
346 柘榴宴
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ベルナルトは シュテファンに投票した。
シュテファンは シュテファンに投票した。
ミハイルは シュテファンに投票した。
アレクセイは シュテファンに投票した。
シュテファンは村人の手により処刑された。
次の日の朝、村人達は集まり、互いの姿を確認した。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、ベルナルト、ミハイル、アレクセイの3名。
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――は、ぁ…はぁ……。
[いつの間にか荒れた呼吸を整える。 消火器を放り投げようとして、指先が硬直したまま動かないのに気付いた。
無理やり動かし、消火器を床に落とす。
そして、眼鏡の男を見た。]
(0) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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[グシャリ──。
意識が落ちる寸前、そんな音を聞いたような気がした。]
(+0) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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[いや。
眼鏡の男の“死体”を見た。
自分が殺した男の“死体”を見た。]
(1) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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……確認、しねぇと。
[男の死体の横に屈みこむ。 殺したと言う事実から逃げるように、目的のものを探す。 男の身体を探り、縫合痕を探す。]
(2) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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[>>1:119何度も繰り返される殴打の合間に、刺すような痛み。 じくじくと痛む箇所が、唐突にじわりと濡れた。 自身の血にしては、痛みに比べて量が多い。 そう思った途端に、掴んでいた足から力が抜ける、感覚。 代わりに、背中に>>2:125重みが増した。]
……ッ
[先程までよりも、鋭い痛み。 足を掴んでいた手を離し、代わりに両手で脱力した身体を跳ねのけて。 抜け出したすぐ傍らに、>>2ミハイルが座り込んだ。 背中の骨の厚み故に、刺さった肋骨は深くまでを抉ることはない。 それでも痛むことには変わらず、眉を寄せて息を吐く。 他人の血の感触が、気持ち悪い。]
(3) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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/* わくてか。 お楽しみタイム!!!!!
(+1) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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何処だ……?
[血塗れの姿で死体を探る。]
……あった!
[左脇の下に縫合痕を見つけたのなら、マクシームにしたと同じように、爪と指で傷口を開こうと試みる。
開くまでそれを繰り返しているだろう。]
(4) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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[ゴト…と床に落ちた消火器を見下ろす。 汗の滲む額を手で拭いながら。
視線を向けるのは、 動かなくなったシュテファン…ではなく。
今しがた自分が殺した男の身体を探る ミハイルの無防備な背中。**]
(5) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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ミハイルは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 02時頃
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 02時頃
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[床に尻をつく体勢でずるずると後ろに下がろうとすれば、 眼鏡の男が武器に使っていた肋骨が、からりと床に落ちて、転がる。 運動に比例して乱れた呼吸を整えつつ、 合間に背中が痛んでは小さな咳を漏らしながら。 男の視線は期待するかのように、ミハイルの手元を見ていた。
視線を逸らさないのは>>5背後に、牙を持つ子猫が迫っていることをミハイルに悟らせない為、だ。**]
(6) 2013/04/28(Sun) 02時頃
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浅ましくて、愚かで、自分が助かることしか考えていない。 そんな醜い人間に、君が鉄槌を下すんだ。 ちゃんと出来るだろう? 君は選ばれたんだから。 それに ――― 僕が、傍にいるんだしね。
[血で汚れたのは、背中のみ。 ミハイルに、そして子猫に曝すシャツは未だ、白色を保ったまま。 襟元を、指先でなぞる。微かなノイズ。
憐れな子猫を甘やかせて、狂わせて、手懐ける。 甘い餌に慣れた猫が、予期せぬ形でそれを失ったとしたならば、どんな顔をするだろう。 縋るものを失くしてしまえば、どれだけの絶望に叩き落とされることだろう。
それは男にとって、些細な悪戯を企むのと、何ら変わりの無い行為だった。 その企みが自らに何を齎そうとも ――― どうでもいい。**]
(-0) 2013/04/28(Sun) 02時半頃
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アレクセイは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 02時半頃
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/* 結構あっさりだったwww
まぁ、皆遅くまで頑張ったし、ね! おやすみ!
