人狼物語ぐたるてぃめっと


359 千受村

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視点:


ベルナルトは投票を委任しています。


アレクセイは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。


サーシャは投票を委任しています。


ベルナルト罪人 アレクセイに投票した。


アレクセイ庭師 ミハイルに投票した。(ランダム投票)


ユーリー罪人 アレクセイに投票した。


サーシャ罪人 アレクセイに投票した。


ミハイル罪人 アレクセイに投票した。


ニキータ罪人 アレクセイに投票した。


プラーミヤ罪人 アレクセイに投票した。


アレクセイ6人が投票した。
ミハイル1人が投票した。

アレクセイは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


現在の生存者は、ベルナルト、ユーリー、サーシャ、ミハイル、ニキータ、プラーミヤの6名


【人】 貴族 ユーリー


 ……そしてお前は失望するよ
 お前の言う僕は、お前の望む僕じゃない。
 紛れも無く僕は、人ならざるものだ。

 絶えた望みはあまく、
 その傷に触れるを喜びとして、
 癒えぬ心という場所の傷口より流れる血を、啜る。

 僕はそういうものだ。
 そういうものに、成り果てた。

[目を伏せた男に、けれど語る言葉には怯えの滲んで、
首振る姿を睨もうとも盲いた男相手では意味は無い]

 ……なら、欲望におぼれろ。
 それならば僕はおまえに与えられる。

[己を抱きしめようとする腕に、
もがいた末にその手は男の髪を掻いて、首筋を曝させた]

(0) 2013/05/12(Sun) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
アレクセイさん、お疲れ様です…!

(-0) 2013/05/12(Sun) 00時頃

妖精の呻き(村建て人)

[砂時計の砂はただ落ちる。音も無く。
時を知らぬ城の中で時を刻む。

庭の薔薇は、季節の移ろいを知らず、
その花弁を散らしまた開かせ。

ひらり、1枚。生を求めて花びらが舞い落ちるのは罪人の元。
その色が、願う先と同じ色であることを。

時と眠りと引き換えに開く一輪の薔薇。
皓月の元、まるで罪人を断罪するように華やかに]

(#0) 2013/05/12(Sun) 00時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

― 薔薇園 ―

 ――主殿、

[黒薔薇の庭なのだから黒の主がいておかしいことは無い。
無いのだが――驚いたのはその瞳に嵌る黒檀に。]


 その、瞳は……。

[最初に思いつく、黒檀の瞳の持ち主はアレクセイだ。
それは解ったが、状況に理解が追いつかず言葉が続かない。
あのアレクセイが黒の主を傷つけるような真似をするとも、
黒の主がアレクセイの瞳を欲するとも、
どちらとも想像できなかったから。]

(1) 2013/05/12(Sun) 00時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 人であるとか、人でないとか。
 そんなものはどうでも良い。
 貴方が人でないことなど、知っている。

 それでも、俺は――……。
 貴方は、何を望んでいるのですか。

[もがく相手を制することは、この眼では難しい。
首が露わになるのがわかる]

 与えられたいわけじゃない。
 そうじゃない。

[伝わらない。どうすれば伝わるのだろうと、思う。どうすれば、この怯えをとれるのかと]

(2) 2013/05/12(Sun) 00時頃

ニキータは、抵抗をやめて14秒、見えない相手を見る

2013/05/12(Sun) 00時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

気分転換かな。ここで。
ユーリーはこの匂いを厭うが。あれの食事を供する時
厄介ではないのか

[蠢く黒檀は未だなじまないことを示す。
表情を見て、あぁ、と、蠢く目を手で抑え]

これか。気にするな。アレクセイの目だがね。
随分と派手に抉ってくれた。

[ふわり、花を撫ぜる風のように彼の元へ黒い髪はなびく。
手を延べる先はその髪で]

(3) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 衣装部屋 ―

[見つけたのは、黒い黒い漆黒の眼帯。
 よく見ると歯車の透かし模様が入っている。

 なぜかそれは、黒の主人にぴったりな気がしたから。
 迷わずにそれを手にすると、衣装部屋を後にする。]

(@0) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―離れの庭園―

そこまで長くは待っていないさ。

[シオンではないサーシャに、ただ面影を探す。]

なぁ。
身体が戻って、どうだ。生き返った気分はどうだ?

(4) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 広間 ―

[広間に行くと、アナスタシアの首が飾られていた。
 改めて、背中の痛みに振り返る。
 手で探ると、実はその部分、衣服は血で濡れていた。
 眉を顰め、着替えなければと思う。

 ともかく、黒の主人が好む椅子の近くのテーブルに黒い歯車眼帯をいれた箱を置いて、広間、乱れた場所を整えていく。

 アナスタシアの首、落ちる砂時計、それらを動かすことはなく…。]

(@1) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

ダニールは、広間の整頓が終われば、自室に着替えに戻っていく。

2013/05/12(Sun) 00時半頃


【秘】 玩具 ロラン → 緑柱石の執事 ダニール

/*
赤ログの件、こちらにも連絡ありがとうございます。
と、取り急ぎお礼まで!

(-1) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 気分転換、……ええ、そんなところです。
 ユーリー殿が私の料理を所望されるなら、その時はその時で。

[蠢く目とは視線が合うようで合わない。だから銀の側を見る。]

 アレクセイが……貴方の目を抉った?
 何故……?

 私の目にも、彼は、貴方に心酔しているようにしか見えませんでしたが……。

[伸びる手を避けることはない。
湯浴みの後、湿る金が軽く揺れた。]

 ……それで、今、アレクセイは?

[されたことに反して穏やかな様子に、既に罪人への罰は下したのだろうか、と思う。]

 ご希望とあらば、調理いたしますが。

[死んでいる前提だ。]

(5) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[人である、人でない。
それをどうでもいいと言い放つこの不遜な男に、
怒りのようなものが湧くのは――]

 もう望みなど無い。
 何も求めてはいない。

 お前こそ、ありえないものを望むのなら、
 それこそ仮初の夢を望めばいい。

 ……与えられたいわけではない、
 ならば僕に何かを与えようとでもいうのか。

[抵抗をやめた盲いた瞳が、見えぬはずのこちらを見やる。
不可解で不遜な男の傲慢さに、同じように抗うをやめた。
「勝手にしろ」という言葉を残して]

(6) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 00時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 離れの庭園 ―


一体、何の話を…。

[身体が戻って?
生き返った気分?

向けられる身に覚えのない質問は、自分にではなく、死んだ男へのもの。
ミハイルは自分を通して違う人間を見ている。
困惑が顔に浮かぶ。]

(7) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

その両腕があれば、その身体があれば、リーシャを抱き締めてやれるだろう?
ずっとお前を呼んでいたんだ。

お前だけを。

この意味、分かるだろう?

[手を止めて、煙を吐く。]

……嬉しがれよ。

(8) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
おっと。
もうちょっと待っておいた方が良かった?
4と8は繋がってます?

(-2) 2013/05/12(Sun) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[顔には困惑を浮かべながらも一歩前に踏み出す。
彼は別人だと分かって言っているのか、それとも。]

……ミハイル。

俺はサーシャだ。
シオンさんじゃない。

(9) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
状況的には、かみ合っていなくてもいいかなとか。

取り敢えず、どうとでも取れる感じのを落としておく。

(-3) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
うーん、ランダムどうしよう。
何歩後ずさっただと、20出たらえらい事になる。ニキータと被るけど、何秒とかかな。

(-4) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

さぁ…私に自身を刻みたいといっていた。
好きにさせてみたが…私には何もわからなかった。

人は愛するものの目を抉るものなのかな。
そこまでは知らなかった。

[喉で嗤うと彼の問いに首を少し稼ぎながら]

そういえば…別れてそのままだった。
眠ってしまったのではないだろうかね。
…なら、調理までは及ばない。

(10) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ではなぜ、そのように苛立たれるのです。
 俺が欲しいのは、貴方自身だ。

[抵抗のなくなった身体を今度こそ抱き締める]

 思いの本質がわからないなら、わかろうとなさらないなら。
 なぜ。

[そうして腕を離す。欲しいけれど。
欲しくてたまらないのに、違うのだと歯がみした]

(11) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

それにしても…未だ調理などといえるのだね。

[金の髪を撫ぜ、一筋をすくい取って口づけを。
願いがろくな叶い方をしないとわかった筈で。
それでも、未だ調理などと言い出せるのは何故だろう]

もう、どちらか決めたのか。

(12) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【人】 貴族 ユーリー

―皓月に薔薇の咲く頃:何処かにて―
[氷霧の気配がそこに現れたのは、
薔薇の移ろいゆく頃合いに。

人の真似事を放棄した白い闇。
アレクセイの背後の薄闇から蒼白な手だけが浮いて、
その手は空いた眼窩を取っ手に罪人の顔を掴んで引き倒す]


 穢らわしい。


[ぎりと爪たてえぐるのは、黒の者の残した噛み痕に。
穢れた罪人に牙をあてるも厭わしい]

(13) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【赤】 貴族 ユーリー




 運がよかったね、お前。

 本当なら生きたまま全身の皮を剥いで、
 お前の魂が決して出られぬように棺の蓋を塗りこめて、


 ――人の世に、棄ててくるところだったよ。 
 

(*0) 2013/05/12(Sun) 01時頃

ミハイルは、僅かに顔をあげ、15秒。

2013/05/12(Sun) 01時頃


【赤】 貴族 ユーリー



 ああ、けれど。
 殺さなければ、よいのかな。

[その声は執事と人形に、同意を求めるように響いて]

(*1) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【人】 貴族 ユーリー


[――ひと時の眠りに落ちるは止められず、
けれど罪人を安らかな眠りにつかせるつもりなどなく。

その身を引きずり放るのは、
礼拝堂の地下白夜の牢、黒い鉄柵は錆び、囚人の油でひかる、
その色以外は全て、気の触れたような真白い牢獄。

現実という絶望の、
血塗れた悪夢だけを見る呪いを込めて、
罪人自身が穢した赤い白薔薇が埋め尽くす**]

(14) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

[蠢く目玉が更にぐちゅりと眼窩でぬめる。
持ち主が白薔薇の香気に包まれたことを教えてきて]

──……っ!

[流石にそれは受け入れがたい感覚。
しかし同時に知るのはアレクセイが眠ったということ]

(*2) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 自室 ―

[声がする……。
 背の傷に包帯を巻き、白いシャツに袖を通した執事は、
 聴こえる声に顔をあげた。]

 ――……それが、ご命令ならば……。

[空が赤暗く、それを映す濃茶も、そのときは紅く…。]

(@2) 2013/05/12(Sun) 01時頃

【人】 庭師 ミハイル

そんな……困った顔をするな。

[くつ、と笑う。]

シオンだろ? あんたは。


そんな顔して。俺を―――見て。

(15) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

───……っ!

[それは白の主が、黒檀の瞳の持ち主に手をかけた時と同時。
酷い目眩が黒い主を苛んだ。

あの男が、黒の主が愛するといった彼を害したか。
虚無感が広がるのはその眼窩から。
暫し呆然とする様はベルナルトからもはっきりわかる程のもの]

(16) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
しかしこののれんに腕押し感よ

(-5) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 お前は僕がほしいといいながら、
 僕の在り様を歪めようとする。

 与えられたいわけではないといいながら、
 僕に自ら与えろと望んでいる。

[抱きしめた腕が離れていく、
男には衣擦れの音が聞こえはじめただろう。
滑り落ちる衣服の音、先と同じ]

 ……人のように、お前を愛せというのだろう?

[とうに人ではないものに成り果て、
人であることを手放している自分にだ]

 ちがうというのなら、言ってみろ。

[衣服を全て滑り落とせば、男の上にのしかかる。
欲に溺れるを否定するのなら、無理にでもそうするまで]

(17) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
さて、困った。

どっち?な選択なんだろうか。ここで。
でも、ダニーさん自身はアレクセイ罪人!うぜぇ!!なんだよなぁ(ほめてる

(-6) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……恐らく、特殊な例かと。

[目を抉るものなのかな、という言葉には首を傾げつつ。]

 ……そう思いますが、しかし、私には解りません。
 あれ程までに強く、誰かを求めたことが無いもので。

[そんな狂行に及ぶ人間は男の知る限りでは決して多くはない。
さりとてそれもまた愛の形であることを否定することはできなかった。]

 ……罰せず解放したのですか?

[好きにさせてみる、の許容範囲が広すぎやしないかと男は疑問に思う。
少なくともこれまで築きあげてきた、気まぐれで嗜虐的な主のイメージとは、異なる。
あの梟を容易く傷つけた、主とは。]

(18) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[しかし、その変化を驚きはすれど、嫌とは思わない。

男も変わってしまった。
否、最初から持っていたものに気づいたというべきか。

この永遠の夜の中でも変わるものはあるのだ。
人も吸血鬼も、心ある者は等しく。]

(19) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……おかしいですよね。私は。

[自嘲を含んで笑う。
薄笑いは、少し苦しげに。]

 ええ、決めました。
 私は――貴方に。

[髪に触れる手を取って、その手の甲に口付けを返す。
――跪くことがない男の態度は、やはり不遜だ。]

(20) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――貴方の勝利を、願います。

 そして、貴方が与えてくださる運命を受け入れましょう。

(21) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 主殿?

[>>16呆然とする黒の主を、濃緑は驚いたように見る。]

 どう、……なさいました?

(22) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[執事は、着替えが終わると、まずは、アレクセイの部屋に向かう。
 だが、そこにその姿はない。

 はらり、床に落ちた赤い花びら。
 白が赤に染まった花びら。

 拾い、またはらりと。窓に張り付いた。
 見えるは薔薇園の向こう、礼拝堂。

 執事は、そのまま、部屋を出ると、礼拝堂に向かうために薔薇園を足を向ける。]

(@3) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

サーシャは、13秒ほど迷った後。

2013/05/12(Sun) 01時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

…ミハイル…。

[自分は違うと言ったが、否定されてしまう。
目の前で笑うミハイルを見て、何か彼の心を揺さぶる事があった所為なのではないかという考えに至る。
遠慮がちに彼の方に手を伸ばしながら問いかける。]

ミハイル、何かあったのか?

(23) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
ラ神が空気読んでくれて助かった。
数秒だったらためらいがなさ過ぎる。

(-7) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 01時半頃


ベルナルトは、視界の端、10の黒薔薇の蕾を見る。

2013/05/12(Sun) 01時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

あぁ…きにかけたアレクセイが…どうやら眠ったようでね。
目玉が暴れた。
砂時計が眠らせたか…白いあれが、手にかけたか。

[目眩の残滓を見に漂わせつつ、失態を見せたかというよう。
けれど口付けられた手の甲を指でなぞり]

願いは…お前の望む形では叶わない。
それでも。その成就を…願うのかな。
対価もはっきりとは伝えていない。

…対価を知りたいなら、その言葉を違えぬこと約束に今なら教えようか。
サーシャには対価を伝えた。
あれはどうやら、成就は願わない様子に見えたが。

[そのまま、口付けられた手で彼の形良い唇をなぞる。
そう、この男は嫌いではなかったのは前からだ]

(24) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 歪めたいわけじゃ、ない。
 貴方が、人でも魔性でも関係ないだけだ。

 ……貴方が魔性でなければ、会うことは叶わなかったけど。

[衣擦れの音がする。のし掛かってくる身体が、それでも愛しいと感じてしまう]

 違わない。
 俺は、人だから人の愛し方しか知らない。これが貴方の愛し方だというなら、……俺はそれを受け入れるしか、ないな。

[上半身を起こし、ユーリーの身体を引き寄せる。
闇に溺れず愛そうと、口付けを求めた]

(25) 2013/05/12(Sun) 01時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 01時半頃


彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 01時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

[行く途中、黒薔薇の庭のほう、見渡すと、
 黒の主人と、ベルナルトの姿が見えた。]

 ――……結局は、お話をされているのですね。

[疲労しているはずの主人を思うが、広間の砂時計も思い出せば、
 それは、元々は主人たちがはじめた賭けだ。
 しばらく、立ち止まり、その様子をな眺めるが…。]

(@4) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
はっそろそろ離れた方が良い!?

(-8) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――左様ですか。

[一種の共鳴のようなものなのだろう、と、再びその黒檀を見る。
視線は合わないが、蠢いていたから合わなかった先程とは少し違って見えた。
ニキータと視線が合わないのに似ている。]

 ユーリー殿から賜る眠りでも、私の願いは叶いません。
 であれば、……より私の願いに近いほうを選ぶまでですよ。

(26) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 それに。
 ――貴方はこうして、私に触れてくださる。

[唇をなぞる感触に、目を細め、笑みを深める。]

 アレクセイのような恋煩いではありませんがね。
 ただ単純に嬉しいのです。私は。
 誰かの傍にいることを、許されるのが。


 対価は……。そうですね、私に払いきれるものかどうかは知っておきたいですね。
 せっかく貴方を選んだのに、対価が支払えないのでは、
 口先だけになってしまって格好悪いではないですか。

(27) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【人】 貴族 ユーリー


 そんな仮定は無意味だな。

[男の語る仮定は、白の否定に等しい。
この檻の中で、どれほど人と魔と内なる二つに翻弄されたか。
重みは軽く冷たい体は、ただ男を犯そうと手を伸ばすというのに]

 いいから黙れ、
 大人しくしていれば愛でてや――、

[唐突に起き上がった男の上半身に、
白の体はついと引き寄せられて、言葉は途切れた。
その手の熱さに眉根を寄せながら、溺れぬことを心定める男に与えるのは、熱と情欲を煽るためのねっとりとした口付け、悪戯に急いた指は男の下肢へと滑り込む]

(28) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
はい辞書引いてよかったね俺ー!よかったねー!

[示しがつかないとか書こうとしてた]
[誰によ]

(-9) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

……そんな風に、

  ……シオンの顔で、


俺を、呼ぶなよ。

[伸ばされる手を払う。目前にいるのがシオンでないと、わかっていた。]

(29) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

── ひとひら、薔薇の花弁が落ちる以前:書庫へ>>@2:53 ──

[探していたダニールを見付けるまで、胸のあたりが時計の鐘の様な音を立てる所為で、ロランは酷く落ち着かなかった。おのれは、どんな表情をしていたのだろう。
ダニールの胸に額を押し付ける様にして、抱きしめられた。]

 はい、ダニール。
 僕も、アレクセイを探して。

 ……そう、なの、ですね。
 僕じゃなく、ダニールでも判断が出来ない。
 乱れた規律──でも、そうだ。
 決着をつけようと賭けをはじめたプラーミヤ様が、
 今までのようになさるかどうか……。

 分からない。

[不安で膨らんだ胸の空洞の奇妙な音は、触れ慣れたダニールの胸で少し落ち着く。ロランは、傷を案じるよう、そっと腕をダニールの背に回しながら、顔を上げた。]

(@5) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

── ひとひら、薔薇の花弁が落ちる以前:書庫へ>>@2:54>>@2:55 ──

 ……ん。
 ごめんなさい。傷に触れて、しまった?

 アナスタシアの事で、
 ダニールが刺されたんでしょう?
 その後、彼は自殺しようとして、暴れたから
 残った使用人達で馬小屋に繋いだって──。

 僕だけに教えてくれたのかも。
 ううん、お城に長く残っているような使用人の間でも
 ニンゲンには、口止め…って難しいの、かも。

 しゃべらずには、いられない。
 ……ん、じゃない、かな。
 彼等は、自分に近しい者が殺されるのが怖くて
 執事であるダニールが壊れて居なくなるのも、
 人ではないダニールや僕が簡単に治るのも、全部が怖くて……。

(@6) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

[瞬きをしないオッドアイで、じっとダニールを見上げながら。くちびるに一本指を立てて緩く首を横に振ってみせる。ベルナルドや、新しい庭師の彼……ミハイル?にも、遠からず第二調理人が消えた理由等が伝わるのだろうな、と。]

 僕は、………。

[ロランは、自身が感じるものが何か分からず。
髪を撫でてくれているダニールの手を取り、伏し目がちになりながら、そっと指先に口付けた。いやな感じがすると言うダニールに頷いて、書庫へ向かってそれから*。]

(@7) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

こう触れるのは嫌いじゃない。
…私の近くに、ずっといたのではないのか。お前は。

[けれど料理を口にしたのもあれが久しい。
ならば近くにいたというのはまた違うのだろうか。

拒まれぬなら一度唇に唇を重ねるだけを施して、
一度銀を伏せ]

お前から貰うとすれば関係性。
国とお前との関係性をもらう。
望む時は戻そう。けれど国が滅びる原因とお前には
何の関係性も保たれない。
その中でどうするかはお前次第。

サーシャには記憶を貰うと伝えた。
憎いものの記憶。けれど殺された妹の記憶は残る。
けれど知らぬ男へ殺意を覚えるのは…どうやら耐えられないらしい。
あれは恐らく、ユーリーを選ぶのだろうね。

(30) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

何かあったか……?

は。何があったと思う?

[指の間でじりと煙草が短くなっていく。]

あぁ。そうやって、シオン。
お前は何も知らないで、そのままでいれば良い。

[ふいと横を向く。
 みっともないな。これは、ただの八つ当たりだ。]**

(31) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[ベルナルトと黒の主人の距離が縮まれば、踵を返す。
 ベルナルトは、プラーミヤを選んだということになるのだろうか。

 彼の願いは、酷く真っ直ぐで、心打つものと最初は思った気もしたが…。
 彼自身も自覚しているであろう本当の側面。
 きっと、それは、高い高い孤高…。



 昔、黒の主人に少し似ていると思った頃もあったか。]

(@8) 2013/05/12(Sun) 02時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 02時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[蠢く目を押さえ、銀は伏せたまま]

……。拒むことを許されるなら、
この城がお前たちへ歪んだ希望をなることはなかったのに。
私も何も悩む必要がなかったのに。
今は本当に…気分が悪い。

[こつり、彼の肩に額を寄せ、暫しそのまま。
広間へ戻るのにどうにも離れがたいものを感じながら*]

(32) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
さすが、ぷーさま
ベルの痛いところを。

(-10) 2013/05/12(Sun) 02時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 02時頃


プラーミヤは、赤いストールはするり、薔薇の上へ滑り落ちて*

2013/05/12(Sun) 02時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 仮定じゃない。
 会うことがで来たから、惚れただけだ。

[白の口付けに挑んでいくように返し。制されぬよう]

 ――……っ!

[伸びた手が触れる。一度ベルナルトとのそれで達しているとは言え、直に触れられれば弱い。
絡んでくる舌に己のそれを重ねて、見えぬ眼に色が移る]

 ――――ユーリー、様。
 俺は、貴方を。

[こんなに、愛しいのに]

(33) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

やばい。
俺まっすぐすぎるだろ。

もっと、もっと違う事したかったのに!

