなくても、
かけたい言葉があるのならと。

やおら立ち上がりイヌカイの傍まで歩み寄ると、
胡散臭い御神籤ついでに、マジナイもひとつかけよう。
サガネ得意の、たしか、何にでも効くマジナイ。

額に寄せた唇を小さく「ちゅ」と鳴らすだけ。]


 ……うまくいきますように。サガネ直伝だ。


[そこから先は、行くも行かぬもイヌカイの意思に委ねて。
ムギは再び着席しオムライスを食べる。黙々と。]

(319) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/04(Sun) 23時半頃


【人】 2年生 ミツル

[食事が疎かに為り。
喧騒の中に耳を澄ませ。

>>247ムギが、来週に、退学の可能性がある事。
そんな肝心な単語を拾い落とし。

ただ>>248「卒業」。>>280「作戦会議」。
エイジの放つ必死さと、小声を、かろうじて情報と集め。


―――自分も、何か、出来ないだろうか。
考えても、解らず、口を閉ざす間。]


 ――――― …… ッ 、


[>>296キノトの双眸に込められた、色を、捕えた。

簡略化させ、遠回しに変えた言葉に、
無意識に、彼を傷つける感情を、孕んでいたと気付く。]

(320) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 2年生 ミツル

[イヌカイの兄である、リイチの傍に控えながら。
盲目に弟を信じるリイチより、
キノトの方を、見てきた自分。

焦れる思いが、余計なことまで口走った。


すでに、その場を去った、キノトの後ろ姿。


>>309リイチが向かうなら、彼を追い掛けるのは、止す。
2人で追いかけたところで
また、勝手な主観で、心抉れば、それこそ修復が効かない。]*

(321) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 2年生 ムギ

[そうこうするうちに、
プリンは戻ってきた。プリンが戻ってきていた。
結局オムライスは半分の半分までしか食べなかったが、
デザートは残さず底までさらって食べた。

サダトラが提供してくれた豪華ランチの殆どは、
無駄にもならずエイジの胃に収まったなら万々歳。

うつむくエイジが、
前髪の翳りの中でどんな表情をしているのかは知れないが、
ハンバーグが美味いことはよく伝わった。万々歳。

――Ωであろうと、楽しめることはあるものだ。
持つべきものは友だと二度目の感慨に口元を弛めたが。


その後、エイジと共にか戻った教室で。
午後の授業の短時間で再び、軽く絶望する。*]


―教室―


[――……静かに授業を受けるだけの時間が、苦痛だ。
抑制剤の効果で決定的な現象は抑えられているにしても、
朝からやけに鈍い頭が、じわりと熱かった。

眠気に近い気怠さに苛まれた二限分、
机に突っ伏し息を潜めて過ごしていた。
普段ならすぐさま咎めにくるはずの教師は
今日に限って見て見ぬふりをしてくれる。

これが当たり前になるのかと思うと、密かに傷付く。*]

(322) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

─ 放課後 ─

 いきなりまたゲロかよ!

>>310漸くだるい授業が終わり、まず聞いた言葉がそれだったとは。
 どういうことだと、さすがに軽く裏拳でツッコミをいれた。
 そしてまた、手首にある黒いベルトに視線が向く。]

 なぁ……昼ん時から気になってたんだけどな。
 ……それ……。

[おしゃれというには、あまりにも不格好なそれ。
 キノトの首につけられていたのを見たためか、彼が巻いているところを想像し……背筋に、悪寒とは違う何かが奔った。
 ぐ……と、一瞬だけ眉根が寄るが、すぐにきわめて平静を装って]


 ま……何もしねぇけど、さ。


[それは、リョウへというよりは、寧ろ自分へ向けて。
 理性的な行動を心がける。
 なに、この程度の性欲なら、身体を動かせばきっと消える。
 そうだそのはずだ。]

(323) 2015/10/04(Sun) 23時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[性など関係なくやっていけると
弟の気持ちひとつ理解できないまま浅はかに考えていた罰だ。

>>247学校を辞めると言ったムギも、
それはきっと彼自身の本位ではないだろう。

どう考えても、Ωになった彼らの方が精神負担は大きいはずなのに、
現実を見つめられずに、助けて貰ってばかり。

>>134 ミツルの優しい言葉を思い出して、
ムギもまた、優しい奴だと、
占いなのか何なのか分からない言葉を受け止めた。]

 思うがまま…って、
 それすら分かんないけど…。

[けれども、これ以上頼ってばかりでは
いけないのだとは理解していた。

水滴が乾き切らない額に、寄せられた顔。

思わず腰が引ける。]

 な、何…!

[小さく鳴ったリップ音に、脚の力は抜け
尻餅をつくように着席すると、ムギを見上げた。]

 …そのおまじないって、さ
 ほんとに効果あるの?

[さっさと座り、オムライスを食べ始めた横顔に首を傾げた。]

(324) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
そして気付く。
サガネちゃんに「先輩」ってつけるの
いつも忘れる。ものすごく忘れる。
サガネちゃんかわいいすぎて
キノトと同じように扱いたくなる。

(-63) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 おたく、神経質なんじゃありませんかァ?

[Ωとαの隔たりを迎えての、初めての授業を終え
第一声ゲロに、裏拳>>323に見舞われる。
動体視力には自信が無いが、唯一誇れる足を一歩退き
華麗に避け――… そのまま二歩目、眩暈を覚えた。

朝より、昼より身体が怠い。
薬の頼りを避けている所為か、悟られないよう
項に掌を当て、首を振る、やれやれの真似事。
敬語を使うのも食堂での意趣返しで。]

 それ? どれ? これかよ。
 キョウゴクセンセからプレゼント。

[腕に引っ掛けただけの、不恰好な首輪。
キノトの首に嵌められていたそれを
ヒロミも見ていた筈で、だから、用途は理解して
いるのだろうと判じて、口端が笑う、笑い損ねる。]

(325) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[弟の元へ行くべきなのかどうか。

朝から着信拒否をした彼に、
不用意に呟いた言葉が、起爆材となった。

今、弟に必要なのはきっと、存在自体疎ましいであろう兄ではないのだろうとはなんとなく分かっていた為、追いかけることに対して、足が竦む。

怒りに対して、冷静に考える為の時間が
必要なのだとも、知っていた。

>>321 隣でまた、いつも冷静なミツルが
焦るような顔を見せている事に気づき、視線を向けた。

ミツルは、何も悪くないのに。]

 ミツル、ごめん。
 嫌な事に、巻き込んだ…な。

[隣に居た彼に水はかからなかっただろうかと確認して、
何事も無さそうならば、安心する。]

 俺は…授業に戻るけど、ミツルも戻る?

[弟に弁解したい気持ちを抑えて、出した答えを告げた。]

(326) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 2年生 エイジ

― 教室 ―

[濡れて何時もの皺を取り戻したハンカチを見つめて思案する。

イヌカイは何故、笑い噛み締めるような表情をしていたのかを。

恐らくは自嘲、運命の悪戯によって分別される兄弟のそれを
他人事とは思えずに、居た。
カヨイに占いなんちゃらではなく、魔法の力でもあればいいのにと
先の彼等を思い出して>>319思案する。

ふるり、左右へ首を振り。]

 そんな魔法があったら、……回避できるよな。

["退学"自体を。

うっかり漏れた独り言が、教諭の小耳へ伝わったか
「静かに」を意味するよう人差し指を立てられる。

何時もとさして変わらぬ、授業風景。


けれど明らかに、午前とは異なる甘い大気に
窓辺の男は大きく、その窓を開いて澄んだ空気を取り込んだ。



主を失った幾つかの席。
気怠そうな半数のクラスメイト。

変化してしまった日常に、何処まで馴染めるのかは解らない。

授業を終えたら、体調の芳しくなさそうなカヨイを誘って
今日はさっさと帰宅しよう、そう思った。*]

(327) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 2年生 ミツル

[>>297途切れた話の続きに
傾げた首が、更に傾く。

されど、唇は動き出した。]


………そりゃ、
鍛えるでしょうよ。


[期待されたことに、応えない。
それが自分にとって、苦痛を及ぼすのである。
少なくとも、

「リョウさんのアドバイス」を熟す。

効果や、結果が、どうであれ。
熟した、という事実が、自分の利益になろう。


ヒロミさんと共に、食堂を出て行く前の話]**

(328) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 3年生 サダトラ

 

 オマエには必要ねえな。
 それとも嵌めるか、 走るか。

[αには必要のない首輪の誘い。
軽口、冗談にしては悪趣味で
眉間に寄せられた皺を、勘違いした、早口。

正直、薬に頼るのも、首輪に頼るのも
Ωの可能性を完全に除外していた思考は
追い付いていない、必要だと、思いきれない。
Aクラスで、教師がαの皆に、何を忠告したかも。


―――走るか、言った矢先に駆けた。
廊下を走るべからずの標語など蚊帳の外。
校庭まで一直線、上履き履き変える手間も省く。]

(329) 2015/10/05(Mon) 00時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 00時頃


【独】 2年生 ミツル

/*

追い掛けたら
拘束しちゃうん、だよなぁ……。

明日は夜まで、居ないから。

(-64) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【独】 1年生 キノト

/*
あ、すっげー勘違いしてた、よ!
兄さんとツルさん、隣か!

俺の斜め前に座ってたのか、あぁ、悪い!(土下座)

(-65) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 2年生 ミツル

違う。俺こそ――…悪かった。


[>>326此方に向ける、リイチの眼差し。
自分を痛い程責めている事が伝わる。
1人で抱え込むなと、伝えた矢先に、……。]


はは……。

俺は、ムギからのおまじないを、
受けてないのだけどな。


[両手でトレイを掴み、立ち上がる。]


俺は、午後はサボる。
先生に、宜しく伝えておいてくれる?


[リイチに、申し訳なさげに、頼もう。

そうして、彼の反応がいかがであれ、
片付けを済ませば、食堂を後に。

自分は探し物、探し人、
見付けるのは不得意と、自覚しているが]**

(330) 2015/10/05(Mon) 00時頃

【人】 3年生 ナツ

[ Ω同士で誘惑のフェロモンは作用せずとも。
発情による身体の疼きを鎮め合うことも難しい。

だから、モデルを頼むことも厳しいと先の発言を捕捉して。]


でも……そうだな。
今ならまだ、薬が効いてるんだ。


[話しているうちに、気づいたことがひとつ、あった。
同じαなのに、
他の級友にはこんな風に苛立ったり、しないということ。

それが何を意味するのかは、解らない。
解らないが、知りたいと思う。

校舎から校庭へ、上履きのまま飛び出す、
相も変わらず風を纏い、掛ける姿を見つければ>>329
ほんの数秒、その背を追って。]

(331) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 ナツ

[これまでは、逸らすことなく追っていた背中から、
間近で佇む、背中に視線を移し。]


タイチはこのあと何か予定、あるかな。
良かったら。――君に、頼みたいんだけど。

勿論、無理にとは言わないよ。


[その背中を、暴くことができたら。
何か、わかるかもしれない。

そんな期待と、あとはα性の――彼の理性を、
試してみようかなんてそんな、気持ちで。

本格的な発情を迎えていない,
今しかできないような、無謀な誘いを。]**

(332) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 2年生 ミツル

― 廊下 ―


[腕時計を確認。
すでに、授業が開始された時間と、把握。

教室、保健室、ボクシング部の部室。
一通り探すも、行方が解らない。]


………、参ったな。


[困ったように、呟き。

生徒会室の扉を、幾度かノック。
室内は誰も不在かどうか、確かめる為だ。

応答がなければ、図書館へと向かおう。]**

(333) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 00時半頃


3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 00時半頃


【人】 3年生 ヒロミ

 こう見えて、俺はお上品なんですよぉ~……って、おい大丈夫か?

>>325空を切った裏拳に、巫山戯た口調を重ねるが。
 心なし、いつもより気怠そうに見えるリョウに、些かの不安が胸を過ぎった。]

 そう、それ。
 なにキョウゴクの趣味なのかよ、それ。

[笑み損ねて歪む口元。
 こっちが余計な気を使わせてどうするんだと、不格好に笑み返す。]

 バァカ、必要ねぇよ。
 大体そんなもんはめて走ったら、呼吸辛ぇだろ。

[発せられるにおいに、何も感じていないといえば嘘になるが。
 この程度なら、身体を動かせば発散できる。
 そうだ、たとえ性が分かれたところで、何ら問題なんてない。
 そう、何度も己に言い聞かせ]

 つーか他に────って、おい!

[他に走る奴はいないのかと聞きかけて。
 それより先に廊下へ飛び出す後ろ姿に叫ぶ。]

(334) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 00時半頃


【鳴】 1年生 キノト

―手―

[彼はどこまでも年上の先輩で。
 頼るというよりも、甘えているのではと思う。

 貸してと言った手。
 離さないでと願い、もう良いよと告げるまで離さないでいてくれた手。>>=30


 Ωのあるべき姿は、両親やキョウゴク先生が身近な見本。
 『優秀なαを支える幸せ』>>=0だとか。

 今はただ、進むはずの道が目の前で急に途切れ、底なしの崖っぷちに立たされた気ばかりしていた。]

(=36) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【鳴】 1年生 キノト

「だから、『相手の好きにさせるつもりは、ない』と。>>=30
 新しい在り方に驚き瞬いた。

 豆鉄砲を食らった鳩のような顔を、していただろう。]

それって、つまり…下克上?

[もしくは、鬼嫁というものだろうか。]

αみたいな、Ω…… あぁ、妙案やな。
なーんも考えられてないのがまるバレや。

(=37) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【鳴】 1年生 キノト

一番条件いい奴って、それは… 勿論、ナツキ先輩を大事にしてくれるひと、やろ。

道具扱いしない人、やろ。

[Ωの現実。
 それもありかと思わず卑屈になった自分が恥ずかしい。
 『自分を大事にして』と言えるのだから。
 ナツキだってそうしてくれなければ、困る。
 良い相手と巡り合ってくれなければ、困る。]

(=38) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 トラ! 廊下走るんじゃねぇっての!!


[結局自分も、全力で走って後を追ったのだが。*]

(335) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【鳴】 1年生 キノト

時間は、まぁ1年は俺だけやし。
先輩の言うとおりや、な。

俺だけの特権、活かさんきゃ……って、思う。

[狡いなと、思った。

 今も、昔も。ただの後輩でしかない自分。
 髪を直す手は何時までも、何処までも優しくて。

 へらこいな。落涙。
 少しくらいなら良いよねと、頬を濡らした。**]

(=39) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 00時半頃


【人】 1年生 キノト

―生徒会室―

へら… 

[微睡みの中、誰かに髪を撫でられていた。
 誰かに髪を乱されていた。

 誰か。だれか。 ダレカ。]


……ん、なに

[扉を叩く音に起こされた。>>333
 ぼんやりと扉の方を見遣る。]

(336) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 おいおい、ボクシングはお上品なスポーツかよ。
 ッてかタオル洗ったのか、 ッ、

[泥臭いスポーツをのし上がる未来が待ち受ける
ヒロミ>>334に軽口押し掛け、踏鞴を踏む。
誤魔化した心算の手は項に添えたまま、懸念に移ろわせる声に
抱かせた事実に、眉間を絞り笑う。俺の表情筋に似合わない苦笑。]

 趣味だッてんならもう少しなあ……
 いや、これぐれえシンプルで良かったかもな。

 ッははは、

[必要無い、と笑い飛ばす声に
呼吸が辛い、正に首輪を避けていた理由を的確に突かれ
思いの外、溢れた笑み声が、軽快に咽喉を抜けた。
加えてこの、胃の下ににじり寄る違和感が
神経をじりじり焼く感覚が、晴れれば、お手の物。

それを求めて、背に受ける声を振り切るぐらい、走る。]

(337) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―校庭脇のベンチ―

[ウサミの苛立ちは>>307
きっと知らず気に障ることをしているせいなんだろう。

αだと願っていた、思っていた、そうあって然るべきだった。
それが覆された――。

同じ場に立っている訳ではないので、
想像はできても完璧に理解は出来ない。
ずっと、これからも。

それはウサミだけに対して、異性に対してではなく、
他人という存在全てに当てはまる。
上手くいかないのなら、距離を置いてしまえば楽なのだ。

無理に近付いて、傷付け傷付けられたくなければ。]


 ありがとう。そう、だな。……喜んでくれていたと思う。
 現役の頃より、素直に話せた気がするんだ。


[α性と確定される前から、自信さえ持てていれば、
現役時代をもっと有意義に過ごせたかもしれないのは残念ではあるが。

ウサミの言葉に少し鋭さを感じながらも、鈍感な振りをしよう。
チクチクとした言葉を浴びすぎれば、
こちらも頭に血が上ってしまうかもしれないが。

この程度はまだ――。]

(338) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[不意に謝られてしまって>>313
刺された針がパラパラと抜け落ちた。]


 いいんだ。勝手にしてるだけなんだから。
 ただ俺が間違って、――怒らせたら、 

 そう言ってもらえれば、いい。


[ただ、目で追ってしまうのを。
気掛かりに思ってしまうのは許して欲しい。

自分でも、どうにも出来ないことだから。

そんな許しを請いたくなるのを、ぐっと堪えた。
これはまだ、整理がついていないことだから。]

(339) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 1年生 キノト

[誰でもない、自分で触っていたのだと、
 髪から手を下ろし。

 手首の時計を見る。
 まだ授業が終わる時間では、ない。

 生徒会室に用がある人物に心当たりはあるが、元生徒会だからといって扉を叩く必要がないのは昨日の放課後に見えた姿でも知っている。]

……あの、入っとる。

[言い訳を考えながら、扉に近寄った。
 ドアノブを回す。]

(340) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 廊下ぐれえ走らせろ!


[徒競走は一人より二人、三人居た方が、速い。
その事実通りに廊下を駆け抜けた、感覚は、最速。

声援受ければ、更にタイム弾き出せる気もしたが
気怠げな同級生と、それを気に掛ける同級生の
やり取りに、水を差すのを避けた、主観は胸の内。


校庭の砂、踏み締める上履き。
吹き抜ける秋風は、妙に火照った身体に心地よい。
その隅>>331に影を二つ見て、まだ勝敗決まってないくせ拳を掲げた。]

(341) 2015/10/05(Mon) 00時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[先ほど不審な挙動を見せた生徒は、既に競技に夢中なようだ。
級友たちと、いつまでもあんな風に性差に隔たれることなく
卒業できればよかったのに。]


 副作用。そう、だったか――。
 悪い、気軽に「薬使えば」なんて言って。

 でも

 愚かしいって、――そんな風に言うなよ。


[視界の外から説明を受けて>>316
今朝ユウキ教諭から聞いた説明を
十分に消化できていなかったことを自覚した。

言葉で聞くのと、身に降りかかるのでは重さが違う。

でも、そんな自分を貶めるようなことを言ってしまわないで欲しい。
これもα故の傲慢だろうか。

目の当たりにしていない、無知故の――。]

(342) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 4本!

 付き合えッかあ!

