
746 愛しい貴方を試したくないから。
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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子供達よ…。わしの遺産が欲しいか
(0) 2015/08/25(Tue) 00時半頃
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――――……カナカナ…、
……カナカナカナカナ…。
処暑を過ぎて鳴き始めたヒグラシは、朝と夕に甲高く。
厳しい夏も終わりが見えてきたと、茹っていた商店街は安堵を零す。
高く澄み渡る空に秋風を乞い、ようやくひと夏が終わろうとしていた。
(#0) 2015/08/25(Tue) 01時頃
昨日が今日でも今日が明日でも明日が昨日でもまるで変わらない、
平凡で退屈な、けれど穏やかで平和な日々。
そんな1日が試されることなく続いていくと、誰もがきっと、信じていたことだろう。
(#1) 2015/08/25(Tue) 01時頃
――― 愛しい貴方を試したくないから。
(#2) 2015/08/25(Tue) 01時頃
そんな想いが夏の彼方に押し流されることなく続いていくと、
誰が、思っていたことだろう。
(#3) 2015/08/25(Tue) 01時頃
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― 数日前 ―
『跡を継がない…だと!?お前、正気なのか!?』
[数日前に親に言われた言葉。 代々医者家系の俺の両親は、大学院に進んだ理由を煩く聞いてくる。 理由?そんなの決まっている、血の繋がっていない両親の病院を継ぐ気がないからだ。
大体医者なんて兄貴が医者だからいいじゃないか。 両親の実の息子の優秀な兄は親の意思を継ぎ医者業を営んでいる。 一方自分は養子で引き取られ幼少時から英才教育を受け育ち、大学も確りと成績優秀で修めてきた。
もう両親の戯言を聞くのはウンザリだ、と家を飛び出した。]*
(1) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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― 商店街 ―
[あの日以来、大学の近くに小さいアパートを借りて暮らし始めた。 親の煩い説教も無ければ自由な生活。]
あー…クソ、今日もやっちまったな。
[そう毎日考えることは同じ。 大学に行って授業を受けて、研究室に籠りながらたまに泊まり込みをして。 家から何度も連絡は来るがシャットアウト。
昨日は研究室に籠っていて、気が付いたらそのまま寝てしまいある意味朝帰り。 変に寝違えたのか首がやたら痛い、いつもは真っ先に家に帰るが今日は病院に行こう。
病院は嫌いだけど、‘‘鈴城先生’’の所だけは別。 ヒグラシが甲高く鳴く朝の商店街の道をゆるりと歩きながらその足は病院へ向かう。]
(2) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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/* 取り合えず眠さの限界で先陣を切りました…!! ふっふっふー実は明日っていうか今日はお休みなのです!!!(どやぁ
っというわけで愛しいシリーズ2回目の参加の、ライラと申します。 暫しの間よろしくお願いします(ぺこり)
(-0) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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― 深夜 ―
[隣町には強欲な資産家が住んでいた。>>0
子に銭金を分かつことも惜しんで、 鬱蒼と繁った木叢の中、大屋根被さる邸宅に住み着く老人。
湿った生温い空気は夏夜の粘度。 息を深く吸い込めば、肺腑に深夜が染みる。
肥え始めた月が満月に至るまではもう少し。 白い光を背にすっくと屋根の上に立ち上がる姿があった。 夜空に黒く抜きんでた肩と炯々とした鷹の瞳。
獲物を見下ろす瞳が、闇夜に紛れてニィと嗤った。*]
(3) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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/* >>1 早いですな!?
(-1) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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― 鍵屋『秘番屋』 ―
[商店街の一角に、『秘番屋』の屋号を下げた小さな鍵屋がある。 何でも開けて閉めると評判で、シリンダー錠なら1分掛からず、 簡単な合鍵で在れば3分も待たせず、その場で作って見せた。
最近は防犯アドバイザーなんて洒落た肩書を背負い、 勤労に励むのは店主でもある黒金鉄と云う硬質な名を持つ男。
狭い店内には合鍵を作るための機材が犇めき合い、 壁はと言えば、古今東西の鍵がサンプルとしてぶら下がっている。
店主たる男は、夏の暑さが抜けぬとばかりに、 派手な色合いの作務衣を纏い、だるく羽織を肩に掛けて、 店先でママチャリと呼ばれる自転車と相対していた。]
(4) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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……朝も早よから、鍵を失くすとはな。
昨日は夜まで仕事が押てて眠いんだが……、 ……ほら。これでよかろ?
[ガシャン、と金音が立てば、後輪を戒めていたロックを外す。 大まかな鍵の外形を持った板金を金鑢で削って出来た合鍵の妙技。 出来立てのそれをこれから部活だと言う学生にポンと渡して見せた。]
次は有料だ。まぁ、頑張んな、若人。 地区大会まで行ったら、次も無料にしてやるよ。
[歓声を上げて喜ぶ男子学生の肌は真黒だ。 夏休み最後の追い込みらしいが、熱気に中てられたのか、 鍵が見つからずに、朝一番で秘番屋に泣きついてきた。
本来ならば金を取るが、今日だけは特別だ。 昨夜の仕事は上々、気分は叩き起こされても傾かない。]
(5) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[何度も頭を下げる学生に、おぅおぅ、と気安く応じ、 指先をひらりひらりと左右に振って、ペダルを扱ぐ音色が、 ヒグラシと交代した蝉の合唱に紛れるまで見送った。
そうしてから、生あくびと背伸びを一つずつ。 鳴った関節の音は軽く、首を倒せば更に重なる。
一仕事終えた息を吐き出すと、アスファルトがじりと焼け始めていた。*]
(6) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[ それがきっと 運命(さだめ)だったのだ ]
2015/08/25(Tue) 01時半頃
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/* もうちょい作業していたかった気もするが、 ………まぁ、コアもあるよな。
(-2) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[ からり 糸を織る とんから からりと糸を織る
唯、その音が聞けていたら倖せだった、のに ]
嫌な夢。
[今は遠き故郷の響は記憶の彼方。 暁の空に奏でられる蜩の声、 夢路から意識を引き上げ未だ耳奥鳴りて。
帰って来いと、言ってくれるのならばどんなにか。
借金の肩代わりに身一つで嫁がされたのは18の頃だ。 知らぬ土地、知らぬ人々。 夫は余所に女を作り、舅姑には怒鳴られ。 やっと産まれた子すら跡取りと。 この手に抱けぬまま取り上げられた。]
(7) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[与えられたのは商店街の一角、夕暮れに店を開ける小料理屋。 それも女主人として対面だけは取り繕わされた張り子作りの城。 遠目で見る事しか許されぬ我が子を思い暮らす日々。
故郷には自分の居場所はない。 自分を売った金で借金を返し終えた両親は、 弟妹と暮らしているのだろうし。
結局何一つできぬまま、 動けぬままこうして愛想を振りまき店を構え。 子や夫に食べてもらえぬ料理や酒を、 やってくる客に振る舞っている。]
(8) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[ からり からり 祖父が織った緯錦 七色に輝く彩糸紋様 機織る音が好きだった
故郷で伝統工芸の職人として生きる事が
夢、だった ]
また壱日が、始まる。
[生きながら死んでいる。 それが、変わらぬ日常。]
(9) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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― 小料理屋:碧落 ―
[残暑が厳しい現在、クーラーが漸く夜は不要になったと雖も、 未だ夏の気配は頬を擽る。
商店街の一角に構えられた店、寝泊まりするのは己1人。 隣には夫の、我が子の温もりすらない中寝覚めを迎える。
桶の水を柄杓で行い、日陰に濃い染みを遺す早朝。 小料理屋が開かれるのは夕刻であるし、時代錯誤かもしれないが、 是が自分の日課であった。]
(10) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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――阿。
[打ち水でひやりとするのであろうか。 その場所に身を摺り寄せる野良猫に眦を細め。 女は小さく笑みを湛える。
柄杓を桶に戻し、 淡退紅の絣袖を僅かたくしあげ。
斑模様の猫に触れようとそっと
指を、伸ばした*]
(11) 2015/08/25(Tue) 01時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 01時半頃
鍵屋 鉄は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 01時半頃
小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 01時半頃
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[今日もまた暑くなるだろう、あと一週間もないとは言え、まだ八月だ。 わんわんと鳴く蝉も、一月後には鈴虫に取って代わられるだろうが、 最後の威勢と思えば、そう耳にも障らない。]
―――…おっ、 城之内のぼんが今日も宵っ張りかい。 朝から背中が煤けているぜ。
[気安く声を掛けたのは、不機嫌めいた色を隠さぬ背中。>>2 彼が慣習としている通院は見慣れたもので、 やや、首を傾いでいる気もするが、何時もの光景の範疇だ。]
(12) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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/* 城之内のぼん…医者の子、養子。反抗期? 碧落の女将さん…人妻子持ち、亭主は浮気性。
(-3) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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[昔から歩きなれた商店街、勿論そこに店を構える人達とも自然と顔見知りな訳だ。 背伸びをして歩いていれば、やれ聞き覚えある声が左耳を掠める。>>12]
んぁ…? 鉄さんおはよー…ふあ、
研究室入ってたら知らない間に寝ちまっててさ……、
[振り返れば鍵屋の鉄さん。 昔からこの商店街を通るたびに声を掛けてくれる気さくな人。 商店街の道を通って彼を知らない人はいないだろう。 自分もよく鍵を無くしては世話になっている。]
(13) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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っていうか鉄さん相変わらず早いねぇ…。 ちゃんと寝てんのかー?
[なんて、冗談交じりに笑みを零す。 足を止め、話し相手にはもってこいである。 独り暮らしを始めてから家では話す相手もいないから、度々商店街に赴いては色々な店にお邪魔している。
鉄さんの鍵屋は一番頻度が高いかもしれない。]
(14) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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―商店街―
[ひぐらしの声を遠くに聞きながら、慣れた道を歩く。 馴染みの店の暖簾をくぐりながら、人懐こい笑みで片手を挙げた。]
こんちはー! そろそろ夏も終わるってのに暑いですよねー。
あ、でも夜は大分過ごしやすくなってきたかな。
[なんて世間話を始めるのも、いつものこと。
最近はちょっと課題が忙しくて寝不足気味だ。 くあ、と欠伸を漏らした*]
(15) 2015/08/25(Tue) 02時頃
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[小さな板金を収めたケースに金鑢をしまい込み、 黒縁で肩を叩きながら、呼び止めついでにおはようさんと挨拶。]
目元に大熊が二匹も微睡んでるぜ。 そろそろ、そいつらも休ませてやんな。 ここんところ、ずっとぼんの目張り番だろ。
[生欠伸をかみ殺す相手へ向けて、示唆するのは目元の翳り。 学生の本分は学業であるとは同意するところだが、 彼は聊か根詰めるきらいがある。>>13]
ぼんの家に鏡はねぇのか。 人の心配して然る面に見えないぜ?
――…しかし、熱心よな。研究室ってのはそんなに面白いかね。 俺には学が無いから判りゃしねぇが、専門は何だったか。
[呵呵と笑って、不眠疑惑を払う。>>14 天道様が昇れば、商店街が起きていても不思議ではない。 あながち、彼の目算は外れていないが、それを肯定する気もない。 故にさらりと舵を切り、話題を彼自身へと方向転換。 鍵屋も客商売だ、口下手なんて嘘でも言えない。]
(16) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* すと村で初めての女性PCを使うのまき。 >>15に声をかけたいが、店の外に出ちゃってるからなぁ
……もういっそ寝ようかしら。
(-4) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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大学生 丹は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* がくぶるがくぶる。よろしくおねがいしまぁす!
早速時間軸を間違えている気、が…… 3人の時間軸朝だいぶ早めの時間……
(-5) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* 自分のお仕事はサポートなので、 被ストーカー側に触れても入れ込んではいけない。 逆にストーカー側はがっつり行ってOKかな。 PL視点でもPC視点でも頼られ易い位置に行きたいな。
(-6) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* 寝よう[決意]
(-7) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* 身長:150+7くらいで
(-8) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* あと3
(-9) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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[目元に大熊が二匹、なんて言われれば、 自らの髪を乱暴に掻きなぐる、おかげでいつもボサ髪だ。]
休ましてやりてーけどさー…今独り暮らしだろ?家に居ても暇だしつい、さ? そーいや最近ずっとだったかも……、
[毎日をただぼんやり過ごしているからあまり時間の感覚というものがない。 睡眠が元々浅いせいもあるのか、目元の熊五郎達は昔からの馴染み。>>16 いつも心配をする鉄さんが自分と二つ違いだと思えないぐらいの大人っぷりにいつも感服だ。]
鏡はあっても見ねぇなー…。 ほら、俺鉄さんより二つも若いだろ?
あぁ、ハマるとこれまた意外に面白いんだよなー。 俺はほら、両親が両親だしよ?それなりの頭あっから、俺の専攻は医薬品化学研究室。 まぁ主に薬の成分だったり、開発だったりとかめっちゃ楽しいぜ?
[元々医者になれと煩く言われ渋々入った研究室。 これが地味にハマってしまえばある意味良かったと思ってしまう。 鉄だんの話をしていた筈なのにいつの間にか自分の話になってるあたり、何時も話題をコロ、と変える鉄さん。 だから話してて飽きないんだけどな。]**
(17) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* あぁ…ももてんさんとのエンカ幸せでした…! 態々エンカしてくれてありがとうございます!
…しかしももてんさんは今回NPC! う、嬉しいよ嬉しい頑張る!
(-10) 2015/08/25(Tue) 02時半頃
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/* 鉄さんをだんという恥ずかしい誤字は早く流そう!!!!!!
(-11) 2015/08/25(Tue) 03時頃
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遊びに出ろ、遊びに。 大学生のうちなんて、満喫せずして如何するね。 ――― 確か、ほれ、ぼんと同じ大学に元気なのが居ただろう。
[彼と歳は二つしか違わねど、立場は社会人と学生。>>17 若人に青春謳歌を進める男は、記憶を手繰って学友を示唆。>>15 あちらも最近見かけたところに寄ると、 目元に小熊くらいは飼っていそうだが、どちらも真面目なことだ。]
……ぼんよ、それは男盛りが言う台詞じゃねぇだろ。 髪に櫛でも入れて、パリッと決めないと女が寄り付かんぜ。
夏はアバンチュールの季節だってのに、 日がな一日研究室と医院の行き来じゃ黴ちまう。 薬学理学に精を出すのも悪くないが、偶には天日に当たんな。
[真面目一辺倒に聞こえる返答には、片耳を抑えて享楽を促す。 たった二つの年の差だと言うのに、あからさまな子ども扱いをして、 彼の肩口を拳骨でコツリと軽く叩いた。
ああもう、全くよぉ。と笑う顔は誰もが知ってる昼のもの。 夜家業の顔を面皮の下に隠し、良い子は居ないか。と冷やかした。**]
(18) 2015/08/25(Tue) 03時頃
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鍵屋 鉄は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 03時頃
鍵屋 鉄は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 03時頃
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―或る晩―
[めでたく二十歳を迎えた日の夜。 成人といえば酒だ酒だと成人済みの友人たち数人で『碧落』に飲みに行ったのがこないだのこと。
威勢よく焼酎を頼んでぐいっと一口、 直後盛大に咽たのは今だに笑い種にされている。
――倫子さんの前でカッコ悪いとこ見せちゃったなぁ。
まだまだ自分が餓鬼だと思い知らされたようで、悔しかった**]
(19) 2015/08/25(Tue) 03時頃
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大学生 丹は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 03時半頃
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死ねばいいのに
(20) 2015/08/25(Tue) 06時半頃
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[ 私を作ったものが言いました。 それと同じ事を、今私は思っています。
「ごめんねぇ、影之進さん。このご時世だから」
回りくどい。 まわりくどく言い訳をのべる女の言い分は醜く、醜悪に聞こえました。 言い直せば、至極簡単な事です。不気味だと私のこの容姿が醜く醜悪なのだと苦情が来たそうです。醜さゆえに借り家より、追い出したいという事。 分かっています、爛れ、縫い接合した半顔を焼けた喉を隠す為 己が顔を覆った袋が恐ろしく、私が醜いせいで仕方無いのです ]
(21) 2015/08/25(Tue) 06時半頃
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嗚呼―――死ね。
[ などと愁傷に自分を責めるようか。 罅割れた唇が毒素を。女を呪う呪詛を吐き出します。 業とらしく拉げた、声です。 彼女が望む様な、醜悪さを含んでいましたでしょうか。 わかりません、ですが、女は私を見て、ひっと喉を鳴らしました。 それで良いのです。それで満足した私はカタカタと笑い、悠々とその場を立ち去ります。
そうあの女など死ねば良いのです。 後十年、いや二十年後でも構わない。 住む場所の無かった私に、借り屋を提供してくれただけの女など。 孫に囲まれて畳の上で死ねばいい。 幸い、身に纏うものは少ない身の上です。 身の回りの備品を紙袋に入れて商店街へ向かいました。 今夜の寝床がまずは問題です、最悪野宿でもしましょうか。 今が冬でなく一安心。*]
2015/08/25(Tue) 06時半頃
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嗚呼―――死ね。
[ などと愁傷に自分を責める気などありません。 罅割れた唇が毒素を。女を呪う呪詛を吐き出します。 業とらしく拉げた、声です。 彼女が望む様な、醜悪さを含んでいましたでしょうか。 わかりません、ですが、女は私を見て、ひっと喉を鳴らしました。 それで良いのです。それで満足した私はカタカタと笑い、悠々とその場を立ち去ります。
そうあの女など死ねば良いのです。 後十年、いや二十年後でも構わない。 住む場所の無かった私に、借り屋を提供してくれただけの女など。 孫に囲まれて畳の上で死ねばいい。 幸い、身に纏うものは少ない身の上です。 身の回りの備品を紙袋に入れて商店街へ向かいました。 今夜の寝床がまずは問題です、最悪野宿でもしましょうか。 今が冬でなく一安心。*]
(22) 2015/08/25(Tue) 06時半頃
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はいはい、俺は子どもじゃねぇし、遺産も狙ってねぇよ
[早朝の訪問診療で隣町>>2まで足を伸ばすのは、かの資産家>>0の主治医が亡くなった祖父であったからだ。 毎週決まった曜日の開院時間前に向かい、診る。 血のつながりもない。 この言葉も、男に言ったのか、後ろからついてきた彼の家人に言ったのか、定かではない。
男が鈴城醫院を継いで数年。 未だにこの老人は祖父――先代しか主治医と認めぬ頑固者だ。]
(23) 2015/08/25(Tue) 07時頃
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―商店街―
[ 早朝から追い出したのは、この顔を一秒でも長く見るのが耐えられなかったのでしょう。商店街を歩く際の周りの目線にも慣れたもの、気にしなくなって随分立ちます。 私を知るものは、口を揃えて病気だと言いますが、可笑しな話です。 顔の醜さ以外私は至って正常だと言うのに。 ただ少し口から毒素を吐くだけ、私に合う仕事がない。人間関係を上手く構築出来ない、ただ其れだけなのに。
(24) 2015/08/25(Tue) 07時頃
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………へい。先週と変わりなし 薬もいつもの奴で良いな
[診察は手早く終わらせる。 持病はあるが、今は鳴りを潜めていた。 その持病は地元の町医者が見事に治し、祖父は名声を受けたらしい。 男が産まれる前の話だ。話は聞けども実際を知らない。
終わればいつも通りに発作を抑える薬を渡す。 頑なに受け取らない老人の代わりに、苦笑する家人へ。 決まった金額を受け取り、屋敷を後にする。
開院時刻までに戻らねばならない。**]
(25) 2015/08/25(Tue) 07時頃
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― ―厨二病
などと呼ぶのです。
(26) 2015/08/25(Tue) 07時頃
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/*暫くよろしくお願いします。
また白衣ですみません。 (二村ぶり二回目) 苗字入れたいのでフルネームなんだけど、周り見て削りますか。
(-12) 2015/08/25(Tue) 07時頃
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汗が覆面の内側を伝い疼きます、汚れた爛れた顔の薬くらい病院>>23に取りに行っても良いかもしれません。病院の主が隣街まで出かけている事は知りませんが>>25 ただ赴くまま、商店街を歩くだけです。
そんなときです。蝉の音と、ペダルを漕ぐ学生が横を通りました。>>6 元気なものです、運動などとは無縁の暗い学生生活を思い出せば、地区大会を勝ち進み、全国大会へ行き、戻ってこなければ良いものをと毒が浮かびました。**]
(27) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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― 暮夜の頃>>19 ―
[人の縁は紬糸にも似る。そうあれは或る月が綺麗な晩の事。 小料理屋『碧落』には商店街近くの大学に通う学生が良く訪れる。 その1人に小さな頃から見知った丹が加わる事になったのが此の折。]
嗚呼、二十祝いにですのね。 ……ようこそいらっしゃいました。
[彼が小学生の頃から知る見知った仔でなく客として相対する声音は、 普段彼を丹ちゃん、と呼ぶ時とは多少違ったように聞こえたか。
威勢良く焼酎を頼む様子は青さが滲む。 一気に飲み噎せる姿に手拭差出し、 大丈夫かと声をかけたは昨日の事の様。]
丹ちゃん、初めは誰だってこんなものよ。 ……今日はお茶で割ったのを。ね?
[其れでも噎せる様子を見ればつい街の子として世話を焼き、 こうして心配もする。 悔しいと思ったか、それとも格好つかないと思ったか。
背を摩り声をかければさてそれでも焼酎を飲んだかどうか。 兎角この女店主にとっては彼の醜態を笑い種にするよりも、 微笑ましさが優った一夜であった。*]
(28) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 07時半頃
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― そして現在 ―
[一通り野良猫と戯れ、店内の掃除をしていた所。 暖簾を退けた丹の元気な声>>15が戸口から響く。]
あら、丹ちゃん。 今日も暑いけれどちゃんと食べて寝てる?
[寝不足気味に欠伸を漏らす様子に苦笑を零し、 女店主は絣袖を一度打ち払い、彼の近くへ歩み寄る。
窓の傍で金魚風鈴が涼やかな音を奏で。 残暑の中に秋風の到来を告げた。]
(29) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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丹ちゃんのお友達も皆よく飲みに来るけれど。 ……研究や考査は大丈夫? ふふ、ふ。ちょっとお節介だったかしら。
[大学生や院生。18で嫁いだ身で叶わなかったキャンパスライフ。 自分がもし勉学の道に進んでいたらどうなったろう。 ――もっとも、祖父に弟子入りしたいと望んでいたから其れは無き未来ではあったが―― 店を訪れる丹や学生らを見ればそう夢想するのも癖となる。
何時までも子供の様に彼をちゃんづけで呼ぶ三十路女将の小言は、 最後は夜風に当たって風邪をひかないようにと締め括る。
店先では先程の猫がにゃぁと鳴き。 平和な早朝の一幕を示唆していた。*]
(30) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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/* まずは入村まで 村建て様にはいろいろご迷惑をおかけしました。 本当にありがとうございます。
(-13) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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/* 君、ストーカー側だよねと言われる私です。 …自分でもそう思う。けどされる側もやってみたくて此方で。目標大人しくしておく。丞くんの中身…。
私で、ですますロルは昔ちょっとやってたあれですねー中身透け防止に。
厨二病設定で透ける?てへっ。
(-14) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 07時半頃
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/* もしBBAの店がなじみの店がやだとか、 丹ちゃん呼びいやだとかあったらすまんよ!!! NGは確認、したんや……(などと供述しており)
(-15) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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/* 台風がやばい。直撃的な意味で。 昼停電しないといいなぁ……。
(-16) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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[和樹の一日は、いつも気まぐれに始まる。]
(31) 2015/08/25(Tue) 07時半頃
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遊びに出る位ならきっとバイトしてるって俺。 バイトが青春ってね?
あー…韮沢さんとこの丹の事か。
[元気なヤツで同じ大学と言えば多分そこのちっこいのの事>>15だろう。 全くこのガキ扱いようは、本当に鉄さんらしい。>>18 此方は大学院だから学校で合う事はほぼないが、同じ商店街の道、すれ違ったりすることは何度だってある。]
男盛りったって俺もう25だぜ?それに鉄さんと二つしか変わらないって言ってるだろう。 あーこんな頭なんかてきとーにしてりゃいいし、別に女なんていらねぇよ。
ぶっ…、鉄さんの口からアバンチュールっていう単語出るとは思わなかった…。 でもさー家の跡継がないって決めたし、将来の事的にも研究に没頭するのって悪くねぇ気がすんの。
[見てわかる、聞いて分かる通りの子ども扱いはいつもの事。 軽くトン、と肩口を叩かれればベ、と舌を出してガキみたいな反応をする。 いざとなったら働かせてくれな、なんて笑みを零しながら。
たまにヒマでバイトをさせてもらっているここの鍵屋。 お金がピンチになったらまた甘えに来ようと虎視眈々と狙っていた。]*
(32) 2015/08/25(Tue) 08時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 08時頃
大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 08時頃
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― リサイクルショップ『valot』 ―
[ちょっとした収納家具から、 衣類や生活雑貨まで様々な品物を扱う。
商店街の中ほどにある、猫の額ほどの小さな店。 そこが、和樹のお城だ。]
毎度どーも、……っと
[販売はwebで並立して行っている。 今はタブレット端末ひとつあれば、 誰でも商売が行える便利でいい時代。
開業資金ゼロ、自宅で始めた商売も 今は階下に店舗を構え、 買取も行う余裕があるほど、経営は順調。]
(33) 2015/08/25(Tue) 11時半頃
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[開店も閉店も気の向くまま。
その日暮らせるだけの金を稼ぎ、 その日過ごせるだけの仕事をこなす。
昨日が今日でも、今日が明日でも。 明日が昨日でもまるで変わらない。 平凡で退屈な、けれど穏やかで平和な日々。
藍のツナギと雪駄がトレードマーク。 常に首から下げられている金の鎖の先には。
大人の男には不釣合いな、ビーズの指輪。]
(34) 2015/08/25(Tue) 11時半頃
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[正面のシャッターを開けていると、 背後から威勢よく漕ぐ自転車の音。>>6
如何にも運動部らしく焦げた学生が、 残暑を告げる虫の声も掻き消すほどの勢いで 朝の挨拶を落とし、通り過ぎていく。]
わっけえなあ
[おう、と一言返したが届いたかどうか。
まだ四半世紀も生きていない和樹にとって そう古い記憶でもないはずなのに。 学生時代はまるで遠い昔のようだ。
ぺた、ぺたと。 気に入りの雪駄を素足のかかとで鳴らし。
残暑とはいえまだ厳しい日差しから 現の世から逃げるように中に入る。]**
(35) 2015/08/25(Tue) 12時頃
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/* 鈴城さんの中身…だから名札つけて歩いてますね←人の事を言えないライラであった。
(-17) 2015/08/25(Tue) 12時半頃
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/* 朝に時間を取れるはずが…台風の余波め……!
というわけで失礼します。 かるらさんとももてんさんは企画村建てお疲れ様です。 mumrikenことちかと申します宜しくどーぞ。
やんすと村デビューどっきどき。 事前に開示された設定を見てあれこれ考えていたものの 結局見切り発車になってしまった……
既に御迷惑をおかけする気しかしない!けど! できる範囲で精一杯楽しませていただきます。
血縁縁故貰えるかなあ 誰、というお目当てもなく 普段そんな組むことがないので投げ方が解らぬ
ひとまず全員入村するまでふわふわ生きよう
(-18) 2015/08/25(Tue) 12時半頃
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[ ふと自転車の学生が走ってきた方向を見ると二人の影がありました。>>32>>18家をよく追い出される私に、とっても馴染み深い鍵屋の主。幾つもの家を変えるたび、家主に返すのも億劫で、手に持っていた鍵を潰して貰っていたはずです。]
………ぁあ
[ 丞さん。 その名を罅割れた唇の中で呟きました。この街の大学院の学生さん。頭の悪そうな顔をしている、でも大学院まで進んだ人。独り暮らしをしていて、研究も出来るほどの金もあり、顔がある彼が、妬ましい、妬ましい、毒が息をします。 愛しい、と。 嗚呼――その子どもの様に見える顔が、表情が、誰とでも話せ、大人から好かれる要素を沢山持った彼に――ひどく憧れなどという気持ち悪い感情を私は抱いています。 顔が疼きました、とても。ですが、人見知りの私は自分から声を掛けれないのです。誰かと話しているときは、こうして離れて見るばかり。 彼が一人のときは…………いいえこれ以上は止めて置きましょう。
覆面の下、爛れた肉が汗を染み込み、痛みを呼びます。 早く――――医者にたかりに行きましょう。*]
2015/08/25(Tue) 13時頃
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[ ふと自転車の学生が走ってきた方向を見ると二人の影がありました。>>32>>18家をよく追い出される私に、とっても馴染み深い鍵屋の主。幾つもの家を変えるたび、家主に返すのも億劫で、手に持っていた鍵を潰して貰っていたはずです。]
………ぁあ
[ 丞さん。 その名を罅割れた唇の中で呟きました。この街の大学院の学生さん。頭の悪そうな顔をしている、でも大学院まで進んだ人。独り暮らしをしていて、研究も出来るほどの金もあり、顔がある彼が、妬ましい、妬ましい、毒が息をします。 嗚呼――その子どもの様に見える顔が、表情が、誰とでも話せ、大人から好かれる要素を沢山持った彼の様になれたらと――憧れなどという気持ち悪い感情を私は抱いていました。愛おしい。 顔が疼きました、とても。ですが、人見知りの私は自分から声を掛けれないのです。誰かと話しているときは、こうして離れて見るばかり。 彼が一人のときは…………いいえこれ以上は止めて置きましょう。
覆面の下、爛れた肉が汗を染み込み、痛みを呼びます。 早く――――医者にたかりに行きましょう。*]
(36) 2015/08/25(Tue) 13時頃
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>>36 あるえええええ!? される側だよな!?wwwwwww
なんかstkされそうで怖いぞwwwwwww
(-19) 2015/08/25(Tue) 13時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 13時頃
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/*無職厨二病覆面ちゃんをどうぞよろしくお願いします new→気持ち悪いが追加された!! …………あれ…
(-20) 2015/08/25(Tue) 13時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 13時半頃
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[和樹が借りる前は小さな洋食店だったらしい。 入り口入ってすぐ右は元キッチンスペース。 今は其処をレジや事務作業の場にしている。 流しもあり、簡単な飲物も用意できて便利だ。
その、手前。 買取査定を待つ客の為に用意した カウンターテーブルといくつかの椅子は、 いつしか商店街を訪れる客全般の 休憩スペースになってしまった。
左側には飾り足の彫刻が細かいチェストや、 使いどころに困りそうなランプシェード。 アルミでできた謎のオブジェ等の家具。
衣類も和洋折衷、雑多に飾られ。 奥の方には廃盤により過剰在庫となった 文房具や画材等が投げ売り状態。
アンティークの置き物や 時計等比較的高価な貴金属はレジ横の ガラスのキャビネットに申し訳程度に隔離。
要するに、店内に置かれている ほとんどががらくたの類。
仕入れ元は業者や商店街の住人や知人等様々。 買取の最低条件は、和樹の趣味に合うこと。]
(37) 2015/08/25(Tue) 17時半頃
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[大体の過ごし方はもう決まっていた。
平日の3日間は大学院に行って授業を受けてそのまま研究室に籠る。 学校がない日は家に籠るか、鉄さん所にバイトに行きながら鈴城先生の所へ通院する。
昔海で泳いでいて波に攫われてから右耳がその水圧のせいで80%程聞こえなくなってしまった。 人には分かり易いようにピアスをつけている方は聞こえない、と言ってある。 簡単に言えば分かり易いサイン。
商店街に来ては知り合いがいたらとっ捕まえて話し込む。 鉄さん以外の店でもバイトをさせてもらっていたりもするが定期的ではない。 単発のバイトみたいなものだ。
そんな事を考える今日は授業は休み。 ふ、と視線を感じ後ろを振り向けど誰も居らず。>>36 少し首を傾げながらもさて、何をしようかな。]*
(38) 2015/08/25(Tue) 18時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 18時頃
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えーと、……これだな、っと
[今朝、webショップ宛てに届いた>>33 注文の品をキャビネットから取り出す。 フリーマーケットで偶々入手したそれは、 仕入れ値の100倍の値段で売れた。
もちろん、別途然るべき場に査定を頼み 品質を確認した上で、 相場よりやや低めに出品したもの。
ものの価値というものは千差万別だ。 例えば首から下げいるビーズの指輪。 どこにでも売っていそうな、 何なら簡単に作れそうなそれを。
命と等しく大事に持ち歩いているのは 世界じゅうできっと、和樹ひとりだけ。]
(39) 2015/08/25(Tue) 18時頃
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/* stk側が二人しか来てないから、ソロル回す事しかできないっ・・・! 大丈夫、まだ慌てるような時間じゃーない!
(-21) 2015/08/25(Tue) 18時頃
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─ テーラー加賀屋 ─
ああ、よく出来ている。 あとは客人が気に入ってくれるだけ、だな。
[その日は仕立てたばかりの一着を、客に手渡す日だった。
シンプル且つ王道的なデザインの紺地のジャケット。 二つ釦の鈍い銀が、落ち着いた色合いの生地にほんの少しの輝きを添える。 落ち着いたシンプルな型を採用したジャケットではあるが、その裏地にはウェーブ模様が刻まれたオリーブカラーの布を採用したという、客のセンスからなるほんの少しの遊び心も加わっていた。
細見の体型にぴたりとはまる真新しいジャケットは、カウンター脇に立たせた胸部だけのマネキンに羽織らせている]
(40) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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[白いワイシャツにサスペンダーで吊るした黒のスラックスを纏う出で立ちで、表情に浮かぶのはちょっとした緊張感]
客人からの反応を貰うまでの猶予時間というのは、心臓に悪いものだ。
[祖父母から続いたいわゆる町の洋服屋さんから、テーラーとして看板を変えてから十五年にもなっていない。 その間のキゃリアには自信があるくせに、やはり生の反応を貰う前は緊張してしまう。
加賀の兄妹では長子に当たる者の子供である和樹の気まぐれさ>>31が少しでも、叔父である自分にあれば。 この時間はもう少し、マシに過ごせたかもしれないが]
(41) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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さて、表の掃除でもしようか。
[自宅は商店街最寄駅の傍近く。 息子である自分に店を託して、両親は弟夫婦と一緒に沖縄へと移住してしまっていた。 のんびりとした風土は、どこかこの商店街の昔を思い出すようだと言われ、子供の頃を思い出して、密かに目を細めたものだ。
店のオープンまでにまだ余暇のある時間は、店内やその周りを掃除する時間。 横目でジャケットの出来を再度確認し、そうしてから内側から店のガラス扉の鍵を開けた。
外に出た途端耳にするのは、隣に位置する小料理屋の暖簾を退ける青年の元気な声>>15。
店の戸口が開いたままならば、それを出迎える店主の声>>29も聞こえただろうか]
あの子の声を聴くと、夏がいつまでもいてくれそうな気になるな。
[日常的な場面に、男は小さく口許で微笑んだ]
(42) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* ちなみに、血縁縁故ある所には深くいかない予定、 大体くっつくのが目に見えてる。
んなこと言って前回僕くっつかなかたけどwwww
(-22) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* 気づかず書いてたが、相変わらず入村ロル…長いな!
ええんや、それなりに縁故ぶちこみ要素もあるから(言い訳。
(-23) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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[今でこそ『テーラー加賀屋』なんて看板を下げた店であるが、元は『洋服の加賀谷』という看板を下げていた店だ。 オーダーメイドスーツこそ扱ってはいなかったが、主に老人と子供向けの洋服を扱い、時として井戸端会議の場としてそのスペースを提供し、街の人々に親しまれてきた一軒。
男が店の看板を変えてからもその顔は継続していて、だからここ十数年の間、自分が用意したりサイズ直しをした学生服を纏った若者も数多い。 今は大学生の丹もその一人だった気がするが、どうだっただろうか]
やあ、猫さん。
[掃き掃除道具を手に持つ己の耳に不意に飛び込むのは、にゃぁという猫の鳴き声>>30。 それに挨拶を落とし、改めて小料理屋の暖簾を見る]
君は、招き猫なのかな?
[妻と別れたのは4]年前。
味気ない夜の食事は時として、同じ商店街に店を構える甥っ子と。 そうして時として、隣の店の小料理屋で。 店先で鳴く猫に招かれ、今夜の選択肢は隣で過ごすと男の中で決められた。**]
2015/08/25(Tue) 18時半頃
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[今でこそテーラー加賀屋なんて看板を下げた店であるが、元は『洋服の加賀谷』という看板を下げていた店だ。 オーダーメイドスーツこそ扱ってはいなかったが、主に老人と子供向けの洋服を扱い、時として井戸端会議の場としてそのスペースを提供し、街の人々に親しまれてきた一軒。 男が店の看板を変えてからもその顔は継続していて、だからここ十数年の間、自分が用意したりサイズ直しをした学生服を纏った若者も数多い。 今は大学生の丹もその一人だった気がするが、どうだっただろうか]
やあ、猫さん。
[掃き掃除道具を手に持つ己の耳に不意に飛び込むのは、にゃぁという猫の鳴き声>>30。 それに挨拶を落とし、改めて小料理屋の暖簾を見る]
君は招き猫なのかな?
[妻と別れたのは2年前。 味気ない夜の食事は時として、同じ商店街に店を構える甥っ子と。
そうして時として、隣の店の小料理屋で。 店先で鳴く猫に招かれ、今夜の選択肢は隣で過ごすと男の中で決められた。**]
(43) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* らんだむがなんでか]多い状態で表示されて、な。
あと見直すと加賀さん思ったより若いなー、でもいいや45歳にしとこう。
若く見えるんだ。きっと身体動かすのが好きなんだ。 普段こもりきりだから。
身長173+2
(-24) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* ひゃうん。停電がやっと解除された……(ネット箱がつながらなかった) ロル来てなくてよかったというか……。
(-25) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* なんというか、またハードルの高いPC設定を積んだ、よかん!
(-26) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* ちなみに奥方には、気持ち悪がられた離婚されました。
君の服はすべて僕が選ぶんだよぉぉぉぉ ハスハス。 みたいなそんな性癖を持った人です。
それがやりたくて、私は! 仕立屋に! なったんだ!
メジャーとかで手首ゆるく縛りたいね(いい笑顔。 でもこういう思いつきはやれないのが村だって知ってる。知ってる(泣いた。
(-27) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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/* 悪がられて、ですね。
(-28) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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[支払い手続きが済むまで、 商品は取り置き用の金庫に移し。
小型のIHヒーターで湯を沸かしながら、 帳簿の整理や予定を確認する。
店舗の方へ訪れる客は少ない。 散歩や買い物帰りの主婦や老人が 時折涼みに来たり。 夏休みの今は、近所に住む小学生が 宿題を教わりに来るくらい。
年頃の女性客はほとんど訪れない。 この辺では馴染みの大学生たちが 世間話に立ち寄った所を狙ったかのように 短いスカートの集団に襲われることはあるが。
25回目の誕生日を目前に、『若ジジィ』 なんて不当な渾名を付けられるような。 そんな男に用はないらしい。]
(44) 2015/08/25(Tue) 18時半頃
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[打ち水撒かれた店前のアスファルトは、 日に照らされても未だ涼やかさを保つ。
機織りの一族の出であり洋装を厭う自分の店の、 隣がテーラー加賀谷というのは何とも皮肉だ。 義実家の差し金、なのだろうと思うと最初は気が重かった。 だが、店主の人となりを知ればその一方的な蟠りも徐々に氷解し。 今では時折店に訪れるのを楽しみと思えるようにもなった。 奥方と別れたと風の噂で聞いたが、其れに突っ込んで聞く事もなく。 程よい距離感を保っている、と自分では思っている。
ちりん、と音を立て自転車が店前を通り過ぎる>>6 後半刻もすれば学生服の子らが賑やかに、 道を歩く姿が見られることだろう。 己の子も、後3年すればお隣さんの世話になるのだろう。 丁寧に仕立てられた学生服を身に纏い、同窓の者と楽しく語り合い。 せめて、子は倖せであれと願う。母として何もできなくとも。
加賀谷の店は『洋服の加賀谷』としての実績もあり利用者は多く。 義実家一族も足繁く通い、時折店に入るのを見かける事もある。 其の事に関して思うところがないというのは嘘になる、が。 お隣さんの彼に言うべき事でもなかった。
己は小料理屋の店主であり、愚痴を言う側ではないのだから。]
(45) 2015/08/25(Tue) 19時半頃
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[そんな店主の想いを知ってか知らずか。 思わぬ招き猫となった野良は、テーラーに話しかけられ>>43。 にゃぁ、と鳴いて掃除道具に興味津々の顔を向ける。
尻尾を緩く振り、遊んでと言わんばかりの様子を向けた後、 てしてしっと猫の手は掃除用具に伸ばされる。
微笑ましいひと時は彼が掃除を終えるか猫が飽きるか、 其れまで暫し続けられた……かもしれない*]
(46) 2015/08/25(Tue) 19時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 19時半頃
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― 商店街 ―
[ぅわ、という小さい声と共に低い段差に躓いたらしい 傾いた身体はぶら下げていた袋を守ろうとして そのままコンクリートと仲良くなる。
『あらあら英ちゃん大丈夫かしら』
それを見かけた八百屋のおばちゃんにまで心配される 残念ながら何度目かなのでもう助けてもくれないが。 眉を下げながら大丈夫ですと告げて立ち上がり ついでに旬の果物を下さいと笑顔を向けた。
受け取ったのはとうもろこしと梨。 梨はともかくとうもろこしは果物だったのか 首を傾げつつも断らないままぶら下げる袋を増やした。]
(47) 2015/08/25(Tue) 19時半頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 19時半頃
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――はい、リサイクルショップ 『ヴァロット』です。
ああ、どーも。お世話になってます。 はい……はい、大丈夫ですよ。 では後ほどお伺いしますね。
[携帯に届いた連絡は、出張買取の依頼。 叔父が以前、学生服の仕立てを請け負った家主。
早々に人生の轍を踏み外した和樹に対して 両親始め親族のほとんどが匙を投げている中。
同じ商店街に店を構えるよしみか、 時折食事に誘ってくれたり、>>43 偶然か意図的か、客の仲介も果たしてくれる。 有難く、頼りになる存在だ。]*
(48) 2015/08/25(Tue) 19時半頃
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/* やったー叔父さんゲットだぜ。 お兄さんだったら同じ苗字になるのか、な。
加賀和樹(かが かずき)は語呂が微妙なので 姉の子ってことにさせてもらおう。
共鳴組は相談役以外揃ったか。 英明がドジっこなの把握。
(-29) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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んじゃ、俺そろそろ行くよ鉄さん。 また話相手になってや。
[ニカ、と笑みを浮かべながらたった二つ年上の大人びた鉄さんへと軽く会釈する。 頭を掻きながら、歩く商店街はまだ少し早い時間だと言うのに次々に店が開かれていく。
ご飯を作るのが面倒な時に食べにくる小料理店碧落。>>10 其処には朝から打ち水をしている倫子さんの姿が見える。>>11 先ほど鉄さんとの話に出てきた同じ大学の学生の丹。>>15 こいつは朝から元気で凄いと思う。
その横に店を構えるのは仕立て屋の稔さん。>>40 此処も鉄さんの所と同様に、たまに単発でバイトをさせて貰ってるうちの一つだ。 朝から掃除をする様子もいつもの光景。>>42 ただ、何故か猫を見てまったりしてる姿を見たのは初めてかもしれない。>>43
そんな日常の商店街。 昔からこの商店街の人達が大好きだ。 そして今から向かおうとしている病院の先生も同じ。 自分の理想を押し付ける両親なんかよりよっぽど好きだ。]*
(49) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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ところで今何時なんだろう、俺ぶらぶらしてていいのかな
(-30) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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/* ……あぁあぁああぁあぁ! 倫子と影之進に既知縁故振ったやつ丸々抜けた。
後でどっかにねじ込もう。
はーもー緊張する。 うっかり誰かの何かのフラグ壊したらどーしよって。
なんとなくワケアリっぽく見せてるものの まだノープランなのです……。 言うても初恋の思い出か、別れた恋人くらい?
丞:耳に難あり、養子、 影之進:顔に難あり、毒舌というか天邪鬼( 倫子:既婚、夫と子供と疎遠 英明:独身、女の陰が薄い
稔:離婚、叔父 丹:彫塑ということは美術関係?
今んとこ設定かぶりはなさそ。
(-31) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 20時頃
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/* なんか数がおかしいと思ったら。
慎也:面倒見のいいお医者さん
が抜けてた失礼しました。
丞とは歳も近いし仲良くしたいんだがどーかなー どーだろーなー こっちから縁故振るのはあと二人来てからにしよ…
(-32) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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[昼食は給食があるから困らないのに 朝と夜はどうしても自力で何とかしないと大変で しかし実家に居ればどうしても嫁がどうか 結婚がどうか、彼女はまだかとうるさくて。 就職を理由に結局なんとか逃げたが、 徒歩で帰れる距離であるのは逃げた事になるのやら。]
おっけーぐーぐる、とうもろこし、の茹で方。
[片手のスマホで検索すればレンチンという文字 最近では簡単に調理できるらしい。 なんとも便利になったものだ。 町の片隅でスマホに話しかける寂しい男が 一人増えただけのアレな光景である。]
(50) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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/* >>49 丹ちゃんとお話しするときに拾わせてもらおう。 そういえば丹ちゃん、あの仔知ってる?みたいな?
(-33) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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/* >>50 ここも名札つけてるなぁww
(-34) 2015/08/25(Tue) 20時頃
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[三方を山に囲まれた街の、鎮守の森の奥には祠が奉られている。 石造りの鳥居は子が潜れる程の背の低いもの。 森の手前にある鳥居は大人が見上げる程高いもの。けれども、額のない朱褪せた鳥居には、雀さえもその小さな足を乗せようとはしない。
家内安全、合格祈願、学業成就、商売繁盛、良縁結実。 思い思いを掌に合わせ、皆は祈る。]
(51) 2015/08/25(Tue) 20時半頃
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[三方を山に囲まれた街の、墓場は東に広がっている。西へと流れる川に船を浮かべ、先祖の霊にお帰り頂いた盆が過ぎると常の静寂が戻ってくる。
湿った畳の上を歩くのは人ばかりではない。 にゃあと尻尾を振りながら、野良猫が仏の前を横切った。]
(52) 2015/08/25(Tue) 20時半頃
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[三方を山に囲まれた街の、人の賑わう商店街から少し外れた場所に教会が建てられたのは戦後のこと。 程なくして児童養護施設を兼ね、多くの子供が街に来ては離れていった。
春曇に夏陽に秋晴に冬寒に、マリア像は微笑み絶やさず。 若き修道女もまた微笑み絶やさず。
像前に跪き、掌合わせて祈る。
昨日が今日でも今日が明日でも 明日が昨日でもまるで変わらない、平和な日々こそが皆に訪れますようにと。*]
(53) 2015/08/25(Tue) 20時半頃
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/* よし、ビーズの指輪の持ち主は 教会の施設で出会った子ってことにしよう(安直)
(-35) 2015/08/25(Tue) 20時半頃
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―或夜―
[隣町には強欲な資産家が住んでいた。>>0>>3
良き夫、良き父、良き家主とは到底言えぬ人柄にて、近しと寄る者は時上げ屋か坊主か医者か、遺産目当ての親族か、はたまた盗人しか居ないのだろう。]
何度口にしてお伝えすれば、分かって頂けますか? 貞久さん。 凜花はただ、心配しているだけなんです。
[玄関の石上に散らばった花を拾い上げる緩慢な指。視線は俯き、家主を見上げることはない。]
(54) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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[ 商店街に出没する恐怖の覆面男、それが私です。いつから居るのか、どうして此処に居るのか。知る人は極わずかでしょう。ある日、現れた突然現れ日常に溶け込んだ、謎の存在。
実家が実は隣街にあるとか、元引き籠りが、家出の真似ごとをして、知り合いや、人の良い婆さんなどに部屋を貸して貰っているなど。そんな真実、私にはもう存在しないのです。
高校までは学校に席を置いていました。 暗黒期と言える様な時代です。顔の爛れ、理解されない性格。誰も私を理解などしてくれないのです。 そう教諭でさえ、私の悩みなど理解してくれず、やがて足は学校から遠のき、辛うじて卒業したものの大学にはいけませんでした。みんな私を理解できない社会が悪いのです。
だから、私は覆面を被り、影之進と名乗りました。]
(-36) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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また、様子を見に来ますね。 それではごきげんよう。
(……お父様。)
[邪険にされても、娘と認められずとも、凜花は微笑み絶やさず。 けれど、家主の眼にはその微笑みこそが、満ちゆく月の如く、理解し得ぬもののように不気味と映っていた。*]
(55) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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時間を金で切り売りするなよ、侘しいぜ。 店番程度のぼんには小遣い程度しか弾んでやれねぇが、 居眠りしねぇってぇなら、いつでも社会経験果たしに来な。
[合鍵を作るための研磨機も、全自動とは言え動かすにはコツがいる。 不定期にしか店守を任せぬ彼には、教えてやったこともない。 短慮で仕事場を血の惨劇にされるなど御免蒙る。>>32
故に、精々彼に任せるのは店番程度。 来客があれば御用を聞いて、名を控え、 店主の帰宅が近ければ、茶の一杯も振る舞うようにと教えた程度。]
丹じゃ、ぼん以上に餓鬼だろうが。 三十路坂にちょいと足を突っ込んだくらいが良い塩梅よ。 ――…愛嬌もねぇと、研究室住じゃ食えねぇぞ。
[一応ながらに釘を差し、人生の先輩風が轟々唸る。 野良だの、家なき子だのの手合いは如何にも放っておけぬ。 説教交じりのアドバイスを青い空の下で展開しながら、 彼の就職先に鍵屋があれば、肺腑の息を放って笑う。 不器用に技がやれるかい、なんてぴしゃりと一蹴して。]
(56) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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―朝・教会前―
[凜花は逸る気持ちを抑えきれず、教会の前で人を待っていた。
メールで送れるのは言葉と気持ちと画像であり、残念ながら物品は送れない。]
あぁ、待ち遠しいです。 早く来ないかしら。
子供たちが来る前だと良いのだけど……。
[働いていれば、子供を預ける場所が必要になってくる。 教会は相応の場所として、今の商店街に在り続けている。
無論、人の悩みを受ける場所としてもまた。**]
(57) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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[からからと渇いた夏風に笑気を乗せ、 その音色がノックするのは通りがかりの耳の傍。>>36 風に運ばれた笑い声は陽気で、されど面の皮は彼より分厚い。 彼の覆面がやむにやまれぬ事情であるのと違い、 此方の分厚い面皮は故意なる代物であるが。
ふいに気付いた視線に、顎を持ち上げ軌跡を追う。 彼の分かり難い双眸が、投じられていた先。 不器用な子供を二人並べて見比べ、口角吊り上げ声を伸ばした。]
―――…影ちゃんよぉ、今日は鍵は良いのかい。
[彼の背中に届けた声。 聞き逃せなどしない大声は城之内にも聞こえただろう。 逃げるように小忙しく足を進める背を、城之内が捉えきれずとも。 あからさまな己の声に、影之進が足を止めずとも。]
(58) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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―――…おう、次は色気のある話を持ってこいや。
[性質の悪い声を飛ばした男は、更々気にせず彼に向き直る。>>49 影ちゃんなどと気安く呼んだ相手とどうせ行きつく先は同じだろう。 彼の耳に煩いがあるとは、バイトの面接時に聞いた。>>38 お蔭で電話の音量はちと他所より喧しい。]
もしくは、開かずの扉でも見つけたら誘われてやるよ。 ああ、ふらつくなら櫛くらい買えよ。鏡もだ。
[歩き出したその背にも、ずしずしと御節介を乗せ、 己もようやく一息つくと、腰に手を宛がった。*]
(59) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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鍵屋 鉄は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 21時頃
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/* >>23 醫院は怖い成り立ちの漢字だったように思うが、曰く付かね。 後々精査。 >>27 最下段が好きだねぇ。
おっと、凛花ちゃんが居るじゃねぇの。 お疲れ様!
(-37) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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――馬道雲雀・著『妄執のファム・ファタール』―― [夕闇の向こうに遠ざかっていく幼い声。 ひとつ、またひとつ。消えていく影を見送って 一番星の輝く夜空を見上げる。
子どもたちのお城だったジャングルジムがまるで抜け殻みたいに佇んでいて、このまま明日が来ないような気さえした。
寂しくても今日がずっと続けばいいと思うほど、 私はあなたを探していた。
あなたの面影を求めて、迷子のままでいた。]
(60) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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[そうして今も迷子の私は、あなただけ、探してる。*]
(61) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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― ××前 ―
[友人と浜辺に遊びに来ていた。 まだ海の怖さを知らぬ幼子頃は、天気が悪いにも関わらず友と蒼の海へと飛び込む。
少しすれば大雨が降り注ぎ、波が荒れ、酷い雷もなり響いていた。 海水の中、ようやく顔だけ上げれば友人は既に避難をしていて大声で何かを叫んで指をさしていた。 其方を振り向けば……
―――――――何メートルか分からぬ海の壁が目の前にあった。
その波にのまれ、その後の事は覚えていない。 気が付いたら病院のベッドの上にいた。 命は助かったが、右耳はほぼ機能しなくなっていた。]
2015/08/25(Tue) 21時頃
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― ××年前 ―
[友人と浜辺に遊びに来ていた。 まだ海の怖さを知らぬ幼子頃は、天気が悪いにも関わらず友と蒼の海へと飛び込む。
少しすれば大雨が降り注ぎ、波が荒れ、酷い雷もなり響いていた。 海水の中、ようやく顔だけ上げれば友人は既に避難をしていて大声で何かを叫んで指をさしていた。 其方を振り向けば……
―――――――何メートルか分からぬ海の壁が目の前にあった。
その波にのまれ、その後の事は覚えていない。 気が付いたら病院のベッドの上にいた。 命は助かったが、右耳はほぼ機能しなくなっていた。]
(62) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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[そのことがあり、両親は益々自分を医者にしようとしつこかった。 そのプレッシャーに押しつぶされながら過ごした人生。 両親に内緒で開けたピアスがバレた時は一日中説教をされた。
それでも今はこのピアスも気に入っている。 今の医学だとこの耳は治らないらしい。 だが通院はしなければならないと言うなんと理不尽な事か。 今となっては其れが日常になり面倒ではなくなったのがせめてもの救いだろう。]*
(63) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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[通話を終える頃には、 背後のやかんが悲鳴を上げていた。
熱々の湯で珈琲を淹れ、 カフェインで脳の覚醒を促しながら 今日という日をどう過ごすか考える。
特別なアポイント以外、綿密な時間に 囚われない生活。 気まぐれに予定を変えることも日常茶飯事。]
そーいやあいつ、今度は保ってんのかね
[いつだったか、そうあれは確か冬の日。>>22 一目見たら忘れられない覆面の男に出くわして。 露頭に迷う彼に、寝床を貸したことがある。
事故か病か、その素顔の事情は聞かなかった。 くちから零れる、天邪鬼な毒舌が新鮮で面白く。 一宿一飯の恩を売る理由などそれでじゅうぶん。
以来、偶に見かけては声をかけている。 相手がどう思っているかなど考えもしない。]
(64) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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――大学・カフェテリア―― [安い紙カップのコーヒーを飲みながら、ぱらりと紙をめくる。
仕上がったと安心した原稿は、 翌々日には校正が済んで手元に舞い戻り、 脱稿後の解放感が途端に萎えていく。
馬道雲雀、と何とも読み難い筆名を用いて 大学時代から執筆活動に勤しむことはや三年。
就職活動とは無縁の生活を送れる程度には稼げて、 校正チェックが済めば来月には この手元の原稿も初の短編集として 店頭に並ぶことだろう。 その後には別の依頼も舞い込んでいる。]
(65) 2015/08/25(Tue) 21時頃
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働かせ過ぎて、ネタがきれたらどーすんの。 …、いや書くけどさ。
[とん、と。 万年筆で原稿の角を叩く。
ぼやく言葉は嬉しい悲鳴の裏返し。 とは言え、ありがたくはあるものの、 作家と自ら名乗ることへの僅かばかりの気恥ずかしさと、 想像し得る程度の面倒くささに 周囲には執筆業をすすんで教えたことはない。
資料探しにうってつけと卒業後も 頻繁に、図書館を利用するため大学を訪れているが、 時間に縛られず、ふらりと出歩くその姿に、 定職があるとは思われず 学生かフリーターとでも思われていることも多いはずだ。
埋もれる砂のように、人ごみに沈む自分の姿を想像しながら さらりと原稿の片隅に 決まったばかりのタイトルを書きつけていく。*]
(66) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* 加賀の旦那、西園寺センセ。 >>37は喫茶扱い可能、と。
>>54>>55 これは美味しい。 銭金を盗んどこうかと思ったけれど、 きっと盗ったのは別のものですな。
(-38) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* いや~今回も名札つけてる人が多い(まがお
(-39) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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[ 背に声が響きました。びくりっと背筋が鳴ります。聞き逃せないような大声に、自分の存在が知られた事が、理解でき、足の速度は早まり、足は速く消え去りました。>>58 見られていた、気づかれていた。変に思われたかもしれない。 いや、今更変に思われた処で何も、―――忌々しい。 作る鍵の本数を一本でも多く作り間違えればよいのに。]
(怖い、人に無遠慮にちゃん付けされるのが怖い。)
[…私がそのように思うことなど在ってはならないのです。爛れた顔の様に毒素を吐き出して世界を呪うような存在なのですから。
それなのに、焦りが浮かびました。丞さんに、気づかれてしまった。彼が私の姿を捉えていないとも知らないものの>>38、あからさまな大声には気づくでしょう。疎ましい憧れの人に気づかれた事への動悸が激しく、発作の様に胸が痛みます。*]
(67) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* >>67 それは……恋ですね分かります()
(-40) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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― 商店街 ―
[日常は既に滞りなく始まっている。 行きつけの小料理屋の地面>>10は、まだ乾いていない。 店主の日課もいつも通りに終わったのだろう。 騒がしくなる朝に、店の前で猫>>11が欠伸を溢す。
健康が第一とは祖父の教え。 医者の不養生では人は寄り付かぬと。 酒も煙草も嗜まぬ男が小料理屋へ通うのは、懐かしい味を求めて。
父はいない。後継ぎにしろと息子を置いて街を出た。 母もいない。彼女は父よりも先に家を出た。
不満はないと言えば嘘となるが、少なくとも。 未だこの街を離れぬ程度には。]
(68) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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[碧落には猫以外に人も寄る。 大学生>>15に、テーラーの店主>>42。 後者は寄るも何も小料理屋の隣の店。]
……――おはようさん 店も猫も始業時刻か
[店の名は変えても商店街に並ぶ店として、加賀屋との付き合いは長い。 それこそ共に先代から。 祖父の代から変わらず今も羽織る白衣は、かの店から受け取っている。 十ほど年長でも構わずに、砕けた口調。 ひらりと手を振る程度の朝の挨拶を。
目覚め始めたひぐらしと店と。 患者も開院を待つ頃だろうか。>>27 会話も短く済ませ、道を行く。*]
(69) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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― 鍵屋『秘番屋』店先 ―
[さて、若人の背は見送った。
多忙で首も回らぬほど儲かる商いではない為、後の予定は空っぽだ。 町内会から防犯を兼ねる警邏を頼まれていた気もするが、 茶番に勤しむには、聊か夜更かしが過ぎた。 気を抜けば犬歯を覗かす大欠伸が絶えず、 はふ、と息を散らして視線を巡らす。]
―――…西園寺センセよ。1m前方、石だ。
[鍵屋の前を陣取ったまま、声を掛けるのは、 小さなモニタと格闘している服着て歩く不注意の姿。>>50 揶揄めいて足元の小石を指摘し、おはようさん。と声を続けた。]
(70) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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――…ん。忘れ物はないな、っと
[午前中に出したい荷物を手に、 ツナギの尻ポケットにウォレットチェーンと スマートフォンを挿し、 開店早々、店の扉は施錠された。
郵便局に向かう道すがら。 向かいを歩く友人の顔に眉をあげて。>>49]
よう、……おはよ?
[さりげなく丞の左側を抜ける位置を取り、 寝不足全開といった表情に揶揄を含んだ挨拶を。
幼少の頃。海で起きた事故の場に和樹もいた。>>62 絶望を形にしたような高波は、今でも稀に夢に見る。]
(71) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* 西園寺はセンセ、鈴城はドクター。 雲雀ちゃんにどう触れるか思いつかねぇな。 此処はゆっくり行くか。
凛花ちゃんは年下だろうか、なら嬢ちゃんって呼びたい。
(-41) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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[ 商店街に出没する恐怖の覆面男、それが私です。いつから居るのか、どうして此処に居るのか。知る人は極わずかでしょう。ある日、現れた突然現れ日常に溶け込んだ、謎の存在。
実家が実は隣町にあるとか、元引き籠りが、家出の真似ごとをして、人の良い婆さんなどに部屋を貸して貰っているとか。
寒い冬の日、露頭に迷い、若じじいに救われて以来>>64、こそこそと茶飲み友達の様に顔を出そうと心みて、声を掛けられるたび、売り物にケチをつけるような毒素を吐いてしくじっているなど気のせいです。]
(72) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* こわい。縁故なげんのちょーこっわい! 丞へは負い目も視野だけどどうだろう。
ストーカー組からはなるだけもらう形で 逆に被ストーカー組へは積極的にぶつけたい
花京院さんどんな人かなあ。 そういえばおれ第二候補は花京院さんで、 書道の先生っぽいの考えてた。
stkし辛いかな?ってのと、 近からず遠からずな設定を某村で見つけたのでボツ!
(-42) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* 皆さん、どこにいらっしゃる感じなんだろう(ふるえ
(-43) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* 入村した時から思ってたけど影之進めっちゃ面白い これは弄りたくなるわ
今のところ和樹のstkポイントって 個人情報がだだ漏れ&家に入りやすい
という物理的条件しかなくてトッホー
(-44) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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[去り際に鉄さんから聞こえた声は左耳で確りと捕えた。>>58 視線は気のせいではなく影の声だったか。>>67 そう思いながらもどうせ病院で会うだろうと探すことはしない。
腕を天へ掲げ伸び、をしていれば右耳へと聞こえる声を間違えるわけもない。>>71]
よっす、マジ眠ぃわ…まーた研究室に泊まっちまった。 今から仕事かー?
[同級生の和樹はこの耳の一件の時に居た友人の一人。 さり気なく左側に位置取りをしてくれる優しさを持ついい友人。 俺と違い既に社会人の和樹は相変わらず朝に強そうで羨ましい。
一方熊五郎を両目に飼っている自分は何度も大きな欠伸をする。]
(73) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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……にゃこが…
[ 商店街の仕立て屋、テーラーというらしい>>42や、小料理屋>>30>>15、若じじいの古物商店もとい、リサイクルショップなんとか>>33など。人が話している気配が道中に見えました。
その中に加わりたいなど、いいえ、誰も私を理解してくれないのですから、無理には言いません。 むしろ、仲良く話している彼らにだってそれぞれの思惑があるのでしょう。どうせ、皆腹の中は、私の顔よりも醜く醜悪なゲテモノばかりと言い聞かせておきます。 其れに何より人の多い処では、私の爛れは疼きました。]
(74) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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[商店街を行く人の中に、スマホへ話しかけている教諭だと知る男の姿ともすれ違いました>>40 道端で、携帯を弄るなんて、自転車にぶつかる前に、溝へでも落としてしまえなど、呪詛が浮かばせながら先ほどの事を無かったことにしながら、向かった先、鈴城醫院]
………っち、
[果たして、先生は居たでしょうか。>>69*]
(75) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* 【被ストーカー】 城之内のぼん:大学組。医者の子、養子。反抗期?
碧落の女将さん:人妻子持ち、亭主は浮気性。
影ちゃん:醜悪な無職、火傷。 城之内はあこがれの人。
西園寺センセ:中学校のセンセ。 生徒射程圏内は城之内と和樹と韮沢と女将の子供かな?
和樹:古物商(リサイクルショップ) 加賀の旦那の甥、城之内の事故現場にいた。
【ストーカー】 丹(小僧):大学組。 女将には二十歳を祝ってもらった。
加賀の旦那:テーラー。和樹の叔父。即ち次男。
鈴城ドクター:医者、資産家の主治医。 加賀との付き合いは長め。
雲雀:大学組。作家。一見学生かフリーター。 結構売れてる。本買うのが多分一番近道。
花京院:未だ
(-45) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 21時半頃
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/* 横軸が結構広がってんな。 これ、全部把握しながら進めるなんてまさか。
>>57で待ってるのは誰だろうな。要観察。
(-46) 2015/08/25(Tue) 21時半頃
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…… へぶっ。
[意識を画面に集中していたからだろうか、 >>70後ろからかかる声に思わず変な声が上がる。]
ああ、黒金くんおはよう。
……とうもろこし、すき?
