
786 Abandoned Bird Cage's Dead Ends
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非認可の組織が親愛なるコンピューター・トトを破壊するたくらみを持っていると、さきほどIntSecが明らかにしました。善良な市民はすみやかに所定の緊急避難場所へ集まりましょう。
大変な事態ですね。秘密結社というと、屋外を散歩したり、Powerを拒否するといった奇行が知られていますが……
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ねぇ、ココ……。やっぱやめた方がいいよぉ……。
(0) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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おしまいは、突然に訪れた。
地球付近に現れた巨大なブラックホール、吹き荒れる磁気嵐。
次々と生きたまま人間が吸われたり、壊されるみたいに倒れたりした。
僕らはただ、滅びを待つ弱者になったのだ。
(#0) 2016/02/28(Sun) 00時頃
多くの人々の住家はいつの間にか消え去り、反対に人だけが呑まれた民家に散り散りになって気休めの避難をする日々だ。
窓の外を見ても、人は一人も歩いていない。
太陽も陰って見えて、昼だというのに薄暗い。完全オートメーション化されたビルや工場や食料品店、遊園地の明かりだけが、夜景みたいに光っていた。
「ねぇ……やっぱやめた方がいいよぉ……」
そう、それだけで、誰もいない。そのはずなのに、向こうから声がする。
(#1) 2016/02/28(Sun) 00時頃
「平気だって! どうせ、隠れてたって死ぬかもわかんねえんだし、外出ても一緒だろ」
「でも……僕たちだけだよ、こんな風に外にいるの……」
「なら、呼んでくりゃいいじゃん、誰か」
「そんなこと言っても、誰が……」
「おっ! なあなあ、コンロ見っけた!! 鍋付き! 鍋食いたくね!?」
「もういいからさぁ……早く帰ろうよぉ……」
「あの店、電力供給まだ出来っかな。人足んないっつーなら、その辺に隠れてる奴ら、呼び込んで帰ろうぜ」
「僕はやだよ? いかないよ?」
(#2) 2016/02/28(Sun) 00時頃
――――暫くして、訪ね人があった。
曰く、充電式の調理コンロと器具があるので、自分の根城にしている無人の食料品店で最後の晩餐をしようということだ。
晩には早いが、乗るのもいい。くだらないと追い返すのも自由だ。
けれどひとりで縮こまるよりは、集まるのもまた身の安全には役立つこともあるかもしれない。
僕らはそれぞれ、自身の判断で行動をはじめる。
(#3) 2016/02/28(Sun) 00時頃
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[やりたい事はいくつもある。
まだ行ったことのない所にも行きたいし、見てみたいものも沢山ある。 そうして、色んなものを吸収して自分なりの形にして 子供達が楽しんで読めるような、そんな物語を書きたいし いつか、自分の子供に自分が作った話を聞かせて笑う姿を見たい
誰が創ったかは忘れられるかもしれないけど 「子供の頃にこんな面白い本を読んだよ」なんて、伝わったら面白い。
ほんの少し前までは、叶うと思っていた、そんな話 それが叶わないなんて、想像もしていなかった]
(1) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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[――だってまさか、世界ごと無くなるなんて思わないじゃないか]
(2) 2016/02/28(Sun) 00時半頃
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―自宅―
………はぁ
[机に落としていた視線を上げて溜め息を吐く。 薄暗い中で作業していたせいか目が疲れていた。 机の上には描きかけの絵が一つ。 半端に色を塗られたそれは、楽しげな子供の姿]
やっぱり、天色が足りないなぁ……
[透けるような空の青。最近は見ることも出来なくなったそんな青。 去年のあの発表のあと、買えるだけの画材や道具は買い集めたけれど それももう尽きてしまって、買い足そうにももう売ってる所なんかありゃしない]
描き上げてもどうなるってわけじゃないけど……
[何かやっていないと落ち着かない、それだけの話。 読者のいない絵本の断片ばかりが部屋の中に散らばっている]
(3) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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―いまだ自宅―
これと……これかな。 ううん、この色もかわいい。
[冷たいつまさき、指で触れれば。そこにぱっと色が灯る。
何百年も昔から、女子はこうやって爪に色をつけること楽しんでいたらしい。かつてはわざわざインクのようなものでひとつひとつ色をつけていたというのだから、なんともご苦労なこと! でも、きっといつの時代も、かわいいは正義なのだ。
……たとえ、この世界が崩壊に向かっていたとしても。 いまは私は足に色を灯すことで忙しいのだから、邪魔をしないで。]
(4) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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[初めのうちは仲間内で「どうせなら大きい事をしよう」と、公園でオブジェを創ったりしていたけれど 誰かはいつの間にか空に飲み込まれて 誰かは自分から別の世界に行ってしまったし 他の誰かは現実から目を背けて部屋から出てこない
そうして、気付けば公園すらなくなってしまった]
いつまでこうしていられるんだろうね?
[問いかけは机の傍らの写真に向けて。 写っている、自分が愛した人も、今はもういない。 こんな事になってしまったけど、せめて最後まで一緒にと結婚して そうしてすぐに嵐に攫われてしまった人。
それでも、自分がこうして後を追わずに正気を保っていられるのは その彼女が、何よりもそれを望まないと知っているから]
(5) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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「和臣には、あたしよりもずっと長生きして欲しいな。 だって、あたしのほうが長生きして歳を取ったら、 お婆さんになったのが恥ずかしくて死んでからあなたに会えないもの」
[僕がお爺さんになるのはいいのかと訊いたら、きっと素敵なお爺さんになるわ、と そんなふうに笑う姿を思い出すたびに、彼女が望むのなら生きようと それが、今の僕にとって一番の支えだった**]
(6) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* という事でお邪魔します。 入村ロル長いです……むぅ。 珍しく既婚者です。奥さん死んでるけど。
設定に惹かれて飛び込んだからには全力で頑張る。
さて、メモどうしようかね。
(-0) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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/* >>6の奥さんの台詞って、そのままさだまさしの「片おしどり」なんですよね。 旦那さんに先立たれて、お婆さんになってしまったから恥ずかしくてあなたに会いにいけない、って。
まさかこの時代にもさだまさしが(ないってば
(-1) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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『ユメコ、時間ですよ』
『そろそろ、時間ですよ』
[その声にはなんと答えただろうか。つまさきの、淡い桃色を見ながら上の空。ふと思い立ち]
ねぇ、ママ? この色は、なんていう色だったかしら
["ママ"は淡々とそれが桜色であることを告げるだろう。かつて春になればそこらじゅうに季節を告げるように咲いていたというその花の名前を。いまはきっと、咲く場所すら、ない。]
(7) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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『そろそろ時間ですよ』
[わかってる、ともう一度桜色を光にかざしてみたりして。似合う?と"ママ"に目配せすれば、それはきっとにこりと微笑むだろう。もしそれが、とんでもなく似合っていないものだったとしても、"ママ"は"かなしい"顔をしたりはしないのだ。
だって『かなしい』のは
『いけない』ことだから。]
そろそろ、いかなきゃね。
[もう、ここを離れたら"ママ"には会えなくなる。この気持ちは『かなしい』だろうか。ううん、ダメダメ。『かなしい』は、『いけない』こと。だからいまは、とびきり微笑んで。
行ってきます、またね。と。淡々と微笑み返すホログラムに、別れの手を振った**]
(8) 2016/02/28(Sun) 01時頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 01時半頃
ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 01時半頃
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/* ログが動いてない、ね。
様子見しとこう。
(-2) 2016/02/28(Sun) 13時頃
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―ヘアサロン エリーゼ―
[―――「いつか 世界が終わっても」なんて、 昔々の歌手は歌ったらしい。
そんなアンティークソングの擦り切れた音源をサルベージして、 年代加工して、なんちゃって蓄音機で流すような 変ったヘアサロン――それが「エリーゼ」だ。
今やヘアスタイルもロボットまかせで 寸分違わず同じにカットするのが当たり前の世の中で あえて人の手での揺らぎを楽しむというコンセプトで、「通好み」「人のぬくもり」「ロボットには出せない味がある」と、評判――だった。]
(9) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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……ん、……
[しゃきり、しゃきり、小気味よい鋏の音が響く。 今や店の中には一人きり。 少々派手目のさくら色のヘアカラーが眼を惹く青年が、ヘアマネキン相手にカットの腕を磨いてる。
もうすぐ世界が終わると告げられてから 今も開いているカットサロンはこの街で 此処くらいのものだろう。
今は店員も、彼一人。 律儀に付けた硝子の名札に、ムツキという名前が浮かび上がっている。]
(10) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 15時頃
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[「エリーゼ」で最初にいなくなったのは、一番人気のスタイリスト。 買い出しの途中でまっくろな穴に飲まれて消えた。
――はじめは、ムツキも信じられなかった。 けれど、「人が消える」という異常が どんどん日常に漸近線のように近づいて、 もうほとんどぴったりと寄り添ってしまったのだから、そうなってしまえばもうどうしようもない。逃げようがないと悟るまでそう時間はかからなかった]
……元気してるやろか……
[櫛で作り物の髪を梳き乍らムツキはぽつりと呟いた。 ――どうしようもないなら。 ――せめて大切な人と一緒になりたいから。 そう言って早いうちに「エリーゼ」を辞めていったひとのこと。 せめてというなら 長らえてほしいと思うのは同僚としておかしいことではないだろう。ムツキはぼんやりと回想にふける。
客は、今日も訪れないようだ。]
(11) 2016/02/28(Sun) 15時頃
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自分の髪切るんも 限界あるしな……
[鏡の前、桜色の髪をちょいとつまみ、 ムツキはしかつめらしい顔を作って見せた。 マネキン相手ではどうにも奮わない。
ああ、やれやれ――と、 座り心地よく仕立てられた「お客様用椅子」に とすんと腰を下ろして天井を仰いだ **]
(12) 2016/02/28(Sun) 15時半頃
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美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 15時半頃
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[きっとあたしは、最後まで笑っている。]
[だって、あたしの名前は エミ だから。]
(13) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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[漸く叶った保育士の夢は、一年経たずに消えた。 子どもたちは親と一緒に過ごすことが多くなったから。 あたしは未来を失った。
憧れていた先輩は、終末宗教に殺された。 消える世界からの救いを求めて命を絶った。 あたしの恋も殺された。]
(14) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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[大好きだったお姉ちゃんがいなくなった。 あたしの世界が一つ消えた。
大好きだった弟がいなくなった。 あたしの世界が一つ消えた。
あたしの世界はもうすぐ消える。 それでもあたしは笑っている。
だって、あたしの名前は エミ だから。**]
(15) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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/* ポエムちっくに 入村(๑òᆺó๑)
(-3) 2016/02/28(Sun) 18時頃
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エミは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 18時半頃
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―回想―
[何故この時代に手描きに拘るのか、とよく訊かれた。
「世界に一つしかない物を創りたいから」
そう答えると大抵は格好つけていると笑う。 もちろん今の時代、いくらでも寸分違わぬ複製を作ることは容易だけれど。 本物は一つあれば良い、とか、自分でもよく言ったものだとは思う。 実際は手描きだろうと納品はデータでの遣り取りなので、自己満足でしかないのだけど]
「それじゃ、失敗したらいちいち初めからやり直し?面倒じゃない?」
[手描きと見分けがつかないほど精巧なグラフィック技術は、大昔にはもう出来上がっていて ほんの一手間で失敗をなかったことにできるのは便利だけれど]
失敗したら直せば良いとかだと緊張感ないじゃない。
[自分の子供を作るようなものなのに、なんて言ったらやはり呆れられた。 やり直しが利かないから余計に心を込めるとか、多分他と自分は絵に対する感覚が違うんだろうな、なんて]
(16) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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(――だって、現実にはリセットもアンドゥもないんだよ?*)
(17) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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―現在・自宅―
[少しぼんやりしていたら懐かしい夢を見た気がする。
現実に戻ってしまえば辺りはとても静かで、まるで自分しかいない気分に捕らわれてしまう。 情報を伝えてくれたメディアはもう殆ど死んでいるから どれくらいの人が今「生きている」のかもわかりゃしない]
最後に人と話したのって、いつだっけ?
