
216 双龍の湖
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カスイに1人が投票した。
オオコウチに4人が投票した。
オオコウチは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、カスイ、ニシノ、ルリハ、タマの4名。
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ねえ。アキ。
……オカミノカミが、貴方のこと、心配していたわよ。
少し…相手になって、やってくれないかしら?
(*0) 2012/10/04(Thu) 00時頃
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自己満足のない趣味なんて詰まらないよ。
[クツリと小さく喉を鳴らす。 大河内の考えは知れない。 だから、続く言葉に頷きを向けてその場を辞した]
(0) 2012/10/04(Thu) 00時頃
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[しとしとと降り続ける秋の冷たい雨。 湿り気を帯びた空気を感じ、少し重い息を吐く]
――…まだ止みそうにないね。
[ぽつと呟き、 過ぎる不安を打ち消すように首を振る。 瑠璃葉の反応にはふっと表情和ませて]
ん。 怪我がなくてよかった。
[そう言った後、ふと何かに気付いたように視線を彷徨わせる]
いや、こちらこそ、……済まなかったね。 女性の口許を見詰めてしまうなんて、礼を失してしまった。
[やや伏せられた目許には微かな朱が混じるが それも雨の気配に紛れ、消えてゆく]
(1) 2012/10/04(Thu) 00時半頃
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わたくしのことを?
[綺麗な手さばきであれやこれやと食事の支度が出来上がっていくのを見る。 こうもじっくり見たのは初めてだった]
それは、ありがとう。 …わたくしも、瑠璃葉さんのこと、好きよ。 今年も、楽しみにしていたわ。
[それでも。 龍神が人として居られる時間は、短い。 きっと、形取れるのは今年限り]
美味しそう、ね。
[話をそらすように、料理に目を向けた]
(2) 2012/10/04(Thu) 00時半頃
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[また誰かが消えた事など、感知できるわけもなく。 一度開いて、またかみ締めたりしないようにした唇。 西野に気を遣わせてしまった、と、感謝の言葉を述べようとして。 謝られた理由に、少し頬が染まった]
え、っと。いえ、その、西野さん、ありがとうございました。
[少し慌てたような声で言って。 そっと視線を料理へと向けなおした。
二人の手伝い、には、少し食材を取ってもらったりするくらいではあっただろう]
(3) 2012/10/04(Thu) 00時半頃
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――はい。 当然、です。
[ありがとう。 礼を言われても、首を振って、花穂へと視線を向ける。 少し、笑った]
花穂さんが楽しみにしていた、って聞いて、今すごく嬉しいです。 ふふ、もうすぐ出来ますから。
そしたら、一緒に、食べましょう。ここにいる皆で。
(4) 2012/10/04(Thu) 00時半頃
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[出来上がってゆく料理にほうと感嘆の息を漏らす]
見事だね。 頂けるのが楽しみだ。
[良い香りがして食欲が刺激される]
では、出来たものから運んでいこうか。 タマも大河内さんも待っているだろうし。
[大皿に乗る鯛の姿焼きを両の手で持ち 広間にそれを持ってゆく]
(5) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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貴女がうれしいなら…良かったわ。
[安心したように、笑って]
いい匂い。
[くん、と立ち込める匂いを嗅ぎながら]
そうね。 一緒に食べましょうか。
――最後に。**
(6) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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[瑠璃葉の声に一度視線を戻すが 染まる彼女の頬を見ればまた視線は彷徨う]
―――……。
[礼を言われる事のほどではないと 喉元まで出掛かるがそれは飲み込み]
如何致しまして。
[彼女の意を受け取る言葉を選び口にする]
(7) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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[最初に感じたのは、村の中にある朱塗りの鳥居をくぐって境界を越えてしまったような空気の変化。 神返しを願っていたが他の祈りに押されて、力が及ばなかったようだ]
心配、そうですか。 僕の方が謝らなければならないのに…。彼と話してきますね。
オカミノメカミ、良い日を。**
