人狼物語ぐたるてぃめっと


359 千受村

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視点:


サーシャサーシャミハイルの間に運命の絆を結んだ。


1日目の夜、魚の跳ねる瑞々しい音が聞こえた。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アナスタシアが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、ベルナルト、アレクセイ、ユーリー、サーシャ、ミハイル、ニキータ、プラーミヤの7名


【人】 細工職人 サーシャ

[近付けば、彼の服の汚れは血である事に気付き、思わず瞠目した。]

…怪我でもしたのか?

[―怪我ではそんな風に血が付く筈がないと分かっている。
けれど、目の前の相手が返り血を浴びるような事をしたとは思いたくなくて。
この城館で嗅ぎ慣れてしまった死臭には気付かないふりを。

そして悩み事かと聞かれれば、緩く首を振って。]

…あぁ、例のゲームの事だよ。
ベルナルトはもう決めたのかな?

(0) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
ですよねー。>お返事書いてる内に日付変更

1日目の夜、サーシャとミハイルの間に運命の絆を結んだ。
あなたはミハイルと運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは殺意満々なのです。

…本当に、この意味合いどうしようね?

(-0) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
は?  「★絆」?
吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(沙*・ω・)

何で邪気じゃないんだと、俺、呟いていたよ、なwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おk、サーシャ…

(-1) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
あれこれチューしたら回復しちゃう

(-2) 2013/05/10(Fri) 00時頃

ミハイルは、ゆっくり20を数え、煙を鼻から出した。

2013/05/10(Fri) 00時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 00時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……そんなところだ。

[>>0男は嘘を吐いた。
きっとサーシャにも真実でないことは容易に知れるだろうが、追求されなければそれまでのことだ。]

 決めた、……ああ、決めたよ。

 だが、まだプラーミヤ殿と話ができていないんだ。
 話して気が変わることは……どうだろうな、解らない。

 ……そういうサーシャは?

[そういえばサーシャが何を願い此処に来たのかを知らないなと思いながら尋ね返した。]

(1) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【人】 貴族 ユーリー

[白の身は許す、と伝えた通りに、男の腕に収まった。
スネグーラチェカ――雪の娘の冷たさで、
けれど白薔薇の清廉な香は甘く柔らかに擽る。

そのしなやかな体は、男の赤い髪が肌を擽るのに、
ひとつ身じろぎして、頬に触れる手に目を細める。
光映さぬ緑の瞳が伺えれば、冷たい指先は口付けを留めるように男の唇に触れる、薔薇の棘の刺した指]

――この手が離れたら、

僕はまずお前のその指を奪おう。
もう他の何にも触れず、他の何も描くことのないように。

それから、お前の映さぬ眼を抉ろう。
光に焦がれるのは、かつてそれが美しいものを見たせいだろう?

けれど、お前の命だけは奪ってやらない。
どれほど懇願されようとも、どれほど惨めで醜くあろうとも。

[薄く笑う気配は、宵風には流れない。腕の中に留められる]

(2) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
段々ト書きの口調がただのシロさんになってきてるのがつらい

たんびなひょうげんがでてこないよー ないよー

(-3) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
MAX20来たよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


( ´Д`)=3 フゥ

(-4) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
問題はダイスをどうやって絡めるか!!!

(-5) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
徐々に殺意が芽生えてくる系か、
それとも何かイベント起こして完全に対立する系か。

企画では、来世で一緒になったほうがまだまし、と思ってる人(つまりヤンデレ?)となっていますが。
それだと彼の願いに共感しちゃう感じかなー。

(-6) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
ダイス、どう振ろうか。
何気にミハイルさんクリティカルじゃ。

(-7) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【人】 貴族 ユーリー

それは、お前の熱を求めるから。
お前の絶望も苦痛も醜さも、全て僕のものだからだ。

[囁く声はかすれるように低く、
けれどやはり笑みの気配を湛えている]

……お前の言ったことは、そういうことだよ。
僕自身を与えるというのは、そういうことだ。

[冷えた指先は、口付けを留めたまま]

(3) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―そう。傷の手当の手助けは必要かな?

[>>1彼の言う事は嘘だと知れても、追及する気はない。
正確には真実を知りたくないのか。恐らくこの申し出は断られるだろう。

そして二つの選択。
どちらを選ぶかはベルナルトはもう決めたらしく。]

そうか…。決断が早いな。
俺はまだ迷っている。

[自分の願いは完全に成就しなければ意味がない故に。
そして最悪の事態になる事を恐れる故に、まだ心は決まっていなかった。
そして、自分も黒の主にまだ会っていない事を思い出した。]

…そういえば、俺もまだ黒の主に会っていないな。

(4) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ――描けなくなった私は、既に私ではありません。
 光がなくとも或いは、と思いもしましたが。

 それにまだ、貴方を選んだわけではない。

[柔く突き放すとその場を離れる。
白を選ぶか黒を選ぶか。

一番恐ろしいのは、描けなくなることなのだから]

(5) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

サーシャは、乱れた心を落ち着けようと、心の中で10数えた。

2013/05/10(Fri) 00時半頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*被ってるのは知ってる!(涙目)
けど、現状ではこれしかないー。
あんまり遅いと駄目だしね。

(-8) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
これ、どっち派かどうやって意思表示するんだろう。
あ、あれ、ログちゃんと読めてない…?
票というと…メモにどっち派か書くのか、な。
それともロルで名言する?

(-9) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 俺が貴方一人の物になるだけで、貴方が俺のものになるわけではないのに。
 そのような一方的な契約、優しくもうれしくもない。
 ただの、地獄だ。

[首筋をガリ、と掻いた。既に傷は残っていないが、以前噛まれた場所。

例えばそれが眼だけであれば。
片腕だけなら。

アレクセイのように心酔していれば、それでも良いと思えるのか。庭を離れて地下へと向かう]

(6) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

ニキータは、早鐘のように打つ心音の数を10聞いた

2013/05/10(Fri) 00時半頃


彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 00時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……いや、結構だ。
 気持ちだけ貰っておくよ。

[サーシャの予想通り、男はその申し出を断る。
服の下に傷など何一つ無いこと、見ればすぐに解ってしまうから。]

 私には選択の余地がないだけだよ。

 私は、……願いを持つことで、私でいられる。
 それを失い、私でなくなった"何か"に、優しくされても……な。

[それは、白の主でなく黒の主を選んだというのと同義。]

 サーシャもか。
 ……私は後で食事を主殿の部屋に運ぶように言われている。

 その頃合は避けて来るほうがいいだろう。

(7) 2013/05/10(Fri) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――いつ呼ばれるか解らない。
 私はそろそろ行くよ。

[一応、厨房には何も知らない使用人を一人控えさせている>>0:271
男が戻らずとも黒の主の食事が遅れることはないだろうが、それでも気がかりではあった。

引き止められなければ、振り返ることなく。
そのまま廊下を曲がり、自分の部屋へと消えていく。**]

(8) 2013/05/10(Fri) 01時頃

【人】 貴族 ユーリー


 ひとつ、お前は勘違いをしている。

[不遜な男に最後投げる言葉は]
 
 お前たちは願いを叶えに訪れている。
 そのお前たちに選ばれようというのなら、
 
 僕の示す選択肢は過ちだ、そうだろう?

[笑む気配は宵風に流れていく、
そして足を運ぶのは――己の薔薇園、白の咲く]

(9) 2013/05/10(Fri) 01時頃

ベルナルトは、2歩進んで、一瞬だけ足を止め、再び歩き出す。**

2013/05/10(Fri) 01時頃


貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 01時頃


【人】 細工職人 サーシャ

―化膿したりしないように気を付けて。

[ないであろう傷の心配をするのも変な話だが、僅かに目を伏せてそう伝える。
選択の余地がないと、いう言葉には少し驚いて目を瞬かせる。目の前の男は強いと思っていたから。
それ程までの願いとは一体何だろうかと思いつつ、彼の選択した方が知れ。]

…そうなのか。ベルナルトの願いが叶う事を祈ってる。

[そして黒の主の食事の事を聞けば、僅かに笑んで]

…教えてくれてありがとう。
訪ねるのはもう少し後にするよ。

[黒の主の元を訪ねるのは、久しぶりな気がする。
うっかり機嫌を損ねないようにしなければと思いながら礼を言った。]

(10) 2013/05/10(Fri) 01時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
王子引かなくても死なないような気がしてきた



[まあRP村で初回吊り襲撃されることほぼ無いですからね]

(-10) 2013/05/10(Fri) 01時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 01時頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
全裸強調しなくていいからwwwwwwwwwwwwww>ユーリーメモ


あかん
この耽美ィな村でも全裸…… さすがやでえ

(-11) 2013/05/10(Fri) 01時頃

【人】 細工職人 サーシャ

あぁ、いってらっしゃい。

[彼に役目があるのならば、それ以上引き留める事はない。
そろそろ行く、と言って歩いていくその背中を見送った。**]

(11) 2013/05/10(Fri) 01時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 01時頃


【人】 貴族 ユーリー

―白の薔薇園―
[白薔薇を穢す血の匂い、
いまだ 片付けられて はいないよう。
白の薔薇は白の主を傷つけることはない、

色の無い枝葉が揺れる、
血臭纏うアレクセイのすぐ傍ら土に触れる姿>>1:282を見出せば、
ゆるりと瞬き、その足を止めた。

衣服纏わぬ姿を恥じるでもなく、見やる*]

(12) 2013/05/10(Fri) 01時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[覚醒は唐突に。
闇に沈んでいた意識がもどるのと同時に、閉じていた瞳を開く。

虚空をぼんやりと見つめていれば、遠くに聞こえるぼやきの声>>278]


…………使用人でも呼べば良いのに。
この城の者たちはよく躾られていますから、
すぐに飛んできてくれますよ。


[身を起こしながらぼやく声に答える]

(13) 2013/05/10(Fri) 01時頃

アレクセイは、身を起こす際、白薔薇の花弁が18枚が散った。

2013/05/10(Fri) 01時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[自分のことをぼやいている事は分かった。
見捨てておけばいいのに、捨て置くことのできないミハイルの人間くささに、
己も昔はそうだったのかと過去を思う]


…………?


[白い薔薇をかき分ける足音を聞き、黒曜石はそちらへと。
一糸まとわぬ白の主の姿を認めて、息を呑む。
黒の主とは対照的な美しさを持つ異形の姿に、じり…と後退った]

(14) 2013/05/10(Fri) 01時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 01時半頃


【人】 庭師 ミハイル

……おー、ようやく目ぇ覚ましたか。
襲われたんじゃあるまいし、こんな所で大声出せねぇって。

[夜風ばかりに吹かれ、月光ばかりを受けて。
 これだけ綺麗に花を咲かせるなんて。
 土は柔らかく、口に含めば知らぬ味がした。

 肥料についてはロランという者が詳しいとダニールから教わったが、庭に居ればいつか会えるだろうか。

 見上げ、溜息を吐く。


 ――と。視界に入る姿を見て、ポロっと口から煙草が落ちた。]

……

(15) 2013/05/10(Fri) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 お前、
 随分な姿をしているね。
 ……早くその身を清めてはどうだ?

 それとも、望んでその姿であるのか?

[>>14 後ずさるその様子に憐れむような色を金緑に浮かべる、
添えられる言葉は、その黒の残り香に]

(16) 2013/05/10(Fri) 01時半頃

【削除】 騎士子弟 アレクセイ

襲われぬとは限りませんよ。
私はあの方が命ぜれば、それを厭いませんから。


[拷問部屋で女たちを手にかけたことを思い出し、
血塗れた手を見下ろした]


………ユーリー……殿…。


[乾いた声が紡ぐ、白の主の名。
薔薇園を血で汚した事への叱責を受ける前に、
彼の異形がミハイルへとその意識を向けているうちに、
辞しようと、
無意識に薔薇園の出入口の方へと視線が泳ぐ]

2013/05/10(Fri) 01時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

襲われぬとは限りませんよ。
私はあの方が命ぜれば、それを厭いませんから。


[拷問部屋で女たちを手にかけたことを思い出し、
血塗れた手を見下ろした。

白の主の言葉へは、胸元へと手を当て瞳を伏せて]


白薔薇を汚してしまい、失礼いたしました。
どうかご容赦を。
すぐに去ります故に。


[望んであるのかと言う言葉には、是も否も口にせず。
ただ曖昧な笑みを浮かべるのみ]

(17) 2013/05/10(Fri) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[アレクセイが起きたら、馬鹿と言おうと思っていた。
 何の為に城に来たんだ。罪だの何だの言っている暇があるのか? と。]

……

[月光に照らされた白薔薇の如く、
 美しい――と、不覚にも思って しまった。]

っ!

   ゆ、ユーリー殿!?
これはご機嫌うるわし……く   


いや、その  その格好   は

[上着を1枚脱いで叩き、視線を逸らして差し出す。
 既に姿勢は正し済だ。]

(18) 2013/05/10(Fri) 01時半頃

【削除】 貴族 ユーリー

[薄闇の白い薔薇園、
たたずむ白の肢体は月の淡さに夜に馴染む。
硬質な色のけれどしなやかなその身は、動かぬまま、

ただ一度ちらと――男の口から、
煙草の落ちるのに視線だけを流した]

 去るだけでは、だめだよ。
 お前の汚した薔薇を摘みとって、部屋にお飾り。
 捨てられては、薔薇がかわいそうだからね。

[曖昧な笑みに返す言葉は柔らかく、
けれど拒否を許すものではない]

2013/05/10(Fri) 02時頃

【人】 貴族 ユーリー

[薄闇の白い薔薇園、
たたずむ白の肢体は月の淡さに夜に馴染む。
硬質な色のけれどしなやかなその身は、動かぬまま、

ただ一度ちらと――男の口から、
煙草の落ちるのに視線だけを流した。
>>17 そして黒の香の残る血臭の先へ視線を戻す]

 去るだけでは、だめだよ。
 お前の汚した薔薇を摘みとって、部屋にお飾り。
 捨てられては、薔薇がかわいそうだからね。

[曖昧な笑みに返す言葉は柔らかく、
けれど拒否を許すものではない]

(19) 2013/05/10(Fri) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

――莫迦だろ。あんた。

[結局、我慢出来ずに言ってしまった。>>17

見返りが欲しい訳じゃないだろ。
ただ、声をかけられるのが、命令されるのがそんなに嬉しいのか。

―――狂ってやがる。正気の沙汰じゃねーよ。

(20) 2013/05/10(Fri) 02時頃

【人】 貴族 ユーリー


 機嫌は……、
 麗しいかな、どうだろう。

[言葉につまったような男の様子に、
頓着することなく、返す言葉には否定の滲む]

 格好、
 ああ、夜着を裂いてしまってね。

 ――……、何を。

[うやうやしげに差し出された上着に反応は鈍い、
当然受け取るために、手を伸ばすことも無い。
金緑の双眸は、降る月灯りと同じ程度の静けさで]

(21) 2013/05/10(Fri) 02時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[男の部屋に黒の主が訪れることはない。
だけど部屋に飾るということは、白の薔薇を身に纏うのと同じこと。
それがどれだけ黒の主の不興を買うか知っていての言葉なのだろう。
ぎり、と奥歯を噛み締める]


……わ、かりました。
仰るままに。白の主……。


[拒否を許さぬ柔らかい言葉に、噛み締めた歯の奥から、
搾り出すように答えて。
首部を垂れ、赤く染まった白薔薇を手折り腕に抱く。
一輪摘む毎に纏わり付く白薔薇の香気を苦く思いながら]

(22) 2013/05/10(Fri) 02時頃

アレクセイは、ミハイルの言葉には答えない。

2013/05/10(Fri) 02時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[穢れた薔薇を摘みながら、ミハイルの方を見る。

自分が愚かな事など分かっている。
自覚してなお、求めてしまう心を止めることができないだけだ。

犬が飼い主にしっぽを振るように、
ただただ黒の主の寵愛を求めることが狂っているというのなら、
狂人の謗りを受けようと別に構わなかった]

(23) 2013/05/10(Fri) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

あー、いや……

[アレクセイが血塗れで居るんだ。麗しい筈がない。
 上着は受け取られずに風に揺れる。]

はぁ、裂いた……。いやいや、何も着ないで外を彷徨くのは変態か獣ぐらいなもんだからさぁ、こんなんでもせめて羽織ってくれよ。ほら。

(24) 2013/05/10(Fri) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

[ユーリーに上着を差し出しながら。
 言われた通りにするアレクセイの背を、摘まれていく薔薇を見た。>>23

 目が合い、俺の方から目線を外した。
 何がそこまで狂わせたのか、知りたくもなかった。

 ほんの少し、滲むのは羨ましさ。]

(25) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[血で穢れた白薔薇を全て摘み終える。
シャツの布地越しに薔薇の刺が腕の肉を食むけれど、
それは顔に出さぬまま白の主へともう一度退出を告げる。]


それでは失礼いたします。
ご機嫌よう、白の主。


[恭しく頭を下げるも、
この厄介な白薔薇を以下に処分するか、
それだけが頭の中を占めていた*]

(26) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……随分と赤い薔薇になってしまったね。
 今度、お前の部屋にこの薔薇を見にいこうか。

[血汚れを纏うアレクセイの胸に、
抱かれる薔薇を見やって、ゆるりと微笑む。
――そこに温度のないのは、常のこと。

それから、ようやく>>24上着差し出す男に顔を向けた。
その言い様に、首を傾げる]

 僕の庭でどんな格好でいようが、僕の勝手だよ。
 それに、袖の通し方など忘れてしまってね。

[その要因はいわずもがなで、
機嫌の麗しくない要因でもあったやもしれず]

(27) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[立ち上がっても近寄れないのは、吸血鬼だからだ。
 肉ごと抉って、血を飲む。同じもんだろ?]

……あ、あぁ。そうだ。
俺、死んだ庭師の後任になったので。よろしく。

もうひとつ、聞いておきたいことがあって。

(28) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……お前は、
 服を着せるのは得意?

[笑う気配を滲ませて首を傾げた**]

(29) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

ユーリーは、ミハイルの問いかけの言葉の続くのには、ゆるりと瞬く**

2013/05/10(Fri) 02時半頃


貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 02時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

……ご冗談を。
私の部屋になどいらっしゃっては、白の主。
貴方が穢れてしまいます。
この薔薇たちのように。

[冗談ともつかない温度のない言葉へは、ゆるりと首を振った。
慇懃な言葉の裏に、警戒と拒絶を織り交ぜて。
男はそのまま足早に庭園を後にした**]

(30) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 02時半頃


【人】 庭師 ミハイル

[離れていくアレクセイを見送り。
 力なく腕を降ろしかけ。]

……はぁ。人並み程度には。

[背に回り、片腕ずつ袖口に入れて貰う。ぐと持ち上げて肩にかけた。
 次は正面に立ち、カーディガンのボタンを上から順にかけていく。
 全部止めてしまえばぎりぎり隠せるな。]

……ゲームの、ことで。
何だか随分と賭けにならないことをしているなと思って。

(31) 2013/05/10(Fri) 02時半頃

【見】 玩具 ロラン

── 使用人部屋>>0:@34>>0:@35>>0:@36 ──

[──プラーミヤに目玉を抉られて後。
使用人部屋に戻っていたロランは、入って来た緑柱石の執事の柔い声を聴き、人形の首を傾けた。ぽっかりと開いた眼窩から、首の傾きと同角度に紅い血の涙が流れる。

人形とは言え、ヒトの様に痛みはある。
何時も、身体のパーツを入れ替える時、記憶が飛んでしまうのは何故だろう。どうやってこの部屋に戻って来たのかも覚えてはいない。

抉り出される瞬間の言いようのない恐怖は胸に焼き付いていて。
けれども、その口元は、父のようでもあり、兄のようでもあるダニールの暖かな声音ににっこりと綻ぶのだ。]


 ──……勉強……?
 はい。
 でも、1人では分からない所が色々、たくさん。
 忙しいと思うけれど、また、教えてください、ね。

 僕も、はやくダニールみたく、
 ご主人様達のお役にたてる「もの」になりたい。

(@0) 2013/05/10(Fri) 04時頃

【見】 玩具 ロラン

[何時も頭を撫でてくれる手のひらに身を寄せ、紅い空洞の両眼でダニールを見上げた。]

 あ

 ダニールは、ユーリー様の所に居たんでしょう。
 清廉で居て甘過ぎて、頭がおかしくなりそうな……そんな香りがする。

 今日のユーリー様のお食事は、誰、だったんだろう。
 アレクセイ、ニキータ、は順番的に違う気がするから
 ──サーシャかな?
 ねえ、当たった?


[身を寄せてすんと鳴らす鼻は、白の寝室での出来事を容易く嗅ぎ当てる。流れた血で端が紅く染まったくちびるを、背伸びしてダニールの耳元に寄せて笑う。
それから、アナスタシアを含む三人の召使いを生きたまま、黒薔薇の主人の元へ連れ行く事になると聞けば、]


 アナスタシアの瞳を、
 僕が貰うようにと──プラーミヤ様は。
 って、ダニールは知ってるよね、勿論。

(@1) 2013/05/10(Fri) 04時頃

【見】 玩具 ロラン

[>>0:@37「御意に」と言う短い言葉と、衣擦れの気配に、ダニールが黒薔薇の主人が待つ拷問部屋へ向かう為の、着替えなのだと理解する。白薔薇の主人が現れてからは、使用人達の着替えも馴染みの儀式になっていた。]

 僕は……
 はやく、貴方みたいになりたいんだ、ダニール。
 成れるのか分からないけれども。

 嗚呼、僕は、目玉が届くのを待つように言われた>>0:50から、待つ、ね。

[座り直しダニールを見送って。]

(@2) 2013/05/10(Fri) 04時頃

【見】 玩具 ロラン

[それから暫くの間、ロランは使用人部屋でダニールに言われた勉強を再開した。していると言ったものの、ダニールにはまだまだ足りない自分が歯がゆくて。鼻歌を歌いながら、時に眉間に皺を寄せながら、極寒の地の小国同士、血で血を洗う歴史に想いを馳せ、古い書物で歴史と地理と語学を学ぶ。拷問部屋で阿鼻叫喚の地獄をアレクセイが作り出していたのとは対照的に。

ダニールが戻るよりはやく、使用人部屋の小窓から外を覗いたのは、]


 あ、れ?
 ……──白の薔薇園に、
 爛れたような、
         血の におい。
 プラーミヤ様がたわむれに、誰かを逃がした?


[黒薔薇の主人の命であればそれも有り得る。だがもしも、誰の許可もなく、庭の白薔薇を血で穢したものが居たならば、それは赦される事ではない──と。]

 ──……
 もし──、なら、
        だ、め、だ、よ。

[ゆらり。長い前髪が椅子から立ち上がるロランの虚ろな眼窩を隠す*。]

(@3) 2013/05/10(Fri) 04時頃

ロランは、白薔薇の園──庭へ。

2013/05/10(Fri) 04時頃


【見】 玩具 ロラン

── 記憶:眼窩を抉る主人の爪の銀>>0:41>>0:48>>0:50 ──

[爛れた様な精臭と血が混じった匂いが、白の薔薇園の方角から確かに漂って来る。
片目が失われている所為か、常よりも鮮明に匂う心地がする。黒ではなく白の園と言うのが、意外ではあった。
早足で歩く度、処置をせずに居る眼窩が鋭利な刃物で抉られる様に痛む。]


 嗚呼、思い出して、来た、や。
 プラーミヤ様が猫を撫でるような声音で、
 優しくやさしく微笑まれて、
 
  僕、は、

(@4) 2013/05/10(Fri) 04時半頃

【見】 玩具 ロラン

[眼球が抉りだされるその瞬間も、ロランが目を閉じる様な事は無かったはずだ。
瞬きひとつせず、幸福そうな笑みを浮かべたまま、どんな刃物よりも鋭利で残酷な主人の切っ先を受け入れる。
その爪の凍ったような冷たさ、繋いだ繊維を断ち切る音が、耳元でプツプツとざわめき、背筋が粟立ち、ロランは喘ぐようにくちびるを開いて、主人の腕の中で背を仰け反らせた。]


 あ、ぁ……──ッ
 プラーミヤさ、まッ
 

[悲鳴を飲み込んだ掠れ声。それでも笑みの形は崩さぬくちびるから、透明な雫が滴り、黒の主人の名を呼ぶ。体液が滴る。]

(@5) 2013/05/10(Fri) 04時半頃

【見】 玩具 ロラン

 ………──
 プラーミヤ様と、ユーリー様
 お二人の大切な賭け事が終わるまでに、
 少しでも、僕は……まともな人形に成らなくちゃ……。

[黒薔薇の主人を見上げるロランの顔に浮かんだ翳りは、永遠に終止符を打つと主人達が決めたにも関わらず、その刻にそぐわぬ自身の不完全さに沈むもの。
震えながら、無意識に押さえる自身の手首は、指先とは皮膚の色が微妙に異なる。]

 嬉しい、の、 です。
 アナスタシアの目玉と入れ替える事が出来るならば。


[凍り付き砕ける以前の眼球の持ち主に感傷は無い。
それが存外とロランのお気に入りだったと言う事も、無いはずだ。
虚ろな眼窩と残った瞳で、体液を舐める黒の主人の銀の月のような貌を見上げ、小さく息を零すようにして頷いたのだった。眠る主人の乱れた髪をダニールがするように丁寧に整えてから、ロランは立ち去ったのだった。]

(@6) 2013/05/10(Fri) 04時半頃

妖精の呻き(村建て人)は、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 05時頃


【見】 玩具 ロラン

── 現在:庭・白薔薇の園 ──

[亡霊の様な足取りで、ゆらり。
白薔薇の園を立ち去ろうとするアレクセイを認めとがめようとして、白薔薇の主人の姿が園にある事に気付く。それから、新しくこの古城を訪れたばかりのニンゲンも。]


 ……ユーリー様。
 あの、遅れまして申し訳ありません。
 その、あの、あれ(アレクセイ)をそのまま行かせて良いのですか?

 
[首を傾けると、紅い涙で汚れたままの片頬と虚ろな眼窩が目立つ。ミハイルが庭師になった事は知らず、黒薔薇を摘んだ者だと言う認識で(ユーリーが許すならば)じっと見詰める事になる。疑うようでいて、ミハイルが城門を叩いた時から変質していないか、確かめるような眼差しで。]

 こちらの彼──は、白薔薇を毟ったりしていません、か?


[賭けについての質問が続くなら、彼等の会話を邪魔したり、口を挟む心算は無く。だが、薔薇を穢したものに対する主人の命を必要としていた*。]

(@7) 2013/05/10(Fri) 05時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[地下室まで戻ってくると、描きかけの絵の前に立った。
急いで戻ってきたから、身体のあちこちをぶつけてしまっている。

乾いた部分の絵具を確かめるように指でなぞった]

 ――……様……。

[落ちる名前はどちらのものか。

一呼吸置いてから指に白をすくい取り、細部を*仕上げていく*]

(32) 2013/05/10(Fri) 05時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

…僕は寝ちゃ駄目だ…orz

いっそプー様が吊られればいいんじゃなかろうかと
思えて来ましたどうしようげふんごふん。
すいませんすいません、反省してます猛省してますごめんなさい

(-12) 2013/05/10(Fri) 05時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 05時頃


【独】 貴族 プラーミヤ

今後の予定

1)ニキータ→光をあげる代わりに陰をもらう
2)アレクセイ→もぐもぐして胃袋で少し一緒にいてあげる
3)サーシャ→記憶をもらう
4)ベルナルト→人との関係性をもらう
(とか考えてるけど未定)
5)ミハエル→生き返らせてもいいけど皆ぞんび。
だって体無いっていうし…。

ってかんじ?

(-13) 2013/05/10(Fri) 05時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

そういえばゾンビに感染した父親が~っていうショートフィルム、
あれはちょっとほろりときた……。
や、ここでは関係ないけど。

(-14) 2013/05/10(Fri) 05時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[人形との口づけや交わりに、黒の主人は何を感じただろう。いや、何も感じなかったか。
 戯れや血を欲する以外で、深く黒の主人が口づけたことなどあまりない。
 もちろん、それに付随して思い出すのは、白と黒の賭け。

 しばらく思案はするが、やがて身なりを整え終えると、彼は懐中時計を取り出して、やや息を吐いてからその針を確かめる。]

 ――……

[動いてはいない。彼の時は止まったままだ。
 確かめると、また懐中時計をしまい、厨房に向かう。

 黒の主人の晩餐のために。*]

(@8) 2013/05/10(Fri) 06時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 厨房 ―

 ――……ベルナルトは調理しましたか。
 そうですか。

[人肉とわからないわけがない。
 それでもなお、それを調理した。

 それは、それまでに願いが彼にとって支えであることを示しており、その事実に一度目を閉じた。]

 では、食事はワゴンに。
 プラーミヤ様の部屋にお持ちします。
 ああ、二人分です。
 それと、料理の説明をさせますので、ベルナルトも同伴するように。

[執事はそれから、ワインセラーに向かうことを告げて厨房を去る。]

(@9) 2013/05/10(Fri) 07時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 07時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 地下 ―
>>32
[地下に降りると、倉庫の扉が少し開いているのに気がついた。
ニキータが絵を描いていることを知らぬわけはない。]

 ――……画材で足らぬものはありませんか?

