人狼物語ぐたるてぃめっと


359 千受村

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が3人、王子様が1人、囁き狂人が1人、人狼が1人、邪気悪魔が1人、鱗魚人が1人いるようだ。


【人】 アナスタシア

……まさか。 ほんとうに?

(0) 2013/05/08(Wed) 00時頃

アナスタシアは時が進むよう祈った。


【独】 庭師 ミハイル

/*
は。
王子様を弾かれてから思った。

俺はどうして邪気を希望しなかったのか、とwwwwwwwwwwwwww
<縁故募集

(-0) 2013/05/08(Wed) 00時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 00時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 00時頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
おお、希望通った?
やった事のないものやりたいと思って希望当たったので震えています。
自打ちだから…誰と結ぼうね。

(-1) 2013/05/08(Wed) 00時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 00時頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
ダイスはいつ振るのでしたっけ。
企画ページ…!

(-2) 2013/05/08(Wed) 00時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[サーシャはどんな様子だっただろう。
 ともかく、食事は無理にはしなくていいと告げて、笑いかける。

 笑みのまま、次に出る言葉は彼の予想にはあっただろうか。]

 ただ、もし、よければ、
 食事のあと、それでも渇きを癒せない主人の元に、
 一緒に来てくださいませんか?

[サーシャの顔を見て、首を傾けた。

(@0) 2013/05/08(Wed) 00時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 00時半頃


彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 00時半頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 00時半頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
あ、墓下でいないと思ったらダニールさんいらした。(いない体でお返事書いてた。)
うぐぐ、読み込み不足…。

(-3) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[サーシャの返事がイエスなら、その手をとって、彼の身なりを整えるために、衣装部屋へと誘うだろう。
 ノーならば、無理強いはしない。

 そのまま、また笑みを残し、何処かへ。**]

(@1) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

ミハイルだ。

ミハイル・シェイファー。

[椅子の背凭れに手を付き、1人1人の姿を確かめてから名乗る。金緑の主以外の者とは初対面だ。

 食事は既に始められている。
 席に座るや否や、皿に手を伸ばした。]

(1) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 広間の近くの廊下 ―

―いえ、ありがとうございます。大分良くなりましたから。
見苦しい姿をお見せして…。

[>>@0:65気遣われる気配に僅かに目を細め、感謝の気持ちを込めて会釈する。
白の主は気にしないと言われれば、それでは黒の主はどうなのだろうという考えに至る。

手に向けられた視線に気付けば、困ったように笑う。
駒かな細工に酷使するこの手はまじまじと見られるほど綺麗なものではない。]

―お気遣い、どうもありがとうございます。

[>>@0続いて向けられた言葉には不思議そうに灰色の目を瞬かせ]

…俺、ですか?構いませんが。

(2) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>0:258一国の王。
当然、男の願いを知る二人の主と、その執事は知っていること。
しかし客人に対して己の素性や願いを自ら明かしたことはない。
席を外したニキータは白の主の言葉を聞いていなかったはずだが、他はどうか。
濃緑は一瞬、返答を考える為に黙り、そして再び口を開いた。]



 ――今の私は、ただのベルナルトですよ。主殿。

[浮かべるはやはり、薄笑い。]

(3) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[白の主へ手を伸しかけて、ドアの開く音に手を止めた]

 ……知らない声だな。

[香水が香る。白と黒と両方の]

 両方つけるとくさいよ。
 いや、黒は少し弱いか。

 ミハイル――――名前覚えてても、いいよ。俺はニキータ。

[顔をミハイルの声した方へと向ける。
椅子に座ったらしい音に肩を竦めて食事を再開した]

(4) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
お返事がギリ間に合わんかったー。
そして願い事がミハイルと被ってしまった…。こっちは負縁故の予定でしたが。
…軌道修正すべきか。ちょっと考えよう。

そしてミハイルさんの縁故。(幼馴染)
サーシャの顔なら、どっちでもいけそう。
でも男と女とどっちがおいしいかっていうと…男かな。うん。
好きだった相手に似ているのもアリですが、男の方が面白くなるかなって。

(-4) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[真綿で首を絞めるような憐憫に、そう簡単に堕ちたりはしない。
その程度の言葉で傷つくような精神で国を支えられるはずもない。]

 人間風情の言葉は信用なりませんか?

[ゆるく笑う。]

(5) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>0:257 口唇をグラスに当てて冷やしながら、
触れたいという絵描きの姿を流し見る、その手を一度]

 触れてもかまわないけれど、
 今は手ひどく噛み付くかもしれないよ。
 お前の手は、熱いから。

[それはその手が創造する手であるからか、
あるいは人間の生の営みゆえのものか――、
どちらにせよ、人の熱は己を焦がすものだ]

 ……お前は不可解だ。
 望みが絶えているというのに、
 まだ何かを生み出そうとしているのだからね。

[窓辺にもたれてしばし、黒い庭園を見やる。
薔薇の園を視界に移せば、そこにあるを思い目蓋を伏せた。]

(6) 2013/05/08(Wed) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

は?

[聞き咎めて、椅子に座るのに間が空いた。>>4

あぁ……香水か。
いや、両方ってのは偶々で……

[良く気が付いたなと、ニキータを見た。
 覚えてても良い、というのはどういう事だ。

 鼻に付く言い方をする。]

ニキータか。
俺は、覚えるなって言われてもお前の名前を覚えたからな。

(7) 2013/05/08(Wed) 01時頃

玩具 ロランは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 01時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 ユーリー様、その理由ですといつまでも噛まれるんじゃありませんか。
 別に噛まれるくらいは構いませんけれど、ね。

[そう言ったけれど、今は食事を再開することにして、スプーンを持つ手を動かした]

 描いていなければ、願いが別のものに変わってしまいそうですから。

[不可解と言われて言葉にする。
まるでそれを見せるように左手で首に空いた穴に触れた]

(8) 2013/05/08(Wed) 01時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― →衣裳部屋 ―

[>>@1そしてダニールに手を取られ、衣装部屋へ。
城館の二人の主もいる食事の場に、この格好ではそぐわないのだろうと判断する。

ダニールによって選ばれた衣装に袖を通しながら思い浮かべるのは、黒と白の主の姿。
そして他の客人達。

新たに来た客人は白の主の後ろにいた自分の姿を見ていた>>0:219ようだったが、恐らく初対面なので心当たりはなく。
他人に興味を示す事はあまりないが、何処か幻でも見ているような目が気になったので機会があれば聞いてみようかと。

―やがて用件が済めば、広間へと向かっただろう。]

(9) 2013/05/08(Wed) 01時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[新たな顔がミハイルと名乗るのが聞こえる。
名を問われれば、やはり「ベルナルト」とのみ答えるだろう。

国名と同一の家名を名乗らなければ、ミハイルに男の素性が知れることはなかろうか。
男もまた、ミハイルの素性を知らぬ。
知ったとて、それが何だという話でもある。]

 …………。

[食事を摂る客人を流し見る視線は、常と変わらない。**]

(10) 2013/05/08(Wed) 01時頃

【人】 貴族 ユーリー

[己にとっては檻の中であればこそ、
どちらが絶えても同じことだというのに。

己は絶望の先を見て、そして今魔性としてここにある。
悪夢の続きを見るよりも目覚めぬ優しい夢の中に、
そうしてもたらされる甘やかな死は――
果たして誰の望むものであったか]

 ……それはお前の誇りなのかな。
 信じる、とそういってもいいよ。

 お前が僕を殺せるのなら。

[>>5 ゆるやかな笑みには誘うような眼差しを。
ゲームはひそやかに始まりを告げているのだから、
ミハイルに口にしたと同じ言葉を告げて。]

(11) 2013/05/08(Wed) 01時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 01時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 偶々? 黒薔薇にでも、手を出した?

[ミハイルの言葉に窓の外からいつも香っていた匂いを思い出す。
実際にどんな花かを見たことはなく匂いで判断するしかないのだけれど]

 ん。俺の名前を覚えるのは構わないよ。
 願いが叶うまで、願いを覚えていられるといいね。

[笑むわけでもなく、食事を片付けながら口にする。
やはり匂うな、と臭いの元であるミハイルの方へ顔を向ける。

わざと一度自分の鼻を摘まんで]

(12) 2013/05/08(Wed) 01時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 広間 ―

―誘って頂いたのに、遅刻した非礼をお許しください。

[広間の方は歓談中の頃だったか。
入室すれば、まずは白の主に向かって非礼を詫びながら頭を垂れた。]

(13) 2013/05/08(Wed) 01時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
しまった。黒の主はいないらしい。
修正修正。

(-5) 2013/05/08(Wed) 01時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 01時半頃


【人】 庭師 ミハイル

窓から手が届く場所にあったから、まぁ、つい。

[知らなかったのか?>>12

……なんだ、それ。
叶うまでに忘れてしまうような事を言うんだな。

[パンを千切り、ニキータを見ると鼻を摘んでやがる。
 右手のパンを投げる振りをして威嚇した。]

フン。

(14) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[新たな客人の訪れよりも、早く届く黒薔薇の香。
己はそれを疎んではいない、ただ相容れぬだけだ。
視線を一度動かして、席に着くのなら無言でそれを許容する。

>>8 構わない、口にされる言葉は、
酷く容易く簡単にきこえて、伏せられた笑みひとつ。
噛むことを好んでいない魔性など、滑稽にもほどがある。
けれどたしかに――]


 ――……、


[描いていなければ、
たとえばその言葉に白い魔性は何を思うか。
その美しいものを生み出す手に眼差しは確かに一度向いて、
そして左手の示す首筋に、ふらりと吸い寄せられた] 

(15) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
そうか、サイコロは明日からでいいんだ。

デフォはプラーミヤとミハイルさん。
うーん、取り敢えず折角なので自分とミハイルさんを結んでおきますか。事故ったら駄目だし。

自打ちだから、相手が落ちて自分が生き残れば勝利。
ふむ。

(-6) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ――やあサーシャ。

[食べる手は止めぬまま、入ってきたサーシャへ声をかける]

 そちらの新顔がミハイル。
 早く座って食べたらいい。

[自分も招待された側だと言うに主人のような口をきいて、パンを口へ運ぶ。
左手も使えば二つの穴は再び髪に隠れた。
白の主が吸い寄せられたことには気付かない]

 願いより大事なものが出来るかもしれないと言うことだね。
 そんな者もいる。

[ミハイルにはそれだけ言って。威嚇にはもちろん気付かないが、鼻を鳴らしたことには気付いた]

(16) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
―――
邪気悪魔→(自打ち限定)来世で一緒になったほうがまだまし、と思ってる人
(ここいらの設定は一例です。希望した人にお任せします。)
―――

ふむ…。能力の意味合いどうしようか。
(よもや当たると思ってなかったのです…。)

というか、これは自打ち限定だから、相手にはこっちが邪気悪魔ってすぐ伝わるね?

(-7) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
おっと、これはニキータさんに気を使わせてしまった。
すみませぬ。

(-8) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―御機嫌よう。

[変わり映えのない挨拶を口にしながら、場にいる全員に向かって会釈をする。
白の主の他にも、客人の中に聞き慣れた者もいるだろう。

室内を見やれば、どうやらアレクセイ以外の客人が揃っているらしいと知り。
>>16ニキータに声を掛けられれば、僅かに笑みを浮かべて。]

あぁ、ありがとう。ニキータ。

[そして新たな客人がニキータの側に座っているのに気付けば、彼が自分の顔を見て何を思うかを知らないままに近付き。]

サーシャ・ブリュッケルと言います。どうぞ宜しく。

(17) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>16 さらりと髪に隠れた首筋に、
ゆるりと一度息を吐く、男が気づいた時には耳朶近く、
鼓膜に落ちる囁きには、温度も湿度も無い]

 お前、
 あまりに無防備にならないほうがいい。
 僕はお前の大事なものを壊してしまうかも、

 しれないんだよ?

[耳打ちするように掠めて離れて、
その爪先はついと、男の利き腕をひっかいた]

(18) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[スプーンで掬っても、パンに浸しても、このスープは美味かった。
 だから壁際の男を振り返り尋ねる。]

あんた、料理人、とか? これ美味いね。

[単調ではない言葉が返って来た事に驚き、思わず名を尋ねた。
 城の中に居る「使用人」はこぞって無口で、事務的な言葉しか口にしないのかと思っていたから。

 ベルナルト。
 歴史の教科書にも載っていた名前だったが、姓を聞かねばただの名前と同じ。>>10

(19) 2013/05/08(Wed) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[それから客人を招いた当の主は、
絵描きの主人のような振る舞いを許しながら、
歓談の場を眺めやっていた。

招いた客人をもてなすようなこともない、
ただそれを眺めるためだけに、招いたのだから。
そう、そこに己と同じものはいない。

いつの間には白の者がそこから消えていたとて、
誰も気づくことはないだろう、静寂を湛えてある**]

(20) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

あ?

[ニキータの右席に座り、威嚇行動に一切の反応がない事に首を傾げ。>>16

……ハ。
そんな、大事なものなど――


[――出来る訳が無い。

 近付く声に、サーシャと呼ばれた男の方に、振り向いた。
 振り向かなければ、良かった。>>17

(21) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

シオン!

[椅子を鳴らして立ち上がる。
 やけに畏まった服を着て、どうしてどうして――]

どうして、此処に居る  んだ……

[肩を掴んで揺すった。
 目線が違う、肩の厚みが違う、声も違う。


 なのに、その顔はやけにシオンに似ていやがる!]

(22) 2013/05/08(Wed) 02時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 02時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 02時頃


【人】 細工職人 サーシャ

…っ?

[>>22話しかけた相手の反応は予想外のもの。
椅子を慣らして立ち上がる相手に驚いて、逃げる間もなく肩を捕まれて揺すられれば、戸惑ったように相手を見つめ]

あ、の…俺は…。

(23) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
うん、邪気絆ここで良い気がする。(きぱ)

キャラの気質的に勝利は狙えそうにないけど、ストーリー重視RPだから大丈夫だよね…?

(-9) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

俺を忘れたなんて言わないよな?

ミハイルだよ、ミハイル。


なぁ、シオン。
生きていたんなら此処じゃあない、リーシャとガキん所に戻れ。お前の生きる場所は、其処だろう。なぁ、シオン……

[肩を掴む指に力が籠る。]

シ……

(24) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

………



    ………   すまない。

[両腕を伸ばして、遠くへと押しやる。
 そうだ、此奴はシオンじゃない。

 俺は確かに見たんだ。
 水に膨れて瓦礫に潰され――あいつの  屍  を……]




人違い  ―――だ。

(25) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

── 廊下 ──

[城に入ってからフラフラと亡霊のように回廊を彷徨う。
目的地は新しい客人の部屋で、湯浴みを終えたであろうミハイルをプラーミヤの元へ連れていく、と言う比較的簡単な命をもう忘れたわけではないのだが。]


きっと、もう千切り捨ててしまったはずだもの。
新しい黒薔薇を、主さまへ差し上げても。

……どれが詰み頃か
一番詳しい
 庭師の──、
嗚呼、あの、誰だっけ、彼に……


[青年向かいつつある途上と言った態に見えるロランの細長い脚は、この城に長くいる老いた庭師の姿を探す。深い皺の刻まれた顔は浮かんでいるのに、名前がどうしても思い出せない。記憶ごと、庭穴に落ちてしまった様な。]

(@2) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

── 庭 ──

[無駄に廊下をぐるぐると何周かして、また庭に出て。
出来損ないのロランとは異なり、すでに客人の相手に主人への務めにと多くの仕事を果たしている執事の見慣れた姿を見付け、ダニールが丁寧に抱えた物>>0:@59でようやく気付く。]



    あ


そうか。

先刻……廊下に落ちていた、    ふたつめの、首。

だから、僕の記憶から庭師の名前が零れ落ちてしまったんだ。

(@3) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

僕、随分長く居たから、忘れていたよ。
ニンゲンは簡単に壊れてしまう、もの。
彼もニンゲンだったよね……。

明日、から、 どう、しようか。
僕には、薔薇達のお世話は複雑過ぎて──。


[零れ落ちた砂のように虚ろな眼差しのまま、ゆらり。
ロランは、佇むダニールの背後にそっと忍び寄ったのだった。
それから、執事が見詰める先に気付き、ゆっくりと困惑した様に首を傾けた。]

(@4) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【見】 玩具 ロラン

──…………
 あ
  嗚呼、あれは、
プラーミヤ様と、

新しい客人。


[客人を主人の元へ連れて行くと言うロランの仕事はすでに必要ではなくなっている事が明らかな目の前の光景。黒薔薇の主人がヒトの願いを尋ね、くちびるを奪うのは常の事。]

(@5) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

[顔を背け、唇を強く噛み締める。
 立ち上がった時に床に落ちたナプキンを黙って拾い上げ、座面に置く。]


……ごっそーさん。

[スープもパンも食べ残したまま、俺は広間から出て行った。]

(26) 2013/05/08(Wed) 02時頃

【人】 細工職人 サーシャ

……いえ。

[>>24>>25肩に籠められた力が緩み、遠くへと押しやられれば僅かに安堵の息をつき、首を振ってみせた。

つい先刻までの男の様子はあまりに必死で。
自分を見て名を呼んだ男の名前は、亡くした人のものだろうか。妻と子がいたらしいという事が分かり。

挨拶を、と思ったのだが、意図せずに彼の心の弱い部分をこじ開けてしまったようだ。]

大丈夫、です。

(27) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[無性に大声で叫びたくなった。
 言葉ではなく、ただ音を出したかった。

 そうして、今にも溢れそうな涙ってやつを引っ込ませたかった。

 髪を掻き毟り、襟元を乱し、踵を叩きつける様にして廊下を進む。

 「客人」なら用意された部屋があるはずだが、知らされていない場所に辿り着ける程器用ではない。]

……ハ、んだよ、ここ。

(28) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 大丈夫なものは何も。
 ……ユーリー様?

[首に感じる掠めたものは何だったのかと、首を傾けた]

 どちらかが手に入るのなら、別のものを失っても構いませんのに。

[触れたのが指先だとわかって包むよう手を伸す。
結局捕まえられず指は空を切り、食事は何事もなく再開される。

ミハイルの行動には気付かず、ただそのミハイルが名を呼びながら立ちあがると、何事かと手は止めた*けれど*]

(29) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

…あ…。

[>>26男は食事をろくに摂らないままに席を立ってしまった。その背中に追いすがる事は出来ず、黙って見送る。

―彼の様子は気になるが、自分が行っては逆効果だろう。

自分は挨拶をしなければ良かったのだろうか。
それとも食事を辞退しておけば?
正解は分からない。

無意識に右手を握りしめた。**]

(30) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 02時半頃


細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 02時半頃


【人】 庭師 ミハイル

―礼拝堂―

[ポケットの中に忍ばせて居た煙草ケースから紙巻きを1本取り出し、口慰めに咥えた。

 高い窓から差し込む月光で、此処が礼拝堂だと知る。
 「客人」の為のものか、それとも「吸血鬼」の為のものか。

 あまりにも似つかわしくないと、笑いが零れた。]


 フ  ハッ

俺は 莫迦――だな。

[長椅子に腰を下ろし、そのまま寝そべる。
 右腕で顔を隠し、左手は不足を訴える腹に置き、無理矢理にでも眠ろうとした。]**

(31) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
は。年齢は…20+10+3

(-10) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 02時半頃


【見】 玩具 ロラン

[僅かに俯いたロランの白い面、その表情は常とあまり変わらないが。
主の命をまた遂げられなかった事への感情の澱を滲ませるよう、後から忍び寄ったダニールの背に軽く片手で触れて離れた。]


何でも、ないよ。


[僅かに首を横に振りながら。

黒い霧の様に掻き消えた黒薔薇の主に続いて、ミハイルが立ち去った後の薔薇の茂みに、ゆっくりと足を進めた。
まだ、熱を持った生々しいニンゲンの、ミハイルの願いの残響が耳に残って居る。ロランは冷たい自身の耳朶に指先で触れる。]

(@6) 2013/05/08(Wed) 02時半頃

【見】 玩具 ロラン

……ニンゲンの願いの熱なんて、すぐに消えてしまう。

夕餉のスープが冷めるよりは、少しだけ長い程度のもの。
幾ら力強くとも、吹き荒れる嵐の様に通り過ぎて行くもの。

です、よね、プラーミヤ様。


[この庭の何処かに、消えたおそらくプラーミヤはまだ居るだろう、と。ゆらり。ロランはひとり、また亡霊の様に薔薇園を彷徨う。]

(@7) 2013/05/08(Wed) 03時頃

【見】 玩具 ロラン

── 庭園墓地 ──

──……あ。
窓辺に捨てられた黒薔薇の蕾>>0:259を、
持って来てしまいました……。


プラーミヤ様が庭の墓地>>0:17の柩の中で、お休みになっていらっしゃる様な事は無い、

かな……。

[主達の気紛れで、薔薇の堆肥にされるのでは無く、白布に包まれて埋葬される人間も時々は居るが、やはり主の気紛れや、ロランが思い出して掘り起こす事もある故に、墓地の柩の幾つかは常に空洞であり。]

(@8) 2013/05/08(Wed) 03時頃

【見】 玩具 ロラン

[庭の何処かで黒の主の姿を見つける事が叶うのならば、ロランは花の蕾が綻ぶ様に笑う。

それから思い出した様に後じさり、深々と首を垂れ、客人を連れ行く事が間に合わなかった事の赦しを乞う。
──この罰は如何様にでも、と**。]

(@9) 2013/05/08(Wed) 03時半頃

玩具 ロランは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 03時半頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

[>>11白の主の言葉に、一瞬驚いたように目を瞬き。
だがすぐに、目を細めてくつくつと笑った。
声を上げて笑うのは、久しぶりだ。]

 ――お戯れを。

[そうしてひとしきり笑ったあと、く、と、口の端を歪ませた。]

 ――……貴方を殺して願いが叶うのなら。
 吝かではありませんよ、主殿。

[既に始まっている遊戯の存在は知らずとも。
冗談に冗談を返すくらいの軽さで男はそう答えた。]

 貴方とこうして話す機会が失われるのは、惜しいですがね。

[付け足した言葉も本音か冗談か、わからない。]

(32) 2013/05/08(Wed) 06時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

……。ロラン。

[黒薔薇咲き乱れる中、気配に浅い眠りから銀を覗かせると、
寝転んだまま、後退る彼にゆるり手を延ばす。
黒の領主はこの人形へ滅多に嫌悪を示すことはない
引き寄せてその額に軽くキスを落とし、]

先ほど呼んだのだよ。合う体を探していたか。
用事は済んでしまったがね、まぁいい。
少し疲れている。お前、ここに少しおいで。
…あとで2~3人、適当に調理するよう、伝えておくれ。

[彼を抱き寄せたまま、思うことを隠すように銀は閉じる。
ロランの人足り得ないは熱には酷く心地よい*]

(33) 2013/05/08(Wed) 06時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 どうも?