(+0) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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後家 カスイは、メモを貼った。
2012/10/04(Thu) 01時頃
書生 ニシノは、メモを貼った。
2012/10/04(Thu) 01時頃
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[意味深な言葉が花穂の口から時折漏れる。 それに西野は気付いてはいたが口は出さない。 知られたいのか知られたくないのかはかりかねて]
花穂さんと瑠璃葉さんは仲が良いね。
[料理を運び往復する間にそんな呟きを零した]
(8) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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[出来たものから運ぶ、というのに頷いて]
お願いします。
[頭を下げた。 つくり途中のものも、最後まで作ってしまおうと。 品数は多く、なるべく華やかにした。 花穂が言う、最後に。 その言葉に、彼女へと視線が向いて]
……はい。
[言いたいことは言葉にならず、ただ、一つ、頷いた]
(9) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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嬉しいです。
[仲が良いといわれて、嬉しそうに微笑んで]
毎年、来てくださって、 気にかけてくださって。
花穂さんはお客様ですけど、……憧れ、とか、そんな風に思っているんです。 素敵な方だから。
[花穂の方へと視線を向けて、微笑む。 寂しい、怖い、そんな感情は、綺麗に隠された。 やがて全部の品を作り終えて、部屋に戻ったら、大河内が居ない事を知る事になる**]
(10) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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[嬉しいと瑠璃葉の言葉が聞こえ笑みを浮かべる。 微笑ましげな眼差しを向け]
瑠璃葉さんは花穂さんが好きなんだね。
[彼女の視線を追うように花穂を見詰めた]
(11) 2012/10/04(Thu) 01時頃
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[箸と湯のみを五人分、盆にのせて広間に向かう。 これで必要なものは全て運び終わる。 膳には彩り豊かな祝いの料理が並んでいる]
あたたかいうちに頂こうか。 タマ、――…煮干が鯛にかわったよ。
[笑みながら部屋の隅にいるタマに呼びかける]
大河内さんも――…、と、あれ……?
[その姿をさがすが見当たらない。 何処かにいったのだろうかと 名を呼びながらあたりを探してみるが見つからず]
タマ、大河内さんが何処にいったか知らないかい? 嗚呼、ハナさんに聞くべきか。
[ぽつと最後は独り言ちるように呟いた]
(12) 2012/10/04(Thu) 01時半頃
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[大河内の姿を見つけられずチリと焦燥を感じる。 西野は彼が消えれば神隠しにあった者が帰ってくるのではと そんなことを思っていたから――]
――… 嗚呼 。
[悩ましげに柳眉寄せ零す音。 呪が砕ける気配は感じられない。 消えてしまったのは大河内一人きり。 神隠しにあったと思えばいいものを 己が願ったせいかもしれぬと思う。 雨は止まない。 降り続ける雨音を聴きながら、西野は自責の念にかられる**]
(13) 2012/10/04(Thu) 01時半頃
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書生 ニシノは、メモを貼った。
2012/10/04(Thu) 01時半頃
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――そう、か。
[鈴華がこちらへと引き込まれたと聞けば>>3:*11 ホッと安堵の息を洩らす。 けれどすぐに、本当に良かったのだろうかと目を伏せた。
勝手に似ていると感じて、親切心を装って。 あの子のように拒むこともできずに、引き込まれてしまったのだとしたら。
思ったよりも深く、 あの失敗してしまった日のことが、心に留まっていたようだ。
オカミノメカミから、 鈴華が「戻りたくない」と言っていたと聞き、再び安堵の息を吐いた。]
(+1) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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瑠璃葉の食事か、 最後に…人の舌で味わいたかったな。
[次に人の姿に生まれ落ちることが出来るのは、いつだろうか。 その頃には、瑠璃葉はこの世にいないかもしれない。
心底残念そうな声で呟いた。]
僕の分も楽しんできて、オカミノメカミ。 [それだけ言ってまた深く潜ろうとしたところ、 オカミノメカミの声>>3*13が続くのに、じっと目を閉じて耳を傾け…。
秋の名が出て、ぱちりと目を開いた。]
(+2) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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……ありがとう、オカミノメカミ。