[五指、あるいは十の指を用いる。
校庭の直線を使う、部活に励む声に掻き消されないよう、大声。
学校の、開いた窓にすら届きそうだ。]

(343) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
生易しかった。
ヒロくんちょう付き合わせてる、俺。

(-66) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 帰ったら洗うってぇの。
 …………っ。

>>337そんな臭うかと、ちょっとタオルを嗅いでみた。
 少し、くらりとした。
 誤魔化すように、そのままかいてもいない汗を拭うふりをする。]

 まぁ、コレがパステルカラーとか、鋲打ちだったりなんぞしたら、キョウゴクの趣味疑ってるトコだったわ。

 お?

[先程よりも、響く笑い声が軽い。
 こちらの気も軽くなったような感じがして、「走るな!」と叫びながらも追いかける足は、なかなかに軽快だ。]

(344) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 クロミネ

[口にしかけた言葉も、
ウサミからの説明>>331で考え足らずだったと知る。
自分の考えの至らなさ具合に、ほとほと呆れた。

数式を解くのは、
化学式を覚えるのはこんなことよりも余程簡単に感じた。
実際には、体現出来ていないのだが。


申し訳なさで、ウサミの様子をそっと伺い見る。
その目はこちらではなく、別の方へと向いていて>>331

ジクリと、言葉の針よりも太い釘を打たれたような気がした。]


[この後の予定を訊かれて>>332、]


 予定は   ――ないよ。
 俺に出来ることなら、喜んで。


[図書館での勉強よりも、
今はこの落ち着かない関係性をどうにかしたい。
そうでなければきっと、
図書館に行ったところで集中なんか出来そうもない。

ウサミの誘いが、試すという裏のあるものとは知らずに。

彼の気が一時でも紛れればいいと思ったのも、
誘いに乗った理由の一つ。]

(345) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 つーか上履きのまま走る気かよ!!


>>341尤も、追いかけて校庭へ出た自分だって上履きだ。
 廊下を駆け抜けてゆく途中、見慣れた姿はあったろうか、視界に流れたか。]

 おいコノヤロウもう勝った気かよ!

[掲げられた拳に突っ込み入れれば、その先に、クラスメイトの姿>>341があった。
 こちらも、大きく手を振っておこう。]

 っで、何本!

(346) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 1年生 キノト

ツ――!

[扉の向こうに居た姿に面食らった。
 大声で名を呼びかけ、慌てて口を抑えた。]

なんでここにおるの?
え、授業の時間だなあ!

生徒会室に急用、と……か?

(347) 2015/10/05(Mon) 01時頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 01時頃


【人】 3年生 ヒロミ

 っは、たった4本ぽっちかよ!
 プロボクサー志願のスタミナ舐めてんじゃねぇか?

>>343告げられた本数に鼻を鳴らし、その場で体を捻って軽いストレッチを始める。]


 4本でも、なんなら40本でも付き合ってやるからよ。
 自己記録、更新してみせろよな。


[ギャラリーだっているだろうがと。
 肩と首を回しつつ、校舎の窓や、校庭のあちこちを眺め見た。]

(348) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 おい、そんな臭えの?
 ラーメン発酵したか?

[タオルを嗅ぐヒロミ>>344の挙動が
一瞬ブレて映り、矢張りラーメンは不味かったか、的外れ。
運動前から汗を拭う仕草に、その指に視線が伸びる。

タオルを握り締める指に妙に興が惹かれた。
何時もならば気掛かりを覚えない筈の、素振り。]

 メタリックカラーなら許すわ。
 趣味用じゃねえし、実用だな。 残念だな。

[残念、告げる声も、続けて軽く響けば良い。
走る最中も、腕の首輪が軽快に揺れて
律儀に上履き履き替えずに出て来た姿>>346にまた、笑う。]

(349) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 1年生 キノト

[どうして彼がここにいるのか分からない。
 疑問符だらけの表情が、さっと強ばったのは、
 階段を上ってくる足音がしたから。]

ツルさん、 早くっ。

[腕を掴んで入室を促し、もう一方の手で扉を閉める。
 鍵を回し、床に座り込んだ。

 扉に嵌められた磨硝子に影が映らないよう。]

(350) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 上履きだろうが外履きだろうが
 俺の速さは変わんねえよ!

 おッッせえなあ、ヒロミちゃん。

[反則に近いスタートダッシュは棚上げ。
校庭一番、既に部活に精を出す生徒が
居るので、一位と二位だけの違いで、拳を掲げた。

校庭の隅、ベンチの話し声>>345は、当然聞こえない。]

 4本とかまじ俺のヤサシサに喜べよ!?
 オマエこそ罷り間違ってバテんなよ。

 …… プロんなったらよ、そう付き合えねえしな。

(351) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 2年生 エイジ

― 放課後 ―

[教室にイヌカイ弟(そろそろ呼び名を変えるべきとは思い始めている)
の姿が無かった事は、何となく理解出来た。
あのテンションで教室に戻る事を厭ったのだろう。

独りになって、考えたい事もあったのかもしれないなんて解釈していて。

けれど、スオウが最後まで現れなかった事は妙に引っ掛かっていた。
――自分の事よりも、他人を心配する性質は
先のハンカチの一件だけでは済みはしない。

彼のそういう世話焼きというか、面倒見の良さを心得ているから
その背後に有るスオウの実家の後ろ暗さなど、
気に留めた事すら無かった。]

 …あいつ、弟探しに行ったのかな。

[呟きは、ゲロだのなんだの>>323と楽し気に会話している、
一見すれば言い争いしているのかと勘違いしそうなくらいに
小気味よい、脳筋先輩方の声に、掻き消されたかもしれない。

涼やかな秋風を伴って走り去っていく彼等の背を視界の端に、
戻り来る視線は、カヨイの元へ。]

 へーきか? 身体。
 おぶってやろうか。

[運動部で鍛えた彼等とは異なる、貧弱な身体の癖に。
その貌を覗き込んで、問うてみる。
揶揄ではないと、真剣な眸から伝わるだろうか。
因みに昨日は「重い」と、蹴ったり足だけ持ってずるずると
半分寝ているカヨイを自室に送った身である。

――出来ない事は無い、そんな気がするのは思い込みなのだろう。
二人の先輩の迫力に、後押しされた所為かも知れず。]

(352) 2015/10/05(Mon) 01時頃

【人】 3年生 サダトラ

[ヒロミに倣い、脹脛を主に刺激するストレッチ。

大声出すだけでも意外と発散出来るもので
明日以降は兎も角、今日は薬抜きでも
前屈みにならず全力、走れそうだ。


部活の手を止めて此方を見る
主に陸上部の面々も視界の端。]

 任せろ。

 ッてかオマエこそ、俺を抜く心算で走れや。

[一言告げ、利己的スタート地点。
次は反則せずに、ヒロミの準備運動を待つ。
ストップウォッチ代わりは携帯機器で
尻ポケから準備を始めていた、00:00のそれ。]

(353) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
ごめん青春クソたのしいwwwwwwwwwwwwwwwww

(-67) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【削除】 2年生 エイジ

[カヨイからは、どんな反応を得られたか。
是とくれば、普段使わぬ筋肉をフル始動させて、
先ずは昇降口まで背負ったか。

否とくれば、本当に大丈夫なのだろかと観察しつつ、
共に靴箱で上履きを履き替えただろう。

何処か寄る場所があると言うのなら、「先帰ってるわ」と
常と変わらぬ様子で、その長い髪を見送ったかもしれない。

運動部の喧騒よりも元気に伝う、
先輩達の声は此処まで、届く。>>343



思わず昇降口から駆け出し、彼等の遣り取りを目にしていた。]

2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 2年生 エイジ

[カヨイからは、どんな反応を得られたか。
是とくれば、普段使わぬ筋肉をフル始動させて、
先ずは昇降口まで背負ったか。

否とくれば、本当に大丈夫なのだろかと観察しつつ、
共に靴箱で上履きを履き替えただろう。

何処か寄る場所があると言うのなら、「あとでな」と
常と変わらぬ様子で、その長い髪を見送ったかもしれない。

運動部の喧騒よりも元気に伝う、
先輩達の声は此処まで、届く。>>343



思わず昇降口から駆け出し、彼等の遣り取りを目にしていた。]

(354) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[絵のモデルをするだけだ。
薬も効いているようだし、
ウサミを傷付けるようなことにはきっとならない。

ただ、ウサミの視線の先にあったリョウ>>331や、
それを追うヒロミ>>346のようには、
身体は出来上がってはいないかもしれない。

眠れずに行った筋トレや、
先ほどの素振りに即効性があればよかったのに。
とは言え、6年間の蓄えを消費しきってはいないだろう体は、
それなりの筋肉を保持していた。
あくまで、それなりに。


拳を掲げるリョウ>>341と、手を振るヒロミ>>346
彼らもΩとαではあるが、傍目にはこれまでと何も変わらなく見える。]


 俺はーーー、リョウにジュース1本!!!


[散々スピード狂と揶揄してきたし、
これまでと変わらない様子のリョウへとジュースを賭けた。勝手に。

相手がいなければ賭けなど成立しないが、その時はヒロミに集ろう。]

(355) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 普通はスパイクで走るんじゃねぇのかよ!
 結構いい加減な脚してやがんなおい。

>>351しかし、だからと履き替えを促すことはない。
 せっかくの気合が、途切れてしまうことが、何よりも勿体無く感じた。]

 ばぁか、4本ぽっちでバテるようじゃ、プロになんてなれねっつの。

 …………なんだよ……
 んなこと、いうんじゃねぇよ…………。

[プロになったら……。
 今のままなら、たしかに、彼の言うとおりなのかもしれない。

 じゃあどうすれば、なんて、まだあまりに実感がなく。
 ただ拗ねたように零すしかできなかった。]

(356) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 1年生 キノト

……

[足音が通り過ぎていく時間が、やけに長いと感じた。
 その間に、食堂での事を思い出す。
 水をかけた時の兄の顔。>>293

 水滴垂らす様に、ざまあみろ! と心の内で罵っていた。
 才覚があるのは自分だと、ずっと思っていた。
 けれど、Ωの性が許さない。

 αに生まれた兄の方が、直に才覚を目覚めさせていくのだろう。


 ざまあみろ、ざまあみろ!


 もうこれで逃げられないだろ。
 どうして、どうして。向いてないと嫌がるのか。

 愛の重圧を知らぬ弟は、アイシテと荒野で叫ぶだけ。]

(357) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 つか、さっき言いそびれたけど。
 メタリックもあんまり趣味よくねぇぞ。

[一瞬さしかけた心の靄を晴らすように、今更のように、軽く首輪を茶化しておく。

 >>353校庭で部活に励んでいた陸上部員が、こちらを見ているようだ。
 足の腱を入念に伸ばし、足首と腰を回し、十分に身体を解したついでに、ステップを踏んで数発だけシャドウの真似事をする。]

 っと、よぉ~し準備万端!

 口が悪くてタイム出なかったなんて、泣き言言うんじゃねぇぞ!

[αだとかΩだとか、面倒な蟠りを、一瞬でもいいから忘れるために。
 さっさとスタート地点に着くリョウの隣で、こちらも、いつでもスタートをきれる体勢を取った。]

(358) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
どえむなのかなくろみねくんは

でもねあたまのなかのげすなくろみねくんがあばれだしそうなの

どうしよう 

(-68) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 2年生 エイジ

[ストレッチに余念のない二人の先輩を見遣る。
どうやら、彼等は走りで競うらしい。

遠くから聞こえた声に>>355思わず双眸を緩めて、]


 ――俺は、ミヤ先輩にジュース一本!!!!

[ミネ先輩の声に調子を合わせ、準備中の二人にも
聞こえるくらいの大声を、張り上げた。

ミネ先輩と、ウサギ先輩。
彼等がどのような会話を行っていたのかなど露知らず、
二人の姿へと、近づいた。]

 運動部、……ちょっといいなって今更、思った。

[本当に今更だ。
面倒そう、疲れそう、ばかりが先に立ち、
今までそんな風に思った事は無かったのに。]

(359) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
おっ 賭けの相手が!

(-69) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 1年生 キノト

[謝罪は周囲に向けて。
 自分は悪くないのだから、謝る必要はない。

 食堂という公衆の場で。
 他クラスも見ている場で。
 生徒会副会長という外面を被り直す為に。]

(360) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 寮まで戻れッてのかよ!

[引退して久しく、部室のロッカーは空だ。
部活道具は寮部屋の壁に寄せているものの
校庭突っ切って部屋まで戻るのは、躊躇われた。
一般的な外履きで走るのも、同じ理由で。

文句を言いながらも出直して来いとは
言わないヒロミ>>356に、口端が、笑い吊り上がる。]

 馬ぁ鹿、俺相手に加減させねえよ。

 ……… 仕方ねえだろ。
 言わねえでもそうなるわ。
 だったら言った方が良いだろ、オマエの場合。

[αとして約束された未来に突き進む筈の、彼。
プロボクサーとなった暁には
テレビ画面越しでも応援することは、叶うのか。

権利を失った肩は、出来るだけ気安く、竦めた。
表情は――…正直、複雑に歪む、一瞬。]

(361) 2015/10/05(Mon) 01時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 ッはは、ご声援どおも!

[校庭の隅、ベンチから投じられた賭け>>355
歪んだ表情を掻き消す、それも一瞬で
ジュース一本の、高校生らしい安い賭けに、笑う。

続けざまの投じ>>359には、]

 エイジ、オマエ後で締める!

[賭け内容、引き分けに持ち込む声に、一刀。
言う程、声色は強くない、軽快に響く。

――視界の端、ボクシングの前哨戦めいた
シャドウが映り、口端を歪め、持ち上げる。
スタート地点に並べば、今だけはαもΩも対等に。]

 オマエこそ、足挫いて試験落とすんじゃねえよ。

[軽口叩き、スタートは、口火で切る。
一本目から全力で、直線の端を目指して。]

(362) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 3年生 クロミネ

[二人の勝負(?)の行方を見届けるかは、
ウサミの様子に従うつもりで。
見届けなくても、どのみちどこかしらで結果は知ることになるだろう。
他の運動部も、何の騒ぎだと興味を持っているようだし。]


 お、マジか。 負けんじゃねぇぞ!!リョウーーーー!!
 俺のジュースの為に死ぬ気で走れーーーー!!!


[賭けの相手が見つかれば>>359
自分が走る訳でもないのに「負けねぇぞ」と。]


 今からでも、入るか??


[近付いて来たエイジの言葉>>359を耳が拾って、そんな事を。
そこにはカヨイの姿もあっただろうか。]

(363) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 1年生 キノト

……ようやく行ったわ。
足遅いな。ほんまに。

で、ツルさん。なんなの? なんでここにおるの?

[もしかして。もしかして。
 誰でもない自分に用があるのだとか?

 それで生徒会室に居ると当たりを付けて、ここまで来てくれた、  とか?


 授業中なのに。

 問うように、ミツルの顔を覗き込む。]

(364) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 3年生 サダトラ

[メタリック趣味に悪態叩くのも忘れ


駆ける、風を切る、部活に励む声が遠退く。
直線の端に足が届けば、踵を返して、待たずに、二本目。
追い抜く足があれば、追い越す為に勢いを増し
届かない足があれば、それを振り切る為に、勢いを増す。

三本目に差し掛かっても、速度は落とさずに
ただ背が汗ばみ、息が急ぐ、速く、速く。


四本目の最後の一歩まで駆け抜けて
隣に居たヒロミに追い抜かれたか、追い越せたか
確かめる前に、辛うじて携帯機器のストップウォッチ機能を止め
――― 校庭の地面に大の字、汗水吸わせるまで。**]

(365) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【鳴】 1年生 キノト

……嬉しい。

(=40) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 そりゃ、そうだろうけど………

>>361理屈では分かっていても釈然としない。
 Ωだαだというだけで、否が応にも溝が発生してしまう。
 きっと、リョウだけではなく、タイチとともにいるナツキや、他の連中とも。
 失いたくないと思うのは、所詮、現実を知らぬからなワガママでしかないのか。

 だがそんなものも、きっと、走れば忘れられる。
 汗を流せば、きっと、イヤな思いも流れてくれる。]

(366) 2015/10/05(Mon) 02時頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 02時頃


【人】 3年生 ヒロミ

[ジュースだかなんだか、リョウに賭けたのはタイチ>>355か。
 ふざけんな損させてやると思っていれば、続いてエイジ>>359がこちらへ賭けた。]


 任せろエイジ!!


[自信満々、サムズアップで返してやろう。

 ……まぁ、本業の陸上部員相手では、正直、勝算は薄いのだが。
 それでもいざ走るとなれば、本気で、勝つつもりでやってやる。

 >>362
 そして、一本目のスタートが切られ───────]

(367) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【独】 3年生 クロミネ

/* 青春に涙

(-70) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 2年生 エイジ

[賭けへの反応、トラ先輩からの一言>>362に笑った。
「マジかよー」と大仰な声を返すけれど、

どちらが勝っても、おかしくないと思って居た。
食堂で感じた彼等の間の空気なんて勘違いだと

オメガもアルファも関係ない、
…せめて今はそう思いたかったから。

ウサミもまだ其処にいたのなら、「ちっす」と
控えめに会釈を送るか。

カヨイが居たのなら、「お前はどっち?」なんて
小さな博打を勧めたかもしれない。]

 俺、全然運動したことないんだけど…
 中学もロボ研部だったし。

 ミヤ先輩なにしてたんだっけ、剣道?

[今からでも、出来るのだろうか。>>363
いや、出来ないことなど無いのだと、実感したい。

そんな勢いで、喰い付いた。]

(368) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 3年生 ヒロミ

>>365初戦は、流石本業元陸上部に完敗。
 インターバルもなくすぐさま開始された二本目も、悔しいがだいぶ差がついた。
 だが疲労見え出す三本目となれば、スタミナ的にこちらが有利。

 ────と思いきや、相手の速度も落ちてくれない。]


  ……ッ、クソッ!!


[四本目、意地であと一歩まで迫ったが、ゴールを切ったのはリョウが先。]

(369) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 1年生 キノト

[予想通りの答えを期待するライムグリーンの双眸に喜色が浮かぶ。

 けれど、すぐに打ち消した。]

俺はのお。……謝らないで。

[掴んだままだったミツルの腕。
 指に力が篭る。]

(370) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 2年生 イヌカイ

[>>330サボル理由に、思い当たる先はひとつ。

ミツルは弟の元へ行ってくれるのだろう。
抱え込むなという言葉を有言実行するため、ではなく、
それはきっと彼の優しさ故の行動だろうと思い。

本当に、良い奴すぎる。

頼るつもりでは無かったが、ミツルになら信頼して任せられたから、
申し訳なさ気に、けれどキッパリと伝えられた言葉にコクリと頷いて。]

 んじゃ、俺がおまじないしたら………、いいんかな。

[立ち上がり、ミツルの額に近寄ると
先ほどムギがしたみたいに、
不器用な音を、鳴らした。

舌打ちみたいな音になったのは、ご愛嬌。

慣れないことをして、誤魔化すように視線を彷徨わせたが
両親と、弟からの挨拶を思い出して、
これくらいなら、何とか。ギリギリ。

顔は赤くなっていない、はず。
これは、唯のおまじないなのだから。


まだ完食していないカレー皿を、片付けはじめた。*]

(371) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【独】 3年生 クロミネ

[リョウには場を盛り上げる華がある。
それはヒロミも同じく。

ただ、この時にリョウに思い入れをしてしまうのは、
自分よりも華やかな性質を持ったリョウがΩ性と分かって――。
「どうしてなんだ」「理不尽だろう」と。

だからと言って、
自分が変われたらとかそんな馬鹿げた考えには陥らず。

良き手本として、誇らしい友人として、
――リョウは変わらない。変わらないでいて欲しい。

リョウだけでなく、Ω性との結果が出た誰もに思う。
傍らにいるウサミにも、勿論。

そんな願望。]

(-71) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
なんか恥ずかしくて独り言に埋めておく。埋め、埋め。

(-72) 2015/10/05(Mon) 02時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ッだーーーーァ負けた!!