 今日は皆で食事など珍しいことをしているが、
 普段も私の腹が減ったら作っているから気が向いたら食べに来るといい。
 私の気が向けば振舞おうじゃないか。

[>>19料理人の言葉にしては不遜なそれにミハイルは気づいただろうか。
そして名を名乗り、彼との会話はそこで終わる。
現れたサーシャに視線を向けた。]

(34) 2013/05/08(Wed) 06時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 遅かったな、サーシャ。

[そして遅参したサーシャを見ながら口にする。
これでアレクセイ以外の全ての客人が此処に揃ったことになる。
彼が食事を共にしない理由に、興味があるようで、無い。
今頃黒の主の食事になっていたとしてもおかしくはない彼だ。

サーシャの分のスープも振る舞えば、再び壁際へと。
直後、ミハイルが立てた騒々しい音には少し眉を顰めたくらいで止めに入ることもしない。
ミハイルが去るのを見て、呟く。]

 新たな客人は随分と元気なことだ。

 ……からかうなら、ああいうタイプのほうが感情の起伏が激しくて面白みがあるのではないですかね、主殿。

[その言葉を口にする頃に、白の主はまだそこにいただろうか。
姿が見えれば薄く笑い。
見えなければそれはただの独り言として、小さく落ちた。**]

(35) 2013/05/08(Wed) 06時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 06時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 庭園にて ―

[黒の主人と新しい客人ミハイル、
 さきほど、老いた庭師の首に俯いたロランが、そっと後ろに寄るのに気づいた。]

 薔薇の世話は、
 他に庭仕事ができそうなものに。
 ロラン…君が考えすぎなくてもよい。

[すぐに離れる気配、それに振り向き、主人とミハイルの視界から消えるように、ロランを草木の影に引き込んで、
 その頭を優しく撫でた。]

 ――……私は、ユーリー様に呼ばれているので、
 プラーミヤ様のことを見ていてくれないか。

[既に呼ばれていることも、知っている。だが、そう告げて、ロランの頭から手を離した。*]

(@10) 2013/05/08(Wed) 06時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 衣装部屋から広間前へ ―

[サーシャから承諾が降りるが、まるで大したことのないような反応に、少し沈黙を落としたが、
 では、と誘い、衣装部屋にて、細工職人の手をやはりしばし見つめながら、彼が普段は着ないような絹のシャツを羽織らせ、質のよいスラックスを当てがう。

 顔の汚れを拭き、口を開けさせ、その歯もチーフで磨いた。
 それから黒髪を梳かし、身なりを整えていく。]

 ――…食事もやはりされますか?
 ならば、食事の後、迎えに参ります。

[食事を摂る気になったサーシャを連れて広間へ。
 彼が扉の中に入っていくと、自らはもう入らずにその外に控える。]

(@11) 2013/05/08(Wed) 06時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>28>>31

[だが、しばしすると、すぐに扉はやや乱暴に開かれる。
 見れば性を急したようなミハイルの姿。
 よほどの何かがあったのか、こちらに気づくことなく、そのまま歩いていく。]

 ――……

[その様子に、やや眉を寄せたが、まだ食事は終わらぬだろうと判断し、その背を静かに追った。

 やがて、礼拝堂に入っていくのを見れば、目を細め、
 その曲線を主流とする装飾が施された、女帝なる吸血鬼が愛した場所へ、執事も足を踏み入れる。

 そこで、苦悶の姿の彼を見れば、一度礼をし、そっと寄っていく。]

 ――……如何されましたか?

(@12) 2013/05/08(Wed) 06時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[咥えただけの煙草から紫煙はあがってはいない。
 だが、その紙煙草の色を見て、ふと、さきほどの老人の庭師を思い出す。
 眠ろうと体制を変えた彼に、問いかけた。]

 ――貴方は、薔薇が弄れますか?

[眺めれば、サーシャとは違うが、同じく、節の太い指。
 きっと、職人であると踏むのは簡単だった。
 あとは偶然。その煙草の色が老庭師が所望していたものと一緒だったから。

 古株になれば、嗜好品を執事が外に出た際に褒美に与えることも少なくない。
 何度か買い与えたそれは、そういった職人が好むのだと、聞いたのはもうどれくらい前だったか。]

 庭園はご覧になったでしょう?
 白薔薇も黒薔薇も、見事だと思って頂けるのなら、

 ここに来たのも縁。
 見てくれませんか?

[さて、ミハイルの返事は如何様だったか。]

(@13) 2013/05/08(Wed) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[さて、ミハイルとはどれほど話をしただろうか。
 執事は、彼が薔薇をみてくれるというのであれば、
 知りたいことは、教えただろう。



 そして、頃合を見計らい、広間へと戻っていく。]

(@14) 2013/05/08(Wed) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 広間の扉の外 ―

[白の主人が既にそこに姿がないことを知っている。
 サーシャが、広間から出てくれば、手を差し伸べる。]

 ――……お待ちしておりました。

[白の主人の元へ、
 彼を誘うために。*]

(@15) 2013/05/08(Wed) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― ユーリーの部屋へ ―

[サーシャを伴い、白の主人の部屋へ向かう。
 誰かと一緒であることを示すためにも、
扉はノックして、開ければ、中で主人はどんな様子だっただろうか。]

 ――……伴って参りました。マイ・ハイネス…。

[サーシャはどんな様子だったか。
 中に招き入れて、ユーリーの元行くように告げて、その後ろにそっと添う。あえて、緊張させるように…。

 見目は、普段のサーシャとはだいぶ違った印象を受けるだろう。
 執事は、やわらかな笑みを浮かべながら、白の主人に問いかける。]

(@16) 2013/05/08(Wed) 07時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……いかが致しますか?

[それはどの程度、主人が味わうのかという意味も含ませながら、サーシャの首に後ろから手をかけ、髪を寄せて首筋を顕にさせた。
 長い指が主人の欲をそそるように、その筋を撫でる。]

 もう少し、熟れたほうがよろしければ、
 そのように……。

[その意味あい、主人はわかるだろう。
 血を求めるのか。血だけではなく、性も求めるのか。

 いずれにせよ、主人が思うように、命じられるままに。
 サーシャはもう、俎の鯉であるのだ。**]

(@17) 2013/05/08(Wed) 07時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 07時半頃


【人】 貴族 ユーリー

―食事の場にて―
[薔薇の庭園を見やっていた眼差しが、
ゆるりと動いたのは場が静寂にあった折]

 そうだ、僕たちは今ひとつ、
 ゲームをしていてね。
 君たちにも、参加してもらえるんじゃないかな。

[白の貴族が口を開くのは、
いまだ広間に多くの客人が揃っていた頃合だ]

 白の示す選択は――死ぬまで覚めない優しい夢。
 絶えた望みの先を願うことを忘れてさせてあげるよ。

 このまどろみの檻の中で、ね。

[謎かけのような言葉一つ残して後、
白は再び静寂に、沈む*] 

(36) 2013/05/08(Wed) 08時半頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 08時半頃


【見】 玩具 ロラン

>>33

……申し訳ありませんでした、プラーミヤ様。

僕は、広間ではなく、庭に居て、
──それから、 

[まさに用事が済んでしまう現場を、ロランはダーニルの背に隠れて見ていた。
延ばされた手に素直に身をゆだね、黒薔薇の主人の銀の双眸をじっと見上げる。額に落ちるくちづけに、叱責を受け無かった事への居心地の悪さと安堵が入り混じる吐息を零した。]


疲れていらっしゃるのです、か?
勿論、僕でお役に立てるなら。
お傍に……。

[後で、二、三人、主人の好みに合うよう調理を──その言葉を眠って忘れてしまわないようにと言う意識が、人形の作り物の心臓をトクンと鳴らす。]

(@18) 2013/05/08(Wed) 09時頃

【見】 玩具 ロラン

[黒薔薇の主人が疲れてしまったのは、新しい客人の所為か、それともまた別の誰か──もう一人のこの城の主人の所為か。やはりロランが悪かったのではないだろうか、と。改めて尋ねようとする前に、主の銀の瞳は伏せられてしまっていた。]


どう、して。
 その …… 

      僕は、


[庭の木立を抜ける風。樹木の高い位置で鳥が飛立つ気配だけが伝わる。
抱き寄せられたまま、ロランは暗色の目を大きく見開いたまま眉を寄せ、控えめに主人の黒い袖を引く。

闇色の空に浮かんだ月を隠す雲の様な、木立の揺れよりも居心地の悪い、この心のざわめきは何だろう。>>@10ダニールが優しく髪を撫でてくれた時、彼が白薔薇の主人に呼ばれている理由を聞けば良かったかもしれない。
晩餐の真似事だけでは終わらない、その後の食事──の準備だけ、なのかそれとも。]

(@19) 2013/05/08(Wed) 09時頃

【見】 玩具 ロラン

[ロラン自身も目を閉じてしまう前に、黒薔薇の園を通りかかる使用人が通りかかり、主人の要望>>33を有能な緑柱石の執事に伝えてくれるよう、頼みこむ*。]

(@20) 2013/05/08(Wed) 09時頃

玩具 ロランは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 09時頃


【独】 玩具 ロラン

/*
うわああ、名前間違えが酷い。
相変わらずひどいぞ、僕は>ダーニル
すみません、すみません。

(-11) 2013/05/08(Wed) 09時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[黒の主の部屋を辞した後、男が向かったのは衣装部屋だった。
サーシャとダニールが訪れた時とは、時間を前後していたのだろう。
誰とも会うことなく、血に濡れた衣服を脱ぎ捨て、新しい衣を纏う]


………っ。


[襟元をキツく締めようとして触れる傷に、
痛みを感じ寄せられる眉根。
だけどその痛みは恍惚の伴うから。うっとりと笑みを浮かべて]

(37) 2013/05/08(Wed) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

黒衣の君……。


[もっと、もっとだ。
もっと自分を糧としてほしい。
そして己はあの方の血潮となり肉となり精となって、
あの方の体を巡り、旅をして。そうして一つになりたい。

いつからか、すり替わった願い。
鏡に映る己は隠すことなく、それを望んでいて―――]

(38) 2013/05/08(Wed) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[ ガシャンッ!! ]


ちが、う……!
私は、私は兄の……っ!!


[振り上げた拳から、赤が滲む。
足元に散らばるキラキラと光を反射する破片は、
未だ外面を取り繕うとする男の滑稽さを映し笑う]

(39) 2013/05/08(Wed) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

兄う、え………っ。


[目蓋を閉じれば、その裏にはこうも鮮やかに、
床につき苦しむその姿が甦るというのに]


私は……どうして………っ。


[食いしばる奥歯から、嗚咽が漏れる]

(40) 2013/05/08(Wed) 09時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ロランが使用人へ要望を伝え、再びこちらに戻ってきた後
銀の目はうっすら瞼を開き。また彼の髪を梳く]

勝手に離れるな。
…お前は私が気に入るようにあればそれでいい。
どうせその目は何も見えていないのだろう?

[穏やかな口調で彼に諭す。
指はまた優しく彼の頬を撫ぜた。
そして、その黒い瞳に指を当て]

気に入らない。その色が。
入れ替えるといい。
あぁ、綺麗な目の色の者がいた。
アナスタシアといったかな。

[優しげな笑みと同時。ロランの眼球がその爪にゆっくりと抉り出されたのは]

(41) 2013/05/08(Wed) 10時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[あまりにも変わってしまった自分。
此処にいるのは兄を慕う弟ではなくて、
異形に魅入られた哀れな罪人だった]


ふ、ふ……。


[割れた破片が散らばっているのも構わず、
力尽きたように床へ。
嗚咽が笑みに変わる頃。
虚ろに笑う男の瞳は澱んだ魚のようにひどく濁った色をしていた*]

(42) 2013/05/08(Wed) 10時頃

【人】 庭師 ミハイル

―礼拝堂―

[最近の食事といえば、自生植物や菌類、昆虫ばかり。動物を捕まえるには道具も餌も足りず、銃の一丁でもあればと歯痒い。

 ニキータのあんな些細な事で苛立ったのも、シオンが居ると取り乱したのも、全部腹が減っているせいだ。もっと食っておけば良かった。

 あの、気位の高そうなシェフ>>34が食事の途中で離席したことに臍を曲げてけれるな。]

へぇ。珍しいのか。
まさか俺が来たから――って訳でもなさそうだ。

気が向けば……か。機嫌取りは苦手でね。
気紛れの虫がわかないと良いんだがな。

(43) 2013/05/08(Wed) 10時頃

【人】 庭師 ミハイル

[吸い込む煙草葉の香りが、少しは空腹を紛らわしてくれる。……少しは。
 庭師の師匠から薦められた銘柄だ。>>@13
 師匠も、自分の師匠から薦められたという。代々継がれてきたこの煙草には、虫除け効果のある葉も含まれている。
 皮膚に服に染み込んだ香が、仕事を助けてくれる。それに、害虫を見付けたら火を押し付けることも出来た。]

……ん、だよ。

[静かに扉が鳴った。振り返らずに居ると見たような見てないような男が近くまで来た。>>@12
 どーせモブだと思っていたから、問われて、何か返すのに間が空いてしまった。]

(44) 2013/05/08(Wed) 10時頃

【人】 庭師 ミハイル

――ふん。
何でもねぇ、よ。これから寝るとこだ。
どっか行ってろ。俺に構うな。

[顔を隠したくて、長椅子に寝転んだ。]

……は? 薔薇?

[驚かされてばかりいる気がする。
 腕を少しだけずらして、男の顔を見上げた。]

待て。
確かに俺は薔薇の世話が出来るが――世話をする奴が、い……

[銀の主がそう言っていたはずだ。なのに、何故俺に頼む? 脳裏を過るのは、テーブルの上の鳥の脚。]

……そいつは、なにを――願って――か、なった……の か  ……?

[俺は答えを聞きたいのか、それとも聞きたくないのか。口から煙草が落ちるのも構わず、男の服を掴もうと身を起こし、手を伸ばした。]

(45) 2013/05/08(Wed) 10時半頃

【人】 庭師 ミハイル

なぁ……。

[此処は礼拝堂だ。今ばかりは、すがっても良いだろう?]

黒も白も、二人の吸血鬼を表しているんだよな?

[銀の主が居た庭園に咲いていたのは黒薔薇。
 風呂上がりに差し出された香は白薔薇。]

……少しだけ、なら。見てやろう。
次の庭師が見付かるまで。

あんなに綺麗に咲いた薔薇を枯らすのは、不憫だ。

[誰かの為ではなく、薔薇の為に。そう言い訳めいたことを口にして。]

(46) 2013/05/08(Wed) 10時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[庭園管理についての説明は詳しかった。
 何を尋ねても直ぐ様返ってくる。]

……あんた、名前は?
ここは長いんだろ?

なんで、こんな所に居る……。

あの二人は――どういった存在だ?
あんたにとって、なにもんだ?

[だから、踏み込んだ問いも投げ掛けた。**]

(47) 2013/05/08(Wed) 10時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[抉った片目、摘み上げればそれは瞬く間に凍り、銀の月にも似る。
黒薔薇の上で握りつぶせば、氷の欠片がいくつも振り落ちて]

…客人たちに、伝えて来い。
ユーリーも、既に伝えただろうからな。

[数輪の黒薔薇がその場から消えた。
晩餐後、客人たちの下に届くのは、中央に目玉を生やし、紅に濡れた黒い薔薇。

その目玉と視線合わせれば脳裏に響くだろう賭けのこと。

望まぬ成就か
緩慢たる死か

自由に選べ、と]

(48) 2013/05/08(Wed) 11時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[衣服を改め自室へと戻れば、届けられた黒い薔薇に男の表情が輝く。

花弁の中央に咲く黒い瞳に愛しげにくちづけて、
唇で食み、噛み潰す。
途端舌の上に広がる鉄錆にも似た味にうっとりと微笑んで]


私が、望むのは―――…。


[苦しげな兄の顔と、この城に来てより覚えた恍惚の時。
そして省みらぬ黒の背中を胸に描く。

もう迷うことはなかった。
迷ったところでこの欲深な心が最後に想い願うのは、
ただ一人なのだから]

(49) 2013/05/08(Wed) 11時頃

アレクセイは、うっとりと笑んだまま、手の中の黒い薔薇をくしゃりと握りつぶした*

2013/05/08(Wed) 11時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 11時頃


騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 11時頃


【独】 細工職人 サーシャ

/*
もう白の主さまのところに到着しておるー。
が、頑張って追いつく。

(-12) 2013/05/08(Wed) 11時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*
アレクセイは襲撃してさしあげたいのよねぇ…。
だって襲撃パスの方向であえて魚選んでくださってるんですよ?
その度胸に乾杯したい。

うずうず。

ところでお客人たち、君達は働きなさいw

(-13) 2013/05/08(Wed) 11時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>45

[薔薇、に反応を示すミハイルに、視線は柔らかく。
 世話ができるやつ、の問いにも表情は変わらない。]

 さきほどまでは、
 そして、お亡くなりになりました。

[一時、それから目を閉じるのはまるで冥福を祈るかのように。
 ミハイルと老庭師が遠い縁故にあったことはもちろん知らず、

 ただ、願いは叶ったのかという問いに、しばらく考える。]

(@21) 2013/05/08(Wed) 12時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[片目を抉られたロランはどんな様子だったか。
窪んだ眼窩に口付け一つ、その体液を舐め取って]

お行き。あとで目玉を届けさせよう。
私もしなければいけないことがあるからね。

[黒薔薇はまた香る。
その心地よい中で、もう一度領主は目を閉じた*]

(50) 2013/05/08(Wed) 12時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……ええ、
 彼が当初、ここに訪れた時の願いは、もう、叶うことのない遠い出来事になってしまいましたが、

 ここで、彼が思っていた願いは叶いそうです。

[それは、黒の主人にも白の主人にも告げていない老庭師の願い。
 この薔薇園が死後もあるようにと……。

 でも、内容は告げず…。]

 引き受けてくださいますか。
 ありがとうございます。
 この薔薇は、

 はい、あのお二方を示しているのかもしれません。
 いつのまにか、もう、この二色だけになってしまいました。

[遠い記憶、華やかなピンクローズが咲いていた頃も、
 墓場に遺体を埋めていた記憶。]
 

(@22) 2013/05/08(Wed) 12時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 12時頃


【人】 細工職人 サーシャ

…あぁ、すまない。
ありがとう。

[>>35ベルナルトにスープを振る舞われれば、作ってくれた彼に礼を言う。
遅れた理由は自分の不甲斐なさ故なので浮かべた微笑には苦みが走った。

その直後、ミハイルに肩を掴まれ。
暫く彼の去っていった方向を見ていたが、折角よそって貰った料理を食べないのも失礼だろう、と。]

いただくよ。

[空いた席に腰を下ろせば、神に祈りを捧げてからベルナルトの料理を口にした。
彼お手製のシーは喉に優しく染み渡る。
一口口にすれば食欲が増したので、やはりちゃんとした食事を身体は欲していたのだろう。

けれど何処か気もそぞろなのはミハイルに意識が向かっているからだろうか。]

(51) 2013/05/08(Wed) 12時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>47
[ミハイルに庭師だったものの働きを伝えながら、
 彼がそれに理解をすぐ示すことに、心地よさを覚える。
 
 名を聞かれれば、答え、執事であることを告げるが、
 踏み込んだ質問には、しばし、考えに耽り…。]

 プラーミヤ様とユーリー様は、貴方の思うような存在です。
 そして、彼らのことは、貴方はよく知らねばなりません。

 ここでは彼らが我らの主人となるのですから。

[吸血鬼であることや、ここの使用人たちが知ることは伝えただろう。
 だが、己自身のことをもし問われたならば、柔らかく笑って…。]

(@23) 2013/05/08(Wed) 12時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……私は、ここで、願わない者です。

[それをどういう意味にとるだろう。
 己の存在は、主人たちも知るところではない。
 いや、水晶玉に尋ねれば、かつて、この礼拝堂を愛した女帝たる吸血鬼、ナタリア様の名前は出るかもしれないが。]

 それでは、よろしくお願いいます。

[執事は、ミハイルに一度、右手を出す。それが取られようととられまいと、丁寧にお辞儀をして去っていく。]

(@24) 2013/05/08(Wed) 12時頃

ダニールは、>>@20ロランからの言伝は、戻る最中に聞き、頷いた。**

2013/05/08(Wed) 12時頃


【人】 細工職人 サーシャ

[白の主が口を開いたのは食事を口にした頃合いだったか。彼が話し始めれば、食事を取っている手を止めて]

ゲーム…。

[仲が良好とはいえない、白と黒の主が行うゲーム。それは決して楽しいものであるまい。
しかし、自分達も加わるというのはどういう意味だろうか。僅かに首を傾げる。

―そして白の主が提示したのは、死ぬまで覚めない夢。
揺り籠のような誘惑を持ったそれは、普段自分の目に映る彼の性質をあらわしているようにも思えたが。

願いを持ってやって来た人間にとって、それは幸せな選択なのだろうか?]

…それでは、黒の主も何か選択を提示して下さるのでしょうね。

[自分達に、黒の主か白の主のどちらかを選べという事だろうか。
誰にともなく言った言葉はそのまま空気に溶けるだろう。]

(52) 2013/05/08(Wed) 12時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 12時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

― 礼拝堂 ―

[男がここを訪れたのは、執事がこの場所を辞したあとのこと。
欲深い自身を懺悔しようと訪れたこの場所で、
初めて見る顔を認めて瞳を数度瞬かせた]


貴方は……?


[その面に緩く笑みを貼り付けたまま、首を傾げた]

(53) 2013/05/08(Wed) 12時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 12時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

[広間で話は続いただろうか。
なければ黙々と食事を進め、飲料で口を潤してからナプキンで軽く口元を拭っただろう。
―普段袖を通さない類の服は、何処か居心地が悪い。]

ご馳走様。おいしかったよ。

[ベルナルトがいればそう短い賛辞を投げかける。
白の主は既に退室していただろうか。
食事が終われば、執事との約束を果たさねばと。ナプキンを畳んでテーブルの上に載せる。]

―それでは。

[その場を辞しようと思った矢先、黒薔薇が手元に届く。
中心に目玉を生やし、真紅に濡れた黒薔薇はもう一人の主からのものだと知れた。
漆黒の目玉と視線を合わせれば、黒の主の声が脳裏に響く。
慣れないそれに僅かに声を漏らし。]

ーっ…。

(54) 2013/05/08(Wed) 12時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[黒の主が提示したのは、望まぬ成就。
願いを持ってやって来た他の客人達にはどちらを選択するのだろう。そっと周囲に視線を走らせたが。]

…俺はこれで。

[人は人、自分は自分だ。
緩く首を振ってからそう言い置き、会釈すると広間を辞する。
黒薔薇は右手の中に留めたままなので真紅が掌や指を僅かに濡らしたがそれを厭う事はなく。

そして廊下に出れば、そこに佇む執事と目が合っただろうか。]

(55) 2013/05/08(Wed) 12時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 広間の扉の外→白の主の部屋 ―

お待たせしました。

[黒薔薇をシャツのポケットに入れ、差し出された手に向かって自分の手を遠慮がちに伸ばす。
そういう扱いには未だ慣れないので、動作は緩慢だっただろう。

執事に伴われて白の主の部屋へ。
道中、自分から話し掛ける事はない。

こうして白の主の部屋に向かうのはどういう事か、理解はしている。
進んで捧げる事はないが、断る理由も自分は持たなかった。]

(56) 2013/05/08(Wed) 13時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 白の主の部屋 ―

[>>@16執事はノックしてから主の部屋の扉を開ける。
じろじろと室内を見るのは失礼に当たると思い、俯きがちに立っていたので部屋の主の様子は僅かに視界に入るのみ。

中に招き入れられて主の下に行くよう告げられれば、白の主の側にゆっくりと向かう。
後ろに執事の気配を感じれば、背筋に緊張が走った。それに執事と主は気付いただろうか。]

(57) 2013/05/08(Wed) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[食事もだいぶ進んだ頃、白の主が口にした言葉>>36に耳を済ませ]

 ――ゲーム?

[僕たちと言うことは白と黒での話かとあまり面白くもなさそうな表情を見せる。
優しい夢、その言葉に、スプーンを握りしめた。

欲しいものはそれではない。
 この闇に射す光を]

 残念です。貴方は光と同等の色を纏っているのに、私に光をくださらない。

[興が冷めた、とばかりにスプーンをおいて、立ち上がる。
長い赤が揺れて、光を映さない色が見える。
そのまま広間を出て行くと、向かうのは地下の部屋]

(58) 2013/05/08(Wed) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[辿り着く前に、頭に響くのは黒の主の選択。
望まぬ成就が何を意味するのか、図りかねた]

 ……これは、探すか。

[踵を返し、黒の主の匂いを探す。
犬ではないのだから、それだけで探すことなど到底無理ではあるのだが、長く暮らせば行く場所などいくらかしかない]

 プラーミヤ様?

[庭まで来れば名を呼んで姿を探す。
薔薇の香りに包まれて、主人の香りまでは掴めずに、庭をうろうろとする]

(59) 2013/05/08(Wed) 13時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

貴方も……願いを叶えてもらいにこの城に?


