人狼物語ぐたるてぃめっと


476 【完全RP村】トワイライト・リトルライト【飛入歓迎】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 アナスタシア

こんなうわさを、ご存知かしら?

(0) 2013/10/16(Wed) 21時頃

妖精の呻き(村建て人)

"異国の兵隊が、国境を超えて迫っているらしい"

長い黒髪靡かせて、物憂げな顔で彼女は言った。

それからというものの、うわさはひっきりなしに届くようになった。
うわさは届けども、この村の誰もが、どうすることも出来なかった。

(#0) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

みなが慎ましやかに暮らす小さな村だった。
あなた達の中の誰も、戦争に応じる術など持っていなかった。

あなたたちに出来ることといえば、ランタンを作ることぐらいだ。
この村で作られたランタンは工芸品として、遠くの国に高値で売れた。
言葉も通じない異国の夜を、
もしかすると、侵略してくる兵が家族と過ごす夜でさえも、
あなたたちが作る灯が照らしていたのかもしれない。

(#1) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

日の短くなった冬の入り口。
時刻は、ランタンにぽつぽつと灯のともるたそがれの頃。
煌々とした松明を燃やしながら兵隊はやってきた。

異国の兵隊が放った炎は一晩にして村を覆い尽くした。
煌々と燃えて、燃えて、燃えて、

そして、全てを流す雨が降った。

(#2) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

なにもかもが消え失せた廃墟。

すべてが無くなってしまったたそがれの村に、
今はただ、残り火だけがぱちりぱちりと*揺蕩っている*

(#3) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

◆舞台について
ここは、戦争によって一夜の内に滅んでしまった小さな村だ。
滅んでからどれだけの時間が過ぎたのかは誰も分からない。

村は廃墟と化しているが、火が回り切る前に雨が降ったため、一部そのままの姿を残しているところもある。
時折、ところどころでぱちりぱちりと残り火が爆ぜている。

何故か空は黄昏時のまま変わることはない。
移ろうことのない夕暮れすぎの薄闇の中、いまもぼんやりとランタンの灯がともっている。

(#4) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

◆PCについて
あなたはこのあたたかな村で生まれ育った。村のあたたかな人々に囲まれて、あなたはよくも悪くも平凡な生活を送っていたに違いない。しかしある夜、襲来してきた敵の兵隊によって命を奪われてしまった。

気づけばあなたは薄闇の村にいた。
あなたには自身が死んでいるという自覚があるかもしれないし、ないかもしれない。
ともかく村の中を散歩してみれば、あなたがよく知る村民たちの姿があるだろう。あなたは一瞬ほっとするかもしれない……しかし、すぐに違和感に気づくだろう。

相手があなたに気づかないのだ。
あなたの声は相手に届かない。相手に触れることも出来ない。

……あなたは知らないことだが、実はそれはあなたを見ている誰かにとっても同様だ。誰かがあなたを見ている時、あなたはその誰かに気づかない。

(#5) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

◆墓落ちについて
いつまでも暮れることのない薄闇の村でしばし過ごした後、あなたは村を出ることに決めた。
ひとつしかない村の入り口から、あなたはどことも知れない場所へと旅立とうとする。
そんなあなたの決意を見定めた運命はあなたに、たったひとりへ、たった一言だけを届けることを許すだろう。

秘話はこの一度のみ許される。
あなたが届けたい一言を、あなたの大切な人へと届けよう。

(#6) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)

◆墓下について
あなたはぼんやりと白く、つるんとした卵の中で目覚めるだろう。
ここはあなたは次の世に移るまでの、たましいの休息所。
辛く悲しい記憶ははるか遠い過去のものとなり、はっきりと思い出すことは出来ない。

あなたは卵の中で癒されるもいいし、外に出てみるもいい。
外に出たあなたはあなたと同じように、戸惑った顔をしたたましいと出会うはずだ。
あなたが会話したその人は、元のあなたの知り合いかもしれない。けれどあなたはその人との過去を思い出すことはできない。

静かに流れていく、ゆるやかな時間を楽しもう。

(#7) 2013/10/16(Wed) 21時半頃


妖精の呻き(村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/16(Wed) 21時半頃


サンドラが参加しました。


【人】 サンドラ

― 仕立屋跡地 ―

[ああ。

あたしはきっと、神様に嫌われていたんだわ。
だってこんな場所、まるで地獄じゃない。]

(1) 2013/10/16(Wed) 22時頃

【人】 サンドラ

[かろうじて燃え残った柱だけが残っている、あたしの工房。
冬に向けてあたたかい服を沢山作っている最中だったのに、ぜんぶぜんぶ、燃えてしまった。

神様、神様。
あたしたち一生懸命生きてきたのよ。
みんなみんないい子だったわ。
こんな風に最後を下さなくたって、良かったじゃない。]

(2) 2013/10/16(Wed) 22時頃

【人】 サンドラ


 ………っ、
 ひっ、 うっっ、ぅ、ぁ、……!

[子どもみたいにみっともなく、しゃくり上げて泣くの。
子ども達はみな天国に行ったと信じてるから、地獄に堕ちた女が一人、泣いたっていいじゃない。]

(3) 2013/10/16(Wed) 22時頃

【人】 サンドラ

[ここに連れ合いの姿が無いこと、嬉しいけれど。

「最後に肩を抱いてくれたっていいじゃない」
なんて、拗ねることぐらい、どうか許してね*]

(4) 2013/10/16(Wed) 22時頃

サンドラは、メモを貼った。

2013/10/16(Wed) 22時頃


ゼノビアが参加しました。


【人】 ゼノビア

[火に焼けなかったたった一輪を、拾い上げた]

(5) 2013/10/16(Wed) 22時半頃

【人】 ゼノビア

[ここは家で、部屋で、仕事場だった場所。

何が起こったのかも、分らない。
気が付けばぼんやりと、炭で出来た、焦げ臭い其処に立っていた。

鮮やかな花はもう、指先に摘んだ緋色の一輪のみ。
奇跡的に焼けていなかったそれを持って、扉を失った玄関を潜る]

(6) 2013/10/16(Wed) 22時半頃

【人】 ゼノビア

[不思議と、恐怖も憎悪も何も胸の中にはなくて。

リアルと夢の狭間にいるような、薄い実感を頼りに歩む。

何の変哲も無い自宅兼作業場は、燃える前は造花で溢れていた。
名物のランタン用ラッピングの素材作りが仕事だった。

ショートブーツが、割れたガラスを踏み付ける音がする。
こうなる以前の玄関に飾られていた、プレゼントされたランタンの欠片だった]

(7) 2013/10/16(Wed) 23時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2013/10/16(Wed) 23時頃


【独】 ゼノビア

/*
メモ会話禁止って、シンプルね!
中身バレバレでしょうが、よろしくお願いします。

サンドラちゃんに会いに行くかなー。
もう少し待って誰も来なかったら。



ゼノビア。
テーマは、「添え物」ゼノビア。「主役にはなれない」ゼノビア。
ランタンの町で、ランタンを引き立てる仕事を選ぶゼノビア。

性別書いてないのは、無茶振りOKだからです。
チップがどっちにも見えるので。

(-0) 2013/10/16(Wed) 23時頃

【独】 ゼノビア

/*
緋色
http://www.colordic.org...

