人狼物語ぐたるてぃめっと


701 花散る空に

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が1人、占い師が2人、呪狼が1人、片想いが2人いるようだ。


【人】 担任 京極

自習だ!お前らはここに居ろ、良いな!?

(0) 2015/04/14(Tue) 01時頃

京極は時が進むよう祈った。


【独】 図書委員 滝口

/*
うらないし

おーけい。

(-0) 2015/04/14(Tue) 01時頃

校内放送(村建て人)

その時。
端末が震えた瞬間にどきりとして、それと同時に確信していました。

だってもう、連絡がつく相手なんて殆ど残ってはいないんですから。

(#0) 2015/04/14(Tue) 01時頃


【人】 家庭科 佐倉


……ああ。


そう。
でも、これでもう、本当にもうすぐ終わるわね。
 

(1) 2015/04/14(Tue) 01時頃

校内放送(村建て人)

真っ赤な画面を胸に押し当て花の散る空を見れば、先に征った人々が少し身近に感じられる気がしました。

ずっと置いて行かれるばかりだったわたしにも、ついに彼らの元へ喚ばれる日がきたのです。

(#1) 2015/04/14(Tue) 01時頃


校内放送(村建て人)

この国の技術は、とても素晴らしいものです。それはきっと間違いのないことなのです。
わたしの目でも空を飛べるぐらいの視力を与えてくれる、
そういう道具だってちゃんとあるのですから。

ただ、人間の身体はそう簡単に進化はしませんから、便利な道具にずうっとついていける訳ではありません。
技術の力で得た視力がどれだけの時間維持できるのか。
詳細を調べることを、わたしはあえてしませんでした。

(#2) 2015/04/14(Tue) 01時頃


【人】 家庭科 佐倉

わたし、役に立てるかしら。
――――ああ、ちがうわね。ちゃんとしないと。


あの子達がわたしの背中を見ることになるんだから。

(2) 2015/04/14(Tue) 01時半頃

校内放送(村建て人)

先達と同じように空を飛んで、先達と同じように散っていく。

それを恐れることなくここを発つこと、それが教師としてのわたしの最後の仕事なのでしょう。
けれど、それが正しいことなのかは――――

(#3) 2015/04/14(Tue) 01時半頃


【人】 家庭科 佐倉

…………。

それを判断するのは、わたしではないわ、……ね。

(3) 2015/04/14(Tue) 01時半頃

家庭科 佐倉は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 01時半頃


【独】 家庭科 佐倉

/*
しかしト書きをかかないキャラにしてしまったからどうやってうごかそう

毎回この天声やるの???

(-1) 2015/04/14(Tue) 01時半頃

【独】 家庭科 佐倉

/*
まあうん、ふつうにうごかすか

一人称ト書きだけ継続で

(-2) 2015/04/14(Tue) 01時半頃

【人】 剣道部 牧内

[校舎へと続く扉が、短く鳴った(>>0:24)。
ひとりの時間も終わりかと、肩越しに扉のほうを振り返る]

……うん?

[――誰もいなかった。確かに気配はしたと思ったが、どうだろう]

ま……丁度いいか。

[いつまでも、ここにいても、することもない。いい切っ掛けと思おう。
第一、自分の厳つい風体で、屋上で物思いにふけるなど似合わない。
こんな姿を仲の良かった部活の仲間が見れば、絶対に笑うことだろう。

それに、この場所はやはり、空に近すぎる。

両親や兄が散ったのも、どこかの空だった――きっと、仲間たちも]

(4) 2015/04/14(Tue) 02時頃

【人】 剣道部 牧内

……戻るかね。

[ともかく、校舎に戻ろうかと、柵に預けていた身体を離す。

適当な話し相手でも見つけるか、気晴らしに道場で竹刀でも振るか。
それでなければ、あの、どうにも現実味の抱けない訓練をやってみてもいい。

そうして、校舎内に続く扉の方向へと、ゆっくりと戻り始めた**]

(5) 2015/04/14(Tue) 02時頃

剣道部 牧内は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 02時頃


【人】 陸上部 土浦

―空き教室―

[浅い眠りの中、夢を見る。
シミュレーターと同じ、全く現実味のない視界。
その端に映る仲間の戦闘機。
敵の攻撃を受ければひとつ、またひとつと機体の制御を失い、墜ちていく。やがて自分の視界も激しく揺れて、赤一色に染まり、ブラックアウトする――]

――!!

[少年を夢の世界から引き戻したのは、端末の振動音だった。
先ほど机の上に放り出した端末は、夢で見たのと同じ色の画面を映し出している。余命宣告の色だ。
この色が映しだされた端末の主を幾度となく見送ってきたけれど、]

俺の番か、

[低く抑えた声でそう呟き、暫し沈黙する。]

(6) 2015/04/14(Tue) 09時半頃

【人】 陸上部 土浦

…なんのことはない。
遅かれ早かれこうなるって、分かってただろ。

[……いや、嘘だ。
本当は少しだけ期待していた。ここまで後回しになったのだ、自分の番が来る前に戦争が終わりはしないかと。
後回しにされた結果、見送る辛さだけが増して。結末は同じ。]

あとに残される妹のことだけ、気がかりだな…
誰かに頼んでおかないと、

[……いや、嘘だ。
妹のことなんて考えちゃいない、自分のことだけ。]

でも、自分が召集されることで他の誰かが延命でき、

[……いいや、嘘だ!
他の誰かなんて関係ない。自分は死ぬために生きてきたんじゃない!]

(7) 2015/04/14(Tue) 09時半頃

【人】 陸上部 土浦

――くそっ、……!

