人狼物語ぐたるてぃめっと


17 いつか、果てにて。~日向が丘第四療養所~

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 歌姫 エルザ

…そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ。

(0) 2010/11/01(Mon) 03時頃

天のお告げ(村建て人)

 屋上を渡る風は、季節よりも僅かに穏やか。
幾重にも並んだ白いリネンがゆるやかにはためく。
空は高く、丘の上から見えるは穏やかな海。
時折、ふわりと舞い落ちるは色づいた木の葉。


ここは、日向が丘第四療養所。
不治の病に冒されたもの達が、最期の日までの束の間のひと時を、穏やかに過ごすための場所。

残り少ない命の中で抱く希望は、せめて…あの世で結ばれること。

(#0) 2010/11/01(Mon) 03時頃


天のお告げ(村建て人)




いつか、果てにて。       ~日向が丘第四療養所~



 

(#1) 2010/11/01(Mon) 03時頃


天のお告げ(村建て人)

【情報欄には必ず目を通し、ご理解ご賛同の上ご参加ください。】

・この村は医療行為を主軸とする村ではなく、【明日をも知れぬ命を生きる者たちの思い】を主題とした勝敗度外視のロールプレイ村です。
・テーマの都合上、異性間・同性間を問わず恋愛感情・恋愛行為が起こる可能性があります。
・キャラクター間での言い争いや喧嘩は起こるかもしれませんが、プレイヤー同士は相手のことを考えて、仲良く遊びましょう。

その他、詳細設定は必ずhttp://jsfun525.gamedb.info...をご一読ください。

(#2) 2010/11/01(Mon) 03時頃


村の設定が変更されました。


天のお告げ(村建て人)



 それでも空は、白々しいほどに青い。


 

(#3) 2010/11/01(Mon) 03時頃


村の設定が変更されました。


店員 ベッティが参加しました。


【人】 店員 ベッティ



[つぅ―――すとん。

 行き場のない指先は薄ら曇った窓をなぞる。
 曇の晴れた箇所は軌道を残して、やがて 掠れた。]

(1) 2010/11/01(Mon) 03時半頃

【人】 店員 ベッティ

[情緒不安定。
 最初に下された診断は、そんな、軽いものだったのに。

 次には抑鬱状態と診断された。
 その次には躁鬱病と言われた。
 その次は確か重度の何とか、だった気がする。
 そして医者は其れ以上語らなくなった。

 手首を切りすぎて、酷い水ぶくれが今でも残っている。
 院内で刃物を没収されているだけで、
 若し今もナイフさえあれば手首に押し付けているだろう。]

(2) 2010/11/01(Mon) 03時半頃

【人】 店員 ベッティ

[命の灯火が消えつつ在るのは、OverDoseのし過ぎだった。
 薬の過剰摂取。繰り返し、繰り返し。
 懲りることなく、繰り返し。

 その内に身体がぼろぼろになった。
 何度か体の中に穴が空いて手術した。
 それでも飲んだ。飲み続けた。

 結果が、此処だ。
 医者は私を見放した。]

(3) 2010/11/01(Mon) 03時半頃

【人】 店員 ベッティ

 もう、どうでも、いいかな

[病室のベッドサイドに置いた鏡に
 映るのはやつれた顔。
 くい、と口角を上げてみるけれど
 其れは何の意味もない無為な行為として終わった。

 悲しくなった。
 じわりと浮かぶ涙を其の儘に。]

 ぁ……ぅぁ、……うっ

[漏らす嗚咽。]

(4) 2010/11/01(Mon) 03時半頃

【人】 店員 ベッティ


    すんっ

[軽く鼻を啜って、涙を拭う]


 もうすぐハタチになるのにな――

[青春を謳歌する暇なんてなかった。
 そんなことが出来ればとっくにしている。

 私の人生は生まれた時から真っ暗だったのだ。
 こんな世に生まれなければ好かった。]

(5) 2010/11/01(Mon) 03時半頃

ベッティは、酷く澄んだ、澄み渡った空に視線を遣り、物憂げに目を*伏せる。*

2010/11/01(Mon) 03時半頃


店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 03時半頃


"元"薬剤師 ゼルギウスが参加しました。


【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

「諦めたわけじゃない。戦略的転進さ。」

[そう同僚に告げたのは、まだ桜の蕾もほころぶ頃だったか。
知りたくなくても、分かってしまった。
処方を見れば一目瞭然なのはあたりまえだ。
この道に進んだことを後悔したのは、それがきっと最初で最後。

一縷の望みに縋って、副作用で身も心も壊しながら生き続けるより、
最期まで自分のままで生きたい。

その気持ちは、今も変わっては居ない。]

(6) 2010/11/01(Mon) 10時頃

神学生 ウェンデルが参加しました。


【人】 神学生 ウェンデル

― 病室 ―

[白に塗りつぶした様な部屋で、少年は独りベッドから外を眺めていた。
 少年の記憶は物心ついたころからこの部屋と共に在った。
 この小さな箱庭が少年にとっての全てであり、世界だった」

 ……外。
 行ってみたいな、一度。

[色を失った唇が紡ぐ、たった一つの願望。
 細く尖った指で、ぎゅっと。シーツを握りしめる]

(7) 2010/11/01(Mon) 10時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[ふわりとベッドから降り、ぺたぺたとスリッパの音を響かせて窓際へ向かう。
 窓を開けるとこの箱庭の中にも、冬の訪れを伝える様に
 入り込んでくる冷たい空気が身体に心地好い]

 今年は……雪、見れるかな?
 雪が降るまで、生きていられるかな。

[こほ…と小さく咳きながらも、その顔に浮かぶのは諦観の笑み。
 ふるりと震える身体を、両腕で抱きしめて。
 少年は儚く眸を細めた]

(8) 2010/11/01(Mon) 11時頃

召使い ユーディットが参加しました。


【人】 召使い ユーディット

―公園―

おいで。
ごはんにしよう。

[斑や虎や様々なねこが、
柔らかな声につられるように
その人影の足元へ集まってくる。
手には猫用のミルクの入った皿がある。]

…はい、どうぞ。

[黒い詰襟のドレス―仕事着だ―は着慣れたもので、
それならば身につけていても良いと
主治医に許可をもらっている。]

(9) 2010/11/01(Mon) 11時頃

【人】 召使い ユーディット

[風が吹いた。
女は小さく咳き込む。]

… …今年は、雪、早そうね…

[にぁ、と小さく答えるように猫が啼いた。
見下ろして微笑む。
それが見られるかどうかは分からない。
――ユーディットさん、もう戻りなさい。
主治医の声がした。]

はぁい。

[猫には触れず、またね、と小さな約束口にして
建物に戻る前に振り返り
遠く広がる海を、見た。]

(10) 2010/11/01(Mon) 11時頃

【人】 召使い ユーディット

[白い建物は丘の上、
蒼を背にしてしゃんと建つ。
ここは終の住処。
畢(おわ)る花ばかりが
静かに揺れる場所。

あるものは――
すくいたいもの。
すくわれないもの。
すくいきれないもの。
わたしのいのち。
だれかのいのち。

(潮騒が寄せては返すけれど
もう わたしたち は、
繰り返すことは、ないだろう)]

(11) 2010/11/01(Mon) 11時頃

神学生 ウェンデルは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 11時半頃


【人】 神学生 ウェンデル

[ふと。
 見下ろした先の公園で、猫に餌をやる女性の姿が見えた。

 ふわりと、蜜色の髪を揺らして微笑んで。
 猫から離れ海を見詰めるその人へと、軽く手を上げた]

(12) 2010/11/01(Mon) 11時半頃

【人】 召使い ユーディット

―公園そば:海の見える場所―

[ひらり、舞う落ち葉を視線で追う。]

…あら

[そのまま建物の方を見上げれば、
蜜色の柔らかな髪の少年がいる。
やんわりと眼を細め、ユーディットもまた
答えるように小さく頭を下げた。
そのまま、窓の下近くへ歩み寄る。]

今日は、調子はいいの…?

(13) 2010/11/01(Mon) 11時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[窓越しに小さく頷く。
 声の届く場所までユーディットが来れば、
 まだ変声期を迎えていないのか、か細い声で]

 少し寒いけど、平気。
 お姉さんは今日も、猫のご飯?

(14) 2010/11/01(Mon) 12時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 12時頃


【人】 召使い ユーディット

…そう。
よかった。

[行儀よく両手を体の前で揃え
首を傾げて笑みを返す。]

ええ。声が聞こえたのよ、
お腹すかせてたみたいだったから。
…猫は元気ね、ずっと、外にいるのに。

[蜜色の髪の少年は、
外に出たことがないのだと聞いた。
こん、と小さく咳をする]

(15) 2010/11/01(Mon) 12時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 ほんとだね。
 ……僕も。
 猫だったら良かったのに。

[少しだけ羨望の混じった眸で貰った餌を食べている猫を見詰める。
 咳の音が聞えれば、心配そうに眉尻を垂れて]

 もう寒いから。
 身体、冷やしちゃだめだよ。

[羽織っていたカーディガンを脱ぎ、差し出した]

(16) 2010/11/01(Mon) 12時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 12時頃


【人】 召使い ユーディット

…――ウェンデルくん。

[祈るように両手の指を組む。]

…そうね、…猫だったら、
屋根の上も木の上も
身軽にいけるのですもの。
ああ、でも。泳ぎはできないわね。

[ゆったりと続けて、笑む。
差し出されたカーディガンを見て、瞬き]

ごめんなさい、だいじょうぶ、
…だと、思うのだけれど。
…ありがとう、建物の中に戻る間、ちょっとだけ借ります。

[両手で受け取って、そっと羽織る。]

(17) 2010/11/01(Mon) 12時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 うん。
 何処にだって行ける。
 こんな箱庭だけじゃなくて、いろんな場所へ。

 でも……猫って泳げないんだ?
 犬は泳げるのにね。

[くすりと笑って。
 差し出したカーディガンを羽織るのを琥珀の眸に映し、ふわりと微笑む]

 もう冬が来るから。
 この街の冬は厳しいらしいから、油断は禁物なんだよ。

(18) 2010/11/01(Mon) 12時半頃

【人】 召使い ユーディット

――…世界は 広いわね。

[囁くように、謂った。]

ええ、…水が嫌いな子が多いのよ。
旦那様の飼っていた子がいてね、
お風呂に入れるとき、もう、たいへん。

[くす、と釣られたように笑う。
カーディガンをそっと手でかき合わせ]

そうね…。雪、降るかしら。
…みれるといいわ。
きっと、きれい。

(19) 2010/11/01(Mon) 12時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[囁きにはただ眸を伏せるだけ]

 そう言えば雨の日にはあまり見た事がないような気がする。
 水が苦手だから、何処かに雨宿りしてたの…かな。
 お姉さんが大変って思うくらいだから、
 相当にお風呂が嫌いだったんだね、その子。

[あは、と。小さく笑った]

(20) 2010/11/01(Mon) 13時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 ……雪?
 そうだね。そろそろ降る頃じゃないかな。
 でも僕は……。

[沢山の友達が、雪の降る季節に死んでいった。
 それを想うと]

 雪は……怖い。

(21) 2010/11/01(Mon) 13時頃

元記者 ハインリヒが参加しました。


【人】 元記者 ハインリヒ

―屋上―

[紫煙は真っ直ぐには天に昇らない。
何故なら、潮風がまるで細い命の火をかき消すように、それを弄ぶから。]

 げほっ……――。

[冬の冷たい灰青色に以降し始めている海を見詰めながら、煙草をふかしていた男は一つ咳を吐く。――……噎せたとて、病の元になったとて、この段階になっても、否、この段階だからこそか、煙草を吸うのを止めることは出来ない。

と、波の音に紛れて、女性の声と、か細い少年の声が耳に届いた。
男は冬の海に似た瞳を、声のした方角へと向ける。]

(22) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ


 嗚呼、ユーディット嬢ちゃんと、ウェンデルか。

[階下、小さく見えたのは特徴的な黒いドレスを纏う女の姿。
彼女が見上げる位置から、彼女の話し相手がウェンデルだと知れた。
呼びかけるでなく、煙草を咥えた唇の端から、2つの名が零れる。

男はつっと僅かに目を細める。
風が刹那の間、止んでいたか。
くゆる紫煙が、束の間、頼りなく細く天に真っ直ぐに伸びた。]

(23) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 召使い ユーディット

きっと、そうだと思うわ。
雨宿りして、ずっとずっと、寝てるのかも。

ええ…普段はおとなしい子なのにね。
水浸しになったりしたの。

[ふふ、と眼を細めた。
懐かしそうにユーディットは語る。
そっと左の腕をさすった。]

(24) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 召使い ユーディット

―病院外:窓の近く―
[それから、ふと。
ウェンデルの紡いだ言葉に気遣わしげな色を、見せ。]

――…そう。

[ざざ、――と。潮騒の音が
言葉の間に、ゆれた。

嗚呼、遠い日。
小さな弟たちの頭を撫ぜていたものだ。
手を伸ばしかけて それはすぐに降りる。]

こわいの。
…しずかすぎるかしら、ね。

(25) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【独】 召使い ユーディット

旦那様。

雪ですよ。

――そうだね。とてもきれいだ。

そんなふうに。
きらきらと、しているから。

(-0) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 召使い ユーディット



私はね。

きらいじゃ、ないわ。


[そう謂って、空を見上げた。

青。

屋上に誰かいるとは、ここからは
きっとみえない。]

(26) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 13時半頃


【独】 召使い ユーディット

/*



こまったわ

私ハインリヒにはよわいのy(某別村いばらのせい)

(-1) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 それなら…僕の部屋に雨宿りに来てくれるといいのに。
 僕の部屋なら暖かいし、いつまでも背中を撫でていてあげられる。

[病室に動物を入れる事を、医者が許してくれるかはさておいて。
 そんな夢の様な事を口にし、唇が弧を描いた]

 大変なんだね、猫をお風呂に入れるのも。
 お姉さんの髪も、水浸しに?

[すっと、手を伸ばす。
 ユーディットの髪に、触れるか触れないかの位置で止めて]

 ……触っても良い?

[囁くように尋ねた]

(27) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 僕も嫌いじゃないよ。

[眸を閉じる。
 目蓋の裏に浮かぶのは、もう逢えない友人たちの顔。
 雪は神さまの贈り物だと言うけれど、
 それを受け取った友人たちは、神さまの元へ旅立ってしまった]

 綺麗……だけど、怖い。
 雪は僕の友達を。
 連れて行ってしまうから―――

(28) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[琥珀を開くと天を仰ぐ。
 紺碧の空には、まだ雪の気配はまだ感じない。

 ゆらりと白いものが見えた様な気がしたけれど。

 屋上にいる誰かの姿は見えなかった]

(29) 2010/11/01(Mon) 13時半頃

【人】 召使い ユーディット

…ああ、…そうね。

あたたかいところが、好きだし。
ウェンデルくんと猫、なんだかとっても
なかよくなれそうだわ。

[――きっとそうしたら寂しくない。
そんな言葉は口にせず。]

そうね、逃げ出されると
廊下に水が撒かれちゃうし…

[きょとりと一度瞬いて。ええ、水浸しになったわと笑った。]

…… ――お医者様に、怒られないかしら。
ちょっとだけなら、…いいのかしら?