(+2) 2013/04/28(Sun) 02時半頃
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[縫合痕が開いたのなら、さらにそこを開く。 新たな血臭がしただろうに、それに気付きもしない。 まだ暖かい肉を開き、裂く。]
……何処だ……?
[解毒剤。恐らく、テープレコーダーと同じように袋に入っているのだろうと想像していた。]
(7) 2013/04/28(Sun) 12時頃
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[死体を探るのに意識を集中していた。 背中に向けられる視線>>5も、手元を覗く視線>>6も気付いてなかった。]
……何処に……。
[刃物が無いのがもどかしい。あらかじめ裂かれた部分よりも傷口を開けず、探れない。]
(8) 2013/04/28(Sun) 12時頃
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ミハイルは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 12時頃
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[縫合痕を掻き、肉を裂き、死体を探る手元を、 ミハイルの頭越しに見下ろして。
火掻き棒を左手に持ち替え、 右手は背面に回してナイフの柄を握った。 数センチ程、鞘から刃を抜き。]
………どう…?
可哀想なシュテファンは、 解毒剤を、持ってる…?
[緊張と興奮に震える声を落とす。 言葉の合間に混じる荒く短い呼吸。]
(9) 2013/04/28(Sun) 21時頃
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[刃を剥いたナイフを逆手に握り 中腰に屈む背面の腰の上で逆手に構える。 努めて、自然な覗きこむ動きを意識した。
頭の中で声がする。
ちゃんと出来る。 オレは選ばれたんだから。 それに ――― オレには味方が居る。
自分を励ます自分の声。 自分を肯定する自分の声。
ミハイルの返事はどうだったか。 聞かずとも解る。 シュテファンは……ただの哀れな被害者だ。
だから、正義の鉄槌を。目の前の殺人者へ。]
(10) 2013/04/28(Sun) 21時頃
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[ナイフを振り上げ。
ミハイルの背中へと躊躇い無く振り下ろす。
心臓を狙いたいところだが、 人間の身体についての知識も乏しい。
ましてや戦闘や喧嘩の訓練を受けた経験も無く、 その一撃はがむしゃらでただ力任せなだけの 精度自体は低いものだっただろう。]
(11) 2013/04/28(Sun) 21時頃
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ベルナルトは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 21時頃
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 21時頃
ミハイルは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 21時半頃
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[ベルナルトの声がした。>>9 シュテファンが解毒剤を持っているかと問う声。]
…まだ見当たらねぇ。 縫合痕、もっと広げられたら早いんだが…。
[指を更に差し込む。時々、肉とも骨とも違うものに触れるが、ビニールの感触ではない。]
(12) 2013/04/28(Sun) 21時半頃
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……。
[可哀想? かわいそうな、シュテファン?>>9 なんだ、その言い回し。
死体を探る手が、ぴたりと止まった。
まるで――それは、]
(13) 2013/04/28(Sun) 21時半頃
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[シュテファンが“ただ殺された”のを知っているようではないか。
解毒剤を持っているのが、シュテファンではないと、知っているような言い回しではないか。
ぞくり、と。 背筋に何かが走る。]
(14) 2013/04/28(Sun) 21時半頃
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[ベルナルトの声、気配――呼吸の音。 そして、彼が、火掻き棒を持っているのを思い出した。
あれで殴られたら――
咄嗟。 僅かに身体を前に逃がす。 頭部を守ろうと。]
(15) 2013/04/28(Sun) 21時半頃
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[が、与えられたのは、背中への鮮やか過ぎる痛みだった。>>11]
(16) 2013/04/28(Sun) 21時半頃
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て、てめぇ……何を……?!