[きっとオカミノメカミにも引き込みたい者が在るだろうに。
人間をこちらに引き込めるのは、その人間が生きている間だけ。 それを逃してしまえば、同じ人間には二度と会えない。
ずっと傍に在った双龍の片割れ。 一人ではない。
だが、共に在りすぎてつい、他者という概念が薄くなる。]
(+3) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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[オカミノカミとオカミノメカミは、双龍でこの村を守る。
どちらかが欠けてもいけないのに、 欠けるということを考えもしない。想像も出来ない。
二つ在って、初めて一つ。 一つである。
だから片割れの他に目が向く。 引き込みたいと、連れて行きたいと思う。
片割れは、傍に在って当たり前の存在だから。]
(+4) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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ありがとう…、オカミノメカミ。
[もう一度繰り返し、深く潜った。
次に浮上した時には湖から曇天に昇り、 フラフラと村の上空を彷徨った。
人の世に在る者には見えずとも、 引き込まれた者なら、この姿を捉えることが出来るだろう。**]
(+5) 2012/10/04(Thu) 02時半頃
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包帯 ミヤタは、メモを貼った。
2012/10/04(Thu) 02時半頃
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/* ふおお、昨日は慌てて書いてたら、また名前を間違えてしまっていた。 鈴華さん、申し訳ない。わああああ、ああああ
(-0) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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─龍神様のお一方が消えた時─
[ 目を閉じても ] [ 目を開いても ]
[此方から龍神様が住まう湖へと向かう白い霧に煙る道筋が、未だ見えている。 あなたの死んだおかあさんも昔は見えたのよ、鏡に映したようにそっくりの双生児の私には見えた事がないけれど、と叔母は言っていた。 ──龍神様が近くにいらっしゃる間は見えるのかもね。 とも言われたのだった、今は傍に居ない叔母の柔らかな声が甦るよう。
チヱコがヒトの形を保ったまま、ヒトではないものになってその道を辿って行ったのに、対して、包帯の宮田が湖へ向かう姿は其れと異なっていた。 外は未だ雨降りの鈍色の空であるはずなのに、ハナにだけは、天に昇る白い霧煙がまるで竜の尾のように渦巻いて、神々しくも美しい空に見えた。]
(14) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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[ 嗚呼、神様のお姿だから、異なる ] [ なんて、奇麗──なん ]
[ チヱコさんには、大変な事に成る、と言われたけれど ] [ もしも、知らず、でも、龍神様達が望んで ] [ 村に、降りていらしたのなら ] [ もしも、早々に追い返してしまったのなら ] [ ごめんなさい ]
[おのれには、他のヒトには見えない道筋が、また見えて。 言葉を発する事も出来ぬまま、またチヱコさんの背を見送って。 その繰り返しに四つ歳の離れた兄と、同じ日に産声をあげた双生児の片割れを失った日を思い出さずにはいられなかったから。]
(15) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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フニャァ……ア ────ッ
[部屋の隅に隠れたままでも、集会所で交わされるご馳走の話と、龍神様を巡る話は勿論聴こえて居た。
タマは未だ猫だけれども、ヒトのように──想う。 兄達が帰って来てくれるならば、「大嫌い」と言ってしまったおのれではなく、いっそ兄が可愛がっていた猫になってしまおうと誓ったあの日。今、猫で居つづけて、ヒトの言葉を話さなければ、チヱコさんの言った大変な事が続いてもっと悪くなってしまうかも知れず。嗚呼。]
……ニャゴ ゥ
[掠れた呻くような鳴き声と共に、部屋の隅で見えないようにぽろぽろと涙を落とす。寂しくなったら呼んで、と言う由良の声音が>>3:44、自然、猫背なる体にあたたかくて。
怖く無い、と言ってくれた花穂の呟きは>>3:48、おのれが見えた事を知っているような気がして、心臓が跳ねる。]
(16) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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[此の場所に──もうお一方の龍神様がまだ此方にいらっしゃるなら、本当は聞いてみたい事もあるのだけども。 結局、ヒトになって話す決意が出来ないまま、支度をする彼等を声だけで見送ってしまった。後から、こそりと隅から顔を出すと。]
ッ!
