
701 花散る空に
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
佐倉に5人が投票した。
佐倉は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
滝口が無残な姿で発見された。
牧内が無残な姿で発見された。
土浦が無残な姿で発見された。
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
| 名前 |
ID |
日程 |
生死 |
勝敗 |
役職 |
| 担任 京極
| master
| 2日
| 襲撃死
| 勝利
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
| 家庭科 佐倉
| みそまにあ
| 3日
| 処刑死
| 敗北
| 人狼陣営:呪狼 呪狼を希望
運命の絆★剣道部 牧内 運命の絆★陸上部 土浦
|
| 図書委員 滝口
| mythomania
| 3日
| 呪詛死
| 勝利
| 村人陣営:占い師 おまかせを希望
|
| のっぽ 力石
| kokoara
|
| 生存者
| 勝利
| 村人陣営:占い師 おまかせを希望
|
| 剣道部 牧内
| migya
| 3日
| 後追死
| 敗北
| 恋人陣営:片想い、恋人 おまかせを希望
恋人だった
|
| 陸上部 土浦
| 桃缶
| 3日
| 後追死
| 敗北
| 恋人陣営:片想い、恋人 おまかせを希望
恋人だった
|
|
/* おつかれさま、でした! 表ログがまだまだありそうなので、とりあえず現時点で天声とかはありません
独り言も解禁で!
(-0) みそまにあ 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* はあいおつかれさまでした! くっっっっそ置いていきやがってみんな!!!!
……はあ(ぺしょん)
(-1) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* なるほどIDみて納得の残念だった
ところで先生、男2人を手玉に取ってどうするきですかーやだー
(-2) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* あらためましておつかれさまでっす!!
すごい 全員おまかせ希望 本当に天の采配で生死がきまったんだね……
(-3) mythomania 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* もうログ読み終わったっていうか墓ないものね…… 独り言ログなくてふふってなる
あー。あー。どうしましょう ギリギリにお返事もらってた、わ。
(-4) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* なっとくのざんねん.......あ、あれ私今回残念要素あった?(私という懸念はある
(-5) migya 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* >>-2 力石さん あらあら手玉に取るなんてそんな。 先生はみんながだいすきよ? ふふふ。
(-6) みそまにあ 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* なお、片思いを引いたら先生に片思いほんとにして死のうと思っていたら、先生が女の先生で、まあいっか禁断の片思い。って思っていたこともありました
プロローグで握りつぶして焼いたのは、書きかけの恋文。
というのも占い師になった瞬間とびましたが
(-7) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* >>0:-11 土浦せんぱい !? まじですか わあああ、来てくれてありがとうございます絡みたかった!! からみ!!たい!!!です!!
土浦先輩の嘆き方すきでした
(-8) mythomania 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/*>>-2>>1:-5 ちょっとまって
この男女比でわたしなの??? wwwwwwwwわあ
(-9) みそまにあ 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/*>>-5女の子とぶつかった衝撃を鍔迫り合いと比較するのを残念と言わずなんというんですか
>>-6 まあ先生ったら。 わたしも、先生のことはすきですよ。
(-10) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* >>-9 先生に報われない片思いというのをですね
男女比偏ってわらいました。ええ。
男性陣から恋の気配もしなかったしいけますいけます
(-11) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* >>-10 だって剣道部だし……。
(-12) migya 2015/04/16(Thu) 01時頃
|
|
/* はあ…… そしてわたししかいなくなった地上……
(-13) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* まあうん、牧内先輩は残念でしたね 唯一の3年生で体育会系でそのいかつさで女の敵……
(-14) mythomania 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* 恋の気配か……。
そういうのがないキャラだったからな、仕方ない。
(-15) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* えっ。
(-16) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* >>-11 力石さん まあ牧内くんの残念モードから一転全力のたらしがわたしたちのどちらかに入る可能性はちらっと考えたけど、なかったわねえふらぐ けどあの、男子からは予想してたけどあの びっくりしたわ……www
>>2:-5 力石さん あらひどい。ひどいけどおいしい 間違いなく傷にはなるわねえ……
(-17) みそまにあ 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* えー、えー……、
でも、残念ゆーても、進行中で女子と遭遇したのラストだけやし……。
(-18) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* 残念ながらたらす時間が足りなかったよ!!
