
409 (突発薔薇村)NDK教団の日常
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、占い師が1人、囁き狂人が1人、人狼が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
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……まさか。 ほんとうに?
(0) 2013/07/27(Sat) 07時頃
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― 嵐の朝・自室 ―
[伸ばされた手をとると、容易に引き寄せて、その後ろ首に手を添えて口づけた。 その口腔の甘さが伝わるように。 大罪人に施されたあのクスリは、ひどく甘く、そして、ひどくきつい。 その身体が朝なのにひどく熱帯びている。 ただ、行為事態は性急ではない。
薄闇の中、雨は酷く、遠くで稲光も聞こえてきた。 舌を絡め長く口腔を蹂躙する。 それは、想像以上に甘やかな動きだ。
彼がいつも一晩の恋人に与えるように、それ以上に。]
――……隠すのは、 見せたいからだろう?
[唇を離すと、薄闇の中でもしとり、唾液の糸が垂れた。 そのまま首の傷に唇を寄せて、ぺろり舐めてからレイスの衣類を剥がしていく。]
ああ、酷いね。 君はこんなに傷ついている。
[暴くたびに現れる無数の傷、見つければ口付ける行為に耽っていく。その一つを一つの形状を暗い中でも水色の眸は映して、 きっと昨日つけられただろう新しいあとにも舌を這わせた。]
(1) 2013/07/27(Sat) 08時半頃
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[重ねられた唇] [あつくて、あまい]
[のどへとながれこんでくるそれで]
[もう、なにも]
[わからな]
(2) 2013/07/27(Sat) 08時半頃
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[彼は、自身は脱がずに、ただレイスを暴く。 傷だらけの肢体が寝台に浮かぶと、その脚を割って、両手を押さえつけ、またその唇に口づけた。 ひどくそれは真っ当な、やはり恋人に為すような愛し方で。 やがて轟く雷鳴の中、時々浮かび上がる表情は、白い肌にとても生える薄笑を浮かべていた。] きっと、 君は物足りないだろうけれど、
[傷を確かめる行為から、今度は欲情の行為へ。 胸の尖りを含み、下肢を撫でる。 汗ばんできた肌を撫でて、舐めていた唾液と混ざり、埃と混ざり、その匂いは血の香りに似て異なる人間の臭。 レイス自身の欲望に指が滑れば、彼は自分を撫でた時のようにため息を漏らし、形のよう唇でそれを含んで舐った。]
(3) 2013/07/27(Sat) 08時半頃
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[やがて、彼を貫く行為の時も、 すべてが、長く想う人に与えるように甘い。
たくましい体躯にそぐった己の分身で折り曲げた彼の身体を貫いて、 幾度も幾度も抽挿を続ける間も、時折口づけは交わされて、
稲光がその細い声や、そぐわない獣のような唸り声をかき消す午前。 彼はレイスを甘い地獄に漬け込んだ。*]
(4) 2013/07/27(Sat) 08時半頃
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――……その傷は、 知らないどこかでついている。
それをまた夢想する。 その続きで、もう出ることのない外を夢想する。
憧れ?いや、違う。 想うことが止められないのだ。
(*0) 2013/07/27(Sat) 09時頃
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[黒い蜜で塗り潰される、記憶と自我] [薄く眼を開ければ、極彩色の天井が回る]
……お救い、ください
[声帯の振動にすら、ひくりと反応する肉体] [血色薄い顔を撫でまわし、厚みの乏しい胸を撫でまわし] [枯れ枝のように萎えた両腕、あばらの浮いた脇腹]
[されど手首は首輪へと繋がれて、熱帯びた場所へは届きそうで届かぬ] [食い込み軋む緋色の縄に、身を捩るだけ]
(5) 2013/07/27(Sat) 09時頃
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己が、為した罪の続き、 ああ、どうなっただろう。
確かめることはもうない。だけれども、
想えば、罪の続きに、 また今日も絶頂感が訪れる。
(*1) 2013/07/27(Sat) 09時頃
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[足音に目をやれば、身の回りの世話をしに来る数人の僧] [腫物を触る様に丁重に扱われ、傅かれる王族のように手ずから与えられる蜜と粥] [清められる室内を椅子の上に膝抱えて眺め…]
……くださいませ。 卑しきこの罪人に、神の愛とお救いを……
[掠れた声での懇願。血色薄い肌へ伸ばされる僧衣の手]
(6) 2013/07/27(Sat) 10時頃
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[しばし後、室内から回収される汚れたリネンは、二組]
