
705 糸切り鋏の軋り唄
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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わたしが、容疑者…? 絶対、何かの間違いだと思いますけど。
(0) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
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なまぐさい風が吹いている。
戦に蹂躙されたばかりの原野は、岩砕け 葦折れて 見る影もない。
誰も帰ってこなかったその戦場のあとに立つ、
いくつかの人影がある。 ――見渡している。
(#0) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
___________________________
武器を手に戦う軍人と、歌を力に変えるウタヨミが
2人一組で戦地に赴く、此処は うたかた の世界。
和の東国と洋の西国が長きに渡って戦争を続けています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(#1) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
遮蔽物もろとも 断ち割られたと思しき骸。
抉れた地の底に 埃まみれで散らばる四肢。
五体満足なしかばねと見れば、
両耳を塞ぐまま 叫ぶかたちに強張る面相でこときれた其れ。
(#2) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
酸鼻の極まる惨状は戦場の常と云えども、其処は静かすぎた。
助けを求める哀願がない。
とどめを乞う呻きがない。
両軍 数多の軍人が、ウタヨミが、ことごとく息絶えている。
(#3) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
そして屍は何故か 背中へ致命傷を受けたものが多いような、
(#4) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
―――― 「 敵影あり、警戒されたし!!」
思索するときの終わりは、索敵担当が告げる。
(#5) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
―――― 両軍、生存者なし。
異様な戦場跡へ調査隊を派遣したのは、"我が軍"だけではなかった。
(#7) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
見敵必殺は、うたかたのさだめ。
国と国との積年の遺恨が、もはや撤退を許さない。
潜む異変もわからぬままに、
落ちる砂粒のひとつの如き戦いの火蓋が切って落とされる。
其処へ巻き込むものが あろうとも。**
(#8) 2015/04/28(Tue) 18時半頃
2人目、東軍調査隊 隊長 ユウナギ がやってきました。
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― ―
[――――きりきり、 ばきり と。
軍靴の立てる乾いた音すら、耳に痛い。
風化し、もはや原型を留めぬ足元の遺物らは、 そうして哭かされる他に、声を上げる術を知らず。
思わず耳を覆いたくなる程の、張り詰めた静寂。 反して、ぬるりと纏わりつくような風が、頬を撫でた。
ここへ来るまでにも、この先にも。
ただただ広がるのは、千々に断たれた屍の山。>>#2 音もなく叫び続ける彼らの顔は、恐怖の色を遺したままで。]
(1) 2015/04/28(Tue) 22時頃
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これは、……
[静寂に思いの外響く声、つい続きを飲み込んで。
…否。この様を、なんと形容すれば良いのだろう。 相応しい言葉を見つけられずに、口を噤む。
凄惨な死体、血塗れた戦場なんてものは、これまで腐るほど見てきたが。 これ程までに異様な光景があっただろうか。
東軍も西軍も。軍人もウタヨミの差もなく。 倒れ伏す者らは皆一様。 互いに斬り合ったというには、あまりにも―――]
(2) 2015/04/28(Tue) 22時頃
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[兵の戻らぬ戦場があると。 最初に報告が上がったのは、いつの頃であっただろうか。
一体、幾人の兵がここで消息を絶ったろう。 士気に関わるからと、その数は公表こそされないものの、 決して、少なくはないのだろう。…この有様を見る限り。]
覚悟はしてきたつもりだが、 なるほど。 …こいつは厄介、だな。
[細めた瞳は鋭く周囲を見渡し、ふっと小さく溜息を吐き。 眼差しとは裏腹に、緊張を解すかのような三日月が口元に浮かんだ。]
(3) 2015/04/28(Tue) 22時頃
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3人目、東軍調査隊 副長 オオコウチ がやってきました。
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[此処に至るまでの途でさして可笑しな場所はなかった。
だというのに、見渡す戦場跡には常とは違うように思える。
戦とはまた違う恐怖に襲われたかのような名残を見せる屍に瞳を伏せる]
――
[小さな吐息を一つ零し。 逝ったきりになる戦場があるという話は聞いていた]
(4) 2015/04/28(Tue) 22時半頃
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[少数精鋭とはいえ、このような場所で果たして無事で居られるだろうかと、眉根を寄せる。 隊長の声>>3が聞こえて、ゆるりと瞬き]
――厄介極まりないですね。
[短く同意を返しながら、周囲に視線を向ける。 どことなく不快な風が吹き抜けるのを感じながら、生きて動いているものが、この調査隊のほかに居るだろうかと確認するかのように視線を遠くへと向けた*]
(5) 2015/04/28(Tue) 22時半頃
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祐嗣。 あちこち旅したおまえのこと、 この辺りの土地鑑なんて…あったりしないものかな?
[応える声に、ゆるりと首を傾けて。>>5 頼りになる副長へと、そんな問いを投げる。
軍服の帯革に挟んだ扇を広げて、はたりはたり。 漆黒の地に浮かぶ黄金の紋は、隊の所属を示す金木犀。]
(6) 2015/04/28(Tue) 22時半頃
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[さくり、さくり、踏み締める足音は小さい。 小柄な影がゆらり流れる。
しゃがみ込んだ姿は、足元の“物体”へと目を向ける。
それは、死体だった。
腰のポーチに手を突っ込み、手袋を引っ張り出す。 側に居る唯一の生きた人物には目を向けず、精神の共鳴で話し掛けた]
“死後の経過が分かりにくいですね。 ツバキさん、どうですか?”
[鋏を取り出し、五体満足な死体の服を切り裂く。 小柄な姿の割には、軽々と死体を持ち上げ、屍を検分してゆく]
(7) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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[東軍の軍事顧問たる恩師から直接、調査依頼を受けたのはつい先日。
――なるべく早く、確実に。この地の情報を手に入れよ。 曰く、将軍を抑えていられるのも時間の問題であるからと。
現在の主戦場たる南方・北方の戦況が芳しくないことを受け、 停滞している現状打破を狙い、要所と為り得るこの地を制圧すべく。 不気味な噂も意に介さず、将軍は大軍を送り込む心積もりであるらしい。
東西の力が拮抗している今、大勢の兵を失えば敗戦の色も濃くなろう。 仔細のわからぬまま無駄死にさせるは下策であると、 軍上層部への進言が功を奏して、まず調査隊が派遣されたのだが――]
(8) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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“あまり腐った様子は無いみたいですが……”
――――っ!
[悲鳴は、口から直接零れた。
背中の傷を晒した瞬間、もわりと腐臭が立ち込めたのだ。
死体の背中に、凄惨な切り傷。 背骨を砕き、延髄を断ち、命を奪ったおぞましい傷。 固まった血が剥がれ落ちた。
少女は布を口と鼻に巻き付け、検分を続ける。 悲鳴は悪臭のせいであり、死体に対するものではないようだ]
“太刀傷―――? にしては、荒すぎますね。 切った、どころか、叩き割った……? なまくら太刀でもこんな傷になんてなりませんよ……”
(9) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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散々待たせた挙句、結果も出せなきゃ軍法会議は免れまいよ。
『山階隊は重要任務を放棄し、敵前逃亡。』 …なぁんて難癖、付けられかねんからな。 あの人相手では。
[軍部での自分の評判など、今さら聞くまでもない。 失敗にかこつけ処分される未来さえ、見え隠れする程に。
朽葉将軍を支持する一派には、随分と目の敵にされたものだ。]
(10) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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[死体の服を漁る。 ポケットから出てきたものは、携帯食料、救急用具、短刀(錆びて使いものにならない)、時計、そして]
“―――………”
[ロケットの中には、色褪せてぼろぼろの紙。 しかしよく見れば、微笑む女性と子供の写真だと朧気ながらに確認出来る。 少女はため息をつくと、それを死体の元あった場所へ戻す]
(11) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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[検分は終わった。 切断されていた右腕を集め、並べる。 多少足りない部分は有るが、人間の形を成した。 ここは本隊>>#2とは少し離れている。これは逃げてきた者の成れの果てなのだろう]
―――焼きますね。
[少女は死体を軽々と抱え上げ、遮蔽の影へと積み上げる。 周囲に大きめの瓦礫を釜状に積み、塞ぐように埋める。 死体検分に使用した手袋も投げ込んだ。
そこへ、火薬を撒く。 死体を焼くように、脂肪を燃やすように組まれた特性の薬。 空気口を開けるように蓋をして、火を放った]
(12) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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[ゆらゆらと上がる煙。 いずれ、炎が彼の身を焼いて、灰にする。 灰は雨に溶け、風に流れてゆくのだろう。
目を閉じて、しばし黙祷。
空は、晴れている。 晴れているのに、漂う空気はどこまでも暗鬱なものだった**]
(13) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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[はたりと揺れる扇の紋。 それと同じものが薄墨の羽織に描かれている。 思い返すよう、顎に手を当てて考えては見るが、このあたりまで足を伸ばした記憶はなく。 ゆるりと首を振って、隊長の問い>>6に答える]
――ここまで足を運んだことは、ないですね。
けれど、――この近くにあった集落もなくなっているようでした。
[出発前、地図で確認したときには、小さな集落が補給場所代わりに記されていた。 けれど、道を外れたわけでもないのに、その集落は見当たらなかった。
その手前の村で最後の補給は済ませているから、此処でしばらく調査するだけの余裕はあるけれど。 集落から人が居なくなる理由がわからず]
……
[調査隊が出立するにいたった経緯は知っているけれど、それについて口にすることはなく。 ただ隊長>>10が告げる未来予想に、わずかに苦笑を返した*]
(14) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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さぁて、早いところ片付けよう。 どうにもここは好かないね、俺は。
…風も歌わぬ土地だなんて。あまりに不気味じゃあないか。
[隊士らへと振り向くに合わせ、今様色の着物が揺れる。 軍服の上に緩く羽織るそれは、戦場に不釣合いな女物。
ぱちりと扇を閉じれば、不思議なこともあるもので。 腐肉の燃える臭いが何処からか、風に乗ってふうわりと。>>13]**
(15) 2015/04/28(Tue) 23時頃
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[不気味だという言葉に、同意を示すよう静かに頷く。
風に乗ってただよう匂い>>13に、視線を周囲に向ければ煙がたなびくのが見えた。
わずかに瞳をすがめ、首をかしげる]
……誰か、いるのか。
[我らだけではなく、他にも人が居ると示すそれを見上げて呟き。
どうするかと問うように、皆へと視線を向けた**]
(16) 2015/04/28(Tue) 23時半頃
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5人目、西軍調査隊 先鋒 ワコ がやってきました。
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[聞こえるは己の足音と分銅鎖の鎖の擦れ合う音 やがて立つは小高い場所]
ああ、静かだ。何も音がしないの
[目の前に広がるは凄惨な光景、そして噎せ返るような腐臭 それは戦の後とは似て異なるもの 苦い物が込み上げてくるが、赤い物が滲む程に唇を噛み耐える]
こうはなりたくないの、全く。 しかし功を得るにはこの謎解かなければならぬしな
[少しばかり伸ばした髪が揺れ揺れる]
しかしあの阿呆はまだ来ぬのか まぁ、今は偵察。あ奴がおらぬでも大丈夫だろう
[大きく振りかぶり周囲を見渡した後、トンと飛び降り凄惨な光景の中に身を躍らせた**]
(17) 2015/04/28(Tue) 23時半頃
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──回想──
[それは、彼が戦地に赴くことになる数ヶ月前の話。]
(18) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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―回想:西国軍営病院にて―
[病室の殺風景な白い壁と白い天井は、 影に青く染まって見えた。 寝台には包帯にまみれた男が一人、天井を眺めやっている。 遠い窓からの強い陽の光ばかりが、 床を四角く切り取り、いっそう影を濃くみせていた。]
…───、…
[ふと、こつこつと廊下を歩きくる足音があり、 ぎい。と個室にひとつきり置かれたベッドが、 その上に寝かせられた男の身じろぎにあわせて鳴いた。]
(19) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[枕に乗せられた頭部は、真新しい包帯が 左目と口許以外を覆っている。]
……
[廊下から聞こえた足音はドアの前で止まったようだ。 片側の目玉だけをぎょろりと動かして、 包帯まみれの男は、視線を寝台横へと向けた。]
(20) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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― 回想:西国軍営病院にて ―
[どこかしこも白く清潔に保たれた病院の、長い廊下を。 ただ黙々と…、足を前へ運ぶ。
途中で、白衣を着た医者とすれ違う。 消毒薬の臭いが、鼻を掠めた。
少し怪訝そうな顔をされたが、…――無視して、歩みを早める]
…―――、
[言われなくても、知っている。 自分が今、どれ程に酷い顔色をしているか、なんて]
(21) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[辿り着いた個室の扉を、睨み付けた。 この向こうに――…]
(アイツが、いる)
……ッ、
[押し殺し切れぬ怒りに、握り締めた拳が震えた。 外傷の無い肌の奥で、ピリリと引き攣るような痛みが走る。
暴発事故が起きた時――咄嗟に歌を止めて共鳴を切ったが、 途中まで繋がっていた意識は痛みを共有し、見えない爪跡が残っていた]
(22) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[だが其れも軽症と呼べる部類だろう。 ベッドに臥している個室の主と、比べれば]
……、ッ、自業自得だ…!
寧ろ、いっそ、…――― … …
[毒づいて、 扉を、開く]
(23) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[―――戦場跡がある。
静かだ。 小柄な人影が立てる小さな足音さえ聞き漏らすことのないほどに。
小柄な――少女が死体の傍にしゃがみ込むのと、>>7 入れ替わるように立ち上がる人影は、すらりとした長身。 凄惨なる戦場跡をぐるりと見回し、やがて視線は足元に戻ってくる。
足元に転がっている―――屍に]
“………どう、って、……ん。 これまでに出会った死体達より損傷具合は酷くない。 あっち、から逃げてきて、運良くここまで辿り着けたのだろう”
[告げる言葉は耳には聞こえないもの。 共鳴、というやり方でもって、己と、傍の少女にしか聞こえない会話を織り成していく]
(24) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[波多野椿は“薬師”である。
死体の防腐処理がどうのという依頼をどこかで受けたことはあるが、 基本的に己の技術は誰かを生かすためにあると考えている。
ゆえに、基本的には生者にしか興味を持たないが、 生存者なしの戦場を調査しに来た以上はそうも言ってはいられない。 死体の検分を始める少女の傍で目を鋭く細める]
“そうだな。………なら、背中側はどう――――、”
[言った端から致命傷のお出ましである。>>9 立ち込める腐臭に顔をしかめて口と鼻をとっさに長衣の裾で塞いで、 しかし、そのおぞましい傷から視線を外すことはなかった]
“あるいは 引き裂いた とか、か……?”
(25) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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“いずれにせよめったにお目にかからない傷だ。そもそも背中の傷なんて――”
[声は揺れ、ふ、と消える。 検分はまだ続いているのだ。あからさまに気分を悪くした様子もないなら、 少女が――弟子が仕事を全うするまでは黙っていた方がいい。 いつものように。日常の延長のように。
やがて再びしゃがみ込み、死体に無事くっついている腕から隊章と階級章を取る。 身元確認と称してよくしていることだ。 弟子から数歩分後ろに距離を取り、隊章に記される文字を読もうとしている間にも、 彼女の感情の揺れは波のように伝わってくる。>>11
もう何度目になるかわからない溜め息をついた]
(26) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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………好きにしろ。
[そうして、死体を焼く、という段になってかけたのは、>>12 意味合いは肯定だがかなりぶっきらぼうな口調での、言葉。
火の手の上がる音。漂う死体の焼ける臭い。 煙のゆらりと立ちのぼる先には晴れ渡る空。>>13
その青さが少しばかり恨めしくなって、そっと目を閉じた**]
(27) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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/* 安定の入村文長考である いや楽しいからいいんだけれど 挨拶は今はやめておきましょう(そっと時計から目をそらす)
(-0) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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― 回想:西国軍営病院にて ―
……
[壁と扉に阻まれくぐもった声のあと、ドアが開いた。
顔のみをそちらに向ければ、羽根が見えた。 "人"は持たない、大きな翼>>23。]
……いらっしゃったんですか
[身を起こさないまま、視線だけで相手を捉えて、 包帯男──三谷田獅堂は口を開いた。]
(28) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[思っていた以上に、共鳴中の爆発に巻き込んだ 篠野目の回復は早かったようだった。 もう歩けるようになったのか。と思考の隅で思う。
ウタヨミは、共鳴中の軍人が食らったダメージを分け合う。 だというのに、この有様の自分に比べて、 暴発事故に巻き込まれた相手は随分と軽症で済んだようだ。]
…
[見下ろす形の栞乃の顔を見上げる。 長い付き合いで見慣れたウタヨミの顔は 白い部屋同様に、ひそやかな青影の中にあった。]
…
[黙り眺めていれば、僅かにわななく唇が 上下に開くのが見えた。]
(29) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[その男は――…少しも、損なわれていなかった。
包帯から覗く、ぎょろりとした強い眼光も、 いつもと変わらぬ平然と冷めた口調も、
変わらない。]
……そりゃ、来るだろうがヨ。
[獅堂の包帯面を見下ろして、篠野目 栞乃は吐き捨てる]
(30) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[…変わったのは、自分だ、―――と、
騙されていた己への自嘲を、苦く呑み下しながら]
(31) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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テメエ、………あの時、
[表情を染める青影は、栞乃の顔色を一層悪いものに仕立て上げていた。 幽鬼のような険悪さを添えて、]
…オレを ……、 …―――― 殺そうと、しただろ。
[わななく唇が、静かに確信をぶつけた]
(32) 2015/04/29(Wed) 03時頃
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[来訪にそうですか。と応じた後、震える声が、 静かな病室の影にしん、と染み入る。 語尾は跳ねなかった。確信があるのだろう。]
───、
[己が口許が、薄らと歪むのを自覚しながら、 獅堂は首を傾げるように動かした。]
(33) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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[影に立つ栞乃は、険しいような顔をして見えた。 年下の──従兄弟のようにも扱ってきた、 三谷田が唯一遠ざけないで来た、たったひとりの、]
── なんのことです?
[そうと認めずとも、確かに殺そうとした相手の台詞に、 怪我人の包帯男は、可笑しげに笑った。]
(34) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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[つい此の間までは、余裕のある飄々とした態度も年上の余裕に見えたのに。 遥か昔は共に暮らしもした、幼少の時から近しい間柄だった人間。 従兄弟のようにも慕った、相手のその態度が、
今は……いまは―――]
そんなの…ッ、 自分の胸に聞きやがレ…っ。
[もう、得体の知れないモノにしか、見えない。
殺意を覗かせた包帯男の笑みッ面へ、 怪我人よりも蒼白さを帯びた栞乃は、低い唸りにも似た怒声を叩き付けた]
(35) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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[叩きつけられた怒声に軽く片目を眇める。]
────。さあ、なんのことだか俺にはさっぱりで。 巻き込んで殺しかけてすみませんでした、とでも謝れば?
[そうですね、邪魔になりましたからね。とは、口にはしなかった。
自分から白状するような殊勝さがあるのなら、 そも事故に見せかけて殺そうとするような真似はしまい。
栞乃が何を持って確信に至ったかまではわからずも、 ──面倒なことになったな。と思った。]
(36) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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[動じる可愛げなど何処を探しても見当たらない――… そんな、ふてぶてしいまでの白々しい態度だった。
素直に罪状を認めると思っていた訳ではない。 実は間違いでしたと冗談で終止符が打たれることも、 …
期待なんて、していない]
ッ …… るせー。 謝って、済む問題でも…、 ねエだろッ。
(37) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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[この包帯男の、清々したと語る瞳の、いろ。 馬鹿馬鹿しい擬戯だったと、嘲笑いが滲む口元に、
――…積み重ねた日々が、虚構の硝子細工だったのだと。 思い知らされて。
目の前で、粉々にされて。 欠片すら、踏み潰される。
無残という言葉すら、生温く。 抉る、抉る、えぐるえぐる――――]
(38) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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|
そうですね。
[>>37 謝ってすむのなら。互いに容れあえたのなら。 譲りあえたというなら──許せた、というのなら。 そもきっとこんなカタチにたどりついてはいまい。 皮肉を噛み味わいながら、目前で壊れていくものを眺めていた。]
…───。
[いっそ、いい機会だったのだろう。と思えた。
その在りようにも、考え方にも──無邪気さにも 耐えかねていた頃合いだったのだから。]
(39) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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|
[だから、これが、今が、本来の正しい形なのだろう。
これで馬鹿馬鹿しい兄面も、 ──ままごとも、ようやく終わりになる。]
(40) 2015/04/29(Wed) 03時半頃
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[或いは事故だといってやれば騙せたか。ちらとそう考えども そこまで愚鈍だとも思わなかった。]
──で?
それを言いにきたんですか、態々
[そうはっきり認める気はないことを言外に告げつつも 面倒になった、と理性で思う反面、 感情的にはすっと胸がすくような心地もたしかにあった。]
(41) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
|
……ッ、
[嗚呼、駄目だ]
[…、軋む]
(42) 2015/04/29(Wed) 04時頃
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|
[で?と小馬鹿にしたように嘲る獅堂の言動を、
…これ以上耐えられなかった。 何処かで、 ふつ と何かが切れる音がする]
―――… 、この、 ヤロ……!!!!
[青影が彩る病室に、白い羽根が、舞った。
篠野目の両手が、思わず三谷田の首筋に伸びていた。 包帯に覆われた其処をきつく、絞めんと。細い指を宛がう]
(43) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
|
[影の中で羽根がぶわりと膨らんだ。 伸びた手は男の首元へと絡みつく。]
か、…っ
[包帯越しにしめつける指先が、力が 己が喉骨の形を知らしめる。 苦しさにえづけば、喉仏が上下に動いた。]
ぐ、っ
[一つ目が、かすかに目を見開く。 手を布団の中から抜く分だけ、動作は遅れた。 ぎりぎりと両の手で気道が狭まっていく。]
(44) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
|
[顔を顰めて見やる先には苛立ちを通り過ぎて 怒りの様相が見て取れた。]
…っ は、っ
[絞められる喉が震える。ただ、掴まれた喉を通った呼気は、吐き捨てるような笑いの色を帯びた。掛布の重みから抜きだしいた手は、自らの喉へは向かわず、歌を紡ぎだす相手の喉元へと向けられた。]
(45) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
|
[臥していた身を強引に片腕で引き起こす。 傷が開いたか、どことも知れず痛みが走った。 それすらも、いっそ可笑しい。]
…っ
[距離を縮めれば喉にかかる圧が増しがた構いはしなかった。 口元には、先よりも濃い笑みが刻まれる。]
(46) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
|
[首を絞めて尚、相手の笑みを崩すことは叶わず。 荒い息を零して上下する篠野目の喉へ、 鎌首をもたげた蛇のような手が、深く喰らいついた]
……、ぁ、くッ …ふ、
[歌の代わりに漏れるは、苦痛含んだ呻き。 軍人の鍛えられた腕力は、片腕でも易々とウタヨミの呼吸を押さえつける]
―― …ッ、
[それでも意地のように、相手の喉を掴む指先は離さない]
(47) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
|
[喉を締め上げる指の力は、意地は、意思は、 いっそ、いじらしいと感じるくらいだ。
摑んだ指にじわりと力を込める。 ──この喉から発せられる歌が、力が 嫌いだ。 戦場で使われる歌が、嫌いだった。]
…な に、も見て、こ なかっ たのは、 アンタの 方… で しょう ?
[ウタヨミの力だ。喉を潰されるには至らない。 引き絞られ掠れた声が、嘲った。
騙していたのは、隠していたのは自分だ。 けれど、気づかなかったのは、篠野目だ。]
(48) 2015/04/29(Wed) 04時頃
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|
[怪我の身で無理やり身体を起こして、 痛みが起きない訳ないだろうに。 そのような素振りは欠片も見せず、三谷田の指先に遠慮は無かった。
“自分を殺そうとした証拠”――調べた事柄のどれよりも雄弁な現実が 今、目の前に転がっている。 顔が歪む理由は、…息苦しさばかりではなかった]
……、見せなか ッタ …のは、 テメ、 エ だろ…っ。
[気づけなかったのは、愚かなのは自分だ。 けれど、騙していた方だって、問われるべきでないのか]
(49) 2015/04/29(Wed) 04時頃
|
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[絞られた声での会話の途中で、 三谷田は笑いに喉を震わせた。]
えぇ。
[事実だ。そのまま死んでいれば余計なことを見ずに済んだものを、と思う気持ちと、ようやくまともに顔を見たような思いが交錯する。]
っ、は…っ
[くだらなく思える自分の感慨に笑みが漏れた。 呼吸困難に反面を歪めたまま、
──ぐい、と篠野目の体が寝台側に横倒しになるように、 後ろへと押していた力の向きを横へと変える。]
(50) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[横倒しにされれば反動で指先が緩んだ。 下敷きにされた片翼は変な方向に曲げられ、痛みが走る]
……ぐ、 ぁッ
[潰れたような呻きが、残り少ない呼気に混じって毀れ落ちる。
相手の感慨に馳せる意識の余裕など無い。 喉の圧迫感に耐えながら、篠野目は喘ぐように か細く空気を取り込んでは声に換えた]
ウタ、 ヨミは… 、うた う、モン だ
[ウタヨミ嫌悪派の男へ、毒づいて]
(51) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[強がり混じりに、捻た笑みを口の端に散らし、音色を搾り出す]
el oUrrtwa aN -la... el oUrrtwa minju...