[困ったように首を傾ぐ。]

(30) 2010/11/01(Mon) 14時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[緩く首を傾げる。
 蜜色の髪がさらりと流れて、顔に影を作った]

 ……仲良くなれるかな。
 ふふ、仲良くなれると、いいな。

[水浸しになったと笑うユーディットにつられた様に、
 少年もそれを想像してくすくすと笑う]

 少しだけなら、きっと。
 ……でも。病気が移るとやっぱりいけない、かな。

[困ったように首を傾げるのを見れば、手を引いて。
 骨ばって尖った指をもう片方の手で包み、下ろした]

(31) 2010/11/01(Mon) 14時頃

【人】 召使い ユーディット


…――…。

[眸を閉じるウェンデルを
見守るようにじっと見た。]

…――そう なのね。

[ほんの少し、カフェオレ色の双眸を伏せた。
行儀よく揃えた両の手を
僅かに力を入れてきゅっと握った。]

(32) 2010/11/01(Mon) 14時頃

【人】 召使い ユーディット

なれるわ。
想えば、…届くのよ。

[にぃ。と小さな鳴き声。足元に猫がやって来る。
虎猫。金色の目をしていた。
手を降ろすのを見て、]

――…。ごめんね…

[ぽつり、申し訳なさそうに謂い
カーディガンをきゅっとまた握った。]

…建物の中に戻るわね。
窓を開けっ放しじゃ、あなたも寒いでしょう。

[またあとでね、と謂いおいて
玄関へと向かった。窓の下には猫が一匹、座っている。]

(33) 2010/11/01(Mon) 14時半頃

【独】 召使い ユーディット



届くと、思わなければ。


 

(-2) 2010/11/01(Mon) 14時半頃

【独】 召使い ユーディット

/*
イメージ曲は
「ガラスの巨人」なのです。

(-3) 2010/11/01(Mon) 14時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[天を仰いでいたから。
 ユーディットが自分を見守る様に見詰めていた事になんて、
 少年は気づいていなかった。

 彼女がその双眸を伏せた事も。
 両の手にきゅっと力を入れた事も]

(34) 2010/11/01(Mon) 14時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 そうだね。
 想えば、届く。

[言葉の一つ一つを噛み砕く様に呟いた。
 神さまにだけは、僕の想いは届かないけれど。
 そんな事を想って、ちくりと胸が痛い]

 ううん……。気にしないで。

[ふるりと首を振り、またねと。そんな言葉を送って。
 遠くなっていく背中をぼんやりと見詰める。

 にゃぁ…と鳴く虎猫。そちらへとふわり、笑って]

 ……おいでよ。
 僕の部屋暖かいよ。ずっと背中を撫でていてあげる。
 ミルクもあげるから、おいで。

(35) 2010/11/01(Mon) 15時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

―屋上―

[2人に気付いて貰おうという気は、そもそもなく。
しかし、微かに聴こえる会話に耳を欹ててしまうのは、元記者という職業柄故か。]

 猫と、雪……か……―――。

[鮮明には聴こえぬ中で、2つの単語を拾った男の顔に浮かぶのは、苦笑のような表情。まるで浮かべた表情を誤魔化すように、咥えた煙草を思い切り吸えば、病んだ肺が紫煙に満たされる感覚。そのことに酷く安堵したように、肺を満たした後の煙を青(空)に向けて吐きだした。]

(36) 2010/11/01(Mon) 15時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[虎猫の金の眸に、琥珀が移る。
 虎猫はにゃあともう一度鳴くと、ぴょんと窓から中へ。
 少年は嬉しそうに抱き上げ、柔らかな毛並みにそっと頬を寄せた。

 後はただ。
 ぱたん、と。窓の閉まる音だけが響いて。

 真っ白な箱庭に残ったものは、一人と一匹**]

(37) 2010/11/01(Mon) 15時頃

【人】 召使い ユーディット

―玄関―

[側で待つ、もう何匹かの猫。
またねと声をかけて
足を踏み入れた室内は、
ふわりとあたたかな空気が漂っている。
くらりとした眩暈に
そろりと片手を額に当てた。]

…―― ……。
だいじょうぶ

[呟いて、休憩所の椅子に腰掛け落ち着くのを待つ。
忍び込む 命の途切れる気配に、
詰まる息を少しだけ吐いた。

喫煙所がある。煙草の匂い。思い出すものがある。遠くを見るように、窓の外 空を]

(38) 2010/11/01(Mon) 15時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 潮風にあたりすぎたかね……―――。

[聴こえていた会話はやがて途切れた。
黒いドレスを着た女の姿も、既に階下にはなく、
随分と短くなった煙草の火を消すと、男は小さく語ちる。
こんっと小さく空咳を吐くは、今度は喉の渇きから。

自動販売機で珈琲でも……と、ゆるりと踵を返し、屋上を後に。]

(39) 2010/11/01(Mon) 15時頃

【人】 召使い ユーディット

[休憩所に賑わいはない。
肩にかけたカーディガンを引き寄せれば
己を抱くように見える。]


…いつ、わたし、


[ごく押さえて呟いたつもりの声が
廊下に響いた気がして、口元を押さえた。

首を横に振って、
ゆっくりと立ち上がった。]

(40) 2010/11/01(Mon) 15時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

―休憩所―

[休憩所には自動販売機が設置されている。
そこに歩みを進めれば、先程、屋上より見降ろした女の姿が休憩所にあった。それは丁度、女が立ち上がったところだったろう。]

 おう。随分外、寒くなってきたなぁ。

[少し困ったような表情をユーディットに向けたのは、小さく聴こえてしまった彼女の言葉故か。

いつ、わたし……―――その後に続く言葉の想像。

あっているかいないかはともかく、男は己が想像した言葉の続きに小さく苦笑して、女から自動販売機に視線を移した。]

(41) 2010/11/01(Mon) 15時半頃

【人】 召使い ユーディット

…!

[不意に声をかけられて眼を丸くした。
聞こえてしまったろうか、と。
それでも 次の瞬間には笑んで、頷いた。]

…そうですね、冬、もうすぐそこまで来てて。

[――煙草の匂い。
緩やかに一つ瞬いて、
自販機に向かうハインリヒを目で追った]

やっぱり、吸われてるのです?

(42) 2010/11/01(Mon) 15時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[男はコインを自動販売機にいれると、迷いのない動作で、ブラック珈琲の缶を選択した。]

 うん?嗚呼、煙草か……―――。
 俺は、ニコチンとカフェイン中毒者なんでね。

[受け取り口から缶を拾い上げると、それを掲げて見せながら再びユーディットと視線を合わせ]

 っと、お嬢ちゃんも何か飲むなら奢るぞ。
 冷えたなら、何かあったかいもんでも飲むといい。

[先程驚かせてしまったことへの謝罪のつもりか、目を細めて一つの提案を示した。]

(43) 2010/11/01(Mon) 15時半頃

【人】 召使い ユーディット

[肺癌なのだと、聞いた。
それでも彼は煙草を吸うという。]

記者の方というのは、
そういうものなのですか?
…ほどほどになさってくださいね…?

[男の目は冬の海を思わせる色だ。
え、と提案にカフェオレ色の眼をひとつ瞬かせ]

あ、…えっと。いいんでしょうか。

…では、いただきます。
ありがとうございます、ハインリヒ さん。

(44) 2010/11/01(Mon) 16時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[女の言葉に、今度驚いたように瞬くのは男の方だった。
微かに唇の端を上げ、かしっと片手で、瞳と同じ色彩の髪を掻く。]

 記者だからっていう訳でもないけどな。
 心配ありがとう。

[礼の言葉を紡ぎ終えれば、無精髭の上にある唇は、きっちりと笑みの形を取った。]

 遠慮はいらないさ。好きなの選べばいい。

[コインを自動販売機にいれると、どうぞと促すように、その前を譲る。]

(45) 2010/11/01(Mon) 16時頃

【人】 召使い ユーディット

…、…いえ。
お節介かも知れませんけど、その。

[行儀よく手を体の前で揃えたまま、
柔く眼を細めた。]

はい。…ん、と

[譲ってもらった場所に立ち、
少し迷ってから押したボタンは
温かいカフェオレのもの。
両手で包むように持って、
改めてハインリヒに頭を下げた。]

あったかいですね。

[思っていたより体が冷えていたらしい。
頬に当てるとほっと息を吐いた。]

(46) 2010/11/01(Mon) 16時半頃

【独】 召使い ユーディット


少し旦那様を思い出すから。
 

(-4) 2010/11/01(Mon) 16時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[行儀よく身体の前で揃えられた手。
それは、彼女の就いていた職業故の癖だろうと、男は思う。]

 外にでるんなら、もう上にコートとか羽織った方がいいかもなぁ。
 そのカーディガンも、お嬢ちゃんのじゃないだろ……。

[ユーディットが、彼女の瞳と同じ色彩の飲み物を選ぶのを見守った。
そして、頬に缶をあてる様子を見ると、そんな言葉を零す。

外に行くこと自体を止めないのは、己が煙草を止めない理由に近い。
先程聴いた彼女の言葉の続きの想像

「いつ、死ぬのか」

先が長くないが故に、止められない。
向ける笑みに滲む、微かに苦いもの。
しかし、それは珈琲の旨味の元のように、悲観的なだけではないことは、相手に果たして伝わっているだろうか。]

(47) 2010/11/01(Mon) 16時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ


 さてと、俺は今日の新聞でも読み返すかな。

[ユーディットの応えを待ち、おそらく2,3言葉を交わした後。男はそう言って、缶珈琲を片手に、休憩所のソファの片隅へと腰を降ろした*]

(48) 2010/11/01(Mon) 16時半頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 16時半頃


【人】 召使い ユーディット

そう、ですね。
ちょっと薄着すぎました。
コート、出してこなきゃいけないですね。
猫さんたちは、平気そうだったから
つられちゃったのかもしれません。

[少し笑う。]

はい、ウェンデルくんが貸してくれて。
あとで返しに行かなくちゃ…

[それから、缶を開けて
甘いカフェオレを少しずつ飲む。
ゆったり、静かに時間が流れる。

いつ、しぬのか。

ハインリヒが想像したそれは、ユーディットの言葉の続きに相違なく]

(49) 2010/11/01(Mon) 17時頃

【人】 召使い ユーディット

[笑みに ほんの少し混ざった
珈琲の苦味に似た色に
つきりと胸痛むような心持ち抱き
少しだけ目を伏せた。]

気になるニュースがあったら、
教えてくださいね。

[そんな風に声をかけ、
飲み終わるまでのしばらくの間佇む。
窓の外、海も空も 青かった*]

(50) 2010/11/01(Mon) 17時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 17時頃


流れ者 ヴィリーが参加しました。


【人】 流れ者 ヴィリー

―病室―

……。

[怠惰な二度寝から覚醒した瞬間、
真白な天井が目に飛び込んでくる]

――あ~。

[しばしの空白ののち、
ゆっくりと脳内に再生されたのは。

この病院に運ばれる前に訪れた小さな公園と、
そこで出会った猫達。
そして、苦虫を噛み潰したような医者の顔]

貴方は昨夜、公園で行き倒れになっていたんですよ、かあ。

[ベッドに寝転んだまま、淡々と感情を乗せずに呟いた]

(51) 2010/11/01(Mon) 20時半頃

【人】 店員 ベッティ

―― 病室 ――

[自分が所謂メインカルチャーから逸れた存在なのは認識していた。
 文化、というものに触れぬ、存在。
 何の歴史にも干渉しない。
 サブカル的なものばかりを好んだ。

 社会的にも、大衆的にも、文化的にも、
 私はいつもサブであり続けたのだ。]

 は――。

[から笑いひとつ。
 ベッドから降りると、無造作に置かれた楽器に手を伸ばす。

 ボーン、と低い音が響く。
 大抵此れを鳴らすと看護師が飛んでくる。
 構えるは、ベース。]

(52) 2010/11/01(Mon) 20時半頃

【独】 召使い ユーディット

*/
Σほんとのいきだおれ…。

(-5) 2010/11/01(Mon) 20時半頃

【人】 店員 ベッティ

 ……。

[ほら、やっぱり。
 看護師が、私が発する他の患者への"迷惑"を咎めに来た。]

 すみませぇん。

[べえ、と舌を出して心のない謝罪。

 このベースは元より病院内への持ち込みを禁じられていたが、
 私の状態が状態であること、病棟の方針により、
 "観賞用"としての持ち込みであれば、と承諾を得ていた。

 鳴らないベースなんて宝の持ち腐れだ。]

(53) 2010/11/01(Mon) 20時半頃

ユーディットは、缶から口を離し、聞こえた音の方に顔を向けた。

2010/11/01(Mon) 20時半頃


召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 20時半頃


【人】 流れ者 ヴィリー

[病室に閉じ込められているのが嫌で、
やっとの思いで逃げ出してきたその日の内に、
すぐまた別の場所に担ぎ込まれるなんて、と。
自分の迂闊さに苦笑しつつ。

布団の温かさには逆らえず、
深く潜り込むと、ころんと寝返りを打った]

(54) 2010/11/01(Mon) 20時半頃

【人】 店員 ベッティ

[看護師からは、此処にあるベースはあくまでも
 「見る」ものだからと釘を刺された。
 拗ねたような顔色で仕方なく首肯すれば、去っていく看護師。]

 ――――くっだらない

 楽器も弾けないなんて、退屈で殺す気だわ。

[ベースを置いて、病室を後にする。
 暇つぶしのネタはないかと休憩所に向かった]

(55) 2010/11/01(Mon) 21時頃

店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 21時頃


流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 21時頃


【人】 元記者 ハインリヒ

―休憩所―

 なるほど、ウェンデルのか。

[言葉を交わしながら、腰を降ろす。
備え付けのラックから、本日の新聞を引っ張り出し、広げた。]

 ――……嗚呼。

[気になるニュースがあれば教えて欲しいと願われて、男は曖昧な頷きを返す。
女相手に、どんな話題を振ればいいのか……そんな悩む感覚に、少しだけ懐かしさを密やかに覚える。]

 ん。ベース音か?
 そうだったら、べッティ嬢ちゃんだろうな。

[捲る頁。その中で、ハロウィンの話題を見つければ、それを話題として振ろうとした矢先、低く聴こえた楽器の音に、新聞から顔を上げ、ぽつりと言葉を落とした。]

(56) 2010/11/01(Mon) 21時頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 21時頃


【人】 店員 ベッティ

 ジャーン、ジャッ

[エアーベース。
 手は空気にある空想のベースを掴み、音は口で奏でた]

 ハインリヒさんにユーディット。

[二人の姿に、片手は空気のベースを構えたまま
 もう一方で手を振った。]

 退屈ね。

[もう此処ではありきたりな挨拶で二人に近づく]

(57) 2010/11/01(Mon) 21時頃

【人】 召使い ユーディット

はい、心配されてしまいました。
いけませんね、
私、おねえさんなのに。

[両の手で包んだ缶に視線を落とし、
苦笑混じりに呟いた。
新聞に目を通すハインリヒへ顔を向け]

ベッティさん、ですか…
楽器、持ってらっしゃいますものね。

[嗚呼、そういえばと。
昨日担ぎ込まれた男性は
大丈夫だったろうか、と
騒ぐ猫の声を重ねながら思った。]

(58) 2010/11/01(Mon) 21時頃

【人】 召使い ユーディット

こんにちは。

[缶を持ったまま
丁寧に頭を下げる。]

…のんびり、してますね。

[ゆったり頷く。]

猫さんたちと、
遊びます?

(59) 2010/11/01(Mon) 21時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[呟いて割と直ぐ、ベース音を奏でた本人が姿を見せる。]

 よう。また怒られたのかい?

[退屈……それが挨拶の少女に向ける表情は苦笑い。]

 退屈か……まぁ、そんな日常でも
 時々びっくりするようなこともあるけどな。

 昨日運ばれた兄ちゃんは、どうなったかね?

[昨日の医者達のてんやわんやを思い出し、言葉に乗せる。
ちょうどユーディットが、彼の人を思い出していたことは知らぬまま。]

(60) 2010/11/01(Mon) 21時頃

【人】 店員 ベッティ

 ほんとね。

[のんびり、との言に頷いて]

 誰か倒れただのあっても物騒だけどね。
 退屈なのはいいことなのかしら。

[微妙なとこだな、と小首を傾いで]

 猫?

[そういえば猫が、隣の公園に住み着いているな、と。
 今も遠く猫の声が聞こえるような気がするな、と。]

 ユーディットは猫が好きなの?

(61) 2010/11/01(Mon) 21時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[どこかで楽器が鳴ったような気がした。
それを合図に、がばっと起き上がる]

……病院で音楽?

[自分の耳に入ったものが信じられないといった様子で、
目をぱちくりさせる。

しばらくそのままぼーっとしていたが、
ここはどこなのか、適当な人を捕まえて聞こうと思い立ち、
ふらりと病室を後にした]

― →休憩所

(62) 2010/11/01(Mon) 21時頃

【人】 店員 ベッティ

 またよ。また。
 だって何度怒られても、目の前に楽器があったら
 弾きたくなるのは仕方ないじゃない。

[もう何度目か数えようもない、という体だが
 怒られたのかという言葉には苦い笑みで返す。]

 昨日――――そう言えばばたばたしてたわね。
 どんな人が担ぎ込まれたの?
 ああ、男なんだ?

[詳しく知らなかったが、ハインリヒの言葉から性別を汲み]

 担ぎ込まれてそのまま死ぬ――なんてことも
 ここでは普通だわ。

(63) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 召使い ユーディット

ええ、好きです。猫。

[淀みなく答えて
顔を綻ばせる。]

かわいいですよ。
名前も、こっそりつけたの。公園の―――

[其処で、ハインリヒが
丁度思い出していたひとについて口にして、ひとつ瞬き彼を見た]

(64) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

―休憩所―

あ、どうも。
初めまして、こんにちは。

[ちょうど自分の話題が出ていたとは知らずに、
休憩所に集う人々を見て、無邪気な笑顔を向ける]

俺、昨夜運び込まれたヴィリーっつーもんです。
あの、ところでここってドコなんスかね?

(65) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 店員 ベッティ

 猫ね。
 うん。
 いいと思う。
 可愛いしね。

[私が猫アレルギーであることは、
 ここでは話題にしない方がいいだろう]

 名前まで。
 へえ――

[よほど愛着があるのだろうな、と思案したところで
 ふと人の姿>>65が目に入り]

 あら、初めまして?