(7) 2013/07/27(Sat) 10時頃
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/*
なんて罪深い赤組なんだ…(赤くて驚いた
(-0) 2013/07/27(Sat) 11時頃
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― 嵐の朝 ― [引き寄せられて奪われた唇。 舌から伝わる熱と蜜の残り香に 甘くて、甘くて溶けてしまいそうだ。
雷。 あの日も 此処に転がり込んだ日も こんな嵐の日だったように思う。]
ぁ、 ……ふ
[やさしく、激しい蹂躙に ぼんやりと何も考えられなくなるようで]
違、……、っ それは、
[問いかけになぜかぎくりと して。 唾液の糸は蜜に似る。
舌で辿られ首を仰け反らせる。 肌が空気に触れてヴァレリーの服をぐっと掴んだ。]
ん、ぅ――
[痛みに感じ。羞恥に震える。 浅ましく 強請るように身を捩る。]
(8) 2013/07/27(Sat) 11時半頃
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[自身は全て晒されたのに、 己を抱くかれは衣服を脱ぐことはない。
そのくせ、まるで想いびとに施すように 丁寧に、肌をなぞるのだ。
傷を抉り、感じるそれとは また違う痛みがある。 雷光に一瞬だけ浮かび上がる 眼を潤ませて少し、泣きそうな顔をしていた。
――ああ、なんて、きれいな 笑顔。
押さえつけられて、 届かない手は、 自由なら、きっと彼の頬を撫でていた。]
(9) 2013/07/27(Sat) 11時半頃
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――― も、っと いた、 くても いい ……っのに
[――こんなのは、地獄だ。 甘くて、蜜の中に沈んでいくような。 だって、これじゃ、まるで。
喘ぎの合間、 ヴァレリー、と 名前をうわごとの様に囁いて 傷だらけの腕で、かれを抱き寄せようとした、嵐の 午前**]
(10) 2013/07/27(Sat) 11時半頃
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[甘くて、甘くて、痛い。
いつか、 街を追われて 傷だらけで この寺院に転がり込んだことを思い出す]
(*2) 2013/07/27(Sat) 11時半頃
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[異端者]
[――異端]
[きっとそうなんだろう]
[――この寺院の中でさえ、己は異端だ]
(*3) 2013/07/27(Sat) 11時半頃
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[浸かりきれず] [真人間ぶろうとして] [けれどもう、きっと沼には踏み込んでいて]
[嗚呼、外に忍んだのが 今になって、こんな。]
(*4) 2013/07/27(Sat) 12時頃
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[昼の勤めを終えた後、付き人を従えて部屋を後に。 天気が悪いと部屋からの声が聞こえにくい。 読教の代わりともいえるそれらがない寺院など なんとつまらないことか]
…さて、彼らはどうすると思うかね? 私?さぁ…この寺院が無事であれば、と願うのみかな。
(@0) 2013/07/27(Sat) 12時半頃
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罪を償うためにはどうすればいいか。 ──……まずは罪を犯さねばならないからね。
罰から救われたいのであれば、罪を。 私達の「愛」はそれこそ罪。 故に救われるべきものなのだよ。
(@1) 2013/07/27(Sat) 12時半頃
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[祭酒は遠くを見る。 さて…異端者は何を求めてくるだろう。 ことの結末を急く気はない。 ただあるままに、と。
そしてその姿は書庫に消える。 古今東西、あらゆる発禁本を集めた異様な書庫だ*]
(@2) 2013/07/27(Sat) 12時半頃
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多分同人誌もある。
(-1) 2013/07/27(Sat) 12時半頃
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痛いのが好きなら、 どこかに行けばいい。
僕はそれを好まない。
[傷だらけの腕に抱きしめられたなら、その耳元でそう呟く。]
(11) 2013/07/27(Sat) 12時半頃
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痛みの想像は容易すぎる。 最も容易に、逃げることのできる感覚。
(*5) 2013/07/27(Sat) 12時半頃
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僕は痛みは与えない。 でも、
君はなんで泣いてるの?