[声をかける。声だけで執事ということはわかるであろう。
 そして、彼にはあえて、足音を少したてて寄る。]

(@10) 2013/05/10(Fri) 07時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
そういえば邪気悪魔って誰に打ったんだろう(今更)

客人同士で露骨に敵対してるところないしー
っていうか、途中まで俺邪気悪魔っぽかったなと今更 うん

流石に王子に打ってるということはないと思うけど
そしたらじゃあ誰だよ感ががが

(-15) 2013/05/10(Fri) 07時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 自室 ―

[あてがわれた部屋は、長くいる割に着替え以外の私物は僅かしかなく、
ベッドに多少使われた形跡が残るだけだ。
男が寝ると着替える以外の目的でこの部屋に戻ることは殆どない。]

[そのベッドの上に雑に服を脱ぎ捨てると、新しい着替えを取る。最後の一着だった。
また衣装部屋に替えの服を貰いに行かなければな、と頭の片隅に刻んでから、ふと、月光に差し込む窓と机の上を見た。]

(33) 2013/05/10(Fri) 07時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 07時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……母上。

[そこにあるのは掌に収まるよりも更に小さな布袋。
王家にのみ伝わる特別な薬であると幼い頃渡されたそれは、此処に辿り着くまでに死にかけた男を何度も救ってくれた。

布越しに触れる。
――母はどんな顔をしていたか。
男がまだ少年だった頃に夭逝した母の記憶は、父のそれよりも更に遠くなりつつある。

触れる指に硬く触れる感触は、残りひとつだけ。*]

(34) 2013/05/10(Fri) 07時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
ジャストミート、そこ王子か。


といいつつ、投票ないんだよね。
なんかこれはこれでさみしい。

(-16) 2013/05/10(Fri) 08時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 厨房 ―

[執事とはほぼ入れ違いに近い形で厨房に戻ることになった。
>>@9同伴するようにとの指示を淡々と聞く。
結局湯を浴びる時間は取れなかった。
匂い消しに薔薇の香りを薔薇園で貰うことも叶いそうにない。]

 ――……。
 人の肉も等しく捌けるだなんて、狂人だと思っているか?

[共に準備にあたる使用人に薄笑いと共に言葉を向ける。
返答に窮する様を濃緑は流し見て、それ以上は世間話も何もない。**]

(35) 2013/05/10(Fri) 08時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 08時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 09時頃


【人】 庭師 ミハイル

―白薔薇の庭園―

[布地と釦と、指先だけを見る。
 この人に似て、けれども似ていない冷えた皮膚の下は化け物だ。
 尻尾はないようだが、牙はある。]

ユーリー殿のは、……要は、この城の中にずっと居ろって事だろう?
果たしたかった願いなんか叶わないのだと諦めて。希望なんてないと、絶望して。

――そうして、食糧として飼われろと。

[口とは違い、指先は緩慢に。
 釦を全てかけ終われば、この質問タイムも終わりかもしれないから。]

そんなこと――…アレクセイなら選びそうだがな。

(36) 2013/05/10(Fri) 09時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[眠りの中に見る夢は…>>1:248>>1:251]

条件は確かに。けれどそれではユーリーが不憫だろう?
遊びは平等でなければね。
それに…お前達には選ぶ権利があるからさ。

どうせ願いを選べば恨む先すら忘れる。
私は全く構わないがそれは流石に哀れだ。

(37) 2013/05/10(Fri) 09時頃

【人】 庭師 ミハイル

現実は――確かに、悪夢だったさ。

生まれ故郷は目前で消えて、村の住人の殆どが死んだ。
夫を亡くしたアイツを支えてくれるのは子供たちだ。

俺には――何も、出来なかった。
それでも、それでも
……何を対価に差し出したって構わないほど、人間じゃあ叶えられないんだ願いなん、だ。

簡単に――棄てろとか……


[半ばまで済んだ時に、ユーリーへとかかる声の方を見てぎょっとした。>>@7
 平然として立ってやがる。顔と首の色が違うように見えるのは気のせいか?]

(38) 2013/05/10(Fri) 09時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

願いには対価を。
人の命を望むなら、まずお前の命を頂こう。
それを拒むのであれば、お前が望む人は望むとおりには目覚めない。
それだけのこと。
蘇りを望むのは重罪とも知ればいい。

願いを選べばこの城の記憶は返してもらう。
願いの結末を見ても何故そうなったのか知ることもなく終わる。
だからお前達には恨む先もない。

(39) 2013/05/10(Fri) 09時頃

ロランは、ミハイルに向ける視線は変わらず、口端だけを僅かに上げてみせる。

2013/05/10(Fri) 09時半頃


【人】 庭師 ミハイル

そのままって――あんたの方こそ、そのままじゃダメだろ……

[まるで目を抉られでもしたよう、な―――あぁ、プラーミヤはダニールになんと命じていた?

 目眩に襲われ、たたらを踏んだ。]

……毟るなんて人聞きのワルい。まだなんもしちゃいねー。

(40) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

―地下倉庫―
[手先は再び白に塗れて。
静寂の中絵の具を塗る音だけが響く。

それを割る男の声に、手を止めた]

 ダニールか……。
 白い絵の具が、足りない。あと、カンバスに貼る麻布が。

[寄る足音には振り向かず応えて]

(41) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【見】 玩具 ロラン

 ……ん、僕が何んだろう?
 あ、あ、僕の目なら大丈夫。
 アナスタシアが逃げおおせたので無ければ、
 もうすぐ換えを届けていただけるはずだから。

[何でもない事の様にロランが仰ぎ見るのは、古城の拷問室のある方角。
喉を反らせると、継ぎ目の皮膚の色の差が目立つ。
それから再び、血涙の跡が残る顔をミハイルに向けて、]

 ウソ。
 来たばかりの時、黒薔薇の蕾を幾つか毟ったでしょう?
 僕が拾ったもの。

[一歩、じりとミハイルに近付く。]

(@11) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

わかりました。
それでは、次に町に行った時に求めて参りましょう。

見えぬものを描ける貴方のために。

[執事はその横でそう言って、絵を見ている。]

(@12) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

― 自室 ―

[両腕に抱いた、白薔薇だったものを乱雑に寝台の上へ。
血に汚れた薔薇を忌々しげに見下ろし]


これを飾れ、と?
ふ、ふ……。ならば飾りましょう。
私なりに、ね。


[薄く笑うと、部屋を出て使用人に花瓶とあるものを頼む。
怪訝な顔をする使用人は、なれど客人である男の頼みを断ることはなく。
しばしのちに、男の部屋へは精緻な文様の描かれた美しい花瓶と、
麻布の包まれた何かが届けられた]

(42) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 庭師 ミハイル

はん。
「優しい夢」ってのは、つまりあーいう事か?

[釦掛けを再開し、命を待つ男を見やる。痛みはないのか? 笑ってやがる。]

それともアレクセイみたいに「愛している。愛してくれ」とでも?


あぁ、願いを変えさせなくちゃならない分、ユーリー殿の方が不利ではないかと言いたいだけなんだ。俺達に選ばせるだけ選ばせて、負けた方が消えるんだったか?

――で?
ユーリー殿はどっちなんだ。勝ちたいのか、負けたいのか……。
生き残りたいのか、消えたいのか。

あんたも、優しい夢の中に、居るんだろ?

[釦を全てかけ終わった。裾の端を引き、表面を伸ばす。
 顔を上げて、金緑を――見た。]

(43) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[麻布の包みを解き、その中のものを見て男はほくそ笑んだ。
中から出てきたのは、今宵殺されたばかりの女たちの欠片。
黒の主のためにベルナルトが調理したものの残りの欠片を眼下に見て、
花瓶の中に放り込む]


どのように飾れ、とは言われていませんからね。


[鮮度の良い肉片はじわりと花瓶の中に赤い水たまりをつくる。
そこに白薔薇を挿せば…僅かに白い部分を残していたところまで、
茎の切り口から赤を吸い、その色を真紅に染めた]

(44) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……本当に必要になるのか、わからないけどね。
 ダニールも、聞いてるんだろう? ゲームの話。

 ユーリー様を選べば、俺のこの手も眼もなくなる。
 願いが叶わないなら、眼なんぞなくても良い。

 でも、手がなくなるのはごめんだな。

[口で描くか、足で描くか。光があればそれも可能ではあるだろうけど。
見ているらしいダニールの方を振り返った]

 それで、あんたにとってはどっちが大事なんだ?

(45) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[花瓶の上に咲く真紅の薔薇に、男は満足げに微笑む。

白薔薇の香りは血を吸い、甘やかな香りはますます強まり、
血の芳香を惜しげもなく撒き散らして部屋を染める]


…………。


[捨てるも叶わぬならば、お慕いするあの方の好む姿にそれを変えるだけ。
赤い薔薇はこの城での膿んだ時の中で変質した自分自身のようだと、
その花弁にくちづけを落としながら思った]

(46) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 庭師 ミハイル

は? 替え――…?

[何が大丈夫なものか。普通の人間なら――と考えた所で、止めた。>>@11
 余り布を繋ぎあわせて作った袋みたいな。そんな奴も化け物なんだ。]

……あぁ、黒薔薇の方ならな。
あれは間引いてやったんだ。意味もなく俺が毟り取るかよ。

(47) 2013/05/10(Fri) 09時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ロランの元に目玉が届くのは彼とミハエルとの会話の最中かそう離れた時間でもない筈で。
中身にはそぐわない小奇麗な箱に。

アナスタシアの体はその後、やはり料理の一部。
潰れた頭部は黒の主が気に入ったのか、
頭蓋骨と共にしばし広間に飾られる]

(48) 2013/05/10(Fri) 10時頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
手が離れたら、の意味が伝わっていなかったね!

愛するとなったら裏切ったら酷い目にあわせる、といいたかった。

(-17) 2013/05/10(Fri) 10時頃

【見】 玩具 ロラン

 ……ん。
 アナスタシアの瞳の方が美しいから、と。
 でも、勿論、ユーリー様のお気に召すかは分からない。
 完成は、とてもとても、難しくなってしまったのだけど。

 僕は、お二人のどちらかが消えてしまうのは、
 とても寂しいのだけれども、な。

 と、零したら、きっとダニールにも咎められる気がする。
 僕たちの有り様を逸脱していますよって。

[ぽつり、と陰鬱な調子で漏らす言葉。
片目は相変わらず閉じぬままの血塗れの睫毛。]
 
 嗚呼、間引く……。
 あなたが来た日まで生きていた庭師が
 そう言えば、そんな事を──。
 歳で目が悪くなって時々やり損ねる、だがお前、僕は手を出すな。
 土を作るだけにしてくれってね。

(@13) 2013/05/10(Fri) 10時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

眼も手もなくなる。
それは、あの方がおっしゃったのですか?

[ニキータの言葉に柔らかな響きをもって答える。]

あの方は時に口下手なことがあります。
手も眼も、なくなる、というのは、
きっと、貴方だけのものではなくなるということでしょう。

[目を細めて、その絵を見ながら。]

本当に、
似ていますよ。
貴方も白も黒も、

壊れてしまいそうなほど、無防備だ。

(@14) 2013/05/10(Fri) 10時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

どっち?

[つぎの問いには首を傾げる。]

(@15) 2013/05/10(Fri) 10時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[白薔薇を紅薔薇へと変えて満足した男は、
この身を清めようと浴室へ向かう。

姿見の前に衣服を全て脱ぎ捨て、裸身をさらす。
鏡の中の自分は酷く爛れた瞳をしていて]


狂人とはこのような顔をしているのでしょうかね。


[遠い昔に兄と街で見た気狂いの女を思い出し、伏せる瞳。
あの時兄は自分になんと言葉をかけただろうか。
今ではもう、それすらも思い出せない―――]

(49) 2013/05/10(Fri) 10時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*
皆さん本当によく脱ぎますね…眼福。
(にへら

(-18) 2013/05/10(Fri) 10時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>30 血臭が遠ざかっていく、小さく息を吐いた。
満たされた渇望が、冷えていく、うつろ]

 ……魔性に愛を乞うなんて、ね。

[それは飽くほどの時間の中で幾度となく繰り返されたこと。

白の主は愛を与えた者を、閉じ込めて。
そしてその手が離れることを、許さない。
その手が離れたら――裏切りを働くのなら、奪うものはその全て。

真白い雪のように、やわくふりそそぎ、
けれど埋め尽くした果てに、愛で殺す。
光焦がれる者に示した言葉は、そういうものだ]

(50) 2013/05/10(Fri) 10時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 僕は、僕自身の望む選択を示した。 
 ただ、それだけのことだよ。

[>>31 賭けにならない賭け、薄く微笑む。

この檻の中で、
永遠の静寂と安らぎをもたらす。
甘やかで優しい終焉、
絶望も失望も、すべてを塗りこめる、白い闇の眠り。

白の主の示した選択肢とは、絶望の終わり、
――生の終わりに他ならず。

袖を通されるのに、ん、とわずかに眉根を寄せた。]

 お前、執事にはなれないね。

(51) 2013/05/10(Fri) 10時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 10時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 は、そんな言葉の意味ではなかったけどね。
 あんたたちにとって身体はそう大事ではないのかも知れないけど、俺たちにとっては違う。
 簡単につぎはぎなんてできないんだ。

 俺にとって、絵を描くことよりも大事かと言われたら、違う。
 でなければこんなところまで来ていない。

[ダニールの方へ向く]

 ああ、どちらを取るか。黒と白。
 それとも、選ぶ権利などないと思ってるとか?

(52) 2013/05/10(Fri) 10時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[鏡から視線を外し、浴室の中へ。
程よい温度の湯を頭から被れば、透明な湯に赤が混じり、
排水溝へと赤い道をつくる。
シャボンを泡立て、丁寧に身を清めていく。

此の身に残る黒の主の温もりまで洗い流してしまうようで、
それだけが切なくもあるけれど、
白薔薇の香りを残すわけにはいかないから]


…………消えろ、消えろっ。


[擦りすぎて皮膚が赤くなるまで、身を清める作業は続く]

(53) 2013/05/10(Fri) 10時半頃

【人】 庭師 ミハイル

へ、ぇ。

[喉が乾く。部屋の隅で震えていた女の目が、俺を見ていた目が、俺が見捨てた女の目が、其処に填まるのか。――堪らない。薔薇の蕾でも突っ込んでおけば良い。]

美しいもんばかり集めて、はん、最後には何が出来るのかね?

ダニールは願いを持たないとかなんとか言っていたがな。
有り様?
あぁ、使用人は道具も同然か。

[土作り――なんだ、こいつか。]

ロランって、あんたのことか。

(54) 2013/05/10(Fri) 10時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 10時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[ゆるり銀が開けば見えるのは黒い天井。
ふ、と笑みが漏れるが自嘲ともとれそうな。

アレクセイはその願いが成就されないと知って…いる訳もないか。

叶える願いはここに至る理由となった願いのみ。
叶えれば個々での記憶は消えうせる。

それがどんなに焦がれた思慕であっても]

人とは…本当に哀れなもの。
何故願うのか、わからない。

(55) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>36>>38 それから男の言葉を耳にして、
ゆるやかな沈黙、答えを舌に乗せようとして、男の見やる先の影]

 ロラン、声が届いていたのだね。
 随分小さな声だったのに、よく聞こえたね。

[訪れた人形に、白の主は子供に与えるような甘い言葉をひとつ。
紅で汚れた片頬と空の眼窩には、眉根を寄せて、
着せられたばかりの長い袖を伸ばして、それを拭う]

 悪い時に呼んでしまったかな、
 その姿では客人を驚かせてしまう。

 ……ああ、アレクセイ、彼はそうだね。
 僕の薔薇をあれ以上穢したら、そのままにしておけないね。
 薔薇を穢した罪を犯したものには、どうするのがいいかな?

[与えたとて薔薇は全て主のものだ、
定められた道筋に人形がたどり着くように言葉を紡ぐ]

(56) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

なるほど、貴方が光を恋うわけがわかりました。

[ニキータの答えに執事は笑んだ。
そして絵から視線を外す。]

そういうことならば、プラーミヤ様はもっと大事なものを貴方から奪ってしまう気がしますが。

[そこで言葉は止めて。]

絵を描きはじめたのはなぜですか?

[そんば質問をしながら、回答は聴いてももう曖昧にしか返事をしない。]

(@16) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

おっしゃる通りです。
どちらを取るという選択肢は私にはありません。


そもそもお二人の執事であるのが私の仕事です。

[身をそっと引いて行く。]

(@17) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ふと窓の外を見やれば白と黒の薔薇園。
そこに佇む白の主と片目抉った人形と…新参の男1人]

…あぁ。あれが気にいらなければまた抉られるかな。忘れていた。

[さして重要でもなさそうに呟いて。
命じていた肉は毛まもなく届くだろう。
その前にだるさに動く気にもならないのだが]

(57) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【見】 玩具 ロラン

[そうしている間に、青ざめたまま蝋で固められた様な表情をした使用人の手で、ロランの元に小綺麗な箱が届けられる。躊躇い無く小箱を開いて、眼球を取り出し、月明かりに透かしてその色を確かめた。]

 これが、アナスタシアの瞳。
 取り出す時に潰れなくて良かった。

[アナスタシアの眼球を冷たい人形の指先で器用に詰め込む。その手つきで、それが幾度も繰り返された行為である事が伝わるだろう。
異物感と痛みに眉根を寄せながら、その瞳でミハイルをじっと見る。
白薔薇の主人が着たばかりの袖口で、ロランの頬と目元を拭ってくれたので、血は流れていない。]

 ありがとうございます。
 ユーリー様。

[よく聴こえたね、とアルコールに浸した砂糖菓子よりも甘い白薔薇の主人に、そう答えた時のロランの声は弾むようで。ある種の嫌味であるはずの「最後には何が出来るのかね?」と言うミハイルの問い>>54にも、]


 僕も、ダニールみたく、
 ちゃんと最後まで──完成する事が出来れば良いのだけど。

(@18) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【見】 玩具 ロラン

 ああ、
 驚いたお客様の──そう言う顔をみるの。


 好きだ、な。


 心を揺さぶられる時の、ニンゲンの顔とその汗の匂い……。
 でも、大抵はそんな様子も長くは保たなくて、
 だから……──ううん。


 ん、僕がロラン。
 永遠を生きるの主様の為の、人形だよ。

(@19) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【見】 玩具 ロラン

──……
ユーリー様の薔薇を
穢した者に与えるものは、

[首を傾けたまま、静止する継ぎはぎの人形。]

(@20) 2013/05/10(Fri) 11時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……プラーミヤ様の方が酷い条件になりそうなのは、わかってる。
 安い代償で願いが叶うなら、とうの昔に叶ってるさ。

 どちらを選んでも、バッドエンドしか見えないね。

[首を振る。
何故絵を描き始めたのかと問われると、思い出すようにして]

 描くことで、そこに留めておきたかった。
 その形のまま。

 なんて。もう忘れたよ。

[今は描きたい欲求だけがある。
ダニールが身を引くのはわからないが、問われなければ声をかけることもない。
静寂が戻ればまた手を動かしていく]

(58) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[――魔性に愛を乞うなんて。>>50

良しとするのか? 馬鹿だと、思うのか?
ユーリー殿にも居た――いや、今も居る?――だろうに。


……ゲームってのは、面白いからこそだろ。

[選択肢を与え、ただそれだけか。>>51
 子供と一緒だろうと思って袖を通させたが、案外難しい。]

そりゃ、どーも。執事なんて俺には無理だ。

(59) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[そういえば先ほども、庭師の代わりと言っていた。
手入れをするものは死んだようだ、老いた身でこの城にあった。
その皺帯びた手を愛でるように触れたことのある。

人形が庭師に薔薇のことで詰め寄るさまは、
笑みを含めたまなざしで、静寂のまま見つめていた。

男の投げたいくつもの問いに答える前に、
人形の眼窩にはめ込まれるアナスタシアの眼球。
まだ生々しい血の匂いから目を背けるのは、人の真似事だ。

やがて静止した人形の傾き零れた髪を、そうと撫でた。
作りかけの人形は――執事とおなじものになるのか、あるいは、
もっと別のものに、なれるのだろうか。

――たとえば、黒の者の求めて続けた存在に]

(60) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ああ、薔薇のことは、
 お前を呼んだ理由ではないよ。まだ少しお前には難しかったね、
 わからなければ、ダニールにでも、答えを聞いてごらん?

 僕はお前にひとつ、たずねてみようと思うことがあってね
 こちらはそう難しい問いではないよ。

 お前、僕の身体のどこが一番、好ましい?
 どの部品がほしいか、と言い換えてもいいかな。

[言葉は言葉、そのままの意味でしか人形には伝わらぬだろう。
傍らで聞く客人には、どう伝わるかはわからないが]

(61) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 黒の主の部屋 ―

 主殿、お食事をお持ち致しました。

[表情硬いままの使用人を一人連れたまま、黒の主の部屋をノックする。
ダニールが寄り道しているとは思わず、中にいるものと思いながら。]

(62) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[寝台から身を起こし、部屋着を身につけた頃。
ノックと声は、ダニールのものではないとすぐに知れ、
少し首を傾げたが、一言「入れ」とだけ。
アレクセイへ同席の連絡がいっていないのであれば、
あれの部屋に持たせれば良いか。
入ってくるだろうベルナルトを見やり]

お前が、か。

(63) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 考えておいで、
 答えはすぐでなくていいよ。

[人形に言葉を伝えれば、>>59 ゆるりと視線はミハイルに]

 ひとつ、答えようか。
 今、僕がいるのは優しい夢の中ではないよ。 

 絶えた望みのその先で――、
 ただ生きたいと願って伸ばした手が、たどり着いた。
 終わらぬ白い闇の中だ。

 少し……、
 あの子に貰った熱が、醒めてきたな。
 お前、問いの答えが聞きたければおいで。

[薔薇の園からむかう先は、
祈れる者の墓場――礼拝堂だ]

(64) 2013/05/10(Fri) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>58
 ――……ああ、さながら、
 貴方は今、幽霊なのですね。

[去り際に一つ、言い残す。
 理由を忘れてまで、そこに執着する様は、そう彷彿させる。

 そのまま、静寂の中、筆を動かす絵描きを残してワインセラーへ。]

(@21) 2013/05/10(Fri) 12時頃

ダニールは、まさかベルナルトが先に行っているとは思わず、ワインを選んでいたが…。

2013/05/10(Fri) 12時頃


【人】 庭師 ミハイル

[庭園にまた1人、現れる。>>@18
 部屋の奥で見た眸が詰め込まれていくのを最後まで見てしまった。]

……ぁ、 見る    な

[左右で色の違う目が、「アナスナシア」が俺を見る。
 瞼を無理やり降ろして、目を瞑る。
 顔の赤が消えてくれたのは助かった。正直、血はもう見たくない。

 は。ダニールの手は人間の様に温かかったぞ。
 最後まで、完成した――何だって?]


    ……悪趣味な 人形だ。


は。だから――何だよ。

[飲み込んだ先の言葉を促し。薔薇を穢した罰というのは翻れば俺にも降りかかってくるものだから、2人の会話に冷や汗が出る。>>56>>@20

(65) 2013/05/10(Fri) 12時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[扉を開けたのがダニールでなく黒の主と知ると、はて、とほんの僅かに首を傾げる。]

 おや、執事殿が先にワインをお持ちしていると思ったのですが……?

 ……それと、お食事は二人分と伺っておりましたが。
 もうお一方は……?

[疑問を口にしつつも中に入る。
机の上に淡々と皿を並べつつ。]

 ええ、……私ですよ。

[運んできたのは、という意味で。肯定を返す。]

(66) 2013/05/10(Fri) 12時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 おや、もう……。

[黒の主人の声に、振り向いた。
 もう、ベルナルトは部屋に行ったようだ。

 なので、執事は、ワインを一本持ったまま、晩餐の客人、アレクセイの元へ。
 彼の部屋で真っ赤な薔薇を横目で見やりながら、うやうやしく礼をするだろう。
 黒の君の晩餐に招待されていることを告げて。]

(@22) 2013/05/10(Fri) 12時頃

ダニールは、アレクセイを連れて、プラーミヤの部屋に向かう。*

2013/05/10(Fri) 12時頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 12時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

段取りが悪いことだ。構わんが。
客は…泣かせてしまってね。
拗ねているなら来ないのだろうよ。

私が問いたいのは、これらを料理したのはお前か、ということ。

[部屋の黒薔薇を弄びながら銀を向ける。
彼の料理はそう滅多に口にしない。
だから此度は本当に久方ぶりなのだが]

(67) 2013/05/10(Fri) 12時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
ちなみに、負けた主人と心中するつもりでいます。
これ、最初から決めてました。うん。

(-19) 2013/05/10(Fri) 12時頃

【人】 庭師 ミハイル

……ハ。

[こめかみを抑える。欲しがる部品を、眼球と同じ様に奪って――与えるっていうわけか。背が震えた。やるなら俺の見えない所でやってくれ。

 いや、聞かされているということは、俺のが奪われるのか?>>61

ハハ

[……どうでも良い。どうでも。

 ユーリーの答えには何か引っかかる。
 だから後に続いた。別に、ロランから、「アナスタシア」から逃げた訳じゃ――ない。>>64
 バケツから鋏だけ掴み上げ、腰のベルトに差し込んで。]

(68) 2013/05/10(Fri) 12時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[湯浴みを終え、真新しい服に身を包む。
血の香りも、白薔薇の芳香も今はなく、
シャボンの清廉な香りに包まれている事に、安堵の息を吐いた。

部屋に戻れば訪れる執事に目を瞬かせるも]


あの方が私を望んでくださるのですか?
……是非、ご一緒させてください。


[涙を流さんばかりに歓喜に震えて、執事の後に続く。
黒の主の部屋の前にたどり着き、胸を躍らせながら。
執事が打つノックの音を聞いていた]

(69) 2013/05/10(Fri) 12時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*アレクセイがね…わんこに見えてしょうがないの…


くぅ~ん(しっぽぱたぱた)

(-20) 2013/05/10(Fri) 12時頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 12時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 晩餐に誘う相手を泣かせてしまうとは、罪なお方だ。

[く、と口元の笑みを深める。
正された問いにも表情は変わらない。]

 ええ。……人の肉を使った料理は久しぶりですから。
 お気に召していただけるかは解りませんが。

[味見の類はしていない。
――それは、人間である男が踏み越えてはいけない最後の線だと思っていた。

余程不味くなるような調理はしていないが、不安がないと言えば嘘になる。]

(70) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[人形は、己の身体から何かを選ぶことが出来るだろうか。
この金緑の眼球か、この甘い色の髪か、
あるいはもっと別のもの。]

 ……怯えているの?
 別にお前から何かを奪ったりしないよ。
 僕の身体のどこかを、くれてやるという話だ。

 僕は黒の者のような真似は好まない。

[>>68 白の者の与える死は常にユータナジーの静寂の中、そこに愉悦も戯れも何も無い]

(71) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

ユーリーは、歩みながら、ことばはこぼれる。

2013/05/10(Fri) 12時半頃


【人】 貴族 ユーリー


 お前の願いが叶ったらお前は死ぬだろうね。
 そして相手にお前と同じだけの絶望を与える。
 運命とはそういうものだ。
 傾けた天秤を、そのままでは保てない。

 ――……そうだね、僕は、
 お前の一番幸せだった頃の夢を、見せてあげるよ。
 その夢の中で、終わりを与えてあげる。

[手にした白薔薇の清廉な芳香、
幻影をみせるまやかしじみた甘さ。
魔性は、無垢な少女のように微笑んで見せて――]

(72) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 示した選択は、僕自身が望むこと。

 それにね……もうひとつ、

 願いを叶えてしまったら、
 ここには誰もいなくなってしまう。

[伏せた目蓋の震える睫毛、そっと秘密を吐き出すような、
吐息こそ白くは無かったがひんやりと凍えるような白の気配。

天窓から薄暗い虹の影の床に差し込む、
礼拝堂は神の不在を示すようにしんと冷ややかで、
聖壇の上、白の主は腰掛ける。聖なる者のように。

――あの忘れられたイコンは、もうその行方は知れない]

(73) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

涙があるならあるうちに泣けばいいだけだろう。
私にはないものだからね。

…お前はいつもそう冷静だね。
それこそ、泣いたことはないように見えるのだが。

[泣いたことのない黒の主に、泣くという感情はわからないが。
遅れて入ってきた執事と客人に少し口はしを上げ]

お待ちしていたよ客人。
泣かせた侘びにと思い呼んだ次第。
お前とあれが手をかけてくれた「肉」だ。
味わうといい。

(74) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 貴族 ユーリー



 ……それはとても、寒い。

[庭師へと冷えた両手を差し伸べる、
己をとかす温もりだけを求めるように、そっと*]

(75) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

プラーミヤは、アレクセイに手を延べる。抱き寄せるように

2013/05/10(Fri) 12時半頃


【削除】 騎士子弟 アレクセイ

[黒の主の姿を再び目にすれば、胸に去来するのは狂おしいほどの恋慕。
今すぐ縋り付いてしまいそうになる衝動を抑え、
まずは晩餐への礼を]


……いえ。
むしろ私の方こそ無作法をお見せしてしまって、申し訳ありません。


[泣き顔を見せてしまったことを恥じ入るように、頬を染める。
促されて席に付けば、ベルナルトの手によるものだろう。
元はただの肉塊だとは思えぬ料理が宅の上に並んでいて]

2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[黒の主の姿を再び目にすれば、胸に去来するのは狂おしいほどの恋慕。
今すぐ縋り付いてしまいそうになる衝動を抑え、
まずは晩餐への礼を。それから――]


……いえ。
むしろ私の方こそ無作法をお見せしてしまって、申し訳ありません。


[泣き顔を見せてしまったことを恥じ入るように、頬を染める。
差し伸べられたたおやかな手を取り、素直に其の身を黒の主の腕の中へとあずけた]

(76) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 12時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

[涙がないという黒の主に、濃緑を僅かに伏せる。]

 泣いたことくらいありますよ。
 私も人の子ですからね。

 ただ、私は人の上に立つ者として育てられましたから。
 人の前で感情的になることを良しとしない。
 それだけのことですよ。

[浮かべるのはやはり薄笑い。
貼りついてしまったかのような、それ。

やってきた二人――ダニールとアレクセイに礼をして。]

 ……アレクセイ……。

[それ以上掛ける言葉は持たない。
きっと魔性に魅入られた彼に、人の理を説くだけ無駄だろう。
これを料理した男自身も、狂気に半分浸かっているようなものだ。]

(77) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[宅の上にはあの血塗れた肉塊とは思えぬ料理が並ぶ。
これがなんであったのかを知っていて、それでも勧められれば嬉しそうに微笑んでみせた。

もうとうに人の道など踏み越えてしまっているのだ。
人食に嫌悪を示すことなく、美しく調理された肉を口へと運ぶ]


とても、美味しゅうございます。

ベルナルト殿の腕が良いのもあるのでしょうけれど、
黒衣の君とこうして共に食事を取れる僥倖が、
より美味しくさせるのでしょうか。

(78) 2013/05/10(Fri) 12時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

そんなお前が…何故私達の遊戯に何も問わぬのか聞くだけ無駄なのだろうかね。

[腕の中のアレクセイの額に一つ口付け席へと促す。
目はベルナルトに流したまま]

そこまで矜持を持って育ったのなら考えは変わらぬといったところか。
同属の肉をこうにもすることが出来るくらいに。

(79) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 庭師 ミハイル

―記憶:願いの果て―

[選ぶ権利?>>37 勝手に城に来たのは人間の方だと突き放す癖に、願いを持つ事は許し、留め置く。選ぶ権利すら与えられずに死んでいった奴らは浮かばれない。
 何を今更。あぁ、ゲーム――か。]

権利があるとは、それは光栄なことで。


は? 恨む?

