
814 愛しい貴方を穢したくないから。
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シェニ ! 今日がお前の命日だ!
2016/06/01(Wed) 00時半頃
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オブシウス! 今日がお前の命日だ!
2016/06/01(Wed) 00時半頃
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キーツに15人が投票した。
キーツは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オブシウスが無残な姿で発見された。
シェニ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、カルナス、フィエゴ、シャオ、パーヴィス、ハク、リアント、エメリア、ソル、オペラ、ヴィスマルト、オルコット、コーラリアの12名。
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しょうがないだろ、無かったんだからさ。 ……わかったよ、手伝うって。
[たぶん、明日はホテルの方が忙しくなるだろうけれど。 それでも、いつも通りの口調で受け入れてくれたハクに>>2:512、いつも通りの言葉で応えた**]
(0) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* んとなぁ、んとなぁ………。
多分稼いだ。ん、じゃ、ないか……。orz
(-0) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* え??? キーツがシェニにセット…かなぁ??
(-1) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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あ、買い物があったんですね。 本当、ごめんなさい。
[そしていつもの口調はオルコットにも。 客の予定だったと判れば、店主の顔で頭を下げる。
それにしても、ノートを買う為に自分を探していたのだろうか。]
コーラリアの雑貨屋にもノートはありますよ。 あの品揃えの方が面白いですから、 楽しい物語、書けると思いますよ。
[彼がノートを求める理由をだったら良いなと勝手に断言して、 面白い、美しいと言う意味ではコーラリアの店の方が 適切だとアドバイス。
暗いから買えないとは、と何か不思議だと思いながらも、 気を利かせてくれたのだと都合良く解釈して見送った。
硝子工房からも、施設からも、ホテルからも離れているのに。 冷たい存在は身を潜めるどころか、増えている事など 知らずに、お風呂に入ろうかとリアント中へと誘った*]
(1) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* え、へwwwwwww 墓落ちが発生してるwwwwwwwwwwwwwww
(-2) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* 一頻り笑った。
いや、でもシェニカがセットしてくれていたことに、 途方もない愛を感じる。結婚しよ。
(-3) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* 襲撃設定ミス?
(-4) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/*ふああ!?
(-5) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* え…?ん…? あれ、おち…?あれぇ…? あ、キーツさんもしかして…セット…。
(-7) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* あれ、オブシウスとシェニ? と思ったら天声からの確認が。
PCは無自覚に、PLは意図的に、嫉妬を煽ってみたのだけど オルコット→ハクで合ってたみたいね
(-8) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* しかし、困ったなぁ。 今回、長めにstk行為を取りたかったが。うーむ。
(-9) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* あっあれっ!!?何でシェニとオブシウス死んでるの!?
(-10) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* ふぁ!?となった。 かるらさん大丈夫かな。 オブシウスとシェニカなら………何とかしてくれる気がしますけれど。(無責任)
この感じですと、襲撃がシェニカで、パス選択してなかったのが幸い、かな。
(-11) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* 今日のデフォはエメリア、だったけど ちょっと事故が怖いからシャオセットっす(ふるえる
(-12) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/*!!!!???? ち、ちゃんとセットしてて良かった……。 (そこ)(いや大事でしょう)
セットミスってやつですかーね。 とりあえず諸々待つ間にお返事推敲しとこ。
(-13) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[ 根なき草ならばいずれ枯れてしまう。 そうならぬよう、この手が離れぬのだとばかり。 言葉で縛り、知りたいと告げたのは、進んだ距離。
前よりもずっと二人の距離は近く。 恥辱も悟りも範囲外とばかり>>2:502。
言えないことってなんだと首傾げ。 察しろと言われたところで、この工房の主。 ひとりじゃ友達もできない逸材。一級品。
書店の主に、見当違いな返答し天然もの。 鳥頭の友にふさわしく、いささか抜けていて。 きょとりぱちり。しどろもどろを前に訳が分からぬと]
ぶんぶんもってなんだ、主の言葉は的を得ぬ。 もっと具体性をだな。‥ふあ?
[ 絶叫が響きこうとも離せぬとばかり。]
(2) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[ 先ほどの影が嘘のようなやり取り。 日常風景、おかしなのは友の逸物を握りしめていること それなのだけど、それこそが変化だと気づかず。
忘れられた蒼い硝子玉が、役目を終えたとばかり消え。 工房は常と同じ形を取り戻していった。
どこも変わりなかったというように。 静かガラス細工が、暗い夜をつづるように蛍石を光らせ]
(-14) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[ 頑固なのは昔から。 言い張って喧嘩してそれでむくれる子。 どこにでもいるような子が二人遊んだ日々。 知っていただろうに。
それなのに。友へ触れる手は何かと重なって。 ダメ押しのよう畳みかければ、飛び上がった白。 荒れ狂った熱の中身、何があったのか。>>2:503]
(3) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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『友達の手で、勃起して‥射精するなんて変態』
[ 誰ぞの声が友の耳に響く。 なじんだまじないの声、あざ笑うように。 楽しむように、悦ぶように。声を響かせて。 ]
(-15) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[噂とはまた別に、 こちらは純然たる事実。]
「盗品をそうと知って受け取れば、 それは共犯であり、有罪」
[それまで、目こぼしされていたのは、 怪盗の市井での人気に苦虫を噛み潰した警官であっても 必要悪であると判断していたから。
それは無論施す側も同じこと。
人気の高い怪盗ディアマンテを、 追い詰めるよりも泳がせておく方が良い。
そんな思惑覆した事態に、今までの憂さを晴らすべきとばかりに 反ディアマンテとも呼べる噂話が両手には余るほど。]
(-16) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* 襲撃セットミス、かなぁ? 多分だけども(かるらさんもふもふ
(-17) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[義賊には、思わぬ敵が多い。
潜んでいたそれを炙り出すのに、かけた手間は二つ三つ。
編んだ巧緻は…数知れず。**]
(-18) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[栗くさい香りが鼻を掠める。 ごめんという友の顔は半泣きで。>>2:504 なにがと問いかけるいびつさに友は気づいたか
袖で白をぬぐう手を懐かしいと思いながら 鏡合わせのごとく手が互いの頬をなでる。 その横顔は意外、似ているよう。
どこか近い。血が混ざろうとも拒絶せぬ体つくり。 撫でた歯形は、よく知りながらそれをおくびにも出さず 必死何かをかみ殺すのを眺め見ては、首を傾げ ]
手?ああ、これくらいなら大事ない。
[ 友が傷薬を塗ってくれたであろう。とばかり。 見える血染めは、ぱっくり傷開いたことを教えるが。 あとでまじないをかけると当人はケロッとし ]
(4) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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/* まあ、稼ぎ先のデフォルトがシェニで、シェニがオブシウスにセットしていたから、まあ、まあ、うん どんまい。
(-19) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[ 友が案じてくれるのだから ]
(-20) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[ 画咲くは、範囲ないの有事。]
(*0) 2016/06/01(Wed) 00時半頃
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[こんな夜更けにフィエゴが教会を訪ねることも これまでに無いことで驚きましたが 可哀想なくらいに怯えているように窺えて。>>2:498 今は、傷を癒すことしか考えられず。
雨のようにぽろぽろと。 右目から涙を溢れさせるフィエゴに。>>2:499 心配は更に積もりますが、 今はすぐに、すぐにと励ます言葉ばかり紡いで。
きっと、フィエゴの告げる謝罪と被ってしまうのです。]
いいの……、それより一体何が。
…… ん。
[一気に魔力を注いだからでしょうか。 少しだけ疲れて、額に汗が滲みます。
傷は綺麗に癒えましたが ちゃんと目が開くかを確かめたくて、 フィエゴの肩を、嫋かな指で掴んだまま。]
(5) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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それより主は、布団を洗濯へ運ぶがよい 匂いがする、へんなやつ。 料理がすっかり冷めてしまった故、我は温めなおす。
[ 容赦ない。 海老の蒸し焼きをもう一度。 温めなおさねばならぬとばかり。 手についた白を懐紙で拭いながら、友を見、布団を見
一呼吸。おいての発言、 ]
ふむ‥、布団は我の部屋のをあとで運ぼう。 それしかあとはないから、詰めろよ。
[ 勝手に二人で寝ることが確定しました。 扇子一つ分の距離が嘘のようである。 昔のよう、幼き日のお泊りを思い出す如く、そう言い。]
(6) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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工房に呪いがかかっておる。
[ 解く故。気づかれぬよう常と同じであれとばかり。 ひっそり声を潜め。鳥頭へ、気づいたこと。
気づかれぬようにとひっそり。
なに、まだ夜は長いとばかり囁きて。]*
(-21) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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/* 0時半にロルを落とすの間に合った…… じゃ、ない、よ、ね、という話。
何か言ってくれぇ、シェニカぁ、オブシウスぅ!orz
(-22) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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う、ん。
……役に立ててよかった。 ねぇ、ちゃんと見えてる? 大丈夫かしら
[完治した筈ですが、左目はどうでしょう。>>2:501 人では無い血の異臭や精の臭いが むわり、と鼻腔を擽りますが 離れようとするフィエゴの頬に光る涙を。 法衣の袖で攫うべく、そっと寄せます。
血や、白い穢れを袖で拭いながら フィエゴの顔を、揺らぐ瞳で覗き込むのです。
痛みは――引いたでしょうが、フィエゴは元気がありません。 涙を眦に滲ませて、不安そうに眉間に皺を寄せたのです。]
(7) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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すごい、疲れてるよね? 今日は教会に泊まってゆく?
その…お風呂も入った方が、いいみたい。
[けして離れようとはしないけれど。 フィエゴの顔や衣服から漂う臭みを それとなく指摘しては、どう?と首を傾げました。
離れようとする彼の背を、ぎゅっと抱きしめます。 フィエゴの苦しみを、少しでも慰めたくて]*
(8) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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それとも、風呂へ先入るかえ。
[濡れた手をひらり。扇子代わりに揺らし。 まだ濡れた逸物をちらり、萎れた彼の息子をもう一度。
いじいじとつんつん。 入るなら、ともにかとぼんやり]**
(9) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[愛した面影。 愛した人を穢す面影。
男が負うは、二つ。*]
(*1) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[綿の海で、月長石を握る。 これが、ルナのそれと決まった訳ではない。
例えば、貴族の誰かの落し物の可能性もある。 ――そんな人がくれば、"聖女"みたいに目立つ。 スリや恐喝にも合う、噂にもなる。 しかしそれは、ない。
例えば、怪盗ディアマンテの喜捨。 ――いや、既にそれならば奪われているだろう。 それに、今日の彼の獲物は、これではない。>>2:402
何故、どうして、どうやって? 宝石を、ここに。
まるで、魔法みたいだと。]
(10) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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―ホテル・コファネット― [盗まれた制御装置の玉座に 変わりの金剛石を埋めた男の表情は、だれも知らない。
輝く石の面を撫でた指に込められた意味も、また。
夜の帳の向こう側。**]
(11) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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まほ、う……… 物が移動する、魔法、か。 それか、何もない所から、作り出す、魔法………
[そんな魔法、あるのかどうかすらも、わからない。
わからないけれど。 多くの知識を持つ者の存在を、ソルは知っている。]
―――明日、行こう。
[呼ばれていないし、掃除したばかりだけれど。 朝が来て、ソルの時間が始まったら、
翠の工房へ。]**
(12) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[林檎の人を見送って、 ハクから中に促されれば、荷物を持ち直し店内へと>>1 静かな室内。 ぽつりと、言葉を漏らしていく]
なあ。 ハクはさー。 ……誰かを好きになったことってある?
[これまで、浮ついた話の一つもなかった男の口から漏れた言葉に、ハクはどう思っただろう]
オレ、誰かを愛するとか、執着するとか、そういうのわかんなくって。 うらやましくて、でも、――なんか辛そうでさ。
[脳裏にちらつくのは、支配人の顔を忘れた、黒髪の>>2:24]
(13) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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――例えばさ 別れた恋人と同じ石の名前を持つ悪党が目の前に現れたら
……どう、思うだろう。
[ひどく苦々しい顔をしているだろうか。 それとも、怒り? 悲しみだろうか。
――分からないけど、 リアントとしても、ディアマンテとしても、放っておけなくて。 おきたくなくて]
(14) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[異なる執着の終着は同一。 そんな歪んだ想いが向けられていることには 何も知らない男に、気づけるはずもなく。
執着向けるものを、そこに張り巡らされているものを、 何も知らぬまま、――憂う**]
(15) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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/* キーツもコーラリアもお疲れ様。 地上と交流できないことでオブシウス様のやりたいことに、 どれくらい影響が出るかわからないけど。
なんとなく、なんとかなるんじゃないかな、って。 いうのは楽観がすぎるかな。
村建て様も参加者のひとりで、今回急なポジション変更もあったし、セットミスは人狼界ではお馴染みのヒューマンエラー。 過ぎたことは割り切って、寛容に、 引き続き村を愉しむことをわたしは優先させたい。
(-23) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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靴磨き ソルは、メモを貼った。
2016/06/01(Wed) 01時頃
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[何があったか、己が聞きたいぐらいだった。 そんな事をパーヴィスに当てても仕方がなく、 感情は唯己の中でかみ殺した。
己に魔力を駆使して治癒を掛けるパーヴィスの額に、 汗が滲むのを見れば右目は薄らと目を細めながら。 彼女を見つめて。>>5]
有難うパーヴィス…、本当に。
―――…今はちょい霞んでるけど、多分へい、き。
[パチパチと数回瞬きをすれば、薄らと霞んでいるが見える。 痛さは無くなったが、見えぬ傷は魔法ですら治せない。
パーヴィスから離れようとするも、 肩を掴まれ、そっと寄せられればその力に抗えなかった。
己自身でも感じる異臭、パーヴィスにも確りと感じてしまう。 それでも綺麗な法衣の袖が、己の血や白の穢れを拭ってくれる。 まるで、全てが無かったとでもいう様に――。>>7]
(16) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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/* キーツのばかばかっ!(>_<)○------☆
(-24) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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……ん、つかれ、 た…本当に。 教会、 の入口んとこでもいい…、悪いけど泊まらせ、て 。 っ、 ――― 、
[指摘される事に、身体は素直に震える。 どうパーヴィスに説明しろと言うのだろうか。 否、言えるわけがなかった。
それでも首を傾げるパーヴィスに、頼む、と告げて。 その異臭から離そうとするも、パーヴィスは己の背を抱きしめる。
今はその人の温もりが嬉しくて、嬉しくて。 ――――汚い穢れた服を纏いながら、抱きしめ返した。]*
(17) 2016/06/01(Wed) 01時頃
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[――サーベラスの帰る城を言いあてた時。 期待を示す眼差しは黒曜石のように輝き>>2:482 跳ねる耳とても、とても嬉しそうだったし。>>:491
夜に響く爪音は、疲労も苦痛も感じさせぬほど軽く 石畳を弾んでいたから。>>2:508
もしかして、すぐに"帰れる"と期待しているのか。 たどり着いた先が、みすぼらしい出発点で、 二等辺三角形が再び萎びていないか、不安になれど さすがにこれ以上の遠出は、心身が保てず。 だから、斡旋所で見せたような揺らぎもなく>>2:453 当然のように扉の中へ足を踏み入れたことは>>2:509 支援者からの文と同じくらい私を喜ばせた。]
(+0) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* もうパーヴィスに貰ってる分の愛情を全部返したいのに、僕の身体が足りない…!!!! ふえーん><
(-25) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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[誰ぞに供されたものは、決して口にせぬ犬でも、 一時の触れ合いを越えれば、僅か喉が枯れたか、 ボウルの水を舌で掬って波紋を立てる。 部屋に満ちる浄化の香りにも、咽ることも無く。
咽喉を潤す合間に覗くのは、 甘いキャラメル風味ではなく、すらりとした背中。>>2:505
机に向かい、ペンを取り出す彼女の面差し。 犬は邪魔もせずに、腹を床に着けて細い尻尾を巻いた。
繊維の浮いた紙に、滲むインクの香りを聞きながら。 紬針に触れる姫君如く、睡魔の罠に掛かるを待ちながら。]
(+1) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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何がしょうがない、だ。 じゃあ明日また1人分買って半分こだ。
それなら1個ずつ食べた事になるだろ。
[いつも通りの口調が続くから>>0、いつも通りの口調が続く。 もういつも通りなんて、遠い昨日の様で。 二度と来ないんじゃないかと思うほどの不安に駆られるから。
リアントの頭をまた強く抱きしめた。]
は? す、好きって? なんで俺に……リアント、誰か好きなのか?
[外にいるばかりでは冷えるだけだと、店内に入り 荷物の片付けをする側から投げられた質問>>13に 素っ頓狂な声を上げて彼をマジマジと見やる。
その顔は心ここにあらずを体現していて。]
(18) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* あ、これ読む全体の分量がずっと一定と言うことか…。 が、がんばる……!!
(-26) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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……その人の事、好きなのか?
[改めて、鎮めた声が問い直す。 彼の心を確かめる様に穏やかに、静かに。]
……その悪党が、本当に悪党なら、何も思わないだろうな。 むしろせせら笑うだろうけど。
そんな事を考える奴は、悪党じゃないだろうな。
[判っている。 望む答えでは無い事は。
それでも口から突いて出る。]
辛い奴を助けようとするような悪党なら知ってるけど。
[この答えでもない。
自分は似た様な感情を知っているかもしれない。 似ていない感情かも知れない。]
(19) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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俺なら……大切な人と同じ姿をした人を、憎んだよ。
[生きている彼女を見ると、胸が痛む。 彼女に罪はないのに。
口に出すと、自分がどれだけ醜いか思い知らされて。]
リアント……俺はどんな悪党より悪党だよ。 何の罪も咎も無い人を、憎む……醜い奴だよ。
俺は最低の悪党だから。 だから、お前は俺より良い人だ。
[ぽつぽつ言葉を投げているのに、涙1つ零れない。 俺はなんて汚いんだろう。
綺麗な言葉ばかりで飾っていた、心の内が柘榴の様な中身を ぶちまけて穢れている身を晒す。]
(20) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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[一宿一飯の恩を着せるというよりは、 稀有な客人をもてなす赤誠。>>2:509]
熱くない? 痛くない? すぐに気づかなくて、ごめんね……。
[あの、らしくない吠声は>>2:466 悲痛な叫びだったのかと。
存外疎通している意志は、言葉を介せない分 時にすれ違いも見せる。
罪悪感を上乗せした慈しみは、犬に向けるには 過剰なものでも、娘にそんな加減は不可能。 微細な反応が何を示すのか獣医でもないから 判断は難しいが、ひとつだけ確かなのは。
静かに、呼気だけを乗せてじっと伏せられた瞳も。 少しだけ角度を上げる横顔も、 この行為に対して、拒否を示していないこと。]
(+2) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* キーツさんもお気になさらず! シェニカちゃんも言っていますが、 稼ぎ相手のセットなのでセーーーフ!!
(-27) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* 根のリアントは、一歩離れたところから淡々と見つめる子 素のリアントは、周囲に望まれるまま育った明朗快活な子 ディアマンテは、演技がかっていて気障で紳士的な奴
書物の中のディアマンテのセリフ回しや立ち回りを逆輸入しているようなイメージ
(-28) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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そう…よかった。 一晩寝たら、もう一度魔法をかけるね。 視力が少し、補えてないかもしれない
エメリアさんの所で、目薬を作ってもらうのもいいかも。 [とりあえず目が開くのは間違い無さそうです。>>16 事情を明かしたがらないフィエゴを不思議そうに見つめます。
すべてを無かったことには出来ないけれど 顔を拭うことは叶います。 座り込んでしまっているフィエゴの脱力感が 寄せた身体に、伝わるのです。
停泊を望む彼に、勿論頷きました。>>17]
(21) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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前に、リアントに貸してた空き部屋が、あるから…。 フィにぃのお屋敷程贅沢じゃないと思うけど、 ちゃんとベッドもあるし、安心してね。
[抱き返す腕は、背負ってくれた夕べに比べれば ずっと弱々しく、哀れさを誘うもの。 汚れるのも厭わずに、抱き合って。 頬を摺り寄せ、幸せそうに目を細めるのでした。
けれど、言いよどみ、事情を話せない様子のフィエゴの顔を まじまじと覗き込むようにして、それから。 癒えた左目へ、接吻ひとつと、手を引いて。 膝まづいていた足に力を籠め、立ち上がるのを手伝いましょうか。
教会内に入れば、フィエゴに貸せる部屋を教えて。 それから、ひとまず身を清められるように 修道士達の利用している浴室へと案内することにしました。 一緒に戻ってきた修道士が、着替えを用意すると告げて ぱたぱたと離れてゆきます。]
(22) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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ねぇ、フィにぃ。 ――…何か、よくない気を感じるの。 臭い…とかじゃなくってね。
ん。 と、 …邪悪な…、何かが憑いているみたい。
[心当たりは――あるのでしょうか。 教会の前でそうしたように、じぃ、と顔を見詰めるのです。
左耳の耳飾りが無いのは、指摘はせずに。]
明日、お祓いしようか? 私、見習いくらいだけど一応、祈祷の修練してるから。
ちゃんと祓わないと、良くない事が起こりそう……
[そこまで話せば、修道士が着替えを持ってきたでしょうか。]*
(23) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* ああ、ああ ハク好きだなあ、ハク ほもてきないみじゃなく
(-29) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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[リアントの返事はどうだったか。 彼の言葉は全て静かに耳を傾けて。]
飯に、しようか。
[2人分の災いを再び溜め込む室内に灯りと共に見えぬ蝶が舞う。 漂う湿度の籠った不吉な空気を払う様に、 頃合いを見て食事を取ろうと伸びと共に声を出した。
野菜のスープにぐるぐるソーセージ。 後はあるものを適当に並べて、シャワーを浴びて食事をして。 いつもの様に本を広げても頭に入らず、煙草だけが 無駄に減っていく。
落ち着かないまま、夜が深くなる程に、お守りと 渡された石を握り締めていた**]
(24) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* シェニカちゃんのお約束色々地上に置いてきてしまった感あるが、 此方の今後の方針としては、大丈夫なはず。
(-30) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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[机に脚を乗せるなんて行儀の悪いこともせず、 背を向けた先、獣の気配だけ感じながら。>>+1 部屋を満たす香に嫌悪も不調も見せぬ様子に安堵して、 ホワイトセージに火を灯す。
出がけと比べて嵩を増したなど、碌に確かめもしない。 そこに耐えず草が置かれているのが日常だから。
絹糸めいた光沢が浮かぶ便箋を透かしながら、 相変わらず細やかで知己に富む内容に目を通し終えた後。
インキに硝子を浸し、のびやかに粗紙を滑らせるのは、 私にとって所謂、下書きのようなもの。]
(+3) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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『――ケルビス様。だいすきなケルビス様。 このペン、とても使いやすいわ。 あまりにもすいすい動くから、余計なことまで 書いてしまわないよう、気をつけなくちゃね。
今日もまた、サーベラスのおじさまと喧嘩をしました。 ううん、本当は、喧嘩にもなっていません。 あたしが一方的に、怒ってるだけなんですもの。
どうして、あたしにばかりいじわるするの。 どうして、あんなことしたの。 どうして。どうして。
どうして、あたしは。 あの方にばかり、素直になれないのでしょう。 これでは、嫌われても仕方ありません。
ありがとうもごめんなさいもしらない、 教養のない娘だと痴れていたらとおもうたび、 あたしが大事にしている靴を馬鹿にされるたび、 あたしはくやしくて、悲しくなるのです。
だって、あたしは――――。』
(+4) 2016/06/01(Wed) 01時半頃
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/* 分かった、此処に教会を建てよう。
(-32) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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あたし は……。
[淀みなくステップを踏んでいた筆がそこで止まり、 インキを滲ませない涙がひとつ、紙に落ちた。
時節の挨拶もなく、 どこか稚気滲む口語体が並ぶそれは 手紙とは到底呼べないもの。 娘の裡をさらけ出したそれは本来四つ折りの後 屑籠に雑に放られるものだけど。]
(…………?)
[突如、眩暈が襲って視界がぐらつき。 かた、と。小さな音を立ててペンが掌から机に零れる。 鼻孔で吸い込む浄化の香が、唐突な睡魔を招いて。 酩酊する意識が深淵に沈むのを体現するように ゆっくりと、痩躯が床へと雪崩れていく。]**
(+5) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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迷惑かけちまって…本当わりぃ。 こんな時間に来ることすらありえねぇ、のに…… 、
[こんな時間。 幼馴染とはいえ女の子の所に行くなんて言語道断だろう。 そんな事すら気にする様子の無いパーヴィスに苦笑を零し。
不思議そうに見つめてくるパーヴィスと、 視線を合わせられなかった。>>21]
(25) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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いや…もう泊まれるなら本当にこの入口の外だっていい…。 有難うな…ホント、 ありが、と 。
[強く抱きしめる位の力すら今の自分には無かった。 この穢れてる己を抱きしめてくれる人肌に、 今はただ甘える子供の様に縋った。
摺り寄せられる頬に、 色々が混じったものが映ってしまうかもしれないのに。
瞼に感じる柔らかい感触は、接吻を落とされたから。 手を引かれ、立ち上がるのを手伝ってもらえば、 漸く地面からゆっくりと立ち上がる。
まだ笑う様に震える脚を堪えながら、 教会内へと入り、部屋を教えてもらい。>>22
次に案内してもらうのはこの穢れた身体を清める場所。 修道士が着替えを取りに行けば、この場には己のパーヴィスの二人。]
(26) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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ん、 なんだ? ―――…よくない、 気 ……? なんだよソレ 。
…………… っ、
[彼女の言葉に、心当たりがあった。>>23 身の回りで起きているすべての事に対してに当てはまる。
顔を見つめられれば、心当たりがあるのが、 顔に出ているのがバレるだろう。
慌てて逃げてきた為、耳飾りが無いのも既に忘れてしまっていて。]
…そう、だな。 オムライス作る前にでも、 お祓いしてくれる、 か…?
―――…もう、 起きてる、 んだよ 。
[最後に告げた言葉は小さく掠れた声で。 パーヴィスに聞きとれたかは分からないが、 本当に憑りつかれているのなら、 全ての辻褄が面白い具合にかち合う。
頼む、とお願いしていれば修道士が戻ってきた。]
(27) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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有難うございます、 お借りします …。
んじゃちょっくら行ってくる。 …部屋の場所も分かるから、お前も寝ててもいい…から、な?
[その服を受け取れば一礼をして。 寝ててもいい、なんて言葉でいうも一人になりたくない。 そんな刹那気な表情できっとパーヴィスを見てしまっている。
それでも背を向けて、今は己の姿を何とかする事を考え、 ゆっくりと歩き出した。]**
(28) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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/* シェニカちゃんがド性癖。
愛さずに居られないでしょう、こんな。 なんかもう、好き過ぎて溺れそう。
(-33) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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/* >>+1 大変お待たせしました(うつむく)
なんつーか表もだけどメモでどんくらいデレを見せていいのかわかんないしでも言いたかったんや…。
(-34) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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/* 今日から時間も取れるし、地上と絡めないのを逆手に 読み込んだり盛ったりできたらいいなー。
というかオブシウスは毎日遅くまでありがとう。 コアオーバーさせてすみません。 残業させないように、筆を加速させたい。
(-35) 2016/06/01(Wed) 02時頃
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/* と、こんなことでメモ連投するのもあれだし寝て起きたら伝えましょう。
なんやかんやわたしはこういう気遣いが足りないよなーて キーツさんへのオブシウスさんのメモみて反省。
(-36) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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大丈夫よ。 リアントだって、夜に泊まりに来たもの。 それに教会はいつでも悩める人を受け入れる場所よ。
――…、安心して。
[>>25フィにぃに頼ってもらえるなら嬉しいよ って。 ふんにゃり微笑んで、大きく頷くのです。
何れ程心細い目に遭ったのか。>>26 何も知らないふりをしながら、 傍に付きそうのです。
子供時代に戻ってくれたようなフィエゴの様相は 私にとって、至極好ましいものでありました。
足を震わせ、いつもよりも小さく感じる 可哀想なフィエゴを。 ふたりになれば、真正面から見据えて ちゃんと真面目な顔をして、伝えるのです。]
(29) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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ん…どう言えば伝わるのかな。 今のフィにぃは、穢れかけてるの。
だから、心や石を清めてあげなきゃいけないわ。
[>>27今のフィエゴは、いつも以上に 嘘がつけない状態に思えます。
彼自身が一番良く知っている筈です。
街に出れば何かが起こるかもしれない 施設の関係者に会えば何かが起こるかも知れない。 不安の種は、今日一日の出来事に詰まっているのでしょう。]
(30) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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うん、オムライス作る前に、しよ。 祓うものの強さや大きさによって、 一度で祓い切れるかは、… やってみないと解らないけど。
――…フィにぃの為に、頑張るね。
[小さく紡がれた言を、聞き取れていないふりをします。 何か言ったかと不思議そうに首を傾げました。
>>28修道士から服を預かるフィエゴから身を離します。 衣の衣服は、修道士達が着ている 黒一色の、ワンピースのような衣服でした。 いつもフィエゴが着ているようなものとは かなり異なるものですが、生憎これしか替えはありません。
寝ててもいいと告げる彼の視線は、庇護を求むもの。 不安そうな視線に、首を横に振ります。]
(31) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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ううん、フィにぃに貸すお部屋の整頓しておくわ。 シーツに埃被ってるかもしれないしね。
ゆっくり入ってきて。
[それだけ告げて、脱衣所へ入っていくフィエゴを見送り――
私の足は、空き部屋では無い場所に進むのです。]**
(32) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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― 浴室の隣の部屋 ―
[私の使用している専用の浴場では無い此処は。 司教様が、普段監視をされていました。 万一、私と修道士が目に付かない場所で ふしだらな行為に耽っていないかを改める為です。
壁に嵌められている土色の石へと瞳を近づければ そこまで広くない浴室が、 余すところなく、覗く事ができるのです。]
フィにぃ、 …… すきよ。
[甘く息を吐きながら、あなたを探します。
あなたの肌を、触れたくて堪らないの。 他人の『器』ではなくて、私の指で。 あなたの裸体を見たくて堪らないの。 他人の『目』ではなくて、私の目で―――…
自然と、興奮で下肢が疼くのを感じました。]**
(-37) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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[4皿と2杯で夕食が終わる。 少ない量だが腹と胸は満たされている――筈なのに。
おかわりは要らないのと追加注文を断る深海珊瑚の、表情は僅かに曇っていた。]
……ごちそうさま、オペラ。 今日も変わらない美味しい食事だったわ。 ありがとう。
[Phantomでの食事を終え、戻る場所は1つきり。 雑貨屋エウレカしかない。]
(33) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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[経営状況は良好。 棚に並ぶ品の仕入元は、街を渡る商人や地元。
取り寄せ依頼にも応じ、『何でも揃う雑貨屋』と、謳い文句の通り。
ラヂオの残骸が床に蹴り散られた。]**
(34) 2016/06/01(Wed) 02時半頃
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[四足の獣をも、彼女は旧知を迎える厚遇で持成してくれた。
小さな部屋を狭くする大きな獣を隅に置くではなく、 出来る限りの誠意を払い、持つ者以上を齎した。>>+2
彼女はがま口の中身を肥やさずとも、富める者だった。
俯いて眦から零れる雫を隠し、 太陽よりも月よりも幻想的に微笑んで、人に浄い手を伸べる。 自らが曇ろうが、穢れようが、等しく善性が分けられた。
犬にも、人にも、意地悪で傲慢な貴族にも。
彼女は賢く、優しく、誰よりもうつくしい心を持っていた。 漆黒の輝きすらも、照らして焦がす程の。]
(+6) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[真新しい浄香の香りが神経を緩やかに伸ばしてくれる。 犬は伏せて、顎を前脚に乗せた。 硝子の軸が紙を叩き、インクの匂いも香に紛れ。 聞こえるのは滑らかな筆が流れる音。>>+3
書き出しから一度も止まらぬ旋律は、さながら謳うよう。
小さな胸に抱えきれぬ想いの丈を紙面に吐き出す乙女の儀式。 ―――― 犬はゆっくりと、黒曜の瞳を伏せた。**]
(+7) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[最初に拾ったのは音ではなく、寧ろ、無音。 続いて犬が耳を揺らしたのは、ペンが倒れた転調。>>+5
巨躯を起こすのと、彼女が揺らいだのは同時。 床と彼女の間に滑り込ませる毛皮はラグ代わり。 傾く脇を支える賢犬は、淑女を硬い床になど転がさなかった。
されど、力の抜けた肉体を四足が介抱するのは至難の技。 地に全ての脚裏を付ける身では、彼女を抱くことなど出来はしない。
―――― 故に、男は掌中で蒼玉を光らせ、鍵を跳ねさせた。
開錠の魔法は、何時かケルビスの門を破ろうとした不届きの色。 蒼玉を抱いた闖入者は、大怪盗となるだけの健脚を持たず。 輝石のみとなってからは、富豪の財のひとつとなった。]
(-38) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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………君は、
[不穏な色の輝石を扱う男が漏らす溜息。 大股で削る長躯に、犬が場を譲る。]
帰って先ずすることが、犬の世話で、返信かね。 ――――…全く、君は。
[詰る声は意地の悪い悪態色ではなく、 微かな呆れと、過ぎたる疼痛と、慈しみをよく混ぜた複雑な色。
犬の代わりに預かるは、疲労の溜まった肢体。
眦のさざれに惹かれながらも、背と膝裏に腕を通して抱き上げる。 何処も彼処も痩せて、相も変わらず軽い自重なれど、 ずしりと重く感じるのは彼女の魂の重量か。
腕の中で抱えなおした彼女の影から、 今し方まで綴っていた手紙が覗く。>>+4
ケルビスには決して宛てられない本当の言葉。 彼女がいつも飲み込んでしまう嘆きの語。 さっと目を通すと、また溜息が漏れた。
―――― 些かの甘さを孕む呼気が。]
(-39) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[文面に懐きたがる視線を断ち切り、 椅子から彼女を剥せば、脚は当然の如く寝台へ向かう。 女がひとりで眠る為の、男を招くには狭すぎる褥へ。
同性ならば寄り添って眠れば良いが、 生憎、自らの長身を納めるには聊か丈が足りない。
故に、寝かしつけた彼女を覗くのは影翳す位置。 形の良い耳の傍らに右手を突いて上体を支え、 左手は女性らしい丸みを持つ頬を滑り落ちる。]
……君を、想い、作らせた。
ほんのペン一本なら、 仕事道具でなくとも傍に在れるかと思ってね。
[人は愚かにも彼女の性別を間違えるが、 己はこんなに柔い肌の男を知らず、白皙が指に吸い付いた。
仄かに零すのは、出されぬ手紙への言い訳。 深い眠りに落ちた証の眉を、揺らさぬ声量で。]
(-40) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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―――…意地悪に見えるだろうか、君を傷つけただろうか。 私は君の礎となり、過ぎ去るだけの男だ。
[今更、赦しを乞うて媚を売る心算ではない。 ただ、彼女の眦に浮いた雫が見過ごせなかっただけ。]
―――― シェニカ、君を想ってはならぬ男なのだよ。
[キャラメルの甘い香りよりも、己を惹くのは眦に溜まった雫。 手紙を綴りながら溜めた、悲哀の結晶。 誘われ傾いたとしても、罪悪感すら覚えられない。]
(-41) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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感謝も、謝罪も、必要ない。 笑わないでほしい、嫌悪してほしい。
君は知らぬのだ。 私がどれほどの理性を支払い、君に触れたかを。
[音も立たない接触が彼女の眦に触れて、喉が鳴った。 この世に生を受けた時から知っている少女は、 時を経るごとに悪しき劣情を募らせてくれる。
風化を望んでいた想いは、健やかに成長するほどに肥大化し、 己の胸を甘く騒ぎ立て、夜を酷く長くする。
堪らず思い出すのは、 井戸端で見せた色香を惜しげなく立てる顔貌。>>2:31 犬の黒曜が覗いた辱めに耐える淫靡。
次に零した溜息は、一層糖度が増した。 胸を満たす想いの所為か、甘露の余韻か]
(-42) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[一度触れてしまえば、もう止め処ない。
彼女は性の匂いをもさせないまま、無邪気に犬と戯れた。 禁忌と位置付けてきた接触を易々と越えて。>>2:204
頬を愛でていた指先は何時しか顎へ掛かり、 噤んだ唇に天を仰がせ、言葉を詰めた。
触れてはいけない、愛してはいけない、想ってはいけない。 行き場のない恋情に背を押され、凹凸が重なり合う。
最初のひとつは触れるだけ。
まだ引き返せると警鐘が鳴る前にふたつめを捺していた。 乾いた唇を潤すように、口唇にリップノイズの波紋を伝え。]
(-43) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[傷を拡げるだけの行為と知りながら、 覗かせた軟体が唇をなぞる。 犬の薄い舌とは異なる、厚い人の舌腹で。
ざらりと浚い、唇の袷にそっと捺しつけ吟味する唇。 顎に指を掛けて開かせる所作は、寝所で生娘を拓く作法。
紅く瑞々しい軟体を突き、舌裏から絡めるままに唇を塞ぐ。 仮令、彼女が身じろいだとしても、泥めく睡魔が覚醒を阻害する。
小さく立つ水音は、粘性を伴い口腔で反響し、 舌を舐る挙動は、弄び、茶化すに似るのに、情熱が拭えない。
尖らせた舌先で歯列を数え、舌根に溜まった甘露を散らす。 混じり合った体液は、最早どちらの物か分からなかった。]
(-44) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[兆すものがあった。 昂るものがあった。
親と子ほどに年を隔てた相手に、確かに覚える慾。
三度目の口付けは長く、彼女が肺腑に溜める酸素すら奪い。 時を忘れ、加減を忘れ、紳士の振る舞いを忘れて、熱を知る。
終わりは、淡く、小さく、彼女の名を呼んだ為。 口腔に溜まった蜜を、耐えかね彼女が干した為。]
―――――ッ、
[嚥下の音は小さくとも、理性を殴るには十二分。
咄嗟に顔を上げた男の髪が、彼女の首を掠め、 シーツを皺になるほど強く握っていたことに漸く気付いた。
言葉を失い、首を恐れるように緩く振る。 穢してはならぬ彼女から距離を取り。
彼女は想ってはならないうつくしい人。 彼女を愛するには、『 』が足りない。
その癖、通じた甘さは、さざれよりも――――、ずっと。]
(-45) 2016/06/01(Wed) 03時半頃
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[深夜の熱情は、夢の底に納められる。 穢れを知らない彼女の無意識の内に。
翌朝瞼を明ければ、視界には変わらぬ天井。 燃え尽きた多量のホワイトセージ。 隣には黒い犬が身を丸めて。
落ちて壊れているのは、彼女がかつて使っていたガラスペン。 忽然と消えているのは、安眠を守っていた拉げたコイン。
どちらも、良くある日常の、ほんの些細な変化。 ――――― 大丈夫、扉の鍵は確りと、掛かったまま。**]
(-47) 2016/06/01(Wed) 04時頃
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/* 全体的に文章が可笑しい気がする。
しかも、気持ち悪くもないし、 なんかロマンスでもない。 しかし、独り善がり感は凄まじい!
(-46) 2016/06/01(Wed) 04時頃
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/* ねえ、ねえまってどういうことなの。 寝る前におじさま抽出したらいきなり>>+6が現れたんですが? そっから今まで見守ってきて積もり積もる わたしの心配とときめきどう責任とってくれるんです?! (ぺしぺし)
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます大丈夫なんですかもう4時ですよ平日ど真ん中ですよ…??! 寝落ちていいんですよーーー!
あかんめっちゃにやける。 なんて返そうかなーーーてのは寝て起きてからじっくりと。
(-48) 2016/06/01(Wed) 04時頃
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[貴方を狙ってか、自分を狙ってかはわからない。 それとも、自分が望んだのだろうか。 捕まえられ、服を切られ。
わかりにくいが近い場所に連れ込まれ。 抑えた嬌声、水音、汚れる感覚。
砕かれた、もう一つの飾り石。 大きさはお守りに渡したものと同じくらいの。 首にある、自らの宝石とは違って。
相手に冷たいキスを送って。 相手が持っていたナイフで相手を刺して、逃げて。
氷で冷やされたように冷たくなった相手を残し、走り去る。 きっと、そいつは、貴方のお客だったかもしれない。
見つけられたら、貴方はどう思うだろう。 冷たくなった人だった者。 そいつが汚した相手であろう自分。 割られ、性の白と生命の赤に濡れた、貴方に渡したものと同じ、石を。 服の残骸の一部を、どう思うだろう。]
(-49) 2016/06/01(Wed) 05時半頃
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[まぁ、これがなかったら。 一晩中ずっと、自分がここにいて見ていることになったのだから。 貴方にとってどちらが良かったのかわからないけど。**]
(-50) 2016/06/01(Wed) 05時半頃
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[本当に泣きたい。凄く泣きたい 寧ろ現実逃避したい 無理矢理高見まで上り詰めらされて 気怠さを孕んだその時か
『友達の手で、勃起して‥射精するなんて変態』
あの忌々しい声が、届いたのは]
―――……――――
[変態に変態言われた、凄く解せぬ でも、指摘通りの事をしてしまったのは事実で 矜持もぼろぼろだ。1人なら泣き濡れているところだ]
(35) 2016/06/01(Wed) 06時頃
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[耳に届いた声に、苦悩していたからか 問いかける歪には気づかぬまま>>4 罪悪感に、囚われる 互いに頬を撫で、白が落ちれば何故か自分と彼が、 顔立ちが似ている様な気が、した。そんな訳ないのに]
……大事ないわけがあるか。 人を、幸せにするものを作る手だろうが。
[工芸方面の芸術に疎い自分でも、友の作品は優れていると分かる 友の硝子細工を手にして喜ぶ客らを知っている身としては その芸術を作り上げるものを深く傷ついたのに けろりとしている様子が、無理している様に思えて
布団に、友の手についた白 自分の物であるが吐き気がする、と思った 自分についた奴は適当にズボンに擦り付け、 後で服も洗濯確定にしながら、眉間に皺を寄せている]
変な奴いうなし。でもわりーのは俺っすからね。 了解っすよ、洗濯場どこだったかなぁ。
[凄くばつの悪そうに、頷いた後 好物の蒸し海老のことでちょっとだけ気分は浮上した。が 友人の視線が自分、布団と交互注がれるのを見れば テンションは再び下降する。居たたまれなさで
そんな折に、何故か2人で寝るみたいな言葉が>>6 聞き間違い、じゃなさそうである。どういうことなの]
(36) 2016/06/01(Wed) 06時頃
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いや、俺工房の一角で雑魚寝するから。 布団要らない旅の間ごろ寝してたから。 ……ほんとシャオは人の話を聞かないっすね……。
[昔から妙に頑固な所があり。一度決めたら曲げない友人 本当に昔の儘で、其れをついつい許してしまうのも また昔から変わらなく、2人で眠ることが決定されました切ない あんなことがあり、こんな事態になって 人と寝るのなんてヤダ。友人でも
そう思いながらも、彼も被害者。きっと不安なのだろうと 幼い頃のお泊りと同じ、そう自分に言い聞かせていた時に――
ひそり、と
囁かれたのは工房に呪いがかかっているという事 犯人は分かり切ってる。あのど変態だ間違いない 自分にだけ変態行為をするならまだしも、友人まで傷つけやがってと 内心ぐらぐら煮えたぎる怒りを持て余していたのだが
濡れた手をひらりとされたなら>>9 止めろ下さい見たくない、とばかりに視線を露骨に反らした 恥ずかしさと居たたまれなさと申し訳なさが天元突破である だからシャオ、頼むから謝るから 俺の萎えたそれつつかないで下さい]
(37) 2016/06/01(Wed) 06時頃
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風呂は入る、入るっすけど。 ……まさか昔みたいについてくるってことは無いよね?
[風呂は一人で入るものです。寧ろこんな事態になって 顔合わせ手は入れるわけないだろう常識的に考えて、と 友人を全力で説得する事でしょう*]
(38) 2016/06/01(Wed) 06時頃
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[林檎の人の名前を聞き忘れたなとか。 リーアの雑貨店を勧められて拗ねながら物語のことを肯定したり。 そんなことをして別れたはずで。
冷たくなった身体を抱きしめているはずではないのだけど。 結果として、そうなった。**]
(39) 2016/06/01(Wed) 06時頃
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[汚れるのは僕だけでいい。 少なくとも、彼は汚したくない…今は。**]
(*2) 2016/06/01(Wed) 06時頃
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- 夜の事 -
[本を広げても頭に入らず、室内を飛ぶ紫煙が増えるばかり。 今までこんなに煙があっただろうか、と増える違和。
シャオが自分を思って作ってくれたランプの働きが 狂い始めているのだと目に見える形になってきたが。 元より秘められた気遣い。 何がおかしいのかまで辿り着けずに、 辿り着いたのはリアントと共に眠りたいと言う我儘。]
リアント、今日一緒に寝ようか?
[断られても、ベッドではなく、自分はソファで。 リアントの側で守り石を握り締めて眠りに落ちる。]
(40) 2016/06/01(Wed) 07時半頃
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……ッ、は……。ァッ……アん……。
[夢の中、初めての感覚なのに戸惑う事無く声をあげる自分がいた。
不気味な存在から逃げようと試みたのは最初だけ。 裂かれた服の間から入り込む手は、手から蛇へと変わり、 直接肌の上を這い回る。
触られた事も、触りたいとも思わなかった場所まで触れられ 暴かれても、肌を赤く染め汗を滲ませ。
男では無く、冷たい蛇が身を捩り、侵入され。 胎内を穢す感触にさえ、びくびくと 身体を反らせて。]
っ、あ、あっっ、あああっっ。
[外界からの刺激には鈍麻していく感覚は、 内の刺激には過剰に反応し。
何も知らぬ身体は何も知らぬまま穢れる感覚に犯される。
だが甘い声をあげていたのはそこまで。]
(41) 2016/06/01(Wed) 07時半頃
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うわあああああああっっ!!!
[飛び起きた時、握り締めていた掌を思わず開く。 握った冷たいナイフの感覚を覚えている。 そのナイフを突き出した感覚も。 それが肉に食い込む感触も。
先程まで甘い匂いと汗を撒き散らしていた身体は 早鐘を打つ鼓動に支配され、滝の様に冷や汗を流し、 瞳孔すら開いた状態で呆然とソファの上。
声を掛けてくれるとすればリアントだが。
心配されても悪夢を見たとしか答えられない。 詳細を口に出来る筈が無いと言い掛けた途端、 外から悲鳴が聞こえてくる。]
……え?
[夢とシンクロする内容。
店より僅かに離れた場所で発見された刺殺体。]
(42) 2016/06/01(Wed) 07時半頃
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うちのお客さん、だ……。
[リアントの目を塞ぐ事も忘れ、昨日の自分やリアントより 冷たくなった身体を茫然と見つめて立ち尽くす。
最近良く見る様になった客の1人。
何故と何がと混乱する中、自分が握り締めていた石に似た 白と赤で汚れた石が落ちているのを見付けた。
心臓が止まったかと思う衝撃。
全身で再現される夢に眩暈を覚えた。
息を飲み、周囲を見渡し、何かの間違いだと思わず屈んで その石と、昨日見た気がする布の一部を握り込んだ。]
……なんだよ……何なんだよ……何が起きてるんだよ。
[堰を切った様にこの街を包み込んだ不吉。 直接自分では無く、周囲に降りかかっている様に見えて。
蹲ったまま呻いたが、そのうち警察や人が増え。 人死にの話題は街を駆け巡る。
あちこちに振り撒かれる災いは、やはりディアマンテが 撒き散らしているのだとまた噂が増えた**]
(43) 2016/06/01(Wed) 07時半頃
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/* 一緒に寝ようかロールを落とそうと思ってたら、この流れである。ハクすき。 敢えて深くを語り合わず踏み込まず、心地良い距離感を保つ関係いいな。
(-51) 2016/06/01(Wed) 07時半頃
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/* ハクさん無茶振りありがとうございます。 うう…お返事したい…だが仕事だ。**
(-52) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[教会は悩める人を受け入れる場所。 己は悩んでいたのだろうか。 唯逃げてきただけだと言うのに。
それでもパーヴィスの微笑みを見ればやはり安心してしまう。 孤独な目にあい、酷い目にあい、心に見えない傷を負って。
まるで時間が戻ったような己の子供のような幼稚な態度。 ただ怖いと身体を震わせて。
己の目の前で真面目な顔をして己の問いに答えるパーヴィス。 唯己は眉を下げながらパーヴィスを見つめた。>>29]
(44) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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穢れ…かけて る 。 そ っか ……ン、そうなの かもな… 。
[石は清められても、心まで清められるものなのだろうか。 心配をかけたくないのに、馬鹿正直な態度を取ってしまう。 元より嘘を付けぬ性格故、あった事等隠せるわけがなかった。
父の事「だけ」は隠してこれたと言うのに。
だが今は此のまま街へと繰り出せば何か起こるかもしれない。 己を睨むように見つめる赤の悪魔が見張っている。 施設関係者や、知り合いに会えば何か起こってしまうかも。
負の連鎖が次々の妄想を嫌な方向へと膨らませていく。>>30]
(45) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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手間…かけさせて悪い、な…… 。 ……一度じゃなくても、 ちゃんと祓いきれる、んだよ、な?