[たった今自分が話題で殺した仮令を出した人物とは露にも思わなかった]

(66) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 最近は音楽療法とかもあるんだがなぁ……。
 ベースはリズム楽器だから、単体だとってな話かね。

[昨夜運ばれた男について言葉を重ねる前に、べッティを慰めるような言葉を紡ぐ。死という単語に、また苦笑を浮かべて、今度は運ばれてきた男について語ろうとした時に、当の本人が姿を見せるか。]

(67) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 店員 ベッティ

 音楽療法。

 ……。

[一思案]

 だめね、ヒーリングミュージックしか思い浮かばない。
 とてもじゃないけどベースが鳴ってるイメージないわ。

[そう言っては小さく笑う。
 ハインリヒの慰めだとは分かっていても、
 実際にベースが禁じられている事実を省みれば
 矢張り、肩が落ちてしまうのだ。]

(68) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 噂をすれば影、かね。
 俺は、ハインリヒ、日向が丘第四療養所の患者だよ。

[ヴィリーの名乗りに、遠まわしに此処が何処か応える。
と、視界の端に、此方を見るユーディットのカフェオレ色の眸を見た。]

 ――……猫、名前なんていうのか、今度教えてくれ。

[ふっと、思い立ったように、そう言葉を紡いだ。]

(69) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[自分が死ぬ話をされたのを知らず……
尤も聞いていたとしても、全然気にしないだろうが……

ベッティの挨拶>>66と、
ハインリヒ>>69の回答に、
頭をぺこりと下げて応える]

どうも。教えて下さってありがとうございます。

……ここは、随分猫が多い所なんです、ねぇ?
[公園のベンチで、
そっと寄り添ってきた猫のぬくもりを思い出しつつ、呟いた]

(70) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 店員 ベッティ

[無邪気な笑みを見て、一寸瞬いた。
 年齢はそれなりに重ねている風なのに、
 笑みはそれを感じさせないというか。]

 私はベッティ。
 宜しくね。

[ヴィリーさん、と口の中で復唱した。
 此処は何処かという問いに応えるハインリヒの言葉。
 現在地を把握出来ないというのは、担ぎ込まれた者にはありがちなことなのかもしれないが、此処がどういう病棟なのかと考えれば、続く言葉が見つからなくなる。]

(71) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

ホステス レナーテが参加しました。


【人】 ホステス レナーテ

― 病室(個室) ―

[女は、病室のベッドの上で静かに本を読んでいる。
 必要な時以外、病室の外には出ない。

 いや、出ている時もあるが、人目につかないようにしている。]

(72) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 ホステス レナーテ

 ――……

[しばらくして、頁を捲る手が止まる。
 窓に赤い眼を向けた。

 空は、本当に、青い。

 それに何を思ったのか、少し笑む。
 そして、やはり何を思ったのか、俯いて…。
 最後は、空から目を背けて、また、視線は頁に戻った。

 ただ、一人の病室、女は本を読んでいる。*]

(73) 2010/11/01(Mon) 21時半頃

【人】 召使い ユーディット

[ベッティが猫アレルギーだとは気づかないまま、
意識はヴィリーの方へ向いた。]

改めまして、
お怪我は、痛みませんか…?

私は、ユーディットと申します。

[深々頭を下げた。]

ええ、猫、
たくさんいます。
みんな可愛いですよ。

(74) 2010/11/01(Mon) 22時頃

ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 22時頃


【人】 召使い ユーディット

―休憩所―

[ハインリヒの方を向いた際、
尋ねられたのは猫の名前。
海の色を見て、嬉しそうに笑み]

はい、喜んで。

(75) 2010/11/01(Mon) 22時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

こちらこそ、宜しく。

[名前を復唱するベッティ>>71に返事をする。
もしその思いを知ったならば、
心配してくれてありがとう、気にしないで、俺は大丈夫、
と微笑んだだろうが、神ならぬ身、そこまでは悟れず]

怪我、ですか?
ああ、医者に滅茶苦茶怒られましたよ。
[心配してくれたユーディット>>74に向かって、のん気に笑った]

こんな身体で外泊するなんて、自殺行為だと。
猫達が温めてくれたので、助かったようなもんです。
……ほんと、可愛いですよね、猫。
[嬉しそうに目を細める]

ベッティさん、ハインリヒさん、ユーディットさん。
以後お見知りおきを。

(76) 2010/11/01(Mon) 22時頃

小説家 ブリジットが参加しました。


【人】 小説家 ブリジット

― 病室 ―

[胸が何か巨大な何かで押しつぶされるような苦しみが襲い、視界が、意識がぼやける。]

 くぅ……。

[シーツを強く握り、胸の辺りに手を添える行為も虚しく。痛みは解消されないまま身を蝕み、片手はその痛みを抑える処方を求めてナースコールへと伸びる。]

(77) 2010/11/01(Mon) 22時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
ブリジットきたー!!w
あずまさんセットで一番好きな顔!!!
はぁはぁ。堪らん(*´д`*)

(-6) 2010/11/01(Mon) 22時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[此処がどういう病棟なのかは、明かさぬまま。
ただ、彼が此処に運ばれてきたならば、お仲間であるとは一方的に知る。

その状況で、外泊をしたのだというヴィリーに見せる表情は、呆れではない。どこか穏やかな微笑。]

 元々住みついてるのもいるだろうが、
 猫好きな患者が餌やったりしてるからだろうな。

[猫が多い理由を、チラリと後で彼らに名をつけるほど親しくしている女に視線を向けながら呟く。猫の名を尋ねた時に見えた微笑を思い出せば、矢張り浮かぶのは珈琲の苦みを滲ませたような笑み。]

 嗚呼、よろしくな。

[そういえば、ベッティは猫と戯れている様子を見たことがないな……と思いながら、ヴィリーの挨拶に一つ頷いて見せた。]

(78) 2010/11/01(Mon) 22時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
私は最初はベッティで入ろうと思ってて
でも待てよ、ミリィの顔でこのRPも斬新じゃないか、と
思い直したりしたんですが、
やっぱり下書いてるRPを見る限りでは
ベッティかなぁミリィもいいけどなーと散々迷ってベッティです。

あと肩書き変更し忘れt
いえ、考えはしたんですけど、病人、とかしか浮かばなくて
病人は全員同じだよ!という結論に至り
面倒くさいからそのまま入りました(*´∇`*)

(-7) 2010/11/01(Mon) 22時半頃

【人】 小説家 ブリジット

[女の病は後天的な心疾患。原因・治療法は不明。心臓移植も生来の体質から移植手術に耐えられないと判断された。
 現在の医療では治らないと宣言され、終末医療を専門とする此処へ入院する事になったのは、つい先日の事。]

 寒い――…。

[ナースコールで呼ばれた看護師に、心臓の発作を一時的に抑える処方をされてから数分後。
 締め付けるような痛みから解放された女の瞳に、窓一枚を隔てて北国の海が映り、漏れ出た呟き――**]

(79) 2010/11/01(Mon) 22時半頃

【人】 召使い ユーディット

―休憩所―

…だと思いました。
怪我、気をつけないと。

[両手でカフェオレの缶を持ったままで、
ヴィリーと名乗った男性へ、
少し怒ったような顔を作るがすぐに和らいで]

猫さんたちは、気まぐれだけど
優しいんです。

[可愛いですよね、と謂う言葉にはゆったりと同意の頷きを返す。
穏やかな時間、けれどそれもいつまでか。
ふと看護婦が駆けるらしき足音を聞きとめると
少しだけ其方を見遣る]

(80) 2010/11/01(Mon) 22時半頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 22時半頃


【人】 召使い ユーディット

…――…

[猫の話題の最中に
ちらりとハインリヒが此方を見るなら
瞬きの後微かに浮かべる
いたずらっぽさを一滴混ぜた笑み。]

そうですね。

(81) 2010/11/01(Mon) 22時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[ここがどういう病棟かは、敢えて聞かない。
どうせ自分の行く場所は一つしかないのだから。

昨夜の無茶で、確実に命の期限は縮まったに違いない。
だが後悔する様子を全然見せず、
ハインリヒの穏やかな笑み>>78に頷く]

ああ、どうりで。
人懐こい子が多いと思ったんス。
俺も猫缶持ってくれば良かった。

(82) 2010/11/01(Mon) 22時半頃

【人】 店員 ベッティ

[駆ける看護師も見慣れたもの。
 終末医療機関の此処では、燃え尽きる命の灯りが幾つも在る。
 そのナースコールを、最後にしてしまう者も。]

 女性棟か―――

[何となしに、看護師が駆けた方向にある先を口にする。
 すぅ、と一寸目を伏せては、開く先。
 一度目を瞑ったら二度と開けなくなる恐怖は常に在る。]

(83) 2010/11/01(Mon) 22時半頃

ユーディットは、缶を持つ両の手を胸元に引き寄せた。

2010/11/01(Mon) 23時頃


【人】 元記者 ハインリヒ

 此処に入院するなら、猫缶売店で買って持って行ってやるといい。

[ユーディットの悪戯っぽさを滲ませた笑みと、ヴィリーの言葉を受けて、提案を。基本的に、他者に迷惑がかかることでなければ、此処では否定されることは少ないだろう。]

 ―――……。

[と、慌ただしい看護師達の様子に、遅れて気が付く。
小さな我儘なら赦される理由。
何時儚くなるか、判らないから。

男は、何を思ったかふっと唇を閉ざした。]

(84) 2010/11/01(Mon) 23時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

です、よね。

[イタズラを発見された子供のように、
注意を促したユーディット>>80へ、
申し訳なさそうな表情を向けて]

なんか、俺がここに担ぎ込まれた時、結構てんてこ舞いになったそうで。
自重、しない、と。

[しかし、すぐに遠い目になって呟いた]

気まぐれで、自由だから。
俺は、猫に惹かれるっス。

[その時、看護婦が駆けていく足音を耳にして。
自分もあんな風に誰かを慌てさせたのだろうなと、
改めて申し訳なく思った]

(85) 2010/11/01(Mon) 23時頃

【人】 召使い ユーディット

ええ、それがいいと思いますよ。
猫さんたちも、喜ぶわ。

[猫缶を売って、持ち込むことを許してもらえるのも
ここが、そういう場所だから。

「でも 気をつけなさい」

主治医が、念押すように謂ったのを思い出す。
――猫がいたずらに引っ掻いた傷が治らない。
ふと口を鎖す、冬の海の色の方を見た。

少し、間があって。
ヴィリーに答えるのは。]


……――いいんですよ、
無事なら、…きっと。

…自由に?

(86) 2010/11/01(Mon) 23時頃

店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 23時頃


【人】 流れ者 ヴィリー

猫缶?! そりゃいいですね。

[ハインリヒの、売店での買い物提案>>84に、
それこそ猫が動くおもちゃに飛び付くような、
楽しげな声をあげた。

別の病院から抜け出してきたばかりで、
お金を持ってないのは、綺麗さっぱり忘れている。

頭に浮かぶのは、
足元でご飯をねだる、可愛い猫達の姿のみ]

……?

[それでも、唇を閉ざしたハインリヒに気付き、
軽く首を傾げた]

(87) 2010/11/01(Mon) 23時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

─ 廊下 ─

…くっ、……うぅぅぅっ‼
あと、もーちょっ、と…‼

[声だけなら威勢が良いが、キャスター付きの歩行器にへっぴり腰でしがみついている姿は、傍目からはなんとも情けない。
既に普段は車椅子を使う事が多くなったけれど、それでもリハビリを続けるのは寝たきりにはなりたくないから。]

…うぉあ!!
[足を滑らせて、ぺしゃりと床に転がった。]

(88) 2010/11/01(Mon) 23時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 ん?嗚呼……―――。
 大したことでなければいいと思っただけだよ。

[2つの視線に黙りこくった訳を告げる。
チラリとべッティが告げた方向、女性塔に視線を向ければ、廊下からなにやら威勢のよい声が聴こえた。

ペシャリと音が聴こえたのは気の所為だろうか。]

(89) 2010/11/01(Mon) 23時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

ええ、自由に。
[ユーディットの顔を真っ直ぐに見て、
多分ここに来て初めてと言っていいくらいの、
真摯な表情を浮かべる]

今までずっと、
沢山の制約に縛られてきたのが、俺の人生でしたから。
それがないのって、どんな感じなんだろう。
ついそんな事を考えるんス。

[>>86問いかけに対して、そんな答えを返した]

(90) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

"元"薬剤師 ゼルギウスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……("元"薬剤師 ゼルギウスは村を出ました)


"元"薬剤師 ゼルギウスが参加しました。


【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

…ぅー……くっ、そ……。

[しばらくもがいて歩行器のフレームを掴み、ぐいと腕に力を入れて身を引き上げようとする。


…結構、苦戦中。]

(91) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 やれ、ちょっと気になるな。

[ペシャリと聴こえた音が気になって、男は立ち上がる。
ふと、開けてなかった缶珈琲に気が付き]

 ヴィリー、良ければ飲んでくれ。
 ブラックだめなら、他の誰かにでも。

[ぽんっと缶をヴィリーに向けて放ると、音が聴こえた方へと足を向けた。]

― →廊下 ―

(92) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

【人】 召使い ユーディット

…ああ…――…


      ――そう、ですね。ほんとうに。


[ハインリヒに同意を示す。
歩ける、まだ、自分はよいほうだ。
いつか動けなくなる、その日まで。

ヴィリーが答えるさまを、じっと見つめた。]

…――制約、ですか…。
…ご病気で?……あ、…いえ、その。
立ち入ったことで…申し訳ありません。

[おろ、と一歩退くようなこたえ。
どう続けようか悩んでいたが、なにやら威勢のいい声に
ぱちり、と眼を瞬かせた。]

(93) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 23時半頃


【人】 流れ者 ヴィリー

大したこと……
ああ、さっきの看護婦さんの。
[女性棟の場所はまだ分からないので、
ただ相槌だけ打った。

その直後、廊下から聞こえた別の声に首を回しかけたが、
ハインリヒから呼びかけられて、身体をむけなおした]

は? ブラックは平気、ですけど。

∑わわっ。
……ど、どうもありがとう。
[2・3回空中でお手玉をした後で、ようやく缶を受け取り、
廊下へ出て行く背中に礼を言った]

(94) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

【人】 店員 ベッティ

 ?

[聞こえた声に不思議そうに小首を傾ぐ。
 様子を見に行くハインリヒに頷いて]

 誰かしらね。

[再度不思議そうに瞬いた。
 ヴィリーが受け取った缶コーヒーがお手玉状態になったことには>>94
 くすくすと小さく笑みを零す]

(95) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

―廊下―

[ヴィリーから背に掛る声に片手をあげた後、向かった先で男が見たのはゼルギウスが悪戦苦闘している様だった。]

 よう、大丈夫か?

[リハビリをしているのなら、安易に手を貸さぬ方が良いかと、一先ず声だけをかけた。]

(96) 2010/11/01(Mon) 23時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/01(Mon) 23時半頃


【人】 流れ者 ヴィリー

[>>93ユーディットに謝られて、
一瞬ではっとしたように顔色を変えると、
両手をぶんぶん振った]
あー、いやいやいや。
俺の方こそ、変な事ゆっちゃって、申し訳ない。

俺のばっちゃん、結構厳しい人でしてね。
あれしちゃいけません。これをしたら駄目です。
毎日そんな風に言われて育ったもんで、つい。
[しどろもどろに言い訳のような説明を口にした]

(97) 2010/11/02(Tue) 00時頃

"元"薬剤師 ゼルギウスは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 00時頃


【人】 召使い ユーディット

―休憩所―

…何方かしら…  大丈夫―――

[廊下の先、声がしたほうへ行こうとして
立ち止まって ソファの背凭れに
体重を預けて眉を寄せて眼を閉じ俯いた。
眩暈を堪えるようにそのまま暫し]

(98) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 神学生 ウェンデル

― 売店 ―

[休憩所からは少し離れた場所にある売店へと、
 少年はぺたぺたとスリッパの音を鳴らしながら向かっている。
 売店までたどり着けば、レジスタへと真っ直ぐ向かって]

 あの……猫の餌って、売ってる?
 僕、それが欲しくて……。あまりお金はないんだけど、これで足りるかな?

[ちゃりと、硬貨を何枚かカウンターに置いた]

(99) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

…や。
[カッコ悪い状況をハインツに見つかって、とりあえずにぱーと笑ってごまかした。]

まぁ、いつものこっ…た。
[漸く何とか歩行器に上体を引き上げ、ぐったり手すりに寄りかかった。]

動いとかねーと…進みそうでさー。
あれだ、うん。シモノセワとかされるようになっちゃ終わりじゃん?

(100) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 召使い ユーディット

… ――

[ふる、と首を横に振ってから
ヴィリーに顔を向けた。]

いえ、変だなんてことはないです。
こちらこそ…その、お気になさらないでください。

…嗚呼、…おばあさまが。
厳格な方でいらっしゃるんですね。
私も、母はしつけには厳しい方で…

[と、背凭れに体重を預けたまま
緩やかに笑みを浮かべた。]

(101) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[どうやら代金は足りた様で、店員が差し出す餌の袋を、
 直接触れないように気を使いながら、受け取った。

 色の薄い顔が珍しく子供の様に赤みを帯び、
 嬉しそうに蜜色の髪を揺らして微笑んで]

 ……良かった、足りて。
 あいつ、食べるかな。僕の餌でも……食べてくれるかな。

[部屋に置いてきた虎猫を想い、琥珀を細めた]

(102) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[にぱーっとした笑みに、男が返す笑みは、相変わらず少しの苦みが混じる。どうにか、立ち上がった様子に、苦みに変えて安堵の色を乗せ]

 そうだなぁ。
 出来りゃ、最後までシモは自分でしたいわな。

[同意を示した。]

(103) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

……そんなにおかしいっスか?

