
662 Bloody Bride
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ねぇ、ココ……。やっぱやめた方がいいよぉ……。
(0) 2014/12/03(Wed) 20時頃
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しとしとと雨の降る暗い路地、幼い少年が震える声で呟いた。
裸足の足は泥にまみれ、身につけたシャツもぼろぼろ、同じく薄汚れて縫い目の破れたうさぎのぬいぐるみだけを、大事なもののように抱きしめて。
少年は、目の前の大きな扉を見上げた。
――そうは言っても、このままじゃ凍えちゃうよ。
塗れたシャツは冷たく、少年の体温を奪う。
じっとりと濡れたぬいぐるみも、何だか随分と重たいようだった。
少年は、ゆっくりと、一歩を踏み出す。
昨日までは、こんなところに絶対になかったはずのその扉。
鈍い光を放つ真鍮のドアノブに、のばした手が震えたようだった。
(#0) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[駆けこんだ路地の隙間、数瞬おいて路地の外側を駆け抜ける複数の足音をやり過ごし、青年は深く息をつく。 重たかった空はついに雨模様へと変わり、青年の着衣をしとどに濡らしていた。単衣とはいえ水を吸えば重い。季節は初夏、雨粒は決して冷たい物ではないが、肌に張り付く布地は青年から確実に体温を奪っていた。 否、それだけではないだろう。
――顔は傷つけるな。足の一つや二つ、切り落としてもかまわん。
先ほど耳にした怒号を思い出せば、再度背筋を悪寒が駆け抜ける。 片方だけ草履を無くした、泥に汚れた足を叱咤して、路地を奥へと進み、壁に沿って曲がる。 その正面にそびえる板塀に絶望すると同時、背後からばしゃばしゃと近づく足音に、振り返りたくない、あぁ早く、早く、助け…]
(1) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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ッ――!!!
[はっと目を開けると、視界が塞がれていた。 数瞬の間の後、抱きしめられていたことを理解すると、強張っていた肩の力が抜ける。 胸板に押し付けられていた額を、すり、と摺り寄せれば、起きたか、と振ってくる声。 きっと自身はうなされていたのだろう、起こすかどうか躊躇っている矢先のことらしかった。
…すみません、ありがとうございます…
[やや汗ばんだ背を、大きな手がゆっくりと撫でてくれる。 毎度のことながら、どうにも慣れぬようだった。 動悸の収まらぬ心臓を抱え、深呼吸を繰り返す。 囲まれた腕の中は、どこよりも落ち着けて、どこよりも安心できる場所だった。]
(2) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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…また、貴方を煩わせてしまいますね…申し訳ありません。
[夢は、“その時”の報せでもある。 そろそろとは分かっていたし、察知して既に館を訪れた吸血鬼も数名居たようだ。 尤も、彼ら全てが嫁を求めてのことではないのだろうが。 さて、今回は何人の人間が迷い込んでくるのだろう。 そしてそのうちの何人が、主を得て新たな生き方を見つけられるのだろう。]
(3) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[暫く睦みあった末、青年は名残惜しげにゆっくりと身を起こす。]
…それでは、ヒロミさま。行ってまいります。
[そっと口づけを一つ落とし、寝台から降りる。 枕元に揃えられた服をちらりと確認してから、一人、寝室を後にした。 寝室を出て、仄暗い廊下を通り、自室のようにしている部屋へと向かう。 自室とは言っても、身支度くらいにしか使わないのだから、やや殺風景だった。 着ていた浴衣を脱ぎ落とし、ややかっちりとした洋服へと改める。 銀のボタンを一つ一つ締めて行くが、襟元のボタンだけ一つ、閉めずに置いた。 首筋の烙印が半ば見えることを確認し、それから銀のフレームの伊達眼鏡、そして銀の懐中時計を順に身に着けて。最後に銀のペーパーナイフを懐に。]
…本当は、ここまでする必要、無いんでしょうけどね。
[烙印を持つ己に対し、どれだけ飢えていても吸血鬼は手を出すことは絶対にない。 しかしそれでも、複数の人間が集まり、複数の吸血鬼が集まるのであれば何が起こってもおかしくないし、何より彼の人を、欠片ほども心配させたくないのだった。]
(4) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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[身支度を終え、部屋を出たところで階下の柱時計がボーンとひとつ鳴る。 同時に、かちり、と空間がはまり込んだ気配がした。 足早に赤い絨毯の引かれた階段を下りる。 最後の一段を踏むのと同時、玄関扉が開く音がした。]
…早速ですか。
[階段を正面の扉を見つめていると、幼さを残した少年が、そうと顔を出した。 年のころは10を少し過ぎたくらいだろうか。 扉から半分覗くようにして、きょろきょろと辺りを見回す少年は、入るかどうしようか躊躇っているようだった。]
(5) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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…いらっしゃい。
[声をかけてみると、あからさまに肩をはねさせて、刹那、怯えた顔をする。 しかし青年の風貌は見なれないものだったのだろう。 警戒は残しながらも、じっとこちらを窺う気配がした。 そして、手元の何かに向かってぶつぶつと話しかけている。 暫く眺めていると、少年は漸く中へと入ってくるのだった。]
(6) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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館へと入った少年は気づいていなかったが、雨に濡れていたはずのシャツはまるで新品のような有様で、更に泥に汚れていたはずの裸足は清められたように染み一つ無い。
抱きしめていたウサギのぬいぐるみも、すっかりと乾いているどころかこれまた洗い立ての様に真っ白でふっくらとしている。
少年は、恐る恐ると言った調子で青年の傍へ歩み寄ると、ぐっとその姿を見上げた。
「こ、こんばんは!」
挨拶をする少年の声が震えたことに、青年は気づく。
続けて、雨宿りをさせてほしいと口にする少年に、青年はひとつ、頷きを返す。
(#1) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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ここは、貴方がいたところとは別の世界です。 貴方を追う人は、ここへはやって来ませんよ。
[告げる青年に、少年は元々大きな目を更にまんまるく見開いた。 ふ、と口元に笑みを浮かべ、少年の前へとしゃがみこむ。]
貴方が望むだけ、いて構いません。 …詳しくは、後程ご説明しましょう。
[青年の視線は、再度回り出すドアノブへと向けられていた。 立ち上がり、すぐ傍の扉を開き、少年には暫くそこ…食堂へいるように、と告げる。 ざっと見渡せば、ひとまずそこには吸血鬼がいないことを確認する。 空間を自在にする吸血鬼もいるにはいるが、この食堂に関しては扉を通らねば入ることができぬようにしてあった。 そして、その扉の前には己がいる。]
…大丈夫です。 ここには、貴方を害する人はいませんよ。
[少なくとも、今は。 不安げな様子を拭えない少年の頭を一撫でしてから、青年は食堂の戸を閉めた。]
(7) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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もう十回目になる、この世との邂逅の時。
それもおそらく今回が最後であろうと、青年もその主も察していた。
館がこの世へつながる時間は、時計が二周回って深夜の時をもう一度告げるまで。
果たしてその間に、何人の人間が迷い込んでくるのだろうか。
開いた玄関扉を前に、青年はまた告げる。
「…いらっしゃい。」
果たして次の子羊は、一体どんな反応を見せるのだろうか…――
(#2) 2014/12/03(Wed) 20時半頃
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―某雪山・時代不明―
[轟々と吹雪が吹き荒れる、険しく切り立った高山。 1メートル先も見えない吹雪の中、クレバスの底で一人の男が死にかけていた。
男の装備に不足はない。 冬の険しい雪山へ単身挑むため、知識も技術も充分に磨いて来たはずだった。 しかし男は不幸にも吹雪の中で道を見失い、地図にはない切り立った崖の底へ落ちてしまった。 男が足を滑らせた跡は、既に吹雪が運んだ新たな雪が覆い隠している。
日付はおろか、時間の感覚もない暗い谷底で、男は迫り来る死の足音を聞いていた。 落下の際に片足が折れ、自力で地上に出ることはできない。 食料は既に尽き、空腹は限界を越えようとしている。 寒さに容赦なく体温を奪われ、男にはもう、辺りにある雪を含んで水分を得るだけの気力もない。
このまま、誰にも知られることなく死ぬのか。 残してきた家族に何も告げられぬままに。 愛する娘と妻の笑顔すら儚く消え、男の思考が徐々に闇へ沈んでゆく。
冷たい死が、男を抱き締めようとしていた。]
(8) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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Buonasera! やぁ、signor. まだ死んではいないかな?
[突如、男の耳に飛び込んできた母国の言葉。 まるで街角のバーで親しい友人に会ったような気安さでかけられた挨拶の後には、ジョークにしても少々笑えない冗談。 死の間際で、遂に幻聴が聞こえたかと、男は凍った唇をいびつに歪める。]
まだ生きているなら、君は実に運がいい!
[吹雪の音を掻き消すように、芝居がかった口調で声の主は語りかける。]
どうだい、僕と取引をしないかい?
[吹雪の山中には不釣り合いな陽気な声は、今まさに死のうとしている男に一体なんの取引を持ちかけるつもりだというのか。 男の疑問を察したように、声の主は話を続ける。]
今この山の麓には、君を探すために20人のレスキューが来ている。 ところが生憎この吹雪だ。 君がこのクレバスに落ちたら痕跡すら吹雪に掻き消されていて、予定していた登山ルートから200ヤード離れたこの場所を見つけ出す確率は奇跡に近い。 君がここに落ちてからゆうに4日がたったわけだが、明日の捜索以降は生存は絶望的とみて捜索隊の数を半分にするらしい。 そうなれば、問題は生き死にではなく死体が腐る前に家族の元へ戻れるかどうかだ。
(9) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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[声の主の話は、男の意識には半分以下しか届いていなかった。 それでも、このままなにもしなければ確実に死ぬことだけは理解していた。 途切れそうな意識を、男は懸命に繋ぎ止める。 一度途切れてしまえば、もう二度と目覚めることはないと分かっているようだった。]
こらが君のだが、もし君が僕と取引をするなら。君に生きて家族に会える可能性をあげよう。 少なくとも、死体は春を待たずにすぐにでも家族の元へ帰れるさ。
[それは、死を目の前にした者には抗いがたい誘惑。 例えその見返りが何であっても、死にたくないという生物の本能はしぶとい。 凍った瞼を微かに開くと、呼吸すら危うくなった男の目の前に、白を背にした黒い影が見えた。
その姿は、男の霞む視界にどう写ったか。]
取引といっても、金品を寄越せとか、残りの寿命の半分を寄越せなんてものじゃない。
(10) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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僕が欲しいのは君の血だ。
それも沢山じゃない。たったの50ccていどさ。 それで君はこの絶望的な状況から逆転するチャンスを手に入れる。
どうだい? 悪い話じゃないだろう?
[それは最早悪魔の誘惑。 たった50ccの血と引き換えに、生きるチャンスが与えられる。 だが忘れてはいけない。 その血を差し出す男は雪山で遭難して数日が経ち、死の淵に片手でぶら下がっているということを。 その状況で差し出す50ccの血液が、如何に大きく命を左右するものであるかを。]
さぁ、どうする? もちろん、このまま静かに死んだって構わないさ。
ただ、もし君に取引を受けるつもりがあるのなら、何か合図をしておくれ。
[霞む視界の中。 朧な姿をした声の主は、窮地に舞い降りた天使か、或いは悪魔か。
躊躇いの末、男は二度、瞬きをした。]
(11) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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incredibile!
[パン!と手を叩いて、声の主が素晴らしいと歓声を上げる。]
じゃあ善は急げだ。 なにせこれには契約書もサインも要らないからね。
もちろん、僕は他の と違って約束は守るけど。
[何と違うと言ったのか。 相手の声は吹雪に掻き消されて、男の耳には届かなかった。]
んー、どこがいいかなぁ?
[雪にまみれた防寒具がガサガサと音たてて、男の首元を凍える刃が通りすぎる。]
少し痛いかもしれないが、死ぬことはないから安心して…と言っても、それは難しいかな?
[先程よりも近く、それも耳元で声がしたことに疑問を持つと同時に、首元に激痛。]
(12) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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う、ぐあ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛!!!
[何処に声を上げる力があったのか。 男の頭の中で、何かがじゅるじゅると啜られる不快な音が響く。]
…ご馳走さま。 それだけ声が出るなら、案外生き残るかもしれないね。
[すぐさま痛みから解放された男の意識を、貧血に似た目眩が襲う。 このまま死ぬのか…。 徐々に遠退く男の意識は、不思議な浮遊感と共に闇に沈む。
最後に聞いたのは、数日に渡り聞き続けた吹雪の音とは違う、何かが風を切る音だった。
一時間後。 男は捜索のため山に入ったばかりのレスキュー隊員により登山道の脇で発見される。 しかしその道は毎日のように捜索のために通っていた道であり、衰弱の激しい男が自力でそこまで下山したとは考えられない。 奇跡の生還を果たした男が無事に家族と再会を果たした後も、それは男の首元に残る傷跡と共に、解けない謎として残されている…。]
(13) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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―闇世―
[暗闇の中、静かに影が舞い降りる。 それは無数の影。音もなく飛ぶ者。無数の蝙蝠を象った、明暗の無い純粋な闇。
闇が、暗闇の世界に舞い降りた。
無数の闇がひとところに集まり、ひとつの形を作る。
光の射さぬ暗闇から、現れたのは壮年の男。 長身に似合うどっしりとした体躯。 色褪せたブロンドの髪が緩やかに弧を描くその下で、年齢によって刻まれた皺に縁取られた空色の瞳が悪戯に微笑む。]
やぁ、ただいま。 いつも扉を借りてすまないね。
[男の名はルイス・ウォルター・ローラン。 仕立てのいい白のシャツにジャケットを着た男は、肩に残る雪を払い落とすと対面する男にそう言った**]
(14) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* はい、おつかれさまです、だいちです。 皆さんこの度は村への参加有難うございます。 何かと至らぬ村建てですが、精一杯やらせていただこうと思っております、よろしくお願いします。
初手からおじいちゃんのキャラが光ってます。このノリ好きだわ。 そやさん本当にありがとう。
村が建つ直前のタイミングで、僕の都合によりキャラを一から作り直しさせてしまいました。 村建て事情とは書きましたが、実際は僕個人の都合です。 元々葬夜さんからご相談を受けていたキャラクターの予定していた行動(割と設定の根幹にかかわる部分)が、うちの主のNGに触れる恐れがあり、その場合犬養が主に見捨てられる未来が可能性として出てきてしまったため、我儘を通させていただいちゃいました。 事前に主とよくよく相談していれば、あんな直前での変更を強いることにはなりませんでしたし、発覚したところで僕の我儘を通したのは立場上問題がある選択だったかな、と正直反省しています。本当に申し訳ありません。
今回はかなり時期的に強行軍を極めていて、準備期間も足りておらず、事前打ち合わせはほぼ間に合っていないと言って良いでしょう。大分無理をしたなぁと思いつつ、最低限皆様に楽しんで帰っていただけるよう、全力を尽くさせていただきます。
灰に埋める形ではありますが、皆様どうか最後まで、お付き合いくださいませ。
(-0) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* あれ、60代って初老だったか? 今回設定ゆるゆるな葬夜と申します。 こんなじーさんの嫁に誰がなるんだ誰が。
村建さまには、忙しいなかでの村建さまお疲れ様ですと。 それでは皆様。 頭に花が咲いたようなじーさんですが、よろしくお願い致します。
(-1) 2014/12/04(Thu) 01時半頃
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/* やっぱり昼間は誰も来ないですね…まぁ僕もちょっと対応厳しいんで良いんですが、一気に来られると多角どこの騒ぎじゃなくなる可能性。 きゃー。
(-2) 2014/12/04(Thu) 12時半頃
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― ???? ―
[人が寝静まった夜。 明かりも消え失せ、夜闇に包まれた静謐な空間の中、娘は一人森を駆け抜けようとしていた。 そして、彼女を追う影が幾つか――その手には白銀の刃が。 娘もまた刃を手にしながら追手から撒こうと尽力しているのだが。]
――……っ。 悪いが、死ぬ訳には、いかない。
[追跡者に捕獲される、即ち、死を意味する。 捕まる訳にはいかない、いかないのだが。 中々追手を撒く事は出来ず、木々の間をすり抜け続けて行くだけ。 このままでは体力が尽きてしまい、死を迎えてしまう。 手詰まりに近いこの状況を打破する余裕が無い、と思った矢先。]
――……!?
[葉のカーテンが開けた、と思いきや、視界の先に広がる足元より低い森、ガラガラと小石が引力に従い下へと墜ちて行く。崖だ。]
(15) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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[足元から見える景色の小ささに、崖の高さは其れなりにあるのは伺い知れる――幸い、川が見えるのだが。 少しばかり躊躇っていたら、追手がすぐに追い付いて。 前門には追手、後門には崖。チェックメイトだ。 一人の男が一歩踏み出し、娘に語り掛けてくる。 彼の口調は冷たく低い。娘の表情は強張っていくばかり。]
『掟を破った者は、――分かっていよう。』
さぁ、掟を破ったとは心外だ。
『ならば、我々の前で無実を証明して貰おうか。 最も、お前にとって苦痛を味わってしまう事になるが……それも証明かも知れぬな。』
[男が一歩にじり寄れば、娘はじりと一歩後退さる。カラカラ、と音を立てながら落ちる石。 つぅ、と汗が一滴、背中を伝うのを感じ取れば、追手達に背を向け。 大地から跳び、夜空へと飛ぶ。そして、娘もまた引力に従い落ちていく。
目の前に迫る川を遮る様に現れた黒い靄は、崖から落ちて来た娘の身体を包み、彼女と共に霧散した*]
(16) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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― 館の前 ―
[黒い靄みたいな物体が霧散した、と思いきや、目の前には青々と生い茂る木が視界に飛び込んだ。]
――……っ!?
[先程見かけた靄があった時、木は遥か下にあった筈。 何故だ、と思う前に身体は引力に逆らえず落下。 枝がクッションとなるが、身体の至る所に擦り傷を作らせていく。 どん、と背中を強く打たれ、激しい痛みを感じてしまうのだが、太い枝が身体を受け止めてくれたお陰で地面との激突は避けられた。]
……っ、うっ。
[背中に走る痛みに娘の表情は歪み身体を屈め、暫しの間痛みに耐えてから、周囲を見渡して。首を傾げて。 今の所は追っ手の気配はしない、今の内に彼等から逃れようと、木の枝からしなやかに飛び降り、転ぶ事無く無事着地。 改めて景色を眺めれば、感じてた違和はより強くなっていく。]
……森、だった筈……何故崖がある?
[娘が崖から転落する際、眼下に広がったのは鬱蒼とした森。 決して断崖絶壁に囲まれた所でも、御屋敷が有った訳でも無い。 娘は摩訶不思議な出来事に、唯々怪訝な面持ちで見回す事しか出来なかった。]
(17) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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― 館の中:客室 ―
[娘からしたら、見知らぬ館に無駄で中に入るのは些か抵抗は覚えるが。 追っ手が来る気配が無い今、この身を潜めさせ休ませる場所が欲しかった。 中に居る住人に悟られぬ様、音を立てる事は無い様、重々しい扉をゆっくりゆっくり動かし、己が通れるスペースだけ開き、館の中へと足を忍ばせる。]
――……。
[紅い絨毯を敷き詰められた廊下を、出来る限り気配を消し歩を進める。 辺りを警戒しながら身を隠せる部屋は無いか、探し、玄関近くの客室の一室に辿り着き、扉のノブを捻っていく。 鍵が掛かって無いのか、扉はあっさりと開かれ部屋の内部を見せてくれた。 人の気配は感じないのを確かめ、一歩境界を跨ぎ、客室の中へ入り、静かに扉を閉めた。]
……暫く、休ませて貰う。
[辺りの警戒を解く事は無くとも、誰も居ない部屋は安堵の息を出させてくれる。 身体が落ち着くまで休ませて貰おう、と思った刹那身体の異変に気付き、首を傾げて。]
痛みが、無い……?
[先程強く打った背中の痛みがいつの間に消えていただけでなく、身体のいたる所にあった擦り傷まで消え失せていた。 傷など無かった、と言わんばかりに服迄綺麗になっていて、娘の頭の中では疑問符が浮かぶばかり。 落ちた時の黒い靄、見ていた風景の違い、そして身体と身なりの変化。 娘の常識は遥かに逸脱し、思考は混乱をきたすばかり**]
(18) 2014/12/04(Thu) 13時半頃
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暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 14時頃
暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 14時頃
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/* カズミ…食堂以外に行ったら問答無用で噛みつかれても知らんぞ…
(-3) 2014/12/04(Thu) 14時半頃
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「こんばんはぁ、イヌカイ!ご機嫌いかが?」
開いた扉の向こうから、テンションの高い声が届けば、青年は密かにため息をついた。
彼女がここ館へやって来るのは初めてではない。
そして来るたびに、何かしら問題を起こして帰ってくれる、彼女はそんな吸血鬼だった。
(#3) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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エリス…一体何の御用です。
[冷やかな問いの裏には、言外にお前に構っている暇はない、と言っているのだが、当の本には全く意に介することがない。 それどころか楽しげに笑いながら、玄関ホールを通り抜けて青年の正面までやって来た。]
「ね、そろそろ、なんでしょう?」
[囁くように問う、彼女の瞳が深紅に煌く。 その気配に、青年はこの女吸血鬼が飢えていることを悟る。 青年は、深いため息をついた。 また、厄介事を抱えてくるんだな、この女は。]
(19) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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エリス、そこでお待ちください。 一歩でも動いたら、貴女の事、叩き出していただきますからね。
[誰に、とは言わないが、そう脅しをかけておいてから、青年は食堂への扉をくぐった。 少年の視線を受けながら、厨房へと消え、青年は戸棚を開ける。 コップを一つ、それから小さな壺を一つ。 取り出し、青年は水を汲む。 その中に、壺の中に入っていた錠剤を一粒、落とせば途端に水は深紅に染まる。 ふと、思いつくと、傍らの鍋を覗き、それから鍋とコップを手に、食堂へと戻る。 鍋を机に置けば、追いかける視線。]
(20) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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お腹、すいているでしょう?
[尋ねれば少年は、ぽかんとした表情で青年を見る。 火箸で暖炉の火種をかきおこし、薪を二つほど放り込み、その上に設置した金網に鍋を乗せる。]
簡単なものですが、スープです。 温まったら、食べていいですよ。
[言い残し、青年はコップを手に食堂を後にした。]
(21) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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青年がいなくなった後、女吸血鬼はつまらなそうにそこで待っていた。
そして、そうっと開かれた扉に気付く。
何やら面白そうな気配を感じ取ると、吸血鬼は気配を押し殺した。
まるで猫の様に警戒しながら、静かに侵入してくる少女。
あれは、人間だ。
吸血鬼の瞳が闇にまぎれて赤く煌く。
少女が廊下を通り、どこかの部屋に消えるまでを、吸血鬼はじっと見守っていた。
(#4) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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[食堂を出た時、青年はまず目の前に女吸血鬼が立っていることを確認し、ふぅとため息をつく。 無言で紅い液体の入ったコップを差し出せば、女吸血鬼は眉を上げた。 あまり旨い物ではないのだろう、彼女も確か好まなかったはず… しかし文句の一つも言わずにコップを受け取り飲み干したのを見て、今度は青年が眉を吊り上げる番だった。 …感じる、違和感。]
珍しいですね。 貴女が大人しく疑似血液を召し上がるの。
[思わず問うが、そうかしらぁ?などとはぐらかすような答えが返ってくる。 しかしそれ以上問い詰めることもできず、ふらりとどこかへ向かう吸血鬼を、ただ青年は見守るしかできなかった。**]
(22) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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/* とりあえず、フラグを放り込んでおこう。
(-4) 2014/12/04(Thu) 15時頃
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―とある意識の中 ???―
[未だ、あの時のことは鮮明に覚えている。 所々靄がかかって思い出せない...いや。見ていないことになっているのだろうか。
思い出せるのは鼻が詰まるほどの布の臭いと生臭い臭い。外側はは荘厳な箪笥でも中はそんなものだ。ガクガク無様に震えながら狭い狭い”スキマ”の視界が両親の血で染まる映像。 当時の俺は箪笥にすっぽり入るぐらいの身長だったんだろう。
でも両親”ダッタモノ”が動かない人形に変えられて、置き土産に絨毯を赤く染めて。 ついでに家に音沙汰なく入ってきた男の手の中の凶器が”ユレル”たび怖い、なんて思ったけど、手の中は雲がかかったようにどんなものか、思い出せない。
――顔を上げたその人物は正しく父の弟。僕の叔父。 両親がいなくなって引き取られたとき、彼はこう言った。]
『両親と同じところに行きたけりゃ口外しろ。』
(23) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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―路地裏―
....痛っ、ぅう。助けは――ないよね。 こういう時便利なんだけどさ...ぁ。
[体中が軋むように痛い。所々血が滲んでいる気がする。 バッと腕をめくればやはり生傷と青あざ。絶え絶えに石畳を歩く。家に帰る選択肢も匿う先も見当たらない。 帰れば即刻消されるはずだ。 見つかれば消される、頼る先は――ない。既に視界もゆっくりと回り始めてとりあえず路地の暗闇へと身を落とす。
事件の目撃者は俺一人。
なら簡単だ、叔父は俺を消せばいい。元々可愛がっていたわけではない。 周りから呪われの成績がいいことが気に食わなくて石を投げられたことは数え切れない。俺が消えれば他の誰かが俺の席に座れるのだ。 脳みそはバカみたいに計算を弾き出す。俺以外の全員が俺が消えることを望んでいる。
つまり俺が叔父に消されれば万事解決ではないか? なら足を止めて叔父を待てばいい。]
ここからどうやって逃げようか、な。 この先の路地は行き止まりなんだよねぇ。
[はじき出した答えを否定して尚、生きたいと浅ましい考えが拭えないのかと自嘲した。]
(24) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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[俺は疲れて路地にあった扉の前の石段に座り込む。あの時だって箪笥から出てしまえば両親と永遠に暮らせたはずだ、だけど。生きる場所はないし生きたくないけど。 生きたくないけど、死にたくなかった。
図々しいよね、俺。]
ハハ....ホント嘆かわしいわ。 これからどうするか分かん......ぁわっ!?
[鍵掛かってなかったのかよこの扉!! 乾いた笑いを口から零しながら上体を預けた木の扉はギシリ、と音を立ててあっさり開く。 体が黒に吸い込まれ、妙な声が出て無様に転げ込む形で中へと入ってしまう。 立ち上がる時に手に触れるは赤い上質な布、絨毯だろう。もしかすれば何らかの追っ手みたいなものが俺を引きずり込んだ可能性もある。]
(25) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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―館の中―
[想像がそこまで至れば立っていた足は震え、近くにあった壁に背を預ける。勿論、背に扉がないことを確認しながら。
ずるずると壁からずり落ちてへたり、と尻をつく。 赤の絨毯を基調として隅々まで細かい作りが成された内装の屋敷を見ながらふと、こめかみに触れれば傷は瘡蓋になっているようでコートも服もほぼ新品に近い状態になっていた。 昔ついた青あざを残して傷は完治しているか瘡蓋になっているらしかった。]
....なんだここ。
[呆然とつぶやきを漏らした**]
(26) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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/* 開始前からそわっそわしていました! 長い!こんなに長いロルを落としてしまうのは極めて僕にしては珍しい! そしてRP村で一人称俺というのも珍しいのです。
本当はジロ君、吸血鬼側で使いたかったのですが、ね。
(-5) 2014/12/04(Thu) 16時頃
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追放者 ジロは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 16時半頃
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/* ロル間違ってないですかね...。大丈夫ですよね...。 ああ、僕は薔薇陣営ですが何か?
申し遅れました、紅娘です。桃がしたかった吸血鬼の皆様申し訳ありません。しかしNLには手が出せないチキン...。
(-6) 2014/12/04(Thu) 16時半頃
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/* お? なんかこのジロ可愛いぞ?
(-7) 2014/12/04(Thu) 17時頃
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[食堂の少年は、どうやらスープで腹が満たされると眠ってしまったようだった。 食堂内は暖炉のおかげで暖かいから、暫くそうっとしておこうと、青年はその場を後にする。 あと何人の人間が迷い込んでくるか分からないが、一応もてなしの準備位はしておこうか。 厨房へ立つと、暫くことことと何かをやっていた。]
…!
[ふと、空気の流れを感じると、顔を上げる。 火にかけた鍋は、芋や根菜が柔らかくなるまで煮込むのみ。 暫くそのままで良いだろうと、離れると食堂を通り、玄関へと姿を現す。 扉を入ってすぐ、腰が抜けたのだろうか。 座り込む青年を見つけると、青年もまた、こちらに気付いたようだった。]
(27) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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いらっしゃい。 そこは、寒くないですか。
[ごく当たり前のような口調で話しかけると、少し首をかしげて問う。 ここへやって来るのは、決まって何かから逃げ延びようとする者たちだ。]
どうぞ。 ここには、貴方を狙っていた者は来ませんよ。
[一定の距離を保ったまま、青年は食堂へと誘う。 立ち上り始めた食事の良い香りと、暖炉の温もりが玄関ホールへと流れ出した。**]
(28) 2014/12/04(Thu) 17時半頃
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[此方にとって不可解な出来事に首を傾げて居たら、きしりという音が耳に入る。 音が立ったのは背後、そこには誰も居る筈も無い所。 娘は音に疑問を浮かべるよりも先に、身体が後ろを振り向いて、音の正体を確かめた。 自分が入った時には居なかった女性が一人背後に立っている。何時から居たのだ?]
――……誰だ。
[蠱惑的な雰囲気を纏い妖しく笑む女。 彼女が持つ唯ならぬ様な空気に、娘は用心深く睨み、ベルトに掛けてあったナイフを取り出し、これ以上近付くなと無言の警告を発す。 対して女は、此方の警告に怯む事は無くカラカラと笑い、真紅の瞳を細めている。]
『あら、そんなに怒らなくても良いのよ。 貴女の血を、少しだけ貰えれば良いわ。 ……そう、少しだけ、ね。』
[女は嗤いながら此方にジリ、と一歩また一歩と歩み寄れば娘は来るなと警告を発しても、彼女は止まる事は無く白く細い腕を伸ばしてくる。 娘は躊躇う事は無く、女の腕を白刃で切り裂き赤い筋を残した。 妖艶な女は痛みに一旦身を引き、傷付けられた腕を見やれば唯ならぬ殺気を放ち、娘は背筋に冷たい感覚を覚える。]
――……!?
[娘が寒気に気を取られた一瞬の隙を突いて、女は娘を喰らわんと言うかの如く襲い掛かって来た。]
(29) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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[肉食獣の様な眼光を宿す女。 考えるよりも先に、身体を屈め、彼女の横を擦り抜ける際、ナイフは女の腹を掠め裂いた。 しなやかな動きで女と距離を取って、血塗られた刃を持ち替えて警戒の眼差しを送り続けていれば。 腹を抱え蹲っていた女に黒い靄が包んだと思いきや、靄と共に女の姿も霧散。]
……な、に?
[常識では有り得ぬ消え方をした女に驚愕し、残された血痕を怪訝な面持ちで眺め呆然。 暫し呆気に取られてしまったが、息を一つ漏らした後、娘はこの部屋から――いや、屋敷から立ち去ろう、と決めた。 そう、此処も身を休められる安全な場所では無いと判断した。
絨毯を血で穢してしまった事を、心の中で謝罪をし、ナイフをホルスターに収め、客室から出て見れば。]
――……。
[玄関近くで青年二人が何か話して居るのを目撃する。 殺伐とした雰囲気は感じず、安堵はすれど、先程の女の仲間なのだろうか。 娘は廊下の角に隠れ息を潜めながら彼らの様子を眺めていた。 万が一の事態に備え、右手はナイフの柄に触れている。
と、何処からだろうか、食欲を促す様な匂いが漂い、身体は食事を欲する。 娘は食欲をぐっと抑え、青年二人のやり取りを警戒しながら眺め続けて。]
(30) 2014/12/04(Thu) 18時頃
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暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 18時頃
暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 18時頃
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/* 設定だだ被りですよねー。すみません。
(-8) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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/* 激しい無茶振り可に見えますね。。 >僕のメモ。
(-9) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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[見たことのない内装の家に何処か違和感がする雰囲気。 何より可笑しいこ事は、俺は確か路地裏からーーつまり正式な入り口から入っていない筈だった。しかし此処は入り口は一つと見える。 つまり、あれが正式な扉、ということだ。謎は深まる。
ふと視線の先に自分と同じぐらいの青年>>27がやってくる。 まさか人がいたのか。 首を傾げる青年を見上げながら口を開ける。] 嗚呼、その。事故、というか。 ....?いや、寒くない。此処は、
[特に住居に侵入した事を咎めることはなく気遣われる言葉を受けるのは初めてな気がする。自分が逃げていた事を知っているのだろうか。 ならば匿って貰おう、と。此処は、何処だ。 そう問いかけて慌てて痣が見えないようコートで隠しつつ立ち上がる。]
(31) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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-→食堂-
[仄かに香る食の匂い。 そういえば丸一日。まともな食事を摂らなかった気がする。 誘われるのはその匂いのする方面だ。 何があるのかさっぱりわからないが、失いかけた命。使ってしまうのも悪くない。ここ全てを疑っていても埒があかないし。
ふと視線を感じた気がして>>30角を見つめるも気のせいだろう。何もなかった。]
...。
[色々聞きたいことはあれど、如何しても口を開けられない。 目の前の青年は何処か、何か自分とは違う気がするけれど。 だから、であるか。一定の距離を保つ青年の背を追う。]
(32) 2014/12/04(Thu) 19時半頃
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追放者 ジロは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 20時頃
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―何処かの荒廃した町―
っ、 は、 はっ、
[月も無い闇に覆われた夜。 人の気配のしない寂れた町の中を、男は走っていた。 呼吸を乱し、されど気づかれないようにと細心の注意を払いながら。
遠くで耳障りな男の声が微かに聞こえる。 まだだ、まだ遠くへ逃げないと。 絶望に足が竦みそうになるが、捕まってはいけない。 既に震えを訴える足を叱咤するよう一度叩いてから、逃亡劇は再開される]
(33) 2014/12/04(Thu) 20時頃
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[男は自分を生んだ両親の顔も名前も知らない。 物心ついた頃から小さな児童養護施設にてここまで育ってきた。 施設に身を置けるのは高等学校卒業まで。後は社会人として守られた揺りかごから巣立っていかなければいけない。 なんとか次に生きる場所も決まり、これからが踏ん張りどころだと身構えた、その矢先。 町が何者かによって突如襲撃され、村人の殆どは殺された。 何が起こったのか、何故こんな事が起きたのか。男に分かる術は無い。
ただ一つ分かる事といえば、自分は幸か不幸かまだ息をしていて。 生き残りを探しているだろう奴等に捕まれば、死ぬということ]
っクソ… マジ、意味わかんねぇよ……
[焼け焦げた建物の影に身を潜めつつ、壁に凭れる。 何がなんだか分からない。 ただ分かるのは、自らが育ってきた施設も、新たに生きようとしていた場所も、焼き払われ無くなってしまったということ。 轟々と燃え上がる様を思い出す。あれでは誰も助かりやしないだろう。
自分が出来た人間でないことは自覚していた。 あれほど年月を積み重ねておきながらも、涙一粒すら流れないのだから]
……これでもまだ、愛がどうのこうの言うつもりなのかよ? カミサマとやらは。
[微かに焦げたパーカーの下、チャリ、と胸元で揺れる其れを見下ろして。 無気力な嘲笑は虚しく霧散するだけだった]
(34) 2014/12/04(Thu) 20時半頃
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[声が先ほどより近づいてきた気がする。 止まっていられない。もっと遠くへ逃げないと。 絶望的な状況でさえもなお生に縋りつこうとしている自分を、無様だと嘲笑う自分がいる。 死への恐怖からくる生きたいという願いなんて、底の知れた安っぽさだ。
それでも。それでも男は走る。 笑いたければ笑えと。絶望の中、笑えるのならと。 自分を指差し笑う観客すらいない孤独だと知りながら]
、 やべっ、!
[不意に視線を感じ、気づかれた様子を過敏に察知すれば心拍数が跳ね上がる。 鉛のような脚を動かし出しうる全力でその場を駆けた]
ッ、! ぅお、ああああッ!?