(-1) 2013/10/16(Wed) 23時半頃

【独】 ゼノビア

/*
一応一旦横に置いてあること

性別
ラッピングさせてくれるランタン屋さん
割れた玄関のランタンをプレゼントしてくれた人

(-2) 2013/10/17(Thu) 00時頃

妖精の呻き(村建て人)は、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 00時頃


【人】 ゼノビア

[黄昏色の空の下、生まれ育った村を歩く。
見慣れたはずの景色は、懐かしさだけを残し、廃墟となった変わり果てた姿を晒していた。

悲哀を浮かべぬ錫色の瞳に映す。

ふらり歩む己の耳に、女の慟哭が聞こえた。
仕立て屋の跡地にその声の主の後ろ姿を見つけて、立ち尽くす。

面倒見良く、誰にでも優しく、明るい、サンドラの涙。
彼女が欲しいのは、己の言葉ではないだろう。

それでも]

(8) 2013/10/17(Thu) 00時半頃

【人】 ゼノビア

 ……サンドラ。

[世話になった彼女に、何かしてあげられないかと。
何が出来るかを考える前に、名を呼んでいた。

思考を巡らせる口下手の、喉が渇く。


長く長い沈黙の後に、踵を返した。
己の声が届かなかったのは、サンドラの傷の深さだろうと、推測しながら。

ゆらり、視界の端に誰かの家のランタンの灯が*揺れる*]

(9) 2013/10/17(Thu) 00時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 00時半頃


オリガが参加しました。


【人】 オリガ

[煌々と燃える炎を眺めて、私は泣き叫んだ]

(10) 2013/10/17(Thu) 12時半頃

【人】 オリガ

[泣いて、啼いて、哭いて。
皆が優しくて、あたたかかった。小さいけれど大切な私の生まれ育った村が、炎に包まれて―――]

[慟哭はやがて止み、自分の家″だった"焦げたにおいのする焼跡を出る為に足を踏み出した]

 …どうして。

[胸を焦がすのは、炎ではなく理不尽な痛み]

(11) 2013/10/17(Thu) 12時半頃

【人】 オリガ

[私は捨てられていた白い猫と、二人で暮らしていた。
ランタンを作るより、デザインをする方が向いていたからそれで生計を立てていた。
決して裕福とは言えなかったけれど、私はそれだけで幸せだったのに。]

 サンドラ?

[黄昏色に染まった空。
足を踏み出せば誰かの家の燃え後がぱきり、音を立てた。
それは壊れてしまった日常の、叫びのような]

 ……ゼノビアも。

[見かけた姿に声をかけるけれど、何故か自分の声は彼女たちに届くことはなく。]

(12) 2013/10/17(Thu) 12時半頃

【人】 オリガ

[廃墟と化した、変わり果てた姿を改めて眺めた。
彼女たちが無事だったと、ほっと安心しながら――ようやくそこで、自分の違和感に気付く]

 私、あんなに家が燃えたのに……

[どうして、平然とここで立っている?]

 身体の痛みが一つもないのだって、変だわ。

[そして、一つの結論に行きついた。

――自分は]

(13) 2013/10/17(Thu) 12時半頃

【人】 オリガ

[死んで、しまったのだと]

(14) 2013/10/17(Thu) 12時半頃

【人】 オリガ

[不思議と受け入れたくないとか、そんな気持ちは湧いてこなかった。
するりとパーツが当てはまったかのように、その結論を受け入れてしまえたのだ。]


[ただ一つ、思うのは。

「あの人」は、生きているかということだけ。
否、生きていてほしいと――願わずにはいられない**]

(15) 2013/10/17(Thu) 12時半頃

オリガは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 12時半頃


イヴァンが参加しました。


【人】 イヴァン

[違う、と睨めつけた。]

(16) 2013/10/17(Thu) 16時半頃

【人】 イヴァン

[村を駆け走る炎は、暴力的だった。
逃げ惑う声と、悲鳴と、すすり泣き。
その全て、軍靴が踏み荒らしゆくのを追い越して、爆ぜる赤。]

違う。
この村の火は、もっと優しいんだ。
ランタンの中でゆらめく、温かい光は。

光は。

[舐めるように蹂躙する火炎が迫り、
震える拳を振り上げる暇もなく、俺は燃え上がる炎に呑まれた。]

(17) 2013/10/17(Thu) 16時半頃

【人】 イヴァン

[――握った拳を開く。
炉の前だ。ガラスを加工する、見慣れた炉の前に立っている。
村の特産品であるランタンのホヤをつくる、俺の仕事場だ。]

 な、んだ…?どうなってる?

[火の手は収まっているようだ。肌に熱も感じない。
……だが、何かが焼ける音が、まだ耳に残っている。]

(18) 2013/10/17(Thu) 16時半頃

【人】 イヴァン

 やな音だな。

[振り払うように首を振り、やけに暗いことに気づいた。

仕事場を手探りで出ると、村は薄闇に沈んでいた。
月の明かりしかない。不思議な光景だ。

……ランタンだ。
今もひとつ、ふたつ軒先で揺れているが、その灯は弱々しい。
いつもなら、立ち並んだ家々から、橙色の光が寄り添うように投げかけられているのに。

見回した。
辺り一帯、焦土だ。]

(19) 2013/10/17(Thu) 16時半頃

【人】 イヴァン

[子供のような、泣きじゃくる声が聞こえてきた。
よく知っている。仕立屋のサンドラの声だ。
人がいることは嬉しいはずだが、気持ちはくすぶる。
彼女は、いつも幸せそうな声をしていただけに。]

……オリガ?

[火に引き寄せられる虫のように仕立屋の方へ向かっていると、立ち尽くす人を見つける。
ランタンのデザインをしていた、オリガだ。
最初は口数も少なかったが、慣れてくるとぽつぽつと色々な話をするようになった。
彼女のデザインは村随一で、たまに無理難題な図面をひいてきた時には苦笑するも、感嘆したものだ。]

 オリガ、無事だったんだな。よかった。

(20) 2013/10/17(Thu) 16時半頃

【人】 イヴァン

[声をかけるが、全く反応がない。
ぼうっとしているのだろうか、肩を叩いて、

すり抜けた。]

 ……そっか、俺はもう、死んでるってわけだ。 

[あれだけ激しい炎に包まれて、生きているわけもなかったのだ。]




[だが、それなら何故、俺はここにいるのだろう。**]

(21) 2013/10/17(Thu) 16時半頃

イヴァンは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 16時半頃


オリガは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 18時頃


メーフィエが参加しました。


【人】 メーフィエ

[炎に包まれた教会の中、ただ祈りを捧げた]

(22) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 メーフィエ

[天井や壁を囲うステンドグラスは熱に耐え切れず割れ、人々が愛を誓い、神へと祈った教会は炎上した。
胸元に下げた十字架を握りしめて、ただ祈るばかりだった]

・・・ああ、神様―・・・

[続く言葉は燃え盛る音に交ざり、十字架に口付けを落として意識は消えた]

(23) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 メーフィエ

[教会に家族と共に、神を奉り人々の愛を祝福した。教会で人々を見守ることが、僕の仕事だった。定期的に奉仕活動をし、ランタンを届けに行く人々の無事を願う。それだけが、僕のできることだった。]
 
[愛した神は、火を放った兵士に味方したと。恨むことはしない。
ただ、村の皆はどうなったのか、無事か否かと・・・それだけが、ただ気がかりで]

みんなは、どうなったのかな・・・?

[割れたガラスを踏みしめて、煤と化した教会から足を踏み出す。
工場も店も家も、焼けてしまった村を見て目を見開く。涙を流すことはない。唇をかみしめて、人を探すように村を歩いた]

(24) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 オリガ

[声をかけられたということに、オリガは気づかない。
否、気付けないのだ。]

 …リリもいないのね。

[金色の小さな鈴がついたリボンを首に結んで、自分にすり寄ってきた可愛らしい子猫。
唯一の家族といってもいいあの子さえ、いない。]

 死んでも天国はおろか地獄にすら行けないのかしら。
 リリは私と違って、きっと天国に行っているのでしょうね。

[優しいあの子だから、私を置いて逃げるなんてしなかっただろう。仮に逃げても、子猫の生命力では生き延びれやしないのだ]

[零れ落ちた涙は、焼けた地面に落ちて。
何も癒せず、乾いていく]

(25) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 メーフィエ

[しゃくりあげる声を聞いた。立ち尽くす姿を見た。その名を呼ぶ声も

―その体をすり抜ける手も。]

・・・ああ、皆・・・

[死んでしまったのだ、と。受け入れがたいはずの現実も、なぜか簡単に受け入れてしまった。
痛々しい村の残骸を見ていられずに踵を返す。
一度立ち止まってから、十字を切って祈る。ただ、祈る]

(26) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 メーフィエ

神様。
これは罰なのでしょうか。ならば、それは全て僕の責任です。
あなたを怒らせてしまった、僕の罪。

[天を仰ぎ、手を組む。空に溶けていくのは]

―村の民に、罪はありません。どうか、どうか村人には・・・救いの手を・・・

[小さな懺悔と、小さな願い**]

(27) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 オリガ

[所々におちたランタンは、もう火は灯っていなかった。
限界すら留めない残骸と化したそれは、かつて自分がデザインしたものだったのかもしれない。]

 ねぇ、サンドラ。泣かないで。

[ああ、もしかしたらここが地獄なのかもしれない。
けれど、信じたくない。ゼノビアやサンドラが、地獄にいるだなんて。]