(-11) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【独】 玩具 ロラン

/*
めもも、も。
>>2:281>>2:@57>>2:@58>>2:@59>>2:285


 
>>2:293
>>2:@62

(-12) 2013/05/12(Sun) 02時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[だが、今の黒の主人は違う。
 どうしたことか、どんどん、本来とはかけ離れていくようだ。]

 ――……やはり、目玉を入れ込むなどと…。

[アレクセイの激しい恋慕。それは、主人の何かを変えてしまったのか。
 振り向けば、ベルナルトに甘えたような主人の姿に、また幾度か瞬きをし、最後は目を閉じる。]

(@9) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―…、すまない。

[伸ばした手は払われる。その手は自分の胸の方に寄せて。
手に僅かに走った痛みよりも、薔薇の棘でも刺さったような胸の痛みの方が堪えた。
自分が目の前の相手が求めるその人だったなら、どれだけ良かっただろう。

続く刃のような言葉は只受け止め、やはり彼には何かがあったのだろう、と。
何処かに行け、と言われなければ、佇んだまま灰の目を伏せる。

自分に出来る事と言ったら、彼の気持ちが収まるまで話を聞くくらい。**]

(34) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

ダニールは、礼拝堂に向かっていく。*

2013/05/12(Sun) 02時半頃


細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 02時半頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 02時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 この城にはずっといましたが……。
 そうですね、お互いに顔を見て、触れて、存在を認識する距離、とでも申しましょうか。

 ……ユーリー殿は、私をここまで近づけません。
 それに信用もされてなかったようですし。

[>>0:258晩餐の時の会話を思い出す。
白の主から齎される言葉は、憐れみだった。

男は決して、悲劇の主人公になったつもりはない。
この城に来たのも、主に身を捧ぐと決めたのも、全て男の意志だ。憐れまれる理由はない。

口付けを受ける。抵抗はなく、ただ受け入れる。]

 ……やり直して、滅びの運命を回避することはできないということですね。
 私が何をしても、それは何の関係もないことと……。

(35) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――構いません。
 それならば戻ったら、一番美しく死ねる場所でも探すことにします。

[冗談めいて口にする言葉は、それほど嘘でもない。]

 サーシャは……成程、彼は恨みから此処へ来たのですね。
 ――それは、いっそ忘れてしまったほうが幸せになれるかもしれません。

 恨みや悲しみは、人をただ苦しめるだけ。
 復讐を果たしたとて、本当の意味で満たされることなど無いでしょうから。

(36) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
ベルたんそれじゃきかないか。


まぁ願いが要するに、自己満足だよね?ってこと。
かっこよく死にたいっていうのが最終的願いに見える。

(-13) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……それは災難だったな、

[交わす口付けの濃度とは裏腹に軽い笑みを交え、挑戦的なそれをいなす。濡れた己の口唇をぺろりと舐めとれば、その紅はより艶やかに白に映えた。

声無き反応に浮かべる笑みは吸血鬼というよりも淫魔のようで。楽しむように冷えた細い指先は刺激を与え、快楽を呼び覚まそうとする。白薔薇の香は熱に甘く香り、くらりと酩酊をもたらすほど。]

 黙って感じていろ。その顔を見ててやる。

[余計なことをいう口唇をまた口付けで塞ぐ、
舌に乗せられることのない男の言葉すら飲み込むように。]

(37) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
不可解→こわい→逆切れ
のルートを辿ってもうひどい。

>>35
誇り高い人がいたら憐れんでみる。
それが僕の正義。

(-14) 2013/05/12(Sun) 02時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 災難だと、思ったことなんて――。

[ない。闇の中でもたらされる快楽は、ひどく甘い。
溺れてしまいそうになる。
口付けも、白の手の行く先も、その香りも]

 貴方は、――。

[唇が塞がれて、ならばと想いを口付けに乗せる。愛しげに舌を絡ませ吸い上げて。
白の身体に掛ける手も同じ。
快楽に溺れかけながら、抗うことをやめない。

冷たい身体が色づくのを見られないのが嫌だと思う。
その顔に映る色も。どんな顔をしているかも。
なぜ、この眼は光を映さないのか]

 俺の、……想いまで否定するな。

[それだけを口にした]

(38) 2013/05/12(Sun) 03時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 拒めないのですね……。
 それはこの城の……吸血鬼の掟ですか。

[孤高の主が、他者という存在に悩まされている。
ストールが落ちるのを視界の端で捉えた。
しかし拾うのは後でよいと、額寄せる黒の主を見つめ。]

 ……お気持ちは解ります。
 私が言うなという話ではありますが……、
 人は中々、無茶を言いますよね。
 私も王だった頃、無理を請われたことがありました。

[拒まれないこと、それ自体が希望となった側面もあるのだろう。
それ故に男もこの場所に身を置いたのだ。
主の苦悩に、気づくことなく。]

 ……私には良き理解者が沢山いました。
 苦悩を共にする臣下がいて、喜びを分かち合う民がいました。
 私はそれによって、救われていたのです。
 失って、此処で独りの夜を知って、……ようやく気がついた。

(39) 2013/05/12(Sun) 03時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[語る言葉はゆっくりと。
疲れた様子の主に、なるべく負担を掛けぬように。
拒まれなければ静かに、その髪を撫でながら。
そこに色情の気配はなく。
母が子にするように、ただ慈しみを篭めて。]

 ……プラーミヤ殿。
 ひとつ、気がかりがあるのです。

 貴方が勝利し、貴方が残る。
 その時、この城に、貴方の傍に誰が残るのか。
 ……貴方の勝利を、誰が祝うのか。

 ダニールとロランは、貴方の執事として残るでしょう。
 しかし貴方の友人として、貴方と対等な立場で、
 貴方に夜の孤独を忘れさせてくれる存在があるのかどうか。

 ……私は、願いが叶うことを嬉しいと思うと同時。
 貴方とこうして話す機会が失われるのは、寂しいのです。

(40) 2013/05/12(Sun) 03時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[返答はどうであったか。
互いに話すことが無くなった頃合いで、休むなら戻らないかと提案した。

広間でも何処でも、望むところに、望まれるところまで共にあるつもりだ。**]

(41) 2013/05/12(Sun) 03時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
いやん
ダニールに敬称つけ忘れた

(-15) 2013/05/12(Sun) 03時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 03時頃


【人】 貴族 ユーリー


 ん――…、ね、もっと酷くしなよ、

[男の口付けは優しいばかりで、むずがるように喉を鳴らす。
肌にふれる手もまた同じ、笑うようにさざめく気配をもたらし。
欲に溺れるを抗う男を、言葉で煽る]

 ……そう、わかった、よ。

[否定するな、口にされる強い響きに、
白の魔性はどのような表情をしたか。
けれど望まれた通り、それ以上の否定はなく。

ただ、冷たい指は男の赤い髪をかき混ぜる、
その光映さぬ眼球にうすく舌を這わせて舐める。
見ることは叶わずとも、柔い粘膜の熱は伝わるか。

やがて、金緑を滲ませ湿った吐息が零れる頃、
蕩けた薔薇は男の首をかき抱きその熱を裡に受け入れる*]

(42) 2013/05/12(Sun) 03時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 03時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[酷くと言われて出来るはずもない。
ただ、喜びは確かにあった。この腕に抱ける事への。

言葉に身体が熱くなる。
首を振って溺れる事への抵抗を示す]

 ――ユー、リー……。
 !?

[その手が髪に掛かるのを、眼に感じた滑りに言葉は途切れて。
煽られ続ければ身体の準備も整ってくる。
欲しがる白へ穿つ熱。
注ぎ込む同じ白は溺れてしまった結果にも思えて、ただ強く抱いしめる。
注ぎ込み、搾り取られても、意識だけはそのままなくさぬよう。
行為の間、何度も触れた唇に、愛しい気持ちをこめて、*触れた*]

(43) 2013/05/12(Sun) 03時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 03時半頃


【独】 貴族 プラーミヤ

なんかもう最近私のなかでのすさん熱がひどいんです。
やみーさんは元々私はやみーさん病なのでいいとして
(大好き的な意味ですよ勿論)

プー様勝ったら執事2人棺桶に侍らせて眠るよ。
ふたりぼっちになんてしてやるもんか

(-16) 2013/05/12(Sun) 07時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

関係性をなくした中でどうするかは好きにすればいい。
戻れることに変わりはない。
場所を選び死にたいのであればそれも選択。

願いは…元々、血族になる人間への引き換え条件。
人として捨てるものと引き換えならば対価足り得た。
拒めない掟の中、人間であっても城は開く。

[髪に触れる手はされるに任せ、ため息をまた]

お前とは…どこか、似ていたのかもしれない。

(44) 2013/05/12(Sun) 08時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[誰が側にいるのか。この問いはミハイルも漏らしていた覚えがある。
彼いわく、「負けて消えたがっている」と。
それはユーリーも同じではないのだろうか。
けれど黒と白が交わらぬように、その胸中を探ろうとはしない。
ベルナルトからの問いもそれこそ僅かの笑みに終わり、答えることもない]

願いが叶えばこの城の記憶は返してもらう。
お前が気に病むことではないよ。
…少し、疲れた。

[ダニールの視線を僅かに感じる。彼は不思議に思うのだろう。

永遠に近い時間を生きる純血にとって、
閲する時がたった200年では何もかもが不安定らしい。
自身でも未だ蕾開かない部分は確かにある。

身を離せば落ちた赤いそれを拾い広間に。
椅子にかけ、用意されたものを口に、眼帯を結んでから
月が見える外を暫し眺めやる]

(45) 2013/05/12(Sun) 08時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 礼拝堂の地下白夜の牢 ―

[彼の仕事は主人にその理想を説くことではない。
 そんなおこがましいことはしない。

 黒の主人に今みた風景を問うこともない。
 長い指をかけるのは、礼拝堂の地下。

 白い白い、地獄。]

(@10) 2013/05/12(Sun) 08時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[広間の手間でベルナルトは下がらせた。
砂時計はそれなりの砂を落としている。
アナスタシアの頭部に指を這わせて肉を口に。

砂時計が選んだのか、白い薔薇が隠しこんだのか、
一人眠ったのはアレクセイ。

深い溜息は空気に溶ける。

ぬめついた黒檀は病のようにそこに根を張る。
人の一部を受け入れるなどかなわず、
眼窩の周りに壊死をおこし始めていた。
まだ、眼帯で隠れる程度。

顔が爛れきるのと砂が落ちきるとどちらが早いか
そしてまた眠る。まるでそれが望みのように]

(46) 2013/05/12(Sun) 08時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>14

[白い牢獄に赤い薔薇。
 その中央にアレクセイはある。
 どのような様子か。

 執事は、彼の様子を見て、罪人としての彼に罰を与える。
 それが、白の命。


 黒の命は、降りぬ。
 さもすれば、無常と思える覚醒とまどろみを与えることが、罰であり、慈悲なのかもしれぬ。

 銀色は、もう、アレクセイとともに、眠り続けるのだから。]

(@11) 2013/05/12(Sun) 08時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ふと手にした、花瓶の黒薔薇。
手にしたと同時に1枚の花弁が落ちる。
それらは風にのり、ベルナルトの元に落ちるだろう*]

(47) 2013/05/12(Sun) 08時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 08時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 薔薇園 ―

[階上に戻り、薔薇園に降り立った時、もうそこに黒の主の姿はなかった。
 一人佇むベルナルトが見える。]

 ――……主人はもう、行かれましたか。

[城を見て、ベルナルトをみやる。
 悟りを出したような顔つきに、彼はもう、迷いがないことを感じるが……。]

 貴方は、
 貴方と国、どちらが大切でしたか?

[ふと、問いかける。]

(@12) 2013/05/12(Sun) 08時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 08時半頃


【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
負けた主人と一緒ってのはハッピーエンドっぽい。



どうしよう。
まぁ流れにまかすべきなのか。

(-17) 2013/05/12(Sun) 09時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 09時頃


【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
消えたい主人たちを殺してあげる。
これがダニールさん的バッドエンドかもしれない。

(-18) 2013/05/12(Sun) 09時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>44髪を撫でるを拒まない様子に目を細める。
問いへの答えはなく。]

 ……それは、残念ですね。

[返して――そうして、忘れてしまう。
この薔薇のことも、黒も白も、
此処で出会い、触れ、気づいたもの全て。

そのことに対して、ただ感情的な感想を漏らした。]

(48) 2013/05/12(Sun) 09時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[広間手前で下がるよう命じられ、深々と礼をして黒の主を見送った。

男は再び独り、城の中を歩く。
そう遠くない先に見納めになるのなら、白の薔薇も。
そして一度も立ち入ったことのない礼拝堂にも。
見れるものは見ておこうかと、再び外に出た。]

 ――執事殿。
 ああ、先程広間までお送りしてきたところだよ。

[>>@12話しかけられ、頷く。
続く問いには迷う素振りもなく即答した。]

 それは執事殿に、
 己が身と主殿のどちらが大切か聞くようなものだ。

(49) 2013/05/12(Sun) 09時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 私が私であるために、国は必要だ。
 そして国には、王たる私が必要だ。

 いや、……私の場合は必要だった、というべきか。もう。

[滅びの要因に関われなくなる。
それはつまり、戻った後の己は恐らく王ではないのだろう。苦笑いを浮かべる。]

(50) 2013/05/12(Sun) 09時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 10時頃


【墓】 罪人 アレクセイ

― 白の牢獄 ―

[その中央に男の姿は在った。

真白の闇の中、敷き詰められているのは白い薔薇。
だがその花びらは咎人の罪によって、紅くその色を変える。

薔薇の弦はするすると男に絡みつく。
柔らかな皮膚を鋭い刺で切り裂き
流れ出る赤を養分とするように、男の体を蝕み、
命の灯火を揺らしては、さらに赤く花びらを染めて。

ああ、だけど―――]


……………………。


[眠りに落ちた男の意識は眠り続けたまま、
残されたもう一つの瞳は開かない]

(+0) 2013/05/12(Sun) 10時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>49

 違いますよ。

[にこりと、ベルナルトの回答に答える。]

 私には、何もありません。
 私がいなくても、主人は主人。

[ベルナルトの演説のような言をそのまま聞きながら。]

 私が不思議に思うのは、
 なぜ、貴方は国の復興を願わないのでしょうかと。

(@13) 2013/05/12(Sun) 10時頃

【墓】 罪人 アレクセイ

[狂った男に罪も、罰も、もうなにもなかった。

愛する人に施した愛の呪縛がそこにある限り、
どのような責め苦であっても、それは歓びとしか足り得ず。

黒の主を蝕んでいく己が刻んだ呪いを喜ぶように、
その口元は三日月の形に歪められていた]

(+1) 2013/05/12(Sun) 10時頃

罪人 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 10時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

 自身の力で成したいという貴方の願い。
 それは、貴方が、貴方自身を軸とするものの考えです。

 素晴らしいと思います。
 ですが、
 割れたグラスにミルクを注いでも、もうこぼれ落ちてしまうだけ。
 再度同じグラスに注ぐ様を見るのはなぜかなと。

[そこで執事は言葉を止めて、ベルナルトをみやる。]



 ――……貴方は、お国が嫌いなのではないでしょうか?



[にこりと。]

(@14) 2013/05/12(Sun) 10時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール




 ――……ところで、
 貴方と対を為していた料理番が死にました。

 今から、料理番は貴方のみです。
 みなさんのためによろしくお願いいたします。

(-19) 2013/05/12(Sun) 10時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 10時半頃


【赤】 貴族 プラーミヤ

[主より離れた銀色は主の元に戻ろうとアレクセイの眼窩で蠢いた。
けれどその窪みより出ること能わない。
銀色の中から溶ける体液はアレクセイの中に巡る。
細菌のように。寄生虫のように。彼の血に交じる。

それがアレクセイが望む、兄の為の願いを叶える血となることは
賭けの先にわかるだろう。
けれど、その血が人を人のまま留めるとは限らない。

彼の願いは兄の病を治すこと。
対価は…その兄に人を捨てさせることと等しい───…]

(*3) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
てか気付けば長いすでやってんじゃねーか。
まあニキータさんのベッドはソファだけど

(-20) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ほう。
 主殿の世話が貴殿以外のそこらの使用人に務まるとでも?

 主殿に貴殿は必要だよ。
 それに貴殿に何も無いのなら、何故貴殿はこの城にいる?

 ただ命に従うだけの心を持たぬ人形だとでも言うなら、
 何故こうして私と話している?
 そんなことを問う?

(51) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[否定に更に問いを重ね。続く問いに暫し黙る。]

 ……随分と捻くれたな。執事殿。

 国が嫌いなら、そもそもやり直しなど願わぬよ。
 長らえた命を他所の国で若い娘でも娶って費やすさ。

 割れたグラスがあるなら修繕すればいい。
 間に合わず零れるなら、いっそ溺れでもすればいい。

 私はそのどちらもできなかった。
 ただ遠く離れたところから見ていることしかできなかった。それが嫌で、やり直したい。それだけだ。

(52) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
アレクセイは墓下でどうしているんだ……>幸せいっぱい

(-21) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ちょっとダニールからの振りが予想外すぎて考えていた。


もともと多少ねじ曲がった願いだというのは自覚あるけど
多分こいつに国が嫌いって感情はないんだよなあ
城の中で恋仲になった人がいたとしても「国の為」と黒の主を選ぶような性格付けをしているし

或いは中身すら気づいていないような深層心理があるかもしれないのだけど
そこはダニールに根拠を求めないとね

(-22) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 10時半頃


【墓】 罪人 アレクセイ

[どこかで白の主の声を聞いたような気がした。
そして奪い刻んだ瞳からは、黒の主の気配も。

穿った瞳の中に蠢く銀は、自ら取り込み、閉じた瞼の中に閉じ込める。

混じり合う銀が己を蝕み交じり合うを感じるのは、
性交にも等しき快楽を与えてくれる、から。
薄く笑んだ唇からは、甘い吐息すらこぼれ落ち、
さらに白薔薇を罪で穢していく―――…。

微睡みの中に揺蕩う男が見る夢は、
どこまでも淫蕩に美しく咲く黒い薔薇の夢。
幾多の屍の上に咲く黒い薔薇を愛でる夢に、
男は幸せそうにほう…と短く息を吐いた]

(+2) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

罪人 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 10時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>51

 これは、高く評価されましたね。
 ええ、ここにいることが仕事です。
 そして、話もできる人形となることを求められました。

 それだけです。

[従うだけの人形は、そう答え…。
 そのあと、押し黙るベルナルトを見つめた。]

 そうですか。
 あなたが嫌でやり直したいのですね。
 わかりました。それが貴方であると。

[執事は、頷くと、笑みはそのまま……城を見て、口開く。]

(@15) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール




 ――……ところで、
 貴方と対を為していた料理番が死にました。

 今から、料理番は貴方のみです。
 みなさんのためによろしくお願いいたします。

[その料理人は、ロランの話から推測すれば、もう死んでいるだろう。]

 もし、お一人では難しいのならば、
 誰かに貴方の仕事を教えてあげてください。

 貴方はとてもいい料理人ですから。

(@16) 2013/05/12(Sun) 10時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[疲れからか、暫し微睡んでいた。
負けた方が消える、と言う言葉。
つまり、選択されなかった方が消えてしまうと言うこと]

 ――――……。

[この白が、消えてしまったら。
考えて、ふと笑みを浮かべた]

 貴方は、終わらせてしまいたいのか。
 この時間を。

[恐らくは黒の主もか。
このような時間、どうせ最初で最後だ、と思い来たけれど。
離れがたさを感じながら、衣服を整える]

(53) 2013/05/12(Sun) 11時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[それだけと言い切る執事に目を伏せる。]

 そうか。
 人形たる貴殿に、主殿の良き理解者となることを期待するだけ無駄か。



 …………そうか。

[料理番の死。
告げられた時、僅かに濃緑が揺れた。**]

 そうさせてもらうよ。
 彼みたいに料理のできる人間を探すのに時間が掛かりそうだが。

(54) 2013/05/12(Sun) 11時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 11時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>54

 はい、私は人形です。

[無駄だというベルナルトの言葉に肯定を。
 今の立ち位置から執事が出ることはない。

 主人たちの唯一にはなることはないのだと。

 もし、そのようなことを思うことがあれば……。]

(@17) 2013/05/12(Sun) 11時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 俺は貴方に、愛でられたいんじゃない。
 共にありたいだけだ。

[そうして部屋を出る。
苛立ちが進む。壁に手をついて、地下を目指すけれど、その途中で膝が折れた。

廊下に座り込み、思うより体力がなくなっているのを自覚する]

 あー、くそっ。

[罵りの言葉一つかけたいところだった。
忘れられたら楽になるだろうに。あの光を失うことが耐えられない]

(55) 2013/05/12(Sun) 11時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 11時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール


 はい、よろしくお願いします。
 貴方が、でも、最良です。



 貴方は、最良です。

[人の中にあり、人を従えていく者には天性があると。
 ベルナルトがそれを持ち合わせているのは言わずもがな。

 この使用人の中にあって、彼の為していることは、
 本当は、彼に何よりのものを、と少し思う。

 彼が彼自身を第一とするその志。

 それは、最良であり、最大の障害であると。]

(@18) 2013/05/12(Sun) 11時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
まーこの人絵を描いてるだけですからね
たまに笛。

そして笛の存在をユーリーとの会話で思い出したとか

(-23) 2013/05/12(Sun) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ですが…。

 私になぜ、そのような期待をされるのでしょうか?

[ふと、気がついたように問いは続く。]



 主人を、貴方は、愛してしまいましたか?



[そして、薔薇園を立ち去っていく。]

(@19) 2013/05/12(Sun) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[人を食らう吸血鬼。
 孤高たる存在がその孤高の心を揺るがしたか。

 だが、孤高たるゆえ、
 それに歩みよらないのであれば、

 ああ、変わりようがない。]

 ――……主人、次は如何様に…。

[呟きは、風に乗せて。
 どちらの主人に届くか、それとも、流されるか。
 執事は、城内に消えていく。**]

(@20) 2013/05/12(Sun) 11時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 11時半頃


【人】 貴族 ユーリー

[幾度も口唇を寄せる男に与える口付け、
8を数えて、薄く笑む。溺れることへの抵抗は、
人の足掻く姿は、魔に昏い悦びをもたらすもの。
失くしたものを尊ぶように、人の脆さをこそ慈しむ。

微睡に遊ぶ男の赤毛を指先に遊びながら、
男の浮かべる笑みと言葉に、金緑はゆるく瞬く気配。

――その色の淡い緑は薄れ、
金に近づいていることは盲いた男には気づかれぬこと]

 結末がどうであろうと、
 僕は終わる。

[>>53絵描き自身の告げたこと――黒無き白はただの闇だ]

(56) 2013/05/12(Sun) 11時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>55 その男の言葉に、
白薔薇の香はゆれる、懐かしいような。
――忘れたことも忘れた空白。]

 ……ダニール、
 彼を送っておあげよ。

[全て聞こえているだろう執事に告げて、
男の残した熱を纏ったままゆるりと身を横たえる]

(57) 2013/05/12(Sun) 11時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 11時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

承知。

[白の主人の声に執事はかの部屋に足を向ける。
部屋からまだ見える場所。へたりこむ盲目の画家の前に現れて、手を差し伸べる。]

(@21) 2013/05/12(Sun) 12時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[あの光が消えてしまうのなら、自分にとっての光は、己の存在は]

 ……ダニール。

[誰かがいる。その匂いは知ったもの。ああ、文句を言うのだったと]

 あんた、絵の具を入れ替えただろう。
 何色に変えたか知らないが、ふざけた真似を、するな。

[手をさしのべられているのだと知ればその手を払った]

 一人で戻れる。

(58) 2013/05/12(Sun) 12時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 12時頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
このまま眠りについて死亡も考えたけど絵を描くことを思いだしたよね
ちょっと黒絵の具使うわ

(-24) 2013/05/12(Sun) 12時頃

【削除】 緑柱石の執事 ダニール

ああ、絵の具ですか。

[悪戯に、悪びれていない声がかえる。]

どうしました?
でも、赤も黄色も

今までの貴方には必要なかったのではないですか?

2013/05/12(Sun) 12時頃

【人】 貴族 ユーリー

[部屋を満たすは物悲しげなオルゴールの旋律、
銀砂の零れるような音色、戯れに中空に手を伸ばす。
音を掴むことなど、出来は無い]

 人の想いというものが、
 魔にも触れることが出来るというのなら――…、

[苛立つほどに否定した、
それは否定しなければならないことだった。
それは全てを無為とする、
例え意味など最初からなかったとしても]


 何故、僕たちは交わらなかった?


[再び動き出した時の中、鏡の向こうを見つめている]

(59) 2013/05/12(Sun) 12時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>58

[手を差し伸べた先、
 不機嫌なニキータの声色とその言葉に、執事は悪びれてない言葉を返す。]

 ああ、気づかれてしまいましたか。
 でも、よき気づきましたね?
 白と黒しか、使わないのかと思っておりました。

 他の色は貴方には必要ないのかと?

[払われた手は引っ込めて。]

 ――……それとも……。

(@22) 2013/05/12(Sun) 12時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 他の色、も、
 ご入用になられるようになりましたか?

           ――……白と黒だけではなく…。

[ニキータが戻れるかどうか見守っている。]

(@23) 2013/05/12(Sun) 12時頃

ダニールは、ニキータが部屋の前から消えれば、けだるく眠る白の主人の世話を。いつものように。*

2013/05/12(Sun) 12時頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 12時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 使った色なら、減っているからな。
 二人の主人を描くだけなら、いらない。

 少し黄色を使っただけだ。

[ゆっくり立ちあがると、地下室へ向けて歩き出す。

辿りつけばソファに身を投げ出した]

(60) 2013/05/12(Sun) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[眠るのはほんの少し。すぐに意識は覚醒する。
伸した手は、黒の絵の具を握った]

 これ、だ。

[パレットにだし直接指にとってカンバスへ塗り始める。
描きかけだった絵は一旦床に降ろした。

輪郭のラインを、鼻梁と唇と、瞼と。
薄く塗っていくのは、早く乾かせたいから。早く完成させたいからだ。

髪の長さと、首から肩のラインまで。
大枠を絵にしたところで手は止まる]

 だから、嫌なんだ。黒を使うのは。

[思い出してしまうから。その香りが、白の主の存在を。

置かれていた笛を手に取るとか細く吹くのは部屋で聞いた旋律。
透き通るような音は、部屋に、*地下に響く*]

(61) 2013/05/12(Sun) 13時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 14時頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 回想・庭園に向かう道中 ―

[…人を生き返らせる、それだけでも理を大きく超える事。
その命を再び害しようというのだ。
代償は大きなものだろうとは思っていたが。]

殺せないかもしれないなら、わざわざ地獄の底から引き上げる必要はないな。
永遠に業火に焼かれているがいい。パーヴェル・ヤンセン。
―お前にはそれでも足りない。

[血を吐くような思いで口にしたのは呪いの言葉。
憎しみが消えるわけではない。
果たせないからこそ、昏い気持ちは増すばかりで。

殺せないのならば、
みすみす生かしてやるくらいならば、
自分が命を落とすその時まで殺意を胸の内に飼っていよう。

あの男に復活の時は一時として訪れさせない。]

(62) 2013/05/12(Sun) 14時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[妹を生き返らせる、という願いを持てなかったのは、彼女一人が生き返っても喜ばないだろうと思ったから。
夫と共に生き返らせて貰える程、吸血鬼も甘くはないだろうと。]

―いや。
そんな綺麗ごとじゃない。

[自分は祝福しながら、同時に心の底で嫉妬していた。
愛する人間と共に幸せになる妹を。
彼女に選ばれた男を。

顔を青白くさせて妹の死を知らせてきた親戚に、まず聞いた言葉は。]

(63) 2013/05/12(Sun) 14時頃

【人】 細工職人 サーシャ

 『―旦那さんも一緒に?』

[―自分はあの瞬間、二人が共に死んでいる事を願っていた。
愛し合う二人の仲が分かたれぬように。
―妹を選んだ男が生き残って、他の誰かと結ばれぬように。

仮にそうなってしまったら、殺意が向くのは彼女の夫に対してで、恐らく自分は躊躇いもなく凶行に手を染めただろう。]

俺は何処までも醜い。

[浮かべるのは、苦い笑み。
自身の内で吹き荒れる昏い思い。
それに蝕まれて死ぬのも悪くない、と。

他の客人達はどちらに着くのだろう。
彼らが、望む結末を手にする事が出来ればいい。**]

(64) 2013/05/12(Sun) 14時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 14時半頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
自分の動きがテーマに沿っていなさ過ぎて本当にすみません…!