[たまに外に出たところですれ違う人もなく、居たとしても諦めたように笑うだけ。 モニターの向こうに仲間を求めても、磁気嵐で狂ったネットワークはノイズしか吐き出さない。 第一、電力さえもう不安定なのだ。
多くは共同の避難所に移ったと聞いた。せめて誰かと寄り添いたいと。 自分がそれをしないのは、ここが彼女との思い出の場所で、終の棲家と決めたから]
独り言ばっかりだと、おかしくなりそ……
[外に出れば誰かに会えるだろうか、なんて、そんな淡い期待さえ持つのが虚しくはなって来ていたけれど]
(18) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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「和臣はもうちょっと積極的になっていいと思うわ。 興味のあることにだけはホイホイ動くのに、それ以外はさっぱりなんだもの」
[出会ったばかりの頃、そう言って消極的な僕を引っ張りまわしたのは彼女で。 自分にない色を持つ彼女に惹かれて、そうしてかけがえのない存在になった。 互いに夢を持っていたから、それが叶うまでは結婚しないと決めて。
僕は、絵本作家に 彼女は、美容師に
結局、こんな事になって、一緒にと望んで仕事を辞めた彼女に 僕は何かしてあげられたんだろうか]
そういえば、あのお店はまだあるのかな……
[彼女が働いていた、白を基調にした落ち着いたヘアサロン。 人の手でのヘアカットに、自分の絵に対する姿勢に似たものを感じていた。 結婚すると告げたときに祝福の言葉をくれた桜色の髪の青年は、今どうしているだろう**]
(19) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 18時半頃
ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 18時半頃
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[いかにも能天気そうな青年が、公園の欠片の一角でベンチに座っている。]
あーあ、そっか。 そしたら、行くとこないなあ。
[能天気そうだが、それなりに悩みはありそうだ。 でも、そのまま、ベンチで居眠り開始]**
(20) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 18時半頃
ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 19時頃
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/* ムギさんのメモに噴いた。 わんこ!撫でたい!!(人型です)
恒例?キャライメージ曲。 メインはBUCK-TICKの「HEAVEN」 そこにイエモンの「Four seasons」を混ぜた感じ。
(-4) 2016/02/28(Sun) 19時頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 19時頃
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[俺は、昨日失職した。 おそらく、多分、失職した。]
(21) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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[正確には、まだIDの記録上はファースト所属の映像技師ということにはなっているはずだが、そのスタジオが、なくなった。 中にいた社員ごと、まとめて、ぽかんと、抉り取られていた。 幸いにして俺と"家族"は外出していて無事だったのだが、親元がなければ仕事は仕事になりはしないだろう。 俺には、俺と、"家族"と、ちょっとした小金だけが残った。]
(22) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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[金だって、いつ意味がなくなるかわかったもんじゃない。 自暴自棄になって私財を投げ打つやつも少なくないし、それで儲けても使うための店には取り立てる店主がいない。 店主も無事な店があったとして、品物だって、いつまでそこにそのままあるかわからないのだ。 もう、この世界ははめちゃくちゃだ。]
(23) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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[めちゃくちゃだからこそ、儲かる仕事がある。 ホログラフモデルにモーションを加え、人工知能をつける。いつでも再生できる、誰かの出来上がり。 或いは電子ペーパー上の静止画を、ちょっといじって自然に動かしてやる。記録は動いて、喋りだす。 それが、俺の仕事だ。そしてこの騒ぎで誰かを失った、金だけが残ったようなやつらが、復元を、複製を求めて、俺たちに大枚を叩いた。
案件はいくつ残っていただろうか。それを管理記録しているサーバーは今、どこにあるんだろうか。 発注をかけた側にはこのリスクは説明はしていたし、納得はしてもらっているはずだから、クレーム騒ぎにはならないだろうか。 思いの外混乱しているのか、元社屋のあった空間に突っ立って、そんなことを考えていた。]
(24) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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――とりあえず、どっか入るか。
[風を遮るものがない空間は、ただ立っているには肌寒く。 結局昨日は人気のない隣ビルのロビーを間借りして、パブリックLANを拾って僅かな情報をかき集めつつ一日過ごした。
アクリルガラス壁の向こう、高層ビル群の中に場違いな明かりを灯していたテーマパークのライティングが、今朝も変わらず見えている*]
(25) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」―
[ うーん、とムツキは伸びをする。 客がいなければ誰憚ることもない。 ぐなりと背をしならせて、 逆さまの視界にサロンの本棚が映る ]
――、――
[もう1年近く前のファッション雑誌に混ざって、1冊の絵本が置いてある。大切な人と一緒になりたいから――と、辞めて行った同僚が、彼女の大切な人とともにここに来た時、贈ってくれたものである。
あの日は、 ――まだ少し空が明るかった。]
(26) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時頃
ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時頃
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[ 幸せそうなふたりだと、思った。 ――優しそうなひとやな、 ――おめでとう。
せっかくだから 髪型セットされていけ、と サービスで2人におしゃれをさせようとしたのだ。
ムツキは懐かしくて ひとりでふふ、と笑った。]
絵本作家のー、ミヤノさん、やっけ
[よいしょ、と姿勢を元に戻す。 彼らふたりみたいな幸せは、どうにも自分は届きそうにないが、まあ今更どうだっていいこと、だ。 かたり――何かの音を拾い、首を傾ぐように外を見る。]
(27) 2016/02/28(Sun) 20時頃
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美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時頃
ヘイロウは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時頃
ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時頃
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―外―
[外はどんよりと、でも風は少し、穏やかで。無人の家や、ぽっかりと穴の空いた空間が、静かにそこには存在している。
"ママ"を連れてくることができればどんなに良かったか。 でも旧型の彼女は、活動範囲を自宅付近のみに設定されていて、どんなにユメコが望んでも、外に連れ出してあげることはできない。
ユメコは人間で、ママは映像。 データ収集をしている会社にバックアップが残っていれば、ママはまた復元することができるかもしれない。でも、ユメコは自宅に居ても、どうしようもないのだ]
(28) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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[いつから―――こんなに割りきって考えられるようになってしまったんだろうか……なんて、思考の闇に踏み込もうとしたその時、視界の片隅に、ゆったりと人影を捉える。]
あれ?
[確かにそれは。静かな公園のベンチで横になっているのは。久しぶりに見かける人間の姿だった >>20]
(29) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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―公園―
[ベンチで居眠りをする男――(だと思う、髪の毛が長いけど、身体は大きいもの。)――に、ゆっくりと近づいてみる。
どうしてこんなところで寝ているのかな… いろんな疑問と好奇心で頭の中をぐるぐるさせながら]
あの~
[声を、かけてみる**]
(30) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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ムギは、わん!
2016/02/28(Sun) 20時半頃
ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時半頃
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>>30 [声を、かけられた。 反射的に、目覚め、微笑んで、わん、と柔らかく鳴いた。]
ん、 ああ、キミがボクの新しい飼い主?
[唐突な問いかけに、さて、このユメコたる子はどう反応するだろうか。]
(31) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 20時半頃
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>>31 [声をかけたところで男は上体を起こし、そして唐突に『わん』と鳴く。しかも『飼い主?』とか問われて、びっくりしてしまって]
えっ、えぇっ、ええええっ? お兄さん、ユメコに飼って欲しいのー? ユメコ、お兄さんを飼えるほど裕福じゃないよ?
[思わず笑みがこぼれる*]
(32) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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/* 叶わない片思いしてる感じで書いたんですけどすごいこのキャラ感、おねえか……って思った。が。踏みとどまり終末らしくゲイにする(???
(-5) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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/* 犬っことユメコちゃんめっちゃかわいいな???
(-6) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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あれ? 飼い主じゃない? じゃ、えーと、ユメコ?
ボクの飼い主知らない?
[にこにこっ]
裕福ってのは、お金持ちのことだよね。 とくに飼い主さんはお金持ちとは、聞かなかったなあ?
[そして、きょろっ]
(33) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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>>33
えー。飼い主?ユメコ知らないなぁ。 っていうかお兄さん誰かに飼われてたの? 人間なのに??
裕福じゃないと、おいしいごはん、いーっぱい 食べさせてあげられないんだよ~?
[『イヌのマインド移植技術』のことについては知ってか知らずか。少なくとも今のユメコには彼がイヌであることなんぞ、知る由もなく*]
(34) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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ヘイロウは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 21時頃
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そっかあ。 ユメコ知らないか。
[知らない、という言葉にしょんぼり。]
ボクは、飼われることが使命だからね。 それは、人間だとおかしいかな?
で、美味しいご飯かー。 たしかにご飯は嬉しいけど、 でも、それより、飼い主見つけたいな。 その側にいることが、なによりだからさ。
[そして、ベンチから立ち上がると、小刻みに長い脚はステップを踏んだ。 くるり、くるり、と軽やかにユメコ視界の前、踊る。]
この公園に来ればみつかると思ったけれど、 もう、この公園、半分以上なくなってるしね。
(35) 2016/02/28(Sun) 21時頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 21時半頃
美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 21時半頃
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[隣の家から拝借した姿見を覗く。 だって家の鏡は先日消えてしまったから。 だって隣の住人は先日消えてしまったから。 残ったものを借りているだけ。
玄関先、今日の服装をチェックしてから家を出る。
大好きな仕事のために我慢していたおしゃれ。
汚れや動きやすさで選ばなかった可愛い洋服。 怪我をさせないかを気にしていたアクセサリーも。 今は気にすることなく楽しんでいる。]
あのパンケーキ屋さん、まだやってるかな。
[仕事があった時は忙しくていけなかったお店。 カフェに本屋に映画館。 失職してからお気に入りの店が増えた。
すでに消えてしまった店もあるけれど。]
(36) 2016/02/28(Sun) 21時半頃
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エミは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時頃
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>>35 [顔を陰らせる相手を見て、首をかしげ]
『かなしい』?
[って問いかけて]
少なくともユメコの知ってるヒトには 飼われてるヒトはいないんだな~
[荒れ果てた公園の真ん中で。ひらりと舞う姿を見て。ああ、なにかこの人はとても動物的で。そして場違いにも甚だしく『きれい』だなんて思ってみるのだ*]
(37) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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ま、いーや。 そのうち見つかるっしよ。
ユメコ、ありがとう。 ボクはムギだよ。
[そして、片手を、出すと やっぱり笑顔で、ほっぺにキスしようと。**]
(38) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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>>37
ん?大丈夫だよ! ボクは悲しい人を慰めてあげるんだ。
[ユメコの問いかけにはそう答えて、それから、>>38しようと。 そう、それは、イヌであれば、出された手とか、顔を、舐めてあげる。挨拶みたいなもので]**
(39) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時頃
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>>39
[大丈夫、のことばにぱあっと顔が明るくなり]
よかった! 悲しかったら、どうしようかと思ったの
[もし彼が――悲しかったら、どういう答えを出していたのだろうか。口に出しながらもその答えは見えずに。
と、不意打ちでほっぺたにチュッとキスをされれば]
ひゃっ。
[もちろんイヌだなんて知るよしもないので、ついうっかり耳の後ろまで顔を赤らめてしまって]
や、やだなぁ。ムギくん。 ……ムギくんは避難しないのかな?