[水色の眸は彼を覗き込んだ。]
(12) 2013/07/27(Sat) 13時頃
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ん……
[クサと精液と血の生臭さが漂う部屋、 今は1人、ただ薄汚れたシーツの上でまどろむ。 あの2人との交わりは半ば夢心地でもあって。 ところどころに見える血痕は誰のものだっただろう?
半乾きの、ねっとりしたそれを指に救って口にする]
…罪には…罰を……ね。 その罰が罰にならないのであれば… 罪も罪にはならないのではないだろうかな。
(13) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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それは、―――
[言葉に詰まる。 唇を、噛んで]
……っ、
[大きく目を見開いた。 眉を寄せて、眼を逸らす]
(14) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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っ、くる し、い ……から
[手の甲で、眼を覆う。 水色に見透かされるような気がしたのだ]
……、 ちがう、のに……
(15) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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[自分のいう「あいしてる」はどういう意味の「あい」だろう。
「自分の思う「愛」とは何か」
けれど誰もそれを求めてこない。 どこでも、そうだ。 だからそれは音だけで響く。今日も、明日も、ただ「愛してる」とだけ]
(16) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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― 午後の時間 ―
[嵐は過ぎ去り、空は陽をのぞかせる。 久しぶりにみた白昼夢は、悪夢かそれとも。
ただ、まだそこにあった存在が今は嫌ではなかったので、 乱れたシャツ越しに抱き寄せていた。]
――……異端か。
[ぽつり呟いた言葉。 レイスが目覚めればその顔に>>11>>12問いかけて、 そして>>14返る表情に笑んだ。]
(17) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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>>15
[ただ、苦しいという言葉に、表情は整ったものに戻り、 顔を覆ったレイスをそれでも見ていたけれど。]
そう 苦しいのはいけないね。
それは愛とは呼ばない、きっと。
[身を起こすと、窓を見る。]
(18) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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[ニキータの愛と、 彼の愛は、真反対で、けれど、どちらも愛なのだろう。
もちろん、否定や肯定をする場所ではない。 実際、ニキータが部屋に訪れたことが過去にあっただろう。 その時の記憶は、彼とニキータだけのものだけれども。]
(19) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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[書物に手を乗せ、その中の一文を朗読する。 最後に神を称える言葉を一言。 この暮らしがあるのは主の賜物。 探せど得られないことも、主の意思。
見つからなければ朽ちてもいい。 どうせもうここから出ても詮無いことだ]
ふ、ふふ…… ここは金で買えないものはたくさんあるのに。 あるのに俺には何も見えないよ。
(20) 2013/07/27(Sat) 13時半頃
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― 午後の時間 ―
……、……
―――だって おれには 相応しくない
[そう、呟いた。]
……お前も、誰にだって、そうなんだろう……
[最後は、ただの、そう、ただの―――]
(21) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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[逃げてる。分かってる]
[愛とは何かなんて 考えれば考えるほど
愛したら、追われて。 もう、どうしようも、なくなって]
(*6) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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[ここならもしかしたらと思って、 でも]
(*7) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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……、
雨、やんだのか……
[呟き。服に袖を通すために、手を伸ばし]
(22) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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>>21
相応しくない? それは、誰の基準?そして、何に?
