
740 【R18身内薔薇村】御伽噺と星の欠片
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ここはどこじゃ?
(0) 2015/08/15(Sat) 01時半頃
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──約一週間前・???・天空──
……さすがにどの世界もこんな異変が起こりまくっていたらワタシにも収拾がつかないよ。 何なんだいこれは。もしかして、また"異端"のヤツらの仕業なのかい? ねぇサダヒサ。 ヤツら、オレサマを過労死させる気なのかな? それとも、忙しいワガハイを見て手を叩きながら爆笑しているのかな? 許せないね。
(1) 2015/08/15(Sat) 01時半頃
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[────神は悲観していた。
人間界で言う所のモニター──の様な遠視術を使いながら、様々な物語世界に起こった"異変"を忙しなく目と首を動かして見て。
どれもこれも、人間たちの物語離れが進んだせいだ。
最近はデジタルだなんだと言って、物語を描くことはおろか、読む人口すら減った。
物語の世界を成り立たせているのは人間の物語への愛、即ち『信仰心』にもよく似た物だ。
その力が薄くなれば、世界の存在は危うくなる。これは物語の中で暮らすものが知ったことではないだろうが、とどのつまりどんなに物語の中の彼らが焦ろうと、どうしようも無いということ。
幾つもの世界に生じた綻び、その進行度は神の予想の範疇を遥かに超えていた。
──おかしい。いくら何でもこんなに急速に崩壊が進むことなどあってはならない。
そうだ。世界の崩壊を目論む"異端"とか言う奴らが居るじゃないか。
きっとあいつらの仕業に決まってる、神はそう見当を付けた。
彼らが何故他人の世界を壊したいのかはよく分からないが、神としてもそれは困る。
──閃いた。]
(#0) 2015/08/15(Sat) 01時半頃
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──約一週間前・???・天空──
そうだ、皆自分の世界は何よりも大事だろうし、滅びかかっている物語の中のヤツらに"異端"を駆除させればイイんじゃない? ショウセイってば天才かよ。困っちゃうね?
ああ、でも"異端"のヤツらが肩組んで逆に潰されたらまずいカンジじゃん。どうしよっかな。 ……誰が"異端"かも良く分からないから全員の記憶を改竄しておこ。 みんな頑張って"異端"探ししてね~?
……屑みたいな分際でボクの手を煩わせるとか本当ふざけないで欲しいよね。
さてサダヒサ、セッシャは参加者のスカウトに出かけるから、会場の用意とか宜しくね~。 ワレが帰って来て確認して一個でも不満があったら今溜ってる仕事全部押し付けるから。
(2) 2015/08/15(Sat) 02時頃
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[サダヒサは嫌な汗をかきながら急いで会場設営に繰り出すことになった。
あの適当な神のことだ、恐らく『やっほ~オレ神。突然だけど、貴方が住むこの世界は物語の中です!ついでに言うとこのままじゃ滅びます!なので悪者をやっつけてください!』程度の説明をしないのだろうな、などと溜息を漏らしかけて、神の千里眼に捕捉されたら非常に拙いなと思い直し呑み込む。
サダヒサが持っていた黒曜の剣──実の名は定かではないが、その昔邪竜の首を一閃で断った魔剣と言われている──を地面へと突き立てると、地面がまるでモーセの海割りの如く開き割れて、景観の良い街並へと姿を一変させていった。
ここが今回の"異端"探しの参加者たちを迎える街。
──舞台は整った。]
(#1) 2015/08/15(Sat) 02時頃
神 ミスターMがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(神 ミスターMは村を出ました)
/*遅くなりましたが、それでは入村を解禁します。
村建てとそのサポート以外は『おまかせ』での入村を忘れないでください。
開始地点は、神に勧誘を受けている所からでも、既に勧誘を受けて町へ着いたところからでも構いません。
(#2) 2015/08/15(Sat) 02時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[神から世界を救う機会を与えられ、その任を勇んで受け入れれば次の瞬間には見た事のない場所に居た。 自分が元居た世界と建物の雰囲気は似ている。 しかし、時折見たことの無い、使い道も分からない物が視界に入り、違う世界に来たことにすぐさま気付く。
石畳の広場の中心には大きな噴水が立ち、広場を取り囲むようにして建物が並んでいる。どうやら自分は、随分と早く呼ばれたらしい。 周囲には人影は見えず、ただ噴水が水を吐き出す音と自分の革靴の音だけが聞こえて。
風に揺れる濃紺の髪を抑えつつ、噴水へと歩を進める。 縁に腰かけ、欠伸をひとつ零した。]
ふあ……暇だな。 異端を探そうにも、誰も居ないんじゃ何も出来ないじゃないか。
[気だるげにぼやきながら指先を左右に振れば、背後の水が鳥の形になり飛翔したり、重力を無視したアーチを築く。
どうやら、この用意された舞台でも魔法の類は存在するようだ。 元の世界で使えた力が健在だと分かり安堵すれば、他の参加者が来るまで、暫くそうして遊んでいるつもり。]
2015/08/15(Sat) 02時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[神から世界を救う機会を与えられ、その任を勇んで受け入れれば次の瞬間には見た事のない場所に居た。 自分が元居た世界と建物の雰囲気は似ている。 しかし、時折見たことの無い、使い道も分からない物が視界に入り、違う世界に来たことにすぐさま気付く。
石畳の広場の中心には大きな噴水が立ち、広場を取り囲むようにして建物が並んでいる。 どうやら自分は、随分と早く呼ばれたらしい。 周囲には人影は見えず、ただ噴水が水を吐き出す音と自分の革靴の音だけが聞こえて。
風に揺れる濃紺の髪を抑えつつ、噴水へと歩を進める。縁に腰かけ、欠伸をひとつ。]
ふあ……暇だな。 異端を探そうにも、誰も居ないんじゃ何も出来ないじゃないか。
[気だるげにぼやきながら指先を左右に振れば、背後の水が鳥の形になり飛翔したり、重力を無視したアーチを築く。
元の世界で使えた力が健在だと分かり安堵すれば、他の参加者が来るまで、暫くそうして遊んでいるつもり。]
(3) 2015/08/15(Sat) 02時頃
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/* いぇえ~~い早速間違えて前回の肩書きのまま入村したけど、ここで変えたら閣下騙りが成立しなくなるので魔法使いで貫きます。 どうも魔法使い二回目、大佐です。
皆さんがエピでログを見直すときに騙されてて驚いてくれたら嬉しい。
(-0) 2015/08/15(Sat) 02時頃
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/*また魔法使い居るとか言わないで……ミスっちゃったの……でも別に魔法使いなのは事実だし大丈夫だよね? 魔法使いきっと沢山いるけどね?
(-1) 2015/08/15(Sat) 02時半頃
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──0day・AM9:00・滝壺──
[『お前の愛した国はこのままでは滅びるぞ』 そう言われて、この様な酔狂な行事に参加しない王が一体何処に居るというのか。
気が付けば街の外れに飛ばされていて、暫く歩けば滝壺に出た。 崖を削り取る様に流れ落ちる滝は、辺りに薄ら白く霧を漂わせている。 国を愛し、偵察にはよく出ていたというものの、王位に座っているとこうした普通の物ですら見慣れず、いつまでも眺めていられると思う。]
──美しい。自然の強かさを感じる。
[ひとりごつようにそう言えば、肩に乗せていた鷹が飛び上がって、同意するように頭上を旋回した。 その様子にふっと小さく笑みを漏らせば、舞い戻ってくる鷹へ止り木代わりに腕を差し出す。
きちんとそこに止まった鷹に送る視線はひどく優しげで。]
……そうか。お前もそう思うか、レグルス。
[猛禽は応えるようにピィ、と甲高く鳴いた。 レグルスとはしし座の一等星。幼少期、宮廷に仕えていた研究家によく星の話を聞いたものだった。
ひとしきりその風景を堪能し終えたら、街中の方へ繰り出してみる気概。]
(4) 2015/08/15(Sat) 02時半頃
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/*めも
思慮深き王 アーノルド
アーノルド・ラチェ・キルシュネライト
言葉数もあまり多く無く、気難しいとよく言われる。が、その実、他人の話には傾聴し民の意見も取り入れ国を治める名君である。 どんなに後ろ盾が無い若者だろうと直談判は聞き入れ、それが真っ当な物であれば確りと援助を行うし、逆にどんなに高名な者であろうと言っていることに筋が無ければ追い返した。
肩に乗せている鷹、レグルスを非常に可愛がっており、ぶつぶつと独り言を言っているのかと思えばレグルスに話しかけているということも多々ある。 レグルスに相手をしてもらえないと心なしか落ち込む。
(裏設定) ラジエルは腹心の部下であり、物心付いた頃から共に居る長い仲である。 彼のことは本当に信頼していて、自分一人で判断のし難い案件は必ずと言って良いほど彼に相談した。 一応、適齢期以降何人か女性を宛てがわれ致したことはあるのだが、三十過ぎても尚、妻も娶らなければ子を為したりもしないのは、国を思うが故に他に気を回せないからというのもあるが、ラジエル以外を傍に置くということ自体に違和感を感じてしまうため。恋慕なのかもしれないが本人は気付いていない。むしろ本人は一人の人間を贔屓するような自分の感情を少々醜いとさえ思っている。 何よりも愛していた国が、世界が綻び続け、為す術もないまま滅ぶ間際に誰宛とも解らぬ「──絶対に許さない」という、生まれてこの方吐いたことの無かった呪詛を初めて吐いた。
(-2) 2015/08/15(Sat) 02時半頃
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/* ~隠し設定~
王(アーノルド)の側近であり補佐。 前代の王が信頼を寄せていた公爵の次男として生まれた。 前王の息子(アーノルド)の信頼できる友人、そして側近になるためだけに生まれ、共に育てられた。 王に仕える事が生きる理由であり、それ以外の道は許されない。が、自身もそれを望んでいるため苦ではない。
幼少の頃から王へ恋情を抱いており、同時に名君だと心から尊敬している。それゆえに自分の恋は報われてはならぬと思っているが、同時に寂しさにも耐え切れず近寄ってくる男を抱いている。 ミドルネームのAは王の名前から貰ったもの。
(-3) 2015/08/15(Sat) 03時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[何も理解が追いついていなかった。己が物語の世界の住人だということも、その世界を壊さんとする者たちがいるということも、そいつらを探して食い止めるということも。 まず物語の世界の住人だとかいうふざけたことから否定しにかかったが、「じゃあ世界が滅んでもいいの?」と言われれば、即座にそれも否定した。
その次の瞬間にはここにいた。 キョロキョロと辺りを見回す。舗装された道路。レンガでできた家々。美しい街並み。あまり縁がない景色に圧倒されてしまう。 世界を救う使命を与えられ、飛ばされたらしい。まだ実感はわかないが。
少し歩くと噴水が目に入って、また面食らう。旅をする中で大きな街を通ったこともあったが、これほど立派なものは見たことがない。しかも、そこに腰かけた男>>3の背後で水が奇妙な動きをしている。
そういえば、と、エルマーは腰に下げていた剣に手をかけた。 ──よし。 元の世界での力は保持したままのようだ、と感覚でわかった]
(5) 2015/08/15(Sat) 06時半頃
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[物騒なものから手を離し、男>>3に話しかけた]
おい、あんた。この街のヤツか? 物語の"異端"とかいうやつ探してんだけど、何か知らねぇ? ……てかさ、その後ろの手品みたいなのはあんたがやってんの?
[状況や何かの手がかりを聞き出そうと思ったのに、ついつい水の動きに意識がいってしまう。どうにも珍しいものに飛びついてしまう性分のようだ]
(6) 2015/08/15(Sat) 06時半頃
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──0day・AM9:00・街→滝壺──
[ “世 界 が 滅 び る” 自分の世界でも、何度も耳にした言葉だ。 今まで、多くの冒険者達がそう呟きながら、果てていった。 その、もうすでに滅んだと言っても過言ではないかもしれない世界を救うために、俺がここに呼ばれた…らしい。
美しい街並みを眺め、一歩一歩踏みしめながら歩く。 噂で聞いただけだが、自分の世界の街も、きっとこのように美しい街であったのだろう…。
あの世界での自分の存在意義は分かっているつもりだ。 だが、俺はそれをこなせてはいない。 だから、俺は…あの世界を諦めることは、やはりどうしてもできない。 このままでは俺はただの“幻獣の牙”という存在だけで終わってしまうから。]
それにしても、何で…俺…?
[他にもっと適任がいたのではないか…? そんなようなことをぶつぶつと呟きながら、洞窟暮らしの性か、自然に涼しいところを求めていたようだ。 水音を捉えたその足は、滝壺へと向かっていた。]
(7) 2015/08/15(Sat) 11時頃
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あ、接続わるくて更新したらおまかせじゃなくてランダムになってる… 一度出た方が良いか…
(-4) 2015/08/15(Sat) 11時頃
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幻獣の牙 ルッジートがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(幻獣の牙 ルッジートは村を出ました)
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――0day・AM9:00・酒場――
[ある日突然に、お前は物語の世界の人間だ、なんて聞かれされて素直に信じるものがどれだけいるのか。突如頭の中に降って湧いたように声が聞こえてきた時には、幻覚を見せる植物に捕らえれたのかと思ったくらいだ。 世界の危機だと言われれば、なるほど、最近獣が妙にざわめいているし、季節外れの植物も道端でよく見掛ける。何かしら、異変が起きていることは確かだった。 漸く事態を受け入れたのは、先ほどまで自分がいたはずの森の中から、見たこともない街に飛ばされてからのこと。 救世主だなんてガラでもない自分がなぜ代表者として選ばれたのかは理解に苦しむが、世界が消えれば自分の存在まで消えるというのだから、それはなんとしても食い止めなければならない。]
ったく、面倒臭ぇな。世界を救うための代表だとか…もっと正義感に溢れた適任のヤツ、いるだろ…。
[その場に集まった全員を処分してしまえば確実に異端を処分できるのだろうが、暗殺を担っていた頃からの信念で、無関係の者に害を加えることは絶対に避けたい。 しかし、どうやって異端を見つけだせばいいのか検討もつかず、情報収集と称して酒場にやってきたのはつい先ほどのこと。 異世界だと妙に納得できる人間と似た風貌の小柄な生き物に迎え入れられ、ビールを片手に一息。 酒には強い自信はあるし、異端を見つけるために探りを入れていくには他人との会話もやむを得ないだろう。それならば、尚更素面ではないほうが好都合だ。 人の集まりやすそうなこの場所で、誰かが現れるのをのんびり待とうと、2杯目のジョッキに手を伸ばした。]
(8) 2015/08/15(Sat) 12時頃
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raichi-yamaada ルッジートが参加しました。
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──0day・AM9:10・滝壺──
[次第に近づく水音とその涼しさで、目的地が近づいている事が分かった。 不慣れな照りつける太陽を避けるように、日陰を探しながら足早に歩を進める。
眩しい…
腕で顔を覆いながら、ふと空を見上げる。 と、同時に、素早く空中を旋回する生物が目に入った。 野生動物はあまりみたことがないが、整った毛並みや美しい旋回は、野生のそれではなく、人の手によって手入れされ、躾られているものだということは一目で判断できた。]
あー、なんだっけ。あれ、名前… えーと…そう、タカだ、タカ。
[前に、似たようなのを見たことがある。 そいつは、地味に痛い攻撃魔法を使ってくるヤツだけど…。
鷹は何度か旋回した後降下をはじめたので、追いかけるように駆け足になり、同時に目的地へとたどり着くと、鷹が降りた先にいた男>>4に思わず声をかけていた。]
随分なついているんだな、その鷹。 自分の世界から連れてきた…のか?
[訊ね、滝に近づき水しぶきを浴びる。 そういえば、何となくこの男も自分と同じように他の世界から“異端”というのを探しにきた存在であると思い込みそう訊ねてしまったが、そう声をかけてから、もしかしたら元々この世界の住民という可能性もあるじゃないか…と、少し恥ずかしくなりつつもう一度その男の方に振り向いた。]
(9) 2015/08/15(Sat) 12時頃
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今回は中身を隠すつもりもさらさらなく、自分の好みかつ扱いやすいキャラをば。 本当はもっと主人公とのライバルかつ戦友的なべジータポジのキャラにしようかと思っていたのだけれど、それだと世界観練るのがめんどい&かなり人と絡みにくいキャラができあがりそうだったので、ゾロポジくらいにしといた。
主人公に出会う前までは『暗殺の告死鳥』と呼ばれ、標的とした者は確実に死にいたらしめる冷酷非情なアサシンだった。 最近では主人公に絆されて、やや丸くなってきている・・・というイメージ。 しかーし、そこをあまり突き詰めると主人公との薔薇が始まりそうなので省略(
(-5) 2015/08/15(Sat) 12時頃
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って、ちょ、肩書きwwwwwwwwwww
(-6) 2015/08/15(Sat) 12時半頃
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/*そして毎回のごとく、独り言に記号を付け忘れる失態ね…(・ω・`)
(-7) 2015/08/15(Sat) 13時頃
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raichi-yamaada ルッジートがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(raichi-yamaada ルッジートは村を出ました)
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──0day・AM8:30・自室→???──
[初めに異変に気づいたのがいったい何時だったのか……。 世界のあちこちに存在している精霊の数が減ってきていた。それが最初に感じた異変。
精霊達が何かに怯えて、何かを恐れていた。
精霊が減って森がいくつか消えた。 そこからの事態は転がるように早く、自然界は均衡を保てず崩れ落ちる。
穏やかであったはずの気候は徐々に荒れて、大雨が続き災害が降り注ぐ。 地震に、嵐、竜巻、様々な天災が各地で頻繁に起こるようになっていた。
部屋の窓から見える風景は穏やかな朝の風景ではない。朝だというのに、どんよりと空は暗く幾つもの閃光が走る。]
神鳴り、か……。
[ぽつりそう呟いた瞬間、眩い光が部屋中に溢れその光が収まった時、不思議な人物が目の前に立っていた。
一目見て、それが普通の人では無いのだと気付けた。
もっと次元の違う何か。
己の父に少し感じが似ているような気もした。
といっても精霊という訳でもなさそうなその人物は、いったい何者なのだろうか?と訝しんで見つめていれば挨拶もそこそこにとんでもない事柄を聞かされた。
母は大魔法使いとして世界に名の知れた賢者であり、父は火の大精霊イフリート。 そんな間に生まれた俺は、様々な奇怪な出来事に遭遇してきてはいたのだが、今回ばかりは頭の中が一瞬フリーズした。
聞かされた内容はとんでもないもので、その中で一番とんでもない内容がこの世界が此の儘では滅びてしまうといった内容だった。 己が本の中の人物の一人だとかそんな衝撃的な事実ですら吹っ飛んでしまいそうになる。 世界が滅びるという言葉に、ただ頭の中が真っ白になった。]
そ、んな……。
[様々な出来事がそれは真実だと告げていて疑いようはない。
それならば総てのことに説明がついてしまうのだから……。
崩れ落ちそうになる俺を支えてくれたのは、己のことを神と名乗り、今起こっている出来事について教えてくれた、何処かひょうひょうとした人物。
そして教えられた一つの希望。
それを知ればそれに縋るより他に思いつかなくて、すぐにその提案に乗った。 その瞬間、眩い光に包まれ、次に気づいた時には見知らぬ土地に立っていた。]
(10) 2015/08/15(Sat) 13時頃
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──AM9:00・公園付近→公園──
ここは……?
[己がいた世界の何処でもない見慣れない豊かな土地。 何よりも違ったことは、気候が落ち着いていてとても穏やかなこと。
良い風が吹いていた。
その風に乗って楽しそうに風の精霊達が舞っていた。 それは久々にみた楽しげな光景で、強ばっていた表情が自然と緩むのを感じた。
次々と起きた信じられない出来事が、信憑性お帯びて現実のものなのだと改めて実感した。 先程あった人物は確かに神という存在なのだろう。
これからいったいどうしたものかと途方に暮れかけた時、精霊達がこちらへと寄ってきた。
早く 早く
と急かすように導かれる。]
うん?どうしたんだ?
[精霊たちにせっつかれるように辿り着いた場所。 そこはどうやら公園のようで、緑が生い茂る自然に溢れた公園だった。
精霊達があっち、あっちと指差す方向には水と戯れる男の姿。>>3 その男の周りを、クルクルと嬉しそうに水の精霊たちが舞っているのが見えた。
己が火の精霊に特に好かれているように、彼も水の精霊に特に懐かれているように見えてその幻想的な風景を最初はぼんやりと眺めていたのだが、そうしていれば己の存在に気づいた水の精霊達がこちらにいっせいに寄ってきた。
遊んで 遊んで
口々にそう口にして己の周りをクルクルと回る精霊達。]
ん?あの人に遊んで貰っていたんじゃないのか?
[違うわ 違うの
その声に首を傾げつつ、改めて注意深く水を操る人へと視線を向ければ、己が使う力とは根源が少し違っているような異質な何かを感じて、直感的に己のいた世界とは別の世界の人間なのだと感じ取ることが出来た。
彼もまた参加者なのだろうか?
そうこう考えている内に、いつの間にか増えていた別の人物が彼に近づき、話しかける姿を遠目に確認することが出来た。>>6
もしかしたらそうかもしれないし、違うのかもしれない。 考えても仕方が無いと結論付けて、遊びをせがんで飛び回る精霊たちに改めて視線を向けた。]
はいはい。遊んでやるが、それは後でだ。 今は彼等から話を聞きたい。 少し待っていてくれないか?
[普段こちらの都合などお構いなし!といった具合で振り回されている為、無理な願いを口にしているかもしれないと思いつつもそう尋ねてみれば、意外なことにあっさりと身を引いてくれた。
しょうがないわね そうねしょうがないわね 約束 約束よ 約束だよマクシム──
風の精霊と水の精霊達は口々にそのようなことを呟いて各々が己から離れていった。 思いもしなかったその坑道に少々唖然としながらも、もしかしたら精霊たちも何故己が今此処にいるのかを理解しているのかもしれないとぼんやりと考える。 此処にいる精霊達は、やっぱり己が今まで接してきた精霊達とは何かが違うような気がして、この世界で神によって生み出された精霊なのかもしれないとぼんやりそんなことを考えていた。
己から離れた精霊達が、思い思いの場所へと向かうその背を見送ってから、二人の元へとゆっくりと歩き出した。]
こんにちはお二人さん。君たちは……その、もしかして参加者だったりするのだろうか?
[考えた結果、ストレートに尋ねた訳だが、言葉は通じるのだろうかなんてそんな疑問と不安が声をかけてから頭を過った。
とりあえず愛想のよい笑みを向けてみた。]
(11) 2015/08/15(Sat) 13時半頃
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長い。長いよ……(・・; なにこれ。なんなのこれ。 吃驚だわ。吃驚だよ。
安定の無駄な長さ精蓮です。
かっか&大佐は素敵な村を建ててくれた上にお誘いありがとう♪ 今回もめいいっぱい楽しみたい所存。 いやー、どうなるのかねぇ?
楽しみでございます。
そしてやまださんが早々に透けている件。
あれやまださんだよね?なんでか解かんないけど、IDいれちゃった系だよね?(・・`
とか独り言呟いている場合ではないなメモ書かなくては。 そうだメモ、メモ。 といっても、だいたいの内容は既にメモ帳に書き込んで保存してあるんだけどねぇ。
因みにラジエルを使った場合は、得意属性が違う属性になっていましたよというどうでもいい報告。 母君がシルフかウンディーネ辺りで、父が賢者とかそんなんにしてただろうなーとかとか。
妄想だけでボツにしたネタをここに埋め埋め。
(-8) 2015/08/15(Sat) 13時半頃
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― 0day・AM9:00 川 ―
[何だか胡散臭い青年がやって来た、と思いきや、物語が滅びるなどと言っていて>>#1。 唐突な上に適当な説明に、男は唖然としてしまったのは言うまでも無く。 でもまぁ、そう言う事なんだろ、と深く考えずに決めるのは、この男も適当な性格をしているのだろう。]
……って、何だぁ此処は?
[いつもの酒場から扉を潜れば、いつもの荒野が広がる光景が目に入るか、と思っていたのに。 酒場から出たら、せせらぐ川が流れていて、魚が飛び跳ねていた。 枯れた大地を見慣れた男にとっては、水が流れ、緑が豊かに生い茂る光景は初めて見るものだ。]
こりゃあ、ヘンテコなとこに来ちまったのかねぇ?
[変な兄さんが来て、自分が物語の登場人物と教えられ、物語が滅びると聞いて、酒場から出てみれば綺麗な川が見えてる。 あぁ、今日は厄日なのか。そんな事を考えながら、取り敢えず誰か居ないか探してみよう。
確か、『異端』がどうのこうの、とか言ってたのは覚えてる。 それを探すのもそうだが、この世界に詳しい人を見付け出し、色々と情報を聞くのが大事だ。 酒場っぽい所が有れば最高だがな、と思いながら、足は確りと大地を踏みしめ、一歩一歩歩いていく**]
(12) 2015/08/15(Sat) 13時半頃
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名前の矛盾の件をすっかり忘れていた件(←)
適当な設定を捏造して追加。なんとかなったはず。 うんなったと思いたい。なったよ、なったなった。
とても適当である。 そしてメモが誤字っているがそれはまた次回修正いれるということで……。
うん。 頑張る(・・`
(-9) 2015/08/15(Sat) 14時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[靴のかかとで地面を蹴ればその度に背後の噴水から一際大きく水音が聞こえ、微かに水しぶきが背を濡らす。 次は何で遊ぼう、などと考えて居れば誰かが近寄ってくる音に顔を上げた。真紅の瞳に映るは己より随分背の低めの少年。>>6
漸く現れた自分以外の参加者に気分を良くして笑みを浮かべ、立ち上がれば質問責めにされながらもまじまじと相手を見て。]
俺も君と同じ参加者だよ。 だから、異端については何も知らない。
ん?ああ、これ?手品じゃなくて魔法さ。 もしかして、魔法が存在しない世界……というのもあるのかな。
[笑みは崩さぬまま、片足で少し強めに石畳を蹴る。 刹那、噴水の水面が膨らみ、相手の二倍の高さはあろう二頭の獅子の形をした水の像が現れ。 咆哮した姿のまま固まっている獅子の内部では水が流動し、向こうの景色は揺らいで見えるはず。
ふと、まだ名乗っていない事を思い出して恭しく頭を下げればそれと同時に背後の獅子は再び噴水の中へと崩れ落ちていき。]
俺はラジエル・A・クロイツ。好きに呼んでくれて平気だよ。 水魔法の使い手……ま、いわゆる魔法使いだね。以後よろしく。
(13) 2015/08/15(Sat) 14時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[少年に名を名乗り>>13、顔を上げれば今度は別の方向から声が。>>11 そちらへと視線を移せば、今度は己より背の高い男が立っていて見上げる形になり、相手からの質問に頷いて肯定し。 再び会釈してから相手と視線を交えれば、何とも言えぬ違和感を感じ取った。
――何かが、違う。 己の身の内側を流れる魔力のような、不思議な気の流れを相手にも感じる。しかし何か、属性の差ではない、感じたことのない差が確かにそこにある。]
ん?……ああ、そうだよ。 俺はラジエル・A・クロイツ。何とでも呼んでくれていいよ。
……うーん? 君も魔法とか何か、不思議な力が使えるみたいだね。 それもこれは……火属性だ。
[得体の知れない力の流れに首を傾げ、そっと相手の心臓のあたりに手を翳してみれば掌から伝わる情報に眉を顰めた。 探ろうとしても、やはり他の世界の法則で出来た力には上手く干渉できない。 けれども、流石に人間の中で魔法の属性というものは共通しているのか、己の世界にも存在した物と全く同じ雰囲気を感じ取ればにやりと笑って確認してみる。
水を操る自分からすれば、火の使い手ほど戦いやすい者はない。 得体の知れない力では相手の強さは計り知れないが、もし異端探しの間に乱闘騒ぎになっても、少しは勝機はあるだろうと。]
ふふ、俺にとって火は相性がいいよ。 君からしたら、あまり俺は面白くないかもだけどね。
(14) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[男に近づいたとき、大きな水飛沫が上がった>>13。踵で地面を蹴っていたが、それが何かの合図なのだろうか。水滴が幾粒か顔にかかったが、男と噴水への興味が増しただけで、不快な気分はない。
話しかけると、男と目が合った。格好もそうだが、雰囲気も優美で、貴族然としている。旅をする中でそういう身分の人を助けたり戦ったりしたことはあるが、あまり会ったことのないタイプだ。だからといって気後れするわけではないが、だいたいその手の人間は自分とは反りが合わない]
参加者……? そうか。知らねぇのか。
[世界を救うべく異端を見つけろ、と、飛ばされたことしか把握していなかったが、言われてみれば他にも参加者がいるようなことを言っていた気がする。 異端はその参加者の中から見つければいいということだろうか]
! 魔法だったのか。俺のとこでは魔法をかけた武器とか道具がないと魔法が使えないからさ。 そういうのなくても使えるなんて便利だな。
魔法が存在しない世界、か。んー信じられねぇかな。
[魔法について少し話をすると、男が地面を蹴ると同時に、見上げるほどの大きさの獅子が噴水から現れた。 その大きさも、造形も、今までお目にかかったことはない。これほどの力を持った人物も数えるほどしか出会わなかった]
すげぇっ……!
[驚いて目を見張ったあと、感嘆の声を漏らした。男に視線を戻すと、自己紹介をされて、まだしていなかったことを思い出す。 育ちの良さそうな人間は大抵偉そうにして小馬鹿にしてくる人間ばかりであったので、そんなふうに頭を下げられるとびっくりしてしまう]
おう。ラジエルっていうのか。 俺は……
[名乗り返そうとして、まだこちらの手の内を見せていないことに気づいた。数歩下がって距離を取ると、腰に下げていた剣を抜いた。 刀身から炎が噴き出し、エルマーの周りにまとわりつく]
俺はエルマー。炎の力を宿すこの剣で退治屋とか用心棒とかなんでもやってるぜ。 よろしくな!
[剣を鞘に収めると、にっと笑いかけた]
(15) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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やべぇ火属性被ったwwwwww
本当はスピードを操る力が元だったんですが、チートすぎるので主人公属性っぽいの選んだらw もうちょっと様子見ればよかったwwwwww
(-10) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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――0day・AM10:00・大通り――
[世界を守る。 言葉にすればひどく陳腐なそれが己の芯を貫く柱であった。 世界のバランスが乱れると魔物が増え、その魔物がまた世のバランスを乱す。それを放置して出来上がるのは魔物にとっては楽園で、人類にとっては地獄でしかない環境。 なればこそ、魔物を弑し地の安寧を守ることが出来る者こそを“貴族”と呼ぶ。 たとえ己の世界が虚構の産物であろうと。ただ剣を振るうだけでは抗えない滅びが近づいていようとも。妥当すべき魔物――“異端”がいるなら、することは変わらないと。 神を自称する者の導きに従い降り立った町並みは、己の世界では想像だに出来ぬ素晴らしいものだった。]
これ、は……。
[石畳の道を一歩、二歩。足の裏に伝わる硬さは岩山のそれだが滑らかさは比較になるまい。建物も一見しただけで己の世界のそれとは高さも頑丈さも違う。確かめねば分からぬだろうがおそらく食事の質もいいのだろう。その考えに至って呆然とする。世界が違えば民はこんなにも豊かになるのかと、無性に泣きたくなった。]
(16) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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というわけで私です^o^ 世界観設定構築担当、でもサポート役ではなく一般参加者な私だよ!鬱楽しいよ鬱! ゆっくり鬱していってね★
一人称:私 二人称:貴公、~殿 な敬語貴族様でいこうと思っております。ホモれるかしら(遠い目)
(-11) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[ラジエルに自己紹介が終わったとき、一人の男が近づいてきた>>11。一目見て、ただ者ではないと気づいたが、人の良さそうな笑みを向けられて、警戒心は働かなかった]
おう、そうだぜ。てことは、あんたも参加者ってわけか。 俺はエルマー。よろしくな。 ……全部で何人いんだろうな?
[最後の言葉は独り言に近い。この者たちが世界を滅ぼす異端にはとても見えないが──。 ラジエルは見ただけでその男のことをある程度見破ったらしかった>>14。
自分の武器と同じ火属性らしい。ぱっと顔を輝かせた]
へえ、マジで!? 俺の武器も火属性なんだよ。気が合いそうだな!
[そのあとに続くラジエルの言葉にむっとして突っ込んだ]
水の方が炎より有利とも限らないぜ。炎は水を蒸発させるんだからな。
(17) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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──0day・AM9:10・滝壺──
[腕に止まった鷹がそっぽを向き短くピィと鳴いた。 誰かの来訪を告げる声にそちらを振り向けば、年下だろうか、一人の男性>>9が立っていることに気付く。
軽く挨拶するように相手へ微笑んでみせてから、鷹を肩に乗せ直し、相手へと向き直って]
……ああ、幼い頃からの友人でね。 その口振りからすると、貴殿も件の異端探しに招かれた客人と見た。
レグルス、君も挨拶すると良い。
[そう言い肩の鷹の嘴下を撫でれば、鷹は男の方へ少し頭を下げ、再び短く鳴いた。彼なりの挨拶らしい。
滝を眺める相手の姿は何処か幻想的で、絵になると率直に感じた。 風に揺れる草々を仕立ての良さそうな靴で踏みしめながら、相手に近付いて]
名前も名乗らずに失礼をした。 私はアーノルド・ラチェ・キルシュネライト。一国の王を務めている身だ。
僭越ながら、貴殿の名を訊いても構わないだろうか?
(18) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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属性ずらした方がいいだろうか……? マグナスさんすいません!!!
(-12) 2015/08/15(Sat) 15時半頃
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あ、ご挨拶がまだでした。
閣下、村建てにご招待、ありがとうございます。 皆々様もよろしくお願いします。
(-13) 2015/08/15(Sat) 16時頃
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てかさ、主人公系皆でやろうとかそんな話しなかった?? 騙したなwww
(-14) 2015/08/15(Sat) 16時頃
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ぽろぽろっと漏らしてしまったせいで、既に透けてる気しかしない(白目)
(-15) 2015/08/15(Sat) 16時頃
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挨拶のところ名前忘れてる。失礼しました。
こんにちは、ひひるです!
タイムマネジメント頑張ります!あと村の一員として良い村にしていきたいと思います!
(-16) 2015/08/15(Sat) 16時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[二人に近づいた時、どうやら二人は自己紹介をしあっていたようで、派手な二人のやり取りが見て取れた。>>13、>>15
少年が生み出した炎から火の精霊が飛び出して己の周りを嬉しそうにクルクルと周り肩の上に乗っかってきた。 そういったことは何時もの事なので特にそれを気にすることもなくそのままにさせて今しがた教えられた名を告げた男がこちらに腕を伸ばしてきた。 何をしているのだろうかと最初は思ったのだが、すぐに己の力を探ろうとしていたのだと察することができた。 胸元に近づいた手からはやはり精霊の力は感じられない。
世界が違えば理が違うのも頷けるものではあるが、それでもこうも違うものなのだろうかと物珍しそうな視線を向けて、翳された手をとって無遠慮に触るのだが、相手が手を引っ込めようとしたのならあっさりと解放したはず。
ふとまだ己が名を名乗っていなかったことを思い出して失礼したと手を離し視線を向けた。]
私はマグナス。 ラジエルが察したとおり私も魔法を生業としている。
どうかよしなに。
[周りにいる風と水の精霊に呼びかけて肩にいる火の精霊そっと呼びかける掌の上を手にしている杖で軽くとんとんと叩くとそこに小さな火柱が生まれた。 そこに風が吹き火柱が大きくなる。 そして水の蝶がそこに飛び込んで、火柱は元の大きさに戻り最後は消失した。]
といった具合でね。 得意なのが火の属性であることは認めるが、他の属性が使えないわけではないのだよラジエル君。
[相手のなんとも食えない笑みに瞳を瞬かせあっけにとられたのも束の間でしゃあしゃあと言葉を返す。 異端を探せと言われたが、戦闘することもあり得るのだろうかとようやく此処にきてその可能性に気付いた。
それならば己のもつこの力は大きく役にたつのかもしれない。
そんなことを考えつつ、少々意地の悪い笑みを向けた。]
ラジエルが火でくるというのは解ったから、別の方法を考えるさ。 情報を安々と開示してしまったのは失敗だったのではないのかな?
(19) 2015/08/15(Sat) 17時頃
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――0day・AM1000・公園→路地裏――
なんとも。綺麗な世界だね、ここは。
[目を開けて、1時間くらいは経ったろうか?初めて見た世界の感想はそんなものだった。 左右を見渡して宙へと視線を泳がせると、ぽつり、独り言ちた。
己を神だと言う怪しげな人物から伝えられた言葉は半信半疑、全てを信じ受け入れられるものでは無かった。 それでも受け容れたのは、「もし本当だったら」というifを想定して。もう一つは「他の人物へと危害を及ばせない為」に、と、諾としたのだが。
まさか、本当だったとは。
この場所へ来て漸くその考えへと到る。そして、自分が彼をこれっぽっちも信じていなかった事実が露呈した事に、呟きの後独り苦笑するのだ。
今、自分が居る見も知らぬ街は、本当に綺麗なものだ。 普通の街ならばスラムや薄汚い酒場、見るからに怪しい店などが路地裏に入ればど何れかしら何かしら目に付くものなのだが、見て歩いた限りそれは無いに等しいようだ。 酒場はあったが低俗で下劣なゴロツキが居座っているでも無く、見る限りホビットかノームだろうか?小柄な者が忙しなくあれこれと動いている姿しか見れていない。 どうにも、自分の存在する場所とは違い、綺麗すぎるのだ。]
面白いものだね。いやはや、面倒事も買って出ればこんなに楽しい事に出逢えるなんて。 私は運がいいようで、なにより、なにより。
[帽子を目深にかぶり直せば、その下、笑みを深め。また踵を鳴らして歩きした。**]
(20) 2015/08/15(Sat) 17時頃
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──0day・PM9:00・公園──
[ラジエルからの自己紹介を受けた所で、近くにいた少年もこちらに改めて向けられた自己紹介にこちらも返す。 最後に呟かれた言葉に公園内をぐるりと見渡してみるが、現状ここに他の人の姿はみつけられない。 3人で異端探しをするとも思えない。 探せといわれた異端のことなど、クリアしなければいけない課題の事を考えると少々気が重くなり小さくため息を零した。]
よろしくエルマー。私のことはマグナスと気軽に呼んでくれればいいよ。 これで此処に参加者が3名だけど、まぁ、他にもまだいるだろうね。
異端を探せと言われたが、具体的にはいったいどう探せばいいのだろうか……。
[そんなことを思案していれば、ラジエルから向けられた挑戦的ととれる笑みに負けじと返した所で隣にから飛んできた援護射撃。 それに改めてそちらへと視線を向けた。]
エルマーのその武器?も面白いね。いったいどういった仕組みになっているんだろう?
[興味津々といった様子で腰に下がっている剣を見つめる。 その剣からもやはり精霊の力を感じ取ることはやはりなくて、これもまた違う理で動いているのだろうと予想した。 ただ理は違えど、その炎から生まれた元気な火の精霊の姿を思い出して自然と表情が和らいだ]
私はさっきみせた通り人おり属性は扱えるが、一番得意としているのが火だから、持っている気質は近いものがあるのかもしれないね。 とても良い炎を操る。 エルマーが生み出した炎からとても元気な精霊が飛び出してきていたからね。
(21) 2015/08/15(Sat) 17時頃
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──0day・AM9:00・公園──
マグナスか。かっこいい名前だな。
[新しい出会いというのはワクワクするもので、名を聞くと>>21口元が綻んだ。 参加者の中に異端がいると言われてもまだピンとこない。元いた世界では異形の者や悪人たちと戦ってきたが、世界そのものが滅ぶというのとは全く別次元だった。
火以外の属性も使いこなせるのを見ると、ラジエルの水の魔法を見たときと同様に驚きと感動の声を漏らした]
本当、どう探すんだろうな。全員の顔拝んでみねぇことにはわかんねぇや。
[武器に興味を示されると、自慢気に話す]
武器職人と魔法使いが協力して作ったんだぜ! この剣に込められた魔法を、俺が増幅させて使うんだ。 どういう仕組みなのかって言われると……俺もよくわかんね。
色んな属性が使える奴は初めて見たぜ! 一番得意なのが火ってのは親近感わくぜ。
[炎を褒められると、照れ臭そうに鼻をこすった]
へへっ、そうだろ? 俺は精霊のことはよくわかんねぇけど、そうだろうと思うぜ。 お前わかってるじゃねーか。改めてよろしくな。
(22) 2015/08/15(Sat) 17時半頃
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/* は、はやい…エルマーとマグナス早い…!! 慣れないキャラ使ってるせいで全く文が進まない…ぐう
(-17) 2015/08/15(Sat) 17時半頃
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/* エルマーひひるさんやろ?(穿った目
(-18) 2015/08/15(Sat) 18時頃
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錬金術師 マッドハッターがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(錬金術師 マッドハッターは村を出ました)
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/* 村から出ました通知多すぎやろがい(?
(-19) 2015/08/15(Sat) 18時半頃
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――0day・AM1030・路地裏→表通り――
[然程入り組んでもいない路地を歩き回って時間を潰す。 己の居場所を、世界を守ると御大層な名分はあるが、何をすればいいのか解らぬ現状、動くぐらいしか出来ないためである。 …とは言え、それは建前でしかなく]
面白いことと言うのは、早々見つかるものでもありませんかね。
[自身の世界に無い物や珍しい物は無いかと心踊らせていたのだが、現実は残酷なものだ。 確かに数点ほど見掛けはしたものの、元の世界の、言わば代替え品とでも言える様な物しかなかった。 求めている物では、無い。]
おや……終わり、ですか。
[開けた通りへと足を踏み出せば、そこは先程まで歩いていた場所よりは華やかで。また一通りぐるりと見渡す。 次は何処へ行こうかと、考えながらも足は動き出していた。]
(23) 2015/08/15(Sat) 19時半頃
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/* うーん、時間を入れるとなると些か動きにくくなるんだよなぁ。 俺もそうなんだが、他の人も時間に囚われちゃって動きにくさが生じるんじゃね?という不安感が有ったりする。
(-20) 2015/08/15(Sat) 19時半頃
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/* あ、リアルが邪魔する……_:(´ཀ`」 ∠):_
(-21) 2015/08/15(Sat) 19時半頃
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マッドハッター純さんか……?
(-22) 2015/08/15(Sat) 19時半頃
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/* 純さん戻ってきた。よかった。(決めつけ ユージンはみーる?っぽい。設定とコアタイムが。主にコアタイムが。
じゃあマグナスがせれんさん?
(-23) 2015/08/15(Sat) 20時頃
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/* レイヴンがゆっけさんだなんてことは分かってるよ(? マグナスの誤字が絶妙にせれんさんぽいんだ。
ん、じゃあデュランは……いこまさんだろうなぁ。ト書き的に。
(-24) 2015/08/15(Sat) 20時頃
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― 0day・AM9:00~9:10 色々なとこ巡って ―
[男は、まず誰かに会って話をしよう、と思い、魚跳ねる川から移動し、街へと向かう際。 何か見慣れない鳥を肩に乗せた男性と>>18、もう一人の青年が居る様で>>9。 人に慣れてるだろう大きな鳥に、好奇心が刺激され、じっと見遣るが。 何やら話してる様子なので邪魔はせず、滝壺を通過し、人が住む街へと。]
へぇ……、こんなの初めて見らァ。
[荒れた大地に所々建物が建ってる景色を見た男は、確りと整備された石の道に、風で簡単に壊れそうに無い建物を見て、ひゅぅ、と口笛を鳴らした。 自分が見て来た世界とは全く違う趣きに、感嘆な声を漏らしながら、取り敢えず何処か休める所無いか探し歩く。
歩いて行けば、開けた場所へと辿り着く。此処は、公園か? どうやら先客が居て、談笑をしているようだが。]
(24) 2015/08/15(Sat) 20時頃
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――……はぁっ!?
[水面から獅子の像が出て来たり>>13、剣から炎を出してるモンを持ってる坊やは居るし>>15、火柱を出した上に大きくさせている奴まで居やがる>>19。 眼前にある摩訶不思議過ぎる光景に、間抜けな声を張り上げてから、男にとって怪獣すら思える彼らから背を向け。]
障らぬ神にナンチャラ。 俺は、まだ死にたくないんでな、アディオス!
[あぁ言う奴は関わらぬ方が良い、と本能に従いこの場から立ち去ろうと。 そして彼らが此方に気付き話掛ける前に、脱兎の如く公園から逃げ出し、安全そうな大通りを目指して行く。
何処か酒場とか無いのか、と思いながら探す事数分。 運良く酒の絵が描かれた看板を見付け出し、密かにテンションを上げながら。 酒場の扉を開け、鼻歌を交えながら、建物の中に入っていった*]
(25) 2015/08/15(Sat) 20時頃
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― 0day・AM9:15 酒場 ―
[酒場の扉を潜り、独特な雰囲気を持つ空間へと足を踏み入れれば。 其処には人気はあまり無い様に見える。当然、ナイスバデーなお姉さんなんて居なかった。]
何だァ、姉ちゃん居ないかよ。
[チッ、と舌打ちをすれば、改めて酒場を見渡せばどうやら先客も居る様で>>8。 彼が昼間から酒を飲んでいる様で、妙な親近感を覚えながら、店主にバーボンを注文した。 懐から煙草を取り出し、ジッポで火を付ければ、ふわぁ、と紫煙を吐き出しリラックスの態を取る。]
よぅ、兄ちゃん、あんたもサボりか? はっはっはっ、いけないねぇ。 若い奴は元気でなくちゃな、なーんつって。
[一人小煩く説教じみた事を言ったと思いきや、冗談だと言い放つマイペースっぷりを発揮。 もしかしたら、先客の青年が辟易するかも知れないが、此方は気にする事は無く。 琥珀色の酒を煽り、喉を通過する熱さに、ニヤと笑みを浮かべていた*]
(26) 2015/08/15(Sat) 20時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
へぇ、やっぱり世界ごとに色々違うんだなぁ……。 俺の世界では体内に流れる力を外に出すんだけどね、道具はあくまでその訓練の補助とか、元々出しにくい体質の人が使うんだ。
俺も想像できないな。 魔法も無くてどうやって生活してるんだろ。
[相手の世界には同様に魔法が存在するらしいが、使い方には差があるらしく、道具がなければ使えないという言葉>>15には目を丸くする。 相手も見ていた通り、自分は道具を用いずに魔法を使用出来る。 逆に、そのままでは魔法が使えない人間に魔法という奇跡をもたらす道具とは一体どのような仕組みなのだろうと興味が沸いて。
水の獅子像を見るなり分かりやすく驚いてくれた相手に、子供っぽく自慢げに笑って見せた。 王宮では魔力は強いのが当たり前だからと、驚いてくれる人も喜んでくれる人も無く、だからこそ相手の反応は新鮮なもので。
後でまた何か見せてみようと、そんなことを考えていた時。 数歩後ずさる相手に首を傾げ不思議そうに見守りながら、その手に握られた剣から突如炎が現れれば目を見開く。 これが相手の言う道具かと、熱くない程度の距離まで顔を近付いて興味津々といった様子で剣を見て。]
……!それがエルマーの武器か。 へぇぇ……不思議な剣だね、さっきまで普通の剣に見えたのに。
(27) 2015/08/15(Sat) 21時頃
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――0day・AM9:10頃――
[木の実をツマミにビールを味わっていると、気づけば2杯目のジョッキも飲み干していた。 最近は野獣を警戒しながらの野宿ばかりで、ゆっくり休むこともなかった。たまの休息も悪くないだろうと、頬に掌を添えた状態でテーブルに肘をつき、ダラリと体重を傾ける。
ぼんやりと自分が生まれ育った世界に思考を馳せては、無気力に欠伸さえ漏らしていたものの。 不意に壁越しに何かの気配を察して、とっさに上半身を起こした。神経を研ぎ澄まし、眼光も鋭くなる。 僅かな物音や、些細な空気の流れの変化に過敏に反応してしまうのは、もはや幼い頃からの習性で。 入口の扉が開き鼻歌と共に現れた男の姿>>26を確認して、幾分か警戒を解いて眼光を和らげた。 見たことのない服装をしているところを見ると、彼も他の『物語』から呼ばれた人物なのだろうか。]
オレも、おかわりくれ。
[男が店員に注文しているのを見て、己も空になったジョッキを差し出した。 チラリと横目で男の様子を眺めていれば、細い筒状の物を銜えて火をつけていた。煙を燻らせているところを見ると葉巻のようなものか。
相手がくつろぎ始めた時点で、これはあまり警戒する必要もないだろうと視線を外して、店員から新たなビールを受け取った。 ジョッキに口をつけようとしたところで、此方に向けて戯れに投げられた言葉に動きを止めて。 眉間に皺を寄せたのは、別に憤慨したわけでもなく、初対面の相手からの唐突な振りに動揺したからこそで。]
…別に、サボりじゃねぇよ。 オッサンこそ、元気すぎるんじゃねぇか。
[軽快な相手の口調とは裏腹に抑揚のない声で愛想なく言葉を返せば、受け取ったばかりのジョッキの中身を一気に喉に流し込んだ。]
(28) 2015/08/15(Sat) 21時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
マグナス……うん、覚えた。 異端探し、お互い頑張ろう。
……ところで、君、随分と大きな魔力を持っているね? 神か何かから加護でも受けているのかな?