[己の為に頑張るというパーヴィスを不安げに魅入り。 やってきた修道士から、 黒一色のワンピースみたいな衣服を渡された。>>31
贅沢など言えぬ状況。 ただ有難うと頭を下げて、 部屋の整頓をするといったパーヴィスと別れて浴室へと。>>32]
(46) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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― 浴室 ―
[この着ていた服はお気に入りの服だった。 故に、此処まで酷くなれば捨てなければいけないだろう。 ――…家に帰っても、麻服のようなものしか残っていないのに。
はぁ、と溜息を吐きながら裸体へとなれば浴室へと入り。
ザァ、と頭から湯を只管被る。 其処まで広くないのがかえって安堵させてくれて、 ゆっくりと身体を温めていく。
―――まさか隣の部屋から覗けるなどと言う事を知らずに。 その覗ける部屋から見られているとも知らずに。
時間も時間故、最低限の施しを終えれば、 ゆっくりと浴槽から上がり。
用意してもらったタオルで水滴を拭き、 そのまま温まった身体のまま、 黒いワンピースの服を着て部屋へと。
部屋の前へと着く頃にはパーヴィスは寝てしまったか、 或いは部屋の中に居てくれるか。 何方だろうと思いながら、部屋の中へと入っていった。]*
(47) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ 泣きたいのなら泣けばよいのに>>35 ぼろぼろになった友を前、思うのだ。 心近く開いた友だからこそ、それを受け止め。
共に歩めるとばかり、だが、まあ。 このような事は友もまだ、はじめて そこまで頭が回らぬのであろう、大丈夫。 ]
(48) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ すぐに慣れる。]
…安心するがよい、何があっても我と主は友ぞ。
[ 今にも泣きそうな友へ。ひそり。 今までに類なきデレを乗せる唇はつんとして。
萎えた息子を細い目が見るのだ。 うん、――何が、あっても、我らは友達ゆえ。 なにが、あっても、ともだち。 ]
(-53) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ 似ても見える顔を前>>36 それの歪さには、友は言わぬ。 工房の主は、気づかぬ。父に似ぬ顔ゆえ。
罪悪感に囚われる友に、何も気にするでないと ]
…それは主の手であろう。 我の手が生み出すは、所詮まがいものよ。
[ ばっさり。 真に優れるは友の手だと。そう告げる声に嘘偽りなし。 ぱっくり割れた傷口は空洞のように孤独で。 友へ訴える、それは主のことであると
布団にも、手にもついた白。 それが慾情の塊であることは知っていて。 でも、だからそれがどうしたと思うのだ。
吐き気を覚える友を前きょとりとする身は分からず ]
起きたら、これの我のことも思え。 ったく主は全然説明せぬし。 浴室のとなり、風呂へ入るならそのままな。
[ 持っていくがよい。と。 眉間に皺よせ、すごくばつの悪そうな顔を指でぐりぐり 扇子でいつもなら弄るが、今はそれよりも指のが近く。
浮き沈みはげしきテンションを前。 此方は常と変わらぬマイペース。 この状況で何時もと変わらず寝れると思うとは、豪胆か それとも、無知なのか、馬鹿なのか、馬鹿だったな ]
(49) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ この手に関してもそう。 主の、友の事以上に大切なことなどないのに。 それなのに、なぜそんな事を言うか。
いや、友の思いやりは嬉しい。嬉しい。 優しく素晴らしい友は、やはり俺を大事している。 当たり前の確認。それを繰り返し。 友の鳥頭ですら愛おしいと思うのだ。
己の手よりも、お前のことが大事なのだから。 どうてことはないとばかり、心は満たされ ]
(-54) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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阿呆、…主はこの状況か一人で寝れるのか?
[ 何があるのか分からぬのだぞと。 呆れを孕んだ声が、べしりと元気ない友の逸物を弾く。 頑固なのは根からよ。切なさを覚えようと知るものか。
言い聞かせる友を前、工房の主は、>>38 昔のお泊り会としか見て居ない、考えてない。 ]
(50) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ あの頃のお泊り会も幽霊騒ぎがあったであろう。]
(-55) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ 一人なんぞに、させぬ故、 ]
(*3) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ ひそり。友へひそめた声は、>>37 事実に近い。そう、だってこの工房は呪いに溢れている 戻らぬ友を思い過ごす半年分の、怨嗟と嘆きが。
この工房を包み、淡く輝く石をほのかに照らす。 言わなかったのは、それを掛けた主のこと。
友にも、まじないが掛かっていること。
――嘘などない、嘘など何処にも ]
(-56) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ ぐらぐらと煮えたぎるような怒りを感じ。 ころりころ、傷つけられたらしい友は手をひらひら。 友へ居たまれなさを出させていた。
なんでとばかり。恥ずかしさも居たまれなさも知らず。 つんつん、ちょっとおもしろくなってきたらしい ]
うぬ?主は今一人になって平気なのか?
[ きょとり。全力で説得する友を前。 何を言っているんだと言わんばかり>>38 だが、友が嫌がるならそれ以上は言わぬ。
口にせぬと、手を洗い。料理の準備と布団運び。 そのどちらも友が浴室にいるうちに済ませ、
夕食には遅すぎるときに漸く気づく。 ああ、こんな時間かとばかり、食卓で友を待ち ]
(51) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ ――本当に一人で大丈夫なのか?とばかり シンプルな脱衣所は、衣類が乱雑に置かれている。 片づけだけは出来ぬ工房の主を物語るように。
友が一歩足を踏み入れたとして何も起きぬ。 そう、脱衣所では何も。二つ並んだ生活用品があるだけ 設置された鏡に、赤色の髪が横切ったとして。
友の知ったる施設の仲間が見えたとしても ]
(-57) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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―浴室―
[ 工房の主が、気まぐれに作った硝子張りの風呂。 外には窓1つ、脱衣所からはまる見えのそれ。 風呂の湯気が踊る中で、影が作られる。
それは先ほどの影に似て。だが、
――蒼ではなく、書店の主の黒で現れた、硝子窓。
『見て居るぞ』とばかり。窓のさんより、 流れ落ちてくるは、
――― 硝子の残骸、
割れた宝石の、姿。碧、橙、混じった其れが浴室へ かつーんっと無慈悲に堕ち響き渡る。 ]
[ 穢れた宝石。それは何処か人の死にも似た事実。]
[ 一人になったときを見計らったように。 友へのまじないは、牙を向いた。
その戸は開かれたまま。
後首に、腹部についた友の証が仄かな熱を灯す頃 工房の主は、手についた白をおも出すように
ぺろりと舐めて、首を傾げていた ]*
(-58) 2016/06/01(Wed) 08時頃
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[ その傍ら、シェニカの眼帯を直そうと取り掛かる。 さて、彼女は頼れる人を見つけたであろうかと。 頼りなき布を思い、作り上げた其れは、
呪いではなく、守護に覆われた。 ]
(52) 2016/06/01(Wed) 08時半頃
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[ 工房の主、唯一とも言える呪いなき品。 硝子姫と心で呼ぶ子が、パトロンの筆を贈る相手とも知らず ]
(*4) 2016/06/01(Wed) 08時半頃
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[ 彼女が来るのであれば出来上がったとばかり。 朝一でそれを渡すであろうことは変わりなく。 ふと、通信機が音を湛えた跡があること気づけば
取り出して、トントンと三回撫で ]
…リアント?
[ 怪盗の名を呼んだが、さて。 彼は彼で取り込み中、>>13出られぬであっただろうか。 いずれも友を待つ間の時間。朝焼けまでまだ遠く。
すれ違う伯父の姿はまだ見えぬ>>513 一日の内、多くあったこと。 施設の職員の死や、怪盗の失墜。
前者は知っていても、後者は知らず。 知らぬがゆえ、通信にでぬ怪盗を首傾げるだけ しれば、工房の主とて大人しくはしてなかったが
今はまだ何も知らぬ。かける噂も何も。 其処へ実しやかな声がかけはじめゆくのもまだ とんとんと戸を叩く闇夜の少女だけ ]**
(53) 2016/06/01(Wed) 08時半頃
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[ その手に持ったもの。それを受け取りほくそ笑む。 暗い目の少女は元気。どこも悪い処はなく。]
(*5) 2016/06/01(Wed) 08時半頃
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/* [不安そうなフィエゴには、今は多く励ましの言葉をかけず。>>45 何があったのかを知らない事になっているもの。 ただ、捨てられた子犬のようなフィエゴは可愛らしく 私に縋る手も、愛おしく思えました。
祓いきれるのかと心配する彼に、>>46根気よく行えば、と。 頭を撫でて微笑んだのです。
大丈夫よ。 ――大丈夫だから。
私がフィにぃを守ってあげる。]
[フィエゴの裸は、初めて見ます。>>47 いつも礼拝堂で会うのが殆どで、こんな無防備な姿を 拝める事などありませんでした。
シャツで隠れてしまっていた項や身体のライン。 衣越しで無ければ触れる事も敵わない背中、肩。 幼い頃よりもしっかりした腕や肘の骨格。
視線は、下半身にも移ります。 ]
(-59) 2016/06/01(Wed) 09時頃
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[不安そうなフィエゴには、今は多く励ましの言葉をかけず。 >>45 何があったのかを知らない事になっているもの。 ただ、捨てられた子犬のようなフィエゴは可愛らしく 私に縋る手も、愛おしく思えました。
祓いきれるのかと心配する彼に、 >>46根気よく行えば、と。 頭を撫でて微笑んだのです。
大丈夫よ。 ――大丈夫だから。
私がフィにぃを守ってあげる。]
(54) 2016/06/01(Wed) 10時頃
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[フィエゴの裸は、初めて見ます。 >>47 いつも礼拝堂で会うのが殆どで、こんな無防備な姿を 拝める事などありませんでした。
シャツで隠れてしまっていた項や身体のライン。 衣越しで無ければ触れる事も敵わない背中、肩。 幼い頃よりもしっかりした腕や肘の骨格。
熱籠る視線は、下半身にも移ります。
女性のように括れてはいないけれど 肉の薄い、腰つき。 揺れる程脂肪を伴わない臀部。 根は張らず、垂れ下がって。 排泄気管なままの性器や嚢。
甘く息を散らしては、自分の身体を慰めます。 あの身体に触れる想像を、触れられる妄想をするだけで 股の間にある異質が昂り、堪りません。]
(-60) 2016/06/01(Wed) 10時頃
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ぁ……フィに、……すき、…っぅ。 だ、い…すき
ぁ、ぁ。 ――…あぁっ…… !
[あの身体を貫く事を夢見るよう思い描けば 掌の中で擦っていた熱が、爆ぜます。
ふぅふぅと息を散らし。 穢れを拭い、それから。 宝石越しに、湯船へ漬かったフィエゴに。 通わぬ視線を絡め、微笑みます。]
――…あいしてる、フィエゴ。
[人を害する罪も。人を殺した罪も。 いとしいひとを傷付けた苦悩も。 神職者にあるまじき、この行為に浸る今も。
穢れた熱を晴らした事で、倦怠感と共に 薄れてゆくようでした。]
(-61) 2016/06/01(Wed) 10時頃
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[触れたい。 ――…私だけの、あなたに。]**
(-62) 2016/06/01(Wed) 10時頃
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[血や青臭いものが付着した衣は着替えて 顔も洗い、髪は編まずに下ろしています。
シーツを張り替えて、整えている時に 黒一色に包まれたフィエゴが来ました。]
おかえり。
ふふ。 修道士にでもなったみたい。 似合ってるよ。
大丈夫?一人で眠れそう?
[窺いながら、腰を上げました。
湯浴びする前よりは 幾分落ち着いたように見えるフィエゴを窺い。
灼熱が通り過ぎ、穏やかな瞳で。 少しだけ心配そうに眉を下げ、彼を見守るのです。]**
(55) 2016/06/01(Wed) 10時頃
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/* いやぁもうさすがだなwwwww 俺ちょうしあわせものじゃね?
(-63) 2016/06/01(Wed) 10時半頃
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[浴室の隣の部屋であった出来事をすることも無いまま、 部屋へと戻れば、同じように、 着替えの済ませたパーヴィスが待っていた。>>55
その姿を見れば無意識に安堵の息を吐いて、 一目見れば分かる安堵の表情を浮かべた。]
ただいま、 いいお湯加減だった。 そうかー?こういう服初めてだし…なんか足元スースーする。
…さすがにお前を抱きしめて寝る、なんて事も出来ないし。 一人で大丈夫だよ、有難う。
[幼馴染と言えど、年頃よりは少し上だが、 いい男女が共に寝るわけにはいかないだろう。 ましてやここは神聖なる場所。
いくら己でも、一晩女の子となんて考えれば、 これでも男だ、恥ずかしいと思える位には少し復活。]
(56) 2016/06/01(Wed) 10時半頃
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[パーヴィスへと近寄り、綺麗になった掌で頭を撫ぜる。 さっきは汚してしまってごめん、と無言で告げる様に。]
明日は一緒にオムライス作らなきゃいけねぇし。
……お前にはやってもらう事もあるし、俺ももう寝るよ。
[ゆっくりと撫ぜた手を離して、笑みを浮かべた。 彼女を見つめ、少しだけ考えた後に、 両の手でパーヴィスの頭を包み込み、 ちゅ、とリップノイズを響かせながら額へと接吻を一つ。
やましい気持ちとかそう言うのではなく、 ただ感謝の意味を込めて。]
―――…おやすみ、パーヴィス。
[彼女の身体を離し、ベッドへと腰をかけて。 ゆっくり布団に入った。]**
(57) 2016/06/01(Wed) 10時半頃
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[遠くなってしまった『いつも』を手繰るように、いつも通りの会話を続ける>>18 ハクが感じているのも、きっと同じ。 頭を強く抱きしめられれば、縋るように、されるに任せた。
不安を分かち合うように。
だけどマイナスとマイナスを掛け合わせても、学術のようにプラスにはならずに 呼応しあい、波紋のように、広がっていくよう]
(58) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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―店内―
[荷物を片づけながら、おもむろに投げかけた質問。 素っ頓狂な声をあげてこちらを見やるハクの顔は、心ここに非ず>>18 その表情に、目を細めた。 ハクには好きな人がいるんだ、と、察して]
……さあ。
[鎮めた声に改めて問われ>>19、否定も肯定もしない。 否定する理由はない。 けれど、肯定する要素もない――と思う。 理解の及ばない感情故に、分からない]
(59) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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[ハクの答えを、聞く。 望むものと違う答えが出てくる。
違うんだ。 聞きたいのは悪党の気持ちじゃない。 だけど、黙って聞いていた。 辛い奴を助けようとする悪党、という言葉には、少しだけ、目を伏せて。
最後に口をついた答えに>>20、目を開いて、苦く、笑う]
……でも、それはさ。 それだけ、誰かを大事に想ってるってことなんだと思う。 オレは、それが、ちょっと羨ましい。
ハクは悪党なんかじゃないし オレは、良い人なんかじゃない。 悪党なら、何も聞かずに傍にいてくれたりしない。 狡いとは、思うけど。 それはオレも、おんなじだから。
[深くを探らない、抉らない関係に甘えていたのは、きっと、お互いさま]
(60) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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そうだな、 飯にしようか。
[ハクの言葉を、鸚鵡に返す>>24 二つの災いが渦を巻いている事には気づかぬままに。 冷たく湿った空気を払うように]
お、美味そう。
[並べられた食事を前に、場違いなくらいに明るい声を出す。 簡単な食事、だけど、誰かと共に取る食事は、気を紛らわせてくれる。 温かい食事は、体の中を温めてくれる。
昨日と同じように、シャワーを浴びて。 昨日と同じように、着替えを借りて。
夜が、更けていく*]
(61) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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[部屋の中に充満する紫煙は、いつもよりも濃い。 きっとハクも眠れないのだろうと、特に何も言わず、沈黙する空間に耽っていると、おもむろに声をかけられた>>40]
オレ、寝相悪いけど。
[それでもいいなら、と遠回しに肯定を示して。 共にベッドに入ろうか。 小柄とはいえ、成人の男だ。 並んで寝るには窮屈で、だけど今はその窮屈さが、心地よくもある。
薄闇に流れる黒い髪。 穏やかに眠れるようにと、手を伸ばして撫でる。 そうするうちに、どちらからともなく眠りに落ちていくだろう。
――頭の隅に、違う黒髪がちらついているのには、 気づかないふりをして*]
(62) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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―処分されたはずの命―
[今より、23年前。 双子として生を受けた金剛石が在った。
なれど、二つに割れた輝石は不吉なものと見做され 持って生まれるはずの石も、あろうことか片方は眼の中に埋もれており―― 不吉だ、忌み子だと生まれたばかりの男児は、人知れず処分されることとなった。
出生記録にすら残らない儚すぎる命は、 最初からなかったものとして、 誰にも知られることなく閉じた。
――はずだった]
(63) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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[処分されたはずの男児は、不憫に思った乳母によって施設の前に捨てられていた。 質素なアフガン一枚にくるまれて。 両親からの最初のプレゼントであるはずの名前もなく、出自を示す品もなく、身をくるむ肌着すらなく、どこで生まれたかもわからない子。
特徴と言えば、背中に残る、片翼のようにも見える痣くらい。 それが双子の背中の対となることは、誰も知らない。
細く細く繋がれた命。
――今、ここにある輝石の、奇跡*]
(64) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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―明け方―
[くぐもった声が、まどろみの中で聞こえた>>41 うなされているにしては奇妙な、甘い声]
……ハク?
[呼んだ声は、寝言に混ざるかのようなもの。 男は、そのまま再び眠りに落ち――]
ハク!?
[叫び声に、飛び起きる>>42 ベッドが狭くて移動したのだろうか。隣に寝ていたハクは、いつの間にかソファに移動していて いや、そんなことはどうでもよくって。
呆然と座り込む表情も、滝のように流れる汗も、ただ事ではないと察せた。 どうしたと聞いても、悪夢を見たとしか答えられない様子で]
何か、水でも持ってこようか。
[と、寝室を出ようとした時、 ――悲鳴が、聞こえた]
(65) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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う――
[外に出れば、店の近くに刺殺体。 その肌の色は、赤と、土。命がないのは誰の目にも明らかで ――どくりと、血を求める女神の呪いがより一層深く刻まれていくのを感じていた。 呪いを知る共犯者との通信は、タイミング悪くすれ違うばかり>>53
蹲るハクの傍に屈み、その肩に手を伸ばす。 災いを振りまくディアマンテの噂は、瞬く間に広がってく。
誰かに罪と責任をなすりつけなければ、不安で仕方がないのだろう。 そのくらい立て続けに、いろんな不幸が訪れ続けている]
(66) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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[自分の名誉が傷つけられ、失墜するだけならば、別に構わない。 けれど、必要悪として警察から目こぼしを貰っていた義賊が、単なる盗賊ということになれば、盗品を受け取った人たちも共犯者となってしまう。 自分の偽物のせいで、これまでの施しが意味のないものになるのは本意ではない。
――なにより 恋人の石を持つ怪盗がいる、というだけであんな顔をしていたのだ。 それが恋人の形見を奪った挙句、殺人まで犯したと聞けば、穏やかでいられるはずなどないだろう。
ちりちりとする、焦りと苛立ちが募る。
秘宝だって、盗み出すつもりはなかった。 ただ、一目見ればそれでよかった。 ケルビスの顔と同じように。
自分のためではなく、誰かの為に。 偽物をひっ捕まえる方法を頭の中で探る。
炙り出すための自作自演だとは、知らぬまま**]
(67) 2016/06/01(Wed) 11時頃
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/* 参加者が安心して参加していられる運営を……するべきなのに、ねぇ。
溜息しかでないわ。……事故、にしてもねぇ。 襲撃はパス。 投票は委任のお薦めをしておこうかしら。
(-64) 2016/06/01(Wed) 12時頃
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[子供で居たい。そう思うようになったのは何時からか お代の代わりに一夜の夢をと女に褥に誘われてからか 開いてしまった友との溝を感じた時か 子供扱いされなくなった時にか
孰れにせよ、子供で居たいと思うようになった時点で もう子供ではないのだと思う 泣きたいときに、泣けなくなった 其れもまた、大人になるということ、なのかもしれない>>48
思考の渦に囚われているから故に、 友人が何を考えているかは分からない 密やかに、何があっても自分と俺が友達だと 囁いてくれる友人に感謝しながらも 純粋な彼の視線は俺の萎えたモノに注がれる 止めろ下さい。見られてもどっかの変態みたいに勃起はしません ……と言いかけて。あの蒼い男って勃起してたか? 疑問は浮かんだが、鳥頭は考えるのを放棄した]
(68) 2016/06/01(Wed) 13時頃
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[鏡合わせ>>49。他人の筈、なのに親近感 其れは友情が齎すものだと自分は知っている
色彩以外は顔も見たことのない父親似 母に所在は問わなかったが、きっと生まれる前にしんだのだろう 此の街の人間らしいから、若しかしたら親類がいるやもしれないが ――天涯孤独となった際に探しもしてくれなかったのだ 居ない、と思って差し支えないだろう
所詮紛い物、とばっさり告げる彼に眉を顰め]
そんな訳あるか。俺の炎は一夜の幻。 でもシャオの作る硝子細工は、思い出も。 視界にとらえると同時に何度も運んできてくれる。
[訴えには首を振る。ある意味頑固な所があるのは 目の前の彼と共通である
彼の言う、起きたら”これ”――はい、弁明の使用もございません 其れと説明絶対したくありません 勿論何も言わず持って行かせて頂きます。震えます
常のマイペースがある意味不自然なのは 動揺に揺れる今は気づかない。そんな無知な鳥頭は 彼の説明>>50に言われるがまま納得するのだ 確かに、1人では寝れないだろう。特に―― 工房が呪いにむしばまれている、可能性があるのなら 何があるか、彼の言う通り分からないもの
だがなシャオ。チンコ叩くな頼むから居たたまれないから
昔の儘の純粋な幼馴染の前で ばつが悪そうにしながら、ひそりと囁かれた昔のこと お泊り会の幽霊騒ぎ]
(69) 2016/06/01(Wed) 13時頃
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ああ、そんなこともあったっすね。
[こんな時だからか。こんな時だから懐かしいのか ――思考は逸れる。故に己に、この工房に 呪いが降りかかっていると未だ感じず気付かずに
1人になって平気か?>>51 当たり前だ。というか風呂は1人で入らせれ 特に下半身の一部丸出しで気まずいのにと 食卓の準備をする彼を背に、浴室へと赴いた
浴室には乱雑に衣類が置かれており、 自分ほどではないが彼も片づけは出来ないタイプ こういった似た所があるからこそ 彼との友情は長続きしている気がする
一歩、踏み入れて。鏡に一瞬赤が映ったような気がして躰が強張る ――いや、気のせいだ だってこの工房にはシャオと自分しかいない
浴室で汗と一緒に嫌な事を流していたその時も 何故か外の窓に影がある様なきが、して 黒の影。きっと気のせいであってほしいと ぎゅっと目をつぶった時
――からん、かつん
音が、する]
(70) 2016/06/01(Wed) 13時頃
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……ひ、っ!?
[窓のさんより流れ落ちた、割れた宝石の数々 碧、橙、何故その2つの色、なのか 思わず悲鳴を上げたその時か。首に腹に刻まれた呪いが 鎌首もたげて牙剥いたは]
っ、なん、で
[こんな時に、身体が疼くかと唇を噛み締める 此れじゃ風呂から出れないではないか だが幸い、此処は風呂場。何があっても誰も見ていない ――此処で自家発電で一発流しても きっとシャワーの音に紛れて彼は気づかぬだろう
浴槽から上がり、座椅子へと座って それから風呂から上がるまで、は 暫しの時が必要になっただろう]
(71) 2016/06/01(Wed) 13時頃
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|
[そして風呂から上がればシャオが風呂に入るのを待ってか それとも夕食が先となったか
何やかんやで怒涛の一日は過ぎ―― 友人と同じ布団で眠る事となろうか
あれ程の事があったのに、すやりと眠る鳥頭 きっとその原因は、隣の彼との間に結ばれた 信頼関係と安心感が、あったからだ**]
(72) 2016/06/01(Wed) 13時頃
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|
/*
――……そう、良かった。 顔色も少し戻ったみたいね。
[足許が気になるのは当然かも知れません。>>56 きっと直ぐに慣れる、と言い添えて。
抱き締められながら隣で眠る想像をし、 自然と目尻や頬に赤みが射します。 年頃であるのも勿論ですが、司教様に知られたら きっと大変な事になりそうでした。]
教会は神様のご加護があるもの。 教会に居る限りは、 邪悪なものを寄せ付けない筈よ。
安心しておやすみなさい。
[それは一重に。 教会を出れば、安全は保障できないということ。
祓う話をした手前。 実害に遭った手前。
祓わずに街で過ごすとどう安全で無いかは、 フィエゴが一番身に覚えもあるのでしょう。]
[頭を撫でる手は、優しいです。>>57 久し振りになでてくれるのが当たり前な 昔の二人に、戻れた気がして。 謝罪を告げるフィエゴに、頭を緩く振ります。
おいしいオムライスを作ろうと語らう間こそ いつものように、微笑んでいましたが、]
―――…っ 。
[頬を包まれ、たちまち顔が熱くなります。 そっと瞼をふせますが 唇は、子供をあやすよう、額に。
とくとくと高鳴る心音も、フィエゴが離れれば 漣のように穏やかさを取り戻しました。]
ん。……おやすみ フィにぃ。
[ベッドに入る彼に近寄り、毛布を掛けます。 フィエゴが眠りにつくまでは、暫く見守って。]
[ぎし、と小さく寝台が鳴ります。
眠っているフィエゴへ顔を寄せて。 耳許で、囁くのです。]
だいすきよ、フィにぃ。
[触れるだけのキスを唇に落として。 髪を撫でながら、じぃと見下ろしました。]
どこにもいきたくないの…… フィにぃの側に、いたいの。
[このままずっと、二人で居れたらいいのに。 ずっと、フィエゴの一番で居られたらいいのに……
ひとり、叶わない『夢』を見ながら。 叶わない願いに、泪を流しました]**
― 翌朝―
[質素な黒パンと野菜のスープ。 それに、グラスに入った飲水をトレイに乗せ。
修道士がフィエゴの許へ運んで来るでしょう。
私は部屋に居る、と修道士は告げました。]
[修道士に渡したフィエゴ『用』の食事。
そのスープには、昨晩出した私の精液が混入されていました。
きっと、コンソメに少しだけ苦味が混じるのです。]**
[私は、部屋で『お祓い』の準備をしています。 聖水にある薬を混ぜ混みます。
聖なる水に粘りけが沸くのを見守りながら。
――…ひとり、静かに笑ったのでした。]
― 翠の工房 ―
[訪問者は、貝のがま口をひとつ握って。 錬金術師を訪ねたのです。]
持続性の長い媚薬はありませんか?
(-65) 2016/06/01(Wed) 14時頃
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/* なんか早くエピになってほしいいいいいいいい 大丈夫か聞かないとおちつかなああああああいいいいいいい
なんかしでかしてないかな>< 俺だけ楽しんでないかなあああああああ
(-66) 2016/06/01(Wed) 14時頃
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― 夜の帳 ―
[ホワイトセージも、それを燻す器は 新たに届いた贈り物と同じ、ケルビス家謹製。 アバロン・シェルの底に敷いた水晶のさざれは 娘がこの部屋で流した涙。
熱に溶け、浄化の煙に混ざるヒュプノスは 肉体疲労も相まって術者の意図通り 娘の身体を、意識を深く深い黒曜の海に沈めた。
硬い床に身を打ちつけたとして 目覚めることもなかったろうが ささいな夜気すら、盾になる従順な獣は主人に倣って しなやかな肢体で娘の痩躯を受け止め、 業を煮やした主人へと騎士の引継ぎを行う。
堅牢なケルビス家の錠に無謀にも挑んだ蒼玉は 財を成すどころか富豪の隷属となり、 今やかつての持ち主以上の、奇跡を起こす。]
(+8) 2016/06/01(Wed) 14時頃
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[娘の気質による優先は 侵入者とは序列が違うらしい。 詰る声は呆れ、疼痛を孕み慈しに満ちていても 娘は微動だにしない。 痩躯を難なく抱える逞しい腕。 無意識の深層下は重い頭蓋を 慣性に任せることなく厚い胸腋に置く。 男を招くことを想定していない褥の狭さは、 鉗子などで確認せずとも娘の処女性が知れるもの。
黒尾を揺らす獣はともかく、 歪な性を秘匿する家族に等しい聖女はともかく。 長躯で野蛮な貴族が足を踏み入れることなど 想像もしていない。]
(+9) 2016/06/01(Wed) 14時頃
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[とっくに黒曜の沼に沈む瞼に更に影翳すのは、 娘が知らない男の、高貴なる義務を背負う仮面の下。
静寂を震わせる告解にも似た、届かぬ文への返信は 娘が罪を犯しても欲しいと願う誠意。 清く正しく生きようと奮闘する、 娘の誠意を受託する間の沈黙。
けれどそれを、男は娘に与えない。 意地悪でも、傷つけるでもなく、むしろ逆の意図で。
欲しいものを齎す時はいつだって、娘の意識の外。 故に、幼子との約束を循守してるとも悟らせず 嘘つきと詰る娘へ責める無知は男が捧げる献身ではく 彼が支払った理性に対してのみ。]
(+10) 2016/06/01(Wed) 14時頃
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[眦に光る透明は咎めるように、唆すように露に濡れ。 喉仏の上下に合わせ、男の裡に波紋を拡げる。]
――――…。
[頬の細い骨格を擽る指が頤を摘み、噤むくちびるの 角度をかえてあわいを塞ぐ初めては、 娘の眉根すら揺らさぬほどのささやかさは 壮年の紳士が抱く畏れを、戒めを、諦観を粛清した。
想いの風化に向ける労を無に帰す二度目、三度目を 止める者、抗う者はこの場にいない。]
(+11) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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――……そう、良かった。 顔色も少し戻ったみたいね。
[足許が気になるのは当然かも知れません。>>56 きっと直ぐに慣れる、と言い添えて。
抱き締められながら隣で眠る想像をし、 自然と目尻や頬に赤みが射します。 年頃であるのも勿論ですが、司教様に知られたら きっと大変な事になりそうでした。]
教会は神様のご加護があるもの。 教会に居る限りは、 邪悪なものを寄せ付けない筈よ。
安心しておやすみなさい。
[それは一重に。 教会を出れば、安全は保障できないということ。
祓う話をした手前。 実害に遭った手前。
祓わずに街で過ごすとどう安全で無いかは、 フィエゴが一番身に覚えもあるのでしょう。]
(73) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[素の色素のみ乗せた唇は栄養不足をたたえど柔く 湿り気を塗り付ける獣より厚く、熱をもつ舌腹に 厚い乙女の淑やかさを奪う紳士の所作に従順に拓く。 ひとりぶんの軟体を収める広さしかない咥内。 侵入者はやすやす初心を弄び、獣が水皿を掬うほどの 水音に淫猥を絡め、エナメルの質を検分し 自らと、娘の甘露を混ぜて分け合う。
ひとりでは、成し得ぬはんぶんこ。]
……、 ……ふ……。
[植え付けられた官能に、 意識無き身体が僅かに揺れ、頬に熱を呼ぶ。 かたく閉ざされた睫毛が震えるのは、 酸素を奪われ瞬間浅くなる睡眠の所為。
それでも、紅玉に込められしヒュプノスの呪いは 100年の眠りを護る茨が如く娘の深層を絡め取る。]
(+12) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[頭を撫でる手は、優しいです。>>57 久し振りになでてくれるのが当たり前な 昔の二人に、戻れた気がして。 謝罪を告げるフィエゴに、頭を緩く振ります。
おいしいオムライスを作ろうと語らう間こそ いつものように、微笑んでいましたが、]
―――…っ 。
[頬を包まれ、たちまち顔が熱くなります。 そっと瞼をふせますが 唇は、子供をあやすよう、額に。
とくとくと高鳴る心音も、フィエゴが離れれば 漣のように穏やかさを取り戻しました。]
ん。……おやすみ フィにぃ。
[ベッドに入る彼に近寄り、毛布を掛けます。 フィエゴが眠りにつくまでは、暫く見守って。]
(74) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[ぎし、と小さく寝台が鳴ります。
眠っているフィエゴへ顔を寄せて。 耳許で、囁くのです。]
だいすきよ、フィにぃ。
[触れるだけのキスを唇に落として。 髪を撫でながら、じぃと見下ろしました。]
どこにもいきたくないの…… フィにぃの側に、いたいの。
[このままずっと、二人で居れたらいいのに。 ずっと、フィエゴの一番で居られたらいいのに……
ひとり、叶わない『夢』を見ながら。 叶わない願いに、泪を流しました]**
(-67) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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― 翌朝―
[質素な黒パンと野菜のスープ。 それに、グラスに入った飲水をトレイに乗せ。
修道士がフィエゴの許へ運んで来るでしょう]
(75) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[修道士に渡したフィエゴ『用』の食事。
そのスープには、昨晩出した私の精液が混入されていました。 きっと、コンソメの優しい味に 少しだけ苦味が混じるのです。]**
(-68) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[私は、部屋で『お祓い』の準備をしています。
黒真珠は、今日も冥く輝いていました。]**
(76) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[ラヂオの雑音すら届かぬ静かな夜に。 雨の降らない街の一室に湿度を招くのは男の執心。 余すことなく貪るように角度をかえ、鼻先を擦り 闇に溶ける黒尾を揺らすほどの劣情に
肉づきこそ薄いけれど成熟した大人の女性が備える、 もうひとつの官能が呼応し、疼きに内腿が震えた。]
――…ん、っ。
[鼻孔で吸うだけでは酸素が足りず、顎を伝うほどの 唾液を嚥下するのもまた、無意識の生存活動。 喉元への吸引は甘露だけでなく、執拗に 咥内を蹂躙していた軟体を刺激し、籠る熱を吐く。
シーツに刻まれた皺は、 男が紳士たる振舞いを忘れ没頭した証。
狼狽する男の盾になるように、黒犬が、 寝返りの弾みで上衣から覗く白皙とそれを秘匿して。]
(+13) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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― 雑貨屋『エウレカ』 ―
[真珠母貝の形をした蝦蟇口をひとつ握って。 いつものように雑貨屋を訪ねたのです。]
……これ、不良品?
[蹴られたラヂオの部品たちが床に転がっていて 片付けないの?とコーラリアへ首を傾げます。 こんなところに落ちてたら、危なそうですもの。]
ね、リアねぇ。 持続性の長い、媚薬は置いてない? できれば、飲むものより塗れるような…
………わ 、私が使うんじゃないよ。 心当たりがないかって、人に頼まれたの……。
[普段は、小物しか買いに来ません。 大切な幼馴染にこんな頼みをするのは恥ずかしいことですが、 他に、頼れる相手もいないのです。
なんでも揃う雑貨屋で。>>34 望むものは、購入できたでしょうか]**
(*6) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[あとに残るのは常よりやや体温をあげた娘の、 それでも規則正しい寝息だけ。
蜜のように濃く、甘く――愛を乞えないせつなさまでも ひとりと、ひとりのあいだで交わしたことすら無意識に。 抗えぬ恋慕という名の穢れの種だけ、 娘の裡に遺し、長い夜が去っていった。]**
(+14) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[貴方が見た夢のことなんてオルコットにはわからない。
その夢で、オルコットがどう思われたか。 客であった男がどう思われるか。
たまたま店主の近くにいた客を呼び止め、それを受け入れた淫乱か。 ナイフで脅し身体を貪った男と助けを呼べぬ被害者か。 いろんなことが考えられる。
結果として残ったのは二人の性行為の跡と。 自分が持っていたはずのナイフで刺され、死んだ男と。 無残にされたオルコットのもの。
何故、店に近いところでそんなことになったのか。 貴方にとって、優しいオルコットと、一人の客が。
貴方は、どう考えるだろう? 考えるのは、自由。]
(-69) 2016/06/01(Wed) 14時半頃
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[その優しいオルコットは。 自分のせいで人が死んだと考えたら、どんなことをする?
まぁ、本人はぼんやりしてしまってるくらいだが。*]
(-70) 2016/06/01(Wed) 15時頃
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[そうだ、ここは教会。 神のご加護がある場所である。 だから、今度こそ安心していいんだ。>>73
先程パーヴィスの頬を包んだ時、 暖かいよりは少し熱かったけども、 きっと己の額へと触れた唇もきっと熱かった。
眠りへ入る前に、パーヴィスの声を聞ければ、 まるで子守唄のように意識は薄らぎ、 パーヴィスに掛けられた布団の温もりを堪能した。>>74
眠っている間に寝台が小さく鳴ったことも、 耳許に囁かれた言葉も、 触れるだけの口づけを唇に落とされたことも。
眠っている己には何も分からない。 彼女が泪を流していたことも、勿論知らないまま。]*
(77) 2016/06/01(Wed) 15時半頃
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― 翌朝 ―
[ふ、と目を覚ませば見慣れぬ天井。 暫く周りをきょろきょろと見回して、ゆっくりと起き上がる。]
あぁ…教会、か 此処。
[教会に居ると言うことは、昨日起きた事は夢ではない。 そして左耳に感じるものもない。 これらは現実に起きた事だ、と改めて感じた。
施設に起こったこと、自分の身に起こったこと。 ホテルで起こったこと。 それを考えればまた胃がはち切れそうになる。
ゆっくりと深呼吸をしているとノックの音。>>75 どうぞ、と告げれば入ってくるのは食事をもった修道士だった。]
(78) 2016/06/01(Wed) 15時半頃
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あ、お早うございます。 すみません、食事まで……。
[その修道士は食事の乗ったトレイを置けば、 すぐに部屋をでていった。
残されたのは黒パンに野菜のスープ。 そしてグラスに入った飲水。 出されたものを残すわけにもいかない。
幸い軽い朝食だから、ゆっくり食べれば胃も受け付けるだろう。
そう思い、食事に手をつけていく。
パンを食べれば口腔がパサつく。 故に、野菜スープを胃へと流し込む。]
―――ん、なんか 不思議な味、 だな。
[飲んだ野菜スープ。 コンソメの味なのは分かるのだが、どこが苦味を感じる。 きっと身体にいいものが入っているだろう。
そう何の疑いもなくスープを飲み干す。]
(79) 2016/06/01(Wed) 15時半頃
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[出されたものをすべて食べ、飲み干せば、 少しだけ布団へと寝転がる。
はぁ、とため息を吐きながら天井を見つめて。 これからあるというお祓いが本当に効くのだろうか。 そんあ不安を感じながら、いつもはあるはずの左耳へ手を触れ。]
―――ぁ、 そうだ耳飾り…… 。
[大切な大切な耳飾り。 だがホテル何かに戻れるわけもない。 結局溜息を深く吐きながら、 準備のできたパーヴィスが呼びに来るまで暫しの休息。]*
(80) 2016/06/01(Wed) 15時半頃
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/* なまぬるいよねえ、俺。 カルナスともだちって、おもうからさ。
…精子いりかな、苦味で
(-71) 2016/06/01(Wed) 15時半頃
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/* 軽いジャブの連発でごめんね!! 監禁に向けて、頭を悩ませとく。
(-72) 2016/06/01(Wed) 15時半頃
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― 明けて ―
[覚醒が近いことを、もぞもぞと落ち着かなく右に 左に揺れる肢体が報せる。 狭い寝台からの落下を防ぐのは、獣体温。 私に絶対の安心を齎す、生きた毛布。]
んー……サーベラスぅ……?
[寝起きの舌ったらずは掠れ、覚醒までの柄の間 温もりを求めて素足を寄せて惜しげもなく甘えを晒し。 ぱち、と開く視界に映るのは常と変わらぬ天井。 ただし、薄布の眼帯は嵌めたまま。
そうだ、昨夜、ケルビスからの贈り物を手に 机に向かって、そして、それから――?]
ぁあ、っふ……なんで? …あなたが運んでくれたの? 器用ねえ。 重くなかった?
[額ほどの狭き室内、机と寝台の距離も近く 手法は浮かばねど運搬可能な者と可能性は一択。 床に落ちた硝子ペンは寝落ちた際に落としたのだろう。
予備を持たぬ気質と、所持品の償却まで把握するとは なんて聡明で視野の広い御仁だと尊敬を重ねた。
顔すら知らぬ篤志家を 妄信している自覚は十二分に。]
(+15) 2016/06/01(Wed) 16時頃
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[――昨日、フィエゴから譲りうけた穢れは 熟睡と一晩中焚いた香にだいぶ濯がれたようだ。
空腹を訴える胃以外に悲鳴をあげる箇所はない。 枕元から宝物が消えたと気づけないのは、 そこから消える可能性が微塵もないから。
今朝もまた、己の身支度の前に預かり物の黒犬へ 新鮮な水と、手櫛によるマッサージを与え 前脚の健康まで確かめる獣医の真似事まで施し。
昨日と変わらない今日を過ごすためのルーチン。 所謂洗濯だとか、掃除だとかを済ませ サーベラスが食べなかったキャラメル菓子で腹を満たす。
せわしなく動く間、 客人には好きなように過ごして貰った。 湯浴みへの誘いは断られただろうか。
いつも通り、丈の長い衣服で身なりを整え、 次に向かったのは玄関ではなく、椅子。]
(+16) 2016/06/01(Wed) 16時頃
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ごめんね、これを書き終えたら あなたを送り届けるから。
[急ぎ済ませねばならぬ案件は数多くあって ケルビスへの返信は最優先に近い位置なれど。
先に、日常たる家事に時間を割いたのは 可愛い愛犬との時間をほんの少しでも、引き伸ばしたい なんて、ひと匙ほどの乙女心。
机上に広げる便箋は淡い紫のグラデーション。 媚びを嫌うはずの私が唯一。 支援者を多く抱える篤志家へと向ける自己主張。]
(+17) 2016/06/01(Wed) 16時頃
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―朝:翠の工房―
[その日の錬金術師の朝は普段よりも些か遅くになりました。 昨夜採取作業と称した散歩は思ったよりも遠出になったからでしょう。 手伝いの子も昨夜遅くに工房へと戻った主を思ってか、無理に起こすことはなかったようです。
朝食を食べて着替えを終えれば、朝から調合作業に入るのは日常通り。 街はずれの工房には、幸か不幸か街で起こった噂が届くことがない事は珍しい事。 養護施設の血生臭い噂は昨夜訪ねてきた来た男の口からききましたが、その犯人像にダイヤの名を冠する怪盗が挙げられていることは届かぬ事。
いえ、もしかしたらその話も男の口からは漏れていたかもしれないけれど、それよりももう一つの事件の方へと意識は向いていました。
とある貴族が亡くなった事件―――>>2:309]
さて、今日は薬の調合を… あぁ、それと久しぶりにチーズケーキを作ってみましょうか。
[窓から差し込む日の光に、太陽を見上げてニコリと笑えば、作業用のローブを纏い鍋の前へと。 昨夜採取した月光花を鍋の中へと落としました。*]
(81) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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[煮だつ鍋の中 落としたのは月の光で咲く花と共に、月の力を宿した石を―――
それと、時の呪いに穢れた翠の石を *]
(*7) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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― ケルビスへの手紙 ―
『親愛なるケルビス様。
おかわりありませんでしょうか。 井戸の水を心地よく感じるようになった今日この頃。 ケルビス様のお陰で、変わらぬ日常を過ごしております。
変化といえば、幼馴染のカルナスが帰省したこと、 迷子の大型犬を保護したことでしょうか。
乙女の秘密を、覗き見てくださったんですね。 ありがとうございます。 世の女性の中には積極的に想いを遂げることを厭わず 甘言を浴びる魅力と資格を備えた方もおりますでしょう。
そうでない私のような者の想いを代弁するのが 詩でありますが……。 所詮、詩も恋物語も万人に向けたもの。 私だけに紡がれる言ノ葉を夢見ることは、暫し。
ですが現実は、生涯の恋人にしたい仕事すらままならず 要らぬ心配をおかけしたことを申し訳なく、 また畏れ多いおお言葉の数々はこころから嬉しく。
己の未熟さを噛みしめ、邁進の不足を感じております。 副業は、ケルビスの名を穢さないものだけにすると ここに誓いをたてますわ。』
(+18) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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『何れにしても、そのような書物をケルビス様がお手に 取られる姿は拝見したかったですし、 私のような者にも、教えられるものがあるなら これ以上ない、誉で。
もし、ケルビス様の活力が仰る通りなら。 こうしてお便りを頂けることで安寧を得られるのです、 ――…と、申し上げたらまた、お手紙をいただけますか?
素敵な贈り物を使う機会が、今後も続くこと。 いま私が希んでいることは、それだけです。 昨日と変わらぬ今日の、ケルビス様の明日が 心穏やかなものでありますように。
謝意を込めて。シェニカ・チャロアイル』
(+19) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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[一晩明けたからと言って、街で騒がれる噂や、事件に巻き込まれた人々が気を晴らすことはないでしょう。
例外に漏れず、貴族の男を殺した疑いを掛けられた月も、屋敷の暗い部屋で一人気を落とすばかりです。
泣き声と共に漏れ出すのは、コホコホとした咳の音。]
(-73) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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[そんな月の目の前に、翠の錬金術師は現れます。 当然月は驚きました。 警備厳重に軟禁まがいをされている少女の前に現れたのですから。
少女へと声出さぬようにしーっと人差し指を唇へと当てにこりと優しく錬金術師は笑いかけます。 少女がそれに従ったのは、この屋敷に来る前から、来た後も、少女の病を見ていたのがその男だからでしょう。]
これを…どうぞ。
[差し出したのは薬一包。 紙に包まれた、銀と翠を混ぜた粉薬です。
お飲みなさい、と続けて錬金術師はいいました。 素直な月の子は多少警戒したけれど、言われるがままその薬を含みました。
カチリ、カチリと動く時計が、ピタリと鳴りやみ―――]
(-74) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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[貴族の屋敷で月の子は忽然と姿を消しました。 厳重な警備だったというのに、誰も気づかずにです。
召し使いやメイドが、はたまた駆け付けた刑事たちが口を揃えていうでしょう。
『やはり彼女の仕業なのだ』
と―――*]
(-75) 2016/06/01(Wed) 16時半頃
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[所々、教養が足りぬ部分はあっても、 一文字一文字、丁寧に綴られたそれに昨夜、踊るように 走らせた内容はどこにもない。
彼がいつ、どこで私を見初めたのかはわからないが 御伽の太陽でも、幻想の月でもなく 善行を掲げる一方他人の親切を無碍にする狭量な娘だと、 知られることだけはさけたかった。
援助が打ち切られることは何の苦痛でもない。 一番畏れ、つらいのは彼に軽蔑され、見限られること。 期待に応えられなくなること。]
……石を買えば、いいってものでもないのよね…。
[不在の薬指は、魂の重さの分だけ軽く、 何故すぐに気づかなかったのかと浅慮を嘆く。 何故すぐに気づかなかったかという理由が、 思いがけぬ男の抱擁に――動揺したことだということが また腹立たしく、己を許せない。]
(+20) 2016/06/01(Wed) 17時頃
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/*噂にかんしてはもうやめておこうかなって。 うう、回り動かすRPできるようになりたい。今回動きわるくて申し訳なくなる。他のろぐおえてない…。 かえったら、おとそう、うん。
(-76) 2016/06/01(Wed) 17時頃
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[双頭の封蝋を見つめながら、封筒を閉じ糊付けする。 食事を欠いても、切手と便箋、そしてインキは切らさない。
魅惑の輝石を新調する財がないのは言うに及ばず 生まれながらに抱いた石と違い、相性も未知数。
がま口に入っているのは、二つの雇用先。 ホテルの身分証代わりの腕輪と、使用人の求人。]
お待たせサーベラス、と言いたいとこだけど シャオの所にまで、寄り道させてね。
[踵を包むオペラシューズと同じく、擦り切れそうな心身。 けれど、支援者からの手紙と 右隣に在る存在が、いつも通り私に笑顔を呼んだ。
皺の寄った外套も、この際だから持っていこうと 左腕に抱え、施錠された扉を開き、また施錠する。
鍵の壊れた窓は今日も、放置したまま。]**
(+21) 2016/06/01(Wed) 17時頃
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/* 下書きの方でお礼言っちゃったものだから 清書でガラスペンありがとううんたらの件を忘れた件…。
そんでシャオはありがとう! いま街でどんだけ事件が起きてるかわからんけど あれ、あれ盛り込みたいなーって議事を読む読む。
(-77) 2016/06/01(Wed) 17時頃
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/* レスがみえちゃうとどうしてもお返事して寝たい人← なんだけど、パーヴィスの負担になってないだろうか…。
っていうか僕の方がパーヴィス犯したいよね、だってぎゃん可愛問題…。
(-78) 2016/06/01(Wed) 17時半頃
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/* >>81 チーズケーキ…… やっぱりシャリオミルクで作るんすかね(違
(-79) 2016/06/01(Wed) 17時半頃
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/* そういえば俺過剰な友情を抱かれて 項に噛みつかれたり手コキされたりしてるけど 何で幼馴染って気づかないんだろうね
カルナスはお莫迦だからね仕方ないね
(-80) 2016/06/01(Wed) 17時半頃
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[ 街の外へ旅立つ友を追えなかった、 その日の記憶は酷く曖昧で、覚えてないと。 そう決めた、そういう事にして>>68。
子どものままで居たかった子が二人。 何方も大人になって、それで片割れは、 まだ子どもの振りをしている。
思考に囚われた友を見る目は、ほのくらく。 光は探さねばならぬ程、だけどそれでも友を思う。 視線が下に落ちるのは仕方なき事。
止めろと言われても、首傾げるだけ。 鳥頭が放棄した疑念は正解に近い、だが意味はなさぬ ]
(82) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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[ 友に慾情などするはずがない ]
(-81) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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[ 友情故の親近感。 父も母も確かに居て。だが、思う事がある。 似ない横顔、何処か友に似た父の配色。 友が来た日の父の背中>>69
其れが不確かな真実を示唆したとしても。 友であることは、変わりない、掛け替えなき友。
手に比べ、工房の主は自らの手をまがい物と告げる ]
一夜でも主のがよい。 我のは、執念。情念とした虚ろよ。
[ 友の賛美はくすぐったい。 心よりの言葉だと知っているが故。 頑固さの張り合い、似たもの同士。良く似た友を前。 そればかりは譲らぬときっぱり告げて
目の前の現状をマイペースに見る。 その姿が歪であろうと、常の風景は変わらず 友と寝るのを素直に内心喜んでいた。
其処には純粋な友情のみ。 べしべしと分からずやとばかり逸物を叩くは 丁度いい高さにそれがあるからだとばかり ]
(83) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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あのとき、…見たもの覚えておるか。
[ 懐かしいとばかり。 ふと、友へ問いかけるは、少しの恥ずかしさを浮かべ 真っ青になってその背に隠れた過去を思い出した故。 あの頃は、泣き虫であったと懐古。 幽霊嫌い、黒衣の犬を苦手とする友も大概であったけど
一人でなんぞ、寝れなんだ。 一人でお風呂に入るのも怖くて着いて来て貰った記憶。 今の友は大丈夫であろうかとばかり。
善意で問いかけたのに、拒絶された。 …拗ねておらぬぞ、拗ねては>>70]
(84) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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あのとき、…見たもの覚えておるか。
[ 懐かしいとばかり。 ふと、友へ問いかけるは、少しの恥ずかしさを浮かべ 真っ青になってその背に隠れた過去を思い出した故。 あの頃は、泣き虫であったと懐古。 幽霊嫌い、黒衣の犬を苦手とする友も大概であったけど
一人でなんぞ、寝れなんだ。 一人でお風呂に入るのも怖くて着いて来て貰った記憶。 今の友は大丈夫であろうかとばかり。
善意で問いかけたのに、拒絶された。 …拗ねておらぬぞ、拗ねては>>70]
2016/06/01(Wed) 18時頃
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[ 一人になるなど愚かな事よ。 二人一緒であれば何も出なかったのに。 脱衣所の鏡に擦れた影。 浴室の窓より覗きみる影。
――其れ等のすべて。 どこか友が見たことがある面影を孕み。
ばらりと突きつける。 見て居るぞ、 と。
壊れた、宝石。割れた二つが重なり合う。 何故?だってお前と俺だから。これは見せしめ。
こうならぬように、こうしない為。
唱えた呪いは、友の熱を牙を向いた。 何度も噛み絞められた唇はきっと痛むだろう。 ”恐怖が好みか――”と囁く幻聴。]
(-82) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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[ 呪いの担い手は自室より、友の姿を盗み見。 こてりと首を傾げて、ふむりと思案顔。
――自ら発電する姿に興味深々。知りたくなった ]
(-83) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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[遅い>>70>>71 通信を飛ばした相手は出ない>>66 すれ違ったとも気づかず。不吉が膨れ上がる。 そんな予兆を感じながら、少し考えを纏めていた。
さては、溺れたかとばかり。 友が出てくるまでに軽く食事を摘み。 入れ違うように入れば、二人で蒸し海老を囲んで。
口を割らぬであろう友に臍を曲げて。 機嫌わるそうなのを隠しもせず
それでも、友と同じ布団で眠ることになる。 なにがあってもすやり眠る鳥頭を横に。 そのまぬけ面を話せぬのかとばかり むにーんと伸ばしてから、 工房の主もまた、目を閉じた。
友と一緒であれば何も案じることはない ]*
(85) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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/* なんつーかこう、こう、もーちょい大人しくしてた方がいいの?かな?と思わなくもないんだけどというかサーベラスがかわいくてかわいくて可愛がりたい一心でですね…
肝心の?オブシウス様が可愛がりたい像がぜんぜん!わかんないわけではないと信じたいけれどこれでいいのかな?てドッキドキ。
ひとりで三人分リアクション考えられるって楽しい。 あとね、あとね、ちゃんと義父のこと心配するケルビス様のやさしさが、すきです。 だから尚更フィエゴォォオ!いきてーー!てなるし、フィエゴのことを知ったケルビス様悲しまないかしらってドッキドキ。
(-84) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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―二日目の夜―
[ 今日一日で色んな事があった。 それなのに眠る鳥頭は倖せそうに見え それが、俺と一緒に寝ているからだと、そう思う。
信頼と安心感。外された母親の形見。 耳裏に残した友の証と。 噛み付いた刻印。腹部の呪い。
それらを暗がりの中。確かめれば、まず。 耳裏にそっともう一度唇をつけた。
消えてしまわぬよう、消さぬよう。 何度も何度も重ねてそのまま、首筋に落ちていく。 友の上に、馬乗りになり、這う舌は熱い。]
(-85) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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/* つまり何が言いたいかっていうと、 すきってことです。
オブシウス様にもちょっとでも好かれてるといいなー。
(-86) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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…カルナ。
[ 唇の狭間。吐息と共に呼んだ声。 女が触れたであろう身体を清めるように。 手が、舌が寝間着へ侵入し、身体を弄っていく。
昨日よりも大胆に。昨日よりも深く。 知りつくた手が寝息に混じる吐息に合わせ 感度を高める如く、蠢き撫でる。
眠る友はどんな夢を見ているであろうか。 あの蒼い影の男が誘う夢か。それとも、今度の相手。 いや、碧色の髪、友にとっての大事に似た面影が
―熱を舐る夢か。。]
(-88) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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/* 無視してる訳でも計ってる訳でもないのに、タイミングが合わないという…
(-87) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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[ しゃらり、流れる髪は身体を擽り。 手は下半身へ。育った証。女を抱く為の道具。 之が友を大人にしたのだと、肌で触れた。
無造作に掴むだけだった先ほどと違い。 夜の手は、慣れた手つきで寝入る友の逸物を育てる。 これがあるかぎり、友は不貞を働くのだ。
之が、カルナを、…俺から遠ざける。 自らの手で清めたそれに女の香りはもうない。
恋は一瞬。されど、友情は永久。 清められた逸物を尊く撫ですりりっと音を立て。
友と向き合う形でこてり。 抱き締めるよう、眠りに落ちていく。 すぅっとばかり寝息を立て、眠る横顔は幼いが
シーツへばらける髪は女の様に 一夜の過ちがあったのではと、思わせるような姿。 腹部を這う呪いを飼った友が過ちを犯したなど
追いつめられることもあるやもしれぬ ]*
(-89) 2016/06/01(Wed) 18時頃
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/* うーむ、これはシャオは受狙いかな? だが女の子以外に粗性欲わかないからどうしよう (カルナスさんはノーマルです)
(-90) 2016/06/01(Wed) 18時半頃
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―朝―
[朝焼けの物音>>2:513 だれぞの気配が遠くにする。
工房の主たる身は、触れる手を見逃さない。 だが、魔力を使い過ぎた身体は重く ]
…おじさん?