[殴られた感触ではない。前へ転がるように逃げ、ベルナルトへ向き直る。 脚に力が巧く入らない。 立ち上がろうにも、痛みに動きが鈍る。
自分に痛みを与えた武器は、何処へあったろうか。 それを、確認する事は出来ただろうか。]
(17) 2013/04/28(Sun) 21時半頃
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アレクセイは、メモを貼った。
2013/04/28(Sun) 21時半頃
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[淡々と作業に勤しむミハイルの言葉(>>12)は、 まるで相手が先程まで生きていた人間だとは 忘れてしまったんじゃないかと…正気を疑う。
なんて残忍な。そう思った。 だから、刺す事に躊躇いは無かった。
刃渡り107mmの安物のサバイバルナイフは 狙った急所よりやや左側に外れた位置に沈んだ。 皮膚と肉は思ったよりも軽かった。
血が滲むのを目視で確認する間も無く、 ミハイルは前へと逃げてしまった。(>>17)
咄嗟にナイフを引き抜こうとしたが、間に合わず。 ナイフはミハイルに刺さったまま。]
……何って…、何…簡単。 殺されて当然だろ……?なぁ、アンタ。
ハハッ だって人殺したんだもんな。
その豚と同じ…同じ、だろ。殺されて当然。 だから、殺すのは正義、正義のゲーム。 オレは許されてる。選ばれた。 だからさ。
[武器を失った右手で拳を結んで開いて。 正面から対峙する格好のミハイルの顔を見つめた。
豚、という言葉に合わせて 視線で示したのは、無残に爆ぜた肥った男。]
(18) 2013/04/28(Sun) 22時頃
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[>>7どれだけ探しても、解毒剤が出てくるくるわけはない。 無いものを必死で探す光景は滑稽で、哀れで、笑えてくる。 >>8肉を裂こうとする指先が赤く汚れていくのを見詰めながら、 >>9子猫の声を聞いて、耐え切れずに小さく噴き出してしまった。 吐息にも似た、ささやかな笑い。
振り下ろされる刃>>11の鋭さは、肋骨の比では無い。 ベルナルトが武器を振るう様子を見たとて、逃げる様子も無くただ、薄笑みを浮かべて眺めていた。 最早、自らの正体を隠す必要性は感じない。 ミハイルが声を上げる>>17タイミングで、男はゆっくりと腰を上げる。]
何、って 簡単だろう? 君がしたことと同じことを 彼がしようとしているだけさ。
(19) 2013/04/28(Sun) 22時頃
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[ベルナルトの笑い交じりの声を聞く。>>18 背中側から痛みが続く。
殺されて当然。 人殺し。
その言葉に、痛みよりも腹が立った。]
なら、人が死ぬ際に“何もしなかったヤツ”も同罪だろう…。
武器、持ってたんだろう、火掻き棒以外にも……これ。
最初から、隠してたんだな。
他人を殺す為に。 誰よりも先に、殺意、持ってたんだろう、アンタが。
(20) 2013/04/28(Sun) 22時頃
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[俺は許されてる? 選ばれた?>>18 単語。 意味を考える。
幾ら漁っても出てこない解毒剤。
ならば。]
お前が――
[言いかけた言葉は、アレクの声>>19を聞く事で封じられる。]
(21) 2013/04/28(Sun) 22時頃
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[殺人者は殺されて当然、と言ったのは、此処のルールを作ったジョン・ドゥか。
絶対のルールとなったモノ。
なら、殺人者は。
――死ぬのか?]
(22) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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[尖ったものが刺さった際に、それを抜いてはいけないと、何処かのドラマで言っていた。 その理由はなんだったろうか?
思い出せない。
だが、武器は必要だ。]
……ぐ、っぐ……。
[手を痛みに向けて伸ばし、身体に刺さったそれを引き抜いた。 サバイバルナイフ。 刺された箇所から新たな痛みと血が溢れるのを感じた。]
(23) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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[視線を向ける事を躊躇っていたアレクを見て、 まるで保護者の存在を確認して安心する子のように 無邪気な微笑みを浮かべて頷いた。
恐怖と緊張と緩和と絶望と希望… 様々なものが綯い交ぜになった状況と環境で 彼を唯一の味方…信じられるものだと陶酔していた。 それが異常な事だとは微塵も思っていない。
ミハイルの言葉を聞いて首を傾がせる。]
オレは…殺し合いなんてせずに… 静かに6時間、待っても良いかって、 …そうすればアンタの手は汚れなかったし シュテファンはもっと人間らしく死ねた…だろ?
ほら。 オレは、間違ってない。 ほら。 オレは、何も悪くない。
[両手で改めて火掻き棒を握る。 錆びた鉄製の棒の先は鈎状に曲がっていて鋭利だ。]
(24) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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[ベルナルトの視線と笑み。>>24]
……アレク?