[相手の内側を巡る力を探る間、伸ばした手を掴まれれば一瞬驚いたように瞬きをしたが特に抵抗はせず、好きなように触らせる。 直接肌同士が触れ合えば、普段ならもっと多くの情報が分かるはずだが、やはり相手の異質な力がどういった物なのかは分からず。 けれども、内に秘められた力の大きさは嫌と言うほど感じてしまう。 とてもただの人間とは思えず、怪訝そうに相手を見やり。
すると、相手の掌の上に現れた火柱から発せられる熱風に、反射的に一歩下がった。 風、水とさらに力を加えて火柱が制御されるさまを見れば、驚きと困惑、それと好奇心の混じった視線を相手に向けて。
魔法使いとして日々特訓しながら、図書館で様々な本を見てきた。 使い手としてではなく、単純に魔法が好きでそうしていた自分からすれば、目の前で行われた一連の動作は非常に興味深く。
こちらの発言に強気な言葉を返されれば、思わず素の笑みが零れて。 歳相応に笑いながら、降参だと両手を挙げてみればそれに合わせて噴水から一羽の鳥を模した水の塊が飛び出し、自分の肩にとまった。]
……ふっ、あはは、一本取られたなぁ! エルマーの言う通り、水は強すぎる炎には消されてしまうからね。 蒸発しない量の水を使うか、なるべく炎を避けなきゃいけない。 こうやって遊ぶくらいなら全く魔力は使わないけど、沢山の水を動かすのは俺も疲れるから、君たちとはあまり戦いたくないね。
……それにしても、不思議だ。 俺の世界じゃあ、普通の人間は生まれつき持った一つの属性の魔法しか使えない。羨ましいよ。
(29) 2015/08/15(Sat) 22時頃
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― 0day・AM9:15 酒場 ―
[入り口を潜れば、鋭さを孕む視線を感じたのだが>>28。 見慣れた雰囲気に、男は臆する事も無く、ふふんと鼻を鳴らし席に着く。
どうやら青年は警戒を解いたのか、注文する様子を碧眼が見遣り、静かに細めた。 何処かしら野生の肉食獣みたいな空気を纏ってる様な彼は、何処か素っ気ない。 この素っ気なさは若さ故か、はたまた別の何かか。 男にとっては、その年頃はそんな物だと思い、あれやこれや口を出すつもりは無い。]
俺、元気に見えるか? まだまだ現役だぜ? 三十路になったばかりだからなぁ。
[さらりとサバを読む男は、そろそろ三十路中盤に差し掛かるのだが、此方にとって数歳年を誤魔化しても大して変わらないだろうとタカを潜り笑った。 と、青年が一気に酒を煽るのを見遣れば、おぉと声を上げて。]
一気に行くねぇ兄ちゃん。 酒に強いのか? それなら良いんだが。 あまり飲み過ぎると、勘が鈍っちまう。 此処は、変な奴居るみたいだしなぁ。
[先程感じた鋭い眼差しから、目の前の青年は、何処かしら血生臭い生き方をしたのだろうかと思い、年寄りの戯言として口を挟みつつ。 酒場に来る前、公園で見かけた人達のコメントを交えてみるが、彼はどんな反応を示すのか*]
(30) 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[マグナスやエルマーと話している途中、少し遠くの位置に人影を確認したものの、何やら驚きの声を上げて足早に立ち去ってしまい。>>25 まだ死にたくない、という言葉が聞こえたが何のことだろうと遠ざかる背を見つめ。
もしや魔法の無い世界から来たのだろうか。 ならば、ぜひとも魔法の無い世界ではどのように人が暮らしているのか聞いてみたいと思ったのだが、もうその姿はどこかへと消えてしまっていて。 異端探しが本格的に始まれば話す機会もあるだろうと、今は目の前の二人との会話に意識を戻した。]
(31) 2015/08/15(Sat) 22時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
そうかな?ありがとう。
[己が考えた偽名であるがゆえに、名を賞賛されるのは少し擽った気分がして頬を軽く指で掻いた。
話題が名のことから異端探しの話に移れば再び小さくため息を零して空を仰ぎ見る。 澄み渡った青い空。もう久しく見ていなかったものだ。
流れる雲を目で追いながらあれこれ考えてはみても結局どれも答えは出てこない。 異端探しをしろといってこちらに飛ばされて、実は詳しい話が何一つ聞けていないという事実に気づき頭が痛む思いだった。
こちらの気など知らないといった様子で宙を舞う風の精霊の姿が少し今は恨めしい。
見上げていた顔を降ろして頭を緩く左右に振った。]
まぁ、今ここであれこれ考えても仕方がないか。 他の参加者達か……。別の違う場所にも集まっているのかもしれないね。
[武器についての話は興味深くふんふんと頷きながら話に耳を傾ける。 魔法というもの種類は異なれど、己が扱う火と変わりないものが生み出されるということが面白いと感じた。 生み出された炎から精霊が生まれたのがその証拠だ。]
エルマーは使えないのか?例えばこれとは違う武器を使用して水や風の力を使ったりとか、そういったことは出来ないのか?
[話を聞いていてふいに疑問が生まれ首を僅かに傾げて顎先に手を添えて考えつつその事柄について尋ねる。
精霊を知らないと言われてしまえば僅かに目を見開くもののそれもうそうかとすぐに納得した。]
えっ?ああ、そうか。そうだよね。エルマーの世界では精霊というものが認識されていないんだね。 まぁ、私の世界でも精霊は誰しもに見える身近なものというわけでもないからねぇ。
っと、こちらこそ。 同じ火を扱うことに長けた者として宜しくしてほしいね。
(32) 2015/08/15(Sat) 23時頃
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/* さてさて、人が増えてきたね。 皆の動きはどうかなー??
AM9:00 公園:マグナス、エルマー、ラジエル 魔法勢による手の内披露。みんなで手品でもして遊びたい。 滝壺:アーノルド、ルッジート(9:10に合流) 肩に動物勢。もふもふさせてくれ。 酒場:レイヴン、デュラン(9:15に合流) 朝から酒組誕生。ハードボイルドなおっちゃんとスーパードルァァァイな元アサシン……いいね。
AM10:00 大通り:ユージン すごい良い人の匂い。不遇の民に心痛める聖人。
AM:10:30 表通り:マッドハッター 独特な空気。チップのせいか、いい意味で変人の匂い。
ユージンとマッドハッターは合流するのかな…?わりと近くに居そうだけど。 そしてルッジート……誤動作は仕方ない。早く戻っておいで!
(-25) 2015/08/15(Sat) 23時頃
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/* >>32 >同じ火を扱うことに長けた者として宜しくしてほしいね。
ううっ……ラジエルとも宜しくしてよう……!;ω;
(-26) 2015/08/15(Sat) 23時頃
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──0day・AM9:30・大通りの入り口──
[ 刹那の無音
瞼の裏、白雪が散った気がした
──瞳を開き、閉じる。
眉根を寄せ、眉間を指で揉んでから、再びゆっくりと血色の双眸を開く。 そうしてみても、先ほどまでいた森と山の形はどこにもない。突然に変わった目前の景色がそのままだった事に僅かに沈黙し、それから薄いため息を吐いた。
町のざわめきが己を包む。 雪と見えたのは、己を包んだ移動の輝きだったのだろうか? 思考が回らないなり、行う現状確認。
一つ。己は誰かに『創りだされた』人物であるらしいという事。 一つ。このまま放置すれば、己の『世界』は滅びを待つのみという事。 一つ。世界を守るには『異端』とかいう者達を探しださねばならないらしい事。 一つ。ロバは共に来ていない様子な事。ついでにロバに積んだ荷物も置いて来てしまったらしき事。 一つ。腰裏に佩げたククリは無事そのままである事。 一つ。ようやく狩ったチョンチョン鳥を、どうもこのまま食い損ねそうな事。
腹が、切なげに大きく鳴き声をあげた]
……。
[黙したまま、ふと、左手に視線を落とす。 太く湾曲した黒く鋭い爪と、骨格を人のそれとは違う内巻きに変えた指に白い鳥の羽根が残っている。
せめて本体を持って来れば良かったものの、これでは腹の足しにはならない。 重ねるため息と共に、掌をゆるい拳にし、開いて戻すと左手は通常の『人』の形に戻っていた。 爪だけが、人の形に成ってなお染めたように黒い]
…このままでは死ぬ。
[無言で巡らせた思考の結論、らしき言葉がぽつりと漏れた。
もう数日ロクなものを食っていない。 『異端』を狩れというならば狩ろう。その為にも、来たばかりの戦場──らしき場所かと仮定して改めて見回してみても、それにしてはやけに平穏な空気が流れているように思うが──このような場所で倒れる訳にはいくまい。
幸いなのかどうか、降り立ったここは町中。 見慣れぬ作りの建物は見たところ汚れもなく華やぎ、通りは整い賑わっている様子だ。食えるものもそれなりに揃っているだろう。
グリゼルダは、何か嗅ぎ取ろうとでもするよう鼻を鳴らし、外套の裾を払ってのっそりと足を踏み出した*]
(33) 2015/08/15(Sat) 23時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[屋台で物々交換を持ちかけ、断られ、そのまま渡された食料。
無料ほどおそろしいものはない。
とは言え背に腹はかえられない。 一度状況を受け入れてしまえば後は欲求の赴くまま、肉串、パン、林檎に蜜柑、抱えられるだけのものを抱え無心で串を囓りながら大通りを物珍しげに眺めて歩む。 腹が数日ぶりに満たされ、グリゼルダはその瞬間確かに幸福だった。
不意に抱えた紙袋の底が抜け、溢れだしたリンゴや蜜柑が弾んで、前を行くユージン>>16の足下まで勢い良く転がりいくまでは、だが]
…!?
[通りを行く青年は、しかし気付かず去ったやも知れず、それは偶然の成す──『神のみぞ知る』事だっただろう**]
(34) 2015/08/15(Sat) 23時頃
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/* (恐らく)ヤカンさんか!かっこいい! ト書きが素敵。は--素敵。エンカウントの仕方が良い。とても。
天声に誤爆しかけた。こわ。
(-27) 2015/08/15(Sat) 23時半頃
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/* アーノルド……(´・ェ・`) 俺個人としては、話を切って動いて良いと思うんだよな。 ルッシードにリアルがあって中々顔を出せないのも理解出来るし仕方ないとは思うんだ。 だけど、やっぱり相手があってのRP村だし、相手が時間を割いて拘束されてるのは事実。 だから、メモなり一言残しておくなりしておく必要ってあると思うんだよな。 でないと、お相手様が動けないで困るしね。 リアル大事なのは分かるけど、メモ一つ残せないぐらい忙しいなら避けるのも大事かと。
(-28) 2015/08/15(Sat) 23時半頃
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――0day・AM10:30・表通り――
[暫く滝壺近辺で歓談を交わしたろうか。 彼はすぐに去ってしまったかもしれない。 それから今までの間は、建物自体には入らずに、町並みを楽しむ様に歩を進めて。
どうやらこの町は小人が暮らしていて、彼らが生計を立てているらしい。 元々こういう街なのか、それともこの小人たちも含めてあの神とやらが用意したものなのかは分からないが、とても興味深い。
裏路地に入れば、小人たちがあくせく働いているのが目に入る。 食事の準備だろうか、食料の入った木箱を運んだり水を汲みに出かけたりと忙しそうだ。
再び表通りに出れば、ちょうどその道を歩いてきたのだろう人物>>23とぶつかりそうになり、半歩後ろに退いた。
驚いたように肩の鷹が短く鳴く。]
……失礼、人が少ないとはいえ、左右を確認してから出るべきだった。 大事無いだろうか、風変わりな貴人よ。
(35) 2015/08/16(Sun) 00時頃
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──0day・AM9:10・滝壺──
[話しかけた相手から挨拶を受け>>18、予想通り、彼も自分と同じように“異端”探しを行う者だと分かるとホッと胸を撫で下ろした。
レグルスと呼ばれたその鷹は、ピイ、と鳴き声をあげるとこちらへと頭を下げたので、こちらも目で合図を返す。 レグルスは彼の傍では、とても安心しているように見える。 また、先ほど彼がレグルスに対して向けていた優しい視線を思い出すと、このレグルスは彼にとってとても大切な友人であり、レグルスにとってもそうなのだろう。 この一瞬の時間にも、二人の姿を見ているとお互いにとても信頼し合っているという事が伝わってくる。
レグルスに続けて、彼からも紹介を受けると、自分もまだ名乗っていなかったと彼に向き直り、名を名乗る。]
俺の名前は、ルッジート。 ご察しの通り、俺もこの世界の異端を探すためここにやってきた。
それにしても、貴方がまさか一国の王だったとは…… …すまない、名も名乗らず突然話しかけたのは俺の方だし、王に対して大変無礼な態度を……
[人ではない自分には名がなかった為、ルッジートという名は今回の異端探しの為だけに名づけられた名であった。 王…という存在が、どのような者なのか知っている。 が、元々礼節や敬語などという習慣を持たないため、一国の王だと名乗るアーノルドを前にどのように対応したら良いのかが分からず、その言葉遣いはそのままに深々と頭を下げた。]
(36) 2015/08/16(Sun) 00時頃
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あっ すれ違った
とにかくはずかしくてしにたい
そういえば物語の設定っておとしてもいいのかな? メモとかに
王都 ノルト-ベルク
白を基調とした街並みはどこの国にも醸し出せぬ清廉さを放ち、広場には誰が手入れをしているのか、色とりどりの花々や木々たちが咲き誇り民の憩いの場となっていた。 名産である赤ワインは渋みが少なく、やさしい口当たりが特徴だ。 毎年、葡萄の豊作を願って開催されるワインの祭典は大きく盛り上がり、国民たちの一大イベントとして親しまれてきた。
国民想いの国王の統治、美しい姫君… この都に暮らす人々は活気に漲っていた。
かつて、この美しかった都を中心に繁栄していたこの世界は現在 “竜王”イオルムンガンドルの支配下に置かれている。
勇気ある冒険者たちが何組も竜王の討伐に向かったが、未だにそれを成した者たちは、いない。 竜王には直接攻撃は通用せず、人間の未熟な魔力などでは到底太刀打ちのできる相手ではないのだ。
…しかし、数多の冒険者達が向かっていた先は竜王の元ではなかった。 彼らが向かっていたのは、国から遠く離れた洞窟。 この洞窟を守護しているという幻獣の牙から生成されるという聖剣が、竜王の厚い外皮を貫き、その身を切り裂くと伝承があったからだ。
未だかつて、この洞窟に入った者が無事に帰還してきたことは、ない。 いつしか竜王討伐を目指す冒険者達すら近寄らなくなったこの洞窟を、人々は“死の洞窟”と呼ぶようになった。
とかっていう王道RPG みたいな設定が あります
そんなことより恥ずかしくてしにたい!
(-29) 2015/08/16(Sun) 00時頃
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これ以外に詳細なんて考えてなかったからそのまま貼った…
(-30) 2015/08/16(Sun) 00時頃
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家に帰ってきたのに家に帰りたい
(-31) 2015/08/16(Sun) 00時頃
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[変な奴、と言って思い出すのは、矢張り公園での出来事。 自分はあんな摩訶不思議な事など出来やしないし、炎が出る武器など持ってはいない。 あるとしたら、長年愛用してきたリボルバーの拳銃と、銃の腕前と、年相応に重ねてきた経験ぐらいだ。 他にも変わった出来事があるのだろうか、分からない。
そもそも、自分は『創られた存在』らしいし、世界が壊されるとか別の世界に行くとか十分な驚きを与えたのだが。 あれ以上の驚きがあったとは思いもよらなかった。 されど、時間が経てば、幾分かは冷静さは取り戻せる。 故に相手は人間の姿だったし、話す事は出来るのでは無いのか、と。
『異端』探し兼ねて、機会があれば話をしてみるのも有りなのか、とぼんやり考えていて**]
(37) 2015/08/16(Sun) 00時半頃
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──0day・AM9:10・滝壺──
[王と聞けば少々萎縮するような相手>>36の態度に、気を遣わせてしまったのだと理解できれば、元来感情発露の豊かでない顔には少々動揺の色が見えて。 頭を下げる相手にかける言葉を探して、こほんと一つ咳払いをした]
……そんなに謙るものではない。 身分を明かさぬのもどうかと思い、言った次第だ。 同じ目的でここに来ている以上、貴殿とは同じ身分だ。 どうか頭を上げてくれないだろうか。
[追従するように鷹が羽ばたき、相手の頭上を旋回する。 鷹も『頭を上げろ』と言いたいらしい。
右手の平を左胸に当て背を伸ばした。 これは自国で相手に対して敬意を払う際の動作だが、意味合いは通じただろうか。
ルッジート、彼が名乗った名を下の上で転がすように反芻して、ふむと頷く]
……ルッジート。良い名だ。 異国の言葉で「咆哮」を意味したように思う。 貴殿には獣神の加護があることだろう。
(38) 2015/08/16(Sun) 00時半頃
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/*
AM10:00 大通り:ユージン、グリゼルダ 物静か二人、果物のお導きで出会う
AM10:30 表通り:マッドハッター、アーノルド パン咥えて衝突ならず
ルッジートが戻ってきてくれて何より。 そして主がかっこいい。早く会いたい。>>38 マッドハッターの方にも絡みに行ってくれてありがとう。 上手く動けないけど、私もそういうとこ気にしながら動けるようになりたい。
(-32) 2015/08/16(Sun) 01時半頃
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/* 今回は熱血バトルする気が無いんだよなぁ_:(´ཀ`」 ∠):_ いや、直前の村で散々やってきたから、っていう理由で燃え尽きたとも。
(-33) 2015/08/16(Sun) 01時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[マグナスの言葉>>32を聞きながら、二人を見つめる笑顔が僅かに曇る。それは二人には気付かれないような、本当に少しの変化。
誰にでも見える存在ではない存在が見えて、異世界の自分にも分かるほど膨大な力を持ち、何種類もの魔法を操れる男。 どこの物語にも御伽噺から出てきたような人物が居るものだと思えば、ちりちりと胸の中で何かが燻った。
自分は生まれつき魔法の才に恵まれていたが、人より優れていただけで特筆すべきものではなかった。それでもいつしか神童と呼ばれ異例の早さで出世したのも、栄誉ある王直属の魔法使いになれるほどの力を得たのも、全ては努力の賜物。 "あの人"を守れるよう、"あの人"の横に並んでも恥ずかしくないよう、寝食を惜しみ本を読み、大人でも吐くような訓練に耐えてきた。
そうして得た力でも、叶わない男が居た。 戦闘経験も足りない粗だらけの戦い方だというのに、その男の大きすぎる力の前に気がつけば地面に四肢をついて敗北していた。こうして物語の外に出た今なら分かる。あの男こそ、自分の物語の主人公だったのだと。 たまたま伝説の竜の血を引いていただけで、"あの人"の役に立った。生まれた瞬間から、ずっと"あの人"の為に鍛えた力は天から恵まれた才の前には無力なのかと絶望した。
――……"あの人"とは、誰だろう? 不意に自分の記憶に穴があることに気付き、表では平静を保ちながら内心では焦りを感じ始める。 生きる理由にも関わる大事な人が、自分には確かに居た。けれど記憶に濃い霧が立ち込めたように何も思い出せない。まるで夢を見たことは覚えているのに、その内容を思いだせない時のような、思い出そうとすればするほど記憶が逃げていく感覚。
突然、肩に乗せた水の鳥がピィと鳴いた気がした。立派な鷹の姿をしていても、所詮は水なのだから鳴くはずがないのだけれど。 こちらを覗き込む鷹の顔を見ると、どうしようもないほど胸が苦しくなり視線を逸らして空を見て。
異端を無事に探し出し、元の世界に戻れば思い出せるのだろうかと一抹の期待を胸に、再び二人との会話に意識を戻した。]
(-34) 2015/08/16(Sun) 02時頃
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――0day・AM9:15・酒場――
いや、元気だろ。・・・現役かどうかは、なんとも言えねぇが。
[いくら観察眼を鍛えていようとも幾分かのサバ読みなど見抜けるわけもなく、相手の告げた年齢>>30をそのまま記憶に留める。 しかしながら、その大らかであっけらかんとした態度の中に、どこか肝の据わった印象を受けるこの男を現役と表現するには多少違和感を覚えた。 言葉足らず故に、単に若さを否定したような物言いになってしまったが。
ジョッキの中身を飲み干し、一気にアルコールを体内に入れれば、いくら耐性があると言えど、酔いが回るのは避けられない。 空になったジョッキをテーブルに置きつつ、体内が熱く火照ってきたのを感じて。 体質的に酔いでは肌に赤らみが表れることはほとんどないため、傍からはなんの変化もないように見えるかもしれない。 それでも己の中では着実にアルコールの効果が出ていて、その効果から相手の話にも尻込みせずに耳を傾ける余裕が出てきた。]
あ?流石に勘が鈍るほどは、酔ってねぇよ。
・・・――変なヤツ?誰か、変なヤツにでも会ったのか?
[元より異端を見つけるための情報収集としてこの酒場に来たのだ。 「変」だと称するような人物がいたのであれば、それは是非とも知っておきたい。 使命感の中に興味本位も入り混じり、詳細を聞き出そうと、相手の発した言葉を拾って尋ね返した。]
(39) 2015/08/16(Sun) 03時頃
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──0day・AM9:00・公園──
べ、別に道具がないと使えないだけで、そっちの世界の魔法には負けてないからな。
[ラジエルの世界の魔法に対抗心を燃やしてしまって、そんなことを言う。しかし、ラジエルに小馬鹿にした様子はなく、興味を抱いてくれているのだとわかると、機嫌が回復した。
水の獅子像を見せてくれたとき、自慢気な顔に親近感を覚えた。力を見せたときの相手の驚く顔やたかぶる表情は見ていて気分のいいものだということをエルマーは知っていた。 貴族然とした人間はあまり好かないと思っていたが、ラジエルには好感が持てそうだ。
自己紹介と共に自身の力を見せると、ラジエルから好反応が返ってきた。今まで出会った人は、魔法が身近な存在というものではないというのもあって、炎を見ると驚きと恐れを抱くものが多いが、ラジエルはさすが魔法を使っているだけあって畏怖は感じないらしかった。顔を近づけてくると、]
わ、危ないって!
[と、自己紹介も終わったので慌てて鞘に収めたのだった。実はラジエル程派手なものを披露できたわけではなかったし、ムラっ気があるので、少しだけその反応にほっとする。また、外見はクールですましているように見えても、好奇心旺盛な性格にますます惹かれた]
だろ!? 商人を苦しめる悪党どもから頂いた(取り上げた)もんだが、奴らは上手く使えてなかったみたいでな。俺っていう人間が使うからただの剣じゃなくてすっごい剣なんだぜ。 武器と人には相性ってもんがあるからな。
(40) 2015/08/16(Sun) 07時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[名を褒めると、照れたような仕草>>32。素朴な印象で、マグナスもまた好きになれそうなタイプだ]
……皆同じ場所に飛ばしてくれれば楽でよかったんだけどな。
[他の参加者は別の場所かも、と言われるとため息混じりに言う。
そのあとのラジエルが水は炎と相性がいい、という発言を取り下げたことに下降した機嫌がまた上向きになった。自分としては、二人と手合わせしてみたい気持ちはあったが、今は異端探しが優先だろう。
他の属性は使えないのか、とマグナスに尋ねられると、考えたことがなかったかのような顔をした]
そっか! 属性の違う武器で相性さえ良ければ別の属性の武器も使えるかも! 魔法の武器自体貴重だから、複数所持したり使ったりする機会なんてなくてな、考えたことなかった。 今度相性のいい武器で属性違うやつあったら試してみるぜ。
[楽しみがまた1つ増えた。もしそれを試す機会があって、マグナスと連絡を取る手段があったなら、教えてやろう。密かに胸に誓った。
精霊はマグナスの世界でも誰しもが見えるわけではない、と言われると、また目を輝かせた]
へえ、お前本当にすごい奴なんだな!
[そこで話に一旦区切りがついたなら、
「じゃあ、俺別の参加者探しに行ってくるな!」
と、その場を後にするだろう。他の二人がついてけるなら喜んで共に行くし、留まるというのなら一人でどこかへ行くだろう]
(41) 2015/08/16(Sun) 08時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[掌の上に己の手を滑らせて握ってやはり其処に精霊の力が働きかけているような何かは感じられない。 己とはまた違った力。それでも水の精霊達の力に親しい物を感じて、最初ラジエルの周りに水の精霊達が集まっていた理由には納得できるものがあった。 内心頷きつつあれやこれやと考えていればふいに視線を感じて、視線を手からあげて握っていた手は解放した。 向けられている視線は探るようなもので、問われた言葉に頭にパッと浮かんだのは父の姿。
思っていた以上に鋭い感覚に、少々驚きはしたものの特に隠していることでもないのでそのまま告げた。 精霊という存在を理解してもらえるのかどうかが少しばかり疑問ではあった為、言葉を選び選び口に出して行く。]
んー……。そうだな。 加護といえば火の精霊達からの加護が一番厚いんだが、それも総て父の存在があるからと言える。 私の父が人間ではない。そこそこの地位にいる強い精霊なのさ。 まぁ、母も大概に人間離れした力をもった魔術師ではあるから、私の魔力が大きいのはその二人からの賜物さ。
[見せた力に開いた距離。 向けられていた探るような視線は徐々に色合いを変えて、好奇心の強い母が何かに興味を示しらんらんと輝く瞳で楽しげに観察する姿が重なって口元がつい緩んでしまう。 もっとも、好奇心の強さは母親譲りで己も負けていないため、己もまた同じような顔をすると父に言われたことはあったのだが……。
何処か落ち着いた雰囲気が己より年齢は少し上辺りだろうか等と薄っすらと考えていたのだが、見せられた笑みに案外そうでないのかもしれないと思い直す。 噴水から飛び出してきて水で作られた鳥がラジエルの肩に止まれば、また水の精霊達が楽しそうにその周りをクルクルと回っている。 それにつられるように表情は和らいで、自然な笑みを零していた。]
ふふっ。私も出来れば戦いたくはないね。君達は、どうやら精霊達から好かれているようだからさ。
まぁ、私の場合は出自が少々特殊だからね。その恩恵だ。 精霊達が私にとても好意的だからあるゆる属性の魔法が使えるのさ。 ただ、一つの属性しか操れなくともラジエルは相当強そうだし、その鋭い感覚は素晴らしいものだと思うけどね。
[普段はできるだけ魔力は抑えていることもあり、普通の人間を一応装ってはいるのでそれに簡単に気づくものはそうそういない。 扱う魔法は洗練されていて美しい。そう安々と簡単に使える領域に達せるものではないようにも思えた。 もしかしたら、誰でも簡単に使えるのかもしれないが、その辺りの事情は解らないので思うだけに留めておいた。
ただ、言い当てたその感覚の鋭さには素直に驚かされたのだ。]
(42) 2015/08/16(Sun) 12時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
……おや?
[こつん、と靴ごしの爪先に何かがぶつかる。石ではないのは感じ取れたが未知の感触だったため不思議に思い拾い上げた。
――それはひどく、あざやかな。
自失したのは一瞬だった。散らばった赤や橙を持ち前の俊敏性を発揮して集める。転がってきた方向を確かめ、そちらにいる人影>>34へと歩み寄る。抱えている紙袋『だったもの』は弾け飛んでいて袋の役目を果たしていない。だというのに抱えている食料を離しもしない様子に吹き出してしまいそうな心地を堪えて、ついと目の前に足元へと転がってきたそれを示す。]
貴方が落としたものでよろしかったですか? 不躾で申し訳ありませんが、あまり抱えすぎるのもよろしくないと思いますよ。
(43) 2015/08/16(Sun) 15時頃
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うむ、やはり短め分かりやすい系が私のロルの特徴ですねバレる(確信) ロイヤル系動かすのはじめてだよ!いち兄ヘルプ!
(-35) 2015/08/16(Sun) 15時頃
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――???・物語の世界(執務室)――
[穏やかな午前のひと時。本棚にきっちりと収められた重厚な書物の数々。マホガニー材の家具。繊細に編まれたレースのカーテンが暖かな風と戯れるようにふわりと揺れている。
執務の合間、暫しの休憩をと傍らに置いていたステッキをコン、と床に打ち付けた。 すると、ガラス棚の扉がパッと開いてカップとソーサー、そしてティーポットが宙を浮いて紅茶を淹れ始める。カチャカチャという陶器がぶつかる音を立てながら、あっという間にお茶の準備が整った。 温くなる前に頂いてしまおうと、白磁のカップに手を伸ばす。上品でふくよかな香りのそれに目を細めつつ、ある思考が過って、ふぅとひとつ溜め息を吐いた。
こめかみに手を当て、ここ最近の問題をどう解決しようかと逡巡する。
自分の治める街、イナンナシティー。自らの恩人である前市長から引き継いだ美しい街。 街中に花が咲き乱れ、ゴミ一つ落ちていない。無論、ゴミを不法投棄しようなどという不届きな輩はこの街に暮らしてもいない。 そんな市民が暮らしているのだから、当然犯罪さえ起こるはずがない。 ここは全てが完璧で、美しく整った街――のはずだったのだが。
ここ最近、毎日毎日市民達から嘆きの声が上がる。 道に瓦礫が落ちているだとか、ペットが行方をくらまして居なくなってしまっただとか。 そして、ついには街のシンボルとも言える広場の花時計の花が一斉に枯れてしまった、との報告を受けた。 混乱する市民達に大丈夫だと声を掛けたものの、一体どうして均衡が崩れたのか自分も検討が付かなかった]
……何故、このような事になったかは分からない。 けれど、私はこの問題をどうにか解決せねばならない。
[ぐっと、先程力を発揮したステッキを握った。 この街で唯一魔法の力を宿すこの道具を使って、再び街に平穏を取り戻さねばなるまいと気合を入れた途端、脳内に笑い声が響く。声はすれども、姿は見えず。 誰だと問えば、神だと告げる相手に、ふっと小さく息を吐いた。有り得ない、という思考が過りながら、更に次ぐ言葉には思わず乾いた笑いが。 本棚に置いてあった一冊の本を手に取って、ぽんぽんと軽く叩いてみせる。その本は市民の一人である少女から贈られたお伽噺の本だ]
はは、まさか。私が物語の登場人物だと? この世界が、物語の世界だと?この本のように、作られた世界だと言うのか。 冗談はもう少し、ウィットに富んだものにしていただこう。
[そんな自分の言葉を意にも介さずに話を続ける相手に、僅かながら苛立ちを感じつつ。 このままではこの街が、世界が。そして自分自身すら消滅してしまうと言う事実を告げられる。 ならばどうすればいい、という問いに、“異端”を探して始末しろと言う]
……異端、とは?何故、彼らはそんな事を? 私の他にも同じような境遇の者がいるのか?いるとしたら、その者達はどこに? そもそも、異端の者にも私達と同じように物語はあるのか……
[そんな自分の質問には一切答えずに、相手の気配は途端にさっぱり感じなくなってしまった。 次々と湧いて出る疑問が、これから先の自分の行く末に陰りを落とす。 市長の座に就いた自分には、安穏な生活が約束されていると思っていたのに]
……せめて、異端とやらが話の通じる相手だと良いけれど。
[自分の世界に、そんな呟きを最後に残して]
(44) 2015/08/16(Sun) 16時頃
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――0day・AM10:00頃・宿屋→大通り――
[先程の記憶から一転。次に目を開けた時には、もう既に自分の世界の片鱗は無かった。 一日の大半を過ごす執務室や安らげる自室とも違う部屋で目を覚ます。 自分の世界と少し似ている雰囲気も感じるけれど、どこかやはり余所余所しい空気を纏った調度品に郷愁の念を抱きつつ。
部屋の様子から、どうやらここは所謂宿泊施設だろうと思い当たる。 ぐるりとその部屋を見て回り、ベッドや机など生活するのに最低限必要なものが揃っていることを確認して。 そして自分の手荷物は、と確認すれば――どうやら身に付けていた物とステッキのみである]
……ふむ。単身でどうにかするには聊か心細い持ち物だね。 何かを手に入れるか、誰かと協同するか。はたまた、助けを乞うか。
[顎に手を添えて、暫し逡巡。 そして、ふと胸ポケットに入れていた金の懐中時計を取り出して時刻を見る。 10時頃を指す時計は果たしてこの世界でも機能するかどうかは分からなかったが、何はともあれ行動する他には無かろうと部屋を出た。
とんとん、と階段を降りて宿屋のカウンターに鎮座する者を見ては、ぎょっと目を丸くして。 小人とでも呼べばいいのだろうか。人間とは違う種の者が平気で存在している。 動揺を悟られぬよう、んんっ、と咳払いをして“こんにちは”と紳士らしく挨拶をしてみたけれど、相手は仕事の傍らでちらりとこちらに目線を向けただけだ。 友好的な関係を築くにはこの相手では不足なのだろうと瞬時に察知し、そのまま外へと繰り出して。
外を歩けば、自らの治める街と負けず劣らず、非常に美しい街であることがよく分かる。街中に流れる水が清浄さを醸し出し、まるで水の都だと言わんばかりの風情である。 この街の統治者が居るのならば是非ともお目見え願いたいと思いつつ、満足に会話が出来る相手が居ないだろうかと暫く探し回る事にする*]
(45) 2015/08/16(Sun) 16時頃
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第一幕 プロローグ
定刻にて幕開き。同時に軽快な音楽が鳴り始める。 中心街の広場。市民達が談笑している。ワゴンを押す商売人、日傘をさして歩く淑女、街灯傍の人待ち顔の紳士、駆け回る子ども。思い思いの行動をする市民達。 徐々にライトの光量を上げていき、完全に幕が上がった瞬間、市民たちは一斉に客席を向いて歌いだす。
市民達「ここは イナンナシティー」 市民A「とってもいい街」 市民B「ゴミ一つ落ちてない 美しい街」 市民C「犯罪も無い 過ごしやすい街」
少 年「どうしてこんなに良い街なの?」 市民A「その秘密はね 彼がいるからさ」 市民B「我らが市長」 市民達「メイヤーエレキシュガル!」 市民C「いつでも市民の味方さ」 市民D「親身になってくれる」 市民E「いい人だよ本当に」
噂話をするように市民達が舞台の左右に集まる。 その中、少女が一人泣きながら舞台の中央へ。
少 女「どうしよう ママにもらった髪留めを失くしてしまったの」 市民A「おやまあ かわいそうに」 市民B「どこかに落ちていないか」 市民C「探そう 皆で」 少 女「みんな ありがとう」
集まっていた市民達が散らばり、色々な場所を探しながら機械的なダンス。
市民D「困ったぞ どこにも無い」 市民E「どこにも無いね」 市民A「そうだ こんな時は」 市民B「市長さんに聞いてみよう」 市民A「お悩み事」 市民B「お困り事」 市民C「どんな些細な事でも」 市民達「あの方ならすぐに解決!」
中央の少女を取り囲むように市民達が隙間なく集まる。 市長、姿を見せず声だけが響き渡る。
市 長「どうしたんだいお嬢さん。ほら、君のポケットさ。手を入れてごらん」
少女、ポケットを探った瞬間驚いた顔。 花の付いた髪飾りを高く掲げる。
少 女「あったわ!」 市民達「ああ やはり 彼はいつでも市民の味方」
市民A「ミラクル!」 市民B「マジカル!」 市民達「メイヤーエレキシュガル!」
市民達、一斉に中央から左右二手に分かれて、中央の道を空けるが、そこに人の姿は無い。 一瞬の暗転の痕、中央のみスポットライト。 そこにはシルクハットを被ってステッキを持つ一人の紳士の姿。
市 長「さあさ何でも話してごらん、この私に」
市民達「メイヤーエレキシュガル!」
しばし暗転。
(-36) 2015/08/16(Sun) 16時頃
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/* 物語の一節。 ってか、思いっきり舞台でミュージカルにしたかったのよね。 入村発言でこれ落としたかったんだけど、みんなやってなかったから独り言にて落とすw
(-37) 2015/08/16(Sun) 16時頃
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/* 設定の参考:マイフェアレディ、ミーアンドマイガール、アルジェの男、どうぶつの森()
(-38) 2015/08/16(Sun) 16時頃
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──0day・AM9:00・公園──
勿論、俺の魔法がエルマーの魔法より優れてるなんて思ってないよ。 でも一度、その不思議な武器と戦ってみたいね。
[エルマーの言葉にくすりと微笑すれば、素直に思ったことを口にする。 異世界のものに簡単に優劣などつけられないことは理解しているし、相手が異端だと思っているわけではない。けれども魔法を見るとつい戦闘意欲が湧くのは、研究者であり戦に携わる者としての性。 もし機会があれば手合わせを願おうと思いながら炎の剣を眺める。
流石に近寄りすぎたか、剣が鞘へと収められると当然炎も消えて、残念そうに眉尻を下げて相手を見て。 観察したからといってその仕組みが理解できるわけではないが、玩具を取り上げられた子供の如く、名残惜しげに剣へ視線を落とした。]
あれ、もうおしまい? ……次は水で鎧でも作るから、じっくり見させて欲しいな。
[次があるのかは定かでは無いが、一旦は大人しく引き下がる。 ここでしつこく詰め寄って機会を逃したのでは元も子もないと、溢れる好奇心を抑えながら相手の武勇伝へと耳を傾け。
相手はまだ幼いように見えるが、随分と腕っ節が強いらしい。 この異端探しの代表者に選ばれるくらいだ。きっと物語でも主要人物の一人なのだろうと思っていたが、もしや主人公なのだろうかと思いつつ、感嘆の声を漏らした。]
へぇぇ……もしかして君、武器が無くても結構強いの?
きっとその剣もエルマーに使ってもらえて喜んでいると思うよ。 上手く使えないんじゃ、宝の持ち腐れだからね。
(46) 2015/08/16(Sun) 16時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
そうだね。なんとも不親切だ。 このまま異端探しに入れなんてことは言わないだろうが、参加者達を見つける所からしなければいけないのであれば少々厄介だねぇ。
[ため息混じりに呟かれた言葉に同意するよう何度も頷いて肩を竦めてみせた。
武器についての返答にはまたなるほどと数度頷いてその話に耳を傾ける。 話を聞いた感じでは魔力事態は彼自身が持っていて、武器を媒介に魔法を使っているように見えた。 だからこそ、違う属性の武器さえあればなんとかなるのではなかろうかと考えてのことだったのだが、己の推測がそう遠く離れていなかったことに満足した。
そしてこういった武器が貴重品であることを知り改めて魔法というものが縁遠い世界なのだと理解した。 己の世界もまた決して魔法が身近にあると言えるものではない。 昔は誰しもが精霊と言葉を交わし簡単な魔法なら使えたものだが、今ではもう精霊の声を聞くものの数は限られてきている。 魔法という文化は徐々に後退の道を歩んでいるのだ。
ただこういったものが作れるのであれば、まだまだ精霊と人が共にある未来が切り開けるような気がして、新たな一つの可能性を思いもよらぬ場所で見いだせたことに少々複雑な心境になる。 この情報を持って帰る為にも、異端は必ず見つけ出さなくてはと改めて心に誓った。]
やはりそうか。といってもまだ可能性の話ではあるようだから確かではないだろうけどね。 ふーむ。こういった道具が沢山ある訳でもないのだね。まぁ、作成に時間が掛かりそうではあるし、そんなに簡単に作れる技術があるのであればそれは私も知りたい所だ。
エルマーも他の属性のものが使えるといいね。
[すごいと褒めそやされれば片目を瞑って軽くウィンクをしてみせる。]
いやいや。とんでもない。ただ、出自が特殊なだけさ。 ああ、そうかそれなら……っと、ああ、そうだったね。うん。
[移動するというエルマーについていこうかとした矢先、精霊達に髪を引っ張られた。
だめー 遊ぶ約束!
約束! ミレアンヌ様に言いつけちゃう!
精霊達が煩く騒ぎ出す。 そのうえ精霊の女王の名前まで出されては降参するより他にない。
もっとも、もともと後で遊ぶと約束は交わしていたのだから、それを破るわけにもいかないのだが……。]
私はもう暫くここに留まるよ。精霊達が煩いからね。
[エルマーとラジエルが共に立ち去るのであれば二人の背を見送ってから精霊達と暫しの時間を過ごすだろう。]
(47) 2015/08/16(Sun) 17時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[口には肉串を突っ込み、袋から同時に落下しかけた長パンと林檎を片手ずつ反射で受け止めた体勢で、眼前の青年>>43の動きを視界に入れる。
最小限の仕草で魅せる、最大限の動作。 血雫の色の双眸を浅く瞬かせ、どこか面白げに薄めたのは一瞬。 果実を拾い集めてくれた青年に、礼を言おうと口を開く]
──ふぇいをいふ。
[肉串がそのままもごもごと声を篭もらせた。 僅か片眉を上げ、長パンを脇に。数本の串を纏め掴んで、上下に小さく牙のよう尖る歯がある前歯で残る肉を全てこそげ落とすよう力技で齧り取って、短い咀嚼で飲み下し]
……。…よし。 改めて、礼を言う。それは確かに、俺の命綱で間違いない。 常なら余分過ぎるものは持たないのだがな。空腹の余り、つい、我を忘れていたかもしれん。 …。こちらは落としていない分だ。 礼と言っては何だが、良ければどうだ。
[どちらにせよ袋なしで抱えるのには限度がある。 己の手で受け止めていた林檎を、もしユージンが受け取るならば渡し、落ちて拾い集めて貰ったものと交換する気。
再び果実を抱えたなら、グリゼルダは、落ちたことも、人前であることも然程気にする素振りなく掌で拭った赤い果実に齧り付いた。 まだまだ満たされきらない腹からの欲求のままと、加えて指摘を受けた荷物の多さを即減らそうという、本人なりの迷いない行動]
──貴公は、戦士か?
[そしてやはり、継いだ問いかけも、眼前のユージンには唐突に響いたかもしれない]
(48) 2015/08/16(Sun) 17時半頃
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[男が「変」だと称した>>30者達について詳細を話してくれたのであれば、驚愕して彼の話に聞き入っただろう。
己の世界では炎を吐き出す獣や、意思を持って動く植物などは存在する。 しかし、人間は非力なもので、火や水など自然を操る力など持ち合わせてはおらず。それらに対して武装で挑むしかなく、かつその武器も特殊な魔力を持っているわけでもない。 そのような生き物が多く生息する地帯を旅している現在、暗殺者として人間を相手にしていた頃よりも余程、死と隣り合わせの生き方をしていると思う。 獣でも充分脅威であるのに、頭脳までも持ち合わせている人間が特殊な力を持っていると考えれば、それはなかなかに手強い相手と言えるだろう。
もしも「異端」が特殊能力の持ち主だとすれば、どう対峙するべきか。 自身の世界と同基準の人間であれば、どのような手腕を持ったものにでも劣らぬ自信があったのだが。 強敵との対峙方法について思考をはせれば、回りかけていた酔いも引いていく。]
……見たところオッサンは「普通」そうで、安心したよ。
[完全に警戒が解けたわけではない。 それでも異質なものを感じぬ相手に対して、アルコールの効果が薄らいでも尚、 会話を苦だとは思わない程度の親近感を持ったのも事実で。 笑みひとつ作らぬ表情のままながらも、淡々とした口調にやや抑揚を宿して相槌を打った。 いざとなれば手をかけることも容易そうな相手だという軽視からくる油断もあったかもしれない。
しかしながら、異なる世界の者達が集結している中で、自分の価値観の中での「普通」がどれだけ通用するものなのか。 現にレイヴンの生きる世界には爆薬や銃器といったものは存在していない。 遠隔攻撃の武器と言えば弓矢であり、基本的な武器といえば剣やナイフなどの刃物ばかりである。 相手の見た目の身体能力だけで「勝てる」と判断するのは安易で愚かすぎる思考だった。 それでもそれを理解出来るほどには、まだこの状況に順応出来てはおらず。]
(49) 2015/08/16(Sun) 17時半頃
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――0day・AM1030・表通り――
[特に考えも無く足を踏み出せば、すぐ近くに人の気配。>>35 ゆったりとした歩調だったのもあってか、強くぶつかるような事も無く、寸での所でお互いに身を躱す事が出来たようだ。 が、彼の肩に留まっていた鷹が驚きからか一声鳴いた。
その男を見る限りでは、貴族か高官、それとも王族か。 だが肩に鷹を乗せている。そう、己の中でそれは旅芸人が鷹を連れているような、そんな画しか知らないのだ。 そんなどうにも人と鳥のイメージが一致しない状態で聞こえたのは、その男の声だった。 生真面目そうに見えるその男。嫌味や冗談でその言葉を発した訳では無いのだろう。そうは思いつつも初対面でそれを言ってのける相手にくすりと笑った。]
いえ、此方こそ失礼を。私も見慣れぬ街故にどうにも注意が散漫になってしまっていたようです。 其方こそ、大事はありませんか?あぁ、肩の彼も。
[そう言って視線だけで鷹を示せば安心させるように微笑んで。 けれどそれは少しの間。そう言えば、と、何かを思い出したように男の顔を見る。]
……貴方もあの怪しげな神とやらに招かれたのですか?
[自分は貴人と呼ばれる様な者では無い。神に通じている者ならば呼ばれた者が何人かは分からぬが、どの様な人物か、もしくは容姿と名前くらいは把握されていても良さそうだ。 だが「風変わりな貴人」と呼ばれた事で通じている者では無いのだろうと判断した。 そうして尋ねれば、応じる前にまた口を開く。]
失礼、私も彼の方に呼ばれたクチでしてね。名は――ハッター、とでもお呼びください。 以後、お見知りおきを。
[大仰に動いてしまえばまた彼の肩にいる鷹を驚かせてしまいかねない。 ゆっくり、ゆったりとした動作で帽子を取り、恭しく一礼を**]
(50) 2015/08/16(Sun) 17時半頃
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清書してる暇がない親戚来襲なう!くそうメモだけしておく! ・主人公は傭兵 ・貴族が対処しきれない魔物退治で金稼ぎ ・稼いだ金もって「やっぱここがいいや」 ・主人公とユージンは幼馴染みで親友
(-39) 2015/08/16(Sun) 18時頃
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/*今気付いたけどこのキャラで恋愛って俺出来ないんじゃないか?
あ、どーも。鈍亀こと鈍…じゃねぇ、純です。
誘ってくれた閣下と大佐に感謝感謝。しかしごめんよ、私多分今回も無理やわ(早) 恋愛のフラグの立て方なんて忘れちゃってるんだぜ…。 てか、このキャラで恋愛?受けるの?攻めるの??? あんあん言わされてるのも言わせてるのも想像不可ですわ…キャラ失敗し過ぎィ。 あ、でもプロクスは避けて良かった、のかしら。だってなんか火多い? でも考えたら時計屋も確実にこのキャラと大差ない気がする0(:3 )~ _('、3」 ∠ )_*/
(-40) 2015/08/16(Sun) 18時頃
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無知の団兵 パラベラム パラベラムが参加しました。
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——0day・AM10:10・どこかの裏通り——
はあ…これはこれは。
[小さな町だ。しかし、美しい町だ。 町外れにある滝壺、町中を流れる川、町の中央部にあるという噴水。自分が元いた場所にはなかった、美しい町並みだ。
そう、自分のいた世界は物語の中だった、という。 そう言われてみれば、そうだったのかもしれなかった。 なぜなら、俺には神の啓示を受けて初めて気付いた事がたくさんあるのだ。 例えば、自分の住んでいた国以外の名前をほとんど知らない。 例えば、親や兄弟、仲間の名前を知らない。 ——例えば、自分のこれまでを知らない。
“物語”と呼ばれるものの概念は知っている。 主人公がいて、仲間を作ったり悪者であったり自分にとっての壁を乗り越えてゆきながら成長を重ねてゆく…これがオーソドックスな“物語”の一例だろう。 その中で俺は、所謂“モブ”だった。 主人公達が新たな町に訪れ、初めて話す第一町人。町の名前を教えてくれたり、今この町で起こっている事を話してくれたり、そんな役目を果たす者…といえばいいのだろうか?
自分の名は“パラベラム”。 “Com(コム)”と呼ばれる媒介物を通じて自身の魔力を技へと変換させる事で戦闘を行い、領土を広げてゆくという世界の中で生きて来た。 その中で俺の住んでいた国家“ケイト”は、圧倒的強さを誇るとされるブルムダールとステファンの領土争いへと巻き込まれていた最中。元々俺の住む国は戦闘民族が多数存在し、その中でも圧倒的強さを誇っていた元騎士団団長であり現女王“エスメラルダ”が二国に制圧されてなるものかと迎撃を行っていた。 俺はその騎士団の団員で、中衛を担当していた。 …俺の知りうる俺の情報など、そんなものだった。 あとはブルムダールとステファンとは違う、小隊が我ら女王に謁見を迫って来ている…といったところで、神の啓示。 今考えてみれば、彼等こそこの物語の主人公なのかもしれなかった。何しろ、見た感じがとてつもない強さを秘めていたように思ったからだ。Comの質も、肉体的能力値も、俺の倍——いやもっとかもしれない——上だったように思う]
(51) 2015/08/16(Sun) 18時頃
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さて…と。色々と歩いたが、ここは一体どこだ?
[この地に飛んだ時、初めて降り立ったのは誰の気配もない一軒家の真横、見た事もない木で出来た車輪のようなものが水力で回っている、その間近だった。 思わず驚愕の声をあげたが、これはどうやらこの地ならではの原動機らしい。自分たちのいる町では地熱が全ての原動機であったが故に、見た事もない動力機に興奮した。
そもそも川というもの自体、自分の住む村からは遠い為に物珍しい。初めて見るものだらけなこの地に強く興味を惹かれぶらりぶらりと歩き回っているうちに、立派な迷子というわけだ]
どうしたものか。ここの地理が全く分からん。
[がしがしと頭を掻く。 神に説明されるがままにここに飛ばされたため、ロクな準備が出来ていない。戦時中であったが故に手持ちのComの数と種類はそれなりにあるのが幸いだったか。あまり魔力をここで消費するのも得策ではないだろうと思いつつも、一つのComを握りしめ、魔力を込める]
よ、っと…!失礼、壁は傷つけないからさ!
[すれば掌の中でComが光を放ち、腕輪へと変化する。その瞬間、自分の周囲を風が取り巻いた。身体が軽くなる感覚。近くの建物目がけて走り出す。地を蹴り、片足を壁へ。そのまま跳躍力と風の力を借りて直上へと登ってゆく。 その建物の頂上に辿り着けば、町を見渡す事が出来た。 町の外れにある大きな滝壺から町中へと伸びる川、様々な建造物が並ぶこの町の中で一際異彩を放つ、中央の噴水。そこにはまだ人の姿はあるだろうか。 また、大通りにちらほらと人の姿が見えた]
……っあー!着いた着いたっと…、さて眺めのいいもんで。 あれは…参加者なのか?はー…みんな強そうだな。 俺なんかが太刀打ち出来んのか? ……ま、やるっきゃないんだけどよ。
[この戦いに参加させられた、ということは自分の物語を背負うということだ。 自分のいた物語の中では確かにモブとしての存在意義しかなかったかもしれない。しかし、自分の働き次第で自国どころか物語が消滅するという]
…身に余る大仕事だぜ、まったくよ。
——エスメラルダ様、必ずやこのパラベラムが物語を守り通してみせましょう。 歴戦の猛者達の中であれ、貴女の教えは確とこの胸に。
[目を閉じ右手の拳を左胸へと当てれば、風の音のみが耳に入り。その中で、誓いの言葉を述べる。我らケイト国の騎士としての誇りを忘れぬよう。 ……とはいえ、覚えている事などほんの僅かではあるが。 文句を述べ終われば静かに目を開ける。そのまま再び風を纏い、まずは噴水の方へと歩いてゆこうと建物を降りるのであった]
(52) 2015/08/16(Sun) 18時頃
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さて、早速やらかしたわけだが。まあ、どうにかなりますって!←
身長決めるか。ここランダム出来んのか? 170+12
(-41) 2015/08/16(Sun) 18時頃
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/*因みにマッドハッターは普段なら確実に選ばなかったキャラである。 いや、だってこの顔女でも通るやろ?中性的だったから好みの範囲外だったんすわ。 と言うか、女キャラとして使いたいグラなんだよな、ハッター。 因みにそんななのになんで使用キャラなのか。
ダイスの女神様に任せた結果、5回目で出ました(・∀・) (それまでの4回は見るからに女キャラ過ぎて却下した)
何も考えなしでダイスで決めた結果がこうですよ奥さん…誰か私に石投げて下さいふげぇ*/
(-42) 2015/08/16(Sun) 18時頃
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──0day・AM9:00・公園──
ああ、成程、特別な血を引く者だったか。 こちらの世界にも稀に君のような、御伽噺のような出自の者が居たが……言われてみれば、似たような力の大きさだ。
[相手の親の話>>42を聞けば、感じていた力の大きさにも納得して頷く。 己の世界にも居た不思議な血を引いた友の手を握った時も把握するには大きすぎる力を感じたものだと、少し懐かしい記憶に目を細めた。 ただの人間の間に生まれた身としては多少羨ましくもあるが、羨望の気持ちよりも今は、相手の魔法を観察してみたいという好奇心の方が強く。
そんな気持ちが表に出すぎたらしく、こちらを見て笑う相手に気付けば気恥ずかしそう咳払いして。 初対面の相手にはなるべく冷静な自分で接しようと思っても、魔法が関わるとつい子供のように好奇心が勝って、素に戻ってしまう。 肩にとまった凛々しい顔つきの水の鳥を撫で、柔らかな水の感触を楽しんでから手を離す。口笛を吹くよう唇をすぼめ、その鳥へと息を吹きかければ強風にでも煽られたかのよう、鳥は細かな水の粒となり空中へその姿を消した。]
精霊……俺はまだ見たことが無いんだけど、マグナスの世界では魔法に深く関わっているのか?
