
225 伝染源
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が3人、占い師が1人、人狼が1人いるようだ。
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逃げるべきかもしれない。
(0) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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/* すげえ自分で引いた。<占い師
(-0) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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/* >人狼
>人狼 >人狼 >人狼
wwwwwwwwwwwwwwwwwww 人狼wwwwwwwwwwwwwww ざけwwwwwwwwwwww
(-1) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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ん? ああ……おお。 なんつーか、……お休み?
[点々とした返答を聞けば、やはり頭を掻きつつも、そんな言葉を返して。青年はその怪しげな姿をじっと見据えていたが]
……ま。いっか。
[ふ、と息を吐き、そう呟いては。 また、ふらふらと街中を歩き出した。 ちゃり、ちゃりんと。微かなチェーンの音を響かせつつ]
(1) 2012/10/21(Sun) 02時頃
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理髪師 ルークは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 02時頃
絨毯商 クーは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 02時頃
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[夜の街を歩く。 今夜はどことなく、空気がおかしい気がする。普段は路地裏でしか見掛けない薬物中毒者に明るい場所で出会ったせいだろうか。
ふと、ショーウインドウに映った自分の姿を見る。赤みがかったサイドテールが、つくりものの風に揺れた。]
……変なの。
[ガラスの中の自分と目が合う。栗色の瞳を見つめ小さく首を傾げて、それから再び歩き出した。違和感の正体は掴めないまま。]
(2) 2012/10/21(Sun) 03時頃
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[青年は、ふらふらと雑踏を歩く。視線は人々や店々やを追いながら、その瞳はただ、静かにあって。見ようによれば、淀んでいる、とも取れるような。何処までも静まり返った光を、湛えていた]
…… 虹の向こうの、 何処か空高くに……
[歩きながら、ぽつりと、青年は歌の一節を零し]
……なあ。 全く、物騒な話だよな。 馬鹿げた話だ。はは。
[独りごちては、くつくつと笑った]
(3) 2012/10/21(Sun) 03時頃
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人殺し。
……人殺し、
なあ。
(*0) 2012/10/21(Sun) 03時頃
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[自分は、彼らとは違う。
極めて理性的で、秩序だっている。 彼らに薬物を与える事はあっても、それに溺れることはしない。人生に絶望してなどいないし、未来は明るい。そう、信じている。
何がきっかけだったんだっけ。 ハイスクールの頃にはもう、その手のものは密かに存在していたし、依存性のあるものに手を出して壊れていく人間も幾らか見た。喧嘩に明け暮れ、手首を切り、最後には首を吊ったクラスメートもいた。そういう人間を見る度に、首を捻ったものだ。
理解し難い。本当に。]
(4) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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……本当に?
(5) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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/* そうだ 赤グラ……! 時間差で気が付いた ふふ…… ねんがんの赤グラ……
(-2) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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[一瞬、頭の中に入り込んだノイズ。 捕まえることは出来なかった。 気づかないまま、人ごみの中を歩く。]
(6) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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[どこかで、歌が聞こえた…ような気がした。**]
(7) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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――晴れよりは、雨や曇りがいい。 晴れよりは、雨や曇りがいい。 晴れよりは、雨や曇りがいい。
[先刻己が発した言葉を、戯れのように繰り返し]
人殺しなんて、御免だよ、俺は。
……
虹の向こうには、…… 何があるんだろうな。
[ふと立ち止まっては、空を見上げて呟いて。 それから、尚街中を*歩いていった*]
(8) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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理髪師 ルークは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 03時半頃
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/* 自分で立てておいてなんだけど、この街の設定よくわかんないので適当に捏造してくだs
(-3) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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/* 狂気感染わくてかしてたらおまかせ人狼でワアアアアですが ショーを殺せるのだと思うと わくわくであります 頑張る!