[貴方も、と言外に己も同じ存在であることを告げる。

目の前のこの男はもうあの方に触れたのだろうか。
あの方の手が、唇が、そしてその奥の牙が触れたのだろうかと、
貼り付けた笑みの下、昏い炎が揺れる]

(60) 2013/05/08(Wed) 13時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ユーリー側に行けないなこれは。
ニキータさん何より願いが大事ですから

(-14) 2013/05/08(Wed) 13時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>@17主に問う言葉と共に、執事の手によって普段は伸ばした髪で隠した首筋を露わにされる。
首筋を撫でる指には抑えた吐息と共に僅かに肩が揺れた。

そして外気に触れるのに慣れていない場所を目の前の主の前に無防備に晒す。
―此処に来るのを了承した以上、何をされても抵抗はしない。
目を伏せたまま、じっと彼の主と執事の動向を窺った。**]

(61) 2013/05/08(Wed) 13時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 13時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[心地よさ気に薔薇の中で眠るけれど、聞こえる声にだるそうに瞼をあげて]

……。

[黒薔薇の花弁を一枚もぎとって、吐息を少し吹きかける。
花弁は声の主の所へと舞い降りれば、糸を辿るように領主の元に導く筈で]

(62) 2013/05/08(Wed) 13時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
サーシャ無双でごめんなさい。
やっと時間軸追いついた。(ぜはー)

あ、黒薔薇がポケットに入ってるって書いといた方が良いかな。一応。

(-15) 2013/05/08(Wed) 13時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 13時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[薔薇の植え込みの中をゆっくりと歩く。近くまで行けば香りで判る自信はある。
けれど踏んでしまわないように、足下は確かめながら]

 ……プラーミヤ様?

[頬を撫でるのは薄い一片。
黒薔薇の香りが鼻を擽る。その香りが離れるのを追って、足を進めればその先から黒の主の香りがした]

 ここにおられたのですか。

[香りは、下から。ならばと膝を折る]

(63) 2013/05/08(Wed) 14時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 14時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

貴方の願い、叶うと良いですね。
主のお慈悲が、貴方にありますように。


[嘘を唇に乗せて、男は柔らかく笑んで見せる。
カツンと靴音をひとつ響かせて、返す踵。

精気の足りない体をふらつかせながら、
神などいるはずもない礼拝堂に背を向けた**]

(64) 2013/05/08(Wed) 14時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

もうあれとの食事は終わったのかな。
その様子では伝言を受け取ったと見えるが…
何か別の用件かな?

[薔薇の褥起きようともせず、膝を折る彼の頬に指を這わせるのみ]

もう少し嬉しそうな顔をすると思っていたのだが?

(65) 2013/05/08(Wed) 14時頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 14時頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 14時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 食事は途中で出て参りました。

 あの伝言は、何事かと思いまして。
 嬉しそうにと言われましても、そう簡単に叶えて貰えるとは、思っておりませんでしたから。

[頬に触れる指に己の手を重ねる。既に手は綺麗に洗われている]

 望まぬ、と言うことは何かあるのでしょう?

(66) 2013/05/08(Wed) 14時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

手を…綺麗にしてしまったか。

[触れる指先は温かい。くつりと笑いその指に己の指を絡ませて]

簡単?そう思えるなら運がよかったのだろうよ。
…伝言はそのままの意味だよ。
言っただろう、願い事には対価を、と。

願いはかなえよう。
けれど願いの成就が、お前達が望んだ形のままとは限らない。

そういうことさ。

(67) 2013/05/08(Wed) 14時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―礼拝堂―

[庭師は死んだ。病気かそれとも転落だとか。男が目を閉じるに合わせて押し黙り、目を伏せた。>>@21

 滞在の間に願いは変わる。ニキータの言った通りの実例だった。>>@22

叶い、そう? あぁ、そうか。
あそこまで咲かすのに苦労しそうだからな。

[庭園の持続。大方そんなところだろう。
 男――ダニールという名の執事――から、二人の吸血鬼の名前を知らされた。黒がプラーミア。白がユーリー。>>@23
 願いが叶うかもしれないと小さな小さな希望にすがり、この城に滞在するしか道はない。
 溜息が出る。]

はぁ、主人……ねぇ。
逆鱗に触れたらたまらん。何か教えてくれよ。執事ならあしらい方も知ってるだろ?

(68) 2013/05/08(Wed) 15時頃

【人】 庭師 ミハイル

は?
願わ、ない?

よく分からねぇな……。どーいうことだ? それは。

[差し出された右手を掴み、握手を交わす。>>@24
 こいつは、人、か?
 伝わる体温は何を教えてくれる?]*

(69) 2013/05/08(Wed) 15時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 食事の香りと致命的に合わなかったものですから。
 貴方の顔を忘れることはありませんけれど。

[絡まる指を口許に運ぶ。プラーミヤの冷たい甲に口付けて]

 対価など最初から判っていることです。
 ――望まぬものがどの程度か、貴方の性格を考えれば判らなくはありませんが。

 ……それでも。

[光が欲しい。口にはせず]

(70) 2013/05/08(Wed) 15時頃

【人】 庭師 ミハイル

―礼拝堂―

[ソイツ声が堂内に響いたとき。>>53
 俺の手は紅に染まっていた。

 床に落ちた目玉は踏み潰し、足元には黒の薔薇花弁が散る。]

望まぬ成就って、そりゃ何だよ。
はっきりさせろ!

[ユーリーも、悪夢の続きがどうのと言っていた。吸血鬼の考えることは分からん。]

……あいつらが何考えてるのか、分からねぇよ……

あぁ? 今晩来たばっかのミハイルだ。
ミハイル・シェイファー。

(71) 2013/05/08(Wed) 15時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[彼の唇が手の甲に当たれば銀色がネコのように細められ]

願わなければよかったと思う結末かもしれない。
死ぬよりも苦しいやもしれない。

それでも願うなら、叶えよう。


[ゆらり、身を起せば反対の手で彼の髪を梳き]

…お前がこの城で思うことがあるのなら、
願わぬことも間違いではないよ。
それだけは、確かだ。

(72) 2013/05/08(Wed) 15時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>69
[人が人形に温度を感じるか?
きっと、人形と思わないならば、温度は感じられるだろう。
逆に、そう思わないのならば、その肌の感触にさえきっと違和感を覚える。

人間はそういう生き物なのだ。]

(@25) 2013/05/08(Wed) 15時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 願わなければ良かったなど、思うことは……。

[ないと言えるのか。光が戻ったとして絵が描けなければ。
描きたいものがなければ]

 ないと、思います。ですが……願いが叶えばここからは出て行かねばならないでしょうね。
 それだけが、残念でならない。

[髪に触られる感触にもう片手で抱き寄せようとするけれど、近くある頬に触れるだけに留めた]

(73) 2013/05/08(Wed) 15時半頃

【人】 庭師 ミハイル

そうだ。迷って辿り着いたとかじゃない。

[笑っているようで眼が笑っていないのは、俺の手が汚れているからか?>>60

……おい。なんだ、あんたは。
なんて眼で俺を見る……。


そーいうあんたの「願い」は、どーなんだ……。変わったのか、もう叶ってるのか。

[一歩、二歩と踏み出し。>>64

……此処に用があったんじゃないのか?
おい、待てよ。やけにふらついて……

[引き留めようと腕を掴んだ。]*

(74) 2013/05/08(Wed) 16時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

残念?

[それは珍しく不思議そうな色を乗せた響き。
頬に触れた手にも気づかない程あっけにとられたようで]

…やはり、お前達はわからないね。
200年程度では、理解も難しいか。

[それでも薄ら笑みを浮かべ、口許は彼の同じ唇へと寄せる。
ニキータの背に回した手は冷たい]

…面白い。そのまま願えるか、
それを拒否することになるか。

[口付けがかなわなくとも、ゆるり顔を離して囁いた]

負けた方が…消える。
お前達の望み次第。

(75) 2013/05/08(Wed) 16時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 16時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[触れた頬は冷たく]

 ええ。そう不思議がることでもないでしょう?
 私が今描いているのは、貴方方なのだから。もう、このように触れて肖像を描くことなど出来なくなる、と思えば。

[香りが、冷ややかな空気が、黒の主の顔が傍にあることを示して、触れる唇に柔く食んで応える。
背に触れた手もまるで冷たい床のように。
赤に隠れた眸は、捉えられずとも黒の主に注がれる。
唇が離れて囁く声に、少しだけ緑は揺れた]

 どちらも、が叶わぬのなら私の願いは一つです。

[もう一度確かめるように頬に触れて、指は離れる]

(76) 2013/05/08(Wed) 16時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
ミヤちゃんはちゅーコンプ狙いだよね?

(-16) 2013/05/08(Wed) 16時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…いちいち触れられない方が楽だ。

[紅い髪の下の緑を銀に写しこむ。
願い叶え、光を得たらこの緑は色を変えるのだろうか]

不幸を願うか…死を思うか、
楽しみにしているよ。

[触れられた頬に拒否はせず、
黒の主の姿は、言葉とともに花霞の中消え行く*]

(77) 2013/05/08(Wed) 16時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 17時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[腕を引かれて、ふらつく体は安々と男の腕の中へ。
見上げるミハイルはこの城に訪れた頃の自分を思い出させて、
酷く腹立たしい]


貴方はまだ、真っ直ぐなのですね……。


[手を伸ばしミハイルの頬に触れる。
擽るように震える指先が頬の稜線を柔らかく撫ぜて]

(78) 2013/05/08(Wed) 17時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

でも……貴方もいつかきっと、
私と同じように罪の泥濘に溺れるのです。


[唇が紡ぐは呪いの言葉。
まっすぐな男を穢してやりたいと、悪意を織り交ぜる。

口づけを強請る娼婦のように男はうっすらと笑み、
腕を彼の首へと回し顔を寄せる。
男の呪いがミハイルの唇に触れたかどうかは分からぬまま、
疲労で限界の体は事切れるように意識を失った**]

(79) 2013/05/08(Wed) 17時頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 17時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 光が戻れば、触れずにすみますよ。
 描く側としては、触れられた方が良いのですが。

[光が映ったなら、この眼に彼らはどのように映るのか。
その事に焦がれる自分も確かにいて]

 どちらにするのかは、又その内に。

[触れていた冷たさが消えていく。黒の主が消え去ってから、立ち上がり向かうのは今度こそ地下の倉庫へ。

新しいカンバスに白い絵具を*盛っていく*]

(80) 2013/05/08(Wed) 17時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 17時頃


【独】 貴族 プラーミヤ

/*

プーさんでばりすぎなのが心配なのです。
明日からお昼は控えよう…(汗)

(-17) 2013/05/08(Wed) 17時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 18時頃


【人】 庭師 ミハイル

食事の時間なら始っていたぞ。
何でも珍しく集まって居るんだと。

[ただの空腹ではなさそうだ。何故こんなにも疲れている? 覇気がない。]

不吉な事を言うもんだ。 『まだ』――だって?

[含みのある言い方に眉が寄る。>>78
 両手が塞がっている。
 頬を撫ぜる妙にくすぐったい指先から首を巡らせて逃げた。]

(81) 2013/05/08(Wed) 19時頃

【人】 庭師 ミハイル

は?
      罪?

何を言っているんだ。願うことが罪なのか、あんたは一体、な―――…

[驚き、遠ざけていた顔を腕の中に向け、思いの外近い距離で笑みを見てしまい、俺は言葉を封じられた気分になった。>>79

 夜に香気を伴い咲くジャスミンの様に。男のくせに蠱惑的で――。
 腕が首に回り、更に顔が寄ってくる。

 銀の主にされた時と同じで、けれど温度の異なる唇が掠り、急に重たくなった体に我に返る。]


お   ぃ。   おい!


[声をかけ、揺らしても頬を叩いても反応がない。
 困った。本当に困った。]

(82) 2013/05/08(Wed) 19時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 広間 ―

 基本的に私は他人に寛容だよ。
 私と敵対するつもりがないのなら、そう心配しなくていい。

[>>43ミハイルが去る前、それだけを返した。
食事途中の離席も、然程気にしてはいない>>35

サーシャが食事を進めるのも、崩れぬ表情で見守っている。]

(83) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――主殿?

[笑みが真顔に変わったのは、白の主がゲームの存在を告げたから。
死ぬまで覚めない優しい夢。
それを聞き、目を細めた。]

 残念です。
 ……それは、私がもっとも望まないものですよ。

[他の客人の反応も窺いながら、
去り際のサーシャにご馳走様と声を掛けられれば>>54、笑みを返した。
その一方で、何も言わず退室するニキータの背>>58を鋭く睨みつける。

盲目の彼に、それが届くことはない。]

(84) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 …………。

[男は、何か見返りが欲しくて料理をしているわけではない。
これらはあくまで自分の為の行為の延長線に過ぎない。

しかし、食事の前に手を洗わぬ――そのくせ、白の主と会話した後はあっさりと洗い落として戻ってきた――姿勢や、食事を自らの都合で中断しながらも己に掛ける言葉ひとつもない態度。

ひとつひとつは非常に些細なことだが、積り積もっていくうちに己が蔑ろにされているように思え、
それが近頃、なんとも言えぬ不快感を男に齎していた。]

(85) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[誰もいなくなった広間に、皿が割れる音が響く。]

(86) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――主殿も客も食事を終えた。片付けを頼む。

[音を聞きつけてやってきた使用人にそれだけ言い残すと、床に叩きつけた皿の残骸を踏みつけて男もその場を後にした。



たかがこんなことで苛立つほうがおかしいのだと、
男自身が一番よく理解しているからこそ、理解できない。
広間から離れる程に、物に当たるなどというつまらないことをした己に対して疑問と苛立ちが湧いてくる。

そんな思考は、黒の薔薇が手の中で咲いてもう一人の主の言葉を伝えるまで、ぐるぐると続いていた。*]

(87) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
意訳:俺を見ろよ



ニキータには大変ひどい負縁故を向けております
でも一周回ってこれ、正縁故なんだぜ?嘘みたいだろ?

(-18) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
しかし盲目の相手に俺を見ろよは無茶ぶりもいいところである
それをベルナルト自身がわかっているからこそ持て余しているんだろうな

という、心境整理
とても、ふくざつ

(-19) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[どうしてこうなった。そもそも、野郎ばかりと会っていないか?
 この城の中には女が居ないのか!

 土嚢と同じ要領で男の体を肩に担ぎ、礼拝堂を出る。
 廊下には人の気配がないから、適当に声を上げた。]

ダニール! いや、ダニールでも何でも良い。誰か、来てくれ!

(88) 2013/05/08(Wed) 19時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……望まぬ成就とは。
 さて、私の望みは叶えられたらその時点で満足なのだが。

 主殿は一体、何をされるつもりなのだろうね?

[他人のためでない、己が為の願いを持つ男は、
黒い薔薇が伝える賭けに目を細めた。

望みを叶えた上で、望まぬことが起きるとするなら。
そう。それはきっと。]

 ――……再び此処に流れ着く、くらいしか思いつかないな。

[全く同じ時間を繰り返し、此処に戻ってくることだ。
しかしその時にはもう賭けの決着はとうについているのだろう。
その時に己を迎えるこの城が、同じ姿をしているとは思えない。]

(89) 2013/05/08(Wed) 20時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[試しに、黒の主が何をするつもりか聞いてみようかと思い、黒の主の部屋へと向かおうとする。

――と、聞こえる声>>88。]

 ――どうしたミハイル。騒がしいな。

[軽く金の髪を掻き上げながら、首を傾げた。]

 おや、アレクセイじゃないか。死んだのか?

(90) 2013/05/08(Wed) 20時頃

ベルナルトは、そう問いかける表情も声も、常と変わらぬ薄笑いのままだ。

2013/05/08(Wed) 20時頃


【独】 庭師 ミハイル

/*
アレクセイは、現状維持が望みであればユーリー側につかねばならず、ユーリー側が勝てば愛しのプラーミアが死んでしまう。

そして、お魚という、ね。


なるほど、ベルナルトは邪気か。ニキータへの。

(-20) 2013/05/08(Wed) 20時頃

【人】 庭師 ミハイル

[廊下の端に金色の髪が見えた。>>90

おぉ、助けてくれ。ベルナルト!
そんな死んだなどと不謹慎な。

死体を運ぶ程、暇じゃない。


顔色が悪くてな、ぶっ倒れられた。
だが、俺にはコイツの――アレクセイの、部屋の場所なんて知らないんでな。

(91) 2013/05/08(Wed) 20時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ごちそーさまって言わなかったのは途中だったし白の主人の方の内容に落胆したからだったりする。
基本自分本位だなこいつ。

でも手を洗ったのは料理と合わなかったからだよ!

(-21) 2013/05/08(Wed) 20時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 不謹慎か。
 此処で人が死ぬのはいつものことだから、つい、な。

[そんなことを言われるのも久しく無かった気がする。
此処に来たばかりの人間の反応は、なんだか新鮮だ。]

 アレクセイのことだ。
 寝食も忘れて主殿に身を捧げてたんだろう。
 倒れて当然だな。

[そこまで言い切る。それから、廊下の向こうを指さした。]

 確か向こうだ。
 墓地が見える部屋だったと思う。

[そう言い、男は道案内をするかのごとくさっさと歩き出す。]

(92) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
後ベルナルト嫌いじゃないのでもし邪気絆が飛んでくると困ってしまうわ

(-22) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[ペイントナイフで白を盛る。
カンバスの布は薄汚れた灰茶。白で陰影をつけて表現する絵は黒の時も同様に。

指先で絵の具を掬い、さらに細かく形を整えると、ソファへと倒れ込んだ]

 ――ああ。

[又言い忘れたな、と思い出す。
ベルナルトが自身への不快を示していることなど知らないが、ニキータ自身は彼の料理がそれなりには好きだった。

香りが合わずに手を洗うくらいには]

(93) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
>>93




[中身は早くもデレそう]

(-23) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 20時半頃


【人】 庭師 ミハイル

いつもって……待ってくれ。そんなに当り前の様に死ぬのか?
此処では――。

[毟られた鳥の羽。死んだ庭師。墓地。]

……!

[は?

 今、さらりと凄い事を言っていなかったか?
 身をささげ、る?]

ぁ ……いや。吸血鬼、だもんな。

[血の吸われ過ぎで死ぬのか。
 俺には見えなかった、あの唇の奥に、どれ程凶悪な牙を隠し持っているのか。
 頭を振り、アレクセイを担ぎ直すとベルナルトの後を追った。]

助かる。――が、もう少しゆっくり歩いてくれ。

(94) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[尤も、言い繕うことも料理の感想も述べることはなく、伝わることは恐らくない。
面と向かい不快を示されれば、あるいは。

食事を途中でやめたが故にまだ少しばかり足りず、苛立ちを紛らすように頭を掻いて――赤が白く染まった]

 ……やったな。

[しまった、という響きを乗せて、まだ手に残る白をタオルで拭い、白く染まった髪をどうしようかと、ソファの上で唸る。
当然どこまで白が付いているか見えない以上、落しきることは難しい。

クリームのように赤い髪に乗った白は、少しばかり広がって後頭部に斑
を作っていた]

(95) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 20時半頃


【人】 貴族 ユーリー

―広間にて―
[>>32 それが戯れなどではなかったことは、
>>36 口にした言葉で伝わるだろうか、
もとより戯れなどととられているとは思ってはいない]

 ああ、一番手短な方法だ。
 結果の方が少しばかり先でも――、
 あれは順序など気にはしないだろうね。

 問題は、お前には僕の寝首などかけはしないくらいか。

[人の身の無力を憐れみながら、口唇は笑む]

 ……そういう時は、光栄だ、とでも返すべきかな?

[他愛なく言葉を混ぜっ返す、
嘘も真実もまやかし、己にとっては人の真似事]

(96) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[反応は、それぞれ。
>>58 席を立つ絵描きに言葉を投げたのは
>>29 するりと指を遊ばせたおりに触れれた音]

 失われる何かは、取り返しのつかぬ尊いものだ。
 すでに知っているのだろうに、何故繰り返すのだろうね。

 ……お前も、
 僕のようになりたいのなら――

[言葉の続きは、口を閉ざし葬る。
その真実の意味など、伝わりはしない。

絶望の果てを望んだ者の、末路。
吸血鬼に願うことさえなかったけれど、
この白い闇は、そういうものだ]

(97) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[庭師と職人の喧騒はただゆるりと静寂のままに、見やり。
ただ既に整えられた>>9その身なりに、執事への命の答えを知る]

 ……先に答えがわかってしまったね。

[ぽつりと呟く言葉に、甘い苦味。
求めてやまぬ渇望は、けれど満たすには苦味の伴う。

そしてこの薄闇の檻への拒絶反応のような、ミハイルの言動。
目を細める、そこにはまだ新鮮な絶望と生々しい傷跡。
>>35 届いた響きに、伏せられた目蓋の下、双眸は今魔性の色だ]

 からかいなど、しない。
 ただ僕は高貴な薔薇が好きなだけだよ。

[胸にさした白い薔薇、臈たけた指先は、
はらりはらりと花びらを散らせて――花弁の一枚もなくなれば、
残った芯に手向けの口付け、その茎は黒い庭へと放られた*]

(98) 2013/05/08(Wed) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

―白の間―
[静寂の折、その部屋は白い闇の中にある。
調度品は白というには鮮やかさも、温度も無い。
夜に溶けていくような月白に、飾られた薔薇だけが柔らかな色。
硬質な空間、血の匂いはもう残ってはいない]

 品よく飾り立てたものだけど、
 部屋に来る前にこの子だとわかってしまったよ。

[>>@17 サーシャの首を撫でる執事の指、
人の真似事をする気などとうに忘れ去っているのは、
その双眸に淡く金の火のゆらめく様であらわだろう。

細められる眼差しに、けれど口端が歪むのはひとつの香によって]

(99) 2013/05/08(Wed) 21時頃

【人】 貴族 ユーリー


 うさぎ――、おまえはひとつ、
 ここにはいらぬものを持ち込んでいるね。

[その指はサーシャにふれることなく、
ポケットの中から黒薔薇を摘み上げた。

花弁に抱かれる眼球、目の前の緊張を滲ませた贄、
記憶はかすかよぎる、この城に辿り着いたばかりの頃、
まだ己の全てが人の真似事でなかった頃。
――手の中に薔薇を握りつぶせば、滲み滴り落ちる赤]


 いやなものを、見せてくれた。
 ……代わりにお前の望みの亡骸を、喰らおうか。


[ぽとり、ぽとりと、その曝された首筋に赤の滴を落とす]

(100) 2013/05/08(Wed) 21時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ああ。当たり前のように死ぬな。
 餌にされて死ぬのはまだ運のいいほうだ。
 つまらないミスをして主殿の逆鱗に触れる奴もいるし、
 ただの憂さ晴らしに殺される奴もいる。

 長生きしたいなら、気をつけることだ。

[ゆっくり歩いてくれと言われ、仕方ないと一度止まる。
ミハイルが追いつくのを待ってから再び、今度は彼の歩調に合わせて歩きはじめた。]

 吸血鬼、だな。

[男は、開けた襟から首筋を少し晒す。
もう癒えかけているが、僅かに残る牙の痕があった。
最後に与えたのは、どちらの主にだったか。]

(101) 2013/05/08(Wed) 21時頃

【人】 貴族 ユーリー


 さあ、
 お前は何を呪った?

 どんな絶望を人の世で味わった?

[心という場所の傷跡から滲む血もまた甘いものだ。
赤の滴る皮膚に舌を這わせ、けれどまだ食い破りはしない]

(102) 2013/05/08(Wed) 21時頃

【人】 貴族 ユーリー

[濡れた口唇を笑みの形に、
それを彩るもののなければ清廉な微笑みを執事に向ける]

 ……この子をお前の手で、
 もう少し温めてあげてほしいな。

 優しくね。

[執事は、答える言葉をひとつしか持たない。
それから、ついとサーシャの伏せた顔を上げさせた。

その瞳の色はどのように変わるだろう。
魔性は憐憫を滲ませる、そこにかつての己を探して*]

(103) 2013/05/08(Wed) 21時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 21時頃


【独】 貴族 ユーリー

/*
ダニールが世話を焼いてくれるようなので、
skn(いきてる方)したくなりました。

(-24) 2013/05/08(Wed) 21時頃

【人】 庭師 ミハイル

とんだ暴君だ。

――あぁ、そうだ。庭師が死んだとかで、俺が薔薇の面倒を見ることになったんだ。つまえあないミス……のないよう、気をつけるさ。

[害虫よりも厄介だ。いや、吸血鬼と害虫を同列にしては怒られるな。
 襟にかかる指が見せる二つの穴。

 啖呵を切った威勢も忘れ、ゾワと首筋に寒気が走り、アレクセイを危うく落としそうになった。]

っと。あぶね。

……なぁ。念のため聞いておくんだが、どんな感覚だ?
血を吸われるって。

毒を吸い出すのとはまた違うだろ?

(104) 2013/05/08(Wed) 21時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……今しがた、気をつけろと言ったばかりの筈だが?