ふふ、ありがとう。 これでも王宮で魔法の研究をしたり戦をしたり、魔法ひとつで食べている身だからね。感覚的にそれなりの情報を感じ取れるよう、小さい頃から訓練したんだ。 君みたいな、勝てそうにない相手から逃げるのも賢さだからね。
[精霊という言葉が再び相手の口から発せられ、首を傾げつつ気になっていた事を尋ねる。 自分の世界にも精霊は存在し魔法のような力を使うらしいが、彼らは自然を好むため自分の住む王都ではまず見ない。生まれてから今まで同じ場所で育ったため、そういった類の存在とは縁が無かった。
自身の力について賛辞を述べる相手に、ぱちくりと驚きながらそちらを見ていたが、すぐに照れくさそうに破顔する。 大人になってから世辞を言われる事は多々あった。 しかし目の前の相手は本心からそう言ってくれているのが分かり、素直に喜びながらも照れ隠しに冗談を付け加え。]
(53) 2015/08/16(Sun) 18時半頃
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/* さーて、移動しようかどうしようか…
AM10:00 大通り:ユージン、グリゼルダ なんか可愛い感じになっている エレキシュガル 市長徘徊
AM10:10 大通り:パラベラム 壁を駆けるモブ
AM10:30 表通り:マッドハッター、アーノルド 挨拶完了
まだ主と出会うわけにはいかないしな~~ このまま公園で遊ぶか、エレキシュガルかパラベラムに会うか…
(-43) 2015/08/16(Sun) 19時頃
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/* あ、パラベラム大通りじゃなくて裏通りだった…
(-44) 2015/08/16(Sun) 19時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[ラジエルの言った、「戦ってみたい」という言葉>>46には、ただニヤリとした笑みで「俺もだ」と伝えた。エルマーと同じ気持ちをラジエルも持っていてくれたことが嬉しかった。
次は水の鎧を作るからじっくり見せてくれ、と言われると、ぷっと吹き出した。格好からインテリ系のお高く止まったやつかと最初は興味を示す一方で警戒してしまったが、ラジエルは無邪気な子どものような一面を持っているらしい。にかっと笑ってそのお願いを了承した]
おう、いいぜ! その代わりお前ももっとなんかすげぇの見せてくれよな!
[剣を入手したときの話をすると、ラジエルが身を乗り出すようにして聞いてくれてたのでますます気分が良くなった]
へっ、ま、まーな。すばしっこさと知恵なら負けないぜ。
[えへん、と咳払いをした。
武器なしの腕っぷしは正直あまり自信がなかった。武器を奪取したときは持ち前のスピードで敵をかき回し、悪知恵を働かせ、奪った剣が触った瞬間炎を撒き散らし、それに恐れをなして総崩れとなったところを商人と協力して倒したものだった。 武器がないときに王宮でしっかり体術を叩き込まれた騎士にぼろ負けしたこともある]
ああ、当然さ。この剣は相棒のようなもんさ。俺にこいつが出会うためにあの悪党どもが持ってきたんだろうよ。 こいつを俺ほど使えるやつはいねぇと思ってるさ。
[武器なしの実力を聞かれて少しだけしゅんとしたが、続く言葉に鼻を高くした]
(54) 2015/08/16(Sun) 19時半頃
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──0day・AM10:00頃・酒場→大通り──
[己の想像の範囲外である異質な者がいるとわかった以上、篭ってばかりでなくその者達を深く調査した方が良さそうである。 さらにジョッキを追加で注文し計5杯のビールを堪能してから、酒場を出た。 その間、デュランが会話を続けるようであれば、酔いの力も借りて無愛想さを取り払う努力をしつつ、受け答えしただろう。
程よくアルコールが回って、気分は高揚している。日頃の取っ付きにくい表情も、少しは和らいでいるだろうか。 それでも周囲へ警戒を張り巡らせている眼光は隠しきれていないかもしれない。
大通りに出て、気配を探る。 視界を広げて周囲を見渡せば、少し離れた場所に人の影>>45を捉えた。 さらにしっかり情報を得ようと目を凝らしながらそちらへ歩を進めると、その姿をはっきりと確認することが出来て。 己の世界では見たことのないデザインではあるがそれなりに良質そうな衣服を纏っている、20代後半くらいと思われる男。 特に危険な雰囲気を発しているようには見えなかったため、正面からさらに距離を詰め、相手からもこちらの姿を認識できるであろう位置まで近付いてから、声をかけた。]
…どーも。ハジメマシテ。 アンタも、神様ってヤツに「物語」から呼び出されたクチか?
[自分なりに親しげな雰囲気を取り繕ったつもりではあるが、どうもそれを上手く表現するにはコミュニケーション能力が欠如し過ぎている。 不躾な言葉、平坦な口調は、相手にどのような印象を与えただろうか。]
(55) 2015/08/16(Sun) 19時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
[会話の区切れに、エルマーがその場を立ち去ることになれば>>41、自分はどうしようかと暫し逡巡。 マグナスはどうするのかと横を見れば、見えぬ何かに引かれたように動きを止めて会話をする姿に密かに目を輝かせた。]
精霊が見えるだけじゃなく会話まで出来るのか? ますます興味深いねぇ……。
……うーん、他にも面白そうな人来てるかもしれないし、俺もちょっと移動しようかな。 じゃあ、また後で話す機会があれば宜しくね。
[最初に出会った二人だけでも充分に刺激的なのだから、他にも己の知的探究心を擽る存在が居るだろうと思えば、居ても立ってもいられずその場を去る決意をして。 少し名残惜しく思いながらも、マグナスとエルマーに投げキッスを飛ばして噴水の方へと手招きすれば、大きな水の塊が宙に浮き。 これだけ水はあるのだし、少し借りて行っても構わないだろう。 ふよふよと浮かぶ水の玉を従えて、公園を後にした。]
(56) 2015/08/16(Sun) 20時頃
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さて、これからどうすっかな? とりあえず時間差で公園行ってみたら選択肢増えるかなーと思ったりしたのと、今日まだ思考追っ付いてないから10時くらいに公園来てくれる人ってしようとしただけなんだよな。 ま、様子見だぁな
(-45) 2015/08/16(Sun) 20時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[エルマーとマグナスと別れてから当ても無く彷徨い歩いた。 仕事の途中らしきノームを捕まえて休める場所はあるかと聞けば、各自に割り当てられた宿泊用の建物へと案内されて。 随分と厚遇だと感心しつつ、まだ本格的に休む気分でもない。 持ってきた水の一部をその建物の上部へと飛ばし、正八面体へと変形させ回転させれば太陽の光を反射して煌いた。 こうしておけば、道が分からなくなっても目印になるだろう。
再び歩を進め、綺麗な町並みを観光でもするように楽しみながら歩く。 表通りのすぐ近くを通りがかった時、何ともいえない気持ちに襲われて周囲を見回した。 郷愁にも似た切なさに首を傾げ、そのまま逃げるように裏通りへと入り込み足早に過ぎ去ろうとして。
もしかしたら、王都に似たような光景があったのかもしれない。 元々、全体的に似た雰囲気の街なのだから、似たような箇所があっても不思議ではない。 けれども今は何となく表通りに行く気になれずに、そのまま裏路地を進んでいれば正面に人影>>52を見つけて声をかけて。]
そこの人ー、ちょっといい? もしかして、異端探しの参加者かな?
[なるべく警戒心を抱かれないよう、笑みを浮かべて近づいていく。 此処まで来る間に小人は沢山見たが他に人間は居なかったから、恐らく参加者なのは確実だと思いながらも一応確認してみて。]
(57) 2015/08/16(Sun) 20時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[自分の世界に小人などは存在しなかった。しかし、この世界には至極当然とでも言いたげに人間以外の種族が街と同化していた。 自分の信じていた世界が、必ずしもこの世界では常識と言えない事が嫌でも理解できてしまった。
という事は、神の言っていた「異端」という存在も、恐ろしい程強大な敵なのかもしれない。 そんな敵に、どう立ち向かえと言うのか。自身の戦闘能力の無さを呪いつつ、議論での戦いならばいいのにと余所事を考えながら歩いていたところだった。 自分の正面に、小人以外の種族――自分には人間に見えるが――の者>>55が近付いてくるのが見える。 小人以外で動いている生物を見るのは初めてで、思わずぱっとそちらに顔を向け、軽く会釈をする。
相手から声を掛けられれば、にこりと均整を保った笑みを返して。 相手の口調は、随分と前、矯正される前の自分の口調によく似ていた]
やあ、初めまして。君の姿を見て、私はとても安心しているよ。 言葉を交わしてくれる人がいると言う事にね。宿屋の主人の小人にはどうも素っ気なくされてしまって……。
[ははは、と朗らかな笑みを返しつつ。 「アンタも」という言葉に、相手も恐らく自分と同じ境遇であることを悟る]
成程。どうやら君もこの世界に呼び出されたらしい。 そして、もう既に大分この世界にも馴染んでいるらしいご様子だ。
[すん、と鼻から空気を吸って、相手から漂うアルコールの香りを嗅ぎ当てる。 どんな事が起こるか分からない世界で酒を楽しめるとは、と密かに相手の余裕っぷりに感心して]
……ああ、申し遅れたね。 私はエレキシュガル。呼び辛ければ、どんな呼び方をしても構わないよ。 君は記念すべきこの世界での第一遭遇者だ。どうぞ、よしなに。
[失礼の無いようにと白手袋をするりと外し、右手を差し出して]
(58) 2015/08/16(Sun) 21時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
くっ……!
[串を含んだままの口が開いていく>>48のをなんとなしに眺めていると、予想に違わずこもった声が返ってくる。先の笑みを堪えた分か吹き出してしまった口元を慌てて押さえて。 そんな衝動的な笑いの発作も眼前の青年が何かの咀嚼を終えるまでにはどうにか抑え込む。さすがに笑われたままでは彼も話し難かろう。もしかしたら言葉の端々に笑みの気配を残してしまったかもしれないが。]
いえ、お気になさらず。 さすがに目の前で起きた事故に対して見て見ぬふりは出来ませんからね。 ……おや、頂けるので? でしたら有難く。
[正直に言えばその食物?には大いに興味があった。地面に落ちた程度であればそのまま食べてもよかったのだが彼の好意に甘えるべくそれを交換する。暫しどう食べていいものか考えあぐねていると眼前の彼が同じそれを食べ始めた。己も必要であればそういう行動をすることもあるから止めることもない。さりげなく動きを見、真似てかぶりついた、瞬間。]
~~~~~~~っ!!!?
[少し硬いと言っても自身の歯では容易に噛める。口中に迸った瑞々しく爽やかな甘さは口を動かすたびに滲み出て至福の味を伝えた。そのまま夢中で二口、三口。きりりと引き締まった目元がふわりとほどけて感情を如実に表した。 ふと、問いかけ。食べながら喋ると何を言っているか分からないだろうから片手で少し待つようジェスチャーをしながら口内にある味を飲みこんだ。]
戦士……そう、ですね。戦いを得手としていることは確かです。 それを尋ねられるということは貴方もその類でしょうか?
[見上げた瞳は緋色。人間が流した血が固まったようだという感想を表に出すことはなく、ほんの少し唇を吊り上げて見せた。]
(59) 2015/08/16(Sun) 21時頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
[建物から降り、Comの力を解除する。発動時間が長いことは魔力の供給も長く行わなければならないことと同義だ。生憎、自分にそんなに魔力の余裕がない事は理解している]
無知、とは言え…やはり戦闘をした事がある設定であれば自分の戦い方は理解している、か。
[そんな事に安堵しながらのんびりと歩いていた時、正面に人影を発見した>>57。随分と小綺麗な恰好をしている、参加者なのだろうと直感する。 だが、浮かべられた笑みに今のところ強い敵意といったものは感じなかった。完全に信用するのは良くないだろうが、敵になるであろう人物を知る事もまた戦略である。こちらも心中を察される事のないようにこやかに対応する]
ああ、その通りさ。 其方もかい?いやはやまったく、とんでもないものに巻き込まれたもので。 俺はパラベラム。貴方は?
[口にしてから相手が騎士団の一兵である自分より格上の存在だった場合に思い至る。もし王家の生まれだったりしたら無礼に当たるだろう]
……っと、もし失礼な口調だと思われたようであれば申し訳ない。 この無礼をどうぞ許しては下さらぬか。
[まあ、戦いが本格的に始まってしまえば身分など関係なく倒すのだろうが。今は相手の気を損なって情報を得損じる事の方が致命的だと言えるだろう]
(60) 2015/08/16(Sun) 21時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[違う属性の武器も相性さえよければ使えるかもしれない、と言うと、何やらマグナスには思うところがあったのか思案顔>>47]
ああ、武器作るのすっごい時間かかるらしいぜ。武器使える奴は程度の差はあるが、だいたいどんな奴でも使えるんだけどよ、作るやつは本当にちょっとしかいないんだとよ。いつかはこいつの製作者にも会ってみたいもんだけどな。
……作り方わかったら作るのか?
[自分が作れる側になるということは想像もできなかった。作り方を知ったら作るつもりなのだろうか。その探求心に感服する。強力かつ多彩な魔法を使うらしいマグナスならできそうではある。
ラジエルが「勝てそうもない相手からは逃げる」という言葉>>53には何も言わなかったが、口をへの字に曲げた。エルマーは戦ってみないとわからないか、勝てるレベルで、マグナスは勝てないかもしれないというレベルなのだろうか。なんだか面白くない。実際に戦えば誰にも負けるつもりはないが。
他の参加者を探しに行くというと、マグナスは見えない存在と何か会話をしたらしかった。傍目からすると頭のおかしい人だが、それまでの会話から精霊と話しているのだろうとわかる。見えない自分からすれば羨ましい限りだ。 マグナスの言う通り精霊がいて、自分の傍にいてくれるなら是非会話したいものだと思う。 その場に留まるマグナスとラジエルに、]
そうか。じゃあ俺は他の参加者の奴ら探しに行ってくるぜ。またあとでな!
[と、手を振って走り出そうとすると、ラジエルも他の参加者を探しに行くことにしたらしい。こちらに飛ばしてきた投げキッス>>56に少し面食らった。 やっぱり少し苦手なタイプかもしれない。 水の塊を噴水から取りだし、傍に浮かせて歩きだす。そんなこともできるのか、と唖然としていたが、今しようとしていたことを思いだし、公園の外へ走り出した]
(61) 2015/08/16(Sun) 21時頃
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んーと、ラジエルとアーノルドが主催側か。 私の勘だとアーノルドが閣下かな!
(-46) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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/* >>61 勿論、ラジエルも魔法強い設定だから負けるつもりはないけども。 マグナスとか自分の物語の主人公とか、伝説のような血筋の人には勝てない運命の人だからね…。
そして投げキッスで苦手意識もたれてしまった…!! ちょ、ちょっと閣下っぽさを出そうと思ったんだ…。
(-47) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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──0day・AM9:00・公園──
へぇ。そうかそうか。 どこの世界にも私のような者が一人はいるのかもしれないね。
[己と同じような境遇の人物がいる>>53ということがなんだか面白く感じた。 何処か懐かしそうに語るその姿からそれがラジエルの旧友辺りであろうことが伺えた。 その人物に興味が湧いたものの深く突っ込んで聞いてしまいたい衝動にもかられたが、本人の居ない場所であれこれ噂に出されるのはその友人も嬉しくはないかもしれないと思って口を閉ざした。 それは己がこれまでに幾度と無く経験してきた出来事で、気にしてないと思っていたのだが存外気にしていたらしい事実に内心苦笑した。
体裁の悪さを感じたのか、咳払いをして佇まいを治そうとするその姿がなんだか微笑ましく思えた。 誤魔化すように肩にとまっている水の鳥をいじる様を眺めた。 構ってもらえる水の鳥が羨ましいのか、ラジエルの周りを水の精霊達がくるくると回っていたのだが鳥が水の粒となり拡散して消えたことに驚いたのか精霊達が噴水の水の中に一斉に逃げこむように移動した。
精霊を見たことが無いというラジエルの問いかけには一度大きく頷いてみせた。]
とても深く関わりを持つ。 私が精霊に願い己の持つ魔力を差し出すのだが、精霊達がその願いを聞き届けてくれて初めて魔法というものが使えるのさ。 私が願い魔力を差し出しても、精霊たちにそっぽを向かれてしまえば何も起きないよ。 もっとも精霊というものは元来気まぐれな性質をしているから、並みの魔法使い達なら呼びかけても答えて貰えないこともざらにあるらしい。
それにしても……。そうかその能力はラジエルの努力の賜物という訳か。素晴らしいね。
[ラジエルの話をきいてやはり魔法も誰しもがああ操れるわけではなくラジエルの努力の証なのだと思えた。 誰よりも勤勉だからこ手に入れた聡明さと能力。
そういった努力を惜しまない人間はとても好もしい。 己もまた親の力の上に胡座をかいているだけではなく、幼いころから受けていた魔法使いとしての母からの厳しい教育と、それにめげなかった己の努力の賜物で今の自分があると自負しているからだ。
冗談でこぼされた言葉にも真剣に何度も頷いてみせる。]
確かにその通りだね。 ラジエルより私が優っているとは思わないが、時には逃げるという選択肢も決して間違ってはいない。 負けないことが大切だろう?
[負けず嫌いの性格が顔を覗かせて、悪戯っぽい笑みを向け片目を瞑ってみせた。]
っと、こちらこそだよ。 また話せたら色々と話をしよう。ラジエルの知っている様々な知識を聞いてみたよ。 別の世界の話とはとても興味深いからね。
[投げキッスを飛ばされればキョトンとした表情を一瞬向けるもふっと口元を緩めて笑みを向けその背に手を振って去り行くその姿を見送った。]
(62) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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──0day・AM9:00・公園→AM10:00・大通り──
[ラジエルとマグナスと別れたあと、エルマーは他の参加者を探してぶらぶら歩いていた。賑やかそうな街なのに、意外にも小人の姿ばかりで、人間を見かけない。もしかして、ここは異端を見つけるためだけに用意された街だったりするのだろうか。小人はこき使われていないだろうか。
とりとめのないことを考えていると、ようやく人の姿を発見した。一人はお偉いさんのような服装をした者>>58と、殺伐とした雰囲気を漂わせる者>>55。雰囲気が常人とは違う気がする。参加者だろうか]
おーい! あんたらも参加者か!? 俺はそうなんだけど!
[呼びかけながら、相手の方へ駆け寄る。会話に夢中でこちらに気づかないなら少し待ってみるつもり]
2015/08/16(Sun) 21時半頃
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──0day・AM9:00・公園→AM10:00・大通り──
[ラジエルとマグナスと別れたあと、エルマーは他の参加者を探してぶらぶら歩いていた。賑やかそうな街なのに、意外にも小人の姿ばかりで、人間を見かけない。もしかして、ここは異端を見つけるためだけに用意された街だったりするのだろうか。小人はこき使われていないだろうか。
とりとめのないことを考えていると、ようやく人の姿を発見した。一人はお偉いさんのような服装をした者>>58と、殺伐とした雰囲気を漂わせる者>>55。雰囲気が常人とは違う気がする。参加者だろうか]
おーい! あんたらも参加者か!? 俺はそうなんだけど!
[呼びかけながら、相手の方へ駆け寄る。会話に夢中でこちらに気づかないなら少し待ってみるつもり]
(63) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[果たして一人で歩いていたか、若しくは誰かと連れ立っていたか。暫く美しい街並みを堪能しながら、表通りをぶらぶらと歩いていた。 自分と同じ境遇の人物を探す事も目的の一つとして。そして、ひとつの街を治める者として、街のレベルが一体どの程度のものなのかを確認することもいつの間にか目的の一つになっていた。 表通りは我が街と同等に、やはり美しいものだった。だがしかし、表も有れば裏もある。光があれば影がある。裏通りこそがその街の真実を映すものだ。 裏通りをチェックしておこうか、と表通りに比べて聊か静けさを感じる。
その通りに足を踏み入れれば、建物の上から姿を現した人物>>52。 予想外の出来事だったからか、空から降って来たのかと見間違えたほどだ。思わぬ場所からの登場に思わず目を見開いて。 どこからか風が吹いてシルクハットを攫おうとするのを、慌てて手で押さえた。
自分の世界には、魔法を使える者というのはごく僅かだ。寧ろ、自分の世界の一般常識では“有り得ないもの”の一つにすらなっている。 もしかしたら、この世界に呼ばれた者達というのは、至極当たり前に能力を持つ者達ばかりなのではないか。 そんな思考を巡らせていると、また一人、見た限り人間の姿をした人物>>57が姿を現した。 恐らく彼らもまた、レイヴンと同じく自身の境遇を共有できる者だろうと確信めいたものを感じつつ、二人の傍に歩み寄って]
……お話中に、失礼。 もしや、二人ともこの世界に呼び出された同士ではないかな? ははは、すまない。一人異世界に身を投じるというのは心細いものでね。つい仲間と見るや話しかけてしまったよ。
[二人交流を深めていたところへ突然押しかけていった無礼に、シルクハットを浮かせてぺこりとお辞儀をする。 それと同時にまだ名を名乗っていなかった事を思い出して、名を告げる]
私はエレキシュガル。 私の事は好きに呼んでくれたまえ。
[そんな簡単な自己紹介を澄ますと、パラベラムの方へちらりと目線を遣って]
ところで、君は魔力の使い手なのかい?軽い身のこなしについ感心してしまってね。 そこの君も、もしや何か特別な能力を持っているのかな? ……いや、私の世界では珍しい事ばかりでね。
[好奇心、というものを隠しもせずにラジエルにも問いかけた。 二人の返答はどのようなものだっただろう。もし言葉を濁されても、深追いはしないつもり*]
(64) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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/* 記号付けんの忘れてた。 誰が誰だかは全く分かんねえな、まあこの面子の村参加2回目なんてそんなもんだよな。 …つか、多分/*記号つけりゃこの口調外していいんだろうけど、中の人発言と色々混ぜると分かりづらくなるし口調確定早くさせたいから俺で喋ろ。 あー、リアル早く固まってくれねえとどうしようもねえんだけどほんと。明日も早々顔出せねえしな。コアの時間顔出せっかな。ま、なんとかしよう…
(-48) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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/* ンーーーーーまだキャラつかめねえええwwwwwww すっごいぶれぶれになっちゃうwww
(-49) 2015/08/16(Sun) 21時半頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[眼前、何か口元を押さえ込む様子のユージン>>59に僅か窺うように視線を動かすが、微かに残った声の緩みに気づいた様子で眉を上下させ]
…俺に二つ口があれば良かったんだが。頭の裏辺りにでも。 貴公と食いながら喋れるし、何なら歌でも歌える。
[「冗談を、表情を然程変えずに言うのはお前の悪い癖だ」 そう言ったのは誰だったろう。 やはり今も冗談を言うには変化の薄い顔で今も青年に返しながら、ちらりと頭の端で思う。
──何にせよ、あれも己の『物語』の中の事なのか。
僅かに目蓋が薄まり、ゆっくり瞬く。 ふと目の前で林檎を眺め、食した彼に目が行って、
少しの沈黙]
……。…ん。
[己も林檎を咀嚼し、飲み込む。 そうしながら、おもむろに今度は落としてしまった林檎を、少し考え自身の袖で拭うと、ユージンにもう一つ食えと半ば押し付けるよう手元に差し出した]
林檎が、好きか? ……それとも、ひょっとして、食ったことがなかったか。 俺もこれほど大きな、形の良い物は見たことがないが、俺の知るものとは品種か何か違うのだろう。これは、美味いな。
[彼の初見の印象から受ける表情とはまるで違うような、和らいだ感情の発露を、グリゼルダはどこか目を細めるようにして眺めていた。
ユージンに、気にせずゆっくり味わえというかのようゆるりと首を振ると、己もまた赤い果実にかじりつき、残った芯まで奥歯で噛み砕いて全て飲みこむ。
見下ろす形になった青年の瞳は何の色だっただろうか。 郷の空のようだと、ふと思えば口元が小さく緩むが、笑みの色はすぐ霧散する]
そうだな。元は、戦士だ。 貴公の動きは洗練されている。俺とは違う得手を持っていそうだが。 ……俺は、グリゼルダ。今は、流れ者だ。──ただし、俺の『物語』とやらでは、らしいが。
(65) 2015/08/16(Sun) 22時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[大通りは広い。 小人達以外にも、知らぬ間に賑わってきていた>>55>>58>>63
それでも、グリゼルダがすぐ気づくにはまだ少し距離があったが、ふと小さく鼻を鳴らし、何か探るように宙に耳を澄ませた。
小人、ではないものの気配がする。異質な気配。 誰か他にも、己のように──恐らく眼前の青年>>59もそうだろう──ここに喚ばれた者達がいるのだろうと思い微かに口元が笑み、それから下がる。
他の者達がいるのならば、後にこちらから探しに行くのも良いだろう。 それが、望まれている事にも繋がるだろうと]
(66) 2015/08/16(Sun) 22時頃
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/* 焔の魔術師って禁書目録のステイル=マグヌスかって思ってごめんなさい
(-50) 2015/08/16(Sun) 22時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[レイヴンと会話を交わしながら交流を図っていたところに、威勢の良い声>>63が耳に届く。 ふとそちらに目線を向けてみれば、随分と若そうな、所謂少年と呼ぶに相応しい人物が駆け寄ってくるところだった。
世界を任される人物というのは、ひょっとすると無作為に選ばれるのだろうか。 齢を20も過ぎないであろう少年に世界を背負わせるというのは如何なものかと、無用な心配をしてしまう自分がいた。 だが、書物で読む物語というのは、思い返してみれば少年が世界を救うという類のものも多くあった、と思い当たる。 ――どうにも、自分は頭が固くていけない。
自分の凝り固まった脳に辟易しながらも、自らの街に住まう少年に接するかのように愛想よく笑みを浮かべて応えた]
ははは、これはまた元気の良い参加者がいたものだ。 ご明察通りさ。私も神とやらに参加を命じられた一人でね。 いやはや、信じられない事ばかりで戸惑っているところだよ。 君のような少年ならば、きっと頭も柔らかくて適応力も申し分ないのだろうね。
[何故だか急に老け込んだ気持ちになりつつ、ふふ、と自嘲気味に微笑んで。 ひとまずは少年に向けて自己紹介をしようかと口を開く]
私はエレキシュガル。 エレキでも、エレックでも、はたまたガルでも。それ以外でも構わないよ、お好きな呼び方でどうぞ。 君の名前も、是非私に記憶させてはくれないかな?
[適応力は無くとも人の名前は覚えるのは得意なんだ、と付け加えて*]
(67) 2015/08/16(Sun) 22時頃
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/* 村恋→このまま異端探し 狼→実は賢者の石で不老不死で長い時間生きてるせいで頭いかれてるマッドマッド!
でも恋愛しないなら狼微妙、恋愛する人が狼取るといい。悲恋くれくれ。 */
(-51) 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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/* エレキシュガルってめっちゃ呼び辛いよねって自分で思ってるから、みんな好きなように呼んでねって言う事をめっちゃ言いたいんだけど、さすがにこう自己紹介する度に「好きなように呼んでね」っていうのうざくないかな!?大丈夫かな!?
(-52) 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
パラベラムか……俺はラジエル。 参ったよ、主人公とやらでは無いのに、こんな重要な役に選ばれてしまってね。
[相手の名を小声で繰り返して記憶に刻み付け、手を胸に当てながら静かに会釈すればこちらも名を名乗る。 笑みを顔に貼り付けたまま、真紅の瞳で興味深そうに相手の服装へと目をやった。やはり、世界が違えば服も違う。
なんて事の無い世間話のように言葉を交わしながら、目の前の男ももしかすると異端かもしれないと思えば妙な心地がした。 自分の世界に異変が起こっていたのは自覚があったが、あまりに突然の呼び出しに未だに思考は追いついていない。 あまり歳の差も無さそうな相手が異端かもしれないという突飛な話には現実味が無く、とくに警戒心も抱かずに言葉を紡ぎ。
それよりも、今は先に聞きたい事がありうずうずとして。 先程相手が空から落ちてきたように見えたのに、特に怪我をしている様子はない。もしや相手もまた魔法を使える人間なのだろうかと思えば、もはや病的な魔法好きの血が騒いで仕方ない。
それを尋ねようとしたところで相手が口調を改めれば>>60、きょとんとその姿を見つめる。が、すぐに悪戯な笑みを浮かべれば実にわざとらさいく尊大な言葉を返してみて。]
うむうむ、苦しゅうない……なんてね。 出来れば、砕けた口調で喋ってくれると嬉しいな。此処にいる間は、公爵家のラジエルではなく、ただのラジエルだからね。
[元の世界では多くの人間が自分の前に膝を折ったが、今この世界では一参加者に過ぎない自分が誰かに敬われる理由が無い。 異端探しを円滑にするためにも今は対等な関係を相手にも望めば、今度は横から他の声>>64がしてそちらを向いて。]
(68) 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
ラジエル…どうぞよろしく。 主人公ではない、というのであれば俺も同じだ。俺なんて、名前と役割だけ与えられた所謂モブだからな
[ただ苦笑を返すことしか出来なかった>>68。 自分の物語における境遇など特に不満もない、きっと物語の中に戻ったとして、そう認識の変わる事はないだろう。
思い出したように此方が無礼を謝れば、きょとんとした表情の後笑いながら砕けた口調で喋れとの仰せ]
それはありがたい。…正直、あまりこういった口調は慣れていなくてね。 と、いっても公爵か。公爵ってもんも、窮屈な世界なんじゃないか?
[自分の体験した事のない、想像もつかない世界に想いを馳せながら尋ねた。 そんな際、背後から聞こえてきたのは別の男の声>>64。振り向けば高級そうなシルクハットを浮かせて美しいお辞儀をする人物が見て取れた。 エレキシュガルと名乗るその男もまた、参加者の1人だろう。これまた高級身分の予感がして、自分の立ち場の危うさに冷や汗が流れそうになる。 どうして自分がこの戦いに身を投じる事となったのか全く理解出来ないまま、その動揺が悟られぬよう挨拶を返した]
これはどうも、俺…私はパラベラム。どうぞよろしくお願い致します。 魔力の遣い手…はあ、もしや見ておられましたか。 まあ、そのようなものですな。情けない話、道に迷ったもので…建物の上から町を見渡しておりました。 貴方も何か、力の遣い手なのでしょうか?
[興味半分、情報収集半分。 他の物語の話を聞くのもなかなかに面白いものだと思いながら、エレキシュガルへと尋ねた]
(69) 2015/08/16(Sun) 22時半頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[振り向いた先に居たのはシルクハットと鮮やかな杖が特徴的な、身なりの整った男。 この世界に来て既に5人の人間を見ているがそのどれもが男だという事に気付けば、もしや参加者は全員男なのかとぼんやり考えて。 話し方からも紳士的な雰囲気が滲み出ていることに好感を覚えつつ、彼もまた異端の可能性があることを忘れないようにと、再度自分に言い聞かせた。
相手のお辞儀に先程パラベラムへしたようにこちらも頭を下げ、名を言えば相手がパラベラムに聞いた質問に自分も同じ質問をしようとしていたのを思い出し、彼の方を見て。]
ああ、俺も異端探しの参加者だよ。 ……ふふ、その気持ちはよく分かる。おかげで柄にもなくホームシックってやつを味わいかけたよ。
俺はラジエル。宜しく、エレキシュガル。
っと……そうそう、俺もそれ気になってたんだ。
[先程から出会う人には魔力を感じるものの、その使い方や性質が違うせいか、どういった物かがすぐに分からず興味深くも混乱していた。 急に丁寧な言葉遣いになったパラベラムに>>69思わず笑ってしまい口元を押さえながら、やはり何かしらの力が使えると分かれば歓喜する。
根本の違う魔法や、魔法を使うための道具の知識を得れば、自分の世界での研究に活かせるかもしれない。 この舞台で勝って、記憶を持ち帰ることが出来ればの話ではあるが。
エレキシュガルから自分にも質問が投げかけられ、ひとつ頷けば噴水から頂戴してきた水の塊を相手の前に浮遊させ。 その水を指差して、まるで音楽の指揮でもするように腕を揺らせば、水の塊は剣、本、冠、鳥、猫へと次々に思いつくまま姿を変えていく。]
俺の世界では魔法はあまり珍しくはないけれど、一応魔法使いだよ。 こんな風に水を操って遊んでばかりだけどね。
(70) 2015/08/16(Sun) 23時半頃
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──0day・AM1030・表通り──
[目の前の男>>50にくすりと笑われれば少し不思議そうに、きょとりとした表情。
しかしながら丁寧な謝罪をする相手にふっと微笑して、大事ないと言うように頭を少し下げた]
こちらは大丈夫だ。友人は少し驚いてしまったようだが。
[相手が視線で鷹を指したことには気付いており、友人と銘打ってそう言えば視線を大人しくなった鷹に向けた。
相手の口から『怪しげな神』という単語が出れば、自国の少数派である密教じみた宗教の偶像や、自分は神だと宣って回っている奇人を思い浮かべた後、自分をここに誘ったマスクの男の存在を思い出し、小さくああ、と声を上げて]
……そう言うということは、貴殿も、この異端探しに招かれた客人であるようだ。
……つまり、貴殿も住む世界が放っておけない事態になっているということか。 ……至極嘆かわしい。
[眉を寄せそう言いのける顔は本当に、まるで自分の身を案じるかのように心配そうで。
相手が帽子を取り恭しく礼と共に名を名乗れば、失礼、と一言謝って]
ハッター。では、そう。 私はアーノルド・ラチェ・キルシュネライト。アーノルド、と呼んでくれれば構わない。
私も、自らが治める国の一大事でな。 居ても立ってもいられず、こうして招きに応じたというわけだ。
お互い、抱えている物も多かろう。良い結末になることを祈っておく。
(71) 2015/08/16(Sun) 23時半頃
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――0day・AM10:00・大通り――
いえ、口が二つあったらどちらから食べればいいのか分からなくなるのでは? それに他の人がいない時はひとつは無駄になりますし、やはり口はひとつきりでいいと思いますよ。
[不意な発言>>65は突拍子もなかったが、表情が大真面目なそれだから正面から内容を受け取る。 ……そもそも己の世界において口が二つあるといったらまず間違いなく魔物であり討伐対象だということは静かに押しとどめた。世界が違うならば常識さえ違うかもしれぬからだ。 差し出された二つ目の林檎が先ほど拾ったものだということには気付いたものの気にも留めず受けとる。つやつやとした皮に鮮やかな色合い、一つ目のそれにはしなかった視線を暫し注いでぽつりと言葉を漏らす。]
ほう、これは林檎というのですね。 恥ずかしながらこのように立派なものは見たことがなく……。 ええ、本当に美味ですね。土地の皆にも食べさせてやりたいものです。
[薄い微笑みは憧憬のような、諦めのような色合いを孕む。 持ち帰ろうかと思ったがそんな余裕があるのかどうかも分からない。暫し逡巡したのち二個目のそれにかぶりついて、今度はゆっくりと味わう。さすがに硬く食べられそうにもない芯の部分は片手にまとめて持っておいた。]
なるほど。貴方も此度の異端探しに招かれたということですか。 ……ああ、申し遅れました。私はユージン・バスティード。しがない貴族ですよ。
[自己紹介と共に頭を下げてふと、魔が差す。 それは戦士を名乗った目の前の彼がどれほどの実力者なのかを知りたいという単純な欲求。 手の中にあった林檎の芯、それを予備動作なく投げつける。狙いは顔面、眉間へと]
(72) 2015/08/16(Sun) 23時半頃
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──0day・AM10:00頃・大通り──
[声をかけると、立派な服装の紳士が振り向いた>>67。その顔には優しそうな笑みがたたえられている。異端かもしれないと思うと少しばかりの緊張があったが、その笑みでほどけていくのを感じた]
そうか、おじさんもやっぱり参加者なんだな。俺も他の参加者二人にもう会ったんだけど、そりゃあもうびっくりすることばかりだったぜ! おじさんはそいつらに会っても腰抜かさないようにな。後で会わせてやるからさ。
まあな。俺は若いし頭もいいし、タフだからな。わかんないことだらけだけど、もう慣れてきたぜ。 おじさんもまだ若いんだからそう言うなよ。
[その紳士が自分より一回りしか変わらず、まだおじさんというほどの歳ではないということを知らず、そう言った。服装と口ぶりからおじさんという歳だと思い込んでしまったのだろう]
エレキシュガル、か。長いな。じゃあおじさんのことはエレックって呼ばせてもらうな!
[紳士が自己紹介をすると、また名乗り忘れていたことに気づいた]
俺はエルマー。炎の武器を使って退治屋とか用心棒とかやってる旅人さ。 よろしくな。
[人の名前を覚えるのは得意だ、と言われると、意外そうに目を瞬かせた。エレキシュガルはそれなりの身分の人のように思えるが、エルマーの経験上、そういう上の人間は目下のことはすぐ忘れてしまうものだった。 第一印象から感じていたが、エレキシュガルは地位や身分を鼻にかけない謙虚な人だろうか]
(73) 2015/08/17(Mon) 00時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[頭を下げるなんて行為は地位の高い者に対してするものという認識しかなく、勿論それが自分に向けられた経験などなかったから、相手からの軽い会釈>>58にすら戸惑いを覚えて、躊躇がちに男と視線を交える。 己の礼儀の欠けた物言いにも、相手は特に気分を害した様子もなく、気品の感じられる微笑みを向けられて、此方もせめて笑みくらいは返そうと表情筋に働きかけてみる。 僅かに唇の端が上がった程度、無機質な瞳の色もそのままで、笑顔というには程遠いものにしかならなかったが。]
小人…やはり、この街の住人は、小人ばかりなのか。
[酒場にいた小人を思い出す。 特に干渉してくることもなく、業務だけをこなしていた生き物は、ある意味自分にとってはなんの害もない都合の良い存在であった。 情報を落としてくれそうにもなく、なんの利にもならない者だった、とも言えたが。]
馴染んでる、わけじゃねぇよ。 馴染めてたら、わざわざ酒の力を借りる必要もねぇし、な。
[会話を交わしつつも男の様子を注意深く伺っていたから、相手が鼻から空気を吸い込んだ僅かな動きも見逃さない。 続けられた言葉からしても、此方のアルコールの匂いを嗅ぎ当てられたもだろうと予想をつけて、弁解混じりに肩をすくめた。]
オレは、レイヴンだ。 よろしく…エレキシュガル、さん。
[相手に続けて己も名乗った後、相手の名を再度確認するように復唱し、申し訳程度に敬称をつけた。 相手の姿、声に、名前という情報を付け加えて記憶に留める。
差し出された右手には双眸を瞬かせ、握手を求められているのだろうと理解すると、己の右手も持ち上げて。 しかし、相手が手袋をはずしたことを思い出し、一度手を引いて、己も手を覆っていた手甲を引き抜いた。 慣れない動作に、どこか気恥ずかしさを覚えながらも手を握り。]
……オレは、アンタで2人目だ。 ここに来る前に酒場にいたオッサンは、他のヤツのことも見かけたらしいが。 変なヤツがいた、って言ってたから、せいぜいアンタも気をつけろよ。
[会話を広げる技術なんて持ち合わせてはいないから、先ほどデュランに聞いた話を申し訳程度に付け加えて。 相手も自分基準からの「変」である可能性は十分にあったが。]
(74) 2015/08/17(Mon) 00時頃
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/* マグナス:公園(9:00) デュラン:酒場(9:15) グリゼルダ、ユージン:大通り(10:00) レイヴン、エレキシュガル、エルマー:大通り(10:00) 俺、エレキシュガル、パラベラム:裏路地(10:10) アーノルド、マッドハッター:表通り(10:30)
むーん、マグナスとデュラン……デュランまだ話してないしどっかで話したいな~
(-53) 2015/08/17(Mon) 00時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
[至極真面目に返された言葉に、青年>>72の顔を正面から見下ろし、ふと、僅か口端をゆるめた。 赤い双眸が仄かに微笑う]
…冗談だ。貴公が笑うものだから。 だがまあ、確かに一つでも十分だな。それでもこうして、今貴公と話はできる。
[眼前の青年の内心、深い思慮まで読む事はできない。 冗談だと伝えることで、己の世界でもまた、口二つの人間はそうはいない事は伝わるだろうが。
赤く、みずみずしく色合いの果実を眺める視線が含む色に、僅かに顎を傾けた。 片側に長く垂らした白髪が小さく揺らぐ。 青年が紡ぐ言葉に、グリゼルダの、獣に近い耳翼が微かに動き、数瞬の間、彼を見つめ]
──…、貴公は、愛しているのだな。己の、郷を、…。
[…『物語』を。 微かな自嘲に似た響きを含めてそう続けかけた言葉は、しかし今は留めた。
憧れの、そして諦めの色は、抱く想いの重さ故にだろうと感じたからだ。彼が語る『土地の皆』は、この青年にとって、重要なものなのだろうと──それが、作り物だと言われてしまったとしても]
…そう、なるな。貴公も、やはりそうか。 戸惑いはなかったか? 最初は何の冗談かと思ったが、このままではお前は滅びると言われてしまってはな、──、
[『貴族』の名乗りにも、グリゼルダの表情は動かない。ただ、ふうん、と小さく息を漏らし。 何か言いかけたよう、開きかけた口はしかし言葉は発さなかった。
橙色の、太陽の色を存分に受けたオレンジが短く宙を舞う。 投げられた芯と側面を擦れ合わせた蜜柑はそのままユージンの元へ落下し、軌道を変えた芯は己の口が咥えた。
小さく音を立て、そのまま齧って芯を口内に招きながらこともなく噛み砕き、飲み下して。 オレンジを手首だけで放った形の腕で長パンを抱え直し、グリゼルダは片眉を上げて小さく笑った]
もう一つもくれるか? 芯もなかなか、この硬さが良い。
[彼ならば、オレンジを落としはしないだろう。最初からそんな事は想定もしていない故の対応]
(75) 2015/08/17(Mon) 00時半頃
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――0day・AM9:10・滝壺→裏通り――
[アーノルドから頭をあげるよう言われたものの、しばらくはその顔は地面を見つめたまま動くことはできなかった。 しかし、どちらにせよ畏まった態度などとれるわけでもない。 レグルスにも促され、その気遣いに感謝し頭をあげる。]
…王の心遣いに感謝する。
[彼は左の胸に手を当てると、こちらへ対し、真っ直ぐと背を正した。 その行為の意味はわからなかったが、その洗練された一連の動きは確かに王としての尊厳を感じさせるものであり、思わず目を離さずにはいられなかった。
彼が、自分の名を呟くとその意味を告げる。]
咆哮…俺の名にはそういう意味があったのか。 異端探しのために与えられた名であっても、自分の名の意味くらい知っておくべきだったな。
[アーノルドが滝壺から姿を消した後、滝壺の前に戻りひとしきり水しぶきを浴びると、来た道を引き返し裏通りの方へと向かった。]
(76) 2015/08/17(Mon) 01時頃
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──0day・AM9:00・公園──
[武器についてさらなる説明を受け>>61誰でも扱えるという言葉に少々驚いた。 魔法とは縁遠くなった世界でもしっかりとその体に魔力は各々が宿しているということなのだろうかと。
実際は魔力とはまた根源が少し違っているのかもしれないが、己自身で力を増幅させると言っていた言葉からなんとなくそうではないかと予測したのだがどうなのだろうか?
製作者にあってみたいとの言葉に大きく頷いてみせた。]
それは私も会ってみたいな。や、叶わぬ夢だとはわかってはいるけどね。
[エルマーと共に過ごせるのは此処で異端を捜す間だけのこと。ことが終われば各々の世界に帰ることになるのだろうから。 最も己がそれにしくじれば戻る世界がなくなってしまい己の存在もまた消えてしまうのだろうが。
考えたくもない恐ろしい未来を思い描いて小さく身震いした。
ふいにかけられた問いかけに思案にふけっていた思考が現実に呼び戻される。 はっと我に帰って相手に笑みを向けた。
興味のあることや気になることがあればついついそれに思考を持っていかれてしまう。これは己の悪い癖だ。]
ああ、作りたいね。 エルマーのいる世界と私のいる世界では魔法の根源が違うから、そのままの方法で作ることは出来ないと思うがヒントにはなりそうだ。
ラジエルの言葉に不満を抱いていることにもまったく気づくことはなく、また武器のことであれこれと考えだす。
先程した反省など勿論すっかり綺麗に忘れてしまっている。 またあとでと去ろうとするエルマーの気配に再び我に返り、既にもう距離の開いてしまった相手の背に向かって手を振りながら声をかけた。]
ああ、また話そう!
色々と興味深い話を聞かせてくれてありがとう。後、次はその武器触らせてくれ!
[エルマーに続き去っていくラジエルの背も見送って一人になれば、精霊たちがこちらに寄ってきた。 聞きたいこともある。まずは精霊達から情報収集をしてみることにした。 精霊達に乞われるままに魔法を使ったり、精霊達の他愛もない会話に耳を傾けたり。 しばらくは穏やかで賑やかな時間が流れたはず。]
(77) 2015/08/17(Mon) 01時頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
[ラジエルの指先から何かしらの力を感じるが>>70、それを解析する事など不可能で。ああ、やはり全く別の力なのだと実感する。そもそもComをなしに力を操っている所を見ると、自分のいた世界よりある程度楽なのかもしれないとも考えられた]
おお、こりゃあすごい… 魔法使い?…そうか、そちらの世界ではこのような力の遣い手を“魔法使い”と呼ぶのか
[魔法、という言葉はこちらの世界にはなかった。魔力という言葉はあるが、それに似たものだろうか? ラジエルの操る水は次々と形を変えてゆく。その精巧さに、彼の力の高さ、そして知識量の差を感じた。こういった造形を作り出すのは、その姿をそのまま頭の中に浮かべなければ出来ない事だ。力の想像は、自分の想像の限界と大きく繋がりを持つ。 きっとこれは、どの世界でも同じなのではないだろうか、等と自分は考えている]
先程俺…ああ、エレキシュガル、殿。 お分かりかと思うが、俺は生憎こういった口調が滅法苦手で… 砕けた口調にしていいだろうか?
[とうとう我慢しきれなくなり、相手へと問う。 先程ラジエルが口元を抑えているのを横目で見た、きっと自分の口調の変化にだろうと予想はついているので、これ以上拙い言葉遣いを続けていればそのうち大爆笑されるだろう。恥と無礼は承知だった。 許可が下りれば安堵の溜息をつくだろう。許可が下りなければ…口元を引き攣らせながら無礼を謝るか。
どちらにせよ話を続けようとすれば、ぐぅ、と拍子抜けた音がして。 一瞬思考が止まるが、これは間違いない。自分の腹の音だ。 二人にも確実にその音は認識されただろう。笑われたかそうでないかは分からないが、今度こそ顔を赤く染め、無駄と分かっていながらも慌てて言い訳の言葉を考えるのだった]
(78) 2015/08/17(Mon) 01時頃
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/* 俺が一体何キャラを目指しているのかが分からなくなって来た
(-54) 2015/08/17(Mon) 01時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[先程建物の上から降りてきた青年>>69から挨拶を返されれば、ふ、と小さく笑みを零し。 一人称の定まらない物言いに、普段は恐らくもう少し砕けた喋り方をするのだろうと思い当たる。 改まった会話はこれまでだと示すように、相手にすっと手の平を向ける]
はは、それほど畏まらないでくれ。 私は所謂高貴な身分でもなし。それに、自らの物語での立ち位置など、ここにおいては何の意味も為さないだろう? 皆、自らの世界を命運を背負っているという、同じ立場に立たされているのだから。ね?