[あわよくば押し付けようかと聞いてみたり。]
(76) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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/*にゃこは、あかん。 にゃことたわむれたいよぅ……
(-47) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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――回想・小料理屋:碧落―― [当時在籍していたゼミの教授の元に 出入りしていた出版社の人間に勧められるまま書いたものが そのままデビュー作として世の書店に並んだ。
祝い、と言われても実感の湧かないまま、 どちらかと言えば居心地の悪さを感じながら 小料理屋の暖簾をくぐった。
冷えたビールはあまり好きではなくて、 山菜のぬた和えに手を伸ばす。]
(77) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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[お祝いごと?と聞いてくる女将に 曖昧に微笑みだけ返して、 好きではないビールの下に敷かれたコースターに ふと目を留めた。]
民芸品ぽいね。 手織りなのかな。
[機械織りというには どこか優しい風情の小物を手にして、何気なく零す。 途端、華やいだ女主の笑顔が記憶に残った。]
もっと笑っていればいいのに。
[いつも泣いているように笑う彼女に言った。*]
(78) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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―回想:或る晩の『碧落』にて>>28―
[昔から生まれ育っていれば、大体の住人たちは顔見知りという小さな田舎町。やんちゃ坊主だった丹は近所の大人たちから窘められることも多かった。 だからだろうか。初めて自分に向けられた倫子の"女主人"としての対応には思わず背筋が伸びる感覚を覚えたものだ。
成人したからって、急に呑めるようになるわけではない。 盛大に咽た後、名残惜しそうにちびちび唇を湿らせていたけれど、 観念したようにその日はお茶で割ってもらって。
かけられる声と背に感じる手の温かさは やはり優しい倫子さん、だった*]
(79) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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[高校で袂を分かった、小学校の同級生。 何やら面倒、もとい複雑な出自という噂も 和樹にはどうだっていいことだ。
好きな事に対して、寝る間も惜しんで励む。>>73 健全に前向きに、人生を謳歌している気がする。]
まーね。この後買取。 そっちは……病院? か?
[進行方向的に、予想できうる行先を示し。]
もし影之進に会ったらさ、 お前が好きな駄菓子食わせてほしけりゃ 店に顔出せっつっといて
[丞も、影之進も、たまに大型の家具など 仕入れる際、運搬を手伝ってもらうこともしばしば。 行き先は病院なら、顔を合わせることもあるだろう。 面と向かって誘っても、 何故か売り物へのダメ出ししか返ってこないので。>>72]
目が覚めるほど濃い珈琲もあるぞ
[熊の雄叫びのような欠伸に苦笑して、付け加える。 戻り時間が定かでない中、口約束程度の気まぐれな誘い。]*
(80) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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―現在>>29―
ばっちり食べてますよ! 食べなきゃ力つきませんしね!
……あー……課題の〆切がギリッギリで、ちょっと睡眠時間を…… そういう倫子さんこそ お店は夕方からなのにいっつも朝早いじゃないですか。 無理しちゃ駄目ですよー? 俺、もしここがなくなったりでもしたら泣く自信あります。
[本気とも冗談ともつかぬ調子で告げて。 考査>>30の話が出れば流石に耳が痛い。]
……テストは、がんばりまーす……。 そりゃーお酒だけじゃなくって倫子さんの料理おいしいもんね。 俺は実家暮らしだけど、一人暮らしの奴なんか ここに来るとお袋の味を思い出して泣けてくるとか言ってたなぁ。
[昔から変わらない調子には、もう子供じゃないですよー、 なんて苦笑しながらもどこか嬉しいもので。
可愛らしい猫の声に振り返れば、そこには黒猫。 にっ、と笑いながらしゃがみこんでその仔の喉をくすぐっていた*]
(81) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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危機回避の礼にしちゃ用意が良いじゃねぇか。 盥回しの気配を感じるが……、ああ。 夏休みじゃ命綱切れてるのか。
[ひょいと片手を持ち上げ軽い挨拶。>>76 手元の紙袋に視線を落として、閃く豆電球は古典的。]
別に嫌いじゃねぇが…、食いきれないなら貰っても良いぜ。 つっても、はいどうぞって渡して良いのかい。
[足元の段差にも小石にも疎い彼は、夏バテを予感させる。 鍵屋の庇の下へと誘いながら、往来より一歩下がらせた。]
(82) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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/* >>80なんの推敲もしなかったら日本語がおかしすぎた。 慌てるより、メモ打ちして確認した方がいいな。
猫うっかりスルーしちゃったし アレルギーってことにしようか
(-48) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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大学生 丹は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 22時頃
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/* ん。今日のノルマは鳴側との縁故固めにしよう。 (教会には夕方行きたいので凛花さんは一旦取り置き)
倫子さんとももう繋がったようなもんだし。 鍵屋行くついてに英明さんに会えたらいいな。
(-49) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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あっ夏休みそれな!
(-50) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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[特にやることがないからハマった研究に没頭しているなんて思われていないんだろう。>>80 それでも寝る間を惜しむのはやはり自分は医学がすきなんだろうか。]
頑張るねぇ~。 おう、いつもの鈴城センセーんとこ。
[そう右耳を指さして笑みを零す。]
影に?あぁ多分会うと思うよ、さっき妙な視線感じた正体が影だったみたいだから。 りょーかい、話しかける前に逃げられなきゃいいんだけどな…。
[未だに何故か顔を見られると逃げられることが多い。 嫌われてはいないんだろうが、二人きりだと何故か普通に話せる。 人見知りするのか、いまだに謎多き影。
そんな影と積極的に話す和樹は凄いと思う。 俺も見かけた時は声を掛けてはいるが。]
おーんじゃ病院帰りに和樹戻ってたら店寄るよ。 今日は授業がねぇからさ。
[そんな口約束を交わすのもいつもの事。 寧ろ目が覚めて良いものなのかとすら思ってしまうが、まぁいいだろう。]*
(83) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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[郵便局の近く。 前に見る背>>49が向かう先は、男と同じ所だろうか。 かの医学生は男と違い、自ら親元を出た青年。>>1
些細なことでも訊ねる丞を追い払うでもなく、招き入れるでもなく。 来れば話し相手になっている。 忙しければ、受付業務を頼むことも何度か。 資格が必要ではあるが、そのあたりは町医者。 緩くてもなんとかなる。]
丞、今日はどうした 変な薬品ふっ被ったわけじゃねぇよな
[薬品を扱うのなら注意している事だろうが。 片耳が聞こえぬのなら不便もあろうと、出会う度に口にする訓告。]
(84) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 22時頃
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[近くにいたのはリサイクルショップの店主。>>71]
2人ともおはようさん ――あー、また今度店寄らしてもらうわ ファイルあったよな、あの丈夫なやつ
[そう言えば、と。 患者のファイルにガタが来た。 新調せねばと店主の顔を見て思い出す。 過剰在庫の文具にそれはあったはずだと。
2人が話すようならと、年長者は退散しておこうか。 ついてくるのならば待つくらいはするだろう。*]
(85) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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― 回想:とある作家青年との一幕>>77 ―
[その日の晩は朧の月だったと思い返す。 何処か居心地悪そうに暖簾を潜る青年が学生の頃だったろうか。
ビールではなく山菜のぬた和えに手を伸ばす彼を微笑ましく見守り、 祝いで訪れたのかと尋ねたものの、 曖昧な笑みのみ返されたことから、それ以上の詮索はしなかった。 次の注文の品は、少し多めに装う事にしようと心に留めたのみで。
この時の事を覚えていたのは、 彼が手織りのコースターについて言及したからだ。]
ええ、そうなのよ。それは西陣の紹巴でね。 祖父が手ずさびに織ってくれたものなの。 緯錦のものは着物とかによく使われて……。
[ふわり、普段は見せぬ嬉しげな笑みを零しながら告げるが。 流石に男子学生だ、織物の話は退屈だろうと。 小さく謝り途中でこの話題は打ち切った。
だが、少しだけ――心にしこりを残した言葉がある。
『もっと笑っていればよい』
其れに自分はどう答えたのだっけ。]
(86) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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うん、梨は剥けば食べれるけど とうもろこしって生じゃまずいよね?
[えへへとふやけた笑顔が浮かぶのは、 暑さに負けた所為ではなく顔見知り故。]
食事の確保も大変だよ、ほんと。 あと一週間だと思えばいつものままだけどさ。
梨も好きなら食べるかい。
[水出しの麦茶ぐらいなら作れる、 生で食べれる野菜も冷蔵庫に常備されている。 あとは出来合いの惣菜の店を巡るか、 顔見知りの小料理屋に足を向けるか。 毎晩食べに出掛けられるほど豪遊もできないのだけど。]
(87) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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……私は何時も笑っているわよ? おかしな、方。
[その時口角は上がっていただろうか。定かではない。*]
(88) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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/* >>81 えっ、猫斑猫なんだ、が……! ……まぁいいか黒猫でも(ふるえる
(-51) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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[丞は着いてきたか否か。
醫院に着けば、案の定。 いたのはよく見る顔。>>75 少し駆け足で、扉の前に移動し、鞄から鍵を取り出す。]
ごめんなー今開けるわ
[別段気味悪がることも無い。 存在も、その仮面の下も。 ここに通うのならば平等に患者だ。 多少不可思議な事を言ったとしても。
受け付け順は醫院にいた方から。 先に診察室へ通すのは、影之進。
丞には待ってるようにと待合室にいるように告げる。]
で、どうした また薬か?
[招き、誘う診察室。 ここは薬局ではないのだから、一応診察はするつもり。
男は椅子に座り、患者を見上げる。 指すのは自らの顔。 彼の仮面の下を示した。]
2015/08/25(Tue) 22時頃
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/*影之進のまとめー 人見知り、毒舌、厨二病。引きこもり、無職、覆面。 とりあえず属性つけまくってみた結果ーみたいな?
引き取り手は居るのかww 倫子さん、かわいいなー紅一点。
(-52) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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[丞は着いてきたか否か。
醫院に着けば、案の定。 いたのはよく見る顔。>>75 少し駆け足で、扉の前に移動し、鞄から鍵を取り出す。]
ごめんなー今開けるわ
[別段気味悪がることも無い。 存在も、その仮面の下も。 ここに通うのならば平等に患者だ。 多少不可思議な事を言ったとしても。
受け付け順は醫院にいた方からと決めている。 故に先に診察室へ通すのは、影之進。
他に待つ者がいれば待合室の電気をつけ、そちらへ案内する。]
(89) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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普通に黒金くんに懐きそうだけどこれももてんさんじゃん
(-53) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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で、どうした また薬か?
[ここは薬局ではないのだから、一応診察必要。 常ならば軽い問診くらいで終わるが。
男は椅子に座り、患者にも促す。 指すのは自らの顔。 彼の仮面の下を示した。]
(90) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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/*凛花さんが、サポート役じゃなかったらなー きっとかわいいので、…こうもだっと
(-54) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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/* ちょっと把握が追いついてなくてすみません、すみません。 縁故すごく有り難いです。
(-55) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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見えるぜ…、果物ナイフの惨劇がよ…。
[胡乱な眼差しと細くした瞳。>>87 実家も近く、昼飯安泰職ともなれば、 そんな心配が胸の内を過って首を左右。 梨が林檎宜しく赤く染まったとて、 駆け込む鈴城医院も近所だ、恐らく大事には至るまい。]
まぁ、こうも暑いと碧落に通い詰めちまうがよ。
しかし、センセの人脈なら教え子に集るってのもありだろ。 もう十年だったか?二十歳越えちまった餓鬼もいるんじゃねぇの。
[とうもろこしを受け取るように片手を差し出しつつ、 三年掛けて入れ替わっていく生徒らを口にする。 聊か情けない希望に掛けてみるところだが、 今の生徒が新学期を迎えると共に倒れても難だ。]
梨も良いのかい、遠慮はしないぜ?
2015/08/25(Tue) 22時頃
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まーね。お陰で儲かってるよ。
[和樹が丞の研究への意欲を誤解しているのと同じく。 まともな仕事をする気がないから、 見る者が見れば詐欺まがいな古物商をしてるとは 傍目では解らないことだろう。別段問題ない。>>83]
ああ、この辺にいたんだ? 今の大家とはうまくいってんのかね
病院なら逃げ場ねーだろ
[今朝方また宿を無くしただなんて知る由もなく。 こうして影之進を茶化すのは楽しいが、 逃げるのを追うほどの情熱は持ち合わせて居らず、 届いても届かなくても構わない伝言を頼み。
立ち寄る、という口約束に軽く了承し、 去ろうとしたところで新たに声がかかった。>>85]
(91) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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見えるぜ…、果物ナイフの惨劇がよ…。
[胡乱な眼差しと細くした瞳。>>87 実家も近く、昼飯安泰職ともなれば、 そんな心配が胸の内を過って首を左右。 梨が林檎宜しく赤く染まったとて、 駆け込む鈴城醫院も近所だ、恐らく大事には至るまい。]
まぁ、こうも暑いと碧落に通い詰めちまうがよ。
しかし、センセの人脈なら教え子に集るってのもありだろ。 もう十年だったか?二十歳越えちまった餓鬼もいるんじゃねぇの。
[とうもろこしを受け取るように片手を差し出しつつ、 三年掛けて入れ替わっていく生徒らを口にする。 聊か情けない希望に掛けてみるところだが、 今の生徒が新学期を迎えると共に倒れても難だ。]
梨も良いのかい、遠慮はしないぜ?
(92) 2015/08/25(Tue) 22時頃
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んー、どうした。猫さん? ふふ、これは遊び道具じゃ、ないんだけどねぇ。
[話しかければ猫は、もひとつにゃぁと鳴き声を上げる>>46。 男が手にした掃除用具に興味あり。 とその目をまんまるにして、尻尾をゆるく左右にふぁさり。 最初はおろおろと困惑の様子を見せていたが、てしってしっとその前脚が伸ばさればお手上げだった]
少しだけ、すこーしだけだよ。
[ほら。 己への苦笑混ぜながら、ゆるりと箒を左右に振って猫じゃらしの代わりに動かしてやる]
(93) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* なんだろう…、西園寺センセ話しやすいな。 読みやすくて返しやすい。
(-56) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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倫子さん、私と会った頃はあまり表情がよろしくなかったのだけどねぇ。
[男は箒を左右に揺らし、時折わざと猫の手元で小さく穂先をくるくると回していく。 てしりてしっと猫の手元がそれを押さえる愛らしさに目許をゆるめ、そうして思い出したように独り言を落とした。
歳を取ると、どうにもこういったことが多いと自覚はある。 そのうち、甥っ子の和樹にも指摘されるかもしれない]
(94) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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――鍵屋の小箱―― [開けて、閉めるは自在の鍵屋。 購う品の中、隅に追いやられたそれに目を留めたのは偶然。
――あるいは、偶さかにして然るべし。
稀ではあるが、必然、と。]
(95) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[大人がまともに稼ぐには、ほど遠い薄給を 月日で補い、鍵屋を訪ねれば それはまだそこに在る。]
これが欲しいんだ。
[これが欲しいんだ。]
(96) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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其れなら良かった。食べ盛りだもの、 お食事だけは抜いちゃダメ、よ? 勿論、睡眠も。
[なんておばさんぶって告げるも、 気軽な調子>>81で此方の心配をする彼に。]
あら、早起きは三文の得と言ってね。 それに仕込み等やることはいっぱいあるんですよ? ……無理はしてないから、心配しないで丹ちゃん。 この店が無くなるのは……きっとないわ。
[義実家から命じられればどうかは、わからないけれど。 その言葉を飲み込んで曖昧に微笑んだ。
期末考査の事は彼にとっては痛手だった様子で。 何処か痛手を負った様子の声音に、頑張れとエールを送った。]
(97) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[主は、何故と問うたか。 問われずとも答えは一つきり。]
思いを書き綴ったものを人に見られるのは癪だもの。
[閉じ込めて。 閉じ込めて。
抑えきれぬものは、逃げ道のように別の形をとるだろう。
――それさえも出来なくなった時には――、さて*]
(98) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[男はゆるりと苦笑を深めながら、碧落の店主の手料理を食しに行き始めた頃のことを思い返していた。
客商売のせいか、人の顔色を見る癖がある。見える癖がある。 だから彼女が自分の存在に何かしら気重でいることは、その表情を見れば理解出来たのだ]
この店、碧落というのでしょう? 私は遠い所よりも、澄み渡る青空のような場所だと思ってここに来たいな。 ほら、料理が美味しいから。 笑えとは言いませんし、言えませんが。せめて、少し表情を和らげて貰えると有難いです。
だってほら、貴女の料理が好きで通ってるって。そう告白しやすいでしょう?
[彼女の義実家の話は知らず、その一族も己の店の客であるとも知らず。 隣に店を構え、時折訪れては彼女の手料理を楽しみにしている、ただの客として。
客商売をしている者としては如何かと思うが、不得手な言葉遊びを携えまっすぐに倫子に笑いかけてみたのだ]
(99) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* この人何いってんだろ、とは自分で思ってる(
(-57) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[料理に関して褒められるのは嬉しい。 故郷の味を再現したものでもありだからこそ。 より、称賛の言葉は心に沁み入る。
よく小料理屋を訪れる隣の店主や医師>>68もそう思っていたりするのだろうか。それから時折、この店に食べにくる大学院生のあの仔も。 先程、商店街を歩く丞>>49を視界の端に捉えたことを思い出し。 ――なんて、考えていれば金魚風鈴がまた音を奏でる。
猫を愛でる様子の丹に、そういえばと見るのは店の掛け時計。]
丹ちゃん、朝食は食べてきたかな。 まだならちょっと食べて行かない? ……ああ、でも忙しいならサンドウィッチにしてラップで包めば、 道中でも食べられるわ。
[どうする?なんて訪ねる様子は、 以前に見せた女主人としての面影は欠片もなく。 やんちゃ坊主を心配する近所のおばちゃん、そのものであった。*]
(100) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[それは丁度、話題のひとつとなっていた町医者。 定期的に店の在庫を減らすのに協力頂いている。>>85]
ああ、うん。まだまだじゅーぶん。 いつでもお待ちしてますよ。
あーそだ。……や、 またウチに来た時でいいっす。
[いつでも、と言いつつ今は店主不在だが、 診療が終わる頃はだいたい居るので問題ないか。
腰痛のツボを教わりたい、という話も 二人が病院へ向かうというなら省略して。] んじゃ、おれはこれで。 ――お大事に、な。
[それぞれにひらり、手をふり郵便局へ向かう。]
(101) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[鈴城醫院は町医者。 故に広くはない。 中待ち合いなどなく直接診察室へ呼ぶ。
待合室には背もたれのない長椅子が数脚。 テレビは医者のきまぐれで掛る局が変わるが、すぐ横にリモコンがあるせいで患者は自由に変えられる。
雑誌の類は、せいぜい新聞が二種ある程度。 キッズスペースも無い。 だからか、夕方はのテレビはきぐるみが踊る番組が付いている事が多々。 一応窓にはやけに古い熊のぬいぐるみがあるが、日に焼けておりくたびれている。 夜に見たくないフォルムまで、もう少し。
繁忙期は冬のインフルエンザが流行るくらい。 この時期は比較的、患者は少ない。 よほど、事故でもない限り、ゆるりと時間は過ぎるのが常。]
(102) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* ゆるゆると、被害者様の拾えそうなところを見出し中
(-58) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* 通い易い病院と飲食はやっぱり触れやすいな。 その分、多角になりそうなんで赴く際は気を付けねぇとな。
(-59) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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本当ですよ。貴女の手料理、好きなんです。 美味しいです、ってずっと言えずにいたんだから。
[>>45彼女の態度が氷解したのは、もしかしたらこんな切欠。 少なくとも男にとってこの思い出は、美味しい食事を出してくれる女将へようやくの感謝と感想を伝えられたものとして残っている。
商店街の噂は早く、自分が妻と別れたと知っていても突っ込んでこない距離感は、程よく心地いいものだった。 そう、彼女の手料理を夕食として摂る時間と同じように]
(103) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* 対象外ですよ、と分かってても凛花弄びたいとか思う欲求。 ひ、拾いやすいんだもの
(-60) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* >>95>>96>>98 おっと、これは有り難いですな。 此方から捻ろうと思っていたら、来てくださった。
サポート役にサポート出来る立場をくれるなんて、 感謝しか出てこねぇぜ。
(-61) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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――知ってるかい? 最近ではピーラーという便利なものがある。
[それでも指を切ったことはあったのだけど、 今更慌てても仕方ないの赤い果実を食べた。 自分の味を知っている人なんてそう多くも無いだろう。 既に何度か鈴城醫院にも駆け込んだ後である。 歳近いあの男には小言も貰う事もあった。]
毎日通えるお金があればねえ。 いいのだけども。
流石にまだかな?そろそろかな。 とは言えたかるのもなあ。
[ぼんやりと生徒たちの顔を思い浮かべる、 初年度は不甲斐ない思いもたくさんした。 それでも子はすくすくと育つわけで。 差し出された手にとうもろこしを乗せてゆく。]
むいてくれる、とかは無いよねえ。
[へにゃりと笑顔を向けてみた。 年下だからといって遠慮もなにも無い。]
(104) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[如何やら、醫院の主はどこかに行っていたようです>>89。 その後ろ、丞さんが居れば急いでその場から、醫院の中に滑り込もうとしたでしょう。まさか自分の話をされていたとも知らず>>80>>83]
……別に、待ってない。 遅れた分だけ、…先生の金が飛んでんだろ
[ごめんと謝られると少しばかり、居心地が悪い。拉げた声を発そうにも医者の彼には、焼けた喉が潰れていないのはバレているはずなので、言葉は明瞭になるのです。ええこれでもはっきり喋ってますよ。]
(105) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[──在るヒグラシの鳴く夏の終わり、一匹の猫を拾った。]
(106) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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……そうだけど。夏場は、痛い。
[案内された先、静かな待合い室を抜け>>102診察室の椅子に促されるまで、私は何度も辺りを見回しました。誰も居ない場所、人の少ない場所、二人で話せるような処なら、まだ落ち着きは少しくらい芽生えます。
医者というものは、厄介です。そして、何より忌々しく、不都合な存在です。金持ち藪医者などと毒素を吐いた処で、鈴城先生が良い医者に見えるのは変わりなく。]
…、誰もいない、よな…
[覆面を取る。その行為がとても恐ろしく。自らの顔を示す先生の目をじっと見つめること数刻。ようやく私は、首部の白に手を掛けました。恐る恐るおどおどと、のぞかせた顔は、右半分が醜く爛れ、接合痕すら見える状態に汗を掻いた性か、膿の様なものが出ているはずです。
そして、左半分は愛らしさが残る、何処か無邪気にも見える青年の顔をしているのです。それが余計にアンバランスさを呼んでいました。*]
(107) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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――商店街・郵便局―― [さすがに回数をこなせば慣れてくるもので、 校正のチェックにこちらからも訂正や補足を入れて 送り直す作業は思ったよりも早かった。
美味しくはないコーヒーを飲みながら 片付けた原稿を送り返して、郵便局を出れば 目の前を横切る ある意味で商店街名物とも言えよう異形>>74>>75]
(108) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[道端で怪我をしていた斑模様の野良猫。 動くこともできない、植木の影に埋もれていたその存在を、小さな両手で懸命に抱え。 屋敷の離れにある倉へと持ち帰った。
木箱の中に布を敷き手当を施し。 家人の目を盗んでは、食事の残りを運び。 甲斐甲斐しく世話をしてやれたのは、ほんの一時のこと。]
────……けほ、
[物心つく前から体を蝕んできた、気管支喘息。 猫を拾ってきた日からしばらくして、明け方に起こる発作の頻度が日に日に増え。併発した高熱で臥せること、数日。
ようやく動けるようになった体で、倉へと駆けていく。 倉の重い扉の向こう。木箱があったはずの場所には、何もない空間だけが残されていた。]*
(109) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 22時半頃
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あっ、つー……
[夏用とはいえ厚手のツナギは、 今はウエストの位置で袖を縛っている。
荷物を出して自由になった両手で、 黒のインナーの襟ぐりが伸びるのも構わず 胸元をひっぱり、僅かな風を送り込む。
汗で肌に張りつく鎖の先が、ふいに掌に触れ。 じりじり照りつける日差しに晒され、 睫毛に暗い陰が宿る。
丞が波にさらわれたあの日も。 この指輪を、受け取った日も。
こんな風に、暑く、眩しく――苦しかった。]
(110) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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――お前が異常なのは見た目よりもそれをよしと甘んじる精神だわ。
[古物商をひやかすついでに、 現れた彼にそう言ったことがある。 顔色変えた店主は憶えていても、 その時の彼本人の反応は記憶に乏しい。 どうせ驚いてたり怒るなら、 隠さない傷の方が好みなのだが、と。
勝手に思って幾度も彼をモチーフにした人物を 作品に登場させた。*]
(111) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[さらりと聞こえる声の正体はこれから向かう筈の病院の先生。>>84 後ろを振り返りその姿を確認する。]
セーンセおはよー。 研究室で寝たら首寝違えちまった、あとついでに耳の方も見てもらおうと思ってさ。
[首と耳を交互に指さしながら苦笑する。 薬品を手にかけるなんて2回に1回しかない不始末だから問題はない。 此処であったが、結局は病院まで行くのだろうから先生と共に向かうとしようか。]**
(112) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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[そんなふうにちょっとした記憶を懐かしみながら猫と戯れていると、猫を気にするような男性の姿>>74。 いつからか商店街に姿を現すようになったその見目には馴染みがあり、遠目で軽く会釈してみるが、気づいただろうか。
それから暫くして、昔馴染みの医師に声をかけられた>>69]
ああ、慎くんおはよう。 猫さんはどうか判らないけれど、私は始業時刻ってところだ。
お医者さんとして忙しくして、人の面倒を見るのはいいけど。 たまには自分にも、自分の服にも、面倒見よくするんだよ?
[箒を揺らす手を止め、そうして朝の挨拶を返す。
互いに先代の頃から家業の付き合いは長い。 十年ほどこちらが年長でも、砕けた口調を許し、こちらからもゆるく返すのはその証し。
ひらりと手を振る挨拶と、短く済ませた会話はそんな小言を以て締められた]
(113) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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― 少し前・商店街郵便局付近 ―
[ファイルの在庫はあるようだ。>>101 色が変わる程度なら問題ないが、形が変わるのは落ち着かないと廃盤になったものを未だに愛用している。 もう、他の文具店では売ってないものだ。]
ん? じゃぁ、手が空いたら行くからそん時に
[こちら同様、あちらも用事があるらしい。 省略された内容は予想つかないが、醫院に来ないのならば急ぐものでもないのだろう。 だが]
困ったことあんなら言えよ 院には気楽に来てかまわねぇし
[こいつみたいにと、別れ際に丞を指して。*]
(114) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* >>112 2回に1回は多いわwww くっそ…………
それにしてもこの村、可愛い人多いですね………
(-62) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* ちと頭がぱーんしてますな。 元から交通整理が下手なのだけど。
うむむ。
投げ返しして今日は終わるだけのほうがいいかもしれない。
むむむ。丞くんと和樹はお友達だから、その縁でバイト来た感じかなー。
和樹とものほほんしたいものだねぇ、のほほん。
(-63) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* 自分、ストーカーするということ一瞬忘れるくらいのほほんおじさんになってるって気づいた(震
(-64) 2015/08/25(Tue) 22時半頃
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/* は、>>49組み込み忘れてたΣ
もぉぉぉぉ
(-65) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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知ってるぜ、西園寺センセの指を薄く剥くんだろう? ―――…おぉ、痛てぇ。
[果物ナイフとピーラーと、出血量の然して変わらぬ妄想。>>104 じりじり上がる外気温など無視をして、二の腕を震わせた。]
天下の教職がそんな侘しいことを言うなよ。 育ちざかりの餓鬼共なんて、直ぐに大きくなるだろ。
[そういえば、と話に上がった小料理屋の女将が、 時々、下校の子供たちを眺めていたのを思い出す。>>8 あれは漸く中学生にも上がった程度の年頃だったか。 目の前の男の職業を辿り、そんな風に交差する逡巡を刹那。
だが、続いた強請り声には、垂れがちの瞳が緩く痙攣。]
センセ、センセ。 俺は全自動梨剥き機じゃないぜ。 そういった話なら、それこそ碧落に持ち込みねぇ。
(115) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/* >>111 んー。和樹はそんな台詞きいても 別に顔色変えたりしないと思うけどな……?
郵便局ニアミスしちゃったけど、拾うついでに 上書き失礼しちゃっていいだろうか。
(-66) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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[猫じゃらしに似た箒の動き>>93に、目を輝かせた野良。 てしり、てしりと楽しげに叩き、尻尾を振って戯れる。
穂先に手を伸ばす猫は、その摩訶不思議な動きに興奮したか。 とびかかっててしっと押さえつけたと同時か、 嬉さ滲ませにゃお!と鳴いた。
先にあぐりと噛みつきながら、仕立て屋の独り言を聞く猫は。 他者の独り言を聞くのに慣れている。 ――そう、例えば自分がよく軒先に居をとる碧落の女主人のものも。]
(116) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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ね、猫さん。 ……私ね。どうしてもテーラーの主を見ると気が落ち着かないのよ。 義実家とも懇意で。店の前には洋服が煌びやかに並べられて。 紡ぐことのできぬ私へのあてつけかしらなんて思ってしまうの。 私、酷い女ね。
[呟きながら毛並みを撫でるのを猫は黙って聞いていただけ。 だがその呟きがある日>>99を境に変わったのも、また知っている。]
お隣のご主人さん、私の料理が好きなんですって。 ……子にも夫にも、夫の両親にも食べてもらえぬ私の料理が。 碧落を青空のような場所と思いたいんですって。
不思議な、方。
[その時の女主人の顔は、泣きそうにも嬉しそうにも見えただろう。 此処に嫁いで初めて人に認められたこと。 嬉しいと、その時男に微笑みかけれなかったのと、 告げる言葉は僅か後悔が滲む。
だが、それから態度が柔らかくなった事。 時折、料理を作る際楽し気に笑みを浮かべるようになったのを。
猫だけが知っている。]
(117) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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[自分を気にする男の方>>74 其方を一目向いたらてしりアスファルトを尻尾で叩く。
と、通りがかった医師の声>>69。 箒が揺らされなくなったのを見た猫>>113は、 鈴城の方を向いてにゃぁと一声。
そのままふらっと再び涼しい碧落の軒先に向かえば、 さてそれを捉えたは丹の喉元擽る手>>81か*]
(118) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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――古物商―― [デビュー後、求められるものと書けるものとの差異に 悩んで色々と知識欲に手を広げた。
若くして古物商の世界に身を投じた者がいる、と。 年代が近いなら行ってきてはどうだと 無責任な周囲の声に押された。
不似合なビーズの指輪だけが印象に残った。>>34]
(119) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/* 私はすとーかー 私はすとーかー 私はストーカー
(女将さんの話聞いて涙したり背中撫でたりしたくなったようだ。 (情はいらない、情はいらない。ブツクサ
(-67) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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[それでも、時折ふらりと古物商の元を訪れる。 電子の画面越しではなく、直に。]
こないだのサンゴの根付はよかったね。 細工も状態もいいし、想像力が掻きたてられる。
[Webでは出せないようなとっときはないのか?と 店主に首を傾げてからかいの声をこぼす。
ほら、これはデジタル端末ばかりでは物足りないやり取り*]
(120) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 23時頃
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指って案外、血管多いんだよね。 最近ではあんまり驚かなくなったけどさ。
[一人暮らしを始めた直後はひどいものだった、 あれから年数を重ねて今では大惨事だけは避けるが 流血沙汰に慣れたというわけでもなくて。 子供らの喧嘩よりはマシかなという程度か。]
うん、だめか。 君は器用に操るだろうなと思ってね?
こんな時間から碧落に駆け込んだら 流石に怒られちゃうでしょう。
[やさしい女将に甘えたら、 きっと甘えっぱなしになってしまうと思って。 なにより人妻をいいように使うだなんて気は重い。]
(121) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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― 雲雀の小箱 ―
[―――よぉ、と応じたのは夕明かりの中。 錠前だらけの砦奥から、闇に溶け込む声で迎える青年。>>95
開けるは自在、閉めるも自由。 安寧守る門扉に掛けた錠も、秘密に下ろされた鍵も、 無骨な腕ひとつで障害から無害に変わる。
彼が目を留めた小箱は、手製の絡繰り箱。 雲雀の装飾鍵は精巧で、蓋に描かれた枝は端麗。 枝先の丸穴に鍵を差し込み、雲雀が羽を休めれば開く仕組み。
こうした手慰みは、古物商で集めた我楽多で作ったもの。]
(122) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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[秘を番する店、それが鍵屋の屋号。>>96 その名に相応しく、秘密を抱える相手には値を下げる。 丁度、今の彼など、お得意様に他ならない。>>98]
目が高いな、こいつの鍵は世に一つだけだ。 ―――…だがな、気をつけろよ。
人ってのはな、秘されれば、秘されるほど、 中身を覗きたくなるものだ。
例え、そこに、望むものが、無いとしても。 秘密の魅力には――――…、神様だって逆らえない。
[とっぷりと暮れた闇の中、彼にのみ聞こえる声量は盗人の十八番。 彼の手に乗せた小箱に、そっと秘密を守る雲雀を留まらせた。*]
(123) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/* 和装はないな。洋服屋だし……あれ、ロル読み取りづらいかな、なら仕方ない。
(-68) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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[私にとって一番恐ろしいのは、この爛れた顔が一目に晒される事なのです。ですから覆面の事をとやかく言われた処で、心地よいだけでした。 この顔が私の顔なのです、覆面の下ではなく、この覆面こそが。
古物商へこっそりと顔を出そうとした際、見かけた男より受けた指摘を受け、>>111―― ]
2015/08/25(Tue) 23時頃
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―回想、謎の陰険童顔―
[私にとって一番恐ろしいのは、この爛れた顔が一目に晒される事なのです。ですから覆面の事をとやかく言われた処で、心地よいだけでした。この顔が私の顔なのです、覆面の下ではなく、この覆面こそが。
古物商へこっそりと顔を出そうとした際、見かけた男より受けた指摘を受け、>>111―― ]
(124) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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……『ニィ』
[嬉しささえこみあげました。童顔の陰険野郎。 毒素を吐く様に言いましたが、その反応はどうだったでしょう。
後日、暇を、もとい時間という名の刻を持て余した際に、タダで悠久の知識を得るため、足を運んだ図書館にて本を読んだ際、私に良く似た男が登場する作品を見つけ。]
(なんだ…これ)
[ひどく挙動不審になり、図書館の人に注意された事もありましたが、それはきっと私の容姿のせいでしょう。それ以来、何となく気になり、その作家が本を出すたび、図書館で読みふけっているなど。>>66
書き手の正体も知らず、ケチを付ける為に読みながら、サインの一つでも貰ってみたいなと延滞した図書館の本を手に思っておりました。**]
(125) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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― 両手が空く前のこと>>114 ―
[不況の煽りを受け、店じまいした文具店から 破格で譲り受けた品々のひとつ。 百円均一でも事足りると和樹は思うのだが、 使う者にとっては代えのきかない物なのだろう。
こういった、価値観の個差を知れるのは、 古物商ならではの楽しみかもしれない。]
あのファイル、センセーしか買う人いないし。 慌てなくて大丈夫っすよ。
[和樹の店ほど狭くはなくとも、 鈴城醫院も決して広くはなく、店番に素人を使う程。>>102
時間の融通の利く和樹の方から、 訪問販売を申し出るのが親切かもしれない、が。]
ん――。や、大したコトじゃないし。 センセーがウチに来たついでで。
ヤバくなったら駆け込みますね。
[この時は、面倒くささが上回った。 先日キャビネットを独りで移動させ腰を痛めたという恥話を、 その場にいる同級生に聞かれたくないという見栄もある。]*
(126) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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――>>114商店街・郵便局付近―― [後ろ姿に、首こてり。]
にーやん、また医院のさぼり?
[面倒臭がりは果たして誰譲り?と そそくさ去っていく背中へと。]
困った人だね、ほんと。
[呟くと、郵便局から出てきたばかりの お熊ばあちゃん(91歳)が全くだ、と頷いた。*]
(127) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 23時頃
無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 23時頃
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>>127 >お熊ばあちゃん(91歳) 可愛い(確信)
(-69) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/*この箱がぁああああ また、メモ透けするるうううう いやとうのむかしに透けているけど
(-70) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 23時頃
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いや、驚きに慣れるより回数を減らす方向で検討しようぜ。 センセら、ドクターを過労死させる気かい。
[突っ込みに使われたトウモロコシが彼の肩を打ち、 今朝も通院組の若人を二人も見送った身は容赦がない。 仕方がねぇな、と頭を掻いて、顎で店を促す仕草。>>121]
ほら、腹を満たしてやるから入んな。 生温い梨をたらふく剥いてやるからよ。
[あの柳のような女将が厳しい顔を見せる様は想像つかねど、 このまま彼を放流し、三歩先で躓かれるのも目覚めが悪い。
彼を空調の効いた室内に案内し、 適当な丸椅子をレジスターの隣に並べて示す。 所狭しと並べられた古今東西の錠前はショーケースと壁を飾り、 窓辺に配置された手製の小型金庫やら小箱やらにも値札が下がる。 更にたった六畳程度の奥は自宅に続き、店主の塒となっていた。]
(128) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 23時頃
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黒ちゃんやさしい……黒ちゃん
(-71) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/* なんだこのテリーマンばりの説明口調。
そして、全員揃いましたな。 花京院さんのお手伝いをしたいが猫絡みで伸ばすなら、 既に途方もなく広げられそうな。
(-72) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/*丞さんきたああああ 丞さん、ぺろぺろ
和樹くんと会いたいなー茶飲み友達になりたいなー
(-73) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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/*←さっきこれを付け忘れたなど(しろめ)
加賀さんに碧落の名前を拾ってもらえてうれしい限り。 実は遠い場所=故郷に帰りたいって願いを込めたお店の名前だから、 きっと青空の様に感じたいっていう言葉に目からうろこだったんだろうなとか。
(-74) 2015/08/25(Tue) 23時頃
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― 少し前 ―
その歳で儲かるたー十分なご時世だよなぁ…。
[歳変わらぬ存在なのに、学生な自分と働いている友人。>>91 まぁたまに店の手伝いはするが、報酬はキッチリ貰う辺り俺もなんだろうか。 腐れ縁みたいなものだ、困った時はお互い様だろう、と。]
わかんねぇけど、鉄さんが呼んでたから居たんだと思うぜ? あっはっは、そりゃそうだ。
[あいつを茶化すのはこいつぐらいだろうか。 俺は茶化す前に大体逃げられるのがオチ。 センセーが病院に戻る後ろにくっ付いて行く為に、また後で、と手を振った。]*
(129) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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/*にゃんこに会いたい、にゃんこと戯れたい にゃこ、にゃこ
(-75) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[箒が揺れなくなったのを見て、猫はどうやら飽いたらしい>>118。 思いのほか猫との戯れに夢中になっていたことに気づいて、男は慌てて店前の掃除を始めた。
猫と戯れている間、行き交う人々に挨拶をしたり、遠目で見たりして小さく笑いかけたりしたことを思えば、随分と時間が経っていたことに気づく。
その中には時折バイトとして店を手伝ってくれる丞の姿>>49もあったのだが、猫と戯れていたせいで気づかなかった]
(130) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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鈴城くんは若いから、……大丈夫。 過労死する前に僕が失血死かもしれないし?
[へらりと笑いつつ忙しそうな医院の方へ ろくでもない用事で来るなと思われたらそれで 諦めて踵を返すこともあったり、して。 いつでも人が来る良い院でもあるのだ。]
わーい、黒金くんも優しいなあ。 ぬるくてごめんね。一個そのままはあげるから 剥くのはこっち、僕は半分あればいいよ。
[立ち話の方に気を取られているから、 このまま歩き出すのを再会すれば間違いなく 何度目かのコンクリートとの逢引だろう。
幸い回避できて空調の効いた室内へおじゃまする、 何度来ても興味深い店内の様子に 好奇心を隠さないままきょろきょろと見て回って。 珍しい形の錠前を覗きこんだりもする。]
(131) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[さて病院に着けば案の定待っていたのは影。>>105 ちゃんと喋ってるのを見たのはどれぐらいぶりだろうか。 先に中へと先生と入る影に手を振り、待合室のイスに腰を掛ける。
無意識に触るのは右耳のピアス。 一人で黄昏る時はいつも思い出す過去の事故の日の事。 軽く首を横に振りその雑念を払うのは無意識。
はぁ、と小さく誰にも聞こえぬため息が待合室に響いた。]*
(132) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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『和樹、聞いてくれ。 店が少し忙しいんだ。君の友達で、せめてレジだけでも出来る子、いないかい?』
[バイトを探しの口実として、和樹に電話をかけたことがある。 甥っ子に電話をかけたのは、ちょっとした叔父心ゆえ。
バイトに来るのは和樹でもいいとやんわり告げはしたのだが、彼にも店があるから断られるのは承知していた。 気にかけている親族が一人はいると、彼にそう伝えられればと思っただけだ。
男は子供が為せない体質で、年下の妻と離婚したのも結局はそれが理由。 子をな為せないからこそ、親族のほとんどが匙を投げる中でも、男は甥っ子へと情を傾けていた。 それが叔父心の理由。
不用な学生服があれば、こちらに買い取ってもらえばいいと和樹の店を勧めるのも、叔父心ゆえ>>48]
(133) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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/* この叔父、たぶん和樹にくそ甘いぞ!
(またかって顔してる。 (もう過保護になるのやめませんか (でもやめられない
(-76) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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/*影之進が出来るまで、まずツンデレsudatiを呼びます。そして、次にデレデレsudatiを掛けます。最後にヤンデレsudatiとばとります。完成です。
(-77) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[そんなふうに甥っ子に打診して紹介されたのが、城之内丞だった。 下手な場所に行くよりは、叔父である自分のほうが丞の耳の事情も説明しやすいと判断してのことかもしれない。
高校の制服を仕立たこともあり、丞と馴染むのはすぐで。 その心地よさから、今でも時折忙しい時期には自分からバイトを頼む仲となっている。
時折和樹も呼んで、店の隣の碧落で夕食を摂ったりするくらいには、丞との仲は良好のつもりだった]
(134) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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――噂話―― [優等生――少なくともそう呼ばれるに値する人が 一人、自分からそれを手放したよ。>>1>>2
人の口、はどんな電子ツールよりも、早く、悪辣に。
あの人は、期待を――]
(135) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[ひそひそ、と。
噂。 陰口、 妬み。
好奇心。]
(136) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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― 屋敷前 ―
では、おつかい行って参ります。 一人で大丈夫ですよ。お祖母様は心配性でいらっしゃる。
[玄関でかかる声に振り返り、ゆるりと微笑む。]
最近は発作も出てないでしょう? 丞がいなければ帰ってきますから。
[祖母手製の煮物を詰まった風呂敷包みを掲げて見せ。 草履の踵で地面を擦り、門を潜って表へと。]
(137) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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― 鈴城醫院 ―
[独特の速さで紡がれる声>>105に怒りは含まれていない。 のんびり歩いてきた事には違いない。 晩夏とはいえまだ気温は高い。 それに、その仮面は暑かろう。
まだ冷房の効ききらない醫院で、午前の診療を始める。]
あー…汗かくと痛いわな 無理にとは言わんが、良かったら傷も見せてくれ
[迷う事暫く。 仮面が外され半分、歳よりも幼くも見える素顔が覗く。 その半分は]
(138) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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……うっわ、痛そ ちっと消毒するか
[蒸れたか>>107 痕が膿み、それはあまりに痛々しい。
消毒液の載る台車を引き寄せ、拒絶されなければ軽く治療を施す。 触れられるのが嫌ならば、無理にはしない。
飲み薬と塗り薬の処方は忘れずに]
塗るのと、飲むのな 出された分は飲み切ること
[幼さの残るその顔は、診療が終わればまた隠れるのだろう。 多少は外気に当てたほうが良いが、 外す時の様子を見ても、難しいのだから仕方ない。 強くは言えず、診療を終えた。*]
(139) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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― 雲雀という男について ―
[いくつかの配送手続きをしている中、 入れ違いに出ていく背中が目に留まった。>>108
名前は聞いたことがない。 時折ふらりと店にやってきて、冷やかしたり。 掘り出し物を探しにやって来る客だ。
影之進への爆弾発言について、 少々目を丸くはしたが顔色を変えるほどではなく。 なるほどな、と納得さえした。 その後の来店でやりとりしたいくつかの会話から、
彼に抱いているのは『率直な人』というイメージ。]
(140) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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あれはそうっすね、中々の品でした。 とっとき? んー……そうだなあ。
[レア物ほど、web上に並べることが多いが、 こういった要望はオンラインで届くことはない。>>120 からかいか、挑発か、冷やかしか。 どうだっていい。買うかどうかすら、些事と。 高額商品をまとめた棚から取り出したのは一本の万年筆。 大理石のような白く滑らかなレジンで彩られた、限定品。
見ようによっては、影之進の覆面を思い出させるそれ。]*
(141) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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ねえ、面白い話はない?
[世間話で尋ねて、返ってくるのは 予想、夢想、妄想、戯言のオンパレード。
情報量にくらくらと眩暈を覚えながら、 溢れる量が真実を凌駕する日は 遠くないのかもしれないと思った。**]
(142) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[商店街から少し外れた街中だというのに、長く続く塀。 古めかしい門構えの内側。その敷地に広がるのは端正な日本庭園と、静謐な日本家屋。
代々茶道の家元で通ってきた門の表札の名は、花京院。 歴史を持つ伝統芸能とはいえ、今や繁栄の時は過去のもの。 それでも名を後世に残すべく跡目を誰が継ぐか、一悶着あったのはもう二十年以上前の話だ。
継ぐのを嫌がりそれぞれ外で事業を持ち成功した両親に代わり、白羽の矢が立ったのはその子供。 外を走り回ることもできない持病を持った手のかかるだけの幼子に、拒否権などありはせず。 その日から、跡目を継ぐ為だけに育てられてきた。]
(143) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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店周りは終了。
[掃除用具を一端、店の扉の前へと立てかけ。 そうして片手首に嵌めた腕時計を見る。
時刻を確認してすぐに浮かべたのは苦笑で、思いのほか猫と戯れていた時間の長さを知る]
さて、次は店内だ。
[きっと店内掃除は大慌てでやらなければならない。
掃除用具を手にして、我が城である『テーラー加賀屋』へと入っていった。 ごく普通の、商店街に店を構える店主の日常風景として。**]
(144) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[祖母の娘。父の妹は、代々医者を生業としている家系へと嫁ぎ。>>1 昔気質の、心配性の性分故か。外孫とはいえ、一人暮らしを始めたと聞けば食事や生活ぶりに不都合がないか気になるものらしい。]
……今日も暑くなりそうですね。
[自分には従兄弟にあたる彼へのお遣いを手に、残暑を色濃く残す日差しに目を細め。商店街へ向かって歩き出した。]*
(145) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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/* んーと今のところ血縁がこうかな?
加賀ー和樹(叔父甥) 花京院ー城之内(従兄弟)
(-78) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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[診察を受ける際、>>139傷が痛いと告げれば見せてくれと言われ。躊躇う以外の道があるでしょうか。私の顔は覆面なのに、その下を明かすなど、之だから医者は汚いのです。]
……消毒……
[沁みるからやだ。とは言えません。触れられるのは嫌ですが、治療しないことには痛いのです。渋々、仕方無くなくなんだと装いながら、治療を受けました。]
(146) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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センセもドクターも変わんねぇだろ。 いつか苦情がどやどやと舞い込んでくるぜ?
[彼らの齢を数えれば同年代の筈だ。 更にそこから十程下った世代の己も、今やこの気安さ。 元々祖父一人子一人で育ったが、存外ひねず育ちきった。 ―――― 少なくとも、表面上は。>>131]
壊すなよ、落とすなよ、動かすなよ。
中にはまだ調整中のものもあるからな、 下手したら買い取ってもらうぜ、法外な値段でな。
[三拍子揃えた忠告を告げて、一旦重い扉の向こう側、 プライヴェート領域へ姿を消せば、 幾らも掛からず丸皿と彼の天敵果物ナイフを持って帰参。]
しかし、センセは変わらんね。 いつの間にか背丈も追い抜いちまって、 今や、センセの方が若く見えるぜ。ほら、剥くぞー。
[彼の興味を梨に引き戻しながら、作業台に落ち着いた。 片胡坐を掻きながら、ナイフを滑らせ、皮を繋げて螺旋に変える。 途切れない輪廻めいて、果汁の雫を皿に落とし、 芯を器用にくり抜いた後は八等分した。中々大物だ。]
(147) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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……え、……飲み薬。
[苦いのやだ。私にとって、それは毒蛇の様に不気味でおどおどしく嫌なものでした。要約、飲み薬嫌い。 でも、そう言って飲み切ることと言い切られれば、ぐごおおと反撃の刃を脳内限定で宿しながらも、受け取ることになりました。]
………ありがとうございます……
[その一言が言えるようになるまで、どれくらいの月日が掛かったでしょうか。…本当はもっとちゃんと感謝を伝えたい、素直にお礼を言いたいなど、そんな事あるはずがありません。 診療が終われば、後はもう覆面を被るだけ。外気に当てた方がよいと言われても首は決して縦には振れません。 出来るだけ、見せたくないのです。 見せたくないものを見せる程度には、信頼しているなど口が裂けても言いません。そう、面倒見が良い先生に両手を振って懐きたいなどという本心は、右に置いておき。
絞り出した言葉と共に診察室を後にしましょうか*]
(148) 2015/08/25(Tue) 23時半頃
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/* 丹ちゃんログ溺れてるのかな。大丈夫かなー(ごろんと転がる
(-79) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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― 少し前・郵便局近く ―
今度は寝ちがえか 布団で寝ろ、布団で
[指された首を見て、溜息を付く。 容易くこちらを向いたところ>>112を見ると、右を向いたまま動けない言う悲惨な事態ではないのだろう。]
戻ったら湿布出すわ
[――50%の確率で薬品を皮膚に晒すのは、お前研究職向いてないんじゃないのか
そう口に出そうとして止める事数度。 楽しそうに研究のことを話すのだから水を差してはいない。
湿布はまだあると、在庫の数を思い出そうと試みながら、 2人、まだ開院してない醫院へと歩きだす。*]
(149) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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[ふ、と窓の外を見れば少し風が出るみたいだ。 日差しは強く、今日も暑くなるのだろうと目を細める。 病院が終わったら和樹の店に、と思って一つ、思い出す。]
あー…光圀んとこにも後で顔出さなきゃいけねーか。
[従兄弟である光圀は、何かあるごとに心配をしてくる。>>145 自分の方が年上の筈なのに、どちらが上なのか分からない。 鉄さんといい和樹といい光圀といい、まとめると自分がガキ臭いと言う事なんだろうと思えばくしゃり、と髪を乱す。]*
(150) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/* 城之内のぼんが縁故コンプリートしてる気配。 花京院さんは病弱で茶道の家元の倅な。 年は23歳、盗みに入るのが一番スマートな縁故な気もする。
(-80) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/* あ、朝軸ゆるっと区切りで引き止めORいってらっしゃーい(ぐでたま風) したのはまずったかな?
……わたしねむいんだ……すまぬ……
(-81) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 00時頃
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― 叔父と、丞について ―
『レジ打ちかあ…おれがこころ当たりあるのは、 ――…和樹って奴と丞って奴かな。』
[叔父からの電話を受けての返事はこんなもの。>>133 自分以外にひとりしか浮かばないくらいには、 和樹には友人が少ない、というわけではなく。
遠回しで不器用な優しさがむずがゆく、 要するに友人に断られたら己が行くという意味で。
隣接する小料理屋へ誘われる頻度は、 二年前からより増えた気がする。 二人で、時には丞も交えて三人で。
女将との遣り取りや、和樹への態度を見るに 離縁されるような人には思えないのだが。
ひとにはそれぞれ、事情がある。 探られて痛い腹を持つのは、和樹も同じ。
いい歳して叔父と食事をするのは、やはり少し恥ずかしいが。 離婚の理由を尋ねぬ代わりに、 以前より相伴に預かる機会を増やすことで恩を返そうと。]
(151) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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― 鈴城醫院 ―
へい、次 えーっと、城之内丞さーん
[診察室からカルテを持って顔を出し、長椅子に座る丞を呼ぶ。
彼が弄っていたピアス、――聞こえぬ耳。 現代の医療をもって治せぬ耳。
促して椅子に座る。 原因もわかって、症状もわかっているのなら、診察は……いいだろう。省略。]
寝ちがえだったな だったら貼りゃ終わりだ、そっちは
[傍らに準備しておいた湿布をぺりと捲り、首を出せと顎で指示を出す。
耳は治せないなりに、悪化だけはさせぬように。 診なければなるまい。 ペンライトをチカチカさせる]
(152) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/* さてさて、改めて宜しくお願い致します。 シスターです。チップ通りです。 きゃぴっとしますよ!ヽ(*´∀`)ノ
(-82) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/* 凛花ちゃんキタ!凛花ちゃん来ました! どんどん盗んじゃおうねー!
(-83) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/* >ロングスカートの下は内緒
この一文に凄まじい追わせ力を感じます。
(-84) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/* 誰に来て頂いても問題ないように振舞うってむず、難しいな!
というか、おれは他よりNG多いから それだけで射程から外れる可能性高いけど。 ぼっちでも構わない村ではないのでがんばらねば…
今のところ丞と、紅一点の倫子に集まりそう?
(-85) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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―待合室―
丞くん、耳、…大丈夫?
[診察室から出れば、ちょうど待合室に居る丞くんと出会うでしょうか。>>132耳の事は、病院に通っている最中に知りました。…羨ましい、顔が爛れているだけの私以上のハンデを背負いながらも、誰とでも仲良くできる彼。]
それとも、………頭のどっか壊した?
[頭悪そうな顔の様に、頭もそうなったんじゃ……?など。低い声で毒を吐き出します。もっとちゃんと話をしたいなど口が裂けても、人の気配がする場所では言えません。
そして、次という声>>152を聞けば、彼の前からそくさと立ち去り、処方された薬を受け取って入り口から夏の朝へと戻っていきます。暑い、蝉の鳴く音が響く中、覆面を軽く引っ張りました。先ほどの猫はどうなったでしょうか。*]
2015/08/26(Wed) 00時頃
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―待合室―
丞くん、耳、…大丈夫?
[診察室から出れば、ちょうど待合室に居る丞くんと出会うでしょうか。>>132耳の事は、病院に通っている最中に知りました。…羨ましい、顔が爛れているだけの私以上のハンデを背負いながらも、誰とでも仲良くできる彼。]
それとも、………頭のどっか壊した?
[頭悪そうな顔の様に、頭もそうなったんじゃ……?など。低い声で毒を吐き出します。もっとちゃんと話をしたいなど口が裂けても、人の気配がする場所では言えません。人に好かれ、明るく気さくな彼に憧れているなど
そして、次という声>>152を聞けば、彼の前からそくさと立ち去り、処方された薬を受け取って入り口から夏の朝へと戻っていきます。暑い、蝉の鳴く音が響く中、覆面を軽く引っ張りました。先ほどの猫はどうなったでしょうか。*]
(153) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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/*さて、次は何処いこっかー丞くんぺろぺろ
花京院にあえるかなー
(-86) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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……えええ。苦情は困るなあ。 最近厳しいんだよね、色々と。
[社会人になってしまえば十程度の年齢差 見た目の雰囲気もあって溝はもう感じる事もなく むしろ落ち着けるような安心感さえもあって。]
触らないよう、怖いもの。 大事なのもあるんでしょう?
[法外な値段だと言われれば流石に手も出せず 苦笑を浮かべてケースを眺めるだけ。 綺麗なのは事実だけどこれを求めて 閉じ込めるだけのものはまだ、持っておらず。]
そうかな、黒金くんがにょきにょき伸びたんだろ? 僕は普通ぐらいじゃない? 見た目はまあ、子供に囲まれてるし。
[若さも結構吸い取ってるんじゃないかな、なんて まだ見ぬ家屋の方へ消えた背中を追いかけて 顔を上げれば男前と刃物。不思議とよく似合う。
器用に梨を剥いてゆくのをじぃと見るが 当然ピーラーを使う自分とは大違い。 うごく果実と刃物の香りに浮かぶのは笑み。 誰かが剥いてくれただけで美味しそうに見えるのが 倍増するのは気のせいでは無い筈だ。]
(154) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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[そんなこんな、ボケ、としてれば診察室から顔を出すセンセー。>>152 気怠げに腰を上げ、すれ違う影に預かった伝言を告げる。>>153]
おう、別に痛くも痒くもねぇし問題ないさ。
っつかいつもいつも軽く俺に喧嘩うってるよな!頭のどこも壊しちゃいねぇよ! 和樹が何だかお菓子?だか買ったから欲しかったら店寄れよって言ってたぜ?
[ポン、と背中を軽く叩きにこやかに告げる。 逃げられずに聞き入れてくれただろうか。 そのまま診察室へと入れば椅子へ座り直して首を左右にコキコキ、と動かす。]
そうそう、いやーソファで寝るのは駄目だな、身体が曲がるわ。
――つめてぇッ、
[いそいそと先生の前で首を出す。 用意されていた湿布を無造作に貼られれば冷たいと身体を震わせ、 まったく冷たくない湿布を出してほしいものだ。
それが終われば今度は右耳を向けていつもの診察。 治らぬ耳に治療の意味があるのか分からぬもの。]
(155) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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― しばらく前・テーラー加賀屋前 ―
招き猫になってんならそいつも仕事してんじゃねぇの
[こうしてのんびり歩いている男よりは。 尤も、これから仕事へ向かうところではある。 生まれた年も、代替わりもこちらが後だが、同じ後継ぎ。 だが、こうも違うのか。 まだまだ、先代のような信は得られないのは確か。]
一応衛生面では気を使ってんよ 本職の加賀さんほど服にゃ時間と金は割けらんねぇけど
[小言にも笑って回答。 加賀屋が始業なら、こちらも始業時刻は近い。 短く会話を切って、歩を進める。*]
(156) 2015/08/26(Wed) 00時頃
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[さて、サンドウィッチの誘いに丹はどうしたろうか。 店内で食べたか、其れとも包んだ其れを持ってどこかへ出かけたか。 はたまた、朝食は食べてきたと断ったか。
暫しの時が過ぎ、彼が何処かへ向かえば、己も店を後にしよう。 一斤染のショールを羽織り、同色の羽二重傘を手に持ち。 店を出て鍵を閉めれば傘を広げ白雲から覗く日から顔を隠そうか。
桐右近の下駄はアスファルトでもからころとは音を立てず。 影を携え商店街を練り歩く。
やがてゆく道に1人の影>>145を見つければ、 もし、と声をかけようか。]
花京院さんの処の跡目様……ですよね。 お散歩ですか?
[散歩というには大仰な風呂敷を手に持つ姿。 もう直ぐ日が強く照るだろうが、 身体の弱いと音に聞く彼の体調は、今日は大丈夫だろうか。 碧落の女主人は、問いかけると同時に彼の頭へ日傘を翳した。*]
(157) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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―教会前―
[郵便局の表、配達バイト中の大学生が自転車に跨り漕ぎ出す。 作家に古物商に医者に覆面に。 ちらと会釈をすることもあるだろう。
彼もこの街の住民なのだから。
そして、変わらぬ日常の1つ。 チリリン。 打ち水中の店主に向かい、通りますよと注意1つ。]
(158) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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― とある日の大学:カフェテリア ―
[いつも昼食は此のカフェテリアで済ますことが多い。 そしてとある席には見慣れた人がそこにいる。>>65
いつも万年筆を動かし何かを考えながらぼやいてる。 声を掛けようと思う事もあったが、何やら真剣な眼差しで書き物をしている人を邪魔するほど世間知らずな俺でもない。 いつもその背を不思議そうに見ていた。]*
(159) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[猫から顔を上げれば、朝だというのに既に人で活気付き始める。]
あ、先生もおはようございます。
[先生が隣町まで問診に行っているという話はどこからか聞き覚えがある。>>69早々に医院への道を行く背に、ふと時計を見れば開院時刻が迫っていた。 遠く、最近時たま見かけるようになった覆面の男>>74がちらり。 まともに言葉を交わした覚えはないが、通りすがりでも一度目にすれば嫌でも記憶に残るいでたちだ。
気にするなという方が難しいが、何処か避けられているようにも感じられて、自分から近づくのに僅か躊躇いがあったのも事実。]
食べ盛り、ってもう二十歳ですよー? ……背は、そのー、これからですけど……。
[一般的な男児の成長期はとうに過ぎたにも関わらず身長の伸びがいまいちなのはコンプレックス。課題もなんとか提出できたことだし、倫子さんの言葉に従って今夜はぐっすり眠るとしようか>>97]
……そっか! 俺、料理脳では控えめに言っても自信ないですけど、 なんか手伝える事あれば何でも言ってくださいね! いつもお世話になってますしー。
[飲み込んだ言葉を察する機微は持ち合わせておらず、 丹は彼女の言葉を額面どおりに受け取る。 頑張れのエールに、にかっと笑んで。]
いーんすか? じゃあお言葉に甘えていただきまっす! 時間はもう少しくらいなら平気なんで!
[朝食を勧められればぱっと顔を輝かせて カウンターに腰掛けるのだった*]
(160) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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/* あらあら、まぁまぁ。 なんだか、此方が何もしなくても、縁故の類、蜘蛛の糸、張り巡らしているような気がしますわ。
(-87) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 00時半頃
大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[そんな、叔父のツテで出向いた先。 無料で持っていけ、と渡された袋の中には。
過去、息子の身を包んでいただろう学生服と。 鍵を無くして開けられなくなったという小箱。
中にオルゴールが仕込まれているというそれは、 片側だけが不自然に重く、振るとからりと音がする。
鍵屋に出向くのも面倒と、中身ごと受け取った。 買取りというより廃品回収と言った方が正しいが、 売れれば丸ごと利益になるので文句はない。]
んじゃ、毎度どーも、っと [玄関先で貰った麦茶で存分に水分を補給すれば、 待ってましたとばかりに全身に汗が滲む。]
(161) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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/* うあああああ私タイミング悪いなーorz ごめん丹ちゃんもう去って行ったわ(ふるえる) 今から回収しよう
(-88) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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壊されちゃ敵わないものはあるが、大事なものはねぇな。 センセは大事なものをポンと其処らに置いておくかね? ―――…いや、置いておくな。 もうセンセの家の合鍵は目を瞑ってても作れちまう。
[等分した果実の切り口からは糖が爆ぜて染みだしている。 彼にこれを渡した八百屋の夫人も、とく良いものを選んだのだろう。 教職に就く彼を、邪険にする強者は商店街で中々見ない。>>154]
物に執着しねぇのは清廉潔白だが、 深夜は洟提灯膨らまして出れねぇ時もある。 野宿なんて真似がしたくなけりゃ、管理だけは確りしておけよ。
[己も一切れ相伴に預かりながら、奥歯で噛みしめ瑞々しさを飲む。 滴る果汁は喉を伝って、生温いのが勿体ないくらいだった。 シャクシャクと小気味良い音色を楽しみ、指を舌で拭う。]
――…くれぐれも、俺を叩き起こすなんてしないでくれよ? 俺の寝起きは、あんま褒められたもんじゃねぇからな。
[撓った唇は、面の下に別の顔を隠して笑う。 それでも、失くしてしまったら?藪蚊を覚悟で諦めろ。 そんな揶揄を込めて、秘密の番をする瞳が緩く瞬いた。]
(162) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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―商店街―
[消毒された箇所がうずうずと痛みます。痛みには慣れた身ですが、其れでも沁みるものは沁みますし、痛いものは痛いのです。それを表面に出さないのは強がりなどというものでした。 待合室>>155丞くんはあほ面を晒していました。その面の強さに憧れを覚えたなど、気のせいです。軽く喧嘩を売る?なんの事でしょうか。]
…お菓子、……
[若じじいめ。と思わず毒素の様に言葉を吐き出しました。内心そう言ってもらえてうれしいなど、でも、寄れる気もせず、叩かれた背中を摩りながら商店街へ戻れば、今夜の宿はどうするべきか。今更に思うのです、何処らへんの道路が良いか。彷徨う様に夏の外を歩けば、見かけたのは>>157>>145二つの影。]
2015/08/26(Wed) 00時半頃
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―商店街―
[消毒された箇所がうずうずと痛みます。痛みには慣れた身ですが、其れでも沁みるものは沁みますし、痛いものは痛いのです。それを表面に出さないのは強がりなどというものでした。 待合室>>155丞くんはあほ面を晒していました。その面の強さに憧れを覚えたなど、気のせいです。軽く喧嘩を売る?なんの事でしょうか。]
…お菓子、……
[若じじいめ。と思わず毒素の様に言葉を吐き出しました。内心そう言ってもらえてうれしいなど、でも、寄れる気もせず、叩かれた背中を摩りながら商店街へ戻れば、今夜の宿はどうするべきか。今更に思うのです、何処らへんの道路が良いか。彷徨う様に夏の外を歩けば、見かけたのは>>157>>145二つの影でした。*]
(163) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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― 少し前:碧落にて>>160 ―
知っている?背は25までは伸びるそうよ。
[この間有名な俳優が医者の格好をする健康番組でやっていたのよと、 何処か背を気にする様子に笑って告げよう。
手伝いをすると気持ちの良い声が聞けたなら、 その時はおねがいね。と控えめに微笑んだ。
カウンターに腰かけた彼に出すのは、 此の店では珍しい洋食だ。
しゃっきりしたレタスとトマトをふんだんに使い。 ゆで卵をスライスしたものとかりっと焼き上げたベーコンに、 自家製の辛子マヨネーズを挟んだ一品。 それに冷えた麦茶を出して彼に勧めよう。
デザートにはプレートの端に瑞々しいメロンが添えられている。
彼が食べ始めたのなら、微笑ましくカウンター越しに見つめるつもりだ。]
……大きくなったのね。
[あんなにちっちゃかったのに、と呟いて。 時の流れは残酷だ。
――彼がこんなに大きくなるなら。息子もきっととても大きくなったろう。 遠目にしか見れぬ我が子を思えば、つきりと胸が、痛んだ。*]
(164) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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/* 子供は息子さんなんだよ! 跡取りだから取り上げられたのさ!というあれそれ
(-89) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[面倒くさがりでは和樹も負けていない。 出たついで、このまま黒金の元へ向かうと決めて。
商店街に戻る途中、 通りかかったのは長い堀に囲まれた屋敷。>>143 和樹の店が5は裕に収まりそうだ。
閉ざされた門の奥については、伺い知れないが。 掘から覗く役木や、倉のような屋根で想像することは可能。]
――――…
[あの日。何事もなければ丞もここに居ただろうか。 和樹も、古物商と言う半端な立場でなく、 呉服屋の一員として上品なシャツに身を包んでいたのか。]
くだらねえ
[今となっては、どちらも有り得ない話。 Tシャツの裾で汗を拭うようにかぶりを振って。 残暑の厳しい日差しの中、 商店街いち胡散臭い店と、裡に潜める鍵屋に向かう。]**
(165) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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― 鈴城醫院 ―
[相当渋られた>>146が、影之進の治療を終える。 これでも、以前よりは渋る時間は短くなった。 随分と進歩した。 こういう風に、信を得られるのは嬉しいものだ。 自分の腕が認められたことなのだから。
これは祖父との比較されずに、得たものだ。]
膿んでたろ それは化膿止めでもあるから、 外したくないんならせめて飲め
[飲み薬という言葉にあからさまな嫌な声>>148 外すのは嫌なんだろと、覆面を指して送りだす。
診察の準備をし、待合室に顔を出せば、影之進と丞が話していた。>>153 2人ともここで顔を合わせるせいか、仲が良くなったようだ。
呼んだ丞がこちらへ来る。 別れた影之進はちゃんと飲み薬を貰ってから帰るだろうか。 いや、小さな病院だ。貰わなければすぐわかること。 そんな愚行、彼なら起こすまい。*]
(166) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[箒を手にしていても、とうに掃除は済ませてしまった。もう空の半ば、高くなりゆく陽にじりと身を焼かれてしまう様。 服の黒を妬ましく思う時期はとうに過ぎた。]
『凜花さん、お届けものでーす』
[間延びした声に顔をあげ、喜色を顕にする。 受け取りのサインは軽やかに。 荷物を胸に抱いて、凛花は配達員に手を振った。]
暑い中ありがとう、確かに受け取ったわ。
(167) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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/* 英明さんと倫子さんは同じ共鳴なので 最悪エンカできなくてもいいかなあくらい…で……
(早速今日のノルマ達成できなかったってかお)
なんというか、やっぱリアタイの議事は違うね。 すげー勢いで伸びて増えるあれそれに感心しきり。
眠気的にはもーちょいいけそうだけど、 ルーチン家事ほっぽってるんで健康のためにもここで!退散!