せめて、ミハイルさんに生気をあげられないかなーとか思っている。
離脱。

(-25) 2013/05/12(Sun) 14時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[執事が傍らに戻る頃、
白の主は薄く目蓋を閉ざし、けれど眠りではない、
珍しく思考の沈黙に沈んでいた。]


 共にありたいと願うことを、
 ――あの男は愛と呼ぶんだな。
 

[見やった双眸は金に――魔の色に近い、
ただ、無言で執事に言葉を求める。
そして、常のように身を預けた。

魔の本性のままに精を貪ったその身を偽りの清らに戻す。
白い闇をとかす熱など、残りはしない。
銀砂の音の止んだ頃、かすかな響きが届いたとしても]

(65) 2013/05/12(Sun) 15時頃

【赤】 貴族 ユーリー

[あの場所で何を思っていたのか。
何を願い、望み、祈っていたのか。

忘れられたイコンに、
千もの夜を数え刻み込んで、
――そこから時は止まってしまった。

それは、望むことを止めたから。

忘れたことさえ忘れた記憶]

(*4) 2013/05/12(Sun) 15時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 15時半頃


【人】 貴族 ユーリー


 僕は、あの場所で、
 ……何をしていたのかな。

[礼拝堂で問いかけて問えなった問いを一つ音にして、
執事と交わす言葉は、しずか]

(66) 2013/05/12(Sun) 16時頃

【人】 貴族 ユーリー

[身の仕度が整えば、
白の様相は常と変わらぬようでいて、
双眸だけが爛と魔の色を深めている。

皓月に薔薇の咲いた後、
罪人の部屋の調度品は全て使用人に焼かせた。
その穢れの痕跡を全て消し、灰の一つも零さぬように。
それはその内、城の外の世界に棄てられるだろう。
風にも流れることのように、きつく封をされたまま。

――けれど]

(67) 2013/05/12(Sun) 16時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[黒檀の目に熱を感じ目を醒ます
夢を見るようで見ることはなかった深い眠り

客人達の選択を聞いていない。
ベルナルトは黒薔薇を、サーシャは恐らく白薔薇を選んだようだが、
ミハイルやニキータは如何したものか。

手に浮かぶのは天秤のシルエット。
金と銀の羽がその上に載る。
傾いたのはどちらだろう
霞む視界にははっきりとはわからないまま]

(68) 2013/05/12(Sun) 16時頃

【赤】 貴族 ユーリー



 ……プラーミヤ、


[音なく名だけを呼ぶ声だけが、届く。
人の真似事を放棄し始めた白い闇、
それは黒と対為す歪んだ鏡のよう]

(*5) 2013/05/12(Sun) 16時頃

【人】 貴族 ユーリー

[――そして、

さらと流れる氷霧の気配だけを残して、
白い闇は白の部屋からその姿を消す。

至る先には、血の匂い。
そして耐え難い穢れの在る]

(69) 2013/05/12(Sun) 16時半頃

【人】 貴族 ユーリー

―広間―
[降る真雪の静けさで、白い闇はそこにある。
煌めく砂の零れる時計は、動き出した時の証、
女の頭蓋には一瞥をくれて、けれど留める由もない]

 プラーミヤ、

[その手にあるシルエットが何を示すか、
けれど運命の行方など、どちらであっても違いは無い。
――流れる金の見やった先、
ひとつ残る銀に視線を留めながら近づいた]

 何故そんなものを残している?

[言葉が示すはその穢れの源]

(70) 2013/05/12(Sun) 16時半頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
とりあえずそのお目目、ぺいっとしたいんだけど。
めもで釘を刺されてしまった、しょぼー。

(-26) 2013/05/12(Sun) 16時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[遠くに聞こえる声、銀は金を見る。声はただ静かに]

別に。それは私の自由だよ。
…単純に、抜き取れば私は片眼になってしまうんだがね
お前が気にすることでもないでは?
どうせすぐに見れなくなる

[終わりが来れば。どちらかの目はもう開かれることもないのだから]

(71) 2013/05/12(Sun) 16時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>@18最良という言葉に見せるのは薄笑いだ。
真意の読めない、男の外貌。]

 …………愛、か。

[思い出したような問いかけに、一度目を閉じる。
記憶を過ぎるのはアレクセイの様子。
あのように心酔し、頬を染めて胸を高鳴らせ、求め、それ故に傷つけるも厭わないのを愛と呼ぶなら――。]

 ……違うな。

[そうではないと、首を横に振った。]

(72) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 プラーミヤ殿が人であったなら、
 或いは私が吸血鬼であったなら、

 退屈な夜にサペラヴィでも飲み交わすような、
 そんな間柄になりたかったよ。

[開いた濃緑は笑みの形に細められる。
悪戯な子供じみた、戯言を。]

 ――今の話はプラーミヤ殿には内密に。
 前提からして狂っていると、呆れられてしまうだろうからね。

[そして去るダニールを見送る。
風に乗る黒薔薇の香りを感じながら、足を向けるは礼拝堂の方向に。**]

(73) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

グルジアワイン?ときいたことがあったらびんご>サペラヴィ

(-27) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

ぼくは君をもぐもぐする間柄になりたかったです

(-28) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
字数揃えてもフォントの関係でそうと解らないのは悲しいよね……。


なんかニキータが実らないと解っている初恋で、
プラーミヤが憧れの先輩みたいな感じ

って書いたけどこれはこれで違うな
プラーミヤに恋慕はないんだけど んー

願いを放棄してまで自分が傍に残りたいかといわれると否なんだけど、
プラーミヤがぼっちになるのは心配だなあみたいな
ただのおせっかいだな

(-29) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ちなみに最初に思いついたのは勿論ウォートカだったんだけど、
ちょっとそれはどうなの(この高貴組二人が)ってのがあって
グルジアワインにしてみた

辛口で、羊料理に最適らしいですよ(飲めない)


※ちなみにロシア国内では残念ながら輸入できません
※まあフィクションだし堅いこと気にしない

(-30) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

というかだ、PC同士でいちゃっとして頂きたかったんだけど、
どっちの主様がいいのよ!的な感じにな、なっちゃっててな。
願いの部分、ちょっと変えました。ごめんなさいませ。

本当はフツーにお願いは叶う筈だったんだよ
でもそしたら皆プー様になっちゃうんだよ。
ココに好きな人がいるから離れたくないの!
というのがまぁ本来の。

しかしせんじゅさん、さすがと言わせて下さい…
一度くらいは いれぐわれたい(がっつ

(-31) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【人】 貴族 ユーリー


 目の一つくらい見えなくても、
 どうということはないだろうに。

[眼帯に覆われたその下に、蠢くもの。
白の常のこと表情は変わらず、ただ気配のみが冷ややかに]

 ――…すぐに見られなくなる、
 なら、尚のことその痕跡を残す気は、ないよ

[眼帯に覆われた片目、
違和感は酷い不快感をもたらす。
磨かれた氷のような爪の先が、痺れるように冷えていく]

(74) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

[呼び声に答える声は微か。
 脳裏の描く視界の輪郭が曖昧にになりかかっていて]


……。ユー……

(*6) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

お前が気にすることではないと言った。
そして私はあれを愛してやるといった。
なら、取り出す必要もない。

私が何も拒めないことを知っているだろう、お前は。
お前が掟を破るのはもう咎めない…が、私にまで押し付けるなよ。

[冷えた気配、それを感じながら。
その空気から避けるように、守るように。
黒い眼帯に手を添える]

(75) 2013/05/12(Sun) 17時頃

【墓】 罪人 アレクセイ

[ くすくす ]


[ くすくす ]



[地底から聞こえるのは悪意を帯びた笑い声。
眼帯に手を添える黒い薔薇に添うように、
悪意は赤い滴りとともに穢れを呼び込み、
黒薔薇を腐食しようと其の手を伸ばすーーー**]

(+3) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>72>>73

[アレクセイの愛の形だけを示してるわけではない。
 だが、それが目立ったのは確かで、違う、という言葉には、残念である意を示そうとしたが、
 続く言葉には、笑んだ。

 それも、愛であるのではないかと、言葉にすることはやめる。
 そう、遠い遠い時間の昔、

 白と黒がそうなればよいと……女帝は告げたが、叶わなかった。]

 ――……内密なこと、了解いたしました。

[執事はベルナルトに頷いて、そのまま、薄闇に消えた。*]

(@24) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[黒の言葉に、ゆると目蓋を伏せる。]

 そうだね、知っているよ。

[ふわりと色の髪の揺れだけを残せば、
白の闇は黒の傍ら、耳朶に口唇寄せて囁く。
言葉は柔らかな甘みを帯びて――]

 ……君が拒むのは僕だけだ。

[襟首を掴む、
黒の身をテーブルに押し付けようと、
手の添えられた眼帯に刃にも似た爪を奮って]

(76) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
嫉妬、と見られてたら困るな。

単純に尊んだものが穢されてる怒りですよね。

(-32) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>65
[ニキータが去ったのち、白の部屋で行われていたことは、執事も当然に知っていて、
 その残滓を拭うための湯桶を用意して戻る。

 目を閉ざし、静寂なる流れに白は身を委ねている。
 その空気を壊さぬよう、静かに湯を絞り、白を清めて…。]

(@25) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……そうですか。

[共にあることを愛と呼ぶ。さきほどのベルナルトが黒の主人に望む愛の形もそれだろうと思う。
 執事は、呟きに答え、その顔を拭う。
 金緑は、血と精に彩られたのか、魔性の光を増し、無言でも語りかける。
 それに笑みを返し、言葉を選ぶ。]

 どんなに共にありたくても、
 存在は同一にはならないと……。

 だから、祈りがあるのだと、ナタリア様はおっしゃいました。

[ピンクローズの主は、穏やかなるものを求め、されど、叶わぬ何かに身を焦がしながら。
 礼拝堂で祈る姿が、いつしか、彼女から白の主になった悠久の時間を思う。]

(@26) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>66

 あの場所で、貴方は……。

[そのあと、耳に囁きかける。
 伝えた言葉は、白の主にしか聞こえず、
 また、そのあと、流れ去った。]

(@27) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>69


 ――……


[白の気配が消えた白の部屋。
 執事は、寝台の乱れを清め、窓を開ける。

 白薔薇の香は強く、部屋の中に吹き込んだ。**]

(@28) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 17時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

触るな。混血の…人間風情が。

[銀はそれでも変わらず金緑を睨む。
この城に受け入れた、それ以上、何を。

その手を避けようとしておこる目眩。
視界が変わり、銀に映るのはその爪が閃く様。

呼吸の1つ、銀が瞬く間]

(77) 2013/05/12(Sun) 17時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
やったのは長いすよ!

(-33) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
これ、広間は行かないほうがいいんだろうな、と思いつつ。
聴こえる設定しちゃったので、やはり覗きにいくべきだとおもいましt

(-34) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

赤がタイミングよく見れないのは何故に。

(-35) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[そして、執事は聴こえる主人らの言葉に、広間へ向かっている。
 だが、その扉の前で、佇むまで。

 呼ばれるまで、そのいずれかが暴挙に走るまで、その扉を開けない。
 むしろ、誰かがきても、人払うつもりで。*]

(@29) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
というかユーリーさんはもう暴挙してるのか、と思ったが、うむむ

(-36) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[やがて音は消える。
ソファの上に寝転がり、笛を両腕に抱いて]

 ……必要とされてるのは、俺じゃない。

[わかっているからこそ、踏みいらないようにしていたのに。
周りはいつも闇だ。地下であれば音も少ない。
匂いだけが、ここにはある。

だからこそ、白薔薇に包まれているような錯覚を起こしていて]

(78) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【人】 貴族 ユーリー

[剥ぎ取る眼帯、忌まわしき黒壇。
それへの怒りは執事と同質のものだ。
気狂い風情に、何故銀を穢されねばならない。]

 そうだ、僕は君のように誇りを知らない。
 力も持たない、それだけの存在だった。
 この手はただ祈るだけの。

[齎された変容は、対の鏡のように。
金の双眸に魔を色濃く写し]

 プラーミヤ、
 君は、

[その刃を、黒が留める間は恐らくあった。]

(79) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【赤】 貴族 ユーリー





 君は、僕の何を畏れた。

(*7) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

ピーピング執事さんめ…!
全部丸聞こえって、主人さんたち恥ずかしいと思った。
ロランの教育上よくないですよ先輩!

(-37) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[早く描き上げて。もう黒を開けなくて良いように。
別の香りで満たさなければ。

苛立ちだけが増えて、折れてしまいそうなほど笛を強く握る。

自分は客でしかなく、長い時間を共にする例えば執事や、例えば黒の主には、存在として及ばない。
いっそ自分も同じ魔性であったら良かったのにと、思う。

長い、長い息を吐いて笛を手から離す。
絵は描きかけのまま、地下室をふらり*後にした*]

(80) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
眠いので体積マーク

(-38) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

何故そのまま野垂れ死にしなかった
何故、私の元に来た。
私の何を奪いに。

[晒された黒檀は、アレクセイの代わりのように金を睨む
その目だけは 抉らせない。
無意識に庇い、抑えた手がその爪で傷つけられようと]

(81) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

[金緑がなければ。
ここに白薔薇を咲かせなければ

独りと気づかなかったのに。
何も考えずにいられたのに]

お前が いたから

[いつからか終わりを望むように。
変わっていくもの、それは耐えられない屈辱であり
手放せないものでも、あって。

己を全部を奪われた、そんな感覚を金緑は銀に視るだろうか]

(*8) 2013/05/12(Sun) 18時頃

【人】 貴族 ユーリー

[囁くように問うた言葉、
黒の襟首を押さえながら、眉を潜めて。
見やるはその銀のみ]

 僕に、君の何が奪えたと?

[黒壇を庇うその手、
――それを庇う意味の知れれば、
尚眉根の寄った、ゆっくりと手を離す。

金の双眸に浮かぶ色は、
久しく銀に向けたことのない憐憫]

(82) 2013/05/12(Sun) 18時半頃

【赤】 貴族 ユーリー

[ただ感覚だけがそこに、
それのもたらす匂いも温度も感情も、
なにひとつ伝わりはしない、けれど]


 ……僕は君からなにも奪いはしない。


[終わらせねばならない、
今になってその意味がわかる]

(*9) 2013/05/12(Sun) 18時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…気づかないなら、そのままでいいだけ。
余計な詮索をするな。

[無意識に目をかばったのはアレクセイへの何かではなく。
憐憫浮かべた金緑を、心底嫌悪するように押しのけようとし]

私がお前に心境全て伝えて、それが何になる。
お前と私は違う。これ以上、踏み込んでくるな。
もう終わりも近い。

お互いのツラを見ずに済むなら、それが最善というもの。

(83) 2013/05/12(Sun) 18時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

あぁ……お前はそんな善人のような顔をして…

──……全部を持っていった。

[「知らないでいること」を奪った混血が憎い
そのたった1つが全てであったかのように
銀は更に鮮やかに]

(*10) 2013/05/12(Sun) 18時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[押しのけられると、退くとは同時で。
己が彼から何を奪うものであるというのか。
ただ奪われることを防ぐ所作に寄った眉根は戻らない]

 そう、……僕たちは違うものだ。
 君と同じものになるのを望んだこともあったけれど。
 交わらないとわかっているよ、今は。

[そしてプラーミヤから背を向ける]

(84) 2013/05/12(Sun) 19時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

[押しのけ、退かれる間際に柔い口付けを1つ。
今までの噛み付くような乱暴なものではなく]


早く…終わりに。
お前と在るのは、耐えられない。

(*11) 2013/05/12(Sun) 19時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
ちゅーこんぷ続いてた!!!

(-39) 2013/05/12(Sun) 19時頃

【削除】 貴族 プラーミヤ

何を、今さら。

[交わらないことはわかりきっていること。
彼が純血になり得ないことも、自分が混血を受け入れることも
わかりきっていること]

さっさといけ。不愉快だ。

[掴まれた襟をただし、背を向けるを追いもしない。
白と黒を見下ろす砂時計は、それでもただ、砂を零す。

目玉を抉られたアナスタシアの生首は、今だけ哀れみの表情にも見えた]

2013/05/12(Sun) 19時頃

ダニールは、ゆっくり扉から背を外す。

2013/05/12(Sun) 19時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

何を、今さら。

[交わらないことはわかりきっていること。
彼が純血になり得ないことも、自分が混血を受け入れないことも
わかりきっている]

さっさといけ。不愉快だ。

[掴まれた襟をただし、背を向けるを追いもしない。
白と黒を見下ろす砂時計は、それでもただ、砂を零す。

目玉を抉られたアナスタシアの生首は、今だけ哀れみの表情にも見えた]

(85) 2013/05/12(Sun) 19時頃

【赤】 貴族 ユーリー


 なら、奪い返せばいいよ。

[全てというのなら、その全てを。
取り戻せないことだというのなら――、
変わり行くこの身全てで贖いを]

 ――…、

[何かの過ちのように触れる口付け、
過ちというのなら、全てが過ちであったけれど、
正す術などどこにもなくて。

あえかな痛みは薔薇の棘、
いつから刺さっていたのか知れず。

その目蓋伏せたまま、背を向けていた]

(*12) 2013/05/12(Sun) 19時頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……中へ。

[扉開けば執事は傍らに。
言葉少なにそう告げて]

 僕が時を数えながら祈ったことは、
 ――ただの呪いに過ぎなかったのかな。

[>>@27 それが執事の知る答え]

(86) 2013/05/12(Sun) 19時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 広間の扉前 ―

[執事は、扉の前にただ佇み。
 切れ長の眼は宙を見ている。]

 ――……薔薇は、美しいのに……。

[白薔薇も、黒薔薇も、美しさに変わりはない。]

(@30) 2013/05/12(Sun) 19時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 19時頃


【人】 貴族 ユーリー


 ……あれはもう、
 焼いてしまおうか。

[忘れられたイコン、
ただ消えず残る痛みを消し去れば、
――優しい眠りが己にも訪れるのだろうか。

祈りの在り処を求めて、歩む*]

(87) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>86
[扉が開き、白の主人から声がかかる。
 ぽつり漏らす言葉に、目を伏せ……再度白を見上げ…。]

 ――……私には、そう見えませんでした。

[慰めに聴こえるだろうか。
 だが、それはありのままの……。]

(@31) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

…なら、終わらせろ。早く、どんな形であっても。


[願いを叶えることを対価とすれば
己の望みは叶うのではないか。


純血とすれば200年は子が成人になる程度。
けれど人は代を重ねる時の流れ。

その時を生きてやっと知る「望む」ことと、もう1つ。
それはきっと、深くささる刺]

(*13) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 19時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>87

[その言葉には、少し、感情を乗せた表情を見せる。
 ただ、そのまま、また瞬きをしたあと……。]

 ――……その時は、ご同席させてください。

[イエス、の先の答えを呟いて、白が去っていくのを見送った。]

(@32) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

ダニールは、広間に足を進めて、プラーミヤに寄ろうと・・・。

2013/05/12(Sun) 19時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[白い香りが遠ざかる。
しかし自分の前髪を掴み俯くまま、顔は上げず目もくれない。
苛々する。罰降ろうと、掟を破り縊り殺してやればよかった。

寄るダニールを一瞥し、嘆息を1つ]

…いたのか。盗み聞きは、悪趣味だ。
あれはまたお前に余計なことでも?

(88) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 玩具 ロラン

中会話失礼します。

見物人にも赤会話見えてるということで、
赤会話の内容を執事さん知っててもいいよ!という話はしていたんですが
ロランにも話いってましたでしょうか?
そういえば…と凄く今さら気づいて、慌ててしまってるのですが
申し訳ないです……orz

(-40) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>88

 ええ、申し訳ございません。

[黒の主人に寄り、ため息に一礼。
 そして、首をやや傾け、黒の主人を柔く見つめる。]

 いいえ、何も……。
 いつも通りです。

[身体からは、いつもどおりに、ほのかに白薔薇が香るだろう。]

 眼帯はお似合いになりますね。

[その香りを厭うてる黒の主人に、そのまま何の構えもなく、
 無防備にまた頭を垂れる。]

(@33) 2013/05/12(Sun) 19時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[眼帯を付け直しながらその常の顔に舌打ちを1つ。
白薔薇の香りに銀に僅か、紅が滲み]

お前は…私の言ったことを忘れたのか。
何故そうも皆、私を苛々させる…

[手を伸ばした先は執事の胸ぐら。暫しその目を見た後、
床へ叩きつけるように引きずり倒す]

この目、お前もあれも気に入らないようだが?
刮目しろといいたいのか。

(89) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>89

 申し訳ございません。

[胸ぐら掴まれ、床に倒される。
 それも、また、防御することなく、受け、したたか頭を打ち付け、背の傷も開いたかのようだが、それに対することはもちろんなく、そのまま、また床で姿勢をただし、頭を垂れた。]

 いいえ……。
 貴方がそれを欲しているのならば、
 それは貴方の一部となりましょう。

(@34) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

砂時計…落ちきるまでもう少し。
まだわからない客人達は…どうするつもりか、
お前は聞いているか?

[視線の先、玻璃の砂時計の砂はまた時を刻む。
壊死しかかった顔面は青いあざを広げつつあり。
眼帯の上から手を触れて]

一部に…なるのだろうか
一部になったら、あの男が言うことが少しでもわかるだろうか。
私はあれを愛してやるといったが…
どうすればいいのかもわからなかった。

今あれの体はどこにある。

(90) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

―離れの庭園―

[腕の覆いを解き、ちらと見やるとサーシャはまだそこに居た。ガシガシと頭を掻き、息を吐く。]

……サーシャ。

[名を呼び、淡いロゼのペンキが剥げたベンチの、空いた方を叩く。背を向けて、質問は唐突に。]

……あんたには、好きなやつ、居る?
幸せになって欲しいと願う奴は?

[質問は唐突に。居るならソイツに。居ないのなら居ると思えと無理矢理に。]

(91) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

仮にだぞ。仮に、「リーシャ」という名前だとしよう。

リーシャに惚れてる男が居る。そいつはあんたの幼馴染みだ。三人いつも一緒だったが、いつからか、リーシャとあんたは恋仲になった。それを知った男は村を出ていった。

長らく三人は会わなかったが、男が村に戻ってきた日。村が災禍に襲われた。男に子供を託し、リーシャを探しに行ったあんたは―――死んだ。

(92) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

――と、する。
言っただろ。仮の話だって。

そしてあんたは突然生き返った。奇跡が起きたとリーシャは喜んでいる。

で? あんたなら、どういう気分だ?
どう思う?


あぁ、因みに。幼馴染みの男はとうに村を出ていったと聞かされるだろうな。

[夜空を仰ぎ、話すサーシャの方に首を傾け、月光に照らされた顔を見てしまった。

 シオン……。シオン。

 胃の中は空だと思ったが、何か得たいの知れないものに満たされていく感覚がした。]*

(93) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

――なぁ。
あんたの、どうしようもなく叶えたい願いって………なんだ?

[仮定の話を終えた後、俺は願いを尋ねた。シオンの願いは――なんだ?]

