
833 Bloody Maria
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラヂオが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、マスケラ、ギュルセル、シェニ 、ファシリア、ルチル、オブシウス、フィオレ、コーラリア、リアント、マスケラ、フェイ、ミーナの12名。
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― 食堂 ― [フィオレの足を気遣い食堂から出ようとは思っていなかった。 ギュルセルとルチルからなるべく離れようと、フィオレに合わせてゆったりと歩いていると背後から聞こえてくる声。>>1:330]
マスケラのやりそうな手口だ。 ……まあ、私もフィオレと同じ境遇だがな。 嫁を娶るなど、ここに来て初めて知った。
[話しながら、適当な席を見つけて着席する。 フィオレにも席を促すが、彼は席に座ってくれただろうか? そうして、訥々と自らの心境を語るフィオレの苦悩に寄り添おうと努める。 「来る事を選ばなかった」そう苦しげに語るフィオレに、言いようのない寂しさを感じ、それを伝えようと口を開く。>>1:331]
私は……、フィオレに会えてよかったと思っている。 私がお前のその心の純粋さ、ひたむきさ、生きていこうとする強さにどれだけ救われたか、きっとお前には分からないだろうが……それだけは伝えたい。
人を想う事すら罪だと想っていた私に、お前は光をくれた。 フィオレ。 お前は私にとって、闇世を照らす月のように強く優しい光だ。 もう一度、人を想う心をくれたお前に感謝してもしきれない。
[苦しむフィオレに、オブシウスはその瞳を真っ直ぐに見つめて真摯に訴える。 この想いが届かずとも構わない。 ただフィオレに救われたこの心を知ってほしかった]
(0) 2016/08/06(Sat) 01時頃
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[続く、「命があまりない」という言葉にオブシウスの目が見開かれる。 そうして思い出すのは同じように儚い身の上のコーラリアの話――…… あの時、自らの死で贖罪を願いそうになった自分を引き止めてくれた珊瑚の瞳。
ならば今、同じように儚い身の上のフィオレに自らの贖罪の贄としての責務を課すか? 否、オブシウスは即座に、そして確固たる意思を持ってそれを否定する。 そうしてフィオレに告げるのだ、自らの心の内を――……]
ならば、私の嫁になるといい。 ……いや、これでは伝わらない、か。 フィオレ……。 命が短くとも、それでも尚、私はお前を欲してしまう。
その小さな体に降りかかる重荷を、苦痛を、私が背負ってやりたい。 守ってやりたいと思ってしまったんだ。
罪深い事は承知の上だ、それでも、私はお前を望まずにいられない。
[遠くから見守るだけで十分だと思っていた、怯えさせぬように、清らかな彼を罪深い自分が汚さぬように触れる事すら自制して――……。 だが、フィオレの儚い身の上を知ったオブシウスは、初めて自らの想いを口に出す]
(1) 2016/08/06(Sat) 01時頃
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私はもう、大切な人を失う苦しみに耐えられない……。
[それは、かつて人間だった頃に失った家族の記憶。 オブシウスが何もしなければフィオレもまた、誰か別の吸血鬼の嫁となり、自分の知らぬ場所で死んでしまうという事を想像しただけで胸が張り裂けそうに痛んだ。
贖罪を忘れてしまうほどに、永遠を憎んでしまうほどに。 また罪を重ねる事になろうとも。 オブシウスにはフィオレの存在がとても大きなものになっていた]
お前が、望むならの話だが……。
[ふっと、最後に悲しげに微笑み、フィオレの返事を待つ。 拒まれるかもしれないという恐れが、オブシウスの心身を苛んでいった]
(2) 2016/08/06(Sat) 01時頃
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[オブシウスへと投げた問いかけは、予想外の反応を此方に伝え>>1:309 それが故に、彼がどう思っているのかが伝わってくる。 普段は苛烈な一面すら見せる彼の本心が、かの人に届く事を密やかに願った。
その二人が、気遣うように離れるのを目で追い頭を下げ 目の前のギュルセルへと全てを傾けた]
私がそうしたいと望んだ。 今はそれ以外のことは考えられない。 初めて想いを向けたのが、君でよかったと思っているよ。
[それは、心からの物で、そんな風に思うことができる自分に 自分が一番驚いていたのだけど。
彼が、受け入れてくれると確信してしまっている。 傲慢と思われても、今はそれしか望むものはないから。
お互いの初めてを交し合うなんて こんな事は、ほんの少し前まで考えてもいなかったというのに]
(3) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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私は怖かった…望んでも、求められる事はないのではないかと、そう思っていたから。
君と共に在りたいと、そう望んでいいのかと。
だから、君に言われる前から、私の気持ちは決まっていたんだ 言われなければ、私のほうから尋ねていただろうね。
共に生きて欲しい、と。
[長く生きていて、こんな事が怖かったなどといえば、彼は笑うだろうか。 胸元を押さえる仕草は、それだけ感情が溢れているのだと伝えるようで。 ゆらり、ゆらりと揺れていた感情の波が、躊躇う事も恐れる事も飲み込んで
大丈夫と、先ほどのように触れようとして躊躇うように掌が泳ぐ。 この期に及んでまだ、触れたら逃げてしまうような気がして。 そのまま
彼の決意を聞いて、目を閉じて息を吐いた>>1:342]
(4) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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………貴女の、傍に居れるのなら
[与えられる痛みだろうと、快楽であろうとも。 貴女とこの先を過ごせるのなら受け入れる覚悟はもうできている、そんな意思表示をするかのように。 この世界へと訪れてから一番の笑顔を見せると、そのまま誘われるがままにベットへと。
座り心地抜群の場所へと移動した意図は私を気遣ってか、それとも。 なぞられた場所はやっぱり擽ったくて、それと同時に少しだけ痺れも感じた気がする。 柔らかな唇が白い首へと触れれば、彼女の背中に腕を回そうとした。 叶うのなら、その綺麗な薄い青色の髪をさらり、と梳かし 囁かれた言葉に微笑みを以って返事とした。 …最も、ファシリアには見えなかっただろうけれど、それで良かった。]
(5) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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私は、貴女を赦します けれど約束してください
いつか私に飽いてしまう、その日まで構わないですから 私に色んな事を教えて、穢して、『貴女』を私に分けてください
(-0) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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……私は、もう救われているよ、ギュルセル。
[そう言って、差し出された手に触れる。
ただ、退屈を持て余し感情を無くし、無為に長い時を生きるはずだった。 その自分に喜びと楽しさを呼び戻し、世界を鮮やかに塗り替えてくれた人]
私は、ギュルセルと共に生きたい。 共に、最後の時を迎えたい。
そもに在るだけで、私は救われているんだよ、ギュルセル。 だから
[重ねた手を取って、軽く口付け、笑う]
おいで、絆を結ぼう。 方法は……部屋で教えるから。
[そう言って、与えられた自分の部屋へと彼を招く。 重ねた手は離さないままで。*]
(6) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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/* あ、この大事な時に誤字ッた
(-1) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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ぃっ………ぁッ…!!!!
[感じた事のない痛みと熱。それを冷ますかのように触れる冷たさに耐えるのに精一杯で。 徐々に力が抜けていく感覚を必死に繋ぎとめた。 ………けれども、不思議と恐怖は感じずに。 寧ろ彼女と触れている安心感からか、無意識に甘えるかのように脱力していく身体を預けた。 もしもファシリアの手取れたなら、そっと指を差し込んで絡めとろうとしただろう。
そんな行為をして、どのくらいが経っただろうか。 ほんの数分だったかもしれないし、もしかしたらもう少し長かったかもしれない。 彼女が離れたのはほんの一瞬、だったか。 じわりと熱を持った場所からナニカが入ってくる感覚がして。
とくん、と心臓が音を鳴らした。
それと同時に根本から熱が退いて行くのを感じながら、目元を蕩けさせ。>>1:346]
(7) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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――――…ファ……しりあ、さ………
[私こそお礼を言わなきゃいけない筈なのに、口が何時も以上に動いてくれない、そう思った瞬間。
ぷつん、と。 糸の切れた人形のように全身の力がぬけ、意識が闇に飲み込また。*]
(8) 2016/08/06(Sat) 01時半頃
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[オブシウス様の言葉はどれもこれも綺麗すぎて。>>0 ぼくにはもったいなくて。
発作とは違う痛みで心臓がぎゅっと握りつぶされそうな痛みに耐えながら、ぼくはふるふると首を横に振りました。 ぼくには青い双子の月に見えたけど、オブシウス様の目に映る月はあまりに綺麗です。 そんな綺麗な月の光に例えられて、それを素直に享受できるほど、ぼくは素直でも子供でもありません。
真摯に訴え、語りかけてくれるオブシウス様の言葉を拒むように俯き首を振るれば、金色の水面に映ったもう一人のぼくの言葉>>1:224を思い出したけれど。
勧められるまま椅子に座っていたぼくは。 オブシウス様の言葉に泣き出しそうな自分の気持ちを抑えるので精いっぱいで。 オブシウス様の気持ちを考える余裕も有りませんでした。]
(9) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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[食堂に残る人たちが徐々に誰かを選ぶのを遠目に見て、だんだんと減ってゆく選択肢に焦りが滲みます。
あまりにも優しい人。 嫁を娶るなど初めて知ったと言っていましたから、オブシウス様には元々誰かと契約を結ぶつもりはなかったのでしょう。 もしかしたらここにいる吸血鬼の殆どがそうだったのかもしれませんが。
本当ならもっと早くに伝えるべきだった事を、ぼくは下手くそな笑顔に乗せて伝えます。
するとオブシウス様の目が驚きに見開かれ、ぼくの笑みは「ほらね」と困ったようなものに変わります。 誰だって。 何百年と生きた吸血鬼だって。 あと少ししか生きられないと知ればそんな顔をするでしょう。
何かと葛藤するような表情を浮かべるオブシウス様が答えを出すまでの長く短い間。 諦めと共に待つぼくは、それでも少し、ほんの少しだけ…。 胸のつかえが取れたような気がしていました。
ぼくに残る時間が少ないことを隠したまま、誰かと契約を結ぶ事なんてできませんし。 これでオブシウス様がぼく以外を選ぶなら、それはそれで、当り前のことだと受け入れることが出来る気がしたからです。]
(10) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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[でも、現実はそうではありませんでした。]
………え…
[オブシウス様の言葉に>>1、ぽかんと間の抜けた顔をしてしまったのは仕方がないでしょう。 だって、残る時間があと少しだと告白して。 それでもなお、望まれるなんて思っても居なかったのですから。]
だって、ぼく…は……
[オブシウス様が思うほど、綺麗な生き物でもないし、強くもありません。 誰かに、優しい貴方に。 守ってもらえるような、そんな価値のある人間じゃないのに…。
何かを言いかけては閉じるぼくの口。 涙なんて、もう枯れたと思っていたのに。 歪む視界を片手で拭って、ぼくは、酷く痛む自分の胸を握りしめました。
………望んでも、いいのでしょうか? 残り少ない時間を、この人の傍で過ごしたいと。
本当は嫌だったんです。 誰かの命の終わりにつきあって、この人も死んでゆくのが。]
(11) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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ぼく、も… オブシウス様の、傍にいたい……
(-2) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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[神様。 これはぼくの最後の我が儘です。
耐え切れずに溢れた涙と共に零した心からの言葉は、答えを待つオブシウス様の耳にちゃんと届いたでしょうか?*]
(12) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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[この場が誰もが来る事が許され、誰もがいる事を許される場所で ある事を忘れるほど、私にはルチルしか見えていなかったし、 彼の声しか聞こえていなかった。]
ルチル様。 あなたの言葉は全て、私の心と重なります。
私も恐れながら望んでいました。
拒まれるかも知れないと思いながら、 あなたしか考えられなくなっていました。
あの時。 表情を変えなかったルチル様が笑って下さったとき。
私もまた救われたのです。
[ルチルの話を表情を、欠片も逃さず意識を向けていた私に 無上の言葉が与えられる>>6 力以外で感謝の言葉等受けた事の無い身は、 水を吸う砂漠の様にルチルの言葉を心の奥まで染み込ませた。
満たされた砂漠はいつか緑を茂らせるだろう。 それが彼の為の緑となれば良いと願いながら、 私は私の存在を赦してくれたルチルに手を任せた。]
(13) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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……あの……少し恥ずかしいのですが……。
[何処か緊張していたのだろう。 重なる心と手に心から満たされていくものを感じたのだが、 手にルチルの唇が触れた途端、思わず目が点になってしまった。
この図体の男にさらりと何をするのかと 恥ずかしさで口をパクパクさせてしまう。
ついでに挙動不審に瞳を彷徨わせて、漸くここが 食堂だと思い出した。
感極まっていたとは言え、公共の場所で何を口走ったのかと 言葉に詰まってしまう。
肌が黒くなって助かったとこの時ばかりは、赤くなっていただろう 首筋や耳を隠せた事に感謝しながら、それでも手は離さない。]
はい……よろしくお願いします。
[絆を結ぶには方法があるらしい。 どんな方法か判らないが、全てはルチルへ任せ、 重ねた手が導くまま彼の部屋へと足を進めた。
シャラと飾りが鳴ったが、それを気にする余裕が無いほど 心臓は早鐘を打っていた。
ただいつの間にか離れていたオブシウスとフィオレの姿を 目の端にでも止めたなら、2人の先を祈るだろう。]
(14) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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- ルチルの部屋 -
あの……ルチル様。 [そしてルチルの部屋で二人きりになった後、 絆を結ぶ方法を教えてもらえたなら少しだけ戸惑い 彼の前に首を差し出すが。]
私の肌は穢れています……。 あまり見たくはないかもしれませんが、必要なのでしたら。
[そう先置きして見せた首筋はただ褐色と言うだけでは無く、 よく見れば幾つもの火傷や裂傷、切傷痕や痣、黒子と言った 限りない醜い瘢痕の重なった肌だと知れるはず。]
私は人間界にいる時は、他人の傷や痣や黒子。 病もこの身に移す事が出来ました。
孤児の時にそれを知った教会に引き取られ、 ずっと誰かの傷を身体に移し続けたのですが。
元々白かった肌や髪は黒くなり、 もう何処にも移す場所が無いほどになってしまいました。
教会の奇跡の役に立つ事は無くなり、受けた病も そのまま身を苛むことになり……私は死ぬだけとなったのです。
本当はもっと早く言えば良かったのかもしれません。 ルチル様、これが最後です。
この身を汚いと思うのでしたら、このまま絆など 結ばずに追い出して下さって構いません。
私は、ルチル様が選んでくれた最期なら どんなものでも喜んで受け入れます。
[大事な話を残しておいた罪悪感も差し出して。 後は彼を待つと、静かに目を閉じた*]
(15) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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/* あああああああああああフィオレ可愛いうわあああ!!! ドロドロに甘やかして可愛がってやりたい。
自分でも何言ってるか分からないが。 こんな可愛い嫁を娶っていいのかやったー!!
……と、中の人が言っているな。 (注:正確にはオブシウスと中の人が同時に叫びました)
(-3) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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/* ラ神によるとのこり3年らしい寿命を全部使い切ってもいいから、ギュルセルの身を苛む黒を全部拭ってあげたい人生だった…
(-4) 2016/08/06(Sat) 02時頃
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/* オブシウス様wwww メモで心の声が駄々漏れすぎるwwwwww
(-5) 2016/08/06(Sat) 02時半頃
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/* 諸事情=しごと(繁忙期)
ねむいよ!ねむい! 読んではいるんだみんなおめでとう!
(-6) 2016/08/06(Sat) 02時半頃
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[同胞たちは各々契約が決まったのだろうか。
連れ立って食堂を出て行く者もいるようで、 どこへ行くんだろう、なんて俺は間抜けなことを考えていた。
考えること数秒。 あ、そうか。契約するなら二人きりになるのかと今更気づく。]
ええと、どうしようか。 俺の部屋でいいかな?
[懐にしまった金色の鍵を思い出して、 そうコーラリアに問いかけてから何だか急に緊張してきた。
食堂に来る前、彼女と出会った時の事を思えば 二人きりになるのは初めてではないけど。
契約の方法は知ってはいるが、 俺はまともに人の血を吸ったことはなくて、 うまく出来るのかなって不安も少しあったり。
だけど、不安そうな顔をしていたら コーラリアも不安にさせてしまうだろうし、 きっと吸血鬼のことを詳しく知らない彼女は俺より不安もあるに違いない。
だから、なんてことはないって顔をして 彼女の返事を待ってから、手を差し出した。**]
(16) 2016/08/06(Sat) 03時頃
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/* 俺>>16 童貞かよ…。(童貞ではないはずです。
(-7) 2016/08/06(Sat) 03時頃
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/* 契約したらどの程度能力継承するんだろう…とか。 吸血されるシーンでフィオレはどう反応するんだろう…とか。
そもそもBSだと吸血される=発情を催すだったから、え、フィオレ発情すんの?!と自分が一番混乱しており…
も、もう…流れに身を任せたのでいいかな…? あと3日でエピ入りかぁ… お相手誰だ…
(-8) 2016/08/06(Sat) 03時半頃
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/* 契約への返事だけじゃなくてリードするロル早めに投下しといたらよかったなーと思いつつ、寝落ちだったらちゃんとお布団で寝てるか心配だぬ。
そしてこの時間に投下して気を遣わせないかな…とかいまさら…。 俺は際限なくおきていられる人なので全然大丈夫なんですよ。明日は休みだしにゃ。
(-9) 2016/08/06(Sat) 03時半頃
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― 食堂 ― [自らの想いを真摯に語り尽くす。 するとフィオレの目から零れる涙と微かな、だがはっきりと耳を震わす甘美な言葉。 拒まれると思っていた恐れは杞憂だったと胸のつかえが取れた気がした。 席を立ち上がり、涙を流すフィオレの傍に歩み寄る]
フィオレ……。
[そっと頬に触れ、目尻を拭い、優しく涙を拭き取っていく。 慈しむように、愛しむように――…… そして、耳元へと唇を寄せて優しく囁いた]
(17) 2016/08/06(Sat) 04時頃
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[今まで抑え込んでいた想いを唇に乗せる]
私を選んでくれてありがとう。 ……だが、私はお前を溶けるほど甘やかして愛でてしまいそうだ。 覚悟はあるか?
[抑えきれない想いに困惑しつつも、それでも愛しさを隠さず伝える]
(-10) 2016/08/06(Sat) 04時頃
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― 食堂 → オブシウスの部屋 ― [囁くと共にフィオレを姫抱きにして持ち上げ、どこか不敵な笑みを浮かべる]
では嫁の契りを交わさねばならんな。 私の部屋に行こうか。
……案内しなさい。
[すっと、部屋の捜索を命じていた従者に指示を出して案内させる。 部屋に着くまで足の不自由なフィオレを杖ごと抱いていようと思うが、嫌だと言われれば素直に降ろして普段通りゆっくりとした歩調で部屋へと向かう事だろう。 部屋の前まで辿り着き、扉を開けてくれる従者に視線を向けて命令を下す]
ありがとう、下がりなさい。
[そう命じると、従者はきちっとしたお辞儀と共にオブシウスの影の中へ沈んで消えて行く。 そうして部屋の中に入るとフィオレを抱いたままならばここで下ろし、ひとまず応接用の椅子へと着席を促す。 従者を下がらせた今、部屋にいるのはオブシウスとフィオレの二人だけだ]
(18) 2016/08/06(Sat) 04時頃
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― オブシウスの部屋 ― [部屋は落ち着いた調度品で統一され、古色蒼然とした中にも年月の積み重ねによる深みと重さを感じさせる威厳と気品に満ちた雰囲気だった。 そこにある応接用の二脚の椅子とテーブル。 オブシウスは席に座ると、契約の前に言わなくてはいけない警告を発する]
契約の前にとても重要な話がある。 それは私の能力と、そして過去に関係があるのでよく聞くように。
私の吸血鬼としての能力は死者を操る力だ。 そして、死者ならば全て操れる……と言うわけではない。 操れるのは私が直接――……
[ここで一旦、会話を区切りしばし躊躇うように目を伏せる。 しかし、意を決したように真っ直ぐフィオレを見据えて言葉を続ける]
私が直接手を下した……つまり、殺した者のみ操れる。 そして私は数え切れないほどの死者を従えている。
そう、私は……たくさんの人を殺してきた。 ある国で護国の英雄として称えられ、戦場で数多の人間を殺した。 ……そして、最期は反逆者の濡れ衣を着せられ処刑された。
[今まで誰にも打ち明ける事のなかった能力と過去の告白。 それを聞いたフィオレが自分を怯えた目で見ないか、拒絶されないかという恐怖がまた蘇ってしまい、憂いと焦燥を含んだ黒曜の瞳をすっと伏せた]
(19) 2016/08/06(Sat) 04時頃
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[能力と過去を打ち明け、ようやく本題に入る。 それは嫁契約によって生じる能力の譲渡の問題――……]
そこで、話は嫁の契りに戻る。 吸血鬼の嫁になった者は、主である吸血鬼の能力を受け継ぐ事ができるのだが…… 私の場合は先程まで話していた死者使役の力を継承する事になる。
[一気に話しすぎただろうか? と、気遣わしげな視線をフィオレに向けつつ、大丈夫そうなら話を続ける]
死者使役……。 すなわち、私の殺した死者達の怨嗟をフィオレも背負う事になるかもしれない。 ……嫁の契りなど初めてで実際はどうなるか分からないが……。 並みの精神力の人間ならば、簡単に壊れてしまうだろう。
[もしフィオレがそうなったら――……。 そう思うと、やはり嫁の契りなどやめて遠くから見守っていたほうが幸せだったのかと言う気弱な考えが頭を過ぎってしまう。 しかし、頭を振ってその思考を払う]
無論、確実に怨嗟を背負う結果になるとは限らない。 聖者の力がフィオレを守ってくれるやもしれんが、そこも未知数だ。
全てはフィオレにかかっていると言っても過言ではなかろう。
[フィオレにかかっている、そう思うと不思議と不安が和らぐのを感じる。 大丈夫、この子ならそれを乗り越えてくれると信頼にも似た感情を抱く]
(20) 2016/08/06(Sat) 04時頃
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[ここまでを話し終え、フィオレの理解と思考が纏まるのを待つ事にする。 そして、確認の為に真っ直ぐにフィオレを見つめて口を開いた]
この話を聞いてそれでも尚、私の傍にいたいと欲するのなら……。 私の最期の時までフィオレを愛すると誓おう。
[嫌ならば部屋を出て行くといい――……。 そう付け足そうとするが、言葉にする事すら拒絶するように唇が動かなかった。 そのまま、フィオレの判断を待つ事にする。**]
(21) 2016/08/06(Sat) 04時頃
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[今、周りでは同じような会話が交わされているのかもしれない。 だけど、今聞こえるのはギュルセルの声だけ。 今、必要なものは、それだけだったから]
私はね、君は他の誰かを選ぶものと思っていた。 もっと、笑顔の似合いそうな誰かを。 そして私は、最後まで残るのではないか、と。 だから、同じ気持ちだった事が嬉しい。
ギュルセルがここにいてくれる事が、嬉しい。
[上手く伝えられていない気がしてもどかしい。 けれど、彼がくれる言葉は此方が望む以上の物>>13 誰かを救う事ができるなど、思ってもいなくて
彼の言葉と存在が、長く動く事のなかった感情を揺らす 笑い方さえ忘れていたというのに、どうしようもなく沢山の気持ちが動くから 衝動的に彼の手に口付けていた。
ここが、まだ人目の在る場所というのは、すっかり忘れてしまっていた]
(22) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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あ…すまない、驚かせた…… 私は人だった頃の記憶が殆どないんだが… 何故か、好きな相手にはこうするものだと思っていた。
[そう言いながらも手は離さない。 ついでに、とても恥ずかしい言葉を口走っているが自覚もない
経験がないということは、時に天然を生み出すものである。 触れていた手が熱くなったことで、彼が恥ずかしがっていると気付いて目が泳ぐ。 やっぱり嫌だといわれたら、など、結局は杞憂で終わったけれど。
絆を結ぶために部屋へと誘えば、短い返事と共にまた手が熱くなったような気がした。
シャラリとなる装飾の音は、彼の緊張を教えるようで 大丈夫、と言うようにてに力を込めて、食堂にいるものたちに頭を下げてそこを離れた。]
(23) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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―自室にて―
[ぱたりと扉を閉ざす。 鍵は掛けなくてもあの主の事だから、迂闊に明けられないようになっていると思う。多分。]
絆を結ぶ方法は簡単なんだ。
[そう言って、ギュルセルの首、頚動脈の辺りを示して]
君の首から血を貰って、そこに少しだけ私の血を返す。 二人の血を混ぜるのさ……それで、絆は結ばれる。
噛むことになるから、痛いのは我慢してもらう事になるけど。 それと、絆が結ばれたら、君も私と似たような力が使えるようになるはずだ。
[痛いのは最初のうちだけ、とは今は言わない。 なぜなら、彼が戸惑っているように感じたから そうして、首を差し出しながら告げる言葉を聞き、改めて彼の肌を見た>>15
ただ、肌が褐色なだけと思っていたその場所は、よく見ればさまざまな傷や痣が折り重なっていた]
……これが、君の持つ力なのか……
[傷を移す、とはこういうことかと。 こうして多くの人を救ったのかもしれない、だけど 肝心の彼は傷ついたまま、移す事ができなくなるまで利用されて 役に立てなくなったと、諦めていたというのだろうか]
(24) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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[病を抱えている事、それを言わなかった事を詫びるような声が耳に届く。 その身を穢れていると、汚いという。 そう自身で思うほど、教会の者に言われ続けたのだろう
全ての判断は委ねると目を閉じるギュルセルの 晒された肌に躊躇いなく触れ、そっと撫でる ゆっくりと、労わり、愛しむように]
この体の何処が穢れているっていうんだい、ギュルセル。
[一言、告げて、笑う]
これは、君が人に尽くした証だろう? それにね 私は、見た目で君を選んだわけではないよ、君の心だ。
この体の傷が今の君を作ったのなら、私はこの体の傷ごと君を受け入れるよ。 私は、君と絆を結ぶ、その気持ちは変わらない。
[そう言って、彼が立っているようなら寝台へと座らせて首筋に口付ける。 これから始めると、彼に伝わっただろうか]
(25) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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痛いのだけは、我慢しておくれ、ギュルセル
Caro mio Non posso vivere senza di te
[無意識に呟いたのは、人であった頃の言葉]
(-11) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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[首筋に触れたまま小さく囁く。
合図のように一度その場所を舐めて つぷり、と牙を突きたて命の雫の流れるその場所を断ち切る。 広がる血の香りは、吸血鬼の本能を呼び起こす。 傷を広げるように犬歯を動かし軽く抜いたなら、溢れる命の赤に獣の笑みを浮かべ こくりと喉を鳴らして命の雫を飲み干していく]
………っは…
[人から血を貰うのは、禁断症状を抑える程度だけ。 止血を促すように傷口を舐めてから]
……君の血は、とても綺麗な色をしている。
[そう、一言呟いた。ギュルセルに、聞く余裕があったかはわからないが 表層にどれほどの穢れを移そうとも、血は、彼自身は穢れてなどいないのだと。 そうして、今度は自分の舌先に傷をつける。流れるのはこれこそが穢れた血。 それを傷口に塗りこむようにすれば、やがてそこに咲くのは、四枚の花弁を持つ赤い花水木。
出血が止まった事を確認してから、その痣にもう一度口付けて]
……終わったよ。 これで、ギュルセルは私の「嫁」だ。
[そう囁くけれど返事は在るだろうか。 いずれにしても、負担がかかっただろう彼を寝台へと寝かしつけるつもりだけど。**]
(26) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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/* ええ、一度やりたかったんです、イタリア語で告白(おい あえて「Ti amo」は避けた。これは柄じゃないとるーちゃんが嫌がったから
検索すればそのまま出てきますが 「愛しい人 あなたなしでは生きられない」
んで、花水樹の花言葉は「私の想いを受けてください」 「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」 イメージとしては、パッチワークの花水木のパターンです。
(-12) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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/* ちょっとまって、ギュルセルいつ肩書き変えたのwwww
あ、寝ないと仕事なんだ(
(-13) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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/* あと寝不足テンションで脳内BGMが新沼謙治の「嫁に来ないか」で色々辛い(寝なさい
(-14) 2016/08/06(Sat) 04時半頃
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- ルチル様の部屋 -
[食堂でくれた言葉>>22>>23は、やはり全て私の心と重なっていた。 ルチルは私など目もくれないだろうと何処かで思っていた。 そして微かに動いた表情が生んだ笑みが、 彼にとても似合っていたから。
私も嬉しいと何度も何度も繰り返す。
ルチルへの感謝と嬉しいと言うただそれだけの純粋な感情を。
突然の行動には面食らったけれど、記憶が無い事を 告白されてそちらの方が心配になった。
だがさらりと堂々と恥ずかしい事を言った事に気付いて 彼に手の温もりで恥ずかしがっている事を知らぬまま 更に温度を上げていた。]
ルチル様と、私の血を。
[そして恥ずかしさの中でもルチルから手をずらすなど 考えもせず招かれた彼の部屋で、絆を血で結ぶと知らされる>>24
それについては大体予想が付いたから、痛みは我慢できる。]
(27) 2016/08/06(Sat) 07時半頃
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ルチル様……私は……。
[堪え切れなかったのは、私の力と肌に重なった穢れなど 気にせず私の心を選んでくれたと告げられたから>>25
彼の金の髪が眩しくて、気付けばぼろぼろと泣いていた。 フェイからも汚くは無いと言われたが、 何より大切だと思っている存在からの言葉がこんなにも 胸の奥深くを揺さぶるとは思っていなかった。
あの時はみっとも無いところを見せたと逃げようとしたけれど、 今は逃げる事もせず、促されるままベッドへと座り。
目を閉じることなく、近付く彼を受け入れた>>25]
ルチル様。私はあなたで良かったと本当に思います。
[耳に囁かれる言葉も夢の様で。 彼の牙が首の皮を裂く痛みすら歓喜だった>>26
彼を見ようとしているから、目に飛び込むのは 私が希望と見た金の髪。
希望の色に導かれるまま、その希望が私の首から 全身に花開く。]
……ッッ。
[炎が血の流れに沿って全身を焼く様だった。 痛みとも苦しいとも思わない。
ただ全身が熱い。
まるでルチルへの想いが燃えてるようで。 私の傷を焼き尽くすようで。]
(28) 2016/08/06(Sat) 07時半頃
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ルチル様……私は、あなたのものです。
(-15) 2016/08/06(Sat) 07時半頃
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[思わず動いた唇は傍のルチルへの耳に囁きを落とし。
首に花が咲いた事には気付かないが、 全身を燃やす熱い消えぬ想いにうっとりと微笑んで。]
ありがとうございます。 ルチル様、私の胸の中で、あなたへの想いが尽きぬ炎の様に 燃えています。
これで、私も……あなたと……。
[一緒に生きていける。
そう言いたいのに。 急激に襲ってきた眠気が必死で開けていた瞼を引き下ろす。 そのまま彼の胸に凭れる様に身体を預け、 誘われるまま寝台へ身体を横たえるけれど。
いつの間にかルチルを求めて伸ばした手は、 何処かを掴んだなら離そうとしなかった**]
(29) 2016/08/06(Sat) 07時半頃
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─回想─
[あれは二十年以上も前の事。 当時幼かったわたしは、事故で両親を亡くし、祖父の元へ引き取られることになった。 祖父は牧師で、わたしの住まいは片田舎の小さな村にある教会になった。
祖父は村長に次ぐ発言力を持つ、地元ではよく知れた名士だった。 神の奇跡によって生還した牧師だと称えられ、自宅を兼ねた教会には常に多くの信者が通ってきた。
なぜ、祖父がそう呼ばれるようになったのか。 それは彼がまだ若い頃、登山へ赴いた際に遭難した事件がきっかけだった。
天候が悪化を辿る中、救助隊らの懸命な捜査活動は行わわれたが、祖父の姿を見つける事ができなかった。 やがて日が暮れて、救助隊が撤退した後の山は吹雪に覆われる。 誰しもが祖父の生存を絶望的だと判断した翌朝、彼は奇跡の生還を果たしたのだった。
既に何度も捜索が行われた登山道の脇に忽然と姿を現し、周囲を驚かせたという。 祖父曰く、神が現れて奇跡を起こしてくれたのだと。 山を無事に降りて来られたのは、神の御業のおかげなのだと。
神の祝福と寵愛を受けた御子だと、牧師という職業もあってか、評判はまたたく間に周囲に広がった]
(30) 2016/08/06(Sat) 11時頃
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[わたしも祖父の身に起きた奇跡の話は、母が亡くなる以前から何度か聞かされていた。 そのような評判があるにも関わらず、祖父は名声におごらず、誰に対しても平等に接し、集う信者たちに常に門を開き、優しく教えを説いたという。
祖父と暮らすようになった後も、彼は母に聞かされた通りの人だった。 わたしはそんな祖父を心より敬愛し、彼の孫である事を誇りに思った。彼が導くままに神を信仰し、神学を学び始めたのもごく自然の流れだった。]
(31) 2016/08/06(Sat) 11時頃
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[そこに転機が訪れたのは、わたしが祖父に引き取られて数年経ったある晩の事。 祖父は就寝中、時々悪夢にうなされる事があった。 わたしはその声に目を覚ますたびに、祖父の傍らに跪いて額に手をかざす。 当時、わたしはまだ自分の力をほとんど自覚していなかったが、こうする事で祖父の呼吸が落ち着き、悪夢から解放されたように寝顔が安らかになる事を知っていた。
その夜も同じように祖父に"術"を施そうと手を差し伸べた、その時───。 この時初めて祖父は目を覚ますと、焦燥に駆られた様子でわたしの手を取り、次のように言った。
───わたしを助けたのは神ではない。あれは"吸血鬼"だ。]
(32) 2016/08/06(Sat) 11時頃
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[祖父が雪山で遭遇したのは、初老の紳士だった。 まさに生命の火が消えかかる寸前に、突如目の前に現れたのだという。 聞き慣れぬ外国語で挨拶をし、語り口調はまさに陽気そのもの。場にあまりにそぐわないので、失いかけた意識も驚愕に戻され、ただ呆気に取られたという。
彼は死にかけている祖父に”取引”を持ちかけた。 助命する替わりに、幾ばくかの血を寄越せ、と。
そして、祖父は要求に応じ…───現在に至る。]
(33) 2016/08/06(Sat) 11時頃
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[打ち明けられた新たな事実に、わたしは目を瞠るしかなかった。 驚愕に声を失っていると、祖父は寝間着の襟元を開いてそれを示す───普段は祭服の詰襟の下に隠れて見えない箇所、そこには何十年経っても消えない、穿たれた二つの穴が鮮明に残されていた。
祖父が真実を打ち明けたのはその一度きりで、以降一切語られることはなかった。 そしてそれ以来、祖父が夜中に悪夢にうなされる事はなくなった。
わたしはそれ以来、少しだけ変わってしまった。 祖父の事は変わらず尊敬していたが、神学への興味が失せ、代わりに心理学を学ぶようになった。 これまで毎日欠かさず開いていた聖書にも、一切触れなくなってしまった。 わたしのそうした変化に祖父は気づいていたようだが、彼はわたしを咎めず、何も言わなかった]
(34) 2016/08/06(Sat) 11時頃
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[祖父に口止めされるまでもなく、わたしはその事実を周囲に打ち明けなかった。 それを見越されていたのかは不明だが、だからこそ祖父はわたしに事実を語ったのかもしれない。 祖父は最期まで名声を失う事なく、大勢の人々に惜しまれながら見送られた。
教会に寄せられた多額の寄付のおかげで、わたしは国の最高学府まで進むことができた。 そこで多くを学び、様々な知識を身に着けたが……わたしの心はどこか空虚で、満たされることはなかった。
あの時聞いた”吸血鬼”という異形の存在。 それがずっと頭の片隅に残っていて、年月を経るごとに次第に大きく膨らんでいった。
祖父の葬儀を済ませた後、周囲の反対を振り切って教会を棄てると、わたしは吸血鬼の足取りを追うべく、世界中を旅するようになった。 現在のここ、闇世に至るまで…───祖父の墓標を訪れた事は、一度もない。**]
(35) 2016/08/06(Sat) 11時頃
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─ 芽吹きの絵/side:×××× ─
『何言ってんの』 『これこそ御前が望んだことだよ』
[その呟きは、止まろうとする仮面の青年の思考>>1:271に割り込んで落とされた。 周囲を見渡したところでマスケラの視界にはそれらしき人物の姿は映らない。なのに、どこか楽しげな声は鈴の鳴る余韻でころころと続けられる。酷く、近い場所で。]
『嫌な事があるとすぐに思考停止するのは御前の悪い癖だ』 『僕はもう、考える時間も、悩む猶予も、十分に与えたつもりだよ』 『セルゲイ、答え合わせをしようか』 『御前が打ち消してきた沢山の疑問。塗り潰してきた沢山の疑念』 『その答えを、得るべき時だ。まずはひとつめ』
[正面から囁きが、唐突に背後から響く。仮面の青年が振り向くなら、部屋の反対側、大きな窓の硝子の中で。]
(36) 2016/08/06(Sat) 11時半頃
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『僕はだれでしょう? ──百合の花は、気に入ってくれた?』
[仮面を外した青年の顔が、一輪の白い花を抱えて笑っていた。*]
(37) 2016/08/06(Sat) 11時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/06(Sat) 11時半頃
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/* フェイのおじいちゃん、BBの時ルイスが助けた人間っぽい気がして懐かしいなぁ( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-16) 2016/08/06(Sat) 11時半頃
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/* >>33 おいwwwおいwwwwww ルwwwイwwwスwww
え?これルイスだよね? 陽気な初老の老人が雪山で遭難者救助って、物凄く覚えがあるのだけど(まがお
(-17) 2016/08/06(Sat) 11時半頃
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/* オブシウスのロルにきゅんきゅんしてたのに持ってかれたwww フェイ(というか、ルイス)の破壊力よ…www
(-18) 2016/08/06(Sat) 11時半頃
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[背中に回されたミーナの細い腕。髪に触れられたそれがなんだか擽ったくて、愛おしくて。
吸血の最中、てのひらを、指を、絡めとられたのなら。応えるかのように自らも繋いで返そうか。
やさしく、強く、力を込めて。 彼女が何処へも行かないように]
(ミーナ。私は――また。 人間を、愛しても良いのかしら。)
[想う声は言葉にならずただ胸のうちに秘められる。部屋に聞こえるのは辛そうな彼女の堪える声だけ。
やがて契りが交わされたとき、 ぷつり、腕の中で彼女の糸が切れ。
ちいさく呼吸をしていることを確かめるなら、ゆっくりとそのままベッドの上へと身を委ねさせようと。]
(38) 2016/08/06(Sat) 11時半頃
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/* 自身を呼んだ、まるで鈴が転がるような声の主を、マスケラは知っている。 その少年のような眼差しを、 闇を映す漆黒の髪を、 すらりと伸びた指の先を、 あぁ、こんなにもはっきりと、思い浮かべることができるのに。
君の名を、知らない。
(-19) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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/* おじーさんが雪山で遭遇したのは、Bloody Bride(一作目)のフクトミですよ。 今回参加を決めた時、フクトミのプロローグのネタを使いたいってずっと思ってたw
葬夜さん、事後ですみません!お借りしました(´∀`*)
(-20) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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[この穢れた血、闇を表す黒い血が唇の端から、たらり、と垂らしていれば。 フェイの笑顔が青紫がそれを捉え、うっそりと細めた。]
(39) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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[蠱惑的な笑みを見た“僕”はにぃ、と笑みを浮かべ――嗤った。]
“嗚呼、期待しているよ”
(-21) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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[縋る様にフェイの身体を抱き締めていたら聞こえるのは同胞達の声。
互いに名前を知らないのに、己の為に祈ってくれた同胞。 手の掛かる子と言いながらも、想いを受け入れてくれる同胞。 感情のサービスを振舞いながら、光がある事を願う同胞。 一見素っ気ないけども、隠された想いを感じる事が出来る言葉を送ってくれた同胞。
今は彼らに応える事は出来ないのだけど、感極まり、ボロボロと涙を流し、フェイにしがみ付く。 温かい両腕に包まれてしまえば、背中に腕を回し離さない、と言わんばかりにジャケットに皺を寄せてから>>1:320。]
――――っ。
[吸血された事で身体の力が抜けてしまったのだろうか。 フェイが揺らぎながら、此方の身体を巻き込み、ベットの上へと倒れ込む。 ふかふかな布団は、ぼふりと音を立てながら、二人の身体を受け入れたら。]
ひ、……ぃっ。
[上げた声は恐怖のもので、かくかくと小さく身体を震わせ首を横に振って拒否の態を示してしまう。 吸血鬼に殺される時、押し倒され眼球を抉られ、腸を切り裂かれた思い出が襲う。 錯乱はしないものの、フェイの両腕を掴み、恐怖の色を帯びた青紫を向け、震えていた*]
(40) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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[安らかな寝息をたてるミーナに安堵して、腰掛けたのは傍らの小さな木製のスツール。その薄桃色のやわらかな髪を。ざっくりと切り揃えられたそれをやさしく指で撫でてやる。]
ねぇ、ミーナ。 私はあなたに何をしてあげられるかしら。
[その呟きは、きっと彼女には聞こえなかっただろうけど。
言霊で有を叶えて具現化する彼女に。 すべてを無に返す私は。
生を望み、ただそれだけのために生きた彼女に。 死を望み、ただそれだけのために生きた私は。
傷口は塞がり、もうきっと、痛みを感じることもなく。見れば“印”のすぐそば、彼女のところどころ傷んだ着衣には、真新しい鮮血がじわりと染みを作っていて。]
まずは、服を与えてやらないとな。
[彼女が目を覚ますまでの間に。 表情を和らげて、そんなことを呟くのだ。**]
(41) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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─回想・二─
[自分に備わった特殊な能力について、はっきりと自覚をしたのは、祖父の告白>>33からもう少し後の事。 早朝の祈祷会が行われている最中に、信者が連れてきた赤子が突然泣き出した。 慌てて席を立つ母親に、祖父はかまわないから留まりなさいと伝えたが、母親はそそくさと教会の外へと出てしまう。
その頃のわたしといえば、信仰の熱も冷めかけていたから、祈祷会にもほとんど参加しなくなっていた。 教会の裏庭で犬と遊んでいると、泣き叫んだ赤ん坊を抱えた母親と遭遇する。
母親は熱心な信者で、わたしとも顔なじみだった。 最近出産をして、しばらく出歩けなかったが、ようやく出られるようになったので、早速祈祷に訪れたのだという]
(42) 2016/08/06(Sat) 12時頃
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/* フェイがそーやさんじゃなかったらごめんなさい。 BBの時をちょっと思い出して言ってみました。 もしフェイの中の人がBBやってなかったら、内輪的な話をして申し訳なく。
(-22) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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[閉ざそうとした思考の隙間、滑り込んできた誰かの声>>36に、ぴたりと流しかけた視線を止めた。 再度見上げた絵画の中、落穂拾いの女が腰をかがめている。 周囲を見回すも、だれもこちらに意識を向けている者はいない。 …そもそも、こんな声音の人は、今ここにいないはずだった。
まるで、鈴を転がすような。 ぱっと、脳裏に一つのイメージが浮かぶ。
悪戯好きの少年のような、キラキラと輝く勝気な眼差し。 …君は、誰?
唐突に呼ばれた名を、男は知っているのに知らなかった。 振り返った先、妙にくっきりと窓ガラスに映る己の姿に息を飲む。 嵐の夜が、蘇る。]
(43) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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……。
[信者の寄付は貴重な収入源だ。わたしは母親に笑顔を向けると、腕に抱えた赤ん坊の額に手をかざして念を込める。 これまで犬や猫には何度も試してきたが、人に使うのは初めてだ。赤ん坊にも術は通じるのだろうか。
突然のわたしの仕草に、母親は不思議そうにそれを見守る。 わたしが手をかざしてしばらくすると、爆ぜるように泣いていた赤ん坊の声は次第に小さくなり、やがて頬や口の周りを濡らしたまま、すやすやと安らかな寝息を立て始めた。 驚いて腕の中の子とわたしの顔を交互に見比べる母親に、わたしはにっこりと微笑みかける]
催眠術を勉強を始めたんです、ほとんど独学ですが。 祖父のカウンセリングの仕事を手伝いたくて。
[祖父は牧師として祈祷会を開く他にも、定期的にカウンセリングを行い信者の相談にのっている。 あらかじめ用意しておいた理由に、母親はまったく疑いを持たずに感謝を述べて頭を下げた]
…さあ、もう大丈夫。祈祷に戻れますよ。あなたとお子に、神の祝福を。
[わたしは笑顔のまま、母親が出てきた教会の入口を示す。 さすが神の祝福を受けた牧師様のお孫さんだと有り難がれたが、聞こえないふりをした]
(44) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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『…趣味が悪いと、言わざるを得ないね』
[僕の姿をしているくせに。 白い百合を、揶揄して嗤う。
似合うはずがない。 そんな、自己主張の塊のような香りを放つ花なんて。 あの、静かでうつくしいあの子に似合うはずが。
かつかつとかかとを鳴らし、窓ガラスへと歩み寄る。 嗚呼でも、本当は知っている。 あの子には、闇のような漆黒も似合わないように。 血のような真紅もまた、似合わないこと。
ガラス窓映り込む姿を囲うようについた手が、嫌に激しい音を立てて、そのことが男のイラつきを如実に表していた。]
『僕は誰なんて、そんなのは決まってる』 『お前は…――』
[勢いのまま、告げようとした答えが、頭上で絡まって崩れて消えた。 脳裏に、さらりとした黒い髪が流れて消える。 ふるり、と背筋が震える気がした。*]
(45) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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[以降、わたしは時折祖父のカウンセリングに同席して、本格的に学ぶことにした。 いつかこの力が露呈して世間に騒がれる前に、催眠術だと先に触れまわれば疑いを持たれずに済む。神の奇跡を授かったとか、神の御業の使い手、などという肩書を被るのだけはごめんだった。**]
(46) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* 同じ白でも、スズランとかがいいなぁ。 とかなんとか供述しており。
(-23) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* タイミングわっる!? フェイごめん、ほんとごめん
(-24) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* おお…モタモタしてたらシェニから来てた(´∀`*) あとマスケラは挟んでごめんw
どうしよう…初夜、か…(ごくり)
(-25) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* どうしよう……なんか、照れくさいな←
(-26) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* 待って、めっちゃ、ルイスwwwwww あかん、草が、止まらないwwwwwwwww
(-27) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* やば、鼻血が出た() 興奮し過ぎて、出しちゃったwww
(-28) 2016/08/06(Sat) 12時半頃
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/* >>30 事件じゃなくて事故だよ。 あと、>>44は催眠術の勉強を、だからね。つら…誤字つら…
(-29) 2016/08/06(Sat) 13時頃
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/* >>33 めっちゃルイスです、どう見てもルイスです。 ありがとうございます、とても美味しいですŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
(-30) 2016/08/06(Sat) 13時頃
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/* あ、フェイが言ってる祖父って初代BB村のフクトミだな。 村の予習でプロローグだけ読んだから知っているよ。
フェイ、最初は善良そうな学者に見えてたんだが……。 何故だか顔グラのキラキラと輝く両目を見ていると、純粋な狂気のようなものを感じて底の知れない闇を感じる。
フェイ×シェニ安定だろうと腐った中の人が戯言をぬかしている。 後で串刺しにして従者にして謝らせに行くので許してくれ←
(-31) 2016/08/06(Sat) 13時頃
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『そう、御前は言えない』
[同じ姿だからだろうか、薄ら笑いはどこか自嘲じみて響く。 揺れた窓に動揺する素振りすらなかった。硝子に叩き付けられた手が、己に触れる事すら出来ないのを反転世界の男は十分過ぎるほどに知っている。]
『御前は、疑えない』 『御前は、正せない』 『御前は、僕の名前を、呼べない』
[根拠もなく提示された世界の壊し方を。 歪んでしまった認識を。 目の前で同じ顔で笑う、別の誰かを。
持ち上げられた手が、硝子に向かう仮面の青年の頬を撫でるように滑る。触れ合う事はないけれど、どこか慈しむようなその仕草。]
(47) 2016/08/06(Sat) 13時半頃
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『この世界の成文律に逆らう事ができない御前に、なぜ壊せるって思ったの』 『粉々に散らばった世界のピースの中から、あの子だけを拾い上げる事が出来ると思った?』 『気取り屋の格好付けの癖に、ほんっと御前はやる事が雑だね。そういうの、モテないよ』
[まるきり莫迦にするトーンで言い放ち、窓ガ硝子の中の男はふいに、身を翻した。 その瞳が、にんまりと、猫のように笑む。]
『危機感の無い御前の代わりに、眠り姫は僕が口説いておこうかな。』 『厭なら、追っておいで。そら、御前が鬼だよ!』
[途端に消えた男の姿と同時に、食堂の中を硬い靴音だけが駆け出した。入り口の重厚な扉がひとりでに開き、傍に控えた数人のピエロ人形が、一斉にマスケラの方へ振り向く。]
Ci vediamo , mio fratello!