あれか!? 脈絡ぶんなげて、人気のない廊下で力石さんとにゃんにゃんすれば良かったのか!? また暗転か!?
(-19) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* あのね牧内くん。 フラグがないのが残念なんじゃないのよ。
>>2:46 >女子――にしては、背が高いが。
この一行だけであまりにもざんねんすぎるわ
(-20) みそまにあ 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* あー 力石さんの最後の独り言連投がせつない
まあうん、僕はしにますよ 牧内先輩との会話で生き残りもちょっと考えたけど、最終的に願いを受け止めるより「わからない」の方おっかけちゃう
(-21) mythomania 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
[ごめんなさい。 わたしはあなたに、何もできない。]
……どういたしまして。 ……ここには、いませんけど。
[ごめんなさい。 わたしはみんなのために、何もできない。
優しい言葉に頷いて、それ以上に掛ける言葉を持たなかった。
何もできないものが残って、どうなるというのか。 暗い思いの中で、『覚えていて』という言葉が揺れていた。]
(0) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* まあ、そういうのに縁のないPCを演ったんで、残念評価はむしろ成功かな・・・?
(-22) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* そうして、お別れ、かなあ、
佐倉先生にはもう逢えませんから、お見送りも下を向いていそうで
あああ、お見送りして、生き延びねばならない…… 戦後ロールかけない……うああ……
(-23) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* 狙ってやった残念ロールなんですか?
(-24) kokoara 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* 今回は自分から桃る気はなかったのは確かです。
(-25) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* しかしまあ、折角だから呪いでも残して征くか?
(-26) migya 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* この上さらに呪いを重ねるとか鬼畜ですね先輩
いいとおもいます(にっこり
(-27) mythomania 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* そして僕は僕で今なう志願送ったからじみーにタイミングずれて出ていこうかなっておもってるので これでおわるかってところにもう一人いなくなるという。
ふふふ
(-28) mythomania 2015/04/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* さらに呪いだと……
きみたちはほんとうに 力石いじめがすきですね? ふふ……いいぜこいよ
ただちょっとあの、なかのひとはうつらうつらしておりまして まないたのうえのわたし
(-29) kokoara 2015/04/16(Thu) 02時頃
|
|
……さて、そろそろ行かないとな。
[本音を口に出したら、どこかすっきりとした気分になった。 御国のためになんて虚勢を張ったままでなく、怖いものは怖いと、誰かに本音を話せた。
そうして、ふと気付く。 もうこれで、本当に心残りがないのだと。 帰りを待つ家族は既になく、また笑いあいたい仲間も皆征った。 あの空に飛び立てば、大地に、故郷に、自分を繋ぐものはもうない。
だから、ひとつだけ、理由を作っておくことにした]
(1) migya 2015/04/16(Thu) 12時半頃
|
|
──この戦争が終わって、還ってきたらな。茶でも付き合ってくれ。
[還る理由がなにもなければ、さぱっと逝ってしまいそうだから。 遠い遠い空の上、生死の狭間で惑ったときのガイドビーコン。真っ暗な闇のなかで地上に戻るための誘導灯。還ろうと思う理由を、作っておいた。 もちろん、彼女がこの先も征かずに済むかはわからないし。 生きて還る理由があろうがなかろうが、死ぬときは死ぬんだろうけれど。 なにも理由がないよりは、たぶん、まあ。
──まあ、とはいえ。 きっと果たされないであろうことは、わかっているのだけど]
(2) migya 2015/04/16(Thu) 13時頃
|
|
/* 一晩考えたけどうまい呪いが思いつかなかったので定番の死亡フラグを大地に突き立てるにとどまった。
(-31) migya 2015/04/16(Thu) 13時頃
|
|
/* お約束はすばらしいですね 牧内先輩の生死がちゃんと連絡いくのかどうかでまたそれぞれに味がありふふふ
(-32) mythomania 2015/04/16(Thu) 17時頃
|
|
[ぐるり、視界が回転する。身体が浮かび上がるような感覚がある。 いつもよりずっと静かな気分だった。死角がひとつもなくなってしまったみたいに、敵影も友軍機もよく見えた。
引き金を引けば弾は吸い込まれるように敵機に向かい、桿を引けば踊るように雲を引いて。]
――――あと5、 3、2…………
[今まで何度となく繰り返した"戦い"だ。操作技術ならきっと誰にも負けない。 把握するべきポイントも頭に叩きこまれて、その時々の最善が反射で出てくるように身体に沁みついていて]
(3) mythomania 2015/04/16(Thu) 18時半頃
|
|
…………っ、ここだ!!