……そうか。

[返す言葉は短い。男の腕を引いてバランスを崩させる。手を離すと同じタイミングで肩を掴んで押し倒す。

腰に手を伸ばし、ベルトに挟んでいた鋏を逆手に持つと顔に向かって――振り下ろした。刃とベンチが鳴り合う。男の頬に、赤い筋が出来た。]*

(94) 2013/05/12(Sun) 20時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[身に残る白の香りを落そうと、湯を浴びる。
髪と身体と手と。手は又黒で濡れてしまうだろうけど。

香りが落ちれば、ようやく冷静になる]

 ああ。
 消えてしまえば良いのに。

[こんな想いなど。
そう思うのに、己が黒を選び取ることが出来ない。
黒の主が選ばれれば、光が消えてしまうのだから]

(95) 2013/05/12(Sun) 20時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 20時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>90
 いいえ、聞いてはおりません。

[黒の主人が見るほうへ視線を執事も映す。
 砂時計は、落ち続ける。容赦なく…。]

 アレクセイ様の身体は、礼拝堂の地下に。
 眠り続けておられます。

[場所以外の問いには答えられない。
 ただ、従順に、そう告げて…。]

 おそらく、お目覚めにはならないでしょう。
 砂時計が落ちるまで。

(@35) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[足は庭へと向く。黒薔薇の咲く庭。
黒を白に、白を黒に。そう決めた理由はなんだったか。

薔薇の間を歩くのは慣れたもの。
白薔薇の方と違い、歩き慣れている。

離れは視界に映らない故に足を向けたことはそれほどなく。
だからか、今は知らぬ場所に行きたかった]

(96) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…そうか。対価を払うとなれば尻込みするものか。
無償で叶う願いなどありえないのに。
それとも、ユーリーに恋でもしたかな。
どちらかが消えるとなれば迷うのもまたわかる。
だが時は止まらない。止める気もないがね。

[アナスタシアの無残な頭部を手に。
それを弄び、時に乾いた血を舐めとりながら]

礼拝堂…また匂う所に。
まぁいい。後で顔くらいは見に行こう。
…ユーリーが何かしたようだが…それ以上、手を出させるな。

[ふと、生首を弄ぶ手を止め]

なぁ、ダニール。お前は…私達のどちらかが消えたらすぐに忘れられるか?
もし私がユーリーを殺したらお前は私を恨むかな。

(97) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 20時半頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
特に理由があって礼拝堂に向かっているわけではないのだg

いや単純にほら行くところがなくて
会った人としゃべるかなっていうアバウトさ

(-41) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
そして礼拝堂の描写がいまいち自信ないので読みなおすターン

(-42) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>97

 人間は迷う生き物だと。
 対価の価値も、状況によって変わることもあります。
 ただ、この時は止まりません。
 止まらない時、それは、迷いを冗長させるのでしょう。

[顔をあげる。
 命を奪ったアナスタシアの顔が笑っているように見えた。
 それは、幻影。だが、幻影をあまり見ない執事は、やや目を見開く。息を一度吐いて、乱れた髪、自ら梳いた。]

 アレクセイ様の件、承りました。

[ただ、もう、白の主人はアレクセイには関わらないだろうと思いながら。
 その寵愛ぶりに、視線を落とす。]

 私でございますか?

(@36) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[戯れに、手に載せる黒薔薇の花びら。
ふ、と息を吐けば「客人」たちのもとにひらりと落ちる。

アレクセイが眠ったこと、もう時も短いこと。
砂時計は変わらず生気を吸い取り続けること]

(98) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[知らぬ場所、というのは歩きづらいもので、離れがある場所まで何度か黒薔薇に突っ込みかけた。
先に手で確認を取っているから黒薔薇を傷つけずには済んでいるものの、手の先には棘でついた傷がいくつもで来ている。

ここに辿り着いた頃、いつもそんな手をしていた]

 ……?

[話し声のようなものが聞こえて、足を止めた。
一人は新入りの声と気付く。そして何かが鳴る音>>94を聞いた。
サーシャの悲鳴があがったか。
どちらにしても庇い立てをするわけでもなく、黒薔薇を愛でるように足は止まったまま]

(99) 2013/05/12(Sun) 20時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 私は、亡くなられた尊き方々を忘れることは致しません。
 そして、かの方々を恨むことも致しません。

 私は、私の時間が動かない限り、
 このままです。
 私に温度がない限り。

[顔をあげて、また伏せる。
 やや、経って、やはり、頭を下げた。]

 

(@37) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 礼拝堂 ―

[男がこの場所に足を踏み入れるのは、初めてのことだ。
今まで何故近づきもしなかったのか意識したことはなかったが、踏み入って理由がわかった。]

 ……静かだな。

[天窓から差し込むは虹の影。
しかしそれも温かみを感じるものではなく、とても冷ややかで。
此処に神などいないということを暗黙に示しているような。]

 …………。

[自室に独りでいる時より、寒い。そう思った。
信者の一人がそうするように長椅子に腰掛け、手を組む。
祈りの聖句は出てこなかった。
必要がないから忘れてしまったのだ。]

(100) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ひまやな

(-43) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[手の上に落ちた黒の花びら>>98に視線を落とす。
伝えられる言は、既に直接聞いたものと同じ。]

 他の客人は、どうしたのか……。
 時間切れになる前に皆、答えを見つけられれば良いのだが。

[離れたところで刃が振るわれたことも知らず。

暫く、花びらを見つめたまま動かなかった。**]

(101) 2013/05/12(Sun) 21時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 21時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

なら、お前は温度がほしいと思うか?

[手を伸ばし、彼の髪に触れ]

充分にお前の行動は対価になる。
人や私達と同じにはしてやれないが。
賭けの勝敗関わらず、温度なら、くれてやれる。

(102) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【人】 庭師 ミハイル

[次いで。男の顔左半分を掠めた刃先は、その勢いのまま左肩に突き刺さる。]

……シオン。
いっそ、リーシャと2人で死んでいれば良かったのに。


いや、俺がリーシャを殺してやっていれば  良かったの かな。

[仮の話は止めたばかりだろう。緩く頭を振るう。
 血色の、更に悪くなった顔を見下ろし、灰色のシャツを裂いた。

 誰か、誰か来た。
 音のする方に顔を向け。――あぁ、少し手元が狂った。>>99


  やぁ。   散歩か?

(103) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>102

[温度をくれるというプラーミヤを見上げた。]

 ――……

[ほのかに笑う。]

 私は願うことをしません。
 私を作ったかの女帝は、願うことを許しませんでした。

[願わないこと。
 願いを持ったとき、それは流れ出す。

 ただ、そう言いながら、視線は逸らされる。]

(@38) 2013/05/12(Sun) 21時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 21時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[落ちる花弁は手の甲に。響く声音は黒の主のもの。
その内容に、アレクセイの言っていた悪戯が何だったのか思う]

 本当に落書きをしたわけでもないだろうに。
 ……時間か。

[時が満ちるまで、己は決められるのか。
黒と白どちらかを。
白の主の言葉は、甘い誘いだ。焦がれても、手に入らない。
死ぬまでの長い時を、手に入らないものの傍にいる辛さはどれほどだろう。
愛でられても、愛玩動物程度にしか思われぬ戯れ。

そんなものが欲しいわけではないのだから。
けれど、白の主が消えてしまうのには、耐えられないと思う自身もいて]

(104) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【人】 貴族 ユーリー

―地下室―
[白薔薇の香の残ることに、
部屋の主が気づくことはあるだろうか]

 ――……、

[反転した白と黒。
描き掛けの絵画を前に、しばし脚を止めていた。
形として留めることを願う、それは人の時の短さ故だ。
その儚さを、伝えることへの願いは、
長い時を無為に過ごした身ゆえに愛しい。]

 絶えた望みの果てに、
 まだ何かを生み出せるというのだから……、
 ―――お前は望むべきではないか?願いの先を。

[黒で描かれたキャンパス、まだ色の無い端に触れて後、白は去る]

(105) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
ちょっと早めに箱オンー。
悩んだ結果、ヤンデレるしかないかなって思ったら、刺されてた。
ミハイルさん、悩ませてごめんなさいですよ。
うっかり邪気陣営希望してすみませぬ…。

(-44) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…そうか。私もだがきっとユーリーも
お前やロランに温度があったらと思ったことがあったろうよ。
然し今この城の主は私だ。私が許すなら、良いのではないか?

[そこまで言って、らしくないと苦笑が漏れる。

ふと間を持たせるためか目をやる外。
眼下の薔薇園、盲目の彼を見る
あの中で口づけ交わしてから彼とは言葉を交わしていない]

彼の選択も興味がある。
対価を知らぬ人間は何を悩むか。

お前、あれを呼んでこれるか?

(106) 2013/05/12(Sun) 21時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*

温度もらったら、死亡ふらg

(-45) 2013/05/12(Sun) 21時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 21時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 ミハイル、そこにいるのはサーシャだろう?
 今の音は、何。

[刺さる音が確かにした]

 シオンと、リーシャ? 使用人の名前って訳でもないだろ。
 薔薇園を血で汚さない方が良いよ。

[ミハイルがサーシャをさしたのか。
その割りに、ミハイルの様子は変わらないように思える]

 どうしてそんなことになっているのか、理由は尋ねても構わない?

(107) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 貴族 ユーリー

―礼拝堂―
[そして、亡国の王が見つめる黒の花弁より、
顔をあげれば>>101、聖壇に腰掛ける白の者。
姿だけは、聖なる者のように]

 そういうお前は、
 迷いなどなかったのだろうね。

[静かに語りかける、
その手の中には忘れられたイコン]

(108) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>106

 プラーミヤ様は、私が温度をもつことを御許しになりますか?

[黒の主人の言葉に、その顔を見てそう返す。
 温度をもつこと、馳せたことは幾度となく、
 ただ、願いのいう形にしなかった。]

 ――……?

[ふと、窓の外、視線に見る。
 ニキータの姿。]

(@39) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―離れの庭園―

[>>91ため息をつくミハイルに困ったように眉を下げたが、ベンチの端を叩かれれば遠慮がちに腰を下ろす。
そして質問を投げかけられれば僅かに目を伏せて。]

…幸せになって欲しいと言う人は、死んでしまったよ。

[当てはまるのは、妹だろう。
それが此処にやって来る引き金になった。
けれど思い返す暇もなく、そういった相手が居ないのなら居ると思えと言われれば、黙って頷く。]

……。

[>>92恐らく目の前で話されているのはミハイル自身の話なのだろう。
その内容…自分に似た幼馴染を亡くした彼に向ける視線は複雑なもの。]

(109) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 21時半頃


【人】 庭師 ミハイル

  散歩か?  ニキータ。

[答えのなかった問いを 繰り返す。>>107

それとも。
プラーミヤ殿か、ユーリー殿のどちらかを探していたか。


ここには、黒も白も、ない。

[皮膚に冷たい金属刃を押し当てる。
 刺されても良ければ動くといい。含めるのは脅迫。]

(110) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 もちろん、呼んで参ります。

[従わぬわけはなく、立ち上がると、また一礼をして、広間から出ようと…。]

(@40) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

約束しよう。私からはお前になにもしてやれない。
消え行くのがどちらであっても、涙も流せないのは辛いだろう。

[その頬を撫ぜ、珍しく柔い笑みを向けた。
…その最初の涙の先が自分であるようにとも、
胸裏に願う]

(111) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>108ふわ、と香る白薔薇の香りに顔を上げた。]

 ――主殿。

[聖壇に腰掛ける白の主に、声を漏らす。
イコンを抱く姿は、それ自体がまるでひとつの神聖なもののようで。]

 ……ええ、迷いはなく。

 私はあの地に帰りたいのです。
 此処に居たいわけでも、安らぎが得たいわけでもない。

[しかし不遜な男はそれに畏れない。
浮かべるのは、常と変わらぬ薄笑い。]

(112) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 21時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……散歩だよ。

 どちらを探していたわけでもないし、探していたとするならプラーミヤ様だろうね。
 この黒薔薇の満ちる場所にユーリー様はいらっしゃらない。

[皮膚に当たる冷たさは、金属の匂いがした。それに、血臭も僅かに]

 ミハイルは、ここに何をしに来たの。
 願いが叶わないかも知れないと荒れてる?

 こんなものを振り回して。

[怯むこともなく口にするのは、ここが時の止まった場所だと知っているから]

(113) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>111

 涙……温度をもらってしまったら、
 私は変わるでしょう。

 それでも、
 望めば、頂けるのですか?

[約束という言葉、頬を撫でる手に、笑んで……。]

(@41) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
あ。下段のはサーシャ宛だったんだ。

1レスにつき、1人っていつも忘れてしまう。
ダメだなぁ。


まぁ、このままで。
腕、伸ばしたんだな。うん。

(-46) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>93自分の浮かべる表情を見て、ミハイルは仮定の話だと言った。]

愛する人の元に帰られたら嬉しいと思うだろうな。奇跡だと、喜びを噛み締める、と思う。
だけど…その幼馴染は、どうなったんだ?

[思う、としか言えないのはきっと実感がないから。
これがミハイルの話であれば、その幼馴染はどうなったのだろう。
黒の主が教えてくれた自分の願いの対価のように、記憶を失ってしまうのだろうか。けれどそれだけではないようにも思えて。

>>94自分の願いを聞かれた瞬間、肝がすぅっと冷えた。
それを口にするのは憚られたが、震える声で答える。]

……。
俺の望みは、死んだ男を殺す事だ。

[聞いたミハイルは、静かにそうか、と言った。
しかし、]

(114) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―…っ?

[腕を引かれれば、あっけなくバランスを崩し、肩を掴まれてベンチに押し倒された。
身体を打ち付けた痛みに顔を顰めている内にミハイルは鋏を取り出し。

月光を受けて、鋏が妖しく光る。
それが自分の顔に向かって振り下ろされるのが分かれば、恐怖を感じる前に反射的に目を閉じ。

―刃とベンチがぶつかって鳴る音。
頬に、赤い筋が一本走る。

鈍い痛み。
心臓が早鐘のように鳴った。]

な…にを…。

(115) 2013/05/12(Sun) 21時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>103問いかけには答えられる事はなく、鋏は次は左肩に突き刺さる。
先刻の頬を裂いたのとは比べ物にならない痛みに呻き声が漏れた。]

う…ぁあ…っ。

[愛する人を手に掛けてやればと言うミハイルに、顔が青ざめる。
茫然と相手を見上げ、シャツを裂くのに抵抗する事もなく。

>>99其処に現れたのは、ニキータか?]

(116) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【人】 貴族 ユーリー


 なら、何故ここにいる?

 ここは祈れる者の場所だよ。
 未来を案じ、現在に迷える者の場所だ。

[>>112 目蓋を伏せた白の主が向ける言葉は、
このしんと冷えた静寂を乱すことは無く]

 お前はいつも笑っているのか、
 そうでないのかわからない。

[常に見せる薄笑いに、一度視線をやれば、
男の疎むだろう憐れみのような色が浮かぶか]

(117) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>107助けを求める事なく、ミハイルに理由を尋ねるニキータを見つめる。
>>110けれど、自分の身体を刺した鋏が彼にも向けられるのを見れば、僅かに上半身を捻って]

ニキータ、今のミハイルは何をするか分からない。
引いてくれ。

[その声は彼に届くだろうか。]

(118) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
…何とか追いつきました?
エロルよりもこういう立ち回りのがレスが早い…。
薄いけれど。
エピで土下座する。

(-47) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ただの散歩ですよ。
 ……私のような者がいるべきでないと仰るなら、出て行きますが。


 笑っておりますとも。
 多少の事で心乱され、それが表に出るようでは、
 民を心配させる――と、父の教えで。

 ――何故、主殿がそのような顔をなされるのです?

[首を傾げ、しかし真面目な問いかけであると薄笑いは一度真顔に戻る。]

(119) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【人】 細工職人 サーシャ

ミハイル。用があるのは俺にだろう?
一体、何がしたい…?

[鋏を向けているニキータから標的を自分に移そうとミハイルに静かに声を掛ける。
鋏で刺された事から、穏やかに収まるとは思っていない。

けれど、他の人間が傷つけられるのは望まなかった。]

(120) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[聞こえるサーシャの声に]

 ……引かせてくれない感じじゃないかなこれ。
 どうしてか知らないけど。


 おかげでこちらが冷静になれたよ。

[そう口にしてさてどうしようかと考える。逃げるには知らぬ場所。薔薇をいくつ傷つけるかわからない]

(121) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【秘】 玩具 ロラン → 貴族 プラーミヤ

/*
お返事遅くて申し訳ないのです。
ダニールから秘話中会話で教えていただきました。
ので、ダイジョウブなのです。
有り難うございます。

(-48) 2013/05/12(Sun) 22時頃

【人】 庭師 ミハイル

[そう、だったな。シオンも喜ぶ……か。>>114
 幼馴染は?]

2人と一生会うこともなく、2人の知らない何処かで死ぬ。

別に、会う前と変わらない。

[男の、サーシャの願いを聞き。俺は腰に差した鋏を振るうを決めた。]*

(122) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

へぇ。ただの散歩か。白薔薇の庭園へ行くには……いや。俺が言うよりもあんたの方が詳しいか。

願いが叶わないかも? そう思う方が変だろう。
素直に選べばいいだけだ。

願いが叶う 方へ。


あぁ、荒れているのはニキータ、あんたか。

[脅しの無意味に、鋏を持つ腕を下ろす。>>113

(123) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ここに辿りついたということは、
 お前にもここが必要なのだろう。
 ――……いまだなにか、心残すものは?

[ゆると首を傾ければ、柔らかな薔薇の香。
優しい記憶を揺さぶるような、懐かしい匂い]

 お前は民の一人もいない今でも、
 王として振舞うのだな。

 お前は自分をただのベルナルトだといった。
 しかしそんな者はどこにもいない。

[ゆる、と聖壇を下りる、
イコンはそこに置いたまま、柔らかな香は近づいていく。
問いには答えることはなく]

(124) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 22時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ………………。

[心残りが無いと言えば嘘になる。
黒の主に願いを叶えて貰えば此処の記憶は失われる。
失ってしまえば気にならないのかもしれないが――……。]

 何処にも、……いえ、此処にいます。
 私は、此処に。

[長椅子に腰掛けたまま、近づく白薔薇の香りに動けない。
男の身には、黒薔薇の残り香がある。
似て異なるそれらはきっと交わらない。]

(125) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 白薔薇の方には、行かない。
 折角匂いを落したんだ、行く必要もない。

[金属が降ろされるのがわかると、肩を竦め]

 プラーミヤ様が、そう簡単に叶えてくれるとも思えないからね。
 望まぬ成就と言った。つまりは、願いが叶っても意味がないと言うことだ。場合によってはね。

 そりゃあ荒れもするさ。
 餌としか見られていない相手には、何を言っても無駄だとわかったんだから。

(126) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

何がしたい、だって?>>120
俺とあんたは似ているだろう?

「死んだ男を殺したい」>>114

……シオンの死体を見て、俺は、何を思ったんだろうな。

かなしい。リーシャが泣くから。
うれしい。リーシャを慰められるから。

かなしい。
俺の手で シオンを殺せなかった。


[鋏の柄を握り直す。]

「シオン」。憎いな。

(127) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

望むなら。

[一度その頭を引き寄せ、唇を寄せた。
恋人にするように丁寧な口付け]

お前が泣く、最初の対象が私であることを祈るよ。

(128) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 22時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
なんていうか執事愛されすぎだろ…

(-49) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

……いいな、その顔。せいせいする。安心しろ。本気で殺す気はねーよ。

ただ。   ――そうだな。
もっと苦しめ。シオン。

[左肩の傷口に刃先を沈め、手前に引く。
 引きながら、返り血を浴びながら。

 ニキータに笑う。>>126

プラーミヤ殿は、勘違いをしている。
俺にとっては、望む成就なのさ。
意味がある。リーシャが幸せになる。

俺の望みは   それだけだ。少なくとも、そう思って、此処に来た。

……は。ユーリー殿に、魔性に 愛を乞う?
アレクセイは、プラーミヤ殿の目を抉って、自分のを嵌め込んだぞ。

[思い出して、胃がキュウと鳴った。]

(129) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 王は人間ではない。
 王というのは正しくは国そのものだからね。
 だからお前が、王であること、それしか知らぬというのなら、
 お前という人間は何処にもいない。

[沈黙にはゆると、首をかしげて微笑む。
黒薔薇の香、たとえ交わらぬものであろうとも、
己の側にはさして厭わしいものではない]

 お前自身という人間に属するものは、何?
 此処にあるというのは、この体だけ?
 その沈黙の理由を教えてよ?

[手を伸ばすのは豪奢な金の髪、さらりと梳いて後、
頤をすべる冷たい指はついと顔を上げさせた]

(130) 2013/05/12(Sun) 22時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>121冷静なニキータの様子には少しほっとしたが、いざとなったら目の見えない彼を逃がそうと。
ミハイルから目を離さないようにする。]

……。

[>>127ミハイルに似た者同士だと言われ、心情を吐露されれば、目を瞬かせた後に諭すように。]

俺に会った時、彼女の元に戻るように言っただろう。
あの必死さは偽物じゃなかった筈だ。

[親友の死を哀しいと思うなら。
―そんなものとは縁もなさそうな顔をしながら殺意を、憎しみを飼ってきた自分とは違う。

けれど鋏が傷口を更に穿ち、更に引き抜かれれば痛みに喉をのけぞらせ。
―傷口から血が流れる。
どくどくと、生命の源…心臓の動きに合わせて。]

…っ…。
それで、ミハイルの気は少しは収まるの、か?

(131) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
[ごろごろしている]


やべえ白薔薇さまの本気を見た
ぷるぷる震えている
あっ実はこうやって追い詰められるの大好きですはい

(-50) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 庭師 ミハイル

きっと今も外すことなくそのままだろうさ。
機会があれば……

[そうだ。見えないんだったな。]

……触れて確かめてみりゃいい。


荒れる気持ちは――良く分かる。
何を言っても無駄なのに
それでも恋焦がれる気持ちは止まらないか、
すっぱり諦めるか。

どうする? ニキータ。酒でも飲んで慰めてやるよ。

(132) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 そこにいるのはサーシャでシオンじゃないだろうに。

[肉の切れる音がする。前髪の下で眉を寄せる]

 勘違い、ね。
 あんたが、何を願うのか知らないが。今までも、簡単な願いも叶えてくれなかった主君らだ。
 思うようには行かないのは確かだよ。

[そのミハイルの口からユーリーの名が出れば寄せた眉に溝が出来る]

 俺は、一言もユーリー様だとは言ってないんだけどね。
 別にいいさどちらでも。
 ――アレクセイが言ってた落書きってのは、それか。心酔していたから、だろうな。
 自分の存在を埋め込みたかったんだろう。
 
 少なくとも、あんたが今してることよりは理解出来るよ。

[殺せなかった男の代わりに、サーシャを傷つけている、と言うことは理解出来たが、止めるには返り討ちに遭うだけの気がして助けを呼ぶべきかと]

(133) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[窓の上から見えるミハイルとニキータの姿。
呼びに、と命じた執事はさてどうしたか]

…おや。当の本人は。
あの様子では聞くだけまだ無駄だろうか。
ミハイルは…彼は結局あのままの願いでいいのかな。

そろそろ天秤も傾き始めてほしいものだが。

(134) 2013/05/12(Sun) 23時頃

ダニールは、口づけを目を閉じて受ける。

2013/05/12(Sun) 23時頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
プラーミヤさんのいる場所から見えるんですか。
サーシャはベンチに身を沈めているから、窓からは見えないのだろうね。
そうだ、ダニールさんがこっちに来るのか。

(-51) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>128

[引き寄せられ、受けた口づけに世界は変わる。
 まずは、とても、寒い、と思った。
 ふる…と一度震えて、それから、黒に主人を見つめ、また頭を下げる。]

 ――……呼んで参ります。

[涙の…にはあえて、答えず、
 広間を出て行く。]

(@42) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……そうだね。今度顔に触れる時にでも、触ってみるよ。触ったところで、外見上に変化がなければわからないけど。

 諦めるには、眩しすぎる。
 自棄酒する時間があるなら、絵でも描いてるさ。
 それに、今のミハイルには気付いたら刺されそうな気がするんでね。

[一歩下がる。いつもこの庭にいた庭師はもういない。刃物を持った相手を抑えられそうなのは、執事くらいしか思い当たらなかった]

(135) 2013/05/12(Sun) 23時頃

ダニールは、ニキータ、ミハイル、サーシャの元へ。

2013/05/12(Sun) 23時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

あぁ、呼んでおいで。
それとミハイルに、薔薇を汚すなと。
血を流すなら別の所でやれと伝えておけ。
でなければその鋏はお前を刺す、とね。

[ゆるく笑む顔は常の黒い領主のもの。
本質はどこか変わり、けれどどこかもそのまま。
三人を視る目は三日月のように面白げで]

(136) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 薔薇園 ―

 [薔薇園に行く途中、城から出るとき、一度、懐中時計を取り出して、ちらりとみる。
 そのまま無表情で閉じたあと、踏み出すのは黒薔薇の園。]

 ――……

[執事はほどなく現れる。
 様子には、やや眉をあげ……。]

 如何いたしました?
 

