
412 【バトルRP】王位争奪奈落村Episode/0
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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あらまぁ。 そんな話、はじめて聞きましたわ。
(0) 2013/07/30(Tue) 00時頃
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『奈落』と呼ばれる、神に見捨てられた地がある。
力のない者は奪われ、殺され、虐げられる世界。
世界には三つの種族が息づいていた。
(#0) 2013/07/30(Tue) 00時頃
【魔人】
と呼ばれる、ある種の脆弱種族。
魔術の扱いに優れているが、その力は天使に未だ及ばず。
肉体的にも獣人のそれよりはるかに脆い。
その寿命は最も短く、およそ150年。
(#1) 2013/07/30(Tue) 00時頃
【獣人】
と呼ばれる、戦闘種族。
外見に獣の特徴を有し、人身と獣身の二面性を併せ持つ。
魔術を不得手とする彼らの武器は強靭な肉体と鋭い爪、あるいは牙。
その寿命は、長ければおよそ250年。
(#2) 2013/07/30(Tue) 00時頃
【天使】
と名乗る、神の意思、あるいは神罰の代行者。
その背に空を飛ぶための羽を持ち、羽の数は力と比例する。
唯一絶対の神を至高と崇めるがその尊顔を拝謁した者は久しくおらず。
神の言葉は四対の羽を持つ「神の代理の七人」を通して広められる。
(#3) 2013/07/30(Tue) 00時頃
『天地戦争』
それは世界が天と地に、天使と魔人に分かれた黎明の時代から延々と続く侵略と争いの歴史。
『天界』
そこは絶対の力を持つ唯一の神によって統治された、羽を持つ民が住まう空の都。
背に羽を持つ彼らの名は天使。
彼らは神の御名のもとに、奈落を滅ぼそうと幾度となく天界から軍をなして舞い降りた。
『奈落』
そこは法も秩序もなく、魔人と獣人が力で争いあう、ただただ混沌とした乾いた大地。
天界より吐きだされた膿の溜まり場、罪人の流刑地。終焉の園。
彼らは天使の侵略に怒り怯えながらも、己の欲望を満たすため互いに滅ぼしあっていた。
(#4) 2013/07/30(Tue) 00時頃
天上の侵略より奈落を守る絶対者はまだおらず。
天より星が流れ、幾千の羽が舞い降り、数多の命が散り、乾くことのない血の川が大地を潤していた…
そんな暗黒の時代。
これは『沈黙の女王』ポラリス・ベイリーから遡ること八代。
初代奈落王と、その誕生にまつわる【秘められた物語】である…。
(#5) 2013/07/30(Tue) 00時頃
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――さぁ、終わりと始まりの物語を始めよう。 一万年の死と呪いの連鎖を…――
(1) 2013/07/30(Tue) 00時頃
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暗い暗い闇の中。
少年とも少女とも分からない声が囁いた。
“Reaper”(リアーピィ)
死神の名を与えられた、白磁の面で顔を隠した黒い影10個の影が、その闇の中で跪く。
まるでできそこないの人形劇。
観客はただ一人。
暗い暗い夜の闇に浮かぶ、真白の月だけ…。
(#6) 2013/07/30(Tue) 00時頃
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―深い森の奥―
[ぱしゃり… 静かな水音が、森の闇の中に木霊する。 身体を流れ落ちる、清廉な水が心地よい。 少女はどこまでも透き通った水を、両の手で静かに掬い上げた。 水面に写る白い円は、乱れて砕け散る。]
…。 [誰もいない湖。 小さな物音さえ、少女自身が立てる水音以外には何も聞えなかった。 少女は静かに立ち上がる。 少女の真っ白な肌の上を、月明かりに輝く滴が滑り落ちて行った。]
…ちょっと、寒いですね… [僅かに震えの走った肩を抱きしめ、呟くと、傍らに置いてあった布を取り上げて、肌の水気を拭った。]
(2) 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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-twe years ago-
ここはどこだ。
[声が、声が聞こえる。 成功だ!こんどこそ!などとはしゃぎ回る初老の男の声が。]
私はいったい誰なんだ。
[言葉を話すたびに、自分の口から気泡が生まれるのを感じる。]
『お前か?お前は私の被験体E86だ。お前は私に造られた、人工的に合成された獣人の最初の成功例だ。 おめでとう、新しい命。おめでとう、この世界へ!』
被験…体…?
『そーうだ。お前は私の、最強の獣人を造り出す研究の果てに生まれた私の子供だ! どうだ? 生まれてきた感想は。 さぁ、目を開けろ。そして見るんだ世界を。お前の目に、この世界はどうみえる。さぁ、早く言うんだ聞かせろ。』
(3) 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[重たく水を含む、長い髪を絞ってから、こちらの水気も拭っておく。 それから少女は、白々と輝く月を見上げた。]
ふふ。 こんばんは。 [返事など帰ってくるはずがないのだが、挨拶をしては微笑する。 そして、少女は両手を大きく広げた。
月明かりの下、少女の腕にざわざわと羽毛が生まれる。 数刻も経たぬ内に、少女の腕は、真っ白な翼へと姿を変えた。 少女は翼を念入りにチェックする。]
…うん。 大丈夫そうですね。
[今日は少々派手に狩りをしてしまったので、心配だったのだけれど。 怪我も痛めたところもなさそうで、安心する。 けれど、少女はまだしばらく、思案するように翼を眺めていた。]
…。 やっぱり、ダメですよね。
[暫くの後に、小さくつぶやく。 そして、諦めたように、傍らの布袋を取り上げた。 そして。 中に詰められていた灰を、翼にふりかけ始めた。]
(4) 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[御世辞にも綺麗とは言えない灰色に、少女の純白の翼は染められていく。 少女は真っ白な翼を気に入っていた。 記憶に残る、母とお揃いの純白の翼を気に入っていた。 同時に、その真っ白な翼が危険を呼ぶことを知っていた。 好事家に狙われる。 それが無くとも狩りには目立ちすぎる。]
…はぁ。 まぁ…仕方ないですね…
[少女はすっかり輝きを失った翼を、心底残念そうに見やった。 袋に半分ほど残った灰は、後で使うために残しておく。 少女は翼を腕に戻すと、畳んでおいてあった服を身にまとった。 胸元に布を巻きつけ、その上から肩から先の無い服を着る。 丈が長いその裾には、大きくスリットが入っている。 足元は、柔らかい布の靴を履いた。]
…帰りましょうか。
[少女は置いてあった荷物を肩に担ぐと、夜の森を歩き始めた。]
(5) 2013/07/30(Tue) 00時半頃
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[瞼を広げる。
視界一面に入る、緑色の光。 ゆらり、ゆらりと揺れるその視界は。 自らが液体に浸かっていることを教えてくれる。]
眩しい…緑色の…せかい。 貴方が、私を造ったのか。 命とは…なんだ…?
[目の前に、山羊の頭をした男がいる。 その男に向かって問いかける。]
『そりゃそうだ!ははーっ、お前はまだその実験管の中だからな、緑色に見えるのも当然ってものよ!
ま、そーんな難しいことは考えなくっていいんだって。 キミは、僕の研究が正しかったことを証明する為に最強であれさえすればいいんだからっさ。 キミは僕の、モルモットさ。』
[最強とはなんだ。 モルモット、とは…?
その言葉の意味は、すぐに身を持って知ることとなった。]
(6) 2013/07/30(Tue) 01時頃
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-森の中-
[―――チリン 髪飾りについた小さな鈴が風に揺れて鳴る。]
…。
[狐耳をぴこりと動いて頷く。 木の上から顔を出して、見かけた獣人らしき姿を目で追う。 じっと、遠くから姿を見て、狐耳がぴこり、ぴこりと動く。 しばらくして視界からその者の姿が見えなくなるとはぁとため息。 あの人も何も反応はなかった]
どこ行ったんだろう、アイツ。
(7) 2013/07/30(Tue) 01時頃
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[どれだけの間、こうしていただろう。 彼の言う、研究。 私の全てが、侵食され、侵略され、掠奪されていく。当然、苦痛を伴うようなことすら何度となくされた。
しかしその度に、彼の表情は険しくなっていく。]
『どうしてだ、どうして! 僕の研究は完璧のはずだ! プロトタイプのPシリーズから始まり、 ノーマルタイプ、アドバンスドタイプの研究を経てついに! このEタイプの製造にたどり着いたっていうのに!
私の研究は最強の獣人を作り出せるはずなんだ。
不死の象徴、希少な再生する肉体、そして魔力を扱う獣。個体数も少なかったり、住処が把握できなかったりで苦節。ついに完璧とも言える素体を手に入れたはずだったんだ!それがどうして!?』
父よ、少し落ち着いて下さい。 あなたの研究は間違っていないはずだ、でなければどうして私がここにいるのでしょうか。
『黙れ!
お前に私の何が分かる。私は成功しなければいけないんだ、でなければ私の人生の全てが無駄だったことになる。 なぜ消耗した魔力が回復しない。 他者を物理的に喰らわないと回復しないなど、ただの欠陥品だ!
父親なんて呼ぶんじゃない、汚らわしい。 この失敗作が!』
(8) 2013/07/30(Tue) 01時頃
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ー奈落辺境ー
[生命の気配がまったく途絶し、死の陰影が濃厚に垂れ込めた、 文字どおり不毛の大地。 そんな荒涼とした風景を、その人物は眺めていた。 男性とも女性ともつかない、しかし妖艶なまでに整った 風貌をたたえたその人物は、微かに嘆息した。]
盛者必衰が世のならいとは申せ。 この光景は…あまりにも無常。
(9) 2013/07/30(Tue) 01時頃
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[その問いに答える者もいなければ、その問いも独り言。 再びため息。 ゆらりと赤色の尻尾を揺らして、ガザガサと何枚かの葉と共に音を立てて地面へ着地する。 服に付いた葉を払い落しながら]
さーって、獲物はどっこかなー。
[遠足にでも行くかのように言いながら、今日の寝床も確保せねば、と周りを見ながらぶらりぶらりと適当に歩いていっただろう**]
(10) 2013/07/30(Tue) 01時頃
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私が…失敗作?
『そうだ、お前はもう不必要だ。 今すぐに処分する、ついてこい。』
[不必要… 処分…?