[しかし、散々逃げ回った脚はやはり限界だったのだろう。 坂を駆け下りる途中、自分で自分の足に引っかかるという典型的なドジを踏んだかと思えば面白い程に転がっていく。 確かに此処は山の中腹に存在する村であり坂道は多々存在したが、こんな長い道はあっただろうか。 脳内の片隅で薄らそんな事を思いつつ、男はまだまだ転がり続ける]
(35) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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いだぁッ!!
[ごちん、と、硬いもの二つがぶつかる音が響いた。 大木と衝突し制止をかけられたと気づけば、赤く腫れ上がった気がして仕方の無い額を押さえる。 痛みに生理的な涙を浮かべつつ顔を上げた瞬間、瞠目]
……、?
[目の前に飛び込んできたのは、小さな村では目にすることのなかった程に大きく豪勢(に見える)館。 こんな館が村の近くにあれば一度くらいは噂に聞いたことのある筈だが、生憎耳にしたことはない]
……なんだァ?ここ、
[追われている緊張も忘れてしまうくらいの衝撃だったのか。 暫く館の外には一人、なんとも間抜けな面で見上げる男の姿があった]
(36) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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/* ひとまず身長ランダムぽーい 150+25
(-10) 2014/12/04(Thu) 21時頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/* ふはー。完全重RP村?とかいつぶりだろうか。キンチョー。 せっかくなので楽しみたい。未熟者ではありますが皆様よろしくお願いします(ぺこー
(-11) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/* 風呂入ってた間に、サガネ君が転がり入場、…だと?(ごくり)
(-12) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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―闇世―
[火照った体がブルっと震える――。 男はそれがただの体調不良ではないとわかっていた。 パチパチと周囲からする破裂音。 まるで自分の体の実体がなくなるような感覚。]
shit! あぁ……、美味しいものが食べたい。
[それはいつも飢えを感じた時に起きていた。 こちらで知り合った者に聞いたことがある餓鬼状態の禁断症状だと。
体を落ち着けるように深く息を吐く。]
ひぃ……、ふぅ……。 んぁ……。
[ブルブルと体の震えが強くなってきて、脳天がクラクラする。 男はある一点に熱が集まってるのを感じ、首を強く振った]
ヤベッ……ダメ……。
[思い出すはあの子やあの子やあの子。 美味しいあの子を思い出してもただただ気持ちが昂ぶるばかりで 満足は得られない。
男がその場にしゃがみこむとパチパチという破裂音は一層強くなった。]
はっ……、ぁ……!?
(37) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[ギュンっと頭が真っ白になろうとしたその時、氷水でもかけられたかのように 一気に体が冷静さを取り戻す]
……はぁぁあああああ???? そうか、そうか……。
[悪態をつきながらも何か納得したようでゆっくりと立ち上がると ぐるんぐるん肩を回した。
だるそうに辺りを見回すと木々の隙間から見える暖かな光に気づき、 口角を少しあげる]
結果オーライ。 ちゃんとついたなら、まぁ、いいか。
[男はペロリと舌なめずりをして、足取りも軽く館に近づいて行く]
(38) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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[立ち上がり、こちらへとやって来る青年を目にすれば、案内するように食堂へ入ろうと。 したところで、視線を感じ、振り返る。 姿を隠しているようだが、…は間違いなく少女が隠れるその場所を見やった。]
…。
[…は少し悩んだようだった。 吸血鬼であれば、あんなところに隠れる真似はしないだろう。 動物が迷い込むことは無い。 遣い魔…であれば主がいるはずだが、どちらにせよ隠れる必要があるだろうか。 …となると、必然的に人間であるのだろう。 入ってきた気配は感じられなかったが、しかしそれが人間であるならば。]
(39) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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…なにぶん古い館ですから。 暗闇に何が潜むかわかったものではありませんよ…
[誰にともなく口にすれば、食堂へ入ろうとしていた青年はいぶかしく思っただろうか。 しかしそれ以上を口にせず、…は食堂の扉をくぐった。 くぐった扉はそのままに、青年には眠る少年の向かいの椅子を示し、それから厨房へと姿を消す。 程なくして、椀によそった出来上がったばかりの肉じゃがと、茶碗によそった白米、それから暖かいお茶を盆に載せ、食堂へと戻ってきた。 青年の前へとそれを置くと、どうぞ、と勧める。]
お口に合うかわかりませんが…
[青年がどこの出身かわからぬ以上、おそらく慣れぬ味だろうと思いつつ、言葉を添えて。 それから再度、食堂の扉の外を、ちらりと眺めた。]
(40) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/* サガネさんww館までは入ってww 外に居られたら干渉できないからwwww
(-13) 2014/12/04(Thu) 21時半頃
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/*なんか、改行が変なとこではいったよう。 PCからなんになー。
(-14) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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[ ――噂に聞いたことがある
終わりのない闇夜を共に寄り添い 命の終わりまで傍にいてくれる
そんな出会いのある場所が 闇夜とこの世の間の何処かにあると――]
(41) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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―闇夜 ???―
[ ガリッ ]
…ぁ~あ。ちっちゃ。
[人工物の飴ちゃんに歯を差し込むこと数秒。 無残にも砕け散った苺味を舌に乗せてため息を吐く。
何てこった。 せっかく仕上げた作品の報酬にと、代わりに頂戴した貴重な甘味が無駄になっちまった。全くもって笑えない。
バタバタと忙しない様子でジャケットのポケットに両手を突っ込む。 それはもう裏地をひっくり返す勢いで、落ち着きなく。
指を曲げてはぐるりと回し、漁り、掻き混ぜたが、寒さのせいで悴んできた指じゃロクな動きなんか出来そうにもない。 堪え性もなく舌打ちしようとした時、]
(42) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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ぉ。…ツいてる。
[幾度目かの試行。 時間にして僅か60秒未満。
赤い果実のマークがプリントされたそれは可愛らしく包まれた飴ちゃんが手のひらに数個転がり、停止。
その中の一つを手に取れば、包みを開けて犬歯で砕かないように注意を払って口に含んだ。
そんな少しの娯楽が入り混じったいつも通りの日常。 退屈で鬱屈で、それでいて甘美な永遠の生。
終わりのない果ては途方もなく徒労の時間だ。
だがそれが、いよいよ終止符を打てるかもしれない、なんて。
微かに湧き立つような高揚感を身に染み込ませれば容易に上がる口角。
自覚なんかせずに暢気に過去に思いを馳せてしまうのは悪い癖。 それは勿論、俺にも自覚はある。]
(43) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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[別段争う様子を見せない青年達は、何処かの部屋へ入って行くのをこの目で確認すれば、屋敷の住人と思われる青年の言葉>>40。]
「暗闇に何が潜むかわかったものではありませんよ…」
[成る程、あの青年は事情知ってるのか、と娘はある程度悟るのだが。 此方としては、これ以上この屋敷に留まるつもりは無く、黙って立ち去ろうと考えてる故、彼に声を掛ける事は無かった。 娘は二人が部屋に入ったのを確認すれば、足音を立てる事無く、気配を殺しながら玄関へ行き、真鍮製の金具に触れ、扉を開く。 扉を開いた娘に当たるのは凍てつく風と白い雪。]
う、わあ、あぁっ――――!?
[娘が屋敷に入る前は無かった吹雪に、悲鳴に近い驚愕の声を上げてしまう。 唐突過ぎる出来事に、娘は大きな音を立てながら扉を閉めてしまった。 先程此方が入った時は吹雪など無かった筈なのに、自分は頭が可笑しくなったのか?それとも悪い夢でも見てるのだろうか?
この騒ぎに誰か来るかも知れない状況だが、娘はこの場から逃げる事は無く、何度も首を振ってみせていた。]
(44) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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…今思えば色々試した。 でもありゃあ失敗だった。痛かっただけだ。
[有難いことにも、人として生きてきた頃と同じように人並みに痛覚はあった。
カミサマが再度押し付けやがったこの生と、附属して与えられた能力は超人的な治癒能力なんぞなかったが。
あるのは特に使う用途もありゃあしない氷を作り出す程度のもの。 一応それはそれで別の意味で役に立っちゃいるが、割愛しまして。
怪我をすりゃあ痛いし、治るのもそこそこ時間はかかるし。 酷い時には甘いもんは食べれないし。地獄を見た。
ここまで人間みたいに作り直すくらいなら、一層さっくりぽっくりお亡くなりになりたいもんだが、御許しはもらえず今日に至るこの頃。
ハッピーでいてアンラッキーな化け物の耳に飛んできた噂には、もう乗らざる得ない。
退屈は猫をも殺すだかどうだかは忘れたが、 面白いことはキライじゃない。 キライじゃないけど。
…大抵のことは。]
(45) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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でもなぁ。うん。飽きる。 もう、おじさん。生き過ぎちゃったもん。
[日記もカレンダーも、要らないと捨てたのはいつだったか。 いたいち覚えちゃいないけど。
時間経過も曖昧なこの場所で、消えることも死ぬことも許されない存在として生き永らえて。
自分の名前だって、酷く曖昧で朧気で。 慰めは氷細工で作った作品との引き換えに手に入れる砂糖くらいなもんで。
ちょっとばかし、うんざり。
愉しみを見出すために漁ったのは甘菓子だけじゃない。 でも何にしたって、繰り返しにはいずれ飽きちまうし。
いずれ、知らん顔して壊れちまう。]
(46) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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/* あぁっ、割ってしまった……申し訳ありません_(:3」∠)_
(-15) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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…人間サマには申し訳ねぇとは思うが……、おじさんだってそろそろ休みたいの。
[十字を切る素振りを見せて今宵訪れるのだろうか、きっと名も身も知らぬ哀れな仔羊に御祈りを。
カミサマなんざ信じてないが、化け物と半生を共になんて、俺には到底理解は出来そうにはないから。
棚に上げているなんて知ってる。 これでも元人間だもの。 同情心くらいは持つさ。 まぁ、でも生憎と俺にも目的はある。
単純明快なものだけれども。 そのために、ここへ訪れたんだから。]*
(47) 2014/12/04(Thu) 22時頃
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.....え。
[よく聞こえたような、聞こえなかったような。>>39 聞き返そうとするけれど止めておいた。一応見ず知らず、であるから。
青年を追い、通された部屋は矢張り食堂、だった。>>40 すん、と匂いを嗅げば目を瞑って食物の香りを吸い込んで促される席へと座る。目の前の少年は眠りこけて柔らかい毛を気持よさげに揺らしている。
そうこうするうちに食事が運ばれてくる。 微かに甘い香りの湯気が立つ白い粒達と薄茶色の液体を絡ませた落ち着くような色の食べ物が椀に盛られ、運んでくる。長めの容器は熱い水が入っているようだった。]
(48) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―館前付近―
さて、と…。そろそろ行くか。
[ぐるりと辺りを見回しながら一言。
溜息混じりに息を吐き出せば、香料混じりの甘ったるい匂いが口内を満たすもんだから上機嫌で歩を屋敷の方へと動かす。
踵を上げてつま先を落とす度に、足跡のように凍った表面がキラキラと反射するが
それは滑るように辿り着く頃には氷の軌跡はなく空気に溶けてる筈だ。
足元から柔く吹き上がる雪風が頬を撫でるもんだから、はにかみながら俺は髪をいじくりつつ思案。]
どうやって入んだ、こりゃあ。
[わからねぇし、とりあえず考えるだけの時間も面倒。 正面突破は諦めて、だいっきらいなお力に頼ることにしよう。
氷が溶けるように微かな水音一つ。 液状化なんかして。]*
(49) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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......わざわざありがとう。 頂きます。
[有難い食事を前に感謝を述べ、何とかぎこちなく笑う。 毒が入っていたとしてもいい、結局死は近いうち待っている筈だから。
兎に角空腹だったから出された食事を掻き込む。口に入れた白い粒は口に溶け、舌に甘さを残し喉を通る。もう一つの皿は甘辛い味を残しじゃがいもは固すぎず、形が崩れない程度に煮込まれている。 とどのつまり美味であった。]
久々だよ....美味し....!?ぶっ。
[玄関付近から上がる声>>44口をつけたお湯ーというより水に味があるようだーをびっくりして容器に戻す羽目になった。]
(50) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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追放者 ジロは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―館内・トイレ― [ ぴちゃん ]
[蛇口から零れ落ちる水滴が、一定のリズムを刻みながら重を増やしていく。
栓も蓋も無いなく、排水口へ流れていく筈の水が減ることなく増えているのは、水滴が水溜りへと変わる速度が異様な速さであったから。
溢れ出た冷水がぼた、ぼたと、陰を色濃く残し、 薄っすらと浮かぶは――人の顔。]
あ"ぁ。 濡れたー…。
[これだからあんまり好きじゃないんだ、コレは。
お断りも無しにお邪魔したのは後先不安ではあるが…まぁ同じ吸血鬼も住んでる場所だって聞いたから多分大丈夫だろ。
水溜りを踵で踏むこと数回。 波紋を広げていたそこが、ゆっくりと凍り固まっていく。
うん。上出来。蛇口を捻り流水音を防いでついで少々派手な音を立てながら氷面を割って始末を。 その場凌ぎでもバレなきゃ問題ない。きっと。]
よーし。
[右手でジャケットのポケットを弄れば飴ちゃんは無事なよう。 幸運に感謝しながら足早にその場を去ることに決め込んだ。 トイレにいる趣味はないもの。]*
(51) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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/* トイレから出てくる吸血鬼wwwwwwwww 待って、トイレは、トイレwww吹いたwwwwww.
(-16) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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/* 吸血鬼の能力描写かっこいいですね..。 そしてお食事はフォーク?スプーン?はないですね。 お箸?曖昧にしておきましたー。
拘束プレイがしたいです←
(-17) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―廊下―
[努力が功を奏したようで。 濡れたといってもジャケットの右腕の裾部分だけ。 なかなか上出来とばかりに左右を見渡せば、俺から出て右側から何やら香ばしい匂いが漂ってくる。]
…料理?
[吸血鬼にとっては娯楽の一つでもあると思っていたそれが振舞われるのは、大方人間サマのためなんだろう。
納得しながら足を動かしたのは左側。 料理以上に芳しい匂い>>30があったから。 思わず歩いちゃうのは好奇心の他ならない。 とにかく歩いてりゃ大声>>44
本日二個目の飴玉は無残に砕けた。]
…そんなに頭振ったところで、何が振ってくるんだか。 教えてくれよ、お嬢ちゃん。
[あんまり機嫌がよろしくない自覚はある。 それでも目についたから声をかけてみたが、反応は如何なるものやら。]
(52) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[しばらく呆然と見上げていたが、ふと我に返れば勢いよく後ろを振り返る。 先ほどの男達の気配はないが、ここで呆けていては助かるものも助からない。 得体の知れなさはあるものの、意を決して玄関の扉を押してみた]
…ごめん、ください?
[恐る恐る、辺りを伺いながら入ってみる。 視界に飛び込んでくる赤い絨毯やら装飾が、確かに富裕層のものであると裏付けているように思えた。
一度見渡せば、何か不思議な動作をしている人>>44の姿が見えた。 僅かに肩を強張らせつつ、そろりと中へ足を踏み入れた]
あの、スンマセン、 ちょっとだけ、ほんのちょっとだけでいいんで、匿ってくれません?
[この館の人間だろうと、記憶している限りの丁寧語で話しかける。 入ってきた扉は、つい後ろ手で閉めてしまった]
2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[しばらく呆然と見上げていたが、ふと我に返れば勢いよく後ろを振り返る。 先ほどの男達の気配はないが、ここで呆けていては助かるものも助からない。 得体の知れなさはあるものの、意を決して玄関の扉を押してみた]
…ごめん、ください?
[恐る恐る、辺りを伺いながら入ってみる。 視界に飛び込んでくる赤い絨毯やら装飾が、確かに富裕層のものであると裏付けているように思えた。
一度見渡せば、何か不思議な動作をしている人>>44ともう一人>>52の姿が見えて僅かに肩を強張らせる。 覗き見している状態も失礼だろうかと、そろり中へ足を踏み入れた]
あの、スンマセン、 ちょっとだけ、ほんのちょっとだけでいいんで、匿ってくれません?
[この館の人間だろうと、記憶している限りの丁寧語で話しかける。 入ってきた扉は、つい後ろ手で閉めてしまった]
(53) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 22時半頃
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[春は嫌いだ。麗らかな空気も己には全く関係のない物。 恋の季節と中てられた馬鹿が浮かれる季節でしかない。
夏は嫌いだ。照りつける太陽が体力を無為に奪う。 梅雨ともなれば湿気に満ちた空気が苛立ちを増させる。
秋は最も嫌いだ。名にもあるその季節は区切りの節。 豊穣と謳われる傍らで、冷涼を呼び白き滅びの刻に程近い。
冬は嫌いだ。寒さが身を切る。風が熱を奪う。 だが、それでも雪だけは好きだ。 苦痛も醜き物も全てを覆い隠し、静寂を齎してくれる。 曇天から降りしきる白を眺める際の冷たさも気にならなかった。 雪はいつだって、優しかった。
――そして、それは今も。]
(54) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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―とある山中―
[眼前をちらつく雪の欠片。一息吸うごとに肺腑から熱を奪う。 それでも立ち止まることは出来ず、我武者羅に足を動かした。 月明かりが雲の隙間から落ちる。時刻は夜半、子の刻程だろうか。 咄嗟に掴んだ女物の薄着物を雪避けに被り、歩を進め。]
『男は殺せ! 女子供は一旦生きたまま連れて来い!』
[遠くから聞こえる怒号と悲鳴、そして筒音に一瞬足が止まる。 背後を振り返り、息を整える。逃げて来た城は戦火に落ちていた。 両手分の年月を過ごした場所ではあったが、未練などはない。 むしろ清々しい気持ちすらあり、自然と唇が繊月を形どる。 行く当てもないが、再度逃げる為に足を上げようとした時だった。]
『そこの女、止まれ!』
[近くで聞こえた賊の声に足を止め、衣の下で嘆息する。 被った着物が功を奏したが人数が増えれば逃亡の難度は増える。 如何に油断させたまま賊を討ち取るか、と懐の小刀に指を這わせた。]
『生きたままなら、何だって良いんだよな』
[その顔はさぞや下卑た笑いで醜く歪んでいるのだろう。 ゆっくりと近付いてくる雪を踏み締める音で距離を測り、 鞘から抜き取った刃で振り向き様に賊の喉笛を掻き切ろうとして。]
(55) 2014/12/04(Thu) 22時半頃
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……く、ぅ。
[振り切った後、腹に生まれる灼熱。 僅かに発した殺気からか、それとも元から脅す為だったのか こちらの一振りと同時に構えられていた賊の刀が腹を薙いでいた。 賊は目を見開き仰向けに倒れ、当面の危機は去った。 だが傷口を抑える指には血が滴り、呼吸ひとつで痛みが走る。 足が動かない。傷が深すぎる。痛みで視界がぼやける。
――こんな所では死んでも死にきれぬ。
歯を噛み締め、荒らぐ息を治めんと目を伏せた数瞬後。 再び眼を開くとそこには、見慣れぬ屋敷が聳えていた。*]
(56) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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―闇夜・自室―
[驚き目を瞠ったかと思えば、何も見えないというのに頬を摩る掌。 瞬きしようとして、目を閉じていた己に気付く。 目を開けたと思ったがそれは夢の中の出来事だったのだろう。
ここ数日と言うもの、何度も繰り返し見る悪夢。 魘されていた己を心配し、顔に接吻を落とす男の服を握り締める。 空いた手で、初対面の際に思い切り張ってしまった頬を撫で摩り、 過去が過去であったことを頭に再認識させる。
安堵の表情を浮かべて体温を享受していれば、提案に眉を寄せ。]
……館に、行く? [初めて彼と出会った場所。己の世界を捨てて来た場所。 起こり得ないと知っていても、元いた世界に戻されるのではと 不安に身を震わせると腕の中に誘われ、耳元で甘く囁かれる言葉。
心臓が跳ねたと同時に気付けば首を縦に振っていた。]
そう、だな。久方ぶりに犬養殿の食事を口にするのも悪くない。
[くすくすと互いの間の空気を振動させ、彼の首に手を伸ばす。 掴んだ頭を誘導する先は、勿論――己の首筋。*]
(57) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[全方から何やら音>>53がしたもんだから、赤い絨毯の先を辿るみたいに身体をそちらに向き直す。]
……ん?
[喉を嚥下して残骸諸共サヨナラすれば、何やら遠慮がちな様子でこっちに来ている模様。
人間サマがひい、ふう。 流暢に数えている間、珍行動をとっていた人間サマは何をしていただろう。
突いてきた言葉に瞬き。 ついでに肩を震わせる。]
ゴメンね。 おじさん、ここの人じゃないの。 …でもまぁ、料理の用意もしてるみたいだし、きっとあんたのような人間も歓迎してくれるんじゃない?
匿うなんて、何やらかしたか知らんけど。
[笑みを浮かべながらなるべく友好的に努めることにして。
彼の頬>>36は腫れ上がっていただろうか。 いたのなら、氷でも出してやろうかなんて考えたかも。]
(58) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[――どんな世界に行こうと、俺が連れ戻してやる。
甘さを孕み、凛とした声で紡がれるどこか強引な物言い。 たとえ陽光の下に晒される危険性があっても彼は成し遂げるだろう。 同じ束縛であっても彼が齎すそれは酷く、心地が良かった。]
(-18) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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─回想・自室─
[>>4伴侶が出て行く背中を見送った後、再び寝台に身を横たえ目を閉じる。 そのまま意識を眠りの縁へ落ちるのを待つが、その時は一向に訪れない。 身体の代謝機能が一切失われた”生ける屍”である自身にとって、そもそも眠りについて休息を取る必要はなく]
…───。
[やがて、館の中に一人、また一人と来客が訪れる。 壁際に置かれた時計が秒針を刻む音に合わせ、その存在は少しずつ増えていく。 主は目を不自然に閉ざしたまま、眉間に深い皺を刻んで布団を頭までかぶった]
(59) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* うちの旦那ならそれくらい軽く言うって、嫁知ってる。 というかアキヨシチップが←にあるだけで動悸と息切れがやばい。 アキヨシが!!アキヨシが見下して来るぞ!!![落ち着け]
さて今回ペア参加させて頂きます。よろしくお願いします[深々]
メモに貼るまでもない設定をぺいっと落とす。 武家の子でありながら元服は済ませておらず、幼名のまま。 髪型は総髪。夜伽の相手は12の頃から。 声変わりを経て見栄えが男らしくなってきたせいで処分されかけていたが、近くで乱が起きた隙に城を逃亡。途中、兵に見つかり敵と誤認されて殺され掛けるも逃げた先で館にと辿り着いた。
(-19) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[館と己はリンクしている。 館の中で起こる出来事は、どこに居ても大概は把握する事ができる。
客人の直接の対応は了に任せていた。 対応の必要すらないと考えてしまう己よりは、はるかに適任だ。 迷い込んだ人間が一方的に吸血鬼の餌食となる事を、彼の”人”としての部分が許せないのだという]
気が済むまでやればいい、だが、な……。
[ずっとここに閉じこもっていても、この寝床は冷えていく一方だった。 シーツの上にそっと手を這わすが、愛しい温もりは既に消え失せている]
……。
[館の中が少しずつ賑わいを増す一方で、主は嫁の帰りをひっそりと待ちわびた。**]
─回想終了─
(60) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* ヒロミとアキヨシって配色似てるんですね(あと表情とか目線) 今ようやっと気付きました[遅い]
色々とありがとうございましたと頭を下げておきますかね。
(-20) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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館の主 ヒロミは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 23時頃
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[部屋を濡らすな、と不機嫌になる扉の主にこれは失礼と肩をすくめる。]
だけど、闇世ではこんなパウダースノウは珍しいだろう?
[おどけて見せるが、反応は冷たい。 だがそれはいつもの事なので、ルイスの方も別段気にする様子はない。
まるで中世ヨーロッパの堅牢な古城を思わせる薄暗い部屋。 唯一の明かりとも言えるランタンの中には青白い焔が揺れて、重厚な調度品の数々に濃い影を浮かび上がらせていた。 ルイスの話す相手は、そのランタンが置かれた執務机の向こう。 椅子に深く腰かけた、彫りの深い黒髪の男だった。
男がルイスに向けて手を差し伸べると、室内の戸棚から小さな小瓶が招かれたように空中を滑り、ルイスの手に収まる。 両手で包めば全体が隠れてしまう程度の小さな小瓶は空っぽで、ルイスの名前が書かれたタグが付けられていた。]
(61) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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あぁ、わかったよ。 早く扉の対価を支払えって言うんだろう? ナイフは…、え、銀のナイフなら貸してやるって、そんなの要らないよ! まったく…。
[会話を楽しむということをしない部屋の主にやれやれと肩をすくめて、ルイスは小瓶の蓋を開ける。 瓶と蓋を左手にまとめて持つと、おもむろに自分の右手首に牙を立てた。
ズグリ
皮膚科が破られ、肉と血管の裂ける音が静かに響く。 口のなかに広がるのは、ブルーチーズにヘドロを混ぜたような最悪の臭いと、腐った魚のような酷い味。 先程僅かに飲んだ男性の血は、例えるなら上質のワインだったというのに。 酷い香りと味の血に表情を歪ませながら、手首から流れる血を小瓶に注ぐ。]
はぁあ。 同じ血だって言うのに、なんだってこう、僕らの血は不味いんだろう。 これなら家畜の血の方がまだ味わい深いよ。
(62) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[小瓶を血で満たせば、ルイスの手首にはもう傷ひとつなく。その事について、ルイスも部屋の主も驚くことはなかった。 ルイスは自分の血で満たされた小瓶の蓋をしっかり閉めると、部屋の主に向かってそれをぽいと投げる。 きれいな放物線を描いた小瓶は、主の目の前で一時停止し、静かに机の上に着地した。]
それじゃあ、また渇きが来たら頼むね。伯爵。
[袖を直して帽子をかぶり直すと、ルイスは伯爵と呼んだ男にひらひらと手を振る。 するとルイスの体は足元から幾つもの断片に別れて、部屋の中で渦を巻き、ひとつしかない窓から月の無い夜空へと飛び出していった。
暗い闇世の空を、音もなく駆ける無数の蝙蝠の群れ。]
(63) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[吸血鬼の世界は、基本的に物々交換だ。 なにせ、人の世のような通過が存在しない。 貨幣を作る役所も、それを管理する法も無いのだから当然だろう。 もっと言ってしまえば、人間であった時代が違えば、金貨一枚とってもその価値は変わる。 金貨などこの世界ではただの薄っぺらい金でしかないのだ。
では、死もなく病や老いもない吸血鬼達にとって、価値の有るものとはなにか。 第一は人間の血や血液錠。 その次が娯楽や嗜好品。 そしてもうひとつ。
吸血鬼自身の血だ。
ルイスはなぜ、伯爵が扉の対価に吸血鬼の血を求めるのか。 その事について自分なりに考えてみたことがある。
血とは生命の源。そして魔力の根源でもある。 つまり、自らの血を与えるということは、自分の魔力の一部を相手に貸し与えるということ。 花嫁に吸血鬼の魔力の一部が顕現するのは、そのためではないか。
もっとも、この解釈はルイス個人のものなので、本当のところはどうなのか、誰にも証明することはできない。 確かなことは、伯爵は人の世界へ自由に行き来できる力を持っていて、対価に小瓶一杯の血を差し出せばその血からを貸してくれるということ。
人間の持つ様々な文化や歴史に触れることを何よりの喜びとするルイスにとって、伯爵のような魔力の持ち主は非常に魅力的だ。 その為に自分の血を、たかが小瓶1本分差し出すことに一体なんの不満があるだろう。
無数の蝙蝠となり、闇世の空を駆け抜けるルイスの足は軽い。]
(64) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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― 廊下 ―
[処理出来ない情報に混乱を来たしていた娘は頭を振っていた。 そんな折、背後から青年の声が聞こえて>>52。 また背後から声を掛けられた事に、大きく肩を震わせながら、直様後ろを振り向けば不機嫌そうな面持ちをした見知らぬ青年が一人。 先程の女と一緒なのだろうか、それとも屋敷の住人だろうか、何方とも初対面の人に気軽に答える事は出来ず。]
――……私に、何か用か?
[威嚇を孕んだ声色で青年に返答し、右手はナイフの柄を掴む。 睨みを効かせていた時、扉が開き別の青年が此方にやって来て>>53。 今度は、扉から入ってくる彼にも距離を取り、壁に背を付け二人に警戒の眼差しを向け。]
私は、此処の人間じゃない。 だから、匿うのは……。
[出来ない、と言おうとした刹那、此処の人間じゃないと言う青年>>58。 友好的に振る舞う彼だが、先程の女の件も合間って中々警戒を解こうとは思わず。 また、自分の身の上話をし疑いを晴らす術も持たず、沈黙しながら彼らの様子を伺う。]
(65) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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/* ご挨拶が遅れましたminamikiと申します。 この度は素敵な設定に惹かれてお願いさせていただいたところ、ご許可いただきまして本当にありがとうございます。 何卒よろしくお願い致します。
開始早々長文ロル連投…もう少し省略すべきでした。 緊張で指のつま先の感覚がありません。 おじさまが好きです。痺れます。だがしかし人間サマもみんな可愛らしい。 コトブキさんとも全力でお話したい。 カズミさん可愛らしいサガネさんも可愛らしいジロさんスープ飲んでる。 キャラの薄さがやばい(戦慄)と危機迫っておりますが、お話して良かったかな。安心感すごい。感謝で画面が濡れております。
フクトミさんともお話したかったのですがね 空間移動能力が、なかっだので…! 間近素敵過ぎて惚れる。
(-21) 2014/12/04(Thu) 23時頃
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[古城から飛び立ったルイスが目指す場所は、伯爵と同類の魔力を持つ吸血鬼の館。 かの吸血鬼は十数年前に花嫁を迎え、その館では年に一度人間の客を招いて(招いてというより、迷い混んだという方が正しいか)、見合いの真似事をしている。
それを知ったルイスは、毎年のように通っている。 なにせ複数の人間が向こうからやって来るのだ。]
(66) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[一体どんな場所から来たのか。 どんな生活をしていたのか。 好きな音楽は?食べ物は?本や映画の話しに、ルイスの無邪気な好奇心は尽きることはない。
本来は死を望む吸血鬼が訪れる場所だが、永遠という吸血鬼の生を楽しみ、存分に謳歌している。 むしろありとあらゆる時代と場所を行き来できるのだ。 時間はどれ程あっても余るということはない。
ルイスが毎年のように館へ通う理由はただひとつ。 館を訪れた人間たちが契約を結ぶか、或いは去るまでの短い時間。 有限の命を持つか弱い隣人の彼らと歓談のひとときを過ごし、興味と好奇心を満たすこと。]
そらに、イヌカイの作るジャパニーズフードは美味しいからねぇ。
[昨年以来味わっていない館の花嫁の手料理を思い出し、だらしなく口許を緩める。 下位種族である人間を隣人と呼び、嗜好品にすぎない人間の食事を楽しみにするルイス。 彼は吸血鬼の中でも、少々変わり者の部類だった。]
(67) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* エンカしたいなあと思いつつ。 今行くと多角になるので待機。皆様の絡みをによによしておきましょう。
(-22) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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館の主 ヒロミは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[何かを数えるような所作>>58に違和感は感じるものの、頭上に疑問符を浮かべるのみに終わる]
あ、そうスか、スンマセン。 …料理?
[幸運にも温和に対応してくれる彼に安堵しつつ、食事の事を聞けばそれまで考える余裕もなかった空腹を自覚してしまい。
ぐぅ、と。
間の抜けた音が廊下に響いた]
…あ、いや、 大したことじゃないんスけど、
[気恥ずかしさを覚えつつ、言葉が悪かったかと言葉に詰まる。 拙い語彙力と頭では上手い言い訳や嘘が瞬時に出てきやせず、赤みがまだ残る額を押さえつつどうしたものかと眉を寄せて唸った]
(68) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[どうやら此方側にいた者もこの館の人間ではないらしく>>65、尚更どうすべきかと考えていれば、ふと何故かやけに距離を置かれている事に疑問を抱く。 人見知りなのだろうか。男の単純な頭ではそれくらいしか理由が思いつかず。
しかし、腹の虫が鳴いたこともあり空腹感は増していくばかりだ。 鼻腔を擽る匂いにますます加速する心地がしつつ、もし厨房でまだ料理をしている者がいるなら流石に館の者だろうと予想する。 我ながらいい事に気づいたと密かに褒め称えた]
あの、んじゃ、あっち行ったら誰かここの人に会えるんスかね?
[食堂のある方角を指差しつつ、奥側にいる男に尋ねる。 とりあえず身の安全をきちんと確保したい気持ちと、空腹に限界が来ている気持ちに加え、よければ一緒にいかないかと誘ってみる冒険も少々。 断られれば一人でもいくつもりではあるが、とにかく許可もなしに他人の家に入り込んでいる気まずさから早く開放されたかった]
(69) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[傍らの青年が膳に手を付けるのを見守り、それから。 食堂の外、玄関ホールから、冷たい風が吹き込むと同時、少女の叫び声が聞こえる。 それだけで…には何が起こったか大体把握できた。 要するに、入ってきた扉から出ようとしたら、見知らぬ場所につながっていたのだろう。 さして珍しくも無い光景だった。 様子を見に行くべきか、暫し悩むがそこに別の気配が加われば、見に行かざるを得ないだろう。]
…少々、こちらでお待ちを。
[青年に一声かけてから、食堂の戸を押し開ける。 いつの間にか、そこには三すくみが出来上がっているようだった。]
(70) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 23時半頃
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…僕に、何か御用ですか。
[誰にともなく尋ねれば、この館の住人であることが知れただろうか。 ひとりひとりをじっくりと眺め、二人は人間であり、一人は吸血鬼であることを察する。]
匿うことは可能です。 この館へは、あなた方を追う人間はどうあがいてもたどり着けません。
[二人の人間に向けて告げると、それから吸血鬼の方を見やり。]
初めての方ですね。 僕のことは、イヌカイ、とお呼びくださいませ。
[軽く会釈をすれば、さらりと流れた髪の隙間から、烙印が覗く。 吸血鬼であれば、それが誰かの嫁であることを示すと分かることだろう。]
(71) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/04(Thu) 23時半頃
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― 館近く:噴水のほとり ―
[歌声のようなものが、聞こえる。 透き通ったソプラノ・カストラートのような。 紡がれる言葉は、聞くものが聞けば呪文だと分かるかもしれない。 声を辿れば、噴水のほとりに一人の青いワンピース姿の人物が見当たるだろうか。 近くに何者かの姿も、あるやもしれない。
呪文を紡ぐものの名は、ショコラ。
世界に嫌われた者達が集まるこの世界で生まれた、命のひとつである。]
(@0) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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― 館近く:噴水のほとり→館の扉の前 ―
[呪文を唱える内に、注がれる力で出来た風がショコラの髪を揺らした。 あらかじめ基点にセットしておいた、代償の宝石が割れていく。 瞳に良く似た、青色のベリル。 アクアマリンと呼ばれるそれが割れる度、泉から魔法円が徐々に色濃く浮かび上がっていく。
最後の一言を唱えれば、噴水は一瞬強い光を放ち、元の姿へと戻った。]
完成、かな?
[縁に手をかけて、水面を覗き込む。 水面はショコラの望むままに、自室の景色を映し出すだろう。 ご機嫌に口笛を吹いて、水面を眺める。 風景は空を飛び、雲を追い越していく。 森を駆け、獣を眺めて再び空へ。 見覚えのある近しい館が見えて、ショコラは頬を緩ませた。]
さっすがボク。完璧な出来だね! あの中はいけるかなぁ? ……あ、ムリか。
[館の扉の前で風景は途切れて、何の映像も映さなくなった。 がっくりと肩を落として、立ち上がる。]
仕方ない。許可もらいにいこっか。 ヌイヌイならいいって言ってくれるよね、きっと。
[あの館の美味しそうなにおいの彼ならば、きっと分かってくれるだろう。 寿命が存在するショコラにあの館を利用する権利は、無い。 だけど、人が見てみたい。 自分と同じ様に、寿命が存在する世界で生きる生き物を見たいのだ。 だけど、近づきすぎると、ぱくってしちゃいたくなるかもしれないから。 ただ、人が見たいから、見ててもいい?なんて。]
ボクは、ワガママなのかなあ?
