
727 水面下で薔薇が咲く村 in 大正伝奇浪漫
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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……ザザッ……、……ザーーーーー……。
(0) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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(これまでのあらすじ)
維新開国からおよそ半世紀が過ぎた大正時代。
帝都はモダンな異国の文物に彩られ、煌びやかに平和を謳歌していた。
だが、華やかな栄耀の裏で、異国の悪しきものもまた帝都に入り込んでいた。
その筆頭が西洋悪魔のドクロ伯爵だ。
迷宮入りの奇怪な事件の裏には、いつもドクロ伯爵の影が見え隠れする。
君や知るや、彼らの魔手から帝国人民を守るべく、人知れず戦う者たちを。
破魔の技を、妖しの力を用いて、帝都を覆う暗雲を薙ぎ払う──その秘密結社の名こそ、《ヒヒイロカネ》という!
(#0) 2015/07/12(Sun) 23時頃
/*
表ログ(原作)の続きはノリと勢いで創作しましょう。
秘話においては、上記原作の登場人物に関して、ランダムで決まった相方同士、元の作品には無い男同士の恋愛関係を妄想した二次創作世界を展開しましょう。
墓下においては、上記原作の登場人物がファンサービス(?)でメタな座談会を行ったりしましょう。
というのが、「水面下で薔薇が咲く村」シリーズのシステムとコンセプトです。
それでは、*開幕開幕*
(#1) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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[瓦斯燈の光が煌々と照り、街の夜空から闇を追い払ったとはいえ、光届かぬ場所に影はなお深く濃くわだかまっていた。
表の華やかな通りから外れたその路地裏にも、そんな影が潜んでいたのだ。]
(1) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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どなたか、どなたかおりませんか?
[荒い息と乱れた足音の合間に細い声が上がる。 供とはぐれて迷い込んでしまった細い道を、娘は必死に駆けていた。]
どなたか、お助けを、……ああっ。
[足元がもつれ、地面に膝をつく。 その背後で闇が蠢き、何かの形をつくりはじめる。]
(2) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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嫌です。来ないでくださいっ。
[疲れて動かない足で娘は必死に立とうとする。 その前に、影はついに姿を現した。]
ひっ……いやぁ……っ…
[細い悲鳴が路地裏の闇に吸い込まれていく。 手を伸ばし迫りくる異形のあまりのおそろしさおぞましさに、娘は意識を手放して冷たい地面の上に崩れ落ちた。]**
(3) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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― 帝都・深夜 ―
[ピィ――――――ッ、]
(4) 2015/07/13(Mon) 00時頃
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[夜を切り裂くように甲高い口笛が、尖らせた唇から細く零れた。 寝静まる人の鼓膜には届かぬ、霊力を絡めた音色。
昼は市電の行きかう煉瓦通りも、今は静寂を抱えて東日を待つ。 そこから一本裏路地に入れば、瓦斯灯どころかアーク灯すらも、 ぼんやりと暈を着て見えるほどの薄暗い闇が蔓延っている。]
……全く、最近は益々多い。 昔気質の魑魅魍魎百鬼夜行なら、もう少しの分別を持っているぞ。
[己の所在を知らせるように口笛を吹いた男は、 八尺程の布に包まれた長物を背負い、胸元に金時計を提げていた。]
(5) 2015/07/13(Mon) 00時頃
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[着衣は日本軍の正装であるが、徒党を組まず、夜の帝都に影を伸ばす。 唯の軍人や警邏中の警官、ましてや士官学校の将校にも見えはしまい。
実際、自身が“柾木少尉”と呼ばれていたのは、数ヶ月前までの話だ。
華族の男子を長とする秘密結社《ヒヒイロカネ》の補佐役として、 上官より出向を言い渡されて以来、己は軍人で在って軍人でない。]
(6) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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[己に旧弊めいた退魔の力は無いが、呪を弾く特異体質として生まれ、 武家一門に伝わりし、呪われた妖槍・夜霧を制することが出来た。
その故在って《ヒヒイロカネ》への出向が決定されたのだが、 ―――― 自らの意に、全くそぐわぬ状況でも在ったのは否めない。]
やはり、今宵の邪気は濃すぎるか。 ……鷹の目、いや鳥ではいかんな。
夜目の利くものが捕まれば良いのだが。
[扇状に広がる邪気は察知できても、特定に至るほどの霊力を持たない。 既に召集が掛かっているだろう《ヒヒイロカネ》の誰ぞと合流すべく、 白手袋に包まれた指先で詰襟を押さえつけながら、夜に身を躍らせた。**]
(7) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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補佐官 マサキは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 00時半頃
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/* 夜まで動けないのでさっくりと入都。
enjuさんは村建て、いや都建てお疲れ様でした。 これから二週間弱となりますが、どうぞよろしくお願いします。
(-0) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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――此方でよいのだな、黒。
[散切り頭を叩けば文明開化の音がしたのも一世代前。 今は洋装も増え、街に溢れる異国の情緒。 されど夜の帝都を覆う静寂は深し。
宵闇駆けるは、腰に太刀穿き鉄道員の制服着込んだ男と1匹の狗。
わふん!と声に答える相棒は、幼少の折落雷跡近くから拾った犬だ。 共に育ち10年、そろそろ成犬になろうかと思えど未だ幼狗のまま。
脚太く、前足2つ後ろ4つあり。 鋭き爪を持っていたとしても黒は犬である。多分。]
(8) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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[──カランコロン
赤い鼻緒の黒捌き相千両。 女物の下駄が文明開化も遥か昔、西洋に負けぬ街並みとなった 帝都に軽快な音を鳴り響かせる。]
髪結い~。 髪を結いましょう~。
[幾つもの櫛に笄、剃刀に手鏡と、仕事道具を桐箱に詰めて 風呂敷に包んだ男は街中から少し路地を行く。 先頃は女性の髪形も豊富だが、大和髪はまだ生き残っている。 少々年配の妙齢の女性客が多いが、客に困ったことはない。]
(9) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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事件起これば人知れず、帝都民を狙う悪から守る。 ヒヒイロカネ……吾はその戦闘員也。 嗚呼、俺って最高にかっこいい! [黒は半眼で呆れたように鳴き。 ぱたりと尻尾を地面に叩きつけつつも、敏く霊音>>4を捉え。 自分に酔い痴れる相棒に、合図を知らせた。]
(10) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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あれ、お富さん、お約束は明日ですよね? はいはい、急に用が? 構いませんよ。 女性は常に綺麗にしていないと。
[本来は明日の約束の上客が声を掛けて来た。 明日が今日に変わったとて大差はない。 いつものように部屋に上がり込むと、瓶付け油と櫛で 器用に髪を纏めはじめていく。]
お富さん、相変わらず綺麗だね。 俺がおべっかなんて言う軽薄な男に見えるかい? 俺は綺麗な人にしか言わないよ。
[いつもと同じ口調で恙無く進む仕事の傍らで、 これまた同じく変わらぬ口調で噂話を手繰り寄せる。]
(11) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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そう言えば最近奇怪な事件が起きてると聞いてるんですが、 お富さん、どんな話かご存じですか? いえいえ、お客様と話す時の話の種と、綺麗なお嬢さん達に 忠告する意味でそう言う話を集めてるんですよ。
[女性の情報網は昔も今も馬より早く、鳥よりもあちらこちらで 知れ渡っている。 玉石入り混じった噂の中に、いち早く知っておかなければならない 重要な情報があるのだ。]
(12) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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/* 俺だけ時間軸が違うwwwwwwwwwwww
(-1) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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……どうした、何か捉えたか。 此処で颯爽とドクロ伯爵の魔の手から民間人を守れたとあれば。 俺、一番輝いているではないか……! さぁ疾く捉えし場所に案内を。
[至極愉しそうに相棒に告げるが、 行く先に待ち構えるは数か月前出向してきた補佐官である>>6
そうとは知らぬまま、一番槍で朗々と洒落た台詞を諳んじる事を想像し。 男は笑みを浮かべたまま、夜の街を駆けるのであった*]
(13) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 00時半頃
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/* ということでこんばんはなしののめです! 最高におバカキャラがしたかったのでかっこつけのナルシストヌカリヤさんで入村です。
皆様宜しくお願いします。
(-2) 2015/07/13(Mon) 01時頃
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/* 割とマサキさんがももてんさんな気がする午後1時。 そんな予想を立てつつおやすみなさいぐぅ。
(-3) 2015/07/13(Mon) 01時頃
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/* ら、ラ○ダー少年隊みたいな立ち位置を……(お前いくつだww
(-4) 2015/07/13(Mon) 01時頃
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へぇ? 夜分、自分の影と化け物の影が重なると、 化け物の手が伸びて何処かへ連れ去られる?
そりゃとんでもない拐しだ。
[客の口からは隣の晩御飯から、話題の活動写真、 流行りの柄まで溢れる中で、奇妙な噂が1つ零れ出た。 行方不明になったのなら、その出処は何処かと、 眉唾物だが、それはそれ。]
お天道様の下を歩けないのが化け物と、 相場は決まっているが、具体的にどんな時分が 一番気にした方がいいのかな?
お富さんは絶対近寄っちゃ駄目だよ。 帝都の華が一輪消えるなんて、俺の胸が潰れてしまう。
[流行りの髪に流されず、古風な大和髪の少し昔の娘は 鏡の中で紅付け笑う。]
(14) 2015/07/13(Mon) 01時頃
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丑三つ時とはこれまた定番だ。 ははは。 俺は櫻花咲き誇る昼間なら何処へでも。 でも花も咲かない夜中に月下美人を探して歩くほど 奇天烈でもないですね。
[椿油の似合う黒髪の美人が出来上がれば仕事は終わり、 茶菓子を口にし、暫し茶会に付き合った後は 今日は店仕舞いとばかりに来た道を戻っていく。]
(15) 2015/07/13(Mon) 01時頃
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― 帝都・深夜 ―
[洋風建築の並ぶ、華やかなる煉瓦通り。 幅広の道から連なる橋は二連アーチの曲線も優美な石造りにて、夜歩きを楽しむ紳士淑女が瓦斯燈の光を受けて揺れ交うた。 彼らが顧みることのない暗い川面を敢えて覗き込んだならば、ぬらりと照りめく波のあい間に。奇しき姿がひとつ、ふたつ。
儚い蛍の火に見えるあれは、あえかに灯る妖の魂。 たもとの魚河岸から何か盗み咥えて来たのだか、するりと水中へ潜り込む長細い影は、川獺のようで似て非なる──さて]
……
[アーチ橋の中央を飾る柱影へ、その時は凭れるように俯いていた。 翼のある麒麟を彫り込まれた見事な石造柱だが、しかし初めのうち一度二度も眺めて感心すれば、後は見慣れてしまってどうというおもいもなく。
視線をぐるり、廻らせて、鳥打帽の庇を僅かばかり引き下げた]
火付け、人探し、妙な怪談話に盗賊……神隠し。神隠しとさ いやだねぇ
[紙を綴ったメモ帳を手繰って、鉛筆をくるり指先で遊ばせる]
(16) 2015/07/13(Mon) 01時頃
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- 夜分 -
さてさて。 真実か否か。 確かめてみようか。
[櫻花もお天道様も無い真夜中、男は1人カラリコロリと 下駄を鳴らして夜を行く。 手には仕事道具と昼間の客の髪一筋。]
我ガ声聞キ入レ、形代トナレ。
[懐から取り出した人型の和紙。 何やら読めぬ文字と模様が墨で描かれた紙に、 客の髪を止め置いて言の葉と共に息を吹き掛ければ 風に舞う様にひらり掌から離れた紙は地に落ちる前に 1人の女性に姿を変えた。]
(17) 2015/07/13(Mon) 01時半頃
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暫くそこらを探ってくれないか?
[人の姿をしたソレは、男に一度会釈をした後 音も立てずに街灯の届かぬ闇へと溶けるように歩き出した。]
さて、これであちらさんが引っ掛かってくれれば良いけれど。
[他にも客の髪から生まれた式紙が闇の世界へ紛れて行く。 この程度の式なら複数は扱えるが、 いざ戦いとなれば文字通り紙の兵隊。 今宵はただの情報収集の予定だが、果たしてどうなる事やら]
(18) 2015/07/13(Mon) 01時半頃
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イズミは、塀に凭れて暫く闇を探るように目を凝らす**
2015/07/13(Mon) 01時半頃
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―帝都・深夜―
みゃおん。
[裏路地の瀟洒な館の屋根の上から、低い鳴き声が上がる]
こう煩く聞こえちゃ、おちおち寝てもいられないじゃないか……。
[寝入り端に甲高い音>>4に耳を射抜かれてのことだ。 欠伸を噛み殺した面倒そうな響き――本音がだだ漏れだった。
面倒そうに身体を起して身体を振る。 その身体と同じサバトラ柄の2本の尻尾をゆらぁと揺らして くあと口を開けて音のない欠伸をし―― 音を立てずに屋根から隣の建物へと飛び移った。
瞬きのうちにいくつもの建物の屋根を踏み越えていく。 アーク灯の光も届かぬ闇の中を柔らかな動きで駆け抜ける。 もし、光が届いて影を生むならば、 家猫のそれよりもずっと大きいものが地に描かれるのだろう]
(19) 2015/07/13(Mon) 01時半頃
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[聞こえた召集の音の出所へ向かう途中で嫌な気配に顔を顰める。 その気配が召集の原因かと思い至ればそちらへと向きを変えた]
ありゃまあ、別嬪さんだこと。
[異形の影に襲われて倒れている女性>>3を横の建物の上の闇から見下ろし、 さてどうしたものかなと思案顔を浮かべた**]
(20) 2015/07/13(Mon) 01時半頃
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髪結い イズミは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 01時半頃
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/* 本名はばれると術に使われる事があるので内緒。 (お相手様にだけは本名を呼んでもらいたいのは 様式美だと思っている。)
これたまに自分設定詰め込みすぎかなとドキドキする。
それより何より本気でスーパーレッド!とか 言い出しそうな自分を自重。
(-5) 2015/07/13(Mon) 02時頃
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さて、どうしようね
短夜の 君を探すや 残り香に?
[帝都の丑三つ時に、影に呑まれてはふつと姿を消すらしいという噂話。 より現実的にならば、雲隠れした娘にまつわる人探しの依頼として、この耳には入りくるもの。
現場を押さえて新たな件を防ぐ為にならば、既に動いている者があるだろう。《ヒヒイロカネ》には耳の敏いものもある]
こう邪気の濃い夜半だ、 あまり源を追っかけて拐かしの現場に出くわすのもコトだよね
[自称・非戦闘員である故に。 桜刀館にも気紛れめいた間隔でしか顔を出さぬから、ヒヒイロカネでの扱い身分にも疑問符がつこうか。 だが、帝都人民への思い、悪しき異国の魔を払おう志は誠のものであると──これも自称]
(21) 2015/07/13(Mon) 02時頃
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[いつぞやの往時、 ある怪盗騒ぎの裏を追ううち、あまり深くに単身で入り込んでしまったのが、ドクロ伯爵の手に落ちた大きな失敗。
挿話を語るなら、二十日ばかりもそのまま消息不明となった探偵──高橋郁がまた一人で戻ってきた時には、幾つかあらわな傷跡のあったものの。ひょいと顔を出した様はごく元気なものだったとか。 結社の長である男へ報告した以外には、周囲へも委細語りたがらず「隙を見て逃げてきちゃった」とは本人の弁。 それから、郁が監禁され居たと思き西洋悪魔の拠点のひとつを改めた際には、既に崩れ果てた廃墟のみ残されていた。。。という]
そうな、…丁度良い用心棒もいないなら荒事は避けるとして。不審火の方でも探っておこうか
[流れる川音に背を向け、橋上から、都に蔓延る薄暗闇へと歩を進める。 甲高い口笛>>5を片耳で聞くように、路地の一つへと滑り込んだ**]
(22) 2015/07/13(Mon) 02時半頃
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― 桜刀館 ―
[ざらついた藁半紙の束も、さりさりとその上を滑る鉛筆も、今は纏めて鞄の中。外の構成員が勤めに励んでいる事などお構いなしに、アジトの片隅で呑気に湯飲み片手に寛いでいた時分の事だった。 鋭い口笛>>5に、思わず茶柱の揺れを確認する]
……僕はそろそろ寝たいんだがなあ。
[静止する茶柱に、溜息ひとつ。――呼び出しだ]
夜廻りは誰だったかな。柾木殿はいるのだろう?
[ヒトの可聴域から外れた音の主は、その響きから自然と知れる。他に誰が外にいるのかは、室内にいる構成員を数えてしまえばきっと早い]
泉君に……ああ八重君も今日は外かな。なら、僕はいるまい。 帰らせて貰おう。
[そそくさと湯飲みを片付け、煙草を取り出し、火を付ける。湯飲みを片付けたところで燐寸棒を残していったら尻が隠れていないのだが、まあそこは“戦闘員も諜報員も足りていると判断しました”という意思表示ということで。怒られるんならその時だ]
(23) 2015/07/13(Mon) 03時半頃
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[ぱたん、と扉を閉めてしまえば、足下を照らすのはぽつぽつと設けられた瓦斯灯ばかり。すい、と一本道を逸れるだけで及ばなくなる]
[夜闇の中で煙草の緋は輝いて、歩調に合わせて波を描く。たなびく煙は意志を持ったかのように揺らめいて、男の外套を煙草の香りで覆った。 向かう先は古くとも居心地のいい我が棲家。“妖怪屋敷”はそう遠くない]**
(24) 2015/07/13(Mon) 04時頃
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/* コアタイム#とは 2週間世話になります。大正浪漫楽しみだなあ。 浪漫しよう浪漫…
(-6) 2015/07/13(Mon) 04時半頃
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/* そしてメモがまとまらない。 ……血縁がなあ、べつに大丈夫なんだけども、いや、あの 狢だから……
つるみつ←鶴充←かくじゅう←各獣←狢(けものへんにかく) でざっくり名前決めたという
(-7) 2015/07/13(Mon) 04時半頃
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/* カヲルさんやムナカタさんとか裏設定が楽しみな人が多くて困る。 わくてか。
(-8) 2015/07/13(Mon) 07時頃
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/* 泉君は苗字読みで、俺のほうは名前読み+むなかたさん犬が苦手…… 宗方さんとはどう接するかな。 黒は犬(違)だし、こっちはわーいむっなかったさーん(きゃっきゃ みたいな感じか?
