
677 【百合村】百花学園の日常
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
マリーベルが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、マリーベル、リリアーヌ、ソランジュ、カイキリア、エルヴィラ、メリリース、ミュリエル、アイリーン、エメットの9名。
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畏まったというか、自分が情けなかったというか……。
[>>1:86 ごにょごにょ、と語尾が消える。けれどミュリエルの言う「この学校の良いところ」は自分も同意するところ]
最初は馴染めるか心配だったけど、みんな年齢や生まれ育ち関係なく仲が良くて、とっても安心した。 ……うん、行こう。みんな新作スイーツ狙ってるみたいだから、売り切れないうちに。
[促す手に頷いて、笑みを返し食堂へ。 辿り着けばそこには、賑やかにスイーツを楽しむ同級生たちの姿があるのだろう]
(0) 2015/02/09(Mon) 01時頃
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じゃ、あたしたちも席取って、一緒に食べよ?
[メリリースとエメットも注文したのを確認して、三者三様違うスイーツがトレイに並べば、"お裾分けのおいしい"にすっかり魅了された口が、早く食べたいとせがんでくる。 席の空きを目で探して、指で指す。]
(1) 2015/02/09(Mon) 01時頃
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ね。おいしーから、幸せだね。 頭にお砂糖、心に幸福、 たっぷり補充したらね。今日は良い日になる。
[伏せられた瞼と甘い唸り声が、感想をよく伝えてくれる。 リリアーヌといい、アイリーンといい、 美味しそうに食べる子の顔は素敵なスパイスになる。 美味しいものをより美味しく感じさせるスパイス。
きらきら輝く紅色の瞳に笑いかけると、 フォークでシューを崩してカイキリアももう一口。 蕩ける甘さは幸せの味!]
(2) 2015/02/09(Mon) 01時頃
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そうねぇ、私も学生から社会人になった後で又学生に戻ることになったから、本当不安だったわ。 学び舎そのものは慣れた場所だけど。
[食堂までたどり着くころには他の生徒達の声も飛び込んでくる。新作スイーツを一つとそれからコーヒーを頼んでから空いている席を探した]
さすがにお昼の時間は多いわね。 出来れば窓際が良いのだけど。
[エルヴィラの注文を待ちながら、空いた席を探して見回した]
(3) 2015/02/09(Mon) 01時半頃
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― 食堂 ―
あ、はいっ。
[今、トレイの上に乗っているキャラメルとりんごのワッフルを 眺めては、ふにゃふにゃの笑顔を元に戻せない、という 何とも気の抜けたありさまで、アイリーンさん>>1の後に続く。
彼女とお友達らしき女の子>>2が食べている ふかふかのシュー・ア・ラ・クレームも、 勿論、とっても魅力的ではあるのだけれど]
……おいしそうですねえ
[空いた席に座って、メリリースさんを待つ。 3人揃ったら頂きますをして、まずは最初のひとくち――]
(4) 2015/02/09(Mon) 01時半頃
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[食堂の空いた席に陣取り、注文したスイーツとお昼ご飯用のパンを一つ。 一応、ご飯も食べないと栄養のバランスが悪くなってしまうから。 でもカロリーを抑えなければならない上、ご飯でおなか一杯になってしまっては、スイーツをおいしく食べられない。 だから、小さなパン一つ。 これで大丈夫。]
うわぁ、どれも美味しそう!
[並んだスイーツに、既に心奪われる。
ふわふわ生クリームが添えられたしっとりチョコケーキ。 そっとフォークを突き立てる。]
(5) 2015/02/09(Mon) 02時頃
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おいしー!
[思わず声を上げ、二人の前にずずいと差し出した。]
ね、ね。食べてみて。 生クリームたっぷり乗せてね。
とっても美味しいんだから。
[生クリームの白とチョコレートの黒。 目でも楽しめる。 そして、口に入れれば生地に混ぜられたオレンジの皮の仄かな香りが口の中に広がり、土台部分にはナッツが混ぜられている為、また違った食感も楽しめる。 一つで何粒も美味しいチョコレートケーキは、お店で売っても良いと思うくらいだ。 甘さとチョコレートの苦さのバランスが程好くて、これならいくらでも食べられそうなのだから。]
(6) 2015/02/09(Mon) 02時頃
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そっか、ミュリエルでも不安になったり、してたんだ。
[いつも穏やかに落ち着いて見える彼女の、意外な一面。
食堂につくと、よく見知った面々が楽しげにデザートをつついている最中。 誰かと目が合えば手を振ったりもしてから、注文したのはビーフシチューと黒パン、サラダ、そして新作のタルト・タタン]
ほんと、よく混んでる。……あ、そこの席はどうかな。あの柱の向こう。
[お待たせ、と声をかけてから、自分も席を探して窓際の辺りを見渡して。日当たりの良さそうなテーブルを見つけると、喧騒を縫うようにミュリエルの耳元へ告げる]
ミュリエルは、スイーツ、何頼んだ?
[尋ねて、視線を彼女の手元へと。もし違うものを選んでいれば、一口交換、とか、頼んでみようかなんて**]
(7) 2015/02/09(Mon) 02時頃
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[焼き立てのワッフルをサクリとナイフとフォークで切り分け、 クリームとりんごを乗せ、キャラメルソースを絡めて口の中へ。 しばらくもぐもぐとして]
……しあわへ……
[うっとりしながら呟いた。 メリリースさんにお皿を差し出されると>>6]
わ、わたしのも、どうぞっ
[代わりに、ワッフルのお皿を彼女の方へ回す。]
(8) 2015/02/09(Mon) 02時頃
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それじゃあ、えっと。 いただきます。
[そう言うと、コントラストがきれいなチョコケーキを見る。 クリームたっぷり、とは言われたけれども やっぱりちょっと気が引けたので、 控え目に、でもバランスが良いように、ふわふわの白を乗せ。
小さなひとくちを、ぱくりとした]
んー…… あ、なんか あとくちが爽やかな感じです
おいしいー
(9) 2015/02/09(Mon) 02時頃
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いただきまーす!