(-4) 2012/10/21(Sun) 03時半頃
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[モノトーンの悪夢。 道行く人の顔は白く、黒く、色彩の反転、のっぺらぼうなのに分かる感情の波、海、水、雫―――]
ぅ あ
[最初は"青"だった。 奔流のように流れいづる水に"橙"色の日差しが降り注ぐ。 流れる水から芽吹く"緑"に、"黄色"い花が"紫"の蝶を呼び
やがて世界は"藍"の帳によって夜へと移り 血のように"赤"い月が爛々と此方を見ていた]
(9) 2012/10/21(Sun) 16時頃
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絨毯商 クーは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 16時頃
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[世界が完全に色彩を取り戻せば、ふる、とクーの肩が揺れ、暫く後に、少し藍がかった黒目がちな瞳が、ずれた布に気づいて大きくなる]
………
[かき寄せ、顔半分をしっかりと隠すと、溜息をひとつ落としてから立ち上がった]
(10) 2012/10/21(Sun) 16時半頃
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………ない
[手にしていたはずの小包は跡形もなく消え去っていた]
最初から、ない? …なくした?とられ、た?
[記憶に自信はなかった。 誰かに声をかけられたような気はしたが、それすらも定かではなく]
……ない、か
[小包はない。それだけは、確かだった]
(11) 2012/10/21(Sun) 16時半頃
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絨毯商 クーは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 17時頃
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…ふう。
[大儀そうにため息を吐きながら店を閉める。 そして、またため息。]
やれやれ。 すっかり暗くなってしまったな。
[Closedの札を下げ、店に引っ込もうと思ったが。 不意に立ち止まって、深呼吸をひとつ。]
(12) 2012/10/21(Sun) 17時頃
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[なんとなく、空気がいつもと違うような気がする。 そんな気がしたのは、ふらふらと歩く青年の姿を偶然見かけたからかもしれない。]
虹の向こうに、特別何かがあるとは思わんがね。
[青年の呟きに、そんな戯言を返すが。多分聞こえてはいないだろう。 別に聞かせようとした言葉でもないけれど。]
(13) 2012/10/21(Sun) 17時頃
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ルドルフは、店の中に引っ込んだ。**
2012/10/21(Sun) 17時頃
理髪師 ルークは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 23時半頃
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[重ねられた戯言を、青年が聞き取る事はなく。ただ、偶然か否か――僅かに一度だけ、青年は其方を振り向いた。その瞳が見て取ったのは、人影は既にない店の佇まいだけだったかもしれないが。 青年は独り言を途切れさせながらも歩き続け]
……ん。
[そのうちに、開けた場所まで来て、足を止めた。植物やオブジェやで美しくも何処か空々しく飾り付けられた、其処は外れの方にある公園だった。出入り口に近いベンチの真ん中に腰を下ろし]
(14) 2012/10/22(Mon) 00時頃
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理髪師 ルークは、メモを貼った。
2012/10/22(Mon) 00時頃
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もおー。これ判定おかしいんじゃないの?
[結局、真っ直ぐ帰るのはやめて電子音とざわめきにあふれた繁華街を歩き回る事にした。ゲーム・センタの奥、マリエは画面に向かって悪態をつく。
よくある音楽ゲーム。落ちてくるバーにあわせてボタンを叩く、あれだ。 開始十分、もう既に3クレジット目。いつも同じ場所で、一瞬だけ判定が遅くなる。まだコツがつかめていないようだ。
後ろに人の並ぶ気配がして、財布から取り出しかけたコインを仕舞い、場所を譲る。]
(15) 2012/10/22(Mon) 00時半頃
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[仕方なくその場を離れ、クレーン・ゲームの方へと近づいていく。幾つかの台を品定めて回り、目をつけたのは近頃はやりのゆるキャラ人形。ヒトデのような頭に短い手足のついた、可愛いと不細工の絶妙なバランスを保った二頭身に、狙いを定める。
クレーンを移動させる位置を目測して、片目を閉じて照準を合わせ。青く光るボタンを、押下。