(届けて やる テメエに… ウタを…)
[三谷田が幾度も戦場で聴いた歌の、その最初の詞だ。
軍人とウタヨミの精神を繋ぎ、共鳴を生む――うたかたの唄を。 酸素不足で昏くなってゆく視界と意識を抱えて、半ば嫌がらせの様に]
(52) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[紡いで、流し込んで]
“ 殺 し て ヤ ル ”
[殺意が、共鳴する―――――――――]
(53) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[その時。
看護婦の見回りだろうか。廊下の向こう側から、 足音がゆっくりと近づいてきた*]
(54) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[ 瞑目すれば無音の中にも耳鳴りのように遠く、
今も あの呪歌が聞こえるようだ。]
(55) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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──現在、戦場跡地──
[ゆる。と閉じていた片目を開き、 包帯頭の男は、ざくりと乾いた土を踏んだ。 銃を担ぎ、人気のない原野を歩き行く。
地平にまばらに生える草の間、、 地に刺さり立ち折れた矢が ざわざわと風に吹きさらされていた。]
───、
[どうやらここが噂の帰還者ゼロの戦場らしいとは その有り様ですぐに知れた。]
(56) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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…
[視線を下げれば、地面の上には倒れ臥した体が見えた。 軽機銃を肩に担ぎあげ、片膝を屈してその場にしゃがむ。 かちゃり。と腰から下げた二脚銃架が音を立てた。]
(57) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[見て取れるのは耳をふさぐようにか頭を抱え込んだ腕。 背中に深い傷。口を開いた表情から見とれるものは、]
── 怯え、かね
[語尾の声音は微か鉤型の音を伴い持ちあがる。 確信までは至らない響きでそう感想を零して、 獅堂は空を見たまま濁った兵士の目を見下ろした。]
(58) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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───、
[曲げていた膝を伸ばして立ち上がる。 少し向こうを見るだけで、また別の屍が転がっていた。 眺めるだけで、銃を担いだ男は手を触れない。
有るままを弄らずに視界に収め、 倒れた屍に纏わる衣服の奇妙さにばかり目を眇めた。 成程、たしかにこの戦場は異様だった。]
殺し合いって風じゃないな
[放射状に倒れ臥した幾人かの死体の服は東のもの西のもの、 バラバラに入り混じっている。まるで西軍の兵と東軍の兵が、 同じ方向に向かって走っていたようにも見えた。]
(59) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[背を伸ばしぐるりと見まわした風景は、 地面のところどころ赤茶けて見えた。
元のものか、染まったものか、 どちらとも判然としない。
空いている右手で、包帯が巻かれたままの首裏を撫ぜた。 顔を上げれば、先行している和子の背は既に遠かった。]
(60) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[足を速めるかとの意を込めて振り向き 視線を投げた先──、目立つ白い翼が視界に入る。]
…───。
[篠野目を含む後続部隊との距離を目算で図り、 三谷田は前を向くと歩く速度をいくらか速めた。
先陣と離れすぎるのは得策ではないだろう。という判断だった。]
(61) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[── 三谷田に調査隊への辞令が届いたのは、 病室から出られるようになってすぐのことだった。
帰還者ゼロの戦場跡地の調査。 傷を慮ってのことか、それともていのいい厄介払いか。
同道するウタヨミを選んでいいと言われたのは、 何か試されているのか、とも思ったが、 さして迷いもせずに篠野目を連れていくことにした。
言えば丁度いい話だったからだ。]
(62) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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[もとより、あの時、あの場で篠野目を殺す気は 三谷田にはなかった。篠野目の方とて、 こちらを裁きにかけられる程の材料は揃えられていないだろう。、 短絡的にその場の衝動で殺してしまえるなら 初めから事故に見せかけるような面倒な真似はしていない。
、 けれど、奇怪な場所なら、調査隊員の一人や二人、 いなくなっても不思議はないだろう。]
───、…
[前方に目を眇めれば先に見える小丘の傾斜>>17の向こう側に、 細く煙が*たなびいていた*>>13。]
(63) 2015/04/29(Wed) 04時半頃
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― 現在:戦場跡地 ―
[空虚。という二文字が似合う場所だった。
転がった躯は聲を持たず。 生臭い風に舐められて乾いた土埃が舞う。
篠野目は翼を大きく広げて、ふわり、羽ばたいた。 ハルピュイアの眷属たるウタヨミ特有の、大きな羽根だ。
何処に何の危険が潜んでいるか分からない―― ゆえに高度は抑えて、丁度ヒトの背丈ひとつ分…低空を飛びながら、 地上に佇むより増した視界の把握に努める]
………、酷えな。こりゃア。
[所々隆起した地形を視線でなぞれば、容易に幾つもの屍骸にぶつかった。 苦悶の模様を描いている其れは、軍人も、ウタヨミも、区別なく]
(64) 2015/04/29(Wed) 05時頃
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『―――― 両軍、生存者なし。』
[調査隊出征前に聞いた、この戦場の噂を思い起こす]
……嘘偽りねエ、ってことか。
[見慣れた服装の奴も、見慣れない格好の奴も、 無残な姿で、等しく命の灯火を消している。
異様な戦場跡であるからこその、永年…戦が途絶えぬ両軍が 御揃いになっている光景が。どこか寂しく滑稽だった]
(65) 2015/04/29(Wed) 05時頃
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[うつ伏せに倒れる屍の背には、大きな切り傷。 其れを見て、]
…、 ――― 裏切り…?
[背を見せられる程の親しい人物に、殺された。という、 ……ありがちな光景が最初に浮かんだ理由は。
つい数ヶ月前に、戦場で。病院で。 自身も経験したが故だろうか…]
(66) 2015/04/29(Wed) 05時頃
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[―――病室での難を逃れて、しばらく後。
退院した三谷田が早速、とある調査を命じられたと耳にした。 しかも行き先は、帰還者ゼロの戦場跡地だという。
好機だと、思った。
おそらく相手もそう考えたのだろう――…三谷田は、自分を指名した。
否は無かった。 …是しか、無かった]
(67) 2015/04/29(Wed) 05時頃
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[そうして今。 謎を孕む屍が散らばる、此処に居る]
……。
[距離を空けて先行している三谷田と、視線が合う一瞬>>61。 すぐ逸れた包帯巻きの頭は、速度をあげて戦地を進んだ。
戦場奥へは、先鋒を務める和子と響が偵察に向かっている>>17。 彼らは、屍骸以外の何か…此の現象の手がかりになりそうなものを、見つけただろうか。
そんなことを考えながら、人間より高い位置で注意を四方に飛ばす。
と、細白い煙>>13が、遠く、青い空に溶けるように 立ち昇る様子が視界を*掠めた*]
(68) 2015/04/29(Wed) 05時頃
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/* ミヤタさん、乱暴者っぽいイメージを抱いていたので 割と紳士な話し方で驚いてる
楽しみだなー
(-1) 2015/04/29(Wed) 09時頃
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/* 一緒に行動している仲良し東軍と 既にワコが単独先行しているわミヤタとシノノメギスギスだわでバラバラ西軍の差が素敵に燃える
(-2) 2015/04/29(Wed) 09時頃
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9人目、西国のウタヨミ ヒビキ がやってきました。
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― ―
やる気ネェ……。 [軽く詩を口にしても、"釣れる"手ごたえがない。 髪こそいつでも舞台に上がるよう気合を入れてはきたが、がらんどうの聴衆を前にしては乗るものも乗らなかった] こう、聞き手がいネェと乗らネェー。 そりゃー、あいつが行くっていったんだったら俺も付き合わなきゃならねぇけれどもよー
バッドフィーリング [そして双眼鏡が捉えるのは、誰よりも先頭に立ちたがる女の後ろ姿>>17 その姿もやがては前方に消える。
双眼鏡を下し、軽く口笛を吹いた。]
(69) 2015/04/29(Wed) 10時頃
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[ やがて先ほどまで、相方が立っていた場へ歩を進める。 下に広がるのは凄惨たる風景だった] オーマイガー
[ この目で見るまでは、全滅? 逃走も多いんじゃね? などと男は思ってはいたのだが。どうも途絶するまでの報告は正しかったらしい] アイサイトでムーブしているの、アイツだけか…? こいつはひどい。 [ 思わず、留学した西国で学んだ唄が口をつく。 死してなお此処へ野ざらしにされた母国の戦士たちに、せめてもの花代わりである]
(70) 2015/04/29(Wed) 10時頃
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[動く度に微かになる金(かな)の音 少しリズムが崩れてる呼吸]
行っても行っても屍肉ばかり 当然か、報告書には生存者なしと書いておったのにな
[転がっている人であった塊、その中でまだ五体が確認出来る塊の背中らしい場所の致命傷]
後疵は不埒の至りと言うが……、ここまで多いとは忘恩の徒がおったのか?
[黒い髪が揺れる]
(71) 2015/04/29(Wed) 10時頃
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Amazing grace! How sweet the sound! That saved a wretch like me! I once was lost, but now I am found; Was blind, but now I see.
'Twas grace that taught my heart to fear, And grace my fears relieved; How precious did that grace appear! The hour I first believed.
Through many dangers, toils, and snares, I have already come; 'Tis grace hath brought me safe thus far, And grace will lead me home.
Amazing grace! how sweet the sound That saved a wretch like me I once was lost, but now I am found Was blind, but now I see.
(-3) 2015/04/29(Wed) 10時半頃
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/* ヒビキさん……がっつりカタカナ使ってきている! 見ててたのしい!
一応身長を決めようの会 190-2-8
(-4) 2015/04/29(Wed) 10時半頃
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[ 唄い終わった後、軽く相方のワコに手を振った。 うっかり酒の勢いで契約してしまった相方だ。あれは一生の過ちとしたく、二度とは犯したくないものである] 双眼鏡で見える限り、動いているもんはありゃせん。 ここって何万の兵がいた戦場だよ、全く。
フレンドリーファイアーの歌でもここまで広範囲にまで呪えんぞ。 [ 双眼鏡で見えたままを伝え、ウタヨミとしての自分の見解も述べる。 敵の意識を奪う呪歌歌い、たとえ契約があったとしても――ここまで大規模の同志討ちが行えるなら、戦況や今日のウタヨミの地位などもろもろ違ったに違いない]
(72) 2015/04/29(Wed) 10時半頃
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やっと来たか
[眉間に皺を寄せ、ヒビキを見る。思う所はあっても酒の上の過ちだと言え契約してしまった相方だ]
確かにここまで広範囲な歌は聞いた事ないな 見てみろ、後疵で殺(や)られている 逃走時にやられたか、突如切られたかは分からんが、ここまでの死骸だ 背後まで気を配らねばならんとは厄介だ
戦場で契約した相方が殺されては難儀だ 戦場の歌を歌う前の自分の歌に酔いしれてやられんようにな。くれぐれも気を付けてくれ
[最初はヒビキの言葉に同意したように頷いていたが、最後はいつもと変わらない嫌味をチクリと呟いた]
(73) 2015/04/29(Wed) 11時頃
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ま、同志討ちのラインを消せば、そんなところか。 ハイスピードで無差別に迫ってくるモンスターでもいるんっスカねぇ。
それまるでオレが考えなしに歌ってるバカっていってるように聞こえるなぁ。
[ ひき、と嫌味に顔を引き攣らせるが] そっちこそ、眼前の敵ばかり追いかけて、背後をおろそかにする真似はせんでくれよ [ やはり嫌味を返し、傍にいる彼女と共鳴し、軽くウタう。 「敵」がいなければ何も起こらない。もしも「敵」がいれば―― その敵は、自らの居場所を広範囲に示す行動を起こすだろう。
惜しいのは、このウタは共鳴中の相手――ワコにしか聞こえない、ということだが]
(74) 2015/04/29(Wed) 11時半頃
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Cry for me everything of existance! Sing beating of your life! Because You have been born, in the field
[子音訛りの抜けない、外国の言葉を謳う 新しき風を外国でも運ぶこの歌は、今までの歌とは一線を画し、「歪んだ音」の上に乗る歌であった]
(-5) 2015/04/29(Wed) 11時半頃
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/* あ、母音訛りだった
まぁいいや
(-6) 2015/04/29(Wed) 12時頃
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[血の盟約による契約は意に沿わなく物であったのにも関わらず、 ワコに深い共鳴を与え、己の中に力が巡るのが感じられた]
貴様は気に入らないがこれは悪くない
[読まれぬように意識の断片を散らす 血の繋がってる訳でもない、友情や愛情を交わした関係でもない、ただ戦場を有利に駆ける為に組んだ相方の共鳴は唯一己の開放してくれるようように思うのだった]
(-7) 2015/04/29(Wed) 16時半頃
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[たなびく白煙を紫紺の瞳に映し込んで、篠野目は口元を薄く歪める]
わーざわざ。自分の居場所を、オシラセか。 御丁寧なこっタ。
[単純に罠か、…それとも身隠れを意識する必要の無いモノの仕業か。 ともあれ己たちの役目は調査。 であれば原因を探るのは当然の所作であろう。 殺意を秘めているとはいえ…任務を放棄して怪しまれては唯の阿呆だ]
…、 “行くンだろ”
[共鳴する相手へ、形ばかりの確認を置いて。 返事を待たずに前方へ羽ばたけば、一度は小さくなった三谷田の背中が、 直ぐに大きいものになる]
(75) 2015/04/29(Wed) 18時半頃
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[そのまま包帯男を追い越して、 とん っと大地を踏む。 今度は此方が前に立つ図式となった。
銃を得意とする共鳴相手は、敵との適度な距離を必要とする。 ――そしてウタヨミは歌唱中、軍人の物理攻撃から無敵になる。 白い翼が遠目に目立つのもあり……斥候という名の行動の場合、 時として矢面には篠野目が立つのが二人の手法だった]
(76) 2015/04/29(Wed) 18時半頃
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[小丘の傾斜まで近づけば、 特徴的な髪型のウタヨミと、その契約相手たる黒髪美人の姿が目に入る。
ハルピュイアの里では聴いたことのなかったロックという音楽を 意気揚々と全身で表現している(らしい)ウタヨミの男――響とは、 同年代ということもあり、よくよく話す機会が多かった。 あの髪型だけはどうにも理解できないが、気さくな相手ではあると思う。
その彼の集中した様子>>74を見て取って、歌唱中かと理解を流し。 白き軍服を纏う和子の方に声を掛けた]
――― あっちサ、見てくるワ。
[煙の方角を顎でしゃくって示す]
(77) 2015/04/29(Wed) 18時半頃
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[屍骸の転がる間隔から推測するに、 煙の方角は中心よりも聊か外れている>>12。 ならば屍が山を作っているであろうメインは先鋒を担う彼女たちに任せ、 自分たちがサイドディッシュの調査をするのが順当だろうと。
契約せしペアの強さは、西軍でも突出したもの。 契約のきっかけは、以前響から教えてもらったが……耳を疑うようなものであったけれど。経緯は結果に直結しない。 だからこその―――力を見込まれての、先鋒ペアである。
三谷田に騙されていたと知り、軍人不信が一層募りそうになった篠野目ではあったが、……生真面目な和子の人柄は、好印象が損なわれないまま今も在る]
(78) 2015/04/29(Wed) 18時半頃
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― ―
[――これは戦場に非ず。
訪れた地を前に。 西埜透花は呟き、目を細める。
死者たちの面には一様に宿る恐怖の相。 敵味方を問わず無残を晒す屍の異様。 死と鉄血は常に征野に在ると言え、 眼前に広がる光景は、戦の果てとするには余りに異様に思えた]
(79) 2015/04/29(Wed) 18時半頃
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[惨状を生み出した原因として先ず思いつくのはウタの存在だ。 異能たるウタを介せば、人が為し得ぬことすら可能になる]
……これが西国の連中の仕業だとしても、無差別に過ぎるな。 [未だ知らぬ新たなウタを見出して、 実戦で効果を試すことは東西問わず行われていた。 結果を出すため実験で味方に被害を及ぼすことも、軍上層部は厭わない。
だが、こうまで戦場を蹂躙し、 敵味方問わず殺し尽くすような結果を招く試しをするものだろうか。 付近の集落の消滅>>14を証拠隠滅と考えれば、それが行われた可能性は否定できないが―― そんなことを考えていると耳に落ちる言葉>>10。 あの人――朽葉将軍の名に、悠梛に視線を向けた]
(80) 2015/04/29(Wed) 18時半頃
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11人目、西軍調査隊 隊長 キジノメ がやってきました。
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……くさい
[死体、死体、 ……どこまで見渡しても、死体だらけ。 さっきまで生きていたような臭いもするし 既に腐りかけているような匂いもする。
男は黒目勝ちの、年の割りに幼く見える瞳を細めた。 遠く、手も、刃も、きっと銃も届かない場所で 何かが動く影が見えた ――気がした]
生きてるやつは、何処かなぁ 近くに ………いるかなぁ?
(81) 2015/04/29(Wed) 19時頃
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わたしでよければ、此処に。
[呼気とともに、返答を吐いた。感情のいろは薄いまま、間近の男を見もせずに。 この男がそういった意味合いで言っているのでないことは勿論判っていながら、皮肉る。 裏を返せば、他にいないだろう、といった響きで。]
(82) 2015/04/29(Wed) 19時頃
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[男の代わりに、折り重なり戦地を埋める亡骸を、死人を、見下ろす。 息の根を探るまでもなく、皆事切れていた。ありありとそれがわかるほど、断ち筋は鋭利で、しかして酷いものはひた荒い。 大地を踏んだ足先に何かが当たった。肘先からで落とされた、片腕だった。]
――――、
[これを見て息詰めるほど、もう幼くはない。 ただ微かに眉顰めるのは、鎮魂に近い思い*]
(83) 2015/04/29(Wed) 19時頃
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………生きてる、ねぇ
[紅緒の返事に、男は哂う。 土色のマフラーの下、 あるいは曇天よりももっと濃い色の上着の裏側に 少なくとも、指の数よりは遥かに多い、武器を幾つも潜ませて]
紅緒ちゃん、殺していいの?
[生きてる者を、そうでない者にするために。 そのためだけに、発した言葉の意を、 わかってるだろう、とでも言うように、ゆるりと首を傾げて問いを重ねた]
(84) 2015/04/29(Wed) 19時半頃
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[それから、悠梛と言葉を交わす相方を見つめ、 彼らが気付くなら、さり気ない風を装い視線を外す。 厄介極まる調査任務に祐嗣が帯同することになったのは、 半ば透花の巻き添えと言えることを、恐らく彼は知らない。
――すまない。
決して音を結ぶことのない言葉を飲み込むと、 刀に手を掛けて周囲を警戒する]
(85) 2015/04/29(Wed) 19時半頃
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[何か言いたげな透花の視線>>85に気づくものの、視線をそらされれば深く問うことはせず。 隊長とそのウタヨミである昴へと視線を向け]
……我ら以外にも居るようですから、索敵してきたほうがよいかと。
[たなびく煙で存在を知らしめるような敵はいないだろうが。 それでも、この不可解な場所で、不確定の要素はなるべく排除しておきたい。
とはいえ、この少ない調査隊をさらに二手にわける危険を考えないでもないが。 それでは調査にならぬかとも思い。
どちらがいくか、と問うように、透花と悠梛を見やる]
(86) 2015/04/29(Wed) 20時頃
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俺が行くよ。 [祐嗣の提案に答えて、悠梛を振り返る。 許可が出ればすぐにも駆け出すつもりだった。
この隊の切り込み役を自負していたし、 もし生存者に接触できれば、この政治的策謀に満ちた調査隊の役目も、早々に終わるかも知れない]
2015/04/29(Wed) 20時頃
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俺が行くよ。 [祐嗣の提案に答えて、悠梛を振り返る。 許可が出ればすぐにも駆け出すつもりだった。
この隊の切り込み役を自負していたし、 万一、生存者に接触できれば、政治的策謀に満ちた調査隊の役目も終わるかも知れないからだ]
(87) 2015/04/29(Wed) 20時頃
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ふふ、流石に来たことはないか。 まぁいいさ。地図の仔細はこれから得るとしよう。 歩けばすぐ覚えるだろう?おまえの記憶力であれば。
[問いへ応じる副長に、愉快げな笑みを向け。>>14 座学は好まぬ自分であるから、彼の能力は高く買っている。]
消えた集落、なぁ… 戦火に怯えて逃げたのだと、思いたいけれどね。
[恐らくそうではないだろうと、その場の誰もが思うだろうが。 こんな場所では、期待の一つも口にしたくなるものだった。]
(88) 2015/04/29(Wed) 20時頃
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[こちらを見つめる透花の視線に気づいたものの、 するりと外されたそれには言及せず。
さっさと仕事を済ませよう、と促せば、 皆も同じく、たなびく煙に気付いたようで。>>86]
あぁ、いるようだな。…他にも。 こんな場所で葬儀たぁ、どんな奴か気になるじゃないか。
―――任せるよ、透花。
俺達もすぐ後を追いはするが。 …くれぐれも、注意するように。
[索敵の提案へ、打てば響くと声を上げた百戦錬磨の隊員に。>>87 小さく頷き、許可を出した。]
(89) 2015/04/29(Wed) 20時頃
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[隊長たる悠梛>>88の笑みに軽く肩をすくめ]
覚えられる限りは。
[見たものを覚えるのは得意であるから軽く頷き。 集落の経緯はわからぬまま、そうであればいいとは思う]
――気をつけて。
[名乗りを上げた透花へと隊長が許可を出すのを見やり。 索敵についていくには足手まといだと自覚しているからこそ、案じる言葉をかける。
共鳴しているから離れていても、すぐに言葉は交わせるけれども――
謡わないまま、離れるのは少しばかり、不安が過ぎった]
(90) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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[何かに身を委ねるように目を閉じていたが声を掛けられ目を開ける 振り返ったワコの瞳に写るはシノノメの姿 そして見知った顔に軽く会釈を返す]
了解した 殺された者は後疵者が多い。背後に気を付けた方がよかろう
[片手を上げる]
(91) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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あぁ、そうだ。 透花。 行く前に、一つ。
ゲン担ぎに―――
[ふっ、と宙に投げ上げたのは、変哲のない賽二つ。 右手はそれを覆うように動き、左手の甲で器用に受け止め。]
……丁か、半か。 さぁ、どっち?
[にやりと笑んで、問いかける。 先陣を切る青年の、運勢を占うかのように。]
(92) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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……こんな場所で葬儀ですか。 随分とまた、人間らしい。 ともかく、後詰を宜しく頼みます。
[悠梛が口にする冗談に小さく肩を竦めつつ、 索敵の許可を得て、背嚢を降ろすと太刀に手を掛けた]
ああ、行ってくるよ。
[身を案ずる祐嗣の言葉に、柔らかく笑う]
(93) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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[験担ぎと口にして、不敵な笑みを浮かべる悠梛>>92]
全く、貴方は昔から変わらないな。 ……丁。
[兄の朋友だった人物に、懐かしむように苦笑を向けた]
(94) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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さて、サイの神のご機嫌や如何に。 祐嗣と昂はどう思う? 丁か、半か。
…当たれば今日一日、おまえ達に幸運の加護があるだろう。
[―――サイの神。 賽の神。幸の神。或いは、障の神。 様々な字を持つこの神は、またの名を道祖神ともいう。
災厄除け祈願に、時折こうして賽を振るのは昔から。 …当たれば儲けもの。その程度の、気休めに過ぎぬけれども。]
(95) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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さあ。
[顰めた眉も今は平らに、瞭>>84の言葉を受け流す。 一歩歩むにも、足音を立てない男。その衣(きぬ)の下に、どれ程の刃を仕込んでいるとも知れない。 この男が本気で死を願えば、自分の命など彼が手を下すまでもなく呆気ないだろうし、戦地を歩むのにウタヨミを失って不都合するような男でも、ないだろう。 ならばいっそ――と言い切れないのは、弱さか。 この立場を忌避しながら、甘んじている。]
少なくとも、貴方に殺されるのは、御免被りたいわ。
[誰ならいいのか、等と言われても、答えは持たないが。 新しく煙が起きた>>13のに、空を見る。 神鳴の落ちそうな空では、ない。]
(96) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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|
誰かいそう。
[煙の上がる手合いだけを見て、零す。 神威なく、こんな拓けたところに火は立たない。]
(97) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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|
[悠梛の験担ぎは今まで何度も見ているけれど、気休めにはなる。 透花に笑みを返し、悠梛から問われれば考えるように首をかしげ]
……では、丁で。
[当たるも八卦当たらぬも八卦。 軽く答えながらも、周囲に視線を配り。
未だ、煙のほか、人影らしきものは見当たらず]
(98) 2015/04/29(Wed) 20時半頃
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13人目、東軍調査隊 ヤマシナ がやってきました。
|
― ―
……あぁーあ。 こりゃあ、景気がいいとは言えないなァ。
[鼻を摘む仕草をひとつ。 大袈裟に右手を左右に振って呟いた男の顔は、言葉や仕草と同様に男の内を如実に表していた。
死臭に腐臭―――… 屍体が齎すモノなど、戦場にいれば幾らでも感じ取る事ができる。
然りとて、この現状はお世辞にも気分の良いものではなかった。
その歩みは前方の者達よりもやや遅れたもの。 とはいえ声が聞こえぬ程離れているわけでもないから、億劫そうな呟きは聞こうと思えば聞けただろう。]
(99) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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[最初に任務の事を聞かされた時は、一言で言えば『面倒臭い』だった。
生存者の居ない戦場。 戦場の状況確認、伴う調査。 考えれば考える程に煩労な様が目に浮かぶよう。 正直な所、お断りできるのならしたかったくらいだ。
それをしなかったのは自分の意思であるし、しなかった理由も在るのだが。]
(100) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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葬儀だなんて… そんないいもんじゃないかもしれないけどな。 少なくともこの状況じゃ、新しい匂いは厄しか呼ばないんじゃない?
[最たる理由の一つである、隊の長たる半身に肩を竦めて視線を向ける。 軍服と着物で身を包むまでは同じだが、 道中の息苦しさに耐えかね、襟元は大きく寛げ、羽織る衣は肩脱ぎ。
兄弟揃って素行が悪いは周知の事実だが、今日は人一倍不真面目だ。]
(101) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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/* おっと昂が来た!姉さんのテンションはダダ上がりだよ!www
そいなら、ちょいと待とうかな。 透花と祐嗣はごめんよ。
しかし灰が共鳴に使われるPR、仲の人発言は色々と躊躇われるのであった…! 灰汚し失礼!www
(-8) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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っ …ふは おーもしろいねぇ、紅緒ちゃんは
[きっとこのやり取りは、初めてではない]
そう言われると ……さ どうせ死ぬなら、俺がやってあげたくなるけど
[にこ、と音がしそうなほど わかりやすい笑みを作って、マフラーを巻きなおす。 長い前髪を少しかきあげて、紅緒の言葉に周囲を見渡した]
(102) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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ほほう、透花と祐嗣は丁か。>>94>>98 よぅしそれなら、俺は半としよう。
[苦笑混じりに答えを返す青年に、あははと短く声を上げ。 彼の笑い方が少し、呆れた時の征樹を彷彿とさせたから、 おまえは段々、あいつに似てきたな。…と心の内でのみ呟いた。]
そう簡単に変わって堪るか! 学生時代から悪名馳せ続けるこの俺を舐めるなよ?
[からりとした笑い声で冗談を投げ返して、目を細める。
今は亡き戦友の弟と、その相方だった青年と。 彼らとの付き合いはそこそこ長い――戦場に生きる者としては。]
(103) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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敵か 味方か ……どうでもいいや 行ってみようか?
[大きなポケットに手を入れる。 上着の内側と違い、その中には何も入っていない。
行ってみようか、と言いつつも 視線は既に他へ向かっている。 のんびりと踏み出した足が、柔らかい何かを踏んだが 男は視線を落とさずに、もう一歩、大きく踏み出した]
(104) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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[賽を投げる様子>>92に、腰に手を当てて笑う。 その表情は呆れも苦笑も取れるだろうが、その実愉しげに見えるかもしれない。]
んー… じゃあ俺は、半で。
[問われれば、あえて二人とは揃えず予想を告げる。 本当に物心ついた頃から、この賽投げは行われていた。
―――この些細な行事に。 少しだけ信の色がつき始めたのは、悠梛が初めて戦地へ赴く事となった時からだったか。]
(105) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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[たなびく煙をぼうと眺める。 煙を伝って誰かが現れるであろう事は了承済み。 それが悠梛の部隊ならば問題は無し。
いや、同行するらしい透花と顔を合わせるのは気まずいので 出来れば会いたくないというのが本音ではあったが。
周囲に、幾つかの仕込みは済ませてある。 誰がこの煙を突き止める事になろうとも、逃げ失せる事が可能なだけの罠。
無差別で人を殺す性質でもない限り、余地は有るだろう]
(106) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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………この様子では 五番草の群生地が有る、なんて噂も、ガセみたいですね。
“誰か、釣れましたか?”
[長身の師匠に伝えるは、言葉と共鳴の二重奏。 少女の声は殆どこの有り様で、声の裏に意図を乗せて伝えるのが常。
というより、素直でない性格のせいか、ほぼ思考とはずれた言動を行う。 その真意が共鳴に乗って伝わってしまうのだ。
ただし、今回は意図的なもの。 索敵はいつも椿任せ。 椿の指示に従い、瑠璃羽は的確に動き邪魔者の動きを止めるのだ。 殺さないように]
(107) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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昂が半、…で出揃ったな。 神様が微笑むのはどちら…っと、
[全員の答えを待って。 ゆっくりと右手を開ければ、その賽の目は――――]
(108) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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[ 共鳴している間に、動けるウタヨミもいる。 動けないウタヨミもいる。 男は後者であった。リズムを取る、溢れるパッションのまま身振り手振りをするなら余裕なのであるが… 本人にとって「ウタ」も「唄」もソウルをシャウトしているのであって、聴衆以外に気を配るのは無理いなのである] [ >>78 軍の中でも貴重な有翼のウタヨミがワコに声をかけたのは賢明である。 年が近いこともあって、シノノメとは顔を合わせることが多かった。男の中で、シノノメはこの一行の中でまだ話せる方、である。
この部隊に関して、男はどうでもいい、と関心を持たないフリをするが、最初にメンバーが発表された時、上層部の悪意を感じたものだった。ビジネスライクで済めばいいのだが、この軍人3人の集まりは何か事故る気しかしない……]
(109) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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本当に五番草が有れば、丸儲けなのですが…。
“どなたかが来るにしても 面倒な相手でないと良いのですが”
[五番草、とは、とある薬草の属名。 最果堂の薬の中でも高級な品物に使われている希少な薬草である。
五番草の群生地、の噂はほぼ嘘に近いものだったが 何となく思い出したその話題を持ちだしているだけである]
(110) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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ユウナギは、左手の甲、賽の合計は、2 [1.半 2.丁]
2015/04/29(Wed) 21時頃
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/* ヒビキ真面目枠じゃねえかwwwwwwwwwwwww
ソウルでシャウトとか言ってるけど、普通に苦労人ポジwwwwww まあ他の周りがね、特殊だからね、しょうがないけどね。
(-9) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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―――丁。
あぁ、くっそ外した!