[ベッティの笑い声>>95を目ざとく耳にして、
目を細めながら唇を尖らせる。

そのあとで、不思議そうな問いかけに反応する]

ハインリヒさんが向かったから、大丈夫でしょう。
もし手に余って声をかけてきたら、手伝おうと思いますよ。

(104) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 召使い ユーディット

―休憩所―
[ベッティの笑い声とヴィリーが唇を尖らす様子には
小さく笑って。]

…ああ。
カーディガン、返してこなくちゃ。

[肩に掛かったそれを慣れた手つきでそっと畳んで、
片手で抱えて持つ。]

それでは、私はこれで。

[丁寧に頭を下げる。
眩暈は治まったようだった。]

(105) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[同意を示す様子に、うんうんと大きくうなづく。]

長く歩けなくても、立ったり座ったりくらいは自力で出来ないと…な。


あーぁ。
こんなんなるならさ、もう少しあれこれ遊んどくんだったなー。
[大袈裟に溜息。]

(106) 2010/11/02(Tue) 00時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[せめて立ったり座ったりくらいは……という相手に、男は灰青の瞳を細める。]

 おんやぁ、結構モテそうなナリしてるのにな。

[そして、大袈裟な溜息に、喉を鳴らして揶揄いを一つ。]

(107) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

わ、分かりました。
[気にしないでとのユーディットの言葉と笑み>>101に、
ぶんぶんと勢い良く首を縦に振る。

慌てていたせいか、ベッティとのやりとりを笑われた>>105
とは思わず、丁寧に頭を下げるユーディットに挨拶をした]

ああ、これから用事があるんスか。
では、またあとで。

(108) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[歩行器をずりずり車椅子の方へゆっくり移動しつつ。]

いやいや、出会いとかなかなか無くてさー。
職場も同僚以外は爺婆ばっかじゃん?

ま、DTのまま永遠の魔法使いになる羽目とかにはならんで済んだだけマシかぁ。

(109) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 00時半頃


【人】 召使い ユーディット

―廊下→ウェンデルの病室前に向かい―

[少年が売店の方へ向かったことなど知らないので、
男性棟のウェンデルの部屋へと向かう。
途中、ゼルギウスとハインリヒへ会釈をした。

魔法使い?

と一度首を傾げはしたが。]

(110) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[餌を包んでもらった包みを確りと腕に抱いて、
 元来た道をぺたぺたとスリッパの音を響かせて戻る。
 からからと車輪の回る歩行器の音と、話声に、足を止めて]

 ……魔法使い?

[不思議そうに首を傾げた]

(111) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【独】 神学生 ウェンデル

ちょwwwwwww


おねえさんとすれ違いですね!!

(-8) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 DTっておまっ……―――。

[少し噴き出す。チェリーという呼び方は古いんだなぁと、ジェネレーションギャップのようなものを感じつつ]

 何処か行く予定なら、車椅子押そうか?

[手伝いを申し出た時に、ユーディットの姿が見えた。
首を傾げる様子に、向けるのはやはり小さな苦笑。]

(112) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

ハインリヒは、ウェンデルの零した言葉にも、苦笑を深めた。

2010/11/02(Tue) 00時半頃


【人】 神学生 ウェンデル

[この病院でほとんどの時間を過ごしてきた少年にはその意味が判らずに、ただ首を傾げるのみで]

 魔法使いだなんて……あの髪の長いお兄さん、
 随分と子供なんだな。

[三角帽子をかぶるゼルギウスを想像し、くすりと笑う]

(113) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【人】 召使い ユーディット

魔法使い…
あ、そういえば、ハロウィンでしたっけ。

[意味も知らず小さく笑って、
少年の姿を見つけると歩み寄り
カーディガンを差し出した。]

はい、これ。ありがとう。
あたたかかったわ。

(114) 2010/11/02(Tue) 00時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ、だった、かな?

[遠い昔。
 まだ友人が生きていた頃にやったお祭りを思い出し、琥珀を伏せた。
 丁度そこに声が掛かって、顔を上げる]

 ……あ、お姉さん。
 どういたしまして。風邪、引かなかった?

[触れないように気を付けながら受け取って、それを肩に掛ける。
 先程会った時は少し咳をしていた事を思い出し、
 心配そうに僅かに眉尻を下げた]

(115) 2010/11/02(Tue) 01時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

よっ…と。
[ふるふるしてる膝に鞭打って、なんとか車椅子まで到着。
とすりと腰を落ち着ける時に車椅子が軋む音を立てなくなったのはいつからだったか。
入った頃に比べて、随分と痩せ細ったものだ。]

ん、特に行く予定は…。
暇つぶせりゃどこでも良いや。

(116) 2010/11/02(Tue) 01時頃

【人】 召使い ユーディット

ええ、トリック・オア・トリート。
…少し遅いかもしれないけれど、
ハロウィンをささやかにだけれどやるのも、
楽しいかもしれないわ。

[たいくつ。なにもない。のんびりしてる。
そんなベッティとのやり取りを思ってか、
ふとそんな事を口にした。

ウェンデルにカーディガンを渡すと、
行儀よく両手をそろえて頷く]

ええ、だいじょうぶ。
心配かけてごめんなさいね。ありがとう。

(117) 2010/11/02(Tue) 01時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 暇つぶせたら、なんでもいいか。

[ゼルギウスの言葉に、頭を掻く。
と、聴こえる少年の声に、ふっと思い立ったのは]

 少し後れちまったけど、ハロウィンで飴でも配るか?
 ベッティ嬢ちゃんも退屈言ってたしな、
 暇ならイベント起しちまったらどうかね。

[ハロウィンはあげるのではなく、求めに行くイベントだった気もするが。あげるイベント――例えばクリスマスまで待っていたら、相手の身も己の身も持っている保障はどこにもない。]

(118) 2010/11/02(Tue) 01時頃

ユーディットは、ハインリヒと同じようなことを謂ったのに気づいて、思わず彼の方を見て、笑った。

2010/11/02(Tue) 01時頃


【人】 神学生 ウェンデル

 楽しそうだね。
 みんなで仮装したり、悪戯したり。
 僕、南瓜食べれるようになったから、
 パンプキンパイが出てきても、大丈夫だし。

[くすくすと楽しげに笑う。
 大丈夫と聞けばほっとした様に、息を吐いて]

 お礼なんて良いよ。
 お姉さんが風邪ひかなきゃ、それでいい。

(119) 2010/11/02(Tue) 01時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

おー、そういやそんな時期なー。

[ハロウィンと聞いて、こくこくうなづく。]

おかしをやるから、いたずらさせろ…だっけ?
[それはなんだかとても犯罪です。]

(120) 2010/11/02(Tue) 01時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

……どっこいせ、っと
[見た目とは合わない、年より臭い掛け声と共に、
ソファへ腰を下ろす。

ハインリヒに貰った缶をぷしゅ、と開けて。
一気に喉へ流し込んだ]

ふぅ。
コーヒー飲んだの、いつぶりだっけか。
[久方ぶりに口の中に広がる苦みを、
懐かしむように言った**]

(121) 2010/11/02(Tue) 01時頃

流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 01時頃


【独】 元記者 ハインリヒ

/*
更新せずに投下したので、
同じこと言ってるユーディットにびっくりした。

(-9) 2010/11/02(Tue) 01時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 お前、それは、何処の変質者だ。
 しかも、俺がやると、洒落にならん気がする。

[ゼルギウスの言い分に、触れ合いを禁じられていなければ、軽く小突きそうな表情を男はつくる。視界に同じ様な発想をしていたユーディットの笑みを捉えると]

 ユーディット嬢ちゃんも協力するかい?

[にっと、悪戯めいた表情を。

もし、皆が乗り気ならば、男はその後それなりに動き始めるだろう*]

(122) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[ゼルギウスの発言>>120には一歩後ろに下がる。
 協力するかい?と声を掛けてきたハインリヒには、こくりと頷いて]

 ……うん。
 また、ハロウィンやりたい。
 随分昔に一度やっただけだから。

(123) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 01時半頃


【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

ま、楽しいは正義だし、出来る事なら協力すんぜ。
カボチャに顔彫ったりすんだろ?

[なんだかんだで結構乗り気のようです、よ。]

(124) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 召使い ユーディット

仮装なら――きっと楽しいわね。

[見るだけでも、飾るだけでも。
両手を胸の前で合わせて眼を細めた。]

南瓜、食べれるようになったの。
それなら 南瓜尽くしかしら。

[ウェンデルの言葉に
ぱちり、ひとつ瞬いて]

…ありがとう。風邪、引かないように気をつけるわ。

(125) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 店員 ベッティ

――回想――

[ヴィリーの問いにはゆるゆると首を横に振った>>104]

 おかしいっていうより、
 器用だなって思ったの。
 缶がくるくる回ってるところなんて滅多に見ないじゃない?

[だからね、と笑みを浮かべた。
 ユーディットがこの場を辞せば、軽く手を振って見送り]

 私もなんか飲もうかな。

(126) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 召使い ユーディット

[弟みたい、と少し擽ったそうに謂って。
ハインリヒの言葉には頷いた]

ええ、是非に。
私、こういうの好きです。
旦那様の申しつけで、
色々しこともありますから…。

[悪戯めいた表情につられるように声がかるく弾む]

看護師の皆さんにお願いすれば
南瓜も用意していただけるでしょうか。
ゼルギウスさんは、南瓜に顔を彫るの?

(127) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 顔、掘れるの?

[聞えた声に、興味深々とゼルギウスにそう尋ねて]

 仮想……?
 ああ、そうか。お化けの格好しないといけないんだった、ね。

[シーツでもかぶれば良いかななんて、そんな事を考える]

 ……食べられるようにはなったけど、
 かぼちゃづくしはやだよ。お菓子も食べなきゃだし。

[ぱちりと瞬いた後の言葉には、こくりと頷き微笑んだ]

(128) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
ああああああぁぁぁぁ寝落ちてた
すみませんすみません
めっちゃ寝てた

素直に寝るべきか

(-10) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

カボチャのお菓子づくしならどーよ?

[車椅子の低い目線から、からかうようにウェンデルを見上げてニヤニヤ。]

お化けは…

…わりとそのまんまでいいって言われたなぁ、昔。
[以前ほどツヤのなくなった長い銀髪を一房つまんだ。]

(129) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 店員 ベッティ

[ポケットから取り出した小銭で、
 自販機のいちごみるくを買い求める。]

 へへ。

[がこん、という音を立て落ちてきたそれを、嬉しそうに手にした。
 休憩所のソファーのあるところへ戻れば
 ヴィリーと、少し間を空けて腰をおろす]

(130) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 かぼちゃのお菓子って、パイとかプリンとか?
 それなら……。

[低い目線の男に、こくりと頷く]

 そのままでお化け?
 お兄さんは魔法使いじゃないの?

[先程聞いた言葉を思い出し、銀の髪を摘む指先をじっと見詰めた]

(131) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 店員 ベッティ


 ヴィリーさんは何処から来たの?
 もっと南?

 私、南の内地からきたんだ。

[だから海が珍しい、と、此処から見える窓へ視線を遣った。]

 ―――また今度、ゆっくり色々聴かせて。

[いちごみるくを飲み切る前に、落ち着かず席を立ち
 部屋に戻ってはベッドで、そわそわとしていた**]

(132) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 召使い ユーディット

ええ。
お化けや…ドラキュラとか、
そんなのでもいいのだけれど。

お菓子の交換だけでも、
きっと楽しいわね。

[そうしてから、首を傾げて]

そう?…うん、わかったわ。
ふふ、色々在った方がたのしいものね。

[謂いつつ、ゼルギウスの方を見て]

綺麗な、童話の湖の精みたいですね。

(133) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[魔法使い、とか言われて、うっかり噴いた。盛大に噴いた。]

いや、まぁ、それはそれ、べつなおはなし!
[わたわたごまかそうとした!]

結構、幽霊っぽいとか日に当たると灰になるだろとか、言われたなぁ…。
[まぁ、実際あまり日光得意じゃないのは事実だったりするのだけど。]

(134) 2010/11/02(Tue) 02時頃

店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 02時頃


【人】 神学生 ウェンデル

 うん。
 きっと楽しいよ。

 ふふ…本当になったらいいのに。

[今は未だ夢物語のような話に、楽しげに琥珀を細めた]

(135) 2010/11/02(Tue) 02時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

ん、湖の精?
そう言われるのは初めてかもなぁ…。

[ふむーと考えつつ。]

お前が落としたのはこの金のエンゼルか?銀のエンゼルか?


…って奴だっけ?

(136) 2010/11/02(Tue) 02時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[吹きだすゼルギウスにきょとんと首を傾げる。
 誤魔化す様にわたわたと慌てているのを見て、

 変なの……。

 と、小さく呟いて]

 なんだかドラキュラみたいなんだね。
 ますますハロウィンみたいだ。

[くすくすと笑みを*零した*]

(137) 2010/11/02(Tue) 02時頃

神学生 ウェンデルは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 02時頃


【人】 召使い ユーディット

[誤魔化そうとするのに不思議そうな顔をした。]

…?

[別の?と首を傾げつつ]

それは
えっと、チョコレートのお菓子っ。

[エンゼルについでである。]

(138) 2010/11/02(Tue) 02時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
エンゼルってなんだっけ
なんか懐かしい響きだわ……

(-11) 2010/11/02(Tue) 02時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
http://www.morinaga.co.jp...
これか!!
あああ懐かしいww

懐かしいけど私あんまり好きじゃないんだよね、これ。
マシュマロ苦手やねんw

(-12) 2010/11/02(Tue) 02時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
はっ、今気づいた。
金のエンゼルと銀のエンゼルって
チョコボールの話だったw

(-13) 2010/11/02(Tue) 03時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

―回想・休憩所―

なーる。それなら分かります。
[首を振って説明するベッティ>>126に、あっさり納得してみせる。
何事にも、あまりこだわらない性格なのだ]

……。

[自販機でいちごみるくを購入するベッティ>>130に、視線を向ける。
へへ、と聞こえてきた短い言葉は、
嬉しさが込められているように聞こえた。

”甘いものが好きなんかね?
だとしたら、俺と同じ……と言いたいところだけど。
俺みたいなのが、いちごみるくとか――
特に小倉餡が死ぬほど好きとか言うと、
みんな思いっきり笑うんだよな~”

などと考えた]

(139) 2010/11/02(Tue) 07時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

どこから、と聞かれると……
うーん、難しい問題っスね。
長い間、いろんな場所を旅して回っていたんで。

それこそ、海も、山も。
賑やかな街も、寂れた里も。
[過去を思い出すように、指を折りつつ数え上げる。

海が珍しいと、窓へ視線を向ける姿に、
にっこり笑いかけた]
ああ、内地出身の方は、皆さんよくそう言いますよね。

俺の話で良ければ、
ベッティさんの都合が良い時、いつでもどうぞ。
[席を立ったベッティへ、
ひらひら手を振った**]

(140) 2010/11/02(Tue) 07時頃

【人】 ホステス レナーテ

― 病室(個室) ―

[女は顔をあげる。
 廊下を走る音がする。それは隣に響いただろうか。

 ああ、苦しがっている人がいる、と思った。
 隣室の彼女。髪の長い彼女。
 確か前、名前を教えてもらったはずだった。少しだけ、話したような気がした。

 だけど、

 女の残酷な脳はそれを記憶にとどめない。
 完全に抜け落ちるならまだしも…微かに…。

 そう、いい加減に掃除したあとの四隅のゴミのように、その残り滓はある。]

(141) 2010/11/02(Tue) 07時半頃

【人】 ホステス レナーテ


 ――…読んだ本も、忘れてしまうのに。

[ぽそりと呟いた。
 スポンジのような脳みそは、水分を吸い込むのはいいのだけど、時間がたてば、カラカラに乾いていく。

 残るのは、微かな匂いだけ。

 読んだことがある、という事実だけ。]

 ――……それでも

[それでも、手元にハンカチがあるのは、
 時に涙することもあるからで。

 ただ、その涙したシーンもしばらくたてば忘れてしまう。]

(142) 2010/11/02(Tue) 07時半頃

【人】 ホステス レナーテ


(レナーテさん、閉じこもってばかりじゃもったいないです。外に出ませんか?)