造り出した命を、不要になったからと言って捨てるというのか。]
…ならばどうして私を生み出した。
[お前は神だとでもいうのか。]
『そうだ、次はきっとうまくいく。 また素体を攫ってこなければな… 今度は龍族か、リザードマンでも使ってみるか。』
[彼は、気が付かない。自分がたったいま処分すると告げた相手の変化に。
そのつぶやく言葉に。]
…だれが産んでくれと言った。
[私がそれを望んだか。 お前の勝手な理想の為に、多くのものが殺され、産み落とされ、そしてまた殺される。
そんな馬鹿な話があってたまるか。 父と慕い、だからこそ貴様の苦痛でしかない研究のために我が身を捧げた。
だがそれを否定するのならば…]
貴様など、不要だ。
[彼の与えてくれたこの肉体で、音も無く彼の背後に近づき。
彼の与えてくれたこの腕で、彼の首を刈り取る。
父から頂いたもので、父に返す。 ある意味コレ以上ない親孝行。ただ、その方向性が間違っていただけで。]
(11) 2013/07/30(Tue) 01時半頃
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されど我が同胞よ、嘆くことなかれ。
あなたたちは、死んだのでも滅んだのでもない。 今もなお…あなたたちは生きている。
[己の胸にそっと手を当てて、しばし瞑目する。]
あなたたちの記憶も。 あなたたちの魂の叫びも。
私の中に刻まれ、私の中で溶けあって。 ひとつになって生き続けているのですから。
では始めましょう、我が同胞よ。 無慈悲で無秩序なこの世界に。 唯一絶対の秩序を確立するための旅と戦いを。
[同胞の“死”を悼んでいるのかと思えば。 その整いすぎるほど整った相貌に、沈痛の色も 悲愴な翳も、全く窺えはしなかった。 艶然と微笑すら口角に浮かべて、その人物は静かに 歩み始めた**]
(12) 2013/07/30(Tue) 01時半頃
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[きっと彼は、何も気がついていない。
彼の頭の中は、最後の最後まで自分の研究しか入ってなかっただろうから。]
だから私は…
私を生み出した貴様を。
そしてこの世界を憎む。
憎み、憎悪し、嫌悪し、その果てに貴様の夢を否定してやろう。
それだけが、私が私として生まれた意味だ。
そうでなければ、私の意味が無い。
だから。
貴様の否定したこの私の体で、最強となってみせよう。
[ぐちゅりと。
かつて父と呼び慕っていた男の、肉体から離れた頭を握りつぶす。
残ったのはただの、肉片。
時折混ざる嗚咽の中、たった一人の晩餐会が始まった。**]
(13) 2013/07/30(Tue) 01時半頃
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なにこの獣人まつりw
(-0) 2013/07/30(Tue) 01時半頃
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[そして時の針は2年という時間を進める。
それと同時に奈落に、まことしやかにささやかに語られる噂があった。
曰く、仮面をつけた男と出会ったら生きては帰れないと。
曰く、男では無く女だと。
曰く、殺された死体は跡形もなく食いつくされると。
真実を知るのは、ただ一人。
仮面をつけた名も無きモノ。
かつて、被験体E86と呼ばれたモノだ。
名前は…未だに無い。**]
(14) 2013/07/30(Tue) 01時半頃
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/* これ多分女性のが多くなっちゃうんじゃないかなぁ… まぁ良いけど。 何となく盛り上がりに欠けるようなそうでもないのかな? 期待期待
(-1) 2013/07/30(Tue) 02時頃
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―魔術学術院―
『トロイ。今日はもう遅いから帰りなさい。』
[羊皮紙の上を滑る羽ペンが、その声で止まった。]
いや…もう少し待ってください、教授(せんせい)。 あと一節…
[青年、というにはあまりに華奢な体をした人物が、眉間にしわを寄せて再度ペンを走らせる。 よくよく体を見れば、彼の胸には若干のふくらみがあることも確認できただろう。 指も男にしては細く、黒いカーディガンの袖に隠れた腕には薄い産毛しか育っていない。]
『君の光魔力と闇魔力の合成というテーマは素晴らしい。 だが、それは一朝一夕に論文にできるものじゃない。』
[青年の魔術の師は、彼の才能を高く評価していた。 だがそれでも、早熟すぎるがゆえに彼のことを人一倍心配していたことも確かだった。]
『今日はもう遅いから帰りなさい。』
[羊皮紙とペンを借りたまま帰るわけにもいかない青年は、 論文を切り上げて荷物をまとめる。]
…失礼します。
[腰部にデニムパンツを通したベルトを巻く。。 青年が礼をしたはずみに、腰にある二つの鞘がカチャリと音を立てた。]
(15) 2013/07/30(Tue) 02時頃
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―夜道―
[青年、トロイの体はどちらか片方の性で言い表わせるものではなかった。 その胸のふくらみは確かに女性の象徴でもある。 しかしトロイは自分自身のことを女と認識してはいない。 それどころか、喉の下で自在に動く喉仏の存在を、素直に受け入れていた。 ともあれ、彼自身の特質について語る時、性別などは些細な問題だった。]
くっそ…早くこの理論を確立させて、 俺の魔術を認めさせてやる…!
[そう、弱肉強食の『奈落』で学術による名誉など毛ほどの価値もなく。 彼の探究するものは、ここでは虚しく響くものだった。]
[暗い夜道に、彼の決意の声も寂しく消える。**]
(16) 2013/07/30(Tue) 02時頃
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/*中の人の眠気が限界なので 簡単な構想を。
トロイア・アノマリー 両性具有。二重属性の魔術を操る。光と闇。 白と黒の剣を持ち、それぞれがそれぞれの魔術の媒介。 かつて奈落へ堕とされ流刑に処された天界の住人の子で、 出身の奈落内の里では忌子として迫害される。 奈落で生まれたものの両親は両方とも天界の住人。 母親の顔は知っているものの、そんな母に嫌悪感を抱く。 奈落の民を心の中では見下しており、奈落の道理にも反発している。 弱肉強食よりも知が克つと信じており、『野蛮』だったり『下品』なものを嫌悪する。逆に、天界の住人を「至高」と評したりもする。
こんなところですかね。 うっし、寝まする。*/
(-2) 2013/07/30(Tue) 02時半頃
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赤き獣 レディアは、メモをはがした。
2013/07/30(Tue) 08時半頃
アルビーネは、7
2013/07/30(Tue) 09時半頃
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ー森への入り口ー [明け方。 まだ少女が一人では歩くような明るさではない。]
…っはぁ、はっ……は…… ここまで、くれば、…テレーズは…大丈夫……で、しょうか
[虚ろな瞳。だが、前をしっかりと見据えて。]
…もう、そろそろでしょうか サヨウナラ。 [今まで尽くしてきた、主人の姿が脳裏に浮かんで儚く融けた。 最期は看取らなかった。
あの赤い色は、好きじゃない。]
[ゆっくりと、ズタズタになったドレスを引きずりながら森の奥へと進む。 腕に付いた赤黒いものを拭い、臭いに顔を歪めた。]
どこかで、流さなきゃ…洗わなきゃ…… [ふらふらと、ただ前へ。前へ。]
(17) 2013/07/30(Tue) 10時頃
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レディアは、76**
2013/07/30(Tue) 10時半頃
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-小さな集落-
[集落の中心、他の家と比べれば大きな家 その中に居るのは二人の獣人
上座に座るのはまだ若く見える女性 相対する下座に座る獣人もまた若く、どこか幼さが残っているようにも見える
二人に共通する特徴 腰の辺りから伸びる細くしなやかな白尾
また目を凝らせば髪の中に紛れるように伏せられたやや大きめな耳の存在にも気付けるだろう]
『私らは元々強い種族じゃない、だから慢心してはいけないよ』
ごもっともだ、慢心どころか油断の一欠片が人生を終わらせる凶器になる
[相対する二人、だが言葉を発するのは女一人 男は何も発せずに言葉を心の中に積み上げる]
『私らの中にお前のような子が生まれた事は何度かあったさ だけどみーんな死んだよ、自分の事すら分かっていない馬鹿だったからね』
自分もそうなると言いたいのか? そんな言葉を飲み込んで握った手掌をさらに強く握る 自分の弱さは分かっているつもりだ、思い上がって死ぬつもりも無い
『それでも何時か勝つのは私らさね 空を飛ぶ蜥蜴共が地に落ちて死に絶えようと 地を駆け巡る獣共が飢え痩せ細り朽ちようと
勝つのは私らさね』
糞喰らえだ
弱いから生き残る 戦わない勝ち残る そんな人生に意味があるもんか
[暗い瞳に僅かな炎が燈る]
『いけないよクラット、あんたはガリュウが過ぎるんだ 私の子の中で一番血が濃いんだろうね』
知った事か 知っているのは弱さと飢えだ 弱者を塵芥と捨てる強者の傲慢だ
[...は静かに立ち上がり家を出て行く その足は入口で一度止まり、その背を見つめている女に一言だけ顔も向けずに言い放つ]
「我流だからね、好きにするよ」
[再び歩み始めた足は止まらず 引き止める声もかけられる事は無かった]
『馬鹿な子だね・・・ほんと、馬鹿な子だよ』
[家の中で一人零す女、その目は憂いと損失に満ちていた]
(18) 2013/07/30(Tue) 10時半頃
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クラットは、[[1d10]]
2013/07/30(Tue) 10時半頃
クラットは、8
2013/07/30(Tue) 10時半頃
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-森の入口-
[...は森の入口に達すると一度足を止めた
森は危険な場所であると知っているからだ
樹木があるという事は豊富な水も食料もあるということ
そしてそれらが揃えば狩人も集まってくる]
行くか...
[自分は狩られる側である その変えようの無い現実を噛締めながら森へと入っていく**]
(19) 2013/07/30(Tue) 10時半頃
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[その日、一つの魔人の村が終焉を迎えた。
20人程度の、小さな小さな村。 あるものはもがき苦しむ断末魔の表情を浮かべたまま。 あるものは全身を焼き焦がされて。 老若男女問わず、鏖にされている。
その中心で、腰掛けるような姿勢で宙に浮いているモノ。それこそが、その惨劇の主であった。]
はっは、今日のランチは魔人の炙り焼きと〆たて魔人の二品盛り、ってねぇ! 食あたりも食い残しもアリエナァイ! せっかくの豪華な食事、ディナーにとっておきたい気持ちもあるけれど。 夜は夜でまた探せばいいじゃない!刹那主義万歳!
[焼け焦げた異臭があたりに漂うものの、仮面の人物は意に介した様子もなく空中から地面に飛び降りる。
仮面の奥の眼に笑みを浮かべ、遺体を貪りはじめた。]
(20) 2013/07/30(Tue) 11時半頃
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ほう、こちらの男はなかなか・・・全身筋肉質だから噛みづらいが…味はいい。うん、グッテェイスト!
うわ、病気持ってたな?こいつ。 舌先にピリピリきやがる。治療しておいてもらいたいものだな。
しかし、やはり歯ごたえは子供に限る!魔力の補充は微々たるものだが嗜好品としては最適だ。 あぁ、この柔らかな脂肪とまだ固くなっていない骨のコリコリとした触感。 微々たる量しかないが、極上のコクのある脳みそ。そしてデザートにはプルンとしてぷつっと、そしてはじける眼球。
諸君、私は実に満足した!愉悦であるぞ!
[遺体を喰らい、ハイテンションでその味を語る。 極上の料理を、一流の批評家が食するように。 端からみればそれは狂気でしか無い。
それが、仮面の人物の日常。]
(21) 2013/07/30(Tue) 11時半頃
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[やがてその食事の時も終わる。
全身が血にまみれた姿。
食事のあとの全身水洗い。それが日課。 仮面を外し、足首まである長いマントを外す。
手袋を外し、燕尾服を脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿へとなる。
誰かがその姿を見たのなら、その肉体に違和感を感じることだろう。
男でも、女でもないその肉体に。
霧のような水を全身に纏い、未だに粘つく血液を洗い流していった。**]
(22) 2013/07/30(Tue) 12時頃
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マスケラは、[[1d10]]
2013/07/30(Tue) 12時頃
マスケラは、9
2013/07/30(Tue) 12時頃
テレーズは、2
2013/07/30(Tue) 12時頃
ヤーニカは、9
2013/07/30(Tue) 12時頃
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/* マスケラから漂うそこはかとないロボ臭… …違うかなぁ…
(-3) 2013/07/30(Tue) 12時半頃
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[ザクザク、ザクザクと草を踏みながら歩いていけば、歩いても鳴る事がなかった鈴が
チリンーー
紅桜の髪飾りについている小さな鈴が何かを知らせるかのように澄んだ音を鳴らした。]
ん?