[呟かれた言葉に瞬き、レイスの顔をじっと見るけれど。]
――……僕の部屋の扉は、夜ならば、開いているね。 [続く言葉を否定はしない。 それはここの住人であるならば、知れた事実だ。 彼は、自身から誰かの部屋に訪れることはない。 それは、逆に言えば……。]
僕は、ここにいるよ。 それだけだ。
(23) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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>>22
[雨が止んで、日が差して、 それは、夢の終わりのようだ。
服に伸ばす手の傷が明るい中、リアルだ。]
――……
[そして、彼も、またいつもの昼の顔に戻る。]
(24) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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[罪を償い、愛を注いで貰うばかりの、変わらぬ日常] [気の狂えた罪人の前では、僧たちも気兼ね無く秘密を口にする]
[*所詮は廃人。聞いたとしても憶えておるまい*]
(25) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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ああ、そうだ。 ここで、昼に人とこんなに触れたのははじめてだよ。
[レイスの去り際にはそう告げて。**]
(26) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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ところで、 君は、
ここにずうっといるつもりかい?
[そっと聞いた言葉は、彼がまだ腕の中にいたときに。**]
(*8) 2013/07/27(Sat) 14時頃
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……おれが そう思うから
[それは、この寺院の「主」の考えとは 異なるものであった。 道徳に、未だその思考は縛られている]
……、なに、に、って
[それには、言いよどむ。 水色の眸は光の下だと宝石のように、射抜いてくるような錯覚に見舞われる]
……、……知ってる
[分かっていて、聞いた。 開いたままの扉は、来る者をきっと拒まない。]
…――
(27) 2013/07/27(Sat) 14時半頃
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[腕を袖に通して、 また傷を隠すように着込む。]
……それじゃ、
[伏目がちなのはいつも通り けれど、去り際かけられた声は]
――、 っ、
[正体不明の動揺を誘うに、十分なものであった。――>>26]
(28) 2013/07/27(Sat) 14時半頃
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……、 ぇ?
[腕の中、問われた言葉は まるで 異端と――知っている、ような。]
……、わか、 らない でも、……
[どうして、そんなことを、謂ってしまったのか。]
きっと、……いられなく、 なる*
(*9) 2013/07/27(Sat) 14時半頃
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―午後―
[――雨は、すっかりやんで 中庭の草花には滴がきらきらと宿っていた。]
……、
[首もとの傷に服の上から触れながら、 湯を使うか、と共同風呂に足を向け]
……あぁ、……ロラン僧 ――、プラーミアの、様子、知っているか 錯乱、していてな……
[廊下で会った見習い僧に、尋ねる。 あの薬を飲んだあと、 おとなしくなったかのように、見えたが]
(29) 2013/07/27(Sat) 14時半頃
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[得られた答えにうなずいて、 再び浴室のほうへと向かう。
プラーミアはかいがいしく世話を焼かれているようであった。 それから、ニキータは身分の高さを感じさせる仕草。 己のような食客とは、違い。
鎖された寺は、これで一つの世界として 完結しているかのようだ。]
(30) 2013/07/27(Sat) 15時頃
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[浴槽に向かう姿を見止め、その背から手を伸ばす。 浴室に入る前か後か、どちらにしろレイスには気付かれないうちに]
湯浴みに?傷が痛むだろうに。 それともお勤めの為の禊、かな?
[声はとても、甘屋かで]
(31) 2013/07/27(Sat) 15時半頃
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―― ……っ 、
[いつの間に後ろにいたのか。 甘やかな声と伸ばされた手にびくりとする。 浴室の前、立ち止まって振り向く]
…… 、別に、 なんでも 構わないだろう。
(32) 2013/07/27(Sat) 15時半頃
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[後から抱き寄せるようにやんわり手を回す]
気になるじゃないか。 だって、ねぇ?
あの後もまたどこかで誰かと? いっそ、何も着ないでここにいればいいのに。 そうしたらきっと沢山してもらえるよ。
[髪に触れる指はやわらかい]
(33) 2013/07/27(Sat) 16時頃
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[抉り、打つあのときとは まるで違うやわらかな仕草だ。 肩越し、前髪に隠れた瞳を見るように顔を向ける]
……――、汗を、流したい
[答えはつまり、そういうことだ。 おつとめ――と呼ぶのは憚られるが]
いいだろう、…だれ、だって。
[それから眉を寄せた]
それは、……嫌だ。
[眉を寄せる。服を着こむことは 最大限の意思表示であり、また逆に示されることもある。 柔らかに、髪に触れてくる指に手を触れる]
(34) 2013/07/27(Sat) 16時半頃
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そう。…異端者にまで肌を見せる必要はないじゃない。 俺だけでいいくらいなのに。
[耳を食みながらかすれた声で問う]
ヴァレリーと?プラーミヤ? それとも、マフテ様やロラン?