[不意に突風が吹き、開いた窓から風とともに桜の花びらが吹き込んでくる。
少年は激情に駆られ、椅子を蹴飛ばして立ち上がった。
そして机の上の余命宣告を引っ掴み、力任せに床に叩きつけた。

かしゃん。

国から支給された丈夫な端末には、傷ひとつつかない。
自分の力ではどうにもならない運命を暗示しているかのようだった。]

(8) 2015/04/14(Tue) 09時半頃

【人】 陸上部 土浦

[少年は肩で息をしながらしばらく立ち尽くしていたが、]

準備しないと、な。

[やがて諦めたように呟き、脱力した。
端末を拾い上げてポケットに仕舞うと空き教室を出る。行く先は訓練室。

あの役に立つんだか立たないんだかよく分からないシミュレーターで遊びながら、妹になんと説明しようか考えよう。
心の準備くらいにはなるかもしれない、そんなことを考えながら。*]

――→訓練室

(9) 2015/04/14(Tue) 09時半頃

陸上部 土浦は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 10時頃


【独】 陸上部 土浦

/*
おまかせにした自分が悪いんだけど、出撃ロールが回せる気がしない…wふわっとごまかしてもいいかな…?
あとそろそろ誰かと遭遇しないといつもの吟遊詩人化だから気をつけないと…

(-3) 2015/04/14(Tue) 10時頃

【人】 図書委員 滝口

―屋上前―

[しまった離れそびれた。
扉の向こうから足音が近づいてくるのを感じて、めんどくさいなあってぼんやり考える。
誰が居たかまではちゃんと見えなかったけど、……不良とかじゃないといいなあ、なんて。
ここから慌てて離れるのも感じ悪いだろう、って思いながら、諦めて扉を開けた]

……牧内せんぱい?先輩もさぼりですか。

[とりあえず表向きからして荒っぽい奴じゃなかったことには安心しつつ。かといって今までわりと遠い存在だった体育会系3年生に、わーどうしようとか内心で思った]

(10) 2015/04/14(Tue) 11時半頃

図書委員 滝口は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 11時半頃


【人】 のっぽ 力石

[>>0:21お昼の話題に、滝口くんがのってくれたのはありがたかった。
目の前の人が翌日にはいなくなる、なんてことを繰り返して、それでも未だに、うまい見送りも激励もできないのだ。
曖昧な微笑みは、相手を苛立たせることもあったけれど、悲壮な顔は許されない。]

もし足りなかったら、わたしの、あげる。
今日はあんまり食欲がないの。

[彼は男の子だから、足りないこともあるかもしれない。
残すなんてことできるはずがないけど、誰かの口に入るなら、そっちの方が良かった。

言っているうち、訓練の時間を思い出せば、苦い顔を隠して後輩と別れて訓練室へ向かう。]

(11) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 のっぽ 力石

[廊下で耳にする、小さな噂。
小さな声でさえ、がらんとした廊下にはよく響いた。]


……そう。京極先生……

[赤い知らせが、届いたのか。
また一人、征くのか。

いつもよりも肩を落として、足早に廊下を通り過ぎる。]

(12) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 剣道部 牧内

[校舎内に戻る扉が、目の前で開いた。
そこにいた生徒の名を思い返す。
特に接点があったわけでもないが、こういう状況だ。
ここまで人数が減れば、顔と名前くらいは一致する]

……先輩も、ね。
ということは、お前はサボりなんだな?
こんなご時世にサボりなんて、いまも戦っている皆に申し訳ないと思わないのか。

[と、滝口にじろりと視線を据える。
数秒、ふっと口元を僅かに緩めて]

……冗談だよ。
けど、本気で文句を付けるやつもいるから、サボりなんて口にしないほうがいい。

[たとえば、そうだな]

俺はあれだ、サボりなどでなくてな。
忙しい訓練の合間を縫って、遠い戦地にある友人たちの武運を空に祈ってたんだ──と、どうだ。らしいだろう。

(13) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 のっぽ 力石



ぶうん

(14) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 のっぽ 力石

[ポケットが振動した。]

ぇ、

[息が詰まる。
慌ててポケットを探り、けれどもたつく手は入れっぱなしだった端末を取り落とした。


かたん、と音をたてたそこに表示されたのは、母の名前。
メールだ。]

(15) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 のっぽ 力石

は、……………ぁ………


[震える手で拾い上げる。
文面には、母に赤い知らせが届いたと記されていた。

わたしでは、ない。]

っ……

[息苦しい。
すぐさまポケットへ端末を押し込み、間近にきていた訓練室の扉を荒く開いた。]

(16) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 剣道部 牧内

[くつと喉奥で笑う。
あまり大っぴらには、笑えるご時世でもない]

まあ、俺がいたんじゃあ、気も休まらないだろ。ここは譲るさ。
真面目に訓練もしないと、俺たちも、いつ召集されてもおかしくないからな。

[そんなことを、滝口に話したときだった。

くぐもった、振動音が耳に届いた。

ぶーん、ぶーん。

級友や後輩、教師たちをあの空に誘ってきた羽音のような音。

ぶーん、ぶーん。

この場には、二人しかいない。
唾を飲み込む音が、やけに大きく聞こえた。

ポケットに放り込んである端末から感じる振動は、気のせいではない**]

(17) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

【人】 のっぽ 力石

──訓練室──

[子どもだけで起動も操作もできるシミュレーターは、さすが、国が力を入れたのだろう、高性能だ。
座席に触れ、けれど落ち着かない心臓に震えを耐えていれば、>>9別の足音がした。]

つち、うらくん……?

[普段と違う様子に、恐る恐る名前を呼ぶ。**]

(18) 2015/04/14(Tue) 12時半頃

のっぽ 力石は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 13時頃


【独】 のっぽ 力石

/*
どうしたの、って入れ忘れました
むにゃ。

(-4) 2015/04/14(Tue) 13時頃

【人】 陸上部 土浦

―訓練室―

[訓練室に足を踏み入れれば、先客がいることに気付く。]

力石、

[慌てて普段通りの笑顔を装うけれど、少しぎこちなかっただろうか、目の前の女子生徒が自分を呼ぶ声はどこか不安げだった。
背の高い力石を少し見上げて、明るいトーンで話しかける。]

力石も訓練か、精が出るな。
俺もたまにはサボってないで真面目にやろうかと思ってさ、はは

[やはり、わざとらしい印象は拭えないだろうか。
場違いな明るい声は、シミュレーターの振動の中でどこか空虚に響いた。]

(19) 2015/04/14(Tue) 14時頃

陸上部 土浦は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 14時頃


【人】 図書委員 滝口



[わあ、思ったより迫力ある>>13
数秒、気まずそうに視線を泳がせていたら、先に向こうのほうから笑ってくれてちょっとほっとした。
ああ、イメージよりは冗談通じる人なんだ……なんて思いつつ]

……なるほど。なかなか情緒がありますねえ。桜が舞う空に友を思う、って訳ですか。

[まあ笑っちゃあいるけど、多分それも嘘じゃあないんだろう。これだけ人が減っちゃあ空いた穴も目立つってものだ]

(20) 2015/04/14(Tue) 14時半頃

【人】 図書委員 滝口

……それじゃあまあ、お言葉に甘えまして。僕も先輩に倣って誰かを思ってみようと思います。

[この人との会話は思ったほど嫌じゃあなかったけれど、訓練に行くっていうなら止める理由もないし。
思うべき相手が誰かもいまいち曖昧なまま、扉をくぐって]

(21) 2015/04/14(Tue) 14時半頃

【人】 図書委員 滝口

…………え?