 …ゼノビア、行かないで。
 サンドラが泣いてるの、声をかけてあげて。

[声は、伸ばした手は、届かない。

ゆらり。
かろうじて無事だった誰かの家に吊るされたランタンの火が淡く揺れた。]

(28) 2013/10/17(Thu) 20時頃

メーフィエは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 20時頃


【人】 オリガ

 ………ねぇ

[無駄なことだと知りながら、揺れる残像にさえ縋る]


 行かないで……


[あの穏やかだった日々が、優しかった人々が、明るく輝く思い出たちが。

届かないところへ、消えていく]

(29) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【独】 メーフィエ

/* オリガさんのソロール挟んでしまったウワアアアアアアアアアアアアアアアア

切ないよウワアアアアアアアアアアアアアアアアア*/

(-3) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【人】 オリガ

[ぽろり、涙が溢れて。肩を震わせて声をあげて泣いた。
しゃがみこんで、滲む視界は全てをぼかす。


黄昏色の、空の下。



こんな孤独、知りたくなかったと嘆いた]

(30) 2013/10/17(Thu) 20時頃

【独】 オリガ

/*
整理。

私は今ゼノビアとサンドラを見ているから、二人には私の声も姿も届かない。
逆に私を見ているイヴァンに、私は気づかない。*/

(-4) 2013/10/17(Thu) 20時頃

ユーリーが参加しました。


【人】 ユーリー

――………。


[歩いて、いた。

気が付いた時には、既に。
ただ、当て所なく。

…あぁ、でも。
その目的だけは何故か、わかっているんだ。]

(31) 2013/10/17(Thu) 21時頃

【独】 ゼノビア

/*
恐らくゼノビアは煙に巻かれて死んだ。
一酸化炭素中毒。
苦しまなかった。

だから、死んだことにも微妙にまだ気付いてない。

夢の中にいるみたいな、少し曖昧な感覚で、村の中を歩いてる。

いつ気付かせようかな。

(-5) 2013/10/17(Thu) 21時頃

【人】 ユーリー

[君を。――君を、探している。]


[村へと足を踏み入れる異国の兵らを少しでも退けようと、
共に抵抗を試みた親友を。

――背中を預けていたはずの君は、今、どこに?]


[村を蹂躙する悪魔の放った火矢の先、燃え盛る炎に包まれた家に、
一人取り残されていた想い人を。

――思わず飛び込み手を伸ばした…君は、無事だろうか?]


[…あぁ、どうか。無事であってくれ。
――あの後、君たちがどうなったのか…僕には全く、記憶がないんだ。]

(32) 2013/10/17(Thu) 21時頃

【人】 ユーリー

[彼とは、どこで逸れてしまったのだろう。

夕闇迫る村の入口、たくさんの足音、揺れる松明。
あちこちで上がる火の手、悲鳴、怒号、そして…


…あぁ。僕らに何ができたというのか。

この平和な村に、戦うための道具など、存在しない。

色とりどりのガラスを生みだす術。
金属を自在に操り、加工する技。

――だがそんなもの、戦争に於いては役に立ちもしないのだ。]

(33) 2013/10/17(Thu) 21時頃

【人】 ユーリー

[少しでも村を護ろうと、そう思って。
君と二人、兵へ立ち向かおうと。

――そうして向かった先には、思っていたよりもたくさんの、敵。


武器代わりにと構えた鉄の棒は、兵士らを前にして、滑稽に震えた。

でも彼らに囲まれた時、君に預けた背中が妙に頼もしくて、
合図したら飛び出せと言った、君の言葉を、根拠もなく信じた。

二人とも生きて、この包囲を突破できると、
…その時は、信じて疑わなかったんだ。

だから、当然、君も。――生きている、はず。]

(34) 2013/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 ユーリー

[振り返らずに走れと、彼の言葉に背を押された僕は、
文字通り、敵に背を向け無様に逃げ出した。

――どこをどう走っただろう。
気が付けば、彼女の家へと向かっていて、]


[宵闇を煌々と、どのランタンよりも明るく照らしていたのは――君の家だった。

ゆらり、ガラス窓から見えた影は、君のものだったろうか。
家の中心、ランタンの芯と呼ぶにはあまりにか細いその影を救いだそうと、

たしか僕は、ドアを押し開け、中へ…]

(35) 2013/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 ユーリー

[足を、止める。

――あぁ、そうか。…そうだった。


君に駆け寄ろうとして、刹那。柱が、崩れて。
…そこから先の、記憶がないんだ。]


[辺りを見渡せば、一面の焦土。
ちろちろと燃え残る火が、その記憶が夢ではないことを物語っている。

…どれほど歩いたかわからない。
我に返った時には歩いていた。

気が付いたとき、立っていたのは、]

(36) 2013/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 ユーリー

[ヂリリ…]

[爪先の触れた箇所から、ひび割れた高音が聞こえて。
――見つけたのは、金色のくすんだ、小さな鈴。

そっと拾い上げて、ポケットにしまう。]

 …戻ってきた、かな。


[思わずそう、独りごちて。
ようやく物想いから醒めれば、少し離れたところにぽつぽつと人がいることに気付いた。]

(37) 2013/10/17(Thu) 22時頃

【人】 ユーリー

[あぁ、無事だった人がいる――

――サンドラ、ゼノビア、
     メーフィエ、イヴァン、そして、その中に、


                  …見つけた。 君の姿を。

一瞬にして心に灯る、希望の光。]


 オリガ…っ!!

[少し遠いけれど、声の限り叫ぶ。]

(38) 2013/10/17(Thu) 22時頃

【独】 ユーリー

/*
さっそく無茶ぶりですみません(

しかも酷い一方的な縁故ですね!ごめんなさいごめんなさい←

他のみんなにも、何か振りたいなーと思いつつ。

(-6) 2013/10/17(Thu) 22時頃

【人】 ユーリー

 良かった…君が無事で。
 あの時、君の家が燃えて…

[駆け寄って、その背に声をかけたけれど。
――様子が、おかしい。]


「行かないで…」


[声をあげて泣く君は、こちらを全く振り向かない。

その時、初めて思い当たった。
――あぁ。 

      死んでいる、のか。]

(39) 2013/10/17(Thu) 22時頃

【人】 ユーリー

[黄昏の中。

どこかの家の軒先で、消えそうに揺れるランタンの光は、壊れかけた心のよう。


――僕は、ただ。

肩を震わせしゃがみこむ君を、背後から言葉もなく、見下ろしているだけ。]**

(40) 2013/10/17(Thu) 22時頃

ユーリーは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 22時頃


【人】 イヴァン

[自分が死んでいることには、いまいち実感がわかない。
炎に包まれるときに、覚悟していたからだろうか。

方々で皆が、泣いているからだろうか。
涙は、出なかった。



オリガはやがてうずくまり、泣きだした。
慰めの言葉ひとつ、かけることはできない。]

(41) 2013/10/17(Thu) 22時半頃

【人】 イヴァン

 ……いや、そういうの、俺の役目じゃないな。


[金具の加工をしていたユーリーと一緒にいるときの、オリガの微笑みを思い出す。
腕のいい、そして仲もいい二人の姿。

同時に、思い浮かべる顔がある。]

(42) 2013/10/17(Thu) 22時半頃

【人】 イヴァン

[声も、触れたときの温度も、鮮明に思い出せる。

少し生意気なところも可愛い妹。最近背伸びするようになった弟。
そして、生まれたときからずっと一緒に育ってきた、同い年の幼なじみ。

花がほころぶように笑う、大切な存在。]

 あいつらは、生きているのか?
 ――無事で、いてくれ。


[彼らの姿を探して、瓦礫の道を、歩き始める。
視界の端で、頼りなげに、嘆くように、揺れる残ったランタンの燈火。**]

(43) 2013/10/17(Thu) 22時半頃

イヴァンは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 22時半頃


【人】 ゼノビア

[かけられた可憐な声は、己の鼓膜を揺らすことは、なく]


[オリガに気付かない己は、崩れた仕立て屋の前から立ち去った。
その直ぐ後にやってきたイヴァンが、オリガの肩に手を置き、通り抜けるのがもしも見えていたならば。
きっと己は、現状をもう少し把握できた。

すれ違った憂いを纏うメーフィエに、声をかけることも出来ず。
同じように、己の横を駆けて行くユーリーにも。
きっと彼は変わり果てた村で、オリガの姿を探しているのだろう。

二人が無事出会えるようにと、静かに祈った]

(44) 2013/10/17(Thu) 23時頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 23時頃


【独】 ゼノビア

/*
割合を考えて、女性にしました。


オリガに友人縁故ふりたくなってきたよ。

ユーリーオリガ切ないなあもうによによ。

(-7) 2013/10/17(Thu) 23時頃

【独】 ゼノビア

/*
ゼノビア(ラテン語: Zenobia)は、3世紀に存在したパルミラ王国の「女王」と呼ばれた人物である。

(うぃき)
http://ja.wikipedia.org...