[忘れる?  ――哀れ?
 疑問は続く言葉で解消される。>>39

……はは、く ははっ!

(80) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[元は人間あった肉を咀嚼しながら、
薄笑いを貼り付けるベルナルトを見やる。

彼が何を思って男の名を口にしたのかは判らない。

人の理りを捨てて、
彼岸の淵へと堕ちた男に分かろうはずも無く]


………あ。


[額に落とされた黒の主のくちづけに、
恋を知ったばかりの少女のように頬を染めていた]

(81) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 庭師 ミハイル

[一頻り笑った後で、息を吐き、銀の双眸を見やる。]

あぁ   なんだ。    ……そんな事か。

[良かった。正夢にならずに良かった。
 シオンはシオンのままで蘇る。
 別の器が要ると言われたらどうしようかとも不安だった。
 よく似た顔の……サーシャ、とか。]


思い切って聞いて良かった。
逆を言えば、拒まなければ、望む通りに目覚めるってことだろ?
口約束じゃ、ないよな?

代わりに俺が死ねば良かったとずっと思っていたんだ。

だから良いんだ、それで。それが、良いんだ。

(82) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 庭師 ミハイル

城の記憶も要らない。来たばかりだしな。
あぁ、あの薔薇園を忘れるのは少し残念だが……どうせ、次の庭師が来るだろう。
彼女が喜んでくれるところが見れないのは残念な気もするが、まぁ構わない。


何故恨む? 寧ろ感謝したいぐらいだ。
愛している。何度だって言える程に。

[仰々しい程に、両手を広げ。この喜びを感謝を伝える為にハグでもしようか。
 餌らしく血でも流そうか。]*

(83) 2013/05/10(Fri) 13時頃

ダニールは、グラスにワインを注ぎながら、会話は問いがなければ口を挟まない。**

2013/05/10(Fri) 13時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 13時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

確かに、人と席を同じくするのは初めてだね。

…私はお前を愛してやるといった。
だがお前は私に愛するなど言うな。

[不愉快そうでもないがただ銀を伏せる]

…そういった言葉はききなれない。

(84) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[ダニールが去って後、ニキータは少ししてから描く手を止めた。
そしてソファの上へ転がるように倒れる]

 人形に、何がわかる……。

[光を失って後、常に自身は闇の中だ。
自身の存在さえ疑ってしまいそうになる。
いっそ、たどり着けずに野垂れ死んでいた方が、幸せだったのかも知れない。

別の意味で、亡霊のようなものだ、と思う。

乾くのを待ちながら、絵具の散乱したテーブルの上を探る。白と黒は匂いをつけてあるけれど、他の色は皆同じだ。使っていないセットは、置かれた順番で探るしかないのだけれど]

(85) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

分かりました。
ではその言葉は私の胸の内だけに……。


[伏せられる銀。
長いまつげが揺れるのを見て、心がひどく揺さぶられる。

許されるのならその目蓋に口付けたいと思う、けれど。
きっと黒の主はそれを許さないだろうから。唇をきゅっと噛んだ]

(86) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……問いたいことはありますよ。ひとつだけ。
 主殿、貴方が思う、私にとって"望まぬこと"とは何か、と……。

[食事の妨げにならぬように返答はやや控えめな声量で。
躊躇いなく人の肉を口にし、美味しいと言うアレクセイには、
薄笑いを返したつもりだが、顔色は僅かに青褪めていた。]

 …………私の願いは、全てを失うきっかけになったあの日……。
 父を殺された日まで時を遡ること。
 というのは、以前お話したと思いますが。

 ……私は遡りさえできればそれでよいのです。
 私が欲しいのは成功でなく、やり直す機会。
 二度やって失敗すれば諦めもつきましょう。
 たとえ、戻った瞬間に父の代わりに殺されようとそれならそれで本望。

(87) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 そんな私に主殿はどのような代償をくださるのでしょう?

[返答によっては「望まぬ成就」はただの「成就」になる。
その可能性を問う。

男が恐れることはふたつ。
ひとつは、遡り、全く同じ時を繰り返してこの城に戻ること。
しかしその時にはこのゲームの勝敗はついているはずで、
全く同じ時が繰り返されることなどないことは解っている。]

[そして、もうひとつは。
白の主を選ばない理由と同じだ。]

[あるいは男がまだ想像していないひとつがあるのかどうか。
濃緑は、黒の主を探るように見つめる。]

(88) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*
しまった、喜ばれてしまった…

どうしよう(悩

(-21) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[1セットだけあるのは、ここに来た最初の頃のもの。
白と黒だけが使われて抜けている。
指先で探り手に取るのは黄色の。

蓋を開けて香りを嗅ぐ。
油分が抜けて少しばかり固まったそれを、手の上に押し出した]

 ……出してはみたけど、どういう黄色かわからないな。

[小さいカンバスに黄色を載せる。
長い髪で輪郭を縁取る。陰影をつけ、想像する顔をそこに描いた。

黄色で濡れた手を布で拭き、カンバスをソファの下に立てかける]

 理由なんか、いらない。描きたいから、描くんだ。

(89) 2013/05/10(Fri) 13時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…お前が願いの成就を思うも
願いを放棄するも…
どちらにしろその「愛」とやらは今だけということだ。

[手を加えられた味は口に慣れない。
だが目の前で嬉々として人肉を食む気狂いを見ればそれで良いか]

お前も聞きたいことがあるなら今のうちに。
時間はそう長くない。

(90) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―礼拝堂へ―

怯えて……あぁ、そうかもな。
生きたままっていうのは――拷問に近い。

ユーリー殿は違うのか。そりゃ良かった。
吸血鬼っていうのはあーいった酷なモノを好むとばかり。

[肩を竦めた。>>71

へぇ、主自ら人形に?
その金緑でも、心臓でも? 褒美過ぎるな。それは。

何だか人形の所有権争いをしている様にも聞こえる。
暇潰しで忙しそうだ。

[月の位置は変わらない。時折雲が過り、光量を変えるばかり。]

(91) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ベルナルトへは嘲笑を含む視線をなげ]

やり直したい、だったな。
だがその問いに答えては選択の対価が無さ過ぎる。

たとえ時を遡れても、そこに戻るお前がその時のお前とは限らない…かもしれない。

叶うのであれば「その時」に戻れることだろうかね。

(92) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[もしも、ダニールの言葉が真実であるのなら――。

その可能性を考えてしまえばまた迷うだけだ。
ここに、あの闇の近くにいて、彼だけを描いていく日々は、なんて]

 ……。

[ソファから立ち上がると、絵の具を落とすべく水場へと向かうことにした。
白と黒、どちらを描くにしても黄色は色を濁らせる。
今度はベルナルトの顔に触れてから描いてみようと思った]

(93) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

私の願い……。


[兄の救命という願いはとうに変質し、その内に思うのは黒の主ただ一人。

願いが叶えば、此処にいられなくなる事はうすうすと感じていた。
だが黒の主以外の手を取ることは考えられなかった、から]


…………短い時間であれば、なお。
貴方のお傍にお置きください。

(94) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 13時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 今の記憶を有したまま戻れるなら、同じ過ちをせずに済みます。
 ……それは私にとっては得にしかなりませんよ、主殿。

[視線は、そうではないのだろう?と問うように細められた。
曖昧な言葉を確なものにするため、敢えて間違えて反応を窺う。]

 …………戻れるのなら。


[華やかな城下町を、大いなる大地を、誇り高き己が名を。
思い出す。朽ちるなら、この常夜の中でなく、あの場所で――。]

 それ以上を、私は貴方に望みません。

[逃げ出したことだけがただ、後悔。]

(95) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>91庭師の言葉に一度足を止めた頃、月は不変の静の中]

所有権争い?
お前はおかしなことをいうね。

僕は僕が死んだあとの話をしているというのに。

[さらりと流れた言葉は宵の風に紛れた]

(96) 2013/05/10(Fri) 13時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

わからないね。
どうしてそこまで思うのやら。
消えてしまうと分かっているものなのに。

[皿の上のものは着々と胃袋へ。
やはり生肉がよかったかと内心思いながら]

好きにすればいい。
お前は…願いを叶える、でいいのかな。アレクセイ。
どんな形であっても。

(97) 2013/05/10(Fri) 14時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…記憶を有して戻ったとして
望む場所は手の届かない程遠くかもしれない。
お前が戻った時、お前の身に流れる時間は違うものかも知れない。

どちらにしろ、お前に益があるとは言い切れないだろうよ、ベルナルト。

(98) 2013/05/10(Fri) 14時頃

【人】 庭師 ミハイル

人形にユーリー殿のものを与えて、そのままロランがプラーミヤ殿の前に姿を見せられると?


あぁ? 違うのか。
死んだ……へぇ。なんだ、もうゲームに負けた後の事を考えていたのか。

(99) 2013/05/10(Fri) 14時頃

【人】 庭師 ミハイル

願いが叶う前に、死にそうだがな。
プラーミヤ……殿に、それが対価だと言われた。

[怯えも哀しみもない声が出た。>>72
 寧ろ俺は笑っていたのに。絶望――?]

―――は? 何だ って?
どういうことだ、それは。

俺の絶望は……俺だけの、ものだ ろう?

[ゆっくりと首を振る。シオンが生き返ればリーシャは喜ぶ。
 2人と子供たちで、また元の様な幸せを生きれば良い。
 いつまで続くか分からないが、出来れば子供が大きくなって親元を離れたその先までも。]

(100) 2013/05/10(Fri) 14時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

消えると分かっていて思うことを止められるものであれば、
私はこうして、貴方と共に食事をとることはなかったでしょうから……。


[皿の上のモノをきれいに平らげ、にっこりと微笑んで見せ]


貴方以外の手を取ることなど、考えておりません。
どのような形であっても、それが貴方に齎されるものなら、
それは私にとって僥倖なのです。

(101) 2013/05/10(Fri) 14時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――ふ、それは難儀ですね。

[戻る場所が少しずれるくらいなら構わないが、
例えば国外に一人放られでもしたら。
「手の届かない程遠く」と聞いてその可能性に思い至り、薄く笑んだ。
薮蛇を突かぬよう、追求をやめる。]



 …………幸せそうだな。

[そして己のように消去法でなく、
黒の主の手を取ると誓うアレクセイを見て、
ぽつりとそんな言葉が漏れた。

他者の一言に一喜一憂し、傍にいるだけで喜びを感じるとはどういう感情なのだろうか。
理解できないわけではないが、想像の中だけのものはどこか遠い。]

(102) 2013/05/10(Fri) 14時頃

【人】 庭師 ミハイル

……一番の 幸せ       なんて

[それはいつだ? 実らぬ恋だと知らなかったガキの頃か?
 血生臭さとはかけ離れている白薔薇の香りは優しく甘やかで。
 蕾に雨が当たると花開かぬ品種の様。

 諦めたはずの願いを、夢を――
 伸ばす指先は、甘色の髪に届かず落ちた。]


……リー   ……

(103) 2013/05/10(Fri) 14時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[分からない。何故こうも長く、監禁のような状態でいたのに
そのような心境になるのか。
ふと息が零れたのは正負どちらの感情だったか]

…なら、そのままでいればいい。
どうせ短い時間だ。
私は早く結果が見たいがね。

[200年、何も変わらないこの城、
200年を過ぎてやっと望みを覚えられそうなのに]

(104) 2013/05/10(Fri) 14時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

……ええ、とても。


[焦がれてやまない方が愛してやると仰ってくださるのに、
幸せを感じないはずがない。
そしてその方の手を取ることになんの迷いがあろうかと、
ベルナルトへと微笑み、頷いた]

(105) 2013/05/10(Fri) 14時半頃

【人】 庭師 ミハイル

いや、俺の事よりも……。
ユーリー殿は、何を    望んでいた んだ?

[ここが終わらぬ白い闇の中なら。>>64
 優しい夢を、闇の終わりを誰よりも願うのは……?

 建物の中だからこそ、夜冷えするのか。外に出ていた時よりも寒い気がする。シャツだけの腕を摩った。]


……そう  か。寒い  か。

[震える睫毛も、聖壇に腰かける様も、差し伸べられた手も。寂しいと告げられているようで。

 願いが叶う事に浮かれていた気持ちが引っ込み。
 別の感情が湧き出てくる。

 金緑を見つめたまま、傍に寄る。ただ1枚の服越しにもやけに冷たい身を抱いて。伸びた指先は、今度こそ髪に触れた。]

(106) 2013/05/10(Fri) 14時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[黒の主の唇から溢れ落ちる吐息すら、愛おしい。

あの吐息を己のものにしたいという欲が胸によぎり、
早く晩餐が終われば良いのにと思う]


…………。


[そのままでいればいい、と。滑り落ちる言葉に従うように、
食事を終えた男は黒の主の傍へ]


私の願いが叶うその時まで、ずっとずっとお傍に。
黒衣の君……。


[絹糸のように流れるぬばたまの濡れ羽色へと、
恋情と忠誠を誓う口づけを捧げた**]

(107) 2013/05/10(Fri) 14時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 14時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

都合のいいように叶わないとは思うのだよ。
私とて神でもなし、お前達が望むものをそのまま叶えることなど無理さ。

…それでも…思うことは…

[と、そこまでで言いかけた口を止める。必要がないからだ。
皿の上とワインが空になる頃、
満足げに息を吐いた]

お前の料理も久しぶりだった。
たまには悪くない。
ユーリーはいつもこれを口にしていたのかな。

[アレクセイがこの後もこのまま傍にいるなら止めはせず。

この短い会話でベルナルトは知ることができるだろうか。
黒の主が随分と人くさいことを言うようになっていることを*]

(108) 2013/05/10(Fri) 14時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 14時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

[微笑むアレクセイに、浮かぶのは複雑な感情だ。
今が幸福であるならそれでいいのかもしれないが、
これまで築き上げたものを全て放棄して新しい"もの"に変わる。
己が名に固執し続けている男には、それが少し恐ろしくも思えた。

が、表情を変えたのはそれが理由ではない。
黒の主がまるでねぎらいのような言葉を男に掛けたからだ。]

 ……主殿からそのような言葉が戴けるとは。

[光栄です、と続ける声色にも驚きが乗る。
きっと興味などないのだろうと思っていたから。
白の主のことも、また。

晩餐が終われば、皿を片付けて退出する。
ただ美しく嗜虐的だと思っていた黒の主の今までと少し違う一面に、
濃緑の奥は僅かに揺れていた。**]

(109) 2013/05/10(Fri) 15時頃

【人】 貴族 ユーリー

[零れたミルクをかき集めたところで、
それはもとには戻らない、不純物は運命のひび割れ。
ひとつの死が変わらぬものであるのなら、
それによって齎される絶望の量もまた同じ。
理を覆すその歪みによって、むしろそれは増えるだろう。

誰の幸福がひび割れるか、
たったそれだけの違いだ、と。

>>100 そんな答えは言葉にせずとも、気づくだろう。
ひとつの死の齎す罪悪感が、未来永劫幸福に影を差す]

(110) 2013/05/10(Fri) 15時頃

【人】 貴族 ユーリー

[一度落ちた指先が呼ぶ名を捉える。
届かぬものの紛い物――清廉な魔の微笑は静か。
けれど真実にしか価値が無いなどと誰が決めるのか。
夢見る儚さを、その脆さを、白い魔は慈しむ。

――かつて、さ迷い歩いた冬の夜、

遥か彼方に見つけた気がした家の灯りは尊かった。
たとえそこに届かぬことなど、わかりきっていたとしても。

何も救えず、何も叶わず、
ただこの永遠の凍土の氷雪の下に埋もれるのだとしても]

(111) 2013/05/10(Fri) 15時頃

【人】 貴族 ユーリー


 最初は……、
 何を望んでいたかな、

[忘れたことさえ忘れた空白。
千の夜を数える前の願いは、かすかな痛みの残滓だけ]

 人の身に戻りたい、と願ったこともあったかな。
 ………けれどもう、それを願うのはやめた。
 今の願いは、……そうだね。

[白い闇の終焉を願う、そんなことは口にはしない。
見上げた眼差し、金の月の煙るような睫毛を瞬かせ、髪を梳く手にそれは細められた。差し出した手にふれた温もりに、抱かれた腕に安堵するような息を吐く。
その吐息に紛れ、凍える口唇は小さく囁く]

 お前に、僕をあたためてほしいな……。

[その背に優しく爪をたてて、男の肌に口唇を滑らせた]

(112) 2013/05/10(Fri) 15時頃

【人】 庭師 ミハイル

[シオン一人だけが蘇る。奇跡以外の何物でもない。
 俺が居なくても幸せだったはずだ。だから、これからだって……。

 後の事を考え至ろうとして、首を振る。]

やっぱり、人間……だったんだな。
望んでもないのに、吸血鬼なんてものに変わっちまったのか。

[引っ掛かった刺が取れた。
 間近で薫る香に、クラクラとする。背に甘い痛み。肌に触れる新雪の様な――]

俺の、煙草臭い体で良ければ?
……求められるのも、悪くない……

[いつもは求めてばかりだ。男だろ。化け物だろう。
 少しなら、と甘く考え。

 唇を寄せる。触れるか触れないかのところで止め、冷えた息に熱い息を混ぜ。
 花弁に触れるように口付けた。]

(113) 2013/05/10(Fri) 15時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
やだーミハイルさんずるい

といいつつまだどっちに行くのか決めてない
むしろベルナルトに

(-22) 2013/05/10(Fri) 16時頃

【人】 庭師 ミハイル

[浅く深く唇重ね、外で内で吐息を交わし熱を分ける。

 指はカーディガンの裾を掴み、下から釦を外していく。顎から首筋、そして曝した肩と胸部を吸い、袖を引く。白薔薇と月光に囲まれていた裸体が、また俺の前に現れる。]

……は。着せ損だったな

[腰を抱いて身を倒していく。聖壇に敷いたカーディガンの上に。
覆い被さり、リーシャと同じ様に微笑む金緑を覗き込む。指の間を通る髪。]

吸血鬼の暖め方なんて知らないが、人と――女と同じで良いだろ?

[確認を取りながら、肌を撫でるたびにじんわりと汗ばむ掌から熱が奪われていく。
 腹に、肢の内に、側面に、下腹に……。]

(114) 2013/05/10(Fri) 16時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 16時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[地下から上へ、手を洗いに出る。こんな短い時間で二度も手を洗うのは久々で、眼が見えなくなって直ぐの頃が最後だったかも知れない。
手を洗うのも、黒と白なら匂いでわかるけれど、黄色は油の匂いだけが頼りだ。
近くにいた使用人を捕まえて、落ちているか尋ねた。

黄色を使った理由を尋ねられて]

 たまには別のものを描いてみたくなった、だけだよ。

[そう答える。
ニキータが白と黒しか使わないことは、ある程度ここにいる者なら知っていることだから。

何を描いたのか聞かれると、花、と短く口にした。
水場を離れて黒薔薇の咲く庭に出る。
白の絵具と同じ香り。黒には同様に白薔薇の香りを。

最後に黒の絵具を使ったのはいつだったか]

(115) 2013/05/10(Fri) 16時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[人の生とはそぐわぬ魔の渇望が心寄せるものを自ら引き裂く。
人の真似事を続けたところで、己の本質は紛れもなくそこに。
白い闇の中、歪んだ鏡の向こう側には黒の闇、
――――決して交わることのない白と黒]

 ……やっぱり?
 お前に僕の、なにがわかるの?

[>>113 化け物だろう、蔑む心を見透かすような言葉は、けれど純粋に不思議そうだ。
吐かれた言葉は吐息混ざり、柔らかに塞ぐ口付けは苦く一度眉を潜めたけれど、絡みつく熱は心地よく。まだ冷えた指先は、着せられたばかりの服をすべり落とす、庭師の腕を導いた。]

 人とはちがうことが、ひとつ…… あ、

[聖壇の上、甘い色の髪が散る、熱が感染していけば濡れる眦、
咲き初めの花のように綻ぶ清楚な笑みをのせながら、誘うように白い足を絡める。
熱を灯らせてゆく最中に、首筋を一度舐めてやった]

(116) 2013/05/10(Fri) 16時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 もっと……お前の熱を、僕に。

[冷えていた吐息が湿度を持ち始めた頃、
白薔薇もまた熱に甘く優しく、妙なる香りを放つ。
――やがて男の欲が己の裡を満たせば、
その絶頂で牙は優しく男の皮膚を裂き、その熱い血を求める**]

(117) 2013/05/10(Fri) 16時半頃

【人】 庭師 ミハイル

……昔を懐かしむ様なことを言うからさ。
だから、やっぱり。今はそれだけ分かれば充分だろ。それとも、他のことも分からせてくれるのか?

[失言したかと僅かに身を強張らせたが杞憂だったようだ。>>116
 導かれるままに誘われるがままに肌を直接触れ合わせる。首筋に湿る跡。]

ん……あぁ、随分と気持ちが良いんだって?
どうぞ、たっぷり……潤せば良い。
俺の体全部で、暖まれば――良い。

[蕾をゆっくりと開かせていく。氷を溶かし、花咲かせる程の熱を。
花奥の蜜はとても甘く蕩ける様だ。
首に刺さる痛みもまた俺を欲に溺れされた。]**

(118) 2013/05/10(Fri) 16時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
溺れさせた!

シ、シマラナイ、

(-23) 2013/05/10(Fri) 17時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 17時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[薔薇の木に手を伸ばし、棘が刺さらないよう花に触れる]

 ……それでも、俺のものにはならない。

[癒えかけた二つの穴は黒の主がつけたもの。
塞がった穴は白の。

精を捧げたことはない。どちらにも。戯れのような口づけはあっても。
どちらを選んでも願いが叶わないのなら――――**]

(119) 2013/05/10(Fri) 17時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 17時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 黒の部屋での晩餐 ―

[執事は、彼らの話をただ、聞いている。
 口を出すことは一切なかった。

 そして、終わり、食器を片し、ベルナルトと一緒に一旦退出したあと、部屋の外で待機してあった紅茶のワゴンを引いてもどる。
 花や果物の香りなどつけられていない紅茶。
 主人とアレクセイの前にカップを置いて注ぐ。

 そして、置くのは蜂蜜の瓶。]

 ――……この後はいかが致しますか?

[主人から命が降りるならば、そのように。
 何もなければ、二人を残し、部屋を退出するだろう。]

(@23) 2013/05/10(Fri) 19時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 20時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 使用人の部屋へ ―

[いずれにせよ、退出したのち、また執事は懐中時計を出して針を確かめる。その仕草は、ここに長くいるものなら、段々と慣れてきたものだっただろう。]

 ――……今宵、酷く長い夜でしたね。

[使用人の部屋に行けば、
 アナスタシアと二人の女中の死のせいか、部屋はひどく静かだった。それを温度のない目で見つめる。]

 ロランは…?