(-9) 2015/07/13(Mon) 10時半頃
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- 『桜刀館』 -
してやられましたね。 しかし、相手がドクロ伯爵では仕方ありますまい。
連絡、ありがとう。
[《ヒヒイロカネ》を統括する若き華族・山科葛城は穏やかに受話器を置いた。 まだ一般には電話の普及していないこの時代、その設備があるというだけで『桜刀館』がただの映画館でないことは知れよう。 もっとも、その電話番号を知る者はそう多くない。 《ヒヒイロカネ》は帝都臣民を影から守る秘密結社だ。]
(25) 2015/07/13(Mon) 12時頃
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あああ、我々が苦労して逮捕したものを。 明日の新聞には『奇怪! 留置場から囚人が消えた!』なんていう見出しが踊るんだろうね。
[ひとしきり嘆息した後、山科は細い指で顎を支える。]
…近いうちにまた帝都を騒がす事件が起きる。
(26) 2015/07/13(Mon) 12時頃
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華族 ヤマシナは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 12時頃
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/* こんにちは、村建てです。
皆さんの文章の煌びやかさが、さすが大正伝奇浪漫! ワクワクします。
(-10) 2015/07/13(Mon) 12時頃
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/* 蜘蛛の糸使いなので、趣味はレース編みとかしたいですね (←
僕が演じる貴族なんてデフォルト変人に決まってるじゃないか、おおげさd
(-11) 2015/07/13(Mon) 12時半頃
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/* サブリーダー柾木少尉が前衛やってくれると期待して、リーダーは支援系でいいよねーという仕様。
ダブルクロス2版でいうと、オルクス-ノイマンな感じかな。
まあ、蜘蛛の糸は応用範囲が広いと思いますが。 動作阻害、追跡、物体移動、糸電話、綱渡り、導火線…
(-12) 2015/07/13(Mon) 12時半頃
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/* 名前のネタ
山科・葛城・大兄…とある古代人を示唆する縁語になってます。
(-13) 2015/07/13(Mon) 12時半頃
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/* 家柄を侯爵(江戸の大藩主相当)にしたのは、伯爵より上だから。 ドクロ伯爵なにするものぞ。
でも、当主ではないので、僕自身は「侯爵の子(華族)」なんだなw
(-14) 2015/07/13(Mon) 13時頃
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― 夜道 ―
[裏路地に闇がとぐろを巻く。
昼日中には下駄履きが多いが、夜歩きのこの時は便の良いゴム裏草履で。土の擦れる微かな音だけを道連れにした迷いのない足取りは、 ある時くるりと目指す方向を変えた。 小走りに路地を曲がり、突っ切り]
おーい、おまえさーん ちょいとー
[やがて目線の高さで揺らめく緋蛍が瞳に映れば、大声で呼ばわってバンザイの形に両手を挙げた]
むーなかっさ~ん、つかまえたー
[くゆる煙を外套にまとう挿絵描き>>24を見つけて、にんまり]
ひょっとしてあがったとこかい? ちょうど良いや
[あとは帰るばっかりなら手を貸してくれるだろ。と手の紙束を振ってみせた**]
(27) 2015/07/13(Mon) 13時半頃
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―帝都・深夜―
[人通りも灯りもない暗い路地。 吹き付ける風はどこか生温い。
その路地を歩く千鳥足の男が一人。 着流しに、草履。そしてロイド眼鏡といった出で立ちだ。
顔に陽気な笑みを浮かべているのは、先ほどまで役者仲間としていた他愛もない怪談話のせい。 尤もその与太話にはごく稀に真実も含まれているものだから、莫迦にも出来ないのだけれど]
あはは。すっかり酔っ払っちまったねェ。
[機嫌よく独り言なんてものまで飛び出した折。 常人にはおよそ聞こえない口笛の音>>4が、耳に飛び込んでくる。
表情は一転不機嫌なものになり、盛大にため息をつく]
人が気持ちよくなってんのにさ。無粋だねェ。
[とはいえ、ついぞ最近も呼び出しを無視してお叱りを食らったばかりだ。 今回は大人しく応じるかと歩を早めて、その先の角を曲がれば]
(28) 2015/07/13(Mon) 19時頃
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……とォ。
[呼び出した当の本人より先に。 若い娘がいまにも襲われる現場に出くわした]
お嬢さん!大丈夫かい!
[慌てて倒れ伏したうら若き乙女と、今にも襲いかからんとする異形の影の間に立ちふさがって]
ちょっとォ。 見てたんならさァ!
[建物の屋根の上。 悠々と思案にふけるような化け猫に小言をひとつ零しながらも、『力』を解放する。
郷のおっかさん曰く、アンタはヒトと鬼の合いの子だからなんていっていたけれど。 それが真実かどうかは、父を知らない自分には定かではないが。
たかが異形一匹ならば、この右腕で簡単にひねりつぶせ――]
(29) 2015/07/13(Mon) 19時頃
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……えっ。
[そう思った目の前で、膨れ上がった闇は分裂して数を増やし。 その数、五]
サイアク……。
[そう呟くも]
はぁっ!
[『ヒヒイロカネ』の一員として、退くわけにはいかない。 まずは手近の一匹の首をむんずと掴んで力を込めると、ゴキリと嫌な音を立てて異形は動かなくなる。
その間に、別の一匹が突進してきてさっと腕を振りおろす。 サッと頬に赤いものが流れる]
……よくも、役者の顔に傷つけやがって。
[その怒りの気は周囲にも伝わるだろう**]
(30) 2015/07/13(Mon) 19時頃
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役者 シノノメは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 19時頃
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[自動車、なるものが帝都の道を走るようになって暫く経つが、未だ俥(くるま)の需要は多い。 とは言うものの――]
『こんな夜更けに何の客があると言うのだ!』
[出歩く者もめったに居らぬ深い夜。 黒い脚絆の車夫を、若い警官が問い詰めている]
いや、急病人とかで、さっきそこまでお医者の先生をね……参ったな。
『近頃あちこちで拐かしが起こっている。 その俥の中、改めさせてもらうぞ』
急いでるんだがなあ。山科の若様に呼ばれちまって。
『つべこべ言うな!』 『待て』
[声を荒げる警官を、上官と思しき年配の男が制した]
(31) 2015/07/13(Mon) 19時頃
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『……しかし』 『その男、山科様の知己だ。用は本当だろう』
[上官と、不満げな若い警官にひとつ頭を下げて、車夫は俥を引いて足早に立ち去った]
……助かった。 遅れたら何言われるかわからねえ。
[呟きは警官たちの耳に届くことなく、闇に溶ける。 人知れず帝都を護る《ヒヒイロカネ》。男がその一員であることは、漏らしてはならない。 結社の存在自体、知る者は限られている。 山科様の知己、と口にしたあの年配の警官も、本当の意味は知らないだろう]
さあって。 いっちょ暴れてやるかね。
[脚絆と同じ黒の手甲、その両手で梶棒を強く握った**]
(32) 2015/07/13(Mon) 19時頃
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車屋 ヒビキは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 19時頃
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/* 響だよ。その活躍ぶりから不死鳥の通り名もあるよ。 (艦これ
姓は高群にしようと思ってたけど高橋がいたので字を変えた。仰々しくなった。
(-15) 2015/07/13(Mon) 19時頃
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……どっちだ。
[しん、と満ちる夜の空気の中、耳をそばだてる。 尋常ならざる気配はやがて感じ取れた]
おおっし!
[自慢の脚で地を蹴り、駆ける。一際闇の濃い、その一角へ]
……シノノメっ!!
[>>30仲間の名を呼びながら、蠢く闇をひとつ、蹴り飛ばした]
(33) 2015/07/13(Mon) 19時半頃
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|
[俥を引くようになって間もない頃。 商売仲間が乗せようとしなかった、いかにもみすぼらしい老人を客にした。
この都が好きか、だの、大切なものはあるか、だの、とりとめのないことを問われるがままに話したように思うが、はっきりとは覚えて居ない。 俥を降りた老人は、代金をはずんだ上に、真新しい手甲と脚絆をくれた。
それはありがたく受け取ったが、護るべきものを護りなさい、と老人が言った意味はさっぱりわからなかった。 数日の後、《ヒヒイロカネ》とやらが自分を迎えにきた理由は、もっとわからなかった。
だが、今は]
おい、そっちのお嬢さんは無事か!?
[たぶん、少しはわかっているつもりだ**]
(34) 2015/07/13(Mon) 19時半頃
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車屋 ヒビキは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 19時半頃
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/* 戦闘描写苦手なのにうっかり近接戦要員にしちゃったよ!しかもシノノメさんとかぶってるよ! どっちかってーとパワーで劣るけど敏捷度高め、な感じになるかな
(-16) 2015/07/13(Mon) 19時半頃
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[自身は職務の一環として《ヒヒイロカネ》の末席に座す。 そのこと自体に不平や不満はない。
内務省から槍働きに長けた者を。と言う注文に己の名前が挙がったのは、 金時計を有するものとして、分不相応な誉れであるとすら理解している。
だが、問題は多士済々を掻き集めたこの組織の気風にあった。]
―――…また、衣雁がどこぞで吼えているのか。
[明治の赤煉瓦の上に築かれた大正モダンの石造り。 真鍮にすっぽりと覆われたような町並みを縫い、 今時、役者とて赤面する口上が近づいてくる。>>10
どこか自由でいて奔放な気風。 それが、士官学校を主席で修めた己には馴染めない。]
(35) 2015/07/13(Mon) 19時半頃
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ヱレキテルでもライデンでも構わぬが、職務は全うせよ。 歌舞くだけなら、桜刀館の舞台でも適おう。
[特に秘密結社と云う響きにアンタッチャブルな価値を見出すこの男とは、 如何にも何故か反りが合わない。 洒落者で新時代の男であるのも理解しているが、 幾ら腕が立ち、隣を任せようと噛み合わぬ歯車だ。 そもそも、同じ公僕とはとても思えぬ。>>13]
先ずはこの漂う邪気に民間人が囚われていないかを確認するぞ。
―――…こういった仕事は夕凪の方がよほど得意だろうが…、 否、栓のないことだ。ポチ、鼻は利くか?
[彼の連れる狗―――のような、六本足を、 狗ならポチだろうと勝手に決定し呼んでいる男は、 邪気の元凶を伺うように問いかけた。*]
(36) 2015/07/13(Mon) 19時半頃
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/* 24時間を待たず、全員集合とは凄いなぁ。
衣雁とは反発方面。山科は上司。 夕凪、東雲は口笛が聞こえる。 泉はお家絡みで関わりたいな。年も近いし。
(-17) 2015/07/13(Mon) 19時半頃
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[さて、歌舞く己と質実剛健である補佐官殿とは、 馬が合わぬそりが合わぬと自覚はしている>>35。 軍からのお客様、いえど副長に収まるならば其れ相応には敬ってはいる。
噛み合わぬ歯車を無理やり合わせようとすることはできない性分。 己を他にも煩いと思うものがいるだろう。それでも行動を改めない所は、 所詮猪突猛進や馬鹿と呼ばれる由来である。
己は士官学校出でもなく、確りとした目的もなく、 何となし鉄道省を受験すればあっさり通ってしまったという経歴の持ち主。
馬鹿であるが頭の出来の方はそこそこだったため、 何とか卒業に至り今がある。]
違いますよ。雷刃ですよ副長殿。 無論職務に励む所存。そして恰好良く敵を薙ぎ払う俺……! 嗚呼、滾る!
[くぅん、と相棒は呆れた様子。 これもまた何時もの光景である。黒自体はこの上官を嫌いではないものの、 何時も己を間違えた名で呼ぶ男に、不機嫌そうに唸り声をあげた]
(37) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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『がるるるるる……ばうばうっ!!!』
副長いつも言ってますけどこの娘は黒です。 きちんと呼ばないと怒るんですよ。 こいつも鼻が良いから多少は……どうした黒?
[ポチと呼ばれ御立腹な黒は、僅かな血の香>>30も嗅ぎ付ける 此方の方だと首を向け、2人を案内しようとする幼狗]
そうか見つけたか!よし人助けだ行くぞ。
[意気揚々、今宵も我が刀が火を噴くぜと 黒の目指す先へと柾木を促した。 目指す先には鷹群と東雲がいることを、己は未だ知らず
今知っているとすれば、血を嗅いだ黒のみか、 それとも鋭き感覚持つ柾木も、現場が近くなれば気づくだろうか*]
(38) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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/* わーん目指す先にいるメンバーズに夕凪わすれた!ごめん!!(ふるえた)
(-18) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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お先に失礼します。
[重厚な扉は、一時の安らぎを得るサロンの入口。 そして、喧騒へ戻る日常への出口。
カフェー・アウローラ――元の名を紅気館。 未だに後者で呼ぶ者が多い、親しまれたカフェー。 昨今は女給が接待をするカフェーの台頭が著しいが、アウローラの給仕は回転当初から少年のみ。
故に、アウローラから出てきたのは黒髪の少年とも青年ともつかぬ男。 退勤だと言うのに、その姿は制服の黒尽くめ。 しょうがない、これしか持っていないようなものなのだから。
しばし前から間借りする棲家に、男は帰る道すがら>>4]
(39) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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――また呼び出し? 大捕物はこの間したばかりでしょうに。
[聞こえた口笛は、人に擬態したむき出しの耳にも届く。 苦労して捕まえた某か。>>26 留置施設に放り込むまで、毎晩のように聞いたもの。 よもやかの主犯も逃げたとは想像はつかないが。>>25]
……誰かが既に駆けつけるでしょうが。 役目を果たさねば、姫に顔向けできません故。
[巫女姫が導いた神社の外は広く深い。 彼女が学べと言うのなら、己は喜んで身を投じよう。 そして、社に戻った時、巫女姫により尽くせるように。]
(40) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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[カリ、と指先の皮膚を犬歯で裂く。 傷口から放たれるは、それと同じ色の炎。 男は狐火と呼んだ。
人工の灯りから離れて、妖かしの燐光へ。 夜に蠢く光の様はまさに其れだが、生憎作る影は人の型。 重なったとて、攫うことなど男には出来ない、が。>>15
一人の女人とすれ違う。>>18 火を消さぬのは、気配が人のそれと違う故。 彼女が来た道を見やれば、見覚えのある者。 女人は彼の式だろう。 耳の早い彼なら何か異変の一端を知れるか。]
情報収集、ですか。
[闇の中から、問う。**]
(41) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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/* 最後になるとは。 お邪魔します。
年齢22(0..100)x1+74(0..100)x1(+89(0..100)x1) 身長164+2
(-19) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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/* 96と166……
えいっ 166+4
(-20) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 20時頃
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/* 身長166cmにしよう。よんしゃくさんずん。
明治大正くらいなら、たぶん平均だし、 「少年」ならだいじょぶ。ショタではない。 元ネタにしたカフェーはショタらしいけど。
(-21) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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/* ごしゃくごすんか! 尺寸わからない。**
(-22) 2015/07/13(Mon) 20時頃
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―帝都・深夜―
[まったく人間は足が遅い。 もたもたしてるとあの人が喰われっちまうじゃないか。 あんなのに食われるくらいならいっそ俺が喰っちまった方がずっといい――。 危なくなったら咥えてどっか逃げてしまおうか。
そう、思っていた矢先だった。 通りの角から姿を見せ、異形の前に立ちふさがった東雲に ほっとして、それでいて残念そうに尻尾を揺らした]
にゃぁ?
[こちらに向けられた小言>>29にわざと猫の声で答え、首をかしげた。 だって、それくらい自分が手を貸さなくてもなんとかなるじゃないか。 そんな余裕が裏にはあった。
その時までは]
(42) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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[異形が分裂して数が増えるのに、無意識に立ち上がる。 腕を振るう東雲が傷を負った様子>>30に顔を顰めた。 もう一つ聞こえた声>>33は鷹群か。 それでも、増えた異形に対峙する数は足らない]
――しょうがねえなあっ…っと!
[鷹群が蹴り飛ばした異形の上に飛び降り、喰らいついて地に押さえつける]
うええ、マッズ……
[嫌そうに顔を離してぺっぺっとやった後、 もう一度異形に食らいついて引きちぎろうとする。
人の形で戦うときは妖力を帯びた錫杖を手にしており、 獣の形を取るよりも強いのだが……この姿ではそうもいかない。
それをわかっていてなお戦力の劣る形で居る理由は一つだけ。 問われたならば『だって、一張羅が汚れちゃうじゃん』と**]
(43) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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[馬鹿正直などと今時の西洋被れは言うのだろうが、 彼の実直さは年齢を幾らか差っぴいて年相応になるだろう気質だ。 裏も表も知らぬ軍人にとって決して付き合い難い相手ではない、が、 そこはやはり、間合いが違うのだろう。太刀と槍なら致し方ない。]
そうも見目にこだわるなら、 今を煌く看板役者の東雲辺りにでも稽古をつけて貰え。 私が観客では、飛ばす紙捻りもないぞ。
[さて、幾晩頭を捻って考え出したのか知れない符牒を聞き流しつつ、 耳はポチ、本名黒なる犬へ傾けて。>>37]
(44) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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女の気が難しいのは江戸のころより変わらんだろう。 否、目星を付けたなら疾風迅雷だ。
ポチであるか、黒であるか、はたまた本当に狗であるかは、 仕事上がりにでも六つ足と相談するといい。
[先ずは仕事だと云わんばかりに踏み込むが、 彼の威勢の良さには聊か、引き気味。>>38 少年の心を忘れぬ相手と、老成の片鱗を見せる己。 やはり、噛み合わぬ歯車は、黒の油を挿してもこの通り。
軽い嘆息吐き出すと、肺腑に届く血臭を覚え、 ゆるく短い髪を振って、気を引き締めなおした。*]
(45) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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――― 鷹群、東雲っ!
[朗々と響く声は、仮初の生業である活動弁士で鍛えたもの。 夜を駆けた先で合流するのは、 黒影と対峙する《ヒヒイロカネ》の構成員が二人と、>>30>>34 それに気まぐれなタマ―――ならぬ、猫まで揃い踏み。>>42
それに彼らに守られるように気絶しているらしきは、身なりの良い御令嬢。 暗がりの中にも浮き上がる白皙の肌色は、どこかで見覚えがあった。]
……援護に入る。衣雁、影を散らせるか。 私は民間人の保護に当たる。
[背負う長物の包みを解かず、前線を任せる形で、 凹凸の激しい《ヒヒイロカネ》に一声を解き放った。*]
(46) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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そうか、その手がありましたね。 東雲が暇なときにでも御指導を願おう。 是で俺はまた一段と格好良くなる筈…。
[助言をそのまま受け取る素直な性根、年相応より幼くみえるその気質は、 未だ黒の正体に気づいていない要因にもなっている。
年より上に見える威風堂々とした佇まいの上官>>44。 和の国古来の清廉さと気高さを併せ持つこの男と、 華美な洗練さを求める己とでは、槍と太刀の如くやはり間合いは重ならぬ。
名を間違えられ不服そうにした黒も、女扱いされればころり機嫌を良くする。 女の機微は秋の空の如く。尻尾を振って2人を案内。]
いや、だから黒ですってば上官殿。 ……犬ですよ、ほら鳴き声がそうでしょう?
[一方その飼い主基相棒は、自分の溌剌さに引かれているとはしらぬまま、 黒を犬と疑うことをせぬまま、夜の街を2人と1匹 血臭のする方へと駆け抜けた*]
(47) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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そっち行ったぜ、猫!
[>>43蹴り飛ばした敵は、獣の姿をとる仲間へ任せ。 足元へ迫り来るもう一体へ拳を振るう。 かつて得体の知れぬ老人から与えられた手甲と脚絆。闇の中、それが淡い燐光を放つ]
おぅらあああぁ!
[脳天、と呼んでよいものやらわからぬ中心へ、霊力を込めた拳を叩き込めば、異形は地面へと倒れ伏す]
……あとどれだけだ!?
[噛みつくような声の後ろは、己の名を呼ぶ朗々たる音声に飲み込まれた>>46]
(48) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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[現場に到着すれば柾木の、淀んだ空気を割る一喝>>46 鷹群、東雲、そして夕凪も揃い踏み>>30>>34>>43 傍には倒れる令嬢一人、黒壇の髪が宵闇に紛れる位艶めく美女。
格好良い名乗りが出来なかったと落ち込んでいたものの、 上官の命には条件反射。にぃと笑みを穿き]
無論、お任せあれ。 黒、吾等が出番だぞ。刃に雷を!
[相棒の声に黒の喉が鳴り。ばちり、と空気が音を立てる。 雷を呼び、空を駆けると呼ばれた雷獣。それがこの幼狗の正体ではあるが ――如何せん、この相方全く気付いていなかった
無名ながら業物の日本刀に眩い雷を纏わせ、蠢く影を飛刃で一刀両断
この雷刃、影のような異形とは相性が良いものの、 以前粘土でできた異形と相対した時は役に立たなかった心的外傷がある。 閑話休題。]
(49) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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鷹群、東雲、夕凪大丈夫か?
[物理的に輝いている刃で敵を切り伏せながら、 三者に問う声は不謹慎だが戦いの昂揚感に弾んでいた*]
(50) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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副長……と衣雁!助かる! おう、俺ぁ大丈夫だ……ぁ!?
[先ほど殴り倒した敵がまだ動くのを、踵で踏みつける。 民間人の保護、は柾木に任せ]
っのやろ、楽しそうだな!