[空の下に出たのと殆ど同時に、その音>>17が聞こえた。
……自分の端末じゃあ、ない。だとすれば、これは]

……あー……。

[牧内の顔を見上げて、大して長くもないだろう沈黙に居心地の悪さを感じて。
……ほんと、どういう基準で選んでるんだろうって思いながら、ぽり、と頬をかいた]

武運。……ええ、武運を。今日は僕も、その祈りに時間を使いますよ。

[あなたのために。……とまで口にしなかったのは、まだそれが旅立ちの宣告だって確定してないからで。
この人があの戦闘機に乗るのかっていう現実感が、まだついてきてないから]

(22) 2015/04/14(Tue) 14時半頃

【人】 のっぽ 力石

[>>19土浦くんもまた、わたしより視線が低い人だ。
なるべく見下ろさないようにと思うと、少しだけ視線の向きは斜めになる。]

ええ、まあ……今日の分が、まだだったの。
土浦くん、

[乾いた笑いだ。
何かがあったことを悟れないくらい、わたしが鈍ければよかったのに。]

どう、したの?

[言ってすぐ後悔した。
聞かなければよかった。]

なんでも、ないわ。あの、ごめんなさい、

[慌てて首を振る。
伸ばしている髪の毛だけれど、やけに重たい。]

(23) 2015/04/14(Tue) 16時半頃

【人】 陸上部 土浦

[>>23『どうしたの?』
同級生の発した問いに少年は動きをぴたりと止めた。]

え、……

[数秒の沈黙。
直後の取り繕うような謝罪の言葉を耳にすれば慌てて我に返り。少年は困ったように眉を下げて頭を掻いた。]

……参ったな、人がいると思わなくて。恥ずかしいとこを見られちゃったなあ。
――いや、ごめん、俺が悪かった。気を遣わせたね。
力石が謝ることじゃない。
それに、よく考えればどうせじきに分かるんだ、隠すことでもない。

[そう言ってポケットから端末を取り出してみせる]

そういうことなんだ。…だから練習しにきた。

[目の前の少女の顔を覗きこんで、元々垂れ気味な目を細めた。]

(24) 2015/04/14(Tue) 17時頃

【人】 剣道部 牧内

[滝口の洩らした息に、硬直が解けた。
下級生の前で、無様に取り乱せない。そんな意地があった]

……噂をすれば影、とは言うけどな。

[どうにか、苦笑じみた表情を作って。
ポケットに放り込んでいた端末を、えいやと引き出した]

……まあ、だろうな。

[もしかしたら、征った友人の誰かからかも、なんて。
僅かな期待もあったけれど。

やはり、目に入ったのは、赤い光]

(25) 2015/04/14(Tue) 18時頃

【人】 剣道部 牧内

……順番だからな、まあ、仕方ない。

[自分にか、滝口にか、呟いて]

そういうわけだな、ちょっとばかり征くことになったらしい。
初陣で大活躍して、戦争を勝利に導いて、英雄として凱旋する。創作なら、そんなパターンか。

[たまたま居合わせただけの下級生を、あまり深刻にさせたくなくて。
そんな脳天気なことを口にした]

(26) 2015/04/14(Tue) 18時半頃

剣道部 牧内は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 19時頃


【人】 のっぽ 力石

[さっきの今だ。
>>24見せられたのは、なんとなく予想してしまった色だった。
それでも衝撃は大きくて、余計なことを口走りそうなばかな口を咄嗟に塞ぐ。]

っ……

[息苦しい。息苦しい。
見せられる笑顔に陰りを感じるのは、気のせいだろうか。
触れてよいものか。
わたしなんかが。]

……ぁ、  ……どう、して……
土浦くんが………   ……
どうして、そんな顔、できるの……?

[疑念は手のしたからも噴出した。
細められた視線さえ理解できない。
この距離ではきっと、これだけ掠れた小声さえ、届いてしまうに違いない。]

(27) 2015/04/14(Tue) 19時半頃

【人】 剣道部 牧内

……まあ、なんとかなるんだろう。
もし、本当にどうしようもないなら、俺たちみたいなガキまで駆り出すわけがないだろ。

[そう信じるしかない。なにかしら、目算があるはずなのだと]

――善く敗るる者は亡びず。
暫く前に死んだじいちゃんが、そんなことを言っててな。

たとえ戦争に負けても、国が滅びるわけじゃない。

歴史の授業では、もうやったか?
この国は、昔、戦争に負けてから、世界第一の経済大国に成り上がったんだ。

……そういう、善く敗れるためにさ。
征かなきゃならないんなら、俺は征くさ。親父も兄貴も母ちゃんも、そうだった。

[そうして、はたと。敗ける前提で話していたことに、気がついて]

いや、ああ、たとえばの話だからな。
当然、勝つために戦うんだ。それは当たり前だ。

(28) 2015/04/14(Tue) 21時頃

【人】 陸上部 土浦

[端末を見せて返ってきたのは意外なほどに大きな反応。
手で口を覆って苦しげに息をする彼女を見て、少年はおろおろとしたが]

だ、大丈夫か?貧血?保健室行くか?――

[漏れ出る呟きは耳に入ってしまった。一瞬だけ目を見開いて、]

……、…

[何かを言おうとして口を開きかけ、閉じて。それを何度か繰り返した。
笑顔を崩さぬように力を入れたけれど、ぴくり、眉は寄って眉間に皺を作る。
喉の奥をぐいと熱いものがせり上がってくる。]

(29) 2015/04/14(Tue) 21時頃

【人】 陸上部 土浦

[ああ、いけない。今口を開いてはいけない。
優しさからの言葉なのに、今口を開いたらきっと言っちゃならないことまで、

言葉を押しとどめようとする気持ちに反して、口はひとりでに動いた]

……だって、どうしようもないじゃないか。
そりゃ、ちょっと期待してたよ?俺だって。
自分の番が来る前に終わるんじゃないかって。
泣いたら、誰か代わってくれるのか?
おまえ、代わってくれるの?っ、ちがうだろ?