[一口で終わらせてくれないシュー・ア・ラ・クレームにフォークをさくり。 口に広がる二度目の味わいに、思わず頬に手を添える。 それから、差し出される、白黒チョコレートケーキ。 ほろ苦さと甘さを一瞬で連想させる見た目に、こくりと喉がなる。]
じゃあ、あたしのタルト・タタンも食べて食べて。
[フォークでタルトを切り分けると、リンゴとカスタードの甘い匂い。 自分のはじめの一口より前に、一番真ん中に近い先のところを、メリリースに差し出した。]
(10) 2015/02/09(Mon) 02時半頃
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[エメットがチョコケーキを食べる様子を見届ける。 それだけで良いの?と思うくらい遠慮したケーキを口に入れたエメットの表情に、笑みが零れた。]
ね?おいしいでしょ? じゃあ、私も貰うー。
[ワッフルをフォークだけで切ろうとすれば、さくっとした手ごたえ。 その時点でもう、美味しそうだ。 ちょいちょいとキャラメルソースを乗せて口に入れれば、キャラメルの香ばしい甘みで表情が溶けてしまいそうになる。 外はさくさく、中はしっとりとしたワッフルの生地を引き立てる甘みに、美味しさを頷きでしか表現できなかった。]
(11) 2015/02/09(Mon) 02時半頃
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/* たるとタタンってなんだろー(。◕ω◕。)
って毎回調べてる(o・ω・o)
(-0) 2015/02/09(Mon) 02時半頃
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[口の中に残るキャラメルの、幸せな甘み。 その余韻を味わっていたが、アイリーンも差し出された美味しそうな断面。 そのままでいたかったけれど、また別の美味しさをじっくりと味わう為に一口紅茶を飲んでから、あーんと口を開けて差し出されたタルト・タタンに食いついた。
生クリームも好きだが、カスタードクリームも大好きだ。 リンゴとタルトの生地に挟まれたカスタードは、甘すぎずにほんのりとリンゴの甘さと調和している。 この絶妙な加減は、食べた人にしかわからないだろう。 少なくとも、この美味しさを伝える言葉を知らない為。]
おい……しい……!
[搾り出すような声しか出せなかった。]
(12) 2015/02/09(Mon) 02時半頃
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[それからエメットが取り終わったあとのチョコレートケーキに満を持して手を伸ばした。 ちょうど手元での見た目が白黒半々になるようにホイップをすくって、綺麗な白雪仕立てになったケーキを、一口。 濃厚なのにほろりと崩れて、でも生クリームと混ざっても主張のはっきりしたチョコレートの苦さが、口いっぱいにチョコレート空間を作った。 なのにあとから香るオレンジは、さっぱりと口にチョコレートを残さないから、ついついもう一口を求めたくなってしまう。]
なんかあたし、今ならマモンの気持ちがわかるかもしれない……
[暴食の罪は深い。]
(13) 2015/02/09(Mon) 03時頃
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二人とも、もっと食べて良いよ。
[遠慮してしまっているのかと、二人にもう一口ずつ勧め、自分でもまた一口食べる。]
ああ……どうしよう、アイリーンちゃん……エメットちゃん……。 どうして甘いものはこんなに美味しいのかなぁ。 もっと食べたくなっちゃうし、いくらでも食べられそうな気がして……こんなの、太っちゃうよね!
[そもそも、食堂がこんなに美味しいスイーツを出すほうが悪いのだと責任転嫁したくなってしまう。 甘いものは頭のエネルギー。 そう自分に言い聞かせ、食べる手は止まらない。
これで午後の授業を頑張れるかと言えば別の話ではあるけれど。**]
(14) 2015/02/09(Mon) 03時頃
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[それから、アイリーンさんのタルト・タタン。>>10 こちらもりんごだけれど、タルトの食感と カスタードクリームはワッフルとはまた違って、 こっくりとした優しい甘みが広がる。]
うんうん♪
[どれも、食べ終えてしまうのがもったいなくらい。]
(15) 2015/02/09(Mon) 03時頃
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おいしー、幸せ。
えへへ、何だか前の学校みたい
[そんな事を言って、]
……――え、もうひとくち、いいんですか? そ、それじゃあ……もう一口、交換で。
[本当に良いのかな、と思いながらも もう一度チョコケーキとワッフルを交換こ。]
ん、ん、 でもメリリースさん全然太ったりしてないし、
[逆にスリムなくらいに思っていたのだけど。 慌ててそんな事を言って、きゃっきゃと談笑の時は過ぎ]
(16) 2015/02/09(Mon) 03時半頃
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[甘い物は元気の魔法だ。]
――うん、 午後もがんばろー。
[両手を小さく握って、自分なりに気合を入れると 午後の授業を受けに教室に向かったのだった。**]
(17) 2015/02/09(Mon) 03時半頃
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うぅ……太るとか聞きたくないなぁ。 いいの、これからエネルギー消費するんだもん。
[自分への言い訳を胸に、もっと食べていいよ、の一言を受け入れる。 チョコレートとオレンジはずるい。どれだけだって食べれる気がする。 その裏に、ちらりと太るの文字がちらつくけれど、その分はメリリースに自分のタルトとシュークリームを分けて相殺してしまおう。]
午後の授業ー、行きたくないなぁー、もう。
[食堂の天井を見上げて、泣き言を。 その後午後の授業を満腹の眠気とともに過ごしたあと、教諭に呼び出されて補講を言い渡されたことで、本気の泣き言に変わった**]
(18) 2015/02/09(Mon) 04時頃
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それもそうね。 あたしも知らないあたしを誰かに見せるのは、 とても恥ずかしい……かもしれないわ。
[カイキリアちゃんが言ったことに>>1:48、「うん」と頷いて。
パパやママにだって秘密にしていることもあるし。
でも、パパとママはどうなんだろう? 若い頃は苦労をして、口論になったこともあるって聞いたわ。 今はとても仲が良いのだけど。
いい時も悪い時も寄り添って、 そういうパートナーがいるって、いいなぁって思うの。
でもそれは――]
誰にでもって訳にもいかないだろうし、……ね。
[ぽつりと溢れた言葉。
そういうパートナーがいつかあたしにもできるかなって、 大人になった自分を想像して、 なんだか擽ったい気持ちになって照れ笑いと共に。]
(19) 2015/02/09(Mon) 06時頃
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[恥ずかしくって両手で頬を隠していたのに、 カイキリアちゃんから「蕩けそうな、綺麗な顔」だなんて言われちゃって>>1:48。]
綺麗?? ……は、初めて言われたわ。 みんなに注意されるのよ?
――でも、ありがとう、……嬉しいわ。
[カイキリアちゃんの掌が、あたしの手の上を撫でた。
ただそれだけのことなのに、言葉と相まってとても擽ったくて……、 甘いお菓子を食べた時みたいな顔になっていたかも。]
(20) 2015/02/09(Mon) 06時頃
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― 食堂 ―
[席についてご飯を食べたのだけど、 カイキリアちゃんと一緒した今日のお昼は、いつもより美味しく感じたの。]
ふふ、あたしも楽しい。 楽しいと、一層美味しく感じる、ね。
――不思議、これも魔法の元なのかな?