[その音にきょろりと辺りを見渡す。 しかし、それは何を意味するのか分からず首を傾げたのち、再び歩む。 再びチリンと鈴が音を鳴らした。 耳が良ければ鈴の音を聞き取れたかもしれない**]
(23) 2013/07/30(Tue) 12時半頃
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クラット:かっくん? マスケラ:わらさん? アルビーネ:だいちゃん…?
(-4) 2013/07/30(Tue) 14時半頃
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-森の中-
[辺境の地を後にすること数日。 時折“食事”を摂りながら、奈落の中をあてどなく漂泊してきたが。 ある日、足を踏み入れた森の中で、ひとりの少女を見かけた。 ヴィジュアル的には、少女なのか少年なのか判断つかなかったが、...は発達した嗅覚により、彼女がfemaleであることを知覚し得ていた。 肩から先が露出した着衣、抜けるように白い肌が印象的だった。 それは、性別がにわかに分からない容姿も含め、少なからず自分との共通項を認めたからだ。 努めて彼女を驚かさぬよう、優しい声で...は話しかけた。]
ごきげんよう、お嬢さん。 あなたは獣人ですか? それとも魔人でしょうか? いずれにせよ私たち、衣服の趣味は似通っているようですね。 そうは思われませんか?
[もっとも髪の色、瞳の色はむしろ対照的だったが。 彼女のファッションが、趣味というよりむしろ、必要性に迫られた結果であることを...は知らない。 どうでもいい衣類の話などしたのは、彼女の警戒心をむやみに刺激したくなかったからだ。]
(24) 2013/07/30(Tue) 15時頃
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私は…ええ、獣人の端くれに相違ありません。 あなたも獣人であることを期待しつつ。 少し、身の上話を聞いてくださいますか…? 私と、私のふるさとについての昔語りを。
[アルビーネの諾否を待たず、大樹の根方に腰を下ろしながら、...は言葉を紡ぎはじめる。]
(25) 2013/07/30(Tue) 15時半頃
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『獣人郷』なる地をご存じですか?
四天王と讃えられ懼れられた、四人の有力な獣人によって統べられたその地は。 要害に優れ、土地は肥沃。 豊富な山海の恵みによって、食べるものに困ることはありません。 四天王の卓抜した指揮のもと、そこに暮らす獣人たちの結束もかたく。 魔人の介入、天界の侵略も寄せつけず…そう、獣人族にとってはまさに楽園にして理想郷。 弱肉強食が掟の奈落にあって、殺し合い、奪い合わずとも生きてゆける唯一の地。 それが『獣人郷』でした。
その獣人郷にあって、私は四天王のお側近く、侍従としてお仕えしておりました。
(26) 2013/07/30(Tue) 15時半頃
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私が過去形で話しているのに気づかれましたか? ええ、残念ながら…獣人郷はもう存在しません。
主命を受け、私がほんの一日、獣人郷を離れていた間の出来事でした。 私の留守にいったい何があったのか、私も存じません。 所用をすませ私が戻った時、獣人郷は動くもの一つとてない、荒涼たる死の大地へと変わり果てていたのです。 四天王をはじめ、そこに暮らしていた数千の獣人が、跡形もなく消え去っていました。
天界から、かつてない大規模な侵攻が行われたのでしょうか…? 難攻不落を誇った獣人郷が、ほとんど一夜にして滅ぼされるなど、私には信じられず、また信じたくもないのですが…この奈落に生きる者として、それが信ずるに忍びない事実であろうとも、まず自分自身が生きてゆくためには、現実として見据えなければならないのでしょうね。
(27) 2013/07/30(Tue) 15時半頃
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ですから…今は、そうと認めざるを得ません。 獣人郷は陥落、そこにいた数多の獣人は一人残らず根絶やしにされました。 悲しいことですが、それが現実です。
そして、私は…獣人郷ただ一人の生き残り、ということになります。 生き残った者の義務として、私は…獣人郷の再興を悲願としております。 もし、あなたが獣人であるならば。 私の悲願を是としていただけるならば…どうか、ご助力を賜りたい。
[...はアルビーネに、神妙に頭を下げた。]
(28) 2013/07/30(Tue) 15時半頃
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ヤーニカは、周囲の気配を警戒しつつ、アルビーネを涼やかに見つめている**
2013/07/30(Tue) 17時頃
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―深夜・森の中―
[水浴びをしたばかりの湿り気を帯びた肌を、夜風がそうっと撫でて行く。 その感触は、風をこよなく愛する少女にとって、至高とも呼べるものであった。 ねぐらにしている大樹迄は、まだ少し距離がある。 帰り着くまでに濡れた髪は乾くだろうか…そんなことを思っていた時だった。 少女の優れた聴覚が、何者かの気配を伝える。 夜の森に潜む危険を、嫌と言うほど熟知している少女は、肩に担いでいた荷物を静かに落とすと、水浴び中ですら外さなかった指輪を一つ、左手の小指からするりと抜き取る。 少女の手の中で、指輪は一本の長い棒へと姿を変えた。]
…。
[その時である。 見知らぬ人影が、少女の前に姿を現した(>>24)のは。 少女は無言で来訪者を迎えた。 少女の表情は、どこまでも静かである。]
(29) 2013/07/30(Tue) 17時半頃
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[手にした棍を、右手に握りしめたまま構えることもせず、先を下げた状態に保つ。 相手がこちらを警戒させまいとしているのは、察せられた。 しかしその裏にあるのが、好意か悪意か迄は、にわかには判別しがたい。 少女は静かにその語られる言葉(>>25~>>28)を聞く。 その内容は、少女には遠く想像の及ばない物である。
ただ、一点。 天界と言う言葉にのみ、少女は表情を僅かながら変えた。 その変化は僅かすぎて、少女と対面している者にも、そこに含まれた感情は読めなかったことだろう。 それは果たして憎悪か、それとも好奇心か。 はたまた別の何かであるのかは、少女自身にしか分からない。
話を終えた相手に向かい、暫くの沈黙の後、漸く少女は唇を開いた。]
貴方のお話が真実であるとして… そのお話を、初めて出会った私、それも獣人か魔人か、あるいは天界の者か、それすら分からない相手に聞かせて、良いものなのですか?
[少女は透き通るような声で、静かに問いかける。 その瞳は、まるで何かを試すような光を湛えている。]
(30) 2013/07/30(Tue) 18時頃
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[しかし少女は、その来訪者の言葉を信じていないわけではなかった。 何よりその様な話を騙る意味が、ついぞ解らなかったのである。 だから、少女は返事を待たず、ふっと表情を緩めた。]
獣人の園からいらした方。 お気をつけなさいませ。 この世界には、獣人を嫌う魔人、獣人を利用しようとする魔人など、いくらでもいます。
[少女は手にしていた棍を、地面にとんと突く。 緩やかに構えていたそれを、完全に下ろしたのである。]
私は、獣人の一人です。 今は種族の仲間はおりませんが…どこかに里はあると聞かされています。 生憎私自身、孤独を好む為、一度も里へ帰ったことはありませんが…
[同じ理由で、相手の誘いには、乗ることはできなかった。 それを、言外に含めつつ続ける。]
我々は元来戦闘種族。 いずれ一族の者に会う機会があれば、お話だけはしてみましょう。 貴方のお名前は?
[名乗られれば名乗り返すつもりで尋ねた。]
(31) 2013/07/30(Tue) 18時頃
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/* ヤーニカが兄さんかな
(-5) 2013/07/30(Tue) 18時頃
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レディアは、6
2013/07/30(Tue) 18時頃
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-ある屋敷-
上質なリンネの上。 灯りの消えた部屋の中で獣のような、知能のある生き物が発しているとは到底思えない濁音まみれの呻き声が響く。
ピンと皺ひとつなく張られていたリンネはのたうち痙攣を繰り返す少女の下で不定形に波打ち、枕の類はベッドの下に散乱していた。
(32) 2013/07/30(Tue) 18時半頃
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あ゛…あぁ…!!
[リンネを乱しながらのたうち、開きっぱなしの口からはだらしなく涎が垂れる。 細い白魚のようなら両手は太ももを掻き毟るように爪を立て、全身が痛みに幾度も痙攣した。
客室の異常な様子に、館の使用人が控えめに扉を叩く。 しかしいつまでも返事のない部屋に、使用人は意を決して扉を開けた。]
(33) 2013/07/30(Tue) 18時半頃
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『お客様、いかが……ひぃっ!?』
扉を開け、手に持った蝋燭の明かりを頼りに室内を見渡した使用人は、室内に籠る異常な血臭に異常を察知し顔をひきつらせた。
大きな窓から差し込む月明かりと手元の蝋燭の明かりがわずかに闇を薄めた暗い室内。 いつの間にか廊下にまで響いていた呻きはぴたりと止み、天蓋付きのベッドに横たわる影が正気を失った虚ろな目で自分をじっ…と見ていた。
2013/07/30(Tue) 19時頃
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『お客様、いかが……ひぃっ!?』
[扉を開け、手に持った蝋燭の明かりを頼りに室内を見渡した使用人は、室内に籠る異常な血臭に異常を察知し顔をひきつらせる。
大きな窓から差し込む月明かりと手元の蝋燭の明かりがわずかに闇を薄めた暗い室内。 いつの間にか廊下にまで響いていた呻きはぴたりと止み、天蓋付きのベッドに横たわる影が正気を失った虚ろな目で自分をじっ…と見ていた。]
(34) 2013/07/30(Tue) 19時頃
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トロイは、2
2013/07/30(Tue) 19時頃
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[部屋の中を無数の黒い羽が舞う。 一見魅入りそうになる、ただし圧倒的に異常なその光景に…。
本能的な恐怖を感じた使用人は蝋燭に手をかざし早口で呪文を唱えると、ゆらゆらと揺れる橙色の焔にふっと息を吹きかけた。 魔力を込めた息に吹かれた焔は業火となり天蓋付きのベッドを一息に飲み込んだ。 何の防御もなく生身で受ければ火傷程度では済まないだろう。 それこそ、相手が火竜でもない限り…。]
(35) 2013/07/30(Tue) 19時頃
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[十数秒後。炎の消えた豪奢な天蓋付きベッドは哀れな姿に………
なっているはずだった]
『な…なぜ…!?』
[使用人が見たのは、部分的とはいえまったくの無傷で燃え残ったベッドだった。 その範囲はベッドの上に座る人物を中心におよそ3メートル。 燃え残った…という状態ではない。 蝋燭の炎を触媒に使用人がくりだした炎の魔術は、間違いなく今もベッドの上で平然と座っている客人に向けていたはずだ。]
(36) 2013/07/30(Tue) 19時頃
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[3メートル…。 炎はキングサイズの天蓋付きベッドの四方をわずかに燃やしただけで、ベッドそのものはまるで何事もなかったかのように部屋の中央にある]
なぁ…にぃ…?