[声に合わせてピエロ達が揃って恭しくお辞儀をした。まるで開け放たれた扉の前、中央にいる姿の無い誰かに合わせるように。 今までとは違う、はっきりとした存在感でもって宙空から聞こえた声は、どこか楽しげに食堂へ放たれた。 かつんかつんと急いた足音はさっさと廊下を遠ざかり、仮面の青年を待ってくれやしなかった。*]
(48) 2016/08/06(Sat) 13時半頃
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/* フィオレを待っている間、暇だな……。 では、暇つぶしに私の従者情報をここに公開していこうと思う。 私が普段従えている生真面目な男の従者だ。
【生真面目な従者】 プロローグ(>>0:32)でオブシウスが闇に引きずり込んで血を飲みつくして殺した王の親衛隊の一人。
王への忠誠を誓いながらも、胸中では護国の英雄オブシウスを慕っており、彼の処刑に疑問を持ち続けて何もできずに流されていく自らに焦燥感を募らせていた。 最期の瞬間に見たオブシウスの姿に自らの過ちに気付くも時すでに遅く、断末魔と共に彼の意識は闇へと落ちていった。
闇世では虚ろな目でオブシウスを見ながらも、贖罪の日々に苦しむ彼を「もういいんですよ…」と自らの想いを朧げな意識の中で伝えたくともそれすら出来ず。 ただただオブシウスに付き従う事に徹する影の苦労人。
(-32) 2016/08/06(Sat) 13時半頃
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/* ああ、それからプロローグで殺した愚王だが……。
キャラ製作当初は従者としてデフォで従えていようと思っていた。 こうー……。 嫁いびりみたいに理不尽な命令を与えて、出来なかったら蹴り飛ばしたりして「愚王が」とか罵るドス黒い悪役ロルも考えていたな。
だが、プロローグで復讐を果たすロルを書いていて……。 「ああ、こんな小物に苦しんでたのか、滑稽だな」 みたいな気持ちが沸き起こって、テラスから十字架に落として串刺しにする頃には取るに足らない存在になってしまっていた。
なので、今後も愚王を呼び出す予定はまったく無いな。
まあ描写されてない裏設定として、禁断症状で破壊衝動が抑えられなくなった時には愚王を呼び出して骨ブーメラン作ったり骨野球したりして発散してるから、まあある程度の出番はあるかと。←
従者はある程度の傷や破損を受けても、私の力で再生させる事ができる設定もあるんだがー……みな従者に優しいので、その設定を出す事もなかったなという呟き。
(-33) 2016/08/06(Sat) 13時半頃
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─契約の後─
[シェニに噛まれて血を飲まれ、代わりに黒い血が中に入り全身を駆け巡る。 身体の組織が何もかも置き換わるような感覚。 生まれて初めての衝撃に意識を失いかけ、シェニの頭を抱え込むようにしながら、彼の上に覆いかぶさるようにしてベッドに倒れ込む]
…────。
[そのまま遠ざかりそうだった意識は、恐怖に引きつったような声に引き戻される。>>40 気怠い頭を上げて、間近にシェニを見つめた。
焦点の合っていない青紫の瞳は、己を通り越して別の何かを見ているようだ。 恐怖の表情。もしかしたら、一番辛いときの記憶が呼び起こされているのかもしれない]
(49) 2016/08/06(Sat) 13時半頃
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[恐怖に耐えながらも、こちらの身体を突き飛ばさないのは、かろうじて対峙しているのが自身なのだと分かっているからか。 しがみつくシェニの指が両腕に食い込む。もう少し起き上がり、彼の顔の横に肘をつくと、身体を支えながら真下の青紫を覗き込む]
シェニ、…聞こえる? 今、目の前にいるのは、かつて君を傷つけた者じゃない。たった今契約を果たして得たばかりの、…君の”嫁”だよ。
[やんわりと囁いて、濡れている左の頬に自身の右手を宛がう。君に安堵の夜を過ごしてほしいから、傍らにある事を願った。 焦点がこちらに合うまで待ってみる。辛そうだったら、少し力を使おうか。右手で左目の下を親指の腹で横に拭ってから、額の上に置く]
君の恐怖の記憶を上書きしたい、……試しても、いいだろうか…?
[顔を落とし、彼の左耳に唇を近づけて囁く]
(50) 2016/08/06(Sat) 13時半頃
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……君と、…一つになりたい…。
(-34) 2016/08/06(Sat) 14時頃
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[身体の緊張が解けるまで待った後、わたしは得たばかりの真新しい主に、生涯の愛を誓うキスをした。**]
(51) 2016/08/06(Sat) 14時頃
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/* マスケラたちの会話にそわそわ (外出中でオブシウス様にお返事書けないのつらい。つらい…)
(-35) 2016/08/06(Sat) 14時頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/06(Sat) 14時頃
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[僕の上に重なるのは吸血鬼?白いアイツだろうか?否、其処に居るのは僕が娶った“嫁”だ。 一瞬だけ白い吸血鬼の酷笑が見えたが、直ぐにフェイの顔に変わって。 真上に居る嫁の顔を捉えれば、首を横に振って恐怖を訴えれば。 優しく声を掛け、現実を教えるフェイの語りかけが聞こえた>>50。]
フェイ、フェイ。 嫌だ、怖い……あいつが、僕を殺す。 死にたく、ない……嫌だ、怖い。
[中々焦点が合わず、恐怖に囚われた心は助けを欲し、涙を零し流す。 溢れる涙を親指で拭われ、また額に手を充てがわれたら。 先程から恐怖に慄き打ち震えてた身体がゆっくりと静まり、青紫がとろりと細まっていく。
左耳から聞こえる掠れた様な囁きは、甘さを感じ蕩けさせてくれる。 青紫は数度、ゆっくりと瞬きをし、瞼を閉じれば。 フェイを受け入れる様に、薄く唇を開き重なる唇を待ち。 合わさった唇を何度も何度も重ね合い、二の腕を掴んでいた手は、彼の背中へと回り。 自分の方へ寄せようと、腕の力を込め嫁を抱き締めた*]
(52) 2016/08/06(Sat) 14時半頃
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/* エロぉ期待したけど残念だ() それは兎も角、こいつは懐柔されて壊されて捨てられる未来が見えるのは気のせいかなぁ?( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
壊されエンドも服従エンドも幸せエンドも行けそうな気がするので、フェイの意向を読みつつ、“僕”の出番を増やしていこう( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-36) 2016/08/06(Sat) 14時半頃
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/* >>1:333を見てぴこーんときました!( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) 血が吸えなくて発狂とか面白くない?どう?どう?
(-37) 2016/08/06(Sat) 15時頃
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[やはり、かつてシェニが絶命に追い込まれた時の記憶が蘇っているようだ。>>52 しかし、呼びかければすぐに反応がある。しばらくはこうしたやり取りが繰り返されるかもしれないが、わたしは幾度となくそれに対応する覚悟を決めていた。
額に当てた手を下ろし、シェニの左目の上を覆う。 手のひらの下で目が閉じられると、そっと手を外して瞼の上にキスをする]
君を脅かす者はもう居ないよ…すぐに、わたし以外見えないようにしてあげるから。
[口づけを何度か繰り返していくうちに、シェニの身体から次第に力が抜けていくのが分かる。 二の腕にかけられた手が背に回ると、わたしは彼の上に自分の重みをかけていった。*]
(53) 2016/08/06(Sat) 16時頃
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[口を重ね舌を差し入れ丹念に中を探る。 そこには血の味が残っていたが、鉄臭いはずのそれを甘いと感じるのは、既に感覚が塗り替えられたせいだろうか。 こちらの熱が伝わったのか、絡め合う舌にほんのりと温もりを感じるようになる。 明確な反応が返ってくるようになると、わたしは一度身を起こして、上半身をまとう衣服をすべて脱ぎ捨てた。
再びシェニの上に覆いかぶさり、彼の襟元を開こうと手をかける。 アオザイのような服は、どこか祭服に似ていると一瞬だけ脳裏を過る]
(-38) 2016/08/06(Sat) 16時頃
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…怖い?
[時折そのように尋ねて反応を伺う。明確な拒否が返ってこない限り、手は止めなかった。
服を開くと、予想していたよりも華奢な肢体が目に入った。 肌は陶器のように白くて、手を這わせると血が通っていないのだと分かる。それでも触れる箇所を移せば、それぞれに違う反応が返ってきた。
腹部に触れると表情が恐怖に引きつるか…? 生前の忌まわしい傷跡らしき部分に触れたとしたら、手で何度もそこを往復し、舌や唇を使って新たな感触で記憶を上書きしようとする]
(-39) 2016/08/06(Sat) 16時頃
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…シェニ、わたしの名前を呼んで。
[自らわたしを求めてほしい。 反応を待ってから彼の身体を開いて間に入る。視線を合わせ一度深く口づけてから、彼の中心を一気に貫いた。*]
(-40) 2016/08/06(Sat) 16時頃
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/* もしかして、…今スランプかもしれない。orz
(-41) 2016/08/06(Sat) 16時頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/06(Sat) 16時頃
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/* エロぉ来たああああああああ( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) やっぱりエロぉあるとそわるよぅ
(-42) 2016/08/06(Sat) 16時半頃
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[そう、
僕は、言えない 僕は、疑えない 僕は、正せない 僕は、貴方の名前を、呼べない
僕は、貴方は 誰だっけ
唐突に、触れない掌がひどくもどかしく感じられた。>>47]
『あの子だけを救えるなんて』
[思っていたら、こんな面倒なことはしなかった。 ずっと昔に冷たく鼓動を止めたような胸がきりきりと痛み出す。 なじるには優しすぎて、からかうには厳しすぎる言葉を受け、男の顔がくしゃりと一瞬歪んだ。]
『そんなもの』 『原因はすべて』 [貴方じゃないか…!
紡ぎかけた言の葉に、今度はこめかみが痛み出す。 嗚呼そうやって、人のせいにして、全ての罪は己にあると、戒め戒め過ごした年月は、すべて無駄だというのか。 喘ぐように息を吸い、しかし影は待ってはくれない。]
『待て』 『行くな』 『あの子に触れるな』
[消えた姿の代わりに確かな存在感が駆けてゆく。 …姿が見えずとも、声が、気配が確かにそこに“いる”と主張する。
闇色のマントを翻し、男は駆けだした。 捕まえなくては。 姿なき声を、捕まえなくては。
それは、愛する少女を守るためなのか、はたまた別の理由なのか、男にはすでに分からなかった。]
(54) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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― 回想:??? ―
[石造りの城の中を、二つの足音が駆けまわる。 もともと何が原因だったかわからないが、唐突に鬼ごっこが始まることは茶飯事だった。 二つの足音が重なると、途端にどたばたと騒がしくなる。]
っつー、 やったな、――!
[殴られて、殴り返して。 蹴られて、その足を捕まえて。 跳ねて避けた体を追うように手を伸ばし、背中を蹴飛ばされて転ぶ。
まるで子供の取っ組み合いだ。
窓の外には、色とりどりの花が咲き乱れ、美しい月明りを浴びてゆらゆらと揺れていた。 そこは、とてもとても小さな世界で、けれどとても暖かい世界だった。]
(-43) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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― 食堂 ―
[逸る心臓。渇く喉。震える指先。 こんなに不安でこわくて目を逸らしたくなるのは、はじめてだ。 この感情がなんなのか、まだわたしは知らない。
何でもない笑顔の下に隠されていた、彼の弱さ。>>1:328 小さな声で語られたそれは、わたしの残りの時間のように 誰にでも打ち明けられるものじゃないものだと思ったから。
同じように打ち明けたわたしの言葉を、 見上げたリアントは笑わなかった。>>1:337 見て見ぬフリされてきたわたしの声を、真剣に聞いてくれる。 わたしを、見てくれる。
そんな彼だからわたしは、 臆病で優しい彼にもっと必要とされたいと思った。 彼の願う、その特別になりたいと望んでしまった。
顔を伏せて俯いたまま息を止めるわたしの頭の上で、 柔らかいリアントの声がした。]
…………っ ほんとに、
[よかった、と安堵したように繰り返される言葉に 弾かれたように息を吸いこんだ。
本当にそう思ってくれる?
嬉しさと尾を引く不安が混ざって聞き返そうとした声は 頬に触れた手に喉の奥でつっかえる。>>1:338 髪を撫ぜてくれた時と同じ、優しい触れ方。>>1:325 告白する前と変わらない温もりに、次第に手の震えが治まり 肩の力が抜けていく。]
(55) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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[世間知らずだし、知らないことだらけだし。 力もなければただの気が強い小娘だということくらい、わかってる。
そんなわたしでも。 この先の運命がどんなに短くても、特別なものに。 そう信じてくれた彼に、わたしは応えたい。それを叶えたい。
小さく笑う気配に、頬にあてられた掌に。 ゆっくり顔を上げれば、その綺麗な目と目が合って 更に頬が火照るのがわかった。
リアントばかり触りやすいのはずるいわ、と。 拗ねたように口を尖らせてみせるけど。 わたしの願いに重ねるように告げられた御願いに、 またくしゃりと顔が歪んだのは嬉しすぎたせいだ。]
(56) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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……ねぇ。リアント。
わたしもさっきね、よかった、って思ったの。 貴方がずっと『嫁』を持たなかった理由を聞いて。 わたしにも『嫁』になれるかもしれないってわかって すごくホッとしたの。
そしてね、わたしの寿命が少ないこと。 ほんとは言うのが、とてもこわかったの。 それは貴方に、嫌われたくなかったから。 できることなら、わたしが貴方に好かれたいからだわ。
……これもビョーキなのかしら?
(-44) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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[もうひとつ、ついさっきできたばかりの 些細な秘密を明かすように、囁く。
おかしなことじゃない。誰だって心の奥に持っているもの。 ただちょっとだけ、リアントは好かれたい人がたくさんいて。 臆病なだけだと、わたしは思うから。
固まる指を一本一本解くように服の裾を離した手を、 頬に触れるリアントの掌に重ねた。]
貴方が必要としてくれるなら、 わたしがあげられるものを、全部あげるわ。
だから貴方の残りの時間を、わたしにちょうだい。
[わたしは、わたしの見つけた最善を離さないように。 重ねた手を握れば、こちらこそありがとう、と微笑んだ。]*
(57) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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― 食堂 → 黒曜石の飾られた扉 ―
[そっと囁くオブシウス様の声に>>17、ぼくは耳から指先までがぞわりと。 決して不快ではない、甘い痺れのようなものが広がる初めての感覚に、ぼくは咄嗟に言葉が出ません。 身動きすら取れない内にふわりと身体が浮き上がって、座っていた椅子が遠のく代わりに、不敵な笑みを浮かべるオブシウス様の顔がずっと近くにありました。>>18
背中と膝裏を支える腕に抱き上げられたのだと気付いたのは、体格のいい兄弟が時々こうやってぼくを運んでくれた経験があったからでしょう。]
あの、重く…ないですか…?
[ぼくを抱き上げても揺らがない足取りを感じながら、それでも恐る恐る尋ねます。 それに、ぼくは女の子でも小さな子供でもありませんので。 オブシウス様に運ばれる今の状況は少しだけ恥ずかしかったのですが…。 降ろしてくださいという言葉は、言おうとしてもぼくの口の中で外に出るのをどうしても嫌がるので。 ぼくは赤くなる顔を隠すようにオブシウス様の肩へ額を摺り寄せ、「嫁の契りを交わさねば」と言ったオブシウス様の言葉を思い出しながら、早くなる胸の鼓動をじっと数えていました。]
(58) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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― オブシウスの部屋 ―
[マスケラ様が用意したオブシウス様の部屋は、まるで最初からこの人のためにあつらえた様に落ち着いた雰囲気の部屋でした。>>19 食堂もびっくりするぐらい豪華でしたが、この部屋がもつ静かで威厳に満ちた様子に圧倒されて、椅子を勧められてもなかなか座る事が出来ません。
それでも重要な話しがあると言われれば、座らない訳にはいきません。 オブシウス様の影の中に消えた従者の方の行方も気になりましたが、ぼくは杖を支えにようやく椅子に座りました。
戸惑うように。意を決したように。 何度もぼくの様子を確かめながら、重い口調で語られたのは、オブシウス様が持つ吸血鬼としての能力と、彼が人であった頃の話しでした。
ぼくを守る聖者の力>>20というものには首を傾げましたが。 尋ねれば答えはあったでしょうか? まさかぼくが持つ不出来な奇跡の力が、マスケラ様を始めとした吸血鬼の方たちが総称して聖者の力と呼ぶ物に部類されるとは思ってもいませんでしたけれど。]
(59) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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[長い長い話しを終えて、オブシウス様は少しの間沈黙しました。>>21 きっと、初めて聞くことだらけで混乱しているだろう僕の思考が落ち着くのを待っていてくれたのでしょう。
意志を持つ黒曜石の瞳がまっすぐにぼくを見つめて、彼もまた、ぼくに最後の選択を迫ります。
ぼくの答えなんて、始めから決まっているのに。]
誓いなんて、必要ありません。
[ふるり。 首を振って、ぼくはそんな誓いは必要ないと答えました。]
だって、人の心は変わってゆくものでしょう? オブシウス様の心を、誓いなんてもので縛る必要はないんです。
[むしろ誓いに縛られた愛に一体何の意味があるでしょう? だからぼくは、誓いなんて必要ありませんと言葉を繰り返します。]
誓いや契約がなくても、ぼくはオブシウス様の傍にいたい。 あなたがそれを許してくれるなら。 命の残りが少ないぼくを選んでくれたように、 ぼくも、あなたの傍にいることを選びたい。
[多分、出会ってから初めてなんじゃないかってくらい。 ぼくは強く、まっすぐにオブシウス様の目を見てそう言いました。 生半可な覚悟じゃ、きっとこの人は、心のどこかで後悔のようなものを抱えてしまうような気がしたから。]
(60) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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ん、でもあの従者の方って死人だったんですね。
[妙に顔が青白かったし、瞳にも精気があるように見えなかったので人ではないのかなーと思っていましたけど。]
ぼく、てっきり使い魔みたいなものかと思ってました。
[だってほら、物語の中だと吸血鬼は蝙蝠や鼠を使い魔として使役していましたし。 だからあの従者の人が元は人間で、オブシウス様に殺されて、今は屍人として使役されていると言われても驚きとかびっくりとしか。
今はもう誰もいない、少し前まで従者の人がいた場所を見つめた後、オブシウス様の反応を伺うように小さく首を傾げます。]
………幻滅、しました?
[でもぼくは、こういう人間なんですって。 杖を握る指先に力を込めながら、目だけは反らさずに言葉を続けます。]
ぼくにとって、戦争は遠い場所の出来事でした。 話では聞いていても、人を殺す感触も、たくさんの人が死んでゆく様子も想像することしかできません。
人を殺すのは悪いことだって、言葉でいいきるのは簡単です。 でも、戦争ってそういうものでしょう? 誰かを、何かを守るために、人と人が殺し合うものでしょう?
[戦争を殺し合いの場だと、あっけらかんと肯定するぼくは。 戦場の真っただ中を生き抜いてきたオブシウス様には、馬鹿馬鹿しいまでに能天気か、無知で無責任に見えるかもしれませんけど。]
(61) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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戦争の「せ」の字もしらないぼくが、オブシウス様を前に戦争を語るなんておこがましいとは思いますけど。 護国の英雄と称えられ、たくさんの死者を従えるあなたは、同じだけ自分の命を危険に晒して、自分の手を血で汚して、守りたいものの為に戦ったのでしょう?
[直接手に掛けた者だけを操り従えられると言うなら。 従える屍人の数は、オブシウス様が自分の命を危険に晒した数でもあるはずです。]
どれだけ多くの人を殺したのだとしても。 戦争という枠の中で必死に戦ったオブシウス様を、ぼくは責めるつもりなんてありません。 たとえあなたに殺された多くの人たちが恨みや嘆きを訴えても。 その人たちの怨嗟の声が、ぼくの心を責め苛んでも。
[契約した後のことは未知数で、全てがぼく次第だと言うのなら。]
オブシウス様。 あなたの背負う重荷や苦痛を、ぼくにも分けてください。
[ぼくは笑って、からっぽの両手をオブシウス様に向かって広げました。*]
(62) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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溶けるほど甘やかして、愛でられる覚悟も。 ちゃんとありますから。
[青年はまだ無知で、無垢で。 キスの甘さも、愛の切なさも知りませんでしたが。
黒衣の吸血鬼に向かって抱くそれを愛と呼ぶなら。 その愛に添うために覚悟が必要だと言うのなら。
元より短い命です。 喜んで全て差し出しましょうと、愛しい吸血鬼を受け入れるように両手を広げたのです。]
(-45) 2016/08/06(Sat) 17時頃
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/* わああああ大変遅くなってごめんなさい!!! 週末はあかん……体力ガンガン減ってあかん…
リアントかわいくてぎゅうしたいんだけど さすがに食堂で人の姿にはできないだろと押し留まる…… けど逆に恥ずかしいな!!!
(-46) 2016/08/06(Sat) 17時半頃
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/* フィオレがめっちゃ健気でかわいい…
(-47) 2016/08/06(Sat) 17時半頃
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/* え?シェニさん暗転するの…?
もったいない…(
(-48) 2016/08/06(Sat) 17時半頃
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[頬の火照りが引いた頃、ゆっくりと手を離すと。 リアントの視線を追うように、改めて食堂を見回した。>>16
騒ぎもすっかり落ち着いた中、、 並んで食堂を出ていく背中が見えれば、わたしも首を傾げて。 隣から聞こえた声に、ようやく気付く。]
あ、そうよね。 契約……。
[館の主の説明に、詳しい契約の方法まで含まれていたのだったか。 あったとしても、他のことに気をとられていたわたしの記憶には 残されていなかったから。
隣のリアントを見上げれば、緊張した固い表情が一瞬だけ見えた。 すぐに、いつもと同じ顔に戻ってしまったけれど それがわたしを安心させるためだと、気づいてしまう。
これからのことに不安がないと言えば、嘘になるけど。 食堂に入ってきた時と同じように、 差し出された手にわたしは迷わず手を重ねれば、 やっぱりちょっと照れる、とはにかんで。]
(63) 2016/08/06(Sat) 17時半頃
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何があっても。 わたしはわたしの選んだ運命から逃げないわ。 貴方がいるのだから。
リアントの部屋に、連れて行ってくれる?
[信頼をしていると、珊瑚色を細めて。 再び歩き出した足が向かうのは、彼と同じ色の宝石が煌めく 金色の鍵の部屋へと。]*
(64) 2016/08/06(Sat) 17時半頃
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/* ああ、愛らしい……。
私と中の人が色々と危険な領域でヘブン状態なんだが。 この状態で契約を交わそうとすると、フィオレを自らの抑え込んでいた衝動のままに手加減できぬほど愛でてしまいそうで危機感を感じる。
フィオレは私の言動を「綺麗で優しい」と称していたが…… 私は自分の想いに忠実に行動しているだけだ。 あまり買いかぶりすぎられては……困る。
私にも醜い欲望が…… フィオレを独占したいという欲望が、確かにあるのだから。 (心情を吐露して落ち着いたので、返事を書こう、そうしよう!)
(-49) 2016/08/06(Sat) 18時頃
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― 金剛石の部屋 ―
[手を引かれて辿り着いた部屋を、きょろきょろ。 当然のことだけど、砂漠の部屋とは違う作りは物珍しいのと。 誰かの部屋を訪れるなんてことも初めてだから、 落ち着かなくてそわそわしてしまう。
それと気になるのは さっき一瞬見えたリアントの、緊張した面持ち。 また彼はその表情の下に、何かを隠しているんだろうか。]
吸血鬼の契約って……やっぱり、血を飲んだりするの?
[ここで出会った吸血鬼の姿を見れば、 本で読んだことがどこまで本当なのかわからなくなるけれど。 冗談めかした彼の言葉を思い出しながら>>0:174 リアントを見上げれば、ついその口元に目が向いてしまい。
わたしは繋いでいた手をぎゅっと握りしめた。]**
(65) 2016/08/06(Sat) 18時半頃
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/* 折角書いたロルを消してしまう始末_(:3」∠)_
(-50) 2016/08/06(Sat) 18時半頃
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― 食堂 ―
[吸血鬼にとって嫁を持つということは 嫁の寿命を得て永遠と呼べる生を失うということ。
それを知って契約の相手を選ばなければならないと 聞かされた彼女はどんな気持ちだったのだろう。
自らの寿命があまり残されてはいないかもしれないと 告げた時の彼女の不安は、どれほどだったか。 それは、震える指先や瞳の揺らぎから痛いくらいに伝わってきた。>>55
ほんとに、と発して途切れた言葉に応えるように コーラリアの頬に触れれば 少しでもその不安は取り除けただろうか。
彼女が伏せていた顔をあげて視線が合う。>>56 温かみを増したように血色の良い頬は コーラリアが今生きているという証だ。
ずるいと言って口を尖らせた表情や こちらからも告げたお願いに、 くしゃりと歪ませた表情を愛おしく思う。
わかりやすく変わる表情をもっと見ていたいと、 外の世界を知りたいと彼女が願うのと同様に 俺も彼女のことがもっと知りたい。
囁かれた新しい秘密に瞬きをして、照れたような笑顔を浮かべた。 もし俺が生きていたならば、赤い血潮が流れていたならば きっと彼女と同じくらいに頬が熱くなっていただろう。]
(66) 2016/08/06(Sat) 19時頃
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こわかったのに、告げてくれてありがとう。 君の寿命が少ないことは本当はとても悲しいことなんだって思う。 だって、永い時間を生きる俺はそれを見送ることになるんだから。
でも、コーラリアが嫁になってくれるならそれはいらない心配になる。 だから俺は、君が契約の相手に俺を選んでくれたことが何よりも嬉しいんだ。
それが君のビョーキなら、多分…ううん、きっと 俺のビョーキを治す一番の薬に、なるんじゃないかな。
(-51) 2016/08/06(Sat) 19時頃
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[頬に当てていた掌に彼女の手が重なって 目を細めると小さくささやきを返して。>>57]
君の全部が貰えるなら、 残りの時間だけじゃなくて 俺も、全部あげるよ。
[誰からも好かれたいって気持ち。 嫌われることを怖がる気持ち。
君という特別がいてくれたら、 そういった弱さを捨てられるんじゃないかって 握り返された手の感触に、そう思えたんだ。]
(67) 2016/08/06(Sat) 19時頃
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[コーラリアが俺を契約の相手に選んでくれたことへの 嬉しさや安堵で胸がいっぱいだったから 肝心の契約の方法に思い至ったのは皆が疎らに食堂を出て行くのが見えてからのこと。
緊張した面持ちは気づかれなければいいと思っていたけど それは伝わってしまったかもしれない。>>63
差し出した手に手を重ねて、はにかんだ彼女に そうだね、って俺も照れた笑みを返す。
緊張も不安もあるけど、逃げないと言ってくれた信頼に後押しされて。
重ねられた手を取って、館に用意されているはずである 透明のダイヤに飾られた扉の部屋へと二人で向かった。]
(68) 2016/08/06(Sat) 19時頃
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― 食堂 → 黒曜石の飾られた扉 ― [「重くないですか?」と恐る恐るこちらを見上げるフィオレに首を振る。>>58]
いや、まったく。 むしろもう少し食事を摂るべきだな。
[今後はフィオレの為に上質な食料を調達すべきか――……。 ふふ、とこれからフィオレと暮らす生活を考えると楽しげな笑みを見せた。
愛しさを込めてフィオレを姫抱きにしたはいいものの……。 遅ればせながら姫抱きなど青年の身であるフィオレには抵抗がある行為だったろうか、と思い至って様子を窺おうとするが、自らの肩に摺り寄せられるフィオレの温もりに安堵すると同時に愛しさが更に込み上げていくのを感じた。
――……。 自らの部屋に着き、従者を影の中に下がらせるが、それを初めて見るであろうフィオレに端的に従者の説明をする]
従者には下がらせる事にした。 嫁の契りを交わす際に従者が横で見ていては恥ずかしかろう?
[安心させるようにフィオレに告げると、部屋の中へと足を踏み入れる]
(69) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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― オブシウスの部屋 ― [部屋に入ると、どこか威圧されたように辺りを見回すフィオレ。>>59 こうなる事は予想していたので落ち着くまで待つべきかとも思ったが、やはり今後の二人に関わる重要な話があったので、着席を促し席に座らせた。 会話の途中で口にした「聖者の力」という単語にフィオレが不思議そうに首を傾げるのを見て、何も知らないのだろうかと考えて詳しく説明する事にする]
聖者とは――……。 人間達の中に時折現れる不思議な力を宿す者の総称だ。 ある者は傷を癒す力を、またある者は天候を自在に操る力を。 ……ああ、そういえばお前も見ただろう。 先程の食堂で起こった強風を……。 ああいった力を総称して「聖者の力」「奇跡の力」と呼ぶ。
その力を有する者達に対して吸血鬼は危害を加える事ができない。 聖なる力が無意識に邪悪な者の悪意から身を守ってくれるのだろう。
……まあ、聖者が望めばこのように触れる事も可能なのだが、な。
[と、難しい会話の連続で戸惑っているであろうフィオレの頬に触れ、安心させるように笑みを見せる]
(70) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[誓いは必要ない――…… と今までにないほど毅然とした強い眼差しをこちらに向けるフィオレ。>>60 その眼差しにオブシウスの胸は歓喜に震え、共に生きる覚悟をより強くしていく]
やはり強い子だ……。
[感慨深げにフィオレの言葉を噛み締めていると、どこか調子抜けするような従者に対する呟き(>>61)を聞いてオブシウスは驚きつつも思わず笑い出してしまう]
はははっ!……ああ、すまん。 従者をそんな風に見た者はフィオレが初めてでつい、な。 幻滅?何故? むしろこれからの暮らしに馴染みやすくて良いではないか。
[いくらフィオレが自分を慕っていても、死者ばかりに囲まれて暮らすのは息が詰まって苦痛なのではないかと危惧していた為、むしろ好ましいとばかりに率直な意見を述べる]
(71) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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―夢の中―
[……ゆっくりと、瞼をあければ。 足元に広がっているのは、コバルトブルーの空と私を映した水鏡。 膝を折りつぅ、と水面を撫でれば波紋が広がり、空と私が歪んでいく。
…………ここに来る直前は、何をしていたのだったか。 場違いな舘に何人か集められ、私はただその人たちを眺めていたのだったか。
あの人は、大丈夫だろうか。 優しげな瞳に眠りの世界へと誘われた彼と、凛とした顔立ちをした少女と言葉を交わしていた彼。 二人とも、落ち着いていればいいのだが。
あとは、その騒ぎを止めようとした、退屈そうな顔をしていた筈のあの人。
……どれだけ思い出しても、姿形を思い描けないのは、全てが夢だったからなのだろうか。 指でなぞっても、ただ水面が揺れるだけ。 どうしても、あの人達の………………大切にしたいと思った彼女の姿さえも思い出せない。
憂いを帯びた表情も、興味深そうに私を見た視線も、私の首筋を撫でた指先も。
ここには、何も、ない。
ただ私と空の間に挟まった黒い靄の中の白い目が、私を見つめている。 ひそひそと話し声をだし、複数の目がぎろりと蠢いた。 直感した。これは、死、だ。
閃いた瞬間、足元に映って筈の細い枝のような白い足がヒールへと変わる。 ボロボロの服が、絢爛なドレスへと変わり、薄汚れたボサボサの短い髪が眺めの艶やかな髪へと変わった。]
(72) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[そして、戦争で数多の命を奪った自分へ語られる言葉。>>61>>62 贖罪の日々の中で初めてかけられた優しい言葉――……。 感謝の言葉を告げようと思った、ありがとう、と。 その言葉だけで救われたように思う、と。 フィオレは優しい子だな、と。 それなのに、それなのに……]
ッ……!
[言葉が出てこなかった。 喉がつかえたように何も音を紡ぐ事ができず、ただ、フィオレを見つめる。 そうして、まるで自分の全てを受け止めたいとでも言いたげに両手を広げる、小さくも真っ直ぐでひたむきなその姿――……]
フィオレ……。
[オブシウスは立ち上がると溢れ出る愛しさのままに、その小さな体を抱き締める。 そうして、フィオレを再び姫抱きに抱き上げると、寝台へと彼を誘う。 耳元で囁かれる愛しい言葉――……。 それを聞いて人知れず、今から行う彼にとっての初めての行為で加減を加えられるかどうかと悩ましくも甘い葛藤を抱いてしまう]
(73) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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(…………あぁ、私。こんな所に居ちゃ駄目だ。)
[ここでは、私の命題は果たせない。 それでも彼女の側なら…………ファシリアさんの、隣でなら。
黒い靄が私へと手を伸ばしたその時。 私も水面に手を勢いよく突っ込んだ。 深い、深い蒼へと沈んでいったけれど。]
(還らなきゃ、あの人のもとへ。)
[何も怖くなかった。 ………………あの人が、心の奥底では何を望んで私と契りを交わしたのかまでは、学のない私には分からなかったけれど。 少なくとも、側に居る事を許してくれたから。*]
(74) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[寝台にフィオレを誘い、自らも寝台に踏み込み彼に近寄る。 優しく頭を撫で、髪を梳き、頬を撫で――……やがてその手が首筋に流れる。 ごくり、人知れず喉を鳴らして呼吸を整え、告げる]
無粋かも知れんが契りの結び方を教えよう。 私がフィオレの首筋に牙を突き立て吸血行為を行い、そしてその傷跡に私の血を流し込めばお前はもう私だけの嫁となる。
覚悟は……無論、聞くまでもないな?
[先程までの会話からフィオレの覚悟は十分に伝わっていた。 了承を得る為ではなく、どこか戦いを挑むような強く真っ直ぐな眼差しでフィオレの目を見つめる。**]
(75) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[閉じた瞼の上に感じるのは、柔らかく温かい肉の感触>>53。 脅かす者が居ない、と諭す声に青紫は細め、伸し掛る重みを確りと受け入れて*]
(76) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[口腔に差し込まれる温い舌は此方に温かさを与え、掻き回すのは何かを塗り込む様で。 人間の血と吸血鬼の血が混ざり合った口の中は鉄の匂いと甘美な味を与えたのだろう。 何かに冒されたのか、与えられる温もりを欲し、拙い舌の動きが、少しずつ執拗に絡み合う。]
ぅ、……ふ、……あっ。
[熱を帯びた青紫は、何処かを見ていて見ていない様に曖昧な物へと変わっていけば。 いつの間にかフェイは衣服を脱ぎ捨てており、再び覆いかぶさり此方の服に手を掛ける。
嗚呼、僕は、これからこの嫁に全てを晒し、神の教えを背く事をするんだ。 男同士が交わるのは教会の教えではタブーとされてるのに。 僕の身体には、まだ誰にも触らせて無い古傷が残されているのに。嗚呼。]
(-52) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[“僕”は僕を嗤う。自分にとって辛くて受け入れ難いものなのにね、と悪戯っぽく笑って。]
“僕にとって辛いよね、古傷を触らせるのも、男と交わるのもさ” “それとも、それが嬉しいのかなぁ?”
“あぁ、もう僕は分かってるよね”
(-53) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[服に手を掛けられたら、細い肩はピクリと跳ね、無意識にフェイの手首を掴んでしまう。 イヤ、イヤ、と首を二度振るのだが、抗う力は弱い。 アオザイの様な服を脱がされ、白いシルクのズボンも取り払われてしまえば、晒される白い肢体。 女程では無いものの、男にしては随分華奢な身体を持つ自分の腹には、乱雑に幾つもの切り裂かれた様な傷跡が残されていて。]
いや、だっ……触るなっ。
[首を激しく振り、手首の力を強めるが。 怖い?と問われたら、潤む青紫を細め素直にこくりと頷き。 まだ手首を強く握ってはいるが、胸や首を触らせるなら力は緩むが。 肝心な腹部を触らせるならば、矢張り身体は強張りを増していく。]
いっ……、止めろっ。 っ、あっ……んっ、イヤだ。
[切り裂かれる幻が見えそうになる青紫だが、白なんて見えやしなくて。 傷跡に触れるのは温かい指で、何度も触ってくれて痛くない。 滑る舌が何度も傷跡を滑れば、痛みでは無くこそばゆさを覚え身を捩る。 脳はそれを幻と認識するのか、現実として認識するのか。 何方にしても、与えた感覚は記憶として受け止めて。]
(-54) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[名前を呼ぶ事を求めるフェイ。青紫は反射的に顔を見上げる。 はく、と唇を震わせ、何かを伝えようとするが、上手く言葉は紡げず。]
――――っ、フェイ!
[名を呼ぶ。腹を触れていた手が脚へと伸び、こじ開けるように開脚されてしまう。 誰にも見せた事も無い秘所を全て嫁に晒すなんて、血が上りそうになる。 身体は冷たいまま、顔色はほんのり赤みは増すが。 咄嗟に左手で股間を隠し、首を激しく横に振り、右手は握る力を強めた。]
ぃ、やだっ、止めてくれっ。 怖い、止めっ…止めてよ!イヤだ。
[恐怖に染まった青紫をフェイへ向け、首を横に振っても、邪魔する様に唇を塞がれ、舌が絡め取られてしまい。 錯乱し始めた精神が、一瞬だけ治ったその隙に。 身体の中に、熱い物が侵入すると同時に、避ける様な痛みが中心から広がっていく。]
(-55) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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― 金剛石の部屋 ―
[長い廊下を出会った時と同じように彼女の手を取って歩いた先 鍵に嵌めこまれた石と同じ宝石のあしらわれた扉を開くと どうぞ、と言って彼女を部屋の中に通す。
物珍しそうに室内を見渡す彼女を微笑ましく見つめていると 契約の方法について尋ねられる。
その問いかけた内容と、口元に向けられた視線。
ぎゅっと握られた手の力に、やはり不安はあるのだろうと 手を引いて寝台に腰をかけるように促し、目線の高さを合わせる。]
ん…、半分正解、かな。 血を吸って、そこから俺の血をコーラリアの体に入れるんだ。
多分、ちょっと、いや、結構痛い思いをさせると思う。
[俺が死んだときは、それはもう死ぬほど痛かったって記憶があるから そう前もって告げるけれど、不安があるのはそれだけじゃなくて。
俺は、血を飲むことを拒み続けていたせいで 何度か禁断症状に襲われて理性を失った。 その度に与えられた人間を食い殺した…んだろう。
だから、血を飲んだ記憶が殆どなく、 覚えているのは無惨な死体と朧気に脳裏に焼きついた恐怖の目。
本当に大丈夫だろうか。 おかしなところを噛んで出血多量になりはしないか。 彼女を死なせてしまいやしないか。
そういう不安で握られた手が震えそうになる。]
(77) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[震える手を抑えてそっとその手を握り返すと]
大丈夫、すぐ終わるよ。
[安心させるように頬に唇を寄せた。]
(-56) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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ぐ、ぅ――、ぅふっ。
[叫び声を上げる事は出来ぬ代わりに、漏れる声は悲痛な呻き声。 初めて感じる痛みに、右手はぎりっと力を込め爪を立てる。 左手は身体を押し離そうと試みるが、片手では押し返すのは無理な話。 首を激しく振り、唇だけでも離したら、フェイに懇願し、止める事を乞う。]
痛いっ、い゛っ…、抜いて、ぃあ。 イヤ、だっ…、いぃっ、た、ぁっ!
[元々排泄する機能を持たない所ではあるが、男を受け入れる所でも無い場所は。 熱くて固い肉棒を受け入れるには余りにも狭く、ぎちぎちと悲鳴を上げる様に締め付け。 腰はその痛みに勝手に跳ね上げ、脚は強張る様にぴん、と力が篭った*]
(-57) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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[自分に言い聞かせるように囁いて、 彼女の長い赤髪を掻きあげると肩に手を置いて首筋に顔を埋めた。
一度、軽く唇を落としてから口を開くと鋭い犬歯を細い首筋に突き立てる。
ブツリ、と柔らかな肌を貫く鈍い感触と溢れ出す熱い血液。 犬歯を引き抜くと溢れ出した血液を吸い、嚥下して。 初めて確かな意識の上で味わうその味に クラリと理性が遠のきそうになるのを抑えるように彼女の肩を掴む。
口を離すと、は、と湿った息を吐いた。]
…コーラリア、大丈夫?
[吸いすぎてやしないか深く刺しすぎてやしないか その表情を窺うように覗き込んでから、 自分の舌先に歯を立てると 彼女のものとは違う黒く濁った不味い血が口内に染み出す。
そうして。 二つ並んだ首筋の小さな傷口に舌を這わせて 彼女の体内に吸血鬼の血を塗りこんでいった。]
(78) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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―ファシリアの部屋―
[ひゅぅ、と喉を鳴らしたと同時に目が覚めた。 二度、三度噎せてから呼吸を整えようと手をついたその場所は水のなかではなく、心地よい眠りに誘うためのベットだった。
……あれは、夢?
それを確かめるために部屋を見渡せば、スツールに腰かけた彼女を見つける事は然程難しくなかっただろう。**]
(79) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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ん…これで契約は完了、かな。
[唇を離した首筋には滲んだ星型のような痣。 それは彗星蘭という花によく似た形をしていることは 花の種類を詳しくは知らない俺には分からなかったが。
名実ともに、コーラリアが俺の特別になったんだという喜びもあったけど 今は彼女の体が心配で、気遣うようにそっとその髪を撫でた。*]
(80) 2016/08/06(Sat) 19時半頃
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/* 注意 フィオレは吸血されると発情するとは知らないし、オブシウスの言う愛が性愛を含むとも気づいていません (性的知識が乏しすぎるフィオレ)
ちなみに中の人も あれ?父性愛じゃなかったのか と思っている(性愛どんとこいですが)
(-58) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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/* 彗星蘭は特別な存在という意味のようだよ。
(-59) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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/* 頬にキスくらいで秘話にする必要ないのではって…? 恥ずかしいんだよ!!!
ところで男女カプって俺らだけか。 男だらけの村でもNLってたらジューキさんでいいよもうって言われたことはあるけど、はい。
まあ、性別関係なくコーラリアが可愛いんだ。 それだけだよ。
エロい展開にはなるのだろうか、してもいいのだろうか。大事にしたいけどどうなのだろうか。 やっぱコーラリアは処女なのだろうk… いやでも代々続いている家柄子どもは生まねばならなかったからそういった相手も用意されていたのか??
落ち着こう。何もえろいことすると決まったわけじゃない。落ち着こう。
(-60) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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/* やっとリアルが落ち着いた( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) まぁトラウマあるだろうし触れさせてないだろうから処女だよね、という事で()
だがな、こうしてずこばこしてるが、子供が出来た時孕むのは僕じゃなくフェイなんだぜ? 犯してる方が孕むとかあったら草生えるね!やったぁ⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾
(-61) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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―自室にて―
[同じ気持ちが重なり合う事が、こんなにも嬉しいという事も 誰かを想い想われる事が、こんな風に喜びをつれてくる事も ずっと、ずっと忘れていた。
思い出せた事が嬉しくて、思い出させてくれた彼が愛しくて 何度も嬉しいと彼に告げれば、彼からも同じだけの言葉が返る。>>27 出会ったばかりなのに、まるでそれが当たり前のように心が重なるのが、嬉しい]
私には、ギュルセルしか見えてなかったからね。
[などと、泣き出した彼を宥めようと冗談めかして言いながら 指先で涙を一粒掬った。 彼の心を浄化する涙なら、流しつくして今までの悲しみが消えればいいと>>28]
共に生きることを選んでくれて、ありがとう。
[感謝の言葉を何度言っても足りないくらいに ほんの僅かな時間で、ギュルセルが自分の中で大切なものになっていく。
彼は目を閉じなかったから、間近で交差したその瞳の青は やはり、穢れなど知らないような美しいものだった。 その覚悟を受け止めて首筋に花を咲かせたなら、体が熱くなるのを感じ 間近で囁く声を捉えて自然と満足げな笑みが浮かんだ。
いつか、この先に在る痛みを越えたものを、彼に教える日が来るだろう。 だけど今は、こうして痛みを受け入れてくれただけで充分だと、そう思った]
(81) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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[初めての痛みにも、ゆっくりと笑みを向ける姿が健気だと 成人男性に向ける感想では無いけれど、思ってしまった物は仕方がない。 それどころか、もっと見ていたいと思うのだから自分は思っていた以上に欲張りだったようだ]
……その炎が消えないように、私はずっと君の側にいよう。 互いの時が尽きるまで、共に生きよう……
[言葉の途中で瞼を閉じ、凭れかかる身体を支える>>29] 何処にも行かないから、ゆっくり休むといい。
[そう言って寝かしつける腕を、離れるなと言うように彼の手が掴まえる。 寝ているのか、まだ起きているのか、表情だけでは判断できなくて 空いているほうの手でそっと彼の髪を撫で]
信用してくれるのは嬉しいけど、ね。
[などと、思わせぶりに呟いて
そっと、彼の額に一つ、口付けを落とした。**]
(82) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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/* 喘ぎ下手だなくっそwww
(-62) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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そうだ、追って来い。 鬼ごっこの勝敗を、付けずに放っておける御前じゃないだろ?
[駆け出した靴音だけの影は、ひどく楽しそうに、どこか懐かしそうに、声を上げる。 笑い声は、わん、と廊下に反響して、あちこちに跳ね返っては踊った。]
それでいいよ。 僕の所為でいい。 全部許すよ。御前の身勝手も、独り善がりも、いじらしさも、怒りも、哀しみも、全部。全部。全部!
[影は思い出をなぞるように廊下を駆け抜け、階段を登る。 登って、降りて、曲がって、真っ直ぐ、また登って。他の誰にも追従出来ないほど滅茶苦茶な道順で、けれどなんの逡巡なく、そして後ろの彼が付いて来れないなどとは欠片も思ってはいない迷いの無い足取りで、踵の音が鳴り響く。 音にならない、言葉を成さない叫びのように。
ここに居る。 ここに居る。 ここに居る。 僕は、ここに居る!