[ぼやいて、鞄からチョコレートを取り出して、ひとつぱくり。 口の中で溶かしながら、館へと足を進める。 扉をノックして開けば、そこには誰かの姿があるだろうか。 ショコラはにっこりと笑って、ごきげんよう。と告げるだろう。]
(@1) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[顔を上げた…は、今度は人間の青年の方を見やり、軽く首をかしげる。]
そんなところにいらしてないで、こちらへどうぞ。 お食事の用意はありますよ。
[彼の腹の虫を聞いていたのかいないのか、…はそんなことを口にした。 風貌からして、故郷を同じくする者かもしれないと思いつつ。 ふと視線を巡らせれば、先ほどから姿を隠してばかりいた少女を見やり、そちらにも声をかける。]
貴女もどうぞ、こちらへ。 …この場所のことも、ご説明しましょう。
[吸血鬼の彼は…さて、どうしよう。 しかし一見であることは確かなので、どちらにしても一度話をしても良いかと思えば、彼のことも誘うようだった。]
(72) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* ヌイヌイとは…僕か…? これは既知設定だろうか。
(-23) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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―館―
[闇世の空を駆け抜けた蝙蝠の群れは、旋回した後に館を囲む木々の影に着地する。 影は音もなくひとつに凝り固まり、人の形をしたルイスが姿を現した。
館の目の前ではなく、少し離れた場所を選んだのは、ここを訪れる人間のため。 せっかく自由に語り合えるのだ。 人の血を吸う化け物だと畏怖の目で見られるのは楽しくない。 少なくとも、ルイスはここでは人間のように振る舞っている。 彼らと共に食卓を囲み、彼らのようにワインやビールを飲む。 もちろん、ワインもビールも大好物なのだけれど。
ルイスは流行る気持ちを押さえようともせず、スキップしそうなほど軽快な足取りで館へ近づき、その扉を潜る。]
Bonjour! Olá! Und guten Abend!
[館の何処かにはいるであろうイヌカイにも聞こえたであろうルイスのヴァリトンボイス。 三ヵ国語でおはようとこんにちわとこんばんわを並べ立てるルイスの顔は無邪気に明るく、いっそバックに花でも咲いているようだった。]
(73) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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身長は160+2
(-24) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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/* あ、やばい。 女性を誘ってみる冒険が少々だ。ひゃーポンコツ
(-25) 2014/12/04(Thu) 23時半頃
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[慌てて味のするお湯で再び喉を潤せばほぅ、と息が漏れる。 素朴且つ美味である食事をあっという間に終えれば彼は何処かにいくらしい。 それならと自分も何処か見て回ろうかと考えれば待ってほしいと言われて思考を中断する。
こくりと頷けば彼は食堂を抜ける。 きょろきょろとあたりの情報を探りながら物珍しげ。]
(74) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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ぅ、お!?
[彼と彼女の返答は如何様だったか。 突然聞こえた別の声>>71にびくりと大袈裟に肩を跳ねさせた。 やってきた青年の品定めするかのような視線に疑問を覚えるも、あっさりと許可が下ってしまえばぱちぱちと瞬きを繰り返す]
…ぇ、いや、そりゃ有難いんスけど、 ンな簡単に許可しちまっていいんスか? つかオレ、名乗ってすらいねぇんだけど
[あまりにも拍子抜けした勢いでむしろ心配になってくる。 こんなアッサリ知らない奴を迎え入れて大丈夫なのかと。 館の真の意味を知らない人間のお節介でしかないとも知らず。
奥にいた男とのやり取りで青年の名前を勝手に把握しつつ、食事という単語に再び空っぽの胃がきゅう、と鳴った気がした。 女性も誘われば僅かに安堵したのも束の間、説明という単語に少しだけ違和感を覚える。
が、男の脳では魚の小骨程度の違和感より空腹が容易く勝った]
…え、と。んじゃ、お言葉に甘えて。
[ぺこりと頭を下げて、彼が食堂へ向かうのであればついていっただろう。 二人はどうするのか。伺うように両者へ視線を向けた]
(75) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[お嬢ちゃんの右手に光る白刃ひとつ。 不機嫌さが少し薄れる。そういうのはキライじゃない。
思わず口笛を吹きたいところを我慢しまして、新たな登場人物が現れ ればどうやら壁と仲良く触れちゃっているようで>>65]
あぁ、さっきの話。 用は無いが、あんまりに元気な叫び声だったもんだから。 気になったから声をかけただけ。
[沈黙を守る彼女にそう答えれば、腹の虫が鳴き声を上げた。 俺のじゃないよ。坊ちゃんの>>68]
ふうん。此処に来るくらいなんだから、いろいろとありそうだが…。 まぁ、いいや。…冷やす?
[額を押さえる仕草に何やら怪我でもあるのだろうか。
ジャケットに突っ込んだ片手で手早く氷細工なるものを作ってみる。 そして取り出せば最初から持っていたように坊ちゃんに差し出してみたが、さて。]
(76) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[いろいろと思案しつつ、食堂について尋ねられれば匂いのした方角を坊ちゃんに指差してみる。
来て早々の吸血鬼と人間が同じ場所に行けるもんか? まあ断る理由もないから良いだろうと考えたところでお嬢ちゃんを一瞥。]
あんたは行く? お腹空くと思うんだけどねぇ。 あんたら人間だろうし。
[直球に言葉を重ねながらジャケットを弄くり、飴ちゃんをパクリ。]
行ってみようかねぇ。 噂に聞いた“変わり者”とやらに会えるかもしれないから。
[呟きながら赤い絨毯に乗せた、ところで。 今日はとことんツイているらしい。]
(77) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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/* 踊る186センチのじーちゃん。 ツイストダンスだって踊れるぜ!
それにしたって人間3人若いよなぁ。 じーちゃんそんな嫁で大丈夫か?
ちなみにじーちゃん、吸血鬼になってから200年は経ってます
(-26) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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イヌカイ…ねぇ。なら、あんたが…へえ。
[流れるような髪の隙間から覗く印>>71と、彼が告げた言葉にこの兄ちゃんが誰であるか。予測は容易。
物珍しそうに見ながらも視線>>72を感じれば、着いて行くことにしよう。 どうやら賑やかな音を奏でた腹持ちのお坊ちゃんも向かうようらしいし。>>75
噂程度にしか知らない、ここの館のことを知れるのは個人的にも非常に助かる。]
ん、どーも。…久々に人間サマが用意してる料理見るかも。
[食堂があった先を思い出しながら足を動かす。 背後から陽気な声>>73が聞こえたような気もしたが、舌に残る飴玉を味わうのが先。
イヌカイとやらが食堂に向かうのならば着いていこうか。 そういや、顔見知りのあいつは今頃何してるんだろう。
また禁断症状とやらに魘されてなかったらいいが。]
(78) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[それは、三人を食堂へ放り込んだ後のこと。 三人の後に続いて食堂へ戻ろうとしたところに、再度扉が開く。]
…おや。
[珍しい客人に、イヌカイの表情が僅かに動く。 ほんの僅かな、笑み。]
お久しぶりです。 お元気でしたか。
[しかしゆっくりと言葉を交わす間もなく、何度目になるか玄関が開け放たれると、イヌカイは言葉を飲み込んだ。]
ルイスさま…お元気そうで…何より…
[叫ばなくても目の前にいたものだから、大音声はストレートにイヌカイに降り注いだ。 ちらりと食堂へ目をやり、それから老紳士へと視線を戻し。]
お食事がお目当てでしょう? まだお酒は出せませんが、お食事だけならお出しできますよ。
[それからショコラへと視線を戻せば申し訳なさそうな顔になり。]
すみません、バタバタしておりまして。 よろしければ、お食事召し上がって行かれます?
[是と言われれば食堂へ誘い、否と言われればしばらく待っていてもらうように頼んでからイヌカイ自身は食堂へと戻った。]
(79) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 00時頃
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―とある純血吸血鬼の洋館―
[人の世界の裏側に、『闇世』と呼ばれる世界がある。 もともと人間であったものが、今は人間ではなく別のものとして刻を重ねる世界。
そんな闇世にその洋館はあった。 何でもヴィクトリア朝に建てられたもので、ゴシック様式を再興させた当時の流行様式であった模様。 高い天井に張り巡らされた細い梁に複雑に尖った 南側のエントランスホール正面には一階と二階の壁面に渡る暗い色使いの巨大なステンドグラス。 闇世の黒い太陽(見る者によってはそんなもの存在すらしないようだが少なくともベルントには黒い太陽が見えていた)の日差しが暗いガラスを照らして、館の内部は怪しく光る。
その薄暗いステンドグラスを通る光と壁に取りつけられた照明で仄暗い室内は、音もなくガランとしていた。]
(@2) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[コツ コツ コツ コツ]
[足音だけが大理石の床に響き、そしてその洋館の中で一番立派で重々しい扉が開かれた。]
今日のおやつは黒い森のケーキですよ。 俺とあなたで半分こですからね。
[とケーキとフォークを片手に、ベルントは爽やかな笑顔を…。]
あ、あれ…?
[向けようとした先に相手は居なかった。]
(@3) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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/* サガネさんの腫れた箇所を間違えていて申し訳なくで…。 カズミさんに飴玉あげたい。 サガネさんの十字架拾いたい。 コトブキさん!!!縁故にガタンした。
イヌカイさん負担増やして申し訳…! ルイスさんにトキメキが隠せない。 あと二役クマガイさんに本気で期待が止まない。
(-27) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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[食堂には大きな机と、その周りに椅子が並べられている。 ざっと20人くらいは座れるのだろう。 好きな席へ座るようにと示した後で、食事の用意をしてこようと思う。]
貴方も、召し上がりますか?
[一見の吸血鬼にも尋ねてみるが、返事はいかなるものだったろうか。 食事を終えたらしい青年の姿が見えないことに気付けば、食堂の奥、厨房へ向かったのだろうかとそちらへ向かうことにする。 そこできょろきょろと辺りを見回す姿を見つけると、少し首をかしげた。]
珍しいですか。
[青年は驚いたかもしれないが、イヌカイは気にした風もなく、調理台へと近づく。 戸棚から食器を取り出して並べ、手慣れた様子で順に盛りつけながら、青年に話しかける。]
いかがでしたか。 ご希望があれば、また別の物も作れますよ。
[どうやら食事の事を聞いているらしい。 そんなことを話しているうちに、盛り付けを終えると、青年にも手を貸してもらって食堂へと戻る。]
(80) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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…?
[どこに行ったのだろう、少し前に会ったときはここにいて、ケーキを焼きますねと俺は部屋を後にして…。 記憶の糸を辿って、思い出す。ショコラが人に興味を示していた様子を。]
…~~~ッ!!
[ある答えが導き出されると長身の男は目を見開いて毛を逆立てた。 小さな破裂音と煙の後に男は姿を消した。]
(@4) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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ひっどい……!!チョコってばアタシを置いてった……!? このアタシを…!
[ケーキとフォークを片手に、空いてる手を悔しいとばかりに振り回してその場で地団太を踏んだ。]
……ケーキ、アタシが一人で食べちゃうんだからねッ!!
[響く女の声は花柄の壁紙が貼られた壁に吸い込まれて、再び静寂に包まれた。]
(81) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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使い魔 リリナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(使い魔 リリナは村を出ました)
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ひっどい……!!チョコってばアタシを置いてった……!? このアタシを…!
[ケーキとフォークを片手に、空いてる手を悔しいとばかりに振り回してその場で地団太を踏んだ。]
……ケーキ、アタシが一人で食べちゃうんだからねッ!!
[響く女の声は花柄の壁紙が貼られた壁に吸い込まれて、再び静寂に包まれた。]
(@5) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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/*発言消えたと思ったのにあったwww さーせんw
(-28) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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もうホントに許せない! チョコってば自由すぎ! 私だってチョコと人間みたいのにー!
(-29) 2014/12/05(Fri) 00時頃
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人間ってどんな風なんだろう、やっぱりチョコみたいな感じなんでしょうか…。吸血鬼とどう違うんでしょう。 俺だって気になるのに。それに置いてけぼりだなんて…。はぁ。
(-30) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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あ、うんごめん!きっと置いてった! ボク、自由参加派~ [とても良い笑顔]
(-31) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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― 闇世 ―
――――アキ。起きろ。
[静かな転寝の気配が、魘されている声へ変わってから、数刻。 収まる気配のないそれに、そろそろ頃合かと。 男は音もなくソファへ近付けば、その冷えた頬に手を伸ばして触れた。>>57]
(82) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[扉を開ければ、かの青年は目の前にいたらしい。 あまり素直に歓迎されているようには見えないが、過去から現在まで、少なくとも嫌われている様子はないのでいつも通りと受け流す。 むしろアメリカ式にハグをしようとして、上階からの見えざる視線に踏みとどまったぐらいだ。]
知らぬ仲じゃないんだし、ルイスさまなんて他人行儀な呼び方はやめて欲しいなぁ。 ほら、前みたいにルイスと呼んでくれないかい?
[頭の上から帽子を取りながら、おちゃめにウインクをするルイス。
そこで先程からイヌカイの横にいた女性に目を向ける。]
イヌカイ、彼女は?
[人間ではないことは、纏う雰囲気から分かる。 初めて会う吸血鬼の紹介を求めた後、ルイスはショコラに微笑み流れるようなしぐさで頭を垂れた。]
はじめまして、レディ・ショコラ。 僕の名前はルイス。 ルイス・ウォルター・ローラン。 気軽にルイスと呼んでくれるかな?
[人好きのする笑顔を向けて、右手を差し出す。 もし拒まれなければ、ショコラのすべらかな手を取り、その甲に触れるだけの口づけを送るだろう。]*
(83) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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[まだ夢との狭間を行き来しているのか。 薄い反応を此方へと引き戻すよう、頬を摩りながら。 身を屈めれば、髪へ、額へ、鼻先へと優しく口付けて。 服に皺を刻む指先に引き寄せられ、頬を撫で返し甘えてくる掌の感触に微かにくつりと喉を震わせた。
これが機嫌の悪い時ならば、拳の一つも飛んできてもおかしくないが。 弱っているのか、大人しく逃げないその頬へ体温を分け与えることしばらく。]
……目が覚めたなら、館に行くぞ。
[闇世の時間の流れは、体感でしかないが。 そろそろ、館とこの世が繋がるあの時期のようだ。 今では嫁を得た身であっても、漂う人間達の芳しい気配に本能がざわめくのがわかる。
同時に、それに誘われるように集まる吸血鬼達の気配も。 返ってきた怪訝な声色に気づき、温もりが戻ってきた頬から手を外せば床に膝をつき顔の位置を合わせ。 怯えるように震える身体を引き寄せれば、腕の中へと。]
(84) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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――…心配するな。 俺の嫁は、お前だけだ。アキ。
[まだ冷たい耳朶に唇を寄せ、 幾度となく繰り返してきた甘言を囁き。]
(-32) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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― 廊下 ―
[腹の虫を鳴らし、はにかむ青年>>68。 殺気や敵意とは無縁とも思える彼の様子に少し警戒を解くが、さらっと食堂へ行かないか、と誘ってきた>>69事に戸惑いの色を強く見せた。 不法侵入した件、正当防衛とはいえ流血沙汰を起こした件。 其れらがあり、これ以上此処に留まる事に抵抗を見せるのだが。
先程見かけた青年が声を掛けて来る>>71。 匿う事は可能、と言う彼をちらりと見やり、何かを伝えようとするが口を噤む。 イヌカイと名乗った青年の首筋から覗く痣みたいな物が視界に飛び込むが、それが一体何なのか娘には知る由も無く。 此方の事情を知ってる様な口振り>>72にピクリと眉根が動くが、何も知らずに行動を起こすのは危険なのだろうか、と思い食堂へと向かおう。]
――……!?
[食堂に入る矢先、此方に声を掛けた青年が、何処とも無く氷細工を作り出した事に大きく目を開き、訝しげにそれを眺めながら食堂へと入って。]
(85) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 00時半頃
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― 食堂 ―
[食堂に入った頃だろうか、一緒に行くのか、と言う問い>>77には、あぁとぶっきらぼうに応えて。]
……知りたい事があるから。 此処の事、聞かせて貰うつもりだ。
[矢張り愛想のある返答は出来ず、一人離れた席に着きよそわれた食事をまじまじと見詰めてしまう。 娘にとっては、初めて見る料理である肉じゃがは興味を唆られてしまうのだ。 恐る恐る一口食べてみれば、何とも素朴であり旨みが感じられる料理に、少しだけ安堵を覚えて。
一口、また一口と食を進めた時に響くバリトンボイス>>73。 これまた自分が生きてきた世界とは無縁の雰囲気がする声に、自ずと視線を向けてしまう。 随分人懐こい御仁だ、と言う感想を抱きながら、一人黙々と食事をし、イヌカイの説明を待っている。]
(86) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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そろそろ、『疑似血液錠』が入用の頃合だ。 足りなくなったらまずいしな、渡しに行く。
一人、留守番する気はないだろう?
[揶揄する口調で伺いながら背中を撫ぜる 是の答えと共に首に絡んできた腕の意図に気づき、苦笑した。]
あの館では、 お前が食事をしている間、俺は喰えないからな。
餓えないよう、今のうちに喰っておくか。
[無意識に、コク、と喉が鳴る。 誘導のまま吸い寄せられるように――白い首筋へと顔を埋めた。*]
(87) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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/* 旦那の首根っこを掴んで絞め上げてやりたい(愛故に)
描写足りなかったことに今気付いた。 >元いた世界に戻されるのではと 館へと訪れた時のように、不可思議な力によってを加えないと別の嫁を娶って用無しの秋良を捨てるっていう風にも読み取れるか。
>>84 そんなこと言ってると、本気で殴りに掛かるぞ。 [殴った後罪悪感に苛まれて地団駄するパターン]
(-33) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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んもう、チョコってば手が焼けるんだから~…!
[少し悩んだけれど、やはり大好きなチョコと笑顔で食べた方が美味しい。そう思い直したリリナはケーキを包むと両手でぶら下げて、空に羽ばたいた。 向かう先はもちろんヒロミの館だ。]
今日のケーキは腕によりをかけたんだから…、食べてもらわないと困るのよね!
[ココアの入ったスポンジ生地にキルシュに漬けたさくらんぼと甘いクリームをたっぷり挟んで。 生地の周りにも塗ったクリームは生クリームをゼラチンで少し固めたもの。純白の雪で暗い森を包み込んで。真っ赤な明かりのようなさくらんぼを周りに添えて。中央に闇世に降る黒い光を削り出して。それは闇世しか知らないベルントがショコラのために作る自慢のケーキの一つ。]
(@6) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 00時半頃
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うん、美味しかったねえ。俺には到底真似出来そうにないから。 別のもの..って言ってもパンぐらいしか料理は知らなくて、ね。
[不格好に辺りを見回す様子を指摘され、名前のある料理は数えるほども知らなかったことに内心呆れる。勿論自分自身にだ。 促されて何か手伝っていれば何人か現れるであろう人物達ー人ならざるものも含めて恐れを滲ませた警戒を貼りつつ会釈するつもり。**]
(88) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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|
−館の前−
[男は近づくと思っていたよりも 荘厳な館に一歩が踏み出せないでいた。 ボケッと突っ立っていると何人か吸血鬼が入って行く。 大きな帽子の女も髭を蓄えた老紳士もその館のためにいるかのような装いで 少しばかり自分が場違いなんじゃないかという思いが浮かぶ。]
まぁ、背に腹は変えられないな。
[また体がブルッと震えたがそれは空から点々と降る雪のせいだった――。]
(89) 2014/12/05(Fri) 00時半頃
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追放者 ジロは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 00時半頃
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―廊下―
[食堂へ行くのを止められることはなかったよう。 俺が何かやらかすかなんて考えてないんだろうか。 そんなとをぼんやりと考えたが、まあご主人様とやらがいるようだし、無駄な殺生は控えるに限る。 死ねるならいいけど。痛いのは勘弁。
坊ちゃんの方は食堂の方へ向かう様子を見せたが、お嬢ちゃんの方はどうだろうか。
なんてことを考えて気付いた。 名前を知らん。]
そういや、名前。 俺は………、エイジ。
[最近名乗ってる名前をチョイス。
ここに訪れた経緯を語れなくとも、名前くらい教えてくれてもいいじゃない。 そんな魂胆で名乗ってみたが、効果はどうやら。
それは食堂へと向かう前のこと。 答えが貰えたにしろ、貰えなかったにしろ食堂へ向かうことにしよう。
訝しげな視線>>85には、どうしようか。]
――おじさんのね、特技なの。
[人差し指を口元にあてて秘密のポーズ。 お坊ちゃんに差し出してみた氷細工が受け取られたにしろ受け取られなかったにしろ、気にした様子もなく歩く。
途中誰かと擦れ違うことがあれば一瞥くらいはしたかもしれないが。]*
(90) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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−館内玄関−
[寒さから逃げるように重い扉を開くと先ほど館に入っていた人物たちが自己紹介をしていた。 タイミングをしくったと内心舌打ちをしながら、遠慮がちに声をかけつつ、ビリビリと全身に軽く電気を通し、気合を入れた。]
ごめんくださ〜い。
[お邪魔でしたと聞くかのように首を傾げてみせる]
(91) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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― 館:エントランス ―
[イヌカイの言葉>>79にひらひらと手を振って挨拶。]
えへへ、久しぶり。ボクは元気だよ。 ヌイヌイは……元気そうだね? あのさ、今日
[後ろから聞こえた声>>73にひゃあ!と女のような声を上げて飛びのく。 思わずイヌカイを盾にして、その後ろに隠れようにしているかもしれない。 がるる。と聞こえてきそうな程の警戒の目を男へと向けている。 が、穏やかそうな挨拶を求める様子に、警戒を解いてイヌカイの横へと並んだ。]
ボクはショコラ。ただのショコラ。君は?
[年上に見えるけれど、吸血鬼としての年数は自分よりも若いだろう。 そういうにおいを嗅ぎ取って、首を傾げて問いかける。 告げられた名と紳士的なルイスの挨拶>>83を受けて、小さく笑った。]
よろしく、ルイルイ。
[そして申し訳なさそうなイヌカイの言葉に、頷く。]
知ってるよ?お客さんが来てるんだよね。いいにおいしてる。 ヌイヌイのご飯かあ。久しぶりだしもらお……あ。
[そういえば、自分はおやつの時間だと思い出して。 ケーキを焼くと言っていた事を思い出す。 自分の中の感覚を解き放ち、唯一を"観る"。]
あ、だめ。後で。ね。 "来る"から。
[扉へ振り返り、ドアノブに手をかける。 この扉は君への扉。 さあ、おいで。
開いた扉の前には、]
……いらっしゃいませー?
[予想外の相手>>91に思わずぽかんと話しかける。 目の前には、ブギー・コートンの姿があった。]**
(@7) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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―食堂―
[食堂に足を踏み入れれば、大きな机を囲むようにして椅子が並べられていた。]
勿論。珍しいもんだし。
[貰えるもんなら貰っておこう。 イヌカイの申し立て>>80には甘えておくことにして、手身近な席に腰掛けようと椅子を引いている時。
得られた簡潔な答え>>86には相槌。]
おじさんも一緒。 あんたも聞けるといいね。
[離れていく姿を止めることはせずに、引いた席にそのまま腰掛ける。
もう一人のお坊ちゃんはどうするのやら。 軽く一度視線を送りつつも並べられた食器を眺めて、思わず呟いちゃった。]
銀、なんて…使ってないよなぁ。
[思い出すのは興味本位で触れた銀食器。 皮膚が溶けるような感覚は今も色濃く残っては覚めない。
知らず、双眸を眇めていれば給餌にあたる青年>>88を見かけたか。
見かけたのなら、俺は彼に尋ねるだろう。]
なあ。何が一番美味しい?
[俺はてっきり彼がここで身を置いて手伝いをしているのだと思い込んでいたが故に。]
(92) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 01時頃
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/* >>@7 うん…うん… まぁ、流れる時間は体感だしね。 ルイスには200年以上でも、ショコラには20年以下なのかもしれない。
それにしても、100年程度で根をあげるのか…と思ってしまった中の人。 精神が人間のままなら、そんなものなのかな。 若くても100年200年。歳をとれば1000年とか思っていたので、永遠も案外短かったのだな…と。
(-35) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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/*ルイスさんかわうぃーね!かいぐりかいぐりしたいね! そしてレディ…ボクがやりたかったロルをキメてくださっていらっしゃる…。 きっとヌイヌイに対してマダムリョーとか言いたかったんだろな。ボクは言いたかったよ。 名前NG見て方向性微修正したけど、アキヨシとであったときどうしよう…りっかたん?りっかたんなの? レディとか言われたけど、まだ性別決めてないんだー(笑) そしてボクはスルーするよ! あんまり気にしないんだそういうの!
今回の目標 短文ロルを回そう。 読みやすい文章を心がけよう。 とか思ってたのは誰だ?ボクだよ! なっげえええええ!!! そしてごめんね寝る寝る寝るね!*/
(-36) 2014/12/05(Fri) 01時頃
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─ 世界の狭間 ─
[生温い鈍色の闇の中を、ほの白い蝶が舞う。
ひらり、ひらり。
蜜を探すように何処か所在無げに、淡い燐光が宙に軌跡を描く。
遙か遠くか、直ぐ傍か。音のない森を抜けた向こう、空と闇と夜明けが入り混じったような薄明かり。やがて眼前を埋め尽くす果ての海。
異なる世界と世界同士、ほんの僅かに接した、端の端。 白い蝶々は、光る海の上を群れを成し渡って行く。
ひらり、ひらり。明るい方へ。ひらり。声の、音のする方へ。
永夜黎明、常闇の世をすり抜けて。世界の隙間を、縫うように。]
(@8) 2014/12/05(Fri) 01時半頃
|
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―玄関前―
[大きく曲線を描いて大地に降り立つと、ひと伸びして羽をしまう。羽があるのは様になる、と思うけれども羽なぞ珍しくもないし、室内で過ごすには窮屈に思うのでリリナはあまり羽が好きではなかった。]
多分ここよね~。 んふ、なぁんかいつもと違う“匂い”がするー。
[大きな門を越えて玄関へと歩みを進める。両手で大事そうにケーキの入った包みを抱えながら。 扉の前には、大柄な男が道を塞いでいる>>89ので思わず]
ちょっとォ、君ィ~、邪魔よ。リリナちゃんが通るんだから、進むんならさっさと進みなさい。帰るのならターンバック!
[そうせっつくと風花が舞った。]
(@9) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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― 闇夜 ―
一人、留守番させる気もないだろう。
[汗をかいた服を脱ぎ、肌を拭うと新たな白いシャツに腕を通す。 窮屈さから、一番上の釦は最初に取り去ってしまった。 昔は結ぶだけで一刻は掛かっていたネクタイも今や数秒で終わる。 軽く締めた後は烙印を指で辿り、見えやすい位置にあるかを確認。
黒いジャケットを羽織り、ついでに揶揄>>87へ皮肉を返した。 この男は初めて会った時からというもの、己の何が気に入ったのか 追い回せされては逃亡を数ヶ月程繰り返した程だった。
館を訪れることはつまり、人目のある場所に赴くということ。 そこにいるのは人間だけではない。嫁の有無に関わらず、 悪戯に吸血鬼を刺激しない為にも吸血には気を配る必要がある。
嫌な事があっても、良い事があっても。 事あるごとに吸血行為を望む己の悪癖をどこまで抑え切れるか。 館に滞在していた間に何度も怒られた過去を思い出し、苦笑した。
館へ瞬間移動をする際、万に一つでも離れる事がないように 確りと彼の体に腕を回し、覚えのある浮遊感に身を任せる。]
(93) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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― 館・玄関 ―
[瞬きひとつで変わる世界。変わる場所。 何度も見た館の玄関風景が眼前に飛び込んできた。
纏う空気感が変わったと同時に聞こえてきた声>>91>>@7に、 一気に羞恥が込み上げて慌ててユキトを突き飛ばし、 彼と同じ力を使ってまで無理矢理に身体を離した。 驚いた彼の声で数人がこちらを向けば、佇まいを改める。]
……どうも。訳あって、滞在することになった。 この吸血鬼の嫁の六花と申す。
[この、と言いながら後ろで蹈鞴を踏んでいる彼を親指で示す。 挨拶もそこそこに。ユキトが恥ずかしいことを口にしない内に、 犬養の姿を探しに行こうと一歩を踏み出した。**]
(94) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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/* ……ログを読んでる間にまた増えるマジック。 そしてなんでアキはそう、やろうとする動きがかぶるんですかね!
(刻印見せつけようと襟元ゆるめさせようとしてた>>93)
(-37) 2014/12/05(Fri) 02時頃
|
|
[ブギーの脇から覗き見るようにして館内を見渡すと]
あっ、いたっ! チョコってばひどいんだからー!アタシを置いてくとマツダイまで祟るわよぉー!!
[言葉の意味も大してわからぬまま、そう啖呵を切って、感情を露わにするが、その語気に怒りはなくイジケ半分からかい半分と言った処か。 エントランスに集う吸血鬼の中にひとり、この館の主の嫁にしてリリナの知る唯一の「人間」であるイヌカイを発見すると]
イヌカイ、こんにちはぁ~。 ねぇねぇもう来てるんでしょ?ニ・ン・ゲ・ン!
[と挨拶も余所にニコニコと愛想よく問いかけた。 食堂に居ると告げられればブギーを押しのけるように中に入り、チョコを促して食堂に向かっただろう。]
(@10) 2014/12/05(Fri) 02時頃
|
|
/* >>94恥ずかしいことを口にしろと? (湾曲した)(かわいいな)
改めてよろしくお願いします。 みんな吸血鬼の魔力発動が煌びやか! もっと自分も華やかに風に表現できないものか。うごご。
(-38) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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|
―→食堂― [食堂に向かいながら入口の方にいるであろう、吸血鬼とその連れ>>94を振り返り一瞥する。]
…、吸血鬼とその嫁…。 永遠を手放して吸血鬼は伴侶と寿命を得る…。
[じゃあ純血は? 寿命があれば伴侶は要らないの?吸血鬼が連れ合いを求めるのは、寿命のためだけなのか?いやそうではないだろう…。 だとするならば純血であるショコラにだって…、よき伴侶がいて相応しいはずだ…。
小難しいことを考えているなどおくびにも出さず、胸の高さに抱えた包みを持って食堂へと駆けていった。]
(@11) 2014/12/05(Fri) 02時頃
|
|
[>>@7の様子をみるにやはり、自分は歓迎されていないのかと思ったが入って来てしまった手前もう戻ることは考えられなかった。 奥からする美味しそうな匂いの正体が気になってしかたがない。]
これはタキシードでも着てくればよかったかな。 えっと、俺はブギーマン。 子どもを拐うモンスター。
[吸血鬼になる前より行っているお決まりの自己紹介文句を口をする。 女も男も品があって、ジョークの一つくらい礼儀で笑ってくれるだろうと 男は考えていた。
ーーそして、オチは決まってこうだ。]
なんて、いじめられたものです。
[苦笑まじり、きちんと名を名乗る]
ブギー・コートン。 館の噂を聞いてやって来たんだ。 お腹が空いて仕方がなくてね。
[匂いをする方向を見ながら、お腹を押さえた**]
(95) 2014/12/05(Fri) 02時頃
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|
[朝焼けじみた果ての海のうえ、蝶達はふわふわと留まった。 止まったのでは無い。進めないのだ。惑うように探るように舞った端のひとひらが、ジリ、と音を立てて燃え落ちる。
常人には越えるどころか見ることすら叶わぬ、異なる世界同士の縫い目。 しかし、綻びは如何なる物にも在るもので。 群れ成す蝶がまるで一つの意思で動く生き物のように集まると、混じり合う燐光は一対の翼を模った。
いつの間にか蝶は消え失せ、代わりに白い羽根を大きく広げた梟が、知性を感じさせる黄金の瞳で微かに首を巡らす。
五郎助奉公。 ひと声鳴いた梟は、ばさりとひとつ羽撃いて緩やかに旋回した。 進む先に一瞬、水面の表面張力に似た、粘つく抵抗。蝶々よりもずっと力強い推進力に、とぷん、と何かを潜る感触。
瞬間、世界の色が変わる。 綻びを抜けたようだ。潮の匂いは跡形も無く、静謐な森の奥、落ち着いた佇まいの館が見えた。]
『やあ、此れは此れは。羽根を休めるのには丁度良い。』
[梟であるはずの其れから、喉の奥で低く笑うような声が漏れる。 再び大きく、ぐるりと旋回した夜の鳥は、瀟洒なその建物の窓のひとつへとやがて消えていった。]
(@12) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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|
/* 皆様よろしくお願いします。
せっかくの見学枠、ぼっちも怖くないもん…! 全力で空気を読まない冗長なロルを打つのだぜ…ふへへ…
(-39) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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/*なんかショコラのロルの綺麗さに目を奪われ、神崎のロルも魅力的で。 見学者さんたちと墓あっためるの楽しそう~♪
(-40) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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―食堂―
[促したショコラは一緒にいただろうか。 食堂に足を踏み入れると明らかに違う匂いのする「人間」が何人も。 端から数を確認するように、各々に目線をやり。新たな訪室者に視線を向けた者と目が合えばパッチリとウィンクして。]
初めまして! アタシ、リリナ! 何食べてるの?それ、美味しい?
…あら。
[と矢継ぎ早に言葉を重ねた。一人吸血鬼を確認するとエイジにだけ聞こえる声で「あなたはこっちの人ね、ねぇ誰がお気に入り?」と問いかけた。目を爛々と輝かせながら問いかけるが、はぐらかされても深く追及はしないだろう。
それから眠っているトト、カズミ、ジロ、サガネを面白そうなものを見つめるように代わる代わる括目していた**]
(@13) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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/*よく見てもよくわかんないんだけどこのドレスワンショル…?
(-41) 2014/12/05(Fri) 02時半頃
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─ 館 ─
[音もなく降り立った白い一羽の梟が、館の閉め切った窓をするりとすり抜ける。 疑いようも無くそこに嵌め込まれている硝子すら、まるで無かったかのように。
何処にだって綻びは在るものなのだ。 そして彼には『其れ』が視える、だけで。
窓を潜った向こう側、廊下の奥は拓けた空間で。 折り返しの右手に玄関、左手には二階へと続く折り返しの階段がある。
誰か居たなら、ぶつからぬように注意深く旋回して。夜の鳥は階段の中程、折り返しの手摺を止まり木代わりに、音も無く着地した。]
『此処から上には「継ぎ目」が無いね? 相も変わらず用心深いMeister(御主人様)だ。』
[くつくつと笑う声が響く。 彼は知っている。階段は中程から折れ上へ続いているが、如何なる手段を用いても許可無くその先へ進むことは叶わない。 最も、単に揶揄しているだけで、別段上階へと行きたい訳でも無いのだが。]
(@14) 2014/12/05(Fri) 03時頃
|
|
[梟は、表情の無い金色の瞳で辺りを見回す。 そこに見知った顔は在っただろうか。どのみち目的の人物は、必ず近くに居るだろう。
抑揚だけが酷く楽し気に、感情露わに語りかける。 やや低い、通るその声は館のもう一人の主──犬養を呼んだ。]**
『──居るのだろう、イヌカイ。さあ、久し振りに姿を見せておくれ。挨拶をしよう、狭間の館の麗しきMistress。 私が誰か、教えてくれないか。長旅が過ぎて、自分の姿も忘れてしまった哀れな化け物の名前を、きみは識っているだろう?』
(@15) 2014/12/05(Fri) 03時頃
|
|
[身支度をしている横で、ファー付のコートを手に取る。 派手派手しいそれを纏い、タイを結び終えた隣に視線を落とす。 緩められた襟元に浮かぶ、刻印。 確認するようにな辿る彼の指の先に目を凝らせば、まだ真新しい赤い傷跡も二つ。
刻印と違い、そのうち塞がり消えてしまうだろうその痕を愛おしそうに見つめながら。]
……あの館なら大丈夫だとは思うがな。 渡した錠剤の具合も見たいからな。 少し滞在するつもりだが、何かあったらすぐに呼べ。
[嫁となった人間に手を出すような馬鹿はいないと思うけれども。 念押ししながら、生意気に皮肉を返してくる彼の腰を抱き寄せた。
テレポートは楽だが、生憎己に触れているものしか一緒に移動することは叶わない。 移動の為だろうとも、抱き返してくる身体に薄ら開けていた瞼を閉じれば、意識を集中させた。]
(96) 2014/12/05(Fri) 04時頃
|
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― 館の玄関前 ―
[ゆら、と音もなく空気が揺れる。
ぐにゃりと景色が歪むように、その空間だけ輪郭がぼやけ。 キラキラと魔力の残滓が細かい結晶となって舞い、次の瞬間そこには人影が二つ現れたか。
息をついたのも束の間。 徐に突き飛ばされ、踏鞴を踏んだ。]
(97) 2014/12/05(Fri) 04時頃
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――――っわ!?