[大河内がまだ残っていた事>>3:61に気付いて、ビクッと背を震わせた。]
[ しゃ、しゃらん ] [驚いた、そのままに鳴る簪。 両手が爪を引っ込めた猫の手のように拳が握られたままなので、タマがまだ猫の心算で居る事は秋人にも知れたと想われるが。
何やら手帳を取り出して、意味深な言葉を書き付ける秋人。 おのれはよく知らない、この大河内秋人と言う青年の事は、大人の叔母達なら知っていたりしたのだろうか。]
(17) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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………………、 ………………。
[彼がもう一方の龍神様なら、彼が消えれば叔母達が戻って来るの? と、そんな事を想ってしまった刹那、また、]
──────────────ッ!
[ 神隠し ]
[遠く、白い道を湖に向かう、秋人の背中。 ヒトではなくなったヒトの病弱だった少年時代の面影が残るような背。白く霧煙る道を行くのがはやすぎて、追う事も話し掛ける事も出来ないのは、また同じ。繰り返し。]
(18) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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タマは、ニシノ達が戻って来たところで、彼等に駆け寄る──。
2012/10/04(Thu) 04時半頃
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──………ッ ァ
あ
[由良が大河内の姿を探す様子に居たたまれず。 タマと言ってから、ハナと呼ばれた事>>12が更に居たたまれず。]
ふ、 あ、
────あ のッ
(19) 2012/10/04(Thu) 04時半頃
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[おかっぱの長さに結うた髪を解いて、紅椿の簪を乱暴に外して。その手で由良の袖を引いて、涙を零す。]
………ッ お、大河内、さん、 は、 チヱコさんと同じ、
──にんげん、でッ
湖に続く道を、行ってしまった ん。
去って行った、宮田さん家の はじめさ は、 ヒトじゃなく 、て 龍神様のお姿 ッ
鈴華さんは、神様じゃない、以外、わからん。 でも、兄さまの時とおんなじ。 僕、 わたし、 ぜんぶ、みえ、 た、 から。
その……
(20) 2012/10/04(Thu) 05時頃
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[袖を引いたまま、踞る。 あの時の、けんか別れのまま置いてけぼりになる、独りぼっちの寂しさ。後悔。由良が、瑠璃葉が、花穂が、三人共が戻って来てくれて良かったと心底想いながら。]
────……ッ
ヒトが消えても、 龍神様がお帰りになっても、
何だか、さみしい って。 わたし想って、でも。
龍神様には、ずっと聞いてみたい事が あったりも、 して。
(21) 2012/10/04(Thu) 05時頃
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嗚呼、 由良さ、……龍神様 じゃない 、よね?
[そんな問いを口にしてしまった事を後悔するような顔で由良を見上げた。ごめんなさい、と視線を逸らして、すんと鼻をすする。
あの日から「戻ってきて」と、願掛けにのばしていた長い漆黒の乱れ髪、紅椿、白椿、どちらの簪も握りしめたまま。けれども、立ち上がった時はどうにか笑顔を浮かべる。ともあれ、残った四人で龍神様のお祝い膳を囲みたい気持ちに嘘偽わりはなく。]
……瑠璃葉ちゃん、 ご飯 すごおい、良い匂い……**。
(22) 2012/10/04(Thu) 05時頃
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双生児 タマは、メモを貼った。
2012/10/04(Thu) 05時頃
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/* 凄く…勘違いをしていた。
ごめん、ハナ orz
(-1) 2012/10/04(Thu) 09時半頃
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[西野はタマとハナを区別する。 猫であるタマの時は敬称をつけない。 猫に対する対応を無意識にとっていた。 駆け寄るはおかっぱに紅の簪つける“ねこ” 目の前で解かれた濡羽の長い髪が、揺れる]
――――……。
[おかえり、とくちびるのみで綴る言葉。 袖引くハナの手許へ視線落とし、 それから軽く腰を折り目線の高さをあわせようとする]
ハナさん ?