よし行って来い、透花。 今日のおまえはツいてるな。
運の良い祐嗣共々、 早期帰還に向けて任務に励んでくれたまえよ。
[悔しげに丁を宣言して、その背を叩いて送り出す。 幸運の神が本当に味方するのであれば――、などと思いながら。]
(111) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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[ 共鳴相手がただ一人と縛られてから、男はひとつだけ心がけていることはある。 それは、否定的な唄を歌わない、ということ。 酒の勢いとはいえ、お互いが戦場で互いのたった一つのものになってしまったのだから。 最後に残るのはこの一だろうし、ならば自らの手で零にすることもあるまいと。
数多くの暴力と不条理が支配するこの戦場に於いて、無条件の肯定がそこにあった。 ]
(-10) 2015/04/29(Wed) 21時頃
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[昴の言葉>>101になにかしら呼ぶのは間違いないだろうなとは思う。
さいの目の結果に、なんとなくほっとするのは、やはり良い結果のほうが気が楽だからだろう。 煙のもとへと向かう透花を見送り]
――
[なにかしら起こるような予感に、眉を潜める。
……どこかで謡われているウタが届くにはまだ遠いか。 けれど、歩みを進めれば、いずれかかるかもしれないとは、未だ知らずにいた]
(112) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[聞こえるのはウタと手に馴染んだ分銅鎖の金属音 見えるのは死屍 死臭の中に微かに香るは樒の香]
ああ、反応がない所をみるに敵はおらぬようだな
[残念そうだがどこか安心した呟き]
(113) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[背後に>>91――和子の其の言葉を受けて、つ、と振り返る。
少し離れた位置に、佇むは。 よくよく見知った男の 包帯顔]
…
[顔の向きを引き戻して薄っすら哂う]
あア。もっちろン?
[倣って片手を上げる代わりに、片翼がカサリと乾いた音で揺れた]
(114) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[賭けが当たればにやりと笑い。 励ます手に背を叩かれ、外套を払って駆け出した。 そこに瑠璃羽がいるなど露とも知らぬまま、たなびく煙を目指す]
さて、――何が出るかな。
[敢えて身を隠すことなく最短距離を行くのは、 自らを囮に相手を釣り上げるため。 それが敵であれ後詰を任せた本体が上手く対処すると信じていたし、 不意を突かれて討たれるほど、柔なつもりもない]
(115) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[ 息を切る。 >>113 相方のいうように、敵性のものはこの ウタ の届くところにはいないようだった。
効果範囲は調子によってマチマチであるが、絶好調なら目視確認の前に圧殺すらも可能にする。堅い気質の軍人には「貴様ふざけているのかその頭は」とは言われるが、黙らせてきたのはそのウタとコンビの功績によるものであった]
訓練されている東軍の鷹とかも乗っとれるっけれども… とりあえず、いない、って見ていいな。
ウタがきかない未知の遭遇がなければ、だが。 [ そこまでいって、考えるのは性に合わないとばかりに伸びをする]
(116) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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ッハハ、最初からケチついちまったな兄さん。
[半ば予想していた結果に、特に悔しむ事なくカラリと笑う。 不運を受けるならば自分でいい。自分がいい。 そう思って揃えずにいたのに、兄まで揃えなかったのは誤算だったが。]
怪我して帰ってくるなよな。 ―――あ、別嬪さんがいたら教えてくれよ?
[悠梛が背を叩くに合わせて、自分も送り出すに傍へ寄る。 最後の方は透花の耳にだけ入れるように囁いた。
もしそのせいで此方へ顔を向けるならば 「友人」にしか見せない、何処か胡散臭くも見える笑みを返すはず。]
(117) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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それを聞くならもう少し、行く気を見せてから言ってくれる?
[瞭の視線>>104は煙を見もしない。反対に煙を見ていた自分とは、相も変わらず噛み合うことはなかった。 視界の端を、影が掠める>>75。上空行く小鳥よりは随分と大きな、見知った影。 それが"誰"なのか認識して直ぐ、すいと目を細めたあと逸らした。 自由に空を舞うだけの翼を持ちながら、軍属と戦争を是とする歌詠み鳥。自分が彼に下している評価は良いものではなかった。 踏み出す瞭の背を追う。]
(118) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[すうと立ち上がると、背負った大太刀の柄に手を掛ける。 小柄な身体に不釣合いな大太刀を持てるのは、共鳴のおかげ。
12歳の時、軍学校を落第し、朽葉家から勘当された。 将軍である父親は、不出来な娘を認めなかった。 持病が悪化し死にかけていた所を椿に救われ、治療を施された。 当初は軍学校すら卒業出来ない、弱い肉体。 薬の作用に耐える為、瑠璃羽の肉体を強化する為に椿は共鳴を行った。
そして、投薬治療の後、瑠璃羽の病気は、寛解した。 完治ではない。今でも東洋西洋の技術を用いた、椿の作った常備薬は手放せない。 しかし、寛解であっても、幼い身体には大きな進歩。
12歳当時は貧弱としか言いようがなかった身体は成長し 椿との旅により、お嬢様だった感覚も良い意味で崩れた]
(119) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[かすかな唄>>74が、届いた]
“けむり が ひろがる ように”
[椿に向かって溢れる意識は、羅列のように。
指先が無意識に動き―――焼却炉の塚を、崩す。 もわり、と、煙が太く立ち込める]
―――え?
[意識が、戻る。 何故、自分は今、塚を崩した? 煙に咳き込み、再度穴を塞ぐように石を戻すが、もう手遅れだ。
ハッと背後を振り返る。呪歌の効能だとは、気付けない]
(120) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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普段の貴様は信用ならんが、戦場の貴様の力は信用出来るからな いないのだろう
……、全く戦う敵が見えぬのはやり難くてしょうがない
[漂う死の気配を紛らわす事が出来ずに不快な表情を浮かべた]
(121) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[>>117 耳打ちされた囁きに振り返り瞬くと、胡散臭い笑みを返される] こんなとこで見つかるお相手なんて、 幽霊くらいだと思うけどね。
昴さんのこと、紹介しておくけど、 後で苦情は受けないよ。
[年上のいささか毛色の変わった友人に、向ける言葉は日常のもの]
(122) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[昔から、何の気なしに投げてきた賽。>>105
それは時に、他愛のない遊びの中で。 それは時に、命を懸けの戦地へ赴く前に。
―――カラリ、コロリ。 二つの賽は、運命を紡ぐ。 丁や半やと歌う二人の、その幸を。
サイの神は、男女一対の神とも言われ。 嗚呼。それはまるで、対となる軍人とウタヨミのようでもある。
仲良く丁を選んだ彼らと、半を選んだ自分らと。 帯同者の心は自然と通ずるものか、 二組の夫婦の、その選択を面白く思う。]
(123) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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ははっ、ケチだって?まさか!>>117 サイの加護は、あいつらにくれてやったんだよ。
俺はそんなもの無くたって、存分に運が良いからな。 一緒に半を選んだおまえにも、仕方がないから分けてやろうか。
[賽の結果を外したことに、内心複雑な想いはあれど。 隊の長たるもの、そのような色は表に出すべきでない。 ……そうして募った不安や不満は、共鳴者へと流れてゆくのだけれど。
このような場所には似つかわしくない、明るい声。 さりとてそれも、常の事。 よく、ふざけていると言われる所以でもあるが、気にはしない。]
(124) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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/* 流浪が西国の敵なのかというのはまた別問題ということで ベニヲちゃんがキジノメさんにいじられてぷんすかしてる所をとても見たいすげえかわいい
(-11) 2015/04/29(Wed) 21時半頃
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[目立つ場所に、生者はきっと集まるだろう。 絶対的な火力に劣る、男の攻撃は、対多に強くはない。
踏み出した先は、さっき影を見たように感じた方向。 平均よりもずっと良い男の視力は、死体に波打つ、しかも遠くの地面に落ちた影からも、味方たるウタヨミの存在を認める]
行きたいのならば行けばいい
止めはしないし 必要あらば呼ぶさ
[振り向きもしないで、足は速まる。 力強く踏み出した足の下、骨が砕ける音がした]
(125) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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この分だと、お前の出番のないかもなぁー。 ああ、人のいるところで唄いてぇ。何でこんな任務を進んでやるんだよ。
[ 何度めかになるぼやきを漏らす。 ここに来る前も散々洩らし、とうとう現場でも出たという不満である]
[ そして残念なことに、あんまりにも大雑把すぎる能力故に、自分がどれだけの数の者を掌握しているのかどうかの把握が甘かった。
そうぼやき話をしているところからも、シノノメが飛んでいった方向に目を凝らして見れば>>120 もやりとした煙が上がっているのだが――この髪型がジャマなのか気付いていなかった]
(126) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[煙に途絶える気配は無い。 炊き続けるに、意図を孕む其れを目指す足取りは、重くなく軽くも無い。
索敵、警戒は軍人の本分。 ゆえに基本そちらは後方の三谷田に投げているが、
――不意打ちを喰らえば無様に死ぬのは自分である。 ウタヨミを守る軍人…という当たり前の図式が、 自分たちには当て嵌まらぬのだから。
それなりに警戒を醸し出している有翼のウタヨミの姿は、 結果として、囮だという雰囲気を減する効果があったかもしれない]
(127) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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透花の奴、思いの外早いな。 俺も少し速度を上げよう。
なぁに、二人は後からゆっくり来てもいい。 だた後ろにだけは、……気を付けろよ?
[透花を追う足を僅か速め、ウタヨミ達の先を行くように。
足元の屍、不自然なその傷痕。 いざという時、前を行く彼の背を護ってやるのは自分だから、と。
……これは、軍人の傲慢だろうか。 それとも。 ウタヨミに庇われた過去の疵ゆえだろうか。]*
(128) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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たとえ幽霊でも、別嬪には変わりない。 むしろ会えるものなら幽霊でも会いたいね。
―――此処は"ヒト"の気配がなさすぎる。
[最後は、女性に文句をつけるなんてとんでもない!と冗談めかして。 去る背>>122の無事を、聞こえぬ"言葉"に込める。
『最果堂』の面々の話は、悠梛と共に聞いたのだったか。 煙の先に居るとは知らねども、訪れを告げるように金木犀を施した印籠が揺れた。]
(129) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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ん、――?
[細くたなびいていた煙が、やがて濛々と太くなった。
それが西国のウタヨミの仕掛けによるものとは知らぬまま、 間合いに踏み込んだ透花は足を止め。 無意識に懐から呼子を取り出すと、周囲に甲高い音を鳴り響かせた]
しまった――。
[今、ここで呼子を鳴らす意味など無い。 だから自らの取った行動が、敵からの何らかの干渉によるものだと、 歴戦の経験がすぐに気付かせる]
(130) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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―――――嗚呼、汝の道に幸あれかし。
(-12) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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何もかも忘れさせてくれる 戦いは好きだ 相方のウタも同時に好きだ
自分はそれを利用し――
生きたい 活きたい 行きたい 逝きたい
[思考は唐突に止まる]
(-13) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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おい、気付いたか?
[何も動く者がいない地の違和感にヒビキを見る]
(131) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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ユウナギは、聞き慣れた呼子の音を捉え、透花の元へと急ぎ駆けた。**
2015/04/29(Wed) 22時頃
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わたしに死んでほしいのなら、素直にそう言って。
[ウタヨミを殺すなら、戦地で単独行動をさせるに限る。 非力で、行動すら制限され、集中を乱せば簡単に崩せる。 止めてほしいとも、強く同行したいとも望んでいるわけではないが、速まる足を辿るように、嫌味めいた棘を言葉に乗せて歩いていく。 強まる死臭にまた息をついた。 外した視線の向こう、煙の手が強くなったことにはまだ気づかぬまま。]
(132) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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ん。 ……いつもは大量にひっかかるが、今回は人数が少ないせいか、なかなか把握が難しいぜ。 [ >>131 相方に肯定をする。何もいないが、ウタを謳う前とは明らかな違和感がこの地に満ちていた。
そう、遠く、近くに]
いるな、東の連中。 こんなところまで、御苦労なこったぜ。
(133) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[明るい声音が響く。 重苦しい雰囲気が漂う此処には場違いだが、その明るさに救われるところもある]
いえ、あまり離れすぎるのは……
[悠梛>>128にゆるりと首を振り、足を速める彼と、先をいった透花の後を追う。
先ほど過ぎった不安を思えば、謡っているべきだろうかとも思う。 歩きながら、ぐらいであれば謡うことはできるが]
――っ
[そんな思案も、呼子>>130の音にさえぎられ。 はっとしたように、透花が向かった先を見やり。 昴へと一度視線を向けた後、駆け出した悠梛を追いかけた]
(134) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[鳴子の音>>130 近くで響いたその音に、驚き硬直するは一瞬。 軍人ならばこの一瞬が命取りだが。 幸か不幸か、基本的にはゴロツキしか相手にしない少女は、どうしても軍人とは実力的に劣る]
“椿さん!”
[師匠を庇うように立ち、背中の大太刀の柄へ手をやる。 刀を抜きはしない。戦わずして逃げる道を取るならば、戦意を見せてはいけない。 そもそも、先に使うは周囲に巡らせた罠。 武力は最終手段だ]
(135) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[不意に、目指す煙が増した>>120。
それが響の呪歌の効能だと――正確なところを知る得ることは出来無いが。 何か影響したかもしれない、という推測は立つ。
もしそうならば、導き出される答えは ――――こちらの敵がいる。そういうこと。
勿論他の要因の可能性もある、そんなことを考えていた矢先]
(136) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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/* もしかして:ツバキさんとコア合わないんじゃないか疑惑 中の人、最近0時には眠いんだよね……健康的に寝てるんだよ… あれwwwwww
共同戦線系なので一人で描写暴走しちゃっていいのかどうか
(-14) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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/* ベニヲさんとワコさんは是非コウさんにナンパされて相方の反応を見たい シノノメさんがナンパされるとミヤタ氏どうなるんだろうか
西軍は女の子多くて華やかなのに 東軍男まみれ ユウさん美しいけど
(-15) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[死体から取った隊章を調べた結果西国の軍のものであると知れた。
東国の軍がこの戦場跡――とまあ一応呼んでおこうか――に、 調査隊を差し向けるらしい話は聞いている。 では西国はどうか。まあない話ではあるまい]
今頃どーなってんのかねえ……
[青い空から赤茶けた地面へ。視線を戻して呟く。 次いで視線を向けるのは何にも遮られていない広々とした元街路。 迎撃にも退却にも使えそうだが、 こんな視界が開けた箇所から誰かが攻め入ってくる確率は、そう高くないと見ている。
ゆえに崩れた建物の周囲をぐるりと巡るように、 歩き出す。一周する。特に何も起こらない]
(137) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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/* ちょっと待てよ今から両軍戦闘開始になったら 1日目開始が1日23時ってことは ほぼ丸2日戦闘状態になる!?
逃げつつゲリラ、とかでいいんだよね?
(-16) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[もうひとつの、異変が……甲高く、色の抜けた空に響いた>>130]
偶然が二つ起きりゃア、必然ってヤツだよな。
[頷き、目的地へ向かう足を早める。
異音の方は、おそらく和子たちが向かうだろう。 こちらは当初の予定通り煙の方角へと。 見敵への備えをしながら、
やがて見えるは―――片方を庇うように重なる、大小の二つの影>>135]
(138) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[耳は、呼子の音を捉えはする。 捉えはするが、瞭を追うだけだ。 瞭が動くならば行き先は変わろうが、下された任務は調査であり、人殺しではない。 その音に言及したところで、先程の煙のやり取りの繰り返しになるだけだ。]
(139) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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"祐嗣、敵がいる。姿はまだ見えないが――" "待ち伏せされてる可能性がある"
[敵の存在を祐嗣に知らせると太刀を抜く。 元より姿を隠すつもりはないのだ。
ここは上手く敵を釣り上げたと思うべきだろう。 漆黒の外套を翻すと、囮役を果たすべく煙の元へと急ぐ]
(140) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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ああ、そんな噂あったっけ。 …忘れてた。
“いや、今のところはだーれも”
[次の建物跡にゆるりと足を進めつつ。 言葉と共鳴と、両面で振られる話題に乗るのにも慣れた様子で応えていく。>>107 こういう時共鳴の便利さというのが身に染みる。様々な意味で。
―――だが、やはり最も大きい意味合いを挙げるとするならば、 互いにとっての“命綱”となるか]
(141) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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/* だけだ が被ったのに気づくもトイレに行きたいという理由で削除が遅れたので泣きたくなっている
(-17) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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金は大事だね。うん。私も欲しいし。 だがね瑠璃、仮に噂が本当だとしても、 生きて帰らねば何の意味もないよ。わかってるだろうけど。
“…………”
[片面に空白が生まれたのは、この任を面倒に思っているのを、 せめて“声”にして出すのをためらっているため。>>110
本来ならこんなきな臭い任、もっと偉いやつにでも任せておけばよかったものを―――]
“ねえ、もし、私が、どうしても行くのを渋ってたらさ、 その時は、―――”
―――っ!?
[歩みを止める。 遠くから歌が聞こえた気がして。>>74]
(142) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[それに、共鳴越しの弟子の様子がおかしい。 急に、うまく横糸をかけられなくてぎくしゃくしだしたかのような。>>120
振り向く視界の真ん中で煙の量が増したのを見た。 他ならぬ弟子――瑠璃羽の手で、だ]
―――、何をしてるんだ!
[大声をあげる。 それもいつもなら共鳴で済ませるところをよりによって地声で、だ。 たちまち表情が苦々しいものに変わる。
あまり現状を理解してないと思しき瑠璃羽に向け、 じれったそうな表情で告げる]
これ。呪歌だ。どっかのウタヨミの仕業。
(143) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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死んで欲しいなんて、思ってないよ?
["素直に"そう言い切った。 実際、死んで欲しいとは思ったことはない。 いつかは死ぬことが惜しいとも思わないが]
ほうら、あちらにも 生きている者がいるようだ――
[甲高い呼子の音。 耳をそばだて、そちらを向いた]
(144) 2015/04/29(Wed) 22時頃
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[それから状況が動くのにそう時間はかからなかった]
あーあーようやくおでましですかね……
“……ん。わざわざ呪歌お届けしてくる輩が、わざわざ位置報せてくれるとは思えんし……、
どっかのウタヨミと呼子吹いたのはおそらく別物だ。 ……気をつけて”
[頭ひとつ分ほどの身長差のある瑠璃羽に庇われるような位置にいながらも、>>135 状況分析は怠らない。視線が鋭くなる]
(145) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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そうだなぁ。 兄さんの神様が拗ねちまわない程度に、分けてくれたら嬉しいな。
[募りに募った不平不満は、常日頃から耳にするし 戦場での不安は、繋がるからこそ聞ける唯一のもの。 それに己が不満を言う事は基本的にない。
明るく振る舞う様子も可愛いものだ…とは、さすがに兄には言わねども。]
(146) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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はいはい、後ろにも気をつけますよ。 ………もちろんぬかりなく、ね。
[片手を軽く振り、足を早めた悠梛を見送る。 その暫くもしない内に鳴った呼子>>130の音に、渋面を作ってしまうのは仕方がないと言うものだろう。 向けられた視線>>134に頷いて、追いかける祐嗣の後を追う形で歩きだす。
踏みそうになる屍を避けながら、一度だけ、背後に視線を*向けた*。]
(147) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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[気まぐれに、呼子の聞こえたほうへ足を向けた。 先ほどとは違い、その歩みはゆっくりと]
煙は目に沁みるからねぇ
[口調と裏腹に、それも素直な言葉だった。 実際のところ、この男が軍人としてそれなりの成果を出しているのは その正確な攻撃によるものが大きかったが 目が利かぬ場所では、その能力は半減する]
(148) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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[>>133に薄く口角を上げた]
そうだな、我々が待っていた待望の客が来たようだ どうするというのは愚問だな 死臭にも飽きて来た所だ、そろそろ血の匂いでもいいから生を感じようではないか
[両の手には分銅鎖が握られる]
(149) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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[届いた共鳴に、一人で行かせるべきではなかった、と後悔が過ぎる]
姿は見えないけれど、敵がいるようですね。
“伝えた。無理はするな”
[透花へと声を届けながらも、悠梛を追う足はさほど早くはない。 地にある屍をさけながらなら、なおのこと。
背後へと気を配るのを昴に任せ、逸る気持ちを抑えて周囲に視線を配り。
空を行く翼を持つ影が視界を掠めた気がした]
(150) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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[白い翼>>138が目に入る。 亜人は目立つ。この白い翼は見た事が有る。 西軍のウタヨミだった筈。名前までは知らない。
こいつが、先程の呪歌の主か。 椿は、鳴子とは別物だと言った>>145
警戒する視線は、白い翼から外さない]
―――供養、してるんですよ。 可哀想な方々に。
[声は淡々と、告げる。 あわよくば逃してくれないか、という期待も込めて]
(151) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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/* 不在動かしOKは貰っているが、 戦闘の基本は軍人になるから、いきなりバトるの悩ましいな。
ちょっと会話で引き伸ばすか…。あと罠も気になるし( 美味しい罠は嵌りたいよね(被ダメスキー)
(-18) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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あら。意外。
["素直"らしい言葉>>144に瞬く。 意外だとは本心思っていない自分こそ素直ではなさそうだ。]
どうにも生存報告をしたい人達が多そう。 今度は行くの?
[瞭には何処か目的地があるのか、ないのか。 ここまで歩いてきて何もなかった地に、突然の異ともなれば気にはなる。 ――例えば、何処ぞのロッカーが手を出したか、だとか。]
(152) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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………。
[やがてはすう、と目を細める。
この辺りに迎撃用の罠が張ってあるのは分かっている。 ならば、己が“ウタヨミ”としての役目を十全に果たすのは、 全力で逃げを選ぶ時か―――罠だけではどうしようもなくなって、 持てる限りの武力を行使する時に限られるだろう。
波多野椿は戦いを好む性質ではない。 後者の事態が起こらぬことを望みながら翼人に相対する。>>138]
(153) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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……そ。彼女の言う通り。 死して屍拾うものなし、という言葉とは逆のことをやってる、 ただの、通りすがりだよ。
さっきもこれ。取っておいた。
[長衣のフードは外したまま、友好的にも見える笑みを浮かべると、 白布に包まれた隊章を取り出して掲げる。翼人にも見せるように]
(154) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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[ >>149 やる気満々といった相方に首肯し] 葬式のウタは湿気ていけねぇや。 生きてるやつに聞かしてえなぁ。 空を飛ぶのは、羽持ちにまかせて、俺たちゃ地べたをかけずりまわるとすっか。 [ 双眼鏡で動くものの姿をとらえ――、>>130 方向を、ワコへと方向を手で示す]
お待ちかねの、サーチアンドデストロイの時間だ。
(155) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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/* なんかこう、戦いは好まないけど、 でもある程度死に触れてないと生を実感できないだめなやつのかおりがする……むー
(-19) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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そうね。
[煙は目に沁みる。一般論のその事実>>148を肯定して、呼子の鳴る側に向かった。 脳裏で、ウタを思い描く。歌わないまでも、直ぐに奏でられるよう、備えて。]
(156) 2015/04/29(Wed) 22時半頃
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"分かってる。そっちが着くまで時間稼ぎに徹するさ"
[>>150 祐嗣に声を送ると敵の気配を感じ足を止めた。 視界に入る幾つかの遮蔽物に視線を飛ばし、飛び道具持ちの襲撃を警戒する]
――さて、西国の武人よ。 隠れん坊もつまるまい?
姿を現してみてはどうかな。
[呼びかけに応えるとは思わないが、 右足を引き、太刀を後ろに下げた構えで不意打ちに備えた]
(157) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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[今、彼等と対峙しているのは翼人のウタヨミ、唯一人。 三谷田は何処かの遮蔽物に身を隠してでもいるのか 少なくとも隣には居ない。
とはいえ単独ではまともに働けないウタヨミが 戦場で独り索敵しているなど、あちらも おそらく考えてはいないだろう]
おンや、随分と警戒されているようで。
[背中に背負った獲物の柄に手をやる様子>>135に、 含んだ声をひとつ落とす]
(158) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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喉にだって沁みるだろう?
しゃがれた声は美しくないよ
[足元に一瞬だけ視線を落とす。 踏み出した先、狙って、躯の欠片を踏み潰した]
美しくない紅緒ちゃんは、好きになれないだろうからねぇ
[顔をあげて視線を戻す。 双眼鏡など必要のない視力は、細めただけで、味方の影を認めた]
(159) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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[少女の言葉>>151に、煙の根元へ視線を流せば、 其の燃料は屍だと知れた]
へエ。供養。 …。全員分、やンの?
[顔を逸らさぬ小柄な軍人に、浮かんだ疑問を投げてみる]
手、足んねエだろ。こんなに、たくさん。たくさん―――…
[偽善だよナ、と添えて]
(160) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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ほら、このままだと先を越されてしまうよ
[言葉とは裏腹に、一度足は進むのを止める。 後ろからついてくるか、それとも、並び立つか。 いずれにしろ、紅緒に視線は向けられずに
遠く、人影に視線を鋭くした]
(161) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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貴方に好きになってもらいたいとも思わないけれど、喉で歌える歌も聞いてもらえるなら、気をつけるわ。
[ウタヨミが歌う歌に、喉を震わせる音はない。 ただ、精神に響きが乗るだけだ。 そうでない歌は――足が止まった>>159。 人並外れた身体能力など持たないウタヨミは、瞭が何を見ているかなど、知らない。 代わりに探すのは、遮蔽物。敵を目視でき、盾になる場所。 遠隔で茨を生やす歌使いに身体を晒す趣味はないし、暗器使いも同じくだ。 少し離れた場所に、朽ち崩れた石塔が見える。 意思を示すようにそちらを見るも、移動中の遮蔽物は少なく、やや賭けぎみか。]
(162) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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/* こんなにしゃべる村久しぶりでたいへんだけど楽しい
(-20) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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全員分は―――無理、ですね。
[全員分>>160に対して、ぽつりと呟く。 偽善、と聞こえたが、目を伏せるのみ]
良いんですよ、偽善で。
あなたがもし――此処でこうなったら
[煙の元を目線で示して]
そのまま放置されるよりは、少しでも供養された方が 良いと思いませんか?
その立派な翼も、焼け落ちてしまいますけれど。
(163) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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通りすがりが来るには、物騒な場所だと思うけーどナ。
[長身のもう一人が、此方によく見えるように、 手にしているモノを掲げる>>154。
隊章。布地の色は、西国が使っているものだ。 遠目で解せたのは其処まで]
わざわざ回収ドーモ?