[思わず目を見開き、声をあげた。 振り返った者が居たならば、この、という嫁のぞんざいな扱いに肩を竦めて見せ。>>94 相変わらず不鮮明な視界に目を凝らせば、自ずと眉間に皺が寄る。 匂いと気配から、近くにいる二人は吸血鬼だろう。>>91>>@7 それと吸血鬼とも人間とも違うのは、使い魔の気配か。>>@10]
ユキトだ。 聞いた通りしばらくここで世話になる。 そっちは嫁探しか?
[素気なく館の中へ姿を消す嫁を見送り。 その場にいる者へ短く名前を告げれば、これから滞在する館の気配に感覚を研ぎ澄ませる。]
……随分、騒々しいな。 これは、館の主の不機嫌な顔が目に浮かぶ。
[恐らく、主に代わってイヌカイが今頃対応にあたっていることだろう。 ほぼ引きこもって出てこない姿を思い出しながら、館の中へと。**]
(98) 2014/12/05(Fri) 04時頃
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/* ここまで読んだの栞代わりにぺたり。 玄関ホールがカオスです…
ルイス・ウォルター・ローランは年元の頃からの名前。 生まれは15世紀のイギリス。 元錬金術師で、賢者の石の研究をしていた。 死因は他殺。研究成果がひとつの形になったところで何者かにより殺された。また、その研究が元で吸血鬼に。 人間だった頃の記憶は曖昧。
伯爵。 言わずと知れた串刺し公。 空間系の能力を持ち、望む時代や場所に扉を繋げられる。 陰鬱な性格。
(-42) 2014/12/05(Fri) 08時頃
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/*玄関と食堂しかないのは多角のもとや。どっか移動シュタイナ
(-43) 2014/12/05(Fri) 08時半頃
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[>>83はて、かの老紳士を、呼び捨てで読んだことなどあったろうか…などと記憶を手繰りつつ。 階上の気配に牽制されたなどという事をイヌカイ自身は知らないが、老紳士がイヌカイにハグをしなかったのは彼にとっても賢明な判断であったと言えるだろう。 いかな老紳士と言えど、イヌカイの全身にまとう銀のいずれにも触れずに置くのは中々至難の業であったし、何よりイヌカイ自身が吸血鬼による接触に敏感だ。 求められればショコラを簡潔に紹介した。]
…そうですか。では、また後程。 お部屋はご自由に。
[ショコラが来る、と言えば>>@7彼…彼女?のことだろう。 ショコラにとっては唯一無二の存在。 イヌカイは一つ頷いた。 そうこうする内に更に吸血鬼が増え、ほぼ時を同じくしてショコラの遣い魔が。 そのそれぞれに順に対応をすれば、各人求める答えが得られたことだろう。]
(99) 2014/12/05(Fri) 09時頃
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…今回はまた、纏めていらっしゃいますね…
[この調子だと、この世とのつながりが切れるのも早いかもしれない。 多少のゆがみは生じるのだろう。 今回は、きっと最後だから…]
(100) 2014/12/05(Fri) 09時頃
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[腹が空いて、という男が、吸血鬼であることは一目で知れた。>>95 イヌカイはすぅと目を細める。]
それは、“あなた方のお食事”をご所望ですか。
[言外に血を求めてやって来たのかと問えば、男はどのように答えただろうか。 答に関わらず、イヌカイは男に告げる。]
この館内において、“あなた方のお食事”が得られることはありません。 例外として、“嫁”が決まった場合だけは、許可しております。
[代わりに疑似血液錠が用意されていることも説明として添える。 求められればすぐに用意したことだろう。]
(101) 2014/12/05(Fri) 09時頃
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[食堂へと戻る刹那、呼ばれた気がして振り返る。 階段の中ほど、白梟を見つければ、イヌカイはゆるりと首をかしげた。]
おや…またですか。 【カンザキさま。】
[彼が自らの姿を見失っては元の姿に戻れなくなるのは初めてではない。 その度に、その名を呼んでは人型に戻してやるのも、お決まりのことだった。 さて、今回も彼は姿を戻すことができただろうか。]
いらっしゃい。 今はちょうど、“時期”ですので、随分と手狭になっておりますが…どうぞ。
[挨拶を残し、イヌカイは食堂へと戻った。]
(102) 2014/12/05(Fri) 09時頃
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[求める者には食事を供し、そうでない者も食堂に集め。 食堂へとやって来ていない者も居たかもしれないが、ひとまず館を訪れた者の大半がここにいると判断すると、イヌカイは頃合いか、と思う。 眠りこけていた少年をそっと起こすと、イヌカイは語り始める。]
改めまして。イヌカイ、と申します。 この館の…管理人、とでもお考えください。
[イヌカイは言葉を選びつつ、告げた。]
ここにいらっしゃる何人かは、この館の事を多少なりともご存知の上でいらっしゃっているかと思いますが。 迷い込まれた方たちはご存じないと思いますので、暫しお付き合いくださいませ。
(103) 2014/12/05(Fri) 09時半頃
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最初に申しあげておきますが、ここは、あなた方のいらした場所とは、異なる世界となっております。 そして、こちらは申し訳ない事ですが。 元々いらっしゃったのと同じ場所へと帰ることはできません。
[ここへたどり着く人間は、皆何かから逃げてのことであるのは、経験上確かであった。 恐らく、自信の記憶がそうさせているのであろうことも、うすうすながら察していた。 迷い込んだ人間達は、どのような反応を示したことだろうか。 ざわめきが収まるのを待ってから、イヌカイは続ける。]
(104) 2014/12/05(Fri) 09時半頃
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イヌカイが客を前に語ったことは、この世界の説明から、吸血鬼という者達の話、嫁と呼ばれる存在の話、更に館の話と、およそ彼らに必要と思われること全てであった。
一息に話される説明の量は、今来たばかりの人間達にとっては膨大過ぎて、いささか不親切と言わざるを得ないだろう。
この青年の癖として、自身があまり疑問や不満を抱かないせいか、他人に対してもそのような猶予を与えるのを忘れがちであることが上げられる。
よどみなく続けられる説明に、質問時間などというものは当然のように含まれていなかった。
そして説明は館でのルールへと移行する。
曰く、館内での吸血は禁じられている事。
曰く、二階への侵入は不可能であること。
曰く、人間の同意を得ずに契約を結ぶことは不可能であること。
その他、諸々。
(#5) 2014/12/05(Fri) 09時半頃
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吸血鬼の方に求められた人間の方達は、僕の所へいらしてください。 そこからのお話は、個別に。
[イヌカイの説明は、ここで終わるようだった。 質問はありますか、などの口上も無く、イヌカイは唐突に食堂の隅に置かれた戸棚へと歩み寄って行く。 中から木箱を取り出すと、机の上にそれを置いた。 箱を開けると銀製の首輪が複数入っているのが見受けられる。 そして、傍らの少年に一つを渡し、言う。]
こちらは貴方がたの身を守る物です。 鍵も一緒にお渡ししますが、決して迂闊に外されませんよう。
[順に、人間に渡して行けば、おのずと渡されなかった者が吸血鬼だ。 特に説明はしないが、いずれ彼らも知ることになるだろう。 自分達が同席していた中に、当たり前のような顔で吸血鬼が混じっていたことを。]
(105) 2014/12/05(Fri) 09時半頃
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/* 主と絡みたい、いちゃつきたい。 なんかハプニング起こして召喚したら怒られるかな。
(-44) 2014/12/05(Fri) 12時頃
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/* 栞ぺたり。 誤字脱字誤変換はもう諦めた。 人の名前だけ間違わないように気を付ける。 あとは、毎度毎度自分のPCを最後ボロ雑巾にするので。今回は普通に終わる。…普通ってなんだろう。
ちなみに元のキャラ設定だと、冒頭がボロ雑巾でした。
(-45) 2014/12/05(Fri) 12時半頃
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[>>101の言葉を聞いて、
“あなた方のお食事”
が何を指しているのかと一瞬戸惑うがいいやと首を振った。 吸血鬼になったにもかかわらず、まだ男にとっての普通の食事を欲する体に苦笑いをする。 体には必要ないのに欲望が味を求めるのだ。 もちろん、いつでも“人間の血”以上に至高の味はないのだが]
“俺たちの食事”が得られることがないってことは俺たち以外の食事は用意されているってことだよな? なら、それでいい。 あーー、違う。 それがいい。
[一応、疑似血液錠の説明を受けるがあまり興味は持てなかった。 闇世で何度か代わりに紛いモノは口にしたことがあったがどれも本物の血液の味には勝てなかった。 もし人間の食事を用意してもらえるならば図々しくリクエストをしただろう]
マトンか……できれば、ラムがあれば嬉しい。 肉の中で2番目に好きなんだ。 食材だけ提供してくれてもいいぜ。
[キッチンも借りるけどなと付け加え、笑いかけた]
(106) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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うぉ・・・!?
[男は脇から突然現れた女>>@10に声をあげずにはいられなかった。 見たところ、吸血鬼でもないし、人間でもない。 あぁ、これまた噂の使い魔ってやつかと納得していると今度は男二人が抱き合った形で登場する。 >>94の自己紹介を聞くと一瞬メガネの男へ視線をむけた]
なるほど。
[久しぶりの人間とのご対面だったが立花と名乗った男にもメガネの男にも興味がわかなかったのは その体に染み付いた他の吸血鬼の匂いが原因だったようだ。
しかしながら、人間の匂いもするわけで男の肩にはパチリと電気が走る。
もし、立花やユキトが男の名前を聞いていなかったら手短に名前だけを名乗る。 >>98に問いに空腹で薄れていた目的を再確認する]
嫁探しか。 そうだな、嫁探しってよりは――
[男は少し照れたように顔を伏せる。 よくよく考えたらこの人数の前で言うことでもないだろうが言いかけたからには止める必要も感じなかった]
食べちゃいたいくらい……、好きな子がほしくて……。
[口に出したら、思っていた以上に恥ずかったようでピリピリと周りからも見えるくらいに男の体に薄く電気が纏う]
(107) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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/*なぜ性格にドライと書いたのか記憶がない。
(-46) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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/* 食べちゃいたいくらい、好きな子。(真顔 (からの爆笑。 可愛いっつーかすげぇ人間臭いなブギーw
(-47) 2014/12/05(Fri) 13時頃
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[此処に来るぐらいならという一言>>76に、今度こそ疑問の色を強くする。 自分が此処に来たのは偶然も偶然だ。村の近くにこんな館があるなんて知らなかった。 村からはどれ程離れた場所なのだろう。 未だにその程度の事を考えつつ、差し出された氷細工に目を丸くする。 冷やす、という単語に額の痛みを察したのかと気付いたのは数拍遅れて]
…あ、んじゃ有難く。ドーモ。 氷入れてるって、なんか不思議っスね。
[突然ポケットから出てきた其れを物珍しげに眺めるも、好意であるなら受け取っておこうという単純思考。 作り出した、という考えには至らない男は、彼女>>85のような驚きも怪訝も抱かずに。 痛みを訴える額にピタリと当てれば、熱を持った患部をじんわり冷やす冷気が心地よかった]
(108) 2014/12/05(Fri) 13時半頃
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/* コトブキさんが物凄くかわい…! 食べちゃいたいくらい好きってところが同じなのでoh…している あとリリナさんの立ち回り凄く手慣れてらっしゃって僕はわたしは
(-48) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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[流石に自分が座っているだけというのは肩身が狭い気がして青年に言われたことをこなしていればふと居た青年に声をかけられる。>>92]
ーー~ッ!?
[コン、と脛をぶつけた先は机の足。 軽いものではあったがち丁度痣に当たったらしく痛みで体が強ばって、自分より少し年上だろうか。声をかけただけなのに驚いてしまったことを申し訳なく思いつつ、今更ながら誤解を生んでいることに気がついた。]
あー、俺は此処の人間じゃないんだ。白い粒と芋と肉の煮付けは美味しかったよ。
[やはり彼も...というか此処に居る人間から慣れた雰囲気は感じないからやはり、此処は自分の知らないどこかだろうと検討つけながら、未だ口に残る旨さを彼に伝える。]
(109) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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―食堂―
…ぅ、おー……
[イヌカイに促され入った食堂は広々としており、感嘆の声を漏らす。 きょろきょろと田舎者丸出しの反応をしながら、適当な席に腰掛けた。 食事をよそったりと給仕しているような男>>88の姿を見れば彼も館の人間なのだろうかと適当な予想をつける。 警戒の色は察したものの、彼も人見知りなのだろうかと行き着く辺り実に残念な思考回路だということを知る術は今はなく]
!肉じゃが…!
[運ばれてきた料理を一目見ては歓喜の声を上げる。 山奥の村とはいえ日本人、施設の食事で慣れ親しんでいた。 最も、家庭の味やおふくろの味といわれても首を傾げるのみだが。
空腹も最高のスパイスになっており、早速と箸を伸ばして芋を裂く。 ほわりと上がる湯気と汁をよく吸い込んだ柔らかさに胸は高鳴るばかりだ。 案外綺麗な箸使いで口へと運び、咀嚼]
――うめぇ…!!
[素朴な味わいに、日本人としての血が喜んでいる。 先ほどまでの絶望や緊迫はどこへやら、完全に頭から抜けてしまったようで。 空腹を訴える欲に従い、勢いよく其れらをかきこんだ]
(110) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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[場が慣れたところで青年――イヌカイというらしい――は纏める様に口を開きながら此処の説明をする。 曰く此処は自分がいた場所とは全く異なるという。戻ることはできない、とも。
まあ戻った瞬間俺の命はなくなるだろうけど。
陰りのついた笑みを口元に落としながら話の続きを見守った。今、自分は何をしたいのか、わからなかったから。 結局大まかな概要しかわからないけれど。”吸血鬼”は自分たちを餌にしてしまうということだろうか?>>#5まあ此処で死んでしまっても一度無くしかけたモノであるし。
話が一段落して渡された銀の装飾品。>>105 ”人間”に渡されるということはつまり、である。声を掛けた銀髪の彼をちら、と見遣って素直にそれをカチリ、と付ける。 貰い受けた鍵はポケットへ。
首に伝わる冷えた感覚に身震いしながらこれからどうなるんだろうな、とぼうっと考えた。]
(111) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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追放者 ジロは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 14時頃
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/* やはり箸でしたか....!!(どうでもいい。)
(-49) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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―回想・玄関―
[六花と名乗った男の傍らで姿勢を崩し目を見開く男の姿>>94>>98。突き飛ばされたんだろうと想像はつく。]
リッカにユキトね。 …あの…。
[何故すでに番となった吸血鬼がここに来るのだろう。確か聞き及ぶ限りでは、契約を結んでいない吸血鬼と人間が集うのだと。
疑問が首をもたげたが、初対面の相手に突っ込んだことを聞くこともなく、主人と同じベリルのような瞳をそちらに向けるだけであった。]
[ユキトと目が合えば眉根を寄せたその表情に恐怖を覚え、敵意を向けられないように、と愛想笑いを浮かべた。]
(@16) 2014/12/05(Fri) 14時頃
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美味しいよね。
[美味しそうに食べるフード付きの服を来た青年が実に表情豊かに食す様子にぽつりと独り言を零す。 そうか、アレは”ニクジャガ”というらしい。成程。 器用に二つの棒で挟みながら口に食事を運んでいてついでに棒きれの使い方も学んだ。>>110
てっきり二つ合わせてスプーン状に掬うものだと。]
(112) 2014/12/05(Fri) 14時半頃
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―少し前、廊下―
あー、エイジ、さん? 俺はサガネ。 まぁ、ヨロシクっスわ。
[ふと名乗られれば、そういえばと自分も碌な挨拶をしていなかった。 妙な間に首を傾げ、もしや偽名か何かかと珍しく勘付くも然程気にせず。 誰が何をどう名乗ろうと、本人の自由だろう。 此方も苗字を名乗る。珍しい方が記憶に残りやすいだろうという経験則。
女性の方は名乗ってくれただろうか。 警戒しているようだし、返答の有り無しに関わらず拘るつもりはなかった。 まぁ、教えてくれたらラッキーかもしれない程度の認識で]*
(113) 2014/12/05(Fri) 14時半頃
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―回想・玄関―
なによォ、納得したような顔でアタシのことじろじろ見て―。
[かたや吸血鬼、かたや使い魔。同じ闇世に住まう者とはいえ、この不完全な世界では何か接点でもない限り共存など滅多にない。 まして己は珍しいとされる純血吸血鬼の使い魔。その珍しさは主人と同様だろう。]
[得体のしれない吸血鬼だ、そう思っていたが、ユキトの問いかけに対する答えを聞いて>>107]
ぶっ…!!
(@17) 2014/12/05(Fri) 14時半頃
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―食堂―
むぉ?
[食堂はまだ然程騒がしくなかった筈。 ぽつり聞こえた独り言>>112に、まだ口内に含んだ肉じゃがで頬を膨らませながら顔を上げる]
美味いよな、これ。
[うっすら聞こえたエイジとの会話>>109に此処の人間ではない事は勝手に知った。 されど美味しいものを美味しいと分かち合えるのはいい事に変わりない。
視線の先を辿れば、自分の手元に注がれているのを感じて]
…アンタも、もっと食べたきゃ食べりゃいいんじゃね? おかわりとかしていいのかわかんねぇけど。
[其れが箸使いを観察しているとまでは分からず。 コートに包まれていながらもなんとなく輪郭の細い印象を受け、もしやまだ腹が空いているのだろうかと勧めてみた。 余所者である以上、大手を振っては出来なかったが]
(114) 2014/12/05(Fri) 14時半頃
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ッアハハハハハッ!!!!
「食べちゃいたいくらい」!! 「好きな子」!!!
[甲高い声で相手の気などお構いなしに笑い飛ばすと目じりを拭いながら。]
あなたおもしろ~い! アタシ、面白い人って好きヨ。
…頑張ってね!
[にっこり笑って、ブギーの行く末を応援するとエントランスの中に入った。]
―了―
(@18) 2014/12/05(Fri) 14時半頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 14時半頃
逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 14時半頃
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―食堂―
[楽しげに人間を観察していたが、やがてイヌカイが食堂に入ってくると、その言葉に耳を傾けた。>>103]
[始めのうちこそ真面目に背筋を伸ばして聞いていたが、だんだんと長くなるにつれて退屈に感じ、くりくりと髪の毛をいじったり、指を広げてネイルを確認したり。]
話がながい~、もっと面白いことしたいな~~。
[戸惑う人間を横目に、イヌカイが人間に状況が理解できているかの確認や質問などを一切行わない様に、内心呆れながら、首輪を渡していると>>105、再び姿勢をよくしキラキラと目を輝かせてイヌカイの挙動を見つめた。]
(@19) 2014/12/05(Fri) 14時半頃
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―回想・食堂に訪れる前―
[考え込んでいる様子>>108に水をさしちゃったしら。 おじさんが差し出したのは氷だけれども。
警戒心の強いお嬢ちゃんに比べて好奇心なのかは知らんが、素直に受け取ってくれた坊ちゃんには感謝。]
熱いの苦手なの。お返しは甘いものでいいよ。
[歩きながら世間話でもする気軽さで一言。 坊ちゃんの腫れが引く頃には、氷細工も綺麗さっぱり消えているハズ。
名前を尋ねればどうやら答えてくれた模様。>>113]
坊ちゃんはサガネ、ね。
[妙に慣れない名前というか発音。 一度、二度、繰り返し呟いて。
お嬢ちゃんはどう答えたかなあ。 まあ知らなくとも、教えられなくとも、気にはしない。]*
(115) 2014/12/05(Fri) 15時頃
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―食堂―
[入って早々、愛想良く自己紹介をしているお嬢ちゃん>>@13が視界に入った。
人間じゃなくて、使い魔ってことは純吸血鬼でなくとも分かる。
使い魔がどういった理由でここに訪れていたのかはおじさん、分からない。
ただ潜められた声には片眉を上げた。 リリナと名乗ったお嬢ちゃんが何に期待しているのかは皆目見当にも付かないが、まあ答えてみよう。]
退屈しなさそうなのがいいかもなぁ。 …でもおじさん、口説くの苦手だから困っちゃった。 [結果的に曖昧なものになったが、おじさんだって来たばっかり。
正直噎せ返る程の人間の匂いに、お腹が空いてきちまうもんだから、誤魔化すように料理の乗った皿に視線を戻して誤魔化そうかな。]
2014/12/05(Fri) 15時頃
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―食堂―
[入って早々、愛想良く自己紹介をしているお嬢ちゃん>>@13が視界に入った。
人間じゃなくて、使い魔ってことは純吸血鬼でなくとも分かる。
使い魔がどういった理由でここに訪れていたのかはおじさん、分からない。
ただ潜められた声には片眉を上げた。 リリナと名乗ったお嬢ちゃんが何に期待しているのかは皆目見当にも付かないが、まあ答えてみよう。]
退屈しなさそうなのがいいかもなぁ。 …でもおじさん、口説くの苦手だから困っちゃった。 [結果的に曖昧なものになったが、おじさんだって来たばっかり。
正直噎せ返る程の人間の匂いに、お腹が空いてきちまうもんだから、誤魔化すように料理の乗った皿に視線を戻してみた。]
(116) 2014/12/05(Fri) 15時頃
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[視線を移した先、食器は銀食器なんだろうかなどと困っていたおじさんが声をかけた青年は、案外忙しない様子>>109
ここからじゃ、彼が何処を打ったのか見えなかったが、反応からしてイヤなところだったんだろう。]
そんなに取って食おうなんて、今は思っちゃいないから。 白い粒…白米のこと? その例え方はおじさんも初めて聞いた。
[例え方が妙にちんちくりんだ。 説明してみようかとも思ったが、口にする前に声>>110が聞こえてきたし、納得しているよう>>112だし、まぁいいや。
彼の勧め通り肉じゃがを口に含めば、何となーく懐かしい風味に気分は良くなる。
ああ、箸の使い方? 握りしめながら芋の頂点を貫通させた。 お行儀が悪いことは知ってる。]
ふうん。あんたもここに来た人か。遠慮せず食えばいいのに。
[サガネの言葉>>114に同調しつつ、兄ちゃんにも勧めておく。 気にした様子もなく肉じゃがに口をつけた肉じゃがは美味しく、思わず頷いた。]
(117) 2014/12/05(Fri) 15時頃
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[それからどのくらいの時間が経っただろう。 意識が移ったのは、俺を此処へ案内してくれたイヌカイさんとやらの声が聞こえてきてからだが。
一通りの流れを義務的に聞きつつも、気になったのは何処か一方的に聞こえる口調。 俺はともかく人間サマは付いていけるんだろうか。
自然と辺りを窺いつつも、次々に手渡されていく箱の中身>>105に溜息。]
…つまり、同意の元ってことか。………面倒だなぁ。
[思わずボヤいちまうのは歳かもしれん。 髪を軽く乱しつつ、乾いた音と感じた視線>>111を辿れば白い粒の兄ちゃんがいる。]
ん。どうかした? 白米以外の美味しいもんでもある?
[当然のように箱は受け取らないまま、大人しーく首輪を付けた兄ちゃんに声をかけて。 鈍く光る首輪の奥に隠された咽喉元を想像したら、妙に腹が減ってきちゃった。
あーあ、味見したいけどガマンしよ。]
…おなかすいた。
[でも、声に出すのは許して欲しい。]
(118) 2014/12/05(Fri) 15時頃
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吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 15時頃
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[棒の使い方といい、やはり”世界”が違うのかもしれないなあ。 などと考えながら同意される声に頷いて。>>114 くっとコートの襟を引きつつそうか、これは”ハクマイ”というのか、と脳内メモ。料理を勧められる声>>117はありがたいと思う]
あまり食べてしまうのもどうかなぁ、って思ってさ。 あと俺、これの使い方分かんなくてね。
[これ、と指差す先は二つの棒きれ。サガネの手許を指させば困ったように笑う。実はあまり食卓に座ったことはありませんなどと言えば心配させてしまうような気がして口を噤む。代わりに口にする言葉は、]
”ニクジャガ”と”ハクマイ”って始めて知ったよ。見たことがなかったからね。生憎僕は料理を知らなくて...君も、”おかわり”したらいいんじゃない?
[おまけに自分の名はジロだと言えばぼやく相手に>>118同じことを笑みを伴って返してやる。 調理の現場なんて見たことがないしそもそもパンと冷たいスープがデフォだったからおすすめの料理を聞かれても答えられないことだし。]
(119) 2014/12/05(Fri) 15時半頃
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/* もしかして時間軸無視してしまったようですかね....? すいません混乱させてしまい...。
(-50) 2014/12/05(Fri) 15時半頃
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―回想・食堂前―
暑がりスか。
[氷を持ち歩くほどの暑がり>>というのは初めて聞いたが、まぁそんな人もいるかという程度。 足りない頭は疲労も手伝ってか普段より更に深く考えることを放棄している]
甘いモン? あー、今手持ちあったか、な……
[パーカーのポケットを探ってみるも、飴玉一つ見つからない。 そこで男はようやく気付く。確か焼け焦げた筈の服は、まるで新品のようになっていた。 どういうことなのか。確かにあの業火のなか、幾分か被害を受けた筈なのに]
…、あ、あぁ、スンマセン、やっぱなかったんで、 菓子とかもらったらあげます。それでいいスか?
[しかし頭の片隅で人と一緒であることを思い出せば、慌てて取り繕う。 焼け焦げた跡がなくなっているなんて、話しても信じてもらえないだろうと。 何も知らないのは自分ばかりとは知らず、エイジに尋ねてみた]
(120) 2014/12/05(Fri) 15時半頃
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[まだかな?次かな?次かな? 期待に胸焦がれていたが、とうとう首輪が自分のところに行き渡らなかったのを確信すると]
ちょっと…! リリナちゃんには首輪ないのォー? アタシの身も守ってよー!血に飢えた吸血鬼の犠牲になるのはごめんだからね?
[頬を膨らませイヌカイにそう抗議する。 使い魔は幻影でもホログラムでもない。一応、血が通った生き物である。とはいえ、今まで吸血鬼に襲われたことなどない。 己の血には人間のそれと違い香しい匂いも、濃厚な味もないのか。それを確かめたことは、リリナの時もベルントの時も覚えにはない。]
(@20) 2014/12/05(Fri) 15時半頃
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― 回想:少し前 ―
[エイジと名乗る青年が名前を聞き出して来た>>90。 人懐こそうな青年はサガネと言ったか>>116。 名乗らないでやり過ごす事は多少の不便はあるだろう。 数秒、沈黙を貫き、名乗った名は仲間内で呼ばれてる異国の名前。 何処の国で使われている名なのか知らないが、普段呼ばれてる名の方が都合良い。]
――……カズミ。
[氷細工を出した事に訝しげに見ていたら、秘密と言わんばかりのジェスチャーをし、自分の事をおじさんと言う。 これは手品の類なのだろうか、と先程に比べて幾分か冷静に考えて。 と、気になった事を暫し思考を巡らせ、指を己の顎に触れさせ。]
お前は、そんなに若作りをしていたのか?
[エイジに真顔で此方が思った事を彼に伝えればどんな反応を見せたのだろうか。 娘はまだこの時点では吸血鬼の存在を知らぬので、20代後半に見せる為にたゆまぬ努力をしてるのか、と考えてしまったのだ。
どちらにしても、娘は人懐こいサガネの様子や変わり者に見えるエイジとのやり取りで、僅かだが警戒は解いている。 されど、まだ完全に慣れた訳も無く、彼らとは距離を取り、一人集団から離れた席に座り食事を始める採算*]
(121) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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[気だるそうな吸血鬼が返事をよこす>>116]
退屈しなそうなの、ね…。 うーん、どれがいいかしら?
[そう言って再び、「人間」を見渡す。 美味しそうに口いっぱいにイヌカイの料理を頬張る者、静かに食事する者。 その動きはよりどりみどりで一層これから始まるショーが楽しみになってくる。]
…って、「おじさん」ってやあねぇ、辛気臭ーい。 もっと溌剌として生きましょ! そうね、あなたにはきっと生きがいいのがいいわよ!
[誰が生きがいいのかなんて知らないけど。意識せず、終わりの方は普通の声量を出してしまったので他の者にも聞こえてしまっただろう。]
(@21) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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―食堂・少し前―
[いきなり自己紹介され>>@13、思わずきょとんと目を丸くしてしまった。 出会い頭に名乗られるのは初めての体験だ。この館の者なのだろうか。 取り敢えず敵意を向けられてはいないのだろうと思えば、自らも応える]
あー、と、ハジメマシテ。リリナさんスか。 俺はサガネ。
[華やかで都会にいそうな雰囲気、という田舎者特有の思考からなんとなく気持ちが身構えてしまう。 そこまで人見知りするほうでもないが、ぎこちない緊張は伝わってしまっただろうか]
(122) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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―食堂・イヌカイ到着後―
[何人かと話しつつ皿の肉じゃがを減らしていれば、先程会った青年が戻ってくる>>103 なにやら全体に話し始める声を聞けば、口内のものを嚥下し耳を傾ける]
……は?
[しかし話が進んでいけば>>104、思わず間抜けな声を漏らす。 突然告げられた事実をすぐに理解出来るような優秀な頭は持ち合わせておらず。 それでも騒ぐというより呆けるしか出来なかった男は、その後の話>>#5も唯聞くしか出来なかった]
(123) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 16時頃
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『おや…またですか。【カンザキさま】。』
[食堂の入り口で此方を振り返った青年の唇が、聴き覚えの有る音を紡ぐ。 途端、梟は白い体をふるりと震わせた。
五郎助奉公。 一際高く鳴いて、手摺から飛び立つ。敷かれた赤い絨毯に落ちた影が、梟の高さまでどろりと伸び上がった。]
ああ…──助かるよ、毎度毎度。 そう呼んでくれる者も、年経るごとに減ってしまってね。 寂しい限りだ。
[ゆるゆるとヒトの形を成した影が、やがて色を取り戻す。 すらりとした長身。頭から被ったウィンプルの隙間から零れた白金の髪は、毛先に行くにつれ橙色掛かっている。
楽し気な言い様は今度こそ表情を伴って。 其れだけは変わらない黄金の瞳が、細められた。 踝まであるたっぷりとしたトゥニカを纏い、肩に白い梟を止まらせて艶然とイヌカイ促されるまま食堂の方へと歩き出す男は──、]
ふむ。矢張りスカートは歩きにくいな。
[何故か女装だった。]**
(@22) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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……えー…っとぉ…?
[闇世。吸血鬼。嫁。契約。 慣れぬ単語が濁流のように押し寄せてくるお陰で、男の容量の無い頭は既にいっぱいいっぱいもいいところだ。
溢れてくる疑問に困惑しつつ、頭の片隅で納得したこともある。 焼け焦げた筈の服が直っている。食堂へ来る前に度々感じた違和感。 事務的に渡された木箱を受け取りつつ、受け取られない者もいて。 エイジが受け取らないのを目にすれば、あぁ成程とやけに冷静に受け止めていた]
……
[そしてもう一つ。元いた世界に帰れないということ。 別に愛着があった訳ではない。施設の者たちは悪い人間ではなかぅたが、そこまで親密に接してはいなかった。むしろ名前も顔も知らない親が無責任に産み落とした地を、世界を、恨んだ事もある。
ただ、脳裡に焼き付いている業火。悲惨に変わり果てた村。 戻れない事に悲観はしない。元々戻れなくなっていたのだから。 それでも、空腹も慰められ混乱した頭を忙しなく働かせる一方で、木箱を見下ろす眼差しは何処か遠くを見ていた]
(124) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 16時頃
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[イヌカイから返事はあっただろうか。 ふと新たに食堂に集ったものの中にカンザキを発見すると持っていたケーキの包みを机に置いて、駆け寄った。]
アッ、カンザキー!!久しぶり~! また旅のお話聞かせて頂戴。
[と抱き付いた。もしかしたら相手はびっくりしたような顔をしたかもしれない。
以前旅の話を聞かせてくれた上品そうな吸血鬼。 その優雅な立ち居振る舞いから生の永い者なのだろうと窺えた。 彼の口から紡がれる旅の話は、古い屋根裏のトランクに詰まっていた誰かの宝物や冬の限られた間にしか見られないダイヤモンドダストのようにキラキラと輝いてベルントの心を満たしてくれた。]
そういえば…。
[以前あった時は男の姿を取っていたかもしれない。そう思い出すとポヒュン、と不思議な音と共に霧に包まれた。]
(@23) 2014/12/05(Fri) 16時頃
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―回想・食堂―
あー、これ、普段使ってねぇと難しいからな。 なんか代わりになるモン借りられねぇかな?
[使い方が分からない>>119という言葉は素直に受け取る。 箸が外人にとって使い辛いものという認識くらいは存在していた。
肉じゃがを箸以外で食べた事はないが、フォークでならいけるだろうか。 考えつつ視線を巡らせれば、無情に芋へ突き立てられる箸>>117にこの人もかと]
…まぁ、いざとなれば突き刺して食べるのも大丈夫だろ。
[芋も人参もそれなりの大きさだし、肉もどうにか掬える筈。 誰が館の者か区別のつかない状態では借りることを諦める代わりに、そんなことを勧めてみた。こんな感じにと、エイジの皿を示しながら]
(125) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―回想・食堂前―
[暑がりで済ますのもどうなんだ。 おじさんは思わず、心の中で突っ込んだよ。 口には出さないけどね。]
そうそ。暑がり。スープも熱いのはやだ。
[何とでもないような口振りで、半分冗談みたいなおねだりをサガネにしちゃったんだが、案外義理堅いらしい。
探すような仕草に既視感。 だが、彼はアンラッキー。 手持ちはないらしい。]
貰ったもんをあげるのはどうかと思うよ、おじさん。 だから半分、頂戴。
[サガネの態度に違和感を感じつつも一言。 これが口約束で終わるのか、終わらないのかは分からないけど、好物の話はするのは楽しい。]
どうやら今回はついてるらしい。 カミサマにお祈りしとこうかな。
[と、かるーい口調で知らず知らず目元を和らげたのでした。]
(126) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[名前を尋ねたら答えて貰えるのは嬉しいね。正直助かる。]
カズミ、ね。サガネより発音しやすい。
[率直に感じた感想を呟きつつ、やっぱり慣れるまでは復唱しようか。
そんなことを考えていれば、まるで何処ぞの探偵の如くポーズをしたカズミの姿が。 おじさんは思わず笑っちゃう。]
若く見える? 嬉しいね。 努力はしてる。甘い物が好きだから。 カズミも甘い物が好きなら、おじさんに分けてくれてもいいよ?
[氷を差し出した方の手をひらひらと泳がせながらはにかみ 当初より何処か柔らかく感じる空気に、おじさんも肩の力を抜いたのでした。]*
(127) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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追放者 ジロは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―少し前・食堂―
[どれがいいかなぁ。 リリナの視線>>@21を追うように思わず視線を泳がせちまった俺は案外短絡的だと自負している。
訪れた時にはいなかった顔やら、 先ほど言葉を交わした顔やら、 もしかしたら顔見知りやらが集まっていて、不思議な心地だ。
ぼんやりしていりゃ、そばから明るい女の声。 苦笑いしようとして、咽喉が詰まりかける。 おい、リリナ。あんたなぁ。]
…あんたみたいな人間サマなら、永遠と夜なんかこなさそうだ。
[姦し過ぎて。 とは流石におじさんも口にはしなかったけど。
こんなに明るい使い魔を使役してるご主人様とやらは何処にいるのやら。 該当する存在があったのなら、思わず口端を上げて笑っちゃったかも。]
(128) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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[状況は相変わらず整理も理解も出来ないが、一先ずこの木箱の中身が自らの身を守るものというのは分かった。 開いてみれば銀の光沢を帯びる首輪に、思わず口元が微かにひきつる]
……犬かっつーの、
[小さく悪態を零してみる。 ただ其処に嫌味や毒はなく、むしろこんな摩訶不思議な展開に巻き込まれた自分を笑うように。
空想の生物である吸血鬼が銀を苦手としているのは知っている。 それならば、自分が提げているコレはどうなのだろうと。 パーカーの下に隠れているロザリオを、一瞥]
……ま、いっか。
[然し男は、深く考えることをやめた。 考えても頭が痛くなりそうなのもあり、 考えたところで理解出来そうにないだろうという推測もあり。 折角生き延びたのにうっかり死んでしまうのも癪に障る。
少し戸惑いつつも、カチリと首に銀色を巻きつける。 首に触れる無機質な冷たさが、なんともいえぬ違和感を伝えてきた]
(129) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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/* ほあああああああ 久々すぎて既におぼれている ぶくぶく 多方面にすみません
(-51) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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俺です、俺! また会えて光栄です…!