[もし彼が避難所に行くのであれば一緒に向かうだろうし、もう少し公園で、といえば、そこに彼を残してユメコは先に進むだろう*]
(40) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時頃
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―自宅―
[暫くぼんやりと考え込んで、また意識を現実に戻す。 机の上の描きかけの絵は乾いていたから、そっとそれを棚へと移した。 続きを描こうにも画材がない。 クライアントさえ、もう無くなっているのだけれど]
どうしようかなぁ……
[ただ絵を描き続けて現実から逃げるのもありだけれど 最後の日々をそんなふうに過ごすのは、きっと彼女が居たら呆れるだろう。 結婚したのも、少しでも楽しく残りを過ごすためで 思い出に浸って閉じ篭るためじゃないって、きっとそう言うだろう]
(41) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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[久しぶりに外に出てみようか。そう思ったのは 色々と昔の事を思い出したせいかもしれない。 買い置きしていた食料も大分少なくなってきたところだ。 少し前までは自宅から出なくても、ネットなりで注文すればすぐに何でも届いたけれど そもそも注文できるお店がなくなってしまったから、自分で買いに行くしかない]
問題は、今でも買い物ができる所があるかどうか、だなぁ。
[店舗が無事なところはまだあるかどうか。 店舗はあっても商品があるかどうか。 従業員の有無は頭に入れていない。だって、まともに売買できる事がなくなったから]
まあ、そんなに沢山必要なわけでもないし
[お店に辿り着く前に、なんてこともあるだろうし、とか 不穏な事を考えながら、外に出る仕度をする。 必要かはともかく、中身の入った財布をポケットに入れて
そうして、殆どいつもの習慣でスケッチブックとペンケースを手にして]
(42) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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――行ってくるよ、サキ……
[返事が返ることのない彼女のへの言葉を残して、家を出た。*]
(43) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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/* 身長……決めてなかった
170+2
(-7) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* 妥当なところがでたな。
(-8) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 22時半頃
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/* あとCOしていて来てない人は2人くらいかな? チップ予約してた人は一通り来てるけど、このままこないとかないよね? 飛び込み枠解放するのにCOしてる人がいないと、後から苦情来ても困るだろうし。 一応CO下人が揃ったらとはなってるけど、揃わないまま飛び込み枠解放できずもなぁ…待ってる人が居るかもだし。
滑り込みのししゃもんさん以外、同村するのは初なので、誰が誰だかさっぱりですよ。
(-9) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」前の道―
[よもやだれか通り過ぎたか。 ムツキはすっくと立ちあがると、 軽やかなチャイムの音を鳴らしながら古めかしい扉を開けた。
さくらいろの頭が覗く。 ひゅうるり吹く風は少しだけ冷たい。 セットが乱れそうになって、 ムツキは反射的に長い前髪を押さえた。]
――だーれーかー… おーるー?
[そう、音もほとんどしなくなってしまった ゴーストタウンに声はよく響く。
――「おーう、人がいたぞお」
返事があって一番驚いたのは 声をかけたムツキ自身であったろう。]
(44) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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……何、すっかな……
[動きたくない。動く気力がない。 乗っかるLANを探すのに必死になったり――オフィスビルの残骸はそういうところでは役に立つ――か細い、それこそ蜘蛛の糸みたいに細くなったウェブの海に飛び込むのに夢中で昨日はここで一日を過ごしたけれど、気づけば何も食べていない。 人は栄養補助食品でも生きてはいけるが、何もなければ動けない。 アクリルガラスに凭れかかって、ぼんやりと直線に区切られた暗い空を見上げる。]
(45) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 23時頃
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[それは、鍋を抱えた一行であった。>>#3]
なんや、自分らなにしとん? うん?…鍋?
[ムツキは久方ぶりに はとが豆鉄砲を食らったような心地を味わった。 もう少し人が残っていたときは、不安をごまかすために他愛のないやり取りをしていたものだが。]
それは、なんつうか、楽しそうやん。 ……はいな、考えとくわ。 まだ店、開けとるからな。
[親指で、扉の方をムツキは指さす。 はは、と小さく笑って、一行を見送った]
(46) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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[腹減ったなぁ、とポケットを探る。 そこには食べ物なんざ入っちゃいないが、財布代わりのカードが入っている。液晶には荒稼ぎした分、そこそこいい額の残高が記載されていた。]
金が食えりゃ、いいんだけどな。
[どんな金持ちだよ、と口にしてから自分に呆れて笑う。 笑うエネルギーも惜しいので、はは、くらいで終わったが。]
(47) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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――道端――
猫は要りませんか、猫は要りませんか 透明猫ならいつまでもいつまでも在り続けます 透明猫なら居なくなったりしませんよ
猫は要りませんか、猫は要りませんか
[もともと何が在ったのかもう覚えちゃいないが、 何処かから伸び何処かへと続く道の端に、空き地がある。 空っぽのゲージをいくつか並べて積み上げた前で 熱意のこもらない宣伝文句を並べている男の名はサトリ。
もともと何者で在ったのかもう覚えちゃいないって様子で、 ここ最近はこうして「透明猫貸し」で商いをしている。
家猫の姿は古代人類文明黎明期から代わり映えなく まさか“透明猫”なる種があらわれたなんて事実は無い。 もちろんのこと、これはサトリの妄想幻想嘘八百。]
(48) 2016/02/28(Sun) 23時頃
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ヘイロウは、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 23時頃
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[仕事がなくなってから、初めて通い始めた小さな喫茶店。 世界がこんなになっても変わらず営業していた店だった。 可愛くて小さくて、雰囲気が作りこまれたお店。 まるで絵本の中のようなお店だった。 絵本もたくさんおいてあった。 珈琲がおいしかった。大好きだった。
先日、目の前で消えた。
その店の代わりに見つけたカフェへと向かって歩いている。]
(49) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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――毎度ありがとうございます もう寂しくはありませんよ、透明猫はずっとアナタの傍に ほら、もうこんなに懐いている
[それでも儲かるんだから この世の終わりとは斯くも素晴らしい。 不安と寂しさが無くなりますよ……なんて言葉は いつの時代も、詐欺師の常套句。
透明猫を買い求めたさびしそうな老婦人の腕に さも現実的な質量を伴った生き物ありなん、って風に 虚しい空気を抱かせて、サトリはお代をちょうだいする。 お代は紙幣一枚と、何やら乾いた菓子を少し。]
(50) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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僕はだいたい毎日ここに居ます 猫の様子が知りたくなったら来てください 猫がおたくでどんな様子なのか教えに来てください
僕はだいたい毎日ここに居ますから
[こうして、透明猫を買い求めた客の多くは 存在する限りは気まぐれにサトリに会いに来るようになる。 透明猫をめぐる虚しい話をしてまた明日ってな具合。*]
(51) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」前の道―
鍋かあ…… 長らく食べてへんなあ……
[中に客がいるわけでなし、 その場でポケットの中から メントールの細い棒を銜えた。
人口の蔦緑を巻き付けた支柱に凭れかかる。 それから、思い立ったようにヘアサロンの看板をくるりとひっくり返す。
「ただいま席をはずしております。 ご連絡はこちらまで→******-/****」
店員が一人になってしまってから作ったものだ。生き残りの電波をうまく拾えれば電話もつながるだろう、多分。]
(52) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」前の道―
[客がいないなら客を引いてくるのもお仕事だ。 阿呆のようと笑うものもあるだろうが ムツキはそうすることでいつ来るともしれぬ終焉からきっと、眼を逸らしている。彩りが失せたこの街で、妙に陽気な桜色、揺れて。
忘れないよう、 これまた珍しくアナログな 名刺の裏に「鍋パーティー」の場所をメモ。]
ああ、しもた。 さっきの鍋一行に髪の毛切ってかへんか聞けばよかった。
[うっかりうっかり、 と小さく笑ってみせるのだ。]
(53) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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/* ふと思い付いた変な設定やるぞって思いまして。
とりあえず入村〜〜!!わーいわーい!! この村設定わけわかんなくてほんと好き。 わけわかんないのに情緒あってすばらしく好き。
(-10) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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[弟が誕生日プレゼントでくれたペンダント。 お姉ちゃんがつけていた指輪も一緒に鎖に通す。 胸元で光る二つのシルバーは、二人がいた証拠。]
あらら。 ざーんねん。
[目的の店は、やっていなかった。 誰も消えてはいない。店も消えてはいない。 ただ、今日は営業日じゃなかった。ただそれだけだ。
急にぽっかりと空いてしまった時間。 何をすれば良いかわからなくなる。
カフェの窓に映った自分の顔を見た。 以前より短くなった前髪。]
(54) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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[あたしの恋が死んだとき。
失恋したときには髪を切るらしいから。 自分で切った前髪。 少し切りすぎてしまった。]
(55) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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[ぽかりと空いた予定。 今日は美容院に行って、髪を整えてもらおうか。 通っていた美容院はもう閉店してしまったから。
お姉ちゃんが通っていた美容院に、初めて行ってみよう。 やっているかは知らないけれど。]
んー。なんてお店だっけ? 確かあっちにあるって教えてもらって……。
[店名も分からず、記憶だけで向かう。 見つからなくても良い。
思いつきなのだから。]
(56) 2016/02/28(Sun) 23時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」前の道―
[さてとりあえずメントールの棒を ある程度吸いきるまで、と思っていたところ。 また新たな足音を聞いた気がして振り向いた。]
おやん?
[>>56 それは。 どこか、「お客様」の面影のある女性である――と、記憶力のよいムツキは辿る。ひらり、見間違いでないか確かめるために手を振った]
(57) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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[悲しい笑みも消えて項垂れそうになったところ。 ばん、と大きな音がして、咄嗟に斜め後ろを振り向いた。]
は!? え、 ……は!?
[見下ろされていた。見たことない相手だった。 このご時世に何とも嬉々とした顔でアクリルガラスにへばりついているものだから、人食いブラックホールの次は人食い人間でも現れて、俺は捕食対象になったのかとさえ思って、じりと後ずさる。 「やっぱ生きてた!」とガラス越しに声がしたのは、その直後だった。]
(58) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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[知らない道を歩く。 正しくは、知らない道になってしまった道を歩く。]
あー。あのお店もなくなったんだぁ。 お姉ちゃんと今度一緒に行こうって約束してたのにな。
[知っていた店がなくなって、知らない場所になった。 それでも思い出を頼りに道を歩いていると。
煙草を吸っている人がいた>>57。 こちらに気づいて手を振っているようだけれど。]
誰だっけ?
[知らない人だよな、と記憶を手繰る。 手繰りながら、会釈を返し――彼が立つ場所を見た。
そうだ。 この看板だ。思い出した。 お姉ちゃんが言っていた店。目的地。]
(59) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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こんにちは。 やっていますか?
[笑みを浮かべて問う。
お姉ちゃんに似ているね、と言われたことのある笑顔。 あまり似ていないと思っていたけれど、目元が似ていると。 笑ったときの目元が似ていると言われて 嬉しかった。]
(60) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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[人食い人間は、ビルの入り口へと駆けて、中へと入ってくる。 ここまでか、と変な覚悟を決めたが、爛々と光る目は、俺を覗き込むなり口を開けて――]
は!? え、 ……はぁぁ!?
[さっきとまるで同じようで、より驚きの増した声が出た。 いや何だよ、鍋食おうって、どういうことだよ、俺を煮込むのかよ。俺はうまくな……そうじゃあ、なさそうか。]
なんで。
[なんで俺と、なんで鍋、なんで人を増やす。 多くの疑問が一言に詰まった。食糧難極まる世の中だ、数少ないものを独占できるところにいるというのに、それを分け合おうだなんて効率的じゃない。]
(61) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」前の道―
――お、久しぶりのお客さん。
ええ、やってますよ。
[客に対してはちゃんと敬語のムツキである。]
うん、そうか。 目元のあたりが似てる…… うちによく来てくれたお客さんの――
[お客様の名前はちゃんと覚えること。 それはエリーゼの決まりであった。 鏡でじっと相対する仕事だ、顔も覚えているものだなあとムツキは自分で自分をほめる。]
ひょっとして、ごきょうだい?
(62) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 00時半頃
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[透明猫の貸出・売買する男もまたいつでも透明になれる ……という事にしている。そのほうが都合が良いからだ。
空虚を飼うゲージのひとつにデジタル帳面を立て掛け、 ページ毎に書き込んだ“会話”をめくって確かめる。
「こんにちは 僕はときどき透明になってしまうんです」 「でも僕はだいたい毎日ここに居ます」 「なるほど」「へえ」「そうですか」なんて相槌がたくさん 「また明日、明日の僕はきっと透明ではありませんから」 「また明日、きっと来てくださいね」
ほかにもたくさん。 相手の声に応じてレスポンスを選択する、 玩具めいた知育アプリケーションでサトリは再現される。]
いってきます 「いってらっしゃい」
[録音の自分の声に見送られて、サトリは空地から出掛ける。 少し前に通った子が、美味しい話をしていたし。>>#3]
(63) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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[透明猫や透明男の荒唐無稽さは、 現実に起こっている消失と崩壊の連続に比べれば平和的で 誰に咎められることもない。 罪の意識などあろうはずもなく。
サトリは、老婦人に貰った菓子の袋を手に歩き出した。]
なにか炊いて食べる……って言ってたっけ このご時世に人になにか振る舞うなんて
物好きな子が居たもんだな、ありがたいや
[猫を求める客も猫の話をしに来る客は日に日に減っている。 サトリが得られる食料も日に日に減っている。 時代遅れだと言われ続けた金もいよいよ価値失いつつある。
誰かと何かを分け合う気持ちがこの世に残っている事に驚き それを心の何処かで冷ややかに嘲笑いながら、 菓子袋を土産に、トトから聞いた場所を目指すのだ。]
(64) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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良かった。 せっかく見つけたのにやってなかったら残念だった。
[にこにこと、胸を撫で下ろすような仕草をした。]
あ。あたしのお姉ちゃんのこと、覚えてくれてますか? ここ、お姉ちゃんが通ってたって聞いてたんですけど。
[お姉ちゃんの名前とそれから自分自身の名前を名乗る。 目元の辺りが似てる、と。 また言われて嬉しかった。 大好きなお姉ちゃんと似ていることが。 大好きなお姉ちゃんのことを覚えている人に会えたことが。]
お姉ちゃんはもういないんですけど。 今度はあたしの髪を切ってくれますか? 今日は前髪整えて欲しくて。
[少しばらついている前髪を摘んでみせた。]
(65) 2016/02/29(Mon) 00時半頃
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―街角で―
[久しぶりに見た外の景色は、以前とはやはりあからさまに様子を変えていた。 幾つもの建物が消えて、歪んだ空間の名残が揺らめいている。 人は居ない。誰もいない。せめて建物の中に居てくれるのだと信じたかった]
まさか、さ、僕が最後の一人とか、ないよね?