[ 寝息まじり。寝ぼけ声は幼く。 光沢もった光の硝子が、色を重なるを光らせるだけ。 混じり合った色の名は新しく問いかけ子供は夢の中。
幼い頃の夢を見た気がする。 寂しく、父に構ってもらえぬ代り。 伯父の気を引こうと問いかけたあの頃を。
最初は父のかわり、だけどいつしか、伯父を追いかけて ]*
(86) 2016/06/01(Wed) 18時半頃
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それでどうしたっけ?
[ 何を知ったのであったか。 ]
(*8) 2016/06/01(Wed) 18時半頃
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[ 日常から離れ始めた朝。 惰眠を貪る工房の主は気づかない。 今はまだ、幼い頃のように友へ抱き着きすやり。
寝息をたてるばかり、 すりっと寄った距離は随分と近く。 主が気づかぬうち、狭まった距離に髪が揺れた、]**
(87) 2016/06/01(Wed) 18時半頃
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/* いや、軽くないこともできそうではあるのか。 ちょっと悩ませてくれぇぇ。。。すまなす、、
(-91) 2016/06/01(Wed) 19時半頃
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/* シェニカちゃんが好き過ぎてめそめそする。 こんな素敵なお嬢さんちょっと居ない。 だいすき。
(-92) 2016/06/01(Wed) 19時半頃
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― 回想>>33 ―
元気ないわね。 話ならいつでも聞くわよ?
[Phantomの外まで見送る。 それは何も彼女だけにするのではなく。
他の客にもしている行動だった。 ただし、その雰囲気は普段とは少し違うのかもしれないが。 尤も、仮面に隠れてオペラの表情までしっかりと見れるかは分からない。]
(88) 2016/06/01(Wed) 19時半頃
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[彼女を見送って。
いつものように店内へと戻って行く。 そして、奥にあるまだ使われていない部屋へと一人歩いていく。
使われていないという表現は正しくないのかもしれない。 それは一般的には開かずの間。 オペラと、此処を設計した人間しかその存在を知らないような部屋だった。 その部屋で、彼女は一人笑う。
今日も可愛かった。 まあ、少しだけ元気がないのが気になったけれど。]
(89) 2016/06/01(Wed) 19時半頃
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― 翌朝・私室 ―
[瀞みのある液体の入った瓶をひとつ。
重病患者に応対する時にだけ付けている ブラッドストーンの埋め込まれた腕輪。
如何にもそれらしく見せかける為に 六芒星の記されたテーブルクロスとキャンドルを数本。
インクに似た黒い液体、分厚い魔道書。
確かに教会は悪魔祓いもやっている。 けれど、そのお役目は司教様の専門であり 私は一切関与していませんでした。
だって、フィエゴに憑いていた呪いは、私がすべて排除したもの。 不要な程に溜め込まれたお金や、アクセサリー。>>2:189 鶏の中へ埋め込んで、彼から引き離した フィエゴを変えてしまったピアス。>>2:435 >>2:440
すべて、除去してフィエゴを救いました。 祓うべきものなんて、――…何も無いのです。]
(90) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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[結果、炎瑪瑙がくすんで――穢れてゆくとしても。 私の行いが原因だとは思わない。]
(*9) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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[細穴に鍵を差し込んだ際、 右の小指の先にちくりと痛みが走った。 どうやら壊れた硝子ペンの始末をした時に、 薄く切ってしまっていたらしい。
(……パーヴィス、無理してないかしら。)
私が魔法を使う時と同じく、彼女が誰かを癒す時、 白真珠に穢れが溜まるのをよく知っているから。 滅多なことでは、彼女に治癒を頼まないし 怪我も隠す、のが癖になっていた。
身体の傷なんてものは、時間が解決してくれる。 厄介なのは、治ったと思っても すぐぶり返す、こころの方。]*
(+22) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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フィにぃ、おはよう。
お祓いの準備できたよ。 地下に専用の部屋があって、そこに支度をしてあるわ。
[食事>>79を終えたらしいフィエゴを呼びに顔を出しました。 耳飾りを気にするフィエゴに目聡く気づいて。]
そういえば、あのピアスどうしたの? つけてないなんて、珍しいね。
[不思議そうに、首を傾げます。 寂しくなってしまった左耳に、そっと触れました。 私が昔、貫通させた小さな孔だけが、ぽっかり空いています。]
(91) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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[司教様は外出されています。 どうやら街のあちこちで勃発している事件のせいで 明日のミサは先延ばしになるようで。 不和な予言の共有で、隣街の教会へ合議に行かれるのだとか。 午後には、約束があるからとお戻りになられるようだけど。>>2:516 地下の部屋は使ってはいけない部屋ですが、 邪魔が入らないことを考えれば、そこを選びます。
修道士やシスターの殆どは養護施設の子供の世話をしに出ており 教会は、随分と静かでした。]
(92) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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[階段で、地下へ降りれば重厚な扉が一枚。 ベッドの周囲にキャンドルが点っています。 枕の上には六芒星の描かれたクロスが敷かれていて。]
先に、左目から祓うけど。 全身をお清めしなきゃいけないし、……その。
服を脱いでくれる?
[男性に頼むには、聊か恥ずかしいお願いでした。
両手を合わせ、恥じらいながら指を遊ばせて。 フィエゴを見つめます。]*
(93) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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/* 地下(''∀'')
(-93) 2016/06/01(Wed) 20時半頃
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/* ぽやぽやーっとおじさまのロルを読み返してて、 大丈夫っつってくれたあれ、 あの秘話がほんとすき。センチメンタル。
それはそれとして『』の中身はなんじゃろーってぽやぽや。 プロ読み返すとどうしてもスクロール激しくなって 結果文字酔いする。
(-94) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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― 警察の調書:スラム街のこと ―
[怪盗騒ぎが起こるより前――の昨夕。 スラムに金品や衣服のぎっしり詰まった袋が恵まれた。
袋をスラムの住人に引き渡した 塗料臭い男の名前は、ヨハネ・アビントン。>>2:441 渡す際、身分を問われ、怪盗だと告げたのだとか。 おそらくは冗談ではないか。
その男と思わしき人物は、今朝方。 街角に座り込んでいるところを発見された。 フェイ・デイビスと全く同じ、虚空を見つめて。 言葉を発することも無ければ、揺さぶっても応じることは無い。]*
(94) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[準備をしているであろうパーヴィスを待っていれば>>90 漸く顔を出しに来たパーヴィスに軽く片手を上げて。]
おはよパーヴィス。
随分と準備かかってたな…? うわー…地下の部屋とかマジ本格的な感じ……。
[この部屋で手早く出来るもんだと思っていた己は、 本格的な準備だと知れば思わず苦笑してしまうけど、 その苦笑も、次の言葉で口許を引き攣らせた。>>91]
ぁ、 ……ぅ、 ん。 ちょっと 、 な …… 、
[嫌でも思い出す。 己の耳飾りは鶏の死骸の孔へと押し込められていた事を。 もう、二度とあの耳飾りを手にすることは、恐らく出来ないだろう。
不思議そうに首を傾げるパーヴィスが、 己の何も着けていない左耳に触れれば目を細めて。]
(95) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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/* パーヴィス周りだけで海外ドラマ3話分くらい事件がある。 (ふるえ)
ハッスルしてて何よりです!
(-95) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[この教会の詳しくを知るわけではない。 都合のいい事に己は今日一日仕事が休みだ。
ミサが休みになった事も、 地下の部屋は使ってはいけない事も、 何もかもする筈がない、だってそんな事聞いていないから。>>92
お祓いを素早く済ませて、今日はオムライスを作るんだ。 出来たものはソルやシェニカへと持って行かなければ。
本来ならばあの部屋を片付けに行かなければいけない。 否、この街を出ていけばそれをする必要もないのだけど。]
(96) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[パーヴィスの後に付いて行き、地下へとつながる階段を降りる。 重厚な扉を見ればなぜか身体が震える。 お祓いをするだけだと言うのに、背筋が凍る雰囲気。
その中へと入れば、置かれているベッドの周囲にはキャンドル。 枕の上にあるクロスには六芒星。 思わず咽喉仏を上下させて部屋内を見回した。]
おう、頼むわ。
…?どうした―――ぇっ
[まさかのパーヴィスの言葉に一度身体を硬直させて。 それを告げた本人の恥じらいを見せられれば尚羞恥心は沸く。
が、そうも言っていられないだろう。 まさか全裸ではないだろうと思えば、着ていた服を脱ぎ、 上半身裸の下着一枚の姿になった。]
(97) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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俺、如何すればいい ……?
[この部屋をみるにきっとベッドに、 寝るなり座るなりをするんだろうと軽く考えつつも、 ただ上半身裸で下着姿の己はパーヴィスを見つめた。
其処まで鍛えているわけではない身体はやせ形。 身長も男にしては低い方だがパーヴィスよりは高い。 目の前に居るのは幼馴染だが女。
なるべく、そうなるべく意識しないように考えるので精一杯。]*
(98) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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― 翌日:ホテル・コファネット ―
[街を歩いても怪盗の噂話。
ましてや舞台になったこのホテルに来てしまえばそれも当たり前か。 しかし、噂話が多すぎて。 とても落ち着いてお茶を飲むどころではないと苦笑していた。 幼馴染もきっと多忙だろうと、こちらから積極的に声はかけずにいた。]
――それじゃ、ケーキでも買って帰るとしましょうか。
[先日遊びに来た時と同じように。 テイクアウトを頼むと、自分の分だけでなく。 彼女の分も買う事にしたのだった。]
(99) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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― 雑貨屋『エウレカ』 ―
コーラリア、いるかしらー?
[笑顔で店内に入ってくると、持ってきた箱を見せてから。]
ヴィスマルトの所に行って来たのよ。 ケーキを買って来たし、一緒に食べましょう?
[ラヂオの部品については特に気にせず。 最初からそこにあったかのように、振る舞っていた。
或いは、来る前から知っていたかのように。]
(100) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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何だかね、最近は妙な噂も多くて。 随分と物騒じゃない?
――怪盗とかさ。
[彼女にも噂は聞こえているのだろうか。 知らないと言われれば簡単に説明して見せてから。
自分と違って一人で店を切り盛りしている彼女の事を心配している旨を伝え。もしもこれ以上不穏になるのなら。]
私の所に来ても良いのよ? 少なくとも、一人よりは安全だもの。
(101) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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― 家→ ―
[掌の中の石が、 昨日の全てが現実だと告げていた。
眠ったのに頭が冴えず、重い。 けれど、窓の外が朝と告げる。 待ちに待った、太陽の時間だ。
起き上がり、月長石は大切に、ズボンのポケットの中に。 "妹"の物のはずはないけれど。 "妹"の物と同じそれを、ぞんざいに扱う気にはなれない。 屋敷の奥に連れて行かれたルナの代わりにと、 新品の柔らかい布に包んで入れるのは、 せめてもの罪滅ぼし――自己満足だとも。
有り金は、パーヴィスへのお返しにと取ってあった、 エメリアに余分に貰った掃除代。 それを持って、井戸に寄り、いつも通りに街へと。]
(102) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[執念だろうが、情念だろうが それが人の心を和まし虜にするのなら、 それでいいのではと思うのに>>83 どうにも頑固な友人は、賛辞を受け取らない
”幽霊”を見たことあるかと尋ねる声>>84は昔の儘 だからこそ隣で寝て板としても安心しきっていた
風呂での自己発電を見られていた事も知らぬまま 眠っている合間に、自分が何をされたか知らぬ、まま]
(103) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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―血の行方― [青き血を保った一族。 血族同士での近親婚の繰り返しは、 時として心身の異常として現れる。
時に狂人と呼ばれ、時に英雄と呼ばれる狂疾。
その都度外の血を取り込むことで、保たれる危うい均衡の中、
産まれた一対。>>63
生気に満ちた産声あげる一対を隔てたのは 割れた金剛石と、男児の異質さ。
呪われた子だと、泣く母親の手元には 女児だけが残り、
血の罪とその禍々しさを恐れられた男児は、 闇に葬られた。>>64]
(104) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[ダスクの家の姫君の誕生だと、 慶事にかこつけて一度だけ舗装された下町の道。>>2:98
罪ごと埋めたはずの赤子の存在を、 塗り固めて表に出ないようにと施した、かつての思惑の名残。*]
(105) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[寝る時は何時も母の飾り――形見を外して眠りにつく 今日は精神的に色々追い詰められていたのだ 多少何があったとて、起きはしない だが。刺激があれば悩ましく声を奏でるのは、無意識に]
……ん……
[耳朶に触れるくすぐったさと首筋にねとり、と 熱を感じたことで喉鳴らし。囀る甘い、声 吐息と共に名を呼ぶ聲、誰だろう 夢現に呼んだのは―― 別の街の、酒場の女主人の名
グラニエ、と
小さく紡いで満足そうにまたすやり 肌を嬲る手と舌。其れは抱く女に与えられぬ刺激 其れに慣れたように反応を返す躰のまま 夢は女の影から、蒼い影の男の悪夢へと変わってゆく
逃げても追いかける。ど変態 気持ち悪くて気持ち悪くて まるでヘドロの様にしつこくこびりつく情念を 洗い流す様にそぎ落とす様に 何度払っても、近づくその影が恐ろしいと
声にならぬ悲鳴を上げて―――目が、覚めた]
(106) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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/*すごく美味しい振りが来た…! やばい、楽しい。
(-96) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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…………っ、は、 ぁ
[悪夢だ。朝の色を宿す輝石が街を染めても 夢にまで感じた嫌悪感は消えてくれない 向き合う形で、己を抱きしめる様に寝ている姿は幼い>>87が 瑠璃色の――碧の散らばった髪が まるで女のようにも一瞬見えた。が、 不精せずに髪切ればいいのにと思うだけ
隣に居るのが女であれば、一夜の過ちでも犯したかと思うが 友人に欲情などするわけもなく、 健全な男子故に育った息子さんは朝の生理現象と片付けた 鳥頭なので仕方ない事である
ただ、パンツと下穿きずり下げられていたのは何故だ 俺確り昨日穿いて寝たのに
不思議そうに首を傾げつつも、 こうもハグされていたなら起きるに起きれない]
シャオ、シャーオ。起きろっす! はーなーせー。俺は今日はエリーの所に、 美味しいケーキを貰いに行く予定があるんすよ!!
[其れは昨日ではなかったのかと突っ込まれそうだが まぁきっと焼いてくれるだろうと楽観視 がっちりホールドを離せとばかりに、 自由の効く手で彼の額をぺちり、とした*]
(107) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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友の記憶のなかのひとが、嗤う。 書店の主は、もげた首をぐるりと回し振りかえる。黒炭の髪は美しく、脳髄がついていた。 友の弟の手は、血濡れの足を持つ。肉塊を引きずって、近づいて。…茶の、青年は?ああ、そこで虫の標本。
パン屋のおばさんは、腸つめパン片手、微笑んで。友の大好きなピカタを差し出すだろう。
この街で、
(-97) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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/* これ、あれだな。 実質軟禁に近い状態になることだし。 挙手したほうがよさそうやね。
(-98) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[濡れた髪が乾くまであと少し。 仮初の太陽で管理された街は、今日も晴れ。 だが、立て続けに起きた悲劇や、 "英雄"の失墜で、曇りのような重みを帯びた空気が満ちる。
ソルは、ホテル・コファネットの前にいた。]
………………
[優しく、「来るな」と言われた。>>2:239 身なりは相応しくはない。 ここに預けられた施設の"弟妹たち"と、 直接の関係も、ない。 だから、ソルはここから先に入れない。 どれだけ心配しても、貧困に喘ぐ者は無力。
ノブレス・オブリージュ。 それはソルの知らない言葉ではあるけれど。 その言葉通りの働きをするヴィスマルトを、 信じるしかない。 "盗賊"の凶行は、彼に止める手立てはなかったのだろうから。 それはきっと不幸な出来事だ。
ソルはコファネットを後にする。 施設の"弟妹たち"には彼らの手があるけれど、 ルナには、ソルの手しかない。
裏方として馴染みとなった店主とすれ違っても、>>99 笑みを見せる事はない。 雇い主の一人に、挨拶をしないほど、 無礼ではなかったけれど。]
(108) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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[街の噂は耳に入る。 昨晩出くわした貴族の事件も、 センセーショナルな事件の影で、じわりじわりと広がっていく。>>81
彼は。 ソルの起こした一件で。 孤児の少女を引き取ったと知られている。 それはかつてのソルの失態で、 ヴィスマルトの言葉を痛いほどに理解した一件でもあった。
そして、時刻は夜から朝になり。 天井の変化と同時に、噂も変化する。 新たな情報を、加えて。]
―――――は、
[入ってきたのは、華やかな服装の婦人の言葉。 ソルは、そんな話は知らない。 それはあれから夜明けまでに起こった事。]
(109) 2016/06/01(Wed) 21時頃
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『ねぇ、知ってます? 容疑者が逃げ出したらしいのよ。』
[ソルは、立ち止まった。]
『誰も気づかすに』
『忽然と』
『厳重な警備だったのに』
『ねぇ、これってやっぱり』
『犯人は―――』
………………………………
[ソルはポケットを握りしめて、街の外れへと急いだ。]*
(110) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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― 朝・ケルビス邸 ―
[地下の世界に訪れる朝は、街灯の強さが教えてくれる。 装いを跪く侍女の整えさせながら、家令が昨夜の騒ぎを報告。 人が各所で捨石となり、思惑の糸が絡まる噂が鼓膜を抜けていく。
報告のひとつは、人と畜生の区別つかぬ貴族の訃音。 なんでも引き取った養子に呪い殺されたとか。>>2:305]
――― では、哀悼の手配を。
元々傾いていた家でも、太鼓を叩く才はあった。 恩は売っておきたまえ、最低限はね。
[家令に命じる弔い状はケルビスの名を連ねるが所詮は代筆。 心を配り、目を掛ける『ケルビスの手紙』とは一線を画すもの。 上流に名を連ねるが故の些末として、続きを促す。]
(+23) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* カル兄さすが!食い意地さすが!www 来たらルナの事聞けないなぁ( ˘ω˘ ) どうするかなぁ。
(-99) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[次に上がったのは懇意にしているダスク家の采配>>2:211と、 彼の城へ投じられた予告状。>>2:358>>2:359 顛末までを聞けば、金剛の煌めきは地に落ちて、 ダスクの英賢が代わりに上がる、シーソーゲーム。]
――― ヴィスマルトが指揮を執っているなら彼に任せたまえ。 家名を口にしたのなら、名に恥じる真似はすまい。 動くのは此方に水を向けられてからで良い。
[命じたのは施設についてのみ。 光を振りまく健脚については、ふぅん。とひとつの相槌きり。]
いいや、私は忠告したはずだよ。 夜はベッドで見なさいと。
[訝しんだ家令に閃かせる掌。 持ち上げた腕にすかさず侍女が袖を通し、 かつてケルビスの門を踏んだ怪盗を嘲笑う。
思い出すのは二人の少年少女。 懐かしいなどと発破を掛けたが、踏み出したのは彼の意志。 夜を跳ぶより重い、鉛色の選択。>>1:530
過去など誰にも、それこそ、奇跡の大怪盗にも盗めない。]
(+24) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[続いて告げられたのは、件の施設に勤めるケルビスの子。 血の繋がらぬ、左耳に繋がっていた縁すら薄い一人の子。
彼については聊かの間をあけてから、 黒曜のタイピン刺す侍女に喉を明かし、息を吐く。]
親離れの時期だろう。 試練のひとつとして、暫く遊ばせていなさい。
報告だけは叶えるように。 彼女の悋気は周囲に撒かれる質だから、 然程の心配は要らないだろうがね。
[昨夜、犬の黒曜を通して覗いた青年二人。 良く知る息子と、知らぬ男。知っているのは二つの匂いだけ。]
(+25) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[無暗に振りまく穢れを浄き彼女に中てさせる道理はなかったが、 子の選択に親である男は口を差し挟まない。 渦巻く呪いの元凶を、薄っすらと理解していたが為。]
―――――……私は、 もう、彼の成長を見守ってはやれないのだから。
[溜息のように零した独り言。
子を想う色こそ混じるのに、 何故かそこには諦観の色が濃く混ざっていた。
せめて、好きにさせてあげなさい。と、 未熟なふたつのこころを赦すように。]
(+26) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[もうひとつだけ、と、 家令が続けたのは一夜にして築かれた骸の最後。>>43
報告を聞いた男は、少しだけ口元に笑みを敷いた。
第一発見者が足繁く通う書店の主と知りながらも、 惨状の委細を聞けば、脳裏に一人の賢人を浮かべて。
良く利くまじないは、人を素直にしてくれる。 寵する賢き子弟の背を、漆黒へ突き出すように。
道化の時間は、もうお終い。 全てが全て、終端に向かって転がり出す。*]
(+27) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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― 回想>>108 ―
……あら、ソルじゃない。 どうしたの?元気ないわね。
[彼の事情は何も知らないから。 オペラは笑みを見せて近寄っていく。 それでも、挨拶はされても笑顔一つない彼に困ったような表情を浮かべると。]
……前払いよ。 気が向いたらまたお仕事にいらっしゃい。 それか、私か誰かの靴でも磨いてくれても良いわ。
[鞄に入っていた小銭を握らせて。 なんなら、ホテルの中で美味しいものでも食べてくればいいと。 そう告げていた。]
(111) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[それから、と、今度口を開いたのは邸の主。 控えて耳を傾ける家令は、犬程ではないがよく躾けられていた。 ケルビス邸に揃えられは皆、忠実なる臣下。 主の言葉であるならば、どんな命にも首を縦に振る。
善きことでも、悪しきことでも。 本日の客は丁重に迎えるように。との、極当たり前のことでも。
恭しく頭を垂れて、ケルビスへの忠心を示すだけ。*]
(-100) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* どノーマルだから一夜の過ち思考に行けなかった 済まんすよ……
(-101) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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― 明朝 ―
[夜色の犬は朝日を浴びて、毛皮の所々に銀の光沢を乗せる。 前脚を枕の下に納め、身を小さく収納しながらも、 彼女の寝顔を鑑賞していた隻眼が、掠れた声に揺れた。>>+15
伏せがちだった耳は聳ち、素足に伝えるは獣の体温。 懐かせる毛皮は、上等な外套よりも柔く暖かい。
たった一夜で娘に慣れ親しんだ獣は、 何時もであれば無音を貫き通すのに、 今朝ばかりは、ふす。と鼻を鳴らして是正を返す。
眼差し以外での、珍しい意思疎通。 彼女の思い込みを補強する意図こそないが、 たったひとりの姫君に、なにひとつの偽りも吐きはしない。]
(+28) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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靴磨き ソルは、メモを貼った。
2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[結ばれてはいけないの、と 繰り返しては泣いていたのは、 母親だったのか叔母だったのか。
産まれた子どもの悲劇を、 自らが埋めた命を、 忘れてはいなかった彼女たちは次代のダスクを預かる少年に、 繰り返し言い聞かせた。]
「これ以上、血を重ねてはいけないから」 「貴方と、あの子は、結ばれてはいけないの」
[薔薇色の頬をした金剛石の赤ん坊が生まれてから、 ずっと恋を育んだ少年の心を、涙が殺いでいく。]
(-102) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[ グラニエ、 としかと聞いた。 ]
(-103) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[彼女が寝台を降りればそれに倣い。 漆黒の獣に尽くされる愛玩は本日も健在で、 水にも菓子にも懐かぬまま、乙女の慰撫を貰い受ける。
腹が満ちるよりも、胸の充足を選んで。>>+16
それでも賢き犬は分別を弁え、 身支度の間も机の傍で丸くなっていた。 酷く大人しいのは何時ものことなれど、 今日は少しばかり勝手を違え、前足を身体の下に敷いて。
穢れぬ彼女を穢さぬように、本能すらも圧し留め、 執筆の合間も静寂を壊すような真似はしなかった。>>+17
耳が筆の流れを追い、豊かな時間を過ごす。 彼女の意識は手紙に多く、獣に少し。 両方足せば、全てが同じ場所に注がれる。
有り体に言えば ――――、 黒き犬はその時ばかり、世界で一番、幸福な犬だった。]
(+29) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[小さな命を抱き上げた瞬間から、愛していた。
泣き声をあげていた赤ん坊が、蒼鉛を見つけた瞬間、 ぴたりと泣き止んで、ぱちりと開いた瞳を潤ませて、笑うのだ。]
ディア、 愛しているよ。
[誰よりも愛した、金剛石の輝き]
俺の――
(-104) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[ それが今の友の女なのだろう。 どうせまた碌でもない女。友は騙されているだけ。 嗚呼、君には相応しくない>>106
そう、それがお前を、俺から奪う女の名か。 ]
(-105) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[ 名を知れば、呪うことは安い。 呪いは、女の情より深き、友への友情。 その脚が万里を掛けようとも、逃がさぬ逃さぬ。
―――だって友達だろう。 ]
(-106) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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“ディアマンテ”
[それは愛する恋人の真名。*]
(-107) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[彼女の指に浄化師としての生業を支える石は耀かない。
石失くしての浄化が、どれほど身に中るかは、 昨夜実地にて彼女自身も覚えた筈。>>+20
身を穢して与える癒しは、善行ではなく施しである。 自己犠牲と言う名の、うつくしい―――、されど蔑む施し。 その違いを理解しているだろう彼女に、ひょいと眼差しを向け。
くぅ、と小さく鳴いて彼女に寄り添う。 籠から放つ小鳥に、リードを付けるように。>>+22
足に懐く毛皮で、邪も、護も、覆い隠して。*]
(+30) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* おかえりなさいませおじさま眠くないですか。 大丈夫ですか。 >>+24それって夢のことですか。
すごい、ケルビス様が当主っぽい。(※当主です) >>+25>>+26 うっ……(ぶわわ)
とか油断してると秘話がみえてびっくりする。
(-108) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[ 隣りで声がする>>106 煩い鳥頭、昨日の今日で之である。 学習という必須科目は母親の腹に置いてきたらしい ぺちりと受ける額への攻撃>>107
煩い、我は疲れているんだ。すごく。 そうとばかり、鳥頭をむぎゅう。窒息死させる勢いで ]
…ふぁが、… …しね。
[ 今日の寝起きは最悪だった。 目の前にある鼻先に噛み付き、寝かせろとばかり。 一悶着、それがあってから漸く覚醒した目で ]
おはよう…カルナス、主‥。 何かあったか、それ。
[ 視線は、またもや引きずり出された友の息子さんへ じっと見て、つんつんと触れて苛めようとする。 どうやら其れを苛めるの気に入ったらしい。
工房の主はその腕を解いて、 朝食の準備。今日は海老サンドを用意しようとばかり ]
ああ、出かけるんだったな。 それなら気を付けろよ?
[ ふと思い出したと。その手で友を虐めながら。 細い目で、顔を見て後ろ首を撫で撫で。噛み痕に触れ ]
(112) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* こーわーいー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
(-109) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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外は危険故。
[ 今までと同じ朝。 されど、異なる距離感に。するり触れた手を落とし 布団より這い出れば、友が巻いた包帯を振り。
服を着替え、朝食の用意を始めようと台所へ ]*
(113) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* 夢を見るよりも、君が見たくて。
と、オブおじが申していまするが、 今日はちゃんと健康します!はい!
(-110) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[ 外は危険。 この街の外は、ううん。 ――この街も全て
主の感心を奪うすべては危険。
友の中で静かに息づく呪いは、 昨日より根を深く、一対の硝子玉の片割れを黒く染め。]
何が起こるか分からぬぞ。
[ 朝を告げる蛍石は密やかに、天井を彩っていた ]*
(-111) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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―どこか、人目に付きにくいところ―
[朝が来る。 明るい明るいはずの朝は。 どこか遠くに思える。
いつもと違う服装。 上着はなく残った服も切り裂かれたようで。 追剥にでもあったのかと思えるほどに。
冷たい身体は血と性の臭いがするか。 首にある自らの宝石を握りしめ、震えていた。*]
(114) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[どうしよう。 あまりにも気持ち悪くなって人を――。
嫌いになっちゃうかな、ねぇ? ああ、でも、貴方からもらう感情ならなんでもうれしいと思うのです。]
(*10) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* くっ…!(もだえる)
ヴィスマルトが格好良すぎて、この、この…! どう帰結していくのか、すごくわくわくする。
(-112) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* 墓下stkと云うことは、 地上の日程に合わせて動くと言うことで、 時間軸自由めな監禁組とはどんどん差が開く、かな?
これもちょっと覚えておこう。
(-113) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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― 回想・コファネット前 ―
[何度か店を手伝いに行った先の店主。 無視はできずに立ち止まり、挨拶を交わす。 元気がないと指摘され、笑みを作り忘れていたと気付いたのはその時。>>111
急いで取り繕って笑っても、 彼女の目はごまかせなかったようだ。]
いえ、受け取れないっスよ。 前払いって―――
[握らされた硬貨は、このホテルで軽食が取れるほどの枚数。 前払いと言いつつも、させる仕事の内容もその日時も決まってないような口調。 おそらく、彼女にとってこのお金は、失ってもいい端金。 気紛れで差し出しても、一切困る事のない些細な金額。
どんなに"弟妹たち"が心配しても、このホテルにすら入れないのに。 食べるのなら"中で"と。 告げる優しさが、あまりに酷。]
(115) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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―――いりません、俺。 急いでるんで。
また、お店行った時に。
[握らされた小銭を再び彼女の手に押し返す。 ―――悔しかった。
だからそのまま逃げるように、再び街の雑踏へ。]*
(116) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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? ……どうかした?
[ふと、気づいた違和に首を傾げたのは>>+28>>+29 割れ物を片付けている時だったっけ。
実は思ったより深刻な怪我だったのか、とか。 歩くのは辛くないか、とか。 ケルビスへの手紙に綴る言葉を選ぶ合間に、 時々窺うも獣の隻眼そのものは澄ましていたか。
窓の外から差し込む輝石は今日も明るく、 漆黒の毛先が眩い光を放つ。
私の周りの、大事なひとたちの身に起きた 様々な悲しい事件から遠く。静かな朝。]
(+31) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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/* こう、パーヴィスの思う通りに動けてない気がして自己嫌悪で死にそうだけど俺のパーヴィスが可愛い・・・。
(-114) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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しねでも脛でもねーっすよ。 起きて、おきろ。むごごごごごご!
[抱え込まれた。がっちりホールド>>112 寧ろ胸板で窒息死するわ!死ぬなら柔らかい女の人の おっぱいに抱え込まれての腹上死がイイです タップタップしながら、鼻先に噛みつかれつつ 漸く友人は寝ぼけ眼から目覚めた様子で]
おはよ……って聞くな、聞かないでくれ。 ってシャオ! だから人の息子を触るな!!
[朝勃ちしたことないのだろうか。俺の友人大丈夫か 一寸不安になりつつ、寝相でずり下がったんだきっと と、自分の寝汚い寝相も心配になりつつ
幾らなんでも他人のブツ触るとか、 子ども過ぎんだろう!と叫びながら 慌てて下穿きごとズボンをはきました
でも朝食に海老サンドが出ると知れば ころっと機嫌は回復します わーいと満面の笑みで両手を上げて 朝食を待っていれば――]
っ、は。
[噛み痕に触れられ、疼きに顔を顰め だから触るなってと告げる声は、小さい]
(117) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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[犬の細い尾が小さく揺れる。 見上げたのは彼女の指先。
瞬く隻眼で贈る視線は、傷と穢れを厭うもの。 ほんの僅かな怪我ひとつでも、犬は彼女を慮る。
件の紳士に、この半分でも篤実があれば、 彼女が出せない手紙に嘆きを綴ることもないのに。>>+22
傲慢な飼主に似ない犬は、 下がった指先に濡れた鼻先を寄せ、小さな血珠を舌で拭う。
何度目か小さく鳴らした喉は、潤いに甘く酔う。 彼女の気を惹いて、視線を誘って、少しだけ、我儘に。*]
(+32) 2016/06/01(Wed) 21時半頃
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― 翠の工房 ―
[街外れの、錬金術師の工房へ。 一昨日来た時には埃っぽい匂いだったのに。 今日は甘い匂いがする。>>81]
エメリア、いる?
[コンコンと工房の扉をノックする。 ここには、いつもエメリアの依頼があってから来る。>>1:272 何もない時にソルが訪れるのは初めてで。
中から招かれるまで、扉の外で暫し逡巡。]
……あー。 そもそも、どうやって切り出せばいいんだろ。
[ポケットの中の月長石を撫でていた。]*
(118) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[唯、外は危険だという忠告>>113は素直に従い 了解っすよとびしっと敬礼 ――何が起こるかわからない そう告げる声には、昨日の某変態の事を思い出して 確かにそうだと頷きつつも]
シャオも気を付けるっすよ? 危険だと思ったら駐在所に連絡を、っす。
[と、きちんと言い含めようとした 懐の硝子玉が1つ。黒い濁りに染まりつつあるを
未だ、知らぬままに*]
(119) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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……嫌いに、なるかなぁ。
[また、汚れてしまった。 彼は大丈夫か、不安で不安で。*]
(-115) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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/* この街、一体何人消えたんです……?(ふるえ
(-116) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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うん、良くないものを祓うには、 ちゃんとした支度がいるもの。
………、そう。
[ピアスの話は、それで終いにしてしまう。>>95 だって、もう要らないものだもの。
フィエゴからあのピアスを奪ったのでは、ありません。 ちゃんと、手の届く場所にしまっておいたもの。 それに触れられなかったのは、フィエゴにとっても もう要らないものになってしまったから――…なのでしょう。
寂しくなったその耳に、ピアスをあげたいと思いました。 値段で太刀打ちできなくても、真心の篭った私の贈り物を。]
(120) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[地下の部屋は、すこし、空気が冷たいです。>>97 フィエゴを先に通してから、扉を閉めました。 ちょっとやそっと騒いでも、声が漏れることは無いでしょう。
緊張に包まれたフィエゴに放った言葉は、 彼にとっても、衝撃だったようです。 驚いて固まってしまったフィエゴが衣服を脱いでゆくのを>>97 顔を赤らめながら、見守っていました。
最後に一枚残った下着は、まるで命綱のよう。
>>98子供の頃に比べたら、きっと成長しているのでしょうが 世辞にも筋骨隆々とは呼べないフィエゴの痩身に。 普段、ちゃんとごはんを食べているのかが心配になります。 それと同時に、覗き見た彼の全身を思い出すのです。>>47]
(121) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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うん、それで大丈夫よ。 ベッドの上に横になって貰っても、いいかしら。
[明らかに意識しているのは、顔色でも態度でも明らかです。 フィエゴが気にしているのも、伝わります。>>98
桶に用意した水で手を清めてから。 寝台の枕の前へと歩を進め、聖水を彼の左目へ垂らしました。 右手首に嵌めた腕輪の、ブラッドストーンが光ります。]
(122) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[あのペーパーナイフ>>2:440には、私の魔力を込めた 同じ石が、嵌っていました。
裂いた部分から益虫の蛋を蒔えるナイフでつけた傷は 既に塞がっていますが 私の体液を与えたことで>>79彼の眼球の周りから孵化します。
もぞり。
つまり――…、瞼から涙が溢れるのと一緒に。 ずるずると、無数の朱い蛆虫が、排出されてゆくのです。]
(-117) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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/* そういえば、サーベラスはドーベルマン風の何かであって、 ドーベルマンではないのですよ。 耳は立っているけど、尾は短くない感じなのです。 ドッグショーでは通用しませんが、 中の人はこの形が最高に格好良いと思うのです。
(-118) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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やだ……、すごいいっぱい出てくる。 このまま祓うね。
[彼の目から出てくる『それら』に、恐れた様子で悲鳴をあげます。 聖水を、さらに彼の目へ垂らしてゆきました。]
(123) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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―5年前・硝子工房への依頼― [気難しい芸術家の工房に、 挑発するかのように奇妙な依頼が舞い込んだのは片手の指ほどの昔。]
金剛石にも負けぬ輝きの硝子を塊で。
[磨き上げた貴石にも劣らぬものを、と依頼したのは ケルビスの家名ほどではないが、 街で暮らしていればやはり良く聞く名。]
(*11) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[成り上がりのような強引さはない代わり、 当然のような傲岸さをごく自然に纏わせた青年の口から、 諦めたように微かに吐かれた息は自嘲に似ていた。]
…無理なら構わん。 どうせ感傷用だ。
[鑑賞用ではなく感傷用。
無茶を強いるつもりはない、と物分りの良い言葉が、 むしろ焚きつけるよう*]
(*12) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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/* 一週回ってもうwwwすごいって本当にwwwwww
そういや虫系初めてかも僕。 NGは無いからええねんけども、上手く描写できるかしら・・・!!
(-119) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[本来は悪性の腫瘍を食べてくれたり 血液中の毒素を吸収してから排出されるものですが フィエゴに、病の治癒魔法を教える機会はありませんでした。
これが呪いの一部であるのか、病の治癒であるのか。 分かっているのはきっと、私だけ。
フィエゴの怯える顔は、たまらなく可愛いらしくて。 愛おしくて。 とっても、だいすきなの。
あの表情をこの目で見たくて、うずうずする内心を抑えながら。 見下ろす瞳は、恍惚に浸ります。]
(-120) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[皮膚を這いずりまわる『それら』は。 フィエゴの首筋にもぼとん、ぼとん、と落ちるでしょう。
魔法で生まれた『もの』は。 暫くすれば勝手に消えてしまうものですが、 暫くは皮膚の上で、うねうねとダンスを踊ります。
上体を這う『それ』の感触をどう感じるかは、彼次第。]*
(124) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[娘一人を支えることもできる巨躯。 餌だってそれなりに食べるだろうに、与えてやれたのは 清浄な水と、愛情だけ。 仮令胸は満たせても、飢えさせるのは必至。
飼えるはずのない生き物との尊い時間は間もなく終わる。
硝子工芸店へ向かう道すがら。 変わらず半分の視界は連れ添う獣に丸投げ。
何となく街の様子が変なことに傾いだ首は、 不意に小指を襲った湿り気にぱっと向きを変えた。>>+32]
……ひぁ、!? あ……。 もう、びっくりさせないで。
ありがと。こんなの、へっちゃらよ。
[思わず舐められた場所を反対の手で覆い諫めるが 目許は眩しさを堪えるように細く、口元には弧を描く。 ひたむきな彼の献身が、一挙手一投足が かわいくてしかたないと、濃紫は雄弁に。
どっかの誰かに、爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだと。]
(+33) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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/* あれだ、ひぐ○しのアニメ思い出した!!!
(-121) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[マイナスとマイナスが掛け合わせてもプラスになるのは紙の上だけ。 掛けたのではなく、足しただけになったのかも知れない 不吉はただ犠牲者を増やして拡がっていく>>58]
羨ましいって思えるってことは……。 その人を思っているからじゃないのか?
[心の内に住む存在を察せられた事にも、 問い掛けに返る答えも不透明だと言う事にも。
ただ互いに見せる笑顔は薄く苦しげなもので。 その薄氷を踏み抜く事を恐れる様にゆっくりと言葉を紡ぐ。]
(125) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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俺が悪党じゃないなら、お前も悪党じゃ無い。 ディアマンテも、悪党じゃない。
多分、ちょっとだけ……狡くて良い気になってただけ。
[予想はしていても、暴かなかったのは心配だけではない。
街の噂のヒーローに少しだけでも関わっていると言う優越感が 無かったとは多分言い切れないから。 本当に友人を思うなら止めてやれば良かったのだ。 そして狡いまま。 『いつも』の様に何事も無かった様に時間を過ごす。 一緒に眠れば『いつも』のままだと思ったのに。
髪を撫でる手が心地好くて>>62、同じように ふわふわした髪を撫でながら眠りに落ちたはずだが。
1人が長すぎて、隣にある人肌から気付けば 逃げる様にソファで眠っていた。]
(126) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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- 朝 -
[何もかも答えられなかった。 心配してくれるリアントの気遣い>>65も悲鳴と不吉が掻き消した。]
なんで……な、んで……。
[どれだけ本を読んでいても、言葉なんて出て来ない。 目の前に転がる災いを表現する言葉なんて知らない。
思わず隠す様に握り締めた石と布を掌で感じていた。
穢れた白と赤。
夢の中。胎内で弾けた白。 夢の中。掌で感じた食い込む刃物から滴る赤。
どちらも自分ではない筈なのに。 無垢なまま穢れて行く。
何度も深呼吸を繰り返し、肩に触れたリアントの手を 握り返そうとして戸惑い止めて、口を開く。]
……リアント……俺、汚れてないか……。 汚れて、ない、か?
[触れようとしたこの手は赤くないか。 触れているこの身体から穢れた精の匂いはしないか。
まるで自分と、守り石と、石を落とした主を守る言葉を 求める様に、リアントを見つめて縋る*]
(127) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[硝子工芸店には、シャオだけでなくカルナスも。 やはり、彼らの――男同士の友情に、確固たる絆の前に 同じ長馴染みといえど、女の私は一歩下がる。
少しだけ立派になった眼帯を受け取って、>>52 付け替える間、前髪の隙間から薄紫が瞬きを。]
ん。 やっぱり、これじゃないとね。 急な頼みを受けてくれてありがとう。
お代は……絶対、払うから。
[蟀谷を通る革紐の具合を確認して、へらりと笑い 支払いの話題に軽く眉を下げた。 どうしてだか、ここ最近の貧困具合は常にないほど。]
(+34) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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― 回想>>116 ―
[返された小銭。
そんな反応をされたからか…… オペラは彼の事をしばし見送って。 その場を誤魔化すように鞄に小銭を仕舞いこんでいた。
周囲の目は少し好奇の目だったけれど。 薄く笑って、微笑めばすぐに視線は引いていく。]
そして彼女は彼とは逆方向。 ホテルの中へ歩んでいくのだった。
(128) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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― 『エウレカ』にて ―
[誰がとは言わず。
元気のない知りあいを慰めようとして。 かえって彼に悪い事をしてしまったと目の前の彼女に零していた。
こんな話を出来るのも目の前の相手には多少の弱さを見せても良いと思っているからか。]
私としては良かれと思ったんだけれどね。 プライド傷つけちゃったみたいでね。
やらかしちゃったわ。
[大げさに落ち込んで見せる。 もう、態度が明らかに言っていた。
さっさと慰めてくれと。]
(129) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[昨晩の秘め事>>103 何も気づかぬ友より後に寝たのだ>>106 眠いに決まっているではないか。>>117
仕方無いのに。其れなのに安眠を友は妨げる。 何が柔らかい女だ、死ねばみんな固くなるだろう。 寝ぼけた思考回路は酷く、友を締め付け ]
…??なんで。え、なぜだ。
[ 大丈夫だ。たぶん。 友が違う意味で不安になっているとも知らず。 きょとんと目覚めた首を傾げ。て。
寝相か何かで見えたらしい逸物をいじいじ。 子どもなのは何方よとばかり。叫ぶ声に返し。
ころっと回復する機嫌を前。現金さを知って ]
変なこえ。
[ なぜそのような声になるのやら。 顔をゆがめ、小さな声で告げられるをなぜと問い。 不思議そうな顔が友を見つめていた ]
(130) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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[ 之は俺とお前の友情の証なのに。 触れる何処が悪いとばかり、とんとんと指で二、三突き]
(-122) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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我は問題ない。 主と違って自衛のすべは心得ておる。 ああ、そうだ。…出かけるなら頼みがある。
[ 素直に従う友にほっと安堵し。 びしっと敬礼する姿を前。茶化すなとばかり。 頷く友が案じてくれること、密かに悦びながら。
言い含めに頷き。1つ ]
コーラリアの処へ、之を届けてくれぬか。 我は我で、今日は行くところがあるし …主の言うておった奇術の種も完成させねばならぬ。
[ 錬金術師の家へ行く次いでで良い。 そう差し出したのは、小さな箱。 昨日何処か弱って見えた雑貨屋の主への、見舞い品。
小さな硝子の滴は、シェニカに渡す眼帯と同じ。 守護の力を込められた、お守りで。 それを友に渡しながら焼きたてパンに海老と海藻。 サラダ用の葉を少し、玉ねぎと調味料を挟み。
皿へと置けば、頂きます。と共に朝食を取り。 食べ終えた後出かける友を見送るだろう ] *
(131) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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いってらっしゃい。
[ 今日は夜までに帰ってくるのだぞと 言う声は常と変わらず、友を案じるように。]
…ここなら、何が起きても主を助けられる。
[ だからきちんと工房へ帰っておいで。 家なき子、お前の家はもう此処以外にないのだから あの日、夕に陰る蛍石が、浮かべた満面の笑み ]
…グラニエなど、お前に相応しくない名だ。
[ ぽつり。洩らした声は細く。聞き取れにくいもの ]*
(-123) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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サーベラス、お腹減ってない? 大丈夫?