[ゴール地点、倒れ込みながら天を仰ぐ。
 手を抜いたところなどない、全力だということは、見学者一同と、シャツを湿らせる汗が証明してくれるはずだ。]

 トラ。
 やっぱお前、速ぇわ。

[地面に倒れたまま、ごろりとリョウのほうを向いて、勝者への賞賛を贈る。
 拳でも突き合わせてやろうかと、軽く半身だけを起こし、片手を伸ばして……]


 ………………。


[己の、ひどい違和に気付く。]

(372) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 02時半頃


【人】 3年生 クロミネ

 ははっ、全然したことないってことは、可能性の塊だな。

 そうそう、俺は剣道。
 やってて良かったって思ってる。

 あそこまで運動馬鹿じゃなかったけどな……。


[もう引退して暫く経って、
漸く今日実感したばかりの感想を、後輩への勧誘に語る。

上手く出来れば最良ではあるが、
体を動かすことで得るものは他にもあるのだから。]

(373) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【人】 2年生 エイジ

[サンノミヤのサムズアップが一際輝いていた。
運動部で活躍した彼等を格好良いと、心から感じたのは
今日が初めてだったかもしれない。

それだけ今まで、関心が薄かったのだ。

裡に宿るは悪い変化ばかりではない――

そう信じて、二人の先輩へ声援を送る。]

 いけー!!  ミヤ先輩、


 ……トラ先輩、すげえ!!!


[フィールドを駆ける彼等の速さ。
まさに風の如く、陽光に照らされて眩いばかりで。

結果は僅差でトラ先輩の勝ちというところか。]

 ミヤ…、じゃないわ、ミネパイセン。

 今度、ジュース奢りますわ。

[よく間違える呼び名を無礼にも訂正しつつ。]

(374) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[ムラムラしたら、汗を流せば発散できる。
 実際、何度もそうしてきた。
 だから今度だって、そうすれば、気が晴れるはずと思っていた。

 いやたしかにスッキリはした。
 今まで抱え込んでいた靄は払拭された。

 だが、新たな問題が発覚した。]


 トラ、……っ


[汗のにおいが異様に近い。
 そして、そのにおいに、自分は明らかに欲情している。

 まずい、これはとてもまずい。
 彼からすぐに離れなくては。

 なのに、逆に引き寄せられてゆくような感覚。]


    な ぁっ  逃 ……


[逃げてくれ、このままでは理性が持たない。
 だが荒い呼吸で、声が途切れる。]

(375) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【人】 1年生 キノト

どうせ。兄さんに言われて、頼まれて……来たんだろ。

[スマホの電源は切ったままだから、連絡手段がないことになる。
 鬱々としたものが腹に溜まっていく。

 チと舌打ちし。
 近い距離にある身を、離す。**]

(376) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ────っ、ぐ……!

   はぁ、ッ……ハ…………ッ


[壁ドンならぬ、地面ドン状態で踏ん張ったのは、最後の意地。
 だが、全速力で走ったためとはまた違う汗が、額に滲み、頬を伝う。

 やめろ、馬鹿なことを考えるな。

 なんとかここで踏み留まれ。

 だが熱は上がり、呼吸は荒くなる一方。
 理性はまるで蜘蛛糸のように、今にも、切れてしまいそうで……**]

(377) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
おい2時半じゃねぇか!!!!!!!!

ナンテコトダ

(-73) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【独】 1年生 キノト

/*
兄と家の事になると、途端に欝が入るなぁ。
キノは。
名前のとおり、第二位で、曲がってる。


図書室に行くツルさんの後を、ひょっこんとついて行くパターンもあった。

書架の奥に引き込むんやろ。

好きにして良いって言われたら、発情してしまうやろー!
首輪してるし、な!

(-74) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

【人】 2年生 エイジ

 そっか。

 やってみようかな、……今から入っても
 戦力にはなんないだろーから、ひっそりと入れて貰えるなら。

[集中力、瞬発力、そんなものならばそう悪い方でも無い。
何でも良いからやってみたい、その根底にあるものが
"諦めない"事に繋がっている事に未だ、気づけてはいなかった。]

 ああ、――やっぱ先輩の眼から見ても
 アレは運動莫迦の分類なんすね…

[尊敬は、しているが。
走り終えて転がっている二人の先輩の変調に気づけぬまま
無礼極まりない言葉を発した。]

(378) 2015/10/05(Mon) 02時半頃

3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 02時半頃


1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 03時頃


【人】 3年生 クロミネ

[結局リョウの勝利>>372を見届け、

興奮した様子の後輩が、
名前を間違えて呼ぶのには声を上げて笑った。]


 よーーーし、 ロング缶のヤツなー。


[高校生らしい可愛げのある(?)図々しさで、
後輩に奢ってもらう約束を。]


 おー、おー。剣道部でよければ俺からも話しておくけど。
 運動っつっても色々あるからな。

 ――あぁ、アレはな。特別だと思うぞ……。


[運動部に興味を持ち始めた後輩に、
ダイレクトに剣道部への勧誘もしておく。

そして今度こそ校庭から移動しようと、エイジの肩を叩いて「じゃあな」と。


決着を見届けた後はエイジと話をしていて。

それから直ぐにその場を離れたので、
ヒロミの異変にも気付くことはなかった。]

(379) 2015/10/05(Mon) 03時頃

【人】 3年生 クロミネ

―校庭→???―

[どこで絵を描くつもりなのか訊くことはせず、
ウサミの歩む方へと付き従った。

その場所へとたどり着いたなら、]


 ……どう、すればいい?
 絵のモデルなんて、やったことないんだ。


[言われるがまま、
上の制服ぐらいは躊躇わずに脱ぐ覚悟は持ち合わせていた。**] 

(380) 2015/10/05(Mon) 03時頃

【人】 2年生 エイジ

 マジかよミネパイセン、えげつねー…

[150円のやつか…なんて言いつつも
小遣いはきっちり親からせしめている身故、
そのうち奢る事と約束を交わし。]

 ん、剣道部いいね。

 でも、……作法とか煩そうっすね。

[運動部の一番面倒そうなところは其処だった。
作法、上下関係、etcetc…
苦手分野ではあるけれど、今生まれた好奇心のまま、
あの先輩たちのように突っ走るべきだと
何かに後押しされていた。]

 うっす。
 ミヤ先輩、また。

[ウサミも居たのなら、同じようぺこりと辞儀を送ったか。

そうして漸く、寮への帰路を果たすだろう。
未だ醒めやらぬサンノミヤとサダトラの対決への興奮を他所に、
自室で、カヨイを待つばかり]**

(381) 2015/10/05(Mon) 03時頃

3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 03時頃


3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 03時頃


2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 03時頃


2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 03時半頃


【独】 2年生 ムギ

/*
起きてのぞいたら
あまりにも青春してて、ふるえた。

(-75) 2015/10/05(Mon) 07時頃

【人】 3年生 サガネ

  ……自覚があったら聞き返さないだろう?

[何処か誂うように、いつものように。
首を傾げて聞き返す様子は、いつもの悪戯坊主に見えてるだろうか。

自分の声が、彼にはまたひとつ違うように聞こえている事など知らないままに。>>223
頂戴なんてねだった声が、存外大きかったのだろうと。
別に図書館でもないのだし、大きさに制限なんてないのにな、とも思いながら。
彷徨った視線を振り払うように、首を緩く振って。]

  その目論見は大成功だな。
  おかげさまで食べたくなっちまった!
  責任とって奢ってくれよ~?

[最後は歯を見せにやりと笑って、冗談交じりの言葉を一つ。
奢れだなんて言いつつも、その気はないと伝えるように、
ひらりと手を振り、その場を離れてカウンターの方へと歩き出した。]**

(382) 2015/10/05(Mon) 07時半頃

3年生 サガネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 07時半頃


【人】 2年生 ムギ

―放課後―

[いざ怠さを言い訳に自分を甘やかしはじめると、
もう起き上がれやしなかった。

晴れた午後が差し込む教室。
近くの机上で走るペンの足音、
教師の声、黒板を打つチョーク、ざわめき、喧騒……
学校らしい物音たちの層の底で目を伏せてしまえば。
一番近い音は、自分の心臓の音。



――はたと気付くともう放課の鐘音は鳴り終えていて、
サダトラとヒロミの賑々しい会話が聞こえている。
それより近くから聞こえるのは、エイジの気遣い。(>>352)

重い頭を上げ、浅い眠りで乾いた喉をまずは鳴らした。]


 ん……、ん
 ――……隣を。隣で歩いてくれるだけで良い。


[時計を盗み見て確かめた時間は、まだ15時過ぎ。
一般的には効能持続6時間とされる……らしい薬は、
まだもう少し助けてくれそうだ。

エイジに頼んだのは寮までの並行。ひとまず校庭まで。
昼休みには叶わなかった、
サダトラ=リョウの疾走を見るため。]

(383) 2015/10/05(Mon) 08時頃

【人】 2年生 ムギ

―校庭―


 サダトラ先輩に、――希望を


[エイジと並んで校庭へ出るや否やで、賭け事に乗じる。
ベットするのは午前の保健室で抱いた思いをそのまま。

声援は、高らか叫んだその声ひとつきり。


エイジが、クロミネとウサミの近くへ行くなら、
普段の奇行にかける熱心さとは違った緩やかさで
彼の隣を自ずと選んで歩く。

視線はずっとサダトラとヒロミが走る校庭を見ていたが。]


 ――今日も、昨日変わった未来の上かな。
   真面目な高校生をしておくべきだった。俺も。


[クロミネとは少し話をしたかった。(>>363)
昨日の図書室での話の続きを少し。
それから家の面倒さについての零した愚痴と同じ温度で、
α性という将来の約束を喪った落胆も零す。

勉強や受験への取り組みだけでなく
たった今を駆けているふたりの先輩のように、
真面目に学園での日々と向き合うべきだったと思う。
運動部輝かしいよねというエイジとクロミネの話に重ね。


――少し続いたかもしれない会話は、きっと、
校庭での四本目の疾走を見守る熱心さで中断した。]

(384) 2015/10/05(Mon) 08時頃

【人】 2年生 ムギ

―寮―

[タイムリミットは18時30分。

昼休みに飲んだ抑制剤の効果が切れる時間の目安。
一応は頭に入れておいて悪いことにはならない、はず。

自室で、荷物を置いて制服の上着を脱いで。
念入りに単純な計算を繰り返した。
電源は落としたままの携帯のかわりに使える
腕時計の類は持っていない。

エイジの部屋のどこに時計があったか――は覚えていない。

機械好きの部屋に時計が無いはずもないか。
むしろ、ムギの部屋のものより正確に違いない。

なんてことを考えながら、
エイジの部屋の扉を叩いた。

コツ、コツ、とノックふたつが静かに響く。**]

(385) 2015/10/05(Mon) 08時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 08時頃


【独】 2年生 ムギ

/*
青春には全力で乗っかりたい!!!
照れたら負けだ!!!
照れたら負けだ!!!!!!

(-76) 2015/10/05(Mon) 08時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
何故わたしはこんな面白盛り上がってる中寝てしまったのか…!
わーん! おっかけよ。


ヒロミとリョウの掛け合い、いいねえ。
これはこのまま番になりそう。

というかうっすら全ライン露出してそうな…。

ヒロミ-リョウ
エイジ-ムギ
ミツル-キノト
リイチ-サガネ

タイチ-おれ

(い、いいのかな?)

いやまだわかんないけど。

(-77) 2015/10/05(Mon) 09時半頃

【人】 2年生 ミツル

[生徒会室に響かせる、ノック音>>336
浅い眠りの海から、現へと誘おう。


>>340扉の内側から届いた、聲の持ち主を、察知。]



───、………見つけた。



[良かった――…。
緊張より、安堵の浮かぶ自分の顔が。
驚愕を伝えるライムグリーンに>>347確保され]


――― ッ え ? ……あ。


[>>350

促されるまま、傍で小さく座ってた。
触れられた瞬間、指腹の体温と。鼻腔掠めた、薫り。


教師の足音が、遠い。]

(386) 2015/10/05(Mon) 11時半頃

【人】 2年生 ミツル

有難う、助かった…。


[去った人影に、ふぅと息を撒き。
食堂の束の間より、近い彼に、振り返る。>>364]


…… キノトに、 会いたかったんだ。
生徒会に急用は、 今のところ、無いな。


[瞳に込める色が、拒絶では、無い。
ほっとして、言葉を綴り。

>>370謝らないと、頑な意思に、頷いた。
兄への謝罪を促す為に、此処に足を運んでおらず。]

(387) 2015/10/05(Mon) 11時半頃

【人】 2年生 ミツル



[ただ―…

腕を掴む、圧が、嬉しい。
すぐに指は、離れてしまったが。
そのぶん、距離を縮め。

次の言葉を選ぶが、次第に素直に。]


うん。
リイチに、謝って貰いたかったんじゃ、なくて。


俺が、1秒でも早く
キノトと 仲直りしたかったんだ…よ。


[誰かに促された、とかでは無く。]

(388) 2015/10/05(Mon) 11時半頃

【人】 2年生 ミツル

傷付いた顔、していたよな。さっき。
傷付けたと解って、


傍観なんて、出来なくて、

……………………―ごめん……………。


[口内で洩らす囁きが、
鼓膜を直に震わす低音になる

改めて、視線を重ね、相手の反応を刻もうと]*

(389) 2015/10/05(Mon) 11時半頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 12時頃


【人】 3年生 ナツ

― 校庭脇のベンチで ―

 
[タイチの隣に立ちながら、
保健室でキノトに語り掛けたことを思い出す。
『相手の好きにさせるつもりは、ない』
『こうなったらαのような、Ωを目指す』と。

でも実際は、αとβの集団にすら尻込みする有様で、
健全な肉体を作るのに欠かせない食事すら欠いてしまった。

すべて自分の、未熟さ故。]


ふうん……。


[引退する前と今の、言葉にされない明確な違い。>>338
再びこみ上げる嫉妬に、そうじゃないだろうと。

握りしめる拳を、緩める。
今、告げるべきは皮肉じゃない。
昨日までのウサミナツキなら、こんな空気の中では、きっと。]
 
 

(390) 2015/10/05(Mon) 14時頃

【人】 3年生 ナツ

[ こんな些細なことすら妬み羨むようでは、だめだ。
そう、改心しての謝罪によって少しだけ、
噛み合わない歯車の位置が変わった気がする。>>339]


タイチは何も間違ってないし、悪くない、よ。

俺もその、怒っているというか……。
ただの、八つ当たりだ。


[そういえば昨日も、勘違いして図書館から生徒会室まで
駆けつけてくれた。
引退しても、部活に顔を出すあたり面倒見がいいのだろう。

こうして、気にかけてくれるのもきっとその一端で。
――…特別なことじゃないのだろうと思えば、
秋風に混じり吹き抜ける思い出に、寂寥が混じる。

テスト前や休暇中、
共に勉強して苦手な分野を教え合ったり。
志望先の大学や、彼の父が取り組んでいる研究について
聞かせてもらったのはまだ最近のことなのに、
何だか随分むかしのことのように感じてしまうのは。

この先、そういったことが自身にとって
二の次となることを畏怖しているからだろう。 ]
 

(391) 2015/10/05(Mon) 14時半頃

【人】 3年生 ナツ

 
 
[ >>391自嘲の笑みを浮かべての本音の、あと。

Ωとしての性に、あえて自虐的な表現を使ったのは
きっと、こういう返事を求めていたから。>>342

αの優位性と傲慢さに棘を刺すことで向けてもらえる
遠慮と気遣いに、無遠慮に甘えていることに。

正しく利己的で傲慢な性格では、まだ気づけない。]


――…ありがとう。
タイチは、優しいな。


[受験勉強を控え、大事な時期というのは知っている。
でも、きっと。だからこそ。

"今"を逃せばきっと頼めない願いを聞き入れて貰えて>>345
漸く、昨日までの普通の笑顔が零れる。その裏で。

もし。――もし、この身が発するフェロモンに充てられて
無体を強いるようなら、盛大に嘲笑ってやろう。

欲を煽られ、本能を制御できないという点で
αもΩと大差ないんだな、なんて。
尚も抑えきれない、捩れた劣等感を裡に隠す。]
 
 

(392) 2015/10/05(Mon) 14時半頃

【人】 3年生 ナツ

― 駆け抜け賭ける青い春 ―


[こうしている間にも、刻々と時間は過ぎ。
"その時"が近づいていると知りながら足を止めたのは。

校庭に飛び足してきた、もうひとりと。>>346
それぞれに拳を挙げられ、手を振られたのと。

今まで通りを装いながらの、いつにない高揚する空気に。
二人へのいじらしさを感じてしまったから。
食堂では逃げてしまったけれど。今は。
これまでとこれからに、
二人がどう、折り合いをつけるのか見守りたくなった。 ]


なんだ。タイチもリョウが好きなのか。
なら俺は、このメロンパンを賭けよう。


[>>0:114いつかと同じく、
たった一文字で知られる心には気づかないまま。
賭けの対象は秘匿して、>>355
異論など聞く耳をもたないといった、不遜な笑みを浮かべ。
無惨な姿になった菓子パンの袋を指先に摘み掲げる。]
 

(393) 2015/10/05(Mon) 15時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
>>393
× 二人への
○ 二人それぞれへの

(-78) 2015/10/05(Mon) 15時頃

【人】 2年生 エイジ

― 寮・自室 ―

[窓の向こうには、夕焼けが橙色に界隈を染めていた。
荷物を放り、上着を脱いでその窓を、大きく開けて空を見上げた。

脳裏へ馳せるのは先の光景、風のように疾走する二人の先輩。
躰を動かしていれば、何に惑わされる事も無く
普段通りの生活を行えそうな、
彼等の様子は、そんな希望にも繋がっていて。

クロミネと伴に在ったウサミの姿は、食堂で目にした時よりも
纏う空気は緩和していたようにも見受けられたが。
その怜悧で美しい横顔は、昨日のような優しい気配よりも
秘めた何かを感じていた。
言語化するならば――… 闘志、のような。

カヨイは、心の中に抱えているであろう爆薬を爆発させる事も
――火薬の馨さえも感じさせる事なく、昼と同じ内容を話していた。

怒りも嘆きもない、其処に残るのは諦観。
「真面目な高校生をしておくべきだった」というその言葉からも
総ての結果と行く末を見守る準備が出来ている、そんな空気を感じて

ちり、と胸の奥に痛みが走った。]

(394) 2015/10/05(Mon) 15時頃

【人】 2年生 エイジ

[オメガはそうして生きていかねばならないのだろう。
その躰に起こる変化が、内側からゆっくりと、けれど確実に
彼等をつくり変えていく。

だからこそ、諦めてしまうのだろう。
抗うよりも受け入れる事で、自分を、周囲を護るしか無いのだろう。]


 ――それでも、……

[足掻いて欲しいと思うのは、我儘、だろうか。

教室で空気を入れ替えた時と同じよう、
夕刻の冷を孕む風を取り込んで。
二度鳴ったノックに来訪者を知る。>>385

脱衣所の脱衣籠は相変わらず服で溢れてはいて
ソファやベッドの回りには漫画が散らばってはいるけれど
友人を呼べぬ程度の散らかりようではない。と、自負している。

テレビの横とその付近、ベッド端にはレトロなアナログ時計がある。
亡くなった祖父から譲り受けた、歯車などの部品が見える置時計。

17時を少し回った頃、その扉を開いてカヨイを招き入れた。]

(395) 2015/10/05(Mon) 15時頃

【人】 2年生 エイジ

 あ、夕飯買ってくんの忘れたな。――ま、いっか。

[「どうぞ」なんて示さずとも、鍵を開けただけで
カヨイは何時ものようにソファへ転がるんだろう。
体調の心配はもう、しない事にした。
不安に震えるみたいで、自分が女々しく感じられたからだ。

冷蔵庫から炭酸入りのジュースを二本取り出して
無造作にテーブルに置いてから、
ソファを背にして、円形の絨毯を敷いた床へと腰を下ろす。

適当に落ちている漫画本を拾い上げ、ぱらりと頁を捲った。
何時もと同じ光景で、思考だけが目まぐるしく動いている。]

 例えばさ、――アルファだって家に言っとくの、どう?