[自らの物語の世界でいくら偉かろうと、いくら功績を立てていようと、この世界では関係ない。 ここにいるのは、ただ世界を守ろうという意思を持つ者が大半なのだろうから。 それに、物語が違えば身分を比べる物差しすら曖昧だ。そんな曖昧なもので偏見を持つ気など、更々無い。
ラジエル>>70からの自己紹介を聞きながら、次ぐホームシックという言葉には、はははと快活に笑い声を上げた]
なんと、ラジエルも同じだったか。如何せん突然の話だったからね。 もう少し早めに聞かされていれば心の準備も、持ち物の準備も出来たかもしれない。そうすれば、旅行気分を味わえたかもしれないけれど。 いや、しかし。冒険活劇などでよくあるようなテントを張って野宿だとか、そういう類のものでなくて私は心底良かったと思っているよ。
[ほんの軽い冗談を交えながら、暫しの談笑を楽しんだ後。 自分からの問いかけにパラベラムが答えるのを聞いて、また興味深げに眼を見開く]
ああ、すまない。見てしまった。 いや、目を奪われた、が正しいかな。君のような能力は初めて見るものでね。
そうだね。私も一応魔力の宿ったこのステッキを前任者より受け継いでいるよ。 ただ、街を美しく保ったり、市民の手助けをしたり。後はほんの少しだけ、魔法の力を借りて生活しているだけの地味なものさ。 物体を動かしたり、物探しをしたり。そんな実用一辺倒な魔法でね。そういった事以外に使ったことが無いんだよ。 それに私の世界では、魔法を使える者が殆どいなくてね。人前で大っぴらに魔法を披露などしたら、きっと迫害の対象になってしまう。
[だからこそ、こうして白昼堂々能力を発揮する相手に対して驚愕の眼差しを向けたし、世界が変わればこうも違うかと面白く思った。
ラジエルからは返事よりも先に、その能力を目の当たりにして。 どこからか飛んできた水の塊が相手の指揮に合わせて、その姿が変わっていく。 その光景にまた驚かされ、まるで童心にでも帰ったかのような気持ちで、楽しげに笑いながら手を叩いた]
ははは、これは面白い能力だ。 きっと子どもたちが見たら、さぞ大喜びではしゃぎまわることだろう。 こうした能力ならば、市民達にも受け入れてもらえるかもしれないな。 私にも出来たら面白いのに……そうだ。試してみるか。
[ラジエルと同様に水を扱う事も出来やしないかと期待を込めながら、ステッキをコン、と石畳に打ち付けてみた。その反面、失敗してその水の塊を頭から被る羽目にならないといいが、とも思いながら。 その結果と言えば、やはり当然の如く彼のように水を操る事など出来る筈が無かった。 代わりに、どこからか何故か傘が飛んできて、ぱっと自分の目の前で開いてみせる。瞬きを繰り返した後、はっと弾かれたように笑って]
はは、確かにこれで濡れずとも済むか。私の心配事が勝ってしまったようだ。 ふむ、やはり能力というのは人を選ぶのかもしれないな。私では出来ないようだ。
[やれやれと肩をすくめながら、苦笑を返した*]
(79) 2015/08/17(Mon) 01時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[エレキシュガルと一通り挨拶を交わし終えたところで、その場に他の者が近づいてくる足音が鼓膜に届いてきて。 視線は目の前の男に向けたまま足音の聞こえてくる方向へ神経を研ぎ澄ました。地面と靴の触れ合う音の軽さから、若やかさを感じる。 音が近づいてきたかと思えば、朗らかな声が響いた。 そちらを視線だけで振り向くと、己よりも数周り小柄な少年>>63がこちらに向かってきており。 愛想良く応えたエレキシュガル>>67に対応は任せて己は黙って見守っていようと思っていたのだが、少年が他の参加者のことを口にすれば>>73、傍観者をやめて閉じていた口を開いた。]
オマエも、別の参加者に会ったのか。 びっくりするって…何か、特殊な能力でも持ってたのか?
[酒場で聞いた「変」だという話と、少年の発した「びっくり」という表現がリンクし、興味を惹かれる。 後で会わせてくれるというくらいであるから、よほど友好を深めたのだろうか。]
…あー、オレは、レイヴン。 オレのことも、好きに呼んでくれてかまわねぇ。
[お互いに自己紹介を始めた二人に習い、己の名も告げる。 エレキシュガルのように口にはしなかったが、同じく一度聞いた人の名前は忘れることはない。情報としてしっかりと脳に刻み込んでいる。 今回に限っては、集まった者達の中から「異端」を見つけ出す必要があるというのだから、尚更出会った者達のことは些細なことでも記憶に留めておく必要があった。 裏の世界から足を洗い、長く気ままな旅を愉しんできたが、この世界に飛ばされてから、かつての仕事の感覚を取り戻しつつある。
しかしながら先ほど酒場で会った男といい、握手を交わしたばかりの男といい、この少年。 なんとも平和そうな、警戒心の薄い者達ばかりで、世界の崩壊を目論む異端を処理するために集められているだなんて事実がなんとも非現実に思えて、苦々しく眉を下げた。]
(80) 2015/08/17(Mon) 01時半頃
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――0day・AM10:00・大通り――
おや、冗談だったのですか……すみません、昔から冗談を冗談と判断するのが不得手でして。
[微笑みを形作る唇>>75が開いて紡ぐ言葉に深い湖水の瞳が見開かれる。 それはすぐ苦笑にとって変わったのは言葉にした通りの自覚があるからだ。それが冗談ならば斬る必要はなさそうだと剣を取り出すのはやめた。 視線を感じ、ついとおとがいを上げる。そこに含まれた色合いの意味を掴めないまま、言葉だけを受け取って小首を傾げた。 つくりもの。そう言われようとも実感はない。 だって自分たちは確かに生きて、戦っているのだから。]
愛している……と言っていいのでしょうか。 私にとって土地を……故郷を守ることは当然の義務で、振りかざすべき権利でしたから。 グリゼルダ殿にとって己の『世界』は、そうでないのですか?
[戦わなければ蹂躙されるだけの世界に生まれたからこその価値観なのだろうかと、浮かんだ疑問は率直に。 問いかけながら飛んできた橙の球体を軽々と受け止める。意外な重さに片眉を上げながらこれも同じように食べられるものかと内心だけで驚いて。慇懃に下げた頭と裏腹に、声はどこか楽しげに弾んでいた。]
はは、かしこまりました。 試すような真似をしてしまい申し訳ございません、グリゼルダ殿。
[そう言いながら投げた二本目の芯は、やはり彼の顔を狙っていて。 先に見せた挙動からして落とすことはないだろうと確信していたため視線で追うことはせず、手の中に収まった橙色にかぶりつく。…予想に反して厚い皮の薄い味に顔をしかめるに留まったが。]
(81) 2015/08/17(Mon) 02時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
こちらこそ宜しく、パラベラム。 モブ……?とてもそうは見えないけど。
[苦笑いする相手の言葉に至極不思議そうに相手を見た。 名を与えられ凝った服装なのを見れば充分に物語を支える一人に見えるが、相手にしか分からない事情もあるだろうとそれ以上は追求せず。 自分の世界のモブと言えば存在はあれど設定も何もない、『大勢の軍隊』で一括りにされるような者で、相手のように名など無かった。 物語の中ではそれに違和感は無かったが、こうして外に出れば部下の名前が全く分からない事に気付き、胸中でひっそり落胆してしまう。
相手が堅苦しい口調から再び砕けた言葉遣いに戻れば、窮屈な世界という言葉に大きく何度も頷いて。 友人すら好きに作れないあの状態に比べれば、こうして敵の可能性があるとしても魔法を使えて良識ある者と話す方が心地いい。 大袈裟に溜息をつきながら、うんざりといった様子で。]
もう、面倒くさい事ばっかだよ……慣れちゃったけどね。 ああでも、王が清廉潔白な賢君だったから佞臣は居なかったし、謀反の兆しは無い程度に良い貴族が多かったけど。
[腕を組みながら王宮での生活を思い出すが、窮屈と言っても規則だの礼節だの、貴族特有の堅苦しさが自分には合わなかっただけで人には恵まれていたように思う。 しみじみとそんな事を思いながら、操っていた水の塊をただの球体に戻せば二人の微笑ましい遣り取りを笑いながら見守って。]
(82) 2015/08/17(Mon) 02時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[若さというものは、良いものだ。ひたむきで、濁りが無くて。 年を重ねれば重ねるほど、色々な事を知れば知るほど。そのひたむきさは次第に屈折していき、クリアな見方が出来なくなるものだ。 そんな失ってしまった眩しさを目の前の少年>>73に感じつつ、彼から語られる一言一言にうんうんと相槌を頷いていた]
ほほう、君は社交的だね。しかも行動力もあると見た。 びっくりする事……ふむ、楽しい驚きならば大歓迎なのだけどね。 いや、君の様子ならきっと良い意味での驚きなのだと信じているよ。是非とも他の参加者も紹介して欲しいね。
[自分の事を、若いし頭も良いし、タフだと評する相手に、ある種の爽快感を感じる。自分に自信があるというのは素晴らしい。 限界を定めなければ、それは伸びしろになる。自分を過小評価すれば、実力が如何ほどであろうと、自分が作った限界までしか能力を発揮できないのだから。 そんな風に言えば、説教くさくなるかと思って口にはしなかったけれど]
ははは、おじさんもまだまだ若いかな。 君に言われると少しだけ自信が付くよ。
ふむ、エルマーか。しかと記憶した。 退治屋や用心棒!随分と勇敢な職業をしているんだね、エルマーは。 私は小さな街を治めるしがない市長さ。デスクワークが主だから……きっと君の方が強いだろうなぁ。
[正直な感想を漏らして、また快活に笑った*]
(83) 2015/08/17(Mon) 02時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[元の世界への恋しさを感じているのが自分だけではないと分かり>>79、笑みに安堵の色を滲ませて相槌を打ちながら頷いた。 自分は軍にも属する身なので野営訓練を行ったことがあるが、恐らく相手はそういった事とは無縁だろうと推測すれば、あのずぼらそうな神にも配慮の心があったことに感謝して。
パラベラムの話に耳を傾けていたエレキシュガルが自分のステッキについて話し始めれば、そちらへと興味の視線を向ける。 けれども、迫害の対象という言葉を聞けば悲しげに目を伏せた。]
確かに、力が無ければ魔法は恐ろしいかもしれない。 民の為に使われる優しい力が、そう思われるかもしれないとは……考えたこと、無かったな。
[少し落ち込んだ気持ちで姿を変える水を見つめていたが、純粋に喜び笑う相手の姿を見れば笑みを取り戻し、民に受け入れてもらえるかもと聞けば瞳を輝かせ。 水を引っ込めて相手の魔法を心躍らせながら見守るが、急に現れた傘が目の前で開けば驚きに後ずさり。
苦笑する相手に苦笑を返せば、何とか力になれないかと考え込む。]
水を動かすのは、かなり難しいからね……俺も暫くは浮かせる訓練ばかりだったよ。 でも、エレキシュガルはもう物を浮かせられるんだろ? それなら、ぬいぐるみを用意して動かして劇とかどうだろう。少なくとも水に濡れる心配はないと思うが。
[普段は考えないような事を真面目に考える程度には、相手の力の素晴らしさを市民に分かって貰いたいと思う。 いつになく真面目な顔で考え込んでいた時、隣から聞こえた音>>78に思わずそちらを見て。
パラベラムの反応からしてそれが空腹のサインだと理解すれば、今度は手で押さえるのも無駄な程、笑いが溢れてきて堪えられず。 失礼だとは思いながらも、自分の世界の存続がかかった状況での予想外には冷静を保つことが出来ずひとしきり笑って。
歩いてくる途中にもいくつか店らしきものも見えたし、各自に建物ひとつを宿泊施設として宛がう程度には用意周到だ。 きっと食事をする場所もあるだろうと、二人の顔を見て移動を提案し。]
ふっ……今の、空腹ってことでいいんだよね? いやぁ、安心した。異世界でも人間はお腹が鳴るんだね。
ずっとこんな路地で話すのもなんだし、良ければ場所を変えて、食事でもしながら話さない?俺も喉が渇いたし。
(84) 2015/08/17(Mon) 02時半頃
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/* グリゼルダとユージンいいね…落ち着いた雰囲気と天然ぽさが可愛い。
(-55) 2015/08/17(Mon) 03時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
他者の言を、軽々しく扱わないのは美点だろう。簡単に、嘘だ冗談だと断じないと言う事だ。 冗談ならば、それとわかるように言えと、…俺は昔からよく叱られたものだからな。
[真と、誠に向きあおうとしているのだろう。 己が彼から見て『魔物』であれば、剣を向けられていた事までは知らずとも。そうなってもこの青年ならばと、すんなり腑に落ちる真剣さ、真面目さを感じていた。
貴人であるという青年を緩く瞼を細めて眺める。 底の深い湖に似た瞳が映しだす感情は、そうしているだけでも、柔い漣のように己へと快さが湧き寄る気がした]
……美味いと、そう思うものを食べさせてやりたいと直ぐに思うぐらいには。それはやはり愛しているのだと、俺には思えたがな。 守ることと、幸福を願うことは、似ているようで違う。 …貴公の世での、『貴族』というものは。そうして何もかもを背負い立つものなのか?
[──上がる顎を視線が自然と追う。 薄っすらと口端が笑い、問いかけに、僅か躊躇ったように視線が動き。ふと、瞼を落として、どこか自嘲気に微かな息が漏れた]
……。 俺の生きていたアレが、あそこが誰かが創った故のものだとするならば、…いっそ何もかもが無くなってしまえば…なぞ、僅かにも思わない訳でもない。 世界は、俺に微笑んではいない。 ただ、俺はまだ死ぬ訳にはいかない。…、誓ったからだ。……この感情まで、何者かによる『作り物』だとすればどうしようもないがな。 [世界が滅びれば己は『死ぬ』。そういう訳にはいかないのだと、少し肩をすくめて見せ。 下げられた頭にも、自分はそのままの格好でいたが、オレンジを齧った後の表情に無音で可笑しげに口元が笑った。小さく牙のある歯が、額前で指間に挟み留めた芯を再び噛み砕く]
──『異端』とは、どのような者達なのだろうな。 貴公ではない事を、今、心より願った。貴公が敵なら手こずりそうだし、…何より、貴公の響きは、心地よい。 最初に出会えたのが貴公で良かったよ。
[獣の加護が無い人よりは敏感な耳故の、グリゼルダには自然な感想を、彼の存在の心地よさ含んで向け。 目を細め、首を傾げた]
…俺は、先程ここに来たばかりでな。 この食い物を置いたら、今回の世界、…舞台を少し見て回ろうかと思うのだが。貴公はどうする?
[思いがけぬ心地よい出会いに、どこか後ろ髪を引かれる思いもあり。 このまま別れるならば再会を願う言霊を紡ぎ、もし途中までなり共に行くと言うならば目を細め頷いただろう]
(85) 2015/08/17(Mon) 03時頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
[砕けた口調を許され、ほっと一息つく>>79。 『自らの物語の立ち位置など、ここにおいては何の意味も為さないだろう?』 言われてみれば、なるほどその通りだ。ただ、上の地位につく者の中には砕けた口調を嫌う者もいるだろうと思っての配慮であったが、心の広い御仁で何とも助かる話だ。 それでもエレキシュガルの野宿でなくて良かったとぼやく姿に、そうか、この人はそのような生活をして来なかったんだなという感想を抱くと共に、自分は今まで一体どんな生活をしてきたのかを思い出そうとして、空っぽである事を知る。
——ああ、やはり自分には人より欠如している部分がたくさんあるのだ。
そう、思わざるを得なくて、ただふと押し黙った。
しかしそれも一瞬で。目を奪われたと言われればただ驚きを素直に見せる]
…そうか、其方の世界は異能…いや、魔法は常識ではないのか。 此方の力の解釈は、“人は皆、生まれながらにして魔力を身体に内包している。それの使い方を学び異能を身につける事こそが賢く生きる術”というものだ。 だからこそ、民衆は誰であろうと力を使えるし、学び舎では必ず異能力の授業を執り行っている。 …其方の世界は、魔法使いにとって生きづらい世界だな。
[だからこそ、自分のようなモブが力を使えたのだろう。そう思えば自分の物語の設定に感謝すべきなのだろう。だが、もし自分の世界が彼等のような設定で作られているのであれば力の使える者がここに呼ばれるのだろうと考え直す。
エレキシュガルが民の為を思いラジエルの力を分析しようとしているのを見て、そしてラジエルがそれに対してアドバイスをしているのを見て>>84、やはり彼等は上に立つ者だと実感する。この世界に来てから新しい発見ばかりだ。 感心してそれを見ていれば、なんとも情けない音を自分が発し>>78。 慌てて言い訳を考えるも、ただ口をはくはくと開くだけで何も言葉は出て来ないままに空腹である事を指摘された。 恥ずかしさから座り込みたい気持ちを抑え、ただ左手で確実に赤くなっている顔を隠しながら横を向き、少し見ないでくれと声をかける]
…はあ。真面目な話をしている時に、悪い。 自分でも気付いていなかった、空腹はいつでも行動の邪魔をするな…
……食事処を知っているようであれば、是非とも案内を願いたい
[自分は大食漢キャラだったのだろうか、そんな記憶は一切ないが。等と未練がましく呟いてみるが、きっともう大爆笑された後では何もかも遅いだろう。 エレキシュガルもいかがかと尋ね、ついて来るようなら三人連れ立って歩き出すだろう]
(86) 2015/08/17(Mon) 03時頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
[この世界について少しでも知れることはないかと、街への帰り道は滝壺へ向かうために通ってきた表通りを避け、裏の通りを抜ける事にした。
先に通ってきた表通りとは違いどこか清閑な様子を見せる裏通りは、目を凝らさないと見えないような所に小さな看板が掲げてある店や、誰が購入するのかわからないようなマニアックな店など表通りとはまた違った面白さに溢れている。 そんな小さな発見に少し気分が良くなり、こつん、と少し靴音を立てて歩みを進める。
しばらく裏通りの風景を堪能しながら歩いていると、どうやら三人の男>>70>>78>>79達が何やら談笑している姿が目に入った。 その横を通り過ぎようとした時、横目で捉えたのはその中の一人の男>>70が、どこから取り出したのか水の塊を浮かべ、様々な形へと変えてゆく光景。 また、もう一人の男はその光景を見て歓喜の声をあげた後>>79、どこからか傘を呼んだらしい。彼は、傘が開くと再び笑い声をあげた。]
すごいな、それは魔法…なのか?
[そんな彼らの、ショーと見まごうばかりの能力を見て、思わずその男たちに声をかける。 自分の世界では“不思議な力”というと“魔法”…になるのだが、なにぶん自分が見てきた魔法といえば、敵意のこもった所謂攻撃魔法…というものであり。 彼らの繰り出すような種類のものというのは今まで見たことがなかったため、思わず足を止めて見入ってしまったのだ。 しかしこれが魔法であるにしろそうでないにしろ、その鮮やかな手際からすると彼らは相当な実力者であるのだろう…と、声をかけながら自分が選ばれ、ここに来た意味をもう一度思案する。
その数秒後、ハッと我に返ると、先ほどアーノルドに話しかけた時も自ら名乗らず無礼な態度をとってしまった事を思い出して頭を下げて名を名乗る。]
…いきなり失礼した。 俺はルッジート。この世界に、異端を探しに来た参加者の一人だ。
[ここで自分も何か特技のひとつでも見せることができれば恰好がつくのかもしれないのだが、生憎魔法の存在する世界に生まれてきた自分は魔法を使うことができない。 多くの冒険者達を貫いてきた牙も、幻獣の力がないこの世界ではこれほど無力なものかと心の中でひとつ、ため息をつく。 まあ、今は特に気にする事ではないかとすぐに思い直し、けろりとするのがいつのも事なのだが…。*]
(87) 2015/08/17(Mon) 03時頃
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遅筆すぎてタイミングがあわない! タイミング悪すぎてごめんなさい!
(-56) 2015/08/17(Mon) 03時頃
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/* あれま、今回はよく被るな。 補完してやりてえが、悪いな今日は限界だ。寝るぜ…
朝にちろっと落とせりゃ上々、ってか。さぁて、そんな時間と頭が一体あるかどうか…誤字しなけりゃいいがな
(-57) 2015/08/17(Mon) 03時半頃
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/* そして独り言を栞代わりにしようと思いつく俺。独り言が加速するがまあ仕方ねえよな。 誤爆にゃ精々気をつけるとするか…
…とか言おうとした矢先に誤爆しかけて本気で焦る俺氏。 確認機能、マジ便利。
(-58) 2015/08/17(Mon) 03時半頃
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/* とりあえず今のところの印象纏め
アーノルド…主補正でカッコよく見える。レグルスが可愛いので早くもふりたい。 エルマー…可愛い少年。活発で素直でいいこ。感情がころころ変わるのが見ていて面白い。 レイヴン…お酒飲むと口数増えるの可愛い。ぜひ一度会いたい。スピリタス盛ったらペラペラ喋りだすのだろうか。 マグナス…出自がカッコいい。なんか勝てる気がしないチート臭。妖精ちゃん可愛いので戯れたい。 デュラン…いいおっさんの匂い!ぜひ目の前に現れて反応を見てみたい。 ユージン…林檎すきなの?可愛いね?オレンジを皮ごと食う描写に惚れた。 マッドハッター…いい意味で変人の匂い。敵にまわしたら毒入り紅茶盛られそう。 グリゼルダ…なんか可愛い強面。チョンチョン鳥のくだりで面白い人だと思ったけど、やはり面白い人だった。 ルッジート…もふりたい。以上だ。ひたすらもふらせてくれ。 エレキシュガル…心に余裕のあるいい紳士。なんかこう、独特の雰囲気が好きだ。 パラベラム…おなか鳴って赤面するの超可愛い。こんな可愛いモブ居てたまるか。 ラジエル…閣下くささが足りない。出直し。
(-59) 2015/08/17(Mon) 03時半頃
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/* ア「瞼が独りでに落ちて行く……何なのだこれは。誰かが私に呪詛でも唱えたのか……?」 鷹「アーノルド、それはな、『眠気』と言うのだよ」 ア「な、なに……?『眠気』だと……?冗談はやめるのだレグルス、私は眠くなdぐう」 鷹「やはり眠いんじゃないか」
意味分からんほどの労働で体を酷使して疲れてるせいか知らんけど何だかとても眠い。眠いんだパトラッシュ……明日はロル落とせたら……いいなzzZZ
(-60) 2015/08/17(Mon) 04時頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
[三人で移動を決め、歩き出そうとすれば後ろから声がかかる>>87。 今日は後ろから声をかけられる事が多い日だと思いながらも振り向けば、そこにはラジエルとエレキシュガルの力に感嘆するようにしていた男の姿を認める事が出来た。 はっと何かに気付いたようにしたかと思えば自己紹介をしてくる、ルッジートというらしい彼も一参加者だそうで。敵意どころか自分たちへの関心が目に見えて思わず頬が緩む]
ああ、ルッジートか、どうぞよろしく。 俺はパラベラム、こちらがラジエルとエレキシュガルと言うそうだ
[自分の力に関する自己紹介は自分でやってくれるだろうと、名前だけをさらっと告げあとは任せる事にする。 二人は彼に力について簡単な説明でもしただろうか、する気配がなければ軽くこれが“魔法”というそうだと説明を入れてから再び彼に向き合う]
それはそうと、俺達は今食事処に行こうとしていて。よかったら立ち話もなんだし、一緒に来ないか? …まあ、店はこれから探すんだけれど
[こちらにもとりあえずは敵意がない事が伝わればいいと思いながら笑みを浮かべる。 許可が得られればどこかいい場所は知らないか?等と聞きながら歩き出すだろう]
(88) 2015/08/17(Mon) 09時頃
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/* 起きたら9時と見えた時は書く時間がないかとヒヤヒヤした。そうだ先に書けばいいと思い立って書いてみたがそこまで時間がかからず安心した。 さて、準備に取り掛かろうかね、まずはこの寝癖をどうにか… [どうしてもはねる寝癖を抑えながら]
(-61) 2015/08/17(Mon) 09時半頃
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──0day・AM10:00・公園→表通り──
[精霊達にせがまれるままに相手をしてあれやこれやとしていれば時間はあっという間に過ぎ去って行く。
精霊達の相手をしながら探ってみた結果、やはりこの精霊達は己がいた世界から連れてこられた訳ではないということが解った。
もしそうなのだとすれば、精霊界で繋がっているのだろうかと考えた訳だがそうでもないらしい。 ただ、精霊達は元の世界にいる精霊達と同じように己のことは勿論、母や父のこと、そして精霊の女王のことなど様々なことを知っている。
ここで生み出された精霊ではあるが、己の世界に準じているのだと理解した。]
もうそろそろいいだろう? 私は行かねばならない。他の参加者達とも顔を会わせたいからねぇ。 ダメかい?
[そう問いかければ精霊達は何処か渋々といった様子ではあるが解放してくれた。
また遊びにきてねの言葉には解った解ったと頷いて、公園から緩やかに立ち去った。
特に宛がある訳でもなく気の向くままにふらり、ふらりと歩んで行けば、様々な店が立ち並び一際賑を見せる場所。
表通りに辿り着いていた。
己がいた元の世界が平穏だった頃のように、あちらこちらに精霊が存在していて、その精霊たちがとてもいきいきとした明るい表情で動き回っている。
周りにいる精霊たちにそっと声をかけた。]
参加者たちがいる場所を知っているかな?
[知っているわよ あっちよ ええ、知っているわ
こっちだわ こっちなの!
精霊達が一斉にそれぞれの方向を指さして見せる。 ああ、そうだこれは己の尋ね方が悪かったなと肩をおとし苦笑を零した。]
ああ、では沢山参加者たちが集まっている場所は何処になるかな?
[それならこっちよ こっちだね そうそう そっちだわ 案内! 案内してあげる!
精霊達に導かれるまま歩みを進めるのだが、表通りで何れかの参加者と顔を合わせたのであれば何かを感じ取って歩みを止めるかもしれないし、こちらから声をかけたのかもしれない。]
(89) 2015/08/17(Mon) 12時頃
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/* 午後ロル回したいけどどこにしようか迷っているうちに仕事に行く羽目になりそう。どうしようw
とりあえず発言するためにルッジートに去るロル返すか…
(-62) 2015/08/17(Mon) 13時半頃
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/* 壁|*・∀・`)ニョキッ
どうもこんにちは、グリゼルダの中の人ことヤカンと申します
今村は平和にいちょいちょついでにシリアスすれば良いと聞いたので平和的な筋肉を投入してみました 村自体が久しぶりすぎてやり方忘れてて震えてるぜ!ご迷惑はかけぬようにしたい
最初は毛皮(獣型)チップの人でいこうかと血迷いかけたのですが、「薔薇村、薔薇村」「獣○はたぶんきっと特殊性癖」「人型、人型」と呪文を唱えながらこういう感じで収まりました。グリゼルダは人間です。たぶん
そんな訳でルッジートさんはどういう具合のケモノなのか詳細はよ やっぱ大きいのかな?牙って言うからにはサーベルタイガー的な感じなのかな?犬系かな?もっと違うモンスター系?なにそれかわいい系?怖い系?かわいい!毛皮はもえるよね、もえる、仕方ないよね、いや毛皮系じゃない可能性も十分あるけど、それもすきだよね、この世界でケモノ化はしてくれないんだろうかしてくれて首をひたりと撫でさせてくれたりしないんだろうかうおーもふもふさせろー!!
……落ち着こう。
(-63) 2015/08/17(Mon) 13時半頃
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――0day・AM9:10・滝壺――
[深々と頭を下げていた相手>>76が頭を上げれば満足そうに顔に喜色を浮かべて。
確かに自分は一国の王という位を持ってはいたが、他人に気を遣われ過ぎることにやや気が引けてしまう性質ゆえに、臣下にも「もっと王として堂々と振る舞っていれば良い」と何度言われたか分からない。 自分も他の者も同じ人の形をして意思を持つものなのだから、そこに差異は無い、というのが自らの考えだった。
異端探しのために与えられた名、と相手が言えば、一瞬目を瞠って、納得したようにふむと相槌を打った]
……もしや貴殿は、元は異形の者であったか? そうだと言うのならば、納得してしまう気高さを貴殿から感じる。
こうして招きに応じて、自分の知り得ぬことを知ることが出来る。 無論目的は自国の救出であるが、それだけでも今回の招致には意味があったのだと思う。
[微笑みを湛えてそう言いのければ、一礼して踵を返し、大通りの方へ向かうことにする]
(90) 2015/08/17(Mon) 13時半頃
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/* 今村開始は仕事と被り、入村発言も仕事合間の夜勤直前に無理矢理仕上げてとりあえず絡みたいなあと目をつけていた()所にダッシュで絡み(物理)を打ち込んで発言出勤だー!…と慌ただしい感じでしたが、今日は嬉し珍しお休みです
1日目への日替わりはまた仕事なので、できれば今のうちに絡んでおきたいですがあまり人口密度が高くてもあっという間に溺れてしまうという有り様…!どうしよう…!
丁度0dayも午後タイムに移ったようですし、午後からの行動をのんびり夜までに落としてみて、夜組さんが帰宅されたら絡みたいなあ…ぐらいのノリでいかせて頂けば良いかなあー?
と打っているうちにアーノルドさんも大通り組に…?うおー色んな人と絡みたいんじゃーうおおー技量がー時間と技量が足りないー
(-64) 2015/08/17(Mon) 14時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[どこか食事をしながら話せる場所へと話が纏まったところで、エレキシュガルともパラベラムとも違う声>>87が聞こえてそちらを見る。 顔を見れば己より年下か、あるいは同じ歳ほどの青年。 その言葉から魔法を知らないか、珍しいか、相手の世界の魔法とは様相が違ったか、兎に角不思議がっていることが分かり。
異端探しのためにも、なるべく沢山の者と言葉を交わした方がいいだろうと口を開くが、相手がお辞儀するのを見ればこちらも頭を下げた。 己の濃紺の髪と真紅の瞳とは対照的に、陽光に煌く銀にも見える薄青の髪に目を奪われる。 まるで水面のような美しさだなと思っていれば、パラベラムが自分の分まで紹介してくれたことに礼を込めて微笑み。]
暫く宜しく、ルッジート。
君の世界にはこういった力は無い? 俺は見ての通り、水を操るしか能が無いしがない魔法使いだよ。
[眼前に浮く水の球を掌で軽く叩けば飛沫があがり、再び球へと戻っていき。 そうして二、三言交わした後、パラベラムから再び説明が入れば名案だと頷く。三人よりは四人、四人よりは五人居た方が情報が沢山手に入るのだから、己もルッジートにはぜひ同行してもらいたいとそちらを見た。]
そうだね、俺も色々聞きたいし、ここであったのも何かの縁だろう。 ぜひ一緒に来て欲しいな。
[ルッジートが断っても断らずとも笑顔でそれを受け入れるつもりで返事を待ち、一行が動き出せばそれに合わせて己も喫茶店へと向かって]
(91) 2015/08/17(Mon) 14時頃
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――0day・AM10:00・大通り(表通り)――
[ゆっくりと、地に落ちた陰の角度が変わっていく。 まだ残った食物を腕に抱え、ユージン>>81>>85とはどれ程言葉を交わしたものか。 まだ共に居たか、別れたかも定かではない。
ただ、ふと。またひとつ、この場とは異質な『匂い』を感じて鼻を鳴らした。
足を止め、ブーツの爪先を向けて緩りと匂いの元と思しき方向に目を向ける。 グリゼルダは、己より少し先に足を止めていたらしき、長い髪の青年>>89の長身を見とめて確かめるように血色の双眸を薄めた。
瞬間黙し、数歩彼の元へ歩を寄せた位置で立ち止まる]
──そこの御仁。 何か、珍しいものでも見つけたか?
[表情の薄い顔で、冗談ともつかない一声を向け。 遅れて、薄っすらと唇端を上げた。
──精霊を鮮やかに捉える目を持つ者にならば、もしかすれば、刹那グリゼルダの腰から足元にするりと身を寄せ、共に彼に注視したらしき何か大きな獣のようなものの輪郭を、垣間見ることもあったかもしれない。だが獣は、その存在のあり方の為に、形も曖昧にすぐグリゼルダの身に添うた薄い存在感のみとなり]
…貴公も、どうもこの舞台とは違う匂いをさせている。 『異端』とやらを狩りに来た一人と見受けたが。 他にも、色々な匂いがする。もう他の者達に出会ったか?
[突然の声掛けだ。 マグナスが行く先があるというならば、構わずそのまま立ち去ったとしても、グリゼルダは然程気にする素振りもなくただ肩を竦めたのみだったろう]
(92) 2015/08/17(Mon) 14時半頃
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/* 大通りと表通りが同じだと思っていたのだがこれひょっとして違ったりするのだろうか
そうならマジでごめんなさい
(-65) 2015/08/17(Mon) 14時半頃
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/* あ、あああーしまった村タイムが進んだってことは午前の出来事はもう回想じゃないか!すみません!
(-66) 2015/08/17(Mon) 14時半頃
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──0day・AM1030・表通り──
[返事からも見た目からも、特に何も無かったようだ。鷹の鳴き声にもしや何かあったかと思ったのだが杞憂で済んだらしい。 友人と称された鷹はそれ以降鳴きも飛びもせず大人しいものだ。
そうして、ペットではなく友人と言われた彼から男へと目を移して、問うた言葉に返された解はやはり、と言ったものだ。 ただ、自分より遥かに、自身の世界に対して重く感じているらしいのか。案じるその言葉も表情も、演技では無いように感じた。 心から、世界を愛しているのだろう。そう思う。
己は世界を守る為と言うよりは、単純にその神の言うことを信じていなかった故に此処に来たと、ただそれだけで。 確かに異変は起こっていたが、それでも周りの人々が変容する訳でもなかった為に然程気にすることも無かったのだが。 今漸くにして自身の世界が破滅の危機を迎えているのだと実感する事となった。]
ええ、ええ。私も同じく招かれた者。貴方とは同志になるようですね。 …とは言え、異端がどの様な者か、理解しておりませんけれどね?
ふふっ、少なくとも貴方はその異端とやらでは無いと信じたいところです。
[相手よりも軽い口調。不真面目に捉えられそうなそれだが、実感を得た故にその表情に少しばかり影が差す。 アーノルドと名乗った一国の王は、成程、王らしい。自国を守らねばならぬ責務から、よりこの任は重く伸し掛かっているのではないだろうか。 すっと目を細めては小さく一度頷いた。]
あまり無理はなさらず。アーノルド王。 民にとっては世界だけではなく貴方の無事も、願いでしょうから。
それでは、私はもう少し散策を。アーノルドにも、良き成果がある事を祈っていますよ。
[世界を、国を、民を想って動いているのだろう。 そんな彼が無茶をせぬようにと、釘を刺すようにそう告げた。 それだけを口にすれば、無神論者であるにも関わらず、祈りなどと言う言葉を用いて願う。 そして、彼の横を通り過ぎてはその場を離れるのだった。]
(93) 2015/08/17(Mon) 15時半頃
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焔の魔術師 マグナスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(焔の魔術師 マグナスは村を出ました)
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──0day・AM10:00・表通り──
[精霊と言葉を交わしつつ歩みを進めていればふいに感じた気配。>>92 己の持つ力と何処か似通っているようなその気配は、よく知るもののようにも思えたのだが声をかけられそちらへと視線を向ければ、異質なものなのだと実感した。
声をかけてきた相手ともう一つの精霊と告示した気配。 それを辿って向けた視線の先には薄ぼんやりとした気配がひっそりとそこにあるだけで、その姿を捕らえるには至らない。 徐ろにその場にしゃがみ込み手を伸ばしてみたのだが、指先が何かを捕らえることはなくただ空を切っただけだった。
それまで目にしていたはずの、己の世界とはまた違った色合いの建物の装飾のことなど頭の中から綺麗に消え去って、今目の前にある不可思議な存在に思考は総て奪われていた。 相手から投げかけられていた質問をふと思い出して小さく頷き、何かがいるであろう場所を指さして尋ねてみた。]
そうだな。珍しいものなら今みつけた。 君の足元にいるであろうものはなんだい? 一瞬精霊かとも思ったんだが、どうやら違うようだ……っと失礼。
[疑問に感じたことを訪ねつつ、出会い頭に己の欲求の儘に動いてしまい、未だ挨拶も交わしていなかったことに気付いて立ち上がる。 改めて声をかけてきた人物に目を向けた。 匂いと指摘されて瞬間的に何か臭かったりするのだろうかと不安を抱えて、服の袖の匂いを嗅いでみたのだが、薄らとよく煎じている薬草の匂いが漂う程度で、当たり前だが己にはよく解らない。]
お察しの通り、私も異端狩りに参加する一人さ。 時に……。私からはいったいどんな匂いが漂っているのだろうね? 臭くなければいいのだが。
[ふと湧き上がった好奇心から、再度服の袖を鼻先に付か付けて匂いをかぎつつそんなことを尋ねて、悪戯っぽい笑みを向けた。]
私はマグナス。魔法を生業としているものだ。
少し前に参加者の二人と会話を交わしたよ。 誰がいるかは知らないが、今から他の参加者がいるであろう場所に行く。 君も一緒に行くかい?
[同意を得たなら会話を交わしつつ、精霊の導きによって喫茶店へと一緒に向かうのだが、断られたなら挨拶だけ交わして別れ一人喫茶店へと向かうだろう。]
(94) 2015/08/17(Mon) 16時頃
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/* …回想はもうちょっと様子を見てします(´・∀・`)
(-67) 2015/08/17(Mon) 16時頃
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― 0day・AM9:10 酒場 ―
はっはっはっ、細けぇ事は気にすんな。
[豪快に笑って見せてしまえば、更に若者を呆れさせるかも知れないか、お構い無し>>39。 此方もちびりちびりとバーボンを煽って、灼ける酒を胃に流し込めば、聞かれたのは変な奴という言葉に反応を示されて。 くるくる、と琥珀色の液体が入ったグラスを回して。]
ありゃあ、怪物だな。いや違う。 ともあれ、人間がやる事じゃねぇ、というのは確かだ。 きっとびっくりするかも知れねぇが、おっかねぇのとは、ちーっと違うかもだが。
[曖昧に答えてしまうのは、公園で目撃したのはほんの僅かの時間だけだった上に。 ロクに話もせず、尻尾を巻いて逃げてしまったからだったから。 ゆくゆく彼らに会ってみたい気もあって、其処まで貶める事はせず、自分なりに詳細な事を教えたのだが。 果たして無骨そうな青年はどれだけ噛み切れたのか。
そんな彼が、此方を普通、と評したのであるならば>>49。 あはは、と声を上げて笑い声を上げ、テンガロンハットを正せば、自分に親指を向け、不敵な笑みを浮かべ。]
俺は、伝説のガンマンさ!
(95) 2015/08/17(Mon) 16時頃
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[そう自分の事を伝説、という男は、ホルダーに入ってる銀色の銃を青年に見せればどんな反応を示すのか。
此方は魔法を使える訳でも、獣の様になれる訳でも無い。 荒れ果てた大地を生き、馬を乗りこなし、酒と女と煙草の三つをこよなく愛し、悪党を数多く蹴散らしてきた伝説の男と呼ばれていた。 不思議な力と言えば、決して悪の凶弾に倒れる事も無く、必ず此方が放った弾丸が当たる、というものと、弾切れを起こす事は無いぐらいだったのだが。 この男はそれが『普通』と思っていて疑問を浮かべて無い。]
まぁ、色々な伝説を起こした俺だが、此処に来て驚く事ばかりだな。 これも、『異端』探しの一環なのかねぇ?
[公園で見た出来事も然り、眼前に居る青年も一風変わった様な格好しているし、どんな事が出来るのかも知らない。 彼の目の鋭さは、今迄対峙した悪党達と似ている様だが、奴らみたいに悪どい事を企んでいる様には見えず。 今の所は、此方から仕掛ける事もせず、ざっくばらんに話掛けていて。]
(96) 2015/08/17(Mon) 16時頃
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まぁ、『異端』探しも兼ねてさ。 他の奴らにも会って話はしてみてぇな。
[ぽん、と手を打ってから、何かを思い付いた、と言わんげな表情を浮かべていて。]
よし、俺の代わりに話しに行ってくれ。 そんで、俺に話をしてくれれば良いな!
[突飛も無い、躊躇いも無い、そして冗談とも本気とも言える事を、にぃと笑いながら言えば青年はどんな顔をするのやら。 余裕綽々とした雰囲気を纏いながら、背凭れに身体を預け、脚を組んだ。 さて、突拍子も無い事を言い放ったおっさんは、にやにやしながら青年を見遣る。]
『異端』ってどんなのか分からねぇけどさ。 まぁ色々と探るのは有りだよなー。 探るのも有りだし、事が起きるのを待って見るのも有りかもなー。 どちらにしても、若いんだから、色々とやってみても良いんじゃね?
[本当は目の前の青年に仕事を押し付ける様な事を言ってしまうが。 もし看破されても、何処吹く風で笑ってしまうつもりでいながら、ゆるりと酒を煽り紫煙を吐いていた。 青年が此方の話に乗るか否かはさておき、彼が酒場を後にする様なら、軽いノリで見送る事をするつもり*]
(97) 2015/08/17(Mon) 16時頃
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/* それにしても、チートっぽい能力や。 必ず弾丸が当たる、というのは始めから制限する方向のつもり。 弾切れ無しに関しては、有りでも良いのかな?と思い始めてる俺。
あれ、魔弾の射手じゃないですか!(今頃気付いた奴)
(-68) 2015/08/17(Mon) 16時半頃
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/* ああああ、魔弾の射手をモデルにすれば良かったああああああああ!! _:(´ཀ`」 ∠):_
(-69) 2015/08/17(Mon) 16時半頃
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――0day・AM10:00・大通り(表通り)――
[近づいた、と思えばやおらその場にしゃがみ込んだ青年>>94の頭を、思わず瞬きをして見下ろす。 己の足元──そこに、グリゼルダは自身の『ビースト』の存在を感じる──を探り、触れるかの所作を示してから、宙を指さした男。
グリゼルダは、知らず口と目を開いて、驚きを隠せない表情を浮かべて彼の所作を見ていた。 向けられた問いに、どこか困惑したように眉下げ寄せ、瞬く]
……あ、ああ。 まさか、──そうか。貴公は、感じる…いや、ひょっとして、俺の獣が視える、のか。
…。貴公に『ビースト』はいないのか? 生まれながらに、貴公を選び、貴公の魂に常に寄り添うような…ただひとつの、魂は。 ──精霊、というものが何か俺はわからないが。
[戸惑い、黙し、そうしてグリゼルダも己の疑問のままに青年に問うた。 グリゼルダの世界では、人々は当たり前に魂の獣に愛されている。 愛を受けられなかった人間がいたとすれば、それは生まれて直ぐに死ぬ定めにあるような魂だけだ。
しかし、この青年は感じている様子を見せながら、それが何かわからないと言う。このような立派ななりをしながら、獣を持たない人間がいるなど考えたこともなかった。
グリゼルダの足元、大きな気配が動き、マグナスの視界で僅かまた虎に似た輪郭を一瞬透けさせ立ち上がった。獣が、マグナスというよりは、マグナスの周囲を舞う精霊に注目している事は、この魔術師の青年には伝わったかもしれない]
…この舞台、世界で会った小人や、町の香りとは違う匂いだ。町や国には、それぞれにその土地特有の匂いがある。 ──この場で言うなら、『世界』の匂い、となるか。 貴公の場合は、そうだな、…今はもゆる風を纏うような、そして薬のような香りがする。…俺は、臭ければ言う。
[問いにまた小さく鼻を鳴らし、双眸を微か薄めると、さり気なくまるで礼儀を気にする気がないような事を言った。 風の薫は、ひょっとすると、彼の周囲を舞う精霊の気配を獣に近い嗅覚が捉えた故かもしれないが、己には確とはしない。
継がれた言葉に再度瞬き、僅かな黙考]
……、俺は、グリゼルダと言う。生業は、…流浪の身だが、用心棒じみた事で日銭を稼ぐことは多い。 多くの者と会うのは望むべき事だが、…、誘いはありがたいが、俺はまだこの舞台に上がったばかりでな。もう少し、他の場所を見てから考えることにする。
…同じ場で、『異端』を探るもの同士。近くまた会いみえる事を祈ろう。
[二人。数を内心で数えながら、誘いに緩と目礼し。後ほど機会があればと、今はそう告げ彼が去るのならば見送った]
(98) 2015/08/17(Mon) 17時頃
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― 0day・AM10:00 酒場 ―
[ぶっきらぼうな青年を見送り、一人酒を煽り、煙草を吹かしていたら。 それなりに腹も減ってきたので、店主にサボテンバーガーなるものは無いのか、と頼んだら案の定無いと言われて。]
何だよぉ、じゃあソーセージと何かのパンを頼むぜ?
[それならある、と店主が言って奥へと下がれば、男は誰も居なくなった酒場を見回し、吐息を一つ。 人は自分しか居らず、特にグラマーなお姉さんも居ないのだから、男のモチベーションは下がってしまうのも致し方無い。]
あーあ、綺麗な姉ちゃんとか居れば俺頑張れるんだがなぁ。
[寧ろ女性が居たら、却って女性に絡んで仕事をしないというツッコミをされそうだが。それを言う人も居ない。 本格的に手持ち無沙汰になってきた男は、頼んだ料理を待つ間。 何気無く外の景色を窓から眺め始め、ふぅ、と吐息を漏らした。]
しっかしまぁ、変わったとこだよな。 ……っと、さっきの奴も居るな。
[窓から見えたのは表通りの景色で、先程話したぶっきらぼうな青年の姿を捉えただけでは無く>>80 まだ年若い少年に>>73、それなりに品の良さそうな衣服を纏った青年の姿も見えた>>79。 見覚えがある青年と少年の姿に、ほほうと声を漏らし、窓から眺めれば別の場所に視線を移そう。]
……あ、また見た奴が居るな。
[公園で見掛けた青年が一人居て>>94、やたらと大柄な青年が居るし>>98、身なりが良い青年も見付けた>>81。 彼らが居る場所は、表通りに居る人達からどれぐらいの距離があるのかは分からないのだけど、この男から見て思ったのは。]
(99) 2015/08/17(Mon) 18時頃
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何だよ、野郎ばかりじゃないか!
[むさ苦しい男ばかりで、華となる女性が居ない事に落胆していた。 しかも、遠目から見てるのではっきりとは分からないが、それなりに皆背が高いのではないのだろうか? さっき見た少年はまだ小さいのだが、彼を除いても。 小さく可愛らしい女の子もグラマーな女性も居ないのだから、この男からしたら残念で仕方が無い。]
あーあ、どっか良い女が居れば良いんだがなぁ。
[益々モチベーションを下げてしまい、近くにあったソファに腰を下ろし、だらしの無い座り方をすれば。 やっと注文したソーセージが運ばれてきて、パリッとしたそれをパンに挟んで食べ始めた*]
(100) 2015/08/17(Mon) 18時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[自分の笑みに対し、恐らくそれに応えようとしてくれている事。相手のぎこちない笑顔>>74を見れば、それは一目瞭然だった。 そんな努力を微笑ましく思って、つい吹き出してしまう]
ははは、慣れない事はしなくても良い。 普段しないことをするのは疲れるだろう? どうか君が振る舞いやすいように過ごしてくれ。
[そう声を掛ければ、少しは普段通りの相手の様子が垣間見えただろうか。 余所余所しくされるのは、どうにも寂しさを感じてしまうものだ。 一線を引かれれば、それ以上踏み込みようも無くなってしまうのだから。せめて一歩踏み込む隙くらいは与えて欲しいと、そんな気持ちで。
相手のアルコールの香りに言及すれば、肩を竦めて弁解する相手。 おや、と眉を上げ、両手をぱっと開いて古典的な驚きのポーズをとってみる。 おどけたような仕草で少しだけ空気を和まそうという算段だ]
おやおや、成程。 アルコールを楽しんでいた訳ではなく、アルコールで気を紛らわしていたという事か。 いやはや、そういう時こそ大人になって良かったと感じる時だね。しかし、酒場もあるとは、良いことを聞いた。
[この世界にはどんな酒が置いてあるだろうか。 スコッチがあれば上々なのだが、と思いながら、彼に後で酒場に案内してもらうと言うのもいいかもしれないな、などと頭の片隅で考えつつ。
相手から名乗られれば、その響きを脳に刻み付けて。異国を思わせる響きが妙に新鮮に思えた。 きっと自分の名前も、相手からしたら十二分に異国の名前をしているのだろうけれど]
レイヴンだね、よろしく頼むよ。 しかし、そのとってつけたような「さん」は気になるなぁ。 さん付けが落ち着くと言うのならばそう呼んでも構わないが。
[手袋を外し素手で握手を求める自分に倣う様に、相手も手甲を引き抜いて応じてくれたことに、ほっと安堵の息を漏らしながら。 もう少しだけ相手の領域に踏み込んでみようかと、試しに握る力を強め、グッ、グッと握り返してみる]
ふうむ、なんとも力強い手だね。 君と私で力比べをしてみたら、私など赤子の手を捻る様だろう?
[彼の世界においての彼の立ち位置は分からなかったが、相手の見た目から何かしらの戦闘能力を持っていそうだという事を示して。 それについて相手から言及してくれたら幸い、特に何の反応が無くともまた訊ねる機会があるだろうと次に持ち越すことにしよう]
ほほう、やはり他にも同士がいるということか。 変なヤツ……ふむ。どの程度の珍妙さなのか非常に興味深いところだ……。 野獣や魔物などといった如何にもという敵でなければ、言葉が通じれば尚のこと、変わった人物は大歓迎だけれどね。
[はっはっ、と愉快そうに笑い声を上げて。 気をつけろ、という相手からの忠告には言葉だけでも「了解した」と朗らかに返しておこう*]
(101) 2015/08/17(Mon) 20時頃
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/* お世話になっております。村建てありがとうございます。 少し、質問したいことがありまして、秘話をさせて頂きます。
この世界は神が用意した特別な場所(箱庭のような感じかとイメージしていました)とのことなのですが、 PCたちには、朝・昼・夜の区別は明確につくのでしょうか?
太陽や雲があるのか、月や星があるのか、風がふいたり天候の変化はあるのだろうか…と、RPに迷ってしまいまして。(そもそも、青い空はあるのだろうか?とその辺りから) 時間の概念がある様子なので、時計はあるのかなと思っていたのですが。
また、小人以外には、鳥や獣の姿も無いものと思ってよろしかったですか?
あと、もし町外れまで行った場合、そこは崖や壁?(透明な壁があり進めない?)みたいになっていて明確に出られない事がわかったりするのでしょうか?
もし宜しければ、お手すきの際にでも教えて頂けると嬉しいです。 突然失礼しました!
(-70) 2015/08/17(Mon) 20時半頃
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――0day・AM10:20頃・裏通り→表通り→喫茶店前――
[裏通りから出店もある通りの方へと出て、近くにいた小人に声を掛けて喫茶店はあるかと聞けばこくりと頷いて、先導するように自分たちの前を歩き始めた。 小走りに前をゆく小人について行きながら表通りを進めば、通りの終わりにひっそりと佇む喫茶店へとたどり着く。
ベージュの煉瓦で出来た落ち着いた雰囲気のその店を木枠の窓から覗き込めばそこにも小人の姿が確認できて、連れてきてくれた小人へと礼を言うと彼はまた小走りに大通りの方へと走って行った。 喫茶店前には二人用の席が二つあったが、中の大人数で座れるテーブルの方がいいだろうと思い、確認のためにも振り向いて一行に声をかけ。]
外でも気持ちよさそうだけど、とりあえず中の席でいいかな?