[がま口の中には、数日前から変わらずコインが2枚。 ペット用品店を通りかかり、缶詰くらいならと 傍らの黒犬に問いかけた時。
丁度、一人のご婦人と出会った。 以前、彼の主人の穢れを払ったことがあるのだ。 何某と言う名のヴァイオリンの名器に憑かれたと。]
そういえば、明日のミサは…え、
[そこで漸く、この街に起きた事件のいくつかを知る。 教会に、施設に、こどもたちが保護されたという ホテルに何かできることはないかと向かいたくても、 駆け出しかけたオペラシューズは数歩で止まった。
生身での浄化は、できるけれど。>>+30 だからといって、していいものではない。 今の私にできることは犬の散歩が精々で、 やるべきことはサーベラスを安全に送り届けること。 それから、また、石を探しに行くこと。]
(+35) 2016/06/01(Wed) 22時頃
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/* わたし周りの事件 サーベラスがびっくりするくらい可愛い。 おじさまもけっこうかわいい。 ケルビス様がかっこいい。
い、いいのかなこんなんでって思うものの、 こわいものがこわいのは事実という。
(-124) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[犬は巨躯を維持するのに必要な餌を得ない。 生きとし生けるものは皆、等しく飢える筈なのに、 清らかな水以外を口にせず、与えられる情を食む。
愛玩犬など到底飼えぬ娘には、 きっとそれがどれほど不可思議なことか分からない。
獣は餌で飼い、人は金で買えるが、 黒き獣は娘の情にのみ懐く。>>+31
その所作こそ、何より人らしい振舞いであっても、 四足の獣は素知らぬ振りで弁解などしなかった。
エスコートの佇まいは、街に蔓延る噂を退け、 真綿で包むように彼女の耳に戸を立てた。 噂を好み、挨拶を皮切りに喋り出そうとした中年女性も、 犬の獣らしい威圧で撃退し、無垢なる姫は護られる。
彼女が穢されることなどあってはならぬ、 かんばせを曇らせる価値など、屑石には無いのだから。>>+33]
(+36) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[噂の群れを擦りぬけ、事件の穢れを巧妙に避けて。 辿り着いたるは、幾度か犬も主人に伴った工房。
仮令、職人と視線を交わしても、吼えることは無く。 寧ろ、控えた彼女の半歩前に立つ。 彼女の騎士は、些か過保護に傾きがち。>>+34
渡された眼帯には、呪いなど掛けられていないのに。 職人の友愛を嗅ぎ分けたとして、犬は何も語らない。 ――――― 邪持たぬとしても、他の男の心など。*]
(+37) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* サーベラスくん、ファンブル!任務失敗です! (もっと頑張りましょう印ぽん)
(-125) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[少し肌寒い地下の部屋。 下着姿だけになった己の肌に薄らと鳥肌が立つ。 頑丈な扉は確り閉じられていて、この部屋の構造から、 声が漏れる事も無いだろう。>>121
ドクドク、と煩く鳴り響く心臓の音が聞こえてしまうんではないか。 と思わせる程緊張をしていた。 何をするかも分からない、己が穢される前だ、という意味も。]
分かった。 此のまま寝ちまいそうだな……… 。
[羞恥を隠す様に素早くベッドへと上がりベッドの上で横になる。 何をされるのか、不安と羞恥と、 此れで大丈夫になるかという期待が全て入り混じり。>>122
ただ、パーヴィスのすることを眺めるだけ。 すぐに終わると思っていたから――。]
(132) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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―朝 ホテル・コファネット― [突然の騒ぎに、自宅へ帰る暇もないまま。 対応に追われる支配人の夜は仮眠室のベッドどことか ソファの上。
デスクに散乱していた書類は有能な秘書が片付けてくれたおかげで、 支配人しか目を通せない極秘に近いものが封筒に入って残っているだけ。
眠りを妨げたのは、通信機に入った警官からの連絡。]
(133) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[聖水が左眼に垂らされれば突如襲い来る恐怖。 それと同時に左眼の視界がゆっくりと何かにより塞がっていく。
その何かは眼球の周りから孵化し、一つ一つがもぞり、 と蠢きだす。
まるで目尻に溜まった涙が頬へと伝う様に、 ずるずる、と無数の赤い『なにか』が己の左眼から生み出された。]
あ゛ ハ、 ぁ … 、
(134) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[街の富豪や名士はケルビス、ダスクだけではない。
ホテルでの惨事がきっかけとなっただけで、 元より怪盗の被害にあった名家からは 怪盗捕縛の圧力が幾度となく当局にかかっていたのだから。
それを和らげていた、義賊の枷が、昨夜壊れた。
本人が進んで罪を犯したわけでなくとも、 盗品をそうと分かって受け取れば、それなりに罪に値する。 このままでは留置所を一日でスラム街の住人が埋め尽くしそうだ、と 嘆く担当者へ眠気の抜けきらない声音が提案した。]
元より本人が盗みを働いたわけではないのだろう? 共犯の疑惑があっても怪盗の正体や潜伏先などの情報提供者には 情状酌量の余地あり、と罪の軽減を持ちかけてもいいし、 それ以外には有力情報に支払う謝礼額を増やせばいい。
[無論、謝礼の出所はダスク家からでもあるが、 恥をかかせた怪盗をどんな手段をもってしても捕まえろという家は 二つや三つでは足りず、資金の提供先には事欠きそうになかった。]
(135) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[義賊が持て囃されるは貧困の故。 裏を返せば、それは目先の利益にひどく弱い。]
君らも忙しいだろうに、お勤めご苦労。
[労いを言葉を締めに、通信を切ったコファネットの支配人。 束の間の休息を取るべく、しばらくソファに横になったまま。*]
(136) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* >>+36 いちいちわんこの過保護を無碍にする私でごめんね。 ホテルより先にサーベラスんちに行く 口実がほしかっただけなんです(顔覆い)
(-126) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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ぅ 、 ……あああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛―――ッ 、
[それが何かと分かればただ叫ぶしか出来なかった。 其処から生まれる筈のない『それ』が、 己の左眼から孵化し排出されていて。
パーヴィスの声すら聞こえなくなる絶叫は地下の部屋中に響く。 否、外にこの声が漏れることはないが。
続けて垂らされる聖水。>>123
はやく、 はやく助けて っ
声に出ない叫びは、ただの絶叫として咽喉から吐き出されて。
これがパーヴィスの言っていた、 お祓いをしなければいけないものだったと言うのか。 己は呪いに犯されていたとでも言うのか。
恐くて、怖くて、コワクテ。 ただ動く事も出来ずベッドの上に横になったまま、 震える声で叫び助けを求めて。]
(137) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[皮膚を這いずりまわる朱の『それ』は、 頬を伝い首筋にも次々に落ちていく。
それが魔法で生まれたものだと知る筈もない己は恐怖に支配されて。
頬や首筋でまるで楽し気にダンスを踊る『それ』に、 ただ身体を震わせ、手で払う事も出来ずに。
涙を流す代わりにどんどん湧いて出る『それ』に、 助けて、とただパーヴィスに向かって手を伸ばした。]*
(138) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* 普通に失禁させようか迷った。 させるのも美味しいかなっと思いつつ、結局しないこのっこの!!!!
(-127) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[もしソルが、もっと早くに帰宅していれば。 ソルの家にほど近い場所――スラム街で、 撒かれた"宝"があった事を知っていれば。>>94 こんな風にたった一つの宝石で、思い悩む事はなかったのかもしれない。
宝の一粒が、たまたまソルの家の前に落ちただけなのだと。 その"宝"が誰のどんな物で、 懐かしい香りのする何かが、含まれていたか知らなくとも。
思いこむ事で逃れられたはずだった。
今はただ、 忽然と姿を消した少女と、 唐突に現れた月長石を、 結びつける"魔法"の事が、気になって仕方がない。]*
(139) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* あ。被った。(い、いや、こう後ろから産卵プレイの予定だから!!何を言っているのやら
(-128) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* 地上:世紀末 墓下:お花畑
と、言うこの差。
(-129) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[世間話の間、隣の黒犬や左手に提げられた 男物の外套について訊ねられ、 返事をしたのは温厚で聡明なはずの伴侶。>>+36]
……大丈夫よ。 あたしには、あなたがいるもの。
[彼がどれだけ、私に心を割いているか。 どれだけ、彼の過保護を無碍にしてきたか。
半分ほども、理解できていないくせに。 憂いを嫌う隻眼に、一寸膝を折りよしよしと撫でて。]
(+38) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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―昨晩・《Phantom》の外―
そう、ね。えーと……
[元気がない、と見抜かれていたことに苦く笑う。>>88 歌声に混じって聞こえた言葉。>>1:0 気にかかっている原因のひとつを思い浮かべ、結局は首を振る。]
……何でもないわ。 おやすみなさい、オペラ。
[年上の幼馴染みは仮面を被ったまま。 いつもの通り。]**
(140) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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そうだ、ご連絡、いれた方がいいよね。 もしかしたら探しに出ていらっしゃるかも。
[サーベラスの、飼い主の前では決して出さぬ尊敬語。 ――正確には出させてもらえぬだけのこと。 娘の教養は、育ちの割には悪くない方。
行き違いを避けようと、斡旋所から持ち出した紙片に 書かれた符号へ、通信魔法を送る。 蟀谷を通る革紐に、埋め込まれた小さなチャロ石が 淡く、蠱惑的な光を放つ。
ややノイズ混じりの応答に、軽く事情を説明し これから向かう旨を告げた。
――掌がやや冷たく、喉が渇くのは緊張しているから。 思い出すのはこの三年の間に働いた無礼の数々。
今度はいったい、どんな刃を向けられるのかと。]*
(+39) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* 「衣服」なら、匂いだろうと思って書いたけど、 マズってたら申し訳ねぇなぁと、 消せなくなってから思い至るのでダメです。
ルナを徹底的にどうにかしてくれてありがとうありがとう。 一体、どこに行ってしまったんや………
(-130) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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―五年前 …ダスクの硝子―
[ ダスクの名は音に聞く>>*11 黒のケルビスを思い描くとき。 そのときに、ついで浮かぶ名を前。
愛用の扇子をぱちり。輝く硝子の塊もとむを聞き ]
…石屋にいけばよいものを。
(*13) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[ 厄介な依頼を持ち込みよって 当然のような傲慢さを前、怠惰の顔を覗かせ。 自嘲にも似た音を孕む癖、焚き付けるアンバランスを見やり 手を振る代わり、扇子を振った。]
それは子どもに云え。 我が作るは、感傷用と云う主が為ぞ。
[ 成りあがりの傲慢さよりも立ちが悪いと溜息1つ。 その名にたがわぬ硝子を。ただの塊ではない 金剛石にも負けぬ輝きを秘めた、作品。
貴石よりも高く磨かれた矜持
もう二度とは作らぬと。洩らした本音。>>*12*]
(*14) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* 寄り道しまくっててすんません。 そんで>>+39あわてすぎて表現が重複しておる。
正直白ログのスリスショックサスペンス!に 全然おっつけずかつできることもない役立たずっぷりよ…。 そんな中お墓に飛んだのも、 ちゃっかり犠牲者欄に名前並んだのも 今となってはラッキーハプニングである。
ただ、オブシウスは地上に居た方が輝いたかも、 と思うのでそこは惜しい。
(-131) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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/* 前村の話を持ち出す前にお手紙を出せばよかったか。 手持ちのアイテムが多すぎて情報提供少なすぎて おじさま困らせてそう。
って思うそばからこれですよ……。
(-132) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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―雑貨屋エウレカ―
怪盗ディアマンテ……。 もう終わり、かしら。
[覚束無い手付きでカードを捲る。 破れかけた紙の箱、絵柄も古く、端は角が取れて剥がれているものもある。 1枚、また1枚と表から裏に。 裏から表に。
掠れている赤い菱形。]
いらっしゃい。 あら、忙しくはないの?
[扉を開けた客の顔。見上げて笑みを向けた。]**
(141) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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[焦げて掠れている、赤い菱形。>>*6]*
(*15) 2016/06/01(Wed) 22時半頃
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何故もヘチマもないっすよ シャオはいー加減”大人”になるっす!
[子どもでありたいと、常口にする癖に 告げる言葉は大人になれと何とも、矛盾>>130
性に疎くて此の先結婚とかできるのか? 凄く不安になった まぁ、自分の場合は――気になる女は、別の街にいるけれど そう思っていれば噛み痕触る指
其れに性的な物が含まれなくても 項というのは人間の弱点であるし それに触んな、下肢触んな]
お前な。これ俺じゃなかったらセクハラで、 駐在さんに叩き出されてるっすよ……
[幾ら男同士でも、駄目なもんは駄目だし 触るのは無しっすと 変な声。と不思議そうな顔をする友人に、云い添えた]
(142) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[如何やら彼も出かけるらしいなら大丈夫そうだと 工房にこもりっきり出ないのに安堵する>>131 あのど変態、工房にまで出たのだ 安全な場所はさてどこにあるのだろうと不安を帯びるも 其れを、打ち消して
そして友から、出るのであればと 頼みごとを1つ、請け負う]
コーラリアの所へ……? 分かったっすよ! へへへ、奇術の種も凄く期待してるっす!
[御遣いなら任せてくれっすと言って、 彼から小さな箱を受け取ったならば其れを大事に机の横に置いて 友の美味しい朝食を、一緒に食べて舌鼓を打つ うまいうまいと海老と調味料、玉葱のハーモニーを絶賛しつつ さて何方からいくかなと考える
エメリアの工房は街はずれ ならば先にコーラリアの方へと向かおうか
友人がいってらっしゃい。と送り出す声は常と変わらない 夜までに帰ってこれるかどうかは 鳥頭故に守れるかどうかは分からないけれど それでも満面の笑みと共に己を見送っていたとは知らず
――何を考えていたのかも、未だ分からず 呟かれた聞き覚えのある名も、耳には届いていなかった*]
(143) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[彼女は細やかに、都度、四足に気を配る。
空腹への問いには無知を気取って首を捻ったが、 がま口との相談が視野に入れば、毛皮を彼女の両膝に押し当て、 ぎゅぅ、と毛皮を軋む音を聞かせ、がま口の減量を阻止。
戯れにも似たその隙をつき、姦しい声が近づいた。 器楽に明るからぬ獣でも、名を知る名器のゴシップ。 澱み穢れた俗物の始末を、また彼女の誠意に頼る凡愚。
獣に表情が作れたのなら、刹那見せるは唾棄の色。
はくりと咥える裾は最早慣れたもの。 彼女を留める重い錨として、首を振る。
迷子の犬と、彼女の真心と天秤に掛けさせて。 選ばれるを待つ黒曜を、きっと彼女は裏切れない。>>+35]
(+40) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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―雑貨屋エウレカ―
[高い位置に在る棚に、背伸びをして木箱をしまう。 カチャンと瓶同士がぶつかる。]
ちょっと、待ってて……
[客に背を向けたまま、奥へと押しやり、銀色の鍵で施錠をする。曇り硝子に隔たれて、木箱は姿を隠す。
スカートの裾を持上げながら、2段しかない脚立から下りた。]
いらっしゃい。
[改まって挨拶を。>>100]
(144) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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―→ エウレカ ―
[さて、友の頼みとあらばと預かった荷物 持って幼馴染の経営する雑貨屋へ訪れたが 其処には先客が居たろうか>>129]
よっす、ラリア!シャオから荷物を預かって―― ……あれ、先客っすかね。
[此の街の酒場の女主人が、 何処か落ち込んでいる様子を見たなら、 荷物だけ預けて、退散した方がいいかい?と コーラリアとオペラに尋ねる事だろう
鳥頭でも空気は、読める物だから*]
(145) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[迷子犬と名乗るには、些か利口過ぎても、 見た目には唯の逞しい黒き犬。 乙女の掌を受けて懐くさまは聊かの稚気を見せるが。>>+38
早速アポイントメントを取り付ける通信機に出たのは、 因業で傲慢な男の声ではなく、流麗な家令の声。
それでも、上流階級にありがちな作法として、 労働者階級に家の名を明かすことは無く、 極当たり前の区別を伴う礼節で来訪の旨を歓んだ。
曰く、主人は行方の知れない愛犬に、心を傷めている。 曰く、騒ぎに巻き込まれ、不幸が掛かっているのではないか、と。
芝居を感じさせぬ声は、忠誠心に溢れ、家格の高さを伺わせた。 身分の何たるかも知り得ない娘に、真実のように響かせて。
お待ちしておりますと告げた声の向こうでは、 会釈さえも幻視出来る品の良さ。 名も知らぬ飼主との間に横たわる、深い溝を教えながら。>>+39]
(+41) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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/* >>+40 ちょうかわいい……(めろめろ)
お手数かけましてすまねえすまねえ。 あとキーツさんに全然お話振れずにすまねえすまねえ。
(-133) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[とても、眠ってなどいられなかったようです。>>132
眼球の隙間の筋から這い出る血色の『それ』。 まるで米粒のようなそれは、蛆虫でした。>>134 目から生まれる異常な蟲。 知らぬ者が見れば、それは呪いであり害虫でしかありません。
目の奥から、涙と共に流れ出てくる異質を前に。>>134 私の鼓膜が痛くなるほどの悲鳴があがるのです。>>137 言葉にならない願いを音に乗せ、叫ぶフィエゴを勇気づけるよう。
自分で生み出したものが出てきただけだというのに 恐怖に染まった相貌を繕い 大丈夫、大丈夫だからと、励まします。]
フィ、にぃ……可哀想。
頑張ってね。
[あぁ ―――なんて。]
(146) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[貴族街の屋敷ともなれば、そのどれもが荘厳で、 広い庭を持ち、高い門を備えて、物乞いを退ける。
街灯すらも耀き眩しく、持つ者の威光を知らしめ、 持たざる者の劣等感を爪弾く区画。
提示されたのは、その中でも一際大きな邸。 彼女の家ではなく、教会が幾つ入るか考えさせる規模。
尾を振る犬と、門前で彼女を出迎える従僕。 今更、踵返すことなど、到底許されない。*]
(+42) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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―血の呪い―
[長きにわたって重ねられてきた青き血。 血統を守るための近親婚によって齎された悲劇は、少なくはない。
例えば23年前。 双子の片割れは誰にも祝福されずに生を受け 重なる血の罪の証は、人知れず葬られた>>104 男児の小さな棺は下町の一角に埋められ、上から舗装が施される>>105 誰も暴くことのないように、ダスクの姫の誕生にかこつけて。
それでも人の口に戸は立てられられぬ。 雨の庭が作られた経緯も相俟って>>2:255 鎮魂の雨音に赤子の声が混じると、そんな噂が立ったのはどこからか。 しかし根も葉もない噂は、やがて怪談にもならない噂として片づけられ、誰の口にも上らなくなる。
――埋められた棺の中身が赤子ではなく。 締めた鶏だと知っているのは、赤子を捨てた乳母ばかり]
(147) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[しかし、悲劇は終わらない。 血の近さが生んだ悲劇は、次の悲劇を避ける為に、別の悲劇を生む。
恋人たちは引き離され 悲劇は、人の口に乗って広まっていき
そして――]
(148) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[必然か、偶然か。 執着の終着は見えず、 未だ、悲劇は終わらない。
別れたはずの血が、 まるで呪いのように、引き寄せ合っていく*]
(149) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[ ――… なんて、可愛いのだろう。]
(*16) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[木箱と紙箱。紙箱には四分休符のマーク。>>100 オペラが持ってきたものの招待を容易く見抜き、店主は腰に手を当てた。]
もぅ、いつも言ってるじゃない。 営業時間中、なのだけど?
[買い物客は誰も居ない。誰も。]
(150) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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/* 村中って、やっぱ寝不足になる………。 でも楽しいんだもん仕方ない!!!
(-134) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[愛おしくて、狂おしくて、心臓が高鳴ります。
呪いに怯えているふりをしてはいますが >>138助けを求め、手を伸ばすフィエゴの目に。
その表情へ注がれる視線は、執着と、歪んだ愛情の絡む視線。 どこかへ行こうとしたうそつきなあなたを、許さず、詰る視線。
――それはきっと、電柱に描かれた悪魔の目に似ています。 ]
(-135) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[ うそつき、
フィにぃの。うそつき ]
(-136) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[聖水を持たない手で、フィエゴの手を取ります。
暫く、聖水をかけていると、蟲はたちまち消えてゆきました。
フィエゴの手を、しかと握り締めながら。 手を取らない方の掌を頭へと寄せて。 彼の髪の毛を、優しく、指で梳かします。]
……思ってたよりも、ずっと強い呪いだわ。 一時的に抑えられたと思うけど、祓えきれてないと思う。
身体にも、試してみるね。
[フィエゴのチョーカーは首に付けられたままだったでしょうか。 インクに筆をつけて、フィエゴの石に紋を描きました。
禁書に書かれていた色欲《ルスト》の呪い紋。>>0:252 描けば、インクは吸い込まれるように石に溶けてゆきました。 炎のように緋い石の色は、心なしか、くすんだ気がしました。]
(151) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[五欲のうち、性欲をふくれあがらせる呪いを。 一層、確かなものにすべく。
別の瓶を満たす液体を手に取ります。 それは、媚薬効果のある塗り薬でした。]
(-138) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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/* 凄まじい勢いで人が死んでる。
(-137) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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…子どものままの主が其れを云うか。
[ 友が口にした矛盾が、工房の主を切り裂いた。 それは、何より言ってはいけないこと。 大人の振りした、子どもがひくっと知らず涙零す。 子どもの振りした、大人の前。
気づかれぬよう、俯いた顔。>>142
何も言わなくなったあの頃のように。 鈍くなった心がきしりっと悲鳴を上げるのを聞いた。
けれど、嗚呼。其れにもそっと蓋をして ]
あ?……主以外にすると思う?
[憎まれ口。拗ねた声。 他に触れるわけがないとばかり>>142 ふんと鼻を鳴らして、触れた手を止めて。
心外よとばかりのマイペースさを友へ向けた。]
(152) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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友の其れを触って何が悪い
(-139) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[ やることは多い。 安全な場所ならすぐそばに。 だけど友は気づかぬだろう。
其れをまだ指摘するつもりはなく、
期待しているという声に頷き>>143 出かける友の背を見送り、自身は一度自室へ。 ]*
(153) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[浄化師というのはかつて、まじないや縁起だとかに 信仰が深い上流階級に召し抱えられるものだった。 時代が移り、瑠璃を司る魔女の喪失からしばらく 風習は薄れても、全寮制の学び舎では社交会での 振舞いだってカリキュラムの一部。 選択授業のワルツは、イマイチの成績だったっけ。]
――…はい、よろしく お願いします。
[だから、解かることがある。>>+41 今まで想像の域を越えなかった御仁の地位が、富が 確かなものであると。 持つ者と持たざる者を二分するこの世界で、 私とあの人は、相容れるはずもなく。 その道があるとするならば――…。]
ご心配、おかけしてるみたい。 早く行かなきゃね。
[今や騎士どころか守護天使のようにあらゆる厄災から 守ろうと懸命さを見せる黒犬に、力なく笑う。
身分の差も悲しいが、自身の我儘で"彼"を独占し "彼"に心労を与えてしまったことに、胸が痛む。]
(+43) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[ 友を見送りし、工房にて。 自室にこもる主は、硝子玉に手を伸ばす。
グラニエ。と聞いた名。 友が告げた名から、友の身体に残り香から。 探し出す為の探知魔法。
常人であれば、それだけで疲れる魔法を。 手持ちの石に力込めて、唱える。 この工房自体が、魔法具のような、呪いのようなもの 友がこの街を出てすぐに作り上げた己の城よ。 ]
(-141) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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…ほうら、居た。
(-142) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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/* び や く ☆
(-140) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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…カルナのばかもの。
こんな女の何処が良い―――
(*17) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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これから、身体を清めるけど。 今のフィエゴは、呪縛と、呪いへの抵抗力が拮抗してる状態なの。 呪いが解けないうちは、身体が熱くなるかもしれない
でも、それが過ぎ去ったら、きっと呪いは晴れると思う。
[暫し黙り込み、口を開く。]
午前の間様子を見て、熱が引かないようなら……
暫く、教会で穢れを落とす事に専念したほうがいいと思うわ。 [落ち着くまではまだ、身体には触れず。 フィエゴを、じぃ、と見つめていました。]*
(154) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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/* 本当にシェニカちゃんのロル好きぃ…!
(-143) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[酒場の主。その顔を見て。 どこか、友の母親に近い事を知り、目は大きく開いた 嗚呼、またあの女だ、あの女が友を苦しめる。
――気づけば、呪いを唱えていた。 蛍石が暗く光り、呪いの言を飛ばしゆく。
女の手が罅割れる光景。 振り乱れる、髪の色はよく見知った色。 其れが床へ抜け落ちて、酒場が、髪色に染まる。
倒れ込んだ女の、目は焦点が合わず 床に落ちた手から爪が剥がれ落ちて、消え失せた。
友の気になる女、その倒れる姿を見。 呪いの代償、対価払う手が、ちりっと燃える。 蝕む痛みを食い止める痛み止めを飲み。
まだ終わらぬよと縺れる脚で工房より這い出ていく ]*
(-144) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[怪盗の噂は店主の耳にも届いていた。頷きながら用意するのは皿2枚。>>101]
急にって感じがするわ。 そうそう、怪盗も。
義賊が命まで盗んだらダメよねぇ。 まだ小さい子供、なのでしょう?
[噂は重なり、混ざって歪む。]
え?
[提案に瞬く。 確かに物騒になったけれど。
長く考える間はない。]
私のこと心配してくれるの? ありがと。でも平気よ。
[一人の時の方が長くなってしまった。生まれた時からずっとこの場所に居る。雑貨屋に居る。]
ここは安全だもの。
[だから、平気。]
(155) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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― 回想>>144>150 ―
良いじゃないの、それぐらいアットホームでもさ。
[そう言って、勝手知ったる友人の店とばかりにケーキの準備をしつつ。 まあ、いつもの事と言えばいつもの事だから。
きっと彼女も笑って許してくれるだろうと。 それこそ、紅茶とコーヒーとどっちが良い?なんてことも聞きつつ。]
(156) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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― 『エウレカ』>>145 ―
大丈夫よ、気にしないで。 余分にケーキを買い込んで来ちゃったし。
良かったらどうぞ?
[にっこりと微笑んでいた。 営業中ってこともあるし。
2人だけよりもむしろ良いのかもしれないしと。]
(157) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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…………嘘、でしょう。
[砂時計にして一色分にもならない時間をかけ、 普段足を踏み入れぬことのない貴族街を歩く。 ここまでくれば、先導をサーベラスに譲り 私は、正しい意味で迷子のように高い屋根を 見上げて歩く。
微妙に形の違う塀や格子で分けられた家はどれも 敷地に教会を置けるほどの規模。
その中でも一際目立つ邸に向かって振られる尾。>>+42]
(+44) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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まだ小さい子供まで? もう、義賊とも言えないわね。
[歪められた噂。 その違和感を深くは追及せずに。
何故ならば……]
そっか、安全だものね。
なら大丈夫かしら。
[無理に誘う事はしない。 そう、今はまだ。
にっこりと微笑む裏で、彼女は思考を巡らせていく。]
(158) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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[オペラの話す失敗談を、店主だけが聞いていた。>>129]
……わかった。どうせ前払いだとかなんとか言って、お金でも渡したんじゃないの?
それじやあ駄目よ。だめだめ。 プライドはお金より高いんだから。
[時には命よりも高く、安い。]
……仕方ないわね。私よりも小さな子みたい。 唇が尖っているわよ。
[銀細工の箱の中からチョコレートを一粒。 2本の指で摘まみ、幼馴染みの唇へ。]*
(159) 2016/06/01(Wed) 23時頃
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―→斡旋所―
[ 伯父の営む斡旋所へ。 聞きたい事があった。問いたいことがあった。 その道中、翳すは通信用の宝石。 何度光らせて、それで相手は出ただろうか。]
…リアントめ。
[ 何度呟いたか分からぬ名をもう一度。 街に漂う魔は異常を知らせる。 聞こえる噂は、怪盗の失墜。何があった。]
2016/06/01(Wed) 23時頃
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―→斡旋所―
[ 伯父の営む斡旋所へ。 聞きたい事があった。問いたいことがあった。 その道中、翳すは通信用の宝石。 何度光らせて、それで相手は出ただろうか。]
…リアントめ。
[ 何度呟いたか分からぬ名をもう一度。 街に漂う魔は異常を知らせる。 聞こえる噂は、怪盗の失墜。何があった。]
(160) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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んー?
[誰かを想うハクも、 別れた恋人を想う支配人も、 そう想える人がいる事は羨ましいけれど]
うーん。
[腕を組み、考える。 想っている、のだろうか。 考えても、考えても、この感情がなんなのか分からない。
まあいいか、と腕を解き]
……うん。
[狡い心地よさに、身を委ねて夜を過ごすのだ>>126]
(161) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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(いやだ、いやだこわいこわい) (いますぐ逃げ出したい)
[圧倒的な立場の差に、そんな考えが浮かべども ゆったりとした下衣に包まれた脚が僅かに竦めども オペラシューズは後退を選べない。
サーベラスと今生の別れを選べる程度の情なら 氏が日ごろ蔑む通り礼節を持たぬ娘なら 脱兎という無礼を重ねることもできただろうし。
矜持を持たず、媚びへつらうことを厭わなければ こんなに、畏れもしなかっただろう。]
失礼、します。 先ほどご連絡しました シェニカ・チャロアイルと申します。
[見上げてもてっぺんが見えない屋根。 まるで逃がさぬと言わんばかりに出迎える従者。
喉の奥がからからになるのを感じながら、 左腕に提げた外套がずっしりと重くなるような 幻想に襲われながら、私は漸く、重い一歩を踏み出す。]*
(+45) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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―朝―
[だけど目を背けて狡い心地よさに逃げても、現実は、逃がしてはくれない>>127]
何、言っているんだ……? 汚れてなんて、
[握り返そうとしたままま行き場のない手。 躊躇いもなく掴み、握って。 強く、強く、青白い肌が真白になるくらいに握りしめて]
ばか。 お前が汚れてるわけないだろう。
[自分の方に引き寄せて、その頭を抱きしめようか。 昨日、そうしてくれたように*]
(162) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[ その夜の蛮行は聞いていない。 このような形で主が堕ちるのなど。 ちっと小さく舌打ちする手には常のとおり扇子を持つ
噂は噂。上物が好まれ、下物は伝わらぬ。 やり手が1人、いや数人かもしれぬが居るなと。 見上げる空は輝く石の、光しか見えず
この街のいたるところ、輝く石の間を進みいく ]
(163) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[輝石は、蛍石。 ケルビスやダスクとは違う 生 ―— その名を宿し生まれた子。]
やり方は幾らでもある。
[ この街に触れず、友の街を、拠り所を壊すやり方は ]
(*18) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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アットホームと喫茶店もどきは別物じゃない。
……紅茶。
[勝手知ったるなんとやら。>>156>>157 店奥に繋がる扉は台所に繋がっている。 冷暗所や冷凍庫での管理が必要な『雑貨』も揃っているのだ。
(164) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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/* >>+45がこの顔にめっちゃあってる。
シェニの赤顔はわたしには活かせぬけれども白墓めっちゃすき。 このね、鼻周りの赤さとか短眉とか アシメトリーな髪とか紫とか体格自在にできそうな谷間とか。
プロでも埋めたけど、ずっとこれって思ってたやつなので、 いい機会に使えてよかったなーってしみじみ。
さあがんばろう。おじさんと(愛情で)殴り合うぞ。
(-145) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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― エウレカで、美女2人と>>157 ―
あ、いいんすか!?嬉しーっすよ。 じゃあ遠慮なく頂くっす!
[美人な女性2人のお茶会>>157、女性の1人から 美の女神の様な麗しい笑顔付 其れにおいしそうなケーキと来れば、 混ざらぬ理由があろうか、いやない
ということで、チョコレートをオペラの唇に つんと唇に寄せるコーラリアを眺めながら 雑貨屋のカウンターに、届の荷物を置いて コーラリアに言づけたあとは さっさと席についてケーキを待つ奇術師は
義賊失墜の噂>>158を小耳に挟んで 少しだけ首を、傾げた。何か最近事件が多すぎやしないかと
―― 一方其の頃、遠くの街の淡い思いを抱いた女が 事切れている事すら知らぬまま*]
(165) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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/* しんでないよおおおおおお、しんでない!!!
(-146) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[ハクは落ち着いただろうか。 身を寄せ合う二つの不吉を、見ていた人はいたかどうか]
……店、戻ろう。
[そう声をかけ、店内に促す。 寝間着のまま飛び出して来たところに、野次馬も集まってきた。 店に戻り、戸を閉めて、一息ついて漸く]
――シャオ。
[連絡が、ついた>>160]
(166) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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よく分かったわね、見てたの?
[そんな訳は無いのだけれど。 彼女が言い当てた様に驚いていた。
プライドはお金よりも高い。 そんな事、分かって居た筈なのだけれども。]
……ん。
[唇に運ばれるチョコレートを受け入れて。 甘い味を、じっくりと愉しんでいく。]
(167) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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まあまあ、そう言わないの。
[本職は酒場とは言え、紅茶を淹れるのも慣れたもの。 時にはお酒の飲めない上客を紅茶でもてなす事だってあるのだから。
彼女の『雑貨』は使いやすい品も多く。 オペラにとってもやりやすい場所であった。]
(168) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[身を抱きしめ、震える。 貴方には温めてくれる人がいるけれど。]
……寒い。
[汚れきった人を助けようとする者もいないと諦めているように。 ただ、貴方に渡したお守り石が弱弱しく揺らめくだけだろう。
遠くでも近くでもなく、淀んだ碧い瞳を向けて。*]
(-147) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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/* >>165 ほんまそれ。
あれこれ想像で埋まらない真相が楽しみ。
(-148) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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/* やっとタイミングがあった!!
(-149) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[パーヴィスの声が聞こえない。 己が叫んでいる所為だ。
どんなに勇気づけられる声を掛けてもらっても、 恐怖から抜け出す事なんて出来なかった。>>146
助けてほしいと手を伸ばすも、 向けられた視線に覚えがあった。 ――――あの電柱に描かれた朱の悪魔の目。
それをパーヴィス越しに感じてしまった。
あの、己を責める様な睨み付ける様な。 酷く、恐ろしい人相を――。]
(169) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[それでも取られた手、感じる温かい温度。 聖水を掛け続けた効果なのか、暫くすれば蠢く『それ』は、 肌から、左眼からたちまち消えていった。
握りしめられていない掌で目元を覆い、 まるで子供の様にボロボロと目尻から涙を大量に零し、 声を殺しながらしゃくり上げて。
すっかり汗で湿っていた髪は、 パーヴィスによって指で梳かされて。]
もっ …… 、なん、だよ今の…… っ、 こわ、か っ
[身体にも、なんて言われれば、まさか身体にも先程の朱が、 蠢き肌を這うのではないかと一気に襲い来る恐怖に身体が震え。
己の首には外していない石が埋め込まれたチョーカー。 その石になにやら描き始めるパーヴィス。>>151
描かれた紋のようなもの、己には全く分からない。 何かに印なのだろうか見ていれば、 そのインクに描かれた紋は石に溶けて消えた。
いつもは明るい筈の緋い石の色に、 いつもの輝きが無くなった気がした。]
(170) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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…漸く繋がったか。 何があった?…変な噂が流れておる。 主は今どこに、
[ 面倒な事になったぞとばかり>>166 斡旋所への道のり。伯父の近くまで来た足を止め。 顰める声は、誰にも聞かれぬように問いかける。
ちらり見た街は常とは違う噂話で持ちっきりで ]
…呪いでも食らったか?
[ それなら浄化師へ迎え。 穏やかな常と変わらぬ声でそう告げながら。
案じる声は何処か急いてもいた。]*
(171) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[パーヴィスは次の準備をするべく、その手には液体の入った瓶。 先程の聖水とはまた違うものなのだろうか。 それでも今の己には、恐怖しか生まれてこない。]
………、俺如何したら いい、 んだよ…… っ 身体が熱くなる程度なら、我慢ぐらい できる、けど……
さっきみたいのだった、ら … おれ 、
[身体が熱い位ならいくらでも耐えて見せよう。 先程の恐怖じゃないのなら、そう必死で己に言い聞かせて。
これが過ぎれば呪いがなくなる。 そう希望の言葉が聞ければ、些か表情に明るさを戻すも、 暫く黙り込み、再び告げられた言葉に、また心臓が煩く鳴る。]
(172) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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……わか、 った 。
[大丈夫、大丈夫だと自分に言い聞かせて。 パーヴィスに見つめられる中、 ゆっくりと深呼吸をしながら己自身を落ち着かせる。 きっと、きっとパーヴィスが何とかしてくれる。>>154
――――そう信じているから。]*
(173) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[かつて栄華を誇ったチャロアイルの家系、 斜陽の道を辿るは貴族の怒りに触れたから。 元々傾いていた家を貧困にまで落すのは易く、 されど、血を絶やさずに済んだのも、また貴族の威光。
彼女が生まれる前に過ぎ去った昔話。 最早誰も知らない、彼女も知らない過去の話。
彼女が知っているのは小さな家と、貧しい暮らし。 かつて彼女の母親が、迎えられた邸とは知らぬまま。>>+43]
(+46) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[全ては夢の中の出来事。 ただの夢で偶然で。
それなのに全身に刻まれた感覚は今もはっきり覚えている。
その感覚に呑みこまれそうで。]
リアント……。
[汚れていないと言ってくれた声>>162に、 じっと彼を見つめ、迷いなく握られた手の強さが 現実を上書きしてくれる。]
うん。うん。
[引き寄せる力に抵抗もせず、昨日とは逆に頭を リアントの肩へと載せた。
自分だけでは幻からは抜け出せない。 甘える様に逃げる様に目を閉じたのも一瞬。]
(174) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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俺、探さなきゃ……。
[誰をとは答えなかった。]
探さなきゃいけない……。 警察が来る前に。
[いつまでも甘えているわけにはいかない。 客を殺した犯人がいる。 ディアマンテではない。 きっと……。 いや違う、違っていて欲しい。 あれはただの夢だから。
夢と現実を混ぜるなんてどうかしている。 そう思いたくても掌の中の石と布はたった1名を示している。
誰かが彼に手を伸ばす前に、自分が聞かなくては。
きっと自分のせいだと、強く責める内の声に突き動かされて。]
リアント、ごめん。 俺、探して来る。 すぐ戻るから。
[抱きしめられた身体から頭を起こすと、立ち上がり 寝間着のまま駆け出した*]
(175) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[十二色では到底足りない長い歳月を越え、 その娘が黒き犬に導かれるようにして門前に至る。
佇む従僕すらもサスペンダーの礼装、 下働きの彼すら、靴の底は厚い。
彼女とて、決して見窄らしい装いではないし、 出掛けに湯を浴びた清潔も纏っている。 だが、この場において、彼女は物乞いと変わらぬ身分。
先導に躍り出た犬だけが億さず、悠然と開門を顎で促した。 その横顔は、普段犬を連れる主に良く似て。
従僕如きに名乗る珍しい客人を早速促し、 案内役は玄関に辿り着くまでに二度変わり、 階級の階踏むように、玄関を潜ってからは三度変わった。>>+45]
(+47) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[今、彼女の前を歩くのは、懐古的なメイド服に身を包む使用人。 言葉を控え、笑みを控え、品性を備えるのに愛嬌はない。 否、主人にならば、振りまく笑顔も労わりも持つが、 音の立たないオペラシューズを心底で区別する。
悪意も無く、貧困を態度で詰り、導いたのは客室では無かった。 開いた扉の向こうは、木の温もりを残す小部屋。 寝台は無く、在るのは籐を編んだカウチと、 大きな姿見嵌った大理石のドレッサー。 一礼する使用人は、無言で室内を彼女に勧める。 部屋の意味と、案内の意味を同時に理解させるのは、 更に奥まる扉の向こうから聞こえてくる流水の音。
此処は、柱を聳えさせる大理石の湯殿へ続く小部屋。
――――― 身なりを改めよ、と、 またも身分の差が彼女の頬を侮蔑で張り、重く圧し掛かる。
彼女に真摯に寄り添うたるは、やはり、黒き犬一匹だけ。*]
(+48) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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ごめん。
[野次馬も集まって来て騒がしい中。 店内へと引き戻されたが>>166 それでも衝動は収まらず、すぐ戻ると何度も繰り返して 裏戸から駆け出した。
声を出して探すわけにも行かず。
本当にほんの僅かの時間しか探す事は叶わないだろうが。 1人震えている者に呼ばれる様に、 手の中の石の光が揺れた気がして。
光を頼る様に路地裏を幾つか覗き込んでいった*]
(176) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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――くしゅ、 グシュっ
[くしゃみを一度。>>129 そして続けざまに二度目。>>159
鼻に人差し指を当てて、ず、と鼻をすする。 ――二回のくしゃみは何だったか。 絵本によってバラバラで、記憶は曖昧だ。 だが、それがどんなものであっても。]
噂…されてんのかな。
[ルナの事も。その引き取り手の事も。 噂話はよく聞くけれど、渦中の人物が傷付くから。 好きにはなれない。 尾鰭がついて、それは間違っている時もある。
実際は、この時は、 とても平和な話題だったけれど。>>167]
(-150) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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/* >>+47 つまり5人…案内だけで?? これはガチで迷子になるあれや。
そういや、プロ読み返してたら夜はベッドでって間違えてなかったねさーせんてへぺろ。
(-151) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[美女二人と話す友>>165。 それを窓より見つめる影がある。 友にだけ見える、もの。蒼から黒へ近づく髪。
街に埋め込まれた蛍石が仄か輝き。
呪い腹が、友が待つケーキを、 淡い心抱く女の髪に変えて見せた。
ごわっと丸め込まれた髪束は、 引き抜かれたようにちぎれちぎれ
まやかしというにはリアルな其れの中から、 物言わぬ眼球が覗き――ぎろっり。友と目があったか ]
(-152) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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”見て居る。と”*
(-154) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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/* と、蛇足。
早めにロル書いたら、やる事と余白なくなっちゃった。 これだから先読み苦手なのだ………
(-153) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[ソファに寝そべる男が目を通すのは、 愛した少女が与えた宝石の行方を、 辿る病院と施設の転院記録。
怪盗の起こした事件にかこつけて、 従業員の身元の再調査を命じれば 通常は手元に届くに時間を要する書類も 幾許か早く。
けれど、最も欲する情報だけが施設を転々とした分、 足りない年数、欠いた書類。
全てのパーツが揃うよりも先に、 目についたのは、宝石と義足を与えられた少年が、 事故に巻き込まれるよりも昔、最初に拾われた施設の名前。>>64]
(177) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[23年前。]
嫌な符号だ。
[乳母が最後まで決して先代のダスクの奥方にも、 葬られた赤子を生んだ叔母にも 打ち明けなかった告解と後悔。]
(178) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[肩に乗るハクの頭を抱きしめる。 けれど、落ち着きを見せた時間は短い>>174]
探す? 探すって、誰を。
[何か慌てるような、焦るような。 その様子に尋ねるも、答えは貰えず>>175 身体を起こして、立ち去ってしまう]
……わかった、 けど、気を付けろよ。
[背後に投げた声は、届いたか。 男はひとり、野次馬の目を避けるように店内に戻り、通信を取る>>171]
(179) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[両親の葬儀の後に、知らされた かつての血の澱みの結末に、 兄妹よりも血の濃い従兄妹二人は嘆いて、
――後は巷に流れる悲恋のくだり。
交わることで互いの血が穢れることを許すほどに、 蒼鉛は愚かにはなれず。
苛烈な女であっても、 結ばれぬ男の首を愛情の果てに 銀の盆の上に乗せたがるような悪趣味は 金剛石の姫にはなかった。]
(180) 2016/06/01(Wed) 23時半頃
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[チャロアイル家の栄光と繁栄と、その恩恵を 得ることなく生きてきた私にとって、 語り継がれるそれらはおとぎ話に等しい。
かつて同じ石を抱いた母が門を潜ったと聞いても なんで? と訊ねるだろう。>>+46
時折、記憶の欠片が揺さぶられ夢に出てくる ひとりと一匹だって、辛い現実から逃れるための 幻想ではと思う今日この頃。
貧しさは、恥ずべきことではないが 決して誇れるものではないのだと、痛感する。]
(+49) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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/* リアントとヴィスマルトのチップが並んでいるだけでときめくとか、もう、この、
(-155) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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―翠の工房―
[工房の戸が音を告げたのは、そこの主が2、3仕事を終えた後の事です。>>259 丁度仕事ついでにチーズケーキの調合をして、さてお茶でもいれて一息ついてもいいかと考えていた時。
来客を迎え出たのは手伝いの子です。 聞こえる声音に来客が誰であるかはわかりました。 そういえばいつもソルへと仕事を頼む時は、家事を賄う彼女がいない時でしたので、もしかしたら面識はあまりないのかもしれない、なんて考えれば、すぐに主も玄関へと顔を出します。]
おはようございますソル。 珍しいですね、貴方自らここまでくるなんて…。
何かありましたか?
[街から少し外れた場所に位置するこの工房は、用があるものしかあまり来ない。 訪ねてくるのは錬金術への依頼人か、気の知れた友か。
靴磨きの青年は、そういった品を依頼することがまずなかったので、掃除以外で見えたのは稀な事ゆえ、疑問を口へと出しました。]
(181) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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…こんな所で立ち話もなんでしょう。 どうぞ中へ…。 今ケーキも作ってたんですよ。
[疑問を口には出しましたが、彼が答える前にその表情を見て、彼を中へと招きます。
何か悩み事があるのか、普段の明るさとは違った、気を落とした表情をみれば、彼を知る人なら誰だって、心配にもなるものです。
椅子を勧め自分も腰掛け、ホムへとお茶を頼めば、それで、と何かあったのかと問いかけました。*]
(182) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[老いた背を震わせて、吐き出した秘密。]
「お許しください」 「貧民街の小さな施設だったのです」 「生きているかさえも怪しい」
「きっと、もう出逢うことなどないはずです」
[だから、いつか罪は消えてしまうはずだとでも言いたかったのか。 俯きながら、従妹の花嫁姿に従っていった乳母の姿は既に朧。
出逢うはずなど――ない。 金剛石を身に宿す孤児など、数多と生まれているのだから。*]
(183) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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/* ソル君ごめんね、別にソル君の事で動きづらいとかあるわけじゃないんだ。 周りの流れについていけてない自分がいるだけで。
本当自分に非があるので、ソル君には気に病まないで欲しい。 後多分上手く誘導出来てないというか、自分のロル能力がないせい。
(-156) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[学んだ通り背筋を伸ばし、腰を曲げれば サスペンダーで吊るされたスラックスの下、 上等な革靴が見える。>>+47
対して此方は生涯を共にする勢いで吐きつぶし、 正直清潔とは言えないオペラシューズ。
そして、財を見せつけるかのように 無駄に代わる案内人に連れられ、堂々と先導する サーベラスは彼らよりも更に位置が高い。
昨夜の、楽しい思い出がみるみる萎んでいく。 彼との隔たりは人と獣だけではないと、 知らなかったわけではないのに。
何故、あんな気安い態度を取れたのだろうと。]
(+50) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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/* 毎日お腹いっぱいフルコース過ぎてフィーくんが幸せ者過ぎて嫉妬する(まがお
(-157) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[背後にリアントの声は確かに届いたが>>179、 それに答えるには少しずつ騒ぎが広がり始めている。
近くにいるのだろうか。 何事も無ければ、そう願いながら探す先>>114 昨夜見た時と同じであって全く違う姿は 願いが届かなかったのだと瞬時に理解させた。]
オルコットさん……大丈夫?