[>>50活き活きと雷刃を振るう衣雁へ、声を投げた]
(51) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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/* 呼びかけ ヤマシナ:山科の若様(他人に話すとき。結社内での呼びかけはたぶん違う) ユウナギ:猫(猫形態のときだけかも) マサキ:副長 ヌカリヤ:衣雁 シノノメ:シノノメ
(-23) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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[市井の少年らが憧れる旗振り職を担う男は何処まで本気か分からない。 帝都の歩廊で役者仕込の大立ち回りなど、聊か眩暈を催す案件だ。 旧時代式の硬い頭は、こういった冗句に二の句が告げない。>>47
ぱたん、と揺れる黒尾の持ち主も、その飼い主も、 ハイカラが大手を振って歩いているようなものである。
無論、今の職務に戸惑う要因は、彼ばかりではない。 勇ましい轟を吐いて、邪気相手に肉弾戦を挑む彼もだ。>>48 屈強な肉体も真っ直ぐな気性も、確かに陸軍では溢れていた。
だが―――…、彼は聊かに。]
……相変わらず剛毅だな。
[相手が黒き影でなければ、警官沙汰だろう。 彼は帝都を守護する秘密結社と云うより、 江戸の時代では華と謳われた喧嘩屋のそれに近かった。]
(52) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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[早速、鷹群の豪腕に続いて降る雷刃。 膨らむ妖気の仕組みを知らずとも、扱い適うとは、 なんとも器用かつ、新時代的な鉄道員である。>>49
東雲の背後に倒れる佳人に、そっと白手袋で隠す指先を添え、 数秒で脈を計ると、着付けに折り目をこさえぬよう、胸の前に抱き上げた。]
私は彼女を桜刀館まで運ぶ。 離脱の道を作ってくれるか。 今は丁度深夜、朝飯前だろう?
[語尾を持ち上げながら、その場の三者一猫に問いかけた。*]
(53) 2015/07/13(Mon) 21時頃
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補佐官 マサキは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 21時半頃
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もちの論ですよ鷹群! 火事と喧嘩は江戸の華、というでしょう? 今日は俺の方が多く屠れそうですね。
[貴方は今何匹で?なんて楽しげに 響に投げかけながらまた1つ影を切り裂く>>51
共に前衛、されど彼は筋骨隆々とした豪毅な出で立ち、 立ち回りは素朴なれど聡明剛毅を地で行く男。 同じ案件を任された際は内心、 彼には負けられぬと気合を入れているのだ。]
(54) 2015/07/13(Mon) 21時半頃
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/* 【人外】 ■名前:夕凪 颯(ゆうなぎ はやて) 年齢:95歳(外見20代?)種族:猫又 ■名前:白木根 アンゴ(シラキネ) 年齢:90代(外見:18~20歳)種族:白狐
【たぶん人外?】 ■名前:宗方 鶴充(むなかた つるみつ) 年齢:不詳(外見40代) ■名前:東雲 凌悟(しののめ りょうご) 年齢:25歳 種族:鬼との相の子 ■名前:高橋 郁(たかはし かをる) 年齢:?歳
【ぎりぎり人間】 ■名前:柾木 源一郎(まさき げんいちろう) 年齢:26歳 ■名前:泉 境谷(いずみ きょうや) 年齢:25歳
【きっと人間】 ■鷹群 響(たかむれ ひびき) 年齢:24歳 ■名前:山科 葛城 (やましな・かずき) 年齢:22歳 ■名前:衣雁 八重(きぬかり やえ) 年齢:22歳
(-24) 2015/07/13(Mon) 21時半頃
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[雷の仕組みはしらねども、黒が纏わせるものならそれは絶対信ずべき力。 陰陽師の出でもなく巫の出も血筋遡れどおらず。 そんな己が戦闘員であるのは偏に黒のお蔭であった。>>53]
道ですね。心得ました。 鷹群、討ち漏らしあれば頼みます。 ――飛刃っ!!
[雷光が空気を切り裂き宙を迸り、 影蠢く異形の間に人が通れる隙間を作る。 一部を吹き飛ばしたいえども、増える異形に苦笑を零し。 残りを滅するべく再度太刀を構えた。]
(55) 2015/07/13(Mon) 21時半頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 22時頃
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/* あ、宗方さんも人間じゃない。 口笛聞こえてる。>>23
宗方さんは深夜勢かな、何か投げたいところ。
(-25) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 22時頃
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- 『桜刀館』 -
[壁に貼り出された帝都の地図にピンで止められているのは、《ヒヒイロカネ》が集めた情報の欠片だ。 人力車や髪結いの客が伝える巷間の噂、警察の持て余す未解決事件。 山科はそこに「帝国美術館収蔵品贋作事件」の犯人が脱獄した情報を加え、眺めた。]
これらの事件を繋げる “いと” は──
(56) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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/* 村建てから24時間を経ずしての全員入都、ありがとうございます!
PC10名が全員、事件現場に駆けつけたらなんて多角!とアジト残留を決め込んだリーダーです (←
モブ敵をいい具合に分裂させてくれたシノノメに感謝しつ、殴り合い要員を把握w
(-26) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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/* >>56 "いと" は「糸」であり「意図」な
(-27) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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/* >>56 その事件どんな事件下記になります隊長!!
(-28) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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/* ×下記に→○か気に ごじぃ…。
(-29) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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タマ、此処は任せて私たちは離脱するぞ。 今は両腕が塞がっている。 猫の手を貸してくれ。
[短く口笛――否、人の鼓膜は揺らさぬが故、妖笛か――を、 細く絞って吐き出すと、四足の猫に声を飛ばす。>>43
羽のように軽い貴人を血に中らせる訳にもいかぬ。 帝都の夜は未だ、深く、暗く、常に刃を研いでいる。*]
(57) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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/* 黒→ポチ、夕凪→タマに何度見ても笑う
(-30) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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― 妖笛の技 ―
[かつて柾木家は退魔の家系として栄えた。
悪鬼悪霊相手に、呪を躊躇わず刃奮える肉体は、 古来より重宝され、武門の道を歩むは必定であった。
しかし、新時代が明ける度、影の領分は狭まった。 それに伴い、徐々に柾木に宿る妖を斬る力も劣り、 同種―――即ち、人を斬り捨てる力を伸ばした。 今や、軍門として名高い柾木家であるが、 己が未だにこうした小手先の技を嗜んでいるのには理由がある。
まだ退魔の家系として隆盛であった頃に結んだ縁故、 陰陽道を修めた一門、柾木の家系は失ってしまった力を持つ名家。
即ち秘密結社《ヒヒイロカネ》に泉境谷として名を置く彼と、 家を介した繋がりを、細いながらに持つためだった。
―――尤も、退魔から退き、 殆ど凡人と大差なくなってしまった柾木の血を、 実の所、如何思っているかなどは、帝都を包む夜より深い闇の中だが。*]
(58) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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ヒビキ!
[掛かる声。 同時に闇がひとつ蹴り飛ばされて>>34]
お嬢さんなら命は無事だよっ!
[自身が発する怒りの気に充てられてか、異形どもの狙いは自分に集中していた。 そこへ敵にとっては闖入者。自身にとっては頼もしい味方が増えたのだ。 既に倒れ伏す乙女のことなど忘れ去っている。
命以外が無事かどうかは、彼女が意識を回復するまでわからないが。 ――助っ人がもう一人。いや、今は一匹か>>43
命だけなら保証出来る]
(59) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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補佐官 マサキは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 22時半頃
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[泉からは、情報を得ただろうか。 言葉を交わせば場を離れる。
彼は諜報に長ける。 己はその変化術でそちらにも回れるのだろうが、どちらかと言えばこの燐火による攻撃が主。 戦闘力が低いのならば、危ない所に無理に連れて行くことはない。 別の目的があるのなら、尚更に。>>17]
まだ、人手は要るでしょうかね。
[妖笛が震わせた闇を見る。 幽かに香る影。]
あれは、黒殿の雷でしょうか。 戦闘ならば、灯りはまずいですね。
[親指で血を拭い、灯りを消す。 闇の中幽かに見えたのは、衣雁ではなく、黒の雷。>>55 目的地が知れれば、灯りは標的を晒すのみ。 さすがに、消そう。]
(60) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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[桜刀館へ向かう姿があれば、問う。>>53]
征木さん、何がありました。
[抱えられた女性、そして気紛れの猫の姿もあったか。>>57 見えた雷を見るに、彼女は某かに襲われたのだろう。
駆け寄り、従う。 命があれば、加勢に向かうつもりではあるが。]
(61) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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いちいち、 数えて、 られっかよ!
[影を殴り、蹴りつけながら衣雁へ答える>>54。 計算だの戦術だのは、得意な奴に任せておけばいい]
だいたい、そっちとこっちじゃいっぺんにやれる数が違うだろー、がっ!
[こちら不利な条件で張り合われている、ような気はしている。 だが、衣雁のどこかとぼけた明るい気性は、肩が凝らなくて良い]
そもそも、俺ぁ力じゃシノノメに及ばねぇんだ、よ!
[令嬢の元へ先に辿り着いていたのが、彼と夕凪で良かった、と思う。 逆に自分が先なら、この数を相手に持ちこたえられていたか、どうか]
(62) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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それに……
[>>53柾木の呼びかけに、無駄口を噤む]
おうよ!
[>>55衣雁の言葉との両方にそう答え、異形たちへ身構えた**]
(63) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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車屋 ヒビキは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 22時半頃
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/* コアタイムで中身バレバレのパターン!
(-31) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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ふん。これなら負けやしないね。
[ニヤリと口元で笑って、更にもう一体の異形へと気を向けて。 再度、自身の名を呼ぶ声がした>>46>>49
役者連中でも滅多にいない美声の持ち主は、姿を確認しないでもわかる。 それから問いかける戦いに弾んだ声も]
大丈夫じゃないよっ!
[無論、気にしているのは顔のことだ。 掠めた箇所が傷になってなければよいが。
恨みを籠めて、気を向けたもう一匹を遠慮もなくその力で屠る]
(64) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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/* でも今日早く寝ないとあかん
(-32) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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役者 シノノメは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 23時頃
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/* 千本桜聞いてる。 格好いいなァ。
(-33) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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― 帝都・桜刀館への路 ―
[人には届かぬ妖笛は、人ならざるものの鼓膜のみを震わせる。 無論、精度十全でない以上、何がしかの要因を持つものならば、 耳で拾うことも可能だろうが、少なくとも―――、]
――― 白木根か、丁度良い。 今、西洋悪魔から婦女を救助したところだ。
[辻で出会った彼の耳には聞こえていただろう。>>61
ポチやらタマと云った名で黒や夕凪を呼ぶ癖、 彼には慣れぬと再三告げられている姓を呼び、短く委細を告げた。
そうして、急いていた足を止めれば、彼に示すように腕を傾け。 逞しい腕に抱えたるは、己よりも幾らか若く美しい淑女。 気をやってはいるものの、外傷は無く、顔には、ただ面影がある。]
怪我は無いが、先ほどから胸に引っかかっている。 ……この娘、誰かに似ていると思わないか?
(65) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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それは俺もですけどね! でも君のソレ、今日も絶好調じゃないですっ?
[なんて鷹群に告げつつ、共に屠るは影の異形>>63
征木らが作った隙間抜けた後、 ちらり横見れば東雲が、その剛力使ってまた1匹と異形を屠ってゆく>>64 その鬼気迫る空気を醸し出しているのは何故だろうか。 気にはなったが、今はそれより眼前の敵を屠るのみ。]
それだけ言える元気があったら上等でしょ、東雲さん! これ、駆逐し終えたら『桜刀館』に報告しなきゃですね。 宗方さんと隊長、居るかな。
[呟きながら刃は踊る。剣の舞を奏でながら、 思い返すは鉄道に乗る客、女学生のしていた噂話。
影に連れ去られる『神隠し』>>14 とはいえ今現在のこれのことではあるまいと、 馬鹿な己はすぐにその思い浮かんだ事を脳内の屑箱へと棄却した]
(66) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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[そっちへ行ったぜと鷹群の声には異形を踏み潰しながら、 2本の尻尾を揺らして答えていた]
ぐるるるっ
[引き千切った異形をやぱりぺっぺと吐き出しながら低く唸る。 足の下から逃げ出そうとするのを鋭い爪で引き裂けば、四散した。
―と、そこに新たな匂い。 二人と一匹のそれに、うえ、と顔をゆがめた。 タマと家猫のような名で呼ぶ副隊長と、 とんでもない力を秘めた雷獣を従えた男―衣雁。
衣雁連れている狗の正体に気付いていないようだが、自分は感付いている。 嘗て彼へ教えてやろうかと口にしかけたことはあったが、不意に口を閉ざした。 知らぬままの方が面白いじゃないか。 そう、思ったのと低いうなり声に牽制された気がしたのとどちらが先だったか 今は定かではない]
(67) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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― 夜道 ―
[砂の擦れる音がした>>27。 徐々に彼我の距離が縮むものだから角をひとつ、ふたつと折れてみるが、相手は迷い無しに突き進んでくる。終いにはおーいと呼ばわる声まで向けられて、名を呼ばれる頃には相手が誰だか知れているというもの]
はいはい郁君こんばんは。 まったく、君に会うとはなあ……
[アジトはうまいこと抜けたのになあ、とぼやきながらも片手を挙げて、振り返ればそこには腹に一物ありそうな郁の笑み。 どう見ても、ただでは帰してくれなさそうだ]
[溜息一つ。こうなっては仕方ない、明日は昼迄寝ることにして、今は“お勤め”に励むとしよう]
(68) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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だから、タマとか! っだああもおおっ、調子狂うんだってば!
[呼ばれる度に不機嫌そうに顔をゆがめていた。 文句も全て口にするのも飽きてきたくらいだ。
それでも耳に届く柾木の言葉と笛の音に、 むっとしながら異形に対峙していた身体を翻す。
柾木の傍で立ち止まり、彼女を自分の背に乗せろと首の動きだけで示した]
(69) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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僕が丁度良いって事は人手不足かい?
[郁の振る紙束>>27へと視線を遣って、彼の抱えている案件へと思いを馳せようとする……が、思い出せない。当然だろう、何だかんだで顔を合わせるのは久方振りだ]
今日は火しか連れていないけど大丈夫かな。 鎌鼬はうちで寝ているんだ。
[煙草の煙は煙々羅を、懐の藁は簑火を宿す。男はそうしてあちこちから力を借りるのが常だった。 ただ、鎌鼬は先日2日続けて連れ出したらのびてしまって、今は庭でごろごろしている。あまり彼らに無理強いはできないのだ、契約でなくただの共生であるが故に]
まあ何だって燃してしまえるから、そう困ることはないと思うけれど。
[まさか不審火の案件とも知らず、犯人扱いされそうな台詞をぽつり]
(70) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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―桜刀館へ―
[結局倒れていた女性は柾木が抱きかかえ、 その警護役として付き従うことになった]
アンゴ。
[そのすがら出会った白木根を見上げ、それから柾木を見上げる。 ――狐はコンとか呼ばねえのかよっ――。 そんな眼差しも毎回の事である]
(71) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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なんだい、やけに嫌そうじゃあないか
[いつものことであったか、挿絵描きの腹の中など、こちらもいつもの知らぬそぶり]
今回ときたら、ほんとにムナカタセンセにぴったりの仕事だよ?
[宗方の腕のあたりを軽く示して、ゆるり足を進める。 歩きながら話そうか、と暢気な声は、続いた声>>70に一段音程を変える]
はは、何でもかんでも燃されちゃ、俺の鼻が乾いちゃうよ
(72) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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実は、火にまつわる話なんだ
[手の中のメモ帳。 この時まで探偵の集めた断片には、人の噂の種草にもならぬ、事件未満の雑多な件が多く並んでいた。
桜刀館に貼り出された帝都の地図>>56をいつぞや眺めていて、思いつくことがあった。 その糸を探っていてのひとつの推測]
幾つか火付け騒ぎがあるとは言え、実際、帝都にポンプ車が出張るような大きな火事が急増したわけじゃない だけどねぇ。 …例えば、ちょいと蝋燭を倒したとか、鍋の火が袖に移ったとか。それに煙草の不始末?
[煙草の、というところで何やらくすりと笑ってしまったが]
うん、まあその場で簡単に消し止められたような小火が。要するに多いんだよねぇ
(73) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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人外が人の世で絶好調では問題だ。 犬ならばポチ、猫ならばタマ。十分だろう。
[俗世的な犬猫の名も明治の流行が尾を引いている。 己は未だ二十の半ばを過ぎた若年だが、何もかもが旧時代式であった。
道中の最中に背を、と提示されはしたものの、>>69 職業犬ならば漸く聞くようになったが、職業猫とは聞いたことが無い。 しなやかな背骨に年頃の婦女を預けるのに抵抗があるのか、 首をゆるく振り、静かに辞退を申し出た。
――― タマの背骨が折れる。と、腕に抱える女人にも、 己よりも余程年を重ねる妖怪にも、礼を欠いた野暮を足して。]
(74) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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上等?
[衣雁の言葉>>66にピクリと眉が跳ね上がる。 こっちにしてみれば全然上等じゃない。
異形どもより先に、衣雁から血祭りにあげてやろうか。 なんて物騒な思いが頭を掠め、一歩踏み出しかけて不意に身体がぐらつく。 嗚呼、酔いが回ってきたのかもしれない]
御免。後は任せるよ。
[いずれも、自分が大立ち回りしなくても十分な実力の持ち主だ。 されども柾木と夕凪の後もすぐに追うこともなく、ふらふらしながら後ろに下がって手近な石の上に腰掛けた]
(75) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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/* >>71 本当はゴンって呼びたかったけど、 ごんぎつねって昭和初期が初版の悲しみ。
(-34) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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/* 五といった割には敵が多すぎやしないかい。 そうだ。きっとまた増えているんだよ。
(-35) 2015/07/13(Mon) 23時頃
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………はい、アンゴです。 先ほどの呼び出しは、それですか。
[名を、気に入る形で呼ばぬのは、常。>>65 「白木根」は擬態し生活する上で必要となった姓。 呼ばれ慣れず、反応は名よりも数拍遅れる。
戦闘時にそれは致命的だと思うが、幸いにもまだその場面は訪れない。
くたりと力なく征木に枝垂れかかる女性の顔を見る。]
―――誰か。 確かに見覚えがある気もしますね。
[―――ああ、一度化けたことがある。
おそらく、彼女が目を開けばはっきりと。]
(76) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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この顔ですか。
[スッと左の手を顔にかざし、右へ。 その下からから現れるのは、山科のかんばせ。
ただし、彼とは違い処世術はそぎ落とされ、表情は己のもの。]
(77) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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ハヤテ殿も一緒なんですね。
[ご苦労様です、と軽く礼を。
流れるような猫からの視線は、毎度のこと。>>71
(征木さんから、名で呼ばれないのはお互い様でしょうに)
黒も呼ばれぬ所を見ると、ある意味平等か。 征木から、淑女を問われたのはその後。]
(78) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[一言が彼の気分を害したなど思いも至らず>>75 休憩を嗜む東雲を尻目に嬉々として異形を屠る。
やがて一段落つけば影は散り散り。 帝都の街並みも薄ら邪気は残れど元の静けさを取り戻したか。
電気を纏うお蔭か今日の異形が影だったからか。 血糊纏わぬ湾れ刃のまま空気を一度切り裂けば、鞘へと戻す
夕凪は上官と共に佳人を桜刀館へと避難させたらしい。 そういえば夕凪に何故か黒は警戒を示す。 猫と犬同士仲良くすればいいのにと、 以前の交差>>67を知らぬ相棒は呑気に思っていた]
(79) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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鷹群、東雲お疲れ様。 ――東雲……顔が。これは大丈夫じゃなかったな。
[戦いで高揚していた時には気づかなかったが、 男の頬には赤一筋>>30 血が滲めば、男の表の顔は役者だ拙かろうと。 手拭を差し出したが、さてどうだったか。]
(80) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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/* >>77 僕に化けたw さすが狐
(-36) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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/* とりま呼び捨てが響と東雲、夕凪でいいよね [一回間違って東雲さん付けしてしまったなど] 他はまだあってない。
(-37) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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/* 自分がしののめなので東雲と打つときじわる。
(-38) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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/* ちなみに徒歩移動なので太刀より日本刀の方がよさそうだったけど、 太刀じゃないとうまく通電出来なさそうだったのでこちらにチョイス
(-39) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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/* 「5寸5尺」をcmに直さない理由など。 深く聞いてはいけない。(みんなのメモを見上げながら)
(-40) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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- 夜の帳 -
[式神、身代わりを造るのに髪結いの仕事は具合が良い。 屈強な男は物をを尋ねるのも、隙を作るのも容易では無い。 その点、妙齢の女性なら警戒を解くのも弱さを見せるのも 容易い事。 ただ昼間だけでなく、無暗に使えば自分の分身が現れたと これまた騒ぎになるのも道理。 だからこそこんな噂のある真夜中にしか行わない。]
妙齢の女性を狙うなんて随分選好みの激しい輩だ。
[放った数体>>18の内、何かを察知した者もいそうで、 更に橋を渡るべきかと思案に暮れていると覚えのある気配>>41 ガス灯でも提灯とも違う灯りに浮かぶ人外に、 苦笑と共に降参とばかりに手を上げた。]
(81) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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やあアンゴ様、遅いお帰りで? それとも早い出勤で?