[いつもあと少しだったんだ。あと少しで、完璧な勝利を逃していた。 けれど今日なら、ずっと逃し続けた細い糸も掴める気がした。
それがどれだけ役に立つものかなんて、考えていない。 わかっているから、考えない]
(4) mythomania 2015/04/16(Thu) 18時半頃
|
|
――――は、あ 。
[シミュレーターの座席に座ったまま、ヘルメットを外す。 眼前の画面にはPERFECTの文字が大きく光っていて]
…………これで、僕は
[ずっと現実感がないままに続けていた訓練からの卒業を示す言葉を見上げて、ようやくじわりと胸が苦しくなった。
きっと、誰より優秀な兵士になれるさ、って あまりにも無意味な自信だけを胸に、次は本当の空を飛ぶ]
(5) mythomania 2015/04/16(Thu) 18時半頃
|
|
/* よし。これで僕は一人でやるぶぶんはできたかな あとは土浦先輩とお会いしたいところだけど "届いた"側のふたりの対話もみたいなあって
佐倉先生ももうちょっとうごかしたい……*
(-33) mythomania 2015/04/16(Thu) 18時半頃
|
|
/* 顔出しが遅れてしまってすみません、お疲れさまでした! 桃缶と申します、ほんとのほんとの通りすがりでした。同村ありがとうございました。
ちょっとどうやって収拾をつけたものかと考えているので(無計画)、表ログの方はもう少しお待ちいただければ…w
(-34) 桃缶 2015/04/16(Thu) 19時頃
|
|
/* こんばんはー。 どうもおつかれさまでした土浦くん! プロの独り言をみて驚いたなど。
この呪いどうしてくれよう……
(-35) kokoara 2015/04/16(Thu) 23時頃
|
|
その約束、叶えるつもり、どのくらいありますか?