[美味しいと楽しくって、幸せで。 でも楽しくて幸せだと、美味しいももっと美味しく感じて。
そうしてメインを食べ終えたなら、 ウキウキとお楽しみのおやつに手を伸ばした。
カイキリアちゃんが何かを取り出すのが見えたから>>1:64、 「なんだろう?」って眺めていたの。]
それ、……ハチミツ?? あ、ありがとう。
――いい香り。
[差し出されたカップを口元に運んで、 カイキリアちゃんが手を加えてくれたお茶の香りを吸い込んだ。 いつもお茶には何も入れずに飲んでいたのだけど、 一つ加えるだけで違う世界が広がったような気がしたわ。]
(21) 2015/02/09(Mon) 06時頃
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[薬のレシピを検討するカイキリアちゃんの言葉が>>1:64、 呪文のように耳に流れ込んできて、
昔話の世界に飛び込んだような気分になったの。
お呪いも満足に扱えないあたしは、 そんな昔話に出てくる魔法使いたちを、どこか遠くの存在と思っていたけど……。
勉強して経験を積んだなら、 そういうこともできるようになれるかもしれないんだって、
再認識したんだ。]
(22) 2015/02/09(Mon) 06時頃
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[食堂の入口の方から高らかな声が聞こえて>>1:70、 あたしもカイキリアちゃんもそっちに顔を向けた。
「気合いたっぷり」と言って笑うカイキリアちゃんにつられて、 あたしも笑っちゃった。
それからカイキリアちゃんとアイリーンちゃんのお話に、]
うん、全部美味しいよ。どれを選んでもハズレなし!
[新作スイーツ全部に手を付けた感想を横から伝えたの。
フライングでおすそ分けを口に含んだアイリーンちゃんの表情は>>1:89 とても幸せそうでこちらまで顔が緩んでしまいそうだったなぁ。]
(23) 2015/02/09(Mon) 06時頃
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[カウンターの方へ戻っていくアイリーンちゃんを見送っていたら、 その先にはエメットちゃんとメリリースちゃんの姿も見えた。
今朝迷子になっていたエメットちゃんだけど、 時間が経てば校内の地図も自然と頭に入ってくるだろうし、
お友達が増えれば学校生活も、 不安だらけだったものから楽しいが段々増えていくだろうなって。
それだけはあたしも一年通って実感していたの。 ……お勉強の方はまだまだだけど。]
……。
[ため息が出そうになって、それを押し戻すようにお茶を飲んだ。
お茶の香りと甘い香り。 とっても落ち着いて、甘くて……、
カイキリアちゃんのお茶は、 あたしの気分を不安から幸せへと上書きしてくれたの。]
このお茶、とっても美味しい。 ありがとう、今度からあたしも真似しちゃおうかな。
[そんな風にカイキリアちゃんと楽しいお昼を堪能した後は、 ソランジュちゃんの壁新聞を見に行ってから、午後の授業に行かなくちゃ。
午後はもう授業のない生徒もいるようだけれど、 まだまだ未熟なあたしは、沢山の授業を受けなきゃだから。**]
(24) 2015/02/09(Mon) 06時頃
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美味しそうなビーフシチューね。 私まで食べたくなるわ。もうお昼は済ませてしまったのに。
[そういう私のトレーにはいちごがふんだんに使われたショートケーキがのっていた。薄い桃色の白いちごがポイントに使われていて美味しそうだったから。 エルヴィラが見つけてくれた窓際の席へと移動すると、腰をおろし]
たまにはこういう賑やかな場所でご飯を食べるのもいいわね。
[見知った顔もいくつかあるのを見回しながら、コーヒーを一口飲んでフォークを手に取る。 タルト・タタンも美味しそうで、一口いいかしら? なんて声をかけるのは*もう少し後*]
(25) 2015/02/09(Mon) 12時半頃
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―食堂―
[まだまだ明るい昼下がり。 日当たりの良い食堂の一席でのお話。
リリアーヌの唇から零れた呟き(>>19)に緩く顔を傾けた。 ふわりと立ち昇るお茶の湯気を透かす黄金色の午後の陽、 その向こうのリリアーヌの表情の奥に ほんの微かに秘密の色が見え隠れ。
その顔もやっぱり綺麗に思えたから、 にゃははと笑ってリリアーヌの甘い顔(>>20)を見て。]
じゃあね、みんなには内緒にして キリと一緒の時にだけ蕩ければ良いね。 綺麗を見るのは、嬉しいもの。
[一緒に食べると楽しくて一層美味しくなるお菓子みたいに 幸せそうな顔は、幸せを招く綺麗なものに違いない。]
(26) 2015/02/09(Mon) 20時頃
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魔法は……――、きっとそうね。 不思議で甘くて素敵なものが魔法の元。
[傍らの椅子に置いた魔術の本を一瞥してみるが、 このお茶の席に有名魔術師の高論はきっと不必要なものだね。 だから、甘いリンゴにフォークを刺して頷いた。
魔法の核は、一緒なら「もっと」美味しいと思えるような 愛すべき不確定で構成されていて欲しい。 気紛れに入れたハチミツの風味が お茶を想像していなかった風味に変えてしまうみたいにね。]
――リリアンは午後も授業なんだね。 キリは、今日は授業おしまい。 たくさんお昼寝をするんだよ。
[アイリーンはエメット、メリリースの登場と、 きゃいきゃい楽しい賑やかな時間を共に過ごした後。 すっかり微温くなったお茶を最後まで飲むと リリアーヌと並んで食堂を出る。
薔薇のハチミツが気に入ったのなら、 寮の部屋に小瓶をお裾分けしに行くねって 手を振りながら、約束したよ。*]
(27) 2015/02/09(Mon) 20時頃
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[美味しいスイーツと、お友だちとのおしゃべり。 放課後は、可愛いお店でお買い物。
と思っていたけれど。]
あーん。 当番忘れてたよー。
[授業が終わり、帰ろうとしたところ先生に捕まってしまった。 今日は調理室の掃除をする日だということをすっかり忘れていた。
すぐに終わらせたとしても、きっとお店には間に合わない。 どうせ行くならゆっくり見たほうが楽しいだろうし。 約束を破ることになると、二人に謝らなければならない。]
(28) 2015/02/09(Mon) 21時頃
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— 夕方・中庭 —
あああああ〜〜〜!!?