脱がせるのも手間だもの。 いらないのに。こんな布切れ。
いつもね、なんでレイスはここにいるんだろうと思うんだよ。 俺のように何かしでかしたわけでもないし。
(35) 2013/07/27(Sat) 16時半頃
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何 を言、っは、 ……ん
[耳を食まれ、小さく息を飲み 反射的に眼を閉じた]
……っ、いい、だろう、 何で、そんな、気に、する。
[蜜のように甘さに浸かるような時間、 知らず僅かに顔を赤くした]
――布切れなんていうな。 だって、……必要な、もの、だろう。これは。 ……、
[なやましげに眉を寄せる。]
なぜ、って。……ただ。此処しか、行き場所が、なかった、だけだ
(36) 2013/07/27(Sat) 17時頃
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気にする理由は君が異端者かもしれないから。 異端者には愛をおしえてあげないといけないからさ。
…いいや、俺からしたら、俺以外は皆ある意味異端者かな。 誰も俺と同じ愛を…罪をくれない。こんなに教えてるのに。 救われたいのにここでは罪が罪にならないんだ。
レイスも俺には愛をくれないだろう? 俺に愛をくれるなら、俺は君の居場所にだってなってあげるのにさ。
(37) 2013/07/27(Sat) 17時頃
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――、……
[眉を寄せ、じ、とニキータを見た。 もの言いたげな表情だったが―――]
同じ、 愛。 ――……痛みが、……欲しい?
(38) 2013/07/27(Sat) 17時頃
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痛み?…さぁ。
[つじつまが合わないことを口にする。 望みを同じだけ人に伝えるのはできないことと知っている]
幸せになれない世界なんていらないのさ。 それだけ。
[同じように愛されない世界なんていらない。 それはもう1人の自分を欲しているようなもの。 手に入るわけもない]
(39) 2013/07/27(Sat) 17時半頃
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………――
めんどうな やつ、だな
[自分のことは棚上げで、言った。 赤い髪に手を伸ばして、先ほどされたように 触れてみる。けれど、それは違うもの]
(40) 2013/07/27(Sat) 17時半頃
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[瓜二つ、同じようになど きっと、カミサマでもない限り。]
(41) 2013/07/27(Sat) 17時半頃
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俺が君にとって面倒じゃなかったことがあった? 君だって…相当さ。
[髪に触れた手を取り指を絡める。 そのまま引かれなければ骨がきしむほど強く力を込めた。 指の骨をおるほどの力はないが、 それでも痛みはあるくらいの力で、だ]
痛いのは好きだよ。痛みをあげるのも好きさ。 でも君は俺に同じ事をしてくれない。させてくれるのにね。 …やっぱり、レイスも嘘つきなんだねぇ…。
[きっと意味はなさないだろう言葉の羅列。 そこから何を彼は汲み取るのだろう]
(42) 2013/07/27(Sat) 18時頃
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ニキータは、浮かべる笑みはやはり品のよさが出るらしきもの
2013/07/27(Sat) 18時頃
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――それも そうだ。
[最初から、ずっと、そうだった。 絡められるままの指がぎしりと軋む]
っ、痛、ぅ……
[反射的に、手を引こうとする。 眉根を寄せ、ニキータを見る。 浮かぶのは、品のよい微笑だ。]
嘘、なんか、ついて、ない……
[首を少し傾けて耳朶に強く歯を立てようとした。意趣返しの、つもりで]
(43) 2013/07/27(Sat) 18時頃
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[耳に歯が触れる。ひくりとわずか身を震わせた。 薄い耳朶の痛みはずきりと響く。 喉からの笑い声は彼に聞こえたか]
何、するの。
[受け入れるくせに受け入れない。 そんな彼が少し、愛しいと思う。 痛めつけたいとまた。背に腕を軽く回し]
ねぇ。レイスのくれる愛って、どんなの。 こんな子猫が噛む様なもの?