(-8) 2013/10/17(Thu) 23時半頃

マフテからの伝書が参加しました。


【人】 マフテからの伝書

[鳥が一羽、焼けた木の枝に止まった**]

(45) 2013/10/17(Thu) 23時半頃

マフテからの伝書は、メモを貼った。

2013/10/17(Thu) 23時半頃


オリガがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( オリガは村を出ました)


マフテからの伝書がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( マフテからの伝書は村を出ました)


【独】 ゼノビア

/*
オリガちゃんなにがあったん

(-9) 2013/10/18(Fri) 00時頃

オリガが参加しました。


【人】 オリガ

[自分のすぐそばに、彼がいることに気付けない。
ただただ泣いて、やがて顔を静かに上げた]

 …無事、かしら……

[自分の家が燃えて、誰か入ってきたのは音で分かった。
それが、生きていてほしいと願う彼とは知らないまま──]

 ……寂しい、わ…

[声は届かない、手はなにも掴まない。
ぽつりと零した言葉は、半ば無意識で**]

(46) 2013/10/18(Fri) 00時頃

オリガは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 00時頃


【独】 ユーリー

/*
あ、しまった!
なんとなく、みんなの年齢が20代前半ばかり固まってるから、僕はずらそうかなーと思って28にしたけれど、

オリガと7つも離れてるじゃんね?w

ちょ、ちょっと離れすぎたかな…いや、7個だったら許容範囲だよね…?と信じてる…w

そして、オリガをずっとストーキングすることで、僕の存在を気付かせないとか一瞬思い浮かんでしまったけど、それってどう考えても迷惑だよな…どこかで離れよう…

(-10) 2013/10/18(Fri) 00時半頃

【人】 ゼノビア

[オリガとユーリーは出会えただろうか。

オリガ。
可愛くて可憐な、自慢の友人。
あまり賑やかでない性格の己と気が合った、女友達。

頭が上手く働かないまま、煤けた村の道を歩く。
何故村がこんなことになったのかさえわからない。

不意に立ち止まり、手にした緋色の花弁を見詰めた。
ゆっくりと、思い出してみる。

昨日は陽の高いうちから、早めに仕事を切り上げた。
調子が悪くて、夕暮れ前にベッドに入った。
毛布に包まって、明日も調子が悪ければ病院に行くべきだと考えて。
眠りについた。

眠る前の息苦しさは今はなく。

もしかして、と不穏な予想が頭を*擡げる*]

(47) 2013/10/18(Fri) 00時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 00時半頃


シュテファンが参加しました。


【人】 シュテファン

[ふと気づくと、長く伸びる自分の影を見つめていた。
周囲に茂る草も夕日を浴びてくすんでいる。]

こりゃあ……どういうことだ?

[見下ろした自身の身体には傷一つなく、服も汚れていない。
顎に手をやり考える。]

死んだ……よなぁ、確か。

[そう、確かに。
押し寄せてきた戦火に抗うことは出来なかった。]

(48) 2013/10/18(Fri) 00時半頃

【人】 シュテファン

夢を見てましたーなんて都合のいい事……ないわね。

[振り返れば広がる廃墟。
生まれ育ち、そして穏やかに死んでいくはずだった故郷は
今やその役目を果たさない。]

……ってーことは、俺は死んだんだな。やっぱり。
はは、まぁ、当然の報いかね、こりゃあ。

あいつは助かったかねぇ……。

[顎に手を当てて自嘲気味に笑って、そして自宅へと足を向けた。]

(49) 2013/10/18(Fri) 01時頃

【人】 シュテファン

[仕事を終えて暖かな食卓を囲み、そうして眠りに付くはずだった。
しかし村を照らすのは親しんだランプの光ではなく、荒々しく燃える松明の炎。
土を踏み鳴らす音が響き、扉が開いた。]

……帰れねぇわな。

[思い出して足が止まった。
あの時自分は逃げ出したのだ、家族を置いて、一人。
そして村のはずれで殺された。]

他に何ができたっていうのよ。

[その声は小さく震えるようだった。]

(50) 2013/10/18(Fri) 01時頃

シュテファンは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 01時頃


【人】 イヴァン

[時折つまずきそうになる。
暗い。あまりにも暗い。]


 ……夜って、こんなに暗かったんだな。

[生まれたときから、温かな明かりに照らされた夜しか、知らない。
それがどれだけ、幸せなことだったか。

わかっていた、つもりだった。]


 なんだって、こんなことになったんだ。 

(51) 2013/10/18(Fri) 10時頃

【人】 イヴァン


[一歩進むごとに、崩れた村を見るたびに、悲しみと悔しさと、虚無感が押し寄せた。暖かい記憶と重ねあわせるたびに、胸が傷んだ。]


 ……くそっ

 
[パン屋が、厩舎が、旧友の家が、全てが面影もないほどに、崩壊していて。
家へ向かう足は自然と急いだ。]

(52) 2013/10/18(Fri) 10時頃

【人】 イヴァン

[途中、見知った顔をいくつか見かけた。
贈答用のラッピングをしていたゼノビアが、一輪、緋色の花を大事そうに手にもって歩いていた。
彼女とはたまに話す程度の仲だったが、気立てがよく、村の集まりのときは菓子を作って持ってきていたのを覚えている。甘いのが苦手な自分が、もうひとつ、と手を伸ばすくらいに美味しく、それを伝えると、少し恥ずかしそうに笑っていた。

教会の側では、メーフィエが薄暗い天を仰ぎ、神に祈っていた。教会の説法なんてものは性に合わなかったが、メーフィエの話を聞くのは好きで、意味もなく訪れて時間を過ごしたこともあった。妹と弟も彼によくなついていたし、神の父というよりは、村の父のような存在だった。

誰にも声はかけなかった。無駄だと、わかっていたからだ。]

(53) 2013/10/18(Fri) 10時頃

【人】 イヴァン

[仕立屋で号泣するサンドラには、震える弱々しい肩に、着ていた上着をかけようとした。気温ではなく、その背中がとても寒そうに、見えたからだ。

この服も、彼女の仕立てたもの。
村全員のサイズを完全に記憶していて、道ですれ違ったときの最初の挨拶は、いつも「体に変わりはないかい」だった。成長期なんて、背が伸びて仕立て直しが必要なまさに頃合いにサンドラの方から声がかかるのだから、彼女がどれだけ村の皆を愛していたか。]

(54) 2013/10/18(Fri) 10時頃

【人】 イヴァン

[上着を脱いだところで、さっき触れたオリガを思い出す。]


 触れられないんだっけな。


[彼女にわしわしと頭を撫でられるのは、嫌がるそぶりをみせていたけど、嫌いじゃなかった。

しばらく立ち尽くして、疊んだ上着を彼女の横に置いて、その場を後にした。**]

(55) 2013/10/18(Fri) 10時頃

イヴァンは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 10時頃


【人】 オリガ

[しばらくぼうっとして、やがて立ち上がった。
その動作は緩やかで、少しふらついていて。
いつまでも泣いているわけにはいかないと、ぎゅっと服の裾を握った。
手が小さく震える。]

 どうしろって、いうのかしら。

[親しんだランタンは、道を照らしてはくれない。
目を閉じれば、今までの幸せな光景が暗闇に映って。

与えるのは簡単でも、受け入れるのは難しい。
今この状況のように――]

(56) 2013/10/18(Fri) 13時頃

【人】 オリガ


[カシャン]

 ……あ

[手首にはめていたブレスレットが落ちた。
彼から貰ったそれは、大事な宝物。桃色と水色の、小さな花飾りがついたシンプルなもの。]

 …焼けてなかったのね。
 良かった。

[それを拾い上げて、大事そうに手首につけなおす。
そして一歩、足を踏み出した。
踏み出せてしまえば後は簡単。

彼には、気付けないまま。
――足は自然と、彼の自宅へと向かっていく**]