[一週間の休暇を終えれば当然、学園側から
親元へ正しい判定通知が行くはずだ。
実に無謀過ぎる、お子様的作戦を告げて、カヨイを見つめた]**

(396) 2015/10/05(Mon) 15時頃

2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 15時半頃


【人】 3年生 ナツ

[ あのハネウマの背を追うことは、もうできないが。
隣に居る男なら、それは可能だ。
ヒロミにとっても、タイチにとっても。
リョウは立派な"番"候補だろう。


『君は、走らなくていいのか。』


そう、言いかけて飲み込んだ。
まだ掴むことも、放すこともない背中が。
ここから去って、駆け出してしまったら。

――…この足ではとても、追いつけない。
単純な脚力だけでなく、性別も家柄も関係なく。
ひととしての器量で、敵わないと感じていたから。

突然始まった二人の競争に、
彼が混じらないことを密かに、安堵した。
我ながら何とも、情けない話だ。]

(397) 2015/10/05(Mon) 15時半頃

【人】 3年生 ナツ

[新しく届く声に、>>359
いつも通りやあ、とそれぞれに軽く手を振る。

ムギと共に在るのは、常から仲がいいということ以外に
ムギが、エイジを必要としている時が多い。>>248

彼の――ムギの、家庭の事情は。>>247>>271
食堂に立ち入らなかったのでまだ把握していないが、
カヨイ家の厳格な血筋を思えば、
彼の学園生活が暗雲立ち込めていることは想像に容易い。

案じる目線は、彼の今後と。
今はまだ、抑制剤が効いているらしいことへの黙認。]

(398) 2015/10/05(Mon) 15時半頃

【人】 3年生 ナツ

[ 視線を再び、トラックを全力で駆け抜ける二人に戻し。
傍らで交わされる、新しい挑戦については。>>359>>363]


いいんじゃないか。
試合に出ることだけが、すべてじゃないだろう。

部員が増えればそれだけ予算も期待できるし。
なあ、タイチ?


[ 今までにない積極性や好奇心が、
性を自覚したことによる変化だろうと感じても。
やはり不思議と、憤ることなく。
タイチに続いて先輩として、後輩のやる気を後押し。>>373

この先待受けるかもしれない苦難を乗り越えるのに。
大切な誰かを、護っていくのに。
有意義かもしれないという感想は裡に秘め。

代わりに、元生徒会会計者らしいメリットを付け加えた。]

(399) 2015/10/05(Mon) 15時半頃

【人】 3年生 ナツ

[ 常にスピードを最上とする男が、
Ωという劣等性を抱いて尚、駆け抜ける。>>365

臆する心を抑え、振り切るように。
そして、体格もスタミナも、性でも優位なヒロミに勝利した。

校庭の周りでその勝負を見ていた生徒や、
傍らの二人のように大きく声援を送ることも歓声もあげず。
ただ、誇らし気に目を細め、小さく拍手を送る。]


本当、お前には敵わないよ。


[最速を、一番とする男が
"先に"己が幸せを得ることを望んでくれたことを。
今更のように嬉しく、面映ゆい気持ちになりながら。

そうだ。こういうところが、好きだった、と。
過去形になった気持ちを悲しむことなく、受け入れ。]


おめでとう。はい、どうぞ。


[ どちらが勝っても、
渡そうと決めていた菓子パンを差し出し。

――校庭で崩れ落ちる二人の、決着の先は見届けないまま。
エイジ達に分かれを告げて、その場を離れる。>>379]

(400) 2015/10/05(Mon) 16時頃

【人】 3年生 ナツ

― 寮の、自室で ―


[ 絵を描く、モデルを頼むまではいいとして。
何処、というのを考えていなかった結果、
無難に自室へ招くことにした。

あれだけ、警戒し避けていた密室。
緊張や不安がないわけではないが。
彼の、タイチの良心や理性を試すというより
今は信じる気持ちの方が、大きかった。>>355]


そうだな……そこの、椅子に腰かけて。
できればシャツを脱いで、あとは楽にしてくれ。

――それから、言っとくけど。
俺は別に筋肉フェチってわけじゃないからな。


[ そりゃあ、ないよりある方がいいのは否定しないが。]

(401) 2015/10/05(Mon) 16時頃

【人】 3年生 ナツ

[ 全室共通の、作り付けの家具以外に本棚を増やし、
一角にスケッチブックや色鉛筆などの画材がある以外は、
ごくシンプルで飾り気のない下手。

勉強机の椅子の、
背もたれを腹に抱えるようにして座ってもらう。

途中、シャツを脱ぐ姿を凝視して、
違うシチュエーションが一瞬過ったことは不覚の至り。]


いい……時計を、しているな。
そうだ、18時になったら教えてくれないか。

描くのに没頭すると、時間を忘れてしまうから。

(402) 2015/10/05(Mon) 16時半頃

【人】 3年生 ナツ

[ うっかり意識してしまったため
身体、と言いかけたのを左腕を守る精密機器に置き換え。
告げるのは、発情抑制剤のおおよそのリミット。

もしかしたらそれより早く、
もしくは長く保つかもしれないし。

自覚なくフェロモンを垂れ流していることも、>>72
その度合いも自身では未だ測れず。]


それから……その。
もし、気分が悪くなったら、遠慮せず言ってくれ。


["あてられる"ことがどういう気分かも、>>375
やはりこの身では、知る由もないので遠回しに告げて。

右に、左に移動してここ、という角度を決めると
真っ白な紙に向けて、鉛筆を構える。

外は既に、陽が落ちかけている。
薄暗い中、電気はつけずに夕焼けが照らす陰影を写し始めた。]**

(403) 2015/10/05(Mon) 16時半頃

【独】 3年生 ナツ

/*
ちょう長くなってしまった……。
やっぱ昨夜頑張っておきとくべきだったなー!

リアタイならもっとみんなと絡めたり、
中身のある会話ができたのにもったいねえ…。

そんでタイチはたくさん、そんで長々お付き合い頂きありがとう。そっちがどうかは解りませんがおれのほうはもうだいぶ気持ちが固まってしまったので、(食堂のあたりで既に)
むらむらしてもらえるように頑張ります。

お覚悟よろしく。

(-79) 2015/10/05(Mon) 16時半頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 16時半頃


1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 17時頃


【独】 3年生 ナツ

/*
メモでアンカーまとめてその長さにセルフどん引き。
むらむらしてもらえるように頑張りはするけど、まだどこもかたまりつつあるとはいえ確定はしていないし、逃げる余地は残せるようにしないとなあ。

あと漢らしさと、ツンとしたとこ維持。
異性だけど同じ男として惚れてもらえたらいいな。

(-80) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

―生徒会室―

[まだ、心臓の辺りが煩い気がする。
 隠れてやり過ごすなんて事をしたのだから、当然。]

礼を言われる程のことはしてないで。

俺も見つかったら大変きん。
授業出ろって、絶対言われるし。

[既に、教室内でΩ性が教師陣に配慮されている事実を知らず。
 『会いたかった』>>387
 その言葉に単純に喜んだ。けれど理由は予想>>370>>376を外れ。 謝らなくても良いと認められた事にも驚く。]

……てっきり、説教とか、されると思ったんやけど。

(404) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

[また、距離が近くなる。
 不可抗力とか、そうせざるを得ないから、ではなく。

 ミツルから。彼の意思で。>>388
 反射的に、一歩下がった。]

仲、なお り? あ――

[さっき。>>389
 食堂での、言葉。あれはナイフだった。
 傷付ける意思なく、無造作に下ろされたナイフ。

 さくりと切れて、痛みに悲鳴を上げた件。]


は、ハハ、  いいんや。

[低い声が真摯を含み、心から悔やんでいる様。
 両手を左右に振り、眼差しで大丈夫だと伝え。]

(405) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

傍観、してくれたって良かったのに。
ありがとうなぁ、ツルさん。

でも、ツルさんやって、わざとじゃなかったって、そうやろ?


良いんや。もう、良いんや…

(406) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

本当のことやもの。
受け容れなきゃ、いけないのに。
俺のお、子供みたいで、恥ずかしいな。

[諦めを浮かべ。
 また、1歩下がる。]

(407) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

あんな。あんな…。ツルさん、よう考えて。
あんまり近く来ると、駄目やて。



俺はのお、Ω……やて。

[ほら、と首輪と皮膚の間に人差し指を差し入れて見せる。
 兄に見せて、用済みの首輪。
 腹奥の不可解な感覚よりも、首の重みの方がΩらしくて、外せていない。]

さっき食堂で飲んだ薬、あれが何やと思ってる?
ただの胃薬や、て。

[嘘。だから視線が僅かに逸れる。
 自分の腕を鼻に近づけて、すんと匂いを嗅ぐ。
 食堂から生徒会室まで、走ってかいた汗がちょっとこば。]

(408) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

……ツルさんはαや。
あの怖い父さんも、嫡男がαだって、蘇芳は安泰やって喜ぶでしょ。

だったら、ほら、 次は晴れて番探しやろ。
どんな人が良いって、考えてあるなら、早く動かんと。

えと、「だれぞに穢される前に、手に入れたい」…とか、
好きな人と一緒になりたいとか……、あるやろ。

[ツルさんは自覚が足りんと、余計な世話を口にし。
 そして良案が浮かんだと、ぱっと顔を輝かせた。]

(409) 2015/10/05(Mon) 17時頃

【人】 1年生 キノト

俺 とか、どうや?

[見上げた瞳に混じるのは微かな狂気。]

だって、俺も次男とはいえ、イヌカイの血筋だし……。
2つの家が繋がり持てば、政界を牛耳る日も近いかも知れない。
蘇芳にも、損はない、やろ?

[唇震わせながら、言葉を口にしながら、ライムグリーンは揺らぎ、揺らいで。
 一歩、また一歩と距離を開け。

 背中に壁が当たり、ずるずると座り込んだ。]

(410) 2015/10/05(Mon) 18時頃

【人】 1年生 キノト

は、ハハ… 俺のお、何言ってんだろ……
自棄起こすなって言われたのに。

[膝を抱え、顔を埋める。]

……今の、なしな。忘れて。忘れたって。

[身を縮めた。
 自分を売るなんて、あまりにも惨めで。
 顔を上げられない。

 ミツルがどんな目で見ているのか、考えるだけでとても…怖い。唇を噛む。]

(411) 2015/10/05(Mon) 18時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
キノトかわいすぎてしのう。
溺愛する親戚のおにいちゃんはしぬ。

(-81) 2015/10/05(Mon) 18時頃

【人】 1年生 キノト

……あ、  のな。
やっぱり、俺な。

ツルさんのごめん、て、……許さない。
許さんから、 せめて授業が終わるまで、ここに  居って。

[顔を伏せたまま、腕を伸ばす。
 触れることが叶わなくても良かった。

 ただ、扉の開閉する音が聴こえなければ…
 良いと思った。*]

(412) 2015/10/05(Mon) 18時頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 18時半頃


3年生 ヒロミは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 18時半頃


【人】 1年生 キノト

―放課後・保健室―

[鞄を取りに保健室に向かう。
 教諭2人に頭を下げ。

 様子を窺う声に、間を空けてから答えた。]

……兄弟喧嘩中や。

[今まで喧嘩らしい喧嘩もしていなかった。
 スマホで連絡を入れれば、話をすれば、済む話なのかも知れないと、思いはすれど。]

(413) 2015/10/05(Mon) 19時半頃

【鳴】 1年生 キノト

[キョウゴク先生の方にそっと寄り、耳打ちをした。]

……あのな、あのな。
聴きたかったんやけどな。
先生は抑制剤を使わなかったってことでしょ。

性欲のビックバンって、何?
何が生まれるの? 生まれる程凄いん?

[後から考えると、表現に笑ってしまう。
 副作用の想像が付かなくて。
 飲んでしまってから、少しばかりの後悔を。]

(=41) 2015/10/05(Mon) 19時半頃

3年生 サダトラは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 19時半頃


【人】 1年生 キノト

あ、そうや。
先生たちの話、聞かせて欲しいな。

興味、ある。

[検査の前の2人の関係だとか。
 クラスメイトのその後だとか。]

(414) 2015/10/05(Mon) 19時半頃

【人】 1年生 キノト

[風の音が聴こえ、窓の外を見やる。
 校庭、倒れている姿>>377に腰を浮かせ。

 食堂で>>302、テスト受験おめでとうの1言すら部長に声を掛けられなかったことを思い出すも。]

……ぶつかった、と、違う?

[何が起きたのだろうと瞬き1つ。**]

(415) 2015/10/05(Mon) 19時半頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 19時半頃


【人】 3年生 サダトラ

――― 校庭 ―――

[成立した賭け>>363を託された、足のひとつ。

αだとかΩだとか関係無く
例えこの瞬間だけだとしても
昨日以前のように、平等に、耳に届く。]


 馬ッ鹿、死ぬ気で走るに決まってんだろ!


[配分の匙加減を考えない身体能力。
スタミナは当然ヒロミの方が、格上で
駆ける直前、掲げた、サムズアップ。

そして、保健室の会話を彷彿される、ムギ>>384の声。
豪華ランチ代、余りある声援に
ここ一番、口端釣り上げ、笑った。]

(416) 2015/10/05(Mon) 19時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[―――…そして、休憩抜きに興じる4本。

腹の底に抱えた、アンバランスな感情を
振り切るように駆けた。
足音は、徐々に、四本目>>369に差し掛かる、近付く。
五本に増やしていたら最後は負けたに違いない。


陸上部でもないくせ、届き掛けるスタミナと瞬発力に
口惜しさよりも晴れ晴れしい心地を覚えた。]


 ッは、は、勝ったな、!


[小さな拍手>>400は耳に届かないが
大の字、寝転んだ腕を空に伸ばして
誰に向けるでもない、拳を、掲げた。]

(417) 2015/10/05(Mon) 19時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 は、は、は、 ………
 エイジ奢らされんじゃねえか、アレ。


 ッつか、オマエも、速えよ。

[肺が大きく膨らんでは萎む、呼吸が苦しい。
身体を止めれば余計に汗が噴き出して
校庭と接した背中が、じめじめと湿った。

勝負が終われば健闘を称える、本心。
倒れ込んだヒロミ>>372に視線を注ぎ
身体を起こしたタイミングで、タイムを確かめた。

携帯機器の画面、現役時代の自己ベストに並ぶ。]

 ッはは、ヒロ、見ろよ―――

[傲慢にもその画面を自慢しようと、した口が
異変に、中途半端に、途切れ。]

(418) 2015/10/05(Mon) 20時頃

【人】 3年生 サダトラ

[左右の距離感が、上下の距離感に、変わる。

ヒロミ>>375が漏らした声は
こんな声で俺を呼ぶ声は、知らない。
馬鹿だの阿呆だの気兼ねない声以外、知らない。]

 は、

[乞うようなことばも、正しく脳処理されず
現状把握に持ち上げた目蓋に、伝った汗>>377が落ちる。
片目に染みる、汗の痛み、匂い。

荒い呼吸に足が竦んだ。
先程までヒロミを振り切っていた、足が。
汗臭い汗臭いと言って、実際は然程気にならなかった
匂いが、いやに濃く思えて、下腹部を擽る。
―――勘弁してくれ。]

 ッくそ、オマエ、汗、痛え、ッて。

[染みる片手は目蓋を覆い、擦り
もう片やの手を伸ばした。
頬の汗を拭えば、マシになる気がした、阿呆な考え。]

(419) 2015/10/05(Mon) 20時頃

【人】 2年生 ムギ

―寮・エイジの部屋―

[廊下側の窓が切り取る空はすでに、薄っすら夜の色。
日暮れの早さに、秋の深まりを感じる。
扉を叩いた直後に空いた間を、空を仰ぐ仕草で埋め、
開場の音を合図にいつものように堂々と入室した。

部屋の有り様は、昨晩遊んでいた時とさほど変わらず、
ところどころ散らかってはいるが
これが、案外落ち着く。

遊び場にこの部屋を選びがちな理由もそこにある。]


 夕飯は、――ま、いいや。いいよ。
 

[我が物顔でソファに転がり、
古めかしい機能美を見せる時計の位置は確認した。

あと一時間少しはきっと大丈夫だと安心に気を緩めて、
まずはエイジの読む漫画を後ろから覗き込んで
「この展開は予想外だ」とか「まだ読んでない、待て」とか
「うわ。あー。待て待て。なんだいこれは」などと喧しく。

たぶんこれ、先週も読んだが。
予想外の驚きは何度読んでも驚けるものだ。]


 …………アルファだ。俺は、アルファだよ。


[ふ、と仮想世界から戻ったところで提示された案。
こちらへ向けられる視線に真っ向から応じて、
真摯かつ真剣な眼差しでエイジを見詰めながら
誠実に、嘘を吐いた。]

(420) 2015/10/05(Mon) 20時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 20時頃


【人】 3年生 ヒロミ

[昨日まで、クラスメイトに恋愛感情めいたものを抱いたことは一度もなかった。
 まぁ水泳の授業や着替えの時などの姿を、オカズにさせてもらったことはあるが、あくまで「その時の視覚」を利用するだけで、直にどうこうなどまでは、考えもしなかった。
 そも、クラスメイトの大半は、自分と同じ性になるものだとばかり思っていたのだから。]


 ……ッ、るせ……


>>419まだ踏みとどまっているうちに逃げろと。
 そう望みながらも、両腕は彼の逃げ道を塞ぐ。
 気化した汗のにおいが、少しずつ、少しずつ、か細い理性の糸を削ってゆく。]

 っは、……ァ  悪……

[滴る汗が、リョウの目蓋の上に落ちた。
 拭ってやろうと、手を動かそうとしたのだが、今触れてしまえば間違いなく抑えがきかない。
 ただ、奥歯を軋ませ、ギリギリを耐えて]

(421) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ────ぁ。

[けれどそのか細い糸は、呆気無く切れてしまった。
 >>419頬に伸びるリョウの手に切られてしまった。

 身体を支えていた両腕が曲がり、左右の逃げ場を奪うどころか、のしかかり、抑えこむような体勢になる。
 当たり前だが、密着すれば汗の匂いはより強く香る。

 親友だと思っていた相手に、何をしているのか。

 やめろ。
 やめるんだと。

 必死で、自分に訴える。
 けれど、オメガの発するフェロモンに免疫のない身が、そう簡単に抑えられるものでもない。]

(422) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[ひどい目眩のまま、衝動のまま。
 じったりと湿ったリョウの首筋へ舌を伸ばす。
 口付けるというよりは、噛み付きそうなほどに。

 彼の項が、地面に接していたのは、幸いというべきなのだろうか。]


 ……ッ  ラ………


[クラスメイト相手に、抱くことなどないだろうと思っていた感情がある。
 それが、ガラガラと崩れてゆく。

 それがなんで今なんだ。
 なんでコイツなんだ。
 いくら訴えたところで、一度湧いたものは容易になど退いてくれず。
 ただ、どうにか「これ以上」を堪えるのに精一杯。]

(423) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[性の差異を足で振り切った矢先に
性の差異を感覚で見せ付けられる、皮肉。

飲まずに済ませた薬も
身体の変化ッてヤツ、まだ顕著ではない筈で。

 抑制剤はαにも支給されてんのか。

飲んだのか、飲んでねえのか、飲んでなさそうだな。
主観的な思考は、汗が滲んで、煙る。
気兼ねない、友人、親友相手でも
こんな感覚に陥るなら、陥らせるなら
矢張り同じ日常なんて送れないのではないか。]

 タオル、あるだろ、その首にヤツ、ッ!