[とカンザキの両手を包み込んで握った。平均身長ほどの女が急に身の丈六尺超の大男に成り代わったことに驚く者がいたかもしれない。声を上げられれば「すみません、恐縮です」と巨体をかがめて縮こまった。]
[男の時はベルント、女の時はリリナと名乗っているが、普段からさして不特定多数と交友があるわけではない。 そんな彼が敢えて名乗りを変えている理由は、そう。
面白そうだから。]
(@24) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―回想・食堂―
[遠慮深い兄ちゃんの様子>>119に俺は首を傾げる。
まあ、ガツガツと出された食事を全部食い荒らす人間サマは生前にもあまり見たことがないから納得しておこう。]
「箸」とかいうらしい。 おじさん、こういう料理口にしたことはあるけど、そこの国には行ったことはないんだよねえ。
[使い方に関してはおじさんだって人のことなんか言えないから。
料理に詳しくないというのなら、瞬き一つ。]
ふうん? 折角だから食べておくのも悪くないだろ。 飴ちゃんは知ってる?
[兄ちゃんの名を耳にすれば、同じようにおじさんもエイジだと名乗って。
サガネの言葉>>125にはおじさんは陽気に答えよう。]
要は食べれたらいいんだし。 細かいこと気にしてたら大きくなれんぞ、少年。
[でもまぁ、あまりに食べるのに苦戦しているようなら俺は辺りを窺う。 フォークやスプーンの一つでも探してみようか。 出来れば食器には触りたくないけど。]
(130) 2014/12/05(Fri) 16時半頃
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―回想・食堂前―
ふは、猫舌スか。 冬は大変そうっスね。
[声なき突っ込み>>126など露知らず。 何処か可愛らしさすら感じるような口ぶりに、けらりと小さく笑う。 追われる恐怖から一先ず解放されたという事実は、案外男へ安堵をもたらしていたようだった]
あー、それもそうっスね… んじゃ、半分で。
[確かに言われてみれば。自分の足りぬ頭ではそこまで至らなかった。
頷きつつ、続いた“カミサマ”という単語には思わず笑みが消える。 彼の和らいだ雰囲気も知ることなく、視線を下へ落とした]
…祈ったって、アレはなんもしちゃくれねぇっスよ
[ぼそりと、口の中で呟くような音量で]
…つか、さっきからすげぇいいニオイするんだけど。 俺腹減ってしかたねーや。
[呟きは拾われたか。その是非に関わらず、強引ともいえる話題の転換。 先程から空腹を刺激する匂いに、腹部を擦った]
(131) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 17時頃
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―とある洋館裏の寂れたベンチ―
[ ––––––固いものと固いものがぶつかり合う音>>36、 素っ頓狂な叫び声>>44、 鬱屈とした空気を通り抜けるようなソプラノ>>@0が、 子守唄のように鼓膜を震わせる。
歌が止むまで、ベンチに横たわった男は顔に被せた絵本の中に寝息を閉じ込めていた。
ふと、土臭いベンチの周囲の湿地から、
ポコン。
と間抜けな音を立てて、飛び出てきたものは小指程度の薔薇の模型。 どこかチープな色味を帯びたそれは、 男が寝息を立てる度に大きく、大きく影を伸ばす。太い蔦が男を覆った。 鋭い棘を持った薔薇の蔦。
身動ぎをした拍子に、顔に被せていた本が落ちる。 露わになった鼻先を掠めるのは 強い芳香。 チカチカと瞬く星でも見るように薄っすらと瞼を開け––––––……]
『アタシが一人で食べちゃうんだからねッ!』
[壁伝いに響いた声のおかげで、ばっちり目が覚めた。 椅子から転げ落ちそうなのを何とか抑えると、 血の滴るような薔薇の花が、目と鼻の先に咲いている。]
(@25) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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–––––………、ンンッ…
[はくり と、口を開く。咳払い一つ。]
……ン、夢…?……???現実? …????ン~~~~~
[スゥと息を吸い込んで。]
108時間前に能力使ってお菓子を出した。その後この世から帰って来た吸血鬼に頼んでおいた本を届けてもらって落ち着ける場所を探して歩く。105時間前。道すがら出会ったヤツと立ち話。何話したっけ。ここから眠くなってきて壁にぶつかったな。52時間前のこと。義務みたいに歩きながら本を読み始めて湿った木製のベンチ。此処かな。座る。本を読みながら–––––…
[地面に落ちた絵本に気付いて、拾うついでに土を払った。]
寝た、と。 ン、辻褄、合うね。現実だ。
[男を守るようにも閉じ込めるようにも見える薔薇の蔦。 おそらく本に因んだ夢でも見ていたのだろう。
はて、ロマンスな夢を見る時には、 決まって何かが起こったような。
……少なくとも、進行形で体のサイズが徐々に伸びているということは関係ないだろう。]
……いつだったっけ、最後に錠剤飲んだの…
[186cmは190cmに、まだまだ伸びそうだ。 周囲を覆う夢の残骸を手拍子一つで霧散させる。 長い体躯を伸ばして、向かう先は錠剤か吸血鬼が集まる闇世の誘蛾灯。
明るい世界と闇夜の狭間。
館に向かいながら、逐一服のサイズを調節しながら歩く。 辿り着く頃の身長は3mと予想。]
2014/12/05(Fri) 17時頃
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–––––………、ンンッ…
[はくり と、口を開く。咳払い一つ。]
……ン、夢…?……???現実? …????ン~~~~~
[スゥと息を吸い込んで。]
108時間前に能力使ってお菓子を出した。その後この世から帰って来た吸血鬼に頼んでおいた本を届けてもらって落ち着ける場所を探して歩く。105時間前。道すがら出会ったヤツと立ち話。何話したっけ。ここから眠くなってきて壁にぶつかったな。52時間前のこと。義務みたいに歩きながら本を読み始めて湿った木製のベンチ。此処かな。座る。本を読みながら–––––…
[地面に落ちた絵本に気付いて、拾うついでに土を払った。]
寝た、と。 ン、辻褄、合うね。現実だ。
(@26) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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[男を守るようにも閉じ込めるようにも見える薔薇の蔦。 おそらく本に因んだ夢でも見ていたのだろう。
はて、ロマンスな夢を見る時には、 決まって何かが起こったような。
……少なくとも、進行形で体のサイズが徐々に伸びているということは関係ないだろう。]
……いつだったっけ、最後に錠剤飲んだの…
[186cmは190cmに、まだまだ伸びそうだ。 周囲を覆う夢の残骸を手拍子一つで霧散させる。 長い体躯を伸ばして、向かう先は錠剤か吸血鬼が集まる闇世の誘蛾灯。
明るい世界と闇夜の狭間。
館に向かいながら、逐一服のサイズを調節しながら歩く。 辿り着く頃の身長は3mと予想。]**
(@27) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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吸血鬼 イルは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 17時頃
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[何か不満げに呟く様子>>129をきょとん、と見つめるけれど投げた様子だからあまり深刻ではなかったのだろう。 自分などの為に食べやすいよう配慮してくれる青年だから、危険はなさげ。銀の装飾を付ける様子から人間のようである。]
いや、今はもう食べないかな。 普段からあんまり食べないから。はし?はし。の使い方でも見習っておくよ。
[厳密には食べるものがなかった、ともいうけれど。 見るだけでいいやと意味を込めながら。
国、ということは異文化ということか。納得した。 ”アメチャン”と言葉をきけばはて?と疑問符を浮かべて。]
見せてくれたら分かるかもしれないね。それはどんなもの?
[興味を示しながら”アメチャン”に思いを馳せる。]
(132) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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―イヌカイ到着後・食堂―
[イヌカイにより手渡されている箱の中身を受け取る様を他人事のように眺めた。 こちらを眺める視線は一つでは無かったよう。 もう一人>>124感じれば、ちらりと一瞥した。
あ、そういやさっきの返事してなかったなぁ。 なんて思い出せば俺は口を開いてジロの姿を探して。 見つけることが出来たのなら、俺はこう返したかな。]
別に人間サマの飯は食えるんだけどね、食べてもお腹は膨らまないの。
甘い物でも、ね。
[面倒なもんだとは思う。 溜息混じりにボヤきながら足を行儀悪く伸ばして。 小耳に挟んだ呟き>>129には唇を曲げながら、箸をまた芋へと刺して。]
おじさんは、お預け喰らった犬のキブン。
[再びじゃがいもを口に突っ込んでは、気配が増えた食堂内を見渡して。
騒いでいたリリナ>>@20が大柄な野郎になって、女装した野郎と抱き合ってるもんだから、うっかり喉を詰まらせながら。 さて、と。これからどうしようかな。]
(133) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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/* ▼遅筆
こ、拘束してないか不安…
(-52) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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/* 時間軸ぐるぐるぅ 拾えてないなぁぐぬぬ
(-53) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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/* 初っ端から発言削除すみません、緊張し過ぎて消してしまった…チキンめ。
村建てありがとうございます!見学席設けていただいたことも多謝です。 吸血鬼側がフランクな人多そうなので、たまには根暗いてもいいんじゃないかともだもだしてたら入るタイミング逃したという_(:3 」∠)_ もうみんな館の中ですぜ…!
(-54) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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―少し前・食堂―
[自分と一緒に辺りを見渡す吸血鬼の様子>>128にご機嫌なリリナはエイジと目が合えばにっこり微笑む。]
楽しいのが一番よね。 私楽しいことが何より好きなの!
[それは、ショコラと同じ目の色、似た背丈である女性の姿にリリナと名前を付けた日から抱いていた信念。
楽しいこと。 自分がショコラに与えられるモノ、それが娯楽。 自分と過ごす時間がせめてあの子にとって楽しいものであれば。それが自分がショコラの使い魔として生まれた使命なのだろう、と。]
えー、ナニそれどういう意味ィ~?
[自分がイヌカイへと発した文句に反応したエイジの言葉に思わず顔を顰めて聞き返す。 答えはわかっているような気もするけど。 言葉を交わすのは楽しいから、久しぶりのショコラ以外との会話にご満悦の様子。]
(@28) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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―回想・食堂前―
一層猫に生まれたら良かったかもしれんね。でも夏もキライ。熱い。
[テンポよく返される話>>131は楽しいから思わず言葉を重ねてしまう。
サガネがここに訪れる前に、どんなことがあったのかなんて知らないから、おじさんは。
半分この提案には乗ってもらえた。 こりゃあ禁断症状を誤魔化す手段が増えたし、娯楽もゲット。幸せ。
でもなぁ、しかし。 サガネは俯いてしまってる。 おじさん何かしたかなあ。思わず聞き耳を立てて。
あぁ、成る程。]
…おじさんも同意だよ、それは。
[言葉を実際に返したのは、話題が変わってから。 その間カズミはどうしていたかな。 腹を擦るサガネの仕草を真似しながら歩いた。]
(134) 2014/12/05(Fri) 17時頃
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[使い魔から発せられた言葉>>@17は少し意外で眉を寄せる。 自覚がなかったのだから的外れな答えをしているだろう]
じろじろ? う~ん、俺はもうちょっと肉付きがいい女のほうが好みだよ。 ヒップラインは悪くはないんだけどな……。
[男はさらに使い魔をジロジロと品定めするようにみた。 その後、ユキトの問いへの答えを>>@18のように笑われて、恥ずかしさが最高潮に達し、顔は赤面し、 玄関エントランスについているランプが点滅し始める。
男の体はビリビリと帯電し、ビクリと肩を震わせた。 電気とは違い感覚が前進を駆ける]
ぁ……、ヤベェ。 とりあえず、愛は最高のスパイスなんだよ!
[もごもごと口を小さく開いた。 恥ずかしさもあり、先ほどの禁断症状の余波もあるようで思っていたよりも体もおかしく、そそくさと食料を求めて食堂に急いだ**]
(135) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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[随分と草食らしい。>>132 どっかの国じゃあ、草食系男子とやらが流行っているなんて噂聞いたような聞かなかったような。 それは置いておいて。]
人間、いつ死ぬか分からんというのに…。勿体無い。
[まあ、押し付けるつもりはおじさんだってないから、それ以上は今の所は突っ込まないでおくことにして。]
――飴ちゃん…知らないの?
[思わず目を見開く。 とりあえず箸を一度机に置いて、ジャケットの右ポケットに突っ込む。
程なくしてジロの前に翳したのは、苺のプリントがされた小粒サイズの袋。]
食べる?
[気軽に右腕を伸ばしながら問いかければ、ジロはどうしたかな?]
(136) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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― イヌカイの話を聞いてる時 ―
[食堂に人が集まり出したのか随分賑やか、というか騒がしいとも思える。 恐らくは己とは正反対の性格な女性の所為なのだろう。 此方は彼女の目に付かぬ様、ひっそりと食事をしていれば、イヌカイが話を始める>>103。
まず、元居た場所に帰れない、と言う>>104。 だからか、入った時と出ようとした時の時間と場所のちぐはぐさがあったのは、と心の中で呟き、納得した。 何より組織に追われ命を狙われた身、戻る事即ち死と同様。 身寄りも無く帰る場所すら無い娘にとっては好都合。 ただ、組織は延々と私を探し続けるだろうな、という思いを抱いて。]
――……だから、か。
[闇世とこの世との関わり合いと境目であるこの屋敷の話、吸血鬼とその嫁の話。 立て続けに起きた常識を逸脱する出来事は、是等が由来するのかと、納得出来た。 すると、此方に襲った女は吸血鬼で、襲ったのは自分を餌食をしようとしてたのか、と思えば背筋に冷たいものが走る。 娘は両の腕を摩り、身体に走った悪寒の感覚を誤魔化した。]
(137) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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[続いてイヌカイは銀で出来た首輪を人間達に渡していく>>105。 彼曰く身を守る物だ、と言われたら、娘は躊躇いも無く首輪を装着。 この首輪とナイフがあれば、最悪の事態から身を守る事が出来るか、と考えながら、配られてない人物は吸血鬼なのだな、と認識する。
と、一人首輪を配られてない人物に目が付いた。 少々姦しい女性が首輪を強請っていたのだ>>@20。 話によれば吸血鬼は銀が苦手という。なのに配られてない彼女は銀を恐れてるとは思えない。 あの女性は吸血鬼じゃないのだろうか、では何故首輪を渡されないのか、と疑問を抱き暫し観察。 ちょっと騒がしい雑談>>@21>>@23に耳を傾けてたら、彼女は霧に包まれて――――男に変わった!!>>@24]
――……っ!?
[色々と摩訶不思議な出来事を見て慣れてきた、と思ったが、女から男に変わってしまったのを目撃し、驚愕し、芋を喉に詰まらせそうになる。 掠め取る様に水が入ったコップを取り、水を飲み芋を胃の中へと流し込んだ。]
(138) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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―食堂―
[食堂に来るとそこに充満する美味しそうな匂いに軽く感嘆の息を吐く。 さらりと見渡すとエイジの姿を見て、素っ頓狂な声をあげる]
あっ、エイジさん……。
[闇世での知り合いなんてのは数少ない。 顔が浮かぶ吸血鬼なんて両手で足りる程だと思い浮かべたら、片手で足りてしまった。 その一人がなんだかとても美味しそうな空間でハーレム状態じゃないか]
奇遇だな。 ハーレム?酒池肉林?
[メガネのーーこれからイヌカイと名乗る男の話が始まる前に少し時間があれば何か話をしただろう。 久しぶりの人間にはみんな肉付き悪いななどとくだらないことを考えながらグゥ~と腹を鳴らしていた。]
(139) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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―少し前・回想―
[不思議な色合いの瞳だ>>@28 何処かで既視感を得たような…はてさて。
お嬢ちゃんに微笑まれて喜ばない男はいないだろう。 と言うわけで俺も笑みを浮かべ返す。]
…そうだなぁ。 あんたといたらお喋りが終わらなさそうで、退屈しなさそうだなってこと。
[これがリリナの予測していた返答かどうかはおじさんも分からないけど。
話すのはキライじゃないおじさんは、彼女にそう言葉を返して口角を上げてやった。]
ま、あんまり騒いで怪我しないように。 ここには首輪もないんだし。
(140) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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/* コトブキwwww
(-55) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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/*自分でつけておきながら忘れそう…。 べるんとべるんと…。 じらんとに似てるよね。
(-56) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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―食堂―
[各々に箱が渡されている最中に合った視線>>133には、どう返したものかと。 とはいえ笑いかけるような余裕もなく、半ば逸らすようになってしまったか。
箱を渡された彼は同じ人間かと認識すれば、先程までの話に合点がいく。 しかし渡されすぐ着ける姿といい>>111、大した困惑を見せる素振りもないといい>>132、彼は順応能力が高いのだろうか。
もう食べないという彼に、そっか、と一言を返す。 自分も正直なところ、これ以上箸が進む気がしなかった。 かきこんで大分満たされたのもあり、 混乱で空腹どころではないのもあり。
芋に鬱憤を晴らしているような呟き>>133が聞こえれば、なんとも言えない可笑しさを覚える。 吸血鬼だの嫁だのシステムをきちんと理解出来ている自信はなかったが、それでも彼ら吸血鬼が血も求めているのは間違っていないのだろう]
きゅーけつきサンも大変なんだな。
[まるで他人事のように、それでも可笑しげに乾いた笑みを零した。 心情は最早野となれ草となれ。 もし今突然世界が崩壊しようと、驚かない自信はあった]
(141) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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―回想・食堂―
[いつだったかなぁ。 闇夜とこの世の狭間だってのに時間経過は曖昧だ。
イヌカイが訪れる前のこと。 聞き慣れた声>>139がしたもんだから、思わず振り返る。]
あ"? 何だ。ブギーちゃんか。
[顔見知りだと知ればおじさんも片手を上げてひらひらと。
彼が座っていないようなら適当な椅子を示して座れば?なんて勧めてみただろう。]
ハーレム…に見える?
[いや、分からん。 どちらかというと人間に圧迫されちまいそうなんだが。
呑気に腹の虫を飼っているのはサガネだけではない模様で。]
来るなら教えてくれりゃ、おじさん迎えに行ったのに。
[なんて言葉をブギーちゃんに返しつつ、彼ご自慢の冗談はもうやり終わったのかなぁ、なんて考えてた。]
(142) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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[本当にそうだな。
と思う。>>136此処の料理は美味しいし、何より温かい気がする。手作りというものはこういうものなのだろうか。 肩をすくめながら”アメチャン”はやはり聞きなれない、と首を振れば目の前に一口程度の大きさである派手な色の物が出される。 ぱく、と口で受け取るけれどどうやら殻は食べるところではないらしい。]
....。殻をむく必要がありそう?
[殻をめくって口に含めば味わったことのない甘さが舌を溶かす。これは硬いようだ、と苦心していれば現れた吸血鬼>>139であろう人物をじっと観察しながら甘いね、と感想を零す。]
(143) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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[不意に騒がしく甲高い声が聞こえる>>@20 先程挨拶をしていた、確か、リリナ。 流石都会的な雰囲気をもつだけあって、喋る姿も賑やかだなぁ、なんて思っていた、矢先。 霧に包まれたかと思えば、似ても似つかぬ大柄の男へと変化>>@24]
――っんな、~~っ!?
[この館に来てから、一番の驚きだったかもしれない。 瞬間的な衝撃具合からすれば堂々第一位にランクインだ。 ぱくぱくと口を金魚の如くしている姿は間抜けだっただろう]
(144) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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/* イヌカイ:だいちゃん ヒロミ:すてらさん フクトミ:キュラりん コトブキ:みなみきさん エイジ:葬夜さん ユキト:スズさん カズミ:みずいろさん ジロ:紅娘さん サガネ:いこまさん アキヨシ:鯖さん ショコラ:エリーさん クマガイ・リリナ:わし カンザキ:ろきさん イル:中学生さん モモ:あきちゃん
これでパッショネイト!でも違和感しか仕事しない…。左臭いスズさんとか…違う…気がする…。
(-57) 2014/12/05(Fri) 17時半頃
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― 玄関 ―
[粗暴な扱いに声は上がるも、文句が来る事はない。>>98 他人のいる場所に現れた彼が悪いと考えた事が見透かされたのか、 反射的に体が動いてしまう己に慣れてしまったのだろう。 人の数十倍も生きる存在がそれで良いのかと内心呆れを抱く。
そういうどこか人間臭い部分に親近感があるなどとは口にせず。 食堂等で大人しくする方が賢明だろうと歩を進める前、 言葉を濁した女>>@16は何か聞きたいことでもあるらしかった。 派手な外見に似合わず、緑の目には疑問に遠慮が混ざっている。]
俺がいないとこいつが夜泣きするらしいからな。 どちらが主なのか分かりはしない。
[さらりと真顔で嘘を、ある意味では真実を口にした。]
(145) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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ここが初めてならあれに聞くなり、 時間が合えば俺も何かしらは手助けしてやらなくもない。
[名乗りを上げた男>>107にユキトを顎で示し、 短く声を掛け軽い会釈をしてから食堂の方に足を向けた。
視界の端に烙印も首輪もない人間を何人か捉えている。 見合いがあるのであれば、どうせ食堂でまた会えるはずだ。 己と同じ様に、あるいはもっと悲惨な世界から逃げてきた者も いるのであれば前人として相談事に乗るべきだろうか。 気付けば異質な館におり、吸血鬼という謎の存在を知らされ、 彼らを主と認めるか知らぬ世界に帰るかの二択を迫られる。
尤も、ここに来られるだけの精神力があるのであれば、 何か助けでも願われない限りは邪魔をしないようにと心に決め。]
……ぐ、
[視界がいきなり霞み、こめかみを押さえて膝を突く。 周りの空気が揺らぎ、細かな結晶が纏わり付き、光を反射する。 きつく閉じられた瞼の裏では、あの時の光景が鮮明に蘇った。]
(146) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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― 五年前・館 ―
[痛みで幻でも見ているのか、妖怪にでも化かされたのか。 賊の死体も、己の足跡も消え去った世界に静かに在る建物。 初めて見る造りに元居た世界との違和を忘れ、呼吸が止まる。
咳き込んだ拍子に走る激痛が、夢ではない事を知らせた。 吸い寄せられるように、微かに開いていた扉に向かって行く。 鬼が出るか蛇が出るか。はたまた地獄の門なのかもしれない。 だが野垂れ死によりはマシだろう、と取っ手に手を掛けた。]
こ、こは……?
[開いた中には赤い毛皮の敷物。皓皓と室内を照らす照明。 温かい空気に一歩踏み出し、中に身を滑り込ませる。 すると、途端に軽減された痛み。腹を押さえた手に血はなく、 斬られたはずの服も仕立てたばかりの様に真新しい。
混乱が吐き気を呼び、口許を掌で覆い蹲っていれば人の気配。 掛けられた声に目を伏せたままで応じ、]
この屋敷の者か、すまない。故あって一晩だけでも、 土間で良いので体を休める場所を貸しては――
[頂けぬか。そう続けようとした言葉は呼気に消える。]
(147) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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/*ブギーかわいいよね。 ブギー・Cawaii・マン
(-58) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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[顔を上げ、間近で見る男の顔は掘りが深く、髪色も黒とは違う。 眉根を寄せ、細めた瞳の色も黒とも茶とも異なる色。
やはりここは化け物の屋敷だったか。 警戒のない今の内に、さっさと切りつけて退散してしまおうと 小刀を目当てに懐を探るが、先程落としてしまったようだ。 舌打ちを打つと同時に頬が掌で包まれる。 寒さのせいか、その長い指先は仄かに冷えていた。
細められていた目が大きく開き、瞳に映る呆けた己の顔を見て。]
お、れに……触れるな!!
[髪を撫で、吐息が掛かる程に近付いた見知らぬ男の頬を、 強烈な破裂音を伴う右手で張り飛ばしていた。]*
(148) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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― 廊下 ―
[耳元で何度も呼ばれる名。揺すられる肩。 同じ様に膝を突いている彼の胸板に頭を寄せ、息を整える。 ここ数日、夢見の悪さはあったが白昼夢は初めてだ。
原因の分からない奇妙さに眉を顰め、呼吸が整えば立ち上がる。 体を支えようと腰に伸びてきた手を不要だと軽く叩いた。]
大丈夫だ。……少し、昔の事を思い出しただけで。 初対面なのに顔を近付けすぎる、無粋な輩の事とかをな。
[端的に見た夢の内容を伝え、ふんと鼻を鳴らす。 目付きの悪さが視力が弱いせいだと知ったのはかなり後の事。
過保護な主の支えを結局断り切れず、ゆっくりと連れ立って歩く。 膝を突いた箇所より、立ち上ったそこが距離にして数十歩以上も 離れていた事には気付けないでいた。]
(149) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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[其処へ新たに訪れた気配に顔を向ければ、エイジの名を呼ぶ男>>139 しゅちにくりんが何かは知らないが、吸血鬼の知り合いであるなら、当然の如く吸血鬼であろう予想くらいは容易くついた。
目の前で鳴る腹の虫の音に、既視感を覚える。 吸血鬼でも腹は減るのか、と。今まで大した事のないものも、不思議と物珍しく思えるようになってきた]
…肉じゃが、ありますけど。
[取り敢えず、少し遠慮しがちながらも話しかけてみる。 首につけている銀色が自分の身を守ってくれるというのなら、幾分かの安心感は生まれていた]
(150) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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― 食堂 ―
[食堂に入れば先程見た吸血鬼と、人間らしき姿がちらほらある。 ちょうど見合いについての説明が終わったようだった。
犬養が少年に渡している首輪>>105には馴染みがある。 己もあれを首に嵌め、主を探すかを選ぼうとして──。]
気のせいか、いや……まさか。
[違和感に思わず独り言ち、首を捻る。 記憶をいくら探ろうと、己にユキト以外が近付いた覚えがない。 興味の視線は貰ったが、何かに遠慮するかのように逃げていった彼ら。 これで人間、或いは吸血鬼の相談に乗れるのだろうかと 思いはしたが、適当に誤魔化してしまえばいいだろう。
食事の匂いに釣られて空腹を訴える腹を軽く撫で、 まだ食べていない者がいれば共に食事を取ろうかと。**]
(151) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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― 回想:食堂に入る前 ―
[エイジとサガネが談笑をしてる中、娘は沈黙し、ひっそり影に混ざる様にしながら食堂に向かえば。 いつの間にかカミサマの話題に移行する。 二人はカミサマなんて居ない、と言う。 娘はカミサマ云々なんて考えた事は無かった。 幼い頃から闇の組織に身を置き、組織が絶対だと教育され、組織の駒として生きてきた自分にとっては、カミサマの存在など道端に転がっている石ころと同じ。 カミサマを信じる事も否定する事も無く無関心なのだ。]
――……。
[娘は談笑に混ざる事は無く、息を一つ漏らすだけ。 少なくとも娘は其れが幸せとも不幸だとも思う事は無かった*]
(152) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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―イヌカイの説明中―
[渡された皿の中身をフォークを使って、口に運びながら丁寧に説明される館のシステムにふんふんと素直に聞く。]
丁寧な説明はありがたいな。
[男は己が吸血鬼となって目覚めた時のことを思い出していた。 ――肉の焼ける臭いに目を覚ますと自我が保てないくらいの餓え、人間ではないものになったというその事実だけがそこにはあった。
まぁ、男には丁寧だと感じる説明でも人間たちにはすぐには難しいだろう。 様子をみるように食堂にいた人間たちを見回した。 もし、目が合うことがあれば笑顔で手を振っただろう]
(153) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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―回想・玄関>>135―
やだ…。なんか感想がおっさん臭い…。
[ケーキを片手で持ち、片手を口元に当てて思いきり不快感をあらわにする。 そんな態度を気に掛けず、またジロジロと見られるもんなので思わず身体を捩って正面からの視線を避けた。]
ンもう。セクハラ禁止~!
[それから赤面する男の周りの電気が勝手に付いて、照明で玄関の床に影が落ちる。 エールを送って立ち去ったので、最後の彼の格言は聞き取れなかっただろうが、エントランスを抜ける時、あの仕組みを今度聞こう、なんて思うと楽しみで顔が綻んだ。]
(@29) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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―回想・食堂前―
――…、
[突然の同意>>134に、思わず目を丸くさせて、 話題を切り替えた直後だからか、先程の呟きを聞かれていたと察するのに生じるタイムラグ]
…そースか。
[自分の所作を真似る仕草に、とやかく続けるつもりはないのだろう。 有難さを覚えつつ、短く返事を返して打ち切る。 話に混ざろうとしないカズミ>>152に、やはり人見知りなのだろうかと相変わらずお粗末なことを考えつつも、無理に吹っかけることもせず。
そのまま食堂の中へと、三人歩みを進めていっただろう*]
(154) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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―食堂―
[サガネには避けられちまったのかな。 視線、逸らされちゃった。>>141
しげしげと辺りを窺っていれば、ひとり、またひとりと首輪に囚われていく様子が視界に入って。
温かく感じた料理は少し冷えちまってるように思えた。
呟きにはどうしようか。 食堂を訪れる前に耳にしたこともあったしなあー。 カズミはあの時黙っていたけれど、何か思うことはあったのか。 それは知らないけど、とりあえずサガネに一言。]
そ? 人間サマのが大変そうだ、………。うん。……ッ!
[今回ここに訪れた人間はよく叫ぶなあと頭は冷静に処理してるが、今回の声>>144腹に直撃した。
目尻に涙が浮かびそう。 いやあ、まさに活きが良さそう。
代わる代わる様子の変わる様を遠目で眺めることにして。 食事もひと段落ついてきたし。
椅子の背凭れにかかるようにして脱力すれば、犬歯がうっかり出そうな口元を隠した。]
(155) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 18時頃
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/* ??? 時間軸が迷子です… えっと…コトブキ来たのはイヌカイ来る前で、 ジロ君の飴ちゃん渡したのはイヌカイ来る前…のつもり
(-59) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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/* なんなのこの伸び… とりあえずもう過去には絡まない。 食事も… 軽く流すか。
てか、見学者も館来たら、出ていく理由はどうするんだろう? まぁ、要らぬ世話か。 それより自分のことだよじーさん。
あぁ、陰鬱なキャラがやりたい… じーさんとテンションの差がありすぎた…(-。-;)
(-60) 2014/12/05(Fri) 18時頃
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吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 18時頃
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―食堂・回想―
[エイジに促されるまま席つく。 座った椅子は思ったよりも深く男の身を沈ませる。 意思と関係なく、能力を使うことなんて禁断症状以外にあまりなく体は疲労していた]
お食事いっぱいでハーレムじゃないの?
[そう言いながら人間たちを見回したのはわざとだった。 迎えに行ったと言われれば、顔を強張らせ、テーブルに肘をつく]
ここってきたくて来れる場所だったか。 噂に聞いてたけど、本当にあるとはね。
[自分よりも長く吸血鬼をしているだろうエイジは自分よりも闇世については詳しいのかもしれない。 そして、連れてこれる場所ということは彼は来たくて来たということで]
その口ぶりだとエイジさんは人肌恋しいってことかな。
[茶化すようにそう言ったが自分も笑える立場じゃないなと玄関での出来事を思い出し、少し頬が紅潮する]
(156) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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[何処の時代を生きてきたんだか。 俺の喩えが悪いんだとばかり思っていたが、どうやらジロは本当に飴ちゃん自体を知らないらしい。 >143 何てこった。
差し出せば指で受け取られると思っていただけに、おじさん少々驚いて瞬き。]
…そ。袋は捲って中身を舐める。
[でも動揺するのは格好つかないから、億尾に出さないよう努めまして。
感想を待っていれば、視線が合う。]
おじさんが持ってるから甘いの。
[嘘ばっかり。 口をついた言葉を使った理由は照れ隠しなんだから仕方ないだろう。]
ま、口にあったようなら良かった。 気に入ったなら、またおじさんも分けてあげるよ。
[まあ、あんまり強請られたら俺の分もなくなって大変なことになるからお断りするけど。]
2014/12/05(Fri) 18時半頃
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[何処の時代を生きてきたんだか。 俺の喩えが悪いんだとばかり思っていたが、どうやらジロは本当に飴ちゃん自体を知らないらしい。 >>143
差し出せば指で受け取られると思っていただけに、おじさん少々驚いて瞬き。]
…そ。袋は捲って中身を舐める。
[でも動揺するのは格好つかないから、億尾に出さないよう努めまして。
感想を待っていれば、視線が合う。]
おじさんが持ってるから甘いの。
[嘘ばっかり。 口をついた言葉を使った理由は照れ隠しなんだから仕方ないだろう。]
ま、口にあったようなら良かった。 気に入ったなら、またおじさんも分けてあげるよ。
[まあ、あんまり強請られたら俺の分もなくなって大変なことになるからお断りするけど。]
(157) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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―回想・食堂前―
[出会いは賑やかなもんだったが、食堂へ向かう途中には、落ち着いたもんだった。
カズミにサガネに、と。 人間サマにこうして囲まれて歩くのはいつ頃振りだったかなあ。
なんてぼんやりと考えていれば、食事の匂いが強くなって来る。]
( 本当に、お腹減ったなぁ。 )
[同時に感じる人間の香りに無意識に舌舐めずりしながらも、それ以上は何も口にすることはなく
食堂へ向かったのだった。]*
(158) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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/* あれ?吸血鬼は自由に来れたはず
(-61) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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/* ログの伸び具合に真顔にならざるを得ない。 …えーと。 まだ終わんないんだよなぁ…実験…
(-62) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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―食堂・回想―
[どうやらお疲れのようだ。 あんまり見たことのないブギーちゃんのお疲れモード>>156に俺は何かあったのかなーなんて思案。
誘われるようにちらっとブギーちゃんが見やった方を眺める。 リリナといい、言い方に語弊を感じるよ、おじさんはね。]
ブギーちゃん好みの子はいるの?
[お食事ではなく、人として尋ねながら視線を机上に戻して。 問いかけには、頭を捻りつつ]
人間サマのいる世界からは無理だろうけど、こっちからは行こうと思えば行けるハズ。
[行儀悪いよ、ブギーちゃんと言いながら芋をまた貫通させて。 揶揄る割に初々しい反応には、苦笑を禁じ得ない。]
そうだなぁ。そろそろ傍に誰かいてくれたら、飽きることもないのかも。
で、ブギーちゃんはどういう理由で来たの?