[夕方特有のオレンジの陽が柔らかく降り注ぐ中、中庭にソランジュの大声が木霊した。 授業は午前で終了していたものの、些か眠りすぎてしまった。 手元に握ったままのサンドイッチの包みをポケットに入れ、立ち上がる。
包みの代わりに手元には、午前の授業前にこちらに戻ってきた紙飛行機>>1:26。 自らのものと違う文字に、目を細めた。]
っふっふー、楽しみ。
[名前のサインに小さく頷き返し、別のポケットに大切に仕舞った。 とりあえず昼寝で体力は回復している。軽くその場で足踏みをして、ゆっくりと走り出す。]
(29) 2015/02/09(Mon) 21時頃
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[廊下を歩き、二人の姿を探す。 が、中々見つからない。
誰かに伝言を頼むか、それともロッカーにお手紙をおいておいた方が確実だろうか。
せっかくの楽しい気分がしおれてしまった。 しょんぼりとしながら、ロッカーへと向かう。]
(30) 2015/02/09(Mon) 21時頃
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[昼間の交渉>>1:59はあまり色は良くなく、魔法に関しては素人に毛が生えたようなソランジュにはそのハードルは酷く高かった。 逆に壁新聞への言及と、課題書類の制作すら任せられそうになって、慌てて職員室を後にしてしまったのだ。]
うまく、いかない、ものだねぇ!
[息を切らし走りながら、中庭の柵を勢い良く飛び越す。 胸元に刺した万年筆がその勢いで飛び出し、中庭の隅に落ちてしまった音には、気がつかず。
そのまま彼女は学校を後にする。 いつも通りに新聞社に寄っていつも通りに帰宅する、その間にも万年筆の存在がなくなっていたことに気がつくことはなく**]
(31) 2015/02/09(Mon) 21時頃
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―夜・女子寮 屋上―
[フィラメントが燃える白熱電球の明かりと ランタンに灯した赤橙の炎に照らされた手元で、 乳鉢の中身を丁寧に粉砕していく。 赤珊瑚と乾燥リンゴ、崩した繭に涙の濃度の塩水少々。
塩水を指先に掬って舐めてみるが 少しばかり薄いような気がして首を傾がせた。 本に載っている通りに作ったのに。
傍らに控えさせていた分厚い本を開くと、 夜風に煽られ捲れる頁のどこかから、栞が逃げた。]
あーぁ……ぁ。
[栞は、栞として使っているけど、 古びて沁みだらけのレース生地の切れ端でしかない。 風に攫われたらサヨウナラと言うしかない頼りないもの。]
空までは、追いかけられないね。
[夜空見上げて、息を吐いた。]
(32) 2015/02/09(Mon) 22時半頃
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― 食堂→廊下 ―
それじゃあ、また夜にね。
[手を振るカイキリアちゃんとの約束>>27に頷いた後、 手を振り返そうとして「あっ」って思い出して、 ポケットから小さなケースを取り出したの。]
今度、街のケーキ屋さんに行かない? 都合の会うときに。 カイキリアちゃんとなら、顔が蕩けても恥ずかしくないもの。
[ケースから取り出した名刺。
お友達が持っているのを見て、可愛いなぁって思ったから、 あたしも真似して作ってみたんだ。
それをカイキリアちゃんに両手で差し出したの。*]
(33) 2015/02/09(Mon) 23時頃
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[淡いピンクに、 髪の色とお気に入りのリボンの色で縁どられた名刺]
☆リリアーヌ☆
TELL:080-△△▲△-●●●○ MAIL:liliane_candypop@△△△△.◆◆ 気軽に連絡下さい♪
.
(-1) 2015/02/09(Mon) 23時頃
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☆☆エルヴィラちゃんへ☆☆
あのね、あのね。 エルヴィラちゃんに謝らないといけないことがあるの。 今日の放課後、お掃除当番だったこと忘れてて、今日の約束いけなくなっちゃったιιι ほんと~~~~~~に!ごめんね! せっかく一緒に行けると思ったのに、すっごくすっごく残念。 ごめんね。別の日に一緒に行こうね。
あ、あと、エメットちゃんも一緒に行こうって誘ったの。 だから今日はエメットちゃんと一緒に行ってくれても大丈夫!でも私とも一緒に行ってね?
[名前の後には鍵のマークが書かれている。 カラフルな色のペンで書かれた文字と、薄い水色の便箋は飴の形に折られている。]
(-2) 2015/02/09(Mon) 23時頃
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エメットちゃんへvV
今日の約束なんだけど、いけなくなっちゃった。 放課後、お掃除当番忘れてたの! ごめんね、約束したのに守れなかったι
今日行けなくなっちゃったけど、別の日にしてください! あ、でもせっかくだからエルヴィラちゃんと二人で行ってくれても良いけど、私とも一緒に行って欲しいな。 ぜ~~~~~ったい!一緒に行こうね!
メリリース
[名前の後には鍵のマーク。 花の形をした手紙の中、カラフルな色のペンで書かれている。]
(-3) 2015/02/09(Mon) 23時頃
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[ロッカーを覗き、まだ帰っていないことを確認する。 放課後の約束をしていた二人のロッカーにそれぞれ、花の形と飴の形をした手紙を入れておいた。
そして急いで調理室へと向かい、掃除を始める。 今日は調理実験が行われていたようで、いつもより散らかっていた。
片付けと掃除が終わると、日は落ちて。 急いで寮へと戻る。]
(34) 2015/02/09(Mon) 23時半頃
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― 午後・教室 ―
[カイキリアちゃんとのお昼がとても楽しかったのと、 教室に戻る前に読んできた壁新聞>>0:53。
その二つが作用して、ちょっとそわそわしながらの授業は、 少しだけ聞き逃しもあったかな。
新しいおやつの記事は、読むよりも先に この目で、舌で堪能してきたから、 ソランジュちゃんの記事がとてもよくできたものだなぁって感心したの。
新たな魔法修得者へのインタビューコーナーは、 とても勉強になったし、頑張ろうって気持ちになれたの。
何歩も先を行く先輩方も、苦労知らずという訳ではないんだと、
結果だけではなく、 あたしたち後輩が知りたい、その成功までの過程が引き出されていたわ。]
(35) 2015/02/09(Mon) 23時半頃
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― 夕方 ―
[一日の授業が終わって、 夜のカイキリアちゃんとの約束のことを考えて、うきうきと中庭を歩いていたの。
柵の果てにある門を潜ろうとした時、 少し離れた場所に。夕陽に照らされて何かが光っているのを見つけたわ>>31。]
何かしら??
[実験の道具かもしれないし、誰かの可愛いアクセサリーかもしれない。
慌てて駆け寄ってみたけれど、失敗だったかな。 光の反射を見失って、大体の場所しかわからなくなってしまったの。]
確かこの辺に……。
[しゃがみ込んで、草の束に手を差し入れてしばらく探したわ。 そして漸く見つけたのは、]
この万年筆……、ソランジュちゃんの?