[笑顔を装おうとして失敗した歪な表情。
口をついて出た言葉は、少しだけ震えていた。]

(30) 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 陸上部 土浦

[そこまでを一息に喋って、少年は漸く己の口を塞ぐ。]

っあ、ごめ、

[少年は唇を強く噛んで、後ずさった。
かっと頬が熱くなる。どうしようもなく恥ずかしかった。
穴があったら入りたいほどに。]

ごめん、

[頬を歪めてもう一度謝罪の言葉を口にした]

(31) 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 のっぽ 力石

[>>29優しい言葉は、>>30痛烈な鋭さにかわり、
愚かなわたしに突き刺さった。]

……わた、 それ、は …………

[そんなこと、わかりきっているはずじゃないか。
望んでいるわけない。
喜んでいるわけない。
何かを耐えているようだと、そう感じたはずなのに、
結局わたしは、彼を追い詰めたのか。

代わるなんて言えるはずもないくせに、余計なことを。]

っ…… ごめん、 なさい……

[普段は元気な彼の声が、震えていた。
何より顕著な答えだった。

不甲斐なさに、申し訳無さに、涙が出そうだ。]

(32) 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 のっぽ 力石

ごめんな さい …… ごめん、なさい、

[謝ってどうなる。
出た言葉はもう戻らないのに。
けれど、それしか言えない。

大きさばかり成長して、中身はからっぽなわたしは、
さぞかし目障りに映るだろう。
泣きたいのは彼の方だと、聞いたばかりだ。

>>31どうしてか、土浦くんから謝罪が聞こえてくるけれど、
いいえ、悪いのはわたしなの。
首を振って、もう一度ごめんなさいを絞り出した。]

(33) 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【独】 のっぽ 力石

/*
建設的な会話がしづらい子になっている
まったく前を向かない上におまかせしたら恋もひかなかったのでな

ひいたらさくらせんせいに片思い(マジ)するかと思っていたけどきませんでしたので

恋しい誰かはもうしんでしまったのかもしれない。
絆を片思いですら結べずに終わったのかも。

(-5) 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 剣道部 牧内

[ただ――少しだけ、思う。
じいちゃんの言葉は、つまるところ。

善く敗れれば、滅びないということであって。
それはつまり、不味い敗け方をしたら、どうなるんだろうか。

そう、考えざるを得ない。もちろん――そんなことは、口には出来ないんだけど]

(34) 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 図書委員 滝口

創作なら、ですか。

[能天気な言葉>>26を拾って繰り返す。
現実逃避といえば確かにそれもそうだが、シミュレーションなら、ゲームならパーフェクトに近いという自分よりは、もう少しかわいげがあるというか……強い、と言ってもいいようにも思う。
少なくとも彼は、自分が出撃することをわかった上で言ってるんだから]

(35) 2015/04/14(Tue) 22時頃

【人】 図書委員 滝口

…………そうですよ。善く敗るるなんてのは、終わった後の言い訳です。
英雄になるんなら、何が何でも勝つんだって、そういう気概でいなきゃ。

[士気を煽るように、と言えば聞こえはいいけれど。どこまでも現実味のない、からっぽの声ばかりが喉から出てくる。
彼の言葉の重みには決して並びようのない、空虚な言葉だ]

(36) 2015/04/14(Tue) 22時頃

【人】 図書委員 滝口

――ご武運を。

[心がこもったのは、その一言だけ]

先輩が英雄として戻ってくるのを、楽しみにしています。

[続けた言葉でさえ、もう軽い]

(37) 2015/04/14(Tue) 22時頃

図書委員 滝口は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 22時頃


【人】 剣道部 牧内

……おう、楽しみにしてろよ。
お前が征かなくてもいいくらいに、活躍してきてやるからな。

[滝口の言葉に、軽く頷いて。
校舎の中へと向かい様、その肩を叩いて]

――だから、お前、征かずに済んだら……頼んだぞ。

[何を、とは言わない。この国を、故郷を、母校を。
はっきりと託さないのは、彼もまた、己に続く可能性が高いからでもある]

(38) 2015/04/14(Tue) 22時頃

【人】 家庭科 佐倉

―食堂―

……もう少し食材があれば、いろいろできるのだけど。

[昔のことを思えば、まだ白米が食べられるだけ贅沢なのかしらとは思います。
配給の缶詰を湯煎して、炊き上がったごはんの上に温まったカレーを開けて。

最初の方は、戦いの前にはゲンを担いで、とトンカツを揚げたりもしていたのだけれど、今はもう保存食ばかりで。
それだって、本来ならもう尽きている計算だったのです。未だに残っているのは、食事をする口の方が当初の予想以上に減ってしまったからでしかありません]

(39) 2015/04/14(Tue) 22時頃

【人】 家庭科 佐倉

……備蓄の場所を誰かに伝えておかなくてはいけないわね。

[最初は当番制だった食事係も、人手が減るにつれて回らなくなって、今ではわたしが一人で行っていました。
そのわたしが出て行くのなら、やるべきことは引き継いで行かなくてはなりません。

けれど、誰に伝えればいいのでしょう。
一体何人が、この場所に留まれるのでしょう。]

…………ううん。駄目ね。
わたしが先に暗い顔をしちゃ……

(40) 2015/04/14(Tue) 22時頃

【独】 のっぽ 力石

/*
せんせーーーっっ

滝口くんとわたしが、占い師。
土浦くんと牧内先輩が、片思い。

滝口くん、どうするかしら…… いく?いっちゃう?