[ロランはいない。
 そういえば、目はもらったのだろうか。
 前の目も合っていたように思えたのだが、主人の命には逆らえない。
 ただ、今は、なぜか、早く、ロランに成長してもらわなければならない気がする。
 なぜか、は、やっぱり命を賭けるような賭けがあっているからか…。]

 ――……

[そして、使用人の部屋を出ようとした時。]

(@24) 2013/05/10(Fri) 20時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

アレクセイ、少し、目を閉じておいで。

[髪への口づけに。そしてその言葉に僅か表情を変えたのはどれも刹那。
肩にその頭を引き寄せ視界を隠し、ベルナルトヘ逆の手を伸ばす

施したのは少し深い口づけで。4の時を数える]

…褒美だ。
いい忘れていたが…。広間の砂時計はもう見ているか?
あれが賭けの制限時間。砂は落ちながらお前達の気を奪うのでね。
放って置けば一人ずつ意識も奪われよう。
意識を保っていたいのであれば生気をもらうといい。
要らぬなら、誰かにくれてやれ。

賭けは…お前達の望みで決まる。
願いをもち続けるか、それを放棄するか

(120) 2013/05/10(Fri) 20時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
やっぱ、ちゅーこんぷ狙いwwwwですよね。

(-24) 2013/05/10(Fri) 20時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ベルナルトの退室後、アレクセイを腕に暫し留めていたが、
ダニールの紅茶と蜜の瓶を銀に写し]

…アレクセイを部屋まで。少しすることがある。

[紅茶は能く口にしない。そういう気分でもなかった。
もう暫し時をともに、その後は一人の時間を思う。

また黒い花びらが砂時計の伝言>>120を伝えるだろう*]

(121) 2013/05/10(Fri) 20時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>121

 承知いたしました。

[主人に従い、アレクセイが惜しんでも、彼には退出を促す。
 そして、伝言の件もふたたび頷くと、そのまま、自身も部屋を出た。

 あとは、アレクセイを部屋に連れて行ったあと、使用人の部屋に行くことになる。>>@24]

(@25) 2013/05/10(Fri) 20時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

ドン……。
>>@24 
[後ろから一人、使用人がぶつかってきた。
 瞬間、目を見開く。
 ゆっくり振り返れば、涙を流す男がそこにいた。
 額に汗を一筋垂らしてから、その男の顔を殴りつけて振り払う。]

 ――……おまえたち、誰にも言わぬように。

[そのあと号泣する男に一瞥くれてから、
 使用人の部屋から出た。
 その後は自身の部屋にまっすぐもどる。鍵をかけると、その場で背中…腰の上あたりに刺さったナイフを引き抜いた。
 途端、噴き出す血は、赤い。]

 恨みを買いましたね。

[今までにも幾度かあったこと。
 ただ、どうやら少し深く刺されたようだ。
 少しだけ、治癒には時間がかかるだろう。
 今、主人に呼ばれたら、少しだけ、ほんの少しだけ、やっかいだ。]

(@26) 2013/05/10(Fri) 20時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[だが、その男をどうこうしよう気はない。
 ここで、多くの者の願いをきいた。
 ここにたどり着く者の願いをきくうちにそれにはある共通したものがあるのに気がついた。
 そう、様々な湾曲はあれど、そのものがあるがために、人は願い、そして、苦しむ。

 でも、なお、望むもの。

 それを長く考えている。]

(@27) 2013/05/10(Fri) 20時半頃

ダニールは、部屋に閉じこもっている。*

2013/05/10(Fri) 20時半頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 20時半頃


【人】 貴族 ユーリー

[浅く裂いた男の首筋、
喘ぎをもらす口腔にその紅を受けて、震える喉を仰け反らす。
男の欲と熱に充たされて、薔薇が蕩けて微笑んだのはそれより如何程後のことだったか。

飢えていたわけではないから、
噛み傷は浅く、浮いた汗ごと残る赤を舐めとって、
するりと爪立てた腕を解き、男を解放する間際、
口付けをひとつ7――それもまた、何かの真似事]

 ……お前、もうお行き。少し話しすぎだ。

 僕はしばらく、このままで。
 お前のおかげで、随分、温まったから。

[聖壇の上、汗と精に塗れた体で服を敷布に寝そべって、
まどろむ猫のように身を丸めた]

(122) 2013/05/10(Fri) 20時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 20時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
と言うことでまだ決めてないんですけどね

ニキータさんは誰か決めてるんですけどね。
その心情が読めない。

多分ユーリーさんなんだけどね
ベルナルトと袂を別ってしまうのがちょっと

てことはベルナルトなんじゃね
と思わなくもなかったり

(-25) 2013/05/10(Fri) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[使用人がミハイルを丁寧に礼拝堂から連れ出す。
言葉の通り、しばし充溢する熱にまどろんでいた。

天窓の暗い色ガラスから、
降り注ぐのも暗い虹、祈れる者の墓場。

忘れたことさえ忘れてしまった、
ゆえしれぬ痛みに目蓋を閉ざす]

(123) 2013/05/10(Fri) 21時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 21時頃


貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 21時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[ここに来てどれくらい経ったのか、もう忘れてしまった。
それほど長くはない気もするけど、眠った回数は200を過ぎた頃に数えるのをやめてしまった。

黒薔薇の花弁を指で摘まむ。
千切りはせずに撫でて指から離した。

ふと、庭師の姿がないな、と思い当たる。
いつもなら、薔薇園にいれば何かしら声をかけてくる男だった。

死んだことは、まだ知らない。

さすがにもういないだろう、と歩を進めて白薔薇の中に立つ]

 ……。

[同じように花弁を指で摘まんで、離した。
指から香るのは、黒絵具の匂い。
部屋を、それで満たすことをやめていた理由は]

(124) 2013/05/10(Fri) 21時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[暫し独り椅子の上、銀は何を思うか、その目には映らない。
月灯りに似た目の色はいつも凍るような温度を宿す。

胸裏、誰も知るよしもなく、伝えるべくもない。
姿がそこから消えるのはそれからそう長くない。
滅多に…いや、この場に白薔薇が咲いてから近づかない、礼拝堂]

(125) 2013/05/10(Fri) 21時半頃

【独】 庭師 ミハイル

―礼拝堂―

[ここが祈りの場だというのなら、俺は何を祈ろうか。神を祭る聖なる壇の上で、白薔薇の如き魔性に熱と生を捧げた俺が。

 土いじりのしやすいよう短くした爪は何を掻いても柔らかいだけ。
 最後の口付けはことさら甘く、俺の血で濡れた唇が紅の様だった。精の全てを吐き出し、余韻に浸る唇は薄く開いたまま。
 壇を降り、散らした衣服を着ていく。
 最後に残したシャツだけは、丸めた体のユーリーに掛けた。]

あー、それは  なにより。

[何か上手い言葉は出てこなかった。
 乱した甘色を撫で付けて調え、熱の残る濡れた眦に魅入られ啄むようなキスを。

 扉の開閉は静かに。廊下で使用人を捕まえ、暫く待つ。濡らし堅く絞ったタオル、タオルケット、そして夜着の替えを聖壇近くの目につく所に置く。まるで執事の様だなと自嘲を浮かべ。

 キィと小さく音を鳴らし、礼拝堂の扉を閉めた。]*

(-26) 2013/05/10(Fri) 21時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―礼拝堂―

[ここが祈りの場だというのなら、俺は何を祈ろうか。神を祭る聖なる壇の上で、白薔薇の如き魔性に熱と生を捧げた俺が。

 土いじりのしやすいよう短くした爪は何を掻いても柔らかいだけ。
 最後の口付けはことさら甘く、俺の血で濡れた唇が紅の様だった。精の全てを吐き出し、余韻に浸る唇は薄く開いたまま。
 壇を降り、散らした衣服を着ていく。動きは酷く緩慢で。
 最後に残したシャツだけは、丸めた体のユーリーに掛けた。]

あー、それは  なにより。

[何か上手い言葉は出てこなかった。
 乱し絡んだ甘色を撫で付け指を入れて調え、熱の残る濡れた眦に魅入られ啄むようなキスを、残した。]*

(126) 2013/05/10(Fri) 21時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 21時半頃


【独】 庭師 ミハイル

/*
ダニールが、刺された……だと!?

(-27) 2013/05/10(Fri) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[ただ、白薔薇の中を歩く。
その香りに包まれれば、否が応でも思い出す。

それが、嫌だった。
だから、黒絵具は余り使わない。
別の香りをつけようかとも思った時はあったが、そのままだ。

礼拝堂が近くにあることは知っている。尤も、訪れたことは殆どない。何を祀っているのか好奇心から行ったことはあったが、見えない以上意味のないものだった]

(127) 2013/05/10(Fri) 21時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[睦言のような指も口付けも拒まぬままに、
ただ掛けられたシャツだけはしぶしぶと言った様子で、肩に。
身体は熱に倦んでいた、それをあついと思うほど。

やがて漂うようなまどろみが覚める。
しんと静まる空間と己の様相に執事を呼ぼうとして、
――違えようもなく唯一の気配、気だるげに身を起こす。]

(128) 2013/05/10(Fri) 22時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[あの部屋で男が請うた願い>>82>>83

「拒まなければ望む通りに」その言葉に肯定は返さない。
拒めば「望んだとおりには」蘇らない。それは確かだ。
命を戻すにはその代用が必要。それは言い切れること。
男はそして忘れていないだろうか。
黒薔薇は神が愛でるような花ではないことを]

お前が死ねば。確かに生き返らせよう。
だがそれが愛に値するものかは私はわからんな。

[広げられた腕、それを見る銀は冷ややかに。
この部屋で散らした赤を思えば、僅かな血などは求める程でもないのだと*]

(129) 2013/05/10(Fri) 22時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 黒の主の部屋 ―

[>>120皿を片付けるため二人の近くに寄る。
アレクセイに目を閉じろと言うのをさして興味もなく聞いていれば、引き寄せられたのは己のほう。]

 ――っ、ん、……!

[僅かに口の端から漏れた声は、アレクセイにも聞こえただろう。
久しぶりに与えられた口づけは、暫く忘れていた熱を思い出させる。]

 ……いえ、広間はまだ見ておりません……。
 これから見てきます。

[生気の話にはこくりと頷きを返し。
恭しく頭を下げれば、部屋を出ていった。*]

(130) 2013/05/10(Fri) 22時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
もしかしなくても邪気悪魔ニキータでユーリーに打ったのではないかという気がしていて



あっこれどうしよう感すごい
いや別にどうもしないんだけど

(-28) 2013/05/10(Fri) 22時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

──…お目覚は如何かな、白の君。

[白薔薇の香り満ちるこの場は悪い酔を運ぶ。
銀色は金緑を見据え、氷のような指はその髪を梳く]

ここに訪れるのも久しい。すっかり、お前の色に染まってしまった。
お前はいつもここで罪の懺悔でも?

(131) 2013/05/10(Fri) 22時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[一度厨房に戻ったが、まだ残る血臭から今は遠ざかりたくて。
別の使用人に掃除と換気を任せると、男はそのまま広間へと向かった。]

 ……これが刻限か。

[ゆっくりと落ちる砂は、まだ猶予があるように見える。
しかしそれほど長い期間を計るものでもなさそうだった。

視線を移すと>>48、眼球の無い、アナスタシアの頭部があった。
すぐに気づかなかったのは、鼻が血の匂いに慣れすぎていたからか。
目のない女と見つめ合うのも良い気分とは言えず、そっと広間を後にした。]

(132) 2013/05/10(Fri) 22時頃

【人】 庭師 ミハイル

―自室―

……ん ぁ。今、何時―――

[寝台に突っ伏してそのまま眠ってしまった。
 どれぐらい寝ていたのか確かめようと腕を伸ばし、空を叩き、黒薔薇の花弁を掴んだ。
 やけに疲れた――筈なのに、そうでもないのは、生気を分けて貰ったから。
 髪をぐしゃと掻き乱し、ぐっと背を伸ばした。

 窓の外を見やる。白薔薇の手入れがまだだった。
 続けるか……それとも、厨房に行くか。]

(133) 2013/05/10(Fri) 22時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 22時頃


【独】 庭師 ミハイル

/*
>>129
そりゃそーだ。ヒト三人分の血液が流れたんだからな!

(-29) 2013/05/10(Fri) 22時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 22時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[長い時間そこにいれば、城がどちらだったかもわからなくなる。
まっすぐきたのだから逆を辿れば元の位置にでる、とは思うのだけれど。
いつもは迷うほど長居することはなく、又迷ったとしても庭師がいたから。

どちらだろうと足を止めて耳を澄ます。
誰かの足音がしないか、誰かの声がしないか。

香りに軽い眩暈を感じながら、記憶を頼りに戻る道を探して]

 これは、……礼拝堂、か。

[辿り着いた壁は礼拝堂のもの。目印には丁度良く、そこを基点に戻る事は出来るのだが、壁伝いに入り口を探して、それを背に腰を下ろした]

(134) 2013/05/10(Fri) 22時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 22時頃


【人】 貴族 ユーリー

 ――……悪くは無いよ、
 もう、こんなこともないと思えばね。

[得たばかりの熱を奪うようなその指先に、細められる金緑。
急速に冷えていくような感覚に、精で汚れた片身を抱いた]

 僕も、ここに来るのは久しぶりだった……、はずだよ。
 懺悔?さあ、ここで何をしていたのかな、覚えていない。君に酷い目に遭わされた、恨み言でも言いに来てたのかな。

[記憶を探るような間の後に、探ることを放棄して薄く笑む]

 君こそ、こんなところに用があるようには見えないね。

(135) 2013/05/10(Fri) 22時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/10(Fri) 22時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

[少し疲れた、気がする。
単純に暫く睡眠を摂っていないのもあるが、どちらかといえば精神的な疲労だ。
ゲームはまだ続きそうだ。少し眠ったほうがいいだろうか。いや、その前にこの血臭を忘れたい。
このまま寝たら、悪夢を見そうだ。

そう思い湯に浸かるものの、
肉を手にした感触までは中々洗い流せるものではなく。

湯あたりしそうになったので浴室を出たら、行き場がなくなってしまった。
タオルで拭うだけでは乾き切らない、濡れた髪を手櫛で掻きながら、暫し廊下に立ち尽くす。]

(136) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 自室 ―

[人ではない。だけれども、赤い血を持つ。
 そんな人形を仕立てたのは、かの女帝たる吸血鬼。

 プラーミヤとユーリーの記憶にあるとすれば、
 品のよい、貴婦人。もう、きっとかなり年齢を重ねた姿であろう。
 その彼女が気まぐれか、何か、もう、本人は滅びているのでわからないが、確かに何かを願い、それを作った。
 それははじめから人の形はしておらず、その女帝と同じ時を歩みながら、段々と形成していく。
 もう、生きているものでその幼生たる記憶を持つものはないだろう。
 気がつけば、違和感なく、吸血鬼と人間の間にあった存在。]

 ――……

[敏感に感じ取るのは、
 主人が呼ぼうとした気配。
 されど、音としては伝わらず、いずこなのかつかめない。
 いや、いつもならば掴めるのだろうけれど、

 流れる血潮は、まだ止まらない。]

(@28) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

ミハイルは、何をするにも湯浴びが先か、と浴室へ。

2013/05/10(Fri) 22時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

[椅子にかけ、傷口を抑えている。
 使用人は、今は呼べない。
 そう、アナスタシアの恨みを持つものがまだいないとは限らない。今の様子では、また誰が暴走するかわからない。
 それだけ、美しい眼をした女だった。

 自身で、傷をしばって、それから、寝台に座る。少しだけ、何かが心配になって、懐中時計を開く。針は動いていない。それに安堵するが、呼吸はどうしてもやや荒く…。]

(@29) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
おうふ…やってしまった感…。

妹の名前がミハイルさんの思い人と4文字中3文字被るとか泣きたい。
…パッションで決まました…。

(-30) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

もう、ない、か。それは賭けが終わるからかな。
あぁ、私を殺す目処でもたったか。
なら悪くない気分であってもわかる。

私がお前に何をしたのだろうね。
私こそそれを忘れてしまった。
今その身が熱いなら冷やしてやっても構わないが?

[するり、氷の指が頬を撫ぜ、喉を滑る。
香るものに目を細めるのは嘲笑か否か]

用などない。たまにはと思った位。
…互いに相容れなくとも同族には変わりない。
この後どちらにしても掟破る身だ。
たまには寄らない場にいてもいいだろうよ。

(137) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 薔薇園近くの廊下 ―

[―ベルナルトの姿を見送った後、]

…黒の主の元に行く前に、作りかけの細工を完成させてしまおうか。

[ぽつりと呟いて薔薇園を見やる。
此処に来てから、細工のモチーフに使うのは薔薇が多くなった。
この城館には立派な庭園があり、好きな時に見事に咲く華を間近に見る事が出来るから。
自室の机の抽斗に収まっている作品も、薔薇園で着想を得たものも多い。

幾ら綺麗でも、戯れに手折ったりする事は禁じられている。
うっかり折りそうになった時に庭師の男が教えてくれた。
―城館の主の為のものなのだから、当たり前といえば当たり前なのだが。
だからじっと観察をするか、スケッチに残す。

今は何も持っていないから、作業に入る前に近くで見ようと思い、薔薇園の方へと向かう。]

(138) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[ペタペタと靴を鳴らして廊下を歩く。片肩に着替えを引っかけて。]

よぅ、ベルナルト。あんたも風呂か。

――で?

[近くに寄り、手首を掴もうと腕を伸ばす。]

――――――汗でもかいたか? 汚れでもしたか?


女の血……で、でも?

(139) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
ログを見た感じ、
アレクセイ、ベルナルト、ミハイルは黒。
ニキータは白?どっちか不明。思っているのは白の主っぽい。
…バランス…。

今、白と黒の主はお取込み中。

そして、ベルナルトは王子様(仙丹持ち)と見た。
…サーシャ役職RP、どうしようかね…。
取り合えず、白の主とミハイルさんの姿をちらっする。
時間軸ェ。

(-31) 2013/05/10(Fri) 22時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 廊下 ―

 ちょうど今、出たところだ。

[少し首を傾げれば水を含んだ髪が揺れた。
手首を掴まれれば、驚いたように瞬く。
意図がわからなければ振り払うことはしない。]

 …………よく性別まで解ったな。

[そしてミハイルからは、薔薇の香りがする。
それに混じり、汗と、精と。]

 そっちこそ、早速この城の洗礼を受けたようだな。

(140) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【人】 貴族 ユーリー


 そんな目処は立ってはいないし、
 別に気分の良くなることでもないよ。

 忘れた?プラーミヤ、君が僕を……、ッ、

[頬を撫でる指、何かそれは淡い痛みを伴って、
細められた銀の月、わずかきつさを帯びて見上げる。
滑り落ちる冷えた指を留めようとする、また熱の残る指。
ひくと、身の震えたのは怯えにも似た。
今はもうそんなことに怯えるはずも無いのに]

 ――……覚えているんじゃないか。

[それは蹂躙された記憶だ、その身だけではなく]

(141) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール



[それから、しばらくして目を閉じた。
 主人たちが、女帝が作り上げた十字架のない礼拝堂。
 そこで、向き合っているのも、深い眠りに入れば大声で呼ばれない限り聞こえない。

 いや、眠らなくていい身体がいつから眠りを欲するようになっただろうか。
 より、人らしくと作り上げられた人形は、
 段々それに近づいて、



 いつ、その針は動き出すかわからない。]

(@30) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【人】 庭師 ミハイル

ハ、  マジ   か……。

[掴んだ手首は包丁を握る方。女の血だと、当たらなければ良かった。
 ポツと水滴が手の甲に落ちる。]

何だ。結局はアンタもそこらの使用人と同じか。
それとも? 進んでやったのか?

[洗礼か。片眉を上げて、鼻を鳴らした。>>140

(142) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 薔薇園・黒薔薇側 ―

[薔薇園に着けば、夜風に当たりながらその場の主役、黒薔薇をじっと観察する。
一枚一枚の花弁の精緻を脳裏に刻む込むように。

薔薇園の反対側、白薔薇の咲く方で誰かの声がした。
―誰かいるのだろうか?
そっと音を立てないように声のする方に近づく。

目に入ったのは、月光の下、白の主に自分のカーディガンを着せるミハイルの姿。
―それは情事の後のようにも見えて。
灰色の目を僅かに見開いて息を飲む。]

―…。

[気付けば、踵を返して足早に城館の方に引き返していた。
向かう先は自分の部屋。
―誰かに会ったとしても、気付かない。]

(143) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

先のように首に食いついてもみるがいいよ。
甘いのだろう?私の血は。

[先ほど精を受け入れただろうその身に唇落とせばまだ熱は冷めやらない。
震えた身に歪んだ愛おしさを感じるのは変わらない]

…なぜ混血の身でここにきた。
お前が居なければ心安くいれたものを。

[拒んではならない掟がなければ。
こうも乱されることもなかったのに。
もうどれほど前になるかも分からない昔への問い]

(144) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[掴まれた右腕はそのまま。濃緑を細める。]

 ――――……。
 ……心当たりがあって言ったんじゃないのか。


 ああ、……私が、この手で、彼女達を"調理"したよ。
 私は、私のやりたいようにしかしない。

 私の意志だ。

[拒否できなかったのではない。
しなかったのだ。
主の為、己の為、……何の為に?]

(145) 2013/05/10(Fri) 23時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
>>143
は、見られてた!
薔薇園での情事だとしても、また良いものだ……。

(-32) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 自室 ―

[自室に着けば、ランプに火を点けて手元を明るくし、机に向かった。
抽斗から未完成の金細工と鏨や槌を取り出す。―そのすぐ下の抽斗に、妹の遺品と共にナイフが収められている。

未完成の金細工は、例に漏れず薔薇をモチーフにしたものだ。
それが白と黒のどちらの薔薇をイメージして作ったものかは作者はあまり意識していない。
完成して初めて知れる事もあったし、未だ分からないものもあった。

布を敷いた彫刻台の上に金属片を乗せ、刃先を僅かに濡らした鏨を宛がい、槌を振るう。

鏨と槌のぶつかる金属音。

聞き慣れたそれは、普段であれば男を作業に没頭させる音だ。
けれど男は手を止める。]

(146) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

……。

[鏨で掘った線は乱れていて、とても人に見せられるようなものではない。
何か特別なものを見たわけでもないのに、何を動揺しているのか。

未完成の金属片は、失敗作として金屑を入れる箱の中に。
こめかみのあたりを押さえながら椅子の背もたれに凭れ、長い息をついた。


こんな事はここに来てから初めてで

 只、戸惑っていた。]

(147) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[礼拝堂の外に、人の気配のあった。
しかし気を向けるような余裕は薄れていく。
声のよく響く、高い天井。

揶揄にも聞こえるその言葉に、唇噛んで。
しかし触れる冷たい口付けにまたひくと身体は怯える。
空白の記憶よりも、ずっと確かにその身は覚えている。

――冷えていく、氷の下の記憶。
凍土に倒れた罪びとは罪を犯し、血は目覚めた。
あの日、届いた声は、確かに]

 ――……僕を呼んだのはきっと、

[見開く双眸がゆるりと動く、今目の前の銀を示して。
歪んだ鏡越しの黒。白の伸ばそうとする手は隔てられた。
淡い痛み、忘れたことさえ忘れた記憶。

それは失望の痛みだ]

(148) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
うーん、因縁に見えますかねぇ。
どっちに動揺しているかはぼかしておく。
どちらでもいいかなーとかは。

さて、どうしよう。
フライングで黒様の方へ動いておくかな?お手紙差し込んでおくとか。
アレクセイに発見されたら燃やされそう。

(-33) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【人】 庭師 ミハイル

女達の悲鳴が途切れた部屋に、行っていたんだ。
所詮、俺達が何物であるのか……良く分かったよ。

最初は俺に、言われたんだ。
厨房に、運べ    とね。

[眉が寄り鼻が膨らむのは、赤を思い出したから。
 プラーミヤの牙も、ユーリーの牙も、同じものなのに違う様に映る。]

でもまぁ――…アンタが

[握る指に力を込め、そのまま捻り上げて壁に身を押し付ける。]




   そこまで、――するとは思わなかった。


……おぃ。まさか、あのキシュカは……

(149) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
さて、どこにいこうかなぁ。
とりあえず、閉じこもったまんまがいいかなぁ。

アレクセイ[[who]]

(-34) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
いません・・・。

アレクセイ[[who]]

(-35) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
wwwwwwwwえええええ
自分で決めろということか!?

ベルナルト[[who]]

(-36) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
まぁ、廊下通るしな。

(-37) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[しかし、何か、いつもとは違う雰囲気がする。
 多分、今宵は血が流れすぎてるのだ。]

 ――……

[執事は、傷を確かめ、血が止まっているのを感じれば、黒い上着を着込んだ。
 そして、ゆっくり廊下に出る。]

(@31) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……?

[そしてほどなく、見ることになるのは、
 ミハイルがベルナルトを壁に押し付けている姿だった。]

 ――……

[誰かにあって、はじめて自身の髪を整えながら、彼らに首を傾げる。ただ、声かけは、すぐにはせず…。]

(@32) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[「呼んだのは」その言葉と金緑が示すものに
銀が刹那に紅榴に染まる。
その喉を食い破ろうとするかのように牙の気配を]

お前のせいだ。お前が。ここを穢した。

[乱れたのは何か。黒という色を灰色にしたのは。
間違いなく目の前の白い薔薇。

この男を殺してやりたい。
けれど掟はそれを許さない。
喉から溢れる、彼を呪う呻き声。

その祭壇に体を沈めようとするのは。
黒薔薇は白薔薇が含む熱を飲み込み、
氷はその花弁を犯そうとするに似る]

(150) 2013/05/10(Fri) 23時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 己の立場が理解できたようで、何よりだ。
 ……ああ、そういうことか。

[合点がいった。
あの厨房で顔を合わせていた可能性もあったということか。]

 ミハイルは男でよかったな。
 女だったら来て早々挽肉にされた可能性が、――っ!

[捻り上げられた痛みで眉が寄る。
壁に押し付けられ、逃げ場を失った。]

 ……アレは羊の肉で作ったものだ。安心しろ。
 主殿の為の肉を客に振舞ったりするものか。

 …………それより、何のつもりだ。ミハイル。

(151) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 願いが叶いそうにないから、八つ当たりか?
 それとも、切り刻まれた女を見て興奮でもしたか?

[力勝負になれば敵わないだろうと、握る手の力から薄々感じ取っていた。
早々に舌戦に切り替えようとする。
しかし忘れようとしていた女の肉を思い出させられ、男も少なからず苛立っていた。
掛ける言葉は最早、単純な挑発だ。]

(152) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ミハイルさんのアプローチに動揺する中身


でもこのキャラで感情を顕にするのはやってみたかったのでうきうきしている

(-38) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……何を……。

[と、ミハイルとベルナルトに声をかけようとして、
 ふと、何かを感じ、薔薇園の見える窓に視線を移した。]

 ――……

[足はそのまま、窓に向かい、開け、外に…。]

 主人?

[見える向こう、ナタリアの愛した礼拝堂が薄闇に浮かぶ。]

(@33) 2013/05/11(Sat) 00時頃

ダニールは、そのまま礼拝堂のほうに駆けていく。

2013/05/11(Sat) 00時頃


ベルナルトは、ミハイルの首筋に、吸血の痕は見えるだろうか。

2013/05/11(Sat) 00時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 礼拝堂 ―
>>134
[その入口には、ニキータが座り込んでいた。
 ただ、彼はぼんやり佇んでいるだけのようだ。
 見えないものに、その様子を訊くのもどうかと思ったが…。]

 ニキータ、礼拝堂に、誰がいる?

[そう声をかけて、でも、返事を待つ前に扉に手をかける。]

(@34) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[震える手で、作品の収められた場所の下の抽斗を開ける。

―入っているのは飾り気のないナイフと妹の遺品。
そこには犯人の持っていたネックレスもあって。

彼女に贈ったのは『幸福』を意味するヤグルマソウを意匠にしたもの。
相手を紹介された後、彼女の為に考えたものだ。

可愛らしすぎると言いながらも、大切にすると受け取った時の妹の笑顔が忘れられない。

色のない生活を過ごしながら、いつの間にか妹のように伸びていた黒髪。
遺品と共に入った一度も使っていないナイフ。

―それらは全て、自分が願いの為に生きてきた事を表す。

…話さなければ、黒の主と。
似たような事を他の客人にも問われたかもしれないけれど。

机の上に広げていたものを元あった場所に納める。]

(153) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

男で良かった? 素直に喜べるか、そんなことで。

[キシュカの肉の正体に胸をなで下ろしたが、つまり、
 主用の肉は――以前にも。>>151

……イラついてるだけだ。ベルナルトにな。

あんたの意志で――だって?
分かってるだろ。人間だ。俺達と同じ……人間、なんだ!

それを、何だと   思ってやがる。

[ギリと睨みつけ、]

……あ?

[制止する様な声にそのまま睨みつけたが、ダニールは外に出てしまった。>>@32>>@33]

はん。いい事を教えてやろう。俺の願いは叶うさ。それもとても良い形で。
女の屍体に興奮するのはベルナルトの方じゃないのか?

(154) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【人】 貴族 ユーリー

[気配に後ろ手をついた、
黒の抱く唯一つの鮮やかな色を、見開く瞳で見つめて、
けれど言葉にその形は滲むように歪んだ]

 ちがう、僕はただ――……、

[黒の拒絶に首を振る、
何も知らずに望んだことは、けれど失意を齎した。
黒の孤高に寄り添うことを望んだ白は、

やがてそれを忘れ、忘れたことさえ忘れて。
――何故、共にあることができないのか。
今もまだその呪いの由縁を解さない]

 プラーミヤ、わかっている、僕は君の望む者には、

[わかってなどいない、わかりあえない。
その身が沈めば、空虚な双眸が礼拝堂の天窓を仰ぐ、
奪われ行く熱のせいで、またあの寒さと冷たさを思い出し、
身体に苦痛の齎されるよりもはやく、痛みに顔を歪めた]

(155) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 礼拝堂 ―

キィ……

[その音は、もう、かなりこの建物が古いことを示している。
 もし、時が動けば、すぐに朽ちていくことも。]

 ――……プラーミヤ様、ユーリー様、
 何をなされているのです……?

[そこにいるのは彼らだと、わかったから、
 彼らの争いが思い出され、そう、黒が白を犯した記憶が蘇った。]

 どうか、落ち着かれてください……。

[その頃より、二人は変わった。と思っている。
 けれども、二人だけにすることは、好ましくない。]

(@35) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[片付けが終わって椅子から立ち上がろうとした男の下に黒い花びらが届く。>>121

脳裏に響く黒の主の声で砂時計の存在を知れば目を伏せて]

広間にそんなものが…。

[自分や他の客人の気を奪うという砂時計を率先して見たいとは思わない。
けれど制限時間が設定されているのだと知れば。]

…早く決めなければな。

[白か黒か。
自分の心は未だ―…。]

(156) 2013/05/11(Sat) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
んー。
これって外出ていいのかな?
浴室は客人の部屋の側にあるのかな。
すると、二人が言い争ってるのを見てしまう?

(-39) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 廊下 ―

[黒の主の元へ行こうと自室の外に出れば、口論する声が聞こえた。
近付いてみれば、そこにはベルナルトと、ミハイルの姿。]

―二人とも、一体どうしたんだ?

[ただならぬ様子の二人。
白の主との食事の場では、そこまでではなかった筈。

理由が分からないままに間に入ろうと。]

(157) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……私に?