(-90) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[花京院に丁度日傘を差し出した頃か。 ふと視線を感じ振りむけば、其処には覆面をした男が1人>>163]
あら、影さん。 おはようございます、今日も暑くなりそうですね。 都合の良いときにでもお店に寄って行って。 おばさん腕によりをかけて美味しいもの作るから。
[何時もの笑みを湛えて挨拶をしたが、さて反応はどうだったか。 男について知っているのは何時も仮面をしていることと時折宿を探しているという噂。 そして彼にか人伝にか。聞いた下の、名前だけ。
流石に人妻だ、宿は提供できぬものの見かければ時折、 ご飯を食べにいらっしゃいなと誘うのも常となっていた。*]
(168) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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/* んーと見かけたなら私声かけていいのよ、ね? だめ?だったらごめんちゃい
(-91) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[出された首に湿布を貼る。 ソファで寝たのかこいつ。>>155 貼り終わると同時に叩こうかと思ったが止めた。 悪化させてはいけない。]
この時期に温湿布の方が良いのか 変わってるな
[文句を言いたげな表情と声音に漏らす小言。 冷たい湿布は涼を取るのにちょうどいいじゃないか。 面倒くさがりによる自論だ。]
(169) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[終われば耳の診療を。 ペンライトで耳を照らして中を見る。
本当なら都会の総合病院にでも診せに行くのがいいのだろうが。 ここではあくまで出せる診断は]
へい、「異常なし」と
[結果までわかっている作業。 だが、これが常だから良いのだ。
カルテに書きこむ、日付と様子。 何かが詰まっている様子も、皮膚の異常も見られない。]
耳、何か変わったことあったか?
[確認事項を訊ねる。 あったのならばそれも書き足し、ないのなら湿布を処方して診察を終える]
今の時期だから風邪ひかなかっただろうけど 1人暮らしの風邪っぴきは地獄だぞ 嫌なら布団まで這って行け
[念を押して診察室から送り出した。*]
(170) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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[鈴城醫院にて渋々薬を受け取った後の事です>>166 小料理屋の倫子さん、彼女の身の上を私は詳しく知りません。行き遅れの後家さんと勘違いしていた時期もありました。>>168]
…………………ども
[人見知り発動、いや、人の好さそうな顔をしてこの女はきっと腹の底に恐ろしい事を考えているのです。そういう事にしましょう。優し気な風貌に見える寂しげかつ、儚い雰囲気に飲まれてやるものですか。 ごはんを食べになどと優しい甘言を繰り出して、手ごまとして私を使おうと考えている、そうに決まっています。彼女の作る暖かな食事の味に決してつられませんよ、などと言いながら、何度か通っているなど気のせいです]
(171) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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― 商店街 ―
[昨晩の夕食に自分も食べた祖母手製の煮物は、小料理屋『碧落』の女主人から教わったものだと聞いている。>>100 代わり映えのない日々の中。 時折、食事に増える新しい味は、他愛ないものだけれど。 自分にとっては、楽しみの一つだ。
奔放な両親の反動もあってか、祖母は成人した今でも外を出歩くことにいい顔をしない。外食の経験もない。
子供の頃は何も考えず、ただ従っていた家風や伝統と呼ばれるものも。この年になれば、堅苦しく感じてくるものもある。 けれど、それらは常に柔和な表情で覆い隠して。
風呂敷包みを片手に、擦れ違う人へ挨拶を交わして歩いていれば、声をかけられ振り返った。>>157]
はい、そうですが。 ……ああ、倫子さん。
[体は弱くとも背だけは伸びたせいで、逆光と日傘で斜め下にある女性の顏はよく見えず。 目を細めたところで、日傘が翳されればようやく碧落の女主人だとわかり、顔を綻ばせた。]
(172) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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……ああ、そういう意味ではね。 俺大事なものって学校だなあ。多分。
黒金くんは家に入り放題だもんね?
[旬の果実はそれだけで良い匂いを立てる、 くんと鼻を鳴らせば喉も鳴る。 八百屋も魚屋も肉屋も皆優しくて、 かけがえの無い人たちばかりだ。 そして生徒たちも職場もまたかけがえの無いもの 大事なのは他に自分の健康ぐらいだろうか?]
ただ、盗めるものもあんまりないよ。 金持ちから程遠いのも、みんな知ってるし。
[豪遊出来るほど持ち合わせもないから、 せいぜいその時旬の果実を共にする程度。 一人暮らしならそんなものだろう?]
……はあ、梨はいいねえ。 黒金くんが剥いてくれたから格別だよ。
[手を伸ばして掴んだ白い欠片は 常温のままとはいえ甘さは際立ち、 冷えてない分香りも強い気がした。]
なーに、寝起き低血圧なのかい。 君を尋ねるときは朝イチは止めておこうね。
[言葉の裏に気づかないまま、 しゃくしゃくと甘露を喉へ流し込んでゆく。 これは独り占めしなくてよかったと思う味だ。]
(173) 2015/08/26(Wed) 00時半頃
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/* 凛花さんがさすがというか何というか すごく、素敵なので
あれこれ拾ってお返ししたかっ……明日がんばろ。
ところでsktされる気がしないです(ふるえ) 特定の誰かを狙ってるように思われたくなくて 叔父以外にそつなく無関心しすぎたかもしれん
ま、まだ慌てる時間じゃないと信じたい。**
(-92) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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[もう一人、大きなお屋敷の>>143>>172人です。持病があるという事、丞くんの従兄弟に当たる事は知っていますが、浮かんだ言葉は、優男。]
…私より、そいつに食べさせたら………
[ちゃんとご飯を食べているんだろうかと、自分を棚に上げる思いが浮かびました。あのくらい大きな家なら、きっと畳は、沢山あるのでしょう。一度くらいお邪魔してみたいものです。そして、畳返しなどをしてみたい。 いや、別に忍者が居るんじゃないかとか期待してませんからね。…居るんじゃないかな………、いたらいいな。
何やら話をしていた様子にこれ以上は、人見知り、もとい顔が疼くので後にしようと思いましたが、さて*]
(174) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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[冷たいものは冷たいから仕方ねぇだろう!>>169 むす、とした表情を一瞬浮かばせる。 貼り方が悪いんだ、と小声でぼそり。
耳の診察自体もそんなの時間はかからない、寧ろほぼ一瞬の診察。>>170]
ういっす。
[いつもの‘一声’が聞こえれば診察の終えた右耳の穴に指を突っ込みトン、と一度音を鳴らす。 感じぬことのできぬ聞こえぬ音を、もしかしたら聞こえるかもしれないといういつもの無意識の仕草。 さらさらとカルテに書き込まれるのもいつもの日付と様子。 何も変わる事のない日常の一コマ。]
ないない、相変わらずなーんも聞こえねぇし痛くもねぇ。
[お手上げのポーズをしながらまたわしゃりと自らの頭を掻く。 処方された湿布を受け取れば無造作にポケットに突っ込む。]
まぁ倒れたときゃそん時だよ、人生なんてそんなもんさ。 まー…忠告は聞いておくよ、センセー。
[ニカ、と悪戯気な笑みを浮かべながら片手をひらり、とあげて診察室を出て病院を後にする。]*
(175) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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[馬道雲雀・著 『灰雪』]
(176) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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お婆様はお変わりなくて? ……季節の変わり目には何時も。 貴方の体調を心配されていたのを思い出すわ。
[花京院の祖母に煮物を教える際は彼方の方に出向いたのも記憶に新しい>>172 夫の実家、服部と花京院は互いに面識があったからだろう。 名家に小料理屋の店主が来訪しても、嫌な顔はされた覚えはない。
孫に食べてもらいたいと呟いた壮年の女性の美しいかんばせを思い返せば、如何に目の前の若者が愛されているかわかるというもので。 ――因みに彼女の外孫の事>>145は、尋ねもしないので知らず。
花京院当人は其の祖母をどう思っているのかは知らないが、 自分は花京院の2人を微笑ましく思っていた。
顔を綻ばせる様子を見れば、此方も眦が柔らかくなり。 声は何処か穏やかさを滲ませたものとなった。]
(177) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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ありがとうございます。
いつも祖母がお世話になってます。 ええ、散歩がてらのおつかいですね。いいお天気なので。
[日傘の影になるだけで、少し涼しく感じる。 その心遣いに素直に感謝してから、ゆるく首を傾げた。]
跡目様、であってますけど… 光圀でいいですって前にも言いませんでした?
[そうして彼女の視線がどこかへ移るのを追いかけていき。>>168]
(178) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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/* メモ 丞くん→ぺろぺろっじゃなくあこがれー 和樹くん→茶飲み友達になりたい 倫子さん→人見知りはつどー 医者→まあ、信用しているー 雲雀→陰険野郎、実は好感度高い 鉄→なんか、こう苦手 花京院→忍者だろ、忍者
(-93) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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――あら、そうでしたのね。 お遣いに向かわれる程体調が良いのならよかったわ。 残暑が未だ厳しくあります、ので。
[緩く首を傾げ、名前の事>>178を告げる彼には苦笑を零そう。 自分は服部の家内であり、幾ら彼や、彼の祖母が良いとはいっても。 名家の御子息を名前で呼ぶのは許されていないのだ。
自分の立場はわきまえていると、告げぬ代わりにゆるり笑い。 言外に跡目様、とこれからも呼ぶことを示唆しよう。]
(179) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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/* 後は、丹くんと稔さん、英明さん、凛花さんかー 会えるかなー
(-94) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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[刊行部数の少ないこの本を、どうしても読んでみたかったのだ。多少の無理はさておき、ほぅと息を吐いて包のまま胸に抱いた。
自転車が消えた道から、子供達の明るい声が聞こえてきた。 活字に触れる時間は当分先。
とはいえ、楽しみは後に取っておくもの。 装丁がどんなものかしら。想い馳せるは後回しにし、凜花は手を大きく振った。]
おはようございますー。今日も良い朝ですねー。
(180) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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[そう花京院と会話を交わし。彼の視線も向かった先には 小さく挨拶を交わす彼、影之進>>171 その心の内は読むことはできないが、何度か通う様子を見れば、 嗚呼彼は元気だと、密かに安堵を覚えていた。
自分より彼に食べさせたらどうかと、 花京院の方を向き>>174告げる言葉。 嗚呼なんて優しい子なのだろうとお節介な女主人は甚く感動。]
ふふ、花京院さんには優しいお婆様がおらしゃるから。 彼の帰りをずっと待っていらっしゃるわ。
[彼が退散しようとするならばまた碧落にいらしてねと告げるだろう。 その覆面の下、蒸れないのかと気にしながら。*]
(181) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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/* ごめんよ、花京院さん私早漏でごめんよ(※倫子ちゃんおんなやでぇ!)
(-95) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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ポケットには大きすぎやしねぇかい。 学校ねぇ……、まぁ、気持ちは分からんでもないがよ。
[もう一切れ、白い果肉を取り上げながら、思い返すは過去の時分。 脳裏に蘇るはきゃあ、と騒ぐ同じ年頃の子供たち、 されど鮮明に覚えているのは、たった一人だけ。 修行で町を離れると告げた彼女も、今やすっかり敬虔なる神の信徒だ。 奥歯で噛み潰した梨は、先ほどよりも甘さが引けていた。外れか。]
見りゃ分かろうってもんよ。 センセはみんなダイスキって博愛だろう? そりゃ、お袋さんの口も酸っぱくなるぜ。
[僅かに跳んだ思考を振り払い、代わりに彼へと水を向ける。 盗むの盗まないのと、自身にとっては際どい話であるが、 泥棒がポーカーフェイスを心得ずして勤まるはずもない。 まるで世間話の気安さで応じつつ、僅かばかり咀嚼は長く。>>173]
男に剥いて貰って感極まるとは、相変わらず干上がる話だ。 今朝も、城之内のぼんに同じことを言った気がするが、 学問の徒はみな、そうなのかね。
[溜息を零すように梨にありつく彼を咎め。 されど、二切れ飲み込んだところで、 甘露を分かつ新たな人間が増えた。>>165 滑り込みセーフ、鋭い嗅覚を称賛しよう。まだ梨は残っている。**]
(182) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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― 商店街 ―
[病院を後にすれば口約束をした和樹の元へ向かおうと商店街へと足を向ける。 欠伸を浮かべながらゆるりと歩いていれば立ち止まってる人影が数人。>>174>>177>>178]
あー光圀みっけー。 ラッキーあっちに行かんで済んだ済んだ。
[隣にいた倫子さんにも爽やかスマイルを送り、俺を見て逃げるか考えてそうな影にも手を振る。 少しだけ足を早め皆の場所へと立ち寄り、光圀の額の雫に気づけば鞄からガサガサとタオルを取り出す。]
ほら、お前汗かいてる、ったく世話やかせんだからなー。 倫子さんも暑いし熱中症気を付けてくださいね?店の手伝い必要ならいつでも連絡ください。
[光圀の頭にタオルを被せてぽふん、と頭を撫でる。 せめてもの偽物の兄貴面をして。 自分は無意識に皆の右側に立ち、左で聞き取る様にする。 聞こえぬ耳は、ピアズが目立つただの飾り物。]
(183) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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/* 嗚呼言い過ぎたこの人← 勘違いだから心情確定にはなってないよね?大丈夫だよね? (と、ふるえる)
(-96) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 01時頃
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― 或る秘した夜 ―
[その夜もまた、屋根から屋根を跳んだ。 普段着込んだ作務衣を脱ぎ捨て、夜色の黒衣を翻す。 テーラーで用途を告げず仕立てさせた黒衣は、動きを阻まず添う代物。 お蔭で瓦屋根を踏んでも布擦れさえ立てず、盗人家業が闇の内。
一年ほど前に潜り込んだ先は、この街に長らく根付く名家。>>143 飛ぶ鳥落とす隆盛は潜ませたものの、己にとっては宝の山だ。
その夜、狙ったのは古い香炉。 桐箱に仕舞われ、倉に仕舞われ、 遣い手も居ない名品が鮮やかな手並みで消え去った。
名門の自負を持つ家元は、醜聞を厭い通報を避けたか、 それとも一時、商店街に防犯ポスターが犇めいたか。
顛末に然して興味はないが、咳の詰まった肺腑を持つ男は見た筈だ。 夜風を誘って家人が開いたままの障子向こう。 ひらりと月を背に翻る長躯の影を。
月光に縁どられ、振り向いた瞳は甘く垂れた造形。 眦の泣き黒子も男にしては珍しい。 其れ即ち、秘した番する盗っ人の鷹眼。
或いは、商店街の片隅で、多量の鍵に囲まれる男と同じ瞳。**]
(184) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 01時頃
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[花京院や影之進と二言三言。交わす折に加わるもう1人>>183。 丹と同じく大学に通う子。此方は確か大学院生だったかと。]
城之内君。今日も元気ねぇ。
[初夏を思わせる爽やかな笑み。 穏やかに微笑み返し、タオルで花京院の汗を拭き、 頭を優しく撫でる姿を眺める。 血縁とは知らぬので、友情とは素敵だなと女主人は兎角思う。 好青年の気使いに、日傘を翳したまま。]
あら、ありがとう。 それじゃ城之内君が暇にでもなった折に仕出しを手伝って頂ける? 夏だからお酒を頼む人が増えてね。 バイト代は弾ませてもらうから。
[涼やかな声でそう告げれば、彼と花京院、 居れば影之進の会話をゆったり聞いていようか。]
(185) 2015/08/26(Wed) 01時頃
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[覆面姿を見つければ、小さく目を見張る。>>163>>174 幾度か鈴城醫院ですれ違ったこともあるけれど、声を交わしたことは一度あったかどうか。]
おはようございます。 あなたもお散歩ですか?
[祖母の口から街の様々な噂話は聞いている。 けれどこうして見る覆面を、不躾なほどまじまじと見つめてつい浮かんだ言葉は、暑くないだろうか。 この辺り、箱入り育ち故のズレもあるかもしれない。 影さん、と言うのかと女主人の呼び方を鵜呑みにして。 祖母が待っているというその言に、小さく苦笑した。>>181]
いつか、食べてみたいとは思っているんですけれどね。
(186) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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[診察の合間、使った消毒液をしまうと思い出すのは、同級生。
男が祖父に預けられたのは小学生の頃。 以来高校までこの街を地元として育ったのだが。 国語の成績は良いのに家庭科がからきしの同級生がいた。
大学を出て、研修を終え、この街に戻ってきたのは10年ほど前。 その同級生と再会は、器用なことにピーラーで指の皮を剥いたと鈴城醫院に飛び込んできた事による。>>104 それは一度ではなく。凶器を変えて、傷口を変えてそれは何度か。
何度目かの消毒を終え包帯を巻きながら、 在学中よりも増えた言葉を交わす機会にため息をつく。
「同級生の男の所に通う暇があったら、恋人の所にでも行けよ」
人の事が言えないが、女っ気のない友人につい漏らした言葉。 それには何と返ってきたっけか。]**
(187) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 01時半頃
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[ちりりん。ちりりん。 鈴を鳴らすは前籠に座る、幼子の小さな紅葉手。 1台の自転車が3人の横を通る際、覆面を見た幼子の口があんぐりと開いていたせいか、鈴は一時止んでいた。>>183
額に首筋にと汗粒を流し、母親はペダルを漕ぐ。 子を預けるのは永遠の時ではない。
ただ一時、託すだけ。]
(188) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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/* 加賀さんと和樹で強縁故ぽいからそこはスルーしよう。
センセー・光圀・作家さんって感じでアンカ拾ってみよう。 前回の事を生かし、3人程と絡める様に努力!
(-97) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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あなたは共鳴者を希望しています。
明治さんやんすと4度めで初めての被害者である。 わくわくしすぎてもげそう。
(-98) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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……祖母は心配性ですから。
ええ、変わりありませんよ。 それから先日教えていただいたという煮物も、 おいしかったです。
[ありがとうございます、と姉のような母のような雰囲気を纏う女主人へ感謝を示し。>>177 苦笑で返されるその反応には、僅か眉尻を下げるだけで言及は控えた。>>179
子供の頃から家のことで距離をとられるのは、慣れている。 慣れてはいるけれど。最近殊更、それが息苦しい。]
(189) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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だから僕は手ぶらなんだよ。 それで多分十分なんだ。 僕自身すら持て余しているからねえ。
[しゃくしゃくと二人分の咀嚼する音が響く 窓の外にはまだ蝉時雨がわんわんと降り注ぎ 今は子供の声は遠い彼方へ。 これでも夏休みの前半は水泳だなんだと 学校を開けていたのだけれども。]
みんな大好きでもないんだけどね、 僕個人の感情は、出さないものだよ。 どんな子でも生徒であることに違いはないさ。
[そして学校という枠の中に居る以上は、 特別もそれ以外も存在しないもの。 出てしまえばその限りではないのかもしれないが。]
この際性別は関係ないと思いたいね。 そろそろ僕も見合い写真を送られそうだ。 ……面倒なんだけどなあ。
[目の前の色男はどうだろうか、 梨へ送る視線を上げて見てみるけれども 色男の夜の顔は知らないまま。 新たな来客が増えれば、二つ目が剥かれるだろうか。*]
(190) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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[此方を見た花京院の反応、散歩ですかという言葉に軽くびくっとおびえました。>>178>>186忍者が屋敷に居るのを想像していた為、彼本人も忍者に見えたのは内緒の話です。どうしよう、忍者と知り合いになりたい。あわよくば…いいえ]
おばあさま……と? ……だったら、おばあさまと食べに行けばいいのに。
[まさか倫子さんに、安堵を覚えられているような身だとは自分では気づきませんでした。それよりも興味は、花京院のおばあ様に移り、干物の様な仙女みたいな方ではないのでしょうかと思わず、そんな想像が過りました。 優しげな顔の凛子さんも、もしやその一味の一人で、実はくの一の一党ではないのか。そんな可能性が過りました。やばい、私は今忍者に囲まれています。
そんな中、食事を食べてみたいという言葉に、食べればいいじゃないかと思わず、低くない声音を発してしまいました。年相応の、若い声です。食べればいいのに勿体ない。]
(191) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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[優しい子などと思われていると知れば、恥ずかしさで死んでしまって囲まれたまま死んでいたでしょう。覆面が蒸れて窒息死するかもしれません。 私の脳内では、まさに忍者ワールドが広がっている、最中]
……丞くん……
[来ました、新たな忍者が>>138って違います。逃げるかどうか一瞬迷いました。ですが、何やら仲よさそうな姿に興味がわきまして、珍しく逃げの一手を取りませんでした。といっても、自分から話せるようなスキルは持ち合わせていないのですが。]
………変なやつ
[思わず、毒素がまた顔を出しました。兄貴面しているように見えた丞くんに、そして、花京院への毒です*]
(192) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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[一人暮らしを初めてから何度も世話になったのは なにも食べ物屋だけではなく。 むしろ通いつめたのは一番多いのかもしれない鈴城醫院。 その度に呆れ顔で、しかし仕事はしてくれて。 器用に動く指が消毒をしてゆくのも、何度も見た。 不思議と痛みはそう強くないのは どこか神経が麻痺しているからかもしれない。]
恋人が居ないのは、知っているだろう。 鈴城くんこそ、見合い写真の山じゃないの?
[互いに独り身なのは承知の上だが、 友人同士で一番気易いのもまた事実で。 用もないのに顔を出しては怒られもした。 増える傷は指先以外にも及んだが、 幸いにも大病はまだ引き起こしていないので。
――まだ友人兼、患者でいいのか、確認するように。**]
(193) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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鈴城くんも好きィ(ちょろい
(-99) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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/* くそうwwww忍者がじわじわくるwwwwwww
(-100) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 01時半頃
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/*やばい、脳内が忍者ワールド 花京院が忍者にしか見えない。
(-101) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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[今日の預かり子は4人。 自転車に乗って来た母親を笑顔で出迎える。 子の両脇に手を差し入れ、前籠より降ろした。]
今日もお疲れ様です。 はい、確かにお預かり致しますね。
いってらっしゃい。
(194) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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花京院さんのお婆様はお手製の物を食べさせたいと願う方だから。 ……でも、そうね。 いつか食べにいらしてくれたらうれしいとは、思うわ。
[影之進>>191の言葉に頷いた後、 花京院の呟きにはほんの僅か滲む驚き。 だがそれも何時もの微笑みで覆い隠せば、 彼に、お婆様と是非と言い添えた。]
心配を抱く分だけ、 きっと愛されているのよ。目に入れても痛くない程。 あら、煮物を。お口に合ったようでよかったわ。
[西の味付けは薄いものが多く。 故に少しだけ心配ではあったのだが一安心。
もしかしたら孫の健康を願って料理の師事を乞うたのだろうか。 視界の端、商店街の一角に咲く芙蓉の薄紅が、儚げに揺れた。
花京院の僅か眉尻下げる様子には思うところもあれど。 言及するには義実家の価値観に縛られて。 溺れる魚の様に、覚える息苦しさを微笑みで誤魔化した。*]
(195) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 01時半頃
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あとはどこに接触しに向かおうかなあ あんまり手広くするほど機動力もないので 加害者側にあと一人ぐらい縁故があればいいなあ
(-102) 2015/08/26(Wed) 01時半頃
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いつも通りこの通りっすよー。 授業ない日は大体ヒマしてるっす!今独り暮らしでお金必要なんでいくらでも借り出ますよ。 いえーい、倫子さん太っ腹!
[変わりなくいつも怠そうな態度と仕草をする。>>185 そんな時に聞こえてくる影の声。>>192 ヒク、と口角を緩ませながら。]
影は俺に対していつも毒じゃねー? 楽しんでるだろ!
[こいつめ、と苦笑しながら。 彼なりのスキンシップなのだろうと特に怒る事もせずに。 珍しく逃げない影に少し驚きながら、変じゃねぇと、と小さく零した。]*
(196) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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[立ち話をしていれば、現れたのはお遣い先の従兄弟本人。>>183]
丞、ちょうどよかった。 私も今から行こうと思って……何を探してるんです? ……わっ。
[頭にのったタオルごと、頭を撫でられるくすぐったさに困ったように曖昧に笑う。 年が近いのもあり、何かと家の集まりの際には構ってもらった従兄弟だ。頭もよく、まっすぐ。そして自分と違い、家に反発することもできる。 養子だと言う事は知っているが、誰かに聞かれれば従兄弟だと答えることに迷いはない。それはある種の尊敬と、羨望。 受け取ったタオルで額を拭いながら、さりげなく左側に移動するその右耳のピアスを、ちらりと見て目を伏せ。]
ありがとう、洗って返しますね。 それとこれ、うちのお祖母様から。 食事ちゃんと取ってるか、心配してましたよ。
[風呂敷包みを、丞の方へと差し出して。]
(197) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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[つぃと裾を引くのは中学1年生の女の子。 唇を開いて、物言いたげに凜花を見上げる。
もう一方の手に繋ぐのは、小学生の弟の手。 背負いの鞄は重たげで。]
あぁ、そうね。 夏休みの宿題、手伝ってあげるって約束していたものね。
西園寺先生でしょう? 漢字の練習も、読書感想文も、懐かしいわぁ。
[くすり、中学3年生だった頃を思い出して笑みを零す。]
(198) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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[>>195お手製のものをと倫子の言葉に、思わず首を傾げてしまいました。なぜそんなこだわりを見せるのでしょうか。倫子さんの料理はおいしいのに。 …………だまされるやもしれないと思っていますが。
現れた丞くんは何時もの様に明るく、元気です。さっきも会ったので、目新しさは感じませんが>>196その明るさに羨ましさと妬ましさを覚えるのは何時もの事です]
…別に、忍者が………
[怒る事もしない彼に甘えています。少し驚いた顔には、忍者が出たと思ったとだけ。二人の仲の良さに、羨ましさを覚えたわけではないのです。従兄弟だと聞いていましたから、それくらいのスキンシップ当たり前なのでしょう。]
…がき二人。
[結局、発した言葉は、やっぱり毒でした。顔の爛れが疼きます、痛みが走ります。今度こそ、立ち去りましょうか**]
(199) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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いつも汗は確り拭いとけって言ってんだろ? なんだお前も俺に用あったのか。
[可愛らしい弟の様に思っている従兄弟。 勿論血のつながりなどない形だけのモノなのに、家族の様に接してくれる光圀。>>197 本家やらの集まりがあれば光圀と別室でそれが終わるのを遊んで待つ事も多かった幼き頃。 なんの偏見も持たずに接してくれる光圀は心を許せる仲だ。
さり気なく左に移動するのも勿論いつもの事。 ピアスに視線を感じればニコ、と笑みを零す。]
いらんいらん、てきとーに雑巾にしちまいなよ。 あぁばっちゃんから…?心配…ねぇ、さんきゅ、貰っとくよ。
[風呂敷包みを受け取る表情は何処か苦笑を浮かべていたかもしれない。 自分が家を出た事は親戚中にに知れ渡っている事。 ばっちゃんも勿論そのうちの一人。 さて本当に心配しているのかは分からないけども。]
お前も発作出てないか?ちゃんと鈴城センセーの所定期的に行けよ?
[喘息持ちの従兄弟を心配するのも自分の役目だ。]**
(200) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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はいはい、今日は宿題デーですからねー。 私と一緒にお勉強したりー、お買い物に行ったりー、自由研究もしちゃいましょう!
そうそう、花京院さん、知って居るでしょう? 大きいお屋敷の。 今日はそこのお茶室を見学しますからねー。
よーく頑張らないと駄目ですよぅ?
[1人1人の頭を軽く撫でてから、涼しい建物の内へと子供達を促した。**]
(201) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 02時頃
大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 02時頃
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/* ( ..)φメモメモ メモ >>43子供服 >>182遊んだ
(-103) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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/*拾われる気のないロルばっかして申し訳なく
(-104) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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[何やら仲が良さそうにも見える二人を交互に見て。 丞じゃなければ、自分に向けられたものかと。>>196>>192]
じゃあ、変なやつは私なんでしょうか?
[ゆるりと首を傾げながら、面白い人だと改めてまた覆面をまじまじと見入る。 祖母の口から噂に聞くのとは、全然違う。 ところで忍者とはなんのことだろう。>>199 立ち去る背中を見送りながら、珍しい犬猫を見つけたような興味を抱きつつ。]
(202) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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[気安い様子で風呂敷包みを手渡す花京院>>197と、 其れをまた気安く受け取る城之内>>200 彼もまた縁者なのだろうか。 だとすれば気安く接するのは不味かったかしらと少しだけ肝が冷える。
とはいえ碧落の人手不足は痛感しており。 彼が幾らでも借り出るという言葉には知らなかったふりして甘えておこう>>196。 ――バイトの折にでも、花京院さんの跡目とは。 どの様なつながりか聞くのも良いかもしれない。
花京院に聞くことも考えたが、 仲睦まじげな2人の会話に割って入ることは躊躇われた。
影之進が立ち去る様子>>199を見れば、 自分もそろそろ此処から離れようか。]
では、私も是で。 二人とも日射病には気を付けてね? ……嗚呼、傘は帰る折に良ければ使ってくださいな。 いつかお婆様と返しに来て頂けたら嬉しいですわ。
[そう告げれば日傘を花京院の手に渡そうかと。
彼が受け取ったか受け取らないか。其れを見届けたなら、 会釈をしてゆっくりと踵を返して人混みへ身を混じらせよう。 向かう先は街外れの公園。 息子が、何時も早朝から昼過ぎまでは友人達と遊んでいる場所。
其れを遠目に、見に。**]
(203) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 02時頃
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/* まさかの多角地帯になった。 離脱するわ(ふるえる)
(-105) 2015/08/26(Wed) 02時頃
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ええ、ありがとうございます。 帰ったら、誘ってみることにします。
[倫子の言葉に、改めていつもの柔和な笑みを浮かべて頷く。>>195 祖母の手料理を食べて、育ってきた。 けれど、母の手料理というのは記憶にない。
両親から手がかかると思われていたのは、その態度から子供心でもわかるもので。 祖母から手がかかると無下にされた覚えはないが。祖母が愛して必要としているのは、本当に自分なのか。]
(204) 2015/08/26(Wed) 02時半頃
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/* 【共鳴】倫子、英明、影之進、和樹、丞
……よし。
(-106) 2015/08/26(Wed) 03時頃
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[幼い頃は、当然のこと。血のつながりがないと知った後でも態度は変えることなかったし、心を許せる相手だという認識も変わりはない。 けれど、いつからか。丞に対しても敬語を使うようになった。そのときも確か、祖母に言い含められたのだ。 綺羅綺羅と反射するピアスに、僅かに目を細めて。]
物は大事にしないと。雑巾になんてしませんよ。 食事もですけど、ちゃんと寝れてます? 目に隈できてるから、また徹夜したんじゃないですか。
[金が必要と言っている割に、随分と無頓着だ。 親戚中が何を言っているかくらい知っている。 世間知らずの箱入りでも、耳はある。幼い頃からずっと、伝統という家の毒に浸ってきた。
苦笑を浮かべる従兄弟に渡した風呂敷包み。多めに作られた煮物を、持っていくと言い出したのは自分だ。 それに頷いた祖母の心配が、醜聞になるような生活ではないかという部分にかかっていることも。]
発作は……出てませんよ。 最近は前みたいに熱出して倒れたりしてないですって。 丞も心配性ですね。
[兄のように、自分を心配するこの声のくすぐったさに。 また困ったように小さく笑った。]
(205) 2015/08/26(Wed) 03時頃
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[影之進に次いで、倫子がどこかへ向かうようなら見送ろうとして。>>203 差し出された日傘を思わず受け取ってしまった。
丞と言い、二人とも心配症だ。 それに覚えるくすぐったさは、嫌ではないから。困る。]
ありがとうございます、倫子さん。 貴女もお気をつけてくださいね、女性なんですから。 傘のお礼は、また今度に。
[拭ったタオルは懐に仕舞い。 日傘を手に、ゆるりと会釈を返して彼女を見送って。]
では、私は鈴城先生のところに寄って行きましょうか。 丞はどうします?
[行く場所があるなら、引き止めることはせず。 差した一斤染の羽二重傘傾け、再び商店街を歩き出した。]**
(206) 2015/08/26(Wed) 03時頃
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/* いろいろ反応遅くて申し訳ない…! 何か自然と色々引き出されてる感触に驚きながら、丞も倫子さんも影さんもありがとうございます。
そしてこのコア…透け案件や……(おふとんもぞもぞ)
(-107) 2015/08/26(Wed) 03時半頃
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―少し前:碧落にて>>164―
ホントですか!?
[昼食のメニューに牛乳が追加される事が今決定した。
倫子さんの笑顔は何処か儚げな印象を受ける。 その原因を探ろうとしたことは、まだない。
瑞々しい野菜とカリッとしたベーコン。 砂糖のそれとは違う、卵にほのかな甘みが感じられるのは良質な食材と作り手の腕の賜物か。自家製マヨネーズの辛味がよく引き立っている。 デザートは皮をギリギリまで掬って。 冷えた麦茶を飲み干したら、両手を合わせて深々と頭を下げた。]
ごちそーさまでした!
――――…?
[顔を上げた時の彼女の顔が、 聞こえた呟きには似つかわしくないものに思えて数度瞬く。]
あっ、そろそろ時間だ。 お邪魔しました!
[また! と手を振り大学への道を歩いた*]
(207) 2015/08/26(Wed) 03時半頃
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―昼:大学内カフェテリア―
[今日の講義は午前で終わり。 さて善は急げと昼食のトレーには牛乳と、 そして野菜が意識して多めに盛られている。
そんな折、知り合いに声をかけられ耳を傾ければ。]
『なぁなぁ、馬道雲雀の本に出てくる男って噂の覆面男っぽくね?』
噂の……って、商店街でたまに見る?
[その本を読んだことはなかったが、知り合い曰く大学図書館にも蔵書はあるそう。興味が湧いて覗きに行ってみたが、残念ながら現在は貸し出し中のようで。]
人気あんだねー。
[検索端末に表示される"貸出中"の赤字を見つめながら呟いた。]
(208) 2015/08/26(Wed) 03時半頃
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ま、無いもんは仕方ない。
和樹さんのお店にひやかしにいこっかねー。 今日って開いてたっけ。
[碧落から大学へ来る途中、valotの前も通りすがった気はするが 気まぐれな店主の事、店を開けていたかどうか。
客として赴くことは殆どないが、 店内に所狭しと並べられている商品は雑多なようでいて主人の趣味が伺えるようで面白い。 作品のインスピレーションを求めて足を運ぶことは少なくなかった。
さて、何か面白いものに出会えるだろうか?**]
(209) 2015/08/26(Wed) 03時半頃
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大学生 丹は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 03時半頃
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忍者………??
[忍者とはあれだろうか、よく時代劇やアニメに出てくるあの忍者の事?>>199 しかしそれがどうしたのだろうか。 時々面白い事を言う影のこういうところが不思議で少し研究したくなってしまうのは自分の悪い癖だろうか。
そして発せられる台詞はやはり毒々しいもの。 もう慣れてしまっているが、立ち去ろうとする影に苦笑しながら手を振る。 そして同じようにココを立ち去ろうとする倫子さんの方へ視線を向けながら。]
はい、俺は意外と丈夫なんで、心配ならこいつだけしてやってください。 なら光圀、今度ばーちゃんと倫子さんの所に行ってそれ返しに行ってやれよ。
[光圀の手に手渡されようとする日傘を見ながらそう告げて。>>203 同じように人混みの中へと去っていく倫子さんにも手を振り会釈をした。]*
(210) 2015/08/26(Wed) 07時頃
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[光圀が自分に敬語を使うようになったのはいつからだろうか。 特に気にしてはないが、元々大人しい性格の方だった気がする光圀は、ある意味敬語が似合っている気がする。 そういう家柄なのも関係しているのだろうか。 自分には到底真似できないし、そもそも家を飛び出して破門同然な身としては如何でも良かったりもする。]
タオルなんていくらでもあるし、それ結構汗臭いかもしんねーし、兎に角返さなくて良いぜ? あー…まぁ研究室に籠るとつい夜更かししちまうだけだよ、心配すんな。 あっはっは……さすがに熊五郎が目立っちまうか。
[苦笑を浮かべながら髪を掻き乱す。>>205 金が必要なのは最低限の生活費分だけでいい、金を使う遊び何てしないから。 あとは研究に必要な金は貯金でどうとでもなっている。
袋包みからする匂いは自分の好きな煮物の匂い。 温かい料理は好きだ、大体自分で料理するときは何を作るか決まっちまうし、栄養バランスもなくなってしまう。 だから倫子さんの所で食べる事が多いのも事実。]
ならいいんだよ。 また倒れたら俺の心臓が持たねぇ…。 ったりまえだろ?俺を誰だと思ってんだよバーカ。
[額に指を当ててツン、と軽く弾く。 そんな仕草に光圀はいつだって困ったように小さく笑う。 そして鈴城先生の所へ行くという光圀の言葉に少し考えて。]
んー…どうせ和樹んとこに影が行っちまってるだろうし、一緒に行ってやるよ。
[そう告げて彼の右側に立てば同じように歩幅を合わせて歩き出した。]**
2015/08/26(Wed) 07時頃
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[光圀が自分に敬語を使うようになったのはいつからだろうか。 特に気にしてはないが、元々大人しい性格の方だった気がする光圀は、ある意味敬語が似合っている気がする。 そういう家柄なのも関係しているのだろうか。 自分には到底真似できないし、そもそも家を飛び出して破門同然な身としては如何でも良かったりもする。]
タオルなんていくらでもあるし、それ結構汗臭いかもしんねーし、兎に角返さなくて良いぜ? あー…まぁ研究室に籠るとつい夜更かししちまうだけだよ、心配すんな。 あっはっは……さすがに熊五郎が目立っちまうか。
[苦笑を浮かべながら髪を掻き乱す。>>205 金が必要なのは最低限の生活費分だけでいい、金を使う遊び何てしないから。 あとは研究に必要な金は貯金でどうとでもなっている。
袋包みからする匂いは自分の好きな煮物の匂い。 温かい料理は好きだ、大体自分で料理するときは何を作るか決まっちまうし、栄養バランスもなくなってしまう。 だから倫子さんの所で食べる事が多いのも事実。]
(211) 2015/08/26(Wed) 07時頃
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ならいいんだよ。 また倒れたら俺の心臓が持たねぇ…。 ったりまえだろ?俺を誰だと思ってんだよバーカ。
[額に指を当ててツン、と軽く弾く。 そんな仕草に光圀はいつだって困ったように小さく笑う。 そして鈴城先生の所へ行くという光圀の言葉に少し考えて。]
んー…どうせ和樹んとこに影が行っちまってるだろうし、一緒に行ってやるよ。
[そう告げて彼の右側に立てば同じように歩幅を合わせて歩き出した。]**
(212) 2015/08/26(Wed) 07時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 07時頃
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[可笑しな人です>>202。首をかしげる姿に私は率直にそう思いました。忍者だからでしょうか、違いますよね。可笑しな人、気持ち悪い。]
……変なやつ、気持ち悪い。忍者みてえ。
[単語を花京院へいくつか並べてから、倫子を少し気にした後、>>203丞くんの苦笑に目元を>>210下げてから、その場を去りました。通りがかった子どものあんぐりとした顔に>>188、それが見たかったと笑みが浮かびます。向かう先は、valot。中に入るかは別です。
それよりも今はと一度、商店街の脇道に逸れました。*]
(213) 2015/08/26(Wed) 07時半頃
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っ、っぐぁっげっほっ
[殆ど会話をしたことのない人と久しぶりに良く喋ったせいでしょうか。私の喉は焼けました。―嗚呼、気持ち悪い。気持ち悪さが喉をこみあげ、嘔吐物が口から落ちました。紙袋と治療薬をよごさぬように慣れた動作で、ボタボタと数少ない食事を地面に落とします。 ――人が怖い。いいえ、違います、私を理解などしない人々などどうでもよいのです。 そんなさ中、斑柄の猫が目に入りました。]
…にゃこ。
[朝、歩いたときに見かけた猫でしょうか。分かりません。別に戯れたいなど思ってもいません。そう、猫は私のこの覆面を見ただけで逃げていきますから、ですが]
(214) 2015/08/26(Wed) 07時半頃
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………あ、
[案の条、逃げるかと思った猫は、近づいてきます。触れてもいいのでしょうか、その頭に。その喉に。手を伸ばします、猫は逃げません。]
……お前も、…ひとり?にゃこ……
[かわいいにゃこ。ゴロゴロと喉を鳴らすにゃこの頭をなでれば、微笑みが口元に浮かびました。思い浮かぶのは先ほど、毒ばかりはいてしまった事。…嫌われたでしょうか、丞くんは、花京院を大切にしているようにみえました。 倫子さんにも、変なやつと思われたでしょう。 ――変なやつで良いのです。謎の覆面、其れで良いのです、人とかかわるなど、気持ち悪い。誰も私を理解してくれないのだから。……でも]
にゃこ、にゃこ……にゃー
[嗚呼、嘔吐物がまだ喉に残っているようです。気持ち悪い、消毒された肌がヒリヒリと痛みます。誰も居ない場所で猫と戯れながら、ようやく私は、息を吐いたのです**]
2015/08/26(Wed) 07時半頃
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………あ、
[案の条、逃げるかと思った猫は、近づいてきます。触れてもいいのでしょうか、その頭に。その喉に。手を伸ばします、猫は逃げません。]
……お前も、…ひとり?にゃこ……
[かわいいにゃこ。ゴロゴロと喉を鳴らすにゃこの頭をなでれば、微笑みが口元に浮かびました。思い浮かぶのは先ほど、毒ばかりはいてしまった事。…嫌われたでしょうか、丞くんは、花京院を大切にしているようにみえました。 倫子さんにも、変なやつと思われたでしょう。 ――変なやつで良いのです。謎の覆面、其れで良いのです、人とかかわるなど、気持ち悪い。誰も私を理解してくれないのだから。……でも]
にゃこ、にゃこ……にゃー
[嗚呼、嘔吐物がまだ喉に残っているようです。気持ち悪い、消毒された肌がヒリヒリと痛みます。誰も居ない場所で猫と戯れながら、ようやく私は、息を吐いたのです**]
(215) 2015/08/26(Wed) 07時半頃
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/*気持ち悪さを前面に押し出すの巻き にゃこと戯れたので、なんか満足―幸せーー
(-108) 2015/08/26(Wed) 07時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 07時半頃
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/*忍者に、負感情投げているけど回収できるのだろうか(
(-109) 2015/08/26(Wed) 07時半頃
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― 街外れの公園 ―
[影之進の、花京院が『忍者』だという評価>>213には目を瞬かせたろう。 自分から見た花京院は箱入り息子といったもの。
だからこそ悪態をつきながらも新鮮な評価を出す影之進 ――噂によれば年代も近しいとか―― 彼に関して、そんな見方もあるのだなぁと感心していたのだ。 なので少し気にした態を此方に向けた様子で立ち去る彼には、 微笑ましいといった感情を抱いていた。
さて城之内と花京院に見送られ、 ゆったりした足取りで向かう街外れにある公園。 立ち話をしていた自分達の後ろを通りがかった>>188自転車と擦違うも、其れとは気づかず。
子を預けるは教会へ、と。 一時の間面倒を見る手弱女なる修道女の事は良く噂に聞く。
慈善を行う彼女の事は素晴らしいと思う。 唯我が子を預けるという事に少しだけ抵抗があるのは、 己が無理矢理引き剥がされたからだろう。 確りと合わせてもらえぬ切なさは、何年たとうが消える事はなく。
懐古をしつつ公園に辿り着けば、 其処には数人子供らが影踏みやら虫取りやらをしていた。 その中で少し背が低い、黒髪を緑のバンダナで留めた少年。
嗚呼、私の坊や。]
(216) 2015/08/26(Wed) 08時頃
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―― れん ――
(-110) 2015/08/26(Wed) 08時頃
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―― ――
[小さく名を呼ぶ。 この子の名だけは、自分が付けた。
聞こえたのだろうか、振り向いた少年は笑顔でこう尋ねた。 おばちゃん、何か用?と
嗚呼、蝉の音が止んだ。]
(217) 2015/08/26(Wed) 08時頃
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何でも、ないのよ。 少し知り合いに似ていたの。 ――今日此処で私に合ったのは、 貴方のお婆様たちには内緒にしてね?お願いよ。
[震える声でそう懇願し、踵を返して公園から走り去る。 無理もない。あの子をただ一度も抱いたことが無い。 遠目からしか合わせてもらえず、こっそり見る事しか出来ぬ女を。 どうして母だと分かるだろう。]
……あ……。
[商店街を小走りする途中ぶつり、と鼻緒が切れたと同時か。 倒れこんだ際に擦りむいた膝は、着物の下で赤を滲ませる。 思わず手を見、擦り傷は浅く突き指もないのを確認すれば一息。
料理を作るのには問題ないと立ち上がるも、 擦れ土埃を拵えた着物と、少しほつれたみだれ髪の女がショーウィンドーに映る。]
(218) 2015/08/26(Wed) 08時頃
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醜い、顔ね。私。 酷い女。
[勝手に傷つき、勝手に苦しみ。 そしてまた手を伸ばすのを諦める。
埃を払い何でもないふりして歩くには、切れた鼻緒が邪魔をする。 足袋脱ぎ、下駄一揃え片手に人目につかぬ様裸足で碧落へ戻ろうか。
道中知り合いに合ったらどう誤魔化そう、なんて考えながら。**]
(219) 2015/08/26(Wed) 08時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 08時頃
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/* 因みに息子さんはつなたまの蓮君チップです(どや
(-111) 2015/08/26(Wed) 08時頃
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/* >丞>>145どうも、従兄弟です。
僕は昨日これに大変腹筋がやられました。 こういうの好きwwwww
(-112) 2015/08/26(Wed) 10時半頃
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/* んー 加賀⇔和樹はぼぼ確定かなーって思うと、加賀さんはあまり絡まなくていい感じ、元々強縁故強いからね。
僕にも強縁故はあるけど、光圀は影でもいけそう。
センセーは、影と僕と、縁故ありの英明 英明が他と絡んでないのもあるからどうなるか不明
んで作家さんは拾おうとしてるのは僕と和樹かな?
丹は倫子さんって感じ、ここは昨日あまりいなかったからわからなぬー。
(-113) 2015/08/26(Wed) 10時半頃
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/* っとダラダラ書いてるけど、わりと自由に動く予定←
(-114) 2015/08/26(Wed) 11時頃
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―隣町の進ちゃん―
『すすむちゃん』
[それが私の昔の呼び名でした。影之ない子、何処にも爛れもなく、汚れた箇所のない無邪気な子どもです。隣町から、この街へ。植木屋の祖父の手伝いを勝手出るほどに。今、その子と私が同じものだと知るものは居ません。
ニィちゃっ
自分で言うのもなんですが、可愛い子でした。年の離れた遊び友達たちに必死で付いて行こうと袖を引く癖、一つ年上の子にはお兄さんぶる生意気な可愛い子でした。 祖父が植木屋の仕事をしている間、私はこの街の子と遊びました。いろんな子とです。いろんな遊びをしました。外に出る遊びや、室内で出来る穏やかな遊び、でも誰もきっと覚えていません。覚えていても、私とは、私、影之進とは違う存在でしょう。
――この街に居を構えるようになったのも 影のない私を思い出したからかもしれません。
………誰かが気づいてくれたら、昔の遊び友達を探している?まさか、そんな事あるはずがないのです。ええ、そんな構ってちゃんな自分など――どんだけ自己中心的なのでしょうか。**]
(220) 2015/08/26(Wed) 11時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 11時半頃
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/*こう、かまってチャンぽいロルが自分でかいてて結構苦痛wwwwwなんでこんなロルにしたんwwww
(-115) 2015/08/26(Wed) 12時頃
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― 鍵屋『秘番屋』 ―
[其処に先客がいるのは珍しい。>>190 が、その顔は常連とも呼べる者だった。]
ちーっす。もしかして休憩中? 邪魔したかね
[それぞれが持つ、みずみずしい果実を目に。 状況を把握し踵を返すなんてことはしない。 出直すなんて面倒だし、それに。]
これ。今仕入れて来たんだけど。 さくっと開けて、合鍵2つ。頼める?
[手提げから、細かい装飾が施された 開かずの小箱を取り出す間も 視線は手元に釘付け。
柔らかな果肉にかぶりつき、濃く甘い蜜で 咥内をしとどに濡らす、桃が一番の好物だが。 小気味好い歯触りと清涼さを湛えた甘露も、 それはそれで大好きなので。 良いタイミング、なんてほくそ笑む。>>182
いついかなる時も精密かつ迅速な手腕>>4 即席ラーメンを作るには間に合わずとも、 梨を咀嚼する暇はあるだろう。 火急の用でない旨を足して、店主に依頼を。]
(221) 2015/08/26(Wed) 12時頃
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/*英明は、公立の先生??だったら、移動とかあると思うのだけど、ずっと同じ中学校なのだろうか、ちがうっぽい?
(-116) 2015/08/26(Wed) 12時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 12時頃
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センセはまた鍵、無くしたんすか?
[黒金への依頼が済めば、中学時代の師へ。 からかうような口調は学生の頃から不変。
良く言えば俗世離れしたような優雅さと稚気。 悪く言えば鈍くて不器用でおっちょこちょい。
そんな印象を受ける西園寺だが 教壇に立ち、皆に平等に接する教師を 和樹はそれなりに気に入っていた。>>173
建前と本音、とはまた少し違う 学び舎の中と外で一線を置く態度に。>>190 一方的な親近感を抱いている。が。
何をどうすればピーラーで怪我をして、 定期的に鍵を紛失するのか。 その点について共感も理解もできなかった。]
(222) 2015/08/26(Wed) 12時頃
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[鍵屋の前、軽快なベルを鳴らし。>>167 先より荷の軽くなった自転車が走り去る。
すれ違い様会釈されれば、>>158 軽く手を挙げ応えるのは常のこと。]
……わっけえなあ
[この炎天下の中、よく励むものだと。 感嘆と呆れと、 ひと匙の羨望を滲ませ呟くのも、常。
過ぎた過去、取り戻せない時間を嘆き。 展望捨てた未来に、途方に暮れるのも。]**
(223) 2015/08/26(Wed) 12時半頃
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/* 肩書き変えたらメモが目立つようになってもーた(
丹や影之進への出迎えも急ぎたいけど、 多軸は避けられるだけ避けたいので取り置き御免。 コアにすぐ出せるように用意だけはしておこう。
(-117) 2015/08/26(Wed) 12時半頃
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/* ふわっと客観stk側の射程範囲予想
加賀:倫子、丞 雲雀:影之進、丞 丹:倫子 鈴城:丞、影之進、英明 光圀:丞、倫子、影之進
んんん。叔父さんがおれを『消去法で』選ぶことになるって状況だけは避けねば。 ※来て欲しくないわけではないです念のため!
鍵屋のターン終わったら丹と、 できれば光圀にも会いたいな
あぁああぁああ今すぐにでも凛花に相談したい。 隙の見せ方が全然わかんねえ……(あたまかかえる)
(-118) 2015/08/26(Wed) 13時頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 13時半頃
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/* 雲雀に見せた万年筆のイメージモデルはこれのルナ ttp://www.aurorapen.jp/goods/pen/limit-2/index.html
同メーカーのガイウス・ユリウス・カエサルも捨てがたい
(-119) 2015/08/26(Wed) 14時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 15時半頃
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[古物商へ向かう途中の公園では、 幼子達が元気良く駆け回っている。
自分にもあんな頃があったなぁ、なんて微笑ましく眺めていたけれど。]
――…あれ。 そういえば"にーちゃん"、急に見なくなったんだよな。
[あれはまだ小学校へ上がる前だったかすぐだったか。 隣町からよく遊びに来ていたお兄ちゃんがいたはず。 当時の自分はにーちゃんにーちゃんとじゃれていた気がするが。 いつからかぱたりと来なくなって久しい。]
……どうしたんだろ。
[もしかしたら遠くへ引っ越してしまったのかもしれない。 10年以上前の朧な記憶が、ふと思い起こされた**]
(224) 2015/08/26(Wed) 15時半頃
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大学生 丹は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 15時半頃
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/* なるほどこうやって拾うのか…(めもめも)
ビーズの指輪のあの子について早く固めよ
(-120) 2015/08/26(Wed) 16時頃
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[足はvalotにどうしても向かいません。茶のみ友達に、なりたいなど、何故私は思うのでしょう。覆面で顔を隠し、人とは違うのだからとこうして名前すら変えて]
にゃこ……一緒に、いく?
[こちらにごろごろと懐く>>224猫の姿は幼い日を思い出させました。人懐っこい、じゃれる子を。兄弟の居ない私は、彼を本当の弟のように思っていました。…昔の話です。私ではない、進という可愛げのあった子の話でした。]
『おいで、』
[一緒に遊ぼうとジャングルジムに登り、ブランコを漕いだ過去。もう忘れた過去を猫は思い出させます。……あの子の名前は………… しかし、ふと、たわむれていた猫が手から逃れました。手に小さな引っ掻き傷を残して。]
…っ……
[それは、昔のあの子が、私を見て逃げていくようにも見えました。痛い、痛い傷でした。やはり、行き場所がないのは、私一人なのでしょう。立ち上がり、紙袋と処方箋を手に持って、商店街へ戻りました。*]
(225) 2015/08/26(Wed) 16時頃
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ー進少年の話ー
[今日は祖父と一緒に、隣町に行く日です。荷物を持ってよたよたとついて歩いたさき、依頼主の元には小さな男の子がいると祖父が言っていました。僕とは二つ違い、人懐っこい子だ聞いています、仲良くなれるでしょうか。]
……はじめまして、僕は進っていいます。
[どうかよろしくおねがいしますと、頭を下げて一緒に遊ぼうと返事も、聞かず手を握りしめかけだそうとしました。わんぱくもので悪いなと祖父が笑います。]
ねえ、君、なまえはなーに?
[ぴょんぴょんと跳ねるように駆け出してから、僕はその子に訪ねました。子ども特有の無邪気さで、探検にいこうと林に肝試し。怖くないよね、なんて笑った遠い夏の日です。**]
(226) 2015/08/26(Wed) 16時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 16時頃
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/*多軸は…
(-121) 2015/08/26(Wed) 16時頃
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― 胡散臭い鍵屋について ―
[黒金に初めて世話になったのも、 鍵を無くした宝石箱が切っ掛けだった。
掌に収まるほどのそれは繊細な硝子製で、 ミリ単位の小さな穴に嵌る鍵を複製するのは 困難と、惜しみながら手放されたもの。]
……どう? 開けられそう?
[実際の齢よりもっと差を感じる、 貫禄ある男を前にしても和樹の態度は平時と変わらない。
顔が爛れ口から毒を吐くようになった男。 苦悩に耐えながら、健気に気丈に働く女将。 遣る瀬無い罪悪感を密かに向ける友人。 国語の成績を上げる手助けをしてくれた教師。
誰に対しても同じ、人好きする笑みを浮かべ 若じじいらしく隔たりのなく接していた。
例外は、硝子の箱がこじ開けられた瞬間に。
その腕前を目の当たりにして感じたのは 言いようのない畏怖。 やがて似たような機会がある度店を訪れ 力を借りるもののどうにも胡散臭さが拭えず。
説明のつかない不安を、その理由を尋ねたり 誰かに他言したことはない。]*
(227) 2015/08/26(Wed) 16時半頃
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――とある日のカフェテリア―― [当初予定の締切をひと月ほど過ぎたあたりで 2週間に1度だった担当からの電話が数日おきに増えた。
さすがに仕上げないといけないと思いはしたが、 自室のパソコンの前に座り続けて十数時間。 どうにも筆が進まなくなったのをきっかけに いつものカフェテラスで 取り留めなく文章を捻っていた。
キーボードを叩くよりも 実際に文字を綴る方が上手くいくこともある。
いつの間にかインクがさらさらと紙の上で踊って、 物語は荒削りの未熟さの踊り手のままに それでも、終焉のステップを踏みきった。]
(228) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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…?
[一息ついて、ふと誰かの視線を感じた気がして、 視線を上げる。 ちょうど背中側に立つ男性と目が合った気がした。>>159
知り合いだったろうか、と首を傾げているうちに 立ち去る彼に院生が話しかける姿を見て、 彼もまたそうなのだろうかと考える。]
(229) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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「ご両親も医者でね。優秀な学生だよ」
[卒業前に在籍していたゼミに 手土産持参で遊びにいった折、 学部の違う教授がどこか誇らしげにそう話すのを、 他人事のように聞いていた。*]
(230) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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─ 鍵屋からのテイラーメイド ─
[>>184そのオーダーを受けたのはいつのことだっただろう。 ただ、やたらと注文意図ははっきりと けれども使用意図は曖昧で。 だからこそ、記憶に残っているのだろう]
夜の闇に溶け込むような色がベストかな? 動きを阻まない型というならば、なるべく通気性の良い生地から、沿う色を探したほうが良さそうだねぇ。
ふふ、何だか怪盗に服を仕立てている気分だ。
子供の頃、紳士の名がつく怪盗が出る物語に胸を躍らせてね。 どんな闇にも紛れられる、素晴らしい紳士服を仕立ててみたい、なんてよく判らない夢を描いたものだよ。
少年の頃にしては、風変りな夢だっただろうけど、ねぇ?
[黒金からのオーダーに、子供の頃のささやかで風変りな夢を思い出し、布のサンプル集を開きながら、語り聞かせてやったことがある。
紳士と名のつく怪盗とは程遠いかも知れないが、男が子供の頃描いた風変りな夢は、黒金が闇に舞うことで密やかに叶っていた]
(231) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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/* 調べてみると、オーダーメイドは和製英語なのなー。
英語だとテイラーメイドというらしい。
ただ、見出しの使い方が正しいかどうかは、不明。
(-122) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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─ 現在/『テイラー加賀谷』 ─
[仕立てたジャケットを満足気に受け取った客を見送れば、ふと思い出すのは鍵屋とのいつか]
──ああ、
[いつか判らないといったその記憶の断片は、この店の客人としてではなく、鍵屋の主人としての黒金の背にかけた声へと繋がる。
出て行った妻が家にそのままにしていた、ジュエリーボックスオルゴールの鍵を開けられるか否かを確認したのだ]
大体、二年くらい前の話か。
[オルゴールの鍵が開けられれば、その中には小さな手帳が隠されていたのだが。
その中身まで、今は思い出したくはなかった。**]
(232) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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/* みのるんの異常さに怯える妻の悲鳴が書き記されています<手帳。
表どう動くか浮かばなくて、少しあわあわしてる。
んんー、しっかり。せっかく枠もらえたのだから頑張らねば。
(-123) 2015/08/26(Wed) 18時頃
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/* >>227最下段 「誰かに他言」て「頭痛が痛い」じゃん…て凹んだのも吹っ飛んだ。 >>232 ありがとう叔父さん! よりよいstk活動にお役立てください。 誰にどう使うんだろうわくそわ
単に鍵屋に行きたいだけのために出した小道具がこんな風に拾ってもらえるのか…勉強になるわ……
ごはんたべたらまた読み込もう。
(-124) 2015/08/26(Wed) 19時頃
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/*
返事いらない(うろ)と書いた自分を殴りたいターン。
なんかクレクレしてるみたいで嫌。そんな気持ちないのにそうなって見えるのがなぁ、からい(床たしる。
(-125) 2015/08/26(Wed) 19時頃
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――古物商・万年筆の思い出―― [時に取り残された物、と聞けば 色あせてくすんだ物のようにも思えるが。 時に思いもよらぬ鮮やかさと煌めきで心を奪う。 纏う経年の香りに興をひかれ、 拾い上げられ磨かれた手間を思えば、 胸の内が騒ぎ出す。
それは表へと出たがっている言の葉とよく似ていた。]
気まぐれが満たされると、ワクワクしない?
[購入を決めるのは値段の多寡になく。
惹かれるような、満たされるような、 そんな希求の有無のみ。]
(233) 2015/08/26(Wed) 19時頃
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[ややあって、店主が手にした白い拵えの 万年筆を手に取ってみる。>>141 乳白色の滑らかな肌の上、 翳りが醸し出されたその面影に、 頭の中を歌うように言葉が過る。]
うん、これにしよう。
[例の白仮面を思い出す色合いであったけれど、 あの歪さを紙面に躍らせる高揚感と、 この万年筆に感じた充足感はまた別のもの。
別種であるから、それを掛け合わせて 物語を紡げばどうなるか、 楽しみで楽しみで仕方ない。]
(234) 2015/08/26(Wed) 19時頃
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[ああ、これだけ楽しみを感じているというのに。 それでも残念なことはひとつ。]
…雲雀の箱には収まり切りそうにもないね。
[鍵屋の店から大事に持ち帰った秘密の小箱。 数多の楽しみを潜めた古物商。 その品々を店ごと閉じ込められれば 如何ほどかは楽しさも増すかと 戯れめいて思ったけれど。
あの箱は小さいから、吟味が必要。*]
(235) 2015/08/26(Wed) 19時頃
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ー現在 商店街ポスト付近ー
[結局足は、valotへは中々進みません。ただれに染み込んだ消毒液だけでなく、手の甲に負った傷がじくじくといたみます。 カタンと音を鳴らし、郵便物をポストの中に投下しました。宛先は、祖父が療養している施設のなまえです。元気ですか、そんな文句から始まる文章は、現実とはかけ離れていました。]
……
[紙袋の中身にふと目を落とすと延滞している小説が見えました。返さないといけません、ですが、後もう一度だけよんでみたい。 この私にも見える男は、現実の私とかけはなれてみえました。 それゆえに、私はこうなってみたいとすら思うのです。浅ましくもどろどろと薄汚れた、この興奮めいた感情はなんなのでしょうか**]
(236) 2015/08/26(Wed) 19時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 19時頃
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/* >>234 だよね、いらんこと言ってしまってたねって反省。
フラグというか材料は多少応用が利くように投げよう。 雲雀にもいいアシストできるようにがんばる
ところで今更だけど、じょー(あいほんで変換でない)の、人数限定されてないし大丈夫かな?て海に行ったけどこれstk側に向けてのパスでしたか?!おれが拾ったがために乗っかれなくしてたらごめめんんんんん
あかん、弱音増えてきた。 今日は昨日よりペース落としても慎重に喋ります(ぶくぶく)
(-126) 2015/08/26(Wed) 19時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 20時頃
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― 鍵屋『秘番屋』 ―
一クラス分の餓鬼を世話しているセンセがねぇ。 ―――…教壇離れちまうと本当に空っぽだな。 長期休みだからってアンニュイじゃねぇの。
[一日の殆どを子供たちと過ごす日々から一転、 職員室の時計がコチコチと一巡りするだけは見飽きたらしい。 殆ど開店休業に等しい学校は、部活顧問でも受け持っていなければ、 やることもなく、腐ってしまうのだろう。丁度今の彼のように。>>190]
センセ、その台詞が存外切羽詰まって聞こえるぜ。 見合い写真ならまだ良いがよ、考えてもみろや。
実家の呼び出し受けたら、テーラーで三つ揃えを仕立てられ、 流れるようにタクシーでホテルのラウンジにご招待。 そこには見知らぬ許嫁が―――…、なんて。 温く構えてると、御袋さん達に嵌められちまうぜ。 高給取りだとは口が裂けても言えねぇが、 したっけ、センセなんて肩書はやっぱ煌びやかよ。
[彼の境遇を茶化す半分、忠告半分で揶揄る。 この御時勢に相場の下がらぬ定職は強いと鍵屋は嘯き、 丁度その折、店先から若い声が響いた。>>221]
(237) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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[くるっと視線を回して、軒先見やればそこに立つのは健康そうな青年。 不健康そうなのを立て続けに見た視界には、ややも眩しい。>>221]
おぅ、小僧んとこみたいに茶店代わりだ。 上がんな、仕事だろう?