[此処は校庭で、当然視線>>415が在る。
立ち上がれば済む筈の足が、如何して動かない。]

(424) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
軽率に煽りに乗るスタイル!!!!.*・゜ヽ(゚∀゚*)ノ:.*。.


アッでもここ校庭やん

(-82) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[片頬を覆う掌に、じめ、と、汗>>422が滲んだ。
触れた表面から、熱を帯びる、熱い。
闇雲に指を伸ばして、タオルを掻っ攫おうと狙う。

掴んだ矢先には、もう、上下の距離感が近過ぎる。

噴き出した汗が、秋風で冷えず
寧ろ強く匂うようで、痛まない目も強く伏せた。
視覚を閉じても嗅覚は閉じられねえワケだが。]

 ヒ、ロ、まじで、

[―――…近え!!!!!

大声で叫びたい文字が、咽喉に張り付いた。
首筋、当然汗ばんだ肌に触れた舌の所為。]

(425) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
オニーサンいっぱいいっぱい一生懸命。

(-83) 2015/10/05(Mon) 20時半頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 20時半頃


【独】 2年生 ムギ

/*
キョウゴクとユウキの過去話など!!!
あるはずが!!!ない!!!

(-84) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【人】 3年生 サダトラ

[用途を失った首輪は、腕。
汗ばんだ項は地面に面して、砂が張り付いた感覚。
そのざらついた味を、彼の舌にも伝える筈で。


掌の比ではない
舌が触れた場所が、熱かった。
無意識に首を逸らして、漏れる呼吸まで熱い。

コッチまで速くなくて良いッてのに。]

 ッ、ぁ、…… ッくそ。
 何、だよ……

[漏れかけた呼吸を堰き止め
荒い呼吸に、呼ばれた名前>>423が苦し気で
異を唱えるより先に、懸念が滲む、くらいには
気兼ねなく、しかし、気に掛けていた、前から。]

(426) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
こんなので良いのかな!?!?!?!?
ほんとサダトラ左バリバリィの感覚なので
感情と感覚の差分に動揺禁じ得ない。

ヒロくんはカワイイ。

(-85) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【人】 教諭 キョウゴク

―― 保健室 ――

[午後、保健室にはふたりの教諭がそろっている。
ややぎこちなく神妙な面持ちを突き合わせての会話を止め、
まずはキョウゴクがキノトを手招いた。>>413

ひとつめの質問には笑うばかりで答えはない。]

 私の友人はΩが多い。
 あれは、連中に聞いた話でしかないな。

[話の主題は、ここではキノトとふたりきりの秘密。
ユウキは不思議そうに首を傾がせていた。]

(427) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【人】 教諭 ユウキ

―― 保健室 ――

[ふたつめの質問には、ユウキが穏やかに笑って頷いた。
昔話と呼べるほどは褪せていない思い出話は短い。]

 ボクらは、ありふれた友達同士だったよ。
 キミたちと同じように検査を受けて、
 キミたちと同じような日を迎えるまでは。

 そうだね……
 この人はクラスで一番、
 Ωとして生きるが下手そうだったから……かな。
 今のボクらになれた理由は。

[短い上に具体性がない。]

(428) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【人】 教諭 キョウゴク


 さらに言えば、
 コイツはクラスで一番、
 αとして生きるのが下手そうだった。

[キョウゴクが言葉を添えても、具体性に変化はない。

語り尽くせない域にある
数々の記憶や傷はさて置いて語られる思い出話は
けして甘い恋物語ではなかったが――
苦悩の末に番としての十全を望んだふたりの話は、
ふたりにとっての愛の話ではある。]

 あの頃の友人は皆、それなりに。
 同窓会は、一度も成立していないが。

[12年前の12人にとっての物語は、またいつかの機会に。**]

(429) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【独】 教諭 キョウゴク

/*
一人芝居おつ…………

(-86) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【独】 2年生 ムギ

/*
透けすぎだろう、おれ透けすぎだろう。
……でももしかしてさ。
村建てどっちかがCO取り消して偶数調整してるとかで、
NPCの中の人は本PC入れてないと思われてるとか
そういうことはありませんかね!!!

どっちかっていうと、
キョウゴクとかめっちゃいちねこですよね!!!

どうですかね!!!

(-87) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【人】 2年生 イヌカイ

―教室―

[ミツルの体調不良を伝え席につく。>>320
授業内容なんて、全く頭に入る状況ではなくて
弟のことで頭がいっぱいだ。

政治家の未来を望んでいた弟がΩで
躊躇し続けていた兄がα。

性が逆だったら変わらない関係のまま、
弟も、幸せだったのだろうか――…。

どうにもならないIFが渦巻いて、
目頭の奥、ツンと熱くなる。



両親には、政治家になることへの迷いは伝えていなかった。
リイチに対する期待値の高さをひしひしと感じていたから
ずっと本心を言えずに、隠し続けて過ごしてきた。

Ω性であるというだけで、
弟の未来は、本当に断てれてしまったのだろうか。
たった、それだけ事で…、残酷だ。

身体によって齎される変化がどれ程のものなのか。
αであるリイチは、そしてまだ性の実感のない今は
“それだけの事”と思ってしまう。]

(430) 2015/10/05(Mon) 21時頃

【人】 3年生 ヒロミ

>>425上下する咽喉に、ぞくりと、背筋に鳥肌が立った。
 タオルが奪われ、露わになった首筋を秋風が撫でるが、その程度で冷めるような熱ではない。]


 な……  ト ラ ……ッ

  突  飛……せ……
 俺……、……


>>426唾液に砂が混ざりこむ。
 ざらつく、不快感を凌駕する欲求のまま、その首筋に散々唇を押し付けておきながら、掠れた声で、突き飛ばせだなどと。
 我ながら、言動の不一致が酷い。]

 じゃ、ね……、と…… マジ……

  …… で……ッ!

[地面と、灰色の髪。
 そしてその奥に、項が見える。]

(431) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[キノトに謝罪したところで、元の関係に戻れるのか不安で…
そもそも、何を謝るというのか。

政治家への道を足踏みしていることか。
弟の想いを、察してあげられなかったことか。

そんなことを謝罪して欲しいなどと、
キノトは望んでいないに違いなくて。

キノトとミツル、ぽかりと空いた席を見つめる。


ムギからのおまじないと、>>319
ミツルへのおまじない。>>371


――どうか、うまくいきますように。


倍になったはずの効果を、願う。


祈りが届いた暁には、ムギとミツル、
そしてサガネにも、ランチをご馳走しよう。

正解は分からないけれど
お互い冷静になる時間が必要だと、感じたから。


今はどうすれば良いのか、考えるしかない。

自分に出来ることは、何か――。]

(432) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【独】 2年生 ムギ

/*
やったぜ、
明日も奢られ豪華ランチ!!!!

(-88) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[『向いてないなんて言うな』と荒げられた声。>>264


欲に塗れた大人達の世界で生きる未来像が
想像できずめげそうになる。



『才覚があるのは兄さんの方で――』

そんなはず、あるわけないのに…

頭の中でこだまするキノトの声。





政治家に――…・・なる




そしたら、何かが変わるのだろうか。

視界が歪みそうになり、瞼をぎゅっと閉じた。]

(433) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【独】 3年生 クロミネ

/*

いんたーねっつのふぐあいがぼくをはばむのです

ゆうきせんせー きょうごくせんせー

うっ うっ

(-89) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 21時半頃


【人】 3年生 ヒロミ

 ァ"………


[多分、あとほんの少し彼の首を傾けさせてしまえば、唇はそこに届く。
 ちらつく光景に、脈拍が上がる。

 はたから見れば、全力疾走を繰り返した体育会系バカ二人が、力尽きて倒れこみ、そのままジタバタじゃれている程度にでもみえるのか、周囲の喧騒はまだ今までと変わらない。
 ……尤も、そんなもの耳に届いてなどいないのだが。]


 な、ァ……ッ、急げ っ、て……!


[将来を決定づける行為に及ぶ前に。
 どうにかしろと。]

(434) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 21時半頃


3年生 クロミネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 21時半頃


【独】 2年生 ミツル


[>>404 午後の授業は
いまは出席する気が無いのは、此方も同じ。

説教。
その言葉に、首を振ろう。]


自分がキノトを、傷つけた事
棚に上げて、
リイチへの謝罪を強要するのは、可笑しいだろう。




――――――  …… 。

[距離が開く事を恐れて、近づくも
密着は深まらない>>405
何より、もう、良いと>>406次第に萎む声こそが
眼差しより雄弁に、本心を綴るようにも、……。]




傍観、した方が、………………。


[―――良かったの、か。


僅かに眉が寄る。
なのに怖くて、無念を最後まで、紡げない。
そうだ、と1度でも頷かれれば
今後勇気を出す事が、叶わない気がした。


彼の心に刻んでしまった、傷口の血を見て、
勇気を出すなんて、不本意な形で在れ。]




[甘えて、求めて、縋って欲しかった。
皮肉にも、蘇芳の色の血を見て、手を伸ばす結果と為ったが。

>>407 本当は、そんな顔も、させたく無かった。


ボクシングの経験あれど、細い首に纏う首輪。
距離或る場所から見ても、存在感があり。]


―――ん。



[Ωだと告げられ。
無音に近い聲で、相槌のように、重く、頷く。
否定しても良い、現実では無い。


制止はしないまま続く忠告。
「だれぞに穢される前に」………
耳慣れない言の葉。怪訝に、隻眼を細めたが。
それよりも、ジンと引っ掛かった言葉。]



―――――――――………、好きな人………。




………………キノト。



[言葉を、咀嚼する前に重なる、今度は真新しい提案。
嗚呼。蘇芳の企みなど、聡明な彼にバレていたのか。

ほんの僅かな狂気に
動揺を隠せない隻眼を眇める数秒。]



待って、よ。


[また遠くなる距離を、更に削る。
相手に逃げる場所が無いのを、良しとし。>>411

拒む如く、表情を隠す頭部から、放たれた聲に>>412]



―――わかった。 俺で良いなら、傍に居る。


[頷くと同時、扉を閉めて
教師に見つかるは面倒とばかりに、鍵もかけた。


そのあと、彼の腕の中に滑り込み。
距離を詰めた暁に、伸ばした掌は
彼の橙の頭部を撫でる]

(-90) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【独】 2年生 ミツル


俺は………。


番探しなんて、関係なく。 
………、赦された後も。


お前の傍に、居たいよ。


[降らせた言葉はシンプルで、紛れも無い。]


お前が拒絶するまで、此処に居る。




[空いた手は、彼の体躯に周る。
多い被さる抱擁。


その際、深みのある僅かな汗の香が、届き。
まずいなと、無意識に己の唇を噛んだ。
鼻腔に、何時までも残りそうな、香りの誘発。

食堂で嚥下した薬は
胃薬の効果を果たさぬと、察してるが。
それは、果たして、どれほどの効果があるのか。]



[それでも―――……、
ずっとこうして抱きしめたかったのだと、深い実感。

汗の薫りより
思っていた以上の感慨と罪悪に、錠が緩みかけ。
ぎゅっと、両腕に力を混入。

彼が止せと言うまで、腕は解かなかった。]*

(-91) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[奪い攫った、タオル、掌ごと地面に落ちた。
汗を拭う心算で奪った手前
握り締めた拳が一瞬、浮き上がる。

真新しいそれではない、布の感触越し
頬から首筋にかけ、風が冷やす汗ばんだ肌を拭う。
布越しだと言うのに、掌の熱は、退かない。]


 は、


[突き飛ばせ>>431

首筋から間近く、掠れた声が、耳に届く。
応えたのは呼吸ではない、笑う。
口端が吊り上がるのが身に染みた、慣れた面は
背筋から咽喉まで這い上がる情欲を甘受して。] 

(435) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 21時半頃


【人】 3年生 サダトラ

 
 突き


 飛ばせるか、ボケ。

[握り締めたタオルごと、拳を固めた。
突き放すでもない、プロ志願の頬目掛けた
速度は、昨日>>0:198と変わりない。

油断を抜かせば、当たる、アレだ。]

(436) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【削除】 2年生 ミツル

― 生徒会室 ―


[>>404 午後の授業は
いまは出席する気が無いのは、此方も同意見。

説教。
その言葉に、ただ首を振った。]


自分がキノトを、傷つけた事
棚に上げて、
リイチへの謝罪を強要するのは、可笑しいだろう。




――――――  …… 。

[距離が開く事を恐れて、近づくも
密着は深まらない>>405
何より、もう、良いと>>406次第に萎む声こそが
眼差しより雄弁に、本心を綴るようにも、……。]

2015/10/05(Mon) 21時半頃

【独】 3年生 クロミネ

/* メモに使ってサーセン

>>391 >>392 >>393 >>384 >>397 >>399 >>400 >>381 


 

(-92) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【独】 1年生 キノト

/*
あぁぁぁ、先生ズ、ありがとぉぉぉ!!!!
校庭の2人見ながら、先生達の話を聞くって、ある意味特等席やな!!

(-93) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル

― 生徒会室 ―


[>>404 午後の授業は
いまは出席する気が無いのは、此方も同意見。

説教。
その言葉に、ただ首を振った。]


自分がキノトを、傷つけた事
棚に上げて、
リイチへの謝罪を強要するのは、可笑しいだろう。




――――――  …… 。

[距離が開く事を恐れて、近づくも
密着は深まらない>>405
何より、もう、良いと>>406次第に萎む声こそが
眼差しより雄弁に、本心を綴るようにも、……。]

(437) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル





傍観、した方が、………………。


[―――良かったの、か。


僅かに眉が寄る。
なのに怖くて、無念を最後まで、紡げない。
そうだ、と1度でも頷かれれば
今後勇気を出す事が、叶わない気がした。


彼の心に刻んでしまった、傷口の血を見て、
勇気を出すなんて、不本意な形で在れ。]

(438) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル




[甘えて、求めて、縋って欲しかった。


皮肉にも、蘇芳の色の血を見て
手を伸ばす結果と為ったが。


>>407 本当は、そんな顔も、させたく無かった。


けれど、ボクシングの経験あれど、細い首に纏う首輪。
距離或る場所から見ても、存在感がある事実。]

   

(439) 2015/10/05(Mon) 21時半頃

【人】 2年生 ミツル

  

   ――― ん。



[Ωだと告げられ。
無音に近い聲で、相槌のように、重く、頷く。
否定しても良い、現実では無い。


制止はしないまま続く忠告。
「だれぞに穢される前に」………
耳慣れない言の葉。怪訝に、隻眼を細めたが。
それよりも、ジンと引っ掛かった言葉。]



―――――――――………、好きな人………。

(440) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 2年生 ミツル



………………キノト。



[言葉を、咀嚼する前に重なる、今度は真新しい提案。
嗚呼。蘇芳の企みなど、聡明な彼にバレていたのか。

ほんの僅かな狂気に
動揺を隠せない隻眼を眇める数秒。]



待って、よ。


[また遠くなる距離を、更に削る。
相手に逃げる場所が無いのを、良しとし。>>411

拒む如く、表情を隠す頭部から、放たれた聲>>412]

(441) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 2年生 ミツル





―――わかった。 

俺で良いなら、傍に居る。


[頷くと同時、扉を閉めて
教師に見つかるは面倒とばかりに、鍵もかけた。
零れた心情は、声を越えて、音に変わり。

そのあと、彼の腕の中に、自ら滑り込んだ。


距離を詰めた暁に、伸ばした掌は
彼の橙の頭部を、撫でようと吸い込まれよう。]

(442) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 2年生 ミツル

俺は………。


  番探しなんて、関係なく。 
  ………、赦された後も。



  お前の傍に、居たい、って――……思ってるよ。


[降らせた言葉はシンプルで、紛れも無い。]


 お前が拒絶するまで、此処に居る。

     

(443) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 2年生 ミツル





もう少し、傍に ……… ―― 

 
    良い…………?



[空いた手は、彼の体躯に周り、覆い被さる抱擁。


その際、深みのある僅かな汗の香が、届き。
まずいなと、無意識に己の唇を噛んだ。

鼻腔に、何時までも残りそうな、香りの誘発。

食堂で嚥下した薬は
胃薬の効果を果たさぬと、察してるが。
それは、果たして、どれほどの効果があるのか。]

(444) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ……ッ、馬鹿……

   なに、笑っ…………!

[そんな状況ではないだろうに、何故、そんな顔ができるのか。]


 俺 は ……本気………でッ……!

[親友だと思っていたからこそ。
 そして、”それ以上”を思い描いてしまったからこそ。

 こんな、衝動に任せてなど。
 一方的になど……イヤなのだ、と。

 だがそれを、どう伝えればいい。]

(445) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 2年生 ミツル



[それでも―――……、
ずっとこうして抱きしめたかったのだと、深い実感。


汗の薫りより、随分と強い
思っていた以上の感慨と罪悪に、錠が緩みかけ。
ぎゅっと、両腕に、力を混入。


きっと、彼が止せと言うまで、腕は解かなかった。]*

(446) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
あっちもこっちもなんというかドラマチックできゅんきゅんしますなあ……。

(そして緊張で胃が、痛い。)
(頑張って美人キャラを保たねば……)

(ネタに走り隊)

(-94) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 3年生 ヒロミ

   ……────、ッ!!