[声で執事だと、ニキータも知るだろう。
 そう、変わりない声色だと。]

 ミハイル……薔薇を血を滴らせていいのは、主人だけです。
 鋏は仕舞いなさい。

 

(@43) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 庭師 ミハイル

[灰色がずっと俺を見ている。逸らせる訳は ない。>>131

あれは……単に、

[逸らせる訳はない のに。逸らしてしまった。]


    ―――さぁ? 収まるかも知れないし、収まらないかも知れない。





…………   ………   ……     止めだ。

(137) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
ユーリーさんが王あれこれについて語るのは、
政治運動してた人、というお話。
とっつかまってシベリア送りで以下略。
革命って書いたけど、祖国解放運動系かもしれない。

ところでベルたん襲っていいの?

(-52) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……主殿、……。

[顔を背けて逃げることを、冷たい指は許さない。
濃緑は金緑を見、しかしその色は僅かに揺れる。
己の中の矛盾を晒してしまうことへの、無意識の怖れ。]

 私は、……。

[この身体は、この精神は、国の為に作られたもの。
しかし己をそれだけと言い切るには、男は自らの為に生き過ぎた。

サヴォイアとして生きて死ぬのを望む心のほかに、
ベルナルトとして生きた心も間違いなく存在する。]

 …………っ、

[沈黙は長く。しかし、この状況に耐えられなかった。口を開く。]

(138) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……ゲームが終わった後、主殿の、いえ、
 プラーミヤ殿の身を案じております。

 私は自らの経験で知っています。
 周囲に理解者がいないというのは、孤独で、苦しいものです。
 ……負ければ消え、勝っても孤独が待っている。
 その状況は、どうにかならぬものかと……。


 ……そして、他の客人たちのことも。
 私のように、黒の主が要求する対価をそれで良しとする者ばかりではないと、私は知っています。

(139) 2013/05/12(Sun) 23時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

[ミハイルにそう告げたあとは、ニキータに振り返る。]

 ――……ニキータ。
 プラーミヤ様が広間で貴方をお待ちです。
 すぐに出向くように。

[そう告げる声は変わらないようで、
 見えぬものには微か、温度に柔らかみが増したこと、気づくかもしれない。]

(@44) 2013/05/12(Sun) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>@43そこに執事が現れる。
けれど如何したかという問いに答える際には左肩を庇うようにして僅かに目を逸らした。]

…いいえ、何も。

[ミハイルを庇うわけでもないが、此処で殺されるのでなければ助けを求めるつもりもなかった。]

(140) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【独】 庭師 ミハイル

/*
>>134
え、願いって変えられるの か?

変えても良いなら、城の崩壊でも望もうか。
割と、生きる意志すら無くなってきているミハイル。

(-53) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


ベルナルトは、ユーリー――白の主に語れども、しかし、深い場所にある心は未だ言葉にならず。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[そして聞こえた声に振り向かず]

 ダニール、来るのが遅い。

[ここで何が起きているかも知っているだろうに、とまでは言わず。
ミハイルの鋏に言及されればほっとして。
ミハイル自身もやめるような声が響いた]

 で、ここに来たのなら何か用があるんじゃないの。
 誰に?

[ダニールの声の方へと問いかける。声色はいつもよりも違うように聞こえ。
プラーミヤが呼んでいるという言葉に頷いた]

 わかった。いくよ。

(141) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>137ミハイルは自分から目を逸らした。
詰まった言葉の先を聞きたいとは思ったが。

収まらないかもしれない、という言葉には僅かに目を伏せる。
恋敵を殺せない、と言ったのも全く心にもない思いではないように思えたから。

長い沈黙の後、止めだ、と言われれば少し息をついて…肩の痛みに顔を顰める。]

…そう、か。

(142) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 庭師 ミハイル

簡単な願いも叶えてくれない?
へぇ。俺の印象とは大違いだ。


[白薔薇園に行かないと強く言ったは、会いたくないからだろうに。>>133
 どちらでも良いなら、まぁ、――――どちらでも良いか。]

俺の勘は、当たると思ったんだがな。


理解 しなくて良い。
自分でも     理解出来ないからな。

[シオンから……サーシャから身を起こし。
 一歩下がるニキータに嗤う。>>135


さっさと、どっかに行けばいい。
恋人を奪われた男でもあるまいし、誰が刺すか。

(143) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
あ、メモで場所のツッコミが入っていた。
三人は一応一緒の場所に入るんだよね。

(-54) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 じゃあなんでサーシャを刺しているんだ。

[疑問は口にするけども、呼ばれているとなれば時間はない。
慣れない道は戻るのにも時間が掛かるわけで。
歩き慣れた道に戻る頃には棘で出来た疵がさらに増えていた。

匂いが移ったわけでも無し、とそのまま広間へと向かう]

(144) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
でもあえて言うなら、黒白どちらの薔薇でなくてもダニールにとっては大事じゃないのかしら…

(-55) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[ニキータに黒の主人のところに行くように告げたのち、
 ミハイルをみやった。鋏は仕舞ったようだ。

 今は、薔薇はない、離れの園庭は、少し寂しげな感じもする。]

 ――……一体、どうしたのですか?

[そうは尋ねるけれど、何も言わないなら、それはそれ。
 ともかく、少し吹いた風に、やはり寒さを感じ、城を見た。]

 ――……ミハイル、サーシャ
 あなたがたは砂時計がもうだいぶ落ちているのを見ましたか?

 そして、決められましたか?

(@45) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
元薔薇園でも更地になってんのかな。
枯れ木があるイメージ。

(-56) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【人】 庭師 ミハイル

黒も白も、そんなに近くないだろ。

[血が滴る薔薇なんて――と口にしそうになり、言い直す。>>@43
 座面の隙間から落ちるとしたら、ピンクローズに。]


……もう 終わったところだ。


[ダニールが来た。用事があるのはニキータか。
 ほら、当たった。>>@44

(145) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[広間に戻れば扉をノックする]

 ニキータです。
 ダニールから聞いて参りました。

 何事でしょう。
 ……どちらにするかの、選択でしょうか。

[返事があれば、扉を開けて中へと。
血臭がする広間に何事かと思うけれど、アナスタシアの首が見えるはずもなく]

(146) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[沈黙の長さなど、無為の時に比べれは一瞬にも等しく。
緑の薄れた金緑は揺れる怖れを見て取って尚、
その森の緑の双眸を覗き続ける。
黒の者の身を案じる、言葉にはその目を薄く細めた]

 僕も彼も、最初から一人だよ。
 だから勝敗に何も意味などない。
 これはプラーミヤが望み、僕が望んだ終わりの形だ。

 その孤独が消滅よりも無慈悲だというのなら、
 お前が白を選べばいいことだ。
 
[>>139 そして、最後続く言葉には首を傾げた]

 運命を捻じ曲げて叶えられる願いの対価など、
 払いきれるものではないだろうね。
 歪むのは運命だけか、あるいは己自身かは知らないが。

 此処にあれば少なくとも、
 お前たちはお前たちのままで死ねるな。

(147) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/12(Sun) 23時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
まあ俺は見えないので曖昧描写でなんとでもなると思っていた(おい

(-57) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

あぁ…よく来たな。
相変わらず見えない目でよく城内を動くことだ。

[尊大にある様と声音はいつものこと]

お前には砂時計が見えないだろうからね。
それに問いたいこともあったのではと。

あぁ、そろそろ私も天秤の傾きを知りたい頃。
心境を伺いしたいと思ってね。

で、心は決まったのかな?

(148) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
見ていた場所が何処かにも依ると思ったのだよ。
言葉の綾ではなく。

<「薔薇を汚すな」


薔薇園から遠ければ、何も言うまいて。
そりゃあ、薔薇を汚す男じゃないと庭師じゃないとは知らないだろうさ。

(-58) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>143ミハイルが自分から離れれば、左肩を庇いつつベンチから身体を起こし。
>>@45城を見やる執事の問いには]

―砂時計はまだ見ていませんが、心は決まりました。

俺は……
 
 白の夢を選びます。

[僅かに沈黙を間に挟んだのは、自分の気持ちに整理をつける為。
けれど目線は真っ直ぐに問いかけた相手に向けて。]

(149) 2013/05/12(Sun) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[変わり行く白と黒、
それを思えば終焉は必然に等しく。

動き出した時の痛みに目蓋を伏せて、
触れた頤、口唇を寄せた]

 お前が思うは他者だけのことか?
 お前自身はどこに?

 お前の行く先は、その――

[苦しいと知っている孤独なのではないか、と。
囁き、滑り落ちた指はそっと男の胸元へ降りた。
冷たい指先は、心の在り処を探すように]

(150) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ずっと、同じ場所を往復していれば見えずとも何とかなります。
 ここは、変わりませんから。

[辿り着いたばかりの頃は、壁に両手をついて恐る恐る歩いたものだ。
今は壁に手をつけて歩けばどれほどで扉があるのかわかりもする]

 砂時計……。
 それは、見えませんね。時間がもうそれほどないというのは、先ほど伺いました。

 ――――まだ。
 貴方は、望まぬ成就と仰いました。
 なら、光が戻ったとして、他の障害が残る可能性があります。
 迷うのは、当然でしょう。

 負けた方は消えるのでしょう?
 プラーミヤ様が残った場合、こちらにお一人で残ることになるのですか? ダニールやロランは残るかも知れませんが、客は全て、返すのでしょう?

[黒の主が客をそれほどまでに気にかけるとも思ってはいなかったが尋ねる]

(151) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

……顔が、気に入らないから。

だろうな。

[それが理由になるだろうか。>>144
 サーシャの方を少しだけ見て。痛むだろうな、痛いだろうな。
 ふぃとまた、目を逸した。>>142

 ベンチから離れ、血の付着した鋏をダニールに差し出す。]

一度血が着いた鋏だ。こいつで茨を切っては薔薇が穢れるかもな。
捨てておいてくれ。



  決める? あぁ、    ……どっちでも良い。

(152) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……意味は無いのですか。
 貴方にとって、貴方とプラーミヤ殿、
 どちらかが消えることに意味は無いと……。

[瞳の奥を覗かれ続けるのは、精神的に疲労する。
抵抗のように、一度目を閉じた。]

 ……私は、此処で朽ちるつもりはありません。

 私の心は、あの場所に帰りたいと願っている。
 私が私である限り、その願いを手放すことはないでしょう。

(153) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【独】 庭師 ミハイル



  どうでも いい。

 

(-59) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>150閉じた瞳は、寄せられる唇の感触に再び開かれる。]

 ……何が、仰りたいのですか。ユーリー殿。

[心を揺らがそうとする言葉に、警戒する。
胸元滑る冷たさに、身を強張らせた。]

 覚悟の上、です。

(154) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
まさかのどっちでもいい発言に動揺している。
てっきり、黒を選ぶばかりだと思っていた、よ。

(-60) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[サーシャの答えに頷き、
 ミハイルからは鋏を受け取ったあと、その答えに、彼を見た。]

 ――……どちらでも、
 貴方には、望みがもう、ないということでしょうか。

[声は少しだけ、心配げに響く。]

(@46) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

白 の?

[口を挟むつもりはなかった。
 「死んだ男を殺す」。そんな矛盾したよーな願いを
 どうして棄てたのかと、驚いた。>>149

(155) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

―…。

[>>152どちらでも、と答えたミハイルの言葉には驚いたように瞠目した。
けれど自分を刺した事を踏まえれば、彼の置かれているだろう複雑な心境を思い、何も口に出す事は出来ない。

幼馴染を生き返らせるという願いの代償は大きいだろう。
それを払った男は、果たして人の世で生きていけるのだろうか。]

(156) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
タイミング…!

(-61) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

そうだね…お前が光を求めるなら、その対価は陰になる。
その目に、これから陰が映ることはない。
眠る時も、安らぐような黒は訪れない。


私達の賭けの後を何故お前が気にかける?
…望みを叶えた後、この城の記憶は返してもらう。
もしお前がここに心残りを持っても、すぐにそれは消えてなくなる。

私やユーリーが独り残ろうが、お前には関係のないことなのだよ。

(157) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 貴族 ユーリー


 どちらも終焉なのだから、
 どちらでも意味は無いよ。

 僕が消えれば、僕は終わる。
 彼が消えれば僕は僕ではなくなる。

 そして、彼は僕とあることは望んでいない。

[閉じた目蓋に軽く口付けを、与える。
冷えた口唇、溶けることのない静寂] 

 お前がどちらを願おうが、構いはしない。
 ただ、選択肢のあることは幸いだと思うだけだ。
 ……僕にとっては、どちらも同じだからね。

[それは結果の先ではなく今も同じであるのかもしれないけど]

(158) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

願いが変わったと言われたら、変わったけれどな。
それはプラーミヤ殿に叶えて貰いたい願いじゃない。

彼が勝てば俺は死ぬ。別に、それで良い。


……あぁ。
ユーリー殿が勝ったら、そうしたいというのはあるな。
夢をみたいなら手助けしてやる。後は

[まぁ、言わなくても良いな。
 先に城の中に戻ろうと背を向ける。]


あ。
どちらか今すぐ選べっていうなら、ダニール。
あんたが代わりに選んで良い。

残って欲しい主の方を、選べよ。

(159) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>155ミハイルの声には、少し驚いたように視線をそちらにやったが。]

…黒の主からのお慈悲で自分の払う対価を聞いた。
それを払って迎えるだろう結末が、恐らく俺の望まぬ結末だからだよ。

願いが消えたわけじゃないけれど、俺はその結末を享受出来る気がしない。
―それくらいなら、この願いを抱いたまま眠りにつくよ。

(160) 2013/05/13(Mon) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
わーまたタイミングずれ、た。

そしてダニールに選ばせるのですか。
何という難題。

(-62) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール


 ミハイル……。

[サーシャも驚いているが、執事もまた、ミハイルに眉を寄せる。]

 貴方の選ぶことです。
 今すぐではありませんし、貴方が、お選びください。
 私は、この賭けに立ち入るものではありません。
 この城に来たのは貴方なのです。

[城に戻ろうとするミハイルにそう、声をかけて。]

(@47) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……それは。
 光が返った、とはならないなやはり。
 影が映らないというのは、逆に白の闇になるような、気がします。

[実際になってみなければわからないが。
目の前が黒から白に変わるだけだ]

 光と影は一対のもの。
 どちらもなくして存在し得ないものです。

[関係ない、と言われて、微かに浮かべる笑み]

 気にしてしまうのが、人間というものです。
 この、選択させるのは、まるでどちらも終焉を願っているように、思うからです。
 どちらも、終わりたいように思えます。

(161) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>154 その身の強張るのに、くすと笑む。
眦にわずかに色の滲めば、薔薇の香は揺れて]

 お前も、精を捧げたことはなかったね。
 その身を願いの為に、自身を奉ずると言いながら。
 
 ……肌を重ねたら、心がほどけてしまう?

[口唇が肌をすべりおちる、
薔薇はするりと己の衣服を解いて、
冷たい温もりを与えるように抱きしめる]

 ……僕はお前の願いをなにも否定しない。
 ただ、触れてみたいだけだよ、お前に。

[孤高の魂の抱える願いに、触れたいのだと囁いた]

(162) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

……。

[>>159彼の払う対価はやはり死なのか。
けれど、自分の生き死にすらどうでもいいという言葉には眉を僅かに寄せる。]

自分で選ぶべきだと俺も思う。
―それがどんな結末を生むのであったとしても。

(163) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

私には光だけの世界がどういうものかわからないがね。
だからお前の問いにこれ以上は何もいうことはできない。
少なくとも、色や形は見えるのでは、とは考えたが。

ただ、お前に安らぐ時間は訪れないのは確か。
安らげぬ毎日に気狂い、呆けていくだけのこと。

[す、と席を立ち、彼の瞼に触れようと指を伸ばし]

…終わるのであれば、終わりたいものだ。
もう、疲れてしまってね。

もし、ユーリーを独りにすることを気にかけるなら
そのまま願わないでいればいい。
私は何も言わずに消える…いや、死のう。

(164) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[自分の言葉に対するミハイルの反応はどうだっただろうか。
零れ落ちた言葉だから耳に入らなくても構わないけれど、願いについては悔いのないように考えて欲しいと思いつつ。

ミハイルがその場を立ち去ったなら、執事に向かって遠慮がちに声を掛けた。**]

…ダニールさん。
左肩の治療は少し骨が折れるので、もし良ければ手伝って頂けるとありがたいのですが。

(165) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ミハイル
 きっと、貴方はここにきて、
 いきなりいろんなものを見すぎました。

 ここがいいところとは言いません。

 ですが、貴方自身を否定したりは、していないはずです。

[一つ息をついて。]

 ――……薔薇は、少なくとも、
 貴方が来て、喜んでいることでしょう。

(@48) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

ユリ子さんのくいっぷりがもう眩しくて眩しくて。
最後はプーさんがくってやりたい。(じゅるり)

せんじゅさん美味しそうすぎだよ…!

(-63) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[白の主にとっては、どちらも終焉。
――そう、選択肢がある己はまだ幸運なのだ。
自分にとってより良いと思えるほうを、選べることは。]

 ……ご冗談を。
 その程度のことで、私が……。

[解いた衣服の下、初めて見る色に――魔性の美しさに、一瞬息を呑む。
抱きしめられる感覚は酷く冷たい。

ベッドの上でニキータと情を交わした時のことが頭を過ぎった。
あの時は温もりがあって、自分からそう求めて。なのに今は。]

 ――っ、 嫌、……です……!

[咄嗟に出たのは拒絶の言葉。
濃緑は白の主を抵抗の意思込めて睨んだ。]

(166) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
やったーユーリー様が襲ってくれたぞー!
やったー!

っていいながら拒否するロールつらい(おまえ)

(-64) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 00時半頃


【人】 庭師 ミハイル

殺りかけて思ったんだがな。



案外、 死んだ男を殺そうってのは   しんどかったよ。

[望まぬ結末なら、享受出来ないなら、確かに選べないよな。>>160



あー     悪かった。サー   ……シャ。

(167) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>165

[サーシャの声に振り向けば、怪我をしている様子に頷いた。]

 肩を貸しましょう。
 身体は大事に。

 もし、ここにいる夢を見るとして、
 でも、細工は続けたいでしょう?

[サーシャにかがみ、助け起こす。
 そして、肩を貸して城に戻るとき、彼は気づくだろうか。

 以前触れた時と違い、その身体に、人のような温度があることを。
 ただ、そう聞かれても、執事は、ただ笑うだけ。]

(@49) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……確かに、それはそうです。
 黒の闇より、白い闇の方が、余程辛い。

[冷たい手が、瞼に触れる]

 終わりたいのですか。
 疲れたのは、ユーリー様も同じでしょうに。

 人の命は短い。残ったとて、いつかは一人にしてしまう。
 私は、光が欲しい、と願いました。
 どちらを選んでも、やはり得られるのは白い闇だけだ。

 ここのことを忘れて、気が狂うだけの日々は、或いは安らぎなのかも知れません。

[死のう、と言う言葉に、緑は揺れる]

 貴方は、それで良いのですか。

(168) 2013/05/13(Mon) 00時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ベルナルトが!
拒否って欲しいなと思っていたら拒否ってくれたぜ!

とか言いながら普通にプラーミヤだったら切ないわ…。

(-65) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 貴族 ユーリー

[しなやかな白い肢体は、温度のないもの。
礼拝堂の冷えた空気も尚、
その冷たさを助長しただろうか]

 その、程度のこと、
 その程度のことじゃなかったの?

[睨まれる瞳に返すのは微笑み、
その意思の在り処をまた探るように、瞳を覗いた]

(169) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

まるで、私ら2人が、勝つよりも負けることに苦心しているようだ。

[喉から嗤う声。瞼を、頬を撫ぜ、額に口付け1つ]

互いに終わりを、と思うから。
お前たちの願いを叶えれば、私の思うことへ対価となろうかとも。
それを望みというかは、知らない。

いや…お前たちは好きな方を選べ。咎めることもない。
ユーリーが大事であれば、私を負かせて、あれの側にいるといい。
願いを持つ者たちを説き伏せるなりしてね。

早く…ただ、早く終わらせたい。

[気づいたことへ、思うことが大きくなる前に。
これ以上、何も気づかないように。
ユーリーに奪われたものは二度と返らないものだから]

(170) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…今、お前が私を縊ってもいいのだよ。

[そっとその手を取り、首にあてさせ]

お前が私に触れた手は暖かった。
私はそういうものを知るのが怖い。

だから深く知る前に、終わりたい。

[独りだとはもう知った。その先にある寂しさと…もう1つの刺。
それを自覚剃る前に*]

(171) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[サーシャを連れて、城に戻るつもりでいる。
 ミハイルのことを気にかけながら。

 ただ、自分は蚊帳の外の存在だ。

 主人を選ぶことなど、ない。
 そう、温度を得て、禁忌が解かれて、思う。

 願いがあるとすれば……。]

(@50) 2013/05/13(Mon) 01時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 01時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

[ミハイルとはそのあとも、少し話しただろうか。
 城に戻れば、サーシャの部屋にサーシャを届け、薬箱を届けさせる。
 その際も、話をしたかもしれない。

 いずれにしろ、執事は、丁寧に対応をしてから、自室に戻っていく。]

(@51) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 そのように、思えます。
 願いを持つものにとって、勝ちを得たいのであればもっと選びたくなるような選択を示すと思いますから。
 ユーリー様の傍にいることは、――――。

[苦痛にしかならない。そう思うのに、口には出来ない]

 終わらせたいのですか。
 でも、ここに残れば又やってくるのではないですか。願いを持つものが。
 私達が辿り着いたように。それでも良いと、言われるのですか。

[問いかける。随分と、黒の主から棘が落ちている気がした。額に落ちる口付けも又]

(172) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 庭師 ミハイル

脱ぎかけた靴を宙に蹴り上げて、それで決めても良いぐらいなんだがな。

[どうにも投遣りな言葉しか出てこない。>>163

あー   確かに、いきなり色々凄いもんを見させられたな。
おい。そこは「いいところ」だと言っても良いだろ?

あんたがずっと、生きてきた場所なんだし?
否定されてなくとも……

[薔薇の事に触れられて、俺は鋏のない手を開いて閉じた。>>@48

そりゃあ   世話する奴が、死んだからな。
薔薇だけだよ。そんな、喜ぶやつなんて。

(173) 2013/05/13(Mon) 01時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 01時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

[こんなに近くに肌があるのに、一人でいるときよりも寒いと感じた。
微笑みに、僅かに表情が歪む。]

 それは……っ、

[ほんの一言二言の間で矛盾した。
白の主の指摘に、揺れる濃緑。
己の心が今、何処にあるのかわからない。]

 違う、私は……。

[肌を合わせる相手を、気分や対価以外の理由で選ぶというのか。
この己が。吸血鬼の客人として在り、血を捧げた己が。

特定の誰かを、求める筈のない己が。]


[迷いは、抵抗を鈍らせる。]

(174) 2013/05/13(Mon) 01時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 01時頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
今気づいたけどユーリー様のメモwww

>□現在地:礼拝堂、着てる

アッハイ、衣服の有無は重要デスネー!

(-66) 2013/05/13(Mon) 01時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 01時頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ちゃんと衣服状況が更新されているのに感動した

(-67) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 庭師 ミハイル

[謝るだけ謝った。許されなくても良い。
だから手を差し出そうとしない。]

つーか、本当に人間みたいだな。
後は願いを持つだけか?


[薔薇だけ、と自分の言葉に苦笑を浮かべ。
 足早に城中に。 逃げる様にとは、言うな。]*

(175) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>173

 薔薇だけじゃないですよ。
 貴方が来てくれて、嬉しいです。

 薔薇が咲き続けてくれるという願いを叶えてくれたのですから。

[その節の太いミハイルの手をな眺めて、慰めにもならないかもしれないが、そう告げ、ミハイルに頭を下げた。]

 ありがとうございます。

(@52) 2013/05/13(Mon) 01時頃

ダニールは、足早に、そう、足早に去っていくミハイルを見送った。

2013/05/13(Mon) 01時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 自室 ―
 ロランを……呼んできてください。

[自室に戻ると、使用人にそう託けて、服を脱ぐ。
 血で染まった上着とシャツ、包帯も染まっていて、取り去ったのち、また血の溢れる傷を抑えたが、それはすぐにぽっかりと口を開ける。
 使用人に針と糸をもってこさせ、縫い付けるように命じる。とりあえず、血があまり出ないようにと。

 縫い付けられたあと、また包帯を巻いて、新しいシャツを羽織った。

 懐中時計を取り出し、針が動いているのを確かめる。
 そう、この城のではなく、自身の時を刻む時計。
 動き始めた秒針は、迷いなく進んでいく。

 その時計を仕舞った時、ロランは現れたか。]

 ――……ロラン、
 勉強をしましょう。

[きっと丸いオッドアイは少し不思議な色を浮かべたかもしれない。
 でも、頭を撫でて、彼を自身の机に座らせると、本を広げさせた。**]

(@53) 2013/05/13(Mon) 01時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[取られた手が、冷たい肌に当てられる]

 何を。
 そのようなこと、するはずもない。
 なぜ、知るのが怖いのですか。知ったところで、何も変わらない。

 貴方が、貴方であることは不変のはずです。
 ……人に、憧れてしまう、とか?