[問いかけにはどんな反応が見られるかな。 特に見られなくとも気にした様子は見せないけど。 その間、他の人はどのように過ごしていただろう。]
(159) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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/* 記載方法が分かり難かったかも… 申し訳ない
(-63) 2014/12/05(Fri) 18時半頃
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─ 食堂 ─
[イヌカイに続いて食堂の扉を潜る。 室内にはヒトが数名、ヒトならざる者が数名。しかし、カンザキは其れには構わず今し方自分が通ったばかりの扉を振り返る。
暫しまじまじと見詰め、感慨深げにふむ、と息を吐いた。 何せ、扉なんてものを使うのは随分と久し振りだったからだ。]
『カンザキー!!久し振り~!』
[そうしているうちに、唐突に上がった高い声と共に身体に衝撃。 半ば飛び付いて来た女性>>@23を避けはせず、密着されればごくナチュラルに片手が相手の腰に回る。
また旅のお話聞かせて頂戴、強請るみたいな言葉に悪い気はしないが、はて、と首を傾げる。 『また』とは何ぞや。]
(@30) 2014/12/05(Fri) 19時頃
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[目の前の女性は、何処で出会った誰であったか。 覚えのある匂い。さて数年前の闇世か、はたまた四半世紀前の現世か。 『視て』しまえば容易く分かるのだろうけれど。
敢えてそうせず、訊いてみる事にした。 種族に関わらず、コミュニケーションの基本は先ず言葉から。ヤハウェの息子もなんかそんな感じの事を言ってた気がする。本で。
口上を考えながら口を開く。]
(……おしりやわらかい)
[ちがう、そうじゃない。]
──…えぇ と。お嬢さん、君は──
[言いかけた刹那。ぽふん、と、霧が立ち込める視界。>>@24 ズムッとミシッと変わる質感。]
『お会いできて光栄です…!』
[きらきらした瞳で両手を取られれば、古い吸血鬼は見知ったその六尺半の男の名を呼んだ。]
…………。 やあ、ベルント、きみか…。
[真顔だった。]**
(@31) 2014/12/05(Fri) 19時頃
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/* ろきさんカンザキかな…(悟り)
(-64) 2014/12/05(Fri) 19時頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 19時頃
吸血鬼 エイジは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 19時頃
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/* 混乱させてしまって申し訳ないですと謝罪。 いつも流し読みしてちゃんと情報得ていないところが悪い癖でして。。
(-65) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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―食堂・回想― [さすがに頬が紅潮したせいではないだろうが耳に届く、ピリッとした音にエイジに断りを入れる。]
あ~、エイジさん。 この部屋、静電気とか発生しやすいかも。 ごめんね。
[好みを聞かれる>>159と物色するように部屋にいる人間たちを見た]
みんなもうちょっとごはん食べたほうがいいな。 ここのキッチンが借りれるなら俺が料理してあげたいよ。
[行儀なんてあってないよーなものだろと軽口を聞きながら、エイジの言葉に哀愁を感じて苦笑する]
飽きるね。 俺は、ほら! 恋してないと死んじゃうから。
[男は自分で言ってて酷い皮肉だなと思った]
(160) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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/* カンザキwwwww ろきさんかな?
(-66) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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/*あら、なんか頭にログが入ってきづらくなった…。 眠いのか?自分。
でもお菓子食べたい。
(-67) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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―回想・玄関から食堂―
[ショコラからなんとも可愛らしい愛称を頂いて、老人は苦笑いをする。 ルイスの感覚では吸血鬼になって軽く200年は過ぎているが、闇世では時間の流れすら平等ではない。 同じ時代に生きていたはずの、かの伯爵ブラドなど既に1000年は生きているという。
そうこうするうちに玄関ホールは次々現れる人や人ならざる者で溢れ、各々自己紹介を始めている。 もちろん、尋ねられればルイスも名前を名乗っただろう。
最後にツガイの吸血鬼と人間が現れ、ルイスはおや、と片眉を器用にあげる。
彼らは覚えているだろうか? 自分は丁度、彼らがこの館で出会った時にも、今回のように人間との交流を求めて館を訪れていたことを。
まぁ、忘れていてもそれはそれ。 覚えているならその後の話を聞きたいが、忘れられているなら新たに親交を深めればいい。 なにせ彼は元侍ボーイ。 ルイスの好奇心は尽きることがない。]
(161) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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[食堂ではすでにイヌカイの手利用りが振る舞われており、その芳しい日本料理の香りを胸一杯に吸い込んだルイスは両手をパンと合わせて歓声の声をあげる。]
Vous êtes très belle! Quel est un délicieux! (素晴らしい!なんて美味しそうなんだ!)
[さて、フランス語を理解できる者が何人いただろうか。 ルイスの声は食堂の喧騒にも負けず、張りのあるバリトンボイスが響いた。
喜色満面、勝手知ったる他人の台所。
ルイスは忙しそうなイヌカイの手を煩わせぬよう、自分で皿を用意し、ライスを盛ってニクジャガをよそう。 日本へも行ったことのあるルイスにとっては、和食は箸で食べるもの、という認識がでできており、細い棒にしか見えない箸を一膳用意すると、食堂へ戻った。]
(162) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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[さて、どこに座ろうかとざっと辺りを見回す。 できれば人間と食べたい、話をしたい。 しかし今回は人間よりこちらの住人の数が多いらしく、食事に付き合ってくれそうな人間は見当たらない。
残念に思いながら手近な席に座ろうとすると、長身の女性が離れた場所に席を移した。 これはチャンスと、滑るように食堂を端から端へ大移動。]
やぁ、お嬢さん。 邪魔でなければ、隣に座ってもいいかな?
[日本食を乗せた盆を手に、人懐こい笑顔で話しかける老紳士。 さて、相席の許可は得られただろうか?]
(163) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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[姦しい女性から腰の低い男性に変わった事で目を白黒させながら、一体彼?彼女?は何者だろうか。 そんな疑問を抱く事はあれど、此方からは問う事は無く。
使い慣れぬ箸と格闘し、何とか半分を食した辺りで一旦箸を休めて、水が入ったコップを眺めている。]
――……。
[喧騒を耳に入れつつ、イヌカイの言葉を反芻。 吸血鬼と嫁、嫁を娶る事で永遠の生に終止符を打てる吸血鬼。 人間は吸血鬼に見初められ、契約を結び血を吸わせる事で吸血鬼同様に寿命以外に死ぬ事は無く生きていける、という。
娘は組織の意向で誰かと共に任務を遂行したり行動を共にしたりする事はあったが。 イヌカイが言うには指令に基づいて吸血鬼と一緒になるのとは違うのは理解出来る。
――――果たして自分は、吸血鬼と共に寄り添えるのだろうか。 吸血鬼とかそういうの以前に、誰かと手を取り合って生きる、というのが想像がつかないのだ。 見えぬ未来に憂い、息を一つ漏らした。]
(164) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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[無事相席の許可を取り付ける事に成功し、慣れた様子で自己紹介をする。 彼女の名前はカズミと言うらしい。 人であれば気付かないほど、微かに纏った血のフラグレンス。 それはこの場にいる人間の香りと合間って、酷くルイスの喉を刺激した。 しかし彼はここへ渇きを満たすために来たのではない。 満たすのは好奇心と探究心。
イヌカイの料理に舌鼓を打ちつつ、言葉少ない彼女から上手に言葉を引き出してゆく。
ここの料理は美味しいだろう? ジャパニーズフードは初めて? ここは変わっていて驚くことばかりだけど、時期に慣れるよ。
よそった料理を完食する頃、イヌカイが恒例となるこの館の説明を始めた。]
(165) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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[ルイスは椅子に深く腰かけて、揺ったりとした様子でそれを聞く。 こう言った時の周囲の反応を観察するのも、ルイスの趣味のひとつ。 育った文化や環境、生きてきた時間や経験が違えば、反応は千差万別。
最後にルイスたちが唯一苦手とする銀製の首輪が、鍵と一緒に人間たちに配られる。 当然ルイスの手にそれはない。 隣に座り、先程まで歓談に付き合ってくれていた彼女は、隣人の正体が吸血鬼と分かったときどのような反応をするだろうか。
このタイミングで恐怖を示されるのは慣れているが、親しくしたいと思っている隣人から拒絶されるのは毎度哀しい。 もしそのような目で見られれば、つまりそういうことだよ、と。 申し訳なさそうに眉尻を下げて、肩をすくめて見せただろう。]
(166) 2014/12/05(Fri) 19時半頃
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暗殺者 カズミは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 19時半頃
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/* あかん、元侍ボーイにじわっとくるwww
(-68) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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/* フクトミさんと話したかったが多角になりそうで……ちくせう。 このあとどうすべきか。ふむー。とりあえずお風呂
(-69) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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―食堂に来た時>>122―
[挨拶をしながら入り、目があった相手にウィンクを送ると、相手は面を食らったように目を丸くし、ごはんを食べる手を止める。
少しの間、相手を見定める。馴染みやすさを感じるがやや品が足りないか…。]
サガネ。 …変わった名前ね。
[でもイヌカイもなかなか変わった名前だし、人間ってそういう名を名乗るのかしら。 と納得して、少し萎縮した様子の相手に]
…だめよ~、そんな顔しちゃ。ここでは楽しんだもの勝ちなんだからねッ
[とまたウィンクを一つ。それは先ほどまでどの人間たちも死と隣り合わせだったなどと露も知らない者の放言。]
(@32) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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―回想>>140―
[その返事はうまくかわされた、という類のものだろうが、あっけにとられたリリナが一層エイジに顔を近づけ水色の瞳を大きく瞬かせる。]
退屈しない?それってリリナと居ると面白いってこと?
[肯定されれば、嬉しそうに目を細めて笑っただろう。「首輪がない」その言外の意味を考えることもなく、はーいと返した*]
(@33) 2014/12/05(Fri) 20時頃
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/* おぉ…ログ長ェ…w
(-70) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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― 回想・館:玄関 ―
[どこか自嘲した、ブギーマンと名乗る>>95男の笑みに首を傾げる。]
盛装する必要も仮装する必要もないと思うけど。 けど、オイタはダメだよブッキー。
[ウインクをぱちりと飛ばして、扉を大きく開き仰々しくお辞儀をひとつ。]
ボクはショコラ。通りすがりのショコラ。 いらっしゃい、お婿さん候補さん。 キミのお嫁さんが見つかると良いね。
[くすくすと笑うとその後ろから元気の良い声>>@9が聞こえる。 ブギーの横をすり抜けて、文句を口にするリリナ>>@10に抱きついた。]
アハハッ!ごめんね、かわいいリリナ。 だけどボクは気の向くまま風の向くまま。 どこにだって飛んでいくよ。 捕まえてごらん、出来るものならね?
[Catch Me If You Can、と歌うように告げる言葉が英語圏のものには聞こえるかもしれない。 リリナの額に軽く口付けて、ご機嫌取りをした。 もうっと言う軽口と共に軽く小突かれながら、新しく現れた夫婦>>94に目を向ける。 仲が良いなあ、ここも男同士なんだねなんて思いながら、そっとリリナ>>@16を背に庇う。 そうして、男の問い>>98に答えた。]
ショコラだよ。ボクはただの傍観者。こっちはボクのリリナ。
[答えた後に続いたブギーの言葉>>107に、目をまんまるくして。 ピリリとした電流に彼の照れを理解すると共に、リリナ>>@17と同時に吹き出した。]
いいねえ、キミ! 愛とか好きとかボクにはよくわかんないけど、頑張ってよ。
(@34) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* 引きこもり館主なのに、ロルに出してもらえたり触れてもらうのが嬉しい オラも絡みてぇ…コミュ障だけど←
とりまログを読まなければ
(-71) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* つか、未読100件以上アルヨー!
(-72) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[するっと抜ける様に食堂の奥へと移動した時、一人の大柄な男性が此方と同じ方向を歩いていて>>163。 人懐こい笑みと共に相席の許可を求められて、何と答えて良いのだろうか。 歯切れの悪い返しをしながら、こくりと一つ頷いて。]
あ、あぁ……それは構わないが。 その、私は、 会話が苦手だ。
[全く警戒してない、というのは嘘になるが、この挙動不審な行動は戸惑いが強い。 程なくして互いの名前を聞き出す位の自己紹介をすれば、矢継ぎ早に質問を受けてしまう>>165。 ジャパニーズフード、というのかこれは、と思いながらも、娘は上手く箸を使えず悪戦苦闘。]
美味いのだが、コレが使いにくい。 ……こういう使い方、しても良いのだろうか?
[ナイフを握る様に箸を持ち、芋をぷすりと刺してから持ち替えて食べる、という何とも効率の悪い食べ方をルイスに披露して見せる。 相手がマナーを気にする人だったら申し訳無い、と思いつつ、背に腹は代えられない、というもの。]
(167) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[此方が三分の一くらい食べた時、イヌカイの説明を聞いて、吸血鬼に対し恐怖心を抱きつつ、首輪を配られ装着していたら、相席となった老紳士は首輪を配られてない>>166。 彼は人間じゃなく、吸血鬼なのだ。 先程感じた恐怖を思い出し、つい身体が震えてしまう。 そんな娘の様子をみたルイスは申し訳無さそうに眉を下げて。]
――……。 好きで、吸血鬼になった、訳じゃないのか? 少なくとも、あの女とは、……違うと思う。
[エイジと同様、娘を襲った女吸血鬼とは違う雰囲気を持つ様に感じた事を言葉短めに話せば、姦しい女性に気を取られてしまう。 女性から男性に変わった事に驚き、喉を詰まらせかけて>>138、コップを眺めながら溜息を一つ>>164。 は、と気が付いたら、相席だったルイスの事に気付き謝りの言葉を述べた。]
すまない、何か失礼な事したかも。 色々とあったから、その……。
[矢張り人と話すのが上手く出来ない、と思ってしまう。 殺伐とした場所に身を置いていた故、こういう雑談や談笑をする事は苦手意識を持つ。 娘はともあれ、この状況に慣れようと頭を働かせていて。]
(168) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* \(^o^)/
って、独り言で遊んでる場合じゃないです
(-73) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[見慣れない顔が集まって、何処か品定めされているような感覚を一身に受けながらそわそわと落ち着かなくなる。 口の中は已然、ベリーのような甘さを乗せ、満たす。]
やっぱ見たことないや。 そうか、これは吸血鬼が持てば甘くなるんだね。
[嘘はあっけなく信じ込んで>>157分けてもらうときはよろしく、と言ったけれど強請るのは憚られるなあ、と。粒を転がす。
用事もあらかた済んだだろう。多分。
そっと食器棚に向かえば箸を手にとって元々座っていた席が空いていたならそこに座り、パチパチと見よう見まねで箸を扱ってみる。]
(169) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* 時間に置いていかれている感じが否めません...。 どこまでが回想か把握できていないというダメっぷり..。。
と、メモ的にはもう今日は戻ってこない人もいそうですかね?
(-74) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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― 館・食堂 ―
[イヌカイと他の吸血鬼たちとの会話を聞くともなしに聞いて。 リリナに促されるまま、ルイスの背を追って場を食堂へと移す。 リリナの「アタシ、リリナ!」の言葉に続けて「ボクはショコラ」と名乗りをあげる。 あとはお気の向くまま流れ行くまま。 リリナはリリナの好きなようにさせて、自分は端の席を確保した。 語り始めたイヌカイの言葉>>103>>104に耳を傾ける。]
ヌイヌイはほんっと、事務的だよねえ。 あ、そうだ。ヌイヌイ。 ボクさ、君たちにお願いがあるんだけど。 アイツに聞いておいてもらえるかなあ?
[イヌカイが話を聞いてくれた時に、この館の中を噴水から水鏡で覗き見ても良いかと尋ねるだろう。 嫁取りにきたわけじゃない自分が、このおいしそうなにおいたちと空間を共にするのは、少しだけ辛いから。
館の主がそれにどういう答えを返すか。 ――ショコラはまだ、知ることはできない。]
(@35) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* >「肉じゃが」と呼称されるのは、1970年代中盤以降である と言う訳で和食だが、秋良が故郷で食べたことはない。ここ注意。 『外国で食って来たビーフシチュー美味かったから作れ!』っていう無茶ぶりで頑張って作ったのが肉じゃがの起源とか言われてるそうですね。 牛肉か豚肉かで派閥があるとかないとか……。
(-75) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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―或るとき―
[驚いた声が聞こえた気がして>>144見れば>>@24大柄な男性が立っている。 彼も自分とは違う人?だろう。
もし自分に危険が及んでも、あの時どの道死んでいたのだから。 惜しむことはないじゃないか。とそう思っていても未知への恐怖というものはつくもので...。寒いわけではないけれどコートを引っ張った。]*
(170) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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/* うーん、無理やり入れた感。すみません。 でも拾っておきたくて。
(-76) 2014/12/05(Fri) 20時半頃
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[腰に回る手>>@30も気にせず、にこにこと笑んでいたが。 金色の瞳から色が消え、それまでの表情を失われた相手を見ると、きょとんと首をかしげる。]
あの、どうかしましたか…?
[相手をがっかりさせたと思いもせず。人の反応に>>138>>144逆にうろたえて、驚かせたことを謝った。]
(@36) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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/* 送迎終わったら箱着けると思ってたんです。晩飯というボスをすっかり忘れておりました。そして迎えに戻るでいつ表に出られるんでしょうか、俺。
カンザキの(おしりやわらかい)が俺の中でヒット中。 中村昌也の体型がぐぐっても分からなかった……。筋肉質?
(-77) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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>>167 [箸の持ち方がわからないということは、彼女はその名前に反してアジア圏の人間ではないのだろう。 血の残り香と合間って、彼女はとても危険で、不器用で 少しだけミステリアスな女性に見えた。]
よければ教えようか?
[ここでは特に食事の作法にこだわるつもりはないが、会話の苦手そうな彼女のために、別の話題を提供する。 器用に箸の先で芋をつまみ上げて見せれば、彼女はどのような返事を返しただろうか。]
(171) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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[>>168 まさか吸血鬼に襲われかけたとは知らないルイスは、彼女が現した恐怖感が自分に向けられたものだと思い、肩をすくめる。
それでもすまない、と口にしてくれたことには喜びを隠すようなことはせず。]
かまわないよ。 それに、ここでは毎回の事さ。
それに僕はここへ、君たちと話がしたくて来たんだ。 誓って危害を加えようとは思わないから、そんなに固くならないで欲しいな。*
(172) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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[さて。イヌカイの話は終わり、四人の人間に四つの首輪が配られた。 首以外からも吸血は出来るが、ここではそれをしないのが最初のマナーだ。
ルイスは使い終わった食器をキッチンへ運ぶ。ついで鼻唄など歌いながら、食器を洗って片付けていたかもしれない。 キッチンから聴こえるテノールのマザーグース。 機嫌よく歌い終えた頃には、食器はきれいに片付いているだろう。
さて、闇世の住人にとって時間は無限にあるが、人間にとっては有限だ。 長くはない彼らの人生に於いて、この館に滞在する時間はごく僅かだろう。 それこそ、ルイスにとってはまばたきの間に等しい。
ならば善は急げ。]
さて、誰か僕の話し相手になってくれる心優しい隣人はいるかな?
[老紳士は好奇心の赴くままに。*]
(173) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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―回想・玄関にて―
わっとと…! [抱き付かれて、包みを落とさないように堪えて。 大好きなショコラの抱擁に口を弓なりにして。]
えへへ~。しょうがないなァ~。 いいよ。アタシ、チョコのことならどこまでも追いかけちゃうからね。
[ユキトに答えるショコラは凛としていて、自信にあふれている。こういうショコラの堂々としたところがリリナは大好きだった。
そんなショコラが「ボクのリリナ」と称するものだから尚更嬉しくなって、ブギーに憎まれ口を叩きながらぴとっとショコラに身を寄せる。]
(@37) 2014/12/05(Fri) 21時頃
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─館の二階・主の部屋─
[寝床から動かず閉じこもっていても、館の中の様子は伺える。 ”客人”らは了の案内をもとに、次々と食堂へ集っているようだ。 そこで手料理を振舞っているらしい。自分が迎えた嫁は、こちらが頼んでもいないのによく働く]
食堂、か……。
[元々この屋敷には食堂はなかった。 食事を必要とする嫁のために、小さな厨房をこしらえたのがきっかけだ。 それがいつの間にか──客人を迎え入れるようになってからか、いつの間にか20人は座れる広さまで拡張したらしい]
(174) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[その食堂に客を集めると、了はここで起きている事の説明をする。 この光景を見るのも10回めになる。そして、説明の最後に取り出すのは]
…また、か…。
[主は一層険しい顔をして、深い溜息を吐く。 銀の装備。 館の中に持ち込まれたところで支障はないが、身近にあるという事が単に不快だ。 さらに、了自身も今はそれを身につけている。 否───勧めたのはむしろ自分からだったか、……?]
(175) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[現実から逃避する少年のような仕草で、再び布団を頭の上まで引っ被る。 嫁はまだ戻らない。 このまま待ち続けるか、あるいは様子を見に階下へ降りるか。
出口の見えないトンネル捜索は、もうしばらく続きそうだった。**]
(176) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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/* うちの主が…可愛い…愛しい… ごめんなさい、なるべく早く帰りますから。
(-78) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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いや、まァ、なに。 どれほど時を重ねようと、男と言うのは実にくだらない生き物だと、其れだけの話さ…。
[自らと周囲の反応に狼狽えるベルント>>@36に、肩を竦めてひとつ笑った。 片手を上げて、己よりも随分と高い位置にある男の顎を、人差し指で掬う。そうして、数度、優しく顎の下を撫でるような仕種。 黄金の瞳には、久方振りの邂逅を喜ぶ色が浮かんでいる。]
久しいな、私を覚えていてくれたのか。 良い子だね、可愛い仔犬(パピィ)。土産話は、後で存分に聴かせてあげよう。
[きみのマスターが許すならね。 手を離して、付け加える。其れまで良い子にしておいで。修道服の男は笑みを絶やさずくるりと踵を返した。
此方を見ていたらしいヒトと、一瞬目が合う。>>170 密やかに笑うと片目を瞑って見せて、少し離れた椅子へと腰掛けた。
誰かが話し掛ければ鷹揚と応じるだろう。 何もなければ其の儘イヌカイの説明が終わるまで、大人しく座っていた。]*
(@38) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[ショコラの頼み>>@35を受け、イヌカイは少し首をかしげて見せた。 先に一度試して失敗したことを聞いていれば、もうお気づきかとは思いますが…と前置きしたうえで、一つ頷きを返す。 それから、階上をみやり、何やら口を動かした様だった。]
(177) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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広海さま。 ショコラ様が、水鏡越しに館内の様子をご覧になりたいそうです。 人間は珍しくていらっしゃるのでしょう。 一階部分だけでも許してさし上げられませんか?
(-79) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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[寝床で石像のように身動ぎしないでいると、了が何かを語りかけてきたようだった。>>177]
……。
[その知らせは、間もなくこちらへ戻るというものではなかった。 あからさまに落胆しかけるも、その気配を悟られたくはない。 しぶしぶと寝台に起き上がると、右手を開き、中指の先を額に押し当てる。 一瞬何かを強く念じると、見えない力が波紋のように空間を震わせた]
(178) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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お前の言う通りにしたぞ。 ……好きにするといい。
[用はそれだけか、とつまんなそうな声で]
(-80) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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―食堂・時間軸不明―
[簡素とはいえ和食であるから、つい箸を添えてしまったが、求められればフォークもスプーンも用意はある。 こういった場所では通常銀食器が予想されるのかもしれないが、それは一目でそれと分かる、木製だった。
食事のリクエストがあれば、一応頭には停めておくが、ものによっては期待しないようにと添えたかもしれない。 厨房を貸してくれと言われれば曖昧にお断りしたことだろう。 それでも引いてくれなければ丁重に再度お断り。 妙な所にプライドのあるイヌカイである。
飢えた様子の吸血鬼がいれば、思い出した様に小瓶に分けた疑似血液錠を配布する。]
疑似血液錠です。 コップ一杯の水に落としていただければ、血液の代わりになりますので、館内ではそちらで飢えをしのいでください。 生憎味は劣るようですが。
[尋ねられれば、錠剤のまま飲んだり舐めたり噛み砕いたりしても飲み込みさえすれば同様の効果が得られることも添えたことだろう。]
この食堂、各客室にも少しずつですが置いてあります。 無くなったらお声かけください。
(179) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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―天井を見つめるイヌカイ―
[唇を動かした後、しばらくして、イヌカイの口元に小さな笑みが浮かぶ。 一旦ショコラを振り返り、答えを口にした。]
一階部分を覗けるようにしていただきました。 後でお試しください。
[それから再度会場を見上げ、唇を動かす。]
(180) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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―回想・食堂前―
[額を冷やしていた氷が溶けた頃には、熱も随分治まっていた。 塗れた手を衣服に擦りつけ拭ったところへ、何やら真剣な声の爆弾が>>121 そういえば自らをおじさんと呼ぶ事に対した疑問を抱かなかったが、言われてみれば成る程確かにおじさんと呼ぶには若々しい。
努力している>>127なんて聞けば、その成果に目を見張るばかりだ。 最も本当の事など、この時は知る由も無く]
カズミか、よろしく…で、合ってんのかはわかんねぇけど。 そういや、カズミさんはどうやってきたんスか?
[幾分か和らいだ彼女の空気に加え何やら天然めいた発言に此方の緊張も少し緩和したところで、努めて軽い雰囲気で尋ねてみた。 まさか自分のように転がってきた訳でもないだろうと]
(181) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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ありがとうございます。 まだしばらくかかりそうですが、今回は繋がっている時間も少々短いかもしれません。
[それから、少しの間の後。]
もう、貴方が恋しいです。
[そっと、はにかむように付け加えた。]
(-81) 2014/12/05(Fri) 21時半頃
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―洋館→館―
[館に辿り着く前、水音を垂れ流す噴水>>@0>>@1が宝石のようにキラキラと光っている。 感心して立ち止まっているうちにあれよあれよと体躯が伸びる。
アレは誰かの能力だろうか。
せっかく綺麗なのだから、と、 思い付きで出したガラス製のテーブルやイス。 細部まで装飾が施されたそれらは会心の出来であると言えよう。 最も、今の男が座れば塵になるのだが。 まぁ、気が向いたら読書の時を此処で過ごしてみよう、などと思いながら、
ひとまずその場を後にした。*]
(@39) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―館―
[2m80cm。 幅跳びの記録ではない。現在の男の身長だ。
館の前にたどり着けば比較的大きな門を、 破裂しそうな心臓を抱えて二三度ノックする。
時にして、食堂から叫び声>>144が聞こえて、幾分か経った頃だろう。 皆が皆食堂に集まっているのだから、当然返事はない。
この館の住人が留守にしていることなど無いと思いたい。 最も、人間である主の嫁が出て来ても、ぶっきらぼうに錠剤を要求するのが常の事。
むしろ返事が無いのなら、こっそり探せば良いのだと安堵する位だ。 静かに、静かにドアノブを回す。]
ン"………
[微かに香る人間の香に顔を顰めた。
そういえば、館で行われるお見合いの噂を聞いたことがある。 近々行われるそうだか、いつだっただろうか。
まぁ、匂いだけでも全身が強張る自身には縁遠い話。 大勢の人間に出会えばいくら死んでも死に切れない。]
(@40) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[入り口からなんとか上半身だけを突っ込んで、 主の嫁がいつも錠剤を取りに行く食堂の扉をダメ元で開け………数秒。]
……え?ぅ……っわ、人くさっ。
[エスニックな料理の匂いと、濃厚な人の血液の匂いが混ぜこぜになって男の鼻腔を刺激する。
数人のざわめきが聞こえれば、中に誰かいることは分かった。 とりあえず、入り口から一番近い席にいる不特定の誰か>>@38に向かって、 人にしては大きな手をそっと伸ばす。 衣服の裾を申し訳程度に摘まんだ。
裾の長さから……女性だろうか。]
ちょっと失礼、そちらのハニーさん。 食堂で集まって何してるか教えて貰えません?
[中にいる者には、恐らく姿まで見えていないだろう。 もしかしたら存在にすら気付いていない者もいるかもしれない。
コソコソと話し掛けては、暇なようだったら錠剤を取ってもらうよう頼むつもりで。]
…………女子会だったら、ごめん。
[女性相手には下手に出る。 怒らせると怖いので。]
(@41) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[嬉しい言葉を聞いたが、喜んでいる事を知られたくはない。 わざと仏頂面を作ると、不機嫌そうな低い声で返す]
寝床が冷えきる前に戻るはずだったな。
[そんな約束はしていないが、しれっと付け足す]
……、早く戻ってこい。
(-82) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* 主と秘話れた!きゃっきゃっ!
(-83) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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吸血鬼 イルは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* え、カンザキさんジロさんに絡んでる…?だいじょぶだろうか。読み直してこよう…!!
(カンザキさんから香るろきさん臭がスゴイ)
(-84) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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はぁ…。
[「男はくだらない生き物」というのを自分のことだとはき違えて、やや頭を垂れる。
今度からカンザキさんに会う時は女の姿でいよう…。
そう内心決意して、そのままカンザキの指を受け入れる。喉の辺りをなでられるのが気持ちよくてつい喉仏を見せるように顎を上げる。]
あはは、くすぐったいです。 俺が今まで出会ったことのある人なんて両の手で足りますから…。 今度はどんな話を聞かせてくれるのか、楽しみです!
[付け加えられた言葉に首を傾げ、カンガキの翻ったスカートの裾を見つめた。 以前どうして女装をしているのか尋ねたが、その時ははぐらかされたように思う。今度こそ聞いてみたいものだ、と思いながら、イヌカイに耳打ちするショコラの姿を追った>>@35]
(@42) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―回想・食堂―
[品定めするかのような視線>>@32はあまりいい気はしない。 それでも初対面ではそんな人もいるかと、極力気にしないことにして]
……楽しんだ者勝ち?
[再び目を丸くするのは、ウインクによるものではなく彼女の発言。 此処では楽しんだ者勝ち。此処では、とは何なのか。 楽しむとは何なのだろうか。彼女は何かを知っているのか?]
…はぁ…つっても、楽しむって何を。
[疑問が生まれては溢れていくなか、訝しげに尋ねてみる。 彼女がどう応えようと、イヌカイの話によって知るまでに時間はかからなかったのだけれど]
(182) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* なんかあれかな。私が想像してるより小さい館なのかな。結構広い家をイメージしてた。
(-85) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[主の無茶には気を悪くするどころか笑みすら浮かべ。]
それは、急がなくてはいけませんね。 貴方を凍えさせるわけには、いきませんから。
[わざも大仰に言って見せるが、声音には暖かさが多分に含まれていたことだろう。]
(-86) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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あっ、そうだ!ケーキ! チョコ、食器を借りてケーキ食べませんか? 俺がチョコのために作ったんですからね。これを食べて頂かないと俺、死んでも死に切れません…!
[机の上に置いたケーキを思い出すと、イヌカイに許可を取り]
カンザキさんもどうですか? あと他の方も…。
[吸血鬼にとってケーキを食べても空腹が満たされるわけでもない、いわば嗜好品だが欲しいものがいれば吸血鬼、人間問わず切り分けただろう。]
(@43) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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― 食堂 ―
[犬養の説明後、どこか緊迫の残る食堂を横切り、目指すは厨房。 ご飯を茶碗に、肉じゃがを椀によそい、お盆に乗せて戻ってくる。 微かに上を向いた口角が機嫌の良さを周囲に伝えるだろう。
席に着くのはルイスと見知らぬ女性の斜め前の席。 会話の邪魔をしない、だが話そうと思えば容易に行える位置。 既に吸血鬼二人と人間二人が集まった場所は己が行けば 弾む会話に水を差してしかねなかったのと、理由がもうひとつ。 以前に館で出会ったルイスが話したい事でもあるだろうか、と。 人懐こく話す一方で取るべき距離は取ってくれた老紳士。 旦那にも見習って欲しいような、そのお陰で嫁になれたような。
老紳士とぎこちなく会話する女性は来た当初の己を思い出させる。 自分の場合は、初めて会った相手が悪かっただけなのだが。
あまり見るのも悪かろうと手を合わせ、頂きますと小さく口にした。 醤油と砂糖、みりんで味付けられた肉と玉ねぎを箸で持ち上げ、 咀嚼しては嚥下する。懐かしい味付けではあるが、故郷で食べた事は ない味だった。地方の料理か、それとも時代が違うのだろう。 作り方を教わったりしたが、他人の手料理となると別格の味だ。]
(183) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[早々と食べ終え、食器を片そうとすれば厨房で老紳士>>173と すれ違った頃合いだろうか。 聞こえて来た不思議な歌は故郷の物と随分毛色が違う。 彫りの深さと、おおらかな気質で異国の者とは知っていたが、 彼からすればこちらが異国の民。 気分を害す質ではなさそうだが物珍しげには見ないようにしていた。]
久方ぶりだな。
[覚えているぞと言外に籠めてから洗った食器を元に戻し、 踵を返すと声を上げる老紳士の隣に立った。 彼が誰かと歓談するまでの間、話し相手にでもなろうかと。]
(184) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*あとでベルントさんにフォロー入れるんだ…! 返事する前に横入りしちゃうの良くなかった あと、吸血鬼夫婦の所在描写し忘れてたよね…申し訳ない
(-87) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* アキヨシさん、無茶苦茶ログ読みやすいっすよ…! きっちり丁寧に作られてるなぁ、、
(-88) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[娘は上手く箸を使いこなすルイスの動きに目を丸くしながら彼の箸使いを眺めれば、此方も見よう見真似で箸を使ってみる。 ふるふると震えながら人参を掴んで見せて、箸を動かさず口を持っていって掴んだ人参を食べた。]
……これで、良いのか? コレを使うのは、難しいぞ。
[箸を使った感想を漏らせば、ルイスはどんな反応を見せるのか。 イヌカイの説明の話題に移り、此方が吸血鬼に対して恐怖心を抱いていた事に感して、謝りの言葉を入れたら喜色を見せてほっと胸を撫で下ろした。 話したいと、危害を加えないからと言われたら、すまないと謝りの言葉を入れ。]
……違う。 ルイスは、襲う様な目をしてない。 それぐらいなら、私にも分かる。
[殺気や敵意には敏感が故、ルイスがもしそんな片鱗を見せていれば直ぐに分かる。 人懐こく話しやすい雰囲気は、真に談笑したいだけだ、というのは分かる事を自分なりの言葉を彼に伝えて。
先に食事を終えたルイスが席を立って、この場から立ち去ろうとするのが見えれば、意を決して彼に礼を述べて。]
その、……ありがとう。
[笑みは浮かべる事は上手く出来ず、何とも形容しがたい表情を浮かべ、ルイスを見送れば。 残った肉じゃがをぎこちなく箸を使いながら何とか完食しようと*]
(185) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―回想>>@33―
[ずいっと詰められた距離に後退することなく見下ろすことにして。 どうしたものかと思いながら口にした。]
そ。朝が来てもお喋り続けられそうなくらい、面白いってこと。
[つらつらと言葉の羅列を並べれば、リリナのはにかむような笑みが見られたかな。
素直な返答は曖昧な判断しか出来ないから、はいはい、よろしい。 なんて我ながら何様だという態度で区切りを打つことに。
彼女の好奇心は留まることを知らなさそうだから。]*
(186) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―食堂・回想―
[静電気という類に関しては俺は疎かった。 断り>>160を入れられて初めて認識できた程度なのだから。 いつも通り気にしてないと片手を振りつつ、話題が移れば人間観察。]
へぇ。作るなら味見させてよ、おじさんにもさ。
[厨房が利用不可能だなんて知らなかったからいつも通り食い意地が張った軽口。 彼と共に食事を共にすることが過去に何度かあったのなら、ありふれた会話の一つだったかもしれない。
行儀については同意したいところだが、苦笑される筋合いはおじさんにもないぞ。]
…なら、真心から愛せる人間サマを見つけるべき、だな。
[皮肉にはいつも通り、お節介な言葉をかけるだけだ。 こうして吸血鬼同士話すのは大いに結構だが、ブギーちゃんはそうはいかないかもしれない。
ま、頑張れ。 無責任な言葉を投げれば親指を立てて幸運を祈ることに決めた。]*
(187) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* >強烈な破裂音を伴う右手で張り飛ばしていた。 日本語が酷過ぎることに気付いて顔を覆っております。
というか動きが鈍いな、どういうことだ。なんということだ。 これはあれか、多弁を卒業したのかどうちゃらこうちゃら。 単純に入村遅くてエンカ出来る人が少なかったせいだろうか。
(-89) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―食堂→エントランスホール―
[ケーキを食べて満足すれば、ショコラを促して食堂から出る。通路の脇の方まで歩くと口を開いた。]
さっきの話って、水鏡の話ですか? …どうでした?
[と、先ほどと違い胸ほどまでしかないショコラに合わせて少し屈んで尋ねる。 許可がもらえたと聞けばハイタッチで喜びを分かち合い、そして、それとなくショコラに尋ねる。]
…えっと…、チョコは興味ないんですか?人間…っていうか…――
嫁。 欲しいとか思わないんですか?