[いつも胸ポケットに刺さっているのを見ていたから、 直ぐに分かったの。]
(36) 2015/02/09(Mon) 23時半頃
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― 夕方・寮 ―
[寮の部屋に帰る途中、 ソランジュちゃんのお部屋に寄ってみたのだけれど、残念ながらお留守だったわ。
でもいつも持ち歩いている大事な物だし、 早く見つかった方が安心するかなって思って……、
だからあたしは自分の部屋に戻って、お手紙を書く事にしたの。
街のアクセサリー屋さんの小さな紙袋に、 ソランジュちゃんの万年筆とお手紙を入れて、
改めてソランジュちゃんのお部屋に行ったのだけど、 やはり留守だったから、扉の取手に手提げ紙袋を引っ掛けておいたの。]
(37) 2015/02/10(Tue) 00時頃
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―昼・食堂―
冬はシチューとか、温まるものが食べたくなるね。 自分でも作ったりするんだけど、大鍋いっぱいで作るからいつも作りすぎちゃう。
[陽だまりの中、コーヒーのカップを傾けるミュリエルと白イチゴをたっぷり使ったケーキはとても絵になる。つい眺めてしまって手が止まり、気づいて再びシチューを口に運ぶ]
そうだね、賑やかな所で誰かと食べるご飯は、食べること以上に、その時間を楽しんでいる気がする。
[窓際から食堂を眺め、お喋りの声や笑い声、活気に満ちた賑わいに耳を傾ける。少しうるさいくらいなのに、どこか落ち着くようにも思える。
食べ終わっていざデザート。タルトの上で琥珀のように輝くリンゴ。 ちらりとミュリエルの手元に視線を向け、そろりと彼女の表情をうかがって]
……! うん! よかったら私も、一口もらっていい?
[一口、とかけられた言葉に、思わず返事に力が入った。ちょうど同じことを言おうとしてたから。タルトの皿をミュリエルの方へと差し出して、はにかむように小さく笑った]
(38) 2015/02/10(Tue) 00時頃
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ソランジュちゃんへ。
万年筆、中庭で見つけました。 届けに来たのだけど、お留守のようなのでこうすることにしました。
P.S
壁新聞、読んだよ。 先輩へのインタビュー、とても励みになったの。
いつも素敵な記事をありがとう。 これからも楽しみにしてるね☆
リリアーヌより。
[ピンクの小さな便箋に、チョコレート色のインクで描かれている。]
(-4) 2015/02/10(Tue) 00時頃
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[食事の後、連れ立って図書館へ。課題を出された時くらいにしかこないこの場所は少し緊張する。ミュリエルより半歩遅れて歩く本棚の隙間]
今日は何を読むの?
[本を読むことを楽しんでいる彼女、選び方から違うのだろうかと。 自分はまず、興味の持てそうな空や飛行に関する本を探す。 まず探す時点で難儀しながらも、ミュリエルにアドバイスを乞うたりしてなんとか一冊を選び出し]
………、
[恐る恐る読み始めたそれに、気づけば予鈴を聞き逃すほどのめり込んでいたのだった]
(39) 2015/02/10(Tue) 00時頃
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[授業から帰ってきた姉は、 いつものようにぐったりと疲れている様子。
温めたミルクに蜂蜜を垂らし、 疲れが取れる魔法を少々。 姉にしかしない特別な魔法は、ちゃんと効き目があるよう。
その頭をそっと撫で、また鏡を覗く。
大丈夫。 今日も一日平和でした。 明日もきっと平和でしょう。**]
(40) 2015/02/10(Tue) 00時頃
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― 翌朝・寮 ―
[朝は得意じゃないのだけれど、 なんだか今日はすっきりと目が覚めたわ。
でもやっぱり日課の甘いお花を出しては口に含んで、 今日も幸せと一日のエネルギーを補給したの。
落ち込む時もあるけれど、 一緒に学校に通っているお友達との毎日が楽しくて、
学ぶたびに夢に一歩ずつ近付いている気がして、]
よぉし、今日も張り切ってお勉強!
[口にした言葉はお呪いになって、更にやる気が出た気がしたわ。
気のせいかもしれないけれど、 魔力もほんの少し強くなった気さえしたの。**]
(41) 2015/02/10(Tue) 00時頃
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― 寮 ― [寮でも二人の姿を見かけることが出来たなら。 直接謝って、もう一度おでかけの約束をしたい。 放課後でなくても、お休みの日にお出かけしても楽しいかもしれないから。
今日の出来事はちゃんと反省して。 明日はそんなことがないように気をつけて眠る。**]
(42) 2015/02/10(Tue) 01時半頃
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――朝――
はぁ~……
[とても食堂新作スイーツ体験の翌日とは思えない重々しいため息とともに机に突っ伏した。 昨日の輝かしいまでの体験どこへやら、授業前からぐったりと潰れている。 曰く。]
放課後からみっちり補講って言われてもなぁ……
[いつもみたいに、何がどうだから危険だの、どうして禁止するか理解しろだの、そういうことをくどくど言われ続けるだけのほうがよかった。それは頷いていればいい。 けれど今日は、そんな話ではない。朝から気が重いなんてものではなかった。]
(43) 2015/02/10(Tue) 02時頃
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[昨日放課後、亜空間学の先生が呼んでるから、と職員室に向かって、告げられた言葉は生涯一二を争う衝撃だったと言えよう。]
『記者をされてる先輩が、是非あなたに召喚術を学ばせてほしいと頭を下げたものだからね。まあ、すぐに帰ってしまったのだけど。 今まで禁止しかしてこなかったし、これからも許可は出来ない代わりに、亜空間接続の基礎と開門を少しなら教えようかしらと思って』
[召喚術を教えよう、と教諭自ら申し出てくれるのは願ってもないことで、聞いた瞬間は小躍りしそうだった。 あたしの力が認められるときが近づいている。本当のあたしは今から目覚めるのだ。 新しいあたし、デビュー!]
(44) 2015/02/10(Tue) 02時頃
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『なので、明日の放課後から補講です』
[なのに続いた言葉は、飛び上がる寸前の足を床にくくりつけてがらがらと崩れさせるのに、充分すぎるほどだった**]
(45) 2015/02/10(Tue) 02時頃
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アイリーンは、寮の自室から校舎へとぼとぼと向かう**
2015/02/10(Tue) 02時頃
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― 放課後 ―
[ロッカーに入れられていたメリリースさんの手紙>>34 そっか、それじゃあ仕方ないなあ、と少ししょんぼりして けれど、どうせだったら皆で一緒に行ける方がいい]
お返事、書いて。 ロッカーに入れたらいい、かな
[鍵のマークを見ながら、また今度にしよう、 と手紙を書き付ける。]
(46) 2015/02/10(Tue) 13時頃
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メリリースさんへ。
ううん、残念だけど、気にしないで。 でも、せっかく誘ってくれたから、 日を変えて3人一緒に行きたいけど、いいかなあ?