>>436混雑した思考を断ち切ったのは、一発のパンチだった。
 ノックダウンには程遠いが、一時、目を覚まさせるには十分だった。]


 ……ぐ、だーーーーっ!!


[気合とともに強引に身体を離し、転がって距離を取る。
 半身を起こし、荒い呼吸を繰り返して、熱を吐き出そうとする。]

 っは……は…………、ッ……

[口元を手の甲で拭うと、やはり、砂がついていた。
 顔を顰め、べっと吐き出す。]

(447) 2015/10/05(Mon) 22時頃

2年生 ミツルは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 22時頃


【人】 3年生 ヒロミ

 ………立て、るか……?


[眉を下げ、訊ねるが、起こすための手は伸ばさない。
 そんなことを今すれば、元の木阿弥だ。]


 …………トラ……

  その、悪、ぃ…………


[熱はまだ退きらず。
 落ち着かぬ呼吸の合間に、小さく謝罪する。]


 けど…………

(448) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【独】 1年生 キノト

/*
あぁぁ、ツルさ、つるさんっ
なんて爆弾をぉぉ!

これか、これがビックバンなのか

(-95) 2015/10/05(Mon) 22時頃

3年生 サガネは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 22時頃


【人】 3年生 ヒロミ

 わりと、つか…………


  ……マジ、だった…………


[伸ばさなかった手が、砂を握る。
 軽い言葉は、今は、出せそうにない。]

(449) 2015/10/05(Mon) 22時頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 俺を、急かすなッての。

[最速を自負する
俺自身を急かせるのも
考えずとも、自ずと答えは出る、ヒロミ>>445くらいだ。

――…だから、突き飛ばせず
親友、そう、思っていた彼の頬に拳を飛ばした。
空を切るかに思えた拳に、肉感>>447を得て、身体が離れる。

急激に寒さを覚える、コレは感情の所為か、Ωの性か。
構いやしねえ、マウント取られていた身体を起こして
転がり離れた身体に、今度は伸し掛かる
位置の、上下逆転を狙って、両手は、シャツの襟。

立てるか>>448
言われずとも、震える腰奮い立たせて、立つとも。]

(450) 2015/10/05(Mon) 22時頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 22時半頃


【人】 3年生 サダトラ

 
 謝んなよ俺が真面目に喋ろうッてのに!?


[八つ当たり染みた、徒競走の次は喧嘩か
校庭と言う場所柄目立つ、視線が突き刺さるのも気にしない。

首筋、汗と唾液の痕に、砂が張り付いた。
まだ此処と、背筋の下には熱が残っている、後押し。
シャツではなかった、腕剥き出しのタンクトップの襟を、掴む。]

 クソパンチ受けてんじゃねえよ。

 ……さッさと試験かっ飛ばして、プロになんだろが。
 テレビでもネットでも映ってくれりゃあ俺も応援出来ッしな。

 ンでも、本音、やっぱ近くで応援してえよ。

[傍で、近くで。
Ωの性で、それを口にして済むのか
叶わない願望は口にしない、ッつう臆病風は先程飛んで行った。]

(451) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ──────ッあ?!


[言いきるか言いきらないか。
 矢先に、上下が逆転する。
 少し前まで見下ろしていた顔が、今度は自分の上にある。]


 お  い……、トラ

  …………なに、し……


[目を見開き、見上げる。
 冷まさなくてはいけないはずの熱が、また上がる。]

(452) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 ………

 マジじゃねえなら、突き飛ばしてるわ、馬ぁ鹿。


[掴んだ襟足ごと、顔を寄せる、汗の匂いがまだ、近い。

親友の成功をテレビ観戦で見納めるとか、クソ笑えるな。
掴めない未来の一端を思い浮かべた、際の、言い知れない苛立ち。
吐き捨てるみたく悪態が漏れる。

折角離した距離を縮めれば
鼻先を擽る汗も、匂いも、背筋を、指を、震わせた。
格好付かない此処に極まれり、の、それで。]

(453) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

―保健室―

[ひとつめの答え。>>427
 何に笑っているのかは分からないが、微笑み湛えるのは朝の説明でも同じこと。]

 ……そうか。
 待てば分かるってことか。

[追求はせず、秘密の話を終わらせる。]

(454) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

[ふたつめの答え。>>428>>429
 経緯は同じでも、経過がわからないようで、わかるような。

 『αとして生きるのが下手』という点では、兄も同じかと思う。
 望んでいるのは、今までの同じ関係。>>432
 2人で手を繋ぎ、隣を歩く道。

 謝って欲しくはなかった。
 寧ろ謝られたら、殴ってしまうかも知れない。
 また、怒鳴ってしまうかも知れない。


 無自覚な、兄が―――恨めしい。]

(455) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

なんだ、お互い下手って思ってたんだなぁ。
その時点で相思相愛じゃないの。

[果たして言葉が適切なのかは分からないけれど。]

……キョウゴク先生。
ユウキ先生。

ありがと。また話、聞かせて。

俺らの同窓会、期待しててで。
先生たちも呼ぶからさ。

(456) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

[視線を移した先。
 体育会系バカ二人が力尽きて倒れこみ、そのままジタバタじゃれているようには>>434到底思わなかったが。
 首筋に近い顔。

 遠目からでは分からない。サダトラの首輪は腕にあるまま。
 だから、そっと目を伏せて。
 鞄の持ち手を握り直した。]


ほんじゃあ、俺は、こんで。
待ち合わせとるん。

(457) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 1年生 キノト

またね、先生たち。

[鞄を取りに。
 その理由だけで、ミツルの傍を離れた。

 まだ許していない。
 我儘で彼の身を縛った。


 ―――『昇降口で、また』。



 保健室を出て、はふりと息を吐く。
 先を思い出して耳が熱くなるのは…秋のせいだけじゃ、ないかも知れない。*]

(458) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
あ、更新今日か!?
何でか明日だと思ってたよ……

そわそわしながらログを量産してる。

(-96) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 3年生 ナツ

[ 絵について上手い、と褒めてはもらったものの。
所詮独学。勉強の合間、息抜き程度の趣味。

でも今は、これがあって良かったと思う。
対象と、スケッチブックと。
交互に焦点を変え、
無心で濃淡を置いていくこの時間が、好きだ。]


それほど精密に描くわけでもないから。
少しくらいなら動いても大丈夫だよ。


[ リョウほど落ち着きがないわけでもないだろうし、
剣道をしていたなら同じ姿勢を維持するのも
さほど苦ではないかもしれないが。

初めて、なら。やはり大変かもしれないと
そんな風に声をかけ。

2メートルも空かない距離。
ベッドを椅子代わりに、スケッチを続けていく。
次第に掌が汗ばむのは、夢中になっているからか、それとも。]

(459) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
昨日からマダオ気分満載なのですが
高校三年生ですが。
思い出せ、高校三年生の青臭さを………

(-97) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

3年生 ナツは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 22時半頃


1年生 キノトは、メモを貼った。

2015/10/05(Mon) 22時半頃


【人】 3年生 ヒロミ

 ……っ、あ、あぁ。
  わ……

>>451悪い、と、また謝りかけて、口を噤む。
 タンクトップを掴まれ、引かれれば、せっかく空いた距離が、また縮まった。]


 おい、トラ………


[自分が何をしているのか分かってるのかと問おうとしたが、彼が、何か話すのならと、襟首掴まれたままで、猛獣のそれに似た瞳をじっと見据えて。

 ……ひときわ大きく跳ねる心音は、Ωのフェロモンに性欲を煽られただけでは説明がつかない。]

(460) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
ナツくんト書き綺麗だよね。

色んなひとのとこ拾っててすげえ素敵と思う。
わたし、なんか上手いこと拾えなくて
雑多になってしまって頭抱えてしまう。

(-98) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
もう まるでだめなおっさんでも 良いよ。

(-99) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―校庭・徒競走騒動前―

[「八つ当たり」と吐露するのをじっと聞いていた>>391
頷くことも、不快を表すこともなく。

同じAクラスの中、
同じ時間を、同じαとしての将来を胸に抱きながら過ごしてきた。
それが今朝、隔たれてしまった。
理不尽だ。自分のことでないのにそう思うのだから、当人たちは尚更。


「優しい」なんて言葉を向けられると>>392
「違うんだ」と、首を振りたくなる。


失いたくない、ただそれだけだ。
Ωとしてのウサミの変化を感じ取って、
これまで過ごした日々が、こんなもので壊れてしまうのが嫌なだけだ。

α性として、
Ω性のフェロモンにどれほど弱いのか、まだ知らない故の行動。
もしかしたら既に、無意識に誘引され続けていたのだろうか。

だがこの時は――、
αという性ではなく、クロミネという人間が選択しているのだと、

そう、信じて疑わない。]

(461) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[賑わっていく校庭の中でそれを聞いた。

 「タイチ”も”リョウが好きなのか」 と>>393。]


 あぁ、好きだよ。 アイツはあんなにかっこいい。
 敵わないよ。


[じくりと食い込む釘は、確かに痛いけれども。
今朝Ω性と宣告を受けたばかりなのに、目の前で全力で走るリョウは、
そんな痛みを甘んじて受け入れるほど、格好いい。
Ωとかαとか抜きにして、リョウという人間が好きだと思った。

ウサミがクロミネの番候補と考えている>>397とは、思いもよらなかったから、
正直にそう告げた。]

(462) 2015/10/05(Mon) 22時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

>>453襟首を引かれ、より近付いた距離は、荒れた息がかかるほど。
 少し首を擡げるだけで、唇が触れそうな距離に、喉が鳴る。]


 なぁ………、だったら

 俺も、真面目な話……すんわ。


[こんな場所で、この距離で。
 まさかこいつ相手に、いきなり話すことになるとは思わなかったが。
 誰であれ、もし、番うことを望む相手ができたならば、これだけは必ず伝えなくてはと思っていたことがある。

 汗の匂いが濃い。
 近い。

 それでも、ゆるりと口を開き、話す。]

(463) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
クロミネくんとナツくんの行方、とても気になる。
幸せになってもらいたい。

(-100) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 いいか。
 俺が目指しているものは、プロボクサーだ。
 だが、ただのボクサーじゃねぇ、世界チャンピオンだ。
 俺の親父がそうだった……知ってるな?

 プロってのはな、正直、なるだけならクソみてぇに簡単なんだよ。
 問題は、そっからの生き残りだ。
 狭い国ん中で、誰にも知られずプロ生命終える奴が大半だ。
 テレビや雑誌に日常的に名前が出るやつなんてのは、ほんの一握り……や、一摘みなんだよ。

 その、一摘みの中の。
 更にほんのひと粒を、俺は目指す。


[手を伸ばす。
 すぐ傍にある、リョウの顔についた砂粒をつまむように。]

(464) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 クロミネ


 当たり前だろ。今日は昨日の上にあるし、明日は今日の上にある。
 昨日も、今日も明日も、
 ――今日や明日や明後日を変えてる。


[エイジの傍らにいたカヨイに向けて>>384

リョウとヒロミの姿を見ていたせいか、妙に感傷的になっていた。
後になって「ガラにもなく恥ずかしいことを言った」と、
後悔したかもしれない。

カヨイへのお祖父様方からの神託。

昨日図書室でクロミネと会って変わった今日は、
この会話をする為にあったのだろうか。
この会話は、カヨイの身に幸いを齎すのだろうか。]


 ――「莫迦々々しい」と思うなら
  逆らってみるのも「真面目な高校生」かもしれないぞ。


[分からない。 けれど、良くも悪くも無意味ではないだろう。]

(465) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【鳴】 3年生 ナツ

[ いつも、背中を追っていた。
視線を、違う誰かに向けているからこそ、
見つめていられるものを。

だから。
同じように、向けられている眼差しに気づかなかった。


そして、今また。同じことを繰り返している。


暴くのが好きなんじゃない。
――暴かれるのが、怖いだけだ。

始めから追いつけないと、割り切っていれば。
安全な位置で穏やかに、追い続けることができる。

そんな、脆く柔い部分を知られることが。
向き合うことが。只。]

(=42) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 クロミネ

[エイジの勧誘に、ウサミが加勢してくれた>>399
元生徒会会計が言うのだから、間違いない。]


 あぁ、それなんだよ。
 サッカーとかバスケとか野球とかみたいに派手じゃないからか、
 部員が少ないんだよな………。
 剣道部はいつでも新入部員を歓迎してるぞ。

 まぁ、作法とかは確かに。
 最初は慣れないかもしれないが、身につけておいて損はないかもな。


[お偉いさん方の大部分は、礼儀作法に煩いから。
会社をそのまま継ぐにしても、そうでないにしても、
いつか役に立つ時が来るかもしれない。

「ありがとう」と戦利品を受け取った後>>400
エイジとカヨイに声を掛けてその場を後にした。*]

(466) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル

― 回想:食堂 ―



[リイチが伝えるなら、安心だ。>>371
彼は、教師からも信頼が厚い。
有難う、と微笑を捧げ、踵を返す、刹那。]





 ―――  ん ?   ………… ッ   




[唇を寄せ、吸い付かれる、音階。
額には、柔い温もりが、遺って居る。]

(467) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル



…………………



………、ふは。  有難う………。

いってくる。
後は、すまんが、宜しくな。


[驚愕から解かれれば、小さく笑った。


沈む感情の、浮上を叶える、おまじない。

穢れを拒む相手からの、不慣れなキス。
まるで、天使の祝福と、遠からず。
優しい心持つ友人からなら、尚の事。


彷徨う彼の視界に、自分が入れば
勇気付いた表情が、見付かるだろう。]

(468) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*

ねぇ、こういうの。
村のクライマックスになって出てきそうな台詞じゃない???

クロミネくんだいじょうぶ???
これから下衆ミネになる予感しかしていないんだけど、ちょっと

どうしたらいいか………

うつえんどとか くうきよめてない みたいなのにならないように

どうにか どうにか


個人的には好きなんだけど こう……… ねぇ?

ないあたまつかってたたかってくる

(-101) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル


[食堂を、退室する前。


カウンターから姿を察知できないアツシさんが
気にならなかったと云えば、嘘となろう。>>382


真に、喉にダメージを打撃する
刺激物を摂取するか。

夢を、諦念で、棄てるのか。>>214>>215


この目で、声で、確かめたくも在ったが――]

(469) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 勿論、意地でも獲ってみせる。

 けどな……こいつは「約束された道」じゃねぇんだよ。
 親が世界チャンプでも、息子が、その後を自動的に継げるってもんじゃねぇ。
 他の奴らと俺との、決定的な違いはそこだ。

 たったひと粒を掴めば、すべてを手に入れることができる。
 が、それ以外はゴミに等しい。


 もう一度言うぞ。

 俺は、世界を獲る。
 けれど、100%ってのはありえねぇ。

 そんくれぇ、キツい道だ。

 ………が、敢えて言う。

(470) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル


[まじないの効果は、確りと訪れた。>>432

長時間も、校舎を歩き回り、探し。

されど、教師と1度も、鉢合わせしない、―――なんて。



「強運」だけでは、
片付けられぬ、案件。**]


        

(471) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル

― 現在:教室 ―


[―――… タン ッ。


掌を置いた先は、リイチの机の上。>>433
利き肩に荷物を背負った隻眼が、心配げに見下ろす。]


……授業、終わったけど。
大丈夫か?


[目が合えば、口角を上げ。]

(472) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル




先生に、
按配は如何かって心配されてしまった。


………リイチの、おかげだな。


[恩に着る、と付け足して。
待ち合わせ場所へと、赴いた。

あとでまた、連絡するからと言い残し。]*

(473) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【独】 3年生 ナツ

/*
タイチがちょうかっこよくて、これは、やばい。
なにがやばいって48h前と違っていまは、
ナツキΩになれて良かったって。


思うくらいやばい。

ミツル>>471
見つかっちゃいましたか……。
こういう、直接的な表現を使わず事象を伝えられるのっていいなあ

そんでヒロトとリョウの会話が、アツい。

(-102) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ────お前の生涯、俺に賭けろ。


 100%じゃなきゃ不満だって言うんなら、お前が傍で、100%にしてみせろ。
 そのつもりがねぇんなら、この手、離せ。

 じゃねぇと………

[じわり、ただでさえ近い顔を更に寄せる。
 唇が、触れるか触れないかの至近まで。]

(474) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 サガネ

― 教室 ―

[授業の風景そのものは、変わらないな、と、思った。
あくまでも、自分の中では、だが。

幾人か姿の見えない者が居たものの、その理由について問う事はない。
あの後、ちょっとした騒ぎ>>264があったことは分かっている。
自分は少しばかり遠い席にいたが、ざわつく周囲の様子などから、おおまかに察することは容易だった。

発端であるキノトは理解できるし、
ミツルが居ないことも、まあ、疑問には思わない。
周りに気が配れる、優しいやつ。自分はそう考えているから。]


  (そういや、ミツルにだけは直接話したんだっけか。母親の事。
   ……なんであの時話そうと思ったんだっけ?)


[授業の内容を聞き流しながら、ぼんやりと窓の外を見る。
あの時も、今日のように晴れ渡った青空だったような気がした。]

(475) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
ヒロくん格好良くて、慄く。

(-103) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 サガネ

[あれは、部活を引退する間際の頃だったように思う。
残っている部長としての仕事は、新部長へ適当に引き継ぎをするだけだったから
部活のある時間でさえも、ふらふらと校内を歩きまわったりしていた。

そのなかでも、中庭に在る一際太い大木に登って、昼寝をしたり、歌ったりするのが好きで。
しかも人に見つかりにくい場所だったから、結構なお気に入りの場所だったのだけど。

登っているのを見られたのか、それとも歌っていたのが聞こえたのか。
理由ははっきり思い出せないが、とにかくいるのがバレてしまって、少しばかり話をする事になったのだ。]

(476) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 3年生 サガネ


  (あー…、うん。思い出した。
   アイツの苗字が、母親の旧姓と同じスオウだから、
   話そうと思ったんだった)

[まあ、それなりに良くある苗字だし。
親戚のスオウさんかどうかも母に確かめてないから、親類縁者かどうかすらも知らないのだが。
今思えば、なんとも安直な理由で話したものだと思う。

しかし、安直な理由とはいえ、
家族事情をポロリとこぼしても良いかと思える程度には、人の懐にするりと入ってくる心地のいいヤツだった。

だから、もし気にかけて探しに行ったのなら
きっと大丈夫だろうな、なんて、暢気にそう思えてしまった。]*

(477) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【人】 2年生 ミツル

―  昇降口  ―


[息を吐いた。

一歩、二歩、三歩。
懸命に消化される距離は、決して長くない。]



―――― ………  。


[>>458 赦されて居ない状況に甘え。
待ち合わせ場所の昇降口。
待ち人を、再度、目玉を動かし、探す。]*

(478) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
ところで




  \まだ一日目/

(-104) 2015/10/05(Mon) 23時頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
だって……だって…………!!!!!!!!