[気安く声を掛けるのは、たった三つしか違わぬ立花某。 昨今珍しからず、最高学府に行かず社会に出た若い雄だ。 古物商店が鍵屋と同じ商店街の仲間入りしても、 呼び名を改めずに気安いさまは変わらない。 尤も、今更己に「立花さん」なんて呼ばれた日には、 八月終わりに雹か霰が降り注ぎそうではあるが。]
あん? あー…、オルゴールか。 錆がちっと浮いんな、鍵が回らんのは錆屑の所為だろう。 ちと待てるなら、直ぐ開けてやるよ。
ほら、これくらいなら代金入らねぇから梨を剥け。 山分けしちまおうぜ。 センセに任せると、血錆まで混じっちまうからよ。
[小箱の鍵穴を覗いて確かめ、仕事の受領と果物ナイフを交換。 その辺の木箱を足で押しやり、彼に勧め、 足りない椅子を即席で誂えると、作業台に向かった。]
2015/08/26(Wed) 20時頃
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[くるっと視線を回して、軒先見やればそこに立つのは健康そうな青年。 不健康そうなのを立て続けに見た視界には、ややも眩しい。>>221]
おぅ、小僧んとこみたいに茶店代わりだ。 上がんな、仕事だろう?
[気安く声を掛けるのは、たった三つしか違わぬ立花某。 昨今珍しからず、最高学府に行かず社会に出た若い雄だ。 古物商店が鍵屋と同じ商店街の仲間入りしても、 呼び名を改めずに気安いさまは変わらない。 尤も、今更己に「立花さん」なんて呼ばれた日には、 八月終わりに雹か霰が降り注ぎそうではあるが。]
あん? あー…、オルゴールか。 錆がちっと浮いんな、鍵が回らんのは錆屑の所為だろう。 ちと待てるなら、直ぐ開けてやるよ。
ほら、これくらいなら代金入らねぇから梨を剥け。 山分けしちまおうぜ。 センセに任せると、血錆まで混じっちまうからよ。
[小箱の鍵穴を覗いて確かめ、仕事の受領と果物ナイフを交換。 その辺の木箱を足で押しやり、彼に勧め、 足りない椅子を即席で誂えると、作業台に向かった。]
(238) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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こういった箱っつぅのはよ、大概開かなくなると捨てちまう。 これも似たような経路で手に入れたんだろう? その鍵をよ、態々開けてぇなんて俺んところに持ってくる奴は、 十中八九、脛に傷があるんだよ。
[錆取の溶液をガーゼに浸し、平たく長い串に巻く。 ほっそりとしたスリットに忍び込ませて、屑を掻きだす数秒。 赤茶けていた鍵口が銀の輝きを取り戻し、息を吹きかけ先ず一工程。]
中身を検めたってなんら良いことなんざありゃしねぇって。 そんなん分かりきっているだろうに、確かめずには入られねぇ。 そんな奴は幾らも知ってるぜ。 開けてやると大体は、複雑な顔をするもんだ。 わぁ、有難う鉄さん。なんて飛び上がられた回数なんて片手で足りる。
自分で傷口に爪を立て、噴き出した血色に戸惑うもんだ。 ―――…小僧んところの家系は、そういった好奇心がそっくりだぜ。
[含み笑いと意味深な語り口。 最後の一言は、そういや、あっちにもオルゴールがついてたな。と、 誰にともない独り言を零し、合鍵用の板金を二枚引き寄せた。]
(239) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 20時半頃
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― 鍵屋の生立ち ―
[己の名は黒金、しかし、本質は鉄。 黒と金は生まれ持った色ではなかった。
黒と金の出どころは、秘番屋の先代。 己の腕に秘する番人としての技を与え、 長夜の過ごし方を教えてくれた老人がくれたもの。
己の本質は鉄、硬い気質は二十七年が前、 町外れの教会前から始まった。>>53
臍尾をぶら提げたままの赤子が生を求め 夜明け前に修道女を叩き起こしたのが一番最初。 薄汚れた布に包まり、世の不平を嘆いて。
捨て子と言う名の赤子は、聖母の慈悲を勝ち得、 鍵屋の老人に引き取られるまで、神の家で暮らした。 幼少の砌とは言え、朝晩神への祈りを勤め上げた盗っ人など、 そんじょ其処らの小悪党とは、そもそも出来が違うのだ。*]
(240) 2015/08/26(Wed) 20時半頃
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/* 鉄だけでくろがねってよむよねとかおもったり。
(-127) 2015/08/26(Wed) 20時半頃
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/* 孤児居なさそうなので、頂くぜ! 一応、これで全員と既知なはず。はず。
(-128) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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― 白軸眩い万年筆 ―
そうっすね 意外なとこでいいもん見っけたり 我楽多が思わぬ変化を遂げたり
そーいう瞬間は、楽しいす
[五千円で購入した時計が五十万円で売れたり。 何の変哲もない雑貨がより合わさり、 複雑な絡繰り箱となって蘇ることもある。>>122
利益重視ではなく、逃避から始めた仕事でも、 最低限の遣り甲斐がなければ続けられない。
この、気まぐれな客の希求を満たすのは、 "モノ"そのものではないのだろう。 問いかけからそんな印象を受けて。
何となく、古物商として試されている気分で、 取り出した万年筆。それは。]
(241) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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これなんてどうです? 雪のようにも、星のようにも見える白。
でもね、『月』って名前なんすよ。
[少なくとも和樹は、これを手にした時に 夜空を照らす月は思い浮かばなかった。 ある程度売り上げがないと生活できないが、 在庫をさばくのにそれほど積極的でもない。
買うかどうかは客任せという態を取りつつ、 品物を目にした男の顔に、>>234 和樹は密かにワクワクしていた。>>233]
毎度、どーも
[購入を決める声に、 待ってましたとばかりに返し、包装する。 元はボールペンやスケッチペン等とセットで 限定販売されていたもののひとつ。 バラ売り故、良心的な値段設定にしているが、 なかなか買手がつかなかったもの。
今度は、いっぱい使ってもらえるといいな。 思わず裡で、そんなことを思う。 物売りの端くれとしての、些細な充足。]
(242) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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[会計を終え、去る背中を見送った後。 遅れて脳に届いた、 独り言めいた言葉に首を傾げる。]
――…雲雀の、小箱? 筆箱じゃなくて?
[一体、どういう意味だろう。 和樹が知らないだけで、万年筆専用の 容れ物があるのか。商品が規格外だったか。 いつか、機会があれば聞いてみよう。
馬道雲雀という名の作家の小説を書店で見かけ、 そういえばと同じ動作を繰り返したのは後日のこと。]*
(243) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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/* どこ行くかなーとぼややん。
(-129) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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/* やばいわ。皆の過去回想読んでたら時間軸迷子になる(ふるえる 現在位置どうだったかな…?
(-130) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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/* 結局ルナって名前出しちゃった。 何って察しがついた方が、やりやすいかなって。 後だしごめん。イメージと違ってもごめん。
よし次は鍵屋だ。影之進と丹も早く迎えに!行かねば!
(-131) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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――回想・微笑―― 『……私は何時も笑っているわよ?』
[客へ微笑みを浮かべた彼女の口角は 美しく上品に上がっていた。>>88
けれど、微笑みに釣られ 少し下がった目尻が、寂しそうに、泣くように。 その背の向こう。 しとしとと止まぬ小雨の音を聞いた気がする。
音高く主張する豪雨ではなく。 ひそやかに、しめやかに、 それでも堪えきれない雨音が 美しいはずの微笑みに降り注いでいた。]
(244) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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[嫁ぎ先との不和は>>7>>8 当人の口から語られることはなくとも、 口さがない近所の噂話で容易く耳に入った。
可哀想に、と思うよりも先に、 悲しみに傘をさす術さえも忘れているのだろうか、と。 気付けば筆を取っていた。*]
(245) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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――馬道雲雀・著『雨降り女』―― [笑っているわ、と女は言う。 悲しいことなんて、惨めなことなんて、 何もないのだから。
女は笑う。 笑っているわ、と女は言う。]
(246) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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[雨音が強くなり、 裏切りごと、悲嘆ごと、濁流に飲み込まれて。
何もかも見えなくなって。
――私は、笑っているわ。
女は、言った*]
(247) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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/* 雲雀さんの表現好きだな。 涙雨、悲しみに傘差す、か。
(-132) 2015/08/26(Wed) 21時頃
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─ 外へと ─
[週に数度、男は昼休憩に店を閉じ、商店街付近の店で食事を摂ることを日課にしていた。 それは自分の店に馴染みある者ならよく知ることで、留守中あまり困りごとは起きずにいる。 急ぎの仕事があれば、店の電話から携帯へと転送出来るようにもしてある]
さぁて、今日はどこに行こうかな。
[今商店街を歩く男はまさに、その週に数度の昼休憩を楽しもうとしている最中だ。 少し時間が早いのは、客が途切れた時間帯に郵便物を出すという用事も済ませたかったから。
昼食に浮かぶ選択肢の多さは、この周辺に馴染んでいる証拠。 時代のせいか少しばかり減った選択肢は、心の中で惜しむことにしよう]
おや、倫子さん。
──……
こんにちは。
[そうして歩いていれば、碧落に戻ろうとした倫子と顔を合わせることになる>>219]
(248) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 21時半頃
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― 鍵屋『秘番屋』 ―
んじゃ、遠慮なく。
[店主の気安い呼びかけに、雪駄の踵からぺたっと音が跳ねる。 小箱と引き換えに梨とナイフを受け取り、 促されるまま木箱の椅子に腰かけた。>>238]
剥き賃含めてもおれにとって得しかないぞ? ありがとう。宜しく頼んます
[そう。基本的には派手な作務衣が似合う、 気さくで親切な職人なのだ。>>5
決して旬の甘露に絆されたわけじゃないが、 そのうちまた訳の分からない我楽多を差し入れしよう。 西園寺に任せられないとは無言で頷く。
惨状を目の当たりにしたことがないが、 八百屋のおばちゃんから、 『英ちゃんたらまた鈴城さんのところに……』 なんて噂を度々聞いているので想像に難くない。>>92
黒金ほど器用ではないが、成人を前に自立した身。 特に剥きやすい梨ならばピーラーなしでも朝飯前。]
(249) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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/* 仕立ててもらった。>>231 中身知ってる。>>232
影ちゃんは撒き餌タイプかな。 >>220のニィちゃは誰だろう。 歳の離れた~とするなら、自分が拾ってもいいのかな? とりあえず様子見。
【世代別一覧】 40代:加賀 30代:鈴城、西園寺(同級生)、倫子 20代:凛花、鉄(同級生) 城之内、立花、花京院、影之進、韮沢。雲雀。
(-133) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 21時半頃
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[声をかけて、暫し間を置いたのは彼女が下駄をひと揃えに片手に提げ、そうしてその足が裸足だったからだ。
それに気づけば視線は落ち、何か言いかけ、結局は当たり障りない挨拶をすることになる。
暫しの逡巡。そうしてから視線を彼女へと向け、ひとつ]
どこかで休まなくても大丈夫かな?
[結局迷って、裸足で歩いていただろう彼女の身を案じる言葉を吐いた]
余計だったら、申し訳ないけど。
[タイミングの悪さへの謝罪は、浮かべた申し訳ないといった表情でそっと申告を。*]
(250) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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/* 影くんが進くん縁故拾い待ちなきがしておっさん会いに行けなかったんや…
(-134) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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……あ、ら。加賀さん。
[丁度碧落の裏口へ身を滑らせようかとした処で、 隣の男とばったり顔を合わす>>248
今の自分は酷い格好だ。 ほつれた髪に唯一上品に存在を主張する瑠璃の簪は、 昔唯一、夫が贈ってくれたもの。 未練を挿した女は裸足に擦り傷幾つか拵えて。 下駄を片手に持った姿はどこの不審者かといった有様。]
今からお昼ですの? そういえば今日は鈴城醫院の近くの中華屋がセールを行ってると、か。
[何でもない様に応対するも、彼の視線が足元>>250に注がれるのに気が付いた折、 笑みを湛えたかんばせは一瞬、揺らいだ。]
(251) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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……。
[私、うまく笑えているかしら。
申し訳なさそうに案じる言葉を吐く男に向けるのは、 きちんと普段通りの相貌かしら。]
少し、転んでしまいまして。 ――何処か休める所というのが。 自分の店しかないのは、皮肉ですわね。
[大丈夫ですと笑う事が正解なのに。 零れ落ちたのは苦笑と諦念。
それに気づけば慌てて今度は此方が謝罪する。 付け加えられた『大丈夫』は、何の説得力も持たぬに違いない。*]
(252) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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/*
はやい、予感してたけど、はやいww
(-135) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 21時半頃
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― とある休日に ―
[休みの日というのは兎角何もすることが無い。 探せばあるのだろうが、店の掃除や在庫の補充等を終えれば、 暇な時間というのは割と多く残される。
子が手元に居れば、共に語らったり何処かへ遊びに行ったり。 学用品等を準備する事もあろうか。 腹を痛めて産んだはずの子は遥か遠く。 故に女が手透きの際嗜むのは、読書であった。
色んな本を読む際は図書館に借りた本が多い。 だがその中でも何冊か借りた本ではなく、自ら購入したものもある。
馬道雲雀・著『雨降り女』>>246も、その1つであった。
自分自身に似ているけれど、違う女が其処にいる。 自分よりも強い心を抱いた女は、濁流に心が押し流されそうになっても。 それでも笑って其処に立つ。]
嗚呼。彼女の様になりたいわ。
[何にも心を揺らされぬ柳の様に。 笑みを湛える存在でありたいと。 表紙を撫でて私は自嘲する。
心を殺す事を望む女が願ったのは、儚い願いだった。*]
(253) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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― 少し前・鈴城醫院 ―
[小声>>175は嫌でも拾えた距離。 眉間に皺を寄せる程度で耐える。 貼り方だけでなくその手腕が祖父に比べたらまだまだだと、通院患者に何度告げられたことか。 比較などしていないのはわかってはいるが、これは反射のようなもの。
耳の診察も慣れたもの。 先代が残した丞のカルテには、病院に運ばれた際の詳細も書き込まれており>>62一通りは目を通した。 ――よく生きていたものだと思う。
故に最後は、余計]
………―――ったく 医者の前でいう言葉じゃねぇっつの
[忠告に傾けられたのは恐らく右耳。 悪びれもせず出ていくのを止めようと思ったが、止めた。 丞の出自が複雑である事はカルテが語る。 独り暮らしはそれ故の反発か否か。 ついたのは溜息。
親しい者がいなくなる所など、もう見たくないと言うのに。 男に止める権利など*]
(254) 2015/08/26(Wed) 21時半頃
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[中華屋のセールを教えてくれた碧落の女将。 笑みを湛えたそのかんばせが一瞬揺らぐのを、人の顔色を眺める癖のある男は見逃さなかった>>251。
ただ、そこに踏み込む領分ではないことは理解している]
残暑のせいですかね。秋が遠くて、なかなか寝付けなかったりしますから。 ……お身体、気を付けるといいですよ。 今晩お邪魔しようとしてたから、女将に倒れられたら食事に困ります。
[>>252転んだと耳にすれば、その理由を適当にでっち上げてみることにした。 幸い体調を崩す理由があるには申し分のない気候はまだ、続いている]
(255) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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―隣町のにーちゃん―
[覚えているのは、蝉の声、深い緑、入道雲。 あれはいつかの夏の事。
自分よりも少し上の、丁寧な挨拶>>226を真似して こちらもぺこっと大きく頭をさげたりして。 握りしめられた手の力、駆け出そうとして躓きかけたけど転ばずに追いついていった。 無邪気に名を尋ねる可愛らしい顔。
「おれ、まこと! よろしく ……にーちゃん!」
喉元まで出掛かった名前、もう少しで思い出せそうなのに*]
(256) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[慣れた手つきで錆取りを進めるのを眺め、 新たに切り分けた梨を頬張る。 しゃく、と咥内で果肉を潰す感覚が気持ちいい。]
そーだな。もう要らないからって呉れた てことはこの箱には何の秘密もないのか
[買取に出向いた家とここはそう遠くない。 鍵口が錆びるまで放置されたこれは、 持ち主にとって開けるにも値しない物なのだろう。
それはそれで問題ない。 価値の無い物に手を加え、売り物にするのも 古物商の務めのひとつ。 ――実際手を掛けているのは鍵屋だが些事だ。]
やぶへび、ってやつ? まーでも、開けるなって言われたら 開けたくなるのが人間だよな
[危ないから遠くまで行くな、という大人の声に、 これくらいなら大丈夫と海を泳いだ。 昔の記憶にちくりと爪を立てられた気分だが、 含みある一言には違う意味もありそうで。>>239]
(257) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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──……何かあれば、うちの店に休みに来ても構いませんよ。
お茶くらい、出しますので。
[休める場所がないという彼女にはゆるりと笑い、あくまで隣人の顔を通した。
大丈夫、貴女は上手く笑ってる。 いつも通りだ。
そう対応するつもりだったのだが]
いえ、謝罪はいりませんよ。するならこちらだ。
大丈夫に説得力がないので、早く休める場所に。 ──……おぶりましょうか?
[自分でこぼした苦笑と諦念に気づいた倫子が慌てる様に、申し訳なさを募らせる。
ああまた余計なことを付け足したと男が自覚したのは、皆まで言ってからだ。*]
(258) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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……うちの、家系? そうなの?
[そんな、脛に傷を持ち自ら抉るような者がいるのか。 家系と聞いて真っ先に浮かぶのは叔父だったが、>>231 日頃の態を顧みてもぴんとこなければ心当たりもない。
あるとすれば、離婚についてか。 何か知っているのかと問いかけようとして、口を噤む。 そんな、詮索するような真似。しかも他人に。]
――――……
[嗚呼、そうだ。 日頃は気のいい男だが、こと鍵絡みのことに触れると。 こういう胡散臭さが垣間見えるのだと肩を竦める。
それでも仕事は確かで、山分けされた果実は美味い。 まあいっかと、瑞々しい甘露で喉と胃を潤す。]*
(259) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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/* そんなん残暑のせいにすればええんやの思考。
(-136) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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/* 安西先生……抽出機能が欲しいです(項垂れ) まだ300いってないのにあっちもこっち内容が濃くて議事が熱い
(-137) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[簡単な錠なら大まかな形を繰り出しただけの板金でも開くが、 合鍵となれば、噛み合いを整えてやらねばならぬ。 それでも、態々機械を動かすことはなく、 仰々しい作業をせずとも、この程度なら鑢で十分。>>249]
勤労なことは良いこった。 ああ、――― なら、ついでにもう一仕事負っちゃくれねぇかい。
加賀の旦那に先だっての仕立ての具合は良かったと伝言頼みたい。 昨日下ろしてみたが、これが大層しっくりきやがる。 旦那は職人気質だから、客が袖を通して漸くお勤め完了だろ?
[カリカリと鉄砂塵を作業台に零し、電灯を透かして見やること数度。 彼がテーラー加賀の店主と血縁であることは承知の上だ。 鍵と衣、板金と繊維と言う畑の違いはあれど、 職人仕事は丁寧で腕も技もあると、言外に賛辞を含ませた。>>231]
それに、小僧も顔を見せてやらねぇと。 今や一国一城の主だろ、偶には孝行してやんな。
(260) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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そうですわね、少しばかり寝不足が祟ってしまったかしら。 晩夏の候は殊更寝苦しくて。
あ、らあら。今晩いらっしゃるつもりでしたの? では余計しっかり休んでおかねばなりませんね。
[体調に気を付けますわと。ゆるり笑う女主人は、 男のでっち上げた理由>>255に乗っかり笑みを絶やしはしない。 互いに踏み込まぬ領域というのがあり其れを犯さぬ不文律。 男との間に流れる空気は兎角そういった態をなしていた、筈であった。
隣人として呈された申し出に、私は申し訳なさそうに微笑み。]
ええ、では折を見て是非に。 店主さんが淹れて下さるお茶というのも、興味深いですわ。
[彼の店が洋装の店というのも知っていたが。 僅か優ったのは休める場所を提供してくれるという甘い言葉。 今日は少しばかり、心細い。 だからこそ申し出に頷いた。]
(261) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[でも、付け加えられた言葉>>258にはぱちりと瞬いたあと。 くすくす、と土埃の付いた袂で口元覆い隠して笑う。]
ま、加賀さんってば ……わたし、は。大丈夫です、のに。 おんぶなんて子供の頃以来言われた事もないわ。 ……私重いと思いますが。お腰は大丈夫ですの?
[小さな揶揄を告げる声は、何処か愁いを帯びる。 奥方と別れ未だ数年。しかも自分は没交渉であるが人妻で。 人の目や噂を気にするであろう彼の商売を慮っての釘刺し。
それでも、心を砕いてくれたことは嬉しくて。 ちいさく紡がれた礼は男の耳に届いたかどうか。 ――嗚呼。罅割れた心には彼の優しさが、身に染みる。*]
(262) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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― 鈴城醫院>>187 ―
[今日は指か、と血を拭きとって消毒をする。 躓いて転んだと言っていた日は別の場所に傷を拵えていた。 拵えていなくても、仕事帰りにふらりと寄られるのもしばしば。 繁忙期には怒鳴った事もあったろう。
治療の合間、交わす会話も何度となく繰り返し]
……知ってる 俺は見合い写真よりはレントゲン写真が積まれてるな
[祖父存命中の当時、いくつか見合い話はありはした。 しかし気にかけていたのは別のこと。 医者としてこの醫院で働くには、覚える事はあまりに多い。
緊張する知らぬ人より、愚痴も話せる友人の方が今の男にはありがたい存在だった。
―――そんな空想から、視線を上げ。 消毒液を片付けて、別の物を準備する。 次の患者を呼ぶために、待合室へ顔を出した。*]
(263) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[トン、と最後の調整を済ませれば、まずは一本完成。 小箱に差して回し、不具合の有無を確認してから二本目へ。 彼がいくつ梨を頬張れるかとタイムアタックさながら。>>257]
――― だろう? なんでもねぇ、大したことじゃねぇと言う奴ほど、鍵を開けたがる。 自分に言い訳までしてだ。本当に些末なら屑籠へ一足飛びよ。
[同意を貰い、更に揚々と言葉を重ねた。 真の不要は執着から切り離されたものだけ。 自己申告など信じるに値せず、人は存外愚かなものと目が語る。 二本目の鍵は要領得たように容易く、暴く技術が奮われていく。]
(264) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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/* そういや今回初めて審問cssで議事読んでる。 「でふぉると」より字間が広くて読みやすい。
鳩打ちと箱打ちで改行位置ばらばらで まとまりなくてサーセン
(-138) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[何でも開けて秘を明かし、何でも閉めて秘を隠す。 この腕にとって、開かずの扉は存在しえない。 何せ、閉ざされた扉を開きたがるは人の強欲だ。 つい、とスライドさせた瞳が彼を形だけで笑う。>>259]
ほら、ご覧の通り。 鍵が掛かっているとしっちゃあ、そうして好奇心に負ける。 ……良いものなんざ、きっと入っちゃないぜ?
―――― と、まぁ。 小僧ビビらすのも程々にしといてやるよ。 加賀の旦那に感謝しな、世話になってるのは小僧だけじゃねぇ。
[パッと悪辣な笑みを面の皮下にしまい込むと、施錠の幻聴。 合鍵二つを細いリングで繋ぎ、おまけで赤いリボンを短く結ぶ。 ほい、と小箱を軽く叩けば出来上がり。 オルゴールが壊れているのなら、そこから先は彼の仕事だ。*]
(265) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 22時頃
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――馬道雲雀・著 『灰雪』>>176―― [白玻璃の柩に横たえられた彼の人の思い人。 白百合と白薔薇に彩られ、その生を思わせるがごとく、 美しく尊いままに永久の眠りが落ちています。
――男の握りしめた刃が、突き立てられ、 その憎悪が柩を壊すまで。
凶行を成した男にとって、 彼女は、清らかであってはいけないものでした。 穢すことさえも厭うほど、 消し去ってしまわねばいけない「モノ」でした。]
(266) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[執着を知らぬ者たちが、 愚かだと、 罪だと、 声をあげても、
たったひとつの恋の前に、 どんな尊さも意味をなすことはありえなかったのです。
白の玻璃も、薔薇も、百合も。 何もかもが無残に朽ちていくのを、 雪が覆い隠していくのです。
泥に澱み、白に滲んだ灰雪が――。*]
(267) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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/* 世代別に広がっている感じかな? NPC枠から見ると、それぞれのアプローチが多彩で勉強になりますなぁ。
(-139) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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大学生 丹は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 22時半頃
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/* お試し村()ってくらい皆さん上手いな。 それぞれが濃い縁故を持っているから、相談し甲斐はありそうだが。
(-141) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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[餅は餅屋。鍵は、鍵屋。 行儀悪く指先で摘まむ串形が消える度、 残る蜜を舐めとり次へ手を伸ばす。]
この梨、うまいっすね
[そう声をかけるのは、傍らの教師に向けて。 黒金が西園寺に振舞ったものなら、 最初から食べられる形で此処にあっただろう。 誰がこの場に持ち込んだか、それくらいは察せられる。
そうして、遠慮なく二つめに齧りついた頃。 脳裏を過ったばかりの男の名に、咀嚼を止めた。]
おじ……加賀さんに? 別に、いいけど。
[新たに仕立てた服、とは何だろう。 鮮やかな作務衣に目を留めるが、テーラー加賀谷は…… 少なくとも叔父の店では和装は取り扱っていない。
万年筆は文字を綴るために。 服は、袖を通すために在る。
叔父の仕事への賛辞は何だか面映ゆいが、悪い気はせず。 直接伝えた方が喜ぶのでは?と返したくとも、 先回りで釘を刺されれば了承するしかない。>>260
伝言代と称して、三切れ目を口に運ぶ。これで半分。>>264]
(268) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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[倫子が体調に気を付けるとゆるりと笑えば、そうしてくれと男は同じような笑みを返した>>261。 隣人としての申し出には、どこか申し訳なさそうに彼女の微笑は色を変える]
ええ、よろしければ。 紅茶に珈琲に、それから日本茶も。 こだわりがないので、色々と気まぐれに用意出来ますよ。
[こちらの淹れる茶に興味深いと頷く彼女に、どこか軽く返した。 夏場は麦茶が多いのだけど、と最後に落とした声にはおどけた色が乗るだろう]
花嫁さん抱っこのほうが、格好はついたかな? ──冗談です。
[こちらの言葉にぱちりと瞬き、それから倫子はくすくすと笑う。その口許は、土埃のついた袂で覆い隠してはいたが>>262。
小さな揶揄に乗るようにさらに揶揄を重ね、それから口が過ぎたと肩を竦める。
言葉遊びは不得手なくせして、喋るのがそんなに嫌いでないのがこの男の問題でもあるかもしれない]
(269) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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こちらは立ち仕事、職人仕事ですから、 腰は丈夫なつもりですよ。
[存外重い男性のボディマネキですら、今でも自分で店へと運び、ディスプレイを考える時は自ら配置するくらいだ。 歳の割にはそこそこ、腰も腕力にも自信があるつもりだった]
何、私がこうしたお節介をするのは日常的ですから。 いつもの光景だと、笑ってくれるでしょう。
[小さな揶揄の中に混じる、愁い。 互いに取り巻く大人の事情を思い、人目を気にしての釘差しだと気づけば、男は朗らかに笑ってみせた。
実際男の腕力を宛てにして、よく呼び出されることがあるのだ。 腰を痛めた老人や、足をくじいてしまった子供を家に送ったり、鈴城醫院へと運んでみたり。 時には怪我をした土木作業員をおぶって醫院まで駆け込んだこともあった。
もっともそれは、三十代の頃のほうが日常的にあった光景だったのだが]
(270) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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[だから大丈夫だと告げてみる。 唇の笑みの柔和さは、倫子が小さく紡いだ礼が耳に入れば色を増す]
倫子さんがよろしければ、ですけど。
[どうぞと、彼女の前に背を向け屈んでみようとする。 彼女が否と示せば、男はそれ以上食い下がろうとはしない。*]
(271) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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|
ああ、それは。違いないな
[人でも物でも、価値を左右する根源のひとつは執着心。>>264 秘密を守る力を、自由に開閉する術を取り戻したこの小箱。
それでも、前の持ち主は返せとは言わないだろう。 だからこれは、店で売りに出すつもり。]
いいもの、は次の持ち主に入れてもらうさ。
[赤いリボンまで添えられたそれを受け取り、 あらたな気まぐれが満ちる瞬間を思い描き微笑む。 叔父への感謝については、言われるまでもないと頷く。
――鍵屋に不穏な気配は感じても面の下、 悪辣な笑みを湛えた素顔を知ることは和樹には叶わない。]
(272) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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/*
は、私黒金さんのおよーふくを読み違えてロル書いた予感
しまったぁぁぁぁ(沈みたい。
あと和樹とは直接エンカしたいねぇ。
(-142) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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/* どこから手をつけようとあわあわしつつ 倫子さんの描く風景がすごく好きです…… 色?雰囲気? 端々に見える女性的なロルにこんなに魅せられるのは久しぶりかも
(-143) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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[依頼が片付き、果物で小腹を満たせば用はない。 小箱を受け取り、手提げに仕舞えば立ちあがり。]
あ、そうだ。びびらすっていえば、さあ
センセーまじ鍵の扱いは気をつけなよ そのうち街中に、合鍵が散らばりそう
[道端で拾ったら、 試しに西園寺のすまう鍵穴に差してみようか。 なんて、実現する気が皆無な冗句を口にして。]
ごちそーさん。んじゃ、おれはこれで。
[常ならばもう少し団欒を重ねたり、 鍵屋や教師の話に耳を傾けるくらい怠惰に過ごしているが。 今朝、丞や影之進を自身の築く城へ誘ったばかりだ。
たまには城主らしく在ろうかと、再び雪駄を鳴らした。]*
(273) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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/* すごく眠い……
(-144) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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/* 西園寺さんを待ち……待ちたかったが致し方ない。
ていうか。叔父さんたち今どこにいるの おれは店に戻るつもりなんだけど。途中にいるのいないの
確認してこよ。
(-145) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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[男が日本茶、といったあたりで女将の眼差しには興味色がなお色濃く映り。 紅茶も珈琲も好きではあるが、やはり伝統的な日本茶に興味がそそられる>>269 とはいえ、店主の気まぐれも試してみたいは、本音。]
では是非、そのうち伺わせて貰いますわ。 ふふ、ふ。私も麦茶を出す事は多いですので理由はわかりますの。
[なんて相槌うっていれば、続く言葉はなんとも洒落た冗談だ。]
あらあら、花嫁様を抱きかかえるんです? 花嫁というには私は聊か薹が立っていましてよ。 加賀さんはまだまだお若いですけれど。
[揶揄を重ね肩を竦める様子に、今度見せるのは鈴鳴る声。 飾らぬ人柄だからこそ。隣の店は矢張り人気なのだろうなとも思う。 客足と笑い声が途絶えたことないテーラー加賀。 その一端を担っているのは店主の腕前とその人となりなのだと改めて女店主は思った。]
(274) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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西園寺センセの差し入れだ。 はい、小僧。膝を合わせて頭を下げて、 センセに『ありがとう、ごちそうさま』だ。
[子ども扱いの言葉は彼にも変わらない。 城之内や影之進諸共十把一からげ。>>268 礼節は神の家で染みついた代物だが、筋を通す極道めいた示唆。]
俺が両手放しで喝采するより、甥っ子の尊敬の方が嬉しかろ。 俺の方も会ったら礼はする心算でいるが、 言われ過ぎて面映ゆいってな旦那でもねぇだろ。 テーラーなんてのは洒落が分かる男にしか出来ねぇ仕事だ。
[まぁ、有り体に言えばスマートと言う奴だ。 彼の中で耳を欹てた好奇心に殺される猫を見送り、 素知らぬ振りで労働後のつまみ食い。生温さにも慣れてきた。]
(275) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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――ああ、テーラーとは仕立ても行うんでしたわよね。 それなら納得ですわ。
[店内の清掃やマネキンを運ぶ姿などは、 ショーウィンドー越しに何度か見かけたことがある。 だからこそ、その言葉>>270に納得はすれど。年齢もありお腰が心配なのもまた道理。]
いつも。 ――ええ、貴方が人助けをしている姿は。 よく、目にしますわ。
[密かに尊敬しているけれど。 それを告げるには今の己の格好はみじめすぎて。 親切の催促にしかならないと口を噤む。
朗らかな笑いと大丈夫と暗に告げる声。 それに顔に浮かべるは。惑いを帯びた微笑みに代わる。
そして。屈んだ背が眼前に、晒された。]
(276) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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[男の背は広く映る>>271。 それは遠き記憶の中の祖父の背にも似ていた。]
――それじゃ、お願いします。
[重かったら言ってくださいねと。告げる声は小さく。 おずおずと、屈んだその背に体を預け肩に手をかける。
退紅の着物に染みたか、 擦りむいた膝から滲んだ朱色が衣に僅か染みを作る。
気づかぬままにおぶさったまま。 休める場所までの案内を、恥ずかしげに冀うのだった。*]
(277) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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|
―――…おや、売っちまうのか。 てっきり、小僧が内々になにか仕舞うのかと思ったが。 ……って、それはまだ小僧には早い話か。
[漸く仕事が軌道に乗り始めたとは言え、 まだ妻も子供も養うだけの安定性には足りないか。>>272 自身とて一人食うには困らぬ程度の稼ぎだ、人のことは言えない。]
まぁ、買い手がつくと良いやな。 見たところ、オルゴールの鍵も欠けてねぇ。 誰かの心の慰みくらいにはなるんじゃないかね。
[他人事宜しく言葉を選びながら、先ほど見せた不穏は行方知れず。 健やかなる彼には面皮の下など到底理解できまい。 開閉自在たる鍵屋の素顔は、同じ淀みを抱える瞳にしか映らない。]
(278) 2015/08/26(Wed) 23時頃
|
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センセを脅すたぁ、不貞野郎だ。 卒業文集だってセンセは持ってんぜ、何書いたか覚えてるんなら、 拾った合鍵はちゃんと此処に届けろよ。
[彼の軽口に呵呵大笑を放ち、 教職のみが持ち得る禁断の書を言葉に変える。 昨今の中学生なら一度は患おう病気に浮かされた時分の書物。
此処十年がとこで同校を卒業した者なら、 きっと恐れかねない特権階級の武器だ。
そんな風に笑い飛ばしながら、またな。と大きく手を振った。>>273*]
(279) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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/* >>279 特権階級の武器つょい(確信) それと卒業アルバムという武器もあるよね
(-146) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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――…アリガトウ、ゴチソウサマデシタ
[去り際、雑な礼を正され。 小僧呼ばわりは今に始まったことでないにしろ、 二つ三つ違うだけでこの扱い、と不満の顔を露わに。
それでも、男の躾が正しいと理解はできるから、 改めて西園寺に頭を下げる。膝は、合わせなかったが。]
そういう、もんかねえ? 同じ職人仲間に腕を褒められた方が 自信になると思うんだけど……おれより、ずっと
[鍵屋からの後押しに、もごもごと後半は音にならない。>>275 叔父の腕を、尊敬している。憧れてもいる。 だが、素直に吐露できる時期はもう過ぎてしまったし。 手に職をつける道を踏み外した己の言葉に、 息子でもないただの甥のひとりに、そんな力があるのか。 ともかく伝言については了承した。梨の恩義は果たすつもり。]
売れ残っって愛着が湧いたら使うけど おれも、モノにはそんな執着しない方なんだ
――今なんか、失礼なこと考えただろ
[だから、気軽に手に入れたものを手放せる。>>278 手放せないものは、肌身離さず持ち歩いているから箱は不要。
なんだか話題をすり替えられたような気分だが、 詮索するほど気になるかといえばそうでもないのが事実。]
(280) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 23時頃
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/* >>280 良い子だ…。
愛着は理解できても執着はないね、ふむ。
(-147) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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/* >>279の不貞野郎に大草原不可避www 多分誤字だよねw
(-148) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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―教会―
漢字にはね――…。
[礼拝堂の右手より、廊下を進むと別棟に到る。児童養護施設であった名残、食堂は広く、部屋数は多い。 合宿用、宿泊用、サークル活動等、一般解放しているが、八月末の今は利用がなかった。
閑散とした場所。 幼きを過ごした名残の影は思い出と共に。]
(281) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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なっ……本当にするわきゃねーだろ! それに落し物届けるなら普通交番だろうが
[日々TVやネットを騒がす事件を思えば、 一見平和な商店街でも、何が起こるかわからないと。 軽口混じりの脅しに対抗する刃物に慌てて撤回を。>>279
中学生の書いた卒業文集なんて碌なものじゃない。 何を書いたが覚えていないのがその証拠。
されど、お前の家の鍵をこじ開けるぞ、なんて文句より ずっと効果的な武器に、重ねてその気はないと告げ、 そそくさと逃げ出すように鍵屋を後にした。
嗚呼、嗚呼、やっぱり、黒金という男は胡散臭い。 根拠なく重ねる認識は、負け犬小僧の遠吠え同然。]*
(282) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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大丈夫ですよ、たまにかず…甥っ子もおぶることがありますので。
[背を見せて屈んで見せれば、重かったら言えと小さく告げられる>>277。
成人してから甥っ子をつい酔い潰してしまった回数は、和樹がこの商店街に店を構え、共に碧落へと赴くこともあり増え続けている。 年若い青年をおぶる姿は倫子にも晒しているから、大丈夫との言葉は信じもらえる筈だ。 こちらの仕事振りに納得し、それでも歳のせいか腰を心配してくれた彼女の優しさ>>276に気づかない男は、そんな楽観をする]
──では、立ちますね。
[おずおずと預けられた身体を感じれば、そう声をかけ、男は彼女を両腕でしっかりと支えて立ち上がる。
年齢的なことはあるが、やはりまだ、己の腕力は信じてもいいだろう。 そう確信しながら]
(283) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[古物商で買い求めた小さなピアノを掻き鳴らしていた子が、飽きて教会探索に出掛けていく。神父の悲鳴にも似た声が聴こえ、凜花はくすりと微笑み溢み、漢字ドリルを広げた女子中学生の隣席に座り直す。
開けた窓から食堂を抜けていく風は、草の緑を伴う。]
そうそう、漢字にはね。 音と形と意味で覚えるの。
[西園寺先生の話そのままだけどねと一言添えて、紙の端を捲る。]
(284) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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──碧落まで、でいいですかね?
[ゆっくりと歩きながら、一応は倫子にそう訊ねてみる。
お茶を振る舞うのはいつかと口にしていたから>>274、自分の店に招くのは今ではないだろう。
その時彼女の鈴が転がったような声に『加賀さんは若い』と言われ、いやいやと照れくさく苦笑するということがあったのは、余談として記しておこう。
そうしてその道中、衣にわずかな染みが出来たなどと気づかぬままに、男は背に倫子を抱えながら言葉を紡いでいく。 よくある、下らない世間話を]
(285) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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例えば、……この漢字。 なんて読む?
[指差した先に『鍵』の一文字。 女子中学生の答えに頷く。]
この部分が音読みに使われるのね。
では、どうして『建てる』という漢字を使うのかしら?
(286) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/* 〆といいつつ返しちゃう、ぼくの悪いくせ(某相棒風)
あーこれ会った方がいいの? 見かけた方がいいの?
や、立地的に会う方が自然?だよな。 よし、いこう
(-149) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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そういえば私、おんぶって好きなんですよ。 されるのは、今ではとんと機会はないですが、ね。
祖父が病気するまで、よーくおぶってくれたんです。 仕事が少し手隙の、夕暮れ時にね。
[夕暮れの空。 夏は暑く、秋には蜻蛉が飛んでいた。今よりも商店街付近の景色は殺風景にも、雑然とていたようにも思える。
そんな幼子の記憶を、世間話として口ずさみながら、倫子が休める場所へと歩いていく。
やはり歩調はゆっくりとしたもので、それは己の背にいる婦人を気遣ったものだった。*]
(287) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[少女が首を振る。髪が揺れる。
緩く鍵を握る形に変えた手を、凜花は前に差し出した。]
真っ直ぐにね。建てるからよ。 [錠前に対して突き立て、筒の中にはまった金具を押し出すために。*]
(288) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/* 自分もしかしてほかのひとのエンカウント潰してる?
と、喋る人が限られているのに震え始めるまん。
しかしこの加賀さん、普通にちょい陽気なジェントルで中の人が笑ってる。
自分こんなRP出来たんだ……(え、そんなに変わりない?
(-150) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/* 考えていることを見透かされるようでビクッとしますな。 そう、真っ直ぐにね。定めたものを開くんですよ。
(-151) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[医者になりたくない理由。 治せない自分の耳みたいなものが存在するから。
それならば、治せるような研究を重ねる科学者の方がいいと思った。 医者になったからって自分の耳が治るわけじゃない。 科学者をやってたところで耳が治るわけない。 同じことなのかもしれないけど、それでも医者はもどかしい。
両親と血が繋がってる兄は優秀な医者だ。 そのせいもあるのか比べられるのが嫌だ。 だから光圀は確り家元の敷いたレールの上を走っていて偉いと思う。 自分には無理だ、無理だから家を出た。
毎度懲りずに治療をしてくれてる鈴城先生には本当に感謝している。 大体通院と言って話を聞いてもらうためだけに言ってる様なものだが、追い返されたことがない。 如何してか、と聞こうと思えどその言葉はいつの飲み込む。
俺は結局親に反抗したいだけで家の敷いたレールを外れただけだ。]*
(289) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/*
どうしよう、すごく、ねむい……
(-152) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/* ごめんよー。 喘息持ちの家族がちょっと病状悪化で離席していたよー
(-153) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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― 鍵屋『秘番屋』 ―
――――ってな、吠えっぷりな訳だが。 おいおい、センセよ。如何するよ。 元教え子にまで失せ物の心配されているじゃねぇか。
[さて、そろそろ彼の差し入れたくれた梨も終わって、 手元には果汁散らばる皿と果実の衣屑ばかり。]
こいつは本当に街中探して鍵を集めなおした方が良いんじゃねぇか? 泥棒候補なんて既に1ダースはいるだろ。
[何処で落としたのかは己の管轄外。 まさか町中に散らばって居まいが、幾つ集めようと願いは叶わない。 乞われるままに合鍵を作った手前、知らぬ存ぜぬも夢見が悪い。
腹が満ちたら、町中使った宝探しにでも出ては如何だい。と、 夢を見る時間にはもう一つの顔持つ男が促した。*]
(290) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/* 気圧変化が激しいとよくあるよくある。 そんな台風一過
(-154) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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― 教会の事 ―
[シスターは面倒見が良いと評判だ。>>194
元気な子ども達が怪我をすれば診ることもあった。 余程酷くない限り、金は取らない慈善事業。 先代から変わらず、時折差し入れられる焼き菓子が、それの代わり。
目が行き届いているからか、よく見る顔とは言えないが。 地域との交流も怠らない彼女>>201。 院の外で見かける事の方が多い。 誰かに見習って貰いたいものだと、一行を街で見かける度に苦笑した。
捨てられたような出自故に、祖父の多忙で預けられた事も何度かあったが。 それも彼女が来るどころか、産まれる前の話。
そんな彼女の父の主治医が誰であるかなど、男は知らない。*]
(291) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[私に取って、祖父は捨てられなかった過去です。 ポストへと手紙を投函した後、ゆっくりと歩を進めようと行くあてもなく、商店街を歩いていきました。いいえ、あてはあるのです。若じじいの元に行けば良いのですから ですが、白い顔の下、ドロドロと煮込んだような感情は爛れた顔よりも醜く歪んでいました。]
……きもちわるい…
[歪な形を文字にしたような男の本>>234 どうやって書かれたものなのか。何を用いて書かれたのか、ただの文字にはどうしても私には思えません。まるで言葉そのものに怨念がこもっているようにも見て取れました。 そうであればいい、――これは願望です。怨念を怨嗟を吐き出す事ができればよい。私の内面が同化するような、反するようなそんな書籍の背表紙をすっとなぞる手の猫の引っ掻き傷が妙に目立ちました。]
2015/08/26(Wed) 23時半頃
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― 商店街 ―
[ぺた、ぺたと雪駄を鳴らし、歩き飽きた路地を行く。 西園寺から馳走になった梨はなかなかの重量で、 昼食はいいかと考えながら。]
そーいや、こないだも背負ってもらったんだよなァ
[成人祝いを、誰かと同じように碧落で迎えて以来。 食する機会が激減したこころ休まる家庭の味と、 口の達者な叔父と交わす食事や杯は、嫌いではなく。
店舗を借りる前は階段を上がって二階のみだった自宅。 酔いつぶれた千鳥足よりずっと確かな足腰で、 運搬される回数は今も更新を続けている。>>283]
(292) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[特に急ぐことも無く、ぶらりと町を歩く。 娯楽の少ないこの町では連なる商店が人々を引き寄せる。
子供の頃の感傷に浸っていれば、ふと自分が立体造形の道に進んだきっかけはなんだったかと思い返す。 昔から粘土遊びは好きだったけれど。
中学の頃の陶芸体験で作った置物を先生に褒められて、 暫くの間学校に飾られていた事があった。 他人に認められたようで得意になっていた覚えがある。
このまま作家を目指すのか、都会へ就職するのかはまだ迷っているところだけれど。]
今度の展覧会のテーマ、どーしよ。
(293) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[私に取って、祖父は捨てられなかった過去です。 ポストへと手紙を投函した後、ゆっくりと歩を進めようと行くあてもなく、商店街を歩いていきました。いいえ、あてはあるのです。若じじいの元に行けば良いのですから ですが、白い顔の下、ドロドロと煮込んだような感情は爛れた顔よりも醜く歪んでいました。]
……きもちわるい…
[歪な形を文字にしたような男がペン>>234を取った本。 私のような男が出てくる、話。 どうやって書かれたものなのか。何を用いて書かれたのか、何も分かりませんでした。ですが、ただの文字にはどうしても私には思えません。まるで言葉そのものに怨念がこもっているようにも見て取れました。 そうであればいい、――これは願望です。怨念を怨嗟を吐き出す事ができればよい。私の内面が同化するような、反するようなそんな書籍の背表紙をすっとなぞる手の猫の引っ掻き傷が妙に目立ちました。]
(294) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/*あ、やばい、動かないとみて、動いたら被ったパターン。教会行こうと思ったのにっ
(-155) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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/* 甥っ子かわいい!
(-156) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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和樹君ね。 ……ええ、よく見ますわ――仲が良さそうで羨ましい限りですの。
[家族仲の良い、叔父甥の光景は何度か目にしている>>283 其れを微笑ましく感じるも常。 年若い和樹を酔い潰す度に、その叔父の彼に軽く小言を言うのも。 彼を背負い、宵闇に姿を消すのを見送るのも常で。
男の楽観にはそう返し、 ゆっくり彼が立ち上がった事で視線の位置が、変わる。 頭1つ高くなれば、 こうも見える景色は変わるものかと軽い感動を覚える。 此の侭高く、更に高く視線が映れば遥か遠き故郷まで見えるのだろうか――否、其れは無理か。]
嗚呼、高い。
[残暑を孕んだ風は頬を撫で、呟く声さえ浚われる。 確り支える力強い腕は、成程甥御を抱えたことも幾度というのは頷ける逞しさと安定感である。 碧落までと尋ねられれば、お願いしますと頭を下げる。
彼の照れくさそうな苦笑いを見れば、 本当にお若く見えますわと再度零す声は軒下の金魚風鈴にも似ていたか。 世間話に耳を傾ける姿は、普段の店に来訪する時よりも素に近い。 落ちぬようにと回された腕に微か力を込めて彼の話を聞き。]
(295) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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あら、そうなんですのね。 此方も昔は弟妹をおぶって、夕日を背に歩いたものでしたわ。 だから気持ちは、分かりますの。 ――仕事に忙しい両親に代わっておぶってくれたのは、 私も、祖父でしたわ。
[秋の夕暮れと金色の稲穂、緑もゆる夏と入道雲、 雪柳の花弁が舞う中囀る繍眼児、冬の朝の輝く新雪。 目を閉じれば鮮やかに蘇る故郷は、今も輝き美しいまま。
彼の幼子の頃の記憶は、郷愁を誘う。]
(296) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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……元気になったら今度は私がおぶりましょうか? 是でも力には自信ありましてよ。
昔に。戻りたいと思った事は……ありますか?
[ゆったりとした歩調は此方の体調を気遣ってか。 気遣いに感謝しながら此方も重ねる世間話その折に。
ぽつり零した微かな問いは。 きっとその背が温かかった所為なのだ。*]
(297) 2015/08/26(Wed) 23時半頃
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[猫の拒絶は、思い出のあの子に拒絶を貰ったような気がしました。蝉の声を聞いた夏の日>256思い出してしまった、せっかく私に取ってなかったものにしたのに、僕の中に今でも輝く珠玉の様に残っている。弟の様な子どもの事、……あの子の名は………今でも……痛みが、教えてくれます]
……化膿……
[忘れた過去のように、化膿するのでしょうか。この傷も顔の爛れと同じ様に膿むのでしょうか。隣町に腕の良い医者が居るという話は、祖父から聞いていました。 強欲な資産家御用達の腕の良い医者だと>>3 祖父は、その医者に診てもらったのなら、おまえの顔もこうはならなかっただろうと何度も悔いていました。父と母に任せたのがいけなかったと。
腕の良い、医者なら治せただろうになんて、無茶な話です。隣町、そうこの街の医者に治せたなど大きな病院ですら匙を投げたような大けがでしたのに。でも、一度だけ、一度だけ――尋ねた事があります。
『鈴城先生、…噂の名医は、……あなた…か…』
その答えはどうだったでしょう。まだ信頼もしてなかった頃の事でしたが。]
(298) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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[心配性なのはここまでくるとお互い様か。>>211 頭を掻いて苦笑する図星の表情から、大学院に籠る生活は相変わらずのようだが。当面、独り暮らしに不都合があるようには見えないことには安堵する。 食生活や生活費等、色々あるのかもしれないが。 むしろ。以前よりものびのびとしているようにも、見える。
家を出るとは、どういうものなのだろう。>>289 用意されたレールの上以外を歩くということは。 家元跡目以外の生き方を知らない自分には、想像もつかないそれを思う度。僅かな息苦しさを覚える。]
(299) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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― 隣町の、 ―
『―――― 進ちゃん』
[今時分も、影ちゃんなどと気安い調子で呼ぶ声は、 彼の記憶の中で変声期前の少年の声と重なり合う。>>220]
『あの子が、光の若様。 ……それであの子が―――、』
[公園の鉄棒に座った男が指を彷徨わせて大人ぶる。 平衡感覚の優れた少年は、足を揺らして示す先に目を細めた。
あの子が。と続けられた声の先。 少年と同じ年頃の少女が居たこと、きっと彼しか知らぬこと。**]
(300) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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― 昼・鈴城醫院 ―
んっ
[伸びをすると背から軽い音がする。 午前の最後の患者が帰っていった。
日は高く、腹も空腹を訴える。 午後の診察予約は6件。 その前に訪問診療を済ませながら昼食を取ろうか。
荷物と薬を数種持ち、醫院を後にする。 自炊している暇も外食している暇もない。 ついでにリサイクルショップにもよるつもりだからだ。 どこかで軽食を買おう。
戸締りはする。 盗られて困るような金目のものなど殆どないが、 盗られて困る個人情報は壊れかけたファイルの中に幾つも入っていた。]
(301) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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――商店街―― [先ほど郵便局の付近で見かけた後ろ姿に、 ついでとばかりに鈴城醫院に電話をかける。]
もしもし、湿布と眠剤の処方予約お願いします。
[風邪でも引かない限りに 用のない場所へ飛び込むのは主に締切明け。
予想外に酷使された体は痛むほどに強張っているうえ、 生活リズムが崩れて、 夜に寝付けなくなっていることも多い。
体が限界を訴えてから駆け込むと苦い顔をされるため、 原稿が終われば顔を出す。 いつの間にかそんな習慣が身についていた。
おっさん、と呼ぶのはさすがに可哀想だろうと、 にーやん先生と 年上の男を呼ぶが。 彼がどうせなら 可愛い女の子に呼んで欲しいと 思っているのかどうかまでは不明である。*]
(302) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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あれ、叔父さんと……服部さん? どうかしたの
[――そう、こんな風に。>>285 叔父の背に隠れた顔は見えないが、 特徴ある和装と瑠璃の簪で断定して声をかける。
お天道様はまだ真上近い位置。 存外素直で他人に関心の薄い甥は、 それぞれの抱える家庭の事情こそ把握は浅いが、 下衆の勘繰りを働かせることもなく。只、不思議そうに。
鍵屋からの伝言や、 個人的な用はあれど今は取りこみ中の様子。
すれ違い様、一言二言交わす程度で去ろうと、 手提げを揺らし、踵を慣らす音は止めないまま。]*
(303) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 00時頃
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/*一気に動き出してきたなーーどうしよう。
(-157) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/* >>301 ドクターから盗むなら個人情報な、了解。
コアタイムが変わらないただ一つの果実。 しかし、サポート時間は早番自分で遅番凛花ちゃんで、 実はバランスが良いのかもしれない。ぐぅ。
(-158) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/*>>300メモ
(-159) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/* 多角に突っ込む子の多さよ…… これは私がグッバイした方がよさそう。 多分加賀と和樹両想いよね。
(-160) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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[弾かれた額をさすり。>>212 歩幅を合わせて並ぶ、少し低い位置にある横顔に目を細めて頷けば。歩きながら、借りた日傘を僅かに右隣へと傾けた。]
はは、そういえば丞の前で倒れたこともありましたね。 もう十年も前になりますか…… あの日もこんな暑い夏の終わりでしたね。
[道すがら、他愛のない昔話を。 中学生の頃、怪我をした猫を拾った。手当なんてしたこともなく、一人ではどうにもできずに医者の道に進むであろう年近い従兄弟に、手当の仕方を相談した。
その従兄弟の目の前で高熱で倒れたのは、その数日後。 動物の毛が元で悪化した病状。 臥せった自分の元に回診にきたのは名医と呼ばれていた鈴城醫院の先代の、おじいちゃん先生だった。]
……おじいちゃん先生がいなかったら、 私は今ここにはいなかったかもしれませんね。
[あの頃より、体も大きくなるにつれて発作も減った。 けれど先天的な病は完全に治ることはない。例えばそれは、隣を歩く従兄弟の右耳のように。 皺くちゃな手を懐かしみながら、鈴城醫院への道を辿っていく。*]
(304) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/* 倫子さんのロルは情緒あふれてて読んでるとまったり切ない。 これはstkほっときませんわぁ。
あぁああぁああぁああ 丹も影之進もいるし鈴城先生もお迎えしたい。 あんま多角らないようにしたいよね、うん、うん……。
なんとなく叔父さんからはstkして頂ける材料は、 そろ、揃ったのかな?と思うのだけど他ももーちょいこう、 なんか蒔いた方がいい?よね?!
教えて凛花せんせええぇえぇえぇえぇええぇ!
(-161) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/* 先方がやりたいことに添えるかどうかは別として。 誰がお相手でも、楽しく濃い時間が過ごせそうなのは有難い。
だからこそ、こう、もっと、こう……!(顔覆い)
(-162) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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[また、猫につけられたひっかき傷が呻きました。ぶらりと歩く青年の姿が遠くに重なって見え>>293私は、慌てて商店街の端を歩きました。…弟の様なあの子ではないと思いたい、けれど、そうなのでしょう。今まで何度かすれ違うたびに面影はありました。他の遊び友達の誰も私を、僕と気づかない、だから大丈夫なはずでした。]
……あっ
[ですが、今日は少しばかり人と話過ぎて、疲れていました。いつぼろが出るかもしれない。そんな恐怖が胸をよぎり逸れた先には>>302]
……陰険、童顔……
[何となく見つけてしまった顔に、思わず毒が飛び出しました。商店街での電話は危険じゃねえの、と思う心の現れでしたが、さてどうなるやら*]
(305) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/* 黒金鉄(27):俺 韮沢丹(20):もうちと様子見。 鈴城慎也(35):ドクター。 加賀稔(45):テーラー。夜の仕事着御贔屓。 馬道雲雀(20代):雲雀の小箱。客 花京院光圀(23):若様。
城之内丞(25):単発バイト 服部倫子(30):通いの小料理屋 影之進(22):進ちゃん。影ちゃん。 立花和樹(24):商店街仲間。 西園寺英明(36):センセ。 早乙女 凛花(26):すきなひと。
ええっと、ちゃんと会ってねぇのは、 鈴城ドクターと碧落の女将さんに丹くん。 花京院の若君と加賀の旦那、凛花は縁故持ってるが、 余白いっぱいだな。あと二日!
(-163) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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― 鍵屋『秘番屋』 ―
そうそう、だから長期休みは僕はからっぽ。 只の何もない人間だって、思い出すよね。
[>>237学校教師の肩書はそのままなのに ダメ人間度が増しているような気がしないでもない。 それももう10回以上繰り返して今がある、 いささか慣れたとも言ってしまえる悲しさ。]
……黒金くんそれあったの? 妙に生々しい話なんだけど。
[同僚が上司から貰ったお見合い相手と結婚して 今はもう子持ちにまでなっている。 こちらにまでその話が来ないのは、 外見はともかく中身がこんなだからと 見ぬかれているから、かもしれない。]
先生といえば、医者のが高給取りが定石。 僕よりよっぽど先に売れる人、いるでしょー。
[暗に同級生で手に職のある、金も有りそうな姿を ちらりと思い出して引き合いにしておいた。]
(306) 2015/08/27(Thu) 00時頃
|
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[問いかけを落とした頃か。 和樹の叔父と己を呼ぶ声が聞こえたのは>>303 凪の様に平常の和樹とは違い、動揺を僅か覚えた己は。 分からぬ程度声を上ずらせ。]
あら、和樹君。 ――おばちゃんちょっと転んでしまってね。 お恥ずかしいわ。……加賀さん、もう大丈夫、だから。 降ろして下さいな。
[彼が降ろさぬ様子なら、小娘の様に振りを持ち、 袂で小さく彼の肩を叩こうか。 それでも降ろそうとしないならばなすがままであったことか。
流石に彼の甥で店の客で面識はあれ。 人に見られる羞恥はあるのだ。
手提げを揺らしながらアスファルトに奏でられる足音。 其れを止めぬ彼にほつれ髪のまま、 何か加賀さんにご用事かしらと、碧落の女将は問いかけた。*]
(307) 2015/08/27(Thu) 00時頃
|
|
[>>221果実を堪能していれば来客の姿。 見ればよく知る顔の一人で、へにゃりと笑みを浮かべた。 単なる客らしいがと切れた梨を進める、 生ぬるいことまでは理由は言わないけれども。]
立花くん、元気そうで何より。 ……鍵無くしたんじゃないんだよ。 今日はこの梨、黒金くんに剥いてもらってた。
おいしーよね。
[数年前の生徒は今も立派な大人の仲間。 店舗を構えて独り立ちも早かった記憶があるし ふらりと覗きにゆくことも何度か。 商店街でもすれ違えば生徒の顔になってくれる 非常に良い子のひとりである。]
(308) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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― 覆面のこと ―
[その時、影之進が訊ねたのは聞き飽きた言葉>>298。 その問いに答える時が、いつも憂鬱であった。 誰に対してという訳でもない。 それが治療だと言うのに数分間覆面を外さない患者相手でも。]
『俺は名医じゃねぇな たぶん、先代……俺の祖父だな』
[期待を裏切る行為に他ならない。 だが、無責任に嘘を付くわけにはいかない。 男に祖父ほどの腕はないのだから。 希望の灯を消すのは、男の腕が男すら認められないと突きつけられる現実は、何度繰り返しても変わることはなく。
目の前の人物からも灯は潰えただろうかと。 かける言葉を探しながら顔を上げる。]
(309) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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/*うん、丹と雲雀とエンカもつ方法考えたらこう多角なるしかないーとなりました。しかし、僕の眠気が……
(-164) 2015/08/27(Thu) 00時頃
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[黒金が仕事人の顔になるのを見て、 同じように立花が仕事の話を持ち込んで。 ああここは彼らの職場なのだと肌で感じる。 ついでに二つ目の梨が剥かれるとなれば わくわくと待つとして。]
すごいねえ、二人共器用で。
[ナイフで梨を剥く姿も オルゴールに向かう姿も。 梨を堪能する姿とはまた違う顔に切り替わるのだから 観察して面白いものはこれほどにない。]
(310) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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/*>>309メモ みてます、みてます。 バラなげしまくっているので、拾ってくれればいいなー程度だったのに、みなさんありがとうございます。
教会ー―
(-165) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[>>295仲が良さそうと倫子から言われれば、子が為せない体質もあり甥を可愛がっている自覚がある男は、口許に柔和な弧を描いた。それにはほんのわずか、歳甲斐もない照れが浮かんでいたのだが。
彼女がよく見る和樹を背負う光景は、ついこないだ更新したばかりだ>>292。 倫子から小言を頂く時は男にも少し酔いが回っていて、ふわりと笑ってそれを流したり、口ばかりの反省を告げ、そうして宵闇の中和樹を送る姿を見送られるのが常だ。
祖父の背を思い出し、つい語ってしまった理由には。 視線の位置が変わり、感動覚えて『高い』と洩らした、残暑を孕む風に浚われた呟きを耳にしたせいもあるかもしれない。
歩みは訊ねた通り、碧落へと向けられる]
(311) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[その道中語った思い出に返る倫子の思い出は、ほんの少しの共通点があった>>296。 上に姉、下に弟がいるが、大体年子のせいか姉や弟をおぶるという機会はなかった筈だ]
倫子さんも、ですか。 ……きっと今見れば、祖父の背は小さいかもしれません。 でも、当時はとても広く、大きく。 そして安心出来るものでしたねぇ。
[祖父の背におぶってもらっていた。 そんな些細な共通項に、思い出へと馳せる視線がゆるく、柔らかくなっていく。
今ではおぶることが多くなり、幼い頃感じた安心感を背に負う者に与えられればいいと、そんなことを密かに願うようになっていた]
いえいえ、それこそ私のほうが重いですから。 おぶってもらうなら、甥の手を借ります。
ああでも、もし間違って転んだら、手を貸して頂けると嬉しいかもしれません。
[>>297彼女のおぶろうかという問いには、静かに、本当に静かに首を横にして。 それから力に自信があると言った彼女に、頼るような言葉をひとつ投げる]
(312) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[さり気ない仕草で日傘を此方に傾けたのを感じる。>>304 こういう気遣いが出来る光圀は本当に優しい奴だ。 なのに自分より少し身長が高いのは解せないと言うのは内緒の話。]
あぁ、もう十年も前か……今となっちゃ本当に昔話だよな。 そうそう、暑い中でヒグラシが鳴いてたっけか…。
[カナカナカナ、あの日もこんなヒグラシが鳴いていた商店街。 これでも幼き頃は医者を目指したものだ。 目指さなくなったのはあの事故があってから。 それまでは光圀が拾ってきた猫を介抱したり、倒れた光圀の世話をしたりそれなりに医者になりたいと思っていた。
何よりも、光圀を助けてくれた鈴城先生の先代に憧れていた。 でも、この世には治せないものがあると知ったあの日――夢はそこで終わった。 医者が嫌いなわけじゃない、だから鈴城先生の所にも通っている。]
(313) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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そうだなー…、俺だって生きてるか分からなかったよ。 お互いが助けられたって事、命の恩人だな。
[助けてもらった先生は同一人物。 同じように完全に完治しないモノを抱えてる光圀を親しく感じるのはごく当たり前の事。 そういうある意味の絆で信用してるからこそなんでも話せるのだろうか。
そんな昔話。 進む足は鈴城醫院へ、ふ、と時計を見れば既にお昼を回っている。 もしかしたら先生は往診辺りに出ているんではないか、と考えながら。]*
(314) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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―回想・仮面― [童顔の陰険野郎。 仮面の男から聞こえてきた言葉は>>124>>125 真っ向からこちらに向かうもので、 そのギャップがおかしくて楽しくて 思わず笑みがこぼれた。]
童顔、かなあ?