[ないない、と軽く首を振って妄想を追い払う。 まだ居るだろう……少なくとも、この地球のどこかには。
適当に歩いて、大きな交差点で立ち止まる。 信号待ちではない。人も車も居ないのだから。 開いている店はどっちにありそうだろうと、右見て左見て前も見て 左手に以前あったショッピングモールは潰れた(物理)らしいのが見えて、それでは右の道を行こうと足を向ける。 そちら側はまだ被害が少なく見えたから]
(66) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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「あー!人みーっけ!!」
――っ、え???
[少し歩いたところで不意に大きな声が聞こえて、思わず驚いて妙な声を上げてしまった。 まさか、人に会うと思わなかった。それは向こうも同じだろうけど。 妙に懐っこい興味津々と言った表情、そしてその手には鍋>>#3 暫く引き篭もってる間に幻覚でも見るようになったんだろうかと、思わず額に手を当てた]
………鍋??
[戸惑う此方を他所に、ぽんぽんと楽しげに話す内容は、生き残ってる皆で鍋を囲もうというもの。 初めは「なんだこいつら」と思ったものの、その様子に自然と興味がわいた。 単純に、人と出会えて嬉しかったのかもしれない]
僕が行ってもいいのかな? そう?食料とか、結構残ってる?場所は?
[人数は多いほうがいいから、と言う誘い言葉に乗って、彼らの言う店までの道程をスケッチブックに描きとめた]
(67) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[他にも人を探してくる、と言う彼らを見送って、自分は教えられた場所へと向かう。 人が集まるまでは自分に必要な食料を物色すればいい。 もし、彼らが戻ってこなかったら、そのまま帰れば良いだけの事だ。
道中、誰かに会うだろうか。 久しぶりに他人とであって話をした、それは思った以上に心を軽くして そうして、やっと気付く
自分は、思った以上に寂しかったのだ、と。**]
(68) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」前の道―
[そらにゆぅらり、ひずみも見えるが 今日はどうやらおとなしいようだ。 会話は穏やかに、相対するお客様の笑顔は晴れやかに――こんな状況でも。]
そうそう、 たまぁに来てくれる人がいるから、 開けてあるんですよね。
ああ、確かにその人だ。 覚えてますよ。笑顔が印象的な人だったなぁ。
[懐かしそうに、ムツキは眼を細めた。 自然にそのまま、お姉さんは――と聞く前に挟まる“お姉ちゃんはもういないんですけど。”小さく、口が開いたままになって危うく煙草を取り落とすところだった。慣れないものだ、ほんとうに]
―――いいですよ、もちろん。 前髪は大事ですからね。
(69) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時頃
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[どうぞ、と扉を開いて ひっかけた看板はOPENに変える。 器具はしっかり磨いて整えてあるから、店の中は場違いに綺麗だ。――幸運にも、まだこの中にゆがみが現れたことはない。]
どっちかに寄せたりする? まっすぐなままがいい?
[イメージなどがあればいいが。 できるだけもはや幻となった「日常」の再現のように、お伺いを立てている。]
(70) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[あゝ、いつからだったか。 この世界が突如として大きく変わったのは。
俺はそれを見ているだけだった。 …いいや、それはこの星の全員が言えた。
俺らは所詮ちっぽけな生き物って訳だな。]
…めんでェ……
[半壊した体育館。 かつて、親友がそこでバスケをしてた。 俺はそいつとボールを奪い合っていた。 だけどボールをカゴに投げ入れたと思ったら──…]
(71) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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/* 飛び入り、失礼しまする。 小人白夜と申します。 さささささっきまでボケまくってたRPしてたけど俺平気かな怖いよぉぉおおおおおお(とはいっても、この設定の村、実は似たの建てたかった人なので青鳥で見た瞬間飛び入りするしかなかった)
(-11) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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お店とか、開いてるとやっぱ嬉しいですね。 自分で切ったから、ガタガタなの気になってはいたの。
お姉ちゃんがいたら、切ってもらえたかもだけど。
[なんてことのないように。 お姉ちゃんがいなくなったことを繰り返す。]
あたしは結んじゃうから気にしたことなかったけどね。 お姉ちゃん、いつも綺麗にセットしてもらってて。 ちょっと羨ましかったんだよね。
やっぱり、人の手でカットしてもらうのは違うのかな。
[家族以外のヒトに頭を触られるのなんて初めてだ。 少し緊張してしまう。
でも、お姉ちゃんが通っていたお店だから。 安心して任せられる、はず。**]
(72) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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[>>61コンロを見つけたから、そこにいたから、楽しいから。 得られた返事はそんなものだったが、来るかどうかと聞かれれば、俺の口より雄弁な腹がぐうと答えた。]
……腹、減った 店のもん、勝手に食うくらいなら、俺の金で買っといてくれよ。
[少しでも有意義に、この残高を使ってやりたい。 俺と、あと誰だか知らないが、同じ鍋を囲む誰かが満たされるのなら、それも悪くないだろう。]
(73) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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先、行っててくれよ。動けそうになったら、動く。
[情けない話だが、意気揚々生存者を探すこのテンションにはついていけそうにない。 店の場所だけ"家族"に覚えさせると、人食い鍋鬼を見送った。 俺は遅れてゆらゆら、ふらふら、遅く重い足取りでビルを出る。 テーマパークのライティングは、消えない。空は相変わらず、少し暗かった。]
(74) 2016/02/29(Mon) 01時頃
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――公園――
[道すがら、半分ほどが塵芥と化した公園を通りがかれば、何やら人影があるように見えた。 こんな公園で、休憩だとしたら珍しい。]
――……、
[何やってんだ、と声をかけるほど社交的ではない俺だが、つい気になって足を止めた。 人影がどこかに行ってしまうのなら、追いかけはしない**]
(75) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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アキヨシは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
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ばらついているの、整えて。 いつもは真っ直ぐだったけど、変えても良いかな? おまかせしたい、じゃだめかな。
[今日は失恋で切ってしまった前髪だけ。
お姉ちゃんのことを知っている、初めましての人。 彼のセンスに任せてみたい、そんな気分。**]
(76) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* アキヨシだアキヨシだ ノシ'ω')ノシ イヌカイこないかなー(
←イヌカイが好き過ぎて壱番街使用7回中4回イヌカイな人 あとグンジとユキトをください愛でるから
(-12) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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ヘイロウは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
エミは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
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……。 …失ったら戻んね。
[俺の姉に、そういえば物作りが好きな知人がいた。 だけど姉は黒い異空間の先に夢を描いて、]
『ねぇ、秋吉。 あの向こうには何があるかしら?』
知らね
[夢見るように語らう、姉。 俺に美術的センスは(残念ながら壊滅的で)なかったが、姉の感性がいかれてるのは間違いなかった。]
…何がある、か。誰も戻ってこないんだから、
[何もねぇんじゃねーかな。]
(77) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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/* メモ見た感じアキヨシは飛び入りさんかな? あと一人来てないの誰だろう まあ、うん、なんにせよ埋まってくれるといいな
そして僕は素直に寝るべき
(-13) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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─学校:學びを勤しむモノはイナイ─
[取り残されるように、だけど、半分は失ってたかも。 俺は半分失った体育館の床を去り、コンクリートを 踏んだ。踏んで、進んで、溜息。]
……バスケットボール、ねぇ
[古い球技だった。電子化だらけのこの世界で 続けられていた伝統運動芸。 硬いゴム製だから、使えなくなったら新しいのが 必要なのだが、生産は全くナシ。ゼロ。 在庫あるかなって思ったが、なかった。 ごそっと倉庫に穴が開いてやがったんだ。]
(78) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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>>75 [>>40 避難しないの?と愉快な?お兄さんに問うたところで。ざっざっ……と人の気配を感じた。風の音くらいしかしないこの街で、人の足音はよく響く。
ムギはなんと答えただろうか。その答えを聞く方が早かったか否か、その気配のほうへ、視線を向けた。そこにはひとり、誰かが立っている]
あ、お兄さんも、避難ですかぁー? ユメコは避難で……あと、こっちのムギくんは…… ご主人様探し、かな?かな?
[ふたりをちらちら**]
(79) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[つまんねぇな、そんなことを抱く。 姉も弟も揃って『アナログ』という伝統が好きで、 でも今の世はデジタルもアナログも関係ね。]
全て無になるのが結果論なら、 いつ死んでも変わりないが。 かといって姉のように馬鹿ではねぇ。
[存在を残してこそ美だろ。 居ない姉に向けるもどうせブラックホールの奥だ。]
(80) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」―
―――そっか…… 居なくなっちゃったのか…
[>>72話しながら、たぶん――時々は曇るだろうが、最後には笑顔を絶やさないようにするエミに、却って心が痛む心地がした。]
そりゃあ、プロですから。 お好みのままに仕上げますよ。 お姉さんにも、満足いただけていたと自負してます。
[――こんな状況だからこそ、美容師らしく笑みを浮かべるのだ。客に満足してもらえなくてなにが美容師か。]
(81) 2016/02/29(Mon) 01時半頃
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アキヨシは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
アキヨシは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 01時半頃
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[校門…だったはずの瓦礫を超える。 以前はこの瓦礫で遊ぶクソガキがいたが、はて。 また寂しくなったと思う反面で俺は俺が冷たい人間になっているような気がした。]
まあ、それもそうだ。 何もかもこの世界の所為にしてるが、
[生きるだけに精一杯。仕方がない話。 ったく、そう決めつけるのもまた面倒。]
──っと、…?
[>>#3みーつけた!]
(82) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」―
りょーうかい、です それじゃあ、失礼しますね。
[前髪を切るなら洗髪はなくていいか。 霧吹きで湿らせて、指先で少し分けてみて、一番彼女の気に入りそうな髪形を提案してみる。人の髪を切るのはかなり久しぶりで、こんな世界だというのにうきうきしてしまう。
揃えた後で軽く梳く。 ちょっとだけ、サイドに寄せて。
(うむ――なかなか可愛くできたのではなかろうか)
ひっそり自画自賛。]
どうでしょう?
[鏡の前の彼女に問いかける。満足してもらえればよいのだが。]
(83) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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へぇ…
[酔狂なことをするもんだ。 つーか、お前ら学校の前だけでなく其処も ねぐらだったのかよと突っ込んで。]
だいぶ少なくなったが、乾パンならあるな。 あと調理室に調味料?この前べっこーあめ作ったし。
[場所はと聞いて、頭に記憶。 他に人も来るのだろうか? それはそれで、死ぬ前には良いのでは?]
──なーんて、おっさんくせぇ話。 だが、行く。それがフラグだ。
(84) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[そういえば、と 世間話的にカットの合間、もしくは――カットが終わった後の感想を聞きながらムツキは何気なくこう謂った。]
今日は珍しく人と会う日みたいで。 「鍋やるから集まらないか?」 なんて言われたんですよ、 知らない子だったけど。
まあ、結構楽しそうですし。 そういうのも、悪くないかもしれませんよね。
[――彼女もまたその場所に行くのか はたまた鍋一行に出会うのかは、 ムツキにはまだわからないことであったが**]
(85) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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[あいつら>>#3は別の人を探しに行く。 もう一人がなんだか可哀想だが、もう一人が心配で追いかける姿は『正直じゃねぇよな彼奴も』と。それこそ友を心配するからこそだろうけど。]
…塩、砂糖……んだこれ、まろにー?