[そう言ってくれた看護士もいたかもしれない。
 だけど、その台詞も顔も、また、忘れている。

 声をかけてくれたことすらも。

 なので、彼女は、今日も病室に一人いる。



 いや、本当は、外に出ているのかもしれない。
 出て、誰かと話をしたのかもしれない。

 だけど、



 やっぱり忘れている。]

(143) 2010/11/02(Tue) 07時半頃

ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 08時頃


【人】 ホステス レナーテ

― 談話室 ―

[そんな女が、ふと、立ち上がって談話室に向かったのは、何かが飲みたいと思ったからで。

 お金の管理もあやふやにしかできない女は、ナースセンターでジュースを買う分だけのお金を出してもらい、談話室にゆっくり歩いていく。]

 ――……知らない、銘柄ばかり……。

[そして、選ぼうとするのは、スタンダードなコーラ。
 だけど、投入口に入れようとした時、その白い手から硬貨は滑り落ちて、運が悪いことに、自動販売機の下に入り込んでしまう。]

 あ――……。

[どうしよう、とへたり、そこにかがんで、下を覗き込む。
 自販機の下の隙間に、銀色の硬貨の光が見えると、
 グレイのシルクのパジャマの腕を捲くり始めた。*]

(144) 2010/11/02(Tue) 08時半頃

ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 08時半頃


【人】 召使い ユーディット

うん…、楽しそう。
皆に、お話してみますね。

[ね、と眼を細めて。
その場に居る皆を順番に見た後、
皆に声を掛けに行ったのである――*]

(145) 2010/11/02(Tue) 08時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 08時半頃


【人】 流れ者 ヴィリー

―休憩所―

[初めて見る知らない女性が、自販機に向かったかと思うと。
突然、声を上げてかがみ込んだ]

……どうしました?
[おどろかせないように、そっと。
腕を捲くり始めた後姿へ、声をかける**]

(146) 2010/11/02(Tue) 08時半頃

【人】 ホステス レナーテ

― 休憩所 ―
>>146
[声をかけられると、さらりとした髪を揺らして振り返り、見上げた。]

 ――……お金が落ちてしまって……。
 でも、取れそうな気もします。

[ニコリと笑うのは、職業病でもあっただろう。
 そして、細い手を自販機の下に伸ばす。
 捲り上げたシルクの袖には、やはり、埃がついていく。]

 ――……ああ

[次にあがるのは残念そうなため息。
 どうやら取れないらしい。]

 ええと、こんにちは、はじめまして。
 取れないみたい……。

[立ち上がってまた男に向き直ると、少し恥ずかしそうに首を傾けてた。]

(147) 2010/11/02(Tue) 09時頃

ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 09時頃


【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[キコキコと車椅子を押してもらって廊下を行く。
杖をついて歩くのも辛くなった頃は、きっと不便になるんだろうと思っていたけれど、バリアフリーの院内では車椅子でもさほど困ることは無かった。
それでも目線は、元気だった頃よりもかなり低い。

休憩所のところで、見かけない男とレナーテの姿を見る。]

よー!
なにしてるんー?
[車椅子からちょっと身を乗り出して、室内へ声をかけた。]

(148) 2010/11/02(Tue) 09時半頃

"元"薬剤師 ゼルギウスは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 09時半頃


"元"薬剤師 ゼルギウスは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 09時半頃


【人】 召使い ユーディット

―ナースセンター―

[レナーテとは入れ違いで
ユーディットはナースセンターへとやって来る。]

失礼します。
あの、お願いがあるのですけど…。

[ユーディットは医師をつかまえて
ハロウィンの計画を伝えることにした。
菓子やちょっとした仮装の小物や――そういったものがあると嬉しいとも。
まだ、提案ですがと添えて]

あと、それから…
賑やかな場なら
楽器の演奏は…どう、でしょう…?

[それはベッティのベースを思い出してのことだった。]

(149) 2010/11/02(Tue) 09時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

なるほど、お金が……。
[自分を見上げて微笑む女性>>147へ、
こくんとひとつ、相槌を打った。

取れそうとの言葉は耳にしたものの、
狭い隙間に入り込んだものを手で掴むのは、
意外と難しいと経験上知っているから。

大丈夫かと見守っていると、
残念そうなため息が聞こえた]

あ、ああ、こちらこそ、初めまして。
販売機の隙間に落とすとやっかいですよねぇ。
例え見える場所にあっても、手が入っていかないし。
[向き直って、恥ずかしそうにしている女性にそう答えたあと。
さてどうするか、としばし考え込んだが、
すぐに廊下を通りかかった看護士に、
細い棒を持ってきてと頼んだ]

(150) 2010/11/02(Tue) 09時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[これでいいかと、看護士がはたきを用意して戻って来る]
どうもありがとう。

[お礼を言ってはたきを受け取り、
女性の方へ顔を向けた]
さ、これを使えば取れるでしょう。
……ただ、ちょっとしたコツが必要でして。
下手すると、余計奥に押し込むことがあります。

良かったら、俺がやってあげましょう。
こういうの、得意ですから。

(151) 2010/11/02(Tue) 09時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[なにしてるんー? と、
初めて聞く声に話しかけられて、振り返った。
車椅子に乗った男性の姿>>148を認めて、
にっこりと笑いかける]

この方が、販売機の下にお金を落としてしまったので、
これから拾得大作戦を展開する所です。

[あくまでも真面目な口調で説明した]

(152) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 ホステス レナーテ

>>150>>151

[取れないものはしょうがないので、あきらめてまたお金をもらってこようか、と考えていると、男は看護士に頼んではたきを持ってきてくれた。]

 ――…ああ、ありがとう

[袖の埃をはたきながら、はたきを受け取ろうとすると、代わりにやってくれるという。]

 あの、すいません。お願いします。
 私、レナーテです。

[彼は名乗っただろうか。]

(153) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

おぉ、それは一大事。

貴官の健闘を祈るであります!

[真面目くさった新入りの言葉に、芝居がかった仕草で敬礼。]

自販機の方をどかせられりゃ楽なのになぁ…。
ま、無理か。

(154) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 ホステス レナーテ

>>148>>150

[と、そのとき、また背後から声がしてそちらを向く。
 長い銀髪の男が車椅子に乗っていた。]

 ――……あ、こんにちは
 はじめまして……ちょっとお金が落ちてしまって…。

[ゼルギウスとははじめてではないだろう。
 だが、彼女にとっては、この病院は毎日いつでも初日なのだ。
 なので、挨拶は『はじめまして』となる。]

(155) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

ん。「はじめまして」、今日のレナーテ。

[いつものようにニコリと挨拶。

彼女の時間は積み重ねられること無く、毎日毎時間スライスされたようにひとつづつの彼女が生きている。
それをなんとなく理解してからは、そのまま受け入れることにしていた。

…最初はそれの誤解で酷い喧嘩をしたりもしたけれど、きっと覚えてるのは自分の方だけだ。]

(156) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

いえいえ、どういたしまして。
……俺はヴィリーと言います。
レナーテさん、ですね? 覚えました。

[お礼と自己紹介>>153に答えて、名前を名乗る。
自販機のそばにかがみ込むと、器用にお金をかき出した]

……うわっ、結構埃っぽいな。
[思った以上に隙間にゴミが挟まっていたので、
顔をしかめつつ、少しきょろきょろした。
やがて、目的のティッシュボックスを発見すると、
それでお金を綺麗に拭いて、ティッシュの上に乗せて差し出す]

はい、どうぞ。

(157) 2010/11/02(Tue) 10時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 10時頃


レナーテは、ふと、ゼルギウスから名前を呼ばれて瞬いた。

2010/11/02(Tue) 10時頃


【人】 流れ者 ヴィリー

全く、その通りであります。
粉骨砕身で取りかかるのであります。
[敬礼する男性>>154に釣られたようだ。
自分も語尾が伝染して、頷いた。

例え小銭であっても、落としたら無視出来ない。
そんな生活が長かったせいで、
つい大仰になってしまうのである]

ボタンを押すと、自販機が移動するとか、
足がみょーんと長くなるとか、出来ればいいんスけどね。
どっかのメーカーで作ってくれないですかね?

(158) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 神学生 ウェンデル

― 病室 ―

[皆と話した後、少年は一度自分に与えられた病室へと戻った。
 その手にしっかりと餌を入れた袋を握りしめて]

 ……ただいま。
 ちゃんと良い子にしていた?

[戸を開けると、閉じ込められていた虎猫がみゃあと小さく鳴いた。
 外に出たいと言う様に、窓の下の壁をカリカリとひっかくその様を見て、少年は一つ息をつく]

 ……駄目だよ。
 外は寒いから。僕の部屋に居ないと凍えてしまうよ。

(159) 2010/11/02(Tue) 10時頃

【人】 ホステス レナーテ

>>156

 ――…私の名前…
 ああ、さっき聞いてらしたんですね。

[ヴィリーに名乗ったのを聞いたのだと勝手に納得する。
 だけど、『今日の』の言葉にも少し引っかかりを感じるけど、そういう人なのだろうと思った。
 その銀髪をしばらく、ぼうっとみつめたあと、われにかえる。]

(160) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 ホステス レナーテ

>>157
[ヴィリーと名乗る青年が硬貨を丁寧に渡してくれて、恐縮する。]

 あ、ありがとう。そんなに拭かなくても…。

[でも、そのきちんとした素振りは嬉しかったので、笑んだ。]

(161) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 駄目だってば……。
 ほら、餌買って来たんだ。だから、だから……。

[壁を掻く猫に掛ける声に混じる、寂しさと苛立ちの色。
 手のひらの上に餌を何粒か乗せて、気を引こうとするも、
 猫は振り返らない。

 ただ自由を求めて、壁を掻き続けている]

(162) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

うん、耳は割といいんだ。
[聞いてたの?と不思議そうにする様子に、自分の耳を指すジェスチャー。]

あー、自販機歩くと便利だよな。
わざわざ買いに出なくて済む…


いや、やっぱそれじゃダメか。
ここ来る口実がなくなっちまう。
[案外自分は、人と話すのが好きなんだと。

それに気づいたのは、この療養所に来てから。*]

(163) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 召使い ユーディット

―ナースセンター→廊下―

ええと、はい。
よろしくお願いします。

[深々と頭を下げて退室する。
足取りが少し軽い。うきうきとした心地だった。
もう、吹けば飛ぶごとき
弱い残り火なのだけれど。]

たのしんでもらえるかしら。

[呟いて、ふと立ち止まり
四角い窓の向こう側の海を見る。
仕えていた屋敷も、
もう随分遠くなってしまった。]

(164) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 ――――……っ!

[衝動的に振り上げた手に、鈍い痛みが走った。
 それと同時に、短い鳴き声も]

 駄目だって言ってるのに、どうして判ってくれないの?
 傍に居てよ。
 独りは嫌なんた。
 もう嫌なんだ。

 こんな誰にも触れられない。
 恋をする事も出来ない。

 そんなのはもういやなんだ……っ!

[言葉を、感情―こころ―を吐き出す度に、
 真っ白な箱庭に鈍い音が響いた。

 鳴き声は次第に小さくなっていき、壁を掻く前足がだんだんと動かなくなっていくのに、少年は気づかない]

(165) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 ホステス レナーテ

[それから自販機に硬貨を飲み込ませて、青いコーラを買った。
 かしゅり、と開ける、しゅわしゅわとする音、流れる清涼感。これが好きだ。]

 ――…自販機が歩いてきたら、可愛いかも

[ヴィリーとゼルギウスの会話を聞きながら、横で笑う。
 ゼルギウスのいう>>163ここに来る口実、には、やはり不思議な顔をした。
 そう、彼女はここがどんな病棟なのか知らない。
 いや、何度も説明はされている。だけど、


              忘れてしまっている。]

(166) 2010/11/02(Tue) 10時半頃

【削除】 流れ者 ヴィリー

[微笑むレナーテ>>161を見て、自分も嬉しそうに]

いえ~、お役に立てて、良かったです。

[頭の後ろに右手を当てて、
恥ずかしそうにそっと掻いた]

えっと、何か買うところだったんスよね?
どうぞ。
[照れ隠しの為に、
余った左手を何となく前に出して、そう促した]

2010/11/02(Tue) 10時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 はあ、はあ、はあ、はあ……。

[拳が降り上げられなくなったのは、全てが終わった後。

 猫が猫でなくなって、
 ただの物体として床に横たわるのを見て。

 現実へと戻る少年の意識――]

(167) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[微笑むレナーテ>>161を見て、自分も嬉しそうに]

いえ~、お役に立てて、良かったです。

[頭の後ろに右手を当てて、
恥ずかしそうにそっと掻いた]

(168) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

なるほど。
それは考えてなかったっス。
[そこら中を歩き回っているせいか、
車椅子の男性が口にした発想>>163は浮かばなかった。
感心したように呟くと、
口実がなくなると言われ]

人と話したり、
交流の為に出歩いたりするのは、
良い事ですもんね。
まあ、便利なのも程ほどの方がいいって事でしょうか。

ところで、俺はヴィリーと言います。
貴方のお名前は?
[思い出したように告げて、
可愛いかもとのレナーテの言葉>>166に、首を傾げる]

可愛い?
ああ、それって健気な感じがするって事ですか。**

(169) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 ………あ、ああああああああああああああああああああ!!

 ぼ、僕は……。
 ちが…う、僕はこんな事がしたかったんじゃなくて……。

 やだ、いやだ、いやだ、いやだ……。

[床の上に横たわる現実を認めたくなくて。
 いやいやをする子供の様に、少年は首を振る。

 これは夢だと。
 悪い夢だと言い聞かせながら]

(170) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 ホステス レナーテ

>>168

[そして、ヴィリーの明るい声にまた笑んだ。]

 本当にありがとう。
 お金は大事だものね。私、簡単にあきらめようとしていたわ。

[そして、こく…と飲んだあと、ヴィリーにいる?と訊いた。
 きっと周りははっとするだろう。

 この病棟では故意に接触することは禁じられている。もちろん、回し飲みなどとんでもない。



 だけど、彼女は、知らない。]

(171) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 召使い ユーディット

―廊下―

――…… …

[街と海を見下ろす日向が丘に
白い箱庭は佇んでいる。]

旦那様は お元気かしら…

[呟く声に、滲む寂寥感。
ひとつ息を吐いて、俯いた。

ふと、どん、どんと扉を叩くような音が聞こえて、
やがてそれは止んで。どうしたのだろうと
足を向けたのは、ウェンデルの部屋の近くであった]

(172) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 ホステス レナーテ

>>169

 そうね、健気な感じがするかも。
 でも、見た目にも可愛い気がしたの。

 ついでに、お茶を淹れてくれるなら、もっときっと可愛いわ。

[ヴィリーの問いにはそう答えて、
 やっぱりコーラを飲んでいる。*]

(173) 2010/11/02(Tue) 11時頃

ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 11時頃


【人】 召使い ユーディット

―個室の前―
[ここでは、何があっても不思議でなく。
たすけてと、扉を叩くものもあったという記憶が
足をそちらへ向かわせた。
音に気づけば看護師たちも来るだろう。
首を傾げて少し扉から離れて立つ。
職業柄の距離感。]

……ウェンデルくん?

[声が届くかどうかは知れぬ。]

(174) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[先程の声は扉の向こうにも届いただろうか。

 少年の唇は「いやだ」と繰り返すだけで、
 床の上の現実を正視する事が出来ないでいる]

 だれか、たすけて……。
 僕はただ、一緒にいたかった、だけ…なのに……。

[目の奥が酷く熱い。
 じわりと、琥珀から熱い何かが溢れてきて。
 少年の頬を濡らしていく]

(175) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[扉越しに聞えた声に、はっと顔を上げる。
 まず最初に思ったのは、怒られる。それだった。

 ぐし、と。パジャマの袖で頬を拭って]

 だれ……?

(176) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 召使い ユーディット

[揺れた声がして、
心配そうな顔になる。
向こう側には見えないのだけれど]

ユーディットです。
…どうしたの?痛いの?

[そっと扉に片手をついて、
あやすような声で尋ねた。]

(177) 2010/11/02(Tue) 11時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[よろよろと立ちあがると、扉に触れる。
 あやす様なその優しい声に、縋りたいのに。
 床の上の現実を見られて嫌われるのが怖くて、
 開けたいのに開ける事が出来ない。

 そんなジレンマに、唇をきゅっと噛んで]

 ……痛い、よ。
 痛くて痛くて。胸が痛い。

 どうしたらいいか判らなくて……僕…。

(178) 2010/11/02(Tue) 11時半頃

【人】 召使い ユーディット


…胸が?……

[声が近くなる。
けれど扉が開く気配はない。
だから、無理に開くことはしなくて]

くるしいの、…
…お医者様、呼ぶ?

[どっちなのだろう。
体も心も、痛くなることがあるのだ。]

(179) 2010/11/02(Tue) 11時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 だめ…っ!
 呼ばないでっ。

 誰も、呼ばないで……っ!

[きゅっと、手を握りしめる]

 先生がみたら、きっと怒られる……。
 病院の奥の特別室に閉じ込められちゃう……。

 だから、呼ばないで……。

(180) 2010/11/02(Tue) 11時半頃

【人】 召使い ユーディット


…えっ、…?

[おろ、と。戸惑ったように声を零す。]

……怒られるの?

[何をしたのだろう。少し、迷って。]

からだが苦しいとか、
…そういうことではないのね?