[八つ当たりでなく、自分に向けられた感情だと言われ男は瞬く。
そして続いた言葉を――鼻で笑った。
本心は幾重にも被った仮面の下、見せはしない。]

 ああ、人間だな。
 ……それがどうした?
 此処で人が死ぬのはいつものこと――そう言っただろう。

 名前も知らない人間の死にいちいち動揺していたら身がもたんぞ。

[男もまたダニールの声に気づく。
しかしミハイルが離さないのなら、どうすることもできず。]

 ほう?黒の主がそう言ったのか?
 それはよかったじゃないか。

[更に続く言葉。すっと、睨む目を一度閉じ。]

(158) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
位置関係が分からないままに突撃すみませぬ。
一応現在の時間軸に戻ったので、何処を通ったらいいのか分からなかったんですー。
あしらわれたらあっちに行くよ。

…マップ欲しい。

(-40) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 戯言を。

[近い距離を更に詰めるよう、身を動かして。
唇を寄せる。ミハイルが逃げなければ唇同士が触れ合った。]

 …………私は生きている人間のほうが好きだ。
 話しかけて反応がない人間など……。
 ……私を見ない者など、

(159) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
赤を一度使ったけど、
ユーリーさんの赤が凶悪なので
ものろーぐにはあわなかった。
ユーリーの赤好きなんだけどなあ。

そしてベルたんは王子様だったか、そのままだった。

(-41) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【削除】 貴族 プラーミヤ

お前が死ねばいい。死んで、二度とその面を見せるな。
蘇りも、生まれ変わりもするな。

[黒と赤の、呪うような気配がただその礼拝堂に溢れ返る。
真っ赤な目が執事の姿を捉えれば、氷の手は白薔薇より離れ]

……。

[呪うような言葉を聞こえぬ位の声で吐き捨てる。
死ね。不幸にまみれて。

ゆるり、身を離せば黒い薔薇がその場に散る。
黒い主の姿が掻き消えるとともに]

2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

お前が死ねばいい。死んで、二度とその面を見せるな。
蘇りも、生まれ変わりもするな。

[黒と赤の、呪うような気配がただその礼拝堂に溢れ返る。
真っ赤な目が執事の姿を捉えれば、ゆっくりと氷の手は白薔薇より離れ]

……。

[また呪いの言葉を聞こえぬ位の声で吐き捨てる。
死ね。不幸にまみれて。

ゆるり、身を離せば黒い薔薇がその場に散る。
黒い主の姿が掻き消えるとともに]

(160) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
やっぱりお邪魔でしたー。(泣)
ごめん、ごめんなさい。
今のうちに逃げるべきか。…どうやって。

(-42) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

あぁ、あんたにだ。

尻尾を振るような真似をして……それで良いのか?
死ぬことと、その肉を望んで調理することは違うだろっ

[とても良い形で。
 自分で言っていて、笑いが溢れ出た。

 シオンの蘇りは、リーシャに捧げる俺の愛だ。>>129
 当初の願いなら確かに叶う。
 その後の事を考えなければ。

 閉じた目。>>158
もう片方の手も封じてしまおうかと視線を落とし、咄嗟に動けなかった。唇が離れてから、何をされたのか、近くにあるベルナルトの顔に瞬く。]

……な

(161) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

シオン?   いや、サーシャか。

[袖を掴む手に気付き、僅かに視線をサーシャに向ける。>>157
 多分大丈夫だと目線を送り、ベルナルトに視線を戻す。]


あぁ、それは―――俺が悪かった。

[続きがあるのかと、言葉を待つ。>>159

(162) 2013/05/11(Sat) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[脳裏を焼く赤い炎。
誰も彼も死んで、殺されて、ひとり生き残った。

生き残って、その先に何もなく。



脳裏を焼くのは、もう名前も思い出せない、従者たちの死体の山。
光を失った瞳は、誰ひとりとして男を見なかった。

ニキータが気になったのも、
最初のきっかけはただ、目が合わなかったから。
尊敬であれ畏怖であれ、次期国王と生まれた時から国中の注目と寵愛の中で生きていた男にとって、己を見ない者、それ自体が珍しいことであった。

それは、二人の主も同じ。
蔑ろにされることに慣れていない身は、もうひとつ、意識の底に願いを宿した。
とても単純な、願いを。]

(163) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 プラーミヤ様…。

[声をかけた時、
 その赤い眼はひどく冷たいものを放つ。
 だが、舞う黒い花びら。
 一瞬、風が巻き起こったかのように、礼拝堂がずぅんと唸った気もした。]

 ユーリー、さ、ま?

(@36) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[口づけた6秒間。
脳裏を巡ったのはそんな、今となってはどうでもいい感情。]

 ……願いのためなら無い尻尾でも振るさ。
 反抗して得られるものも無いしな。

[そして、声を掛けてきたサーシャを見る。
口づけの瞬間は恐らく見られていたのだろう。
気にする様子も無く笑う。]


 ――なに、少しばかり価値観の相違があっただけだ。

(164) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[不意に目の前で重なる二人。
それは薔薇園で見た光景と共に男に動揺をもたらす。

ミハイルの視線>>162やベルナルトの言葉>>164に気付けば、ぎこちなく頷き。

彼らが何故言い争っていたかを聞く事も憚られ、足早に反対側の道へ引き返した。]

―そう、それじゃ俺はこれで。

(165) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
すみませんでしたー!(脱兎)

(-43) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 謝るな。
 これで手打ちにしようじゃないか。

[>>162悪かったという言葉に首を横に振る。]

 ……そういえば黒の主から、広間の砂時計の話はもう聞いたか?

 その砂が落ちるまでが刻限で、砂が落ちるにつれ、私達の生気を奪っていくらしい。
 意識を保っていたいなら、他人から生気を分けて貰えとな。
 要らないなら、その逆をしろと。

[これはサーシャにも聞こえるように。]

 ……私は、答えを決めた。
 まだ迷っている者がいれば、
 私の時間をくれてやるつもりでいるよ。

(166) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 貴族 ユーリー


 ――……それが、
 望まれることに飽いた君の望み?
 叶えてあげるよ、もうすぐだ。

[呪詛の言葉は、ただ棘の刺さったような痛みを覚えさせる。
浮かべた微笑みは酷く強張るような、人のようなものになった。
それから、ゆっくりと諦めに似た何かで震える目蓋を伏せた。

凍れる手の離れていけば、黒の気配は消えた。
白の肌にはらりと落ちる天鵞絨にも似た黒い薔薇の花びら、
その艶やかな光沢は、漆黒の光にも似る。

聖壇の上、虚ろに天窓を仰ぎながら、
知らぬ間に近くにあった執事の声を聞く]

(167) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 庭師 ミハイル

……全部、願いの為 か。必死だな。

まぁ―――必死にもなる か。

[どれ程の時間をこの城で過ごしてきたのだろう。
 知らぬ事も含めて、悪いと口にした。

 不意打ちの唇に、ベルナルトの手首を掴む力は緩んでいる。]

あんた、なぁ……。

反応がない奴は、見ない奴は要らない、か?
自分だけを見てくれっていう駄々にも聞こえるんだが。

(168) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[引き返す中、ベルナルトが自分にも向けた言葉>>166を聞けば、足を止めて複雑そうな顔をした。]

…砂時計に生気を奪われてしまった人が、無事に起きられる保証はあるのか?

[実物を見ていない故に、自分達を眠りにつかせる砂時計に対する印象は恐ろしげなもの。]

(169) 2013/05/11(Sat) 01時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

望み…?いいや、命令さ。

[望むことを知らない黒。
自分が言うことは命令であり。人は人が望むだけを望むもの。
その、人のような笑みがまた苛立ちに触れる。

何故ここまで彼が憎いのか。その理由は香る白薔薇の先。
知ることも求めることもただ嫌悪の対象

消えたその身は自室には無く、既に水晶の消えた書庫にある。

並ぶ血族達の肖像画。それらの中央に身をおくことが
酷く罪深くも思えてくる。
いや、その「罪」がなんであるかすら、今は知りたくもない。

城内に満ちる、刺すような黒薔薇の香りを辿ればここに主がいることはすぐに分かるだろう。
黒い主はやはりその中央、椅子に腰掛けたままに眠る。
それは珍しく深い程に*]

(170) 2013/05/11(Sat) 01時頃

ダニールは、一瞬茫然としていたが、ユーリーの傍、駆け寄った。

2013/05/11(Sat) 01時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ユーリー様、
 プラーミヤ様と、何を…。

[その様子を見れば、情事の後、
 あの時と同じことがまた起こったのかと、眉を寄せた。]

(@37) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

ん。

[1歩下がってから手を離した。今度は握手を求めて右の手を差し出す。>>166

砂時計は、あぁ確かに広間にあったな。
へぇ、それで。俺にくれたと?


[引き返していくサーシャの背。髪が長い。>>165
 ――あぁ、シオンは髪が短かった。]

サーシャ。……離れの庭園で待ってる。

[薔薇の庭園とは別の、寂れて何もない小さな小さな庭園。
 かつて薔薇が咲いていただろうアーチだけが、今は残っていた。]

(171) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

ミハイルは、サーシャに、「次に腹の虫が鳴った時にでも」と付け加えた。

2013/05/11(Sat) 01時半頃


貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 01時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

離れの庭園に…?分かった。また後で。

[>>171ミハイルの申し出には僅かに目を瞬かせた後に小さく頷いてみせた。

ベルナルトはどう答えただろうか。
それに何処か気もそぞろな様子で応じれば、その場を後にする。

黒の主の姿を探していると、彼の自室とは違う場所に黒薔薇の香りを感じ。
身を刺すようなそれに畏怖を感じながらも、それを追って彼のいる場所へと向かった。]

(172) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

アレクセイは結局自分の望みを優先してるとこが
ちょっと主様拗ねてる部分。だったり。する。

でも愛してあげるのは変わらないつもり。
主様なりにね★

(-44) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[立ち去ろうとするサーシャが振り返り、問いを投げる。>>169]

 ――無い、な。

[しかしそれでも他人から生気を奪い、残っていたいとは思わない。
――は、嫌だ。
そう思った途端にミハイルから指摘される。>>168]




 ……そんな、子供みたいな真似、

[していないとは言い切れなかった。
言葉を途切れさせ、目を伏せる。]

(173) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[離された手は、今度は握手を求められ。
人を料理した手で応じることに躊躇いもあったが、結局はその手を握り返した。]

 そういうことだ。
 せっかく来たのに早々に眠ってしまうだなんて惜しいだろう?

 ――ああ、これを言い忘れるところだった。
 ……今は広間に行かないほうがいいかもしれない。
 飾り物がひとつ増えている。

[その飾り物の正体は言わず。
はっきり言えと相手に求めた男は、肝心なところをまたぼやかした。]

(174) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[執事が何を案じているか、
眉根寄せる様子に薄く笑む。
――何度かあったそれ、とは違うことは、
よくよく見れば気づくだろう。

黒の仕打ちは、もっと手ひどく、抱き殺すような、
怪我のひとつもなしでは済まない様なものだ。]

 ……ただ、話をしていただけだよ。

[それからちらと、礼拝堂の外へと視線を向けた。
執事のほかにも聞いていたものが、あるはずで]

(175) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 書庫の前 ―

[やがて黒薔薇の香りに導かれて書庫の前に着けば、その重厚な扉を見つめる。

ミハイルを迎えてから黒の主の元には足を運んでいなかった。
アレクセイ達に比べれば、自分は足繁く通う方ではなかったけれど、召されればそれに従った。
それ程時間は経っていないようにも思えるし、もう長い間訪っていないようにも思える。
ここでは時間の感覚が曖昧である故に。

一度深呼吸をした後、扉に遠慮がちなノックを。

その時の黒の主の眠りは如何だっただろうか。**]

(176) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

シーシャとお話したい
けど明日ていうか今日仕事…うーんうーん。

ごめん、寝ます…(涙

(-45) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 01時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――そういえば、風呂に入るんだったな?

[それからまた、何か話したか。
会話の終わりに思い出した、とばかりに道を譲る。

そして、ミハイルとは別れ、廊下を歩きはじめた。]

 ……ん、 っ、

[その途中、ふら、と体が傾いて、とっさに壁に手をつく。
なるほど生気を奪うというのは本当らしい、と、
苦笑いを浮かべながら、自室の方向へ進む。**]

(177) 2013/05/11(Sat) 01時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 01時半頃


【人】 庭師 ミハイル

まぁ、「そこまで命懸けのゲーム」ではないだろ。
選択の権利を与えられているし。急かしている――だけだと思いたいがな。

[保証があるのかないのか。そこは楽観的に考えたくて。>>169>>173

 握手をすれば仲直り。
 殴り合いにまでは結局ならなかったが、まぁ喧嘩の様なものだった。

 にぃと良い笑みを向け。
 手を握ったまま、距離を詰めて壁とで挟む。]


飾り物? 広間に行かないと、砂時計の砂がどれ程落ちているのか分からないんだが。

[そんなもの、在ったかな? と首を傾げ。]

(178) 2013/05/11(Sat) 02時頃

ダニールは、ユーリーが見た方向を同じく眺めた。

2013/05/11(Sat) 02時頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 02時頃


【人】 庭師 ミハイル

[濃緑と視線が合うよう左手で顎を捉え、傾げた首の吸血の痕が見えるのも構わず、鼻先をトンと合わせた。]

もう少し、見ていてもいい? まぁ視覚的に。
ハッキリクッキリさせたがるベルナルトが、珍しく自分の話をするものだから。
子供の駄々にも付き合おうか。


ついでに、どんな「願い」かまでは教えてくんねーの?

[開いた襟から覗く肌に唇を落として見上げる。
 脚の間に膝を入れ、もっともっと近い距離に。]

(179) 2013/05/11(Sat) 02時半頃

【人】 庭師 ミハイル

俺は……欲しいんだ。
……ベルナルト。だから   もっと――

[強請り、唇を奪った。白薔薇の香が残る吐息と舌を絡ませ。
 くれるというなら時間が欲しい。
 生気を吸い取る様に、その舌を吸った。]*

(180) 2013/05/11(Sat) 02時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 02時半頃


【人】 庭師 ミハイル

―浴室―

髪、ちゃんと乾かせよなー。

[金の髪で濡れた手をひらひらと振り、肩から滑り落ちていたシャツを拾い上げた。
 まぁ良く服を拾うなと思いながら、道を譲られた浴室に入る。>>177

 髪も頭も洗い終え、浴槽の縁に頭を乗せて身を浮かせる。

 城に来た時も、そういやこんな風にしていたな。
 ハハと笑い。ウトウトと船を漕ぎ出した。]**

(181) 2013/05/11(Sat) 02時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 02時半頃


【独】 庭師 ミハイル

/*
礼拝堂の2人のやり取りと、過去編に関しては…赤ログ、ということか。

秘話があるのに使えない。ウググ。

(-46) 2013/05/11(Sat) 02時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
もうあかんわ…絡んでないとは言え又寝てたわ…

(-47) 2013/05/11(Sat) 02時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[前に眠ったのは、久しぶりに裂かない絵を描けた時。
礼拝堂から聞こえる声、ではなく、かけられたダニールの声でふらりと意識が覚醒する]

 ――――……。

[ダニールが何を言っているのか、とも思ったけれど。
中に黒と白の主がいたようだと気付く。
壁に手をついて立ちあがれば中の声もうすらと聞こえて。

二人がこちらを見たことにはもちろん、気付かない。
ダニールがいるのなら、自分がそこに入っていく必要性も感じずに、ふらりとしながら城の方へと歩き出す]

(182) 2013/05/11(Sat) 03時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[願いが叶ったなら、最初に何を描こうか。
そう思っていた時がある。

出来れば鮮やかな色合いのものを描きたいと思っていた。

そんな望みを、もてなくなったのはいつからだったのか。
ここに来て、血臭を嗅いで。
人が死んでいく音をいつも聞いて。

願いが叶うはずないのだと思い知らされる。

それでもここに居続けたのは、出ようと思い至らなかったのは]

(183) 2013/05/11(Sat) 03時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[礼拝堂の方へふらりと顔を向けた。
白薔薇の香りにあてられすぎたと思っていたけれど]

 哀れみも戯れもいらない。
 俺が欲しいのは光だけだ。

["願い"を口にして、城の方へと歩き出す。
聞かせたかったわけではなく、聞いているかも知らないが。
黒の中にある白は、光だ。
黒だけでなく、それが他の色でも同じで。

そんな色は、一つしか*ないのに*]

(184) 2013/05/11(Sat) 04時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 04時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[書庫で脳裏に巡る記憶と感情は人が知るには難しく。
もはや張り付いた眉間の顰みは常のもの。

扉の向こうに人の気配。また銀が瞼より開かれて。
もう誰が何を問いに来たのはかはわかっている。
そう仕向けたのも自分。無言で指を動かせば、
サーシャが声をだすよりも先に扉が開く]

問いごとかな。大体は察するが…。

[不機嫌そうな空気は変わらないが、
殺気とも違う。部屋の空気は冷えきっていて
黒い香気はさらに尖り香る]

それとももうお前は決めたということかな、サーシャ。

(185) 2013/05/11(Sat) 07時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 07時頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 08時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

― 浴室近くの廊下>>178

 ……砂は、今すぐに落ちきってしまう感じではなかったよ。
 しかし……何日も持つ様子ではなかったな。

 ……見たいなら好きにするといいさ。
 黒の主があの手のオブジェを目立つところに置くのは珍しいことじゃない……。

[手は離されたが、代わりに顎を捉えられた。
真新しい吸血の痕が見える>>179、香る薔薇から判断すれば、白の主――だろうか。]

 構わないよ――。
 見られるのは、慣れている。

[肌への口づけに、黒の主との口づけで官能を思い出したばかりの身はふるりと震える。
此処が廊下だということも忘れ、ミハイルの背に腕を回した。]

(186) 2013/05/11(Sat) 08時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……ん――…… ……ふ、 は、

[求められるに応えるように、舌を絡め。
生気を差し出せば、代わりに熱が男を満たしていった。]


 ……私の、願い、……は……。

 ――――ちゃんと話すと、長くなるな……。

[もう一度、今度は此方から与えるように口付けて。
首筋に舌を滑らせ、孔を舌でなぞる。感じる血の味に酔ったように目を細めた。]

(187) 2013/05/11(Sat) 08時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[そうしてキスの合間に少しずつ言葉を落としていく。
小さな国の、若き君主であったこと。
周辺国と望まぬ戦争になり、攻め入られたこと。
何人もの臣下を犠牲にして、たった一人、亡命して、何もなくなってしまったこと。]


 ――全てを失ってから、気づいたんだ……。
 私は、国があってこその私だったんだと。
 ただこの肉体が動いて、息をしているだけでは
 何の意味もない……だから、やり直したい……。

[しかし結局最後まで男が「サヴォイア」の名を名乗ることはなかった。
ただの「ベルナルト」は、ミハイルに蠱惑的に笑う。*]

 ……ミハイルの願いごとは、何だ?

(188) 2013/05/11(Sat) 08時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 自室 ―

[そうして、ミハイルと別れて自室に戻ってきた。
服が皺になるも構わず、火照った身体を冷たいベッドの上に横たえる。]

 …………。

[角度の変わらぬ月は、母から貰った薬袋を照らし続けている。
……あれに頼らねばならぬほど動けないわけではない。
しかし肉体も精神も休息を欲しており、

髪を乾かすのも忘れて、そのままとろりと意識は闇に溶ける。*]

(189) 2013/05/11(Sat) 08時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 08時半頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
最初のダイスの出目が悪かったのがなあ……。


処刑が!ほしいんだ!
がんばるか

(-48) 2013/05/11(Sat) 08時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 礼拝堂 ―

[黒が去った礼拝堂は、静まり返る。
 入口に向けた視線。そこにニキータがいることを知っていたから、そう白の主人に告げた。もう、彼が去っっていこうとしていることには気づかずに。>>184]

 ――……きっと、貴方に御用があったのではないかと。

[白薔薇に満ちるこの場所。
 その香をニキータは嗅ぎ分けられぬわけがない。
 白薔薇のあるべきところに佇んでいたのはそういうことではないかと。]

 ――……お呼びしますか?

[ただ、執事は主人に従うのみ、命がなければ、ニキータを追うよりも、白の主人の介助をしようとする。]

(@38) 2013/05/11(Sat) 09時頃

ダニールは、少しだけ動きは悪い。

2013/05/11(Sat) 09時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

― 広間 ―

[黒の主の元を退席させられたあと、しばらくは一人自室でおとなしくしていたものの、
赤い薔薇の傍にいたくはなくて、何気なく足がむいた広間に男の姿は在った。

つい先日、ここで黒の主に押し倒されたことを思い出し、
体はじんわりと熱を持つ。
そう言えば、今日はついぞ吸われなかったな…と首筋を抑えながら]



これは……?


[卓上に飾られた真新しいオブジェ。
両目をくりぬかれた女の顔には、見覚えがあった]


アナスタシア……と、言ったのかな。
私は、君が羨ましい。

(190) 2013/05/11(Sat) 09時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[眼窩に闇を灯す血塗られたオブジェを撫ぜる。
黒の主と同じ長い黒髪に指を通そうとして、潰れた後頭部に触れる指]


ああ、これは……随分と痛かっただろうねえ。


[生きたまま手斧で切り殺されるのと、どちらが苦しかっただろうか。
そんな悪趣味なことを考えて、口元がゆがむ]

(191) 2013/05/11(Sat) 09時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[両手でアナスタシアの頬を包み、同じ目線へと持ち上げて]


………恨んでいるかい?

こんなふうに苦しめた者を。
貴方の同僚たちを、嬲り殺した私を。


[手斧を握っていた右手には、未だ肉を裂き骨を割った感触がある。
ただその感触に罪をあまり感じないのは、
黒の主に心酔しているせいだろう。
彼の人が望むならこの城の住人全てを殺してもいいとさえ、思うほどに]

(192) 2013/05/11(Sat) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[アナスタシアの首を卓上に戻し、
さらさらと砂の落ちる音をたてる砂時計を見やる。

これが精気を吸っていると、彼の人は仰った。
この砂が落ちるまでに、二人の主を選べと]


私は、ね……、
もう、願いなどどうでもよいのです。

貴方は滑稽だと、愚かだと仰るかもしれませんが……、
私の体が魂が、貴方の血となり精となって、残ればそれでいいのです。

(193) 2013/05/11(Sat) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

この女たちのように、貴方に食まれて。
貴方の体をずっと旅するのです。悠久の時を永久に。


[幾度となく黒の主に身を捧げて、
至った願い。

だけど……それは叶わないだろうことをなんとなく男は理解していた。
叶えられる願いは、この城の門戸を叩いたときのものだけだと]


いっそ、貴女のように食べてくださればいいのに。


[アナスタシアへと再び視線を移し、恨み言を一つ]

(194) 2013/05/11(Sat) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[羨ましい……。
この女が、とても]


黒衣の、君……。


[ぬばたまの長い髪と、月の雫のような銀を瞼の裏に思い浮かべる。
どうすればあの方に己を残せるだろうか。あの方と共にずっと在れるだろうか。
ここ最近考えるのは、そのことばかりだ。

何かを求めるように伸ばした手が、アナスタシアの眼窩に触れて]


………………っ!


[名案が浮かんだのか、じっとアナスタシアを見つめたあと。
男は稚く、その顔に笑みを浮かべた*]

(195) 2013/05/11(Sat) 09時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 09時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ユーリーの方に行くかベルナルトの方に行くか迷うな…
PL的にはベルナルトの方に行きたい

(-49) 2013/05/11(Sat) 09時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 09時半頃


貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 10時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[風が吹いて、僅か感じるのは精の匂い。
自然と顔は険しくなり、礼拝堂から離れる足は速くなる。

自分は餌の一人でしかない。
そう思わされるのが、嫌だった。

城の中まで戻れば、壁に手をついて足を止める]

(196) 2013/05/11(Sat) 10時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[アナスタシアの額へくちづけを一つ残して。
広間を出たとろこで、壁に手をつく盲目の画家の姿を見る。

いつもと違う空気を纏う相手に、ゆるりと傾ぐ首]


どうしたんですか、ニキータ。随分とお冠のような顔をして。
薔薇園はあちらですよ。


[険しい顔の相手へと声をかけた]

(197) 2013/05/11(Sat) 10時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……アレクセイか。
 その薔薇園から戻ってきたところだよ。
 そんな顔をしてた?

[自分の顔を触る。眉間に皺が寄っているのを確認すると手を離して]

 そういうアレクセイは、何をしてたんだ?

[余り問われたくないと話を振った]

(198) 2013/05/11(Sat) 10時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 10時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

ええ、貴方にしては珍しく。


[眉間に手指を添えるニキータを見ながら、
でしょう?と言葉を添えて]


広間におりました。
何もすることなく、手持ち無沙汰でしたから。
貴方のように、サーシャのように。


[ベルナルトのように、そしてミハイルのように。
何かを誇れるモノを持たない己の手を見下ろし]


何か得手とすることがあれば良いのに、と嘆いているところです。

(199) 2013/05/11(Sat) 10時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―…失礼します。

[自分が開けようとする前に扉が開いた。どうやら拒絶はされていない事にそっと安堵の息をついて。
書庫の中央の椅子に座っているのは、黒の主。背後の壁には多くの肖像画が飾られていた。それらも含めて、まるで一枚の絵のようで。
けれどいつまでもじっと見つめているのは失礼だろう。

僅かに中に入れば従者のように床に膝をつく。
普段自分の映る黒の主の気性は、白の主のものよりも激しく、恐ろしい。
それは相手にも伝わっているかもしれないが。]

…用件は、お察しの通り、お二人のしているゲームについてです。

俺の願いは、どのような対価で叶うものですか。

[この城館にやって来た時、自分は黒の主に願いを口にしただろう。
けれどそれに対する対価は何と答えられただろうか。
―あの時は朦朧としていたから、よく思い出せない。]

(200) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 鏡なんか久しく見てないからな。表情の作り方なんて忘れてしまった。

 別に、俺もサーシャも、ベルナルトも好きなことをしてるだけのように思えるけど?
 得意かそうかじゃなくて、好きなことをするとか。

 プラーミヤ様に気に入られたいなら、自分を磨く、とか?

[表情を元に戻しながら、そんなことを言って]

(201) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【見】 玩具 ロラン

── 馬小屋 ──

[此処は馬小屋。
ダニールが城の外へ出る時にだけ使われる馬車の為の馬が飼われている。
藁と獣臭の籠った暗い小屋の中、ロランは馬を括り付ける為の鎖で縛り置かれた男──この城の使用人の一人を見おろしている。]

 それで……君は、ダニールを刺したのかい。
 血塗れの刃を持って、自殺しようとしてる所を
 他の使用人に見付けられたんだって?

 ────うん。
 僕の、否、アナスタシアのものだった
 この目玉が気になって仕方が無いみたい、だね。
 そりゃあ、そうだよね。

[ダニールを刺した男を見詰めるロランの片目は元のままの緑黒、片目はやはり黒みがかった深い紫色。ロランがしゃがみ込んで近付くと、男は血混じりの泡を吐いて、苦悶に顔を背ける。]

(@39) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【見】 玩具 ロラン

 嗚呼、「見るな。」って
 ──君も、言うんだ。
 さっき、新しく庭師になったお客様にも言われてしまった。

 彼に言った繰り返しになる、けれど。
 怯えたり、厭うニンゲンの顔って好きだけど。
 でも、僕は、そう言われるのは、悲しくもあるんだよ?

[ロランは色違いの両手を、縛られる時に暴れたのか新しい痣が目立つ男の頬に添え、力で無理矢理に額を付けて視線を合わせる。]

(@40) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【見】 玩具 ロラン

 このお城に来た時の願いを失って、
 想い人のアナスタシアを失って、
 彼女に手を掛けたダニールを刺して、
 君が、今も本当にもう死んでしまいたいなら。
 
 ──僕はじゃあ、君の舌が欲しいな。
 ベルナルトほどじゃないけど、君も見た目に似合わず料理上手でしょ。

[ロランが男に覆い被さる。頬から顎に滑られせる手。
意図を悟り、逃れようとする男を押さえ付けた所為か、顎骨が割れるパキリと言う乾いた音が響いた。痛みに叫ぶ男に、ロランは少し悲しげな顔で笑う。]
 
 時間が、無いんだ。
 プラーミヤ様も、ユーリー様も本気なんだ。
 広間に飾られたアナスタシアの首と、砂時計、君も見たんでしょう?

 僕は、はやく、はやく、
 ご主人様達の役に立てるモノにならなきゃ。

[顎を掴んだのと反対側の手で男の口を抉じ開け、焦燥そのまま強引に舌を引き抜いた。]

(@41) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[自分の命が対価であれば、喜んで差し出す。
刺し違えても構わないと思っていたから。
殺人を犯せば、その先に幸福などないと知っている。―望んでもいない。

けれどそれ以外のものが必要であれば―…。
自分が対価に差し出せるものは他にあるのだろうか。

じっと床に膝をついたまま、主の言葉を待つ。**]

(202) 2013/05/11(Sat) 11時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 11時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

己を磨くことができるのは、その資質を持つものだけですよ。


[誰からも愛され、未来を望まれた兄のように。
そして誰からも疎まれ、蔑まされた己のように]


好きなこと、というのがとんともう思い出せないのです。
黒衣の君のお話はもうお聴きに?