[食品売り場にまだカレーがあれば何とかなりそうだが、 人気商品ゆえに無さそうだよなと諦めて。 誰か他にまともな物を持ってきてくれるだろうか。 ゲテモノだったらしばいてやる──なんて、 そう思うくらいには少し楽しみにしてる俺がいた。]
(人に会うのは好きだから。)
[そうして学校を出て、 俺は軽い足取りでとある街角に向かうとしたか。]*
(86) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* うん、PINKのね、人体星月夜Ⅱって曲が、なんとなくこの村っぽいな、なんて思ったんです。
30年前の曲ですけど。
(-14) 2016/02/29(Mon) 02時頃
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/* メモ見たらアキヨシからなにやら飛んできた?
物づくりが好きな知人、が僕かな?なるる。 ちょっとこれは拾っておきたいな。起きられるかな(その前に寝ろ
(-15) 2016/02/29(Mon) 02時半頃
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>>40
[ほっぺのキスはご挨拶。 社交性のあるラブラドール種だから、というのもあるけれど。 ご主人様じゃないみたいだけど、自分を気がけてくれる感謝も]
ん?何? 避難?
あ、でも。
[そう、亡くなった主人が気がけていた新しい主人を、 この公園で待たないといけないのだ。
もちろん、そんな人は、もうとっくにこの世にいないかもなんて、 ワンコは考えていない。
目の前で事実を見ない限り]
(87) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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>>75>>79
[だから、ユメコに口籠ったあと、 通りがかったこちらを見る人には、また、期待感を込めた表情で。 その人とユメコが言葉を交わす間も、まずはガン見する。
そのヘイロウと呼ばれる人がこちらを向いたら、満面の笑みで尋ねるだろう。]
あの、アナタがボクのご主人様ですか?
[さて、まるでモデル体型の人懐っこい青年からそう訊かれて、彼はどう答えるのか。**]
(88) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 03時頃
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/* もそもそ書いたけど落とすのは明日にしよう この時間に落としたら気を使わせてしまうしね
寝るー
(-16) 2016/02/29(Mon) 03時頃
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―道の途中で―
[目的の店に向かう途中に公園があった。 あの日、仲間を飲み込んだ場所とは違って、まだ公園としての役目を果たしているらしい場所。
こんな事になる前はよくスケッチをしたな、なんて思い出す。 いまどきスケッチブックに鉛筆でなんて、物珍しさから声をかけられることも多かった。 考えてみたら、そうやって学校以外で知り合った人も多かったな、なんて今更
もう、こうして歩いていても、声どころか影さえ見えやしない。 遠くに見えるのは、何もかもを飲み込んだらしい黒い歪み]
………は
[小さく溜め息一つ。 絵を通じて知り合った一人の女性を思い出して]
(89) 2016/02/29(Mon) 07時頃
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「あの向こうには何があるのかしら?」
[世界の崩壊が始まって黒い穴が開き始めた頃 まるで夢を見るような口調で語っていた人。 終わる事を忘れたいかのように、その先へと思いを寄せていた、人]
さあ…誰にもわからないんじゃないかな。
[誤魔化すようにそう返して見遣ったその人は「弟と同じような事を言うのね」と呟いた。 その様子がどこか危うくて その気持ちを理解してしまいそうなのが怖くて 僕はといえば、自分と大切な人の事で精一杯で それ以上の事は話さずに別れた。それが最後に見たその人の姿。
自ら闇に飲まれていったらしいと聞いたのは、少し後の事だった]
(90) 2016/02/29(Mon) 07時頃
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向こう側には……
[呟いて首を振る。 何か見えたかと問いたくても、その相手は何処にも居ない。
何かあるとか考えてしまえば、自分も誘惑に負けそうだった。 自分が強いわけじゃない、あの人が弱いわけでもない 僕はまだ、この世界に生きていたい、それだけのこと]
どうせ、急がなくても、ねぇ
[わかっているから、もう少しだけ、大切な人の思い出と生きていたい そうして、思い出したようにまた歩き始めた。**]
(91) 2016/02/29(Mon) 07時頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 07時頃
美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 07時半頃
美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 10時頃
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>>87,>>88
…「でも」?
んん?ご主人様なの??
[二人の男性をちらちらと見ながら。暫しふたりの会話を眺めていようか。この「人間に飼われてる」っていう人間の素性も、だいぶ気になる。わくわく。**]
(92) 2016/02/29(Mon) 10時頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 10時半頃
ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 10時半頃
美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 19時半頃
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お姉ちゃんがね、言ってたんだよ。 ここは気分にあった感じにしてくれるって。 同じなのに同じじゃなくて、いつも気に入ってたって。
[いつもと同じ、と頼んでも、いつもどこか違ってた。 デートのとき、友だちと喧嘩したとき。 それから失恋したとき。 その時の気分に合わせて切ってもらっていたらしい。]
(93) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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[あたしが通っていた美容院は、ロボットが切ってくれた。 登録した髪型を自動で切ってくれた。 写真と寸分違わずに切ってくれた。
気分なんて登録されていない。 だからいつも一緒。
唯一いた受付の人が消えたから、美容院は閉店した。 あたし専用の髪型カードは、美容院の前においてきた。 もう同じように切ってもらえない。]
(94) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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だからね、あたしも来てみたかったの。 同じなのに同じじゃないってどんなのかって。
[人に切って貰うのは初めてで緊張するけれど。
どこを見て良いのか分からない。 霧吹きの水に少し驚いて目を瞑る。]
あのね、あたし失恋したの。 だから自分で切ったんです。
今日は前髪だけ。 今度、後ろを揃えてください。
[一度にしたら勿体無い。 またこうしてこの店に来る理由を作る。]
(95) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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[適当に切った髪が、あっという間に整った。 重かった前髪が梳かれて、サイドに寄せられて。]
魔法みたい。
[思わず呟く。 前髪を切ってもらっただけなのに、ぜんぜん違う。
鏡の中の笑顔は、いつもとちょっと違って見えた。 可愛い、なんて自分のことを思ったことはなかったのに。 なんだか、今までで一番可愛い、なんて思った。]
(96) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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え?鍋?楽しそう。 あたしも行きたいな。行っても良いですか?
[軽くなった前髪を角度を変えて見ていたら、誘われた。 にこにこと、笑顔で頷く。 知らない人と一緒でも、きっと楽しい。]
鍋パーティの会場、どこだろ。 おしゃれしてかないと。
[そんな冗談を言える。 前髪が、可愛いから。]
(97) 2016/02/29(Mon) 20時頃
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ん?
[横で、ユメコが興味津々で眺めてたとしても、 ワンコは、飼い主からの最後の指令を果たすべく、じいっと彼、ヘイロウを眺めている。]
(98) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 20時半頃
ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[ 「だけど、君は強いだろ」 という言葉を受けたあの瞬間、 あたしは一度死んだのだと思っている。] .
(99) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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── 自宅 ──
[ いつの間にか、ソファで丸まって寝ていたらしい。 そっとブランケットをかけてくれる人はもういない。
ん、と伸びをして起き上がれば、 視界に飛び込んでくるのは、 浅く中身の残ったグラスと、 ぽつぽつと穴の空いたカプセル薬のシート。
食事なんて、共にしてくれる人がいなければ、味気ないだけだ。 日々の栄養補給を、栄養カプセルに頼るようになって、 果たしてどのくらいが経つのだろう。
ずいぶんと削げた頬に、今日もひとつ、 気まぐれに開けた穴から、 カプセルをひとつ取り出して放り込む。]
(100) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[ 散らかった部屋。
薄く積もった埃。溢れかえったゴミ箱。 閉め切ったカーテン。連立する空き瓶。 いつの間にかいなくなった猫。 夫に捨てられた女。
あたしには、この家以外、 もう何も残っていない。 と、部屋の真ん中に置かれたソファに、 ぽつんとひとり座りながら、思った。 部屋には、陰鬱な空気が満ちている。
このままじゃ、この家に殺される。 この星もろとも命をなくす前に。
だから、立ち上がったのだ。 ボロボロの女だなんて思われないよう、 服を着替えて、アクセサリーを身につけて、 玄関の扉を数日ぶりに押し開ける。]
(101) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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[ 表に出れば、カツン、とヒールが硬い地面を叩いた。 今日も空は、どんより静かで、ずっと憂鬱なこころのよう。**] .
(102) 2016/02/29(Mon) 20時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」―
――そうなんですか。 それは、素直に嬉しいなぁ
[ >>93彼女のお姉さんの顔を思い出す。 気分に合わせて指名も変えて、 ヘアカットを、時にはカラーをとても楽しんでいたと記憶している。早くに辞めて絵本作家と一緒になった同僚も、 指名を受けては華やかなアレンジを提案していた。 女の子は皆、きらきらしている。 此方には持ち得ぬものをもっているのだ。]
――……え、そうなん……?
[ 失恋。聞けば思わず素の口調。 日常の中では時折聞いた。 泣きはらしたひと、 怒ったようなひと、 でもこの子は、 どうやら――笑顔でいる。]
(103) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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ナツは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 21時頃
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……おーけい、 仰せのままにいたしましょう。
[ちょっと仰々しくも、楽しげに このご時世に失恋、なんて ちょっとどころじゃなく かなしいではないか。だから。 ]
後ろ整える時は うんとイメチェンもいいかもしれないですね。
[来るかどうかも危うい明日のその先を、敢えて描いてみるのだ。整えて、かわいく、すてきに、ときに格好良くおしゃれのお手伝い。 ムツキが、そうありたいと思う美容師の姿。]
元がいいのもあると思いますよ、 髪の艶もいいし。
[ 喜んでもらえればそれが一番。 ]
(104) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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もちろん。 鍋は大勢のほうが たのしいでしょうし あの子らも歓迎なんやないかな? 場所は聞いてますから一緒に行きましょか
[ わいのわいの、 みんなを集めて鍋をしよう。 こんな終末に、能天気かもしれないが。まあ、そういうのもきっと悪くない。それなりにたくさんの人に、会えるかも ]
僕は出張ヘアカットでも ついでにしようかな、と思ってるとこですけど。 おしゃれやったら、 そーや、これサービスします
[そうして渡した、ラメの髪留め。 久しぶりのお客様におまけをつけたってバチはあたらない]
(105) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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あ、せっかくやし
[ヘアサロン「エリーゼ」おきまりの、今や古典めいた「名刺」を渡す。蔦の絡まるエンボス模様の小さな紙片にムツキ、の名前と店の名前。まあ、スキャンすればホロで地図案内をしてくれはするが。 ]
今回ヘアカットさせてもらいましたムツキです。
[ ――うん、 このおきまりの挨拶も――久しぶりだ ]
(106) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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[出発準備はヘアカット用品とともに。 きらきらしたチャームと、 不似合いな皮で編んだストラップをつけた鞄を肩にかけた。]
あれやな やっぱなんか食材とか 途中で見繕ったほうがいいやろなあ
[というのは、 1人の時間が長くなりすぎて ついてしまった独り言癖である。]
(107) 2016/02/29(Mon) 21時頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 21時半頃
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[あたしの知らないお姉ちゃんを、きっと彼は知っている。
家族のこと、将来のこと、友だちのこと、恋愛のこと。 家族には言えないことを、お姉ちゃんは話したかもしれない。
あたしのこと、お姉ちゃんは話したかな? なんて言ってたんだろう。
きっとそこには、あたしの知らないあたしもいたんだろう。]
(108) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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失恋したら、髪の毛を切るものでしょう? 大昔の小説に書いてあったよ。
[ばっさりと、自分で切るのは少し難しかった。 だから前髪だけ切った。 前髪だけなのに、ガタガタと歪だった。 自分で後ろを切らなくて良かったと思う。
こんなに腕の良い美容師さんに会えたのだし。]
ばっさり切って、イメチェンして。 そうしたら、新しい恋が待ってるかもね!