[改めて疑問符を。]
(25) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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[刃物が深く突き刺さった場合、それを無理に抜いてはならない。 刃物を抜いたことにより失血死に至る可能性があるからだ。 つまり、>>23自らナイフを引き抜くなどというのは、自殺行為だ。]
あーあ。 痛いだろう?背中が熱いだろう? それは君が、死に近づいてる証拠だよ。 ―――― 可哀想に。
[先程シュテファンを抑え込むのに汚れてしまった膝を、軽く手で叩く。 他人の血で湿ったシャツが気持ち悪い。 折角の服を汚した。 男にとって、彼が死なねばならない理由などそれだけで十分だ。 殺人者であろうが何だろうが、関係はない。 これ以上汚れるのはまっぴらだ。数歩、後ろに下がる。]
……何かな、ミハイル。
[>>25疑問符に答える声は、先程までと何も変わらない。 落ち着いた、声。]
(26) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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[血で塗れたナイフを握る。傷口から血が滴る。血は暖かいものだと、死体を漁った際に知った筈なのに。 妙に冷たく感じた。]
(27) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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[自分は悪くないと言うベルナルト>>24と、落ち着いた声を返すアレク>>26を交互に見る。]
アンタら……。
[アレクの言葉通り、痛みがある。だがあまり熱く感じない。 むしろ、冷たい。]
アンタら、共犯なのか…?
(28) 2013/04/28(Sun) 22時半頃
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違う、オレが選ばれたんだ、その人に… だから違うんだ、違う、 それに何も罪を犯してないんだ、犯してない、
仕方ないんだ、仕方ないだろ ? 悪くない。悪くないんだ。
[問うミハイルに返す言葉、で醜い自己を正当化。 判断や責任を放棄するのはもともと大得意だ。
ミハイルの手に握られるナイフは血に濡れている。 廊下に満ちる血肉と死の臭気が増した気がした。 両手で握る火掻き棒の先端を、ミハイルへ向け、 じりじりと摺り足で距離を詰める。]
(29) 2013/04/28(Sun) 23時頃
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共犯 というのは正しくないな。 僕たちに事前の繋がりがあったわけではないからね。 [>>28言いながら男の指先は耳元の髪を通り過ぎ、その奥に隠された小型のイヤホンを取り外す。 次いで、シャツの襟元に取り付けていたマイクを外して、ミハイルの足元へと放り投げた。 かしゃ と、機械の落ちる微かな、音。]
僕はただ、彼が死にたくないというから、 その手助けをしてあげたに過ぎないよ。
[アレクセイ・ツグノフ。 それは与えられた名に過ぎない。 幼少の頃、どこの誰とも分からない人間から、個体識別の為だけに与えられた記号。]
――――― 改めて、自己紹介は必要かな?
[このゲームの、恐らく最後の犠牲者になるであろう羊に向ける笑みは、ひどく穏やかだ。]
(30) 2013/04/28(Sun) 23時頃
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[悪くない、仕方ない、と繰り替えるベルナルト。 認めて欲しいのか、その言葉を。 ならば、決して認めない。
ただ、火掻き棒を見た。]
それで殴り殺すつもりか?
人殺しになるつもりか、ベルナルト?
[あえて、名を呼んだ。]
(31) 2013/04/28(Sun) 23時頃
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[アレクの声と、足元に投げられたもの。 小さな機械部品。 イヤホンと、マイクに見えた。 これで、ベルナルトと会話していたのか?]
……死にたくない、って。 みんな、そうだろう。 誰だって、そうだろう。
手助けって、何故――ベルナルトなんだ…。
[自己紹介の言葉には顔を顰める。]
アンタが首謀者か。
[アレク、と、名を呼べなかった。]
(32) 2013/04/28(Sun) 23時頃
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[>>29 青年自身は、子猫の選別には関わっていない。 誰が死のうが誰が生きようがゲームが面白いものになるのであれば、どうでも良かったのだ。 密やかな囁きに乗せて与えた甘い餌は、彼の内で歪んで、狂って。
―――― おかしくて、たまらない。] そうだよ、君は何も悪くない。 悪いのは全て、綺麗事を並べ立てる他人だ。 君だけが、罰を与えられる。 …… ほら、また。 ナイフを握った人殺しが、君を唆そうとしているよ。
[>>31己の声が、悪魔の囁きとなるか、天使の呼び声となるか。 細い指先は、ミハイルを指差す。]
(33) 2013/04/28(Sun) 23時頃
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みんな死にたくない。誰も死にたくない。 勿論、君も死にたくない。 …… 彼では無く、君が救われたかった?