(57) 2013/10/18(Fri) 13時頃

【人】 メーフィエ

[村をずっと歩いていた。誰か無事であってくれと、どこかで笑っていてくれと、連ねる願いは届くはずもなく。
誰かに声をかけてみても、返事はない。家族の姿を探してみても、見つからない。愛した教会に戻っても、愛した場所はない。
途中、腕の良い職人二人を見かけた。近いうちに祝福することになっていた。互の話は良く聞いていた。
オリガの腕にはめられたブレスレットは、ユーリーが送ったものだと。頬を染めて嬉しそうに話していた姿を思い出す。
彼女に何か送りたい、と。優しい声色と笑顔を思い出す。
―戦火に焦がれなければ、二人のために用意された贈り物も残っていただろうに]

(58) 2013/10/18(Fri) 15時頃

【人】 メーフィエ

[仕立て屋と、去りゆくガラス加工職人の姿を見た。
身に纏う、他にはない変わった黒衣と襟元に巻かれた布はサンドラが仕立てたものだった。幼い頃からよく服を仕立てて貰いに行っていた。20になったときに、祝いにもらった服は常に着けていても解れる気配すらなかった。兄弟と揃いの服は、一番のお気に入りだ。

教会に弟や妹、時折幼馴染もつれてきていたイヴァンとは他愛もない会話をよくしていたものだ。甘いものが苦手という彼に甘さの控えた菓子と茶を出し、弟妹にはクッキーやマドレーヌを与えていた。美味しい、と笑顔で食す姿に癒された。
彼とは、神も教会も関係しない、ただの日常話をするのが好きだった]

(59) 2013/10/18(Fri) 15時頃

【人】 メーフィエ

[ゼノビアの作る花はとても綺麗で、ランタン用のそれを祝いの席に、神の膝下におきたいと無理強いしてしまった時も彼女は頷いてくれた。先ほど見かけた際に持っていた花も、飾りたいと思っていた物であった。
大人しい彼女の造花に溢れた部屋をまた訪れると、その約束も果たせなかった。ほどよく甘い菓子と控えめな笑顔。それがとても好ましいものであった]

・・・あ・・・

[ふと視線を向けた先には、震えるような小さな声。
祝福される、とても幸せそうな笑顔を幼い自分は見ていた。愛を誓い、指輪を交換する二人はそれまでに見た誰よりもずっと綺麗に思えて。
新婦の投げたブーケを受け取ったのは、自分だった。小さな手に花束を抱えて、周りの人にうらやまれながらもそれを離すことはなかった。後にシュテファンへ渡しに行っても、首を振って撫でるだけだったのは鮮明に覚えている]

(60) 2013/10/18(Fri) 15時頃

【人】 メーフィエ

[―彼らの顔に、自分の愛した笑顔はなかった。
悲愴、涙、後悔。村の民の作ったランタンは、それらを悲しいほどに、嘲るように明るく照らしていた。道は暗いというのに、滲む景色に映る顔は皆痛々しいではないか]

・・・どうして・・・こんな・・・

[今更になって濡れる頬。瞬く度に乾いた素肌に走る筋は濃くなり、十字架に雫が一つ落ちる。
あんなにも愛して、祝って、弔って、永遠を願った場所は、こんなにも変わってしまった]

[なぜこうなってしまったのか。己の罪は、咎められるべきことは何なのか]

(61) 2013/10/18(Fri) 15時頃

【人】 メーフィエ

[―ずっと皆笑っていられる、と。

永遠を信じてしまったことだったのか**]

(62) 2013/10/18(Fri) 15時頃

メーフィエは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 15時半頃


【独】 イヴァン

/*村建てさま、飛び入り失礼致します。

しまった神父様見て、48時間更新だったの忘れてた…しかも開始してないという
もはや墓落ち急いでた。幼なじみ?兄弟?消し飛ばすつもりだったとか
のんびりやろうのんびり。

あと文章垂れ流しすぎだーああああでもみんな可愛くて蘇生したい蘇生したいそせi

(-11) 2013/10/18(Fri) 15時半頃

【人】 オリガ

[途中、ステファンを見かけた。
いつものように、声をかければ返事が返ってこないだろうかと、小さな願いを持つけれど。]

 きっと無理ね……

[皆笑っていて、平和な日々がそこにあった。
それを当たり前だと、至極当然のように受け入れて――それが砕け散った今、自分に何が出来るだろう。]

[きっと、何も出来やしない]

(63) 2013/10/18(Fri) 16時頃

【人】 オリガ

[焼跡ばかりが並んで、最早土地勘なんて頼りにならない。
アテになったのは彼の家に行く途中にあった、壊れた店の看板の類だけ。

そうして、ようやくたどり着いたそこには――]


 ………っ


[記憶とは一致しない、ただの焼跡だけが。
私を嗤うように、存在していた。

地面に転がっていたランタンの灯火は消えていて、それがまるで。
―――まるで…]

(64) 2013/10/18(Fri) 16時頃

【人】 オリガ

[彼はいないと、言っているような気さえした**]

(65) 2013/10/18(Fri) 16時頃

オリガは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 16時頃


【独】 オリガ

/*
>オリガの背後
ここだけ見たらホラーに(ry

(-12) 2013/10/18(Fri) 16時頃

クレストが参加しました。


【人】 クレスト

[眼を開くと滲んだ視界に朱がゆらりと揺れた]

(66) 2013/10/18(Fri) 17時半頃

【人】 クレスト

  火だ。

[ぼんやりした頭でそう思った。
暫く―それは数秒か数分か、あるいは数時間かわからないけれど―朱の色を眺めてふと]

ああ違う、これは、ゆうやけのいろだ。

[こし、と目を擦る。揺らめいて見えたのは眼に溜まった涙のせい]

(67) 2013/10/18(Fri) 18時頃

【人】 クレスト

[ふと我に返る]

あれ…?

[ぐるりと視線を巡らせる。
舗装されていない小道に残る沢山の重い足跡が踏み荒らした跡
壊された柵
焼け焦げ崩れ落ちた廃墟

眼を細めて夕焼けの向こうへ目を凝らすと、まばらに建物の影]

(68) 2013/10/18(Fri) 18時頃

【人】 クレスト

 いかなくちゃ。

[砂利を踏みしめ、村の方へ歩き出す]

―――早く 行かなくちゃ。     早く。

[思考は譫言の様に口を吐いて漏れるが、それを聞きとがめる者はいない。
雑木林を抜け、道々に壊された家を見て、いまだ燻る残り火を横目に、どこからとも聞こえるすすり泣く声を後にして]

 君は、どこ?
       どこに いるの?
 君は―――

[立ち止まる。ジャッ、と爪先で砂利が鳴った。]

 僕は、誰を探して……。

[今を表すのにぴったりの言葉を知っている。愕然って言うんだきっと。
思い出したい事を何一つ思い出せない頭の片隅で、妙に冷静な“僕”が言った**]

(69) 2013/10/18(Fri) 18時頃

クレストは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 18時頃


【独】 クレスト

/*初めましてです。はい。飛び込みです。すみません。怖い。
粗相があったら申し訳ありません。
ログは幾つか読んで、きっとこんな感じ、というイメージはありますが、手探り手探り…。
やるならクレストしかないと思った#などと証言しており

(-13) 2013/10/18(Fri) 18時頃

ロランが参加しました。


【人】 ロラン

[ゆくらゆくらと漂っていた。]

[生きていた頃からずっと。]

(70) 2013/10/18(Fri) 21時頃

【人】 シュテファン

[いつまでそうしていたのか。
しかし暮れ行くはずの太陽は同じ場所にあり続けている。
顔を上げると見慣れた姿が視界を掠めた。]

……クレストか?

[歩み寄り声を掛けたが彼は振り向かない。]

おい、クレス……!