(-6) 2015/04/14(Tue) 22時頃

【人】 図書委員 滝口

…………僕は。

[肩に触れる手>>38には、現実の感覚以上の重みがある。
けれどそこに乗った思いの程を正確に知ることは、自分なんかにはできっこないのだ。
現実全部を放り出して、ゲームの中に生きてるみたいな気でいる自分には]

……そうですね。出撃しないまま終わったら、ここにあるものぐらいは守ってみせますよ。
一応僕も日本男児の端くれですから。

[けれど、このまま。このまま戦争が終わって、陸から離れることなく生きていくとして。
果たして自分は、"現実"に帰れるだろうか?]

(41) 2015/04/14(Tue) 22時頃

のっぽ 力石は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 22時半頃


【人】 剣道部 牧内

……ま、そんな気負わなくっていいさ。

[日本男児、なんて。ちっこい癖にと、苦笑する]

お前の大事なもの、手が届くもの、そういうんでいいんだ。
何か譲れないものが、ひとつくらいあるだろ。それを捨てずにいればいいさ。

[きっと、そういうものこそが。
残されたひとりひとりの大切なものが集まって、次に続くのだろうから]

(42) 2015/04/14(Tue) 22時半頃

【人】 陸上部 土浦

[ごめんなさい、ごめんなさい。と壊れた人形のように繰り返す力石を前に、少年はできるだけ優しい声で言った]

謝ることなんてない、俺が言い過ぎたんだ。
動揺してて抑えられなかったみたいだ、ごめん、

[それでも首を振って謝罪を繰り返す>>33彼女に、少年は困り果てて頬を掻いた。えーっと、だの、あー、だのと口ごもり、どうにか言葉を続けようと考えて、]

あー、じゃあ、さ。ごめんなさいついでに、一緒に考えてくれないか。

[普段とそう変わらない軽い調子で、少年は頼み事をした]

俺は、何のために征くんだと思う?

(43) 2015/04/14(Tue) 22時半頃

【人】 陸上部 土浦

俺の親父は「国を勝利に導くため」に戦場に行った。それで死んだ。
俺の兄貴は「国を護るため」に戦場に行った。それで、…たぶん、死んだ。
じゃあ俺は?今、俺が戦闘機に乗る拠り所はなんだろう?

[『死ぬため』以外の答えが欲しかった。
それが分かれば、この躊躇も振り払える気がした。]

……まったく、貧乏籤を引かされたもんだよな、俺達も。
俺が死地に行くことで戦況が変わるとか、そういう明確なものがあれば迷わず、……とはいかないまでももう少しマシな旅立ち方ができるはずなのに。

[苦笑して、まだ自分を責めているかもしれない力石の肩を励ますようにぽんと叩いた。]

(44) 2015/04/14(Tue) 22時半頃

陸上部 土浦は、メモを貼った。

2015/04/14(Tue) 22時半頃


【人】 剣道部 牧内

……なんて、な。

[ふっと、息を吐いた。
後輩に、重荷を背負わせるつもりはない]

偉そうなこと言ったけど、冗談だ。
建前ってやつだから、気にしないでくれ。

[口許を、緩めて。努力して、軽い声を作る]

――いま俺が考えてるのは、そんな真面目なことじゃない。

出征が決まって、学校で過ごす最後の時間をどうするかさ。
可愛い女子か、でなけりゃ先生に甘えてみようか、ってな。

ずっと好きでした。
決死の出征の前に、思い出をください――なんて、どうだ?

[はは、と。自分で言って、自分で笑った。乾いた笑いだった]

(45) 2015/04/14(Tue) 22時半頃

【人】 図書委員 滝口

あ。いま馬鹿にしたでしょう。

[ぴっ、と指をさして>>42、心外だとばかりに眉を寄せてみせる。凄みとか威圧感とか無縁の顔だろうなあっていうのはしってる]

……譲れないもの、ですか。

[少し考えて、すぐにやめた。いつも緊張感がないって評判の表情が少しだけ曇る]

(46) 2015/04/14(Tue) 22時半頃

【人】 図書委員 滝口

……はあ。

[軽い口調の彼>>45が本気でそんなことを考えてるとまではさすがに思わないけれど、話題が変わったのは正直少し助かった面もあった。
大げさに肩をすくめて見せて]

いやあびっくりですねえ。僕、牧内先輩ってもっと侍みたいな人かと思ってましたよ。
ファンが聞いたら泣くんじゃないですかー?

[けどそのおかげで、聞きそびれてしまった。
彼自身の、譲れないものとはなんなのか。……聞けばきっと、彼の重みと自分の空虚さはさらに遠く乖離するのだろうけど]

(47) 2015/04/14(Tue) 22時半頃

【人】 のっぽ 力石

[謝るばかりで、だから何をしてあげられるというものが何一つ思いつかない。
そんなわたしを見かねてか、土浦くんは一つ提案をしてくれた。]

なんの、 ため……

[母や父に言わせれば、『国のため』。
それは、怯えるわたしに、弱気なところを見せまいとする思いだったのかもしれないけれど、少なくともわたしが知る両親の答えはそれきりだった。
それが彼を、わたしを納得させられる答えかというと、違う。]

……出征して……かわる、もの……

[申し訳無さは消えない。
けれどそれに震えてばかりでないのは、肩を叩いてくれる暖かな手のおかげだろうか。

細く息を吐き出しながら、鈍い思考を巡らせる。]

(48) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【人】 のっぽ 力石

[これまでたくさんの人間が、先生が、生徒が出撃してきた。
今たったひとりが戦線に加わったところで、何が変わるとも思えない。
では、何が出来るのか。

思考の渦にぽつんと、雫が落ちる。]


……  後悔、 しない、ため ……


[そう考えることは、出来るだろうか。]

……待っている、だけとか、……何も、しなかったら……
きっと、何が起きても、 後悔、するんだわ……

[今までのわたしが、まさにそうだ。
愚図でのろまで、何かすれば物事を悪化させるようで、手を引っ込め続けていた。]

(49) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【人】 のっぽ 力石

でも、……征くのなら、少なくとも。
立ち向かうことには、なる…… のでは、ない、かしら。

[戦況は変わらないだろう。
変えられるとしたら、もっとずっと小さなことだけ。
例えば、自分自身の思い、ひとつ。
命令とはいえ逃げることもきっとできた中で、
敵へ立ち向かうことができたならそれはきっと、]