[彼 とは、勿論ベルナルトのこと。 名を呼ばないのは敢えて。些細な約束の為だ。 >>32何故、と向けられた問いに返すだけの、確たる理由はない。 ただ、繋がっていた先が彼だったというそれだけの、面白味の無い話は口にせず。 代わりにやはり、煽るような問いを口にする。] ……改めて名乗れないのは、残念だよ。
[名無しのジョンは、名乗る為の 名を持たない。 首謀者であるか否か、問い掛けには否定も肯定もせず。]
(34) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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[極度の興奮状態に息が上がる。 心臓が痛いくらい強く打つ。
頭では大丈夫だと思っているものの、 身体は緊張のあまり小刻みに震えている。 滲んだ汗が行く筋も頬を流れて滴り落ち、 Tシャツの背はぐっしょり濡れて冷たいくらいだ。
人殺し――その言葉の後に自分の名を呼ばれれば 大きく頭を振って、違う違う、とうわ言のように。]
そうだ…痛いだろ、背中…痛いよな だからさ、ちゃんと楽にしてやる…そうだ、 オレは優しいって、婆ちゃんが褒めてくれるんだ。
きっと褒めてくれる。
(35) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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聞くぞ。
[アレクともジョン・ドゥとも呼べず。 その青年へと言う。]
まだ、ルールは生きてるのか? 誰かに解毒剤が埋め込まれてる。 生き残るためにはそれが必要。
このルールは変わってないな?
(36) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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[死にたくない。 人を殺してまで生きようとして、更に死ぬ訳にはいかない。
出血がどうなっているか。
もう分からなかった。]
2013/04/28(Sun) 23時半頃
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[死にたくない。 人を殺してまで生きようとしたのだ。 死にたくない。
出血がどうなっているか。
もう分からなかった。]
(37) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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綺麗ごとを言うな、ベルナルト。
楽にしてやるじゃねぇ。生きたいって思ってる人間を殺そうとしてるんだ。 俺を殺したら人殺しだ。
アンタの婆ちゃんは、人殺しの孫を持つんだよ。
誰もアンタを褒めてくれねぇよ。
(38) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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それに……そうだ、そうだよな、 他人はみんなオレを殺したがるだろ… ? ミハイルも、殺したいんだろオレを
[アレクの言葉はどこまでも甘い。 肯定されたい許されたい理由が欲しい…そんな気持ちが 彼の言葉によって満たされてしまう。
逆に、ミハイルの言葉はまっとうで、 僅かに残ったまっとうな部分が刺激されて嫌だ。 否定の言葉なんて聞きたくない。
ナイフを握るミハイルへと向けて 両手に握る火掻き棒を振り上げた。
肩を狙って振り下ろそうと。 しかし、その手は汗が滲んで気を抜くと滑りそうで。 震える腕の動きには無駄が多い。]
(39) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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ゲームが終わっていない以上、ルールは変わらないよ。 解毒剤を探して飲めば、少なくとも君の身体の毒は消える。
[>>36尤も、そうしたところで彼には背中の傷がある。 此処から出て、病院まで行くだけの余力がミハイルに残るか否かは、男にも分からない。
>>38誰も、彼を褒めない。 その指摘が正しくないことを、彼はよく知っているだろう。 >>39一切を否定せず、甘やかし肯定する存在を彼は知っている筈だ。 火掻き棒が振り下ろされる。 更に数歩後方へ下がり、男の視線は転がる二つの死体へと落ちた。 意味も、理由もない、無慈悲な死。 緩く、口角は持ち上がる。]
(40) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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[刺されていなかったとしても、こちらは体力を使い過ぎてた。 人を殺しているのだ。
そして、出血により、脚にどんどん力が入らなくなる。
それでも、振り上げられた火掻き棒>>39を、避けようと試みる。 上半身を揺らすのが、精一杯だったかもしれない。]