[仮面に隠されて分からない素顔から 年齢を推し量ることは困難であったけれども、 少なくとも声の調子から まだ随分と若いようにも――同年代程度に思えた。]
(315) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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昔に、ですか──……。
んー、そう、ですね。
[ぽつりと微かな問いが聞こえれば、横目でちらりと倫子の顔を見上げてみた。 視線がすぐ前に戻るのは、婦人をおぶる体勢のせい]
私には、ないかな。 年々失うものは理解してますが、職人のせいでしょうか。 年々、着実に技術が向上していると信じられるんです。
……今の自分の技術を失っても戻りたい昔、というのがあれば応と返せるのですが、残念ながらそこまでのことはないですねぇ。
あ、妻と別れずに済むように努力する、という道もあるのか。
[瞳には少しばかり、職人の真摯な熱情が揺らいだ。 それはすぐにいつもの、穏やかな顔に戻り、おどけたように質問を締めた。
男には今の仕立屋としての技術と引き換えに戻りたい昔など、思いつかなかったのだ。 それは離縁した妻との生活を天秤にかけても、同じことで。
それを悟らせないように、男の真実は軽口に混ぜて溶かした]
(316) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[陰険という言葉は特に否定せずに、 謹んで拝聴しておく。
他人の劣等感や歪みを観察し、 文章に起こす行為が明るい行動かと問われたら さすがに首を捻ってしまうレベルだ。]
(317) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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―昼近く・教会より商店街へ数十メートル―
[凜花はへばっていた。 熱の籠るアスファルトの上に座り込み、ぜぃと荒い息を吐き出す。
古びた鍵を見付けたのだと、目をキラキラと輝かせた幼子は、神父も修道女も知らぬそれを鍵屋に持って行くと教会を飛び出した。
追いかけて、腕を伸ばしても、子は追いかけっこを楽しんで駆ける。]
……もぅ、全力で逃げないで、よ。 鬼をするのはいつも私なんだからぁ。
(318) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[それでも、笑顔や日々の営みの後ろ側に潜むものを、 掘り起こしたくて 探り当てたくて仕方がない。
呆れるほどに面倒な欲求だとは分かっていても。*]
(319) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[慌てふためく女将に、嗚呼と。 立場を入れ替えれば動揺するのは明らかだが、 客観と主観は違うもの。
問いかけ、衣についた不穏な滲みや下駄を見て、 叔父の腕から逃れようとするのを制止した。>>307]
転んだって、大丈夫なの? あーいい、いい。 歩けないから背負われてるんでしょ。
それから、自分のことおばちゃんて言わないの。
[敬語を抜いた口調は、彼女が年上だとは認めても 老けているとは認めぬが故の親近感。 ほつれ髪で背負われ恥じらう姿は、普段より幼く見える。]
んー? いや、用ってほどでもないんだけど。 それより服部さんの方が心配だよ。ねえ?
[黒金からの伝言、彼に誂えた服についての問い、 手提げに入った今は古着の学生服。 どれも片付けねばならぬものだが、火急のタスクではない。 後半の、同意を求める問いかけは、叔父に向けて。]
(320) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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ああ、和樹。こんにちは。 [そうして歩いているうちに、話に上がっていた甥に声をかけられる>>303。 状況を説明する倫子>>307に頷き、そうしてその動揺を知る]
倫子さんの言う通りでね。 さすがに病院まで駆け込むとはまでは行かないけど、送り届けようかと思って。
[降ろすことをやんわりと拒絶してみたが、娘さんのように振りを持ち袂で小さく肩を叩かれれば、さすがに根負けするしかなかった。 それに彼女の気持ちも、判らないわけではなかったから]
じゃあ、倫子さん。 くれぐれも無理なさらないように。
[そっと屈んで彼女の身体を降ろそうとし、その時己の衣服に朱色の染みがわずかに出来ていることに気づいた。 それを倫子に悟らせないようにしながら、ゆるりとその身が降りるのを待つ]
倫子さん、帰ったらまずは手当てを。忘れないでくださいね?
(321) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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/* すれ違い!
(-166) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 00時半頃
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― 午前・鈴城醫院 ―
へい、鈴城醫院です
[出る間際、電話が鳴った>>302 声の主は不本意な呼び名で呼ぶ青年のもの。 それで呼ばれるくらいなら「おっさん」の方が数倍マシだったが、その気遣いの選択肢など知れるはずがない。 好きなように呼ばせていた。 評価は、若いのに肩こりと腰痛で悩む変わった学生。 否、今はもう卒業していたか。]
湿布と眠剤…いつもの奴な 午後には準備しとくから取りに来い
[何をしているか知らないが、ちょうど2、3年ほど前から。 カルテの職業欄は学生のころから更新されていない。
湿布を貼りながら説教をしたためか、倒れる寸前で院に来ることはなくなった。 自分の体の管理が出来るのは、良いことである。
出かける前にそれらをまとめ、いつ来てもいいようにしておく。 ちょうどその時だった。 院の前には花京院の坊ちゃんと、本日二度目の顔。>>314]
(322) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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――商店街―― [薬の予約を終えて、電話を切ろうとした矢先。 いつぞやと同じく聞こえてきた声に>>305 振り向いた。
そのうち通報されたりしないかな、と 純粋な疑問を抱える程度に一見不審人物じみた姿へ、 見知らぬ相手ではないし、と軽く手を振ってみる。]
(323) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[告げて降ろそうとしてみたが、視線を向けた甥の言葉>>320があれば、どうしますかと首を傾げて倫子を見てみる]
おばちゃんについては、私も和樹と同意見です。
[なんて言いながら]
(324) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[教会に勤める神父の名は、一之宮修という。 脚の自由を欠き、信徒となりて神の家に戻ってきた。車椅子では鬼にはなれぬ。
修のように凜花のように、直接戻る者は少ないが、慎也のように鉄のように、街に居る者は案外多い。>>291
生まれ落ちてから、逃れられぬ血の絆があるのなら。 我等は地の絆を持つ者だと修は説く。
同じ粉ミルクを飲み、同じ釜の飯を食い、時と場所とを共有した仲ではないかと。
出自に家柄に縛られる者を不憫だと思いながら、ただ安寧を祈るばかり。変わらぬ日常を願うばかり。]
(325) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[>>265壊れたらしいオルゴールを暴く姿。 こんな風に色々なものを開いているのだろう。
きっと、人の心さえも、簡単に。]
(――カシャン)
……ふふ、すごいなあ。
[こんな美味しい梨を見抜く八百屋も、 売れる良い物を見抜く古物商も、 開けない物のない鍵屋も。
自分とは違って、みんな持っている。]
――え、あ? そんな合鍵増やしてないと思うんだけど。
[>>273学校で無くした分は他の先生に回収してもらったり そうでなくても一応鍵の変更は定期的に。]
黒金くんぐらいじゃないかな? 今でも入り放題なのって。
[それは冗談なのだけども。 道端に落としたことが無いとも言えないから 本当に試されればヒットの可能性も ……あるのかも、しれない?]
(326) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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/*身長順 185 黒金 181 花京院 179 鈴城 175 丞、加賀 174 西園寺 172 立花 169 影之進
160くらい 丹 未 雲雀、倫子、早乙女
ストーカーの背が高い。
(-167) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[甥へと向ける視線。 和樹を前に目許がいつもより穏やかになるのは、よく知る者ならば仕方がないと笑ってもらえる程度の日常だ]
確かに倫子さんは心配だな。
どうしますか?
[もう一度、今度は言葉にして倫子に問いかる。
和樹の口ぶりから、火急のタスクでないことは知れたから。 彼女の応があれば再び碧落まで、その身を背負って送り届けるだろう。 和樹には、店にいるならば今度はおやつ休憩と称して抜け出す約束をして。
仕事に情熱を傾けている割に、こうした茶目っ気があるからこそ、商店街という場所にのんびりと城を構えていられるのである。**]
(327) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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/* >>305 これエンカしていいのかな……(そわっ)
(-168) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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/*
あかん、0時前就寝活動しっぱいした おのれ遅筆……あかん、ふとん前に床で寝そう
おふとんに、われはゆく……
倫子さんも和樹もすまない…
(-169) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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まあ、生徒たちのほうが詳しいかもなんだよね。 僕の無くし物の行き先とか。 結構教えてくれることも多くってさあ。
[>>290笑いながら返すが、実際笑えそうな話でもない。 かといって本当に金目のものは無いのも事実。 個人情報ぐらいは守りたいものだが。
三人で梨を食べ終えれば、 店に戻るらしい立花の姿を見送って。 夏休みなのに教師の顔が少しだけ戻っていたから 少しだけ崩れそうなものも立ち治せたようだ。]
じゃあ、僕も行こうかな。 黒金くん梨美味しかったよ。
秋になったら柿かな?
[暗にまた買ったら来るよと予告しつつ 卒業文集なんかよりももっと凶悪なものが 実は学校にあるのだけど、とは口にしない。 なにせ自分の古傷さえも開きかねないものだ 中学生の頃なんて皆ろくでもないのだから。]
(328) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[童顔陰険野郎の童顔については>>315たぶん、その老成したような性格から年上なんだろうと勝手に当たりを付けて毒の代わりに吐き出しました。まったく効いてないどころか、笑みすら見せた事、違うものを考えねばと思いながら]
………今、空いているか………
[陰険が合っている様な気がして>>317>>319、語呂が良いのでそのままにしていました。振り向いた顔はやっぱり私から見ても幼く見えます、軽く手を振るのを見れば、すすっと無遠慮に近づいてそう尋ねました。この男相手、覆面を利用しておどおどろしい事をするのも、喜ばすだけの様な気がしていましたので真っ直ぐに向かいました。
通報されたりしないかなという疑問には気づきませんでした、ですが、大丈夫です、すでに何度か警察のお世話にはなっているので慣れたものです。]
(329) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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/* はいゆきぃぃぃぃ!
無茶ぶり可なので、タイトルだけという暴投にも関わらず、雲雀さんありがとうよぅぅぅ!
嬉しいね、めっちゃ嬉しいね!( ´∀`)
(-170) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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― 鈴城醫院 ―
[日が昇るにつれ、ヒグラシの音は一時鳴りを潜める。>>313
夏休みだからだろうか。 先程立ち話をしていた後ろをすれ違った自転車のように、>>188商店街には親子連れの姿も多い。 高校までは卒業したが、それ以降をほとんど家で過ごしている自分にとって、学生の記憶は遠く。 つい季節感を忘れてしまいがちになるが。
ついでに時間も。 隣で時計を見る仕草を横目に、院の前に着けば。>>314]
こんにちは、鈴城先生。 もしかして午前の診療終わってしまいました?
[出掛けようとする姿を目にして、足を止め。]
いつもの薬をもらいにきたんですけれど、 出直した方がいいでしょうか。
[一斤染の日傘を畳んで、片手に持ち。 ゆるりと首を傾げた。]
(330) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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[後に続く叔父の言、>>321>>327 降ろして大丈夫なのかと訝しがるも。 目的地がここからそう遠くないと知れば、 薄情と責めることもなく。
叔父からの視線に、まんざらでもないような、 居心地が悪いような表情になるのも常のこと。]
ああ、そういや。 センセーが後でウチに来るかもっつってたんだ。
その後、服部さんとこ寄るよう言おっか?
[それより今は、彼女の方が問題だ。 さすがに、鈴城醫院までおぶって行け、とも言えない。 怪我の程度は定かではないが、必要ならと申し出た。 不要なら、それでいい。
和樹が売るのは古物のみ、親切やお節介は基本門外漢。 叔父が付き添うにしろ、ここで分離するにしろ、
自身は予定を変えず、このまま店に戻るつもりなので。]
(331) 2015/08/27(Thu) 00時半頃
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― 鈴城醫院―
[>>263傷の加減がわからない頃は、 些細なものでも駆け込んでは世話になり。 怒鳴られ、追い出されても通う。 それが商店街のおばちゃんたちに見られて なんと言われれていても、仕方なかった。]
僕に写真来たら長そうか? そろそろもう、落ち着いたでしょー。
[しれっと提案をしているようで逃げを打つ。 だって自分の面倒すら見れない男が 嫁を貰ってどうしようというのだ。
よほど気の合う友人たちと、 こうして話している方が心休まるというもの。 その時間を壊されたくないのは 逃げではなく守りだと言いはるつもりである。*]
(332) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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なんだ丞、忘れ物か?
[丞だけならば、午後からにしてくれと頼むところだが。 日傘をさす花京院を見るとそうはいかない。 彼にとってはここまで来るのも、体調によっては障る。 最近は発作が少なくなったとはいえ。>>205]
ん、坊ちゃんは薬か 軽くになっけど、診れはするぞ
[出ていく寸前の姿を見れば、遠慮をする言葉に>>303 予定を組めば、なんとか午前の最後の一人、診ても大丈夫そうだ。 まだ削れる箇所はある。
傾げる首に踵を返し、締めた扉を開け、診察室へ戻っていく。 丞はどうするか。 付添ならばついて来ても構わない。勿論、待つのは待合室だが。]**
(333) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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影之進がこっち見てたのを拾ってないんだよな
(-171) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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……そうですわねぇ。 きっと思い出の補正もあるでしょうけれど。 でも。私にとっては――唯一の、温かな背でした。
[機織りの音、金糸銀糸の帯が吊るされ空を舞う光景。
からり とんからり からりからり
目を閉じ耳を欹てれば過去から音が聞こえてくるよう。 思い出は硝子細工よりも輝きまた儚くもある。 届かぬからこそ、また尊くもある。
背負われるのは天高きに近づけるけれど。 顔が見れぬのは何処か寂しくも、思う。
此方が背負おうかと尋ねる声にはやんわり遠慮>>312を告げる声に、感じるは寂寥。 それは腕に抱けぬ温もりを思い出させるが、続く言葉にまたやわり微笑みを刷いて。]
和樹さんならきっと貴方を軽く背負うのでしょうね。 若さと肉親の情とは、矢張り善いものですね。 ……ああ、私で良ければ。幾らでも手を貸しましょう。 その時は遠慮せずに申して下さいましね。
[そう告げれば目を細めよう。]
(334) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[さて、自分の問いには彼は戻りたいことはないとそう漏らす>>316 技術に重きを置く彼は。仕事に誇りを持っているのだろう。 其処で築かれる縁故にも。
だからこそ、より自分の惨めさが際立ち。 唇を噛んだ姿は直ぐ前に戻った目線では気づかれなかっただろう。 だが、妻の事を告げる声にはおどけた色が宿り。 その前の揺らぐ瞳には、背負われた身では気づかない。 溶かされた真実は揺らぐ水面に絵の具の様に溶け消えゆ
そんな折か。和樹が訪ねてきたのは。 自分が転んだことを告げればそのまま背負われていてほしいと、 押し留める様子>>320に優しい子と眦を緩ませる。
だが、もう三十路なのだ。 ――花の時代は過ぎ、後は枯れ尾花の様なもの。 其の一つだけは、叔父甥同時に告げられても>>324 緩く首を横に振るのだ。]
(335) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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街の誇る色男にそう言われたら、 枯れた花も恥じらいを覚えてしまいますわよ。 ほんと、口がお上手。
[くすくす。袂で口元覆って笑う。 次いで和樹と、加賀に告げる言葉はその鈴鳴りを湛えたまま。]
大丈夫、よ。 少しばかり足裏が痛むけれどなんてことはないわ。 ……だからね、降ろして下さいな。加賀さん。
[手当を忘れるなと念押し、降ろそうとする彼>>321 もう一度問いかける様子には、やはり緩く首を振ってそう告げて。 碧落裏手の玉砂利敷かれた道をちらりと見れば、 裸足のままコンクリートへ足を下ろそうかと。]
折角の可愛い甥御さんが訪ねて来られたんですもの。 お二人でお話しなさって下さいな。 ……私は大丈夫ですから。 助かりましたわ加賀さん、ありがとうございます。
[其の儘一礼。すれば鈴城さんによってもらうかとの和樹の言葉>>331には緩く首を振る。]
(336) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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/* あと、拾いに行けそうな相手いたかな、と思いつつ。 そろそろ睡魔に負ける。
(-172) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 01時頃
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/* リサイクルショップ行きたい! 夜は碧落でご飯食べるんだ………
鈍足で申し訳ないです、本当。
(-173) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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ふふ、少し休めば歩けますわ。 其れに目立った傷もありませんし。 ――少し痛むようでしたら自分で歩いて医院に参りますから。 心配有難う和樹さん。お心遣い嬉しく思いましたわ。 そうだ丁度良かった。これ、直せますか? 鼻緒が切れてしまって。
[先程鼻緒が切れた下駄の片方。 差し出してみたが反応はどうだったろうか。 彼が直せるのなら預け、 治せぬのなら其れは店の奥に眠ることとなるだろう。]
……ではお二人とも、またね。
[告げればひらり、 蝶々の様にその身を表口から店の中へと滑らせよう。 肉親との逢瀬を、他人が邪魔するなどできはしないと。*]
(337) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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/* 流石に私で長く縛るわけにはいくまいて。 故に離脱を選ぶぜ!!!(しゅたたたた
(-174) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[道の向こう、商店街の向こう。 駆けた子が戻ってくる気配はなかった。
連絡用にと持ち歩いている携帯電話は、『要充電』の赤ランプが灯っている。]
まぁ、人の目のあるところだし。 大丈夫かしら。
(338) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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や、おれの方から行ってもいいよ? 何時ってのはわかんないけど……。
さっき貰……買い取った学生服のさ、 釦のつけ直しを頼みたくて。
[改めて和樹に時間を割こうとする提案。>>327 裁縫道具さえあれば事足りる用なので場所は都合がいい方でと。
手に職をつけることを放棄した和樹でも、 オルゴールの修理より容易く行える軽作業だが。
餅は餅屋。鍵は鍵屋。服は、仕立て屋に。 今は用済みとなった学生服でも、稀に買手はつく。
叔父が情熱と誇りを持って手掛けたもの。 古着とはいえ、和樹が品質を落とすわけにはいかない。
代々の家業から道を外した和樹からの、精一杯の敬意。]
(339) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[今も持ち歩いている乳白色の万年筆。
ああ、早く書かなければと 不意に思った。**]
(340) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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/*sudatiが、だんだんいつものsudatiになってきた。 いや、何時ものsudatiなんだけど、今回はちょっと、いやかなりめんどくさいRPにしたはずなのに…
(-175) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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― 鈴城醫院 ―
[目の前に鈴城醫院が見えた頃、丁度出かける寸前であったか先生の姿が見えた。>>322 本日二度目の来院、自分は多い時に2、3度と着てしまうから別に不思議がられることもないだろう。] 光圀の後ろについて、目が合えば「よッ」と片手をあげる。>>333]
違う違う、光圀の付き添い、俺ヒマ人だからね~今日は。
[きっと自分だけだったら絶対に午後にしろ、と言うであろう先生は、光圀だと話は違う。 治療の必要性が違うからだ。 案の上診察することになれば当たり前の様に中へと入り、 待合室に腰を降ろす。 診察が終わるまで軽く転寝をしていたかもしれない。]*
(341) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[服部倫子について知っていることは、そう多くない。 和樹より年上だということ、既婚だということ、 瑠璃の簪と着物が似合い、煮物が美味く。
振舞いはたおやかで、時に乙女のように愛らしく。 常に毅然と女将の矜持を持って働いている。それだけ。 叔父の離婚について詳細を知らない和樹が、 彼女の義家族との関係など知る由もない。
肉親や家族には年に数回しか会うことはないが、 それは和樹自身が決めたことで何の寂寥もなく。
そして、目の前の叔父だけは例外だ。 同じ商店街の中に住む者同士、いつでも会えるからこそ。 よどの用事でない限り、和樹の中で優先度は下がる。
――親族間ならではの、無意識に滲む甘え故。]
(342) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[碧落に戻り、改めて姿見で己を映せば。 何とも酷い様相の疲れ果てた女が1人映っている。 この様子でよく人前で顔を晒せたものだと恥を覚え。 兎も角着替えねばと帯を解いた処で漸く、着物の沁みに気づく。]
あら嫌だわ。沁み抜きをしないと御着物が駄目になってしまう。
[怪我を自覚すればつきりと甚く疼く。 心なしか熱を帯びているようにも思え、 先に流水に浸し足裏の細かな傷に嘆息。
是は医者に掛かった方が良いかもしれない。 とはいえ化膿止めを処方してもらう程度だろうけれど。
着替え終わったら行ってみようか。 そう考え疼く傷に大きめの絆創膏を貼った後、 今度は韓紅の着物に蘇芳香のショールを纏い、 髪を整えればほら何時もの自分。
大丈夫、私上手に、笑えているでしょう? 鏡の中の己への問いかけ。返す聲は聴こえず**]
(343) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[童顔陰険野郎からの返答はどうだったでしょうか。]
……別に、空いてないならいい。
[元々は人見知りがとっさに、其処に居た知った顔をだしにして商店街の外へとのがれようとしただけでした。見えた、弟分の面影から。だから、彼が時間がないというのならば無理には引き止めず、その場から立ち去ったでしょう。人とかかわるのはとても疲れます、とても。 人は誰も私を理解してくれないのですから]
………そういえば…いや良い…
[名前も知らないままだったと今更に気づき、訪ねようとしましたが、それも億劫でした。人と人は分かり合えないもの、ですから、何も尋ねる事はせずにおきました。 どうせ、私の名もこの覆面を超す事が出来ないのと同じく、彼の名もまた無意味なものになるでしょうから**]
(344) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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[空いているか、と問われて>>329 今日の予定を思い返す。
薬を取りに行くのと、 時間があれば次回作の資料を漁りに書店へ。 その程度のものなので、あっさりと首を縦に振る。]
ん、空いてるけど。 用事があるなら聞こうか。
[飲食店に誘うのは無理そうだとあっさり割り切って、 商店街の一角、憩場の 自販機が並ぶスペースに設けられたベンチを指さす。]
何か飲む?
[自分の分の飲み物を選びながら、 白仮面へと声をかけた。
本人のあずかり知らぬところで ネタにした分くらいは奢ってもいい。**]
(345) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 01時頃
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[駆ける野良猫>>305が目の前を通れば、ちっちっ、と舌を鳴らす。 猫はこちらを一瞥したかと思えばぷいっと狭い道に入り込んでいってしまった。]
つれねぇの。
[そんな悪態をつきながらも、犬より猫が好きだった。 気まぐれな猫。振り向いてくれなくても、それでいいんだ。]
(346) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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/*入れ違った、ごめん…なさい、そして眠い…
(-176) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 01時半頃
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――…や、別に叔父さんに会いに来たわけじゃ
[鍵屋から、自分の店に帰る途中偶々会っただけと繰り返す。 叔父との仲は悪くはないが、やはりどうしても照れる。 双方の申し出をすげなく断る姿に、 意外と頑固なんだなと彼女に対する印象を追加して。
町医者への伝言を断られ、代わりに下駄を受け取った。>>337]
ん? ああ、これくらいなら余裕
[雪駄を愛用している和樹にとって、 鼻緒の修理は釦のつけかえより自信のある作業。 彼女の着物や簪に似合う布が、確か在ったはず。]
んじゃ、お大事に。叔父さんも、また後で。
[出来上がったら届けると約束し、 それぞれと用事が済めば、漸く『valot』へと着くか。]
(347) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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――馬道雲雀・著『塔の上の花嫁』―― [私は不幸なのです、と白の道化が 花嫁に告げます。
「なんと不幸なことでしょう。 ほら、この醜い素顔、おぞましいと罵られる我が身、世界は私の存在を許さない。 それなのに、私は他人の祝い事のために呼ばれたのです。 ええ、他ならぬ貴女の婚礼のため
蔑まれる私が…!罵られる私が…!
…他人の幸せのために」
呪いのような言葉に、花嫁は耳をふさぎました。
耳を塞いでもなお、道化師の不幸の酒に浸しきった呪いの陶酔の言葉はどこまでもどこまでも追いかけてくるのです。**]
(348) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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[夏の終わり。 6本の脚を縮こまらせた蝉が仰向けになり、路面に転がっていた。
短夏を全うできたのだろうか。 凜花はそっと目を伏せた。**]
(349) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 01時半頃
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忘れ物?
[鈴城の口ぶりから、隣の丞を見やる。>>333>>341 丞も鈴城醫院に通っていることは聞いている。 付き添いついでの診察だろうと思ったが、今日はすでに一度来訪した後らしい。
それでも日傘を手にしたまま。 待合室の時計で、時刻を確認して少しだけ考えて。]
では少しだけ。診察お願いします。 丞はどうしますか?
[こうして出歩ける日も多くはないことは、自覚している。 即座に予定の調整をしてくれる医者と、ここまで付き添ってくれた従兄弟に心の中で感謝しながら。]
あまり長くかかりませんから。
[僅かに困った微笑を浮かべながら、待合室の長椅子に腰を下ろす従兄弟の姿に声をかけ。 入口の隅へ日傘を立て掛ければ、鈴城を待たせないよう診療室に足を踏み入れた。]*
(350) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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[別に良い、その筈でした。>>344私の様なものから誘われて頷くはずもないとも思っていたのです。どうせ、皆私を理解してくれない。それなのに、返答は以外なものでした>>345]
……え?
[思わず、間抜けな声を発してしまいました。あっさりとした姿をぱちくりと覆面の下の瞳が見ます。いや、陰険野郎だと思ったのに以外と良い方なのでしょうか。…まさか、そんなはずはありません、と思いながらも指さされたベンチにちょこんと言われるままに座り]
…あ、……オレンジ。
[自働販売機の飲物を問われ、つい。とっさに出たのは好みの味でした。幼いころからよく飲んでいたものです。そう、あの子は…ちらりと商店街の中を見ましたが>>346さて。すぐに顔を童顔陰険野郎に戻します]
………、…安い、あきや…をしらないか… …、なんか、薄暗いことしてそうだ、だから……知っているだろ。
[ダメで元々、どこかにありませんかと問うていました。時間がないと断られると思っていたので、こう尋ねるのが恥じの様に思え、私は気晴らしのように紙袋を強く握りしめ。その中にある馬道雲雀・著『塔の上の花嫁』をじっと見つめていました。**]
(351) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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―『valot』―
[気まぐれな店主の、気まぐれな外出は予想外に長引いた。 closeの札を裏返し、鍵穴に銀を差し込む。 この界隈をうろつく野良猫が、細い路地から姿を見せる。>>346]
おっ、ねこさん。元気かー?
[声はかけても、触れることはない。 命に関わるほどではないが、軽いアレルギーがあるのだ。 毛に触れた部分が、暫し赤くなり痒みを伴う程度の。
猫そのものは嫌いじゃないので、 ふよふよと動く尾に、誘われるように視線を向ける。 その後ろを、こどもが勢い良く駆けて行った。>>338]
――…元気だなあ。
[さすがに若いとはぼやけない。 無意識に、片手で金の鎖を擽り。ため息を吐くと。 涼しい我城に続く扉を開けた。]
(352) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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―白の道化について― [酔ったような白の道化の言葉>>348、それはまるで自分が悲劇のヒロインにでもなったかの様に響きました。男なのだから、ヒーローと呼ぶのが正しいのでしょう。
ですが、花嫁へ呪いを吐く姿は、そう呼んだ方が良い気だしました。陰鬱な叫びです、陰湿な声です、怨念めいた声です、ですが、そんな白の道化が私はとてもうらやましかったのです。
――あるべき日常のように溶け込み、驚かれる事すら殆どなくなった私の姿は、滑稽でしかありませんでした。それでも、これが今の私の顔なのです。何とも無意味でしかないのに、私はこの道化の様に顔を花嫁に見せることすら、出来ないのです。
花嫁、そう、この本に興味を惹かれた理由にもう一つ要因があります。花嫁を見、私は浅ましくも、勝手に教会の修道女を思い浮かべていました。懺悔へと足げく通うあの場所の、白い百合の花であればと思い浮かべたのです。**]
(353) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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―白の道化について― [酔ったような白の道化の言葉>>348、それはまるで自分が悲劇のヒロインにでもなったかの様に響きました。男なのだから、ヒーローと呼ぶのが正しいのでしょう。
ですが、花嫁へ呪いを吐く姿は、そう呼んだ方が良い気だしました。陰鬱な叫びです、陰湿な声です、怨念めいた声です、ですが、そんな白の道化が私はとてもうらやましかったのです。
――あるべき日常のように溶け込み、驚かれる事すら殆どなくなった私の姿は、滑稽でしかありませんでした。それでも、これが今の私の顔なのです。何とも無意味でしかないのに、私はこの道化の様に顔を花嫁に見せることすら、出来ないのです。
花嫁、そう、この本に興味を惹かれた理由にもう一つ要因があります。花嫁を見、私は浅ましくも、勝手に教会の修道女を思い浮かべていました。懺悔へと足げく通うあの場所の、白い百合の花であればと思い浮かべたのです。**]
2015/08/27(Thu) 01時半頃
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/* >>301 医院の先生がいるかも(めも
(-177) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 01時半頃
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[長くかからない、という光圀に気にすんな、と手を振って。>>350 ドアが閉まるのを見ればひとり待合室、静まる中外から聞こえるヒグラシに耳を澄ませながら段々と瞼が重くなる。
少しだけ、少しだけだからとそのまま夢見心地になったのは寝不足だったからだ。]**
(354) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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― ビーズの指輪 ―
[内面はともかく外見は、今でも歳より若くみられる和樹は、 幼少の頃は時折女の子と見間違われることがあった。
まだ何の憂いもない頃。 母親が仕立てたシャツの小花柄も、似合えば構わず袖を通す。 (スカートとピンク色だけは固辞した。) 細い手足、変声期を迎える前の声はボーイソプラノ。 名乗って漸く誤解が解けることも少なくなかった、そんな頃。
和樹はひとり、教会で泣きじゃくっていた。 友達の丞が、波に攫われた後のこと。
もっと早く、気づけば。 もっと早く、声をかければ。 こどもはほかにもいた気がするが、それとこれとは別。
己の無力さを嘆き、友の回復を祈る。 幼い和樹には、猫の手ほどの助力もなかったから。]
(355) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 02時頃
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[家族や友人と遊ぶ時、見舞いに訪れる時は、我慢していた。 一番辛いのは丞なのだ。和樹は泣く資格はない。
それでも、寄せてかえす波のように 繰り返し襲う、遣る瀬無く偽善に等しい罪悪感。 耐えきれなくなれば、こっそりと教会に向かう。
信仰といえるほどたいそうなものは持っていない。 ただほかに、駆け込み処が浮かばなかっただけ。]
うぅ……っ ひっく……
[そんな和樹に、声を掛けてくれたひとがいた。 理由を聞かれ、事情を素直に吐露できたのは何故か。 顔も名前もおぼろげだが、行き場のない苦しみを 救ってもらったのは間違いない。
夢や、傷ついた自身が生み出した幻でないことは、 今も胸元を飾る、ビーズの指輪が証明している。]
(356) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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― 再びの商店街 ―
[八百屋での戦利品をすべて鍵屋に収めてくれば 再びの手ぶらの格好で店を後にして歩く。 そろそろ日も高いだろうか、甘露で胃は落ち着いたが 昼も夜もまだ食事は必要なのだから 面倒臭がらずに何かしら買って帰るべきで。
今日はまだ転んだだけで怪我もしていない 鈴城醫院に駆け込んだら流石に追い出されよう。 するとなると向かう先が限られてしまうのが 仕事以外に中身を持たない男の悲しい性。
本屋に足を向けて、新刊でも確認の心。 確か贔屓の作家が雑誌にそろそろ乗る頃だ。
来る前にこの街で最もこじらせた影が こちらを見ていたなんてまるで気づくこともない。**]
(357) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 02時頃
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――…くだらねえ
[中学校の卒業文集よりずっと、稚気と羞恥に溢れる過去。 それでも、思い出の品は捨てきれず。 今も、お守り代わりとして風呂や寝る時すら外さない。
指輪を貰った経緯は――と更に過去を辿ろうとして、 着信を告げる携帯に、現実に引き戻される。]
よう。どうした? ――…は? ああうん、居るけど。って、 そういうの先に言えよなー。
[片手の指を越える古物商としての生活の中、 知り合った雑貨収集者からの、配達予告。 日時指定を報せ忘れていたと悪びれない様子に悪態をつく。 もう間もなく届くだろうそれが、何かは教えて貰えなかった。]
(358) 2015/08/27(Thu) 02時半頃
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[以前彼が寄越した、アルミ製のオブジェに視線を向け。 不良在庫が増えそうだと、肩を竦めた。]
丹の奴も、たまには買ってくれたらいいのに
[丞と同じ大学に通うという学生。 ふらりと店を訪れては、茶を飲み内を眺め帰っていく。
分野は違えと、品質に拘った品揃えは、 偶に彼の創作意欲を擽ることがあるらしい。
黒金の予想に反し、和樹は金に困ってはいなかった。 月毎、一定を越えた利益は匿名で教会に寄付する程。
今は疎遠となった、思い出のひとが。 もしかしたら施設のひとだったかもしれないと。 感謝と、再会と、罪滅ぼし代わりの偽善。
なので実際、冷やかしにも困ってはいない。 もしこれから顔を見せれば、昨日腰を痛めて断念した チェストの移動を手伝わせようなんてそんな心算。]**
(359) 2015/08/27(Thu) 02時半頃
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/* 丹はごめんまじごめん……(土下座) 叔父さんと倫子さんも乱入失礼しましま。
ああぁあなんかもう、結局行き当たりばったりすぎて こう、こう、修行と技術と読み込みが足りない。
あと48hでどこまでいけるかなあ。 というかほんとあのあの大丈夫?やらかしてない? おれ自身はけっこうひとめぼれするし、 簡単にスイッチが入るからskt側きっと余裕なんだけど。 逆となると難しいな。 琴線に触れるようなことなにひとつできてない気がする。 英明や鈴城は省エネというか、 うまーく遠隔で伸ばせててさすがの一言。 (※魂については今のとこ一切把握しておりません)
いやでも、そういうことを学ぶために来たんだ。 明日も頑張ろう。
(-178) 2015/08/27(Thu) 02時半頃
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/* 喋る度にべしょべしょしてますが。 なんだかんだで村そのものはめっちゃ楽しいッス。
あれとあれがどうなるんだろうとか もしかしてこれはこれを狙ってるのかな?とか。 考えるとわくわくする。
とにかく誰からも候補に上がらない、ってことだけは なりませんようにー!
(-179) 2015/08/27(Thu) 03時頃
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/* ビーズの指輪のエピソードはあってないようなものなので なんかこの辺にS字フックあったら いざって時に物をかけられるかなそか…そんな扱いで問題ない
(-180) 2015/08/27(Thu) 03時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 07時半頃
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[装いを整え足袋を履き、膝の怪我を鈴城先生に診て貰おうかと考え玄関へ向かった矢先。 はたと履物の事に気づく。]
嗚呼、こんな事なら古いものを取っておけばよかった。
[ついこの間、穿き古した下駄を捨てたばかり。 履物といえば裏口で育てている朝顔に水遣りをする時の、 オープン・トゥーのものしかない。
暫し悩んで足袋から靴下に履き替え、 靴に着物といった何処か不思議な装いで裏口からそっと出る。
表通りに出れば既に和樹は去って行ったか>>347、 それとも叔父とまだ話していたか。 彼らがいるなら会釈をして通り過ぎるだろう。
途中隣の『テーラー加賀屋』をちらりと見、 硝子戸>>42から見える内部は仕立て屋としての空気を感じ。 同時に其処に映る女の滑稽さを浮立たせる。]
(360) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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洋服、か。
[だが己にはきっと似合うまい。自嘲と、零れ落ちる溜息。 仕立て生地とマネキンの着るジャケットは、 きっと誰かの為に作られたものだろう。 其れが少しだけ、羨ましいと思う。
夫ににとっては唯の気まぐれかもしれないが お前にと呉れた瑠璃の簪が似合う様にずっと和装でいる自分。 たった一度の情に縋り、笑みを浮かべて寂寥を澱に沈ませる。
――ああ、醜い婦が1人。
硝子が滲むのを感じれば逃げる様にその場から立ち去り、 少し足を引き摺り向かう先は鈴城醫院*]
(361) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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― 鈴城醫院 ―
[鈴城先生に診てもらうのは何時振りか。 確か2年程前に酔った客の投げたコップにより腕に深い瑕がついた折、 丁度客として来ていた鈴城先生に診て貰ったのだったか。 あの時は大変お世話になった。 入浴等で肌が温まれば見えるものの、普段は目立たぬ傷となったのは。 偏に此の医師の腕の賜物だろう。
そんな醫の入口隅に見えた見覚えのある傘>>350、 花京院の跡目様もいらっしゃってるのかしらとはたと目を瞬かせたと同時か。 共に連れ添い来たのであろう城之内青年>>341が待合室の椅子にて転寝している様を見て。]
……ふふ、もう秋近いですのに。 病院で風邪ひいちゃいますよ?
[呟きそっとショールをかけて隣に座り、 順番待ちでもしようかと。*]
(362) 2015/08/27(Thu) 08時半頃
|
小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 08時半頃
小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 08時半頃
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/* ひぃんメモにひばりちゃんのをはるのわすれてたー 連投ごめちゃい
(-181) 2015/08/27(Thu) 08時半頃
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[――――……カナカナ…、
……カナカナカナカナ…。
夢心地の中響くヒグラシ。 声は聞き取れなかったが誰かいる気がしたのはふわ、としたものが肌に触れたからだろうか。>>362]
――――…ン、 あー……寝て、た あれ、倫子さん…?
[掛かったショールに一度目を向ければ隣を振り向き、そこに居た倫子さんを見る。>>362 大きく欠伸をして身体を軽く伸ばして自分にかかっていたショールを丁寧に畳んで倫子さんへと差し出す。]
これ、ありがとうございました。 倫子さん、どっか具合でも悪いんです…?
[病院にくる倫子さんを初めて見たからだろうか、何故か不思議で聞いてしまう。 怪我をしていることに気づけないのは半分寝ぼけ眼だからだろう。]*
(363) 2015/08/27(Thu) 08時半頃
|
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/* んー稔との接点が思いつかない。 あそこ強縁故持ちだからいいかなー 花京院も、何度かついたけど、反応ないー 丞くんはわたさなくてよー(違う
(-182) 2015/08/27(Thu) 09時頃
|
|
[どうやら起こしてしまったのだろうか>>363 身体を伸ばす様子を見つつおこしちゃってごめんねと言い添えて、 返されたショールを受け取れば丁寧に畳んで膝元へ。
確かに彼の疑問通り、病院に足を向くのは珍しいだろう。 とんと、風邪もひかず暮らしてきたが故に。 ――ひいても看病する人は、居ないのだし。]
どういたしまして。 ……ええ。少し、ね。 ――大したことではないのよ。
多分、傘を見かけたので花京院さんが診察しているのでしょうけれど。 城之内さんは付き添いかしら。それともやっぱり寝不足で御具合が?
[具合が悪いのか。問う声に無意識、怪我疼く左脚が小さく揺れる。 動揺を柳に似た微笑み湛え押し潰し、 逆にそう問い返す声音は嫋やかなものか。
午後の陽が病室を彩り、柔らかな光が青年の頬を照らす。 其れが何処か幼くも見え、日に反射した瑠璃を煌めかせながら、 己は一層心配そうに尋ねたのだった。*]
(364) 2015/08/27(Thu) 09時頃
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/*倫子さんと丞くんとか、なんて癒し ええーいいなーいいなー
(-183) 2015/08/27(Thu) 09時頃
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/*あ、今回ロルがすっごく読みにくい 掴みにくいのは理解しているので、大丈夫 というか、申し訳ない
…コミュ症って感じにしたくて、言葉だいぶ削っている。やりすぎた感
(-184) 2015/08/27(Thu) 09時頃
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[昼に鳴くはずのないヒグラシの鳴く音が聞こえたのは何故だろうか。 やけに耳に残るあの音は、何故だか眠くなってしまう。
首が痛くて湿布を貼ってもらっているのに、此処でまた転寝したと先生にしれればと考えたら変な汗が出そうだ。]
って、膝ですか!?わちゃー…痛そう……。
そうなんですよ、光圀の付き添いできただけですよ。 俺自身の診察は朝のうちに終わっちゃってるんで。
寝不足は今に始まった事じゃないんで、それぐらいじゃこないですよー。
[半分苦笑気味に告げ、少しいつもと違う雰囲気に首を傾げるがその後の声色は結局いつもと変わらぬもの。 気のせいかと思いその場をやり過ごし。
心配の眼差しで此方をみる倫子さんに「大丈夫です」と小さく呟き笑みを浮かべる。 今日はよく知り合いに会う日だな、なんて思いながら。]*
(365) 2015/08/27(Thu) 09時半頃
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[彼は自分の僅か揺れた左足に気づいたのだろう>>365
聡い子だ。痛そうと我が事の様に心配する青年に、 向ける笑みは何処か苦笑めく。]
あら。やっぱり先生に罹かってたんじゃないの。 寝不足以外じゃ、なぁに? ――もしかしてその、首のかしら。
[此方も客商売。貴方の首に貼られた白に気づいていてよと暗に。 寝不足でもちゃんと診て貰った方が良いわとの忠告はおばさん口調。 特に、残暑厳しい今。寝不足がいつ祟るかわからないのだし。]
……大丈夫、が大丈夫じゃない時もあるから。 おばちゃんは心配なのです。 でも、若者の言葉を今回は信じる事にするわ。
[そう告げれば苦笑気味な彼に向け続ける穏やかな微笑み。 若い時は多少無茶をするのも知っている。 若者といえば跡目様は体調は大丈夫なのだろうか。 診察室の奥についと視線を向かわせながら、思う事はそれだ。]
彼、お怪我は……なさってないのよね……?
[念の為に城之内に尋ねる声には、 矢張り彼に対しても心配が混じるのだった。*]
(366) 2015/08/27(Thu) 09時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 09時半頃
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そうなんですよ、ちょっと研究室で寝泊りしたら首可笑しくしてしまって 寝違えただけだと思うんで問題ないんですけどね。
[やたら目立つ首の白を見つけられたのか指摘をされれば苦笑。 目元の熊五郎もされど、白の方が目立つだろうか。 軽く首をコキ、と左右に傾けて大丈夫だと見せつけた。]
倫子さんは相変わらず心配性ですね、でもありがとうございます。 肝に免じておきますよ、確りとね。
[穏やかな笑みに軽く敬意の会釈をして視線を合わせる。>>366 倫子さんの視線が診察室の方へと向けられればつられる様にして其方を見る。]
あぁ光圀です?怪我じゃないっすよ、薬貰いに来ただけですので心配いらないです。 あいつもまぁ無茶する奴だから心配もしたくなるんですけどね。
[告げる声色は苦笑帯びた声。 いつも身近の存在の様に心配をしてくれる倫子さんは優しいお人。 でもたまには自分の心配をして欲しいと思う言葉を何故か飲み込んだ。]*
(367) 2015/08/27(Thu) 11時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 11時頃
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あらあら……。 寝違えは後々響くから。 ――あんまり動かさないように、ね?
[見せつける様子に苦笑しつつ提言>>367 寝違えは若い頃にはよく罹ると言われるが、 軽い物であろうと動かすなら患部に痛みは響こうと。]
そりゃあ心配もするわ。 商店街の子は皆、小さなころから見ているのだし。 ……肝に銘じてるなら宜しい。
[なんて年長風を吹かせながら会釈に此方も頷きを返す。 花京院の来訪が持病の薬の処方の為と聞けばほっと一安心。 心配したくなる、という苦笑帯びた声には、 仲が良いのだなぁと微笑ましさを感じるものである。]
そういえば、城之内さんは跡目様と親しいけれど。 彼とはご友人なのかしら。
[先程、頭を撫でられ嬉しそうにしていた彼を思い出す。 穏やかに人と接していた花京院が心を許す存在というのも珍しいなと思いつつ、 ふと気になって尋ねてみたが果たしてどうだったろうと問いかけた。
城之内の飲み込まれた言葉には、気づかずに。*]
(368) 2015/08/27(Thu) 12時半頃
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/* 鈴木医院大繁盛ですね!
先生同士の絡みが見たい乙女心(と、三十路は申しており)
(-185) 2015/08/27(Thu) 13時頃
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/* とりあえず、呼び方は……
丹ちゃん、加賀さん、和樹くん、城之内さん、跡目様、影さんかな。 今のところ逢っている人は。
後未遭遇は、先生3人組。 雲雀さんは名字呼び……?いや雲雀さんかな。 先生方は、○○先生かしら。
(-186) 2015/08/27(Thu) 13時頃
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/* 和樹くんの指輪を拾いたいけれど、囁きさんよね。 ロックオン確定者に拾われたいわよね? って、思って、我慢するわ。
(-187) 2015/08/27(Thu) 14時頃
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―道の途中―
[凜花の持つ携帯電話の電話帳に登録されているのは、主に商店街の店舗と、子を預ける親の連絡先。 他に必要はないだろう。
鍵屋の番号を選び、通話開始のボタンを押す。]
もしもしー。黒金さん? お久し振りです。教会の早乙女ですけど。
いま、縫田さん家の小町ちゃんが――…
(369) 2015/08/27(Thu) 14時半頃
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[鍵屋にと走っていった子の名前を告げたところで、凜花の耳に泣き声が届いた。近くにある公園からだろう。
立ち上がる。 心配で声色が変わる。焦りで早口になる。]
…――小町ちゃんがひとりでお店に向かったと思うの。私、追い付けなくて。だから、宜しくね。
鉄ちゃん。
[とうの昔に封印した筈の呼び名を最後に、凜花は一方的に通話を終えた。*]
(370) 2015/08/27(Thu) 14時半頃
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|
―公園―
[携帯電話を握ったまま現場に駆け寄ると、子供達が輪になっていた。]
ねぇ、どうしたの? なにがあったの?
[止まぬ泣き声に、凜花は輪の中央の二人を見遣る。 一人は木の枝を持って立ち尽くし、もう一人は踞って火が着いたように泣いていた。
はっと息を飲み、脱いだベールを肩にかけた。緑色のバンダナごと、その少年の頭を胸に抱く。>>216
木の枝で引っ掛かれたのだろう。Tシャツが大きく破れていた。**]
(371) 2015/08/27(Thu) 15時頃
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― 診察室 ―
[見慣れた診察室の椅子に腰を下ろし。 いつも聞かれる問診に、いつも通り答えていく。 その表情や物言いこそぶっきらぼうなところもあるが、面倒見が良く。 おじいちゃん先生から代が変わった最初こそ戸惑ったが、今では主治医と、信頼している。
向き合えばわかる、鈴城の人柄は勿論のこと。早くに”鈴城先生”を受け入れることができた理由の一つには、恩師の口添えもあったから。>>193 休みがちだった中学の頃、遅れがちな勉強を根気よく見てくれたことを今でも感謝している。]
体調は落ち着いてますよ、こちらに出向けるくらいに。 夜に目を覚ますこともなく、眠れています。
薬はいつも通りに処方をお願いできますか? ええ、今も確りと予備の薬は持ち歩いていますよ。
[喉奥を見せようと口を開ければ反射的に息を吸い込み、けほと小さく咳が出た。
酷い時には、体を横にしていられない程呼吸が苦しくなる。 幼い頃から眠れず過ごした夜は数え切れず。成長期に入るにつれて不安定になる病状を乗り越えて今日まで生きて来れたのは、隣町の資産家を治したという先代の腕があったからだろう。]
(372) 2015/08/27(Thu) 15時頃
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そういえば、丞は今日こちらに来てたんですね。 どこか具合が悪い所でも? たとえばその……耳、とか。
[診察を終えて椅子から立ち上がりながら、待合室にいる従兄弟のことを聞いてみた。
ただ遊びにきただけかもしれないが、気になって。 何もなくとも、醫院の待合室には人は集まるもの。 祖母の口から聞く、一昔前の『洋服の加賀谷』の井戸端会議とはこういうものなのだろうか。]
すみません、一人暮らしを始めたと聞いたので心配で。 薬、ありがとうございます。
それと今度暇なときでいいので、回診頼めますか。 祖母の腰が少し。大丈夫だって、意地張ってますけど。
[午前の診療時間に融通を利かせてくれた鈴城へ微笑みながら、お辞儀をひとつ。 診察室をお暇しようと。]*
(373) 2015/08/27(Thu) 15時頃
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/* かきょーいんさんもしかして私に気を使ったのかな(ふるえる) もっと鈴城センセと話してていいのよ…!とふるえている
(-188) 2015/08/27(Thu) 15時半頃
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/* そして凛花ちゃんが蓮ちゃん拾ってくれたのが嬉しい。 うちの息子可愛いでしょ?(親ばか)
(-189) 2015/08/27(Thu) 15時半頃
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ン、そうしておくよ、今度からはちゃんと布団かベッドで寝る…。
俺は全くもって平気なんだけど…、 あいつはそういう訳にいかないからさ、もし見かけたりしたら気にしてやってくれると嬉しいです。
[具合は悪くないと言えば安堵の表情を浮かべる倫子さんは本当に世話焼きだと思う。>>368 この直射日光も、もしかして身体に悪かったら如何しようと少しは考える。 発作が起きなければ問題はないんだろうけども、どのタイミングで発作が起きるかなんてわからないから。
それが自分が学校へ行っている時かもしれない、或いは研究室に籠っている時やもしれない。]
あぁ…、俺達‘‘一応’’従兄弟なんですよ。
[血の繋がりがない従兄弟。 つい‘‘一応’’と付けるのは無意識だったかもしれない。 それでも信用できるし信頼しているのには変わらない、たとえ血が繋がってなくたって昔から仲良しなのには変わりはない。]
2015/08/27(Thu) 16時頃
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ン、そうしておくよ、今度からはちゃんと布団かベッドで寝る…。
俺は全くもって平気なんだけど…、 あいつはそういう訳にいかないからさ、もし見かけたりしたら気にしてやってくれると嬉しいです。
[具合は悪くないと言えば安堵の表情を浮かべる倫子さんは本当に世話焼きだと思う。>>368 この直射日光も、もしかして身体に悪かったら如何しようと少しは考える。 発作が起きなければ問題はないんだろうけども、どのタイミングで発作が起きるかなんてわからないから。
それが自分が学校へ行っている時かもしれない、或いは研究室に籠っている時やもしれない。]
あぁ…、俺達‘‘一応’’従兄弟なんですよ。
[血の繋がりがない従兄弟。 つい‘‘一応’’と付けるのは無意識だったかもしれない。 それでも信用できるし信頼しているのには変わらない、たとえ血が繋がってなくたって昔から仲良しなのには変わりはない。]*
(374) 2015/08/27(Thu) 16時頃
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まぁ!布団で寝ないのなら其れは危険だわ。 ふふ、ふ、任されました。でもね、 貴方も偶には誰かに頼りなさいな?まだ若いのだし。
[勿論、そのつもりだ。 世話になっている方の跡目様というだけでなく。 見知る身体の弱いあの子もやはりまた心配で。
彼の願いには花京院への心配が滲み。 それがとても可愛く、尊く見える。 二人の間の穏やかで、気安い雰囲気が再現されるようだ。 優しい子だと思うと同時、 従兄弟と聞いて、ああやはりとすとんときたのだ。唯。]
――……一応。
[その言葉>>374が、引っかかった。 何故かは分からないが女のカン、という奴だ。 手を伸ばし、彼が避けぬのならばその頭を撫でよう。 幼子を言い聞かせるように――己に、言い聞かせるように。]
それで、あんなに仲が良かったのね。 ……一応がどういう意味かは分からないけれど。 貴方達はとても仲の良い従兄弟さんだと思ったわ。 互いを思いやる心が、見えたもの。
[だから自信をもってと微笑む。 血だけが家族を作るのではないのを、私は身をもって知っている*]
(375) 2015/08/27(Thu) 16時頃
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研究室に籠ってるとどうも知らないうちに寝ちゃうんですよね…。 頼りに…ですか?でも俺もう25ですし。
[周りからは若いと言われる25、それでももう立派な大人だと自分では思っている。 頼りに出来る人なんて片手で限られている、家を飛び出した両親の家とはほぼ破門同然。 そう考えれば光圀、あとは鈴城先生ぐらいだろうか、腹を割って話せるという面では鉄さんや稔さんも同じだろうけども。
稔さんと和樹の叔父の関係はいつだって見ていて羨ましいと思う。 何の気兼ねなく話せる血縁程良いものはない。>>347]
―――…あ、
[やってしまった。 また無意識のうちに一応と付けてしまう。 そんなものが無くたって従兄弟は従兄弟なのに。
不意に伸ばされた手は己の頭を捕えられ撫でられる。 人に撫でられる事なんて滅多にないから不思議な感覚だ。>>375 ――…両親が頭を撫でてくれたのは何年前の事だろうか。]
そんなに仲良しに見えます、か? あぁ…、血が繋がってないって事なんで特に気にしないでください。
なんか、擽ったいです、その言葉…ありがとうございます。
[そう思われているのは嬉しかった。 だからこそ血なんか繋がってなくなって構わないと思う、その寂しさはない。でも、 自分は赤の他人、この事実はどうやっても消せない。]*
(376) 2015/08/27(Thu) 16時半頃
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そうなの……研究大変そうね。 バイト以外にでもまた碧落にいらっしゃいな。 頼んでくれたら大盛りにするわよ?
あら、ふふふ20代はまだまだ子供よ。 若いうちは誰かに頼って、年を取って誰かに頼ってもらえる人になる。 そういうのもいいんじゃない?
[やっぱり子供扱いしてしまうのは常>>376 彼が何を抱えているのかは分からないが、 この子が腹を割って話せる存在が多くあればよいと切に願う。 バイトの掛け持ちを耳にする度に、そう思うのだ。
一応、という言葉は本人無意識だったのだろう。 しまったといった思いを描いた顔は、 何処か頼りなげにも見えた。 嗚呼、成人男性に失礼だろうか。 途方に暮れた幼子にも見えた、なんて。]
勿論、おばちゃんの目からは兄弟と言っても違和は無い位に。 ……血なんて、飾りよ。 共に過ごした時間程、尊いものはない。
どういたしまして。
[血の繋がりなんてなくても、貴方達は素敵な従兄弟。 嗚呼、その濃密な時間は血の繋がりを凌駕するのだと。 老婆心で其れを補強する様に言葉を紡ぐ。
それにね?]
(377) 2015/08/27(Thu) 16時半頃
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血なんて本当に、関係ないわ。
だってそうじゃない? ……新しい家庭を築く代表格、 結婚だって赤の他人同士がするんだから。 城之内君の連れてくるお嫁さんはどんな人かしらねぇ。
[養子とはちょっと違うかもしれないけれど。 彼を撫でつつそれでもと再度言い募るのは――きっと。 己の今の境遇を悲しむ無意識の心から。*]
(378) 2015/08/27(Thu) 17時頃
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/*ちなみに、厨二仮面ちゃんは、僕が考える最高にめんどくさいRP!!
役になりきるため、仮面やっている爽やか劇団員となやんで選ばれました。後者のがよかったとかいわない!!
(-190) 2015/08/27(Thu) 17時頃
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― ジュエリーボックスオルゴール ―
[持ち帰った品々を、然るべき場所に置き。 麦茶を取り出すとそれで喉を潤した。
ふと、黒金に鍵を直して貰った小箱に近づく。
好奇心は猫を殺す、そんな単純な事でもなく。 彼に抱く胡散臭さへの意趣返しとも違う。
言外に滲む何かを見せながら、明かさない。 正に好奇を擽るような物言いは。 まるで何かを試すかのようだった、 なんて先の振り返り。]
……そういやこれと似たやつ、 叔父さんの家にもあったような……?
[そうだ。まだ離婚する前。 何かの切っ掛けで見つけた小箱は 当然のように施錠されていて。 そのまま元の場所に戻し、尋ねることもしなかった。
好奇心を殺せない家系。 それは一体誰のことを指すのだろう。 叔父か、叔母か。それとも和樹か。
少なくとも今の己は、 自らの傷口に爪を立てることも、 誰かの領域に踏み込み暴く勇気もない。]**
(379) 2015/08/27(Thu) 17時半頃
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― 或る月夜に ―
[およそ一年前。月が綺麗な夜だった。]
────……けほ、
[深夜に喉を肺を焼いて蝕む、軽い発作。 枕元の薬を飲んでゼェと息をつき。外の空気を吸おうと、夜風の入ってくる障子に凭れて見上げた空。 黒衣の鷹が、飛んでいた。>>184
思わず見惚れ、カタ、と障子が微かな音を立てる。 振り向いたその瞳と、目が合った。
花京院家が騒然となったのは、その翌日。 茶器を取りに倉へ向かった現家元。祖父を迎えたのは、桐箱一つ分隙間ができた棚だった。]
(380) 2015/08/27(Thu) 17時半頃
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[次に鷹を目にしたのは、数日後。
将軍から賜ったという香炉。名の通った品を盗まれたとあっては、寄り合いでつつかれるのは必須。醜聞を嫌う祖母の一存で警察に届けることはせずに。 けれど倉の鍵は取り換えることとなった。 今よりもっと、厳重なものに。
呼ばれたのは、商店街の一角にある『秘番屋』の店主。]
(381) 2015/08/27(Thu) 17時半頃
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黒金さん。
[離れへ向かう庭の途中、一人になった鍵屋の店主を呼び止める。 商店街で顔を会わせ言葉を交わす時と変わらぬ声。騒ぎ立てるでも、問い詰めるでもなく。 昼の作務衣に身を包んだ長躯を見つめ。ゆるりと微笑みを浮かべた自分は、ただの箱入りの怖いもの知らず。]
お願いしたいものがあります。 これからつける倉の合鍵を、もうひとつ。
それと───……、
[倉に、内側からも施錠ができる鍵をと。 秘した依頼の対価は、遣い手のない古い香炉。自分にとって、希求を満たすことのない桐箱ひとつ。]*
(382) 2015/08/27(Thu) 17時半頃
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はい、今日はばーちゃんからオカズ貰えたんで、また近いうちにご飯食べに行きます。 よっしゃ!倫子さんやっさし~!
そりゃ倫子さんから見たらガキに見えるかもしれないですけども…! 誰かに頼って……っすか、うーん………なんか、難しいですね。
[他人を頼るとはどんな気持ちだろうか。 分からない、あの事件があって以来やたらと心配されることが多くなってしまって、人に甘えるという事がどんな事なのか分からない。 でも今はそれで困ってもないし問題も起きてないしそれでいいのかな、と思うのは駄目なんだろうか。
気を抜いてしまった表情を一瞬だけ、でもその一瞬を逃さぬ倫子さんはやはり鋭い。>>377 その頭にある手の温もりの温かさを感じながら少しだけ瞼を閉じる。 女性に、母親に甘えると言うのを頭に描きながら。 そんな事を考える時点で自分はやはり子供なのだろうか。]
俺にはちゃんと兄弟居るの知ってるでしょ?優秀な兄貴。 飾り…ですか? そういう、ものなんですかね……。
[何処か哀愁さを出す倫子さんに少し首を傾げる。 飾りだと言ったその表情は、倫子さんらしくないような表情を浮かべていた気がしたから。 気のせいか或いは…、]
(383) 2015/08/27(Thu) 17時半頃
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そう、いわれるとなんか納得しますね。 夫婦は他人ってよく耳にします。 俺の嫁…ですか、なんかそう言うの考えた事なかったです。
[撫でる頭の温もりは消えることなく、彼女の言葉に少しだけ心開く様に笑みを浮かべる。>>379 そして診察室から物音がした気がすれば>>373そろそろ光圀の診察は終わっただろうか。]**
(384) 2015/08/27(Thu) 17時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 18時頃
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待ってるわね。 ……学生さんは沢山食べて栄養つけなきゃねぇ。 熊五郎さんを飼うにも餌はいるでしょうし?
[目の熊を揶揄しながら>>383、 頼るのを難しいと述べる子が不憫だと思う。 誰かに頼るのなんて。当たり前の事、なのにと。 人という字は1人では作れない。2人が支えあう字なのだから。
そう思ってしまう心は偽善なのだろうか。 瞼を閉じる彼を見つめる瞳に、浮かべるのは哀愁。]
知っていますよ。それでもそう思うんだからおばちゃんは! ……そういうものよ、ええ。
[彼が感づきつつあるのを打ち切る様に。 少し強めに述べよう。]
そうね、夫婦は、他人。 時がたつのはあっという間なんだから。 これは!っていう良い子捕まえときなさいね?
[笑みが向けられれば同じく返す微笑み。 そっと彼の頭から手を離し、 診察を終えた花京院の姿>>384が見えたなら、 自分が呼ばれるのを待とうか。**]
(385) 2015/08/27(Thu) 18時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 18時頃
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[のんびりと昼の商店街を歩きながら目下の目的地へ辿り着けば、もしかしたら鈴城先生>>301と鉢合わせたか。 以前は洋食屋の店舗だった扉に「open」の札が提げられているのを見ればおじゃましまーすと冷えた室内へ。
いつもの冷やかしにたまには買っていけと言われる事はあれど、 自分が気に入っているのは――勿論、商品の一つ一つも 過去の持ち主の思い出が染みていて惹かれる物も多いのだが―― 品々の集合体、店全体の雰囲気なので自分の財布から金が出ることはあまりなかった。 学生の身には痛いとも言う。
それでも、前に一度、どうしようもなく目を奪われて買った物がある。 スチームパンクな意匠の根付。 お気に入りのそれは今でも鞄につけている。]
え?腰痛めた? 和樹さんってそんな歳でしたっけー?
[チェストの移動を言いつけられれば>>359渾名>>44を揶揄った軽口。]
(386) 2015/08/27(Thu) 19時半頃
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― 鍵屋『秘番屋』―
―――…空っぽのセンセには鍵を掛ける意味もなし、か。
[ぽつりと呟いた言葉は淡く溶けて、見送った背が小さくなる。>>328 身体に、或は心の中に何も詰め込まず年を重ねた彼は、 酷く子供のように称賛を口にして見せた。>>310>>326 既に三桁には上ろう子供たちを導いてきた教師だと言うのに。]
……いや、どっちかってぇと、学校が檻だな。 箱庭?それほど生温いもんでも無さそうだが。
[独り言を店先で零しながらも、来客が途切れれば息を吐いた。
軽く短い髪を振り、こめかみを抑えると西園寺の余韻が脳裏を捲る。 蝉の煩い真夏の記憶、視座を同じくしていた幼いころの思い出。 己が強固な鍵を下ろした光差す日々。
―――丁度、こんな夏だった。 こんな風にアスファルトが溶け出しそうな暑い夏であった。]
(387) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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[ ―――ジリリリリィィィィン
一瞬跳びかけた意識は、黒電話のけたたましい音色で引き戻される。
時折バイトにやってくる城之内の為、音量を上げているのだ。 前のめりに鳴りながら呼びベルに背中を殴られ、胡乱な眼差しをやり。 へぇへぇ。と客商売にあるまじき愛想の悪さで受話器を持ち上げた。]
―――…はいよ、此方、秘番屋――…、って、嬢ちゃんかい。 また蝶番が壊れたのか? 俺は大工でも何でも屋でもねぇぞ。
[三つ下の立花は小僧、二つ下の城之内はぼん、 ならば、一つ下の彼女は嬢ちゃんであった。>>370]
2015/08/27(Thu) 20時半頃
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[ ―――ジリリリリィィィィン
一瞬跳びかけた意識は、黒電話のけたたましい音色で引き戻される。
時折バイトにやってくる城之内の為、音量を上げているのだ。 前のめりがちに呼びベルに背中を殴られ、胡乱な眼差しをやり。 へぇへぇ。と客商売にあるまじき愛想の悪さで受話器を持ち上げた。]
―――…はいよ、此方、秘番屋――…、って、嬢ちゃんかい。 また蝶番が壊れたのか? 俺は大工でも何でも屋でもねぇぞ。
[三つ下の立花は小僧、二つ下の城之内はぼん、 ならば、一つ下の彼女は嬢ちゃんであった。>>369]
(388) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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[黒金の性を背負ってから、教会は自身の家ではなくなった。 引き取りが決まった折に、彼女に良く似た面差しの女は、 何処へ行こうと等しく絆持つ家族であると説いてくれはしたが、 そんな美しい教えは、自身を少しばかりも救いはしなかった。
綺麗な言葉を吐く唇と、教会《いえ》の鍵を取り上げる盗み人の掌。 過ごした月日はたった七年、離れて最早二十年。 成長した今なら、実に常識的な態度だったと理解できた。
――――けれど、幼心にポタリと落ちた暗澹は、 長く、長く、己を苦しめることになる。]
(389) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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迷子くらい駐在のじーさんに頼みゃ良いだろう。 大体なぁ…、あっ、おいッ!嬢ちゃん!
[面倒事だと察知はしたものの、 回ってきた御鉢を放り出す前に電話が切れた。>>370 彼女の呼び声を上書きするように怒鳴った声には、 ツーツーと鳴く無機質な返事が返るのみ。
大きく肩を落として溜息を吐き出すと、 受話器をやや乱暴に電話に放り投げて戻す。]
――――……、……そんな奴は、もういねぇよ。凛。
[喉に絡まる淀みを、過去の名残ごと吐き捨てた。*]
(390) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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/* 「凛」「鉄ちゃん」
↓
「黒金さん」「なんだい、嬢ちゃん」
(-191) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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/* あらやだりんかちゃんと鉄ちゃんかーわいいー♪ [おばちゃん見守るスタイル]
(-192) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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/* ももてんさん×かるらさんですか!!! (羨ましい!!!!)