[あてられた首を掌で撫ぜ。締めることはせず]

 私が、ここで貴方の首をどうこうしたところで貴方が終わるわけでも、ない。
 貴方が終わりたいというなら。

[白の主を。不意に浮かぶのは願いを叶えたがっていたベルナルトのこと。彼は黒を選んだろう]

 最終的にユーリー様が勝った時、貴方を選んだ客人は、どうなるのでしょうか。

[両手で首を包む。いつも触れていた顔へ指を伸す。
見る視線は少し揺れて。温かさを知らせるように首に顔を埋めた]

(176) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[歪んだ濃緑が揺れる、その眦に指を這う。
その矛盾の色を慈しみながら、そっと目蓋を閉じさせて。
寄せた口唇、舌を絡めて優しげに吸い上げて]

 ――…目蓋を閉じておいで。

[閉ざされた目蓋の下、訪れるだろう暗闇。
安寧を導くだろう闇の中、――盲いたような]

 ベルナルト、
 ……黙っておいで、何も言わなくていいよ?

[暗闇と沈黙は、安らぎの箱。
否応無しに己自身を向き合う為の、檻だ。

抵抗が鈍ればその身を暴くのは容易く、
快楽を導く指も愉悦に熱を帯びていき、
薔薇の香は尚、甘く優しく香った] 

(177) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【削除】 庭師 ミハイル

―城内・厨房―

[黒と白の両薔薇が見える部屋の外。水やり用の水で血を洗い流した。
 新しい鋏の数を確認する。
 使用人の小さな声が耳を刺激する。>>>>@7

 ダニールは怪我をしたサーシャを運ぶはずだ。
 自分も怪我人なのにと頬を掻き。
 火のない煙草を口に咥えて厨房に向かう。]


なんだ。誰も居ないのか。

[パンが見えたがもっと胃に優しいものが欲しい。
 壁によりかかり、ずるずると腰を落として。]


……はら へった。

2013/05/13(Mon) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―城内・厨房―

[黒と白の両薔薇が見える部屋の外。水やり用の水で血を洗い流した。
 新しい鋏の数を確認する。
 使用人の小さな声が耳を刺激する。>>@7

 ダニールは怪我をしたサーシャを運ぶはずだ。
 自分も怪我人なのにと頬を掻き。
 火のない煙草を口に咥えて厨房に向かう。]


なんだ。誰も居ないのか。

[パンが見えたがもっと胃に優しいものが欲しい。
 壁によりかかり、ずるずると腰を落として。]

(178) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[返事は貰えたか。
広間を辞した後、地下室へと戻った。

香る黒の絵具。白薔薇の香り]

 ――……ユーリー様?

[ほんの僅か、残り香のような香り。訪れたのか、と描きかけの絵に触れる。
なぜここに来たのだろうと思った]

 俺は。

[期待など、しない。
そう思うのに。

地下室を出る。白の部屋かと思ったけれど、どこかに行くついでのような気がして、ではどこにいるのか。
広間でないなら、と礼拝堂の方へと歩き出した]

(179) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
なんたる修羅場
俺どっちにがっくりくるんだろう。うきうき

(-68) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

……はら へった。

つーか、きもち   わりぃ。



[壁に頭を押し付けて。
 ふと思い出すのはダニールの下がった頭。>>@52

は? おいおい、庭師のじーさんの願いだったろ。それは。
世辞でも嬉しいよ。さん きゅ

[世辞だと言い返してしまったが。
 煙草を抑える様に口許を手で覆う。]

……やべ。結構、嬉しい……かも。

(180) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
でもすぐに辿り着くとあれなのでやはり退席を打っておけば良かったな

(-69) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[緩く首を振って逃れようとするも徒労に終わる。
目を閉じ、絡む舌。
熱を帯び始める男の身は、包む冷たさに惑う。]

 ……は、……嫌、……や、め、

[主の手により白い肌が暴かれる。
薔薇の香りに酔わされながら、
与えられた暗闇の中、熱を逃がそうと息を吐く。

背に当たる長椅子がひどく硬く感じられた。]

 ――あっ……!

[吐き出すより、内に溜まる熱のほうが多くなった頃。
縋る場所を欲した手が、白の主の肩に爪を立てた。]

(181) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 01時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――――……、

[譫言のように、掠れた声で一度だけ呼んだのは、
赤い髪の、絵描きの名。**]

(182) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ニキータが礼拝堂に来ている だと……


修羅場感やばい

ていうかわたしヤってる最中に他人の名前呼ぶRPまたか またか!!!1!www

(-70) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 01時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[自分が一体どうしたいのか。
わからなかった。

黒の主の願いは、終わらせることのように思えたから。

ずっと彼の絵を描いてきた。完成したものは何枚かある。
だから、気にならないはずもなくて]

 どちらにしてもプラーミヤ様のその後はわからない、か。
 記憶をなくしてしまえば。ここを再び訪れるのは難しい。

[壁に手をついて歩く。階段を上へ。
血臭はだいぶ弱まっていた。
あれからサーシャとミハイルはどうしたのか。ベルナルトも部屋を辞したきりだ。

皆、どちらに願うのか――]

(183) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
サーシャに絆貰ったけど、こういう事で良かったのだろうか。
無理やり奪う事も考えてたけど、屈辱を与える意味で。
まぁ、後はサーシャに任せようか。


>>182
よし。このまま特攻しようww

(-71) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
あれ、ユーリーもベルナルトも受けじゃね

って思った。

(-72) 2013/05/13(Mon) 01時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ゆっくり向かうのです
出来れば事後に。

そしてベルナルトを発見したい。

(-73) 2013/05/13(Mon) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

[師匠にはいつも怒られてばかりだった。
 仕事で褒められたことは結局なかった。

 けれど、依頼人の『嬉しい』と『ありがとう』と『また頼む』という言葉が励みになった。


 俺にも 意味を  与えられた気がしたから。]**

(184) 2013/05/13(Mon) 02時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 02時頃


【人】 貴族 ユーリー

[吐息にこもる熱が、魔性の肌も温めていけば、
その冷たさはもう感じられない。
乗りかかる肢体は硬質な色と裏腹に、
人に似た温度を帯びて、肌と肌を触れ合わせる]

 ――……、ん、

[追い立てた熱に駆られて喘いだ喉の、震える稜線に舌を這わす。
わずか眉根が寄ったのは、己の肩につけられた傷のせいで――掠れる音にはゆるりと瞬きをひとつ]

 そう、

[呼ばれたその名は、己に愛を囁いた男だ]

(185) 2013/05/13(Mon) 02時頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……抱かれたの?

[精を奪う行為を留めることは無い。
ほどけた心のうわ言には、ただそんな問い掛けを。
鮮やかな金の髪に口付け、指先を遊ばせながらであったのは、
特に答えを求めてのことではなかったから。

合意のない行為は少しばかり性急に、
多少の痛みも伴えば、切なく眉根も寄ったけれど、
目蓋を閉ざす男の視界には入ることは無いだろう。

やがてその精を身に受けいれれば、、
快楽の途切れることのないように、首に牙を立てた。]

(186) 2013/05/13(Mon) 02時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[礼拝堂に続く渡り廊下。その先で行われていることは知らず。
ただ、途中の白薔薇の匂いが、鼻についた]

 ――。

[白を、選べば]

 傍には、いられる。
 俺は、傍にいたい、のか?

[礼拝堂の手前、足を止めた。香る薔薇の匂いに、噎せる。
焦がれた相手だ。傍にいられるだけで、うれしいのかも知れない。

自問しながら、再び足を進めた。
礼拝堂の扉に手を掛ける。薔薇とは違う香りに、眉を寄せた]

(187) 2013/05/13(Mon) 02時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
そっと扉を閉めたい

(-74) 2013/05/13(Mon) 02時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[紅に染まった口唇が離れれば、
満たされたような甘いため息が零れる。
脚伝い滴る精を零して、ベルナルトの体から離れた。
ニキータの時は吸わなかったから、すこし吸いすぎたかもしれない、己の服をかけてやる]

 ダニール、

[そう、ニキータからは血を吸わなかった、
餌と見られることは嫌なようであったからだ。
けれど――ゆると、開く扉の先に視線を向ける。
今呼んだ執事ではないことはわかっている。
礼拝堂は血と精と白い薔薇の匂い]

(188) 2013/05/13(Mon) 02時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[そこで何が行われているのか、いつものことだ。わからなくはない。
相手が誰なのか、一瞬わからなかった。

邪魔をすべきではない、と言うのが先に立って、再び扉を閉める。
それほど知っているわけではない。
けれど、ベルナルトが精も捧げていたことは、余りなかったはずだから。

その分の驚きは、ある。
扉の向こうから聞こえる声が耳に届く。いつものことだとそう思うのに。

苛立ちもあって喉が渇く。
いつものことでも、知りたいことではない。聞きたいことでも、なかった]

(189) 2013/05/13(Mon) 02時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[ひたりと素足の足音はニキータの元へ近づく。
閉ざされた扉の正面に立つ。触れることを許す距離であれば、精に濡れていることも、血の温度をもっていることも伝わるが、今は隔てる扉がある。]

……お前、彼を抱いた?

[扉越しに声をかけて、執事の到来を待つ*]

(190) 2013/05/13(Mon) 02時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[床の上には2の赤い滴の痕*]

(191) 2013/05/13(Mon) 02時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 02時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[かつて吸われたもう痕も残っていない首を押える。ダニールと呼ぶ声。

扉の隙間から漂う血臭と精の匂い。囚われることのないように、と思うのに。

扉に凭れて、深く息を吸った。
ベルナルトを責めるつもりは毛頭ない。

ただ、驚いただけだと呼吸を整える。
白を選べば、緩やかな流れの中いつもあるはずの光景だと。

近付く足音は素足。
聞こえた声に、開いていた瞼を伏せて]

 どうして、それを知ってるんです。
 ……俺は、それを後悔していない。

 裏切りとでも、言いますか。

[頭を押えて、*問いかけた*]

(192) 2013/05/13(Mon) 03時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 03時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[もうすぐダニールが来るだろう。
その前に――。
扉を開ける。そこにいることは、匂いでわかった]

 どうしてそれを、聞くのですか。
 貴方は、……餌のように扱いながら、求めてはくれなかった。

 プラーミヤ様に、聞きました。対価のことを。
 俺の願いを叶えるには、代わりに陰を失うのだと。
 
 ……どちらを選んでも、白の闇だ。

[ユーリーの肌に触れる。吸い上げた血か、それとも行為の名残か熱を持つ身体は僅かに温かい。
掌で触れるだけで離れ、ベルナルトがいるだろう方向へ足を*向けた*]

(193) 2013/05/13(Mon) 03時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ねるねる

(-75) 2013/05/13(Mon) 03時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

知らなければ、変わる必要がない。
それを…ユーリーが変えた。
私が知らないでいることを、奪っていった。
知らないままでいれば、不要だったことを。

>>176撫ぜられた首元、その温度に僅かに黒薔薇が香る]

ユーリーが勝てば私が消える。叶う願いも叶わない。
お前たちはユーリーが望むようになるだけ。
それが賭け。

[顔に触れる手は変わらず頬を滑る。
触れられた顔は表情を変えるが彼に見える訳もない。
見えない視線に合わせほんの少しだけ浮かべた笑み。
首に寄せられた顔、その赤い髪に手を触れて手で梳き]

色々なものが遅すぎた。その結果が今だ。
お前たちはただの巻き添えだよ。
好きなだけ恨めばいい。

(194) 2013/05/13(Mon) 06時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[彼の手は顔の眼帯に触れたか否か。
その下の壊死した皮膚から腐った肉がぼたりと落ちた。
眼帯に覆われた目は未だに何も映さない。
腐臭だけはその鼻孔くすぐるだろうが。
腕を回し、一度だけゆるり抱きしめ、4を数える後に離れ]

あれが気になるなら行けばいい。
見えぬままの目であっても、せめて夢を。

(195) 2013/05/13(Mon) 06時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[その口元に同じくちびるを贈り、またその首元に歯を立てる。
少しばかりの血、腹の足しにもならない程度。
刻み付けるように、少し強く噛む。


彼から離れた後はもうその姿を視界に入れない*]

(196) 2013/05/13(Mon) 06時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 07時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

― 礼拝堂 ―

[>>185>>186問いかけに、今、誰の名を口にしてしまったのか気づき唇を噛んだ。]


 ――……っ、

[肯定も否定もしないが、僅かな焦りが浮かぶ表情を見れば図星であることは知れるだろう。
性急な行為に追い立てられ、初めて知る魔性の裡へと精を吐き出し――。]

 ひっ、……っ、あ、……ぁ、ユーリー、殿……っ、

[久しぶりの吸血の感覚。
痛みと快楽だけでなく……意識まで遠ざかるようなそれ。]

(197) 2013/05/13(Mon) 07時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[男の意識は今、失われてはいないが混濁した状態にある。
白薔薇の香りが優しく包み込む中、白の主が離れ、誰かと話しているようであるがそれが誰なのかがわからない。

思うことも、願うことも、今は全て白い闇の中。


もし誰かに触れられたなら、金の睫を軽く震わせながら開き、
その相手の名前を呼んで――今度こそ意識は回復を求めて閉ざされる。**]

(198) 2013/05/13(Mon) 07時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 07時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 自室から礼拝堂へ ―

[ロランに丁寧に指導をする。
 わからないこと、わからねばならないこと。
 より人としての感情の動き、どのようなことでも。

 その途中、ふと、途切れる。
 きっとロランにも聞こえただろう。白の主人の呼ぶ声。]

 ――……いってきます。
 ロラン、君は、プラーミヤ様のところにいってくださいませんか?
 広間にいらっしゃるはずです。

[黒の主人の声はしない。
 だけれども、変わったこと、変わられたこと、きっと、何かが…。]

(@54) 2013/05/13(Mon) 07時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 頼みます。

[ロランはどのような表情だっただろうか。
 不安げならその頭を撫でて……。]

 ――……大丈夫。主人に尽くせばよいのです。
 主人のためにと。

[上着を羽織り、部屋を出て行く。
 城から薔薇園に、礼拝堂に続く道を歩く時、空が少しざわめき、風が髪を揺らす。
 いつものそれに、やはり感じるものは寒さ。
 目を細め、止まり、ふと、自身の掌を見る。中央、微かに動くものは脈動というもの。今までなかった、その繰り返しが、針を刻むもの。人がもつその神秘に、ため息を何度ついたのか。それが動けば、きっと

 あたたかい、というものを感じるのだろうと思って。]

 ――……でも、寒いのですね。

[ぽつり漏らし、そして、また足を進める。
 礼拝堂につけば、その扉にそっと手をかけた。**]

(@55) 2013/05/13(Mon) 07時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 07時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

―回想―
[まだ広間にある頃。
プラーミヤの声がだいぶ変わっているような気がした。
触れた顔、瞼まで滑らせば当てられているのは布のような]

 恨むことなど、いたしません。
 少なくとも、今までは望みを持ってこられたのですから。

[髪を撫で行く手もやはり違う。
触れた場所の肉がぽたりと落ちる。ひどく柔らかな場所は、なるほど腐っていたのかと思う。
抱き締める腕も。触れる唇も。首の根につく二つの疵も。
なぜこんなに優しいのだろうと、思った]

 変わられたのは……。

[その眼のせいなのか、それとも。それ以上は問わず、広間を*後にする*]

(199) 2013/05/13(Mon) 07時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 07時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

―礼拝堂―

[長椅子の間を歩く。大体の見当はつけたけれど、それでも見つけるのに多少の時間は掛かる。
むしろ少ない往復で見つけられた。
触れる髪は以前触れたと同じ]

 ベルナルト――。

[瞼が開いたことはわからない。けれどその口が名を呼ぶのは聞こえて、そっとその髪を撫でる。又意識が落ちたことに気付くと、その横へ腰を下ろした]

 ユーリー様も変わられてしまったのですね。
 プラーミヤ様が変わったように。

[ぽつり、言葉を零してベルナルトの額を*撫でる*]

(-76) 2013/05/13(Mon) 08時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

馴染まないものだな。腐ってきた。

[ニキータが離れた後のこと。
眼帯に張り付いた肉は腐臭を発し、薔薇を汚す。

アナスタシアの生首から漂う腐臭とも又違う]

これが愛というならまるで怨念だな。
まさか人間に呪われるとは予想外だった。

[それは面白そうに笑って天井を見あげる。
腐り堕ちる顔面の肉を口にした]

…自分の肉は…旨くない。

(200) 2013/05/13(Mon) 09時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

お前は…私をこうも汚せば満足か?

[黒薔薇の香りは罪人の元へ]

(*14) 2013/05/13(Mon) 10時頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[腹を抱えたまま厨房から顔を出し、そのまま廊下に出た。歩いていた使用人を捕まえて、ダニールを呼んで貰う。]

済まないな、わざわざ呼び出して。
サーシャの、そのな。

具合はどうだ? 何か、俺のこと、言っていたか?

……恨まれても仕方がない事をした。
仕返ししても構わないって、伝えておいてくれ。

自分で言うには――どうにも顔を合わせ難い。

どうにも男の嫉妬は見苦しいな。
あんなに気持ちが悪かったのに――同じようなことを、した。

[苦笑いを浮かべ。思い出してダニールを見て。表情を変えさせてやろうかと頬に右手を伸ばした。]

(201) 2013/05/13(Mon) 10時頃

【墓】 罪人 アレクセイ

[礼拝堂の地下深く。
閉ざされた白夜の牢獄に囚われた罪人の瞳がうっすらと開いた]


…………。


[是、と。
声に出さず、言葉を紡ぐ乾いた唇。
我愛は呪いと申し上げたはずだと。銀の滴る虚ろな瞳が嗤う]

(+4) 2013/05/13(Mon) 10時頃

【人】 庭師 ミハイル

あんたを刺した料理人が、消えたんだって?

やっぱり痛いもんなのか。身体とか、内側とか。

[むにり。掴んだ頬は何だか温かい。
 ロランと同じく首に繋ぎ目でもあるかと覗きこんだ。

双眸は同じ色に見える。]

誰の目だ? ――なんて、聞いても覚えてない、かね。

(202) 2013/05/13(Mon) 10時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

[嗤う声が聞こえる。
あぁ、人が人を愛するのは呪うと同じなのか。

確かに、その通りだ]

お前の願いは…その目で叶えるがいいよ。
対価は、お前の兄であったもの。

(*15) 2013/05/13(Mon) 10時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[首に下ろそうとした手の先が唇を掠り、慌てて引っ込めた。]

……まぁ、そーいうことだから。
伝言頼むわ。

[左手に持っていた煙草をくわえ、姿が見えなくなるまでは見送ってやろうかと。]**

(203) 2013/05/13(Mon) 10時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 10時半頃


【墓】 罪人 アレクセイ

……貴方はなにもお判りにならないのですね。


[乾いた唇が紡ぐ声は憐れむ色を添える。
銀は涙のように頬を濡らしながら]


いえ、そんな貴方だからこそ。
私は貴方が欲しかった。貴方に私を、刻みたかったのです。

(+5) 2013/05/13(Mon) 10時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

分からない。
だからお前の目を入れた。

どうすれば、何がわかるのか。

(*16) 2013/05/13(Mon) 11時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

──…どうせ、忘れゆくものに何を期待する。

願いがかなってもそうでなくとも
お前が私に望むようにはならないと
わかっているだろうに

(*17) 2013/05/13(Mon) 11時頃

【墓】 罪人 アレクセイ

貴方にはわからない。
誰も拒まないと言いつつ、誰もを拒む貴方には判らない。


[ゆるゆると黒薔薇を蝕む呪いの根を、
己を刻み込んだ眼窩へと根ざしながら]


良いのです。分からずとも、このまま。
貴方は悠久の時を私の呪いと共に過ごすのです。
私の体は朽ちても貴方の中に残る。貴方と共に、とこしえに。

(+6) 2013/05/13(Mon) 11時頃

【墓】 罪人 アレクセイ


願いなど―――……、



                  もう、忘れました。
 

(+7) 2013/05/13(Mon) 11時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

拒む?私が?

拒む…何を、拒んだ。
私は何も拒んではいない。

何も、だ。

[ぼたり。また顔から腐肉が落ちる。
腐敗はより広がって

薔薇の棘のような。
血が滲んだような。

殺気じみた気配が漂う]

(*18) 2013/05/13(Mon) 11時半頃

【墓】 罪人 アレクセイ

孤独の王よ、愛し君よ。

貴方の胸には誰も届かない。
それは貴方が閉ざしているから。


[殺気じみる気配に、滴る銀はさらに嗤う]


でも良いのです。貴方はそのままで―――。
私の愛は貴方を苗床に、ずっと咲き続けるのですから。

(+8) 2013/05/13(Mon) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>201
[サーシャを部屋に届けたあと。
 使用人に呼ばれ、向かうと、庭師の姿。
 言葉なく、表情だけでどうしたのかと問うた顔をすると、尋ねられたのはサーシャのこと・]

 ――……お怪我の治療をお手伝いしただけですから。貴方のことは何も…。

[本当か嘘か。ただ、執事は主人以外には、あまり情報を流さない。
 サーシャから何かを聞いていたとしても、それを本人に伝えるべきかどうかも判断できないからだ。]

 きっと、お恨みにはなっていないかと思います。
 そのようなお顔ではありませんでした。
 ご伝言は承りますが、

[そこで、くす、と一度破顔し。]

 ――……それでは、しばらく時が経って、
 貴方の今の様子ならば、お会いしても大丈夫かと思いますし。

[苦笑いに、笑みを返す。]

(@56) 2013/05/13(Mon) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>202
[ただ、伸ばされた手が頬に触れれば、それには少し驚いたように。
 節の太い大きな手は、少しだけひやりとしている。]

 どうしました?

[また笑みを作って問い返すが、返って来た言葉が死んだであろう料理番のことになると、やや視線を落とし…小さく肯定の呟きをした。]

 痛みは、いつのまにか感じられるようになりました。

[今も背中の傷からは縫ったとはいえ、血が流れ出している。
 得た温度、流れ出した時間の代償は、もう癒えぬ身体。
 骸を接いでできた身体は時が流れれば腐り落ちるのみ。]

(@57) 2013/05/13(Mon) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 私の眼は、双方、同じ方のものです。

[覗き込まれて、濃茶は細まる。首をみたがれば、シャツを釦を二つ外し、継ぎ目を見せる。もう長くあっても、やや違う皮膚の色。
 細かに見れば溶け込む部分は火傷の痕のように見えるだろう。]

 誰の眼かは申し上げられません。
 私の作った方との約束です。

[女帝が、その命を惜しんだという人間の双眸。自身の完成まで、それは変わることはなく…。]

(@58) 2013/05/13(Mon) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>203
 承知しました。
 でも、ご自分でのほうが早いかもしれませんよ。

[手の先が唇に触れて、慌てて引っ込める様に、また笑む。
 持っている煙草が口に銜えられたのを見ると、手をすっと出した。]

 吸ったことがないのです。
 一本頂けますか?

[もらった煙草を胸ポケットの隅に差し、それでは、と振り返る。
 歩みはいつもと変わらない。ただ、前髪をかきあげた。*]

(@59) 2013/05/13(Mon) 11時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

人程度に哀れみむけられるとは。
情けないことこの上ない。

どの道お前と見える機会はもうないだろうよ。

願いを叶えここを早く忘れるといい。


目玉は…このまま、留めておこう。
この顔が腐れ堕ちるまでは。

(*19) 2013/05/13(Mon) 12時頃

【墓】 罪人 アレクセイ

私の愛は成りました。
貴方の顔に呪いを残して。

ここに残るはその抜け殻。
さようなら、愛し君よ。何時までも、健やかに―――


( 何時までも、膿んだままで――― )


[罪人の瞳はまた閉じる。
そしてまた、幸福な夢へと眠りに落ちた**]

(+9) 2013/05/13(Mon) 12時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>167辛いと思うのは、幼馴染が憎いばかりではなかったからだろうと思う。
自分がミハイルで、ミハイルが仇の顔をしていたなら、躊躇なく実行していただろうから。
きっとそれが自分と彼の差異。]

…そうか。

いや、いい。

[謝る言葉には緩く首を振ってみせた。]

(204) 2013/05/13(Mon) 12時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

…それで後悔がないのならいいんだけどな。

>>173返ってきた投げやりな言葉には苦笑するばかり。]

―考える時間が必要なら、俺の時間を使って貰っても構わない。

[断られそうだなと思いながらも、冗談めかして言ってみせた。*]

(205) 2013/05/13(Mon) 12時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>@49近付いてくる執事の動きががいつもよりも鈍いような気もしたが、彼が怪我を負っている事を知らない。]

…ありがとうございます。
夢の中なら、関係ない気もしますが。

[助け起こされた際に、彼から温かみを感じた。
白の主の部屋で彼に触れられた時以来のそれは、僅かな差異を感じたけれど。
不思議そうな顔をしたのは相手には見えただろうか。]

(206) 2013/05/13(Mon) 12時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>@51自分の部屋に着けば、取り敢えずベッドの上に座り。
程なく薬箱が届けられれば、怪我の手当てを手伝って貰う。]

…何と言うか、少し表情が柔らかくなったような気が。
何か良い事でもありましたか?