むねを、張れないかしら……なんて。
ごめんなさい、 思った、だけなの。

[だからといってわたしも征きますと奮い立てるのか。
振り返るのは怖くて、言葉尻は逃げた。]

(50) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【人】 剣道部 牧内

はは――侍、侍か。

[大昔のこの国で、名誉と誇りと忠義のために私心を捨て、命を賭けた人々]

じいちゃんは、そうだったかもしれない。あるいは、兄貴も。

でも、俺はそれほど、侍を名乗れるほど、上等な人間じゃないからな。

[名誉だのなんだののために死ねるほど、無欲じゃない。
願わくば、誰か、知った人のために。守りたい人のために]

まだ学校に残ってるファンがいるなら、教えてくれ。
君のために征きますって、いまから、口説きにいくからな。

[家族も、係累も、友人も、ちょっといいなと思っていた女の子も。
みんな征くか、逝ってしまったから。戦う理由がほしいというのは、本音だった]

(51) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【独】 のっぽ 力石

/*
やはり国は未来の日◯なのかしら

(-7) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【人】 図書委員 滝口

……さあて。生憎と僕はそっちの話題にはあんまり明るくなくて。

[上等な人間じゃない、って言葉がまた遠く感じる。
この人でそうなら自分なんてとか、そういう考えを脇に追いやって]

とりあえず、出発前に身内から刺されないようにしてくださいよ?
いや僕は楽しく見てますけど。女子を敵に回すと怖いですよ?……って、釈迦に説法ですかね。せんぱい?

(52) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【人】 陸上部 土浦

後悔しないため、か。

[少年は、力石の出した答えを噛みしめるように反芻した。
そして、しばらく何も言わずに彼女と向き合っていた。
どろどろと腹の中に溜まっていた澱のような気持ちに整理をつけるべく。

この「余命宣告」からは逃れられない。それは多分決定事項なのだ。
ならば矛盾だらけでもいい、納得のいく結論が欲しい。
俺は、何に後悔することになるんだろう?]

――あのさ、

[長考を終えて、少年は躊躇いがちに口を開く。]

もうひとつだけ、頼みを聞いてくれないか?

(53) 2015/04/14(Tue) 23時頃

【人】 剣道部 牧内

刺されて死ぬなら、それはそれでいいさ。
殺すほどに俺を思ってくれる子のために死ぬなら、男冥利に尽きる。

[くつっと、喉を鳴らして]

そういうお前は、どうなんだ?

もし明日、お前の端末が赤く光ったとして。

お前は、この学校での最後の一日、どう過ごしたいんだ?

[別に、深い考えがあったわけでもないけれど]

(54) 2015/04/14(Tue) 23時半頃

【人】 のっぽ 力石

[間違ったことを言わなかっただろうか。
土浦くんの反応が怖くて、自然と押し殺した呼吸になる。]

ん、

[間が、かなり長く感じた。
発された問いに、つばを飲み込む。]

……わたしで、 できること……?

[こんなところでも自衛のような質問を入れてしまうのが、
情けなくはあったけれど。
おそるおそる、土浦くんを見る。]

(55) 2015/04/14(Tue) 23時半頃

【人】 図書委員 滝口

はあ。なんというか、思った以上にプレイボーイというか。
ストレートに言うと女の敵ですね、先輩。

[最初は縁の薄かった三年生相手ということで遠慮もあったが、だんだん歯の衣が脱げてきた。
思ったより親しみやすい人だったんだなと思いながら、気づくのが今というのもままならないものだ]

……僕、ですか?
まあ……僕は特に、先輩みたいにロマンチックなことはできないですけど。

[話の流れ上、まあ自分のことを突っ込まれたの自体は驚かなかったけど。
明確に考えることを避けていた部分もあって、しばし沈黙が流れ]

(56) 2015/04/14(Tue) 23時半頃

【人】 図書委員 滝口

…………たぶん、ずっと訓練室に居ますよ。
まだパーフェクトとってませんから。

[結局、他にやるべきことを思いつくこともできない]

まあ、ほら。やるからには活躍したいですし。
それに僕あんまり心臓強いほうじゃないですから。シミュレーションですら満点取れてないんじゃあ自信もてないんですよ。

(57) 2015/04/14(Tue) 23時半頃

【人】 剣道部 牧内

俺の顔と図体で、ロマンもへったくれもないだろ。

俺が女の敵ならな、おい。
この世界に女の味方はいないと思うぞ。冗談の通じない奴だ。

[ふん、と。鼻を鳴らして]

しかし――まあ、そうか。訓練、ね。

[滝口の返答に、一度、頷いて]

……お前がそれでいいなら、それでいいんだろう。

訓練、訓練、また訓練。模範的だって、褒められるだろうけどな。

(58) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 陸上部 土浦

[相変わらずおどおどと不安げな目の前の少女を安心させるように微笑む。]

考えてくれてありがとうな。参考に、なった。
……それを踏まえての頼みなんだ。頼める人が力石くらいしかいない。

まるで呪いみたいだって、自分でも思うんだけど。
もしも、もしもお前が召集されないままこの戦争が終わったら。

[少しだけ言い澱む]

覚えていてほしいんだ。俺が死んだってことを。

(59) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【独】 のっぽ 力石

/*うわ  そう来るか土浦くん……!!!!!