(-193) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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/* どこを伸ばそうかまた悩んで時間ばかりが過ぎていく… 和樹さんにも触れたいのだけど、>>165がひっかかる。
(-194) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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/* まずは、鈴城醫院から!な!! 倫子さんと丞が優しすぎる。
(-195) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 20時半頃
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/* 時代背景は考えたら負けだと思ってる。 携帯もあるのに、黒電話あるよ黒電話!!>>388 プッシュじゃなくて回すやつでしょう?
(-196) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 21時頃
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/* 商店街の日常にほっこりしていて、日替わり後のヤンデレでストーカーな展開があるというのを、すごく、すごく忘れます……
(-197) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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[珍しく来客の予定や誘いを多くかけた日。 一番に顔を見せたのは、上客とは言えない常連客。>>386
いつだったか、やたら店内を見渡す癖に購買意欲の薄さに 文句をつけたことがある。 何か探している物や目当てのものがあるなら、 アンテナ感度を高めにしておこうかというリサーチも兼ねて。
しかし彼の希求も"モノ"そのものではないらしい。 店全体を気に入っていると言われてからは、 店舗に置く品物の選別や配置を凝るようになった。]
お。いいとこに来たな。丹 ちょい手伝ってよ
(391) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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/* >>359教会に寄付、メモメモ。 今日も病院に多角警報発令だな。
(-198) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 21時頃
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― 鍵屋『秘番屋』 → ―
[がりがりと前髪の生え際に爪を立てても、事態は何も変わらない。 強いて言えば、教会に良く預けられる少女が迫るばかりだろう。>>318 否、それでも真っ直ぐ歩を進めているならば良いが、 何せ間口も然して広からぬ鍵屋である。
この街一番の悪党は己で在ろうが、 人攫いなど居らずとも、水辺もあれば、車通りの多い大通りもある。 はぁ、と立て続けに吐き出した溜息を反芻し、 主鍵を腰元の銀輪から取り出しつつ、店を出た。
鍵屋が店番も置かずに留守にするのは良くあること。 掛けた鍵を跳ね上げられる猛者など街に居らず、 堅牢な城塞の門扉を閉ざせば、中天の日下に長い影を伸ばした。*]
(392) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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――商店街・憩場―― [言葉と態度の棘とは裏腹。 指さしたベンチに素直に座る姿に>>351 ひとまず満足げに頷いて、 要望通りにオレンジジュースを選ぶ。
がこっ、と缶が落ちた鈍い音を もっと面白く表現するにはどうしたらいいのかと 考えながら、よく冷えたそれを仮面の男に手渡した。
さて、わざわざ陰険根暗と呼ぶ己を 呼び止めた理由は、と首を傾げていれば 思ったよりも力ないくせに いつもの調子の言葉が繰られ、 内容よりも先に可笑しさがこみ上げた。]
(393) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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不動産屋じゃないから 格安物件はここです、とも言えないしな。 大体見た目や不審行動で退去させられたんなら、 どこの賃貸借りても同じことの繰り返しじゃない?
[その言動が改まれば 多少は選択の余地も広がることもあるかもしれないが。 初めて遭遇してから今までの この白仮面の言動を省みて、 可能性は低いと判断した。
けれどさっくり切り捨てながら、どこか この面白い相手が不憫でいるのも可哀想な気もしていて]
(394) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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/* >>380>>381>>382 うぉぉお!そうくるか!って手を打った。 これ、自分の設定だけどこう伸ばしてもらえると、 面白いなぁ!ってなるなぁ。 盗っ人本人に新しい鍵の依頼って発想が良い。
(-199) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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さて、不動産屋ごっこは出来ないけど この陰険根暗野郎が物置代わりに 借りてる部屋がある。 適当に掃除さえしてくれてれば寝泊りは自由。 バストイレ付1K、…どうする?
[献本や使わなくなった資料を収める場所が 足りなくなって、仕事場からそう遠くない距離に 部屋をひとつ借りた。
気が向けば簡単に片づけ程度に手を入れるが、 面倒なのもまた本心。 誰かが一時でもやってくれるなら バイト代を支払っても有り難い話だった。]
(395) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[顔を確認するなり、客の用件も確認せずに カウンターから飛び出し手招きする。
そうしてレイアウトに拘っている店内で、 ひとつだけやや斜めに置かれているチェストの前へ。 事情を離せば渾名を絡めた揶揄が返ってきて>>386 うっせーと肩を小突く。]
見た目通り重いんだからしゃーねーだろ つかおれはピチピチの24だっつーの
[まだこどもだと、素直に甘えられる歳でもなければ、 いっぱしの大人だと胸を張るには程遠く。 歳相応、平均に比べて生活そのものは既に隠居の身。 不本意ながら、ぴったりだという自覚はある。]
っつっても丹には負けるけどな どーよ。キャンパス生活は 今夏休みだっけ?
[せーの、と声をかけながらチェストを浮かし、 少しずつ目当ての位置にずらしていく。 大型なのもあって一人での移動は困難だが、 二人がかりならそう苦でもない。]
(396) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[それが嫌なら駅前の不動産屋に叩きこんで、 名物の頑固じーさんに雷でも落としてもらおうか、と いささか意地の悪いことを考える。]
そうそう、名前言っていなかったっけ。 くものすずめ、だよ。
[あからさまな偽名だけれど、 名前の一部を意味することには違いない。 にこりと笑って、どうする?と返答を待った。**]
(397) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[診察室を出ると、待合室に人が増えていた。>>385]
丞、お待たせしました……あれ、倫子さん? さっきぶりですね。どうされました?
[先程商店街で日傘を借してくれた、碧落の女主人。 変わらず品の良い和服だが、その装う色合いが変わっていることに目を瞬かせ。 視線を落とせば、足元の靴に気づいた。]
……足を、どうかされたんですか。 ちょっと待ってくださいね。
鈴城先生、もう一人だけお願いできませんか? 倫子さんがいらっしゃってます。
[出て来たばかりの診察室を覗きこみ、お願いをしてみようか。 昼前だと言うのに、鈴城先生には申し訳ない気持ちもあるけれど。 醫院にやってくるくらいだ、怪我なら心配なのは勿論のこと。女性なら尚更、傷痕を残すことになっては大事だろうと。]*
(398) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[それはまだ倫子をおぶっていた時。 彼女と言葉を交わし、昔語りに思いを馳せた。
甥なら己を背負えると頷き。それでも何かの間違いで転んだ時には手を貸してほしいと頼めば、彼女はやわりと微笑をその顔に乗せた>>334]
ええ。女性といえど、遠慮はしませんので。 よろしくお願いしますね。
[目を細めて告げられれば、頼る言葉の輪郭を濃くするようにもう一度、繰り返した。
和樹と出会ったのはそんなやり取りの最中。
目的地の距離を知れば薄情と責めることもなく>>331、慎也に寄るようにと口にした和樹と倫子のやり取りを暫し見守る。 倫子の傷の加減によっては、それは良き案に思えたから。
己の背から降ろした倫子は和樹と自分を気遣うようなことを言い、そうして医師の往診には緩く首を振り否を示した>>336]
(399) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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/* あっアカン眠気がヒドス。 起きるんだ、私ふぁいと!ふぁいと!! [頬ぺちぺち]
(-200) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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くれぐれも無理をせずに。 お大事にね、倫子さん。──また。
[>>337鼻緒が切れた下駄を和樹に預け、そうしてひらりと背を向けた蝶のような姿に別れの挨拶を。
視線はどうしても、彼女の裸足の足への心配が拭えなかったが]
(400) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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/*
ロル切るところ間違えたのとー
日本語がー
おーかーしーいーのーとーーーー
(-201) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[倫子との話の最中には、己が甥へと向けた提案への答えも聞けた>>339。
それにはああ、と呟く代わりに双眸を瞬かせる。 下駄の修理を引き受けられる子が、釦の付け直しが出来ないなんてことはないと理解している。 己が手掛けたものに対しての、和樹なりの敬意だろうとはすぐに予想が出来た。
親族から匙を投げられたとは言え、こういったまっすぐな気質は幼い頃から変わらない。 それに噛み殺しきれない微笑を浮かべてしまうのは、下らない叔父心だ。
いつでも会えるからこそ優先度を下げるという、こちらへの甘え>>342を理解し、鷹揚に構えて見せる程度の叔父心]
(401) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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判った。手が空いたら、そちらに裁縫道具を持って訪ねるよ。
[こちらから出向くと改めて告げる。
倫子に対する照れを見せた口調に少しばかり口許に微笑を刻む男は、甥が倫子に抱いた意外と頑固という印象を追加することはなかった。 彼女の意思の強さは碧落に通ううちに、ちらちらと垣間見た気がするから]
ああ、和樹もまた後で。
[倫子を見送り、用事が済んだとばかりに立ち去る和樹>>347にも別れの挨拶を]
(402) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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/* 私ここのターン区切ったらどこ行こう。
鈴城醫院近くの中華屋かな。
結構人に会えるかな、どうかな……
(-202) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[診察室から姿を現した若者は、 さっきぶりであると涼やかな声を紡いだ>>398]
ああ、花京院さん。 いえ少し……。
[如何したのかと問われるも、転び足を痛めたとは言いづらく。 だが視線を落とされれば其処には普段履かぬ靴とソックス。 見れば一目瞭然。
察した彼は鈴城に出たばかりの診療室の方へ向け自分の事を告げる。 時刻的に若しかしたら鈴城先生は昼を摂っていないのかもしれない。 往診を午後にしてもらうべきだったか。 そう後悔しても後の祭。 足の裏、細かな屑石で出来た傷がじわりと痛む。]
お手数かけてしまって……。 ありがとう、助かります。
[礼述べる際に申し訳ないと言う思いと感謝を抱き。 先程まで城之内さんとお話ししていたの、と。]
御二人仲が良い様子で、素敵だなぁと思いましたのよ。 微笑ましいわ。
[なんて穏やかに告げようか。*]
(403) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* とりま足裏と膝で擦りむいたところがな、痛いんや(と供述している
(-203) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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暇人とは夏休みの学生はいい御身分だ 付添はご苦労さん 冷房効いてっから涼んで行け
坊ちゃんはそのまま診察室にな
[体育会系の根性論など持ち合わせていない。 晩夏でも、浴びればまだ肌を焦がす日の下で待たせず、中>>341で。
花京院が来るまでの間に、カルテを取り出し白紙の残る頁を開く。 入って来た扉の隙間>>350から見えた光景>>354。 ソファで寝るなと言ったのに。
やはり左耳に言わねばならないようだと、一瞬だけ寄る眉間の皺。]
(404) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[花京院の坊ちゃんと丞の縁故は男の知るところ。 先代から綴られたカルテに書かれた情報は、膨大。 特に波に聴覚を攫われた丞、喘息の持病を抱える坊ちゃんのことは細かに記される。 書類上の関係だと思考が至るまで、半ば推測も含めていたが。
この街で育つ坊ちゃんも例にもれず、同級生の元教え子>>372らしい。 それを知ったのは醫院を引き継いでから。 共通の話題は、緊張感を和らげることに一役買った。
始めるのは簡単な問診。]
体調の方はどうだ、あと寝れてるか ………ん、なら良さそうだな
[問答は慣れたもの。 しかし確認はしなければなるまい。 面倒くさがらずに答えてくれる程、礼儀もいい。 男とは育ちが違う。]
(405) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[倫子と和樹を見送って暫く、少しばかり碧落の城主の様子が気になり、男はついその場で立ち止まってしまっていた]
……いかんな。
[己のお節介さに苦笑し、そうして歩き出そうとする。 碧落の裏口から人の気配があれば思わず振り返り、そうして男は色の違う着物と靴を纏うといった装いの倫子と会釈することになる>>360]
──……まいったな。
[あまり良くない現場を目撃しすぎではないだろうか。
通り過ぎた倫子の背を見送ることはせずに、改めて一人その場で呟いた。 もっともそれは、口許に当てた己の片手に吸い込ませたのだが。
そうして男は気分を変えるために、歩き出した。 まずはポストに向かい、それから昼食だ。*]
(406) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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大丈夫なら、薬はいつものでいいな いざって時に必要なもんだから持ち歩けよ ――って、お前にゃ余計だったか
[過信せず、用心深いくらいがちょうど良い。 返って来た言葉>>372に、軽く笑んで満足気に頷く。
喉を診ると口を開いた時に出た咳は、すまんと謝る。 こういうところがいけない。先代との違いだ。
異常なしと書き込み、処方した薬をカルテに綴りながら。 問われたのは丞のこと>>373。]
一応、守秘義務ってのがあんだけどなぁ…… んー、まぁ見りゃわかるしいいか 今日の用事はココだってよ
[指したのは首筋。湿布が貼られている箇所を。 親類なら心配にもなるだろうと、本来なら語らないがヒントを一つだけ。 詳しくは本人に聞けよと、それ以上は説明しなかった。]
(407) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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婆さんの腰な 了解っと、坊ちゃんも無理はすんなよ まだ暑ぃんだから
[井戸端会議も診察室じゃ短く終える。 礼儀正しいお辞儀にこちらも手を振ることで答えた。 ソファで寝ているだろう丞に小言を言おうかと、数歩遅れて着いて行けば>>398 いたのは新しい来訪者>>362。*]
(408) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* せんせのロル待った方がいいのかな? それともおねがいざーっす!(挨拶! の方がいいのかな?(なんというてけとーさだ。▼BBA
(-204) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* 鈍足申し訳ない、本当に。 時間軸追いつきたい、しかし追いついたら寝る時間っぽいぞ。
なお、守秘義務のカルテは必要ならば赤窓では平気で横流しする気満々。
(-205) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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― 商店街 ―
[わんわんと鳴くは蝉時雨、めそめそと泣くは女童。>>318 しっかりと古い鍵を握りしめた拳で目元をぬぐい、 とうとう歩き疲れてしまったとしゃがみこんだ。
鍵屋さんなくなったぁ…。と零す少女は見てわかる迷子。 日陰の形は、――― 丁度女児が収まるポストの形。*>>406]
(409) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* >>409w
あ、はい、まります。
(-206) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/*
ちとログもうちょい確認するかー
今本屋に英明さんおられるようだしーとなりつつ、コアが合わない予感わんわん。
(-207) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* あ、言葉間違えてる、っぽい、また。
ごめんなさい、………
(-208) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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―商店街・憩場―
[なんでこいつはこんなに満足げなんだ。そんな不満げな思いが過りました。偉そうな気がして児童販売機のジュースを選ぶ彼を覆面の下、睨みました。>>393…奢って貰ったくらいで、懐柔は出来ないぞと勝手に警戒するものの]
…………、…本当にオレンジジュース… あんたは…飲まないのか?
[手渡されたオレンジジュースと陰険根暗野郎の顔とを交互に見れば、少し私は驚いた顔を見せてしまいました。望んだものを貰えるなど思ってもいませんでした、よくてお汁粉だろうと予想したのです。 お礼を言わなければいけないことも忘れ、驚きと共に、覆面の空いた箇所から、ゴクリと喉へ通し。広がる味は先ほど嘔吐した咥内を潤します。久方ぶりの甘い蜜でした。]
(410) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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………むっ、別に。 家賃を賃貸はしてない…いや……したけど …あいつらがわるい…んだ
[なぜそんな顔をするのだろうか。>>394彼の言う事が正論だというのは分かっていました。ですが、この覆面を外す気にはなれないのです。この下の顔は私ではありません。そして、言動に関しても――何も変える気はありませんでした。変えたものをまた変えるなど。 苦虫をかみつぶしたような顔で、男を見ます。人の事を言えない言動をしている癖にと毒を返すつもりで]
……え?
[きょとんとした顔を覆面の下に晒してしまいました。元々、期待などしてないつもりでした。>>395ですが、さっくりと切り捨てられ、私の中に残る人恋しい気持ちが、瞼を伏せさせた矢先。提案にびくっと肩が大げさに揺れました。何を考えているつもりか、その童顔を不審げに見つめ]
(411) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* 鼻緒のすげ方を必死で調べてるなう
ここまでの中で、雲雀・光圀の範囲範囲からは外れてそう感 雲雀は作風的に前提(NGとかそういう)からっぽく。 光圀は単純に遠い、かなー? 叔父さんはおれも射程に入れてくれてるだろうけど、 本命は倫子さんだろうなあ感
しかしまー、こんなに何をどうしたらと頭抱えるの初めてかもしれない。選ばれる側の振る舞いがほんとわかんねえ! 難しく考えすぎなのかな…… 過去議事を読む限り、 ただ好意をアピールするだけじゃ足りない気がする。
あとあれだ。キャラと設定かぶりに気をつけねば… (進ちゃんめんご)
(-209) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[和樹さんは俺の顔を見るや否やちょいちょいと手招き>>396。 既に客扱いはされてない気はするが日頃の行いを省みれば仕方ないだろう。店主拘りの調和が取られた内装の中では、ひとつチェストが浮いている。]
ピチピチってのがもう古いですよー?
[小突かれればくすくす笑いながらも軍手を借りて荷物の片側を。]
そりゃあ俺はピッカピカの成人ですから。 2年にもなりゃ自分の製作に充てられる時間も増えるんで楽しいですよ。 こんな自分の事に没頭できるの、今だけだろうし。
はーい、学生の特権の長い長い夏休みでーす! つっても特別講義とかあるんですけどねー。
ドクターまで行くつもりは……今んとこはありませんけど。
……っと、この辺でいいです?
[そっと降ろしながら、ぐるりと肩回し。]
(412) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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掃除?……家賃は?……話がうますぎる。… 何か危険な……物でも、置いているんじゃ
[『いいの?よっしゃ、ありがとう』なんて喜びかける声を抑えました。私は醜く歪んだものなのです。言動は毒にならなければいけないはずでした。ぐっと堪えます、ええ旨い話には、裏があるはずなのです。きっと大麻だか何だかを置いているはず、……警戒をしなければ…でも]
…くものすずめ?……蜘蛛?……偽名だろ。 …別にいいけど、雀だから、チュン吉って呼ぶぞ。
私は、……影之進。
[意地の悪い事を考えているとも知らず、>>397あからさまな偽名を聞けば、少しばかり不満げに睨みました。ですが、自分が前の名前を封印した事を思い出せば、強く言えません。また、彼にだけ名乗らせるのもイヤな気分でした。 チュンチュン、雀のチュン吉。]
…掃除………どんなものがある?…それによって… 掃除の仕方も変わる…。
[献本や、資料が置いてあるとは知りません。ですが、物の種類によって掃除の仕方は違うはずです。伊達に引きこもりの生活を続けていませんでした。にこりと笑う顔を警戒しながらも、分かりにくくお願いしますという意味の言葉を口に私はしていました。*]
2015/08/27(Thu) 22時頃
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掃除?……家賃は?……話がうますぎる。… 何か危険な……物でも、置いているんじゃ
[『いいの?よっしゃ、ありがとう』なんて喜びかける声を抑えました。私は醜く歪んだものなのです。言動は毒にならなければいけないはずでした。ぐっと堪えます、ええ旨い話には、裏があるはずなのです。きっと大麻だか何だかを置いているはず、……警戒をしなければ…でも]
…くものすずめ?……蜘蛛?……偽名だろ。 …別にいいけど、雀だから、チュン吉って呼ぶぞ。
私は、……影之進。
[意地の悪い事を考えているとも知らず、>>397あからさまな偽名を聞けば、少しばかり不満げに睨みました。ですが、自分が前の名前を封印した事を思い出せば、強く言えません。また、彼にだけ名乗らせるのもイヤでした。]
(413) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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─ →ポストへと ─
[秋冬物を仕立てる誘いには、少しばかり遅いくらいだろう。 それでも少し涼しくなってから、馴染みの客や暫く見ない客、何かあれば案内くらいは欲しいと希望した客へと、店へと招く封書を送る。 学生の頃買った、あまり高くはない万年筆で一筆添えるのは、ここ数年の癖みたいなものだ。
封書の束をポストへと投函するよりも先、未だ暑さを孕む空気に紛れる蝉しぐれに紛れ、めそめそと泣く童女の声。 それはちょうど、ポストが作る日陰から聴こえてきて>>409]
──ああ、びっくりした。
あんまり暑くて真っ赤になったからと、ポストがとうとう泣き出してしまったのかと思ったよ。
[泣き声に驚いたのは本当。 その後の言葉は、幼女が泣き止んでくれるかのちょっとした賭けだ。
賭けの結果は──
“ポストはなかないよ、へんなのぉ”
泣き声混じりの、でもふにゃりと笑う子供の声]
(414) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[チュンチュン、雀のチュン吉。]
…掃除………どんなものがある?…それによって… 掃除の仕方も変わる…。
[献本や、資料が置いてあるとは知りません。ですが、物の種類によって掃除の仕方は違うはずです。伊達に引きこもりの生活を続けていませんでした。にこりと笑う顔を警戒しながらも、分かりにくくお願いしますという意味の言葉を口に私はしていました。*]
(415) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* 女将さん、こんなに丁寧で美しいレスを作られるのに 最多弁でレスポンスも早いとかすげぇな。 もうこりゃ、女将さんじゃなくて姉御だろ。
(-210) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* 今和樹ンとこ行ったら多角になっちゃうか。
(-211) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[やはりあたったのだろうか、診察室から光圀が出てくる。>>398 その後ろには先生の姿も確認。>>408 眠い目を擦りながらゆっくりと椅子から立ち上がる。]
ふあぁ…、別に待っちゃいねぇから安心しろ。 先生、倫子さんだけ見てやってよ。
―――あ、そうだ。 また今度ご飯奢ってな、センセ?
[そう告げ倫子さんの方に視線を向ける。 付け加えた言葉はいつもの甘えた子供の様に。 今年上に甘えるなんて行為が出来るのは先生だけだから仕方がない。
光圀の横につき、倫子さんに軽く会釈をしてまた暑い日差しが照っている外へと踏み出す。]*
(416) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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……うっせ。ほら、さっさとやろーぜ 今なら麦茶に駄菓子もつけてやっから
[ピチピチとピッカピカの違いは何だろう。 古いと言われ、天井からタライが落ちてきたような衝撃を 受けるが、その表現こそが古すぎることはさすがに解る。
特に求められていない報酬を掲示し軍手を投げた。 なんだかんだでこういった細々した手伝いを、 断られたことはほとんどない。]
ふん。おれは24時間自分に没頭してるぜ ドクターって……あれか、丞みたいな?
っと、わり、もうちょい右。 ――ん。おっけー
[慎重に腰を下ろせば、やはり左側がズキリと痛んだ。 目の前の男は平然と肩を回すだけなのに。>>412
これが現役大学生との違いか、己が非力なだけだろうか。]
(417) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[花京院が伝えた>>398と同時かそれとも後だったか。 鈴城が診察室>>408から出てきたのを見れば立ち上がろうとして膝に走る鈍い痛み。]
……っ。
[少しだけ眉を顰め、普段の様に嫋やかに微笑めば。 医師に向け小さく一礼をし。
そんな折か。 城之内>>416にまで診てあげてほしいと願われる。
若者2人に心配をかける申し訳なさと、 有難さに心を温かくさせていれば見えた光景。 鈴城に甘える様な声を飛ばす若者に、浮かべるは安堵。
花京院と共に医院を後にする背を見送れば。]
少し足を怪我をしてしまいまして。 診て頂けますか?
[きちんと背筋を伸ばしそう願おうか。*]
(418) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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/*雲雀さんの会話面白い 影之進じゃなけらば 丹と和樹のけいかいなかいわもすてきです。 いいなーいいなー
(-212) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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泣いていたのは、お嬢さんかな? どうかした?
[ポストへと封書を投函し、それから日陰に屈みこむ少女の前へと男も身を屈める。 訝しむ人目は、男と幼女を見比べ、すぐに納得の視線に変わる。それは男がこの商店街内で築いた信用ゆえのことだろう]
鍵屋さん? ──黒金くんのことかなぁ。 シスターに言って出てきたから、迷子じゃない? ……でも、鍵屋さん見つからないの?
[目許を小さなもみじでぐしりと擦りながら、屈む男に幼子は状況を説明してくれる。
つまりは教会に預けられた子供が鍵を見つけた好奇心のままに飛び出し、迷子になった。 涙混じる声に、男はそう状況を理解する]
(419) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[鍵屋さんがなくなった。この間まであったのに。 真っ赤なポストに辿り着くまでに在ったはずなのに。
浅い人生経験で作り上げた脳内地図では、 いつの間にか鍵屋を通り過ぎてしまったことに気付けない。 途中で猫を追い掛けたのが最たる原因であるのだが、 猫に振り切られた後で縋る先は、背高のっぽのポストしかなかった。
もう一度喉が詰まり、眦に大粒の涙が溜まる。 自律神経を落ち着かせるメカニズムが、 わぁっと零れてしまう前に、空から声が降ってきた。>>414 自分の父親よりも落ち着いた優しそうな声。
ふふ、と笑った少女は顔を緩めて笑い――――]
2015/08/27(Thu) 22時半頃
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また鬼になっているのか。 ……シスターも大変だ。
[迷子の遭遇率もなかなかな男は時折こうして、シスターを鬼として駆ける迷子を拾うことがある。 どこかでへばる凛花嬢と出会うのが先か、それとも鍵屋……つまりは黒金と出会うのが先か。 確率の高さで言えば、店を構える黒金のほうが高いだろう]
取りあえず、おじさんと鍵屋さん探しにいこう。 服屋さんの加賀さんって言えば、お嬢さんも判るかな?
[知らない人認識されないようにと願いながら、そう自己紹介する。 どうやら子供にも通じる知名度と、鍵屋を探すという言葉が利いたらしい。 幼女はぱっと笑い、そうして男が差し出した手に、鍵を持たない手を伸ばしてきた。
立ち上がって歩む目的地は、鍵屋。 昼食が遠のく代わり、店から出た鍵屋>>392と距離が近くなるだろう。*]
(420) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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眠気覚ましだとオレンジジュースよりも コーヒーな気がする。
[奢ってもらうことへの後ろめたさか、 はたまたただの負けず嫌いか。 声をいなしながら、>>410 ブラックコーヒーが落ちるまでの数秒を待つ。]
さすがに今夜の宿に困る相手から 家賃が取れる、なんて判断はしない。 ほっといて通報されたら夢見が悪そう、とか 格安で掃除当番雇えたらラッキーくらい。
[精々その程度だから気にするな、と 自分のコーヒーを口につけた。]
(421) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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―少し前の診察室で―
[満足気に笑って頷く鈴城の顔を見て、こちらも笑みを浮かべた。>>407 今ではすっかり馴染んだ鈴城先生にどこか、おじいちゃん先生の面影を見ていることもあり。 褒められるのは、いくつになっても嬉しいもの。]
先生のせいじゃありませんよ。 少し、息を吸い込みすぎただけです。
[謝る声には首を横に振り。 ペン先がカルテの上を滑る音を聞きながら、話題は従兄弟に。 守秘義務だと言いながら、大事でなければヒントを与えてくれる鈴城に目を細めて微笑む。 この人は、甘やかしてくれる人だ。 家を飛び出し、医者から離れようとしている従兄弟が。なぜこの醫院だけには足繁く通うのか、わかる気がする。]
はい、ありがとうございます。 私も気をつけますね。
[手を振る鈴城へ、もう一度お辞儀をして診療を終え。 カルテを片す音を聞きながら一足先に待合室へと出れば、丞と倫子の姿があった。>>398]*
(422) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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/*
これ判りづらかったかなと思い削除ぽちろうとしたら、間に合わなかったまーーーん
(-213) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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そうか、影之進か…。 さすがに影とか胡散臭すぎるから 進くん、って呼んでおこう。
[狼狽える様ににやりと笑って>>413、 財布から取り出した紙幣を押し付ける。]
受けるなら、当面の食費兼雑費。 下着やら着替えやら細々いるんじゃないの?
置いてあるのは仕事関係の資料だけど 好きに見ていい。 売り払ったりしたら弁護士召喚するから。
[雲に雀。 別の読み方が想い浮かばないならその程度であろうと 安堵めいたものと残念な気持ちが ない交ぜになったまま、軽口を続ける。]
(423) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[鍵屋さんがなくなった。この間まであったのに。 真っ赤なポストに辿り着くまでに在ったはずなのに。
浅い人生経験で作り上げた脳内地図では、 いつの間にか鍵屋を通り過ぎてしまったことに気付けない。 途中で猫を追い掛けたのが最たる原因であるのだが、 猫に振り切られた後で縋る先は、背高のっぽのポストしかなかった。
もう一度喉が詰まり、眦に大粒の涙が溜まる。 自律神経を落ち着かせるメカニズムが、 わぁっと零れてしまう前に、空から声が降ってきた。>>414 自分の父親よりも落ち着いた優しそうな声。
ふふ、と笑った少女は顔を緩めて笑い――――]
2015/08/27(Thu) 22時半頃
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/* 電話だけど、PCと、鉄ちゃんと喋ったぞぉぉ!!!
(遭遇率0%のまま)
(-214) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[扉まで追いついて、坊ちゃんの口ぶりに目を遣れば。>>398 珍しい理由は知れた。足の怪我だろう。]
珍しー……って浸ってる場合じゃねぇな ――痛いんだろ、それ 消毒するからこっちへ……いや、ちょっと待ってろ
[急いで戻ると、消毒液や処置の道具を持ち、待合室へ。 痛いのだから、無理に動くことはない。動ける方が動けばいい。 院を出ていく2人に、声を掛ける]
あ、坊ちゃんは大事にな あと出てくついでだ、丞 開院の札、伏せといてくれ やっといてくれたら、奢りは考えてやる
[扉から入ってくれば、待合室は覗けてしまう。 女性の足を治療するのに、乱入者はまずかろう。 入らぬようにと外界と遮断を、交換条件>>416に頼む。]
(424) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[とはいえ、ちょっとした筋肉痛レベル。 同じくなんでもないように腰に手をあて軽く反らす。]
特別講義ね、真面目に通ってんだな。偉いぞ そーいや今何作ってんの?
[前途洋々、明るいキャンパスライフ。 最高学府で何を学ぶか、和樹が知ることは今後もないだろう。 後半やや勢いが落ちた口調には瞬きほどの違和を示し、]
モノによっては、うちに置いてもいいぜ
[宣言通りコップに麦茶を注ぎ、 時折遊びに来る施設のこどもたちや影之進の餌付けに使おうと 買いだめた駄菓子が各種詰まったプラスチックのポットから。 適当にざらざらとカウンターテーブルにばら撒く。]*
(425) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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間取りと荷物は… 本しか置いてない六畳の部屋と 四畳程度のキッチン兼用だけれど 一応寝泊りが出来る部屋。 布団は置いてあるけど干しておいた方が賢明かな。
[その返答を受け入れられるなら、 今も胸ポケットに無造作に差しこまれた 鍵を手渡すだろう。
キーホルダー代わりに、いつか古物商で購入した サンゴの根付が揺れていた。*]
(426) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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――回想・朧の記憶―― [海嘯。 振り返った幼い眼に映ったのは、波の壁。>>62
白い砂浜の上にぺたんと座ったまま、 白い飛沫をあげた波が人の飲み込んでいくのをみて――
ひどく羨ましく思えた。
乾いた砂を握る小さな手が、 何か出来るとは思えないまま たやすく目の前から人影をさらった波へと 憧憬を向ける。]
(427) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[あの日ただ見つめるしかなかった幼い己。 暴虐の力を見せつけた波。
己の手の届かぬ場所で刻み込まれた圧倒的な何かを、 今もどこか求めている。**]
(428) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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着物に靴なんて、女将さん珍しいな どうした
[怪我の具合を訊ねれば、膝>>218と、足の裏の擦り傷>>403が示されたか。 血の滲むそこは、和装の美人には不似合いのように痛々しい。 消毒液とガーゼを手に取ると、傷口に当てる]
少し沁みるけど、我慢な ………大丈夫だ、あん時よりは深くない
[血を拭きとり見えたものと比べる傷は、彼女が以前醫院に来た時>>362の事。 あの時もそうだ。彼女は対処が早い。 怪我をすれば診せに来る、それは英断だ。 おかげで、男の腕でもかの傷はほぼ目立たぬ物となったのだから。]
(429) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[鍵屋さんがなくなった。この間まであったのに。 真っ赤なポストに辿り着くまでに在ったはずなのに。
浅い人生経験で作り上げた脳内地図では、 いつの間にか鍵屋を通り過ぎてしまったことに気付けない。 途中で猫を追い掛けたのが最たる原因であるのだが、 猫に振り切られた後で縋る先は、背高のっぽのポストしかなかった。
もう一度喉が詰まり、眦に大粒の涙が溜まる。 自律神経を落ち着かせるメカニズムが、 わぁっと零れてしまう前に、空から声が降ってきた。>>414 自分の父親よりも落ち着いた優しそうな声。
ふふ、と笑った少女は顔を緩めて笑い、手を取った。 小さな掌は、いつも彼に懐く。老若問わず女に強い洒落た男だ。]
(430) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[消毒を終え、包帯を巻く。 ガーゼをテープで止めるだけでもいいのだが、彼女は和装。 布が触れる度に剥がれかけるそれよりは、少々大げさだが包帯の方が良かろう。
他にも治療の必要があれば施し、顔を上げる]
よし、終わりっと 足の裏も怪我してるし、無理はすんなよ 店も、立つんなら椅子持ちこんで、たまには座って休め
[処方するのは化膿止めの塗り薬とガーゼと包帯。 酷いものではないから、前回のように痛み止めは処方はしない。 尤も、痛むようなら後日出すつもりではあった。*]
(431) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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―――― ちび小町!
手前ぇ、漸く見つけやがったぞ。 迎えに行ってみれば、過ぎてやがるとは如何いう了見だ。
[彼の腹が鳴る前に往来に響かせる声。>>419 彼女の持った鍵の届け先、商店街に軒先並べる鍵屋の主人。 作務衣にじんわりと汗を吸わせ、温い息を散らして大股で迫る。
少女は怒鳴り声に、ひゃあ、と涙も引っ込め飛び上がり、 真っ先に加賀の背後へ転がり込むよう逃げ込んだ。 ポストは泣かないけれど、鍵屋さんには怒られて、 しかし、おじさんはきっと守ってくれると、子供心に確信を備える。 子供と言えど女は女、甘やかしてくれる男には良く鼻が利く。]
……ってぇ、加賀の旦那じゃねぇか。 すまねぇな、迷子の面倒見させちまうとは面目ねぇ。
[手刀切って詫びを入れるも、小町と呼ばれた少女は、 加賀の手を強く握りしめて、甘ったれるような怯えを露わにした。 礼儀と筋に厳しい鍵屋は、こうなると怖いと知っている。]
(432) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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―公園―
[草の影以外でも虫は鳴く。 つられたように空腹の大合唱。
笑い声に包まれた公園は、いつだって賑やかだ。 少年の涙も引いたよう。
虫取りが高じて、振り回した枝先が服を裂いた。 ごめんねと謝りの声で、事態は収束する。]
怪我はないようだけど、お洋服が大怪我ね。
(433) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[倫子の控えめに言い淀む様子から、恐らく当たりだろう。>>403 鈴城を振り返り、反応を窺って。>>424 道具を取りに戻る様子に、診察室と待合室を繋ぐ扉を通りやすいように開けて待つ。]
お礼は鈴城先生に。 倫子さんのご馳走できっと許してくださいますよ。
[丞と何を話していたのだろう。 倫子の柔らかく響いてくるその穏やかな声に、僅かに目を瞠って。ふわりと微笑み返した。 頭を撫でられたわけではないのに、くすぐったい。]
……そう見えているのなら、嬉しいですね。 私が心配ばかりかけている気もしますけれど。 愛想を尽かされないようにしなければ。
鈴城先生も、ありがとうございました。 倫子さんもお大事に。
[ここで治療をするなら、男性陣は退散した方がいいだろう。 入口の日傘を手に取れば、従兄弟の後を追うようにまた日の照る外へと足を踏み出した。>>416]*
(434) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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それじゃあ、交換こしましょ!
[良いアイデアが浮かんだと、凜花はぱっと笑顔を咲かせた。]
私の服と、この服。少しの間、交換こ。 服のお医者様のところに連れていってあげるから、ね。
[黒のベールを広げ直し、仮初めの服に仕立てあげた。 加賀なら何とかしてくれると、小指を絡めて約束げんまん。**]
(435) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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はーい。 やったねブタメンお願いします!
[駄菓子と聞いてちゃっかり指定までする厚顔である。 言ってみただけで大抵のものは美味しく頂くけれど。
古い、の冗句に予想以上の衝撃を受けたような顔>>417 が返ってきたけれど、流石に言い過ぎただろうか。 でもピチピチとピカピカは大違いだと主張しておこう。]
和樹さんみたいに誰でも一国一城の主になれるわけじゃありませんしねー。どっか就職するなら……かといってフリーってのも、なぁ。
[まだまだなようで大学の4年間はあっという間だ。 進路についてもそろそろ具体的に考えなくてはいけないと、 とは、思ってはいる。]
あ、そうそう。 丞さんは確か医学系でしたっけ。 俺、ドクターって大学いくまで病院の先生の事だと思ってましたよ。
……ホントに大丈夫です? 腰って一度やると再発するって聞きますよ。
[一瞬、彼の表情が歪んだ気がして 痛み故かと眉を顰めた。]
(436) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[己が二十年前、因業な鍵屋先代に引き取られるまで、 教会で暮らしていた事情は街の大人ならば皆知っている。 子供なんか大嫌いで、頑固を絵にかいて額に入れたような先代、 そんな男が七つの子供を引き取ったと一時商店街に噂が立った。
大人びた少年は月日を重ね、今や彼と同じ一店舗の主。 鬼籍に入った老人の葬式まで一人で出すほど世に慣れた。
それでも、彼を呼ぶ声は、常に変わらず。 出会った時から今日まで、加賀の旦那。>>420]
見境なく甘やかしちゃくれるなよ、旦那。 こいつはグズると長いぜ?
―――…ああ、しがみ付くんじゃねぇよ。 旦那に女難の相なんざ今更だが、本当に上から下までだな。
[加賀のスラックスに懐いて、此方を伺う少女に注意を降らせ、 伊達者か洒落者か、とく女に受ける顔と視線を合わせた。*]
(437) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[鈴城醫院の外。 開院の札をひっくり返す丞を待ちながら。 態と右側から近寄って、その襟元に手を伸ばした。]
……湿布。 ここ、痛むんですか?
[指を引っ掛けてずらせば、見えた白に眉を顰める。 なるほど、鈴城が言っていたのはこのことかと合点がいった。>>407]
(438) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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/*
まちたえまくろがねくん、なんぞへんなぬりがはいっておられるぞ
おられるぞ!
※中の人はさっきから慌ててる
(-215) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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/* 凛花ちゃんかわええ。
たまに外からちらちら見てたから知ってたけど、かるらさんの女の子かわええ。
とてもかわええ。
(-216) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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ええ、少しばかり石に足を取られて転んでしまいまして。
[年を取ると嫌ですわ。 そう怪我の具合を尋ねられ>>429苦笑したまま告げる。
確かに『あの時』は焼けつくような痛みであったかと思い至るも、 今の方がずっとしんどいのは。心が弱っている所為だろう。 子の緑のバンダナが、脳裏に揺れるも其れを打ち払い。]
本当に、先生にはご迷惑かけ通しで。 頭が上がりませんわ。
[人に借りを作るを良しとしない頑固さを持つ碧落の女主人は、 巻かれる白を見つつつぶやきを落とす。 彼の祖父は腕の良い医師だったと聞くが、 彼自身もまた腕が良いと思っている。
それはこの街で彼しか医師を知らぬためか。 和装であることの気づかいを薄ら感じ、頭を下げて礼を告げよう。]
(439) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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無理はしませんわ。 これくらいの怪我なら怪我の内に入りませんし。 こうして消毒もされたのですし後はゆっくり養生しますわ。
[化膿止めと包帯を受け取り、告げる言葉に迷いはない>>431。 その中に痛み止めがないのが気になり、 少し不思議そうな顔をするが。 ――此処で願うのもまた変な気もして軽く袋を握るに留めた。]
そういえば、先生もしかしてお昼はまだでしたの? だとしたらお手数おかけして申し訳ありません。
[自分の店で何か作ろうかと告げようかとも思うが、 流石に足を診て貰ってすぐに尋ねる患者もおるまい。 固定された脚の調子をゆっくり上下に振って確かめれば、 これなら夕刻以降店できちんと立っていられそうだと一安心。]
(440) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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先生は良いお医者様ですのね。 ――助かりました。本当に。 またお暇なときにでも碧落に食べに来てくださいましね。 その時は一品サービスいたしますから。
[そう言い添えたのは先程逢った花京院の言葉>>434も後押ししてか。 蜩の鳴き声はもう太陽が南の空に輝くからか聞こえず。 病院独特の清涼な香りと、静けさを感じる事となる。 ゆっくり立ち上がれば少しだけ足に痛みが走るも、其処は女の気張り処。 悠然と背筋伸ばして去ろうとする、が。 ふと思い出して尋ねてみよう。]
そういえば。 西園寺先生はお元気です? ――又何処かでお怪我なさっていないか心配でして。
[碧落に良く来店する教師が怪我をしては此処にお世話になるのは、 商店街では有名な話。此の医師と懇意な事も。 女はドジっ子な教師の事も、密かに心配していたのだった。*]
(441) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[コーヒー、苦いじゃないかと思わず不平を洩らします。眠気覚ましということは夜更かしでもしていたのでしょうか、好奇心が疼く感覚に瞼が震えました。違います、相手に興味を持ってどうするのです。]
…………、なんだそれ。 掃除当番くらいなら、…やるが……
[彼のいう言葉に嘘がないか、私の心配は其処でした。>>421コーヒーに口を付ける姿を不審げに見つめ、そして、私をだました処で何の意味もない事に気付くのです。>>421]
(442) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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/* んー。先生の感触が淡泊だから 此処とは無理そう。 会話の種に教師先生に水向けてみるか。
(-217) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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/* 天下の盗っ人がまだお伽噺じゃなかった時代の生き残り。 それが鍵屋のじーさん。 古い時代と新しい時代を生き抜いた 頑固で子供嫌いな優しいじーさんってことでひとつ。
これで、上にも縁故を伸ばしますよ!(貪欲)
(-218) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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っ―――や、いや、…何もない。
[とっさに出た言葉は拒絶になりかけました。進くん、……いや、大丈夫です。そう、大丈夫なはずなのです。押し付けられた紙幣と彼を交互に見て、戸惑い。軽口に僅かな違和感を覚えました]
…ま、…まて……こんな、
[こんなもの受け取れないと。これくらいの金ならこの紙袋の中にだってある、そう告げようとして紙袋の中、此方に見えた名は――>>423]
…雲に、雀?チュン吉?
[仕事関係の資料。部屋を物置代わりに借りれるだけの資金がある。蜘蛛は、雲。チュン吉は雀。陰険さを否定しない理由。察しの悪い私です、ですが、此処までのヒントがあれば、別でした。好奇心がまた疼きました。
ですが、それは、私のものではないものです、私の事ばかり、私を憐れむ事に必死な私のものではないものです。ですから、気づかない振りをしないといけません。]
…布団まで…あるの
[しかし、分かったと頷く私はどこか上の空でした。疼くのです、顔の傷とは違う、幼いころに置いて来た心が、知りたいと。浅ましい欲求でした。きっと進などという名で呼ばれたせいです、他人に踏み込むのはとても怖い事です。]
(443) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[ポケットの中から出てきた鍵を握りしめ、サンゴの値付けをじっと見つめれば、これはもう返さないぞという意思表示を示した後でようやく、私は問うのです>>426]
……これは、、あんた?
[紙袋の中、延滞した本を取り出して、その作品名を、筆者の名を指でなぞりながら、彼にそう尋ねました。 白い、道化は、あんたかと――ひどく的外れに*]
(444) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[ブタメンによっちゃんイカ、 合成着色料が目に毒々しいグミまで品揃えは様々。 履き物だけでなく茶菓子まで昭和なのは、 単純に安いのと日持ちがするから。
茶店紛いのスペースはあるが、此処はあくまで古物店。 用事が済めば好きに過ごせと、己はカウンターに引っ込み。]
丹は彫塑、だっけ。芸術関係は難しいよな。 世の巨匠とかって価値が認められるの、 大抵死んでからだし?
――…そう。おれはそういうのが面倒で、 気楽な城主になったんだ。
[掘で囲まれたお屋敷と違い、 その気になればいつでも崩落できる、陽炎の如き城。 苦労がまるでなかったと言えば嘘になるが、 同業者の中ではまあまあ、成功してる部類だろう。
それが幸せかどうかと問われると微妙ではあるが。]
(445) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[それもなんでもないように反らす様を見れば必要以上の心配は無用かと。]
これでも授業態度は良い方なんですよ?意外でした?
今作ってるのは――…「肖像」、です。 モデルはいますけど抽象なんで見ても誰かはわからないかな。 でも、俺のその人のイメージをひたすらに込めてるんです。
誰かは内緒ですけどね!
[そこまで喋って、若干の気恥ずかしさに誤魔化すように笑い。]
……え、マジすか!?
[勿論、"モノによっては"……つまり、彼の趣味に合うかどうか、 の条件付きではあるが。 その言葉>>425にやはり胸は躍る。]
あ、そうだ。 10月に公民館のホールで友達と一緒に展覧会やるんで よかったら覗きに来て下さいよ。 気に入ったら引き取り予約もできますから!
[鞄の中に数枚入っていたフライヤーを麦茶と引き換えに手渡した。]
(446) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[鍵屋を発見するよりも先、耳に響いたのは店主の声>>432。
彼が礼儀や筋といったものに厳しいのは、男自身も知っているつもりだ。 往来で叫ぶのはどうなんだとか、子供が怯えるだろうとか。 だからそんな野暮な言葉は、告げるだけ無駄だ]
こんにちは、黒金くん。 いやいや、これも商店街に身を置く日常のひとこまだから。
[手刀を切って詫びを入れる精悍な若者に、中年男はゆるく首を横に振ってみせた。
子供にしてみたら、きっと彼の迫力は怖いのだろう。 怒鳴り声に涙も引っ込めて飛び上がる、小町と呼ばれた少女の力強く握ってくる手に、男は内心でそんな苦笑をする]
(447) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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/* おれ投下する前に更新しよな、って思った。
(-219) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[陽が照る外、いつもは左側にいる光圀が何故か右側に回り、軽く襟元に手を伸ばされひっかけられれば見えるのは白。>>438]
あぁ、寝違えたんだよ…痛むっつっても少しだけ。
[かろうじて左耳で光圀の声を聞き取れば少し目を細めながら答える。 貼ったばかりの時はひんやりとしていた白も、今となっては独特の薬品の匂いがする唯の白。
大丈夫だ、と苦笑を交えて告げて、襟元をひっかけている手に軽く触れる。]
光圀こそ何もなかったか?まぁあったら言ってるだろうけどさ。
[心配の声を出すのもいつもの事。 伸ばす手は彼の頭の上で、ぽふんと一撫でした。]*
(448) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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……黒金くん。
心配していたって素直に言ったほうが、少なくともこの子は素直に君の言葉に耳を貸してくれるんじゃないのかな。 [鍵屋先代が七つの子供を引き取ったと聞いたのは、加賀がちょうど和樹や丞と歳が同じ頃。
噂が立ち、奇異の目で見られた少年に何の躊躇いもなく声をかけられたのは、歳が離れていたせいだろう。 旦那と呼ばれるには、いささか貫禄が足りないと苦笑して見せた青年時代だったのだが。 今も旦那と呼ばれるには、少し穏やかな気質の己に貫禄が足りていない。
一店舗の主となり、鬼籍入りした老人の葬式を一人で出すほど世慣れしたせいか、気づけば彼を呼ぶときは少年としてではなく、同じ商店街に看板を並べる存在として認める、名字呼びになっていたのだが。
幼子を甘やかす己に注意する姿>>437に苦笑して、つい呼び方を、少年だった彼にするように戻してしまう]
君の厳しさは彼女の将来を思えば為にはなるけど、まずは耳を貸してもらえる態度を君が取らなきゃ。
──ねぇ、鉄くん?
(449) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[こちらと視線を合わせる精悍な顔に視線を返し、にこりと笑って首を傾げてみせる。
女難も年齢幅も余計だという意趣返しを込めて。 それから、小町嬢をそこまで甘やかす気はないと伝えるように。
もっともこのまま黒金の小言をこの幼子に受けさせるのは、やはり可哀想に思えてしまう。 態度を軟化するように黒金を諌めるのは、多分そういった甘やかしもあるのだろう。
見境ない甘やかしには遠いが、やはり男は無自覚に甘い。 ゆるくその手を握り返したスラックスに懐く幼女の女の嗅覚は、ほんの少しばかり正しかったようだ。*]
(450) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[こうやって誰かに深く問いかけるのは、いつ以来でしょう。 記憶が連鎖の様に蘇りました、あの時>>309、初めて会った鈴城先生に問いかけたときも、根本にあったのは好奇心だったのかもしれません。この傷が治るのではないのかという、浅ましい子どもの心。 毒は、見つかりませんでした。]
『………じゃあ、いつか名医になる…の?』
[違うと否定されたときの、思い。それは絶望にも、安堵にも似ていました。この醜い顔をいつか、治せるような医者に先生はなるのでしょうか。そんな問いかけと共に、ようやく私は覆面を外したのです。 そのときの顔は、どうだったでしょう、泣きそうでしたでしょうか、それとも笑っていたでしょうか。期待を含め、笑っていたような気がするのですが、定かではありません。*]
(451) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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/* 英明くんのコア19時~って書いてるけどいまだにこんの大丈夫かなぁ…。 明日でプロ終わるのだけど、stk側と話してたっけ?
(-220) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[丞の名前が出れば、ふと睫毛を落とす。 彼が、色んな葛藤の末将来を見据えていることも、 事故について責められた記憶も薄いが。
勿体無いと。惜しいと思わずに居られないのだ。 家系に恵まれ、本人も医師を志していた。 病弱な従兄弟のこともよく気にかけている、優しい男。
人生の中の、たったひとつの出来事で道がずれてしまった。 同情を欲していないのも解るから、 本人に伝えることはない。今までも、きっとこれからも。]
ああ、おれも。丞に聞くまで同じこと思ってた。 世間話のついでに研究? のこと聞くんだけどさ。 何語喋ってるのかさっぱりわかんねえの。
[それはそれで楽しいと、からりと笑い。]
さっきすれ違ったけど、 いつものペットを目元に引き連れてたよ。
[病院に向かうと指していた右耳を想い出し、 ついでに腰痛について指摘を受けて無意識に患部をさする。]
(452) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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/*回想は、本当はあったときに伸ばしたいんです というかそれがマナーだと分かっています。 ああ、もう動きが悪いせいでっ……
(-221) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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――商店街・白い仮面と――
チュン吉も可愛いから捨てがたいけど、 舌を切り落とされそうな名前だよね。
[問う声はどこ吹く風と>>443 飲み干した空き缶をゴミ箱に放り込む。
紙幣を拒む仕草には軽く肩を竦めて。]
一応こっちからの掃除当番依頼の前金。 不審こじらせて管理人に通報されても困るし。
部屋は布団もあるし、冷蔵庫もある。 空調も使い放題。 それ以上に贅沢しなきゃ、寝泊りには差し支えない。
[ついでに出版社から贈られてきたビールも 適当に放り込んである。 長期滞在ならそこら辺のビジネスホテルよりは 快適だろう。]
(453) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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/*さっきから変にフィルターが…( あれーw
(-222) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[こんな風に子を叱るのは、育ての親である先代の影響が強い。
先代は不愛想に黙々と研磨に勤しんでいたが、 子供が悪戯やらかすと、家が鳴るほどの怒鳴り声を降らせたものだ。 それに比べれば、己の声量など微風にも至らない。 彼がその怒声を我が身を以て、知っているかは不明だが。>>447]
教会からの盥を回し損ねちまってな。 加賀の旦那が拾ってくれているとは法外だ。
[事件には縁遠いが、事故は身近で起きかねない。 小町、と強く呼びつける声に、少女はもう一度肩を竦ませた。 だが、それ以上語を続ける前に、彼が仲介役を買って出る。>>449]
………加賀の旦那よ、 したっけなぁ、小町のちびの顔を見ろよ。笑ってんぜ。 こいつぁ、心配も迷惑も分かっちゃ居ながら、 ただ、旦那に懐いてるだけだろ。
[指摘の声で少女の肩は先ほどより大きく震えた。 己は腕に技を浸す前から彼を知っている。
道行く女の十人が十人振り返る面ではないが、 柔和が混ざる甘い顔は、只管に女受けが良い。 四十を超えた今でも八百屋の女主人はおまけを忘れず、 亭主のネクタイを選びに来る奥様連中の保養と化している。]
(454) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[以前、それこそ叔父と酒を飲んだ帰り。 覚束ない足取りはまんまと階段を踏み外し、 大事には至らなかったが腰を強く打ちつけたのだ。
とはいえ、日常業務には何の差し障りもない。 鈴城醫院に怪我らしい怪我で世話になったのは、 あれが初めてではないだろうか。
病以外のことで、何度か相談をしたことがあるが。 それはまた別の話。]
意外。丹くらいの時期の夏休みって合コンとか? バイトで遊んでるイメージだった
……へえ。抽象的な肖像、ね 内緒ってことは好きな奴? なんだよ、お前も隅に置けないな
[授業態度がいい理由はそれかと、円弧を湛えるも 内緒だと言われればけち、と肩を竦めた。]
(455) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[それでも、己の過去を思わせる名を続けられれば、 女に甘い男に折れる、と言う、珍妙な構図の完成。>>450]
じゃあ、旦那の顔を立てて聞いてやるよ。 ―――…小町、なんか言うことがあんだろう?
[促した声に、少女は加賀と己の顔を見比べ、 迷わず大輪を咲かせるように笑みをこぼした。 「連れてきてくれてありがとう、おじちゃん!」と、 くるくる変えた破顔一笑を色男に向けながら。
頭痛を抑える鍵屋は、ほらな?と言外に目で語る。*]
(456) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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/* 教師先生だいじょうぶかしらね。 現れてでないけれど。
(-223) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[差し出された冊子の装丁とタイトルに、>>444 そっと目を眇める。
白の道化が人気を得るきっかけになった著書であり、 今でも続編を書いてみないかと声をかけられていた。]
さすがに作家がこんな商店街にごろごろ転がっているものかな? …でも、答えを聞けばそれまで。 [それでも知りたければ、答えよう、と軽く首を傾げて。
馬道雲雀。 指さされた本の著者名は わざと読みづらく、意味を知る人からすれば なぜそんな組み合わせにしたと首を傾げられる筆名。]
(457) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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/* >>454 ひどい塗りがww
やめて、やめて、なかのひとがふるえてる……
(-224) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[作品の展示については勿論と頷く。 条件については承知の通り。
麦茶の代わり差し出されたフライヤーには、 ほうと目を瞠る。気まぐれ心が僅かに揺れ。]
おっ、面白そうだが……10月か。 約束はできないが行けそうなら行くし、 チラシも置いとくよ。
[内容には興味をそそられるが、時期が微妙と眉を潜め。 話題を逸らそうとしたところで、配送業者がやってきた。]
わり、ちょい待ってて
どーも、ご苦労さんです、っと……
[箱の大きさの割に軽いそれを、早速開ける。 丹の創作意欲を刺激できるものならいいなと、取り出した、 気がいいが珍妙な趣味を持つ雑貨収集家が贈りつけたもの。]
――――……どう? 良ければやるけど。タダで。
[以前届いた、アルミ製のオブジェより更に複雑で、 所々歯車や真鍮が打ちつけられたもの。 前衛的すぎて、和樹には少々理解できない芸術だった。]*
(458) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[読めなければそれでいい。 読めない文字を調べたいと思う程度の 好奇心がない人間に、 1冊の本は読み切れない。 裏に潜む感情は読み取れない。
そんな傲慢さを隠しもしない著書を、 目の前の人間が手にしていることに 言い表しようのない喜びを覚える。]
白の道化男を見て、進くんは不快だった?
[嫌だと思われたのならそれまでのこと。 諦めてしまおうと、首を傾げたままで問う。
彼の反応が揺らいだ呼び方を用いたことに他意はない。 さすがに影、と呼ぶには真っ当な感性がブレーキを働かせた。]
(459) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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寝違えた…少しですか。 それなのにさっきも長椅子に横になってたんです?
[近付けばわかる、微かな薬品の匂い。>>448 幼い頃から馴染み深いもの。だからこそ自分以外の者が纏うと不安を煽る。 いつかの夏の日。事故の報を受け、見舞うために病院を訪れた時にそれを知った。思い出せば今も歪みそうになる顔を、懸命に緩めて微笑を浮かべ。
指先に触れる手に促されて襟元から外せば、左側へと移動して。]
私の方も、変わりはありませんよ。 予備の薬もこうして持ち歩いてますし。 それに……医者に、嘘はつけませんから。
[伸びてくる手にはいつものように困った微笑を浮かべながら、ふと少しだけ身を屈めた。 髪を撫でていく掌。今も従兄弟の存在が傍にあることを確認して。]
(460) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[転んだ故の怪我>>439は、嘘はないだろう。 しかし、そんな英明みたいなことを―――出かけた言葉は飲み込んだ。 女将さんは初で、あいつは常習だ。 比べてはならない]
不注意なんて女将さんらしくねぇな 考え事、他事は適度にな
………俺でいいんなら、悩み事も相談に乗るし
[大方、躓く時はそういう時>>440か。 彼女が気を散らすほどのことは何だろう。 無理に問いただしはしないが、捌け口の提示。 勿論、来なくとも構わない。 他にあるにこしたことはないのだし、と。 5年だけ早く生まれたことで、少し吹かす人生の先輩風。]
(461) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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迷惑も何も、俺は対価通り働いてるだけだって
――はは、強いな、女将さん 養生する方がいい、その方が早く治る
[痛み止めを処方しないのは、そこまで痛くなかろうと踏んで。 痛いのなら、不自由をするのなら、彼女ならまた訪れるだろう。 来るのならば、見立てを誤ったこちらの落ち度であるが。]
謝んなくていいって、それが俺の仕事だ 怪我人追い返す藪医者って広がったら困るしな ……世辞もいいぜ、くすぐったい
――あー、でも一品は貰えるんなら
[いい、いいと繰り返しながら、そちら>>441は調子良く、遠慮なく。 立ち上がる姿は介添えも必要ないしっかりとしたもの。 訊ねられたのは先ほど思い出した同級生]
(462) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[黒金の叫びを聞いた時、思ったのは彼の養父に似てきたなということで。
無愛想で無口な鍵屋の先代は、けれども子供が悪戯をすれば空気がひどく震える怒鳴り声を降らせていた>>454。 もっとも自分は、その声に世話になることはなかったが。 ただ、遊び友達がよーく世話になり、ひりつく空気を体感していたというだけで。
仲介を買って出れば、黒金の指摘の言葉に少女の肩が大きく震える。 その様におやと目を瞬かせるくらいには、男は自分に対する女性評には無頓着だった。
八百屋の女主人は昔から気前が良く、もう一人の姉みたいに慕ってたし 夫へのネクタイを選びにくる妻達は、ただ普通に旦那想いなのだろうと和む程度だ]
……子供に懐かれる自覚は、少し……ある。
[あるとすればそれくらいで、複雑そうに小町の笑い顔を見下ろす]
(463) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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あー英明か 今日はまだ見てねぇな
[暗に含むのは醫院に入り浸る中学教師の姿。 今日"は"見ていない。―――つまり。]
元気なかったらここに来てんだろ ……いや、元気あっても来るか "運ばれて"来てなきゃ、まぁ元気って事で
[今日もどこかで転んでいそうだが。 便りがないのはなんとやら。 出口に向かう女将に返事をしながら、その言葉は半ば自分にも]
お大事にな
[扉まで行けば、男が開き、 去っていく背を見送った。*]
(464) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[おや、自分の方が分が悪いだろうか。 >>456黒金が折れたのと、男がそう思ったのは同時。
黒金に促された少女は暫しこちらとあちらの顔を見比べ、そうしてまるで大輪の向日葵のようにぱっと笑ってみせたのだ]
──……。
うん、どういたしまして。
それから鍵屋さんにはごめんなさい、するんだよ。 小町さんは『ありがとう』が出来るいい子だから、心配してくれた鍵屋さんに、『ごめんなさい』も出来るよね?
[言外に語る黒金の目に、男は一度苦笑を返す。
それから笑ってくれる少女を見下ろし、わずかに身を屈めて言い聞かせる。
怯えるような剣幕で現れた男が自分の身を案じていたのだと、ようやく少女が気づいたのはこの頃だろうか]
(465) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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……お昼時ですね。 そろそろお祖母様が心配していると思うので、 私は一度家に帰ります。
丞も、寝不足だったら布団で寝てくださいね。
[帰り道まで付き添いは不要だと、ゆるりと笑い。 一斤染の日傘を揺らし、高い塀の続く屋敷に向かって歩き出した。]*
(466) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[レトロだったりアンティーク調なものを好む和樹にとって、 資源ゴミにも等しいそれ。 ひとによっては価値を持つものだし、 何かしら意図や情熱を持って創られたものだろうと思うから 捨てることも、粗末にすることも心苦しい。
丹も不要とあらば、先住民の隣にそっと飾るとしよう。 そのうち愛着が沸くかもしれない。]
そーいや、さっき西園寺センセに会ったよ。 夏休みって教師も暇なんかね?
[今はもう、麦茶で洗い流してしまった 生温くとも瑞々しく歯触りのいい梨を想い出し。 丹が彼の生徒かどうかは定かではないが、 それ以外でもこの辺ではお馴染みであろう和装。
鍵屋の作業を見守っていた、 温かく穏やかで、どこか空虚な笑顔と感心する声。
丹が情熱を注いでいる肖像の姿も、 西園寺が声を荒げ感情を揺らす姿も、
自らがスーツに身を包んでいる姿も、 まるで想像がつかない。]**
(467) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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……鉄くん。
──黒金くん。
視線が痛い……
[少女が鍵屋にぺこりと頭を下げる中、男は小声で先ほどの口ほどに物を言う目について肩を竦めてみせた。
一応体裁は整ったから、これで手打ちでどうだろう。 窺うように黒金を見たのと、小町が頭を上げたのは同時だろうか]
(468) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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―商店街―
[加賀屋に辿り着く前に、また凜花はへばっていた。 陽射しから頭部をまもるものがないせいか、 夏バテのせいか、やけに暑い。]
……あ、ら?
[見えた人影は、加賀ではなかったようだ。>>420 今日も暑いですねと、挨拶を口にする。]
(469) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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|
[そうして男は改めて小町を黒金に託そうと、その小さな背を押してみた。
黒金から何かあれば、耳を傾け。 それから、遠のいた昼食へ向かうつもりだ。**]
(470) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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/*
あーーー、凛花さんすれ違いさせてごめーーーん(泣き土下座。
(-225) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[確かに、彼の言う通り転んだなんて普段の自分らしくない事だ>>461 独りで立ってしゃんと歩く、私らしくない。 わたしらしく、ない。でも。]
……わたしらしいって、なに、かしら。
[呟きは静寂を湛える診察室に波紋を落とす。 が、それをゆるりと首振り打ち消した後。]
ええ、適度に場所を弁えて致す事にしますわ。 ……ありがとうございます、先生。 もうだめだという時は頼らせていただきますわ。
[まだ大丈夫、そう自分に言い聞かせる。 この街の人たちは優しい。甘えてはいけないのに。
それでも吹かされた先輩風に心の安寧を得たのもまた事実。 5年とは角も大きなものか。 医師としてか、思いやりの言葉に頷いて。 貴方の言う『強い私』にまた戻りましょう。]
(471) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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それでも、矢張りご迷惑をおかけするのは気が咎めますし。 そして患者の心配をして下さるのは嬉しいものですわ。 早く治ってばりばり働かないといけませんから。 忠告痛み入りますわ。
あら。私嘘をついた覚えは御座いませんことよ? 良い医者様と思っております。 商売柄腕の傷が見えるのは宜しくないので。 本当に、助かりましたもの。
[一品貰えるなら>>462、付け加えられた言葉に破顔した女将は。 先生の好物でも拵えましょうねと楽しげに告げた。]
(472) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[尋ねた先生の行方>>464。 今日は見ていないということは元気でやっているのだろう。 彼の言葉に頷いた後、見送られて玄関口まで向かう。]
ありがとうございます先生。 養生しますわ。
[告げれば一礼し、ショールを纏って商店街へ繰り出そう。 ミンミンゼミの声が鼓膜を擽り、焼けつく風が 今迄室内の冷房に当たっていた頬を、さらりと撫でた**]
(473) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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/* 和樹くん非力だし腰痛ちょい持ってるし猫に弱いから。 簡単に拉致監禁できますよ的なあれ。
鈴城先生への相談事何にしよう。 第二次性徴のこととか?丞のこととか? タゲられてからでいいかな…(のーぷらん)
>>458 なんかもう、stk側の精神擽るには 巣立ちフラグしかないのではみたいな最終手段
(-226) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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あー…ほら、横になってたのは寝不足っつーか…? 今日はちゃんと家で寝っから大丈夫だよ。
[誰もいない部屋で寝るのも慣れたもの。 たまに本人も気づかないのか不安そうな表情をする光圀。>>460 何故かそれを隠そうとしているのが分かるからあえて言わないのもいつもの事だ。
ス、といつもの様に左側へと移動する光圀を見ながら軽く右耳のピアスに触れる。]
ン、ならいいんだ。 ぶっ倒れるならせめて俺が居る時にしてくれな……?