[零れた雫は雨と違いあたたかなもの。 案じるような声音で名を呼び、 ハナの伝えんとする言葉に耳を傾ける]
(23) 2012/10/04(Thu) 16時半頃
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――――――…ッ。
[ハナから聞き知るは大河内と宮田の事。 そしてハナがそういった力を有するだろう事]
大河内さんが、人間で 宮田さんが、龍神様――…
[疑いもしなかった相手が龍神という事実。 龍神ではないかと疑った大河内が人間であった事実。 途惑いから、微かに揺れる双眸。 すっと目を閉じて、ひとつ、ゆっくりと息をする]
皆の姿をハナさんは見ていたんだね。
[そろと開いた眸はまっすぐハナへと向けられた]
(24) 2012/10/04(Thu) 16時半頃
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[ハナの兄の存在がチラと脳裏を過ぎる。 消えたその場に居合わせなかった西野は詳細を知らぬが 以降、ハナの変化を目の当たりにすれば痛みは増した]
兄君の時もハナさんは其れを感じていたから――…?
[未だに帰らぬ存在。 村の大人たちが必死に探したのは湖を中心とした山中。 過去に馳せた思いを今に戻すため、ゆると首を振る]
(25) 2012/10/04(Thu) 16時半頃
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[蹲るハナの肩を支えようと伸ばした手は ハナが掴んだ袖とは反対のもう一方。 西野はトン、と膝を床につき対座する]
寂しいと思うのは――… 心寄せた相手だからだろうね。 僕も――、寂しいと思うよ。
[聞いてみたいことと聞けば尋ねるように首を傾ぐ]
ハナさんの聞きたい事。 此処で言ってみてごらん。 きっと龍神様は聞いておられるだろうから。
[ハナと瑠璃葉、そして花穂の言動。 龍神が誰であるか其れを悟った西野はそと促す]
(26) 2012/10/04(Thu) 16時半頃
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[尋ねが聞こえればはたり瞬きをして ハナの濡れた双眸を西野は覗こうとする]
僕は、――…人間だ。 ハナさんや瑠璃葉さんと同じ――…
[肯定の言葉の中に西野の知る真実が混じる。 花穂の名は紡がれず、ただ黙するのみ]
(27) 2012/10/04(Thu) 16時半頃
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[逸れた視線を追うはしない。 立ち上がるハナを見上げ、遅れて西野も腰を浮かす]
謝る事はない。
[見上げるハナに小さく言葉と笑みを返す]
冷めてしまっては勿体無いね。 あたたかいうちに頂こうか。
[花穂、瑠璃葉、ハナの三人に声を掛け 西野は上座を空け、下座について居住まいを正した**]
(28) 2012/10/04(Thu) 17時頃
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ふふ。 彼女の食事は美味しいものね。 今後…たまにはお供えしてもらうよう頼んでおきましょうか?
[くすり、と笑い]
ええ。 そうするわ、オカミノカミ。
……ん?
[そうして聞こえた声>>+3に、不意になにかにつかれたような顔をして]
(*1) 2012/10/04(Thu) 17時頃
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何を今更言っているのです、オカミノカミ?
[きょと、と首を傾げる。 当たり前の存在過ぎて、もう自己と同様な存在でもあって]
ふふ。 わたくしが帰らぬ間、暫しそちらで楽しんでいらっしゃい。
[ふっと笑い、意識をもとへと戻す]
(*2) 2012/10/04(Thu) 17時頃
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|
あら、綺麗。
[結局あまり手を出すこともなく、卓に並べられた膳を目を細めて眺め]
…どうしたの、タマ…? あぁ、今はハナさんかしら?
[由良の袖を引っ張り、何かを訴えるさまを見。 またその内容を聞いて、なにか納得したような顔になり]
ずっと聞きたいこと。 ……何かしら?