[暴君、との言葉に脚を止め。
笑みを消し、ミハイルを見る。]

 それを対面で言う勇気があるなら認めてやるが、
 安易に陰口など口にしないほうがいい。
 ……主君というものは、存外、耳が良いものだ。
 どの世界でもな。

[そして再び歩き出す。
薔薇の世話を任せられたと聞けば、ほう、と目を細めた。]

 それは責任重大だな。
 料理と違って、薔薇は主殿が直接愛でる対象だ。
 もし枯らしたりなどしたら……。

[そう口にする男は、また笑っている。単なる脅しだ。]

(105) 2013/05/08(Wed) 21時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[落としかけるのを見ても、特に支えるつもりもなく。
再び抱え直されるを見れば、続く問いに、顎に手を当てて考える。]

 血を吸われる感覚か……そうだな。
 貧血のような感じだな。
 吸われる量にもよるが、目の前がふっと遠くなっていって、力が抜けて……。



 ……それが、気持ちいいんだ。不思議とな。

[ミハイルの顔を正面から見るように、
数歩先回りしてから振り返り、くつ、と笑う。]

(106) 2013/05/08(Wed) 21時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――おっと。
 この部屋だな。

[通り過ぎるところだった、とわざとらしく言ってから扉を開く。
本当に少しだけ、血の匂いがした。>>0:97]

(107) 2013/05/08(Wed) 21時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[立ち止まり、此方を見るベルナルトは笑っては居なかった。
 苦い顔を返し、口を結ぶ。

 死体になって転がりたくはない。
 そんな輩が多く居たのか、やけに重みのある言葉に俺は頷くしかなかった。]

……

[歩き出す背中を見て、戻ってきた笑みを見て、片手で髪を掻く。]

やめてくれ。生き地獄だ!

(108) 2013/05/08(Wed) 21時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[少しは手伝え、と思わなくはないが、邪魔になっても仕方がない。
基本的にこいつは良い奴だ。きっと良いところの坊っちゃんなんだろう。牡丹が似合う気がする。]

ほぅほぅ。
目の前が遠くなって――…は?

気持ち、良い?

[痛いんじゃないのか? 意外な返しに馬鹿みたいに口を開け。
 わざわざ正面から見られて笑っていやがる。口の端が不機嫌に下がった。

 くそ。いい性格してるな!]

ふん。嵌まりでもしたか?

[鼻を鳴らし、ハンと笑い返してやった。]

(109) 2013/05/08(Wed) 21時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 21時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

彼らの反応は…全てが見れないのが、残念だ。
あぁ、遊戯には制限時間が必要だね。

[黒の領主は月明かりに陰を写す。
銀色の瞳はやはり三日月の弧を描いた。
人の気配のなくなった広間へ、黒薔薇の香気が漂う。
先ほどまでの食事の名残をかき消すように]

(110) 2013/05/08(Wed) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[このまま放っておけば、絵具が固まってしまう、とソファから立ちあがる。
どちらにしてもカンバスは絵具が固まるまで手をつけられない。
廊下で誰か他の使用人を捕まえよう、と地下室を出た]

 ……望まぬ成就ね……。

[光が映るのであれば、それでいい。
そう思っていたのはここに来た初めの頃。

そうでなくなったのは、いつの頃だったのか。
首筋へと手を伸す。噛まれた痕は既に癒えかけている]

(111) 2013/05/08(Wed) 22時頃

【人】 庭師 ミハイル

―アレクセイの部屋―

おいおい、しっかりしてくれ。
今はあんただけが頼りなんだ。

[扉を更に肩で押し開け、寝台の上に慎重にアレクセイの身を降ろしてやった。]

なぁ。こういうのって、放っておけば治るもんか?

[息苦しいだろうと襟元を緩めてやり、目に入るのは吸血の跡。]

(112) 2013/05/08(Wed) 22時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[男はくつくつと笑う。
アレクセイの部屋の扉を大きく開きながら、
しかしそれ以上は手伝わない。]

 何事も楽しみの一つくらいは見出だせるようになれば、生きやすくなるというものだ。

 嵌ってはいないな。
 嵌っているのはそのアレクセイだろう。
 先刻は広間の机の上でプラーミヤ殿と興じようとしていたぞ。

[つい先程、ミハイル達が食事を摂ったあの机で、だ。]

 ……特定の誰かにのめりこむという感情は、
 私にはよく解らないが。
 まあ、アレクセイは元々嵌りやすい気質だったのだろう。
 ミハイルも精々気をつけるといいさ。

(113) 2013/05/08(Wed) 22時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[まだ願いへの疑問の欠片は散らばっている。
だが、願いは自覚してこそ価値がある。
人へ願うことに、幸せを、希望を求めることこそ愚かというもの。

広間に飾られるガラスのシャンデリア。
黒い灯りをともし、白い影を落とす。

その下に据えられるのは書庫の水晶。
中には砂時計が浮かび砂を零す。
さらさらと、緩慢に溢れる砂はまるで希望を溶かすように

この砂が落ちきる頃が、遊戯の終わり]

(114) 2013/05/08(Wed) 22時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 22時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 死んでないのなら、放っておけば治る。
 服が汚れるから止血くらいはしておいたほうがいい、というくらいか。

[問いにきっぱりと言い切った。
故にこの城には医者の類は存在しない。]

 ――それで、どうする?
 目覚めるまで看病の真似事でもするか?

[首を傾げ、問う。]

(115) 2013/05/08(Wed) 22時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 22時頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 白の間 ―

[>>99僅かに見えた白の主の部屋。
そこにあるものは、まるで絵具で塗りつぶしたように‘白’で統一されていた。
柔らかく包み込むどころか、それ以外の色をしたものを全て拒絶するような、人間の自分の感覚には異質で硬質な空間。

―まるで闇の中にいるようだ。
正反対の色の筈なのに、そう思った。
この中で暮らしている白の主の思いは一体どのようなものだろう。そんな思考に沈みかける。

部屋の主の視線を感じても沈黙を保ち、じっとその場に立っていた。]

(116) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 白の間 ―
>>103

 ――……はい

[白の主人の命に背くことはない。
 首に触れていた指は、すっと降りて、背後から、サーシャのシャツの釦を外し始めた。
 もちろん、その手は自由だ。止めようと思えば、その手を振り払うこと、できるだろう。]

 ――……

[止められなければ、シャツは肌蹴け、長い指は胸に。]

(@26) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―あ…っ。

[>>100白の主がシャツのポケットに入れていた黒薔薇を摘まみ上げる。
彼の言葉でやっと自分の過失に気付き、青ざめる。
―黒の主のものを見て、目の前の主の気分が良くなる筈がない。
黒薔薇は容易く握りつぶされ、真紅が彼の手を汚しただろうか。慌てて謝罪の言葉を紡ぐが]

…申し訳、ありませ…。
…っ…。

[>>102晒された首筋に、深紅が落ちる。
その上に白の主の舌が這わされれば、慣れぬ感触にぶるりと体が震えた。]

(117) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

…俺の、願いは…。

[白の主の問いかけに、震える声で自分の願いを紡ぐ。
知らず、真紅に濡れた右の拳を握りしめていた。]

ある男を、殺す事です。
死んだ男をもう一度…。

[生き返らせて、再び。

―今度は自分のこの手で。

それは罪の告白にも似ていた。
死人を殺したいなど、普通に生きていては絶対に叶わぬ願い。
けれどそれを糧にしてしか生きていけなくなった自分。

―何と醜く、罪深い願いか。]

(118) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
びゃー、ごめんなさい。
願い事被ったんで迷ったけど、これでいく…!

今回はうさぎ認定ですか。そうですか。

そしてダニールさん来てたー。お返事書かな。

(-25) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*
皆様お願いごとの提出は早いと嬉しいなぁ

だってほら、いかにイヂワルするか、考えるのが楽しいんだよこういうのって!(るん

(-26) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

楽しみ、ねぇ。それがベルナルトにとっては料理……とか?

[料理、と口に出したら、思い出したように腹が鳴った。]

……は? 興じる?

[首に腕を回された。誘うようなあの表情。掠めた唇をぐいと拭った。]

あぁ、取り敢えず、俺には薔薇だな。薔薇。

(119) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
やはー。
この願い、一番激しいかもしれませぬ。

しかし、この願いは黒の主の方に行ったら憎い男を生き返らせて自分は記憶を失ってしまうという…。
何というBAD…!

殺すまでが願いなら、叶うのかな。それで記憶全て失うのか。

(-27) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

はぁ。
便利なもんだ。

[皮膚を貫く痛みを軽減させる為の物質を蚊が扱うのに似たようなものか。
 置いてあったタオルを勝手にアレクセイの首に宛がい、襟で挟んでおく。]

いや。いつ起きるか分からないしな。
それよりも――

[寝台から離れてベルナルトに寄る。
 肩に手を置いて、そのまま腕を回すのは流石に馴れ馴れしいか?]

なぁ。さっきは済まなかったな。
その、俺さぁ。ここんところロクなもんを食ってなくて……腹ぺこなんだわ。

[手で眼前のものを切る動作をし、済まんと謝る。]

(120) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
俺行く場所がない

(-28) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

ダニールは、サーシャの願いにはただ、目を伏せた。

2013/05/08(Wed) 22時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

―え…?

[>>103願いを口にする事で消耗した所為か、白の主の言葉を理解するのが遅れた。
伏せた顔を上げさせられる。―灰色の目は困惑に揺れていた。

>>@26そして主の命に忠実に行動し始める執事。
後ろからシャツのボタンを外され、肌を晒される。]

…っ、ダニールさ…。

[首だけで振り返り、執事の顔を見ようと。
手で彼の行動を邪魔するという選択は、消耗した頭には浮かばす。

後ろにいた彼も、自分の願いを聞いた筈。―彼は今、どんな顔をしているだろう。]

(121) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[地下から1階に上がる廊下では誰ともすれ違わなかった。
血臭が漂っていたから、また何人か死んだのだろうと予測は付く。

髪に白をつけたまま、1階の廊下を歩いた]

 ……。

[無言のまま、窓から外を眺める。
ここに来た日のことを、今でも覚えていて、だからこそいつか願いは叶えられるものだと思っている。

ここにたどり着けたことも奇跡に近いのだから]

(122) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 料理は別に、趣味というわけでもないさ。
 ただ、此処に私好みの食事を作れる料理人がいなかった、というだけのことだ。

 それに、何かしていないと飽きる。
 此処の夜は長すぎる……。

[窓の外に視線をやる。
時折雲に月が隠れるくらいで、夜はいつまでも夜のまま、変わり映えのしない闇を湛えているように見えた。]

 ――っ、

[僅かな驚きに濃緑が揺れる。
無礼と振り払うことはしないがしかし、
この距離にまで"人間"を近づけたのは初めてで。

主達や人形とはまた違う温度が、服越しに伝わる。]

(123) 2013/05/08(Wed) 22時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……はっきり言ったらどうだ?

[しかし、その驚きの色も長くは続かない。
現状に適応してしまえば、男はもう薄笑いに戻っていた。]

(124) 2013/05/08(Wed) 23時頃

ベルナルトは、「ちなみに先程のシーはもう残っていないぞ」と、思い出したように口にする。

2013/05/08(Wed) 23時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

[執事は、願いを聞いたところで、その手を止めたりはしない。
 その判断は、仕事ではない。

 人形は、ただ、主人のいうことに従うのみ。

 今までも、きっと同じようなことは何度もあっただろう。
 だから、その指はサーシャの胸の尖りに触れると、それを優しく、言われたとおり、優しく愛撫する。

 そして、もう片手は。容赦なく、サーシャの下半身にのびた。]

 ――……

[ 性器への刺激は、彼にどんな変化をもたらすか。
 ただ、肌は、刺激に柔らかさを増したようだ。
 じわり、あがる体温、産毛は薄い汗にしっとりと濡れはじめる。
 その息と同じリズムで、胸は膨らみ、かつ、胸への刺激も止むことはない。

 そう、命令通り、優しく、執事は、その指でサーシャを翻弄しはじめる。]

(@27) 2013/05/08(Wed) 23時頃

【人】 貴族 ユーリー

[人としての己を失った場所、
この部屋は確かに無限の静寂の続く白い闇に似る。
だがそれを知るものなど、誰一人いない。
>>117>>118 震えた体、震えた声。

ゆっくりとした瞬きが、贄の拳に落ちて――、
白の主は眼差しを和らげる。
その震える魂を宥めるように、柔らかな声音で]

 壊されたのか、奪われたのか、
 あるいは――逃げられたこと、それそのものが、

 憎いのか。

 ……醜い願いだ、
 だがお前がそれを望むを、僕は許そう。
 
[真紅に濡れた右手、精緻な細工を生み出すその手をとれば、またそこに落ちる黒の残滓の紅を舐め取った]

(125) 2013/05/08(Wed) 23時頃

【人】 庭師 ミハイル

なに、あんたどれだけ舌が肥えてるんだ?
まぁ、美味かったのは否定しないが――なぁ、だからさぁ、頼むよ。

ひとつ、俺の胃袋を救うと思って。な?

[夜は早く寝れば良いだろ。単純にそう思っていた。
 窓を向いた隙に、肩を抱く。
 友人にするような気軽さで。]

く。シーがないなら、別の料理を作ってくれないか!
頼む!

(126) 2013/05/08(Wed) 23時頃

ミハイルは、「目玉以外で」と付け加えた。

2013/05/08(Wed) 23時頃


【独】 貴族 プラーミヤ

/*
あたまがっくんがっくんしてるよ…ねむいよ…
思わずこの独り言を村たて発言しようとしちゃったよ…

(-29) 2013/05/08(Wed) 23時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[目が見えなくなったのは、数日間篭もって最後の仕上げを終わらせた後だった。
風邪をこじらせて一週間ほど寝込んだ。
風邪だと思っていたけれど、実際には別の病気だったのかも知れない。

熱が引いた頃、夜に目が覚めたと思っていたけれど、いつまで経っても朝にはならなかった。
ランプの火も、蝋燭の火ももちろん見えることはなく。

辿り着く前に倒れ、雨が降り続く中行き倒れて死ぬのだと、土の味を感じながら思っていた。

雨が上がった日、日差しを感じていたから朝か昼か。


    鼻をついた血の臭い――]

(127) 2013/05/08(Wed) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[目玉以外、と言うミハイルに、おかしそうに笑った。]

 ……目玉なんて高級食材、
 主殿に振る舞う以外に使うわけ無いだろう?

[冗談だが、果たしてそう取られたかどうか。]

 ああ、構わないよ。何が食べたい?
 魚は無いが、それ以外で私が作れる範囲なら。

 あと、勿論タダではないからな。

[さらりと付け足した言葉は酷いものだ。]

(128) 2013/05/08(Wed) 23時頃

【人】 貴族 ユーリー

[己の命に従う執事のふれる指先に、
灰色の――白でも黒でもない瞳に浮かぶ困惑。
それを乱れることなく見下ろして、
その黒い髪をゆるりと撫でる]

 抗うことないよ、
 僕は、お前のその醜さをこそ、
 ……憐れで愛しいと感じるのだから。

[温度の無い口付けは、そうと唇の端を掠める。
こぼれる吐息の湿度を、あるいは熱を感じられれば、
それは、うっとりとした微笑を零すだろう]

(129) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

…は…っ、あ…。

[>>@27執事は何も語らず、自分の胸の尖りに触れる。
主に言われた通りの優しい愛撫に、思わず吐息が漏れた。
けれど執事のもう一方の手が下半身に伸びるのに気付けば、制止の声を上げて身を捩ろうと。]

まっ…、ぅあ…っ。

[けれどそれは遅く、性器に直接刺激を与えられて喉を無防備にのけぞらせる。
自慰行為をあまりしない身体は、与えられる刺激に従順に震え、弛緩する。

やがて細身の身体は熱を帯び汗に濡れ、息が乱れていく。
白の主の前で続けられる行為。―羞恥心で彼から目を逸らしたが。
その目の端にじわりと涙が浮かんだ。]

(130) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 23時半頃


【人】 庭師 ミハイル

[その高級食材を踏み潰してしまったが、そういやあれは何の目玉――いやいやいやいや。]

あーあー、うっ。ごほん。

[咳払いをして誤魔化す。
 ともあれ、りょうしょうの言葉に俺は喜び、ベルナルトの髪をくしゃくしゃと乱して撫でた。]

さーんきゅ! 嬉しいなぁ!
マジで助かるわ。

そうだなぁ。量が欲しいから、肉とか野菜炒めとか?

分かってるって。肉体労働するって。
荷運びとか苦労してそうだもんな。

[自分よりも細い肩を叩き、アレクセイの部屋を共に出た。]

(131) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[広間の砂時計は無情に落ちる。
願いを叶えたい者が多ければ黒が、
そうでなければ白が残るだけのこと。

水晶はこの城内の出来事を漠然と伝えてくる。
ふ、と嗤いがこみ上げたのは、一体何を見たからか。

いつもの自身の椅子に腰かけ、明けない夜空を見る。
吸血鬼に願いを持つものは多くいた。
知る限り、誰ひとりそれを叶えたものはいない。
けれど人はここに訪れる。

…それらを叶えてやったとして、自分の願いはどうすれば叶うのだろう。
ふと、脳裏に浮かんだことはかき消して*]

(132) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[血臭は今も城の中にある。
床に散れた肉片は既に片付けられていたが、染みこんでしまった匂いだけは、消えない。

広間までやってくると、やはり人気はなく、溜息をついて近くの椅子へと座った]

(133) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[サーシャの身体は緊張と弛緩を繰り返す。
 自慰をすることも少ない身体ならば、すぐに達してしまうかもしれないことも、知りつつ、彼は、あくまで優しく…、その理性が欲望に覆い隠されることを待つかのように、
 サーシャが高まれば、刺激を緩め、引く波にまた胸を摘んで、サーシャの欲望をしごく手を早めた。

 主人の命が降りるまで、
 サーシャはその快楽の繰り返しに身を置くことになるだろう。]

(@28) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 23時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

…ですから、俺の願いはそんな綺麗なものではないと。
 
[>>125予想外の優しげな声色に、少しだけ身体の強張りは解けた。口元には苦い笑みが浮かぶ。

自分を縛っているのは、小さな幸せを男に踏みにじられた憎しみ。
醜いけれどこの願いは手放せない。
―手放したら、自分の生きている価値はない。

そして白の主に手を取られ、右手に残った紅を舐め取られば、くぐもった声を一つ漏らした。]

…ん…。

(134) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 …………、いつもこんな調子なのか。

[髪をくしゃくしゃにされ、思わずそんな言葉が出た。
調子が狂う、というのが現状に最もしっくりくる。
濃緑は再び困ったような色を浮かべた。]

 別に肉体労働してほしいわけではないのだが……。


 ……まあ、いいか。

[肩を叩く手に、色々と諦めたように呟いた。
厨房はこっちだと案内も兼ねて歩き始める。]

(135) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 …………。

[道中、広間に入っていく赤い髪>>133を視界の端に捉えたその一瞬だけ、濃緑は冷たい色を浮かべた。

白をその赤の中に見咎めたから。]

 ……ふん。

[遠ざかるように、少しばかり歩調を速めて厨房へと。]

(136) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 23時半頃


玩具 ロランは、メモを貼った。

2013/05/08(Wed) 23時半頃


【人】 庭師 ミハイル

まぁ特に普段通りだが?

[濃緑を覗きこむと困っているのが見えて、これ以上は止めておいた。]

おー、じゃあなんだ?

[対価ってやつだろうかと首を傾げつつ。
 ニキータ、と声をかけるまもなく、厨房へ。]

(137) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[静寂が辺りを包む。
先ほどまであったらしい黒の主の姿もなく。

その音は小さすぎて、ニキータが砂時計に気付くことはない。

廊下の遠くから足音は聞こえたけれど、わざわざ追っていくほどの気分でもなくて。
結局その場で使用人の誰かが通りすがるのを待つことにした]

(138) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[>>129執事の手で白の主に晒される身体。
手を伸ばされ、黒い髪を撫でられれば灰色の目を白の主に向け。
自分の唇の端を掠めた口付けにはそっと息をついた。]

…愛される価値のないものです。

[醜さを愛しい、という白の主の考えを理解する事は出来ない。

自分にとって醜いものは可能であれば遠ざけたいと思うもの。
皮肉にも、醜い願いを抱える自分は己が最も厭うものだ。

永い時を生きていれば、醜いものに愛を感じる事もあるのだろうか。
今の自分には、出来そうもない。]

(139) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[刺激に素直に翻弄されるその姿に、
金緑の双眸は魔性の色をゆらがせる。

熱をおび、艶やかな湿度を湛えるむき出しの肌の上、
戯れに凍れる指をつい、と滑らせ]

 ……泣いているの?苦しい?

[そらされた眼差し、眦に滲む涙。
その白でも黒でもない眼球に這わせる冷たい粘膜。
うっすらと細められた熱滲む金の眼差しの端に、
従順なる執事の姿を捉えれば、口唇は笑みの形に]

 それはね、
 サーシャ……、抗うから苦しいのだよ。
 望んでご覧、解放を。

[快楽からか、その望みからか――、
今においては前者にしかならぬ言葉、
己からその血を、あるいはその身を差し出せ、と]

(140) 2013/05/08(Wed) 23時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
仕方ないNPC出すか。
つーか夜になってから誰とも喋ってない悲しみ

(-30) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

―厨房―

手伝えることがあれば、いえよ?

[共に入ったは良いが居場所はない。壁に寄りかかり気になった疑問をぶつける。]

なぁ。目玉といえばさぁ。――聞こえなかったか?

正直、俺、よく分からなくてさ。

[分かる? と、腕を組み。]

そうそう。俺が居なくなってから、ユーリー………殿、が、何か言ったとか?

(141) 2013/05/09(Thu) 00時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 00時頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
盲目にしたおかげでいろいろと動きにくい。

いや、使用人って何にしよう→宮廷画家とかあるやン→じゃあ画家で→願いどうしよう→人のためにあれこれはしたくないな→視力だよ!

っていう流れで盲目が最後だったりするのですよ。
ニキータさん目も隠れてるし丁度いいよね! っていう

(-31) 2013/05/09(Thu) 00時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 00時頃


ミハイルは、ニキータも腹が減ってるなら一皿分けてやろうかとふと考えた。

2013/05/09(Thu) 00時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[厨房の方から声がする、と顔を上げた。
うっかり眠ってしまいそうだったけれど、椅子から立ちあがって]

 ……あっち、かな。

[方向を見失った。
声の聞こえる方に行けば問題はないかと厨房に続く扉の方へ向かう]

 誰かいる?

[厨房に続く閉まった扉を叩いて声をかけた]

(142) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

…ふ、ぁ…っ。

[声を抑える事を忘れているのは、理性が与えられる快楽にどろどろと溶かされていくから。
溜まった熱を解放したい瞬間はやって来るのに、執事の絶妙な手管によって吐き出す時機を逃し、熱を帯びた身体は焦れるように揺れる。

涙に滲んだ目を物言いたげに執事に向けるが、未だ羞恥が勝って何も言葉を紡ぐ事が出来ない。

刺激に慣れていない身体は、執事から与えられる快楽に翻弄されるばかり。]

(143) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 厨房 ―

 必要ない。
 適当に座るなり時間を潰すなりしていてくれ。

[中に入れば金の髪を軽く纏めて邪魔にならないよう高い位置で留める。
貯蔵庫から取り出した肉は、キシュカ(血肉のソーセージ)だ。
程よい大きさに切りながら口を開く。]

 ああ。その話がしたかったんだ。私は。

(144) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
仕方ないので厨房に突撃朝ご飯

(-32) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

あー、じゃあ適当に見てるわ。

[入ってきた扉が叩かれた。ドアノブを回して開ける。]

ん、ニキータか。居るぞー?
俺とベルナルトが。

……は、なんだニキータ。鳥の糞でも落とされたかぁ?