鈍く光るステンレスのフォークが大きく腕を広げ、カラフルなヒトデ目掛けて降下し――]
よし、いけ……っ、
……。
[見事に、空振った。]
くううううっ。 今日はツイてない、なあ。
[腹いせにボタンを一発叩いて、台から離れた。]
(16) 2012/10/22(Mon) 01時頃
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/* ねむすぎr
一発言だけでも・・・ぐぎぎぎぎ
(-5) 2012/10/22(Mon) 01時頃
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やだやだ。あれ、きっと疫病神よ。
[夕方出会った男を思い出す。 年の頃は三十路過ぎだろうか。まだ若かった。 あれを一言で表すならば、骨。 生きながらにして骨になってしまったような、そんな風貌だった。落ち窪んだ目はせわしなく視線を震わせ、下顎も指先も、一秒だって静止してはいない。
***
"D・O・M"と呼ばれる、新種の薬物が出回り始めたのはしばらく前の夏。丁度つまらない日常に退屈していた頃だった。その年、マリエははじめて薬に手を出した。ただし、使う側ではなく、与える側として。
初めは、というか、今でも、それはマリエにとっては遊びに過ぎない。誰が身を滅死ねばいいのにぼそうとも、関係ない。そう、ただの、退屈しのぎなのだ。
別に世界に恨みがあるわけでもないし、誰かを傷つけたいわけでもない。ただの遊び。だけど]
(17) 2012/10/22(Mon) 01時頃
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あれえ。
(18) 2012/10/22(Mon) 01時頃
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[何か別の思考が、脳裏を過ぎったような気がした。]
(19) 2012/10/22(Mon) 01時頃
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[用事はなくなってしまった。 外はねの酷い前髪を引っ張って暫く俯き、布の下、唇を動かしてなにやら呟き]
………まいっか
[そのままふらりと歩き始めた。 小包の中。修繕の終わった絨毯にかかった時間が無駄になったが、それについて悔やむ方が時間の無駄だと、首の後ろが熱い火に照らされるような、些細な違和感を振り切って、なんとはなしに中央地区方面へと足を向ける]
(20) 2012/10/22(Mon) 01時頃
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絨毯商 クーは、メモを貼った。
2012/10/22(Mon) 01時頃
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/* まああんまりひろいのは無理やな・・ この人数じゃしゃーないからな
(-6) 2012/10/22(Mon) 01時半頃
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[中央地区に繋がるゲートは、いつもはただの一瞬だけ空を遮る門でしかなかった。 それが、今は――]
「管理都市外縁部のセキュリティ――」 「中央へは入れるな――」
[不思議とエコーがかかった電波越しの声が物々しい格好をした人の群れから洩れ聞こえた]
出れ……ない?
[止められたクーはゆっくりと首を傾げ、一度、二度瞬いた]
(21) 2012/10/22(Mon) 01時半頃
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[店の中で、古めかしい機械式時計の手入れをしながら。 これまた古めかしいラジオでニュースを聞いている。 それは閉店後の日課とも言える行為だった。]
…ふむ。
[ニュースの内容を聞き、片眉をあげた。]
多少は、面白いことになりそうかね。
[その呟きを聞く者は、誰もいない。**]
(22) 2012/10/22(Mon) 01時半頃
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………
[何かがさざめく音がした。 帽子をひっぱって耳を塞ぐ。外からの音ではないそれは、消えることはないけれど]
わかりまし、た
[踵を返し、またふわりふわりと歩き出す。 今度は首の後ろではなく腹の奥、胃の辺りがじりじりと何かを訴えていた。 感情の増幅は、面倒を呼び込むだけ。 ぎゅ、と瞼を瞑ったまま、一歩二歩、とまた*歩き*]
(23) 2012/10/22(Mon) 02時頃
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[老若男女、忙しげな者から暇そうな者まで、行き交う姿は様々なれど平和極まりない光景を、青年は退屈そうに眺めていた。んにゃあ、と鳴いて足元に擦り寄ってきた猫の頭を、わしわしと撫で]
……、
[ふと、中央地区のある方向を見やった。眩しい時にするように、目を細め、額に伸ばした手を付けて]
……折角の「休み」なんだからさ。 もっと面白い事がしたいよな。 まだ来ねーのかな、面白い事。
[呟いては、ふ、と小さく笑った]
(24) 2012/10/22(Mon) 02時頃