明日はわたしも当番があるから、明後日以降なら……
よろしくです(*^^*)
エメット
(-5) 2015/02/10(Tue) 13時頃
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……エルヴィラさんにも、伝えた方がよさそう。
[だいたい同じ内容の手紙をもう一通。 あまり話をしたことがなかったから、ちょっと緊張。]
(47) 2015/02/10(Tue) 13時頃
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エルヴィラさんへ
こんにちは。エメットです。
今日、メリリースさんに放課後誘ってもらったのだけど せっかくだから、皆で一緒に行きたいから 日を変えてもらうこと、できますか?
わたしは、明日は用事があるけれど 明後日以降なら大丈夫です。
よろしくです(*^^*)
(-6) 2015/02/10(Tue) 13時頃
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[結局、その日は寮に帰って いつもより多い気がする宿題をこなして眠った。]
[その翌日]
……こん、コン……
[何だか喉の調子が悪い。
今日はマスクだ**]
(48) 2015/02/10(Tue) 13時頃
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/* 中の人が体調不良で死んでいた問題 */
(-7) 2015/02/10(Tue) 13時頃
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―昼・食堂―
大鍋で作るの? ご家族と一緒に住んでるとか……? 一人暮らしなら一週間くらいはシチューを堪能できそうね。
[ケーキを一口口に運ぶと、イチゴの酸味とクリームの甘さが口の中に広がる。 ふとエルヴィラを見れば、目が合ったような気がして]
なぁに? ほら、シチューが冷めてしまうわよ。
[くす、と笑ってから今度はコーヒーを。 それから差し出されたタルトと交換するようにケーキの皿をエルヴィラの方に寄せて、タルトを一口分フォークで切り離すと口に運んだ。 タルト生地まで美味しくて、明日も来てみようか、なんて]
そうね、一人での食事より、誰かと一緒の方が楽しいわ。 明日からもお弁当をここで食べようかしら。
(49) 2015/02/10(Tue) 19時半頃
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[それから食堂を出て昼休みの間に、と図書室へと向かった。 蔵書量の多いこの図書室はお気に入りの場所で、放課後にも良く来ていたりする]
これだけ本があると選ぶのも大変でしょう? 昨日まではあちらの棚から取っていたのだけど……もう見終わってしまったから、今日はこっちね。
[学園に来てまだ日が浅い。きっと毎日通っても、ここの本は読み切れない、と思うけれど、それでも余さず読んでみたいと思う。 自分用に少し厚めの数冊を手に取ると、エルヴィラが本を選ぶのを横に立って眺めているのも面白くて]
(50) 2015/02/10(Tue) 19時半頃
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読書に慣れないうちは、挿画が多いものを選ぶと良いわ。後は文章量ね。 たくさん文字が詰まっていたら、読む前から辟易してしまうもの。
厚さは薄くても厚くても良いけど……一気に読んでしまいたいなら、これくらいのものかしら。
[アドバイスになれば良いのだけど、と思いながら、薄くも厚くもない一冊を手にとってエルヴィラへと差し出した]
それを読めって言うのではなくて、あくまでも見本ね。 エルヴィラが読みたいもので良いのよ。
[自分が手に取った本を読みながら、章ごとに目を離せば、食い入るように本を読むエルヴィラの姿が目に入って、じんわりと嬉しくなる。 本の途中にしおりを挟むとその姿をじっと見ていた**]
(51) 2015/02/10(Tue) 19時半頃
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— 夜・寮 —
[寮へ帰ってきたのはすっかり陽も落ちきった頃。 昼間にあれだけ眠ったというのに、まだ身体は睡眠を欲している。 大欠伸を手のひらで隠し、自室への扉に体当たりするようにしてドアノブを掴んだ。]
……っとぉ、?
[捻れば金属の擦れる音だけでなく、紙の擦れる音もする。 そこで初めて視線をドアノブへと落とせば、小さな紙袋が引っ掛けられている>>37。 届けられたものに心当たりがないと中身を覗けば、紙袋の中から勢い良く万年筆が飛び出してきた。]
っうおああ! ……あれ?何でもう一本あるの? あ……あ、あれ?
[左手が胸ポケットに伸び、いつも刺しているその場所を探る。 しかしそこに刺さっているはずのそれは存在せず、目の前にふわふわと浮いたまま。]
うっそ、落としてた!? あっちゃー……記者失格じゃない……
[朝にそそっかしさを反省したばかりなのに、もうこれだ。今の反省度合いでは足りないらしい。 それよりも今は、誰がこれを届けてくれたかだ。紙袋にもう一度手を入れると、指先に紙の感覚。引き出すと、きれいなピンク色の小さい便箋であった。]
(52) 2015/02/10(Tue) 22時頃
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[綴られる文字は甘く香る錯覚さえ覚えるチョコレート色。 ピンク色の便箋とあわせて、スイーツのようであった。 読みながらも様々に顔色を変え、しかし最後にはソランジュは笑みを浮かべていた。]
もー、嬉しいなー。 よっし、元気出してかなきゃ!
[チョコレート色にすっかり表情は明るく、声音は宣言するかのように高く。 浮かぶ万年筆を胸ポケットにしっかりと刺して自室へ入った。
それからしばらくの間、ソランジュの部屋の中からは何やら探し出す大きな音が響く。 それは1時間程続き、やがては部屋の灯りも消えた。]
(53) 2015/02/10(Tue) 22時頃
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―朝・自室―
[生きている植木鉢と 死んで乾いた花の逆さ吊りが埋める部屋。 寝台には荷物が積重なり、あちこちに薬瓶が転がっている。
カイキリアは、寝台代わりの大きな水槽の中に沈み、 朝の光を水面越しに見つめていた。 呼吸に難は無い。]
……あさ、だ。朝。
[声は、泡に包まれて水中で弾けた。
カイキリアの小さな魔法は、水中での肺呼吸を可能にし、 綺麗な水の中でなら陸より快適に過ごせる体を作った。 いくら考えても計算しても、その原理は不明なまま。 ただただ不思議な魔法の力。*]
(54) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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―朝・寮の廊下―
おかえしよ。
[まだ今日が動き出していない早朝の廊下で、 リリアーヌの部屋の扉の隙間にそっと封筒を差し入れる。 色こそ桃色で愛らしいけれど、 飾り気の無い素っ気ない封筒の宛名書きは「キミへ」。
昨日の昼間、可愛らしい名刺を貰った時に、 「わ。かわいい、お返事。待ってて。」なんて 勿体つけてその場では返さなかった少しの言葉を 封筒の中に詰めてある。]
(55) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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リリアン ケーキ屋さんへ行こう。一緒に行こう。 電話もメールも少し温度が足りないから、 手紙にしました。
香りも届けられるしね!