[肩に手を掛けた。――掛けようとした。
しかしその手はなんの抵抗もなくするりとすり抜けてしまった。]

は、はは……そうだよな、死んでるんだ。

(71) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

【人】 ロラン

[焼跡、瓦礫の欠片がばらばら落ちるところ、ゆっくりと半身を起こす。]

[何も触れない。聞こえもしない。上空の星が、ちか、ちか、ひとつふたつ、瞬き始めた時刻。

立ち木のようにぼうっと見上げた。空は黄金と薔薇とわずかに藍蘭。]

[鳴らない足音が、辿る。存在しない、道を。]

[白いシャツと木靴と黒い髪。
あるのはそれだけ。]**

(72) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

【独】 ロラン

13

(-14) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

【独】 ロラン

/*
フイタ。28
29
17

(-15) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

ロランは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 21時半頃


【人】 シュテファン

……なぁ、クレスト。
サンドラに伝えてくれよ、
シュテファンは家族も守れないろくでなしだったけども、
ちゃんと報いは受けたって。

[顔は歪んでも涙は出なかった。]

(73) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

【独】 ロラン

/*
焼跡、雨天後、黄昏時。
工芸品はランタン。
お話不可能、接触不可能、回想のみだが縁故無茶振りガッチガチ、秘話は一回。

装備:清潔なシャツとズボン、木靴。

切られて死んだハンプティダンプティ、脳足りんの役立たず、誰の顔も覚えていない。
寒いのが好き、星が好き、苦いものは嫌い。

(-16) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

【独】 ロラン

music by painfall.

(-17) 2013/10/18(Fri) 21時半頃

【人】 シュテファン

[寒くなる前にと毎日遅くまで仕事をする彼女に付き合って、
在庫のランタン部品を磨いていた。

工芸品として持てはやされる我が村の特産品だが、
瀟洒なデザインだけでなく実用品としての性能も確かだった。

使う人の姿を想像しながら一つ一つ丁寧に作った部品を
ユーリーへと渡せば、それは美しい装飾を纏う。

焼け落ちた民家の傍に転がる壊れたランタン。
傍にしゃがみこんでそっと撫でた。]

(74) 2013/10/18(Fri) 22時頃

シュテファンは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 22時頃


【独】 ロラン

/*
耳も目も聞こえにくい。

(-18) 2013/10/18(Fri) 22時頃

【独】 シュテファン

/*
メモ会話できない無茶振りは勇気が要ります。
どうもこんにちは、緑丸です。
飛び込んでみました。お邪魔いたします。

20代前半が多いようなので45歳にしてみましたが、最年長になりそう。

(-19) 2013/10/18(Fri) 22時頃

【独】 イヴァン

職人増えたアアア

(-20) 2013/10/18(Fri) 22時頃

サンドラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……( サンドラは村を出ました)


【独】 シュテファン

/*
ギャアアアアア

(-21) 2013/10/18(Fri) 22時頃

【独】 シュテファン

/*
サンドラアアアアアア!!!

これ24h無発言で追い出されたのか。

(-22) 2013/10/18(Fri) 22時頃

【独】 クレスト

/*サンドラさんところ触れに行こうと思ってたら、ふぉぉ。
しかし、あら?少し様子を見ましょうかね。
ぼちぼち回して行きましょう…。

(-23) 2013/10/18(Fri) 23時頃

サンドラが参加しました。


【人】 サンドラ

 ……っ、ひっく、

[泣いて、泣いて、涙も枯れ果てそうなほど泣いて、それだけ泣けば涙は枯れる。
泣き疲れた私は天を仰ぐ。
ああ、まるで時が止まったかのようにやわらかな空の色。]

(75) 2013/10/18(Fri) 23時頃

【独】 シュテファン

/*
キャアアアアアアアアアアア

(-24) 2013/10/18(Fri) 23時頃

【人】 サンドラ

[記憶が、断片的によぎる。
夕闇の中に響くおどろおどろしい声、
燃える炎、金属の打ち合う音に、泣き叫ぶ声、]

 ………ああ!

[身体を震えが駆け抜けた。
両腕をこする、寒い、寒い……]

 あぁ……あなた。
 あなた………。

[過る記憶、焔のようにぶれる記憶、あの人はどこへ?
ああ……どうして、なにも、思い出せないのかしら。]

(76) 2013/10/18(Fri) 23時頃

【人】 サンドラ

[ゆれる記憶は朧げだ。
確かなのはただ、世界から見放されたような孤独だけ。]

(77) 2013/10/18(Fri) 23時頃

サンドラは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 23時半頃


【独】 サンドラ

/* ダメ旦那というご褒美が舞い降りた

ごほうび!!!です!!!!
ありがとうございます!!!!

(-25) 2013/10/18(Fri) 23時半頃

【独】 シュテファン

/*
ちょ!サンドラのメモ!

>シュテファンの嫁

嫁!!!!
妻でなく!!!!嫁!!!!!!

(-26) 2013/10/18(Fri) 23時半頃

【人】 シュテファン

[村は随分と見晴らしが良くなったが、
それでもここから我が家を望むことはできない。
自宅の方角に視線を向けても物悲しい夕日が照らす廃墟が見えるだけだった。]

許してくれとは言わないが
無事で居てくれってのは、無責任かねぇ。

[サンドラと子供たちが無事なら、それでいい。
しかし彼らを守らなかった己がそれを願うのは虫のいい話だ]

(78) 2013/10/18(Fri) 23時半頃

【独】 シュテファン

/*
フハハハ!
28歳メーフィエ以外は全員20代前半だから「子供」射程範囲内だ!!

フラグだけ建てとく……。

(-27) 2013/10/18(Fri) 23時半頃

メーフィエは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 23時半頃


【独】 シュテファン

/*
マツガエタ!28歳はユーリーだ!

あ、22歳メーフィエが結婚式を見てるってことは古くても19年前くらい?

アッ………………
よ、養子……とかで…………

(-28) 2013/10/18(Fri) 23時半頃

シュテファンは、メモを貼った。

2013/10/18(Fri) 23時半頃


【独】 シュテファン

/*
なんかもうすでにすみません……。

(-29) 2013/10/18(Fri) 23時半頃

オリガは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 00時頃


【人】 クレスト

[霞がかった頭には、相変わらず何も浮かんでは来ない。
自分はどこへ行こうとしていたのだろう。
そもそも自分が何者であったのかすらも酷く曖昧なまま。

何を考えるでもなく村の奥へと彷徨い歩く。
途中に縋るように託された想いなど、気付きもせず >>73]

……。

[焼け落ちた廃墟の前で立ち止まる。
暴力的な黒で塗り潰された焼け跡の中に混じる鮮やかなガラス片も、煤けて翳りを帯びて見えた。

夕焼けの色の中に取り残された様な黒い残骸の前に、彼女の姿を認め。]

(79) 2013/10/19(Sat) 05時頃

【人】 クレスト

――オリガ。

[名前は自然と口をついた]

無事だったんだ…?

[声をかけるが気付いた様子もなく、彼女は俯いて居た。
――“無事だった”?
確かに僕は今そう言った。]

         ――――ッ

[ヒュ、と音を立てて息を飲む。ぞくりと心臓が縮む様な感触がした。]

僕は…見てた………。村が焼け落ちて……。

[朱が藍に暮れていく空の下で、緋が躍った。
その様を僕は確かに見ていた。]

(80) 2013/10/19(Sat) 05時半頃

【人】 クレスト

―記憶の断片―

[同い年の彼女は幼い頃から大人しく人見知りだった。
それでもよく、体が弱く伏せがちだった僕の話し相手になってくれていた。

――暖炉の火を背に画用紙を広げ懸命に描き込む。
ランタンのデザインを仕事にする彼女は、そう、昔から絵も上手だった。]



おめでとう。…まだ気が早いかな?
うん。僕も、兄さんも心から祝福するよ。

[――時が経ち、少女が大人になっても、ほころぶ様に笑う笑顔は変わらなかった。
腕にはめた細工のこまやかなブレスレットは、ユーリーが贈った物。

ゆっくりと時間が流れる村で、やわらかな幸せに包まれていた彼女を、
―――――――緋の色が呑み込んだ。]

(81) 2013/10/19(Sat) 06時頃

【独】 クレスト

/*メーフィエをお兄ちゃんにしたいのだけど、行き着くかなァ。
人を見かけるごとに、少しずつ思い出す流れ。
ドラ○エとかでありそうな流れ。

(-30) 2013/10/19(Sat) 06時頃

【人】 クレスト

…?

[呼びかけても、オリガはただ俯いたままだった。
“まるで自分の声など聞こえていない様。”

ぼんやりと頭にかかっていた霞が少しだけ晴れた気がした。その分を補う様に不安のような感情が沸き立つ。
彼女を背にして再び歩を進め始める。足取りは――重い。**]

(82) 2013/10/19(Sat) 06時頃

クレストは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 06時頃


【独】 メーフィエ

[どこ?
  