[舌足らずな声で話すベッドの上の客人は、使用人に向けて伸ばしていた両腕をそろりと下した。
虚ろな表情。 焦点の定まらない黒曜の瞳。 白磁の肌。 桜色の頬。 ちょこんと傾げらえれた首。 丸みを帯びた肩の上を、癖のない黒髪がさらさらと滑り落ちた。
庇護欲をそそられる、愛らしい、と表現するのがふさわしい客人。 昼間はこの使用人も、客人の愛らしさや幼いしぐさを微笑ましく思っていた。]
(37) 2013/07/30(Tue) 19時半頃
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[しかし今は違う。 愛らしい客人は今や、使用人にとって排除すべき危険な敵性人物と認識された。
自分の焔を打ち消すような水や風の呪文が詠唱された気配はない。 しかし現実に自分の焔は打ち消されていた。
それが恐ろしい。 理解できないモノ、自分の力では及ばないモノ。 それを恐ろしいと恐怖しない生き物はこの奈落に於いて居ない。
なにより室内を満たす血の臭いと黒い羽は、使用人を本能的に次へと走らせる。
蝋燭の炎で素早くいくつもの火球を生成。 一つ一つが子供の頭ほどあるそれを、連続して客人に放つ。]
(38) 2013/07/30(Tue) 19時半頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 19時半頃
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[しかしそのどれもが、客人のかざした手の先でかき消されてゆく。 客人が何かのしらの力を使っている様子はない。 ただ、かざされた手に触れる直前で炎が消滅するのだ。
混乱と恐怖に取りつかれた使用人は、無計画に生成した火球を同時に操り四方八方から同時に客人へ放つ。
前面…左右…。ともにかざした手のひらの前でかき消すように消滅させられる。 しかし後方からの攻撃に対し、ベッドの上から動かなかった客人は初めて『回避する』という行動を見せた]
『は、ははっ!そうか!後ろか!!』
[客人がベッドから降りたことで使用人の炎がベッドを飲み込み、部屋の中にくっきりとした明暗が生まれる]
(39) 2013/07/30(Tue) 19時半頃
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[炎の中で黒い羽が舞って燃える。 真っ白なネグリジェが炎の赤に照らされて朱色に染まる。 黒いロングブーツを履いた客人が、くすくすと愛らしい笑みを浮かべていた。]
ベッド、燃えちゃったねぇ ツー、寝るとこなくなっちゃったよ?
『だ、黙れ天界の狗め!何が目的で主人に近づいた!』
[使用人の火球が再び客人を襲う。 前面と左右から飛ばした火球は直撃する前に消され、後方からの攻撃はことごとくかわされる。 一方的に襲われてりうはずの客人は、ただ無邪気に笑いながら飛び交う火球の中をくるくると舞っていた]
あははっ! 楽しいね♪ 楽しいね♪
(40) 2013/07/30(Tue) 19時半頃
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―ずっと昔―
『トロイア。こちらへ。』
[魔術学術院へ入るころ、老人の魔術適性審査を受けた。 幼いトロイは自分の持つ魔力の属性が闇であることを疑わなかったし、審査の結果もそのようになると信じていた。]
『―――…っ!』
[トロイの手を取った老人はかすかに息を飲み、 結果を待つトロイへ向けて小さく告げた。]
『―――…だね?』
[トロイは目を見開き、静かにこちらを見る老人を見返す。 そんな馬鹿な、ありえるわけがない。 彼が二の句を告げられず口をワナワナと震わせる間、 老人は優しくトロイの頭を撫で続けた。]
[後に、トロイは老人のことを師と仰ぐことになる。]
(回想終わり)
(41) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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[ざくざくと草を踏んで進む。]
んー…。
[再び鳴った鈴へ手を伸ばしてコロリと撫でる。 中身のない鈴は鳴ることはない、はずである。 鳴るのは、いつも]
何かしらしてる時よね…。
[そう呟いてざくざくと踏みつぶしながら進むとやがて、土を踏むことになる。 振り向けば森。 どうやら森を出てしまったようだ。]
どっか町か村を探すかー…。
[森へ戻って水辺を探す、というのは即効諦めて、適当に歩いていたしなと結論付けて、再び歩いていった。]
2013/07/30(Tue) 20時頃
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[ざくざくと草を踏んで進む。]
んー…。
[再び鳴った鈴へ手を伸ばしてコロリと撫でる。 中身のない鈴は鳴ることはない、はずである。 鳴るのは、いつも]
何かしらしてる時、だ…。うん。
[そう呟いてざくざくと踏みつぶしながら進むとやがて、土を踏むことになる。 振り向けば森。 どうやら森を出てしまったようだ。]
どっか町か村を探すかー…。
[森へ戻って水辺を探すというのは即効諦めて、適当に歩いていたしなと結論付けて、再び歩いていった。]
(42) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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―森→小さな村― ん? [遠くに少数の建物が見えてきた。 村ぽいと判断すれば、灰色のフードを被り、赤い髪と獣耳を隠してしまう。 これで、よく見れば獣人だと分かるものの、ぱっと見でははっきり分からないだろう。
村に近づいていき、漂ってくる異臭に眉をひそめる]
なんだ、…これ。 血...、いや?焼いたな。 [焼き焦げた塊を見つけ、そう呟いて、足先でつつけばボロリと崩れた。 懐から鉄扇子を取り出し、警戒しながら村の中へと踏み込む。 少人数の村なのだろう さほど広くもなく、とても小さな小さな村。 異臭が漂うなか、人の気配がした。]
(43) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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「おい!客人の部屋で何をしている!」 『ご、ご主人様!?』
[あれだけ派手に魔法を使っていれば館の主も気付くと言うもの。剣を腰に下げた屈強な体躯の男が使用人を恫喝する。]
『ご主人様、騙されてはいけません! あ、あれは天使です! それにおかしな術を使うのです。生かしてはおけません!』
[使用人が口にした「天使」という言葉に、主人の目の色が変わった。]
「天使か…。だとすればつくづく俺も見る目がない。 わざわざ我らの敵を館に招きもてなしたのだからな。 だが、天使であるなら今ここで切り捨て無くてはならん。 万一魔人であったとしても、そのおかしな術とやら…実に興味がある」
[館の主人は自ら招き入れた客人に向かって剣の鞘を抜くと、屈強な体躯にふさわしい巨大なクレイモアの切っ先を向けた]
(44) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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>>41
『トロイ、君は天使の子だね?』
[トロイは目を見開き、静かにこちらを見る老人を見返す。 そんな馬鹿な、ありえるわけがない。]
天使…? だって、母さんはアタシのことを奈落で産んで… そんなの…そんな…
[彼が二の句を告げられず口をワナワナと震わせる間、 老人は優しくトロイの頭を撫で続けた。]
『そうか…君は…知らなかったんだな。 すまないな…教えるべきではなかったのか… だが、君の魔力適性は光だ。 今のまま効率の悪い闇属性を使っていても、 いずれ限界が来るだろう。 告げざるをえなかったのだ…。』
[老人の優しさは痛いほどトロイに伝わる。 だからこそ、この日の少年は運命の皮肉さを憎む。]
[自らの身体を取り巻く、矛盾を孕んだ人生を。]
(-6) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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― 森のどこか ―
(早く…早く辿りつかないと……!)
[半人半馬の様相を呈した其れは、淡い月影に映る葦毛色の躰を前進させようと大地を蹴る。その度に、隆々とした肢体がしなやかに波打って見えた。 通り過ぎる際に奏でられる音色は、一定の律動を繰り返しては周囲の空気に消えていく。葦毛が去った後に残されるのは、風に巻かれゆらりと動く草木のみ。]
(村の事を、皆の事を…伝え…なきゃ……)
[其れの故郷は、背中に羽の生えた別種の存在―正義を掲げた天空(そら)からの侵略者―によって全てを奪われたばかり。奴らの追撃から逃れ、古(いにしえ)より伝わる記憶を頼って、同族が居るとされる場所を目指して森を進んでいた。 元より、交流などはとうの昔に途絶えており、たった一人でやってきた葦毛の彼を受け入れてくれるなどという保障も無ければ、頼ろうとしている者たちがその地に居るとも限らないのだけれど。]
(@0) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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[半人半馬―ケンタウロス―は魔力をほとんど持たないが、体力と治癒力には自信があった。しかし、その自慢の特性にも限界というものはある。人の姿をした上半身の胸部に受けた、魔術による傷の痛みに耐えつつの長距離移動により、木々の間を縫う速度は少しずつ緩やかなものとなっていく。 じくじくと痛む胸元に手をあてがり、乱れた呼吸を落ちつかせようと、背を預けるのに丁度良さそうな大木の横で歩みを止めた。]
……この、傷…。
[本当は気付いていた。自分はもう長くはもたない、と。
纏っている薄手のローブを捲り、内に着込んでいたベストの隙間から傷の状態を確認する。 胸に受けた黒い痣は、時間が経つにつれて緩慢に全身へと広がり始めている。呪が込められたそれを、解く術(すべ)なんて有りはしないのだ。 いずれはこの毒に侵されて、そこで潰えるのだろうと覚悟を決める。]
(@1) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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…何の為に、走って来たんだろうな、僕は。
[いっそあの場面で逃げ出さなければ、仲間と共に旅立てたのにと思うと、苦しさで胸が詰まる。泣くまいと堪えていたが、募る感情に押し潰されてしまいそうだった。
長い尻尾をふわりと風に揺らすと、獣化が解かれて大きな葦毛の馬体は人の脚へと変化し――そこでようやく幹の根元へと腰を下ろす事が出来た。休息中に何かあれば、すぐに反応するにはこちらの姿の方が良い。 風に乱れた榛(はしばみ)色の髪を手で軽く撫でつけて整え、深く息を吐く。周囲の気配に耳を澄ませながら空色の双眸を閉じれば、浅い眠りへと*誘い込まれてゆくのだった*]
(@2) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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[ブンッ!と空気を切り裂く鈍い音とともに、客人の頭めがけて振り下ろされたクレイモア。 客人はそれを受け止めることはせず、くるりと横へ身をひるがえして避けた]
「やはり避けるか!」 『ご主人様、援護いたします!!』
正面から鋼のクレイモア。 後方から火球の攻撃。
客人は手をかざして火球の球を消滅させるだけで、クレイモアの攻撃に対しては避けるに徹した。
「なるほど、確かにおかしな術だ。だがお前が消せるのは魔術による攻撃だけなんじゃないか? 防ぐだけでは我らに勝てぬぞ?」
主人の振り下ろしたクレイモアが燃える天蓋付きベッドを粉砕する。
左右、後方から同時に襲い掛かる火球。 正面にはクレイモアを振り上げる館の主人。
「『獲った!』」
満身の力を込めて振り下ろされたクレイモアが、三方から襲いかかり標的を捕らえた火球を垂直に切り裂いた。
(45) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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[その気配をたどって追えば、その先には…何も纏わぬまま、血を洗い流しているであろう人物が一人。 傍らにマントや燕尾服、手袋、仮面…と怪しい服装が脱ぎ捨てられているのを見て、そしてその者を見る。 >>14 奇妙な噂を耳にしたことがある、 男か、と思えば女とも見えない体つきをしていた。 どっちなのだろうか? 散らばる服装を見て、恐らくは、多分と推測して、ぱちんと微かに開いた扇子を閉じれば、火の粉が微かに飛ぶ。 噂通りの人物であれば、だ。 が、相手が丸裸という状況でのは、何かよろしくない。 音で相手は気づいただろうか。気付いていなくともその人へと声をかけただろう]
君が男であれ、女であれ…覗きは趣味じゃない。 聞きたい事もあるが、…着たら?