昼間に妙な噂を仕入れたので、 ちょっと探ってみてるんですがね。
[情報収集かと尋ねられれば、昼間の客から聞いた 掴みどころの無い話を大きな狐の耳にひょいと投げ込んだ。]
……今回は外れ、かな……。
[闇を突き抜ける呼びの音>>4 少し思案しながらも、別れたアンゴ>>60が向かうだろうかと その背を探した。]
(82) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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あれを聞いても退かない……いや、今退いた。 ふむ……連携がちぐはぐだ。 伯爵の手下が複数動いているとか……?
手柄を競わせると言う事も有り得るが、 少し趣向が変わったな。
大兄様に相談した方が良さそうだ。
[ヒヒイロカネを招集する音が響いたなら、 少なからず戦闘もあるだろう。 それでも妙齢の娘の姿をした式の影を追う気配は消えなかった。 いや、退くには退いたが繋がっているとは思えない機だった。 今はまだ少ない情報を迂闊に確信に変えるわけにはいかない。 程なく前線からも戻って来るだろう。
男は一足早く桜刀館へと下駄を鳴らして歩き出した。]
(83) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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最近の帝都は安眠から程遠い。 不審火も夜毎、煙を立てる始末だ。 山科卿が彼是頭を回し、手を打ってはいるが、 後手に回っているのは認めねばならんな。
[白木根の数拍遅れた返事を意に介さず、 変わりに吐き出すのは中間管理職めく嘆息ひとつ。>>76
先ほどから婦女の顔貌に気をやってはいたものの、 まるで世間話でもするかのように、瞬きひとつの間に するりと取り変わる彼の顔には、静かに瞠目を向けた。 傍の猫又も妖術を使うが、こうした化け術には未だ慣れぬ。>>77]
―――…山科卿…、だと? ……なれば、この娘はどこぞのやんごとなき姫君と言うことか。
[現在の上官の名を紡ぎ、次には苦虫を噛み潰した表情を敷いた。]
そうであるなら、尚のこと、桜刀館にお送りせねばなるまいな。 今宵は徹夜と相成りそうだ。
(84) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[と、天井から小さな蜘蛛がつつー、と糸を引いて山科の肩におりて来た。**]
(85) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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華族 ヤマシナは、メモを貼った。
2015/07/13(Mon) 23時半頃
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だってなあ郁君、もう草木も眠る時分だよ。 いまの僕にぴったりなのはお勤めじゃなく枕だなあ
[だからこそヒヒイロカネの仕事時なのだが、まあそこは置いておいて。 いつの間にやら縮んでいた煙草を足下に落とすと、新たな一本に火を付けてから燃え滓を踏み消した。促す仕草>>72に沿うように歩を進める]
なら郁君には霧を憑けなきゃなあ。
[くすりと笑ってから、郁の手元に目を遣った]
(86) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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ちっ。相変わらず面白くないことを言う人だよ。 ここが人の世と誰が決めたんだい。
[柾木の言>>74に、ひねくれた言葉を向けた。
己は家猫が長生きして化ける類のそれではない。 生まれた時から純粋な猫又だった。 であれば人間に特段の想いを持つことも無ければ、 妖怪がどこに住もうが勝手だと思っている。 そんなだから、《ヒヒイロカネ》には正式に加わることもないのだ]
へえへえ、そうですかい。 お気づかいありがとうございますよ。
[人間一匹乗せたくらいで折れるもんか。 自嘲めいた言葉に皮肉を乗せ、柾木に従っていた]
(87) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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ああ、寝入り端を叩き起こされたんで仕方なくだけど。
[ご苦労様ですと言う白木根>>78に、やれやれだと頷いて 柾木が抱き抱えている女性の面が彼の面へ移れば… 確かに見覚えのある面影か]
ほんとかよ? ……まさか大兄の血縁とかじゃねえよな。
[ちょっと前に、喰ってやろうかとか考えていたわけで。 少しドキッとして一歩下がった]
(88) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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/* これ多分腐ったやつだと、 好きな人の髪の毛盗んで式作って、あーんな事、こーんな事してる 変態って設定がデフォで付いて来る気がした。
(-41) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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……小火か>>73。 ううん、何だろうなあ……野火なら家の中で起きるものでもないだろうに。
それに、まだ三流紙にもそんな記事はないね。
[三流紙は徒に騒ぎ立てるのが商売だけれど、特段そんな記事の絵を頼まれたことも聞いた事もない。今日の話題は“現代の神隠し!司法も神には頭が上がらない>>26”だったので、今は其方を面白おかしく描き出している最中なのかもしれないが]
火に纏わるものなら……あれが燃えだしてもおかしくないけれど
[郁の笑みに、一度背後を振り返る。残してきた吸い殻は……一瞥した限りでは異常はない、ようだ。ならば手を出されたのはヒトだろうか――どうやって?]
……駄目だな、要因がさっぱりだ。
郁君にはあてがあるのかい。
[がし、と一度頭を掻いて、郁の顔付きへ意識を映す]
(89) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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/* 毎度のことだが皆の顔と名前がまだ覚えられない!!!
(-42) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[戦いが終われば、路地裏は元の静けさを取り戻す。
その頃には瞬時、衣雁に感じた思いもすっかりと消えている。 自分は直ぐ頭に血が昇るのがよろしくないと、度々指摘されているものだが生来の気質なのか直る気配もない]
お二人さんも、お疲れさま。 ん。ありがとう。
[衣雁に礼を述べると、差し出された手拭>>80を手に取り顔を拭う。 手拭には若干血の跡が付いてしまったが、灯りもないことすぐには気づかない]
だろ?傷、ついてるかい?
[鏡でもあれば自身で確かめようもあるが。 否、この暗さでは確認しようもないか**]
(90) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[顔の造りを変えるのは4秒程度。 すぐに手を右から左へ。 手の下で、白木根アンゴの顔へと戻る。
頻繁に会う人物や物ならば、ある程度は似せて化ける事ができる。 一度見たきり、伝聞だけだと、本物と程遠い出来となるが、山科は《ヒヒイロカネ》の長。 嫌でも嫌でなくともよく見る人物。 《ヒヒイロカネ》の構成員ならば、粗方顔を『覚えて』いた。]
目元のあたりなどは特に。 縁者でしょうか。
[顎に手を当て、悩む。 人間の血縁による類似点からの考察は、一介の妖狐には理解の範疇外。]
(91) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[徹夜と聞けば、ぐ、と息を飲む。 眠れないが、一晩程度。 課せられた使命は果たさねばなるまい。]
ええ、縁者ならば……由々しき事態でしょう。 彼女の身分、或いは縁者を知って狙われたのか、 それとも、無差別か。それだけでも事態は変わります。
[前者の場合、彼女の身の危険は、今回だけでは済まない。 桜刀館へお連れする、その言葉に頷いた。*]
(92) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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役者 シノノメは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 00時頃
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霧っくらいならいいけど、水は掛けないどいて
[高橋郁もまた、人ならざる霊気を身の何処かに宿す者。 それはまさに流れる水の気であったが、本人は濡れることを毛嫌いしているようだった。 雨の日には、気鬱がするだのと我儘をのたまって外に出ようとしないほど。
蛇足の顰めっ面はすぐに元の色へ戻る]
そうだね 誰も気に留めてなかったような、小さい火の件も突っつき回してよくよく聞き出したんだ ほとんどは、ほんとただの不始末なんだろうけど
[宗方と同じ動作>>89で後ろを振り返る。 吸い殻のあった位置は、薄暗闇の中に沈んで黙を保っていた]
(93) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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あて。うん、要因とかは俺にはわかんないんだけどさ どうもなんか、お宝が埋もれてるような匂いだってんでェ………
[紙をぺらりぺらり。 新しく点けられた煙々羅の方へ視線を向け、どうだいと首を傾げた]
色々と付き合わせてみたら、あー……そのへん探った経過は省くけど
意図を持って《火難》を喚んでるのが奴らなら、そろそろばかり狙われそうな場所、絞れたんだ
[帝都を鎮護する、五地に配された五色の不動尊。それらに焦点を寄せた火の軌跡が、浮かび上がってきていた。 これが陰陽道に纏わる呪術ならばそれこそ、知にも技にも秀でた専門家が結社内にあるが。 これは未だ仮説のうちだった]
(94) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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今宵は瘴気が濃いよね、宗方さん
[起こる騒ぎがひとつふたつなら、《ヒヒイロカネ》は簡単に禍を弾けるだろう。 だけどどうだ、こんな夜には]
大好きな枕に懐く前に、火の用心には越したことないだろ? とりあえず俺が、なんでも燃しちまう第一容疑者の宗方さんを監視しといてあげるからさ、ちょいと……
帝都の裏鬼門
まで、お散歩してから寝るとしようよ
[にんまり]
(95) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[手拭に滲む丹は、暗闇でも何故か赤々と存在を主張する>>90
んん、先程雷光が照らした時には少しばかり傷がな。 役者の白粉で隠れる程度だとは思うが。
[だから舞台に立つには目立たず支障はないと告げた。 東雲の役者としての気構えは、尊敬すべき所があるのだ。 残念ながらそう思っていてもあまり伝わらないのも世の常である。]
さて東雲、鷹群、これからどうする。 副長殿と夕凪は桜刀館へあの麗人をお連れすると述べていたが。
俺達も向かうか? それとも今日の歩哨は終わりとどこかで一杯ひっかけるか。 若しくは。誰かの住処で東雲の顔の傷を、手当するか。
[どうするかねと尋ねる。3つ目の選択肢は桜刀館でもできるがと付け加え、 果たして2人は何を選択するか。 相棒の喉元を撫でつつ2人に問いかけた**]
(96) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 00時頃
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――暫く前・泉と
遅い帰宅です。 新人はやる事が多いんですよ。
――妙な噂、ですか。
[様付けには違和感を覚えはしない。>>82 神社にいた頃は「狐様」と祀られたのだ。
妙な噂とは、人の影を食らう、化け物の影>>14 それは、狐の耳にも掛かるものがあった。>>82]
アウローラでも似たような話を聞きましたよ。 有名な噂話か、日が浅い俺では判断できませんが。
[娘が怖がるから、女学校まで自動車で迎えにやる。 上流階級の、そんな自慢話であったため、それ程注視はしていなかった。]
俺は、柾木さんと合流します。 泉さんも、情報期待しています。
[噂話を情報へ変える彼の仕事は、己には出来ぬ事。 感謝と敬意は忘れずに、その場を去った。*]
(97) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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―――…諦めることだ。 時代が変われば、影は一層手狭になり、濃くなる。 その闇を拠所とする悪しきを駆るのが《ヒヒイロカネ》の…、 いや、私たちの使命だ。そう、心得よ。
[傍らから上がる不満の声に、視線を外して被せる新時代論。 己とて、旧時代が染み付いた旧弊の癖、唱える御題目。>>88 時代の節目を生きた彼には開国の記憶も新しいものだろうか。
彼に、あるいは己に言い聞かせるように細く漏らし。
日の丸を背負う帝国陸軍出身にも関わらず、 未だ宵闇に馴染む旧時代の血が時代にそぐえぬまま。]
(98) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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まあいいや、とにかく連れて帰るんだろ? 大兄に会えばほんとのところもわかるだろうよ。
…帰るついでだしそこまでは付き合うさ。
[徹夜は勘弁だけど。 ――とは口にはせず、桜刀館へはついていく。
時折周囲を見回して警戒は怠らず。 後始末を託して来た彼らは大丈夫だろうか。 ほんの少し心配をしてみたりもして**]
(99) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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/*山科も!ごしゃくごすん!だった!
鯖読んだCO 正確にはごしゃくよんすんきゅうぶらしい166
(-43) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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山科卿の縁者である可能性は十分にある。 このまま抱え続けるは不敬に当たるが、致し方ない。
[そもそも、食い気を見せた猫又の背に任せる訳にもいかぬ、と、 聊か胡乱な眼差しを傍らにちらりと投げかけ。>>89
次いで、器用な芸当を見せてくれた狐が、 白木根のそつない白面に戻れば、 僅かばかりの呼気を安堵めいて漏らし、気を取り直す一息。>>91
されど、山科は《ヒヒイロカネ》の長であり、 世が世なら天上人と謳われる身分。 面倒事とは云え、伯爵の思惑が在るなら糾しておかねばなるまい。>>92]
―――…こんな時ばかりは、人の身であるのを悔いるな。
[眼前の二妖に向かって、つまらぬ冗句を飛ばすと、 華奢な淑女を抱えなおし、帝都の夜を闊歩し、桜刀館へ場を改めた。**]
(100) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 00時半頃
補佐官 マサキは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 00時半頃
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[そういえば郁は雨も嫌っていたのだったか>>93。理由まで特段尋ねた事はないが、火は駄目、水も駄目となると中々難儀だなあ、等と他人事ならではの淡泊さでぼんやり思う]
[それにしても、随分と本腰入れて探っているようだ>>93>>94。そこまで意識を割くだけの要素がどこかにあっただろうか。 これまでの話を一通り思い返し――すぐに止めた。敵の意図すら推測がつかない状態で、仲間の腹の内など判るものか]
(101) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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[頭を切り換えて、地図を覗き込む。 思わず唸った]
あー……これは確かに、なんだか拙そうだ
[陰陽道は素人だ。 けれど不動尊の辺りでばかり騒ぎを起こした先なんて、どうせろくなものを喚ぶまい。ああいうところには大抵の場合、同族だろうがお構いなしに災いを撒くものが眠っているのだ]
……この瘴気、徐々に喚び起こされた結果かもしれないなあ 郁君の言う通りだ、火の用心に越した事はない
[それが別件にも人員を取られている最中であれば尚更。 第一容疑者扱いが不本意とはいえ、真面目な顔で頷いた ところで、灰がぼたりと地に落ちる]
(102) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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………裏鬼門? この時分に裏鬼門って正気かい郁君?!
[素っ頓狂な声が出た]
(103) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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なあ郁君、僕はさっき言ったよね火しか連れていないよって
僕だって加減はするが、窮地に陥れば必然的に火事だからね 状況が酷ければ酷い程燃え移るからね
[“消そうとする程燃え広がる”簑火の特性は便利なのだけれど、こういう状況には全く以て向いていない]
[しかもこの顔>>95。 思わず“濡れ衣被せることが目的じゃあるまいな”なんて考えてしまう。仮にそうなってしまえば迷わず笑顔で通報していそうな辺りがまた怖い]
(104) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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- 桜刀館 -
[アンゴが向かった先の火花は闇をどれだけ照らしたか。 眩い《ヒヒイロカネ》の面々に連なる事は誉れかもしれないが、 戦闘になると少々制限出来ない構成員もいる為、 その場に自分は不要だと判断すれば思い切り退く事もある。 今回も同様で、きっと音を鳴らしたのは嘗ての大和の守護者>>58]
人も妖魔も切れる刃も、己のしがらみは裂けぬか。
[カラコロと下駄を鳴らす合間に漏らす言葉は 面と向かって口にする事のない言の刃。]
必要とされなくなれば廃れるのが常。 廃れた鎖に縛られる必要など無い物を。
[人を斬る刃へ転じた柾木の血なら、 表でその名を轟かせ続ければ良い物を。 未だ裏で薄暗く呪を手繰る己達と糸を繋ぐ役の彼を、 見つめる目は月の無い夜の色。]
(105) 2015/07/14(Tue) 01時頃
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[なお、悲しいかな“同行しない”という選択肢はない。 見回りした方がよい、という意見は十分に理解できるのだから]
郁君、何度だって言うが、“お散歩”だけだからね 手出しする前に他の人員を呼ぶよ、いいね
[留置場を寝床にする展開だけは勘弁してくれ、と祈りながら、二人で暗がりを征くことになる]**
(106) 2015/07/14(Tue) 01時頃
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大兄様、おられますか?
[こちらに顔を出すのは今日は初めてで、 《ヒヒイロカネ》を率いる御方は安楽椅子で 新たな事件>>56に頭を痛めている様子。]
あまり顔色が優れないようですが。 さて、どうされました。
[己の持ち帰った不確かな話を先にすべきか、 それとも大兄を悩ませるものを訊くべきか。 他に誰もいないのならば、まずは上を立てるべきか。
大兄から何か話を聞けただろうか。 それとも件の副隊長が連れて来た美女に運命を感じて 柄にも無く女性に見惚れる姿を他の構成員達に晒すのが 先となるかは、呪は手繰れても己の先は読めぬ身では 判らぬまま**]]
(107) 2015/07/14(Tue) 01時頃
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[ぼたり、落ちた灰。 タバコの匂いは嫌いじゃあない>>102]
西洋悪魔の術式とか、なんだかよくわからないけどねぇ
[帰りたそうだった宗方がいつの間にやら、ごく真面目に頷いてくれるらしいのが、面白いような好もしいような]
だけど帝都裏鬼門の守護寺を破られたら── たぶんまずい、だろう?
[こちらも至極真面目な顔へと、にんまり笑みを沈めて微笑んだ]
(108) 2015/07/14(Tue) 01時頃
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髪結い イズミは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 01時頃
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火を制すには火を用いよって兵法で言わないっけ?
[言わないだろう。それこそ霧か雨の方がいいに違いない]
冗談。
もしもほんとにでっかい火付け騒ぎなんか起こっちゃったら面倒だけど、ほら 宗方さんの蓑火なら火の気にも敏いだろうし、小火があったとして要因とか素性とか、わかるんじゃないかって
[空気を断てる鎌鼬がいれば、万一の時にも火消しに役立ったろうが。 宗方が風を休ませなければならなくなった経緯>>70を想像すれば、それ以上の無理は願えまい。 なんだかんだ付き合ってくれるあたりこそ働き者よと]
俺だって、窮地で足手まといになるのは嫌だよ 深追いはしない、何かあったら助けを呼ぶ。それでいこう
[わかってるわかってる、と。 鳥打帽を一度持ち上げて見せて、二人、帝都の南西部へと歩を進めた*]
(109) 2015/07/14(Tue) 01時半頃
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[>>90東雲が傷を拭うのをちらと見て、自分も手拭いを出して汗を拭く。
>>96衣雁の問いかけには]
そうだなぁ、俺ぁいったん桜刀館(じむしょ)へ戻るかね。 シノノメの手当てと、片付けた報告。 しくじる心配なんざされてねぇだろうが、一応な。
[停めていた車に手をかけながら答えた**]
(110) 2015/07/14(Tue) 07時半頃
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そういやさっき口笛が鳴ってたけど。アッチの方は無事に収まったのかね?
[たぶんその招集へ応じず他所へ向かっていたのだろう宗方へ、これまた無視を決め込んでいた者としても一応、気にかけているポォズ。 効果のほどは知れない。
道すがら《ヒヒイロカネ》の誰かに遇えば、やあやあと首尾を尋ね るふりでとっ捕まえて、こちとらの夜の散歩に付き合わせるには違いない]
(111) 2015/07/14(Tue) 08時頃
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─ 帝都南西地点 ─
[瀟洒な公使館やら帝国の粋を顕示するホテル、会館。 帝都の鬼門・裏鬼門を繋ぐ線上には寺社が多くあったが、それらを見下ろす建物からは、より異国の風が強く香る。
一方でそれらを離れ、都の外れへ向けて歩み行けば、新時代の前線に一歩遅れる寂とした空気。煌めく瓦斯灯に狭められていた旧い闇が其処彼処で息を吹き返すようだった。 肌に馴染まぬ瘴気を嫌ったか、無害で小さい妖達は闇の中に潜んで何かを待っているらしい]
宗方さん、絵描きなんだよな? 美人画なんかもやるのかい 俺らんとこの本業じゃ、人相書きが得手なひとを探してるんだけどなぁ
[雑談とばかり、そんな話を振った]
(112) 2015/07/14(Tue) 13時頃
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[やがて]
……
[異変に先ず気付いたのはどれだったか。 散歩の終着としていた不動尊よりも川ひとつ手前、小さな池と樹木の整備された公園で、足を止めた。
郁にとってはそれは、濃密な瘴気の感触と、比喩でなくキナ臭い気配]
あっ…あれ、当たり?