[軍人であれば大事に想うかもしれない隊章も、 ウタヨミの自分にとっては、たいした価値を見出せないものだ。
彼等はおそらく“敵”。ならば煙は“罠”。 此の場にはなんらかの準備が施されている可能性が高い――と、 内心ウタの準備だけは、怠らずに]
(164) 2015/04/29(Wed) 23時頃
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[>>157 なお、このウタヨミは己の存在を隠そうとか隠れようという気は皆無であった。 何せ、戦場に来る目的が、戦場の大勢の前で「唄いたい」からなのだから]
[ 大量の死体置き場も、西と東の軍属の者が交われば、そこは戦場と化す。
その中で、いびつな歪んだ音を奏でる鉄の六弦。] You really don't know why But it makes you wanna shout to darkness [ 歪む鉄弦の音に乗せる、乾いた声。 理由など知ったことか、と獰猛に乱暴な音が広がる。
契約を結んだ相手と、離れていても共鳴が切れぬようにするには、この男にとって演奏と歌唱は気合いを入れる儀式のようなものでもあった]
(165) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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[>>161 西の調査隊長らとの連携は織り込みなどしていないが。
この二人組は、だーっとつっこんでだーっとやっつける のだから、今はよい囮として機能するかもしれない]
(166) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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/* だーっとつっこんでだーっとやっつける わろwwwww
(-21) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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……相変わらず、可愛くないねぇ
[大仰に溜息をつき、再び足を踏み出した。 紅緒の視線は追わないが、足はそのまま、石塔へ。 やがて響き始める鉄弦の音色に、足を止めた理由も知れようか]
これだけの死体の山 上で踊れば、その下は地獄となるだろうよ
[その足の下、踏みにじられた死者の歪んだ表情は、 笑みのような、奇妙なものに見えた]
さて、お手並み拝見といこう 手を出すのは、それからだ
(167) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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……。いヤ? 別に、全然。
[問いかけ>>163に、不思議な考えを聞いた…という顔をする]
死んだら死ンだだろ。 供養なんて、――――生きているヤツラの、満足だろガ。
[燃やして、煙になって。 何が、変わるというのか。
失われたモノは戻らないし。焼いたところで何も起きない]
そういうテメエは、供養されたいワケ?
(168) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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/* >>165 歌詞調べてみたら OneDirectionだと…!
ビートルズが似合うタイプとは思わないけど 爽やか系と思わなかったwwwww でもそうですよねロックだよね、パンクじゃないもんねwwwww
(-22) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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“もうすぐ、つく”
[行軍には慣れているとはいえ、体力差はいかんともしがたく。 真っ先に透花のもとへとたどり着いたのはやはり悠梛で。 透花の姿が見えると同時に聞こえた鉄弦の音に顔をしかめる。
近くに敵の姿が見えないことを確認して、謡うために意識を調え]
……
“間に合ったようだな”
[声には出さぬまま、透花が無事であることに安堵した意識をのせる]
(169) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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[突然、耳を襲う獰猛な声音。 それは餓えた獣の咆哮のように、淀んだ空気を震わせて。 ウタというよりも、軋む魂の叫びのように響き渡る]
これも、西国のウタか。 また随分と派手なことだな。
[此方の呼びかけに応じたわけでもあるまいが、 まさかこんな賑やかに姿を現すとは、思いもしなかった。 獣のようなウタに僅かに気圧されるのを感じるが、決して貌には出さぬまま。 敵手の姿を探す]
(170) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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[フッと笑みが溢れる 戦場以外では決して出さない表情]
相変わらずの馬鹿でかい声だな 否応無く、共鳴してしまうではないか
[分銅鎖を準備運動と言わんばかりに体の周囲で振り回す そして狙いを定めて目の前の石に狙いを定めて鎖の先の分銅を当て粉砕した]
敵は何処だ……、矢車響!!
[始まりを示すかのように相方の名を呼んだ]
(171) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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[ウタヨミはここに居る。 さて、相方は何処に居るのだろう。
相方の同行さえ分かれば、逃げる算段は建てられるのだが。
翼人の警戒は緩まない。 このまま背を向けて立ち去るのは少し危険だろうか。 罠は出来れば使いたくないのだが。 隊章にも、引っ掛かりはしない>>164]
私ですか? 供養は―――是非とも、盛大に
“家に棄てられたならば、相応しく野垂れ死んでやる”
[翼人>>168の問いには、小さく微笑み一言。 本音は、側の師匠に漏れ届くのみ。 本人は、漏れている事に気付いていないが]
(172) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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なっ!?
[緊張は、奇妙な音>>165で崩れた。
聞き慣れない音に、目を見開く。 頭が冷静になれば、西国の独創的な髪型のウタヨミを思い出した]
(173) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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[先を行く透花を追いながら、共鳴に乗せてぽつりぽつり。]
ったく、嫌になるな。 10年前の、――…母さんの時みたいでさ。
外しちまうなんて縁起でもない。 せめて昂は丁であったら良かったのに。
…そうすりゃ、あたしとおまえで半々だろう?
[言ったところで今さらなものを。 こうしてわざわざ言葉にするのは、不安を紛らわせたいが為。 昔のように“あたし”と無意識に称しているのが、その証拠。]
(-23) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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―――何か歌ってくれないか、昂。
鼻唄程度で十分だから。 でないとどうにも落ち着かない。
……ここはあまりに、静か過ぎて。
[遠慮なく弱音を吐ける相手がいるというのは有難いもの。 最後に取って付けたような言い訳も、もちろん見透かされていようけれど。
聞き慣れた歌声が響けば、どんな状況にあっても心が落ち着く。 ただその為だけに、こうして歌を無心することもしばしばだった。]*
(-24) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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/* >>171 和子さん、すごいデモンストレーションだ。 響とのコンビがしっくりきますね。
(-25) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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>>171
[名を呼ばれれば、口の端に笑みを浮かべる。 外国かぶれ、矢車家の問題児 纏ろう名詞ではなく、名を呼ぶ声に、共に響いて答える]
[ 先ほど双眼鏡で見た風景 >>155 を伝えた]
(174) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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可愛いほうがよかったのなら、わたしを選んだのは間違いね。
[もう塔ではない石塔へ向かう。爪弾かれる鉄弦に、ちらと意識を向けた。 あの音が誰のものか、見ずともわかる。 あの二人がいるならば自分の介入など無用かとも思うが、盤石であるに越したことはない。 お手並み拝見>>167、に声なく同意を示した。]
"まるでグレモリーね"
[地獄の貴婦人の名を、口を噤んだまま共鳴に乗せる。 柔らかな屍肉を踏んだ。]
(175) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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私は死んだら焼かれた後に海に流されたいがな―――…
[瑠璃羽と翼人のやりとりに飄々と口を挟みつつも、>>168 内心、警戒は怠らない。むしろ強めていく一方だった。
そもそもあまりに考えられない事態なのだ。 こんなところにウタヨミが単独で在るだなんて。
隊章は白布ごと長衣の内側にしまい込んだ。 翼人に隊章の引き渡しをことさらに求める素振りがないからだった。>>164 これで残るこの隊章の役目は、 遠からず己の“コレクション”のひとつに加わることのみだ。
これも、そう。生者の自己満足と言われればそれまで]
…………。
[笑みの質が変わる。苦笑、と呼べるものに。>>172 相変わらず素直ではない弟子に何か声をかけようとして、やめる]
(176) 2015/04/29(Wed) 23時半頃
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We couldn't stop it Let's party with anything crazy! [ そして、意識は重なり、ウタう。 未だ誰を呪ってなどはいないけれど――
呪う時はそれは、火花が散る先]
(-26) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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[>>155の方向を見]
分かった
[短い返事の後はヒビキが指し示した後方へ駆け出した]
(177) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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[あちらから仕掛けてくる様子は無い。 ウタヨミらしき長身も、未だ歌わず沈黙を守っている。
三谷田は今頃、仕掛けるタイミングを伺っている所だろうか]
どうやら…相容れない趣味をお持ちのようデ。
[盛大に、の装句>>172が、篠野目の口の端に薄い笑みを刷く]
(178) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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[ウタヨミの――あるいはあるじの方の反応は緩やかだった。 合わせて歌を紡ぐには不向きな歪んだ音を聞き眉を寄せる。>>165]
“また、西軍の、か”
………お連れさんはあいつらだけですかね?
[ひとりごちるつもりがついつい口に出してしまっていた。 いくら素直になるのがたまには大事だからといって、 こんなところで発揮せずともいいものを]
(179) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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…しっかし供養、ねエ。
[甘い考えだ。戦場での屍の数に、麻痺していない人間の反応だ。 たった数言を交わしただけだが、少女の人柄が知れた。 通常の軍人には無い思考の理由は、]
…、…――テメエは、 流浪 か。
[見敵必殺を叩き込まれた両軍の軍人ならば、 こんな悠長な真似事は恐らくしない]
(180) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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“うぅん? なに、姿は無いが敵がいるって?”
[呼子の方角へと駆ける最中、祐嗣と共にいた昂から情報を受け取って。>>150
なるほど、あの合図は望まぬものであったかと溜息を吐く。 顔に浮かぶ渋い色は、弟のそれとよく似たもの。>>147
背後から追って来るウタヨミらの足音が、段々と遠ざかる。 はたはたと着物の裾をひらめかせ、呼子の鳴った場所の近くへ。
囮役としても優秀な透花が、そろそろ敵影を捉える頃か。 そう考えて周囲の目を気にしつつ、鞘を外して腰へと挿す。
常であれば彼が引き込む敵を狩る役回りであるから、 今日もひとまず、物陰を探して。>>167>>175]
(181) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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ツバキさんは海が良いんですか、初耳ですね。 じゃあ、死んだらそうします。
[椿の言葉>>176には、思わず口を挟んた]
[将軍家の朽葉家。 祖父の葬式は、それはそれは盛大だった。 鯨幕と手向けられた花、多くの弔問客。 一人一人に頭を下げ、幼いながらも令嬢として応対していた事を思い出した。
涙を見せていたあの中で、本気で泣いていたのは果たして何人居たのだろうか]
(182) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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[悠梛と西国の先鋒たる分銅使いと、 何れが先に透花の前に姿を現しただろうか。>>169>>171 祐嗣の安堵の意識を受ければ、挟撃の可能性も期待出来た。 悠梛なら上手く状況を見計らってくれるだろう。
――だが、今、駆けて来る敵は透花と同じく先駆けの武人。 自分と同じ様に後詰がいることに、未だ気付いてはいない]
(183) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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可愛いだけのウタヨミはね 面白くないから いらないかなぁ
[ウタヨミだけではなく、軍人も。 つまらない奴はいらない、と。 長としての能力が高くはないことを自覚しながらも、その姿勢は変えず。 結果、今回のようになんとも個性の強い連中を押し付けられることとなる]
"それは、どんな悪女だ?"
[何度聞いたとしても、顔も知らぬ者の名は覚えられない。 それでも紅緒が言うのならば、きっと頭のおかしい女の名前だろうと、 そう、共鳴に乗せた響きは、きっと、温度の低い声だった]
(184) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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/* そういや罠も、軍人の物理攻撃の中に含まれるのかね? いいのかな…。
などと考えつつ、そろそろ動きます、か。
って、残りpt156……だと…!? い、いかんっ。
(-27) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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[ほとんど崩れ落ちている、石塔だったもの。 同じく敵から身を隠そうとしたのか 心なしか、足元の死体の層が、分厚くなった気がした。
必然、それを踏みしめれば、隠密行動に長けた男でも、 諸々が潰される、不愉快な音が、足音として少しく響く]
(185) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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“あの、変な頭のやつですね。この音……。 嫌いな曲ではないですけど”
[瑠璃羽の中では、変な頭、で片付けられている]
流浪、ですね。軍属ではありません。
中庸軍としてゲリラ隊も居ますけど 彼らとは何の関係も無いです。 むしろ、同一視されて困ってます。
[翼人>>180に返すのは、今までで一番心の篭った、それでも淡々とした声。 軍に対してゲリラ戦を仕掛ける者達も居るから、最近は流れるのも労を要するのだ]
(186) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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あぁ、ったく。 ” 気持ち悪ぃっ! ” これだから、西のウタは好かないんだ。
”五月蠅いだけで、風雅さの欠片も感じられない。
…あれが元は同じ民族だっただなんて信じがたいな。 どんな感性してるんだか、あんなものウタへの冒涜だろうが――… ”
[より大きな陰である石塔を視界の端に留めつつ、 透花の姿を捉えて、その付近の物陰に身を置いた。
後続の二人が追いつく頃には、聞き覚えのあるド派手な歌声。>>165 共鳴と実音と綯い交ぜの悪態を思わず吐いて、乱暴に首を振る。]
(187) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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"面白い見世物になったつもりも、なくってよ"
[瞭ほどに気配を断つに長けているわけではない。 移動を始めてからは、念を押して言葉を発さず。]
"大悪女よ。地獄に現れて時を視て、人心を操るの"
[ぐちり、ばき、と生者の重みに死人製の地面が啼く音だけが聞こえる。 眼前に敵姿在り。あの呼子が連絡用のものなら、この周囲が敵に囲まれていてもおかしくないだろう。 呼び寄せる可能性は十分にあったが、歩みは止めない。]
(188) 2015/04/30(Thu) 00時頃
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[しかしまあ、瑠璃羽の出自を考えれば、 たとえば親族の葬式なんかはさぞ豪華なものだったのだろう――実際どうだったか訊いたことはないが。 まずは体調を良くすることに注力して――と、 ぼんやりこれまでのことを脳裏に浮かべかけていたら口を挟まれていた。>>182 意識を現在に戻してやや大仰に腕を組む]
………初耳だったっけか。 すっかり他の話とごちゃまぜにしちゃってたなあ。
[おそらくは母のとおーい先祖が、 もともと海に縁のある種族だったという話とごっちゃにしてしまったのだろう]
“―――ありがとう”
[あえて共鳴だけにとどめたのは、空気を読んだつもりではある]
(189) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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[透花と悠梛が合流した姿が見える。 まだ少し離れた場所ではあるけれども、近づいたことにほっと吐息を零し。
ともにきていた昴もまた同じほうを見ているようだ]
……
[ほかに敵影がないかを確認するかのように、周囲に視線を向け。 ど派手な歌声が響くのを聞けば、邪魔にならぬ位置で、足を止めた**]
(190) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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東軍の輩か?
[相手の戦闘流儀と力量を見極めるかのように睨みつける]
如何なる者でも、自分は全力を持って打ち倒す 覚悟なされよ
[出方を待つように分銅鎖を軽く振り回していた**]
(191) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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/* うっかり共鳴の存在を忘れる…。
(全然話しかけてなかった、ひと)
(-28) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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なんでまたアレが、こんな所へ… いつもはもっと騒々しい戦場にいるくせに。
厄介極まりないな。はぁ……気が散って仕方がない。
[不満を口にしつつも、辺りを抜け目なく見回して。 あの歌が聞こえるなら。どこかに必ず、白き軍服が見えるはず。 軍人・ウタヨミ双方、良く目立つ二人組なれば知名度もそこそこ。
的の大きい長物は、鎖鎌を相手にするには少々不向き。 真正面からぶつかるのは避けたいものだと。
予め目を付けていた石塔と思しき場所へ移動し、 いざという時には飛び出せるように―――]
(192) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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"じゃあ、紅緒は ただの、悪女かな"
[共鳴では、時折呼び捨てになるのは 最初にペアを組んだ時は、そう呼んでいた名残だった。
音もなく、足をとめる。 一瞬、目を閉じて鼻をひくつかせた。
死体の匂いに満ち満ちていた。 耳を澄まして――男は、*哂った*]
(193) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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“……ふぅん。 こっちは初耳、だな”
[しかし変な頭、というのは的を射ている。>>186 椿自身その髪型の名を訊いたことはあるが、 めんどくさいので変な頭で片付けている]
あいつらね。 軍と見ると見境なく攻撃仕掛けてくるんでまあ死人が余分に出るわ出るわ。
―――私はあいつらとは違う。
[付け足した言葉にはじっとりと怒りの色が滲んでいる]
(194) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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/* ぽえみーなうたはお嫌いですか >>186 って素でつっこみそうになったナカノヒトはこちらである。あくまでネタだけれども
(-29) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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[ぐちり、ばきりと。>>185>>188 血肉と骨の潰れる音が聞こえたのは、目標地点に程近く寄った頃。
何せここはもう、静寂の地たり得ない。 累々と重なる屍は変わらずとも、先刻ほどには目立たぬ物音。
気付くのが遅れたことに内心悪態を吐きつつ、薙刀を構え足を止める。 こちらの立てる音など、とうに相手も気付いていよう。>>193]
”―――…昂。”
[一つ名を呼べば、その緊張した声音から状況も察せらるか。 背を壁に預け、息を整える。
……さぁ、何処から来る?]**
(195) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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[変な頭の奏でる音。 その他の音も、これから聞こえるか。
運が良いのか悪いのか、戦場の近くに来ているようだ。 折角ならば近くに潜みながら、東西軍の情報、特にウタヨミの歌の効果について諜報したいところだが]
では、もう失礼します。
[一礼して、立ち去ろうと**]
(196) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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[緊張に割って入る、聞き知った楽器の響き。 少女の反応に、素が混じる刹那の隙>>173。
もうひとつの、探るような声>>179が続いて、]
“――始まっタか”
[共鳴というよりも、独り言に似た音が裡に零れる。
この機に乗じて攻撃を仕掛けることも出来た。 けれど篠野目は、まだ、ウタわない]
(197) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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…。ちなみに聞くが、テメエら、此の戦場の現象に心当たりは?
[期待はしていないが、念のために確認だけはしておいてから。 先程までとほんの少しだけ色の違う返事>>186を受け取って、大仰に肩を竦める]
そりゃ、テメエらのこと知らねエし。 知ンんきゃ同一視もするだろーがヨ。
[個別を知らなければ、属性で区別をするのが自然の流れだと。 暗に、テメエらは“何が目的だ”、と問いかける]
(198) 2015/04/30(Thu) 00時半頃
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/* うーん。悩んだが篠野目単体だと、戦うにならないな、これ。 感情の流れ的に。
三谷田が此処をどう考えるかは不明で、 其処は分からないから手は出せん、なあ。
(-30) 2015/04/30(Thu) 01時頃
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[ 東国の連中に、惚れ惚れ(自称)するような六弦テクを披露し、ワザと音をゆがませるプレイをし、音程が怪しいシャウトを入れながら歌う。
東国の連中のドタマを文化的な意味でカチ割りたいと、男本人はそんなつもりなのだが――
時々慰安という名目で行く捕虜収容所の評判はお察しである]
(199) 2015/04/30(Thu) 01時頃
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ヒビキは、シノノメと違って、情報を引き出すという気はまるで皆無であった**
2015/04/30(Thu) 01時頃
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[波多野椿はとある流浪の民集団への協力者である。
彼らの理念はなるべく血を流さずに戦争を止めることにある、と聞いている。 そのために手段は選ばず諜報員やら工作員やらを東西各地に送り込んでいるようだが、 道のりは大いに険しい気配がしている。 それでも理念に賛同する意志と、現場で組んで動ける良き相方の両方が揃って現在に至る]
………。
[我ながら大人気ない態度をとった、と自覚し硬直したのは一瞬]
……あるって言ったら通してくれるのか。ないだろう?
だがあえて答えようか――ない、と。 あちこち渡り歩いてる自負はあるけど、こんな惨状の噂だって初耳だ。
(200) 2015/04/30(Thu) 01時頃
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ユウナギは、敵の動きを捉えようと耳を澄ます。何処からか聞こえる弦鳴きは、きっと幻聴。**
2015/04/30(Thu) 01時頃
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[怒りの声で否定を紡ぐ相手>>194を、じとりと睨み付けて]
――…此処は戦地、刃で命を奪い合う場所だ。
戦う気がねエなら、去れ。 戦場に来ンな。
テメエらが、異端なンだよ。
[其れでも目的が在るのならば。 戦に関わるというのならば。
――――“敵”ならば。
戦場で会った以上… *と*]
(201) 2015/04/30(Thu) 01時頃
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[怒りが収まればめんどくさいという感情が独り歩きする。 質問には答えたがそれ以上は口にしない。今ここで彼らとお知り合いになるつもりもないし。 投げやりな調子で戦場の――静けさ残る方へ一度視線を投げる。 瑠璃羽が立ち去ろうとした方角もそっちだったか。
睨む眼差しも受け流して、そのままくるりと方向を変えようとして、 しかし、翼人の言葉が、棘のような引っかかりを残していって、>>201]
………今なんて言った?
[か細い呟き、顔にはまだ飄々とした笑みが貼りついている。ただ眼光だけが鋭い光を放つ]
(202) 2015/04/30(Thu) 02時頃
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ここが戦場だって? ふざけんなよ。
確かにここで大いに人死にがあったのは事実だがもう終わってるんだ。 終わってるのを調べ回るだけじゃ飽きたらず、 ここをまた戦場にして余分に死人を増やす気か。 だったらなおさら去れないね。
私は、――――薬師だ。銘を『最果堂』という。
[軍人の噂話の輪にこの名がどこまで引っかかっているか、 正確なところは定かでないがともかく、きっぱりと名乗る]
ここでつまらん戦いが起こるなら勝手にやってろ。 だが死人を出すことは私が許さない。 全部治す。だから去れない。
(203) 2015/04/30(Thu) 02時頃
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[諜報の任も帯びている以上、せっかくなら近くに潜みたいという事情も一応、あるが、 今の椿にとってそちらはさしたる問題ではなかった]
“…………いかんな。 またやってしまったというか、……”
[先程までの意気揚々とした物言いとは裏腹に、 共鳴によって織り成す言葉はどこか、しおらしい。 また、の部分にかかるのは「死人を出すことは私が許さない」のくだりだが、 そんなことが翼人に伝わるわけも、なかった**]
(204) 2015/04/30(Thu) 02時頃
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/* 最初の想定は異端って言葉が地雷るルートだったんだけどまあ大人だしでボツりました。大人難しい
しかしこのルートも結局おとなげないので大人力が来い
(-31) 2015/04/30(Thu) 02時半頃
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/* あと意気揚々って言葉選びもミスってる可能性があるので明日意味を調べr……(寝るまでが今日)
(-32) 2015/04/30(Thu) 02時半頃
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"貴方に悪女呼ばわりされる筋合いはないわ"
[紅緒は、と呼ばれて>>193軽く目を眇める。 姓が呼びづらいから、と対面早々からそう呼ばれていた。 いつから紅緒ちゃんなどと馴れ馴れしく呼ばれるようになったのか――忘れてしまった。 思考の垣間にも響く六弦の音。歪んだこの音には慣れたもので、意識的に排除しながら、異音>>192を聴くくらいはできる。 立ち止まった瞭の気配に、辺りを探る。]
(205) 2015/04/30(Thu) 03時半頃
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[空を仰ぐ。飛び交う命の影は見えない。]
Quoque aves ludere facere caelum, (空に遊ぶ鳥も)
[けれど、ひとたびソプラノが旋律を紡ぎ出せば、視える。 高い空に甘くさえずる小鳥の影が、悲劇の女の視界を通して、視える。]
Etiam parva elf,insecta (小さなエルフも 虫の子も)
[朽ちた石塔が、薫風かおる木立になる。 手を延べ、静かに膝を折る。 崩折れた死人という小岩に腰を下ろして、朗と口遊むのはアリアの序節。 対象を見ての歌唱ではない。これは牽制と索敵と、防御を兼ねてのうた。 "そこにいる誰か">>195を探し、死人だらけの大地が微かに隆起する。 見つけた、と伝え、捕らえん、と求め、臨戦態勢として身を守る、ために**]
(206) 2015/04/30(Thu) 03時半頃
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/* ところでせっかくフルネームが決まったから診斷にぶち込んでみたんだが ▼Name:木聖紅緒(西国所属) 心優しいウタヨミ。その歌は敵のウタヨミを著しく疲弊させる。軍人には「仕事」だから協力している。ずっと小説家になりたいと思っていた。山吹色の瞳の持ち主。
どうしようこの国以外何も合ってない感じの結果 日替わりだから明日も様子を見ようね
(-33) 2015/04/30(Thu) 03時半頃
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ユウナギは、シノノメのような亜人と瑠璃が対峙しているとは、露程も知らず。
2015/04/30(Thu) 07時半頃
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/*
寝 す ぎ た
ざらよみした限り
シノノメ(ミヤタ)VSルリハツバキ
ワコヒビキVSツバキルリハ
キジノメベニヲVSユウナギヤマシナ
か
ちょうどよく分かれてるがこっから開始まで戦闘持つ かな 持たねえ気もするな。
(-34) 2015/04/30(Thu) 07時半頃
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/*
更新したらユウナギがいたわ… 飴ふいてしまった さて希望わりと まー よーー っているんだが、さて。
つーばーきーは出奔ウタヨミなのは知ってることにするかいっそ 10年前縁故だな再果堂を知ってるかは情報強すぎると微妙かとも思いつつ 火薬取り扱ってるんなら物騒な薬屋がいるとかは知ってるか どうだろうな そこらは後でもっかい読み直し。
ニシノに会いたいのじゃないかルリハは。というタスクがあるな。 とは思いつつもプロロで遭遇すると逆に戦闘に入れないよなおそらく。 んんーーなのでそこらは考えないこととして、 ツバキに縁故をぶんなげることを考えよう
ルリハが大剣背負っているのであちらが軍人かなとは考えてもいいのかなー さてどう組むかな。攻撃ほしそうにはいっそ見えるけれど。
(-35) 2015/04/30(Thu) 08時頃
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/*
さて
今回は調査が目的 → シノに情報収集させるか → 情報でなさそう
ってところまで行ったらまあ撃つわな三谷田なら シノには銃撃だけ避けてもらう として、ルリハツバキはどうくるかなー
逃げる、がまず選択肢だろうが一発ぐらい当てて 銃が2年前と同じものだと気づかせるフラグか? 向かってこられた場合がむしろスピード系だと三谷田とは相性が悪い、が シノノメがそこで援護をするかーというとどうかな。 こられたら銃で応戦か。まあ分がわるい が、ツバキが不殺姿勢なら、 逆に言うとこの場で死ぬことはないので一太刀浴びておくのはありありだろう。追い詰めたときにどうするか、みたいなところが見れるのはむしろありあり。
なーのーでー とりあえずどうなるにしろ銃撃だな。 あと地形どうなってんだこれ、罠があるのは把握してるが。
(-36) 2015/04/30(Thu) 08時半頃
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/*
いつもの思考メモ垂れ流しです ツバキルリハ戦が区切りついたらチヱコ拾いにいかないとか
ここ一旦キリまで行ったら別のところの援護だな?
と、もやもや考えつつログにもぐろうか。
(-37) 2015/04/30(Thu) 08時半頃
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──戦場跡地、崩れた石積み壁の裏──
[野原を進み丘を越えた先には、かつての拠点か集落か もはや判別もつかぬ瓦礫が散乱してあった。]
…
[果たして元は壁か塀か。その裏に身を隠しながら 弾倉を銃身に嵌めて、かしゃんと音を立てた。]
(207) 2015/04/30(Thu) 12時半頃
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[今日は晴れ空、陽は高い。三谷田が顔を上げれば 互いに顔を目視はできるだろう。
距離は射程ぎりぎりの500程。]
───。
[腰から紐で下げた二脚は使わない。 銃床を肩に押し当て石壁を台替わりに構える]
[ かん ]
[金属と石がぶつけて、銃口が翼人の奥 背の高い方へと狙いをつけた。]
(208) 2015/04/30(Thu) 12時半頃
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[果たして小柄な姿は射手の姿に気づけたか。]
[ が、と爆ぜる音の出始めと同時火花が散った。]
[引き絞られた引き金から指は離されず、火薬の音は止まず 砲手の居所明かしながら連続する。 弾が爆ぜるはつけたは翼人の奥、屋号を宣じた長身のその足元。]
(209) 2015/04/30(Thu) 12時半頃
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[威嚇含みの射撃音を伴いながら包帯頭は三者を見やる。
慣れか、和子の忠告故か、始めからの背後への警戒心ゆえか。 篠野目が羽根を広げて空へ飛び、足元への銃撃を避けるのは早かった。
大方舌打ちしているだろう。 背姿では見えぬが表情まで浮かぶようだ。]
…──
(さて、とその奥の姿へ視線を移し
──そこで、記憶の隅に僅か引っ掛かりを覚え、 三谷田は、僅かに片目を眇めた。]
(210) 2015/04/30(Thu) 13時頃
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/* ミヤタ来たあぁぁああ!!