[髪に着く白を指差した。]

(145) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 此処に吸血鬼――主が二人いるという話は、聞いているよな?
 その二人がゲームをするらしくてな。

[次に取り出したのは野菜。それを一口大に乱切りにしていく。]

 ……ゲームと言っても、あのお二方はすこぶる仲が悪い。
 恐らくただのお遊戯では済まないだろうな。
 負けたら死ぬ、くらいの賭けをしていてもおかしくない。

[白の主の言葉>>96を思い返しながら口にする。]

 白の主は、死ぬまで覚めぬ優しい夢を見せてくれるという。
 黒の主は、望まぬ形ではあるが願いを叶えてくれるという。

(146) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――どちらを、

[言葉は、ノックの音に途切れた。
ニキータの声と解れば、少しの沈黙の後ミハイルに声を掛ける。]

 ……開けてやってくれないか。
 私は今、手が離せない。

(147) 2013/05/09(Thu) 00時頃

ダニールは、薄く笑みながら、サーシャを後ろから羽交い締めにして…。**

2013/05/09(Thu) 00時頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 00時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……厨房を絵具で汚すのはご遠慮願いたいんだがな。
 何しにきた?
 髪を洗うなら、此処じゃないぞ。

[切った具材を一緒くたにしてフライパンの上で炒める。
肉と野菜の香ばしい匂いが厨房に広がっていった。]

(148) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[熱を帯びて快楽の波に溺れる身体は、這わされた冷たい指さえ刺激となり、肩を震わせる。
眼球に白の主の舌が這わされれば、新たに涙が滲み。]

…解、ほう?

[乱れた息で言葉を紡ぎながら、金の双眸に視線を合わせる。
主の言わんとするところは、疎い自分にも知れるが。]

…助けて、下さい。

[なけなしの理性が、婉曲的な表現を選ぶ。]

(149) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ミハイル、とベルナルトか。
 ……糞を落されるような生活はしてないよ。

 絵の具がついたんだ。
 誰かに落して貰おうと思って。

 俺が自分でやると確実に大惨事になるんでね。

[ミハイルの声に口元は軽く弧を描く。手は白いままだが、触って何かにつくという状態でもない]

 ああ……言っておくと、俺は目が見えない。
 城の中なら、歩くのに問題はないけどね。

[ベルナルトの声と、それから作っている料理の匂いが鼻に届く。
腹は鳴ったが知らない振りをした]

 ここに人がいるから絵の具を取ってくれないか頼みに来た。
 髪につくといろいろ面倒なんだ。

(150) 2013/05/09(Thu) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
そろそろとは思っていたんだけど、間に合わなかったー。
ダニールさん、レス遅くてごめんよ…!(涙)

…そして頑張って減らしたけど、やっぱりどどーんとまた回復するよね。

(-33) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[ベルナルトにオッケーと頷いて扉を開ける前のこと。]

執事のダニールからな。主になるのだからと名前と共に。
はぁ。ゲーム……。

壮大なゲームだな。まぁひとつの城に主は二人も……と。

[余計なことは言えないと、口を覆った。]

………は? んだよ、そ……れ。

どっちもどっちだ。
 優しい夢だなんて、それはどんなもので、どこにある?
 望まない形だなんて、叶う価値があるのか?

[声を荒げ、一息吸い込んでからドアノブを掴んだ。]*

(151) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 僕が何を愛しみ価値あると思うかに、
 お前が口出す権利はないよ。

[>>140 人ならざるものの傲慢さで吐かれた言葉を切り捨てて、
けれど、それでもその言葉の意味するところを理解出来るのは、
――まだかすかに覚えているからか、人に近かった頃を。

>>149 上がる吐息に擽られ、合わさる視線が細められた。
愛しむように、髪を撫で上気する頬にふれ、滑り落ちていく指、
それを追いかけた白の主の温度のない口唇は、その首に触れる]

(152) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……。

[フライパンの縁でターナーを叩けば、カン!と鋭い音が鳴った。
皿に最低限の見目は確保した上で盛りつけ、仕上げに作りおきのソースを掛ける。ちょうど、一人分だ。]

 後はパンがその辺りにあるから、適当に摘むといい。

[そして再び髪を解けば、軽く金糸を揺らしながら戸口付近へと向かう。]

 ……行くぞ。

[ニキータに掛ける言葉は端的なもの。]

(153) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 庭師 ミハイル

は? 絵の具?
絵描きだったのか、ニキータは。

[ベルナルトの指摘は合っていた。きっとこの良い匂いに俺の鼻がと胃袋が刺激されてるせいだ。頼むからそうであってくれ。]

あー、何だ。見えてなかったのか。
そりゃあ大変だなぁ。なら俺が取ってやろう。

濡れた紙で拭えばいいのか?
洗えばいいのか? いっそ切るか?

[髪の隙間から見えた緑色は、何も伝えはしないという。
 見えぬと知っても、ハサミを象った指2本をチョキチョキと動かした。]

(154) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……跳ね上がる、
 お前の鼓動が聞こえるよ。
 覚えておいで。

 僕はお前を、苦しみから解放する者だ。

[白い牙は刃物の正確さで、その皮膚に深く食い込んだ。
心臓の上を伝い滑り落ちた凍れる指をするりと下肢に絡みつかせながら、
溢れる血を啜り上げる、それは確かに恍惚をもたらすもの。]

――……、ふ、

[従順な執事が制するまで、血の快楽は続くだろう]

(155) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
ベルナルトが洗ってくれるだと……(ざわ

(-34) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
>フライパンの縁でターナーを叩けば


逆だよ何言ってるの(震え声)

(-35) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[ソースを出来上がったものにかければ厨房にさらに良い匂いが広がる。
どうやらミハイルに作ったらしいと知って、肩を竦めた]

 ……いや、いい。あんたに頼んだら坊主になりそうだし。
 流石にそこまで切りたくはない。

[ミハイルの申し出は丁寧に断って、ベルナルトから掛かる声に頷く]

 ミハイルは、それ食べるんだろ。美味いからちゃんと食え。

[ミハイルにそう言うと、ベルナルトの後を追って歩き出す]

(156) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 いいよ、私が行く。
 ……腹が減っているのだろう。冷めないうちに食べるといい。

[厨房を出る直前、ミハイルに振り返って告げた。]

 ……私の答えは既に決まっているが、
 参考までにミハイル、君の考えも聞きたい。

[それが、一食に要求した対価だ。
己の願いごとも考えも話さないのに、人の考えだけを聞くという身勝手との交換条件。]

 ああ、それとこれはあくまで予想だが……。
 恐らく、どちらも選ばなければ選ばないなりの結末しか待っていないと思うぞ。

[それが具体的に何か、想像だけはするものの口にはせず。
再びニキータを見れば、もうミハイルを振り返ることはなかった。]

(157) 2013/05/09(Thu) 00時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―そう、ですね。

[>>152彼の答えは最もな事だ。
口にしたのはあくまで自分の意見。彼の考えを変えさせるような力はない。
―醜い願いを持った自分を愛しいという、白の主の言葉を受け入れられないだけ。

白の主の冷たい指が自分の身体の上を滑っていく。
愛おしむようなそれには僅かに目を伏せて。

それに意識を向けている間に、指と同じ冷たい唇が首に触れる。心臓は早鐘のように鳴っていた。]

(158) 2013/05/09(Thu) 01時頃

【人】 庭師 ミハイル

[出来上がった一品に思わず口の端を拭った。]

おぉ、おぉ、すごく美味そう……。

[指を伸ばし、摘まみ食い。]

ふぁ、うめ! さんきゅー!ベルナルト!
愛してるっ!

[親指をグッと立てた。]

ん、そうか。なら言葉に甘えて俺はこれを食べさせて貰おう。

話は後でな? ベルナルト。
 ニキータにも聞いてみたいし。

[出ていく二人に手を振り見送る。]

(159) 2013/05/09(Thu) 01時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[向かうのは湯が使える浴室。
時折振り返りながらニキータがついてきているのを確認しつつ歩いた。]

 ……食べてもないのによく味がわかるな。

[呟いたのは、先程彼がミハイルに掛けた言葉>>156に対して。
調理時間こそ掛けていないが、作りおきのソースはそれなりに手間暇掛けたもので、味にも自信はある。

しかしそれを振舞っていない相手にさらりと『美味いから』と言われてしまえば、些か複雑な思いが湧いた。]

(160) 2013/05/09(Thu) 01時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 01時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……。

[出がけ、ミハイルの言葉>>159に何の話かと思うけれど。前後から「ゲーム」の話かと見当をつける。
さてこの前を行く男はどちらを選ぶのか]

 ミハイルは元気だな。

[問う代わりにぼそりと呟いた。
と、ベルナルトの呟きが耳に入って首を傾ける]

 あれを食べてはいないけど、別に苦手な一品を作ったわけでもないだろ?
 なら、食べなくてもわかるよ。

 いつも美味いし。

(161) 2013/05/09(Thu) 01時頃

【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
この流れで上手いと言わないのは変なので言ってみた

(-36) 2013/05/09(Thu) 01時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 此処の客人であれだけ元気が有り余っているのも珍しいな。

[>>159愛してる、という言葉に動揺は浮かばない。
濃緑はすっかりミハイルのペースに慣れていた。
もとより、愛の告白の類であるとは思っていないのもある。

問いの代わりの言葉に、世間話のような相槌を打ち。
首を傾げるのは見ていなかったが、声に足を止め、振り返った。]

 …………、……それはどうも。

[男が浮かべる笑みは、まだ複雑ないろを隠し切れない。
ニキータに見えていないのをいいことに、繕っていないせいもあった。]

(162) 2013/05/09(Thu) 01時頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 01時頃


【人】 細工職人 サーシャ

……。
うあ…っ。

[>>155掛けられた言葉は、件のゲームで自分側につけという事だろうか。そう思考する暇もなく、首に牙が食い込んだ。
走る鈍い痛みに呻き、思わず顔を顰める。

血液が奪われていく事実は愉しめるものではないが、ふわりと意識が浮かぶような感覚は何処か心地よくて。
気付けば心臓の上に至っていた白の主の指が下肢に触れれば、僅かに身じろぎした。]

―う、ん…っ。

[主の乾きは僅かでも満たされるのだろうか。
拳を固く握りしめ、大人しく吸血が終わるのを待った。]

(163) 2013/05/09(Thu) 01時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
なんか日本語が飛んでる気がする……>>162すごく読みにくい ごめんニキータ…… ねm

(-37) 2013/05/09(Thu) 01時頃

【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
そしてアレクセイと話したいんだけど完全にコアが合わないっていうね

くそう……シロさん昼間に仕事する陣営になっちゃったのよ……



正直、数カ月ぶりにマトモに仕事したせいで、1週間が長くて仕方がない……ぐぎぎ

(-38) 2013/05/09(Thu) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[一人になった厨房で。]

つぅかさ。
鋏み使いが下手だったら、庭師もクビだっての。

[人参とキシュカをフォークでぐいと刺し、口に運ぶ。]

いやぁ、マジで美味いな。酒が欲しいぐらいだ。
酒……は、まぁ今度で良いか。

[パンにソースを付けてはぐと食付く。
 ベルナルトへの答えは保留した。

 白だ黒だと、すぐに答えは出ない。
 2人の主と過ごした時間が短いからとも言えるし、何処までを信じて良いのかが分かっていなかった。]

選ばないなりの結末……。ハン、ゲームにもならぬ屑は要らないってことか。

[皿を持ち上げて掻き込んだ。ムカムカとしていても飯は美味い。
 頬をだらしなく緩めながら、冷蔵庫から炭酸水を見つけ出して呷った。]

(164) 2013/05/09(Thu) 01時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

―…。

[白の主に吸血され、ふわりと意識が揺蕩う中。

ぼんやりと脳裏に浮かんだのは故郷の街並み。

―そして失われてしまった小さな幸せ。**]

(165) 2013/05/09(Thu) 01時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[>>163 言葉は言葉以上の何者でもなく、
閨に持ち込まれる遊戯にしては、あの賭けは無粋だ。
――顔を上げれば乱れた飴色の髪が、はらりと零れる]

 ……ああ、

[昂揚覚めやらぬ吐息に熱は滲む、
けれど渇望は満たされて、血色の艶やかな唇は嫣然と微笑む。
下肢に絡めた指、薔薇を愛でると同じその指で、その醜さを慈しむ]

 ……こちらも、必要だね。

[そして寝台の上、サーシャにのしかかるように押し倒せば、
下肢の熱を導いて――、その後の一部始終は執事の見守る前で*]

(166) 2013/05/09(Thu) 01時半頃

【人】 庭師 ミハイル

ごっそーさん

[手を合わせて拝む。流しに食べ終わった皿等を置く。
 結局全部食べてしまった。
 ニキータに残してやろうと少しは思ったんだがなぁ。
 頭を掻いて、ふぁぁと盛大に出る欠伸。]

……ねむ。

(167) 2013/05/09(Thu) 01時半頃

ベルナルトは、続く言葉を持たず、押し黙る**。

2013/05/09(Thu) 01時半頃


亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 01時半頃


細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 01時半頃


貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 02時頃


貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 02時頃


【独】 貴族 ユーリー

/*
赤を使いたいけど、
赤を使う時間と余裕が無い。

プーさまほれぼれしつつ、
みんな酷いねがいごと叶えてもらえばいい。

(-39) 2013/05/09(Thu) 02時頃

【人】 庭師 ミハイル

―広間―

[礼拝堂で寝そびれたんだった。
 もう夜も遅い――はずだ。

 厨房から広間に出て、変なものを見つけた。
 シャンデリアの明かりは黒く、水晶の奥を覗き込めば砂時計。>>114

は、ん。制限時間付きってことか、よ。

[置いてある理由で思い当たるのは1つだけ。
 黒薔薇の香りが残る椅子に手を置き、寄りかかろうとして頭を振って耐えた。

 ベルナルトとの話の続きもある。
 そう遠くには行けない。かといって、テーブルの近くというのも――想像し、また頭を振った。

 結局俺は窓辺に寄りかかって座る。

 「客人」なのか「雇われ庭師」なのか、ともあれあまり歓迎されてない様だったなと苦笑を浮かべ。
 月明かりに目を細めて、閉じた。]

(168) 2013/05/09(Thu) 02時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[夢を、見た。

 『願いを叶えてやったぞ』と、プラーミヤが指差した先には、確かに「シオン」が居た。
 しかしそれは、最期の姿で。生きているのか死んでいるのかも分からない、ただ動いているだけで蘇ったのだと知れる、ただの―――モノ。

ちがう……違う! 俺が願ったシオンは、違うんだ!
別れた時と同じ肉を持った、シオンでなければっ

 やがて「シオン」は崩れて朽ちた。
 『だから言ったのに。』哀れみの表情を浮かべて、ユーリーが立っていた。

 俺は、どうすれば彼女を幸せに出来る?
 そんな願いを――叶えられる?]


り   しゃ……

「リーシャ。リーシャ……**」

(169) 2013/05/09(Thu) 02時半頃

【独】 庭師 ミハイル



  君を、君だけを――愛しているんだ。



     ガキの頃から、ずっと。


  なぁ?  ―――――**

(-40) 2013/05/09(Thu) 02時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 02時半頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

 ……彼はまだ来たばかりだから、かな。

[確かに元気だ。ベルナルトの言葉に頷きながら、けれど彼が振り返るのはわからない。
笑みなど見えないせいもある]

 ――俺は。


[ベルナルトの料理は好きだよ、とわざわざ口にするのもおかしい気がしてそこで言葉は途切れる。
そのまま口籠もっている間に、浴室へと辿り着いた]

 白が、ついてる部分だけでいいから。
 全部洗おうと思えば時間も掛かる。

[上着を一枚だけ脱いで、恐らく白に塗れている部分を指差す]

(170) 2013/05/09(Thu) 03時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

― 自室 ―

[扉が閉じ、遠ざかる足音がすっかり小さくなった頃。
男はゆっくりと瞳を開いた。
身を起こし、顔にかかる漆黒の髪を指で掻き上げる]


………酷いな。
あれじゃまるで私がスキモノみたいだ。


[ミハイルへ説明するベルナルトの言葉>>113を思い出し、低く笑う。
あながち間違っていないのが、やけにおかしかった]

(171) 2013/05/09(Thu) 03時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 こっちのオイルの方が髪には優しい。けど、ぬるぬるしているからこっちの石けんでもいいよ。
 
[ポケットからオイルの瓶と粉石けんの袋を取り出して示す。
絵の具は若干乾き始めていて、そこだけ洗うのは難しいと判断したのか、結局ベルナルトに髪を全部濡らされた。
濡れれば前髪は額に張り付いて普段は隠れた双眸が表に出る。
視線が合うことはないが、人の手が触れる気持ちよさにその瞳孔は揺れる]

 ありがとう、助かった。

[そう言うと落ち着かないのかぺたりとした前髪を指先で整え*始めた*]

(172) 2013/05/09(Thu) 03時頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 03時頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

[身を折り、くつくつとひとりの部屋で低く笑って。
疲労から幾分回復した身体の具合を確かめるように、
軽く首を回す。
襟に挟まれたタオルがぽとりと落ちれば]


新しい客人は随分と人がいいようだ。


[夜が支配するこの城では珍しい性質の彼は少しだけ兄に似ているから。
穢れて欲しくない気持ちと、
穢したい気持ちの二つの感情が胸の内で揺れる]

(173) 2013/05/09(Thu) 03時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

でもそれも、長くは続かないだろうけれど……。


[この常夜の城で変質しない者などいない。
みんな、じわりじわりと狂っていくのだ。
自身も気づかぬままに、狂気の国へと]


嗚呼、でも。
一番狂っているのは、きっと……。


[そう言って覗く窓。
部屋の明かりを反射し鏡のように世界を反対に映すガラスの中には、
昏く澱んだ瞳の男の姿が在った]

(174) 2013/05/09(Thu) 03時頃

【削除】 騎士子弟 アレクセイ

……ひどい、顔。
こんな顔、あの方には見せられないな。


[鏡の中の己の姿に、苦く笑う。
この酷く膿んだ姿のままでいるには、次の奉仕の時に差支えがあるだろう。
せめて顔だけでも洗おうと、湯殿の方へと向かった**]

2013/05/09(Thu) 03時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

……ひどい、顔。
こんな顔、あの方には見せられないな。


[鏡の中の己の姿に、苦く笑う。
餌としてしか見られていないことを自覚しながらも、
この酷く膿んだ姿のままでいるには、
次の奉仕の時に差支えがあるだろうと。

せめて顔だけでも洗おうと、湯殿の方へと向かった**]

(175) 2013/05/09(Thu) 03時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 03時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[無彩色の白い気配に微かに色が交じる気配。
ひくりと瞼が痙攣するも、今はそれを嗤うことも、揶揄することもない。
氷のような手が何かを求める様に僅か動いて…落ちる]

薔薇は…誰の為に……

[後の呟きは黒い気配の奥底に隠れる。
白が黒をかき消すか、黒が白を塗りつぶすか。
人が絶望に打ちひしがれる様を見たい。それは何故か
互いに害せぬのなら吸血鬼が人を恨む理由、ありはしない]

……。

[静かな拷問部屋。もはやどんな清廉さを持ってしても拭えない
腐臭と死臭、そして怨気が満ち溢れる部屋。黒の領主の戯れがそこにある
砂が落ちると共に、それらもただ朽ちていくのみ*]

(176) 2013/05/09(Thu) 05時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 白の部屋 ―
>>165>>166

[サーシャの肌に主人の歯が立ち、吸血が始まったとき、
 執事は、手を止め、あとは、サーシャの身体を支え、介助を行う。

 ここからの命は、主人が暴走しないように、
 サーシャの首を噛みちぎってしまうようなことに及ばないようにということ。

 サーシャには幸運だったか、さほど大きな傷を付けるまでには至らなかったようだ。
 ただ、血の欲には満たされた主人がサーシャの身体へ慈悲が働いたか。サーシャ自身の欲望を玩具のように弄り始める。]

(@29) 2013/05/09(Thu) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……寝台へ。

[血を抜かれ、きっと朦朧としているであろうサーシャを寝台に押し倒し、白の主人がサーシャの熱を主人の中に導いていく。]

 ――……

[以前、黒が白を犯している時も、
 その傍に控え、愛憎が入り混じる肉欲の音を聞いた。
 白は、潔癖を装う。だが、欲望を己に受け止めるとき、その恍惚とした表情は、潔癖を知るからこそ、酷く淫猥だ。
 泣いているのか笑っているのか、そのいずれなのか。
 この温度と湿度と終わらないかのように続く呼吸音。

 きっと、サーシャ自身のは吐精の終わりを知らぬうちに意識を失ったのではないだろうか。]

(@30) 2013/05/09(Thu) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 しばし、お待ちを…。

[色香が漂う白の部屋。
 だが、それは、吸血の赤と、人間の白に穢れた。
 寝台に沈みこむ。主人の脇からサーシャを抱き上げ、そのまま、彼の部屋に運ぶ。

 汚れた服はそのままに身につけさせたままだ。
 首の噛み傷も、この優しい噛み方では、すぐに血は止まるだろう。情交のあと、シャツには、主人の吐き出した精液がべっとりとついたままだが、それはのちに白薔薇の香りを放つ。

 そう、目覚めた時、何が起こったのか、きちんと理解できるように…。あえてそれらを拭いはしない。]

(@31) 2013/05/09(Thu) 07時頃

【削除】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……部屋に戻しておきました。

[白の主人の部屋に戻る時、使用人に湯の桶を容易させる。
 寝台に寝そべる主人はどのような様子か。
 ともかく、今までもあったことと同じ、湯で手拭いを絞ると、その身体を清めはじめた。情交のあとはもちろん、手足の指先まで、丁寧ん、拭きあげていく。
 飴色の髪も梳かし、綺麗に整えたあと、
 最後は、白い寝着を着せて、それから、部屋の汚れも清め始めた。

 この部屋は白く白くあらねばならない。]

2013/05/09(Thu) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……部屋に戻しておきました。

[白の主人の部屋に戻る時、使用人に湯の桶を用意させる。
 寝台に寝そべる主人はどのような様子か。
 ともかく、今までもあったことと同じ、湯で手拭いを絞ると、その身体を清めはじめた。情交のあとはもちろん、手足の指先まで、丁寧ん、拭きあげていく。
 飴色の髪も梳かし、綺麗に整えたあと、
 最後は、白い寝着を着せて、それから、部屋の汚れも清め始めた。

 この部屋は白く白くあらねばならない。]

(@32) 2013/05/09(Thu) 07時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……それでは、また、御用があればお申し付けください。


[その間に会話はなされたか。

 白の主人の様子を再度確かめてから、
 最後は笑みを見せて、その部屋を退室する。

 部屋を出れば、湯おけを使用人に預け、懐中時計を取り出した。
 針は止まったままだ。それに、少し安堵したような顔を見せるも、次に足は、使用人の集まる部屋へ。]

(@33) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 使用人の部屋 ―

 アナスタシア……。

[数少ない女性の使用人の部屋につけば、その中、
 スラリとした髪の長い女の名を呼ぶ。
 振り返ればその眸は、怯えの色に染まったが、それでも、酷く透明で美しい。]

 きなさい……。
 君と伴う者を二人選んで…。

[それは、死の宣告に近いこと、
 使用人たちは知っている。

 でも、もう、彼らは泣き喚いたりはしない…。]

(@34) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 …………、

[>>170互いに続ける言葉がなければ、
結局そのまま黙って浴室まで向かうことになる。
白がついている部分だけでいいと言うニキータに、ちょっといいかと髪に軽く触れて。]

 ……そうは言ってもな。だいぶ乾き始めている。
 一度全部洗ったほうが早い。

[受け取るのはオイルのほうだ。
ぬるりとした感触を指先で確かめてから、洗い始めた。]

(177) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……綺麗な赤をしているな。

[料理を作り、髪を洗い。これではまるで本当に使用人のようだと思いながら、沈黙に耐えかねて口を開く。
濡れた前髪は張り付いて、日頃隠された瞳が顕になった。
こんな色をしていたのか、と思いながらじっと見る。
視線が合うことはないからこそ、視線に遠慮はない。]

 ――……ニキータに素直に礼を言われると妙な感じだな。
 どういたしまして。

[洗い終え、備え付けてあった白のタオルで水分を丁寧に拭っていく。
がしがしと乱暴にすることなく、毛流れを乱さぬよう時折手櫛で整えながら再び口を開いた。]

(178) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……ニキータは、例のゲーム。
 どちらの主につくつもりだ?


 …………ニキータは私と違って、
 望まぬ形での成就など願わないのだろう?