[そして何気なく彼の背中に視線をやればそこに血が滲んでいるのに気付いた。
自分よりもずっと重傷そうなそれに顔を顰めて。]
…っ、どうしたんですか。それは。

[彼が大丈夫だと言っても、手当をして貰った方がいいと言って早々に彼を送り出しただろう。**]

(207) 2013/05/13(Mon) 12時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 12時半頃


【人】 貴族 ユーリー


 そうだな、
 お前が僕に焦がれる者だというのなら、
 それは裏切りだ。

 裏切りには代償が必要だよ。
 お前はそれをささげるかい?

[>>192 いつかの言葉をなぞらう、しずかなしずかな問いかけ。
投げた小石の深い湖に沈んでいくような、言葉を落として]

 僕にお前の愛を求めろとでもいうのか、
 お前の想いとはどれほど崇高なものなのか教えてくれ。

[>>193 触れ行く手を拒むことはない、
白い闇、その言葉に憐れみの色を宿した双眸の色を絵描きはしらず。お前にとってはどちらも地獄か、と呟いた。それはやはりかつての言葉を留めての、こと*]

(208) 2013/05/13(Mon) 12時半頃

ユーリーは、そして、執事の迎えを待つ*

2013/05/13(Mon) 13時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

―礼拝堂―

 俺の気持ちは、一方的なものに過ぎない。
 貴方が求めないというなら、それは裏切りではないということです。
 求めるつもりも応えるつもりもなければ、俺がどこで何をしても貴方に関係のないことでしょう。
 それでも代償を求めるなら、この眼を持っていけばいい。
 ――もう、いらないものだ。 
 
[聞こえた呟きに足を止めて]

 貴方の傍にあれるなら、白の闇でも構わないと、……。それはそれで穏やかな日々かも知れないとは、思います。
 いつか、気が狂うとしても。

(209) 2013/05/13(Mon) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[白の主から離れて、長椅子の間を歩く。
大体の見当はつけたけれど、それでも見つけるのに多少の時間は掛かる。
むしろ少ない往復で見つけられた。
触れる髪は以前触れたと同じ]

 ベルナルト――。

[瞼が開いたことはわからない。けれどその口が名を呼ぶのは聞こえて、そっとその髪を撫でる。又意識が落ちたことに気付くと、その横へ腰を下ろした]

 ユーリー様も変わられてしまったのですね。
 プラーミヤ様が変わったように。

[ぽつり、言葉を零してベルナルトの額へと手を置いた]

(210) 2013/05/13(Mon) 13時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
対ゆーりーが割と設定から入ったのでいつものように盲目な愛は捧げないのです。

プラーミヤに行かないようこれでも気をつけておりましてね…
ニキータの中でむしろ今の対ユーリーへの気持ちは重荷にしかなっていない気がしている。
自棄になっちゃうしな。

(-77) 2013/05/13(Mon) 13時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ツーかニキータさん鼻効き過ぎ!
耳聞こえすぎ!気配わかりすぎ!

と言う突っ込みを自分でしておこう。
村はいる直前に盲目設定にしたものだから色々と意識が

(-78) 2013/05/13(Mon) 13時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 13時半頃


【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[愚痴の1つでも言われていたかと身構えていたが、何もなかったと素直に信じて緊張を解いた。>>@56

それは……不思議な奴だな。

[「いい」>>204とは、謝ることではない とでも言いたかったのだろう。
 赦されもしないまま、何事もなかったかのように水にでも流すか。

 それもそれで苦いものが残ると胸元を抑える。]

しばらく時が経って……ね。そうするさ。

[提案に、抑えた手を離す。]

(211) 2013/05/13(Mon) 14時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[掌下の頬。痛みを感じる様になった身体。>>@57>>@58
 濃茶の両目は抉り取られた誰かの者だと思えば視線は外れ。その先の継ぎ目に気を取られる。醜い痕だ。気紛れに触れて、すぐに離した。]

痛み? それは……あんたも、人に なるのか。
どんな風になるのか見てみたいね。
色んな奴の生き様も死に様も見てきたあんたが、どう 生きるのか。

あぁ……こうやって、俺は「少しでも生きたい」と思ってしまうのかね。

[願いではなくその対価で選択をしてしまっている。
 黒を選べば後少しで死ぬ。白を選べばそれよりも後で死ぬ。]

約束は 大事だからな。――いいさ。聞かない。
目が誰のものでも、俺の知らない奴なら姿も重ならない。

[ロランの片目は――まだ見る事が出来そうもない。人を知る為に人形を作ったのだろうと推測はしたが、不完全だったものが完成に近付くのとゲームの終わりが近いのとは何か関係があるのだろうか。]

…………そのうちに、な。そのうちに。

[俺は赦されたいのか。それすらも曖昧なままだ。>>@59

(212) 2013/05/13(Mon) 14時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―記憶―

後悔は――ない  だろうな。

[蹴り上げた靴が何処に落ちても。>>205
 決意を固めた奴らの 何処か眩しい強さに眉を下げ。]

……時間を使っても、答えが出なかったらどうするんだ。
でも。そうだな。

[ガシガシと頭を掻いて、肩口の垂れた血を舐める。]


 ……

[唇から何も伝わらないのは、何故だ? ……クソ。]

シオンと同じ顔なんだ。隠せよ。

[サーシャの顔を手で覆い、乱暴に3度、唇を合わせた。]*

(213) 2013/05/13(Mon) 14時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[血色の良くなったダニールの唇に、先程のシーンが蘇りかける。それで慌てたんだ。おい、笑うなよ。ばれてるじゃないか。

 胸ポケットからケースを取り出し、トンと叩いて煙草を取り出す。]

咥えてから火を点けて、ゆっくり口から吸う。吸い過ぎるなよ。
口ん中が苦くなったら、煙草を離してゆっくり吐き出せ。

鼻で息をしない方が良い。
長く吸い過ぎると余計に苦い。

あぁ、指んところもヤニ臭くなるから気を付けろ。
後は……まぁ、また欲しくなったら言えばいい。じゃあ、な。

[指の間に挟んでゆらゆらと揺らし、説明し終えてからようやく渡した。
 見送ってから気付いた。ユーリーがえらく立腹していたが、結局アレクセイはどうなったのか。聞き忘れたなと。]**

(214) 2013/05/13(Mon) 14時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 14時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ミハイルは自分が吸い取ったのか

(-79) 2013/05/13(Mon) 15時頃

【独】 罪人 アレクセイ

このままだと白薔薇勝利、なのかしらね。
まあどちらでも構わないアレクセイです。

(-80) 2013/05/13(Mon) 15時頃

【人】 庭師 ミハイル

―厨房―

[どれ程待ったかわからない。抱えた膝頭に額を当てて、ただ待った。

 厨房の扉が開く。赤くなっているだろう額を前髪で隠しながら、見えた金の髪にひらり左手を振った。右手にはサーシャを刺した感覚がまだ残っている。]

遅かったな、ベルナルト。
腹減った。何か優しい良いもん、食わしてくれ。

[頼み、準備を始めるベルナルトを背中から抱き締めた。身体の前で指を組む。鼻に香るのは何の匂いか。]

あん時は、言ってなかったが……俺の願いが叶っても、彼女の傍には――居られないんだ。だから、幸せであるようにと祈ることしか出来ない。城の中でか、土の中でかの違いだけ。

……あんたは叶えば、王になる。
俺が生きてりゃ是非国民に、とかも思ったけど、な。

[死んだら無理な話だ。でも、白を選べば――。]

(215) 2013/05/13(Mon) 15時頃

【人】 庭師 ミハイル

だから、せめて――あんたが、何者でもない「ベルナルト」で居るうちは……

[口籠る。柄にもなく緊張する。]

あぁ、その、な。
手も、想いも届かないリーシャではなくて……

[視界に入る金の睫毛を見る。濃緑は?
 何か言われる前に、俺は言えるだろうか。言葉にして。]**

(216) 2013/05/13(Mon) 15時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 15時頃


【独】 庭師 ミハイル

/*
ベルに何を言うのかは既にメモ保存済みだ!
投下出来るかどうかすら不明になったので、途中までにしたがね。
お返しも、兼ねつつ。

空気?どこか行ったな。

ベルナルトはニキータを選んだのだから、そしてニキータもベルを選んだのだから、
二人で幸せになれば良い。

ミハイルは、あのキスの時にかなり心奪われたんだ。
ユーリーにはどうだろうな。魔性だからって、一歩引いてるところはあるけれど。
自分を愛してくれるとは思っていない。

逆に、魔性に近付いていそうだからね。

サーシャは、俺をどう見ている次第。

(-81) 2013/05/13(Mon) 15時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
ダニールは、私も喜んでると言われた事がとてもとても嬉しくて。
そう言われただけで、あぁ、じゃあ白選ぶわ、俺。って、言う。
我慢したけど。

(-82) 2013/05/13(Mon) 15時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
そういや、また、苦しんでる子になった。

シオンシオンと連呼しているせいか、ぼく地球の紫苑みたいになってきたよーなきがするんだが。

(-83) 2013/05/13(Mon) 15時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[薔薇の香りが罪人に問いかけた後、
眼帯を落としその腐った肉に爪を立てる。
粘着質な音と一緒に肉がこそげて骨が覗く。

手に浮かべた天秤は傾き始めたよう。
それを見る目はどんなものだったか]

(217) 2013/05/13(Mon) 15時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…もう……

[この天秤が傾かないことを祈る。
まだ眠りからさめることが出来る今のうちに。

そしてまた目を閉じる。
瞼閉じない黒檀はそのままに。

ロランが広間にきたのなら、また彼を抱き寄せるだろう、
アナスタシアの目を見るために。
そして彼にも問う。
温度がほしいかどうか、と*]

(218) 2013/05/13(Mon) 16時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[黒の主人がロランにも温度を与えようと考えていることは知らない。
もし、ロランが温度を賜ることがあれば、
己の存在価値、存在理由において激しい失望を覚え、その身体ほろぶまで、終わらない自責の念にかられるだろう。

だが、それも無常であった怪物への罪だとなれば、当然の報いなのかもしれない。

望まぬ成就。
それは、この怪物の願いにも訪れるのか。]

(@60) 2013/05/13(Mon) 17時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*
え、いらなかった?(汗)>温度

(-84) 2013/05/13(Mon) 17時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
とりあえず、そうなったらこうなっていくという意思表示を。
できれば回避したいけど、流れで!

(-85) 2013/05/13(Mon) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>206>>207
[サーシャの不思議そうな顔に、また笑いかける。
 温度は寒さだけを感じさせるが、他者にはそうは感じられないのだろうか。
 サーシャの怪我の治療を行っているときにふと、問われ、瞬く。]

 そうですか。
 いえ、別に何もありませんよ。

[些細な、見えない変化。ただ、心の中だけで何かが変わった気がしていたけれど。]

 ああ、これは……。

[理由を紡ぐことは、サーシャにはできない、とふいに思う。
 そう、女を殺し、その恨みで刺されたという話は、サーシャにはするべきではないと…。]

 大丈夫です。もう、治療はしています。
 ええ、大丈夫です。

[治癒しない傷に思うことはあれど、
 今は、賜った温度に、動き出した時計に、何か自分でもわからない心持ちになっていた。*]

(@61) 2013/05/13(Mon) 18時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 礼拝堂 ―

[胸に刺した煙草はまだ口にはしていない。
 礼拝堂につくふと前には、
 吸い方を親切に教えてくれたミハイルの仕草を思い出したりもしただろう。
 彼のことを深くは知らない。
 ただ、何か、こう、悟りきったものがあるような感じもした。

 どちらでもよい答え、というのは、
 ともすれば、どちらでも、同じ道だったということだろうか。]

 ――……ユーリー様

[礼拝堂の扉を開ければ、そこは、また静寂がある。
 薄闇にぼんやり浮かぶ厳かな調度品。

 その中で佇む主人の姿は、清廉さと濡れた質感を伴う淫美。
 やはり目を細めた。]

(@62) 2013/05/13(Mon) 18時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
あ、ええと、書いてないけど、
つまりは、ダニーさん、フランケンです。

ブサイクにしなかったのはすみません。

(-86) 2013/05/13(Mon) 18時頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>209 男の理屈は正しい理屈として、
己が理の通らぬことを告げたのは承知のうえ]

 それが裏切りではないというのなら、
 お前は僕に焦がれる者ではない、そういうことだよ。

[それこそが己が提示した命題]

 愛などないといえばいい。
 それなら代償など求めない。

[理屈の正しさを覆すほどの何かを探す。
愛という言葉にどれほど崇高で尊いものが宿るのか、
――ただの聞こえのよい呪いに過ぎぬのか。

純化された美しいものなどどこにもないのか]

(219) 2013/05/13(Mon) 18時頃

【人】 貴族 ユーリー


[銀を穢した呪いを思えば、それは酷くおぞましい]
  

(220) 2013/05/13(Mon) 18時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
今更ながら、いろいろついてる全裸に吹いた。
メモwwwww

(-87) 2013/05/13(Mon) 18時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 18時半頃


【人】 貴族 ユーリー

[>>209 呟きに返る答えに一度見た。
白と選ぶというのだろうか、歪む痛みの過ぎって、
けれどそれはすぐに消える]

(221) 2013/05/13(Mon) 18時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[人の生に焦がれ、人の弱さを愛しんだ。
その想いが遠ざかっていく気がするのは、
時があまりにも性急に動きだしたせいか。

――いや、確かに何かが割れ砕けた瞬間はあった]

 ……ああ、

[執事の訪れに、ゆると顔を上げる。
緑の薄れた双眸は、雪に煙る月の色、憂いの篭る。
魔の色の濃いのは、血と精の充溢によるものか。
――たしかに白い魔はそこに。

聖壇の上に置き去りになったイコンを執事に示し、まずは礼拝堂を出る]

(222) 2013/05/13(Mon) 18時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 18時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 貴方は、誰の精でもその身体に受け入れるのに。
 身体の清廉さまで求められても困る。

 俺の気持ちまで、勝手に決めるなよ。
 でも、……そうだ。

 今の貴方に、俺は焦がれていない。

 愛など吐かない。
 そんなものは、もう、――。

[気が狂うだけの闇を選べば良い。そう思うのに。
愛などないと言えないのは、まだ焦がれているからだ]

(223) 2013/05/13(Mon) 19時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……貴方がこの目を奪わないというなら、自分でやってやる。

[この礼拝堂を汚すわけには行かない。
ベルナルトを放っていくことも出来ない。
見えない眼を惜しいと思う気持ちは、少しだけ。願いが断たれた今でも、光を求めてしまうから。

苛立ちと思慕と行く当てのない怒りで、見えぬ眼から零れる滴。
出ていく気配に零れたものを拭った]

(224) 2013/05/13(Mon) 19時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[それから暫し。眠るベルナルトの頭を膝の上に載せて、未だ残る精の匂いに息を吐く。
見えない顔を見下ろし、ゆるりと髪を撫で]

 ベルナルトの願いが、叶えば良い。
 叶う可能性があるのなら。

[頬に掌を当てて、眠る顔へ口付けを落す。
2秒の後、顔を*上げる*]

(225) 2013/05/13(Mon) 19時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 19時半頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
どんどん増やされていく



そしてこれミハイルのところに行けるのか 頑張る

(-88) 2013/05/13(Mon) 20時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 20時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 礼拝堂 ―

>>222
[礼拝堂は、血と精と白薔薇の匂いに溢れ、
 白の主人だけではなく、見れば、ベルナルトとニキータの姿。

 ニキータと白の主人のやりとりはただ聞くだけ。
 主人が礼拝堂から出るとき、聖壇のイコンを手にし、そのあとに続いた。]

(@63) 2013/05/13(Mon) 20時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 20時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

― 礼拝堂 ―

[>>210名を呼んでくれる声に、意識落ちる寸前表情が緩んだ。
少し多く血液を失ったのもあって表情は少し青白くなっていた。それでも時間が経てば、少しずつ回復していって。]

 ……う……、…………ニキー……タ……?

[見える天井が礼拝堂のものと気づくのに数秒。
膝枕をされていると気づくのにも数秒。
その相手がニキータと気づくのにまた数秒。

――己が衣服を殆ど身につけておらず、白の主の服を掛けられただけの状態>>188であると気づくのに、一秒。]

 いつから此処に……!? ……っ、

[慌てて身を起こそうとして眩暈を起こし、結局再び膝の上に戻る。]

(226) 2013/05/13(Mon) 20時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 20時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[結局、何のために部屋に来たのかと問えなかった。
ダニールも出ていく気配がする。

結局の所、自分はあの執事以上にもなれないのだ。

ベルナルトの髪を撫でていれば、だいぶ落ち着いても来て。
教会に篭もる匂いに改めて顔を顰めた]

(227) 2013/05/13(Mon) 20時頃

ダニールは、ユーリーの姿に自身の上着を脱いでかけようとするが…。

2013/05/13(Mon) 20時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……ああ。ベルナルト、起きたのか。

[身体にまでは触れていなかったから、どのような恰好なのかはわからなかった。一度軽くなった膝の上にもう一度重みが戻る]

 ベルナルトが、気を失う辺りから?
 その前に、礼拝堂には着いてたけど。

 だいぶお疲れのようだから、起こしたら行けないと思って。

[笑む顔は穏やかに]

 ユーリー様に、だいぶ血を抜かれたみたいだね。

(228) 2013/05/13(Mon) 20時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
今日の落ちを狙うかと思ったら狙えなくてせつない

(-89) 2013/05/13(Mon) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>224 言葉を捉えていたのか否か、
雪のように真白い裸体は廊下を歩きながら、
上着などかけようとする執事を制する。
身を清めにむかう距離などすぐだ]

 お前、聞いていたのだろう。

 たぶん僕は、苛立っているのだろうな。

[温度のないまま音にして、
その苛立ちの理由はきっと執事も良く知る。

彼の抱えたイコンの裏、
短い線のいくつもいくつも刻まれた、
時にはそれは血の滲みを持って――、
あるいは涙もあったのだろうか]

(229) 2013/05/13(Mon) 20時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>229
 はい、聞いておりました。

[白の主人の言葉を聞いて頷き、苛立っているという言葉には、ただ、その揺れる肩を見るのみ。
 抱えたイコンの重さは、その質量だけではなくて。

 長い長い、時のない時間。
 白の主人の永久にも思えた祈りの欠片。
 純血に厭われ、それでも存在としては高貴であった。
 一時では表現できぬ、標がそこにはあった。]

 湯を使われますか。承知いたしました。

[白薔薇の湯の庵は、遠くはない。]

(@64) 2013/05/13(Mon) 20時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

ユリ様の全裸率の高さって。


仕事終わりません……

(-90) 2013/05/13(Mon) 20時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……。

[気を失う辺り、そしてその前から礼拝堂にいたということは。]

 ……ユーリー殿と会ったのか……。

[いくら彼の目が光を映さなくとも、この距離まで近づいていれば白薔薇と精の匂いには気づいているだろう。
複雑な表情を浮かべる。]

 ……ああ。久しぶりだったのに容赦なかったな。
 気を失うまで抜かれるとは……な。

[なのに不思議と肉体の怠さはそんなにない。
頭も、ゆっくりと上げていれば眩暈はしなかったはずだ。]

 …………妙なところを見せてしまったな……。
 ……その、ありがとう。……傍にいてくれて。

(230) 2013/05/13(Mon) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 僕の終わりがどうなろうと、
 最期の時がきたら――…、

[歩きながら、目蓋を伏せる一度。
低く囁く言葉は、呪詛であったかあるいは、
執事の手のする欠片であったか]

(231) 2013/05/13(Mon) 21時頃

【赤】 貴族 ユーリー





 ―――あれだけは、
 そのままに許しておくものか。

(*20) 2013/05/13(Mon) 21時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 会ったよ。その前に、プラーミヤ様にも会って、対価も聞いたし。
 それだけ腹が空いてたんだろうね。
 俺の血は、吸わなかったから。

 それだけ抜かれて大丈夫? 

[もう一度額に手を当てる。冷たくは無く人の温かさだ]

 誰かが、二人のどちらか抱いてたり抱かれたりするのには、もう慣れてるよ。
 ベルナルトは、余りそういう事なかっただろう。

 ……だから、驚いたし。
 ――そんなに、礼を言われることじゃないよ。こうしてると、落ち着くんだ。

[額から、撫でる手は頬に]

(232) 2013/05/13(Mon) 21時頃

ダニールは、低い言葉に、一度目を閉じる。

2013/05/13(Mon) 21時頃


妖精の呻き(村建て人)は、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 21時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 対価を聞いてきたのか……。
 プラーミヤ殿は、何と?

 ……ああ、大丈夫だ。意外となんとかなっている。

[だけれども、額に乗せられる手が温かくて、もう少しだけこうしていたいと思ってしまう。
幸せそうに目を細めた。]

 ……私は可能な限り避けてきたからな。
 身分とプライドだけは高いんだ。

[ふ、と冗談めかして笑い。]

 ……私も、なんだか落ち着くよ。
 嬉しい、……そう、嬉しいんだ。

 目が覚めた時、横に誰かがいてくれるのが、とても……。

(233) 2013/05/13(Mon) 21時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[自分の国では当たり前のことだった。
それが失われ、此処に来て、終わらない夜の孤独を知って。
しかしそれを埋めるために形だけの情交に溺れることはできなかった。
それはあまりにも、王としての自分からはかけ離れた行為だったから。]

 ……独りが嫌でな。
 なるべく部屋に戻らないようにしているんだ。

 それで厨房にいた。
 あそこにいれば誰かしらが私を呼んでくれるからな。
 子供みたいだろう?