(-8) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【独】 のっぽ 力石

/*
これ

これはしねない

これは  取り残されて生きるほうが おいし  あーーーーー

(-9) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【独】 のっぽ 力石

/*
続きがあるかもしれないからまちつつ

おおおおああ これは生きてひきずりながら


といいつつ戦後描写が出来る気がしないのでちょっとどうしようがんばりたいな描写ううううん

(-10) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 陸上部 土浦

[ぽつりぽつりと、言葉を発する]

俺はきっと、何の意味もなく死ぬんだろう。
そのことを誰も知らず、誰も思い出さずに時が進んでいくのは怖いし、悲しい。「土浦幸弘が死んだ」ことを知っている人が誰か一人でも残っていてほしいんだ。

……妹がいるけど、あいつはまだ小さくてさ。
兄貴が死んだってことも認められないほどに幼いんだ。
きっと俺の死も認めてくれないし、頼めない。

[少年はそこで一旦言葉を切り、息を吸った]

で、俺はお前に召集がかかる確率を少しでも下げられるように、1日でも長く生き延びる。遅かれ早かれ死んでしまうんだろうけど。
自己満足だけど、それを戦地へ赴く理由にしたいんだ。
――頼むよ、俺を覚えていて。

[少年の言葉は懇願の響きを帯びて。
理論として成り立っているかもよく分からないけれど、何か落とし所を見つけようと必死に足掻いた末の答えだった。]

(60) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 剣道部 牧内

[そう、きっと、それでいいのだ。
この戦争に勝つことを求めるなら、予備兵員たる学生が訓練に明け暮れるのは、それでいい。

だけど、でも――それは、この戦争に勝てるなら、であって]

なあ――いまから少し、独り言を呟くぞ。

[滝口の返事を待たずに]

……俺はな、あのシミュレータ。
パーフェクトどころか、ろくでもない結果ばっかりだ。
あれが本番同様なら、活躍どころか、30秒でおしまいだ。

[自嘲か、諦念か、息を吐いて]

あんなシミュレーションで満点とったところで、なんだってんだ。
俺のクラスメイトにもいたよ、あの訓練で好成績出して、意気揚々と征った奴が……。

[それが戻ってこなかったことは、数秒の沈黙で伝わるだろうか]

(61) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 剣道部 牧内

――もっと、人生、楽しめ。
一日を大事に、一日でも長く、楽しめよ。

[征った自分たちが、もう楽しめない分を。

自分たちは、銃後の人々の日常を、少しでも守るために征くのだからと]

(62) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 図書委員 滝口

冗談の方向性が残念なんですよ。
……ああ、今いる女子で先輩好み子が誰か、とか聞けばよかったですかね。すみませんそーいうの疎くて。

[軽口はあくまで軽く。重い話だって重みがないんだから、いつも通りっちゃその通りだけど]

……それでいい、っていうか。それしか、ないんですよ。僕は。
だって、

[言いかけて、口をつぐむ。
彼のいう"独り言">>61を聞いて、じいっと押し黙る]

(63) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 のっぽ 力石

[土浦くんは、笑ってくれた。
わたしの言葉はわたしを説得は出来なかったけれど、少しは何か意味ができたのだろうか。

呪いみたいと前置きされたお願いが、それでもできれば叶えられたらと、思った。]

それ、

[とても、簡単な事だった。
拍子抜けするくらい、技術も何もいらなくて、]

土浦くん……

[とても重たいことだった。]

(64) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 のっぽ 力石

[土浦くんの一言一言が、ゆっくりとわたしの肩に乗ってくる。
悩みながらなんだろう、いつもよりずっと歯切れの悪い言葉の並びは、きっとわたしが拒絶の色を見せたら崩れてしまうのだろうと思えた。

そんなことが、わたしにできるはずもない。
そんなことは、できれば、したくなかった。]


…… っ、

[嫌だった。
そんな、『いなくなることを前提としたお願い』なんか、聞きたくなかった。]

(65) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 図書委員 滝口

……何を


何を、楽しめばいいんですか


……わかんないんですよ、僕には。
あれぐらいしかできることがない僕がここで過ごす一日に、何が、……

(66) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 のっぽ 力石

 ん……

[精一杯だった。それでもなんとか、頷いた。
何にも出来ないまま終わるほうが、もっと嫌だと思った。
スカートの端を握る手に、力が入る。]

わたし、……土浦くんが、しんだ、なんて、
……覚えているのは、こわい、けど。
土浦くんが、  そう言って、……征ったんだって、 それなら、

[がんばるから。
ごにょごにょとくぐもった声は、力なく震えてしまったけれど。

それしかできないのなら。
ううん。
わたしにもできることがあるというのがもう、すごいことなんだ。]

(67) 2015/04/15(Wed) 00時頃

力石は、土浦に情けない顔を見られないよう、俯いた。

2015/04/15(Wed) 00時頃


【独】 のっぽ 力石

/*更新まであと1時間で飴

(-11) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 図書委員 滝口

[ぽつり、ぽつり  零した言葉が、少しだけ震えたのに気づいて、首を振る]

…………。すみません。忘れて下さい。

(68) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【独】 図書委員 滝口

/*
人数が人数だからログの伸びは穏やかだけどptの削れ方はけっこうすごいな?

たのしい

(-12) 2015/04/15(Wed) 00時頃

【人】 剣道部 牧内

――いいや、忘れない。

[携帯端末を取り出し、赤を示して]

俺が、この学校で言葉を交わした相手が、お前になるかもしれないからな。

だから、忘れられない。

(69) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 剣道部 牧内

[滝口を、今度は冗談でなく、睨み付けて]

何を楽しめば、なんて――俺に聞くなよ、そんなもの。

[だけど、と]

いいか――お前の趣味嗜好なんて、俺は知らない。
お前が何を好きで何を嫌いかなんて、俺は知らない。

でもな、でも――いいか、なあ、いいか?

――征った奴は、誰も帰ってこないんだ。
親父も母ちゃんも、兄貴も、仲が良かった連中もそうでなかった奴らも、みんなだ。

なあ、お前の知り合いで、誰か、征って還ってきた奴がいるか?