(-105) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サダトラ

[謝罪の一文字目>>460まで
口にした頬を、見据える目は、情欲抜きにぎらぎら色を灯す。
二文字目か三文字目まで耳に届いていれば
タンクトップの襟を離していた、拳は、強く握り締めたまま。

額が触れない、ぎりぎりの距離を保つ。

重なる視線を逸らさないのは
Ωの性がそうさせるのか、泳ぎたがる目を凝らす、意地だ。]

 ……………

[回る口唇は閉じて
マウント・ポジション、本来じっとしているのも下手な癖。
聞き洩らさない、賭けろ>>474と言う、最後の一言まで。]

(479) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

―昇降口―

[昇降口に向かう間、左手に鞄を提げ、右手は唇に当て、はむりと腹を挟んでいた。

 さよならと、かけられる声に視線を上げ、唇を離し。
 またねと返して、再び唇を押し当てる。


 保健室にいたαには、既に番のΩが居た。
 それだけのこと。


 はむり、はむり。気持ち良かった。]

(480) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サガネ

― 続・授業 ―

 (――――どうしてこんな静かな状態で。
  俺の息子さんは起き上がり始めてくれやがってるんですかね。)


[安心しきっていた所に、特大のボディーブローを喰らった気分で。
心の中の叫びがうっかり口にでそうになり、ごまかすように腕の中に顔を突っ込む。
こんな状況でこんな状態になるなんて
馬鹿ですか、阿呆ですか。発情期の獣ですか。]


  (てか、そうだわ。 俺、発情期来るんだった。)


[意識的に忘れようとして、
本当に忘却の彼方へ放り投げてしまっていた自分の性別。
うっかり思い出してしまったのと同時に、躰の反応は激しくなってゆく。

下肢に熱が集まり始めてるのも嫌だが、鎮めようと思えば思うほど、
今朝のことを思い出してしまって、クラスの面々の顔を見ることすら、避けたい気持ちがあった。]

(481) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[下駄箱に、見覚えのある紙袋が入っていた。>>174
 食堂で見たエイジは青のハンカチを持っていたし。]

 これだけ返されても……

[捨ててくれれば良いのに。
 掴んだ袋がカサリと鳴る。

 開けて確かめると、棒付きキャンディが入っていた。
 キノトの髪の色と同じ、オレンジ味。

 数秒考えて、エイジからの礼の品だと思い至った。
 包み紙を外し、口の中に入れる。
 紙だけ袋に戻してポケットの中に押し込んだ。]

! 甘っ

(482) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サガネ

 
 (おいセンセ、六時間程度って言ってたじゃないか。
  人によって個人差はあるのは理解してるけど、まさかそんな。
  ちょうど今、半分くらい………いや、もっと短いかもしれない。

  ……っていうか個人差ってレベルじゃないから、これ!!)

[加速する体の反応と、一人ツッコミ。
正直、今からもうひとつ飲んだところで、効果があるやらないやら。
飲んでおくに越したことはないとは思うが、堂々と飲むのも今日の今日なので、ちょっと引けてしまう。

ふと教室を見渡せば、自分以外のヤツは薬がまだ効いているようだ。
ナツはいつもどおりに見えるし>>252
ムギは怠そうにしているものの、自分とは反応が違うように見える。>>322
リョウの野郎、あれで素面かよ。何だよ、くっそ羨ましい。>>301

……αの奴らの顔は、なるべく視界に入らないように、した。
内股気味になってく自分の足が嫌になるし、これ以上朝のおピンクな妄想は広げたくない。]

(483) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[外履きを落とし、緩慢な動作で履き替える。
 明日からの休暇、洗うために寮に持って帰ろうという意識も働かなかった。

 その場に座り込んで、額を下駄箱の薄板に押し当てる。
 金属の冷たさが気持ち良かった。]


ん、  ……は
ツルさ……


[目を瞑り、無心に飴を舐めていると靴音がした。>>478
 ふへと微笑み、顔を向ける。]

(484) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サガネ

 
  (あー、もー。 なんだよ俺が一番乗りか、そうですか。
   いえいえ、一番乗りは大好きですよ。ええ。
   でもコレはそういうんじゃねえから!!!!)


[保健室で盛大に叫んだのに、
まだ叫び足りないとでも言いたげに、震える喉を必死に抑える。
八つ当たりに、手の甲へ爪を立てながら、気を他へやろうと。


飲むのは見られたくない。
でも、背に腹は代えられない。
というか、まともに授業が受けられる気がしない。
……授業受けたくない時って、いつも、何やってたっけ?

ぐるぐるとまとまらない思考の中、
ようやく掻き分けて取り出せた記憶は、サボるか寝るかの二択だったという事だけ。

今から出て行くのは、目立つし見られるし、却下。
それならやれることは、ひとつしかない。]

(485) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サガネ

  (よし、寝る。もう寝る。盛大に寝る。
    授業も、放課後も。誰も居なくなるまで寝る!)


[固く決めた決意とともに、教科書を壁のように立てる。
影になるところで薬を含んで、そのまま机に突っ伏して、一生懸命寝る事だけを考えた。

………結局。
涎が溢れるのも気にせず、盛大に寝たのを知るのは
クラスメイトの殆どが、徒競走を見に校庭へと出て行った後。]*

(486) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 ナツ

[ 少しずつ、人の骨格らしい形が紙上に浮かぶ中。
リフレインするのは放課後、
タイチがムギに向けて放った言葉。>>465

如何にも、前途洋々たるαらしい。
なんて嫉妬は、今はなく。

問うた通り、彼もリョウを好きだという。>>462
それに嫉妬することも、今はなく。


――ただ、胸のどこかが軋んだ。気がした。
グラウンドで掲げたれた拳が握りしめるもの。>>417
それが何かは、解らない。
その拳が振りかざされる先も、
見届けずに来てしまったから。>>447

何故、好きな人を校庭に、
しかもライバルであろうヒロミと共に残したまま
こうして我儘に付き合ってくれるのか、不思議だったが。

律儀な彼の気質を思えば、普通のことのようにも感じたし。
その優しさに漬け込んでいる、自覚は、ある。

ひとつだけ確かなのは。
昨日も今日も、自分は同じことを繰り返してるということ。

安全圏から出ずに、保身だけを考え。
決して此方を観ることがない背中を、見つめている。]

(487) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サガネ

― 回想・食堂 ―

[カレーなんて頼んだから、いつものだねって言われてしまって。
慌ててみんなと同じものがいいと訂正したら、目を丸くされてしまった。

視線にむず痒さを覚えつつも、注文の品を受け取れば、部活が同じだった友人の元へ足を向ける。
回りが避けるように少し退いたのは気づいたが、変わらぬ様子で話しかければ、相手もまた、ぎこちなくも返してくれた。

独特のスパイスの香りをめいっぱい吸い込んで、さて食べるかとひとすくいを擦れば、口をつける間もなく背後からかかる声。>>243
抵抗の暇なく奪われて、思わず取り返そうと手を伸ばす。

が、丁寧にすくったひとくちは、そのまま口の中へと消えてしまった。]

  あああああ!!
  俺の渾身の、黄金比率のひとくちがああ!!

[ぺろりと平らげ、その場を離れていく背に
最初の一口だったのに、なんて恨みがましげな声で文句を投げつけて。
相変わらずだと笑ってくれる友人の言葉に、変わらずに振る舞えているのだと安堵しつつひとくち分減ってしまったそれを、もう一回すくって食べる。

本当に久しぶりに食べた『普通』のカレーは、喉を通るたびに痛くて、辛くて、苦しくて。
――――涙がこぼれるくらい、美味しかった。]*

(488) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【独】 1年生 キノト

/*
部長の、このプロポーズよ……。
格好良いなぁ、部長!

(-106) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 オマエが勝手に階段昇って行くッての
 傍で見守ってろッてハナシなら、無理だろ。
 

 オマエが100%目指すなら
 俺は120%目指すわ、そしたらヒロ、追い抜いてくれんじゃん。

[至近距離、声を張り上げる必要も、無い。

スポーツの世界はどれもこれも生易しいモノではなくて
拳で語るプロボクシングなんざ、その最たるだ。
一粒>>464張り付いていた砂を、拭われる。

目に、漸く留まるくらいの、一粒。]

 …… ッつかな、

(489) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[授業が終わっても、ミツルの鞄は教室に置かれたまま。
きっと弟も学校に居るはずだと予想して、
席を立つ気にはならなかった。

ずっとずっと考え続けて、何となく出た答えはあれど
まだ言葉にはならない想いを形にしようとしていた所で、
机に置かれた手に顔を上げた。>>472 ]

 ……ミツル、平気。
 つか、戻ってくるん待ってたっていうか。

[心配げな色を浮かべていた隻眼が
目が合えば小さく笑ったから、
悪い方向にはいかなかったのだろうと読み取った。

どこに行っていたのかは、聞いていなかったし
どうだったか、なんて聞ける立場ではい。

ただ教室を出た彼の姿を、もう一度、祈る思いで見送った。]

(490) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 クロミネ

―寮・ウサミの部屋―

[付いていった先はウサミの自室>>401
妙に身構えてしまうのは、
今朝ユウキ教諭から聞いたことを思い出していたから。

学校の教室などを想定していたのだが、
自室に招かれたということはきっと、
ウサミは信頼してくれているのだと少し嬉しく思う。]


「”理性”ある行動を」


[切り札のように、その言葉>>98を心中で握り締めた。]


 ――わかった。


[ウサミの言う通り、
開いていた第二より下のボタンを外していき、ガバっとシャツを脱ぐ。
脱いだシャツは適当に鞄の上にでも放り投げて。

筋肉フェチではないという釘差しのような言葉を聞いて、]


 はっ? ……あ、そうなのか。
 彫像みたいなのが好きなのかと―― 

 流石にあそこまで出来上がってないから、ちょっとビクビクしてたんだよな。


[なるべく変な空気にならないように、冗談を交えて返した。]

(491) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【独】 3年生 ナツ

/*
サガネが、かわいい。
>>488にウッ、てなるのはもう、こういう村ではしょうがない。

初回落ちはヒロミとリョウになりそう、かな?
キョウゴク先生とお話できるのもあと48h……。

(-107) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 クロミネ

[椅子に座る前に、チラリと室内に目を泳がせる。
シンプルでウサミらしいな、と思った>>402

時計を褒められて少し複雑な気分だったが、
時間を教えてくれと言われて「おう」と。

きっとウサミのことだから多少時間に余裕を見ているだろうが、
その時間をきっちり守れるよう気にしていなくては、と時計を撫でた。

気遣うような言葉には>>403、少し躊躇いながら。]


 お前も、その……予兆があったら俺を叩き出してくれていいから。
 俺もわからないんだ


[どのくらいまでなら、我慢が効くのか――。
今はまだ大丈夫。下肢にも異常は無い。]

(492) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 2年生 ミツル

[昇降口まで赴く、1分間。
一体どれ程の、奇異の視線を、注がれたか。
全く気に留めて居ないから、把握外。

思案に駆られ、他所など見る暇も、皆無だった。]



……………、……  ん ?


[正直、香気だけで、見付けられるのでは。
なんて、見当立ててみたが。

>>482鼻腔に真っ直ぐ届いたのは、オレンジの薫り。]

(493) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

―回想:生徒会室―

[『傍観してくれたって良かった』>>406と確かに言ったが、
 改めて問われれば>>438頷けない。

 だから小さく首を振った。]

 ……ありがとう、言ったなあ。

[つまり、裏返しで受け取ってよと。
 傷口見せながら言う。]

(494) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[受け売りの言葉に細まる隻眼。>>440
 聞いた時は成程と手打ったが、下手なことを言ったのかと口篭る。

 それに――…。
 なんて声を出すんだ。 じくと胸が痛む。]


[キノトの提案は、ミツルを『蘇芳の嫡男』としか見ていないもの。
 クラスメイトとして同じ時を過ごした彼自身では、ない。

 その後ろめたさも足を動かすには十分で。
 待てなかった。>>441

(495) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 2年生 ミツル

………………。


待たせて、すまない。

……、何、してた。


[柔い笑みより甘そうな唇へ
揺らいだ視線が留まるのは、無意識。
声も、甘味な響き。錯覚か。


まさか、彼自ら誘いを行うなど、思わない。
なのに、目の前の光景に焼かれ

微かに体温を上げていた、自分を呪った。]

(496) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

―放課後の教室―


[授業が終わった後、
まだ席に残っていたのはリイチ1人ではなく
サガネが規則正しい寝息をたてていた。

余りにも気持ちよさそうに爆睡していたので
起こすのも忍びなくて、そっとしていたが

ようやく目が覚めたらしい、顔が上がった。]


 サガネ先輩、…授業終わってます。

(497) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【削除】 1年生 キノト

[傍に居ると言いながら、扉の閉まる音が続く。>>442
 嘘つき、と罵るよりも身を守るように縮こまらせた。

 金属音にびくと肩を震わせ。
 腕に伝わる温度と頭部に置かれた手に、泣きそうになった。>>442
 言葉の雨が耳を打つ。心に響く。
 心地よさに、睫毛が震え。>>443

 途端に沸く疑心すら、溶かすよう。>>444
 もう少し、と問う声。
 拒めなかった。傍に居てくれる嬉しさのあまり、声が出なかった。
 代りに背に回した指に力を篭める。

 強まる力。すっぽりと包まれている安心感。
 顔を押し付けて、ぎゅうとしがみつく。>>446

 授業の終わりを告げるまで。
 放課後の始まりを告げるまで。**]

2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 1年生 キノト

[傍に居ると言いながら、扉の閉まる音が続く。>>442
 嘘つき、と罵るよりも身を守るように縮こまらせた。

 金属音にびくと肩を震わせ。
 腕に伝わる温度と頭部に置かれた手に、泣きそうになった。>>442
 言葉の雨が耳を打つ。心に響く。
 心地よさに、睫毛が震え。>>443

 途端に沸く疑心すら、溶かすよう。>>444
 もう少し、と問う声。
 拒めなかった。傍に居てくれる嬉しさのあまり、声が出なかった。
 代りに背に回した指に力を篭める。

 強まる力。すっぽりと包まれている安心感。
 顔を押し付けて、ぎゅうとしがみつく。>>446

 いつもの鐘が、
 授業の終わりを告げるまで。
 放課後の始まりを告げるまで。**]

(498) 2015/10/05(Mon) 23時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 心算がねえなら、さっき突き飛ばしてるわ。

 負けてもゼロじゃねえよ。
 賭けさせろよ。 全部。

[勝ち続けても、頂点を脅かされる、ボクシングの
一粒を目指す、真摯なことばは、目は、眩しい。

―――…負けさせない
とは、言えない、言わなかった、ありゃ負け続けて勝つ勝負だ。
抱いていた野心も夢も人生も包めて
賭けろと告げるから、全部、賭けさせろ、掌に在ったものも。

唇が触れそうな程に近い距離感、当然、息も近く
噛み付きたくなる衝動を堪えて、努めて獰猛に、笑ってやる。]

(499) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【独】 2年生 ミツル

/*

遅筆な癖に、返事が長くて、ごめんなさい!!

>>495>>498 こんなに綺麗に、纏めていただけて幸せです。
本当にご迷惑おかけしております。

(-108) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 3年生 クロミネ

[――時計の音が遅く感じる。


こうしている時間が嫌なのでは断じてない。

いい香り。そう言い表すのがいいのだろうか。
それがどうしても気にはなる。

「本人が知らない部分を暴いていくようなのが好き」と、
ウサミは今朝言っていたか>>54

どんなものを暴かれてしまうのだろう。
後暗いものはいくらでもある。聖者ではないのだから――。



「動いても大丈夫」と言われて>>459
少し外側を向いていた左腕の時計を右手でこちらへと向ける。


こうした趣味の時間を、できるだけ長く。

18時まではまだ少し、ある。]


 ――少し、暑くないか?

(500) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【独】 2年生 ミツル

/*

キノトくん可愛い。
リイチからのキス照れる。
アツシさんから素敵パス頂ける。

まじ、幸せ者だなぁ………。
もっと早く、指よ動いてくれwwwwww

(-109) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 1年生 キノト

―昇降口―

つりゅしゃ――ん、んぁ…

[咥えながらは喋りにくい。
 棒を掴んでオレンジ色を引き抜いた。]

んーと、待ってた、よ?
いい子で待ってた。

[特にはしていない。
 金属板から額を離し、徐にジャケットのボタンに手を伸ばす。

 緩慢な動きで、1つずつ外し。
 チラリと内側のポケットを見せる。]

あのな。
さっき言ってた抑制剤な。
此処に入れてるから。

俺が変になったら、飲ませてなあ。

[抱き締められて、キノトが告げたのは胃薬の嘘。
 発情抑制剤だから安心してと、正直に明かしていた。]

(501) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
アツシ………!

(-110) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
アツシ、カレー……うまかったぜ☆

(-111) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
しかし昨日も今日も、ってか基本的に待たせすぎである。
遅漏なんだ………すまない。



じゃない、遅筆なんだ!

(-112) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【鳴】 3年生 サダトラ

[信じて願った未来だとか野心だとか
破り捨てる前に、突き付けて預けて
それがシアワセってヤツに変質するなら、それが良い。

 足掻くことが許された、この一瞬に賭けてやる。

願われた分は、強く。
出来れば、それがΩだのαだの分け隔てなく――…
クラスメイト皆がそうであれば、ッてのは、
我が儘は、胸に、秘匿事項だ。

校庭から、見渡せる限り、見えない姿達に。]

(=43) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 3年生 ナツ

[――まだ、夕焼けで空が明るい頃。

言われるがまま、>>491
脱ぎ捨てられるシャツから香る、汗の名残りも。
露わになる背中も、始めて観るものじゃない。

でも、こんなに意識したのは、初めてだった。]


……後ろ姿フェチ、Sっけの次は筋肉フェチか。
タイチの目に俺は一体どう映ってるんだ?