[頬を撫でる手に、自らの手を重ねる。]

 ニキータ……。

[名前を呼ぶ声は、甘えを含んだ。]

(234) 2013/05/13(Mon) 21時頃

【人】 貴族 ユーリー

[ゆる、と流した瞳の色は、
爛とした輝きを瞬きの下に押し込めた。
白い薔薇の香る湯殿に至れば、
常のごとく執事にすべて身を任せる。
精を受けいれたその身の奥まで全て]

 ――……、

[やがて、うっすらと目を開けて]

 ……そういえばお前、まだ血の匂いがするね。

[億劫そうにその瞳だけが見下ろした]

(235) 2013/05/13(Mon) 21時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[その理由を、もう男自身も薄々気がついている。

だけど最後のところで蓋をした。
今気づいてしまったら、これまで守り続けてきたものが、全て失われる気がしたから。]

(236) 2013/05/13(Mon) 21時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
>もそっとユリ様の全裸が見たい



wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


多分それニキータが一番思ってるんじゃないの(見れない)

(-91) 2013/05/13(Mon) 21時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 はい

[白の主人の終わり。
 それがもし、早期に訪れるなら、
 託されることがあれば、それを白の代行として遂行するだろう。

 時間の許す限り。]

 ――……傷が今回は深かったので。

[湯の庵で、白薔薇の香りの中、その主の肌を湯で流していく。
 これも変わらぬ常の時間。
 長い指は、主人の奥も流し、その身の内も外も清らに染めていく。

 やがて、湯を流す音が落ち着き、ただ、ひたりと水音が響く頃。
 問いかけられた血の匂いに、そのままの理由を返したが、
 止まらぬ赤は、細い糸を確かにつくり、湯に溶けていく。]

 ――……

(@65) 2013/05/13(Mon) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……光を得る代わりに、陰がなくなるらしいよ。
 白い闇の、完成だ。

[ベルナルトがどんな表情をしているのかは、見えない]

 プライドが高いのに、俺には簡単に抱かれたな。
 落ち着くなら、もう少しこうしててもいいよ。

 ――横じゃなくて、上だけどね。
 いつも、厨房にいたのは知ってる。
 でも、一人が嫌なのは良くわかるよ。

 ……俺も、眼が見えなくなった初めは、音も何もない空間が嫌だった。

[頬を撫でる手に重なる温もりに、呼ばれる名前の響きにもう片手で髪をするりと撫でた]

(237) 2013/05/13(Mon) 21時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 あと……。
 温度を、プラーミヤ様より、賜りました。

[主人には隠せない。水滴落ちる瞼の、むこう、金緑の濡れた眸に告白する。]

 ――……なので、血の匂いはしばらく続くかもしれません。

[その意味を白の主人は理解するだろうか。
 濃茶の眸は、柔く、笑もうとして、ふと、止まる。
 何かいおうとしては、金緑を見ては逸らし、頭垂れた。]

(@66) 2013/05/13(Mon) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ベルナルト、俺の眼を、見て。

[頬に当てた手はそのままに、髪を撫でた手で前髪を避けて緑を晒す。
揺れる視線はうっすらと潤んで]

 どちらの願いが叶うかわからないし、ここから出られたら、忘れてしまうらしいけど。
 俺の色を覚えていて欲しい。

[もうすぐなくなってしまう色だ]

 同じ気狂いになるなら、こちらに残る方が時間が延びそうだから。

(238) 2013/05/13(Mon) 21時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[白い闇。ただの闇よりも想像するのも難しい。
ずっと太陽を見続けているようなものだろうかと思った。]

 ……そうしたい気分だったんだ。
 プライドは高いが、聖人ではないからな。私は。
 気が乗れば、……するさ。

[髪を撫でられ、一度目を閉じる。心地良い。
こんな時間が永遠に続けばいい、と、永遠の安寧を拒んだ心で思う。矛盾している。

そして髪を撫でる手が離れていく。
晒された緑を、下から覗きこんだ。]

(239) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【削除】 亡国の君 ベルナルト

 ……ニキータ。

[両手を手を伸ばし、頬を包むように触れる。
見ている、と、ことばでないもので伝えるかのように。]

 ――――っ、

[白の主を選ぶという言葉。
忘れてしまう。覚えていてほしい。
指先に、僅かに力が篭った。]

 ……忘れない。……忘れるものか。

[叶わないと解っている。
黒の主を選べば、此処の記憶は返さねばならない。
白の主を選べば、男という存在自体が壊れるのだ。

――いずれにせよ最後の砂が落ちた時、
この城の中にいた「ベルナルト」はいなくなってしまう。]

2013/05/13(Mon) 22時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……ニキータ。

[両手を手を伸ばし、頬を包むように触れる。
見ている、と、ことばでないもので伝えるかのように。]

 ――――っ、

[こちらに残る――即ち、白の主を選ぶという言葉。
忘れてしまう。覚えていてほしい。
指先に、僅かに力が篭った。]

 ……忘れない。……忘れるものか。

[叶わないと解っている。
黒の主を選べば、此処の記憶は返さねばならない。
白の主を選べば、男という存在自体が壊れるのだ。

――いずれにせよ最後の砂が落ちた時、
この城の中にいた「ベルナルト」はいなくなってしまう。]

(240) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[一度片手をついて身体を起こし、向かい合う形でもう一度ニキータの瞳を見つめる。
息が掛かるほどに、近く。]

 ……代わりにニキータも、私を覚えていてくれ。
 私の名前を……。

 ……ベルナルト=サヴォイア。
 それが、……私だ。

[そして男は、己の名を晒した。
此処の客人で、料理人の「ベルナルト」だけでなく、
人の世で王として生きた「ベルナルト=サヴォイア」も、
きっと叶わぬ約束を、果たすと誓う。]

 ――――……、

[それ以上の言葉は上手く出てこなかった。
代わりにニキータの唇に、
触れるだけの、少し塩辛い口付けを。]

(241) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
わたしこれミハイルにどう反応したらえんや……

これ、仮初でも受け入れるって空気じゃないぞ……
無理矢理は歓迎ですががが

(-92) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
あとさあ、わたしさあ、
もっと発言短くならない???
これでも削ったとか信じられないよね、3発言だよ??????

(-93) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
独り言でもつぶやいていないとつらい

片思いな挙句に悲恋ってうああああああああ(じたじた)
でも俺は黒の主を選ぶんだあああ(じたじたじたじた)

(-94) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【人】 貴族 ユーリー

[体は淡く色付くほど血で暖められていて、
それゆえ触れる手の違和感に気づくのは遅かった。
淡々と流れる時に不釣合いなむずがる声と、
眉根のわずか寄ったのがそれを感じた瞬間で――。

>>@66 そして言葉には濡れた睫毛が重く瞬いた]

 ――……、それは、
 お前の時が有限になったということか。

[ふさがらぬ傷、血の匂いはしばらく続く。
表情の変遷、人のようなそれに尚眉を潜める]

 しばらくとは、いつまでだ。
 どうして、そんなことに。

(242) 2013/05/13(Mon) 22時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>242

 はい……。
 そうです。

[有限になったということに、頷いて…。]

 ――……しばらくです。
 でも、この賭けの終わりには確かにまだ在ります。
 止まらない、この賭けの終わり。見守る所存です。

[どうして、には眉を垂らす。
 そのようなことができるのは、ここでは、主人たち以外はない。]

(@67) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[広間に訪れたロランはどう答えたか。
ただ彼を抱き寄せて問われただけのことを施すのみ。
求めることが叶わないのは辛いのだろう。
人を見て、そう思うのはやはり何もわかっていないのかもしれない]

行くがいいよロラン。よく学んでおいで。
…無駄にならないようなことをね。


[その髪を撫ぜて額に口付け1つ。
ロランは骨が覗く顔を見て何をいっただろう。
何を言ってもただ制し、触れさせはしない]

(243) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……気がのればってそんな軽く言うな。
 俺は、ベルナルトならいいかって、思ったんだけど、な。

[頬に触れるのは手の形。見られているのだとわかったから、そこにあるはずの森の色を脳裏に浮かべる。
力が篭もるのがわかって、パサリとあげていた髪が落ちる。支えていた手は、ベルナルトの手に重ねた]

 忘れないでいて貰えるなら、うれしい。
 どちらかの選択しか、叶わないのならまだどうなるかわからないけどね。

[穏やかな時間だと思う。
この時間だけは、光の存在を忘れていられるからだ]

(244) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[願いをもつことの許されぬ人形が、
 願いをもつとすれば、

 それは、誰のためか。

 玩具の夢には誰がでてくるのか。]

 ――……温度を、知りたかったのです。

[ポツリと答える。
 そう、少しだけ何かに怯えるように。]

(@68) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 砂が落ちきるまでに、ベルナルトの絵もちゃんと描いておきたい。
 黄色を使っていたのだけど、何色になるか、わからないんだ。ダニールに順番を変えられてしまったから。
 黄色がだめなら、緑で描きたいところだけどね。

 ――?

[手が離れて、膝から重みが消える。
すぐ近くに顔があるのだとわかった。
告げられる名前に頷き]

 ああ、覚えておくよ。ちゃんと。忘れないように、カンバスの板に名前を彫っておこうか。
 ベルナルト=サヴォイ――。

[触れる唇にその身体を抱き寄せる。その温かさを、忘れないように]

(245) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>@67 不可解に眉根の寄るのは、
プラーミヤが施した、それは聞いてわかっている。
しかし何故かとその理由だ]

 それは、
 ……お前が望んだことか?

[執事は人ではないもの、出来すぎた人形。
望まれる答えしか口にしない、存在が]

 その先は。

[終焉の先、お前はここに在るのかと]

(246) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 22時半頃


【独】 庭師 ミハイル

シオンとリーシャが幸せになれば良い。
それは本心だ。


けれど。けれど。
二人が今不幸か? と問われたら、俺には否定できない。


リーシャは俺を選ばない。
永遠にシオンを愛する。

シオンはリーシャを探そうとして死んだ。
永遠にリーシャを愛している。


俺の手の届かない所に、二人は居る。
それは――初めから、分かっていたハズなのに。

(-95) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
うぐ、すみません…仮眠したけどくらくらする。

(-96) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
つらい

つらい(大事なことなので2回)

(-97) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール



 その先は、
 きっと、今のままではもう、在りません。

 針は動き出しました。

[止まらない、血の川はきっと、有限で途切れる。
 そのまま朽ちていく。
 朽ちて、そして、忘れ去られるだろう。

 高貴な吸血鬼と違い、腐った人形は名前も刻まれない。]

(@69) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……温度、

[>>@68 確かに口にした記憶はある、
しかしそれは独り言のようなものだ。
――お前にも温度があればいいのに、と]

 望まれたから、望んだのか?

[立ち上がれば、水の音、肌を弾いて滴の零れる。
答えに潜む、小さな畏れのような何か、口唇をひき結ぶ]

(247) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……私も、

[お前ならばと、思ったのだと。言わない。言えない。
此処まで来て未だに怖れてしまう。
アレクセイのように、それでもいいから傍にいたいと、口にできない。]

 ……っ、……、

[完成したら見せてくれ、楽しみにしている、
言いたいことは色々あったのに、どれも言葉にならなかった。

抱き寄せられ、そのまま肩に顔を埋めた。
こく、と一度頷くのは、名前を掘ると言ってくれたことに対して。]

(248) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
>まだ早い、もそっとユリ様の全裸が見たい、


すいません、調子にのってずっと全裸ですみません。
でも全裸楽しいよ、自由になれるよ。

(-98) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
定期的にアレクセイを引き合いに出す

ここで離れようと思っていたのに、抱き寄せられたら離れられないじゃないか……!
(ごろごろごろごろ)

(-99) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 22時半頃


妖精の呻き(村建て人)は、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 22時半頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
これはサーシャが落ちるのか……?

私じゃないってことしかわからんぞ

(-100) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……

[望まれたから、望む。
 主人に望まれ、主人に与えてやると言われた。

 従順な人形は、それに馳せる。
 禁忌と諫められたことであろうと。

 永久を歩んできたがために、刹那に滅びる憧憬。
 だが……。]

 申し訳ございません。

[出る言葉は謝罪。
 そう、誘惑に耐えられなかった怪物の末路は、容易に想像できて。]

(@70) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
天声とミハイルがきた


やあおかえりやっぱり間に合わなかったよ(震え声)

22時って時点で「これは間に合わないな」って思ったんだ……思ったんだ…………。
どうやって離れよう 離れるきっかけがないぞ どうしよう
厨房に行くきっかけ自体はあるんだけど(喉乾いたとかそんなん)

(-101) 2013/05/13(Mon) 22時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 23時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[──何もわかっていない──……]

私は…何を見て生きていたのだろうね。
結局、何をしたくて…何をしていたのか。

[胸中の刺は未だ奥にささったまま。
銀は僅かの濁りを見せる。
腐敗した片側の呪いが交じるように。

花びらが一枚、静かに落ちた。
カーテンが夜風に翻る時、その部屋に黒い姿は消える]

(249) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
バファ吊りみたくなってごめんなさい。
けれど、サーシャのすべき事が思い浮かばないです。

(-102) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[言いかけた言葉に、問う言葉を飲み込む。
抱き締めたまま、髪を撫でる。頷く頭に、唇を埋めた]

 ――抱き締めてわかったけど、随分と寒そうな恰好してる。
 やっぱり、見えないといろいろ不便だな。

[あやすように頭を撫でてから、ゆっくりと離し]

 服、着ないと風邪を引くな。
 料理を作る人間が風邪を引いたらだめだろう。
 あと1回くらいは、ベルナルトの料理食べたいしさ。

[暖めるように腕を擦った]

(250) 2013/05/13(Mon) 23時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 23時頃


貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/13(Mon) 23時頃


【人】 貴族 ユーリー


 お前が壊れるのなら、
 ――……お前に温度など願うものか。

[人ではなく、けれど人の形で、
人ならざる者と同じ時を傍らにある。
最初の人形を作り上げた者は誰だったのだろう。
それはまさしく慰めではないか。]

 ……有限を前に、
 お前は何かを感じるか?

 終わりを前にして、何を思う。
 せめて望め、……何も望むことなど無くとも。

[人形に意思などあるものか、
それがあると思うのは思い込み、偽りに過ぎない。
しかし真実にしか価値が無いなどと果たして誰が決めるのか]

(251) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 回想・離れの庭園 ―

そう、か。

>>213それでも後悔はないというのは、結末がどうなったとしても全てを受け入れられる強さなのか。
もしそうなら羨ましく思う。自分は片方しか選べないから。

冗談のような自分の言葉を聞いて、頭を掻くミハイル。
肩の傷から流れる血を舐められれば僅かに目を細め。]

そうなってしまったら、仕方がない。
その時の自分が思う、最善を尽くしてくれ。

…っ…。

(252) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

―あぁ

[気遣い出来ず、すまない。と紡ごうとしたら顔を手で覆われ、唇を塞がれた。
本当にするとは思っていなくて。少し灰色を瞬かせた後にゆるりと目を閉じた。]

……ン…。

[三度の口づけが終われば何となく目を伏せたが、相手からはけろりとしているように見えただろう。]*

(253) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
にきたんとべるの当て馬でいいのだと思っているのだが、
妙にえすえすしくなってしまったな……。
人外ロールすると視点も人外になるな。


さーしゃを構いに行きたいなー。

(-103) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ 何もわかっていない。長く生きてきて。
  誰もを拒む。何も拒めないのに。

  呪いといわれた目玉がぎゅるり、滑った音をさせる。
  愛するということは。共にあるということは。
  黙れ。黙れ。 これ以上は、何もいらない]

(254) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ぐ、と目元を抑える。
気が狂いそうな感情が脳裏に渦巻く。

黒の主がそののち在ったのは拷問部屋。
椅子の上にただ空虚な目で。

その部屋に、血の据えた匂いはしない。
漂うなは新しい血の香り。
相容れないものが混じり一瞬でも気が触れそうになった頭、
今、その部屋で何人の使用人を殺しただろう。

幾つもの首が転がる。人であったかわからないような肉片も。

きっと誰もその悲鳴を聞かなかっただろう。
けれど、明らかに城の中に人は減る。
後を濁さない為の準備のように*]
  

(255) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>251
[壊れるなら、望まない。
 その言葉に、主人を見る。]

 ありがとうございます。
 ですが、きっと私はいずれ、

 針を進むことを願っていたでしょう。

[この賭けが始まったとき、
 主人の一人が消えると聞いた時、

 確かに、思った。針が動くことを。]

(@71) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……私は人形から、少し、何かに近づきたかったのかもしれません。

[有限のある命。
 その働きと死を多くみてきて。
 悲しみ、非情、涙も見て………。]

 有限を、温度を得て
 感じたことはあります。
 これを人も、そして、主人らも感じていたのだと、

 思いました。

[そして、ユーリーに笑いかける。]

(@72) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[髪を撫でる感触に、じわりと温かみを覚える。
そうしていれば少し落ち着いてきた。
触れられた場所全てが心地よくて。]

 ――ああ……、そうだな。……実はほぼ裸に近い。

[白の主が掛けてくれていた服もいつの間にか床に落ち、白い肌を晒していた。]

 そうするよ。こんな大事な時に寝込んでいられないしな。

 ……何が食べたい?

[一度離れ、服を拾い上げて着直した。
肌の汗もすっかり引いている。先に調理をしても問題無さそうだ。]

(256) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール




 とても、寒いです。




[白の主人も、黒の主人も、
 きっとこれを感じていたのだと。]

(@73) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 自室 ―

[>>@61何もない、と答える執事。
けれど自分には僅かな変化があったように思えて。]

貴方は何があってもずっと変わらずにいたように見えたから。
この永遠に変わらないように在る世界において、些細な変化はどういう影響を与えるのでしょうね。

[二人の主人達に従う執事の姿は夜の明けぬ城館を構成する歯車の一部のようで。
それらが変化してしまえば、此処も何かしらの変化があるのだろうか。
…恐らくその結末を自分で見る事は無いだろうけれど。]

(257) 2013/05/13(Mon) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

…?

[執事は理由を言おうとして口をつぐんでしまった。
彼にとって何か不都合でもあったか、それとも主人の命令で言わないように律したのか。
不思議には思ったが、彼に言うつもりがないのであれば無理に聞いても無駄だろう。
それよりも既に怪我の方に意識は向かっていて。]

でも傷口が開いているようですよ。
―俺には適切な処置は出来なさそうですから、早く手当をして貰って下さい。

[大丈夫と繰り返す執事を右手で制すると、彼を廊下まで送り出した。*]

(258) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ニキータのいる方向(どこよ)に向かって土下座している

ああああありがとうありがとう
誘導うまいなちくしょう誰だ

ちなみに今回主二人しか中身わかっておりませんね!
ダニールはあの人かな……?ってのはあるけど間違えたら恥ずかしいので黙ります!

(-104) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[望めと言われたことには、少し驚いたように。
 願いを望みをもってはいけない人形は、

 それでも隠していた望みが確かにあって……。
 今、その望みははっきりと形になる。]

 私の望みは……。
 プラーミヤ様と、ユーリー様にこれからも、
 これからも、長く、仕えていくことです。

[きっと寒がりな主人たちに、温度を与えたかったと…。
 それは、矛盾めいたものになってしまうだけど………。]

(@74) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……本当に見えないのが残念だな。

[とても残念そうに言って、服を着る音が響く。
何が食べたいかと聞かれて少し考えた]

 なんでも、ベルナルトの作ったものなら。
 部屋に持って帰って食べたいから、手づかみ出来るようなものでもいい。

 食べてる間は筆を使うし。
 ベルナルトが、作りたいものでも。

[離れた手が少し寂しそうに前で組まれる。
戻るのなら、一緒に行こうと立ちあがって]

(259) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……な、何を言ってるんだ。

[残念そうな響きに少し狼狽える。
こちらは見えなくてよかった。涙の痕が残る頬が赤く染まるのは、恥ずかしいものだ。]

 ならピロシキにしようか。
 具は、何にしようかな……。

[食料庫には何があったかと考えながら、釦を留める。
一番上の釦が行方知れずになっていて、胸元が常より大きく開いた。]

 戻るか。

[手を差し出し、先にニキータを地下の自室に送ろうと。]

(260) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

寝そうだった

(-105) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>@71 人形のままであったとしても、
願うことを望んだとでもいうのか。
言葉は確かに、その人形が近づきたかったという何かに似る。

笑む人形に対して、白の主は眉根を寄せたまま]

 僕は……、
 サーシャの醜い願いを美しいと思った。
 矛盾というのは複雑でとても美しい色だ。
 それは人間にしか持ちえぬ色だと思っていた。

 ――……お前の望みも相当だ。

[>>@74 並び立たぬ願い、
それを奪ったものは誰なのか。
脳裏を過ぎるは――黒の言葉]

(261) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[肌を弾いた水は湯気に乾き始めて。
濡れ髪よりぽつりぽつりと滴る雫だけが、
肩を滑り落ちていく]

 寒いのなら、熱を取れ。

[両腕を広げる、
その望みは与えることであれば
与えられることは望まぬだろうか。

たとえ望まれずとも身を預けるのは、
常とは違う温度を持って]

(262) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 見えたら良いモデルになるのにと思って。
 ピロシキか……うん、あれは美味いな。

[差し出された手に掴まれて、頷いた]

 人に、引いて貰うのは楽だな。ここからだと手をつく壁がなくて割と大変なんだ。

[歩き出せば同じより少し遅い速度で歩く。自室まで行けば黒の絵の具の香りに満ちた部屋がある]

(263) 2013/05/13(Mon) 23時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

マジ良いモデルになるわって思ってるニキータさん

(-106) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[ダニールを送り出せば、机に向かいランプの灯りをつける。

―ひどく身体がだるい。
怪我で出血したのと、砂時計に自分の時間を食われた部分、…そしてミハイルに生気を与えた分もあるだろう。

下唇を右手の人差し指でそっとなぞり、一人ごちた。]

…少しは人の役に立てたかな。

[―広間で彼に幼馴染と間違えられた時、まるでいる事を望まれたように感じた。
妹を亡くしてから、誰かに存在を望まれたと感じたのは久々だった。
今はただ、彼が後悔のない選択を出来るようにと願う。

ふ、と息をつくと机の抽斗を開けて、ヤグルマソウのネックレスと、作品のイメージを練る際に使う画用紙の束、そして鉛筆を取り出す。
―ネックレスを取り出す際にちらりと見えたナイフには一度視線を走らせて、そのままに。

左肩の痛みで槌は打てそうにない。
けれど利き手は無事だから、デザインなら書けるだろう。

机に向かい、思いついたままに紙の上に走らせていく。]

(264) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[やがて画用紙の上に広がったのは、白と黒の薔薇、そして鋏。
砂時計を描こうとして自分は実物を持ていない事に気付き、消した。
別の紙にはヤグルマソウにクローバーが添えられている。
―クローバーは妹が好きだった花だ。彼女は四つ葉を見つけるのが得意で、見つければ嬉しそうに自分のところに持って来てくれた。]

…ーリヤ…。

[自分の選択は正しかったのか。
けれど、ここで悩んでは彼女に叱られてしまう。]

……。

…あぁ、

  眠いな。

[机の上で僅かに休息を取ろうと画用紙を机の端に追いやり。
組んだ両腕を枕にして其処に頭を載せ、

そのまま、眠気に身を任せる。*]

(265) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
眠りにつく前の、ガチってすみません。
残る皆さんが望む選択を手にする事が出来ますように。
(でもどっちかが勝ったら反対の望みは叶わないのか。)

…なが…。

(-107) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>261

 そうですか。
 ならば、私は、少し、

 人らしいでしょうか?

[やっぱり、笑う。
 そして、広げられた腕にその白さに目を細めて…。]

 貴方はお優しい。

[預けられる身体。そこには熱ではないあたたかさがある。
 それに腕を回して、抱き込んでから、そっと離した。]

 身体をお拭きしましょう。
 ――……冷えてはいけませんから。

[そこにあるのは、今までのとおりあった執事の顔で。]

(@75) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
ミハイルは、ほんとうにすみませんありがとうですよ…。

(-108) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ああ、絵のモデルになれるくらいには身体も鍛えていたぞ。

 ピロシキは食べるのも簡単だからな。丁度いい。

[語る言葉は過去形だ。此処では運動を怠っても体型が変わらない。
手を引きながら礼拝堂を出る。久しぶりに外の空気を吸った気がした。]

 だろうな……。寧ろ、よくここまで歩いてくる。
 今何処にいるのかわからなくなったりしないのか?

[些細な疑問を口にしつつ、ゆっくりと歩く。
終わることを惜しむ間もないくらい短い散歩だった。

地下に降りれば、白薔薇の、黒の絵具の香り。
すぐに作ってくるから、と言い残し、男は階段を昇った。*]

(266) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
紫苑は家族が欲しかった。
ミハイルは違うな。

愛して、愛し返してくれる人が欲しかった。
望んで、望み返してくれる人が欲しかった。

そういう点では、ベルナルトとのあのシーンだし、
ダニールが嬉しいと言ってくれたことなんだよな。

ユーリーはどうなんだ?

(-109) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 厨房 ―

[そしてニキータと別れた後、男は厨房の戸を開いた。
手を振るミハイル>>215に、驚く。
人がいると思っていなかったからだ。

少し泣いた痕も、釦が取れ広く開いた襟も、誰もいないと思っていたからこそそのままで来ていた。]

 ……ああ、丁度今からピロシキでも作ろうと思っていたところだ。

[1つ2つ多く焼くくらいなら手間は変わらない。
承諾して、粉を取ろうと上の棚に手を伸ばす。
すると、背から抱き締める感触。
近づけば何の匂いがするだろう。白薔薇と、精と、絵具が、混ざり合って薄く香る。]

 ……ミハイル……?

[伸ばした手を降ろし、振り返る。
言葉の真意を探るように、濃緑はミハイルを見つめた。]

(267) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……言いたいことがあるなら、はっきり言え。

[いつかと同じような言葉で、先を促す。]

(268) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【独】 庭師 ミハイル


終わらぬ白い闇の中。

お前の一番幸せだった頃の夢を、見せてあげるよ。
その夢の中で、終わりを与えてあげる。

 示した選択は、僕自身が望むこと。

 それにね……もうひとつ、

 願いを叶えてしまったら、
 ここには誰もいなくなってしまう。

 ……それはとても、寒い。

ハ。読み返したら。どちらを選んでも、「死」しかなかったwwwwwwwwwwwwwwwww

しまった。しまった。死ぬwwwwwwww
生きるか死ぬかとか書いた気がするwwwwwww

(-110) 2013/05/14(Tue) 00時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
部屋で何か振られそうな気もしたけど

うん、ミハイル待たせちゃってるからそろそろ行く、よ…!

間はあれば回想回しする感じで。

(-111) 2013/05/14(Tue) 00時頃

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生存者
(4人 16促)

ベルナルト
47回
ユーリー
22回
ミハイル
52回
ニキータ
42回

犠牲者 (1人)

アナスタシア
0回 (2d)

処刑者 (3人)

アレクセイ
3回 (3d)
サーシャ
42回 (4d)
プラーミヤ
0回 (6d)

突然死 (0人)

舞台に (2人)

ダニール
18回
ロラン
13回
村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
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