[見ただけで答えが判るのに、愚問を投げる。 側に寄れば裂かれた服が、香る精と血が。 何を物語っているか判っていて、穢れた石と 裂かれた布の端を持った手を震わせながら 彼へと伸ばした。]
……どうして……。
[どうにもならなかった、んですよね。 彼は悪くない、そう信じたくて声を絞り出す*]
(184) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[嗚呼、もう何を言われてもいいから とっとと挨拶を済ませて帰りたい。
円環を探さねばならないし、 子どもたちの安否と今後の仕事について ホテルの支配人に相談しなければならないし。
パーヴィスやフィエゴの容態だって心配だし、 まだ生誕の贈り物を用意できていないし 借りた求人票もキーツに返しに行かなくちゃ。
ここに留まりたくない理由は他にも多数。 留まる理由だけが皆無な中、 案内人が一際厳格そうなメイドに変わる頃には 私はひとまわりほど、背が縮んだような心地だった。
目に見える無礼こそまだ受けていないが 目で見える顔のどれもこれもに侮蔑が滲んでいる。 被害妄想ではないだろう。 だって、何を謗られても彼らに言い返す言葉を持たない。 言ったところで彼らの理解は得られない。
記憶にある当主の振舞いを見れば、当然の想像。]
(+51) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ため息まじりに手に取った紙に、 用件のみを書きつけて、船の形に折る。
名前代わりに四分休符を書きつける差出人など、他にいないと 何かの折に零していたのは宛先の当人。
魔力織り込まれた紙に届け先を書いて、 窓から投げれば、たちまちに航行先を過たず 手紙は相手へと。*]
(185) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[緋い蟲が消えても、フィエゴの涙は止まらない。>>170 可哀想な、フィエゴ。 やっぱり私が傍に居ないと、駄目なんだわ。
しゃくり上げて、子供のように泣き出してしまったフィエゴに。 大丈夫だと宥めながら、励まします。]
大丈夫、フィエゴの傍には私が居るもの。 ――…大丈夫。
[私しかフィエゴを救ってやれない。 こんなに可愛くて可哀想なフィエゴを助けられるのは、私だけ。 使命感が、身を焦がします。 庇護欲が、満ち溢れます。
怯えて狼狽したフィエゴを守るように、 頭を撫で続けたのでした。]
(186) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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体温があがるのは防ぎようもないけど。 私がフィにぃの穢れを、肩代わりするから。 さっきみたいに、蟲はもう、沸かないと思う。 ――…大丈夫。 フィにぃは、そのまま寝ててくれればいいわ。
[どういう原理で蟲が沸くかも分かっていない彼には、 嘘八百な説明でさえ、信じさせる効力となるのか。>>173
私が嘘をつくなんて、思っていないでしょう? 自分は、平気で嘘をつく癖に。]
(187) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ 伯父に聞きたい事があった。 父の事。硝子の事以外話さぬ父の。
その人なり。 胸中に浮かんでは消えた疑問 ]
(――父の子は、俺だけですか)
[いや、本当に自分は父の子なのだろうか。 友が遊びに来るときだけ見られる変化。 父親の居ない、友。――もしかして。
いや、それは違うとばかり思う。 父は確かに自分の父であった。 年は同じ。数歩、友より生が早いだけ。
どこもかしこも父と似ていない蛍石。 だけど、父とどこか似て居る友と、蛍石は似て
結局、いつも聞けずに終わるのだけど。 それでも、伯父がちゃんと食べているか案じるのも確か ]**
2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ 伯父に聞きたい事があった。 父の事。硝子の事以外話さぬ父の。
その人なり。 胸中に浮かんでは消えた疑問 ]
(――父の子は、俺だけですか)
[いや、本当に自分は父の子なのだろうか。 友が遊びに来るときだけ見られる変化。 父親の居ない、友。――もしかして。
いや、それは違うとばかり思う。 父は確かに自分の父であった。 年は同じ。数歩、友より生が早いだけ。
どこもかしこも父と似ていない蛍石。 だけど、父とどこか似て居る友と、蛍石は似て
結局、いつも聞けずに終わるのだけど。 それでも、伯父がちゃんと食べているか案じるのも確か ]**
(188) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[深呼吸を繰り返し、平静を保とうとするフィエゴの 肩から胸部へかけて、指を滑らせてゆきます。
オイルのように滑りけに富んだ液体は、 雑貨屋で、購入したものでした。>>141
皮膚へ染み込ませるように擦り付けながら。 嫋かな細い指で、まるで愛撫でもしているかのように 入念に――…撫で回しましょう]
(189) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ もし、予感が真実ならば、自分は… 自分が生きてきた過去は、――裏返る。
黒衣の犬を嫌う友、が自分であったかも知れぬ。など 思ってはいけない事。考えてはいけない。 ]*
(-158) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[――あなたの身体に、ずっと触れたかった。
ずっと、ずっと。 私のものにしたかったの。]
(-159) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……知ってるよ。 コファネットで、ディアマンテが人を殺したってやつだろ? それからあっというまに尾ひれがついて、あっちもこっちもディアマンテの仕業にされている。
貴族たちも報復に動くみたいだ。
[主のいなくなった書店。 紙とインクの匂いに混じって、血の匂いがする気がする。鼻の奥にこびりついたように離れない。
通信機に耳を押し当て、淡々と言葉を紡いでいく。 その声を聴けばずるずると力が抜けていき、座り込んで動けなくなる]
(190) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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―手紙 その2―
[ 街ゆく友を呼び留める声がある。 それは錬金術師に会う前か、会った後か。 三度目になる、少女。その少女の手がそこに。
『マジックのおにいちゃん』
差し出した手紙には、>>0:562 ホテル・コファネットの紋が透かしで入っていた ただし、中に入っているは、挑発的な文面ではなく
くすみ穢れ切った魔法石。 それに少しでも友の手が触れたとき。
―― 世界は一変する。 ]
(-160) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ プロジェクトマッピング 友へ告げた奇術の種の応用編。 友の炎がないだけで、己の硝子は此処まで壊れる。 深海の魔女は、王子の宛てもなく、 唯、魔を呼び起こす呪いを唱えて笑う。
まず最初に 見えたのは
灯りたる蛍石が消える瞬間。 変わり街を彩るは、黒い深海の光。
暗い海の底よりも奥、淡い光だけが友を照らし。 建物が、瓦礫にと目の前で変わっていく。 ]
(-161) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……今、は ハクんとこ。
でも、ハクはいない。 寝間着のまま、出かけていった。 近くで、また人が殺されてて なんだか、凄く慌ててて、すぐ戻るって なんだろう。嫌な感じがするんだ。
[だけど、追いかける事は出来なくて]
呪い――。
[くらったか?と、尋ねられ、小さく肯定を返す。 あの夜の顛末を、翼をもがれて落ちたことを伝えれば、浄化を勧められた。 いつもと同じ声色で。 しかしどこか急いてもいるように聞こえて
不安も、ざわめきも、晴れない*]
(191) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ 行き交う人々は歪なものに成り果て見えて。
友の記憶のなかのひとが、嗤う街。 書店の主は、もげた首をぐるりと回し振りかえる。 黒炭の髪は美しく、脳髄がついていた。 友の弟の手は、血濡れの足を持つ。 肉塊を引きずって、近づき。
パン屋のおばさんは、腸つめパン片手、微笑み。 友の大好きなピカタを差し出すだろう。 周りには、見えぬ変化。幻影。 ]
(-163) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[始めこそ物珍し気な視線を内装に向けていたが、 今は、尊大さを見せつつも唯一扱いが変わらぬ サーベラスだけを拠り所に俯きがちに歩いていたから。
連れられた小部屋が、メイドの発言が 何を意味するのか理解するのに数秒を要した。]
……どういう、意味です。 あたしは、ここの当主と会うために わざわざ身を清めるなんてこと、 したことないんですけど。
[――道端で沐浴はするな、とは言われたが。
侮蔑で叩かれ、黙っていられないのは 私自身も覚えていない昔、昔から流れる血の矜持。
それでも、悲し気に眉を寄せながら 上衣のファスナーに手をかける。 言ったところで伝わらないと、解かっては、いるのだ。]*
(+52) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[あまり離れられなかったのは。 自分が抱いている汚い執着に似た気持ちからか。]
(-164) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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/* そんなんちんこおっきするやろ!!!(ばぁん
パーヴィス確信犯><
(-162) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[多幸感に包まれます。 抱き続けた恋心が、胸を締め付けるようでした。]
…フィにぃ。
気持ちいい…? ……いやじゃない?
[自然と、貌に笑みが浮かびます。 熱を孕み、欲望の色を隠さない――瞳の色。
あなたの知らない、私。]
(-165) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ 友にだけ、友が見る街だけが恐ろしく歪む。 街の構図は常と一辺の変化もなく。 違うのは風景のみ。
例えばそう、昨日訪れた施設は友の目には燃えて見え。 泣き叫ぶ子どもの声が耳に響くだろう。
それを燃やすは、友のよく見知った職員。
友が奇術を披露したホテルは、 人の顔をして、周り行く人をむしゃり。 カチリ、食していく。
其処に立つ支配人が持つは、ダスクの封筒。
錬金術師の屋敷は、枯れ木の如く朽ちて。 教会は、落ちた十字に割れた赤子の様 ]
(-166) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[触れた部分が熱を孕めば。 >>170くすんだ色合いの緋い輝石が、 いつもとは違う色合いに灯るのです。
それは、もしかしたら。 私の瞳の色に似ているのかもしれません。
持続性の長い麻薬のような催淫の雫が皮膚へ浸透してゆきます。
色欲の呪いが、芽吹いてゆくのです。]
(-167) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[ それが友の目に映るすべて。 映るすべてがリアルに襲い来る。 そのどれも、どの人も、友を襲う蒼に重なり
無数の腕、腕、腕が、捕えにくる。
その中にはあの酒場の女主人も居て ―――空洞な顔が。乱れた髪が。
友の腕を掴もうとする、リアル。 そこに見えぬのは唯一人。 ぴしりっと友の懐で、碧が音を立てて割れた ]**
(-168) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[胸部からなだらかな腹部を指腹が通り。 臍の窪みまで、雫が溜まります。
塗っている間はオイルのようなのに、塗りつけているうちに 身体に染み込んで、潤応し、乾いてゆくのです。]*
(192) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[何個目の路地裏だっただろう。>>176 早く見つかったか、意外と見つからなかったか。 それは問題ではない。
見つかったという事実だけが頭を巡って。 逃げようとするも、身体がうまく反応できず。 腰が抜けたように座り込んで口を噤む。
伸ばされた手を振り払おうと手を動かして。>>184 どうして、と言いたげに。 捕まえに来たのかと言うような目で彼を見つめ。
だって、彼が見た夢のことなんて全く、わからないのですから。>>41>>42]
(193) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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/* 呼び方が一定してないのは・・・ねむいからです。。。。
(-169) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[さて、ケーキを楽しみに待っていた時だ 何故か腹部がしくりと痛み、 何となしに雑貨屋の窓枠を見れば――
其処には、あのど変態の姿 昨日より髪色は黒に近く、また恐ろしく 見ない振りをしようと、視線を逸らした時に]
っ、
[自分にしか見えぬ幻、なのだろう 愛した女の髪の束に其れは変わる 引きちぎれた、ものに その中にうずもれた眼球が――あざ笑うかのように此方を
ぎろりと、見て]
………っ、ぁ わりーっす、オペラ、ラリア ちょっと用事思い出したから、是で帰るっすよ
[ケーキは楽しみにしてたんすけどね、と言い添えて また来ると言い残せば、まるで逃げるように雑貨屋を後に*]
(194) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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…何をやっているか。 貴族…、あああの女も、いや。 うんならば、主は身を隠した方がよい。
[ 力なき声。その声に応えるように。 足は斡旋所から、踵を返す。急いている身。 やらなければならぬ事は多くとも。
やることは在って。 >>190 ]
(195) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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[だって、あの男が自分だけで満足しなかったのだから。 自分だけ汚れるなら、それでよかったのに。 ハクのところに行こうとしたから。
そんな純粋でもどこか歪んでいる気持ちを言うことなどできず。 無垢のまま彼が穢れてしまっているようなのも知らず。]
(-170) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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分かった。…今そちらへ向かっておる。 ハクもか、そちらもそちらでだが。 主は安易に動くな。
[ それが正解よとばかり。 何処で誰かに見つかるかもしれぬと ]
……、すまぬな。
[ いつもと同じ声色。 其れが、そう一言告げ。向かった先。 あの夜訪れた書店。これ以上の呪いを受けぬよう。 滴を回収するとばかり、向かったが。>>191
――果たして、其処に堕ちた怪盗はまだ居ただろうか ]**
(196) 2016/06/02(Thu) 00時頃
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……ハクは、大丈夫…ですか?
[そんな問いかけを一つ残し。 ふっと、意識を手放した。**]
(197) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[扉を開けたのは、エメリアではなかった。 ソルを呼ぶ時は決まって席を外している"ホム"。 名前だけを知るその存在、そして、ソルの知らないところで "兄"の特技の餌食になった子。>>1:603 それがこの子なのだろう。]
えっと、あの。 エメリアは留守っスか?
[感情のない瞳で見られ、戸惑っていると、 奥から工房の主が出てきた。>>181 ほう、と溜息をつく。 出直さずに済んだ事と、知る顔が見えた事、 両方に安堵する。]
おはよう、エメリア。 えっと、何と言うか……… 聞きたい事が、
[歯切れの悪い返事は、まだ考えが纏まらないから。 本題を言う前に、そのままお茶に誘われる。 上手く表情が作れないのは、オペラと話してわかった事。 だから、エメリアも心配するのだろう。
話の内容としても、外では話し辛く、 ありがたく申し出を受けた。]
(198) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[そういえば昔のことだ たった一度、友人を裏切った事がある
裏切りと言っていいのかは分からないけれど それは友人が風邪で寝込んでいる時、見舞いに行った際 彼の父親に友人のことを自慢していた時のこと
息子のことを自慢されて嬉しかったのだろう 愉し気に自分の話を聞いていた友人の父親 ――何処か、自分に似た顔立ちの父親に まだ見ぬ、父親を重ねていたのに気づかれたのだろうか
戯れに、お父さんって呼んでもいいんだぞと 武骨な、それでも何処か思いつめた様子で彼は言う
だから少し照れ、気恥ずかしさを抱きながら おとうさん、と呼んでみた時に 己に眦を緩め、頭を撫でてくれた時の顔を今でも、覚えている
友人の父親が見せてくれた、たった一度だけの幻 自分の耳を飾る飾りは、昔母が父に贈られたものだというが―― 細やかな部分の硝子細工、 其れを指腹で撫でるたびに、
ほんの少し、思い出はほろ苦さを抱く*]
(199) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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―翠の工房― [手紙の船が>>185、窓を叩いた。 不老やら、錬金術師やらの 出所怪しい噂話に一顧だにせぬ態度は表向き。
冒険好きな姫君が幼い頃に、手を引かれて訪れたことはあったにせよ、 今は偶に個人的な用件があれば、 一方的な連絡を四分休符の手紙が寄越すだけ。]
「血縁関係の有無、証明可能な物品求む。 薬でも、石でも可。 ただし出来る限り短時間で済む簡素なものが望ましい。」
[要求が簡潔に書かれた手紙を 錬金術師が読んだのはいつの頃か。*]
(*19) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[一昨日、ピタパンを食べたのと同じ場所で。 促されるまま、座る。>>182 ホムが、命を受け部屋を出た所で、切り出した。]
俺、魔法が苦手で。 聞きたい事って、魔法のことなんですけど………
人や物を移動させる魔ほ――いや、
何もない所から何かを作り出す魔法って、 あったりするんスか?
[言い掛けて問を変える。 この質問じゃ、首をどの向きに振られても、ルナの疑いが晴れない。
誰が、何故、その答えが見えないけれど、 これは、Yesと言われたらルナを疑わなくて済む問。]*
(200) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[ここまで大事に抱えていた外套を、 ぞんざいにカウチに放る。
ついでにがま口の掛け鞄も置いた。 中身はホテルから借りた身分証、二枚のコイン。 ハンカチが一枚と、道中出しそびれた ケルビスへの手紙が一通。
ファスナーにかけた手は、なかなか下がらない。] ……あなたも、一緒にはいる?
[泣きそうになるのを堪え、無理に口端をあげて そんな冗談をサーベラスに告げれば また、階級第一、懐古的で従順なメイドに 何か言われるだろうか。]**
(+53) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[さて。
本来犬を連れて街を闊歩する身分ではない男は、 安楽椅子に身を沈め、揺籃の速度で揺れていた。
出窓の向こうに見下ろすのは、ケルビスの裏庭。>>1:100 色とりどりの明かりには、ひとつずつ命が詰まっている。 街を照らす為の灯火、ケルビスの力に因り固着された光。
呪いの賛歌を聞きながら、 一時高貴なる義務から逃れ、そっと瞼を降ろす。
片目を伏せれば、同じ黒曜の色を辿り、彼女の姿を捉えた。 ――― 敬虔に付き従う犬の瞳と、視界を兼ねて。*]
(-171) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[チャロアイルへの加護は、彼女のひとつ前の代で打ち切られた。 裏切りへの憤慨と、庇った威勢の間で折り合い付けて。
何もかも、彼女の与り知らぬ話。 誰も恥辱に等しき真実を教えなどしなかった。 彼女の母も、不在の父も、夢に浮かぶ大きな掌も。>>+49
語らぬは何も過去に移ろう人種ばかりではなく、 彼女を案内した女も、暖かい小部屋も同じ。
全てが全て、彼女を穢れた娘と罵るよう。>>2:412
どれだけ石を磨いても、宝にはなり得ない。 生まれに貴賤など無い筈なのに、卑しい娘と贅が謳う。]
(+54) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[綺麗な貴方を汚したくない。でも、触れたい。 それが、とても苦しくて。 姿を見られるよりも貴方が来てくれたことがうれしくて。 でも、信じたくても、信じられなくて。
自分なんて価値がない、といつも思っているから。 助けてほしいと、言えなくて。**]
(-172) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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……うん、わかった。
[忠告を軽く見て、酷い目にあったばかり。 今度ばかりは素直に頷く>>196 好奇の目に晒される事には慣れてしまって、応える為の生き方を身に馴染ませてしまったけれど。 悪意と敵意には慣れる事が出来ず、精神は摩耗し、疲弊していく。
ハクは戻ってこない。 衣服を整え、見つかっては大変と、女神の涙を懐にしまい込む。 持っているだけで、心が凍えてしまいそうだ。 身体に染み付いた血の匂いに、黒い涙が、嗤うよう。
そうしてまたひとつ、片目の金剛石が、澱み、穢れていく――**]
(201) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[それでも傍に添い続けたのは、物言わぬ犬。 邸に在って、彼女の身を証明するただ一匹。 元々細いのに、更に小さくなってしまえば、 掻き消えてしまうと、存外真面目に惧れる隻眼。 針の筵めく邸で、彼女を按じるのはこの昏い瞳だけ。>>+50
足は四本で、顎は長く、耳はピンと立った獣でも、 彼女と対峙する使用人より余程柔い眼をしていた。 無言で生まれを詰る選民意識を持たず、 下賤を謗る態度を裏に隠さず。>>+51
前脚を揃え、家の者よりも彼女の傍に。 何処に在ろうと、何が在ろうと、添うように。]
(+55) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[ああ、何故彼は来てしまったのでしょうか。 でも、こんな姿を見られても。 ああ、どうしてでしょう。 彼が心配してくれることだけでもこんなにも嬉しいのです。**]
(*20) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[そんな中、彼女の言葉に使用人の眉が揺れた。>>+52
主人に相応しい身なりを勧めただけなのに、 彼女は身も弁えぬ侮辱を返したと逆しまの常識に則り。
けれど、罵声を吐く程、女は愚かでは無かった。 粛々と頭を下げ、分不相応な客人に態度で示す。 敬意など爪先程も混じらぬがらんどうの礼節で。
踏み躙る矜持は、生きる世界の違いを教えてくれる。 彼女の心を摩耗させ、扉が静かに閉ざされた。 異臭でも締め切る態度で以って。
くぅ、と鳴いた黒犬は、 最後まで着き従う賢き犬は、 彼女を慰めるように指を舐め上げる。
酷く傷ついた心に、するりと漆黒を滑り込ませて。*]
(+56) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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/* あれ、これ純粋すぎる? も、もっと、病ませたほうがいいかなぁ…。
(-173) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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靴磨き ソルは、メモを貼った。
2016/06/02(Thu) 00時半頃
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/* サーベラスちゃんといてくれた。良かった。 ていうかねえ、ねえお返事早くないです?
うっうっお返ししたいけれども、わたしの眠気以上に おじさまを寝かせたいきもち が。
(-174) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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―5年前・硝子細工の金剛石― [愛情と、自らの魔力込めた護符を残していった恋人の石。 輝きを直視するにはもどかしく、それでも見ずにはいられない煩悶。
端から違うものだと分かっていれば、面影を求めたとしても 割り切れようかと思いはしたが。]
石屋よりもお前の仕事の方がいい。
[求めたのは石ではなく硝子。 注文する理由など分かり切ったことだろう、と。>>*13]
(*21) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[胸の痛み吸い込む硝子を前に、>>*14 ひどく愛しげなものに触れるように硝子の塊を抱き上げた。
自ら手離した金剛石の姫君の代わりに、 いつでも目に付くようにホテル・コファネットの一室に飾られた 硝子の金剛石。]
(*22) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[ディアマンテに、盗まれたとされる至宝。*]
(*23) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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……なに ?
[どのくらい、その場に留まっていただろう。 俄かに、店の外が騒がしくなるのが聞こえた。
店の近くで起きた殺人事件の捜査に、警察が到着したのか。 拙い。 事情を聴かれても何も答えられないし、こんな状態で、舌先三寸で煙に巻ける自信はない。 もし、懐の女神の涙が見つかったら――]
……逃げないと。
[シャオが向かっているけれど、警察を見れば察してくれるだろう、たぶん。 それよりも今は身を隠した方がいい>>195
扉が開けられる前に、裏口から、外に飛び出した。 どこに行く宛てもないのに**]
(202) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[そうだ、今は目の前にパーヴィスが居る。 そう思えば自然と涙も止まってくるだろうか。 撫で続けられる温もりが、嘘じゃないと告げているかの如く。
ただ甘える様にそ、と瞼を閉じて。>>186 本来男の己がやるべき事をパーヴィスはやっていると思う。
男が泣き喚いて、縋るように甘えて。 ―――そんな姿が父に知れたら、どんな顔をするんだろう。
今はない、左耳に無意識に手を添えて。]
(203) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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――…パーヴィスが俺の穢れを肩代わりしたら、如何なる ? 俺みたいな恐怖を… お前には感じてほしく、ない 。
ん、ならいいんだ。 さっきから俺横になってばっか、だな 。
[ハハ、と思わず苦笑をしながら再びリラックスをする様に、 息を吐いて全身の力を抜いて。
もう蟲が湧かないと言っていた。 ただ身体が熱くなるのならさっきのよりは耐えられるだろう。
まさかパーヴィスが己がこの街から居なくなる事を知っているなんて。 そんな事、全くもって考えていなかった。]
(204) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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何もない処から…
[ホムがお茶を煎れにいけば、ポツリと語られる疑問に、少しだけ思案顔。]
そもそも私の専門は魔術ではないので詳しくは分からないですが…。 方法を限定しなければ、人や物を動かす魔法はあると思いますよ。 宙に浮かべて運んだりとか。
何もない処から、と言われると物にもよるとは思いますが。 例えばカルナスの魔法は、何もない処に炎の幻を作り上げますし。 水を生み出したり、風を操ったりと種類は様々ですね。 そもそも魔法とは、0から1を生み出す物、だと私は思いますし。
[物を、事を、限定しなければそれらの魔法は存在するだろうと。 ただ、結局の所自分の専門は錬金術。 1と1から2を作る者。 魔法とはまた別の分野だ。]
ただ、あくまで限定しなかった時の事ですけどね。 移動のさせ方だとか、作るものだとか…
[魔法でなんでも作られてしまったら、錬金術なんて商売あがったりだ、なんて苦笑交じりに付け足して、彼の問いかけに曖昧な答えを返す。
ちょうどホムも、先ほど作ったチーズケーキと共にお茶をだしてくれ、そのまま奥へと下がります。 出された一人分を自分へ、もう一人分を、どうぞとソルへと差し出した。]
(205) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[先程の所為で少し汗ばんだ肌に、パーヴィスの指が滑る。 持っていた瓶の中身の液体が、ゆっくりと塗られ、 まるで染み込ませる様に、吸い込ませる様に。
その細い指と、愛撫のような撫で回しに声が出るのは、 きっと仕方のない事なのかもしれない。>>189]
……、 ……ン、っ ……、ッ
[口から声が零れれば片方の手で口許を抑えて。 ビク、と身体を震わせながら、 擽ったいような、気持ちいい甘い刺激に、殺す声に吐息が混じる。
気持ちいいか、嫌じゃないか、なんて聞かれれば、 どう答えていいのやら分からず、ただぎゅ、と瞼を閉じて。
名を呼ばれれば再びその瞼を薄らと開く。 目の前に居るパーヴィスの瞳が、己の知らない欲望の色を。]
(206) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[一口、お茶へと口を付けて、そういえばと話を変えるように口を開く。]
その耳飾り、新しく買ったのですか? 一昨日見えた時はしてなかったようですが…。
[彼の耳を飾る見慣れぬ耳飾りを指さして、珍しそうに尋ねました。 彼が集めた金で自分の装飾品を買うなんて珍しかったので、余計に興味を持って。*]
(207) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[パーヴィスが触れ、滑らせた肌が熱を孕みだす。 首元のチョーカーに埋め込まれた石がいつもと違う色に灯り出す。
―――まるで、目の前にいるパーヴィスの瞳の色と同じ色。
暫くすれば襲ってくる身体の疼き。 パーヴィスの言っていた通り、身体が徐々に熱くなっていく。 まるで、己が欲情しているかのように反応をしだす身体。]
パー 、ヴぃ っ ……、
ぁ ……、 ン っ
[次第に下へと下がるパーヴィスの指。 その道しるべに塗られたオイルはあっという間に乾いていく。 臍の窪みに溜まるオイルですら何故か熱い。>>192]
(208) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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[お祓いをしているだけだ。 そうだと頭では分かっているのに、頭の中がぼぅ、となり、 身体の疼きが次第に強くなっていく。
ただ液体を塗られただけだと言うのに、 たった一枚纏っている下着を、己の性器が押し上げ始めた。
今はそれに気づける程余裕が無くなり、 ただ襲い来る快楽に、甘い吐息を吐くばかり。]*
(209) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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/* ね、 むい………。 僕遅筆すぎるだろ……どんだけ時間かかってんだ……orz
(-175) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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/* がんばるんだ…明日お休みだか、ら!!
土曜日休みを取ったから平日休みが木曜だけだった><
(-176) 2016/06/02(Thu) 00時半頃
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―→街中へ― [労働に勤しむ階級ではない。 けれども自らの城で起こった事件に関しては 支配人の差配でなければ動かせぬ物も多く。]
行ってくる。 昨日の今日だ。昇降機には専属の誘導係をつけておけ。 それと、子どもたちが宿泊客に失礼のないように、 手隙のシッターの手配を。
[歩きながら指示を飛ばし、ホテルの通用口をくぐる。 昨日とはうってかわって、一目で階級の知れる身形。
街中のどこを見ても物々しい警邏中の警官の姿を 僅かに見つめたものの、 すぐに興味を無くして視線は逸らされた**]
(210) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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/* 次の予告状にあわせて偽物とっちめに出ればいいかな?くらいに想っていたら、思いの外騒ぎが大きくなりすぎて内外ともにびびってるマン
(-177) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[この邸で、犬の地位は上から数え二番目。 或いは、主人と同じ一番目。
養子とした青年を越えた支配者の一。 ケルビスの姓を本来分けるのは、犬の方でないかと疑うほどの。
それらを弁えるのは、使用人らも同じ。
彼女の眼さえなければ、両膝を突いて四足を出迎える。 それが主君に尽くす礼節で在り、絶対の忠義。
故に、女は口を噤む。 犬の瞳がチャロの色に隠れ、人払いを命じたが為。 市井より女を連れて帰る意味にも、思考を止めて。
仮令、女の眼には屑石にしか見えずとも、 主が輝石と愛でるなら、肯定と敬意を示す。 四足よりも遥か下に、彼女の存在を捨てながら。]
(-179) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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/* 正直に言おう。 電車の中じゃ、コーラリアとオペラのみ発言表示していたんだ! かるなすー!
(-178) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[彼女の胸に生まれるのは哀しみか、怒りか。 閉ざされた扉は最早何も語らず、湯女も付けられない。 共にあるのは犬ばかり。 夜を越え、朝を迎え、今も傍に在る犬ばかり。>>+53
くぅ、と首を捻るように見せた態度も、 是正として判じてくれることを期待していた。**]
(+57) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[度し難い、と自嘲気味に呟いたのは人の唇。 邸の奥深く、書斎に籠城した主の低音。
瞼に翳した掌で顔を覆ったまま、 それでも瞼は起こさなかった。
犬の舌が触れた指先は、 ほんの少し、鉄錆の味を口腔に拡げてくれた。 その熱と、甘さに惹かれ、 覗きめいた悪趣味の止め処を見失う。
否、己は確かにこうなることを目論んで、 周到な罠を用意したのだ。
来るな、寄るな、と嘯いても、 本心が何を望んでいるかは、自分が一番知っている。]
(-180) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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「君が、他の女を愛したら、きっと私は相手を殺してしまう。」
[ホテル・コファネットの支配人が肌身離さず持つ金剛石の護符。 この世で最も硬い宝石にありったけの魔力を込めて、 いかなる呪いからも跳ねかえす祝福を授けながら、 金剛石の姫君は愛を歌った。
君が愛するのは、たった一つの石の輝きだけと。 他の呪いさえ跳ね返す、呪いを注いで。]
(-181) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[――――― でなければ。
精巧な意匠凝らされた湯を吐く瓶に、 紅水晶など放り込まなかった。
コールガールが持つ粗悪な三級品と異なり、 内側から女の悦びを疼かせる色欲《ルスト》の石など。
暖められた欲望の輝石は、副作用を持たない純正品。 濛々と立つ湯煙にも卑猥を溶かし、肌から染みる悦楽の術具。
耐性を持つ漆黒には中らぬが、 清き彼女には過ぎたる刺激の淫らな罠。]
(-182) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[血の穢れを理由に、最愛の恋人を自ら手離した癖に、 ずっと求めていた、金剛石の輝きを。
愛した人の石を穢すなら、地に引きずりおろしてやりたいと。 愛した人の石をその身に抱えているならば、 どうか穢れてなどいないでくれと。
求める心に、かける歯止めはとうに無く。]
(-183) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[出逢うはずなどなかった。
――それなのに。*]
(-185) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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/* リアント=ディアマンテ リアント=形見 リアント=従弟 の、どこから繋がるかによって展開が変わりそう
(-184) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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[それでも、自身を唆したのは彼女自身に他ならない。
あんなに甘い声で>>+12 あんなに切ない顔で>>+13 一人の男も知らぬ癖に、誘惑する彼女の落ち度。
惹かれてはならないと訴える理性を、 焦がれる心と本能が裏切っていく。
淡く漏らした溜息は、余りにも狂おしい。 喉奥で辿った名は、二十と五年、 愛し続けずには居られなかった唯一の至宝。
全てを擲ったとしても、彼女以上の輝石は見つからない。**]
(-186) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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/* 好きになったらダメって言いながら、 助兵衛働くまるで駄目なおっさん。
どっかでもっかいキスし隊。
(-187) 2016/06/02(Thu) 01時頃
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私は、シェニねぇに浄化して貰うから大丈夫。
それに――… いいの。 フィにぃの為なら、どうなってもいいの。
だって、………
[>>204優しくない嘘へ心配を寄せるフィエゴに告げたことは。 私の本心で、ありました。
私を欺き、嘘をついたフィエゴを憎らしいと思いこそすれど 私の想いは、変わらないのです。
せめて、私がこの世界からいなくなるまでは。 傍で尽くしたい。]
(211) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[彼に与えた恐怖や、不安は。 ずっと私が一人で抱え込んできたものでした。
穢れた身体と心を持つ私のせいで、 誰かが苦しんで、壊れてしまう不安。
大切な人に見捨てられて、必要とされなくなって。 今まで繋いだ絆を断たれた哀しみ、失望。
今のフィエゴの境遇は、私の過ごした冷たい日々と変わりません。 だから、 …だから。]
(212) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[だから。
――縋ろうとしても、助けてと手を伸ばしたくとも。
あなたは私じゃない夢を見ていたもの。
もっと、私を見てよ。 私を、愛して。
こんなに、あなたを想って、あなたの事ばかり考えて生きてきたのに
……私の知らない夢を叶えた誰かになんか、ならないで。]
(-188) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[寝台の周りを緩慢に移動しながら。 腹部が過ぎれば次は――…
瞳を伏せて、私を見ないフィエゴの腰に、触れます。>>206 練りこむように、大腿や、内股を撫で回すのです。
体勢を低くすれば、私の纏う衣が肌を擽るでしょう。 豊満な胸を時折擦り付けて。 まるで意識するのを誘うように ふたつの弾力をフィエゴのお腹へ届けました。
>>208触れた場所が何処も畏も熟れてゆくのを。 うっそりと見つめては、薄ら笑いを浮かべます。]
(213) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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フィにぃ……、もうすぐ終わるからね。
[フィエゴの首元で光る石を同じ色合いの瞳を細め。 渇望が増してゆくのを、体温の上昇や 男性器へ血が集まるのを目の前にしても>>209 フィエゴに望まれない今、其処へ触れる事なく。
吐息を散らしながら乱れてゆく彼をよそに、 足の付け根を滑っていた指は身体の中心から離れて、 膝や脛を、両手で包み込むように触れて、滑り去ってゆくのでした。]
(214) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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/* あっ、ハイ!(秘話とメモにですよねってかお)
薔薇園でだいぶ培われたしいけるでしょうって気持ちでここまできましたが薔薇園でもだいぶ恥ずかしがりだったそういえば。
でもね、やっぱこう、求められるのは嬉しいので。 おじさまのハートのちんこが萎えないようがんばります。ためにもちゃんとねよう!
(-189) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[足の五指にも潤油を塗りこめば、爪先が輝きます。 そうして、手を、身体を離せば。
おしまい、と小さく告げて寝台から離れてゆくのです。 立てていた蝋燭に顔を寄せ、ふぅ、と吹き消してゆきました。]
さ。終わったよ。 後は、経過を見ましょう。熱が去れば、解呪は成功。
ね――はやく着替えて、上に行こうよ、フィにぃ。 オムライス作りにいこう。
[何も無かったかのように、いつもの私に戻ります。 けれど、フィエゴの身体はどうでしょう。 熱を引かせぬまま、終わったと告げるのは 生殺しであり、拷問に等しい事だと知っています。
けれど、これは『お祓い』なのですから。 フィエゴが求めない限り、――…これで終わりでした。]**
(215) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[
もっと私を求めて。
……もっと、私に縋って。
あなたのすべてを、私に委ねて。
……こんなに愛しているのだから]**
(*24) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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―雑貨屋エウレカ―
いら――…
[元気な声。>>145 姿を見るのは久しぶりで、言葉途切れて開いたままの口をなかなか閉められずに居た。]
……荷物運びでもしないと、顔を見せないって?
不義理なものだわ、カルナス。 冷たいの。
それに、まるで此処に客が居るのが珍しいみたいな、そんな物言いするのね。
[問いすら冷たいと。微笑むオペラとは対照的。>>157 喜ぶカルナスが置いた荷物。
工芸家からの届け物とは、さて。]
(216) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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ねぇカルナス。シャオはなんて? 何も言わずに、あなたにこれを預けたの? 運べって?
とうとう雑貨屋に作品を置く決意が出来たのかしら……。 当のシャオは?
[店主の内では線が結びつかず、浮かぶのは疑問符ばかり。>>165 ケーキを待つ間、開いたままの箱からチョコレートをまた一粒。]
――はい。カルナスも。
[甘く、少し苦いチョコレート。]
(217) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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オルコットさん、その姿は……。
[一目見れば何かが起こったか判る姿で彼はいた>>193 刺殺体の側に落ちていた布と同じ服。 お世辞にも新しいファッションとは言えない裂かれた服と 香る精と死の匂いに苦しくて顔が歪んだ。
当のオルコットの座り込んでこちらを見る目は、 捨てられた猫の様で。
逃げようとしているのか、拒絶なのか、それとも 助けを求めているのか。
言葉にし無ければ、行動しなければ何も判らない。
だが動かない、動けないからこそ、彼を放っておけなかった。
あの客が何故夜に店の近くにいたのか。 あの刃物は客が持っていたのか、それとも彼が持っていたのか。
何故あの客は死んだのか。
『何故』ばかりが浮かんでくるが、何1つ言葉に出来ない。]
(218) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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……何が?
[やっと返せたのは、自分への問い掛け>>197に対して。 彼がどんな思いで守りの石をくれたのか。 そして呪いに満ちた店で変化したのか。
自覚が無い自分には説明出来ず、困惑の表情を浮かべたが。]
オ、オルコットさん!!
[緊張の糸が切れた様に傾ぐ身体に慌てて手を伸ばす。 冷たい身体に鳥肌が立つが、落としてしまわない様に しっかり抱きしめた。]
……俺の店、行きましょう……?
[寝間着姿と破れた服の2人なんて いつまでも隠れてはいられない位怪しい出で立ちで、 何も無くても警察に通報されそうだ。
意識を失った身体は重く1人で運ぶには難儀すぎた。 それでも彼を放っておくことは出来ない事と、 やはり店が一番近い事もあって。
何とか辿り着いた時には表は随分騒がしくなっていた。]
ただいま、リアント。リアント?
[いる筈の人物にそっと声を掛けてみても返事はない>>202 心配にはなったが、外の声を聞いていれば 警察の単語も飛び交っていて、納得せざるを得なかった。]
(219) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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そうよ、見ていたの。
[そんな訳は無いけれど。正解と驚き顔にしたり顔。>>167 紅茶でも珈琲でも、店主の腕より確か。
待つ間に、カウンターに頬杖をついてカルナスを見る。 じぃぃぃと、じぃぃぃと熱い程に。>>194]
ねぇ、何を みているの?
[見ていたの? と。 揺らす深海珊瑚の色は黒とは遠い。]
顔色、悪いわよ… ケーキ、カルナスの分も残して置くからね。
気を付けていってらっしゃい。
[機器《ラヂオ》は壊したのに。ただ見送ることしか出来なかった。]**
(220) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[きっとリアントなら大丈夫。 そう信じて、今はリアント以外に初めて招き入れた 他人をソファへ寝かせると服を脱がせて手が止まる。
こびり付いたそれを前に手は震えて、 静かに毛布を掛ける位しか出来なかった。
どうすれば良いのだろうと悩む間もなく、 店の戸が叩かれた。
警察と名乗る声に、覚悟を決めて。 彼が渡してくれたお守りを握りしめ、現場から隠した 石と布を彼の手に握らせ彼を1人室内に置いて 今起きたとばかりに表へ出て行った**]
(221) 2016/06/02(Thu) 01時半頃
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[パーヴィスの浄化はシャニカがすると聞けば安堵を浮かべて。 だが、続く言葉には困ったように眉を少しハの字に下げた。]
―――…そんな事、簡単に言うな よ。
お前の命は、お前だけのものだろ………? もっと自分を、大事にしろ。
[嬉しい言葉を貰うも、それでも。 所詮人間は自分が大事なのを知っているから。 居なくなると言ったパーヴィスの傍に、居れるわけじゃないから。
でも、居なくなるまでは己が隣にいてやるから。 大切な、大事な “幼馴染”として。>>211]
(222) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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[己が感じた恐怖や不安が、 パーヴィスが感じて抱えてきたものだなんて。 そんな事これっぽっちだって考えていない。
何故自分だけこんな目に合うんだ。 そう、思っていたから。 怖くて、辛くて、苦しくて、助けてほしくて。
それを救ってくれたのがパーヴィスだから。 この感情を感じるのは己だけでいいと思っていた。>>212
普段から弱みを見せないパーヴィス。 大丈夫だと言って、何かを隠していたのかもしれない。 それでも、己はパーヴィスが助けてと求めてくるのを、 待っていただけなのかもしれない――。]
(223) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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[ゆるり、とパーヴィスは移動をしながら、 その指はまるで踊るように愛撫をしていく。
腹部を過ぎれば、太腿、内股と撫でまわされ、 その度に歯を食いしばり甘い刺激に耐えて。
パーヴィスが大勢を低くすれば、 肌に掠れる布が快楽を上乗せしていく。
まるで誘われているように、己にはないその弾力が、 何度も何度も擦り付けられて。
触れられた箇所、全てに熱が籠る。 身体が疼き、考えもしない性欲が己に襲い掛かり。>>213]
(224) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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っ――、
[最早、声を出して答えられなかった。 首元で光石の存在に気付かずに、徐々に上昇する体温。 身体中の血液がまるで屹立へと集まっているような、 触れれば爆ぜそうな程成長していた性器。
きっとバレているだろう、なのに触れられもせず。 当たり前だ、これは “お祓い”。 目の前に居るのはお祓いをしてくれている “幼馴染”。
その幼馴染相手に勃起してしまったなんて。 ただただお祓いを己の為にしてくれているだけなのに。
身体の中心から離れた指は、膝等にも細かく液体を塗り込む。
故に――――身体が疼いて、仕方がないのだ。>>214]
(225) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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[ピン、と張り巡らせた足の五指の先々まで丁寧に塗り込まれ、 パーヴィスの手が己の身体から離れた。
蝋燭は吹き消されて、お祓いは終わった。 そうパーヴィスの声を聞けば、ゆっくりと疼く身体を起こす。]
っ、あ ぁ…… あり、 がと……… 、 こりゃ …けっこ、 しん どい … っ
[身体が、性器が熱くて焦がれそうで。 だが、身体が熱くなるのは事前に聞いていた。 それに耐えると己も決めた。
お祓いが終われば、パーヴィスはいつものパーヴィスに戻る。 明るく、健気で可愛らしい女の子。 無邪気にオムライス作りをしに早く、と己を急かす。>>215
当の己は、まるでドライオーガズムでもしそうな程の性欲。 身体を動かす度に擦れる下着が身体にビリ、と電気を走らせる。
まるで性行為で達そうに達せない状態という拷問。 そういう表現がきっと今の己にはあっているのかもしれない。]
(226) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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ぁ、 な ぁ………パ、 ヴィス…… 。
これ ほん とに、熱…引く、 んだよ、な…?
[脱いだ服を震える手で取り再び着替え、 まるで性慾を露わにしながら昂る性器を隠す様に。
もしかしたら慰めればこの熱は治まってくれるのだろうか。 だが、神聖な教会たる場所。 そんな行為をたとえトイレでだろうとも出来るわけがない。
―――やはり、熱が引くのを待つしかないのか。
そう心で呟きながら、ベッドからゆっくりと立ち上がった。]**
(227) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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/* 既に軟禁されてる様なもんだしなwww パーヴィスは本当に連日遅くまで有難う! 僕も寝不足だよ!一緒にお布団で寝よう!**
(-190) 2016/06/02(Thu) 02時頃
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―回想・雑貨屋>>141>>*6>>*15―
[放ったままの部品。 動かなくなった機械《ラヂオ》。
不良品以外になんと呼ぼうか。]
……不思議ね。 『私たち』には不良品なんて、在りっこないのに。
物には、あるんだから。 不思議。
[『女性』であり、コーラリアが失くしてしまった『男性』でもある幼馴染。 両性ある事を隠さなければならない程、この世界は深海のように息苦しい。>>2:164 月がふたつあるのを、夢の中でしか赦してくれない。>>2:*14]
(*25) 2016/06/02(Thu) 03時半頃
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いいの。そのままにしておいて。 気が向いたら片付ける。
[いつになることやら現時点では不明。
幼馴染の普段の買い物とは随分かけ離れた買物に、店主の視線は真珠と蝦蟇口とを往復する。]
…………
[黙り口に弁解の声。]
媚薬って、あの媚薬――でしょう? 体が……その、えーと アレしてしまう感じの。
[ごにょごにょと効果を誤魔化してしまうものの、2人の思い描く媚薬に差異はないようだった。]
へぇ、聖女さまに、頼む代物だっけ?
[医療目的だとしても。店主は眉を顰める。]
(*26) 2016/06/02(Thu) 03時半頃
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……というか、なんで引き受けてしまうのよ。 私の耳にも届いているんだから。
何なの。なに隙を見せてるの。 あんな噂を人の口に上がらせるだなんて。
[思わずパーヴィスの手を握ろうとする。 互いに大きくなった手を。>>2:165 変わってしまった指を。
聖女が春を売るだとか、何だとか。 広がりかねない噂の種。 盛大に息を吐き、店主は2段しかない脚立を置く。
高い位置に在る棚の鍵穴に、銀色の鍵を差し込むために。>>144]**
(*27) 2016/06/02(Thu) 03時半頃
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/* 2日目のログを追うのは明日にするわ! だってもう4時が近いのですもの……
(-191) 2016/06/02(Thu) 04時頃
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― 回想>>194 ―
あら、そう?
[慌てて帰っていく彼を見送って。
彼の内面は知らないから、ケーキを持たせてあげれば良かったって思いつつ。 コーラリアの方を一度振り向いてから首を傾げた。 彼女は何か気が付いただろうか。 彼の様子が急に変わったけれど、その切欠でもあったのだろうかと。]
(228) 2016/06/02(Thu) 07時頃
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あら、見られてたんだ?
[そんなはずは無くても、そんな風に彼女に返して。 また2人だけになってしまうと、チョコレートの箱から一粒摘んで。 彼女の口元にさっきのお礼とばかりに運んでから。
もう一度、店内を見回して。 雑貨の趣味自体は良いのに、どうしてか客入りはそうでもないらしい。 尤も、あまり繁盛するようだと今度は自分がこんな風にお茶に来たり出来なくなってしまうのだけれど。]
(229) 2016/06/02(Thu) 07時頃
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/* なんというかさ、うん。 今回ほんとうもうしわけなくなって うぅ、噂もそりゃ怪盗のが勢いあるし、呪いの浄化もかぶるしなあ。精神的に追い詰められてないって、どうしよう。
(-192) 2016/06/02(Thu) 07時半頃
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[ 分かったと答えた怪盗との通信を終え。 向かった先、そこへ行けば見えたのは 警察の姿であった。>>201>>202
善良なる市民の味方。 されど今は、顔を合わせるは少々まずい。 時間を取られるのは、面倒だ。
戻ってきた書店の主も見える>>219 今起きてきたというばかりの顔が、…ふむ。
見えぬ呪い蝶を遊ぶ手が、踊り。 溜息を1つついた、全ては思惑外。
ひとつじゃなくても良いと言った伯父の言葉が蘇る パチンと扇鳴らし、影は歩いていく。路地裏へ ]*
(230) 2016/06/02(Thu) 08時頃
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[ だけど、俺は1つしかイラナイ。 ]
(*28) 2016/06/02(Thu) 08時頃
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[ 幼い頃の裏切り。>>199 それを裏切りだとは思っていない。 悦ぶ父など、一度たりとも見た事がなくとも。
似ない才能。似ない顔立ち。 それでも確かに父の子は俺で、
嗚呼、あの日の顔を今も覚えている。 友を撫でる父の顔を、撫でられた友の顔を。
…よかったねって、思った。 熱に浮かされた心で。よかったなあって。 ]**
(231) 2016/06/02(Thu) 08時頃
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[ 嘘だけど ]
(-193) 2016/06/02(Thu) 08時頃
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[ 大事なものを取られた瞬間。 思えばこの頃から、父が嫌いだった。 気恥ずかしげになど呼ぶでない。
其れは、唯の俗物だ。 父によって友が穢される。そんな感覚。 俺のように穢れてしまうとばかり。
だから、初めての呪いは其処にある
友の母の形見。 何度触れても穢れたそれはまだ癒なくて。] **
(-194) 2016/06/02(Thu) 08時頃
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/*のろい、うう。 あっちのがうまいしなぁ…(。
(-195) 2016/06/02(Thu) 08時頃
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だって――……。
[自分を大事に。 命は私だけのもの。>>222
残り9日しか無い私の人生を想えば、 本当にフィエゴが呪われていたとしても 捨鉢になるのを厭わないでしょう。 他人を捨鉢にする事だって躊躇いませんでしたもの。
いえ、たとえ死期が近く無かったとしても。 フィエゴに尽くす事を恐れなかったでしょう。]
………
[だって、の先に紡がれる言は。 彼に身を捧げたいと願う私の想いは。
……フィエゴに明かせないまま。]
(-196) 2016/06/02(Thu) 08時半頃
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[奥歯をギチと鳴らして耐え忍ぶ様は、 いじましいものでありました。>>224 普段は私を異性として見てくれない彼が 私の手で、私の身体で興奮してゆく時間は この上なく、甘美なものだったのです。
風呂場を覗いた時は大人しかった其処が。>>225 今やはち切れんばかりに膨れ上がっていて。 皮膚を辿りながら、幸せそうに目を細めます。
お祓いと称した淫行行為に心ときめかされ 恋心を抱え込んだ胸奥が、軋むようでした。
下着にテントを張らせた場所は、 彼の身体が私を求めている証拠でもありました。
あなたも、私と同じになってくれている。 嬉しくて、幸せで、堪りません。]
(-197) 2016/06/02(Thu) 08時半頃
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[――伝えなければ分かりません。 作為的にそうしているのか、こうなっているのか フィエゴに疚しい心があるからこうなっているのか
言わなければ、後者の事実だけが残るのでしょう。 言わなければ、罪の意識と快感に狂う彼だけが残ります。
私の願望を叶えてくれた、素敵な魔法に感謝をするのです。
あぁ、その手に。 その腕に。
縋られたい―――…]
(-198) 2016/06/02(Thu) 08時半頃
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/* いやもう朝から本当にご馳走様です―人―(拝む
こんだけコアが合うからサクサク進む本当に有難き幸せっ
(-199) 2016/06/02(Thu) 09時頃
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……大丈夫? すごい苦しそう。
[>>226フィエゴの身体の変化は当然解っています。 寝てばっかり、は終わりです。 普通の生活できるかを測る時間がやってきたのです。
たとえ、今日休みであったとしても。 その熱が引かない限りは、勤めを出来るのでしょうか。 >>227修道士の法衣は、体つきを隠すものです。 けれど、彼が仕事に履いてゆかなければならないのは 変調を隠せないズボンです。
子供の前でそんな熱を抱えていられるほど、 フィエゴに羞恥心が無いとは思いませんが。]
きちんと祓えてれば、身を清めたことで 熱も下がると思うのだけどね。
経過を見守るしかない、としか言えないわ。
[一枚繋ぎの余裕ある衣は、フィエゴの欲求を隠してくれます。 けれど、身体が抱え込む熱は、そのままでしょう。]
(232) 2016/06/02(Thu) 09時頃
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[黒いインクは。 私の血を混ぜ込んだものです。 私に触れられて、異常な興奮を覚えるもの。
私と接触する事で、色欲を芽吹かせて 私に慰められ、収まるのでしょう。 彼がたとえ自分を慰めても、到底鎮まるものではありませんでした。
催淫効果のある塗り薬は、呪いの威力を高め続けます。 きっと、衣が擦れるだけでも狂おしい筈です。
私が熱に触れなければ、永続する呪いでありました。]
(-200) 2016/06/02(Thu) 09時頃
|
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[道具を片付けるべくひとまとめにして。 フィエゴと共に、上階へと運びましょう。
厚い扉を開き、階段を上ります。
道具を私室の棚へしまい込めば。 教会の古いキッチンへ向けて、歩き出しました。]**
(233) 2016/06/02(Thu) 09時頃
|
|
[だって、の先の言葉は紡がれることが無かった。 己で精一杯の今、深くまで追求する事も無く、 己はただ、自分を優先しろとしか言えなかった。
お祓いを始めた事で襲い来るのは異常な興奮と欲求。 確かに最近忙しくご無沙汰だったかもしれない。
だが、あの指使いだけで身体が反応してしまったとでもいうのか。 触れられた箇所が、見つめられた視線が。 煩いほど響く鼓動が、熱欲として屹立へと注がれる。
決して、決して疚しい心があるわけじゃない。 目の前に居るのは変わらない “幼馴染”だ。
でも、だけど――身体の疼きはパーヴィスに向けられているもの。
欲求に負けてしまえば彼女の腕を引き、 この場で押し倒してしまう。 そんな男にはなりたくないという理性がギリギリのラインで繋がれ。 縋りたい腕を伸ばすのを耐えていた。]
(234) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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|
――…だ、 いじょぶ 。 これ ぐら、ぃ ……
……っ、
[強がり等所詮は強がりに過ぎない。 お前の手付きで勃起した、なんて口が裂けても言えない。 これに耐えれば楽になれるんだ、きっとそうだ。
そんな淡い期待を抱くのは、 お祓いが効かなかった事を考えていない証拠だろうか。 法衣を着てようやく見た目隠れる欲求の証。
熱は収まる気配がまるでない。 触れられた箇所の奥底から疼き、 触れてもいない性器が下着の中で昂る。
もし、もし熱が収まらなかったら仕事に等いけない。 大丈夫、きっと大丈夫だと言い聞かせるだけで、 結局現状は何一つ変わってはいない。>>232]
(235) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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[結局石に描かれたものは何だったのか。 きっと御払いの魔法なのだろうけども。
まだこれが始まったばかりだなんて考える事も無く、 暫くすれば昂る熱も引いてくれるだろう、そう思い込んで。
その塗り薬の正体が清めるものではないと疑う事もせずに。
衣服が肌に擦れるだけで小さな悲鳴を上げてしまいそうになる。 下手すればこの擦れだけで下着越しに熱を吐き出してしまいそう。
そんな粗末な事出来るわけがない。 逐一力を入れ理性を保ちながら、厚い扉が開かれれば、 パーヴィスと共に階段を上るべく一歩を踏み出す。>>233]
(236) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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――― … っ…… 、
[歩くだけの振動で身体に響き疼きを増加させる。 パーヴィスが此方を気にするようなら大丈夫、 と、途切れ途切れに声をだしながら。
なるべく普通に、普通にと階段を上がる。 既に薄ら下着にカウパーを滲ませているのは己自身分かっていた。 分かっていたけどどうにもならない。
ただパーヴィスに悟られない様、バレないように後を付いて行き、 キッチンへと到着する頃には普段じゃあり得ない位、 額に汗を滲ませていた。]
ぁ…わり ぃ…… 俺たま、 ご……
――――…ッ、
[卵、と言いかけて思い出す昨日の出来事。 キッチンの壁に思わず背を預け口許へと掌を当てる。
鶏の死骸、卵が産みだされる場所に耳飾りが。 ―――そう考えただけで、薄らと身体を震わせた。]**
(237) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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/* 上手い具合に動かないと、更新同時にパーヴィスが動きづらくなっちゃうし。
もう本当に僕だけ楽しんでないだろうか[まがお] シャオんとこも自推希望してるから増えなかったら二組落ち。
もしかしたら思ったより早くエピっちゃう可能性…?