彫像デッサンも嫌いじゃないが。
今はタイチの背中に興味があるから、頼んだんだ。


[今朝の言葉を、そのまま返し。>>73
まさかそんなことを気にしていたのかと、軽く噴き出した。
お陰で妙な意識も、少し和らいだ、気がする。]

(502) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 3年生 ナツ

[ 時計を褒めた時の、微妙なリアクションに首を傾げる。
もしか何か、好からぬ線を踏んだかと。

訝し気に、尋ねたくても今は時間が惜しく。
ひとまず必要最低限の会話に留め。]


あ、ああ。勿論。
容赦なく蹴り出すし、逃げてくれ。
君が全力で走れば、追いつけないから安心して。


[フェロモンなんてものに、本来香りはない。
もちろん目にも見えず、
しかもΩが発するのは番を持たないα全員に、
無差別に振りまくもの。

加減なんてできないのは当然で、>>492
今日それを知ったばかりでは、戸惑うのは彼も同じらしい。

昨日まで培ってきた信頼関係をそのまま。
理性を保とうとするその言葉を好ましく思う、一方で。


――そうだよな、と。
今朝と違い、まったく平常と変わらぬその態度に。
どこか落胆する気持ちには。気づかないふりをした。]

(503) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 2年生 ミツル

― 昇降口 ―


あの、…聲……。


[――最後まで紡ぐ前に、>>501
色付く唇から解放された、棒付き。
その橙は、多分、エイジの贈り物。]


有難う。
……それって、


[またもや、目に毒な、景色。
>>498 隠した素肌を暴きたい、と
先程、一瞬たりと、思った事実。

視線を逸らせない自分を、軽蔑するだろうか。]


水は、必要、なのか。

(504) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 3年生 サダトラ

 

 足りねえなら言えよ、ヒロ。


[彼の覚悟に、俺の言葉が足りないのなら
チェンジ投じられるのも覚悟の上、本来なら選択権は無い筈で。


それをあえて差し出されているのは
親友として過ごした期間か、
それだけでもないのは、流石に理解しているが。
甘んじてただ受け入れるよりも、応じたい指と口だ。]

(505) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 3年生 ヒロミ

 見守るなんて可愛らしいもん、誰が期待するか。

 つぅか何だ、120%て。
 お前、こないだの数学のテスト、何点よ。

>>489感情を吐露してゆけば、返された言葉に軽口返す程度の余裕はできる。
 尤もまだ、燻りは健在なのだが。]


 ……ッハ、何だそりゃ。

 俺が、負けるの前提みてぇな言い方じゃねぇか。
 冗談じゃねぇ、勝って勝って、勝ち続けてやるよ。


>>499大口にも程がある自覚はある。
 だが、目前の男がすべてを”賭ける”というのなら、その賭けは、意地でも勝たせる。
 そう、強く視線で訴えて]

(506) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【独】 3年生 サダトラ

/*
ヒロくんの格好良さに俺の格好良さが霞む


とか馬鹿なこと言ってないで単純に
ヒロくん格好良すぎてうおおおおお対抗心すら昇華されるわ。
あとまじめにこんなじょばんからおれで良いんですか!?
殴った後、走っていくヒロくんの背中を眺める俺みたいな
ロールがわたしの頭のなか走馬灯流れてました。さっき。
そんなものはなかった。クソ照れる。

(-113) 2015/10/06(Tue) 00時頃

【人】 3年生 ナツ

[ どれくらい、時間が経ったか。
腕が動くのに合わせ、肩甲骨の筋肉が揺れただけでなく、
静かな室内に声が響いたことでふと、集中が途切れた。

気づけば室内はだいぶ暗く、
もう秋だというのに、妙に肌が汗ばんでいるのに気づく。]

そう、だな。
少し窓でも開け……いや。

今日はこれくらいにしておこうか。
そろそろ腹も減っただろうし、君も疲れただろう?

あとはモデル無しでも描け……る、 し……。


[スケッチブックをベッドの脇に置き、
そのまま身を乗り出して窓に手をかけた時、それが訪れた。


心臓が跳ねる、なんてものじゃない。
ハンマーで殴られたような衝撃。

――予想より少し早く訪れた、タイムリミット。]

(507) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 1年生 キノト

[聲を指摘され、ぼんやりと頷く。>>504
 唾液に濡れたオレンジを出す、舌と唇に残る感触は別の何かを彷彿とさせた。

 薬の効果が切れかかっているのだと、思う。


 見上げ、重なる視線。
 安心させるように、ふわりと笑む。]

み、ず… 
んと、特に言われてなかった よ。

[思い出しても、記憶にない。
 えいしょと掛け声で、立ち上がる。]

靴、変えたら 帰ろ……

[踵を返そうとして、立ち止まる。
 校庭には2人がいるから、行けない。]

(508) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

 ………避ける気、ねぇんだな?

>>499獰猛な笑みを浮かべる口元に、こちらも、口角を強く吊り上げる。]


 足りねぇもんは、これから探す。
 お前とだ。

 とりあえず今は………


[僅かに首を擡げれば、まだ若干砂のついたままの唇が触れた。
 ざらついた、どうにも色気に欠けるキスだったが、らしいといえばらしいのかと、内心、苦笑した。]

(509) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 2年生 イヌカイ

[弟の事で頭がいっぱいだったリイチには、
授業中、他のクラスメイトの様子を
気にかける余裕など、無かった。

彼の苦悩にも全く気づく事もなく、>>485
朝のユウキ教諭から聞いた注意事項も、
すっかり抜け落ちていた程で
当然、抑制剤や避妊具も貰わずじまいのままで

席を立ち、サガネの方へと近寄った。]


 先輩。

 前に一度してくれた
 あの、おまじないね……


[無自覚の行動で、やんわりと傷つけて
しまっていたちは知らず>>293

一生忘れそうにない衝撃を受けた
人生で初めての、家族以外からの、キス。>>261]


 もし効果があったら
 今度は、責任とってご飯奢ります。


[今日は奢らなかったランチ>>382の返事を、
小さく笑って、今更。

食堂での一連の騒動を、彼が見ていなければ
何のことか、分からないかもしれないだろうが、
先ほど、ひとり勝手に決めた事を、伝えた。>>432


色々なことが、短い時間でありすぎて、
ひとまず言葉にしたのは、今言える結果のみ。
何のことかと問われれば、経緯を説明するだろう。]

(510) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

2年生 ムギは、メモを貼った。

2015/10/06(Tue) 00時半頃


【人】 3年生 クロミネ

[部活終わり、上半身素っ裸どころか、
下着姿を部活仲間の前に晒すことだってあった。

その時は全然意識しなかったのに、
今はウサミの視線がどこに向いているのか気になる>>502

肩か、背中か……肩甲骨? 背骨、とか?]


 どうって、んん。 
 別に変態って言ってるんじゃないんだ。
 芸術ってよくわからないが、そういうフェチとか出るもんかなって。

 俺は絵、上手くないから。そういうの表現できるの、すごいと思う。
 絵にして暴く、そんなこと俺には到底無理。

 棒人間すら骨折する。


[「背中に興味がある」と言われたのには、少し耳が熱くなった。
そんな風に言われるのには慣れていない。]

(511) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 ナツ


――…ッ!? ぁ、 ふ、……。


[ あつい。全身の毛穴が開いたような、熱さ。
煮え湯を飲まされたように喉が灼けた感覚。

ベッドに乗り上げたそのまま、両腕を抱えて蹲る。
ぐらりと世界が傾ぎ、湿度の高い息が零れ。

これまでの人生の中で、感じてきた。
いわゆる性欲の高まりとはまったく違う。
言葉も紡げないほどの衝動と、焦燥。

触れてもいない下肢に血液が集まるだけでなく、
どこか、漏らしたようにじわ、と濡れた気がした。

どうしよう、どうしよう。
ありったけの理性をかき集め、何とか言葉を絞り出す。]


た、いち……。

(512) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[触れ合わせたのはほんの一瞬。
 そうでないと、ここが校庭だということを、本気で忘れてしまいそうだったから。

 ふぅと息を吐いて顔を離すと、後頭部が地面に当たった。]


 ……今は、十分足りてんよ。

 多いくれぇだ。


[緊張が解けたかのように安堵が浮かぶ。]

(513) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【独】 3年生 クロミネ

[誰かに興味を持たれるなんて、思ったことがなかった。
自分は従兄弟に万が一が起きた時の代替品。

万が一など、そんなことが起こるはずもないと、
どこかで不貞腐れていたのかもしれない。

そんな代替品も、αで無ければ用済みとされ、
個人として見向きもされなくなってしまうのではないか。


――そう思っていた、昨日までは。


今日そうではないと思うのは、自分がαだったからじゃない。
クラスメイトのΩたち。彼らの存在があってのこと。]

(-114) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 ヒロミ

[が、すぐに、笑みは小さく引き攣って]

 ……で、だ。

 とりあえずお前、一旦離れね?
 俺、マジでヤバい状態なんだけどいま。


[緊張緩和の副作用。
 下半身が、かなり笑えない状態だ。]

(514) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 2年生 エイジ

[夕飯は、どうせ冷蔵庫に買い置いている
冷凍食品もあるし、共用部で誰かが調理していたら
図々しくも御相伴にあやかったり。
寮母さんが来るのは何曜だったっけ…なんて考えているうちに
カヨイが漫画を覗き込んで来るものだから
「次の巻で巨大化すんの」と、ネタばらししてやった。

浮かんだ、どうにも使えぬ作戦への一言に
カヨイへ向けた眸が、ぱちくりと瞬いた。]

 え、……


[ そうか。――そうだよな。
 やっぱり寝坊してαの勉強会に来れなかっただけなんだろう。
 ゴシンタクだか何だかで、朝出て来れなかったのかもしれない。
 学校を退学する理由がΩだから、なのではなく
 α判定が出て、留学でもしないといけなくなったのかもしれない。

 だって俺はまだ、カヨイの口から直接、オメガだと聞いたわけじゃない。
 
一瞬、喜ぶよう笑みを模った表情が歪んでいく。]

(515) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 期待する未来もあったかも知れねえだろ。
 俺がそれを潰すワケな。

 ……… 受験勉強してねえの知ってるよな??
 120出して漸く80届くのがスポーツだッつの。
 コレ、スポーツ計算な。

[余裕>>506を滲ませる彼に
此方も、真面目が聊か崩れ、昨日のそれに等しく
軽口を叩き、口端を吊り上げた。

感情の熱が退けば、掴んだ先の体温を
痺れに近く受け止めるのも、また通り、でも。]

 負けねえと泥臭くねえだろ。
 最後に勝ちゃあ良いんだ。 10秒な。

[―――…たが、砂場で一粒の砂を探すより難しい
勝って、勝ち続けると言うのなら。
勝ち続ける、更に狭い門に賭けてやるとも。]

(516) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 1年生 キノト

[校庭を避ける妙案はないか。
 咄嗟に鞄を叩いて、掲げて見せた。]

あ   と、あの……。
図書室、そう、図書室に… さ。

本返すの忘れてた!

[だから、付き合って欲しいと指を伸ばす。]

  ツルさん、あのな……。

[ぐるぐると脳内を回り続ける言葉。
 暗澹を溶かす言葉。>>443

 唇開き、生徒会室で紡いだ言葉をもう一度。
 今度は背伸びして耳元に零す。]

(517) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 2年生 エイジ

[オメガではない、はずがない]
[現実を受け入れなければ]




[歪んだ微笑みはやがて、緩やかな無へと変化を辿る。

我ながら酷い"作戦"を提案したものだ。
けれど、それに応じてみるというのなら、]


 ――本当に?
 俺、お前から性別判定、聞いてない。

[嘘を吐き続けられるのか。
その長い髪の毛先をちょい、と引くように触れながら

はっきりとした確認の意味も込め、少し位置が上にある
カヨイの双眸を見上げた。]

(518) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 ナツ

 
 
すま、ない……。計算、を、誤ったみたいだ。
――…き、急で悪いが――… 、
  

[ 帰ってくれ、まで音にすることは叶わず。
顔をあげることも、振り返ることもできない。

少しでも動けば、その振動だけで弾けそうなほどで。
唇を噛みしめることで耐えようとしても、
その刺激すら快感に変えてしまう。

個人差があるのだから、
もう少しゆとりを持つべきだったと悔いても遅い。

少しでも、長く。この時間を続けたかったと
欲をかいたばちが当たったのだろう。

性欲のビックバン、だなんて抽象的な副作用は。
想像していたよりずっと激しく、そして唐突に訪れた。]*

(519) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

2年生 エイジは、メモを貼った。

2015/10/06(Tue) 00時半頃


【人】 2年生 イヌカイ

[サガネが普段食べるカレーが特別仕様なのは
クラスメイトなら、殆どが知っていること。>>488

サガネが先ほど『普通』のカレーを食べていたことに気付いていれば、
カレーを唆した事を、>>223 ひどく後悔するはめになっただろう。


彼がどれ程、喉を気遣っていたのかはよく知っていたから。

それは、彼の歌声を聴くだけで、伝わってきたから。


その声が、好きだったから。



これ以上、己の無自覚さと、気遣いのなさで
大切なものを傷つけてしまうことを、恐れていた。]

(520) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 1年生 キノト

ミツルが、いい。


  俺の、―――傍に居て欲しいで。


[首には首輪。胸には薬。
 だから、これぐらいの我儘、許して欲しい。]

(521) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

2年生 イヌカイは、メモを貼った。

2015/10/06(Tue) 00時半頃


【人】 3年生 クロミネ


 蹴り出す………、ぶっ あはは!
 是非、そうしてくれ。


[清々しい一言>>503には、肩を揺らして笑った。
笑った後、動いてしまったなと反省して「ごめん」と謝罪を。


暑くないかと声を掛けて、ウサミも同じく感じていたようで。
ほう、と安堵の息を吐く。

自身だけの異常じゃなかった。


――そう思ったのは浅はかだったと、直ぐに。

確かにクロミネだけの異常ではなかった。
”二人共”が異常を迎えていたのだ。


途切れがちな声、「大丈夫か」と立ち上がった時、
椅子に座っていて肌に密着していた制服のズボンが、腿裏に張り付いていた。

思った以上の発汗。身体の熱も急激に上がるのを感じた。]

(522) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【独】 3年生 ナツ

/*
性欲のビックバン #とは

くっ……正直みんなのお手本を待ちたかった。
でももうすぐ日替わりだしなーと。


というか。48h*2d進行だっけ?って思うような、
この同時多発すごいなあ、というか。

このままいくとタイチに選択の余地がなくなりそうで、
だ、大丈夫かな?困ってない?無理してない?
って今更、いつもの不安、が。

(-115) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【独】 3年生 ヒロミ

/*
そういえば、こいつアウトボクサーかインファイターか決めてなかったけど、わりとアウトっぽいな!

(-116) 2015/10/06(Tue) 00時半頃

【人】 3年生 サダトラ

 
 その気がねえなら離せッて言われてますので。


[揶揄とは異なる、確認めいた声>>509
離さない指が何より証拠だ。

敬語を交えるのは、感情的な羞恥を殺す為。

αに圧し掛かる姿勢は
行動力とは裏腹、Ωの身体に負担が掛かる。
主に、指の震えと膝の震えとして、だ。
隠すにも限度を迎えた矢先、砂を残した唇が触れた。

猫の舌に似たざらつきに、咽喉を鳴らす。
殴り飛ばした名残に残る、唇の砂を、舌を伸ばした。
色気を抜きに、舐めれば身を鎮められるかと言えば
そうでもなかったが、砂交じりの唇は不思議と厭でもない。]

(523) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 3年生 クロミネ


 ウ、サミ……… ?


[ベッドの上に蹲るウサミが見える>>512

身の内の鼓動が酷く煩い。
聴覚の大部分を奪われて、平衡感覚さえ失ったように錯覚し、
バランスを崩してその場に座り込んでしまう。


股の間が、熱い。  ――痛いくらいに。


マズイ。部屋を出なくては――。
そう思うのに、苦しそうにしているウサミから目を逸らせない。


放って部屋を出てしまって、本当にいいのか。

ウサミを思うなら、
自分の中で非情な行動とするものを取らなければならなかったのに。]


 く、薬――ッ!!  どこ、だ………っ 


[自分の名を呼ぶ声が頭の中に、わんわんと響く。]

(524) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【鳴】 1年生 キノト

[生徒会室で、思ったのは。
 声を聴いて、思ったのは。>>440

(……なぁ。なあ。

 やっぱ、好きな奴 おるの?)

(=44) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 3年生 サダトラ

[砂を拭うのは、唇周辺が限度。
それ以上触れる前に、ヒロミ>>513が倒れたので。]


 簡単に満たされんなよ。

 あ゛―――…
 今更、オマエと真面目な話すると思わなかったわ。

[今、今日、此処で。

緊張を解く彼に、もう地面に接していない
項を掻き、はたと、視線が、下>>514]

(525) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【独】 3年生 クロミネ

/* 
どうしよう……… どうしようどうしようどうしよう!!

げすみね おしずまりください!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(-117) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 2年生 ミツル

[>>598 合わさる視線が、常と違う]


………………。


[水入らず … そうな情報を得ても。
煽られる熱。 燻られる不安。

彼が立ち上がる際、必要なら手を差し伸べよう。
されど、彼の足は、止まった。]


何か、忘れ物でも?


[それなら、此処で、待とう。
待ち合わせは、喜ばしい状況。
代わりに、何処へ向かうまで、把握しておらず。
現地集合は叶わない。]

(526) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【独】 3年生 ナツ

/*

なあ、ヒロミとリョウがさ。
なんだがすげー、アツいやりとりしてるだろ?
ここ、校庭のど真ん中なんだぜ……。

(って突っ込みでもしないと、こう、身が持たない)

(-118) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 2年生 ミツル


[校庭で行われている遣り取りは、把握の外。
何時か、知る事が叶ったら良い、未来。

嗚呼 成程、本の返却。――あ。
図書館の用件を忘却していた男、此処にも1人。


指を、見て。咄嗟に手を伸ばし。>>517
静かな背伸びの気配に、僅かに腰を折る。]

(527) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 2年生 ミツル

…! ……え ッ   

  うん 。


[指を、繋いだ。
脳の理解より、先に、身体は素直だ。]


隣りに、居る。 ………大丈夫、怖くない。
図書館へ行こう。


[安心を誘うように、宣言。
僅かに瞳を揺らす。

図書館へ誘う手は、いつでも離せる力。
ただ、友情の距離にしては近すぎるだけ。]

(528) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【鳴】 1年生 キノト

(好き――じゃなくても、気になる相手、居るん?

 同じ教室に居て、
 同じ性になって、ショックだったんじゃないの?)


[自分と同じように。考えてしまう。
 それとも、番になれずとも友で有り続けようだとか、そんな風に……。

 置いてしまったものがあるのじゃないかと。]

(=45) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*

A.這ってでも出て行く
B.這ってでもウサミの元へ


(なんで座らせたんだおれのばかちん)

(-119) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
薬のとこの反応待ってもよろしいか

おおおおおおおおおおおおおおおおちつけ

(-120) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 2年生 ムギ

[借りに来たはずの漫画の続きを暴露され、
ソファに突っ伏し「俺は何も聞いていない」と
両耳を閉ざしたあたりで、読書の時間は終了だ。


活字と絵を追い笑っていた目は、
目の前で明白に変化していくエイジの表情を見つめ。
その逐一に、弛みない真摯な目で応える。
真より心を込めて吐いた嘘の効果を見届けるために。

例えば、丸く見開かれた目の瞬く速度を。
例えば、喜ばしげに明るく咲いた笑みを。
例えば、その笑みが萎れてた後の歪みを。

――思考の遷移が易しくわかる、
エイジらしい単純な複雑さはなかなか見応えがあった。]


 …………


[エイジの反応の随所から見える、
彼がすでに“知っている”という確信に、弱く唇を曲げた。

歪みさえも消えて凪いだ顔を見つめて、
髪に触れる手の甲を、コツリと指の先で叩く。]

(529) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【人】 2年生 ムギ



 ――――…… っ ふは、は


[本当とも嘘とも告げない沈黙を
もう少しだけ続けてから、途端に表情を崩し笑った。

視線は少しも外さないままで。]


 エイジも騙せない嘘ではね。
 祖父様方を騙せるはずがない。残念。

 …………オメガ性だった。これも、残念。


[直接、言葉にして伝えてみるのはなかなか苦しい。
言葉もまた“呪い”のひとつとして強く生きる。
自分の舌にこの言葉を乗せて、
“異性”であるエイジに伝えることで、
いよいよそれが、真実なのだと、胸に沁みた。

沁みて痛んだ。]

(530) 2015/10/06(Tue) 01時頃

【独】 3年生 クロミネ

/*
まわりぜんぜんよめてないよおおおおおおお

(-121) 2015/10/06(Tue) 01時頃

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