[まずいかも、と近くの宗方を見やり、暗がりに目を凝らしながら後退さる。
草を焼いてこれから大きくならんと欲する火種が一瞬見え、そして*]
(113) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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─ 電話 ─
[少しの後。 桜刀館の電話が呼ぶ]
『大兄? …火事…よ…… 火元のとこ、あい…ら出… っ── 誰か寄越… お急ぎで!』
[電話の声は新しい火付けの現場を早口で告げて、お急ぎで。を強調した**]
(114) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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/* 南西の不動尊=目黒
あっ遠い…? 日枝神社にしとけばよかっt
(-44) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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そうだな、報告はしておいた方がよいだろうね。 影の異形を斬って斬って斬りまくる。 嗚呼今日の俺最高にかっこいい……!
[と、鷹群>>110に同意した後は何時もの通りの陶酔を披露し。 矢張り相棒の黒は呆れたようにわふぅ、と鳴き声ひとつ。 だが今夜は少しばかり違っており。]
『くぅん……?きゃんきゃん!』
[桜刀館へと向かおうとしたその時、何かを嗅ぎつけた黒。 相棒の制服の端を咥え、其方の方へ問答無用で導く。]
(115) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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黒、何があったか。 引っ張らないでお呉れ。皺伸ばすのが大変なのだ。
[さて、鷹群と東雲は共に来たかどうか。 随分と犯行現場から離れた場所だ。こんな場所にどうしてと。 黒の方を見れば黒は何やら前方を見つめぐるると唸る。
そこに目を凝らせば人影が1人……2人?]
(116) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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其処に誰かいるのか?
[未だ火種の気配には気づかず、前方の人影 ――宗方と高橋>>113に呼びかけた。
さてそれは電話>>114が桜刀館にかけられた後かどうか。 何も事態を把握していない鉄道員は、首をかしげながら事態を問うた。]
(117) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 13時半頃
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/* 黒ちゃんは気づく。しかし気づかない相棒!← 一応八重君が雷扱える理由は半人半天人だからという裏設定。
天女の羽衣伝説ベースに、 八重のとーちゃんが天女が羽衣脱いで水浴びしているのを発見、 風に吹かれて飛ばされそうになった羽衣をキャッチ!→ドジってびりっと破る→かーちゃん天に帰れなくなる→夫婦になるというある意味ギャグチックな出会い。
でも八重の父も八重も馬鹿だから、 母「私は昔天女で天に暮らしてたんだよ」 父「まぁかーちゃん昔はきれいだったからな」←比喩と思ってる 幼少時の八重「かーちゃん、天ってどんな食べ物あるの?」←天という地域と思っている と、突っ込みどころ総スルー!な感じなんだろうな。とか。
(-45) 2015/07/14(Tue) 13時半頃
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―深夜・桜刀館―
[征木と白木根と一緒に裏手の木戸を潜って桜刀館の敷地へ戻ると、 獣のから人へと姿を変えた。 藍染の着流し。 左の上半身だけが艶やかな柄なのがいかにも色街に居そうな風体。
……気づいている者がいたかは知らないが、 今までも桜刀館で獣の姿を取っていることはほとんどなかった。 何故かを言うことはないが……視線が山科の使う蜘蛛をじっと追っているのを見れば だいたいがくだらない理由だとわかるだろう]
アンゴ、入り口開けてくれ。
[征木の後ろから白木根へ声を投げ、自分は着流しの裾を片手でつまみながら 後ろや周囲に意識を向ける。
もし、万が一の話だ。 その女性が山科の血縁で、それを知っていて狙われたのだとしたら…… 狙いは何だか知らないけれど用心に越したことはない、と]
(118) 2015/07/14(Tue) 15時頃
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やれやれ、とんでもない日だねえまったく。
[建物の中へ一歩入ってやっと気を抜いた。 まだキーンとすると言いたげに指で耳を引っ張ると]
で、その人どうするんだい? とりあえず寝かせておく?
[二人の肩越しに問いかけながら中へとついていく。 普段山科が居る部屋にもゆったりとしたソファがあったはずだし、 そこでなければ空いてる部屋に寝床を準備しなければなるまい。
その辺は勝手知ってる者に任せたとばかりに、山科の部屋のドアを開けた]
(119) 2015/07/14(Tue) 15時頃
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大兄、なんか出た……あれ、キョウヤだ。
[山科に異形の報告をしかけて、見慣れた髪結いの姿>>107に言葉が止まった。 知り合いに遊女へ髪結いを繋ぐことも少なくはない。 大抵は泉に声をかけ、空いていなければ別の誰かを探すから、話す機会は多かった]
他にも何かあったとか言わないでくれよ。
[言いながらずかずかと部屋の中へ入って、一人掛けのソファに陣取って。 …電話の音>>114がしたならば、聞こえないと両手で耳を覆ったのだった**]
(120) 2015/07/14(Tue) 15時頃
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- 『桜刀館』 -
[蜘蛛が耳元で、帰還者を知らせた。 ほどなく顔を出したのは、髪結いを生業とする結社員である。>>107 連絡用の式神ではなく本人のようだ。]
ようこそ、おかえり。
[特注の革張り安楽椅子から背中を剥がして挨拶を向ければ、顔色が優れぬようと指摘された。]
気をつかってくれてありがとう。 憂いの種が増えたものでね。
[簡潔に「帝国美術館収蔵品贋作事件」の犯人が脱獄した旨を知らせ、泉からは丑三つ時の影の噂>>14>>15など聞く。]
(121) 2015/07/14(Tue) 18時半頃
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ガス灯が増えて夜道が明るくなったといっても、そんな時刻に女性がひとりで外歩きをするのはお勧めできないんだけどなあ。
[率直に感想を述べたが、すでに事件は起きているのだ。 解決をこそ急ぐべきである。]
神隠し──とは言っても、実のところ誘拐の線が強い。 警視庁の方で把握している行方不明者のリストをもらい、共通点など確かめてみますが、 妙齢の女性ばかり…となると、彼女らを誘い出すべく、何かまじないのようなことを流行らせているのかもしれませんね。 夜中にひとりで願掛けすると想いが叶うとかなんとか。
[でなければ丑の刻参りかもだが、そういう方面の呪詛が行われているなら陰陽師の裔である泉が感知していよう。 《ヒヒイロカネ》が先回りできないこと──すなわちドクロ伯爵ら西洋悪魔の動きである可能性が高い。]
(122) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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囮を付け回しているようなら遠からず現場を抑えられそうですね。
犯行の阻止、犯人の逮捕と同時に、失踪者の監禁場所を探り当てなくてはなりません。 海外に連れ出される前に、無事に解放しなくては。
この件に関しては、泉君に引き続きお任せしたいと思います。 よろしいでしょうか?
むろん、支援は能う限りしますので。
[荒事になることも想定して、助っ人をつけた方がいいかと、前衛戦闘に長けた者の名を脳裏に浮かべ検討している時──新たな帰還者が訪れた。>>120]
(123) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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[「なんか出た」と物凄く大雑把な報告をしながら、遠慮の欠片もなく踏み込んできたのは、傍目には艶やかな粋人だ。 その正体が気まぐれな猫又であることを知っている蜘蛛はさっとスーツの襟の下に隠れてしまった。]
おかえり、ご苦労さま。
[とりあえず、彼自身は負傷していなそうであるが、何と遭遇したのか、詳しい事情は他の者に聞いた方が手っ取り早いかもしれない。 開け放したままのドアの向こう、近づいてくる規則正しい足音が柾木のものであるのは蜘蛛に教えられずとも聞き分けられた。 もっとも、柾木より先に狐が顔を出すのかもしれないが──*]
(124) 2015/07/14(Tue) 19時半頃
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華族 ヤマシナは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 19時半頃
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あー、そっちの報告は思う存分自分でしてくれ。
[>>115うっとりと自画自賛する衣雁の姿は見慣れたもの。さらりと流しながら歩き出す]
お、どうしたクロ。
[主の服を咥える獣。 黒と書いてヘイと読むのらしいが、どうにも馴染めずクロと呼ぶ。 ポチよりまだ合っているだろう、と思っている。 何かを見つけたらしい様子に、後をついてゆく*]
(125) 2015/07/14(Tue) 20時頃
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[抱えられた女性と猫に従い、今日は来る予定になかった桜刀館へ。>>100 猫と共に、警戒を。>>99 戦力と数えられる頭は3つ。 しかし、征木は女性を抱える故。
無事に目的地にたどり着けば、息を吐く。 猫は人型へと姿を変える。>>118 気侭な風体は、実に猫らしい。 命が下れば、従わぬ理由はない。 頭二つ、それぞれに役割がある。]
はい、どうぞ。
[極力静かに。扉を開けて、征木、颯を通す。 静かに扉を閉めれば、そこで同じく息をついた。>>110]
(126) 2015/07/14(Tue) 20時頃
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[付いてきたは良いものの、二つと違い、己は報告することなどない。 せいぜい泉から聞いた噂の域を出ぬ情報のみ。 しかしこれも、本人から聞く方が良いだろう。
ちょうど、扉の陰から、当人が見えた。>>120>>107>>124]
今日は、会いますね。
[人間と会えば、会釈をするとよい。 そう習ったのは帝都に来てから。 火急に報告すべき二つに続き、ひっそりと室内に並ぶ。 蜘蛛はいない。猫を見て隠れたか。>>118 目が合えば、軽く頭を下げた。
けたたましい鈴の音が響けば、>>114 今日は、遭う日だと息を吐く。
徹夜が現実味を帯びてきた。**]
(127) 2015/07/14(Tue) 20時頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 20時頃
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― 深夜・桜刀館 ―
[華奢な別嬪を抱えて戻る癖、浮く足も持たない生真面目な横顔。 夕凪と白木根の二妖を揃えていれば、夜道も明るく、 襲撃とは無縁と相成った道中。
爪先を桜刀館の敷地に差し入れたところで、 未だ明かりが灯るのを認めれば、無意識に呼気が散った。 寝ずに帝都守護を謳うのは、我等だけではないらしい。
人の姿へと転じた夕凪の語りにあわせ、開かれる門扉を潜り、 殿は気の置けない猫又へと任せた。>>118>>126 人の身よりも、彼ら獣の方が五感は鋭い。]
(128) 2015/07/14(Tue) 20時半頃
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ー 帝都南西地 ー
[公園の草地に火種が見え、そして>>113]
うっ、わ
[眼を凝らすと、陽炎のように何かが蠢いているのがわかり、やがて火付けの元凶と思しき悪魔、異形達の姿を捉える。 それは宙を泳ぐ無色の蛭のようだった]
なーんだよありゃ…
[気持ち悪い、と息だけで囁く。 透明のそれらは粘液の代わりに放熱しているのか、空気の揺らぐ輪郭と炎を照り返す明滅で数を数える。人の腕ほどの大きさの空飛ぶ蛭が、5体]
向こうの方の悪魔ってのはなんでああ、びっくり造形なんだろねぇ
[呟きながら更に姿勢を低くして後退。 この場はまず気づかれないように一度距離をとって──と]
(129) 2015/07/14(Tue) 20時半頃
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先ずは山科卿に確認願おう。 ここのところの不審火と良い、神隠しと良い、 まるで、大規模な呪儀式めくを予感させる。
[夕凪の勧進に従いて、事務所のソファに寝かしつける貴人。 物騒な言葉を吐きながらも、美しい女人を扱う両腕は慎重。 しかし、瘴気から随分と距離を空けた所為か、 少女は今やあどけない顔ですやすやと微睡の彼方。
自らの守るべき帝都の淑女と知りながらも、 危機感の薄い寝顔に、朴念仁は軽く溜息を吐き出した。]
(130) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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/* >>129 はっ かぶるところだった 待機
(-46) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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[気づかれないように。 然様な思惑は大抵、儚く終わるもの>>117]
………
[振り返り、衣雁の姿を見て。 即ち火難の異形の方を見る。
五体の蛭がみな、向きを変えていた]
…………
[蛭の胴体がうねり、こちらへと宙空を泳ぎだす。 草葉に異形の端が触れると忽ちその葉が炎を上げて燃え始めれば、 肌に触れる熱気、まあ肝は冷える]
(131) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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この様子では、娘自身よりも襲われた場所に意味がありそうだな。 ――― しかし、それを私が講じるには門外漢に過ぎるか。 西洋悪魔が象徴するは逆さ五芒星だったと記憶しているが。
……ああ、山科卿。 先ほど、路地で婦女を保護した。 良ければ、身元を改めてほしい。
[詰襟を崩し、己の上着から腕を抜いて、Yシャツの姿に転じると、 少女が夜気に凍えぬように無造作に掛けるように放り。 《ヒヒイロカネ》のパトロンであり、統括者たる山科へと声を飛ばした。]
(132) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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くぉのとんちき!でけぇ声出すんじゃねーや!
[首を傾げていた衣雁へ罵りながら、とりあえず走ってその背後あたりまで。 逃ぐるに如かず。
宗方は犬公を連れた衣雁へどう反応したやら、だが敵の数が多いだけ、分散した方がいいのやも知れぬ。発火の禍も拡がるのならまずかろうが]
良いとこ来てくれた──けどヤエ公も雷か
[消火の役には立つものか]
(133) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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/* >>131 てへぺろ!きづかせちゃったごめんね☆
(-47) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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―――…ああ、泉も着ていたのか。 丁度良い、少し聞きたいことがある。 この帝都に逆さ五芒星を描く霊脈に心当たりがあれば――…、
[退魔道より外れ、人と迎合した柾木の血統は、 未だ人ならざるものと昵懇なる陰陽師の末裔に声を次ぐ。>>107
職務ならば口も開こうが、吐き出す口調は常より僅か硬く、 聊か淀む気配すら滲ませるのは常なること。 だが、己の問いかけも、視線を外す姿勢も、些細なことに違いない。
ソファを揺篭にして眠る稀代の美女へ、眼を奪われる彼にとっては。*]
(134) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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[黒が導いた先には公園。 少なくとも、目に見える騒ぎは起こっていないようだ]
誰……何だ、あいつらか。
[>>113夜に佇む人影ふたつ、異形ではなく仲間のもの。 やや警戒を解いて歩を進めれば]
ここに何が……って、どうした?
[>>131じりっと後ずさってくるカヲルの姿。 一度此方へ向けられた視線が、戻る先を見れば]
うえぇ、出やがった!?
[蛭の異形、そしてどうやら、炎]
(135) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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/* 居場所サーチ…サーチ…。
帝都裏鬼門: 宗像、高橋、衣雁、鷹群、(東雲も?)
桜刀館: 山科、泉、白木根、夕凪、柾木、(ベニヲ)
多角が二箇所か。
(-48) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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どう見ても、ありゃ触ると熱いやつだからな
[衣雁の背後に隠れながら異形を指差し、自明だろうことを重ねて教えてさしあげる。 やはり、格好良い俺殿、が火だるまになって悲鳴を上げるようでは格好がつかないに違いあるまいし、 接近型の鷹群にとっては相当に不得手な相手と思われた]
(136) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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格好悪い……。
[響と、東雲もいたろうか。向かった先には火の気配>>135 郁の背後、蛙の異形>>131を見ての感想はそれである。 もう少しスマートな異形は出てこないものかと、 考える己は、郁の抜き足差し足忍び足を思い切り邪魔することになった。 その怒りの声>>133には憮然と抗議。]
と、とんちきとは失礼な高橋。俺は常に格好良さを目指し…… おいまて八重と呼ぶな!衣雁だ!
[ちなみに公をつけられるのはどうでも良いらしい。]
(137) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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……そう。
[衣雁の言葉に些か声は落胆の声を帯びるが、それでも化粧で誤魔化せるのであれば不幸中の幸い。 むしろ芸幅が広がるかもしれず、そうでなくとも――]
ま、妙齢の美女を助けた勲章と思えば、傷のひとつ安いもんさ。
[乙女の容姿を確認できたわけではないが、あれは多分絶世の美女である、と願望も含ませて言い切って]
そうさねェ……。
[次の行き先を問われると、腕組みをして考えるそぶり。 と、すぐに鷹群>>110からの返答]
ん、手当お願いしようかね。
[肝心の自分がいなくちゃ手当もできまい。 さして考えることもなく行き先は決まったように見えたが]
(138) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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ふむ、触れずこの火を消せばよいのか? そんなもの――こうすればよいこと! 黒、雷を。
[郁の言葉>>136に目を細め、それならばと自信満々に胸を張り、 太刀を抜く。 そんな相棒に黒はくぅ?と思案顔。 でも一応相棒の言うとおりに雷を刃に纏わせる。
と、この相棒地面に飛刃を叩きつけ。土砂で強制的に消火活動、 基い火精の蛙退治を始めた。 無論地面は抉れる。 土砂で埋もれた蛙を後は飛刃でたたっ斬ればよかろうという適当さ。
格好のよさにはこだわるものの、細かい事には拘らないのだ。]
(139) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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/* 速報:ヌカリヤとヒビキの見分けがつかない
(-49) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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『くーん……』
[どうせ雷の刃でまきあげるなら、 公園にある池の水にすればいいのに。
黒はそう、土をまきあげる相棒に告げるも、 残念ながら雷獣の言葉はこの男わからないのであった。]
(140) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 21時半頃
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/* >>140 ですよねw<池の水
(-50) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 21時半頃
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/* まちがえたw蛭だったごめん。 余計にきもちわるかった!!!!
(-51) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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大兄には報せたよな。
[>>136カヲルへ確かめる。 つかみ所のない奴ではあるが、その辺ぬかりはあるまいと信じている]
おい宗方サン、今日は何か水っぽいの連れてねぇか?
[>>137呼び名にこだわる衣雁は放っておいて、年長の仲間へ問いながら。 自身は池へ向かって走る。 水を操ってどうこうできるような技能は持っていない。 ただ何かで汲んでぶっかけようかという、原始的な対応]
(141) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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白木根、帝都地図を出してもらえるか。 連続的な事件に関連性がないとは到底思えん。
活発になる不穏の裏には、少なからず伯爵らの思惑があるだろう。
[軽く声をかけながらも、狐使いは荒い。 立っているものは妖怪物の怪で在ろうと使うに限る。>>127
己は窓辺に寄りて、西洋造りのシングルハングをガタつかせ、 夜との境目を曖昧に変えて、寄り添う夜風に瞳を細めた。
おもむろに懐に指を差込、今時風の紙巻を一本取り出せば、 程なくしてけたたましいベルの音色が静寂を割る。>>114 架設するには大枚叩かねば成らぬ文明の利器も、 今は長夜を知らせる不協和音めいていた。*]
(142) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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おい、火に雷でどうする気……
[>>139池のほとりに来たところで雷光が見え、振り返る。 舞い上がる土が異形を埋める様に]
おぉ、その手があったか!
[素直に感心してから、目の前の水面を眺める]
…………。 ……まあ、土にも湿り気はあらぁ。 動きを鈍らせるにゃ、重い方がいいかも知れねぇしな。
[言いつつ、足から池中へ飛び込んだ。 手甲にも脚絆にも水を含ませて上がると、衣雁の援護に向かう]
(143) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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[衣雁と鷹群の微笑ましいやりとりを、にやにやと見ていた折。 衣雁の相棒が、どこぞへと衣雁を導こうとしていた>>115]
ん?どうしたんだい?
[何事かと黒に視線を遣り。 鷹群までもが一緒に向かう>>117となれば、自分一人『桜刀館』に向かうのも性が合わない。 自然と彼らの後をついてゆき]
うわっ。
[空を飛び交う、火の妖怪を見れば顰めっ面になった]
(144) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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補佐官 マサキは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 21時半頃
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あ?じゃあキヌ公 なんか策があ──っげぇ
[派手な勢いで巻き上がる土砂。 これが桜吹雪なら間違いなく格好良かろうが土である。とりもなおさず雑草混じりの茶色である]
豪気だねぇ
[土を浴びせられた蛭が、透明だった輪郭を黒くする。 目で捉えやすくなり、動きが鈍くなり、 高温に熱された土埃が一瞬の炎を上げて火花を散らした。
近くにいればかえって危ないかもしれない。更に脱出すべく後退するが吉]
(145) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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あ、あたしはこういうの苦手だからさァ?