と喜んでしまうオレがいるよな。 そしてプロは喉回復しないんだっけか、そうか…。
(-38) 2015/04/30(Thu) 13時頃
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[最果堂の名は、火薬の材料を商う仲買から個人的には知れども 500の距離を保てば会話の中身までを聞き取るにはやや遠い。
故に、最果の屋号に眇めたものではない。]
( … 波多野? )
[長身の背丈と顔の面影に、見覚えがあるような気が したからだ*。]
(211) 2015/04/30(Thu) 13時半頃
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/*
10年前拾えそうなのがさて。と思いつつ どう転ぶかわからんなまだとも思いつつ とりあえず知ってるかもは投げとくかという何か
それと出入りはあまりしたくないんだが希望 希望なあ 迷うとこだよなあ
13→12>10>08>06>94>EP
赤2連吊りじゃないなら何でもいいか… とは思いつつ、 連日どっかに吹っかける気ではいるからな 死にやすい赤が上手く働くかどうかだよなあ
(-39) 2015/04/30(Thu) 13時半頃
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/*
なお抱きこむって道もあんぜ!!という示唆を ツバキから見た気もするが獅堂には無理そうだなと思いました
あ。あとチヱコの現在地書こうと思って忘れてた いろいろ抜けてるな いやまあptがたりない気もするが。
(-40) 2015/04/30(Thu) 14時頃
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/* ■木聖 紅緒(こみな べにお)年齢:18歳 ■能力種別 敵の足元に茨を出す
■氏名:篠野目 栞乃(しののめ しの) 23歳 ■能力種別:敵のウタヨミの力を無効化する
■氏名:矢車 響(やぐるま ひびき) 23才 ■能力:呪歌 一瞬だけ敵の意識を乗っ取る
■氏名:波多野椿(はたの・つばき) 27歳 ■能力:同行者の俊敏性を高める
■氏名:山階 昴 (ヤマシナ コウ) 25歳 ■能力種別:「呪歌」 敵の足元から茨を出現させて"自由"を奪う。
(-41) 2015/04/30(Thu) 14時頃
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/*
■氏名:大河内 祐嗣(おおこうち ゆうし) 22歳 ■能力種別:同行者(上限2名)が受けるダメージを肩代わりする
抜けた。毎回思うが大河内わっけえ
(-42) 2015/04/30(Thu) 14時頃
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/* ■氏名:山階 悠 (通り名は『悠梛(ユウナギ)』) 26歳 ■使用武器:刃渡り二尺、全長八尺の薙刀。隊章入りの鉄扇を所持。
■朽葉 瑠璃羽(くちば るりは)17歳 女 150cm程度 ■武器:大太刀(背負式)その他爆薬、治療セット等の便利お薬一式 つまり武器で殴る白魔術師。物理攻撃はおまけ
■氏名:雉目 瞭(きじのめ りょう) 年齢:20代後半 ■使用武器 近距離飛び道具。小刀とかそれ系の暗器。あととどめを刺す系の何か。
■村上和子 24歳前後 ■使用武器:分銅鎖(有名所のネビュ●チェーンのような物)近接中距離系武器です。絡めて打ちのめし叩き潰すが基本スタイル。
■氏名:西埜 透花 (にしの とうか) 21歳 ■使用武器:日本刀他、鎧通し、鋼糸、鉄礫等、組討用の補助武器を所持。 戦闘スタイルは剣術主体。組討も得手である。
(-43) 2015/04/30(Thu) 14時半頃
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/*
■氏名:三谷田 獅堂(みやた しどう)年齢 28 ■使用武器:軽機関銃・遠距離型 それと火器知識。 近距離戦用に軍刀、短銃を所持。
射程は大体500~550ぐらい
見やすいようにまとめておこうというこころ。 灰がきせずして666ptだったんだが崩しておきますね。
(-44) 2015/04/30(Thu) 14時半頃
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[戦場の現象に、心当たりは無いか>>198 翼人の言葉への返事は、椿に任せる。
翼人は西軍の一員。 彼女のペアは何処へ行ったのか。 近くに潜んでいる様子は無い。 近距離ならば椿が気付く筈。
射手の姿>>209に、気付くのは遅れた。 気付いた時は――炸裂音。 翼人の裏から、椿の足元へ突き刺さる弾丸]
下がって!
[初弾の炸裂は避けれずとも 次弾と同時、椿を押し退け射線の間に割り込んだ。 同時、ポーチから煙幕弾を落とし、踏んで炸裂させる]
(212) 2015/04/30(Thu) 15時頃
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[煙幕に包まれる直前の風景を頭に叩き込み、椿を回避させながら思案する]
“出処は―――倒壊家屋の陰。距離500。 武器は機関銃。火線を隠す事すらしなかったのは意図的でしょう。
炸裂は足元。威嚇弾、殺す気は、無かった? 頭を狙われていれば死んでいた?”
[背筋が凍りつく。 不意を突かれる等、翼人に意識を取られていた失態だ]
“射線は完全に、翼人を通して椿さんに届いた。 翼人は回避したけれど――
東軍は悠梛さんと透花さん。どちらも遠距離銃の類は所持していません。 ならば、この相手はおそらく、西軍人”
(213) 2015/04/30(Thu) 15時頃
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“―――ウタヨミごと、殺す気で?”
(214) 2015/04/30(Thu) 15時頃
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[煙幕前の射線上に二人が立たないように位置を調整して 煙幕が晴れ掛けると同時、三つの弾を投げた。
ひとつは、有翼へ向けた弾。ただのダミー弾。 射手への反応を見たもの。
ひとつは、射手の居た場所より角度が少しずれた弾。 発光弾。射手が逃げた可能性を考慮したもの。
ひとつは、全く違う方向へ向けた弾。 周囲のトラップを発動させる切欠となる弾。
そして。 まだ刀は抜かぬまま、しかし柄には手をやったまま 少女は射手の居た方向へと、突進する**]
(215) 2015/04/30(Thu) 15時半頃
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/* 察しが良すぎる気もするけど… 戦闘能力が高い人ばかりなので これぐらい頭良くないと死にそうなんでs
思考が椿にだだもれの瑠璃羽である 契約をしてはいないんだけど、基本的にほぼ常時共鳴状態なので もはや微妙な心の動きぐらい姉レベルの人にはモロバレなのよ的な感じ
(-45) 2015/04/30(Thu) 15時半頃
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[大剣を背負った小柄な体躯が長身の元にたどりつくとほぼ同時、 二名の姿を瞬時広がる煙が押し包む。]
──チ
[ひと瞬きの間に立ち上る煙幕に小賢しい手だと舌打ちひとつ。 次の弾倉を手に取りながら銃身を構えなおした。]
(216) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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[見敵必殺。それが西と東の理だ。ウタヨミとはいえ 西の一人である篠野目が、悠長に会話をするなら 恐らく相手はきぱりと東に属する者ではあるまい。
ならば、流浪だろうと踏む。その敵とも味方とも言えぬ第三者は 初手受けて此方へ向かいくるか、それとも、]
また逃げるか?
[10年も昔に国を出たウタヨミ。思い描いた相手であるなら、 或いは此方へ迫るよりは、とも思えた。
仮定を追う思考のまま機銃の連続する弾丸の射線は、 奥に見えていた建物へ向かう道を塞ぐ。]
(217) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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(三十六、七、八──)
[位置はバレただろうが移動はしない。篠野目は煙に巻かれるのを避けたか、火線と重ならぬように元の位置から210°の位置に下がった。]
──四十、
[装填弾数と同数を呟くとぴたり同時、 砲撃音が一時途切れた。]
(218) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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[即時、弾倉に手をかけるも、相手方が動くに十分な時間ではあった。 薄れた煙の中からの次手のうち、三谷田が視認できたのは二つ。
一方が篠野目へと向かい、 広げられた羽根が警戒に膨らむまでが見えたが、
──それには、気を払わない。
身に届きかける弾に息を詰めたか"音"のみが耳元を擽り、 その後に耳慣れた響きを持ったフレーズが続く。]
(219) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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[もう一方の弾は、居所からは逸れて飛ぶようだ。 煙の薄れた近辺へと目を凝らす。
給弾に空いた空隙は時間にして十数秒ほど。 がしん。と銃身のツメが弾倉をしかと掴み、]
──! ッハ
[風に吹き形を変える煙より、予想を裏切り飛び出た姿に、 銃手は笑う息を吐き捨てて犬歯を見せた。]
(220) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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[ 目がきりりと照準を絞る。 前方、小柄な身に狙いを定めて引き金を引かれた。]
[ 銃弾は真っ直ぐに向かいくる姿へと向かう。]
(221) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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[と、その最初の銃撃音とほぼ同時、 斜め前で、かっ と白い光が炸裂した。]
───ッ!
[眩む。指をトリガーから離しはせずも銃口は揺れた*。]
(222) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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/* なげえよ
[馬鹿なの]
(-46) 2015/04/30(Thu) 17時半頃
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/*
先生!!ptがまるでたりません!!!!!
これはプロロもたない奴な気しかしない
あとしののめの中身の人が30、1日あんまりいないって聞いていたので めっちゃ遠慮なく不在動かしてますが想定ずれてたらすまねえ。
(-47) 2015/04/30(Thu) 18時頃
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/*
書いてから思いましたが結局武力行使かとかって もっと煽ってもよかったか
いやでも500ってたぶん会話の内容聞こえてないからな… (後でシノノメから聞くつもり満天)
(-48) 2015/04/30(Thu) 18時頃
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/*
ちなみにメモと脳内整理ですでに独り言も半分をきりました。
(-49) 2015/04/30(Thu) 18時頃
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[透花と向き合うものの手にある武器が変わっているのは見て取れた。 髪の長い、ということはわかっても女だと理解するほどには近くはない。
悠梛に追いつこうかというときに、どこからか聞こえた声>>206に、周囲を確認するけれど]
――
[祐嗣の視界では確認できず、ただ謡うために、もう少し、悠梛と透花へと近づこうと足を進めた]
(223) 2015/04/30(Thu) 20時半頃
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俺は姉さんが便乗して、丁を選んでくれるかと思ってたんだがなァ。
ま、なんとかなるさ。 二人一緒で失敗した事なんて、殆ど無いだろ?
[共鳴にのった小さな愚痴は、繋がるからこそ聞けるもの。 二人しか恐らくは知らない、母の死を暗示する賽の目。 あの時も互いに同じものに賭けて、盛大に外した事に笑ったのに。
今はそれが、少しだけ苦い。]
(-50) 2015/04/30(Thu) 20時半頃
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―――いいよ。
鼻唄と言わず、しっかり歌うから聞いてくれ。 さすがにまだ敵は見えないから、ほんとに歌うだけだけどな。
……子守唄にするなよ?
[歌い始める前に呟いた最後の言葉は、 静か過ぎるこの地へ向けた皮肉と、姉の気を紛らわすための冗談ひとつ。
こうして望まれて唄うのは好きだ。 それが相手の心に平穏を齎すなら、不安を拭い去るなら尚の事。 自分のウタは、自分が大切にしたい者の為にできれば歌いたい。
だからこそ、今こうして大切な姉を思って唄えるのは
――――酷く、幸せなことなのだ。]
(-51) 2015/04/30(Thu) 20時半頃
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吹き抜けてゆく 風の声を結び
静かに星を仰ぎみては 揺らめく砂の空
溶けては消える夢の詩
―――――優しい君の香り。
[力を持たぬ歌なれど、込める想いは同じ。
………大切な者の為に、唄う。 ただ、それだけ。]
(-52) 2015/04/30(Thu) 20時半頃
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伏兵か、罠か…。 どちらにしても面倒事しか無さそうだな。 此方も伝えておこう。
"視認はしてないらしいが どうやらお出ましのようだよ"
[随分と曖昧な伝え方だが、これでも伝わるのだから兄弟というべきか。>>180 その姿はもう先を行き、小さく視界に捉える程度。 それでも急ぎ足にならないのは、透花も兄も力はあるのだと知っているのもある、が。]
(224) 2015/04/30(Thu) 20時半頃
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――――今日の俺のお仕事は、基本的に警戒だからねェ。
[まだ己が何者であるかわからなかった頃。 通っていた軍学校では戦術の少しも習いはした。 その中で、隊の誰がどの役割を担うのかという事も当然。 ウタヨミの身なれど、少数の今は、己の持てる知識は動員する必要があった。]
本当は、ちゃんと人数が居るべきだとは思うんだけどな、っと。
[兄に気休めの詩を歌ってはいたが、 どうやら本腰を入れる必要があるのだと理解し、再び背後や周囲に視線をやる。 鼻唄混じりに取る音色は、唄の前奏。力の片鱗。 必要になるなら直ぐにでも動けるよう、準備運動も兼ねて。]
(225) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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"兄さんも、そうカッカしなさんな。 『外』に聞こえる唄を気にした所で、意味が無いのはわかってるだろう?
それにアイツが煩いのは、戦で出逢えば常の事。 なんならまた、集中出来るように少しばかり唄おうか?
……流石に、今は鼻唄になるけど。"
[時折共鳴に乗る不満に、くく、と愉しげに笑いながら、祐嗣より少しばかり遅れて、呼子の場所へと近づいた。 先駆けた二人の姿を捉える頃、耳の良い己には爆音にすら聞こえる唄が鼓膜を揺さぶる。>>165
歪んだ鉄弦の音、獰猛で乱暴な声。 兄の機嫌の悪さに拍車を駆けるも当然かと、一度だけため息をついた。]
(226) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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[祐嗣と同様に、邪魔立てせぬ場所に待機する。>>190 離れた己と、近づく兄と、その耳で捉えたのはほぼ同時であったか。>>185>>188]
"……あいよ。 気づくの遅れて悪ィ。"
[視線だけ向けて、音にしない返事を一つ。 再び小さく鼻唄を紡ぎ、地を這う蛇は首を持つか。]
"さて、どうする?"
[小さく問いかけ、応えをまつ。]
(227) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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/* 今気づいたけど、コウとベニヲどっちも茨なのね 割りと正統派っぽい能力強化が師匠しかいなくてwwwwww
(-53) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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[頭の中を掻き乱す爆音に不機嫌さを顕わにすれば、 面白がるような昂の声が脳裏に響く。>>226
常とはいえ、嫌なものは嫌だと口元はへの字に曲がったが、 やがて聞こえる穏やかな旋律に、次第に心は落ち着きを取り戻す。
どんな状況に置かれようとも、この唄があれば冷静でいられる。 密かに弟に感謝して、気を取り直し付近を警戒する。]
(228) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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―石塔付近の物陰―
[そうして敵と思しき者の存在を察知し、 駆ける足を止めたのはかつて石壁であった瓦礫。
音の出所は恐らく、この壁の向こう側。 先程目を付けていた石塔の付近にいるのだろうか。 一度ここを飛び出せば、そこまでに遮蔽物はない。
相手の獲物や人数もわからず飛び出すは、愚策だろうか?]
(229) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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[僅か思案するも、そうのんびりもしていられまい。 相手からも、こちらの大まかな位置は知れていよう。 ウタヨミの能力次第では、もう―――]
………ちっ、
[聞き慣れない、異国の言葉が風に乗る。>>206 共鳴に乗せればわざわざ音に出す必要もなかろうそれを、 女性の柔らかい歌声が紡いでいる。
先程までの騒音に比べれば、幾らかマシか。 とは言え、意味も解せぬ音の羅列に、鳥肌が立つのは抑えきれぬが。]
(230) 2015/04/30(Thu) 21時頃
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(いた)
[喉を震わせ、風に乗せた音。 こちらの居場所を伝えるとともに、その存在に気づいているとも告げる歌。 警戒してか、足音が止まった>>229。]
"Ei dimittatur aeque universaliter" (等しく あまねく ゆるされる)
[続く歌声は、響きを失った。 伝えたからには、遅れを取るだけ不都合。 見敵必殺の教えよりなお迅速に、索敵必殺とばかり、歌声は共鳴に乗り力を急速に強める。 誰ぞが身を隠す瓦礫付近の死体たちは、臥した地より立ち上がり急に踊り出すだろう。]
(231) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[ウタの発現は程無くして。
ごぽり。足元の屍が上体を上げ、また崩折れる。>>206 地を這うように動くのは、相方の力に似て、しかし僅か異なるそれ。]
“いや構わんさ。…ところで、昂。 棘のあるお嬢さんと戯れるのは、お好きかな?”
[弟へと返す言葉には、敵の情報を盛り込んで。 攻守どちらにも使える茨は恐らく、こちらの居場所を探るもの。]
(232) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[大地より蠢く、太く強靭な茨に突き動かされて。]
"Quod nent amore" (愛を紡ぐこと)
[うっとりと夢見るように、けれど裏腹ひどく切なげに表情を歪めながら、胸に手を当てる。]
(233) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[椿がかつて西軍へ属していた事は知っている。 しかし、まさか当時の椿を覚えている人が居るとは、夢にも思っていなかった。 今まで、そんな人に出会えたことが無かったせい。
翼人の方へ投げた弾>>219は、見ていない。 椿の判断に任せるつもり]
“唄を!”
[椿の唄は、共鳴者の敏捷性を上げる音。 一瞬で良い、向けられる弾を回避、撃たれる前に懐に飛び込めば。
注意を引けば、逃げる隙が出来る]
(234) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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“足元に邪魔な茨が見え隠れしてらぁ。 正確な居場所を知られるのも時間の問題、敵はこの壁の向こうだろう。 そうだな、…この場所から『囮』を出したい。 ―――できるか?”
[聞こえていた歌が、止んだ。>>231 すぐにでも、転がる死体共は息を吹き返すだろう。
素早く見回し、状態の良い身体を一つ持ち上げて。 邪魔な羽織は脱いで、準備は万端。
やがて、周囲の屍は一斉に立ち上がり、 さぁ踊りましょうと言わんばかりに、こちらへ迫った]
(235) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[射手は、包帯姿。 三日月を形作る口から見える犬歯>>220に、感覚が警告を発する]
“危ない人”
[照準が此方を向く>>221が、突進を続ける。 もう少し、引きつけて、引きつけて、引きつけて。 撃鉄が落ちるであろう瞬間、少女は唄の力で速度を上げ、僅かに横へ跳ぶ。 散弾銃の多少の被弾は覚悟の上。腕なら撃たれても死なない]
(236) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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あの雄叫びのような勁きウタの後だ。 むくつけき獣でも現れるものかと思っていたが。
……まさか、佳人と見えるとはな。 [左半身を前に。太刀は大きく後ろに下げたまま。 分銅鎖の間合いを見計らい距離を保ちつつ、 睨め付ける視線をゆるりと受け止める。>>191
得物を扱う所作と足裁き、視線の配り方。 堂々たる言葉に相応しい実力を備えた敵手のようだ]
東国軍人、西埜透花だ。 西国の麗人よ――存分にお相手しよう。
(237) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[刹那、発光弾が炸裂>>222した。 同時に、小さな石が幾つか、パチンコの要領で瑠璃羽と包帯の男へ飛ぶ。 事前に仕掛けておいたものだ。
小石に威力は無い。数を増やし当てる事を前提とした為。 勿論瑠璃羽にも被弾するが、避ける事は無い。
敵の意識を逸らす為。 別口からの攻撃と意識させる為。
そして―――敵をもう一つのトラップへ誘導する為 鞘から抜いた大太刀を、大きく振り抜く。 刃を伏せた、峰打ちの状態で。
10歩押しこめば、もう一つの罠がある]
“ツバキさん、今です、逃げてください!”
(238) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[>>237の声に楽しげに笑う]
好敵手と見た さてこの自分の服はどちらの血で赤く染まるか 楽しみだ
[降り立ったワコは相手の技量を深く感じ取るように目を閉じる この相手ならば初手の攻撃は、 近距離ならば鎖を短く持ち撃つ技の鎖撃ちか、横手斬りか、 中距離ならば分銅を投げ鎖を振り回し破壊力を増す技の槍か]
(239) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[屍体を突き上げた茨は、姿見えぬままの敵軍人の足元を捕らえ絡め取ろうと互いに絡み合いながら蠢いた。 劇中でも、茨で男を捕らえて縛りあげるために歌われるアリアは、瓦礫向こうの足元一点にしゅるりと迫る。 『囮』の話が進んでいるとは知る由ないまま。]
(240) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[耳に捉えた敵の証拠は、姿を視界に入れずとも己の能力との酷似を思わせる。>>206 隆起する際の地擦れと綻びの音は、似れば似るほど確信を伴った。]
" ――――勿論。 美人なら更に大歓迎 "
[薄く歪んだ笑みは、口元に当てた手で隠される。 他者と似た能力はお目にかかれど、己と似たものは久方ぶりだ。 近づいてゆく音で距離を図りながら、蛇を兄の傍へと寄せて。]
(241) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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" それは 『やれ』 って事と同じ。 "
[あえての無茶振りに、内心の不平は申すまい。>>235 そもそも突飛な作戦は、己らに取っては常の事であるのだから。
――――唇は動かさず、唄を謳う。 兄の用意した『囮』に蛇は四肢へ絡み、潜り込む。 その手に刃をもたせ、己の知る兄のように振る舞わせ。
やがて立ち上がる屍に、共に踊ろうとダンスの誘いを受けるだろう。]
(242) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[翼人を――近くを見据えるあるじの方は、 遠くで狙い撃つ人物に気付けない]
――――っ!
[瑠璃羽の声に反射的に身体が動く。>>212 初撃からこちらの足元を狙いなお連続する銃撃音]
“射程少なくとも500の機関銃だって――?”
[なるほど確かに瑠璃羽の挙げた“彼ら”の得物ではない。>>213 続き流れる推測は、しかし、相手の正体を確定するものではなく、>>214]
“それは、あの囮役の翼人《ハルピュイア》ごと、という意味で?”
(243) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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“――――まさか”
[それは熟考珍しくないあるじの方にしては稀な、即答だった。 希望的観測が直接こぼれ出た、とでも言うべき]
(244) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[おとなしく後退するか、あるいは観測を確信に変えるか、 その、一瞬の逡巡の間に火線が退路を塞いでいた。>>217]
くっ……
[前を見据える。 煙幕ごしにどうやら“敵”となったらしい者達を見据える。射手の方はさすがに見えないが。 吹く風が煙を散らしていくのも見据えながら、長衣の内側から小さめの古めかしい匣を取り出す。 ぜんまいを動力として自動的に音楽を奏でる機械――オルゴールが内臓されたそれ。
きり かち と音立ててぜんまいを回す。 ぜんまいの逆回転を手でとどめたまま。調律音代わりの音は、鳴らさない]
(245) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[ゆらりと揺れた茨の傀儡、その初動とほぼ同時、>>233 こちらも『囮』の準備を済ませようか。
どうせ相手に居所は知られたのだ。 その場凌ぎの策であろうと、何もせぬより良かろうと。 昂に囮を預け、自らは腰の篠笛を取る。>>242
まるで歌うかのような笛の音が、ひゅるる、とその場に響くだろう。 私はここだ、攻撃してみろと。高く高く、哂うかのように。
…もしこの壁際にいるのがウタヨミであれば。 歌っている間は、茨の攻撃など物ともしないのだから。]
(246) 2015/04/30(Thu) 21時半頃
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[そうして視線を向けたのは、射手とも翼人とも違う方向。
瑠璃羽の投げた弾が当たったのは、石材の積み上がった何かの残骸の一角。>>219 衝撃で上に載せていた石と小瓶ふたつが傾き、落ちる。 石はただの重し。 外れれば残骸の影から、先を潰し打撃に特化した鉄杭が三本、射出される。 空飛ぶ相手を打つことは想定していないから、こっちにはあまり期待はしていない。
本命は小瓶の方。 地面に落ち、割れ、中に入っていた二つの異なる薬品が混じり合う。 そうすることで、この世で最も辛いと言われている植物の辛さに限りなく近い刺激臭が発生するのだ。
相手が弾倉を交換している間に、己は風上に位置どっていた]
(247) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[されどそんな遊びも、僅かの間。 すぐにも茨は足元へ迫り、壁から離れざるを得なくなる。
ひゅん、と何かが足首を掠める。>>240 その正確な攻撃に内心、冷や汗をかきつつも]
”―― 昂 !!”
[その共鳴を合図に、壁際からは二つの人影が飛び出すだろう。 派手な着物を纏い薙刀を手にする者と、それに従う黒い影。]
(248) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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“怪我はまかせろ”
[透花が戦闘をはじめるのと同時に謡い始める。 共鳴相手の透花は当然として、“同行者”と認めている悠梛に効果があることは獣相手に確認済みだ。
静かな響きを口にしながら二人の邪魔にならぬ位置に居る]
(249) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[透花の狙いは後の先を取ることにある。 間合いを優越されている相手への対処法など限られている。
目を閉じ想念するかの如き、白皙の面に視線を配る>>239 構えを見れば、女軍人は此方の思惑など容易に看破するだろう。
だからこそ――]
疾ッ――
[初手を取るべし。
姿勢を思い切り低く下げると同時に地を蹴った。 女軍人に激突するかの勢いで駆け、擦れ違い様に右脇腹を狙い抜き打つ]
(250) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[射手へと突っ込む瑠璃羽を視界の中心に置いて、オルゴールから片手を離した。 済んだ高音が短く、響く]
―――――、
[その音を調律音代わりに、同行者に力を与えるウタを紡ぐ。 口は噤んだまま]
“はやく――――”
[詞に込められた意思と歌い手の気持ちが位相をずらして、重なる]
(251) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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/* >>249 なんだろうとても頼もしい身代わりの言葉なんだけど 怪我は任せろ、って凄い字面
(-54) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[>>250を見]
来るか!!
我が名は西国海の民の末裔、村上和子! この鉄鎖術の妙技を楽しんで頂こうか あの騒がしいウタよりは楽しめると思うのだが
[鎖同士が擦り合う金属音 迫ってくるニシノを見つめ、鎖を短く持ち、腹に打ち据えようと待ち構えた]
(252) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[自らの動きを真似、素早く地を蹴るような囮の動き。>>242 こうした無茶にすぐ応えられるのも、長年共に過ごしている兄弟だからこそ。
物陰を捨て、敵がいると思しき石塔方面へ飛び出せば、 切なげな表情を浮かべる女性が見えた>>233]
“あっはは! 上出来だ 相棒! それと喜べ、遊戯の相手はおまえ好みの別嬪さんだ。”>>241
[――できるか?その問いはいつでも、是の結果を以って返される。 仔細を言わずともこちらの意を汲み、最高の形で返してくれる相方。
脳裏に響く唄に合わせて、こちらは鉄扇を手に僅か唇が動く。 彼と共に、唄うように。唄と共に、舞うように。
さて、あのお嬢さんの相方、軍人の出方や如何に。]
(253) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[>>249 祐嗣のウタが聞こえた。 命を削り護りを与えてくれる友の存在を背負い、透花は駆ける。
分銅鎖の使い手と殺り合うなど滅多にない経験だ。 鎖撃ち、横手斬り――基本となる技の幾つかの知識を持ってはいたが、 女軍人――否、村上和子は相当の手練れのよう、一筋縄ではいくまい。
此方の抜き胴を如何に捌くだろう、受けるか避けるか――それとも?]