(-36) kokoara 2015/04/16(Thu) 23時半頃
|
|
[聞けるはずもない。 とはいえ、信じたい気持ちより、信じて痛い思いをしたくない保身が勝った。
曖昧に微笑む。 引きつった口の端は、見え見えかもしれないけれど。 こうやってごまかすことに、慣れてしまった。]
そのときが、きたら……
[語尾はぼやけたまま、わたしはわたしの弱い卑怯さを黙認する。 叶わない約束をするのも、嘘をつくのも、苦しかったから。
小指を差し出すような幼い信頼は、長い戦争の間に、とっくにいなくなっていた。]
(6) kokoara 2015/04/16(Thu) 23時半頃
|
|
/* 先輩方のしめがたのしみで
そろっそろいい時間だから僕もうご、 うごく ふたりぶん
(-37) mythomania 2015/04/16(Thu) 23時半頃
|
|
/* 自分のたいみんぐのわるさがつらい
んー、これは時間帯的にかっとばしたほうがよさそうかな よし
(-38) mythomania 2015/04/16(Thu) 23時半頃
|
|
/* わたしは明確な答えを返さないというこたえに どう締めるかなああああとずっとまようこの。
(-39) kokoara 2015/04/16(Thu) 23時半頃
|
|
/* あと1時間ちょっと? うんんんん んんん。
(-40) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* あぶない。仮眠していて寝過ごすところであった。
(-41) migya 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
[わたしには、先輩の"うそ"を受け入れる度量はなかった。 先輩の思いを否定する思いはなかった。
中途半端に浮かばせてしまったそれから、不器用に目を逸らすばかり。
今までありがとうございました。 そんな別れの言葉は言えない。 さようなら。 いいえ。それは早すぎる。 待っています。 そんなばかな。 またお会いしましょう。 それが成り立つなら、戦場かあの世だろう。
ぼかしてぼかして、明確な別れを見せぬまま、わたしは足を職員室側へ、────終わりの方向へ、向けた。**]
(7) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* あっ先輩。おはようございます
くうう。お見送り、からの、戦争終結……っ
(-42) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* あのですね。生存者、わたしひとりなんですよね? ってことは 締めくくり わたしです かね ?
くうう
(-43) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
[彼女の浮かべた表情に、苦笑する。
まあ、それはそうだ。 戦争が終わるなんて、もう戦いを続けられないほどに負けるかたちでしか終わらない。 まだ戦う力が残っているうちは、きっと、この国はもう止まれないから。
征けば、自分もその戦う力の一部になる。生きて還れる確率は、とても、低い]
――ま、そのときを楽しみにしておくよ。
さて、そろそろ、行かなきゃな。 話せて良かったよ。じゃあ、またな。
[「じゃあな」ではなく「またな」と口にするには、幾らかの努力がいった。 だってそれは、先に征った皆からも、散々聞いた言葉だったから。 自分のそれは、嘘にはしたくないものだ。この後輩に、またひとつ、何かを背負わせてしまうのだろうから]
(8) migya 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* そうね。終戦を見れるのは力石さんだけね うふふふふ
(-44) みそまにあ 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* あああ……全員おまかせでどうして どうしてこう こう……っ
ラシンのお導き……
(-45) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* また なんて こたえません
(-46) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
/* うふふふ。さて死ぬ準備だ。
(-47) migya 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
―それから―
[結論から言えば、滝口海里は英雄にはなれなかった。 ただ、国力が摩耗しきった戦争末期に動員された学徒としては、その戦果は比較的優秀なものだったと言えるだろう。一般に広く知られるとまではいかずとも、一部の研究者や趣味人の記憶にひっそりと残る程度には、爪跡を残して逝った]
(9) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
[初めて乗った本物の戦闘機は、思った通りに動かせた。あのシミュレーターと何も変わらないと思った。 引き金を引けば敵が落ちる。機体を翻せば弾を避けられる。
まだ少しぼやけたままの現実感で、敵を落として。 無傷のままで初陣から帰還したとき、現地の教官には随分もてはやされた。寄せ集めの子供兵士ばかりの中で、多少でも"使える"人材はそりゃあ貴重だったんだろう]
(10) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時頃
|
|
[しかし当然、現実は"ゲーム"とは違う。
国の技術力を注がれたシミュレーターは、確かに自機の操作性に関しては完璧に近い再現度を誇っていた。 訓練ステージのパターンも、敵機のAIも、悪くなかった。訓練が進めば進むほど、より精鋭を想定した"敵"が画面の中を飛んでいたのだ。