[どなたも面白そうな方でしたけど、と伝え、相手の反応を窺った。]
(@44) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* 回想が多くて時間軸が迷子になってしまい動けない僕の図。。 鳩からログ読み読みしましょう。。
(-90) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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―食堂・現在―
[自分でも素っ頓狂な声を上げてしまった羞恥に、思わず辺りを見渡す。 カズミや人間らしきコートの男は驚いているようだが、その他の者たちは然程気にも留めていない様子で、ますます恥ずかしい。 何やら笑いを堪えている様な>>155気がして、つい軽く睨んでしまったか。
そうしていれば不意に聞こえた声>>173に視線を向ける。 確か先ほど、非凡なるバリトンボイス>>162が聞こえたような。 最もその時は空腹やら話し中やらで声の主を確認することが出来なかったが。
自然と目が移るのは、首。 銀色がないということは、彼も吸血鬼か。 自然と少しだけ迷う時間を置いてしまうけれど、自分の首に嵌められたものが本当に身の安全を保障してくれるならば、恐らく大丈夫だろうと。 男は基本頭が足りないくせに、好奇心は強い傾向にあった]
…えーっと。 俺でよけりゃ、話します?
[まだ強張りは残るものの、彼の許へ行くと尋ねてみる。 とはいえ何やら学も品もありそうな老紳士に釣り合う話題があるのかと問われれば首を振るだろうけれど]
(188) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* 項を…項を削がなきゃ…
(-91) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*相方なんだけど、いまいち噴水どこにあったのかわかってない…w 家の庭なのか、それともこの館なのか、それともどちらでもない、噴水広場的なものを想定しているのか。
どうでもいいけどショコラかわいい。 そしてエイジさん丁寧。いつまでも話し続けそうだけど所詮見学なので俺は呼び水程度を心がけねば。ねばだ。
(-92) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*でもプロでペア決まっちゃうの面白くないよね。駆け引きがほしいっていうかさー。 そう思わないかい?
(-93) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*思う思う! 雨降って地固まるみたいなドキドキの展開、欲しいよね! だってその方が……
(-94) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*楽しいですよ
(-95) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*ねーーーー!!!
(-96) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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[イヌカイの前置き>>177に少し眉をしかめる。 外から嫁を見られたくない、とか言いかねないなあと思ってしまった。 これだから嫁持ちの吸血鬼はいけ好かない。 嫁以外に見向きもしない。根本的に、興味が無いのだ。 それはショコラのXXXXがそうであったから思うことかもしれないけれど。 今日だって、イヌカイが頑張っているのに手伝うそぶりも無い。 もしかしたら、彼の寿命が近い、とかのせいかも知れないけれど。 消失したXXXXを思い出して、瞼を伏せた。 ひとつふたつ瞬きした後、イヌカイの視線>>180に気付く。 表面を取り繕って顔をあげた。 返された言葉に胸を撫で下ろし、笑顔をひとつ向ける。]
ありがと。アイツにもお礼言っておいて。 お礼にチョコをあげるよ!
[鞄から銀紙に包まれたチョコレートボンボンを適当に取り出して、イヌカイに手を差し出す。 もし手を差し出してくれるのなら、その手にチョコを落とすだろう。 数にして、3]個。 それが多いか少ないか、ショコラは気にも留めなかった。]
(@45) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/*何なんこの一人遊び…。 めしくお。
(-97) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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/* 一回引っ込めたけど、やっぱゆう。 なんでカンザキさんあんなエロいん…? なんで修道服着てんのん? 女装癖?
(-98) 2014/12/05(Fri) 22時頃
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ーリリナの駄々>>@20ー
[自分には首輪が無いのかと騒ぐリリナに、犬養は困惑の表情を見せる。]
…したいんですか? でも…貴女は自衛できるでしょう?
[引き下がる気配が無ければ、かぶれても知りませんよ、と冗談とも本気とも着かないコメントと共に貸し与えたことだろう。 もちろん、帰る前に返してもらうが…]
(189) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[突然見知らぬところに己の意思と関係なく放り込まれる人間の気持ちはきっと知ることは出来ても理解は出来ないだろうなあ。
だがまあ、ジロが実際に口にすることがあれば同情くらいはしたかもしれないが、言葉にでないものを察することは出来ない。]
…ついでにひんやり冷やせる。
[素直に丸ごと信じ込むなんておじさんも思わなかったから、最後はほんとうのことを少し彼に伝える。>>169
ジロが食器棚の方へと向かうようなら見送ることにしただろう。]*
(190) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[老紳士の許へ辿り着く前に隣へ立った男>>184にまた緊張が強くなる。 自然と目線は首へ。無い。彼も吸血鬼なのだろうか。
そう思った矢先、首筋に見慣れぬ印が刻まれているのを見つけた。 タトゥーか何かだろうか。 契約の印の本物を見たことのない男は、そんな程度を思う]
あ、と、 …ハジメマシテ。
[既に話し相手がいたのかと咄嗟に身を引きそうになったが、何も無しに去るのは失礼かと挨拶を。 吸血鬼二人に一人は些か不利な気がすると、頭の片隅でおかしな事を考えながら]
(191) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[ユキトとの生活はどうだ、とか。 普段の食事はジャパニーズフードなのか、とか。 聞かれた質問には頷きを交えつつ言葉少なに返していく。 あまり動かない表情も元からの気質であり、不機嫌な訳ではないと 以前にも会っている老紳士には伝わっているだろう。
彼がある程度聞きたい事を話し終えた辺りだったか。 おずおずと、それでいて好奇心を抱く人間が一人。>>188 同時にチョコケーキを配っている光景>>@43が目に入り、 甘味の少ない時代の生まれもあってそちらに引き寄せられる。]
お前らの分も要るか?
[立ち去る前にそう一言残し、是があればケーキを持って戻り、 遠慮の声があれば別の所でフォークを使い漆黒の塊を腹に収めた。]
(192) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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逃亡者 サガネは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 22時半頃
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― 回想:食堂前にて ―
[サガネが興味を抱いたのだろうか、此方がやって来た経緯を尋ねてきた>>181。 此方の事情を問われ、娘は戸惑いの色を見せる。 暗殺者達に追われてる、と言うのは憚る。さて、何処まで話せば良いのか。]
――……。 飛び降りた、崖から。 飛んで落ちた時、木があったから無事だったが。
[取り敢えず、暗殺者達に追われてた事は伏せつつ、これ迄の事情を話せば此方の事情は理解してくれるのだろうか。 娘は何か言葉が足りない気がするが、言葉を選ぼうと思考を巡らせながら、視線は右往左往させていた。]
(193) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* >>@45 主が出てこないのは、単に怠け者だからですよ!← サーセンwコミュ症でw
(-99) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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―現在・食堂―
[お咎めを含んだ視線>>188を頂戴した気もするが、はてさて。
人と吸血鬼の対面に案外ここに訪れた人間は、順応能力が高いんだろうか。 今も流暢な外来語を司っていた貫禄ある吸血鬼>>173に声をかけているようだし。
と、そこまで考えて随分とここに居座っているような気がした。 少し席を外そうか。随分と人の匂いが濃いから。
そのまま声がかけられることがあったのなら、何事か話でもしたかな。 どちらにせよ、食堂の入り口付近に向かえば巨大な生物>>@41を目にしたような気がして。]
………。血が足りないのかな。
[Uターンさせれば、イヌカイを探す。 彼を見つけられたのなら、擬似血液錠をお願いし説明を聞いて>>179
受け取ったのなら、飴玉の入ってない方のジャケットのポケットに忍ばせた。]
(194) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[座って直ぐに、ベルントからケーキを勧められる。@43 主の為に作ったのだろう、つくづくマメな従者だ。
微笑まし気にその提案には首肯して、叶うならばイヌカイへと紅茶を所望しただろう。
カンザキは横並びの席の角に座って居る為、室内の者達の様子がよく見える。 その殆どが、今回の見合いに参加する面々なのだろう。
吸血鬼は、基本的に闇世から出ることは叶わない。 ヒトの纏う芳しい血の香りに、飢えを隠せぬ者も居る。例外である彼自身は、余り空腹に悩まされる事も無いが。──と。]
『ちょっと失礼、そちらのハニーさん』
[くい、と裾を引かれる感覚。 パチリ、目を瞬いて、振り返れば控え目に服を引く、大きな手。 大きな…いや、大き過ぎる、ような。]
此れは。ヒトの迷い子と、伴侶を求める黒き仔羊達の、所謂お見合いさ。 つまり合コンだ。分かるかね? そう言うきみは、────吸血鬼、だな。
[問いには親切に俗語を混じえて答えつつ。 未だ全貌を見せぬ相手に、やや不機嫌に男は応じた。]
(@46) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[若者の纏う空気>>191が張り詰め、警戒が深まれば肩を竦める。 歳の頃は同じようだが、首輪がない己を吸血鬼と勘違いしたか。 困ったようにぎこちない笑みを浮かべ、腰を折る。]
お初にお目に掛かる。俺は六花と申す。 そう緊張するな、俺とてお前と同じ人間だ。
と言っても、元人間……と言った方が正しいか。 吸血鬼の嫁になっているからな。
[視線の先にあった烙印を指でなぞり、これが契約の証だと告げる。 ユキトが近くにいればそちらを示してあれの嫁だと付け足して。
逃げる様にも見える素振りを目にすれば手で制し、 胃袋でも満たして警戒を解いてやろうと一声掛けた。>>192]
(195) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* サガネさんの立ち回りが華麗過ぎて…。 あ、ケーキほしい
(-100) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* >>順応能力高いのかと DESUYONE. 当初考えてたキャラと村入るときに考えた設定とごっちゃになってなんか色々矛盾してるきがするよこの子
(-101) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* >つまり合コンだ。分かるかね? 白い梟に変身した時は中の人補整で釣られたりしていたけど、 ちょこちょこカンザキのロルが面白くて好きだな。 男カンザキが好きなのも若干入っているかも知れない。 (というか純粋に中の人が女子PC苦手なだけともいう)
(-102) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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[自らの使い魔のみに許した名を呼んだ彼の声>>@43に振り返る。]
食べる!キミがそう言うなら食べなきゃ、ボクの方が死んじゃうよ。 うん、良ければどーぞ、カッキーさん。 ベルントの作るお菓子は美味しいんだよ~。
[吸血鬼ジョークを言いながら満面の笑みを浮かべて椅子に座り、給仕されるのを待つ。 ベルントが人にも勧めているということは、今回のケーキに擬似血液は混入されていないようだ。 吸血鬼衝動を紛らわすにはもの足りないだろうけれど。 常日頃、血液どころか擬似血液すらもあまり摂らない自分にとってはあまり関係の無い話だ。 振舞われるそれらを笑顔で見つめた。
途中、カンザキに伸びてきた大きな手を一瞥して、使い魔に促されるまま、席を立った。]
(@47) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* 現軸 アキヨシ ルイス サガネ イル カンザキ ショコラ リリナ&クマガイ
過去軸? クマガイ ジロ カンザキ ジロ サガネ コトブキ サガネ カズミ (入っていいのかな)
(-103) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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―回想・食堂前―
とびっ、崖!?
[流石に予想していなかった返答>>193に思わず声を上げる。 無事だった、ということは自ら身を投げた訳ではなさそうだが、にしたって状況がおかしくないか。 然し何やら忙しなく迷いを見せる視線に、言いにくい事情でもあるのかと珍しく勘付いた]
…ま、無事で何よりっスかね。 ぶっちゃけ俺も、こけて坂転がってて気づいたらって感じだし。 こんなトコあるなんて知らなかったや。
[けらりと笑いながら、特に踏み込まずに返す。 それ以前の逃亡劇を思い出して身体が震えそうになるも、匿ってくれるというお墨付きもあることだしと無理やり頭から追い出した]
(196) 2014/12/05(Fri) 22時半頃
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/* ベルントかわいい、カンザキおぼえた!
(-104) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/* すごくキャラクタが迷子です
(-105) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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― ??? ― [このまま闇夜に蕩けてしまいそうな。輪郭を失いそうになる。 少女はたくさんの花々の上で微睡んでいた。]
…んぅ
[ゆらゆら揺れる影が少女を揺らす。 起きて、起きて、と言うように。]
…もうちょっ……あ、痛い…ねぇ…やめ… 髪の毛はやめて…痛い…齧らないで…
起きるからー…ぁ
[どうやら少女を揺らしていたのはその使い魔だったようだ。 まだ上と下がくっついてしまいそうな目を擦りながら、ゆっくりと立ち上がれば。
灯りが見えている。 そういえば、あともう少しで目的地、ってところで眠くなったんだっけ。]
(@48) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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そうだねえ、館ねえ…。 なんでわざわざ寿命なんて得ようとするのかあたしには分からないけれど。 そんなに死にたいのかな。なんで生きたくないのかな。 なんで永遠を捨てようとするのかな。
ねぇ、君なら分かる? [くぅん、と小さな声が返ってきた。 形が定まらない使い魔を撫でようとすれば、柔らかな毛の感覚が伝わってくる。]
…分かんない、よねえ。 だって、お父様も、お母様も。早かったんだし。
[ね、と使い魔へ笑いかける少女の瞳は寂しげだった。]
(@49) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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―食堂―
…あ、そうなんスか。 俺はサガネ、です。
[丁寧に挨拶を返され>>195、加えて同じ人間と聞けば自然と肩の力が抜けた。 こんな状況でも随分と余裕のある人間だなと薄っすら思えば、その疑問は烙印の説明で解決される]
…吸血鬼の、嫁。
[イヌカイの話を聞いている時は全く現実味がなかったが、本当に実在したのかと。 指が辿る印と示された先、首輪の無い男をただ促される侭眺めた。
彼らもこの館で出会ったのだろうか。同じ様に出会ったたのだろうか。 疑問がとめどなく生まれつつ、甘味を誘われば我に返ったように顔を上げた]
あ、と、んじゃ、お言葉に甘えて。
[お願いします、と。 軽く頭を下げて好意に甘んじることにした。]
(197) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[死は何時でも考えていた。 感情に対して鈍くはないと思っていたから。落とされた身の上に諦めすらあった。仕方ない仕方ないと。
己が死んで解決するならばと、けど頭は考えていても身体は是と言わなかった。意外としぶといなど、吸血鬼にとって贅沢な悩みを抱えているとは知らず。 席を立てば見送る視線。>>190この果実は冷やせるのか。 などと勘違いしながら箸を持ってきたとき彼は居ただろうか。]
...此処は圧倒的に人が少なそうだよねえ。
[パチン、と3本の指で棒を支え、先同士当てる。 館に吸血鬼と呼ばれる部類が多いなんて分かりきったことだ。死を覚悟したじゃないか。 カチャン、と箸を置いてそれでも震えかける体を必死に抑えて大きく息を吐く。恐怖を押し出そうと。 >>@38アイコンタクトを取られればふ、と笑ったろう。]
(198) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/* 話しかけておきながらなぜ僕は一人遊びを....!!
(-106) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[さて、と思いキッチンを後にしようとすれば、食堂との境にいたのは件の侍ボーイ。
久方ぶりだな>>184 という言葉に、ルイスの顔がぱぁっと明るくなる。]
やぁ、リッカ! 嬉しいなぁ。僕の事、覚えていてくれたのかい?
[彼が拒まなければ、その手をとって再会の握手をし、子供のようにぶんぶんと上下に振った。]
ドクトルとは仲良くやってるかい? いや、彼の熱烈ぶりを見れば分かるかな?
[元は医者だったユキトのことを、ルイスは親愛と敬意を持ってドクトルと呼んでいた。]
また君にあえて嬉しいよ。
[その言葉に嘘や社交辞令が含まれていないことは、容易に伝わっただろう。]
(199) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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―回想:食堂前―
[嘘も方便ということにしておいて。 そばから聞こえる人間サマ二人がここに訪れた経緯に思わず口を噤んでいた。
飛び降りた>>193告げる声に驚く声>>196 そんなサガネも坂を転げ落ちて気付いたらなんて言ってるようだ。]
…怪我は無かったの?
[サガネには確か額の腫れが見えた程度であったけれど、カズミは?
そういや、血の臭いを辿って玄関に来た訳だが何処と無く、その臭いはカズミに似ているような。
どちらともなく尋ねてはみたが、話の腰を折るつもりはないし、二人が言葉を重ねるようなら沈黙を守っていただろう。]
(200) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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―食堂・回想―
人間サマか……。
[半世紀ちょっと前は男も人間だったからその存在にサマをつけるのに違和感を覚える。
それは男が生きている時に尊い存在じゃなかったからだろう。
料理をよそってるのに気づき、あそこかとエイジに一言かけて自分の分を用意する。
芋と牛肉の煮込みかーー癖のない肉に満足ができるか些か不安だった。 取り終わったて席に戻るとイヌカイの話が始まるところだ。]
(201) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/*この犬、ケーキにそんなん入れてんのんかwww しょこらたんが自分で摂らないからこっそり仕込むのね…。
あれか、にんじんすりおろしてハンバーグに入れるおかんか…!!
(-107) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/* このまま誰とも絡めないんだろうねせやね。
(-108) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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―食堂→エントランスホール―
[促されるままにベルントと共に食堂を出て、口を開くのを待つ。>>@44 尋ねられた言葉に、ひとつ頷いた。]
うん。一階…今開放している領域なら、見ても良いって! 館に入る前に下準備はしておいたから、後は繋げば観れるよ。
[いえーい!と手を上げてハイタッチを交わして、自らの感覚を広げていく。 空気中の水蒸気を頼りに、ヒロミの魔力がショコラの介入を許す範囲まで。 魔力の広がりを感知してか、ふわり、と髪が揺れる。 続いて尋ねられた言葉に視線を向けた。]
んー?興味はあるよ。ボクが生じた原因だしね。
嫁、って。 ……ベルントがいるのに?
[心底不思議そうに首を傾げた。]
(@50) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/* リッカさんがかわいい…(小声)
(-109) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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ーイヌカイの説明後ー
[>>198の2本の棒を置いた姿を見て、近寄って行く。]
もう食べないのか?
[彼の体を見ると首の銀に触れないように肩に触れる。
ここがこんなに細いなら腰だって随分細そうだ]
もっと食べたほうがいいぜ。 口に合わなかったり? 俺もここで初めて食べたよ、こんな薄味の料理。
[不味かったわけではない、むしろ、とても美味しかった。 しかし、男が料理する食材を考えると向いてる味付けではないななど考えていた]
(202) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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そうですか。なら退屈しませんね! あの方々がどう結ばれるのか、すごく楽しみですしね!
[にっこりとほほ笑んで魔法を行使する彼女を見守る。 自分には魔法を使うことは叶わないけれど、たとえ離れていてもショコラに呼ばれれば姿を現せるし、去れと言われればその場から掻き消えることもできる。]
[言外に何も含まれていないショコラの質問に少し眉を下げて大きな掌で頭をゆるく撫でた。]
俺は所詮使い魔ですよ…。 俺ではきっとチョコの渇きを満足させることはできないですから…。
[ショコラが自分を必要としてくれていることは嬉しい。 だが、それと同時に不安を感じる。誰にも伝えることのできない針の穴ほどの不安が一点、ベルントの胸に残る。]
(@51) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[リッカと歓談していると、やって来たのは若い青年>>188
その視線が二人の首を確かめるのに気付くが、先にリッカの方が動き自分の立場を説明した。
配っているケーキを取ってくるという彼を見送って、青年に席を勧める。]
はじめましてだね。 僕の名前はルイス・ウォルター・ローラン。 気軽にルイスと呼んでくれたら嬉しいな。
[名前を名乗るのはコミュニケーションの基本。 どこか、まだ緊張している様子の彼にニコニコと笑って、降って沸いた歓談の至福に頬を緩める。
人数分のケーキを持って戻ってきたリッカに礼を言い、イタリアのパティシエ顔負けの黒いケーキを口に頬張る。]
Delicious!
[美味しい!と無邪気に歓声をあげる老紳士。]
ほら、サガネも食べてごらん? 舌がとろけるほど美味しいから!
(203) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[箸と肉じゃがと格闘すれば、料理は須く胃袋に収める事で勝利をする事が出来れば、ふぅと肩の力が抜けていく。]
……ごちそうさま。
[ポツリ、と独り言に近い挨拶を言えば、空いた食器を片そうと席を立とうとすれば、明らかに通常の人間とは違う大きな手が食堂の扉から伸びていて。 娘は何度も瞬きをし、口元に手を当てて暫しの思考。]
吸血鬼以外の存在があるのだろうか。
[誰に問う訳でも無く独りごち。 娘は何だこいつ、という視線を送りながら、そろりそろりと足を忍ばせながら、少しだけ距離を縮める。 娘が近付けば、血の匂いが幾分か動いているのは吸血鬼からしてみれば分かる事だろう。 纏う血の匂いは、娘がしてるナイフのホルスターから漂っているのは誰が気付くだろうか?]
(204) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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[鎮座する誰か>>@の裾を引っ張ったのは、ケーキを勧める声>>@43が離れた後だろう。
通路に出て来たパステルカラーの吸血鬼>>@45とその使い魔らしき者>>@44が扉を出て行く時には、 果たして男の身長は元に戻っていたか、どうか。
どちらにせよ擦れ違えば緩く会釈くらいはしただろう。 もし彼女達の姿を目にする事が叶ったのなら、 カラフルなその姿は網膜に張り付くだろう。]
(@52) 2014/12/05(Fri) 23時頃
|
館の主 ヒロミは、メモを貼った。
2014/12/05(Fri) 23時頃
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[昔のことだ。 「お前は幸せな子なんだよ」、とよくお父様に聞かされていた。 お母様の口癖は、「お父さんのおかげで、とても幸せなの」なんて、台詞。
お父様も、お母様も、優しい人だった。
館というよりかは、小さな家で三人でひっそりと、小さく、それでも幸せな時間を過ごしていた。
けれど、お母様の持っていた寿命は短かったらしい。 楽しかった時間はすぐに消えて、最後に「ごめんね」という言葉を残して二人は死んだ。
ひとりぼっち。
残された。広くなった部屋。 傍に居てくれるのは使い魔の狼一匹。]
(@53) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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|
[お父様の言っていた言葉の意味がまだ分からない。 「幸せ」?なんで?私にはお父さんが最初持っていたような寿命は無いんだよ。
お母様の言っていた言葉の意味もまだ分からない。 「お父さんのおかげ」? あなた達が愛し合って、あたしが生まれて。 でも、ひとりぼっちにしておいてくなんて、ひどいじゃない。
せめて、生きている間に。 永遠の命を捨てた、お父様の考えを知りたい。
どうやら闇夜には吸血鬼と人間が契約を結べるような計らいがされている館があるらしい。 噂なんて、信じていいのかわからないけれど。 目の前にある館からは、複数の人間の匂いが確かにしている。]
(@54) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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|
まぁとりあえずその話は後でもいいんですけどね…。
[不安を取り払うように頭を振ってから]
あれ、何だと思います…?
[館の入り口から大きく伸びた男の上半身を指さして隣にいるショコラに回答を求めた。
どうやらカンザキと話をしているようだが…。 本当に吸血鬼というのは変なものが多い。]
(@55) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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(なんかしたっけか、俺。)
[若干不機嫌さを匂わす声音を察知して、思わず摘まんでいた裾から指を離した。
声音は、少し低いようにも高いようにも感じられる。 まさか男とは思わない。
それよりも、食堂の外にいる男が瞠目したのは" ヒト "の二文字。]
ヒト……ンン、お見合い? ハニーさん、難しい言葉も聞こえたけど、つまりはお見合い?
………ンー…品定め中の、お邪魔しちゃったの、ね。 お嫁さん貰いに来たんでしょ?
[申し訳なさそうに、所在のない親指と人差し指を摺り寄せる。
さて、どうしたものか。 ヒトが居ると分かった以上、無闇に移動できなくなってしまった。 それどころか帰りたい気持ちでいっぱい。
…ダメで元々。話し相手の女性に血液を貰うのも考えようか。 相手が吸血鬼であることは、ほぼ明らかだけれど。]
(@56) 2014/12/05(Fri) 23時頃
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/*そ、齟齬ってない…よ、ね…(ぷるぷる
(-110) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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俺もこの館に数日間、滞在する予定だ。 サガネ殿も何かあれば声を掛けてくれて構わない。
[緩んだ気配>>197に胸を撫で下ろし、安堵の溜め息を吐く。 お前もと老紳士の方を見たが、彼には不要かもしれない。]
男が嫁と言うのも些か気にはなるが、悪い暮らしではない。 大切にして貰っているからな。それこそ、親よりも親密に。
[嫁という言葉を繰り返す彼に手短な感想を口にし、 後半に到っては照れもあって早口でまくしたてた。 まだ聞きたい事もあるのだろう、視線がそれを物語っている。
立ち話も何だからと誘い文句は功を奏したようだ。 席を立ち、体躯のがっしりとした男からケーキを分けて貰う。 程なくして、彼らの自己紹介が終わった時を見計らい。 己の分と頼まれた分をフォークごと持って来ると彼らの前に置き 自らも椅子に座った。]
(205) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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さて、無事辿り着けたみたいだよ。…ありがとね。
[使い魔の喉元を優しく撫でると、満足そうに闇に溶けて消えた。]
問題は、だ。 あたし、別に招かれてるわけでもないし嫁を探してるわけでもないんだよねぇ。
[そう呟いて、ぐるぐると館の周りを調べ出す。 なんとか、中が覗けそうな所はないものか。 誰かに気付かれなければいいけれど。**]
(@57) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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|
[気配がして。触れられたことを感じて>>202ピクリ、と反応するけれど拒む事はせず。 本当に銀が苦手なのか、と思いながら幾分高い位置にある表情を見上げて口元だけで笑う。]
食べたいのは山々で、ここの料理は美味しいし温かいんだけど。 お腹に入らないみたいで。味についてはあまり詳しく無いんだ。作った料理を、あまり食べていなくてさあ。
[それは自分のいた世界で満腹になるほど食べた事がなかった、と意味を込めて。口に合わない訳じゃないんだと。]
(206) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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/* 受けだと分かってしまうと受けの動きしか出来なくなる僕。コレも治さないと..とメモ。。
(-111) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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/* 狭い場所で巨大化するPCは今後使わないです(真顔) 動きづらかった…!!
ショコラさんとベルントさんの関係好きです。モモちゃんも気になる…。カンザキさんは、ろきさん(真顔)リリナさんの腰に手を回した時に確信しました。カンザキさんはろきさん。 見学メンツが可愛くて恐れ多い…です…(震え)
(-112) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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…あ、ありがとうございます、
[吸血鬼の嫁としての先輩にあたるのだろうか、声を掛けて構わないとの許し>>205にやはり安心を覚える自分がいた。 あれよこれよと流れで首輪まで着けてはいたが、それでもやはり疑問や気にかかることは多いのだ。 道が分からずとも行動もしてみるものだと思いつつ、自然と表情も和らいだ]
――、
[然し、親という単語を耳にすればそれもピシリと固まる。 其れはケーキを貰いに行ってくれたリッカは目にしただろうか。 もしその場で何か言われても、適当にはぐらかせて彼の背を見送っただろうけれど]
(207) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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― 少し前のこと ―
忘れるに忘れられないだろう。
[笑顔を振り撒く老紳士>>199と対象に、平然と返答する。 吸血鬼は悠久を生きるせいか、個性が強い者が多い。 その中でも言葉を交わした彼を忘れるには過ごした時が短すぎる。
握手を求めて伸びた手に恐る恐る手を重ね、激しく振られる。 見た目以上の歳だと言うのに元気なものだと思考が明後日へ飛び、 その手が離されるまでは好きにさせてやった。]
あいつは館にいた時からああだったからな。 人目が消えた今となっては度を越す一方だ。
[ドクトルの指す相手が誰かをすぐに導き出し、片目を閉じる。 ここにいる、館にいた時代を知っている数少ない人物。 傍目からも熱烈と呼ばれる程だったかと思い知れば額を覆い、 後で八つ当たりに膝でも叩き込もうかと件の主を慮る。 気心の知れた仲だからこそすぐに出る手も困り物ではあるのだが。]
俺も、見慣れた顔があるのは気が楽だ。
[ぶっきらぼうに言い放ち、微笑を浮かべてみせた。]*
(208) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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(おや、)
[【合コン】は通じなかったか。 内心で独りごちる。 世界と刻の狭間にあるこの館に集う者は、現世のどの時間軸に居たものであったのかは分からない。 当然、闇世に集う吸血鬼達も、国も時代も、バラバラだ。]
品定めと言うかな。 品定めをしている連中を眺めて見合いの成立を見守る作業だ、実に愉しい。
[真顔の侭、ふふん、と鼻を鳴らす。 椅子からゆるりと立ち上がると、身体ごと男の方を向き直った。]
さて、一体全体、きみはなんだ。イヌカイの知り合いか? …なぜ、そんなに大きな成りをしている。
(@58) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―回想・食堂>>182―
んと…。 人生?
[何をと問われれば言葉を濁す。 人間にはショコラのように寿命があるというのだから、限りあるうちは楽しまなければいけない、と思う。
だがそれ以上に、お楽しみは取っておいた方がいいかな、なんて考えが沸いてきて、思わずはぐらかしてしまった。 とはいえその答えは直にイヌカイによって伝えられることとなるのだろうが。]
(@59) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[声を掛けた老紳士に席を勧められれば>>203我に返ったように固まっていた表情も解け、大人しく椅子を引いて腰掛ける]
ルイスさん、スか。 俺は…嵯峨根 晶。 まぁ、サガネってのが呼ばれ慣れてるんで。そう呼んでもらえれば。
[フルネームにはフルネームを。 この館に来て初めて、苗字だけでなく名前も名乗ったかもしれない。 絶えず笑顔を向けてくる紳士にも、敵意はなさそうだ。 むしろ有り余るほどの好意すら感じる。 その根源が何なのか男は検討もつかないが、それでも好意的に接してくれるのは助かるばかりだ。
やがてリッカが戻ってくれば礼をしつつ、運ばれてきたケーキを目にして思わず目を丸くしてしまう。 黒い。いや、よく見ればココア生地に添えられたさくらんぼは灯る明かりのようで見事な飾りつけなのだが。
それでも何やら美味しそうに食すルイスに勧められれば断れる筈もなく、初めて目にする風貌に少しだけ冒険するような心地でフォークを入れ、一口分を口に含む]
――、うめぇ!
[思わず飛び出る程の賞賛。 無邪気にというよりは驚愕の色が強かったが、それでも美味を物語った]
(209) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[ケーキの味に感動したルイスは、食べかけのケーキを乗せた皿を持ったままそれを配っていた男のもとへ飛んでいく。]
やぁ、このケーキはどこで手に入れたんだい? すごく美味しかったから、是非他のケーキも食べてみたいんだ。 イタリア?フランス?それともジャパンかな?
[それがベルントの手作りだと知れば目を見開いて、いたく感動した様子で素晴らしいと口にする]
Você está maravilhosa 僕はてっきり、イタリアのパティシエが作ったものかと思ったよ! こっちの住人は、あまり食べ物の味にこだわらないからね。
イヌカイの料理だけでなくこんなに美味しいケーキまで食べれて、僕はとても幸せだよ。 ありがとう!
[怒涛の勢いでその感動を一方的に語ると、サガネやリッカの所へあっという間に戻って行った。 まるで嵐のような老紳士である。]
(210) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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― 回想:食堂前にて ―
……そうでもしなければ逃げられなかった。
[崖から飛び降りたと聞いて驚きの声を上げるサガネ>>196。 彼の反応は当然の事だ、と思い、ポツリと呟いてみせれば、転げ落ちたと聞いて、今度は娘が驚いた。 此方が尋ねる前にエイジが尋ねていて>>200。]
……怪我はあったのだが。 ここに入ってから、治ったんだ。
[言葉足らずに説明すれば二人は驚くのだろうか。 少なくとも、現時点で娘は怪我などしてはいないのだ。 それでも血の匂いがする、というならばきっと腰の辺り、ナイフを仕舞われてるホルスターからだろう。 人間である娘は、今のところ血糊が付いたナイフを所持してる故に鉄の匂いを纏ってる事に気付かない。]
(211) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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/* ふぐうううううロルかけぬううううううふぐうううううう 河豚ううううううう
(-113) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[ピクリと反応した彼の体に電気でも流してしまったかと不安になったが、不用意に触ってしまっただけだと気づく]
なんか、悪いな。 俺、馴れ馴れしくてさ。
[温かいし、作った料理をあまり食べてないという言葉がすんなり入ってこない。 食べるものと言えば誰かが作った基本は温かいものだろう。]
作った料理じゃなければ何食べてきたんだ? 食べれないのは仕方ないが、作ったヤツのためにも残すのはよくないぜ。
[料理をすることが多いからか、変なところに気を回したなと口にしてから後悔する。
後悔を後悔で終わらせないために皿に目を落とした]
代わりに食べてもいい?
(212) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[和らいだ空気に気付いたが、それも後の祭り。>>207 微温湯にも似た生活を重ねていたせいか、忘れていた過去。 親は本来預けるべき期間を過ぎてまで己を引き取ろうとせず、 預け先もこれ幸いと非道な事をしてきたものだ。
それでも他に喩える物がなかったのは人生経験の浅さか、 憎みつつも心の底では拠り所にしていたせいだっただろうか。 これ以上取り繕うのも無駄かと大人しく背を向けることにして。]
……うむ。美味いな。
[戻って来ると一口大に切ったケーキを口に運び、 子供のように燥ぐ老紳士>>203と驚愕する青年>>209に 相槌を打った。席を立ち感激を伝えに行く彼>>210を見れば、]
見ての通り、元気な人だからな。
[いつもの事だと言いたげに青年へ言葉を発した。]
(213) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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[魔力の波動を安定させた後、少し困ったようにショコラは苦笑いした]
血に狂った吸血鬼は死んだよ。 ボクの欲求のためだけの嫁なら、いらないなあ。 そういうの、ヌイヌイ嫌うし。ボクも嫌だな。相手に悪い。
[出来ることなら、彼とは良い友人でいたいのだ。 たとえ向こうがそう思っていなかったとしても。 ちらりと使い魔を見る。 もし彼が、自身が望んだ姿をしているのなら。 きっと、ずっと自分は寂しかったのだと思う。
指差す方>>@55をちらりと見て、一言。]
見てのとおりの吸血鬼でしょー。 でも変わってるね、肉体変化かな? 物理法則から逸脱してる。 魔力での増幅?何を使ってるのかな?
[小さくぶつぶつつぶやきながら、その姿>>@56を眺める。 どこかマッドマジカリストめいた雰囲気をかもし出していた。]
(@60) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―回想・ごねた甲斐があったというもの―
[したいのか、と問われたら大きくうんうんと頷き]
だってアタシ吸血鬼じゃないもーん!
[とアイデンティティーを主張した。 とはいえ本気で襲われるなどとは微塵も思っていないのだが。 その後、ショコラが銀に弱ければ、謹んでお返ししただろう。]
(@61) 2014/12/05(Fri) 23時半頃
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―現在・食堂―
[どうしたものかとおじさんが悩んだ結果、辺りを窺えばチョコケーキを配ってる光景>>@43が目に付く。
一つ強請りつつ、歩きながら木製のフォークを使用し頬張っていれば、各所で人と吸血鬼が戯れているようで。
甘い砂糖の固形物を胃に貯めながらため息。
外に出たいもんだが、大きな手は何やら吸血鬼と話ている様子>>@58
そんなところに立ち向かう人間が一人>>204]
………どうすんだ、あれ。
[どっかで歓声>>203が聞こえる通り、ケーキの甘さは素晴らしいもんだが、視線は食堂の入り口付近から離せず。]
カズミ、怪我でもしたの?
[歩を進めるごとに血の匂いがどっからかしら漂うもんだから思わず声をかけてみたけど、おじさんの声は届いただろうか。]
(214) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[>>207親という単語に対して、サガネの見せた変化に気付いたルイス。 きっと彼のなかでその単語はタブーなのだろうと、話題の中から削除する。
ケーキを一口食べてうめぇ!と声をあげる様子にうんうんと頷き、ぱっと席を立ったかと思えばベルントの元へ。>>210 そしてまたパッと戻って来ると、このケーキは彼が作ったものらしいと二人に話す。]
サガネはジャパニーズなのかい? ジャパンにもスイーツは色々あるだろう。ヤツハシとかオハギとか。 サガネはどんなスイーツが好きなんだい?
(215) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* 読み間違え多くて申し訳ない ルイスさんが素敵過ぎて尊敬
(-114) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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そ、そういうことではなくてですね…!