[妖艶に笑う様は、どこか彼女が人ではない事を思わせた]
(29) 2012/10/04(Thu) 17時頃
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|
/*
デフォルト守るはカスイさん……! と言い残すのを忘れていたのでぽつり。
(-2) 2012/10/04(Thu) 18時頃
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ふふ。 せっかくの瑠璃葉さんのお料理だものね。 温かいうちにいただきましょうか。
[ハナが落ち着いた頃だろうか、自然な様子で上座へと向かい、 優雅な様子で座り]
お食事の前に失礼致します。 長々と、お騒がせいたしました。
わたくしが、双龍のもう一方… オカミノメカミ、でございます。
[す、と深く、頭を下げた]
(30) 2012/10/04(Thu) 21時頃
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|
[上座から声が降ればゆると其方に顔を向けて]
オカミノメカミ様――… 顔をお上げください。 祀られるあなた様に頭を下げられては 祀る側である私たちの立場がありません。
[西野はそう促した後、 龍神の名乗りに畏まるかのように平伏した]
村においで頂き光栄至極…… 心から歓迎の意を表しますとともに 厚く御礼を申し上げる次第で御座います。
[凛とした声で挨拶の言葉を述べる]
(31) 2012/10/04(Thu) 21時半頃
|
書生 ニシノは、メモを貼った。
2012/10/04(Thu) 21時半頃
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[好き、というのにはしっかりと頷く。 ――人ではないのだとわかっても、消える事はなかった想いだ。
調理を終えて部屋へと戻るとタマがかけてくる。 タマの様子に、残ったはずの大河内の姿が見えないことに、 もしかして、と浮かぶ事。
自分は来たばかりだからと、彼を疑わなかったか。 疑いたいと、思わなかったか。
タマがハナへと変わる。宮田が龍神だと話す。 瑠璃葉はその様子を、どこかぼうっとした様子で眺めていた。
西野が龍神ではないかというハナに、それは違うと即座に否定が出来る。 そしてここにいるハナも。 決して、人間でないものではないのだと、理解している]
(32) 2012/10/04(Thu) 22時頃
|
|
西野さんも、ハナも、 ――人間、です。
[ぽつりと小さく呟く言葉。 花穂へと、そっと、視線が向けられた]
(33) 2012/10/04(Thu) 22時頃
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ルリハは、料理を並べ、褒められれば少し硬く微笑む。
2012/10/04(Thu) 22時頃
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[上座に向かう花穂を、見送る。 座るのを、語るのを、静かに。 頭を下げる龍神と、人間の姿。
ああ、自分も下げなければ、と。 ほんの少し、ぎこちない動きで、頭を下げた。
畏まった口調を使う程にまだ割り切れない]
花穂さん。 ……オカミノメカミ様。
[龍神の名を、呼ぶ、というよりも呟いて。 西野と彼女、二人の様子を伺って**]
(34) 2012/10/04(Thu) 22時頃
|
|
傷つけられるくらいなら… …誰の目にも映らないほうがいい――――…
[もう、嫌。 嫌なの。]
[ゆるやかな花穂の言葉に震えるように鈴が揺れる。]
[いつ訪れるか解らない終わり。 あとどのくらい人の負に晒されれば許される?
あとどのくらい心を砕かれれば、壊れてしまえるの――――…?]
――――――…っ。
[神の前ですら、泣けない鈴華の代わりに鈴が鳴く。]
…誰も、憎みたくないの… 誰も、恨みたくないの… 誰も……
(+6) 2012/10/04(Thu) 22時頃
|
|
[どんなにそう思っていても。 透明な水に少しずつ墨汁を差していくように黒く濁っていく心。
染められたくない。 染まりたくないと悲鳴を上げても。 齎される黒は留まることはなくて。]
(+7) 2012/10/04(Thu) 22時半頃
|
|
[す、と顔を上げて、由良の方に視線を向け]
…貴方こそ、お顔をあげなさい?由良さん。 そんなに畏まらなくとも良いのですよ。 わたくしたち双龍が、勝手に村に降りてきたのですから。
少し羽目を外し過ぎたかもしれないけれど。
[ゆるやかに、笑い]
瑠璃葉さんも。 …花穂、で良いのよ。 今まで通りで。
[戸惑う様子に声をかける]
(35) 2012/10/04(Thu) 22時半頃
|
|
もう、誰も恨まなくていいのよ。 誰も憎む必要もないの。
あなたはもう、誰にも縛られないわ。