[おしゃれの方法を教えてくれるお姉ちゃんはいないけど。 色々試して、色々おしゃれして。 そうしたら、きっと新しい恋に出会えるかもしれない。 そんな望みがあれば良い。]
(109) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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元が良い?わぁ、お世辞でも嬉しい。 髪の毛の手入れ方法、お姉ちゃんから教わったんです。
お姉ちゃんは美容師さんから教わったって。 だからあたしも このお店の人に間接的に教えて貰ってたことになりますね。 ありがとうございます。
[褒めてもらえるなんて、いつ以来だろう。 お世辞かもしれないけれど。 お世辞ではないかもしれないけれど。 嬉しくて、少しくすぐったくて、お礼を言う。]
(110) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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――公園――
[>>79視線。と、声がする。女の子だ。 少しだけばつ悪く――何も言わずに見ていたのはこちらだが――声の方に歩み寄る。]
……あー、いや、避難、つうか。 腹、減って、飯……
[そこに行かないと死ぬかもしれないと考えれば、ある意味避難かもしれない。 随分と年下に見える女の子の前でどんな態度をとるべきか、思考回路が胃に持っていかれている今は取り繕うこともできずに、がしと頭を掻いた。]
(111) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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鍋なんて久しぶり。 何鍋なんだろう?塩?
[どうせ消えてしまう世界なのだから。 楽しまなければ。]
出張ヘアカット、すごいですね!
……え、あ。わぁ!ありがとうございます! サービス、嬉しい。
[貰った髪留めはキラキラ光っている。
子どもたちが怪我をしてしまうからとつけたことがなかった。 今までは質素な髪を縛るゴムでしか飾ったことのない髪。
早速つけてみる。 ちょっとした、おしゃれ。楽しい。]
(112) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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ご主人様探し? なん、で。
[何だそれは、と言いかけたのを呑み込んで、疑問系に持っていった。 こっちのというのだから、こっちの、これが、ムギくんだろう。 >>88見れば、この破滅の世になんとも似合わない、人懐こい笑みを向けられた。]
(113) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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何だ、ええと、メイドロイド? いや、バトロイドか? それとも……
[昨今の家事手伝いアンドロイドは、人と見分けがつかないほど精巧だ。しかも大抵、それらは主人を満足させるために整ったつくりをしている。 見目と主人を探す様子から、そんな邪推をそのまま口にした。 けれどこんなに懐こいようなAIシリーズがあるのだろうか。あまりに人めいた挙動に、アンドロイドでなく生身かとも考える。]
(114) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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いいや、期待に添えなくて悪いが、俺はご主人様じゃあないし、ご主人様にはなれないな。 だけど、こんな世の中だ、割合すぐに見つかるだろうよ。
[>>92交互に見やる視線には、首をゆるく振った。 しかし"誰か"を求めている人は、後を絶たない。俺の懐が無駄に温まり、姿ない空気の猫すら売れるのが現実だ。 彼を傍に置きたい生存者は少なくないだろうと、誤解も知らず答える。]
(115) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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【削除】 エミ
え?
あ、はい。あたしは、エミ、です。 カット、ありがとうございました。
[名詞を差し出され、驚いた。 だって今までされたことがない。 初めて人のいる「美容院」。 両手で受け取り、お辞儀をする。]
食材、見てから行きますか? あたし、お菓子も食べたいです。
[そんなことを話して、一緒に向かう。]
2016/02/29(Mon) 22時頃
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え?
あ、はい。あたしは、エミ、です。 カット、ありがとうございました。
[名刺を差し出され、驚いた。 だって今までされたことがない。 初めて人のいる「美容院」。 両手で受け取り、お辞儀をする。]
食材、見てから行きますか? あたし、お菓子も食べたいです。
[そんなことを話して、一緒に向かう。]
(116) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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/* ( ・∀・)アヒャ 誤字に気づいて衝動的に消すっていう
(-17) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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>>114 [バトロイド、の言葉に、ああ成程、というような顔でムギを見る。ママは旧型のホログラムだったから随分と古めかしかったけど――っとこれはママに失礼か。失敬。 でも最近のコなら、それにお金がある家庭のアンドロイドなら。こんな風に自由に動いたり、キスしてくれちゃったり、うん、あり得るのかもしれない。うんうん。勝手に納得 *]
(117) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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あー、違うですか。 ご主人様は、現れませんね。
[ヘイロウの返事にしゅんぼり。]
じゃ、ボクは、まだ、ご主人様を待ってなくちゃ。
[ユメコにそう告げて、また、ベンチに座り込んだ、]
(118) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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─下校:終わりが亡い通り路─
[昔は行き交う人々がいた。 道路の上を滑空する車が通り、過ぎ去り、 その傍でホログラムで浮かび上がったアイドルが 路上で広告を披露していた。
──それはもう、遠い昔のようだ。
だけど少し前とも言える。 時間が過ぎ去るのは早いというが、 何もなくなった世界ではちょっと長すぎる。]
……、 まぁしゃーなし。
[世界は理不尽だから。 人によっては長いってより、 寧ろこの世の時が止まったと言ったやも。]
(119) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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>>118 そっかぁ。今『かなしい』かな?かな? かなしいのはいけないことだから、元気にならなきゃだめだよ?
[再びベンチに座り込んでしまうムギを見て少し思案し]
ん~、ねえねえ。ユメコと一緒に、ご主人様探しにいかない? もしかしたら避難してるのかもしれないし!
ねっ!
[にっこり*]
(120) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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ユメコ? ありがとう!
でも、この公園で待っているように言われたんだ。 だから、ボクはここで待つんだよ。
[ユメコの言葉ににっこりを返す。 そう、なんだか、食べ物がもらえるらしいのは、嬉しいけれど。 でも、ボクは、主人の最期の言葉を果たさなくてはならない。
主人が側についていて、といったその人を。 ここで、待つ]
(121) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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[少し側面が擦り切れたビニル製の肩掛けカバン。 前まではボールと服とあったが、 服はこの前干してる間に消えていた。 ボールはというと、自然的な問題だよな。 空気が入れられず、それどころか少し穴が空いてた。 見事にペッチャンコになったそれがカバンの奥。]
今あるのは砂糖と塩とまろにー、 あと少しばかりの乾パン。
[重い。そう思った。 そう思うと同時に独り言が多いなと思った。 一人が多過ぎるせいだろうな、なんて、 >>107丁度同じ頃同じ事を思ったご近所さんが いるとは思っていない(知らない)のだけど。]
(122) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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>>121 そっか……ご主人様、来るといいね! 危なくなったら、逃げてね?
[もし彼がアンドロイドならそれは『死』ではないから――逃げる必要もないのかもしれないけれど。でも、なんだか温かみのある生身の人間に思えて。少なくとも頬に触れた唇はとっても暖かかったので]
(123) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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|
あー……飯、食おうって誘われてさ。 ……こっちにも来たかな、鍋持った、テンション高い変なやつ。
人、集めてるみたいだったから、探しに行くならそういうとこから、かね。 相手がもし決まってるなら、名前とか見た目で探せる。……かもしれない。
[>>120避難をする、もしくは主人を探しにという少女の方に、一応視線を向けておく。 人間を固めておく、という意味だけでとれば、避難所も一緒に鍋を食うのも変わらないだろうし、危険度という意味でならどちらも危険だ。 きっと違うのは、毛布等々の集まり具合や、そこに居る顔ぶれ――しかしそれは割と大きな違いなので、選択権は彼女にある。
主人待ちのムギが動かないなら、俺に出来るのはこの提案くらいだった。]
(124) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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─公園:寄り道子の道どのみち─
[パタパタ、と。 少しばかり軽い音なのは学校にあった 今は誰だか分からない人の運動靴だから。 大きさは人によりけりだが、人がかつては 多くいた場所だからこそぴったりフィットする靴は 幾らでもありましたとも。]
……?
[ふと。足を止めた。 小さな公園……いや、抉れて見事無残、 そこにあっただろう巨大玩具もなくなって 更地に近い(いや、物はなくはない)開けた地。 人がいーち、にー、さーん…? ちょっと多くないですかね(そんな事もないか) まさかそこに居る人全員が鍋の事知るなんて知らぬ。]*
(125) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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ヘイロウは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時頃
アキヨシは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時頃
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>>123
うん、ありがとう! ユメコは美味しいものたくさん食べてね!
[ユメコの温かい言葉ににっこりをまた返し、ワン、と鳴いた。]
(126) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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>>124
んん?鍋?? わぁ、食べたいな! 誰かと一緒にご飯、なんていつぶりだろ!!
腹が減っては戦はなんたらだね!
[また1つ思案し]
ムギくんも、鍋食べてからまた戻ってきても 遅くないんじゃない…かな?
[にこ、っと笑い]
そっか、そっか。お兄さんは賢いね! 名前と見た目…かあ。 どんなヒトだったんだろ?
[とムギに首こてり*]
(127) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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>>124
[そして、ヘイロウの言葉には、じいっと、その顔を見ながら。]
違うんだ。 顔も名前もわからない。 でも、いる、んだ。
ボクを、待ってくれるご主人様はかならずいるから、 ご主人様がわからなくならないよう、ボクはここで待っていなくちゃ。
[かつて、1900年代にあった、不条理演劇の登場人物のように、 イヌである彼は、ここに来るはずの主人を、待つのである。]
(128) 2016/02/29(Mon) 22時頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時頃
エミは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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―道の途中のそのまた途中―
[少し歩けば今度はまた小さな公園……の跡地かこれは。 見れば、これもまた珍しい人の影が幾つか とはいえ、なにやらお話中だったので、声はかけずに通り過ぎた。
別方向から歩いて来ている人>>125が居るのは知らぬまま
全員が同じ目的を持っているとか、もちろん今は知らない]
(129) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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―道の途中のそのまた途中―
[少し歩けば今度はまた小さな公園……の跡地かこれは。 見れば、これもまた珍しい人の影が幾つか とはいえ、なにやらお話中だったので、声はかけずに通り過ぎた。
別方向から歩いて来ている人>>125が居るのは知らぬまま
全員が同じ目的を持っているとか、もちろん今は知らない]
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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ちょっとチェックしたけど、 鍋は、絶対参加じゃないよね?
(-18) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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/* 二重発言……なんか最近勝手にクリックした事になるんだよなぁ
買い替え時かなぁ、マウスか箱かどっちのせいか知らんけど (箱はもう6年以上使っているネットブックです)
(-19) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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―食料品店―
[教えられたとおりの道を一応確認しながら歩く。 とはいえ、早々間違えようもない建物が、どうやら目的の会場らしく 珍しくまだ綺麗なままの、その入り口で立ち止まる]
ここ、でいいんだよな……?
[辺りに人の気配はない。誘った当人達は他に人を探しているのか今は見当たらない。 声をかけられて、ほぼ真っ直ぐにここに来てしまったから、他に人がくるのかも知らない。 もしかしたら、誘いに乗ったのは自分だけかも、とか ここに来るまでに何かあったのかも、とか この状況だから何が起きても不思議じゃないと思いながら空を見上げる。 薄暗いけれど、今は風も穏やかで磁気の乱れや澱みは感じない]
暫くは大丈夫そうかなぁ……まあ、いいか
[とりあえず、と食料品店に足を踏み入れ声をかける
――誰か、居ませんか?*]
(130) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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>>127
ありがとうユメコ。 でも、ボクがここを離れてる時に主人が来たら、 とっても困っちゃうよね。
ボクのことは気にせず、 ええと、貴方の名前は何と仰るんですか? ボクはムギです。
[ユメコに答えながら、ヘイロウに恭しく礼をした。]
ユメコと一緒に美味しいもの食べてきてください。 ボクは、しばらく何も食べなくても平気なんです。
[そして、通り過ぎていく人もみれば、 主人じゃないかと、少しだけ気にしたが]
(131) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」から―
お姉さん、 美容師と話が弾むから ぱっとここが明るくなった感じしましたよ。
妹さんいるっていうのも 謂ってたなあ…お客さんとして来てくれるなんてちょっと感慨深い。
[ほんとうに。人の縁というものだ。 ここにその姉がいれば、もっと明るくあったろうに。]
(132) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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小説好きなんですか? 大昔の小説って、 いいですよね、髪を切る―――とか、おまじないみたいで。
[大切に伸ばしていた髪を切る。 そういうのに立ち会うのもきっと美容師ならではの、経験か。少々目を伏せてふっとわらう。]
そうそう。 前向きで明るいのがいいですよ。
元相手さんが、 悔しがるくらい、 綺麗になってやるといいんです。
[そう、笑う。 相手が男女どちらともとれるように言うのは、まあ、気にしているからだ。そういうこと。そういうもの。きらきらした幸せにはなにかと弊害がある。]
(133) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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――食料品店――
[――目的の建物の前に至った。
まともな姿形を保っている建造物の壁沿いに裏手から表へ、 入り口を探し求めてぐんぐん進んで行ったところ。 誰かを呼ぶ誰かの声を聞き、男の後ろ姿に出くわした。
聞くところ「誰か、居ませんか?」と聞いたようだ。]
居ますよ 居るのは僕で構いませんか?