[事実はそういうことなのかもしれない。 とはいえ、きっかけがなければこの闇世で人間と知り合うなど蜘蛛の糸を掴むような確率。 きっかけは生理的欲求であったとしても何ら恥じるところではないのではないだろうか。]
俺にはわからないんです…。チョコたち吸血鬼の感じる“渇き”が。 禁断症状となるほどの渇望が。 だから…。
[守ってやれないことが怖い。 自分ではどうにもできないことがあると、やはり自分は使い魔だから、と自虐を独り言ちる。 ただ自分にできることといえば、毎日のご飯の中に溶かした擬似血液をさりげなく気付かれないように混ぜて出すくらいだ。]
(@62) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* じーさんマジ元気よね てか嫁探す気無いだろどっちも← いや、そもそもじーさんの嫁になりたい奴なんか居るのか? 居ないだろ!(エピ後にフラグ乙となるか、土下座になるかは謎)
あとお手手が寒いです。 鳩さんツラーイ。 入力が遅くて色々ジレンマ。
(-115) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[話していた女性が返事をする前か、後か。 室内を蠢く血液の香りが鼻につく。
それは濃厚な、それも混沌とした人間>>204の匂い。
男の指がピクリと反応を示したのが、近づく人間にも分かっただろうか。]
(@63) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[ここに来てから少々過敏になっていたようで。 謝罪の言葉なんていらないのに、そう思いながら首を振る。>>212]
いいや。気にしてないよ。 銀、気をつけてね。
[肩に触れているなら首筋を当てないようにしないとなと気をつけながら
何を?聞かれればそういえば何を食べてきただろう。]
パンとかスープとかかなあ。よく覚えてないや。 ...嗚呼、残り?口つけた後でよければ。
[硬いパンか残りのスープだったか。そんな気がする。勿体無いからだろうか、残りを強請られればどうぞ、と渡す。]
(216) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[そちらに向ける意識は、手放すことなく。
見合いの成立を高見の見物するという相手は、なるほど、なかなか気難しいというか……なんというか。 何かを察して、小さく指を鳴らした。]
ゥン……?ハニーさんは、寿命欲しくない…のか…
[ポツリ、と独り言。
話し相手>>@58が立ち上がったのを察知すれば、 反射的に人差し指を折り曲げた。 巨人式のお辞儀。]
イヌカイ、サンの擬似血液にお世話になってる者です、どうも。
普段はもっとスリムだよ。 ……血液は、ちゃんと飲まなきゃダメなんだね、吸血鬼って。
[にじり寄る気配は、相変わらず感じていて。 相手も、もしかしたら気がつくだろうか。]
ハニーさん、後ろ。
[これで誰もいなかったら笑って誤魔化そう。
そもそも、先ほどから扉の外からもデカイ使い魔さん>>@55に指差されてるし、 綺麗なお姉さん>>@60は怖い目で見てるし、此方も気が気でない。
必死で目が合わないようにするのが精一杯で、 穴が空くほど扉を見つめている。]
(@64) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/*>>@62ただしバレている
(-116) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* ユキトが戻ってくるまで灰に時限式爆弾でも仕掛けようと思ったけども。 世の中上手くいかないもんです[昼間の賑わいに拍手]
ブギーに何か引っかかると思えばあれだ。某小説の笑わない人。 首が360度ねじ曲がるのはまた違う話だったりするんだろうか。 ショコラもリリナも拾ってくれてありがとうとここでこそっと。
(-117) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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─館の二階・自室─
[主はそろそろ、この状況に飽いてきた。 待てど嫁は戻らない。ならばいっそ様子を見に行こうか。 しかし、人前に出るための服をどうしよう、なんて思いを巡らせている内に、館の外にもう一つ、気配があるのを感知する。>>@57]
珍しいな。
[館を訪れているショコラの他にもう一人、純吸血鬼がやってくるとは。 ”両親”がここで結ばれたらしいショコラとは異なる境遇のようだ。何をしにやってきたのだろう。 非社交的で怠惰な吸血鬼が、珍しく他者に関心を抱いた]
[着替えは、すぐに見つかった。 了が常に寝床の傍に整えて置いてくれているものだ。主の好みに合わせた簡素で動きやすい服だ。 それに着替えると、気を集中して念を込める。
主は館の中とその周囲には自在に移動が出来る。 やがて、主の姿を成していた像は粒子の固まりのように変貌すると、その場から煙のように消え去った]
(217) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* 一人で動きすぎてる感…!動きわからない…っ!!
(-118) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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─館の外─
[自身が居た地点と目的地を繋いで空間移動する。 粒子が集まり人型を象ると、輪郭を上書きするようにして実体を表す]
お前は何をしに来た?
[純吸血鬼は既に己が現れる気配を察していただろうか。 挨拶も前置きもなく、声を発する事ができるようになると、真っ先に質問を口にした]
(218) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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違う
[魔力を目に集めて見つめる。 揺らぐ存在感に、虚構の具現と推理して。 体内物質の構成。体内の水分から状況を観る。]
あれ、飢えてたりしない? 魔力に踊らされてる?
[小さくつぶやいて、鞄に手を伸ばす。 自分用の擬似血液を混ぜた口当たりの良いチョコレートを取り出して、謎の吸血鬼>>@56に話しかけた。]
おにーさん。おなか、すいてるんじゃなーい? これ、あげる。食べなよ。
…ここで暴れると、アイツがキレるよ。
[ニンゲンの匂いと、先ほどからしている血の匂いは認識していた。 自分も少しだけ、頭がクラクラしている。 まだ、まともでいられるうちにと、館の主が見ていることを言外に告げた。]
(@65) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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おいしそう。おいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそうおいしそう。
全部壊してたべちゃおっかなあ? だめ? だめ。 絶対、しちゃだめ。
(-119) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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|
[イヌカイがその不穏な空気に気付いたのはどのタイミングだったか。 イヌカイ自身は吸血鬼でないから、少女の纏う血の香りに気付くことができなかった。 しかし吸血鬼達はそうではない。 その流れを見て、イヌカイは察する。]
…カズミさん、でしたか。 ちょっと。
[他の吸血鬼達から離すようにして手招く。 少女は警戒したかもしれないが、こちらへとやって来るまで引く気は無かった。 やってきたら、静かに、問う。]
何か、持っていらっしゃいますね。
[何か、とは文字通り、何か、であった。 イヌカイとて、少女の持つのが何かまでは分からない。]
忠告させていただきます。 この館内で怪我をする事、させることはご自身の為になりません。 何故なら血の香は紳士的な吸血鬼まで野獣のごとくさせるほどの魅力を彼らに示すからです。 誰もかれもが血の香に弱いわけではありませんが、少なからぬ可能性として、頭に置いておいていただければ。
[それをよこせ、とは言わないが、少女が手放そうというのであれば預かり封じることも、あるいは処分することもできただろう。]
(219) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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館の主 ヒロミは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 00時頃
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/* …あれ? 館のお見合いパーティーって10年強じゃなかったっけ? 聞いたときより増えた?
それで、ショコラ20ぐらいだよね?(メモ見ろよ) ショコラの両親はここで出会った…?
…うん。 闇世は時間軸が歪んでるものね!(突っ込んではイケナイ)
(-120) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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[突然席を立つルイス>>210に何かと思えば、提供者らしい人物に声をかけてまた戻ってくる。 なんという外見年齢を感じさせないフットワークの軽さか。 それも日常だと言わんばかりのリッカ>>213の声に、ただ目を丸くするばかりで]
…お元気?っスね
[感心したような呟きを、ぽろり。 戻ってきた彼に矢継早に尋ねられれば、容量の少ない頭でも一つ一つ整理しながら口を開く]
んと、俺は日本人っス。 八橋はあんま食べたことねぇけど…おはぎなら何度か。 あんこ、って、知ってるかもっスけど、あれ使った菓子が結構好きかも。 団子とか…饅頭とかも、結構。
(220) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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つーか…ルイスさん、もしや日本好きです?
[外国人に熱狂的な日本文化を愛する存在がいるのは耳にしたことがある。 ほいほいと日本の菓子が出てくるあたり、自然と親しみを感じてしまう]
リッカさんも、日本人なんスかね。
[続いて視線を滑らせて問うてみる。 甘いものと自分の慣れ親しんだ文化に、二人への緊張は殆ど薄れていた]
(221) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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>>218 ふぉうっ!?
[突如後ろから声がした。 おかしい、誰も居なかったはずだ。
でも、声がしたんだ。
恐る恐る振り向けば、不機嫌そうな顔をした男が立っていて。 誰だろう、この人。]
…はは、どーも えっとー…見学?
[うまく笑えているだろうか。 口元がひくつくのを感じながら、とりあえず返事をしておいた。]
(@66) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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/*>>219 何故なら血の香は紳士的な吸血鬼まで野獣のごとくさせるほどの魅力を彼らに示すからです。
うちのじーさんですか?(紳士?)
まあ、血の匂いとか言い出したのは多分私ですorz いや、子供の頃からの暗殺者なら洗っても取れない血の香りがしてもいいかなって…
うん、それならそうと、ちゃんと書こうね。 十分人に迷惑かけてる気がする。
(-121) 2014/12/06(Sat) 00時頃
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― 現在:食堂 ―
[どうやら気が付いたらケーキを配布している様だ>>@43。 甘い物は嫌いでは無いが、あまり食べる機会が無い故、自分から求める事はしない。 とはいえ、機会があれば食べてみるか、と思いながら。
それよりも、巨人の手が気になって仕方ないのだ。 恐怖や警戒はあれど、猫の様に静かに歩を進めていたら、エイジが声を掛けてきた>>214。 先程怪我している事を気にしてたが、何故ここまで気にするのだろうか。]
いや、あれから怪我してないのだが。 ……どうしたのだ? さっきから気にしてないか?
[娘が珍しく此方から質問を求めれば、大きな人差し指がぺこりと折れる>>@64。 そこに驚愕し、肩を震わせていたらイヌカイが>>219。 手を招く彼に抗う事は無く、彼の元へと歩み寄り、何かを持ってる事を問われて口を噤んだ。 彼が忠告した事により、改めて此方が血が付いたナイフを持ち歩いていた事に気付いて。]
――……すまない、こうするつもりは無かった。
[娘は取り繕う事も血糊が付いたナイフを渡す事を拒むつもりは無く、ホルスターを外し血糊が付いたナイフごとイヌカイに預ければ視線を床に落とす。]
(222) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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>>@66 見学? この館に興味があるのか。
[モモの動揺には一切構わず、聞きたい事を一方的に訊ねる。 純吸血鬼ならば、人と吸血鬼が集うこの館は関心があるのかもしれない]
お前が知りたいのは何だ?
[その回答を得たところで、こちらが答えるとも限らないが]
(223) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[少女は思いのほか、素直にそれを差し出した。 イヌカイも差し出されたそれを何の抵抗もなく受け取る。 それがべったりと血のしみこんだナイフであることを知ると、流石に苦笑を隠せなかった。]
なるほど、これは… 確かに彼らには、毒でしょう。
[目の毒ならぬ、鼻の毒といおうか。 気にしない方が難しいというもの。]
ありがとうございます。 では、お預かりしましょう。
[言った後で、俯く少女に気付けば、イヌカイは首をかしげる。]
どうされました?
(224) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―回想・食堂前―
[エイジの問い>>200に返すカズミの言葉>>211に目を見張る]
あぁ、俺似たような経験あるかも。 怪我っつーか、服だけど。 此処に来る前は、まぁ…結構汚しちまってたのに、気付いたらまるで新品みたいなんスよね。
[ホラ、とパーカーに手を突っ込んで広げてみせるも、元の状態を知らぬ二人は反応しにくいだろう。 同じく人間である男も勿論彼女が纏う匂いになど気付かない侭、不思議そうに疑問符を浮かべていた]
エイジさんは、なんか身に覚えあります?
[彼も同じ様な珍妙体験をしたのだろうか。 なんとなく尋ねてみる男は、まだ彼の正体もこの館の事も知らない]
(225) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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寿命?…欲しいさ。
[届いた独り言>>@64に、珍しく強い口調で。 ほんの微かに、ビリ、と空気が、窓硝子が、揺れる。
は、として少し、深呼吸。 此処の主は騒々しいのは好まない。自分の気配を色濃く出すのも、男の主義では無かった。]
…自己紹介を有難う。後ろの御婦人については、心配無いよ。 気遣いに感謝しよう、銀の毛並みの仔猫(ミーチェ)。
[驚くほどの巨体を、揶揄する呼び名で相手を呼ぶ。 少し笑って、肩越しに後ろの女性を顧みた。>>204 丁度、イヌカイがカズミと言ったか──彼女に、忠告をしている所。
そうこうするうち、ベルントの主である少女が巨体の吸血鬼に話しかける。>>@65 差し出された菓子の中には、ヒトの血を模した薬が忍ばせてあるのだろう。]
貰ってお食べ、ミーチェ。 きみの顔が見たい。
[言って、人を食ったような笑み。 少し、目の前の同胞に興味を持った。かつ、と靴底を鳴らして、イヌカイと先ほどの女性の方へと歩み寄る。]
(@67) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―回想・ケーキを配っていると―
[さきほどリッカと自己紹介をしていた男…――主人である吸血鬼を突き飛ばしていた嫁だ、がケーキを所望すると]
はい。どうぞ。
[少し笑いかけて、リッカを面と向かって凝視する。鳶色の目を見つめれば、この男の考えていることが少しはわかるのではないか、と思うが、照れ屋のようでそれも長く続くかどうか。]
えっと、一応お酒入ってるので、気をつけてくださいね。
[とはいえ少量なので別に未成年が食べても咎めるでもないのだが。酒に弱い者ならほんのり酔うかもしれない。]
(@68) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[離れたとこで「うめぇ!」>>209と聞こえるとなんだか気恥ずかしくてまた腰を曲げて背をかがめて縮こまる。]
…恐縮です。
[好奇心に瞳を染めた初老の吸血鬼>>210のまくしたてに]
えっと…。俺が…。 レシピは旦那様が残していたようで。
[旦那様というのはショコラの親に当たる吸血鬼のこと。この館とは違う趣の洋館は依然はある吸血鬼のものであったのだ。その中の書物を読み漁っていたらお菓子のレシピを見つけた、という話で。]
…。食事は大事ですからね。 道楽は人生を豊かにします。
[と伝えるとそれ以上の賛辞の言葉を浴びた。伝えるだけ伝えるとまた会食を楽しもうと元居た会話に戻っていく姿に小さく手を振った。
いやはや、女の成りであればもう少し張り合えるのかもしれないけど…。あっけにとられて眉を吊り下げゆるく笑んだ。]
(@69) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/*>>@68仕込みました
(-122) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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>>223
そ、興味があるんです。
…あなたは誰? えと、あたしは、モモっていうの。モモ・アジタート。 あなたは…吸血鬼だよね。 この館について、何か知っているの?
[落ち着いて話す相手の様子を見て、警戒しなくても良いと判断したようだ。
この館について何か知れるかもしれない。 そんな期待をしながら、相手の名前を尋ねてみた。 もちろん、失礼の無いように先に名乗って。]
(@70) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
|
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[>>220お元気?ッスね…と目を丸くして言われれば、そうでもないよと苦笑い。]
吸血鬼は人間よりほんのちょっとタフなんだ。 それに僕は、吸血鬼としてはまだ若い部類だろうしね。
[闇世における混沌とした時間の流れを説明するのは難しい。 ルイスは軽くウインクをすると、大事にとっておいたチェリーを口に運ぶ。]
あんこ! 俺は素晴らしいよ! 色々な時代や文化のスイーツを食べてみたけど、あんこの甘味は独特だよね。 チョコレートや生クリームとは違った奥深さがあるよ。
[あんこひとつでここまで快活に喋る者も珍しいだろう。 放っておけばまだまだ喋りそうな老人のあんこ語りを止めたのは、日本が好きなのかというサガネの問い。>>221
それにルイスはきっぱりと頷いて。]
あぁ、大好きさ! 神秘と黄金の国ジャパン!
サガネのいた時代に、サムライやニンジャはまだ居るかい? 僕は一度でいいからニンジャに会ってみたいんだ。
[キラキラとした目で無邪気に語るルイス。 サムライにはもう会っている。 むしろ同席しているので、彼の目下の目標はニンジャに会うことだった。]
(226) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* はっ 更新前に久々にアレをやらねば
(´・ω・)スズさーん (・ω・`)スズさーん
(´・ω・`)どこー?
(-123) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[残った食事を受け取り、横に座るともぐもぐと食べ始める。 銀に対しての言葉>>216は予想外で男は彼を見つめてしめった]
あ〜、君は吸血鬼が怖いのかと思った。 その首のさ、つけるの早かったし。
[男は彼の言葉を友好ととっていた。 また、パンかスープと聞いてブレックファーストしか浮かばず何やら訳ありなのかなと食べ物を口に運ぶ]
パンとスープか……。 ハンバーガーとかミートパイとかフライドポテトとか食べたことないのか?
[そして、付け加えるように名を名乗った]
あと、俺はブギー。 ブギーって呼んでいいよ。
(227) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* とはいいつつユキトさんなんじゃないかなぁとか。
(-124) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* ダリアの名前から取っています。
父親の名前はオズ・アジタート 母親の名前はカレン で。
ぼっち貫こうと思ったら主様とお話できて歓喜。
(-125) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―もう少し先の話―
[勤勉な館主の嫁から、頃合いであると告げられると、恭しく一礼をし]
ではまた…。 ご活躍のほど、期待しております。
俺たちも精々覗き見に徹して楽しみたい所存です。
[と傍から聞くと犯罪スレスレのような挨拶を大真面目にして、それからショコラを促した。 誰が参加しない吸血鬼なのかを知らないため、簡単にそれでは、と挨拶をして館を後にした。]
(@71) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―現在:食堂―
[ああ、カズミの言葉>>222に自覚する。 さっきから食べても食べても満たされないと思っていたらこれだ。
内心舌打ちをしながらも、納得。 禁断症状とやらが起きているらしい。]
――ぁー。…ウン。 お腹が、空いちゃって…。
[恐ろしい程歯切れが悪かった。 これじゃ粗相をしたガキだ。 気まずさにケーキを一欠片突っ込んでいれば、折れる指>>@64
ナイス!まだ見ぬ我が友よ。 感謝しつつカズミの注意がそちらに向いたのなら安堵して、隙間から逃げようとした矢先に真打ち登場>>219
ナイフをイヌカイに預ける様を尻目に食べ終わり、綺麗な皿を適当に机に置くことにして。
代わりに手にしたのは、コップ一杯入ったグラス。 騒ぎの隙を見計らって錠剤を落とし、赤く色付いた水を飲み干した。]
(228) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* けっこう初心者の方が多いのかな。 安価間違いが目立つ。
(-126) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[室内にひょいと顔を出す。他に高ぶっているものは見受けられない。 自分は、どうだろう?自らの身体に問いかける。 どこか好戦的な気持ちになっていることに気付き、頭を振る。 顔見知りの存在に、軽く笑って手を振るだろう。 館の許された箇所に自分の魔力の介入が完了したことを再度確認して、ベルントの傍へ霧となって跳ぶ。 姿を現して見上げれば、告げられる言葉>>@62に薄く笑った。]
そんなの、分からなくっていいんだよ?
[その頬を両手で挟んで引き寄せる。]
ボクはね、ベルント。 キミがいてくれて、助かってる。…本当だよ?
[ささやくように本音を告げて、額に口付けてから一歩離れた。]
さあ、行こうかな。ボクの水鏡を完成させに。
[微笑をひとつ残して、噴水のほとりへと跳んだ。 使い魔はついてくるだろうか? すぐについてこなくても、構わなかった。 たとえ主従の関係にあるとしても、一個体の存在なのだ。 好きにすれば良い。ケ・セラ・セラ。 どこか踊るような心地で、館を後にした。]
(@72) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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>>@70
察する通り、俺は吸血鬼だ…───ヒロミという。
[名乗るつもりはなかったが、モモが先に名を明かしたので倣う事にした。 この館に関心があるらしい。好奇心ゆえなのか。 モモの目を遠慮無く見返し、その真意を探ろうとする]
知ってるも何も、ここは俺の家だ。
[モモの質問には簡潔に答えた]
この家が気になるのか。
[人の匂いが集まっているからか。しかし、飢えているようにも見えない。 ならば、館の仕組みそのものについてか]
この館は俺の一部だ。 以前は違う場所にあったが、嫁を迎えてから歪みが生じたらしい。 今では時々こうして、”あちら”と繋がるようになった。そのせいで、人間が迷い込むようになった。
[これで答えになっただろうか]
(229) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/*うわああああああああああああ削除間に合わなかったー!!! 齟齬が、めっちゃ、齟齬が、でます…すまぬぅ…。 FT苦手だなと改めて思ったね!うん!*/
(-127) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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やがて、館へやって来た用事を終えた者達がぽつりぽつりと帰り始める。
そんな彼らをイヌカイは丁重に送り出す。
館に残るのは、迷い込んだ人間達と、嫁を求める吸血鬼。
あるいは彼らとまだ話し足りない者、用事が済んでいない者達だけだろう。
それと前後して、イヌカイはふと、虚空を見上げる。
数刻前に、かちりとはまり込んだはずの空間の繋がりが、揺らいでいるのを感じた。
例年に比べれば、随分と速い事である。
それも、均衡の崩れつつある力の結果だろうか。
おそらくこれ以上の迷い人はやって来ないだろうと思っているところに、最初の少年がふらりと立ち上がるのを見る。
そして同時に思い出した。
食堂内にいた面々に、一階の部屋は、客室や浴室などを含め、好きに使って良い事を告げる。
足元のおぼつかない少年を、イヌカイは近くの客室へ送り届けようと、少年を伴い食堂を出て、廊下を進む。
(#6) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[イヌカイが彼らに毒でしょうと>>224。 直ぐに血を落とせば良かったな、と思うが後の祭り。 後悔の念を抱きながら口ごもると、此方の事情を聞いてきた。]
――……。 吸血鬼を、斬った。
[娘は言葉短めに事情を話せば、矢張り言葉が足りない。 此方の会話を聞いている人や吸血鬼が居るならば誤解を与えるかも知れない。 されどこれでは話が見えなくてイヌカイが困るかも、と考えれば、彼にしか聞こえぬ様、声を落とし更に説明を重ねる。]
(230) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[指先から、手のひらを痺れさせるような空気の変化>>@67に気がつかない男では無かった。 相手もまた、生き永らえさせられているのだと。
そう考えると、血液の為だけに相手を引き止める気も起こらなかった。]
………ミーチェじゃないし… わかんないなら、名前聞けばいいのに……
[自分を棚上げして不服そうな呟きを漏らすだけしか、出来ない。 指はもう動かなかった。
考えている矢先、ミーチェの呼び名と共に言葉を残して立ち去る相手に。 「タラシみたい」と、内心舌を出した。]*
2014/12/06(Sat) 00時半頃
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女の吸血鬼が襲って来たから、斬った。 ――……ああするしかなかったんだ。
[娘が歯切れの悪い事をするのは、自分の他の人間を下手に怖がらせる事を避けたかったから。 吸血鬼を傷付けた事により、追い出されてしまう事を恐れたから。 娘が口を噤んでたのは、この二つの理由だったからだ。]
(-128) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[指先から、手のひらを痺れさせるような空気の変化>>@67に気がつかない男では無かった。 相手もまた、生き永らえさせられているのだと。
そう考えると、血液の為だけに相手を引き止める気も起こらなかった。]
………ミーチェじゃないし… わかんないなら、名前聞けばいいのに……
[自分を棚上げして不服そうな呟きを漏らすだけしか、出来ない。 指はもう動かなかった。
考えている矢先、ミーチェの呼び名と共に言葉を残して立ち去る相手に。 「タラシみたい」と、内心舌を出した。]*
(@73) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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― 少し前・玄関付近 ―
[繰り返される名の響きに、使い魔の気配がする方へと顔を向ける。>>@16 声色や纏う雰囲気から女性らしさも感じられたが、性別で態度を変えるような細やかさの持ち合わせなどありはしない。 見目が良かろうと不鮮明な視界の前では無力と化し。当然向けられた愛想笑いに気づくはずもなく、眉間にしわを寄せた目つきのままである。
けれど、どこかと痛げに消えた語尾だけは聞き咎め、小さく眉を潜める傍ら。 先を行く嫁がさらりと告げた言葉に、ああと合点がいく。>>145]
さて、どうだったかな。 旦那の用事に、一人留守番は嫌だとごねたの間違いじゃなかったか。
[どこまでが真実で、どこまでが嘘か。 見極めが難しい言葉を残して。*]
(231) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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タフ…まぁ、人間よか頑丈そうなイメージはあるっスね。
[吸血鬼、という単語>>226にそういえばと思い出す。 あまりにも無邪気にはしゃぐ姿に、自分とは異なる種族である事を忘れていた。
それでも放って置けば止まる事のないようなあんこ語りに加え、声高らかに大好き宣言をする姿は子供そのもののように感じる。 案外若い部類というのも納得出来そうな気がしていた]
侍? いや、俺のいた時代にはもういない筈っスけど。 ていうか、むしろ…
[どうして外国人はやたらと侍や忍者に会いたがるのだろう。 そんな疑問を覚えつつ、むしろ彼の方が詳しいのではと横目に見るはリッカ。 丁寧通り越しむしろ古風とも思える話し方に、自然とそう思ってしまうのだ。 勿論、彼がまさしくそうであるなどとは露ほども知らずに]
(232) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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―回想:食堂前―
[逃げられなかったといい、匿ってくれといい、此処へ訪れる人はみんなワケありなんだろうか。 怪我が治る、なんて吸血鬼じゃあるまいし。>>211 比較材料がないから判断に困りつつも、サガネの言葉>>225にじっと視線を向けて。]
…無傷に新品に、ねぇ。 若さの秘訣よりよっぽど興味が引かれる。
[驚きつつも、零した言葉なんてそんなさしたるもので。
腹が減っているからか、いつもより判断力の鈍った頭では臭いさえ都合の良いものにきっと、変換されている。 身に覚えと問われても、そんな劇的なことはおじさんには起こっていない。だから、]
裾以外、濡れちゃいない…くらいしか。
[屋敷の内部へ忍び込む際に使用した能力を行使した後に僅か湿ったジャケットの裾を見せながら答える。]
…ま。自業自得だから、コレ。
[今此処で吸血鬼だと明かして何の得があるのか分からない。 その場しのぎの言葉を付け足せば、災難だったね。 なんて他人事の言葉しか思い浮かばなかったから、笑って誤魔化すことにした。]
(233) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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/* ぎにゃん忍者に会いたいいうてるやん!
(-129) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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イヌカイ。麗しい私の友人。 お嬢さんのそのナイフを、どうか私に預けてはくれないか?
[ゆるく首を傾げて、話し込む二人に割って入った。 扉の所に居る巨人は、果たしてこうして居る間に少女からチョコレートを受け取っただろうか。]
(それも好いのだけれど。先生(ドクトル)の作ったものは、勿論悪くは無いのだけれども。)
[修道女の装いの男は、イヌカイの隣に立つ少女にも柔らかい物腰ではなしかける。胸中の思惑とは裏腹に。]
お嬢さん。私も吸血鬼の端くれではある。が、血に狂ったりはしないので、安心して欲しい。 きみがこの館を出る時に、もしも未だ其れが必要だと感じるのなら──きちんと、手元へ御返ししよう。
[ヒトの血液の付着した、物騒なナイフ。 彼女らは、首を縦に振っただろうか。どちらの答えが返っても、男は慇懃に礼を述べて立ち去るだろうが。]*
(@74) 2014/12/06(Sat) 00時半頃
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[周囲でパチリと何かが散る音。>>107 時折火花のように電気を纏うブギーと名乗った吸血鬼から微かに滲む、飢餓感。 それを見越して投げかけた問いに返ってきたのは、意外な答えだった。
玄関に響きわたるような、使い魔の甲高い笑い声ほどではないが。>>@18 ふは、と小さく噴き出せば周囲で点滅を始めるランプに気づく。クサい台詞に、照れているのだろうか。]
――…随分、ロマンチストなんだな。 でもそうだな……スパイスの効いた味は、癖になる。
[食堂に向かう嫁>>146をちらりと見て、笑みを含みつつも真面目な声色で嘯いた。*]
(234) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[老紳士の口から飛び出て来たヤツハシ>>215という菓子の名。 聞き慣れないそれは、京の菓子だと以前聞いた覚えがあった。
質問攻めに細々した返答>>220を聞き、同郷と知れば瞬きひとつ。 髪色は明るく見えるが、よくよく見れば顔の作りが似ている。 言葉遣いから時代こそ違いはすれど、親近感に顔が綻ぶ。]
俺は日本人だな。他の日本人は犬養殿以外は分からないが、 探せば居るのやもしれない。 何となくだが、身なりからして俺はお前の過去の時代だろう。
[ぽつぽつと近隣の国や、有名な大名の名を口にした。 400年ほど後の世界では教科書にも載るような人物の名を。 その名を老紳士も知っていただろうか。直接お目に掛かった事は ないせいで、何か聞かれても首を横に振るしかなかった。]
(235) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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[なんだが身体の中身を見透かされてるみたいで落ち着かない。
魔力、だとか飢えてる、という単語が聞こえてくる辺り、 巨大化の原因までバレていたりするのだろうか。
『おにーさん』の呼び声に振り向けば、当然目が合う。 相手の手にあるものは、久しぶりに見るチョコレートだ。
甘い香りに混ざって漂う、血の芳香。]
…………ンン。
[本能で食らいつきたくなる衝動を抑えて、 相手の言う言葉を反芻する。]
……ここの主人サンに怒られるのは、"お互い"ヤだよね。
[相手の顔色の機微に気付いて、 言外に心配の色を滲ませる。]
一旦暴れるなら……外に出ちゃった方がいいかなぁ。
[チョコレートを受け取ったにせよ、受け取らなかったにせよ、 お互いの理性が壊れる前に館を出られれば、これ幸い。]
(@75) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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怖い、ことはないよ。うん。 郷に入れば郷に従えってね。あまり意地張るのもよくないだろって。 一応、匿ってもらってるような身だし。
[嘘だ、ホントは恐くて仕方なかった癖に。 内心環境の変化の未知は怖いものだった。まあそれをおクビに出すことはないけれど。]
はん...み?うーん。 俺もしかして疎いのかな...。ぶぎー? 俺はジロ、よろしくブギー。
[食べ物を口に運ぶ様子をじっと見ながら笑いかける。]
(236) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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>>229 おーおーおー!主様でしたかー! 館がヒロミさんの一部?へぇ、よくわかんないけど分かった。
しっかし…ふぅん、ヒロミさんもお嫁さんをお迎えしてるんだね…。
[少しの沈黙。そして]
ねぇ、永遠の命を何で捨てたの? [首を傾げながら、自分の袖の中からダリアの花を咲かせた。 こちらを見つめる目を見返して、問う。 答が返ってこなくても、まぁ仕方のないことだろう。]
(@76) 2014/12/06(Sat) 01時頃
|
|
― 館近く:噴水のほとり ―
[跳躍した後にたどり着いたのは、館に赴く前にいた場所。 先ほど来たときには無かった>>@39テーブルやイスに首を傾げるも、その美しさにほぅと息を吐く。 誰が設置したのか分からないが、粋な計らいだと思いながら、ナイフを取り出した。 自らの手首にナイフを走らせ、一本の線を作り出し噴水へと手を向ける。 唇から紡がれるは、再生の呪文。 魔法円が浮かび上がり、館の扉を映し出す。]
それじゃ、またお邪魔するね。
[XXX、と誓約を成すために、普段ならば呼ばない館の主の名前を口の中で呼ぶ。 噴水が光を放ち、館の中を映し出した。]
(@77) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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/* カンザキたらしだなぁ
(-130) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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|
[少女の口にした告白に、イヌカイはほんの僅か、眉を吊り上げる。 並の吸血鬼で、並の人間であれば、人間が吸血鬼を傷つけるなど容易い事ではないのだが。 しかしよくよく話を聞けば、何となくではあるが事情を察する。 イヌカイはゆるりと首を振った。]
人間が、己を守るために刃を振るうことを咎めることが出来ましょうか。 しかし貴女はとても運が良かった。 下手な反撃は、余計に恐ろしい結果を産むことがあります。
[淡々と、言葉を紡ぐイヌカイの心中は中々推し量れない。]
何にせよ、先にルールを破ったのはそちらの吸血鬼の方ですから、貴女が気に病む必要はありませんよ。
[そんな会話をしていたところ、カンザキが歩み寄ればそちらへと視線を巡らせる。 彼の申し出に、一瞬の間が開くが、彼の求める者が何であるか悟れば、彼の求めに応じる構えを見せた。]
そうですね、お預かりいただければ、お互い良いかもしれません。
[少女の拒否が無ければ、イヌカイはかの吸血鬼へとナイフを手渡したことだろう。]
(237) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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|
[さて、そろそろ館の扉から出られるか危うい所であるから。
食堂の扉から手を引く。 チラリと隙間から覗いた長身の女性>>222が、先ほどの気配の主だろうか。
シスター然とした女性とどちらともなく話している、 その間には、銀のナイフがチラついている。 シスターの方は恐らく吸血鬼なのだろう。自身も苦手とする銀をどうするかなんて想像もつかないけれど。
人間からしたら、巨大な手の持ち主なんて化け物以外に他ならない。 大きな体躯にそぐわない小さな心臓が音を立てて、また、止まった。
その小さな女性の姿を一度目に焼き付けて、 男は館から姿を消す。
さっき見つけた、あの噴水の辺りにでも行ってみようか。]*
(@78) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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|
>>@76
[なるほど。向けてくる問いは、モモにしてみれば当然なのかもしれない。 しかし、己がこれから返す答えはきっと、彼女の疑問を解消する事にはならないだろう]
さあな、俺にも分からん。
[まったく悪びれずに館の主は首を振る]
その時に、その気になった。 偶然なんだろう、と思う。…運命、とも呼ぶらしいが。
[使い慣れない単語には多少の違和感を覚えつつ。しかし、それ以上でもそれ以下でもない。 確かに契約を結ぶ瞬間は、多少の覚悟をした。 しかし、行動をためらうほどの抑止にはならなかった。 あとから理由を考えても、それはどれも後付にしかならない気がして、どれも真実味がない]
(238) 2014/12/06(Sat) 01時頃
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|
…そろそろ頃合いか。
[空間の歪みが生じたようだ。場合によっては館の状況に影響を及ぼしかねない。 向けた視線の先では、開いた扉から客人が出てくるのが見えた。 ただし、全員ではないようだ。
”あちら”へ帰らない決意をした人間。 永劫の代わりに有限を手に入れるかもしれない吸血鬼。 ここで新たにまた、契約は結ばれるのだろうか]
(239) 2014/12/06(Sat) 01時頃
|
|
俺は一旦戻るぞ。
[モモに視線を戻し、簡単に別れを告げる]
あとでまた、会えたらな。
[この男にしては珍しく愛想の良い言葉を付け足して、主は館に向けて足早に移動した]
(240) 2014/12/06(Sat) 01時頃
|
|
─ 食堂 ─
[イヌカイからこの館での過ごし方や部屋について、ざっくりとした解説が行われて。もしかしたら幾人かのヒトの子らは、やや頭が着いて行って無いかもしれない。
一方で吸血鬼達の中には、この館の事を知っている者、お見合いの噂を聞き及んでいる者も、居るのだろう。反応はまちまちだ。]
(……何れにせよ、)
[限られた者の前でのみ、館の扉は開かれた。 恋に落ちるか。傷の舐め合いか。もしかしたら、互いの利害の一致の為か。]
(此処に来る前の自分には。きみ達はもう、戻れないのだね。)
[修道服の吸血鬼の唇から零れるのは、何処か甘美な溜息。]
…懐かしき我が友よ。 とても残念な事に、今度も私の求めるものは見つからないようだ。
[其れは、館の主に向けたものか、主の嫁に向けたものか。 年経た吸血鬼は、何処と無く哀しげに笑ってみせた。]
では、私は行こう。いずれ又、何処かで逢えるのを楽しみにしているよ。
[その時はまた、名前を呼んでおくれ。
細い声で笑って、踵を返す。 その姿は端から白い花弁となって、崩れ落ちて影に溶ける。]*
(子らよ、出来ることなら。 愛し愛され、幸せにおなり。)
(@79) 2014/12/06(Sat) 01時頃
|
吸血鬼 イルは、メモを貼った。
2014/12/06(Sat) 01時頃
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