(102) 2015/08/17(Mon) 21時頃
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——0day・AM10:10・裏通り——
[この町の住人は小人らしい。 一人で彷徨っていた間もちらほら見かけたが、これは参加者と見分けがつきやすくていいと思う反面、もし参加者に小人がいれば目眩しに丁度いいように使えるのではないかと思う。 参加者皆が自分の常識の範囲内の背格好をしていることを願うばかりだ。
そんなことを思っていれば、喫茶店は目の前にあった。 明るい煉瓦を主として作られた壁に木枠の窓を組み合わせる事で自然と調和した外観のその店は、自分の物語の中では見られなかった美しい店だ。 この店も、ここが戦場となった暁にはぼろぼろに崩れてしまうのだろうかと思えば少々心が痛んだが、そんなことで自分の物語を捨てるわけにもいかない。]
ああ、構わない。 外は外で、通りを歩く人と会話が出来そうではあるけどな
[ラジエルが気を利かせてくれたのには素直に賛同し>>102、他の二人からも了承が得られれば店内へ入る。
店内に入れば食べ物の美味そうな匂いが鼻をつく。思わず笑みを零しながらも席につくとちょこまかと小人が水を持って歩いてくるのが見えた。 屈んで水を受け取れば、全員にそれを配って。後ろにいた小人がメニューを差し出すのと見て、それも受け取った]
さぁて、ここは何があるんだ? …お、美味そうなサンドイッチがあるな?
[腹の虫を鳴らしたのは自分であることを知られている、がっついても構わないだろうとサンドイッチと揚げ物のプレートを頼んだところでルッジートはその場にいなかった事を思い出す。 大食漢キャラだと思われたら心外だと心の中でぼやきながらも、背に腹は代えられないと諦める事にする。 他の人の注文も請け終わった小人が去ってゆくのを横目に、適当に話を振る事にする]
そう、さっき話を遮ったが。 力の有効活用法だっけか?力を娯楽へと活用するなんて、俺らの物語の中じゃ、見かけなかったぜ。
(103) 2015/08/17(Mon) 21時頃
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――0day・AM9:10・酒場――
怪物…?人間じゃない、参加者がいるっつーことか?
[何が変だったのかと問いかけたつもりだったが、返ってきたのは説明というよりは感想に近い表現ばかり>>95で、結局どんなものを目撃したのか詳細を組み取ることはできず。 一先ず常人ではありえない何かを見たのだろう。相手の言葉からして、姿形というよりは、言動が異常だったのか、それとも何か特殊な能力でも持ち合わせているのか、という予測に留まる。 再度、詳細を求めるように尋ね返しはしたが、男がまたあいまいな表現を選ぶようであれば、それ以上突き詰めはしないだろう。 それならそれで、自分の目で確かめに行けばいい。
どちらにしろ、見たところ目の前の男自体は、服装以外は特に目立って違和感を感じるものもない。 それ故に、比較的己と常識の基準にずれが少ない「普通」なのだろうと判断したのだが、直後返された男の言葉には訝しげに首を傾げて。]
…ガンマン?なんだそれ。
[聞いたことのない言葉だ。少なくとも、己の世界には存在していない言葉である。 渾名のことか、職業のことか、それすらも思い浮かばない。 伝説、というからには何かにおいて優れているのだろうということだけが、読み取ることのできた範囲。 何を誇っているのかがわからない以上、それが自称なのか、他からも称えられていることなのかも、判別のつけようがなく。
疑問符を浮かべていた中で男が何やら金属の塊を取り出した。 彫刻でもされているのだろうか。変わった形をしている。 刃物のように鋭く尖っているわけでもなく、鈍器というもには形が歪であったため、武器であることにも気づかずに相手の手元を覗き込んだ。 筒状になった先端から、何か飛び出すのかもしれない、とまでは思いついたものの、用途はわからないまま。 先ほど男が口にした言葉との関連性も見い出せずにいた。
やはりどれだけ普通に見えても、文化は異なるものである。]
(104) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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/* 質問ありがとうございます!
>PCたちには、朝・昼・夜の区別は明確につくのでしょうか? 普通の世界と同じように太陽、月、星といった天体もあり、時間の移り変わりと共に空に現れます。 太陽が沈めば夜が訪れ、また夜が明けるので時間の流れが存在し、店や宿泊施設にある時計で確認が可能です。 相方と相談したところ、時計塔があった方がいいかもという事になったので、他の質問への回答も含めて今後追加のお知らせを流す予定です。
>天候の変化 基本的にこの世界では天候は晴れです。 風も吹いているので、雲が多めの時間帯も雲ひとつない時間もあります。 その辺は周囲の方と食い違いが無い範囲であれば自由にRPしていただいて大丈夫です! なお、空は綺麗な青色です。
>小人以外には、鳥や獣の姿も無いものと思ってよろしかったですか? これも相談の結果、小人だけでは寂しいので小動物も追加されることになりました。 街で見かけられそうなちょっとした動物(鳥、トカゲ、蝶など)なら、好きに登場させて戯れるもよし。餌付けするもよし。 ただし、どこの世界でも存在する(現実に存在する)動物のみが対象ですので、PCの物語内にのみ存在するオリジナルの動物は居ません。
>町外れまで行った場合、そこは崖や壁? 街のどの建物よりも高い、城砦のような壁が街を取り囲んでいます。 壁を登ろうとしても何故か上には辿り着けない魔法がかけられているので、その向こうを見ることは不可能です。
こんな回答で大丈夫でしょうか…! 分からないところや、他にも気になることがありましたら是非ご指摘をお願いします。
(-71) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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…確かに驚くことばかりだな。 何が「異端」なのかわかりゃしねぇ。
[己にとっては、この街並みも、小人の存在も、目の前の男が身に着けていた物も、全てが異端だ。
まるで良案を思いついたとばかりに、手を打つ相手を細目で見やる。 なるほど、此方任せで自分はサボろうとでも言うのか。 取ってつけたように此方の若さまでを理由に挙げてくるあからさまな様子は、なんとも憎めないところだが。]
――オレを使おうってんなら、高くつくぜ?
[愛想笑いはできなくとも、好戦的な笑い方だけは板についている。唇を非対称に吊り上げて、ニヤリと笑んで。 ふとした瞬間に昔の血は騒ぐものだ。 別に人に使われることに抵抗はない。しかし、タダで使われてやるつもりはないという、プライド。 相手が自分を伝説だと称したように、己もまたその腕を誇っていた。 例え冗談の戯れであっても、そこは強く主張するように。
別に本気で取り引きを持ち掛けるつもりなんてなかったから、相手がさらにノッてきたとしても、冗談を取り下げたとしても、それ以上は言及せずに軽く流すつもり。]
(105) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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/* 早速の詳しい回答をありがとうございます! 疑問点がすっきりしました。
では、細かい部分は回答を流して頂いてから、RPにも反映させて頂きますね。 また何かありましたら、お言葉に甘えて質問させて頂きます。 ありがとうございました!
(-72) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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[その後も追加でビールとツマミを注文して、時間を過ごした。 己から話題を振ることはなくとも、相手が話を続けてくれる限りは、会話を愉しんだだろう。
一刻ほど経ち、いい具合にアルコールが回ってきたところで、席を立った。]
んじゃ、オレはオッサンがサボってる間に、他の変人でも探してくるわ。 情報が買いたけりゃ、それなりの報酬、用意しとけよ。
[去り際に先程の話を蒸し返すように、一言冗談を残して。
それなりに美味い酒も飲めたことだし、もしこの後何か変わった人物を見つけたのなら、次に会った時に少しくらいはその話を聞かせてやってもいいかもしれない。 高揚した気分で、そんなことを考えつつ、店を出た。]
(106) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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/* ところでメモが長いと俺の中で話題に。 ■接続:オフと■在所(現在地):と/*の部分だけに出来ないのか…?とも思うがまあいいか。分かれば
(-73) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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/* お、おお…レイヴンさんなんかすみません、秘話で多段サンドイッチ…!
ところでレイヴンさんとデュランさんのやり取りに最初からもえていたPLがこちらです挟んじゃってすみません!くっ…
(-74) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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/* 俺の背後の想像力がないせいで、町にあるものが思い浮かばないいまげ。 次はそこに行くかなとか軽率に考えが浮かばない時点でもう俺は眠い気がするんだが、眠くなくても浮かぶ気がしなかった。 そういやこういう世界観の作品とかそうそう読まねえもんな!そりゃ思いつかねえよ(大の字
(-75) 2015/08/17(Mon) 21時半頃
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/* 質問への回答書きながら説明力の無さに死んだ……。 天声で落としてもらう分も変な気がするが、皆察しがいいので理解してくれると信じている。
(-76) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[エレキシュガルと自己紹介をと会話を交わし、鋭い雰囲気の青年にも名前を聞こうと視線を向ける。
そば近くで見ると、改めて気になる男だと思った。元いた世界で幾度も刃を交えた敵の一人と似ているというか。その男のやっていることは許されないことだったが、そのままにしたくない奴だった。姿を見れば絡みに行っていた。少しずつ相手に変化が生じていることはわかったが、結局敵どうしのまま今に至る。
ただ、目の前の男>>80は、その彼よりも幾分温かみを感じる。もしかしたら敵の彼と似たような境遇だったが、今はもう乗り越えたとかそんな過去があったりするのだろうか。
そんなことをぼんやり考えていると、相手が先に口を開いた]
ああ。特殊ってほどでもねぇが、道具なしで魔法使ってた奴いたぜ! あと色んな属性の魔法使うすっごい生まれのやつも。
[と、魔法が当たり前にある自分の世界基準にざっくりと他の参加者について伝えた]
そうか、レイヴンっていうのか。俺はエルマー。よろしくな!
……おい、どうかしたか?
[既にエレキシュガルに自己紹介していたので、ごく簡単に名乗る。 レイヴンが苦々しげな表情をしたことが気になり、しかしどうしてそのような顔になったのかわからなくて、素直に疑問を口にする]
(107) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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お前も
に反応すればよかった。
お前も
はエレキシュガルのことだと思ってることにしよう
(-77) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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──0day・AM10:00・表通り──
[同様しているような気配を感じて一度視線を合わせればそこにあるのは困惑の色合いの強い表情で内心首を傾げてしまう。 私がそれの存在に気付いてしまうのは普通のことではなかったのだろうかと考えて、違う世界のものが見ていることに驚いているのかもしれないと考えなおした。
己もきっと精霊と語り合い、見ることが出来るものがいれば同じような反応をするだろうから。
聞かされた耳慣れない言葉。>>98 視えるのかと問われれば曖昧な笑みをこぼして瞳を伏せ緩く首を振ってみせた。]
ビースト、か……。いや、残念ながらはっきりと視える訳でもない。 一瞬、見たこともない動物のような姿を見た気がしたんだが、それが君の獣だったのかな?
私にはそういったものはいないよ。 精霊は自然の中、人日の生活の中のの何処にでも存在している。今、私の周りにもいるね。 私の世界では魔法の根源でもあり自然を司る者達だよ。
[ふいにビーストという存在が動く気配を感じてそちらへと視線を向ければ、再び目にすることの出来た獣の輪郭。 その瞬間、周りにいた精霊達が己の髪の中に瞬時にかくれて恐る、恐るといった様子で髪から顔を覗かせた。
食べるの?
私達のこと食べちゃうの? 食べないで
仲良くしましょ
遊びましょうよ そうよ遊ぼ
髪から顔を覗かせてじっとビーストが居るであろう場所をみつめ言葉をかける精霊たちの声に思わず笑みが零れた。
怖がっているのかと思えば、遊ぼうと誘いをかける。 精霊たちは己と似てというか、己がその声質を引き継いでいるだけなのかもしれないが、好奇心の固まりだ。
急に笑い出した己はこのままではただの変人だと。 相手にも解るよう今の精霊たちの様子を話して聞かせた。]
ふふっ。失礼。精霊達の反応が面白くてね。 精霊たちは君のビーストに興味津々のようだ。私もそうではあるのだが……。 もしかしたらビーストもそうなのかもしれないね。
お前たちあまり無茶を言うものではないよ。 後、食べられる心配は多分しなくていいだろう。
[つまらないとかだってとか精霊達がまた口々に騒ぎ出すのだが今はそれをスルーしておく。
香りについての説明もふんふんと頷きながら耳を傾けて、可笑しな匂いが漂って居たわけではないことを知りほっとしたように笑みを零した。]
そうか。それなら安心だ。 風の香りというものはもしかしたら、一緒にいる風の精霊たちのせいかもしれないな。
グルゼリダか覚えたよ君の名前。 異端を捜すという神からの名目があるのだから、きっとまた顔を合わせることになるはずだ。 君が異端ではないことを今は願っておくよ。
[軽く手をあげ緩く振ってから背を向け再び目的の場所を目指して歩き出した。 まだ見ぬ他の参加者達はどのような人物達なのだろうかと胸が高鳴る一方で、異端のことを考えれば頭が痛い。 小さくため息を零して、今はとりあえず考えるまいと緩く頭を振った。]
2015/08/17(Mon) 22時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[安心して眠れる場所というものが、どれほど暖かくて尊いものなのか。 平和な暮らしが長いとすっかりその暖かさに慣れてしまいがちになるけれど、自らの過去を思い返せば、今の自分が如何に幸福かよく分かる。 もう昔に戻りたくはない。だからこそ、今の自分の世界を守りたいと心底思う。あの自分にとって優しい世界に居たいと。
魔法という物が如何に稀有なものなのか、という自らの世界の事をパラベラムとラジエルの二人に語って聞かせれば、その反応にやはり自分の常識が通用しない事を知る。 パラベラムのように異能力が教育の対象になる>>86というのは非常に興味深い話だったし、日常生活でも特殊な能力が飛び交う世界というものも新鮮だった]
いやはや、実にゆかしい話ばかりだ。 誰もが魔法を使える世界というのは一体どんな世界なのか……一度見てみたいね。 神とやらに、各々の世界を巡るツアーなど企画してみるのは如何だろう。きっと楽しい。 それに、各々の世界の素晴らしさを知れば、「異端」も考えを改めるやもしれないしなぁ。
[自分は、今まで戦いという戦いに身を投じたことが無い。 喧嘩だって得意な方では無いし、どうにかして平和的な解決方法は無いものかとそんな能天気な提案を投げかけてみる。 当然、そんな方法が上手くいくとも自分ですら思っていないが、少しだけ気を紛らわそうとして]
ふむ。生きづらい、か。いやあ、今までそれが当たり前だったものだから、あまり感じたことは無かったなぁ。 ああ、迫害というのは少し語感が強かったかもしれないね。少しだけ変わった者を見る目で見られる、程度かもしれない。
[ただ現状でも、自分は自分の世界で不自由だと感じたことは無いと、二人に笑いかけた。 それは、今まで自分の世界しか知らなかったからかもしれない。まさに、井の中の蛙大海を知らず、と言ったところだろうか]
(108) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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[ラジエルの魔法を見よう見まねで自分も挑戦してみたはいいものの、見事に失敗して。 相手も笑い飛ばしてくれればいいと思っていたが、相手は自分の気持ちを汲んで真面目にアドバイスを施してくれた>>84。 その案に、ほほうと感嘆の声を漏らして、ポンと拳で手を叩く]
それはそれは、実にナイスアイディアだ。我が市民達は劇や音楽といったものが大好きでね。街中でも歌ったり踊ったり。実に楽しい市民達さ。 ぬいぐるみや人形を動かして、ちょっとした舞台を作ろう。音楽、ダンス、照明にもこだわって――ふむ、非常に楽しくになってきた。 無事に帰ることが出来た時のお楽しみにしておこう。
[ありがとう、とラジエルに礼を言えば、この一連の流れを見ていたのだろうか。横から声が掛かった>>87。 おや、と目を丸くしながらそちらを向けば、また新たな人物が視界に飛び込む。 彼もきっと参加者なのだろう、問いかけずとも分かるようになってきたのは幾分かの進歩と捉えていいだろうか]
いやあ、お見苦しいところを。 このラジエルの見事な魔法を模してみようかと試してみたが、失敗したところさ。 すごいと言われると寧ろ照れくさくなってしまうな。
[飛んできて勢いよく開いたままの傘をシュッと閉じ、照れくささを誤魔化すかのように傘でトントンと肩を軽く叩いて。 相手からの自己紹介を聞けば、ゆっくりと脳になじませるように反芻した]
ルッジート、か。うむ、覚えたぞ。 私はパラベラムの紹介にもあった通り、エレキシュガルと言う。 君の世界も是非とも聞かせて欲しいところだ。このあとでゆっくりと語ってもらうとしよう。 まあ、何はともあれ腹ごしらえといこうか。
[先程のパラベラムの腹の音を聞き逃している訳では無かった。その音を聞けば、自分も何か口にしたい気持ちになってくるから実に不思議だ。 また新たな場所へ移動する高揚感と、随分と仲間が増えたものだという嬉しさに顔を綻ばせながら。 上機嫌になって、リズミカルに石畳の上を同士達と連れ立って歩いて行くのだった*]
(109) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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/* 嫌な予感がして削除して正解。
名前間違ってた(・・;
(-78) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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─0day・AM10:00・表通り──
[同様しているような気配を感じて一度視線を合わせればそこにあるのは困惑の色合いの強い表情で内心首を傾げてしまう。 私がそれの存在に気付いてしまうのは普通のことではなかったのだろうかと考えて、違う世界のものが見ていることに驚いているのかもしれないと考えなおした。
己もきっと精霊と語り合い、見ることが出来るものがいれば同じような反応をするだろうから。
聞かされた耳慣れない言葉。>>98 視えるのかと問われれば曖昧な笑みをこぼして瞳を伏せ緩く首を振ってみせた。]
ビースト、か……。いや、残念ながらはっきりと視える訳でもない。 一瞬、見たこともない動物のような姿を見た気がしたんだが、それが君の獣だったのかな?
私にはそういったものはいないよ。 精霊は自然の中、人日の生活の中のの何処にでも存在している。今、私の周りにもいるね。 私の世界では魔法の根源でもあり自然を司る者達だよ。
[ふいにビーストという存在が動く気配を感じてそちらへと視線を向ければ、再び目にすることの出来た獣の輪郭。 その瞬間、周りにいた精霊達が己の髪の中に瞬時にかくれて恐る、恐るといった様子で髪から顔を覗かせた。
食べるの?
私達のこと食べちゃうの? 食べないで
仲良くしましょ
遊びましょうよ そうよ遊ぼ
髪から顔を覗かせてじっとビーストが居るであろう場所をみつめ言葉をかける精霊たちの声に思わず笑みが零れた。
怖がっているのかと思えば、遊ぼうと誘いをかける。 精霊たちは己と似てというか、己がその声質を引き継いでいるだけなのかもしれないが、好奇心の固まりだ。
急に笑い出した己はこのままではただの変人だと。 相手にも解るよう今の精霊たちの様子を話して聞かせた。]
ふふっ。失礼。精霊達の反応が面白くてね。 精霊たちは君のビーストに興味津々のようだ。私もそうではあるのだが……。 もしかしたらビーストもそうなのかもしれないね。
お前たちあまり無茶を言うものではないよ。 後、食べられる心配は多分しなくていいだろう。
[つまらないとかだってとか精霊達がまた口々に騒ぎ出すのだが今はそれをスルーしておく。
香りについての説明もふんふんと頷きながら耳を傾けて、可笑しな匂いが漂って居たわけではないことを知りほっとしたように笑みを零した。]
そうか。それなら安心だ。 風の香りというものはもしかしたら、一緒にいる風の精霊たちのせいかもしれないな。
グリゼリダか覚えたよ君の名前。 異端を捜すという神からの名目があるのだから、きっとまた顔を合わせることになるはずだ。 君が異端ではないことを今は願っておくよ。
[軽く手をあげ緩く振ってから背を向け再び目的の場所を目指して歩き出した。 まだ見ぬ他の参加者達はどのような人物達なのだろうかと胸が高鳴る一方で、異端のことを考えれば頭が痛い。 小さくため息を零して、今はとりあえず考えるまいと緩く頭を振った。]
(110) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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/* 誤字発見すると死にたくなるね!!!!!!
傘は雨に唄えばイメージでしたでした。 めっちゃタップダンス踊りそう、市長。
(-79) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
…そう仰って頂けると有難いです。 ああそれから、冗談を口に出す時は笑みを作った方がいいと聞いたことがありますよ。
[先の言葉すら冗談と受け取ることができなかった身では信憑性も危ういだろうが、ふと思い出したアドバイスをひとつ。自分はやはりその戯れを受け取ることができないだろうけれど。 そして貴族のことについて話題が移ると正の感情ばかりを映していた瞳がふと曇る。顰められた眉根は不快と、それから心底からの憂いを宿していて]
……民を慈しみ、守り、その幸いを守護する。それこそ貴族の本位であると私は教わりましたし、それを順守するよう努力していますが。 現実はそう易くありませんね。力に溺れ民を虐げる貴族も事実いるそうです。伝聞ではありますがね。
[ほんの少し口惜しそうに、されど手が届かない領域だからこその苦悩。ぽつりと漏らしたそれは瞬きひとつで拭い取られたように消え去った。 誰かにとって世界は苦痛を強いる場所でしかないこと、それでも命ある限りは居続けねばならぬ場所であること。その片鱗を見たような気がして息が詰まる。それでもかける言葉が見つからず、結局は継いだ話題で茶を濁したが。]
……ええ、まだ死ぬわけにはいきませんからね。 『異端』がどのようなものであろうとも、ただ倒すだけです。 その時は貴方とも是非協力させて頂きたいと思っていますよ。
[返した言葉は信頼の形。一瞬拳を上げかけたのは己の世界において信頼を示すハンドサインだったが、違う世界の存在たる彼とはできないだろうと思い直した。 共にいて心地いい相手ではあるものの、あまり邪魔するわけにもいくまい。そう判断して頭を下げた。]
そう、ですね。 貴方の伴をするのも悪くはありませんが、私も私で見てみたいものが多くありますので。 それでは失礼します、グリゼルダ殿。縁がありましたらまたお会いしましょう。
[一度言葉にすればもう迷いはなく。下げた頭をあげてから踵を返した。 目的地は特に考えていない。整備された街並みが珍しいから、それらをぼんやりと見て回るつもりで。]
(111) 2015/08/17(Mon) 22時頃
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ルッジートはバリタチ バリタチなの 襲うことしか考えてない野獣の牙ルッジートなのぜ
っていう最初の予定が最早願望になってきた
いや、まだ大丈夫 がんばろ。ログよも。みんな優しいな。
(-80) 2015/08/17(Mon) 22時半頃
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――0day・PM10:00頃・滝壺――
[月が冴える。
青白い輝きを放ち、白い女の顔のような月が、ぽっかりと夜空に浮かんでいる]
──月は、変わらないように見えるのだがな。
[音を立てて落ちる滝を滝壺の縁から見上げ、そのまま夜空を眺めてひとりごちたのは、一頭の大きな白虎。
小人に宿の場所を聞き、荷を置いた後、半日をかけ町中の至る所に足を伸ばした。 狭いようで、案外詳しく見て回るには広さもある。ひと気のない町外れを、獣の足で駆ければ楽だと思ったのはある。 全身を獣と化す事は日頃あまりしないが、この世界でも己の体の機能が本当に変わっていないか確認する意味合いもあった。
白虎は──虎の形になっても、瞳は人間のそれのままだ──のっそりと腹這いになって脚を投げ出した。 地面の温度が心地よい。ゆっくりと長い尾が地を擦る]
…とうてい、信じ難いことばかりが、あったものだ。 『異端』、…異端か。──本当に、そんなモノがここに、いるのか?
[短いようで、とても長かったような──思いがけないにも思いがけなさすぎる、今日の一日で起こった全てを、グリゼルダはゆっくりと思考する。 町中を見て回り、出会った面々の事。
……もしかすれば、彼らの中に異端がいるかもしれない。
ただでさえ色々な事が起こった一日の終りに、今日、言葉を交わした彼らの事を思えばそれは妙に現実味がない考えのように思えた。
首を振り、溜息と共に見上げた滝。 滝壺へと注ぐ水しぶきが、清い月光を受け輝く。 ──その向こう側。高い壁が切り取る空を、眺めていた。
一日の終わりに近い時を、暫しそのようにして時を過ごす事を選んだ後。何事もなければ、グリゼルダはのっそりとその場を後にするつもり。 もし人の訪れがあれば、虎はぴくりと耳を揺らしそちらに向けて顔を上げ。「──良い夜だな」と来訪者が居るとおぼしき方向へと声を向けた事だろう]
(112) 2015/08/17(Mon) 22時半頃
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― 0day・AM9:10 酒場 ―
ありゃ、知らんのかぁ……そうかぁ。
[ガンマン、と言われて今一理解出来ていないのだろう。 あぁやっぱり世界が違うと、自分の知名度も違うのか、と内心しょんもりしながらも。 此方が持ってる銃に興味を示したのか、手元を見てる様子に碧眼は細くなった>>104。
彼の世界では、銃は無いのだろうか? それは分からないのだけど、純粋に興味を示してる様に見える事から、落ち込んでいた気分が浮上する。至って現金な男である。 銃口を青年に向ける事は無く、銃のフォルムを彼に見せてから、一旦ホルダーの中に仕舞いこもう。]
これは、男のロマンだ。 多分知らねぇかも知れないが、そういうもんだ。
[自分の説明では、青年が理解するには難しいかも知れない。 女子供には使いこなせないこの銃には、男の憧れや象徴もある様に思えていて。 それを語るには、時間も足りなさそうであるし、『異端』探しから外れてしまいそうだ。 故に此方から話を切って、話題を止めさせた。]
(113) 2015/08/17(Mon) 22時半頃
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[話題を変える様に、冗談交じりな提案をしてみれば、挑戦的な笑みを浮かべられた>>105。 目の前に居る若者は、一体どの様な経歴を持って生きてきたのか知らない。 先程の鋭さといい、好戦的な笑みといい、何処かしら野生の獣の様に見えるのだが。]
あ、俺、金持ってねぇよ。
[あっさりと自分が無一文に近い事を言い放ち、両手をヒラヒラとして見せれば、どんな反応を示すか。 この男は、その日その日に雇われて金を稼いだり、ちょっと女にお世話されたりで甲斐性なんてあるのか疑問だ。 飄々と、そして恥じる事も無く、己の恥を晒しながら酒を煽る。
バーボンを飲み干しながら、話を酒のつまみにしていたら、青年はどうやら席を立つみたいだ>>106。 彼が言うには情報料が必要らしく、報酬をせがまれたら、肩を竦めるしか無い。]
金はねえからツケにしてくれたら、ありがてぇんだが。 まぁ、自分で探してみるわぁ、あんがとよ兄ちゃん。
あんたにも、幸運の女神が微笑むと良いな。
[にぃ、と笑って見せてから、随分少なくなったバーボンが入ったグラスを揺らし、去り行く背中を見送った。 そして、店主以外誰も居なくなった酒場で一人酒を煽りながら、胸ポケットから一枚の銀貨を取り出して。 女性の顔がある銀貨を上に放り投げて、掠め取る様に掴めば、手を開く。 手の中には、女性が彫刻された面が出ており、笑んだ。]
今日は、ツイてるなぁ。
[誰に言う訳でも無く独りごちたら、バーボンを全て飲み干した*]
(114) 2015/08/17(Mon) 23時頃
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――0day・AM10:20頃・喫茶店――
[小人の先導により、無事に喫茶店に辿り着いた。どうやら小人たちはこちらの要求には素直に従ってくれるらしい。 それならば宿屋の主人とももう少し交流を図ってみてもいいかもしれない、などと頭の片隅に考えながら。これまで案内してくれた小人ににこやかに手を振った。 辿り着いた喫茶店は、煉瓦に木の窓といった、少しレトロで落ち着いた趣の店だ。 前を歩いていたラジエルからの問いかけには、二つ返事で答え]
ああ、勿論。私はどこでも構わないさ。 中でゆっくりと腰を落ち着けようか。
[パラベラムからも同様の返答>>103を聞けば、全員で中に入り、大きなテーブルを囲んだ。 席に着けば、小人が給仕をするために忙しなく働いていた。自分達のサイズの物を易々と運べるのだから、小人達も案外と力持ちなのだなと感心しながらその動きを見守って。 パラベラムから水を受け取れば礼を返す。彼が広げたメニューを自分も見させてもらおうと覗き込む。 所謂キッシュと呼ばれる物を注文して、それが運ばれてくるのを待ちつつ。 トントンと軽いリズムで指が自然とテーブルを叩き、少しの待ち遠しさを表して]
……そういえば、この世界で払えるような通貨など持ち合わせていないけれど。 まさか、食い逃げという称号を与えられる訳ではあるまい?
[ははは、と冗談交じりに誰に言うでも無く口を開いた。
パラベラムが切り出した力の有効活用法についての話題には、ふぅむと顎を撫で。 殺伐とした雰囲気など微塵も感じさせない我が街では、魔法を使うにも人助けだとかサポート的な役割を担うしか能が無い。 先程ラジエルが見せてくれた能力のように、人の目を楽しませるような使い方がある事も気付かなかったくらいで。
ここに来てからの様々な発見が自分の無知さを浮彫にするとともに、色々な世界の知識が得られるのはとても刺激的だった。 もっと他の世界も知りたい。そんな知的欲求を満たしてくれる話が聞きたいと、また新たな世界の広がりを待つ*]
(115) 2015/08/17(Mon) 23時頃
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──0day・AM10:20・表通り→喫茶店──
[グリゼルダと別れてから、他の誰かと顔を合わせることはあったのだろうか? もしあったのなら、きっと足を止めて言葉を交わしていたはず。 そうでないのなら精霊達に案内されるまま綺麗な街並を眺めつつ、道中気になるものをみつければ足を少し止めたりして落ち着いた色合いの綺麗な外観をした喫茶店へと辿り着く。
精霊たちがここよ。ここよと指さしていて、木枠の窓から中を覗いてみればそこに知った顔を見つけた。>>102 思いもよらぬ早い再開に驚きつつ、ラジエルのいる席を注視すれば他にも数名一緒にいる姿>>103、>>115が確認できて、彼等もまた参加者なのだと理解できた。
此処まで表参道を歩いてきただけだが、見た限りでは街にいるのは小人ばかりで、精霊達へ尋ねれば当然のように彼等はここの住人だと教えてくれた。 それもあって小人ではない者が参加者達という見立てをたてていたのだが、やはりそれで問題がなさそうだと中の様子をみて再認識。
案内をしてくれた精霊たちに礼を告げれば、幾人かの精霊は去っていった。
残った精霊たちに大人しくしているように告げて、店の中へと足を踏み入れる。 店内に入れば、案内の小人がちょこちょことこちらに近づいてきた。 ラジエル達がいる席に合流する旨を伝えて、そちらへと歩みを向けた。 先ずは顔見知りのラジエルに声をかけてみることにした。]
やぁ、ラジエル。思いの外早い再開だったね。ちょっと驚いたよ。 良ければ私もその輪の中に入れて貰いたいのだが構わないかい?
[感の鋭いラジエルは近付くより先にこちらに気付いて顔を上げたりしていたのだろうか? もしそうなら軽く手を振って近づいていっただろうし、そうでないのならラジエルの元に辿り着いてから近しい場所で笑みと共に手を振ってみせたはず。 それから新たにみる面々へと視線を向けて軽く会釈した。 皆から了承が得られた所で空いている席に腰を降ろし、ひとまずメニューにざっと目を通す。 丁度良いタイミングで水を運んできてくれた小人に飲み物を注文し終えた所で改めてラジエルと共にいる者たちへと視線を向けた。]
私はマグナス。魔法を生業としているものだ。 君たちと協力して異端探しをするのか、各々が別に別に動くのか。いったいどういった方法で異端探しをするのだろうね?
何か神から詳しいところを聞いてる者はいたりしないのだろうか?
世界を救いたければ異端を探せ。そう命じられて此処に飛ばされて来た訳だが、これからいったいどうなるのだろうか。
[挨拶を終えて一段落したのなら、机の上で頬杖をつきため息混じりに零すのはずっと胸の内に抱えていた疑問と不安。 独り言のようにボソボソと呟いたその言葉に誰かが反応しようがしまいが特に気にしない。 反応があれば勿論その声に耳を傾けるのだが、他の話題で賑わうのであればそれに耳を傾け気になる事柄に口を挟むだろう。]
(116) 2015/08/17(Mon) 23時頃
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/* >>112 もふもふだーーーー!!
アアッ、ア、もふもふしたい……獣になれるの、とても、とてもロマンがあるよね……。 ラジエルも、王の為に生まれて人間の姿にも獣の姿にもなれる某小説の生物のような、そういう二次元ならではの設定にしたかったけど、分かる人には分かっちゃうもんなーと思ってやめた。
あー半獣とかそういうの大好きだから、グリゼルダがちゃんと全身獣になってくれて獣欲が満たされるるる
(-81) 2015/08/17(Mon) 23時頃
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― 0day・PM10:00 滝壺 ―
[あれから酒場で一人で酒を飲んだりしてから、店主にツケにして貰ってから宿屋に向かった。 決して食い逃げでは無い、ツケなので食い逃げはしてない。 そんな弁明をしてから宿屋で休み、ちびりちびりと酒を飲んでたら、夜の帳は下りきり、女性的な雰囲気を持つ月が空高く聳えている。 程々に酔った自分は、酔い覚ましに何処かへ散歩して行ったら、石の街から外れた所へと足が向かう。
ザザザ、と水が流れる音に誘われ、明かりが乏しい道を転ばぬ様に気を付けながら、歩を進め。 荒れた砂漠には無い、水豊かな場所に辿り着けば。其処に、白い大きな獣が>>112。]
――……っ。
[言葉が失った。 見た事の無い獣が、其処に寝そべっていて、人語を話すとは思わなかったから。 またこれ迄に無い驚きに、一体如何したものか、と迷うが。 取り敢えず、害意を及ぼそうとしないみたいだし、人語を話すのだから、此方も声は掛けてみるが。]
でっかい猫が居るとは思わなかったぜ。 ……よく捕まらなかったな。
[ホルダーの中にある銃を何時でも取れる様に手を掛けつつ。 男は見た事の無い獣を見た感想を素直に漏らしながら、獣の反応を伺った*]
(117) 2015/08/17(Mon) 23時頃
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――回想/0day・AM10:00頃・表通り――
[首振る青年>>110の言葉に、予想はしていた事とは言えやはりまた抱いた驚きに、小さく息を零す]
──。俺の『世界』には、貴公のように、他人の獣を感じられる程の敏感な目を持つ者は、…おそらくほとんどいない。 正直、驚いた。 …精霊というものが、今もいるのか? ここにも? …俺にも、その、触れられるものなのだろうか。
[今も彼の周りにいると言われれば、浅く瞬いてマグナスの周囲を見遣った。グリゼルダに見えるのは、ただ何も変わりない風景だが、興を惹かれたように少しマグナスの肩の周囲の宙を指が掻き。
不意に笑いを漏らした青年に、また一つ瞬きを落とした。 紡がれる言葉に、小さく人の形をしたままの耳翼が揺れる]
……食べ…は、しない。ビーストは、形のない魂だ。 だが、…そうか。俺も興味があるが、…実際に見聞きしてみたいものだったな。貴公に見えている世界を。
──精霊の、匂いか。 良き風に愛されているのだな。…できれば、貴公とは協力できることを願おう。
[マグナスを見送れば、確かに風の香りも薄れいったように思い。 不思議なものだと、ひとりごちて周囲を見回すと、己もまた思うまま──気が惹かれる場所がなければ、ひとまず今宵の宿に先に見当をつけて荷を置くつもり*]
(118) 2015/08/17(Mon) 23時頃
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/* この世界で食事をした人の肩書が全て【食い逃げ】に変わる!!!
……とかだったら面白いのにね。シリアスどっか行く。
(-82) 2015/08/17(Mon) 23時半頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[彼らの中で最初に話しかけてくれたのは、片目が隠れた男>>88。 パラベラムと名乗る男から、先ほどの水の人(ラジエルというそうだ)と、傘の人(エレキシュガルというそうだ)の紹介もまとめて受け、もう一度彼らのほうを向きよろしく、と再度頭を下げた。 彼のその口ぶりからするに、彼らも知り合ってから間もないのであろうと三人の顔をもう一度見比べてみる。 先ほどのこちらの質問に>>87答えてくれたのは彼だったが、彼は魔法の存在しない世界の住民なのかもしれない、とその返答から想定して。
パラベラムからの紹介を受けた後、今度はラジエルが>>91再び水球を操り始める。 彼の合図とともに飛沫があがった際に思わず身構える姿勢をとってしまったのだが、すぐにその姿勢を崩して正す。 構えを取ったのは一瞬。俺はビビりではない。きっと気づかれてもいないはず。]
こちらこそ、よろしく。 俺の世界にも魔法、というものは存在する。 ただ、俺が普段目にしているものは貴方がたが扱うような鮮やかで美しいものではないから、つい見入ってしまった…。 でも、冷静に考えると俺が知らないだけで、俺の世界にも沢山の美しい魔法が存在しているのかもしれないな。
[彼の問いにそう答えると、右手を見つめてみる。 俺の主である幻獣も魔法をつかえたのだから、俺にもその恩恵がすこしはあるのではないかと少しの期待を込めて手を閉じたり開いたりしてみたが、特になにもおこるわけがなかった。]
(119) 2015/08/17(Mon) 23時半頃
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——0day・AM10:20・喫茶店——
食い逃げ…そりゃ、どうなんだろうな。
[>>115そう言いながらも自身の服を漁る。通貨は存在しているし、少し探せば目当てのそれは見つかったものの、この通貨がこの世界で通用するのかはわからなかった。 途端に不安な気持ちになるものの、そのうち無償で与えられる制度に安堵の息を漏らす事になるだろう]
力の使い方ってのは、その世界によって違うもんなんだな。 発動の仕方も違うし用途も違う。…平和な世界ってのは、俺には想像出来やしねえや
[そんなことを呟けば、また新たな声がする>>116。 マグナスと名乗るその人はどうやら既にラジエルと邂逅を果たしていたらしい。同席の許可を求められれば勿論と頷いた]
俺はパラベラム。お察しの通り、参加者の一人さ。 …異端探しについて、詳しく聞いてはいないな。まったく、俺達はこれからどんな事を強いられるのやら
[溜息混じりに呟かれたその言葉には、こちらも溜息で返して。 戦いをしようにも、達成条件の未確定な戦いはこちらが不利になるだけだ。すでに異端がその情報を握りつぶしている可能性もあるのだろうか、などと心中で思考をしながら、この話題が流れるようであればそちらに乗っかる事にしよう]
(120) 2015/08/17(Mon) 23時半頃
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――回想/0day・AM10:00・大通り――
貴公は好ましい。少なくとも、俺には。
[言葉を足し、それからユージン>>111より向けられたアドバイスに僅かな沈黙。 グッと上げてみせた口端は、いかにも不自然なものだっただろう。 暫しその評定を保つが、薄っすらと唇を震わせると、ハァと小さく息を漏らすとすぐ表情を戻した]
…。笑うことは、苦手でも無いんだが。そう意識してしまうと、途端にどう笑顔を作ったものだか、わからなくなってしまう。…だが、アドバイスはありがたく、受け取っておこう。
──。 そうか。どこの世も、…『世界』も、そのような支配者はいるものなのだな。
[覗く、青年貴族の苦悩の色。 グリゼルダは、じっと彼を見つめ、瞼を薄めて呟くように言った。 本当に、彼は心を痛めているように感じた。少し息を継ぎ、ゆっくり息を零して口元を緩めて見せる]
それでも、貴公の世界には、貴公が居る。 ──それは、民草にとっては救いだろう?
[継がれた言葉に、頷いて、グリゼルダは今度は自然と浮かぶままに笑みを深めた。 挙げられた拳に顎を傾げ、こうだろうかと、軽く握った拳どうしを触れ合わせる。己の世界では、戦士の間で友好を確かめる為にこのような仕草があった。
一つ一つが品の良い礼に、己は顎と目線での礼を守っているとは言えぬ、しかし親しい者に向ける所作でもう一つ頷き]
俺に、『殿』は要らん。グリゼルダと、それだけで良い。 貴公の事も、ユージンと呼んでも?
再び、きっと会えるとも。望めば獣が案内してくれる。 ──貴公にも加護あらん事を。
[この時はまだ、眼前の青年に獣の加護がない事を知る事も、考えるという事すらもなく。 それでも、再会を望む言葉は本音。ユージンを見送り、グリゼルダもゆっくりと足を踏み出した*]
(121) 2015/08/18(Tue) 00時頃
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――0day・AM10:20・喫茶店――
[了承を得て喫茶店の扉を引けば小さな鐘が綺麗な音を立て、自分たちの来訪を小人たちに告げた。 素朴だが洒落た店内を見渡せば他に人間の姿は無く、大人数が座れそうなテーブルの方へと近づけば適当に腰を下ろす。
店内を漂う香りが鼻腔をくすぐると不思議と空腹感が増す。 せっかくだから早めの昼食でもとろうかと思いつつ、パラベラムから水の入ったグラスを受け取れば礼を述べて、小人からメニューを貰って視線を落とし。その時、メニュー表からじわりと魔力が滲み出すのを感じて首を傾げれば、何の魔法がかけられているのかと逡巡する。
隣でエレキシュガルがパラベラムの持つメニューを覗き込むのが視界に入り、もしやと思った。手元にあるメニュー表は自国の文字で書かれているが、おそらく彼らには彼らの使う文字が見えているのだろう。 魔法でこんなことも出来るのかと神の力に胸中で感心しつつ、小人に見知らぬ料理の説明を求めれば紅茶とガレットを注文して。
不意にエレキシュガルが疑問を提起すれば>>115手元のメニューを見るが値段は無く、少し悩んでからメニューを閉じて悪戯っぽく笑った。]
うーん……わざわざ小人を用意するくらいだし、食事も神からのサービスだと思うけどね。 もし通貨が必要なら準備させる時間も、説明も無かった神の落ち度さ。神にツケておけば問題ないだろう?
[神に対して随分馴れ馴れしい自覚はあるが、あの不審者もいいところな男が神だとは未だに信じがたかった。 唐突に現れて一人称をころころ変えては適当な説明で去っていったような神だ。この世界で金が必要なのか説明をし忘れた可能性はおおいに考えられたが、それなら請求は神にいくべきだろうと。]
(122) 2015/08/18(Tue) 00時頃
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――0day・AM10:10・裏通り――
[傘の人、エレキシュガルは先ほどの魔法は失敗だと言う。 このエレキシュガルといい、先ほどのラジエルといい、ここにいる魔法使いたちは確かな力を持ちながらなぜこうも謙虚なのか、と不思議に思う。 今まで魔法使いといえば土足で乗り込んできてこちらを待たず攻撃を仕掛けてくるわ、MPがなくなるとそこらじゅうに罠を仕掛けていくわ、図々しいイメージだったのだが。 彼は傘で肩をたたくと、先ほど名乗ったこちらの名を繰り返しどこか照れくさそうな表情を浮かべる。]
いや、空飛ぶ傘なんで俺は見たことがない。 その傘に乗って、空を飛ぶことだってできそうだ。
[こちらの世界の話を聞きたいと言ってくれてた彼だが、なにせ洞窟の中からほとんど出ない引きこもり幻獣を主に持っている俺である。 それ程面白い話もできないだろう、と話題について考えた。 それでも、かつてはよく人が出入りしていた分なにかしら情報原というものはあったので、生活に困らぬほどのそれなりの知識は持っていると自負しているのだが…。
出合った3人組に食事へと誘われれば、断る理由など勿論無く二つ返事で同行した。 しばらくろくな食事をしていないからな、と、あまり変化の無い表情の中に嬉しさを滲ませる。]
(123) 2015/08/18(Tue) 00時頃
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――0day・PM10:00頃・滝壺――
[散る、滝の水の匂い。 それと共に、漂いきた仄かな酒精を嗅ぎわけて鼻を鳴らす。
現れた男>>117は、これまで見た者達の中でも、グリゼルダにとっては見覚えのない格好をしているように思った。虎の首を傾げ、立ち上がりはしないままただ緩りと尾を地面の上で揺らす]
変わった格好をしているな。少なくとも、山歩きはできそうにない。 …やはり貴公も、俺のように、他の『世界』から招かれたのか?
[対した男の警戒は薄く伝わる。彼が手をかけた物の正体は、短銃が無い世界のグリゼルダにはわからずとも、己への構えであることは理解できた。
白虎は、観察するように男を眺めながら、ふと血色をした人の目を細めて喉を鳴らした。小さく漏れる、獣のような、人のような笑声]
──俺は人は喰わん。俺も、人だ。そう構えずとも良い。 付け加えるなら、猫ではなく、虎だ。初めて見るか?
…先程変じたばかりだからな。ここには俺のようなものは少ないか、…いないようだから、獣になる場所は一応気は遣ったつもりだが。 良い夜に、酔い覚ましの邪魔をしてしまったか?