(254) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[笛の音が聞こえる>>246。聞こえたところで、何が出来るでもないウタヨミの身体は、死体の山の上で愛をうたう。 はじめは手足を器用に動かす『囮』>>242を敵と認識し、茨はぎちり絡んだ。 が、一人だけでは飽きたらずとなお"探す"蔦が、本体を捕らえた>>248。 茨に感情が宿るとするならば悦び。『囮』ごと絡めてしまおうと足首に掴みかからんとする。 しかして空を切った。生きた『彼ら』は壁向こうを出る。]
"Ventus dulcis,Recentissimae labe mundi," (風あまく あざやかに世界を染めて) "Audire mens undantia" (さざめく心に耳を傾けること)
[眉を寄せたまま、夢想をうたう。 色づく世界に触れんと、ゆるやかに手を伸ばす。 触れるものなくとも、抜ける風が、荒野の戦場の風でも。]
(255) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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/* キジノメを待つのは時間が勿体ないかなと思いつつ、 彼がどんな武器を隠し持っているかなどわからないので悩みつつ。
紅緒ともう少し戯れていようか。 確定で避けまくってたらつまらんだろうしなぁ…(バトル下手
(-55) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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[裂帛の気合も雄叫びもなく。 静かな殺意を乗せた刃が和子の右脇腹を襲う。
>>252 短く構えられた鎖が透花の腹を打とうとするならば、 二つの得物は噛み合い、激しく軋みながら火花を散らすだろう]
(256) 2015/04/30(Thu) 22時頃
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ベニヲは、躍り出てきた二人、どちらがウタヨミであろうと茨で二人ともを捕らえようと。
2015/04/30(Thu) 22時頃
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" さあ、舞踏会の始まりだ。 "
[合図と共に、足元に絡む茨から逃れるように傀儡を進ませる。>>248 柄の中心で折れ、両の手に持つ事の出来る特殊なソレは、石突にも刃をもたせた双頭の薙刀。 迫り来る茨を払いながら、その実は悠梛を守る『盾』としての役割。
とは言え、無茶の祟る扱い。 動きは似せども、人としての不和は出るもの。 手や足を捕らわれなどして、途中で脱落するやもしれぬか。]
" そいつは最高だなァ。 さあさあ。 俺と一緒に踊って、游んでくれよ! "
[さりとて此方の本命は、まごうことなき随行の兄。 楽しげな叫びは、動かぬ唇を少しだけ、――――歪ませた。]
(257) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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ヤマシナは、蛇の傀儡は、迫る茨を斬り伏せようとしながら共に進むだろう。**
2015/04/30(Thu) 22時半頃
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/* 待ってわかんなくなってきた待って
(-56) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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/* 派手に攻撃を受けたい気分はあるけれど、 怪我をするのは祐嗣で、今は未だプロローグ。
……うん、難しいですね。
(-57) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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[飛び出した先に、ウタヨミと思しき女性を見止めるも、 相方の軍人の姿をすぐに捉えることは適わず。
囮を盾に飛び出し、一時の難は逃れたものの、>>257 依然として、此方が追われる側であることに変わりはなく。
迫る茨は壁を抜けてもなお、腕を伸ばし絡め取らんと。>>255 そこには何処か、女性特有の執拗ささえ感じられる。]
よもや、一人ではなかろうが… どれ一つ、俺達と踊ろうじゃないか、お嬢さん。 ……他の踊り手が現れるまで。
[緩やかに差し出された手へ、共に舞おうと扇を差し向けるも、 彼女に触れることは、きっと適うまい。
そうして足を止めれば、茨の標的とも為り得ようか。]*
(258) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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[>>256高い金属音が死臭が支配する地に響き渡る]
良い音だ
[それはニシノに対する褒め言葉。己と同じ力量の者と戦う事は喜び]
でも貴様に殺される訳にはいかんのだ 成り行きで契約した馬鹿ものを巻き込むとな、寝覚めが悪い故
[引いた鎖を変則的に下から上に振り回し、次は頸部に狙いを定めた]
(259) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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“――それだけじゃわからんよ”
[まあ性能の良さそうな銃を獲物にしている者など限られているだろうが。 まずは身体的な特徴を知りたいと唄うことに冴えた思考で思う。>>236
とはいえ、現在の包帯で顔を覆った姿だけ見ても、 三谷田の面影をそこに見出すことは難しいだろう。
逆に――『最果堂』のあるじは、 波多野椿としての特徴をほぼ余すことなく残していると言えた。
12年くらい前になるか。 若い兵士ばかりの集まったあの戦場の構成員の中で高い方に位置していた背丈も、 オルゴールの匣を肌身離さず持ち、唄う前に鳴らすという習慣も]
(260) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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[契約による共鳴は最小限 それは和子の悪い癖 良き好敵手に会えば長く死合をしたいという]
いつも付きあわされておるからな 付き合ってもらうぞ
(-58) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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ユウナギは、紅緒や茨の動きを注視しつつ、軍人の気配を探った。**
2015/04/30(Thu) 22時半頃
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[分銅鎖を弾いた衝撃が、手首にびりと響いた] 戦場で己以外を気に掛けるとは、随分余裕だな。 だが――その想い、分からなくもない。
[和子の双肩に契約したウタヨミの命が掛かるように、 此方もまた、祐嗣の命を掛けているのだ。むざ遅れを取る訳にいかない。
言葉を交わす合間にも鎖は軌道を変え、風切り音を鳴らして上方より襲い来る。 太刀で受けようとして間に合わないと判断し、半身を逸らすことで頸部への直撃は避けるが>>259]
くッ――
[分銅が右肩を掠めて漆黒の軍服を裂くと、僅かに遅れて赤が散った]
(261) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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[最大の罠の位置に、椿が到着する>>247 後は、自分が如何に動くか、それだけだ。
普段の椿の声とは違う 高く鋭い音が身に沁みる。
峰打ちで振り抜く大太刀は、刃物というよりは鈍器。 それを軽々扱えるのは、共鳴という力のお陰。
翼人のウタヨミに助っ人に入られてしまうと、もはや太刀打ち出来ないのは分かっている。 包帯の男が共鳴される前に、間に合うか]
(262) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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[内なる怒りを閃かせた険のある声が、長身の口から発せられた>>203。 どうやら、あちらサンは平和の使者ということらしい]
……、『最果堂』…?
[記憶の隅に引っかかった音節を、声でなぞる。 軍人の噂話ではない、もっと篠野目にとって身近な場所――ハルピュイアの里で、聞いた話だ。 品揃えのいい、流れの薬売りが居るのだと。 たいそう効き目のいい薬だったと、満足そうに元気な顔を見せたジジイの面影を思い出す]
(263) 2015/04/30(Thu) 22時半頃
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…。理想を語るのはイイけどヨ ――――
[先程から聞こえる六弦の音色。戦は始まっている。もう、]
(264) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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――――、 ッ ?!!
[そこで唐突に言葉を切った。 理屈ではなく、咄嗟に身体が動く。空を掻くように大きく羽ばたいて、篠野目は飛んだ。
靴底のすぐ真下、先程まで己が居た場所を 獰猛な熱量が通り過ぎた>>210。 完全に遠慮のない銃撃]
ッのヤロ…!
[相方の予想通りの舌打ちをひとつ。 悔しいから共鳴には乗せない]
(265) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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“―――そうですね 外見では、分かりませんよね”
[椿の声>>260に答えるは最早無意識。
伊達男とも称される自分の父親。 女性に好かれる顔立ちのその裏の、苛烈な性を、無茶を通す博打打ちな精神を、初見で見破れる者は居ないのだろうと思う]
“私は、お父様とは違います”
[父親似、と称された自分の顔は、嫌いだ]
(266) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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……
[>>261の散った赤い物が目に傍に降り掛かる 防ぎようのない条件反射で目を閉じてしまうのはどうしようもない事 追撃の手が一瞬緩んだ]
(267) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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|
[茨が切り裂かれていくのが、わかる。 かといって、それ程度で歌唱をやめることもない。 一歩、一歩、距離は近づき、目の前に鉄扇が差し出された>>258。]
"Oh,Sed solum in hoc saeculo quis" (ああ けれどこの世でただ一人)
[その手をあたかも取るように、すっとソプラノのウタヨミは立ち上がる。 踊りを誘いを受ける女には似つかわない、悲痛な面持ちで正面わずか上を見た。 視線は噛みあったか、舞台に視える世界以外何も映さぬ目は、東国の軍人を見ることなく。]
"ego non liceat!" (わたしはそれをゆるされない!)
[怒り、嘆き、悲しみ、後悔、懺悔、償い、孤独。 演じる女の様々な感情が一様に吐き出されるかのごとく、絶唱とともに囮も軍人をも一息に絡め捕らえきってしまえるだけの茨が、どうと噴き出した。]
(268) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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|
[この瓦礫と石塔のほか、遮るものの少ない荒野だ。 放出は多少の距離があろうと、目視できるだろう。]
(269) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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|
[祈りを捧げるウタを謡う。 見慣れぬ武器を扱う相手に、透花が負けるとは思わないが。 それでも案じる気持ちを乗せて歌を紡ぎ]
……
[透花>>261についた傷は、祐嗣の右肩にある。 破れた軍服のした、散った赤のあとには傷は残っておらず。
後方で謡うこの身の上に現れる。
痛みを感じぬ傷であれば、歌う声に乱れはなく。
ただ、透花へのみ聞こえる声で、謡い続ける]
(270) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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/* ベニヲさんリサイタル生で見たい
(-59) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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― 石塔近くの邂逅 ―
[紅緒の軽口めいた反論には、低く笑って、言葉は返さなかかった。 自分の呼吸の音ですら、周囲には洩らさぬよう、マフラーを巻きなおす。
一歩下がれば、ぐちゃり、と何かのつぶれる音。 もう一歩下がれば、先ほどより小さな音。 次の一歩に、もう音はなかった。
元々希薄な気配を更に薄くし 男は、上着の中から短いナイフを数本取り出した]
(271) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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──しゃらくさい
[閃光とともにぱっと横合いから小石が弾けた>>238。軽い衝撃に他方からの攻撃があるを知れど、目前に迫るものから視線を外すほど馬鹿ではない。眩む目を押し開き肩の反動を押さえこみながら、されど飛び込まんとする身の中心に照準を合わすも、引きつけ避ける動きに肩傍を掠るのみ]
[ 石垣傍から杭の形の影が飛ぶ>>247 からん と小瓶が落ちる僅かな音。]
──シノぉ!
[影は追わない。其方見ぬままに 飛ぶウタヨミに向けて声のみを放った。]
(272) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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[名を呼ぶ声は、注意喚起の為の色ではない。 歌の続きを寄越せと促す不遜の響きは周囲に響く。 ウタヨミ嫌いの軍人は、音無き会話を嫌う。]
(たぶん、そうだ)
[だから、思考は音に零れない。記憶の中にある力を手繰りつなぎ行けば、面影の輪郭は濃さを増した。
これは"唄"だ。目前500の距離を越え、 連続して飛ぶ弾を避ける動作は、 小柄ゆえの身の軽さというには速過ぎる>>236。]
(273) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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[ だが、それが歌の力だというのなら ──篠野目ならば、打ち消せる。]
(274) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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[死体の上、朗々と響き渡る紅緒の声。
―――…男は、暫し、ただの観客となる。]
(275) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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(まあアレに俺を援護する気があればだが)
[呼べど期待はない。故に罠の牙が其方へ飛べど 視線も意識も其方を向かず、迫る姿のみを片目は見据え、 鞘走りの音の前、石垣に乗せて固定していた機銃を引きおろす。]
ッ
[初撃、抜かれた大剣の一撃を鋼の銃身で受ける。 ざり。と背後に一歩重みで下げられた。]
(276) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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足止めにもならんか。
───バケモノが
[引き金から指を離さぬ限り連続する弾は四十丁度だ。銃口取り回す速度よりも速く地を蹴り来た小柄にそう皮肉を向けて、曲げていた足を伸ばす力で銃身ごと剣の腹を男の力で後ろへと押し返す。]
(277) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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/*
@8pt
(-60) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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………ふは
[紅緒が己にはけして見せぬ顔を顕にする、この瞬間。 動き始める屍体も、すばらしい舞台演出に見えそうなものだが
そこにふらりと現れた、羽織を身につけた……屍体の姿に おさえきれぬ笑いが、喉奥からもれる]
(278) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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[飛散する赤に、傷付き血を流す友を幻視する刹那>>270 訪れた好奇を決して見逃さない>>267
初手の打ち込みの捌き方で和子の実力は見えた。 再度距離を取れば、此方が圧倒的に不利だと理解する。 ならば間合いの近い今、組討に持ち込む他無いと判断し]
――その首、貰った。
[白い喉元を掴んで押し倒そうと、左腕をぐんと突き出した]
(279) 2015/04/30(Thu) 23時頃
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ミヤタは、シノノメの翼の影にのみ目を僅かに眇め
2015/04/30(Thu) 23時頃
ニシノは、ルリハが同じ戦場跡にいることを未だ知らない。
2015/04/30(Thu) 23時頃
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[目の良い男は、その顔色、表情、あるいは身体の動き――これは見事だったが、一度違和感を感じてしまえば、あまり意味をなさない――そんなものから、それが生者ではないことを見抜いてしまう]
でも、そうだなぁ…
[一度声を出してしまえば、その独り言は隠すことなく。 一歩、音なくふみだして
ナイフを2本、屍体の腕目掛けて、まっすぐに、投げた]
(280) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* 飴投げたと思ったら遅かったよ!畜生め!!!!(エラーった) ミヤタすまぬ…。
(-61) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[包帯の男が吠える>>272 恐らく、意識の先は翼人。 シノ、と言う名なのか、と情報を確認しつつ。
叩き込んだ大太刀は、防がれる>>276 これ以上押し込む筋肉は無い。遠心力で当てているだけなのだ]
……普通の 人 です!
[バケモノならばどれ程良かったか。 バケモノ程の力が有れば、軍学校だって卒業出来たろう。
押し返され>>277、軽い身体は簡単によろめく。 射出口を遮らないように、無理矢理にでも身体を捩った]
(281) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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―回想・朽葉将軍の執務室―
「西埜――いや、透花よ。
お前の活躍は聞いている。 お父上の名に恥じぬ、見事な武人ぶりを見せているようだな」 [久しぶりに対面する朽葉将軍の賛辞に透花は小さく頭を下げた。
亡き父の親友だった彼に、父が戦死した頃は面倒を見てもらっていた。 だが、東国軍強硬派の長である将軍と兄の征樹はいつしか険悪になり、 透花もまた彼の娘、瑠璃羽を巡る一件から疎遠になっていた。
朽葉将軍は組んだ指先にすら、 それを見る他者がどのような感情を抱くか計算するような人物だ。 わざわざ執務室まで呼び出し、 人払いまでする理由は旧交を温める為などではないだろう]
(282) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/*ミヤタさん結構長くお帰りにならない いうて10分位だけど
(-62) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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山階さんに通敵の疑い――。 まさか。証拠はあるのですか。
[朽葉将軍が沈鬱な表情で語る内容は、 透花の眉を顰めさせるには充分だった。
――曰く、山階兄弟の属する穏健派は軍内クーデターを計画し、 流浪の民を首都に引き入れているのだと。
将軍がこんな与太話を本当に信じているのか。 或いは信じている振りをしているのか。 底知れぬ昏さを湛えた彼の瞳から読み取ることは出来ない。
だが、朽葉将軍は権力に妄執を抱くのと同程度に東国を愛し、 その未来を憂いていることも事実だ]
(283) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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……山階さんを内偵する為、私に調査隊に同行せよと?
[呼び出された理由にようやく納得する。
透花なら山階兄弟と親しい為、警戒はされないだろう。 更に朽葉将軍の言を丸呑みせず否定もしないことから 内偵者として相応しく、得て来た情報は信頼に値するだろう。
それでも――]
調査隊に同行することに不服はありませんが、 それが目的ならば承服しかねます。
[将軍の双眸を見据え、はっきりと否を告げた*]
(284) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[はっきり言わなかったのが良くなかったか、 どこかずれた――と思える返答が返ってきて、しかし、>>268]
“………そうだね。 まず第一に私と瑠璃自身の命を、無理に危険に晒そうとはしないってところがさー、違う、うん”
[あえて軽い口調で返す。そしてまた唄うのに戻る。
いつもそうなら今だってそうだ。 だから、無事に戻ってきて射手の詳しい身体的特徴を聞けると信じているから、 ずれた話を元に戻そうとはしない]
(285) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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―――そして唄う―――
[波多野椿にとってその唄は、両親の思い出とも直結する。
先祖代々伝わる歌を色々と知っていた母は娘にそれらを教えてくれたが、 娘がチカラをあらわすことができた唄は、ただひとつ]
“ちかづいて きえていく おもかげをおい どこまでも
かけぬける またかけぬける
いくあては ただひとつだけ
あなたのもとへ”
(-63) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[引き離され、再会を願った恋人のもとへ向かう、 そんな詞が中核に織り成されるこの唄は多くを語らない。
―――何故、二人は引き離されてしまったのだろうか。 自分の先祖の頃にも、今の戦争のような、 もとはひとつだった何かを引き離す事態があったというのか。
母も多くを語らない。ゆえにわからない。 真実がどこにあるのか*]
(-64) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[止まぬ機銃の撃音。対するは煙幕。 相手の素早い反応を視界に収めながら、とん。と空中を蹴って、射線と煙から距離をとる。
眼前の灰色が切れると同時。三つの飛来物が乾いた青空に鋭い放射線を描いた。 そのひとつは、此方を明確に狙っていた>>215]
“っざけンな”
[翼が大きく膨らんで、空を駆る距離は。 弾の直撃だけをずらす程度のささやかなもの。
逃げる代わりに紡ぐは唄――――]
(286) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[ただし其れはまだ能力発動ではなく。己の身を護る為だった。 歌唱中の無敵と、共鳴を濃くし軍人の能力を上げるが狙い]
(287) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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“el oUrrtwa aN -la el oUrrtwa minju” (届けよう御前に 届けよう唄を)
“knAzRio knAzRio uls sOundeir -la-la” (近く近く 響き満ちろ)
[共鳴相手だけに届く其れは、人間の声帯では出せぬ異音の詞。 ハルピュイア独特の音節が、ようやくウタを奏でてゆく>>219]
(288) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[速度の乗った初撃は重く、鋼同士の衝突に火花が散った。 靴裏を擦った跡が一足分ほど伸びるがその証左。 ──整備しないと恐ろしくて撃てんな。とは内心のみの声]
どこが普通だ。ここまでそうは肉薄されんぞ
[>>281 主張に素気無い言葉を返す。 常は複数で弾幕を張るゆえというのもあるが、 さりとて近接戦に持ち込まれた記憶など、 二年前の大小の剣を使う男にまでさかのぼる。]
(289) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* おかえりなさいー
(-65) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* >>283 私ですよねやだーバレてるーwwwwwwwww このお父様、娘の生存とか知っててわざとボケててもおかしくないわ
(-66) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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オオコウチは、ユウナギのほうにも時折視線をむけながら、謡い続けている**
2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* ……いかん 私も飴が必要な圏内になってきたぞ……ていうかあと約24時間あるのか まだ ふへへ
そしてニシノさんの回想がいいなぁ……!
あっさっきの独り言のおかげで残ptが777になってr もう崩すけd
(-67) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* >>288 グワーッ! 理解不能なアルファベット・コードの羅列にシナプス回路を焼かれ脳細胞が音を立てて死滅!
読み方が気になって夜も眠れない(昼寝る)
(-68) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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[ナイフと同時に男は飛び出した。 大きく踏み出した足の下、屍体が波打つように、崩れて行く。
投げたナイフは、囮たる屍体の腕にまっすぐへ向かう。 たとえ避けられても、操っている以上 その方法がなんであろうと、重い武器を支えるそれは、バランスを崩すだろうと。
そして、そのまま――]
貰うぜ、 っと
[薙刀を奪おうと屍体に蹴りをいれながら手を伸ばす。 隠れていただけで、そう離れていたわけではない。 もしも直前まで気づかれていなかったならば、あるいは、と 強奪が目的のため、今は手に何も持たず 刹那、無防備な姿を晒す]
(290) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* TL見てて、雉目は今日セッションで顔出せないのかなと、勝手に進めてしまったのだけど。 待ってた方が良かったろうか。うーむん。
でも昂のコア的には、あれくらい動いて正解だった気もしつつ。 待ち始めると、互いに何もできないからなぁ…
しかし悠の戦闘力、結構ザルなスペックではwww これで隊長ってどうなんだい…いや各方面に申し訳ない。
お相手組と相方は動きづらくさせて本当にごめんよー… 囮がいくらか、雉目引き立てできたなら幸い。
(-69) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* 祐嗣を手持ち無沙汰にさせちゃってますね。 ……本当に申し訳ないです。
(-70) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/*
共鳴は途切れ途切れにしているようだと見ていた が、
これ共鳴って身体能力上昇がデフォでついてるのか
というか基本俺の中身は、 実は周囲に聞こえない声で会話できるとも思っていなかった な
[つまり共鳴で聞こえるのは歌唱だけだと思っていた]
会話ができるのはチヱコが特別なのかと思っていた
(-71) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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/* お、動いてたw これで遠慮なく被弾ロルを…(
そして祐嗣ありがとう…!入り直し悩んでたんだ。 400ptあればいけるだろうか。
(-72) 2015/04/30(Thu) 23時半頃
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死が……お…そ………う……
[自分と違う体温を首筋に感じ、 死の恐怖を感じると低い唸りのような声を上げる それは抑えていた強力な契約の共鳴を解き放つには充分で――
女とは思えない跳躍で背後に飛び退いた]
首は渡せない
[険しい表情 怒りに満ちた瞳**]
(291) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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とうに死の覚悟をしているというのに死が間近になると――
これか
死装束を纏っているのは、欺瞞か
[笑い声]
(-73) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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それは、あなたの戦い方が、そうな、だけでしょう!
[常に共鳴をし、唄を多用し、先手を張って罠を仕掛けてこの状態なのだ。 その下準備だからこその肉薄。 何もない状態で、少女が力を出せるわけではない]
ウタヨミと、戦えば! “一人では勝てないんですよ”
[軽い体重での申し訳程度の蹴りを入れ、撹乱しようとする。 動き方は嘗て学んだ東軍風のもの。 もう少し、もう少しだけでも押し込めれば。
火花を散らす武器を少しずらし、再度、銃身狙って小さく打ち込む。 振りかぶる時間は無い、申し訳程度の攻撃を]
(292) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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/* >>291 和子さんモードビーストですね。
(-74) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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[噴出した茨は幾重にも幾重にも。 中から抜け出すことを阻み、籠を狭めるように男を戒めようとする。 その隙間から、巧みなナイフ投げの腕は見えようか。 考えがあってかないのか、手を空のまま現れた瞭の姿も、また見えるかもしれず。
けれど強奪を阻害するには、籠の網目は少し狭いか。]
(293) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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[弾はぶつかってそのまま落ちた。どうやら囮だったらしい。
その間に逃げた長身が隠れた石垣傍。 射られた鉄杭は、地上から遠い位置に居る有翼に届くことなく地に落ちたが、割られた小瓶の周りの空気は重く濁っている>>247。なにやら嫌な予感がした。
…かすかな刺激臭が、先行する風に乗って漂う。 コレハマズイモノダ。
此方は風下。このままでは濃厚な毒空気に包まれてしまう]
(294) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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やってくれン、ぜ…!
[懐に手を伸ばし、自身の羽根を矢羽に使ったダーツを三本、指の間に挟んで取り出し。上空から長身に向けて投擲した。ささやかなお返しだ。
先端が鋭く研磨されたダーツは、攻撃用に仕立てたもの。 力弱いウタヨミでも、上空から落とせば落下で勢いが増すと、篠野目が好んで使用している道具だ]
(295) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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/* はっぴばーすでー なーすー はっぴばーすでー なーすー はっぴばーすでー でぃーあ りょうさーん はっぴばーすでー とぅー ゆー
(-75) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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……ぐ、
[人間より感覚の鋭い亜人なのが災いした。 戦場に漂う屍骸の臭いの方がマシだったと思えるほど、鼻が曲がりそうな悪臭。ツン、と鼻の奥が痺れて涙目になる]
く ッ そ。
[投げたダーツの結果は確認しない侭、 刺激臭から逃れるように石垣の傍から距離を取ろうとして―――]
(296) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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[己の名を呼ぶ、
…求める、 其の声>>272]
(297) 2015/05/01(Fri) 00時頃
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誇る気にもならないか
[>>292 戦い方の差と言われれば皮肉含みの声を返す。 膝を伸ばしきり、大剣の腹と十字にあわせた銃身を 銃口天に向けるように斜めへとずらした。
動きは習ったものか。 東の体術を思わせる蹴りに一歩を下がれば 元の位置から既に五歩は後にずれる。]
──、早く、戦わんで済むように、 いなくなってもらいたいがな
[ウタヨミと戦えば。と、その言葉をどうとったか 薄く笑めば、右足のみを下げ、互いの身を入れ替える様に、 僅か離れた大剣の打ち込みの力を、後ろへと流す。]
(298) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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[位置取りを変えて、次いで蹴りで狙うは足払いだ。]
── お前の連れは波多野か?
[転ばし機動を殺すを目論見ながら、 同時に、問いをひとつ。]
(299) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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[敵の武器に伸ばされた手。 その中は確かに空で、無防備にも見えても その下、何枚か重ねられた布の影には、短い針など、 殺傷力に乏しくとも、相手の動きをとめるには充分なものが隠されていて
それがたとえ、跳躍の狭間でも、 的確に投げられる程度の能力は、持ち合わせていた。
伸びる茨。 その動きに、マフラーに隠された口元は やはりうっすらと、笑みを浮かべていた]
(300) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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[先程ウタった唄は、ダーツを投擲する際に切っている。 共鳴は繋がった侭だが、彼が望むものは、まだ渡していない]
……――――、
[三谷田は共鳴の会話を好まない。 だから彼と組む時は、篠野目もあまり囁かない。
共鳴で連携を取り合って戦う…軍人とウタヨミの形とは異なる、 互いの行動を半ば予測し半ば放任する戦い方]
(301) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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[攻撃は体よくずらされる。 打ち込みたい場所に届かず、弱められる]
居なくなって―――?
“居なくなって―――もらいたい?”
[目を見開く。 ウタヨミは命の恩人、常に共鳴する、親とも兄弟とも呼べる存在だと。 そう心の底から信じている少女には、包帯男の言葉>>298は理解出来ない。
足払いには気付いたが、勢いを殺しきれない。 体格が違うのだ、まともにやり合って勝てる筈がない。 背中から地面へと落下する。
『波多野』という言葉は最初、何の事か分からなかった。 日常で使用する事の無い、お互いの苗字。 頭を打って初めて、気付いた]
(302) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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“── お前の連れは波多野か?”
―――知ってるんですか?
“何故? 彼に名前を知られている?”
何故……?