[ゆるりと、鈴の鳴る髪を撫ぜるように]
(*3) 2012/10/04(Thu) 22時半頃
|
|
いい子なんかじゃ、ない…
[鈴華は気付かない。
それでも、何故今まで。 死という選択肢を選ばなかったのか。 かろうじて、彼女を思い止まらせている微かな光に*]
(+8) 2012/10/04(Thu) 22時半頃
|
|
[龍神から声が掛かれば静かに頭を上げる。 少しだけ迷うような考えるような間を置いて]
祭りの日に羽目を外さず何時外すのですか。
[ふっと淡い笑みを浮かべた]
今は――…、花穂さん、と呼ばせて貰います。
[其々挨拶が済むを待ち]
どうぞ冷めぬうちにお召し上がり下さい。 と言っても用意したのは瑠璃葉さんですが。
[ゆると目を細め膳を囲む瑠璃葉を見遣り 花穂へと食事をすすめた]
(36) 2012/10/04(Thu) 22時半頃
|
|
そうね。 けれど、どうやって外したものか…結構悩んだのよ?これでも。
[くすくす、笑い]
ええ。 花穂で居るのも、今日きり、ですから。
[少し、寂しそうな顔をするも、食事に目をやって]
では、いただきますね。 ……美味しい。 瑠璃葉さんは本当、お料理上手だこと。
(37) 2012/10/04(Thu) 23時頃
|
|
[花穂が龍神であるならば これまで彼女が語った言葉は龍神の思い。 神隠しにあった者の安否が気にならぬ事はないが 彼女の領域に居るならば悪いようにはならぬだろう]
悩んだ甲斐はありましたか?
[クツと小さく喉鳴らし首を傾げる]
――…今日きり、と。
[胸に湧く感情に一度目が伏せられる]
花穂さんが消えてしまうのは、寂しい。
[ぽつ、と呟いて彼女が料理を口にするを見詰める。 美味しいの言葉に安堵し、西野も続いて箸を取る]
(38) 2012/10/04(Thu) 23時頃
|
|
――…流石、瑠璃葉さんだね。
[様子を窺う瑠璃葉に顔を向け柔い声を向ける。 西野は瑠璃葉とハナの二人を交互に見詰めてから 花穂へと向き直り]
名残惜しい、と。 もし、未だ足りぬと思われるなら――… 名残惜しむ為の間を。
[胸ポケットに入れたままだった護符を取り出し傍らへと置く]
(39) 2012/10/04(Thu) 23時頃
|
|
[直感に従って、ゆっくりと確かめるように視線を上げる。 薄暗い空にきらりと輝くものが目に入った]
―…きれい…。
[それは人が龍神と呼ぶにふさわしい鱗でおおわれた隻眼の神の姿。 水面を泳ぐように尾がゆらり、ゆらり、と華麗に宙を舞う。片目がこちらを見ているように感じる]
オカミノカミ…少し昔話をしましょうか。
[何か覚悟を決めたように、にこやかな微笑を浮かべる]
(+9) 2012/10/04(Thu) 23時頃
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ええ、あったわ。 楽しかったわよ?
[くすり、と笑いながら]
あぁ。 消えてしまった人たちは…わたくしが湖に帰ったらお返しするわ。 安心して頂戴?
……ただ。チヱコさんと鈴華さんと、アキ。 彼女たちは引き込んでしまったから…返せはしないけれど。
[まるで借りた本をなくしてしまった、くらいの軽い感覚で、話す]
(40) 2012/10/04(Thu) 23時頃
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寂しいと言われるなら… 人間になった甲斐はあったかしらね。
今日きり、よ。 龍がいつまでも、人間の世に居るわけには、行かないもの。
(41) 2012/10/04(Thu) 23時頃
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…護符?
[ゆる、と首を傾げ、取り出された其れを見つめ]
良いのよ。 わたくしはね。 引きこまれたいと、願ったことのない人は、引きこまないの。
だから由良さんを引きこむことは、しないわ。
(42) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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/* にしのさんが持っている本が気になる。 スピンついてるし新潮文庫?
(-3) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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楽しかったと思われたなら、幸い。
[未だ話し方を迷うのかぎこちなさが残る。 消えてしまった者達の事を花穂が言えば]
――…其れをきいて安心した、と言いたい所ですが、 その三名を、人ではないモノにされてしまわれましたか。
[深く、深く、鎮痛な息を吐く]
如何あっても、お返し頂けぬ、と?