そして、それを何百何千と繰り返し相手にし、優秀な敵に対処する方法を学んだ滝口海里が辿った結末は、]
(11) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[わたしは、出征の見送りはできなかった。 たまたま当番で忙しかったのだと、そんなふりをしていた。 実際、人が減ったおかげで、持ち回りの当番はたくさん掛け持つことになるのが当たり前だった。 最後の最後に窓から、離れていく背中の一部を見たっきり。
佐倉先生。
土浦くん。
牧内先輩。
赤に呼ばれて行った人たち以外に、 滝口くんも旅立ったのだと知ったのは、 随分と後のことだった。]
(12) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[学校に残った人数は、本当に減っていた。 先生はもはや誰もいない。 戸惑いと恐怖に押しつぶされそうな生徒たちで、身を寄せ合う日々。
次は誰が呼ばれるのだろう。 土浦くんの妹さんは、今頃どうしているんだろう。
そんなことを考えていたわたしたちの端末が、 ある日、一斉に鳴った。]
え、
[凍りついたわたしたちのうち、泣きそうな顔をした3年生が、端末を見た。 その表情が、驚愕で彩られる。
うそ、という呟きを受けて、わたしたちはそれぞれ、端末を手にした。]
(13) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
『 終戦の詔書 』
(14) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
―――――…………ぁ、
(15) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[うそ、と誰もが呟いた。
それが嘘でなかったと知るには、もう数日必要だった。*]
(16) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[敵機を一つ撃ち落とした直後のことだった。
その機体にずっと付き従っていた機体が、自らの身を顧みることなく真上から突っ込んできたのだ。]
(17) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[避けようと思えば、ぎりぎり叶ったかもしれない。 機体は墜ちるにせよ脱出機構が使えたかもしれない。
……その一瞬に腕を止めた決定的な要因がなんだったのかはわからない。
自機のさらに下方に友軍機が居たのも事実だった。 敵の予想外の動きに動揺したのも事実だった。
命を投げ打って自分を殺しに向かってくる、その相手の心境は果たしてどんなものなのか、 そういう疑問が脳裏を掠めたのも、また事実だった]
(18) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
――――――譲れないもの、かぁ……
(19) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[見つけましたよ、と胸を張って言う事まではできない。 けれど、少しだけ。ほんの少しだけ、何かが胸に沁みた気がした]
(20) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
[結局、回避行動をとることなく機体は敵機と激突し、両機ともに空中で爆発した。
滝口海里、三度目の出撃のことだった**]
(21) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
/*ふう
いやあ、駆け抜けるってたのしいですね(つやつや
(-48) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
/* ああああああくっそ
くっっそ
(-49) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
/* >>13 あーーー そうだよねえ このシステムなら、終戦のしらせも直接来るよ、ねえ
ふふふふうわああ
(-50) mythomania 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
/* くっそ 時代考証とかよくわからないんだからな くっそう
生きるしかない拷問よ
(-51) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
―空の彼方で―
[耳元で、誰かががなりたてる。敵編隊発見、交戦準備。
この台詞を聞いたのは、これで三度目。 四度目を聞くには、また、生き残る必要がある。
――ひどい話だった。 一度目で部隊のメンバーの半分が入れ替わって、二度目で更に半分が入れ替わった。 なんと、たった二度の実戦を生き残っただけで、この部隊では古参になっていた。 一度の出撃で、部隊は半分に減る。そして、同じだけが補充されてくる。 それは兵隊も足りなくなる。老若男女を問わずに掻き集めても、足りるわけがない。
誰かが敵機と接触したらしい。エンゲージと叫ぶ声がレシーバーに入る。 空の彼方に、何かが光る。自分もまた、無意識に同じ言葉を叫んでいる。
櫛の歯が欠けるように、健在な味方を示す光点が計器から次々に消えていく。 光がひとつ消えるごと、空のどこかで、誰かの機体が棺桶に変わっている。 次は自分がそうなるかもしれない。ちっぽけなランプひとつ、それがいまの自分の存在だ]
(22) migya 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
――……撤退命令はまだかよ……!!
[味方を示すランプは、ほぼ半分に減っていた。 もう少し減れば、また、戦場を離脱するように命令がくるはずだ。 生と死との境目。生きる側の半分に残れれば、また生きて還れる。そのはずだ]
……もうちょい、もうちょい……!!