[同じく苦手であろう衣雁>>139や鷹群>>143の奮闘を目にしながらも、自身はじりじりと後ずさりしている]
ひとっ走りして、連絡してこようか?
[何も言わずにその場を離れることはさすがにしないものの。 同意が得られれば、すぐにも逃げ出しそうな勢いだ]
(146) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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ああ、電話した お前さんら、でも大兄の指示で来たわけじゃないんだよな?
[この公園に立っていて、すぐその場で如何して桜刀館の電話のベルを鳴らし得たのかなどは些細なことだろう。尋ねられれば答えには詰まるだろうが。
池に飛び込む鷹群に目元を顰めて、火からも土からも水からも離れていく]
(147) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 21時半頃
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あ。東雲さんは俺と来てくんないかい この先の目黒不動さんが心配なんだ
[後ずさりする長身の役者>>146へ声をかける。 こっちがただの帰り道やら飛び火なら、悪魔方の本命だろうそちらの寺が無事な保証はないと思っていて]
頼むよ。こっちぁヤエ公達に任せる
(148) 2015/07/14(Tue) 21時半頃
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お不動さん?
[郁から声を掛けられると>>148 何故にと不思議そうな顔を見せる。
だが、この場から離れられるとあれば逃す手はない]
ああ、構わないよ。
[何にせよ、この場で自分のすることもなかろうと]
(149) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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気持ち悪い!格好良くないっ!!!
[土の付着により顕わになった異形に絶叫。 それこそ格好良くないといった突っ込みは野暮だ。
水を含ませ蛭に殴りかかる鷹群に当たらぬように火蛭を切り裂き、 東雲や郁の会話は耳には入っているものの、眼前の異形に意識は集中。 結果殆ど聞いていないと同じ事。
山科への連絡済は辛うじて耳の端に捉えたほど>>147である そんな折、郁と東雲はどこかへと向かうらしい>>148]
(150) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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だから八重ではな……わっと。 何処かへ行くなら任せろ!
[蛭を受け止めれば土を帯びても漏れ出る火が頬を炙る 郷里に住まうびぃる樽並の体型の母ならば、 顔色ひとつ変えず丸めた懐紙で叩き潰すこともできようが、 現在居るのはヒヒイロカネの仲間。 果たして鷹群は蛭は大丈夫だろうか。
とにかく数が多すぎる。郁と共にいた宗方の方を向いて、 彼にも援護を頼もうとするが、 さて彼は郁と東雲についていったかそれとも其処にいたか。]
(151) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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あぁ、クロが見つけてくれてな。
[>>147カヲルには簡潔に答える。 どこから電話したのかなど気に留めることもない]
せぇのっ……!
[土砂をかぶって蠢いている塊へ距離を詰め、水を含んだ拳を振り下ろした]
熱ぢいぃ!?
[炎の気は消えたわけではない。 手甲に籠もった霊気の加護か、肌を灼かれることは免れたものの、生身で触れようとすればやはり熱かった]
(152) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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行こう
[そっちでも気持ち悪い奴に出くわすかもしれない、とは言わずにおこう。 絶叫しながらも奮戦する彼ら>>150と同じくらい、東雲の腕も信用していたが]
……
[生理的な嫌悪とは、御し難いもの。
こちらを追おうとしたか蠢く蛭を、鷹群が殴りつけた>>152を機に、南西へと駆け出す]
(153) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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[人物よりも、場所と言う。>>132 牛蒡とはなんだろうか。>>134 何故牛蒡なのだろうか。 聞き慣れない言葉には首を傾げるしかない。
ソファに横たえられた女性へと注ぐ視線は何を語るだろう。>>107 牛蒡の正体は知らなければ、問題となりそうだ。]
はい、地図ですか。 これでよろしいでしょうか。
[荒い狐使いには、短く返事をし、>>142 手に取るは棚にある巻物一つ。 広げれば、机を覆う大きなもの。 場所が関係しているのなら、要所を網羅出来るものが良いはず。
広げ、丸まらぬよう文鎮で押さえる。 牛蒡の場所を知る征木と泉を交互に見、地図へと視線を落とす。]
(154) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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鷹群、大丈夫か!?
[叫び声>>152に、異形と相対しながらも反射的、叫ぶ。 黒も雷を纏わせ蛭に噛みついてはいるものの、 不味いのか熱かったのか、唸り声と共に肉片を吐き出した。]
『ばう……くぅうん』
[雨でも呼べれば楽なのだが、今日の帝都の空気は水気を帯びていない。 世の中上手い事は行かぬものである。
顔を顰めながらの奮戦。全く今日は厄介ごとが多いと。 狗は内心で悪態をついていた。]
(155) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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/* あたまわるい。 1人だけ、晩ご飯の話をしている。
(-52) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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よし、ここはお前の見せ場だ衣雁!
[>>151任せる気で仲間を見遣るが、やはり熱いものは熱いらしい]
だー、もっと土かけろ土、いや水だ!
[ぎゃぁぎゃぁと喚きながら、どうにか敵を減らそうとする。 気付けばカオルたちの姿が無い。 任せる、とか何とか言っていたような気はする]
(156) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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/* >>156 ×カオル ○カヲル
(-53) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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―桜刀館―
[電話が鳴る、その前。 一人がけのソファにどっかと座って、部屋を見回した]
(……ち、いねえな)
[心の中で舌打ちをして、横目で山科を見る。 さては隠れたか>>124。
別に見たからといって取って喰うわけではない。 ……いや、喰わないように敢えて人の姿になっているのだ。 この姿で昆虫を喰うのは自分だって粋じゃないとわかってる。
けれどつい探してしまうのは仕方ない。 誰だって御馳走があるってわかってたら探してしまうだろう――。
蜘蛛にってはいつか喰われそうな目つきで見られては居心地も悪かろう。 主の元に隠れてしまうのも道理]
(157) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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(って、俺は食い意地大将かっ)
[はっとしつつもやや残念そうな色を浮かべ、 視線を向かいのソファへとむけた。 そこには征木が寝かせた女性>>130が穏やかな寝息を立てている。
やべ、こっちも美味そう……。 黙ったまま寝顔を見つめる瞳が、すっと縦に細くなった。
片耳では征木の言葉>>134を耳に入れ、 なんのことだ?と首をかしげるのはそこの妖狐>>154と同じだった]
(158) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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お、応とも、最高にかっこいい所を見せてやるさ。 水か……水か! そうだ。池の水を巻き上げれば…!!飛刃!!
[鷹群の言葉>>156に反射的に返した後、その言にはたと閃く。 黒が先程言いたかったことがようやく通じた相方は、 池の水に雷刃を叩きこんでその水を巻き上げた。
無論池に泳いでた鯉は大参事であるが、些細なことである、はず。 黒が力を回復させる為に打ち上げられたそれらを、 こっそり腹の中に収めていたとしても些細なことだ。きっと。
大量の水を叩きつけられた妖の、燻る燐火は水気により。 ほぼ種火と同じくらいになった。 これならば霊気を纏っていれば触れても暑さは感じないだろうか。]
(159) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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[衣雁の叫ぶ声は、聞き漏らそうとしても出来やしない>>150 土砂を纏った蛭どもは、先ほどよりも不気味さを増していたが]
よッ、格好いいよ!衣雁さん!
[其れと対峙して仲間に此処を任せろという彼の姿に、舞台上の役者するように声を掛ける。 無論、世辞ではない。故に、普段は呼びもしない苗字で彼を呼ぶ]
ヒビキも、鶴さんも気をつけて!
[そうして郁の後を追って駆け出した]
(160) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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妓夫 ユウナギは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 22時頃
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おぉ、それだ! かっこいいぞ!よっ日本一!
[>>159巻き上がる水しぶきに思いつきの賞賛を並べながら、 自らももう一度全身に水分を補給する]
これならいける……か!?
[先ほどよりさらに動きの鈍った異形へ、蹴りをくれる。 熱くない。いや本当は少し熱いが先ほどよりましだ]
よし、乾く前に片付けるぞ!
[衣雁とやや距離を取って、敵を潰しにかかる。 濡れた体で雷に触れたらえらいことになる、と教わってはいる]
(161) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[深夜に公園で騒ぐ男の声は、どうやら近所の方々の安眠を妨害してはいなかったらしく。 静かな都を駆け、橋を越えて、 目指す寺はそう遠くなく、また空を明くする火の手のようなものは幸いまだ見えなかった]
そういや、神隠し騒ぎの方はどうなったんで?
[道中で東雲に尋ねたのはそれくらい。 駆け足というのはなかなか肺腑に来る]
(162) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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/* >>162 すみませんwww<公園で騒ぐ 順調に脳筋コンビになりつつある
(-54) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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ん… ぅぅん…
[甘き吐息と共に身じろぐのは覚醒が近くある徴か。 無意識のうちにも、衣服を正すよう手が伸びる]**
(163) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[陰陽道とも因縁深い五行司る五芒星。 古来より魔と密接な関係にあるとされる図形だが、 洋の東西をも問わぬ神秘の形。
狐使いの荒さを受けても、そつがないのは給仕職故か、 卓上に広げられた帝都の地図一枚を覗き込む。>>154]
瓦斯灯が増え、人工灯が増えれば、その分、潜む闇が狭くなる。 伯爵が何を狙っているかは知れないが――…、白木根、定規を。
[片手をひらめかせ、白手袋が強請る竹文具。 彼から手渡されれば、すぅ、と指で帝都の縮図をなぞり、 不審火と神隠しの現場を圧してゆく。 奇しくも昨今流行の推理小説めく、 謎多き助手探偵が辿ったと同じ経路。>>94]
だが、まだ五芒星を描くには足りないな。 ――…仮説が確かなら、逆五芒星の中心部に伯爵が居る筈だが……、 今までの事件を線で結べば、次は先手が打てるやもしれん。
[トン、トン、と地図を叩いて、事件現場から線を延ばす。 するすると引いて通過するは、罪人を拘束する留置所。>>26 そして、ひたりと止まった先は、小洒落たカフェー。
未だ、紅気館の名で親しまれる、狐の職場であった。]
(164) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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か、格好いいと……日本一と……! 嗚呼俺今最高に輝いている!!
[東雲>>160や鷹群>>161の称賛の声にうっとりしつつも、 流石に今陶酔するのは不味いのは理解している。 天国状態に陥りたいのを我慢しながら、蛭の体表が乾くその前に、 雷刃で異形を屠ってゆく。
満腹になった黒も参戦し、異形を引き千切り。 最後の一体を屠れば、長く息を吐く。]
(165) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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/* 人の職場を巻き込んでいくスタイル。 カフェーとか聞いたら、じっとしていられない…!
(-55) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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何とか片付いたな。
[>>165蠢く影が無くなったのを確かめて、仲間を振り返る]
さて、今度こそ戻るか? 怪我人はいなくなっちまったが。
[水やら土やらで汚れた俥に気がついて、小さく唸った**]
(166) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[理由はわからぬが、郁に心配事があるのなら確かめるべきだ。 彼の調査能力が十分に信頼出来るものであることは、今までの活動の中でわかっていることなのだから。
体力のほうは人並みより少し上。表の顔である役者も体力勝負であるからだ]
ああ、それそれ。 今しがたどちらかのお嬢さんが襲われていたんだけどね。 そのお嬢さん、そろそろ桜刀館に着いた頃だろうよ。
[郁の問いにはそう答える>>162]
(167) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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お疲れ様だ、鷹群。ずぶ濡れだが大事ないか。 俺も制服が焦げ臭いし早めに桜刀館に帰って着替えた方がよさそうだな。
……しかし今日は一体何なのだ。 影の異形にこの蛭擬き。 幾らなんでも一日で出すぎだろう。
[頭脳労働派ではないが、やはり気にはなる。 どう思う、と全身水濡れの響に問いかけてみた。
(168) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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/* かっ……書いても書いても伸びる 八重君すごいはやい
(-56) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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怪我人はいないが俺達が大惨事。 戻った方がよさそうだな。
[響>>166に頷き、襟元を正す。 黒も同意を示しばうっ!と声をあげて鳴いた。]
宗方さんはどうします? ――出来れば状況報告のためについて来て頂けたら嬉しいです、が。
[あまり報告事は好きではない為、 こっそりそんなことを頼むのであった。]
(169) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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/* あーん。メモからのコピペで、 ]←これ忘れた!
(-57) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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― 帝都南西地 ―
美人画もモガもやらないなあ。>>112 僕の仕事は専ら墨絵だ、髭面なんかは良く描くよ。
人相書きは流石にしたことないけどね。
[等と暢気に話していられたのも途中迄。名刺代わりに取り出そうとした切り抜きは、そっと懐に仕舞われた]
[妖しのものが奇妙に少ない。常であれば、瘴気満ちた夜道を往けば二度三度と魍魎へ触れるもの。 そうして辿り着いた公園でようやく木霊を見つけ、ものを尋ねようとした直後――厭な台詞が聞こえた>>113]
(170) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[揺らぐ異形に郁同様しかめ面。 あすこまで丸々とした蛭は、山中でだって降ってこない]
山中に行けば、あの異形も珍しくはないんだろうが…… あの姿でどうしてあすこまで力を持っているのやら。
[術者の存在を嗅ぎつけたかのような台詞を吐くと、池のほとりへ鞄を置いた。簑火……は郁の対応関係なしに放火犯の濡れ衣を背負い込むだけなので仕舞い込んだまま、代わりに煙草を片手にする]
[あわよくば煙に巻いて逃げよう、そんな魂胆]
(171) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[数瞬後、煙草を挟んだ利き手は額へ当てられていた]
……八重君……
[もはや口にしても詮無いことだ、全てまとめて郁>>133に任すけれども]
残念ながら、小雨坊は一昨日発ったよ。 今日の僕は第一容疑者だ。
[響>>141の問いにはそう返し、振ってみせるのは燐寸箱。 そうして新しい煙草に火を灯すと、深々と煙を吸い込んだ]
(172) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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―――!!!!
[ソファに横たわった女性が声を上げて>>163、 驚いてびくっと身を引いた。
これが獣の姿だったなら総毛立っているところである。 それが証拠に瞳の中では瞳孔がぐりんぐりんに丸くなっている]
なんだ、寝言か。
[身じろぎする様子に安堵して、]
なーぁー、先の話はいいけどさあ、 このお嬢どうするんだよお。
[口を尖らせて、ふと泉を見上げる。 さて、彼はどんな様子であったか―?]
(173) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* >>172 ほんとごめんちゃいw(ふたたび)
(-58) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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おう、こっちは無事だ。 衣雁も怪我ぁ無ぇか?
[>>167労いを返しつつ、続く問いには首を捻った]
さぁ、なぁ。 地獄の釜の蓋が開く、とか言う時期でもねぇ筈だしな。 カヲルのやつ、何か心当たりでもあってこんなところに居たのかねぇ?
[自分たちが着いたときには宗方もそこにいたのに、もうひとりの名を挙げて疑問を口にする]
まぁ、難しいことは大兄やら副長が情報をまとめてるだろうよ。
[行こう、と仲間を促した**]
(174) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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アジト…に?
[東雲の答えに首を傾げたのは、人目を忍ぶ《ヒヒイロカネ》の働きゆえに。 だが敢えてそうしたのには意味があろうと推定はする。そのお嬢さんの顔立ちのことまでは知らずとも。
蛇足を加えるならば息切れのためにそれ以上問いを重ねられなかったともいう。 助かったなら良かったという気配だけを伝え、前方へ意識を戻した]
(175) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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ー 帝都南西・不動尊 ー
[目黒不動尊 瀧泉寺、と彫られた文字を見上げる]
東雲さん、このっへんに火の気を感じるかい? 無事なのかな
[渦巻く力に満ちた帝都の、その裏鬼門の鎮護。 もとより重苦しく感じるほどの力には満ちてはあったが、どこか不穏な]
……瘴気は濃いよね
(176) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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[土塊を浴びて鈍くなった蛭共>>145の元へ、吐いた煙が真っ直ぐに向かう。ぎゃあぎゃあと二人が騒ぎ立て>>150>>156ても追撃が来ぬよう、煙々羅の気配で蛭の感覚を狂わして、少々池の水を借りようか、なんて考えた矢先]
[ああっ鯉が飛んだ>>159]
[しかも何尾か喰われている。いや確かに池の水は借りるつもりだった、だったのだが、流石にここまでやる予定はなかった]
……主には……頭が上がらなくなるな……
[潰れた蛭を視界に入れながらも、ここの池の主は誰だったか、なんて遠い目で記憶を辿る]
(177) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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ー 桜刀館 -
[《ヒヒイロカネ》の統括は華族の血族。 眼に映るそのままを鵜呑みにすれば、煌びやかなだけの 世界のお殿様。 だが華やかであればある程、背後に伸びる闇は暗く、 この曲者揃いの《ヒヒイロカネ》を束ねるだけの猛者でもある。]
大兄様、役目とは言えそのうち、椅子の皮と背中が くっついてしまいますよ。
[皮張りの安楽椅子>>121は統括の威厳を示すには合っているが、 いつここを覗いても定位置にいるのが心配になる。 体調を気遣ったとしても素直に横になるとしたら、 人ならざる、本能に忠実な者達の方だろう。 だが定位置にいる安堵と言うのも貴重なもの。
昼間に聞いた噂と式から視た話を告げると、 あちらからも良くない話。]
やれやれ。 随分と記者の飯の種を増やすのが好きな酔狂な者がいるようで。
[当然本心ではないが、何かへの含みを持たせた事は否定しない。]
(178) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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帝都の善良な皆さんの不安を煽る様な書き方は 勘弁願いたいものだ。
案外何処かの下世話な雑誌や広告が、そのお嬢さんたちを 駆り立てているのかも知れませんね。
[統括の見立て>>122と任務>>123に溜息も出る。 そちらの探りなら高橋が適任かと頭に名を浮かべつつ、 こちらの見立ても口にする。]
若い女性はそれだけで価値があるから、目的を絞り込むのも 一苦労ですね。 単純に人浚い、人買い。 大和撫子は西洋では人形として高く売れるそうですし。
後……年若い娘。 生娘の血は光にとっても闇に取っても尊いのですよ。
[何が尊いのか、皆まで言わずとも苦虫を潰した口調が 雄弁に物語る。]
(179) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* 呼びかけ ヤマシナ:大兄(内部向け)、山科の若様(外部向け) ユウナギ:猫(猫形態のときだけかも) マサキ:副長 ヌカリヤ:衣雁/黒:クロ シノノメ:シノノメ カヲル:カヲル ムナカタ:宗方サン
統一性無いな!
(-59) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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承知しました。 助けは適当に見繕わせて頂きます。
[戦闘が苦手な己への配慮に、漸く目元を緩め、 麦茶でも飲もうかと切子細工の杯を手にした所で 賑やかな男が帰って来た>>120
おかえりと言う前に「なんか出た」の短い語句に 緩んだ眉がまた強張る。]
残念だが「他にも」あった。 さっきの呼び笛、そっちだろ?