………私はもう長くはないのでしょう。


[幾度となく血と精を捧げ、そして今なお砂時計に奪い取られていく精気。
疲労は回復せぬまま身の内に留まり続けているのを自覚し、苦い笑みを浮かべた]

(203) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【人】 貴族 ユーリー

―礼拝堂―
[>>184 宵風に流れるさやかな囁きを、
薔薇が捉えたかは知れず、ただもたげた身体、
凍れる指の梳いていった柔い髪を潰すように額を押さえ]

 ……僕はよほど、彼に失望を与えたようだね。

[そんなことに思い至るのはこの礼拝堂にあるせいか、
先ほど己にはプラーミヤに何を口走ったか。
純血の同族を求める彼にも、まさしく己の存在は失望に他ならなかっただろう。]

 薔薇を一輪、彼の部屋に届けさせておいで。

[それはその地下の部屋に訪問する意思のあるということだ。
それからけだるい身体を執事の身に任せる、清廉な白を取り戻すために]

(204) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【人】 貴族 ユーリー


 そうだ、
 お前、僕が昔ここで何をしていたか……、

[覚えているか、そう問おうとして眉根を寄せる。
執事の身体に手を伸ばす、その背への傷跡へ触れれば
腰に抱き縋るような距離で、見上げる]

 血の匂いがする。
 そう、動いていては癒えぬだろう。

(205) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 自分で自分に見切りをつけていたら世話ないな。
 アレクセイは、ここに願いを叶えてもらいに来たんだろう。

 その諦めの悪さを、自分に使おうと思わない?
 好きなものが見当たらないなら、仕方ないことだけれどね。

 ……願いの話は、聞いたよ。
 負けた方が消える、と言う話も。

[その刻限にはまだ気付いておらず。
「光」が欲しい。意味合いが変化したとしても、それは唯一の願いだ]

 長くない……? 血も精も捧げすぎたか。

(206) 2013/05/11(Sat) 11時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…対価を知っては遊戯にならない…。

[が。銀の目に僅かな哀れみが滲む。
同属を食み、その肉片へ手を入れることができる程の痛みとは。
人はどこまでの、何を持つのだろう。

つ、と彼の額に指を伸ばし」

…その男に関する記憶を対価に。

お前が死んではお前の願いにならない。
妹に免じてそこは問わずにおこう。

が、それと同等のものを。
生き返ったその男に出会い、仮に殺意を覚えても、その殺意の理由は分からない。
妹を殺した男の存在そのものを、記憶から頂く。

それだけだ。

(207) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

全く思わないですね。思ったことも……ない。

だけど………。


[ただ一つ。心から欲したものを、胸に思う]


命の刻限がわかるのです。
だけどそれでも構わないと思う自分は、
貴方の言うとおり世話ないのでしょうね。


[おどけるような調子でそう口にし、それからやや真面目な顔で]


貴方はもうお決めに? ニキータ。

(208) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

承知いたしました。
彼の筆立てに、白薔薇の蕾を届けさせましょう。

[白の主人にそう答え、気だるそうな身体を支えるべく、傍に寄る。
手を取りながら投げかけられた言葉に、微かに笑んで、
かの女帝は白薔薇とピンクローズの取り合わせも好きだったことを思い出す。
だが、返事をする前に、見上げてきた眉が寄せられ、己の背にも痛みが走り、片眼反射的に瞬く。]

いえ、少し打ち付けただけです。
ご心配なく。

(@42) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 よく言えば、自己犠牲の精神なんだろうけどね。
 俺にはそちらが良くわからないよ。

 刻限がわかっているなら、それまでにしたいことをしてみるとか?
 プラーミヤ様の顔に落書きでもしてみれば良い。

 自分のものには名前を書いた方が良いって話だけどさ。

[相手の調子に合わせて口にすると、その次の問いにだまり]

 ……簡単に決められると思っていたけどね。
 俺の願いは、ベルナルトのように叶ったらそれで良いというものでもないからな。

 光を得てその先がいる、我儘な願いだ。

(209) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【見】 玩具 ロラン

[ぐちゃりと握力で握り潰された血塗れの舌は、綺麗にくり抜かれた目玉のようには使えない。血を吐いて絶叫する使用人を前に、ロランは眉根を寄せて天井を仰いだ。
人に成りきれぬ未完成の人形には、身体をバラバラにしてまた組み立てる事の出来ないニンゲンの事は分からない。]

 つかの間の生。
 永遠には遠く、刹那の炎でしかない願い、望み。
 ……すぐに色褪せ、恐怖や快楽で醜く腐り、爛れ、
 みじめに地に落ちて終わる。
 そんなものを抱えたヒトが、この城に訪れる所為で……。

 嗚呼、でも──、

[ゆらり。色が変わった所為で憂いを帯びてみえる眸を、馬小屋の外へ向ける。]

(@43) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【見】 玩具 ロラン

── 記憶:白薔薇の主人との会話>>60 >>61 >>64 ──

[思い返すのは、先刻、白薔薇の主人に投げられた問いの事。
絶対零度の雪に似た眩い白を纏う主人は、目玉を嵌め込む時は視線を外したにも関わらず、そっと髪を撫でながら、ロランに答えの猶予をくれたけれども。]

 ユーリー様の身体の何処か、好ましいか。
 好ましいのは、全て。

 ご主人様は、完全な存在ではありません、か?


[問われた時は不可解だった。きょとんとした無防備な顔を見せてしまった事だろう。
黒薔薇の主人は、白の主人を混血と憎むがロランから見れば、ユーリーが見せる吸血鬼らしからぬ行動を含めても、絶対的な存在である事に揺らぎはなかった。

主人をバラバラにしてパーツで考えると言った事が無かった故に。それからどの部分が欲しいかと問われて、更に困惑してしまった。暗雲の様に広がる心細さに、大きく両眼を見開いて、ただ無言で白薔薇の主人をじっと見詰め。
何も言えず、ただ繰り返し首を横に振って、礼拝堂へ消える主人とミハイルを見送った。]

(@44) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【見】 玩具 ロラン

── 馬小屋 ──

 ──……
 ダニールに、ダニールに相談しなきゃ。
 刺された傷も気になるし、
 白の薔薇園を穢したアレクセイへの罰の事もあるもの。

[馬小屋の使用人を捨て置き、ダニールを探しに行く*。]

(@45) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

玩具 ロランは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 11時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

そんな良いものではありませんよ。
ただ流され、逃げてきた人生です。
兄の救命を願ったのも、兄という盾を失うことを恐れていたのかもしれません。


[変質してしまった今となっては、それはもう判らないけれど]


ふふ……。それは愉しそうだ。
いえ、実はね。それと似たようなことをしてみようかと、
先ほど考えていたところなのです。


[くつくつと愉快そうな声で笑い]

(210) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[サーシャはこの答えに何を返してきたか。
それで願いを放棄するのであればそれも選択の一つ]

私には時々、人間の方が化け物に見える。

願いのためなら人ならざるものにまで縋る。
そのために捨てるものは。

(211) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

―――…ならば、僅かではありますが、貴方に私の時間を上げましょう。

[手を伸ばし、ニキータの頬を包む。
そのまま重ねる唇。

――――1秒、触れ合い離れて]


貴方の願いが叶いますように。

(212) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【独】 騎士子弟 アレクセイ

なんてひどいwwwwwwwwwww
1wwwwwwwwwwww


こので出目のひどさにふいたwwwwwwwwwwwwww

(-50) 2013/05/11(Sat) 11時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
一瞬すぎるwwww
ワンモアプリーズって言いたくなるな。

(-51) 2013/05/11(Sat) 12時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 逃げてきた、と言っても、少なくともここに来るまでは、ここに来てしばらくまでは、尊いものだったと、思うけどね。
 ……ここに来た時点で盾は失われるのだし。

[似たこと、と言われて首を傾げ]

 なら、やってみるといいさ。
 プラーミヤ様の機嫌がどうなるかは、悪戯次第だしな。

[頬に触れる肌の熱と、それから唇に触れたのは一瞬]

 叶えば良い、のだけどな。

[どちらの光を、本当は望んでいるのか――]

(213) 2013/05/11(Sat) 12時頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……なら見せてご覧。 

[>>@42 執事は命令に背くことはないはずだ。
人のように造られた体、人の怨恨により刻まれた傷を暴を暴いて。
人間の温度を持ち得ないはずの肌に口唇を寄せれば、
温度の無い舌を押し付け、ゆっくりと舐める]

(214) 2013/05/11(Sat) 12時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

もうそれすらも思い出せないのですよ。
私はここにきて、変わりすぎてしまった。


[罪なき人を手にかけ、
その肉を食らうことをいとわぬくらいに]


そのままお手打ちされても、それはそれで。
その時は愚かな奴よ、と笑ってください。


[むしろ本望だと思うのは、内に秘めたまま。
口調はどこまでも冗談めいたもの。

唇触れた後の呟きには、何も返さずに。
ただ未だ迷う素振りを見せる相手を穏やかに見つめていた]

(215) 2013/05/11(Sat) 12時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 変わりすぎた、と言うなら、ここに来た人間は皆変わっただろうに。
 変わったことを後悔していないのなら、別に本人の好き好きだと思うけどね。

 ……愚かとは思わないよ。

[見つめられていることはわからずに、手を伸しアレクセイの頭を探して触れる。
一度慰めるように触れて離れる]

 部屋に戻る。
 ああ、ベルナルトを見ていない?

 折角手を洗ったのだから、顔を確かめに寄ろうかと思って。

[一度描いた絵はよく描けたと言うにはほど遠いものだったから]

(216) 2013/05/11(Sat) 12時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ユーリーさんがまだ執事とえろえろしそうなのでベルナルトの所に行こうかというターン

(-52) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 12時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[何かを探すような仕草にゆるり首をかしぐも、
ニキータが何をしようとしているのか分かれば、
その手のもとへと頭を寄せた。
慰めるような柔らかい動きが一度撫でて、離れるのを見る]


いいえ。晩餐の時に見て以来、ですね。
厨房か部屋にでもいるのではないですか。


[ベルナルトが居そうな場所をあげる。
と言っても、自室と厨房以外で彼が居そうな場所など知りもしないけれど]

(217) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

ベルナルトが先に眠ってしまったら俺の腹はどうするんだと思ったが、そう長くもない、か。

う。
……それは、広間に行くのは遠慮しておこう……。

[「あの手のオブジェ」と聞いて初めに見た黒薔薇と目玉を思い出し、頬が引き攣った。
見ない方が良いと結論付ける。>>186

へぇ。そりゃまた凄いものに慣れているな。

[此処、廊下なんだけど。
 湯上り後の体は赤ん坊や小動物の様に温かく、汗と血を洗い流したばかりの石鹸と湯の香にすんと鼻を鳴らす。
 首筋を滑る舌は温度が違えども吸血行為を思い出させ、吐息が甘くなる。
 まさか噛み付きはしないよな、と思っていたところに、穿つ孔をなぞられ、傷つけられて間もない柔らかな肉に舌が触れた。>>187

(218) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 庭師 ミハイル

いっ

[じくとした痛みに小さく悲鳴を上げ、細くなった濃緑を緩く睨み付けた。
 とても痛いわけではなく、寧ろむず痒い様な、妙な気分になる。

 唇を塞いでいては喋れない。そうと分かっていても、キスを繰り返す。
 時間が欲しいだけではなく、求めて応じられる単純な応酬が嬉しいんだ。]

……王様、だったのか。
俺の国でも戦争が続いているが、国がなくなるのは――辛い よな。

[心底驚いた。俺なんかが近くに、しかもこんな風に触れて良い相手じゃない。
 思わず離れようとした俺を留まらせる様に、ベルナルトの腕は力が篭るし、押し当てられる唇に――諦めて、より強く身を抱いた。

 願いを否定するつもりはない。元国民でもない俺には、糾弾する資格などない。
 ただ。濃緑のその奥にある、固めた覚悟を見つめ。]

これは、俺の ただの疑問だ。

(219) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 庭師 ミハイル

……やり直して、どーなる。歴史を変える程の事だ。
それで支払えと言われた対価は大きい だろ?

  …………土地がなくても、民が居れば、国王が居れば
   そこが、「国」だと、思わない   か?

今のあんたは、なぁ、―――誰 なんだ。

[君主であって君主ではない、ただ蠱惑の笑みを浮かべる男に、俺は――。
 首の後ろを抑えて固定し、長く長く吐息を奪う事しか出来なかった。>>188

俺の願いは好きな女の夫を蘇らせること。ガキの頃から好きだった。俺の愛は届かなくても。忘れようとしても無駄だった。だから……俺が代わりに死ねば  良い。

[一気に喋り、ベルナルトの肩に額を押しつける。]

     ……      ……のに
 それで彼女が  幸せになれるはずなのに

[金緑と銀の主の言葉が、俺の決断を鈍らせる。本当にそれでリーシャが幸せになれるのか。
 堪らなく、不安だった。]*

(220) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 そう、ありがとう。
 部屋にでも行ってみる。

 厨房の傍は通るし、何か作っていたら匂いでわかるから。

[尤もベルナルトの部屋を訪れたことはそうない。
場所は知っている程度だ。頭の中で道順をつくって]

 アレクセイが何をするのか、楽しみにしておくよ。

[そう言うと、離れてベルナルトの部屋の方へと歩き始めた]

(221) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 自室 ―

[男は夢を見ている。

夢は、つい先程の記憶の繰り返しから始まった。]

(222) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

それは……頑張らないといけないな。
貴方にも楽しんでもらえるように。


…………ごきげんよう。


[背を向けるニキータの背中に声をかけ、
男もまた廊下をゆっくりと歩き出した]

(223) 2013/05/11(Sat) 12時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[黒の主を求めて城内をさまよい歩く。
その道縋ら無人の厨房に寄ったのは、先程のニキータとの会話のせいか]


………誰も、いない。


[しんと静まり返った厨房をゆるりと回る。
そして戸棚を開けて、銀の食器をひとつ手に。
それを服の中に隠して、何食わぬ顔で廊下へと戻った]

(224) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 庭師 ミハイル

―浴室―

[タオルで乱雑に髪を拭う。
 考えるのは庭園のこと。ノートに書き残された作業予定の通りに、動けば良い。

 土換えにはロランの手が必要だ。後回し決定。
 と、なると。]

ジャムでも作るか。

(225) 2013/05/11(Sat) 13時頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 13時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[途中厨房の傍通るけれど、料理を作っているような匂いはしない。
壁に手をついて、目的の部屋を探す。

途中合った使用人にもベルナルトの部屋を聞いて扉前へと辿り着く]

 ――……。

[起きていれば黙って入るとめんどくさそうだ、と一応ノックをする。眠っていてくれた方が、触りやすいのだけれど]

(226) 2013/05/11(Sat) 13時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 13時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>214
[ノーは言えず、背の傷を見せることになる。
 そこに舌が這うことには、戸惑いを隠せない。

 白の主人は黒の主人と違い、執事の血を求めることなどなかった。
 でも、舐めればわかるだろう。それは、生きていない血に等しいことを。
 そうまるで、屍肉に張り付く乾き始めた血の香り。]

 ――……大丈夫です。すぐに治りますから。
 貴方の舌には合わないものです。お離しください。

[畏れ多いといった声を出す。]

(@46) 2013/05/11(Sat) 13時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 13時頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*ちょっと飯の準備するか

(-53) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[白薔薇の剪定は早く済んだ。
 寧ろ気になるのは黒薔薇の方。消えた花の、ただ残る枝に鋏を入れる。
 花使いが悪いと言うかなんというか。

 咲ききった薔薇の花を丁重に落とし、籠の中に入れていく。
 黒の花弁と選定鋏を入れた籠を手に城の中に戻ると、アレクセイの姿が見えた。

 反射的に身を隠し、何をやっているんだと頭を掻いて、何処に行くのかと後をつけた。]

(227) 2013/05/11(Sat) 13時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 13時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[サーシャはそのあと何を問いかけて来たか。
黒の主も瞼閉じるまでは答えるつもりだが。

結論は求めない。そしてまた、意識を閉じる
今度は誰かが来てもそう意識を浮かべること易くなく*]

(228) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【秘】 騎士子弟 アレクセイ → 貴族 プラーミヤ

自分が頑張っても17時までしか在席できないので、
ある程度確定で進めても構わないでしょうか?

実は叶うなら、黒衣の君の瞳をくりぬいて、
空いた眼窩に自分の眼球を″落書き″代わりにねじ込もうと思っていたのですが……。

(-54) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>226眠りは案外深く、ノックの音程度では目覚めない。
鍵は開いている。

殆ど物がない部屋は、ベッドと、机と、少しの衣服があるだけ。]

(229) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 夢の中の回想 ―

 ――他にも飯が作れる使用人はいるから、それに頼むといい。

[もっとも、その彼はダニールを刺した上にロランに舌を奪われた>>@39>>@40>>@41のだが、男がそれを知る由もない。]

 痛いか?

[しかし、細めた濃緑はそのまま行為を続ける。
求めたら答えがある。
それが嬉しいのは男も同じだ。]

 ……辛いな。
 単純に、人が死ぬだけじゃない。
 これまで数多の時間を掛けて作られてきた歴史が、土地が、文化が。……何もなくなってしまうんだ。

[ミハイルがまさか隣国の者とは思っていない。
何処の世界でも戦火は絶えないのだなと思い、声を落とした。]

(230) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[そして続く疑問。一理ある。小さく頷き、言葉を紡いだ。]

 ――……どうにもならないかもしれないな。

[歴史は変えられないかもしれない。
より悪い方向に向かうかもしれない。]

 それでも私は……。

 私は、……。




[現実の廊下で、この先は声にならなかった。
無意識の願いは、男の口から出てこない。
しかし夢の中では、言葉が続く。]

(231) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――あの場所で、果てたかったんだ。

 滅び行く運命ならせめて。
 皆と共に。
 母なる大地に抱かれて。

 ――最後の、王として。

[ベルナルト=サヴォイアとして。
誇り高く、死にたかった。]

(232) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[夢は再び現実の記憶と交錯する。]

 今の私は――ベルナルト。そう。ベルナルトだ。

[そして長く奪われる吐息。
束の間の熱に、身を置いた。
>>220問いに返る、ミハイルの願い。]

 ……ミハイルも中々、
 難儀な願いごとを抱えているな。

[頭を抱えるように抱きしめる。
親が子にそうするような慈しみを篭めて。]

 ……その女は、ミハイルのことを知っているのだろう?
 だったら、夫を亡くした悲しみは消えるかもしれんが……。

 ミハイル、お前を亡くす悲しみを代わりに抱えるわけだ。

(233) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[何を以って幸せと呼ぶのか。
それは難しい問いであると思う。だが。
単純に測れるものでないことだけは確かだ。]

 夫を亡くした女にも、先の人生がある。
 傍にいて、その愛が届かなくとも支えてやれば……。

 ……いや、やめよう。
 私には私の理屈があるように、ミハイルにもそう願う理屈がある。
 私が私の主観でどうこう言っていいものではなかったな。

[すまない、と、頭を撫でながら髪先に口付ける。
そして祈った。せめて、彼の願う先が、少しでも、彼に幸福を齎すように、と。*]

(234) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
回想返し長すぎるよね

現在軸でなるべく回したい陣営だから基本そこまで回想全力でやらないんだけど、
ミハイルが私の触れてほしいところにどんどん触れてくれるものでな……。

ついな…。

(-55) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 騎士子弟 アレクセイ

どうぞー

(-57) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
プラーミヤをストーキングするアレクセイを、今は俺がストーキングする。
靴ペタペタだし、すぐにばれるけどな。

穢してくれるなら、穢して欲しい。
いつ襲撃されるか分からないし、プラーミヤの前で死にそうだし、寧ろプラーミヤを刺すかも知れないし、と。

(-56) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【秘】 騎士子弟 アレクセイ → 貴族 プラーミヤ

ありがとうございますー!

(-58) 2013/05/11(Sat) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[ノックに返事はない。
少し待ってから扉を開けた。

部屋の暗さは見えない眼には関係なく。
壁に手をついて部屋の中を歩く。

少なくとも、自分の部屋よりは歩きやすいな、と思った。
机に当たるとその縁に手をつく。

ベッドを探し当てると人が眠っていることに気付き、今度は頭側を探す。
手が髪に触れると、ベッドの縁に腰掛けた。
柔らかな髪に手の甲で触れて、耳から頬、顎へと輪郭のラインを滑る。
料理の匂いより石けんの匂いが強いのは風呂上がりなのだろうと見当をつけた]

(235) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[白の魔が飢え求めるのは、人の生。
造り物の執事にはそれはなく、血も精も求めたことなどなかっただろう。その血は渇望を齎さない。味わう為の行為であれば、意味は無く]

 お前が壊れては困る。
 すぐに治る、というのならそれでいい。

 ――痛みは覚えるときいたが、快楽は?

[傷を抉るようにも這う舌を離した後、戯言めいた問いを音にして]

 部屋に戻る。

[身を起こす、人のように脚を使う。
白い肌に張り付いた黒薔薇の花びらがはらり、散り落ちる。
執事の怪我が、何も仕事に支障のないものであれば、
常のように身を清めるをその手に任せるが]

(236) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[ミハイルに見られているとは知らぬまま、
黒薔薇の香りに誘われるように、男の足は書庫へと向かう。
胸に隠した銀の硬さを服越しに感じて、薄く開く扉。

サーシャとは入れ違いだったのだろう。
インクの香りと乾いた紙であふれる薄暗い部屋の中央で眠る姿が見えた]


黒衣の君……。


[先ほど辞してからそれほど経たぬというのに、
その姿を見るだけで心臓は早鐘を打ち、
体には甘いしびれにも似た熱が灯る。

よほど深い眠りなのだろうか。
男の気配に起きる様子を見せぬまま、
無防備な姿を晒す黒の主へと足音を忍ばせ近づいた]

(237) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>235夢の中で触れられているからか、
現実に触れられても然程違和感はなく。
暫し、されるがままになる。]

 ――……ん、……、

[夢の中の記憶が途切れたタイミングで一度意識が浮上しかけるが、覚醒には至らない。]

(238) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 騎士子弟 アレクセイ

抵抗しないし逆に抱きしめます。
キスからにゃんにゃんまでご自由に*

(-60) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
……ベルナルトぉ!
逃げて再興をと願われるよりも、国と民を捨てて生き延びるよりも、
王として散る道を選ぶとは。

そーいうのに弱いんだ、ぶわぁ。
そして幸せ願われたぁ(つ□<。*)
良いやつだ、ほんと。
世が世なら、いい王様だったよ。

キスの応酬で終わるか、これ?
いや、いろんな所にキスをすれば良いんだ。
暗転だもの。うん。

(-59) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 13時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

このような場所でお休みなのですか?


[椅子に深く座し、月の雫のような銀を閉ざしたままの恋しい人へと、囁くように声をかける。
だけどよほど深い眠りなのだろう。
銀は閉じられたまま、微動だにしない。
ただ唇から微かに漏れる甘い吐息だけが、微かに聞こえるのみで]


いけませんよ黒衣の君、このような場所で休んでは……。
誰ぞ不埒ものが貴方を襲うやもしれませんのに。


[そう、己のように。
下心を持つものがいないとは限らないのだから]

(239) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>236

 私は、壊れません。
 時が止まっている間は。

[そう答えるも、八つ裂きにされれば話は別だろうが。
 問われたことには苦笑いを返すのみ。
 痛みを感じれば当然、他の五感も存在する。
 そう、人間と近くなればなるほど。

 まだ完成していないロランはそこは鈍いかもしれない。]

 ――……承知しました。

[部屋に戻るという言葉に頷いて、その後を添う。
 戻れば、白の主人を偽りの無垢に戻す世話を…。]

(@47) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―書庫前―

[怪しげな銅像や甲冑だかの陰に隠れてアレクセイをつける。
 振り返りもしない様に、寧ろばれてんじゃないのか?と怪しむが、止めるタイミングが掴めず。
 結局書架の前に来てしまった。開いたままの扉から、まるで家政婦の様に中をそっと窺い――]**

(240) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[反応があれば手は止まる。けれど起きたわけではないらしい。
掌で頬に触れて、額と鼻筋をなぞり閉じた瞼に指先で触れる。
睫毛が触れて指を離す。

綺麗な顔をしていると思った。
思えば今まで触れたことはなかったのだから、顔を知ったのは初めてで。

両手で頬を包んでから、唇に親指で触れる]

(241) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 13時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[薄く背後で扉が開くのを気配で知る。
だけど気づかぬふりのまま見せつけるように、
眠る黒の主の唇へと落とす口づけ。
何度も角度を変え、割り入った歯列を舌でなぞり、
濡れた音を外へ聴かせるように響かせた]


黒衣の君……。
ずっと考えていたのです。貴方の中に私を遺す術を。


[唾液の糸はさながら銀色のしずくとなって、二人の間を結ぶ。
それを愛しげに舐めとり、再度眠る美貌に口づけながら。
睦言を一人紡いで]

(242) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[目元と唇に触れる熱を感じれば、ぼやりと瞳を開けた。
筋肉の動きでそれはニキータにも伝わるだろう。]

 ……ん、……?
 …………本当に来たのか……。

[相手を確認し、眠たげな声でそう呟くと。
片腕を伸ばし、ニキータの頬に、唇に、真似をするように触れた。]

 気が済むまで、触れていくといい……。

[そして再び手を離し、軽く目を閉じた。]

(243) 2013/05/11(Sat) 13時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[先ほどニキータと交わした″落書き″は、
深く眠りについた今ならば叶うだろうか。

銀を閉ざす目蓋にゆっくりと触れる]


貴方は私を愛してやると仰った。
だから許してくださいますよね。


[長い睫毛を食むように、そこにも落とす口づけの雨。
返らぬ返事を是と受け止め、男が胸元から取り出す銀の匙。

それをずぷり、と。
片方の瞳へと突き刺した]

(244) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 貴族 ユーリー


 まるで時が、
 動くこともあるような言い方だね。

[その言葉にはわずかに首を傾げたて、
戯れのような問いかけに返る苦笑に、清めの最中、
ふと執事の耳朶を甘く食んだ]

 ……なら、見ている時、どんな感じがするの?

[欲を煽るようにねっとりと舐めあげてやって、けれどそれだけ。

身を清めた後、一人、使用人を使いにやったのは、
アレクセイにやった白薔薇の行方を問うてのこと。
より紅く穢されたという薔薇には、不快と嫌悪と憐憫を示す]

 お前は少し、体を休めておいで。

[執事にゆるりと告げれば、部屋の長椅子に身を横たえる]

(245) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

――――……!!


[途端、激痛が脳から全身へと走る。
だけど痛みなど気にも留めずに、ぐるりと突き刺した眼窩の中で銀の匙を動かして。
ぷちぷちという視神経のちぎれる音をすぐそばで、聞く]


……………は、…ぁ。


[匙を引き抜き、赤く濡れた黒曜の瞳をえぐりとる際、
こぼれ落ちたため息はまるで蜜事のような響きでミハイルの下まで届くだろうか。
傷一つつけぬように細心の注意を払い、丁寧に取り出した眼球は一旦近くの本の表紙の上にのせる]

(246) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 起きたのか。いろいろしてやろうと思ったのに。

[顔に触れてくる手につい、と擦り寄せて]

 そんな許可を出して、無防備すぎるよ。
 
[ベルナルトの手が離れるともう一度確かめるように肌に触れていく。髪にも触れて]

 もう少し早くに、知っていればもっと描けたのに。

(247) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

貴方は愚かだとお笑いになりますか?
愚かで滑稽な生き物だと―――……。


[光を失い落くぼんだ眼窩から、血やそれ以外のものがダラダラと流れ落ち、男の頬を穢す。
古いインクと乾いた紙の香りに包まれていたはずの書庫は、生臭い血の香りで満たされて。

だけど、どうしてだろう。
それがとても心地よく感じてしまう自分を自覚する]

(248) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
>>245
横たえられたのか、
横たわったのか。

どっちだろう?

(-61) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 貴族 ユーリー

[――執事は命に背かない、
白の部屋はしばしの静寂に包まれた、後。


部屋の主はふいに姿を消して]

(249) 2013/05/11(Sat) 14時頃

ユーリーは、白い手はアレクセイの手首を、掴んだ。

2013/05/11(Sat) 14時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 いろいろ……?例えば?

[問いながらも特に抵抗はない。
髪に触れる手に目を細める。]

 ニキータに警戒する必要を特に感じていない。
 まさか、殺しに来たわけでもあるまいし。

[くつ、と笑い。
もう少し早くに、と言う唇を見上げた。]

 私も、もう少し早く、お前のことを知りたかったな。
 些細なことで苛立つより、そちらのほうが余程有意義だった。

(250) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[からん、と硬質な音が床に響く。
手から離れた銀の匙は、その先端を赤く染めて。
点々と続く赤い染みを床へとつくる]


私は本当に愚かだから。
こんなことでしか、貴方に″私″を遺せない。
これは呪いです、黒衣の君。
私から貴方へ、最期に最後に捧げる愛の――……


[呪縛なのだと。
眠る黒の主の瞳へと指を突き入れる。

指先に感じる生暖かいぐちゅりとしたそれを、
二つの指でかき混ぜて。

まるで女の蜜壷を愛撫するかのように淫猥な水音を響かせた]

(251) 2013/05/11(Sat) 14時頃

【人】 貴族 ユーリー

[それは白い霧の気配、
吐息も凍る、氷点下の夜の何者をも拒む静寂。
――ふいに、アレクセイの背後に現れた白の闇。

力は込められず柔らかに、
その汚らわしい音を立てる細い手首を捉えて、
けれど彼が痛みを覚えるだろうその理由は、

ぴしりと、その薄皮の白く凍り付いていくから]

(252) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[愛する人の瞳を愛撫する手首に触れる、冷たい手。
突如現れた白の主だと知り、赤く穢れた顔で睨む]


何を、なさるのです。ユーリー殿。
邪魔をしないでいただきたい。


[これは愛の交わりなのだから。
己と、黒の主との。

いささか無粋すぎではないかと、睨め上げた]

(253) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>245
 町に行く時は時は動きます。
 だから、時計は必要なのです。

[傾げた首にそう返す。
 無限に近い有限、そのような意味あい。]

 私がいない時は、ロランがお傍にいるように躾ておきます。
 ご心配なく。

[清めの途中、じゃれたような仕草には、また和やかに笑んで、
 答える言葉は、主人を褒める言葉。とても魅力的ですよと…。]

(@48) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……白薔薇が赤に…。

[アレクセイへの使いのあと、そのことに、記憶を探る。
 アレクセイを迎えにいったとき、花は白ではなく、赤だった。]

 そうですか。

[白の主人の不愉快そうな様子に、そのまま押し黙る。
 そのまま、長椅子に伏せたのを見れば、掛布を用意し、そっと被せた。]
 

(@49) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 今描いているのは肖像画だけど……。人物画程度なら。
 目の見えない今でも描ける。

[髪を梳く手は毛先までを。
また頬に戻った手は、そこから首筋へと降りた]

 殺す必要性を感じないな。
 それに、殺すための道具もない。

 俺の手を汚して良いのは絵の具だけだ。

[知りたかった、と言う言葉に、笑みを浮かべる]

(254) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
そこまでしたら主殿流石に起きるのでは


主殿の起きなかった理由づけに期待

(-62) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[白の部屋を出れば、
 庭園に向かい、白薔薇を一厘。
 地下のニキータの部屋に届けるために。]

 ――……?