                      どこにいるの?

      
       帰ってきてよ



           ―「おかえり」は言えないけど]

(-31) 2013/10/19(Sat) 09時半頃

【人】 メーフィエ

[どこ?
  
                      どこにいるの?

      
       帰ってきてよ



       ―「おかえり」は言えないけど]

(83) 2013/10/19(Sat) 09時半頃

【人】 メーフィエ

[村の中をずっと探した。あの時外に出た―は、どこに行くと言っていたか。
それが思い出せない。霞む記憶が光と熱に覆われて、ああ、何も見えない。
それでも探した。共に祝福しようと言っていた、一人の兄弟を]

・・・村には、いないのかな・・・?

[外れの雑木林の方へ目を向ける。病弱だった彼の手を引いて、遊びに行った場所。
幼い頃に、無理に連れて行ってしまい、父母に叱られたこともあった]

・・・もう少し、探してみよう

[足元の破片が小さな音を鳴らして

               ―また、一歩               ] 

(84) 2013/10/19(Sat) 09時半頃

【人】 メーフィエ

[探して、探して、探して、見つけた。
黒衣と、同じ色の髪の毛。近くにいたオリガは彼に気づく様子もなかった。
それが、信じたくなかった現実を突きつけるようで。
しかし、それでも駆け寄らずにはいられなかった。
言葉を、言えない言葉を飲み込んで。
ひとつ、二つと歩を進めた]

・・・クレスト・・・こんなところに・・・

[それが、伝わることはない。
それも、わかっていたから手を伸ばさなかった。
たった、一人だけの弟の姿を。
映して、そして踵を返す]

(85) 2013/10/19(Sat) 10時頃

メーフィエは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 10時頃


【人】 ユーリー

[──あぁ、死んだのか、と。

それがどういうことなのか、最初は思い当たらぬまま。
今はただ、彼女が生きているという、その事実だけで十分だった。]

 …オリガ。

[叶わぬと知りながらも、蹲る小さな背を抱きしめようとして、
触れようとした腕はふわり空を切る。

──透けたのはどちらの身体だったか。
そんなこともわからないほどに、一瞬のこと。]

 ………っ

[オリガをすり抜けて、彼女の目の前に躍り出て、
…あぁ、それでも君は、僕に気付かない。

当たり前のことだけれど、と。
何もできない無力な自分に、自嘲的な笑み。]

(86) 2013/10/19(Sat) 10時半頃

【人】 ユーリー

[それでも。奇跡を願わずにはいられない。]

 …オリガ。オリガ。
  僕はここにいる。君の、すぐそばに。
    だから、お願いだ…どうか、泣かないで──前を向いて、生きて。]

[──だってこうする他、何もできないんだ。

自分がオリガに意識を向け続けている限り、彼女がこちらを認識できないだなんて、思いもせず。

少しでも伝わって欲しいと──触れることはできないけれども、そっとその頬をなぞった。]

(87) 2013/10/19(Sat) 11時頃

【人】 ユーリー

[──果たして奇跡は起きたのか。

暫くして、ふらり立ち上がる君は、
服の裾を掴んで、小さく震えている。

紡がれたのは困惑の言葉だったけれど──大丈夫、君は泣くことをやめて立ち上がった。…どうか、このまま、前へ、]

 [カシャン]

[何かが、落ちる音。
──あぁ、それは。僕が贈ったもの。

…あの時。君に好きだと伝えるのに、どれほど勇気が必要だったことか!
──懐かしい、大切な、想い出。

腕から滑り落ちたそれを大事に拾い上げる君に、
死んでも想い出は消えないと、少し温かな気持ちになった。]

(88) 2013/10/19(Sat) 11時頃

【人】 ユーリー

[歩き出す彼女を見守るように、少し後ろをついていく。

一面の焼け野原。最初はどこを目指していたのかわからなかったけれど、やがて、]

 ……あ。
[──僕の、家?]

[灯の消えたランタン。転がるそれを見つめるオリガ。

…そして、]

「──オリガ。
  無事だったんだ…?」

[声が。クレストの声が聞こえて。
そちらへ顔を向ければ──自然と意識はオリガから離れる。]

(89) 2013/10/19(Sat) 11時半頃

【人】 ユーリー

[クレストは、オリガだけを見ている。
…当たり前だ。僕のことは、見えないのだから。
ゆるゆると、首を振る。

それは自分が見つめているからだとは、まだ、気付けない。]


[しかしクレストの言葉は届かなかったのか、オリガはまるで無反応で、
やがて彼は、その場を後に歩き出してしまう。]

 …オリガ?

[──どうして?]**

(90) 2013/10/19(Sat) 11時半頃

【人】 ロラン

― *** ―

[古い日。
敬虔な祖父母がミサへ赴く。
少年は彼らが出てくるのを教会の扉の前で待っていた。

何時もの日課。]

(91) 2013/10/19(Sat) 13時頃

【人】 ロラン

[人々が勤めを果たしている間、少年がこの大門を
潜ることが無くなったのは、いつからだろう。

賛美歌の斉唱を行う時、決まって騒ぐのだ。
もうあいつを入れてくれるな、と、理知深い誰かが言った。

祖父母が神への赦しを乞うて祈る間、
少年は閉ざされた扉に凭れて、彼らの帰りを待っている。
どうかどうか、
あの子の罪を御許し下さいと。
祈る間。

敬虔な人々の唱を背に少年が笑う。
日陰涼しく陽射しが暖かい、今日はとってもいい天気。]

 ―――アー、
 ア、ア、アー、アー

*

(92) 2013/10/19(Sat) 13時頃

【人】 ロラン

― 廃墟 ―

[礼拝堂の壁は焼け落ちず残って居た。]

[床に散らばるステンドグラスの破片の隙間を音無き影が歩く。]

[見上げた記憶はずぅっと昔。10の子供だった頃。]

[天井と壁面を覆っていた色彩がどんな形をしていたのか覚えていない。]

[目も、耳も、いつも、聞こえづらかった。]

[揺籃の鮮やかさと人々の起す波に揺蕩い、唯。]

(93) 2013/10/19(Sat) 13時頃

【人】 ロラン



          ア、ア    アーァ、
          [A S    P La S]

         ア、アー、ア     ア、ア、アーァ
         [Ra M L      S L Ma I]

      アーァ、ア、ア     アーァー
     [s L Koo S L    R  M Sa]


.

(94) 2013/10/19(Sat) 13時頃

【人】 ロラン

[不明瞭な発音の歌が暫し響く。]

[瞬きの星がひとつ見下ろすだけの誰も聞こえない唱。

誰も居ない場所で。]**

(95) 2013/10/19(Sat) 13時頃

ロランは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 13時頃


【独】 ロラン

Beyond The Century.

(-32) 2013/10/19(Sat) 13時半頃

【独】 クレスト

/*流石プロの人だ。拾って繋いでくださって。(´艸`)グムム。
僕も頑張る。

(-33) 2013/10/19(Sat) 13時半頃

【独】 クレスト

/*サンドラさんに少し触れて、教会の方へ向かいながらメフェェに触れたいなって思ってたけど、向こうから来てくれた。 #愕然って言うんだ。
A→Bの関わりの時、BにAは認識できない、様な雰囲気ですよね。

(-34) 2013/10/19(Sat) 13時半頃

【人】 オリガ

[クレストに声をかけられたということに気付くはずもなく、無反応のままだ。
普段ならきっと声は届いただろう。
けれど今この状況は、決して普通とはいえない。]

 ……ユーリーは、きっと生きてるわよね…。

[きっと、無事に逃げられたはずだ。
生きていると、願いに縋りつく。彼がすぐ近くにいると知らないで、少し顔を俯かせた。
長い髪が揺れる。]

 …生きていた時と、ほとんど同じなのに。

[変わったのは、村の光景と――それと、誰にも気づかれないということ。
世界から弾かれたような、孤独。]

 それでも私は、もう死んでしまっているんだわ。

[そしていずれ、誰かの記憶からも消えていくのだろうか。]

(96) 2013/10/19(Sat) 16時頃

【人】 オリガ

[目を閉じて、そうして再び目を開けたら――あの幸せな日々があるだろうか。

全て悪い夢になって。
夢の内容を話せば、誰かが笑い飛ばしてくれる。]

[一度、目を閉じる。]