(-201) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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|
/* パーヴィスの心が刹那過ぎて、 何で此奴気付かないんだよってフィエゴを殴りたくなるよね(まがお
もうちんこ切り落としてしまえば(ry
(-202) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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[どこかひんやりとした裏路地を歩くうち、 足が向けられたのは馴染みの書店の方角。
まさか素性を調べている相手が飛び出してくるなんて 思いも寄らない。>>202 よほど焦っているのか、 ちらりと見えた顔色はひどく悪かった。
背中を向けた彼は、こちらに気付かない。]
(-203) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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|
[手を、伸ばす。]
(-204) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
|
|
[背後から手の平で相手の口を塞ぎ 振り返ることの出来ぬよう、頭を固定する。 かかる負荷に痛みを感じたかもしれないが、 声をあげることは適わない。
暴れる手足をあしらいながら、 襟元から衣服をはだけさせる。 釦がいくつか弾けて転がり落ちたかもしれない。]
(-205) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
|
|
[見下ろしたその背中に、片羽めいた痣を見つけ 小さく息を飲む。
かつての恋人の背にも同じものが刻まれていたことを、 幼い頃より知っていたのだから。]
(-206) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
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|
[嫌な符号ばかり増えていく。 歪な音で、組み合わさっていく。
ぎり、とくいしばった歯を、片羽の上に立て、
苛立ち混じりに残したのは、赤い咬痕。
ぶつり、と皮膚を裂いた感触が生々しく頭に響いた。]
(-207) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
|
|
[混乱に陥った相手は、暴れたか、 あるいは恐慌故に固まっていたか。
いずれにしても、彼が我に返った時には襲撃者の姿はなく、 正体も知れぬまま。*]
(-208) 2016/06/02(Thu) 09時半頃
|
|
[街中のそこかしこに姿を見かける警官たちと 時折挨拶を交わしながら、散策めいた足取りで向かう先は様々。
通りかかった店の前、硝子窓に映った自分の顔を見て ハンカチで唇の端を拭う。
薄赤く汚れたハンカチをしまいながら、 口内に残る血の味を飲み込んだ。**]
(238) 2016/06/02(Thu) 10時頃
|
|
/*
そう……、それなら良いんだけど。
[必死に紡がれる言に、説得力は薄く。>>235 『お祓い』の影響の深さを如実に感じさせるもの。>>234 衣服のお陰で、隠すべき場所は隠れましたが フィエゴの抱える問題をきれいさっぱり晴らすには 至らないようでした。
服を着るだけでも苦しそうです。>>236 心配そうに表情を固くしました。
階段を昇る間、歩調をゆっくりに合わせます。 必要そうであれば途中の道で手を貸しますが フィエゴの身体を楽にするどころか 今の状態を、さらに悪化させるだけです。
――…彼の熱を高めているのは、 他ならぬ私なんですもの。>>234]**
[階段を昇るだけの摩擦でも、 私に見えない所で熱は育つのか。>>237 漆黒の修道着の内側は覗き見れませんが 尋常ではない状態だと分かります。
背を向けて歩いてはいるものの。 乱れた呼吸を背後に感じ、振り返ります。
その度に、大丈夫そうに聞こえない声色で 大丈夫だと訴えるフィエゴに眉を寄せます。
再び正面を見据え、歩く間。]
[フィエゴの苦しみ、耐える姿は好ましく。 喜悦に綻びます。
熱が勝手に引くなんて、ありもしないのに。]
[綺麗に整頓こそされていますが 長年改装を行っていないキッチンは、 どこか古ぼけた作りでありました。
脇の貯蔵庫から卵が沢山入った籠を取ります。 『ライト』が持ってきてくれた卵です。]
昨日ね、近くの農場の子が分けてくれたの。 買い出しに行かなくて済んで、助かったわ。
あとはご飯も炊かなきゃね。
[篭ごとぎっしり詰まった卵を抱えて。
フィエゴを振り返ります。]
[――――あの鶏から産まれたのも、 もちろん、この中に混じってる事でしょう。]
どうしたの?
[壁に凭れて口許を覆うフィエゴを心配して ひどい]
(-209) 2016/06/02(Thu) 10時頃
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/* >自推予定 !!!???
>>また早期落ちの予感!!<<
(-210) 2016/06/02(Thu) 11時頃
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― 雑貨屋:エウレカでのこと ―
[開いたままの口がふさがらぬ>>216 雑貨屋、エウレカの主はそんな様子で半年ぶりに己を出迎えた ちくり、と痛いところもつきながら]
そんな拗ねなくても。 つい色々あって、挨拶が遅くなっただけっす。 ただいまっすよ。
[幼馴染でもある彼――彼女に微笑んだその後は、 あわわっと慌てて弁明]
ってそういうこっちゃねーっすよ。 オペラと、ラリアと、 酒場以外での組み合わせを見るのが久しぶりってこと!
[何せ半年ぶりなのだ 柔らかに微笑む美人さん――オペラ>>157とは対照的な その様子に苦笑と共に言い訳を言った後]
(239) 2016/06/02(Thu) 11時頃
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んにゃ、何も聞いてねーっすよ。 今日俺が出かけるから、序にって>>131
[それが守りの品、であることは説明されていなかったので コーラリアにはそう告げたのだが 納得してもらえたのか、どうか
ケーキを待つ間に、自分にも、と>>217 甘くて少し、苦いチョコレートを受け取って それで美味しそうに頬張っていたの、だが
悪夢は迫る。影の様に蜷局撒いて]
ぇ、あ。
[なにを、みていたか?>>220 熱い程の視線と、揺らす珊瑚の色――それがとてもとても
グラニエ(先程の、己を見た眼球)に、重なって]
っ、なんでも、ないっすよ。 ……ん、いってくるっす。
[笑みを張り付け、雑貨屋を逃げるように後にする 蒼の、黒の男が、何故かっ追てくるような気がして、怖かった*]
(240) 2016/06/02(Thu) 11時半頃
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―→ 街 ―
[悪夢から逃げる様に雑貨屋を後にした その時か。またあの時の――少女が 己の前に現れる
マジックのお兄ちゃん、と呼び留められて 差し出された手紙は見覚えのあるもの だが、それは中身が挑発的な文面などではなく
くすんだ、魔法の石]
……?
[不思議に思いながら触れた時 世界がぐるり、反転する
まるで悪夢が現実である様に]
ぇっ!?
[まず、明かりが消えた。と感じた 蛍石は光が書き消え 街を彩るは深海の光、淡く。周囲は暗く濁り 建物は瓦解し、まるで災害に逢ったかのような]
(241) 2016/06/02(Thu) 11時半頃
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な、なんっすかこれは……!!
[いきなり?こんなのありえない、幻か 昨日の様に。ハクには見えなかった 俺にしか見えぬ黒の狗を思い出し、顔が青ざめる
叫び声に怪訝な顔して振り向いた 行きかう人々は歪な物になり果てる その中には知り合いも、いて
捥げた首をぐるり回し振り返る黒髪 艶やかなそれにこびりついた脳髄 血塗れの脚を持つ、赤髪の青年 枯れ木の様な手を手招く姿代わらぬを地で行った友人
施設は燃え、教会は罅割れ十字架も朽ち ホテルはまるで狂いの晩餐を行っているかのようで]
う、ぁ。ぁ……
[わからない。どうして、こんなものがみえる 己を呼び止めるパン屋のおばさんの 持つ物すら、悍ましいものに変わり果てる
それが友に話した奇術の種、其れの応用とは気づかずに 逃げる様に街をさまよう
どこも、かしこもが恐怖を煽り 狂わぬところがない様に、己には見えた 現実には、今までと変わらぬ日常があるのだが 今の自分には見えて、いない]
(242) 2016/06/02(Thu) 11時半頃
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[どれもが、どれもがやがては襲う蒼の、黒の男に重なり 無数の腕が自分へと迫る
その中の1人に、惚れた女の姿を、見て]
グラニエ……! ……?ぐら、にえ?
[その場に。此の街にいる筈のない、女 如何しているのかと。問いかけようとした時にだ
空洞の顔、乱れ髪で彼女は己を掴もうとする 其れが怖いと、引き攣った音を喉は、奏で
振り解く様に其れからも逃れ、逃げ出す 何処へ行けばいい 何処へ――……いけば、逃げられる?
何も見ない様にと、”瓦礫”の隙間 現実では路地裏に身を顰め、息を整える
何処まで行けば悪夢が解放されるのかわからずに 否、これは悪夢なのか? 現実、なのかもしれない。何方だろう
曖昧になりつつある境界線 懐の中で割れる硝子玉1つ 気づかぬままに、震える呼気を空に散らす*]
(243) 2016/06/02(Thu) 11時半頃
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/* え、施設燃えてんの!?
(-211) 2016/06/02(Thu) 11時半頃
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そう……、それなら良いんだけど。
[必死に紡がれる言に、説得力は薄く。>>235 『お祓い』の影響の深さを如実に感じさせるもの。>>234 衣服のお陰で、隠すべき場所は隠れましたが フィエゴの抱える問題をきれいさっぱり晴らすには 至らないようでした。
服を着るだけでも苦しそうです。>>236 心配そうに表情を固くしました。
階段を昇る間、歩調をゆっくりに合わせます。 必要そうであれば途中の道で手を貸しますが フィエゴの身体を楽にするどころか 今の状態を、さらに悪化させるだけです。
――…彼の熱を高めているのは、 他ならぬ私なんですもの。>>234]**
(-212) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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― ???の邸 ― [四足の獣よりよほど主人の躾を受けている女中は、 静かに、饒舌な眼差しで私を罵倒する。 互いに理解し合えない見解は一致していても 言語そのものを使う価値もないと――まるで、 家畜を前にしたかのような眼差し。>>+56
それは、決して隣に佇む獣には向けられぬもの。 サーベラスを軽んじてきたつもりはないが 人である分、優位に立っているつもりでいた。
好き勝手に連れまわし、労をねぎらい、 手厚い保護を与える動物への愛護行為。 持たざる者が一瞬だけ、与える者になれた気で。 それらも想い違いだと、靴裏で踏まれた気分。]
……ん。
[全身に纏わりつく卑屈を拭ったのは、薄い軟体。 小指にまた、湿り気と小さないたみが走る。 けれど今度は驚くことも窘めることもしなかった。 嗚呼、このこは、何も変わっていない。 心細い夜を沿い、独りの夜に安心を添え、 従者が底辺に置く私を変わらず慕ってくれる。]
(+58) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[”彼”に対する不信や遺憾、無礼がすべて わたしの貧しさ、卑しさが生んだ疑心。 それが誤解だと教えてくれるような慈しみに。 ささくれが少しだけ塞がる心地。 同時に思い知る、己の狭量さ。 呪いのように鼓膜に響く、母の、聲。>>+54]
ありがとう。 あなたがいてくれるなら、あたしは大丈夫。
[もう何度となく繰り返した科白。 これまで通り気安く、艶やかな短毛に指を埋め、 頬を摺り寄せた。 そんな様子に呆れたのか――何か、想う処あるのか 女中はそのまま、私とサーベラスを置きざりに 扉が閉まるのをじっと見据えて。>>+56]
(+59) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[階段を昇るだけの摩擦でも、 私に見えない所で熱は育つのか。>>237 漆黒の修道着の内側は覗き見れませんが 尋常ではない状態だと分かります。
背を向けて歩いてはいるものの。 乱れた呼吸を背後に感じ、振り返ります。
その度に、大丈夫そうに聞こえない声色で 大丈夫だと訴えるフィエゴに眉を寄せました。
先を歩き、正面を見据え直した私の顔は、 フィエゴには、見えません。]
(244) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[フィエゴの耐える姿は非常に好ましく。 可愛らしいのです。
熱が勝手に引くなんて、ありもしないのに。 かわいそうなフィエゴ。]
(-213) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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あーもう、なんなのよ……! なんであたしが、こんな… こんな扱い、受けなきゃなんないの。 [重苦しい空気から脱した後、爆発したのは 怒りと、そして哀しみの両方。>>+57
カウチに投げた外套を再び掴み強く握りしめた。 ――言葉にできぬ憤りと心細さを、皺として刻む。
(それでも、……。)
気持ちを落ち着けるのにしばし時を要し、 それからやっと、背中のファスナーを摘まんだ。]
(+60) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[今朝方湯浴みに誘った時は澄ましていたのに、 自分の家だと勝手も、寛ぎもやはり違うのだろう。
小さく鳴いて首を捻る様にかわいい、と笑い 勝手に了承と取ることにした。
私の振舞いが意にそぐわないことだと理解すれば、 彼はちゃんと、行動で示すから。>>+40]
(+61) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[綺麗に整頓こそされていますが 長年改装を行っていないキッチンは、 どこか古ぼけた作りでありました。
脇の貯蔵庫から卵が沢山入った籠を取ります。 『ライト』が持ってきてくれた卵です。]
昨日ね、近くの農場の子が分けてくれたの。 買い出しに行かなくて済んで、助かったわ。
[篭ごとぎっしり詰まった卵を抱えて。
今もまだ熱に浮かされたままの彼を振り返りました。]
(245) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[衣服を緩め、上下ともすとんと足元に落とす。 くっきり浮かぶ肩甲骨と鎖骨の下には、 房、と形容するにはあまりにも脂肪の少ない それでもかろうじての膨らみが、ふたつ。
矯正下着を身に着ければ多少嵩が増すだろうが、 そういったものから遠い私には、くちびると 色の変わらぬ色素を湛えた突起を隠す タンクトップでじゅうぶん。
それも裾を捲り、首から引き抜ぬくと。]
――…なあに? えっちー。 [見上げる隻眼に、からかうように笑う。 なんとなくいつもより"観られている"感覚が強く そんなの自意識過剰だ、と自嘲混じりに。]
(+62) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[――――あの鶏から産まれたのも、 もちろん、この中に混じってる事でしょう。]
(-214) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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ねぇ、すごい汗…… 拭いてあげる
[壁に凭れて口許を覆うフィエゴの額には まるで全力失踪した後のように脂汗が浮いています。 ハンカチを手にし、差し伸べかけて。
まるで卵に怯えているようなフィエゴの態度に、 不思議そうに瞳を丸くし、首を傾げたのです。]
え?卵が……どうかした?
[身を震わせるフィエゴが心配です。 一度、調理台に籠を置いてから。歩み寄りました。]**
(246) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[……けれど、一度視線を意識してしまえば それを振り払うのは難しく。
清潔さと肌触りを重視した下着の縁に指をかけ、 降ろす時はサーベラスから背中を向けた。
秘部を覆う、髪色よりやや濃い紫を隠すように 脚をまげ、片足ずつ剥がして。 最後に眼帯も外せば、一糸まとわぬ姿になる。
脱いだ物を畳み、外套の横に揃え終えると 水音が響く部屋への扉へと。]
わ……すごい。きもちよさそう。
[其処にあったのは聳え立大理石の柱と、床。 施設のこどもたちが一度に入れそうなほど広い浴槽に これも何かの魔法なのか、意匠が施された瓶から 溢れる湯からは、微かな芳香のようなものが漂う。
ここまでの経緯は不本意でも、 眼前に広がる湯殿は娘に悪態より高揚を抱かせた。 非現実すぎて、感覚がマヒしつつあるのかもしれない。
――それが、既に。 悪戯に湯に投じられた紅水晶の影響だと思いもせずに。]
(+63) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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/* またしてもパーヴィスサンドしちゃったけどまあまあ。 地上とお墓だし。 (おじさまの発言抽出してるやつから投稿したら気づかなかったってやつですごめんんん。)
(-215) 2016/06/02(Thu) 12時頃
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[立ち込める湯気が、毛穴を緩ませ水分を吸収していく。 縁に立ち、膝を曲げて身体を丸め水面に指先を浸すと、 逆上せないくらいのぬるめの温度。 これなら、サーベラスが火傷を負うこともないだろう。
とはいえ、実際に彼が身を投じる必要はなく、 犬の身体を洗ったことがないことも事実。
足指から上に少しずつ、かけ湯をするのはこの身にのみ。]
はー…。
[遠慮がちに差し込んだ足は、引きずり込まれるように みるみると肩まで鎮め、全身を湯に浸す。 この数刻で溜まった疲労が溶け出すような温もりに 浸るように顎を逸らし、息を吐く。]
(+64) 2016/06/02(Thu) 12時半頃
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[階段を上るのも一苦労だった。 時々後ろを振り向くパーヴィスに何度も大丈夫と告げて。>>244
熱が引くだろうと信じている己を、パーヴィスは如何思っていたのか。
キッチンへ着いた後パーヴィスが大量の卵を持ってくる。>>245 近くの農場と聞けば、己の動きも止まる。 そして震える身体を見れば当然の様にパーヴィスは心配するだろう。]
ごめ……だい、じょぶ ……… 。
[怯える己の体をを不思議におもうパーヴィスは、 気を使いハンカチを手にして首を傾げていた。
近くの農場と言えば、昨日会っていたライトかもしれない。 そのライトが持ってきた卵だとしたら。 ―――あの鶏が生んだかもしれない卵だったら。
如何したと言われても言葉が出ず、ただ荒い息を吐いて。 少し離れていたパーヴィスが歩み寄ってくる。 特に避ける必要も無く、パーヴィスが汗を拭うため、 己に触れたその時―――、]
(247) 2016/06/02(Thu) 12時半頃
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ひっ ―――― …… ッ、
[抑える事も無く喉から出たのは間違いなく嬌声。 触れられた瞬間、まるで感じてしまった、 と、言わんばかりの欲求が突然全身を駆け巡った。>>246
突然蒸し返す欲情が、下着を押し上げて痛みすら感じてしまう。
自分の身体に一体何が起きているのか。 パーヴィスは唯ハンカチで汗を拭ってくれただけだと言うのに。
甘い吐息を吐き、思わずその場にしゃがみ込んでしまう。 立っていられないほど脚が笑ってしまっていた。
ドクドク、と鼓動が煩い。 自身が育つ度に下着が窮屈になり、 多少なり吐き出していたかもしれない。
それがまたヌチ、と擦れ快楽の連鎖となってしまう。]
(248) 2016/06/02(Thu) 12時半頃
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[止まらない、汗も、動悸も、欲情も。
しゃがみ込んだままパーヴィスを見上げる瞳は、 チョーカーに嵌まってる石と同じ色をしていたかもしれない。
――――欲に溺れる石の色と。]**
(249) 2016/06/02(Thu) 12時半頃
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[身を清めると言っても、どこまでだろう。 メイドの言葉も、此処に運ばれた真意も半分も理解せず。 侍女もなければ訊ねる相手は物言わぬ黒犬のみ。
とりあえず、と。 普段身体を洗うように左腕を手首から肩へ。 湯をかけ浸すように右手で撫で擦った時。]
んっ、……?
[――何かが、皮下に走る神経を逆立て息を詰めた。 温度はそう高くないのに、白肌がうっすら桃色に染まり。]
なん、……だろ ふぁ、。
[こころなしか動悸が早く。確かめるように胸の狭間に 拳を宛てる、その指背の感触も常にはないもの。
反響する声に、動揺が重なって、縁に腰掛ける。 まさか、こんな早くのぼせてしまったのか。
呼吸をすればするだけ、心拍数が上がっていく。 湿気を帯びた前髪をかきあげ、開けた視界に在るのは いつもと変わらず、肉も欲も薄い肢体だけなのに。]
(+65) 2016/06/02(Thu) 12時半頃
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[困惑を、どう伝えていいかわからぬまま、 付き添う犬に縋るような視線を向けた。
サーベラス、と呼ぶ名は、蜜を絡めたような甘さを孕む。 自分が発したものとは思えぬそれに、 くちびるに指を添えて、思い出すのは今朝のこと。
頤に伝った涎の後は、熟睡の証だとして。 くちびるも、少し腫れた感じがあったのだ。 まるで、摩擦を受けたように。
あれは、何だったのか。 何故今、そんなことを考えるのか。
反芻するように自身の指先を咥内に含み、吸ってみる。 ――…違う、これじゃない。じゃあ、一体。]
(+66) 2016/06/02(Thu) 13時頃
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[得体のしれない何かが内側から疼きを訴える。 どうしたらわからなくて、苦しくて、もどかしく。
……ぁ、 ふぅ、 …ン……ッ。
[交差させ、身をかき抱こうとする両腕に胸の先があたって、 また、顎を逸らし。享楽滲ませる声を漏らす。]
――…サー、ベラス…どうしよう、 あたし…… なんか、 変っ……。
[ぎゅっと、力を入れて寄せた内腿の裡、湯と違う何かが潤み 私の眦にも、透明な雫が滲み、大理石に落ちた。
初心な生娘には過ぎたる悦楽の術。 汚らわしい色欲を制御する石も持たぬ私今、抗いようもなく。 色の違う双眸を向けて、たすけて、と懇願するほかない。
昏く艶やかな隻眼の先に、誰が居るとも知らずに。]**
(+67) 2016/06/02(Thu) 13時頃
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/* なん。つーか長すぎだしこれ、これ大丈夫なのかな。 めっちゃはずかしい、はずかしいってわーってなる割に 刺せる気がしない。(うまる)
(-216) 2016/06/02(Thu) 13時頃
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/* おっおっ。今日二組いらっしゃるのかー。 ……見られちゃうのかーーー(うつむく)
後からあーーって思ったのを修正したり、 サーベラスかわいいかわいいしてたからね…自業自得。 おじさまには色々お待たせして申し訳ない。
(-217) 2016/06/02(Thu) 13時頃
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[扉を閉め、裏路地を急ぐ。 そこに居合わせた人物の存在には、気づいていない。
こんなことで捕まる訳にはいかないんだ。 まだ、『空』という宝物の手がかりも掴めていないのに。 ――早く偽物を何とかしないと、全部自分のせいにされてしまう。
いや、いやいや、そうじゃなくて。
偽物だろうがなんだろうが、被害に遭った人にとっては変わりはない。 偽物の仕業と証明できたとして、だから何だっていうんだ。 それで、奪われたものが戻ってくるわけじゃない]
(250) 2016/06/02(Thu) 13時半頃
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――…あ。伝言。
[色々な事がありすぎて、忘れていた。 ソルからハクへの、絵本は避難先に預けたという話>>2:287 戻ろうか、いやしかし――
迷って足を止めた、直後]
(252) 2016/06/02(Thu) 13時半頃
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ん゛ っ、 ――む
[背後から伸びてきた手に、口を塞がれた。 突然のことに、頭の中が白くなる。
誰が、どうして、なんで、――?
相手を確かめようにも頭が固定されて動かせず、掛かる負荷に首がびきりと痛む。 体格差は歴然としていた。 もがく腕は空しく空を掻き、呪いに穢れた義足は重いばかりで逃れる事は叶わない。 ――普段であれば、地を蹴って振り切れるのに]
(253) 2016/06/02(Thu) 13時半頃
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[ブチブチと、音を立てて襟元のボタンが弾ける]
んっ、 ――、グ っふ、
[血色の悪い肌が外気に晒され ぞくりと、背が冷えた。 嫌だ嫌だと首を振ろうとしても、拘束の手は緩まない。
露わになる肉の薄い背中。 そこに浮かぶ、片翼のような痣。
その場所に暴漢の息がかかり、身を震わせた――直後。 硬く鋭いものが当たる]
(254) 2016/06/02(Thu) 13時半頃
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ん゛ッ、 ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ーーーーーッッッ!!!
[ぶつり、と皮膚が噛み切られた。 くぐもった絶叫を、相手の手の中に浴びせる。 頭のてっぺんまで、激痛が突き抜ける。 訳も分からず手足をめちゃくちゃに暴れさせ、暴漢の手に噛みつこうとしたがそれが叶ったどうかすらも分からない。
噛まれた傷は、灼けるよう。 暴漢の手が離れても相手の姿を見る余裕などはなく、痛みと恐怖と混乱でその場に蹲る。 だらだらと流れる血もそのままに]
(255) 2016/06/02(Thu) 13時半頃
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[懐に向けて伝わり落ちる血を ――女神の涙が吸っていく**]
(256) 2016/06/02(Thu) 13時半頃
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[農場というワードが更に恐怖を煽ると知らないふり。>>247
卵が嫌いな筈がありません。 一緒に作ろうと約束したのです。 尋ねても、返るのは荒れた息ばかりで。 事情を口にしたがらないフィエゴに 困ったように眉を下げます。]
全然大丈夫そうに見えないよ。
……えっ。
[>>248ハンカチと共に、手指がこめかみへ触れただけ。 甘い悲鳴に、びくりと身体を震わせます。 しゃがみこむフィエゴを見下ろして、 瞳を見開いたまま、衣袖で口許を隠すのでした。]
(257) 2016/06/02(Thu) 14時頃
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[予想通り。 いいえ、予想以上の効果でした。
フィエゴは私で感じてくれている。 間違いなく、私に、欲情してる。
こんな嬉しい事、あるかしら。
――…袖に隠れる唇は、笑みに歪んでいました。]
(-218) 2016/06/02(Thu) 14時頃
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[足から崩れてしまった彼を暫く見下ろしていました。 術に蝕まれているのが明白な瞳のいろ。>>249 荒れた呼吸は、まるで獣のようです。
辛そうにしているフィエゴへ寄り添うべく 床板へ、膝を付きました。
下着の中で彼の熱が大変な事になっているのも 風が微かに運ぶ匂いで、察していますが。
敢えて指摘はせず]**
(258) 2016/06/02(Thu) 14時頃
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フィにぃ……
フィにぃ。苦しいの?
[顔を寄せ、覗きこみます。 自然と、唇も近付くでしょう。
彼の荒い吐息と私の呼気が、雑ざる距離。
薄く色づいた唇は、左耳に近寄りました。]
―――……、フィにぃ、私を見て。 私だけを、見て。
[甘く紡ぎながら、耳朶へ唇を寄せます。
他のものなんてどうでもよくなるくらい 私に、狂ってしまえと
願いながら、祈りながら ―――…呪いながら]**
私だけ、あいして……
.
(-219) 2016/06/02(Thu) 14時頃
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/* ケモナーにも種類があると思うんです、が。 わたしは人に耳尻尾が生えただけの亜人でも サーベラスみたいに言葉を喋れない四足でも ヒトとのギャップにときめく雑食ケモナーなので。
サーベラス:異人種 おじさま:歳の差 ケルビス様:身分違い
一人相手に三人分ギャップもえが楽しめるの。 なんて贅沢なんだろう…はーめろりめろり
(-220) 2016/06/02(Thu) 14時半頃
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/* 雑食ケモナーであり雑食でかちび党です。 ねむい……最近この時間とコア前と午前中※の眠気がすごい。
※夜以外ずっと
(-221) 2016/06/02(Thu) 15時頃
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/* 襲ってしまいそうなんですが[まがお]
え、なんてこんなに可愛いの????
(-222) 2016/06/02(Thu) 15時頃
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[重い身体、かけられた毛布。>>221 ふらふらする頭で考え、状況を理解していく。 意識ない間のことなどわかるはずがないが。]
……どうして。
[現場に転がってるはずの石と布を自分が握っているのか。 どうして、自分を運んだのか。>>219 捨ておいたほうが彼にとっては良かったのじゃないかと思いつつ。 落ち着かせるようにソファーに埋まるように俯せになって。]
(259) 2016/06/02(Thu) 15時頃
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|
[多分、あの客は貴方を穢そうとしたのだから。 気のせいだったらいいが、それでも、自分を抱けたのなら、きっと、と思ってしまう。 僕は守りたい、けれど汚したい。 汚れている自分と穢そうとした客。]
僕にとっては。
[吐き気がして気持ち悪いくらい、同じに感じる。 すん、とソファーに貴方のにおいを感じているくらいには。 警官だろうと貴方と話す人に嫉妬するくらいには。 自分で自分が気持ち悪い。
貴方を護るためとはいえ、他人に身体を捧げた自分。 歪んで穢れて、壊れるのが一番じゃないか、と。 でも、そばにいたくて、怖くて、震える。 貴方のに抱き着いた時が一番素直で、バカらしいけれど幸せだった。]
2016/06/02(Thu) 15時半頃
|
|
[多分、あの客は貴方を穢そうとしたのだから。 気のせいだったらいいが、それでも、自分を抱けたのなら、きっと、と思ってしまう。 僕は守りたい、けれど汚したい。 汚れている自分と穢そうとした客。]
僕にとっては。
[吐き気がして気持ち悪いくらい、同じに感じる。 すん、とソファーに貴方のにおいを感じているくらいには。 警官だろうと貴方と話す人に嫉妬するくらいには。 自分で自分が気持ち悪い。
貴方を護るためとはいえ、他人に身体を捧げた自分。 歪んで穢れて、壊れるのが一番じゃないか、と。 でも、そばにいたくて、怖くて、震える。 貴方に抱き着いた時が一番素直で、バカらしいけれど幸せだった。]
(-223) 2016/06/02(Thu) 15時半頃
|
|
[震える身体。 彼に触れた自分がなによりも気持ち悪い。 彼は何をしてるのだろうと思いながら。 代えの服がない今ソファーから動くことも出来ず。]
……どうしましょう。
[毛布で自分を包むように身を抱きしめ。 彼の帰りを待つしかできない。
お礼と謝罪と、質問と答えと。 寝起きの頭の中で整理して彼を待つ。**]
(260) 2016/06/02(Thu) 15時半頃
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[声を抑える余裕など無かった。 大丈夫だと言い聞かせても、身体が言う事を聞いてくれない。 嗚呼、自分は呪われてしまっているんだ、と。
パーヴィスは口許を衣袖で隠しているのさえ、 きっと引いているんだ、と。>>257
まさか其処の隠された唇が笑みに歪んでいるなんて、知らない。
幼馴染の目の前で欲情して、 幼馴染に欲情して、触られるだけで感じるなんて、 まるで雌男みたいで淫らで―――。
暫く己を見下ろしていたであろうパーヴィスの、 視線の位置が一緒にになれば近くなった距離に身体が震える。 今、近寄っては駄目だ、今、触れては駄目だ――。>>258]
(261) 2016/06/02(Thu) 16時頃
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[大丈夫だから、近寄らないで。 そう声に出したくとも、出るのは最早甘い息と、荒い呼気だけ。
己に顔を寄せ覗き込めば、近くなる顔の距離。 今近寄られたら、触れられたら、己自身何をするのか分からない。 だから必死に首を左右に振り続けた、のに。]
ッ ――… ぱ、ヴぃ …… 、
[左耳に触れるパーヴィスの呼気。 その刺激でふる、と身体が震えあがる。
嗚呼、駄目だ、頼むから、そう何度もパーヴィスを見つめるも、 その瞳に宿す色は、明らかに彼女に欲情している瞳。
狂ってしまう、駄目 だ 耳許に囁かれた言葉に、パーヴィスの腕をグ、と引き寄せた。]
(262) 2016/06/02(Thu) 16時頃
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[荒々しく唇をぶつけ、腕が赤くなる程の力で掴んで。 まるで理性を失った獣の様に、ただ欲情をぶつけて。 パーヴィスの身体が触れれば昂る欲が爆発してしまう。
その唇を割いて、逃げる舌を舌で捕まえ絡ませて。 ただ大事な幼馴染を襲うだけの最低な獣。
暫くして唇を漸く離し、ハ、と瞬時に我に変える。 強く掴んでいた腕を急いで離してパーヴィスから離れて。]
―――ッ ご、 め……… 、
[謝っても許される事じゃない。 パーヴィスを犯そうとした、唯己の欲求の為に。
それが己自身許せなくて、グ、と力を入れて立ち上がる。 ただごめん、と告げてそのキッチンから急いて立ち去って。 きっと静止やらのパーヴィスの声は、酷い自己嫌悪と、 欲に抗う理性で聞こえなかった。]
(263) 2016/06/02(Thu) 16時頃
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[ゆっくり壁を伝いながら、 昨日己自身が泊まらせてもらった部屋へと向かう。
無理やりに口付けをしてしまった。 触れるだけではない、してはいけない口付けを。]
な、 んで…… 、 煽るよう、 な事いう んだ …… 、
[パーヴィスは確かに己の右耳に言葉を紡いだ。 その所為もあり理性が切れてしまった。
幼馴染、だが一人の女の子。 己が欲情してしまった女の子。
あの手に触れられると、酷く欲求してしまう。 まるで、呪いでもかけられているかの如く。
漸く部屋の前に着いた頃、パーヴィスは己の後を追ってきたか否か。]**
(264) 2016/06/02(Thu) 16時頃
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/* 狙う:パーヴィスは指確認10回程した、よ!! ...指差し確認だよ!!!
(-224) 2016/06/02(Thu) 16時半頃
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あ、ぅあ っ、ぅ……
[裏路地で蹲ったきり、動けない。 目の前が歪む。 はだけた着衣を掻き合わせれば、背中から流れる血がびちゃりとシャツに滲みていく。 背中の傷は、灼けるように熱いのに
どうしてこんなに、寒いんだ。
刻み込まれた呪いで、雁字搦めになっていく。 周囲に働きかける金剛石の力で、呪いは増幅していく。 宝石埋まる左の眼は、呪いに穢され、まるで昏く輝くブラックダイヤ。これまで、眩しいくらいにあれほどきらきら輝いていた世界の半分から、色も光も吸い込まれて消えていくみたいだ]
(265) 2016/06/02(Thu) 18時頃
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そう、だ 浄化―― 浄化、しないと
[シャオの言葉を思い出す。 だけどこれまで、ただの一度も穢されたことのない身体。浄化師といっても思い浮かぶ人はいない。 ――ホテルで会った顔なじみも、浄化師と知らず別れている。
誰かに紹介してもらおうか。 例えばパーヴとか。 呪いをかけたシャオとか、そうだあの錬金術師とか。
震える指で、服の合わせを掻きよせる。 いずれにしても、こんななりでは出歩けない]
(266) 2016/06/02(Thu) 18時頃
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[二日ぶりの家に帰ろう。 街のはずれの小さなアパートメント。同時に、小さな秘密の隠れ家>>0:976
湯を沸かす程度にしか使っていないキッチンに、シャワーを浴びるだけのバスルーム。 寝る為の簡素なベッドが置かれただけの、およそ生活感のない家で、寒々しくて、こんな時にあまり帰りたくはない家だけど]
(267) 2016/06/02(Thu) 18時頃
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[だけど、立ち上がっても脚はうまく動いてくれない。 よろけるように、ふらつきながら引きずるように歩いて――
どのくらい歩いただろう。 不意に、脚が止まる。 街角に佇む、小さな影。
ざわめきが遠い。 人の声が、遠ざかっていく。
そこは、かつて『自分』が埋められた場所。 自分の代わりが、埋まる場所。
――舗装剥がれる、下町の道で ぶつん、と意識が吹き飛んだ**]
(268) 2016/06/02(Thu) 18時頃
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[ 俺はこの感情を知っている。 熱く全てを燃やし尽くす、この名を。 憎しみよりも深く、恋より激しく
身を焦がす感情。其れこそ、俺のすべて。 他の誰にも行きずりの女に負けるわけがない>>240
怯えるよう、息を顰め路地裏に身を顰める友の姿。 それを見下ろし、静かな吐息が漏れた。 ]
(-225) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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[ 人は炎が無ければ生きていけぬ。 硝子も同じ、炎がなければ、生きる事は叶わない。
街の至る処に埋め込まれた輝石が見せた悪夢。 所詮はまがい物、本物の炎には勝てぬ。
真なる炎、空想よりも鮮やかな太陽には
太陽の名を有する仔は他にも居たけど。
俺の太陽は、お前だけ。 輝ける日に焦がれる、愚かな人間は俺だった。 蝋よりも強き硝子で固めた蝶の羽根。
ひらりはらり舞い、友の毛先に触れる。 友の目に映る異形の街で唯一の光彩。
碧色、蝶が導く、道のり。 鮮やかな硝子蝶は、友の目には輝いて映るか ]
(-226) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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―路地裏―
…此処に居たのか、カルナ。
[ 親しき名で呼んだ路地裏。 地に堕ちた怪盗とはいつものすれ違い>>265 呪いの後をつけ、追いかけた道中に見えた姿。
何かに怯えるように身を顰めた友>>241>>242>>243。 その手には、先ほど手渡した雑貨屋の主への品はない 暫く会う暇がないであろう彼女への守護はなく。
此処にいるは二人。共に歩いた距離。 扇子一つ分の、距離を持って見下ろしていた ]
(269) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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[ 友の悪夢は続く。 朽ちて壊れ、狂った世界と人々。 いや、その情景こそが今の友の現実。 その中で変化なき姿は二つ、
その身の周り飛び交う蝶と 友を見つめる工房の主の姿。 ]
だから、外は危ないと言ったのに。
[ 責めるような言葉。だけど、声色は常より暖かく。 ”瓦礫”の隙間へ身を顰める友へと綴るは優しさに溢れ 友の背、見える面影を打ち払う如くぱちりと扇子鳴らした
――もう邪魔はさせぬ。思い知るがよい。 ]
(-227) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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…帰ろう、… …
[ うちへ。我が主の傍にいる。 何も恐れることはない、じっと見下ろす眼は碧色。 呪い渦巻く、路地裏の陰気が心を陰らせるとばかり。
曖昧な境界線の中。 崩れ、壊れた硝子玉。”友”の街の中で 差し出したのは包帯巻いた、手―――
昔のように。手を繋いで行こう。夕の帰り路。 あの日のように、満面の笑みとはいかないけれど はにかむような微笑みを乗せて、友に差し伸べた手
子どもの心を抱えた大人の君を ]*
(270) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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[ 穢したくないから――― ]
(*29) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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[この狂う様な感情を、愛。と呼ぶと知っている ]*
(-228) 2016/06/02(Thu) 18時半頃
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/* ようやくいえた、すきだって(言えてない
ちらっと戻ってくるたびぱーちゃんとふぃえごがきになる。やっぱりぱーちゃんのロルすきなんだよなあ。ふぃえご?なかみがてれるれべるだからね!!!!ふふっ
そして、リアントとめっちゃすれちがうorz 話したいよおおお、ヴぇーちゃんとのやり取りすげえすきです。
(-229) 2016/06/02(Thu) 19時頃
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/*ぱーちゃんの発想がね、すごく愉しい この人みたいになりたいなって憧れ的な? つかえるもの全部つかっているのが、たまんない。
(-230) 2016/06/02(Thu) 19時頃
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/* ちなみにコーラリアとシェニカの幻が無いのは、シャオにとっての無意識。なくしたくない二人だからです。
カルナ、すきすきって感情の裏側。 本当すきなんだよねえ、カルナのこと。 ただそれは恋じゃない、まさしく友愛。友を愛するって感じ。
(-231) 2016/06/02(Thu) 19時頃
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/* このシャオを押し倒したい(中の人がおっきした) なにこのこかわいい、かわいいかわいい でもカルナがノーマルなのが口惜しい 早く男に目覚めろぉぉおお(叫ぶ
(-232) 2016/06/02(Thu) 19時半頃
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[怖い、怖い。全てが怖い 如何してこんな歪みの國に迷い込んだような恐ろしい状態が続くんだ 止めろ。夢なら醒めてくれ、誰かまともな奴はいないのか 俺が狂ってるのか?――何時から。さっきから?
もう、ずっと、前から?]
っ、は ぅ、 ぁ
[過呼吸を起こしかけたか、 荒い呼気を肩を持つか居ながら吐き出して それでも”化け物ども”に気づかれぬよう其れは密やかに 顰めて、行われる
恐い、こわい、こわい――……誰か、だれか 助けてくれ、と縋りたい 身体を重ねた女にか、父の様に慕う友人の父親か 亡き母か、それとも――……]
っ、ぁ
[ひらり、その時己の前髪に触れた蝶の羽根 碧色の硝子の蝶は、狂った世界の中で 異質な程に美しい]
……き、れい なんで、こんな所に蝶々が――……
[導く道程は、何処へ? そっと手を伸ばし触れようとした時、声がかかった>>269]
(271) 2016/06/02(Thu) 20時頃
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ひっ!!
[びくっと肩を震わせ、声の主を見れば 其処に居るのは化け物ではなく、常と同じ姿のままの友 扇子1つ分の距離の中で、君だけは穢れ無きまま]
ぁ、あ。シャオ。 お前は、”まとも”なんすか……? いや、俺が、まともじゃなくなった。のか?
[分からない。でも怖い どうしてこうなった、解らない、解らない 外は危ないといったのにと、友の忠告を聞かなかったのは己だが だがこんな事になると誰が思うだろう 温かい聲が、耳朶を擽る。まるで救いの手の、様に
だからこそ、帰ろうと尋ねる友人に 見開かれた緑の瞳に、はにかむような微笑みに 差し出された包帯撒かれた手に
抗う事など、するはずもない]
(272) 2016/06/02(Thu) 20時頃
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[重ねた手は、絶対の――盲目の信頼の現れ
目の前の友人の思いに、未だ気づく事もなく たった1つに縋る手は、未だ震えていた*]
(273) 2016/06/02(Thu) 20時頃
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/*ああ、かわいい。 どえすなる、ああかわいい。
(-233) 2016/06/02(Thu) 20時頃
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/* どう動くのが良いんだろう。 どう動けば動きやすくなるだろう。 エメリアのやりたい事は出来ているのだろうか。
しかし、私は、そう言うのが全く読み取れないのである。 自分なりの餌は撒いたつもりなのだけど、スルーだったので、 そこが違うのなら接近戦かなと思った今日(工房訪問)なのだけど、それも違う感じ? ちょっと私はくれくれし過ぎかな。
私の動きは悪い、悪いからその点は申し訳ない。 お相手さんが楽しめてるかが、ホント。 そこだけ不安。
(-234) 2016/06/02(Thu) 20時頃
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[君が迷い込んだ歪みの國 狂った世界、それがどれ程君を苦しめても。 構わない、―――俺は永久を望んだ。 その対価が重き鎖だとしても。
過呼吸を起こし掛けた友の姿。 荒い呼気が揺れるを見て、ちりっと焦がれた思い。
助けを求める先。 女も、父も、母も助けてはクレナイ。 それらのどれより、俺は君を思っている。 ]
(-235) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ ひらり舞う碧色蝶の羽根。 狂った世界を透かす硝子蝶は友を誘う境界線。 そっと伸ばされたその先に立つ眼と同じ色。 ]
……カルナ?
[ 肩を震わせ、此方を見る目は対の如く。 橙よりも深く深海に近い色を灯して映った。 扇子1つ分の距離、怯えた友の名を繰り返し呼び。 確かを訴える>>271 ]
何を言って居る。
[ 其れは状況が分からず問いかける言葉などではない ]
(274) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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主は元より、まともよ。
(275) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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おかしいのは、この世界。 [ 穢れ、お前を連れ去るこの世界 ]
(-236) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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- 書店 -
[運び込んだオルコットが目覚めたかどうか気にはなるが>>259 警察を店の中に入れるわけにはいかない。
野次馬の姿もある中で、ちらりと死体の顔を確認する。 二度見ても顔は変わらない。
う、と口元を手で押さえ、目を逸らせながら 最近良く来るようになった客だと素直に告げた。
名前も住んでいる場所も何も知らないただの客。
何故覚えていたのか。 最近噂のヒーローに感動したとか何とか言って 両手が必要な程の怪盗物の作品を買って行ったからだ。
途端に背後からひそひそと声がする。
自分がディアマンテになり代わろうとしたんじゃないか。 ディアマンテの盗品を奪おうとして逆に殺されたのでは。 いやいやディアマンテの関係者で仲間割れでは? ディアマンテが正体を暴かれ掛けて殺したのでは?
そんな適当な話に思わず叫びそうになる。 彼がそんな事をするはずはない。 そう言い掛けたい衝動を、蛇石を握り締める事で耐えて行く。
ディアマンテを庇う理由など言える筈も無い。 かと言って結果的に匿っている事になるオルコットを 差し出す事も出来ない。
孕んだ秘密を口に出来ぬもどかしさと口惜しさに 口差が無い背後を睨みつけていると、警察から またお話を伺うかもと付け足された上で漸く開放された。
今日は店を開けてしまえば野次馬が押し掛けて 商売にならないだろう。
さっさと数日は閉店を決め込んで部屋へ戻ると、 ソファから起きたままの姿勢で自分を抱きしめている オルコット>>260がいた。]
(276) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ きっぱりと。 先日、友を友と断言したときの様に。 恐れる友へ伸ばした蜘蛛の糸。
其れを阻むものは、いない。 其れに縋ることを赦されたは唯一だけ。 外は恐ろしい、だから早く帰ろう、行こう。]
2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ きっぱりと>>272 先日、友を友と断言したときの様に。 恐れる友へ伸ばした蜘蛛の糸。
其れを阻むものは、いない。 其れに縋ることを赦されたは唯一だけ。 外は恐ろしい、だから>>273帰ろう、行こう。]
(277) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[彼に握らせたのは穢れた石。 全て知っていると言わんばかりに。
だがそれを言うつもりはしなかった]
……起きたんですね。 外は野次馬と警察が帰りそうにないので 出入りするなら裏からの方が良いですよ。
その前にお風呂どうぞ。 着替えは俺のしかありませんが用意しておきますから。
[何も聞かず、淡々と周囲の事実と忠告の後、 まずは身支度を整える事を勧めた*]
(278) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ お前と俺だけの世界へ ]
(-237) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ 抗うすべを無くた手を固く握りしめ。 怯える友と友に帰る、道のりは昼というのに暗い。 たった1つ縋る手を重ねた二人、恐れるものはない。
――怯えるものは何もない、と家路へ向かう*]
(279) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ 友の目に見える街は未だに歪つ。 歪んだ瓦礫の街並を行く人々は何処か欠けて。 醜い腐敗臭を漂わせる、グロテスクな標本の人々。
張り付けられた虚ろが友を見て居る。 唯、先ほどのように襲いはしない。 手は伸ばさない、見て居るだけ。
――その中には、友が身体を重ねた女も居て。 "おいで”とばかり、彼女だけが手を伸ばしてくる。 ]
(-238) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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― →家路 ―
[ 尋常ではない友の状態。 早く帰ろうと足は動く、幼き頃の幽霊騒動。 あの時は、友に手を引いてもらった。
後ろ背に隠れる子が、今はその背を見せて。 振り返り、視線を向けたのは、子らが遊ぶ公園。 ]
……なあ、カルナ覚えておるか、あの日の事。
[ 母親をいらないと頷いたあの日のこと>>2:26 遊ぶ子らと見護る母がいる。公園を見つめて 自分たちの遊び場に、大人が居ないことを思いだす
あれは一種の魔法であったのかもしれぬ。 友の奇術を見るのは、自分。 そして二人の少女。かつて1人は少年だったけれど ]
(280) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ その何方も今は居ない。]
なあ、…覚えているか。
[ あの日、公園で。 旅に出ると言う、お前が俺を振り払ったことを。 悪夢という現実を見る友の目に。 見える公園はきっと昔と変わらない。
それを異質と取るか、綺麗な世界と取るか。 古びた遊具に遊ぶ子らの影もなく ]
(-239) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[ 友が怯えるならば、そのまま家路を急ごう ]*
(281) 2016/06/02(Thu) 20時半頃
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[フィエゴの意思も、自制も気に留める事なく。>>261 ただ心配を寄せるだけのふりをして。
――けれど、あぁ。
我慢ならない。
首を横に奮っては、私を寄せまいとするあなたが。 本当は私を求めてくれているのだって 炎瑪瑙の色合いや、眸の色合いを見れば解ること。
その手に求められたくて。 その吻に求められたくて。
私が、抱え込んでいた苦しみを味わっているあなたに。 本当に、心の底から分かり合えた気がするの。
構わず、近づいてゆく。 構わず、触れる。
寂しくなった耳朶へ噛み付こうと して、]
(-240) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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[唐突に、腕を引かれました。>>262
私を背負ってくれた腕が、動けない身体を 留めてくれた手が、 ――…今は。 引き寄せられるがまま、あなたの肩に縋る。 礼拝堂でそうしたように>>0:411自然と瞼を下ろして。
キスをされる――というよりは。 噛み付かれるように荒っぽい仕種に、 自分でも分かるくらい、心臓が跳ねました。
物語でお姫様と王子様がキスをするような 私の想像とはかけ離れていました。
薄く閉じた唇を割るように、舌が入り込んできます。 自分ではない他人の舌を腔内で感じるなんて初めてのこと。
戸惑いや緊張で、舌が縮んでしまいます。]
(282) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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! ぅ ……ん。 ……ぅ、 ふっ ……。
[引きずり出されるみたいに、絡められて。 呼吸も忘れて、フィエゴの熱い舌に、夢中になりました。 身体の内側から、融かされていくみたい。
掴まれた腕は動かす事もできないけれど 彼の肩へ寄せた指をきゅっとして、 渦の中に放り込まれているような感覚を、耐えるのです。
飲み込めない唾液が唇の端を伝います。 伏せた瞼は震え、睫毛も揺れていました。
初めてのおとなのキスは。 気持ちいいのか、怖いのか、分からなくて。]
ぅ っ。… 、はぁ…
[唇が離れてゆけば、腕の痛みを思い出すほど。
頭の中は真っ白で、ふわふわとしてました。]
(283) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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/* すごいタイミング!!