やがて、長い廊下の突き当たり。バルコニーへ続く大きな窓で止まった影が、その中に映り込む。 赤い石の首飾りに、ニンジン色の巻き毛。 まだあどけなさの残る目元には勝気な色が浮かび、裾を持ち上げたドレス姿の御転婆が、綺麗に磨かれた爪で左右を示す。]
お姫様のお部屋はあっち。 ──わたしが行くのはこっち。
[どうする? 首を傾げた娘は、すっと身を翻し窓から消える。示された通り、棺の部屋とは真逆に階段を登っていく。
大丈夫。もしも追ってこなくても、それも許すよ。 ほんの小さな声が揺らした空気を宥めるように、廊下の隅で仔猫の影がミャオ、と鳴いた。*]
(83) 2016/08/06(Sat) 20時頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* そういや、慣らす描写を入れてなかったね← 初めてなのに無理させちゃったかな…痛そう。ごめんよ
(-63) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* >>82で「食べてしまうよ?」って入れてもよかったんだけど 立ち位置が確定してしまうので外した。 いやほら、ギュルセルが乗っかりたいと言ったら応じるし(
ギュルセルを愛称で呼ぶには、と思ったが 「ギュル」と略したとたんに霧雨のギュルたんがだね(
あ、肩書き変えるの忘れてた
(-64) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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痛い…?そうか、ちゃんと慣らしてなかったね…。
[狭い内部に圧し入り、こちらも締め付ける強さに息を詰める。 肌に立てられる爪からの痛みに薄く眉根を寄せると、シェニの右手を左手で掴んで指先にキスをする。 こんなに痛がっている様子では、無理に動いたら壊れてしまいそうだ]
ごめんね。
[傷を癒したいのに、傷つけては元も子もない。 彼の右手を離し、息を一つ吐くとゆっくり腰を後ろに引こうとする]
(-65) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* (メモ見た) 何の相談もなくこっち側に回ってしまいましたが、ひっくり返してもいいのよ?←
(-66) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* 秘話でPL発言いいって今気づいたぜ←
(-67) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* な、何か右に回ってしまったけど、これで大丈夫なのか、というのはありまして() 今はフェイを右にやれる流れが見えなくてどうしようかと(震える)
(-68) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* ちなみにそっちだよね、の言葉の意味は処女だよね、です() 右左の方ではなくて、処女になるよなーと言いたかったんですが、メモでは言えないので曖昧にしましたすみません_(:3」∠)_
(-69) 2016/08/06(Sat) 20時半頃
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/* 普通嫁が右なのか← 主があまりにも可愛いので、何も考えずに押し倒していたよ (訳:どちらでもいいんじゃないかな!)
単刀直入に伺いましょう。どっちがいいですか? 嫁は主の決定に従いますよ。
(-70) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* 右の方が輝きそうなので、右の方でお願いします(土下座) 何か気を遣わせてごめんね(むぎゅぅ)
(-71) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* もっと気の利いた肩書きに出来ればいいんだが
みんなうちの嫁可愛いと言っているが、ギュルセルは可愛いというより「愛しい」
(-72) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* BBの時でも右で、今回も右になってしまうのは申し訳ない…あぁ(ちたぱた) まさかね、フェイがあなただって気付かなかったんです_(:3」∠)_
(-73) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* ではこのまま、主の処女を美味しくいただきます(*´ω`*)
(-74) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* 分かってると思いますが、フェイはそーやさんだと思っちゃってますよ? ってか、そーやさんに見えて仕方無いのです(顔を覆った)
(-75) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* 了解です!(*´ェ`*) ちなみに続き書きますか?今出てるので一旦此方の返事待ちにしますか? 取り敢えずそこは確認させて下さい。
(-76) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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[彼女が夢の中を彷徨っていたなどとは知らず。 パッと目を開けた少女は数度噎せてから部屋を見渡して。>>79]
……ミーナ。おはよう。
[どこか遠くへ行ってしまいそうな彼女の意識を此方へ引き戻そうと、ベッドへ置かれた細い掌を両手で包み、そっと、声を掛ける。]
……大丈夫? まだ、気分が、悪いかしら。
[そう問いかける私の顔は少しだけ不安そうだったかもしれない*]
(84) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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- ルチル様の部屋 -
[ルチルは、私しか見えていなかったと教えてくれた>>81 涙を掬う指先の動きは流れるようで、 嬉しかったのは確かだが、後から追いかけて来た恥ずかしさに ものの見事に捕まって言葉に詰まる。]
ルチル様……人であった時の事を忘れているそうですが……。 王子様ですか?
[適切な言葉が浮かばず、思い付いた最初の例えを ぽろりと口にしてしまった。
白い肌、輝く金の髪、整った顔に、流れる様に美しい 言葉と動きと優しい心根。 全て当てはまると納得して、我ながら良い例えだと 満足して涙を笑みに変えて。]
私こそ、ルチル様と生きる幸せに辿り着けたこと、感謝します。
[もう何度も互いに重ねて積み上げられる気持ちが、 皮膚を貫いた牙から彼へ届けば良い。 身に宿った新しい炎と燃える命を感じながら 祈りにも似た想いでルチルを見つめて。
ずっと傍にいると力強い約束>>82に また涙が零れそうになって慌てて服の裾で顔を拭いた。]
(85) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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困りましたね。 あ、これは悲しい涙ではありません。
嬉し涙が、止まらないみたいです。
[こんな涙も私は流せるのかと初めて知った。 常なら、私に傷を移し、穢れない肌を手に入れた娘たちが 流すのを見ていた側だ。]
泣くのが、こんなに素敵なことだと初めて知りました。
[ルチルに出会ってそれ程時は経っていないのに。 どれも初めてで、どれも嬉しい事ばかり。
もっともっとそれを伝えたい。
それでも瞼が重くなっていくのは止められなかった。]
おや、すみ……なさい。
[緊張することなく誰かの傍で眠りに就くのも初めてだと。 伝えたくてももう瞼はくっついて開かない。
熟睡ではないまどろむような心地好さ。 撫でられる髪、落とされる柔らかさ>>82に こんな風に、優しくされるのも初めてだと。
伝えたくて、必死に唇を動かした。]
(86) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* 中の人の事抜きで、こいつは籠絡されて傷付けられて壊されるルートが見えてきてどうしようと思ってそわってる僕が居ます( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
さっき言ったけど、壊されエンドも隷属エンドでも幸せエンドでもいけそうな子なので流れは合わせやすいと思ってます( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-77) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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/* 待ってます、どうぞ(ノ´∀`*)
(-78) 2016/08/06(Sat) 21時頃
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ルチル、様……好き、です。
[意識は半分以上柔らかな寝台に持って行かれていたから ちゃんと思っていた事を喋っている自信はなかった。
無意識に口にした言葉を追掛けるように、 初めて手に入れた私だけの大切な存在を 求める様に猫の様に顔を擦り寄せ、 心地好いポジションを探していた。]
(-79) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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[殆ど意識の無いまま動かした唇が 正しく意志を伝えたか覚えていない。
それどころか喋ったかどうかも判らないほど 傍らのルチルの存在に安心切っていたが、 揺り起こせば寝惚け眼を開く位は眠りは浅い*]
(87) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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[戦争も、人の命を奪う痛みも知らないぼくが、オブシウス様の背負う沢山の重荷や苦痛を分けて欲しいなんて、おこがましいことだったでしょうか? でもぼくは、食堂でオブシウス様が同じ言葉を言ってくれた時>>1、とても嬉しかったんです。
だから同じ言葉を返したいって。 ぼくの身体も心も、オブシウス様から見れば小さくて弱くて、頼りないでしょうけれど。
差し出したぼくの手はからっぽです。 大切だったものは、みんな人の世に置いて来てしまいましたから。 ぼくが持っているのは、残り僅かなぼくの命と聖者の力。 つまりはぼく自身だけです。
自由なぼくの両腕で、ぼくの全部で。 オブシウス様の痛みも苦悩も、全部受け止めたいって。
でも、じっとぼくを凝視するオブシウス様の視線に>>73、ぼくの思いは傲慢だったかな…と不安になりました。 その不安は全くの杞憂だったのですけれど。]
(88) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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[オブシウス様の腕の中。 呼ばれた名前に応える様に、背中へ回した腕へ力を込めます。 大丈夫、ぼくはまだここに居ますよって。
ふわりと浮いた身体は寝台の上に降ろされて、ぼくは頭を撫でてくれるオブシウス様の手にうっとりと目を閉じました。 髪を梳いた手が頬を撫でるのに、猫のように擦り寄って。
その手が首筋をなぞるのに、また不思議な感覚がして、肌がぞわりと泡立ちます。 嫌な感じではないのに、恐くて逃げたくなるような。 もっと触れていて欲しいような。
今まで触れたことも無いような上質なリネンの肌触りを気にする余裕もありません。]
首… えと、多分ですけど、ぼくの血…
おいしくないですよ…?
[今更ですけど。 そもそもどんな血がおいしいんでしょうか? 今度機会があれば聞いてみようと思いながら、ぼくは細くて痩せっぽっちな首元を差し出しました。*]
(89) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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/*
あ、訂正
やっぱ可愛いわうちの嫁(
(-80) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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/* あっ! >>89に安価ひとつも貼ってない…!!
本当はオブシウス様の能力とか聖者の力の説明のところとか、色々返したいものがあったんだけど。 それすると延々前に進まないので泣く泣くカット。
そういえば、誰も聖者の力で吸血鬼からの接触を拒んだ人って居なかったね。 そして今さらですが。 契約の時にオブシウス様血を流すんだよね?
血を流しますよね…? (ルイスの時しか契約してないから、契約の方法を結構忘れていたなど…) フィオレやったね。 傷を治すシーンが書けるよ!!
しかし大体の場合吸血鬼は自分の舌や唇を噛み切ってくるので、治癒させるためには………
(-81) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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[破瓜の痛みは予想以上の物で、此方はパニックに陥ってしまった。 きりきり、と右手の力を入れていたら、手を取られ、唇を落とされる。 その温もりに、ほんの少しだけ落ち着きを取り戻せるか。]
痛い、…恐い。 こんなの、僕は……知らない。
[苦痛に苛まれ、青紫は潤み、目尻から雫が溢れ溢れていく。 引き抜かれそうになる感覚に、声を上げず身体が勝手に震えてしまうが。 青紫は大きく見開き、何度も瞬きをすれば。 言いようの無い不安と怖さが襲ってきて、咄嗟に腕を背中に回し、身体を寄せようとしたら。]
ひ、ぐ……っ。
[再び痛みが襲い顔を歪ませ、背を抱く腕の力を込めた*]
(-82) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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/*
もしや、*って区切り記号なのか わたし、**しか知らなかったよ
(-83) 2016/08/06(Sat) 21時半頃
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/* あ!!!ギュルセルの肩書が 棄てられた→救われた に変わってる!!!!
いいな いいな しあわせだなぁ…(ほっこり
(-84) 2016/08/06(Sat) 22時頃
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[こちらも大して経験があるわけではなく、ましてや男性を相手にするのは初めてだ。 あまりに痛がるのが気の毒で、多少名残惜しくも腰を引こうとしたら、手が伸びてきて引き止められる]
…いいの?ここで終わらなかったら、……最後まで止まらないよ?
[背中にしがみつく腕の力に僅かに苦笑を浮かべる。 痛みをこらえているのか、眉間に深い皺が刻まれているのを見ると、そこに軽く右手を添えた。 繋がっている部分の痛みを取り除く事はできないけれど、力の入り過ぎた身体の緊張を解く事くらいはできるだろうか。
特殊な力が使えなければ人並み以下か、とどこかで己を揶揄する声が聞こえそうだが、主の苦しむ姿は見たくない。使えるものは何でも使えだ]
(-85) 2016/08/06(Sat) 22時頃
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[固くなった身体から力が抜けた頃合いを見て、少しずつ動き始める。 狭い口を少しでも慣らそうと、腰を小刻みに動かして固い蕾をほぐしていく。 上がる悲鳴が苦痛に耐えるものから、艶が交じったものに代わるまで、壊さぬように大事に扱おうとしながら、少しずつ奥へと進んでいく]
……っ、…シェニ……、そろそろ…。
[ゆっくりとだが、こちらも確実に限界へと近づいていく。 呼吸が次第に浅く速くなり、動きもだんだんと、大きく激しくなっていく。また取り乱して痛がって、泣いているかもしれない。 けれど、そんな悲鳴にも欲情は煽られ、一気に頂点へと駆け上がる]
…─────っ、!
[何度もぶつかった後で、一際強く腰を押し付けると、最奥に熱の奔流を一気にぶちまけた。*]
(-86) 2016/08/06(Sat) 22時頃
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/* なんか、表ログがすごく静かなのでフィルタかけてるのかと思って見たらそうじゃなかった。 みんなもひょっとして秘話タイムなのかしら。
(-87) 2016/08/06(Sat) 22時頃
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/* しかし、当初はエロルを細かく描写するつもりはなかったんだけど、予定は未定だった。処女まいう←
(-88) 2016/08/06(Sat) 22時頃
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/* キャラチップでフェイの赤茶顔見てきた すごい悪そうだった。今きっとあんな顔してるんだろうな←
(-89) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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[血が美味しくない、と告げるフィオレにどこか艶を含む笑みで答える。>>89]
ふふっ、それは今から確かめねば分からんな。 最初は痛いかも知れんが、慣れれば苦でもなかろう。
では、始めようか。 ……怖ければ、掴まりなさい。
[楽しげな笑みから一変、真剣な眼差しをフィオレに向ける。 そしてフィオレの痛みと不安が少しでも和らぐように何かに掴まるよう指示を出す。 それはオブシウスの衣服でも、手でも、フィオレ自身でも構わない。 そうして、フィオレの準備が整った事を確認すれば、その痩せてか細い首を指で撫でる。
まだ恋も知らぬ青年の傷一つ無い儚げで白い首筋。 オブシウスの胸中に芽生えるのは汚れを知らぬ新雪に足を踏み入れるような高揚感と、背徳的な胸の高鳴り。
欲望のままに愛してしまいそうな自らを自制しながら唇を寄せ――……。
ぷつ、り……
最初は初めての行為に怯えさせぬよう控え目に。 細い針で刺した程度の軽い痛みと深さで牙の先端をその首へと突き立てる。 じわりと傷口から滲む血の玉を優しく舌を這わせて舐め取っていく。 それはまるで、愛撫のように甘く優しい舌の動き――……]
(90) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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[だがしかし、この程度の浅い傷では契約など交わせない。 何よりも焦らすかのように少量の血液のみを舐め取り続けてオブシウスの中の欲求がじわりじわりと煽られるように高まってくる]
フィオレ……次は、痛いぞ?
[どこか苦しげな呼吸と共にフィオレに覚悟を促す言葉をかける。 そしてオブシウスは軽く突き立てる程度だった牙を更に深く首筋へと捻じ込み突き立てる。 まるで自らの牙と舌の感触をフィオレに教え込むかのようにじっくりと入念に――…… 牙に絡みつく肉の感触と流れる血の粘度に陶酔を覚え、オブシウスを甘く痺れさせた]
これは良い血だ……。 今まで飲んで来た中でも格別に素晴らしい……。
[うっとりとフィオレの首に顔を埋めて囁き、ずるりと牙を引き抜いて名残惜しげに首筋から顔を離すと労わるように、褒めるように頭を撫でてやる。 そうして傷口から溢れ出る血を一滴も逃すまいとするように丁寧に、じっくりと舌で舐めながら愛撫を重ね、愛おしげにフィオレの体をかき抱く。 そして耳元でもう一度囁き――……]
(91) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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[囁くは狂おしいまでの愛と独占欲に満たされた言葉]
もうお前は私の嫁だ。 その血も瞳も肌も吐息も髪の毛一本ですら全て残らず。 私の為に捧げなさい……。
さすれば私もフィオレに全てを捧げよう。
[それはオブシウスの言動を「綺麗で優しい」と評したフィオレにどんな感慨を抱かせるのか、熱に浮かされた今の彼には考える余地すらなかった]
(-90) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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[自らの口内で舌を傷付け、どろりとした黒い血を溢れさせる。 そうして今しがたフィオレに刻み付けた傷跡へと黒い血に濡れた唇を寄せた]
フィオレ……。 これでもうお前は私の嫁だ。
[清らかなフィオレの純血とオブシウスの黒い血が溶け合い交じり合う。 その様子をどこか恍惚とした眼差しで見守りながら、入念に首の傷口に自らの汚れた血を注ぎ込み、フィオレを満たしてその体を新しく作り変えていく]
…………。
[傷跡の止血を確認し、行為を終えるとオブシウスは首筋から名残惜しげに体を離して浮かび上がった嫁の烙印に視線を落とす。 フィオレの首筋に浮かび上がる痣――……。
それは、あの復讐を遂げた日に焼き付けた十字架と同じ傷跡。 数多の贖罪と罪を焼き付けた美しい十字だった。**]
(92) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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/* >>92 あ、やっぱり十字架か…
そして中の人がちょっと悶えてるからお返事は待って…
(-91) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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/* 何だろう、こう、誘いたくなっちゃうよな!( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-92) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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/* ふふふ……。 じっくりねっとり吸血シーンを書いてみた!! 今すごい達成感で満たされているぞ。(うっきうき)
でも、これでドン引きされたらへこむチキンだからな。 しかし、褒められたら更に加速する調子ノリでもあるからな。
(-93) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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/* そしてメモを見て笑う。 誰だこのつやつやしてる人wwwwwww
ちょっと待って… 5分…せめて3分でいいからきゅんきゅんさせて…
(-94) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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[握った手を引かれるまま、示された寝台の端に腰掛ける。>>77人の姿のまま近くなった視線に、 またそわそわと落ち着かない気分になりながら わたしは扉にあしらわれた宝石と同じ色をしたリアントの目から、 目を逸らさない。]
リアントの血を、わたしに? 痛いのはちょっと……こわいわ。
[痛いと聞けば、思わず顔が強張った。けれど。 覗きこんだ、近くで見るリアントの瞳。 宝石のように、きらきらと。 光の加減や感情で少しずつ色を変えるそれが、曇ったように見えて わたしは座ってからも握ったままの手に、少しだけ力を込めた。
ちゃんと見ていれば、彼はとても表情が豊かだ。 わたしのようにその白い肌の色が変わることはないけれど>>66 その顔はわたしが笑えば、同じように笑ってくれる。>>68 笑みの形に、細くなる目。囁く声色。>>67
ゆっくりと近付く距離に、わたしの心臓が騒がしくなるけど 逃げたり避けたりせず、躰の力を抜いて。 小さく震えている一回り大きな手に指を絡めて、繋ぎ直した。
もっと彼を傍に感じられるように。]
(93) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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[握り返された力は、頬に触れる感触は、優しくて。 肌に擦れる柔らかい髪が、くすぐったい。
ほんのすこし、喉を震わせて。]
ええ。リアントを信じてるわ。
[痛くても、貴方はわたしを傷つけない。 そのことだけは、たとえ彼自身が肯定できなくても。 わたしは自信を持って言えるから。]
(-95) 2016/08/06(Sat) 22時半頃
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/* 幻惑の力の継承をどうしようかと、プロローグからシェニの発言を追ってきたけど、ツンからデレの今に至るまでのプロセスに萌え死にそうである←
(-96) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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―自室にて―
…王子、様?
[唐突に投げられた言葉を思わず問い返して>>85 そうして苦笑と共に首を振る]
いや、それは多分違う、な。 私が覚えているのは吸血鬼になる直前の事だけなんだが 王子様だったら、腹を空かせて路地裏を彷徨わないだろうから。
[どんな風に死んだかは今は言わない。覚えている記憶が、どこか違う気がして 涙を笑みに変える様子に、余計な不安は与えたくないと首を振って、余計な考えを追い出した。
今は、大切な人がここにいる。 人であったころの事は「思い出したくない」]
嬉しくて泣くのなら止めないほうがいいかな? 君の表情は見ていて飽きない。
[褒め言葉のつもりだが、上手く言葉を選んだか自信がない ギュルセルが言葉以外でも表情で思いを伝えてくれるから>>86 きっと、ちゃんと伝わっていると、思うのだけど]
どんな表情でも、私は君が見せてくれるものが好きだよ。 ああ、無理をしないで休んでおくれ…これから、いくらでも話はできるから。
[ちゃんと眠るまで見守ろうと、安心して眠れるようにと触れたなら 小さく動いた口元から聞こえた囁きに目を細め、もう一度髪を撫でる]
(94) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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……私も、好きだよ、ギュルセル。
[囁いたなら、胸の奥底で小さな火が灯ったようで 無意識に擦り寄る仕草に、安心させようと身を寄せた]
(-97) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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[浅い眠りについて、何かを探すように擦り寄るギュルセルに 大丈夫と言うように手を添える。
無防備すぎる様子は信用の証とわかっているから、 それを壊してしまう気には「今は」なれなくて
「今は」、と思ったことに自分で動揺したけれど もっと触れたいなどと思ってしまったことも事実 どれもこれも初めての感情だったから、 どうしたものかと眠る彼を見つめ、ゆっくり息を吐いた。*]
(95) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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/* 真面目に考えると、幻惑を見せる力と神経を鎮静化させるわたしの能力は結構似ていて、相性が良いのかな、と思った 共に海馬に働きかける系、…かな
幻惑を見せるってつまり、記憶を一部操作する事かな 視覚からの情報をフィルタリングしてすり替え、脳に誤認識させるのが幻覚かな なんも調べないで適当なことばっか言ってたらダメかのう
(-98) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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/* ギュルセルのチップで「王子様?(くびこて)」とか私の頭が大丈夫だろうか。
ルチル様が王子様なのは事実なのだが。
(-99) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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/* どんな事ができそうかっていうと、自分の力との組み合わせで、対象をリラックスさせ眠りにつかせた後、レム睡眠中に幸せな夢を見せてあげるとか、そんな使い方 メンタリストとしてさらにレベルアップしそうである
主に毎晩安眠を与えて、良い夢を見てもらうんだ。きっと、心が浄化されて過去に受けた傷も癒されるよ。(´∀`*)
(-100) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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[襟のない服。わたしの首元を覆うのは、長い赤髪だけ。 かきあげられる髪に、僅かに頭を傾けて首を晒した。
ひやりとした唇が、首筋に触れる。 早くなる鼓動が、頭に響いて煩い。 見えないリアントの表情に、不安になって泳ぐ珊瑚色を瞑れば 僅かに湿った肌に触れる息遣いに、心臓が跳ねた。]
…………ぃ、 っ
[肌が裂かれる鋭い痛み。 空いていた手が縋る先を求めて、彷徨い。 肩を掴むその腕を見つけて、懸命に掴む。
体内を巡る血液を吸いだされていく感覚に、 痛みはすぐに痺れと熱に代わり。 くらくらと眩暈がする額を、目の前の肩に預けた。]
だい、じょうぶ。だから。
[心臓が煩い。頬が熱い。 労る優しい声が、遠くに聞こえる。 覗きこまれる気配に顔を見られるのが恥ずかしくて、 目を瞑ったまま額を彼の肩に押しつけて、懸命に頷いて先を促せば。
首筋に、塗り込められる感触。 異物に躰が反応し、再び襲う痛みと熱に わたしは掴んだ腕に、服の上から爪を立てた。]
(96) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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/* 今回は無事みんな嫁になれたーっ(ぱかぱーん
(-101) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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おわった、の?
[どのくらいの時間が、経ったのだろう。 ぼんやりとした意識の中、髪を撫ぜる手に気づき。>>80 のろのろと重い瞼を上げた。
大きな力を使った後のように、躰が怠くて。熱い。 無意識に腕を掴んでいた手を動かして、その背中に回せば 上手く力が入らない躰を預けて。]
……嬉しい。
[ぽつり、と呟く。 まだ痺れが残る首筋に浮いた痣は、まだわたしには見えないけれど。 体中を巡る血液の中に、確かに残された彼の一部を感じれば 安堵と嬉しさに口元が緩み、火照る顔を綻ばせた。
それも束の間。 力が抜けた身体が、ぐらりと傾ぎ。 彼の服を掴んだまま、わたしは意識が遠退くまま再び瞼を閉じた。]*
(97) 2016/08/06(Sat) 23時頃
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―――……、ファシリア、さん
[おはよう、と声を掛けてもらえるのは何年振りだろうか。 穏やかな目覚め、とは程遠いけれど。 優しく包まれた掌は確かな優しさがそこにはあり。 軽く握り返して、空いている片方の手をそろり、と彼女の頬へと伸ばしただろうか。 叶うのならば、軽く撫でようとしてみたかもしれない。>>
できなくても、結果は同じだっただろう。 そんな不安そうな顔をしないで欲しいという思いを込めて、僅かに口角を上げた。]
おはよう、ございます ……もう、落ち着きましたから
[ね?と、ゆるく首を傾げて、安心して欲しい一心で笑った。
悪夢は再度やってくるかもしれない。 過去の思い出したくない記憶がフラッシュバックするかもしれない、それでも。
戻ろうと思える場所がある限り、私は絶対に大丈夫。*]
(98) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[終わらなかったら止まらない、と言われてしまえば、息を飲んでフェイの顔を覗き込み、青紫を細めた。 強張る身体は、まだ上手く力は抜けられないのだけど。 瞳を伏せ、小さく頷いてぎゅっと身を寄せたらまた撫でてくれるのだろうか?]
いた、ぁ…、ひ、ぅっ。
[フェイが能力を使ったのか否かは分からないのだけど、余計な力が徐々に抜けてきた頃。 繋がった部分がまた焼ける様な痛みを感じ、力が入り腰が跳ね上がりそうに。]
あ、…く、……ぃっ、たいっ。 いたい、よっ……フェイっ、……あ、ぁっ。
[徐々に身体の奥まで突き進むそれは、熱さを帯び、痛みが何か別のものに置き換わる頃。 びくり、と身体が跳ね、青紫が大きく見開いて。 唇を震わせながら漏れる声は苦痛のそれとは違うものが混じり始めた。]
何? ひ、うぁ……っ。 痛い、のに…な、に……、あぁっ。
[奥深くまで穿たれて、びりびり、とした何かを感じ。 脚の力が入り、背中に回る腕は力を込め、無意識に爪を立てる。]
(-102) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[此方も初めて男に抱かれる故、自分の身体の変化に戸惑い、不安を覚えるのだが。 その答えを知る前に、身体を穿つ早さと強さを増していく。 必然的に刺激が強まり、いつの間にか此方の男の象徴が固さを帯びていくのだが。 此方はそれに気付く余裕は無く、強くなっていく刺激に困惑し、甘くなった声を上げていく。]
や、…あっ、なにこれ、ひっ。 止め、んっ……ふ、はっ、あ、ぃっ!
[背中を抱き締めていた手は、止める様にと、何度も叩いてみせるが、穿つ動きは止まらず。 そろそろ、という言葉に、青紫は驚きを見せ、身体の力が無意識に入るのだが。]
フェイ、なに、……え、あぁっ!?
[奥深くまで穿たれ、欲望の熱を浴びせられてしまい、びくりと身体が跳ね反らしながら全てを受け止めたら。 フェイの動きが止まってしまい、刺激が治った。]
(-103) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[強い刺激が治れば、じわりと広がる熱さ。 痛さとは違う物が其処に確かにあって、何処かしら惚けさせるものを感じられる。 潤む青紫は達したフェイを見上げ細めてから、瞼を閉じた。]
ん、……は、なんだっ、たの? フェイ……、わから、ないよ。
[もどかしい何かを覚え、切なげな声でフェイに囁き、自ら腰を動かしてみようと。 軽く動くだけでも、疼くものを感じ取れ、また甘い声が漏れた*]
(-104) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[始めようかと言ったオブシウス様の顔から笑みが消えて、真剣なまなざしに、ぼくはこくりとひとつ頷きました。>>90 捕まりなさいと促されるまま、迷った手はオブシウス様の脇腹あたりへ伸び、撓む布をきゅっと握ります。
ひとつ、ふたつ。
早くなる呼吸と心臓の鼓動を確かめて、落ち着ける様に深呼吸をして。 大丈夫ですって言う代わりに、少しだけ横を向いて遮る物のない首筋をオブシウス様の視線に晒しました。 それをちゃんと了承の意と受け取ってくれたのか。 それとも牙を立てる場所を選んでいるのでしょうか。
少し冷たく感じるオブシウス様の指先が首筋を撫でる感触にぞわりと鳥肌が立って、ぼくは近づいてくる気配を見ないようきゅっと固く瞼を閉じました。
ぷつ、り……
針で刺すような痛みが走って、ぬるりとした感触の舌が首筋を舐めてゆきます。 それは想像していたよりも小さな痛みだったので、何かを丁寧に舐めとる舌の感触にぞわぞわしながら、ぼくは硬く閉じていた瞼をうっすらと開きました。]
(99) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[血を吸うために牙を突き立てられるのは、もっと痛いものだと思っていましたのに。 針で刺したような傷は、見えなければ血が流れているのかどうかもわかりません。
あぁ、でもなんでしょう…? じわじわと、焦らされているような気持ちになるのは…。]
………ん…?
[何かが曖昧になりそうな意識の中で名前を呼ばれて、ぼくは寝ぼけたように曖昧な声で応えます。 痛いと言ったオブシウス様の言葉が脳に届いたのは、先ほどよりも深く牙が突き立てられた後でした。]
――――ッああぁ……!
[想像していたよりも鋭く鈍い痛みに、オブシウス様の衣服をぎゅっと掴んでしまいます。]
(100) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[痛い、痛い、痛い―――――― け、ど……
天井を見つめたままぼろぼろと涙を零し。 反らせた喉からか細い悲鳴をあげながら。
ぼくの頭を痺れさせるのは、恐怖ではなく、陶酔にも似た歓喜でした。
力を使った時とは違う、自分の中から命が流れ出てゆく感覚にくらりと目眩を感じながら。 ぼくの血を褒めてくれるオブシウス様の声にまたひとつ、今度は歓びで涙を溢れさせます。
深く穿たれていたオブシウス様の牙が引き抜かれる感覚にふるりと背を振るわせれば、やさしく頭を撫でられて、ぼくは安堵にうっとりと目を閉じて微笑みました。
オブシウス様の抱擁は苦しいくらいだったけれど。 流れ出る血の一滴さえも惜しむように、何度も丁寧に舐められる度、またあの不思議なぞくぞくとした感覚が溢れて来て。
恐る恐る、縋る様にオブシウス様の背に縋ります。]
(101) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[囁かれた耳許からぞわりと震えが走って、酷く切なげな吐息がぼくの口から零れます。]
ん……、
ぜんぶ、あげます…。 ぼくの全部、オブシウス様に…
[初めて受ける愛と独占欲に、そうとは知らぬまま歓喜で身を震わせて。]
(-105) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[はくはくと陸に上げられた魚のように無言の呼吸を繰り返し、眦から涙を溢れさせながら頷けば。 まだ血の溢れる傷口へオブシウス様が再び唇を触れさせました。>>92
噛まれた傷口から丁寧に染み込まされてゆく黒い人外の血。 それがじわりじわりとぼくの中に滲んで、染み込んで。
傷口から熱が広がる不思議な感覚に、ぼくは数度か細く息を吐くだけでした。]
……………オブシウスさま…?
[黙したまま離れてゆくオブシウス様に、とろんと熱で焦点のあわない瞳を向けます。 熱を帯びた黒曜石の瞳が見つめる先。 ぼくの首筋に浮かび上がった烙印がどんなものか。
浮き上がった十字架が、オブシウス様にとってどういう意味を持つのかも、ぼくには分かりませんが…。
ぼくの中で欠けていた何かが癒されて、まるく満たされる不思議な感じが、胸の奥でじわりと広がってゆきました。]
(102) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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オブシウス様。
[涙の膜を瞬きで拭って、ぼくは両手をオブシウス様の首元へ伸ばします。
あとで振り返ればとんでもなく大胆な行動だったと思うのですが。 その時のぼくには、それが正しい方法のように思えていたのです。
ぼくは赤く濡れたオブシウス様の唇へ、自分のそれを重ねて何度もそうしてきたように心の中で祈りました。
どうか、オブシウス様の傷が癒えますようにって。
だって契約にはオブシウス様の血をぼくに注ぐ必要があるのでしょう? ぼくの力は人の傷を癒すものですから。]
ぼくが力を使うのは、これで最後です。
[少しでも長く、あなたの傍で生きていたいから。 そう言って微笑めば、オブシウス様はどんな表情を浮かべたでしょう?
けれど不思議と、傷を癒してもぼくの中から命が流れ出てゆく感覚はありませんでした。*]
(103) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[鈴を転がすような笑い声が、足音と共に逃げて行く。 それに誘われ、男はわき目も振らずに追って屋敷の内を駆ける。 屋敷と呼ぶには些か広いその場所は、廊下を階段をどれだけ駆けても行き止まりに行きつくことはない。
曲がり角で、靴の裏が壁を捕え、強く蹴る。 ああ、こんなことをしたら、また怒られるかな。 ちらりと脳裏をよぎるも、目の前の獲物に追い付く為には手段を選ぶ余裕などない。
それに、きっと、貴方は許してくれる。 今だって、ほら。
ぐるぐると、胸の内に渦巻いた想いは、いつの間にか形を変えて、静かな高揚感を呼び起こす。 長い長い廊下を、疲れなど知らないように加速した。
近づいた正面の窓ガラス、写りこんだ、少女臭さを多分に残したその姿に、息を飲んで。 同時に、ふは、と場違いな笑いが零れ落ちた。
指し示された廊下をちらりと眺めるも、悩む余地などない。 だって、獲物は目の前にいる。 階段を駆け上って行く足音を追いかけ、男は身を翻す。]
『待てよ、****!』
[未だ声にならないその名を呼んだことにすら気づかぬまま、するりと零れ落ちた言葉は男自身に視認されることも無ければそのまま光の粒に消える。]
(104) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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- 夢 -
[許容出来なくなった病のせいで、熟睡と言うものから 遠ざかって長い。 心地好いまどろみではなく、眠っても体力を削られ 疲労だけを溜めていく中で見る夢は悪夢だけだった。
だが今は同じくまどろみに近くても、 性質は全く違い、抱えていたものが溶けて流れていく感覚。
ルチルの気配があるだけで眠りすら違うものに なると気付くのは目覚めた後。
夢の中でも私はキラキラと輝く金の希望の光に手を伸ばして 捕まえようと必死になっていた。
王子では無いと彼は言ったけれど>>94 私にとっては王子よりも貴い存在だったが、 腹を空かせていたと言う記憶の一端が 記憶に残っていたからだろう。
その空腹を満たしてあげたいと願い、私の思う中で ご馳走だと思うものを描く。]
(105) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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[そして描きながら伸ばした手が掴んだ希望の光は 何故かオレンジに変わっていた。
最初にルチルが見せてくれた“オレンジ”にも見えて これは夢かと思い切り握り締めると、驚くほどはっきりと 現実感がある感触に驚いたが。
現実感を感じさせる非現実、つまり夢だと理解すると 夢なら何でも掴めるかもしれないと金の光をまた探す。
さすが夢。 すぐに現れた金の光にルチルの面影を見ながら 伸ばした手が光を掴み、何かを掴んだ。
そしてわくわくしながら開いた掌にあったものは。
──歯ブラシだった。]
(106) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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……あれ……?
[その声で意識は完全に覚醒する。 ハッと目を開けると、間近に金の光を纏ったルチルの姿>>95。 私は一瞬何が起きたか理解出来ず、ただ綺麗な間近の姿に 動揺して飛び起きた。]
も、申し訳ありません。 私寝てましたね。
すみません、すみません。
[遅れて来た記憶に契約の後、眠りに落ちたと思い出すと 居た堪れなさに飛び起きてベッドの上で シーツに頭が着くほど身体を折り曲げて謝った。
折角一緒に生きてくれると言ってくれた大切な人。 その人と絆を結んだ直後に放り出して寝てしまうなんてと 頭を抱えたくなった。]
(107) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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……え? オレンジ……と、歯ブラシ?
[慌てながらもルチルに触れた手は離していない。 その事に気付くのは少し遅れたが、もっと遅れて気付いたのは 私の手元に夢で見たオレンジと歯ブラシの存在。
ルチルなら慣れた行為かもしれないが、私には全く自覚の無い事。 ましてただの夢の話。 ルチルが出してくれたのだと私はそう思って当然。]
私の為に、出してくれたのですか? 嬉しいな。
私もさっき夢の中で、ルチル様の人であった時のお話を 少し聞かせてもらって。
その時オレンジを食べさせてあげたいなって思ってたので。 不思議な気分です。
[ルチルには寝ている私が何処からともなくオレンジと 歯ブラシを取り出した事を見ているだろうか。
見ていれば何が起きたか説明をしてくれるかも知れないが、 実際に起きた状態では同様の事は出来ない事も知れるだろう。
夢の中でしか取り出せない能力は、 無意識に思っている事しか叶えられない。
不便で正直な力。]
(108) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* すごい可愛い…どうしよう。なんか、切り取ってしまっておきたい っていうか、フェイ早漏だったか← 主を置いて、さっさといってしまったのだったら、本当に申し訳ない やばい。どうしよう。あああ(頭抱え)
(-106) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* オレンジはいいけど歯ブラシwww ギュルセルは可愛いなぁくっそ悔しい()
フェイさんは教えてくれるのかな?それともお預け? どちらでも美味しいなぁŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
(-107) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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多分……ルチル様の牙、歯磨きしたいなって思ったんです。
[すっかり忘れていたが、やはり気になっていたらしい。 誤魔化す様に笑いながらも。]
牙、もっと近くで見ても良いですか?
一瞬見たとき、とても綺麗だったから。
[もう少し見ていたいと、先程首に感じた牙を求めて 唇へ顔を近付けた。]
(-108) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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― 回想:??? ―
待てよ、ソフィア!
[燃えるような色の髪先が跳ね、曲がり角に消えて行く。 それを追いかけて、走る勢いを殺さぬよう、壁を強く蹴れば、くっきりと足跡が残ってしまった。 これは後で起こられるかもしれない、と思いつつも、立ち止まることなど考えもせず、廊下の先で跳ねる赤毛を再度追いかける。
己も決して足が遅い方ではないと自負しているが、彼女も随分と軽やかに走り回る方だった。 あのドレス、絶対走りにくいと思うのに。 と、思うと同時、スカートがまとわりついたか、その体がよろめいた。]
ソフィア!
[目の前で廊下に倒れ込んだ姿に駆け寄って、一瞬前まで本気で追いかけていたことも忘れ、顔を覗き込む。 と、非常に不満げな表情と出会った。
『――の癖に、生意気よ!』
ぷうと頬を膨らませた姿は、もしかしてこの人自分より年下だったんじゃないかと思ってしまう。 いや、本気で追いかけっこをしているあたり、既に年相応とは言い難かったと思い直した。
踵の高い靴で走れば当然足元はおぼつかないわけで、そんなことをした彼女は後でたっぷりと姉に絞られた。 勿論追いかけていた方も同罪で、しかも壁につけた足跡という余罪もあった物だから、後で頭にたんこぶを生やす羽目になった。
そんな自分達を見守りながら、鈴を転がしたような声で笑う人がいた。]
(-109) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* ああああああ可愛いフィオレ可愛いうあああああああ!!
と、最近それしか言ってない気がする。 全力で愛でて甘やかして色々とおじ様が教えてあげようじゃないか。←
(-110) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* 多分セルゲイは、陣取りゲームとか凄い苦手なタイプ。 護るべき時に攻めに行く的な
(-111) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* なんだったの、と聞かれてしまって困ってる
君に中出ししたよ[チュッ]
とかやれるわけがない!!
(-112) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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コントロール出来ないですけど、ルチル様に関するものしか 取り出せない気がします。
[気がすると言うより確信していると言っても良い。 私が考えて、望むものがあるとすれば彼に関する事だけ。]
今はそれ位ルチル様の事しか考えられないですから。
[そしてそれを示す様にルチルの唇に顔を寄せた*]
(109) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* はwwwぶwwwらwwwしwww
ちょっと待てどうしたwwwww (プロローグの歯磨きの話しかwwww)
(-113) 2016/08/06(Sat) 23時半頃
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/* 聖者の力で寿命を削っていた場合 吸血鬼との嫁契約で、削っていた分の寿命は元に戻るらしい。
欠けていたのはフィオレの命。 それがオブシウスの血(命)を注がれて、癒されて、元の完全な丸い状態に満たされた。
というつもりのロル>>102
(-114) 2016/08/07(Sun) 00時頃
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[ぼんやりと眼を此方へ向ける彼女は僅かに微笑みを見せ>>98。 その細い掌が頬を撫でれば、とくり、心臓が打つ
『あなたはずっと美しいままでいて』と 頬を撫でた皺くちゃの手が蘇る―― ]
そう、よかったわ。 痛い想いをさせて、ごめんなさいね。
[そう此方も微笑んでみせた声。 震えまいと、此方も笑顔を取り繕って。
その純真無垢な瞳や、整えられていない素朴さに。 素直に、それを離したくない、失いたくないと願い。 彼女が無事に目を覚ましたことだけ、 ただそれだけで少し、心が和らいで。
嗚呼、この人が。私の"嫁"になったのだ。]
(110) 2016/08/07(Sun) 00時頃
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|
そういえば… ミーナは、闇世で。 どんな暮らしを望んでいるのかしら。
[胸に沸いたのはそんな疑問。 彼女に何をしてあげれば、喜んでもらえるのだろうか。
愛おしく思い、今後の暮らしを想像すると同時に、ふと。 同胞たちの言葉が蘇る。
――『闇世の終焉』
――『それは始まりか、終わりか』
ねえ、この満たされた想いは、"いつまで"続くの?*]
(111) 2016/08/07(Sun) 00時頃
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/* シェニへのお返事を考えつつ、オリンピックの体操見ちゃうわたしを許してくれ…
(-115) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
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/* ごろごろ、ばさばさ⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾
(-116) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
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[牙を深く突きたてれば上がる悲鳴と掴まれる服の感触。>>100 首筋に埋めたオブシウスの頬に落ちるはフィオレの涙。>>101
だがしかし、オブシウスは牙を突き立てる力を緩める事はなかった。
まるでフィオレの五感を自分の感覚だけで満たそうとするかのように。 突き立てた牙をゆるりと引き抜き、そして再びずぐりと深く突き立て傷跡を自分の牙の形に添うよう広げていく。
やがてフィオレの逸らした喉から上がる悲鳴が痛みではなく歓喜の色を帯び始め、その艶やかな声音にオブシウスは満足げに目を細めた。
背に縋りつきながら吐息混じりに紡がれる囁き――……]
(112) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
|
|
[艶を帯び出したフィオレの吐息に笑みを浮かべ]
いい子だ……
[激しい行為とは裏腹に、優しげで甘い声音でフィオレを褒める]
(-117) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
|
|
[呼吸を乱し、涙を流しながらも健気に応えて頷く姿。>>102
ああダメだ、愛しすぎて壊してしまうかもしれん。
そんな甘い危機感を抱きつつも、嫁の契りに血を注ぎ込む。 浮かび上がる十字の痣は罪の共有。 今まで一人で背負い続けてきた罪の苦しみを共に分かち合い、支え合って生きて行くのだと、その十字が教えてくれているかのような気がして――……]
ありがとう、フィオレ。 これからはずっと一緒だ……。
[まだ焦点の合わぬ様子のフィオレに愛しさと感謝を込めて告げる。 と、フィオレが涙を拭い、こちらに両手を伸ばして来た。>>103]
フィオレ……? っ……!
[突然の抱擁、温かく柔らかな口付け。 驚きつつも心地よさに身を委ねて目を閉じその体を優しく抱き寄せる。 すると、先程までじわりと鈍い痛みを帯びていた自らの舌が癒えていくのを感じた]
これがフィオレの力……?
[唇を離してもまだ微かに残る熱と感触に心地よさを感じつつ。 微笑みと共に告げられる言葉にはとても、とても幸せそうな顔で笑った。 そうしてもう一度、フィオレの体を優しく抱き寄せ口付けを落とす。**]
(113) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
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[契約の方法を説明すれば、 痛みがあるということに対してコーラリアは顔を強張らせた。>>93
彼女を不安に思わせないようにと思うのに 俺の頭に浮かんだ不安が 震える指先から伝わってしまったようで。 指を絡めて握りなおされた手と、 逸らさずに見つめてくれる瞳に支えられて震えが止まる。
髪を掻きあげて晒された細い首筋に牙を立てると、 痛みを訴える小さな短い声が耳元で聞こえて 堪えるように掴まれた腕に、 彼女の血の味と香りのせいか吸血鬼としての本能が 理性を持って行こうとするのを留めてくれた。
大丈夫かと覗き込んだ表情は肩に押し付けられていて よく見えなかったけれど懸命に頷く様子に、 自分の血液を傷口に塗して契約を完遂しようと続ければ 腕に立てられた爪に微かな痛みが走る。>>96]
(114) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
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[全てを終えて、そっと髪を撫でていると 朦朧とした様子で閉じられた瞼から珊瑚色を覗かせた彼女に]
うん、もう終わったから。
[今は休んで、と預けられた熱い身体を受け止めた。>>97
呟かれた言葉に微笑を返すと、 髪を透いていた手を背に滑らせる。
その直ぐ後か、彼女の身体が傾いで。 掴まれた服に引かれるまま 安堵からか気の抜けていた俺も彼女と共に寝台に倒れこむ。
眠るように閉じたコーラリアの瞼に口付けを落として ぎゅう、と背に回した腕に力を込めてその身体を抱きしめた。]
(115) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
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[初めて感じたそれは、戸惑いと切なさと、何か。 まだ知らぬ物を抱いた僕は、その答えを求めようとフェイに、乞いの空気を纏わせながら、甘く啼いた**]
(116) 2016/08/07(Sun) 00時半頃
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[ぶんぶん、と首を横に振る。 そこには少女とには見えなかったが、確かな証が首筋に浮かび上がっていた。
……吸血鬼の嫁である『赤い証』。
ファシリアの頬を軽く、表情に感じた違和感をゆっくりと解すように掌で撫でようとすれば、困ったように笑えば小さく口をあけた。>>111]
私は、大丈夫です……けど、 ファシリアさん、無理に笑わないでもいいん、です
[何が彼女をそうささせているのかは解らない。 何を思い、何を感じているかなんて全て教えてほしいなんて傲慢な事は望まない。 話したいと思ったときに話せばいい。 勿論彼女の事は沢山知りたい欲はある。 素敵な部分も、そうでない部分も。
……だけど、ただ。 彼女には、有るがままで居て欲しかった。 食堂で言葉を交わした時のように、私に気を使わないで欲しかった。
だからこそ、彼女の問いにはとてもシンプルな言葉で返す。]
(117) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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―――……の、ファシリアさん、の…… 話を沢山聞いて……過ごしたい…………です
[例えば、彼女の好きなものの話。 例えば、闇世についての話。 例えば、他の吸血鬼の話。
沢山話を聞いて、知って。 自然と笑いあえるような、そんな穏やかな春の木漏れ日のような、のんびりとした暮らしを。 ファシリアにとっては少し退屈な日々になってしまうかもしれないけれど。 それでも私は]
ファシリアさんを、知る、ために
[あの場所で過ごせなかった幸せの時間を、貴女と共に過ごしたいというのは。 少し我儘が過ぎただろうか。*]
(118) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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― 一瞬の幕間~Ghost in the mirror ―
[眠るギュルセルに触れたまま、改めて部屋を見回すと ちょうど視線が合う位置に鏡を見つける。
それ自体はおかしなことではない、違和感は、そこに映る姿に 男と同じ、だけど違う表情を浮かべ、鏡像が口元をくっと上げた]
『ずいぶん表情が変わったじゃない』
[それは、先ほどグラスに映りこんだ幻影。 何かを楽しむような顔ところころと哂うような声に 無意識に警戒を強め、睨むような視線を返した]
『まだ忘れたままでいるつもりなんだい? 何で笑えなかったか、気がついてるくせに』
『そうやって、また自分だけ幸せになるつもりなんだ?』
[鏡の中、男によく似た鏡像が揺れる。髪はもっと淡い色に、瞳は緑に それは、忘れていた、見たくもなかった…だけどいつも鏡の中で出会う
男が た母親そのもの]
(119) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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うるさい、黙れ!