[畳み掛けるよう、問いかけて]

(70) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 剣道部 牧内

――俺も、きっとそうなる。
だから、あいつらの気持ちが、いまはわかる。

[ふっと、息を吐いて]

あのな、なんでも、楽しいんだよ。
残り時間が限られてると、なんでもな。

いま、お前と話してるこの時間だって、一秒一秒が貴重な一瞬なんだ。
頼まれても、忘れられんよ。

[だから、と]

無事に日々を過ごせるだけで、楽しいんだ。

頼むから――それを、忘れないでくれよ。

(71) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 陸上部 土浦

ありがとう、

[少年は、目の前の大きくて小さい少女の言葉を最後まで聞くと漸く肩の力を抜いて。静かな声で感謝の言葉を口にした。
と聞き取れぬほど小さく呟かれた『がんばるから』という言葉が染み入るようで。]

ありがとう、力石

[穏やかな笑みを見せると腕を上げて、俯いてしまった少女の頭をそっと撫でた。それでも少し位置が高いけれど。]

俺、ヘタレだからさ。一人じゃ何も分からなかった。
分からないまま征くところだった。
……あまり、自分を卑下するなよ。できることはきっと沢山ある。
少なくとも俺は、救われたよ。

[へにょり、相好を崩した。
再びせり上がってきた涙の塊を一生懸命に飲み下して。]

(72) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【独】 のっぽ 力石

/*
あっさりやるって言ってるけどこれ空気に飲まれて言ってるところもあって一人になってから後悔するタイプ

こういう場でNoといえない流され屋

無理っていうほどダメでもないんだろうけどな
ただよわい

つちうらくんのギリギリ感の まえ で

(-13) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【独】 のっぽ 力石

/*
あーーーーーーーーーーーーーーー
この罪悪感と嬉しさと申し訳無さとで、

呪いだわ

(-14) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 図書委員 滝口

っ、

[突き付けられた赤い画面から、目を逸らせない]


[強い視線から、逃れられない]

(73) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 図書委員 滝口

僕は、

[そうだ。彼が言う通り、誰も帰ってこなかった。
初めてシミュレーターに乗ったとき、スコアアタックだ、なんて笑いながら自分と競ってた奴でさえ、誰も。

それでさえ現実感を得られないでいた自分は、薄情ものなんだろうなと思っていた。だから、だから余計に、わからない]

(74) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 図書委員 滝口

なんで、
楽しい、って

……僕が最後の相手なんて、そんなの、

[彼からは遠すぎる、どうしようもない自分との対話に、"貴重な"時間を割いて。
それでも"なんでも楽しい"だなんて言えるなんて、理解できなかった]

(75) 2015/04/15(Wed) 00時半頃

【人】 のっぽ 力石

[お礼を言われるようなことができたんだろうか。
焦りと申し訳無さで、ありがとうを聞くほど、落ち着かない。]

役に、たてた……?

[こんな、迷いながらの答えなのに。
戸惑うわたしに触れた手は、頭、に。
撫でられていると気づくのに数秒かかった。
いつぶりだろう。
動けなくて、思わず視線が上がり、彼の顔を見た。

見てしまった。]

(76) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 のっぽ 力石

土浦くん、

[ごめんと口を開けて、ううんと否定しようとして、]

っ、  ん……

[何も言えなかった。]


あり、がとう……

[こんなわたしに、優しい言葉をかけてくれて。
嬉しくて重たくて痛くて、それがわたしに染みこんでいく。]

(77) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 のっぽ 力石

[そして同時に、腹の底に、冷たい空気が入り込む。


『志願しなくていい理由』を喜ぶわたしが、そこにいた。]

(78) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 のっぽ 力石

[志願しなかったからといって、彼らのように赤い知らせを受け取る可能性のほうがずっと高いのだけれど。
後悔を重ねるだろう先に生きて、することがあるというのは。
してくれと願われることがあるというのは、酷く心地よかった。]


つ ちうらくんの、 妹さんって…… どんな、子なの……?


[自分から人に踏み込むのは苦手だったから、家族について聞いたことはなかった。
目前にある旅立ちと少しでも違う話をと、ひどい自分を見ないで済む話をと、ねだるみたいに尋ねた。**]

(79) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 図書委員 滝口

………っ、ねえ、どうしてなんですか。
どうして先輩は、こんな状況で僕にそんなことを言えるんですか。

[わからない。わからない。
死を覚悟した人の気持ちなんか、何にも見えない自分には]

時間が貴重、なんでしょう。それならもっと、もっと他に、
……やりたいこと、あるんじゃないんですか。

[わからない。]

譲れない、ものとか
……先輩だって、あったんでしょう。

[わからない。
どうして、まだ呼ばれてすらいない自分が、この人を前にこんなに息苦しさを感じているんだろう]

(80) 2015/04/15(Wed) 01時頃

のっぽ 力石は、メモを貼った。

2015/04/15(Wed) 01時頃


【人】 剣道部 牧内

他愛もない、どうでもいい会話でもな。
もうじき出来なくなると思うと、特別になるんだよ。

[口許を、僅かに、笑みのようなかたちに歪めて]

――別に、好き好んで、この話を最後にするつもりもないけどな。
だけど、これからあと、話し相手がみつからなかったら、そうなる可能性だってあるんだ。

(81) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 剣道部 牧内

――当たり前だ。

[即座に、頷いた]

俺だって、聖人君子じゃない。
残された自由な時間でやりたいことなんて、幾らでもある。

[だけど、と]

譲れないものがあるから、こうしてるんだ。

(82) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 剣道部 牧内

いいか――俺が征くのは、国のためだ。
国ってのは、この大地と、そこに住む人たちだ。
でもって、まだ出征してない以上は、お前だって、俺が守るべき人たちの一人だ。

[一拍、おいて]

俺はさ、これから先、お前たちのために命を張るんだ。

俺が張った命の分、俺が出来なかった色々の分、あれこれやってほしいじゃないか。

[たとえ、最終的に同じところに来るにしても、せめてそれまでの猶予のあいだだけでも]

(83) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 図書委員 滝口

[自分がずれているのは分かっていた。分かっていて、そのままにしてきた。
けれど、今彼の視点との間にある溝は、自分が考えていたよりもっとずっと深くて、大きくて]

……わからない、ですよ

[先に征った者の気持ちが今ならわかると、彼は言った>>71
征く者にしか見えないものがあるんだろうってことは、感覚的にはわかる。わかるけれど、]

何なんですか
譲れないものって、何だっていうんですか

(84) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 図書委員 滝口

…………教えてくださいよ。
僕には、……何にもわからない……

(85) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【独】 図書委員 滝口

/*
ひゃっほういきちがった

(-15) 2015/04/15(Wed) 01時頃

【人】 剣道部 牧内

……、教えられるもんでもない。

じゃあな、宿題にしておく。
判ったら、俺のところに来ていい――判るまで、絶対に来るんじゃない。

[それは、叶うかどうかも危ういけれど]

(86) 2015/04/15(Wed) 01時頃

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突然死 (0人)

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