[例えば、目に光を取り戻しても代償として他の感覚を喪ってしまうとか。
男と違い、彼にとってはいくらでも「望まぬ形」はありえそうだった。
かと言って、盲目のままでいられるかと言えば。


単純にどちらを選ぶつもりか、興味があった。**]

(179) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 07時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

 プラーミヤ様のところに行くように。
 私も、のちに参ります。

[アナスタシアをはじめとする3人の女。
 彼女らは静かに歩き出す。

 場所は、わかっている。
 >>176死臭と腐臭に満ちた、欲に満ちた人間の死に相応しい部屋。]

 ――……

[3人の女が出たあと、執事は使用人の部屋を閉めた。
 その時、どこからか感じた視線。

 振り向けば、そこには自分と同じ、玩具の眼。]

(@35) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ロラン……。

[その顔に空いた穴の理由も知っている。
 手を伸ばせば、来てくれるだろうか。]

 ――……ちゃんと、勉強はしているかい?

[その言葉は、父のような兄のような、
 実際、ロランは、もし、人間でいえば、兄弟みたいなものだ。
 でも、それとは絶対に違う事実もまた然り。
それから彼は、3人の女の後ろ姿とは逆方向に歩みだした。
 ロランがついてくるならばそれはそれ。

 黒の主人は鼻が利く。
 白の汚れを今は落とさねばならない。

 それでも、完全に落ちることはないであろうけれど。**]

(@36) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[黒い部屋で悩むようで悩まない黒い姿、思い出したようにダニールの名を呟く。
彼がまだ命を実行していないなら、その餌をこちらに、
既に実行したのなら目玉を先に持参しろ、と]

(180) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 07時半頃


【独】 貴族 プラーミヤ

ぶるべさんわかっていらっしゃる……(惚

(-41) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

 御意に。

[黒の主人の声が聞こえれば、
 自身の部屋に戻ってから、支度に急ぐ。

 すべての服を脱ぎ捨ててから、
 赤いシャツ、黒い黒い燕尾服へ。

 髪を撫で付け、最後黒い手袋をつけてから、部屋を出る。
 向かうは黒の主人の元。]

(@37) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

Σあわわすいませんいらっしゃいませ執事さま!

(独り言では小物っぷりを遺憾なく発揮したいプーさんです

(-42) 2013/05/09(Thu) 07時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[蒼白な顔面で死刑部屋に足を向ける使用人達、
ここにいる時点でその命など無いようなものであるのに。

この部屋には黒い主の性格を現したようなものばかり。
一息に止めをさすようなものは何もなく。
怠そうな空気を纏いながら入ってきた女中に、
温度のない目を向け]

アナスタシア、がお前かな。
その目玉、前から気に入ってはいたのだよ。

(181) 2013/05/09(Thu) 08時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 08時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[アナスタシアの目を見てふと脳裏に過ぎるアレクセイの顔。
自分から「食事」になりにくるような人間は気が触れたか元々そういう嗜好があったか、なのだが]

あれは…どちらだろうね。
あのまま食ってやるのも悪くないが。
…兄への思慕が何故あぁも歪むのやら。

[くつくつ笑い、手元に一枚の黒薔薇の花弁を。
それはアレクセイの元にひらり。
「餌」になること耐えられるのであれば来るがいい、と伝言を]

(182) 2013/05/09(Thu) 09時半頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
急いでいるから文章がかなり残念なことに。

(-43) 2013/05/09(Thu) 09時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[湯殿へ向かおうとして、虚空から降ってくる黒い花弁を掌で受ける。
花弁から聞こえるは、黒の主の声。
途端、男の顔には幼子のように稚い笑みが浮かぶ]


ああ、黒衣の君……っ。


[耐え切れぬはずがないと、爛々と輝く黒曜の瞳。
愛しげに花弁に口付けて]


今すぐにお向いしますっ。


[蒼白な面持ちで向かった使用人たちとは真逆に、
男はその顔を恍惚に変えて。黒の主の待つ部屋へと向かった]

(183) 2013/05/09(Thu) 09時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 09時半頃


【独】 貴族 プラーミヤ

/*
はまたんさんを愛でるよ俺は。
かいぐりかいぐり。

(-44) 2013/05/09(Thu) 09時半頃

ダニールは、向かう途中、誰かが伴うとしても拒絶はせず。

2013/05/09(Thu) 09時半頃


【人】 庭師 ミハイル

―広間―

『そんな所で眠っていると、お風邪を召しますよ』

あ……ぁ?

[女の声に起こされ、眼を擦る。小さなくしゃみをひとつ。
 顔に当たる月光は寝る前と同じ角度で差し込み、まさか丸一日寝ていたかと慌てて身を起こした。時計の代わりになるものが確かあったはずだ。砂時計を探し、その落ちる砂の量を見たが1日分にしては少ない気がする。]

おい! 時計はどこだ?
1日……経ったのか?

[使用人らしき格好の女の腕を掴み、尋ねた。この城の中で初めて見る……女だ。
 彼女は首を振り、俺に酷な事を告げた。

 此処は――――――――明かぬ夜に閉じ込められているのだ、と。]

は……?

『だから、お月様もずっとあの場所に居るんです。』

(184) 2013/05/09(Thu) 10時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[先に入ってきたのはアレクセイか。
その様子に流石に黒の主も少し訝しげではあったけれど。
怯えている女中どもは更にその表情を深くした]

…お前も好きそうだと思ってね。
呼んだ次第だが。

[手を延べ彼を引き寄せる。
その髪を軟く撫ぜ]

お前は…もう兄を忘れたのか。
願いがないならこの城から出たいとは?

(185) 2013/05/09(Thu) 10時頃

【削除】 騎士子弟 アレクセイ

[同じく黒の主のもとへと向かう執事の背を追う。
撫で付けられた髪に、黒い黒い燕尾服。
手袋まで黒で誂えた姿に常とは違う印象を受けるが、
今はそれよりも―――]


執事殿。この先に、あのお方がいらっしゃるのですね。


[まるで恋する乙女のように、綻ぶ顔。
早鐘を打つ心臓を抑えるように、シャツの胸元を握り締めて。
死を楽しむ部屋へと、執事の後ろを付いて歩く]

2013/05/09(Thu) 10時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[執事よりも早く、死を愉し部屋へと男の姿は在った。
蒼白な女性たちと対照的に、頬は恋する乙女のように上気し、
黒曜の瞳は黒の主だけを写す]


好き……?


[髪を撫ぜられながら、ゆるりと部屋に鎮座する器具たちを見やる。
別段このようなものに興味はなかったけれど、
続く言葉には傷ついた子供のような表情を浮かべて]


い、嫌です…っ。
貴方の元を去るなんて、そんな事を仰らないで……。


[兄を決して忘れたわけではない。
だけどそれ以上に心奪われるものが出来てしまっただけ]

(186) 2013/05/09(Thu) 10時頃

【人】 庭師 ミハイル

だから、夜が長いって……

[ベルナルトの言う意味が漸く分かった。回りくどい言い方を嫌う癖に自分はどうだ?
 気遣いなのかどうかは知らないが、はっきり言えば――。]

なぁ、俺さぁ。来たばかりなんだけど部屋とかってあるわけ?
あるんだったら連れてってくれるか?

(187) 2013/05/09(Thu) 10時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…お前がどちらを願うか。
願いの成就か、長い夢か。

[願いを叶えることは望まない形にしかなりえないこと。
願いをかなえないのであれば、彼は食われるのみで]

…まぁいいさ。好きにするといい。
お前達の刻限は広間の砂時計が教えてくれる。

[まるで様相を変えた彼に口付け一つ]

私は腹が減ってね。
お前は私のためにあれらを切り刻めるか?

(188) 2013/05/09(Thu) 10時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―客室(元庭師の部屋)―

[案内された部屋は白と黒の薔薇園が両方見える場所。
 女を抱き締めて、唇を寄せる。重なっても拒まれはしなかった。]

……同意って、ことだよな?
なら、俺と城の外に出て、一緒に暮らさないか?

……は、冗談だ。

[悪夢から逃げたくて、温もりが欲しくて、愛が欲しくて。
 一方的に女を愛した。]*

(189) 2013/05/09(Thu) 10時半頃

ダニールは、ミハイルには老庭師の使っていた部屋をと思っていた。

2013/05/09(Thu) 10時半頃


【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
ミハイルと気があった。

(-45) 2013/05/09(Thu) 10時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

私が望むのは……。


[怯える顔で黒の主を見上げる。
刻限、と形のいい唇が紡いだ言葉をオウム返しに呟いて。
それでも悪戯に落とされた口付けには嬉しそうに微笑んだ]


貴方がそれをお望みでしたら。


[切り刻めるか、と問われて頷いてみせた。
壁に掛けてある手斧を一つ取る。
蒼白な顔の女たちの顔が諦観から恐怖へ歪むのも気にもかけずに、
男は重い刃を躊躇なく振り下ろした]

(190) 2013/05/09(Thu) 10時半頃

【人】 庭師 ミハイル

―廊下―

[間引きから逃れて咲いてしまった黒薔薇を一輪、
 活けた花瓶を持って廊下を歩く。]

お、ちょうど良いところに。ダニール!

[両手に抱えていた花瓶を片手に持ちかえ、執事に手を振った。]

なぁ、プラーミヤ……殿、の、居るところ、あんたなら知ってるだろ?
ご機嫌伺いというか、挨拶というか、まぁ、そんなところだ。

(191) 2013/05/09(Thu) 10時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 10時半頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 10時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[振り下ろされた斧は女の手首を切り落とす。
黒の主の白い顔に血が跳ねた]

……。

[昔から恋に狂った人々の凶行は聞き及ぶこと甚だしいが、
あの精錬潔白のようだった彼が
表情も変えずに同属を嬲ることに少し目を細め]

(192) 2013/05/09(Thu) 11時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[ミハイルの声に止まる。
抱えた抱えた抱えた花瓶。ご機嫌伺い。その言葉にはしばし沈黙を落とすが。]

今から、ですか。
ええ、わかりました。
主人のことを知るにもいいでしょう。

[ミハイルを誘って、拷問室へと。]

(@38) 2013/05/09(Thu) 11時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[手首、腕、肩、と斧が降り下ろされるたびに、
壊れた玩具の人形のように欠片が床へ落ちる。
女の悲鳴がオペラ歌手のカンタータのように暗い室内に響いても、
眉一つ顰めることなく命ぜられた事を黙々とこなし]


黒衣の君、
次はどちらの娘を刻めばよろしいのですか?


[床に20を超える欠片が散らばる頃、ゆるり振り向いて。
次の命を待っている]

(193) 2013/05/09(Thu) 11時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

あぁ、その女の顔だけは傷つけないでおくれ。
目玉をくれてやる先があるのでね。

[指す先はアナスタシア。
この部屋に拷問器具は数あれどやはり一番好むのは刃物で生きたまま切り刻むこと。

白の主はその気性を秘める様に持つけれど、黒の主にそんなものはなく

一人、原型留めない程に腸刻ませ、
それを口にしながら]

お前も口にしてみるかね。

(194) 2013/05/09(Thu) 11時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[例え彼が人肉口にすることを拒んでも、
引き寄せ口付けてそれを口移して食わせる。
傍にありたいのであれば当然、というように。
寧ろ進んで口にしそこまで堕ちるのであれば手元においておく事も面白い、と]

(195) 2013/05/09(Thu) 11時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 11時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

分かりました。
ではそれ以外を、あなたが望むままに切り刻んで見せましょう。

[指さされた女の顔だけは美しいままに、
床には肉屋の解体場のように、壊れた女たちのかけらを並べてみせた。
黒の主がこの女の瞳を誰にやるつもりなのか気にならなくはなかったが、
今は命ぜられたことをこなすだけ]


これを口にすれば、また……。


[戯れと言えど、愛してくださるのだろうか。
ならば、喜々としてそれを食らって見せよう。
同族を食らう畜生の道に堕ちたとしても構わない。
咀嚼し、血肉を食む。口周りをべたりと赤く染めて、
うっとりと狂った微笑みを浮かべた]

(196) 2013/05/09(Thu) 11時半頃

【人】 庭師 ミハイル

ちゃんとユーリー殿の所にも顔を出すって。

な、頼むよ。

[沈黙に耐えられず、片手だけで拝む。]

サンキュー! じゃあ行こうかー

[何を知るかも予想出来ないまま、俺はダニールの後に続いた。**]

(197) 2013/05/09(Thu) 11時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 11時半頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 11時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 拷問室前 ―

[ミハイルのやけにおどけて見える仕草に、無表情を返す。
 これが、そこにいくのでなければ笑みも返しただろう。
 だが、その男にとっては予想外の出来事が待ち受けている。

 扉に寄らずとも、女のつんざく悲鳴が聴こえてくる。
 執事は速度緩めず歩くが、ミハイルはどうか。]

 ――……プラーミヤ様はこちらにいらっしゃいます。

[そして、扉を開ける。]

(@39) 2013/05/09(Thu) 11時半頃

ダニールは、扉を開けた時、見えたのは、屍肉をしゃぶるアレクセイの姿。

2013/05/09(Thu) 11時半頃


アレクセイは、扉が開けば、口元を赤く染めたままそちらを見やる。

2013/05/09(Thu) 11時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……アレクセイ……。

[思わずその名を呟く…。
 その口は真っ赤に染まり、眸は狂気の色に輝いていた。
 執事はそれを変わらぬ温度で見ている。
 もう、彼の中の兄は、彼の中では葬り去られたであろうか。
 何か紡ごうとした口元はまた引き締まる。

 背後のミハイルの様子は今は見ず…。]

 ――……プラーミヤ様、
 遅れてしまい申し訳ございません。

[黒の主人には礼をし、それから、転がっている女たちの死骸を見る。
 どうやら、自分がやるべきだったかもしれないこと、アレクセイが済ませてしまったようだ。*]

(@40) 2013/05/09(Thu) 11時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

おや、執事殿。
それに――――……。


[黒い燕尾服の執事の後ろに、ミハイルの姿を見る。
口元を赤く染めた己の姿を、彼はなんと見るだろうか。
どこか兄に似た男の目から隠れるように、震える睫毛が影をつくった]

(198) 2013/05/09(Thu) 11時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[名を呟く執事の声を聞く。
その声に滲む何かを感じて、唇を引き結ぶのを見つめた]


……………。


[だけど畜生の道に落ちた自分の浅ましさを自覚していて尚、
黒の主に焦がれる思いを止めることはできない。
人の道への決別を選ぶように口中に残る屍肉の欠片を嚥下した]

(199) 2013/05/09(Thu) 12時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[過去に気が触れた人間は確かに居たけれどこうも愉悦に浸った人間はついぞ見ず。
喉で笑って抱き寄せて]

気に入ったよ、お前。
私はまだ200年程の時しかしらないが、
流石にお前のようなのは初めて見る。

[常の、噛み付くような口付けとは違う、甘いそれを何度か交わし]

(200) 2013/05/09(Thu) 12時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[抱き寄せられる腕の中にすっぽりと収まった男は、
おそるおそるその背に腕を回す。
赤く染まる口元に落とされる初めて交わす甘い口づけに酔いしれて、舌を差し出しては水音を響かせた]


嬉しい……。
黒衣の君……、お慕いしております。
貴方を喜ばせることができて、嬉しくて涙が……。


[歓喜の涙が頬を伝う。
血と涙で濡れた顔は、与えられる僥倖を身を震わせて甘受する。
これ以上の幸せなどないというような笑みを浮かべて]

(201) 2013/05/09(Thu) 12時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ダニール達が部屋に訪れた頃、人を構成していた欠片や内臓が散らばる中、
アレクセイを抱き寄せる主の姿があっただろう。
アナスタシアだけが一人震えて部屋の隅に在る]

ダニールか、ご苦労。
そこの…アナスタシアの目玉、先に抉っておいてくれるか。
あとでロランにやっておくれ。
あぁ、傷つけぬようにな。
アレも傷ついた目玉はいやだろう。

(202) 2013/05/09(Thu) 12時頃

アレクセイは、ロラン、と玩具の名を呟き零す吐息に混じる、嫉妬の色。

2013/05/09(Thu) 12時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[大事なものを扱うようにアレクセイに触れるけれど、
黒い主の「気に入った」が言葉どおりか否か、
長く住むものほど良く知ることだろう。

彼らの目の前であっても憚らず、
その目元に口付け喉元に唇寄せて歯を立てる]

あぁ、愛してやるよアレクセイ。

[薄ら笑みは彼からは見えない]

(203) 2013/05/09(Thu) 12時半頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[喉元に感じる熱い牙の洗礼。
痛みは快楽となり、甘い痺れに身を震わせる]


あ、ああ……。
愛しています、愛しています……黒衣の君、あ、あ……。


[黒の主の背に爪を立てるようにしてしがみつく。
たとえこの先にどんな未来が待っていようとも、
彼の主の愛に勝るものなどないのだから]

(204) 2013/05/09(Thu) 12時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[恍惚の終わり、
意識を手放したサーシャにあまやかな白い薔薇の香は、
心の中の一番やわらかな場所の優しい夢を見せるだろう。

果たして彼が人の世で何を幸いとしたのか、
それはその夢の主のみが知る。
目覚めて迎える現実の虚ろが、いかほどであるかも、また。]

――……、ああ、

[>>@31 傍らにある、血の脈動、人の温もり。
慈しむよう触れてみても、夢見る者の心は既に遠い場所にある。
執事に流した眼差しは、常の言葉を無言で語る。]

(205) 2013/05/09(Thu) 12時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[痕跡は跡形も残らない、それは常と同じ。
歪んだ醜さを覆い隠す雪のような、この部屋の白。

>>@32 執事の働きで、その白は清廉さを取り戻す。
まどろみに紛れながら、髪を梳く手に目を細める。
目覚めれば何もかもが元どうり――そんな偽り]

 ……お前にも、
 もう少し温度があればいいのに。

[夜着を着せ、肌に触れる指に一言だけそんな言葉をこぼした*]

(206) 2013/05/09(Thu) 12時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[「愛しています」の言葉、蔑むように歪んだ銀の目はやはり三日月。
やんわり彼を放し、ダニールとミハエルの二人を見やり]

湯浴みの支度を、ダニール。
そこの…ミハイルといったか。

お前は…これらを片づけて厨房で調理でもさせておけ。
あぁ、目玉は蜜につけておけよ。あれは切らせるな。

[石の寝台に散らばった、「人であったもの」、それらをさも何事もなかったように指し示し
自身は黒髪についた血を食んだ]

少し…眠い。支度が終わるまでは起すな。

[そのまままた、いつものように椅子の上で目を閉じる*]

(207) 2013/05/09(Thu) 13時頃

【人】 騎士子弟 アレクセイ

[突き放され、その場に蹲るようにぺたりと座り込んでしまう。
蔑む銀を呆然と見上げて、幸福に満ちていた顔は、
泣き出しそうなそれへと歪み、
いつの間にか溢れていた涙が濡らす頬]


し、つれいしま、す……。


[椅子の上で眠る黒の主の姿を悲しそうに見つめて、
執事が退出する前に血まみれの部屋を飛び出した。

どんなに愛を囁こうとも、罪にまみれようとも、
望む物は手に届かない。

この惨めな姿を誰にも見られたくなかった。
どこか兄似た雰囲気を持つミハイルには、特に、見られたくなかった**]

(208) 2013/05/09(Thu) 13時頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 13時頃


【人】 彷徨う者 ニキータ

[全部洗った方が良いと言われ、ベルナルトにされるがまま。
オイルには僅かに香りが混ぜてあり、油特有の匂いはそれほどない。

眼を伏せたまま洗われていたけれど、ベルナルトの言葉>>178に瞼を開けた]

 ……母親が、同じ色だった。好きな色だったけど、もう長いこと見ていないね。
 ベルナルトの髪は金だと聞いたけど、どんな色をしてるの?
 蜂蜜とか、麦の穂の色とか、そのまま黄金と同じとか?

[眼を見られていることには気付かないが、洗う手の向きからどこに顔があるかは見当がつく。
のばしかけた手を、絵具で染まっていることを思い出しやめた。
礼の言葉の後、妙な感じだと言われると首を傾け]

 そう、か。いつも言わないから。
 ……忘れるんだ、つい。

[髪を拭かれながら肩を竦めた。丁寧にされているのが判って、妙にくすぐったい気分になるけれど手も染まったままであったから、抵抗せず大人しくしておいた]

(209) 2013/05/09(Thu) 13時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 ゲームって、あれか。
 願いのためにここに来たんだ。でも、やはり素直に叶えては貰えないだろうから。

 どちらに、しようね。

[白の主の選択はなかった。けれど、黒の主の言葉を聞いた今ではまだ迷いがある]

 どんな形であれ、光が貰えるのならそれで良いとは思うけれどね。
 例えば、光が戻っても描く対象がいなければ意味がない。

 そう言うということは、ベルナルトは望まぬ形であっても願いを取ると言うことか。
 白を取れば、ここにずっと捕らわれたままだ。黒を取れば何があるかも判らない。
 
 プラーミヤ様が何を条件に出してくるのか、成就が意味を持たないほどのことであれば……。

[言葉は止まる。意味がないのであれば、願いを叶える意味はどこにあるのかと]

(210) 2013/05/09(Thu) 13時頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 13時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[閉じた瞳を薄ら開き、部屋を辞する青年の背を見る]

…あぁ、泣かせてしまったかな。
そんなつもりはなかったのだがね。

[ゆるり、黒髪が肩から滑る。
あれだけ血を浴びながらも流れるような黒髪]

食事を共にとよんでやればいい。
何故といった顔だな?いっただろう、愛してやると。

[黒の主が人間を同席させるというのは始めてだ。
喉がくっと鳴る。
あれは自分が食らってやりたい。
白薔薇の香りをつけられたくないのは僅かにあった]

(211) 2013/05/09(Thu) 13時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 元から光を知らなければ、こんなに焦がれることもなかったのにな。

[その手が離れてから、立ち上がるとベルナルトがいた方に向き直り]

 ありがとう。ってもう一回言っておくよ。
 ベルナルトの顔が見えれば、お礼に絵の一枚でも描くんだけど。

[手の汚れを嫌がった以上触れるわけにもいかない、と]

 そろそろ絵の具も乾いただろうから部屋に戻る。今度は汚さないから。

[呼び止められなければ浴室を出て地下へと*向かうことにした*]

(212) 2013/05/09(Thu) 13時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 13時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 白の間 ―

[力の抜けていく身体を執事に支えられつつ、白の主の吸血が終わったのはどれくらい経った頃か。
牙が離れる際に零れたのは一筋の熱い吐息。

意識が朦朧とした灰の双眸は開いていても何も映さず、人形のように寝台に横たわり。
―後は全て、白の主の為すがまま。

やがて情事が終われば、白薔薇の香りに包まれたまま執事によって自室に運ばれた。*]

(213) 2013/05/09(Thu) 13時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
うーん、うーん。
色気なくてすみませぬー。

(-46) 2013/05/09(Thu) 13時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 14時頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 回想 ―

[自分には、双子の妹がいた。
昔から瓜二つのようだと言われていたが、似ているのは容姿だけで。
彼女は活発で家を空ける事が多く、自分は家にいる穏やかな時間が好きだった。

一日が終わると、外に出ていた彼女は外で起きた事を自分に話し、自分はその間に家で作った細工を彼女に見せた。
彼女は自分の細工を褒めてくれた。
そしてそれを職にしようと思った時に肩を押してくれたのも、また。
―他には代えられない、大切な存在だった。

そんな彼女も年頃になり、愛する男が出来た。
結婚するつもりだと紹介された青年は、自分から見ても好ましい人物で。

彼女たちが幸せになりますように、と心から祈った。]

(214) 2013/05/09(Thu) 14時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[―彼女たちが結婚式を終えて一週間後。
ささやかな幸せは、郊外にあった彼女達の新居に強盗が押し入った事によって無残に手折られた。

運悪く強盗を発見してしまい、刃物で身体を傷つけられた二人は、お互いを抱き締めた格好で冷たくなっていたらしい。
知らせを聞きつけて駆けつけた時には、彼女たちの身体は棺の中に収められていた。

二人の棺に取り縋って声を上げて泣いた後、
生まれて初めて人を恨んだ。
…この手で殺してやりたいと思った。



けれど、強盗の犯人はあっけなく死んだ。

―不幸な事故の被害者として。]

(215) 2013/05/09(Thu) 14時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[犯人と知れたのは、男の持っていた荷物の中に妹が大切にしていた自分の作ったネックレスが入っていたからだ。

相手が死人になって尚、憎しみは消えなかった。殺してやりたいという思いも。
けれど‘死人’は殺せない。
少なくとも、人の理の上では不可能な事。

死んだように生きている中、城館に住まう吸血鬼が願いを叶えてくれるという話を聞きつけた。
それに縋るように仕事道具を入れた鞄の中にナイフを忍ばせて誰にも告げずに旅立った。

道中に強く願った。
あの男を生き返らせて、自分の手で殺してやりたい、と。
この手は細工ばかりしてきて荒事には向かないが、相手の虚をつけば叶うかもしれない。
―最悪、差し違えてでもいい。

そして彷徨った挙句にたどり着いたのが、この城館。*]

(216) 2013/05/09(Thu) 14時頃

【人】 細工職人 サーシャ

― 自室 ―

ん…。

[次に目を覚ましたのは自室。
倦怠感に暫しぼうとしていたが、やがて身体を起こそうとすれば首筋が鈍く痛み、そこを撫でて噛み傷に触れ。]

―あ…。

[身に着けている絹のシャツについた白濁。情交の跡から白薔薇の香りが匂い立つ。

その香りで思い出したのは、白の主に吸血された事。
意識が遠のきながら、寝台に押し倒されて…。]

(217) 2013/05/09(Thu) 14時頃

【人】 庭師 ミハイル

―拷問部屋―

おい、今のは……

[聞こえた女の悲鳴に足が止まった。眼前の背中との距離が空く。もしや怪我でもしたかと歩き出し、音の出所と思われる部屋の前でダニールが止まるのに、顔が強張った。悲鳴は聞こえない。何かを叩く音もない。]

………っ はっ

[開かれた扉から漏れる空気に鼻が曲がるかと思った。ここまで濃い血の匂いは、初めてだ。
床に転がっているものが何か、考えなくても……。]

(218) 2013/05/09(Thu) 14時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[  細められた金の双眸。

  嫣然と笑む紅い唇。

   下肢に絡められた指。

断片的な記憶。けれど何が起きたかは明らかで。
シャツの裾をきつく握りしめる。]

……。

[一息つけば、取り敢えず身体を清めなければ、と。
けれど今の格好のままで外に出るのは憚られ、シャツの上に黒い上着を羽織る。

そして、吸血と情事とで消耗した身体で浴室へと向かった。]**

(219) 2013/05/09(Thu) 14時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 14時半頃


【人】 庭師 ミハイル



[胃が痙攣し、俺は慌てて口を押さえた。
 足が震えているのに動けないのは、プラーミアの腕の中で首に牙を立てられ、赤に染まった口で愛を告げるアレクセイが居たから。

 ……嵌まっていやがる。
 お前の足元には、人が死んでいるんだぞ!