[ギュルセルが眠っているから起こさないように低く鋭い声を投げる。 おお怖い、とでも言うように鏡像が笑う]
『そうやって、また同じことを繰り返すんだね 都合の悪い事は忘れて見ない振りしてさ!』
[びく、と体が跳ねる。同じ事……思い出さないように封じている事 それをギュルセルに向けてしまったら]
……繰り返したりは、しない。彼は、あの人とは違うからね。
[言い切る言葉に嘲笑うような声]
『問題は君なのに他に摩り替えるのも変わってない』 『そうやって、自分から目を逸らし続けていればいいよ』
[ころころと鈴のような声は煽るようで]
目を、逸らすな、って…? だったら向き合って見せようじゃないか! 私は、ギュルセルに同じ事を繰り返す気はない
そのために、全てを元に戻す必要があるなら、私は私の「罪」と向き合おう!
(120) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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[ギュルセルが眠っていると言うのに、声を上げそう宣言する。 酷く楽しげな笑い声と共に幻影の鏡像は姿を消し
頭の中で何かが壊れる音と、奥底から泡のように弾けて広がる記憶]
っ……あ…
[「思い出さないようにしていた」もの、男の罪 震える手を握り締め強く目を閉ざす。 忘れるためではなく、しっかりと頭の中に焼き付けるために。
現実に呼び戻したものは、愛しいものの声>>107
いずれにしてもそれは、他者が知ることのない、一瞬の出来事だ。**]
(121) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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/* ああああルチル様!!
何処で過去のお話を聞こうかと思ってたけど 多分こいつからは一生聞かねえと思ってたのでうおおおな感じです(涎
(-118) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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―自室・そして意識は現実へ―
[まどろむギュルセルの様子を見ているうちに、どうやらぼんやりとしていたらしい。
眠りながら時々もそもそと動くのは、不慣れな寝台のせいかと思いながら ひらりと空を舞う手に、どんな夢を見ているのだろうとぼんやり思う なにやら不思議そうな声に顔を上げたなら、慌てて飛び起きるのに此方が驚いた]
謝る事はないよ。 先ほど貰った血の量は少ないけど 人によっては、慣れない内は酷い倦怠感に襲われると言うし 今日だけで色々あったから、きっと休む必要があったんだろう。
それに、君の寝顔も見られたし。 [まさしく平身低頭と言う様子を宥めて]
それに、私はあまりしないけれど、 本気で食事として吸血したら、あの程度では済まないから… 慣れてくれると、嬉しい
って、あれ?
[気がついたのはどちらが先だったろう。 彼の側に転がる、そこになかったはずのオレンジと、何故か歯ブラシ>>108]
(122) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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ギュルセル、それは
[声を掛けたけれどどうやら彼にも分かっていないようで 此方に礼を言うのに、違う、と言って]
私は出した覚えはないが……夢の中で見たものなのかい?
[聞けば、夢の中で起きた事と合致するらしく、少し考える 眠りながらひらりひらりと、何かを取り出すときのような手の動き]
その瞬間を見たわけでは無いけれど、眠りながら手を動かしていたな。 多分、その時にでてきたんじゃないかと、思う。
もう一度できるかい?
[試してみるようにと促すけれど、どうやら今は無理なようで つまりは発動に条件があるらしい 彼の状況から、どうやら眠っている間に発動するらしいとわかったけれど]
オレンジ、と、歯ブラシ…
[脈絡のないその組み合わせも、どうやら彼には意味があったようで 理由を聞いたなら、思わず犬歯を見せて笑っただろう]
(123) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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歯磨き……なるほど、気にしていたな、君は。
[くすくすと、とても楽しげな声が零れる。 本当に彼と話をしていると色々新鮮だ]
ああ、構わないよ。 綺麗、かな……何処にでもある牙だけど。
[それでも、彼の望みを断る選択肢は最初からないから 言われるままに笑って牙を彼に向けてみせる]
(-119) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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私に関する物、か。 君が無意識にどう思っているかがわかりそうだ。
私のほうも、今は君の事しか考えられないけどね。
[無意識の中でも思い続けてくれることは嬉しい その気持ちに応える事ができるだろうかと彼を見つめると 間近に寄せられた唇に視線が止まる]
ギュルセル……近い
[そう告げた声が直接彼の唇を擽る近さに、熱を持たないはずの体が熱くなるような気がした。 その唇はとても魅力的だったから、無意識に唇で啄んで]
って、悪い……
[そうして、何をしたか気付いて慌てて離れた。
欲しい、と思ってしまったことに動揺は隠せない。*]
(124) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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[これで、コーラリアの寿命が俺に与えられて。 彼女は不老とおそらく何かしらの形で俺の能力を受け継いだということになる。
眠っている彼女を見つめながら、 食堂でルチルが戯れに―本人はいたって大真面目だったようだが― 話した事を思い出す。
獣の耳や尻尾でも生えてくるのだろうかと 思ったりもしたけれど、今のところ目に見えた変化はないように思う。
彼女が目を覚ましたら、何か身体の内に変化はないか聞いてみようか。
そんなことを考えながら背に回した手で 背中から尾てい骨の辺りまで確かめるように撫でて。
あちこちと体に触れているうちに彼女は目を覚ますだろうか。
意識を取り戻した時に 何をしているのか問われるのか咎められるかしたら 漸く話していなかった契約の後の能力の引継ぎについて語るだろう。
少し気まずさに目を逸らしつつ。*]
(125) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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[オブシウス様の血で作り変えられてゆくぼくの身体。 痛みと共にじわり、じわりと広がってゆく熱は心臓を大きく脈打たせて、ぼくの指先までをじんと甘く痺れさせます。
もっと、ずっと。 この人とこうしてひとつに繋がっていたい、なんて。 涙を流しながらそう思う事は、おかしなことでしょうか…?
やがて首筋に浮かび上がる烙印は、ぼくがもう人ではなくなってしまった証。 ぼくが、オブシウス様のものになったという印でした。 今はまだ自分の目で見れないそれをじっと見つめたオブシウス様の視線にまた、理由もわからず、肌が泡立つような震えを覚えました。
抱きしめられる腕の中。 オブシウス様の驚いた顔を見るのはこれで何度目でしょう?>>113 そういうぼくは、食堂を出る前からずーっと泣いているような気がしますけど…。 悲しくて泣いてるわけじゃないから、いいですよね…?]
(126) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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[初めて打ち明けたぼくの力。 オブシウス様達が聖者の力と呼ぶ物。 でもぼく、これが本当に聖者の力ってものなのか、ちょっと疑ってます。 だってぼくは一度も「邪悪な者の悪意」というものを退けるところを見たことが無いし。 ぼくが何かを意識しなくても、オブシウス様は簡単にぼくに触れることができるから…。]
本当は、手をかざすだけでもいいんですけど…
[そう答える間にも、ぼくの身体は優しく抱き寄せられて。 誰かに教わった記憶もないのに。 力の使い方と同じ、まるでそうするのが自然みたいに、近づいてくる口付けにゆっくりと瞼を閉じました。]
(127) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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/* やっぱりスランプかも←
(-120) 2016/08/07(Sun) 01時頃
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[じわじわと身体の中を巡る熱はなかなか冷めなくて。 普段よりも早い鼓動は早いまま。
あぁ、ぼくこのまま死んじゃうのかなぁ…って。 微睡みの中で思ったら。
まだ、死にたくないなぁ…って。 抱えちゃいけないはずの欲が湧き上がって来るんです。
まだ。もっと。ずっと…って。 マスケラ様が金色の文字で綴った『いらなくなる』という言葉の意味を>>1:53、ぼくはまだ正しく理解できていませんでしたから。*]
(128) 2016/08/07(Sun) 01時半頃
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あ、あぁ、あぁ…… ミーナには……解ってしまう……のね
[隠しきれなかった動揺と、『無理に笑わなくて良い』と掛けられた言葉には、今度こそ誤魔化しきることもできず、震えた声でそう告げて。彼女のてのひらを包んだままの両手は、僅かに力が込められたか。]
私、の。話なんて。 おもしろく……なんてないのに。
[それでもまだ、私は笑顔を作ろうとして――]
(129) 2016/08/07(Sun) 01時半頃
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[――それは、決壊した。
つ、と流れ落ちたのは一粒の涙。
健気な、愛おしい嫁の姿。 それに重なる ――ああ、今でも愛している“彼女”の陰
その振る舞いも、望みも、姿かたちもなにもかも。 重ねてしまうことへの罪悪感
――それでも、失うのが怖い ――壊したくない
]
ねえ、私は…… どうしたらあなた“だけ”を 愛せる、かしら。
あなたは……
人間を、愛する私、を ……決して笑わないで、いて、くれる?
[聞き終わる頃には、頬を幾筋もの涙が伝って**]
(130) 2016/08/07(Sun) 01時半頃
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[聖者の力に疑問を持つフィオレ。>>127 本来ならば、聖者の許可なく吸血鬼が血を吸おうとした時に発動するらしい力。 だからこそ今回の人間達は皆、嫁になる前に別の吸血鬼の脅威に晒されていないのだ。
普段、館に連れて来られる人間の贄達に対する吸血鬼の「味見」を知らないフィオレには理解しがたいのだろうが、今回の人間達の待遇は破格の扱いだった。
発動していないからこそ効果があったと言える……と。 大変にややこしく難しい状態になっているのだが――…… 聞かれていないオブシウスはフィオレの疑問に気付く事はなかった]
(131) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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[まどろみの中で何か大きな声を聞いたかもしれない>>120 けれど私はその時夢の中で希望の金を追掛けるのに忙しく、 確かめる事も覚えておくことも出来なかった。]
吸血鬼も体調管理するのになかなか大変なのですね。
[目覚めた時には聞こえた気がした声は、文字通り気がしたままで 波に浚われる砂の様に消えていった。
それよりも押し寄せた申し訳なさに平身低頭で謝ったが、 吸血が及ぼす作用の説明>>122に素直に感想が漏れたが、 微妙にずれた感想だったかもしれない。]
私の寝顔見ても面白くないでしょう? 涎は垂らしてないと思いますが……。
[それで楽しんでいたと言われたら少々どころではなく 恥ずかしく、ルチルの寝顔の方がきっと見ていて 飽きないだろうにと控えめだが口を尖らせ主張するのは 忘れなかった。]
(132) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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あれは食事では無かったのですか? ではちゃんと慣れるためにも食事にしてください。
[口を尖らせて、今度はルチルの寝顔を見物すると 決めた直後に食事としては不足だったのではと判ると 表情を切羽詰まったものに変えて彼へと迫る。
私は不思議なテーブルでの食事でお腹は満たされたけれど、 ルチルはどうなのだろうかと。
不意に、ミルクに映った私が人は『餌』と呼ばれていると わざわざ教えてくれた記憶が蘇ったが、 彼を生かす糧になるなら何と呼ばれても構わない。
そんな想いが強くなるだけだった。]
慣れますから。ルチル様も我慢はしないでください。
[寝てばかりではいられないと強く決意を語り、 荒くなった鼻息も、謎のオレンジと歯ブラシの出現に あっという間に霧散していった。]
(133) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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[優しく口付けを交わし、唇を離すと優しい笑みを見せる]
私は手をかざされるよりも口付けのほうが好ましいな。
[そう言って、愛しげに頭を撫でる。 どこか眠そうなフィオレ(>>128)に気遣わしげな視線を向けて、契りを交わす前の懸念を思い出して不安げな顔で問い掛ける]
フィオレ。 体は辛くないか? 能力の継承の影響は見た目では無さそうだが……。 違和感があれば何でも教えなさい。
[と、能力の継承による影響を懸念して心配そうにしている。 大丈夫そうならば、眠そうなフィオレをそのままベッドに誘い――……]
疲れただろう、今日はもう休みなさい。 私がずっと傍にいよう。
[と、フィオレが安心して眠れるように傍にいようと考えている。**]
(134) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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……眠ってないと発動しない……。
[促しに>>123、掌をひらひら躍らせたが何も起こらない。 どうやら条件があるらしい。 役に立つような立たない様な微妙な能力には 苦笑しか浮かばなかったけれど。けれど。]
ルチル様の事を考えているから、変なものは 出て来ないと思います。 でもこれはルチル様の力のはず、ですよね……。
[どう思っているのか丸判りなのは>>124、少し問題かもしれないが、 恐らくおかしなものを取り出すこと等ないだろう。 そのうち王冠位は取り出しそうな予感もするが、それは今は 仕舞っておいて、私は白く眩しい犬歯へと意識を向けた。
人間にとっては忌わしい穢れた牙。 私にとっては、決して汚れる事の無い唯一の純白。
あのミルクの私の様に姿は白くても、汚れた言葉で 私を憐れむ様な白ではない牙に魅入られた様に 近付いて。]
(135) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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……ルチル様?
[犬歯が視界から消えたと思えば、唇に柔らかい感触。 何をされたのか判らないほどの一瞬だが、 手以外にルチルが触れて来てくれた事が嬉しくて。
だが、まだ告げていなかった私の何よりの穢れを 思い出して胸が苦しくなる。 この想いを叶うなら隠し通したいけれど、 それはルチルを信用していない証にもなる。
これを告げれば本当に“餌”としか 価値が無くなるかもしれないけれど、 告げないと言う選択肢はもう無くて。
思わず私は彼を追掛けていた。]
ルチル様。
どんな意味かは判り兼ねますが……私はルチル様が 謝られることは何もしていないと思います。
謝るのは、私の方です。
[謝られ、離れる彼を止めようと伸ばした手は力強い。 掴む事が出来なければ寝台から立ち上がってでも ルチルとの距離を詰めて、私は罪を告白しよう]
(136) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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……ルチル様。 もし。もし。私の勘違いで無ければ……。
私は男女の営みも、同性との経験もあるのです。
小さな傷や黒子は触れる程度で移ったのですが、 重い病や、広範囲の痕を移す為には必要だと 偉い人たちに言われて。
想いあった者同士でないのに……。
私の心は穢れていないと言ってくれましたが。
本当に穢れているのは、私の心です。
ただあなたの傍にいるだけを望むなら、 黙っていれば済むのではないかと……。
それなのに、今……触れてくれた事が嬉しくて……。 もっと触れて欲しいと思ってしまいました。
……今度こそ呆れて、見損なったでしょう。 餌と呼ばれても仕方ない身体と心です。
本当に……ごめんなさい。
(-121) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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ルチル様、私はやはり穢れているのです。
[罪を告白するうちに、私はまた泣き虫になっていた。 涙を湛えた両目を隠す様に、両手は彼から離れて顔を覆う。
犬歯を見る時にはあれ程近付いたのに、今は顔を寄せる事も 出来ないまま静かに静かに訴える事しか出来なかった**]
(137) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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─数刻後─
[契約を交わした後の喜びの続きで身体を重ね、夢中になって求めて抱いてしまった。 そういえば、主の実際の年齢をまだ知らなかった。 自分よりも長く生きている事は間違いないだろうと、即ち人生の経験は自分よりも遥かに凌いでいるのだろうと勝手な思い込みがあって、甘んじていた部分があったかもしれない。
ああ、そうか…。
もっと早くに気づくべきだった。 何度も戸惑いの声を上げ、恐怖に打ち震え、痛みに泣いて拒絶していた。すべては未知なる刺激に対する反応だったじゃないか。 主は見た目通りの純粋な少年だったのだ]
……。
[一方、こちらは大人の余裕なんてまったく示せなくて、我を忘れてがっついてしまった。……と反省していたのに、そんな風に請われると>>116紙のような自制心なんて、あっという間に吹き飛んでしまう。 誘われるまま主の上に覆いかぶさり、再び身体を重ね合う]
(138) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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[ぎこちない腰の動きに、つながったままの部分がくちゅりと鳴る。そこから刺激が生まれるのか、甘ったるい声が上がる。 残滓のおかげか、先ほどよりは動きやすそうだ。分からないと言ってるからには、教えてほしいという事だろうか]
もう痛くない?……次は泣かないでくれよ。
[主のしなやかな腰に左腕を回して抱き寄せ、右手で立ち上がりかけている彼自身を覆い指を絡める。 わたし自身が主の中で、すぐに力を取り戻してきているのを実感していた。 請われるまま腰を揺さぶり、同時に右手を動かして主を追い詰めていく…。]
(-122) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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[互いに生み出す甘い幻惑に包まれながら、どちらかが精根尽き果て眠りに落ちるまで、何度も求めあい肢体を絡め合った。 契約を交わした夜は、更けていく…───。**]
(139) 2016/08/07(Sun) 02時頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 02時頃
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/* スランプの時はギャグテイストに逃げるわたしのわるいくせ…寝よう
日本がんばれ
(-123) 2016/08/07(Sun) 02時半頃
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/* あ、やっぱり秘話使ってたか( 個室での秘め事は秘めるものだよね。 (当たり前だがそのつもり)
そして私の嫁が可愛い
(-124) 2016/08/07(Sun) 02時半頃
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[口付けの方が好ましいと微笑むオブシウス様につられるように、頭を撫でられながらぼくも小さく微笑みました。>>134
本当は、ぼくの力が必要になるような怪我なんてして欲しくないんですけど。 もしも必要になることがあれば、きっとぼくはもう一度使ってしまうんでしょう。
あぁ、でもぼくが死んでしまったら、それはオブシウス様の命も……?
今日一日でたくさんの事があって。 普段よりも沢山歩いて、人としゃべって。 オブシウス様に出会って。 最後に契約のために血を奉げて…。 振り返れば本当に沢山のことがありました。
元々あまり体力のないぼくですから、少しの貧血と相まって、意識が遠のくのは仕方のないことなのかもしれません。
心配そうに問いかける声音すら耳に心地よくて、ぼくは居心地のいい場所を探す仔猫のように、オブシウス様の胸にすり寄っていました。]
ん……… おや、すみ な さ……
[最後まで言えないまま、ぼくの意識は眠りの中へ落ちてゆきました。]
(140) 2016/08/07(Sun) 03時頃
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-眠りの後-
[首に十字架の烙印を受けた青年が深く穏やかな眠りについた後。
何もない空間からふわり、ふわりと舞い降りるいくつかの淡い光がありました。 それは闇世にあっては稀有な、聖者と同じ聖や光に属する力です。
光は何物にも遮られる事無く淡雪のようにオブシウスの上へ降り積もり、実態を持たぬままひとつの意志を持って姿を変えました。
それは白く、穢れなく輝く一羽の鳥。 鳩程の大きさの鳥が光り輝く羽を広げる仕草は、まるで何かを遮るようでした。
彼は気付いたでしょうか? それが自身から嫁となった青年へ継承された自分の力だということに。
男が命を奪った者なら、青年は命を分け与えた者を 使役は加護に、呪縛は祈りに。
今はまだ、青年が眠る無意識の間だけ。 過去に青年が命を分け与え、その生を終えた生物が。 オブシウスに絡む死者の怨嗟から彼を守る様に彼を包みました。
やがて青年が目を覚ませば、役目を終えた鳥は細かい光の粒子となって消えたでしょう。*]
(141) 2016/08/07(Sun) 03時頃
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/* 能力どうしよう…って本気で村建てにまで相談にいく始末( 条件を満たしていない(誰も殺していない)から、能力は不発動でもよかったんですけどね!?
なんか…こう…こう…… ヒントを貰ってしまったので、寝ている間も守りたかった…(なにを)
ところでフェイとシェニはお楽しみだったんですね…
(-125) 2016/08/07(Sun) 03時頃
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[眼を閉じて、一体どれぐらいの時間が過ぎていたのでしょう? 目が覚めてもまだ、熱があるように身体の中がじんわりと熱くて、胸の鼓動は早いまま。
でもすぐそばに寄り添っていてくれるオブシウス様のお陰で、ぼくは少しも怖いことなんてなくて。]
オブシウス、さま…
[甘える様に擦り寄ったら、胸の奥がきゅんと切なくなりましたけど。
また頭を撫でて欲しいなって。 素直に言えないお願いを思い描きながら、まだうっすらと感触の残る唇を指でなぞって。 ぼくは自分の膝と膝を無意識に擦り合わせていました。**]
(-126) 2016/08/07(Sun) 03時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 11時半頃
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[幻影と対峙した際上げた声がギュルセルに聞こえたのではないかと そんな不安を胸に彼を見て、先程までと変わらない様子に安堵の笑みを。 吸血が齎す物についての感想には笑みだけで答える。>>132 知らない事は、そのうちゆっくり教えて行けばいい。ずっと共に在るのだから]
面白いかどうかじゃなくて…… 好きな人の新しい一面が見られて嬉しい、かな。
[などと、恥じらいに追い討ちを掛けるような事をさらりと言って。]
自分の寝顔は見られないから、見たら感想を聞かせておくれ。 なに、これから私の寝顔を見る機会はいくらでも在るさ。
[と、年長者ぶって言ってみた。 口を尖らせるギュルセルを内心で可愛いなどと思いながら]
(142) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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[先の吸血が食事とは言えないものと告げたら、拗ねたような表情が一転して心配するようなものに変わる。 落ち着いているような外見なのに、本当によく表情が変わる。>>133 それがみんな自分のためだと言う事が心地いい。心配は、させてはいけないが]
いやその…ギュルセルはまだ吸血鬼についてよく知らないだろう? 吸血鬼の食事は文字通り吸血だけど、それが人にもたらすものは痛みだけじゃなくて 特に嫁となったものには強く作用するから……いきなり戸惑わせたくなくて、ね。
[この期に及んでまだ誤魔化すのは、美しい彼の魂を穢したくないから。 我慢しないで、なんていわれたら本当に我慢できなくなってしまうじゃないか、と言いかけたのを飲み込んで]
でも、我慢するつもりはないよ。 こんな言い方はしてはいけないけど、吸血鬼にとって嫁の血は本当に特別なご馳走なんだ。 ただ、今は……そこまで飢えたりしていないからね、大丈夫。
[大丈夫、などと言いながら、欲求が芽生えているのも事実で それを取り繕う前に見つかった謎の物体たちに気が向いた事に、ほんの少しだけほっとした]
(143) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
|
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[ギュルセルの中に芽吹いた此方から受け継ぐ力の欠片 どうやら、かなり特殊な条件の物になってしまったようで それが自分に起因するとなれば、やはり嫁は可愛いなどとくすくすと笑う]
夢の中でも私の事だけ考えてくれるって、嬉しいね。 元々は確かに私の力だけど、君の中にある力は君だけの物だ 私はそれに干渉はできないよ。
[だからこそ、彼が何を出して見せてくれるかが楽しみで仕方がなかった。
こんな自分を好きだと、この、人を傷つけ汚すための牙を綺麗だと 迷いも何もなく伝えてくる彼が本当に愛しくて、愛しくて
躊躇いもなく寄せてくる顔に、唇に、もっと近くで触れたい、と
そう思ったときにはもう、唇は触れてしまっていたけれど]
(144) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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[名を呼ぶ声に、驚かせたかと慌てて離れる>>136
違う、違う、穢したいわけじゃない。 求めたもの、それが本来は愛情表現と知ってはいる、けれど 彼にそれを求めてしまったら、無垢で真っ直ぐな彼を壊してしまう気がして
駄目だ、と距離を置こうとする前に 追いかけてきた手が確りと捕まえて、寝台へと引き戻される その縁へと座り込んで彼を見れば、今にも泣きそうな顔がそこにあって]
ギュルセル?
[間近で静かに語られた彼の罪。 彼が、教会で命じられてして来たこと。 それを聞いて僅かに寄った眉根は彼を不安にさせただろうか。
穢れているのだと涙を零し、それを隠すように顔を覆う。>>137 それでも、と告げられた彼の望みは、秘めるつもりの欲と同じで
その言葉に背を押されて、抑え切れなくなった衝動のまま手を伸ばし 腕の中に彼を包み込む]
(145) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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……穢れてなどいないと、言っただろう、ギュルセル。
穢れているのは、そう思い込ませて君を傷つけた者たちだ。 君はそれを信じて、助けるためにその身を捧げて傷ついた。
それをどうして責める事ができる? それを隠しておきたいと思って、何処が悪い?
私は、自分の罪を見ない振りして、忘れたことにして生きてきた。 それなのに、ギュルセル、君を愛して、欲しいと思ってしまった。 私のほうが、きっと穢れて罪深いよ、ギュルセル。
泣かなくていい、謝らなくていい 触れて欲しいと、君が望んでくれた事が、とても嬉しいんだ。
……私も、君にもっと触れたい。罪だとわかっていても。
触れても…欲しいと思っても構わないか? 君が、今までしてきた事を、穢れと言うなら、私は……
君のその記憶を、私で塗り替えてしまいたい。
(-127) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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……君が穢れていると言うなら、その記憶も刻まれた罪も 全部、私が塗り替えよう……ギュルセル
嫌だったら、君のその聖なる力で跳ね除けてくれ。 そうしたら、触れられなくなると、館の主は言っていたから……
[そう言って抱いた腕を緩め、彼の肩を押して寝台へと沈めて 自身も寝台へと上がり、覆い被さるようにして彼を見下ろす]
……ギュルセル…――
(146) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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……Ti amo
(-128) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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[間近で、一言囁いて、唇を重ねる。 こんな、甘やかな口付けなど初めてのこと。
……鼻は邪魔にならないが牙は少し邪魔だ、なんて思ったのは内緒だ。**]
(147) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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/* 結局「Ti amo」使ってしまった。
だってここはこれを言うしか!!いや日本語でもいいんだけど!!
>>147は有名な「誰がために鐘は鳴る」のあの台詞から。 吸血しない時はちょっと大きな八重歯程度の認識なんだけどね!
(-129) 2016/08/07(Sun) 11時半頃
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/* あちこちの暗転準備を微笑ましく見つめるお仕事。 そういえば、フィオレは物凄く簡単にファーストキス>>103を済ませたなぁって…
誘ってはいるが、暗転するしないはオブシウス様に任せる気持ち。 でも夜まで帰ってこないのかぁ…寂しいなぁ。
(-130) 2016/08/07(Sun) 12時頃
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[甘えるように胸に擦り寄り眠りに落ちていくフィオレ。>>140 その瞼に優しく口付けを落とし、頭を撫でる]
おやすみ、私のフィオレ。
[眠るその耳元に愛しげな囁きを落とす。 そして小さな体を胸に抱いたまま共に寝台へと体を沈めて寄り添い幸福を享受する。
吸血鬼であるオブシウスには睡眠も一種の嗜好でしかない。 しかし、穏やかに眠るフィオレの愛らしい寝顔を見ていると、共に眠りに落ちるのも悪くなかろうと目を閉じようとした時だった。 部屋の中に舞い降りる清らかで淡い光の存在に気付いたのは――……。>>141]
これは……。 まさか、これがフィオレの継承した私の力だと言うのか?
[自らの上に降り積もる聖なる光。 それは死者を冒涜するような力を持つ自分から継承されたとは思えないほどに、赦されたのだと錯覚してしまうほどに。 清らかで美しく、神々しさすら感じるほどの光だった。
やがて光は穢れなく白い一羽の鳥となり眼前に現れた。 小さな羽を広げて懸命にこちらを包み込もうとする仕草は、まるで何かからオブシウスを守ろうとするかのようで――……]
(148) 2016/08/07(Sun) 12時頃
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[オブシウスはある可能性に気付き、フィオレを起こさぬよう小さな声で従者を呼ぶ。 自らの影から現れたのはあの生真面目な青年の従者。 その従者の瞳に、オブシウスは白い鳥が放つ清らかな光を移し込んだ]
お前は……私を恨んでいるのだろうな。
[従者の虚ろな瞳を見ながら憂いを帯びて呟き、彼を殺した日の事を思い出す。 それはあの復讐を遂げた玉座の間での出来事。>>0:32 愚王を護衛する親衛隊の一人だった彼をオブシウスは暗闇に引きずり込み、破壊衝動のままにその血を絶命するまで喰らい、飲み干して殺したのだ。
あの時、最期に見た青年の顔に浮かぶは驚愕と、そして――……
追憶に沈むオブシウスの意識を引き戻したのは、従者の唇の動き。 何も命じていないはずの従者の唇が、動かし方を思い出すようにぴくり、動いた]
ッ……!?
[今までに起きた事のない出来事に、オブシウスの目が見開かれる。 やがて従者の唇が動き、掠れているが、はっきりとした声を自主的に発した。
『もう、いいん で、す。オブシウス さま…… おれの あこが、れ みすてて すみま、せ ん』
それで限界を迎えたように、従者はまた口を閉ざす。 だが、その瞳はもう虚ろなだけではなく、どこか安らかな光を宿しているようにオブシウスには見えた]
(149) 2016/08/07(Sun) 12時半頃
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[安らかな光を宿した従者の瞳と言葉にオブシウスは驚愕し、思い至る。 青年を殺した最期の時――……。 彼は驚愕と同時に、どこか懺悔と許しを乞うような目をしていた]
お前は私を、赦してくれるのか……?
[ふわりと部屋の中を清らかな光がと一羽の小鳥が舞う。 その光はまるでオブシウスの心の中にまで差し込むかのように美しかった。
人知れず両手を組み合わせ、従者の冥福を祈る。 そうしてようやく、四百年という長い年月を経てオブシウスと従者は互いを赦し合う事ができたのであった]
今までありがとう。 そして今後もよろしく頼む……下がりなさい。
[従者に命じれば、普段通りの生真面目な礼と共に影へと沈む従者。 その姿を見送りながら、オブシウスは傍らで眠るフィオレに返しきれないほどの感謝と、今までの自分の人生は彼に会う為にあったんだな、と運命にも似た強い絆を感じたのだった]
(150) 2016/08/07(Sun) 12時半頃
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[やがて、胸の中で微かに身じろぎをするフィオレに気付き視線を落とす]
おはよう、フィオレ。 ん、どうした……?
[優しく微笑めば、だがしかし、甘えるようなその姿に愛しさがより募り――……。**]
(151) 2016/08/07(Sun) 12時半頃
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[甘えるように摺り寄せられる温もり。 どこか誘うように悩ましげな仕草の数々を見て、オブシウスの中に欲情が芽生える]
どうした? 何かして欲しい事があるなら言いなさい。 愛しいお前の望みだ、何でも叶えよう……
[物欲しそうな態度にも素直に応えず問い掛ける。
恐らく今の自分はとても意地の悪い顔をしているのだろうな……。
そう思い胸中で苦笑しながらも、食堂でギュルセルと交わしていただろう悪戯への仕返しも兼ねて。 あえて焦らすように、フィオレの中の熱を急き立てるように――…… フィオレの唇を指でなぞり、するりと太ももに手を沿わせて優しく指を這わせて微笑を浮かべる]
(-131) 2016/08/07(Sun) 12時半頃
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/* ?!?!?!
ちょっと、フィオレが眠っている間だけでも死者の声から解放されて穏やかでいてもらおうと思っただけなのに…!! 超絶進化してる…!!!!
従者、灰で独り言呟いてたのか… 楽しみだな…見よう、見よう…
あと何回も言うが、フィオレは童貞処女だ
(-132) 2016/08/07(Sun) 12時半頃
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/* ところでひとつ大問題がある。 PLが眠いとPCも寝ようとするんだ… (何時間寝てもまだ眠い…)
(-133) 2016/08/07(Sun) 13時頃
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/* お返事書こうと思ってログ読み直して、 おやすみ、私のフィオレ>>148 でふへへ…ってなってしばらく止まるの繰り返し(進みやしねぇ
(-134) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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[生まれた感覚が何なのか分からず、戸惑い怯え、縋る様に嫁に抱きつき。 微かに聞こえる水音と甘い声を耳にしながら。]
まだ怖いんだ。フェイ、僕はどうすれば良いの?
[腰を抱き寄せ、固さを帯びている男の象徴を掴まれてしまえば。 痛みとは違う刺激に、身体がびくりと跳ね怖さが襲ってくる。 恐怖から身を守ろうと、フェイの首に腕を回したら。 再び身体の中を掻き回され、先程の疼きと痺れが生まれてくる。]
ひ、ぁっ、またっ……ん、あ……っ。 変だ、よぅ……ふぁっ、ぁん。
[泣かないで、と言われてしまったが、ボロボロと涙が溢れ流れていくのを見れば、フェイは困ってしまうのだろうか。 握られた雄の先端からも、涙の様に雫が溢れ出し温い指を濡らしていく。]
(-135) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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[上げる声は甘さが増し、震えながらも泣き止む事は無く。 跳ねる腰は無意識に妖しげに蠢かせ、穿つ肉を奥深く誘い、包み込む肉は異物を締め付けた。]
や、ぁっ…熱い、フェイ、……あぁ、ぅっ。 こわいっ、ぃ、熱い、の……フェイっ。
[突かれ抜かれる度に熱が生れ、びりりと感じる刺激は最早痛みでは無く。 顔がほんのり赤く紅潮し、青紫は涙に濡れながら恍惚に蕩け。 弾けてしまいそうな波が何度も襲っては消えていく物を感じ、首を横に激しく振って。]
おちる、っ……あ、ひぃ、んっ。 フェイ、やだっ、ぁっ、あ、フェイ、フェイっ!
[怖くて、蕩けそうで、壊れてしまいそうで、何がなんだか分からなくて、只管嫁の名前を呼び彼を求めていく。 止まらぬフェイの動きに、もう何もかも真っ白く染まってしまい。 無意識に脚をフェイの腰に絡め、己の腰に押し付け、びくっびくっと震わせてから。 首に回す腕の力を込め、彼の身体を自分の方へと寄せ。]
(-136) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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フェ、イ――――、あ、あぁ――っ!
[雄から白い熱が爆ぜたのと同時に、心が全部白く染まった様な幻覚が襲い、くてりと身体の力が抜け落ちてしまった*]
(-137) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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/* ああ、もう主可愛い…萌えすぎて窒息しそう
(-138) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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/* そういやわたしのエロルは省電力タイプなんだけど(お相手様がどこまでOKかわからんので)こんな風に返してくれるなら、次はもっとねちこく(←)攻めていいかなぁ
(-139) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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[ぼくが眠っていたのはどれぐらいの時間だったのか。 その間に起こったことも、発現した不思議な力の事も。 ぼくは何も知りません。>>148>>149
ただぼくは、400年経っても自分の過去を悔やんで、苦しんでいるように見えるオブシウス様の心が少しでも穏やかになればいいなと想いましたから。 だから、オブシウス様から継承した力で、オブシウス様の心が救われたのなら、それはとても、とても嬉しいことだと思います。**]
(152) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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[徐々に浮上してゆくぼくの意識。 でも膜に覆われた様にぼんやりするのは、熱があるようにほんのりと身体が熱いせいでしょうか?]
オブシウスさま…
[して欲しい事…。 そう言われて頭の中に浮かぶのは、子供の用に他愛のない願い事です。
頭を撫でて欲しい。 ぎゅって抱きしめて欲しい。
だって、オブシウス様の腕の中はとても落ち着くんです。 だから抱きしめて眠る今の状況だけでも充分にしあわせなのですけど…。
ぼくの唇をなぞるオブシウス様の指に、初めてのキスの感触を思い出して…。 ぽっ、と。 ぼくの顔が熱くなるのが分かりました。]
(-140) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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ぁ、 ぇ……?
[ぽ ぽ ぽ と、顔から全身へ火が灯った気がして。 心臓がどきどきと騒ぐのに気付きます。
そのうちにオブシウス様の手がぼくの太ももをするりと撫でて、こそばいような、むずがゆいような。 無意識にすり合わせていた足をきゅっと閉じて、オブシウス様の手がそれ以上動かないよう挟んでしまいました。
ぼくの身体、一体どうしてしまったんでしょう? 初めての感覚ばかりで、ぼくは不安を抱えてオブシウス様を見上げます。
そういえば、眠る前にオブシウス様はぼくの身体の事を心配していました。>>134 これはオブシウス様の能力を継承した影響なのでしょうか?]
オブシウスさま… ぼく、変なんです… どきどきして、熱くて、胸がきゅってするんです……
[違和感があれば何でも教えなさいと言われていましたから。 ぼくはこれが吸血後の症状だとは知らず、助けを求める様に腕へ縋りました。*]
(-141) 2016/08/07(Sun) 13時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 14時頃
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― 二人の交わりを終えて ―
[二人の繋がりが解かれ、言いようの無い切なさを胸に抱きながら。 涙を流し過ぎて少し赤みを帯びた青紫は、恍惚の色を孕みながら、嫁を眺め細めていた。 荒くなった吐息を整えながらも、微かに甘い声を漏らしてから。]
……フェイ。
[口にしたのはフェイの名前。 まだ惚ける頭では上手く言葉は紡げないのだけど、一番に抱いた想いはフェイに対しての焦がれに近いもの。 改めてフェイと視線が合えば、次は居た堪れなさと羞恥が生まれた。
シーツを手繰り寄せ、晒された己の肢体を隠そうと試みながら。 赤らんだ顔を右に向けフェイから視線を反らし、瞼を固く閉じてしまった*]
(153) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* あの…皆さん、わたしの主がここまでデレるなど、一体誰が想像できたでしょうか。(反語)
(-142) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* 可愛い……。 これはもう行き着く所まで行ってよかろう?←
いたいけな青年にあんな事やこんな事をするおじ様。 中の人の大好物すぎて狂喜乱舞しているな。
(-143) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* …にしても、こっちで先に展開を進めなくてよかった
既に先に起きてて身なりを整えた後でピエロに運ばせたサンドイッチとかモグモグしてて「あ、シャワー借りたよ」としれっと言っちゃう妙な小慣れ感が鼻に突くロルを考えていたかr←
(-144) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* ↑↑↑ これのどこがイチャイチャなんだ。わたしはやっぱり、もういちどBLを一から学んだ方がいいね
(-145) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* いこまさんとさみぃさんはロル見てて分かったんだけど、じゅーきさんがいまいちはっきりしない…。
(-146) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* >>153 しかしこれ…何回した後なんだろうな←
二人とも意識はあるよな、この様子…。先にわたしが失神して寝ちゃったらカッコ悪いと思ってたけど、そうではなさそうで安心した…
(-147) 2016/08/07(Sun) 14時頃
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/* メモで会話連投も気が引けるので
憤死しつつ荒ぶる動揺と下卑た呟きを灰に連投しております←もう少し落ち着いたら反応考えるね。待たせちゃったらごめん。主のためにがんばるよ。
(-148) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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[ルチルは自分の事を王子では無いと言ってはいたけれど、 王子で無いならどうしてこう人を恥ずかしがらせる事を ぽんぽんと言えるのか疑問に感じてしまう>>142
私だけでは無く、さらりと自分の寝顔にも自信がありそうな 発言に言葉を詰まらせた後。]
……今度から寝るとき仮面付けて寝ます。
[変な顔で寝ているところを見られる前に、そう宣言してみた ものの、ふと肝心な事に気付いて改めて問い掛ける。]
私もルチル様の寝顔を見る事が出来る……と言う事は 今後は一緒のベッドで寝ると言う事ですか?
[ルチルの寝顔が見れるのは楽しみだが。]
(154) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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……ベッド、大丈夫でしょうか。 私もルチル様も上背は結構ありますが。
[この図体2人分を受け止めるベッドの存在の有無を危惧していた。 教会の寝台は成長した私の身体には狭く、壊れやすかった。
今この部屋の寝台はとても立派で私が大の字に寝ても、 ごろんごろんと寝返りを打っても床に落ちそうにはない。
だがルチルの元がどんな場所かも判らず不安になる。 僅かだが私の方が背は高い。]
……寝てる間にルチル様を殴ったり、足蹴にしてしまいそうです。
[伸び伸びと寝た事が無いのだから、どうなるのか判らない。 そちらの方が心配だと真剣に悩んで尋ねたが、 またルチルには笑われてしまうだろうか。]
(155) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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痛みだけではなくて、他の作用? よく判りませんが、ルチル様がそうおっしゃるのなら。
でも我慢も遠慮もしないで下さい。
そっちの方が私は寂しいです。
[吸血は単純なものではないらしいと改めて思うものの、 ルチルが何を心配しているのか>>143、 実際にこの身に起きなければ判らない。
ただ私を第一にばかり考えないで欲しいとだけ 添える事は忘れなかった。]
(156) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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ルチル様でも制御は難しいのですね。 ……いつかルチル様のようにちゃんと扱ってみたいです。
[夢の中でしか使えない不便な力の制御に悩みはするけれど、 考えればそれ程物を知らない私は大したものを呼べないだろう。
あまり役に立たない能力になるだろうが、 眠るのも力を使うのもルチルの傍だけとなる可能性が 高いならそれも楽しそうだと思う事にした。
これからどんなものを呼び出すのか、不安と期待半々で 埋まった心は、ルチルが唇に触れたことで変化する。
私の穢れと穢れを隠そうとしていた罪を 自分の手で曝け出さなくてはいけなくなった。
これで本当に嫌われると思っていたのに、 まともにルチルを見る事が出来ずに零れる涙ごと顔を隠した 私を抱き締める腕に>>145甘えた。]
ルチル様……。 私は……私は……。
[抱きしめられたまま落とされるルチルの言葉が 全身に染み渡る。
水底の掻き回された汚泥の濁りにすら届く澄んだ言葉。]
(157) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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/* (草が生えたの図) じゃあエピが楽しみになるよね、やったぁ!() 此方はまったりと待ってますから大丈夫ですよ(*´ェ`*)
(-149) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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ルチル様。 そんな風に思って下さるあなたが、罪深い、穢れているなんて……。
私はそうは思いません。
あなたの言葉で私は救われました。 ですが、もし……それが私への憐みならば、離して下さい。
憐れまれる位なら……餌として生きる方がマシです。
そうではないと仰るなら。
あなたの罪も穢れも私に分けて下さい。 私を塗り替えたいと仰って下さるなら。
(-150) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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あなたと同じ色に……肌では無く、心を染めて下さい。
穢れていないと言ってくれた私の心も、ルチル様に分けますから。
[全てでは無く、共に分かち合いたいと、ルチルに応じて 私は手を下ろしぴったりと密着した彼に顔を埋めた。
身体を押す力に逆らう事無く再び寝台へ背を預け、 覆い被さってきたルチルの顔を見上げる>>146
この図体2人が乗っても文句を言わない寝台の優しさよりも 下りてくるルチルの唇が告げる言葉の方が優しくて。
拒む等考えもしなかった私は 自分の意志で初めてそれを受け入れる為に力を抜いた**]
(158) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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ルチルさま。私も、です。
[触れた唇の柔らかさと牙の硬さのアンバランスさが 現実だと実感させてくれる。 嬉しくて、少し開いた唇の隙間から、それこそ誘う様に 牙を舐めようと舌を伸ばして擽った。**]
(-152) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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/* >>155 本当にそれな、二人とも背が高いからね!( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-151) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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/* やっぱり寿命全部使ってもいいから、ギュルセルにいさまの傷を癒してさしあげたい…
(-153) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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/* フィオレが癒せるのは傷や病限定だから、ギュルセルが引き受けた病は全部癒せる。 皮膚を覆う無数の傷跡も癒せる。 でも黒く染まった髪と、痣やほくろを移した肌は戻せない。 それらは傷や病じゃないから。
だからギュルセルの色は変わらないけど、傷や病だけなら、癒すことが出来ると思うんだよなぁ…
ほんと、隙があるなら癒して差し上げたい…
(-154) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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[起き出したフィオレの体を気遣うも、その心配も杞憂だったようだ]
なるほどな、そんな事が……。
[語られる苦しく切なげな訴えに、胸中で疼くのは――……。**]
(159) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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[自らの動作一つ一つに愛らしく頬を染めるその姿。 人知れず喉を鳴らし、味わうようにフィオレの体に指を這わせて緩い愛撫を行う]
ここを撫でられるのは嫌か? ならば仕方がない。
[太ももへと指を這わせば抵抗するように足を閉じられ挟まれる手。 オブシウスは名残惜しげに挟まれたままの手でフィオレの内股を軽く揉み、感触を味わうとするりと手を引き抜く。 初めての感覚に不安げにこちらを見上げるその全てが愛らしく、いじらしい。 応えるように艶を含んだ笑みを見せて瞳を覗き込んだ]
そうか、体が熱く胸が苦しいか。 ふふっ……安心なさい、それは継承した能力の影響ではない。 吸血行為は人によっては痛みよりも強い快楽を与える場合がある。 恐らくはその影響だろう。
[縋るように身を寄せるフィオレの体を優しく抱き寄せ、頭を撫でて安心させるように笑みを向ける]
(-155) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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[フィオレに縋られ、もう少し焦らせばどんな反応をするのだろうかと嗜虐心にも似た感情が芽生えてくるが、やはりフィオレの不安げな顔を見ていると甘やかしてしまいたくなるのも事実。 助けを求められれば艶を含んだ笑みを浮かべながらも素直に応えよう]
体の疼きは放置していてもじきに収まるが、辛いだろう? ……私が楽にしてやろう。
[優しげに囁き、フィオレの顎に手を沿わせて顔を自らの方に向かせる。 そして愛しげに唇を重ね、優しく抱き寄せていた腕にゆるやかに力を加え、小さく火照ったフィオレの体を自らの冷え切った体へと重ね合わせる]
フィオレ……愛している。
[絡まる体を縺れ合わせながら、ベッドへと押し倒してその上に覆いかぶさる。 自らに組み敷かれたフィオレの姿はどんな様子だったろう? しばしその様子と反応をじっくりと楽しむかのように熱の篭る視線を降り注がせた。**]
(-156) 2016/08/07(Sun) 14時半頃
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/*
しんだ…
(-157) 2016/08/07(Sun) 15時頃
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ん…っ
[オブシウス様の手が無意識に挟んだ太ももの間で動いて、じわりと広がる痺れにも似た感じに、鼻にかかった声が零れました。 その手がするりと引き抜かれるのに、安心した様な、物足りないような…。 撫でられるのが嫌だったのかどうかもわからず不安を抱えて見上げた先。 オブシウス様の浮かべる笑みに、首筋の産毛がぞわりと逆立つような気がしました。
優しい笑みを浮かべているはずなのに。 ぼくの瞳を覗きこむオブシウス様の気配は食堂にいた時とは違って見えて。 あまりにも無知なぼくは、それが性的な艶を含んだ笑みだとは分からず。 ただ熱の籠もった黒曜石の輝きに魅入られて、身動きひとつできずにオブシウス様の腕の中に納まりました。]
かい、かん……?
[人外の魔物に血を吸われることは恐ろしいことのはずなのに。 ぼくは、オブシウス様に血を吸われて、気持ちよくなってしまったのでしょうか…?
それは、なんだかとてもイケナイことのように思えて。 ぼくは自分の反応を恥じて、オブシウス様の胸に縋りつきます。]
(-158) 2016/08/07(Sun) 15時頃
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[どきどき、どきどき。 心臓の音が全身で響いて、苦しくて。 じっとしていても収まるどころか、オブシウス様の声を、温もりを、感じるだけでそれはどんどん激しくなってゆきます。
そんなぼくの姿を見かねてでしょうか? 楽にしてやろうと優しく囁く声と、顎に沿う手に上を向かされて。
密かに待ち望んでいた口付けに、ぼくの中が歓喜で震えるのが分かりました。]
ぁ………
[一度だけで離れてゆく唇が名残惜しくて、薄く瞼を開きながら、口元から零れたのはぼくのか細い声です。]
………あ…、 ぼく、も…
愛してます、オブシウス様…
[寝台の上から見上げたオブシウス様の視線は鋭く、熱っぽくて…。 その視線にあてられたように、ぼくの身体がふるりと小さく震えました。*]
(-159) 2016/08/07(Sun) 15時頃
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/* 愛してますって言うか、お慕いしていますって言うかで悩んだ。
男同士どころか行為そのものに無知なのに、感度だけはやたら高いってどういう事だろうねこの童貞処女!