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絨毯商 クーは、メモを貼った。
2012/10/22(Mon) 02時頃
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『おねーさん、ひとり?俺と遊ばねえ?』
[ゲームセンタを出てすぐのところで、若い男に声をかけられた。今日はよく呼び止めら憎いれる日だ。他人と一切関わらないまま一日を終える事だって珍しくはないというのに。
ちらりと目をやると、特にこれといった特徴のない顔。これじゃあモテないだろうな、と、マリエは密かに彼に同情した。個性の薄い、顔を覚えるだけでも一苦労しそ消えてうなタイプだ。ただ、その顔に似合わずゴテゴテの革のブーツを履いているのが、やけに目立った。]
まあ、暇だし…奢ってくれるなら、いいよ。 なんか面白い事ないかな、って、思ってたんだよね。
[せめて、つまらなくはない夜になるといい、その程度の期待を込めて、マリエは男の肘に自らの腕を絡めた。**]
(25) 2012/10/22(Mon) 02時半頃
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ルークは、暫し、空を仰ぎ続けて*いて*
2012/10/22(Mon) 03時頃
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虹の向こうの 何処か空高くに
(*1) 2012/10/22(Mon) 03時頃
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夢が叶うような場所が あるのなら
(*2) 2012/10/22(Mon) 03時頃
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[ちゃり、ちゃりん。 チェーンが揺れ擦れて音を立てる]
[かち、かちり。 揺れ擦れて音を立てる]
[銀色に輝く切っ先が、矮小な暗闇の中で震える]
(*3) 2012/10/22(Mon) 03時頃
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[男の瞳は、暗く沈み――暗く、輝いて]
(*4) 2012/10/22(Mon) 03時頃
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理髪師 ルークは、メモを貼った。
2012/10/22(Mon) 03時頃
理髪師 ルークは、メモを貼った。
2012/10/23(Tue) 00時頃
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ふうん。刃傷沙汰、ねえ。 珍しいよね白昼堂々。私もさっき、ジャンキー見たし。
[他愛もない世間話。うつ伏せたまま枕を抱え、ぱたりぱたりと脚をゆらす。]
ここ2、3日かなあ。何か、変、だよね。 瘴気が濃いっていうかさあ。 なんかこう、嫌な感じ。
[ソファで煙草を吸っている男は、ふむと考え込んで、それから首を捻り、煙を吐き出しながら何のことだか、と言いたげに両手を上に挙げた。]
わかんないかなあ…。 あ、ここオートロックだから適当に帰っていいよ。 わたし、眠くなってきた。また遊んでね。オヤスミ。
[ドアの方を指差して、あくびをひとつ。]
(26) 2012/10/23(Tue) 00時半頃
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[――深夜]
[既に少しの浮浪者と、時折の通りすがり以外には人気のない、ぽつりぽつりと疎らに街頭が点るばかりの静寂極まった公園に、青年は一人、尚ベンチに座り続けていた。 その瞳は闇を見つめ、街頭の淡い光を見つめ、集る虫を見つめ]
[ふと、ブランコがある方を見やった]
(27) 2012/10/23(Tue) 00時半頃
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[其処には、一人の男が立っていた。 その男は、青年より少しく年上だろう、ひょろりとした長身痩躯である青年よりも尚細い、服を脱げば肋骨がそれは綺麗に浮き出ているのだろうなどと思わせるような体格をしていた。その顔立ちは特別な特徴はなくもいかにも薄幸そうで、気弱そうだった。服装は実に地味なシャツとズボンで、ただ靴ばかりが不釣合いな程に上等らしい品だった。 辺りをきょろきょろと見回しつつ出入り口の方向へ歩いてくるその姿に、青年は唇の端を上げ、ゆらりと歩み寄っていき]
…… や。今晩は。 お兄さん、散歩? こんな時間に一人じゃ、危ないよ。なんてな。はは。
[近くまで来ると、びくりと肩を揺らす男に、愉しげな軽い調子で声をかけた。足を止めはしないまま。男は瞳を揺らしつつ口を開き]
「……おかしな話を、聞いたよ。……聞いたんだ」
へえ?
[呟くに近いような小さな声で零された言葉に、青年は片眉を上げ]
(28) 2012/10/23(Tue) 01時頃
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おかしな話って、何? 興味あるな。 どんな話か、良かったら、教えてくれない? 俺、すごい退屈でさ。此処で会ったのも縁だと思って。
[やはり軽い調子で問いかけると、男はあちらへ此方へと一層視線を彷徨わせ、暫し躊躇った様子を見せてから頷いた]
「あれが……逃げたって」
あれ?