(-241) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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[何処にもいかないで欲しいの。]
(-242) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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[ ――もっと、あなたを欲しいの。 もっと、もっと、 私の知らなかった、フィエゴを。
妄想でしか知らなかった舌を、熱を、 ――もっと――……]
(-243) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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[胸のうちで願ったことは、実らず。
痛いほど奪われていた腕が、自由になりました。 ぺたん、と座り込んだまま惚けている私をおいて フィエゴが、行ってしまいます。
おとなのキス、は。 想像はできても、実際にするのとでは、大違いでした。 腰が砕けてしまったようです。]
やだ、フィにぃ ――……やだよ。
おいて、いかないで ………、
[手を伸ばしても。 あの時のように、掴んではくれません。>>1:324 あの時のように、背負ってはくれません。>>0:930
まるで、私の声が届いていないかのように。 まるで、私の手が見えていないかのように。
フィエゴの足音は、遠くなってしまいます。 ]
(284) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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|
[私の願いは、いつも叶わない。 あなたは勝手に遠くに行ってしまうもの。
夢も、希望もなにひとつ持てない代わりに。 せめて、あなたの近くにずっと居たいのに]
ぅ………、フィにぃ、 ……ふぃにぃ。 、ぁ ぅぅ……。
[けして届かない私の泣き声は。 助けを求めたくても届かないのと似ていました。
熱いのは、一瞬です。 願いが叶ったのは、一瞬でした。
すぐに、遠くへ離れて行ってしまうもの。]
(285) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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/* やっぱ僕って、ヘタレキャラ多いよなぁwwwwwww
(-244) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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/* くッ……俺のパーヴィスがぎゃん可愛問題…!!
(-245) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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[しばらく、蹲って泣いていたら。 司教様がお帰りになられました。
怖くて冷たい司教様ですけれど、 流石に泣いている私を気にして、小走りに駆けつけてくれました。]
大丈夫です、その……。
ご、ゴキブリにびっくりして……。 ………腰が、抜けました……
[子供のような言い訳ですが、最近の事案です。 呆れたように手を貸す司教様に助けてもらい、 なんとか、立ち上がります。
この後キーツさんとお約束があるそうですが、 それが終わったら、数日、街を離れられる話をされます。
曰く、なんとかという貴族の家や、ホテル、など。 殺人事件があった場所に呪いが絡んでいるらしく。 その調査や、遠くの街にある浄化師団へ相談に行くそうです。
私は、何度も頷きました。]
(286) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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|
[どうして、どうして 自分の見る世界はこんなに恐ろしく狂っているのか 己を噛んだ蒼の男は本当に現実?
そして今も尚見守る化け物どもと 腐敗集を漂わせる、心傾けた女が 今は恐ろしいものとなって此方へこいと 手招く、姿。お前には見えないのか?シャオ
俺は狂っているのだろうか。お前はまともだというけれど>>275]
……うそ、だぁ。
[歪んだ世界が、己を苛む 今迄の罪を暴くかの如くに、襲ってくるのが怖くて 唯一、己をカルナと呼ぶ>>274”まとも”に縋る
おかしいのはこの世界だと。断言する声に 己の正気を託すが如くに 帰ろう、という言葉に頷いて。握った手は震えながらも固く ”帰り道”に怯えながらも、触れた手のぬくもりに 僅か覚える、安堵が胸に広がった]
(287) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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―→工房へと向かう道―
[手を引かれながら視界に入った公園は 悪夢の世界のなか、其処だけ切り取られたように 昔の、ままだった。異質だが、何故かそれに安堵して
嘗ての己の未熟な奇術を見守るのは 友と、2人の幼馴染。でも今は手を握る彼しかいない]
あの、日……
[覚えているか?と尋ねられ>>280 あの日、とはどのことだろうと考える
思い浮かんだのは、2つ 1つは母など要らないと口を滑らせてしまった黒い過去 そしてもう1つは――旅に出るのだと告げ、 行くなと縋った友の手を振り払った、時のこと
あの日みたいに、振り払われるのだろうか 今度は、己が、彼に そして、狂った世界にたった1人、放り出されるのだろうか]
(288) 2016/06/02(Thu) 21時頃
|
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……嫌。お願い、
[解かないで、と傷を得ているだろう友の手を 固く硬く、握りしめ 公園の方を振り向く事もなく、”家路”へと彼を促した*]
(289) 2016/06/02(Thu) 21時頃
|
|
[司教様が不在になるのは、好都合です。
――…フィエゴはこのまま、外敵から匿うつもりだったもの。]
(-247) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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/* 順調に依存しております(
(-246) 2016/06/02(Thu) 21時頃
|
|
[私がちゃんと立てるのを確かめてから。 お約束の為に離れてゆく司教様を見送りました。
フィエゴに貸した部屋へ向かうのも。 私の部屋へ戻って休むのも。
――…どちらも、選べないまま。 ひとまずは、涙を渇かしに教会の外へ出ます。 泣いている私を見たら、フィエゴを悔やませてしまいそうで。 ]**
(290) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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/*あ、やべえ俺捕まる(
(-248) 2016/06/02(Thu) 21時頃
|
|
[エメリアはソルの周りで一番の物知り。 そして、ルナを癒す薬を作るその手に置いた信頼と、 その時に爆発もする不思議な薬のおかげで、 魔法にもある程度精通していると思っていた。
勿論それは、18年、あるいはそれ以上変わらない、 彼の外見にもある。]
方法は、何もない所から誰にも気付かれないように、 気付いたら傍にあると言うか。 知らないうちに遠い所にあると言うか。
カル兄みたいな幻じゃなくて、 うーん……
[ある、と言う返事を貰ったのに。>>205 猜疑心が晴れない。 雲がかかったように、霧が覆ったように。 エメリアの語った答えは欲しかったものなのに、 ソルの望む方へ向かない。
冗談混じりの答えに唸り声を上げて。 どう説明したものか、イヤリングを揺らしながら、首を傾げる。]
(291) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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|
/* カルナスがね、すっごくかわいい ああやべえ苛めたい。くそ苛めたい可愛さがさ。
(-249) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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[エメリアからチーズケーキを受け取り、 自分の前に置く。
昨日、あのサンドイッチを食べて以降、食欲はない。 給仕を終えたホムが下がると、意を決し、 あの月長石を見せようかと手を伸ばすけれど。 その手はエメリアの質問に遮られる。>>207]
……あ、これ、っスか? これは――パヴィーに貰いました。 髪留めにも似合う色だって。 日ごろのお礼なんだ、とかで。
[顔を右に向ければ、日長石と、その色に似たイミテーションが 同時にエメリアに見えるだろうか。
これをこの耳に付けた時は、 まだ、ほんの少し不穏なだけの日常だった。 泣かせてしまったと悔やんで、初めて彼女に甘えて。 これから起こる事を知らずにいた、ひと時の安らぎ。
それを思い出し、ソルは、 今日初めてごく自然に、微笑んだ。]*
(292) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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靴磨き ソルは、メモを貼った。
2016/06/02(Thu) 21時頃
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― 記憶の欠片 ―
[三角形の頂点は、底辺によって支えられている。 それを、わたしに繰り返し教えてきたのは一人と一匹。
コイン一枚のために地を這い、 踵の薄い靴を引きずり、 路地で水濡れになることも厭わないぬ野蛮な娘に。
都度都度、淑女として好ましくないと指摘し 持つ者の傲慢さを掲げ、私の矜持を踏みにじる。 見えない壁を隔てる者の横で、 ひとと、獣の垣根を越えて親愛を寄せてくれたのは 奇しくも彼が半身のように従える犬。 美しい二等辺三角形の頂点を私のために折る唯一。 私は、知っている。"彼"が、私を害さないことを。 彼が"是"とするものは、私にとって害ではない。
だからこの屋敷にも、湯殿にも。 躊躇こそすれ何の疑念も抱かなかった。
彼が、そばに在る限り、私は決して穢されない。 ――"彼"以外には。]*
(+68) 2016/06/02(Thu) 21時頃
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/* メモにアンカーひっぱってえっ、わたし昼間そんな喋ったのってまがおになるコアタイム。
本当言うともっと過去のあれこれとかぶつけたい。 そして量より質をあげたい……!
(-250) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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靴磨き ソルは、メモを貼った。
2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[ 疑問を浮かべる友に答える声はない>>287 現実の痛みが友の後首を蝕んでいるのだから。
手招く其れらは、工房の主にも見えている。 其れを恐ろしいとは思わぬだけ、恐ろしいは1つだけ 固く握り締めた手を震わす友は狂ってなど居ない。 ]
…うそじゃない。お前は、俺の友人だから。
[ 狂ってなどいない。 お前に罪があるわけがない、お前は俺の友だ。 ”まとも”が何かなど分からぬ中を。
正気を託す手を引いて。帰る道のりは細く暗い。 街を照らす輝石が僅か力をなくしているのだ。 安堵浮かべるのを確かめる如く、振り返りながら ]
(293) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[ 頼られる事を、密やかに悦んだ。 ]
(-251) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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― 『エウレカ』 ―
あ、そうそう。 一つ、お願いがあったのよ。
[そう言うと、雑貨をあれこれと指さして。 それらを店に持ってきて欲しいと告げていた。
別に急がないからと言ってから。]
このまま持って帰っても良いんだけれど。 またどこかにふらっと行くかも知れないから。
コーラリアに持ってきて欲しいなって。
[甘えるように声を出して。 そんな頼み込み方をするのは珍しいかもしれないけれど。]
(294) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[ その道のりの合間>>288 問いかけたのは、かつてと同じ公園の前。 昔のまま、幼き頃、輝きを乗せて居た世界。
未熟な子らは、熟しきれぬまま、其処を見て ]
……カルナ。……うん、早く帰ろう。
[ あの日で思い出したふたつ。 捨てられた子が問いかける。振り払われた手を。 ――確かめるよう、その手を緩めかければ 固く、硬く握り締めて返された
"家路”を急ぐように。二人だけの道のりを>>289 ]
(295) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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大丈夫。俺はお前を……振り払わない。
[ あの日のお前のようには。 だって、俺はお前を誰よりも思っている。 恋は一瞬、腐敗臭を漂わせる女を拒絶したように。 だけど、友情は永久。壊れはしない。
家路を急ぐ道のりに、黒衣犬が横切った。 まるで解けぬ呪いを予言するかの如く。 友の心を、愛しさ故に傷つけて ] *
(-252) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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―硝子工房―
[ 工房は常と変わらない。 いや、常よりも硝子の輝きの度合いを増していた。 まるで魔力を集め、何かを産み出すように。
コワレモノばかりの床を歩き。 向かうのは窓の近く、黒衣の犬の時計が置かれた傍。 街の教会で神父が呪いへ相談に行くとは知らぬ>>289
工房の主、呪いの要因たる手は。その手で 割れた硝子を置いた、ソファへと友を座らせようとし ]
水でも飲むか?……それとも。
[まだ傍に居た方がよいか。 扇子1つ分の距離を取るべきか。と。 迷うように固く握りしめたままの手を見つめて。 顔を、友の顔に近づけ。じっと似た眼を覗き込もうとして ]*
(296) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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/* ソファにお尻落すなら、 俺海老クッションの上に座りたい←
(-253) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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此処はどう見える?
[ 問いかける声は近い。 吐息がかかる距離で。じっと友を見つめる。 壊れものばかりの工房は、目にも主と同じに映るはず
窓を見れば、外はまだ恐ろしく見えるだろうが ]*
(-254) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[知らなかった、あんなに色っぽい幼馴染を。>>282 初めて聞いた、煽る様な言葉を。>>283 知らない、全部全部、知らない。
部屋に入ればその身体を冷やそうとシーツの波へと身体を投げる。 治まる気配のない熱い身体、ドクドクと止まらない欲求。
己自身も分からない、如何してこうなっているのか。
去った後のパーヴィスの泣き声も>>284 己の名を呼び続けた声も>>285 全部全部、全部全部知らない。]
―――…く っそ、 …、
[パーヴィスに悪い事をしたと分かっているのに、 己の昂ぶりは未だパーヴィスに対しての事。]
(297) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[午前中に熱が引かなければお祓いが効いていないと言っていた。 時刻は着実に昼間に向かっている。
嫌だ、呪われたままなんて嫌だ。
だが、既にベッドから身体が動かせない。 動くだけで響く身体が欲を求めてしまうから。
考えないように、考えないようにしてるのに。 ―――如何しても考えてしまう。
少なからず、恋心か分からぬ想いを抱いていたから。 なのに、無理やりに口付けてしまった。
きっと吃驚したに違いない。 きっと最低だと思われたに違いない。
此処に居たら駄目かもしれない。 パーヴィスの近くにいると、どんどん自分が堕ちてしまう。 欲求のままに突き進んでしまいそうになる。]
(298) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[此処から離れたいのに、身体が動かない。]*
(299) 2016/06/02(Thu) 21時半頃
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[戻ってくる音に驚いて。>>276 彼一人なことを確認すると安心する。 けれど、不安になる。]
……ハク。
[何も言わないハク。>>278 それが怖い、気がする。 どう思われてるかわからないから。 それは、お互いさまか。 拒絶されるのかわからないから。 今はおとなしく従おうと。]
……お風呂、汚します。 すみません…ありがとう、ございます。
[せめて掃除しましょうか、と問いかけて。 いつものように笑えてるかなんてわからない。 話したいこととか、言いたいこととか、たくさんあったはずなのに。 言葉は喉につっかえて。
お風呂へ、向かう。]
(300) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[二本脚の獣は所在を問わず、彼女を軽んじない。
見上げる黒曜の輝きも、偽りを知らず、 いつものように示すのは真の心。 階級の何たるか、貧富の差すら知っているはずなのに、 賢い頭は決して打って利を数えない。>>+58
彼女に捧らるのは忠義ではなく、有りの侭の心ひとつ。 本来の主が彼女に毒を浴びせる度、 毛皮はすかさず娘に懐き、慰撫を振る舞った。 施しでも、善意でもなく、労いを込めて。 ――― ただ一度も、主人に咎められること無く。>>+59]
(+69) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[ひとつがふたつに。 母と言う女の腹から生まれたケルビスの嫡男は、 ひとつの魂を、人と犬の形に別けて生を受けた。
別個の肉体を有しながら、意識は同じものであり、 人は理性を、犬は野性を司り、 ひとつの黒曜石はふたつに割れている。
故に五感を同じくし、心を同じくする。 彼女に侍るは、もう一人のオブシウス・ケルビス。
同じ心が愛し、眩むのは、唯一人。]
(-255) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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―雑貨屋エウレカ―
[便りがないのは良い証、なのか。>>239 ようやくの挨拶に、数秒の間を開けておかえりと告げ。 劇場以外の場所だけの話かとは思う。 去り際のカルナスの言葉は否定。>>240 オペラに同じく首を傾げて見せる。>>228]
本当、かしら。
[彼は奇術師だから。 笑みの裏側にまで踏み込めずに。>>240]
(301) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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……っ
[箱の中にはチョコレートと。 大事な記憶が詰まっている。
伸ばされた指を、手を払う。 触って欲しくない。誰にも。何者にも。]
だめっ!
[中を、見られてしまいたくない。>>229]
(302) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[爆ぜた声量は、鬱屈を吹き飛ばす彼女の空元気。
人の世の苦難は知っていても、 常識と言う悪意に晒され続けては滅入るだろう内心。 それでも、彼女の手が取ったのは、 諸悪の根源が残した草臥れた外套。>>+60
ほんの少し、輝いた瞳は隠し損ね、 紛らわすように、わふ、と鼻を鳴らす仕草で彼女を仰いだ。
殊更、獣ぶり、無知なる振舞いを掻き集めて。>>+61]
(+70) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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……ごめんね。今日は店仕舞いする。 荷物は、明日にでも運ばせるわ。
別に、私でなくても良いでしょう?
[シャオからの届け物を胸に抱く。 そう、届け物は本人でなくとも構わないのだから。]*
2016/06/02(Thu) 22時頃
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……ごめんね。今日は店仕舞いする。 荷物は、明日にでも運ばせるわ。
別に、私でなくても良いでしょう?
[シャオからの届け物を胸に抱く。 そう、届け人は本人でなくとも構わないのだから。]*
(303) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[黒曜の瞳に映るのは、まろやかな肢体。
顎を支える首から、鎖骨に落ちる隆線がなめらか。 重力に引かれて垂れ下がらぬ膨らみは、 卑しい歪みを知らず、瑞々しく幼い。
彼女だけは男の肋骨から創造されたのではなく、 連綿と降り続く白雪を人の形に圧縮して創られたのだろう。 そんな静謐とした、厳かなうつくしさを有していた。
息を呑む音が、人の喉仏を喘がせ、犬の舌を乾かした。 見目も心も、何処も彼処も、彼女は酷く麗しい。]
(-256) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[まじまじと脱衣を見上げていた犬が、 相槌の手本めいて首を捻ってみせた。 いくら雄の性を持つとは言え、彼女とは一見して種が違う。 嘘を吐いたことは一度もないが、恍けるのは茶飯事。>>+62
瞳が数度瞬いて、処女らしい羞恥心を愛でながら、 肉球が濡れるのも構わず大理石の床を踏む。 壁も床も温もりを有する贅を尽した湯殿。>>+63 本来なら、客人の汚れを落とす為だけには開かれぬ場所。
されど彼女は邸の勝手も、当主の思惑も知りはしない。
絶えず流れる湯は公共物でない水源を持つ証で、 灯りとする輝石は橙色の光を放つ。 街灯と同じものを屋内に飾れる富の象徴。
年頃の乙女の心を振るわせるには十分で、 ―――― 警戒を削ぐにも十二分。]
(+71) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[温度とか、どんな感じだとか。 今はよくわからない。 ただ、けがされた身体を綺麗にするのに必死で。]
……っ。
[仕事とかとは違う。 ただただ気持ち悪い感覚。 どちらがいいとかとか、ないけれど。 今更、生理的な涙が出てくる。
こびりついた物を剥がし落とすようにいつもより強く体をこすって。 少し赤く、ひりひりするほどにこすって。
いつもよりだいぶ遅くなって。 それでも汚いような気がして、震える。 全部流しても流しても、足りない気がして。 それでも、出ないわけにはいかないから。 お風呂が白と赤で汚れていることに罪悪感を覚えながら。 それに震えながら流して。]
ハク…もう、大丈夫です。 少しお話…してもいいですか?
[少し、温まった身体にやっと落ち着いて。 着替えを貰ってから口を開いた。*]
(304) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* >>298 フィー兄とパヴィーの恋愛は、ソル、応援したいんだけどなぁ!
なぁ!
(-257) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[友人だから、狂っていないと告げる声に縋る>>293 それが嘘だとしても。今自分の目の前の友と 硝子でできた碧落をも思い出させる蝶々は 確かに変わらず、そこにあるのだから
街の明かりがほんの僅か、力を失くし暗く細くなっていても 今は此の狂気塗れの世界に一人放り出されるのが怖くて 其れを気にする余裕もない
道程の合間に問われた事も、尚恐怖を加速させて 早く、早く帰りたいと願う様子は大人というよりむしろ子供の様
大丈夫、振り払わないと囁かれた言葉をまるっと信じて 手招く女のグロテスクな姿に目を背ける 怖い、嫌だ、助けて、と 誰かに縋らねば崩れ落ちて気が狂いそうだ
足元を横切る黒の狗も、恐怖を煽る]
っ、 ぅ、ぅ
[硝子よりも尚儚く、平和は崩れ去る]
(305) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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―→硝子工房―
[硝子工房は出かけた時と同じ様に”まともなまま” 硝子の輝きの度合いが増していたとしても それよりもあの化け物どもが出ないことの方が ずっとずっと大事だった
相変わらず、床に散らばる硝子を踏まぬように歩き、 向かった先にて腰を落とすよう促すのならと 其の儘、据わるが窓の方は態と顔を向けない 窓の外に化け物が居たら困るし、何より
黒の犬の時計なんて、好き好んで誰が見ようか]
……どっちもいい。暫く、休む。
[漸く緊張から解放された安堵で、余裕が出来て 固く握りしめた手を離す 傷が開いてしまったら、悪化してしまったら大変だからと
顔を覗き込む彼に視線を合わせれば きっと、己の目は昏いはず そのまま眼を覗き込もうとした友人に問いかけられたのは1つのこと 此処はどう見えるのか、と]
(306) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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こ、こ? ……ここは、まとも。壊れてない。
ごめ、外、歩きたくない。見たくない。 街を出るまでの間……厄介になっていい?
[もうこんな街怖くて出て行きたい でも、あれらが徘徊するうちは出られそうもない どれ程置いてもらえるだろうか 其のうち呆れられて追い出されないだろうか
ぐるぐる、思考を回しながら俯く己は 肝心な時の人への甘え方を、知らない*]
(307) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[本来、高貴なる身分の相手に謁見を叶えるには、 身を清め、芳香を身体に移し、ドレスで以って整えねばならぬ。 貴族の傲慢はそのまま彼女の肩に課せられて、 何も知らぬ乙女が肌理に湯を弾かせた。 幾筋を作って肢体を浮き上がらせる雫は何処か淫靡で、 誘われる犬は不躾にも、彼女の側へ。>>+64
濁りの無い湯を吐き出し続ける流水の音に紛れさせるよう、 小さく鳴くと、眦に薄い舌を伸ばしてみせた。 散った雫をさざれに見立て、頬を嬲り、戯れて触覚も脅かす。
ひたひたと肌を這う感触が、常と異なる刺激を生みながら。]
(+72) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[思い出して、白の中に、自分のものも混じらせてしまったことも、罪悪感があって。 お風呂の中で彼の声を聞けるなら純粋に聞きたいと思ってしまったり。
仄暗い碧い瞳も冷たい蛇も、少しだけその時はおさまった。*]
(-258) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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― 日記帳のこと ―
[私の部屋の机の上には、一冊の鍵付きの日記帳があります。 私の誕生日ではなくて。 フィエゴと私が初めて出会った日を鍵の番号にしたのでした。
生まれてすぐに遠い異国から此の街に来た私ですが 物心ついた時には、フィエゴが傍に居ました。
教会へお祈りに来る、すこし年下の彼と一緒に 毎朝祈るうちに、毎朝会ううちに。 彼を慕い、兄妹のように、懐いていったのです。
私の生まれた日よりも、フィエゴと出会った日のほうが大切でした。
日記は、連日続いている時もあれば、 忙しくて書けず飛んでいることもあります。 でも、18年間のしあわせや、苦悩を綴ったものでした。]
(-259) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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|
[精度の良い犬の耳は聞いていた。 彼女の皮膚下で騒ぐ血流の音を、弛緩していく筋の音を。
湯から上がった彼女は仄かに色付き、甘い匂いを立てる。 芳しい馥郁が鼻孔を刺激し、くらりと頭が揺れた。>>+66
頭が落ちたのは誘うように甘い彼女の膝元。 近づけば蠱惑的な香は更に強くなり、 しっとりと湿った毛皮が太腿を撫でる。
中てられるのは、さざれよりもずっと甘い匂い。 眦から染みる甘露よりも上等な美酒を求め、 犬の濡れた鼻先が、庇う脚の付け根に押し付けられた。
すん、と彼女の羞恥を犠牲にして嗅いだのは淫らな体臭。 息を弾ませるに忙しない口を閉ざす術が無く、 だらりと伸ばした舌が、魅惑の恥丘を擽った。>>+67
股座に忍ばせる長い舌、さざれを求める仕草は常通り。 同じ体液としても、彼女にとっては気が気でなかろうが。]
(+73) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
いつも、ふぃーにぃさまがおいのりしてるのは、 おとーさんとおかーさんのむかえをまっているからだっていってました。 おとーさんとおかーさんはむかえにくるもの? おとーさんなら、パヴィとふぃーにぃさまにいます。 どうして、おとーさんをふたりもほしがるのかしら パヴィはふしぎです。 パヴィといっしょにいるのじゃ、だめなのかな
[『せんせぃ』だけが、フィエゴが家族を欲しがっていることを 知っているわけではありません。>>0:11 私って、聞いていたのです。
でも、不思議でした。 私が居るのに、どうして更に家族を求めるのでしょう。]
(-260) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
ふぃーにぃさまをふぃーにぃさまとよぶのはおかしいって しせつにあそびにいったら、みんながいいました。 どうしてでしょうか。 ふぃーにぃさまは、パヴィのかぞくです。 ふぃーにぃさまはパヴィだからきにしないんだって。 ほかのこたちにからかわれても、 ふぃーにぃさまがいいよっていったから。 パヴィのにぃさまは、ふぃーにぃさまでした。
ふぃーにぃさまがだいすきです。 ずっと、ずっと、ふぃーにぃさまといっしょにいたいです。
[>>0:125幼い日の思い出は、色あせてしまっても 私の心に、日記に残っているのです。]
(-261) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[堪らず天井を仰ぎ、安楽椅子が鳴く。 既に組めない長い脚は解け、だらしなく投げ出されている。 鼻孔には彼女の香り、舌には彼女の味、気を違えそうだった。
彼女がいけないのだ、と形ばかりの言い訳を脳裏で並べる。 たすけて、と懇願を男に向かい吐くからと。
何ら落ち度のない彼女を黒曜が責めて、 荒い息を吐き出したのを契機に、自らの下衣に指を伸ばした。*]
(-262) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
みれいゆちゃんになって、しせつですごしました。 ふぃーにぃさまは、しせつでもとししたのこたちに いっぱい、いっぱいあそんであげてました。 みれいゆちゃんはふぃーにぃさまがすきだといってましたが あくしゅはしたけど、ちゅうはしてないんだって。 パヴィはあんしんしたのです。
[そのこは、行方不明になった少女の名前。>>2:43 ]
(-263) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
ふぃーにぃさまに、おとーさまができました。 しせつにあそびにいっても、もうふぃーにぃさまはいません。 あさにきょうかいであえるきりです。 おうちをきいても、おしえてもらえませんでした。
ふぃーにぃさまはパヴィのおにーさまなのに どうして、あたらしいおとーさまは、 パヴィも、おうちにいれてくれないのでしょう どうして、ふぃにーさまはパヴィをつれてってくれないの?
かなしいです、かなしくて、かなしくて、むねがはりさけそう。 パヴィがふつうのこではないからでしょうか。 しきょうさまは、おとこのことふたりになってはいけないといいます。 パヴィのからだがのろわれているからです。 パヴィがふつうだったら、ふぃーにぃさまのいもうとで ずっといられたのかな…。
[それは、フィエゴが施設を出た日の事。]
(-264) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
フィにぃは、大きくなったらとーさんみたいになるんだって。 でも、私はとーさんを知らないの。 フィにぃのとーさんだけど、私のとーさんではないって そういうことなんだよね。 だって、私はフィにぃのおうちにつれてってもらえないもの。
フィにぃがしらない人になるの、怖い
怖い こわいよ。
[>>0:124それは、あなたの夢を聞いた日の事。]
(-265) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
フィにぃの耳に、穴をあけました。 フィにぃに頼って貰えてうれしかったです。 でも、お父様のプレゼントの為だって、 フィにぃは言ってました。
どうして、私の知らないおとーさまの話をする時のフィにぃは あんなに幸せそうなのでしょう。
私がいるのに、どうしておうちの話をする時、 あんなに楽しそうにしているの。
フィにぃが、遠い世界の人に感じてしまいます。 嬉しいのに、とてもかなしいの。
[>>0:125あなたの耳に穴を空けた時の事。]
(-267) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/*ド直球きたこれ(顔覆い)
ここまでさんざん犬っぽくすっとぼけるサーベラスおじさまを面白楽しく可愛がってきた自覚は、あるのでこっからご奉仕させていただきますねできるかなーそのちんこ萎えませんように!
(-266) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* キーツ。 あなた、しっかりとセットを確認していて?
(-268) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[犬は彼女の膝を拓かせるようにして、鼻先に圧を掛ける。 水源を掘り当てる名犬は、潤う泉を違えない。 メトロノーム状に揺れる尾は、普段見せない愛嬌を撒き。
忙しなく閃く舌が肌を擦る度に、 未熟で青い身体に疼きを齎し、焦熱を育てていく。
救済を求めて溺れる彼女は膝を拓くだけで良かった。 これはさざれを好む犬への愛護で在り、常の戯れ。 そうした言い訳の種は、もう三年も掛けて用意してきた。
くぅ、と小さく鳴いた犬の声は、からからに乾上り。 地獄の番犬は、憐れなほど甘い甘い雫に飢えていた。*]
(+74) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* ……へぃへぃ。 なーんもセットするものがないことを、確認済さ。
(-269) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* 今ご飯食べてたの 何気なく抽出してたパヴィのタグ増えてたから更新したら、 秘話見て米粒噴いたわ。
圧巻すぐる…!! 本当に、有難う有難う(ぺこぺこ
なんというストーカー日記((
(-270) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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_月_日
フィにぃと私の距離は開いてゆく。 頭を撫でてくれなくなった。 おんぶをしてくれなくなった。 手をつないでくれなくなった。 どうして? もう、私と彼は、あの頃には戻れないの?
私は、ずっと、ずっとフィにぃが好きなのに。 誰よりも、好きなのに。 どうして、私は一番になれないの?
私が、……
[インクは滲んで、そのページは駄目になってしまいました。]
(-272) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[月日は、流れてゆきます。
昔よりも、フィエゴの悩みやかなしいこと、くやしいことを 私がおしえて貰うことがなくなって。
その代わりに、私が綴る内容は、哀しいことが増えてゆきます。]*
(-273) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* 取りあえず、墓下を見ていると邸のバトラーになっている気分。
見ちゃいけないものを見て、聞いちゃいけないものを聞いている……
……さ。回想するか。
(-271) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[名を呼ばれる>>300と、静かにオルコットを見つめたが、 彼が続きを口にし無ければ自分も何も口にはしない。
彼がどんな思いや真実を抱えていようと、言葉にしなければ 伝わらない、届かない。 動かなければ何も気付けない。
ただ彼が口を開いた時、どんな言葉が齎されるのか怖くて。
リアントの時は口にすれば、二度と会えない気がして ずっと口を閉ざしていた。
ではオルコットに対してはどうなのだろう。
風呂の音を聞きながら静かに自分の手の中の石を見つめていた。
オルコットを突き出さなかった理由はこの石しかなかった。 あの客もオルコットも書店の客。 共に客だっただけで、きっと自分には何の関係も無い話だ。
それでも自分を守ると言われて渡された石を手放し難く。 だが彼自身が持っていた石は穢れて。 目を閉じれば穢れていく感覚が蘇り、 ぞわりと鳥肌が立った身を抱きしめて彼を待った。]
(308) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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……何か、食べるか呑みますか?
[身綺麗になったオルコット>>304を横目に、 リアントに接するように『いつも』の様な風で 尋ねたが。 彼が話したいと口を開くなら、耳を塞ぐ事は出来ない。
風呂場を掃除して来ると逃げたい気分を押さえながら、 彼をソファーに促して、自分はカーペットの上へ。]
……どうぞ。言いたくないなら、喋らなくても良いですから。
[そうして彼のペースに任せ、静かに彼を見つめた*]
(309) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* 好き過ぎて軽率にしぬから。
もっとじっくりたっぷり嬲るようにお返ししたい! 毎日土日になれば良いのに!精神と時の部屋あればいいのに!!
(-274) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* シャオに依存しまくり 最初はNOと言える勇気!になる予定が どうしてこうなった。きっとシャオ可愛いからだね知ってる
(-275) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[金の匂いに敏感でなければ生き残れない。 それもまた真実。 警官の交す会話の断片から、怪盗ディアマンテの情報に 報奨金が払われると踏んだ>>136情報屋やスラム街の耳は、 すぐさま噂をかき集めはじめる。
それがどれほど些細なことでも。
そう、たとえ小さな養護施設の子供の他愛ない疑問であっても。]
「ディアマンテは悪いことをしたの? だって……リア兄ちゃんでしょう?」
[偶然、怪盗が金貨落とし込むのを見ていた子ども。 慌てて年嵩の子どもがその口を塞ごうとしても、 もう遅い。]
(-276) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[リア兄、 その響きと施設の関係者を中心に、 捜査網は狭まっていく。]
(-277) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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[味方は、もうどこにもない。*]
(-278) 2016/06/02(Thu) 22時頃
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/* めっちゃくちゃパーヴィスの部屋にいって 適当にがちゃがちゃしたら日記あけられて中身みて 「え・・・」ってなってるときにパーヴィス帰ってくるとか言う美味しい展開を思いついたんだけど、それやると確定回しになっちゃうんだよなぁ・・・うごごごごご
(-279) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ 舞う硝子蝶は標>>305 縋る友を拒む理由などない。 我らは友、その身が何で出来て居たとしても。 変わりなく、傍にある、離れる事は無い。
もう二度と。>>305 例え、君が俺を何度裏切ろうとも。 其れが君の本心ではないと俺は知っている。
縋る手を固く、硬く握り締めて、 恐怖に怯える友を連れ帰った工房。 硝子よりも、尚。脆く崩れ去った街の唯一の光。 ]
(310) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[三年という時間が彼へと寄せたのは十全の信頼と愛護。 誰の助けも見込めず、己の魔法も及ばないこの場で、 ホテルで浄化を試みたものとは比べものにならぬほど 純度が高い色欲に無防備で踏み込んだなど思いもせず。]
きゃ、ッ ……くすぐったい、よ。 どうしたの? 今は 泣いて…ない、わ。
[この時はまだ余裕があった。>>+72 脱衣前、主人の外套へ八つ当たりした時のように>>+70 珠弾く肌理に浮かぶ雫を涙と見誤り、 慰めてくれたのかと。
ざらりと、瞼を、頬ごと嬲られ声を上げたのも。 彼が、甘露を見誤ったのもこれが初めて。 安心を与える毛皮が二の腕に触れて、ざわざわと。 その存在に落ち着かなくなるのも。また。]
(+75) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ 友と俺の唯一の家 ]
(-280) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ 君を囲う、呪いのわが家 ]
(*30) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ 常と同じく家主が気にせぬ道を友は気にする。 ワレモノ、コワレモノを踏まぬ優しさが尊く それで居て心地よい。
窓を見ぬ友の代わり、 見る外は常と変わりないが 友にはそう見えぬだろうという事は分かっていた。
座る友が、離した手が所帯な下げに堕ちる。 傷が悪化したらと案じてくれるやさしさが、今。 ――少し寂しい>>306。]
(311) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ もっと繋いでくれてていいのに。 あの頃のように、何処へ行くのも一緒だったように。 だけど、お前はそういうやつだって分かっている。
、まだ甘えられないんだろ…だから。 ]
休むか、ふむ。 ……少し寝るのも良いかも知れぬな。
[ 昏い眼を見つめ。 眠りが遅かった事を指摘すれば、パチリ。 懐より取り出した、扇子を取り出し、鳴らし。 ]
(312) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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壊れてないなら良かった。 やはり、主は変わっていない。まともだよ。
…俺は構わぬ>>307、 厄介など思うていたら、最初から主を泊めぬぞ。
[ 友の言葉はこの街からの逃走を示す。 俯く友、その心は、人への甘え方を知らぬようで。 手に持った扇子で軽くぺしりと頭を叩き。
分かっていると思っていたがと溜息1つ。 日常が戻ってきたとも見える声を掛け、 ――だが、と紡ぐ声は ]
街を出てどうする?
[ 街を出た処で、あれらは追いかけてくるやもしれず また、街を徘徊するあれらが、消える保証などなく 友が思い描いていた女は、腐敗していた。 ]*
(313) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ 何処にもいけぬと声は優しく囁く。 何処にも行かなければよいと、甘えを誘いかけ 唇は、耳許、母の形見に触れて ]
(-281) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[ 友に気づかれぬよう、その硝子部分を割った。]*
(-282) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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/* 硝子工芸家と古書本屋店主のあの噂はとかは殺伐とした中消えてるのだろうか。 ……と思いつつ。どうまとめようかと悩み悩み。
(-283) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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/* ただ、この秘話来たってことは、見てもいいって事。 だとは思うんだけど、僕そういう判断鈍いんだよなぁ本当に。
個人的には見に行きたい(素直
(-284) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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―雑貨屋エウレカ― [こん、と叩いたのは裏口。 幼馴染の店は今日も今日とて客の姿は見えず。
それを告げれば頬を膨らませて、 「帰れ」と扉の外へ押しやられるのは知れたこと。
何か言われるまえに、ひらりと怪我した左手をかざした。]
客でなくてすまないが、近くで手当てを出来そうなのが ここしか無くてな。
[治療費は言い値で構わないと軽口めいて、 誰かの歯形から血を滲ませた左手をひらひらと。]
(*31) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[どこの誰を怒らせたのだと問われても、 面白そうに肩を揺らすだけ。]
…躾されてない野良猫に噛まれた。
放っておけばそのうち死にそうだが、 拾うかどうかは迷っている。
[睨む幼馴染の眉間の皺など知らぬ素振り。 包帯を巻いた左手を、ひらひらと振って暇を告げる。*]
(*32) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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/* うおおおおお 気絶してる場合じゃねええええええ
(-285) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[――それでも、今ここで縋れる相手は彼しかいない。
今や湯には浸かっていないのに、肌はどんどん火照るし 下肢は潤み、喉は渇きを訴える。 こみ上げる飢えを、衝動をどう解消すればいいのか 解らず、自身の指すら触れる箇所すべてが電流にも似た 刺激を招くものだから最早身動きも取れず。
聡明で騎士然とした黒犬ならば。 ここから連れ出してくれるだろう、そう。考えた。] ……え、ちょっと、待って、 やだっ…… サーベラ、ス……ッ
[求めに応じてやってきた獣の細長い鼻先が、 湿り気を帯びた毛皮が、薄い舌が伸びたのは 傍らに落ちた好物のさざれではなく>>+73 何故かかたく閉ざした腿の付け根。
途端に腰が跳ね、重心が傾き膝を抱えるようにしていた 腕が、反射で後ろに伸びて逆手で身体を支える。]
(+76) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[離された手に寂しがっている事は知らぬ 何故なら、己は自分に手一杯、だったから 彼の負った怪我を気遣うだけで精一杯、だったのだ
友人も寝るのには賛成してくれるようである 其れにほっとした顔を見せ]
目が覚めたらすべて夢!とかないっすかね…… 皆が、あんな風になってるなんて。 悪夢っすよ。嫌な夢。夢なら醒めて……
[扇子のぱちり、閉じた音が あれを終わらせる終焉の、鬨の声ならいいのに>>312]
(314) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[己はまともだと、迷惑を掛けても構わないとばかりに 声をかけ扇子で頭を叩く友人は”何時も通り” だからこそ僅か、日常へと精神が回帰していた。けれど 友人は問いかけるのだ。街を出てどうするのだと
この狂気が、他の街でもないとは限るまいと、暗に示し]
街を出たら……そう、だな。 年単位で他の街に滞在して、それで…… グラニエと、ゆくゆくは所帯を持つつもりだったけど。 でも、もしあれが、っ。
[あれが、本当にグラニエだったらと 考えて揺らいだ、最低だ。確かめなきゃいけないのに 今は即座にあの狂気の中に足を踏み入れるのが怖い
己が身を抱え震える様子は、友に滑稽にも映るだろうか
何処にも行けないのだと示すかのような彼の声も また、心にのしかかり刻まれてゆき 故に、彼が近寄り形見の硝子の髪飾りに触れて――
其れが儚く、壊れた事も、己は気づかない*]
(315) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[意外な表情を浮かべて目の前の相手を見た。
彼女がそんな顔をするのは初めてだったから。 その場は、笑顔で取り繕って。]
ごめんね、大事なモノ……なのよね。
[内心は別だったが。 少なくとも、そちらを表に出す事はしないままに。]
(316) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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『私に見せてくれないなら』
『多少手洗い手段を使う事だってやむを得ないわね』
(*33) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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いいえ、コーラリアに来て欲しいわ。
ね、お願い。
[強引な位の言い方。 頷かないならばそのまま店に居座りかねないほどに。]
(317) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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― 日記帳のこと2 ―
[私にとって、幸せだった日々は鬱屈なものに変わってゆきました。
苦しくて、つらくて、報われない恋心に、 心も、綴るものも陰ってゆくのです。
でも、日記帳に溢れるのは、フィエゴのことばかり。 私の定めは、私の『異質』は。 記したところで、変わるわけでも、報われるわけでもないもの。]
(-286) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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_月_日
フィにぃと、たまごやきをつくる約束をしました。 皆に差し入れしに行くなら、オムライスがいいかも。 フィにぃに、さよならの事を話したけど。 決めたなら反対しないと、忘れないと言われました。 私を、なんとも思っていないのでしょうね。 きっと、私の代わりが居るから。 あなたには、義父様が居るから。
私はもう要らないんだね。 だから、どこかに行ってもどうでもいいんだね。
こんなに苦しいのに、あなたは笑ってるの。 こんなに辛いのに、苦しいから、頼ったのに。 あなたは、私なんてどうでもいいんだ。
こんなに、愛しているのに。 こんなに愛してるのに、あなたの夢が叶えば私はいらないんだ
[>>0:359 >>0:360それは、裏切られた日の事。
同日。]
(-288) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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/* 更新前にその行動起こせば、わりと良い感じに繋げそう? ちょいロル準備しておこ あと2時間・・・間に合うかな(焦
(-287) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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フィにぃは、私よりもお義父様が本当に大事なんだね。 そのピアスが、何より大事なんだ。 いなくなっちゃう私の為に、何もしてくれないんだね。
それが、高いものだからでしょう。 だって、くれた人と血なんて繋がってないんだから。
私のほうが、ずっと前からフィにぃといっしょにいたのにね。 昔のあなたは、そんな人じゃなかったのにね。 私を一番に頼ってくれて、一番に甘やかしてくれて 誰よりも傍にいてくれて……。
呪われてるんだ。 あのピアスが、すべて悪いの。 フィにぃを私から引き剥がす呪いがかかってるんだ。
[>>1:23>>1:28それは、物への恨み。]
(-289) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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_月_日
フィにぃは、やっぱりあのピアスに呪われてたんだ。 だって、私に嘘をつくような人じゃなかったもの。
全然しらない街、この街にある施設じゃない施設の事。 どこにも行かないって言ったのにね。
うそつき。
[>>1:513 それは、あなたのついた、冷たい嘘の事。]
(-290) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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でも、フィにぃはまだ残ってるわ。 私を司教様から護ってくれたもの。
フィにぃの魔法が上達するように、私の真珠をあげたい。 だから、呪いを解かなければならない。 あなたが、私のフィエゴに戻ってくれないと。 私の知ってるフィエゴに戻ってくれないと、あげられないもの。
そのためなら私、なんだってするわ。 なんだって、できるの。
これは、誓いです。 悪魔に魂を売り渡し続けても、あなたの為に尽くすわ。 私のフィエゴに戻ってきてほしい。 うそつきなフィエゴなんて、いらない
(-291) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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いらない。
(-292) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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いらないいらないいらないいらないいらないいらない いらないいらないいらないいらないいらないいらない いらないいらないいらないいらないいらないいらない いらないいらないいらないいらないいらないいらない いらないいらないいらないいらないいらないいらない いらないいらないいらないいらないいらないいらない
[―――私が、あなたの為に残りの生涯を使うと決めた事]**
(-293) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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/* 周辺回収が追いつかない(女神の涙関連回収中)
(-294) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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/* いや本当にもう…凄いってしかいえないけど凄い
怖い(褒めてる)
(-295) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[こちらの告げた魔法の有無は彼を納得させるものではなかった様子で、どこか釈然としない表情を浮かべ唸り声を上げている彼に>>291、苦笑を浮かべる。 物知りだと信頼してもらっているのは嬉しいが、所詮は年の功。 魔法を専門としている本当の魔女に比べたら、自分の知識なんて敵わないものだ。
ただ、彼の告げる具体的な方法がないわけではない。 それを自分は知っている。 それを告げないのは騙したいからではなく、一生懸命に考える様を眺めていて楽しいからだと言ったら怒られるだろうか。]
(318) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[彼へと差し出したチーズケーキは、彼の口へと入ることはないようで。 遠慮しなくてもいいですからね、と小さく告げておく。
パクリと自分の分を口の中へと含めば、心の中で75点、と自己評価。 次に作る時はチーズを変えてみようか、なんて思考も彼の耳元に揺れる紛い物の飾りの出処を知れば>>292、コトリと小さくフォークを置いた。]
パヴィー…あの教会の少女から、ですか…。 そういえば一昨日も一緒に掃除をしたと言ってましたもんね。 仲がいいんですねぇ。
[彼の微笑みのなんと嬉しそうな事。 ずっと不安顔だったというのに。 あの噂は本当なのか、と喉まで出た言葉は紅茶ごと飲み込んだ。]
(319) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[カチリ カチリ ―――
部屋へと静かに響いていた時計が音を鳴らすのをやめた。 まるで時が止まったように、秒針が動かなくなったのだ。 いや、実際に止まっているのだ。
可愛らしい微笑みを浮かべたまま、動かぬ彼がその証拠。
スッと、彼の耳元の紛い物へと手を伸ばすが、彼が反応することは当然ない。 動かぬ時の中で、紛い物へと指先で触れ、離す。
どんな物でも時が経てば劣化し脆くなるもの。 別に壊した訳じゃない。
ただ、ふとしたことでそうなるようになるまで、紛い物の時を進めただけ。]
本物の太陽に、不純物など不要でしょう。
[そしてまた、何事もなかったように、時計はカチリ カチリ と動き出す。]
(-296) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[いや、彼が仲がよいのは別にあの聖女に限ったことではない。 自分とも親しいカルナスや、彼の妹のようなルナ。 あの施設の出の子供達が、皆揃って仲がいいのは知っている事。
だから、噂に惑わされることなど―――]
(320) 2016/06/02(Thu) 22時半頃
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[あぁ、けれどどうしてか。
確かに胸へと湧くのは、面白くないという感情。]
(*34) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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体調、よくなさそうですね…。 大丈夫ですか?
それともチーズは苦手でした?
[彼の顔色と、手つかずのケーキに、不安そうにそう訊ねる。 浮かぶ微笑みに顔色の悪さも多少はよく見えるけれども、それでもすっきりしているとは言えない。
良かったら、栄養剤か薬なら調合したものもあると告げ。]
薬の消費期限もありますし、誰かの役に立つようならこちらとしても嬉しくもあるんですけどね。
[カルナスよりも年下だというのに、目の前の彼は遠慮しがちだから、普通に薬を勧めただけでは受け取らないだろうと、ぼやくようにそう付け足した。*]
(321) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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/* 多分駐在さんよぶよ!っていった駐在さんは パラレルワールドのヴラド。タブンネ
(-297) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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あっ、……いやぁ、 だめ、 そんなとこ、舐めたら……ぁ きたない……ッ
[思いがけない行動に、身をのけ反らせながらも より膝を閉じ、犬を避けようとするのに。
構わず内側に潜り込む鼻から、普段は端正に閉ざされた 口元から漏れる呼気が、柔肌を擽り 滅多なことでは自らでも触れぬ恥部をぬぐう軟体を、 拒む言ノ葉は賎しくも快感を得ていると隠さない語調で 浴室に響き渡る。]
ふぁ、……ねえ、どうしたの…サーベラス… っあぁ、いや、…待って、 ねえ……っ
[どれだけ制止を呼びかけても、犬の圧しは止まらず 今まで見たこともないほど、機嫌よく尾が揺れる。>>+74 触れる場所以外は、いつも通り、愛嬌溢れる愛玩動物。]
(+77) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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/*ザ・ワールド!!! ※ちなう
(-298) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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/* メモ見て、自分周りを書こうと思ったけど、書く事あったか?となったなさけなさ…。
事件を起こしてはいるけれど、表上関わってないからなぁ…。
(-299) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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―雑貨屋エウレカ―
[大通りに面した雑貨屋の、裏は細道、歩くは野良の動物や暗がりを好む者がほとんど。
他には怪我人だとか。>>*31]
……
[何もかもが気障ったらしいと内評価している支配人の、その胸に置いた手から力が抜けた。]
前みたいな依頼じゃなければ大歓迎よ。 まぁ、消毒薬の買い付けに来たと思えばあなたもお客様、だから。 どうぞ。早く。
[滲む血の色が垂れていないかと足元を確認してから中へと促す。]
(*35) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[のらりくらりと質問を躱されながら、向かい合わせに手当を施す。]
野良猫…ねぇ。
[どう見ても人の歯型だろうに。 訝しみ、きぅと強めに包帯を巻いていく。
白い、帯を。]
元飼い猫じゃない分、ヴィスマルト。 マナー講座はあなたのホテルの売りでしょう?