(-160) 2016/08/07(Sun) 15時頃
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[───ここまでの経緯は、息を吐く間もなかったように思う。
束の間に得た休息は、食堂で眠らせたシェニをここへ運んできた後か。 しかし、目覚めを待ってる間に館の幻惑に囚われてしまった。窮地を彼に救ってもらい、そのまま契り合って…───今に至る]
……、?
[すぐ隣で甘ったるい声で名前を呼ばれる。>>153 振り返ると、潤み切った青紫の瞳と目が合った。恥じらう様子に微笑みかけ、身動ぎする肢体に腕を回し、抱き寄せてこめかみにキスを落とす。 すると、ますます恥ずかしそうにして、こちらにぴたりと身を寄せたまま背を向けられてしまった。 息を堪えるようにして笑みを漏らすと、固く閉ざされた瞼の上からそっと撫で]
…おやすみ。わたしも少し、…休ませてもらうよ。
[瞼を閉じると、急に激しい疲労感が襲ってくる。 身体を横たえたまま全身をベッドに縫い付けられ、指一つ動かせそうにない重い倦怠感。そういえば、ここへ来る前は雪山で遭難していたのだ…と、思いを巡らせる前に意識は途絶えた。
吸血鬼と契約を交わした人間の嫁は、主に血を与える以外にも、身体同士を交じり合わせる事で生気を分け与える事ができるようだが、…その仕組みを知ったのは、もう少し後の事。*]
(160) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* 何が言いたいかっていうと、血を抜かれて生気も吸われまくって体力が限界って事です。ピロー…トークできねえ…!←
やや確定気味に主を動かした箇所がありますが、差し支えないでしょうか?
(-161) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* あっ、ごめん、気付かなかった_(:3」∠)_ 全然問題無いんで構わないよ!!(土下座のポーズ)
(-162) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* どうするか。 村建てwikiでは「秘話の独立使用は禁止」とあったが……。
みんな1:1での会話で潜ってそうだしな。 それに、表で意味深な短文ばっかり連続投下するのも変な感じだ。 うむうむ、潜るかっ!!!!!!!←
(-163) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* 目が覚めたら部屋に食事を運ばせて(フェイ腹ペコだから)イチャコラしながらアーンしたりお互いの身の上について話し合ったりまったり過ごしたい。いかがでしょう
(-164) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* 考えていた事が重なってた! ご飯あげようと思ってたから、僕的には助かります(*´ェ`*) まったりいちゃこらしましょうそうしよう!
(-165) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* あと、願いを叶える能力を使って此方の能力の使い方を慣らしたいのも入れて良いかな?
2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* あと、願いを叶える能力を使って此方の能力の使い方を慣らしたいのも入れて良いかな? 正確に言うと、イメージトレーニングをして継承した力の使い方の練習もさらっといれてみたい僕()
(-166) 2016/08/07(Sun) 15時半頃
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/* イメトレぜひに。よろしくお願いします。 フェイの鎮静化能力と幻惑を見せる能力は相性がいいな、と思っていた次第です。おかげさまでメンタリストとしてさらにパワーアップしそう←
(-167) 2016/08/07(Sun) 16時頃
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[組み敷けば小さく震える愛しい姿。 か細く零れる言葉は耳を甘く優しく震わせ心地いい]
ああ、ダメだな…… 加減ができるか分からなくなってきた。
辛ければ契りを交わした時のように何かを掴んでいるといい。 本当に嫌になれば私を蹴るなり殴るなりして止めると良かろう。
[まだ理性が残るうちにフィオレを気遣い言葉をかける。 だがしかし、その短い時間すら惜しく感じ、組み敷いたフィオレに覆いかぶさるようにしてその蕾のように可憐な唇を奪う]
フィオレ……
[唇を重ねながら自らの口を薄く開いて癒えたばかりの舌を出す。 そしてフィオレの唇を舌で撫でながらゆるゆると舌の先端で唇をこじ開けようと口内へと侵入して深く口付けを交わそうと試みる]
(-168) 2016/08/07(Sun) 16時頃
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[口付けを交わしながらも、空いた手で朦朧としているだろうフィオレの太ももへと再び指を這わせて愛撫を行う]
大丈夫だ、私に身を委ねるといい……。
[今度は抵抗されようとも耳元で優しく囁き愛撫を止めない。 そうして狂おしいまでの愛撫と口付けを重ねていると、徐々にオブシウスの意識も激しい熱情に支配され始め、いつもの穏やかな眼差しからは想像できないような純粋苛烈な輝きが宿り始める]
服が、邪魔だな……。
[どこかもどかしげに呟くと、自らの上着のボタンを外して今まで隠されていた胸元を晒していく。 そこにあるのは歴戦の戦場で鍛え抜かれた逞しい胸、はっきりと大人の男だと分かるオブシウスの体は、ひょっとしたら青年であるフィオレに恐怖を抱かせたかもしれない。 だが、それに構う余裕すら失せたかのようにオブシウスはフィオレの上着にも手をかけようと手を伸ばすが――…… 果たして、それは叶ったのだろうか?**]
(-169) 2016/08/07(Sun) 16時頃
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[此方は何とも言えない充実感を味わえた。 血を分けて貰っただけでなく正気も貰えた様だ。 此方は肉体的な交わりで正気を与える事は知らなかった、というより忘れていたといったところか。 元々嫁を娶る気も無かったのも然り、吸血だけで事足りていた故に、その点に関しては記憶の隅に追いやっていた。
それを思い出すのはもう少し後の事として。 瞼の上を撫でてくれるフェイの笑い声が聞こえて>>160。 また恥ずかしさが込み上げてきそうになりながら、休むという声を聞けば青紫はフェイの方を見遣って。]
ごめん、疲れさせちゃったね……。
[改めて自分がした事に気付き、謝りの言葉を入れてから。 泥の様に眠るフェイの隣に冷たい身体を寄せてから、彼の身体を横にに向けさせて楽な姿勢を取らせ。 その頭を此方に抱く様にしてから、瞼を閉じてからフェイが目覚めるまで動かない様にするつもり*]
(161) 2016/08/07(Sun) 16時半頃
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/* こまやかな気遣い…どっちが嫁かわからんな←
(-170) 2016/08/07(Sun) 16時半頃
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/* 謝らなくていいのよ。 「君と一つになりたい」って先に発情したのフェイだもん
(-171) 2016/08/07(Sun) 16時半頃
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[加減と言われて、意味が分からず心の中で小さく首を傾げました。 でも一番困ったのは、嫌になれば蹴るなり殴るなりして止めろと言われた事でしょうか?]
しません、そんなこと…
[ぼくはふるりと首を横に振ります。 兄弟で喧嘩した時だって、手を出したことはなかったのに。 どうしてぼくに、オブシウス様を殴るなんてことができるでしょうか?
顔を寄せるオブシウス様に、ぼくは何の疑いもなく素直に目を閉じて、唇と唇が触れ合う感触を受け入れます。]
ん、 …ん…ぁ……?
[唇同士が触れ合う感触に、胸の奥がじわりと温かくなって。 しあわせを感じていると、つん、と閉じた唇を舐められて閉じていた瞼をぱっと開きました。
混乱と疑問を抱えるうちに、オブシウス様の舌は閉じた唇の隙間を器用に開いて…]
ぁ………、ぅ、ん……
[口の中に入って来たオブシウス様の舌に驚いて、ぼくの身体がぴくんと跳ねます。 キスだってこれが初めてなのに。 舌を絡めるような深い口付けをぼくは知りませんから。 呼吸の仕方を見失ったぼくは、オブシウス様の服を掴んで助けを求めます。]
(-172) 2016/08/07(Sun) 17時頃
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[徐々に朦朧としてくる意識の中。 太ももを撫でられ、ぞわぞわとしたものが這い上がるのにぼくの背が浮き上がります。]
ぁ、 ぁ、 や……
おぶしうす、さま…
[たすけてって言おうとした言葉は、優しいキスに飲み込まれて。 大丈夫。身を委ねるといい。 そう囁くオブシウス様の声に、ぼくは震える身体から懸命に力を抜こうとします。
大丈夫。 ぜんぶ、オブシウス様に任せておけば大丈夫、って。
こくこくと何度か頷けば、また口の中を舐めるようなキスをされて頭の中までじんと痺れるような気がしました。]
(-173) 2016/08/07(Sun) 17時頃
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[服がじゃまだと、もどかしげにつぶやく声と離れてゆく温もりに、ぼくは涙に濡れた睫毛をゆっくりと開きます。
何度もぼくがしがみついたせいで皺になった黒いシャツを脱ぎ捨てるオブシウス様。 晒された胸元は、護国の英雄と呼ばれるのにふさわしく。 農作業で鍛えられた村人や兄弟たちの身体しか知らないぼくの目に、筋肉の鎧に覆われ、鍛え抜かれたオブシウス様の姿は。 苛烈な輝きを宿してぼくを見下ろす黒曜石の視線と相まって、まるで野生の獣のようでした。]
は……
[胸を押しつぶされる様な圧に吐き出した息は熱を持って、反らせなくなったぼくの瞳には、完成された男性の圧倒的な姿に対して、僅かな怯えを滲ませていたかもしれません。]
あ、ま、待って…
[見惚れるうちにオブシウス様の手がぼくのシャツに伸びて、ひとつめのボタンが外されたところで慌ててその手を止めます。
手を重ねただけでも、ぼくとオブシウス様の身体の違いは一目瞭然でした。 剣を握るために鍛えられたオブシウス様の手は大きくて硬く。 農作業すら手伝う事の出来ないぼくの手は、子供のように小さく白くて。 オブシウス様がその気になれば、食堂でシェニ様へ駆け寄ろうとしたぼくを止めた様に、ぼくの自由を奪うことだって簡単にできるでしょう。]
(-174) 2016/08/07(Sun) 17時頃
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どうしても…… 脱がなきゃだめ…ですか…?
[だって、オブシウス様に比べればぼくの身体なんてうすっぺらくて貧相です。 逞しいオブシウス様の前に、痩せっぽっちな自分の身体を晒すのには若干の抵抗がありました。
シャツの第二ボタンを外そうとするオブシウス様の手を両手で包んで止めたまま、キスの余韻に濡れた目で見上げるぼくは、覆いかぶさるオブシウス様の目にどう映ったでしょう………?*]
(-175) 2016/08/07(Sun) 17時頃
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─さらに数刻後─
[他者に眠りを施す力を使うと、その代償として自身は不眠に陥るものだが、今回ばかりは体力の限界もあってか、無事に眠りにつくことができた。 むしろ、気を失っていたのかもしれないが……、あれからどのくらい時が経っただろうか]
……、…っん…
[寝がえりを打った拍子に、ふいに瞼がぽっかりと開く。 目の前に見た事もないような、鮮やかな青紫があった。綺麗と思う間もなく、すぐに状況が飲み込めなくて軽くパニックに陥りそうになる。 そして、]
…あ、……。
[そうか。頭の中で数巡してようやく思い出す。眠りに落ちる前、吸血鬼と契約を交わしたのだった。 こちらの首元に顔を埋めるようにして身を寄せているのは>>161、新たに得たばかりの伴侶…───生涯を共にする、主だ。]
(162) 2016/08/07(Sun) 17時頃
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[こちらが覚醒したのに気づいたのか、顎の下にあった頭が動いて上がると、髪と同じ色をした綺麗な瞳に顔を覗き込まれる。 輝きはひとつしかないが、惜しいと思わず、素直に美しいと心の中で称賛する]
……、おはよう…。
[果たして闇世に朝があるのか、そもそも今の時間がいつなのかまったく不明だが、目覚めてまず最初に恋人と目が合ったら、他に言うべき台詞はない気がする。 軽く目を伏せると合図と読み取ってくれたのか、軽く触れ合わせるだけのキスを交わす]
…どのくらい、寝てたかな…?
[そう尋ねたのは、相手の方がこちらの覚醒を待っていたような気がしたからだ。 しかし、その声が掠れている事にようやく気付く。喉が渇き切って内側がひりつくような痛みを発していた]
……、水…。
[起き上がろうとしたが、全身に鉛がぶら下がっているような倦怠感があって、思うように身体が動かせない。 仕方がないので、視線で訴える。主の手を煩わせる嫁じゃいけないな、などと自嘲に苦笑を浮かべつつ。*]
(163) 2016/08/07(Sun) 17時頃
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/* つまり、エロい事させて眠らせればいいんですね分かりました( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-176) 2016/08/07(Sun) 17時半頃
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/* フィオレの秘話に関して、中の人と私の意見が対立した。
A.フィオレ「どうしても脱がなきゃダメですか?」
Q.オブシウス「嫌ならばこのままで構わない。 フィオレが私に肌を晒してもいいと思えるまで待とう。 (と、脱がすのをやめて安心させるように口付け抱き寄せる)」
Q.中の人「ヒャッハー!構まわねぇ!!脱がさせろー!!! (フィオレの服を強引にビリビリビリ)」
……なんだろうな。 中の人に対して苛烈な怒りが燃えてきた。 ちょっと串刺しにして焼いてくる(鉄串ブンブン)
(-177) 2016/08/07(Sun) 17時半頃
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[恥ずかしがる嫁ことギュルセルを不思議そうにちらりと見遣る。 当人はまったく普通に話しているつもりなのだが。つまりは天然。 人であった頃に過ごしていた地は、愛を囁くための言葉が豊富とか 息をするように口説くなどと言われていたらしいが 吸血鬼当人にはまったく自覚がないから問題だ
仮面をつけられたら顔が見えないなと思うが、 また恥ずかしがらせてしまうから言わずにおく。>>154 恥ずかしがる様子も好きだけど、と言ったら、今度こそ拗ねられてしまいそうだし]
おや、一緒は嫌かな?
[などと、やはりさらりと言ってのけ]
ちゃんと君の部屋も用意するよ。 一人になりたい時もあるだろう?
あ…二人一緒の場合か…… 私の部屋の物はそれなりに頑丈だと思うけれど
[とはいえ、誰かと共寝することを考えてこなかった分、 このサイズの男二人には狭いかもしれない]
蹴られても気にはしないけれど、遠慮されても困る。 ……二人で寝ても充分なサイズのベッドを出せばいいか。
[などと、力技での解決を考えた。>>155 そんな大きなものは出した事がないので、上手く行くかは定かではないが]
(164) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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[声が聞こえた>>162。 甘える様にフェイの首筋に頭を寄せ、彼が目覚めるまで瞼を閉じていたら、パニックを起こし掛けたのか何か分からないが、嫁が身悶えしてる様に感じた。 ゆるりと面を上げ、様子を伺う様にフェイの顔を覗き込んだが、その表情は読めるのか?
おはようと声を掛ける様子に>>163、青紫は何を思ったのだろうか。 少しだけ細めて、唇を笑みの形にしてから。]
おはようフェイ、よく眠れた?
[目を伏せた事でフェイの意図を読み取り、此方から軽く唇に触れさせ離れた。 どれぐらい寝てた、と問われたら、どの様に答えて良いのか迷う。 元々時間の概念が曖昧な闇世では、正確な時間は分かりかねる。だから。]
思ったより短いかも知れないし、凄く長かったりするかも知れない。 闇世は、そんな曖昧な世界なんだ。
[これでは説明が付くのか分からないのだけど、フェイが求めれば詳しく話そう、と思っていたら。 気怠そうに水が欲しい、と視線で訴えれば、思った以上に消耗させたのか、と感じて、青紫は申し訳無さそうに伏せてしまうが。]
(165) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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[ともあれ、フェイの回復を最優先にするならば何時までもしょぼくれる訳にもいかず。 一度フェイから少しだけ身を離し、上半身を起こすと。 胸の中で空のコップをイメージし、それを出す様に願う。 すると忽ち手の中にコップの姿が具現化し、姿を現した。 現れたコップを横たわっているフェイに渡してから。]
フェイ、水をイメージしてコップを満たしてごらん。
[能力の使い方も、願えば叶う仕組みになってる事も知らないフェイには困惑させるかも知れない。 苦笑を浮かべながら、自分なりの説明を加えよう。]
この屋敷の中では、自分がイメージした物を願うと出てくる仕組みになってるんだ。 その仕組みはマスケラが知ってるけど、それは後で良いや。
多くの吸血鬼は、頭の中でイメージして能力を使ったりするの。 まして僕の能力は、イメージ力を極めないと使いこなせない。 疲れている時にこんな事させるのは申し訳無いけど。 これが出来れば、少し楽に振る舞えるよ。
[疲労の色が強い嫁に、主は酷な事をさせているだろうとは思うけど。 人間がイメージトレーニングの練習に適したこの紅薔薇の屋敷で経験を積ませたく促してみたが。 もし今難しい状態であるとすれば、主として手を貸す事は考えてある**]
(166) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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悪い事ではないよ……さっき、体が熱くなっただろう? [深い吸血が齎す物を端的にいえば、それが一番近い気がする。]
我慢も遠慮もしないよ、大丈夫。 私はそこまで我慢強くないからね。
[最後の一言は自慢にならないが、実際、こんな風に寂しそうにされたなら>>156 このまま寝台へと縫い付けて食べてしまいたくなるじゃないか
……本当に我慢弱いと思うのは、すぐあとだったけれど]
(167) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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[他愛のない話の、その流れが変わったのは触れたから。 穢したくない、怯えさせたくないと吸血を先延ばしにしたと言うのに。
拒まれるかと思ったのに、彼が向けた言葉は懺悔にも似たもの。 それは、確かに驚きはしたけれど、彼を否定する要因には、ならない。
抱きしめて変わらぬ思いと己の罪を告げる。 罪を犯していた事さえ忘れこんだ、罪。
その自分が、欲しいと思ってしまった彼をどうして拒めると言うのだろう
退屈と言う、自らが作った檻から抜け出すための手をくれた、大切な人を]
ギュルセル……私は……
[上手く言葉を伝えられているだろうか 不安になりながら聞いた言葉は、自ら望んで思い出し抱えた罪をも救う。
彼の言葉を受けて、抱きしめた腕に力を込めた。]
(168) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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もしかしたら、君と過ごす事で無意識のまま贖罪をしようとしていたのかもしれない。 酷い傲慢な話だろう……?
憐れむならこうして嫁になどしない。 共に生きようと思わない。
ただ憐れみだけなら、優しい言葉を掛け、物だけを与えて偽善に浸ればいい。 それでは、本当に救うことにはならない。 傲慢だとわかっているけれど
ギュルセル、君を幸せにしたい。 私の罪や穢れを赦して受け入れてくれる君を、 私も全て受け入れたいんだ。
だから
(-178) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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……互いの色を混ぜ合わせようか、ギュルセル。
一つになって、分かち合って……一緒に、生きよう。
[我ながら酷い誘い言葉だ、などと思うけれど
真っ直ぐに見つめるその姿が本当に綺麗で 受け入れようとしてくれる様子が愛しくて
溢れ出してしまった感情のままに、彼に触れ、彼を求めた。**]
(169) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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もしかしたら、その……加減できないかもしれない、から。 辛かったら言って欲しい……傷つけたく、ないから。
[止める、とは言わない。止められそうにないから。
啄むように触れた唇、少しだけ邪魔な牙に誘うように舌が触れる 誘いに乗って悪戯に舌を差し出し擽り返し、彼の唇をなぞってつつく 入ってもいいか、なんて、止める気もないくせに視線で訊いて 返事も待たずに隙間から口内へ舌を滑り込ませる]
……っ……
[思った以上に熱いから、それだけで何かが溶けそうになる。 そもそも、最後に口付けを交わしたのはいつだったか 口は達者でも、実体験は遠い記憶の彼方な吸血鬼は 本当に上手くできているかと言う不安を少しだけ抱えながら 愛しい嫁の様子を伺っていた。**]
(-179) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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/* 青年って形容してるけど、一応フィオレも21歳の成人男性なんですよ…? 中世ヨーロッパ出身だから、完全に成人してるし… (でも性人はしてない純粋培養)
(-180) 2016/08/07(Sun) 18時頃
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/* どうも、天然口説き魔です(それ中身)
中身隠してないね、隠しようがないね。 遅筆にもほどがあるだろうお前(だぁん
ギュルセルはお待たせして申し訳なく。 ほんと、中の人誰だろう……見て大笑いする事にならないといいんだけど(
(-181) 2016/08/07(Sun) 18時半頃
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[殴るなり蹴るなりして、と忠告をしてもふるりと首を振られる]
フィオレらしい答えだな。 無理な事を言って悪かった……。 ならば、私がなんとかせねばな。
[フィオレらしい優しい返答に、少し酷な要望を出したなと反省しつつも、ならば普段よりも自制を効かせねばと自分に言い聞かせる。
口付けを交わし、舌を入れようと深く交われば驚きに跳ねる体。 せめて安心させようと頭を撫でるも、高まる熱に知れず頭ごと抱き寄せる形になってしまい、それが更にフィオレの息を詰まらせる]
はぁ……、っ……。 フィオレ……
[フィオレの唇を巧みに開かせ、その先の歯列をなぞる。 隙を見てそれすら抉じ開けると口内に舌を滑り込ませ、味わうようにじっくり深く舌を動かす。 フィオレの熱い吐息を感じもっと深く長くと快楽に酔いしれていると、助けを求めるように服を掴まれる感覚に微かな理性が警鐘を鳴らす。 ずるりと舌を抜き出すとフィオレの唇を息苦しさから解放し、口元に糸を引くように残った唾液の跡を優しく拭う。
そうして、労わるように今度は軽く唇を触れ合わせる口付けを落とした]
(-182) 2016/08/07(Sun) 19時頃
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[太腿を撫でれば切なげで艶さえ感じる自分を呼ぶ声。 徐々に理性を保つ事すら困難になり、いや、むしろ理性など捨てて自らの熱情のままにフィオレの全てを愛したいという欲求が芽生えてくる]
そう、ゆっくりと呼吸しなさい……。 体の力を抜きやすくなる。
[初めての行為に、しかし健気に応えようとするフィオレに耳元で優しく囁きながら体の力の抜き方を教えて呼吸を促す。
少しずつ呼吸を整えられるようになれば、褒めるように、実践で教え込ませるように――……。 再び深く口付けを落として呼吸を奪う]
(-183) 2016/08/07(Sun) 19時頃
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[やがて熱の高まりと共に上着を脱ぎ捨て上半身の肌を晒す。 すると、こちらを凝視して息をする事すら忘れたような、男の体に怯えるような、そんなフィオレの姿に気付く]
……驚いたか? だが、いつか慣れてもらわねばならん事だ。 ん、どうした……?
[怯えを滲ませるフィオレに気付きながらも熱情は止める事など不可能で――……。 しかし、フィオレのシャツを脱がそうとすると小さな手が行為を中断させる。 手を重ね合わせば嫌でもその体格差に気付いて動きが止まる]
フィオレ……。
[自分よりもはるかに小さく、青年でありながらも少女のように華奢な体。 初めての行為にも健気に応えて愛を受け入れる姿は愛おしく純粋で、美しさすらあったが、それゆえ、自らの欲望のままにフィオレの貴重な初めてを奪う事だけは避けたいという自制が生まれる]
(-184) 2016/08/07(Sun) 19時頃
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[ふっと少し寂しげに、名残惜しさを滲ませつつもフィオレの服から手を離した]
……そうだな、嫌なら構わない。 フィオレが私に肌を晒してもいいと思えるまで待とう。
[安心させるようにそう言葉をかけながら、怯えさせぬようにと脱ぎ去った自らの上着をもう一度羽織りなおしてボタンをとめていく。
そして、恐らくフィオレが欲しているだろう優しい口付けと抱擁を送った。**]
(-185) 2016/08/07(Sun) 19時頃
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[どのくらい眠っていたかを問うたら、求めていた回答ではないけれど、合点のいく返答が得られた。>>165 なるほど、それが闇世か。 月日の移り変わりが分からない世界を不老で過ごすとなると、時間の概念など不要になるのかもしれない]
君はどのくらいの間、ここで生きてきた…?
[どのくらいの時を一人で過ごしてきたのか。孤独の辛さは想像を超えるが、今はこうして運命を共にすることができてよかったと思う]
(170) 2016/08/07(Sun) 19時半頃
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[…などとしみじみ思いつつ、水をねだったら予想外の反応を得た>>166 つまり、端的に言うと自分で出せ、だ]
……。
[枕から頭を起こせぬまま、差し出されたコップを胸の上で支えるように受け取る。 目の前に据えられたコップとシェニの顔を見比べて、明らかに当惑した顔をしていたかもしれない。
寝起きでいきなり特訓とは、わが主は可愛い顔してなかなかのスパルタなんだな、と口に出さずに思う。 この館に来てから一切のものを口にしていない上、特殊能力を駆使し、さらには血と生気を損なった後だ。 明らかに不調といえる今の体調で、どこまで上手くイメージできるか分からないが、……とりあえず言われた通りに試してみようか]
(171) 2016/08/07(Sun) 19時半頃
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───バシャ
[水を思い浮かべるところまでは上手くいったようだが、コップの中へ出現させるところまでは及ばなかったらしい。 コップ一杯分の水を、頭の上から丸かぶりしてしまい、喉を潤すどころか鼻から水が入って思わず激しく咳き込む]
…ご、め…っ、ンッ…きみの、ベッ、ド、を…
[濡らしてしまった。げほごほ。詫びを入れたが思うように言葉にならない。 背中をさすってもらえば、ようやく楽に息が吐けるようになるだろうか]
……、トレーニングは後回しにしてもらってもいいかい…?
[呼吸を落ち着けた後、涙を浮かべた目で主に赦しを請うた。*]
(172) 2016/08/07(Sun) 19時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 19時半頃
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[―――あ、と… 思った時には遅かったのでしょう。
燃えるような瞳がふっと寂しげな色を浮かべて服から手を放す姿に、ぼくの胸が鈍く痛みました。
あぁ、違うんです…。 そんな顔をさせたかったわけじゃないんです。
何もできないままオブシウス様が脱いだばかりの上着を見に纏うのを見つめて。 慰める様に抱きしめて優しく口づけてくれるオブシウス様の腕の中で、ぼくはもう一度違うんですと首を横に振りました。]
ちがうんです… 嫌だったわけじゃなくて…
ただ、オブシウス様の身体を見た後だと… 自分の身体が、どれほど貧相で、みすぼらしいかを思い知って…。
そんなものをオブシウス様の目に晒すのが、 どうしようもなく恥ずかしかったんです…。
[決してオブシウス様に触れられるのが嫌だったわけじゃないと。 むしろ嬉しかったのだと、足りない言葉で懸命に伝えようとしますが、それは上手くオブシウス様に伝わったでしょうか?]
(-186) 2016/08/07(Sun) 19時半頃
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[離れないで。止めないでと。 オブシウス様の背に腕を回して、頼りない腕でしがみついて。
ぼくがほんの少しの劣等感で、肌を見せるのを恥ずかしがったばっかりに。 オブシウス様に寂しい目をさせてしまったことが何よりも痛くて、つらくて。]
オブシウス様、ぼくは全部あなたのものです。 この血も瞳も、肌も吐息も、髪の毛一筋さえも、全部。
[ぼく自身を全部奉げて、あなたの血を受け入れて。 そうして、ぼくはオブシウス様の嫁になったんです。]
……だから、触れてください…。 ぼくの全部に。
もう、恥ずかしいなんて、言いませんから…。
[緊張と、怯えと、興奮と。 色々なもので震える指先を不器用に動かしながら、ぼくはふたつめのボタンに手をかけて、上からひとつずつ、順番に前を開いてゆこうとしました。*]
(-187) 2016/08/07(Sun) 19時半頃
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/* いざ挿入!って時に、怯えたフィオレが聖者の力を発揮してオブシウスを拒絶!! ってなって毎回最後まで出来ず。 毎回フィオレがごめんなさいごめんなさいってぽろぽろ泣くのもかわいくて楽しいな…
とかギャグ満載なことを考えていたら!! いたら…!!! 先にオブシウス様が優しすぎた…!!! (普通に着衣エロでも丸め込んで脱がせても良かったのよ…!!)
てことで、またおねだり全開。 段々私の中でフィオレが天然誘い受けになってゆく…
(-188) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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/* みんな可愛いので秘話をとても楽しみにしている。
いや、あのフェイの凄く爽やかな笑顔でシェニ泣かせたのかと思うと(こら
(-189) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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[ぽたり、ぽたりと滴が落ちる。 それは間違えなく、彼女の頬から滑り落ちたもので。 涙が溜まった目元に親指の先を伸ばして、ゆっくりと撫でようとしたけれど。 一度決壊したものはそう簡単には収まらなかっただろう。
まさか、泣かれるとは夢にも思わなかった。 一本綺麗に筋が通った、凛とした吸血鬼。 それが、ファシリアに抱いていたイメージだったけれど。]
(……泣かないで、愛しいひと。)
[貴女が何を思い、何を感じているかは私には分からない。 いや、彼女以外には決して分からない事だっただろうけれど。 落ち着くまで側に居る事も、慰める事くらいはできる筈。
微笑みながら彼女の綺麗な瞳の近くにキスを一粒落とせば、少しくらいは水量が減っただろうか。]
……ファシリア、さん 仮に、面白くなくても 私は沢山、ファシリアさんの事を……知りたい
[ねぇ、私の主となった貴方。 どうか、神すら叶えてくれなかった私の新たな望みを。 聞き入れてはくれないだろうか。]
(173) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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/* でも一番可愛いのはうちの嫁。
嫁のほうにも可愛いとか言われてそうだが
(-190) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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無理に、 私だけを愛さなくてもいい……と、思い、ます ほかの誰かを、愛している貴女でも
人間を、愛する貴女でも
私は……笑わない。
私の事を、嫁にしてくれた 貴女の全てを、笑わないし、 赦し、ますから……
[出来うる限りの笑みを浮かべて 必死に伝える。 綺麗な笑顔じゃなかったかもしれない、それでも必死に笑ってみせた。
だから、そんなに泣かないで。 貴女の体の中にある筈の水が全て、枯れてしまうわ。>>130**]
(174) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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[他愛の無い話でも、それが胸が苦しくなる話だとしても、 それがルチルを形作るものなら全て受け入れられた。
言葉だけでなく、抱きしめられる強い力>>168に 言葉以上の彼の想いを感じられる。
人で無くなったとしても、人以上に繊細で苦痛を抱えた 吸血鬼を、ルチルをこんなにも大切に思えるとは思わなかった。]
罪を抱えるなら、私ごと抱えて下さい。 その罪がルチル様を苦しめると言うなら、 それが和らぐまで私が抱えて育みましょう。
2人なら、きっと罪も新しい光に変わります。
[2人で分け合い混ぜ合い、1つになれば>>169 新しい光が生まれると。 私は確信と共に彼へ希望を告げた**]
(175) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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ルチル様……私を憐れんでいないのなら。 あなたもご自分を傲慢等と思わないでください。
あなたは私を。 私はあなたを。
ただ救いたい、受け入れたい、大切にしたい。
もう、それだけで、いいのです。きっと。
(-191) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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[私が懺悔を繰り返すように、ルチルも自らの傲慢さを口にする。 その度に互いに否定し受け入れ合い、私は気付く。
自らを責め続けるのは楽だけれど。 それはただの言い訳で。 ルチルを本当に信頼していないと指摘されてもおかしくない。
結局教会に責を押し付けて、選ばない楽な生き方を 選んでいるのだと、白い私の笑い声が聞こえた気がしたから。
私はルチルと共に生きる事を私の意志で選択したと 幻に告げる様にルチルへと告げた。]
誰もきっと抱えているのです。 でも良いのです。 抱えたままのルチル様を私は愛します。
だから、ルチル様もこのままの私を愛して下さい。 加減なんていりません。
(-192) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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私は、そのままのルチル様が欲しいのです。
[一息に言い切ると重なる唇と重なる身体を離したく無いと 両手を背へと回して抱き締める。]
ぁ……。
[牙の感触を確かめる様に触れた舌が絡め取られ、 擽られるだけで声が漏れた。 身体の経験はあったが、口付けは初めてだと言いそびれた事を 思い出して、唇を重ねる事がこんなに甘く熱いものだと 知らなかった。]
(-193) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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ん、ぅ……。
[不意に視線が絡んで、その意味を問う前に舌が 口腔内に忍び込んで来た。
熱く甘いと感じた正体が、ルチルの舌と唾液だと気付いた時には 遅く、舌が触れた口腔の粘膜がビリビリと痺れを生む。 痺れだけでなく、熱も持ち、熱さを逃がそうと無意識に 開いた口は今度は痺れたからか、閉じる事も出来ずに ルチルの舌の蹂躙の自由を赦す事に。]
っぅ、んっっ……ぁ。
[抑えたくても、閉じる事の出来ない口。喉も痺れ、掠れる様な 声しか出せずに、吐息だけでは到底排出が追い付かない熱に 身悶えると、長い髪と飾りがシーツにすれて音になった*]
(-194) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 20時頃
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/* 嫁が可愛すぎた(瀕死)
あー、うん、返してからお風呂行こう
(-195) 2016/08/07(Sun) 20時頃
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[零れ落ちる涙は自分では止めることも叶わず。 瞳の傍に落とされた優しいキスに愛おしさだけがこみ上げる。
彼女から掌を離すと、指でそれを拭って。
私の事を知りたいという彼女。 それでも私の傍に居て生きたいという彼女。 どうして裏切ることができるというのか。
そして――]
違うッ……
[思わず感情的にそんな言葉が飛び出して。
目の前の彼女は笑っていた。 それは此方からでも分かるくらい無理矢理に。]
(176) 2016/08/07(Sun) 20時半頃
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ごめんなさい……違うの。
……愛したいのよ。 ミーナだけを、愛したいの。 こんなにも愛おしいんだもの。 こんな私を愛してくれるあなたを。 こんな私を赦してくれるあなたを。
一緒に生きてくれることを 誓ってくれたあなたを……
[でもそれを邪魔しているのは、過去の枷。 自ら灰に帰した筈の、愛おしい人間の姿。]
(177) 2016/08/07(Sun) 20時半頃
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[ざわり、傷が疼くような感覚―― 無意識に左手は右腕を抱いて。
―― もう。あの人は居ないのに。 ]
私も、ミーナと一緒に、生きたいの。 ミーナだけを、見て、生きたくて。
[左手に力が籠もり、右腕を包む衣服に皺が寄る。 顔は所在なく下を向き、下唇をゆっくり噛みしめる。
忘れたいのか、忘れられないのか。 私には、わからなかったけれど。*]
(178) 2016/08/07(Sun) 20時半頃
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[どれぐらいの年月を過ごしたか>>170。 人間として19年生きて、吸血鬼になって300近くは生きた。 吸血鬼としてはまだ短い方ではあるのだが、生きた年月は人間のそれより遥かに長い。]
300ぐらいだよ。 もっと長い人は1000年近く生きてる吸血鬼も居る。 だから、僕はまだ比較的若いかもね。
[語る青紫は何処か憂いを帯びているが、にこりと笑って見せてから。 早々にイメージトレーニングしろ、と言ってみたが、やっぱり困惑させるだけしかなくて申し訳無さそうに苦笑した>>171。 ごめんね、と心の中で呟いた後フェイの様子を伺えば。 水がコップではなく、フェイの頭上に現れぴしゃりと彼の頭を濡らした>>172。]
(179) 2016/08/07(Sun) 20時半頃
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――っ、は、あははっ!
[つい吹き出して笑ってしまう。 フェイには申し訳無いのだが、無邪気にカラカラと笑ってしまって。 どうやら噎せ込んでしまった様で、苦しそうに咳き込む嫁の背中を摩ってから。 先ずはタオルを願い出現させれば、フェイに手渡しして苦笑を浮かべた。]
やっぱり今は難しかったよね。 それはゆっくりと慣れていけば良いよ。 今は、君の回復が先だ。
[濡れてしまった布団やシーツが有れば、取り除くなり避ける事なりしたら。 テーブルをベットの横に出させ、その上に温かいホワイトシチューと、堅焼きのパン、綺麗にカットされたリンゴを其々皿の上に入っている状態で出現させる。 当然スプーンも付いてるし、幻では無い。 空間全体を幻として表現するより簡単故間違いも起こす事は無かった。]
僕はお腹いっぱいだから、気にせず食べて。
[フェイからコップを頂戴、と視線でコップを見遣れば渡してくれるだろうか? どちらにしても、此方はコップにも水を満たしてから微笑んで彼を見守ろう*]
(180) 2016/08/07(Sun) 20時半頃
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/* そういえば此処だけはよく分かってない設定で、今更聞くこともできないんだけど。紅薔薇の館の中では、好きなモノが出せる。これって自室でも可能なのかな。食堂のテーブルのみで出せる、っていう認識だったので、ほほう?と思って!
前回人間だったけど、テーブルでここぞとばかりに和菓子出してた記憶。桜餅とか…。
エピで聞こう!
(-196) 2016/08/07(Sun) 20時半頃
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/* イチャイチャとはすなわち!アーンしてもらったり、口移しで水を飲ませてくれるってコトじゃないのか![机ダァン←
いや、処女だったし…むりだね、うん、わかった…
(-197) 2016/08/07(Sun) 21時頃
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─ フェイ/レンズ越しの鏡の幻惑 ─
[学者が覗き込んだ眼鏡のレンズには、歪んだ彼の姿が映る。>>1:240 その虚像はゆるりと焦点を結んで、口元に弧を引いた。]
『これじゃあ少し話し辛いなあ。こっちこっち』
唐突に自分の眼鏡から話し掛けられたフェイの反応はどうであったか。 辺りを見回すなら、青紫を纏う吸血鬼の寝かされた寝台の向かい側、壁に吊られた姿見の中にある姿に気付いたろう。]
『やあ』
[フェイの視線がこちらに向いたのに気付くと、同じ姿をした男が薄く笑って首を傾げる。 鏡の中の学者は、傍らの椅子ではなく寝台の端に腰掛け脚を組んで彼を眺めていた。
開いた唇から覗く犬歯は、明らかに人間のそれではない。 フェイの姿をした幻惑は、片手で、つい、と宙空を手繰るような仕草をしてから短くふぅん、と呟いた。]
『きみ、吸血鬼を研究しているんだって? そんな研究であんな雪山を彷徨くあたり気でも違えてるんじゃないかって思ってたけど、存外マトモだねえ。 この子がお世話になったみたいで、どうもありがとう』
[少し虐め過ぎたかな。 鏡の中の学者は声音に似ず慈愛の篭った目で青紫の髪を見下ろす。]
『それで?念願の吸血鬼に出会えたきみはどうするのかな?しかも自分の血を差し出せば、一人だけ縛り付ける事も出来るって言うオマケ付き。』 『研究者がこんなチャンス逃すハズないもんねえ?』 『この子を手に入れてどうするの?解剖でもしてみる?例えば、ここから、』
[話題にそぐわない程にこやかに言って、胸元のポケットから金色の万年筆を引き出す。その先端で鏡の中で眠るシェニの喉元に、つい、と線を引いた。 たったそれだけの動作で、白い肌からこぷりと鮮血が流れ出す。気にした風もない男は、喉笛から胸元、臍の下までペンでなぞり下ろし、フェイへと笑いかけた。]
『──ここまで、一気に裂いたとしたって、吸血鬼は死なない。内蔵だって取り出し放題だ。』 『ああ、その場合は銀製の刃物を使ってあげてね。でないと直ぐに塞がってしまうから』
(181) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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[何度も割くのは可哀想だものね。銀を使った場合の痛みは想像を絶するだろうけど。
さも可笑しそうに言ってペンを引っ込める。鏡に映るシェニは夥しい血を流し続けているが、現実の彼は傷一つ無い姿で穏やかに眠り続けている。それがフェイの目にどう映るのか見越した上で男は続けた。]
『きみが万が一そういう鬼畜サイコ野郎でも、まあ、許すよ。この子がしてきた事が許されるのと同様にね。』 『きみが元いた世界がどうだったかは知らないが、闇世はその創生から今の今まで、その不文律が揺らいだことは無い。ただの一度も。』
[その声は、移ろう神など存在しないと断じるような響きでもって言った。]
『闇世に所属する生命は、その全てが例外なくこの世界の神に愛され、許されている。 ──ただ、許しを得ることは必ずしも個人の幸不幸とは直結しないものだ。どの世でも、ね。』
[男の手が血に濡れた青紫の髪をゆるゆると梳いている。かくん、と鏡の中のシェニの頭が枕から落ちて、見開かれた生気の無い目がフェイをじっと見つめた。唇がはくり、はくりと助けを求めるように動く。]
『ま、精々考えたまえよ学者クン。 きみが知的好奇心を拗らせないかどうか、僕は高みの見物とさせて戴こう。』
[ころころと笑い声が響いて、同じ姿をした幻惑が揺らぐ。 レンズ越しの鏡の中、半身を赤く染めた吸血鬼が身を起こしフェイの二の腕へ手を伸ばすと同時に、まやかしはふっと掻き消えた。*]
(182) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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/* おお、ようやく来た…やばい、ちょー楽しい←
(-198) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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[零れていく言葉と共に、腕の中のギュルセルを抱く力が少しずつ強くなる。 手を離される事を恐れているのは、もしかしたら自分の方だったのかもしれない。 彼と出会うほんの少し前まで、こんな気持ちを感じる事はなかった 彼の存在がもう自分の中で大きくなっているのだと知った。
感情を取り戻したせいなのか、それとも愛する人の言葉だからか 注がれる言葉におかしいほどに心が揺れる。
吸血鬼で在る男を恐れず受け入れて愛して、 そしてまた今度は赦しの言葉をくれる。>>175 本当に、人という物は面白くて美しい。
泣きたくなるほどに]
まったく、君は……強くて、優しいな。
[罪を共に抱えて育むと それがいつか光に変わると
ギュルセルが言うなら、きっとそうなると言う確信 いつか、二人で新しい「光」を生み出す事ができると
光《ルーチェ》でなくなった自分が、そう思うと楽しくなるから 彼は本当は心まで癒せるのではないかなんて思う。]
君の罪も、私が一緒に抱えるから。 二人で、いつか必ず光を生み出そう。
[希望が、ただの幻想で終わらないように、私は願おう。**]
(183) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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……ギュルセル そこは、お互い様、だな。
今大切なのはそれだけだ
もう、君は教会の物じゃなく、私だけの嫁なのだし 私も、ギュルセルだけの主だから
今は、それだけを考えていればいい。
(-200) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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/* で、解剖っていいな…とか思わず本気で思っちゃった← 考えていなかっただけに目からウロコだ。どうしよう←←←
[頭ぶんぶん!]
いや、しませんよ!しませんけど、っね!
(-199) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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[自分を責め続けたままでは、きっと先に進めない。 それでは意味がない。 感情を呼び戻した意味、罪を思い出した意味
ギュルセルと、こうして絆を結んだ意味を、彼ごと抱きしめる
忘れたまま自分だけ幸せになどなれない。それでは自分さえも救えない 彼となら大丈夫だと信じて、幻影に宣言したのだから 彼が全てをくれるから、彼に全てを知って欲しい
それがきっと、互いが望む事]
……ほん、っとうに、君は……
[加減などしなくていいと笑って抱き寄せるから 今にも切れてしまいそうな理性の糸を何とか繋ぎとめ 擽っていた舌先を一度引いて]
……愛しくて、可愛くて、とても我慢が利かなくなる
[そう言って、言葉どおりに我慢が聞かなくなった舌先で、彼の口内を荒らしていく]
(-201) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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ん……っ、ぅ……
[時折零れる吐息に混ざる、苦しげな声。 縋る腕から体が熱を帯びていくのを感じ、楽しげに目を細めた。
どうすればいいのかと戸惑うような彼の舌をゆっくりとなぞって、絡ませて ゆるりと口内をなぞったなら、水の音が耳に届く。 彼の舌も、唾液も、零れていく掠れた声も、とても、とても甘いから 蕩けるような感覚に、宣したとおりに加減を忘れた]
ッ、は………ギュルセル……?
[どれくらい口付けていたか、 苦しげに身悶えるのと擦れる装飾の音に、漸くそれを解放して顔を上げる。 経験はあると聞いた、けれど、口付けをうける彼は戸惑いなすがままで
ふと、ある可能性を思い出して、濡れた唇を舌でなぞりながら尋ねる]
……教会では、もしかして……ただ、身体を結ぶだけだった?
[病を移すため、と言うのなら それ以外の前戯はまったく為された事がないのでは、と。*]
(-202) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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/* そんな恥ずかしい事を聞くんじゃない///
(-203) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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/* しかし、これを見た後で契約の流れか…なんだ、最高かこれw 黒い誘惑にどこか取りつかれたままでいるのもいいな←←←
ああ、やばい、とりつかれるぅwwww
(-204) 2016/08/07(Sun) 21時半頃
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……ファシリアさん、
[右腕を掴む手をそっと包みこもうと両手を伸ばす。>>178]
何を、焦っているの、ですか? 何を、思い悩んでいるの、ですか?
私はもう、貴女から愛して、もらってるじゃないですか こんな薄汚い私をちゃんと『見つめて』くれてるじゃないですか。
[ゆっくりと撫で、右手は少しづつ上がっていく。 唇まで辿り着けたのなら、噛み締められたそれを解すかのように撫でただろう。 ……今度は無理に笑わず、自然と口角を上げて。
貰ったばかりの、私に注いでくれた愛を返すかのようにおでこをくっ付け]
(184) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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それでも足りないと、言うのなら。 私だけを愛せてないと言うの、なら……
ファシリア、さん (ファシリア様、)
私、に……キス、してくれません、か?
[言葉で伝えるのは苦手だ。 人と喋るという事を諦めてしまったから、そんなに多くの言葉は持っていない。
だから、別の手段で伝えるしかないのだ。 今、この瞬間私が何れだけ幸せなのかを。 それを感じて貰えれば、貴女の涙は止まってくれるでしょうか。*]
(185) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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/* 嫁可愛すぎか
(-205) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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[怯えさせぬようにと優しく口付け抱き締めれば首を横に振られた。 そうして、たどたどしくも懸命に心情を語るフィオレの言葉に耳を傾ける]
フィオレ……。 嫌ではないんだな?