(44) 2013/07/27(Sat) 18時半頃
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……、
[血が滲むかどうか、ぐらいまで。 その後顔を少し離して]
痛いのが 欲しいといった
[なんとも、仏頂面ではあった]
……、
どうか、な ――お前のようでは、ないかも、しれない
(45) 2013/07/27(Sat) 19時頃
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|
[自分とは違う。 それを聞く目は…赤の帳の奥で僅か、細まる]
──…やっぱり、嘘つきだ。 違うなら…今はいらない。 俺が欲しいのは同じものだけなんだ。 それがないなら。俺が幸せになれないなら。
生きていても、ねぇ…。
[鼻で笑い、彼を離す。 そう時をおかずに同じ人を2度抱くなんて普通だが 今は興味失せたよう。
ごゆっくり、とただ声を残して背を向けた*]、
(46) 2013/07/27(Sat) 19時半頃
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……――、それは。
[少しだけ、困ったような顔をする。 赤い髪の男の、根は酷く深い。]
……ニキータ。……
[彼におくれる言葉を持たない。 同じように、できるかといえば 酷く難しい気がしたのだ。
嘘つきだといわれ けれど嘘はついてはおらず]
(47) 2013/07/27(Sat) 20時半頃
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|
[離れていく。
背を見送りながら、ひとつ、息を吐いた。
愛、とは。 しあわせ、とは。
祈るように眼を閉じてから 改めて浴室の扉を潜った。]
(48) 2013/07/27(Sat) 20時半頃
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|
―風呂―
[入ったときに人はいないようであった。 安堵の息を吐いて、湯を使う。
傷に沁みて、 眼を眇めた。]
(49) 2013/07/27(Sat) 22時頃
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|
― 自室 ―
[午後からは、やはり、窓の外を見ながら彼は過ごす。 訪ねてくるものも、きっと昼はいないだろう。]
――……
[そのまま日暮れまで、ただ、夢想をする。 少しだけ、本を手にとったりもすることはあるけれど。]
(50) 2013/07/27(Sat) 23時半頃
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|
―風呂で― [裡に残る行為の残滓をそろりと掻きだす。 もう、すっかり慣れてしまったが どうにも羞恥が抜けないの。
息を吐いて それから、俯いて、流れさるまで、暫く。]
……、
[痛みと、甘さと。 ゆらゆら、意識が揺れるようだ]
(51) 2013/07/27(Sat) 23時半頃
|
|
レイスのことを考える。 彼は、本当は何を求めているのか。
現れた嵐の日。 己はやっぱり外を夢想していただろう。
(*10) 2013/07/27(Sat) 23時半頃
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|
[すっかり流し終わってから、 浴室を出て、それから。]
……。
[窓の外を見た。 嵐はもう、とっくに過ぎ去っているが。]
(52) 2013/07/27(Sat) 23時半頃
|
|
[―― 錯覚してしまいそうになる。 甘い 蜜に 溺れると なくしたときが恐ろしい]
(*11) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
― 中庭 ―
[夕暮れまで部屋でぼんやりとした。 眠っていた時間も長かっただろう。
日が落ちかけた時、ふと、庭に出る。 今朝の雨は草木を折るほど。 けれどきっとこれはまたその茎を伸ばすのだけど。]
人は、 痛みを受けて、
それでも、進めるものなのだろうか。
[プラーミヤを見ていると、 とてもそうは思えない。 痛みを与える、彼、ニキータは何を思っているだろう。]
(53) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
それは、甘い罠だと人はいう。 甘い甘い毒なのであると、ここのものはなお。
痛みを与えられることで、今ある傷を大きくして、 本来の傷の元を消そうとしているのか。
彼は傷をえぐらず、そのまま、見つめる。 甘い行為は、決して、優しい行為ではないのだろう。
(*12) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
[ニキータは去ったあと、 誰かを誘っているのだろうか。]
……――同じ、くらいか
[それは随分重いような気がする。 ないものねだり、と言おうか。 ついた傷を、擦る。
ふと、眼を向けるのはヴァレリーの部屋のほう、だが。]
(54) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
[首をゆるく横に振ってから。 眼を向けた先はまた、窓の外の庭。]
……――、
[夕暮れに、人影がある。]
(55) 2013/07/28(Sun) 00時頃
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[中庭を手入れするのは僧たちだ。 食客は想像以上にここではもてなされている。 それはおかしな現象だと思いつつも、真実は知らない。
ただ、愛をしれというマフテの言葉。 生殖にも及ばない快楽だけの行為の中にどれだけそれが含まれているのか。 男の性は、衝動的に、それを求めはするけれど。]