[迷いを口にする割に、話しをする彼の機嫌は良さそうだ。>>*32 帰る支配人を引き留め、替えの包帯を1巻渡す。]
……ねぇ、もぅ気にして――うぅん、今言うことじゃないわね。
[気にかかる相手が出来たというのなら。]
それはサービスにしておくわ。 右手と首、お大事に。
[次に何処を噛まれるか。 深海珊瑚ならばと、唇に指を当て、内緒にしておくとも伝え示した。]*
(*36) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[ 精一杯の友を責める事は出来ぬ。 だから、何時ものように寂しがるだけ。 ………そっと気づかれぬよう、拗ねるだけ。 慣れたものだ、何も言わぬのは、慣れていて。
ほっとした顔を見せる友を前。 漸く顔が見えたとばかり、少しだけ悦ぶ顔を覗かせ ]
さて、どうであろう。 ……今、主は起きておるからな。 覚めるものか、之は現実よ。
[ 気遣う振りをして友の怯えを突く。>>314 ぱちり閉じた扇子の音は、終焉を告げる声。 など、ではなく。拍子音頭、悪夢を操る声で ]
(322) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[――ディアマンテの情報は金になる。
そう踏んだ情報屋やスラム街の元に、噂がかき集められていく。 単純な目撃情報だけではなく―― リアント・アーロンの顔を知る養護施設の幼子が漏らした、些細な疑問さえも。
『ディアマンテはリア兄ちゃんでしょう?』
悪気のない、むしろ施設を出た兄を案じるその言葉。 しかし情報屋にとっては有力な言葉。 報奨金目当てに売られ、包囲網は狭まっていく。
――傷つき、翼を折られ、意識を手放した怪盗は、 まだ、そのことを知らない]
(323) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[知らないまま―― 逃げ場も、味方も、すべてを無くして 昏い暗い地下の水に捕らわれ、飲み込まれていく。
――かつて見た悪夢の再来のように>>1:239]
(324) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[ 日常を見せながら、 友への布石は打たれている。 もの言わぬ硝子細工が煌めきながら、密にと ]
(-300) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[いつぞや、オペラの店で泥酔した客に対しては 尻をひと撫でされただけで激昂したというのに。
少しずつ圧し掛かるようにして膝を悪る彼を、 力ずくで退けることができない。 きっと、彼は理解していないのだ。自分の行いを。 ひたむきな隻眼に、そう思わずにいられない。]
――…サー、ベラス…ッ
[そして、私の身体を悠々と支えたれる巨躯に 抗えるような力は、私にはなく。
何より――とても、信じがたいことだけど。 彼の蛮行を、この身体は悦んでいた。 吐息が、舌が蠢く度に、脚は震えて弛緩していき、 ついに、左右の内腿に隙間ができるのと同じくして 背中に、つるりとした大理石が触れる。
眼下にある光景に、たまらず両手で顔を覆うも 三年の間尽くしてくれた肢体を蹴り飛ばすなんてこと、 たとえ殺されかけたって私にはできやしない。]*
(+78) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[ 僅かばかり日常へと>>315 精神を回帰させる友への現実。 突きつけたのは、この先どうするかということ。
暗に示したは、友を追いかける怪異 ]
……阿呆か、主は。 会えぬ女の事を考えてどうする。
[ 友が心砕く女をばっさり工房の主は切り捨てた。 揺らぐならその程度。その程度の女だったのだ。
主が怯えながら確かめる縁はない。
身を抱え、震える様を滑稽などとは思わなかった。 むしろ、お前には俺しかいないのだと思い。 遠くを思い浮かべなくてもよいと綴る。
女を切り捨てながらも、その声は友には優しく ]
(325) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[ただただベッドにうつ伏せになっても、時が過ぎるだけ。 何も変わらない現状にただ熱い吐息を吐いて。
既に己でも気づいていた。 多少なり精を吐き出していたことを。 ただ着替えの下着がないから履き替える事も出来ない。
カチカチ、と室内に響くのは時計の針が動く音。
ただただその音が響くだけ。
パーヴィスと卵焼きとオムライスを作ると約束をしたのに。 いつまでも部屋に籠っているわけにはいかない。 約束は、守らなきゃ駄目だって父さんからも言われてるんだ。
ギシ、とベッドの軋む音を響かせながら熱く火照る身体を起こす。 動くだけで辛いその身体の熱はやはり冷めない。
それでも、身体を引き摺りながら再びキッチンへと向かう。]
(326) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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―――…い、 ない…… 、
[キッチンは使う筈だった卵が残されただけで、 パーヴィスの姿は既に無かった。>>286
吃驚して泣かせてしまったのだろう。 激しい自己嫌悪が己に降り注ぐ。
パーヴィスの事だ、 泣き顔なんて見せたら、と思うのだろう。>>290
泣き止むまで部屋かどこかに居るに違いない。 もしくは、己のお祓いが上手くいっていなかった場合の事を考え、 地下で準備をしているのだろうか。
途端に身体が震えだす。 まだお祓いを続けなきゃいけないのだろうか。]
(327) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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お前には、俺がいるだろう?
[ 恋より深き友情を。 壊れた、硝子の髪飾り。それが友を穢す手の最期。 女のようにはなれぬ。だが、――恋はひと時。]
……カルナは、俺の友達だろう。
[ 友情は永久。耳許に寄せた唇は甘く親しく囁き。 わが身を友の横、ソファに乗せれば近い距離。 肩を抱き寄せるように引き寄せ、染み込ませよう。
親しき友の距離。何もおかしい処はないと。 割れた硝子が、割れぬ硝子を友の懐で包み込む ]*
(-301) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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/* 平日で3000も溶かせばっておもったけど。 パーヴィスもシャオも4000とかしてるwwwww
(-302) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[ ソファに座り、見る友はやはり子どものようで その肩を優しく労わるように気づけば撫でていた ]*
2016/06/02(Thu) 23時頃
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/* おじさまが垂涎の自慰ロルを見せてくれるって信じてる。 (けれどそれを引き出せる自信は皆無。)
なんだろうね、この、やること大して変わらないし薔薇園より手順は少ないのにめっちゃはずかしい! 元々シェニカに色気なんてないしわたしのロルにもないからね……おじさまの描写みてめんたまぶっとんだよね。 瓶底色眼鏡のご装着ありがとうございます(平伏す)
(-303) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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……できれば、水を。 食べれる気はしませんねー。
[『いつも』のような彼に倣って自分もやってみるけれど。>>309 うまく、いかなくて。
見つめられてからゆっくりゆっくり、深呼吸をして。 迷うように視線を彷徨わせ、言葉を紡いでいく。]
(328) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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/* 地上はあっちもこっちもやんやんしてる中、 ふっつーに当社比三倍でイチャイチャさせて頂いてへへってなる。 キーツさん顔出し辛くさせてたらごめんなさい。
明日以降は青が白以上に厚くなるんやろな……。 (落ちる面子を観ての率直な感想)
(-304) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[銀細工の箱。 雑貨屋の内に在って、唯一売り物ではないもの。>>316]
……わたしも、急にごめん。 手、痛くなかったかしら。
[気遣うけれど2人の距離は離れ。 オペラの選んだ雑貨にもう一度目を配る。]
どうかしたの? ちゃんと信用のある人に任せるから、大丈夫よ。
[何度も言ってもオペラは折れない。>>317 こんなに頑なだったか。
早く、休みたいのに。]
……わかったわ。 そのうちね、そのうち。
[日付を決めず、取り敢えずの口約束。*]
(329) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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…ハクは、夜の事覚えてますか? 昨日のことです。 様子可笑しかったでしょう? 僕が抱き着いてもぴっとりでしたから。 なんていうか…その…人を魅了しそうでした。
[昨日の様子を思い出して。>>2:299 迷いながら、言葉にする。]
あの人が…なんであそこにいたのかとか、なんでナイフを持っていたかなんてわからないんですけど。 僕、見て、驚いて…でも、怖くて。 でも、あの人きっと…ハクのこと…。 僕、守るって言ったから…。
[思い出して震えて、顔を覆う。 しばらくして一つ、二つ、手から雫が零れ落ちていく。]
どうしましょう。 気持ち悪い、ですよね。 受け入れて、穢れて、結局…あんなことして。
[身体も言葉も震えて、また凍えそうになって。]
(330) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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……僕は大丈夫だけど。 ハクは、大丈夫ですか?
[気になっていることをもう一度、聞いて。>>197]
僕なら、こんなこと、慣れてますから。
[悲しげに、微笑んだ。*]
(331) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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/* 「リア兄ちゃん」>>323の言葉に一瞬自分かとびっくりしたわぁ。 何かに使えそう、ね。メモ。
(-305) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[日常をみせられながら、 非日常が日常へと侵食してゆく
醒めない、覚めない。是が現実>>322 罅割れるは硝子細工ではなく己の心、なのだろうか 恐怖で狂いかけているのだろうか
――起きてなんていないって夢なら言ってくれる筈なのに でも言わないってことは是が現実、なんだよな?
夢なら醒めては叶わないと 扇子の音が、示して
そして己を阿呆だとバッサリ告げる友人は 女を考えてどうすると、突きつける]
(332) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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そんな。ことは……
[会えぬ女だろうが、何度も寝たし 共に暮らそうと誘われもした 家族の作り方はわからなかった。でも ――彼女となら作っていけるのではと、思った女だった
でも、己は醜く化け物になった彼女を 確かに、拒絶してしまったのだ その事が胸に大きなひっかき傷をつけていて
友の切り捨てる声に縋りたくなるのを必死に耐えているが 揺らいでいるのは、隣で肩を組んだなら分かった事だろう
御前には俺がいるだろう?と友情を示唆する言葉 俺が、御前の友達だろうと耳元に唇寄せて囁く声音 其れはまるで麻薬の様で
引き寄せられて、彼だけは変わらぬと安堵する 何もおかしなことはないと、思ってしまう
友にしては近い距離だと、普段ならば思うのに 今は”まとも”な友人が傍にいる事に安堵して こてり、とその肩に頭を預ければ、 短髪に切りそろえられた橙の髪が揺れる
まるで今の心境を、表わしている様に*]
(333) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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[ほとんどが本当、嘘が混じっていても、死人に口なし。 でも、ああ、彼は、大丈夫なのだろうか。*]
(*37) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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ええ、それで良いわ。
出来るだけ、早いうちにお願いね。
[にっこりと微笑んで。 閉店なのにこれ以上はお邪魔できないともう一度笑ってから。
彼女は店を出て、次の目的地へと歩み始めた。]
(334) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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― 回想・雑貨屋 ―
[転がったラヂヲは、まるでオブジェのようです。 芸術的な変形を迎えた本体と。 転がる部品たちに、こっそりと黙祷。]
そうね、………そうだよね。
…………。
[コーラリアは、不良品ではありません。 もう、あの頃のように。 性の変化に悩み続けたコーラリアはいないのです。 怯えていたコーラリアは、いないのです。
でも、私はどうでしょう。 あの頃と、何も変わってはいません。 変わる事が、できないのです。
私は、不良品ではない、と。 果たして、言えるのでしょうか。]
(*38) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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分かったわ。 お掃除なら得意だから、片付けるなら 呼んでくれてもいいよ。
リアねぇが破片で怪我したら、困るもの。
[>>*26コーラリアだって、雑貨屋を掃除しています。 きっと、自分で片付けても困らないでしょうけれど。
この街からいなくなる前に、 大切な人達にできる事はないか、って。
考えてしまうのです。
――それで――………、 ]
(*39) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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えっと、うん。 そう、あれ……あれなの。
[悪代官が買いに来るならわかります。 でも、このお店で全うなものしか買った事はありません。
面を見合わせて、確かめられて。 顔が、真っ赤になってしまいました。]
え、と。 ……ん。
そうよ、ね。 なんで私に、よりによって、私に……頼んだんだろう。
[コーラリアが眉を下げれば、私も慌てます。 困ったように両手を合わせて。 もじもじと、指を遊ばせました。
自分の為に買いに来た……なんて、言えません…。]
(*40) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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だ、だって……。 大切なお友達に頼まれたの。
えっ。 え、え??
[>>*27矢継ぎ早に叱られてしまって。 一瞬、なんのことかとキョトンとしました。
でも、そういえばソルと変な噂が立ったとか。 今は、怪盗の騒ぎでおとなしくなっていますが まだ人々の心には、残っているのかもしれません。
先程よりも、もっと顔を赤くして。 ちがうの、と首を横に振るいました。]
(*41) 2016/06/02(Thu) 23時頃
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リアねぇ、ごめん……。
私は、買うだけだからね! リアねぇのところで、可愛いものを集めるの。 だいすきだもん。
[手を握られれば、両手で握り返すのです。 ふんにゃりと笑って、互いに大きくなってしまった手を。 指と指を、絡めて。
ちっとも問題は解決していませんが 久しぶりにコーラリアと手を繋いで。 幼い日の思い出に浸り、幸せそうに微笑みました。
まるで隙だらけの、緩みきった私です。]
(*42) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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あ…脚立持ってるね。 落ちないように、気をつけて……。
[一番上の棚に鍵を差し込むコーラリアを見上げます。 仰げば、その先に――…スカートの中を見てしまって。
私のからだの異質を知られている手前。 女の子同士とも言えない手前。
ひゃわわと叫んで、脚立を揺らしてしまったのです。]
(*43) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[もし、コーラリアが落ちてしまっても――… 受け止めるほどの腕力はどこにもありませんが。
きっと、クッションにはなれます。]**
(*44) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[恐らくと予想を立てたのはパーヴィスの私室。 部屋にいってパーヴィスに逢って如何するかなんて考えてない。
ただ、約束したから。 傍に居るって、居なくなるまで傍に居るって。 そして今日はオムライスを作るんだって、約束したから。
パーヴィスの私室へ向かう最中、修道士にもすれ違わぬ教会。 今日は誰も居ないのだろうか。
ゆっくりゆっくりパーヴィスの私室へ向かい、 コンコン、と扉を叩く。
暫くしても中からの反応は無い。 ドアノブへと五指を絡ませればガチャ、と扉は開く。]
パーヴィス…… って、居ない…のか …… 。
[居ると思っていた部屋にもいなかった。 キョロキョロと部屋を見渡せば、 パーヴィスの机の上には一冊の鍵が付いている本が置いてあった。]*
(335) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[犬は彼女に限り、主人以上に紳士的に振る舞った。 外套ではなく毛皮を纏った漆黒が得たのは彼女の信頼。 清き心を凛と持つ彼女の善性。
養護施設から離れてもなお、 同じ屋根下で暮らした少年少女らを弟妹と呼び続けるのは、 一度、懐に納めた者へ、彼女が見せる寛容と云う名の美徳。 犬はそれを、良く良く知っていた。>>+75
だからこそ、名犬は容易く垣根を踏み越える。 何も知らない生娘を犯す患いを払うように。
薄い舌で恥丘を撫ぜれば、草叢に空気が混ざる。 そこから子宮の真上まで舌を往復させ、 戻る度に、スタートラインが下っていく。
とろとろと滴る雌の匂いを、探るように。]
(+79) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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/* 行動に迷わせていたら申し訳ない…!!
(-306) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[湿った秘部を委縮させるのは、薄い軟体の閃き。
顎に仕舞っていた長い舌を伸ばし、愛蜜を掬い、 一々喉を鳴らして、卑猥な音を立てて嚥下する。>>+76
彼女に供された清水とて、 付き合い程度にしか口にしなかった獣が、 今や、バターも塗されていない処女露を干して。
制止の声は耳を通り過ぎ、 問いかけの形も聞こえない振りを貫いた。 こんな時ばかり、人語を解さぬ役者ぶりで。
水音を掻き混ぜる舌が、悦を掘り下げていく。 閉ざされた脚に行儀の良い“待て”も“伏せ”も見せぬまま。 そうして、とうとう獣の舌が辿り着くのは、 花弁の中にぽつりと顔を出す突起。
媚肉を分ける舌は、折り重なる八重をも開きながら。>>+77]
(-307) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[額を彼女の腹に擦りつける仕草は懐く所作。 舌の辿り着く場所さえ度外視すれば、平時と何も変わらない。
むしろ、変わっていくのは、犬の戯れに落ち着かぬ彼女の方。
眼前に居るのは、彼女の臀部を茶化す酔っ払いでも、 スラムに蔓延る粗暴者たちでもない。
ただ、ただ、甘露に懐く、素直な犬一匹。>>+78]
(+80) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[拓かれた脚に弾んだ鼓動も、飲んだ息も、彼女は察せまい。
濡れた割れ目を摩擦する舌はより鈍足が掛かり、 溢れた蜜がいやらしく湯殿の縁を濡らして妖しく光を弾く。
戯れの振りをした愛撫は、頻りに尖りを抉り、 顔の角度を変えては、過敏な蕾を擽っていく。
長い舌は人の指如く器用で、 蕾を擦り立てる度、花芯を探って包皮ごと転がした。 まるで、初夜に招いた花嫁を弄ぶような、 背徳的な喜びに、ふたつの胸を躍らせながら。*]
(-308) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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心得ておく、わ。
[彼女は笑みを崩さない。>>334 皿に、置物に、それから他は――…
確かに嵩張るものだからこそ、荷物運びを頼んだ方が良いのに。 オペラが出ていく。
店内はまた静かになる。]
あ、ケーキ。
[それに紅茶もまだだった。 clauseの札を下げて後、深海珊瑚は湯を沸かし、煮出し過ぎた紅茶を飲む。]*
(336) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[左手に白い包帯を巻いて、歩く最中、 新たな事件でも起きたのか警官の集まる一角を見つけてふと足を止める。]
この辺りで何か?
[見物人に鬱陶しそうな視線を隠さない警官の視線が、 纏う背広の仕立てを見て取り、慌てて居住まいが正される。]
書店で、ディアマンテが殺人…?
[嘆かわしいとでもいうように眉根を寄せれば、 更なる同意を求めるように警官が何度も頷いた。]
昨日の養護施設の件といい、物騒なことだ。
[さりげなく、怪盗の仕業になっている事件についても触れて、 後はその場を離れる。
まさか、と思いながらも気になる地点。]
(337) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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―裏路地― [舗装の剥げた裏道で、何故か彼は倒れていた。>>268 それが仮初の棺桶埋まる場所とは知らず、 呆れたように息を溢す。
無様に乱れたシャツも>>254、 背中に滲む血も>>255、 警官が今の彼の有様見れば、 要保護対象だと判断されそうなものなのに。]
(338) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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お前は、助けられることを求めなかったのか?
[それは――助けを求めることへの不都合か、疾しさか。 いずれにしても今意識のない彼に応える術はない。]
(-309) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[男が前立てを寛げれば、卑しき形に雄が聳えていた。 社交界から縁遠いケルビスの当代でも、 財を目当てに近づく異性は街灯の数と同じだけ。 少し暮れた街並みを歩くだけでも、 装いに眼を付けた夜鷹に手招きされるなど極日常。
それでも、男は慾を前にして、理性を折ったことはなかった。
欲求を戒める事とて紳士の倣い。 グラマラスな肉感に、眉と銅を弾いて施すなど、 息をするよりも易きことだった。
――――だと言うのに。 今や、彼女の裸体に煽られ、身体中の血が下肢に集まっている。
共有する五感は、酷く間近に彼女の像を結び、 抗えぬ本能に屈するなど、初めてのこと。]
(-310) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[背中に滲む歯型に、シャツの上から爪を立てる。
もしも疑念が杞憂ならば、穢れたものは落ちればいい。 もしも疑念が真実ならば、穢れなど覚えぬほどに ――自分の証だけ刻めと。]
(-311) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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/* なんか人が死に過ぎてて、今何がどうなってるのか本当に追い付いてない人←
(-312) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[節くれだった五指で握り込んだ砲身から、 露が滲むまでは、笑えるほどに早かった。
十代、二十代の、若さに振り回される年でもないと言うのに。
掌中に収めて軽く上下するだけで、雄が肥えて質量を増し、 彼女の秘所を解くに合わせ、根元から大きく扱き出す。
デカダンスの淫蕩は余りに甘く、瞼が上げられない。 耳を澄ます名門の当代は、愛犬の横顔に良く似ていた。*]
(-313) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[悩んでいると、笑う気配がする。>>318 こちらは真剣だ。 これはルナの、命にも関わること。
そう思えば尚更、呑気に食べている場合では無い気がした。>>319 せっかく出してもらったチーズケーキは、勿体無いけれど。 きっとケーキの匂いを嗅ぎ付けたカルナスの胃に、>>107 収まるだろう。 平穏な一日だったのなら。]
(339) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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そう、あそこの教会の女の神官やってて。 暇だからって手伝ってくれて。 すごくいい娘なんですよー きっと街の皆に慕われる女司教様になるんス………よ?
[仲が良いと言われると、やはり嬉しい。 自慢するように話して、 その時に拾った違和感は、ほんの一瞬。 しかし、ズラされたコマを認識する事は不可能。
教会まで届いた酷い噂が、ここまで届いていてもおかしくはない。>>320 でも聞かれないのだから、 本当に届いてないか、 ソルを知る故にデマと切り捨てているのか。 そのどちらも、ありがたい事。
同様に、ルナの事が話題にならないから。 そちらはきっと届いてない。 なら、月長石を見せるのは止めておこう。 言葉にしてしまったら、肯定されてしまったら―――
ルナを信じていたいのに。]
(340) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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/* シェニカ可愛すぎてロルのガタガタ化が止まらない。 もうちょいとなんとかしっかり…!
(-314) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[泥だらけの行き倒れを>>268、上着でくるんで抱き上げる。 街中を闊歩する警官に出くわせば、 貧民街から雇っていた従業員が 倒れているのを見つけて保護した、と告げる。
昨日の孤児たちの保護から、ダスクとコファネットの名は更に売れたもの。 疑念抱かれるどころか感謝の念すら感じる視線に見送られた。*]
(341) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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あ…チーズは好きっスよ? ちょっと今、食欲がないと言うか… せっかく出して貰ったのにすみません。
[顔色に出る程、なのだろう。>>321 この反応はさっきも見た。 また心配をかけさせてしまった。 きっと、オペラの"前払い"も、そう。 薄い笑みは、その好意を踏みにじってしまったのだろう。>>128 虫の居所が悪かったとは言え、後悔を、している。]
ありがとう、ございます。 でも、ただと言う訳には行かないんで、 少ないけど今日の相談料と、一緒に。
[僅かばかりの稼ぎの一部を、エメリアに渡す。 受け取らなくても、テーブルの上に置く。 もともとこの貨幣は、知識の対価として渡すつもりでいた。]
(342) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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|
エメリア、ありがとう。 急に変な事聞いて、ごめん。 ………また、何かあったら来る、かも。
[答えは得られたのに、釈然としない。 けれど、知り得ることを教えてくれたエメリアに非はない。 知らないのなら巻き込むのも憚られ、重要な事を告げずに。 工房を後にしよう。
チラリと。 奥の部屋が気になるも、通り過ぎる。 音がしなければ、そこは間違いなく倉庫なのだし。]*
(343) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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|
[かしゃん、と抱き上げた体の、義足が鳴る。
埋め込まれた石と、恋人から与えられた金剛石の護符が 共鳴するようにきらきらと光輝纏った。
まるで片羽の在り処を主張するように。
呪うように愛した、その執着を誇るように。
支配人と、怪盗と。 二人に残された金剛石の姫の欠片は、――笑う。*]
(-315) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[ 覚めない現実を前に。 友が狂いかけると云うのなら。 その身が狂う前に掬うが、俺の役目。
夢ではない。>>332 その証拠を友に見せ。 之が現実であるとばかり、教え込み。
扇子の音は友を現に引き寄せる。 街をいくあれらは現実。何も変わらぬ此処もまた。 そうして、友へ突きつけたのは、女の事。 ]
(344) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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|
…ないと主は断言できるのか?
[ 細い目が問いかける。 何度眠った処で、変わりない。 主の恐れ、主の恐怖は何も変わらず。
拒絶をしたのだろうとばかり。 女の事を知らぬはずの工房の主はつきつける。
揺らぐ友の肩を抱き寄せ、甘い声を掛けていく。 怯える友を気遣うのは当然の事、常と同じ 憎まれ口を叩けども案じ続けていたのだから>>333 ]
(345) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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|
[近い距離。だけど、其れがおかしいとは思わない ]
…カルナは、家族が欲しかっただけだろう。 その女を愛してたわけではなく。
[ こてり、肩へ預ける頭に囁きは沁み渡る。 ほぼ横ばい、此方が僅か高い身長。 お前の事は俺が一番よく知っている。 その女よりもずっと、ずっと。…心も体も。
唯、家族が欲しかったのだろうと指摘して ]
友は、家族より頼りないか?
[ぽつり。少し悲しげ、寂しげな音量で。 ほぼ横ばいの身長。僅か自分の方が高く。 揺れる心を示すような、橙に唇を寄せては、軽く噛み。 肩を抱いた手は、何の気なしを装い、 ]
(-316) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
|
|
[教会の井戸から水を汲み上げて、顔を清めます。 涙の痕も、少しは薄れてくれたでしょうか。 フィエゴに顔を合わせても、>>327笑っていたいのです。
突き放されてしまった哀しみを顔に出してしまえば フィエゴが、また遠くなってしまう気がして。
笑っている顔が、好きだと言ってくれました。>>0:360 なるべく、笑っていたいのです。 ほっぺをむにむにして、表情筋に頑張れと励ますのでした。]
(346) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[ 友の後首。つけられた跡を撫でて ]
……血が出ておる。 動いた故か、…………。
[ 治癒の魔法を唱えようかと。懐より宝石を1つ。 怪我ばかりこしらえる奇術師をなおす為に覚えた術を。
使おうとばかり。もう少し顔を下げろと願い出た ]*
(347) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[ ダスクの依頼>>*21。 硝子の金剛石を求める支配人。 求めたものは分かっていた、
歪なれど、それもまた永遠なればとばかり。 酷く愛し気な様子に扇子を鳴らし響かせた。
――その作品を元。 前より考えていた大作は完成を迎え、後はお披露目を待つ ]*
(*45) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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―雑貨屋・自室―
[また、夜が近づいてくる。 シャオからの守り石を首飾りと合わせて首から下げていた。 受け取った礼をしようと思うけれど、工房に訪れる程の気力はない。
チョコレートを口に運ぶけれど、外に出て食べる程の欲はない。 何か食べられるものはなかったかと、冷蔵庫の中を改める。 冷気を一定量放出する石は変わりなし。 熟れかけているメロンを見つけ、ナイフで切り分けていく。]
(348) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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/* こええええええええええ 金剛石の姫の呪いこええええええええええええ
でも好きだなあ、この流れ
(-317) 2016/06/02(Thu) 23時半頃
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[ベッドに腰掛け、果汁の滴る橙色を口に運ぶ。 砂糖を使わない自然の甘味。 頬を抑えて美味に唸った。]
(349) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* まぁ今回というか2dで落ちたのが父さんだからこそ不幸中の幸い? 上手くやってくれてるだろうし(頷くめっちゃ頷く
僕だったら多分滅茶苦茶焦ってわたわたしてそう…。
(-318) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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だん、げんは……
[常なら言えた。でも現実と認識してしまったら 子の狂ったような世界が外に在り 今は此処しか、平穏がないのだと 共に確りと教え込まれてしまったら>>344
断言など――]
……でき、ない。
[出来ない。出来る筈がない 蜘蛛の糸に縋るが如くに。拒絶したのは御前だと 確りと付きつけてくるのは、己が彼女を、 拒絶したのだという真実
甘い聲に、甘えて溺れそうになりながら 案じる声音に引き寄せられるように 誘蛾灯に導かれる蟲の様に
思考を塗りつぶす声は尚も紡ぐ 家族が欲しかっただけなのでは、と 本当は愛していなかったのではないかと
己もまたそう考え始めてしまう 唯、本能の熱を持て余し、抱く事で それを発散していただけなのではないかと
友達は家族より頼りないかと尋ねる声に]
(350) 2016/06/03(Fri) 00時頃
|
|
いや、そんな事は無い。でも。
[友人の距離と家族とはまた違うのも分かっているし 何より尋ねる彼には二親が今もいる ”恵まれた”彼の言葉だからこそ、少し躊躇う 家族を持つが故に、君は家族より頼りないかと聞いたのではと
そんな折に、後ろ首の痕を触られて]
っ、痛っ……
[ずき、と疼くその傷 治癒をと常の様に願う彼の言葉>>347 疑いもせずに――己は
そっと頭を、傾け項を晒す*]
(351) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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― キッチン ―
[貯蔵庫に出しっぱなしの卵が気になりました。>>327
せめて、片付けなければ。 悪くなってしまうのが心配です。 恵まれた食べ物は、タダといえど、貴重なものでした。
ごはんはまだ炊いていません。 今すぐ、オムライスは作れませんでした。
ベーキングパウダーや薄力粉、それに牛乳があったので ホットケーキを焼くことにしました。 ボウルの中にタネをつくり、菜箸で混ぜます。 綺麗な小麦色のホットケーキをフライパンに焼いて。
二人分にするには、少し余ってしまったので。 もう一枚は、司教様の分にでも、しようかと。 司教様は、甘いものがあまり好きではありませんが 細い胃に、二枚は多すぎるのです。]
(352) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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|
[薄汚れた床に伏せることは防いでも 大理石を褥代わりに横たえることには寛容を見せ。
今まで、まるで人語を理解しつくしたように 意思疎通を見せてきた獣の突然の難聴が、 不理解の理由に想いを馳せる余裕もなく。]
――…はぁ、っひあぁ…… サー、ベラス くすぐったい、ってば ぁ……ッ
[曝け出された痴体、濃紫の繁みから、臍の下まで 往復する舌は少しずつ下がり、ぞくりぞくりと 肌が粟立つ度に、裡から疼きと露が滲む。>>+79
いやいやと、首を振るだけの抵抗では 侵入者を防げるはずもない。]
(+81) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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…そうだ。
[メープルシロップをゆっくり、ゆっくり垂らして。 『たいよう』の絵を描きます。 おひさまは、私を元気にしてくれます。
――…落ちてしまうこともありますが>>2:19 ちゃんと、また、昇ります。 私がいなくても、きっと昇るのでしょう。
貴族の事件は、修道士達が出払っていることもあり 私の耳には、届いておりませんでした。 ソルは今日も元気なのだと、信じて疑いませんでした。]
(353) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* やべっ ロル書いてたらもう0時になるやん…!!(あと30分
(-319) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* こんなに甘くていいのだろうか(あせえ いや、どうしよう可愛い、ああくそ苛めたい 絶望に叩き落したい( しかし、シャオではできない、くっそぉぉ
(-320) 2016/06/03(Fri) 00時頃
|
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[脚立を揺らした張本人が庇ってくれなければ、今頃はベッドに寝たきりで痛みに唸っていただろうと思う。 いや、パーヴィス自ら治療を願い出て終わるだけの話。>>*43>>*44
フォークを咥えたまま、自室故の気兼ね無さでスカートを捲る。]
可愛いものって、わたしより…… いやいや。
[考えるのはやめておこう。 あの時のパーヴィスが浮かべた笑みのような、柔らかい果肉を飲み込んだ。]**
(*46) 2016/06/03(Fri) 00時頃
|
|
[絵を描いたら。 すこしだけ、元気になれた気がしました。
哀しいことは、すべて、すべて、一冊>>335に閉じ込めて。 私は、今日も、明日も笑っていたいのです。 9日後も、きっと、笑っています。]
[今の幸せが続けば、最後まで、きっと。]
(354) 2016/06/03(Fri) 00時頃
|
|
いえ、お礼を言われるほどのことでもありません。 それに、結局悩みはスッキリしなかったようですし…。
[だから、相談料と言われて金銭を受け取るほどのことでもない。 けれどそれが、渡す薬の対価だというのなら、受け取ることを拒むことはしなかった。>>342
彼には世話にもなっているから、払えないというものを払えとは言わない。 薬を差し出したのもただのこちらの好意。
けれど、自分の錬金術にはそれなりの誇りもあるのだ。 そしてきっと、対価を支払う彼にだって、同じように。]
ではこちらを… 一日三度飲んでいただければ。
[紙の包装に一包ずつ包まれた粉薬を差し出して。 出来るだけ飲むときは胃に何かしら入れた方がいいというのも伝えておく。
食欲がないといっても、食べなければ倒れる事すらあるのだから。]
(355) 2016/06/03(Fri) 00時頃
|
|
[音も、光も、その全てが遠い。 膜がかかったように 靄がかかったように
呆れたような、誰かの声も、――遠い。
背中に走る痛みにも、ぴくりと反射を返すのみ]
(356) 2016/06/03(Fri) 00時頃
|
|
えぇ、いつでも…。 ……――――。
今度、あの部屋の掃除を任せたりもするかもしれないので、その時はよろしくお願いしますね?
[去る彼が一度、奥の部屋へと目を向ける。>>343 それに対して、一度思案顔を浮かべて、そんな提案を。
なにぶん、倉庫として使っていただけできちんとした掃除もほとんどしていなかった。 今までは危ない物もあるからと頼んでいなかったけれども、普段の工房の仕事ぶりを信頼して、自分がいる時に頼むかもしれないと、去り際の彼へと告げ、ではまた、と彼を見送った。*]
(357) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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あなた、また喫茶店に行ってたの……?
[件の修道士が帰ってきて。 ホットケーキをつまみたそうに、こっちを見ていました。 施設の子供たちは、彼の守備範囲ではありません。 たぶん、きっと、油を売っていたのでしょう。]
(358) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[―――身体が、浮く>>341 両脚の義足が鳴る。
体温の暖かさの、 歩行の振動の、 聞こえてくる声の、 心地よさに微睡み。
――引き合わされた青き血。 義足に埋め込まれた石が煌く。
喜ぶように。 笑うように]
(359) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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ンッ 、ゃ、あぁあ、あ、 いやぁ、……ッ
[細長く湿った鼻先が、溢れる蜜を啜る水音は この身がどれだけ潤んでいるか ――どれだけ、彼からの施しを享受しているかの証。
逃げを打つように腰を揺らしても人より長い舌は 蜜壺から剥がれることはなく、叢をかきわけ 荒い息の間に触れる犬歯は決して肌を傷つけず。 ひたすら、青い果実に成熟を齎した。]
やぁ、それ……ッ へん、へんになる、から… おねがいよ、サーベラ……ッひぁ ン
[花弁を探り、深層に眠る慾を引き出す軟体は まるで人の指のように巧みに、尖りを舐め擦り。 啜れど啜れど、泉のように湧く蜜を啜る。]
(+82) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[――どこか、呪いめいたように*]
(-321) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* 壁を殴るだけの簡単な作業。 シェニカは幾つ心臓を奪う気なのだ…!
(-322) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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ねぇ、これからホテルに行かなきゃだめよ。 シッターも駆り出されてるって司教様が仰ってたわ。 …………司教様にばれたら、怒られちゃうよ。
[さぼってばかりじゃ怒られると目くじらを立てます。 昨日までよりも、ちょっと厳しいのは。 私が今、幸せだからです。]
ねぇ。 広場に寄れそうなら、このケーキ持って行って。 ソルがいたら、渡してくれる? 会えなかったら、食べちゃってもいいから。
[出て行く修道士を呼び止めて。 たいようの描かれたホットケーキの乗ったお皿を差し出します。]
(360) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* あと30分で墓下だー どっきどきっすね!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ 墓でもお相手宜しくッスよシャオ―(灰ですりすり
(-323) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[残りのホットケーキを二枚、お皿の上に。
フィエゴが食べてくれるかは解らないけれど。 朝ごはんを食べてから、大分時間が経っていますもの。]
あれ……いない?
[>>326てっきり、お部屋に戻っていると思いましたが、 フィエゴの姿は、見当たりませんでした。
何処に行ってしまったんでしょう。 ごはんのことよりも、フィエゴが本当に、本当に。 私を置いていってしまったんじゃないかって]
(361) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[水は望まれたが食べ物は却下された>>328 平気で食べ物まで求める様な相手ではないと 想像そのままの彼に、少しだけ笑みを浮かべて 冷えた水を注いだグラスを彼の前に置くと 自分はそっと煙管を取り出した。]
……失礼。 吸わせてもらいますね。
[何を語るのかと、昂ぶる神経を落ち着かせる為。 そして何か咥えていれば突然何か叫ばずにすむだろうと 安易な考えで煙管を咥えて火を点けた。]
──……。
[煙を吐き出す度に横を向く。 彼に煙が掛からない様にする為に。 彼の話から逃げる様に。
最初こそ煙を吐き出すペースはゆっくりだった。 だが彼の告白が進むと>>330、 白い煙を灰に取り込む前に外へと追い出して眉を顰めた。
オルコットの説明が何1つ。 何1つ理解出来なかった。
いや、全て現実だったと言うのは理解出来た。 だがその行動原理の全てが、理解出来ない。
後1つ、判ったのは。]
(362) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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……俺の事、守ろうとしてくれた……?
……俺のせい、って事?
なんで? オルコットさん……。 心配してくれたのは嬉しかった。 石までくれて、嬉しくて有難いと思いました。
でも……なんでそんな事……?
大丈夫? 何が?
大丈夫なわけないでしょう? あなたは自分が何言ってるのか、何をしたのか判ってます?
気持ち悪いとか、慣れているとかそんなんじゃなくて!
ただの客が俺みたいなのに何か思うはずないでしょ? 俺がありがとうって言うとでも思ってたんですか? 感謝するとでも思ってたんですか?
俺の代わりに犯されてくれてありがとう。 殺してくれてありがとうなんて言うとでも!?
(363) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* 今ロル落としたらだぶりそう…!!!
(-324) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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/* 『されどぼんやりとした悲しみは、伴えず。』 >>2:329
むしろ、『悲しみは消えず』とかじゃなかったか? もしくは村名と絡めて『穢れは伴う』とか。
(-325) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[冷めない熱は、今も吐息として吐き出される。 幼馴染とはいえ勝手に女の部屋に入るなんていけない事。 でもどうしてだろうか、 その机の上に置いてある日記が気になって気になって仕方がない。
鍵を掛けている、見られたくないものに決まっているのに。
でも、あのキッチンで右耳に囁かれた言葉を思い出す。 いけない、そう分かっていても自然と手がその本へと伸びる。 かかっている鍵は番号式。
先ず入れたのはパーヴィスの誕生日。
――開かない。
次に己の誕生日。
――やはり開かない。]
―――…ハハ、何やってんだ …俺……… 、
[勝手に人のものを見ようとして、 見たところで如何するのかという話。 別に見れたから己の熱や欲求が収まるわけじゃない。
それに、いつパーヴィスが帰ってくるかも分からない。]
(364) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[声を荒げない様にする為に咥えていた煙管も意味を無くす。 まだ、襲われて犯されてどうしようもなくと言うなら。 多分自分は見なかった事にして、リアントの様に 彼を黙って帰し、明日にはいつもの様に本を勧めただろう。
だが意味が判らない。 昨日の自分が魅了しそうだったとか、 あの客が何かしようとしたとか。 だから代わりに穢れたなんて。]
意味が判らない! ……俺は……大丈夫って言ってしまう、あなたが一番怖くて、 気持ち悪い……。
[悲しげな微笑み>>331が、助けを求めるものだったとしても。 今渦巻くのはあからさまな嫌悪。 夢の中、身体の中を弄られて弾けたあの感覚すら 気持ち悪くて仕方ない。]
(365) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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こんなもの……。あなたのせいで……俺まで、穢れた。
……警察には言いません。 出て行って下さい。
[オルコットがどんな表情で自分の罵倒を聞いていたのかなんて 気遣う余裕も外への配慮も無くし、 渡された守りの石を彼の前へと突き出して。
ぎりと煙管を噛み締めた*]
(366) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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フィにぃ、どこ……?
どこに居るの?
[廊下を歩きながら、フィエゴを探します。 礼拝堂の方に居るのでしょうか。
>>335一度、部屋を覗けば、そこにフィエゴが居ました。
両手には、隠し味にヨーグルトを使ったホットケーキ。 苦くないヨーグルトは、生地をふっくらとさせてくれています。]
2016/06/03(Fri) 00時頃
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[ ほうら、 お前はそう言うだろう>>350 ]
(-326) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[ 分かっているよ、愛しい友。 誰よりも俺がお前の事を、俺だけがお前を。 誰よりも、誰よりも、ずっとずっと。 ]
(-327) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[薄く、目を開けたのは一度。 上着に包まれた男の視界からは、誰に抱かれているのかは分からない。
けれど、抵抗するには全身が痺れたように動かず なによりも、温かさも、音も、心地がよくて、
身を包む上着を握りしめ、再び意識は落ちる。 ――気絶ではなく、眠りとして*]
(367) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[ 平穏は此処にしかない>>350 今も、そして、この先も。この世界は歪よ。 友と俺だけが正しくある硝子の世界。
断言出来るものなど、1つしかない ]
…ならば、そんな女の事など考えるな。
[ 其れが答え。 友が出した答えに、真実を突きつける。 縋りつく友へ差し出された蜘蛛の糸。 其れの先にいるのは、俺。
溺れそうになる友を手繰り寄せては苛み。 魅せられる蛾は、蝶よりも鮮やかな橙色で。
友の心を追いつめていく。 逃れなきよう、腕を蔦のように絡み付かせて。 友の中の事実を示す、家族が欲しかっただけだと。 ]
(368) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[犬の戯れというには過ぎた行為に、 ふたつの双眸がらぽろぽろと水晶が零れる。
涙の意味は、自身でも理由がつかない。 ただ、ひたすらに恥ずかしくて――気持ちよくて。 獣に凌辱されても抗うことなく、善がる己の 浅ましさに、卑しさに震えながらそれでも。]
――――…ッ、 いやぁ……ぁ、…
[視界を覆っていた腕を剥がすと、 下肢に絡みつく彼の、聡明な二等辺三角形へと 伸ばし、常よりも強く揉み、内側の毛を擽る。 嫌がって、抵抗して離れてくれるかと期待して。
結果、より深く愛撫を強請るようなかたちになり、 のけ反る頤の先では絶え間なく、嬌声が漏れる。
やがて胎内が収縮し、痙攣を見せつま先がピンと沿っても、 それが何を示すのか理解できぬままに、啼き続ける。]*
(+83) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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― 斡旋所 ―
生憎と、ディアマンテは難しいでしょうけれど――
盗むものもそんな難しいものじゃないわ。 言うまでも無いけれど、口が堅い人を寄越してちょうだい?
[狙うのは銀の箱>>329
手を伸ばしただけであんな反応をするのなら。 こっちが手に入れてしまえばどんな反応が返ってくるのだろうか。]
……配達に出る時があるから。 その時を狙ってくれれば良いわ。
[テーブルの上に積み上げたのは、これまで以上に相場を無視した前金。]
(369) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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フィにぃ、どこ……?
どこに居るの?
[廊下を歩きながら、フィエゴを探します。 礼拝堂の方に居るのでしょうか。
>>335>>364フィエゴを呼びながら、部屋の前も、通ります。
両手には、隠し味にヨーグルトを使ったホットケーキ。 苦くないヨーグルトは、生地をふっくらとさせてくれていました。]*
(370) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[彼へと渡した薬は、確かに疲労回復の薬。 ただ、少しだけ副作用に、軽い睡眠効果と思考力の低下があるもの。 いろんな事を気にして、難しく考えてしまっている彼への気遣い。
去りゆく太陽の子の背を、見えなくなる見送った後、向かったのは鍵に閉ざされている奥の部屋。 そこには、愛らしい月の少女が静かに寝息を立てています。
心音を聞くように、そっと彼女の胸元へと手を翳して、目を細めます。 通常よりも少しだけ、けれど確かにゆっくりと鳴る心音に、笑みを浮かべて。]
後少しで…――
[呟く声を拾ったのは、奥の部屋に蠢いた影らだけ。*]
(-328) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[それでも考えるこの本、いや日記だろう。 番号を、何か、パーヴィスが使いそうな番号を。
鼓動が鳴り響く。 ふ、と思いついた番号。 己とパーヴィスが初めて会った日。
勿論忘れるわけもないあの日。 この街の出身ではないパーヴィスは異国から来たのだと、 いつか聞いた事があった。
毎日その教会へと足を趣き、共にお祈りをした。 幼馴染で、とても大切な存在。
指が、そので会った日の番号を紡ぐ。]
(371) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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…でも?……なんだ。
[ 友は時に家族よりも親しい距離になる。 二親を持ち出されても、関係ない。 あれを家族と呼べるのか、もう定かではなくなって
他よりもかけがえなき友の肩を抱きしめ>>351 ]
…俺は、お前になら何をされてもいいんだ。
[一見友への献身。
変わらぬ友情を見せるような言葉を。 痛がり、蠢く傷に仄かな感情が灯るを感じながら 後首を落とす友へなげかけ、晒された項を見つめ。
唄うは、呪文。友の為に覚えた呪い。 ]*
(372) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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―ホテル・コファネット 仮眠室― [行き倒れていた人間を 従業員用の休憩スペースに放り込むわけにもいかず、 ダブルブッキングや有事の際に使用するための 一室に寝かせる。
そうと分からぬように配置された設備のそこかしこには 警備上必要な監視用の魔石とともに 内外ともに要らざる呪詛を弾く効果も備わっていて 血を飲んで喜ぶ女神の雫の影響を 多少なりとも和らげる程度には有効か。
血色の悪いのは下町の人間に共通だが、 拾いあげた雑用係の顔色の悪さはそれよりも尚悪い。
けれど、瞼を閉ざしている限り、 その片目の穢れが世を映すことも、その逆もない。
さながら、楽譜に刻まれた四分休符の如く、 束の間の静寂。*]
(373) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[ 工房にある光石の力を得て増長する呪い。 懐より取り出した宝石が持つは、――『色欲』。
何があろうと、俺はお前の友達だ。 其れを示す為の傲慢。
密やかに笑う顔は深海よりも深く暗い。 静かにだが、確実に。
街を変えたように工房の装いは変わっていく 光輝く硝子が、淡い光を携え、コワレモノを反射させ ]*
(-329) 2016/06/03(Fri) 00時頃
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[パーヴィスの声が己の耳へと聞こえた時。>>370
―――カチャ、と鍵の開いた音が、*部屋に響いた。*]
(374) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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[ 工房の扉は暫く開かない ]*
(375) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/* はッ!!!!!!
癖で*2つで〆てしまった…!!!!
ま、まぁ墓落ちだし表は〆っていう意味でいい…よね パヴィごめんんんんん!!!
離席じゃないよ!いるよ!!!
(-330) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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―硝子工房―
[ 硝子工房の主は怠惰と安眠を求める。 最近大きな作品を作ったからと、少し多目めの休息。 疲れた故と依頼主には答えている。
怪盗の噂話と情報。其れを問われても>>323 口を噤む程度には出来ていて、御用達の名を傘に。 暫くは、気に入った依頼の品のみ作ると公言。
大きな作品、それが何なのか、知るものは居ない ]*
(376) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/* 自分メモ
ソルへと渡したのはちょっと副作用があれだけども普通の薬。 ルナへと渡したのは月光花と月長石と翠玉を調合したもの。 効果は時間をゆっくりにするもの。=心音がゆっくりになっている。
今の所ルナは実験台位置かなー。
奥の部屋にはホムンクルスの実験のなりそこないがいる。 奥の部屋の掃除=なりそこないのお掃除。
最終的には、自分の石とルナとソルとホムちゃん(水晶)を調合で半完成品の流れ、かな。 そうなるとやっぱり一昨日落とした過去話は送った方がいいよな。 前半は削ってホムちゃん周りを変えて。
(-331) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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[それが、次にどんな音を刻むとしても。]
(-332) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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* も、もし本ネタ駄目だったらどうしようと思いながら結局使ってしまったというか…。 だだだだだだだだいじょうぶだったかなと本当に不安で押しつぶされそう…!!!!
(-333) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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[売られたリアント・アーロンの情報。>>323
更なる情報をと求めて欲得ずくの輩が 家主の許可なくアパートメントの一室に踏み込んで、 荒らした果てに見つけたものは 怪盗の象徴>>0:976。
燃え盛る噂の火に、物証という油が注がれて、 糾弾の烈火は勢いを増す。*]
(-334) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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俺と友以外は ――>>376 知らなくていい、永遠の世界。**
(*47) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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[もう、グラニエの事を考えるなと彼は言う>>367 本当にそれでいいのだろうか。分からない ――でも、其れでいいのだと声は囁く 甘く、甘く――それが真実だとつきつける 友情という名の誘惑めいた鎖は 確実に、己を縛る
俺になら何をされてもいい?>>372 それって本当の友情? 常なれば疑惑も湧く所 でも心身ともに疲れ切っていたならば。 それは当たり前のこととして受け取られる
それでも、理性は最後の一片を言葉に、染み入らせる]
――で、も。シャオには、おとうさん、が。
[ぽつり、漏らした最後の思い 彼には父がいるじゃないか。俺が求めても得られなかったもの 家族がいるじゃないかと、震える唇は紡ぐ
だからこそ――彼の唱えた呪いが ”何時もと違う事には、気づかない”*]
(377) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/*おじさまの自慰ロルもっとください! (バンバン) おかずがわたしだと思うと恐れ多くて震える。
ログインが切れたり打ってた窓を間違えて閉じたり だいぶ鈍足かつ間をあけてしまって色んなものを はさんでしまった上に最後ちょっと変になってしもた。
おじさま無理してないですかちんこ折れてないですか。 わたしは無理はしてないけどだいぶいっぱいいっぱいというか、声ってどれくらいどう出したらいいのかなって試行錯誤中です。 あとちょいちょい秘話が挟まるの、ときめき三割増しで心臓に悪いしずるいです早くやり返したい。
あーあと10分で更新だよ……。 えろぐでのお出迎え失礼しますぺこぺこ。 (でもまだ監禁には至ってないといふ)
(-335) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/* ふむ、面白い。 返事はどうしようかなー悩む。
(-336) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/* >>369は秘話で良いのに…と思いつつ、キーツの為にってことよね。
(-337) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/* パーヴィス組もシャオ組もきちんと尺に合わせて 監禁してされてて、 しかも続きがめっちゃ気になる締め方で素晴らしい……。
(-338) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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/* 墓落ち一発目のロルはかけたんだけど、パーヴィスと被りそう…? ちょこっとだけ様子見てから落とすか
(-339) 2016/06/03(Fri) 00時半頃
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