………
…からだが苦しいのでないのなら、
私は、今は、…呼ばないから、

[ね、と柔く続けて]

でも……、…どうしたの…?

(181) 2010/11/02(Tue) 12時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 猫が……。

[ちらりと後ろを振り返る。
 真っ白な箱庭の床の上には、不似合いの赤が広がりつつあった]

 ……動かないんだ。

(182) 2010/11/02(Tue) 12時頃

【人】 召使い ユーディット



…猫…?


[ぱちり、ひとつ瞬いた。]

動かない、って…。
ケガ?病気かしら、…どっちにしても
治してあげなくちゃ……
あなたも、心配でしょう、

開けて…?

(183) 2010/11/02(Tue) 12時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 …………。

[かちゃんと鍵の音が一つして。
 扉を開ける。

 ユーディットとの顔が見れなくて、思わずそ向けた先には。
 床の上に広がる赤い染み]

(184) 2010/11/02(Tue) 12時半頃

【人】 召使い ユーディット

ありがとう、

[――と。開けてくれたことへの礼をして、]


――…… !


[紅く広がる染み。
両の手で口を覆って、眼を大きく見開いた。
足早に近寄り猫に手を伸ばした。
動かない。]

…、どうし て…?

(185) 2010/11/02(Tue) 12時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[猫の傍に向かう背中をちらりと見て、琥珀を伏せる。

 何かを言おうとして唇を開くも、
 言葉を失った様に、ただぱくぱくと動かす事しか出来ない]

 …………。

[どうして、と。
 震えた声が聞こえて。

 怒られる――と。琥珀を閉じた]

(186) 2010/11/02(Tue) 12時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[お金は大事と言うレナーテ>>171へ、
こくこく首を縦に振る。
そういえば、そんな歌が昔流行ったなどと思いながら]

御好意、感謝します。
でも俺、さっきコーヒー飲んだばっかなんで、遠慮しておきます。
気持ちだけ頂きますよ。
[コーラを差し出したレナーテの優しさを傷つけないよう、
そっと右手を左右に振って、さりげなく断った。


目覚めた直後、医者から口を酸っぱくして伝えられた注意事項。
故意の接触は禁止。

自分より長く入院しているであろうレナーテが、
何故それを破るような行動をとったのかは分からないが。
……今は、敢えて言及すべきでないと判断した]

(187) 2010/11/02(Tue) 12時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

み、見た目も???
[女性が時々使う、
その手の”可愛い”という形容詞には、
あまり理解が深くないので、目を思い切り丸くする。
コーラを飲むレナーテ>>1173を、じっと見つめた]

い、いや~。
もしかしたら、その内自販機ロボとか出来るかもしれませんね。
は、はは。
お茶も淹れてくれるような。
[それでも、何とか話を合わせた**]

(188) 2010/11/02(Tue) 13時頃

【人】 召使い ユーディット

……、…

[猫をそっと撫でて眼を閉じる。
伏せたカフェオレの眸が揺れた。
ゆっくり、振り返る。
怒るでなく、ひどく悲しそうな表情を浮かべた]

いけないわ、…こんなこと、
したら、…いけない。

…あなたも、痛くて、
……… …この子も、痛かった でしょう

……。

(189) 2010/11/02(Tue) 13時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 僕はただ……傍に居て欲しかっただけなんだ。
 なのにこいつが外に出ようとするから……だから……。

[カフェオレ色の眸が揺れて、酷く悲しそうな顔になるのが心に痛くて、
 ぽろぽろと琥珀から雨が降る]

 ……ごめん、なさい……。

[それは猫に向けてのものだったのか。
 そんな顔をさせてしまったユーディットに向けてのものか、
 少年にも分からない]

 ごめんな、さい……。
 僕を嫌いにならないで……一人に、しない、で……。

(190) 2010/11/02(Tue) 13時頃

【人】 召使い ユーディット

…… 猫さんは
自由な子だから
………ここは、…すこし、
狭かったの、よ

[琥珀が濡れて雨が降る。
そっと頭を撫ぜる仕草をして、離す]

…――…さみしかった、の ね?

[悲しそうな顔のまま、]

……うん、……
…だいじょうぶ、よ。…

[いつ、死ぬか分からないこの身ではある。
それでもだいじょうぶと謂うのは、
――気休めにしか、ならないだろうか。少し迷う。]

(191) 2010/11/02(Tue) 13時半頃

【人】 ホステス レナーテ

>>187

 そう、コーヒーか。
 コーヒーもいいわ。ブラックが好きなの。

[手を振って断るヴィリーの気遣いに気づいてはいない。
 ただ、この人はコーヒーが好きなのね、と思った。
 でも、そんなことも、明日はもう、覚えてはいない。]
>>188
 ――…そう、可愛いわ。自販機が歩いてくれたら、
 そうね、恋人にしてもいいわ。

[それは、職業ならではの軽いトークの一つ。
 20歳でとまっている彼女は、彼女が彼女が思っている以上に年齢をとっていることも、そして、若々しい美しさも失っていることを知らない。

 ただ、知らないがゆえ、嘘なく、やっぱり笑う。

 それを、毎日見るゼルギウスや他のみんながどう見ているかなど、
 気づいたとしても、明日にはやっぱり…。**]

(192) 2010/11/02(Tue) 13時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

 寂しい……。
 ここには誰もいない。
 友達も父さんも母さんも、もういない……。

[頭に撫ぜる仕種にぴくりと震えて。
 ぐし…ともう一度涙を拭う]

 ……ありがとう、お姉さん。
 それからごめんなさい。
 

(193) 2010/11/02(Tue) 13時半頃

【人】 召使い ユーディット

―病棟:ウェンデルの病室―
――……
…うん、…いいのよ。

[誰もいない、さみしい。かなしい。
かなしみは、重さであり刃である。
膝を付いたまま
力なく、もう冷えていくばかりの
猫の体をそっと抱き上げる]

…ごめんなさい、って、して。


このこのお墓、
……つくってあげましょう。


[ね、――と。涙を流す少年へ、言葉を向ける。]

(194) 2010/11/02(Tue) 14時頃

【独】 ホステス レナーテ

/*

理想は、毎日出会いと恋を繰り返してくれる人に会えれば嬉しい。
そして、その人が死んでしまっても、翌朝には忘れているの。

「誰か死んだのね。かわいそうに」

そう言って、その日のうちに、何かが違うと発狂したい。

(-14) 2010/11/02(Tue) 14時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 ……ごめん。
 ひどいことをして、ごめん……ごめんよ。

[抱き上げられた、もう冷たくなっていくばかりのその身体を優しく撫ぜた。
 お墓をと言われて、こくりと小さく頷いて]

 ……うん。
 でも、僕……外に出ちゃダメだって言われてるから。

[窓のすぐ向こうにある公園を見て琥珀を揺らすと、
 申し訳なさそうに唇を噛んだ]

(195) 2010/11/02(Tue) 14時頃

【人】 召使い ユーディット

[ウェンデルをやはり
そっと見守るようにしていたが]


あ、


  ……


[猫をきゅっと抱いて、
一度眼を見開いた後眼を伏せた。]

……そう、だったね。…ごめんなさい。
……。じゃあ、…何か、この子のために
一緒に、埋める…?

ここから、持っていくのは
だいじょうぶ、なんでしょう…?

(196) 2010/11/02(Tue) 14時頃

【人】 神学生 ウェンデル

 一緒に……?

[首を傾ぐ]

 えと……じゃあ、これ。

[ポケットの中にごそごそと手を入れ、差し出したのは数枚の硬貨。
 それをぎゅっと握りしめて、開封したばかりの餌と一緒に差し出した]

 こいつの餌と、餌を買ったお金のお釣り。
 お腹すくといけないから。

 一緒に埋めてくれる……?

(197) 2010/11/02(Tue) 14時半頃

【人】 召使い ユーディット


…ええ。

[柔く、微笑んで
差し出された餌と、硬貨を受け取った。]

……――これで、
おなか、空かないと思うから。
……

[それから、広がった赤の上に
そっとハンカチを置いて、拭いて。
綺麗になったかどうかは定かではなかったけれど。]

(198) 2010/11/02(Tue) 15時頃

ユーディットは、扉を潜る前、一度振り返ってから、そっと部屋を後にする。

2010/11/02(Tue) 15時頃


【人】 神学生 ウェンデル

[動かなくなった猫。
 冷たくなった猫。

 猫だったモノ。
 モノになった猫]

 ごめんよ……。

[それを抱いて出ていくユーディットの背中に、もう一度呟いた]

(199) 2010/11/02(Tue) 15時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[扉が閉まれば、涙の痕が残る頬を拭いて、
 真っ白な箱庭に、赤い染みを残す床をごしごしとパジャマの袖で拭う。

 でも犯した罪が消える事はない様に。
 床に残る染みも、消える事はない。

 少年の心に澱となって、はらはらと降り積もる罪の雪となる]

(200) 2010/11/02(Tue) 15時頃

【人】 神学生 ウェンデル

[真っ白な箱庭に残るのは、赤い染みと少年が一人。

 温もりを無くした冷たいその部屋で、
 少年は黙々と、床の染みを*拭き続けている*]

(201) 2010/11/02(Tue) 15時頃

神学生 ウェンデルは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 15時頃


【人】 召使い ユーディット

―公園にて―

[看護師に呼び止められれば、
猫は怪我をして弱っていたのだと説明をした。
腕の中の猫は動かない。]

……―― …  

[大きな公園の木の下に
借りたスコップで穴を掘って、
静かに猫を横たえる。
餌の缶詰と、硬貨を添えて]

…おやすみ、…シャル…

[ぽつり、呟いた。
土をかける。見えなくなる。]

(202) 2010/11/02(Tue) 16時頃

【人】 召使い ユーディット

[被せた土の上に手をおいて、
カフェオレ色の眼を伏せる。揺れた。]

……―― …

[祈りの形に手を組んで膝をつく。
こらえ切れなかった涙が落ちた。

遠くで、近くで、猫の鳴き声が*する*]

(203) 2010/11/02(Tue) 16時半頃

【独】 召使い ユーディット

わたしも


いつか


ここにかえるの

(-15) 2010/11/02(Tue) 16時半頃

【人】 小説家 ブリジット

― 病室→ ―

[隣の病室の女性が外へと出て行く音が微かに聞こえた。]

 確か、レナーテさんだったかしら。

[深夜に発作を起こせば隣の病室に迷惑にもなる事もある。その思いから隣室の彼女に挨拶した際、赤い瞳が綺麗だと感じた。
 此処へ入院して3日と経っていないけど、彼女が病室から外に向かうのは珍しいと、視線が窓から病室の出入り口へと向かう。]

 ――…。

[病棟の隣室から人の気配が消えた事は、女に不安を抱かせる。一時的に何かの用で部屋を出ただけと分ってはいるけど。それでも小さな不安は次第に女の身を苛み始める。
 それを回避し死への不安を紛らわせようとの思いから、一人病室にいる事に耐え切れず、病室を後にした。]

(204) 2010/11/02(Tue) 18時頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 18時半頃


【人】 小説家 ブリジット

― 廊下 ―

[北国の診療所内、入院患者のために空調は整えられているのだろうけれども、どうしても寒いという認識が拭い切れない。弱った心臓から手足へと送り出される血量のか細さが、さらにその感覚を強めていく。]

 猫――…?

[何処かからか聴こえた猫の鳴き声に耳を澄ますも、まだ診療所内に詳しくないので、何処からその声が響いているのか分らぬまま、小首を傾げた。]

(205) 2010/11/02(Tue) 19時頃

ユーディットは、涙を拭おうとしたが小さく咳き込む。傍に猫が居た。 病院の近くでも、猫は鳴いているようで――

2010/11/02(Tue) 19時頃


【人】 小説家 ブリジット

 猫の声が――…。

[廊下を通りかかった看護師に尋ねれば、療養所の脇に猫の溜まり場になっている公園がある事を知る。病症が落ち着いているのなら其処に散歩をしに向かってもいいんですよ、との答え。
 看護師の指差す先に見える公園。一人の祈るような姿勢の女性の姿も見える。]

 そう……。

[11月に入り寒さを日に日に強めるであろう北国。弱った心臓は何時まで耐えられるだろうか。
 人と接していても不安に声が小さくなって。この場を立ち去る看護師を見送りながら、*胸を抑えた*]

(206) 2010/11/02(Tue) 19時半頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 19時半頃


【独】 店員 ベッティ

『はじめまして。
 あなたは「ベッティ」。

 これから宜しくね。
 ずっとずっと、宜しくね』

(-16) 2010/11/02(Tue) 20時半頃

【人】 店員 ベッティ

―― 病室 ――

 ―――!!

[いつの間にかベッドで眠りに落ちていたようだ。
 は、っと飛び起きた。
 頬に生ぬるい雫が零れていた]

 あ、…ぁー……

[幼稚で間抜けな声を漏らす]

 ぅ、あ、ぅ……ぁさ、…ぁ…

[呼びかける。答えなど無いと知っているのに]

(207) 2010/11/02(Tue) 20時半頃

【人】 店員 ベッティ

 おかぁ、さぁん――うっ、あ、あっ……うっ―――

[こんな年齢になって、恥ずかしい話だが、私は親離れが出来ていない]

 おかあさ、ぁ……ぁ、ぃ、あ、おかあさん……

[此処は隔離病棟。
 母に会うことは、叶わない。
 おそらく、多分、一生。

 それでも呼び続けていたら、
 いつか迎えに来てくれる気がして―――]

(208) 2010/11/02(Tue) 20時半頃

【人】 店員 ベッティ

 ひっく……うっ……ぁ……

[相部屋の人物からの視線に恥じらいを覚え、
 泣きやもうと、目頭を強く抑えた。]

 ……すんっ

[あんな夢を見てしまったから、簡単には泣き止めなくて。
 ナースコール押そうか、と気遣いを受けて
 ゆるゆると首を横に振る]

 ―――…大丈夫。

(209) 2010/11/02(Tue) 20時半頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 21時頃


【独】 召使い ユーディット

かなしみが、せめてくるよ。


もっと、おおきく

ならなければ。

(-17) 2010/11/02(Tue) 21時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

俺も。
[コーヒーのブラックが好きとのレナーテの言葉>>192を聞いて、
短い同意を示す。
自分の行為に気付かれているかどうかには、全く頓着しない。
元よりそれを目当てに言ったのではないから]

恋人?
[だがそれに続いた話には、不思議そうな顔をする。
レナーテのような職業の女性と接しなれてない故に。

それでも、嘘を感じないレナーテの笑顔は綺麗だ、
と感じた]

いえ。
俺は、貴女こそ可愛いと思います。
[お世辞ではなく、素直にそう思ったので、そのまま口にした。
ただ若干照れるのを抑えられなかっただけでなく、
冗談が上手いと流されるだろうと、
心の中で苦笑が響く]

(210) 2010/11/02(Tue) 21時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

……。

[ふと、どこからか猫の鳴き声が聞こえてきた。
それは、行くあてがなかった自分を呼び寄せた声。

何をしているのだろうかと、耳をすませる。
だが姿が見えないせいもあって、
彼等が訴えている内容は、到底理解出来なかった]

――。
[軽くため息をつく。
猫の言葉が解読出来たら、どんなにいいだろう。
子供の頃からそう考えていた。

……しかし、現実は残酷だ。
猫どころか人間同士であっても、相手の胸の内は分からない。

その思いを吹っ切る為に、
”そうだ、後で猫に会いに行こう”
と結論をつけて、無理矢理思考を巡らせるのを終わりにした]

(211) 2010/11/02(Tue) 21時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 21時頃


流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 21時半頃


店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 21時半頃


【人】 召使い ユーディット

―公園―

……――…

[涙が漸く止まったころ、
誰が見ているわけでもないのに無理矢理に
苦笑じみた表情を浮かべた。]

……………いけない、わ
…しっかり、…しないと、ね

……――

[呟いてから両の手で自分の身体を抱くようにした。
コートを、と謂っていた矢先に、これだ。
しっかりしているのに、
意外なところで抜けていると
仕えていた主人にも謂われたものだ。]

(212) 2010/11/02(Tue) 21時半頃

【人】 召使い ユーディット

笑われちゃう。

[と、スカート部分をはらいながら
立ち上がる。落ち葉は鮮やかに色づいていた。
にぁ、と小さく猫がなく。]

…――……、ごめんね。


……――ね。
あと、…どれくらい私、
あなたたちにごはんをあげられるのかしら…ね

[猫は見上げて首を傾げただけだった。
くすり、と 小さくわらう。]

……そうね、……
……――あなたたち、つよいものね。

(213) 2010/11/02(Tue) 21時半頃

【独】 召使い ユーディット


きっと、

助けられているのは、私の方なんだわ。

(-18) 2010/11/02(Tue) 21時半頃

ユーディットは、ゆっくりと、振り返り、振り返り、公園を後にした。

2010/11/02(Tue) 22時頃


【人】 元記者 ハインリヒ

― 回想→現在 ―

 よし、じゃあ、する方向で行くか。

[ウェンデル、ユーディット、ゼルギウスの3人も乗り気であると知れば、男は珍しく苦みを含まない笑みを見せた。

その後、ウェンデルとユーディットと別れ、ゼルギウスの車椅子を押した。再び見えたのは、ヴィリーと、そしてゼルギウス曰く『今日』のレナーテ。

時折、ハラハラとするものの、事なきを得るのはいつものことか。]

(214) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 ん。やけに猫が騒いでるなぁ……。

[ヴィリーが臆面もなく『可愛い』という言葉を使うのに、男の方が面映ゆい表情を浮かべながら、ポツリ呟く感想は外の喧騒のこと。

無意識に、指先が寝巻のポケットを探る。
それは、ヤニが切れたと、無意識に示す仕草。]

(215) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
ハロウィンするのが遅い時期だから、11月で大丈夫だよね?
10月31日だもの。

(-19) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[自分の発言が原因で、
ハインリヒが面映い表情になった>>215とは、
全く考えもせずに先ほどの考えを口にした]

そうっスね。
外で何かあったのでしょうか?
気になるんで、あとで見てきます。

[それから、ポケットを探るハインリヒの動作に気付いた]

あ、何か探し物ですか?
[しかし煙草を吸わない為に、
その意味までは理解出来ない]

(216) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【人】 小説家 ブリジット

[時間は過ぎて。
 病棟内でも個室が続く区画から4人部屋等が連なるスペースへと足は彷徨う。
 ふと耳に、>>208母を呼ぶ悲しそうな声が止まった。]

 お母さん――…。

[父の記憶は無い。母は高校の時に自分を残して逝ってしまった。今は天涯孤独の身。
 眼瞼を閉じれば、うっすらと亡き母の面影が蘇る。母との別れは半身をもぎ取られるように辛かった。自分自身が死に直面した今でも、母との永遠の別れを思うと胸が発作とは違う形で締め付けられる。
 この療養所に入院したという事は、声の主もその辛い別れの当事者となっていると知れ、その悲痛な声は己に重なり、胸が痛んだ。]

(217) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 何事もなけりゃいいけどなぁ。

[後で身に行くというヴィリーに、一つ頷くものの、男が直ぐに向かおうとしない訳は……―――]

 あ~……ヤニ切れなんだ。
 しかし、まぁ、少しは我慢するかね。

[ヤニ切れが原因ではないのは、ヴィリーの質問に返すことで示される。]

 ハロウィンの準備もあるしなぁ。
 嗚呼、お前さんの歓迎会にもなるかな?