080−xxxx−xxxx/[email protected]
[封筒と揃いの桃色の便箋には、 甘いバニラの香りが焚き付けられている。淡く。]
(-8) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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— 翌朝・学校 廊下 —
っふーんふふーん!
[鼻歌を辺りにばらまきながら、いつも通り登校する。 胸ポケットには万年筆、そして右腕にはオレンジ色の小さな紙袋をさげていた。]
身体から離れるとコントロールできないのがなー。 落としたのも気がつかなかったし…… うーん……
[校内をゆっくりと歩きながら、自らの魔法のことを考える。 今でこそ満足に字がかけるようになっているが、初めはコントロールが難しく、不格好な円を描くので手一杯だった。 学年も上がって、進歩している……と思いたいところではあるが、そそっかしさも相まって自信は全くない。]
(56) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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……あれ、アーヌちゃんのクラスどこだったっけ。
[ふと、足を止めた。彼女に礼をと考えてやってきていたものの、肝心のクラスがどこだったのか、すっかり聞きそびれていたのだった。
すれ違う生徒に挨拶をしがてら、リリアーヌのクラスを聞き出す取材を始める。 万年筆が飛び出して、いつものようにメモに文字を走らせていた。]
(57) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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―学舎―
[今日も、温室庭園での実験を済ませてから校舎へ。 昨日と変わらない光景の中、昨日と同じく花弁を落とし、 背負った鞄の中で器材をガシャガシャ鳴かせながら歩く。
教室に入る前に、職員室に寄るのは忘れずに。 昨日借りた本を返すためだ。]
退屈だった。でも、おもしろかった。 半分は理解出来てないよ。 残りの半分の半分の半分は、初めて知る事だった。
でもね、いくら本を読んでも、 キリの魔法じゃ……――
[そうだねお前の魔法は役には立たないから、と 教諭はあっさり言ってしまった。
わかってるんだ。]
(58) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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―放課後・ロッカー―
[ロッカーの中から見つかったのは、可愛らしいお手紙がふたつ。 それぞれを開いて目を通し、ふむ、と口元に手を当てて]
それなら明日、だね。
[返事はロッカーに入れておけばいいのだろうか。ちょうど良い便箋の持ち合わせがないのを悔やみながら、ノートを丁寧に切って返事を書いた]
(59) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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―夜・寮―
[自室のベッドに寝転んで、本の続きを読み進める]
……はぁ。
[最後のページを読み終わり、仰向けになると本を胸の上に乗せ]
明日、続き借りよう。
[ミュリエルにアドバイスをもらって選んだ本は、魔法による飛行術の歴史に飛行船技術の発展を絡めて書かれたもの。図説も多く、興味ひかれるまま一気に読み終わってしまった。 しばらくその姿勢のままで、読後の余韻を噛み締める。 結局その晩は、本を抱きしめたまま眠ってしまったのだった*]
(60) 2015/02/10(Tue) 22時半頃
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[ロッカーに差し込まれたのは、切り取ったノートを丁寧に折りたたんだ手紙]
メリリースへ
お手紙ありがとう。当番なら仕方がないね。 エメットからも手紙をもらって、やっぱり日を改めて、3人揃う日にいこうという話になりました。 みんなで一緒の方がきっと楽しいものね。
私はしばらく放課後に予定は入っていないから、いつでも大丈夫。 また3人でいつにするか相談しましょう。
エルヴィラ
(-9) 2015/02/10(Tue) 23時頃
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[わかってるけど。
新しい本を一冊抱えて職員室を出る。 役に立たない魔法を補うための知識のヒントを抱いて、 始業前の慌ただしさが駆け巡る廊下を引き返す。
昨日、壁新聞を貼った掲示板の前を通過して、 昨日、新しい菓子に心踊らせた食堂前を通り。
あ。]
ソラちゃん、おはよー。
[廊下で見かけたソランジュに、 空いた片手を大きく振って朝の挨拶。 昨日と同じだけど、嬉しい昨日と同じ。]
(61) 2015/02/10(Tue) 23時頃
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[放課後、ロッカーの名前を慎重に何度も確認してから、差し込んだ手紙]
エメットへ
お手紙ありがとう。 そうだね、最初に誘ってくれたのはメリリースだし、みんな揃う日の方が楽しいと思う。 私はしばらく放課後は空いているから、いつでも大丈夫だよ。 また3人でいつ買い物に行くか相談しましょう。
エメットとはまだゆっくり話す機会がなかったから、一緒のお出かけ、楽しみにしているね。
エルヴィラ
(-10) 2015/02/10(Tue) 23時頃
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[つい話しが脱線し、好きなランチの取材もしながら。 ありがとう、と取材した生徒を見送って、メモを整理すること暫し。 廊下の向こうから声をかけられて>>61]
はぁい!おはよ、キリアちゃん!
[彼女と同じく、大きく手を振った。 一歩、二歩と近づいて大仰な礼を一つ。]
っふっふー、花びら散蒔く魔女さんの登場だ。 今日もついてるよ。
[ほら、とカイキリアの髪に手を伸ばし、花弁をそっと摘まみ上げる。 それをまた陽の光に透かしながら、視線を再びカイキリアに戻して]
いつもどこで実験してるの?温室?
[そういえば場所を知らなかったと、瞬き一つと共に問う。]
(62) 2015/02/10(Tue) 23時半頃
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[二人から貰った手紙は、それぞれ違った文字が紙の上に躍っていた。 大事な約束だから、大事に畳み直して日記帳に挟んである。
朝起きて、それを思い出したらまた楽しくなって。 だから朝からご機嫌だ。]
(63) 2015/02/10(Tue) 23時半頃
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ほんとうだ。 散らかった地面に寝そべるのは駄目だね。
[何かしらんとソランジュの指先を追った目が、 その手に陽を遮られて出来た影から 明るく透ける花弁を見つめる際に細くなる。眩しい。
シパタタと瞬く睫毛からも花粉が溢れた。
そんなうるさい瞼の下から伸びる視線で ソランジュの目を見て。コックリ頷き肯定する。]
うん、あの庭は静かだし材料もたくさん。 良い庭だけど――……あ、取材しちゃ駄目だよ。 静かじゃなくなっちゃう。
秘密。
[声を潜めて、内密にとお願いする。 先生の魔法の力で春夏秋冬が混在する庭は 地味だけど、なかなか貴重な良い場所なのだ。]
(64) 2015/02/10(Tue) 23時半頃
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[カイキリアが瞬くたびにふわと空気が揺れ、陽の光に照らされた粒子が漂う。 黄金の風のようだ。それも魔女の魔法だろうかと、微かに笑みを深める。]
やっぱりそうなんだ! 今度……あー、あー。秘密ね?