[表でもお得意様と呼ぶべき男に何が合ったと目で問うたが、 続いた柾木の姿>>130に、一瞬目は逸れた。 やはりあの笛は彼のものかと容易い想像を巡らせ、 報告を聞いていたが、その手の中の宝石に気付けば、 もう瞳はそこから逸らせずにいた。]
(180) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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[カフェーの新人としての生活は慣れてきた。 祀られていたと言えど、神気を纏う巫女姫の使い。
姫の命は己にとっての絶対。 故に、姫が「外を学べ」と言ったのなら、己が教えを乞うた者に従うのは当たり前。 ――そう、心得ている。
内心、溜息は4回ほどついてはいるが、表情に出る方ではない。>>164 新たに出された命に、竹定規を渡す。 描かれたのは牛蒡ではなく、星。 そして、指が差す先は]
――――は、
[間抜けな声が出る。 先ほど、後にしたばかりの職場故に。]
(181) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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間違い…… …いや、それはなさそう、ですね。
[綺麗に星を描くには、その流れが自然。 共通点が火難ならば、恐らく起こることは火事。 昼間はカフェー、夜は数種の酒も提供する。 アウローラには、人が多い。]
あの店が危ないのなら、俺が張りましょうか。
[扱われる属性と同じ、狐火を扱う自分に、出来ることは限られるやもしれないが。]
(182) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* >>177 「ああっ鯉が飛んだ」がじわじわきた
(-60) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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怪我はないさ。唯気持ち悪かった。ああ気持ち悪かったとも…… これがドクロ伯爵の手先かはぐれかは分からないが、 二度と相対したくない類だな。
[響にそう告げ>>174、続く言葉に思案。]
彼岸には中途半端、盆も未だ先。 郁と宗方さんがともに、だと偶然というわけではなさそうだが。 如何せん俺にはさっぱりだ。
[陰陽道やらに全く詳しくないために、そう締めくくった]
それもそうだな。 吾等はこの力を帝都の民のために振るうのみ、であるし。
[促しに応えれば桜刀館への帰路に就こうかと。]
(183) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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先の電話も気掛かりだが、衣雁等が追いついているだろう。 明日からは、目星を立てて先回りに興じるが得策か。
――― 山科卿、明日は出来れば《ヒヒイロカネ》へ、 帝都調査を通達して貰いたいのだが。
[頭脳労働派では決して無いが故に、上官に指示を仰ぎながらも、 自らの意見を清冽と述べた所で、挟まる女人の寝言。>>163 娘のうやむやな言葉よりも、傍で眼を回す猫に声を詰めた。>>173]
………うむ、…山科卿に引き取ってもらう心算で居るが。 まさか桜刀館より朝帰りをさせるわけにもいくまい。 タマ、一応釘は刺すが、甘噛みも禁止だ。
(184) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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報告についていくのは構わない>>169けれど、 二人ともが戻ってしまうとまずいと思うよ。
[一部始終を見守っていた木霊に何度も頭を下げると、鞄片手に二人の元へ戻ってくる]
近頃、どうも不動尊のあたりへ火難が集中しているようでね。 郁君が当たりを付けていたから、二人で見回ってくるつもりだったんだが、御覧の有様だ。
あちらもこうなっているかもしれない。
[手早く二人へ状況説明を済ませると、次の行動を考える。 凌悟君は生身だから、火となると厳しいものがあるかもしれない。しかし眼前の二人とて向いているとは言い難く]
……僕が戦ったら延焼するしなあ……
[“第一容疑者”だから主力にならない、とぼそり]
(185) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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- 『桜刀館』 -
[ひっそりと部屋に滑り込んだ化け狐が、先程、自分の姿を映していた事情など知らぬまま、人としてま礼儀を通した会釈に笑みを向ける。>>127]
アンゴ君もお疲れさま。 人いきれしていないかい。
(186) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* いやほんと どうしたものか 3人で連れ立って戻るのもなあ しかし全員であちらに向かうのも……という
よし黒を頼ろう
(-61) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* 瀧泉寺か。偶然…
ところで実在の地名はおkなんだっけ、まずいんだっけ、といういまさら
(-62) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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― 帝都南西・不動尊 ―
[それ以上、聞かれることもなければ語ることもなく。 そうしてついた先。 縁日ともなれば賑やかなこの寺も、今は闇の中ひっそりと静かにその場に在って。 纏わりつく瘴気が粘っこく感じる]
火はどうかねェ……。 何もいない、ってワケじゃなさそうだけど。
[すっかり酔いは冷めていた。 油断なく目を光らせ――]
右手っ!
[目を灼く強い光が右手の奥に。 叫ぶと同時にすでに駆け出していた]
(187) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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なんて綺麗なお人だろう。 それこそなよたけの君とは彼女の事だ。
夜の帳と天の川を併せた艶髪。 椿の色をそのまま落とした唇。 初雪を思わせる肌の色に柔らかさ。
なんて美しいお人だろう。
[普段から女性を褒め慣れてもいるし、危うい橋も 渡ったり渡らなかったりしている。 だが慣れている筈の女性を前に、他の者が何も見えず 聞こえない状況に陥るなど有り得なかった。 柾木との僅かな揺らぎ等気付かぬほど、彼女を見つめ。]
(188) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* ん?俺、齟齬ってる? 不動尊狙われて、あれ……ちょっと読み直す
(-63) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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[白木根から手渡された竹定規の活躍で、帝都には幾つか線が引かれた。 些細な不審火、神隠しの現場、それに悪鬼の沸いた場所。 一見、散っているように見えて、直線で結べる法則性。]
―――…生娘か、災禍の炎か。 どちらが狙いかは知れぬが…、 いや、紅気館はどちらも潤沢だったな。
但し、これは憶測の域を出ない。 秘密裏に動くのは常なることだが、此度は益々慎重に。
[白木根の言葉に浅く首肯を返せば、采配の一手。>>182 勝手知ったる彼に任せつつも、炎、ともう一度呟いて、 脳裏を過ぎった可能性を、頭を振って打ち消した。]
泉に太鼓判を貰えれば、信憑性も増そうが――…、
[チラ、と陰陽道に長けた術者を見やるも>>180 視線を白木根に戻して、無言で首を振って見せた。]
(189) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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柾木君もご苦労さま。 何やら大きな収穫があったようですね──
[白木根に続いた俄弁士がソファへと運んだ女性を見やり、驚きの声を上げかけたところへ不意に電話のベルが鳴り響く。 受話器から迸るのは《ヒヒイロカネ》の協力者たる探偵の声。>>114
その位置を折しも白木根が卓上に広げた地図上に示し、「至急救援」の要請を伝える。 しかし、健脚を誇る鷹群がいない今、間に合うかは定かならず。]
(190) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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[荒れた息を整えながら、石柱を見上げていたが。 閃く光、鋭い声>>187に体は反射的に動く]
…っ!
[振り向き唇を噛む。 駆け始めていた東雲の背を追うのは二拍の呼気の後。
気をつけて、は不要の同志。身を守ることに気を向けるべきは己であろうと、いつぞやの失態を教訓に]
(191) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* 時空が捻じ曲がっている気がしないでもない。(※元凶)
(-64) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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――暫く前・山科と
いえ、俺は何も……
[お疲れ様との労いに、首を横に振る。>>186 辻で出くわし、着いてきただけ。 それは謙遜ではなくただの事実。]
人混みに酔う事は無くなりました。 慣れるもの、ですね。
[情報収集がてら、カフェーに勤め始めた頃。 休日の人の多さに、田舎しか知らぬ狐は面食らった。 白い顔を更に白くして桜刀館に顔を出せば、なんの役にも立たず、心配と迷惑を掛けるばかり。
今はこうして地図を広げ、定規を渡す程度には役には立つ。 それ以上、立つつもりでも、ある。]
(192) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[二人の消えた方を見遣るが、いくら鬼火が出ようとも、たなびくものがなければ煙々羅とて別の気配を辿れない。ここから煙を伸ばすのは――黒がいる以上選択肢から除外。 非常事態だろうとなんだろうと、“犬”の前で煙は絶やせない。雷獣だと知ってはいるが、こちらとて骨の髄まで染みついたものがある]
八重……いや、衣雁君。 黒の耳は利くかい
[三割増しで煙草をふかしながら、不動尊の様子>>187>>191が探れないかと八重に問う]
(193) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[宗方の言葉も、一理あり>>185 戻ろうとする足を止めた]
確かに、万が一の場合は……。 2人が向かった先もこうなっていたとなれば、 直接攻撃する東雲とは相性が悪いでしょうね。
俺も流石に水気と土の無い場所だと、苦しいです。 ですが俺の場合はぶった斬ることはできるでしょう。熱いですが。
[炎ほどではないが、火花で焔を呼ぶ雷であるからして。 はた、と先程小耳に挟んだ会話を思い出す。]
そういえば高橋が桜刀館に連絡していませんでしたっけ? 電話で救援場所の変更って頼めませんかね。 それも無理そうなら俺が援軍向かいますが。
[文字通り切り裂くしか出来ないが、居ないよりはましだろうと。]
2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[宗方の言葉も、一理あり>>185 戻ろうとする足を止めた]
確かに、万が一の場合は……。 2人が向かった先もこうなっていたとなれば、 直接攻撃する東雲とは相性が悪いでしょうね。
俺も流石に水気と土の無い場所だと、苦しいです。 ですが俺の場合はぶった斬ることはできるでしょう。熱いですが。
[炎ほどではないが、火花で焔を呼ぶ雷であるからして。 されど、できることがあるなら、追うこともまた使命。 何故なら帝都の民には仲間も含まれるのだから。]
(194) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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/* 戻ったら、ログがめっさ増えてて焦ったけど、とりあえず「蛭」と「蛙」の取り違いが発生したらしいことを把握 (←
蜘蛛使いとして虫偏攻めしてやろうかと疼く。(やめろ
(-65) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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く、喰ったりなんてしないさ。
[どうするんだよう。問いかけた言葉に返る征木の声>>184。 尖らせた口元がさらにぶー文句を言いたげに歪んだ]
ちぇ。 こんな上玉、ちょっとくらい味見したって……
[ほんのちょっぴり、気を喰わせてくれればいいだけなのに。 未練がましくソファを見やってから、よいしょと立ち上がった]
じゃあ、俺はそろそろお暇しようかな。 もう眠くて眠くて。
[これからまだ何事か起きそうなことを把握しつつも欠伸が漏れる。 火事とかいう言葉も聞こえて、なんとなく帰りにくい気もしないでもない]
(195) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[ちなみに腑抜けになりつつあった男を引き戻したのは 張り詰めた空気の糸を更に縒る程の電話の響き>>114]
うわっ。 あ、あれ……なんでしたっけ?
[新たな「なにか」が起きたに相違ないのに、 尋ねる男に緊張感は皆無で、さすがに誤魔化す様に 咳払いをするしかなかった。]
本当に、色々と『遭う』日だ。
[先程別れた筈のアンゴの言葉>>127に乗っかる様に頷いて、 綺麗に頭から流れて行った話を手繰り寄せる。]
(196) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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『きゅうん』
[雷獣であろうとも、煙を好む狗はおらず。 されど非常事態と理解しているから、 黒は大人しく何も抗議はしない。]
耳、ですか。 そうですね……黒、いけるか。
[宗方の言葉>>193に黒はばうっ!と鳴いて耳を欹てる。 やがて微かな諍い音と瘴気>>187を捉えたならば、 此方だといわんばかりに駆けだそうとする。]
捉えたようです。 俺はそちらに向かいますが、御二方はどうしますか。
[太刀を構えたまま、問いかけた。]
(197) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[駆け出したはいいが、先の公園のような火であれば、いくら自分とて肉弾戦をするわけにはいかない。 力はともかく、この身はただのかよわい人の身であるのだから。
対抗できる水があれば――]
カヲル!独鈷の滝!
[龍の護るこの霊泉なら。消すのなど容易いこと。 問題はその水をどうやって、運ぶかだ。
何か容れ物になるものはないだろうか]
(198) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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逆さ五芒星とは物騒な話だな。
[漸く手繰り寄せた話の一部は柾木からの問い掛け>>134 眉を顰めながら、拡げられた地図に描かれる図>>189があった。 美しい乙姫への恋心を無言で終わらされていた事など 気付く筈も無い。]
誰がどなたを味見だって?
[地図に描かれた図も、電話の内容も気にはなるが、 一番耳に入ったのは夕凪の余計な一言>>195 いきなり懐に手をやり、すぐにでも何かしら 放とうとする位は本気の視線だった。 だが素直に欲を押さえる様子に懐から手は抜かれず。]
こんな美しいお人を狙うなんて、 地獄に堕ちた後、畜生に生まれ変わって、 こき使った後、もう一度地獄に堕ちるべきだ。
[己れでも何を言ってるか理解していないまま 物騒な事を口走る。]
(199) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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/* そのまま帰るつもりだったけど宗方さんに呼び止められたw でも割となんとかなりそうな東雲&郁ペアである>>198
(-66) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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高橋君の手に余る事態のようです。 帝都を炎に巻かせてはなりません。
少尉、出動願えますか。
[柾木が地図に示して推測した逆さ五芒星を脳裏に刻みつつ、この場にいる顔ぶれの中で、探偵が告げた事態に対処できそうなのは彼と見込んで声をかける。 式神も妖獣たちも火とは相性が悪いように思われた。
が、当の柾木から衣雁等が支援に向かっていると知らされれば、是、と頷く。]
しかし、救援を請われたものを無下にするわけにもいきません。 ここは──走ってもらえますか?
ベニヲちゃん…もとい、その女性のことは私が責任をもってお屋敷に届けましょう。
(200) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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なるほどねぇ、他にもいるってことか。
[>>185宗方の言葉には頭を掻いて立ち止まる。 >>194衣雁が相性を口にするのにはしばし考え込んだ]
俺ぁ……今はこの脚活かした方が良さそうだ。
[>>197次なる場所を見つけたらしき衣雁へ、そう告げた]
宗方サンはどうします。 戻るんなら、乗ってっても構わねぇよ。
[自分の引く俥を視線で示した**]
(201) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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車屋 ヒビキは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 23時半頃
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うっ
[滝、と言われて思い切り口をへの字にした。ついで言うならば眉も。 よりにもよって龍が棲む泉、その流れる滝]
いや… …
[首を緩く振って、東雲の背へ声を飛ばす。 彼の指摘通り、火を消すなど容易いほどの力はあるに違いない]
わかった。必要になったら、水運びは俺に任せておくんないかい それより火難を喚んでる親玉格がいるかも
[無理はするなという意と、捕縛できるなら試みるべき、の意と]
(202) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[黒の悲しげな声にちくちくと胸をやられながらも、黙したまま返答を待つ]
[やがて黒が駆け出し、八重が構えを取った]
……僕も行こう。 少々坊主に尋ねたいことがあってね。
[生きた坊主が眠っていたとしても、何かしら寺に棲まうものはいるだろう。――不動尊が鎮めている妖しについて知るものもいるはずだ]
裏には術者がいそうだし
それに郁君の推測が正しければ、だが 順序にすら意味がありそうでね……
[方違えに手順があるように、西洋悪魔にも段取りがある可能性は濃い]
(203) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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/* >>199 「逆さ星」ってみるの面白いよね。上下じゃなくて地図なのに。
世界基準じゃ北が上だぁぁ!
(-67) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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ん?俺が、このお嬢を味……って冗句、冗句。
[泉の本気の視線>>199に待てと両手を向ける。 征木にも釘を刺されたことだし、おとなしく我慢はしたけど 本音は悪いことをしてるつもりはあまりない]
美味そうだから狙うんじゃないか。 ドクロなんとかの思惑よりもずっとシンプルだろ?
地獄も御免だし、 生まれ変わってもこき使われるなんてもっと御免だ。
[嫌そうに顔をしかめつつも泉の顔をじいっと見る。 さっきからどうもおかしいと思っていたけど、ああ、そうなのか。 覗きこむ瞳の中、黒目がすぅっと細くなった]
ははあ、おまえさんどっぷり恍れたのか。 このお嬢が妖しだったなら今頃は魂を喰われてるところだな。
[かわからとした笑い声を上げたのだった]
2015/07/15(Wed) 00時頃
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彼女は、私の従兄弟ですから。
[彼女を巡って、何やら見えない争いを繰り広げているらしい(?)猫又と陰陽師>>195>>199をそっと迂回して、ベニヲの側に膝を屈める。]
柾木君の見立てどおり、場に巻き込まれただけならまだしもだけれど── 今夜、遭遇したことに関して「怪奇映画の見過ぎでは?」で納得してくれるタチとも思えないんですよね… あー
(204) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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/* 身長表 185:柾木 源一郎 182:東雲 凌悟 176:高群 響 173:夕凪 颯・泉 境谷 171:宗方 鶴充 169:高橋 郁 167:山科 葛城・白木根 アンゴ 衣雁は不明
(-68) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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ん?俺が、このお嬢を味……って冗句、冗句。
[泉の本気の視線>>199に待てと両手を向ける。 征木にも釘を刺されたことだし、おとなしく我慢はしたけど 本音は悪いことをしてるつもりはあまりない]
美味そうだから狙うんじゃないか。 ドクロなんとかの思惑よりもずっと明快だろ?
ああ、やだやだ。地獄も御免だし、 生まれ変わってもこき使われるなんてもっと御免だ。
[嫌そうに顔をしかめつつも泉の顔をじいっと見る。 さっきからどうもおかしいと思っていたけど、ああ、そうなのか。 覗きこむ瞳の中、黒目がすぅっと細くなった]
ははあ、おまえさんどっぷり恍れたのか。 このお嬢が妖しだったなら今頃は魂を喰われてるところだな。
[かわからとした笑い声を上げたのだった]
(205) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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そういうことだから、響君はこれを届けてくれまいか。
[そう告げると、鞄から紙を取り出しさらさらとを書き付ける。言葉であれば響の口から出るだろうが、視覚となるとそうはいかない。素描であろうとないよりましだ。 外形に特性、周囲の状況、弱った姿までもが漫画になる]
[結果、西洋悪魔は見事な妖怪画と化して、響の懐へ収まった]
(206) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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/* メモに何か書くの忘れたと思ってたら「おまかせ希望確認」だった まあ自分で確認できてればだいじょうぶ
「あなたはおまかせを希望しています。ただし、希望した通りの能力者になれるとは限りません。 」
(-69) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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……星の要に御使い狐。 星の巫女君面目躍如ですね。
[地図に記される図から浮かぶ足りない欠片>>164>>181 アンゴが祀られる神社もまた帝都を護る星杜。 ただ密やかに密やかに護り続ける役目だが。]
これを見抜いたあちらさんも相当のもの……。 と言うより……誰か染めてはならない手を染めた者がいるか。
[眉間の谷が益々険しくなるのも構わずに、 描かれた地図の一点からアンゴへと視線を向けた。] 巫女君がアンゴ様ならと運命を手繰ったのだろう。 店の護りはお任せします。
(207) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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脚を活かすもまた努め、か。 でも無理はするなよ!
[桜刀館へ戻るのであろう響>>201に、声をかける。 彼の健脚は頼りになるものの、流石に2連戦。 2戦目は炎を纏う異形と鍔迫り合いである。
体調を心配した後、紙に西洋の妖の特徴>>206、 書いたものを手渡した宗方の方を向く>>202]
坊主……?
[何を聞くつもりなのだろうと、 首を捻りつつ共にと告げる声に頷く。 術者や順序、それらは流石に裏鬼門等呪術に詳しくないのでわからない。 が、この事件の裏は綿密に紡がれたものであることは、分かった。]
(208) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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どうしたんだい?
[滝と口にした途端、郁が口ごもったような気配>>202を感じて、つい言葉にするが、問い詰める暇はありはしない。
そもそもこの郁という男。自称では非戦闘員とは言っているが、実際のところはどうかわかったもんじゃない。 その郁が任せろというのなら、必要になった時の水運びは任せられるんだろう]
ようは、あたしの仕事は親玉を探して、とっちめることだね。
[考えるより、動くほうが得意だ。 ならばと、ますます強くなってくる光のほうへ向かう]
(209) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[労いを響かせる山科に会釈を交えて一礼を返す。 《ヒヒイロカネ》の長と言う立場も在るが、 規律に厳しい陸軍出身たる身は彼の身分も弁える。]
帝都を守護するは私の職務です。
……一つの仮説では在りますが、 此処最近の西洋悪魔らの活発な活動には目的意識が見られます。 こうした連絡を受けて後手後手に回るのは、 ドクロ伯爵の描いた絵図通りかと。 山科卿、貴方の正しき指揮を期待します。
[推し量るように視線に鋭さを込めながらも、 続けられた命令には、軽く瞼を伏せて耳を傾けた。>>190]
(210) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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齧るな、と言ったんだ。タマ。 腹に収める算段までしていたな。
[されど、片耳を掠める文句には更に刺す釘を増加。>>195 どれほど言い募ろうが、この気まぐれな猫が、 獲物と定めてしまえば、己の言葉など意にも解さないのは知っている。 だが、悉く口喧しく人の世の摂理を説く男の気性は変わらない。
睡魔に絡めてくどくどと説教めいた語を吐き、 最後は重い溜息で締めくくった。
化けているとは言え、猫の仕事は眠ることなのだ。]
(211) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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え? ベニヲさん!? え、ご存じなので? え、従兄弟!?