[自分以外の味方が墜とされることを、心底から祈った。半分まで減れば、それで――]
……よし! これで――!!
[部隊の半数が、堕ちた。しかし――撤退命令は、なかった]
(23) migya 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
── 2年後、校庭 ──
[いろいろなことがあった。
学校は学校として残されることとなり、各地で激減した生徒がある程度集められることとなった。 わたしたちのいた学校は、少し離れた学校の生徒達(これもまた少なかった)を受け入れ、田舎の学校もかくやという少人数学級で存続した。]
[誰も、帰ってこなかった。 誰も。誰一人、ただいまをいうことはなかった。
あの日、終戦の知らせを受けてから、僅かばかり考えた『生き残りは帰ってくるのかもしれない』という淡い期待は、時間が無残に踏み散らしていった。 戦死者の一人ひとりの確認などできやしない。わかっている。
個別の遺体が収容された人はまだ、運が良かったといえる。 戻ってこないことを死という扱いにされた人が何人いたかなんて、数えようもない。]
(24) kokoara 2015/04/17(Fri) 00時半頃
|
|
なんでだ!? ……いつもなら、もう終わりだろ!!
[その動揺が、隙を生んだ。衝撃と、焔。終わりの音だ。
ああ、自分の番か。自分も、あの校庭に咲く桜の花になるのか。
音速での戦闘。被弾から墜落まで、悲鳴一回分の時間もない。 それなのに、周囲を包む紅蓮も、紫電を吐き出すパネルも、すべてがスローに見えた]
(25) migya 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[風が吹き、校庭を染める桃色をまた舞い上げた。 戦後一度切り落とし、また伸びてきた髪を軽く結っていたのだけれど、このままここにいては、すぐに乱されてしまいそうだった。]
[風の中で見つめているのは、掲示板だった。 いずれ時がたてば、石碑にするという話もあるらしい。 貼りだされているのは、名簿だった。 あの日までの間に征った、全ての先生、生徒の名前が掲載されていた。]
[手を伸ばし、名簿の下の方に触れる。 同級生だった名前をなぞり、わたしは目を伏せた。
わたしは今日、この学校を卒業する。]
(26) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
ああ、畜生……、
[またな、なんて。やっぱり、言うんじゃなかったな。
でも、きっと、彼女は判っていたんだろう。 そのとき、なんて。きっと、来ないことを、たぶん]
――……一応、ちゃんと、楽しみにしてたんだがな。
[苦笑をもらしたとき、機体が、爆発して。
まだ生き残っている機体の計器から、ランプがひとつ消えた]
(27) migya 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[寄せ集めの生徒。 穴だらけの記録。 入り込んできた文化。
わたしのように弱い人間は、そこに適応することはできなかった。 ただただ、壊れないように、なるべく抵抗しないのが精一杯。
従順とも言える態度はしかし、生きるという一点においては、完全に無駄ではなかったようだ。 家族を失い、仕事だってなにもできないわたしが、こうして卒業という形を迎えられているのだから。
死ぬことは一つの権利だと考える人々も、いた。 反抗し、学校から消える人も、いた。
流されるだけのわたしは、ただ生きていた。 怖がりながらも征くしかなかった人がいたのだ。 征かなかったわたしが、自分から投げ出すこともできなかった。]
(28) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[あの日以来、わたしはどんどん言葉を減らしていった。 いつの間にか声を出す機会が減り、一番最近来た人など、わたしが言葉を持たないのだと思っている人もいるのではないだろうか。
あの憎らしいくらい丈夫な端末は、今も手元にある。 システムの中心は奪われたらしいけれど、一般生徒にはあまり関わらない、あちらの上の考えなどは知らないままだ。 これを手に知らせを待つ日々はとっくに終わっていた。]
[卒業する生徒は、わたし一人ではない。 仲が良かったわけでも悪かったわけでもない同級生が、離れたところでわたしを呼ぶ声がした。 視線を向け、頷いて見せる。]
(29) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[何か言いたいことがあったはずだけれど、何だったか。
桜の花が綺麗すぎたから攫われてしまったのだと言えば、きっと雰囲気だけは美しく感じられるだろう。
止めていた足を動かし、地べたに散らばる桃色を踏み、汚し、けれど目もくれずに校門へと向かう。]
(30) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[心のなかの言い訳を聞く人はいない。
心のなかの理由を許す人はいない。]