[ゆっくり喋り、虎は獣にしては不自然な動きで、地面の上に頬杖を突いてみせた。人だと、形から示してみる仕草]
(124) 2015/08/18(Tue) 00時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[この人物>>83に限らないことだが、話していて気持ちがいい。普段は歳と認めたくはないが雰囲気のせいか、話しているとはいはいと流されてしまうことが多い。特に身分のある人はたいていこちらを小馬鹿にする姿勢が基本だ。ラジエルたちもそうだが、真摯に聞いてくれるから、エルマーも明るく話せるのもあるだろう]
へへっ。エレックは見る目があるな。全くその通りだぜ。 面白くて良い奴らだったから、エレックたちも気に入るだろうよ。
[エレキシュガルの心中は知らない。だがしかし、思ったことは胸の内に留めておいて正解だっただろう。エルマーは長い話が苦手だし、難しい話や抽象的な話、今ある現実に直結する話以外は眠くなってしまう]
へぇ! 立派な格好をしてると思ったら市長さんだったのか。あんたのとこの街の住民は幸せそうだな。あんたみたいなのが市長さんやってくれてるなら。 俺の世界の市長も皆エレックみたいだったらいいのになぁ……。
そうだな! 俺の方が強いと思うぜ。だから、エレックに何かあったら助けてやるよ。
[市長、と聞くと驚くよりも納得が先に来た。格好や振る舞いから自然とそれなりの立場のものだろうということが推察されたからだ。
そして、エレキシュガルが市長を務める街の住民を羨ましく思った。悪徳領主から民衆を助けることは幾度かあったが、善良な市長という者はほんの一握りだった。 エルマーとその双子の兄が生まれ育った街も、弱者は搾取され、這い上がることなど許されなかった。兄と二人、辛酸をなめ、街を出て放浪してどうにか暮らしたものだった。自分の人生に対してこうだったらよかったのに、などと思ったことはないが、苦しみあえぐ子どもや弱者がエレキシュガルの街の住人だったらよかったのに、と、そんなことを考えてしまう。
エレキシュガルが腕に自信がないというようなことをこぼすと、助力を申し出た。表面上の言葉などではなく、素直な気持ちによるものだ]
(125) 2015/08/18(Tue) 00時頃
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/* あ、ルッジートさん、そうなの!???>>123ルッジートさん本人はもふもふじゃないかも…だと…? そうかなるほど、幻獣(主)の『牙』なのか…。そうか…もふもふしあう夢は…しかし…はっきりするまで俺は…諦めない…………(
(-83) 2015/08/18(Tue) 00時半頃
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― 0day・PM10:00 滝壺 ―
[ゆるりと緩慢に動く尾は、膨らみもせず、警戒してたり敵意を見せてる動きとは思え無い>>124。 変わった格好、と言われ、改めて自分の姿を見遣り、小首を傾げた。 男にとってはこの格好が『普通』なので、自身が変わったとは思いもよらず。]
あぁ、……山? 俺んとこは、荒野とか砂漠とかしかねぇからな。 まぁ、他所から来たから、色々と驚きの連続だわ。
[暗に異世界から来た、と含ませながら世間話に応えれば、人は食べんと言う獣。 何処かしら笑ってる様な声に、此方も毒気が抜かれた様で、肩を竦め手を下ろした。 男にとって虎を見るのも、喋るのを見るのも初めて。]
虎? 初めて聞いたなぁ。 俺んとこは、こんな大きな動物も喋る奴も居ないな。 何も無くてクソ暑い所だから、その毛皮持ってたら即参っちまう、そんな所から来たぜ、俺は。
[徐に頬杖をつき始めた虎を見て、つい吹き出してしまい。 すまんすまん、と言いながら手を振って、此方は適当に石の上に座ろう。]
(126) 2015/08/18(Tue) 01時頃
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悪りぃ、つい笑ってしまった。 悪気は無いんだ、面白く思って笑っちまったわ。 酔いは、一気に吹き飛んだぜ、流石旦那。
[男は、声の低さから同性なのだろう、と察しを付けて旦那と呼んでみせる。 まさか、酒場で見た大柄の男性だとは思いも寄らない>>99。 深く考えずカラカラと笑う男はすっかり警戒心を解き、懐から酒が入った金属製のボトルを取り出して。]
酔いが醒めちまったら、また酔いたくなるのが人情。 それに、綺麗なお月様の下で飲む酒もまた美味そうじゃねぇか。
[ボトルの蓋を開ければ、獣の前に差し出して見る。 獣のままで飲むのか、それとも彼が言う様に人になるのか、と言う好奇心を抱きながら。 折角の縁だ、共に酒を煽るのも悪く無さそうだと思いつつ**]
(127) 2015/08/18(Tue) 01時頃
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——0day・PM12:30・公園——
[腹も満たして、喫茶店を出た後誰かと共にいただろうか、それとも一人だったろうか。 そういえば迷子だった際に建物から町を見下ろし、噴水のある公園のような場所を目指そうとしていたことをふと思い出してそちらへと足を運ぶ事にする。
またもや迷子になりそうになったが、今度は小人に道を聞く事でそれを回避し無事にその場へと辿り着く]
おお…、こりゃ見事なもんで。
[遠くから見ても迫力を感じたものだが、間近で見ればその美しさが際立って見える。 指先でその水面をなぞれば、それに沿って波紋が広がる。冷たい水の感覚が直に伝わるのが面白い。水が珍しいというわけではないが、町中にここまで綺麗な水が溢れているというのが心地よかった。 ただ、これから戦闘が始まれば、水の遣い手に有利に事が進む戦場になるのかという懸念も浮かび上がり]
…とは言え、本当にどうやって異端を見つけるっつーんだ? そもそも異端ってやつの特徴も、退治の仕方も教わってないというのに参加者だけ集めるなんて。 あの神様は何がしたいんだか
[独り言をぶつぶつと呟きながら噴水の縁に腰掛けて、先程より多少小さな水色のComを弄ぶ。 軽く魔力を吹き込めばやはり先程よりは小さな光を発して、しかし背後で噴き上げていた水流を乱す程度の風が起こる。 規則正しく噴き上げていた水を乱されても噴水自体に影響はないが、弾けた水は普段であれば飛ぶ事のない場所まで跳ねる事だろう。
多少の暇つぶしのようなものだった]
(128) 2015/08/18(Tue) 01時頃
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――0day・AM10:20・喫茶店――
[用の無くなったメニューを小人に返却しながら、パラベラムに声>>103に視線を上げて耳を傾ける。 力を娯楽に用いないという言葉には些か驚きを表情に表し、エレキシュガルもその言葉に少し声を盛らしただけで特に何も語らないのを見れば己の世界との差を実感して。
パラベラム同様、平和な世界なんてものは想像できない。 といっても彼とは世界の荒れ具合も違うだろうし、日々王宮で不自由のない暮らしを送っている自分がそう思うのとでは重みに差があるのは自覚していて言葉にするのを控えた。]
……俺の世界も平和かと言われるとそうでは無かった気がするが、魔法は日々の暮らしの中で様々な事に用いられていたよ。 自分の能力を活かして職にする者も居たし、その中には娯楽も勿論あった。
でも俺は訓練がてらああいう事をしてただけで、どちらかというと本来は戦いのための魔法を使う人間だから……あまり、君らの参考にはならないかも。
[無駄な戦をする国主ではないから、自分が攻撃用の魔法を研究するのも見方によっては平和のための有効活用なのだろうが、やはり人を傷つけるのに違いは無ければ憂いの表情になり溜息を漏らして。
何か今まで関わった魔法の中で面白いものはあったろうかと記憶を漁っていた時、入り口のドアが開く音に反射的に振り返った。 そこに立っていたのはつい一時間半ほど前に会った男>>116で、先程の悩みもどこへやら、再会の喜びに頬が緩む。 振られた手にこちらも手を振り返せば近づいてくるまで言葉を待ち、見上げる形で許可を求める声にはすぐ頷いて。]
(129) 2015/08/18(Tue) 01時頃
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マグナス!ふふ、また会えますようにって願掛けが効き過ぎたかな? ああ、勿論。 丁度皆で魔法について話していたんだ、ぜひ参加して欲しいな。
[願掛け、と冗談めかして言いながら小さな仕草で指を唇に手を当て、広場を去る際にした行為を示せば子供っぽく笑む。
マグナスと他の者が言葉を交わせば黙ってそれを見守りながら、グラスへ手を伸ばして水を一口嚥下して。 水を操っていた時から感じていたが、やはり此処は水の質が良い。 冷された水が喉を潤せば自国では味わったことの無い美味しさについ二口、三口と喉を鳴らして、一気にグラスを空にした。
マグナスのこれからを憂く声にパラベラムが返答するのを>>120新しいグラスを小人から受け取りつつ見ていたが、己もパラベラム以上の答えは返せないと申し訳無さそうに。]
俺も随分早く此処へ呼ばれたみたいだけど、異端探しについての情報は得てないよ。 呼ばれて以来神の声も聞こえないし……流石に、参加者が全員揃ったら何かしら説明が欲しいんだけどね。
[おそらくこの中の誰もが異端について、そして異端探しの方法について知らないのだろうと思えば嫌な想像ばかりしてしまう。 こうして親しげに喫茶店でテーブルを囲み食事をしようとしている中にも、己の世界を壊そうとしている者がいるかもしれない。 物語の世界を壊すことは、物語に生きる全ての生き物を殺すに等しい行為だ。そんなことを目論む輩と、平和な解決が出来るとは思えない。
血で血を洗うような事態だけは避けたいと真剣な顔つきで考え、運ばれてきた紅茶に角砂糖を一つ放り込んだ。]
(130) 2015/08/18(Tue) 01時頃
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――0day・AM10:20・喫茶店――
[喫茶店へとたどり着くと、ラジエルが>>102中の席でもいいかと尋ねてきたが、日の光の下に長時間晒されるというのは不慣れであった為にありがたくそれに賛同し後へ続く。 中に入るとどうにも美味しそうな匂いが鼻先をかすめる。こうなると、人でなくても腹は減るものだ。 大きなテーブルへと腰をかけると、この世界に来てから初めての休息にふう、と軽く息を吐いた。 ここに来るまでの間共にやってきた三人とはいくつか会話を交わし、盛り上がることができていた、はず。 そして彼らとの会話の中には、自分が今まで知らなかった事や興味のある事が沢山あったであろう。
しかし、そんな店の中を小人たちが歩き回り、忙しなく働く姿を見つけると途端に少し苦い顔をする。 …なぜかわからないのだが、ここにくるまでにも沢山いたであろう小人の存在に気づかずに来たのだ。 正直あまり考えたくはないのだが、 俺…小人踏んで歩いていなかっただろうか…、と。
小人から水とメニューを受け取ってくれたラジエルに礼を言い、メニューに目を通した。 パラベラムがサンドイッチと、なにか(こちらは聞き取れなかった)を注文したのを聞き、サンドイッチもいいなと考えたが、結局別のものに決めて小人を呼ぶ。]
ベーコン・レタス・バーガーとローズヒップティーを頼む。
[注文を受け、厨房へと消えてゆく小人を目で追っていたのだが、調理工程は一体どうなっているのだろうかと少し興味が湧いた。 人間サイズのメニューを扱っているのだから、やはり調理器具も人間サイズなのかな、などとこの時の頭は割とどうでも良い事を考えて。
そんな中、喫茶店にもう一人の客がやってきた。 どうやら顔見知りらしいラジエル、と何度か会話を交わした後に自己紹介を受け、魔法を生業にしていること、そして彼の名を知る。]
俺はルッジート。 残念ながら、異端探しに関する情報は持ち合わせていないな…。 実際のところ、探せと言う割に未だ情報が少なすぎて、動けていないというのが現実だ。
[彼に異端についての話題を振られ、そろそろこの件については真剣に考えなくては、と襟を正す。 一体、自分たちはこの後どのような運命を辿るのであろうか…。 どちらにせよ、自分の世界が崩壊すれば自分の命も同時に消えてなくなるのだろう。 それならば、もう恐れるものなどなにもない…。と。 自らの持つ全ての力を使い、異端を探す。 ルッジートは、その思いでこの異端探しに参加していた。
…というようなタイミングで先ほど注文したベーコン・レタス・バーガーが到着したので、はひとまずそれにかぶりついた。]
(131) 2015/08/18(Tue) 01時頃
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もう文章が書けない山田
(-84) 2015/08/18(Tue) 01時半頃
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/* いいな。俺も酒場行こうかな、でも酒飲み達はもうあらかた午前中に行っちまったか。 あの辺と一度絡んでおきてえんだよなー。だけど手を広げすぎると俺がてんやわんやになるだけか?まあなんとかなりそうな気はするけどなーっていうナメプ。一度俺は殴られるべき
(-85) 2015/08/18(Tue) 01時半頃
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/* つーか、俺の背後ほんと世界史弱かった理由は横文字が覚えられなかったからって程にカタカナ弱いのにどうしてこの村入った!?人の名前すら覚えられん。今絡んでる奴の名前混ざる…エレキシュガルだけはちゃんと記憶した、なんか1人だけ長いから…()一度俺はぶっ殺されるべき。
(-86) 2015/08/18(Tue) 01時半頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[目の前の相手が突然吹き出した>>101意味がわからず、訝しげに眉を寄せたものの、己の覚束無い笑みが原因だとわかれば、バツの悪さにさらに眉間の皺を濃くする。 笑みを作ることに慣れていないとあっさり見抜かれたくらいだ、明らかに不自然な顔をしていたのだろう。 羞恥までもが混じり、ますます表情は険しくなる。愛想も何もあったものじゃない。
しかし、慣れないことはするなと、相手が言ったのだ。 もうわざわざこの表情を繕うつもりもない。それこそが慣れない事なのだから。
そう割り切ってしまえば、無理やりに力を加えていた顔の筋肉も緩み、むしろ表情は和らぐ。 昼間からアルコール臭を漂わせていたことへの言い訳にも、大げさなほどの身振りで反応を返してくれた相手に、思わずくしゃりと目を細めて。]
酒場ならここから少し行ったところにあるぜ。 結構種類も揃ってるみてぇだったし、酒が好きなら行ってみたらどうだ?
[明らかに身分の高そうな身なりをしているというのに、どう見てもゴロツキにしか見えない己に配慮を向けてくれるとは、随分と変わり者に思える。 己が暗殺を生業にしていた頃に出会った金持ちの類は、大体が客か標的かのどちらかであったが、身分を低い者を蔑み、踏ん反り返っているような者達ばかりだった。
なのにこの男は、名前につけた敬称さえ、必要がないとでも言いたげで。 確かに随分と違和感のある付け加え方をしてはしまったものの、最低限の礼儀のつもりだったのだが。]
んだよ。…じゃあ、もう勝手にエレって呼ぶからな。
[それならばと、己の発音のしやすいように略すことに決めて、敬称をつけるのもやめる。 一々不慣れさを突かれてしまうのならば、下手な背伸びをするのも馬鹿らしい。 何だか毒気を抜かれたような面持ちになりつつ、手を握り合って。 単なる挨拶の握手にしては、強めに握られたような、そんな気がした。]
…力比べ、な。この筋肉なんて、旅してるうちに勝手についた飾りみたいなもんだ。 言うほどの力なんてねぇよ。
[そう答えたのは、別に謙遜したわけではない。 あくまで己の世界の基準ではあるが、常人以上の力を持っていることを大っぴらにするつもりがないだけのこと。 異端を探して処分するなんて、穏便とは言えない使命を負わされている以上、ただの旅人として振舞っている方が得策だ。 特別、この男を疑っているわけでもなかったが、どこで誰に伝わるかわからない以上、誰の前でも凡人で通しておくべきだろう。]
…アンタも、十分変わり者に見えるけどな。
[変わった者もいるらしいと告げたところで、変わらず飄々としている相手はなかなかに胆がすわっているように思える。 失礼極まりないことを承知でボソリと率直な感想を告げて。
そうしている内に、もう一人の足音が近づいてきて、その場がさらに賑わうことになった。]
(132) 2015/08/18(Tue) 01時半頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[席についてメニュー表へと手を伸ばした所でさっそく声をかけてきたのは先程話しをしたラジエルだった。>>130 先程公園で別れる際の行動が願掛けの意味合いがあったというのには多少驚きつつ、いったい何処までが本気なのだろうかと考えながら楽しげな笑みを零して片目を瞑ってみせた。]
そうだね効果抜群だ。その願いに私は引き寄せられてしまったらしいね。 魔法の話とはまた興味深い。いったいどんな話しだったんだい?
[これまでの話の流れを聞きながら注文に目を通して頼んだ飲み物はコーヒーで。 ラジエル達が注文したものと一緒に送れて注文した己の飲み物も運ばれてきた。
香ばしいコーヒーの香りが鼻孔を擽り、思わず頬が緩んだ。 そのコーヒーに口をつけて、返された挨拶に>>120、>>131に二人へと視線を向け人当たりの良い笑みを浮かべた。]
パラベラムにルッジートか。宜しくね。
[パラベラムもルッジードもまた何かしらの力を持っているということはすぐに感じ取れた。 パラベラムに関しては、己が持つ魔力とも、ラジエルが持つ力ともまた違ってはいるが近しい何か。
そんな彼から聞かされた言葉は、なんとなく予想のついていたもので、その後に続くラジエルやルッジードの言葉にやはりそうなのかと眉根を寄せた。 現状では参加者の誰しもが詳しい所は聞けていないのではないかと薄っすらと感じてはいたことだ。]
そうか……。やはり私が聞かされた内容と同じようなものしか聞いていない、か。 そうだな。そもそも異端を探せと言われたが、そう安々と解るものではないだろうしねぇ。 何かしらの説明はして貰えないと異端探しは早々に行き詰りそうだ。
[これでは情報を集めたくとも現状では集まりそうもない。いったい何を手掛かりに異端を探せと神は言うのだろうか……? 湧き上がる疑問が尽きることはない。 予想以上に異端探しが難解なものに思えて、またため息が一つ唇から零れ落ちた。
現状では動き用がない。時を待つしかないのだろうか……?
ラジエルの説明を求める声に同意して頷く。
あれこれと異端について考えていれば、己の肩でそれまで大人しくしていた風の精霊たちが、ふいにパラベラムの方へ飛びだってゆく。 そして嬉しそうにその周りをクルクルと回り出す様をみて、水の精霊が懐いていたラジエルが水を操るように、彼もまた風を操るのだろうかと考えてそのままそのことを訪ねていた。]
……時に、パラベラムは風を操るかなにか風に縁のある力を使ったりするのかな? 君は風の精霊達にとても好かれているようだよ。
(133) 2015/08/18(Tue) 01時半頃
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/* メモでやり取りするの面倒になったのでこちらで一つ教えて頂ければと思うのですが(すでに描写があったら申し訳ない)、精霊は他の参加者には見えているんでしょうか
(-87) 2015/08/18(Tue) 01時半頃
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/* 秘話の使い方を思いきり間違っている様な気もするがもう気にしない。だって面倒じゃないか…
(-88) 2015/08/18(Tue) 02時頃
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/* 見えていないですね。 元の世界にも精霊というものがいて、見えていた人なら見ることも可能だったのかもしれませんが、そういった力とは皆無だったり、精霊という概念のない世界の人にはまず見えないと思います。
(-89) 2015/08/18(Tue) 02時頃
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/* 返答ありがとうございます!了解しました。
(-90) 2015/08/18(Tue) 02時頃
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——0day・AM10:20・喫茶店——
……精霊?…どうしてそう思うんだ? 確かに得意分野はその辺りだが、別の属性技が使えないわけでもない。 浅く広くのオールラウンダー、その中でもよく風を好んで使うと言った所か。 エレキシュガルが見た異能の力も、その風の力を応用した浮遊術だ
[風の精霊という言葉>>133には首を傾げるが、彼の世界に住まう者達の総称だったり彼の力だったりするのだろう。 あまり自分の能力をひけらかしてこちらの“弱点”を知られる事は避けたいと思いつつ、開示出来そうなものだけ適度に出してゆく事にする。相手を知るには等価交換が基本だろう。 ついでにとエレキシュガルにも簡単に先程の現象の説明を入れた]
ときにマグナス。精霊、というのはなんだ? 俺には見えないけれど…好かれているということは、この辺りにいるのか?
[自分の頭上辺りに視線を送りながら問う。 もし精霊とやらがいるのであれば、それを可視化させることは出来ないのかと思うが、もしかするとそれも力が必要なのだろうか?]
(134) 2015/08/18(Tue) 02時頃
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/* 改行ミスった>>134 しょんないな…。
(-91) 2015/08/18(Tue) 02時頃
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/* 伏線というか、ちょっとほのめかしRP箇所
>>13 獅子の像→しし座のレグルス→アーノルドの鷹の名はレグルス 二頭いるのは単純にかっこいいからです、はい。 >>53 友人は主人公のこと。アーノルドの物語の主人公も竜の血を引いている。 鋭い人なら、アーノルドが王でラジエルが王宮勤めの時点で何か察してそうだ……狂人同士だし。そういう人にはこの変でバレるかも。 >>53 凛々しい顔つきの鳥は鷹。忘れてるはずのレグルスの事を無意識に模している。 >>57 この時表通りから感じた懐かしさはアーノルドの気。 >>68 胸に手を当てて会釈→アーノルドの仕草から頂きました。さすがにラジエルは王様じゃないので頭を下げるの付け加えておいた。 >>70 水の変化 剣→王を守るために習い始めた 本→王に見合う知力を求めて本を読むようになった 冠→王の象徴 鳥→レグルス 猫→単純に猫が好き
こんなもんかな。あとは時々王の話題を出すのも、無意識のうちに意識しているせいなんだろうなぁと。
(-92) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
…――魔法?
[少年>>107が語る特殊な能力の持ち主とは、どうにも魔術師ということらしい。 己の世界にも魔術師を名乗るものはいたが。 種も仕掛けもあるような、子供騙しなことをして魔術だと言い張っていただけの詐欺師だった。 つまりは、人間は魔術なんて使えるわけがない。 それが占い師さえも信じていない己の中の常識であり、普通ならば魔法を使えるだなんて胡散臭いと一喝するところだが。 なにしろ、この世界である。皆、物語の中から呼ばれたというのだから、魔法が使える者がいたとしてもおかしくはない。
そして、少年が魔法自体よりも、道具を使っていないことや多属性だったという点を特に強調して掲げていることも妙に引っかかる。
もう少し突き詰めて問いただしたかったものの、尋問みたいになってしまいそうだったから、一先ずそれ以上は言及せずに。 後で流れを見計らって、もう少し探りを入れてみればいいだろう。]
エルマー、な。こちらこそよろしく。
[先ほどエレキシュガルに名乗っていたのはきいていたから、すでに情報としては頭に入っていたが、己に向けて再度名乗ってきた相手にテンプレートのような挨拶を返して。
己よりも年下に思えるその少年の瞳は、とても澄んでいるように思えた。 己が同じくらいの年の頃には、すでに血塗れた世界に染まりきっていたのだから、若いからなんて単純な理由だけではないだろう。 その真っ直ぐな眼差しを見ていると、どこか己の世界で共に旅をしていた仲間のことを思い出す。 僅かに揺らいだ表情の変化さえ目敏く指摘されてしまい、濁りのない目ほど恐ろしいものはないと片眉を上げて。]
…や、なんでもねぇよ。ちょっと考え事してただけだ。 元の世界に旅の相棒置いてきちまったから、アイツどうしてるかなって。
[半分嘘で、半分本当。 その後は、今度こそ傍観者になってしまおうと、それ以上は2人の会話に口を挟まずに聞き役に徹して。 自分は強いのだと堂々と宣言する少年をどこか眩しく感じつつ、見守った。]
(135) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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――0day・PM10:00・滝壺――
[然程厚い衣服ではなさそうで、活動的かつ、首や要所を覆っている。 己が纏う衣服と作りの考え方は似ているようでいて、寒冷地や高所に住むにしては変わった格好だ──と、そこまでグリゼルダが思考を言語化できていたかはともかく。
荒野と砂漠、と白虎は目を丸くして男>>126の言葉を低音の声で短く繰り返してから、得心がいったように頷いた]
旅の者に、聞いたことはある。南の国の中には、砂が、雪のように積もった場所もあるらしい…とは。 ……その、砂漠というのは、本当にそんな場所なのか? 雪なら春には解けて草が生えるが、砂は解けないだろう。飯の種はあるのか?
[この男は、そんな場所で何を生業にしているのだろうかと、興を引かれるまま問いを重ねて。
男に漂っていた空気が、緩んだような気配。 零れた笑いに、虎も微かに笑んだような息を漏らして、前脚を再度寛ぐように投げ出した。 月明かりの下、傍の石に腰掛ける姿を赤い双眸が眺め、尾の先端だけがゆっくり動く]
…酔い醒ましに役立ったなら、してみた甲斐がある。 ついでに、貴公のどうも貴重そうな初体験を幾つか貰ってしまったのならば、笑われるぐらいは悪くない。
[虎や喋る獣は初めてだと言う男に対する、自分なりの冗談、なのだが、常でもただでさえわかりにくい表情は虎の顔の今ではほぼ変化も見えなかっただろう。
グリゼルダもまた、一度姿を見られていた>>127とは思い至らず、ただおもしろい男に出会ったものだと虎の目を細めた]
──グリゼルダ。それが、名だ。 確かに、あれを肴にするのは良さそうだ。こんな箱庭のような場所でも、月は女神の顔をしているものなのだな、…、
[鼻先に差し出されたボトルから漂う匂いを一嗅ぎ、男の顔を見遣って。 音無く笑んだように牙覗かせると、そのまま彼の前に少し舌を出し、小さく口を開いて見せた。咥えさせ、飲ませてくれとでも言うような仕草。
もし彼が躊躇うようなら、また微か喉で笑い、毛皮を衣服に変じさせながら人の姿に戻る事も考えたろうが**]
(136) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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――0day・AM1045・表通り→川・滝壷→宿泊施設――
[アーノルドと別れた後も散策は続く。 見て回る限りでは綺麗な川やその大元には滝壷があるのも確認した。 しかしそれらは普通の物。やはり目新しさは感じない。 小さく、溜息を零す。 それでも一応と周囲を見渡すが]
成果は無し、ですね……。一応採取しますか。
[目星い物はやはり見当たらず。それでも、もしかしたらと。 近場に生えていた見慣れぬ植物。それは雑草の可能性が高かったが、自身の世界では見たことが無い形状ではあった。 何かしら、持ち帰り調べてみようと。そう決めればポケットから何かを取り出した。 それは小さな小さなトランク。掌に乗せて、もう片手の指先を触れさせた。 魔法使いには劣るとて、魔力は持っている。それを指先から流し込めば宙へと投げた。
ぽんっ。
音と煙があがる。 そこから落ちてきたものを片手で掴めば、それは先程のミニチュアのトランクと同じ形の、普通のトランクだった。器用な事にしっかりと持ち手を握っている。 手を離す。それでも落ちる事なく中空に浮かぶトランクを開ければ、ごちゃごちゃと物が入れこまれている。 その中から迷いなく取り出したのはコルク栓の付いた試験管。蓋を外してやれば目標である見知らぬ草を勝手に採取し始めた。 土と根ごと、丸ごと宙に浮く草が試験管に収まれば勝手に栓がなされ、また鞄へと戻っていく。]
さて……おや、君は。 あぁ、丁度いい。此方に宿は用意されているのかな?良ければ案内して欲しいのだけれど。
[作業を終えてトランクが閉じればそれを手に踵を返す。 と、そこに居たのはこの世界の住人と言っていいのだろう小人。あんぐりと口を開けていた。 驚かせてしまっただろうか。しかし罪悪感は無く、その愛らしさにくすくすと笑いながらそう問うた。]
(137) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[エルマーとエレキシュガルの会話を暫し隣で聞いていたものの、街の真ん中で立ち話というのはどうにも落ち着かない。 他の参加者を探したいという想いもあり、話に区切りがついた瞬間を見計らって、言葉を挟んだ。]
オレはもう少し街を見て回るつもりだから、そろそろ行かせてもらうよ。
[そのまま片手を上げて2人に背を向ける。 先ほどの酒場とは別の方向へ行ってみようと歩みを進めて。 もしも彼らが同じく街を見て回ろうと同調して追いかけてくるようであれば、行動を共にするだろう。**]
(138) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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/* ユージンさん:きゃわ…きゃわわ… マグナスさん:可愛い予感しかしない(精霊さんたちも) デュランさん:イイ…
(現在の絡み印象メモ)(になっているのかこれは)
プロの間に、後一人ぐらい絡み…はできそうなら、できそうなら…!
(-93) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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/*すでに流れに置いてかれてるとかそんなまさかgkbr 困った、どう動こう…ほんま絡みベタ過ぎて死せこんなろー(´;ω;`)*/
(-94) 2015/08/18(Tue) 02時半頃
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/*あん?メモもロルもすっけすけ過ぎる???
今更!!!!!!
俺だよー、オレオレ。この俺臭さはファブリーズでも消せねぇんだぜぇ(ゲス顔) まぁさ、あれよな。きっと透けてるからフラグなんて立たない(`・ω・´)おういえ*/
(-95) 2015/08/18(Tue) 03時頃
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/* ベーコンレタスバーガーwwwww やめてwwwwwwwwww
(-96) 2015/08/18(Tue) 08時頃
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──0day・AM10:30・表通り──
[鷹を見る相手>>93の視線に反応するように、鷹は少し首を傾げたように見える。 自国では見たことの無い、風変わりな男の容貌は自身の目には新しく、話していてとても興味深い。
相手の言葉に自分も異端という存在について数秒考えてみたが、やはりその判断基準が何も思いつかず、目を伏せて]
……見分け方や特徴も教えずに探せ、などと。 あの神は酔狂なだけではなく、かなり意地が悪い様だ。 正直、「どうにかしたい」という希望的観測なのは山々だが、それでも世界の為には「どうにかしなくてはならない」、のだな。
[少々軽い口調ではあるものの、相手もこの問題に対する思考は一緒らしい。 少しばかり陰の差した表情を見て、眉を寄せ。
民のことを口にされれば、一瞬驚いたように目を瞠って、それから相手に苦笑にも似た微笑を湛えた]
……いや、その通りであるな。 王は民の見本となるべき存在。見本が無理をしたら民も無理をする……そうだった。 御忠告痛み入る、ハッター。
きっと、貴殿にも良い結果がもたらされるよう。
[横を通り過ぎていく相手に軽く一礼、彼が姿を消すまでその背を見送る。 大事なことを忘れていたと、決意新たに踵を返して自分も街の探索に戻っていく]
(139) 2015/08/18(Tue) 11時半頃
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──0day・PM18:00・公園──
[滝壺とは逆側の外れ、中心部にあるのとはまた少し趣の違う公園に辿り着いた。 自国にも似たような物があったな、と顔を綻ばせて。 いや、この公園だけではない。この街自体も、小人があくせく働いていること以外はとても雰囲気が似ている。
この街にも日暮れというものはあるようで、空はすっかり赤みが差している。 王宮の大窓から見た夕焼け空を思い出して、自国によく似た町並みがあいまって、離れて少ししか経たないはずの自国が酷く懐かしく感じる。
家臣たちは、民は、何事もなく過ごせているだろうか。
何かに集中するように目を閉じれば、風が一瞬唸った。 自分的には、魔術の素養が極めて高いわけでもなく、派手なことも出来ない。 しかし、昔からただ意識するだけで風を動かすことはできた。
鷹が肩から離れ飛び上がり、まだ風のそよいでいる空を旋回し始める。
飛ぶ鷹を見上げながら、ふと口を突いて出た名は]
(140) 2015/08/18(Tue) 15時半頃
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ラジエル……
[その名は誰の名だったろう。 聞き覚えのない名であるはずが、口を突いて出たその名に一番驚いたのは自分だ。
脳裏をちらつく蒼い髪は一体誰の物だったろう。 忠誠の印として手に落とされる口付けは。 自分の名を呼ぶ明朗な声は、一体誰の────]
(-97) 2015/08/18(Tue) 15時半頃
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/* ああぁぁぁぁ主~---っ!!!!!
(-98) 2015/08/18(Tue) 16時頃
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――0day・PM18:00・公園――
ふぅ……。
[己の世界には存在しえなかった、水を噴き上げる公園に辿り着くと肩の力を抜きながら息を吐いた。活気のある町は興味深くこそあったが慣れないためにあまり長居しているとどんどん体力と精神力が削られていく。そのため比較的静かな場所を求めて辿り着いたのがこの場所だった。
己が生まれ育ち、そして死んでいくのだと思っていた『世界』から遠く離れた環境で、己は『世界』のために戦うことになっている。考えた言葉の現実味のなさに一瞬口元が苦笑の形をつくった。そのまま腰を落ち着ける場所を探して、ふと風のなびき>>140を感じる。誘われるように足を進めて朱色の空を舞う猛禽の翼を見上げた。]
(141) 2015/08/18(Tue) 16時半頃
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短文書きで悪いか!!(半泣き) 多人数苦手だから本流絡めないのはいつものことですがつらひ
(-99) 2015/08/18(Tue) 16時半頃
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/* んんっん……合流しようと思ったらユージンが来たぞ……
(-100) 2015/08/18(Tue) 16時半頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[自国で願掛けの仕草といえば別のもので、マグナスとエルマーに飛ばしたのは何の意味もない正真正銘ただの投げキッスだったのだけれども、本格的に異端探しが始まる前に会えればと思っていたのも事実。 冗談なのが少しは通じたか、話に乗ってきた相手からウインクを頂戴すればくすりと笑った。 はたから見れば何の話だか分からない、内緒話のような言葉と仕草の応酬は心地いい。改めて、相手が異端でなければいいと思う。
どんな話を、と問われれば、相手が合流するまでの話の流れを軽く説明してそのまま皆の会話を黙って聞く。]
魔法の有効活用について話していたんだ。 民が喜ぶようなことが、何か出来ないかってね。
[紅茶をスプーンでゆっくりとかき混ぜ、琥珀色の液体に砂糖が溶けていくのを静かに見つめながらも意識は会話の方へ向けたまま。 窓からさしこむ日差しを反射するのを見て、つい普段の癖で紅茶にまで魔法をかけそうになるが、今は人目があるのを思い出してそっとスプーンを抜いた。 一人の時はまだしも、初対面の者が多いところで食事中に、それも出されたもので遊ぶのはさすがに行儀が悪い。
マグナスがパラベラムへ能力について尋ねる>>133のを聞けば漸く視線を手元から上げて、その返答>>134にはパラベラムへと羨望の混じった視線を向けた。]
おや、パラベラムも複数の属性を使えるんだね。 俺も他の属性が使えれば、もっと研究の幅も広がるのになぁ……。
[もしかしたら、自分の世界でもエルマーのように道具の補助によって他の属性の魔法も使えるようになるのだろうか。 無事に帰れたら調べたいことが出来たことに密かに心躍らせつつ、小人が食事を運んでくればそれを受け取りフォークとナイフを使ってゆっくりと味わうように食べ初めて。]
(142) 2015/08/18(Tue) 18時頃
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──0day・PM19:00・個室→公園横の通り──
[昼食のあと、暫く腹ごなしの散歩がてら街を探索したあとに宛がわれた宿泊用の建物へと戻った。その間に出会った者がいれば、陽気に話しかけては会話をしたことだろう。 自分を迎えた小人へこの街の地図はあるかと尋ねれば、少し悩んだ素振りを見せてから紙とペンを持って来て、そこに実に緻密で精確な地図を描いてくれた。
小人へ礼を言って個室へと向かい、ベッドへ横たわる。 自国に似ているとはいえ違う土地で見知った人も無く、重大な使命を背負わされ、友人になりたいと思うような者が敵かもしれないと思いながら過ごすのは予想以上に疲労を蓄積した。 すぐ眠気がやってくれば、夜まで休むのもいいだろうと睡魔に身を任せて眠りに落ち。
次に意識が浮上したのはそれから数時間後のことで、窓の外はもう夕暮れに染まっていた。 眠い目を擦り身を起こせば地図を片手に個室を出て、夕飯でも食べに行こうと外へ出た。]
さて、どこへ行こうかな。
[地図を見れば近くに中央の公園とは別の公園があり、その近くにいくつか食事処があるようだった。 ならばわざわざ大通りの方へ行かずともいいだろうと地図を見ながら歩き出し、ブーツの音が建物に反響するのを聞きながら目的地を目指す。
少し歩いたところで公園の一部が建物の隙間から見え、目を細める。 逆行でよく見えないが何故か妙に懐かしい光景を見た気がして、同時にどうしようもなく胸が苦しくなり。
昼間に表通りで感じた言いようも無い感情に似た感じに、逃げ込むようにレストランへと駆け込めば小人以外は誰も居ないことに安堵して。 席につき、注文を聞きに来た小人へ、迷った挙句に頼んだのはホットミルクひとつ。
落ち着かない時にはこれがいいと、昔教えてくれた人が居た。 大人になっても子供っぽい癖を引きずってしまったと自嘲しながら、運ばれてきたカップにそっと口をつけ。]
(143) 2015/08/18(Tue) 18時半頃
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[甘い味に少しずつ気持ちが落ち着きながら、ふと、怖い夢を見て寝るのが嫌だとぐずる自分にホットミルクをくれたのは誰だったろうと思った。 今日何度か思い出そうとしても思い出せない人が居ることには気付いていたが、それは自分が異端だと認めるようで、けれどどうしても思い出したい。いや、思い出さなければいけないと強く思う。
カップを見つめながら、ぽつりと言葉が零れ落ちた。]
主……。
[妙に懐かしい響きを持ったその言葉に、確かに自分は誰かに仕えていたと思うのに、それが誰だか、名前は何なのか、顔すらも思い出せない。 唇を噛み、そっと目を閉じた。]
(-101) 2015/08/18(Tue) 18時半頃
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──0day・AM10:20頃・喫茶店──
[何かを得るには、総じて対価を払わねばならぬものだ。腹を満たせば当然それに見合った金を払わなければならない。 そんな思考が、ふとした疑問を口にさせた。 しかし、ラジエルからの返答>>122を耳にすれば、確かに金額の表記はどこにも見当たらない。自分の心配事はどうやら外れたようだとほっと胸を撫で下ろし]
ふむ、確かに。神とやらは随分と太っ腹なようだ。 どれだけ飲んで、どれだけ食べても咎められないという事だろう? では、請求書の宛名を“神様”で切ってもらおうか。
[また冗談めかしてそんなことを呟きつつ。 給仕された食物は遠慮なく頂いてしまおうと、目の前に置かれたキッシュに向けて手を合わせた。 付け合わせのサラダからまず口に入れれば、食感から風味から野菜の新鮮さが感じられ、ふむと僅かに唸る。 キッシュも一口、とフォークで口に運ぶと、生地から香るバターの香りとクリーミーな風味の具材がマッチして舌に絡み。 キャロットラペも絶妙に丁度良い味付けがしてあるし、小人達もなかなかに腕がいいと密かに感心して。
テーブルを囲むメンバーと魔法についての会話をしているところに、聞きなれぬ声>>116が耳に届く。 ラジエルの名を呼び、当人もその男に向かってにこやかに手を振っているところを見るに、二人は既に見知った同士らしい。 会釈をされれば、こちらも唇に微笑みを湛えて会釈を返す]
やあ、どうも初めまして。 私はエレキシュガルと言う者さ。よろしく、マグナス。
……ふむ。異端探しについては私も全く手がかり無しといったところだよ。神は私の質問にすら応じてくれなかったからね。
[やれやれ、といった具合に、手の平を上に向けて肩をすくめた。 マグナスが異端探しについて言及すれば、協力という言葉にぴくりと眉を動かした。 単独で行動せずとも、異端を探す面子で協力出来れば百人力だ。しかし、全てを楽観視出来るほどこの事態を甘く見てはいない]
(144) 2015/08/18(Tue) 19時半頃
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私達が結託して協力出来るのならば、それに越したことはないね。異端というのは私達から見て明らかに異端だと分かるものなのかな? 分かりやすく“私は異端です”という顔をしてくれていれば異端探しも苦労しないだろうけどね。はは。 そもそも、異端は何人いるのだろう。異端同士は認識出来るのだろうか。もし私達が何か理由があって結託出来そうにないのならば、随分と不利な話ではないか? ……まあ、これ以上は考えても仕方ない事、だけれどね。
[少しだけ諦めたような口調で、ふ、と息を吐く。 情報共有をしようにも、パラベラムやラジエル、ルッジートからの話を聞くに、全員が同じ情報しか与えられていないようだ。 これ以上話を深めようとも有益な情報は得られないだろうと会話の流れが別の方向に向かうのを待った。
マグナスがふと、精霊という単語を口にすれば、その幻想的で美しい響きに少しばかり目を輝かせる。 自分の世界には存在しないけれど、本で読んだ物語の中にはよく登場した架空の存在である。 ひょっとしたら現実でお目にかかる事が出来るのかと空間をちらりと確認してみたが、案の定何も見つけることが出来ない。 少しだけ肩を落としつつ、パラベラムが風の精霊から好かれているという事を聞けば、マグナスには精霊が見えるのだろうという予想が付く。 それについてパラベラムが言及すると、先程自分が目の当たりにした彼の能力にも合点がいった]
ほほう、風の力を利用しているという事か。しかも他の力も能力に出来るのかい? ラジエルも水を自在に操る事が出来るし……そういった自然の物を思い通りに操る事が出来るとは。いやはや。本当に所変われば、と言ったところだね。
[自らの世界でそういった能力を手に入れたらどうなるのか――少しだけ想像を巡らせてみたけれど、どのような事が起こるのかさっぱり見当もつかない。 力を手に入れた民は一体どうなってしまうのか。きっと、今保っている均衡は崩れるのだろう。それが良い方向にか悪い方向にかは予想できなかった。
パラベラムがマグナスに精霊の事を訊ねれば、自分もその話題に少し乗っかってみる事にして]
うむ、私も気になっていたところだ。 もし見ることが出来るのならば是非とも一度くらいは見てみたくてね。 彼らは小さいのかい?どんな姿をしている?どんなものにも精霊は宿るのかね?
[興味津々、とばかりに思いついた質問を次々と並べ立てる。 少しだけ前のめりになって、彼からの返事を零れる笑顔を隠しもせず待つ。 このような自分の様子に相手はどう思うだろう。いい大人が、と引かれていないといいのだけれど、と頭の片隅で考えながら*]
(145) 2015/08/18(Tue) 19時半頃
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/* そういえばルッジートに言われた傘で空飛べそうって、まるでメリーポピンズかな? うーむ、傘で空を飛ぶのもいいねぇ。
(-102) 2015/08/18(Tue) 20時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[珍しい魔法の使い手がいるというのに、反応が薄い>>135。元々そういう性格なのだろうか。と、魔法がないという世界がてんで想像できないエルマーは納得することにした。後で彼の世界の魔法などについても教えてもらおうと決めて。
レイヴンの表情の変化に気づき、理由を尋ねると、元の世界での相棒のことを考えていたという。鋭い眼差しの青年だが、やはりその中身は直感した通り、温かさを秘めているようだ。大変な使命を告げられて突然別の世界に飛ばされても、その人のことを考えてしまうなんて、よほど情のある相手なのだろう]
あんた一匹狼っぽい感じするけど相棒がいるんだな。まだこっち来てすぐだろ? 寂しがるのは早いぜ。
[からかうように笑った。レイヴンがその気になってくれれば、レイヴンのこともその世界のことも聞いてみたいと思う。
相棒というものはこの剣だけで、基本は二人旅だ。かつては双子の兄が相棒にあたるが、もう何年も行方知れずだから、今そう称するのは不適当だろう。 旅で結んだ絆を持つ者と共闘したことはあるが。
少しだけ、相棒と呼べる存在と旅をしているレイヴンが羨ましい]
(146) 2015/08/18(Tue) 20時頃
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― 0day・PM10:00 滝壺 ―
[今度は此方が驚かせたのか興味を示してる様に感じつつ>>136。 雪というものを聞いて、微かに残ってる記憶を引き出す。 確か触れたら、溶けて水になる、という事を思い出しながら。]
雪っていうのは見た事はねぇんだけど。 砂漠に入れば、何処を見ても砂しか無いのは確かだな。 砂漠は飯の種どころか水すらもねぇとこだが。 人が住める荒野には、一応水や家畜はあるけど、ここみたいに豊かじゃねぇな。
[寛ぎの態を取る虎の横に流れるせせらぎを見ては、ふぅと吐息を吐き、碧眼を細めた。 自分が住む世界には、当たり前の様に水は溢れていない。 僅かな水を求めて争いや諍いも起きる事がある、そんな世界からやって来たのだ。 憧憬に似た思いを抱きながらも、笑みは変わらぬまま、揺れる尾を眺めていた。]
お、グリゼルダか。俺はデュラン。 普段はのらりくらりとしながら生きてはきたな。 『異端』を探さなきゃならねぇんだろうが。 月の女神様は、酒を飲むのを止める無粋な事はしねぇのを祈りたいな。
[牙を覗かせながら舌を出し、強請るようにしてみせた虎を見て微笑み、ボトルの蓋を開けた。]
(147) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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[ボトルを虎に上手く飲ませられる様に側まで歩み寄れば。 酒を零さぬ様に気を遣い、ボトルを傾ければ上手く飲めたのだろうか? ある程度飲ませる事に成功すれば、此方もボトルに口付け、酒を煽った。]
あぁ、やっぱり美味いわ。 酒場でどんちゃん騒ぎしながら飲むのもいいんだが。 こうして飲むのもまた良いな!
[かはは、と豪快に笑えばまた一口酒を煽りつつ。 改めて近付いて虎の毛並みを見れば、夜闇に染まりながらも、確りと存在するように映える白さが美しく見えて、ひゅう、と口笛を吹いた。 ゆるりと武骨な指を、その毛並みに近付けがら虎の顔を覗いてみよう。]
なぁ、触ってみて良いか?
[年甲斐も無く笑いながら、虎に綺麗な毛並みに触れる許可を乞うてみた*]
(148) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[目の前の彼>>125が一体どんな事を考えているかなど人の心を読む術を知らない自分は考えもしなかったけれど。 少なくとも、自分も彼の明るさと素直さには好感を持っていたのは同じだった。 相手から見る目があると褒められれば、仰々しく掌で胸をバンと叩き、顎をついとしゃくって、自慢げなポーズをしてみせる]
ふふふ、エルマー。 私はね、人の良いところを見つけるのは得意なのだよ。
[胸を叩いた手を顔の横に移動させ、トントン、と人差し指で目尻を叩いて。 あくまで冗談交じりだということを表すために、「なんてね」と付け加える事を忘れない]
いやはや、面白くていい奴等だと聞くと尚更会うのが楽しみになってきた。 この街で暫く共に過ごすのだろうから、他の者達とも友好的な関係を築けるといいと思っているよ。 そう、私と君のようにね。
[ぱちりと軽くウインクを飛ばして、また軽口を叩いた。 彼とは会ったばかりだし、今まで住んできた世界も違う。 彼の本質を未だ知り得ないけれど、彼の瞳からは何の敵意も感じないし、こちらも同様に彼に対してそんな気持ちを抱いてすらいない。 それならば、そう評しても問題なかろうと、そんな言葉を紡いで。
自らの職業を明かせば、立派な格好だと言われ、ほう、と少しだけ首を傾げた]
立派な格好かい?私の街では皆このような格好をしているのだがね。 物語が違えばきっと身に纏う物も違うのだろう。 ……言われてみれば、確かに私には無駄な装飾が多いような気がするけれど。
[自分の服装と目の前の少年のものとを見比べて、そうぽつりと漏らした。 外套に付いたファーも、燕尾服にさりげなく施されたキラリと輝くラインストーンも、考えてみれば実用的には不要なものだ。 何故このような衣服を着用しているのか疑問にすら思わなかった。ただ、気が付けばこういった服装をしていたというのが正しい表現な気がする。 物語の中に身を置く当の本人には、それが物語の登場人物として、外の目から“鑑賞されるためにある”のだという事に気付かなかったけれど]
はは。市民が皆平等に幸福に暮らす、というのが私の使命でもあるからね。 むしろ、それが少しでも崩れるのならば私は市長失格という事さ。 ……少しでも不幸な子どもが居なくなればいい。私はそう思っているよ。
[少しだけしんみりとした口調で、どこかで自らの幼少期の事を思っていた。 この時ばかりは笑顔を忘れて、シルクハットのつばに手をかけ、くいと目深に被って表情を隠した。 しかし次の瞬間には、にっこりと唇は弧を描いて、エルマーに笑いかけて見せるだろう]
はっはっは。君に助けてもらえるなんて光栄だよ。 ピンチになったら君の名を呼べばいいのかな? まるでヒーローだね、エルマーは。
[冗談半分、本気半分でそんな言葉が口から飛び出した。 彼の言動を観察していれば、きっと彼は物語の中で主要な人物なのだろうという事を悟ったから*]
(149) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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/* 私の物語は、ミュージカルなので舞台映えする衣装なのですよ。 ラインストーンは照明でキラキラ輝いてとても綺麗なのでね。 それに主役は分かりやすく装飾も多いもの。
(-103) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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/* グリゼルダ可愛いもふもふしたい!('∀'*) 尻尾ももふらせろー
(-104) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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——0day・AM10:20・喫茶店——
[金銭の問題がなくなったと分かれば、安心して目の前の料理にも手を付けられるというものだ。 請求書の宛名を”神様“で切ってもらおうという文句は特に気に入った>>144。 一安心とばかりに片手でサンドイッチを掴み、大口で頬張った]
…“も”? 俺以外に、他の属性の技が使えるような人に既に会ってんのか?
[能力について少し語れば、ラジエルの独り言の中に気になる物言いを発見し>>142。 自分は今のところここに連れて来られてから出会った参加者は彼等4人のみ。 だがラジエルは既にマグヌスとも一度邂逅を果たしていたようだったし、もしかしたらその時に顔合わせが済んでいる者がいるのかもしれなかった。
マグヌスの『精霊』発言にほんの興味本位で質問をしたところ、エレキシュガルがそれに便乗して来て>>145。それは此方も聞いてみたい話であったから、マグヌスが口を開くのを揚げ物のセットから一つ鳥を引っ掴んでは豪快に齧り付きながら待った]
(150) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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/* ねむい、眠くて言葉が出てこない。 ロルが短くてすまない…リアルのやる事多過ぎだこれは、落ち着け俺
(-105) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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/* 今更ながらメモを見返してみたら、マグナスの誤字に吹いたwww エレキュラガルってwww絶妙に惜しいw 流石せれんさんやでぇ……(確信を持っている)
(-106) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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/* プロも後半だけどどこがくっつくか全く分からない。 まあいつものことですな。
アーノルドはラジエルがいるからいいけど、ハッターとユージンあまり発言してないの平気かな…忙しいんだろうか…。 ルッジートは色々あったけど喫茶店で発言数伸びるだろうから平気かな。
うーん、なるべくみんなに話しかけに行きたいんだけど、狂人の自分とはくっつけないから逆に相手を見つける時間を無駄にさせてしまわないだろうか。
(-107) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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/* あと、ほんと午後のロルどうしよう。全く考えてねえんだが、絡みたいやつはいっぱいいる。というか絡んでないやつら全員絡みたい。 明日は一日色々あるからなあ…どうすっかね
(-108) 2015/08/18(Tue) 21時頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[異端探しという舞台の上。 誰が敵で誰が味方なのか手探りで探らなければいけない場所。 そんな場所で、これだけ穏やかな時間が過ごせるとも思っていなかった。>>142 本格的に異端探しが始まってしまえば、この雰囲気もいつか壊れてしまうのだろうか?
己は己がいる世界を守りたい。 その想いが強いゆえにそれなりの覚悟をしてこの場所にきているのだが、願わくば今こうした楽しい時間を共有した相手とは敵同士にはなりたくないと今は願うばかり。
魔法のを使って民を喜ばせたいとの言葉には、己がこれまで持ちあわせていなかった視点からの話で純粋に興味が湧いた。]
魔法を使って人をが喜ばせる……か。 ふむ。そうだねぇ……。 そういったことならラジエルが公園でやってみせたようなものは、誰しも喜び楽しんでくれるものではないか?
[人を楽しませる魔法と考えてぱっと頭に浮かんだのはラジエルが公園で見せてくれた魔法の数々だ。 街に出た際に小さな子どもに魔法をせがまれた時、同じようなことをしてみせるのだが大抵は手を叩いて喜んでくれる。 その時の風景もついで頭に浮かんだ。]
そいえば……。魔法について話しているということは、此処にいる皆が魔法の使い手だと思っていいのかな?
[パラベラムに関してはほぼ確信している為、ルッジードとエレキシュガルに視線を向けてみる。 何か返答が返されるのであれば興味深げに耳を傾けるだろうし、そうでないなら警戒されていても仕方なしとして気にはしないだろう。
己が尋ねたことに対してのパラベラムからの返答の第一声>>134が精霊について疑問の声を上げられて、ああ、また己の悪い癖が一つでてしまったなと軽く頬を掻いた。
ついつい己の物差しで話を進めようとしてしまうのは精霊たちの悪い癖だ。半分その血が流れているせいか、そういったいらぬ要素もしっかりと受け継がれていた。 ちなみに精霊たちがそれを悪いことだとはこれっぽっちも思っていない。 人が精霊と言葉が買わせても会話を成立させるのは至難の技なのである。
パラベラムが話してくれる能力の話にはふんふんと頷きながら耳を傾けた。 ラジエルの言葉に反応を示したパラベラムに口元にゆるりと笑みを描き軽く手をあげて名乗りをあげる。]
ああ、それは私だよ。 パラベラムと同じように属性を操ることができる。 私が一番得意としているのは火の魔法だけどね。
[精霊について話さなくてはと思っていたはずなのについつい聞かされた話の内容の方へと意識が向かって当初の予定などすっかり忘れ去ってしまっていた。 パラベラムから改めて精霊について尋ねられ、そうだったと思いだし口を開こうとすれば、別の場所からも興味津々といったような様子で、ずいと乗り出して訪ねてきたエレキシュガルの姿に驚き瞳を瞬かせた。>>145 落ち着いた人物というのが最初に抱いた印象だったのだが、案外茶目っ気のある人なのかもしれないと思えばなんだか可愛らしく思えて自然と笑みが浮かんだ。
パラベラムとエレキシュガルから尋ねられたことに一つ一つ答えていく。]
精霊というのは自然界、人の生活の中、火や水、風、土等、あらゆる場所に存在しているね。 細かく部類するともう少しいるのだがまぁ、そこは割合だ。
私が連れてきた風の精霊が、今は君の肩辺りにいるよ。 精霊たちから君に寄っていったからね。風の力に縁があるのだろうなと思ったのさ。
[パラベラムの肩辺りを指さしてみせるのだが、きっとそこにいる存在を誰も目にすることは出来ないのだろう。 感性の鋭いものならば、注視すれば何か存在がそこにいるような気配ぐらいは感じられるのかもしれない。]
んー、そうだね。 精霊達を見られるものは私の世界でも限られていてねぇ。 誰にでも見えるものではないから、現状で見えていないのであれば少々難しいだろう。
[方法が無い訳ではないのだが、そこまで話せば長くなる。 なにより迂闊なことを話して、後々己の首を締めることになりかねない内容でもある為、そこは割合しておく。]
基本的にその他リを飛び回ってる精霊はとても小さいよ。 大精霊や精霊の女王とかになると、人とさして変わらないねぇ。 精霊たちはありとあらゆるものに宿る。例えばこの店。火の精霊達があちこちにいるよ。 料理を口にしなくとも解る。ここの料理はとても美味しいはずだ。違うかい?
(151) 2015/08/18(Tue) 21時半頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[慣れない事をするなと相手に促せば、相手の表情>>132が更に険しいものに変わる。 眉間に深く刻まれた皺が、どれほど広大な山脈を描くかと少しだけ興味深げに眺めてみる。 しかしながら、先程の不自然に強張っていた表情よりかは、いくらかそれは自然に発露した表情に思えた。
そして、次第に和らいできた表情を窺えば、こちらもそれに合わせて頬が緩むのが分かる。 視覚から得る情報というのは何よりも大きいもの。相手と友好的な関係を築くための土台を固めることが出来たかと、少しだけ満足げな気持ちを抱いて。 自分の大袈裟な身振りに相手が目を細めてくれたのも、計画通りだとニっと笑って]
酒は好きさ。大人になってしまえば、何も考えずに酒の力を頼りたい時もある。 そんな気持ちを分かってくれるだろう? ふむ、それならば今夜辺りにでも酒場に顔を出すとしようか。
[普段ならば執務に追われる日々を過ごしている筈だった。 手帳にびっしりと予定を書き込んで、ひとつひとつ消化していく。そんないつも通りのルーチンが、今この場所では通用しない。 全く持って未定だった自分の今日の予定が、少しだけ埋まった瞬間であった。
敬称を付ける必要などないと相手に示してみれば、相手は呼び方を変えて。その呼称が耳に届けば、ゆっくりと頷き]
ほう、エレ。 うむうむ、なかなかに簡潔でいい響きではないか。
[今まで呼ばれたことの無い呼び方に、また新鮮さを感じる。 気に入ったぞ、と付け加えて満足げに笑って見せた。
握り合った手から感じる力強さを相手は否定したが、それが謙遜か隠匿の気配かは判断が付かなかった。 目の前の相手がペラペラと自分の力をひけらかすようなタイプにも思えない]
ふむ、そうかね?旅をするとそれほど見事な筋肉がつくのか。 可愛い子には旅をさせろというのを何かの書物で見たことがあるけれど。 旅をさせることによって、その可愛い子を屈強な戦士に育てろという意味だったかな?