[どこかやはり苦い物を含んだような微笑を、唇の端に浮かべた。しかしそれは、何かを厭ってのことでないと、相手に判るような微妙なさじ加減の苦さではあったけれど。]

(218) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
誰の処に遊びに行こうかな?

<<エルザ>>がいい?

(-20) 2010/11/02(Tue) 22時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
エルザはダミーです(´・ω・`)

(-21) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【人】 召使い ユーディット

―玄関―

[両の手を合わせ、口元に持って行き
息を吐きかけた。]

… ……やっぱり 冷えるのね…

[にい、と猫が啼く。
足元に柔らかい体が摺り寄せられた]

…ね。だめよ、…お外に居るの。

[それでも自分から頭を撫でようとしないのは
自分の血がよくない病気にかかっていると
知っているからだった。]

(219) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
世の中を呪う、そんなキャラもしたくなってきたお年頃。
どうしましょ。

クククッと狂気に満ちた笑みで世の中なんて、とかしたくなって(マテ

(-22) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

あぁ、俺はゼルギウス。
"元"くすりやさん。
[いつもと同じ調子の日課のような自己紹介。
今日はもう一人、レナーテ以外にも居るけれど。

彼女にはいつも、「ずっと昔」と「今日」しかない。
いつか…彼女の「昨日」になれたらいいのにと、そう誰かに漏らした事はあったか?]

…あ、やべ。
そろそろ痛み止めの時間じゃん。
[ちらりと時計を見上げて、気付く。

切れ目無く鎮痛剤を使うようになったのは、三週間前から。
依存性の観点からも、内臓への負担を考えても、本当はあまり良い傾向じゃない。
けれど、疼痛に耐えるストレスの方が余程身体に悪いのだから仕方がない。]

ちーと、行ってくるわ。
[車椅子の車輪を両手で掴んで、器用にクイックターン。]

(220) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

流石に2日連続で、
誰かが公園で倒れている確率はほぼないでしょう。
[自分がやらかした失敗を苦笑で告げたのち、
すぐ行く必要はないけど、何事もないといいですね、と続けた]

なるほど、煙草が……。
[ハインリヒが外を見に行かない理由を、
自分が行くと宣言したのが原因だと考えた。
なので、何故我慢するのだろうかと不思議に感じる]

ハロウィンの準備ですか。
かぼちゃの煮物なんかを食べるアレですよね。
やー、ちゃんと参加するのは俺初めてかも。
歓迎会も込みと言われると恥ずかしいけど、嬉しいですね。
[苦みを含んだハインリヒの微笑に、
こちらは照れが入った笑顔で答える。

彼の表情から、思いを正確に読み取るには、
もっと会話を重ねないと分からないなと思った]

(221) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

ゼルギウスさん、ですね。
宜しく。

[レナーテに対しては、これが習慣になっているとは知らず、
ゼルギウスの名乗り>>220に、笑顔で頭を下げた]

(222) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【人】 召使い ユーディット

―玄関→中へ―
[伸ばしかけた指先は躊躇う。
猫がちろりとそれを舐めた。
瞬いて、――何故だか泣きそうな顔をして]

…またね。

[黒猫にそう声を掛けて
ゆっくりとした足取りで建物の中へ戻った。
話し声が聞こえる。
そっと自分の眦に触れた。
泣いた痕は残っていないだろうかと確かめるように。
それから、しゃんと背筋を伸ばして。]

(223) 2010/11/02(Tue) 23時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[男は大概いつも、少しだけ苦さを含んだ微笑で様々を誤魔化す。
だから、ヴィリーが裡を読めないのは、当たり前だろう。

照れが入った相手の笑みに、その苦さをミルクで薄めたような微笑みを改めて返す。]

 今日するか、明日するかは判らないけどな……―――。
 もし、明日するなら、『明日』のレテーナの歓迎会でもあるかもだが。

[チラリ、視線をレテーナがまだその場に在るのなら向けるのは、器用に車椅子でクイックターンを見せるゼルギウスが、いつか零した言の葉を思い出してのことか。]

 急ぎ過ぎて、こけんなよ?

[去る背に声をかける傍ら、猫の鳴き声と車輪の鳴る音に紛れて、どこか遠くで、誰かが泣いているような、叫んでいるようなそんな声を聴いた気がした。]

(224) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

はい、ではまたあとで。
[痛み止めの時間だからと、その場を離れようとするゼルギウスへ、
年齢の割りに幼い動作で、右手をひらひら振った。

だが、左手は無意識の内に右脇腹の古傷を撫でていた。
それは、右目を失った時に負ったもの。
痛み止めの単語で、その時の辛さを思わず連想してしまったらしい。

だから、ゼルギウスに詳しい話は求めなかった。
痛みを忘れる為に薬を服用している人へ、
わざわざその話を持ち出しても、無意味だから]

(225) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【独】 元記者 ハインリヒ

/*
レテーナって誰だ。
レナーテだなorz

(-23) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 小説家 ブリジット

[ふと視界の端に先程公園で見かけた女性の姿が入った。
 黒いメイドドレスゆえ、この病院の看護師にも入院患者とも思って居なかったので、不思議そうな色が己の表情に一瞬浮かび――。]

 あの、あなたも――…。
 此処の人なんですか。

 看護師さんとは違うみたいだけど。
 さっき病棟から、公園にいたあなたの姿が見えた、から……。

[玄関先で黒猫と別れ、中へと戻ってきたユーディットに、突然でごめんなさいと告げつつ、問いかけた。]

(226) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[車椅子もずいぶん乗りこなせるようになってしまったもんだ。]

おう、ジュディ。
散歩にでも出てたん?

そろそろ雪来てもおかしくないし、風邪引かねーように暖かくしろよー?

[すれ違いざまにユーディットにそんな声をかけて、ナースステーション横の処置室へ向かう。
視線の高さが違うせいか、表情までは読み取れなかった。]

(227) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

ゼルギウスは、ブリジットにもシャッと片手を上げて、「失礼!」とかって横切っていった。

2010/11/02(Tue) 23時半頃


ブリジットは、ゼルギウスが失礼と横切るのに瞳を数度瞬かせて、その姿を見送った。

2010/11/02(Tue) 23時半頃


【人】 召使い ユーディット

―建物内:玄関―

…?あ、ええ、はい。

[と、自分の胸に片手を当てて
少し申し訳なさそうに笑んだ]

この格好のせいかしら。
先生に…無理を言って、お願いしてるの。
ややこしいですよね、ごめんなさい。

[と、病棟から見えた、と謂われれば
少しだけ眉尻の下がった表情を浮かべて]

…ああ、散歩にいっていたんです。
猫、世話するのもすきで。

(228) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 召使い ユーディット

[と。颯爽と車椅子で横切る姿がある。
銀の髪がひらりと揺れていた。]

ゼルギウスさん。
はい、ちょっとお散歩に。

気をつけないといけないですね。
うっかりしてました…寒いです、外。

[なんだか切れのある車椅子の動きに
小さく笑みを零した。]

(229) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

……?
[ハインリヒの笑みから、苦さが薄まったように感じたが。
それよりも、「明日のレテーナ」の方に注意が向いた。

そういえば、ゼルギウスも「今日のレテーナ」と言っていた>>156
と思い出す。
その時は、あまり気に留めなかったが、
別の人から似たような表現を耳にするなら話は別だ。
一体どんな意味だろうと、心の中で首を傾げつつ、
でも話題にするのはそれではなく]

もし手伝いが必要なら、
遠慮せずに言って下さい。
準備でも片付けでも、何なりと。

(230) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

……そうだ。
ちょっと病院がどうなっているか、確認してきます。
いざって時に困るから。

ハインリヒさん、コーヒー御馳走様でした。
[そんな思い付きを口にしたあと、
空き缶を捨てて、その場を後にした]

― 休憩所→

(231) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

【人】 小説家 ブリジット

[彼女の先生やややこしいの言葉から、彼女も自分と同様にこの療養所の入院患者らしいと知れて。]

 あ、謝らなくても。
 私こそ、本当に突然でごめんなさい。先日、此処に入院したばかりで、あまり詳しくなくて。

 それで猫の声が聞こえて、看護師さんに尋ねたら。
 公園に猫がいて、其処にお散歩に向かう事もできると聞いて……。

 お散歩、穏やかな日にはいいですよね。

[申し訳なさそうに笑む彼女に、同じように微かに笑みつつ、自己紹介などをして。]

(232) 2010/11/02(Tue) 23時半頃

流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 00時頃


レナーテは、コーラこくこく

2010/11/03(Wed) 00時頃


ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 00時頃


【人】 召使い ユーディット

―建物内:玄関あたり―

いえ、お気になさらないで。

[両手を体の前で揃えて首をゆったり横に振る。]

わからないこと、あれば
聞いていただければと思います。

はい、猫さん……いるんです。可愛いですよ。

[一度だけゆっくり眼を細めた。
まだ冷たい土の感触は残っている]

私はユーディットと申します。
どうぞお好きにおよびください。

[職業柄、丁寧に過ぎるかもしれない自己紹介であった。]

(233) 2010/11/03(Wed) 00時頃

流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 00時頃


【人】 元記者 ハインリヒ

 嗚呼、しかし、歓迎会兼ねてるなら
 主役に手伝わすのもなんだな。

[『明日のレナーテ』に関しては、今は言葉を重ねることはせず。
男は、ハロウィンの準備や片づけを手伝うというヴィリーに、相変わらずの笑みを向ける。]

 おう。気をつけていってこい。
 いや、珈琲は逆に押し付けて悪かったな。

[ひらり。先程ヴィリーがした片手を振る動作で、去ろうとする相手を送る。]

 ―――……っと。

[灰青の瞳は、結果的にその場に2人残された片割れに向く。
どう声をかけていいのか、明らかに惑った、苦さではなく困惑を滲ませた表情で、コーラを飲む女を見遣った。]

(234) 2010/11/03(Wed) 00時頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 00時頃


【人】 ホステス レナーテ

>>210

[そしてコーラに口をつけつつ、ヴィリーの言葉にまた、可憐に笑った。]

 ――…ありがとう。可愛いってあまり言われたことがないの。
 貴方もとても素敵よ。

[まさに、そういう職場の常套句に返す言葉の典型のように…言葉を綴る。
 だが、作意はまるでなく、それが彼女なのだ。
 そして、褒められた言葉にほんのり頬を染めるのも、演技ではなく、純粋に嬉しい表れであった。]

 ――……猫?

[聴こえる猫の鳴き声には窓を見る。]

(235) 2010/11/03(Wed) 00時頃

【人】 ホステス レナーテ

>>220
――…くすりやさん?病院の人?あ、元?

[ゼルギウスが名乗った時、少し、眉が微かに寄った.
 でも車椅子の彼が病院のスタッフなわけはなく、いや、ありえないこともないだろうけど、やっぱり違うと思った。]

 あ、はい、また

[ゼルギウスと名乗る男が時計を見て去っていくのは見送った。
 何か、こう、わだかまりを感じながら、でも、それが何かはわからない。
 初めて会った人なのに、と思う。どこかで似た人にあったことがあったかな、とも考えながら。]

(236) 2010/11/03(Wed) 00時頃

【人】 小説家 ブリジット

 可愛い猫が――…。

 自由に動きまわれる猫達……。
 病院の近くにそんな場所があるなんて、癒されますよね。

[彼女の祈りのような姿勢は見たものの。それが土の中に彼女が亡くなった猫を埋めた鎮魂であると知らぬまま。
 心臓の弱い己と違い自由に運動できる猫達を羨ましく思いつつ、彼女の可愛いの言葉に公園の猫達を想像するように、呟き。]

 ユーディットさんですね。
 私の事も呼びやすいように、呼んでください。

 他の患者さんと触れ合う事を禁じられているから、話すだけでも緊張しちゃって。

[分らない事があれば聞いて下さいの言葉に目を細め。その丁寧な物腰に緊張を解きつつ。]

(237) 2010/11/03(Wed) 00時頃

レナーテは、まだ、知らぬ男とヴィリーが会話しているのを聞いていた。

2010/11/03(Wed) 00時頃


【人】 召使い ユーディット

…港町には、猫が多いんです。
美味しいお魚が、あるからかしら。

ええ、ほんとうに。あの子達は、きままだから。
それが、とてもよいのです。

[両の手の指をそっと組み合わせて
少しだけ首を傾いで微笑んだ。]

はい、ええと、ブリジットさん。
…ちょっと、愛称などで呼ぶことに慣れてなくて。
堅苦しかったら、ごめんなさいね。

[これも、職業柄か。
触れられないことについては、少し眼を伏せた]

――……、…そう、ですね。
しかたのない、ことなのですけれど。

(238) 2010/11/03(Wed) 00時半頃

【人】 ホステス レナーテ

>>230>>231

[ヴィリーが病院内を見てくるという言葉に、ああ、この人も入院したてなんだ、と親近感を覚える。
 一緒に…なんていうのは恥ずかしいと思ったから、そのまま、手を振った。

 と、そのとき、ヴィリーと話していた男がこちらを気にしているのが感じられたので、また笑む。]

 どうしました?
 ええと、私、レナーテといいます。

[おそらく、その自己紹介は、毎日聞けばうんざりなのかもしれない。
 だけど、女はそんなことを知るわけもない。]

(239) 2010/11/03(Wed) 00時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[やがて、つぃっと視線を逸らすと、再び自販機の前へ立つ。
改めてブラック珈琲を手に取ると、今度はそれを開けて、レナーテに習うように、それを煽った。]

 俺は、ハインリヒだよ。レナーテ。

[まるで喉が張り付いて喋れなかったのだと言うように、珈琲を呑み終えてから男は声を発す。それの沈黙の間を質問の答えにすり替えて、少しだけ困ったような笑みを浮かべた。
うんざりと思っている訳ではなく……男が抱く感情に一番近い言葉を探すなら、ある種の寂しさのようなものだろうか。]

(240) 2010/11/03(Wed) 00時半頃

【人】 小説家 ブリジット

[ユーディットの言葉から、気儘に港町を歩む猫の姿が浮かぶ。
 この療養所に来て、街の姿は知らぬけど、彼女の言葉にさらに街そのものも想像できるようで。]

 堅苦しくなんて。
 私も愛称で呼ぶのに、慣れていないのは同じだから。

[大丈夫と言うように、ゆるく首をふって。]

 患者同士で触れ合えないのは、やはり寂しいですよね。
 院内感染の危険はわかりますけど――…。

 会ったばかりなのに、変なことばかり。
 でも、すこしお話ができて気が紛れました。

[目を伏し漏れた彼女の言葉に、眉を僅かに下げ寂しそうにしたけど。
 最後は笑みを浮かべて。]