 血だまりが出来ている。あんな風に殺してでも、食事を摂る―――あぁ、化け物が、居る!]

……っ

[アレクセイを見る俺の視線は、どんなに冷ややかだったことか。
 気持ちが悪い、おぞましい、訳が分からない、――穢らわしい。
 色んな想いが混じる。

 同じ様にプラーミヤを見れないからこそ、当たりは強く。]

(220) 2013/05/09(Thu) 14時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
着替えたら、誰かに会いたいな。
しかし、何処に行けばよいのか。**

(-47) 2013/05/09(Thu) 14時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[俺はこんな化け物に願ったのか……。
 ゲームについて尋ねようとした言葉は吹っ飛んだ。

 名前を呼ばれ、ビクと肩が跳ねた。

 戸口に立ったままだったが、部屋を出ようとするアレクセイを避けて身を捻った。
 ぶつかるのだって勘弁して欲しい。
 首から流れる以外にも、真っ赤じゃあないか……。]

……う゛

[堪えきれず、花瓶を抱えて床に跪いた。胃液で手が汚れ、野菜の欠片が溢れ落ちた。]

(221) 2013/05/09(Thu) 14時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[眠る少し前のこと。
愕きというより魂が抜けたような目の前の男、首を傾げてみたが]

あぁ…そういえば新参だった…。

[久しぶりの反応に忘れてた、というような顔。
彼がしないならダニールに命じるだけのこと。
ちらり、視線をその執事に。
そしてゆらりとミハエルに視線を戻したが、彼の嘔吐に眉をしかめ]

お前…吐くなら外で吐け。汚らわしい。

(222) 2013/05/09(Thu) 15時頃

ダニールは、ミハイルの様子に、退出するよう促した。

2013/05/09(Thu) 15時頃


【人】 庭師 ミハイル

[対価であればこんな風に殺されても良かった。だが、ただ死体に変わるのだけは、まっぴらごめんだ。
 気を付けろ。忠告が鼓膜の奥で響く。
 当たり前のように「命じ」られ、きれいなままの左手を血に染めた。
 見上げると部屋の奥で震えていた女と目が合った。
 ダニールが寄っている。目玉を――…

 俺は、視線を外して小さく呟いた。
 ――すまん。]

……

(223) 2013/05/09(Thu) 15時半頃

ダニールは、ミハイルが出たあと響くのは、大きく打ち付ける音と女の悲鳴。

2013/05/09(Thu) 15時半頃


【人】 庭師 ミハイル

……っ

[吐き出したものを汚いと、そういった感覚は人と同じか。ダニールにも促されて、手の覆いの下で苦く笑った。
 花瓶が傾き、水が零れてしまった。
 このままでは早くに枯れていまう。]

う……ぅ……

[起こした花瓶の中に、左手で掬った赤を注ぎ込んだ。
 これぐらいの時間はくれよな。
 三度繰返し、立ち上がろうとして立てなかった。
 黒薔薇は血を吸って、更に妖艶に花弁を魅せるだろうか。
 花瓶を端に寄せ、仕方がなく、這いつくばって外に出た。]

(224) 2013/05/09(Thu) 15時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[主人の命令にノーは言わない。
アナスタシアへの命令が出れば、そちらに近寄っていく。
震える女に手をかけようとした時、背後で吐瀉した様子が伺えた。
振り向き、退出を促す。

アナスタシアは助けてと口の形を作っていたかもしれない。
だが、彼女が逃げることはできない。]

(@41) 2013/05/09(Thu) 15時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

アナスタシア、
貴女の眼はしばらくこの世にあるでしょう。

[彼女に笑いかけ、その頭を両手で掴んだ。
綺麗に出すようにとの命令に従って、
次には女の頭をその背後の壁に激しく打ち付ける。]

ーーー

[ぐしゃり、まるでオレンジを叩き潰したかのように、
女の後頭部は潰れた。
口から血を吐き、目玉は後ろからの圧衝撃で飛び出す。

あとはそれを宝石でも扱うように抉り、陶器の容れ物にしまいこむ。
蓋をして、黒の主人の手元に置いた。]

(@42) 2013/05/09(Thu) 16時頃

【人】 庭師 ミハイル

[向かいの壁に寄り掛かり、服の裾を掴み口元まで引き寄せた。
 まだ胃が痙攣する。喉の奥が熱い。
 食事? 何を食べた? ベルナルトがあれを、調理するのか?]



[扉が閉まっても聞こえる音。片耳しか塞ぐ事が出来なかった。
 目を閉じると、並べられた頭部の、光を失った両目が――…。

 綺麗な目をしていると誉めた女の――に、似て。]

(225) 2013/05/09(Thu) 16時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…皆、最初はあぁいう反応だったな。
久しくみなかった。

それがどうしてあれのように変わるのだろうね。

[鳴れか。それとも壊れた脳裏か。
はいずって出て行くミハエルを見つめながら。
止まった時間の中で変わって行く感覚はいかほどか。
…人の世に戻ったとて、そのままで生きていけるか否か

目玉抉るダニールに、眠気を含む声で問いかけた]

お前は…永く在って何か変わったか?

(226) 2013/05/09(Thu) 16時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[小箱の目玉、一つ取り出し]

ロランに一つ…

[二つの目玉のうちの1つ、摘み出し。
つ、とダニールの口許に]

…匂う。またアレの近くにいたのだな。
せめて息だけでも匂いを消せよ。

──…客人たちは…何か反応を見せていたか?
あの砂時計が落ちきる前に結論を出せと伝えておけ。

(227) 2013/05/09(Thu) 16時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

/*
あ、二つつまんでしまってたわ。>おめめ

(-48) 2013/05/09(Thu) 16時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 16時頃


【人】 庭師 ミハイル

―暫く後―

[動けるようになるまでに時間がかかった。
 洗面台で顔を洗う。鏡に映った自分は、ひどく疲れていた。

 念入りに手を口内を、痛かったが鼻を、喉をも洗い、服を変えてもう一度拷問部屋を訪れた。

 扉を叩き、ドアノブを捻る。
 まだプラーミヤは居ただろうか。]

(228) 2013/05/09(Thu) 16時半頃

ダニールは、目玉を含んだあと、湯あみの用意に頷きながら、屍肉を集めている。

2013/05/09(Thu) 16時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[その後のダニールとのやりとりは如何様なものだったか、
それはその後に訪れる眠気に消える。

心地よい香りの中うとうととしていたが、聞こえた扉の音にまた銀は開き。
さして興味なさそうに]

入れろ。構わん。
お前は…好きにしていろ

(229) 2013/05/09(Thu) 16時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 16時半頃


【人】 庭師 ミハイル

[ゲームについて、そうだ、確かめておきたいことがあったのだ。
 悪魔の方がマシじゃないのかと、溜め息をつく。]

吸血鬼にとって、人間なんて食い物でしかないんだろ。
願いが叶うだなんてそんなウマイ餌で誘き寄せて。

ゲームの条件だって、なんでストレートに願いを叶えてはくれない?
それじゃあゲームにならないからか?
あまりにも有利だからか?

だいたい、望まない形で願うのは望みとはかけ離れているだろう。
対価を聞くだけ聞いておいて、結局は万能な力なんて持ち合わせていないと――…言うんだろ?

[――…と、やんわりと聞いてみたいのだが。]

(230) 2013/05/09(Thu) 16時半頃

ミハイルは、髪を押さえながら、残る血臭に呻いた**

2013/05/09(Thu) 16時半頃


庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 16時半頃


【人】 騎士子弟 アレクセイ

― 薔薇園 ―

[拷問部屋から逃げ出し、闇雲に場内を走ってたどり着いたのは白い薔薇で溢れる庭だった。
真白の世界に女達の血潮で赤く染まった自分は酷く不釣合いで。
居心地の悪さに身を震わせ両腕を確りと抱きしめる]


ここは白の……?

[白薔薇の香りを至極嫌う黒の主に心酔している男が此処へ訪れたのは初めてだった。
慌てて退出しようと踵を返すけれど、
絡まる薔薇の弦に足を取られて無様にも地に伏せてしまう。

その際頭を強く打ち付けてしまったのだろうか。
遠のいていく意識。

真白の闇に落ちていく間際、
霞む瞳が誰かの影を見たような気がするけれど、
姿を検めることなく、男は気を失った**]

(231) 2013/05/09(Thu) 16時半頃

騎士子弟 アレクセイは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 16時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[ミハエルが問うことに、銀はじ、と彼を見つめ]

食い物ね。あぁ、お前達が肉を口にするのと同じだよ。

願いがかなうと勝手に信じて来たのはお前達だろう?

賭けの結果は…もう、二人でいる必要がない。
それだけのこと。

[最後は冗談のような口調となり]

お前、もしユーリーに惚れでもするなら願いを放棄するんだな。
私が消えてあれが残る。

問いたいことはそれで全てか?
なら行くがいい。私は眠い。

[銀目は彼の心を見透かすように細まった。
人がどこまで堕ちるか、自己を保てるかそれもまた、興味深く*]

(232) 2013/05/09(Thu) 17時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 白の部屋 ―
>>206
[白の主人が零す一言に、
 執事は、柔く微笑みかける。]

 ――……もう少し温度があったなら、
 私はもう、ここにはいません…………。

[温度のない指が白の主人に柔らかな寝具をかける。
 雪のように真白な…。*]

(@43) 2013/05/09(Thu) 19時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 拷問部屋 ―
>>226
[そして、黒の主人からの問いかけに、千切れた肉片を拾いながら、やはり答えた。]

 ――……いいえ、変わりません。
 変わっていたならば、私はここにはいません…………。

[だが、その返事を睡魔に襲われていた主人が聞いていたかどうかは知らない。
 ただ、つまみ出された目玉を拒絶もせず口に含み噛み潰す。
 白薔薇の匂いはそれで消えたのか。黒の主人は心地よく眠りに入り、それを見守りながら、肉片を集め終えると、使用人を呼んで、厨房へと運ばせる。
 ミハイルが来たのはそののち…。
 彼の問いと、黒の主人の返事。ただ、じっと沈黙の元に聞いていた。]

(@44) 2013/05/09(Thu) 19時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[ミハイルが退室すると、黒の主人はまた寝入る。
 その横で、起きるまで、執事は控えている。

 起きれば、湯浴みの介助をするために。
 ただ、じっと、主人の目覚めを待っている。*]

(@45) 2013/05/09(Thu) 19時半頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 19時半頃


緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 19時半頃


【人】 貴族 プラーミヤ

あぁ…お前は、変わらないな…。
思い出も…過去も未来もないこの城…
お前ほど相応しいものも…いないだろう、よ…

[ミハエルがその部屋を去ってどれほどか。
この部屋の香りは本当に心地よく香ってくれる。
黒薔薇の園と同じ落ち着く場所であり。
夢現に聞いた執事の声>>@45に、とろとろと声を返す
そして、また暫し夢に遊び、銀を開けば]

……用意は?

[湯浴みを指すのか、肉片の手配指か。あるいはその両方か
どちらでも良いのだが]

(233) 2013/05/09(Thu) 19時半頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>233
[黒の主人は機嫌がよくなったようだ。
 このような様子の主人は久しぶりな気もする。
 もちろん、それを損ねるような返事などするわけもなく、
 ただ、いつものように答える言葉は、イエス、のみ。]

 ――…湯浴みの準備はできております。
 アレクセイ様を誘っての晩餐は、のちほど。

[ただ、人肉をベルナルトが調理するかどうか。
 以前はどうだっただろうか。
 嫌がれば、別の使用人にやらせるだけだが…。]

(@46) 2013/05/09(Thu) 20時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[執事は主人の目覚めとともに、黒い手袋を外してポケットに仕舞った。肉片と血の匂いのそれ、もちろん黒の燕尾服にも屍肉臭はこびりついている。
 飛び散った血飛沫のあとが頬にも飛んでいたが拭うこともなく、
 主人に手を差し伸べる。]

 お疲れならば、お運びいたしましょうか?

(@47) 2013/05/09(Thu) 20時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

あぁ、運ばせるのは部屋でいい。
広間は…あれの匂いがする。好かない。

[いつもは生食、故に肉に手を入れろというのも久方ぶり、
アレクセイが共にあるなら手を加えさせようというだけであり]

お前は、決して断ることをしない。
血はよくもらうが…精をもらったことは、ついぞなかったな。
……私を抱けといえば抱けるのか?

[ただの戯れの問い。きっと答えは1つしか返らないと知っているから。
「客人」と主人の湯浴みの場所は違う。
白と黒の主人ですら湯浴み場違うのだ。

それはどこまでも香る薔薇のせい。
彼を伴い足が向くのは黒薔薇が満ちる湯浴みの場]

手伝え。

(234) 2013/05/09(Thu) 20時頃

プラーミヤは、手伝うかという問いには無言。それは拒否の意で。

2013/05/09(Thu) 20時頃


【人】 貴族 ユーリー

―白の部屋―
[午睡から覚めた優雅な猫のように、
夜着の寝乱れた身をけだるく起こす。
何かを探して、縋るように掴んだものは唯の布切れ。
その白い部屋には変わらず温度も、音も無い]

―――……、

[白の眠りに、夢など見るかは誰も知れぬこと。
立ち上がり開いたカーテンの先には、庭に繋がる開けたテラス。
薄闇の宵風が薔薇の香を運び込む]

(235) 2013/05/09(Thu) 20時頃

貴族 ユーリーは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 20時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>234

 ――……それでは、のちほど、部屋に運ばせましょう。
 
[主人の言葉を飲み込むように復唱し、
 次にかけられた言葉に、やはり柔らかく眼差しを向ける。]

 ――……ええ、もちろんです。

[変わらぬ返事。
 言わずとも主人はわかっていたであろう。

 黒の主人が立ち上がれば、もちろん、添うように付く。
 その扉を開け、黒薔薇の湯浴みの場へ。]

(@48) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 浴室 ―

[>>209髪を洗いながら続ける会話は、
別の場所で行われている残虐と比べればあまりに穏やかで、似つかわしくないとも言えた。]

 母親の遺伝か。
 ……なるほど、きっと美人だったのだろうな。

[何故そう思ったのかは口にしない。
言ってもこの空気が微妙なものになると思ったから。]

 私の髪は……そうだな。
 純粋な金よりは、黄色に近い。
 ケリア(ヤマブキ)のような色だが……、……見たことはあるか?
 私も写真でしか見たことがないのだが。

[異国の花に例えながら問う。
伸ばされた手は、男に触れる前に引っ込められた。]

(236) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……忘れる……。

[少し驚いたような、呆れたような声が浴室の壁に反射する。]

 ……てっきり、ニキータは私のことが見えていないのかと思っていたよ。
 って、……いや、違うんだ、視力の問題じゃなくてだな。

 ……その。
 そこらの使用人以下のようにしか思われていないのかと。


 思っていた。

[饒舌なようでいて、やや言葉の足りない告白だった。
しかしそれ以上を言うのは妙な気恥ずかしさがあり。
結局話題を変えるまで黙っていた。]

(237) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ……本当に、絵を描くのが好きなんだな。

[>>210意味が無いと言い切るニキータにぽつりと呟く。
のめり込むような趣味は今まで持ったことがないから、
少しだけ、羨ましくも思う。]

 望まぬ形でも、……というよりは。
 私の願いは……過去のある時点に戻ることなんだ。
 だから、叶った時点で達成してしまう。

 仮に戻った瞬間に死んだとしても、それはいっそ本望だ。
 それに、やり直してまた駄目だったら、諦めもつく。


 此処に囚われたままよりは、ずっといい。

(238) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 それに、ユーリー殿が見せてくれる優しい夢とやらを見てしまったら、私はきっと、……私でなくなってしまう。

[国のために生まれ、国の名を持つ男が、
国を忘れるということは即ち、己の全てを忘れるに等しい。
それは嫌だと首を横に振った。]

 ……きっと、生まれながらの盲目だったとしても、
 光を求めるは変わらなかったと思うぞ。

[するりと手を離せば、ニキータが男に向き直る。
どういたしましてと微笑む顔も、しかし声しか伝わらない。]

(239) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 いっそ想像で描いてみてもいいぞ。
 答え合わせくらいは手伝ってやる。

[ふ、と笑う態度は常のように尊大なものに戻っている。
違うのは、それがただの薄笑いでなく少し愉しげであることだ。]

 ああ、……次の食事はちゃんと、手を綺麗にしてから来いよ?

[そう別れの挨拶をしてから男は厨房へと戻る。
ミハイルは既に食べ終わったのか、>>167空の皿があるだけで。
砂時計の存在を知らぬ男は、ミハイルとの対話をそれほど急がない。
彼ももう少し、この環境に慣れてから結論を出すべきだろう。

そう思い、食器を洗っていれば。
厨房へと近づいてくる血の匂いを感じ、思わず眉を顰めた。**]

(240) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 20時半頃


【独】 亡国の君 ベルナルト

/*
長考 っていうか遅筆すぎよね うん知ってた 知ってた


20時半じゃないですかやだー 帰ってから1時間くらい経ってる

(-49) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[衣服を脱ぎ落とし、湯に浸かれば体は弛緩する
どんな生き物でもこの感覚を嫌うものはいないだろう
自分では何もしない黒の主はその殆どをダニールに任せる]

…人は…願いを叶えに来るが。
対価さえ差し出せば、私の願いも叶えることができるのだろうかね

[側にあり、甲斐甲斐しく世話する執事をみながら。
戯れの問いかそうでないかはその声音から未だ知るを得ず]

(241) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[――今は渇きを覚えていない、
眉根を寄せたのはその事実にか、あるいは薔薇の香に混ざる血臭にか。薄闇にたたずむ白い影は、黒咲く薔薇の園へと視線を向ける]

 ……時を定めるなんて、
 人のような真似をするね。

[かつて己も時を数えていたことを、白の魔性は忘れている。
夢の無い眠りから目覚める度にひとつずつ、礼拝堂のイコンの裏に線を刻んだ。時には血の滲んだそれは、千の夜を数えた頃から途絶えている。


――忘れたことさえ、忘れたのは]

(242) 2013/05/09(Thu) 20時半頃

【赤】 貴族 ユーリー

[同じものでありながら、


―――同じものにはなれない]

(*0) 2013/05/09(Thu) 21時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

― 黒薔薇の湯浴み場 ―

[湯浴みの介助もいつものことだ。
 さすがに簡易な服装で行う。]

 ――……どうしました?
 貴方に対価を払うほどの願いができましたか?

[少し、驚いたように返す。
 願われるばかりで、願いを厭う態度を見せる主人の珍しい言葉だと素直に思った。]

 人は、対価を払えません。
 いえ、必要な対価がどのようなものであるか。
 私も問われることがありますが、
 答えることができない問いの一つです。

[そして、何もしない主人の身体を優しく洗い始める。
 黒薔薇の匂いは、黒の主人に赦される唯一の花の香だ。]

(@49) 2013/05/09(Thu) 21時頃

【独】 緑柱石の執事 ダニール

/*
なんか赤ログみえた。
あれ、見物人にも見える設定なのか?
幽界か。

(-50) 2013/05/09(Thu) 21時頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 21時頃


【人】 貴族 ユーリー

[乱れた夜着を引きずりながら、
テラスから庭へと降りる。

定められた時の終焉、
消えて残る、残り消える、白か黒。
黒の者の慰めのようなあの――]

 ロランは庭にはいないのかな。

[求めるのであれば、探す行為など必要ない。
それはただ、事実としての確認で]

 ……早く片付けてくれないかな。

[そして白薔薇の園から漂う血臭に、小さく息を吐いた]

(243) 2013/05/09(Thu) 21時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

いや…何も、ない。
そういえば願われてばかりだったと今気づいた。
もしまだ同族がいきていたら何を願ったのだろうかと少し。

[ダニールが不思議がるのも無理はない。
そんな問いをしたことはなかった。
いつものように無言で手伝わせていたのだがふと]

対価は…願いに相応でなければならないよ。
人はそれを知らなさすぎる。

[ふとダニールの口元に口づけを1つ、
ゆるりその手をとって掌に口付けた]

先ほどお前は私を抱けるといった。
なら今、してみろ。

(244) 2013/05/09(Thu) 21時頃

【独】 貴族 プラーミヤ

…今相当びびりました……>赤

そうよね、表情変わるのよね…

おおおかなり本気で不意打ち怖かったwww
ぼくまけない…!

(-51) 2013/05/09(Thu) 21時頃

【赤】 貴族 プラーミヤ

[黒は黒であったのに滲み来る白は苦痛にも勝る。

全てを塗りつぶす黒の色
だから何も必要なかったのに

白は厭うべき色
ともになど、あってはいけない]

(*1) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 若い頃は美人だった、らしいよ。 

[母親の話にくすりと笑みを見せる。
髪色の話に、花を思い浮かべて]

 イエローローズ、だったか。絵でしか見たことはないけれどね。
 だいぶ明るい色だったな、あれは。

[見ることが叶えば、色に起こせるのに、と思う。
白と黒で描くには、想像するその髪色は鮮やかすぎる。
その後のベルナルトの言葉に、ちいさく、あー、とぼやくような声を]

 ただの使用人くらいにしか思っていないのなら、名前を覚えるつもりはないな。
 それに、ベルナルトの作る料理、好きだし。
 味も美味しいけど、ここにいて唯一、色を感じられるんだ。

(245) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[ベルナルトの願いにああ、とその名を思い出す]

 過去に、か――――。
 同じ道を辿らないように出来れば良いが、「望まぬ成就」と言うくらいだ。何が起るやらだな。
 でも、後半は同意するよ。ここに囚われたままよりは、ね。

 ベルナルトは、ここにいるにはもったいない。

[優しい夢。ここに留まったまま、緩慢な死を迎えるまでこの、牢獄のような場所で。
緩く首を振り]

 最初から色を知らなかったなら、絵は描かなかったかも知れないな。
 ――……想像で描く位なら手を洗って勝手に触りに行く。
 寝てる間なら問題ないだろ? 