(-52) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
……………
(31) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[美しい花弁は落ちてゆく。
落ちた花弁は、二度と咲き誇ることはない。
戻らぬ日々へ、戻らぬ人々へ、 消えない罪悪を抱えたまま、 わたしは長く過ごした校舎へ頭を下げた。**]
(32) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
[――牧内勇次が知る由もなかったことだが。
この頃、国の中枢では、降伏が真剣に討議されていた。 降伏に反対する一派は、なにか大きな戦果をあげて、降伏論を押しのけようとしていて。 まだ戦えることを示して、降伏などもってのほかだと、主張しようとしていた。
そのために、現有戦力のほとんどを注ぎ込んで、各地で一斉に決行された作戦。 この一大作戦で戦果をあげられなければ、降伏に向けて一気に趨勢が傾いてしまう。
だから、この作戦に限っては、簡単に撤退など命じられるわけがなかった。 作戦参加機の大半を失い、覆しようもない大敗に至るまで、退却命令は発せられなかった。 結果として、この作戦での大損害によって戦争続行が不可能となったことで、終戦の動きが本格化することになる。
――牧内勇次は、終戦の礎となった数多の犠牲、そのひとりとして逝った。
彼が命を落とした作戦が、この戦争における、最後の組織的な作戦行動だった**]
(33) migya 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* あああくっそ
(-53) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
――――ああ。きれいね。 星空なんて、何年ぶりかしら。
(34) みそまにあ 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* エリア88みたいなポエミー戦闘描写をしようと思ったけどさすがに時間が足りなかった(
(-54) migya 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
通常の装備よりもずっと仰々しいヘルメットをつけて、わたしは夜空を見上げました。
わたしの目では本来見えるはずもない景色をいっぱいに焼きつけて、目を細めます。
わたしがこの景色をもう一度見る事は、きっともうないのです。
もしも、もしもわたしが敵をすべて落としたとしても、わたしが帰る道はきっと闇に閉ざされているでしょうから。
(#0) 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
わたし、
――――わたし、役に立てるかしら。
ねえ。
(35) みそまにあ 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
一筋風が吹いて、星空に花弁が舞いました。
花の季節はもう終わりに近づいています。
――――わたしが散った後にも、新芽は伸びてくれるでしょうか。
どうか、伸びる前に摘まれてしまうことがないように――――と。
願うしかできない無力さを抱えて、わたしもまた機体に乗り込みました。
先達と同じように?……いいえ。
わたしは、わたしたちの背中には、先達のような期待など載せられていないのです。
帰ってくることなんて、最初から――――
(#1) 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
/* くっ じかんたりない けどとりあえずこっちも滑り込んだわ
片道切符もろまんよね?
(-55) みそまにあ 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* ちくしょう覚えてろおまえらってきもちになりますね?
(-56) kokoara 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* うふふふふふ
いいなああふたりとも 牧内先輩の人間臭さったらもう、おいしい
(-57) mythomania 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* のこされたものがつらいのはしかたないさ(棒
(-58) migya 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* よし、おつかれさまでした!
(-59) migya 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
|
/* 短いけど楽しかったなああああ もっと!うごきたかったけど!!!
ありがとうございますおつかれさま!!
(-60) mythomania 2015/04/17(Fri) 01時頃
|
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る