[そこにあるのは、変わらない惨劇の傷跡だけ]

(97) 2013/10/19(Sat) 16時頃

【人】 オリガ

[神様が本当にいるのなら、最後に一つくらいお願いを聞いてくれたっていいのではないか。]

 ……ねぇ、ユーリー。

[大仰な願いではない。
小さな、けれど自分にとって一番大切な願い。]

 ―会いたいわ……。

[もう一度だけ、彼の顔が見たかった。
そして今まで伝えられていなかった言葉を伝えて――願いは、叶わないまま。]

[あの空に溶けてしまえたらいいのにと、らしくもないことを思う**]

(98) 2013/10/19(Sat) 16時半頃

【人】 イヴァン

[様変わりした風景の中では、当たり前に辿れるはずの家路もあやふやで、何度も何度も立っている位置を確かめた。
歩む先を、確かめた。何もない、先を、ひとつ、ひとつ。
焼け残った看板や、竈や、石壁の一部を思い出と結びつけながら、糸を手繰るように歩く。

ユーリーやロランにメーフィエ、体の調子がいいときはクレストも、皆で子供の頃駆け回った表通りは、無惨だった。
焼かれただけではない。故意に荒されたとしか思えない。
強く唇を噛み締める。
そんな悪意とは、ずっと無縁だった。]

(99) 2013/10/19(Sat) 17時半頃

【人】 イヴァン

[途中で遠目にシュテファンも見かけた。
安定したランタンの基礎部分を作る、サンドラの夫。
転がった壊れたランタンを優しい手つきで撫でている。]


 ……あ?


[いやな感覚が背筋を走った。
よく酒場で一緒に酒を飲んだ彼は、軽い男だったが、家族をとても愛していた。

こんなとき、真っ先に、愛妻と子供の元へ飛んでいきそうなものなのに。
サンドラが、あんなに悲痛に泣いているのに。]

(100) 2013/10/19(Sat) 17時半頃

【人】 イヴァン

[急いでいた足が止まる。]


 まさか。そんなこと……


[そうだ。
オリガも、サンドラも、メーフィアも、ゼノビアも、

皆、一人だった。
誰かが二人、三人、共にいるところなど、見ていない。
それは自分と同じ状態だからではないか。]


 まさか。まさか、皆、皆、


[皆、死んでいる、などと。]

(101) 2013/10/19(Sat) 17時半頃

【人】 イヴァン

[走り出した。**]

(102) 2013/10/19(Sat) 17時半頃

イヴァンは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 17時半頃


村の設定が変更されました。


【人】 クレスト

[足取りは重く、摺る様に砂利を蹴る。
ランタンの灯りと陽だまりの様な暖かさの在ったその場所は、今は焼け跡に瓦礫と想い出の残滓だけが積み上がっている。
頭にかかった霞は未だ晴れない。此処に在った暖かさの内に自分も居た様な気はするのに、抜け落ちた記憶は、まるで独りだけ鍵を無くして家に入れない子供の様な焦燥と不安を募らせていく。

泣きじゃくる女の声に足を止めた。―――かつては仕立て屋の在った場所。]

あ……サンドラ…さん。

[やはり、名前はするりと口をつき言葉と成る。
僕が幼い頃から、面倒見のいい人で、強い笑顔の印象的な大人の人だった。なのに今は、子供の様に泣きじゃくっている。

呆然と、暫しその背中を見つめる。当然彼女はこちらには気付かない。]

……。

[何か声をかけるのも憚られて、口はもごと動くが声には成らず。
まるで―――。]

ひとりぼっちだ。

(103) 2013/10/19(Sat) 18時半頃

【人】 クレスト

―記憶の断片―
   コホ。   ケホ…。
[乾いた咳が喉を突く。
昼下がりの表通り。穏やかな村でも昼間は喧噪に満ちる場所に、子供の高い声と靴音が反響する。
ユーリーにイヴァン。ゼノビアがオリガの手を引き彼らについて駆け、少し遅れてロランが早く、と急かされている。
それを、僕はただ見送る。兄は僕の顔を覗き込んで、それから彼らの方へと交互に視線を迷わせる。]

大丈夫。僕は大丈夫だから。
兄さんも行ってきたら?…僕は休んでるから。

[迷う様な、困った様な顔をして、――無理しちゃだめだよ――と言葉を残して、兄は彼らを追う。]

…コホ。

[僕と兄さんは、どうしてこうも違うのだろう。
気遣かわしげに僕の方を振り返る兄さんと、時々目が合う。
僕はいつも“お荷物”だった。]

(104) 2013/10/19(Sat) 18時半頃

【人】 クレスト

―記憶の断片―
…ゴホッ

[――そんな格好で。まだ寒いのに。――言葉と一緒に手が背中をさする。
驚いて見上げれば、目が合って。]

サンドラおば…

[彼女の視線が少し鋭くなって、言い直す――“お姉さん。”
――仕様がないねえ。――と、彼女は自分のケープを僕に羽織らせた。
また喘息が悪くなっちゃいけない、と。

彼女の強さも優しさも―――――――緋の色は呑み込んだ。]

(105) 2013/10/19(Sat) 18時半頃

【人】 クレスト

――ひとりぼっちだ。

[呟いた言葉を噛み締める。
いつだったか読んだ物語がふとよぎる。
世界の誰からも、僕が見えなくなってしまったのだとしたら。]

[長く吐いた息は溜息の様で。
それは、死んでしまった事と同じなのかもしれない。頭の中で冷めた様な“僕”が言った。]

…ぃ…ん。    …兄さん。

[言葉はぽつりと落ちた。
――兄さん。そうだ、兄さん。僕には、兄が居て。たった一人の、大切な兄弟で。

どうしてそんな事忘れていたのだろう。
どうして、それ以上の事が思い出せないのだろう。]

いか…なくちゃ、早く…。
[ふらつくような足取りで、また砂利を蹴る。
何処へ、何を、誰を探して―――。そんな事も頭には浮かばず。ただ、このままでは大切な何かが失われてしまうような気がして。**]

(106) 2013/10/19(Sat) 19時頃

【独】 クレスト

/*やべぇぇぇぇ。文章整えるのって難しい!
あんまり密度あげたくないよな、めんどくさいよな。すみません。ちょっと考える。

(-35) 2013/10/19(Sat) 19時頃

クレストは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 19時頃


【人】 ゼノビア

[嫌な予感を肯定したくない。
浮かんだ考えを打ち消すように、頭を強く左右に振った。

一輪の造花を手に、道の端に腰を下ろした。

目の前を通りすぎていく歩幅を眺める。
不安を隠せない足音を、人を探す足音を、悲しみと怒りのやり場を見つけられない足音を。

そうして暫く、まるで薄闇の村の異変に馴染もうとするように、じっと動かずに、*其処にいた*]

(107) 2013/10/19(Sat) 23時半頃

ゼノビアは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 23時半頃


メーフィエは、メモを貼った。

2013/10/19(Sat) 23時半頃


【人】 シュテファン

―回想・いつかの日常―

[オリガがまた難しいデザインを生み出してしまったと、
ユーリーやイヴァンなど、ランタンに関る職人たちは皆頭を抱えていた。]

ここをさきにやっちまって、で、逆にこっちを後にすればなんとかなんない?

[あーでもないこーでもないと話し合うこと数日。
ようやく作業工程がまとまり、制作に入ることとなった。]

あれよ、オリガのデザインは難しいけど良い。
…………良いんだけど、難しいのよね。

[彼女がこの村のランタンの質を高めているのは紛れもない事実で、
だからこそ職人たちは知恵を絞るのだ。]

ユーリー、今回は頑張るから、
今度はもちっとやさしいのにしてちょーだいってオリガに伝えといて。

[やれやれと苦笑して手を振り別れる、そんな日々だった。]

(108) 2013/10/20(Sun) 00時頃

シュテファンは、メモを貼った。

2013/10/20(Sun) 00時頃


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フィルタ

生存者
(1人 2促)

ロラン
15回

犠牲者 (5人)

アナスタシア
0回 (2d)
サンドラ
0回 (3d)
ゼノビア
10回 (4d)
クレスト
4回 (5d)
ユーリー
0回 (6d)

処刑者 (4人)

イヴァン
5回 (3d)
オリガ
4回 (4d)
メーフィエ
2回 (5d)
シュテファン
4回 (6d)

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
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一括

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