そりゃそーだ、鈴城センセーが大丈夫っつーなら心配しないさ。
[己より少しばかり高い身長。 それ故かつい、頭を撫でたくなる。 昔から変わらぬ距離、それが擽ったくもあり心地よくもあった。]
(474) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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おう、ばーちゃんに此れ、ありがとって伝えといてくれな。 気ぃ付けて帰れよー?俺和樹ンとこ寄ってから帰るわ。
はは…、寝落ちに気ぃ付けるわー、
[空笑いを浮かべながら>>466 屋敷に向かって歩き出す光圀の背を見送って自分も商店街へと向かって歩き出した。]*
2015/08/28(Fri) 00時頃
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おう、ばーちゃんに此れ、ありがとって伝えといてくれな。 気ぃ付けて帰れよー?俺和樹ンとこ寄ってから帰るわ。
はは…、寝落ちに気ぃ付けるわー、
[空笑いを浮かべながら>>466 屋敷に向かって歩き出す光圀の背を見送って自分も商店街へと向かって歩き出した。]**
(475) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 00時頃
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―商店街、雀か雲雀か―
舌を切り落とされても、 おじいさんが探してくれるからいいじゃないか…
[チュンチュン、歌を歌うように口ずさみかけ、口を慌てて噤みました。空き缶をゴミ箱へ放り込むのを見て、自分の持っていたものを投げて外しました。 軽く肩をすくめる彼に、なっと震えます、暖簾に腕押しとはこのことでしょうか。人見知りが何処に行ったのやら]
泊めさせてもらうのなら…掃除くらいは当たり前…… 通報なんかしたら…こっちが逆に捕まる
…………至れり尽くせりじゃないか………
[聞けば聞くほど、環境良く。上の空、好奇心を刺激されていなければ>>453義理やら面子やら私にとって、本来、必要ないものを利用しても言葉を続けていたでしょう。 しかし、手に持った紙幣を突き返すほどの余裕も、今はありませんでした。]
(476) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 00時頃
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/* 外食しない坊ちゃんだったね…。 ということで、丞は本当に長く甘えさせてくれてありがとうございます。
まだ西園寺先生と和樹さんに会えてないのですよね。 西園寺先生、今日顔だしてたかな…お忙しいかな。 この人数だからせめて相手候補側との接触だけでも頑張りたいきもち。何かしら会えてればなんとかする。けど。
(-227) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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[眇まった目に、>>457何か間違えた事を言ったかと悩みが過りました。しかし、この本の著者は雲雀『ひばり』なのです。雲と雀、雀ではなく春に囀るあの鳥です。]
事実は、小説よりも奇なり。 ゴロゴロ転がっている……ことも、あるだろう… ……それまで?……… 最初、著者の名前を読み方が分からなかった… 今でも、うまみちと玉に読んでしまう めどう?めだう、どっちだろうか…とか、 こんな読みにくい名前をつけて、絶対この著者性格わるいぞ…って。 新しい本が出たって聞いたけど、売っていないしさ 灰雪だっけ?また難しい題名でやっぱり性格が悪そうだし でも、言葉を沢山知っているのは、素直にすごいって思ったけど。 ……内容だって…
[好奇心です、ですが軽く首を傾げる姿に、覆面を顔としてからの人見知りが邪魔をしました。はっきりと返せているでしょうか。私は、周りくどく、言葉を紡ぎます、だんだんと饒舌になり。…趣味を、好きなものを語るときに、人は多くの言葉を欲すると私は思っています。]
(477) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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/* 昨日夜更かしが過ぎて昼間よぼよぼしてしまったんで。 今日は早めにそしてちゃんと寝て脳に気合いしれましょってやつ。 (といいつつ風呂も済ませてない。まるでだめなちかたろう)
丹への受け答えこれで良かったんだろうか…。
影之進と雲雀のやりとり面白いな。ここもう堅そう? >>477 最下段いいね。おれも、そう思ってます。
(-228) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[危険には怒号を飛ばし、物を壊せばポカリと拳骨を下ろす。 昔気質の職人気質。元よりこの商店街にはその手合いが多いが、 彼が持つ洒落の代わりに頑固を据えたような男だった。
……尤も、この街中で誰が一番拳骨を浴びたかと言えば、 当然、子であり弟子であった己になるのだが。
ともあれ、彼の自覚には首を縦に振る。 聊か同意の範囲が狭いようにも思うが、秋波に気付かぬも特権だ。]
―――…ああ、和樹の小僧か。
そういや、伝言は聞いたかね。 重ねちまって悪いが、先だっては実に良い仕立てだったぜ。 折を見て碧落で酒でも奢らせてくんない。
[彼の言うところの“子供”で、合点行くのは血縁の某。>>463 思い出したように問いかけると、会話は小料理屋へ寄り道。]
(478) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[そうして、素直な少女の御礼はいの一番、色男に向けられる。 少女からしてみれば、当然のことだ。>>465 けれど、その彼に促されれば、少し恥ずかしげに顔を伏せ、 言葉を選ぶように男の脚に抱き着くと、だって。と口ごもる。]
――― まぁ、無茶を強いせずとも構わねぇよ。 年頃になりゃ、悪態の方が先に口をついて出るもんよ。 そんなん、小町以外にもごろごろしてるだろ。
小僧しかり、影ちゃんしかり。
[通りすがりの色男に頭は下げられても、 見知った大人には躊躇いが出る。 子供ってぇのはそんなもんだと笑みを噛み、手を左右。]
(479) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[されど、視線も合わせず、ぽそぽそと告げる「ごめんなさい」 恥じる少女に紡がせたのは、やはり彼の手腕か。>>468]
疚しいことがあるからだろ、旦那。 加賀の旦那は飾って囀らせるなら調子が良いが、 深入りすると相応の―――…、いや、こいつは余計だったな。
ほら、小町や、来な。
[背を押され、声に誘われ、少女は手から手へ。>>470 何気ない世間話の最後に置いたのは、余計な言葉。 ―――女難と告げた意味、誰より彼が承知の上だろう。
大きな鍵屋の手が少女と繋がり、揃って彼を見送った。*]
(480) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[ですから、言葉が足りないのです、圧倒的に。毒を吐く以外の事をして来なかったことを今更悔やんでも仕方ありません。本当は、もっと魅力的に語りたいのに、どうしても言葉が上手く発せられません、そのもどかしさを]
……不快??なんで、不快になるんだ…?? 羨ましかった………、あの人は、強いから。
[そのまま内容の事まで話しかけ、これ以上はさすがにしゃべりすぎだと口を噤みかけたときでした>>459。白の道化について問われ、迷うように左右へ目線をずらしました。読み切れている自信などありません。『進くん』という名が響き、言葉が途切れそうになりました。 それでも、思う事を口にしようと自分の覆面に片手で触れ、表紙に書かれた花嫁という文字と彼の顔を見比べて]
……この下を、堂々と見せれるなんて ……
[羨ましい。この醜く爛れた顔を見せれるなんてと、彼の幼く見える顔をじっと見つめて、羨ましげに唇が珍しく覆面の下、笑みを浮かべました。*]
(481) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[八百屋の女主人に見せられた生姜はとても立派なものだった。クッキーの生地に混ぜるのも良いと財布を取り出そうとして、持ってきていないことに気付く。]
……ごめんなさい。いま、手持ちが無くて。
(482) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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/*雲雀で思い浮かぶのが美空ひばりだったり
(-229) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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/*うまく拾えている気がしない そして、堂々とっていうのが私が感じたっていうのを入れ忘れた。読み手によって解釈が違うから小説は面白いんだよぉおおおおお
(-230) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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― 或る二つの鍵 ―
[秘を隠す番人こそ、秘を明かす罪人。
夜が明ける直前に一層の闇夜が拡がるが如く、 すぐ傍に転がる真実に気付く者は多くない。 平和暈けと言ってしまえばそれまでだが、 この街の住人は変わらぬ日々に慣れている。
昨日が今日でも今日が明日でも明日が昨日でもまるで変わらない、 平凡で退屈な、けれど穏やかで平和な日々に、慣れきっていた。]
(483) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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/*ちなみに言葉が足りないのは中の人 本を読みたいーー 元々、影之進のモデルは、 オペラ座の怪人だった、演劇設定の名残。 だけど、あれー?展開になってまいりました(
(-231) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[慣れないのは、毎日平々凡々ではない者くらい。 床に臥せるを強いられる穏やかでない者くらい。>>380
朝夕のローカル新聞に目を通し、噂煙の立たぬ花京院家に、 案外、因習が強いんだな。と独り言ちた昼過ぎ、 新たな大口の仕事が舞い込んだ。>>381]
へぇ、こいつは年季入りだねぇ。 錠が完全に莫迦になっちまってるな、―――経年劣化だろう。
[倉前で工具箱を助手に変え、見聞する重厚な扉。 胡散臭いとはよく言われるが、此度の言葉はその比ではない。
素人である彼の目にも鍵は人為的に壊されていた。 風の音もしなかったと家人は言うが、錠前は凄惨な有様。 物の道理が分からぬ素人がこじ開けたように見えて、 その実、要所の機構だけを殺した細工仕掛け。
それを時が壊したと鍵屋の店主は嘯いた。]
(484) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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― 商店街 ―
[光圀とわかれてゆっくりとその足は商店街の「valot」へ向けて歩き出す。 しかし外は暑いと言うのに一向に眠気が覚めないのは熊五郎が瞼にて覚醒しているからだろうか。
とりあえず和樹の所へ顔を出したら一度家に帰って仮眠をしよう。 そう思いながらジリジリと照り付ける太陽にあたりながらぼんやりと歩いた。]**
(485) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 00時半頃
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次はもっと頑丈な鍵にしねぇ。 なぁに、勉強させてもらうさ。
[花京院の名を、家を、財を、血を、そっくり受け取る跡目に向ける。 盗っ人は猛々しくも、駄賃を払いに来たとばかりに口角を釣り上げて。 邂逅するのはあの夜の鷹の目、開けるも閉めるも自由自在。>>382]
しまうものがあるのに、鍵がないのは不便だろう。 良いぜ、誰にも開けられない錠前をこさえてやるさ。
江戸の時代より伝わる秘番の妙技、 ―――若君様にだけ、とくご覧にいれよじゃねぇか。
[詰め寄るようにぬっと上体を起こし、拳が彼の左胸に乗る。 ニィと嗤った顔は、真昼の最中に見せた深夜の顔。]
(486) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[取り換えられた鍵は、重厚な観音開扉に直接埋め込まれ、 長年門番を勤め上げた閂に暇を寄越した。
代わりに与えられた鍵穴に通すは、和鍵の複雑さを持つ黒い一本目。 此方は同種を三つ作り上げ、花京院家に納品。
一本目とは全く異なる溝が刻まれたのは朱い二本目。 同じ鍵穴に内側から差し込み、錠を落とす代物。 ひとつの錠は二つの鍵と噛み合う巧緻な芸術品。 此方は一種一本だけ、世界に唯一の秘密の鍵。 これは臆病な名家ではなく、賢く勇敢な若様の掌中に納められた。
以来、花京院の倉に賊が入ったとは、とんと聞かぬ話。**]
(487) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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/* うぐぅっ!凛花ちゃんと会えない! 明日、朝落とせないかなぁ。
(-232) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[問い返された一雫>>471 落ちた水面の先、底までは遠く。 ただ音だけが表面を滑る。 本来ならば立ち入らせないそこに、揺らぐ波]
女将さんらしいって、そりゃ 碧落での笑顔だったり、 着物着て、背筋伸ばして歩く姿だな
隙がない、気を張って疲れやしないかとさ ――心配はするわけだ、俺でもな
[しかし、社交辞令のように返る言葉は、"強い"。 無理をして気を張って、その日はふつりと突然に――― その人物に心当たりがある男は、気にかかる]
(488) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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そう言ってもらえるとありがたい 良い医者になりたいのは昔っから思ってるからな 女将さんに認められてんなら、 もう片足くらい突っ込んでんのかな
[褒められれば>>472、やはりいい気はするものだ。 祖父にはまだ及ばぬこの手、それでも困った誰かを救えるか。 想起される問い>>451は―――]
(489) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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[好物が添えられると聞くといいねぇ、と口角を上げる。 碧落の出汁巻き卵の味を思い出す。 添えられる大根おろしと共に食べるのが良いのだ。 特製の出汁が効いた卵焼きは、自炊では味わえぬ美味。
見送り、戻っていくのは診察室。 処置に使った道具をしまい、女将のカルテに処置を書き加える。]
ん、まだ行けるな
[時計を見ると、昼食は10秒で済ませればなんとかなりそうな時間だ。 予定通り、訪問診療をしていこうか。
行くと言っていたリサイクルショップに着くのは、午後の開院前くらいになりそうだ。*]
(490) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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/* ん、センセはご無事かね。 メモだけでも更新あると安心できるんだが。
(-233) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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/*要因、言葉を知らなすぎ 調べなきゃ、気づけないって、時点で足りてないの分かる…orz
(-234) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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/* ログに溺れちまってるんかね…、 いや、コア広いからリアル多忙か。 明日、ちと読み直そう。
(-235) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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/* すごく重厚な物語が返ってきて感嘆の息が…… 表が黒の鍵。内が朱の鍵。ね。
(-236) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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― かつての教室 ―
[>>372身体の弱い生徒はどの時代にも少数居て、 結果特別扱いになることもしばしば。]
花京院くんは焦らないからいいねえ。 自分のペース掴めればそれで進めばいいよ。
……鈴城醫院はどうだった? あいつに何か言われたら僕に教えて。 じいちゃんに怒られてた時の話教えてあげる。
[中学生相手に冗談めかして言葉をかける。 その話も結局しただろう、 お陰でまた鈴城に怒られたのだけど。 友人を売っても良いぐらいには、 生徒のことは大切にしているということ。*]
(491) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 01時頃
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/* つってたら、きたぁああ!(歓喜) 無理すんなよ!ちゃんと寝て休めよ!
(-237) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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[手伝いを終え、甘い物から塩辛い物まで揃ったチープな駄菓子の品揃えを眺めていると何処かほっとする。 カウンターに引っ込んだ店主>>445に こちらもソファで寛ぐのはいつもの事。]
殆どギャンブルみたいなモノですよ。 ですよねー。 今では誰でも知ってるような巨匠も 生前は売れない作品ばかりの貧乏人だったって。
賭けに出なきゃ、勝つこともできないってわかってるんですけど。
[和樹さんは勝ち組ですよねー、と 小さな店舗ながらも困窮した気配の無い様子を見れば 気まぐれに見えて要領は良いのだろうと。 彼の内心を知らず、いいなぁ、と羨む。
丞さんの名前が出ると、表情が翳る>>452。 事故の事は……そんな事があったのだと薄ら聞き及んでいる程度。 翳の原因とは結びつかない。況してや、彼の複雑な胸中など。
だから、俺は明るく笑う。]
あはは、俺も理系の事はさっぱりだなー。 大学に寝泊りして家には荷物取りに立ち寄るだけ、 みたいな生活することもあるらしいですよ?
ペット…… …あぁ。 体壊さなきゃいいんですけどねー……。
[記憶の中の先輩の顔を思い浮かべて、目の下の黒いペットに頷く。]
(492) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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[擦る手を見れば気にはかけるが、 何も言わなければ追及はしない。 自分の体の加減くらいは把握できるだろう。>>455]
バイトもたまにはしてますけどね。 製作資金も貯めなきゃですし。 遊んでないって言ったらそりゃあ嘘になりますけど、講義サボることはあんまりありませんー。
……ぐ、…からかわないでくださいよっ!
[口元の弧に余計な事を口走ったと噛み付くように吠えた。 冷たい麦茶を呷れば頭も少し冷えて、ふう、と一息。]
あー、この頃忙しいです? 無理にとは言わないんで、気が向いたらどーぞ! 情熱だけは込めてるんで!
[そこで来客の知らせ>>458にお構いなくー、と見送り、 程なくして戻ってきた彼の抱えた箱の中身はさて何かと横から覗き込む。部品が複雑に絡み合った、中々前衛的なオブジェのようだ。]
え?いーんですか?
[タダでやると言われればぱちくりと。 興味はある、が……自室に置くには少々大きすぎるようにも思える。]
でも流石にちょっと置き場所無いかな……残念ですけど。
(493) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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― 覆面のこと>>451 ―
[じゃぁ、などと問いかけられて すぐに返事が出来ない自分を恥じる。 こう見えて、一人前に落ち込んでいるのだ。 この街にいれば、名医――祖父と比べられる事は必然。 気にするが故に、些細な言葉や関係のない言葉にも気が立つ若い時分。
しかし、ゆっくりと外された覆面の下は]
『………―――きっと、いつかは、な』
[絶望を告げたと言うのに、希望は潰えずに。 ぎこちなく綻ぶ、幼い顔。 見た時に、答えたのはそんな言葉。 黒い髪を撫でて紡ぐ。
この希望を潰えさせないのは、男次第だとその時に自覚した。]
(494) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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/* 鍵屋に会わないといけないんだけど、どうしような。 ももてんさんすみません……… エンカ捌き切れない、ぞ! 嬉しい悲鳴。
(-238) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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/* 英明先生のこの省エネっぷりすごいな。
丹>>492 酔いつぶれて寝る用にソファ出そうと思ってたの忘れてたありがたく拾おう
そんで和樹は、丞について無意識のうちに誰かに罰せられたいって、責められることを望んでいるのかなって(わたしが)(今更のように)気づいたメモ。
といってもこれは一面。 やってみたいなの域なのでお相手次第で臨機応変に。
罰せられたい和樹と、赦されたい和樹と、望まれたい和樹 こんだけいれば何とかなる…と信じたい。 残り23hも気合いいれて楽しく悩みましょう。
丹>>493 (でしょうねえってかお)
(-239) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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[次に店を訪れた時にはこの個性発するオブジェもvalotの店内に馴染んでいるだろうか。さて。]
先生って夏休みでも何人か学校にいるイメージあったけど 西園寺先生はそんな感じしないのなんでですかね。
そーいえば、結婚したって話とんと聞きませんよね。 そろそろいい年だったと思いますけどー あの人には傍で支える人が必要なんじゃないかな……。
[昔の恩師>>467、卒業してからも小さな町では顔を合わせることも幾度かあった。彼の独特の雰囲気、授業は楽しかった記憶があるが 当時から子供ながらにこの人は一人で大丈夫なのだろうかと密やかに思っている*]
(495) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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― 昼過ぎ・商店街 ―
[木陰に入り、出がけに鞄に入れたゼリー飲料を開ける。 こういった食事は珍しくもなく、何回も食した薄いグレープ味には飽きが来た。 新しいフレーバーを買おうか、何があっただろうと考えれば、すぐにゼリーは胃の中に。 ぐしゃりと潰して、再びそれを鞄へ。]
つっかれた…… これで回るところ回ったか?
[訪問のリストを確認すると、ちょうど全ての項目にチェックが入ったところだ。 いつも喋り続ける森川の婆さんが、たまたま夏風邪で喉を痛めていたのも幸いしたか。 ――いや、風邪をひいたこと自体は全くもって良くないのだが。 予備に風邪薬の類を入れておいて良かった。
なんとかvalotに寄る時間は出来そうだ。 木陰を出ると、そこに向かい歩きはじめる。 先客がいるとは、まだ知らず。]**
(496) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
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/* ホントすみません。 昼に出来たら顔出して進めたいけど、約束しきれずこんな……… (埋まる
(-240) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 02時頃
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/* >>475>>485 たすく先輩 (鈴城医院の方もだけど変換できないんだけどなんて打ったらこの字出てくるのかな……) >>490>>496 鈴城せんせ
(-241) 2015/08/28(Fri) 02時半頃
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―商店街―
[財布はない。 持っている物は破れたTシャツと充電の少ない携帯電話。 ビーズを繋いだロザリオも、わらしべ長者になるには交換出来るものでない。
秘番屋の看板を継いだ店主は、凛花の事を『嬢ちゃん』と呼ぶ。>>388 同じ食卓を囲んだ幼い頃は、1つの歳の差は小さいものだったのに。年月を重ねるにつれ、別れた道を進むにつれ、拡がりを感じてしまう。 大工でも何でも屋でもないけれど、防犯アドバイザーではないか。 蝶番を直そうとドライバーや金槌を握れば神父と修道女の手が腫れる。何と効率の悪い。
今日は別件なのだ、迷子なのだ。>>390 駐在よりも頼りに出来るのは通話の先の相手だけ。]
(497) 2015/08/28(Fri) 03時頃
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[小町が無事に辿り着いたものだとすっかり思い込み、凛花は迷いが断ち切れず、生姜に手を伸ばす。]
『それじゃあ、次の買い物の時で構わないよ』
はい、ではそのときはクッキーも貰って下さいね。
[からり、晴れたようなおばさんの笑顔。 ありがとうと謝辞に頭を下げた。**]
(498) 2015/08/28(Fri) 03時半頃
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[饒舌、とは言い難いものの、思った以上の返答の 長さに>>477少しだけ驚いて瞳を瞬かせた。
足りない言葉を、探し出すように。 視線を彷徨わせる。
紙の上で何を綴ればいいのか迷う万年筆が、 かり、と無為に繊維を引っ掻くさまにも似ていた。]
(499) 2015/08/28(Fri) 03時半頃
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[羨ましい、と繰り返す彼を不思議に思い>>481 いつものこじらせた言葉でない、その朴訥さに驚き、 数度目を瞬かせる。]
めどう、と読むんだよ。
[自分から教えることは滅多にない答えを告げていた。]
給料は出ないけど、本は読み放題。 まあ次の部屋が見つかるまでのつなぎとしては 悪くはないんじゃない?
[羨ましい、と自らの纏う仮面へと触れる仕草に>>481 年相応の弱さや劣等感のようなものが垣間見えると同時、 見えないその奥で少しだけ空気が和らいだ気がした。
相手が望めば、案内するには大した距離ではない、と まずは資料置き場を兼ねた部屋へと足を向けたか。**]
(500) 2015/08/28(Fri) 04時頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 04時頃
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―過去・スカートと海と祈り―
[同世代の子が集まり遊ぶ。 それはいつの時代でも変わらぬ光景。]
かずきくんはお姉さんね! いーの。わたしはお母さんだから、いーの!
[淡いオレンジ色のチュニックは、下にズボンを履いているとはいえ、線の細さと顔立ちも相まって、女の子のよう。 異性なのに凛花よりも可愛いものだから、罪深い。 嫌がると分かっていて、彼の母親と共に『和樹と丞と雲雀と鉄に、スカートを履かせよう』作戦を決行したこともあった。
しかし、丞が高波に飲まれた日を境に、プツリと止まった。]
(501) 2015/08/28(Fri) 04時頃
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[引きが強ければ強い程、波は高くなるもの。 ラッパの音が耳奥で鳴る。アと叫ぶ間も無かった。
見ているしかなかったと嘆く和樹の胸中は、凛花も同じ。 失ったものが戻らないとて。治りますようにと今も祈り続けている。
けれど、凛花はそうと察していた。 彼が聴力を失う理由を。 償うことはできるとて。赦されますようにと今も祈り続けている。**]
(502) 2015/08/28(Fri) 04時頃
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[噂をすれば影とはよくいったもので>>485。 いつものように寛ぎ店内を見て回れば店は俄かに賑わいだす。
鈴城先生は慌しそう>>496だが、何か急ぐ用でもあるのだろうか。 入ってきたばかりの二人は外の熱気を纏っているよう。]
お疲れ様でーす!
[ひらひらと新たな来訪者たちに手振り**]
(503) 2015/08/28(Fri) 04時頃
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/* 今日も、遭遇率0を更新です!!
人に合う気があるのか? と問われれば、消極的ですと応えましょう。NPC扱いですし……。
あまり一箇所に集まり過ぎませんようにね。 くっつき過ぎませんようにね。
(-242) 2015/08/28(Fri) 04時頃
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/* は。何故、かずちゃんではないのだろうか。 かずきくん……。>>501
よし。 かずちゃん→かずきくん、と変わったということで!
(-243) 2015/08/28(Fri) 04時半頃
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ン…?あぁ、丹来てたのか。
[お疲れ様です、という元気な声が左耳へと聞こえてくればその声主が丹だと視界にとらえる。>>503 そして自分の後ろ、もう一人来客が来たことに気づき振り向く、其処には本日3度目の顔合わせになる先生の姿。>>496]
なんだ鈴城センセーも此処に用あったのかよ?
[顔を合わせればケラケラ、と笑みを浮かべて視線を戻せば目的の人物を見つける。>>467 なにやら大きいオブジェ的なものを嗅がっている最中だっただろうか。 彼の隣へと移動してマジマジと見つめる。]
――――……でけぇな此れ。 お前こんな趣味あったっけか?
[あまり見たことのない様な複雑なモノ。 自分にはオブジェやら絵画やらには全く縁がない故その良さがいまいち分からない。 カタン、と近くの椅子に腰を掛けてふぅ、と軽く息を吐く。 座るとどこでも寝れるスキルを発動しかけていればまたウトウトしてきたかもしれない。]**
(504) 2015/08/28(Fri) 08時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 08時頃
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― 昼過ぎ・商店街 ―
こんな日に茶菓子を忘れるなんて、お祖母様は……。
[土地に長く根付く分だけ、地域とのつながりも強い。 慈善事業や社会奉仕への協力も、その一環。故に、子供を預かっている教会とも交流は自然と多くなる。 そして時折。若いシスターが子供を連れて、茶室を見学にくることも。>>201
子供は伝統芸能への純粋な興味よりも、茶菓子を楽しみにしているもの。 遅めの昼食を終えた頃に、約束をしていたことを祖母が思い出し。 再び商店街へ。
まだ高い陽を見上げ、借りた日傘を再び差して。]
(505) 2015/08/28(Fri) 09時頃
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主菓子の方が、きっと好きですよね。
[菓子は甘味の強いものを選ぼうか。 教会と交流はあれど、そこで遊んだ記憶はほとんどない。 それは持病のせいで仕方ないとわかっているが。それでも。
いつかの夏の日だけは、その場にいられたならと思うことがある。 いてもこの体では何もできなかっただろう。 けれど、いることができなかったからこそ、その場にいた者に。それを見ていたはずの者に感じるやり場のない感情は静かに燻ったまま。
けれど、家元跡目として相応しくあれと。祖母から繰り返し言い含められた言葉が、それを覆い隠させる。]
あ、お熊さん。こんにちは。
[郵便局付近のベンチに腰掛け涼んでいたお熊おばあちゃん(91)>>127と目が合えば、いつものように微笑んで挨拶を。]**
(506) 2015/08/28(Fri) 09時頃
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― 昼過ぎ・商店街 ―
[少女が駆け出した目的を聞けば、古い鍵を差し出された。 ずっと握りしめていたお蔭で少し生温い。 摘まみ上げてみれば、小さな根付がぶら下がる。]
こいつは教会のじゃねぇな。 じーさんの仕事なら研磨機なんて怠惰はやらかさねぇし、 俺は何本も同じものを作ったことがある。
[秘番屋の先代は教会建築当初から神の家を守っていた。
大家族なの?と頭の良い少女が問うて、首を左右に振る。 寂しい一人暮らしの男の鍵だ。>>326 ふぅん、と呟く少女はハタと大事なことを思い出す。 途端、お腹が空いたぁ!と騒ぎだす少女が地団駄を踏む。
どうやら、教会で慎ましさは教えてくれないらしい。**]
(507) 2015/08/28(Fri) 10時頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 10時半頃
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/* 時間軸が昼から動かないから、眠くなった→家に帰る→寝る→朝 この寝て起きたら朝作戦でいこう(まがお
(-244) 2015/08/28(Fri) 11時頃
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― 『valot』 ―
それ、一応売り物だから汚すんじゃねーぞ
[カウンターに置かれた椅子とは別、>>492 丹が寛ぐキャメル色のソファは、二人掛けにしては狭いが 柔らかい革と適度な沈み気にいっている。 売り物といいつつ値札はなく、今のところ手放す気もない。
酒で足を潰し、叔父に運ばれる距離を減らすため。 簡易ベッドがわりのこれを置いたのは半年ほど前のこと。]
まあ、宝くじだって買わなきゃ当たらないし 努力がすべて身を結ぶってわけじゃけーけどよ
丹は、いいモン持ってると思うぜ 今はその『好きなもの』に情熱をぶつけて、頑張んな
金に困ってんならまたバイトしてもらうし 露頭に迷ったら寝床くらい貸してやっから
[思い入れのある教会以外に無償の援助はしない。>>493 挑む前に、道を放棄してしまった、 今の生活がいつまで続くか解らないが、と僅かに肩を竦め。 揶揄に噛みつくような一声があがれば、ははと笑い返した。]
(508) 2015/08/28(Fri) 12時頃
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/* 悩んだけども。 和樹は責めか救いを欲しいように見える、ので。 遠回しになるけどそちらからの方向で持ってけないか、帰ったら組んでみよう。
(-245) 2015/08/28(Fri) 12時頃
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/* 色々言葉足らずすぎて、埋まりたい…お昼もぐもぐ。 考えることがやっぱ被害者側とかなり違うなぁ。
(-246) 2015/08/28(Fri) 12時頃
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[丹と会話しながら、手にしているのは倫子から預かった下駄。 古い鼻緒をどちらとも抜き取り、表面の汚れを取る。
丞の生活について更に不穏な話を聞けば>>492 心配と呆れがないまぜになったため息が零れた。]
研究ってそんな時間食うもんなのか。 彼女いないのもそのせいかね? つーか寝不足と無茶を重ねて左耳までダメにしたら どうすんだよ……。
西園寺センセもだけどさ 普通にしてりゃモテんだろうになあ
歳といえば鈴城センセーも独身だっけ?
["傍で支えるひとが必要"という言に強く頷く。>>495 教師としての西園寺は優しいだけでなく頼もしい。 私生活についてはお察しだが、それでも。
日頃世話になっているひとたちに、 より幸せを齎す誰かは、いないのかと。 案じるくらいのお節介は許してもらえるだろうか。]
(509) 2015/08/28(Fri) 12時半頃
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―昼過ぎ・商店街―
[預かり子が5人を越えると、昼のおかずを碧落に求める。今日は4人。野菜炒めの支度は今朝のうちに済ませていた。
宜しくとは告げたが、鍵屋に小町嬢の昼飯まで宜しくさせる訳にはいかない。 早くしなければと、凜花なりに歩幅を大きくして通りを歩くものの。] こんにちわぁ。今日も体調が良さそうですね。 お熊さんも、花京院の若様も。
[人に逢う度に脚を止め、言葉を交わす。 奉仕の、地域交流の、誰かの、或は自分の為にではなく、当然の事として行っているのだ。
礼節を重んじる教会の、躾の賜物でもあろう。]
(510) 2015/08/28(Fri) 12時半頃
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[これでよかったのか、分かりません。こうして多くを喋るのはいつ以来でしょうか。喋りすぎて気持ち悪いと思われたのではないか、今更に不安が過りました。何もかも、私には足りないのです。>>499 本へと綴る文すら、もどかしいほど少なく。不安げに彼の様子をちらりと伺います。]
…めどう?……めどう。
[瞬く目に私は何か可笑しな事をしたのでしょうかと疑問が過りました。誰からも理解されないのは何時もの事です。ですが、…少し悲しみが過りました。繰り返す名と著者名とを見比べて、あんたの名はと小さく聞こえないだろう声で呟き]
…本が読み放題……悪くない、どころか 優良物件じゃないか………
[白いこの顔は私の顔です。この下に隠したドロドロと汚れたものや、忘れたもの。全てを覆ってくれる白なのです。それでもこの顔の下を晒す行為はひどく羨ましく映りました。]
2015/08/28(Fri) 12時半頃
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[これでよかったのか、分かりません。こうして多くを喋るのはいつ以来でしょうか。喋りすぎて気持ち悪いと思われたのではないか、今更に不安が過りました。何もかも、私には足りないのです。>>499 本へと綴る文すら、もどかしいほど少なく。不安げに彼の様子をちらりと伺います。]
…めどう?……めどう。
[瞬く目に私は何か可笑しな事をしたのでしょうかと疑問が過りました。誰からも理解されないのは何時もの事です。ですが、…少し悲しみが過りました。繰り返す名と著者名とを見比べて、あんたの名はと小さく聞こえないだろう声で呟き]
…本が読み放題……悪くない、どころか 優良物件じゃないか………
[白いこの顔は私の顔です。この下に隠したドロドロと汚れたものや、忘れたもの。全てを覆ってくれる白なのです。それでもこの顔の下を晒す行為はひどく羨ましく映りました。]
(511) 2015/08/28(Fri) 12時半頃
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[展覧会については、曖昧に頷く。 行けないかもしれない理由は多忙に非ず、されど不確定。
――その時、自分は此処にいないかも、なんて曖昧な未来は。 こころを固めるまでは、誰にも明かすつもりはないので。]
ああ。楽しみにしてる
[そうして何時も通り、穏やかな店内に突如やってきた 謎のオブジェの盥回しは失敗に終わる。 こどもの背丈ほどの大きさのそれを、さて何処に置こうか。
噂の丞と鈴城が、それぞれ顔を見せたのはそんな時。>>504]
(512) 2015/08/28(Fri) 12時半頃
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[案内をして欲しいという事を絞り出すまでに、どれほど掛かったでしょうか。彼の後ろについて歩く私は周りにどう映ったでしょう。まるで垂らされた糸を辿る様に進み。]
――ありがとう…
[その背が>>500、資料置場を兼ねた部屋についたとき。漸くその言葉を発することができたのです。後は、自分ですると告げて、其れでも最後、気になっている事を彼に問おうと]
あの、花嫁に、……モデルは?
[白い道化に怯える純白の花嫁>>348にモデルは居るのでしょうか。美しくも憐れなあの姿。私はその姿に修道女を見ました。……ですが、同時に、……あの、花嫁に愚かな願望を描いている自分が居ました。 白と白、何方も白なら…道化と花嫁は……おな…いいえ。 彼へと投げましたが、さて返答は在ったでしょうか。**]
(513) 2015/08/28(Fri) 12時半頃
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― 『valot』にて、丞と>>504 ―
よお、さっきぶり……って何その首。 耳を診てもらったんじゃなかったのか。
[まだ貼られてまもないそれを指差し、 寝違えたと聞けばばか、と小声で悪態をつき。]
いーや。おれにこんな趣味があったら。 もっとあれこれごっちゃごちゃだろ。
[丹と違い、店内に置かれているものにすら興味が薄い彼に、 押し売りは言うだけ無駄かと簡単に経緯だけ説明して。 さっとカウンターに向かい、予告通り珈琲を淹れる。 朝の残りだが、氷で冷やせばそれなりに美味い。]
それ飲んで、15分仮眠したら帰れよ。 ていうか何しに来たんだ……
[それほど疲れてるなら今すぐ帰れと言いたかったが、 来ればと招いたのは自分だったと後半は尻すぼみに。
正直、顔を出して貰えたことは嬉しいので。 夏の日差しが和らぐまで適度な休憩を取ってもらおうか。]
(514) 2015/08/28(Fri) 12時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 12時半頃
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/*和樹の処に行きたい、…先生の回想も回収 でも、ちょっと時間たりにゃい、たかくぅうう
(-247) 2015/08/28(Fri) 13時頃
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[日傘を持つようになったのかと頭上に向けていた視線を下ろす。>>506>>507]
そうだ、若様。 後程伺わせて頂きますね。 今日も宜しくお願い致します。
[貰い物の水羊羹ではなく、焼き立てのジンジャークッキーを手土産にしようと思いつき、ふふと笑みが溢れる。
『若様』と呼ぶのは、此処が外で、二人きりではないから。長く高い塀の内と外。隔てるものは、遮るものは、あまりにも大きく。
あの日見た高波のようだと、凜花は思っていた。]
(515) 2015/08/28(Fri) 13時頃
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……あら?
[通りの向こう、日傘の向こう。 見えた二人組は、そう誰であったか。>>500>>513
陽射しの眩しさに、手庇の下で目を伏せた。**]
(516) 2015/08/28(Fri) 13時頃
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― 『valot』にて、鈴城と>>496 ―
もしかしてあのまま醫院に行って、 そのまま此処まで揃って来たんすか?
[丞は三度目らしいが、和樹は二度目。 空白の時間に起きたことは知る由もないから、 あまりのタイミングの良さに仲いいすね、なんて揶揄し。]
センセーも何か飲みます? っと、その前にファイルですよね。
ちょい高いとこに置いてあるんで 取るの手伝ってもらえませんか?
[カウンターの奥の扉に手を掛け、尋ねる。 元は食材等を置いていたらしい小部屋。
丞とがいるところで、鈴城と会話を交わすのは苦手だった。 叔父にも話していない、町医者にだけ明かした相談の数々。
そのほとんどが、彼に関することだったから。 少しだけ目線の高い彼を、半ば強引に小部屋に引っ張る。]
(517) 2015/08/28(Fri) 13時頃
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―教会―
[教会の図面が変わったのは過去に一度だけ。児童養護施設を併設するに当たり、居住スペースを広くした。
以来、大きな手は加わっていない。 図面に記された錠も、記されずに在る錠も、秘番屋の先代が取り付けたもの。神の家を、何から守るというのだろうか。>>507
月に一度の足長おじさんには手紙も届かない。>>359 だから、必要最低限の情報を載せただけの教会HPに、いつからか近況報告のページが増えた。
商店街や墓場のゴミ拾い、野菜の成長度合いまでもが写真付きで掲載されている。 神父も修道女も、残念ながらパソコン関連に詳しくない。 一重に学生ボランティアの成果である。]
(518) 2015/08/28(Fri) 13時頃
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おっすー。 寝違えたんだよ…耳も勿論見てもらったけど異常ねぇし。
[素直に言えば小言を姑の如く吐く和樹も全くもって心配性の一人だ。>>514 確かに和樹にこんな趣味があれば店を開くどころか物に溢れてそれどころじゃなくなる、納得したように頷いて。 そのままカウンターへ向かう背を眺めながら欠伸を一つ。]
あー…?珈琲飲んだら逆に眠くなくならねぇ? 何しに…ンー… 珈琲飲みに…?
[家に帰っても冷蔵庫とテレビが待ってるだけで珈琲の一つも置いていない、必要最低限のモノだけ揃えている部屋。 飲み物も水があれば十分だし、冷蔵庫の中身だって何か入ってる訳でもない、殆どコンセントを抜いてあったりもする。 食事なんて倫子さんの所に行けばいつだって食べれるというものがあるからの生活かも知れないが。
珈琲を受け取ればコクリ、と喉を潤しながら暫しの休憩。 それでもうつらうつらと意識を持ってかれそうになる睡魔に抗う事もせず、気が付けばそのまま軽く寝息を立てていた。]**
(519) 2015/08/28(Fri) 13時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 13時頃
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――…すんません。 あいつには、弱いとこ見せたくなくて。
[『耳って、移植できないんですか』
階段から落ちて、腰を打ち肘を擦りむいた翌日。 専門を問わず、何かあれば町医者に駆けこむのは 先代から続く、商店街の住人の慣習のようなもの。 例外なく和樹も醫院を訪れ、診察終わりにぽつりと尋ねた。
我ながら莫迦げた発想だと思う。 丞自身がそれを望みも受け入れもしないとも解っている。
今ほど収入が安定していない中、 己の葛藤と過去に苛まれる感情が、小さな爆発を起こしたのだ。 医者という、患者にとって絶対の存在が 溢れたコップを揺らしたのか、他にも理由があるのは解らない。]
実はちょい、前に打ったとこが痛むんです。 や、大したことないんすけど、 クセになるって聞いたらちょっと…心配に。
[回診用の鞄が目に留まれば、>>496 多忙の身を慮れなかったことを今さら悔やみ、 目当てのファイルは背伸びすれば何とか届くかと、 会話の合間に棚に手を伸ばせば、やはり僅かに腰骨が軋んだ。]*
(520) 2015/08/28(Fri) 13時半頃
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なんで寝るだけで身体痛められるんだ馬鹿。 それにおれの珈琲は目が覚めるように濃いっつの。
[そんな無防備で、無謀だから心配が絶えないのだと。>>519 案じるくせに具体的に何も助けてやれない無力さに、 何度歯がゆい思いを繰り返しただろう。
眼の下の隈だけでなく、全体的に見える倦怠感や顔色を見れば どれだけ雑な生活をしているか想像もつく。
叔父が、一度きりでなく定期的に彼に手伝いを頼み、 「碧落」へ連れていくのもそんな理由だろう。>>134
もちろん彼自身を気に入っているのだろうということ 倫子の作る食事そのものも>>134楽しみだということは 尋ねたことはないが、伝わっている。]
(521) 2015/08/28(Fri) 13時半頃
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花京院くんより、お前のがずっと危なっかしいよ。 そういや元気にして――…おやすみ。
[掘に囲まれた屋敷に住まう、茶道の家元跡目。 血の繋がりがないことは、周囲の噂か本人から知らされたか。
互いを気遣い合う姿は、水より濃い絆を感じさせて、 静かな咳を聞く度、どこか懐かしい気持ちになる。
季節の変わり目等、喘息の発作が起きやすい時期。 稀に道端でしんどそうな姿を見つけては、 店で休むように声をかけているが、 夏場は和樹がまず出歩かないので、あまり見かけることがない。
そんな従兄弟の近況を尋ねる前に穏やかな寝息が聞こえれば、 丹に一言断って、エアコンの温度を一度上げた。
生憎、掛けてやれるものを何も持っていないから。]**
(522) 2015/08/28(Fri) 13時半頃
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―むかし・教会―
もし良かったら、直接触れてみませんか。 丹くん、そういうお勉強をしたいんでしょ?
[胸に旗と白百合を抱き、足元に白薔薇を這わせて立つ聖女像の前で>>266、凜花は丹に水を張ったバケツと乾いた雑巾を差し出した。
真っ白な像だから、汚れが目立ってしまうのと溜息を溢す。]
お掃除を手伝ってくれたら、触り放題、間近で見放題だと思うんだけどなぁ?
(523) 2015/08/28(Fri) 13時半頃
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/* 自分でも!すごく!解り辛い構成と展開にしてしまったと反省してる!
単純な多角避けと、ちょっとでも鈴城先生と お近づきになっとこうかなとかそんなあれ。
光圀同様、鈴城からも序列は低いだろうけど 選択肢には入りたい!の!
相変わらず丞と倫子さんの奪い合いの図しか浮かばない…
(-248) 2015/08/28(Fri) 13時半頃
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/* 凛花さんや黒金みたいに軽くぽんぽんっと 過去を放れるスキルと構成力と発想はどうすれば得られるかな
才能は開花させるもの、センスは磨くもの (某バレーボール漫画より)
今はまだいつも通りのおれ、な言動しかできてないが、 エピ終わる頃に少しでも成長できてたらいいな。 その間に誰にも迷惑かけず、不快にさせませんように!
(-249) 2015/08/28(Fri) 14時頃
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[教会内部の品々は、和樹が古物商を開いた折に一通り見て貰っていた。万が一、売り払うとしたら資産価値はどれ程になるだろう。 店主になりたての、男の眼を試す事を厭わなかったのは其れほど事情が逼迫していたから。
匿名の寄付がなければ、この聖女像も残されてはいなかっただろう。]
他にも、お掃除しなくちゃいけなあところは多いのよ。 柱のところ、溝ばかり多くて大変。
[美と実用性の両立って、案外難しいものよねと、空いた両手を腰に宛がい、凜花は高い天井を見上げた。**]
(524) 2015/08/28(Fri) 14時頃
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―商店街―
[光國と別れて向かう先は、テーラー加賀屋。不在していたらと考えることすら忘れている。
手には子供の服と、大きな生姜の入ったビニール袋。 張り付き始めた喉の粘膜を剥がそうと、喉を上下させた。**]
(525) 2015/08/28(Fri) 14時頃
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/* ようやく対面を果たしました、PCとぉ!!!
(-250) 2015/08/28(Fri) 14時頃
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/* 今うちの店が多角ってて 叔父さんとも早く会いたいんだけど丹に続き放置っぽくなってしまってどうしようぐぬぬってなってるところで昨日の黒金といい今日の凛花といい ほんとこのサポート陣の頼もしさよ……!
本格的に世話になるのはこれからだけど、 二人には本当に感謝してます。 多軸苦手かつフットワーク重い勢で申し訳ない
共鳴視点での射程範囲整理
影之進:雲雀、丹、鈴城 丞:光圀、鈴城、加賀、雲雀、丹 倫子:加賀、丹、鈴城、雲雀、光圀 英明:鈴城>>光圀、雲雀
みんなすげえな…… おれはどうだろ。全体的に触れてるつもりだが会話が浅すぎて 叔父さんすら怪しい気がする(ふるえ) 自分への目線とか矢印は相変わらず見えないし自身ももてない
(-251) 2015/08/28(Fri) 14時半頃
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/* ところで今回初めましてさんが居ないわけですが。 サポート組二人以外ほとんどわからなくて有難い。
おれは知人や村建て様にNG透けしてそうなのがなあ。 でもこういうのは正しくちゃんと申告するの大事だよね。
罰せられたいって気持ちに気づいたんで、 片耳失くすくらいは多分耐えられる。 (たぶん)(うつむき) NG緩和は日付変更からでもいいか…
日付変更といえば、更新したら日替わりなんだよね? おおお叔父さんと会うの間に合うかな
(-252) 2015/08/28(Fri) 15時頃
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― 『valot』のはじまり ―
[古物商を始めるのに必要なのはみっつ。 許可証と、販売ツール、それから売り物だ。
ひとがモノに懸ける執着を見知るのが好きだった。 『テーラー加賀屋』を訪れる客は、 誰も彼も、シャツ一枚小物ひとつに拘るものばかり。
和樹自身にはない情熱。 立花の姓に変わっても、母は洋裁を続け 息子には常に身体に合う服を仕立ててくれた。 将来は加賀の事業を手伝うことを期待していたのだろう。]
なんでぼくだけお姉さんなの? なんでいつも鉄がお父さんなの?
いーやーだー! スカートはやだよぉ! 凛花ちゃんじゃなくて丞とお揃いがいい!
[女顔をいうだけで、女装の趣味はないと。>>501 どこからともなく集まり、遊ぶ顔ぶれの中。 稚気溢れる嫌がらせに逃げまどいながら、 二人の婚礼衣装を縫うのはきっと自分だと、 この時は疑いもしなかった。――あの、事故までは。]
(526) 2015/08/28(Fri) 18時頃
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[それまで順風満帆、なんの憂いもなく育った 和樹の前で起きた、悲しい事故。
一番恐怖を受けたのは本人だろうが、 傍観者にも様々な衝撃を与えた。>>427>>428>>502
ひとがモノに懸ける執着への想いは消えずとも、 自身がモノに執着を持つのが怖くなった。 目に見える部分のこころの傷は、 ビーズの指輪が癒してくれたけれど。
歳を重ねるごとに、目に見えぬトラウマは育ち、 手のかけられた上質なシャツが、 ひどく、分不相応に思えて嫌になった。
その癖、叔父や母が仕立てるシャツ以外袖を通す気にもなれず。 真っ当な社会人の道を諦め、 ひとりでも、元手が少なくとも稼げて かつ、モノに関わる仕事をと選んだのが古物商の道。 制服のシャツからツナギとTシャツへ。 革靴から雪駄に装いを変えれば、少しだけ息が楽になった。
幸い、商店街に古くから済む老人や知人から 骨董品を譲り受ける機会にも恵まれて。 今ではあしながおじさんを気取るほど日々は凪ぎ。>>518 有志によりつくられたHPを参考に、 こどもたちが喜びそうな玩具や菓子を揃え、 時には学生に混じって掃除や催しの手伝いをして。
教会の家財見積もりは、相場の倍近くに評価をつけ。 寄付とは別に、仮資産として積み立てもしている。]
(527) 2015/08/28(Fri) 18時半頃
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[商店街を歩いて戻る際、 膝に多少違和感はあれど先程とは雲泥の差。 夕刻から開く店、早く帰って支度をしなければと足早に人混みを抜け、 店の前まで帰ってくれば隣の店に足を向ける修道女が一人>>525]
あら、早乙女さんこんにちは。
[常と変らぬ微笑み湛え、頭を下げた時に不意に彼女の腕の中、 見覚えのある服に目が留まる。 ――質の良い服。それだけなら直ぐに視線を外せただろうが。 其れは先程己の息子が着ていた服に似ていて。
小さく子の名を呟いた後、視線を僅か外し尋ねよう。 その服は何処で?と。
加賀屋の店主が帰ってきたなら話を打ち切り店に入ろうとするだろうが、 破れた白妙が、妙に気になった。**]
(528) 2015/08/28(Fri) 18時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 19時頃
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[気まぐれに始め、終わらせることができる。 ここにあるすべての物に、愛着はあれど執着はない。
掘に囲まれた屋敷と違い、 その気になればいつだって放棄できる、陽炎の城。 『valot』と言う名前だけが、希望の光。
どれだけ偽善を尽くし、赦しを請うても。 こころを吹き抜ける隙間風は止まぬまま。]
(529) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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このまま明日が来ないような気さえした日々を 今日がずっと続けばいいと変えてくれた、誰かを。
いっそ、解りやすい罰を与えてくれる、誰かを。
罅割れ漏れる水瓶でもいいと、執着を注いでくれる誰かを。
(-253) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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[その日、暮らすだけの金を稼ぎ。 その日、過ごすだけ働いて。
そうして、いつか偶然書店で見かけたほんの一説の通り。]
『今も迷子の私は、"あなた"だけ、探してる。』
――試される、その日を待っている。
(-254) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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/* 長いしなんかこう自己陶酔激しくて恥ずかしい。 そそそ齟齬ってないかな?大丈夫かな?
(-255) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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/* 要約するとこんなおれでもよければオネシャスってそういう。
(-256) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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/* なんかおれが丞にヤンデレてるみたいだけど、 そんなつもりはないんだ…
選択肢に入らないからあからさまにしてるだけで
>>94は合えたら出そう。
(-257) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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/* いっっっっっっっつもなんだけど ちかPC挫折とかヒモとかクズい人生送れない……
PLが暇さえあれば寝てるぐうたらちゃんなので PCには普段できなくてしたいことをさせたくなっちゃうんだ
(-258) 2015/08/28(Fri) 19時頃
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/* コア前に箱前つけたので 改めて冒頭から読み返してんけどあれもこれも拾えてなくてあー!って ああぁあぁああって叫びたい。
はあ楽しいけど難しくそして更新が怖い。 相手が好みでなくてもストーキングはされるけど 相手の好みでなければストーキングされてもらえないんだよ…
っていう点で色々しくったな感 エピでの反省リストがどんどんたまるわ……
(-259) 2015/08/28(Fri) 20時半頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 20時半頃
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/* そういや昨夜鉄くんというか、ももてんさんとやり取りしていて、ものすごい既視感を一人覚えたのだけど、これあれかな。今回のPCが穏やかめだから、勝手にももてんさんと初めましてした時の感覚思い出したのかな、謎の納得をしてました。
あと寒いです。 ひざ掛け出そう(前の前村でも使ってたよな、そういえば…
(-260) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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わかってまーす。
[身を沈めている、売り物だと承知はしつつ なかなか座り心地の良いこのソファ>>508、 買い手はすぐにつきそうなものだが初めて目にしてからもう大分長い事この定位置に納まっている気がする。 これがいつの間にか店内から消えたらと思うと、少し寂しい。]
正直言って、失敗が怖くて 勝手に自分で言い訳つけちゃってるトコも自覚してるんです。
でも、そうですよね。 ごちゃごちゃ考える前に先ずは行動あるのみですよね!
……へへ。 ありがとーございまっす! 時間に余裕できたらまたお世話になりますね!
[まだ1回生の頃、開かれたばかりのvalotに幾度か足を運びながらも購入は滅多にしない、それに対する文句>>391に訳を語れば 此処でバイトをしてみないかと提案されたっけ。 報酬よりも、店の空気に浸れるその案に喜んで引き受けた。
笑って揶揄されるのには、 むー、と子供じみたように軽く睨んで。]
(530) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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[話しながらも和樹さんの手元は手際よく仕事を進めている。 下駄。の、土台の部分。大きさからして女子供用だろうか。
と、そこに届く溜息>>509。]
理系専攻の友達から「俺らは生き物相手だから こっちのペースで進められないんだ」 みたいな事は聞いたことが…… あー。女の子はやっぱりずっと研究室に籠りっきりじゃ寂しくて付き合えないって感じなんですかね。
俺はそういう何かに一直線になれる人って カッコいいなーって思いますけど。
ま、とは言え無茶はして欲しくありませんけどね。 医者の不養生とは良く……でも鈴城先生のとこ行ってるんでしょ? ならそう大事にはならないんじゃないですか?
[彼の心配への励ましも込めて告げた。]
うーん。 西園寺先生も鈴城先生も結構イケメンな方だと思うのになぁ。 クラスの女子とかにも人気だったし。
[顔がよければそれで良い訳でもなさそうだ。女心とは複雑怪奇。 展覧会の誘いに返る曖昧な表情>>512は自分への申し訳なさ故か。来れないかもしれない未来を、僅かでも"惜しい"と感じてくれているならば嬉しいのだが*]
(531) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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/* さむくて集中できない気がする…これはもしや:寒気Σ(∵
(-261) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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―『valot』―
こんちわ 朝言ってたファイルを見に……と、繁盛してんな
[扉をくぐると、若い顔>>503>>504>>512が揃う。 振られた手にはひらりと返す。 そして二度あることは三度あると言わんばかりの顔も一つ。]
俺はファイルを買いに行くって朝言ってただろ 回診する前にも付き添いで来てたから、今日だけで3回目だな
―――て、おい、丞 俺は布団で寝ろっつったよな……
[仲が良いと言われれば、どうだかなと肩を竦める。 現に何度も告げた言葉は無視されそうだ。 座って眠りそうな丞に着く溜息。 出された珈琲>>514を飲めば目も醒めるんじゃと浮かべた淡い期待は裏切られる>>519ようだが。
奇妙なオブジェ>>512の出迎えも。 買い取った売り物か、近くにある包みを見ればおそらく届いたばかりのもの。 引っ掛けて転ばれたら困るから、醫院では絶対に置けない代物だと、視線を遣るだけ。]
(532) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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時間ねぇからファイルだけだな ん、 ――ああ、それくらい構わん
[同い年の2人、仲が良いのは知っている。 たまに顔を見せにくる立花の、話題は丞のことばかり。 立ち去りたい理由も合点がいく>>520。 そのまま従い小部屋へ移動した。]
ああ、腰か あんなオブジェが届くんなら、そら痛めもするよな 痛むんなら湿布と飲み薬出すぞ
おい、無理はすんなよ 場所わかれば俺が取る
[ファイルを取る手が、一瞬止まるのは見逃さず。 鞄を置いて代わりに手を伸ばす。 クセになると知っているのなら、その程度の面倒はこちらが見る。]
(533) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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[丞さんの顔色は記憶の中の姿と変わらず、寝不足気味に映る。]
丁度丞さんの噂してたんですよ。 目の下のペットとは相変わらず仲良しですねーって。
あ、椅子よりこっちのがいいでしょ。どーぞ。
[口調こそ茶化すようなものだが、苦笑と共に混ざるのは憂いの色。 オブジェの鑑賞もそこそこに早速椅子でまどろみだす丞さん>>504にソファを譲ろうかと腰を浮かせる。
柔らかな皮のソファに移動できたか、そのままそこで寝息を立てたか>>519。自分も人の事はあまり言えないが、彼の様子を見ていれば和樹さんが小言を言いたくなるのも頷ける。 その言葉の端々には仲の良さが伺えた。
空調の温度>>522に関してはからりと笑ってお構いなく、と*]
(534) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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/* 甥っ子が可愛いなぁとにこにこ眺めてた(
(-262) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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痛むんなら一番は動かないことだな 痛まない時に適度な運動して筋肉つければ 腰痛はある程度大丈夫なはずだ
[時折立花は無茶をする。 耳の移植などと言い出した時は、何事かと。 この歳で店を持ち仕切っていくのは、苦労が多いだろうに。 口を開けば同い年の話ばかりだ。
気持ちはわからなくもない。 丞の右の聴覚が失われた日、目撃者は多かった。 だが、1人で背負う事はない、と。>>527 その時も、そしてそれ以降も度々告げている。]
話聞いて、治療して 俺はそれくらいしかできないけどな
人のことばっかじゃなく、お前の事も相談していいんだぞ
[話すだけでも気は楽になるだろう。 それに、近過ぎない人の方が話しやすいこともあろうと。
手にしたファイルを開き、上体を確認する。 5冊、買い取ると告げた。*]
(535) 2015/08/28(Fri) 21時頃
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/* 眠さがマッハ状態!! 金曜の夜は眠くなる……すやり。
(-263) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 21時半頃
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― 『valot』で丹と ―
そりゃ、誰だって傷つくのは怖いだろ 要らんこと言って、今の関係を壊したらどうしよう、とか
逆にうまくいくことだってあるんだろーけどさあ そんなに世の中甘くないんだよな
[成功するかしないか、運も左右する世界だろう。 何れにしても彼自身が道を切り開くしかないし、 こうして応援するくらいしかできないのは、同じことか。>>530]
ふうん。つまり研究に生活を合わせる、と 理解ある奴じゃないと難しそうだな
おれも、そういう一所懸命な奴、好きだけどさ 世の中の女みんなそんな聞き分けがよけりゃ 「仕事とアタシどっちが大事なの」って台詞 ここまで蔓延しないだろ
[正直、恋話に関しては偉そうなことを言える実績はなく。]
ああ、うん。 そこについては心配してないんだが……。
だな、ありがとう。
[通院は、続けている。 医者の言うことを聞いているかどうかは、定かではなく。>>532 完治の見込みについては、恐ろしくて聞けずにいる。
丹の、努めた軽さに励ましめいたものを感じて。 教師にしろ町医者にしろ、 眠っているお宝はどこにでも在るものだと肩を竦めた。]*
(536) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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/* 〆 と い い つ つ か え す や つ
(-264) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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/* 年表の一番上にくっそわろたwww お熊さん強い
(-265) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 21時半頃
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― 『valot』で鈴城と ―
[どうやら丞とは、偶然を重ねただけらしい。>>532 広いようで狭い商店街、そういうこともあるだろう。
午後はまた診療に戻るのだろうし、 ファイルと言う荷物も増える。 観葉植物とも違い、癒しを与えそうにもない置き物について、 更なる盥回しは行わないことにした。
無くてもどうでもいいものだが、在って、困るものでもない。]
ん……すんません、 いやいや、筋肉痛くらいなんで。
[茶を飲む暇はないということで、そのまま小部屋へ。 棚に伸びる動きのぎこちなさを目ざとく指摘され、 素直に甘えようと、ファイルを仕舞っている箱を指示して。]
あーやっぱ運動不足、か…… 今日いちにち安静にして様子みて だめっぽかったら行きますよ なんか腰痛に効くツボとかないです?
[患部のあたりをさすりながら、へらりと笑う。 軽くみているつもりもないが、 この程度で、と思ってしまうのは健康故の慢心だろうか。]
(537) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 21時半頃
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―いつかの教会―
[この町では教会と住民の距離が近い。 そこに居る修道女の人柄もあるだろうが、 丹にとって教会に厳かだったり格式ばったりしているイメージは無い。
比較的気軽に足を踏み入れる教会内。 大小のキリスト像やマリア像、緻密な柱彫刻を興味深げに眺めていれば、声をかけられ>>523。 振り返れば水の入ったバケツと雑巾を持った早乙女シスター。
どう見ても掃除の用意に思わず げっ、と顔を歪めたが。]
……! やる! やるやるやる!!
[触り放題、の言葉に はいはい!と元気良く雑巾を受け取った。
胸に旗と白百合、足元には白薔薇を象った、 穏やかな微笑みを湛えた女性像。 柔らかく広がるローブの裾のドレープの表現。 瑞々しい花弁。
どれも同一の素材で出来ている筈なのに全く異なる質感で。 暫く手が止まっていたのは許して欲しい**]
(538) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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[和樹の名前を口にし、そうして黒金は伝言は聞いたかと問うてくる>>478]
鍵屋からの帰りに和樹いわくたまたま会いはしたけど、伝言は預かってないねぇ。 用がいくつかありそうだったけど、それも含まれていたのかな。
お褒めに預かり光栄。 ……奢り、ねぇ。 鉄くん、お酒は強かったかな? 潰れても安心するといい。私が運んであげるから。
[記憶を探れば、碧落で顔を合わせても甥よりも杯を交わす機会は少なく、己と黒金、どちらが強いかは判っていない。
商店街一の蟒蛇なんて古い言葉で称されることもある加賀は、奢ると口にした若者ににんまり、口許で笑ってみせた。 機会があれば、有難く奢られると示すように]
(539) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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[小町嬢に黒金への謝罪を促してみれば、少女は己の脚に抱きつき、躊躇うような姿を見せた。
それに対し鷹揚さを見せ、笑みを噛んで手を左右にさせる黒金>>479に、加賀は小さく笑ってみせた]
そうかい? 君がいいと言うなら、無理強いさせるのも可哀想か。 ごろごろいるとは、あまり思えないのだけどね。
[小僧のほうは悪態と言っても己に対する甘えと認識し、 影と呼ばれる青年に対してもそういったものではないかと、歳のせいか大らかに受け止めている加賀だ]
──ああ、偉いね。 小町さんはいい子だ。 素敵な淑女になれるね、その様子だと。
[それでも。 黒金に視線を合わせずぼそぼそと謝罪するのを聞けば>>480、男はよく出来ましたと満面の笑みを幼い少女へと向ける。
彼女ような年頃には、いくらか不釣合いな台詞だということには無自覚な言葉を吐いて]
(540) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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/* もうちょっとくとーてん入れようぜ、俺!
∵)ウン
(-266) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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/* >>539 う、うわばみだー!!!
(-267) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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ああ、確かに。 ──……口がすぎるのは良くないよ、鉄くん。
君の義父上が振る舞ったような拳、私がお見舞いすることになるかもしれないし、ね?
[少女の手を若者へと渡し、何気ない世間話に挟まれた余計な言葉。 それにも男は態度を崩さず、けれど珍しい類いの……穏やかな男には縁遠い、暴力にまつわる類いの冗句をひとつ、こぼした]
なんて。私にあんな迫力は出せないけど。
じゃあ黒金くん、小町さん。 ──、また。
[手を繋ぐ鍵屋と少女に見送られ、そうして男は歩き出した。
女難と言われた言葉に、いくらか複雑な笑みを浮かべ、すぐにそれを穏やかないつもの顔で覆い隠しながら。*]
(541) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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/*ログがふえてるww
(-268) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 22時頃
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[アドバイスを聞き留めながら、ファイルを適当な袋に詰め。 ふいに過ったのは、先ほどの丹との会話だ。 医者の不養生、商店街で埋もれそうな優良物件。]
それくらいってことはないでしょ センセーに治療してもらったり、話聞いてもらって 助かったひとがこの街にはいっぱいいるじゃないすか
……うーん。おれはおれでこれでも随分。 先生に助けられてますし。
[移植についての話はさすがに突飛すぎたか。 以降度々こうして、気持ちを軽くしようと声をかけてくれる。 お陰でこうして、沈み切らずに暮らせているのは事実で。] 逆に、先生が悩んだり困った時はどうするんだろって 心配になるくらいすよ。
センセーも、自分を大事にしてくださいね。
[体力はそれなりにありそうな外見だが、 丞同様、食生活がおざなりなのではと考えてしまうのは>>496 彼もまた、「碧落」で見かける機会が多いから。>>490
お代はいいんで即効性のツボを教えてくれと強請り、 それが済めば涼しい店舗へと移動しようか。]*
(542) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* メモ履歴年表からPNの馬が脱走しました。 飼い主の酷使に耐えきれなかったと見ゆ
(-269) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* 慌てすぎて「こうして」おじさんになってしまっ…>_<…
彼女とかいるんすかって聞いていいのかどうかわからんくて 聞けなかったちゃん
(-270) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/*
んー、む。
お店戻りたい、が。
これやると凛花さん隙間埋めづらいのと、倫子さんの邪魔するよなーと。 どうするべ。
(-271) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* プロ4日もあれば11人と会うのなんとかなるかなって思ってたけど会えないもんですね!