[扇子を仕舞い込んで何もしないと示し、地面に脱ぎ捨てられた服を指して距離は一定に保ったまま。 といえど、着替えまで見る気はないので、73た 1手で目隠し 2背を向け **]
2013/07/30(Tue) 20時頃
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―森の中・木の上―
[鬱蒼と茂る森の中。中でもさらに緑の深い地域の木の上に…はいた。太い木の枝の上に横になり、帽子を顔の上に被せ、手は頭の後に、足は組んだ状態で…は寝ていた]
ん。。。
[寝てはいたものの眠りは浅いようで、鼻に届いた臭いで…は目を覚ます。目の下にはクマができており、普段からの睡眠不足が窺える]
この臭い、血の臭いか。 またどこかで誰かが争いでもしやがったのか。 まったく、救えねえな。
[そして…は枝から枝へとまるで飛ぶように移動していった]
(46) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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[その気配をたどって追えば、その先には…何も纏わぬまま、血を洗い流しているであろう人物が一人。 傍らにマントや燕尾服、手袋、仮面…と怪しい服装が脱ぎ捨てられているのを見て、そしてその者を見る。 >>14 奇妙な噂を耳にしたことがある、 男か、と思えば女とも見えない体つきをしていた。 どっちなのだろうか? 散らばる服装を見て、恐らくは、多分と推測して、ぱちんと微かに開いた扇子を閉じれば、火の粉が微かに飛ぶ。 噂通りの人物であれば、だ。 が、相手が丸裸という状況でのは、何かよろしくない。 音で相手は気づいただろうか。気付いていなくともその人へと声をかけただろう]
君が男であれ、女であれ…覗きは趣味じゃない。 聞きたい事もあるが、…着たら?
[扇子を仕舞い込んで何もしないと示し、地面に脱ぎ捨てられた服を指して距離は一定に保ったまま。 といえど、着替えまで見る気はないので、26た 奇数:手で目隠し 偶数:背を向け **]
(47) 2013/07/30(Tue) 20時頃
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「……ば、かな…」
[言葉は最後まで続かず、逆流した血液が口から噴き出した。 勝利を確信した顔が自らの闊さを呪うかのように歪む。
その視線の先は自分の足元に寝転がるように滑り込んで四方からの攻撃を避け、あまつさえ自分の心臓を貫いて見せた客人のあどけない笑顔。]
「こんな戦い方…天使じゃ…ないな…。とんだ化け…」
そうかな? ツー、天使じゃないか知れないけど。 でも、化け物でもないよ…?
[黒いロングブーツはニードルのような黒い剣に形を変え、主人の心臓を貫いていた。 最後に唇を震わせながら吐いた男の血が白いネグリジェと頬にポタポタと赤い染みをつくる]
(48) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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―森のはずれ―
[気づけばいつの間にやら森のはずれを通っていた。 古い記憶をたどるうち、帰路とは無関係な道を通っていたようだった。]
(……疲れてるのか?俺。 最近研究づめだったからな……)
[もと来た道を戻ろうと踵を返した瞬間、 道の先からガサガサと大きな音を立てて動く何かの気配。]
―――っ…!
[腰にある二振りの剣に手をかける。 警戒しながら音の発生源を注意深く探る。 二振りの剣は鞘のデザインこそ一緒だったが、決定的にその長さが違った。 長剣と短剣。それも、どちらも左側に差してあった。]
…………―――
[無言のまま道の先を警戒し、慎重に歩を進めると。 そこには、木の幹に体を預け座りこんだ人影があった。>>@2 ]
(49) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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/* >>49 トロイが拾ってくれたーー!
(-7) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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[血の臭いの濃くなる方へと枝を伝って移動していく。耳をすませてみるとどうやら争いは終わっているようだ。]
この辺りか。
[気配をできるだけ消し、周囲を窺う。前方の木の幹に赤い物体が寄りかかっている。…はそっと地面に降り、赤い物体に近寄る]
あーあ、無残なこった。 ここまでしなきゃいけないもんかね。
[赤い物体、原型をとどめていない死体を見てため息を漏らす]
こんなもん見たかねーが、視ないわけにゃいかねーしな。 どれ。
[じっと死体を視る。その瞳は怪しく輝いていた。数分死体を見つめ続けた後、目が疲れたというように右手でこめかみを揉みながら天を仰ぐ]
(50) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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[騙し打ちを想定しつつ、気を張ったまま人影を観察する。 月明かりに照らされて見えた顔は、死人と見紛うくらい青ざめていた。]
……手負いか。
[ふっと息を吐いて、警戒を解く。 トロイの魔力が、瀕死の彼の生命力を感じたからだ。 もう、長くは脈動しないであろうそれを。]
すまないな。俺に出来ることは何もない。 俺を恨むなよ。
[座りこんだ青年が何も口にしなければ、 今度こそ本当に帰路へ戻るため、踵を返してその場を立ち去っただろう。]
[背後の青年は何かを告げただろうか。 そうであったなら、もう少しだけその場に留まって話を聞いただろう。]
(51) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 20時半頃
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>>47
[周囲に散らした霧が教えてくれる。 誰かが近寄ってくるということを。
だが、自分の素顔はこの水滴たちが覆い隠してくれるはず。 だいたい、見られたところで問題はないのだが… そしてこの私を早々殺せるわけもない。
ならば警戒の必要は無い。]
『 君が男であれ、女であれ…覗きは趣味じゃない。 聞きたい事もあるが、…着たら?』
[女の声がした。 一瞬、聞き覚えがあるかのような気がしたが、そんな記憶はすぐに消えていった。
声の主を見れば、背を向けている。 ゆったりとした動作で仮面を拾い上げて装着した。]
おやおや、照れ隠しかい? 可愛いしっぽがこんにちわってね!狐の獣人、サン?
男か女かなんてどうでもいいじゃない、ホラ見て?男が好み?それともオ・ン・ナ?今夜のご注文はドッチ!?
[言葉とともに、言葉の主の肉体が男・女・男と交互に変化する。 筋肉質な男の姿と、肉感溢れる女の姿に。 仮面以外の何も身に纏わぬまま。
だがせっかくのその動作も、彼女には見られてはいないのかもしれない。残念なことに。]
ショーのしがいがないじゃないのよ、まったくぅ。 でもいいわ。 今の私は食後でゴキゲンなの。 聞きたいことって何かしらぁん?
(52) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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【モデル:スティレット】 貫通に特化した形状をしており、刃の部分は内側へ渦を巻くように絶えず流動している。 強度は三つある攻撃形態の中で随一。 軽く素早い動きで連続した攻撃ができるのが特徴。 ただし「切る」という行動には不向き。
(53) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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またどんどん減っていくな。 これで5人目か。 なんでこんな記録つけなきゃいけねーんだろうな。
[懐からくしゃくしゃになった紙を取り出し、ピッと線を足す。そして再び死体に目をやる]
ご愁傷様。 お前さんがなんかしたんかどうなんかは知らんが、生まれた時代が悪かったんだろうな。
はーあ、俺もあんたみたいにならんように気をつけんきゃな。 用心、用心。 さ、あんまりここに長居すると俺がやったと思われっかもしれねーし、とっととずらかるとするか。
[ふっと跳躍し、また木の上に戻る。そして緑に紛れるようにより鬱蒼としている方へと跳ねて行った]
(54) 2013/07/30(Tue) 20時半頃
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マスケラは、レディアに向かって肉感的な体をアピールする踊りを踊っている。
2013/07/30(Tue) 20時半頃
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―森の中―
……だからいったのに。 やめといたほうがいいよ、って。
[ぴちょん、ぴちょん。 木の枝に引っかかる物体から落ちる赤い滴が、地面に赤い小さな水溜りを作る。 水溜り以上の大きさには広がらず、茶色く乾いた土に滲みこんでいくソレを見上げて。]
僕もおなかすいちゃった。 食べれないかな…コレ。
[揺れるモノを、じっと見つめて。 したたる滴を伸ばした掌に一つ乗せ、ぺろりと舐める。ほんの少し眉根を寄せた。]
まずい。
[それだけ呟くと、少年は興味を失くしてその場からふらりと立ち去った。]
(55) 2013/07/30(Tue) 21時頃
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―>>51続き―
[さて、時間を浪費してしまった。 所詮『奈落』は弱肉強食。殺されようが踏みつぶされようが、文句は言えない。]
それでも…俺は……
[トロイは思う。 世が弱肉強食であることを理由に、他人を屠ってはならないだろうと。 それは、彼が理想とする世界のあり方ではない。 知性と品格に支配された、法と刑の布かれた世界。 そんな世界が、彼の理想とする世あり方であった。]
―――この世に、そんなものがあるとするなら…
[『天界』。脳裏に、一つの単語が浮かび上がる。 幾度となく『奈落』へと侵略してくる天使の印象から、 煉獄のようなイメージで口伝される世界の名。 しかし、トロイの脳内にはそのような想定はなく。 行けるものなら、行ってみたいとさえ思っていた。]
……やっぱり、俺は…
[腰に差した剣の柄を撫で、瞑想に耽りながら歩き続けるのだった。]
(56) 2013/07/30(Tue) 21時頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 21時頃
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ー回想ー 私、…いいえ、テレーズは主人が憎かったわけではないのです。 ただ、同じ「魔人」として、「対等」として、「テレジア」として、見て欲しかった。 それだけだったのです。 (もう取り返しはつきません)
殺すつもりはありませんでした。 (それはほんとう?) ただ、ほんの少しテレジアと向き合って欲しかったのです。 (殺意を込めて、貫いたのに?)
(57) 2013/07/30(Tue) 21時頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 21時半頃
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テレーズは、道具なんかじゃありません…ッ! (道具としてしか役立てないくせに。)
[口から漏れる言葉、脳裏に浮かぶ言葉。]
[潜在的に魔力が少なかった主人。 契約を交わし、主人の魔力を補う日々。 締め切られた薄暗い部屋の中で、主人や共に『外の世界』へ出て行った召使を待つ日々。 部屋は整っていて綺麗だった。 衣食住、困るものもなかった。]
テレーズは、温もりが、あたたかさが、ほしかっただけなのです… [冷たくなっていく主人を思いだしそうになり、頭を左右に揺らしてそれを掻き消そうと僅かに抵抗する。] (そんなの無駄よ、だって杖を氷で覆って、貫いたあの感覚は)
…嫌 [その場に座り込む。 腕に付いた血痕は、もう完全に黒く染まっていた。]
(58) 2013/07/30(Tue) 21時半頃
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カインは、5
2013/07/30(Tue) 21時半頃
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[>>52 男でも女でもなれるようで、今夜の注文はどっちか問われて一瞬、迷った。 どう答えるのが正解か、と。 服着たのだろうとそちらへと振り向けば、仮面をつけて全裸で体をアピールする踊りを踊るのが見えた。 踊っている人を見て、違うんじゃないかと思いつつ、尋ねた。 似た獣人を見かければ問いかけている質問。]
…マスケラだよね?