[拒絶でも怯えでもない事への安堵に表情が和らぐ。 そして、恥ずかしかったというフィオレに奥ゆかしさと初々しさを感じ、むしろ嬉しかったと告げられれば愛しげな笑みを見せた。
懸命に訴え求めるように背に回される細くも強い腕の力。 その力にフィオレの愛を感じてオブシウスの胸中に幸福が満ちて行く]
ふふっ、そうだったな。 フィオレ。 お前はもう私だけの嫁だ。 今からそれを身をもって教えてやろう。
[震える指先で自らのボタンに手をかけて外していくフィオレ。 恋を知らなかった青年の初々しくも大胆な行為。
ここで私が手を貸すのは惜しい……。 何よりフィオレが大人の愛を覚える姿を見ていたい。
ごくり――……。 喉を鳴らしながらもフィオレの懸命な奉仕を見守る。 しかし、まるで拙い前戯で焦らされ煽られているかのような感覚を味わい、見守る瞳に再び熱を帯び始める]
(-207) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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/* 鬼畜サイコ野郎wwwwww だが、平然と痛み与えてきたからなぁある意味納得なんだよ( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )()
(-206) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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[やがてシャツを脱ぎ去ったフィオレの姿を愛しげに眺めた。 頑張って服を脱げた事を褒めるように優しく頭を撫で、額に口付ける]
よく出来たな、いい子だ。
[満足げな笑みを浮かべつつ、もう一度その晒された体へと視線を落とす。 歩く事すら困難なか弱い体ゆえ、一般的な青年の体と比べるとどうしても筋肉や肉付きでは劣るようだが、それも自分のもとでしっかりとした食事を与えれば改善される程度の差に思えた。 むしろ、自分が守ってやらねばという庇護欲が芽生えてくる]
こんなに小さな体で今までよく頑張ってきたな。 フィオレは強い子だ……。 だが、だからこそ今後は私が守ってやりたい。
[愛しさを込めてその小さな体を抱き締め、口付けを交わす。 そして晒されたばかりの素肌へと唇を落として啄むような刺激を与えていく。 首筋の烙印から肩口へ、そして胸元へと顔を埋めるように入念にじっくりと、自らの愛撫の味を覚えこませていくかのように――……。**]
(-208) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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/* あのね、あのね、秘話書くの凄く恥ずかしい(
普段もっとアレなの書いてるくせに なんかるーちゃんでやってると
うきゃぁ
ってなるんだ(ごろんごろん) おかげで行動が進まないのでそろそろギュルセルを脱がせたい( ローブ…前ボタンがある奴か被る奴かで変わるんだけど
(-209) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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/* 着席してメモ貼った瞬間にお返事来るってどういうことですかね…!!!(机バンバン
(-210) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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300…それでも、わたしの十倍か…
[ようやく聞いた年齢>>179は、こちらの尺で測ると途方もない長さだが、これでも比較的若いとなると、闇世はいつの時代から存在するのか…などと考えてしまう。 また、闇世の創世については、館の幻惑から聞いた件もある。>>182こちらの世界でも、…どこまで解明できるか分からないが…探求するお題に困る事はなさそうだ]
(186) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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[そして、まんまとイメトレに失敗して主に笑われる。>>180]
…君、この結果を見越して、わざとやったんじゃないだろうね…。
[手渡されたタオルで顔と髪を拭きつつ、タオルの隙間から主を恨みがましく睨んだが、気遣わしげな言葉に含みはなさそうで、仕方がないと溜息を吐く。 この後で主はというと、濡れた寝具を片づけたり食卓を用意したりと、実によく動いて甲斐甲斐しく世話をやいてくれる。 しばらくその動作を見守り続けていたが、こちらが磔されたように横たわっていても、口移しで水を飲ませてくれる事はなさそうだ、……]
……。
[邪な期待は掛けないでおこう。何だか主を穢してしまったようで、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。 ひっそりと諦めて気怠い身体を起こし、湿った前髪をかき上げながら、周囲を見回す。脱ぎ捨てて隅に追いやられていたシャツを取って袖を通す。 前ボタンを二つほどかけ、寝台に腰を下ろすと、用意された食卓と向かい合う]
(187) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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[食事を勧める言い方が、無邪気で可愛いと思いつつ、思わず皮肉が零れてしまう]
今、君がお腹いっぱいでないと、わたしの身が保たないよ。……なんてね、いただきます。
[手を合わせてから、空のコップに水を満たしてもらう。 その中身を一気にあおり、もう一度同じように満たしてもらったコップを傍らに置くと、ようやくわたしは温かい食事にありついた。*]
(188) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 22時頃
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はい。私はこれからずっと、ルチル様のものです。
ルチル様も、私のものです。
[互いが互いだけの存在と言う事実に心が震える。 教会では人だけれど、役立つ物として扱われていた。
同じ「もの」と言う音だけれど、ルチルだけの「もの」 それは特別に感じられて、私はきっと。]
とても幸せなのです。
ルチル様、あなただけのものになれて。
[2人で抱えた罪や穢れがいつ光となるのか判らないけれど、 抱えていくことさえ幸福だと感じられる。
例え私の寿命のせいで共に果てる事になり、光が生まれるのが 間に合わなくても。]
(-211) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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ルチル様は私の光です。
[そう断言するには迷いが無い。 光に包まれる幸せに手加減など求める筈も無くて。
全てを受け入れると決めたけれど。]
ぁふ……っ、んっ、んっ。
[初めて受ける口付けは頭の芯まで痺れさせるもので、 呼吸もどうすれば良いのか判らない。 腕の様に簡単にルチルに抱きつく事の出来ない舌は 翻弄されるまま、生理的な苦しさから視界が潤んで来る。
それでも手加減されていないと思わせる荒々しい口付けが嬉しくて 全身で余すところなく受け入ようとしたけれど。 やはりルチルには気付かれたようだった。]
は、ぁ……はぁ……はぁ……。
[深く混じり合った唇が離れると、結んだ絆の様に 細い糸が互いを繋げたが、それに気付く余裕も無かった。 深呼吸を繰り返して、曇った頭を晴らそうとする途中、 再び唇を舐められて、あ、と掠れた短い声を漏らし ビクリと身体を震わせた。]
(-212) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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……あの……口付けは……愛する者同士がする者だと教えられて……。
[婚前性交など教会からすれば教義に反する行為。 だからこそ私は人間としてではなく、物として 扱われなければならなかった。
神から与えられた奇跡の存在なのだから、人間では無い。 そんな無理矢理の理屈で私の立場は決められていた。
だからこそ、物は壊れない様に扱われるべきだが、 配慮など不要とされた。]
粘膜の接触が有効だと知らされていましたが。 それ以外は……。
[前戯の事など知る筈も無い。 あるのは痛みと痛みを与えてしまった罪悪感。 他に何があるのだろうかと考えても知らないものは知らない。]
……ルチル様。 なんでも聞いて良いとおっしゃるなら……。
その……教えて、ください……。
[他を、と、願うのが恥ずかしくて消え入りそうになったが 間近の声は届いてしまっただろうか*]
(-213) 2016/08/07(Sun) 22時頃
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[無意識に右腕を掴む手に、温かな彼女の手が添えられれば、ふと正気に還り。ふるふると小さく震えていた私の身体をゆっくりと、その優しい右手が辿る。衣服の下に隠された痛みも、枷も、その温かさで解されていくように。
唇を解され、自然な笑顔で重ねられた額。 そして、拙い言葉で彼女は、私を求めた。>>185]
ミーナ……ッ 私は……
[目の前のその愛おしさに。温かさに。優しさに。 死にたいと願った私に、生きる望みを与えてくれた彼女に。
――ただ、縋りたいと思った。
触れられた額を少し離せば、彼女の熱が其処には残り。 ある種の名残惜しさで無性に感情が掻き毟られて。
ゆっくりと両方の肩へ手を置いて。 彼女が拒まない限り、その唇と唇をゆっくり重ね合わせる。
最初は、軽く、触れるだけのキス。 冷たさと温かさが重なりあうだけのそれでは、 満足出来ぬように、本能的に彼女を身体は求めてしまい――*]
(189) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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[――もしも、彼女が許してくれるのならば。
ベッドの上の彼女へ覆い被さるように身体を重ねてゆき、優しくそっと抱きしめて。もう一度唇を重ねあわせれば、その小さな唇の中へ、そっと舌を滑り込ませ、彼女の温度を絡め取るだろう]
ミーナ…… 私は……あなたを……愛してる……
ミーナ……だから……どこにも、行かないで
[彼女を求めながら、どこか切なさと、苦しそうな吐息を帯びた声で彼女を呼んで。抱きしめる腕は、彼女を壊さないように、そっと。だけど、離さないように、強く。*]
(-214) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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/* 何!?百合エロやと!?(がたぁ)
(-215) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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/* 百合エロぉになるかどうかは分からないけど、珍しいからわくてかしちゃう僕が居る( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-216) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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[普段はきちんとできるのに、オブシウス様の前ではボタンひとつ外すのもたどたどしくて、震えて上手く動かない指に自分で泣きそうになります。 どうしよう、早くしないと…。 そう焦るほどにボタンを摘まむ指が震えて。 このままでは、またオブシウス様離れてしまうと。混乱は焦りを生み、悪循環を引き起こしてゆきます。
そんなぼくを落ち着けたのは――……。
ごくり、と、喉を鳴らす音でした。 恐る恐る見上げると、ぼくをじっと見つめるオブシウス様の黒い瞳と目が合います。 その目がまた、先ほどまでのような熱を帯びているのに気づいて…。]
………ぁ……
[脱ぎかけたシャツの下で、見つめられた肌がざわりと泡立つのがわかりました。
オブシウス様が、熱の籠もった眼でぼくを見ている。 ボタンひとつ外すことすらおぼつかないほど緊張して震えるぼくに、呆れるでもなく、焦れるでもなく。 ただじっと見守っていてくれることに気付いて。 ぼくはようやく、少しだけ震えの収まった指で残りのボタンを外すことが出来ました。]
(-217) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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[最後の一個も外して、オブシウス様が着ている物や、上質なリネンに比べれば明らかに劣る、質素なシャツを脱ぎ去ります。 女の子のように胸の膨らみがあるわけではないので、隠す必要はない…はずなのですが。 オブシウス様の視線の前ではどうしても恥ずかしくて、いたたまれなくなってきます。
脱いだばかりのシャツで肌を隠しそうになる前にオブシウス様の手がぼくの頭に伸びて、優しく撫でられる感触に心地よさを感じて目を閉じます。 そのまま額に口付けられ、子供を相手にするようにいい子だと褒められれば。拗ねるよりも先に、満足そうなオブシウス様の笑みにぼくもつられて笑うのでした。]
オブシウス様……
[守られるだけじゃなく、ぼくだってあなたを支えたい。 そんな望みと、小さな決意を胸に秘めて。 ぼくは抱きしめられた腕の中で、優しい口付けにうっとりと目を閉じます。
重なり合っていた唇が離れ、口付けが終わる感触にうっすらと目を開けば。 オブシウス様の顔がぼくの首筋に埋まり、黒髪に撫でられるくすぐったさにふふっと声を漏らします。]
(-218) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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[ぼくには見えないけれど、そこは丁度オブシウス様が血を吸った場所でしょうか? 牙を突き立てられた痛みを思い出してオブシウス様の背に手を伸ばしますが。 牙ではなく、啄むように唇が触れ。 肩口から胸元へとオブシウス様の唇が下がってゆくのに、震えた身体が小さく浮き上がります。]
…ぁ……、 ふぁ、 ぁ………んっ
[胸元を刺激されて、漏れた甘い声に自分でも驚きとっさに両手で口を塞ぎました。
え?え? と、ひとり目を白黒させる様は滑稽だったでしょうか?
だって、それほどに驚いてしまったのです。 自分の口から出たとは思えないその声に、ぼくはまた、羞恥で肌が赤く染まるのを自覚しました。*]
(-219) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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─ 反転世界のツークツワンク ─
[その糸がはじめて見えたのはいつだったろう。 手の中で何本かのそれを弄び、玉座に凭れた僕は考える。
記憶にある限り、まだほんの子供の頃だったように思う。母の手から伸びた柔い糸は今より随分細く小さかった僕の手首に繋がっていた。 それが何なのかは分からなかったけれど、どうやら僕にしか見えないものらしい。まだ幼く、ものを知らなかった僕には、この世界の主であったマリアにすら感知できぬそれについて追求するだけの頭が無かった。 ただ、数日を置いて(母よりは細かったのだけど)父の掌から僕へと伸びる糸を見付け、きっとこれは家族である故なのだとひとり納得したのを覚えている。
次の異変は、その父母を亡くした後だった。 どれほど引っ張っても爪を立てても切れることの無かった二人の糸が、ふっつりと消えていたのに気付いたのだ。 その時の僕といったら、おそらく実際にその死を目の当たりにした時よりも狼狽えた気がする。 言いようの無い喪失感に話すことすら忘れてしまった僕を、今思い返すと笑えてしまうくらい必死にマリアは慰めてくれた。
そんな折だ。 僕を心配してか、彼女自身の寂しさ故か。 四人から二人欠けて、二人ぼっちになったマリアの世界に新たな住人が招かれたのは。
アレクセイ、イヴ、セルゲイ、ブランカ、ソフィア。
若くして非業の死を遂げ、それでも尚生きたいと闇世に手を伸ばした彼ら。 たった五人の、血を分けた同胞。僕の愛する兄妹たち。
思えばあれが全ての始まりだった。 幸せな子供時代と、チープな『王様ごっこ』。 そして、途方も無い永い永い刻をこの反転した深淵の底で刻み続ける僕が、延々と"悪手"を打つだけの莫迦げた舞台の、──その、始まり。]
(-220) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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[悪手。そう、これがまさにそうだ。 糸を手繰る手を止めて、僕は微かに苦笑いを零す。何もないこの伽藍堂で、自分の呼吸音だけがやけに耳に付く。
耳なんて澄まさなくても意識を向けるだけでいい。視界はくるんとひっくり返って、僕の目の前の光景は、紅薔薇の館、そう名付けられたあの子の領域に切り替わる。 広い食堂に集められた、五人ずつの吸血鬼とヒトの迷い子達。彼らと繋がる糸を摘んでみれば、その中身は簡単に知れてしまうのだ。
空いた皿の中に。 窓硝子に。 磨かれたグラスに。 揺れる水面に。 鏡の中に。
映り込んだ『僕』は、きっと彼らには彼ら自身の姿で見えるんだろう。 触れられないように見られないように、大切に大切にしまいこんだのであろう彼らの心の柔い部分に、僕はそうっと言葉で爪を立てる。 ああ、ごめんね。痛いよね。 歪む表情を憐れと思うけれど、これは必要な痛みだ。 更なる痛みや傷を怖れてひた隠しにするのに、大抵の者のそれは暴かれるのを待っている秘密なんだ。暴かれて、曝け出され、そうしていつか誰かに許され、受け入れられるのを待っている。
本来なら僕だって、こんな手荒い手段は選びはしない。もともとこういうのは、真ん中の弟の得意分野だ。けれど、舞台の幕は上がってしまった。 多少強引にでも傷を暴いてやれば、誰かに知られた秘密は共有のハードルがぐっと下がる。秘密の共有は心の距離に直結する場合が多い。 それに、心を持つ生き物は不思議だ。 無理だ止めておけと陽動してやると、大抵は成そうと動き出す。明確な成文律を与えれば、必ずと言っていいほどいつかそれに反抗する。 彼らの契約の邪魔をしようと画策している『僕』の姿はさぞや滑稽だろう。動けば動くほど、彼らの結束は固まって、距離は近付いて。 だがそれでいい。その結果こそが僕が打ち続ける悪手の"反転"だ。
僕にはあまり時間が無い。 速やかにこの闇世を崩壊させるため、その後ここに住む子らが困ることの無いように次の居住先を準備しなければならない。その為には多少乱暴になろうと、是が非でも聖女に新たな世界を生み出して貰わなくてはならなかった。 かつて母が起こした奇跡を、不恰好になぞりながらでも。
繰り返しになるが、僕にはあまり時間が無い。 なぜなら、その『願い』は、不可逆で。口に出したならば、絶対だからだ。 その『願い』は、既に。
あの愚かで愛しい、僕の末の弟の口から、音になってしまった。*]
(-221) 2016/08/07(Sun) 22時半頃
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/* あー、うん。今ようやく全部ログ読めたけど、人間の嫁って基本受だな でもわが主は可愛すぎて気付いたら身体が勝手に動いて押し倒していたんだ←
(-222) 2016/08/07(Sun) 23時頃
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/* フィオレの可愛さでそろそろ中の人と私の意識水準が危ない。 中の人がうわ言のように――……
「でも男同士なんだから***する前に***して準備した後でやりやすいように***で***を***してから***でじっくりねっとりしないとダメなんじゃないの? そこはBLファンタジーでさらっと流していいの?ん?ん?」
と、名状しがたく腐った事を言っている。 護国の英雄である私がドン引きするくらいに禍々しい思考だな。
(-223) 2016/08/07(Sun) 23時頃
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/* それにしても、フェイはむっつりさんや( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) 絶対むっつりだろー
(-224) 2016/08/07(Sun) 23時頃
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[口付けによる愛撫を落とせば応えるようにフィオレの唇から漏れる甘い声。 その甘さが耳に心地よく胸をざわつかせる。 顔を上げれば羞恥で頬を染め、驚いたように口元を覆うフィオレの姿]
ああ、良い声だ…… もっと聞かせなさい、私だけの為に。
[つつぅ、と先程の契りの名残もまだ新しい首筋の痣に指を這わす。 そうして甘い声を堪能しながらも、もう片方の手で器用に自らの上着のボタンを外して再び胸元をフィオレの眼前に晒していく。
そうして服を脱ぎ去れば、愛しげにフィオレの体をかき抱いてお互いの素肌が触れ合い密着する感触と温もりを味わう]
フィオレの肌は温かいな。 それに何より、心地良い……
[自らの肌の冷たさを思えばこその温もりの愛しさと尊さ。 それをもっと深く味わおうと、抱き締める為にフィオレの背に回した手で丁寧に背中にも愛撫を重ね、やがてその手は徐々に下へ下へと降りていく]
(-225) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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[するりと、最後にはフィオレの太腿まで愛撫の位置を下げる。 そうして甘い声を誘うかのようにズボンの布越しに愛撫を重ねる]
ああ、下の服も邪魔だな……
[くくっと、どこか楽しげな笑いがオブシウスの喉から漏れる。 そうしてフィオレの反応を楽しむかのように、しばし布越しから焦らすように、熱を急き立てるように指を這わせ、柔らかな内腿を揉み上げる。**]
(-226) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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[此方の年齢がフェイの十倍らしい>>186。 つまりフェイの年は30前後、という事になる。 自分より見た目は年上そう、とは思っていたが、一回り近くの違いはあるみたいだ。]
じゃあ、フェイは大体三十路なんだ。 兄さんより少し上だね、僕が死ぬ時は30手前だったから。
[何気無くぽつりと死んだ兄の事を話して。 家族全員あの日に死んで、自分は吸血鬼として蘇ってからこうして家族の話をした事は無かったな、と思いながら青紫の瞳は憂い、細まった。でも憂いはすぐに消える。
タオルで濡れた箇所を拭きながら、恨みめがしく此方を睨んでる様子には>>187。 ゆっくりと右側に首を傾げてから、微笑を浮かべ、指を唇に当ててから。]
どっちが好き? わざとやったのか、そうじゃないのか。
[溜息を吐かれてしまえば悪気も無くニコニコしているだけ。 まさかフェイが邪な考えを抱いているなんて気付くのだろうか?否、気付けない。 身体を起こし、食卓に着いてくれるのを此方は見てから。 小さめの白いシーツをお願い事で出して貰い、自分の腰にそれを巻き付け、フェイの隣へと腰掛ける。]
(190) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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[皮肉を言うフェイに何処吹く風の様にクスクス、と笑ってから脚を組み。 テーブルに肘を付けてから、コップの水をかき込む様子に、相当喉が渇いていたんだな、と思う。 吸血に情交をすれば、相当消費するのだな、と思えば食事の用意はしっかりとせねば、と考えてから。 彼が食べながらでも構わないから、何か雑談でもしようか、と小首を傾げ何度か瞬きをし。]
ねぇ、フェイ。 君が闇世に来た理由と、眠らす能力があるのは知ってるけど。 それ以外に君の事は知らないんだ。 何か君の事、僕に教えてくれる?
[紅薔薇の屋敷に来てから、フェイと出会い契約を結んだ事まで忙しなく、今までちゃんと話が出来る余裕が無かった。 やっとこうして話が出来る猶予も出来た今なら、フェイの事を聞いてみたいと、知りたいという思いが出てきた訳だ*]
(191) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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待てって言われて待つ莫迦はいないんだよなあ。こっちこっち!
[粒となって消えた文字>>104に気付いていたのか、階段を駆け上がる足音が、踊り場で戯けたようなリズムをタップした。 この先は、客人が招かれる事は決して無い場所。遠い過去にたった一度だけ、あの棺の中で眠る少女が迷い込んだことがあっただろうか。
登り切って突き当たり、窓硝子に映るのは穏やかに笑う青年の姿。鞘に納めた黒い剣を腰に携え、すんなりとした華奢な体躯に、柔らかそなチャコールグレーの癖毛。]
また、壁に足跡付けたろう? 後で叱られるって分かってるのに、本当にお前、懲りないな。
[端正な顔をくしゃりとさせた苦笑いは、仕方のないやつ。そう書いてあるかのよう。 すぐにそれも掻き消えて、一瞬だけ月明かりの反射に闇色の髪が舞った。 これ以上待つ気のない靴音が、かつんかつんと廊下を駆ける。 時折、廊下の窓にちらちらと、淡い金糸の波が舞った。純白のローブがふわりと靡き、緩く編まれた金の髪がその動きに合わせてするりと揺れる。 滑るように走りながら肩越しに振り返った美しい女性が、切れ長の目を細めて仮面の青年を見詰める。]
追い付く気があるのなら、もっと速く足を動かしなさい。 そんな愚鈍な弟を持った覚えはなくてよ。
[ひんやりとした声音を放って、けれど直ぐにその表情が和らぐ。 ほんとはちゃんと出来る子だって、知ってるわ。そう言いたげなのは視線だけ、けれど見えない口元が微笑む形を、きっと後ろの青年は覚えている。
馬鹿げた追いかけっこの終点が、徐々に近付く。その部屋には、今となってはその意味を知る者の居ない、六枚の肖像画が静かに眠っている。*]
(192) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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/* いこまさん今気付いたんだけど、マスケラの兄弟五人やった。まじ被っていた事に気付いた_(:3」∠)_ いこまさんの超うっかり案件や( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )()
(-227) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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/* 本当に、すっかり、忘れてましたあああああ!! (土下座のポーズ)
(-228) 2016/08/07(Sun) 23時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/07(Sun) 23時半頃
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[────首筋に滲む、消えることのない痣。
砂漠にないそれを、わたしも実際見たことはないから。 それが星ではなく、花だと気づくのは たぶんもう少し先のことになる。
歯と舌に模られ。 空に近い土地で、雨に濡れて咲く。
わたしが望んだ『 』の証だと。]
(193) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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[オブシウス様の唇が触れる度、手で押さえた唇から甘くか細い声が漏れます。 それを「良い声」だと言うオブシウス様の様子が満足げな様子で。 つつぅ、と首筋を指さきでなぞられるだけでも、また声を漏らしてしましました。]
ぁ……
[器用にボタンを片手で外し、着ていた服を脱ぎ捨てるオブシウス様。 今度は怯えたり、恥ずかしがったりせず。 求める様に腕を伸ばせば、オブシウス様もまた手を伸ばして、ぼくの身体を力強く抱きしめてくれました。]
オブシウス様は…… ん… 少し、冷たいんですね…
[もっと燃える様に熱いのかと思っていたのに、吸血鬼であるオブシウス様の肌はひんやりとしています。 此処りよい冷たさは火照るぼくの肌には気持ちいいはずなのに、熱を帯びているのはぼくだけだと思うと、ほんの少し切なくなりました。
それが人と、吸血鬼の差なのだとしても。
オブシウス様の手がぼくの身体を撫でる間。 ぼくはオブシウス様にしがみついて、逞しい肩や胸元へ顔を寄せ拙い口付けを繰り返します。 触れ合った場所から、少しでもぼくの熱がオブシウス様に伝わる様に…。]
(-229) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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[じんわりと馴染んでゆく体温に心地良さを覚えるうち…]
ひゃっ ぁ…ッ
[するり、と太ももを撫でられて、オブシウス様の肩口に唇を触れさせたまま小さく身体が跳ねます。]
ぁ、 ぁ、 ん……
[ズボンの布越しに太ももを撫でられて、ぼくはその手から逃げる様に下肢を揺らめかせますが。 オブシウス様の手は離れることなく、楽しげな様子でぼくの内腿の感触を確かめています。]
おぶ しうすさまぁ…ッ
[布越しの刺激にもどかしさを感じて、高まる熱は目眩と息苦しさを呼んで。 助けを乞うようにオブシウス様の名を呼んだぼくのこえは、これもまた、酷く甘い響きを帯びていたのでした。*]
(-230) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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これから先、私はずっとギュルセルの側に居よう。 あ、でも、一人の方がいいときは言っておくれ。
それと、他の…フィオレやフェイたちと交流を続けたいのなら そこは制限するつもりはないから、好きにするといい。
[側にいたいけれど、監視したいわけではないのだ。 必要以上に縛り付ける事は元から好まない。 それくらいの交流なら、彼らの主になっただろう吸血鬼も許してくれる気はする。
尤も、彼の場合は自分から進んで側にいてくれそうだけど]
私も、ギュルセルが私を選んでくれた事が嬉しい。 吸血鬼になってから、こんなに満たされた気持ちは初めてなんだ。
[自分の罪については、まだ話してはいないけれど それを誰かに打ち明けられる事が、受け止めてくれる人がいる そして、自分も、彼の背負うものを共に抱える事ができる
一人ではない事が、どれほど幸せな事か 長く、孤独と退屈を伴侶としてきたから
どれだけの時が与えられているのか定かでは無いけれど 短くても、充実していればそれは幸せな事なのだ]
(-231) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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[光、と、言われて、遠く遠く過ぎた日を思い出す。 人を導く光となれと、そう言われて、 だけどそのために自分を殺すのが嫌で、逃げた、罪
だからもう、光にはなれないと、そう思っていた]
それでは、君だけのために輝いて、君だけを照らそうか。
[その光は、彼を焦がすような、焼けつくような熱を持ち 上手く加減が利かないまま、彼を焼き尽してしまいそうになる。
その焦がれる熱は、主たる男の想いそのもの。 全てを溶かし、染め上げて 自分の物にしてしまいたいという望みのまま
その苛烈さをも全て受け入れようとする姿が健気で 大事にしたいと思ったから 苦しげな様子に一度離れて、気にかかる事を問う。
返ってきたのは予想通りの言葉だったから、酷く重い溜め息が零れた]
(-232) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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予想は、していたが…
[やれやれというように額に手を当てる。 本当に、物のような扱いだったのだと、 受ける苦しみへの配慮など、なかったのだと
穢れとして扱われたのも頷けた 教会に於いて、生殖以外の性交渉は恥ずべき事、もしくは禁忌。 それに触れぬためには、人であってはならなかった]
本当に、それだけか……苦しかっただろう?
[男女であったとしても用意のない性交渉は苦痛だ 同性とも、といっていたなら……経験はなくとも想像はついた
それ以外を知らず戸惑い、その先を教えて欲しいと乞う ならば、彼に一から全てを刻み込んでしまおう]
もちろん、そのつもりだ……君がやらされた事は偽者だから 全部、全部君に教えよう。
苦痛のみを与えられたのなら、それを打ち消すだけの物を]
(-233) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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……ギュルセル…脱がせてしまってもいいかい?
君に全てを教えるには、これは今は邪魔なんだ。
[これ、と言いながら着ている服の前縦をなぞり、一番上の釦を一つ外す。 身体を露わにすることに抵抗はあるだろうけれど
自分で脱ぐか?、などと口にしたら怒られてしまうかな
などと思いながら、結局最後まで釦は外してしまうのだけど。*]
(-234) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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[夢を見ていた気がする。とても心地よい夢を。
不意に躰を撫でられるくすぐったさに、 眠りから醒めかけたわたしは目を閉じたまま小さく笑う。
確かめるように躰に触れる手は固いけどとても優しくて、 強い力で抱きしめられる心地良さを知る。 もっとと甘えるようにわたしは掴んでいた服を、緩く引っぱった。
育ててくれた乳母のものとは、違う大きくて骨ばった掌。 誰のものかしら。とても、とても。安心する。 頭すり寄せれば頬に当たる布地の感触に これが夢じゃないとおぼろげながら理解して。
ゆっくりと、瞼を上げた。]
──……リアント?
[見えた白い髪。光の角度で変わるその瞳に、瞬きを数回。 一拍遅れて覚醒した頭に、近すぎる距離を自覚すれば 握り締め抱きついていた手を慌てて離した。]
(194) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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ご、ごめんなさい! その、わたしが…… 掴んだままだったから、離れられなかったのよ…ね?
[寝ている間、彼が何をしていたのかよりも。 幼子のように安心しきって甘えてしまったことが恥ずかしくて 耳まで赤くなる。 それがとても心地良かったりしたから、余計に。
視界が瞼で遮られる直前に見えた、その顔が近い。>>115 縋るわたしを受け止めてくれる腕と 瞼に触れる感触に安心したところまでは、薄ら覚えている。
色々と夢中だった記憶を手繰り寄せながら もぞもぞと腕から抜け出して寝台にぺたりと座り直せば。 まだ微かに痺れのような熱が残る首筋に、手で触れた。
痣はわからなくても、そこに傷口に似た凹凸を感じれば やっぱり嬉しくてくちびるが緩んだ。]
(195) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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/* きゃー! 4人の兄姉さまたちが続々出演しているぅーー!!!>>192
『Alexis』 ひとりめの、むすこ。 きんのおうしゃくを、うけつぎし、もの。
『Yves』 ふたりめの、むすこ。 くろきつるぎを、うけつぎし、もの。
『Sergei』 さんにんめの、むすこ。 おうごんのゆびわを、うけつぎし、もの。
『Blanca』 ひとりめの、むすめ。 じゅんぱくのろーぶを、うけつぎし、もの。
『Sofia』 すえの、むすめ。 あかいいしの、くびかざりを、うけつぎし、もの。
BSの紅薔薇のロル、懐かしいなぁ… 知ってるか…? 個人的趣味で、この五人の頭文字を並べると【深淵】になるんだぜ…?
(-235) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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/* 結局脱がされたwww 一瞬下何履こうと考えて、チップから褌が浮かんだ俺……。 ちょっと吊られてくるよ。
(-236) 2016/08/08(Mon) 00時頃
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[何故か気まずそうに目を逸らすリアントに首を傾げながら。>>125 嫁に与えられる能力について聞けば、目を丸くした。]
能力の引き継ぎ…… それってわたしも、 リアントみたいに動物になれるってこと?
[初めて会った廊下の時と同じように、珊瑚色が輝く。 あの時のリアントの言葉が、本当になるなんて。>>0:130 前のめりに寝台に手をつきリアントを覗きこめば わたしはその方法を問いかける。]
どうすればできるの? 食べ物が出てくるテーブルと同じような感じなのかしら。
[うーん、と悩んで目を閉じてみる。]
(196) 2016/08/08(Mon) 00時半頃
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[イメージできるほど身近な動物は、少ない。 狼、はリアントのを二回見たきりだし。 あとは庭に放たれていた番犬や たまに行商人に持ち込まれた珍しい小鳥。 けれどそれに触れたりできる機会は限られていて。 一番触れる機会が多かった動物といえば、 たまに塔に忍び込んでくる乳母や女中に懐いていた猫くらいか。
閉じた瞼の裏で動物の姿をできるだけはっきりと描いてみれば、 ぐにゃりと歪む眩暈に似た感覚。 そして次の瞬間。]
どこか、変わった?
[変わらない視界。 視線を落としても、変わらない手足がそこにあって。 失敗かしらと首を傾げたのにあわせて、ぱたりと背中で何かが揺れた。
続いて気づいた違和感におそるおそる頭に手を当てれば、 尖った耳の柔らかい感触。 猫の耳と尻尾だけ生えた中途半端な姿に、肩を落として。]
……お手本見せてちょうだいよ。
[拗ねたように、お願いを。]*
(197) 2016/08/08(Mon) 00時半頃
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/* 猫耳尻尾のコーラリアかわいいよぉ!!!!
(-237) 2016/08/08(Mon) 00時半頃
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/* これは、すごくほのぼのとしたアニマル部屋になる予感が……
リアントのね、彗星蘭ってずるいよね……!! 花言葉もそうだし、霧と雨に囲まれて咲くのもね 拾いたいけど図鑑見たりしないときっと気づかないだろうし だから先に拾ってしまった……!
(-238) 2016/08/08(Mon) 00時半頃
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[肌を重ねあい、フィオレの温もりを噛み締めていると自らの肩や胸元へと降り注ぐ拙くも懸命な口付け。 その献身的とも言える口づけの感触に愛しげに目を閉じ身を委ねる]
ああ……、フィオレ。 これ以上は……。 愛しすぎてどうにかなってしまいそうだ……
[口付けの拙くも甘い刺激、馴染みあい溶け合う二人の温度。 全てが愛おしく、狂おしい。 これでは理性など――……決壊してしまう]
フィオレっ……!
[太腿へと焦らすように愛撫をおくれば響く甘い喘ぎと自分を呼ぶ声。 オブシウスの中で何かが弾けたように理性が吹き飛び、ただただ目の前で自らを呼び求める愛しい青年の名を叫ぶ。 そしてその小さな体を抑えきれぬ熱情と共に組み伏せた]
(-239) 2016/08/08(Mon) 00時半頃
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[熱情に急き立てられるようにフィオレの下の衣服に手をかける。 抵抗されようとも力任せにずるりと脱ぎ去り、露になった下腹部へと手を伸ばして最も秘せられた場所へと指を這わせる]
ああ、もう我慢できないッ……!!
[オブシウスの瞳に再び苛烈な輝きが宿りフィオレの瞳を射抜く。 そのままフィオレの眼前で自らの下の衣服を脱ぎ去り、欲望のままにフィオレの体をかき抱くと狂おしげに深く口付けを交わし、下腹部へ愛撫を行う]
愛している、私だけのモノになれ……!
[抑えきれぬ衝動のままに、剥き出しの愛と執着をフィオレにぶつけた。**]
(-240) 2016/08/08(Mon) 00時半頃
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/* ふぁっ?! 急展開!! ( ゚Д゚)
(-241) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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1人でいたい時……。
……ルチル様の傍が温かいと知ってしまいましたから。 あまり。
[教会では殆どの時間を1人で過ごしていた。 だから誰かがずっと傍にいると言う経験は未知だが、 ルチルの傍以外が想像つかず、言葉を濁らせた。]
勿論ルチル様もお1人になりたい事もあると思いますから。 その時は私も1人で過ごせますので安心して下さい。
本を読むのも好きですから。
でも今は、ルチル様の話ならなんでも聞きたいです。
[私は自分の事ばかりで、ルチルの過去を何も知らない事に 気付いて彼に求めたけれど。]
(-242) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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私に預けても良いと思った部分だけで充分ですから。 話したくないと思うルチル様ごと、私は受け止めます。
[全てを抱えたいと望んでも、それは相手があっての事。 望まないならば、その想いごと受け入れると宣言したけれど、 いざ私の話となると、まだ何処かで不安を抱えている私がいた。
交わりに何が必要なのか知らなかった私には その不足した分がルチルに取って嫌悪するものであったら。
そんな不安が彼の重い溜息に膨らんでいく。
全身を満たした熱がスッと冷めて、痺れも抜けて行く錯覚に 瞳を揺らしたままルチルを見上げていた。]
(-243) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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苦しかったかと聞かれると……はい。 ですが、この苦しさは病の苦しさだと教えられて……。
[その苦痛ごと移すから奇跡であり、 神の御業だと言われるのだと困惑のままに素直に説明する。
呆れ、怒っているのだろうかと不安を隠せないまま 彼の言葉を待つ。 まるで処刑を告げられる前の囚人の様な心持だった。]
偽物……? はい。 ルチル様……お願いします。
[処刑を待つ囚人の様な心持から、慈悲を与えられ 自由を得た喜びへと変わる。 呆れる事も嫌う事も無く、私に全てを教えてくれると言う ルチルの言葉に私は漸く笑みを浮かべる事が出来た。
彼に全てを委ねようと頷いたが、彼の手が全身を覆う布を 取り外しに掛かると思わず硬直してしまう。
必要だと言うなら必要なのだろうが、やはり裸体を見せるのは 恥ずかしい。
全身を覆う重なった傷や瘢痕を彼は厭わないだろうが、 それとこれとは別で、返事もまともに出来ず、あーとかうーとか 唸るのが精いっぱいだった。]
(-244) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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あ、あの……目を閉じてても大丈夫でしょうか? 見られているのが恥ずかしくて。
[肌を見せる事も恥ずかしいが、裸を見ている ルチルの顔を見る方が恥ずかしい。 許可を求めたが、私も返答を聞く前に目をしっかり閉じてしまった。
単純な構造の服は釦を全て外されると、ただの布へと変わり シーツの上に褐色の肌を浮かぶ。
他に身に付けているものと言えば、股間を隠す 長い布を巻いただけの下着のみで、服と同じく容易く解けて 一枚の布に戻る簡単なもの。
寒いとは思わなかったが、肌が粟立ち全身が羞恥を糧に 熱くなるのは止められなかった。]
これで、大丈夫、ですか?
[目を閉じているのでルチルがどんな表情をしているのか 判らないから、どこで準備が終わるのか判らない。
心臓が今にも破裂するのではと思うほど鼓動が早く、 熱も相俟って、全身にじわりと汗を滲ませていた*]
(-245) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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/* 昔あったコーンフレークのCMで 「あぁもう我慢できないー!」 って台詞あったよな…と思ってしまった私は…私は…
(-246) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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[眠りに落ちたコーラリアを抱きしめる間、 彼女の見る夢が良いものであることを願う。>>194
近くにある表情が微かに微笑むのが見えて、 甘えるように服が引かれた感触に 少なくとも悪い夢は見ていないみたいだと、 起こしてしまわないようにそっと彼女の体を撫でた。
瞳を開き、手を離して謝る様子に苦笑して]
ごめん、起こしちゃったかな。 …ううん、俺が離れたくなかったから、だよ。
[よく見える距離の珊瑚色を覗き込んでそう返したのは 実際に掴まれていなかったとしても 傍からは離れなかっただろうから嘘じゃない。>>195
顔を赤くした表情を愛らしいと思うのは何度目だろう。 思わずまた抱きしめている腕に僅か力を込めてしまう。
腕の中で彼女が身じろぎをすれば、腕を緩めて開放したけれど。
体を起こすと、寝台に座りなおす彼女の横に腰掛ける。]
(198) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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そんなに恥ずかしがらないでよ。 その、もうコーラリアは俺の…嫁、なんだし。
[契約の証に手を当てる仕草を見て、 改めてその事実を言葉にすると、 やっぱりちょっと照れるねとはにかんだ。]
い、いや、でも嫁になったからって あちこち触ってたのはやましい気持ちではなくて ちょっと確かめてただけで…
[眠っている間の事はよく覚えていないのか 首を傾げる彼女に慌てて言った言葉は 墓穴な気がする、と思ったのは口に出してからなのだけど。
要は嫁になると吸血鬼の能力が 何かしらの形で引き継がれるらしいということは どうにか伝わったみたいだ。>>196]
(199) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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そう、多分俺の能力っていったらあれくらいだし 同じようなことができるんじゃないかなって、思うんだけど…。
[今度は、彼女の方から近づけられた顔に 先までのこともあってドキリとする。
テーブルから食事を取り出すのは彼女も試していたのだろう。 問いかけに頷くと、イメージしてみてと促した。
目を閉じて、力を使おうとしている様子を見守って。 少しの間の後、彼女の周囲の空間が少し歪む。
次の瞬間、目の前には猫の耳と尻尾が生えたコーラリアの姿が。>>197
控えめに言ってとてつもなく可愛いです。 という感想は表情に出てしまっていただろうか。]
……触ってもいい?
[おそるおそる尋ねて、手袋を外すと 現れた柔らかい毛並みの耳に手を伸ばす。
自分で変化をしたときはそんなに触れない感触は心地よくて しばらく触っていたくなったけれど。
さすがに尻尾を触るのは不躾だろうかなどと考えていると 肩を落とした彼女の拗ねたようなお願いが耳に届いた。]
(200) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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これでも充分俺は可愛いと思… いや、よくできていると思うけど…
実物を見てやってみたらお手本にもなるかなあ。
[名残惜しげに耳から手を離すと、白猫の姿に変化する。
彼女の膝の上にトン、と飛び乗ると 頭をすり寄せてから、やってみて、と言う様ににゃあ、と鳴いた。*]
(201) 2016/08/08(Mon) 01時頃
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/* 肩書きが変わっているうれしい。 俺も変えたいなーどうしようかなー。
(-247) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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[助けを求めるように名を呼んだ声が、オブシウス様の理性の糸を断ち切ってしまうなど、誰が予想したでしょう…?
吠えるように名前を呼ばれ、びくりと怖じ気づいた時には身動きもできないほど強い力で寝台の上に組み伏せられていました。
あまりの急な変化について行けず、目をぱちくりと瞬かせる間に持ち上げられた下肢。 腰にかかったオブシウス様の手がずるりと下着ごとズボンを引き抜いて、浮いた腰が寝台の上に落ちた時には、ぼくは生まれたままの姿を晒していました。
抵抗する間なんて、あるはずがありません。 露わになった下肢に目を向けると、それまでの触れ合いに反応していたのか、自分でも滅多に触れることのない場所が濡れて上を向いているのが見えました。
色素の薄い場所が赤く染まってふるりと震えるのに、ぼくは咄嗟に両手を伸ばしてそれをオブシウス様の目から隠そうとします。 けれどオブシウス様はもっと別の場所を見ていたようで…]
(-249) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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/* 動物になるとか何の役に立つ能力なんだ、 ただの趣味です本当にry なんだけどぐわー、嫁が引き継ぐって最初あまり意識してなかったんだけどかわいいようわああああ。(落ち着けよ。
ところでシリアスなあれそれが俺はほとんどずっとログアウトしているんだが大丈夫かい…。
(-248) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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え…? あ、ひゃ、ぁ……!
[誓って、ぼくは今までの人生でその場所に触れたことはありません。 なぜオブシウス様が不浄なその場所に指を這わせるのかもわからないまま、ぼくは寝台の上で身をくねらせながらシーツに皺を刻みました。
我慢できないと声を荒げたオブシウス様の鋭い眼光に射抜かれて、ぼくはぴたりと身動きを止めてしまいます。 その間にオブシウス様は自分の手で下の衣服を脱ぎ去り、再びぼくの上へ覆いかぶさってきました。
ちら、と見えたオブシウス様の、男性の象徴は。 ぼくのものと比べればまさに子供と大人で。 どうしてそうなっているのかもわからないまま、求められるまま、激しく抱きしめられ。 深い口付けは呼吸すら奪うようでした。]
(-250) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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/* そこはお前最初からログアウトしてただろうという意見は認める…。
(-251) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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ぁっ、 ァ、ぅ ぉぶ しう …さまぁ……ッ
[口付けの最中、途切れ途切れに名前を呼んで。 ぼくを飲み込んでゆくオブシウス様という嵐に眦を濡らします。
それでも、今度は間違えないように… 両腕でオブシウス様に縋りながら、遮る物のない唇で口付けを求めます。
衝動のままにぶつけられる、オブシウス様の剥き出しの情動と衝動。 もしそれに押しつぶされ、壊れてしまうのだとしても。
ぼくはそれがオブシウス様から与えられるものなら、喜んで受け入れましょう。]
して、 くださ… あなただけの モノ、に… ひゃ、ぁっ
[何もかもが初めてで、苦しくて、恐いのに。 何も知らないはずのぼくの身体は全てを知っているように、オブシウス様の求めに応じて全身を甘く震わせました。**]
(-252) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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/* 童貞処女で自慰の経験すら乏しいフィオレの息子は、きっと可愛らしいピンク色をしているんだろう… って物凄く勝手な妄想をロルに綴ってみた(
そしてほぼほぼ初めて見た成人男性の性器が臨戦態勢のオブシウス様のって、普通に考えたら軽くトラウマになるよなー… フィオレの性格的にならないんだけど。
そこお尻の穴ですよ!? って混乱気味なフィオレの台詞は、場の雰囲気的に没にしました。
(-253) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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/* さあ、盛り上がってまいりました!!!!!
ありがとうっ!フィオレありがとうっ! 全身全霊で愛してドロドロに溶かしてあげよう(確信)
こんなに可愛い嫁を娶っていいのかやったー!!! (中の人&オブシウスのテンションが祭り状態なう)
(-254) 2016/08/08(Mon) 01時半頃
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/* みんな秘話にいるのかな?? (メモみつつ)
俺はこのまま健全に二人の時間を育むでもどちらでもオールオッケーなのだけど、コーラリアはどうなんだろうなう。 ま、まあそこは流れ次第だよな。
(-255) 2016/08/08(Mon) 02時頃
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/* 返事、書きたかったけど眠くてロルが思い浮かばない……。 文章精度を上げるためにも一旦は寝て休んだほうがいいか。
フィオレ焦らしプレイでごめん。 ああでも、羞恥に悶えながらお布団に潜るのかわいすぎかっ! (眠気で中の人だだ漏れ会話なう)
(-256) 2016/08/08(Mon) 02時頃
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/* 思い浮かんだ肩書きがヴェルダースオリジナルだったので俺は冷静になる。 何故なら彼女は特別な存在だからです。
(-257) 2016/08/08(Mon) 02時頃
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/* あと24時間切ってるんだよなぁ… ほんと、お相手誰だろう…
(-258) 2016/08/08(Mon) 02時頃
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[全身を甘く震わせ、苛烈なまでの愛を全て受け入れようとするフィオレ。 その姿にもはやオブシウスは自制も配慮もかなぐり捨てて覆いかぶさり深く交わしていた口付けを、ずるりと舌を引き抜き中断する。 抑えきれぬ欲望のままに自らの唇をフィオレの体から下へ下へと移動し――……]
よく覚えておきなさい。 これが大人の愛し方だ……
[まだ誰も触れた事のないフィオレの微かに興奮を見せる秘所に唇を落とす。 そうして先端から溢れ出る欲情の雫を入念に舌で拭い、舐め取り、沿わせた指で扱くように愛撫を重ねて「奉仕」を捧げる]
はあっ……、ッ…… フィオレ……!
[徐々に硬度を増していくフィオレの体の興奮が五感全てから伝わり、オブシウスは恍惚と貪るように行為を続ける。 しかし、溢れる愛液だけでは満たされず――…… ぷつ、り。 吸血鬼の牙で針を刺すような痛みと共に柔らかな皮を裂き、じわりと滲み出す血を味わうように舌で丹念に愛液と混じり合わせながら嚥下する]
(-259) 2016/08/08(Mon) 11時頃
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[やがて、フィオレの喘ぎと体の反応に限界が近い事を感じ取り――……。 フィオレの体をうつ伏せに組み敷き覆いかぶさる。 恋も、いいや、性すら知らぬその体。 もはや自制を忘れたオブシウスは苛烈に燃える瞳でつつとフィオレの腿から上、その可憐な裂け目へと指を這わせる]
大丈夫……と、言いたい所だが。 今回ばかりは契りの時より痛いやもしれん。
[這わせた指を一旦は離して自らの口に含んで唾液を絡ませ粘度を帯びさせると、その指を裂け目へと這わせて慎重に、だが丁寧に解していく。 指でじわりじわりと体を開かせながらもフィオレの耳元で安心させるように、労わるように甘く優しく声をかける]
ゆっくり息をしなさい……。 体の力を抜かないと上手く愛せるか分からんぞ?
[最後の言葉は自らへの懸念も含ませて――…… 果たして、自らのモノをフィオレの小さな体が受け入れられるかと微かな不安を滲ませながらも今さら行為を止める事など出来はしない]
(-260) 2016/08/08(Mon) 11時頃
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[やがて、十分に体を開かせられたと感じれば指を裂け目から引き抜き、代わりに自らの膨張した熱の先端を可憐な、まさに処女の入り口へと押し当てる]
フィオレ、愛してる……
[愛しさと恍惚に溶け合った艶やかな声音で愛を囁けば、ぐぐぐと自らの熱をフィオレの中へ中へと捻じ込み、押し広げるかのように侵入を試みた。 一度、二度、三度――…… 何度も侵入を試みるごとに、固く閉ざされていた体に自らが入り込んできゅうきゅうと絡みつき、時には押し戻すかのような感触に思わず甘い呻きが口から漏れ出てしまう]
あぁ……は、ぁっ……! フィオレ、フィオレッ……!!