[重ねて問う西野の眸はまっすぐと花穂を見据える]
(43) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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――…ご存知ですか? 今、あなたが返せぬと言った者にも 帰らぬと知れば寂しいと思う者が居るのですよ。
(44) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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……花穂さん。
[構わない、といわれれば、ほっとした様子になる。 それでも、続いた言葉に寂しそうな顔になる]
今日、まで。
[ちょっと俯いて。でも、料理を褒められれば、そっと顔を上げて微笑んだ。 何か言いたいのに、言えずに。 西野の言葉と、花穂の言葉の掛け合いを、聞いていて]
……花穂さんがいらっしゃらないのは、寂しいです。
[人間になった甲斐があった。そういう彼女に、そっと、小さく言葉を向ける。 二人の会話の邪魔にはならないように。 三人が返せない、というのには、複雑そうに視線が揺れた]
(45) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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――確かに。 僕は引き込まれたいとは願わない。 ハナさんや瑠璃葉さんを残して 人の理から逃れようなどとは思いません。
[優しい二人の事だから自身が引き込まれれば 心痛めるであろうと西野は思う。 だから自ら望むような真似はしない。 誰かを連れ戻すに必要ならば厭いはしないだろうけど]
(46) 2012/10/04(Thu) 23時半頃
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そうね。 どうあっても、人の世に戻すことはできないわ。 本当に、どうしても、と本人が望むのならば…できないことは、ないけれど。
[ふ、と溜息をつき]
本人が戻りたくないと希望しているのなら、戻れはしないわ。 それが、決まりですから。
(47) 2012/10/05(Fri) 00時頃
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[自分の記憶に短時間だけ残る子供。 雨の中で見つけた面影がある青年。 ぐるぐると頭を回る光景]
貴方にずっと話したいことがあった。 でも、覚えている記憶が夢の出来事だったような気がして迷っていたんです。 なにより、時が経ち過ぎて、多くの思い出は曖昧なものとなっていました。
[そんな所に、貴方からありがとう、と言われて結構自信を持てたんですよと付け加える]
(+10) 2012/10/05(Fri) 00時頃
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今は本人が其れを望んでいる、と。 人の心の拠り所たる龍神様といえど 誰かの大事な者をつれてゆくをやめねば 何れ、人の心が、離れてゆきます。
[哀しむものがいるのだと 龍神にも、それを望んだ人々にも知って欲しい。 これからもよりよき関係を望めばこそ紡がれる言葉]
消えてしまえば、 泣く者がいる事をお忘れなさいますな。
(48) 2012/10/05(Fri) 00時頃
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[十数年を超えてもなお。 当時、感じた心は色濃く残り、あの日を忘れ去ることができなかった]
謝りかったんです。あの日の事を。 一緒に行こうと手を伸ばしてくれた子に。
後、もう一度、逢いたかった気持ちもありますね。
[押し寄せる緊張感に、小さく深呼吸をする]
あの日…。 手を離したのは……怖かったんです。
(+11) 2012/10/05(Fri) 00時頃
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花穂さん、には、 ……もう、こうやって、お会いすることは出来ないんですか?
[西野の忠告の言葉を聞きながらも、問いかけるのはその言葉だった。 じ、と向ける視線は、弱い]
一緒にお祭りを楽しみたいと望んでも、無理、なのでしょうか。
(49) 2012/10/05(Fri) 00時頃
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ただ、遠くの世界へ行くのが怖かった訳じゃなくて…。
[一旦、言葉を切り。 静かに自身の耳を一つ撫でた]
僕は…元々、人でありながら異なる領域の言葉を聞く異能を”僅かながら”持っていました。 あの日、あの場所で…次第に増していく、力の変化に怯えていたんです。
[幼い秋人の中で、少しの単語を拾える程度の囁きがだんだんと鮮明に聞こえるようになっていた違和感。同時に芽吹いた不安。 それを受け止められるほど、病弱な身体と未熟な精神は強くなかったから簡単に倒れてしまった。
たとえば、この力が無ければ、別の未来があったのだろう]
(+12) 2012/10/05(Fri) 00時頃
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