(41) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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――あぁ、殺したい。
[殴る為に近付いたベルナルトに言う。]
俺は死にたくない。
(42) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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[ゲームのルールがまだ生きてるなら、解毒剤は目の前にある。 この金髪の男を殺して、掻っ捌けばいいのだ。
そうしたら、娘の所に帰れる。
帰れるのだ。
例えベルナルトを殺せたとしても。 この出血で生きて館を出られるかは、既に、考えられなかった。]
(43) 2013/04/28(Sun) 23時半頃
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オレも…オレだって死にたくねえよ……、
[火掻き棒を振り下ろす瞬間、 今にも泣き出しそうに顔が歪んだ。
揺らぐミハイルの上体を的確に追える技術は無く、 最初に狙った辺りへ真っ直ぐに落ちる鉄棒。 鈎状の先端は、ミハイルの上腕辺りを掠めるか。
手応えがあったか否かを冷静に確認は出来ない。]
(44) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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[火掻き棒は腕を掠めただけだった。 だが、自分が思う以上に力が入ってなかった身体は大げさによろめいた。
せっかく手に入れた武器を、床に取り落とす。]
……ぁ。
[ナイフが床に落ちる音。 咄嗟、拾おうと身を屈めた。
床に膝を付き、自分の姿勢に気付く。
ベルナルトを、見上げた。]
(45) 2013/04/29(Mon) 00時頃
|
|
[振り下ろした動作から再び体勢を整え、 ミハイルを見下ろした。
目が合う。視線が重なる。 彼の目が怖いと感じた。
見るな……――… 唇はそう動くが声にならなかった。 次に振り上げた棒が狙うのは、 ミハイルの、顔面。目。]
………ッ
[殴り付けると言うよりは突く動きで。 息を呑み、眉根を寄せて、泣きそうな顔のままで。]
(46) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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/* あ、やべぇ、嬉しい。
(-1) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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|
[歪む顔が見えた。 泣きそうな――何処か、子供のような表情。
突くように向けられた鉄棒の向こう、そんな表情を見る。
見、た。]
(47) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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[一瞬、空白。
そして。]
(48) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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|
[視界が真っ赤になった。 背の痛みなど比ではなかった。
何かが叫んでいる。
それが自分の悲鳴だと、痛みの中で気付く。]
(49) 2013/04/29(Mon) 00時頃
|
|
みえ、ね…ッ。 な、にも、見えねぇ……!
[両手で目元を抑え、床に転がる。 刺されたのは片目の筈だが、視界が効かなかった。 ただ紅いだけの視界だ。
のたうちながら、見えない事を、叫ぶ。]
(50) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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|
[>>42>>44死にたくない。 それは心底からの叫びであるように思われて、男は視線を上げる。 用意した解毒剤は1つ、残る参加者は3人。 ルールは参加者全てに等しく適用される。 例外は ―――― 無い。]
…… 君たちは、今まで十分幸福に生きてきただろう? 死にたい とは思えない程度に、恵まれた人生だったんだろう? ならばその幸福な人生に対して、対価を払わなければならないよ。 それでこそ、真の平等というものだろう?
[いつだって世の中は不条理だ。 少なくとも、男にとっては不条理で在り続けた。
>>46泣きそうに歪むベルナルトの顔を見遣り、男は一歩前に踏み出す。 >>49響く絶叫の中、煩そうに眉を寄せて。]
(51) 2013/04/29(Mon) 00時頃
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|
[誰かの声。>>51
幸福な人生?