[あまりの衝動で愛しい青年を壊してしまわないように。 何度も何度もフィオレの名を呼び、失う事を恐れるかのように小さな手を強く握り締めて決して離そうとはしなかった。 そうして、打ちつけられるは燃えるように熱く苛烈な愛情――……]
(-261) 2016/08/08(Mon) 11時頃
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[やがて、自らの限界を感じ始めるとフィオレの体を狂おしいほどに、壊してしまいそうなほどに背中から抱き締め、激しく腰を打ち付ける。 陶酔する意識の中でフィオレの熱を帯びた首筋の烙印へと顔を埋め――……。 ザクッ……!
牙を突き立て、溢れ出る血をごくりごくりと喉を鳴らして飲み干していく。 男としての欲情に煽られ、吸血鬼としての本能のままに血を啜り――……。
だがしかし、握り締めた手だけは決して離すまいと強く指を絡める]
フィオレッ……、クッ……!!
[やがて、限界に達したオブシウスは自らの熱をフィオレの中へ解き放った。 荒い息と共にずるりと熱と牙を引き抜き呼吸を整える。 湧き上がるは心地よい達成感と倦怠感、そして満たされた幸福と充足感。
――……。 そうして理性が戻ると真っ先にフィオレの安否を気にかけて、その小さくか弱い体へと焦りと恐れを含んだ視線を送る]
(-262) 2016/08/08(Mon) 11時頃
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[フィオレが起きていても、気を失っていても、フィオレが無事だという事に気づけば安堵するように微笑みを浮かべる。 そしてオブシウスは愛しげな声音で労わるように頭を撫でて髪を梳く]
ありがとう、フィオレ……。 これでもう私はお前だけのモノだ。
[再び、今度は欲情からではない慈しみの抱擁でフィオレを包む。 やがてオブシウスも幸福を享受するかのようにそっと目を閉じた。**]
(-263) 2016/08/08(Mon) 11時頃
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/* オブシウス様フィオレ好きすぎ……!! 見てるこっちが恥ずかしくなってくる(ばたばた)
フィオレ壊れないで……!! あと、フィオレの中の人もドン引きしないで……!! オブシウス様とずっと一緒にいてあげてー!!
……と、中の人がロルを投下した後で悶絶しているな。
(-264) 2016/08/08(Mon) 11時頃
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/* 今の流れを見てるとぶっ壊されエンドは、生きたまま腹掻っ捌かれてぶっ壊されるになるのかな? 前は籠絡されて幻で心壊されてーのパターンを思ってたからね。 解剖ルートも籠絡されて心壊されるパターンに近いから出来ない訳でも無いね。
でも、いちゃいちゃルートを堪能し尽くしたい僕も居る( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-265) 2016/08/08(Mon) 11時半頃
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/*?!?!?! お、オブシウス様がんばったねぇ?! (昼休みに読み返そうと思ってリロードしたらログがピンクい)
(-266) 2016/08/08(Mon) 12時頃
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/* 会社で読むものじゃなかった!!!!! にやにやしすぎて弁当が食べれないよっ?!
てか、そんな場所から吸っちゃいやんwww (太股から吸おうとしたことがある人が何を言う)
え、ぼくこれにお返事書くの…?(赤面)
(-267) 2016/08/08(Mon) 12時頃
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/* 読み返したけどみんなかわいいけど、 ミーナ天使だな!
PLもだけどそれ以上にPCが癒された。 癒されたし、救われた。
ほんと、ありがたすぎる。
(-268) 2016/08/08(Mon) 16時半頃
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/* ああ、フィオレ可愛いな。(メモ読みつつ)
ところで、ずっと疑問だったんだが……。 フィオレの髪型ってどうなっているんだろうか? 中の人の予想では……。
1.肩から少し下くらいの長髪だが、両サイドの髪だけ垂らして残りの後ろ髪をアップにしてまとめている。
2.両サイドの髪だけ長いが、後ろ髪はショートヘア。
の、2案で悩んでいるらしい。 好みとしては1がいいらしいが、私はどちらでも愛らしいと思う。
(-269) 2016/08/08(Mon) 17時頃
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/* 「すべての答えを得ることができる」KINGが、そんな悪手なんて打つわけがないんだよ。 つまり、彼が悪手を打つとしたら、それは結果まで見越した上での手なんだよ。
(-270) 2016/08/08(Mon) 17時半頃
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[石造りの階段を駆け上り、逃げる気配を追いかける。 姿なんて見えていないのに、たしかにそこに居るのだ。 …誰が?
窓ガラスの中で苦笑する姿に、何故だか安堵した。]
『だって、仕方ないんだ』 『捕まえないと、』
[また、置いて行かれてしまう。 しかし言い訳を終える前に、その姿は掻き消える。 それが酷く心細くて、つい、縋るように手のひらを伸ばした。]
『待って、』
[唇を通った吐息がおぼろげに、にいさん、という単語を形作る。 翻った髪先が、一瞬で闇に染まったようだった。 廊下に響く誰かの靴音に、一瞬逃げなければという錯覚を深く刷り込まれた何かが引き起こすが、ガラスに触れた指先を弾いて、再度足音を追いかける。
視界の端に映り込むのは、男自身のものよりもずっと輝く金色だ。 翻った、この世界を埋め尽くす闇にすら染まらない純白を、追いかけて、ガラス越し、その姿を認めた。]
『でも、姉さん』
[彼女に本気を出されたら、追いつけるはずがないのだ。 つまりは彼女は本気を出していないということになるのだけれど。 手が届きそうで届かない距離に、焦れたような心持になる。 それでもなお、男は言の葉を唇に乗せることはない。]
(202) 2016/08/08(Mon) 17時半頃
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― 回想:??? ―
『待ちなさい、セルゲイ!』
[石の廊下を打ち鳴らす踵の音が、ものすごいスピードで近づいてくる。 心当たりがあるだけに冷や汗をかきながら逃げていた。 しかし全力で逃げているものだから、足音を忍ばせるなんて芸当は当然できるはずもなく、どこを逃げているのかなんて完全にバレていた。
もとより、逃げ切ろうなんて思っていない。 逃げ込もうと思っていたのだ。]
あっ兄さん!
[避難場所としている兄の姿を見つけ、引きつっていた顔が緩んだ気がした。 呼んだ声に気付いたようで、グレーの髪を揺らしてこちらを振り返った、その両目が驚きに丸くなる。 しかし慣れたもので、事情を察したのだろう、その表情が苦笑へと変わった。]
『かくまってあげたいのは、山々なんだけどね。』
[穏やかな声が聞こえた、と、同時、足元に何かが絡みつき、盛大にすっ飛んだ。 普通に痛い。 しかしそれどころではなく。 痛み以外の理由で、伏した石の床から起き上がることができなくなっていた。]
『…あきらめて、謝ったほうがいいんじゃないかな、今回は。』
[降ってくる声に内心で同意しつつ。 近づいてくる足音に、ありもしないブリザードを感じてただただ背筋を凍らせた。
やはり、この時も鈴を転がすようなあの笑い声に、場を収めてもらったような、気がする。]
(-271) 2016/08/08(Mon) 17時半頃
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(消された1ページ)
あの子が寂しくないように、と連れてきた5人は、いつの間にか兄弟のようになっている。 元々血がつながっているわけでもないのだが、どちらかといえば都合は良いのでそのままにしている。 しかし、恐らく末っ子に当たるのだろう2人が中々始末に負えない。 城内を駆け回る、取っ組み合いのけんかをする、なんて、子供でもあるまいし。 しかもそれを見てあの子は笑っているのだ。
あの子が楽しければ良い、とも思いはするのだが、そこは一応支配者であるのだから、威厳の一つも身に着けてもらいたいと思っている。 と、嗜めてみれば、一応それらしく頷くのだが。 今日、当の本人が喧嘩をしているのを見つけてしまった。
喧嘩すること自体も問題だが、内容が非常にくだらない。 おやつの食べ方なんて、そんなことで喧嘩をしないでほしい。 頭が痛い…
いずれにせよ、呼び方だけは早急にどうにかしなくてはいけないだろう。 仮にも王に向かって、名前を呼び捨てるなど許してはいけない。 それを喜んでいる方にも、一度腰を据えて説教をすべきかもしれない。
(-272) 2016/08/08(Mon) 18時頃
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― 誰かの記憶:S ―
『セルゲイ、セルゲイ。』 『良い報せがあるの。』
[ある日、彼女は彼女にとっての唯一の弟に言った。 頬を紅潮させ、とてもうれしそうな顔をして言うものだから、言われた弟もつられて興奮してしまう。]
なんだよソフィア、 もったいぶらずに言えよ。
[促したのは、きっととても素晴らしい話に違いないと思ったからだ。 だから、次の瞬間、返された言葉にそのまま固まってしまう。]
『私ね、嫁にしたい人間を見つけたの!』
[聞き間違いかと、思った。 青年は、別に人間を嫌っていたわけではない。 けれど、嫁をとるということは、自殺と同義であると認識していた。 まして、姉は自分と同様、王座を守る立場の吸血鬼だ。 何を言っているのかと思った。
結論から言えば、青年は姉のことを祝福できなかった。 それどころか、無責任であると彼女を責め立て、ついには泣かせてしまう。]
『いいじゃない、どうせ私なんていなくても闇世は兄さんたちで治められるでしょ!』
[頬にもらった平手打ちよりも、その言葉が痛く胸に突き刺さった。 何も言わず、部屋を飛び出す。 その足で上の姉のもとへ赴いて、告げ口をしてやった。 しかし、上の姉はあっさりと言う。]
『そうね、そろそろ必要だったわね。』
[何を言っているのだと食って掛かれば、困ったような顔をされる。 しかし明確な説明はされなかった。
その後、無事に契約を済ませたすぐ上の姉と、どう接してよいかわからなくなった青年は、自ら城を出ることを決めた。 広くなりつつあった闇世には、目の行き届きにくいところも発生していたから、そういったところを見て回ることにしたのだ。 しかし見るべきところはあっという間に巡回し終えてしまって、早々に城に戻った…つもりだった。
その時にはすでに、すぐ上の姉は寿命を終えていた。 人とはこれほどに短い時間しか許されていないのか、と愕然とした。
それから、ぽつりぽつりと嫁をとることで寿命を迎える吸血鬼が出始めたのは、間もなくのことだった。]
(-273) 2016/08/08(Mon) 18時頃
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/* 一人称ミスった…ぁ… ソフィアは「わたし」だよ…
(-274) 2016/08/08(Mon) 18時半頃
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― 誰かの記憶:Y ―
[姉の様子がおかしい、と、青年は下の兄に相談をした。 はじめは、そう?とはぐらかされるのみだった。 それを何度か繰り返し、ある日のこと。]
『相変わらず、お前は子供だね。』
[非常に心外なことを言われ、憤慨する。 しかし、昨日もおやつを作ろうとして厨房をクリームまみれにして姉に絞られたばかりだったから、何も言い返せなかった。 肩を丸めて縮こまっていた青年を横目に、元々5人兄弟の真ん中としてバランス役に長けていた彼は、ふむ、と何かを考えたようだった。
それから間もなくのこと。]
『嫁、つれてきたよ』
[しばらくいなくなっていた真ん中の青年が、嫁を連れて戻ってきた。 おっとりした彼によく似た雰囲気の、やはりおっとりした人間だった。
あまりのことに何も言えないでいる弟を他所に、青年は自らの兄と姉に嫁とした人間を紹介しにつれていった。 嫁の首元には、天秤の柄が刻まれていた。]
『勝手なことして、って怒る?』
[ふふ、と小さな笑いとともに、問うた青年は、その答えを知っていた。 そして当然のように、否の返答を得る。 それを聞いて、にっこりと、笑みを深めた後で、青年は、兄へと視線を合わせた。]
『ねぇ。もう、いいよね?』
[問いかけに、兄は少し目を見開いた後で、小さく、しかししっかりと頷きを返したのだった。]
(-275) 2016/08/08(Mon) 18時半頃
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― 誰かの記憶:B ―
[真ん中の兄が嫁を連れてきて、しばらく経った。 末の弟が、姉の元へ訪れる。]
姉さん、
[なぁに、と振り返って向けてくれた微笑みは、それはそれは美しかった。 この頃になると、弟にもなにやらぼんやりとした何かが見えていた。 だから、それは半ばカマかけ、しかし根拠はなくともほぼ確信と共に口にしたのだった。]
姉さん、僕、大丈夫だよ。
[驚いた顔をされた。 言葉足らずなのは相変わらずだったが、それでも一番手のかかった弟の思考が大体読めるようになっていた姉だ。 だからこそ、信じられなかったのだ。]
姉さんみたいに上手くできるかわからないけどさ。
[大丈夫だよ。 再度繰り返した言葉に、姉は初めて涙を見せた。 闇世の時間は人間の世界の時間と流れが異なる。 だから、考え込む時間がありすぎたのかもしれない。 けれど、それは真の意味での無限な時間が許されているわけではない。 流れる時間が違えば、心はどんどんかみ合わなくなる。
子供だね、と言った兄の考えが、完璧にわかるわけではないけれど。 きっと、そういうことなのだろう。]
たぶんさ、もう、闇世も大丈夫だよ。 …もう、この世界はゆっくりと回り始めている。
[いつか、闇世を見て回ったときに、感じたことだった。 本来の王がいなくなって、代理を務めてきたけれど。 恐らくもう、この世界に王は必要無い。 それでもいきなり手放せないというのなら。]
僕が、いるよ。
[兄さんが、と言わなかったのは、ただの意地だ。 散々手をかけた姉へ贈る、ささやかな恩返しだった。
それから間もなく、姉は一人の人間を連れてきた。 姉が寿命を迎えたのは、先に嫁を得ていた下の兄が闇へ還ったのとほぼ同じ頃だった。]
(-276) 2016/08/08(Mon) 19時頃
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/* はーー 追いかけっこ…愛しいな… 誰を、何を、追いかけてるか。 BSの紅薔薇をするときに色々聞いてたから分かるので、こう… 読みながら感慨深い。 情景が目に浮かぶ。
(-277) 2016/08/08(Mon) 19時半頃
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暖かい、か……
[いわば生ける屍でも在る吸血鬼。 それを暖かいなどと言われ手口元が緩む。 自分がそんな風に人に接する事ができるなど思わなかった]
私は今まで独りで居すぎた。 独りの退屈に飽いてここに来たんだ。
今はギュルセルと共に過ごしたいよ。 もっと互いのことを知らなくてはね。 私の罪についても、ちゃんと知って欲しいし。
[まだお互いに知らない事が多すぎる。 だけど一度に全てを知るよりも、ゆっくりと理解しあう方がきっといいだろう。 倦怠期とかが来たら、別だけど]
(-278) 2016/08/08(Mon) 19時半頃
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本当にギュルセルは強いね……でも それなら、私にも君の事を受け止めさせておくれ。 君だけに抱えさせたら不公平だろう?
でも、今は……此方を分かり合わないとね。
[そう言って、不安げなその鼻先に口付ける。
知らないという不安、痛みへの不安 それらで嫌われるのではないかと言うような、不安。 それを全て拭い去って、そうして教えたい
愛し合い身体を重ねる事が、どういうことなのか 苦痛ではなく、幸福と蕩けてしまいそうな快楽を。
零した溜め息に不安げに見上げるのに気付いて、安心させるために髪を撫でる。 見返す此方に、憐れみの色はない]
酷い理由をつけたものだね、教会は。 いいかい、ギュルセル…教会が言った事は、まあ尤もらしいけど 君が苦しかったのは、そこに何の感情もなかったからだ。 ただの作業のように、何の準備もなければ 受け入れる用意が出来ていないから、苦しい。
[怒っているのでも呆れているのでも、憐れんでいるのでもなく 向けたのは、笑み]
(-279) 2016/08/08(Mon) 20時頃
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ギュルセルもわかっていると思うけど、本来これは「愛し合う」ためのものだ。 だから、今までしてきたのは、偽物。
[言いながら、一つ、また一つと釦を外し、彼を覆い隠すものを剥がそうと。 その様子はどこか楽しげでもあっただろう。]
私はね、嬉しいんだ……君が何も知らない事がね。
[彼の耳には、無知を揶揄するかに聞こえたかもしれないが、 それに反応が返る前に開いた胸元に指先で触れ]
だって、ギュルセル、まだ何者にも染まっていない君を 私だけの物に染め上げる事ができるんだからね。
[などと、また恥ずかしげもなくそう言って片目を閉じてみせる。 返事に困って唸る様子も愛しくて]
ああ、目は閉じていても大丈夫だ。 本当に、可愛いな……
[などと。そう自然に思うから仕方がない。嫁は可愛いものだ。]
(-280) 2016/08/08(Mon) 20時頃
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[全ての釦を外して、迷うことなく覆っていた布を落としてしまう。 残っているのは僅かな布。それは今はそのままにして彼を見下ろす。 褐色の肌を覆うのは、やはり様々な傷や痣。 それを厭う事無く肩口に触れ見つめれば、体温が上がっていくのがわかる]
大丈夫、と言うか……まだ脱がせただけだけどね。
[準備の前の前だとは知らない彼には、それはどう聞こえただろう]
……君にね、私を受け入れてもらうための準備は、これからなんだ。 少しずつ、君の身体を私のために「作り変えていく」
初めは不安かもしれないけれど、大丈夫だから
……愛している…ギュルセル [言葉と共に一度唇を塞いで、そこから首へと滑らせる。 先ほど咲かせた赤い花に口付け、耳元に吐息を吹き込み啄んでいく。 折り重なる傷へも躊躇いなく触れて、肩口に一度、強く吸い付く。 嫁の烙印とは違う印は肌の色に紛れて見えにくいかもしれないが、そこに刻んだ事を彼に伝えるだけでいい。
肩口に触れていた手はゆっくりと滑り降りて、胸元をくるりと撫で ギュルセルの様子を伺いながら、何かを引き出すように指を踊らせる]
(-281) 2016/08/08(Mon) 20時頃
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もし、気持ち悪かったら言っておくれ。
[そう気遣いはするものの、強い拒絶がなければ止める事はないだろう。 唇は肩口から、啄むような口付けを何度も落とし、胸元へと辿り着き
その頂に在る小さな果実を唇だけで食んだ。
少し性急過ぎるだろうか、などと心配はするけれど止められなくて 彼を導こうとする手は、指は、唇は、彼の肌の上で踊り続ける。*]
(-282) 2016/08/08(Mon) 20時頃
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兄さん?…へぇ、わたしと年が近かったのか…。
[シェニが生前についてこんな風に語るのは、もしかしたら非常に珍しい事なのかもしれない。>>190 凄惨な死へと繋がる過去は、思い出す事を避けてきたのではないか。 彼の心を癒すために、いずれまた改めて話を聞く必要があるなと思いつつ、今は笑ってほしくてこんな軽口をたたく]
お兄さん、わたしと似ている?
(203) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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[イメトレをわざと失敗するように仕向けたのかと、冗談のつもりで尋ねたが、>>187 わざとが良かったか、あるいはそうでない方がいいか、どっちが好き?と逆に問われ、意表を突く内容に面喰った後、どっちも好きと答える]
さっきの君、楽しそうだったしね。 あんな風に笑ってくれるんだったら、多少の水を被るくらいの事くらい構わないよ。
[いかにも善人風を装って答えながら、こちらも散々泣かせた後だしおあいこだね、と思った事は内緒にしておく]
(204) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* 子どもがマイコプラズマ、私が溶連菌で、でろでろ中の人です。 しかもさっき子どもが大量に吐いて、お布団洗濯中…
なので、一応メモで突然いなくなるかも、と明記しましたん。 元気なら良いのだけどね!
(-283) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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[食卓に向かうと、すぐ隣にシェニが腰掛ける]
……。
[腰に巻き付いたシーツの下で、足が組まれるのをじっと見てから、手元に視線を戻す。 シチューを一口、口に運ぶと続けて二口、三口と止まらなくなった。己は予想していた以上に空腹だったようだ。 あっという間に皿を空にすると、皿と主の顔を交互に見比べ、無言でお代わりを訴える。
二皿目のシチューに手を付け始めた頃、ようやく会話をする余裕が生まれた。 己の事が聞きたいと乞われ、少し考えるように手元のスプーンを眺めた後、シェニの方を見る]
わたしの身の上話をするのは構わないが、わたしも君に聞きたい事がある。 このシチューは、君が作ったものかい?
[何かのスイッチが入った]
君が幻影から取り出したこのシチューは、作り置いたものを移動してきたものではないだろう。 ということは、君がイメージしたものから構成されているのだ。
しかし、ただ漠然と味をイメージしただけでは、こんな風には作れまい。 シチューを構成する具材、調味料、具材をカットする大きさや煮込み時間に至るまで、詳細な手順と構成を熟知していないと、ここまで再現できないだろう。
だから、わたしは結論を出した。 このシチューは、君が作った事があるものに違いない。
[具材を一口すくい、口に運ぶ。嬉しそうに微笑んだ]
(205) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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とても美味しい。
[つまりは、そう言いたかったようだ。*]
(206) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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学者 フェイは、メモを貼った。
2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* さて、ゴーストへのレスが書きたいぞ 潜在マッドに火がついたんだぜ←
(-284) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* 独り言挟まってごめんね!
(-285) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* ああああああああああああ!! 何というか、此方がこっそり隠してた布石を読まれて、凄く嬉しいっ!!( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) 何ていうか、こう、上手くツボを突いてる、というのがあってもだるっ!
(-286) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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[自嘲に奪われた思考を戻しながら、糸の選別は続く。 要らなくなったものを、反故にされた約束を、開く必要の無くなった入り口を、選り分け、切り、手放していく。 僕に繋がるこの糸は、大袈裟ではなく世界の全て、だ。勿論僕に把握しきれる範囲の、という前提条件は付くが、過去未来現在が混在する以上、ヒトの脳で想像できるような範疇ではない。
この意味に、自身の力に気付いた切っ掛け、それはまたも古い記憶に遡る。あれは、新たにマリアの世界に招かれた五人の吸血鬼達と、共に過ごす日々がすっかり板に付いてからだ。
マリアは、僕に王様ごっこをさせるのが好きだった。やんわりと彼女の僕に対する執着の理由に気付いていた僕は、特にそれに意を唱える事はしなかった。 けれど本音を言ってしまえば、僕は王として彼らの上に君臨するよりも、横並びで全てを分け合いたかった。与えられる力も、知識も、おやつですらも。 ひとつ貰えば無意識に六つに割る。これは未来永劫変わらないであろう、僕の癖になった。分けたその一つでさえも、例えば末の弟妹なんかに望まれたら、あげてしまったのだけれど。]
『Your Majesty、貴方はちっとも支配者に向いてないね』
[そう言ったのはあの子だったか。 気取った調子で陛下、なんて呼ばれると、笑えてしまって仕方ない。 そうだね。今でもそう思うよ。 一人きりの玉座で、柔く笑う。 僕は支配者には向いていない。王に必要な野心や欲求を、生まれつき持ち合わせていない。
明確な自覚は、再び糸が見え始めた頃。 五人の弟妹達と繋がったそれは、相変わらず僕にしか見えなかった。それでも家族のような繋がりを得たのだと、どれ程嬉しかったか分からない。 僕はこの子らの為なら、なんでもしてあげたかった。愛しい愛しい、血を分けた同胞。僕を特別扱いしたがるマリアの目を盗んで本当の兄妹のようにじゃれ合うあの日々を、幸福以外のなんと呼べばいいのか。 しかし、連綿と続く暖かな幸せの中、最初の違和感は唐突に訪れる。
その糸は、酷く懐かしい手触りがした。 何故これが、一度は途切れたものが、ここに。貴方に繋がっているんだ。 僕の動揺に気付かず、あのひとは僕だけに向ける顔で微笑む。 まるで、母のように。
僕の手首から伸びた確りとした、柔い、かつて僕の母、ジャンヌへと繋がっていた糸。 それは、闇世の太后、マリアの手首と結ばれていた。]
(-287) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* 正確に言うと、故郷で食べてたシチューです( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) シェニが子供の頃からよく食べてたのと、他の料理はあまり知らない上に吸血鬼になってからは食べて無かったから、このシチューしかイメージ出来てなかった、という事ですます( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-288) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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あの時も数日顔面の動かし方が分からなくなって、暫く皆に心配されたよなあ。
[独り言に答える者はいないけれど、思い出に浸るだけで僕の喉は機嫌の良い音を出す。 能面のような真顔で過ごす僕に焦ったマリアや兄妹達の動揺は凄まじいものだった。一方で冷水を浴びせられたような僕の脳内は、それまでて一番というほどに活発に働いていた。
この糸の正体を知らなければならない。 そもそも僕は何故、これが母の糸だと分かるのか。何故僕にしか見えないのか。 彼女の糸を手掛かりに、僕は初めて、その存在へと持てる意識の全てを集中した。
何度かそれを繰り返した、ある瞬間だった。 突然視界が反転する。 左右も、上下も、裏表すらくるりとひっくり返ったような感覚。夜だけが存在する闇世から、夜すら抜き取ったように曖昧な光源の、白い世界。 それは無数の窓と糸が這う、まさに今僕がいるこの場所へ到った瞬間だった。 糸の全てが、僕へ向かって伸びる。流れ込んでくる情報の奔流。見たことの無い景色。聞いたことの無い音。会ったことの無い人。激流に押し流される意識は喘いで、そんな中で僕は唐突に理解する。
僕は全てと繋がった。 世界に繋がれてしまったのだ。 開けた視界は時間も空間も凌駕して、僕の手首に繋がる一本の糸の続く先を、その意味を教えてくれる。 そうして僕は、僕ら六人とマリアが暮らす、闇世と呼ばれる世界の秘密を、その成り立ちを知ってしまった。]
(-290) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* それにしても、フェイさんがむっつりなのー( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-289) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* 太后殿下の秘密については僕が語るに及ばない(後で村建てさまが説明してくれるって信じてる♡)(信頼という名の丸投げ)
(-291) 2016/08/08(Mon) 20時半頃
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/* フェイとシェニが凄く微笑ましい。 あのシェニがこんなに素直に可愛くなって…(おかんか
(-292) 2016/08/08(Mon) 21時頃
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/* 布石の敷き合い拾い合いの攻防が、すごく、楽しいっ( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-293) 2016/08/08(Mon) 21時頃
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/* 吸血鬼になってからは食べて無かった、だと人間騙す時どーよ?になり兼ねないから、人間を騙す時以外は食べなかった、が正しいな( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-294) 2016/08/08(Mon) 21時半頃
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[嫁になったのだと。>>199 改めてその言葉に、首筋を確かめたわたしもつられてはにかみながら。 妙に意識してしまう。
特別になりたい、と叶った腕の中は心地良すぎて>>198 余計に甘えてしまいそうだからと抜け出したのが残念だとか。 触れられて撫ぜられるのが、気持ちよかったこととか。
どう伝えたらいいかわからずにリアントを見れば、 弁解して視線を逸らされた。 戸惑っているのは同じ、なのかもしれない。
慌てる姿がなんだか可愛くて、首を傾げながら 隣に腰掛けた横顔に細めた珊瑚色は、 引き継がれる能力の説明にきらきらと輝いた。
けれど。]
(207) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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/* ギュルセルはコアが遅めだからな…無理をさせていないといいのだけど 昨日も待たせていたようだし。くそう、睡魔め(気がついたら謎の暗号文が出来上がっていたらしい)
今も眠いけどがんばるー
(-295) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[兄と似てる?と問う声>>203。 遠い記憶を呼び起こして兄の事を思い出しながら首を傾げ。]
そうだね、もう少し厳つい感じでぱっと見違うけど。 でも、ちょっと理屈っぽい所はあったね。
[少しだけ懐かしい記憶が蘇り、青紫は寂しそうに細めた。 ちょっと悪戯の意味を込めて問い掛けをしてみたら、両方好きと返ってきて>>204。]
うん、楽しかった。 あんなに楽しく笑ったのは久しぶりだよ。 本当に、……久しぶり。
[本音を交えながら、振り返るのは今までの思い出。 あんなに笑うのはいつ振りなのだろう、かなり久しい気分を味わいながら、青紫は切なげに微笑んでみせた。]
(208) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[フェイの隣に腰を下ろし脚を組んだら、何故か彼が脚を見てる気がする>>205。 何故凝視するのかよく分からず首を傾げ、不思議そうに見遣るが。 余程お腹が空いているのだろう、貪る様に食べる様子を見ればやっぱり漏れるのは笑う声。]
そんなに、慌て無くてもシチューは取らないよ。 よっぽどお腹が空いていたんだね。
[視線で催促を受ければ、くすくすと笑いながら再び皿にシチューを出現させた。 さて余裕が生まれたみたい様で話が聞けるのか、と思えば逆に此方へと質問が飛ぶ。 青紫は、質問の内容を聞きながら、静かに細めてフェイを眺めた。]
(209) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[僕は分かるんだ。今のフェイを見ていると。 “僕”は嗤う、僕が悟っている事に気付いているから。]
“あぁ、僕がどうしたいのか分かるよね” “僕は僕がしたい様にすれば良い” “僕の運命を決めるのも、僕がやりたい事を振る舞っても良いんだ”
“僕の事は“僕”が知っているし、止めやしない” “神様は許してくれるし、愛してもくれる” “だから僕がやりたい事をやって良いよ” “それが『本当』にやりたい事があるなら、ね”
(-296) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[何か堰を切った様に喋り出す様には、青紫はまん丸くし、少しだけ呆気に取られた。 フェイの言う言葉はとても理論的で論理的。 彼の性格が見えた気がして、喜色を帯びさせた眼差しを彼に向け微笑んで。]
ちょっと違うかな。 僕が故郷で食べてたのを思い浮かべて出したんだよ。 小さい頃から食べてたシチューだったからイメージしやすくてね。 吸血鬼になってからは滅多に食べ物を食べないからさ。
お世辞だとしても、美味しいって言ってくれたら嬉しいよ。 僕の家に来たら僕が作ってあげるよ。 今まで料理なんてした事無いからさ、味とか教えて。
[首を傾げながら、今後の事をフェイに伝えたら青紫は細めて彼の事を眺めていた*]
2016/08/08(Mon) 22時頃
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[何か堰を切った様に喋り出す様には、青紫はまん丸くし、少しだけ呆気に取られた。 フェイの言う言葉はとても理論的で論理的。 彼の性格が見えた気がして、喜色を帯びさせた眼差しを彼に向け微笑んで。]
ちょっと違うかな。 僕が故郷で食べてたのを思い浮かべて出したんだよ。 小さい頃から食べてたシチューだったからイメージしやすくてね。 吸血鬼になってからは滅多に食べ物を食べないからさ。
お世辞だとしても、美味しいって言ってくれたら嬉しいよ。 僕の家に来たら僕が作ってあげる。 今まで料理なんてした事無いからさ、味とか教えて。
[首を傾げながら、今後の事をフェイに伝えたら青紫は細めて彼の事を眺めていた*]
(210) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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/* やった!手料理!ゲッチュ!!
(-297) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[ゆっくりと置かれた手、閉じた瞳、望み通りに触れられた唇。
それのなんと柔らかく、そして甘いものか。 彼女の唇はすこしひんやりとしていて、子供体温の私にはとても心地よかった。
なによりも、ただ、重ね合わせているだけなのに。 こんなにも満ち足りた気持ちになるなんて、知らなかった。 胸の奥が暖かく、同じ物を感じてくれていると良いなと思いながら、彼女を抱き締めるように背中に手を回した。]
(211) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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─幻惑に囚われる>>181>>182─
[眼鏡のレンズを確かめた時、手元からいきなり話しかけられて、思わず一瞬息が止めて目を瞠った。 瞬きを二、三度してから、おそらくこの館の幻影か…何らかの力が働いて、脳に影響を与えているのだと考える。
寝台のシェニを見ると、彼はまだよく眠っていてしばらく目を覚ましそうにない。 わたしは傍らに本を置き、その上に眼鏡を置いてから周囲を見回す。寝台を挟んだ向こう側に姿見があるのに気づいた。 そこに映るわたしが、わたしの口調を真似て話しかけてくる]
…一体、何の用だい?
[せっかく闇世へ来たのだし、あらゆる事象を確かめる良い機会だと思った。 シェニの容態は気になったが、現実を認識できている限りすぐに戻ってこれるだろう、などと考えていた。 さて、わたしのそっくりさんは、何を語ってくれるのだろうか。
(212) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[鏡の中のわたしは饒舌だった。 自分を客観視すると、あんな風に見えるのか。などと余裕をもって観察をしていたつもりだが、話の内容が吸血鬼と出会った後の事に及んではたりと気づいた]
…───。
[そういえば、長い年月をかけてやってきたのは、吸血鬼が存在するかの是非を問う研究ばかりだ。 その事ばかりに夢中だったから、実際に出会った後の事については考えたこともなかった。 食堂で館の主が語るこの世の仕組みを、書の続きに書き留めようとしたが、意味をなさないような気がしてペンを置いてしまった。
わたしは最初の目標にたどり着いてしまった。 次に何をするべきか。首を傾げて考えたところで、鏡の中のわたしが新たな提案を出す]
……解剖…か…。 なるほど…、今まで考えた事もなかったな、…いいね、実に。
(213) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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名案だ。
[わたしは顔を上げ、晴れやかに笑った。 何故、今まで気づかなかったんだろう。わたしは新たな発見に興奮し、体中が震えるのを感じた]
(214) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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[さて、では解剖はどのように行っていくのだろう。 鏡の中のわたしは、まるで学生たちに説明をするかのように、刃物を使って手近にある”検体”の身体を裂く。 刃物を走らせた箇所から鮮血が溢れるのを見て、こちらのわたしは思わず『違う』と声を上げる]
吸血鬼は呼吸しない。 彼らは生ける屍だ。体内で酸素を運んでいないのだから、血がそんなに赤い色をしているはずがない。
[わたしの指摘を受けてか、鏡の中の光景に少しだけ訂正が入った。 わたしは満足したが、すぐに新たな不満に直面する]
一気にそんなに切ったらダメだ。中身が散って後片付けが大変になる。 だいたい、そんな役にも立たない死滅しきった臓物なんかに興味はない。 首から下で使えるのは、せいぜい筋肉と神経細胞くらいだろう。そんなものは、サンプルを取れば十分だ。
[なかなか思い通りにならない。いらつく。 それにもっと、大事な事を忘れている気がする。思い出せないもどかしさに、また喉を掻き毟りたくなるようなもどかしさを感じる]
(215) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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『…───だめだ。』
[新たに聞こえるのは、鏡の中からではない『わたし』の声だ]
『これ以上、彼を傷つけてはならない。刃物なんか使ったら、彼の傷は永遠に癒えなくなるよ』
傷はすぐに塞がるそうじゃないか。さっき”わたし”が教えてくれた、銀のナイフをどこかで調達しないとね。
『彼は切り刻まれて絶命したんだ。これ以上辛い記憶を重ねるな』
じゃあ、身体じゃなくて頭を開けるよ。 ちょうどいい、眠っている今の内にやってしまおうか。
[見下ろした先には、顔の半分を青紫の髪で覆われた、まだどこかあどけなさが残る青年が眠っている]
(216) 2016/08/08(Mon) 22時頃
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…───ドクン
[心臓が一つ大きく鳴った。一瞬、何かを思い出しかけた気がする。 手の中を見ると、繊細な装飾が施された金色のナイフがあった。ナイフの柄に嵌め込まれた石が、翡翠色の輝きを放つ]
…───ドクン
[また心臓が鳴った。まるで警鐘音だ。 ……まずい、…そろそろ…断ち切らないと…。焦りを感じたその時、───ゴトリ、と鈍い音を立てて青年の首が落ちた]
なぜだ…、わたしはまだ何もしてない。 手を動かしていないのに、何故勝手に切られてしまうんだ。
[わたしは周囲に目を彷徨わせる。 鏡の中のわたしは、いつの間にか姿を消していた。どこへ消えた?!振り返ったら、すぐ目の前に自分の顔があって、思わず声にならぬ悲鳴を上げる。
早く、
早く、…───誰か、わたしの腕を掴んでくれ…!!]
(217) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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─幻惑の後>>1:278─
…──────!
[己を現実に引き戻したのは、二の腕を掴む手の感触だった。>>1:269 弾かれたように肩を揺らし、驚愕の表情でそちらを見る。 こちらを心配そうに見つめる青紫の瞳と目が合った。 ようやく自分が幻惑から解放されたのだと知ると、安堵したように目を閉じて大きく息を吐く]
君がわたしを助けてくれたんだね、……ありがとう。
[二の腕に置かれた手に、自身のもう一方の手を上から重ねる。 目を開けて、念のためシェニの衣服を改める。どこも切られていない事に気づくと、もう一度安堵の溜息を吐いた。**]
(218) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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―――ふぁしりあ、さん……
[彼女の綺麗な蒼に近い髪が、さらりと揺れる。 それは私の頬をそっと撫でた。 何だかくすぐったくて小さく笑えば、求められるがままに、ぎゅう、と抱き締める返した。
そして、視線がかちりと合った瞬間。
心地のよい口づけが降ってきたと思ったら]
っ…………!
[彼女の舌が、私の中へと入ってきた。 驚き過ぎて一時停止している間に、あっと言うまに絡めとられて]
…ッ、……んっ…………ふ、ぁ…………ぁァ……! は、ァっ…………はぁ…… ファシリア、さん……
[私は、どこにも行きません。 そう答えたかったけれども、上がった熱っぽい息を調えるのに必死で言葉が出なかった。
この腕の中からどうして逃れる事ができよう。 むしろ、死が二人を別つまで捕まえていて欲しいというのに。
私が彼女に見合う嫁なのかと問われれば、それは否だとはっきりと言える。 言えるけれど、どうしてもこの人から離れたくなくて。 ……飽きられるのが、怖くて、彼女の耳元にわざと音を立ててキスを落とした。
愛していると、伝えるために。*]
(-298) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[舌の根がじんと痺れるほどの深い口付けの後。 息も絶え絶えなぼくはオブシウス様の下で過敏な身体を持て余して震えるしかありません。]
ふぁ…… ぁ……
[目を閉じても、反らしても。 ぼくの五感は、ぼくの肌を啄んでゆくオブシウス様の唇が下へ下へと移動してゆく感覚を追いかけてゆきます。]
ぁ… ゃ、だめ…
それ以上は……
[静止を求めて首を振っても、か細いぼくの声ではオブシウス様の耳には届きません。 いつの間にか雫を溢れさせて濡れる場所へ。 オブシウス様は『大人の愛し方』を教えるように、ゆっくりと唇を触れさせ―――………]
―――― ッ !
ひぃ っあ あぁ ………ッァ!
[深い口付けの度。 幾度もぼくの咥内を埋め尽くして、奥深くまで舐めていたオブシウス様の舌が、欲情の雫に濡れたぼくのそこを舐めてゆく。 その衝撃と、瞬く間に全身を駆け巡る甘い痺れは、ぼくという許容量を一瞬で超え…。
指と唇で施されるオブシウス様の愛に呼吸の仕方すら忘れてしまったぼくは、ただただその甘い痺れから逃れようとシーツの上で悶え、喘ぐしかできません。]
(-299) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[ぼくは、今まで自分の手で欲を散らすことすらほとんどしてこなかったのです。 それなのに。 全てを捧げようと決めた、愛するその人に、止まることなく溢れる雫を一滴たりともシーツの上に零すまいとするような執拗さで愛されて……。
どうして平常でいられたでしょう……?
その上オブシウス様は、溢れる雫だけでは足りないというようにその場所へ鋭い牙を浅く立ててしまわれたのです。]
んやあぁぁぁ……!
[薄く皮膚を裂かれた痛みより。 滲む血と滴る雫を啜り、舐めとられる音と刺激に悲鳴染みた声が上がりました。
あぁ、でも、そうされることに決して嫌悪なんて感じてはいないのです。 間断なく腰を震わせ、眦から涙を溢れさせるぼくの中を占めるのは―――……
途方もない快感と、毒のような背徳感でした…。]
(-300) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[足を閉じようとしても遮られ、逃げ出すことすら叶わず。 爪先から頭のてっぺんまでを走る甘い痺れを快感だと教えられながら、ぼくの身が早々に絶えそうになった瞬間。
寝台の上にうつ伏せにされ、ぼくの背に覆いかぶさるオブシウス様を不安と共に振り返ろうとしますが。 ぴたりと背に覆いかぶさられては、振り返る事すらできません。]
おぶしうす、さま……?
ぁ、 ぅん……!
[限界を間近に震える腿をなぞる指に、またぼくの背を快感が駆け上がりました。 腿から上へと滑る指が辿った場所に困惑を覚えたぼくに、オブシウス様は契約の時より痛いかもしれないと言います。
どうしてそんなことを言うのだろうと思っていたぼくは。 オブシウス様の言った「すべて」という言葉の本当の意味を、これっぽっちも分かっていませんでした。]
や、ぁあ……!
そこ、お尻の ぁ ……な、にっ?!
[自分でも触れない不浄の場所へ、強引に何かが入って来る感覚。 見えない背後に怯えながら身をすくませれば、覆いかぶさるオブシウス様の声が耳に届きました。]
(-301) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[直接姿を見ることのできないオブシウス様の声に慰められながら、痛みに止まりそうな呼吸を懸命に整えます。 どうしてこんなことをするのか。 オブシウス様の真意も分からないまま、身体はゆっくりと受け入れる準備を整え…。
埋め込まれていたものがずる…と引き抜かれた時には、ぼくの足は自重を支えることもできないほど弛緩しきっていました。
埋め込まれていたものが無くなった後。 異物が無いことに違和感を覚える場所に圧し当てられたのは、熱く滾るなにか―――……]
オブシウス様……
[恍惚と熱を孕んだオブシウス様の声が愛を囁いて。 後ろから当てられていた灼熱が、ぼくをふたつに裂くように押し入ってきました。]
――― ああぁぁぁああぁぁ……!!
[緩急をつけて、ゆっくりとぼくの中を埋め尽くしてゆく灼熱。 身体を千々に裂かれるような痛みと圧迫感に、ぼくの頬を止めどなく涙が伝います。]
(-302) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[それでもぼくが壊れなかったのは…
縋る場所を求めてシーツを掻くぼくの手を、力強く上から握りしめてくれた手の感触と。 苦しそうな声音で何度もぼくを呼ぶオブシウス様の声があったからでしょうか…?
背後から覆いかぶさるオブシウス様の身体に支えられたぼくの身体は、激流に飲まれなすすべもなく翻弄され、流されてゆく木の葉のようで。
ぶつかるたびにじわじわと熱を帯び始める下肢も。 泣きすぎてじんじんと痛み始めた頭も分からなくなって。 ただお腹の中を抉る様に蹂躙する灼熱が脈打ち肥えたのを感じ、怯えた様に抱きしめられたままの肩を震わせました。]
ぉぶ しう ……す、さ ま……
[絶え絶えに名を呼べば、答える代わりに首筋へ突き立てられた牙。 始めから深く突き立てられたそれに、もう指一本動かせないと思っていたぼくの身体が弓なりに反って跳ねました。]
(-303) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[喉を裂くように迸るのは、悲鳴でも絶叫でもなく、嬌声。 じゅるじゅると音を立てて啜られてゆく血の多さに目眩を感じながら、ぼくの身体は、確かに快感を得ていたのです。]
ひゃ、 ぁ あぁあぁぁぁーーーー!!!
[半ば痛みに萎れていた下肢から劣情が迸り、目の前で火花が散るように無数の光が生まれては散ってゆきました。
ぼくが果てても灼熱は奥深くを蹂躙しようと猛威を振るい、暴かれた秘所はぼくを貫く灼熱を締め付けるようにきゅうきゅうとうねります。 これ以上の快感は気が変になってしまうと。 強すぎる快感と恐怖心の間でいやいやと首を振って許しを請えば、オブシウス様の手が慰める様にぼくの手を握り指を絡めます。
激しく揺さぶられ、血を啜られる中。 ぼくの意識は徐々に遠のき………
最後に聞いたのは、苦しげにぼくの名を呼ぶオブシウス様の声でした。
ですから支えるものを失って、寝台の上に崩れ落ちたぼくにオブシウス様が焦りと恐れを覚えたことも。 乱れた髪を無骨な指で梳きながら、愛しげな声音で囁いてくれた言葉も。
全てはぼくの、知らない場所での出来事でした――――……………。*]
(-304) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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……笑うなら、笑ってもいいのよ。
[結果が、中途半端な猫耳と尻尾だけ。 驚いたような顔のままこちらを見ているリアントの反応に、 確かめるように耳の先を引っ張っていれば。 尋ねられて、わたしはまた首を傾げた。>>200]
わたしは貴方の……嫁、なんでしょう? 触っちゃだめなんて、言わないわ。
[さっき慌ててた彼に、言えなかった言葉を含めて。 吹き出しそうになるのを堪えて答えれば、 外された手袋に小さく心臓が跳ねた。 てっきりそのまま白い布地に包まれた手が伸びてくると思っていたのに。
抱きしめられた時以上に優しく、形を確かめるように撫ぜられる。 直接触れるその感触がこそばゆくて、耳先を震わせて伏せながら 尻尾がゆらりとシーツの上で揺れた。
ちらりと横目に見えたリアントの顔は、 妙に嬉しそうで可愛くて、また心臓が跳ねる。 その視線が尻尾に向いていることに気づかないまま、 火照りが引き始めた頬がまた、じわじわ赤くなるのを感じて 誤魔化すようにわたしは拗ねたふりを。]
(219) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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こんな中途半端じゃ、出歩けないし。 それじゃ楽しくないじゃない……リアントは楽しそうだけど。
ね、見せてちょうだいよ。
[どうせなら、耳と尻尾だけじゃなく猫の気分が知りたくて。>>201 繰り返しねだれば、耳から手が離れていく。 少しだけ名残惜しい気分で、尻尾がぱたりと揺れたけど。
ぐにゃりと空間が歪んだと思えば、現れた白猫に わたしの視線はすぐそちらへと。]
わぁ、ふわふわ。 とってもやわらかくて、可愛いわ。
[膝の上に乗った白猫に手を伸ばせば、頭をすり寄せられて くすくすと笑いが零れた。 夢中になってやわらかくて掌より少し大きい猫の頭を撫ぜていれば、 促すように鳴く声に我に返る。]
(220) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[廊下を走り抜けた突き当たり。 重厚なオークの一枚板には、中世の意匠が施されている。重たい筈の両開きの扉が、音も無く、すい、と隙間を作る。ひと一人分くらいのそれ。
部屋の中は、廊下から忍び込んだ灯りで微かに暗闇を免れる程度。 入ってすぐの右手側、大振りの姿見に背の高い男が映っていた。 後ろに流すように整えられたブラウンの髪が、精悍な額に一筋落ちている。左手に携えた金の王笏は、男が纏う威厳にぴったりと似合っていた。]
入室するときはノックをしなさいと言ったろう。 …そんなに息を切らして、今度は何から逃げていた?全く。
[錆のある心地の良いテノールが、耳朶に滑り込む。笑った目尻に少しだけ皺が寄って、途端に優しい表情になった。 男の視線が部屋の奥に流れて、ふっと幻は失せてしまう。 つられて奥に目を向けるなら、扉の正面、突き当たりの壁で、長く日の目を見るのこと無かった六枚の古い肖像画が、青年を待っていた。]
(221) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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ごめんね、それはきっと美味しく無いよ。
[そう心の中でフェイに謝りを入れた。 自分の故郷で作られるシチューは味が薄く、具も小さくて。 お世辞に言えば質素、悪く言うならば不味い代物だ。 その証拠に、故郷のシチューを食べて育った自分の体格は小さくて少し貧相。
だからお世辞にでも美味しいと言った彼に申し訳無さと。 何処かしら過去の自分と重なる様に見える嫁を見れば、胸が痛い*]
(-305) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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/* がんばった…!がんばった…!!ちゃんとお返事書けた…!!! 誤字脱字のチェックしてないこわい!!!