[>>130 サトリは事実そのまま答えで応えた。 曇天の下からかけたサトリの声は、 店内の薄闇に呑まれかけた男の背に刺さる。真後ろから。]
(134) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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ムギは、とりあえず、ユメコとヘイロウをにこにこ見送るつもり。*
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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そう、そういや、……ヘイロウ。俺の名前。 聞いといて、名乗ってなかった。
[>>127賢いと言われて、嫌な気はしない。一応技術者として、この歳の子に頭の回転で遅れを取るのは少し残念だし。 けれど、ムギの方の返事>>128が芳しくないなら。]
(135) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 22時半頃
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>>131
そっかぁ… 顔も名前もわからないのは、探すの大変そ
[少し、困った顔。
まあ――アンドロイドなら、いっか。と勘違い甚だしくしながら。ちょっと頭の中は鍋でいっぱいで。ああ~何鍋なんだろ。鍋なんてめったに食べたことないからな。おいしいのだといいな。あっでもこんにゃく入ってたらどうしようかな。食べられないや。
お花畑な頭の中では、公園を通り過ぎる人やこちらをじーっと見ている人の気配に気付く様子もない*]
(136) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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そうか。 なら、ムギの方を持っていくしかないな。
お前の主人は、お前を見ただけで、そうだ主人だって言えるくらいには、お前の見た目を知ってるんだろ? 失礼。ちょい、離れて。
[俺は"家族"のひとりのスリープを解除して、スキャンアプリを起動した。 8方向からぐるり静止画を収めれば、赤外線センサの機能と合わせて静物を自動補正して、3Dモデルに変換できる。……なんて技術的なことは、わからなくていい。 ものは試しと、とりあえず自分の顔を1枚だけ撮ってみて、サンブルに見せてみる。]
(137) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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こういう風にお前を撮って、俺たちが誰かに会ったら、データを見せる。 見つかったら連れてくるとか、どうだ。
[なんとなく、待ち続けるその姿が、放っておけなかった。 もし是が返るなら、彼を記録に残してから、また動きはじめよう。 意識をそこに向けていたせいで、軽い足音>>125にはすぐには気づけないまま。]
(138) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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――食料品店に着く 少し前 >>134――
[招かれた場所への路は、前途多難。 道すがら鉄塔ひとつが消失する場面を見たし、 歩幅分の距離に分かたれた一対のハイヒール靴と、 靴の隣で無邪気に尾を振るあどけない機械犬を見た。
命令無くしては動けない機械犬の無垢さを憂いて、 通りすがりのサトリは 「真っ直ぐ駆けて探しなよ」と命ずる。
懐こい小型機械犬はサトリの声帯を認知するや否やで駆け、 真っ直ぐ真っ直ぐ真っ直ぐ遠く遠くへ探しに行った。 向こうでは、鉄塔を呑んだ暗黒がくすぶっている。 きっと何処かに繋がって――いるのだろうか。]
いやどうせ、何処にも続いちゃいないな 向こうから誰も来ないんだし
[サトリは犬とは別の方角を選ってさらに進み――]
(139) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」から― 何でしょうね?そういや聞いてないなぁ、 水炊きやったら楽そうですよね。
[出汁の味のほうが個人的には好みだが。 なんにせよ鍋は楽しいものだ。]
でしょう? まあもう自分の足で お客さんは探さんといかんなとは 思ってましたので。
[腰には便利に使えるヒップバッグ。 ぱんとたたいて示してみせる。]
きらきらしてていいでしょ? うん、似合いますよー。
[かわいい子につけてもらうのが、きっと髪飾りも嬉しいに違いない。]
(140) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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>>137 >>138 [奇妙な動きを始めた「ヘイロウ」と名乗る人物に興味津々。 何やってるんだろう*]
(141) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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/* 「かいじょうちゃく」を変換したら「買い蒸着」とかわけのわからない変換になった…… おのれ、マクーの仕業か。助けてギャバン
(独り言で趣味に走るのはやめよう)
(-20) 2016/02/29(Mon) 22時半頃
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ユメコは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時頃
ヘイロウは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時頃
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エミさん。
いやいや、こっちこそ 久しぶりにお客さんの髪切れてうれしかったですわ。 閑古鳥泣いてましたからね。
[驚く様子にも慣れたもの。 初めて来た人はこの紙切れに たいそう面食らうのだ。]
結構おしゃれでしょ。 店長がデザインしたんです。
[ちょっとだけ、誇らしげに言う。 今はもういない人。]
じゃ、道すがら食料店っぽいとこでも見ていきます?
[店の電気をそっと消す。 「いってきます」は小さく唇に乗せ、店の看板は「Close」に。連絡先は頼りない電波の先の、ムツキの端末に。]
(142) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* CHI☆HI☆TSU
(-21) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* ていうかようやく帰宅したんだ
(-22) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* あのねー灰余り病を少し克服したいっていうか、なんか、この村にはすごく思い入れがあってですね、語りたいことがたくさんあるです
(-23) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* あっ、そう、村建てです
(-24) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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美容師 ムツキは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時頃
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―食料品店―
――誰か、居ませんか?
[かけた声は店の奥へ。 店なのだから人が居てもおかしくは無いけれど 静か過ぎる店内はまるで他人の家のようで、そのまま入るのは躊躇われ…… そうして、驚きは背後から訪れた>>134]
うわ……っ
[先ほどもそうだったけど、不意打ちには弱い。 薄暗がりから振り向けば、此方よりは明るいその場所に確かな人の姿]
あ、ごめん、まさか本当に返事がくると思わなかった。 特に誰かを探してたわけじゃないんだ ただ、ここに来いって言われたから、他にも誰か居るかな、って。
[返す言葉に嘘はない。 ここに居るという事は、彼も同じように呼ばれたのだろうか]
(143) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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君も、その、何だっけ?鍋に呼ばれた口?
[気になったことを真っ先に訊いてから、思い出したように]
あ、名前、名乗らないとだね。 僕は「ミヤノ」……君は?
[あえて普段とは違い姓だけを伝える。フルネームを訊かれたら教えるけれど 「和臣」って呼ぶのは、彼女だけでいい、とか、そんな事情*]
(144) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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ミヤノは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時頃
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/* ムギくんかわいいよね 村建てです そもそもこの村は、ぼくの中では「壱番街のキャラチップのために村を作るならどういう村がいいか」って考えて当てはめてみた村なので、誰で入ってもそこそこなんでも出来るだろとキャラ予約しなかったのですが、キャラメイクしてたらどうにもヘイロウがしっくりくるキャラになってしまったので、ムギくんがどうなるかずっと気にしていたりした(予約の第二希望がヘイロウだったので) ちょうど長ったらしい入村文を削ったりなんだりして整えたところでムギくんが来ていて安心しました
(-25) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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>>137>>138
???
[返事をしたら、ヘイロウは、何かし始めた。 何を弄っているのだろう? オモチャみたいに見えるけど、投げて遊んでくれるものじゃないみたいだ。 でも、そのヘイロウの顔は、ああ、そうだ。 ご主人様のどやっというような雰囲気と似ていた。
だから、ヘイロウはすごいことをしたんだと思う。]
わ、すごいね、これ、ボクだよ?! ボク、ここにいるよ。 でも、ボクもボクだよ。
[そして、ヘイロウが撮ってくれた自分には、目をぱちくり]
(145) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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ヘイロウ!一緒にご主人様を探してくれるの? わあ、ありがとう!!
[ヘイロウのやった意味がわかれば、 彼は大喜びで、手を広げると、次には、ヘイロウをぎゅーっと抱き込もうとした、]
(146) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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/*どや顔ヘイロウちゃんかわいくない?
(-26) 2016/02/29(Mon) 23時頃
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[驚かせる意図はなくとも、驚く声に、してやったりと思う。
唇を曲げて鼻を鳴らしたサトリは「ミヤノ」に頷いて、 曇天の支配下から店内へと進み出た。 平等な薄闇の中で見ると、ミヤノの様子がよく見える。 知らない顔と顔を見合わせ、知らない声と声で挨拶する。
まずは「こんにちは」それから「そう、鍋」――]
(147) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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名乗るのなんてひさしぶりだ 名前を思い出す機会をありがとう「ミヤノ」
僕が思い出した僕の名前は「サトリ」って名前
ミヤノは――鍋をしに来たんだっけ 僕もそうで、他にも居るのかもしれないな 変な子が居たもんだよね、ありがたいけど ところで、……いやいいや、今は透明猫は要らないや
[――その後、サトリは比較的よく喋った。 何か意味のある会話をしたのはひさしぶりだし、 正しい言葉の使い方を忘れていた事にやっと気付いた心地。]
(148) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[ミヤノがミヤノと名乗ったんだから、ミヤノはミヤノで、 それ以上の長い名前を求めはしない。 サトリもサトリと名乗った時点で、サトリでしかない。 それ以上の長い名前はまだ思い出していないって様子だ。
店内は静かで、ふたりぶんの気配と声と呼吸がじんと響き、 その先に火の通った料理があるようには思えない。
しかし、外へ出ても曇天と消失と崩壊があるだけだ。]
奥へ行く? それとも、待ってみようか、他の誰かが居るなら
次はミヤノが驚かしてみると良いかもしれないな なかなか他人のビックリは見応えがあるよ
[奥と外を交互に見て示して、 最後に見たミヤノの顔を見るままサトリは首を傾いだ。*]
2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[ミヤノがミヤノと名乗ったんだから、ミヤノはミヤノで、 それ以上の長い名前を求めはしない。 サトリもサトリと名乗った時点で、サトリでしかない。 それ以上の長い名前はまだ思い出していないって様子だ。
店内は静かで、ふたりぶんの気配と声と呼吸がじんと響き、 その先に火の通った料理があるようには思えない。
しかし、外へ出ても曇天と消失と崩壊があるだけだ。]
奥へ行く? それとも、待ってみようか、他の誰かが居るなら
次はミヤノが驚かしてみると良いかもしれないな なかなか他人のビックリは見応えがあるよ
[奥と外を交互に見て示して、 最後にミヤノの顔を見るままサトリは首を傾いだ。*]
(149) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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お姉ちゃん、おしゃべり大好きだったから。 あたしのことも色々話してそうで、恥ずかしいな。
[恥ずかしいけれど、嬉しい。 そんな感情が篭った声色で話す。]
小説は、最近読み始めたんです。 本を読む時間とかなかったけど、今は出来たし。 隣街にあった図書館、紙の本がたくさんあって好きでした。 広くて大きくて静かで、紙のにおいもしてて。 あそこでいっぱい本読みました。
[先日なくなったけれど。 沢山の本と、沢山の人とが一緒に消えてしまった。]
(150) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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ばっさり切るのがおまじないなら 美容師さんたちは、おまじないをしてくれる……妖精さん?