(56) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
――、ずっと 優しいはずなのに
痛い、 なんて
おかしな はなしだ
(*13) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
|
|
[早朝とは逆に夜に空は向かっていく。 ふと甘い匂いが漂う気がして向けば、そこには夜香木。 もうすぐ咲くのだろう。]
――……まだ、花な木であれば、 もう、そこから動こうなどとは考えないだろう。
むしろ、罪も罰もない。
[その存在は、とても静かで、美しいものに思えた。]
(57) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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[廊下行く歩みはふわふわと、地に足つかぬよう] [どこか楽しげに床を踏み、時折回って] [金色の日差しが次第に、狭い世界を赤く染めていく] [赤い色は……]
(58) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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夜、優しい彼を 訪ねてくる者は、適度にいる。
けれど、だんだんと彼らはまた彼を遠巻きにする。
それが偽りだと思っているのだろう。
決して偽りではないとしても、 人は、人を信じきることなど、できないのだ。
(*14) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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―廊下―
……――、
[伏目がちになりながら、 窓枠にもたれかかった。 どこからか、よい香りがする。
中庭に佇む姿を見ながら 自分を抱くように、 二の腕を擦る。]
(59) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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[窓際に人影] [いつもの窓際とは違う色の人影]
こんにちわ。 今日は君がヴァレリー?
[悪戯っぽく問いかける] [今日はほんの少し世界が近いようだ]
(60) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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――それでも、 あの手は 甘く あたたかかった
(*15) 2013/07/28(Sun) 01時頃
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ヴァレリーは、名前を呼ばれた気がした。
2013/07/28(Sun) 01時頃
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[夜の香りが濃厚になってくれば、部屋に戻るつもりなのに。 今夜はそんな気が起きなくて、
そのまま中庭のベンチにかけていた。 窓からではない夜の空。
思ったよりも、星が多く瞬いている。 きっと嵐で綺麗に磨かれたのか。]
(61) 2013/07/28(Sun) 01時半頃
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窓の外は、そんなに面白い?
[レイスの傍に寄り、外を眺める]
ヴァレリーはいつも外を見てる。 外は楽しい? 外へ行きたい?
[べったりと子供のように窓に張り付いて、暗くなってきた空を見上げた]
(62) 2013/07/28(Sun) 01時半頃
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外なんか行かなくたって、
愛はここに満ちているのに
……ねぇ? [そんな風に呟いて、レイスの頬へ手を伸ばす] [その眼へと、親指をつきたてようとした]
(63) 2013/07/28(Sun) 01時半頃
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……――、 え?
[自分の名ではない名を呼ばれ 反応が遅れる。
眼を、幾度か瞬いた]
(64) 2013/07/28(Sun) 01時半頃
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[星を見ながら、ふと瞼を閉じた。**]
(65) 2013/07/28(Sun) 01時半頃
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……違う、おれは、…… ヴァレリーじゃ、ない…
[常と様子が、少し違う。 こちらのほうが彼のほんとうなのであろうか、と考えながら]
――、今日は 調子が、よさそうだな
……? ―――、外、は……
[視線を、窓の外に向ける]
(66) 2013/07/28(Sun) 01時半頃
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……お前は、 愛 だと、思うのか……? あの、蜜みたいなクスリも。
―― っ!!
[視線を、動かして。>>63 迫る親指に、咄嗟に目を閉じ、体をひく]
(67) 2013/07/28(Sun) 02時頃
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