あとこれ、強姦されたみたいになってるけど… 実際和姦だよね…?(くびこてし
ヤメテー ショジョニ ソンナ ゴムタイナー !!
まぁ、実際嫁契約してなかったら身体的に壊れてそうだけどな!w とりあえずフィオレは吸血されないとイけない身体になってそう…
ところでオブシウス様のログで裂け目って言われると、「あれ?フィオレって女の子だっけ…?」って中の人が大混乱してた。してた。 秘所って書いてるけど、これどう見ても弄ってるの前だよなー…とか。
とりあえずフィオレには童貞非処女おめでとうって言っておこう(
(-306) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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/* 初めて、灰で1000使った!!( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ ) それにしても、フェイのロル見ると拝みたくなるわー。 マッドとまともな間で葛藤するとか美味しいよ、美味いŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
それに、肩書き、変わってるぅぅぅ!!!
(-307) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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[もう一度、うーんと唸り。 じぃっと白猫を見つめて、イメージをして瞼を閉じる。 ぐにゃりとまた歪むような感覚。
そして。]
ミャオ!
[目を開ければ、低くなった視界。 視線を落とせば、今度こそふわふわの赤毛に覆われた前脚が見えて 上機嫌にぱたぱたと尻尾を揺らし。 どうかしら、とひと鳴きすれば褒められるのを待ちきれず 前脚で同じ視線になった白猫に飛びついた。]
ミャーオ
[ごろごろと喉を鳴らして躰を寄せると、擦れる毛並みが気持ちいい。 とっても素敵! すっごく楽しい! はしゃぐままじゃれついたまま、ごろごろ縺れて寝台を転がって。]
(222) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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フギャッ
[湿った鼻先が、鼻先にごつんとぶつかった。 打った痛みに動きを止めて、 わたしは猫のまま人間の時と同じ目を瞬かせる。
あれ、もしかして今。]
(-308) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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……ミャオッ
[慌てて飛び退いたわたしの周りの空間が、ぐにゃりと歪む。 いつもの視界の高さに戻ったことにも気づかないまま、 両手で口元を覆ってまたわたしは寝台に座り込んだまま動けない。
たぶん、今。 猫の時よりも、真っ赤な顔をしてると思う。]*
(223) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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/* 自分の為にメモ履歴を漁って来た(
オブシウス>あなたの嫁は羞恥に悶えながらおふとんに潜ります
フィオレ>フィオレが愛しすぎて眩暈がする……。 フィオレ>滅茶苦茶に愛して壊してしまいそうでごめんなさいごめんなさい。でも、フィオレが可愛すぎて止められなかった……!! (同じく恥ずかしさで悶絶しながらごろんごろん)
オブシウス>オブシウス様はぼくをいろんな意味で殺す気だっていうのがよくわかりました…(赤面して埋まる)
フィオレ>ふふっ、フィオレが可愛く誘ってくるのでつい我慢できなくてな……。←(と、言いつつ本当に壊してしまわないかと不安げにしている)
オブシウス>オブシウス様が野獣でした…(ぷるぷるふるふる…
フィオレ>(どこか恍惚とした表情でフィオレを見ている)
(-309) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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ええ。 私はルチル様の罪も愛します。
[私の口から溢れる感情の名は、いつの間にか “好き”から“愛”へと変わっていた。 それに気付かないまま、私は私の光へと愛を囁き、愛を求めた。]
知らない分、知った時の感情は……あなたを想う心は きっと深くなるでしょう。
[どんな感情ですら愛おしいと呟いた声は届いたか。]
偽物……。
[そして私は教会では学ばなかった真実を知る。 交わりは愛し合う行為。 愛等無かった私には与えられなかった真実に真摯に耳を傾けて、 何も知らずにいた私を彼は喜んでくれた。
そこにあるのは、私でも判る。
憐れんでいるのでも怒っているのでも呆れているのでも無い。]
(-310) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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はっ……ぁ。
[指先で触れられただけなのに、寒くも無いのに ゾワリと肌が粟立ち、そこから熱が四方へ広がってく。
剥き出しの焼き鏝の熱を感じた様な気がして、 漏れた声は拒絶では無く甘く掠れて。]
偽物で、良かった……。 真実をルチル様に上げる事が出来るのだから。
[ルチル様が喜んでくれた様に、私も嬉しかった。 無垢なままの私を彼に捧げる事が出来たのだから。]
あ、あの……し、縛ってもらっても……良いですか?
そんなに可愛いを連呼されると……恥ずかしすぎて 思わずルチル様を殴ってしまいそうで……。
[だが嬉しさと恥ずかしさは別物。 目を閉じても耳は閉じられない。 あまりの恥ずかしさに咄嗟にルチルを殴りかねない程の 恥ずかしさに、思わず拘束を求めたほどだが、 その恥ずかしい言葉を止めて欲しい意味だと届いたか。]
(-311) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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ま、まだこれから、ですか?
[布を取り除かれ、下半身の僅かな布だけになった事に 緊張せずにはいられない。 これだけでは終わらないと言われて、喉を上下させて 唾液を呑み込み、ルチルの気配を探る。]
ルチル様、私も……愛してます。
[改めて全て受け入れる覚悟と、想いを込めて 唇を受け入れたが。 次に唇から洩れた声は、私も出した事の無いものだった。]
ん、あっっ、はぁっ……んっ。
[最初に触れた首筋から血液が逆流するような熱と ぞわりぞわりと何かが全身を回り出す。
耳に息を吹き掛けられて、啄まれただけで脳が融けそうになった。 シャラとなる耳飾りの音が邪魔で、何度も首を振れば 長い黒髪が汗ばみ始めた肌に張り付き絡んでいく。]
(-312) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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ぁ、ああっ、ルチル様っっ、そ、そこはっっ。
[ルチルの唇はきっと私の傷を這っている。 私の傷を癒す様な優しい口付けのはずなのに、傷を焼く様な 熱が私を包み、強く吸われた肩は焼き鏝を当てられたように 熱くジンジンと痺れて私の理性を焦がした。
目を閉じているせいでルチルの手や唇が何処に振って来るのか 判らない。 それが更に何かを過敏にさせるのか、 胸を食まれた瞬間、私は思わず目を見開いた。 そこがここまで敏感だとは知らなかった。
ルチルの唇が触れただけで、どんどん硬く熱くなっていくのが判る。 唇で吸われるだけで、我慢出来ずに身体が揺れる。 抑えられない声がどうして出るのか。]
やっ、ぁ……そ、そんなに吸ってはっっ。
[ダメだと言いたいのか、もっと吸って欲しいと言いたいのか。 どちらを望んでいるのか判らないが、 胸を吸われるのと同時に、肌を手が這う度に 汗を滲ませ離れたくないと吸いついた*]
(-313) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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/* ああああああエピが!きてしまう!!!(心臓おさまれ) リリカルすぎて恥ずかしにそうだけど猫でいちゃいちゃしたかったんです(*ノノ)
有給残ってるけど今週お休みとれないのが、つらい…つらい……
(-314) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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/* すまん、あまりにも過剰な快楽と幸福で頭が溶けているんだが。 フィオレが愛しすぎてもう歯止めが……。
中の人ですら普段の。 「あああああフィオレ可愛いうわああああああ」 すら言えずに恍惚とした表情で無言でログを何度も読んでる。 ずるいぞ、私もログを鑑賞したいのに。←
ああだが、エピが来ればフィオレの艶姿を他の参加者にも見られてしまう……このまま独り占めしたい独占欲が刺激されるんだがまあ、仕方ないか。 フィオレの初めてはもう私のものなのだからな!! (のろけを垂れ流して平静さを取り戻しているなう)
(-315) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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……ぁッ……は……
[熱を帯びた吐息とともに耳元に落とされたキス。 それがとても擽ったくて、愛おしくて。 思わず吐息が漏れてしまって。
身体の奥からどうしようもない熱が湧き上がるのを感じ 彼女の首筋へと唇を近づけて。 真新しいその"印"をゆっくりと舌でなぞる。
――ああ、だめよ、こんなところで。
此処は、紅薔薇の館。働くのは理性。 彼女の身体を。その隠された敏感な場所の奥深くまで 今すぐにでも知りたいなんて、本能が、心の中で暴走する 密やかな興奮は甘い蜜となり、下着に染みを作って。]
……んっ……ぁあ……
[その衝動を悟られまいと身体を捩りながらも 溢れた蜜は、白い内股へとじんわりと零れ落ちていく。]
……ミーナの、ばか。
[恥ずかしさと、止まらない本能をどうにか抑え隠すように、 もう一度彼女をぎゅう、と抱いて、肩口に顔を埋めた*]
(-316) 2016/08/08(Mon) 22時半頃
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/* 嫁が可愛い(すでにbot)
(-317) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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/*
主かわいい!!!(机叩きつつ)
(-318) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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/* 契約を交わした後の幻惑の吸血鬼は、嫁がいかなる邪念を向けようとも無垢なシールドに守られはじき返すのであった
(-319) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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/*
あーまって、本当に待ってなんなのこの人可愛すぎでは…… (顔覆い)
(-320) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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[それから変化は徐々に現れた。 僕が千里を見渡しそれらに干渉し得る己の力を受け入れるにしたがって、兄妹たちとの間にあった上下関係も明確になっていった。ごっこ遊びの終わりは、ごく自然に訪れる。
別に接し方を変えた訳じゃない。ただ、「そうあるべき」不文律に、生き物は逆らえないだけだ。その事実は皆と同じ吸血鬼で在りたかった僕を苛んだけれど、そうと知ってか知らずか、前と変わらずくだらない喧嘩や遊びを吹っかけてくる末弟の存在に、僕が、そしてもしかしたら他の兄妹たちがどれ程救われていたか、本人は知りもしないだろう。 末弟は気持ちの良いバカだった。
やがて幸福な子供時代は終りを告げる。 委細は省くが僕はあの、世界に繋がれた日、己が生まれてきた理由がマリアを救う為だったのを知った。 けれど、何かを得る為には何かを手放さねばならないのは世の常で、それは僕たちの場合、この闇世と名付けられた箱庭の喪失を意味していた。
それでは困る。 先も言った通り、僕は弟たちのためなら何でもしてやりたかった。彼らには、彼らを棄てたヒトの世界とは別の楽園が必要だ。 だからこそ僕は、それなりの時間をかけて奇跡を起こす準備をしていた。]
結論から言えば、僕はマリアの創った闇世を引き継いだ。 彼女が去って外郭を失った世界を、無から産まれた僕の胎内に取り込む形でね。
[気に入りの柔らかな椅子に凭れて、肘掛に頬杖を付きひとりごちる。人差し指で掬い上げた一本を見失わないよう、絡まった他の糸を切ったり、解いたり、作業を進める手は止めない。]
(-321) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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世界をひとつ所有する、ってことは、嫌でも存在のステージが上がるって事だ。 僕個人っていう人格はやがて形骸化して薄れていく。いずれ兄妹たちの記憶からも忘れ去られていくだろう。でもね。
[それで構わなかったんだ。 僕はただひたすらに与えたかった。与える事が愛だった。僕が居なくなっても、あの子達が望むものを手にできるシステムさえ構築すれば、脱け殻だろうと僕の意思は達成される。
マリアに関する秘密と、闇世を創り直す事を説明すれば、兄妹たちはどこか不安そうだった。案の定、末の弟は末の妹と顔を見合わせ、なんとも情けない顔で僕の袖を引く。]
『××は?』 『それでは貴方は、どうなるの?』
[ああ。僕の心配なんかして、そんな顔をしないでおくれ。 僕の願いは御前達の幸福。御前達がなんの不安もなく暮らしていけること、それだけだ。
大丈夫。 僕はそう言った。 大丈夫だよ。この世界の礎には、いつでも、僕がいる。御前達の望みは、全て僕が叶えてあげるから。
一人ずつ順に抱き締めて、髪を撫でてやる。 それからマリアに与えられた王たる証をひとつずつ、兄妹たちに譲り渡した。 一番目には、金の王笏を。 二番目には、純白のローブを。 三番目には、黒き剣を。 四番目には、赤い石の首飾りを。 そして、末の五番目には、黄金の指輪を。
これから先は、王の役目は僕のものじゃあない。母さんや御前達と同じ、非業の運命の果てに傷付いた者たちを招いて、国を創るもいいだろう。 この闇世は御前達のも。この世界で御前達は自由に生きていい。自由に──、]
(-322) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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[死んで、いい。]
(-323) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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/* コーラリアの肩書素敵だな。
(-325) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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ひ、ぁッ……!!
[首筋に熱い吐息がかかった次の瞬間。 ちくり、と走る痛みと甘美な痺れ。 みっともない声を小さくあげれば、ざらり、と撫でられる感覚にどこかが蕩け始めたのが自分でも分かった。
この、感覚は。感情は。 初めての事ではっきりとは分からなかったけれど。 心地よくて気持ちいいのだけは分かった。 委ねたいと感じる本能、それを押し留める理性。 ギリギリの所で理性に軍配が上がろうとしたとき。
顔を埋めてきた彼女にどうしようもなく愛しさがこみ上げ、自然と美しい髪へと、キスを。 この言葉が適切かどうかは分からなかったけれど、無意識にこぼれ落ちたものは。]
…………、かわいい……
[小さい物だったが、彼女の耳にも届いただろうか。 そんな事も気にせずに、何だか抑えるのに必死そうなファシリアの髪を、気が済むまでゆっくりと梳かした。*]
(-326) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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/* 一分ぐらいの長さでループしてる曲を聞きながら思ったのは。 妖しさの中に激しさや毒が含んでるのが僕らしいなーと( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-327) 2016/08/08(Mon) 23時頃
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[激しい情事で切なく乱れ、崩れ落ちたフィオレの体。 オブシウスは未だ気を失い倒れたフィオレに寄り添いその頭を撫で、髪を梳く。 眦に残る涙の跡や、二度も吸血した首筋の痕――…… フィオレの痛々しい姿が情事の激しさを無言で物語っていた]
フィオレ……。
[初めから激しすぎたかと、胸中で後悔するも時すでに遅し。 せめてもの罪滅ぼしにとフィオレの眦や頬に残る涙の跡を自らの指で優しく拭って情事の痕跡を綺麗に消し去っていく。 そして、ベッドに視線を落とせば二人の血と精液で濡れたシーツ。
一瞬、従者を呼んでシーツを交換させるべきかと思うが――……
いくら心を許した従者であろうと、今のフィオレの痛ましくも悩ましい裸体を他者の目に晒す事など断じて許容できるはずもなかった]
仕方がない、不慣れだが私がやるか。 フィオレ……、少しの間だけ我慢してくれ。
[シーツを交換するべく、簡素なシャツとズボンに着替える。 それからベッドで横たわるフィオレの体を清潔な毛布でくるんで姫抱きに抱えると脇にあるソファへと運び――…… 起こさぬよう慎重にフィオレをソファへと横たえる]
(-328) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[交換用のシーツをクローゼットの中から持って来るとベッドの汚れたシーツを交換しようとする。 ……が、ここで非常に重大な問題が起こる]
思うようにいかん、な……。
[そう、オブシウスは家事技能が皆無だったのだ。 生前から戦に明け暮れ平穏な家事などした事もなく、闇世に来てからは大抵の用事は従者達がこなしていた為、オブシウスはこういった細々とした作業が苦手だったのだ。 しばし、シーツを整える作業に四苦八苦しながら奮闘している。**]
(-329) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[>>220 推理は少し外してしまったが、生前に親しんだ味を出してくれたことは心から嬉しい。 先ほどの兄弟の話といい、こんな風に接していけば、少しずつ楽しかった思い出を語ってくれるようになるだろうか。 笑顔で語れる日が増えれば、いつかは心の傷が癒えるかもしれない]
君の家というと、わたしの家にもなるな。 君の料理も楽しみだ。早く帰りたいよ。
[これからの予定を楽しみにしつつ、帰りたいという自分の言葉にハッとする。 教会の家を出てから十年以上、わたしは一度も”家”と呼べる部屋に帰った事がない。 なんだか感無量だ]
長かったわたしの一人旅も、ようやく終わりだ。 これからは、君との新たな旅立ちか……第二の人生ってやつだ。誓いの証に、こんなのはどうだろう。
(224) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[シチューの皿にスプーンを戻し、とあるイメージを頭の中に作り出す。 コンディションはさっきよりマシだ。できるかもしれない]
……、出た。
[シェニの目の前に右手を出して開くと、中にはホワイトゴールドで出来たペアリングがある]
この館で生み出したものだから、外に出ると消えてしまうかな。 そしたら今度は君が、一生消えないリングを作ってくれるかい?
[食卓の前で、しかも互いに半裸でシチュエーション的には不備が多すぎるが、左手を差し出してほしいと願えばしてくれるだろうか。*]
(225) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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/* オブシウスの隠し設定。 「家事スキル皆無」を生かせる機会があったのでロルに落とす!
大抵は従者がやってくれるし呼べばいつでも来てくれるからオブシウスが家事をする場面なんて無いだろうなと思っていたら機会ができてほくほく。
恐らく、「フィオレに頼まれて料理なんかを作る」 みたいな場面があったらフィオレの為にと頑張るけれど、上手くいかなくて……そんなオブシウスを影の中から「手伝ってあげたい」みたいな目で従者達が見てるという事もあるかもしれないと妄想。
オブシウス様は世話焼き体質だけど、世話焼かれ体質でもあるよね。
(-330) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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/* 皆の肩書が次々と♪
(-331) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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/* あぁ、本音は帰りたいなのか( ˙ ꒳ ˙三 ˙ ꒳ ˙ )
(-332) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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……かわっ……可愛いとか。 わ、私の柄じゃないでしょう。
[溢れ出る欲求を理性で抑えながら、呟かれた言葉にはそんな反応を。 肩に顔を埋めてしまっているのできっと。もう血の色は肌に宿らないとしても。どこか恥じらうような表情は、彼女には見られなかったはずだ。それを幸いとして、ゆっくりと梳かされる心地良い手に、頭を委ねる。]
……ずっと。こうしてたい。 いつまでも……ずっと、ね。
[ぽつり、今日新たに芽生えた望みを、口にして。]
(-334) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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/* 可愛いんですけど私は一体どう反応したらwwwww
(-333) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[――しばらく、そうしていただろうか。
少し心を落ち着けた後で。 ゆっくりと身体を起こして、彼女から離れて。 流れ落ちていた青色の髪の毛をゆるりと掻き上げる。]
……ミーナは、私の事が知りたい、と言ったわね。 私も、ミーナの事が、たくさん、知りたい。
何から、話しましょうか。 折角なら楽しい話が良いのだけれど。
[と言ってからゆるりと頭を振って]
……ううん、もしそれが、悲しい話でも。 きっと、私はあなたを受け入れるわ。
[そっと立ち上がり、窓の方へ向かい。 閉ざされたカーテンを開けばそこには。 先程までは見えなかった、まあるい月が輝いていて。 それは、少し桃色がかった、まるでミーナのような。 やさしく、包み込むように、淡い光を放つ満月。]
……ねえ、ミーナ。 あなたには、月はどんなふうに、見えてる?
[首を傾げて問いかけて。*]
(226) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[完全には猫の姿に変化ができなかったことに がっかりしたように、笑ってもいいと言ったコーラリアへ 笑わないよって目を細めて返す。>>219
だけど、どうしても頬が緩んでしまうのは 動物の可愛らしさと元々の彼女の女の子としての可愛らしさが 相まって見えるせいで、仕方のないことだと許して欲しい。
彼女が動物になれることを喜んでいたのは 能力の引継ぎを話した時に 目を輝かせていたのがわかっていたから、 残念がる気持ちもよくわかってはいるのだけど。>>207
触ってもいいかと断りをいれたのは さっきの気まずさもあったからで。
快諾してくれた言葉に含まれていた嫁という単語に、 余計に、照れてしまいそうになるのは 彼女には伝わってしまっただろうか。
何故か笑うのを堪えているような様子に 今度は俺が首を傾げながら 付けたままだった手袋を外したのは 柔らかくて温かそうな獣の耳の感触を直接感じたかったのもあるけど。
もっと早く外しておけばよかったな、なんて さっきまで腕の中に抱いていたことを思い出して考えてしまう。]
(227) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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じゃあ、失礼して… …触るね。
[彼女の髪色とよく似た毛並みの耳に触れると、 耳先が微かに震えていることとか、 くすぐったそうに揺れる尻尾に何故だか妙にそわそわとした気分になる。]
あったかくて気持ちいいよ。
[心地の良い感触に、ふ、と綻んだ口元から笑気を零れた。
触れているのが楽しいのは勿論あったけど、 赤らんだ頬も、拗ねたような口振りも、もっと見ていたい様な 気持ちになるのを我慢して。 繰り返しねだる言葉に応えてお手本を見せる。>>220
猫の姿になれば、彼女の膝に乗って 撫でられるのも人の姿のときよりは大分照れずに済んだから つい今の姿に甘えて擦り寄るとゴロゴロと喉を鳴らした。
そうじゃなくて、これはお手本なんだからって促すように 一声鳴けば、コーラリアも撫でる手を離して瞼を閉じる。>>222]
(228) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[今度はちゃんと変化できるだろうか、と じっとその姿を見つめていると、空間の歪みと共に 俺と同じ目線の高さになった愛らしい猫の姿が現れた。
よくできました、って言葉は発せられないから、 鳴き声をあげようとしたところで飛びついてくる赤毛の猫を 褒めるように寄せられた体に頬をすり寄せる。
楽しそうな姿が嬉しくて、 じゃれつく彼女と縺れると、 小さな二つの毛玉が寝台を転がった。]
(229) 2016/08/08(Mon) 23時半頃
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[鼻先がぶつかった衝撃に一瞬目を閉じて 大丈夫?と窺うように彼女の方を見ると はしゃいでいた動きを止めて目を瞬かせている。
どうしたんだろう、と俺は前脚を伸ばしてみたけれど]
(-335) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[慌てたように飛びのいた彼女は気づけば元の姿に戻っていて 俺は猫の姿で一度その顔を覗き込む。]
にゃー…?
[口元を覆い、顔を伏せた様子に心配そうな声をあげるけど 動かない彼女の顔は今まで以上に真っ赤だった。
彼女の横に寄り添ったまま、元の姿に戻ると どうしたの、って言葉にして口元を覆った手を取った。]
(230) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* なんだろう、ここでシーツを交換しよう って発想にいたるところが庶民的発想なのか…w
(普通にフィオレの部屋に移動しちゃえばいいんじゃ、と思った中の人)
あぁぁーーーーっていうか猫二匹がかわいいいいいいいい!!!!!>>222>>229 もふりたい!もふらせてっ!!!
(-336) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[足音を、追いかけて ひらめく痕跡の幻を追いかけて。
導かれるままに、男はそこへたどり着く。 招くように開かれたままの扉の隙間に、滑り込んで、そして。]
にい、さん、
[出会った姿に、震える吐息が零れ落ちた。 肩で息をしながら、鏡の中の姿をただただ見つめ、胸に溢れるなにがしかの感情に溺れそうになりながら喘ぐ。
違うんだ、兄さん。 逃げていたんじゃ、ないんだ。 追いかけて、来たんだ。
そんな些細な会話を交わす前に、流れた視線に気を取られ、一瞬目を離した隙にその姿は消えていた。 兄の姿に促され、目をやった先。 6枚の肖像画が、並んでいた。]
(231) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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…一人目の、息子。 金の王杓を、受け継ぎし者。
[囁きのように、言葉を紡ぐ。]
一人目の、娘。 純白のローブを受け継ぎし者。
二人目の、息子。 黒き剣を受け継ぎし者。
末の、娘。 赤い石の、首飾りを受け継ぎし者。
[すらすらと紡ぎあげた言葉が、ふるりと震える。]
三人目の、息子。 黄金の…指輪を…
[左手に鈍く光を放つ、指輪をそっと見下ろす。 …受け継いでいた。 己は、確かに、受け継いでいたのだ。
断片的な記憶が、少しずつ、少しずつ形を成してゆく。]
(232) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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― 回想:??? ―
『ちょっとセルゲイ!これどういうことよ!』
[すぐ上の姉が、きゃんと吠えるのを耳にして、青年はぺろりと舌を出した。 もうばれた。 案外早かったな。]
『これじゃ、わたしの方が年下みたいじゃない!』
[彼女が指差した先を見て、青年はわざと唇を尖らせた。
嘘は書いてないだろ。 殆ど嘘みたいなものよ! 大体歳なんてあってないような物じゃないか。 それでも、わたしの方がお姉さんなんだから! 女の子は若い方がいいじゃないか。 それこそ関係ないわ!
結局どうやって収まりがついたのだったか。 青年のした悪戯は、そのままに残されていた。
…そう。 残されて、いる。]
(-337) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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…我らの、父。 偉大なる…真祖……
[一度たりとも、そんな風に呼んだことはなかった。 父だなんて、思ったことが無かった。 その人を。 僕は。
何と、呼んでいた…?
ころころと、鈴の転がるような笑い声が聞こえる気がする。]
貴方は、一体…
[誰、ですか。
そっと歩み寄った先、一際大きい肖像画は、見上げてもその顔が闇にまぎれて良く見えない。 けれど、己は、きっと。
その姿を、知っている―――…]
(233) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* 白いエプロンを念じて取り出して「はい、つけてみて(笑顔)」ってやって、恥じらいつつ怒る主が見たい。ついでに貼り倒されたい。幸せだよね。
(-338) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[あ。って気づいたのはその手を取ってから。
猫の姿だったから、実感がイマイチわかなかったのもあるけど。]
コーラリア。 ……ね。こっち向いて?
[ぶつかっただけの事故みたいなそれでも 改めて気づくと気恥ずかしさもあったけど。
それじゃ嫌だな。と思ってしまったのもあって。
お願いに応えて彼女が此方を見てくれたなら。 そっと顔を寄せると、唇を重ねた。]
(-339) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[別離を告げ、目を閉じれば、僕の視界はあっさりと反転する。 僕という個人を形取っていた身体は最早必要無い。そうして独り、僕はこの場所に座す。
創生を為す者として、僕は祈る対象を無くした。 僕の願いは闇世のルールと成り得る。僕はそれでこれからこの世界で生きるであろう子らを縛ることを良しとしない。だから、僕がこの身に孕んだ世界の種と共に埋める言葉はひとつだけだ。 それこそが、この闇世唯一にして絶対の不文律。]
我が愛しき同胞。アレクセイ、イヴ、セルゲイ、ブランカ、ソフィア。 これからこの世界で生きるであろう、全ての愛すべき子ら。 何時如何なる時も、どんな道を選んでも、どれ程の罪も、嫌悪も、愛することも、死を選ぶ事も、ひとつ残らず僕は────、
(-341) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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許すよ。…だから、大丈夫。
[あの、産まれたばかりの幼かった日を思い出す。大丈夫だよ。そう伝えたくて、僕は産声をあげたんだ。]
(-340) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[そうして、その日。
僕はこの闇世の──神になった。]
(-342) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* 指輪については刻印がエンゲージリング替わりになるんだけど、なんか、こーゆうの好きかなーって。いや、むしろフェイの中の人の好みなんだが(´∀`*)
(-343) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[吸血をしたのはついさっきのこと。
理性がなくなるのは禁断症状の時だけのはずだし。 今は本能が出やすくなる動物の姿でもないのに。*]
(234) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[やがて、悪戦苦闘しながらもベッドを整える。 少しシワが目立ったりヨレたりしているものの、先程に比べれば清潔であるという点において満足のいく状態になったと胸を撫で下ろす]
やれやれ……、なんとかなったな。
[ふう、と一息つくとソファに横たえていたフィオレをもう一度姫抱きに抱えてベッドへと戻して頭を撫でる。 そして、ちらとフィオレの脱いだ質素な衣服に視線を向ける]
……新しい服も用意せねば、な。 好みについては、後ほど聞いてみるか。
[と、もう一度クローゼットを探ってフィオレのサイズに合う衣服を見繕う。 貴族が着るような豪奢な衣服も数多くあったが……。 フィオレの今までの控え目な正確からして、いきなりそんな服を与えても抵抗のほうが強いだろうと予測する。
――……。 しばし悩むが、無難に先程までフィオレが着ていた服に似た質素なものを選んでベッドの脇に置く。 質素ではあるが素材は上等な絹で出来ており、肌触りは格段に良い服だった]
(-344) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[吸血鬼や獣のそれとはどこか違う疼きを覚えて 重ねた唇を離すと、紳士でいるのは難しいな、って 僅かに眉を下げた。*]
(-345) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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─ ミーナ/水面に歪むコバルトブルー─
[ぱしゃんと跳ねた水が描いた波紋に、空の青と幼さすら感じる少女が映っていた。 しゃがみ込むその指先が凪いだ水面を乱すのを、水鏡の中の少女は黙って見詰める。暫くそうしてから、物思いに耽る彼女に声を掛けた。]
『考え事?』
[同じ姿で器用に笑う水面の自分を、ミーナはどう思ったか。 契約が済んだ後のヒトの子を揺さぶる意味はあまり無いが、それでも彼女が水面へ投げた感情は、夢の中にまで"ゴースト"たるそれを引き寄せた。]
『ああ、きみ、あの子と契約したんだね。 おめでとう、かな?』 『んん、でもさ、本当に良かったの? あの子のどこに惹かれたのか知らないけれど』
[『生きたい』、が叶えば他は満足だったのかな? 不思議そうに首を傾げて問いかける。ミーナにとっては、もしからしたら多少意地が悪く聞こえる問いだったかもしれない。 しかし問うた声音は、純粋な疑問を浮かべていた。]
『だってきみ、何も知らないでしょ』 『あの子がどうしてこの館に来たか』 『あの子がどうして今まで嫁を取らなかったか』 『この世界の終焉を願う程、何が未だにあの子の傷を掻き毟ってるのか』 『なんにも、知らないよね?』
[ミーナを模したまま、こてん、と愛らしい仕草で首を傾げる。コバルトブルーの反射する水面に、黒い靄が映り込んだ。]
『ねえ、これは単なる内緒話だけど』 『あの子には想う人がいるよ』 『ひと一人の人生を見送って、それ以上の時間を持ってしても忘れられない、誰か』 『ねえ、きみ』
[ミーナが靄から覗く複数の目にハッとするのが見える。>>72 問うた声は聞こえていただろうか。水面に触れてくる指先を内側から合わせた。そのまま、彼女が勢い良く突っ込んでくる手首を捕らえ、引き摺り込む。否、彼女が飛び込んだのかもしれない。
ざぶん、と派手に上がった水柱。 夢を映す水溜りの中、同じ姿の少女が向かい合う。手首を掴んだ方の唇が、ごぽごぽと視界を遮る泡の中できゅうと口角を上げた。長い犬歯が、ちらりと覗く。]
『それでもあの子を、愛してくれるかい?』
[鈴の余韻を持つ声が、柔らかな音で言った。深い深い蒼に沈む彼女の思考に、最後の問いは届いたろうか。*]
(235) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* じゅうぶんしんしです…!!!!!
(-346) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* ゴーストさん大人気!!
(-347) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* すっごく抉ってくれたのに、 ゴーストにちゃんとお返事できなかったの申し訳ねぇ…
(-348) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[新しい服を用意し、今までフィオレが来ていた服へと目を向ける。 それは闇世に来る前の人間だった頃のフィオレの服――……]
大事なものだ、無くさないようにせねばな。
[身一つで闇世に着たフィオレの思い出の品であろう服。 ――自分の知らないフィオレの過去、人間の記憶。 その服に目をやりオブシウスはしばし今後の暮らしに思いを馳せる。
いつの日か自らとの暮らしの中でフィオレが人間だった頃を懐かしみ、もしくは恋しさを覚えた時――…… それは少し寂しい事だったが、仕方の無い事だとも思う。
何よりも、フィオレをここまで育てて自分と出会わせてくれた人々に敬意と感謝を示すべきだとも、考える。
だからこそ、オブシウスはその服を大事にとっておくべきと、少し型崩れしてはいるものの折り畳んでベッドの脇の新しい洋服の横へと並べた。**]
(-349) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* 全PC煽り完走しました 今繁忙期、ねえ、ほめて、ほんとほめて
みなさま煽りコンビニ御利用ありがとうございます! みんな大好きよ!!!
(-350) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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[ギュルセルが此方に向ける言葉の変化はあまりにも自然で 此方の感情も同じように愛に変わっていたから ふわりと口元を緩めて彼を見る]
互いを知れば知るほど深くなるのが「愛」だよ。 だから、私ももっと知りたいし、知って欲しい。
[まだ知らない互いの事も、深く深く愛し合うという事も。 そこに居るというだけで愛しいと、そう思える喜びも。
教会の行いがどういうものだったか 正しいと思わされていた嘘を知ることが、良い事かどうかはわからないが 偽の行為は彼に何も与えていないと知れば、浮かぶのは喜び。 ほんの僅か触れさせただけの指にも震える姿は、どうしようもなく此方の欲を煽るから
悪戯に指は触れ、言葉でも彼を追い上げてしまう]
でも、偽物とはいえ君のvergineを奪った教会に嫉妬はするかな。 そのぶん、他の初めてはみんな貰うけど。
[などと、恥ずかしい言葉をさらに重ねたなら、嫁から零れたのは些か物騒な一言]
(-351) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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可愛い君に殴られるなら気にしないけど…… でも、困るな、ギュルセルの方が私より力が強そうだ。
[言われたそばから可愛いと口にして、笑う]
私に好きな人を縛る趣味はないし、と、それは置いといて。
殴られるのも縛って心を傷つけるのも嫌だから気をつける…今は。 忘れるようだったら、てし、っとやってくれていい。
慣れてくれるのが一番嬉しいけど、ね。
[色々何処から突っ込めばいいのかわからなくなる言葉をさらりと吐いて。
だけど、それで嫌われるのは困るから、暫くは、控えるつもりだった]
(-352) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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だって、まだ触れてもいないだろう?
[まだ、といわれて、隠しもせずにそう答える。 緊張するのが目に見えてわかる。 何しろ、彼にとっては未知の事。 目を閉じた彼を怯えさせてしまわないように、ここにいると教えるように だけど恥ずかしがらせすぎないように、気をつけて触れたなら 零れ落ちた声は想像以上に、甘く、鮮やかに此方の欲を煽る]
声は、我慢しなくていい。その方が楽だからね。
[聞いてるのが自分だけだとか、余計な事を言ったらまた止められそうだから 落とす言葉は必要な事だけ。
目を閉じている分鋭敏になるのは知っている。 それを利用して、少しでも早く彼の身体を溶かして、開かせてしまおうと 首筋を、耳元を、弱そうなところを探して触れていく。
じわりと汗ばむ肌に、口元が描く三日月 彼が受け入れてくれているという証を確かめるように、そろりと肌を撫でた]
(-353) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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/* 反射的にめっちゃ殴るwwwwww
(-354) 2016/08/09(Tue) 00時頃
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……嫌?
[戸惑うように上がる声に一言だけ返して、またその場に口付ける。 舌先でつけたばかりの痕を舐め、消えるはずのない傷を癒そうと この傷が今まで彼を縛り痛みを与えていたなら、 その痛みから、呪縛から彼を解き放って、そこに新たに熱を刻もうと]
私は、嬉しいよ。 君が私を受け入れてくれている証だからね。
[だから、もっと見せてというように、胸の頂に口付けた。 目を見開き、何が起きたのかと言う様子に零れた吐息は、そのままそこを擽って 他人に触れられと事などないだろうその場所を、ゆっくりと愛撫して行けば やがて芯を持ち、軽く吸うだけで体が揺れていく
声は制止を求めるようで、だけど、表情は求めるようで ちゅ、と音を立てて吸い上げ、ゆっくりと舐め上げ追い上げて]
……嫌なら、ちゃんと嫌だと言っておくれ。
[そうではないとわかっていてそう零し、肌を滑る手が胸元から脇腹へ そうして、腰骨からまだ布で覆われている聖域へと、触れる。 叶うなら、その布の、その奥へと。*]
(-355) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* オブシウス様様に用意された客室に、なぜフィオレが着れるサイズの服が入っているのか…
闇世だからか…?( あ、いや。 彼シャツとかおいしいね! きっとそうだ。サイズは全部オブシウス様サイズなんだ。
(-356) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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― オブシウスの部屋 ― [あれからどれほどの時間が経っただろう。 ベッドの中で眠るフィオレの頭を撫で、髪を梳いてその寝顔へと優しくも愛おしい眼差しを注ぐ]
フィオレ……。 私を受け入れてくれてありがとう。
[先程までの出来事を思い出して少しの後悔が滲むが、それでも幸福と達成感のほうが強く、フィオレにしか見せる事のない優しい笑みを浮かべた。 オブシウスの服はいつの間にか普段の完璧な礼服から着崩された簡素なシャツとズボンのみに着替えられている]
フィオレが目を覚ますまで、もう少し横になるのも良かろう。
[オブシウスはそう言うと、眠るフィオレの隣に寄り添い、その小さな体を労わるように、安心させるように優しく自らの胸の中へと抱き寄せた。
二人が横たわるベッド――……。 寝台のシーツは清潔であるが、どこかシワやヨレが目立って豪華なベッドには若干の不恰好さと違和感を与える。 そして、ベッドの脇にあるサイドテーブルの上にはフィオレ用の衣服が二着、少し型崩れしつつも丁寧に揃えて並べられていた。**]
(236) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* マスケラが切ないな。 前回から見ていると、うん。
闇世の終焉の物語であって それを望んだマスケラ自身の「何かを知る(思い出す)」ための物でも在る、のかな。
どういう風に蹴りがつくんだか。 マスケラ’sをみていると、此方の契約が必ずしも目的の成就にはならない、と見えるから。
あと30分……
うわぁぁぁ、ギュルセル誰だー!! すっげー怖いんですけどー!!!!
あと、今回の秘話、書いてる本人が一番恥ずかしい(と言いつつ口説きは無意識に落としている
(-357) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* 一回くらいふざけるのを許してもらおう… 【[[1s3]]】 1ムッティ 2ギュルセル 3オブシウス様
(-358) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* …………………(しろめ 【3】
(-359) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* だからみんな可愛いってば
除く私。 一人称私の男性久しぶりだけど、たまに俺と言わせたくなって困る。 あれ?間違ってるところ、ないよな?
(-360) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* もうそろそろエピか…。 ちゅーしただけで今とても照れくさい気分です俺は。 コーラリアはありがとう。ほんとかわいい。 すきだよ!!って今のうちにいっとこ。
(-361) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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/* 一時に間に合うかどうか、分からない_(:3」∠)_
(-362) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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最後に御前に会った時、僕はそんな姿だったっけね。
[壁に掲げられた肖像画を見上げる>>233仮面の青年。 そのうしろから、はっきりとした声が言った。どこか懐かしげに、酷く、やさしく、甘やかな音で。]
僕自身が忘れた姿も、声も、まだこんな風に残ってる。 そう言えば、追いかけっこでまともに捕まったのはこれが初めてだったかな?随分成長したもんだ。…最も、育ったのは流石の僕も同じみたいだけど。 [皮肉を口にする声は、確かに空気を震わせていた。 青年の後ろで、衣擦れの音。 かつん、と靴音が鳴る。 ここに居る、と。]
さあ、セルゲイ。僕の弟。 答え合わせをしようか。
[すらりと伸びた指が、少しだけ何かを手繰るように動いた。]
(237) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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──僕はだれでしょう?
[闇を映す髪に、老いを知らない白磁の肌。子供のような色を乗せた瞳。 上等なシャツにマントを羽織った"誰でもない"男は、鈴を転がすような声で柔らかく笑った。*]
(238) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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愛……。 間違いないです……私はルチル様の事をもっと知りたいし 私が伝えられるなら全てあなたに伝えたい。
[愛の定義に、私の想いは僅かもずれていない事を確信する。 同時に強くなる想いに新しく名付けられた感情が 胸の奥に根付いて広がるの感じて。
伝えられる全てで愛を示そうと思ったが。]
(-363) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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……今拳でルチル様を殴りたくなりました。
[気を付けると言った傍から恥ずかしい台詞が降ってくる気がする。 体格から力なら負ける気は無く、手加減なしで殴りそうだと 少しだけ恨めしげに呟いてみたものの、 効果はあまり無さそうだった。]
はっ、ぁ……だって……声、抑えられそうに、ないっ。
[声を我慢しなくても良いと気遣ってくれているようだが、 その言葉も唇が触れるだけで焼け落ちて行くようだ。
人に触られる事に慣れていないせいもあるが、 ルチルの唾液には何か効果があるのかと錯覚するほど。
舐められ吸われる度に説明のつかない痺れに苛まれる。]
(-364) 2016/08/09(Tue) 00時半頃
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い、嫌では……ない、です……ですが……熱くて。
[直接嫌かと問われて拒めるはずはない。 それ以前に拒む選択肢など当に投げ捨てていて。
引き剥がす力はあるだろうが、ルチルの髪や服を引っ張り 離そうとしないのが証拠。
じわじわと胸を吸われる度に汗が伝い始める中で、 腰布の奥で熱が籠り高まっていくのが判る。 自己主張を始めている事に気付いていても、 言葉にする余裕は無く、とろりと私の声と同じく 透明な色の体液が幹を伝い、湿り始めていた。]
(-365) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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うっ……ぁ……ルチル……様……。
[瘢痕を癒す様に這っていた掌が布に触れると、 さすがに一瞬私も身体を強張らせて、胸にいるだろう ルチルの顔を見下ろした。
触れた布の奥にあるのは最も隠したい場所。 熱を蓄え、力を見せている私自身も含めて 偽物の交りを行った、ある意味穢れた場所。
だが、ルチルは私を塗り替えてくれると言った。
ルチルの為の身体に作り変えてくれると言った言葉を信じて。
全てを委ねる為に反射的に閉じようとしていた両膝を立てて ゆっくりと開いて見せた。]
ルチル様……嫌、なのは……教会にいた時の記憶。 どうか……ルチル様に愛される幸せを、私に下さい。
全部触って……。 あなたに触れられて、こんなに熱いと知って下さい。
[吐き出した言葉は恥ずかしすぎて、正しく頭が 沸騰しそうだったが、それより告げたかったのだと 熱に溶けそうな瞳を向けて愛を請うた*]
(-366) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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/* だから早いってば(
この速さは誰だろう本当に 流石に10分じゃ返せないぞ……(ぷるぷる
(-367) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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[俯いても、猫の姿で覗きこまれてしまえば隠せない。>>230 お手本を見せてほしいとねだったのはわたしなのに。>>228 さっきまで、能力が成功してはしゃいでたのに。>>229
不思議がって心配そうな鳴き声を上げるふわふわなその口元に 視線が向いたまま離せない。
空間が歪む。 猫から人間の姿のリアントになれば、尚更。]
な、なんでもないっ。
[覆う手を剥がされて、わたしは焦って一瞬だけ顔を上げたけど、 リアントの口元が見えれば更に赤くなって、また俯いた。]
(239) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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-オブシウス様の部屋>>236-
……ん… ぉぶ …しぅす さま……
[まだ閉じていたいとねだる瞼はそのままに、ぼくは間近にある仄かな温もりに擦り寄って微かな寝言を呟きました。
だって、ここはとても居心地がいいですから。 発作のような胸の痛みもない穏やかな眠りはなかなか手放しがたくて。 大きなものに守られているような安心感に包まれながら、ぼくは頭を撫でる心地良い手へと擦り寄って幸福感に浅く吐息を零しました。
ぼくが目を覚ますのは、もう少し先の事。
眠る寝台はいつの間にかシーツが張り替えられていて、何も着ていなかったぼくは寝ている間にだれかが来たのかと焦ります。 オブシウス様だけが、当り前のように(本人曰く)簡素なシャツとズボンに着替えていたのも動揺の原因だったのかもしれません。
よくよく見れば、シーツの四方には皺が残りいくらか不格好でしたのに…。
自分だけが肌を晒している状況に真っ赤になったぼくは、誤解が解けるまでしばらくの間布団の中に籠城するのでした。]
2016/08/09(Tue) 01時頃
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-オブシウス様の部屋>>236-
……ん… ぉぶ …しぅす さま……
[まだ閉じていたいとねだる瞼はそのままに、ぼくは間近にある仄かな温もりに擦り寄って微かな寝言を呟きました。
だって、ここはとても居心地がいいですから。 発作のような胸の痛みもない穏やかな眠りはなかなか手放しがたくて。 大きなものに守られているような安心感に包まれながら、ぼくは頭を撫でる心地良い手へと擦り寄って幸福感に浅く吐息を零しました。
ぼくが目を覚ますのは、もう少し先の事。
眠る寝台はいつの間にかシーツが張り替えられていて、何も着ていなかったぼくは寝ている間にだれかが来たのかと焦ります。 オブシウス様だけが、当り前のように(本人曰く)簡素なシャツとズボンに着替えていたのも動揺の原因だったのかもしれません。
よくよく見れば、シーツの四方には皺が残りいくらか不格好で。 全てが完璧に整えられたこの館では、違和感があったはずなのに…。
自分だけが肌を晒している状況に真っ赤になったぼくは、誤解が解けるまでしばらくの間布団の中に籠城するのでした。]
(240) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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[そしてもうひとつ…]
オブシウス様……
[着替えにと用意してもらった服を手に、ぼくは途方に暮れます。 だってこの部屋はマスケラ様がオブシウス様のために用意した客室ですから。 そのクローゼットに入っている服は当然オブシウス様の体型にあわせて用意されているので…。
両手で広げた手触りのいい高価そうな白いシャツは、160センチしかないぼくにはいくらか大きすぎます。 自分が元々着ていたシャツやズボンと比べても、その差は一目瞭然で。]
ギュルセル様に、ぼくの方も負けでしたって報告しないとですね…。
[悔しいような、残念なような。 でもどこか楽しい気持ちで、ぼくは小さくつぶやいたのでした。**]
(241) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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─ 反転世界の××××××× ─
[祈る対象を持たない僕は、望みも願いも口にする事は出来ない。 最も、伽藍堂の白い世界では、それを音にする機会もないのだけれど。
愛すべき子らに、何かを与えるのは容易い。 けれど、物事や事象の持つ価値は、いつだって受け手によって変わるのだ。 誰かの理想は、均一に全てを救いはしない。 ヒトと、かつてヒトであった心の持つ価値観は揺らぎやすい。酷く不安定で、移ろうそれ。
かつて太后の与えた、永遠の命という祝福。 かつて太后が刻んだ、限りある寿命という呪い。
生きたいと望んで手を伸ばした闇世で、いつしか彼らの願いはいとも容易く反転する。
終わらぬ生は、いつしか呪いに。 与えられる死はいつしか祝福に。
万年を生きられない、脆弱な心の彼らは、それでもいつだって救いを求めてる。僕は全てを許す事は出来るけれど、彼らの救いは彼らにしかもたらす事が出来ない。いつだってそうだ。どんな世でも、Deus ex machina なんて都合の良い終わりは現実には来ないんだ。
奇跡を起こすにはそれなりの準備がいる。 だから僕は、この全てが反転した一人きりの王座で悪手を打ち続けるんだ。 その意味は、──。]
(-368) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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[掴まれたまま手が止まる。 わたしは俯いたまま、ぼそぼそと呟いた。]
えっと、その…… いま、 くちびるがね、
[嫁、になったのだから。 ごめんって謝るのも変な気がするし、第一猫だったし、 もちろん嫌なんてこれっぽっちもないし。
言い訳ばかり頭の中で回って、言葉にならない。 心臓が、首筋に噛み付かれた時かそれ以上に煩い。]
…………、 ん。
[促す声に小さく頷いて、ゆるゆると顔を上げて隣を見る。
軽く、それも猫でぶつかっただけ、だけど。 一度意識してしまったそれを、意識する前に戻すなんて無理で。]
(-369) 2016/08/09(Tue) 01時頃
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