[ベルナルトの笑みは見えない。その質が変わったことにも気付かないが、それでも口調が変わったことはわかった。
手を綺麗にと言われれば、不承不承と言った感じで頷いた]

(246) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

【独】 貴族 プラーミヤ

赤のグラが怖いのでちょっと独り言無駄遣いさせて下さい…(涙

(-52) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[そして浴室から出れば地下へもどろうとして。窓の外からは薔薇が香る]

 ……折角の薔薇の匂いなのに、いつも生臭い匂いで溢れているな……。

[血臭は城全体から匂う気がしている。
既に慣れてしまったが、最初のうちはくさくてたまらなかった。
薔薇の中で眠ったことも何度かある。

黒でも白でも血臭を消してくれるならどちらでも良かった]

(247) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 21時半頃


【独】 彷徨う者 ニキータ

/*
所で時代としてはどれくらいなんだろうな。
電気がないので古い時代と思ったけど、城にないだけなのかもしれない

(-53) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

彷徨う者 ニキータは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 21時半頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

>>244

 ――…そうですか。

[その唯一の同族がユーリーであること、でも、それは言ってはいけないこと。主人を想い、人形は気づかないふりをする。

 かつて、願うことを口に出していた吸血鬼の存在も。]

 願いに相当な対価を
 ここに来る人間がもっているでしょうか?

[次の言葉に返すは、この言葉。]

 ――……ここは、失ったものが多すぎる者たちが訪れるようです。

[対価、それは価値。
 彼らが自身に価値を見出さなければ、対価となりえないのではないかと。]

(@50) 2013/05/09(Thu) 21時半頃

細工職人 サーシャは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 22時頃


【見】 緑柱石の執事 ダニール

 ――……如何なさいましたか?

[ふと、落とされる口づけに顔を向ける。
 次に掌にも落とされると、笑んだ。
 告げられる、願い…ではなく、命令に目を伏せる。]

 ――……もちろん、貴方の命ならば、
 マイ・ロード。

[長い指は、すぐにその首に絡み、また腰も抱き寄せる。
 本当の意味での拒絶を見せれば、すぐに行為は止むだろう。
 でもそうでないのなら、手は、既に一糸纏わぬ黒の君の肌を滑り、それは優しく、愛撫をはじめた。

 落とす口づけも、首に胸に、暴かれぬところへ。
 酷くきっと、それは、甘い、甘い、まるで恋人に施す動きで…。]

(@51) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【人】 庭師 ミハイル

―再びの拷問部屋―

[肉片の消えた間で、銀の瞳を睨み返した。>>232

 そうだ。勝手に信じてやってきた。
 頭をさげて頼み込む姿は、さぞかし滑稽だったろうよ。]

……プラーミヤ殿、は、消えたいのか残りたいのか――分からないな。

条件など付けずとも、「願いを叶えてやる」とさえ言えばあなたの勝ちだろうに。
そんな大事なことをゲームの賭けにする……。


願いの放棄なん、て………くっ!

[放棄など出来るはずがないと、銀が嘲笑うようだ。]

(248) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール



[求められれば求められるだけ、
 やがて、黒の主人の喉から、普段は聞けぬような声があがれば、


 やはり、やさしく笑んだだろう。*]

(@52) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[ダニールは拒否しないことを知っている。
首に腕を回して深く口付けた。
薔薇の香りに酔った訳でも、人肌が恋しい訳でもない。
ただ、今、したかっただけのこと]

これは願いに入るか?
お前にとってはただの命令…か?

[銀色を猫のように細め、その身を寄せる。
抱き寄せられ触れられる感覚に、黒薔薇が香る。

そしてダニールが「命ならば」と発した言葉に、
刹那動きを止める。が、執事も気づかぬ程の短い間

人形に抱かれるなど滑稽だ
だが何も求めない黒の主にはきっとそれは似合いで。
身を震わせて吐息を零す。
散々人を嬲った手は彼の背に小さなキズを]

(249) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【人】 貴族 ユーリー

―庭園―
[耐えた望みのその先の、
更なる絶望も、――失望も。
忘れたことさえ、忘れて。

ただかすかに残るのは、由縁の知れない淡い痛みだけ。
白が足を踏み入れる薔薇の園、そこは白と黒との境界線。
戯れに黒い薔薇に触れれば、
その棘は白い指をふつりと傷つけた]

 ――……、

[近く人の気配に、ゆるりとそちらを向く。
かさり、と黒い枝葉の鳴った]

(250) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【人】 庭師 ミハイル

――具体的に、どうなんだ。
どこまで生き返らせることが、出来る……?
1日か、5分か? もう返る体は燃やしてしまった。骨しか、ない……。それでも、生前と同じ姿なのか?
……ただの、肉の塊で、意識すらない……とか、言わない、よ、な……?

俺の知るシオンでなければ、蘇らせる意味は、ない。願いは、叶わない。それなら………

[悪夢を思い出す。自然と足はプラーミヤに寄り、その足元に膝を折る。]*

(251) 2013/05/09(Thu) 22時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 22時頃


【人】 貴族 プラーミヤ

[交わる間、一度も執事の名を呼ぶことはない。
漏れる声も小さいものが僅か。
それでも回す腕の強さは確かに今求めていることを示す。
誰でもいい。そう、誰でも。

脳裏には何も映さない。
望まれすぎて、もう望むことは忘れた。

一度身が震え、花が散れば…その腕の中にぐったりと崩れ落ちる]

……ん……。

[強請るようにくちづけて体を放す。
湯にあたったか、荒い息のまま暫しその目を閉じた]

(252) 2013/05/09(Thu) 22時頃

ダニールは、黒がつけた背中の傷は、そのまま残る。

2013/05/09(Thu) 22時頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 浴室 ―

[サーシャが浴室に着いたのは、ニキータやベルナルトが既に去った後だっただろう。
浴室まで来て、着替えを持ってくるのを忘れたのを思い出した。]

あぁ…。

[余程頭が働いていなかったのだろうか。
その場にいた男の使用人に適当な着替えを持って来て貰えないかと頼んだ。
そのまま取りに行こうとした男を呼び止めて。]

なるべく地味で、…首を隠せるもので。

[そう注文すれば、自分は脱衣場で衣服を脱いで一糸纏わぬ姿に。
浴室に入ると、手始めに汗や精に汚れた体を熱い湯で流し、洗い始める。]

(253) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【独】 貴族 ユーリー

/*
ベルナルトはニキータに邪気ろうとしたんじゃないか、
と推測してたのだけど、ちがうのかなー?

(-54) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【人】 庭師 ミハイル

―自室―

[拷問部屋から出た後は、ユーリーへのご機嫌伺い――その前に。自室に戻り、ベッドシーツをはがして丸め、廊下に放り出した。束の間の夢は、もう来ない。

 口寂しさに紙煙草をくわえ、煙で肺を満たした。あぁ、落ち着く……。
 くわえたまま、デスクの引き出しを漁った。前に住んでいた奴の残したものがそのまま入っていた。同じ銘柄の煙草、使い込まれた万年筆、そして――庭と薔薇の詳細が書かれたノート。]

……ん?

[窓の外、庭園に誰か――居るのか?]

(254) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[開いた窓から、聞こえるのは枝の折れる音。
それは、庭に誰かがいることを示している]

 ……誰だ?

[薔薇の咲き誇るその庭で、白の主の香りを嗅ぎ分けることは難しい。
庭に足を踏み出すと、枝のなった方へとゆっくり足を進めた]

(255) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【見】 緑柱石の執事 ダニール

[人を詰り、踏みつけていく黒の君が、
 その腕の中、震えてくたりと脱力する。
 その後受ける口づけも、荒い息遣いも、無防備にも見える顔も、すべて、秘め事。

 執事は、その後も主人のいいように、
 抱きしめ、湯浴の中から主人を引き上げる。]

 大丈夫ですか?

[きっと抱かれなれてなどはいないだろう。
 だから、その後の気だるい様子に、眉をたらし、少し焦った表情をみせる。
 湯殿からあげれば、休ませ、そして、主人の肌を拭きあげる。]

 ――……お部屋で、少し、おやすみになられてください。

[厭うかもしれないが、最後は、黒いローブを着せた主人を主人の部屋の寝台へ、抱き上げて運ぶ。
 もちろん、誰にも見られぬよう。
 それでも、見たものはいたかもしれないが…。

 そして、送り届ければ、自身も整えてくると退出するだろう。]

(@53) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
えーと。現在位置は

地下室:ニキータ
厨房:ベルナルト
薔薇園:アレクセイ・ユーリー
拷問部屋(ちょっと過去?):プラーミヤ・ミハイル
浴室(黒):プラーミヤ・ダニール
浴室(客):サーシャ
ロラン:?

かな。

(-55) 2013/05/09(Thu) 22時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
おっと。
皆、庭園に注目しておる。
ニキータはそっちへ行った感じか。

(-56) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[香りは黒と白の境界にある。
近くまで行けば佇む相手の、香りに気がついた]

 ユーリー様?
 黒薔薇を手折りでもしてらっしゃったのですか。

[ダニールは傍にいないのだろうか、と耳を澄ますけれど、あの男がそうそう音を立てるはずもない。

見えていれば、闇の中に咲く白薔薇は光のようだ。
けれど、それは白い闇であることに長くいれば気づきもする]

(256) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【独】 庭師 ミハイル

/*
サーシャが女と似ていることを選んでいたなら、付きまとって愛そうと思ったのだが、

そうか、今、思い至った。
シオンが還るのに、ぴったりな器が、あるじゃないか。

(-57) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 貴族 プラーミヤ

…お前も、そんな顔をするんだな。

[焦ったようなその顔に含み笑い。
もう一度、今度は深く口付けた。

確かに怠い。彼の手に抵抗はせず、ただされるがまま。
途中からよく覚えていない。気づけば、軽く意識を飛ばしていたようで。
気づけば彼の姿もなく、ただ横たわる自分がそこに。

銀は黒い天井をただ写すのみ]

(257) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 貴族 ユーリー

[問う声は、けれど答えるまでもなく。
黒薔薇を摘みはしない、血珠の膨れた指はひいた。
姿を見せた客人の食卓でのいささか礼を逸した振る舞いを思い出せば]

 ……お前が興味を抱かぬものだよ。

[投げる言葉は、声音は柔らかであったけれど、さて。
見えぬ者にはその表情は、如何なるかはしれず。
言葉に重なるように>>256答えは返っていたのだけれど]

 ……お前にとって、白とは光なのだね。

[黒薔薇の傍らを離れようとすれば、
薄い夜着にその棘が引っかかり、くいと引き止められた]

(258) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

緑柱石の執事 ダニールは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 22時半頃


亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 22時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

は…。

[洗い場で身体を綺麗にしてから湯に浸かる。
浴槽の壁面に凭れ、全身の力を抜いた。
いつもより念入りに洗ったつもりだが、白薔薇の香りは落ちただろうか。

熱い湯はぼんやりしていた頭を覚醒させる。

主達の提示した二つの選択。
確か、ベルナルトは白の主の提示した選択を望まないものと言っていたか。
けれど、黒の主の提示した、望まぬ成就とはどういう事だろう。

自分の願いは「死んだ男を生き返らせて自分で殺す」事。
望まぬ、という事は完全に叶えては貰えないのだ。]

(259) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 庭師 ミハイル

[誰か、居るんだなと見当を付け。少々キツい長靴に履き替えて、バケツの中に鋏を入れた。

 向かう先は白薔薇の。

 白の方が汚れが目立つ。虫喰いが目立つ。
 花を見ていたら何かを踏んだ。]

(260) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

[聞こえてきた声はやはり白の主のもの。
興味を持たぬと言われれば逆に気になりもするのだけれど。
食事の席の事を思い出せば、さらになんと声をかけたものかと少しだけ悩む。
けれど、その後の言葉には首を傾げた]

 闇の中の白は確かに光でしょう。
 ですが、白しかなければそれはただの闇と同じもの。

 貴方は、優しい夢の中で光となるおつもりがありますか。

[香りが揺れる。遠ざかるかと思われたそれは、けれどその場に]

(261) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[死んだ男を生き返らせた後に望まぬ結果になるとすれば

同じように事故に遭って死ぬのか。
それとも別の誰かによって殺されるのか。
上手く逃げおおせられ、一生追い続ける事になるのか。

或いはそのどれでもないのか。

―湯の中に、顎まで身体を浸す。]

…リーリヤ…。

[苦悶の表情で紡ぐのは、失った妹の名前。]

(262) 2013/05/09(Thu) 22時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

― 厨房 ―

[厨房を満たすのは、新鮮な血と肉の匂い。
濃緑は一瞬揺れる。
丁寧に集められたのだろう肉片は、器越しでもまだ生暖かい。]

 ……これは、プラーミヤ殿が、か。

[私がやりましょうか、と不安げに告げる使用人に首を横に振る。]

 気遣いは無用だ。
 ……私よりずっと青褪めているじゃないか。
 少し風にでも当たってくるといい。

(263) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 あと、別の者に人払いをさせてくれ。
 ……これを好んで見たがる客人はいないだろう。
 私も見られたくはない……。

[そうして厨房から使用人を追い出すと、
器の中から腕、だったものを取り出す。
細い腕は女のものだ。最早それしか解らない。
生きたまま切断されたらしいそれは、そのまま食すには大きすぎる。

取り出したのはいつも使っているものとは別の包丁。
それで丁寧に皮と骨を取り除いて一口サイズに切り分ける。
それを炙るように焼き、胡椒を軽く振った。]

(264) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 貴族 プラーミヤ

[黒の主はまた薄く目を閉じる。
深い眠りは夢も見ない。

願いがあるからこの城に至る人間。
では自分は何故ここにいるのか。

賭けが賭けとして成立したからか。
酷く考える時間が増えた。眉間の顰みもやはり消えない*]

(265) 2013/05/09(Thu) 23時頃

貴族 プラーミヤは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 23時頃


【人】 庭師 ミハイル

[初めは屍体だと思った。赤く染まった、ソレ。>>231
 金緑の主の嫌がらせの様に捨てられたのだと。

 グイと踏んでも、起きる気配はない。

 うつ伏せになった体の下に靴先を入れ、ひっくり返す。]


あ、アレクセイ!?

[流石に驚いて、首に手を宛てがった。脈はある。]


……なら、ほっときゃいいか。

(266) 2013/05/09(Thu) 23時頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 23時頃


【人】 亡国の君 ベルナルト

[脂肪の多い胸部と腹部の肉は、細かな肉片と共にぐちゃぐちゃに刻んでハンバーグに。
エプロンの類を用意していないせいで、服には細かな赤がいくつも飛び散った。

こちらも焼き加減は型崩れしない程度に最低限。ほとんど生肉だ。

あとは腸に余った肉を詰めてソーセージを作り始める。
こちらはすぐにできるものでもないので、保存食になるだろう。]


 …………。

[終わった頃には、綺麗に盛りつけられた皿と、
それに反比例するかのように赤く汚れた己の体。]

(267) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 細工職人 サーシャ

[考え事をしていたら、長湯をし過ぎたようだ。

少しくらりとした頭を押さえつつ、浴槽から出て濡れた身体や髪を拭き。
火照った身体を、使用人が持ってきた着替えで包む。
使用人が用意したのは灰色のスタンドカラーのシャツと濡羽色のスラックス。]

…ありがとう。
着ていたものは洗濯して、衣裳部屋に返しておいてくれないか。

[白濁で汚れたシャツを見れば、何があったか知れるだろう。
けれど使用人は何も言わずにそれを受け取る。]

(268) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 貴族 ユーリー

[首を傾けるその様子に、気配は薄く笑みを孕む。
それはさざめくような宵風に、紛れた]

 ……心得ているね、その通り。
 僕にとって、その色はそういうものだ。
 いや、そういうものであった、……気がする。

[言葉を代えて、言い直す。不確かゆえか、忘却ゆえか。
夜着を捉えた薔薇の棘、白の香りは揺れてしばし――、
びり、と何か裂ける様な音と、
はらりと布の伝い滑りおちる音。
一歩、近づく。しかしその姿は、目の前のものには見えはしない]

 ―――夢の中で、
 夢以外の何かを見たいというのなら。
 与えるものもあるかもしれないね。

[光とは暴くものに他ならない、
絵描きにとっての光がどのようなものかは知れぬけれど]

(269) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
一時間切った。
邪気絆はこれでいいような。

(-58) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【独】 貴族 ユーリー

/*


今日ふと、薔薇園で全裸になりたいと思ってしまったんだ。


見えていないニキータの前でなんて心が踊る。

(-59) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 庭師 ミハイル

……あぁ、くそっ

[短くなった煙草をバケツの底に捻りつけ、邪魔にならない場所に下ろす。
 気を失ったアレクセイの襟を掴んで身を起こさせようとして。

 白薔薇の中に濃い血の香に。
 手を濡らす赤が誰の体から流れたものかを思いだし、手は滑り落ちた。]

(270) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

 ――私は、今どんな顔をしているのかな。

[問いに答える者はいない。
いてほしくない。
もし「とても愉しそうな顔をしている」だなどと告げられたなら。
それはとても恐ろしいことだと思う。
見てほしくない。]


 ……洗ってこなくては……。

[皿にはクロッシュを載せ、その姿と匂いを隠してしまう。
扉付近で人払いを任せていた使用人に、黒の主から命があったなら持っていくようにとだけ指示をして、着替えを取りに自室へと向かう。

誰ともすれ違わないように祈りながら。]

(271) 2013/05/09(Thu) 23時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 そういうものであった……?

[言い換えた言葉に疑問乗せて。
裂ける音は棘に何かが引っかかったのか。近くなった香りにすぐ傍にいることは知れる]

 ユーリー様?

[ゆっくりと伸した手に白の主の肌が触れた]

 夢以外の、何か、ですか?
 例えば……貴方自身、とか?

 私が貴方を選ぶには、私の求める光よりも、焦がれるものが必要です。ですがそれは、未だここにはない。

[冷めぬ夢を見るだけのものが、足りない]

(272) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

亡国の君 ベルナルトは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 23時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

― 薔薇園に面した廊下 ―

…風にでも当たろうか。

[使用人に持ってきて貰った水を飲んでも、身体の火照りは収まらず。
廊下の薔薇園に面した窓を開けて、暫し風に当たる事に。
決して太陽の出る事のないこの城館では全てが夜のもの。

窓から見えるのは白と黒の薔薇。
元いた庭師の行く末は未だ知らず、目を細めながら月光の下で見事に咲く二種類の薔薇を眺めた。]

他の客人は、もうどちらを選ぶか決めたんだろうか。

(273) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【人】 庭師 ミハイル

……こんなとこで寝てるなよ。
白薔薇の匂いなんて染み付かせたら、あんた、嫌われるんじゃないのか?

29cm程離れた所に座り込んだ。
 触りたくないから、触らない。掴まない。

 長靴の先で小突くだけ。]

(274) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

庭師 ミハイルは、メモを貼った。

2013/05/09(Thu) 23時半頃


【人】 細工職人 サーシャ

[黒の主を選んだとする。
それで望まぬ結果…例えば強盗の男が生き残る事になったら?

では白の主を選ぶ?
それなら復讐は二度と果たせない。]

…どちらを選んだら。

[恐らく、放棄は許されない。
―窓枠を掴む手に思わず力が籠った。]

(275) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
どうしましょう。皆が庭に行くのもなー。
でもアレクセイ可哀想な。

そっちに行くとミハイルに会っちゃうんです、が。

(-60) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【人】 貴族 ユーリー


 ……恐らくは。
 お前は見たことがある?
 吐息も凍りつく、白の陰影だけで作られた世界、
 乱反射する光は目を焼いて、夜にこそ慈悲がある。

[答える言葉は、それで仕舞い。
伸ばした手が触れる、宵風に曝された素肌。
絵描きの触れたそれは、酷く冷たいと感じるもの。]

 僕は今もお前を愛することはできる。
 けれどそれは薔薇を愛でるに等しい。
 お前もまた、そういうものだろう。

 ……ひとつだけ、許そう。
 僕はお前の前にある、好きなように触れてご覧。

[夜着は地に落ち、絵描きの前にあったのは一糸纏わぬ白の魔の姿]

(276) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[歩きながら手の匂いを嗅ぐ。
洗った手はそれほど匂う筈はないのだが、血肉の匂いが染み付いてしまったように思え眉を顰めた。
少し前までは確かに、ニキータの髪を洗ったあのオイルの香りがしていたのに、もう解らない。

身を清めたら、どちらでもいい。
薔薇の香りでも貰ってこようかと思いながら薔薇園傍の廊下に差し掛かった時、少し先にサーシャの姿を認めた>>275。]

 …………。

(277) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

…っ?

[少し廊下を移動して何気なく薔薇園の方を見やれば、新たにやって来た客人の姿が見えた。
彼が地面に横たわっている誰かを足で蹴っている。相手に抵抗する様子はない。
離れた場所からは声も聞こえない。
…一方的な暴行のように見えて。

気付けばそちらの方に駆けだしていた。]

(-61) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【人】 庭師 ミハイル

あー、誰か来てくんねーかな。

[バケツから吸殻を摘み上げ、口に咥える。
 大声を出しても良いが憚られた。]

んで、誰か運んでくれねーかな。
風呂ん中でも。池ん中でも。

(278) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
―とかいうのを思いついたのですが。
ぼやっとしているうちに、ベルナルトに発見されてしまった。
もしや気を使われ…(何度目だ)

(-62) 2013/05/09(Thu) 23時半頃

【人】 細工職人 サーシャ

[少し火照りも収まってきたが、主達のゲームの事を思えば気は晴れず。
ほう、とため息をつけば、廊下を歩く誰かの気配。>>227
それに気付けば、誰が来たのかと確認しようとそちらに視線を移す。]

…ベルナルト?

[冴え冴えとした月光の下、彼の衣服が何かで汚れているのが見えた。]

その格好…。どうかしたのか?

[調理場にいる事の多い彼の姿が汚れているのは気になった。
何かあったのか。
声を掛けながら、彼に近付こうと。]

(279) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【人】 彷徨う者 ニキータ

 白の陰影だけ、といえば、雪景色くらいでしょうね。
 触れれば冷たいけれど、見ている分にはどこか暖かい。

[指が触れた先は冷たく]

 薔薇と同じ――。

[目の前にあると言われれば一瞬戸惑いはするものの、伸ばし、触れてその冷たい身体を抱き寄せる。
白の香りが、鼻に噎せる。黒とは又違う香り。
指先で掌で肌を辿り、首に触れて頬を包む。

冷たい身体は氷を抱いているようだ。
乾きかけた前髪の隙間から緑が覗く。口付けを交わそうとして、顔を寄せた]

(280) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
取り敢えず、特攻してみる。
気を使わせていたならごめんなさいですよ。

誰かに見られたら…とか言われたら、現時点で発見するのはサーシャしかいないなって。
この子本当、どんどこ地雷踏み抜くなぁ。

(-63) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【人】 亡国の君 ベルナルト

[すぐに引き返せばよかったのだが、迂回して更に別の者と顔を合わせる可能性を考えているうちに気づかれてしまったようだ。
仕方ないと、こちらからも近づき、表情に薄笑いを乗せる。]

 気にするな。少し汚してしまっただけだ。
 これから洗う。

[近づけばそれが血が跳ねたものだというのは解るだろう。
手を洗っただけではどうにも消しきれない死臭も。]

 そういうサーシャこそ、こんなところでどうしたんだ?
 悩み事か?

(281) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【独】 細工職人 サーシャ

/*
再確認。

【邪気絆は自打ちでお願いします。他人打ちは禁止です】

縁故貰ったので、
サーシャとミハイルさんを結びましたよ、っと。

(-64) 2013/05/10(Fri) 00時頃

【人】 庭師 ミハイル

[土を、庭をいじっている時が一番落ち着く。
 誰かの事を考えなくても良いからだ。

 一番美しく見える為にはどうすれば良いのか。
 一番切なく見える為にはどうすれば良いのか。

 石を積むにも意味を持たせ、枝を向かわせるにも意味を持たせ。
 ただ、懸命に向き合うだけ。]

(282) 2013/05/10(Fri) 00時頃

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生存者
(4人 16促)

ベルナルト
47回
ユーリー
22回
ミハイル
52回
ニキータ
42回

犠牲者 (1人)

アナスタシア
0回 (2d)

処刑者 (3人)

アレクセイ
3回 (3d)
サーシャ
42回 (4d)
プラーミヤ
0回 (6d)

突然死 (0人)

舞台に (2人)

ダニール
18回
ロラン
13回
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