どうだった? どうだったんだろうか。
娘の事と、彼女を遺してくれた女を思い出す。 彼女たちに問いかけるように、思い出す。]
(52) 2013/04/29(Mon) 00時半頃
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[美しく貫く事は出来なかったが、 曲がった細い鉄棒の先端はミハイルの眼球を潰し 眼窩を浅く犯したようだ。 力任せの一撃は周辺の骨も砕いただろう。
耳を劈く悲鳴。溢れ出る血。 火掻き棒から咄嗟に手を離し飛び退くと、 棒は支えを失って落ち、カラカラと転がった。]
(53) 2013/04/29(Mon) 00時半頃
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[蹌踉めき、僅かに後退り。 のたうつミハイルの足元に落ちたままのナイフを見つけ。 動揺に強張る身体を必死に動かし、 それを拾おうと屈んだ。
ミハイルの目を殺る間際に聞いた アレクの声を思い出す。
幸福な人生。 そんなものはあっただろうか。 不幸だと思った事は無い。 幸福だと思った事も無い。 ただ…毎日、楽しいことだけをしてきた。
それが幸福だったんだろうか。
解らなかった。考える冷静さは無い。]
(54) 2013/04/29(Mon) 00時半頃
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[他人の血で汚れることは好かない。 けれど、躊躇い無く足は進んだ。 ジョン・ドゥとしてではなく、ゲームの参加者として。
ゲームの終わりは、そう遠くないだろう。 >>53火掻き棒の落ちる音のする頃、男の姿は、床に転がるミハイルの傍に在る。]
良かったね。 君は、不幸な結末を見ずに済む。
[ミハイルに向けた声には揶揄はなく、 心底からの穏やかさと、幾らかの羨望が入り混じる。 >>54ナイフを拾おうとする姿をちらりと見遣り、笑みを浮かべた。]
(55) 2013/04/29(Mon) 00時半頃
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/* (。ノω\。)
(+3) 2013/04/29(Mon) 00時半頃
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[拾い上げたナイフは血溜まりの中に落ちたせいで 柄まで濡れて滑って不快だ。
ミハイルへ意識の殆どを注いでいたせいで、 アレクの動きには注意を払っていなかった。 彼だけは自分の味方だと信じているからでもある。
ふ、と見遣るアレクは笑っていた。]
オレは…間違ってない、よな… これで、正しいんだよな… ?
[つられるように笑みを作ろうとするが、 それは酷く歪んだ表情になった。]
(56) 2013/04/29(Mon) 00時半頃
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[そして、握り直したナイフを手に のたうつミハイルへと近付いた。 ナイフの切っ先からは血が滴り落ちる。
今度こそ彼の胸を貫こうと。 確かに命を奪おうと。
床に片膝を突き屈み、 血に濡れたナイフを振り翳した。]
(57) 2013/04/29(Mon) 01時頃
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[誰かがすぐ傍に。>>57 それが、アレクなのか、ベルナルトなのかさえも分からなかった。
ただ、最後の力を振り絞って、手を振るった。 獣のように、爪を使う。 皮膚の一枚でも傷付けてやりたかった。]
(58) 2013/04/29(Mon) 01時頃
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ああ、勿論。 ……ミハイルが、苦しそうだ。 早く楽にしてあげるといい。
[向けられた問いに、躊躇い無く肯定を向ける。 この血の惨状にあって、唯一自らの手が汚れていないことに気付けば、 ミハイルの目から涙のように零れる赤色を、指先で掬った。 汚い血に触れるのは好かないが、芝居には多少の演出も必要だ。
>>57ベルナルトが近づいてくれば、男は数歩、後ろに下がる。 綺麗なままの指先が、耳元の髪をくるりと巻き付ける。 終わりの際にあり、今まさに目の前で誰かが死に、ゲームが終わろうとしている。 それが意味することを分かっていながら、男は平然と目の前の光景を眺めていた。]
(59) 2013/04/29(Mon) 01時頃
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[ミハイルの爪に掻かれたのは腕だった。 ナイフを握る右腕の皮膚が浅く削れ、 薄く血が滲む。
人間の手に掻かれてもこんなに痛むのか、と 的外れな感心が浮かんだのは 既に状況に疲弊しきっているからに他ならない。
自らの腕に残る傷を見下ろし、 下唇を強く噛む。
それから改めて、ナイフを振るった。 切っ先は彼の胸を狙って真っ直ぐに振り下ろされ、 大きな抵抗をされなければ… そのまま、彼の肉を裂くだろう。
心臓を的確に狙う事は出来なかった。 昔見たサスペンス映画のクライマックスシーンを思い出し それを模倣してそれらしい箇所を狙うに過ぎない。]