[フードに隠れた狐耳を動かして、聞いた。 マスケラという名は2年前に忽然と消えた、大切な人の名前。
耳を動かしてその人にしか聞こえない、聞こえぬ特殊な鈴の音を鳴らす。 その人が聞き拾えば、だけども。]
(59) 2013/07/30(Tue) 21時半頃
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(主人は、悪い人ではありませんでした ただ、奴隷は奴隷ということを思い知らされる毎日でした)
[足元に大きな氷の薔薇を咲かせる。 無意識に溢れさせてしまった、魔力。 カタチにならず大気に融けた魔力を感じた人はいるだろうか。 …天使に間違われてしまうだろうか
氷の荊はテレジアを護るように、大きく広がっていった]
(60) 2013/07/30(Tue) 21時半頃
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スーは、3
2013/07/30(Tue) 21時半頃
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変態仮面がマスケラだったら本当にどうしよう…
うぅーん… 鳴神呼んで雷落とすか←
(-8) 2013/07/30(Tue) 21時半頃
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>>59 『 …マスケラだよね?』
[ドクンっ
問われた問いに、心が跳ねる。 名前など無い、ただの被験体E86。記号でしかない生命体。
そうだ、名前など無いのだ。 けれどそう呼ばれることにしっくりくる己がいることに気がついた。 長年呼ばれていた名前であるかのように。]
残念ながら、私は名前も何もないモノさ。 けれど、そう呼ばれるのは悪くないね。あぁ悪くない。 そう、ならば私は今この時この瞬間!
マスケラと名乗ろうじゃないか! まさに天啓、まさに神託! これほどにまで私のこの肉体にしっくりと馴染む名前があるだろうか、いやあるはずがない。 そうだ、そうだろう?お嬢さん。
ありがとう、キミのお陰で私は私の名を手に入れた。 私は今日、再びこの世界に生まれ直したのだ!!
[届いた。
かすかな、鈴の音が。
自分の声が広がる中でも確かに。 訝しげに周囲を見渡す。]
(61) 2013/07/30(Tue) 21時半頃
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「ご、ご主人様…!?」
[息絶え倒れ伏す主人の身体を信じられないといった表情で見る使用人。 廊下にはこの騒ぎを聞きつけて、館にいた使用人が続々と集まって来た。
そして部屋の惨状を見て現状を理解すると、あるものは逃げるようにその場を去り、ある者は武器を取り主人の敵を討とうと、宿敵である天使を狩ろうと部屋の中へ飛び込んだ。
しかしそれは無駄なこと。 彼らの主が叶わなかった相手に、魔術の類が利かない相手に。 ただの魔人が叶うはずがない。
空を飛ぶ鳥を、地を這う虫けらごときが落すことなどできはしないのだから。
最初に落ちたのは、主人を守れなかった哀れな使用人の首。 数歩の距離を歩いて詰める間、直立するにはどう考えても不向きな膝から下のスティレット部分が急速に形状を変化する。 長いネグリジェの裾を華麗にさばいて放たれたハイキックは、使用人の首を捕らえたと同時に一瞬で切断した。]
(62) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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[だがその音はすぐに消える。
気のせいだろうと思い直し、少女のほうに向き直った。
指先をひとつ、パチン。
少女の前には、最初の男か女かわからない姿でしっかりと衣服を着込んだマスケラの姿があった。]
ありがとう、お嬢さん。 今日はいい日だ。 またいずれ会おうじゃないか。
次はきちんと私のショーを見て貰いたい。 もっとも、死体としてかもしれないけどな?
はーっはっはっはっは!
[高らかな笑い声と同時、青い炎がマスケラを包み込む。 その炎が消えたとき、少女の目の前から既にマスケラの姿は消えていた。]
(63) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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[森の中を跳びまわっていると、再び血の臭いを嗅ぎつける>>55]
はー、またかよ。 しかもこれ近いな。 あーあ行くか。
[血の臭いの方へ向かいつつ、辺りへの警戒は怠らない。時々移動を停止し、死体附近に別な気配があるかどうかを確かめる。そして死体のある場所へと到達する]
(64) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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[木に引っ掛かるそれを見て、複雑な表情を浮かべる]
可哀想なもんだ、こんな無残な姿になっちまって。 一体どんなことしたらこんな風に死ねるんだろうな。 んでもって、こんなことをやった奴がいるって言うのがやるせないぜ。 いったい何の恨みがあったんだか。 はー、やだやだ、こうはなりたくねーわ。
さて、と。
[先ほどと同じように目を怪しく輝かせながら死体をじっくり視始めた]
(65) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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[くるり、ふわり、と重力を感じさせない様子で着地した客人の白いネグリジェに赤い飛沫が散る。 ゴロリと落ちた首。 先ほどまでスティレットの形をしていた足は、後ろにセレーションがあるシースの形に変わっていた。]
やっぱり、魔人ってこわい… 最初はやさしくても、最後はみーんな、ツーのこと殺そうとするんだもの…
[微かに眉尻を下げると、後ろ手に手を握って、拗ねるように足元に転がる首をけ飛ばした。 ポーンポーンと跳ねて転がる首を追いかけるように視線を向けると、その先に居並ぶ使用人たちを見回した。ざっと見て10人ほどいるだろうか?]
ね、遊ぼう?
[愛らしい唇を吊りあげて、白い歯を見せて笑う。赤い飛沫の飛び散った真っ白なネグリジェの後ろで、黒い片翼が音を立てて開いた]
(66) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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【モデル:シース】 いわゆるサバイバルナイフ。 足の後ろ側にセレーション(鋸刃)がある。 受ける・切るの行動ができるため、三つある攻撃形態の中で最も攻防のバランスが取れているのが特徴。
(67) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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ふー、今度はこっちね。
[どうやら彼の能力は目を酷使するようだ。しきりに首の後ろや眉間をマッサージしている。そして再び紙を取り出しメモをする]
バランスは、、、取れてるのかねー。 だからなんだって言う話だけど。 いったいいつまでこんなこと続けるやら。 んでもって、俺の力なんて何の役に立つのやら。 まったく、俺みたいに力なき者には生きづらい世の中だぜ。
(68) 2013/07/30(Tue) 22時頃
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ツリガネは、7
2013/07/30(Tue) 22時頃
片翼 ツリガネは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 22時頃
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[...は森の中を警戒しながら進む 若干、森が騒がしいように感じる これが捕食者の気配なら幼稚、あるいは自信が有り余っていると言う事か 自分以外もこの森に入っている人が居るのだろうか 森に住む者が発する気配などとは明らかに別種の存在感を感じていた]
同族・・・は流石に居ないだろうな 出来るだけ、こっちが先に発見できるように努力しよう
[...は顔を空に向け頬をひくひくと痙攣させる そして辺りに目を配りながら森の中を進んでいく]
(69) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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さて、村建てのお仕事です。 事前に入村順ptは振ってあるので、今回は独り言のダイスロール。 天使が速攻で全滅しそうなら順番多少入れ替えます。 入村順 1アルビーネ 8×(7+7) 2マスケラ 3×(1+9) 3レディア 9×(3+6) 4ヤーニカ 10×(1+9) 5トロイ 4×(7+2) 6テレーズ 3×(10+2) 7クラット 1×(1+8) 8ツリガネ 2×(5+7) 9カイン 10×(10+5) 10スー 10×(3+3)
(-9) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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[中空を移動する。
名前を得たということが、こんなにも晴れ晴れとした気分になるとは。
空気中に水分を固定し、その上に乗る。 そしてその水分を動かすだけ。 大した技でもなんでもない。 だが、先ほど食事を取った村の人は大層驚いていた。
頭の弱い連中だ。]
マスケラ、か。
[もしかしたら、この素体となった人物の名前だったのかもしれない。 そんなことに思いを馳せた。]
(70) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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― 回想>>49>>51:森のどこかで ―
[何かが近づいてくる気配がした。閉じていた双眸を薄く開け、周囲に意識を集中させる。]
………。
[護身用と言うには心許無いくらいの短剣に手をやるが、現れた人物の発した言葉を聞いて、柄に触れる手を下ろした。 ミケルの位置からその人を見上げると、月明かりの逆光のせいで、表情までは上手く読み取れない。"俺を恨むなよ"と言い放つのを聞いて、ミケルの顔が僅かに緩む。]
…これが、僕の運命だったんです。 だから、助けて下さいなんて、言えるわけがありません。
恨みはしません。 このまま、生を全うさせてくれる選択を与えてくれた貴方に、感謝を。
[立ち上がる事は出来なかったが、月光を背にしたその影に、*恭しく頭(こうべ)を垂れた*]
(@3) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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計算結果ー。 カイン 150pt アルビーネ 120pt ヤーニカ 100pt レディア 81pt スー 60pt トロイ 36pt テレーズ 36pt マスケラ 30pt ツリガネ 24pt クラット 9pt
・・・・・・・・うちの子二日目か。 しかも同日にアルビーネ叩くんじゃちょっと辛い? 出来れば天使と混血には紋様がらみで殺しあってほしくないので… 順番の入れ替えは夜が明けて相方が判明してからにしましょうそうしましょう。
(-10) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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[>>61 名前も何もないモノと答えがくれば、落胆してそれを示すように尾が下がる。 名前のないモノはマスケラという名前が自分の身体にしっくりと馴染むとお礼されてびっくりする]
『私は今日、再びこの世界に生まれ直したのだ!!』
お、おめでとう…。
[ええと、どういうことなのだろう。 マスケラかどうか聞いたら、こうなったのだ。 訝しげに周囲を見渡すマスケラに不思議に見ながら、こちらへと向き直ればパチンと音がした。 そこには服を来た、マスケラと名乗る仮面の人がいた。]
うん、また会ったら君の、ショーを楽しみにしてるよ。
[高らかな笑い声と共に青い炎が込んで、消えればそこには姿は消えていた。]
…消えちゃった。
[誰もいない村の中でぽつりと寂しげに呟いた。 ころりと髪飾りの鈴を触る]
(71) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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-森の中、入り口付近-
[親切な魔人の館で起こった血の惨事から数日。 血の臭いがこびりついて離れない、元の白さなど見る影もない汚れたネグリジェのまま、…は木の枝で猫のように器用に眠っていた。 枕代わりの両腕には、釣鐘草をモチーフにした黒い刺青が手の甲から肘あたりまでを覆っている。
現在は片翼の黒羽もしまわれている。 この奈落では飛ぶこともできない片翼の羽など邪魔なものでしかないからだ。
眠る…に気付いて誰かが声をかければ、寝ぼけた眼を開いて声の主を探すだろう]
(72) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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[――ちりんと鈴の音がなる]
ねぇ、また会える?会いたい。 マスケラ、どこにいるの? 会ったら帰ろう?