[一触即発。 闇夜になる前の細い月の瞳の化け猫の楽しげな笑い声>>205に 懐から手を抜き掛ける寸前で、 そんなことより余程重要な、そして絶望的な 情報>>200>>204が齎されて、素っ頓狂な声を遠慮なく上げる。]
え、え、え? 大兄様の従兄弟!? じゃあ本当に俺のお兄様になるんですか!?
[色々間違え過ぎている事には気付かないほど動転していた。]
(212) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[説教の傍らで流れているのは伊達男の美辞麗句。>>188 大和男児に有るまじき、歯の浮く台詞に、胡乱気な眼差しを投げ。]
そういった台詞を吐くなら、舞台に立て。 この件は任せるぞ。私では所詮、門前坊主の習わぬ経だ。 [一目で恋に落ちるとは、宛ら芝居のよう。 白手袋を嵌めた片手を閃かせ、地図ごと彼に投げて、 己は別の任へと就く算段。>>199]
(213) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[そうして、山科を振り返れば、高い旋毛を下げて、黒髪を垂らした。]
―――了解しました。 状況を確認した後は、直帰しますが、 何かあれば、使いを走らせてください。
[上官の命には逆らい難い。 槍働きを求められて、結社に席を置く以上、 頷く以外の選択肢を持たぬ無骨者だ。>>200]
ああ、上着は後ほど返していただければ。 御婦人にもそうお伝えください。
[ベニヲの身にかけた軍衣はそのままに、>>132 夜目にも浮かび上がる白いシャツをはたりと靡かせ、踵を返した。
―――旧弊が夜に馴染むのも、厭うところではないのだ。*]
(214) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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順序……順序。 まるで帝都自体が儀式の場になっちゃうみたいですねぇ。 西洋ならば陰陽の賽の目ではなく五芒星とか。なんちゃって。
[聞きかじりの知識を諳んじつつ、馬鹿は空気を読まぬ発言。 そのまま帝都の宵闇を、宗方の速さに合わせ駆け抜けた]
(215) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[電話はやはり何事かを告げたものだったらしい。 山科が征木へ行って欲しいと言う>>200のを耳にして、 火事場はなあ、毛が焦げるからなあとひっそりと渋っていた。
彼が出るならその後でお暇しようか。 そう考えて立ち上がったまま素知らぬ顔をしていたのだが――]
(216) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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ふ、 親玉をぶん殴るのは任せるよ
[とっちめる、と言い放つ東雲ににんまり、気持ち悪い奴じゃないといいな、とかなんとか。
そして東雲から離れ、本堂へと登る石段の麓へ。 そこへ霊泉があり、二体の龍がそこへ枯れることない水を注いでいた]
(217) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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従兄弟?!
[ソファのそばにやってきた山科がさらっと放った一言>>204に、 立ち上がっていた場所からさらに一歩引いた。 驚きの程度は目の前で泉が語ってくれている>>212のとほぼ同等だ]
通りで美味そうだとおも……いや、げふげふ。 面差しが似てたわけだ。
[はははー。笑みを引き攣らせまた一歩退いた。 やっべ、喰わなくてよかった。内心は冷や汗だった]
(218) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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桜刀館へも電話しないとだな…
[この有様では、どこが撹乱でどこが本命なのかわからない。
ここが攻められて次に狙われるのは。 この頃の郁のメモ紙にはいまだ一つには絞りきれない次の当てが並んでいた。 あるいは、もっと情報欠片の集まったアジトでは、先を読む推理が進んでいるかもしれないが]
……ああ…
[余所事へ思考を逸らしたのは、やはり気が重い故。 というよりははっきり、怯えに似た色を頬に乗せたのは、そこに人の顔を見ているものが、御本尊や龍神以外にはいないと思ったから。
独鈷の滝の前に拝して、光のあった方角、東雲が向かった方へ一度視線を向けた]
(219) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[眼前の美女を喰う算段を重ねていたのを 征木に説教をされ>>211た時、 はいはい、わかってますようと耳を塞ぐふりをしていた。
人間の摂理は、まあ、分かる。 しかし妖しの摂理はどうなのだろう……? いや、そこは突いてはいけない部分だろう。
彼らとの関係は面倒くさいと思うこともある反面、 それなりに楽しんでもいる。 いつか、どうにも塞げぬ隔たりが生まれるその時までは このままでいい。このままでいたい。
奔放な言動の底に抱く想いへの苦笑いは そのまま説教への反応として表情へ浮かんでいた]
(220) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[ふ、と郁が離れる気配がした>>217。 それはそのままに、光と濃い瘴気に導かれて先を急ぐと。
ひゅんと鬼火が自身を目掛けて飛んできた。 咄嗟に右へ飛んでその鬼火を避ける。
その先に、いた。 路地裏で出会った影とは比べ物にならないほどの瘴気。 かなりの――大物だ]
(221) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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― 夜を往く ―
[背には長い白包み。 伸ばす影も、大和民族にしては大柄。
足早に進む夜の帝都は、未だ東の日差しを知らず。 犬歯で噛んで揺らすは、両切りの紙巻煙草。 ハイカラ厭う癖、知って直ぐに馴染んだのも人の性か。
この肺を汚す煙を教えてくれた男も、恐らく夜に暗躍しているだろう。 ふぅ、と細いうねりを巻かせ、紫煙を欠けがちの月へと吐き出した。**]
(222) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[「従兄弟」との一言が巻き起こした鸚鵡返しやら恬淡とした軍人の答礼やらをもろもろ肯定しつつ、ベニヲの好みって特異なんですよと、彼女を幼少のみぎりより知っている男はそんなことを思っていたとか。**]
(223) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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/* わーい、手伝いに行きたいけどやっぱり毛が焦げるし着物も焦げる。 気まぐれすぎるだろこの猫…。
(-70) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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/* 特異に吹かざるを得ない。
(-71) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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補佐官 マサキは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 00時半頃
華族 ヤマシナは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[憶測。>>189 先手とは常にそれ。 庶民も多く通うカフェーには、女性も多く訪れる。
留置所の神隠し、人を喰らう影。 その流れの線もある。]
はい、心掛けます。 予兆があれば、必ず。
[知らせるとも、仕留めるとも明言はせず。 出会った時の判断にもよる。 火難であるならば増援がいるが、神隠しなら追わねばなるまい。
どうやら牛蒡の星を知る泉の気は、女性に注がれているようで。>>199 今も猫と一触即発。
こちらに意識を戻せば、言葉は術者のそれ。>>207]
(224) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[声を掛ける八重>>208の背後で、去りゆく響へ手を振った。 そうして鞄を掴み直すと、八重の方へと向き直る]
……さて、急ごうか。
[頷く顔には疑問が浮かんでいるかもしれないが、今は背後の気配だけ伝わっていれば十分だ。己にとっても推測でしかないのだし。 それに収穫が得られた折には、大兄の口を通して伝達されるだろう]
儀式の場か……>>215 この有様だ、五芒星はありうるだろうね。
[空気を読まぬ発言へと真面目な返答。なにせ図柄が正解だ。 郁が手にしていた軌跡図>>94を思い出す]
これだけ範囲が広ければ、帝都が燃えるかもしれないよ。
……一緒くたに焼かれるのは勘弁願いたいなあ
[尚更気合いを入れねばならぬと、歩調を早める。 緋の軌跡は常より激しく波打って、走る三者の背後へ香りの標を残した]**
(225) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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任されます。 姫に恥はかかせられませんから。
[命を受け、≪ヒヒイロカネ≫へ来た。 帝都の守護も、社に掛けられた願い。 向けられた視線に頷いた。]
(226) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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/* 時間作って、しっかり読んだ方がいいのだと思いました。 時間かかり過ぎです。すみません。
(-72) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[ふっと笑う。 余裕があろうが、なかろうがとにかく笑うのは癖だった]
さァて。 どうやって料理してやろうかねェ。
[いつも通りの手が通じる相手ではないだろう。 じりじりと足を進めながら、睨み合いが続く]
(227) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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――?
[出て行った征木>>214を見送った後、何かを察して窓辺へ。 窓を少し開けて、夜風を胸いっぱいに吸い込んだ。 そこに混じる瘴気がさらに濃くなっていることに顔を顰めて]
面倒だけど、面倒なことになってる気がするな。
[面倒だけど。 さらに言葉を重ね部屋の中を振り返って]
……猫の手、どこに貸そうか?
[後ろ手に窓を閉め、ため息とともに首をかしげた**]
2015/07/15(Wed) 00時半頃
|
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/* なんか違う気がする。 なんか違う気がする。
どっか手伝いに行きたいけどなー この猫はきっと動きたがらないなー どうしよう
(-73) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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え、あり得るんですか!? ……本当に洒落に、ならないですね……。
[帝都が燃えるのは勘弁!>>225と、 奔りながらも歩調は落ちることはしない。 向かう先の濃い瘴気を感じ、黒は身を震わせ不快気に鳴く。
妖と戦えど一向にその手の気を感じる才を持たぬ己は、 こういう時は相棒頼り。 やがて寺にたどり着けば、走り続け乱れた息を整えた。*]
(228) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[沸きおこる声は、ソファで眠る女性の正体。>>204 やはり、縁者であったようだ。
招く混乱と、>>212 嗜める声に>>211、動揺する声。>>218]
道理で似ていらっしゃるわけです。
[人ではなく、場所由来の可能性があるが、化ける対象は多くても良い。 何より、悪魔が"見られた"と判断すれば、彼女の身が危ないには変わりない。
念のため、じ、と見つめ観察する。 閉じられた目の奥の色はわからないが、似た姿に離れるだろう。 その視線が、どう取られるのかは知らないけれど。**]
(229) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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――?
[出て行った征木>>214を見送った後、何かを察して窓辺へ。 窓を少し開けて、夜風を胸いっぱいに吸い込んだ。 そこに混じる瘴気に、顔を顰めて]
面倒だけど、面倒なことになってる気がするな。
[面倒だけど。 さらに言葉を重ね部屋の中を振り返って]
……こりゃあ、猫の手も必要になりそうだなあ。
[後ろ手に窓を閉め、こぼした溜息と裏腹にニヤと笑った**]
(230) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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給仕 アンゴは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 00時半頃
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…荒らしてるのは俺じゃない、俺はここを穢しに来たんじゃありません だから堪忍して下さい どうか、お力の一片を貸していただけませんか
[瀧泉へ、ほとんどため息に似た請いを垂らして。 念入りにシャツの袖を捲る]
神位に近しい貴方がたが、自ら人の世に触れるを禁じてるのは知ってる でも…
[助力を乞うのはこの境内の中だけ。降りかかる火の粉を払うだけ。 捲った腕を瀧へ差し伸べ、そう続けようとして]
(231) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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― 帝都南西・不動尊 ―
[寺の空気は苦手だ。何故か肌に合わぬと感じてしまう。 時折知り合いの巫女に菓子を催促に行く神社の、 清涼な空気の方が落ち着く。 催促の際其処の守護狐には嫌な顔をされるけれど。]
東雲、高橋、誰ぞ居るか!
[太刀を構えたまま声を張り上げ。 黒は清らかな空気と瘴気、両方が混ざったこの場所に 嫌そうに鼻を鳴らした]
(232) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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/* 寺院は仏様だから異国の神様ではあるのよね。 だからちょい苦手。
(-74) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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妓夫 ユウナギは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 00時半頃
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/* ところで一夜に何本吸うんだろうねという感じなんだけども、普通なら箱がなくなりそうなんだけども
もしかすると缶が鞄に入っているのかもしれない
(-75) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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──俺は帝都は守りたい。ほんとですよ一応 俺たちの流れ、俺たちの巣じゃないか
いつか腐り、都に埋められて──
[水に触れて濡れた腕の色が僅かに変じる。 そのまま両腕を瀧に突っ込んで、東雲が向かったはずの光の方へ顔を向けた]
東雲さん
(233) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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はァッ!
[気合の一声と共に、唸りをあげて力を籠めた拳が敵の腹を目掛けて打ち込む。 他にもやりようはあるが、此処がどこかを考えると器物破壊は最後の手段にしたほうがいい。 そもそも、《ヒヒイロカネ》の方針自体が、器物破壊を推奨なぞしていない。
となれば、とにかく組み付く隙を作ろうと、攻撃を仕掛ける。 案の定避けられはしたが、これも想定内だ]
(234) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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/* とりあえずアンゴ・ヤマシナ・イズミが未だあってない感じか。 アンゴには>>232で薄い縁故を振ってと。 ヤマシナは隊長だしからむこともあるだろう、きっと イズミはどうかな…
(-76) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[逆上せ上った頭に冷や水を掛けるのは、 いつも堅物の嘗ての片割れの血筋>>213]
お断りします。 俺は舞台に立つより、舞台で舞い踊る綺麗なお嬢さんたちの 髪を結ってる方が性に合ってる。
[お前こそ、表舞台だけに立っていれば良いものを。 堅物がと投げられた地図を手に、 呆れた視線は、美女の正体を知って夜空に輝く星となる。]
道理で品が良い。 こうやって一目お会い出来ただけで幸せ者だ。
[未来の親戚になるかもしれない大兄の説明>>223に ほう、と溜息を身じろいだ令嬢の姿に落とす。]
(235) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[火は難。東雲の闘いはそこからは見えぬ位置だが]
いけ…!
[短い音に合わせ、突如泉の水が噴き上がる。 重力に抗い噴出する逆滝、その高さは龍が夜闇の天に昇る如く。
対の二本を成した水流が寺の上空を駆け、のたうち、
地上のある一点へ向いて顎を開いた]
(236) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[敵の姿は、人の形――とは似ても似つかない醜い姿だが、実体はある。 その敵の周りを鬼火が護るようにふわふわと漂っている。
あれを全てぶつけられたら火達磨だなとゾッとするも、そちらに関しては手立てがないのだから仕方がない。 郁のほうはどうなっただろう。
――不意に名前を呼ばれた気がした>>233]
(237) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[寺の守りを穢さんとする火ならば、降り注ぐ水によってその異形の姿ごと清め流されるだろう。 東雲が敵に組みついていたなら諸共に滝の直撃を受けかねないが、それは見えないのだから仕方のなかろうというもの。
かくて、あまり静かではない轟音と共に水は注がれ]
………
[鬼火>>237を落とすことは出来ただろうか]
(238) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[黒は暫し悩み、相棒を邪気の方へと案内することに決めた。 服を引っ張り案内する。 宗方は僧に話があると言っていたが、さてどうするだろか。]
わ、こら黒待て。
[引っ張られた先には異形と、その周囲に燻る鬼火>>237 そして独り戦う東雲がいた。]
(239) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[何も無ければそれこそ彼女の護衛を買って出て、 星の瞬きの数ほど愛しい言葉を紡ぐのだが、 如何せん己がいるのは《ヒヒイロカネ》の本拠地でもあり、 何よりなにかが起きている真っ最中だ。]
ゆるりとお話し出来る時があれば嬉しいですが。
[残念だと少し名残惜しげに視線を向けた後は、 投げ付けられた地図を机に拡げ描かれた図形とにらめっこを 開始する。]
そりゃあ面倒だろうよ。
[先程までやり合っていた夕凪が何かを嗅ぎ付けた様な 声をあげた>>230 柾木に声が掛かった以上>>200、 大なり小なり異質な事が起きている。 地図から顔を上げずに夕凪の言葉を繋ぎ。]
猫の手だけでなく、目も牙も必要かもな。
(240) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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東雲、加勢する――……んなっ!?
[行き成りの轟音>>238、滝のような水が異形に注がれる。 刀を構えたままぽかん、とその様子を見た後はたと気づく 東雲に直撃はしてないよな。あれ。]
だ、大丈夫、か……?
[聊か間抜けな問いになってしまったのは否めない。]
(241) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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/* ところで郁さんは龍神で合ってますか?
(-77) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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/* いやあ郁君とは似たもの同士の予感だね…… (実は人外のあたりとか、住処を守ろうとしているところとか) (確実に郁君の方が位階上だけども)(挨拶に行っていそうだ)
龍脈の話を出さなくてよかったよかった
(-78) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[ゴォと轟音が張り詰めた空気の境内に響く。 濃い瘴気が弱まり、清涼な水の匂いがすると息がしやすくなった。 はっと上を見上げると、天へと駆け上がり絡み合い降りてくる二匹の水龍。
その水の勢いたるや凄まじいもの。 あっという間に異形を護る鬼火を消し、異形そのものまで水圧に呑み込み。
水飛沫がぽつんぽつんと頬を濡らす。 水龍の影響かあたりには霧が立ち込める。
そして――異形の姿はもうなかった]
(242) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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― 帝都南西・不動尊 ―
[独鈷の滝から離れると、濡れた腕を振って水を切る。
肘から指先まで、びっしりと肌を覆うのは人の爪にも似た形状の、滑らかな蛇の鱗。 シャツの袖を戻して釦を留めながら歩きだした。泉水を注いだ方へ向かい成果を知るではなく、 正しく境内を出て行く方向へ**]
(243) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[思っていた以上の迫力に度肝を抜かれぽかんとしていたが、声が掛かる>>241と我にかえり]
ああ、八重か。来てくれたんだね。 龍神様のおかげというべきか、それとも郁のお陰というべきかねェ。 ま、あたしのほうはなんともないさ。
[衣雁に無事を告げて]
うん、多分此処はもう大丈夫なんだろう。 郁と合流でもするとしようか。
[何が起きたのか衣雁に問われれば、話して聞かせるだろう。 郁が先に境内を出ようとしていることは、分かりかねること**]
(244) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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いざ戦いになったら、 あまり宛てにならない男の自覚はあるんでね。 ベニヲさんにちょっかいを出さないよう、見張りも込めて。 暫く付き合って貰おうか。
[生まれ変わる前にこき使ってやると宣言して、 即席だが組めと言ってはみたが、相手は化け猫。 気分次第と言うのも承知の上で無理強いまではしない。]
アンゴ様がそう言うなら頼もしい。 何かあったらこちらからもすぐ連絡します。
[力強い視線と答え>>226に、ほんの少しだが 張り詰めていた眉を緩めて微笑んだ**]
(245) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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蛟 カヲルは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 01時頃
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/* あ、当初はカオルってカタカナ呼びだった気がしたけれど……。 どこからか間違えたっぽい。 呼び方も、ト書きも漢字に統一するか。
(-79) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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役者 シノノメは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 01時半頃
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あ。ああ……何というか、俺の出番はなかったみたいだがな。 無事ならよかった。って郁の……?
[無事を告げる言葉に安堵し、されど不可解な言葉>>244に首を捻る。 郁が時々不可思議なのには気づいていたが ――特に、囚われていたのに単身ドクロ伯爵から逃げ出した事等―― この天からの水簾を齎す程の力を秘めていたとは思いもよらず。
故に、普段であれば怒りを示すであろう、 自身の下の名を呼ばれたことに対しての反応はなかった。
黒はわふん、と何処か霧を浴び嬉しそうな様子だ。 雷獣だけあって天駆ける事が本来の姿であるため、 水気に関しては喜びと共に受け入れているようだ。
一通り、此処で起きた事態に対して東雲に問い、答えを聞けば。]
2015/07/15(Wed) 01時半頃
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/* 蛟……脱皮の皮下さい(こら
(-80) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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あ。ああ……何というか、俺の出番はなかったみたいだがな。 無事ならよかった。って高橋の……?
[無事を告げる言葉に安堵し、されど不可解な言葉>>244に首を捻る。 高橋が時々不可思議なのには気づいていたが ――特に、囚われていたのに単身ドクロ伯爵から逃げ出した事等―― この天からの水簾を齎す程の力を秘めていたとは思いもよらず。
故に、普段であれば怒りを示すであろう、 自身の下の名を呼ばれたことに対しての反応はなかった。
黒はわふん、と何処か霧を浴び嬉しそうな様子だ。 雷獣だけあって天駆ける事が本来の姿であるため、 水気に関しては喜びと共に受け入れているようだ。
一通り、此処で起きた事態に対して東雲に問い、答えを聞けば。]
(246) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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髪結い イズミは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 01時半頃
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宗方さんも共に来ているんだ。鷹群は脚となりに桜刀館へ。 ……そうだな、高橋と合流した方がよさそうだ。
[頷き、合流しようと彼と共に歩むだろう**]
(247) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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雷刃 ヌカリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 01時半頃
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