(60) 2013/04/29(Mon) 01時頃
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[爪は何かに当たった。 傷を残せたかも、分からない。
手はそれだけで落ちて、あとは、紅い闇。]
(61) 2013/04/29(Mon) 01時頃
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[娘はどうしているだろうか。 父が帰ってこないと、不安がって泣いてなければいいが。]
…かえり、てぇ…なぁ…。
[胸を刺し、裂くナイフに対する認識は、痛みよりも、込み上げてきた吐き気だった。]
……ふ、ごふ……。
(62) 2013/04/29(Mon) 01時頃
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[帰りたいと胸中で繰り返して。 その言葉の代わりに、血を吐いた。
断末魔の痙攣はもう淡いものだったろう。
揺れるように身を震わせ。]
(63) 2013/04/29(Mon) 01時半頃
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[終わった。]**
(64) 2013/04/29(Mon) 01時半頃
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[刺した傷口から血が溢れるのを見下ろした。
人間を殺した経験なんて無い。 どの程度刺せば、どの程度出血すれば、死ぬのか 解らないから何度も何度も繰り返し ミハイルの胸を刺した。
かえりたい…という彼の声が耳に貼り付き、 実際にはその声どころか呼吸が絶えても 執拗に刺して、刺して、血を浴びて、夢中で刺して。
何かに止められる事が無ければ、 暫くはそうしているだろう。]
(65) 2013/04/29(Mon) 01時半頃
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[手の感覚が薄くなる。 倒れて既に動かないミハイルの腹に跨り 繰り返し刺した肉は柔く脆くなり、 溢れた血で両腕もナイフも真っ赤に染まっていた。
まだ生きてるんじゃないか、 生き返って自分を殺しにくるんじゃないか、
止めど無く湧き出る不安からの動作は 硬い骨にナイフの刃が当たった衝撃で止まる。
手が痺れる。]
……はっ、ハッ ァ は、 ッ
[荒い呼吸を落とし、 いつの間にか流れていた涙を垂れ流しつつ アレクを、見上げた。
これで良かったんだよな?と 問いかけるような目で。]
(66) 2013/04/29(Mon) 01時半頃
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[>>62帰りたいと、望める場所があることがどれだけ尊いことか。 帰る場所を持たず、生きたいと望むことも出来ずにいる自分とは雲泥の差だ。 そんな尊い願いが打ち砕かれ、消えていく。 それを笑える自分はとうに狂っているのだろう。 言われるまでもなく、分かっている。
>>63口元からも溢れる血。 ミハイルの身体の震えが止んでも>>65振るわれ続ける刃の動きを、笑みを浮かべたまま眺めていた。]
――――…………良い子だ、ベルナルト。
[>>66伺うような視線に、男はようやく手を伸ばす。 約束の通り名を呼んで、荒い呼吸を繰り返すベルナルトの金の髪を梳くように撫でた。 ――― まさに、子猫を撫でるかのような手付きで。]
(67) 2013/04/29(Mon) 01時半頃
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[撫でられている。 ぼんやりとした意識でそう思うものの その実感は薄く曖昧だった。
耳の奥ではずっとミハイルの声が響いている。
痺れる手からナイフが落ちた。 もう両腕が怠くて仕方が無い。]
……これで、終わり…なのか ?
[アレクの顔を見上げ、掠れる声で呟いた。]
(68) 2013/04/29(Mon) 01時半頃
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[問い掛けにちゃんと答えてやるならば、答えは否だ。 残る参加者は、あと2人。 ベルナルドと ―――― 自分だ。 けれど、>>68滑り落ちたナイフを拾い上げることもなく、 男の手はただゆったりと、金の髪を撫で続けている。]
――――…… そうだよ。 これで、おしまいだ。よく頑張ったね。 きっと、お婆さまも褒めてくれるよ。
[仮初の安堵を与えられるのならば、嘘を1つ吐くぐらいは造作もない。]
(69) 2013/04/29(Mon) 02時頃
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そうか………、終わり、か…
[感じた安堵に吐息を溢し、瞼伏せた。
瞼の裏は真っ赤だ。 頭を撫でてくれる手の心地よさを漸く、感じた。]
(70) 2013/04/29(Mon) 02時頃
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