私たちの住処へ
(-11) 2013/07/30(Tue) 22時半頃
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片翼 ツリガネは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 22時半頃
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―回想>>@3 ―
『恨みはしません。 このまま、生を全うさせてくれる選択を与えてくれた貴方に、感謝を。』
[弱々しい声を背中に浴びつつ、介錯するという手もあったと思った。 だが、所詮見知らぬ他人。 自分の剣は簡単に抜くわけにはいかないし、 腕力では魔人同士ですら劣るトロイの細腕で何かができるわけではない。]
(『―――…これが、僕の運命だったんです。』)
[死に際の青年が死を受け入れた言葉を思い出す。]
せめて、安らかな眠りがあらんことを。
[もう声も聞こえないだろう位置まで離れたときに、 小さく呟くのだった。 あるいは、獣人の耳ならその声が拾えたかもしれないが。]
(73) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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キャラチップ的にマスケラロボさんで決め打ってたんだが違うっぽい…? っていうか相方どこー?(現在の予想:スー)
確定組 【聖痕者】テレーズ(アキさん) 【霊能者】カイン(郭さん) 【共鳴】レディア(晴香さん) 【半狼】アルビーネ(だいちさん)
(-12) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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[小さな村をぐるりと見回して]
…寝床ここじゃ無理だなぁ。 [異臭に、焼け焦げた何かとか死体だったりとかそんな村で一晩というのは流石に避けたい。 お腹もすいてきたし]
となると、さっき入った森かな。
[先ほど歩いてきた道を辿れば森へと着くだろうし、と。 食べ物は途中で調達していけばいい。 村の出入り口でもう一度見て]
さようなら。
[そう言って村を出て森へと再び向かった。]
(74) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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村建ての独り言。 先生、私の頭が大変です。 用意してないと思ったらごく普通に日替わり後のテキスト用意してました!
(-13) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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―>>56続き・森のはずれ―
[不意に、
どす黒い臭いが、
薫った。]
―――っ…!
[思わず眉をひそめ、腰の剣に手をかける。 脳内で警報が鳴り響き、本能が危機を覚える。]
(――――何だ…!?)
[森の側から血の臭いがする。 旅人が野盗に襲われるのとはケタ違いの濃さだ。]
(まさか…『天使』の侵略が近くで…?)
[だとするなら、ここを離れた方がいい。 見つかったらトロイなどひとたまりもないだろう。 しかし、天使の襲撃ならばもっと団体の悲鳴や狂騒が聞こえてもよいはず。 周囲に気を張り巡らせ、トロイは臭いのするほうへと足を向けた。]
[気になったものは解明せずにはいられない、 彼自身の学者気質によるものだった。]
(75) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 23時頃
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>>72 [...は森の中を進んでいた 今はその歩みを止めている 血の匂いを嗅ぎ取ったのだ だがその匂いはやや薄い、傷を負った者が居るのでも新鮮な死体があるわけでもないだろうと判断した だが、それは同時に血の匂いを纏った何かが居ると言う事だ ...は慎重に歩を進める この先に敵が居るかもしれない そう思うと歩は重くなるが何もしなければ自分は村を出た意味がない]
パキンッ
[...は息を飲む 視線を落とした先には踏み砕けた木の枝 森に響く異音に誰かに自分の存在を悟られたかと身を固くする 慢心、油断、驕り そんなものは持っていたつもりはない ただ自分が未熟だっただけの話 ...は短刀を抜き、匂いの方へと歩を進めた]
(76) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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片翼 ツリガネは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 23時頃
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-悪夢-
[暗い場所からたくさんの手が自分に向かってのばされる。
腕を掴まれ
足を抑えられ
地面に組み伏せられ
穢れを知らない真白の羽を…
ひ き ち ぎ ら れ た]
あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!!!
その悲鳴は悪夢の中の自分が上げたのか、現実にあげたものか。 どちらにせよその悲鳴は周囲にいた野生動物を驚かせ、その場から逃げ出させるには十分だった。
(77) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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片翼 ツリガネは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 23時頃
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>>60 [しかし、そんな時間も長くは続かない。
付近で溢れ出る魔力を感じる。 それも、良質で大量の。 これだけの魔力があれば、いったいどれほどの…
気配を探索するまでもない。 これだけの魔力だ、意識さえ向けていればどこから発せられているかなど簡単に把握できる。
発生源は、眼下の森。 直ぐ様そちらへと向かった。
氷の薔薇と、その中心に立つのは美しき少女。 それはなおも広がり続ける。
だから、彼女のすぐ傍に舞い降りる。 マントを靡かせ、ゆっくりと。
天空からの使者のように。
花弁の一つの上に小さな水の足場をつくり、降り立った。]
ご機嫌麗しゅう、お嬢さん。 そんなにボロボロの姿でどこに行くというのかな? 舞踏会から逃げ出してきたというわけではなさそうだ。 この美しい花の中で、私と一曲ワルツでもいかがでしょう。
(78) 2013/07/30(Tue) 23時頃
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-森の中-
[棍を手にしたものの、此方へ向けるわけでも、構えるでもなく。 少女の姿勢から判断するかぎり、此方に敵意・害意のないことは、 さいわい彼女…アルビーネにも伝わったようだ。 暫しの沈黙の後、透き通った声で少女が放った問い(>>30)には、 柔和な微笑を絶やすことなく、歌うように答える。]
ご配慮かたじけありません…でも、私としては。 もちろん、あなたが獣人族であると期待してお話ししたのですが、 仮にあなたが魔人であっても、あるいは天界の先兵であったとしても、 一向に構わないのですよ。 私はこの奈落にひしめく、どの種族に対しても、己の悲願を 隠すつもりなど、もとより無いのです。 獣人郷の再興は、私の悲願であり責務であり、存在意義でもあり。 自分の願いは、基本的に自分の“力”で叶えるものでしょう?
あなたが何者であったとしても。 力を貸していただけるならば最善。 協力が得られずとも、黙認していただけるならばそれも良し。 私の道を妨げると仰るなら、ここで一戦交えることも厭いません。 いえ…厭わぬだけで、決して戦いを望んでいるわけではありませんよ? 必要に迫られでもせぬかぎり、美しいものをあえて血で汚す趣味は、 私は持ち合わせておりませんので。
(79) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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|
[続いて少女が告げる警告(>>31)にも、微笑をたたえたまま]
ご忠告、謹んで拝聴いたしましょう。 あなたの仰ることは、私とて理解しておりますが…あらためて、この胸に刻んでおきましょう。
されど私が同胞と認めるのは、獣人族の方々のみ。 天使は主に魔人を装い、獣人には擬態せぬと聞き及びます。 なれば、私としては魔人たちを警戒すれば事足りるというもの。
しかし、私たち獣人族が、魔人たちの顔色を窺うのも不思議な話です。 何故ならば…
[翡翠の瞳に、いささか冷たい光が宿る。]
(80) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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この、弱肉強食の奈落にあって。 圧倒的多数派である魔人に対し、私たち獣人族は少数派であるわけですが。 あなたは、この意味について考えたことはおありですか…?
まぁこの際、イレギュラーである天使は除外して考えましょう。 食物連鎖のピラミッドというものは本来、上にゆくほど層が薄くなるのが正当なわけです。 当然ですね…捕食者の数が、被捕食者より多ければ、生態系が成立し得ない。
つまり私たち獣人族の個体数が、魔人たちより少ないのは… 獣人族こそ上位捕食者であることの、何よりの証しだと思いませんか? 私たち獣人族が魔人たちに追われ、迫害され、息をひそめるようにして生きてゆかねばならない今の現状は、それこそ不自然にして本末転倒ともいうべき構図ではないか…と私は考えます。
(81) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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>>77
[...の歩みは遅い 周囲を警戒しながら進むのだから当然と言える だが変調する機会はどこにでも転がっている物だ]
「あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
[匂いの先から聞こえた悲鳴 それは捕食者があげる物とは思えず...は走り出す 悲鳴が消えきらぬ内に辿り着いた先 そこには木の上で悲鳴を上げる女性の姿があった 誰かに襲われている様子はない だがその様子が罠のようには見えず...は声をかけた]
どうした!! いったい何があった!
(82) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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もちろん個体数が多い上に、魔法や武技を操ることを得意とする魔人たちが、獣人族にとって厄介な存在であることは、私とて否定はいたしません。 いたしませんが…しかし私たち獣人は、魔人たちのように後天的な修練を経ずとも、魔法や武技以上に優れた特殊能力を、先天的に持ち合わせているではありませんか。 魔法も武技も習得しない魔人など、末端の獣人にさえ遠く及ばない。 要するに私たち獣人族から見れば、魔人たちが苦労を重ねて習得し、行使する魔法や武技は、被捕食者の必死の足掻き…と考えることが出来るのではないでしょうか? 少なくとも、私はそう考えておりますよ。
[獣人至上主義。その揺るぎない矜恃が、翡翠の瞳の中ゆらめいた。]
(83) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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ともかく、私は。 繁栄に溺れる魔人たちに、魔人と獣人、本来どちらが上位の存在であるか、いずれ思い知らせてやりますよ…正しい生態系の、あるべき秩序というものを、ね。
私の目的と使命に、協力していただけるなら感謝を惜しみませんが。 もちろん強制はしませんし、また強制できるものでもないでしょう。 あなたが孤独を愛すると仰るなら、私は同胞として、あなたの意志を尊重します。 さりとて、獣人郷が再興されることは、あなたにとって不利益でもございますまい? 私はただ、この奈落の何処かに、獣人族の同胞たちにとって住みよい場所を、築きたいだけなのですから…ええ、あなたご自身に力を貸していただけぬとも、同族の方に、私と私の目的をお知らせいただけるだけでも、私にとっては有難いことです。 なにぶん獣人族は、数においては魔人に対し劣勢なのも事実ですからね。
(84) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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-再び森の中- [再び森へと戻るとは思わなかったが、仕方がない。 がっさがっさと気にせずに歩けば、気配がいくつかしたが。]
んー…大丈夫かな。
[気配を感じて距離から判断していく。 音を聞き取ろう耳をぴんと立てて、がさがさと草の音を立てるのはわざとか、性格からなのか。 草の音に聞きつけて現れてくるのは動物と思いきや魔人だとしれば、心の中で舌打ちし、攻撃してくるのをひょいと躱して、なかったかのように普通に歩いていく]
まずは湖とか見つけてから、かなっ!
[背後から来る攻撃をまた躱して足払いして地面に叩き伏せて頭を踏みつけて地面に擦り付ける。 ぐりぐりと踏みつけて地面に沈めさせていく。]
(85) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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[名を問われた(>>31)...は、美貌に優雅な苦笑を浮かべる。]
失礼、まだ名乗ってさえおりませんでした。 そうですね…名乗るほどの者でもありませんが、
[少し思案がちに小首を傾げたのち、絞り出すような声で]
ヤ… ア… ニ… カ…
そう…私のことはそうお呼びください。
[品のいいボーイソプラノ、深沈たるバリトン、やや野卑なテノール、妖艶なアルトが混声合唱するような、複雑な声音と発音でそう名乗ると、どこか冷たくデーモニッシュな、故にこそ蠱惑的な微笑を浮かべた。]
(86) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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うーん、君、弱いなぁー。弱いね。 うん、弱い。
[弱いヤツにはこんなもので十分。 弱いとすぐ死んじゃうんだから。]
せめて、いい夢見てねー。
[そうにこやかにそう言う頃にはぽっきりと直角に折れて首から上は地面の中に沈んでいた。 足を離してふたたびガサガサと音を立てながら歩いていく]
(87) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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[それは反射だった。
突如現れた人影に氷の荊が鋭く伸びた。 殺意は、無い。]
…? [空から舞い降りてきた…仮面の誰か。 世界を拒絶しかけていた自分に気が付く。
…この薔薇は]
…ワルツ? [首を傾げて仮面を見つめる。 零れていた魔力はもう弱くなり、氷の薔薇は次第に小さくなっていった]
(88) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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「どうした!! いったい何があった!」
[そう声をかけられ、悪夢に痙攣していた…の身体がひときわ大きく跳ねる。]
あ…あぁ…
未だ焦点の定まらない目で自分の足を確かめる。 黒いブーツの上。 さらけ出された太ももには、自分が立てた爪痕が何本もの赤い線になって血をにじませていた。
ついで…の手はせわしなく、自分の形を確かめるように足や腕、体中をくまなく触りだす。 寝ころぶには十分な幅の枝だったが、しょせんは枝の上。 …はバランスを崩して1] 1枝から落ちた 2枝から落ちかけた
(89) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
|
|
魔人とかいらないー、およびじゃないのに来るんじゃないっ!