[はっはっは、と笑い声を上げる。 勿論そのような意味合いではない事など分かりきっていたけれど、この冗談を以てこの話題は持ち越しとしよう。
相手からの“変わり者に見える”という評価には、とぼけつつもにこやかに返しておく。 その後に加わった少年からも変わった人物達の情報を得られるとは、この時点では予想すらしていなかったが*]
(152) 2015/08/18(Tue) 22時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
…は?別に寂しがってるわけじゃねぇよ…ありえねぇ。
[相手の突拍子のない一言>>146に、思わず真顔になって即座に否定を口にする。 一匹狼に見える、という前述の印象の方がよほど正しいのに、なぜその発想に至ったのか。 浅く息を吐き出しつつ、呆れ混じりに苦笑を浮かべて。]
エルマー。お前、そういう的外れなトコも似てんのな、オレの相棒に。
[それ以上は相棒について言及されたところで、サラリと流すだろう。 別段あの男について語るようなネタは持ち合わせてもいない。 話題をそこから逸らす意味合いも兼ねて、エルマーとエレキシュガルの会話に耳を傾けて。
どうにもこの世界には、己の調子を狂わせてくるような者ばかりいるようだ。 それが世界観の違いのせいなのかどうかまではわからなかったけれど*]
(153) 2015/08/18(Tue) 22時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[話が一段落したところで、レイヴンがどこか別の場所へ行くという>>138]
俺も他の奴ら探す! よし、あっち行こうぜ!
[先に歩き出したレイヴンの更に先へと走り出し、行きたい方向を指差す。 また別な場所へエレキシュガルが向かうなら、そこで別れることになるだろう]
(154) 2015/08/18(Tue) 22時頃
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――0day・AM10:00頃・大通り――
[レイヴンとエルマーと暫く会話を楽しんだ頃合い。 会話が一段落して会話が途切れた瞬間、レイヴンがこの場から移動する>>138と言う。 丁度、自分ももう少し街を見て回りたいと思っていたところだった]
ふむ、そうだね。 私もこの街について色々と見て確認しておきたいと思っていたところだ。 この街にいるのだから、再度会う事もあるだろう。 では。その時に、また。
[レイヴンの背中に向かって、別れの挨拶を投げかけ、手を上げた。 その背を追って駆けだしたエルマー>>154にも同様に手を振って]
エルマーも、後でまた会おう。 面白い奴が居たら私にも報告してくれるかい?
[にっこりと微笑んで、自分も他の参加者を探してみようと思って。 バサリと外套を派手に翻し、踵を返した*]
(155) 2015/08/18(Tue) 22時頃
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/* 駄目だ、この市長。 動かすたびにどんなキャラなのか訳分からんわwwww ひゃっはーーーもうどうにでもなーーーれ★
(-109) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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――0day・AM10:00・大通り――
ちょ、…なんでお前が行先決めてんだよ!?
[一人その場を去るつもりだったというのに、同じ方向へと少年が駆け出してきて>>154。 挙句にそのまま自分を追い抜き、行先まで指定しようとしてくるとは随分なものだ。 言葉では咎めつつも結局は相手の指さした方向に従っているのだから、どうしようもない。
昔の自分なら無視をして己の思うが儘に行動していたのだろうが。 いや、昔であれば、人とまともに会話することさえ拒んでいたか。
一先ず行先は合わせてやらないこともないが、歩調までは合わせてやるつもりはないと、元のゆったりとしたペースのまま歩を進めた。 それでも多少距離が離れてもはぐれぬよう、しっかりと相手の姿を視界にとどめて。
元々特にアテなどなかったのだから、彼の行きたい場所に付き合ってやるのも悪くはないだろう。]
(156) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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/* あう……推敲不足がぼろっぼろ出てきて困るorz 読み返すと助詞がおかしいのめっちゃ出てくるやん……もう……
(-110) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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/* ちょっと、思った以上にリアルがやばい。 どうすっかな、ログ追ってる暇がないから誰が今手隙っぽいかが全くわからん
(-111) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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/* 俺がパラベラムの立場だったら、さっさと自分のロルを〆て、他の人のとこに躊躇いも無く突撃しちゃうかな。 場の空気も読みつつ、ある程度は自由に動いても大丈夫だと思うんだよな(´・ェ・`)
(-112) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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――0day・PM10:00・滝壺――
──水が、無いのか。 …ああ。できるものなら、一度この目でどれ程のものか確かめてみたいものだったな。聞くだけだと、どうも想像すらできん。 荒野での生活は、厳しいだろう事は思うが。
雪は、…積もると一面が真っ白になる。 白く、酷く冷たく、音まで凍りつかせて静かなものだ。 だが短い春や夏になれば、解けてこのような…滝にもなる。…俺の郷と、この場所は少しだけ似ている。これほど豊かな町や暮らしではないが。
[白虎は、ため息を漏らした男>>147の、笑んだままの視線の先を緩と見て。 途切れること無く豊かな水量を保った滝を見上げ、溜息に似た呼気を漏らしてから、名乗った男を再び見やって瞳を細めた]
なあ、デュラン。 こんな滝壺に裸で飛び込むのは、気持ちが良いものだぞ。 試してみるか?
[彼には突然に聞こえただろう。 言って、微かに笑ったような低い鳴き声を喉から漏らし、虎はデュランの笑みが多い表情を眺めた。 月女神の光の中で、どこか反応を確かめるように]
──などと言うのは、恐らく、貴公の故郷ではできない楽しみ方だろう。 俺のような者と、こうして言葉を交わすことも、共に酒を楽しむことも。 ……ロクな説明もなく、さあ努力しろ、なぞと突然に連れて来られたのだから。準備もさせて貰えなかった埋め合わせに、ここでしかできないだろう事を楽しむ時間ぐらいは在っても良いと思うがな。
(157) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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[傍に来た男>>148が、彼の手で寄せてくれたボトルを虎の口が挟む。 獣の舌から、喉に熱さが流れ、ボトルが浮いたのと共に満足気な酒精混じりの息が零れた]
──ああ、ありがたい。 本当に、美味いな。胃の腑が温まるような。
[同意するよう、大きな虎の首が頷き。問いに、ふと動きを止めた。 浅く一度瞬いた血色の瞳が、男の笑みを映し込むと、ふとどこか声もなく笑ったように細まる。
白虎はのそりと、黒縞を刻んだ毛並みを差し出すように首を彼の方へと傾けて見せた]
…触るぐらいは、別に、構わんが。
[触れれば、本物の獣に近い密集した毛並みと筋肉を潜めた弾力は感じられただろう。 グリゼルダは、少なくとも頭や背辺りを触れられる程度ならば、少しこそばゆげに耳や尾を揺らしても、過剰に気にする素振りはない]
(158) 2015/08/18(Tue) 22時半頃
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――0day・PM18:00・公園――
[身を包んでいた風の流れが一瞬、縒れたのを繊細に感じ取った。 誰かの来訪だとすぐさま理解してそちらを振り向けば、鷹を見上げる人影がある。
指を口元に当て軽快に指笛を吹けば、音に応えるように鷹は急降下して、彼が逃げたりしない限り、客人>>141の肩へゆっくりと降り立つことになる]
(159) 2015/08/18(Tue) 23時頃
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――0day・PM0:30・公園――
[エルマーの希望した先について回り、時間を過ごし。 彼とはまだ一緒にいただろうか。 適当に道を進んでいると、ふと耳に届いた水の音。 音の聞こえる方へと向かっていけば、そこにはまるでその場所だけ街から切り取られたように、妙に自然の生い茂ったスペースがあって。 己の世界には、公園というものは存在しない。 だから、それが何のために利用される施設なのかも理解はしていない。 けれども長らく旅をしていれば、下手に洒落っ気のある街並みよりも、自然の臭いを感じられる場所の方が落ち着くものだ。 自然、というには妙に整備されてはいたが。
物珍しげにその場の植物たちを見渡しつつ、絶え間なく水音を発している場所へと向かった。 そうして見つけたのは、不自然に中心から水を吹き出している小さな池のようなもので。 さらに、そこに座り込んでいる人の影。>>128 自分より少し年上に見える男。
もう少し近づいてみようと、興味惹かれるままに踏み出したものの。]
――な、っ…!?
[ほんの僅かな揺らぎではあったが、その場を流れる風の動きに突然の異変を感じて、思わず足を止めた。 その瞬間、目の前に飛び散った水飛沫。]
…オマエが、何かやったのか?
[明らかに風は、水を噴射するその場所にいた男を中心に不審な流れが作られたとしか思えなかった。 エルマーの話していた魔法というものを思い出しつつ姿の確認できる位置まで近づき、ある程度の距離をとったまま、声をかけて。]
(160) 2015/08/18(Tue) 23時頃
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──0day・PM19:00・個室→レストラン──
[風が縒れた。 公園に暫く居て、先ほどに続いて二回目の気配だが、今度は違った。 縒れてはいたが、先の気配よりはもっと、風に馴染むような、感じ慣れた気配。
この感覚は何だろう、感じ慣れているような気がするのに身に覚えは無い。 急ぐように去っていくそれがどうしても気になって、公園に他に話している人はまだ居たろうか、居たならば一言断って、その気配を足早に追う。
どうやら追っている相手が入ったのはレストランのようだった。 扉に手をかけ、開け放てば]
……そこな貴人、貴殿に訊きたいことが……
[艶やかな濃紺の髪と、それから何だかとても安らぎを覚える魔力の気。 何故覚えがないと思ってしまったのか。それは紛れもない、忘れようもない]
──あ、
[声が詰まった。 普段は酷く落ち着いている頭の中が混乱に混乱を重ねて、暫く立ち尽くした]
(161) 2015/08/18(Tue) 23時頃
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……ラジエル。
何故、お前が。
[今度は相手についての明瞭な記憶と共にその名を吐いた。]
(-113) 2015/08/18(Tue) 23時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[エルマーがレイヴンのことを元いた世界の人物に似ていると思うのと同様に、レイヴンもまたそう思ったらしい>>153]
的外れとはなんだよ! 本当は相棒と来たかったんだろ? 照れんなよ。
[急に真顔になったことや、苦笑したことを照れと勘違いして小突く。相棒と似ていると言われたこと自体には不快感はなかった。レイヴンが相棒について話すときの瞳の温度を見る限り、決してマイナスの意味ではないだろうと感じるからだろうか]
(162) 2015/08/18(Tue) 23時半頃
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──0day・AM10:00・大通り──
行き先まだ決めてないんだろ? じゃあ俺が引っ張ってってやるよ!
[レイヴンの先へと駆け出したエルマーは、目を離した隙にレイヴンがどこかへ消えてしまわないよう、ついてきているかを振り返り確認しながら歩く。
次は誰に会えるのかという興奮でいっぱいだったから、レイヴンがはぐれないようにこちらを見ている>>156ことには気づけなかった]
そういえばさー、お前ってけっこう強そうだよな。もちろん、俺はお前と戦っても負けねぇけどな。
どんな魔法を使うんだ? 俺は炎なんだけど。
[レイヴンのことやレイヴンの世界のことを聞きたくてうずうずしていた。数歩先を歩いていたが、立ち止まって、まずはどんな力を持つのか魔法がある世界を前提に話を聞く。
その質問に答えるなりかわすなりしても、今度は相棒のことや生い立ちについて質問するだろう]
(163) 2015/08/18(Tue) 23時半頃
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― 0day・PM10:00 滝壺 ―
へぇ、白くて冷たいのかぁ……。 俺も想像出来ないが、一度見て見たいな、雪っていうやつをさ。 一見厳しいけど、恵みをもたらすって感じだな。
[雪に対して素直な感想を漏らしつつ、流れるる滝を見上げ、碧眼は感慨深さを醸し出し、細めた。 ちょっぴり自分らしくは無いのかも知れないが、おっさんはおっさんでセンチメンタルになる事だってある。 そんな男に不意打ちを掛けた様な提案に、此方は、ぶっと吹きそうになり。 まさか裸で飛び込んでみたらどうだ、と言われるとは思わず、つい、つい抱腹してしまう。]
ははっ、確かに俺んとこじゃぁ出来ないな! グリゼルダが誘い上手いから、やってみたくなるじゃねぇか。 あと10年若けりゃあ、間違い無くやるね。 誰も居なきゃ、素っ裸で飛び込んだかも知れねぇな。
……それにさ。 ちょっとした悪戯で、誰かに入って貰う、というのも楽しそうだ。
[遠回しに、滝壺の中に誰かを突き落としてみる、と年甲斐も無い企みを暗に含ませつつ。 咄嗟に思い付いた悪戯に、にぃと戯けた笑いを浮かべてた。]
(164) 2015/08/19(Wed) 00時頃
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——0day・PM0:30・公園——
[驚いた様な声が聞こえて>>160、初めてそこに人がいたことに気付いた。 ここに来てから相手の存在に気付けない事が多いせいで少々心に傷をつけつつもComを片付け慌てて振り返れば、銀髪の男がそこに立っている。 見た所服が濡れている様子はないため、飛沫を回避してくれたのだろう]
あ、すまない、そこに人がいたとは気付かなくて。 ここに来てからどうも勘が鈍ったものだ… それについては、まあ俺がやった。俺はパラベラム、君も異端捜索の参加者か?
[ある程度の距離を保たれたまま話かけられた為にその隙間をつめるような真似はせず、問いに返答する。 今までここで出会った人物達とは幾らか変わってどうやら身を置いていた場所が近しい感を発する彼を見ながらも、今は敵意がない事を示すよう挙動には注意を払った]
(165) 2015/08/19(Wed) 00時頃
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[虎に上手く酒を飲ませる事が出来た様だ。 吐息から感じる酒の匂いに、満足そうな笑みを浮かべてから、此方も酒を煽りながら。 美しき毛並みを持つ獣に、触る事を乞えば、承諾して貰えた。 ゆったりとした動きで首を差し出して貰えれば、先ずは武骨な指を置き、静かに一撫でをした。]
おぉ、やっぱり馬や牛とは違うな! こう…なんというか、もふもふ? 寒い所だと、こういうのが良いんだろうな。
[うわーとか、すげぇとか、年甲斐も無くはしゃぎながら、今度は何度も指に当たる毛並みを堪能しながら撫で上げていく。 毛並みの良さ、温もり、そして張りのある肉の感触に、垂れた碧眼は驚きの色を見せ、大きくさせた。
そして、垣間見える鋭い爪を見て、先程見えた牙を思い出せば。 もしこの虎と対峙する事になったら、相当しんどい事になるかも知れないが。 今はそんな雰囲気では無いし、暫しの間もふもふを堪能させて貰おう*]
(166) 2015/08/19(Wed) 00時頃
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――0day・AM10:20・喫茶店――
[魔法の使い手だと思っていいのかとマグナスから問われれば>>151、素直にこくりと頷いて]
ああ、一応ね。 ただ、二人とは違って私はあまり派手な魔法ではないけれど。 それに、あまり魔法の使い道を考えたことが無かったくらいでね。 普段の使い方と言ったら……
[椅子の背もたれにかけていたステッキを徐に手に取って、店の床にコンと打ち付けた。 すると、自分が使っていたナイフとフォークがふわりと浮いて、目の前のキッシュをサクサクと一口サイズに切り分け始める。 次に、自分の手元からは少し遠いところに置いてあった塩や胡椒などの調味料の瓶が、目の前まで飛んできてはコンコンコン、と手の届く位置に鎮座して]
……とまあ、こんな感じの日常生活を手助けするような魔法でね。 いや、仕事においては非常に便利なのだけれど。 ほら。真剣に机に向かっている最中に文献を見る必要が出てきた時にね、手を止めるのも億劫な事があるだろう? 本が自分から飛んできてその頁を開いてくれればいいのに、と。そんな時にね。効果を発揮するのだよ、私の魔法は。
[地味な使用方法を解説してみるものの明らかに派手さに欠けるそれは、自分で笑い飛ばさないとやっていられないくらいだ。 ははは、と乾いた笑いを付け足してみたものの、相手の反応は如何ほどだろうか。 パラベラムとマグナスの会話を耳に入れつつ、マグナスの得意な魔法を聞いては興味深げに頷いて。 是非とも一度お目にかかってみたいと思いながら、今ここで披露されたら折角の食事と良い雰囲気の店が台無しになってしまうだろうかと喉元に留めておくことにする。
精霊についての解説を一言一言聞き逃さぬよう、しっかりと記憶させることに勤しんだ。 このような夢のある話、子どもたちが聞いたら喜ぶだろう。折角なら土産話も持って帰らねばと思い立って。 パラベラムの肩の辺りに風の精霊がいるという事を聞けば、思わずパラベラムの肩に目線が移る。 じっと目を凝らしてみるものの、彼らの姿をこの目で捉える事はなく]
うぅむ……見えない。 好かれているらしいパラベラムが羨ましいよ、私は。 私のところにも少し分けてくれないか。
[少しだけ恨めしそうにパラベラムとその肩の辺りを見つめてみる。 そんな事を言ったところでパラベラムにはどうしようも無い事だとは分かっていたけれど、羨望の眼差しを向けることくらいは許してほしい。 マグナスの口ぶりでは、きっと小さくて可愛らしいのだろう精霊の姿を脳内で想像しながら、また目を凝らして。 この店の料理の事を話題に出されれば、確かにそうだと頷いて]
ほう、ご明察通りだよ。 確かにこの店の料理は非常に美味しくてね。 私も感動していたところさ。 精霊達もそれをよく分かっているのだなぁ。
[店のあちらこちらにいるらしい精霊と、店で働く小人と。 随分とファンタジーな世界にやって来たものだなと改めて自分の置かれた立場を噛み締めながら*]
(167) 2015/08/19(Wed) 00時頃
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——0day・AM10:20・喫茶店——
あ、厳密に言えば俺のところでは“魔法”という言葉は使われていない。“異能”と呼ばれる力だ、実態は同じ様なものだろうな。 …とはいえ俺の風の力をここで発揮すれば、目の前の料理が風に吹かれて落ちたりしてダメになるだろうから実演は出来ないけど。
[『力を使って人を喜ばせる』という概念があまり存在していなかった我が物語の事を思いながら、エレキシュガルが再び披露した浮遊術を見遣る>>167。 確かに面白可笑しく力を使う者もいたが、魔力というのは基本的に有限だ。 大人になれば内包量も増えるが、魔力を使うということは命を削る事と同義と教わってきた自分たちだ。何故なら魔力が尽きれば存在を同時に失うからである。十分な休息を取れば回復するのだが。 だからなのか、あまりそれを娯楽に使うという選択肢は少なかったように思った]
ほう、多属性持ちとはラジエルの事だったのか、なるほど。 見られないのか、それは残念だ。 魔法を使うのは、ラジエル自身なのか?それとも精霊が使うんだろうか
[ラジエルから精霊の大まかな話を聞きながら>>151、ふと思った事を投げかけて。 こんなに人のいい彼が異端である可能性は考えたくないものの、もしそうだったのならば見えないものから発せられる攻撃というのは実に厄介だろう、今のうちに貰える情報は貰っておかなければと打算的な事を考えつつも、最終的には興味が勝っている]
はは、そんなこと言われてもな。 この力にも色々と制約があるから、一概に羨ましがってもいられないだろうよ。
[少々の恨みと羨望の眼差しを向けられれば、ただ苦笑するしか出来ない。 まず、Comがなければ“魔力”を活用する事さえ出来ない上、魔力=生命であるが故長期戦となると分が悪いのだ。 …まあ、今はそれについて口を割る気はないが。 相手に情報を開示させておいてこれでは少々姑息な気がするのは、きっと気のせいだ]
(168) 2015/08/19(Wed) 00時半頃
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――0day・PM18:00・公園――
[甲高い口笛…否、指笛か。不意に響いたその音に顔を跳ね上げる。咄嗟に剣を取り出そうとして、舞い降りてくる美しい翼に毒気を抜かれた。そっと腕を差し出して止まりやすいようにしてやり。至近で見る猛禽は猛々しくもやはり艶やかで]
ありがとうございます。貴方のパートナーで差支えなかったでしょうか?
[指笛の主>>159に歩み寄り、腕を差し出す。そうして近くに寄ってみて彼が纏う雰囲気が高貴なそれだと気付き、自然背筋が伸びた]
(169) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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――0day・PM10:00・滝壺――
……厳しく恐ろしいが、…美しい。 何もかも、余分なものを全て覆って、見えなくしてくれるような。 本当に、いつか見られると良い。凍え死なないようにだけ、装備に気をつけてな。
[月光に白く散る雫は、どこか細雪にも似ているように思った。
ゆっくり、呟くようになる低声が虎の口元から溢れ。 己もまた、感傷的な言葉を紡いだことに、言ってから気づいたようにふと黙す。
瞬間皮肉めいたような──薄い苦々しさも含んだ表情が獣の鼻元を僅かに皺刻んで歪ませ、呼吸で微笑った]
互いの世界を気軽に行き来できるようなものなら、よかったのだがな。 ……。どうせ作り物だなどと、そういわれるのであれば。
[デュラン>>164の受けを取れた様子なのには、再び機嫌をゆっくり上向けたよう、白虎は顔つきを和らげた。 緩りと尾が地面の上で揺れる]
なんだ、やらないのか? ……ああ。 特別な、この世界でしか味わえない驚きと感動を、与えるという…な?
[語られる悪戯。 ちょっと黙って、フ、と共に悪巧みをするように息と共に言ってみせてから。虎は、堪え切れなかったように呼吸を詰まらせ、牙が詰まった顎をツイと上げ、小さく笑声を上げた]
──ッ…。
…虎、だからな。それ以前に、俺は人なのだが。 俺の獣の形は、確かに、雪の中に生きる為のようなものだ。毛並みも、色も。…時々にもよるが、冬に狩りもし易い。
[獣の形と毛皮を撫で、確かめる硬い指の感触に虎の瞼が薄っすら落ちた。
見た目が今は完全に獣である以上、獣扱いはそうなるだろうが、一応これで人だと言う事は忘れられていないかとぽつりと言葉を足しておき。 はしゃぐ男を、赤い瞳が間近く見遣って、その瞬間だけ少し複雑げな色が過った。 ──毛並みを褒められるのは、悪い気はしないのだが。
時折跳ねくる滝のしずくを払うように、小刻みに獣の耳を揺らすと、男の腕と首や顔辺りに、ややとおどかす意図も込め自分からも虎の頭をごしごしと擦り付けさせた。 猫がやるならば甘えた仕草に思えるかもしれないが、いかんせん巨体の虎故に、結構な重さもある感触にはなっただろう。
やがてデュランが逃げるか、飽きるか、自分が首が疲れてきた頃まではそんな他愛ない接触を続けるつもり*]
(170) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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――0day・PM8:00・大通り→酒場――
[日の暮れた世界は夜の闇を纏って、また昼間とは違う趣を見せていた。 日の光を受けてきらきらと輝いていた清らかな川の流れは、今度は闇を飲み込んで、ただせせらぎを奏でている。 そんな街の変化を感じながら、朝方に歩いていた通りを再び歩いていた。 目指すべき場所はただ一つ。レイヴンから教えてもらった酒場だ。 彼と会話をした辺りまでたどり着き、彼の口頭での案内を思い出しながら歩を進める。 窓から漏れる暖かなオレンジ色の室内灯に惹かれるように、酒場に辿り着いてカウンターに腰を降ろす]
ああ、すまない。 スコッチをとりあえずストレートで一杯。 チェイサーには水を頂けるだろうか。
[手を上げて店主に呼びかける。 小ぶりなグラスに注がれた琥珀色の液体と氷の入った水が目の前に置かれれば、スコッチを一口含み。 鼻に抜ける馴染みの香りに、静かに酔いしれる。 雰囲気の良い酒場に、美味しい酒。 これから己を待ち受ける何かを、このひと時だけは忘れて*]
(171) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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/* >>170 何回言うのって感じだけどもふもふたまらん……ただのもふもふじゃなく、虎特有の図太い手足や、重そうな身体が想像できるロルなのがとても……とてもいい……。
(-114) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[エレキシュガルの言葉>>145を聞きながら、本当に魔法を使う者が少ない世界から来たのだなと思う。 己の世界ではただの平民でも魔法を使って生活していたし、魔法を動力とした道具も多く存在していたから、魔法の無い生活が想像できない。
紅茶のカップをソーサーの上へと戻し、取っ手を指先でなぞりながらエレキシュガルの方を見た。]
自然の物にも魔力が宿っているからそれを利用して操るのさ。 加工はされてるけど、この紅茶もさっきの水みたいに操れるよ。
[水を操るには、自らの魔力を水に流し込み干渉する必要がある。 けれどそれも自分の生まれつき持った属性が水だから出来る芸当で、他の属性を持つ物に干渉は出来ない。
これが異端探しの場でなく、ただの世界をこえた交流ならば手の内を全て見せてもいいが、公園でマグナスに言われたことを思い出せば全てを語るのは躊躇われる。 要所を省いて説明すれば、他の会話を聞きながらガレットを口へ運び。
見た事の無い料理だったから試しにと頼んだそれは予想以上に好みの味で、小人にレシピを貰って王宮に持ち帰ってもいいだろうかなどと考える。咀嚼している時にパラベラムから質問が飛んできて>>150、返事の代わりに張本人のマグナスへと視線を移せば丁度相手が手を上げて>>151。
精霊の話は未知の領域で興味深く、黙々と食事を続けながらも興味津々といった様子でその言葉を聞く。 珍しい生き物を飼いたがる貴族は多く、中には妖魔や魔法を使う生物を捕まえてくる者も居たため、不思議な生物を見たことがないわけではない。が、精霊や神獣などは見た事が無かった。 今見えないのであれば難しいと聞けば少し残念に思いつつ、元々その素質が無かったのだろうと淡々と受け入れ。]
俺にも見えないなぁ……もしかしたら、マグナスの世界より精霊や神との縁が薄い世界の生まれだからかもね。
ああ、たしかにここの料理はとても美味しいよ。 ぜひ小人にうちの料理人を任せたいくらいに。
[こうして自分の好きな分野の話をしているから余計に美味しく感じるのかもしれないが、マグナスの言う通りだと首を縦に振った。 結構本気で小人を雇いたいくらいだが、どうせここでの記憶は物語の中に帰れば忘れてしまうのだろうと残念に思いつつ、パラベラムの話>>168へと好奇の目を向けた。]
(172) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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/* 今からでもRPGやるか?ってくらいには町に何があるかわからry 想像つかねえ…いつか時計台行こ。 一日一ネタを独り言で落とそうかと思ったけどやっぱりやめた。自分で首絞める形式はだめだ
(-115) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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/*ごめんなさいごめんなさい…きっと他の人も絡みたかったと思うんだよ、よりによって釣れたのがこれでごめんなさいorz 多分俺のせいで絡みに来たい人の邪魔してる気がするよ俺の馬鹿ぁぁあ! 大人しくしておいてみんなのあっはんうっふんを楽しみにしてれば良かったのに!無駄に動きやがって! 俺の馬鹿(´;ω;`)
はふぅ…動く…動くぞー…(でろでろ溶けながら)*/
(-116) 2015/08/19(Wed) 01時頃
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――0day・PM18:00・公園――
[鷹が舞い降りた先>>169、相手は腕を差し出し猛禽を止めた。 ゆるりとその腕に止まった鷹は、羽を畳むと表情を窺う様に首を傾げ。
歩み寄って来て腕をこちらに差し出されれば、友人は身軽に小さく羽ばたいてアーノルドの肩へ再び乗った]
ああ、間違いない。 パートナー……ふむ、その表現が的確だ。 幼少期から連れ添っているパートナーでね。
……もしかしなくとも、貴殿もここに招かれて?
[腰に下げた剣、とどのつまり普段は戦う職に就いているのだろうか。 その問いは平和そうなこの街な上に、働いている者は小人しか見かけないので、という憶測ではあったが]
(173) 2015/08/19(Wed) 01時半頃
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― 0day・PM10:00 滝壺 ―
装備かぁ、一体どんなのが良いのか分からねぇな。
[北国に行った事が無い男は、雪山に行くための装備が分からず頭を掻いてみせつつ>>170。 己が見た事の無い白の世界に興味が湧き、見てみたい思いを馳せていた。 そんな中、互いの世界を行き来出来ればと、作り物の世界と、皮肉を交えた言葉を聞けばテンガロンハットを正して。]
行けたら良いねぇ。 俺んとこは、本当に何も代わり映えしねぇが。 そこんとこ、神様に願いたいもんだ。
[多分そんなお願いは無理かも知れないけど、今はそんなお願いをしたい気分なのは確か。 仕方ねぇよな、と声を上げ苦笑いをするしか無いのだが。 今は『異端』探しをする必要がある訳だし、お役目を全うしなければならない。 故に密かな願いとして、胸の中にしまいながら、やがて悪戯の話に流れていき。]
そそ、驚きは大事だな、……ししっ。 『異端』が何をするか分からねぇけどさ。 奴らがびっくりしている隙にとっ捕まえるのもアリかもな。
[ひょんな事で出来た共犯者。顎を上げ笑う仲間に、此方もにしし、と笑う男は誰が『異端』なのかも分からない。 探し方も分からないし、『異端』じゃない者を引っ掛けるかも知れないが、驚きと笑いが引き出せたら良いな、と思って。 眼前の虎の瞳を見ては、首を傾げて見せた。 さて、どうやって驚かせるのか、と言わんばかりに。
と、虎を撫でれば、心地良いのか、瞼がゆっくりと閉じられた様な気がして、指は虎が好む場所を探そうと、何度も撫でてみせるが。]
あぁ、そうだった忘れてた。 って、おい、水飛ばすなって。やめっ。
――ぅ、わ、あぁっ!?
[虎が虎では無く、人である事を忘れてた男は、飛び掛かる水飛沫に手を振ってガードしようとしてたが。 大きな虎の頭を擦り付けられ、思った以上の衝撃に、バランスを崩してしまい、尻餅を付いてしまった。 それでも、虎は戯れてるのかお気に召さないのか分からないが、ぐりぐりと頭を擦って来られ白旗を上げるしかない。]
分かった、分かったから、それやめい! 何だったらさ、人間の姿見せてくれないか? 人間の姿見たら、虎扱いはしないかと……あぁっ。
[中々止めないぐりぐり攻撃に、男は降参だ、と言って、何度か頭を叩いてタップしようと**]
(174) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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──0day・PM7:00・レストラン──
[置いたカップの中で揺らめくホットミルクを心此処にあらずといった様子で見ていたせいで、店内へと誰かが入ってきた>>161のも気付かない。 声をかけられて漸くその存在に気付き、驚きにぱっと顔を上げればそこにいた人物の顔を見たまま動けなくなった。
急に世界の音が遠のいて、相手の声しか聞こえなくなる。 世界が時を止めてしまったかのような感覚の中で、自分の心臓が強く鼓動するのだけが鮮明に感じ取れて。
こちらに来てから時々感じていた郷愁によく似た懐かしさは、全てこの男の気配によって引き起こされていたのだと直感で気付いた。 そして、無意識のうちに自分の行動に影響を及ぼしていたのも、自分の記憶に空いた穴を埋めるのも、かつて眠れない夜にホットミルクをくれたのも全部、目の前の相手だということを悟る。
相手が零した小さな、自分にしか聞こえないほど静かに響いた声にふらふらと立ち上がると、ゆっくり相手の前へと進み出た。 自分でも何をしているか分からないうちに、身体は自然と相手の前で床に方膝を着き深く頭を垂れる。]
(175) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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主……ッ!
[口をついて出た言葉に息苦しくなるほどの愛しさを感じる。 今の今まで失っていた記憶が急速に蘇り、何故自分と相手が此処に居るのかも全てを思い出せば唇を噛んだ。 どうして忘れていたのだろう。自分の生は相手のためだけに存在し、相手を失えば生きる意味すら見失ってしまうというのに。
戻って来た記憶に混乱しながら、何故かもう何年も相手と離れていたような感覚に泣きそうになり、顔を上げれば無理矢理微笑み。]
お忘れですか、主。 俺らこそ……いえ、詳しい話は主の部屋へ移動してからにしましょう。 ここでは、何時誰が来るとも分かりません。
[そう移動を提案しながらも立とうとはせず、少し悩んだように視線を泳がせてからおずおずと不安げに相手を見上げ。]
……申し訳ありません。俺は、今まで貴方の事を忘れていました。 すぐに思い出して、お側に居なければいけなかったのに。
まだ俺に、貴方の手の甲へキスする資格はありますか……?
(176) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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――0day・AM10:00・大通り――
どこに連れてこうってんだよ、ったく…。
[先導して歩く相手>>163の後を気怠げについていく。 吐き出したため息は、わざとらしい。 それは悪態とは裏腹に、この状況それなりにを楽しんでいるからこそで。
わざわざ振り向いては己の姿を確認する相手の様子は、なんだか微笑ましく思えた。 勿論それを表情に出すことはなかったが、一定以上距離が離れない程度には歩調を調整して。]
別に特別強くはねぇよ。 …まー、お前に負けることはないだろうけど。
[握手をした時のエレキシュガルといい、やはり己は見た目からして、戦闘に特化していることが透けてしまうのか。 定番のごとく謙遜じみた言葉で返そうとするも、負けないと言い切られると言い返したくなるものである。 聞き流してやっても良かったのだが、どうにも負けず嫌いの性格が災いするようだ。 衣服越しながらも大体の予想がつく筋肉のつき方からして、明らかに身体能力はこちらのほうが上だろう、なんて、つい張り合ってみたくなる。 流石に戦闘慣れしている事実についてまで口を滑らせはしないけれど。
しかし、此方が魔法を使えることを前提にしたような問いかけには、一瞬躊躇を見せて。 先程の会話を思い出す限りでも、彼の中に魔法というものは当たり前に存在しているものらしい。 そして魔法を使えるのは、彼だけではない、と。 此方が魔法を使えないと公言してしまうのは、些か危険な気がした。]
……へぇ、お前は、炎使うのか。 オレは、…――後で時間があったら見せてやるよ。
[敢えて能力の種類については触れずに濁して。 勿論「後で」なんて、その場しのぎの言葉であって、その機会を作るつもりはない。 それ以上は能力について言及されても、適当な表現で誤魔化すつもり。
それ以外について何か問われるようであれば、素性が知れない程度には答えるだろう。*]
(177) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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/* ハッ……待って、主呼びに一人称俺で敬語って……某刀のあいつが思い浮かぶ……!!
うーん、やっぱり他の呼び方にすればよかったかなぁ。 個人的に「主上」とか好きなんだけど、それも好きな作品から引っ張ってきてるだけだし、「マイロード」とかキザっぽいというか、某万能執事が思い浮かんじゃって……。 結局無難なところにしつつ、幼馴染としての癖がぬけなくて一人称「俺」にしたけど失敗だったかなー……。
(-117) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[頷いた相手が手にしたステッキからは何やら不思議な力を感じた。>>167
それがエレキシュガルの使う魔法に関わるアイテムであることはすぐに察することができた。 話される内容から実演してみせようとしてくれていることも解って、エレキシュガルの挙動をじっと見守る。 小気味よい音をならしステッキが床を叩いたと思えばエレキシュガルの使っていたナイフとフォークが独りでに動き出す。 その様をみて小さく感嘆の言葉を漏らして興味深く思いながら見つめていれば、動き出したのはナイフとフォークだけではなく机に並ぶ調味料の瓶がふわふわと浮いたかと思えば、エレキシュガルが望んだであろう位置まで移動する。
己も薬を煎じている時や実験的なことを行う際は同じようなことをするが、原理がまったく違う。 魔力の根源となっているものが違うのだから、当たり前といえば当たり前で、今日何度も同じような驚きを既に味わったはずなのにやはり素直に凄いと驚いてしまう。
続く説明の言葉が、笑ってはいるが何処か自嘲めいた物言いに聞こえてついつい首を傾げてしまった。]
別に派手さなど必要はないだろう。 日常生活の中にある魔法なんてものは総じてこういうものだ。 私も魔法の研究や、薬を煎じている時に使う魔法は似たり寄ったりで、そんな派手なものは何一つない。
派手さなどなくとも、エレキシュガルの魔力は確かだし、充分に素晴らしい能力だ。
魔法とは人を助けるためにあるようなものだと私は考える。 だから、エレキシュガルのその使い方はある意味で正しい。
勿論、戦闘が必要な者は魔力の力を借りて戦うこともするだろう。それもまた間違った使い方だとは思わないよ。
[あらゆる属性を操るというパラベラムは己と同じように戦いでも魔法を使っているタイプだろうと考えて、最後にフォローという訳ではないが一文付け足す。]
思うに、魔法を使うものの用途次第で如何様にも変化するだろうさ。
[真面目に己の考えをつらつらと並べ立てていた訳だが、ふと我に返ってそれがしょうしょう恥ずかしくなった。 一度目線を上に投げてあー、と意味のない言葉を漏らし、視線を戻せば誤魔化すようにおどけた笑みと口調を向けた。]
……と、思うのだがどうだろうかー?
[己が指さしたパラベラムの肩口をみて残念そうに呟く言葉を聞くとすこしばかり罪悪感が芽生えた。 かといってここで火の精霊を使役してみせるつもりもなし、そんな簡単にして良いことでもない。 話題が料理の話へと移り変わればそうだろうと頷いて笑みを向け片目を瞑ってみせた。]
火の精霊達の顔がいきいきとしているからね。 こういった店は総じて美味しいと相場が決まっているのだよ。
(178) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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異能……。
[聞きなれない言葉に>>168小さく口の中で呟く。
エレキシュガルが実演して見せてくれたからだろうか?自分がやっては料理が吹き飛ぶと説明を耳にすれば小さく笑みを零した]
ふふっ。それは大変だ。 折角の美味しい料理がダメになってしまうのはいただけないね。
また外で会った時にでも、よければ何か見せておくれ。
[己の使う魔力とはまた違ったものへの純粋な興味。 その興味に突き動かされるままに強請るようなことを口にしてしまったのだが、今後見せてもらえる機会がなかったとしても、今の事情が事情なだけに気にすることはないだろう。 その場合は、見る機会を逃してしまったことをただただ惜しむだけだ。
精霊について追加で質問をされればでは今度は己が披露する番だろうかと掌を皆に向ける。]
そうだね。精霊の力を借りているだけにすぎないかな。 基本的には、まず最初に精霊に呼びかける。 精霊がその呼びかけに答えてくれた場合は、願いを口にして魔力を与えればその魔法が発動するよ。
[特殊な出自のお陰で実際の所、火の精霊に関していえば呼びかけなくとも思うだけで力を貸してくれる。 他の属性達に関しても呼びかければほぼほぼ答えてくれる。それ故にあらゆる属性が操れるのだ。
小さな魔法を使うのに杖は不要とそのまま掌に意識を集中させた。]
……火に転じよ。
[そう小さく口にすれば掌の上にポッとライターの火ぐらいの大きさの炎が灯る。 その小さな炎はしばらく掌の上で揺らめいてぱっと消えた。]
まぁ、概ねこんな感じだね。
今しがた力を貸してくれた火の妖精が己の周りをくるくると周り頬に擦り寄ってくる。 擽ったくて思わず笑みを漏らした]
ふふっ。こらこらじゃれるんじゃないよ。君の此処での仕事をしておいで。
[優しく小さな声音で精霊に囁いた言葉なのだが、普通に同じ席についていた皆の耳には届いたのかもしれない。]
(179) 2015/08/19(Wed) 02時頃
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/* 主従BL大好きマンなので、主従っぽさを前面に押し出して行きたいが…
敬語どんどん使ってく?→ボキャ貧なので要努力 従者っぽい行動してく?→知識がないので要努力
結論:色々足りないからそれっぽく誤魔化しつつ、魔法で遊んで、主も抱く。
主ー!主ー!レグルスに見守られながら愛を育みませんか??? 鳥に見守られ、魔法で粘性にしたお水でゲフンゲフン。
(-118) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[紅茶も操れるとエレキシュガルに語る言葉>>172にまた能力を見せてもらたりするのでは?と少しばかり期待してそちらに視線を向けたのだが、残念ながら説明のみだった。
まぁ、そう何度もと見せられる訳もないかとも思うのだが、それを少しばかり寂しく感じた。
世界に危機が迫り、それを救うために異端探しをしろと言われて此処に来た。 だからこそ出会えた面々ではあるが、素直に現状を楽しむ訳にもいかない現状がなんとも恨めしい。
世界を救うという本文は勿論忘れていない。
ただ、もっと違う形で出会えたらなら、それぞれと良い関係が結べたのではないかと思えてしまう。 もっとも、他の世界と繋がる術などある訳もなく、そもそも出会うことすら叶わないのだが……。
少しぬるくなってしまったコーヒに口をつける。
ブラックなど飲み慣れているというのに、今日のコーヒーはやけに苦く感じた。
話題は精霊の話題へと移り、ラジエルからもエレキュガルと同様の返答が帰ってきてそうかと呟いた。]
ふむ。感覚の鋭いラジエルなら、存在ぐらいは感じられるかと思ったりもしたんだが、やはり無理か。 私にとって精霊というものはとても身近な存在だ。
世界の差は勿論あるのだろうが、そういった類の事も関係しているのだろうな。 物語の世界はきっと沢山あるだろうから、私のように精霊を見て、語ることのできる存在は何処かに居るのだろうねぇ……。
物語の中の人物か。なんとも複雑な心境だ……。
[未だこのことに関しては、上手く折り合いがついていない。 誰に向けるでもなく独り言のように呟いた言葉。
本日何度目になるのかもう解らないため息をついつい小さく零していた。]
(180) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
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——0day・AM10:20・喫茶店——
[喫茶店では皆魔法の話で盛り上がっていた。自分は魔法を使うことはできないが、それぞれの世界にはそれぞれの魔法…と言ったところなのであろう。 各々の話にはとても興味をそそられるし、また新たな発見もあった。 話の端々でエレキシュガルがナイフとフォークを、先の傘のように巧みに操っていたり>>167、マグナスが炎を灯したりと>>179、彼らが能力を披露するたびにそちらに目が釘付けになる。
手にしたカップを見つめてみて念じてみると、力が入りすぎたのか取っ手部分にパキンとヒビが…。 申し訳なさにかられながらそれを小人に伝えると、彼は笑顔で気にしないでくれ、という素振りを見せた。
やはり元々毒牙である自分にできることと言えば、この茶を毒茶に変える事くらいか。 小人はカップの交換を申し出てくれたが、ヒビが入ったくらいどうということはない、とそのカップに再び口をつけた。]
(181) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
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――0day・PM0600・宿泊施設→商店――
[皆同じ場所に集い休むのかと思っていたが、小人に案内されたのは宿屋とは違っていた。 どうやら、一人に一軒宿泊先として与えられる、らしい。他の建物と違わずに綺麗なその建物へと入れば、中も綺麗なもの。誰かが以前に使ったような形跡などまるで見られなかった。 中を観て回る。普通に家として使える設備が整っており、水もあれば火も使えることが確認出来た。 これで一人なのはありがたい。調合や何やとしていれば、音や匂い、場合によっては光も、他者への迷惑に成り兼ねないものだ。一人ならばある程度散らかしても汚しても文句は言われまい。 キッチンへ足を向ければトランクを開く。そうして中から機材を取り出して行けば、そこはもう自分の工房と大差はなかった。
散らかり具合が、だが。
そうして暫くの時間をそこで過ごす。 その合間に案内してくれた小人に、珍しい物や道具は無いかと質問すれば小さな手で筆を持ち、なにやら場所を示してくれた。どうやらそういった品を扱う店があるらしい。 日が暮れ始め、空腹感も感じ始めた頃に漸く、その地図を手に再び街へと出掛けるのだった。
外へ出れば夕焼け色に染まった街並みが目に映る。 目を細めて空を見る。元の世界の様な異常が感じられないこの世界。アーノルドの他にもきっと異端探しに招かれた者がいるだろう。来て早々に引きこもってしまったせいで、殆どの者と顔を合わせてはいない現状は、あまりよろしくは、無い。
そうは思っても出会えるものではないらしい。少しの食料を小人の営む店で譲ってもらえば、それを入れた紙袋を片手に件の地図に描かれた店へと向かう。 確かに、そこには珍しいと言えるものが並んでいた。が、]
これは……また真贋怪しい……。
[セイレーンの涙、ワイバーンの翼、人魚のウロコ。 まさか偽物をこの小人達が売り付ける事は無いだろうと。いや、そもそも金銭を要求しない彼等がそんなことをする必要性もなさそうに思うのだが。 どうにも信じ切ることが出来ずに、並べられた商品を眺めているのだった。]
(182) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
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なんだか根暗だ
(-119) 2015/08/19(Wed) 03時頃
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――0day・PM0:30・公園――
[謝罪と共に紡がれた言葉>>165からして、先程の水飛沫は別に己を狙って差し向けたものというわけではなさそうだった。 あの飛沫を起こした能力は、水というよりは風を操っていたかのように思う。彼の使用する魔法は風、なのか。 事前に魔法を使うものがいるということを知識として仕入れていなければ、非現実的な能力を目のあたりにして今以上に動揺していたかもしれない。]
オレは、レイヴンだ。 「も」っつーことは、アンタも神様とやらに呼ばれたお仲間ってわけ?
[問われたことに対してこちらも問いで返すのは、相手に対して警戒を見せている表れでもある。 目の前の男は、先程までに会った人物達の良くも悪くも能天気な雰囲気とは異なってみえた。 どちらかというと、己に近いものがあるのかもしれない。 特に敵意や殺意を発している風でもなかったから、完全に気を抜きはせずとも相手のすぐ傍まで寄って、人1人分ほどのスペースを空けた場所に 腰を下ろし。]
――さっきの。アンタは、水を操れる魔法を使えるってことか?
[探っているということを勘付かれぬ様、なるべく自然な物言いを意識して尋ねた。 先程の分析した結論とは異なることを聞いたのは、相手の反応を試してみたかったからで。 少なくとも相手が自分の能力をひけらかすタイプには見えなかったからこその様子見だった。*]
(183) 2015/08/19(Wed) 03時頃
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/* もうさ。私メモで(・・`とか(・・*とか使ってもよくない? 既に透けてるよね?そんな気しかしません。
既に何度も使いそうになっては消してと繰り返しているけど、無駄な努力なのではないかと思えてきている今日このごろ……。
そして相変わらずあっちこっちで誤字ってるよ。安定の誤字率。
申し訳ないです(・・`
一番申し訳ないのはエレキシュガルの名前間違えたことだけどなっ!
(-120) 2015/08/19(Wed) 03時頃
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——0day・PM7:00→PM7:10・喫茶店→各所ブラブラ→時計塔——
[喫茶店を出た後は、情報収集を兼ねて周辺をブラブラと散策していた。 その手には茶色の紙袋を持っているのだが、これは喫茶店で小人が余ったBLバーガーを包んで持たせてくれたもの。 喫茶店では、珍しい各世界の話、そして魔法の話…と、興味深い話が続いていた為に聞き入ってつい食べ損ねてしまっていたのだ。
表通りをあらかた散策し終わった頃、ぽつりぽつりと街に明かりが灯りはじめた。]
そういえば、随分歩いたからな… もう日も落ちる時間か。
[街角から見える大きな時計を見やると、その針はPM7:00を示していた。 …なるほど、道理で薄暗くなってきたものだ。 そのまま完全に空に闇が落ちる前に宿泊施設へ向かってしまってもよかったのだが、薄暗い空の中聳え立つ時計塔のその存在感は、自然とそれを傍で見てみたいという興味を引き連れてきて。 それほど距離はないだろう、と時計塔の方向へ向かって歩き出した。
大きな噴水のある公園を通り過ぎると、すぐそこに時計塔は立っていた。 見る限り新しいものではないのだろう。 どこか古めかしい、しかしそれがまたその厳かさと美しさを一層引き立てている…といった感じだろうか。
思わず入口の扉へと手を伸ばしたが、どうやら施錠されているようで開くことはなかった。
中に入ることは諦めて数歩下がり、針が動く様子を目で追っていると、普段は何も気にすることなく過ぎ去るその一秒、一秒。 針が動く重みを、実感できている、と、そんな風に思う。。 時間の流れ…空気を感じ取ることだってできる気がする。 どこかに腰を落ち着かせるでもなく、時計塔の下から針の動く姿を見上げてしばらく眺めていた*]
(184) 2015/08/19(Wed) 03時半頃
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/* …寝落ちてたよおっちゃん…(:3_ヽ)_ゴメンナチャイ
うう、色んな人と絡み…たい… 時間がないぜ……
(-121) 2015/08/19(Wed) 05時半頃
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――0day・PM10:00・滝壺――
そうだな。…仮に俺が居れたのならば、見繕わん事もないんだが。 全身を暖かくするのはもちろん、重要なのは足、それと、関節と末端だ。…寒さの余り、指や耳鼻を腐らせてしまう者も居るからな。
[グリゼルダは、経験に則した堅苦しいまでの返答をすると、熱や光、恐らく砂を防ぐのに良さそうな男の格好>>174を眺めた。
角度を直される帽子も、やはり己には物珍しい形をしている。 『世界』の違いを、見るだけで感じさせるような]
──。…そうだな。
[虎はそのまま、少し、夜空の月を眺めた。 やはり月は、己の世界のものと不思議と同じように思えた。
己が投げ出した言葉に、からかうでも誤摩化すでもなく返された声。 少し目を瞠り、瞼を薄めて黙してから、ぽつりと呟く。 ゆっくり、男へ向かい薄っすら光った赤い瞳が戻った]
それなら、もし、…貴公の暮らす砂漠と荒野の世界に行けたなら、案内してくれるか? 貴公にとって代わり映えのない景色も、きっと俺には興味深い。
……それと。その帽子、なかなか格好が良い。 きっと荒野には似合うのだろう、…被ってみたいものだな。
[今も、以前の己から見れば夢を見ているようなものなのだから。 こんな夢物語を少しぐらい語ってみても良いだろうと、自身もまたありえないような願いを、冗談を言う口調でもなく口にした。
無論、ここへと喚ばれた本来の目的を忘れている訳ではなかったのだが]
…落としてみたのが『異端』ではなく、怒って殴られそうになったら、後は貴公に任せたぞ。 俺は逃げる。
[早速、共犯者ながら卑怯な宣言を、今ばかりはふさげて尾を揺らしてしながら。
尻もち付いた男に、確かに面白がる色が薄い獣の表情に過ぎり、彼の膝に前脚を片方乗せて頭を擦り付ける動作を続けていたが、 向けられた言葉とタップに、ほんの少し考えたように動きが止まり。
ふ、と虎の口端から牙が覗き、小さく笑ったに似た呼気が漏れた途端、白虎の毛が逆立つように揺らいだ。 音もなく、男の眼前で虎の骨格が一度盛り上がり、急速に縮んで形を変える。 毛が皮膚に、衣服にと色と質を変じ、外套の裾がふわりとデュランの投げ出された足にかかる。
さした時間もかからず、大柄の男の姿に戻ったグリゼルダは、虎の時と同じ瞳で間近く──虎が擦り寄っていた時の距離のまま──デュランを見返す格好となっていた。 毛並みを残したような髪を垂らし、硬い頬がまた、微かに笑ったように緩む]
…納得したか?