[浮かんだ取材への申し込みは、先に阻まれる>>64。 これが正しい情報を広めるものならもっと押し通すが、彼女の快適な環境を壊すことはしたくない。 だが、その後に何かを思いついたように手を一つ叩く。]
わかった、取材は絶ッ対しない! でもね、地面に寝そべっても汚れない差し入れとか、持って行きたいんだけど……どう? 温室、行ったことないんだ。
[自らの使える魔法とは縁遠い場所であるが故に、未知の場所だ。 その上カイキリアがいつもつけている花びらが、気になってしょうがない。 声を潜めた彼女に習い、徐々に声の音量を抑えながら尋ねた。]
(65) 2015/02/11(Wed) 00時頃
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秘密を半分お裾分けね。 朝は蓮が開くんだよ、 夕方は花が眠るところを見られる。 夜は……夜は行ったこと無いんだ。
一緒なら、夜に行きたい。怖くないしね。
[静かで穏やかな温室は気に入っているが、 その秘密を共有する誰かと一緒に…は吝かではない。 行こうと素直に誘うより先に、 いつ行こうかとそわそわしはじめる。
そわそわすると踵が浮いて下りてを繰り返し、 微かに揺れる髪から花弁が散る。
寝そべっても汚れない差し入れって何だろう?]
一緒に、夜の庭を見てくれる?
[何にせよ、楽しみで。 一呼吸挟んでから、改めて誘いかける。真っ直ぐに。]
(66) 2015/02/11(Wed) 00時頃
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[学校へと向かう道、髪につけたリボンが揺れる。 鼻歌交じりに歩き、今日も見かけた人たちに元気良く挨拶を。 元気良く挨拶をすれば、元気良く挨拶が返ってくる。 それで一日のエネルギーを貰っている気分になるのだ。]
(67) 2015/02/11(Wed) 00時半頃
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[お裾分け>>66、含まれた幸せな言葉に小さく頷いた。]
なんだかずーっと居ても楽しそうだね。 花が眠るなら、夜は……どうなるんだろ?
[語るカイキリアの言葉にあわせ、ソランジュもまたそわそわと落ち着かない。 夜に働く人々がいるように、眠らない花々も、あるのだろうか。まだ知らぬそれに目を輝かす。 彼女の身体が定期的に揺れるから、また花びらははらはらと落ちて行く。 桜が散るかのように。]
勿論だよ、一緒に行きたいな。 私も寝そべっちゃう。
[交わされる秘密と約束。誘いかけに断るはずもない。 彼女が普段どんな光景を目にしているのか、そして見たことのない光景はどんな色彩を持っているのか。知りたいことは、山のようにある。 興奮で上気する頬と大きくなりそうな声を、自ら左手人差し指をたてて唇に翳し抑える。]
へへ、楽しみ。 お弁当持ってこ?
[まるでピクニックのようだけれど、それも楽しいだろうと]
(68) 2015/02/11(Wed) 00時半頃
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[鼻歌が聞こえて>>67、どんより沈んで俯いていた顔を上げる。 見れば相変わらず元気そうなメリリース。 いいな、と思って、挨拶する様子をしばらく見ていた。]
メリーちゃん。
[浮かない顔付きのまま、片手を上げる。 ハイタッチから、元気を分けてもらえる気がして。]
(69) 2015/02/11(Wed) 00時半頃
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[くるくるその場で回りたい気分だが、目が回ってしまうからしない。 名前を呼ぶ声>>69に気付き、]
その声は! アイリーンちゃん!
[おはよ!と声を掛け、勢い良く上がっている片手にハイタッチをしてから元気のなさそうな顔に気付く。 ハイタッチで触れた手は離さないまま、ぎゅっと握り。]
あれ?どうしたの、アイリーンちゃん。 元気なさそう?
[首を傾げる。 何かあったのだろうか、心配になってしまう。]
(70) 2015/02/11(Wed) 01時頃
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ずー……っと居るのも、楽しいかもしれないね。
朝ごはんはゴマが入ったパン、 お昼はファッジとサンドイッチ。 夜のお弁当は何がいいかな?
[夜の庭園はガラス天井から月明かりが落ちて さぞや綺麗だろうと想像は出来ても、 それはあくまで想像に過ぎない。
知らない世界を見る機会への期待は 純度の高い楽しみになり、夜の怖さを覆い隠す。]
――満月の夜にしよう。 魔法使いの約束には、満月がよく似合うよ。
[ソランジュの唇に添えられた人差し指に触れ、 右の指先できゅうとそこを握る。
そして秘密を分かち合うおまじないめいた仕草として、 その手を、微笑みを描く口元へと引き寄せ。 ソランジュの左の指先に「秘密の約束」と零す唇で触れた。]
(71) 2015/02/11(Wed) 01時頃
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― 朝・寮 ―
[気合いたっぷり、学校へと出かけようと扉を開けたら、 足元にある桃色が目に飛び込んできて]
あら?……お手紙??
[昨日落し物を届けたソランジュちゃんかなって思ったのだけど、 「キミへ」と書かれた封筒の中身に目を通して、ふふって顔が緩んだの。
「湿度が足りない」という表現が面白くて、 それと、あまぁい香りに心が弾んで――]
あたしもお手紙にしよっかなぁ。
[お互いの都合を話し合うのに便利だから、 メールで相談しようかなって思っていたのだけど、
こうして素敵な香りの贈り物も出来るお手紙が、 とっても素敵な物に思えたから。]
(72) 2015/02/11(Wed) 01時頃
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/* もうすぐEPね?? 今回まっっっっっっっっったく灰使ってないな。 なんかもうみんなかわいいかわいいいい匂いする…… しかない。
そして女子PCむっっっっっずかし!!を改めて。 でもねえ、楽しいんだよねえ、女の子ワールド。 恥ずかしいくらいあまあまにしてみたしだいよ。
そしてみんなあまあまかわいいかわいいかわいい。
(-11) 2015/02/11(Wed) 01時頃
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[図書室でもう一つ調べたのは、紙に関する書物と飛行に関するもの。 ソランジュに聞かれていた紙飛行機についての調べ物だ。 飛ぶ為に必要なもの。軽さだと思ったけれど、よく読んでみればもっと複雑な仕様があるらしい。
結局借りる予定だった本の他に3冊ほど増えて、家に戻ってからもその殆どの時間を読書に費やすことになった]
(73) 2015/02/11(Wed) 01時頃
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