[げしげし]
/*没ロル
(-14) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
|
|
[ふと歩いていた足を止める。]
これ、食べれそう。
[ほんの少し首を傾げ、背丈と同じくらいある木に、ぽつぽつ実っている赤い実をじっと見つめる。 そして、躊躇うことなく手を伸ばした。]
……すっぱい。 でもさっきのより、マシ。
[まだ熟し切っていない小さな実の味に、きゅ、と口をすぼめる。 一つ、二つ。口に含んで呑み込みながら、いくつかをポケットにしまい込んでいると。]
「あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!!!>>77」
[空気を震わせる悲鳴に手を止めた。]
(90) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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|
[血の臭いのする方へ、駆け足で向かう。 何人、何十人の血が交っている? 魔人として一般的な嗅覚を持つ彼ですら感じ取れるのだから、嗅覚に優れた獣人ならばより遠くから感知できるのだろう。 なるべくならば、獣人と会いたくはない。 すべての獣人が友好的とは限らないのだから―――]
『あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!!!』>>77
[悲鳴、と脳が判断するより早く、脚が動いていた。 警戒とか注意とかそんなものをかなぐり捨てて、声がした方角、臭いのする方角を目指して走る。 小動物が逃げる方角と逆側。その先に、声の主が居るはず。]
(91) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
|
|
[そのまま…は、枝の上から落ちた。 ネコ科の獣人であれば華麗に受け身の一つでも取って見せただろうが、しょせんは天使。おまけに寝起き。
大きな怪我こそしなかったが、しっかり地面とのご対面を果たすことになる。
ぶつけて少し赤くなった鼻の頭を押さえながら、…は地面にしゃがみ込んだまま若干涙眼で声の主を見上げた。]
(92) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
|
|
RPが定まらないんだけど…。 どうしましょう。
レディアって18なのにもう少し大人になってもいいんじゃなかろうか。
口調が迷子なんだ。
(-15) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
|
|
なんだろう。
[他人事のように呟いて。 立ち止まった時と同じように、またふらりと立ち上がり、悲鳴のした方へと歩き出した。]
(93) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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『どうした!!いったい何があった!』>>82
[悲鳴の直後に、別方向からも声が聞こえた。]
(しまった…!)
[無用な争いは起こしたくない。 真正面から誰かと対決するなど、トロイに勝ち目の薄い戦闘は避けたかった。]
(…しかし…この状況…!)
[自分と悲鳴を上げた「血の臭いの元」以外の第三者に思わず驚き、とっさに木陰に隠れはした。 出歯亀するつもりは毛頭ない。だが、立ち去るのも容易ではない。 おそらく、耳の良い獣人なら駆け寄る直前まで茂みを切って走っていた足音に気づいているだろう。
板挟みの状況になってしまった。]
(94) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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/* >>83揺るぎないのにゆらめくヤーニカの矜恃www
(-16) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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>>92 [...は木の上に居る女性の反応を待った だが、返事はなくせわしなく動く体はバランスを崩し落下を始める]
チッ!
[あのまま落ちれば多少なりとも怪我をするかもしれない この血の匂いが彼女の物なら傷が開く可能性だってある
...は受け止めようかと走り出したが間に合わず落下した女性の傍らに立ちつくす]
すまない、間に合わなかった 怪我は大丈夫か?
(95) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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[死体を眺めながらいろいろと思案する。生き、死に、勝ち、負け、恨み、憎み、脅え、殺し、逃げ。そしていつ自分にそれがふりかかってくるか]
はーあ、天寿なんて全うできねーんだろうな。 もっとも、ここにいるやつらにとっちゃ天は敵なんだろうが。 死にたかねえ、死にたかねえ。 生きるためには殺さねばってか。
[詠うように呟いたのち、深呼吸する]
ん?
[何かを感じ取ったのか森の匂いと、草木のざわめきに意識を集中する]
森が騒がしくなってきたな。 こりゃ俺もそろそろ移動しなきゃいけねーな。 よっと。
[ふわっと枝の上に飛び乗り、辺りの気配を窺いながら慎重にその場を離れた]
(96) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 23時半頃
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[「大丈夫か?」>>95と声をかけられ、...はこくこくと首を縦に振った。]
ありがとう。 ツー平気!
[鼻を抑えていた手を下して笑う...。 幼い外見どおりの、幼い物言い。 警戒心などまるでない、まるで生まれて間もない雛の様な笑顔。 そんな...の外見のなかで、酷い血臭のする衣服だけが異常だった]
(97) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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>>88 [突如伸びてくる氷の茨。 その鋭い刺はマスケラの前身を絡めとり、刺し穿つ。
だがその茨は、何処からか出てきた青い炎によって溶かされ消えおちた。]
私と貴女の間に、このような無粋なものは必要ないじゃないですか。
そうです踊りましょう、ワルツを。 貴女と出会えたこの佳き日に。 氷の薔薇咲き乱れるこの場所で。
私の名はマスケラ。 今さっき名のついた、生まれたばかりの存在です。 この哀れな人形に情けを。 貴女と一曲踊る栄誉を頂きたい。
お手を、お嬢様。
[静かに右手を差し伸べる。]
shall we dance?
(98) 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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片翼 ツリガネは、メモを貼った。
2013/07/31(Wed) 00時頃
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>>97
[女性のように見えたがその表情と言動は幼く、少女だったかと考えを改めた]
そうか、無事で良かった その血はどうした?
[改めたからこそ、その衣服が気にかかる その血の量、尋常ではない ...の頬がひくひくと動く 厄介な者に出合ったのかもしれない ...は心の中でかすかにそんな思いが過った]
(99) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[かの人と別れて、どのくらい経ったのだろう。やはり、休憩してみても体力は回復していないどころか、痛みは更に酷くなっていた。 もう一度眠りに落ちたら、もう二度とこの痛みさえ感じる事が出来ないような気がしてくる。
ぼんやりと何も無い虚空を眺めていると、遠くから人の声が聞こえた。]
『あらあら、こぉんな"近く"で見つかるなんて。 地につく足の、なんと遅い事。』
[皮肉交じりに頭上に響くそれは、紛れも無く故郷を滅ぼした天使のもの。 考えるよりも先に、身体が反応して逃げようと身を捻る――が、"毒"の所為で思うように動けない。 気付けば両の腕の辺りまで、黒い痣は痛みを伴いながら浸食していた。 無力な己に対して悔しさを滲ませながら、敵を真っ直ぐ睨みつける。]
(@4) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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『――焼き尽くせ――』
[視線がかち合った瞬間、動けずに居る的―ミケル―に対して、羽持ちは躊躇う事無く術を唱え出した。 そのまま放っておいたとしても、胸に撃たれた呪いが心臓の動きを止めるというのに、やはり静かに朽ちるのを許してはくれなかったらしい。 たちまちの内に周囲を炎柱で取り囲まれ、退路を塞がれる。火は程なくして服へと移り、皮膚を喰らおうと迫って来るだろう。 そうやって苦しみながら逝くのを観賞しようと、白い羽が近くまで降りてきたのが分かった。]
(どうせなら……そうだ、もっと、こっちに来い)
[炎の壁の向こうに、憎い相手の影がちらつく。片膝をついた状態で、腰に下げていたダガーに手をかける。 唯一使える加速魔法を唱えて術を施すと、その切っ先の照準を相手に合わせて"その時"を待つ。 白い羽は、愉悦に歪んだ表情で、得意げに其れの仲間の死に様なんかを延々と語り続けていた。]
(煩いな、そんな事、もうどうでもいい――)
[炎の奥で歩みが止まった。ダガーを放つには今しかない―――。]
(@5) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[最期に少しでも傷を負わせることが出来ればと、目で追う事が出来ないほどのスピードを纏ったそれは、天使の喉元を抉らんと一直線に向かって行った。小型の牙でも、加速させれば肉を貫くくらいは出来る。
そして――喧しく鳴いていた天使の囀りは、喉元を潰されたことでぱたりと止まった。炎の揺らめきで、攻撃を仕掛けて来る姿が掴めなかったのか、或いはミケルが絶望の中に居るのだと思い込み、反撃してくる事は無いと高を括ったのか。 いずれにせよ、天使の一瞬の油断が招いた結果がこれだった。]
あ、はは…。 …当たるかどうかは、賭けでしかなかったけど…でも、これで――
[予想以上のダメージを負わせる事が出来たようで、その羽持ちは姿勢を保てずに頽れてゆく。 完全に仕留め切った訳ではないが、僅かでも報いることが出来たのなら、それで良い。
ふっと瞼を閉じると、声をかけてくれた人物の事を思い出す。 ――安らかな眠りがあらんことを―― その姿が見えなくなる辺りで聞こえた言葉に、心の中で、ありがとうと返した。
全身を飲み込もうとする炎を受け入れると、森の中に苦痛の混じる咆哮が*響いた*]
(@6) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[「どうした?」>>99と言われて、改めて自分の服を見る...。 よく見なくても手や頬にもこすったような血の名残が付いているかもしれない]
ぅー。汚い?
[首をかしげて目の前の男を見る。もし男が頷くなどして同意を示せば、...は戸惑いなくネグリジェに手をかけて一息に脱ごうとするだろう。
下からスカートをめくって豪快に。 幸か不幸か、袖が短く襟元の大きく開いたネグリジェが...の行動を妨げることはない。]
(100) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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…?なに? [>>77 悲鳴とわざりとした気配に毛が立つ。 茂み切る足音や駆ける音がかすかに聞こえ、何だろうとそちらへと向かう。]
(101) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[数十歩先のところで、少女と男が会話する声が聞こえる。 こちらには気づいていないだろうか。だとするなら、立ち去っるチャンスは今しかないだろう。]
ん…?
[がさがさ、と無遠慮に茂みをかき分ける音がする。 少女と男の側とは反対から。 丁度、トロイが立ち去ろうとした側から。]
な…!
[そこに、片目を包帯で覆った少年がてこてこと現れた。]
(102) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/31(Wed) 00時頃
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>>100
[汚いと聞く少女はためらいなく服を脱ごうとする ...はその様子に慌てて静止する]
ま、待て! どこかに川か湖くらいあるはずだから怪我が無いなら着ておけ!
怪我は無いのか? 歩けるか?
[...は話題を逸らそうと若干必死になりながら言葉を投げかける]
(103) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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/* …なげぇよヤーニカ… 読み飛ばしていいかな・・・
(-17) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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探究者 トロイは、メモを貼った。
2013/07/31(Wed) 00時頃
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