[深い眠りに入っている黒の主人への異変をその時はまだ気づけず…。]

(@50) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 地下室 ―

[白の主人が黒の主人の眠る書庫に現れ、
 アレクセイに冷たい白い闇を見せているころ、
 執事は、いつもよりも鈍足に、地下室に降りた。

 ニキータの部屋の筆たてに白い蕾の白薔薇を指す。

 描かれている絵は一瞥、長く眺めることはなく、部屋を後にしようとしたが、
 ふと、戯れで、絵の具の黄色と赤を入れ替える。
 些細な悪戯。]

(@51) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 見えていないのに描けるのは本当に凄いな……。
 ……もし、描き終わったら見せてほしいな。

[首筋に手が降りるのを感じ、然し抵抗はない。
幾つ前の夜につけられたかも思い出せない吸血の痕は、触れただけではわからないはずで。
そこには白の主が綺麗な手だと褒めたのと同じ、きめ細かく柔らかな肌がある。]

 ……そういえば、手を洗ってきたんだな。

[今更のように気がついた。
最後に描いた絵が白か黒か、絵具がついていない手からは解らない。

戯れのように、ニキータの手の甲を、指先で擽った。]

(255) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ダニールさんのおちゃめ機能が発動

(-63) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[赤く穢れたその顔で睨む眼差しに
白は静寂のまま、けれどその捉えた手首を離さない]

 穢らわしいその口で僕の名を紡ぐな。

[何を視界に映すでもない、
黒の者の様子を見やり案じるわけでもない]

 気狂いの罪人、
 これから、お前の罪は償ってもらうよ。

[その細い手首から感覚は失われていくだろう、
振り払う意思のなければ、その手に壊死をもたらすもの]

(256) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 水彩だとわからないけどね。
 油彩なら、指で触ればわかる。

 白と黒の絵の具以外は、香りをつけてないから使えないけど。
 ベルナルトを黄色で描こうと思ったんだ。

[首筋はなめらかに手に触れてくる]

 でも良く描けなかったから。
 ……くすぐったいよ。

[黄色に塗れていたのだと、言外に口にして。手の甲に触れる指に首に触れる手は止まる。
黄色と赤が入れ替えられているとは知らぬまま]

(257) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 14時半頃


【人】 貴族 ユーリー


 お前の終焉は、
 黒の者の手ではもたらされない。

[―――ひとつ、宣言を残して、
さ、と細やかな雪の粒が煌き風に流れるように、
白い闇の姿は、溶け消えた**]

(258) 2013/05/11(Sat) 14時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

気狂い、ですか。
それはそれは……お褒めいただき、光栄ですよ。ユーリー殿。


[敢えて名を口にし、嘲笑う。
つかまれた腕を振り払い力いっぱい押して]


今、貴方にかまけている時間はないのです。
早くしなければ、黒衣の君が目覚めてしまう。

愛し君への交わりを邪魔するような無粋な真似はおやめいただきたい。

(259) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……?

[ただ、白の主人が発した言葉は通って聴こえる。
 きっとアレクセイが白薔薇を赤に変えたことだろうか。

 薔薇は、この屋敷では、それぞれの主人の象徴だ。
 赤に染めたということは、大きな無礼になる。

 ただ、白の主人は温厚にそれを流すと思っていた。]

 ――……ロラン?

[急いで地下室から階上にあがった時、駆け寄ってきた影に瞬いた。]

 ロラン……アレクセイがどこにいるかわかりますか?

(@52) 2013/05/11(Sat) 15時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 15時頃


【独】 貴族 ユーリー

/*
ぷーさま、

目玉抉られても目覚めないのか

(-64) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 そういうものなのか。

[盲目の絵かきの言うことに素直に感心した。
続く言葉に驚いたような表情を見せる。]

 ――ふ、顔も知らない相手を描こうとしたのか?

 想像の中の私と、今触れて知った私はどう違う?
 それとも、想像通りだったか……?

[擽ったいと言われれば手の甲を擽るのはやめる。
代わりに腕を伸ばし、顎の下を指の腹で撫で。]

(260) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……描くのは、顔だけか?

[そのまま、鎖骨まで指を滑らせる。]

(261) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[予言めいた言葉を残し溶け消える白の闇を、
暗い眼窩で見やったあと、ふんっと鼻を鳴らして]


そのような事を私が望んでいるとでも思っているとは、ね。
所詮は――――………か。

[こみ上げてくる可笑しさを堪えられずに、
くつくつと漏れる低い笑み。

壊死しかけている手はそのままに、もう一つの手で拾う黒曜の瞳。
それを己と同じようにぽっかりと空いた黒の主の眼窩へと納めて]

(262) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ここで振られたら面白いとおもいませんk

(-65) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
そして誤読に気づいた。
なんで主の目を抉りながら自分が痛いのだろう、共鳴?とか思っていた
あほや……。

でも目に指入れてることには変わらないね
白の主が速攻で止めに来たって形か

(-66) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

ずっと貴方のそばに……。
永遠に、永久に、お慕いしております……プラーミヤ様。


[眠る相手へと届かぬ愛の睦言を囁き、
感覚のなくなった手で、銀から黒へと変わった瞳を撫ぜた*]

(263) 2013/05/11(Sat) 15時頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 15時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 色を使わないから。眼が見えていれば、又違うように描くけど。見えないからこその描き方、だな。
 少し、描いてみようと思ったんだ。

 ああ……。想像とは、少し違っていたね。
 想像したものより、綺麗だった。整ってる、と言うのかな。

[顎の下を撫でられると喉がごくりと鳴る]

 身体までは少し難しいな。
 ……触っても良いなら。

[同じように、首筋から鎖骨を指で辿り触れた]

(264) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
あれこれベルナルトに言ってないかおれ。
戯れです戯れ

(-67) 2013/05/11(Sat) 15時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 それは光栄だな……。

 見目は整っているほうだと自分でも思ってはいるが、
 人に言われるのはまたいい物だ。

[ゆっくりとベッドの上で上半身を起こし、身を寄せる。
石鹸の香りと薔薇の香りが鼻を擽った。]

 ――好きなだけ触るといい。

 代わりに私も、お前に触れたい……。

[先程のミハイルとの会話で暴かれた本質>>168
見てほしい、そう願う。
見ること叶わないなら、代わりに耳で、指で、己の存在を感じてほしい。
そして、同じように目の前の相手を感じたい。]

(265) 2013/05/11(Sat) 15時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――ニキータ……。

[抱き寄せるように、首の後ろに腕を回した。*]

(266) 2013/05/11(Sat) 15時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 15時半頃


【独】 貴族 ユーリー

/*
>>244
でプーさまが抉られたのかと早合点したので危なかった……、
あぶなかった……、まじすまない。

(-68) 2013/05/11(Sat) 15時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 元から自信があるんじゃないか。
 そういう奴は、自然と身ぎれいにするものだからな。

 でも、ベルナルトは元の造形が綺麗だなと、思うよ。

[好きなだけ、と言われて鎖骨から肩へと掌を滑らす。触られることについても拒否するでなく]

 触れば良い。
 そんな風に言われたのも、久しぶりだな。

[首の後ろに回る腕に、近付く香り。
頬に唇で触れて、掌は肩から胸へと滑っていく。

秘めた光への焦がれは今は仕舞い込んで]

(267) 2013/05/11(Sat) 15時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 一階・廊下 ―

>>@45
[出会ったロランはこちらを探していたようで、
 やや、切羽詰ったような表情に瞬いてから、その身体を抱き止めた。
 息を切らして、でも、見上げた眸の色は、黒緑と黒紫のオッドアイ。
 アナスタシアの眸がもう、入れられたことを知る。]

 ――…落ち着きなさい。
 ロランもアレクセイを探しているのですね?

[白の薔薇園を穢した、と、穢したうえに、賜った薔薇を赤に染めたとなれば、
 それは、酷い侮辱と言われても仕方がない。]

 だけど、アレクセイは、プラーミヤ様の寵愛を受けているからね。
 私たちで、判断はできないよ。

 プラーミヤ様が乱れた規律に対し、どうされるのか。

[ロランの相談にそう答えながら、その頭を撫でた。]

(@53) 2013/05/11(Sat) 16時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……ッ

[身体に回したロランの手が傷に触れる。
 やはり片目瞬いてしまったが、気づいたかどうか。]

 ――…知っていたのかい?

[傷のことをロランは知っていた。
 やはり口止めしてても漏れたかと思いながら、大丈夫だとその頭に囁きかける。]

 私たちの身体は、この時の止まった中では治るよ。知っているだろう?
 お前の眼も、もう馴染んでいるようだ。

[人間の屍でできた人形。
 かの女帝がかけた呪術。]

(@54) 2013/05/11(Sat) 16時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 なんだか、いやな感じがします。
 主人の部屋へ。

[それはきっと白の闇がアレクセイの前から消えた頃。
 黒の声は聞こえない。いや、あえて立てていないのか。

 眉を寄せ、ロランを連れて、黒の主人の部屋を覗くも、姿はない。]

 ――……書庫でしょうか。

[やはりロランを連れて、書庫へと歩みを進めた。**]

(@55) 2013/05/11(Sat) 16時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 16時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[シャツの下に潜り込ませた手は、掌で胸の形を、指の腹でその先を覚えるように触れる。
腹から臍に、更にはその下へ]

 ここも?
 絵に表すことは、ないけど触れて良いなら。

[触れたい、と服の上から形を確かめるように指を伸す。

擦り寄せるように額をあてて、見えない闇の向こうを見る。その向こうに、ベルナルトの眼があるはずだと。
どれほど懲らしても、見えない色。やがて伏せると、代わりに唇を合わせた。

2度、啄むように触れる]

(268) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 16時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[願いは、成った。
呪いは成就した―――。

穢れた罪人である男はその顔に満足気な笑み浮かべて。

凍れる闇に侵された腕の先に絡む潰れた眼球を混ぜた粘液を、
ねとりと赤い舌で舐ぶる。

どんなアペリティフも叶わぬ極上の味に、ごくりと大きく喉が鳴った]

(269) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【削除】 亡国の君 ベルナルト

 私も、ここまで大胆に人を誘ったのは初めてだな。

[何がそうさせるのか。
終焉が近づいているという予感か。寝ても回復しない身体の本能か。それとも。
わからないが、わからないままでいい。そう思った。]

 ……は、

[胸に滑る掌を感じ、短く声を上げる。
薔薇の光に焦がれる紅の蝶を、己が欲の為に金糸の蜘蛛は搦め捕る。

ニキータの首を抱いたままベッドへと引き倒すと、
肌を晒し、やわらかく微笑んだ。]


[欲しい、と耳元で囁く。
対価は――己の残り時間。**]

2013/05/11(Sat) 16時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
セーフ(だらだら)

(-69) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[銀色が溢れたと同時か。色にそぐわない熱を感じたのは。
それでももう片方の瞳は開かない。
意識は随分と沈んだように重い。

目の前で行われていただろうやり取りは
耳には入るが理解には至らず。
銀色が奪われても。黒檀が埋め込まれても]

(270) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【人】 罪人 アレクセイ

[舌先で粘液を転がしながら、思い出す直前のニキータとの会話。
彼はこの″落書き″の結果を楽しんでくれるだろうか。
それとも、赤い髪の向こうの眉を顰めるのだろうか。

それを知ることはきっと、ないだろうけれど――]


………いつまで、見ているんです?
それとものぞき見が趣味とでも。


[薄く開いた扉の向こうから覗くミハイルへと、
冷淡に声をかけた]

(271) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 私も、ここまで大胆に人を誘ったのは初めてだな。

[何がそうさせるのか。
終焉が近づいているという予感か。寝ても回復しない身体の本能か。それとも。
わからないが、わからないままでいい。そう思った。]

 ……は、

[胸に滑る掌を感じ、短く声を上げる。
薔薇の光に焦がれる紅の蝶を、己が欲の為に金糸の蜘蛛は搦め捕る。
更に下に落ちる指先を目で追いながら。]

 ん、――っ、ああ、……勿論、だ。

[やわらかく笑む。
見えはしないが、声色で気配は伝わるだろうか。]

(272) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[埋め込まれた黒檀を瞼が覆うことはなく
むき出しの眼球は、黒の主の容貌に異を添える。

ふと、唇が震えた。何の空気を感じたのか。
残った銀が薄っすら開く。虚空を見るように。
伸ばした指はその罪人に触れるか否か

けれどその口元から声はこぼれない]

(273) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……私の瞳が何色か気になるか?

[見えない目と、目が合う。
二度の口付けを交わした後で男は口を開いた。]

 濃い、緑色をしている。
 ニキータのものよりもずっと濃い……森の色だ。

[首に回していた腕を、背中へ。
そのままベッドへと引き倒せば、耳元に唇を寄せ。]

 ニキータ……。

[欲しい、と耳元で囁く。
対価は――己の残り時間。*]

(274) 2013/05/11(Sat) 16時半頃

【人】 罪人 アレクセイ

[背を向けていたから、
銀がうっすらと開くのには気付かなかった。

伸ばされた指が、触れて。
振り返る。

ああ、だけど。残された銀は自分を捉えることなく、
虚空へと向けられていて]


嗚呼………、

黒衣の君……私を、見てください。
私の目で、私を……あなたの一部となった、私を……。


[触れる指に縋り付く。許しを請う咎人のように]

(275) 2013/05/11(Sat) 17時頃

【人】 細工職人 サーシャ

-…それは。

[>>207一瞬、対価は教えて貰えないものかと思えば。

額に触れられ、主の口から提示された対価。
-それは自分の最も望まない結果だった。

わけもわからずに殺意を感じて衝動的に人が殺せる程、自分は血に飢えていない。
理由があるからこそ、手を汚す事に踏み切れる。
…という事は、憎い男が生き残る可能性が見えて。
拳を握りしめた自分の顔は強張っていただろう。]

…お答え頂いて、ありがとうございます。

(276) 2013/05/11(Sat) 17時頃

ダニールは、書庫の扉の前、ミハイルの姿に片眉をあげる。

2013/05/11(Sat) 17時頃


【人】 細工職人 サーシャ

[>>211人を化け物のようだと評する黒の主。
それには口元に苦い笑みが浮かぶ。]

-強い願い故に、人は何処までも醜くなる事が出来るのだと。
此処に集まるのは、もっとも願いが強い人間ばかりだと思います。

[アレクセイが手を汚したのは知らないけれど、ベルナルトがした事には察しがついていて。

もし、自分が何か求められたなら-…。**]

(277) 2013/05/11(Sat) 17時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[同族も人をあいする時は目を抉ったのだろうか。
それとももう愛を囁けぬよう舌を抜いたか。

指伸ばした先、縋りつく人間を見る銀はやはりどこか虚ろ。
深く息を吐けば、彼のその首元に牙を触れさせ]

…血を。

[黒檀の目は瞬かない。銀の目は彼を見ない。
けれど手はそれを引き寄せる]

(278) 2013/05/11(Sat) 17時頃

アレクセイは、無防備な背中を扉の方に向けたまま、黒の主の指に縋り付いている**

2013/05/11(Sat) 17時頃


細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 17時頃


【人】 罪人 アレクセイ

[望まれるままに差し出す首筋。
引き寄せられた腕の中ならば、
銀が己を映さなくとも判らない、から]


                ―――……プラーミヤさま。


[か細い声が愛しい人の名を紡ぐ。
睦言を調べる声音は一方通行のまま、罪濡れた瞳を閉じた**]

(279) 2013/05/11(Sat) 17時頃

罪人 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 17時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[指で触れるのは確かに男のもの。
もちろんといった声の響きに、絡ませた指先が動く]

 森の色、か。その色を作れたら良いんだけどな。
 ……見えそうにない。

[ベルナルトの上に倒れ込むと、耳許での囁きに返事のように抱く力を強くする。
その身体を暴き、自身を刻んでいくのは、描くのと似ていると思った。

やがて、部屋に戻るのは1刻の後]

(280) 2013/05/11(Sat) 17時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 17時頃


【独】 貴族 プラーミヤ

切ない数字がならびますなぁ

(-70) 2013/05/11(Sat) 17時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
意外と早かったわ

(-71) 2013/05/11(Sat) 17時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 書庫 ―
[書庫の扉の前にいたミハイルは、どういった反応をしていただろうか。
 ただ、ただ事ではない様子に、押しのけて、書庫の扉を開ける。]

 ――……プラーミヤさま?

[見えたのは、薄闇の中、アレクセイの首に顔を埋める黒の主人の姿。ただ、その顔には闇が落ち、アレクセイの影にもなっていてよく見えない。
 同時に、戦慄くようにアレクセイの背が痙攣し、弛緩していく。]

(@56) 2013/05/11(Sat) 17時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[アレクセイの首元に牙を立て、水を飲むように血を啜る。
これは自分の餌だ。白薔薇の香りを脳裏に留めながら、
僅かその手に力を込める。

どれだけ飲み干したかは2輪の黒薔薇が見守る中。
アレクセイの体がそこからくずおれた後、その声に]

ダニール。何か。

(281) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

ダニールは、アレクセイの身体が崩れ落ちた後、プラーミヤの顔を見て、さすがに息を呑んだ。

2013/05/11(Sat) 17時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 なら、見えたら作ってくれればいいさ。

[閨の言葉は、深くを考えず放たれる。
ニキータの目が光を取り戻す為には何が必要なのか。
対価に何を失うのか。
そこまで考慮されていない、ただの戯言。

暴かれ慣れていない身体は悲鳴を上げるが、
それでも口は苦痛を訴えなかった。
離してほしくない。今だけは。]

 ――……。

[行為が終われば気だるげに手を振りながら、
去っていくニキータを見送る。

余韻に酔いながら、1人、目を閉じた。**]

(282) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 17時半頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
迷ったけどアレクセイがすごく死にたそうなのでこれ以上減らしても今日は無理だと判断。

ニキータから貰っておこう。(精を)

(-72) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 畏れながら……。

[何か、と言われ、その場立ち尽くす。
 背後にはロランもいただろう。]

 ――……

[黒の主人の見開いた黒檀の眼のことを告げようとして、
 でも見据えられた黒に、それ以上喉から音を振り絞れない。]

(@57) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

これが…目を抉った。大事ない。すぐに治る。

[銀に戻るかどうかは知らないが。
腕の中で意識失うアレクセイはそのまま抱きとめ。

視力の違う目玉、こなれない内は目眩をおこす。
瞼がその目を覆えずにむき出しのまま]

どうした。お前がそんな顔をするな。

(283) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>283

 ――……左用でございますか。

[黒の主人のなんでもない、と言った言葉に、やっと掠れた声が戻る。
 だが、一つ、

 沸き起こる怒りがあった。
 それは、黒の主人の腕の中、眠るようなアレクセイに冷ややかな視線を送らせる。]

 ――……

[主人の銀の眸。
 鋭敏で、畏敬に満ちたその銀。

 それを穿るなど……。]

 ――……赦されるのですか?

[怒りを沈めようとする分、目つきはひどく鋭く尖ったものとなった。]

(@58) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 人間の身体をその身に入れること。
 貴方は赦されるのですか?



[純血を汚すアレクセイの行為に。
 その尊さを穢したと思ってしまう。



 だが、それが、一つのはじまりかもしれないのに。]

(@59) 2013/05/11(Sat) 17時半頃

ダニールは、床に転がった銀の匙を拾い上げた。*

2013/05/11(Sat) 18時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[足下が少しふらつくのは、眼が見えないだけが理由ではないのだろう。
行為の後、と言うのもあるのかも知れないとは思ったけれど。

それでも部屋に戻れば、部屋には白薔薇の香りがあった]

 黒い絵の具を出したつもりは無いんだけどな。

[黒は久しく使っていない。なら、この香りは何だろうと。定位置までいくとよりそれは強くなる。

香りの元に手を伸せば、一輪の白薔薇の手触り]

 ユーリー様……。

[さっき、あの場にいたのを見られたからかと思い当たる。
白の主自身が気付かなくとも、執事の口から伝わってはいただろう。
白い薔薇を手にソファへと腰を落し、香りを嗅ぐように鼻先で花を揺らせば、焦がれる思いがある。

けれどもそれは、二度と色を見られぬと言うこと]

(284) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

許すかどうかは私が決めることだろう。
…お前がそんな顔をしてどうする。

お前が気に食わないなら今日これを裂くなりすればいい。
ユーリーがなんぞ言っていたようだがね。

[腕のアレクセイを代わりに椅子へ。
自身が立ち上がれば自身の黒檀の目に触れる]

…見事にえぐってくれたものだ。頭が痛い。

(285) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[黒の主を選べば或いは。

――見えたら。

先ほどのベルナルトの言葉が思い出される。
黄色の絵具を探して手を伸す。
けれど、定位置に置いたはずのそれは一度も使われていない形をしていて]

 出来れば部屋の中のものに手をつけないで欲しいんだけどな……。

[白薔薇を運んできた者が位置を変えたのかと。
そんなことを他の使用人ならすまい]

 文句の一つでも言いに行こうか。

[白薔薇を手に立ちあがる。
白の主の所に行くには、今のままでは行けないこともわかっている。先に湯浴みをしてから、と湯殿へ足を*向けた*]

(286) 2013/05/11(Sat) 18時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 18時頃


彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 18時頃


ダニールは、プラーミヤの返事に、頭を垂らし、主人に控えた。

2013/05/11(Sat) 18時頃


【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
赤い髪のベル描いて欲しかったのに。

(-73) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

お前たちは私をいつ眠らせてくれるのか。
落ち着いたと思えば問いかけやら目を抉るやら。

…何かを入れれば少しは…人とやらがわかると思ったものだが。
どうやらそうでもないらしい。何も変わらない…。

(287) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【人】 庭師 ミハイル

―書庫の内を覗き見て―

[ダニールが床に落ちた銀の匙を拾い上げる。
 その光の軌跡に、アレクセイが何をしたのか――…。

 制止も逃亡も出来ず、口を押さえたまま、
 俺は始終を見ているしかなかった。

 覗き見が趣味なわけがあるか。
 これは一体どんな修羅場だ――と、動けなかった、だけだ。

 押し退けられた拍子に足がもつれ、腰が砕けた様にへたりこむ。]

(288) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

申し訳ありません。
しばらく人払いさせるようにいたします。

[そう告げて、背後振り返る。
ミハイルの腰砕けた様子に歩み寄ろうとして]

(@60) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

退室するならそれも連れて行け。

[顎で示すのは眠るアレクセイ。
愛してやるといった。だから殺さない。
…ユーリーはもうすぐ望みが叶う>>167、といっていた。
あれは黒の望みをなんだと認識したのか。

混血が純血になどなり得ない。
あれがいいたいことがわからない]

あれは…何をいいたいのだろうか。
お前は、わかるか?

[ダニールが背を向けても声は溢れる。
白薔薇の問いはやはり言葉少ない]

(289) 2013/05/11(Sat) 18時頃

【人】 庭師 ミハイル

……は。
これは、面白いことを聞いた。

人を、知りたくなったか。
目を抉るのはアレクセイぐらいのもんだが、問いが多いのはそれだけ、願いが叶うかどうかが大事だってことだ。選ぶ権利を俺達に与えたのなら、ゲームの説明をする義務だってあると思うがね。

……ふ。何年この城に居る?
何人の人間を、覚えている?

……ユーリー殿、ぐらいなものか。

(290) 2013/05/11(Sat) 18時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

お前達を覚る程興味はない。
あれと…自分らを一緒にするな。

[聞こえた問いかけ>>290に目を向けずに吐き捨てる。
それは事実。願い叶える為に何をしたのか。
覚えられたいならアレクセイくらいのことをすれば、まだ]

聞かれたことは教えてやっただろう。
それ以上何を知りたい。

(291) 2013/05/11(Sat) 18時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

お前は何を望むのか


[ゆるい問いかけは薔薇の香りと入り交じる]

それだけが、わからない。

(*0) 2013/05/11(Sat) 18時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 18時半頃


【秘】 緑柱石の執事 ダニール → 貴族 プラーミヤ

/*
実は、赤ログ見えてる見物人です。
赤ログ情報は知らないほうがいいでしょうか?

(-74) 2013/05/11(Sat) 19時頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 緑柱石の執事 ダニール

見えてるなら知ってていいんじゃないかと思いまっす。

(-75) 2013/05/11(Sat) 19時頃

【秘】 緑柱石の執事 ダニール → 貴族 プラーミヤ

/*
了解です。
見えて最初びっくりしてました。
では、赤ログで呼びつけもご遠慮なく
(赤ログをもってはもちろんいません)

(-76) 2013/05/11(Sat) 19時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[湯殿に来れば服を脱ぎ湯を浴びる。身体を洗い髪を洗って湯に浸かると、今度はなぜ呼ばれたのかが気になる。

ただの食事なら、血を差し出すだけだ。

白の闇に溺れてしまわないように]

(292) 2013/05/11(Sat) 19時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[腰を抜かしたと思ったミハイルがしゃべりだしたのには、眉を寄せた。]

 ――……アレクセイにはどのような対応を。

[それは、寵愛したものとして扱うのか。
 罪人として扱うのか、ということ。
 何も言われなければ、ただ、部屋に放り出すだけだろう。]

 ユーリー様のお考えの真意。
 私にはわかりかねます。

[白についての疑問にはそう答える。
 もし、わかっていても、そう、同じく答えただろう。]

(@61) 2013/05/11(Sat) 19時頃

【秘】 緑柱石の執事 ダニール → 貴族 ユーリー

/*
実は、見物人ですが、赤ログみえてます。
ぷーさまにいったところ、見えてるならその情報は知ってていいんじゃないか、ということなので、
一応、ユーリー様にもご連絡を。

(-77) 2013/05/11(Sat) 19時頃

【秘】 貴族 ユーリー → 緑柱石の執事 ダニール

/*
どうなっているのかと少し思ってた。
ご連絡、ありがとう。了解。

(-78) 2013/05/11(Sat) 19時半頃

【秘】 緑柱石の執事 ダニール → 玩具 ロラン

/*
見物人、赤ログみえてる件、村建てさんにきいたところ
その情報は見えているので、知っていて可だそうです。と
一応ご連絡までに。

(-79) 2013/05/11(Sat) 19時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[白い部屋の中、
音にする言葉は執事とロランと、2人の元へ届くだろう]

 罪人は、捕らえなければね。

 薔薇を穢した罪ならば、
 薔薇の糧にするだけでよかったのだけれど。

[しかし今は『賭け』の途中、
罪人とはいえ客人の命を奪うはルールに背くだろうか。
長椅子にゆる、と身を横たえたまま、
目蓋閉ざし薔薇の香をにおう]

(293) 2013/05/11(Sat) 19時半頃

【赤】 貴族 ユーリー

[銀を穢した罪人が、
今はただただ穢らわしい。
――金と銀、歪んだ鏡の対比は壊れ]

 死を待つ優しい眠りも、
 望まぬ願いの叶うことも無く 

 何ひとつ残すことなく消えてしまえばいい。

[白い闇は地吹雪のような乱れの中に]

(*1) 2013/05/11(Sat) 19時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 19時半頃


貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 19時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[湯から上がり服を着る。髪は濡れたまま、白薔薇の香るオイルをつける。
纏う服は髪の色と同じ赤を。元から白い服は持たない。
使用人の一人に頼んで、片目が出るように前髪を一部留めて貰う]

 ……。

[白薔薇を手に一度香りを嗅ぐ。
それから、白の部屋へと向かった。

薔薇園でのことを思えば、来づらくもあったが、まるでなかったかのように扉を叩く]

(294) 2013/05/11(Sat) 19時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[主人はどのような返事をしたか。
 ともかく踵を返し、銀の匙をロランに渡すと、
 椅子に眠るアレクセイを執事は抱き上げる。
 その顔には暗い闇が落ちたが、口元は笑っているようだ。

 執事は表情を固いものにとどめたまま、目を伏せると、一度黒の主人を省みる。]

 ――……すぐにお迎えに参ります。
 お部屋でお休みください。

[その言葉通り、アレクセイを連れて一度書庫を後にする。]

(@62) 2013/05/11(Sat) 19時半頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 貴族 ユーリー

/*
緊急…ってことも無いほどのご連絡です。
見物人にも赤会話見えてるようです。
見えているなら赤のこと知ってていいですよと話してたので、
見物人にも赤見えてます。

きんこーん。

(-80) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[アレクセイをその部屋の寝台に寝かせたのち、執事は、黒の部屋を覗き、その寝台を整えるように使用人に命じる。
 自身は、また書庫へと向かった。

 そこでは、ミハイルがまだ黒の主人と話していただろうか。
 ロランの姿もまだあっただろう。]

(@63) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【人】 貴族 ユーリー

[全ての音を飲み込むような無音の静寂、
取り出したのは執事の持ち込んだ音の小箱、
しかしその音楽は生きてはいない。
哀切帯びた旋律が、銀砂のように零れ落ちるだけ]

 ――……、

[痛みを覚えて片方の眼球を押さえ込んだところで、
扉を叩く音と気配、応じる声はわずかに震えた]

 ……入っておいで。近く、こちらに。
 なんだ、お前のところに行こうとおもっていたのに。

[声で招き入れた赤い髪、長椅子の上うずく眼球を押さえ込んだ姿勢からその盲いた瞳の色を見上げる]

(295) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

それをどうするのか。勝手はするな。

[アレクセイを連れて行く命は恐らくユーリーか。
けれど、違う目は思いの外動きを抑えたようで。

ふらり、椅子に落ちたまま、その背を見る]

(296) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【秘】 貴族 ユーリー → 貴族 プラーミヤ

/*
ダニールからも秘話連絡頂いてました、了解です。
幽界の見物人ってどうみえるんだっけ?と思ってました。

(-81) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……失礼します。

[扉を開けて中へと足を踏み入れる。
瞳を押えている様子はわからなかったけれど、その前の声は震えたように思えた]

 私の部屋は、ユーリー様がいらっしゃるような部屋ではありませんから。

[何より白の絵の具を使っているから黒薔薇の香りに満ちた部屋だ。
近くと言われて声のする方へ近付く。部屋の中が変わっていなければ、長椅子の方だ、とわかる。
近くまで行けば膝を折った。

白の主の香りが鼻をつく。
萎びた旋律がなっているのが耳に入っていた]

 その、音は?