[完全に倒された体勢。 起き上がっても組み伏せられるのが分かった。 反抗はせずに、地に頭をつけたまま、睨み上げる]
(303) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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ルリハは、包帯男の言葉を脳内で反芻するせいで、会話は椿に筒抜けである
2015/05/01(Fri) 00時半頃
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/* 日が変わったので本日の。
▼Name:木聖紅緒(東国所属) 恋多き寂しがり屋のウタヨミ。その歌は敵のウタヨミを著しく疲弊させる。軍人を心のどこかで恐れている。自分が周囲よりも優れていると考えて疑わない。朱色の瞳の持ち主。
昨日よりは! 昨日よりは近づいてきた! 寂しがりやですよ。恋はしないけど。あっウタヨミとだったらありうるか
(-76) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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/* いつ殺されるかドッキドキである
匂い攻撃拾いたいんですけどタイミング悪くて というかあれルリハも食らうよね 多分気力で耐えるんだろうけど
(-77) 2015/05/01(Fri) 00時半頃
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[遠距離戦を得意とする三谷田が今、肉薄されていた。 幾度も彼と一緒に戦場に赴いたが、このような事態は滅多に無い。
二年前。自分が同行しなかった戦場で――近接戦に陥った手練の相手がいたと。 そんな話を本人から聞いたことがあるが、その程度だというのに>>289。
ザマアミロという思いと、 なんでやられてンだよ、という苛立ちと。
複雑な感情が織り成して、一瞬悪臭を忘れた]
(304) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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“……、テメエなんぞ、さっさとくたばれ”
[悪態に、唄が続いた]
“el rUtWijua sIlhyuul kAse -ruruu: minju” (風に封じよう 彼らを…――― 唄を)
[ほんの一瞬だけの、ウタヨミからの支援。 けれど三谷田にとっては其れで十分だろう。 少女の動きは瞬きの間だけ鈍さを増し、
…ほら、足払いが決まった>>302]
(305) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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/* >>305 シノさんデレてるwwwwww やだかわいいwwwwww
(-78) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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―――――、
[すう、と息を吐く。 瑠璃羽が小石をもろに浴びた、その影響はこちらにも降りかかっているが、>>238 彼女が避けない程度のダメージで動きががくりと鈍ることはない。
そうして逃げる体勢に入る。 逃げる、といってもただ、射手の持つ銃の射程距離から逃れるだけ。 離れすぎては命綱たる共鳴が途切れてしまうから。
瑠璃羽に力を与えていたウタを止める。 ざり、と靴底と地面のこすれる音を立てさせて後方へ一歩踏み込んだ直後、 例のまずい刺激臭を喰らっている最中の翼人が動いた。>>295]
(306) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[ 相方より届いた意思に、ヘイヘイと口をへの字に曲げるも―― 不服ではないとばかりに、六弦を描き鳴らす。
耳ではとらえられぬ火花が散る音も、心がそれをとらえよう。テンポは速くなり、六弦の上をせわしなく爪が動く]
(307) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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いいぜ、まずは好きなだけやってみろってんだ [ 人もおらず退屈だと思った戦場で、遭遇戦。楽しみを見つけた心が伝わり、それを肯定した]
(-79) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[和子の首を鷲掴み、そのまま圧し掛かかろうとして。 獣の如き低い唸り声を聞く刹那。>>291 確かに喉元を押さえた筈の手が空を掴んだ]
何だ、今のは。
[背後に跳躍し、大きく距離を開けた和子を追撃することが出来ない。 共鳴での強化を超えた、超人じみた身のこなしに目を細める]
……その変貌が奥の手と言う訳か? 得物だけでも、充分に厄介なのにな。 [抜き打ちは防がれた。 組討に持ち込むのも今の和子相手には難しいだろう。
瞋意に満ちた瞳を逸らさず受け止めると、 再び太刀を後方に流すように構えた**]
(308) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[案の定、差し向けた鉄扇が女性に触れることはない。 ウタヨミは誘いに応じるよう立ち上がるも、 その視線は遠く、こちらを射抜くこともせず。]
ふふ。つれないねぇ。
[囮の兵が石塔の裏へ回ろうとするのと、 その影から、ナイフが二振り投げられるのと、>>280 溢れる感情の如く、茨が地より溢れ出るのと。>>268
―――それらは全て、溜息混じりの呟きとほぼ、同時に。]
(309) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[風を孕んだ今様色の着物が、囮の肩から外れ、 そのまま吹かれ後方へ、自分の手元に流れて来る。 辛うじてそれを引き寄せるも、後は周囲を茨の檻に囲まれた。]
んん、…残念。
[物陰から投擲された短刀は的確に、屍の関節へと入り込む。 よく出来た囮であったが、手首と肘に異物を挟まれては動くこと敵わず。
無防備な姿を晒す男が薙刀であった刀へ手を伸ばすのを、 檻の中からただ見つめるばかりとは、なんとも口惜しいではないか。
どこかのんびりとした口調だが、苦笑と悔しさを滲ませて。]
(310) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[>>291 共鳴して伝わってくるワコの怒りに口の端が上がる] サシで女ゴリラといい勝負する奴か せいぜい楽しめってんだ
俺は俺で勝手にやらせてもらうんだからよー! [ ギュイーンギュイーン、と六弦の金属音が高くまで上り詰めたかと思えば、解放音とともに下へと落ちた。 "共鳴"はしても、ウタは歌わない] Go Fight!
[ 音程なき叫びで"共鳴"した軍人を送り出す**]
(311) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[受け流しに、互いの位置が入れ替わる。 払った体重は軽かった。]
──戦場の"歌"のおかげで、人がどさどさと死ぬ
[>>302 疑問系の言葉に包帯男は、声音に乗る嫌悪を隠さぬままに、薄く笑って見せた。倒れる身体に位置取りは元の逆になる。真っ先に足で大剣の腹を踏みつけた。]
アンタ曰くの"普通の人間"まで、 軍人と戦えるようになりやがる
…ハッ、…反吐が出るね。
[がり。と犬歯同士を嚙み合わせる。 言葉続く間に見下ろす目は冷え、 貼り付けたような笑みも消えた。]
2015/05/01(Fri) 01時頃
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/* あああやめて読みたくなるううううう -から始まるのは単語じゃないね 音頭とってるだけだね minju が 歌 に当たるような言語を探してるんだけどちょっと思い当たらないので創作なのかな と思いつつ el は~しよう(Let'sに近い)かな? ただ届けてやるテメエに ウタを でもおなじ文脈だったことを考えるとすこし違うのかなあ まあ意味は近いってか一緒だけど ulsが命令形? 単語の意味を照らし合わせるのは難しくないけど さすがに創作だと読むところまでは
和訳と文章の食い違いが起きるとこから変換とかじゃない感じなんだよなーーーー
(-80) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[篠野目の能力は、敵のウタヨミの力を無効化するもの。
長身の薬売りの意識に、ほんの一瞬、唄を掻き消すほどの暴風が吹き荒れたことだろう。 割り込んできた悪意はすぐに止み、揺らぎは消えて凪が戻る。
土足で割り込んだ痕を*残して*]
(312) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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ったく。昂ならさておき… 俺は女に囲われる趣味なんざ、ないんだがね。
[茨の壁は空へ、高く高く。 細かい網の目は鋭い棘を以って、合間を抜けることを許さず。 けれど、その天井が閉じることは決してない。
目の前に、まだウタヨミの彼女は居ただろうか。]
“…あー、悪い。 透花の方が落ち着いてるなら、暫くこっちの助太刀を頼む。”
[言わずとも、もう相方の茨は動いてくれているけれども。 外から覆う茨と対抗するように、内側から伸びる茨の蔓。
半球の籠になろうとしたものは、背の高い筒状となって留まる。]
(313) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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いいぜ、まずは好きなだけやってみろってんだ 偵察ばっかだと、退屈だろぉ?
[ それはお前のことではないかといわれても仕方がないことを零し――
勝負に水を差す気はないとばかりに、ウタう気のなさを伝えた。 今は、唄うたいたいと]
(-81) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[受け流しに、互いの位置が入れ替わる。速度の乗らない攻撃ならば、受けはできるが、歌の力もて全力で避けられたなら、追いつけはしなかったろう。]
ふ、ッ
[>>305 耳に届く歌と悪態に薄く笑う。 ── 一瞬のみの支援の断絶。
それが、勝機だった。]
(314) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[払った体重は軽かった。地面の上にまで引き倒す。]
──戦場の"歌"のおかげで、人がどさどさと死ぬ
[>>302 疑問系の言葉に答える声は遅れる。包帯男は、声音に乗る嫌悪を隠さぬままに、薄く笑って見せた。答えながらも、真っ先に足が大剣の腹を踏みつけた。]
アンタ曰くの"普通の人間"まで、 軍人と戦えるようになりやがる
……反吐が出るね。
[がり。と犬歯同士を嚙み合わせる。 言葉続く間に見下ろす目は冷え、 貼り付けたような笑みも消えた。]
(315) 2015/05/01(Fri) 01時頃
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[丸腰の男が薙刀を手にするのは許してしまうが。>>300 それ以外にも攻撃の意思を示すなら、 何処からともなく茨が伸び、その動きを阻もうとするだろう。]
…その薙刀。 返して貰おうか、襟巻きの。
[一瞬開いた扇をひらり、煽いで閉じれば鋭い音。 それを合図に小さく跳躍すれば、 足元から蔓が伸び、その身体を高く宙へ――茨の筒より上へと押し上げる。]
―――…俺の、大切な得物なんでね。
[足場となった茨を蹴り、そのまま檻の外へと飛び降りる。 宙に投げ出された身は格好の的であるが、さて。]*
(316) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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[――とん、と男の足が屍体の移動で僅かに見える地面に足を下ろした時、 その手には、薙刀があった。 上着に誂えられた空っぽのポケット。 一瞬だけ、薙刀の片方をそこにひっかけ、 屍体に突き刺さるナイフを引き抜いた]
…くさ、
[腐るには、まだかかる屍、 僅かに飛び散る変色しかけた血が、男の頬に筋を作る]
(317) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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[剣を踏みつけ抵抗しない様子を見下ろすまま 銃口を喉元へとつきつける。弾は数えが正しければ、 あと4発は残っている筈だ。 まともに撃てるかは横に置いて。]
推測が正しいなら、10年以上前の顔をだがな。
[>>303 制圧した上での答えは短い。──新兵ばかり集めた戦場に居た、函を使うウタヨミ。今の自分を見たとて、恐らく向こうにはわかるまい。]
西軍に居た。
俺が来て少しして出て行ったから、 逆に覚えている。
[最果堂の主人と違い、顔でも、恐らく性格でもわかるまい。 強いて言うなら今も肩口にある三谷田の家の盾型獅子紋か、──座興に聴かせたヴァイオリンの音でも聞かせれば、或いはそれと知れるか、どうか。]
(318) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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[閉じきりはしない、紅緒の檻。 その隙間から、細い針めいた暗器で意識を奪いにかかるのも、 この男の定番ではあったが、 内側に蠢く、新たな檻が、敵の姿を捉えにくくする。 ましてや、今は両手に薙刀を持った状態で、 常と同じ戦い方は難しかった]
んな大事なら、さぁ
離すんじゃ、ねぇよ
[邪魔な片方を、無闇に――と、みせかけて、相手へはしっかり届く軌道で――跳躍する敵へと、*投げられた*]
(319) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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/*
… …
[いっそのことこの生き物を西軍にもって帰るべきかを考えている]
(-82) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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ちっ、
[今から再度唄う猶予はないと石垣の向こうに身を縮め、 翼人から完全に身を隠そうとする。 ダーツが己の目の高さから投げられたなら、 それで全部防げたかもしれないが、投擲位置は上空。 一本が斜め上から風を切るような音とともに、頬を掠めて地面に突き刺さる]
―――ッ
[苦悶に顔を歪めた直後、遠くで引き絞るような声がする。>>272 シノ。それが名前かと頭の片隅で思う。 流れる血を長衣の端で拭いながら、壁の向こうへ意識を向けて]
(320) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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[普通の人が、戦えるようになる>>315 それには、瞳で肯定の意を示した。
大太刀が踏みつけられ、眉を寄せた。 量産品だが、長い間使ってきた獲物なのだ]
10年前なら、多分、あなたの想像通りの人だと思います。 西軍に居たと、言っていましたから。
[どうにかして逃げられないかな、と考える。 椿の事を知っているのならば、説得が出来るだろうか。難しそうな気がするが]
(321) 2015/05/01(Fri) 01時半頃
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“武器持ちか。なかなかたくましいなあのウタヨミ。
あいつらが手の内晒して危ないことにならないうちに、 さっさと終わらせる―――”
[再び匣のぜんまいを回す。 今度は力を与えるウタの、最初から紡ごうと。 唄い慣れた詞の最初の一端を瑠璃羽に織り込もうとして――
しかしその詞は紡がれることなく終わった。>>312]
(322) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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――――なんだ、いま、の、…………っ、
瑠璃? “―――瑠璃っ!?”
[呆然自失に加え心の奥を踏みにじられた嫌な感覚を振り払い、 両面で弟子の名を呼ぶ。返事はない。 いや、確かに苗字を呼びはしたのだが、>>303 そもそも瑠璃羽は師匠たる己のことを苗字で呼びはしない]
“おいどうした? あいつか? あいつが何か言ってきたのか?”
[ただ、呼びかけることしか、とっさに選べなかった**]
(323) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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唄は、人を殺しますね でも
椿さんの唄は、身体の弱かった私を生かしてくれましたよ
“唄わないでください。共倒れします”
[銃口を突きつけられたまま、睨む。 一度死にかけた命の危機に関しての感覚は、普通の人とは程遠く]
私、『最果堂』と言います そこそこ知られた薬屋なんです、ご存じですか?
あなたの知ってる、波多野椿さんが、薬を作っているんです 結構、効きますよ
(324) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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見逃して、いただけませんか?
私は東軍の者ではありません 椿さんも、勿論違います
私がここに来たのは 馬鹿に逆らう事すら許されず 死刑判決を受けた人を、助けたいからです
[無謀な上官に振り回され、死を求められるのはいつだって下士官]
私はここで、死にたくはないんです
(325) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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/* 下手に説得すると死ぬんじゃないかと思うんだが 逃げ道分からないんだけどwwwwww
土下座もするっと出来そうだけど むしろ土下座の安売りで効果無さそうねこいつ
(-83) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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[山階隊の基本単位は、『二人一組』に非ず。 攻防作戦の多くは、『全員で』行うことを前提としている。
囮役も猟犬もこなす先鋒と、攪乱された敵を屠る後詰の猟師。 そんな軍人二人の動きを損なわぬよう、常に最適な動きができるよう、 ウタヨミ二人は茨で敵の動きを妨害し、受けた傷を肩代わりする。
だから、必ずしも共鳴相手が近くにいるわけでもなく、 また、共鳴していない味方の動向を注視する必要もあるのだが。
こうも分断されてしまえば、なかなか常の連携も望めず。 上手くやってくれよと、状況の見えぬ透花や祐嗣の身を案じる。]
(326) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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”祐嗣に謝っといてくれよ。 これは流石に、無傷じゃすまねぇや―――”
[くつりと喉の奥で笑うも、昂への共鳴にはどこか不安を滲ませて。
投げ付けられた薙刀の片割れ、その刃を弾こうと鉄扇を向けるが、>>319 急所を外れるよう、微かに軌道を逸らしたのみ。
咄嗟に得物を掴もうと、柄へ平行に伸ばされた左腕、 手首から、肘へ。その前腕を滑るように長く、緋色の線が伸びる。
腕を屠りながらすれ違いかけた柄の端を、その手が辛うじて掴めたのは、 裂かれたはずの筋が完治し、元の機能を有していたからこそ。
右手に鉄扇、左手に薙刀の片割れ。 着地直後の無防備な身体へ、 次に迫るのは、――棘の多い茨か。それとも眼前の男の得物か。]**
(327) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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[ぎち、ち。抗う。 すっかり捕らえることも出来たはずだ。内側から筒作る隙など与えさせなければ。もっと一息に、茨に飲み込んでしまえば。 相手が同じ茨使いで、なければ。 いや、そも、並のウタヨミの力なら、押し切ってしまえたはず。 ままならなさに少し身体が強張り、焦れる。 その乱れに刹那制御が弱まった茨は、一本の太い筒になったまま膠着した>>313。 "いつも"の針も飛んでこない。二重の茨は、密になりすぎた。]
"――――"
[ならば、と。 歌声を切る。茨は途端に細く弱く萎れ、籠を壊した。 壁は低くなる。相手の脱出を容易にするだろう判断だが、代わりに歌い直せば茨は自由を得られる。 足場に組まれた他人の蔓>>316に、一瞥くれてやりながら。]
(328) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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"eodem oculo," (おなじ目と)
[絶唱を継ぐのは、静。 顔つきも不意に、甘やかな愛を思うように柔らかく。 頬を、白い指先がゆるく辿る。]
"eodem ore,digitum dare," (おなじくちびる おなじ指先)
[飛び降りてくる男に、薙刀が閃く>>319。 今度こそはその姿を確実に縛り付けようと、茨鞭がその軌跡を追った**]
(329) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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/* プロ中に被弾するという密かな野望を達成しt…… (しかしやってしまったのではないかとがくぶるする向きもあり)
そして飴をどこに投げればいいんd
(-84) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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/* 空の匣に、夢と希望が詰め戻された。そう。あの時
とかふと思い浮かんだなど
(-85) 2015/05/01(Fri) 02時頃
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[太刀が踏まれたに寄る眉を見下ろせど、 足は退けないままだ。 憐憫で譲歩するほど優しくは無い。]
──生きてたか
[推測があたったらしきを知った者の感慨を零す。 特段安堵を見せるでもない語調は縁に訴えたところで 効きが悪そうだという推察を補強する>>321。]
(330) 2015/05/01(Fri) 02時半頃
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───。
[見下ろした先、睨みあげる視線の先には、 包帯男の笑わぬ一つ目。]
名前は聞いたことがあるな。 薬屋を名乗る癖に、物騒な仕掛けを使う。
(331) 2015/05/01(Fri) 02時半頃
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[左手に掴んだ薙刀を追って、しなやかな鞭が腕を襲う。>>329 着地の受け身を取るべく動いた身体は、それを振り払うに能わず。
掴んだ薙刀ごと左腕に絡み、そのままギリギリと締め上げる。 的確な足止め。食い込む棘に顔を顰め、舌打ちを一つ。
背後では既に、茨の檻がへたれている。>>328 昂の妨害を察知し、素早く檻を解く判断力。 人形のような見た目とは裏腹なその動きに、にぃと口の端が上がった。
実力十分。目の前の男女には、小手先の策は通用しまい。 久々に、骨のある者と真正面から殺り合うことができそうだ。 …尤も。 未だ得物を見せぬ相手と切り結ぶは、とても上策とは言い難いが。]**
(332) 2015/05/01(Fri) 02時半頃
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さっきの蹴りは東の匂いがしたがな。
[東のものではない。と言う娘に、 僅かに目を眇めやる。]
助けたい、ね
──見逃して此方に何か得があるのか?
[このまま喉を潰せば或いは歌もひとつ消えるか。物騒な考えを過ぎらせながらも、実行して懇願を一蹴はしない。これは東軍の人間ではなく、ウタヨミでもない。潰す優先度が低いのは事実だ。]
(333) 2015/05/01(Fri) 02時半頃
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/* あああ、村の更新時間7時と思っていたけれど、 開始って5/1の23時だったな?!www
ちょっと明日は仕事予定的に、更新前にロル落とせる気がしない( 一応交戦はしているけれど、なんとも中途半端よな…
うわあああ申し訳ない。ptも足りぬ。 ううう風呂入って寝よう…、うん…w
(-86) 2015/05/01(Fri) 03時頃
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/* ウタの制限や、共鳴ダメージをうっかりするね危ない…。 (後追いで誤魔化したやつ)(気をつけよう)
(-87) 2015/05/01(Fri) 06時半頃
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シノノメは、ユウナギの薙刀同士が交戦する頃、
2015/05/01(Fri) 07時頃
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[唄を切れば、感覚が戻ってきて再びの異臭に咽た。
『瑠璃』――心配を孕んで場に流れた名>>323を背にしながら。 ばさ、と翼を羽ばたかせ、篠野目は今度こそ石垣から距離を取る]
―――、
[攻撃の殆どを受け流していた強靭な軍人のおかげサマで、 共鳴から流れ込む痛みは僅かばかりのものだった。 裏を返せば、残念ながら包帯男は未だ健在ということ]
(334) 2015/05/01(Fri) 07時頃
|
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[少女へ銃口を向ける三谷田の背後に降り立てば、 足元で砂埃が乱雑に舞った。
靴底で、ジャリと小石を食んで。 軸足にしなかった方を、振り上げる。
――… 共鳴相手の、無防備な背に向けて]
(335) 2015/05/01(Fri) 07時頃
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[ どん。
少女を制圧している今。避けれぬをいいことに、 汚れた土足で、三谷田の背中を蹴りつけた。 軍服に、軍靴の靴跡がくっきりと刻まれる]
(336) 2015/05/01(Fri) 07時頃
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13人目、西軍ウタヨミ シノノメ がやってきました。
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[靴裏を押し付けた侭、]
そっちのコ、死んだら盛大な葬儀をしろッてサ。
軍人じゃねエ。商売人だろ。 葬儀代、ふンだくられるゼ。
金ねエから、やめとかね?
[冗談を織り混ぜた台詞は、 どこまで本気で止めようとしているか分からぬもの]
(337) 2015/05/01(Fri) 07時半頃
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|
[だがしかし、]
………。
[かつて里長のジジイが世話になったという、その屋号を想う]
(338) 2015/05/01(Fri) 07時半頃
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…、
『最果堂』 に免じて、サ。
[ちらり 少女へと視線を流してから続けられた言葉は、 僅かな真味を帯びて*いた*]
(339) 2015/05/01(Fri) 07時半頃
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/* >>311 ゴーファイ!!
(-88) 2015/05/01(Fri) 10時頃
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ミヤタは、ツバキの方からきた篠野目に足蹴にされた。
2015/05/01(Fri) 14時頃
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[三谷田の反応を伺いながら、 …逸れる思考は己の足癖の悪さ、つい先程の蹴りのこと。
共鳴した侭だから、自分で自らの背を叩くという 器用な真似をした感覚は勿論ある。が、 結果は巨木の幹に弾き返されたに等しいもの。
鍛え上げられた軍人の広背筋と、非力なウタヨミの脚力では 此の程度がせいぜいだった]
(340) 2015/05/01(Fri) 14時頃
|
|
[ウタが無ければ、戦場にこれほど似合わぬ種族もないだろう。 軍人とて、歌が有るからこそ無茶が通る。
ウタとは斯くも罪深く――――…
なれど歌わぬウタヨミに、 何が残る?]
(341) 2015/05/01(Fri) 14時頃
|
|
[共鳴している相手の傷を優先して肩代わりするが、同行者と認めた相手の傷もまた、この身の上へと現れる。
深手でもない限り、痛みまでは感じないけれども。 打撲や切り傷など、種類を問わずにすべて肩代わりする]
“悠梛のほうも、強い相手みたいだ”
[透花が対峙する者との戦いと、悠梛が向き合うものとの戦い。 どちらも見える位置で歌いながら、痛みを感じぬけれど、傷ができていくことに、声なき声でぽつりと零す。
悠梛>>327の左腕、その傷が再現される痛みにわずかに顔をしかめる。 けれど謡うことをやめないまま、ぽたりと零れ落ちる血を止めるように、左腕を押さえ。
悠梛>>333の足止めをする鞭の、痛みは肩代わりできても絡みつく茨がなくなるわけではない。 それでも痛みがないからこそ動けることもあるだろう*]
(342) 2015/05/01(Fri) 14時頃
|
|
物騒、ですか……? あなたのその散弾銃に比べれば、可愛いものですよ。
[包帯の奥底から除く、笑わぬ瞳>>331を睨みながら。 ともかくも返事をして時間を引き伸ばす]
出身は、東なんですよ。出来損ないでしたが。
ああ、そうだ。 私を東軍に対する人質にするのは、無意味です、とは言っておきますね。
[それは、真実。 放逐した娘が人質に取られようとも、あの父親は平然と切り捨てるからだ。 一般人に向ける憐憫の意すら、そこには無い。 一瞬の躊躇も得られないであろう点で、瑠璃羽の命は一般人以下と言えた]
(343) 2015/05/01(Fri) 16時頃
|
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そうですね――。
お薬を、差し上げます。 傷薬、化膿止め、鎮痛薬、解熱剤。 水虫、疣、喘息、症状さえ言っていただければ、見合う薬をお出しします。 その包帯の下が痛むのならば、その為のお薬でも、如何ですか?
[慣れたような商売文句がするすると口から溢れる。 まるで商人のような、ある種嘘臭いとも取られかねない言葉の羅列]
人を。ウタヨミを、殺す薬以外は―――何でも、ありますよ。
(344) 2015/05/01(Fri) 16時頃
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[言葉が途切れたのは、翼人が降り立った為>>335 舞う砂埃が直撃し、噎せた]
“椿さん、無事ですか!?”