先輩なんです。失恋相手。 ずっと昔から好きで告白できなかったけど。 あたしを置いていったこと後悔させるくらいになりたいな。 綺麗になって、悔しがらせてやりたい。
[クスクスと、笑うムツキさんに答えた。]
(151) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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そう、これで見せて回ったら、ここにお前がいたままでも、見せてやれるだろ。 回線とか生きてたら、もっと広く探せるんだろうけど……今は、アナログに人力だな……っと、うわ、
[>>146抱きつかれて、危うく"家族"を落とすところだった。慌てて体制を立て直しつつ、戸惑い隠せないまま長い髪を撫でたり、してみる。 子供みたいだと思いつつ、どうどう、宥めた。 モデルの生成は簡易的なものだけれど、人探しには充分だろう。 こうなればむしろ、ここを離れるべきだ。]
じゃあ、ご主人様探し、そんで、鍋だな。
[行くか、とユメコを振り返る。]
(152) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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いつもロボットがあたしの髪を切ってたの。 だから初めて人に切って貰ったんです。
こんなのも貰ったの初めてで、今日は初めてが多いな。
[綺麗にデザインされた名刺。
よく貰っていたショップカード。 不思議な記号を読み取るだけのものだった。 こんな風に、物でもらうなんて初めてで嬉しい。
財布の中にそっとしまう。 家族の写真が入った財布。大事なものを入れた財布に。]
他に人がいたら誘ってみましょう。 美味しそうなものとかも、持って行ったら楽しそう。
[道を歩く。 髪留めがキラキラ光を反射する。]
(153) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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>>152
[なんだかスゴイことをしていたヘイロウと、ぎゅーっと抱きつくムギを見て。『ムギってなんだかイヌみたいだな。ワンって鳴いてたし』なんて感想をぼんやりと抱きながら。
行くか、と振り返られれば、うん、と頷き。 出会ったばかりの見知らぬ男だけれど、彼が歩みを進めるならば、何も警戒することなくそのままついていくだろう*]
(154) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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>>152
[ぎゅーっとヘイロウを抱きしめたら、 髪を撫でてもらったよ。 まるで、ご主人様みたいに]
はい、いってらっしゃい。 またね!
[離れると、ユメコとヘイロウが連れ立って行ってしまう後ろ姿、じっと見送る。 その姿が見えなくなるまで。
そして、見えなくなれば]
わん
[と、一度だけ、小さく吠えた。**]
(155) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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ムギは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時半頃
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―ヘアサロン「エリーゼ」でのこと―
いやいや、 褒めてばっかりでしたよ? 頑張り屋さんだとか、 笑顔が似てるっていわれるとか。
[あはは、と軽やかに笑って答える。 ここは変わっているけれど 穏やかな雰囲気のヘアサロンだったのだ]
そうなんだ。 ……まあ、時間もできますよね。
ああ、あそこの図書館かあ。 本好きな同僚がおってね、 そこでいろいろ読んでた謂うてました。
[いいところだったのにな。風のうわさには、聞いている。図書館もなくなったらしいということ。]
(156) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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ナツは、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時半頃
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妖精さんか、なんかかわいいですなあ、 髪切って変身してもらう、 そういうんは目標ですけど。
[照れくさそうに片側だけ長い髪を掻いた。]
――そう、 置いてかれたん。
[少しだけ、少しだけ、声がスローテンポに落ちた後。]
それがいい、 そういうお手伝いだったら、 幾らでもしますしね?
ヘアスタイルとか――ああ、ネイルとかも ちょこっとなら。
[自信はあまりないが。専属で飛び切りうまかった子も、いなくなってしまった。]
(157) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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――ムギと別れて――
[番犬じみた男を残して――本当に犬だとは、思いもよらない――公園を離れ、ユメコとふたり、食料品店を目指す。 三十何年と生きてきたが、経験というものはいろいろな意味で乏しい。 例えば、まだ学生でもおかしくなさそうな歳の女の子を、自分くらいの歳の男が連れ歩く絵面の意味、とかを気づくには、疎い。 大声を上げて逃げられても不思議じゃない。のに、ユメコの警戒心の薄さに助けられて、今日も経験値は増えなかった。]
(158) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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――なあ、あのさ。……
[なにか話そう、と思っておもむろに口を開いて、はじめに考えていたことを、やめた。]
鍋、楽しみだな。
[思考は巡って、巡って、結局当たり障りのない言葉に落ち着く。]
(159) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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言えない。 あいつの主人、生きてるかなとか、 あいつ、生きてあそこにいられるかな、とか。
(-27) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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そかそか、まあ、普通はそうやろなあ。
ロボットのほうが揺らぎは少ないんですけどね、 まあ、人の手でやったときのやらかい感じ? 気に入ってもらえたらうれしいです。
はじめてさん、ようこそ、かな。
[自分の腰に手を当てて、 片側にちょっと体重を乗せる立ち方で。 財布にしまわれるのはうれしいものだ。 捨てられてしまうこともまあ、少なくなかったもので]
そうしましょか。 旅は道連れ世は情け、って――なんやっけ、ことわざ?
[そんなわけで、ただいま灰の空の下、 翠も花も少なめの街を行く。]
(160) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[鞄の中にひっそりと、 辞めた同僚の旦那さんが書いたという本を忍ばせた。 もし、あの図書館みたいに急に店がなくなったらたぶん自分はしんでやろうとか思うくらいショックだと思うのだが――店は持ち歩けない。
一方、こちらの本は鞄に入る。 やさしい思い出の詰まった一冊だ。 鍋に、かれらが、いたら。とか。 ちょっとだけ、夢想しても罰は当たるまい]
(161) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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―さて、道から食料店へ向かって―
[古めかしい、真鍮のカギ――に、模した電子キィで戸締り完了。一見すれば人っ子一人いない街を、勝手知ったる風に歩いていく。昔はこの辺も、おしゃれな通りとしてにぎわっていたのに。ほんの、一年とちょっと前の話だが。]
探す前ですけど、鍋の具何好きです? 贅沢は言ってられんけど、 想像するんやったらタダですし。
[エミにむけてそう声をかけつつ行く。 ショウウィンドウをのぞき込む間も、 接客業ゆえか口はかろやかにまわる。]
僕は白菜かなあ。 あと透明でつるつるしてるやつ好きです。
[目指す食料品店に、それはあるだろうか]
(162) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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えっ、吠えた?
[>>155公園のそばで溜まり溜まってた人影を ぼんやりと見ていた俺は思わず呟いた。 遠くにいたから話の全容は聞こえないのだが、 通るその声は、まるで犬のようだなって。
その犬とやらも今ではめっきり少なくて。 この前もやせ細った犬を見たくらいか。 …きょーけんびょーってのが蔓延するって この前偶然であったお医者さんが言ってたような。]
…………。 …誰か、待ってるのか。
[何でだろ、そう思って。 一人になった青髪に近寄ってみたか。]
(163) 2016/02/29(Mon) 23時半頃
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[此方の様子を見て笑う姿に悪い物は感じなかった。 人を見る目があるかといえば自信は無いけれど、彼がここに居る事にそれ以上の疑問は感じない。
こうしてちゃんと話すのも久しぶりだ。 さっきの鍋の誘いは一方的に押されたようなものだったから。 此方の声に応じるかに店内に足を運ぶ彼を見る 同じ明度で存在すれば、それだけで何故か安心した]
思い出す、って、やっぱりあまり話す相手がいなかった? 何かの役に立てたなら嬉しい。 よろしくね、サトリ君。
[意識しなければ自分で自分の名を呼ぶことなんかない 自分が誰か、は他人が居て初めて成立するんだと気付く]
(164) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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…お前、も、ひとり?
[には見えないんだよな。 さっきまで複数人いたしな。 まあ何も無ければ俺はそのまま公園を突き抜けて 始めから食料品店へと目指して歩くのだがな。]
……腹減った。
[思えば、地味に楽しみにしている気がした。 ああ楽しみである。 …また目の前で誰か消えるかもしれねぇけど、 もう、慣れちゃったしなぁ。]*
(165) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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あ、やっぱりあの子達に誘われたんだ? 僕も食料を調達しに来たからちょうどいいかな、って。
透明猫…?チェシャ猫みたいなものかな? 本当に居たら面白そうだ
[大昔の古典もいいところな物語にでてくる不思議な猫を思い出し 絵本作家としての興味がそう言わせた。 彼がそれでどんな事をしていたかは知らないから、それは純粋な興味。 何より、挨拶以外の話ができたということが嬉しくて、自然と言葉が落ちたから
互いの名前についてはそれ以上訊かなくていい。 名前は記号、大事なものは、それ以外]
(166) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[ カツン、と上等の靴はいい音を立てる。
背筋はしゃんと張って、大股で歩くあたしを、 夫は「モデルみたい」と言って喜んだ。
そんな彼が最後に選んだのは、 あたしとは似てもつかない女で、 優しげなまあるい瞳も、小柄な体躯も、 表情も、笑い方も、まるで正反対だったのに、
長く伸ばした髪だけが、ただ一点、 揃いのように似通っていて、許せなくて、
あの日、ばさりと切り落としたはずの髪が、 また首筋をくすぐるようになっていることも、 今、外に出て、風に吹かれて、気付いた。]
(167) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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下手に奥に行くのもちょっと怖いなぁ。 ここで待っていたほうが、後から来る人も安心するかも
[屋内だからといって油断はできない、なんてことは今はあえて言わない。 せめて、今だけはそんな事は忘れたい]
僕がやって驚いてくれるかが問題だなぁ でも、面白そうだ
[実行するかは置いといて。と此方を見遣るサトリに笑ってみせて そうして、誰か来るだろうかと視線を外へと投げた。*]
(168) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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[ あたしと、この惑星が終わってしまうまでに、 また髪を切るくらいの時間はあるのかしら。
たとえ、時間があったとしても、 あの日、飛び込みで押しかけた、 このご時世に人の手を使うことを謳う、 あの美容院は、とうに閉まっているかもしれない。
ポケットの中の、薄っぺらなサイフには、 支払いのための電子マネーカードと一緒に、 あの日もらったショップカードが、 まだ眠っているはず。
お店の名前は何と言ったかしら。]
(169) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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―道中―
>>159 [のんびりとヘイロウについて歩く。鍋、と言われてもどこで行われるのか、誰が来るかなどはユメコは一切知らないのだ。不安を抱かないのもおかしいのかもしれないけれど、今は「生きている人と一緒にいる」安心感や、喜びでいっぱいだった。
しばし無言の状態が続いた後「あのさ」と口を開く相手をじっと見つめて。なんだろ。ユメコに聞きたいことかなぁ。でも出てきた言葉は「鍋、楽しみだな」だったので、思わずふふっと笑ってしまう。]
うん、たのしみ。 ユメコ、誰かと一緒にごはん食べるの ほんと~に久しぶりなんだ。
学校がなくなって、みんな避難したりいなくなっちゃって ユメコ誰にも会えないのが続いてたからさあ ママ以外の人と話すのも久しぶりだし! とっても、うれしいよ。
ヘイロウさんは、うれしい? うれしいのはね、「いいこと」なんだよ!
[思わず顔が綻び饒舌になる。おしゃべりってほんとたのしい!*]
(170) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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アキヨシは、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 00時頃
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【削除】 ナツ
[ 痩せぎすの女はひとり、道を行く。 ふらふら、行く当てなどなくて、 目的地があればいいのに、とも思った。
そうして、角を一度曲がったあたりで、 女が遭遇したのは、はつらつとした声>>#3だった。]
── 鍋?
[ 鍋をするのだという。 和やかな提案と最後の晩餐、という響きとの乖離。 いいわね、と薄い唇を歪めるようにして、女はうっすら笑った。
「おまえは笑うのが下手だな」と、 いなくなった夫が言ったときのことが、 未だに、ふと、脳裏をよぎる。]
2016/03/01(Tue) 00時頃
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[ 痩せぎすの女はひとり、道を行く。 ふらふら、行く当てなどなくて、 目的地があればいいのに、とも思った。
そうして、角を一度曲がったあたりで、 女が遭遇したのは、はつらつとした声>>#3だった。]
── 鍋?
[ 鍋をするのだという。 和やかな提案と最後の晩餐、という響きとの乖離。 いいわね、と薄い唇を歪めるようにして、女はうっすら笑った。
「君は笑うのが下手だな」と、 いなくなった夫が言ったときのことが、 未だに、ふと、脳裏をよぎる。]
(171) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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……ああ、あそこのお店ね。 あたしもお邪魔してもいいの?
[ 詳しい場所を聞いて、囁くように、女は言う。]
そうね、新鮮な食材はわからないけれど、 ── 君たち、お酒は飲む? ……ふふ。
[ 幼くも見える、気弱そうな片割れに、 うるさいおとなには内緒よ、と人差し指を立てる。]
きっとすぐに行くわ。 ……ほんとよ。お腹は空いてるから。
[ そう言って、荷物を増やすため、 一度くるりと来た道を戻ってゆく。*]
(172) 2016/03/01(Tue) 00時頃
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