(297) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 貴族 ユーリー

/*
あんまりきにしてませんでした…すいません色々>見物人あれそれ

今日アレクセイ襲撃、体力値一番低いの吊りでいいですか?
体力値と襲撃かぶったらアレク独り墓落ちでいいとも思います。
墓下と赤は遊べますし。
なんでしたらアレク襲撃描写はお任せしますけども、
ユーリー的にいかがですか?

(-82) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

てっきり……人を知る為に、造られたのだと思ったんだが。
完成というのは、人になること、だろ?
吸血鬼には成ることの出来ない、人に。

[感情らしいものも見える。欲も人並にあるんだろう。

 銀では無くなった目はそのままに在る。]

アレクセイを、愛する……ね。
このゲームが終わるまでの、戯れか?
あいつは、それを遺そうとしたが、いや、まさか本気なのか。

[問いばかりだなと口を閉ざし。まぁ新参だから仕方がない。ややあって開く。]

(298) 2013/05/11(Sat) 20時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 20時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

[>>289黒の主人の命令でアレクセイを連れて帰ってくる。
 >>285気に食わないなら裂けばいい、などという言葉は、もちろん気まぐれな一言で、本当の命が降りればそれに従うだけ。>>296]

 プラーミヤ様、
 おやすみください。寝台は整えております。

[書庫に戻りプラーミヤに寄る。
 背の傷のことは忘れてしまっていた。]

(@64) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

>>296何いってんのプーさん……orz

(-83) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【秘】 貴族 ユーリー → 貴族 プラーミヤ

/*
や、だいじょうぶ、とくにもんだいない…!

吊り襲撃はその方向でよいかと。
襲撃描写もユーリーでよろしいのなら、こちらにいただければ。
しかし襲撃でも人死にはないのですよね、と一応の確認。

(-84) 2013/05/11(Sat) 20時頃

ニキータは、見えない眼は、音がする方へと*動く*

2013/05/11(Sat) 20時頃


彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 20時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[黒檀の目はまだ馴染むことはない。
もう一度片手で抑えながら、それ以上ミハエルの問いには答えない。
必要を感じない。残った片方の銀は更に深く皓を宿す]

……。休む必要は……

[ない、といいかけてまた起きる目眩。
寄ってくるダニールの肩口に頭もたげ]

構うな。あれのところにいればいい。
私は独りに。皆、出て行け。

(299) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【秘】 貴族 プラーミヤ → 貴族 ユーリー

/*
襲撃でも死なないです。最後に吸血鬼だけガチ死にです。
ではユーリーに襲撃お譲りします。セットOK。
と、中会話苦手でしたらすみません。

(-85) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

ゲームの行方をただ寝て待つのも退屈じゃあないのか?

[壁に手を付き、腿を叩いた。情けなく座り込んでるな。立てよ、ほら。]

悩んでいるうちに、どちらを選んでも構わない気がしてきたんだ。そもそも、この城に来たこと自体、部相応な願いを持ったこと自体……。

[自分のこと以外にも目を向けた結果。]

あぁ。仮定の話だが……。
プラーミヤ殿が勝てば、この城には使用人しか残らない、よな?

ユーリー殿も消えて。
それで?

―――満足、するのか?

(300) 2013/05/11(Sat) 20時頃

【人】 貴族 ユーリー


 そう言ってお前は、絵を見せないつもり?

[一瞬の痛みを覚えた眼球からは手を、離して。
ニキータが膝を折るのには、くいと袖を掴んでひいた。
隣にかけて構わない、そんな意思を示しながら、
己は肘掛と背もたれに半々な姿勢でもたれた]

 ダニールが街で買ってきた。
 最近、お前の音も聴いてないしね。

 ……そういえば、
 先より前からも足が遠かった気がする。

[傍ら寄せれば、男からは湯上りの温かそうな匂いがする。
ニキータがなかったようなフリをした、薔薇園のことをわずか混ぜ返すように]

(301) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[執事から匂う白薔薇と血の香りに顰みは深まる。
けれど何故かもうそれを咎める気力がない。
妙に力が抜ける。目玉1つで、何があったのかわからない。
なお問いを重ねる男>>300に面倒くさそうに言の葉を]

なぜお前にそこまで答えなければならない。
願いが叶うとわかったら…それ以上、踏み込む必要はないだろう。
知ってどうする。

[ダニールにしなだれた力ないまま呟く。
それでも答えるのはやはり拒みきれない掟が脳裏のどこかに]

(302) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 20時半頃


【人】 庭師 ミハイル

[ただ一方的に言葉を残していくのは、壊れたラジオにでもなった気分だ。
 黒薔薇の、香のついた鋏を見せて、金属音を一度だけ鳴らした。]

やっぱり、俺には逆――のように、見える。負けて、何もかも終わりにしたいように……。

[パチ。二度目。
 知りたいことは、多分もう終わりだ。
 出ていけと言われても、早急には動けない。]

(303) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

……。

[黒い香りが揺れる。思考が、消えかける。
だから白い香りを今は拒否せず

受け入れた訳でも、ないけれど]

(*2) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[男の問い>>303に、銀を閉じることだけで答える。
それを肯定ととるか否定ととるか。
けれど言葉は発しない。

そのまま、ダニールの肩から聞こえるのは小さな寝息。
閉じない黒檀だけが異様さを保つ*]

(304) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 20時半頃


【秘】 貴族 ユーリー → 貴族 プラーミヤ

/*
ご返答ありがとです。
あ、中会話とかも特にこだわり無いです大丈夫。

(-86) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ユーリー様の絵は、完成しておりませんから。

[それは本当だ。描き途中のものが一枚、ある。
今は、手がその顔を忘れてしまった。
袖を引かれて、長いすの空いた場所を確かめてから座る]

 ……私の音は、素人のものまねです。

[笛は部屋に置いてきた。元々たまにしか吹かない笛だ。
足のことを言われると一度黙る。白薔薇の香りが傍によると、そちらは向かずに]

 食事を申しつけられたなら、こちらにも参りましたのに。

[焦がれる匂いがすぐ傍にある]

(305) 2013/05/11(Sat) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

 プラーミヤの絵は、完成したの?

[対なる存在の名を珍しく音にして、
それからまたゆるりと眼球を押さえた所作は空気の流れで伝わるか。あのもの寂しい旋律は内なる静寂の乱れを沈めるために]

 ……誰かのものまね?
 別にすごく上手じゃなくてもいいんだよ。
 生きている音楽は、人にしか奏でられない。

[人の生を慈しむような言葉のあとは、しばしの沈黙。
向けた言葉の悪かったか、こちらを見やる素振りも無いので、
手を伸ばし、冷えた指先はくいをその顔をこちらに向かせてやった]

 お前を吸い殺してしまったら、絵が描きあがらないだろう。
 ……どうやら僕の絵にはあまり熱心ではないようだけど。

[声音は静かであれば、その表情は絵描きには伝わらない]

(306) 2013/05/11(Sat) 21時頃

【人】 庭師 ミハイル

[なんと、答えが返ってきた。]

それが、踏み込む必要があるんだなぁ。
庭は主の心の鑑なんだ。

知らなきゃ――1番の華を、咲かせられない。

[銀が閉じる。残った目が睨むように見えて。
 鋏を仕舞い、ゆっくりとした足取りで部屋を出た。]*

(307) 2013/05/11(Sat) 21時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 プラーミヤ様の絵は昨日新しく描き始めましたので、近いうちに完成させたくは、ありますけど。
 ……私程度の笛で良いのなら、他の者でも吹けましょう。

 ――!

[冷たい指がふれて、顔がユーリーの方へと向けさせられる。
近くあるはず顔は、けれど視界に入るはずもない。

見えぬ眼をむける。
その表情は見えないままだ]

 ユーリー様の、絵を描きたくないわけじゃ、ありません。
 ……触れても?

[長いこと、触れていない気がする。触れないように、していた。
その香りに囚われてしまうから。

けれど、もうすぐ終わってしまうのなら]

(308) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 21時半頃


【人】 庭師 ミハイル

―庭園だった場所―

う     う゛ぇ

[くり貫かれたのは俺の目じゃない。
 なのに。女の悲鳴が聞こえたところから記憶は遡り、結果、胃を押さえて吐いた。
 土の上に溢れ落ちるのは唾液だけ。]

………っ



[肩甲骨が寄る。痰を吐ききってから、袖で口元を拭った。]

(309) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[かすかに笑う気配、近い内とはいつだろう。
もう終わりは間近だというのに。

こちらに顔を向けさせれば、盲いた眼が己の行方を捜す。
見えなかろうとも、その緑を覗き込み瞳に自身の金緑を映しこむ。
薔薇の香はゆらぐ、少しばかり怪訝そうに]

 僕はお前を失望させたんだろう。
 ――それでも描きたい、と思うのか?

[言葉に痛みが混ざるのは何故か、
――遠い過去に忘れた空白のせいだ。

絵描きが顔に触れるなら、
その表情はかすかな痛みをこらえたもの、
きつく閉ざした目蓋に、睫毛がわずか震える。
己自身も理由の知れぬ痛み。]

(310) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 書庫 ―
>>299>>302>>304
[黒の主人を支えたまま、ミハイルとの会話を聞いている。
 何も執事は言葉は置かない。

 ただ、構うなという命にはやや反し、そのまま主人の重みを感じていた。
 やがて、ミハイルが行き、ロランはどうしただろう。ともかく、眠りに落ちた主人を抱き上げて、主人の部屋に向かう。]

 ――……

(@65) 2013/05/11(Sat) 21時半頃

妖精の呻き(村建て人)は、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 21時半頃


【人】 庭師 ミハイル

[目を瞑ると、色んな色の眸が俺を見てくる。
 見るなと言ったのに、ロランも書庫で俺に顔を向けてきやがった。

 どうせ見るなら金緑が良い。濃緑が良い。
 いや、一番はやっぱり―――。]

……はぁ。

[洒落た細工のベンチに寝転び、ただぼんやりと何処かを見る。
 アレクセイがどうなるのか。気にならないといえば嘘になる。
 妙な三角関係みたいだと、呆れて笑い。
 重い体に溜め息をつく。
 
 ぶらぶらと下ろした指先が何かに触れ、ベンチの下を覗きこんだ。]

(311) 2013/05/11(Sat) 22時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[緑に映る色に、気付かない。気づけない]

 失望、など――。

[していない。そんなことはどうでも良いほどに、今も囚われているのに]

 描くことに、関係ありません。
 貴方を描くことに、意味があるのです。

[頬に触れる。瞼は閉じられていて、指先に当たる睫毛が震えるのがわかった]

 ユーリー、様。

[指先で、掌で、輪郭と、肌の質感と、造形と、その冷たさを。
手の甲で唇に触れる。口付けてしまいたくなる。
堪えるように眉を寄せた]

(312) 2013/05/11(Sat) 22時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 黒の主人の部屋 ―

[黒壇の眸は閉じず、暗く何を映すのか。
 白薔薇の香りに嫌悪する主人がそれでも寝込むほどの疲労に、執事は、厳しい表情を崩さない。]

 ――……

[ただ、黒の主人の変化は、執事も見ていた。
 そう、以前とは違う――………。]

 プラーミヤ様。

[眠った人を決して落とさぬよう、抱きしめて。
 名を呼ぶ響きは、せつなさを滲ませているようにも聞こえただろう。

 部屋で寝台におろし、顔は上にあげさせる。
 まるで作り物のような閉じない黒壇は黒い部屋を映し出しているが、主人自身には何が見えるのか。
 主人の顔についた血をチーフで拭き取りながら、

 執事は、そのまま、眠る主人の横に佇んでいる。彼を守るように。*]

(@66) 2013/05/11(Sat) 22時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 22時頃


【人】 庭師 ミハイル

[それは小さなピンクローズの蕾。
 ぎざとした葉をつつく。]

……珍しい、な。ここにはあの二色しかないとおもっていたが。

おぃ。こんなところに居ると、咲く前にちょんぎられるぞ?

(313) 2013/05/11(Sat) 22時頃

【人】 貴族 ユーリー

[失望を与えている、
その痛みを堪えて口唇はきつく引き結ばれる。
それもまた触れる手に伝わっただろうか]

 僕である意味、
 ――……それは造詣の問題か?
 魔性を描く機会なんて確かにないだろうからな。

[薄い口唇は今度は笑みの形に、自嘲というそれだ。
触れていく手の熱に吐息が零れる、その湿度もまたその指に]

 やはり、お前の手は熱い。
 ……ん、なんだその顔は、嫌なら触るな。

[いつぞやの言葉どおりに軽くその手を噛んでやったけれど、
瞬きと共に目を開ければ眉の寄せられていて、自身も同じように眉の寄る]

(314) 2013/05/11(Sat) 22時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 22時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[砂時計が刻む数日、眠る時間が長くなりつつあり。
夢を見ているのか、閉じない黒檀はぎょろりと蠢く。
時折ダニールを見る黒檀は睨むかに見えよう。

小さな声と共に銀が開く。側の執事を一度見て…けれど言葉はかけない]

(315) 2013/05/11(Sat) 22時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 22時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

― 自室 ―




    ――……は、……


[夢を見た。]

[内容は目を開けた瞬間に忘れてしまった。]


[ただ、何かを求めて虚空に伸ばした手と頬を濡らす水があるだけ。]

(316) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ただ美しいだけのものを、描く意味は何でしょう。

[触れた口元の表情に、その変化に、掛かる吐息に。
やはり触れるべきでなかったと、思う]

 ――……嫌なはずが、ない。

[噛まれた手を顔から離して唇を寄せた]

 なぜ、この薔薇を寄越したのですか。
 どうして、地下にこようと。

(317) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
オーケイ。
どっちにしろ今日は吊りを貰える日ではなかったようだ。

(と思ってざっくりとしか計算してなかった。ミハイルありがとう)

(-87) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ダニールに手を伸ばし、無言で引き寄せ、口付けた。
彼には何度口付けて血を飲んだだろう。
自分の知らない城を知る人形。
その気遣うように見える表情に僅か相好を崩し]

面倒をかけた。
少し…どうかしていたかもしれない。
お前は気に病むな。

(318) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 …………、……。

[眠る前と寸分違わぬ位置にある月。
行為の後の熱はすっかり抜け、怠さを残すのみ。

袖で目元を拭う。
夢で泣くなんて、よっぽどなものを見たのだろう。
しかし何を見たかは、まるで自分自身思い出すのを拒んでいるかのように何もわからなかった。
悲しくて泣いていたのか、嬉しくて泣いていたのか、それさえもはっきりしない。]


 風呂、を……。

[行き先を求めて、服を整えてから部屋を出た。
暗く静かで、月明かりしかないこの部屋にはいたくない。]

(319) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
でも俺ベルナルトもすっきゃねん←ひどい

(-88) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

でもまぁ、こんなところだから――…咲いたのか。

[煙草を吸出し、灰を薔薇の周囲に落とす。
 害虫の寄らぬよう、病にかからぬよう。

 そうして、ベルナルトがしてくれた様に一人、頭を抱え。]

咲くとしても、一輪……か。
奇遇だな。俺も――ずっと、ひとりだよ。

(320) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>318
[黒の主人が目覚めたらしい。
 引き寄せられれば、そのまま、血の口づけを。
 こんな血でも時に必要とされることは嬉しく思う。]

 ――……面倒なことはありません。
 貴方のことで面倒など思うことはありません。

[その言葉も、やはり、変わってきたと思う。
 けれど、それを肯定も否定もしない。
 銀の眸だけ見つめ、


 そして、最後は、笑みをこぼした。]

(@67) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 22時半頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
自分だけ増減なくてすみません…。(土下座)
今晩アレクセイですか…。
ううう。

(-89) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

それはお前がその為の人形だからではないのか。
ロランも同様に。

…どうしてもわからない。人やあれが望むことが。
やはり相容れないものなのかな。

[あの後アレクセイはどうなったか。
対価を伝えたサーシャは何を選んだか。
そしてベルナルトやミハイルは、どう思っているのだろう。

…ミハイルの言葉を否定しなかったことに、僅かの後悔がよぎる。
その表情でさえ、珍しい]

(321) 2013/05/11(Sat) 22時半頃

【人】 貴族 ユーリー

 僕は何を生み出すものでもないから、わからない。
 逆にお前にとって、描く意味とはなんだ。

[触れていった温度のせいか、人のような問いかけが零れおちる。
けれど、聞こえた否定の言葉、その矛盾を不可解に思うほどには人からはかけ離れてしまった]

 なら、そんな顔を……、 、

[顔から離れおちた手の代わりに、掠めた口唇。
欲の気配の薄いそれには、じりとあとずさるように]

 何故? なぜ、意味を求める。
 お前と言葉を交わすことは、それほど特別なことか。
 お前の態度は、いつもながらあまりに不遜だ……。

[手を伸ばす、赤い髪を抑えて盲いた瞳を覗き込む。
しかしそれを覗いたところで、読み取れぬ不可解]

(322) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

…それなら、ベルナルトが分け与えたいと思う人にあげるといい。

[>>173ベルナルトの返事には目を伏せて。
そのまま戻って来られない可能性があるのなら、せめて後悔のないように。
―もっとも、彼ならそうするだろうとは思っているが。

そして黒薔薇の香りを追って、黒の主の元へと向かっただろう。*]

(323) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[脳裏、サーシャの言葉に思い返す時の欠片>>276>>277

一度砕けたものは戻らない。時も想いも。
それを壊すのであれば、相応の対価。
いや…死人を呼び戻し、また害するのであれば安い程。

[その表情を見やるがそれ以上は答えない。
対価はただ、必要であるから求めるのみ]

あとは…選ぶのはお前次第だよ。サーシャ。
叶わない願いを求めるか、安穏と死を待つか。

[対価を教えたことは本当に気まぐれと僅かの哀れみ。
黒の主の胸裏へ小さな罅を与えた変化
そこから微かに滲んだもの]

(324) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
これだけ返しておきたかったので。
時間軸が激しくずれておるー。

(-90) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>321

[人形、という言葉にまた黒の主人を見る。
 否定できる言葉は何もない。]

 はい……。

[そのための人形。心の中で繰り返していく。
 代替わりの人形として、長く長く、ある。]

 わからないことではなく、
 わかろうとしていることは、私には眩しくみえます。
 わかろうとしていること、お伝えになればいいのではないでしょうか。

[思案に耽る主人にそう告げて。
 何か飲むものお持ちしましょうか?と、尋ねる。]

(@68) 2013/05/11(Sat) 23時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/11(Sat) 23時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

……。伝えた所で、詮無いだろうよ。
結局はわからないままなのだしね。

[ダニールが思うことを考えることはない。
慣れきった毎日と隣に在ることが当然の執事故に。
飲み物を、との提案にゆるく頷き]

眼帯を、1つ。この目はまだ扱いにくい。

[意思に反してか、またぎょろりとダニールを睨む黒檀。
まるで側にいることを妬むように]

少し外の空気を吸ってくる。それらは広間に。

(325) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 描きたいから、描く。目にしたものを、形に留めるために。
 それを見て、受けた感銘を、形にする。

 自分が見たものの喜びを、誰かに伝えるために。

[そう口にして視線はどこかをみる。
見えない。本当に、ここにいるのか。
どんな顔をしているのか。
焦がれる以上に、不安で]

 意味を、見たい……。
 特別なことだと、思いたいからだ。

 俺は、――。

[髪に触れる手。寄る香りで覗き込まれているのだと知る。その頬に手を伸して口付けた]

(326) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
でもベルナルトが黒に生きアレクセイが黒に生きサーシャも黒に行くとなると白に行くのって俺くらいじゃないのか

(-91) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>325
 左用でございますか。

[主人の返事に従順に答え、眼帯の所望に承知と、小さく答える。
 外に行くというのであれば、寝台から起き上がった際に衣服を整える。白の主人はすぐに着替えるけれど、黒の主人の時は、口から出されない限りはお節介はしない。これも、長くあってわかることだ。]

 広間のほうに準備しておきます。
 どうかお身体を冷やされぬよう……。

[ただ、庭に出るなら、と、深紅のストールを
その肩に。
 あとは、また礼をして部屋を後にする。*]

(@69) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

―少なくとも、俺の願いは人の理では叶えられないからこそ、此処にやって来ました。
この城館に辿り着いた時、この醜い願いを、願う事を許されたのだと思いました。

[浮かべる表情は泣き笑いのようだったかもしれない。]

貴方も、願いを叶える事をよしとしないのなら城館へと繋がる道を閉ざしてしまわれればいいのに。
そうすれば―…。

……。
失礼しました。
―愚かな人間の戯言と、お聞き流し下さい。

…それでは。

[黒の主を恨むつもりは毛頭ない。
吸血鬼の掟は知らないからこそ出た言葉。
けれど途中で紡ぐのをやめる。
踏み込む事を許される関係ではないと思うから。

黒の主に留められなければ、深く頭を垂れた後に退室した。*]

(327) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[湯浴みは、汗を流す程度の簡単なものに留める。
二度目の風呂上がりの後、行く場所を求めて廊下を進む。

少し前、サーシャと出会った廊下に立つと、
彼がそうしていたように、その場所から外を見た。


薔薇園が見える。]

(328) 2013/05/11(Sat) 23時頃

【人】 庭師 ミハイル

[シオンが居なければ、リーシャは俺ひとりのものになる。
 俺だけを見てくれる。

 そう思っていたこともあった。
 けれど、実際に家の用事でシオンが長く離れていた時も、シオン、シオンと煩かった。

 あんまりにもうるさいから、押し倒して無理矢理唇を奪った。
 リーシャは哀しそうに笑って、俺に謝る。

 どうして。
 理由はひとつしかなかった。



 いつが一番幸せだった?]

(329) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

私は…お前たちを拒めないのだよ。
閉ざせるのなら、閉ざしている。

[その表情を、その背を見て>>327
確かに掟がなければ。全て閉ざし、
こうも様々なものに干渉されることもない。

何故彼らの願いを叶えようと思い立ったのか。
いつからか掟以外の理由が混じり始めたことにまだ気づかない*]

(330) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
退室の書いてからプラーミヤさんのに気付いた件。
微妙につながっているように見えなくもない…?
いや、つながってないだろうこれは。

来たのを見計らって落として貰っていたら申し訳な、い。
しかし頭が死んでいる。

(-92) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 お前はここで魔性を見出したことが、
 喜びだとでもいうのか。

[それは白の者には酷く珍しいことに、
わずかに苛立ちを秘めた声音の響きとなった。
それゆえに彷徨う視線をこちらに向けようと、
冷えた手は伸ばされたのかもしれない]

 ――……、お前の望む、意味は。

[熱い手がふれた頬、やわと触れる口付けには、
やはり情欲の気配はなく、それは白を脅かすものだ]

 お前も、あの気狂いのように、
 僕の目でも抉るか。

[ただ優しいだけの口付けから逃れようとして、狭い長椅子の上、行き場は無い]

(331) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【独】 庭師 ミハイル

庭のデザインを考え、注文とコストの計算をし、

可愛いな。綺麗だな。愛してる。――だから、綺麗に咲いてくれ。



庭いじりをしているときが、一番幸せ……だったんじゃ、ないか?

(-93) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 離れの庭園 ―

…ミハイル。

[腹が鳴る頃、とは言われたが。
黒の主との話が終われば、真っ直ぐに告げられた場所へと足を運ぶ。
其処は寂れてしまっていて何もない小さな庭園。

何処か物哀しさを感じさせる此処には足を運ぶことは少なく。
かつては薔薇が咲いていただろう、アーチは残っているが、そこに花の咲いていた痕跡は残っていない。

彼は自分に何の用があるというのだろう。
亡くした人を思わせるから、てっきり疎まれるとばかり思っていたけれど。

相手の姿を見つければ、彼の名前を紡ぎ。]

何か用かな?

(332) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
あれ。
アレクセイって、いつから罪人に!


ミハイルの恋心が報われなさすぎて泣けてきた。

(-94) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[明けない夜、涼やかな夜の気配。

黒薔薇の香気はやはり落ち着きをくれる。
酷く疲れた上に、それが取れない。
砂時計の砂のように、何かがさらさらと手から崩れていくような。
そして、零れた砂が積り固まれば、
その中にあるべきものが見つかる気もしている。

赤いストールだけが妙に鮮やかに黒薔薇に陰を落とす。
酷く気だるく、月を見上げて息を吐く。

願いばかりを聞いていた。
なぜ人は身の丈に合わないことばかりを願うのか
それにどれだけのものがこもっているか、分からない今は]

(333) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 庭師 ミハイル

………………やぁ、シオン。

まっていたよ。

[名を呼ぶ声に、蕾の萼からそっと手を離して身を起こす。
 脚の影でピンクを隠し。

 新しい煙草に火を着けた。]
 

(334) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 貴方がご自分を魔性だと思っていても。
 私には貴方は貴方でしかない。

[意味を問われて一度目を伏せた。
その後の言葉には、首を振る]

 違う。そもそも俺のこの眼でそんなことが出来るはずもない。
 俺は、光が欲しいと言った。

 貴方の白は、俺にとっては闇ではなく光だ。
 その意味も、わからない?

[逃げる動きに腕を掴む。そのまま引き寄せて、抱き締めた]

(335) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
おっと、名前。
これはどうなるんだろう。

まぁ、サーシャはひょいひょい行くわけだけれども。

(-95) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[薔薇園に立ち入ることは、多くなかった。
片方の主の不興を買わぬよう、
片方の香りを身に纏うことを避けていたのが主な理由。

しかしこれも、遊戯が終われば見納めとなろう。
どちらの主が勝とうとも。


――足を踏み入れたのは黒薔薇の庭。
白に染まった手は、黒の主をよく描いていた、と。
そんなことを思ったから。]

(336) 2013/05/11(Sat) 23時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
今気づいたけどアレクセイの肩書きが変わってr

え、いつ変わった?(おろり)

(-96) 2013/05/12(Sun) 00時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
>>271 か

肩書きを変更しましたってシステムメッセージは出ないんだな
肩書き変更システム自体に慣れていないのであった

(-97) 2013/05/12(Sun) 00時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
ベルナルトの行動原理が無自覚ストーカーじみてて俺は

(-98) 2013/05/12(Sun) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

―…?

[>>334自分に気付いた相手が紡いだのは、自分の名前ではなく自分に似ていると思われる男のもの。
また間違えているのか、それとも何か意図があるのか。
分からずに、僅かに目を瞬かせた。

けれども待っていたと言われれば、身を起こした相手に近づいていく。]

待たせてしまっていたらすまなかった。

(337) 2013/05/12(Sun) 00時頃

プラーミヤは、人の気配に黒檀の目を向ける

2013/05/12(Sun) 00時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 衣装部屋 ―

[衣装部屋の奥、探る。
 隻眼の吸血鬼の記録はあった気がしたから。
 なぜ、隻眼になったのか。その理由は覚えてはいない。

 ただ、酷い暴君であったという。
 彼は願う者の絶望を見て深い色のワインを飲んだ。そう聞かせられた。

 真実はわからない。
 その最後は、全身に太陽の光を浴び、呆気なかったと。]

(@70) 2013/05/12(Sun) 00時頃

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フィルタ

生存者
(4人 16促)

ベルナルト
47回
ユーリー
22回
ミハイル
52回
ニキータ
42回

犠牲者 (1人)

アナスタシア
0回 (2d)

処刑者 (3人)

アレクセイ
3回 (3d)
サーシャ
42回 (4d)
プラーミヤ
0回 (6d)

突然死 (0人)

舞台に (2人)

ダニール
18回
ロラン
13回
村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
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