「……あれは、あれだよ。あの……危険な。 皆消えた方がいい奴らの事、だよ」
……消えた方がいい、ねえ。 ああ。うん。そうだな。 俺もそう思うよ。消えた方がいいってね。「皆」。
(29) 2012/10/23(Tue) 01時頃
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[ふ、と、青年の瞳に暗い光が浮かび上がる。 男はその変化には気付かないまま、言葉を続けて]
「逃げるべきかもしれない。 いいや。逃げないと、いけないんだ」
逃げる。逃げる? 此処から? ……つまらないと思うけどな。そんな事。 何よりも、つまらないと思うけどな。 折角これから面白い事になるっていうのに。なあ。
でも、まあ、あれだ。 逃げるは逃げるで、あれ。尊重? 賢明? まあ、ともかく、アリな判断だとは思うよ。俺は。
ただ、なあ。 それなら、なあ。 それにしたなら、それで。
……ちょっとさ。
――遅過ぎたんじゃ、ねえ?
(30) 2012/10/23(Tue) 01時頃
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[青年が、唇を歪め、笑う。 不吉という形容が相応しい笑みを、浮かべる。 闇の中に温度を持つ三日月が、浮かび上がる]
[その、次の瞬間]
[闇に、銀色が、閃いた]
(31) 2012/10/23(Tue) 01時頃
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「……え?」
[そんな、絵に描いたかのような間の抜けた声に。 青年は、笑いが漏れるのを禁じ得なかった。 青年の目の前で、男は赤を噴き出した。一文字にざっくりと切られた首から、温かい血を勢い良く溢れさせた。男は何が起こったかわからないというように首を押さえ、すぐに背中から地面に倒れて]
…… っは。 はは。 あはは、っは、ははは。
[その様を見下ろしながら、赤で肌を髪を服を染めながら、青年は声をあげた。高らかに笑う青年の手には、よく研がれた剃刀が握られていた]
(32) 2012/10/23(Tue) 01時頃
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本当、遅過ぎるって。 っていうか、馬鹿だろ。 不幸っていうか、なんていうか。 残念? か? ま、なんだっていいけどな。
な、どう? これ。 剃刀。何処ぞの殺人鬼みたいで、かっこよくない? 鋏もあるんだぜ? どうよ。……って。聞いてないか。
[もう片手で銀の鋏を取り出しては、青年は横たわる男に――死した肉体に、話しかけて。は、と肩を竦めて零し]
本当アレ。物騒は、勘弁だよな。 勘弁ですわよ。 マジ勘弁。殺人鬼とかー、マジ勘弁ー。
[茶化すように言いながら、青年は死体の傍らに屈み込み]
(33) 2012/10/23(Tue) 01時半頃
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[ぐちり。 水っぽい、しかし粘着質な音が響く。 青年は刃物らを一旦横に置くと、男の左目に、爪が綺麗に切り揃えられた、長く細い指を突き込んだ。ぐち、ぐちり。深い瓶を漁りでもするかのような具合に、青年は其処を抉っていき―― ぶちり、と。男がもし生きていれば頭蓋に響いたとでも感じられるような音が、くぐもり鈍く響いた。す、と引いた青年の指には、赤い血と透明の液体に塗れた、視神経を引き連れた眼球が摘まれていて]
…… ふーん。
[虹の向こうを想う鼻歌を歌いながら、青年はそれを街灯に照らし、視神経を摘み直してぶらぶらと揺らしてみ]
ふふ。 魚とかの目玉って美味いけど。 あんたの目玉は、どうだろうなあ。
……あ、そうだ。 逃げようと思ったのに、逃げられない。 何故なら靴がなかったから! これって、いいんじゃねえ?
[不意に、思い付いたというように言っては。 青年は男の靴を片方脱がせては思い切り投げ捨て。 もう片方も、思い切り投げ捨てて]
(34) 2012/10/23(Tue) 01時半頃
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