[翼人が此方に来たのならば、椿はどうなったのか。 焦った声音が共鳴に乗る。
翼人が、包帯男の背中を、蹴りつけるのを、ただ見ていた。
ウタヨミ程度の筋力で、人間に影響を及ぼせる筈が無いのだが その蹴り方には、明らかな負の感情が見て取れた。
恐らく止めようとしているのか、冗談を織り交ぜた声>>337 黙って聞いていた]
(345) 2015/05/01(Fri) 16時頃
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[ ちらり、と目線が合う>>339
その瞳は、患者の身内が此方に向けてくる懇願のようなものに 似ているように思えた]
――――………
[真っ直ぐに目を見つめ返し、頷いた。 あなたの命は、責任を持って助ける、と。 患者に伝えるような、薬師の瞳で**]
(346) 2015/05/01(Fri) 16時頃
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ん、バレたか。 まあ…そんな簡単にいは行かねえよなァ。
[その呟きは、傍らの祐嗣にも聞こえぬほど小さく。 しかと耳に聞いたのは、別嬪と伝えられた女とは違う声。>>278 戦場で聞くには不釣り合いな笑いに、内心の面倒臭さを隠さず、目を細める。 風を切る刺突の音>>280は、耳に届けど対応するには幾らか遅く。
関節に差し込まれれば、舌打ち一つ。 さすがに此方は側ににいるものには聞こえただろう。
その刹那、獲物を手放させる為に繰り出された蹴りは、柔い屍肉を刳るように深く刺さる。>>290]
(347) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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[――――ごきり、みしり。 骨の砕け、筋が切れ、肉の潰れる音を耳にして、今度は此方が不釣り合いな笑みを零した。]
くハッ、さいっこォ。
[容赦の無い動きに、敵ながら惚れ惚れする。 遠目とはいえ、自身の持てる技術は尽くしたつもりだ。 さぞ目がいいのだろう。 気がついたのは、存外早かったのだから。
けれどその目を掻い潜るようにひとつ、反撃の種子を巻いたのには気づけただろうか。]
(348) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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やれやれ。……兄さん遊びすぎ。
[茨の囲いを閉じさせぬよう。 蛇も習いて絡み、追い、追われ、天高く伸びる。>>313 口を無理矢理開かせたまま、退路を確保して一息。
共鳴に乗らぬ言葉は、その実、叱咤を含まない。 応戦の為に新たな旋律を紡ぎながら、その口調は何処か未だ愉しげでもあった。]
2015/05/01(Fri) 17時頃
|
|
やれやれ。……兄さん遊びすぎ。
[茨の囲いを閉じさせぬよう。 蛇も習いて絡み、追い、追われ、天高く伸びる。>>313 口を無理矢理開かせたまま、退路を確保して一息。
共鳴に乗らぬ言葉は、その実、叱咤を含まない。 応戦の為に新たな旋律を紡ぎながら、その口調は何処か未だ愉しげでもあった。]
(349) 2015/05/01(Fri) 17時頃
|
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/* く、まちがって消したぞ。
(-89) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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" ハイハイ。 準備は終わってますよ、っと。 "
[鉄扇の音を皮切りに、組み上げた足場で空中へと飛ぶのを補佐する。 その際に、はらりと茨が萎えて籠が崩れるのが見えた。>>328
ちらりと透花の状況を横目に見たが、手を出すべきかは少し悩むか。 蛇は刃交わす白き女軍人の地の下で、機会を伺ったままでいる。 声を掛けられれば直ぐにでも動く事はできるが、さてそこまで必要になるのか、どうか。]
(350) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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………ごめん、だってさ祐嗣。 俺も専念するから、必要な時だけ声掛けてくれ。
[共鳴より伝わる言葉を、簡潔に。>>327 短すぎる言葉だが、能力を思えばそれだけでも恐らく理解はいくだろう。 ついでに己の援護は必要最低限しか送れぬと告げて。
―――ちろり、と。
蛇のように舌を滑らせ、唇を舐めた。]
(351) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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|
[さて、あの雉の目は気づいただろうか。 自らが蹴りこんだ際に、蛇の牙が、荊棘の刺が、男の元に潜り込んだのを。 例え目にできていたとしても、諸共足を地につけてしまったのならば結果は同じなのだが。]
" 後手に回るのは、嫌いなんだよなァ "
[細まる、蛇の眼。 共鳴でしか聞こえぬ旋律。 相手方にも、どのようなものかは伝わるまい。
例えば、今まではただ旋律のみで……言ノ葉も『紡いでいない』など。
―――――地を這う者の準備は、終わっている。]
(352) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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" 風を抱き 声を潜め
嗚呼、匂い嗅ぎて 踊る "
(353) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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[腰付の袋より取り出したのは、掌に収まる程度の金剛鈴。 涼やかな音と共に、男の元に潜り込んだ刺は目を覚まし、地へと芽吹き、その両足を縫い留めようとするだろう。]
" さあ、舞踏会の続きと行こうか。 男と踊るのは御免被りたいとこだがな。 "
[逃れる動きを見せようとも、せめて片足、追いすがることは可能のはず。 もし逃れも出来ぬならば、両足絡めて動けぬようにしてしまおうか。
さて、ほぼ零距離の攻撃。 その目の良さは、何処まで活かされるかな?**]
(354) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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/* 長い_(:3 」∠)_ ごめんね皆様。
(-90) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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/* 見なおして気づいたけど、最初にやりたかったこととずれていた。
あの、屍体動かすつもりで いたのに 何処行っちゃったんだろ。
(震える)
(-91) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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/* 結構能力ズレ起こしてる気もするけど、 足元から、茨、生えるし、許して下さい。
嘘ですごめんなさい、此処で謝っておきます_(:3 」∠)_ 本当にすみません、すみません!!(土下座)
進行中はちゃんと、ちゃんとします。 多分姉と共にちょっと突飛なことやりすぎて、姉との共鳴中だけズレてるんだよきっとおおおおお。
(-92) 2015/05/01(Fri) 17時頃
|
|
/* あと、割と酷い確定してるのも ここで謝罪。
ごめんなさいキジノメ……。相方のベニヲもごめんなさい……。
(-93) 2015/05/01(Fri) 17時頃
|
|
/* あと目標は、今度こそ初回落ち。
(-94) 2015/05/01(Fri) 17時頃
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―――― ひ ょ う
突如として。
もの哀しくもけたたましい音が、戦場の空を突き刺した。
(#9) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
鏑矢の主が属する西軍にとっては、
連携行動の開始を予告する合図。
機を見て敵するものにとっては、
――――気を逸らすに余りある、警戒音。
余韻の尾は、天に唾するごとく落ちる鏑矢の軌跡と共に弧を描く。
(#10) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
鏑矢を放った人影は、すと物陰へ身を翻す。
細い肩に靡く黒髪のシルエットから女と知れる。
軍人然とした袴姿に、ブーツ履き。
紛れもなく洋の西国に属していながら、後姿は
ともすれば東国人より東国人らしい和趣を持つ。
(#11) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
" 現地にて、接敵。 "
物陰で目を閉じる女は、報告めいて念じる。
" 交戦を開始しています。 "
(#12) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
軍人を装ってはいるが、
ウタヨミである身は前線での偽装までは能わない。
【 彼女の共鳴相手は、この場にはいない。 】
(#13) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
否、――――この「島国」という戦場で共に在る。
軍属にあっては、図抜けて広い"共鳴"範囲を保持する
このウタヨミが、西が遣わした調査隊の副長格だった。
そして、物陰に在って洋弓の弦をはじき――
場に聴く者の声ないウタを織りはじめる。
(#14) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
手にする洋弓のあつかいは、巫する梓弓の其れ。
" …
格下の相手ではないと、思われます。 "
目隠(めがくせ)チヱコは徐ろに自らが"契約"を交わした
共鳴相手ではなく、隊長たる雉目へと念話で語りかける。
(#15) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
" どうぞ 指揮をお取りください。キジノメ隊長。 "
――さぼってないで、とは省いた上で。**
(#16) 2015/05/01(Fri) 19時半頃
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[昴>>351から伝えられる謝罪にかすかに苦笑を浮かべ。 大丈夫だというように頷き]
ええ。 私も専念します。
[続いた言葉にもう一度頷いて。
伝えられた謝罪と、肩代わりした傷はどちらが早かったか。
左腕の傷を抑えたまま、悠梛の戦いは昴が援護するのをみやり。 透花へと視線を戻す。
彼らの戦いをやりやすくするためにも、歌は欠かせない]
(355) 2015/05/01(Fri) 20時頃
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“透花、そちらへの援護はあまりできないようだ。 気をつけろ”
[歌とともに伝えながら、戦況を見つめ]
――?
[不意に聞こえた、どこかもの哀しさをも感じさせるけたたましい音に視線をめぐらせる。 物陰に隠れる間際の後姿だけを認め]
“他にもいるようだな……”
[ぽつりと、零した*]
(356) 2015/05/01(Fri) 20時頃
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“―――、たわけが、…こんなところに私一人放り出されて、 後追いさせられるよりはよっぽどマシだ。 ……死を前に絶望する時間など短い方がいい”
[とはいえ、劣勢の場で安易に命を捨てるような手を選ぶ性質ならば、 そもそも弟子《相方》として傍には置いていない。 ゆえに、いつでも唄えるように匣に手をかけておきながらも今は、唄わない。>>324]
………。
[束の間、空に向けた目は、ただ茫洋としている。 西軍時代の波多野椿を知る者。 心当たりがないわけではないが、浮かぶ面影はひたすら遠い]
(357) 2015/05/01(Fri) 20時半頃
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[きっと、自分で思っているよりもずっと、多くのことを忘れてきている。
感慨を打ち消したのは、羽ばたきの音。>>334 遠ざかっていく。相方のもとに行く気か。
追って何ができるか浮かばぬまま、とっさに石垣の影から飛び出す。 刺激臭は当初より広がって薄まってきている。そのくらいの時間は経った。 念のため口と鼻を手で覆いながら近付き、]
“ん、……この通り無事だ。そう焦るなって――”
―――は?
[ひそやかに瑠璃羽に無事を報せつつ。>>345 目の当たりにしたのは、ウタヨミが軍人の背を足蹴にする光景だった。>>336]
(358) 2015/05/01(Fri) 20時半頃
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………。
[この翼人は。 一時しのぎでこんなことを言ってるんじゃない。>>337>>339
はてさて、こんな顔の客はいたか。いない。 ではこんな翼の客なら―――、]
ああ、……お前さん、あのジイさんに縁のある者か。 同じ翼してるもんなあ。
[偶々訪れた翼人の里で腰痛の里長を診る羽目になった時は、 たいそう面倒な顔をしたものの、振り返ってみれば悪くない思い出だった。 酒も美味かったし]
(359) 2015/05/01(Fri) 20時半頃
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で、―――…。
[腕を組んで包帯頭の軍人を見やる。 そこには再会の感慨も何もなく、気怠げな雰囲気さえ纏っていたが、]
……!
[聞こえた音に、急に表情を張りつめさせて空を仰ぐ。 何かが鳴いているような音にも似たそれと、 己との距離感ははっきりと掴めない。 警戒の色が瞬時に濃くなる]
(360) 2015/05/01(Fri) 20時半頃
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ツバキは、ルリハを引き倒していた包帯頭の軍人の反応やいかに。**
2015/05/01(Fri) 20時半頃
東軍調査隊 副長 オオコウチが村を出て行きました。
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/* actから話の続きを促したが……消えた……
さて、どうしようかね
(-95) 2015/05/01(Fri) 20時半頃
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13人目、東軍調査隊 副長 オオコウチ がやってきました。
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[流れ出る血を抑えるために止血を施し。 なおも歌をやめぬまま]
――
[先ほどの音を放ったものを警戒しながら、周囲に視線を向けている*]
(361) 2015/05/01(Fri) 20時半頃
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"Utrumque have" (おなじに 持つのに)
[茨鞭は、その鋭い棘を眼前の男の腕にきつく食い込ませる>>332。 捕らえた。止めた。ならば、それだけで満足しようはずもない。 もう一本、二本。 腕の自由を奪いながら、今度は足を縫い止めようと容赦なく舞う。 鈴の音がした。自身のしろい指先を見つめる。 その視界の端で、別の茨が蠢いた。 共鳴しあう軍人の足がとられ表情が悲痛に歪むのを、何と捉えられるだろうか。 どう見られても、単なる歌唱の一部、でしかない。]
(362) 2015/05/01(Fri) 21時頃
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"Utrumque have" (おなじに 持つのに)
[重ねる言葉。静かながら燃えさかる想いが、うたに乗る。 隣立つ瞭がどう捕らわれようと気にも留めない。自分の歌をうたうだけだ。 足の一二、腕の一二とられた>>354だけで、簡単にくたばる男ではないと、知っているから。 自分の仕事は直接被弾しないことと、敵の妨害ただそれに尽きるのだった。
さなか、鏑矢が空を舞う。間近に落ちた。 頭の奥が、ちり、と泣く。]
(363) 2015/05/01(Fri) 21時頃
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/* ちょ 帰ってきたら、おお、チエちゃんありがとうね
(-96) 2015/05/01(Fri) 21時頃
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ああ、そっちはそっちで唄ってくれ
[零れた呟き]
変貌? 奥の手?
[>>308の言葉に最初は怪訝にそして何かに思い当たったような表情をする]
貴様は交わしておらぬのか
[納得した表情で頷くと]
勝機は自分にありか
[風を切るように分銅鎖を振り回し、次なる一手を用意した]
(364) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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[投げた先、赤い筋に目を細める。 薙刀を掴むさま、それを真似るよう、手にしたそれを持ち替えてみるも やはり常とは違う重みに、長さ]
扱いづれぇな……
[小さく舌打ち、それでもさすがに相手に返すことはない。 右手で肩にかつぐようにして、紅緒の茨が相手を閉じ込めていくのを、 ひとつ、ふたつ、と数えながら見ていた。
足元に、微かに蠢く蛇にはまだ、気づかずに]
(365) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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── 戦場跡地、崩れた石壁近く──
……
[どか と背に重みが乗る>>336。]
向かってきたヤツを無罪放免ですか
[来たウタヨミに振り向きもせず、 返した言葉はごく短い。]
(366) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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──どこまで本気なんですかね
[とめ立てにぼやきをひとつ、 突きつけていた銃を引き、 くるりと銃口持ち手を入れ替えて]
[ だん!! ]
[常は肩に当てられる銃床を細い首の── すぐ横に叩きおろした。]
(367) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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[あたれば骨を砕く勢いで、重い機銃を振り下ろした一つ目に笑みはない]
───、波多野にこちらに来るなと
[見下ろす先の娘に告げる言葉は 一方的なもの。]
雑に積まれた指令書に埋もれちゃいるが 追うようには言われている
[仲間を追いたいものも少ないが故、形骸化したそれではあれど、 知って出くわせば形式上追わぬわけにはいかないと、 男は至極淡々とした声音で釘をさし]
(368) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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よく効くらしい薬も悪くはないがな
[商売人の口上に返す言葉は素っ気ない。 買う気もなさげに小柄を見下ろし]
"最果堂に免じて"、というなら、
──生きて、何をどうやって助けるつもりか、 そいつを見せてもらおうか
(369) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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[敵の足を縫いとめ、動きを封じる、その動き。 みっつ数えて、左手が、小さく動く。 きっと遠目からは何も手にしていないかに見えたろう。
光が飛ぶ。 茨の隙間を縫いとめるよう、今度こそ、針がとんだ。
狙うは喉元。 隙をつくことこそが、暗器の最大の攻撃力。 なればこそ、常に狙うのは、急所であった]
(370) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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その上で、見たものが軍人じゃあなかろうが、 薬屋だろうが、それ以外だろうが そちらと利害が一致せんなら容赦はせん
[言って、叩きおろした機銃をもたげる。 そこで、ひょう と鏑矢が空に鳴いた>>#9。]
さっさと逃げるかしろ。できるなら近づくな ──ここはまた、戦場になるぞ
[会敵を示す矢音に、機銃を担ぎなおす。響の歌からして、東とぶつかっているのなら支援に戻るが妥当だろう。チ と舌打ちを零す。]
(371) 2015/05/01(Fri) 21時半頃
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[光が閃く。 りん、と涼やかな音がする。 足元から、蠢くものが、這い上がる。
同時に起きた事にも、男は動揺を見せることはない]
へぇえ ……やっぱり
[一呼吸。 反射的に逃げ出しそうな足を、その場にとどめさせる。 衣服の影から、手のひら大の輪を取り出した。 くるり、と人差し指でまわして見せる。 その輪には、外側に刃があり、 回転しながら飛べば、その殺傷力は増すだろう]
(372) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[そしてその戦輪が向かう先は――]
お仲間だってよ、紅緒ちゃん
[同じ能力のようだよ、と わかりきったことを、あえて口にしながら、 その輪は、茨の檻へと向かう。
たとえそれが、紅緒の茨を切り裂くことになろうと 頓着することはもちろんなく、回転は少し軌道を逸らし、 敵のやや斜め後ろから、その肌を切り裂こうと飛んでいく]
(373) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[分銅鎖の軌跡と和子の視線を同時に追い、反撃の機会を窺う]
……村上、と言ったか。 それ程の力、何故最初から使わなかった? 対等に戦うために力を加減したとでも言うなら、随分と舐められたものだが。 [実際は何らかの制約か、若しくは契約が効果を現す為、 幾つかの手順を踏む必要があったと考えるのが妥当だろうか]
(374) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[よく見える敵に攻撃する間にも、 近すぎて見えない蛇は、もう膝あたりにまで上ってきているように感じた]
……… あーあ
[わざとらしい溜息がこぼされる直前、 鏑矢が、空を切り裂いた。
敵の攻撃に屈しているようにも あるいは、ただ気力がないように ――つまりは、さぼっているようにも見える、その姿勢]
遊んでんなよ、って 怒られちゃった
[右手に持った薙刀が、ふわり、浮くように掲げられた]
(375) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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/* がらにもなく緊張している 希望はこのまま
そういえば同村3回目以上にして初めて、 役職が事前に決まってない村で同村する方々がちらほら……ファーーーー
(-97) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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― ―
[ 六弦を掻きならす。 やや遠くとはいえ、他に動くものすらいない戦場跡。
戦場の音は少数とは言え命の遣り取りのある証。
それすらもビートに組み込んでいた。 その中には、空へ打ちあがる
その中には、>>#10 警戒音も]
(376) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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俺より目立ちやがって! [ だが空を仰いだ矢が意味するところも知っている] カモン、近くて遠いネイバーズ! 俺の歌の聴衆が増えるならハッピーってぇんだッ! [ 超絶技巧、変幻自在。 代々ウタヨミの矢車さんちの父も母も、英才音楽教育よといって他国へ送り出した末の息子がこうなって帰ってくるなど夢にも思わなかっただろう]
(377) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[ "契約"を結んでから、驚くほどウタの効果範囲は広がった。
それでも、この男は戦場に姿を置く。 そうしないと―― ]
(378) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[背中を蹴った翼人に対し、この包帯男は敬語を使った>>366 物言いは素っ気なくとも、力関係の何かが有るのかもしれないと想像する。 どうであれ、深入りする問題ではないが。
だん!
首の真横に振り下ろされた銃床に対し 少女はびくりともせずに、眼前の男の貼り付けたような笑みを真似して対抗した]
“――――本気で殺されるかと思いました………”
[内心の冷や汗は、表には出さない。 弱みを見せれば浸け込まれるのは、商人としての知識。
笑みの無い顔を、ただ貼り付けた笑顔で見返すのみ]
(379) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[開放される>>371 立ち上がり、大太刀を布で拭ってから鞘に収めた。
真っ直ぐに立ち、真正面から包帯男の瞳を見つめる]
ご厚情、痛み入ります。 分かりました、あなたの仕事を増やさない為にも もう捕まりはしません。
[完璧な作法で礼をする。勿論、お嬢様育ちの成せる技]
判断はあなたに任せますが あなたの利害を犯すつもりは有りませんよ。
“ずっと寝転がっていると、頭がふらふらしますね”
(380) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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逃げろ? あら、ご丁寧に……ありがとうございます。
[鏑矢の音に眉を寄せる。 この調子ならば西軍の合図なのだろう]
残念ながら、そのお言葉に従うつもりはありません。
救うのは、戦場の哀れな怪我人ですから。 戦地を離れることは出来ません。
(381) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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ああ、そうですね。
[思いついたように、ふと笑う。 包帯男と翼人の感情など気にもせず]
ここの死体、身体から切り離された肉体の一部に 寄生虫が湧いているものが有りました。
あまり強い虫ではありませんから、感染力は低いのですが 発症した場合は、発熱、嘔吐、頭痛―――……
[ぺらぺらと病状を並べ]
万一、症状が出た場合は、遠慮なく声をお掛けください。 お世話になりましたし、初回はお値段はご相談に応じます。
(382) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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[ この糸の向こうにいる相手が 生きる理由の一つを奪うことになりはしないか。
そんな怖れがあったから
男の持つ六弦の音の歪みは、矛盾の表れ。 たくさん唄えられればそれでいい その為になら命なんて惜しくはない
そう常々、ここにいるよと異国の言葉で叫んでいても そんな馬鹿野郎は二人はいらないと思っているのだ ]
(-98) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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では、失礼します。
[再度、深々と礼をして。
椿の元へと、足を向けようと**]
(383) 2015/05/01(Fri) 22時頃
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"了解した。"
[>>356 祐嗣の共鳴に端的に応えて、僅かに間を置いてから]
"接敵中の相手は、どうやらウタヨミと契約を交わしているらしい。 正直、滅多にお目に掛かれない程の難敵だ。 だから、もし――もしもだ。 一撃を受けたなら、必ず共鳴を解除してくれ"
[今の和子が繰り出す一撃を耐えたとしても、 追撃を喰らえば、確実に命を取られるだろう。
祐嗣の返事を敢えて待たず。 『必ず、無事に戻る』とだけ付け加えて、和子へと意識を集中した]
(384) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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(仲間、なんて)
[仲間なものか。戦場に立ちたがるウタヨミで、尚且つこちらに牙を向く奴なんて。 自らも戦場に身を投じながら、反する思いを持つ。 歌唱中でなければ張り手と悪態のひとつずつくらいはくれてやっただろうが、おそらくそうされない時に態と言っている>>373から、苦虫を脳裏で潰すだけだ。 この思考の隙にも、茨はいつ切られるともわからない。 うたを止めるわけにはいかなかった。]
"Quam etiam doloris,Genu ante Deum capit" (いくら嘆けども いくら神前に膝つこうとも)
[両の足で立っていたウタヨミは、ゆるりと膝を折る。 崩折れるように死人の隙間にひざまずいた。]
(385) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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[男の持つ武器は、基本的に投擲武器だ。 突き刺さること、あるいは止めをさすことに特化していて 何かを"切る"ことには長けていない]
―― …いったぁ
[自らの足が傷つくのも厭わず、 足元に、思い切り薙刀を振り下ろす。 本来の用途とは違うだろうし、刃の向け方も違うだろうが 目的が達せられれば、それでいいのだ。
血は流れていない左足を動かす。 右足は、むしろ重くなって逃れられないかもしれない。 それとも、茨は切り裂かれ、僅かな時間でも自由の身になるだろうか]
(386) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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/* >>382 かかりてぇな
(-99) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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使いたくないからだ。 強力な力などに頼っておったら勘が鈍るだろうに。 普段から技を磨かなければ、同じような力を持つ輩と対峙した時に殺(や)られる。
[>>374にきょとんとした表情をする]
貴様を舐めておらんよ。戦も鍛錬。全力で向かっている。 思わず出してしまったのは貴様の実力がただならないものだからと言える
[分銅鎖を威嚇とも牽制とも、そして間合いを測るようにとも思えるように振る回す]
(387) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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/* たぶんここのペアは契約とかアテにしたら、何か負けた気になるからやだ
の精神が働くと思う>ニシノ
今こっち、唄ってるだけだけれど、流れ矢刺さってワコが怪我したら、負けた…って思う。たとえ戦に勝ってもだ。
(-100) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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|
/* >>378 ワコ ですよねー
(-101) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
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|
[透花から伝わる言葉に、わずかに顔をしかめる。 契約した軍人の強さは聞いたことがあるからこそ、透花が何を案じているのかは理解できるが――]
“わかった。
――もしもの場合は、そうしよう”
[透花が受ける一撃を肩代わりするだけでも、勝機はかわるだろう。 共鳴を解除するのが間に合うかどうかはそのときにならなければわからないが]
――ウタヨミと契約済みの軍人だそうです。
[昴へと端的に伝えながら。 どちらの敵も厄介そうだと、内心ため息を零した*]
(388) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
貴様の存在も、考え方も、生き様も、理解出来ぬし、理解もしたくない そういつ訣別してもいいとも考える存在
しかし契約以外は好きにすればいい 自由に生きてくれ
それが一蓮托生で付きあわせている自分の――
(-102) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
" 雨音 種子《たね》はほぐれ "
[爆音にかき消されそうな一雫は、聞き漏らさなかった。>>370 母の死後、唄と共に研ぎ澄ませてきた耳は、今日はすこしばかり調子がいいらしい。 同じ血を引き、共鳴している今なら、兄にも多少なり恩恵はあるだろう。
荊棘の蛇が絡みつく様子に微笑みながら、再び唇を舐めた。>>375]
さぁて、靴を履いて踊ろうか。 可愛いお兄さん。
(389) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
[相方を心配するように追いかけてきた長身の薬師に、これが一般的なウタヨミってヤツかねエなんて、しみじみと感慨を磨り潰しながら。 同じ翼>>359と言われた白羽根をひらひら揺らした]
おンや、覚えてた? 酒は百薬の長 っつーのを良く知るヤツだ っテ、 ジジイご機嫌だッたぜ。
[腰痛から解放されたのが嬉しくて秘蔵の酒を開けたと聞いた]
(390) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
/* チヱコのあれ、今灰に返信を埋めようと思ったが
これはむしろお悔やみにとっておけばいいかな。 むしろあれだ、六弦に名前をつけてさしあげるのがいいかな
だがおやまさんのセンスだと、一番太いのがおとうさんで、二番目に太いのが長男、三番目は母さんで四番目がねえさん、五番目が二男で六番目が生まれたばかりの二女
だがこれはロックじゃない!(だぁん
(-103) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
[捉えた足に、ぎち、と刺を食い込ませながら、蛇は更に上へと這い上がる。 刺は牙のように曲がり、尖る。 服を、皮を裂き、時に肉をも抉るやもしれない。 そうなれば必然と朱も零れるだろうか。
兄に触れる茨が増えるならば、更に倍になるように。 大切なものを傷つけるなら、相応の対応を。 獲物で荊棘を切り払われても、次に、次にと数を増やす。
逃すつもりなど、毛頭ない。
先に仕掛けたのは――――――お前たちだ。]
(391) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
/* 俺は好きに生きて好きに死ねばいいんだな! おkわかった!!!
さて、どうやって最初に死ぬか、だな…
(-104) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
村上、と言ったか。 貴官のような武人が東国人でないことを惜しむべきか。 価値ある敵として見えたことを素直に喜ぶべきか。
……実に悩ましいよ。 [分銅鎖の狙いを絞らせぬよう、右に左に体を捌き]
貴官の言い分、俺は好ましいと思うが。 ――理解はされ難いだろうな。 [言葉を重ねつつ太刀の柄の仕込を引き抜くと、一挙手で投擲する]
(392) 2015/05/01(Fri) 22時半頃
|
|
"――チヱコ、味方とて油断するな。 そう伝えろ"
[声に滲む、呆れに似たものにはあえて触れず。 端的に答える。 作戦とも、指示ともいえぬ警告を]
" 敵は、殺せ "
[東軍とは言わなかった。 ただ、それだけを。
薙刀を振り上げた、その一瞬で、声にのせたのだった]
(393) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
|
[三谷田が少女を見逃す様子に、振り上げていた脚を下ろして成り行きを見守る。 彼にしては応対に険が薄いのは、 相手が流浪で、…軍人だからか]
………。 [耳に落ちるは鏑矢の音。 遊びは終わりという合図に似た、]
(394) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
|
/*チヱコはチヱコなのきゅんした
(-105) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
|
赤い靴、はいてた 女の子―… っと。 いやいや。アイツ男のコだったわ、アッハハ。
[切り払われても追い縋り、執拗に荊棘で締め付ける。 右足だけではなく、左足をも絡め取ろうと動かしたのは『囮』だった屍。 ズルリと上体を起こせば、切り払おうとする腕へと掴みかかる。
例え掴むことは叶わなくとも、片足を囚われたまま、思うように動くのは難しかろう。]
(395) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
|
飲みすぎると万病の元になるがな。 量はわきまえておけと、縁あれば伝えておいてくれないか。
[どうやら記憶の齟齬はないようだ。>>390 柔らかに笑みを浮かべて応じる。 そうして、漏れ聞こえる軍人同士の会話に意識を戻して]
――――…やれやれ、薄々分かってはいたがやはりお尋ね者の身か。
[はあ、とため息をつく。 己の身柄確保の優先順位は低いらしいと知ったうえでの振る舞い。
逃げろ、という言葉に異存はない。 この場からも逃げる気は無論、ないが]
(396) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
|
/* あー、間に合わなかった。 せめて昂との共鳴的なロルは落としたかった…無念…
(-106) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
――指揮官の言>>393に了解を伝えると、
チヱコは【其の念話】を即座に閉じた。
" 『味方とて油断するな。』 "
そして、離れてある各員に、
雉目の意思はたちどころに共有されることとなる。
(#17) 2015/05/01(Fri) 23時頃
まさに、思考の速度で――――
" 敵は、殺せ "
(#18) 2015/05/01(Fri) 23時頃
生きもののように軍が動きはじめる、乱戦のさなか。
いつしか、歪む声が唄う。
―― いと いとぐるまに 繭引いて ――
―― しき しきみのはな 髪挿して ――
(#19) 2015/05/01(Fri) 23時頃
|
/* あれ、これ、だいたいなす隊長が悪いって話でいいんじゃねえの
何という隊長命令 うまいな 偶然か? 狙っていってたらすごいぞこれ鳥肌
(-107) 2015/05/01(Fri) 23時頃
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激しい剣戟の音に紛れて。
命さえ削る歌唱に紛れて。
(#20) 2015/05/01(Fri) 23時頃
声に、聞き覚えはない。
―― いと いと切る間に 振り返る ――
―― しき しきみのくび 膝落つる ――
(#21) 2015/05/01(Fri) 23時頃
唄う者の姿も見えない。
―― 手巻いて 裁つたび 端増える ――
(#22) 2015/05/01(Fri) 23時頃
聞く者の耳奥を、ぬめと刮げるような抑揚。
(#23) 2015/05/01(Fri) 23時頃
にわかに翳る日差しが鳥肌を誘う。
―― 揃えて 染めよか また切ろか ――
―― つぶれたカイコは もう要らぬ ――
―― いときりばさみの 軋りウタ ――
(#24) 2015/05/01(Fri) 23時頃
―― …… ――
やがて唄は途切れ――――
(#25) 2015/05/01(Fri) 23時頃
纏わす絶唱、ひらめく白刃。
予期せぬ遭遇戦。
少数の調査隊同士といえども、争いは根深さゆえに止まず。
戦場跡へ鮮血を上塗る戦いの趨勢が 傾きかけるその刹那、
大気を震わせるすべての"共鳴"が―――不意に*断たれた*。
(#26) 2015/05/01(Fri) 23時頃
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