>>542 あぁあぁあぁあぁ一か所先生にしちゃった……
鈴城:センセー 西園寺:センセ
だったのに。だめだ。コアと更新近いのとで焦る
(-272) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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― 商店街 ―
[空腹を歌う子供を連れて、闊歩するのは商店街。 頼まれたのは子供の回収だけだが、その後を聞いてはいなかった。 慌ただしく途切れた通話を、リダイヤルで繋ぐのは簡単だが、 ガラパゴス産の携帯からアドレス浚う気にはなれない。
ご飯ご飯と騒ぐ育ち盛りは、役目を果たした達成感からか、 何度も己の手を引いて長躯を傾がせる。]
もうちと我慢しな、雛に餌配るほど面倒見は良かねぇ。 ―――…俺は、お前さん方らの親でも縁者でもねぇからよ。
[言い聞かせるように吐いた言葉は、 某に釘を刺されたばかりだと言うのに早速口が過ぎた。>>541 薄笑いに潜ませた違和を子供の感性が拾い上げ、 少しだけ怖じて口を噤んだ。
しかし、それも数秒だけ。 嬉しそうにあっ!と声を弾ませると同時、 少女は己の手を何の悪気もなく振り払って駆け出した。
捕まえた!と飛びついた先はヴェールのない修道女。>>525 細く伸びる影の向こうに、碧落女将の姿も見えた。>>528]
(543) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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─ →テーラー加賀屋へと ─
[セール中の中華屋を諦めたのは、思いのほか時間を喰うことと遭遇したから。 結局本日の昼食は肉屋さんの揚げたてコロッケと、その斜め向かいの米屋で出しているおむすび。 季節野菜の炊き込みご飯のおむすびもあると言われ、飛びつくのは仕方がないことだ]
中華も捨てがたかったんだけどなぁ。
[そんなことを呟き昼食の入った袋をぶら下げ店へと戻れば、シスターの姿>>525と、彼女と何かを話していただろうか。 隣人の姿があった>>528]
こんにちは、シスター。
[凛花の手には子供服と生姜の入ったビニール袋]
それから倫子さんも。 こんにちは。
[凛花の手に持つものの組み合わせに一度首を傾げ、話を打ち切り碧落へと戻ろうとする倫子にも挨拶を投げる]
(544) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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あ、もしかしてお話の邪魔でした? なら私、どこかのベンチで昼食を摂りに、少し外しますよ。
[何かを気にするような素振りに気づけば、そんなふうに告げてみる。 足の具合はどうかと訊ねたかったが、話を切り上げようとする姿に、呑み込んだほうがいいかと思い、言葉にすることはなかった。
先ほど別れた黒金や小町との再会は、倫子の返答を待たずしてだっただろうか>>543]
(545) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* 結局行ったという、という(すまないのポーズ
(-273) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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[ふわりふわり。寒すぎず暑すぎずの心地よい体感温度に寝ぼけ眼を薄ら開けた。]
…あー、寝てた。家帰って寝るわ………、
[頭を乱暴に掻きむしりながら、其処に居る丹、和樹、鈴城先生を流し目で見る。 風呂敷を抱え込む、重い腰を持ち上げてまた欠伸を一つ。 熊五郎はどうやら瞼を閉じたいらしい。]
んじゃーまたなー…ふあぁ…、
[皆に背を向け軽く片手を掲げる。 長居すれば此処で転寝してしまった鈴城先生のお説教が始まりそうだ。>>532 珈琲を飲んだ筈なのによほど自分は眠いんだろうか、少しだけふらつく足取りでvalotを後にする。]*
(546) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* まこと申し訳ない、多角った。
(-274) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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ああ、二人ともさっき振り。
立ち話もなんだったら、店の応接間にでも案内するよ?
[小町と黒金にも挨拶を向け。
そんな提案をしてみることに。*]
(547) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* えっ。丞は丹と喋んないの。 てっきりタイミング合わせて来たのかと思ってた。
鈴城先生へのアピールか、 おれがいらんこと言ったから寄り道してくれたのか。 どっちかだったらごめめ
(-275) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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ああ、加賀さん。こんにちは。
[碧落へ帰ろうとする所で、 丁度声をかけられ振り向き頭を下げる>>544 袋を下げた姿に、今からお昼ですのと言わんばかりの一瞥をやったあと、 常の微笑みを湛え。]
いえ、寧ろお邪魔は私の方ですわ。 早乙女さんが何やらご用事があるみたいでして。 多分、この服のことでかしら……?
[彼女の持つ白の服。 それに意識を度々持っていかれるのは致し方のない事。 昼が過ぎ、夕暮れまであとどのくらいか。 鳴く蝉の種類が変わる頃合いでは未だなさそうではあるが、 今日は暑いですねと誰ともなく呟く。
朝店前で涼んでいた猫は今はなく、 唯乾いた店先は、膝持つ痛みの様に熱気で景色が揺らいでいた。*]
(548) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/* お肉屋さんのコロッケですね、何コロッケですかね。
1.メンチカツばりにお肉ぎっしりのコロッケ 2.チキンクリームコロッケ 3.牛すじコロッケ 4.肉屋なのに何故か夏野菜のカレーコロッケ
2
(-276) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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/*
チキンクリームコロッケと炊き込みご飯おむすびとか、加賀さん組みあわせおかしい。
(-277) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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軽いうちは回復しやすけどな ずっと痛いようなら問題だ そうなら、早めに来いよ
[指示された場所>>537にファイルはあり、色の同じものを5冊選び渡す。 お代はいい>>542と言われても、5冊の量はさすがにそうもいかない。 その言い出しは気持ちだけ受け取って置く事にする]
いっぱいいるか……もう長いもんな 長年いた先代ほどじゃなくても多少はいてもらわないと困るけど
――それでお前も助かってんなら、いいんだけどな
[耳の移植など聞いたことも無く、どうして自己犠牲の発想に至ったのか。 それは優しさ故か、それとも背負ってしまったもの故か。 怒鳴りはしないが、諭すことは何度かあった。]
(549) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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俺はこう見えて相談相手もいるからな それに、医者が不健康じゃ駄目だろ お前らよりも大事に生きてんよ
[包みを受け取り、他方の手で頭をやや乱暴に撫でる。 心配への感謝のつもりだ。
自炊は出来る時はしている。 器用さならそれは間違いなく男の同級生以上のもの。 手が回らない時だけ、あの味を食べたくなった時だけ、通っている。 ただその時が頻繁に訪れるだけだ。]
んで、腰痛に聞くツボだったな ヘソのちょうど裏あたりに―――
[お代は渡す、受け取らないなら繋ぎのポケットにねじ込もうか。 腰痛に効くツボを言いながら、冷えた店内へ戻る。*]
(550) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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― 鍵屋のこと ―
[小学生の頃は、度々教会に預けられていた。
教会には親、親族のいない者も預けられるが、男には祖父がいた。 故にそれは一時的なもの。 祖父が遠方へ出かけるときにのみ。 その時は食事も面倒を見てもらう。 今思えば、それが教会の無償での診察の理由だったのかもしれない。 現在は懐かしい味の菓子を貰う程度の形式化。
教会にいたのは一之宮>>325と、まだ幼い鉄>>240と。 小さいながら、少年にもまじって走り回る凛花もいたか。 幼い子らの面倒は度々年長者が見ろと、頼まれれば彼らと宿題をする合間に遊んでいた。
つまるところ、鉄とはそのころから付き合いがある。 ちょうど教会へ通わなくなった頃、同時に彼は新しい姓を名乗り始めた。]
(551) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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[そんな折か。 凛花に飛びつく童女と鍵屋の姿が見えたのは>>543]
あら、珍しい組み合わせ。
[女は驚いた様に目を瞬かせる。 鍵屋の男が可愛らしい子と歩く姿というのは中々新鮮である。 だがまじまじ見てしまえば行儀が悪い。]
こんにちは、お嬢さんに黒金さん。 面倒見が宜しいんですのね、黒金さん。
[なんて、微笑ましそうに眺め。 彼らが加賀の提案に頷き応接間に向かおうとするならば、 自分はその場を辞そうとするだろう。 白の破れた服が、気になって仕方のない。 其れを隠しきれる気がしなかったから。*]
(552) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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鉄、頼み事がある
[急逝した祖父の葬儀や手続きが終わり、鈴城醫院を継いで暫く。 秘番屋の戸を叩く、白衣の男。]
醫院の鍵、壊れてたから直してくれ 金目のもんはねぇし、盗みに入る奴なんていないだろうけど、 爺さんと違って、俺は心配性なんだ
[示す場所は地下倉庫。 よしみでの割引などは頼まない。その代わりに対価分の誠実さを求める。 ――"誰も盗みに入らない程度"の鍵を。
返事はどうだったか、どのようなものが取りつけられたか。 言える事実は、倉庫の鍵は落とさぬよう、肌身離さず今も持つこと。*]
(553) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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/* た、多角でひぃぃいになる。 いや密度的に仕方のないんだがさ。
積極的に1人になるスタイル!アカン!orz
(-278) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[熱射に中る様構わず抱き着いた子は無邪気。 彼女の意気揚々と彼女の手を逃れ、 冒険の果てに迷子を満喫し、優しいおじさんに助けて貰った。 めそめそと泣いていた顔など今は忘れて天真爛漫。
夏の夕立よりも気まぐれな百面相に肩を竦め、 子供の足取りに送れるよう、歩を刻んで距離を削る。]
……嬢ちゃんよ、 面倒見きれんなら預かり人数減らしちゃ如何だい。
[早速向けた苦言は同じ神の家で過ごした女へ短く。 言葉の裏側に隠れるのは何も小町のことだけでなく、 彼女の異装を言外に指摘する口ぶり。
それだけ告げれば、身体を儚い小料理屋の女将に正し、 妙齢の異性へするよう会釈を挟む。]
昼中会うとは珍しいやな、女将さん。 ちょいと嬢ちゃんに子を届けに来たが、取り込み中かね。
[一つ下の凛花は嬢ちゃん、対して三つ上の服部は女将さん。 聞きように寄れば露骨な態度も、 間を置かずして再会した男の挨拶でまた色を変えた。>>547]
2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[熱射に中る様構わず抱き着いた子は無邪気。 彼女の意気揚々と彼女の手を逃れ、 冒険の果てに迷子を満喫し、優しいおじさんに助けて貰った。 めそめそと泣いていた顔など今は忘れて天真爛漫。
夏の夕立よりも気まぐれな百面相に肩を竦め、 子供の足取りに送れるよう、歩を刻んで距離を削る。]
……嬢ちゃんよ、 面倒見きれんなら預かり人数減らしちゃ如何だい。
[早速向けた苦言は同じ神の家で過ごした女へ短く。 言葉の裏側に隠れるのは何も小町のことだけでなく、 彼女の異装を言外に指摘する口ぶり。
それだけ告げれば、身体を儚い小料理屋の女将に正し、 妙齢の異性へするよう会釈を挟む。]
昼中会うとは珍しいやな、女将さん。 ちょいと嬢ちゃんに子を届けに来たが、取り込み中かね。
[一つ下の凛花は嬢ちゃん、対して三つ上の服部は女将さん。 聞きように寄れば露骨な態度も、 間を置かずして再会した男の挨拶でまた色を変えた。>>547]
(554) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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/* 読み間違えてる!→削除!→やっぱり間違えてなかった!
この削除パターン今回多すぎて緊張が分かり易いですな。
(-279) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[仮面。 時に様々な人格を演じるための古典劇の道具。
言葉少なな様を恥じ入るように、 その顔を覆う仮面の向こうで、 彼の本心が揺れているように見えた。]
さすがに本名までそんな面倒な名前じゃないから 安心してね。 小野雲雀。 結構普通でしょう?
[本好きらしい一面を覗かせる仮面男>>511 ――否、進に簡単に説明をする。]
置いてある本はどれでも読んでいい。 文庫や新書には纏められてない対談や短編なんか 掲載してる文芸誌も多いから当分は飽きないと思う。 郵便物は回収だけしておいて一まとめ。 宛名が本名でもペンネームでも。
[他に聞きたいことは?と首を傾げて。]
(555) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[二作目の売り上げで購入した倉庫兼用の離れへ、 進を案内する。
少しだけ空調を使っていなかった期間が長かったため、 部屋にこもった匂いが気になった。]
多少布団が湿気っぽくても 今夜だけ我慢して明日干しておいてね。
[簡単に間取りや置いてあるものの説明をして、 それから聞こえた彼の――読者の質問に>>513 少しだけ考えた。]
清らかなもの、怯えて、泣いて、それでも ――穢される覚悟のあるもの、かな。
[あるいは]
道化すら、花婿すら、及ばぬ深い ――狂い堕ちる運命を飲み干す狂女かもしれない。
(556) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[白を纏うは同じくしても、 深みを嘆くか、染まるか。 それは花嫁、あるいは道化しだい。]
少しだけ、教会の像を思い浮かべて書いたけど。
[それは慈悲深く、明るく、 笑顔を絶やさぬ修道女のいる場所。]
あの場所が与えようとしてる幸福からは 随分外れている気がするから、 …あまり言う気がなかったんだよね。
[最後に本音をぽつん、と零した。*]
(557) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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ああ、服。 直しですか、凛花さん。今なら手隙ですし、すぐにやれますよ。
[碧落へ帰ろうとするところに声をかければ、挨拶と同時に下がる頭>>548。 凛花の服と言われれば改めてシスターの手元を見、頷きながらそう告げる]
邪魔、ということはありませんよ。 隣に店を並べる同士、偶然顔を合わせただけですから。
ええ。 ──……今日は暑い。
[それから視線を倫子に戻し、そうして誰ともなく呟いた声音に頷きを見せた。
暦では秋が過ぎた筈なのに、未だ空気は暑く、蝉の声に感じるのは夏が終わる侘しさよりも、暑さを厭わしく思うような煩わしさだ。]
(558) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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/*
てかあれですよね、私和樹のところ行けば良かったんじゃないかな、でも多角すぎてな……。
うおおおお、申し訳ない、申し訳ない。
英明くん発見しようとしてて、忘れてた。
申し訳ない。
(-280) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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そうですわね。日中よりは日が隠れてからの方が。 お天道様は眩しすぎますもの。
[苦言を凛花へ向ける様子は聞き様によっては彼女への叱責とも、 心配しているともとれる。 故に女将は其れ弐は口を挟まず、 黒金の会釈>>554には常のお客様に相対する微笑み。]
いえいえ、私が少しばかり凛花さんに尋ねたいことがあっただけで。 それも一寸した事ですのでお構いなく。
[ふる、と横に振る首。同時に鳴るは瑠璃簪の装飾。 彼や凛花、加賀に足元見えぬよう、 一歩下がってテーラー加賀屋の影部分に体を滑らせ佇み微笑む。 小町の様子は先程見ていた何処か無邪気な息子を思い出し。 つきりと痛む、胸を抑える手は無意識であった。]
(559) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[さっきのおじさん!とまず最初に喜ぶのは幼子。>>547 空になってしまった己の両手は腰に宛がい、首を振る。]
ご覧の通りに御鉢は嬢ちゃんに返したところだ。 俺は見ての通りにお役御免、しいて言えば、 女将さんに小腹を満たすための塩握りでも結んでほしいが――…、
[そこで言葉を切ると、視線をスライドさせ、 碧落を女の細腕一本で切り盛りする服部へ向ける。 頼めるかいね、と語尾を持ち上げ結んだ言葉。
同じく空腹に苛まれる輩がいるなら、 腹の虫を騒がせかねない話題をさらりと投げて。]
女将さんも眠たい冗句なんて未だ日が高いぜ。 俺の義理は終わりだ、終わり。
[女将の言葉>>552を否定して、少女が少し難しい顔をした。 含まれる棘の出所など、女と言えど幼い子には分からない。]
(560) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[小町と一緒に現われた黒金に、珍しいと告げた倫子の声>>552。
それに噴き出しそうになったのは、改めて言葉にするとまったくもってその通りだったから。 悟られないようにいつもの表情を浮かべながら、暫し彼らのやり取りを見守る。*]
2015/08/28(Fri) 22時半頃
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ウイーッス。 この歳でガチのジジィにゃなりたくないんで。 ちゃんと気をつけるし、世話になります。
[それに、和樹まで身体を壊したり不調を抱えたら、 鈴城の負担は益々増してしまう。 肝に銘じると宣誓し、お代について押し問答を繰り返し。]
そうそう。お熊さんが大台を迎えるかどうか センセーにかかってますから、ね!
[幼少期は先代に世話になっただろうが、もう記憶は曖昧。 和樹にとって鈴城醫院は彼のイメージの方が今は強い。
力強く髪をかき混ぜられ、 面食らっている間にツナギのポケットに代金が放られる。 こんにゃろ、と言いかけ、脇を軽く小突くに留めた。
これ以上意地を張って、休憩時間を削ぐのは返って悪い。 何よりここは蒸し暑い。
素直に頂戴し、ツボについては脳みそに叩むと扉を開けて。]
お、帰るのか? 気をつけてなー
[仮眠と珈琲は、彼の体力の回復に力を貸せただろうか。>>546 ふらつく足取りで去る丞の背中に、声だけで見送りを。]*
(561) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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――馬道雲雀・著『妄執のファム・ファタール』後書き――
[幸福を表現する言葉はいつも似通っていて、 同じように愛や恋へと区切りを求めます。 それならば幸福へ向かわなくとも、 不幸の方が彩りがよほど豊かで艶やかであり、 混沌としたそこに感情の線引きは 必要がないと思えるのです。
誰かにとっての愛情が、 他の誰かにはただの友愛ですんでしまうように、
誰かにとっての細やかな思い出が、 他の誰かにはかけがえのない思い出になってしまうことも あるのかもしれません。
いいえ、きっとあるのでしょう。*]
(562) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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/*
少しやり取りを静観するでごあす。
あとうとうとしてる、身体が……
(-281) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 22時半頃
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御握りでしたらお任せ下さいな。 ……お漬物は何時もの沢庵で宜しい?
[視線を受ければ確りと頷き>>560、 彼が是から店に戻るなら竹皮で包んだものにしようか。
黒金の連れた童女が加賀と知り合いなのには少し驚くも、 甥の面倒見の良い隣人の事だ、 人助けでもしたのだろうと一人で得心。
冗談とすげなく切り捨てられた言葉にはくすりと笑みを零し。 そう言いつつも凛花まで案内する所に面倒見の良さを覚えるのにと。 無論口に出す事はせずに唯、難しい顔をする小町に微笑み。]
あのね、黒金さん照れてるのよ。
[なんて誤情報。
加賀も頷く>>558位に今日は暑いが、 幼子であるこの子は外に出っぱなしで大丈夫だろうか。 熱気が頬を焼くのは、まだ当分に収まりそうもない。]
(563) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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あ、丞に丹のチラシ渡しそびれたな…… 次来た時に押し付けるか
[カウンターに置きっぱなしにしていた、展覧会の案内。 まだ時期は先だし、会う機会はいくらでもある。
ヒグラシの音が、スズムシに変わる頃。 今と変わらぬ生活を送っている可能性も、じゅうぶんある。
その時は丞や影之進も引っ張って見に行くつもりだ。
用が済めば、鈴城も醫院に戻るだろうか。 丹はどうしただろう。 そのまま寛ぐなら茶のお代わりを出そうか。 彼は彼で、常より寝不足のような顔をしている。>>15]
(564) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[ちょうどやってきたのは、教会の若いシスター。>>510]
早乙女さんも、こんにちは。 ええ、おかげさまで。
そちらはまた大荷物で…どこかお急ぎですか?
[その手に抱えられた服やビニール袋にも目が行ったが。 いつもより大きく見える歩幅に、ゆるく首を傾ぎ。 視線が上を向くのを見れば、ああ、と淡い紅色の傘を見上げた。 男にしては珍しい色合いかと今更のように苦笑して。]
こちらは、借り物なんですが。今日は暑いので。 はい、見学のことは祖母から聞きましたよ。 お待ちしてますね。
[彼女から零れた笑みにつられて、ふ、と口元を微笑の形に変えながら。>>515 家を連想される名。慣れたもののそれへ感じる、微かな息苦しさは燻る感情と共に跡目の顔の下へと。]
(565) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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………? どうかしましたか。
[眩しげに伏せられる目元。 一瞬逸れた視線の先を辿って振り返り、日傘の影から目を凝らす。>>500>>513
あれは、午前中に会った覆面の影と。 もう一人は顔だけ覚えがある、恐らく同級生。確信が持てないのは、休みがちだった学校の記憶のほとんどは、あまりに薄いため。 作家、馬道雲雀の本なら手に取ったこともあるけれど。
並んでどこかへと向かう二人に目を瞬かせるも、声をかけるには遠く。 お熊ばあちゃんの小さな欠伸に、我に返って視線を戻せば。もう一度小さく微笑みその場を後にした。]*
(566) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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―商店街―
[遠目からでも、隣り合う二軒が開いていない事が見てとれた。自然と歩みが遅くなる。 そんな折り、声をかけられた。>>528 店から出てきたようにも見えない。凜と倫。名の音が似ていると親近感を寄せている相手。]
はい、倫子さん、こんにちわ。 お買い物ですか?
[彼女の手に、目立つ荷物は見当たらない。微笑みあう二人、先に翳りが見えたのは女主人の方だった。]
あぁ、この服は……
[腕を広げれば確りと見えるだろう。 誰が着ていた白の服なのかと。
子供の名を告げようと開く口は、別の音を紡いだ。]
加賀屋さん、お帰りなさいな。
(567) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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[世代の違う女三人相手でも、加賀の甘い顔は変わらない。>>558 染みついた天性のものかは知れないが、良く慣れている。
アスファルトから立ち上る照り返しは、 九月も目と鼻の先だと言うのに衰えを知らず。 炎天下の立ち話一行を一網打尽にする強さを持つ。
加賀の旦那と碧落の女将、双方から上がる声を聴き、>>559 熱された頸動脈を、金属のように冷たい掌を当てて冷まし。]
――― おう、悪いが包んでくんな。 番を置かずに出てきちまった。 さすがに鍵屋が空き巣に入られちゃ格好がつかねぇ。
とっくりと盃を傾けるのは今度に改めるぜ。 加賀の旦那に礼もしなくちゃ通りが悪いしな。 たらふくの酒を用意してくんない、 八岐大蛇も潰れちまうくらいのをよ。
[あと、しば漬け。と、快諾を告げる女将に甘えた。>>563 されど、彼女の唇から出た言葉には、緩い瞬きひとつ。 一瞬、冴えた瞳を晒すが、ただそれだけ。]
(568) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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…小野。
[それでも雲雀は、変わった名前だと思いました。どこか、違う処で聞いたような気さえも。忘れない様に繰り返します。どの名で呼べば良いのでしょう。そう思いながらも、説明を神妙な顔で聞きました。>>555]
……ああ、……分かった。聞きたい事は、今の処
[郵便物の回収を忘れないよう。後で箱でも用意しようと頭の隅にまとめながら、案内された倉庫兼用の離れをじっと見つめ。>>555]
湿気、…うん。 [これは明日大掃除をするべきかもしれない。そう思いました。布団以外も、籠ったものを全てきれいにしよう。間取りを聞きながら、私はすでにその集められた資料を楽しみにしていました。好奇心が、とめどなく。 質問を一つ、彼にのこし]
穢される覚悟?花嫁なのにか。
[反芻するように考え]
狂女、…、(それになるにはどうすれば良い…)
[ふと思った言葉に口を噤みました。狂い堕ちる運命を飲み干す方法は何処に。嘆くばかり、呪い毒吐くばかり、染まれば楽になれるのでしょうか、あの花嫁も、道化も]
(569) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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[鈴城の教えの通り、安静にしようと 下駄の修理はカウンターの内から外に移動して、 空いた椅子に腰かけ、取り外した鼻緒の状態を確認する。
くたくたに柔らかくなったそれは、 倫子がこれを、どれだけ履き続けてきたかを証明するもの。 近い色合いや大きさの下駄を見つけたので、 頂戴しようと引っこ抜く。
鼻緒のすげ替えは、そう難しい作業じゃない。 道具とコツを使えばあっという間で、 夕方か、何なら今夜食事ついでに届けようかと手を進める。
丹がまだ居たなら、近況などを語り合い。]
そーいや今日、影之進見た? あいつも駄菓子食いにくればっつったんだけど また逃げられたかねえ
[独り言染みた調子で問いかけただろう。 新しい宿に在りつき、いつかの客と共に在るとも知らず。 来なければ来なくて問題ない。 店は気まぐれに開けて、そして閉まり。機会はいくらでも。
下駄の修理が終わる前に叔父が顔を出さなければ、 此方から出向くのもありかもしれない。 倫子の店とテーラー加賀屋は隣同士、行き違う心配は薄い。]
(570) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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…、教会の??
[思い浮かんだのは、一人の修道女の姿でした。 教会の像に投射するように、彼女の姿を思い>>557]
そう、だろうか。 ……幸福は、人によって違うのに。 それに、…神秘的に見えた
[ぽつりと零した彼の、雲雀の言葉に首を傾げました。教会が何を与えるのか、私にはわかりません。ですが、その姿に何を見るかは人其々だと感じたのです。読み手に寄って、本の印象が変わるように 読んだ者の思いを伝えたいと]
部屋の位置も分かったし、必要なもの、買ってくる。 ……また。
[喋りすぎた気がしました。心を開きすぎたような、感覚に、少し落ち着こうと商店街の中に消えて行く様にその場を一度離れようとしました*]
(571) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* あいつにも駄菓子食いに来ればって誘ったんだけど
が正解です。(顔覆い)
(-282) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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きゃあっ
[無防備な凜花に近付く女児は、無邪気に無遠慮に腰の当たりに抱き着いた。
鑪を踏み、崩れそうになる身を支えようと、咄嗟に加賀へと手を伸ばした。 ぶらんと生姜入りのビニール袋が腕の間で揺れる。]
……こ、小町ちゃん? え?
[どうして此処に居るのだろう。 さっきのおじちゃん、小町の上機嫌さに目をぱちり。]
(572) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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今日は城之内さんに店番を頼まなかったのね。 ……寝違えと隈を飼ってらしたからかしら。
[黒金の言葉>>568に病院で出会った丞を思い出せばそう呟き。 店番も置かず子を保護した背景に何があったかわからねど、 面倒見が良いと感じたのは本音。
故に冴えた瞳にも飄々と女将は相対す。]
しばね。了解したわ。 ……あらあら、加賀さんの飼ってる蛇さんを満足させるお酒。 霧造り生を何本用意すればよいかしらね。
[店内で一番度数の高い酒を挙げ、男2人に水を向けてみようか。
迷惑でなければ凛花らにも、 握りを拵えたものを渡そうかとも考える女将は、 凛花と小町の方を見て、お腹は空いていて?と穏やかに尋ねた。]
(573) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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おう、歳をとるのはあだ名だけにしとけ、若人
あの婆さんは俺が何もしなくても あと5(0..100)x1年は生きるだろうよっと
[『若ジジイ』というあだ名>>44は醫院に来る患者の口からも聞くことはできた。 嫌なら気をつけろよと念を押す。 お代は当初の作戦通りポケットに押し込む。 半ば暴言とも取れる一言はついで。 他の誰かに聞かれてないことを願うばかり。 でなければきっと、彼女の文句は広がるだろう>>127]
2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* 加賀さんと立花さんの叔父甥コンビが悉く擦れ違う悲しみ。 此処は鉄板と思うんだよね。互いの矢印が。 そんな事を考えるおばちゃんの23時。
(-283) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* 大台に乗せたい。
(-284) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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――回想・スカート作戦結構日>>501―― [幼い時分というものは、男女の別や 過ごした時間の長短を超えて 不思議と遊戯を共有することが出来た。
あまり人付き合いのない家の子どもでも すんなりと受け入れてくれる子どもたちの環に混じることが叶う。 頑なに絵本を手放さない大人しい子どもに 少しだけ悪ふざけへの加担を手招いたのは誰だったか。]
(574) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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おう、歳をとるのはあだ名だけにしとけ、若人
あの婆さんは俺が何もしなくても あと81(0..100)x1年は生きるだろうよっと
[『若ジジイ』というあだ名>>44は醫院に来る患者の口からも聞くことはできた。 嫌なら気をつけろよと念を押す。 お代は当初の作戦通りポケットに押し込む。 半ば暴言とも取れる一言はついで。 他の誰かに聞かれてないことを願うばかり。 でなければきっと、彼女の文句は広がるだろう>>127]
(575) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* 加賀さんのロルがねー好きなのよー くえないおじさん見てて楽しい。
凛花ちゃんのねロルもね可愛いのよー うん、癒し。
ももてんさんは耽美だ。絵巻物見てる感じ。 ああ^~この3人の会話を見てると心がぴょんぴょん(ry
(-285) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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ひーちゃんも皆とお揃い?
[こてん、と子ども特有の アンバランスな首を傾けて。
楽しそうに目を輝かせてる りんねーちゃんと、おばちゃんの言うとおりに スカートをはいてみた。
ちなみに他の幼児は嫌がって逃げた。
おそろいになれなかった分、 雲雀だけおやつのホットケーキにりんねーちゃんが 「内緒」と言ってチョコソースをかけてくれたので良しとする。]
(576) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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[店に戻れば案の定>>546、丞は寝ていた。 カフェインすら勝てないとは、まずいんじゃないだろうか。 小言を言うより、さっさと家に帰って寝た方が得策だ。]
気をつけて帰れよ いい加減布団で寝ろ、ぐっすり寝ろ
[後ろから大きめの声で見送り、すぐ]
んじゃ、俺も午後の診療あるから戻るわ ファイルさんきゅ 腰は安静にな
[包みを振って、valotを後にする。 忙しかった午前と昼、それよりは人が少ないといいと願いながら。*]
(577) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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[荒波の一幕に穏やかな日々が流されていく。 それよりも前の、些細な日常。*]
(578) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* >>575 くまばあちゃんいきすぎぃ!!!!!!すごいぜギネスだ!!!!
(-286) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* >>536 >>570
俺はそろそろ鉄さん(裏)と すすむにーちゃんとの邂逅を……(したい)(思案中…)
(-287) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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[苦言に応じるよう、はらと乱れた一筋の髪。増えた影の主を見上げ、凜花は困ったように笑う。]
そうですねぇ。立花さんもいらっしゃれないし……。 減らすことは出来ませんから。
[断れば、その子が親が困ってしまう。それはいけない。どんなに両手を広げても、零れ落としてはいけないのだ。]
(579) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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[>>567凛花と倫子の話を分断させてしまったらしいとは気づかず、挨拶向けたシスターから自分の店前で出迎えの言葉を受けるという不思議な一瞬を過ごす。 勿論それには、ただいまと返していたが。
そうして黒金と小町に気づけば、喜ぶ幼子には改めての挨拶を返し、役目を終えた黒金に労うような視線を向ける>>547。 彼が塩おむすびを倫子に頼むのを耳にすれば、下げた昼食入りの袋の重みを意識し、腹が鳴りそうなことに肩を竦めた。
倫子の言葉を否定する黒金に、淋しいのかとか言いかけたが、それは倫子が小町へと向けた誤情報>>563を耳にして呑み込んでやることにした]
……お手柔らかに。
[己の頸動脈に手のひらを当てた黒金が、更に女将へと追加>>568。 それに応える倫子の声>>573。
まさか自分の酒好きが蛇退治になぞらえられるとは思わず、ついそんなふうに黒金や倫子に苦笑を向けてしまう。 けれど挙げられた酒を楽しむ日を思えば悪くないと思えてしまうから、自分が飼う蛇はなかなかにして強者だ]
(580) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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|
/*
凛花さん、ごめん。
ぐぐぐ、他のところ行けば良かった。やりにくそうだ…
あと、眠い……
(-288) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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教諭 英明は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 23時頃
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/*お熊ばーちゃんの存在感すげえ そして生命力高え。
(-289) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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度々学徒を閉じ込めるのも度し難てぇ。 子供のうちは遊ぶのが仕事だろ。 目ぇ放すとすぐに城之内のぼんは籠っちまうからな。
[高校に通いながら鍵師の技を習い、 卒業して直ぐ鍵屋を手伝い始めたから尚更そんな思いが強い。 遊び盛りに、ぽんと小料理屋任された女将にも同意を求め。>>573]
―――…流石に八荷はいらねぇぜ? いいや、加賀の旦那なら干しちまうかもしれねぇが。 [彼女の思惑を笑い話に昇華させ、 撒かれた水先を見るように視線を巡らせれば、 ぐらりと踏鞴を踏んだ影が映る。>>572
ほんの少し、ぴくりと揺れた指先は、女将の目にしか留まらぬ代物。 それは例えば、彼女が先ほど覚えた痛みと似通ったもの。>>559]
………そうさな、早いとこ頼む。 あんまり外で油を売っている訳にもいかねぇしよ。
[動かぬ腕と吐いた声は、平静の色を塗した偽装に彩られていても。*]
(581) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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[雲雀とその後、何か話をしたでしょうか。 人の行きかう中、結局迷いながらも『valot』近くまで足を向けました。 此方を見ていた視線には>>566>>513生憎気づかぬままに
触れた覆面の温もりは冷たいのです。内側を話しすぎた気がしました。この下にある肉の皮を誰かに見せる事など、とても恐ろしいことです。
思い出すのは、心のどこかに『きっといつか。』という言葉です。>>494 頭を撫でてもらったのは、いつ以来だったでしょうか。それが理由とは決して言いません。…けれど、けれど心のどこかにほっとする心がありました。 喜び、というものでした、そんなもの、私が抱くのもおこがましいのに、いつか裏切られるのに。
弱い私は、また……同じ事を繰り返そうとしてしまいました]
…馬道、……小野………
[繰り返します。人の善意が悪意に変わる瞬間を知っていながら、其れでも声音は忘れないように嬉しげなのです。なんて、愚かなのでしょうか、私は。**]
(582) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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― スカート作戦が生んだ誤解 ―
[あの日、母が用意したいくつかのスカート。 元々は施設のこどもや凛花に向けての贈り物だった。
きゃいきゃいと逃げまどう中、 大人しく、絵本を相手にしていた子だけが身につけて。>>574]
おっ、ひーちゃん似合うじゃん。 凛花ちゃんとお揃い!
[抵抗がない様子に、あの『ひーちゃん』は女の子だったかと。 性別を間違われることが多かった故に、勘違いをしたまま。 "みんな"とはお揃いではないが、その分得をしてると羨んだ。
定期的に集っていたこどもたちは、やがて散り散りになり。 誤解は終ぞ、解けぬまま――。]
(583) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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/* 今回サポート役なので、病みはそこそこ予定なんだが、 順調に嬢ちゃんが俺を歪ませていくので、 抗えないかるらさんハイクオリティ。
(-290) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 23時頃
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[帰り道、母に手を引かれての家路。 "今度は稔おじさんとお揃いの作って!"と。
無邪気に強請った願いも、叶わぬまま。]
(584) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[小町の頭を撫で、白の服を地面に落とさなかったことに安堵する。
看板が変わったとしても、加賀屋であることは変わらない。店主の名前ではなく、屋号を呼び、破れた箇所を見せながらそうと頷く。]
はい、直して頂きたくて……。 すぐに? まぁ、ありがとうございます!
木の枝で裂いてしまったというの。 お願いします。
[ビニール袋を持ち直し、両手で白服を預けんとする。]
それと、あの、ですね…。 この前の採寸のことですけど……
[珍しく言葉を濁し、はっきり物言わず。 やがて首を振り、頑張りますと結論付けて項垂れた。]
(585) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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― 鈴城醫院 ―
[戻れば息つく間も無く、午後の診察の準備を始める。 予約の入った患者のカルテに、雲雀に渡すいつもの薬類。
予約と言っても大病院のように時間を細かくは指定せず、取り付けるのは「行く」と言う確約のみ。 いつ来ても良い、誰が来ても良いと開いておく。 面倒くさがりは主に患者に対するやや失礼な態度のみ見える。]
よし、患者が来ませんように
[当たり前と言えば当たり前。 医者の仕事は無いほど良い。街の人にとっては。
扉の札を返して、鈴城醫院の遅い午後が始まった。*]
(586) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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― 本屋 ―
[涼しい店内に足を踏み入れる、 新刊のコーナーをざっと見て回り買う本を吟味。 それから雑誌の方へと進めてゆくと、 表紙に好きな作家の文字を発見した。 これも買おうと手にして気がつけば結構な量、 更に子供の話に参加するために有名な漫画の新刊も。
そうこうしている内に、片手では持ちきれない 大人買いにも程がある量に膨れ上がった。 会計のレジも大変だろうと紙の手提げを用意する。 二ヶ月に一度くらいこのペースで買うから 本屋ももう慣れたものだろう。 大量に得た獲物を手にほくほく顔で店を出た。]
(587) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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フラグとして何か怪我をして 鈴城医院にお世話にならないとならない気がしている
(-291) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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1.本を足に落とす 2.本ごと転倒 3.ぜんぜん違う事故(振り直し
1
(-292) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/* 大丈夫かなーと思ってたら西園寺来ていた。 良かった。体調は良いんだろうか。
(-293) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[倫子の痛みに答える機会を逸したまま、握り飯の話題に小町が元気よく手を挙げる。
食べる、食べたい、お腹が空いた。]
……あぁ、でしたら6つほど頂けますか? 今日のお昼のおかず、用意がしてあるんですよ。
[実は。腹を減らした子は、小町だけではなかろう。]
(588) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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ふふ、ふ。 そうね……学生さんはよく学びよく遊ぶが本業。 それは少し羨ましいわ。
[今朝会ったばかりのご近所の子、 そして城之内を思い出しつつ黒金に頷く>>581。
無論男鰥夫の加賀も気にはなるが、彼の場合は店がお隣だし、 何かあればすぐ様子を伺える距離だ。
黒金に同意を示しつつ、 遊ぶ機会は終ぞなかった同志に苦笑を零そう。]
あらあら、お要りでないの?残念。
[なんて、軽口ひとつ。
そんな折蹈鞴を踏んだ修道女>>572、 支えようとしたのかそれとも。 鍵屋の僅か動いた指先を、視界に捉えたのは己1人>>581 だが、其れを言の葉に乗せる事はしない。 する事は、誰にとってもきっと益ではないだろうし。]
勿論よ。なるべく早くお腹の虫を対峙しなきゃ。 ――暫し席をはずしますわ。 少々、お待ちくださいな。
[そう告げれば一度店へ戻り握りを作って再び現れようか。 ――渡した後は遑を告げて碧落の準備に入る、ために。]
(589) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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― 『valot』で鈴城と>>575>>577 ―
まーこう見えてピチ……まだピカピカの20代ですし? って、お熊さんがおれの葬式に参列すんのは 見たくないなあ……
[本物の若人から仕入れた言葉を早速使い、 大丈夫だとアピールを重ねる。 本人に聞かれたら大変なことになりそうな暴言には苦笑い。 あながち冗談でもなさそうなほど、元気なのは良い事だと。
鈴城も養生し、相談する相手がいると知ればひと安心で。
身内でもないのに、こうして親身になってくれる人が、 近くにいるという安心感に、ほっと肩の力を抜き。]
毎度どーも! お気をつけてー
[丞に続き去る背中にぶんぶんと手を振る。 お辞儀なんて面倒で堅苦しいことを省くくらいには 親しみを感じている証拠。]*
(590) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[そこまでの蛇は飼っていないつもりだと、女将に告げる黒金の言葉に肩を竦める>>581]
ああ、子供はよくやりますね。 判りました、すぐに。
[服のことを凛花に訊ねれば、白服がこちらへと預けられる>>585]
ああ、この前の。 ……食欲の秋に勝てなかったら、融通利かせますので。 それまでは頑張ってくださいね、凛花さん。
[それを受け取れば、凛花は珍しく言葉を濁し。 この前と、採寸というキーワードで、全てを悟る。 頑張りますという結論に、男はゆるりと苦笑し。
そうして迫りくる季節への念押しとともに、そっとシスターを応援した]
(591) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[気安く応じた男に、喜ぶ女。 先ほども似た光景を見たところ。>>558>>585
捨てられぬ女に、甘える誰か。 過去に何度も同じ光景を見て育った。>>579
薄っすらと形ばかりで笑った唇は、彼女の献身に細い針を刺す。 鍵穴に噛み合わぬ針を通し、噛み合い歯を引っ掻くように。]
――― ご立派なこったな、 まぁ、嬢ちゃんが言うならそうしたら良い。 昔っからそうだったのに、今更変わんねぇだろ。
……零れちまうまでは、好きにしたら良かろ。
[酷く体温の削げた言い分だと気付いたが、それも今更。 取り繕うために掛ける名は、ずっと昔に閉まってしまった。]
(592) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/* 叔父さんのとこいついこうかなー 丹の返事を待ってからじゃ間に合わないかもしれないが。 こないだも待たせて放置しちゃった分、今度はおれが待つのだ。
凛花>>585 かわいい。こう、自然でいやみのない可愛さだよね。すき。
(-294) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[握りを作りながら思うは、 先程加賀の手に渡された凛花の持っていた白妙。 ――木の枝で作った傷というのなら。
嗚呼痛くなかったろうか。 肌に傷はできていないか、泣いていないか。 走って抱き寄せ、直ぐに鈴城に連れて行きたい。 狂おしい程に思うのに。
おもうのに、この足は動かず。
塩加減は間違えず、握りに添えるしば漬け。 竹皮に包んだのは黒金の分と凛花の告げた注文の分。 それと――下げたビニル袋は目に留めていたものの。]
黒金さん、早乙女さんお待たせいたしました。
嗚呼それと…… これ、作りすぎてしまったので宜しければ。
[差し出すもう1つの包みは加賀さんに。*]
(593) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/* 八岐大蛇くらいのんじまってくりゃんせーおかねをおとすのだーへへへ(ひどいな)
(-295) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/* 倫子はしののめさんだろうか…… (安定のキャラ設定の作り込みと多弁ぷりと振りの上手さに)
(-296) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[鉄が何に照れているのか、見当のつかぬまま。 女主人と鍵屋の主人の痛みを知らぬまま。
凜花は改まって、黒金さんと男を呼ぶ。 忘れてはいけない言葉があった。]
小町ちゃんのこと、ありがとうございました。 電話、途中で切るような真似をしてすみません。
お陰様で、小町ちゃんと一緒に帰れます。
そういえば、あの鍵は黒金さんにお預けして良かったかしら?
[ちゃんとお礼を言うのよと、凜花は少女を促した。]
(594) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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――回想・花―― [進を案内しながら商店街を進む中、 道路を挟んで見えた人影。>>516>>566 高校、大学と進むにつれて 自然と距離が出来ていた人たち。
りんねーちゃん、と舌足らずに呼んで そのスカートの裾を引っ張ったこともある。 いつの間にかすっかり一人前の修道女になってしまった彼女に会うのは、 本の寄贈に出向く時くらいのもの。
仕事には関係ない書籍ではあるが、 担当にそれとなく頼んで、 子供向けの絵本や児童文学が 月に何冊かは献本として送られてくる。]
(595) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[シスターを応援しながらも、ふと碧落へと戻る倫子へと視線を向ける>>589。 和装姿ばかり見ている彼女が、洋装を纏えばどんな姿になるかと。
時折そんなことを、考えてみるのだ。 和装を軽んじているわけでもないし、愛すべき自国の文化だとも思うから、口にすることはないけれど。
倫子のおむすびを待つ黒金と凛花、そうして小町に。 一端店へと戻った男は、金魚が泳ぐ絵入りのグラスに入った麦茶を三つ用意した。
勧めたそれを彼らが干すかは判らないけど]
(596) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/* あんまエンカできてない分、叔父さん叔父さん言ってるけど 倫子さんも叔父さんまっしぐらだし、 気にしなくていいのよって伝えられないもどかしさ
それぞれの射程範囲予想はそんな外れてないと思うんだがさて。 あと1時間かあ……
(-297) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[もう一人は、年よりも落ち着いた同級生。 休みがちだったからか、彼の家の 老いた刀自が恐ろしいからか。 他の同級生が寄りつかない扉を叩いたのが 雲雀であったことを彼は知らないかもしれない。]
お休み分のプリントを届けに来ました。
[緊張しながら、扉を叩いて、 老いた刀自が応対するのを待つ。 訪問者へ表情の変わらない老女が 時折、気まぐれのようにくれる飴玉が 本当は誰のために用意されていたのか、分かったのは それから随分と後のことだったように思う。]
(597) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[時折、同級生の目から隠れるように、 おそらくは祖母の持たせた花を 教室の花瓶に活けていた同級生の姿を、雲雀は憶えていた。*]
(598) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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加賀の旦那は一度でも醜態晒してから謙遜しない。 碧落の酒蔵空っぽになっちまったら、 この街の誰もが旦那を疑うぜ?
[差し挟む冗句は笑えない。>>580 滅法酒に強い彼の体質は承知の上だ。 己も決して弱くはないが、七年が処のキャリアでは格が違う。 何やら言いかけた言葉からは視線を外し、耳を外し、 知らぬ存ぜぬ決め込んで、狸の尾が揺れる。]
―――…おや、女将は知らねぇかい。 八荷平らげ飲み干した大蛇がどうなったか。 藪を突くより恐ろしい話になるぜ。
[首は横に振られ、蟒蛇の末路は言外に。>>589 義理は果たした、活力の素は得た。 教会の子らと同じ釜で炊かれた飯を預かるのは久々であったが、 それに抱くのは感傷などと言う生温い情に非ず。]
(599) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/* 加賀>>596 ん、心配なさそーっすね。
(-298) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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― →自宅 ―
[暑い日差しの中、ふらつく足取りでようやく自分のアパートへと到着する。 家へ着けば冷房ではなく扇風機をつけ、貰った風呂敷包みを開けて冷蔵庫へと煮物を放り込む。 パタン、と冷蔵庫を閉めれば畳むことのない布団の上へと身体を沈める。]
あー…、こんな時は海で泳ぎてぇなー……、
[耳の事もあり潜ることが出来ない身体で、あの日以来海へはいっていない。 勿論友人たちが自分を海に誘う事やプールに誘う事すらしない、いや出来ないんだろう。 自分は気にしてないと言っても、一番気にしているであろうは和樹。]
―――……別にあいつのせいじゃねーのにな。
[何処かで自分に弱みを見せない友人。 俺が気づいてないとでも思っているんだろうか。 そんな事を考えながら、薄れる意識は夢の中へと引きづり込まれていく。]*
(600) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[若いシスターと別れた後、和菓子屋へ。]
御免下さい。 ええ、急なお客様を迎えることになりまして。 そうですね……子供でも食べやすいように、最中を。
[そうして菓子の包みを片手に再び外へと。商店街を歩いていれば、暑さが少々身に染みてくる。 大きく息を吸い込んだ拍子に、けほ、と小さな咳が出た。
少しどこかで休んだ方がいいかもしれない。 道端の日陰に寄って足を止めれば、借りたタオルで汗を拭い。 ゆっくりと深呼吸をして小休止を。]
(601) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 23時半頃
作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/28(Fri) 23時半頃
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そういえば。 あの服の持ち主さんは、怪我とかしませんでした?
[麦茶を持ってくる前に、凛花から預かった服は店のレジカウンターへと置いた。 思い出したように訊ねたのは、ちょうど握り飯を作り終えた倫子が戻った頃>>593]
……おや、私にも、ですか?
[包みを差し出されれば、まさかと思い目を瞬かせる。 人の厚意にも好意にも甘えるのが、昔ながらの商店街の良さだと。少なくとも男はそう思っている。
だから満面の笑みで、倫子から差し出された包みを受け取った]
(602) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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―『valot』にて>>536―
なんだか身に沁みた台詞ですねー。 ……ん。 人生の先輩からの言葉、有難く頂戴します。
道理で。 皆が皆理解しあえてたら 世の中こんなややこしいことになってないでしょうし。
[会話は来客により一旦中断し、丹は二人に軽い挨拶を交わしながら彼らの会話を聞くともなしに耳に入れる。 しかし狭い店内、人口密度に比べて客として来ていたのは鈴城先生だけだったようで>>575。 本人は身体に気を遣っているというが>>550用事を済ませて休む間もなく醫院へ戻っていく姿に胸の内では敬礼で見送った。
丞さんも目を醒まし寝なおしに帰った>>546ところで、 自分も今日はぼちぼち暇しようかと。 席を立って伸びをしたところでかかる、独り言じみた呟き>>570に。]
影の――「覆面の影さん」? あー、そいや朝にちらっと見かけたような……
何、その野良猫みたいな言い方。
[昼に目の前をすり抜けていった 野良猫を思い出しながらくすり笑って。]
そんじゃお邪魔しましたー!
[ひらり、valotの外に出た*]
(603) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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/*
時折和樹と丞くんが思い合ってるように見えるので、そのままストーカーによって引き裂かれても面白いよねっておじさんウキウキしてる!
そして中の人の動きが悪くて、おじさん倫子さんと和樹にしかいけない状態。
いいや、まだやろうと思えばいけるいける。
(-299) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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――商店街・本屋付近―― [ふらふら、進を送り届けたついでに、 見かけた地元の書店に吸い込まれるように入るのはいつものこと。
脚を向けたその先で 見知った人を見かけて声をかける。>>587]
せんせー、また買い物?
[一年だけ担当を受け持ってもらった恩師未満の教員へ声をかける。]
(604) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[――そういえば。 あの白軸の万年筆は、使って貰えているのだろうか。
新しい鼻緒の前ツボを揉みほぐしながらひとしきりの邂逅の後。 少し前、書店で見かけたとある本の一節を想い出し、 連鎖するように、あの客の顔も思い出しながら。]
「覆面の影さん」? なんか時代劇に出てきそうな名前だな。
えーだって。野良猫みたいなんだもん。
[ちらちらこちらを見る癖に、触ろうとすればひゅんと逃げ。 なんだよ、と思いながらも餌を与え、寝床を与えてしまう。
覆面の下を覗いたことはなく、不気味との言を否定はしないが。 それを補って尚、面白い奴だと思っている。]
ん。またなー
[そうして丹もされば、札をcloseに変えて。 加賀を待ちながら、下駄の修理を続けようか。 午後になっても未だ衰えない日差しに手を翳したところで。]
(605) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[鉄の云う>>599八荷平らげ飲み干した大蛇より、 酒豪だろう加賀に包み>>602を渡せば、向けられる満面の笑み。 矢張り人の笑顔というのは良きものだ。
和金が泳ぐ透明な焦香入りのグラスを視界の端に捉え、 汗をかく其れに夏の終わりをまざまざと感じる。
金魚風鈴が柔らかに鳴り、 風にそろそろ冷たさが混じる頃になったろうか。 夕暮れが近くなれば自分もそろそろ開店の準備をしなければならない。
加賀の尋ねた蓮の――息子の怪我は気になったものの、 其れを確と耳欹て聞くのはマナーに反する。]
(606) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/*
くそう、くそう、中の人に時間と計画性が足りてなかった!
(-300) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* ひぃんそろそろ二重になってた!!
(-301) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[ありていに言ってしまうと、 学生時代の雲雀は、決して良い生徒ではない。
何故一日で読み切る教科書を一年かけて勉強するのだと、 堂々と居眠り他内職に勤しんだ。 それでも試験は悪くはなかった。
普通なら苦笑いで諦めるか、嫌な顔をするかの どちらでもなくて、ただ感心したようにすごいな、と 言ったのが園寺 英明だった。]
2015/08/29(Sat) 00時頃
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では私はこれで失礼致しますわ。 ――ちゃんと日本武尊も用意しきれぬ位のお酒、 用意しておきますわね。
[くすりと笑って会釈をし。 彼女らと別れたならば店に入り準備を整える。 太陽が隠れる夕刻から月が西空へ沈み行こうとするまでが碧落の開店時間。 空に薄紅が架かる頃には掛行灯にあかりを燈し、 電気をつければ「碧落」の営業が始まる。
疲れたサラリーマン、近隣の学生等々、 その客層は様々ではあるが料理と酒を楽しむ彼らの表情。 それは自分の好きなもの、のひとつだ。
ちりと揺れる簪の瑠璃。 無意識に其処に手をやった後は、 最初の客に微笑み御手元等を用意しその前に。 注文はさて何だろう。 ――涼む夕暮れは、蜩の鳴く頃に密かにやってくる*]
(607) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[凛花から預かった白い服と、買い込んだ昼食は店の中へと置いた。 戻れば真っ先に平らげるのは、出来立ての塩むすびだろう。 買ったチキンクリームコロッケは、多分まだ温かい筈。 米屋の炊き込みご飯のおむすびは、明日の朝食しよう。
包みを受け取った瞬間に、そう男は脳内で決めた]
直しが終わったら、どこに届ければいいかな。
[凛花にそう訊ね、店の前にいた彼らを見送れば男は自らの城へと戻るだろう。 彼女が待つというならば、小町と一緒に応接室で待ってもらうことにして。
食事、仕事とこなし、男はまた店を少し開ける。
凛花の言葉があれば、彼女の元へと直した服を届け。 そうしてから和樹の店へと向かうだろう。**]
(608) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[ありていに言ってしまうと、 学生時代の雲雀は、決して良い生徒ではない。
何故一日で読み切る教科書を一年かけて勉強するのだと、 堂々と居眠り他内職に勤しんだ。 それでも試験は悪くはなかった。
普通なら苦笑いで諦めるか、嫌な顔をするかの どちらでもなくて、ただ感心したようにすごいな、と 言ったのが西園寺 英明だった。]
(609) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[手で仰ぎ、息を整えながら思い出す。
今でも季節の変わり目は特に体調が不安定になり、おつかいに出た先で足を止めることもしばしばあった。 そんな時に声をかけてくれたのが、商店街の一角に店を構える従兄弟の同級生。>>522
厚意に甘えて訪れた『valot』。 屋敷や出先でも色々な物を目にすることもあり、物で溢れた雑多な店内をつい眺めて長居してしまったものだった。
従兄弟と今でも仲が良いのは、聞いている。 いつかの夏の日に、あの海に居たことも。『テーラー加賀』の親戚であることも。 そして、何らかの理由で家業を継ぐこと離れた身であることも噂程度に。]
……お店は開いてるでしょうか。
[店主は気まぐれ。 買い取り等で店を開けていることも少なくない。 開いていたら少しだけ休ませてもらおうかと、再びゆっくりと歩き出した。]
(610) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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『valot』近く
[そして、結局私の足は止まるのです。顔を出せばよいのに、此処で動けなくなりました。かかわる距離を探す様に爛れた顔の上、覆面の白に思うのは、あの夏の暑い日の事でした。]
……あっ
[見えた顔に思わず>>603顔をそむけるように立ち尽くしつつも。気づかれないように息をひそめ、相手を伺い どうするべきか、迷いました。引っ掻かれた傷が今更にまた痛みを引きのばしていきます*]
(611) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[当たり前のように認められて、褒められて。 どこか麻痺したように、彼のような性格の登場人物を 物語に組み込めないでいる。 その歯がゆい思いを言葉に出来ないままで。*]
(612) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/*
なんかよく判らない文章になった(泣いた。
だめなー自分
(-302) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[唇だけが笑んでも、目は口ほどにものをいう。>>592]
ご立派? そうでしょうか。 私は当然の事をしているだけですから。
[許可が必要か。好きにしたら良いと、まるで放るかの言葉。]
今更、変わりませんし、変える必要もありませんよ。
……黒金さんも、でしょう?
[傘を指し、あれは傘だと言うように。引っ掻こうとする言の細針に首を傾げた。]
(613) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* はい、危うく西の字がロストするところでしたよー
(-303) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[女将が暖簾向こうに消える間に、気を利かせた加賀が茶を寄越す。 一瞬、小町を含めた三人だけになったが、途端言葉は途切れた。 御握り、御握り。と笑っていた小町が、刹那竦むような沈黙。 五月蠅いのは蝉時雨ばかり、じりじりと大地を焦がす音ばかり。
同じ礼節を教えられて育った神の子は、 教えに悖って道を違えた己に礼を告げる。>>594 良く躾けられたように、同じ誠意を教えられた身へ。]
―――…嬢ちゃんが押し付けて来たんだろ。 礼なら加賀の旦那に言いな、 俺は嬢ちゃんから礼を言われる謂れなんざねぇ。
[そっぽを向いて返した言葉はぶっきら棒。 かつて、悪戯を共に起こしては、一緒に頭を下げていたと言うのに。 昔のことは忘れたとばかりに成長し、同じだった視座は、 見下ろすほど大きくなって、目も合わない。もう、ずっと。]
(614) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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気を遣わせて悪いな、旦那。 また、男ぶりが上がったぜ。
[そうして、干上がった喉に冷たい麦茶をカッと差し込んで、 粘つくように絡まっていた物ごと飲み干した。>>596 丁度良く多量の袋を下げて戻った女将から、 一つ頂戴して、先の剣呑をすっぱり断ち切る手刀。>>593]
勘定はツケといてくれや。 今度行ったときに纏めて支払うぜ。
―――…おっと、面倒見が良いのは女将さんの方じゃねぇか。 良かったな、旦那。食いっぱくれてたんだろ。
[握り飯の収まる暖かい袋を大事に抱え、 子の身を思う男女の質問に、>>602>>606 心優しきシスターが応じている間を好機と見て。]
じゃあ、邪魔したな。 小町、もう迷子になんじゃねぇぞ。 逢魔が時は毎日来るぜ。
[パッと身を翻し、長躯が足を踏み出した。 背中で聞く三つ、四つの声は、余りにも遠くで響くようだった。*]
(615) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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――…花京院くん?
[少し先の路地。木陰に佇む姿は見覚えがある。>>601 こんな炎天下に出歩くとは珍しい。
歩き出すその様子の危うさに、>>610 そのまま雪駄を鳴らし、駆け寄った。]
こんちわ? ……どうした? 具合悪い?
[家元だなんだなんてこと、和樹は気にしない。 丞の従兄弟で、身体が弱いと聞いているから声をかける。 只、それだけ。
汗を拭っているところを見ると、熱中症ではなさそうか。 手の中にある菓子と、本人の顔色を伺いながら問いを重ねる。]
うちで麦茶でも飲んでく? あんたんとこに比べたら不味いかもだけど
[へらりと笑い付け加える余計な一言は、常のこと。]*
(616) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* 多分、自分はここ>>613を起点に病んでいく。 凛花ちゃん関わると露骨に様子が可笑しい鍵屋であった。
(-304) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* ああっぶねえええ>>610見て慌てて一文追加。 いいタイミングで丹から返事もらえて助かった。
よーし狂人側全員と会えたぞー!(ぐっ) ※問題はそこではない
(-305) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[ベールに秘するべき女心を、よりにもよって公道の上で明らかにされ、凜花は顔を赤くして否定する。>>591]
ち、違いますっ! 頑張りませんからっ!!
[効かせるべき融通は布地だけではないはずだ。]
(617) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/*あ、やべ、戻ってすぐのせいでログをみれてないせいでこれいろいろ複雑に(…多角地帯!! そして、更新間際。…よし整理されるな。
(-306) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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作家 雲雀は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* 皆さん大丈夫かな。 翌朝時間軸移動できるかしら……というか村建てメモ見てるのかなと おばちゃんは皆の心配する
(-307) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* は、年表ありがとうを忘れてた、でも寝なきゃ!
うわぁぁぁぁん
(-308) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* 翌日の時間軸移動みんな大丈夫かなw
僕はもう更新後に翌日いける様に自宅戻ったけども…。
(-309) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* 叔父さんメモ> ですよねえっていうか、おれのほうこそ申し訳ねえ。
倫子さんほど叔父さんを抉れる気がしないのよなあ。 息子、洋装、がキーなのかなとは思うんだけど。
(-310) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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鍵屋 黒金 鉄は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時頃
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/*メモ確認。あ、そうなん( ありがとうございます。
(-311) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* まままままじwwwwww 翌朝のロルボツった…!ww
(-312) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* >黒金メモ ちょ、ええええええええええ!??? それなら24時間前に名言、して……そんな、どたんばって…… 私まいてしまったわーorz
(-313) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* はい翌朝のロル没ね(ぽいっ
(-314) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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小料理屋 倫子は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時頃
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[聖人君子は自ら地位をひけらかさない。>>613 親と同じ聖職に付いて、祈るために両手は使われる。 哀れな子と世の不幸を嘆いて救い、只管に頭を垂れる。
同じ神の家で育った己には根付かなかった教え。 生まれた時から魂に等級が振られているのなら、 最初から分かりきっていた道。
違えてしまって、離れてしまって。 それでも、お互いに変わらない。
既に歩き出してしまった背は、答えを持たず。 振り返りもしないまま、ひら、と彼女に手を振った。 そんな愛想のない挨拶なんて、教会では教えなかったのに。**]
(618) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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[途中、通りすがりの生徒に声をかけられて手を振り 気を取り直してよろよろと歩き出して声を聞いた。 >>604数年前の卒業生で、今もまだ良く名を見る姿。]
ああ、君も。小野くん、元気? いっぱい買っちゃった。
……雲雀先生は、順調そうだったね。
[読んでいると言わなくても名前を見る度に その文字には手を伸ばしている一読者。 卒業生にこんな大物が、なんて自慢はまだだが。]
(619) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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大学院生 丞は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* ももてんさん拝む!
寝よう
(-315) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* 女将さんとこは夜本番の店だからな。 美味しいところすっとばすなんて勿体なくて出来やしねぇ。
そして、役職指差し確認っ! 更新前にいろいろ最終確認のお仕事!
(-316) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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/* 村を建てる時と同じくらい、開始の瞬間緊張する。 これ、何度立てても全然慣れないんだが、 かるらさんとかはもう慣れきってたりするんだろうか。
(-317) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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― 診察室のこと ―
[予約していた内の4人目の患者は小学生。 夏風邪をひいたと母親が診せに来た。]
『ねぇ、先生、この写真は何ー? 南の島?』
[母親に診断結果を伝えている間に、子どもは診察室内を自由に歩き回る。 それほど元気ならすぐに治るだろうと苦笑して、問いには答える。]
それは俺の父親の写真だ その写真のところで医者をしている、らしい
[にこやかに手を上げて映る男性は、どこかこの医者に似ていた。 祖父の病院を継がず、離島の医者の道を選んだ父。 その自分の身代りにと置いて行かれた男は、思惑通りに醫院を継いだ。 らしいと付けたのを聞くと、母親が慌てだす。
何かを察したらしい。]
(620) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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『す、すみません。 ほら、診察終わったから帰りましょう? 先生、ありがとうございました。』
[ありがとうございましたー、と間延びした言葉が続く。 母親が察した何かが正しいものとは思えないが、 聞かれなくて安堵したのは本当に。]
夏風邪は長引くとしんどいぞ お大事にな
[甘い甘い飲み薬を処方して、 母に抱かれて帰る子どもを見送った。*]
(621) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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/* プロローグの延長で!豪華な晩ご飯食べれる予感! (碧落にて)
(-318) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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雲雀くんを巻き込んで、怪我しようかな?(わくてか
(-319) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[息が上がりそうになる度、木陰で涼みながら歩いていれば。駆け寄ってくる雪駄の音に顔を上げた。>>616]
立花さん、こんにちは。 いえ、具合が悪い程ではないんですが。 お遣いをしていたら思いの外疲れてしまいまして。
[休ませてもらえないかと口にしようとした矢先、麦茶の誘いに少しだけ驚いてからゆるりと笑みを浮かべ。]
少しだけお邪魔してもいいですか。 ……いえ、前に頂いた時も美味しかったですよ。
[この商店街にいて花京院の屋敷を、知らないはずがない。 家元跡目でも砕けた態度と裏腹に、家柄を連想させるその一言には小さく苦笑を溢して。]
すみません。 もしかして、今から出掛ける所でしたか。
[店先のcloseになっている札を見つければ、首を傾げ。 あまり長居せずにお暇しようと思いながら店内へと足を進めていった。*]
(622) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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――――…ン、 やっべー…あのまま寝てたのか俺。
[布団から起き上がり、窓の外を見れば外は黄昏の空の色。 そして腹の虫が鳴る。
あのまま寝てしまっていたから、米をたく暇すらなかった。 冷蔵庫から取り合えず煮物を取り出して考える事数分。 行きついた結論は―――…、]
よし、倫子さんところに行こ。
[鞄にタッパーを詰め込んで窓は確り鍵を掛けカーテンを閉めて。 家の施錠を確認すればゆっくりと碧落向かって歩き出す。 勿論欠伸をしながら。]*
(623) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[少なくて月に数冊、多ければ週に数冊、と そんな頻度で持て余し始めた献本の譲り先が 教会や母校であった。 好みの範疇から外れるものや、 まとめて複数送られて扱いに困るものの 最善の処置を考えた結果である。
自然、常なら遠ざかる母校へ足を向ける機会が増えた。]
…先生に先生呼びされると違和感がひどいからストップ。
[たしかにこちらの近況や諸々を 懐かしんでくれてのことだろうが。>>619
先生呼び、 身に馴染まないものは馴染まない。 ひっそりとため息を零した。
鳥肌たつよ?と 腕を見せて抗議しても、相手にとってはかつての教え子。 抗議の真剣さもどの程度受け止められたことやら。*]
(624) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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/* ロルが遅くて申し訳ない…! そして雲雀の全力同級生うれしい!
(-320) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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― 碧落 ―
[昼間と違い、多少涼しくなった道を歩きながら行き慣れた碧落へと辿り付く。 店の中へ入ればそこそこ人は居ただろうか。]
倫子さーん、白米が欲しい!!!
[入口付近でそんな事を言いながら空いている席で着席。 鞄から煮物のタッパーをカタン、とテーブルに置いて。 こうして白米だけを頼むことは割とあるが、倫子さんの店でしかできない。
相変わらず呆れた表情をされるかもしれない。 でも米を炊いてなかったから仕方がないのだ。]*
(625) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[一人、影の中に居るような気分でした。 『valot』より出てきた青年に幼い頃の面影が被り、一歩。>>603商店街の小道へと足が下がっていきます。]
………
[その後ろ、>>605>>616>>622店主と家元のやり取りを遠くに眺め。気づかれなかった事にほっと安堵の息を洩らしながら、店内へ入っていく姿をまぶしげに眺めました。やはり、今日も止めておきましょう。
そう思い、踵を返しかけるものの、どうしても視線が向かいます。さて、店から出てきたばかりの青年は、異様に映る影の姿に気付くでしょうか。*]
(626) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[恩師未満、とは言っても決して嫌いだったわけではない。]
どれだけ買い込んだの? せめて紙袋を2重にしてもらいなさいって。
[苦笑交じりに買い物帰りの荷物に視線を投げて笑った*]
(627) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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無職 影之進は、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 00時半頃
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