[声も鳴き声以外は変わらない。 スン、と小さく鼻を鳴らして人の姿になるとやはり少し感じ難くなるような匂いを確かめ、グリゼルダはようやっとのそりと身を起こした。
デュランがもう少しこの場所にいるなら、人に戻って後も、その場に座りなおしてとりとめなく語り合っただろうし、彼がそろそろ戻ると言うならば近い再会を願う言を向け見送った事だろう**]
(185) 2015/08/19(Wed) 07時頃
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──0day・PM7:00・レストラン──
[何故こんなにも温かく眩しい存在を忘れていたのだろう。 自分が幼少期から共に在ったのは鷹だけではなかったはずなのに、臣下の中でも一番の自分の理解者が居たはずなのに、何故。
“主”と呼ばれて胸に感じる、染み渡っていく何か。 気が遠くなるほど長い間離れていたような気がして──そして整理が付いた。
途端に心を支配したのは言いようのない申し訳なさと、それから心を埋めていく、もっと別の]
ラジエル。ラジエルなんだな。……ああ、私は──
[眉を寄せて誰にとでもなく呟いた言葉は相手に聞こえていたか否か]
(186) 2015/08/19(Wed) 12時頃
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……あらゆる物に対する怒りと苦しみと憎みと。 お前や国に対する罪悪感で私は今、とても気が狂いそうだ。
(-122) 2015/08/19(Wed) 12時頃
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……忘れるものか。いや、確かに今の今までお前のことを忘れていた。
ああ、詳しい話や相談はどこかに移動してからにするとして──
第一の忠臣を忘れ去るなどという王の愚行を、どうか許して欲しい。
真にお前へキスを乞うのは私の方だ。 まだ私に忠義を誓ってくれるか?……私と共に、在ってくれるだろうか?
[片膝突きこちらを見上げる相手に同じように不安げな表情をして、手を差し出す]
(187) 2015/08/19(Wed) 12時頃
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——0day・PM0:30・公園——
レイヴン、な。 そうだな、俺も参加者の1人だ
[相手が飛ばした水について気を悪くした様子がないのを見れば安心した>>183。 ここで気を悪くされても謝罪しか出来る事がないからである。 彼はお仲間という言葉を使ったが、彼が異端な可能性をも鑑みると仲間という言葉を使う気にもならず。だがそれを悟られぬよう、さらりと返答した。
噴水の縁へと腰を下ろした彼が自分の真隣に座って来ないところから、警戒心が透けている。 ただ、そんな雰囲気が自分には心地よくて。自分が一団兵の端くれであるということを自覚させてくれる存在の出現に、無意識に小さく笑みを浮かべた]
…いや、今のは風だな。 魔法…やはりレイヴンも魔法と言う言葉を使うのか。そちらの世界にも魔法があるのか?
[自分が多属性持ちであることはあえて伏せておく事にした。 水を操る、と言われるとどうしても数刻前のラジエルを思い出す。彼のように美しい魅せ方を知っていればそれなりに話を広げる事も出来ただろうか? そして相手の口から魔法という言葉が出て来た事で、彼の物語を知るきっかけに出来たら、そしてあわよくば彼の力の断片だけでも聞ければと考えた]
(188) 2015/08/19(Wed) 12時頃
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──0day・PM1:00~PM3:00・滝壺→小さな森──
[喫茶店にいた面々との会話を存分に楽しんだ所で、其処にいた者達とは別れゆっくりこの町を見て回ることにした。
脇に抱える袋の中には、サンドイッチが包まれていて、これは喫茶店を出る際に頼んだものだ。 きっと話に夢中になってしまって、食べることなど忘れてしまうのが関の山と考えて、店の中にいる間食べ物を注文することはしなかった。
それは正解だったと言えるだろう。
色々と興味深い話を耳にすることができた。 これで出会った参加者達は5名。
既に異端と出会ってしまっている可能性もあるのだろうか? 離した限りでは、誰しもがそんな悪人には到底みえなくて、何処にどう疑いを向けていくべきなのかも解らない。
未だ出会っていない参加者達に、悪者ですといった感じの人物がいるとは到底思えない。 きっと自然に紛れ込んでいるはずだ。 何かヒントのようなものは与えられるのだろうか? 何もない場所から探しだせというのであれば、それは途方も無いことのように思えて気分が重くなった。
なんとしても探しださねばならない。 気持ちだけがどうしようもなく焦って、焦燥感にかられる。
口に運んでいるサンドイッチは間違いなく美味しいものであるはずなのに、なかなか食は進まない。 深い思考の淵に沈んでいたのだが、その様子をみていた精霊達に心配げな声をかけられて、はっと我に返り大丈夫だと精霊達に柔らかな笑みを向けた。
それでもなお心配げに、店から着いてきた火の精霊が己の周りをくるくると回るものだから笑みを深め、他愛もない言葉を交わしながら食事を続けた。
もし誰かが近くを通りかかっていたのなら、とても奇妙な光景に見えただろう。
滝壺で少し遅い昼食を終えてからはそこから近い場所にある小さな森の中へと歩みを進めた。 森の中では見たことのないようなきのこや薬草らしきもの、綺麗な色とりどりの花畑もあったりなんかして、美しい七色の蝶が舞うその空間はとても幻想的に見えた。
己がいる世界にある精霊達が住む森とはまた雰囲気は違ったが、それでもそこの空気は心地よく感じた。 他の参加者を求めて歩きまわるはずが、思わぬ場所をみつけてしまったがゆえに、そこで暫し過ごすことにした。
のんびり出来る内にのんびりと過ごすのも悪くない。 何かことが起これば、こうしてゆっくりと過ごせる時間もないのかもしれないから……。
花畑の美しい様子を存分に堪能しつつ鳥の囀る可愛らしい歌声に耳を傾ける。 こんなに穏やかな時を過ごすのはいったい何時以来になるのか。 世界に起きていた滅びの綻びの現象に、何か対抗策はないものかと模索する日々を過ごしていたからだ。
花畑を存分に堪能した後は、其処に生える茸や薬草をみて回る。 森から出た頃には高い場所にあったはずの太陽は、随分と低い位置まで移動していて、思いの外ながく森で時間を過ごしてしまったことに気がついた。
森に誰か訪れるようなことがあれば、その人物とは言葉を交わしたのかもしれない。]
(189) 2015/08/19(Wed) 14時頃
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──PM6:00・宿泊施設→商店──
[森を出た後は、そろそろ宿泊先に足を運ぼうと街で見かけた小人に宿泊施設のある場所を訪ねていた。 地図を書いて手渡してくれたのだが、何分土地勘にまだ明るい訳でもない。
案内を頼んでみれば小人はこくりと頷いて、先を歩き出した。 何度もちゃんと着いて来ているのかと気にして後ろを振り向く小人の動きがなんとも愛らしく、精霊達と接する時のように自然と表情が和らぐ。
宿屋のような場所に案内されるのかと思いきや、案内された先にあるのは小さな一軒家で淡い色の瓦礫で作られていた。 その家の中は、そこで生活をするのになんら困らない具合に調度品も揃えられている。 案内をしてくれた小人に礼を述べその背を見送ってから中に入り、部屋の中を簡単に見て回った。
少しだけと部屋に用意されていたベッドに身体を沈めれば急激な睡魔に襲われる。 此処に来る前、数日間不眠不休で調べ物をしていたことを思い出し、襲われる睡魔に抗うこと無くそのまま夢の世界へと旅だった。
それから数時間後、はっと目を覚ました窓の外へと視線を向ければ、太陽と月が入れ替わろうとしていた。 空は夕日で鮮やかに染まり、徐々にその色合いを変化させていく。 その様を眺めながら、これからどうしようかと考える。
今後何が起こるのかわからないの。 それに備えて幾つか薬でも調合することにして、部屋に用意されていたメモにペンを走らせた。
材料や必要となる器具を総て書き出して、宿泊先を後にする。
街に出て最初に見つけた小人に手にしていた紙を見せ、それらが揃う場所はないものか訪ねてみた。 その小人もまた丁寧に地図を書いてくれたのだが、案内を頼めば快く引き受けてくれる。
今度の小人には手を引かれて歩く。 小人たちもまた色々なのだと知って小さく笑みを零した。
暫く歩いて辿り着いた場所。 雑多に色々な者が置かれている店頭には、丁度ほっしていた器具も置いてあった。
中を軽く覗いてみれば薬草や調合に使う材料が取り揃っているのが見て取れて、案内をしてくれた小人に礼を述べて別れたなら、必要となる器具を手に店内へと歩みを進める。
まず最初に足を向けたのは薬草が並ぶ場所。 そこにはありとあらゆる種類の薬草が並んでいて、己の知らないものも陳列されていた。 あらゆる世界のものが揃っているのだろうかと考えて、その豊富な種類に唖然とした。]
これはこれは。なかなかに壮観だな。
[みたことのない薬草にも強く惹かれたのだが、今は目的としているものを手に入れて薬の調合をして準備をするのが先と必要な材料を取っていく。 そろそろ手に持つことが辛くなってきたので、風の精霊に呼びかけてそれらのものを宙に浮かせた。
次に向かったのは、その他の調合をする為の材料が陳列された場所。 そこに近づいた所で、他に先客がいたことに気づき足を止めた。
小人ではない存在に、彼もまた参加者の一人かと考えてその背中にそっと声をかけた。]
今晩は。君もここで買い物かな? 見たところ異端探しをする参加者に見えるが間違っているだろうか?
私はマグナス。魔法を生業とするものだ。 よければ名前を伺っても?
[警戒心は与えぬように柔らかな笑みを添えて、こちらから名乗りを上げてみた。]
(190) 2015/08/19(Wed) 14時頃
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/* ソロルの安定の長さ。 意味が解らん。
なんでもっとコンパクトに作れないの。 すっきりした綺麗な文章を書く方法が知りたいです……。
というか勝手に森を捏造してしまったのだが大丈夫だろうか? メモでお伺いをたてておこう。 事前に確認を取るべきだったのかもしれないが、その待ち時間がもったいないというか、出せる時にさっさとロルを落として進めておきたかったんです。
ごめんなさい(・・`
(-123) 2015/08/19(Wed) 14時半頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[魔法や精霊についての話をしていれば耳についた陶器が悲鳴をあげた小さな音。>>181 それはそれぞれが思い思いに言葉を発する中で、聞き役に徹しているルッジートの手元から鳴った音だった。
特に何か魔法の力の類が動いたような気配は感じていなし、そもそも魔力を込めてルッジートがカップを割る理由が見当たらない。
どちらかといえば不本意にやってしまった方だろう。
そうなるとそれを齎したのは、ルッジートの腕力に寄って引き起こされた現象ということになる。 もしかして、みせた能力で驚かせてしまったのだろうかと思えば、少し申し訳ない気持ちになってちょっとした冗句を交えて声をかけていた。 冗談めかして、片目を閉じてみせることも忘れない。]
ルッジートは力が強いんだね。 私の腕力で潰せるのはパンぐらいだろうさ。
もしかして驚かせてしまったかな?大丈夫かい?
(191) 2015/08/19(Wed) 15時頃
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――0day・PM6:00・公園――
[己の腕を離れ、本来の飼い主であろう男>>173の元へと鷹は戻っていく。それを少しだけ残念には思ったが取り立てて追いかける理由もなく、ただ彼と視線を合わせた後軽く目礼を]
その問いが出るということは貴方も同じ立場と、そういうことですね。 ああ、申し遅れました。私はユージン・バスティードと申します。以後よしなに。
[この平和な町で、パートナーと呼ぶ鳥を慈しんでいる様子から見て彼は善人だ、敵対する理由もあるまい。穏やかな笑みを浮かべ敵対の意志はないことを示す]
(192) 2015/08/19(Wed) 17時半頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[マグナスの出した手に何をするのかと思えば小さな炎がそこに現れて>>179、食事の手を止めて不思議そうにその火を見つめる。 火の魔法を使えない自分には分からないが、改めて見ればどうやって火を熾しているのだろう。 近くで火が燃えていて熱くないのだろうかとその手を心配しているうちに炎は揺らぎ消え、見えない何かに笑いかける姿に首を傾げた。
存在ぐらいは、と言われて>>180再度その場に集中してみるが、やはり何も見えずに眉間に皺が寄り。 暫く空中を睨みつけ、ふと何かに気付いたようにしかめっ面から気の抜けた顔になればマグナスへと視線を向け。]
もしかして、空中にある魔力の塊は、その精霊のことなのかな。
俺の世界では物質だけでなく宙にも魔力が漂っていて、例えば湖のまわりとかでは空中の水の魔力量も多いんだ。 今もその魔力の流れがあるわけなんだが……さっきから、ところどころ力が濃いんだよね……。
[マグナムの顔の周辺には火の力、パラベラムの周辺には風の力と、濃い魔力を感じるがその場の空気をかき混ぜるように動くのが感じられる。 彼らの力が漏れ出しているせいかと思っていたが、もしかしたらそれが精霊の痕跡なのだろうかと思い至れば、元の世界でも同じ方法で精霊を見つけられるだろうかと期待に笑みが深まった。
相手がぽつりと零した言葉に忘れかけていたことを思い出し、紅茶を飲みつつあっけらかんと笑い。]
そういえば、皆物語の登場人物だったね。 言われてみれば随分ギリギリの賭けをしてもいつも無事だったし、奇跡だと思うようなことも何度もあったし……あと、皆顔が整ってるしね。
ふふ、確かに俺も信じたくない気持ちは強いけど、たぶん元の世界に帰れば全部忘れてしまうし気にしても仕方ないさ。
[自分の顔が美しいなどと言う気はないが、少なくとも夜の相手に困らない程度であるという事実は認めている。 見回せば食事を共にする全員が所謂美青年で、公園で会った少年も、逃げ出した男も良い顔をしていた。 自分の世界も綺麗な顔ばかりだったと、くすりと笑みを漏らせば残った紅茶を飲み干して。]
(193) 2015/08/19(Wed) 18時頃
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/*ご飯より先にロルの返信を作ろうとするダメ人間は此方←
果たして私は他の人とどれぐらい絡めるのだろうか……あれ?プロ終わるんじゃ?無理くね?*/
(-124) 2015/08/19(Wed) 19時頃
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/*既に誰が何処で何してるかすら理解出来ていない糞野郎は此方←
様子見て行けそうなところに挨拶くらいは…したいけど、なぁ…無理かなぁ… とにかくお返事書かなきゃ…*/
(-125) 2015/08/19(Wed) 19時頃
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/*小人がどうしても脳内でアトリエシリーズの妖精になるのは私だけじゃないはずだ(どうでもいい 人類は衰退~だっけ?のと二分しているはずだ(そんなこたぁねぇ)
さぁせん、さぁせん、書いてきます…*/
(-126) 2015/08/19(Wed) 19時頃
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――0day・PM0600・商店――
[商品の真贋が付けられずに悩み続ける間。その間にどうやら他の客が来ていたらしい。 全く気付かぬ内に掛けられた声>>190に、振り返る。 長い黒髪の青年。その周りにはふよふよと浮いた多分、商品なのだろう品々。 魔導師なのだろうか。クリスタルのロッドと、その光景にそうなのだろうと確信すれば、名乗りと共に告げられた言葉にやはりと笑う。 しっかりと向き直れば、笑みを讃えたまま口を開いた。]
ええ、私もこの店の客であり、貴方と同じく参加者の一人のようですよ。 名は、ハッターとでもお呼びください。 以後お見知りおきを。
[帽子を手に深々とお辞儀を一つ。終わればまた帽子をかぶり直して、そして顔を上げれば彼の周りに浮かんでいる品々や彼が持つ物を確認する。 薬草や、調剤に使うのだろう道具達。自分と同じく、何かを作ろうという目的があるのだろう。そこでふと気付くのは自分の立ち位置。 商品を見て回る他の客がいないからと気にしていなかったが、商品の陳列されたテーブルの、その前、ど真ん中である。 あぁ、と声を上げれば慌てる様子はなく、ゆっくりとした所作で横へとずれた。]
失礼、お邪魔でしたね。 私にはどうにも、本物かどうかが分からぬ品ばかりでして、少し考えてまして。
[位置がずれればマグナスにもその商品が確認できただろうか。 その場からまた賞品を眺めては顎へと手を当てて悩み出す。]
僅かな魔力なら感じるのですが…どうにも私にはしっかりと感じられなくて。 嫌ですねぇ、せめて私の世界のそれと形状が全く同じなら信用出来たのですが。
[やれやれと大仰に動作をつけて、おまけと溜息まで。 商品の前、またどうしたものかと悩み始めた。]
(194) 2015/08/19(Wed) 20時頃
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― 0day・PM10:00 滝壺 ―
[雪国に必要な装備を聞く、身体を冷やさぬ様に温めるだけでは無く、関節や末端を守る必要があると言われ、目から鱗が落ちる>>185。 末端部分を腐らせる、という言葉には、砂漠とは違う厳しさを感じ、ひゅぅ、と声を上げてしまった。]
寒いっていうのは怖ぇなぁ……。 寒さで腐るなんて初めて聞いたぞ、暑い所はすぐ食い物が傷むのはよくあるけどさ。
[優しくて静かな月光を浴びながら、酒を煽りつつ。 呟く虎に視線を合わせたら、此方の世界を案内してくれ、と。 自分から見た世界はひどく馴染んでいて見飽きたものなのに、興味を惹かれてくれてるのは、矢張り嬉しいものがある。]
先ずは、その姿のままじゃあ暑さにやられっちまう。 んで、暑くても肌は出さねぇ方が良いぜ。 日焼けし過ぎて、肌が火傷しちまうかも知れねぇからな。
[毛皮に覆われた姿では、熱が篭りすぐ参る旨と日焼け対策を虎に教えてながら。 馬や駱駝に乗りながら、旅をしてみるのも楽しそうだな、と夢を描き、笑う。 あと、故郷の名物であるサボテンバーガーを食べた時の反応も見て見たいと思いつつ。
悪戯の話になれば、協力しながらもいざ逃げるという狡い話が出れば、つい身を乗り出しそうに。 くっそ、と言い苦笑いをしてから、両手をヒラヒラさせて。]
あぁ、くそ、俺だって逃げ足の早さは伝説級だぜ。 虎になったあんたには敵わねぇかもだが、俺も逃げ切ってやる!
[出来るかどうかは分からない啖呵を切りながら。]
(195) 2015/08/19(Wed) 20時頃
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[虎の戯れ付きというぐりぐり攻撃に男は尻餅を付いて、もう降参だとアピールすれば。 虎が笑みを零しながら、身体を変形させながら、白い毛並みが皮膚や服へと変わっていく。 男は息を飲みながら、獣から人へと変わっていく様を見守っていたら、見覚えがある青年の姿が見えて、碧眼は大きく開いた。]
あぁ、昼間、大通りに居た奴か! そうかそうか、グリゼルダがそうだったんだな。 酒場から見た時、でっけぇ奴が居たな、とは思ってたぜ。
……それにしても、こうして見ると本当に大きいな!
[緩慢な動きで立ち上がるグリゼルダを改めて見れば、彼の大きさを目の当たりにし、感嘆の声を漏らした。 思わず笑いが込み上げてしまい、軽く己の腹に手を当て笑ってから立ち上がる。 彼が人だというのは理解していたつもりだが、こうして眼前で見るのは、かなりの驚きだ。]
あー、本当に今日は色々と驚かされっぱなしだ。 こりゃあ、今晩は寝れねぇかも知れないが、明日から何かあるかも知れねぇ。 俺は、そろそろ宿に帰って休むつもりだ。
[グリゼルダに自分はそろそろ休む旨を伝えながら、今晩の宿をどうするか彼に尋ね、彼の返答次第では共に涼やかな滝壺から退散する事も考えながら。 大柄の青年に、一つの約束を取り付けてみよう。]
また酒でも飲みながら、悪戯の打ち合わせしね? まぁ、お役目があるからそんなに頻繁には出来ないだろうがよ。
[『異端』探しの役目がある以上、自分の役目を放棄する事は出来ない。 それでも、ちょっとした息抜きとして出来たら良いな、と思い、悪戯の共犯者にそんな持ち掛けをし、ワンパクっぽい笑顔を浮かべた。 にしし、と笑い声を上げながら、此方は先に歩を進め滝壺から立ち去ろうと*]
(196) 2015/08/19(Wed) 20時頃
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― 0day・PM8:00 酒場 ―
[滝壺でグリゼルダと談笑を交わしたり、彼に色々と驚かされたりする前の話。 酒場を出てから宿で休んでいたが、宿でも酒を飲める様に、再び酒場に向かい酒をボトルに入れて貰おうと思っていた男が一人。
太陽が大地に沈み、女神の様なお月様が顔を出し始めた頃、街は数々の明かりが灯っていた。 男は鼻歌を鳴らしながら、さも馴染みの客の様にごく自然とした動きで酒場に入れば、昼間見た覚えのある青年が其処に居た>>171。 スコッチとチェイサーをテーブルの上に並べてるのをチラ見すれば、此方は彼の近くにあるカウンター席に腰を下ろそう。]
マスター、俺はテキーラとスペアリブ頼むわ。 肉はちょっと甘辛くして貰えると助かる。
[慣れた様子で小人の店主に注文を入れたなら、先客である小綺麗な衣装を纏った青年に声を掛けてみようか。 まだ話した事は無いのだが、彼が持つ雰囲気は人を寄せ付け無い物は感じられ無いと思ったから。]
よぅ旦那、景気はどうですかい?
[男がいう景気とは、『異端』探しの事であるのは気付いて貰えるのだろうか? どちらにしても、此方から声を掛けた後、先に運ばれたテキーラを手にし、くいっと酒を煽ってみた*]
(197) 2015/08/19(Wed) 20時半頃
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──0day・PM7:00・レストラン──
主が気に病む必要はありません。 全ての罪はあの神に。
[自分たちこそ、滅び行く宿命の世界を唆し、異端にさせた者。 けれどそれも全てはあの神のせいだと、激しい怒りが胸中に渦巻いて吐き捨てるように呟いた。]
(-127) 2015/08/19(Wed) 21時頃
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──0day・PM7:00・レストラン──
[相手の呼ぶ己の名が鼓膜を揺らす度、じわりと幸福感が胸に染み渡る。目の前から伝わってくる穏やかで強かな魔力が心地良い。
己は相手の友として、側近として生きるためだけに生まれた身。 けれどその運命を呪ったことは無かったのも、相手が尊敬するに足る人格者だったから。そして何よりも大切な人になったから。
差し出された手>>187をそっと手に取り、その問いに静かに頷いて。]
……勿論です。俺の命も身体も、全ては貴方のもの。 生涯を捧げ、貴方と共に在ることを此処に誓約いたします。
[一言一句に心を込めて誓いの言葉を述べ、相手の手の甲へと唇を触れさせれば、かつて正式に相手の側近として王座の前で誓った日のことを思い出す。 軽いキスを施して、その手から離れれば立ち上がって周囲を見て。 幸い誰も店の前を通った気配は無い。小人へ今見たことは問われても他言しないようにと言えば相手を振り返り。]
誰かに見つかる前に移動しましょう。 もし食事を召し上がっていないのでしたら、その時にでも。
(198) 2015/08/19(Wed) 21時頃
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/* 俺、鳩でやってるから、分裂とかすると対応出来なくなるんや(´・ェ・`)
(-128) 2015/08/19(Wed) 21時頃
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──0day・AM10:20・喫茶店──
[小さな物音に気を取られ、ルッジートの方へと気をとられていたのだが、視線を感じて>>193そちらへと一度空していた視線を戻した。
そこにあったのは精霊の気配を探り空を真剣に睨みつけていた姿からは一転したもので、何かに気付けたかのような顔。
形は見えなくとも、何かしらを感じとり魔力の塊と称されたそれはきっと間違いなく己の周りにいる精霊達なのであろう。 これがそうなのかと尋ねられれば笑みを向けて頷いてみせた。]
ああ、そうだねぇ。 精霊達は自然のある至る場所に存在していて、自然の多い場所には特に集まっているだろう。 それがラジエルの感じ取る精霊の気配なのかもしれないね。
[ラジエルのいた世界に存在しているであろう精霊達。 それがいったいどんな姿をしているのか少しばかり気になった。 きっと全く同じという訳ではないのだろう。己の世界を基準とした今現在己が現在みている精霊達とはきっと異なる存在ではあろうから、みてみたいような気になった。]
叶わないことと解っていても、そこにいるであろう精霊達にも会ってみたいねぇ。 最もその姿を私が捉えられるのかどうかすら、私にはあやふやではあるけれどもね。
[こんなことが無ければ交わることのなかったであろう別世界の物語の中で生きる者達。 よくよく考えれば貴重な経験をしているとも言えるのだが、元の世界へ戻れば総て忘れてしまうだろうという言葉に一抹の寂しさを感じてしまった。
ラジエルからの言葉で、胸の内にずっと抱えていたもやもやとした気持ちがようやく少し晴れたような気がした。
物語の中のひとりであるということを、くよくよ考えていても仕方がない。
完全に温くなってしまったコーヒーを一気に流し込み小さく息をついた。]
ま、それもそうだね。 一時の夢として終わることを願いたいが、ここで得た情報を持ち帰れないというのも少し残念な気がするよ。
[少し考えてみれば、確かにそういった記憶が残るとはどう考えても思えない。 記憶の中に埋もれてしまう情報も、また少しばかり惜しいような気がした。
はてさて、夢の内容が悪夢となるのかなんなのか……。 ここに来ている異端者を捜すそれぞれの者達が、欠片を手に入れられればいいのだが、ことはそう容易いことではないはずだ。 今、真に考えなければいけないことは、異端探しについてなのだろう。
今は考えても答えの出ないそこにまた舞い戻ってしまったことに気付いて緩く首を振った。 少しの現実逃避だろうか?そう思いつつも皆の話す言葉に耳を傾け続けて、何かあればまた口を挟んだのだろう。
そうしてきっと楽しい時間はあっという間に流れたはずだ。]
(199) 2015/08/19(Wed) 22時半頃
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ログ自分の関わるところしか読めてない……早く追いつかなきゃ(白目) もはや自分の関わるところも追いつけてないorz
(-129) 2015/08/19(Wed) 22時半頃
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――0day・AM10:20・喫茶店――
[ラジエルからの視線>>172に気付けば、自分もふとそちらに目を向けて。 取っ手をなぞる指先の動きに、自然と視線を奪われる。 先程彼が披露してくれたように、水だけでなく紅茶も操れるという]
ほほう、水の属性を持つものは自由自在と言うことか。 ……水分を持つものならば操れるのかね? 例えば、この空気中にも目に見えぬ水分があるだろうけれど、そういったものとか。 あとは雨やなんかはどうなんだい?
[思いつく限り、ポンポンと水に関するものを挙げていく。 それは異端探しのための情報収集などではなく、ただ単に興味が湧いただけのこと。 知りたいと思ったら躊躇なく聞くというのが自分の性質とも言える。 しかし、もし彼がこれ以上の説明を加えず言いよどむようであれば、その話題はさらりと水に流す事にしよう]
[マグナスの問いに答えるついでに、普段の魔法の使用方法を実演してみせれば、ある事に気付きハッと息を呑んだ。 今自分の周りにいるのは魔法を得手とするものばかり。それどころか、マグナスは魔法を生業としていると言ってはいなかったか。 何故か、居る筈もない観客にでも披露するような気持ちでつい身体が動いてしまったけれど、自分は随分と身の程知らずな行動をしてしまったのではないか。 そんな気持ちが湧きあがって、僅かな照れくささを誤魔化すかのように笑ってみた。 しかし、そんな気持ちを知ってか知らずか、自分の様子にマグナスは首を傾げて>>178。 彼から紡がれる言葉に救われたような気持ちになり]
そう言ってもらえると気が楽になるよ。 いやね、隣の芝生は青く見えるものだろう? ここで目にする色々が私にはとても新鮮に思えて、眩しくて仕方がないのだ。 大人げもなく君たちが羨ましいと思ってしまったよ。
けれど、私は私でも良いのだとね。当たり前の事に気付かされてしまった。
[少しだけ卑屈になっていた自分が恥ずかしいくらいだ。 優しい言葉には感謝を述べたいくらいだったのに、急に言に詰まって間を置く彼。 目線を上に向け、間延びした声を漏らす様子におやと疑問符を表情に浮かべれば、相手からはおどけた笑みが返ってくる。 それに釣られるように、ははっと笑ってこちらも茶目っ気を返して見せ]
いやはや、ごもっともだよ。 しかし、非常に効いたね。君の演説は。
[パチンとウインクを飛ばしながら、冗談めかして。 しかしその後で、ありがとうと少しだけ真面目なトーンで自分の素直な気持ちを伝えておこうか]
(200) 2015/08/19(Wed) 22時半頃
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[パラベラムの肩を羨ましげに見つめてみれば、彼からは案の定苦笑が返ってきた>>168。 私も風の力を使えたらな、と素直にそんな事を思っての発言だったが、彼からは予想外の返答が返ってくる]
……制約、と? ふぅむ、そうなのか。能力というのは無条件で使えるものではないのかね。
[やはり、世界が変われば能力も多種多様であるという事をまた実感しつつ。 ふいに、彼の肩の少し上辺りに手を伸ばしてみる。 そこに精霊がいるのかもしれぬと、指先でちょいちょいと周りの空気を遊ばせてみるけれど、見える筈もないのだから当然触れる筈も無く]
それでも……君の力が確かなことは、この見えぬ精霊たちが証明しているだろう? 精霊達のお墨付きといったところだね。 星を二つ三つ得たぐらい喜んでもいいところだと思うけれど。
[ラグナスが美味しい店には精霊が集まるのだと言ったものだから、精霊達の集まり具合でグルメガイド本が出来るのではないかと、そんな思考が頭に及んで。 風の精霊が集まったらしいパラベラムも同様に、そんな評価をされるのではと思い当たってそう呟いてみた。 世界が変われば文化も慣習も常識すら異なるものだから、それについて言及が無くとも一向に気にしないが]
[そんな風に、魔法などについての話題が飛び交う中で、パキンと何か硬い物が僅かに音を立てた>>181。 注意を払っていなければ届かないくらいの小さな音だったけれど、確かに自分の耳にはその音が聞こえた。 その源を辿って行けば、ルッジートが手にしたカップの取っ手部分を見つめているのに気付く。 自分も彼の視線と同じく取っ手部分を見つめてみれば、亀裂のように入ったヒビが見て取れた。
ラグナスもその事に気づいたらしく、ルッジートに話しかけているところだった。 自分も同じ様に、彼に声を掛けようと口を開き]
おや、ヒビが入ってしまったのかい? 私も力は無い方だからなぁ……。 いや、君にも驚かされるとは。 そういえば、君はどんな物語の登場人物なのかね?
[くすりとルッジートに笑いかけてみせる。彼の力についても是非とも聞いてみたかったとばかりに興味深げに眼を輝かせ*]
(201) 2015/08/19(Wed) 22時半頃
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/* 村側:遊びながらお役目こなす Q側:グリゼルダに矢を打ってみる 狼側:パルパル?
(-130) 2015/08/19(Wed) 23時頃
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/* >>200の前半ラジエル宛ての返事に、 [さらりと水に流す事にしよう。水だけに。] って書くかめっちゃ迷って迷って迷った末にやめた()
(-131) 2015/08/19(Wed) 23時頃
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/* 途中まではちゃんと合ってたのに!w 何で途中から名前間違えちゃうかな!wwww いやあ自分の脳内が恐ろしいわ!!! 本当にすみません!!!!!!!!!人の事言えへん!!!!!!w
多分ね、ラジエルとマグナスが混ざったんだと思うの。 全然似てないのにね。四文字っていうところしか被ってないのにねwwww
(-132) 2015/08/19(Wed) 23時頃
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――0day・PM6:00・公園――
[肩へと戻った鷹はひょいと正面に向き直った。 腕に止まらせてくれた相手>>192に礼を言うかのように頭を下げて、短く鳴く。
相手の目礼に、自分は胸に手を当て少し頭を下げた]
ああ、何とも数奇な運命だが、こうして自分の世界とはまた違う者達と相対して話せると言うのは二度と無い機会。 何卒、少しの間かもしれないがよろしく頼む、バスティード卿。
私はアーノルド・ラチェ・キルシュネライト。 こちらこそ名乗るのが遅れてしまって申し訳ない。何分、国では王をやっていれば大概名乗る前に素性が知られているがゆえ、名乗ることを失念してしまっていてな……ここに来てから毎度名乗り忘れている。
[悪くない身なりと高潔な話しぶりに、卿と敬称を付けたが、あっていたろうか。 つくづく様々な者が集っていると実感して、穏やかな相手の視線には自分も微笑を返しておく]
(202) 2015/08/19(Wed) 23時頃
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/* アア……orz 誤字とかはいいけど、名前間違えるのは本当に心に来る……orz
(-133) 2015/08/19(Wed) 23時頃
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──0day・AM10:00・大通り──
[レイヴンのめんどくさそうな様子>>177に対して機嫌を崩すようなことはなかった。心底嫌がってるようには見えなかったし、そういう相手を引っ張ることが好きだからだろうか]
へー、腕に自信があるみたいだな。後で機会があったら戦って白黒つけたいところだぜ。
[レイヴンの「強くない」という言葉は逆の意味を持って聞こえた。見た目の筋肉や動きからして手練れだということがわかったし、自分が弱者であるというニュアンスには取れなかった]
じゃあ今時間あるじゃん! 今見せてくれよ! 俺も見せるからさ。
[レイヴンも魔法が使えるというと、素直にそれを信じた。ラジエルやマグナスのように何か彼の世界の魔法に違いはあるのか、レイヴンがどんな魔法の使い手か知りたくて突っ込む。 そうせがむなり、抜刀する]
どうだ! 強そうだろ? 炎の精霊も俺のこと気に入ってくれてるらしいぜ。 な、お前はどんなの使うんだ?
[紅い炎が刀身にまとわりつく。レイヴンの力を見せてもらおうと、きらきらとした眼差しで見つめた]
(203) 2015/08/19(Wed) 23時頃
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――0day・PM0:30・公園――
へぇ…お前は風を使うのか。確かにあの時、風のニオイがおかしかったな。
[やはり己の予想は当たっていたようで、先程の飛沫は直接水に働きかけたわけでなく、風が原因だったらしい。>>188 しかし、相手の返答にやや引っ掛かりを覚えたのは、気にしすぎなのだろうか。 深読みするならば、「今の」以外の能力を使えるという受け取り方もできる表現とも捉えることができる気がして。]
いや、オレの世界では、魔法とは言わねぇな。魔術って呼んでる。 他の奴が魔法って言ってたから、そっちの方が一般的な表現なのかと思ったんだが。
[己の世界のことを尋ねられれば、特殊な力など存在しないことを悟られぬよう、まるで呼び方だけが違うかのように振る舞っておいた。 当たり前のようにその能力を使う者達の前で、能力を持たず、さらには無知であることを晒すのは、得策ではない。 相手の能力をもっと知っておきたかったが、それを話題にしてしまえば、己にも同じ問いが返ってくる恐れがあり。 彼の持つ雰囲気は、先程までに遭遇した者達とは異なっていて、どちらかと言えば、己に近いものを感じた。油断はならない。 此方の手の内も明かさないままに、容易に探らせてはくれないだろう。]
にしても。なんつーか…お前見て、安心した。 ここに来るまでの間、何人か他の参加者に会ったんだが、どうも調子を狂わされてね。 オレが気ィ張りすぎてんのかって、思い始めてたとこだったわ。
[最初に声を掛けた時にも、今こうして会話している間にも。こちらが敢えて作った距離を詰めてこようとはしない。 適度な緊張感の流れる空気。 相手が異端である可能性を持つ以上、このくらいの距離感の方がしっくりくるものがある。
実際のところ、魔法に関する話題を別の方向に向けるためにそんなことをわざわざ口にしたのだが、それが率直な感想であることには変わりなく。]
(204) 2015/08/19(Wed) 23時半頃
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――0day・PM8:00・酒場――
[スコッチの風味と香りが、何故だか不思議と自分の日常を思い返させる。 職務を終えて一人きりの時、こうしてグラスを傾ける事も多かった。 かつては自分の恩人と二人暮らしだったが、彼が亡くなってからというもの、大きな屋敷に一人取り残され。 大きな空間に一人というのは妙に寂しさを感じさせるもので。そんな時、いつも酒が慰めになってくれた。
酒というのは、万国共通なのかもしれない。 こうして今口にしているスコッチの味は、いつも自分が飲んでいるものと非常によく似ていたからだ。
そんな風に一人哀愁に浸っている最中、自分が座っているすぐ近くで聞きなれぬ声>>197を聞く。 ふとそちらに目線を移せば、参加者と思しき人物が席について酒とつまみを注文しているところだった。 初めて見る顔だと気付けば、無意識の内に瞳が関心で輝く。こちらから話しかけようと口を開きかけた瞬間、気さくにも彼から言葉を掛けられ。 彼からの問いかけへの返答には、情けなく眉を下げては肩を竦めた]
いやはや、世知辛いものさ。 なかなか景気回復の糸口が見えなくてね。 そう言う貴殿はどうかね?
[彼の言う景気のニュアンスをそれとなく感じ取り、ほぼ一日という時間を過ごしてみたところで全く進展の無い事を暗に伝えてみる。 自分に問うた彼は何かいい情報でも掴んでいるだろうかと少しばかりの期待を込めて同じ質問を返して。 彼の返答がどうであれ、自分はスコッチのグラスをそっと手に取って相手へと差し出すだろう]
まあ、景気付けに一杯やろうではないか。 丁度、誰かが来てくれないかと思っていたところでね。 私はエレキシュガル。小さな街を治めるしがない市長さ。 よろしく頼むよ。
[相手がそれに応じてくれるのならば、暫しの歓談の縁を祝って乾杯を交わすつもりだ*]
(205) 2015/08/19(Wed) 23時半頃
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──0day・PM7:00・レストラン──
[目の前の相手が妙に感情の籠った口上を述べて手の甲に口付け落とすのを見ながら、相手が自分の側近として忠誠を誓って同じようにキスをした在りし日を思い出す。 赤い重厚なカーペットが敷かれた、石造りの冷たい玉座の間と、跪き今と同じ口上を述べるまだ少し幼い目の前の相手。 場所こそ違えど、あの日の繰り返し。
口付けを施された手で豪奢な装飾が施された懐剣を取り出だし、相手へ突き付け、自分も謳う]
真誠たるその宣誓、確と聞き届けた。 勇敢で実直な臣下として、捧げたその身命尽きるまで、此度も。己が王たる私に仕えよ、ラジエル・A・クロイツ。
[それだけ述べれば、再び懐剣を仕舞った。 『此度も』、それ以外はあの時と同じように謳ったはずだ。
立ち上がり小人に言い含めた相手を尻目に、さてどうしたものかと考える。 とにかく移動することを考え、レストランの出入り口に足を進めながら振り返って]
ふむ、食事はまだだな。ならば行先は私の宿にしよう。 きっと誰にも聞かれないだろうし、積もる話もある。 ……一献、酌み交わしながらでも。どうだ?
[相手から反論が無ければ、微笑を送って宿へと歩み出す。 陽はとうに落ちて、すっかり辺りは暗い。 肩の鷹は飛び上がって、ゆっくり上空を飛びながら、何かを告げるように細長く鳴いた]
(206) 2015/08/19(Wed) 23時半頃
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/* マグナスのメモの「>村建様(ラジエル)」がじわる。ごめん、村建ては何の仕事もしていない私なんだ・・・ 私な、思ったより鬼みたいなシフトになっててな、顔出せへんねん・・・どないなっとんねん・・・
(-134) 2015/08/20(Thu) 00時頃
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――0day・PM6:00・公園――
ほう!挙措が洗練されている故もしやとは思っていましたが……王、ですか。 キルシュネライト卿……いえ、陛下ですかね?
[実際には自分の『世界』においては貴族が最上位存在であり王のような存在はいなかったが、かつてそういった形態がとられていた時代もある故に知識だけはある。当然の如く己より上位であるとした判断で言葉を選び、返された微笑>>202にいくぶんかの安堵を得る。]
そうですね、『異端』とやらを倒すまでではありますが、貴方のような方とお会いできたのは僥倖です。 元の世界に帰るまでの縁ではありますが、ぜひとも仲良く……っ
[友好的であろうと紡ぐ言葉を掻き消すように、ぐぅと鳴いたは自身の腹の虫。数秒経って状況を理解するとさっと頬が朱に染まった。]
(207) 2015/08/20(Thu) 00時頃
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無理!カプれる気がしない!さすが私!(絶望顔)
(-135) 2015/08/20(Thu) 00時頃
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/* パラベラムに続きお腹ぺこりん>>207 お腹鳴って恥ずかしがるの可愛いよね…
(-136) 2015/08/20(Thu) 00時半頃
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――0day・AM10:00・大通り――
[後で、とはぐらかそうとしたのに、そんなものは相手には通用しないらしい。 目を輝かせて剣に炎を灯して見せた相手>>203のその非現実的な能力に目を見張るも、どうにか眉ひとつ動かさずに表情を保ち。 まさか精霊なんてものまで存在するのかと、内心かなり衝撃を受けてはいたけれど、ここで狼狽えるわけにはいかない。 あくまでも面倒だというスタンスを崩さずに、偽りの欠伸をひとつ。]
…魔法は、遊びのために使うもんじゃねーだろ。
[ボソリと一言漏らした直後。 瞬間移動のようだと例えられる身のこなしで、相手の目の前へと、一瞬にして間を詰めた。 余程の動体視力がなければ、動きを追えはしなかったはず。 それが魔法として認識されるのかは微妙な気がしたが、中途半端に誤魔化し続けて疑いを持たれるよりは、それらしきものを披露しておいた方が無難だろう。 言い出したら聞かない性格であろうことは、なんとなく予想がつく。
そのまま、剣を持つ相手の手首を徐に掴んで。 加減して然程強く握りはしなかったけれど、ぐっと顔を寄せて視線でも制するように瞳に鋭い光を込めた。 剣を包んでいる炎の熱が間近にじりじりと伝わってきて、相手の能力が本物であることを実感する。]
――魔法は、異端でも見つけた時に存分に使えばいいさ。
[再度その場しのぎの言葉を突きつけると、今度は唐突に掴んでいた手を離し、元いた場所まで姿を消したかのように高速で移動して。 これではイカサマばかりだと馬鹿にしていた己の世界の自称魔術師達となんの変わりもない気がするが、自衛のためだ、仕方がない。 何事もなかったかのように再び欠伸を漏らしつつ、これで諦めてくれればいいがと、相手の反応を伺って。]
(208) 2015/08/20(Thu) 00時半頃
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― 0day・PM8:00 酒場 ―
[身なりの良い青年に声を掛けてみれば、肩を竦められた>>205。 彼のそのリアクションから察するに、有益な情報は無いのだろう、というのは理解出来た。 矢張り、ノーヒントで探すのは無理に近いな、と思い苦笑いを浮かべるしか出来ず。]
今景気悪りぃからなぁ、そう簡単にはいかねぇかぁ。 俺も貧乏人だからよ、こうして出稼ぎに来たんだが、さっぱりだな。
[此方も情報は手に入らなかった、と言外の意味を込め、ふぅと吐息を漏らせば、目の前の紳士は察してくれるだろう、と当たりを付けておく。 それでも、翳りを落とさない青年は、グラスを片手に乾杯しようとしていて。]
おっ、気前良いな旦那。 じゃぁ、お言葉に甘えて一杯飲むとするかな。 っと、町長さんか、どうりで良い服を着てると思ってた。 俺はデュランさ、ガンマン……と言っても分からねぇかも。 まぁ、用心棒やったり、便利屋みたいな事をやってたりしてるな。
[自分も名乗りを上げつつ、小人の店主に空いたボトルを手渡し、酒を入れる様お願いしてから。 テキーラとスペアリブが乗ってる皿を持ち、エレキシュガルが座る席へと近付く。]
此処で会ったのも何かの縁だし。 酒は楽しく飲めれば、それだけで美味い。 ってな事で、乾杯だ! ほれ、かんぱーい。
[男は臆する事も遠慮もする事無く、同じ席に座っているエレキシュガルのグラスに、此方のグラスを重ねてから。 アルコール度数が高いテキーラを一気に煽ってから豪快に笑って見せた。 初対面である彼の肩をたしたしと叩いてから、彼も酒を飲む様に促して**]
(209) 2015/08/20(Thu) 00時半頃
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――0day・PM10:00・滝壺――
[滝壺から湧いたような涼しげな霧が薄らと流れ、ボトルを傾けるデュラン>>195の発する酒精の香りが水の匂いに混じる。 小さく鼻を鳴らし、「良い匂いだ」と呟いて。
自分も聞いたこともない暑さへの言葉に、感心したようにゆっくり首を振った]
…日焼けで、火傷をするというのもなかなか、俺から聞けば恐ろしいものだが。 暑過ぎても体を覆った方が良いというのは、少し、おもしろい。 恐らく、俺の毛皮のようではない──蒸し焼きにならないような覆い方があるのだろうな?
寒過ぎても、暑過ぎても、人が暮らすには厳しい環境なのは変わりないのだろうな。 ただ、そこが故郷ならば、…他を知らないだけに、そういうものだと思っていただけで。
[彼の案内ならばきっとおもしろいだろう。 もし彼が、己の故郷に来たならば、まず凍りついた氷河を見せてみよう。この男は、どんな反応をするものか。
そんな、夢と知る夢を胸裏に抱き。 同時にふと、過ぎった思考に一瞬瞼が薄まる。 ──もし、目的を成功させたとして。あの『神』とやらいう存在は、この記憶を抱えたままでいる事を許すのだろうか?
考えを払うように首を振り、逃げ足への言葉に、男を改めて見返すと。 思わず息を零して、笑った]
──っ、…なるほど。それは見るのが楽しみだな。 どうしても危ない事になるようなら、…貴公ならば、まあ、背に乗せてやらん事もないが。
(210) 2015/08/20(Thu) 00時半頃
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[大通りにいたと言われれば>>196、僅か瞬き。 小さな牙のような歯を覗かせて微か口元を緩めると、立ち上がる彼を手伝うように手を差し出す]
あの辺りに、酒場があるのか。気が付かなかったな。 ──俺の郷里では、他の男たちと、然程の差はなかったんだが。どうもここでは割に大柄な方のようだ。
…宿か。用意されていた家は、綺麗すぎて落ち着かんぐらいなんだが、…貴公の宿はどんな風だった?
[少し考え、彼が戻る様子ならばでは自分も共に戻ろうかと頷いて。
向けられた約束に、浅く瞬き。 グリゼルダは、込み上げた感情のまま、ふと常の硬い表情を崩して破顔した]
……ああ。 何があるかわからんが、…きっと気晴らしも、必要だろう。 異端探しの一環になるかもしれない事だ、良い『罠』の案でもあれば、考えておいてくれ。
[本気とも冗談ともつかないそんな事も言いながら。 一歩先に行くデュランの、月明かりを受けた背を目を細めて眺めてから、グリゼルダも共にゆったりとした大股で滝壺を後にした。
取り留めない話が続くなら、道中、きっと今の時間を心底楽しみながら──表情が変わりにくい顔にどこまで出たかはわからないが──過ごし。 途中までなり共に帰るついでと、己の宿となっている家の場所も、近くなれば自分は彼にならば教えもしただろうと**]
(211) 2015/08/20(Thu) 00時半頃
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/* BLバーガーが、ホモバーガーにしか見えなかった。 ベーコンレタスバーガーだよね、うん。
よし、BLバーガーにも突撃してみよう←
(-137) 2015/08/20(Thu) 00時半頃
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──0day・PM6:00・商店──
[こちらを振り返る相手の出で立ちには少々驚いた。
奇抜というか派手というか、どこか怪しい雰囲気は纏っているものの、ハッターと名乗った相手から返された挨拶を聞く限りでは、話しやすそうな人物であることにほっとした。 丁寧に頭を下げられれば、こちらも軽くではあるが頭を下げ返す。
別段邪魔だと感じて声をかけたわけでもなかったのだが、気を使い開けてくれたスペースに入る。 自然と並んで商品を眺めるような図になった。
本物かどうか分からないのだという言葉を耳にして、改めてそこに陳列されている品々へと視線を向けてみる。 己の見たことも聞いたこともないような代物から、よく薬の調合に使用していた品まで、ありとあらゆるものが綺麗に陳列されていた。
その中にある、精霊の涙とかかれている瓶を手にとってみる。 己の世界にあるものといえば結晶なのだが、此処に置いてあるのは瓶に詰められた透明な液体だ。
中の液体を軽く揺らして確認したそれからは、確かに精霊の力を感じとることができた。 同等の物であることが確認できて小さく頷く。]
おや?……ふむ。
[その他にも己の知っているものには手を伸ばし一つ、一つ確認していってみた。 結果、どれも紛い物である心配は不要だろうと判断することができた。
隣にいる人物へとちらりと視線を向けてみれば、未だ悩んでいるような様子で、ふと小さな笑みが零れた。]
ふふ。そんなに心配しなくとも大丈夫だろうさ。 思うに、此処に用意されているものは、神が用意したものだろうからねぇ。 紛い物が置いてあるとも考えにくい。
私の知る品に限っての話だが、形状が違うだけでどれも紛い物といった様子はないからねぇ。どれも本物と言っていいだろう。
ものは試しとも言う。それ相応の対価が必要とあれば躊躇はするが、此処でならその心配も不要だろう。 あれこれ考えて心配してもしょうがない。チェレンジあるのみだと思わないかい?
[最後に相手の肩を軽くポンと叩いて笑みを向けた。
そもそも、薬の調合なんてものはチャレンジの連続のようなものだ。 何度も試行錯誤した結果、ようやく薬というものが完成するのだから……。
レシピのない薬を調合するのだと思えば、己にとってそれはそれほど苦に感じる作業でもなかった。
この棚の前で品をみていたということは彼もまた己と同じように薬を調合したりするのだろう。 いったいどんな薬を生み出そうとしているのか純粋な興味が湧いて訪ねていた。]
ハッターは一体何を作るつもりだったんだい?
私は何が起こるか解らないからね、怪我に効くものや解毒作用のある薬をいくつか用意しておこうかと思ったんだ。 備えあればなんとやらというからね。
[最後はちょっとした冗談の意を込めて、楽しげな口調で片目を瞑ってみせた。]
(212) 2015/08/20(Thu) 01時頃
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