(241) 2010/11/03(Wed) 00時半頃

【人】 ホステス レナーテ

>>240

 ハインリヒ…
 大好きな人と同じ名前だわ。

[困った笑みを浮かべられたけれども、それをシャイな人なんだわ、と受け取るのは、また職業病か、それとも、20代女性の自然な受け取り方か。

 そして、「ハインリヒ」という名前に「大好き」とつけて、そのあと、昔よく見てたアニメのキャラクターの名前なの、とオチをつけるつもりだ。
 それはきっと、どんな「ハインリヒ」に会っても言っていることなのだが…。
 そのハインリヒが毎日それを聴いているなどとは…。]

(242) 2010/11/03(Wed) 00時半頃

流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 00時半頃


レナーテは、好きなハインリヒの名前はアルベルトらしい。**

2010/11/03(Wed) 00時半頃


ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 00時半頃


【独】 小説家 ブリジット

/*
レナーテ→ハインリヒ
ユーディット→←ウェンデル

ヴィリとベッティが要注意

こんな感じ?
あまり読み込めてないけど。

(-24) 2010/11/03(Wed) 00時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
目を伏し漏れた彼女の言葉に
→伏し洩れたの方がよかったかな。辞書引くのめんど(ry

(-25) 2010/11/03(Wed) 01時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

[名乗れば、いつもと同じ言葉が聴こえる。
初めにその言葉を聴いた時は、眼を見開き、困惑を強く表した。
2度目以降は……―――]

 おや、そうなのかい?
 それは、光栄だなぁ。

[目を細めて、困惑を少し引いた笑みを浮かべるのが常。

毎日同じ繰り返しの会話。
それを寂しいと思うと同時に、安堵も覚えると言えば、他者はどう思うのだろう。
同じであっても、まだ『生きて』いると感じられるから。
その会話が出来る限りは。

だから、男はある意味律儀に、彼女が好きなハインリヒはアルベルトだというのを待つ。そして、「そりゃ、アニメのキャラクターじゃなかったかい?」と、いつものように返してから、その場を離れることを選択するのだろう*]

(243) 2010/11/03(Wed) 01時頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 01時頃


神学生 ウェンデルは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 01時半頃


【独】 店員 ベッティ

/*
案の定寝てたあああああぁぁぁぁ

おはようございます

ブリジットと絡むチャンスを華麗に逃した気がひしひしと。

(-26) 2010/11/03(Wed) 01時半頃

【人】 店員 ベッティ

―― 病室 ――

 は、ん―――

[小さく欠伸を噛み殺す。
 母への思いは幾らか治まったようだった。

 一度目元をごしごしと拭って、病室を後にする。
 向かう先は屋上。]

(244) 2010/11/03(Wed) 02時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[注射を一本打ってもらって車椅子を転がして処置室から帰る。
直すための薬でも食い止めるための薬でもなく、
あくまでも紛らせるだけの薬だけれど…それでも効いている間はずいぶんと楽だから。

これも効かなくなってきた場合は、どうするんだっけ…とか思い出しつつ、ぼんやりと車輪を転がした。]

(245) 2010/11/03(Wed) 02時頃

【人】 店員 ベッティ

―― 屋上 ――

[此処へ至る途中、車椅子のゼルギウスと会ったなら
 会釈くらいはしただろう。]

 んっ――

[白いリネンの合間を縫ってフェンス際へと。
 寒いくらいの風が今は心地いい。]

(246) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

上、行くのかぁ…

[屋上へ向かうベッティをひらひら手を振って見送ってから、ふと目を伏せる。]

階段、無理だしなぁ。
[あの心地よい場所へ行けなくなって、どのくらい経つのだったか…。

疼痛を紛らすために深夜に部屋を抜けだして、屋上で見上げた夜空の大三角は…


今はあまりにも遠い。*]

(247) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
あれがデネブ、アルタイル、ベーガ♪
いいなぁ夜空の大三角。ふらぅさんはこういう描写が上手い。

ベッティはどうしようか。無目的に屋上まで来てしまった。

(-27) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

隠居 エーリッヒが参加しました。


【人】 隠居 エーリッヒ

―病室―

 …ああ、そうか。

[病室の机にて、日記と書かれたノートにペンを走らせる。
ノートの表紙には、とうに乾いたインク。エーリッヒ、そして73-oldと書かれていた。]

 これでよし。
 私より若い者が、また先に逝きおって…。

[ノートを静かに閉じると、静かに病室の外を見る。]

(248) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

【人】 店員 ベッティ

[ぼぅやりと高みから地上を見る。
 此処から落ちたら頭から行くんだろうな、と思った。
 人間は頭の方が重いから、そう、なるらしい。]

 ……。

[屋上を死と結びつけるのは余りに極論だと自覚している。
 幾つかの死に様を見てきた私には、
 いや、それ以前に希死願望に絆されてきた私に取っては、
 とても――身近なのだ。そう、死という、連想が。]

(249) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

 ああ、雨は降っていないようだし。
 外にでて、風に当たって来よう。

[机にノートを置いたまま、病室の外に出た。残されたノートのページが風でめくれた。

~私は医者から"原因不明の奇病"で"近いうちに死ぬ"と宣告された。症状も分らないと言う奇病に、医者が何故私が近いうちに死ぬと思えたのか今でも分からない。
 だが、齢70を越えた私には既に余生を送る身。死を恐れることは無く、余生を過ごそうとこの日向が丘第四診療所に来たのだ。]

(250) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

【人】 小説家 ブリジット

>>241
 そろそろ先生の所に行く時間だから――…。 

[患者同士のスキンシップを禁じる。
 終末期医療の終の場である此処では仕方のないことだけれど。終りだからこそ一人でいるのは寂しくて。

 初対面にも関わらずに、そのような突っ込んだことまで触れ、彼女にも同じような思いをさせたとしたら心苦しく。
 言い訳のようにそうユーディットに告げて、会釈をしてその場を離れた。]

(251) 2010/11/03(Wed) 02時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[感覚より先に、屋上の階段の前に着いていた。
途中ゼルギウスが居れば、挨拶をし、2、3言葉をかわしただろう。]

 なんだ、もう階段に着いたのか。
 歩行の速さは、中々馴染まないものだな。

[病室の机のノートのページが、更にめくれていた。

~此処に来て暫く、不思議なことが起きた。
 鏡の前、私は20年以上前に抜けきったた髪がある事に気づいた。
 ある朝、入れ歯にしていた奥歯が生えていた。
 夕食時、出された肉を平然と噛み千切ることが出来た。
 何故か、いつの間にか白髪ではなかった。
 鏡の前、骨と皮だけだった体に肉がついた。
 
 間違うことなく、私は若返っていた。
 そして同時に此れが私に襲った不治の病と理解した。
 宣告した医者の姿が頭を過ぎったが、今更気にしない。

 恐らく私は、どこまでも若返っていくのだろう。そう、どこまでも。]

(252) 2010/11/03(Wed) 03時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
若返り……
エーリッヒが新しい。

(-28) 2010/11/03(Wed) 03時頃

隠居 エーリッヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 03時頃


【人】 小説家 ブリジット

[すこし離れた屋上へと向かう階段に人影を見たものの。
 心臓がひどく苦しく、全身が締め付けられるよう。その人影に挨拶を交わすことさえできそうにない。]

 はぁ、はぁ、――…ッ
 ――んッ。くぅ。

[助けを呼ぶ声も出せず。
 壁にもたれるように体重を預け。
 苦しそうに胸を抑え、*喘いでいる*]

(253) 2010/11/03(Wed) 03時頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 03時頃


【独】 店員 ベッティ

/*
ちょっ、ブリジット様
喘ぎ方がえろいw
助けにいきてえええええ

(-29) 2010/11/03(Wed) 03時頃

【人】 店員 ベッティ

[父が死んだことを思い出す。
 姉が死んだことを思い出す。
 どちらも綺麗な最期とは、言えなかった。]

 ―――…。
 私も、もうすぐ。

[地上から空に視線を移す。
 死んだら人は空に行くというけど――本当かな?]

(254) 2010/11/03(Wed) 03時頃

【人】 隠居 エーリッヒ

 …!?

[何か声のような、掠れた何かが聞こえ。
振り返れば、壁にもたれかかった女性の姿を捉えた>>253
刺激しないよう、歩いて近づいて様子を窺う。]

 看護士さんや、きておくれー!
 具合の悪い子がいるぞー!

[女性の異変であると分れば、女性に響かぬよう彼女には常に背を向け、看護士を声を出して呼ぶ。]

 どうしたんじゃい?
 うむ?心臓か?心臓発作かな?
 心配せずとも、直ぐに駆けつけてくれるだろう。

[女性には自身の声を落ち着けて語りかける。]

 全く、触れぬしきたりはこういう時厄介なものじゃな。
 この体であれば、抱えて運ぶのも容易に出来るというのに。

(255) 2010/11/03(Wed) 03時半頃

【独】 隠居 エーリッヒ

/*
呼んだ確定振りはだめだったかしら。
だとしたらすまんね。

(-30) 2010/11/03(Wed) 03時半頃

【独】 隠居 エーリッヒ

/*
さて挨拶。よろしくお願いします。
なんつか本当は(ヴェルダース)おじいさんで入るつもりだったけど、恋愛村なのでというとこ。死を迎える愛に年の差は関係ない!と言い張ることは出来たかもしれない。

一人だけ年齢が他の数倍ある状態がたまんね。

(-31) 2010/11/03(Wed) 03時半頃

【独】 隠居 エーリッヒ

/*
まあ。遅れて入ったというか見つけたのが遅かったんだ…。
そして敢えて元気なキャラで逝こうとする辺りあれっすねひねくれもの色が全開ですね僕。

(-32) 2010/11/03(Wed) 03時半頃

隠居 エーリッヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 03時半頃


【独】 店員 ベッティ

/*
どうしよう、ここでネタ消費していいかな……
まだ温存しようかな……
モノローグのネタは幾つかあるのです。
鱗魚人を希望してるのもそのモノローグがしたいからだったりする。

(-33) 2010/11/03(Wed) 03時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 05時半頃


【独】 ホステス レナーテ

考えてみりゃ、オレはずっと昔から死に場所ばかり探して生き続けてきたような気がするぜ……


004の台詞らしかった。
これは使えるかもしれない。

(-34) 2010/11/03(Wed) 06時半頃

【人】 ホステス レナーテ

>>243

 うふふ、そうよ。ハインリヒは大好き。
 だって、カッコいいもの。

 貴方はちょっと似ている気がするわ。

[相手がそのオチを知っているなどと思わない。
 ただ、光栄だと気軽に返してくれるのが、大人の人なのだと、まだ若いだけの心は感じた。]

 その人はね、白髪で、目つきが悪くて、ひねくれ者屋さんなの。

[似ているとかいいながら、すごい形容ばかりを出して、でも、右手がマシンガンで、膝からはミサイルを出すと…と言ったところで、相手からはツッコミが入るだろう。それはアニメのキャラだと。

 そしたら、そうよ、とまたにっこり笑って、会話を続けようとして、



 でも、相手がそんなに吃驚してないようなら、少し意外な顔もする。]

(256) 2010/11/03(Wed) 07時頃

【人】 ホステス レナーテ


 ああ、ごめんなさい。くだらない話をして…。

[相手が立ち去りたそうなら、少し淋しげな顔をして、また…と手を振った。
 淋しくさせているのは自分の脳の仕業などと、知らない。]

――……

[きっとしばらくすれば、看護士がやってきて部屋に連れて帰り、いつもの説明をしはじめるのだろう。

 貴女はもうずうっとこの病棟にいます。
 貴女は昨日のことをもう忘れています。
 この病棟では故意に誰かに接触することを禁じています。
 わからないかもしれませんが、でも、貴女はここで自由に過ごしていいの、と。]

 ――……わかりません。何を言っているのか。

[おそらく、最初は看護士がこのような説明をすることはなかっただろう。わざわざ心に混乱をきたすことを言う必要はない。幸せに入院初日をすごさせてあげればいい。

 だけど、最近変わった主治医は、事実はきちんと告げるべき、そして、彼女自身が覚えていられる努力を行うべきという方針を打ち出した。]

(257) 2010/11/03(Wed) 07時頃

【人】 ホステス レナーテ


      ――…わからないの……。

     [そして、部屋に引きこもる。
      わけがわからず、涙が出る。
      声は出さない。ただ、


                        それでも空は青い。**]

(258) 2010/11/03(Wed) 07時頃

【人】 店員 ベッティ

―― 屋上 ――


 はー……、は、……はー……

[深く呼吸を繰り返す。
 ぐらぐらと精神状態が悪化しても、この病院は安定剤を出さない。

 もう私の身体は、軽微な安定剤では収まらず
 そして、強い安定剤を飲めば、胃に穴が空く可能性が高い。

 そんなふうに、なってしまっていたのだから]

 けふっ……

[小さく咳き込んで、手すりに凭れた]

(259) 2010/11/03(Wed) 08時頃

【人】 店員 ベッティ

 は、―――…

[苦しそうにフェンスに倚りかかり、
 荒く呼吸をする――その口元が歪む]

 くだらな い

[心因性だと識っていた。
 私の身体は薬への抵抗以外で、苦しむことはない。
 過呼吸症候群も心因性。心臓が苦しくなるのも心因性。

 だとしたら――――――此の心に何が起きていると謂うのだ。]

(260) 2010/11/03(Wed) 08時頃

【人】 店員 ベッティ

[お父さんは自殺で死んだ。
 あたしが15のときだった。
 お母さんと出かけてて、
 帰ってきたら、天井からぶら下がってた。

 お父さん、病気だった。
 私と"同じ病気"だった。
 私も、同じ末路を、辿るの?

 お父さん、だらんって、情けない。
 排泄物、垂れ流して。
 悪臭に塗れてた。

 やだやだやだやだやだやだやだ。
 あんな汚い死に方したくない。
 私は綺麗に死にたい。]

(261) 2010/11/03(Wed) 08時頃

【人】 店員 ベッティ

 ふ―― く、……ッ は、

[から笑いが漏れる。
 あんな風になりたくない。
 あんな醜い存在に成り下がるなんて真っ平だ。

 綺麗に死ぬなんて、どうやってすればいいのかわからない。

 だから私は今日を生きる。
 明日死んでいようとも、兎角、今を生きる。

 いつか、いつか、綺麗に閉じる幕を、*夢見て*]

(262) 2010/11/03(Wed) 08時頃

店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 08時頃


【人】 流れ者 ヴィリー

― →玄関

[案内図を見て、建物内部の位置関係を把握してから、
まず玄関に向かう。
もし玄関にユーディットがいたら、挨拶をしただろう]

(263) 2010/11/03(Wed) 08時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
おとんの死亡状況消化。
あとはお姉ちゃんね。
姉はもっとえぐいです。

◆アクス家
父:4年前に自殺
母:存命
姉:1年前に交通事故
私:終末医療なう

(-35) 2010/11/03(Wed) 08時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

― →病棟の外

[外に出て、まずは上を見上げる。
そこにあるのは、港町特有の蒼だった。
空と海とが、互いの色を反射しつつ互いの色を受け止め、
共に歌っているような印象を受ける……]

……。

[黙ったままぼーっとしていると、
にゃーという鳴き声と共に、温かい何かが足に擦寄ってきた。
それは相手と自分が生きている事を証明する、
心地良いぬくもり。
下に目線を落とすと、茶ブチの猫と目が合った]

(264) 2010/11/03(Wed) 08時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
アクス家呪われてるだろ……

病死・生存・事故死・他殺(予定/襲撃されたい)

これはひどいw

(-36) 2010/11/03(Wed) 08時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

お前、どうした?

[しゃがみ込んで背中を撫でてやれば、
嬉しそうに喉をゴロゴロ鳴らす。
何とかして猫缶を調達してから来れば良かったなと思ったが、
後の祭だった]

ああ、でも、
様子を見てくるってハインリヒさんに言ったから、
先に公園へ行くか。
[独語を呟き、どっこいせと立ち上がれば、
くだんの茶ブチ猫がにゃーと一声上げたかと思うと、
先に立って歩き始めた。
少し目を丸くしたが、楽しげに返事をして後に続く]

おっ、親切に案内してくれるのか。
宜しくな。

(265) 2010/11/03(Wed) 08時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

― →公園

[猫にひかれて公園巡り。
予想していた通り、猫が何匹も集まってはいたが、
特に変わった様子はなかった]

あれ?
じゃあ、どうしてあんなに鳴いていたんだろう?
[首を捻ってあたりを見回す。

それに気を取られていたから、
例えベッティが自分から見える位置にいたとしても、
気付けなかっただろう。
尤も発見したからといって、
ベッティの為に何か出来たとは限らないけれども**]

(266) 2010/11/03(Wed) 08時半頃

ゼルギウスは、車椅子きこきこ…

2010/11/03(Wed) 09時頃


天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 09時頃


ホステス レナーテは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 09時頃


【人】 神学生 ウェンデル

[床を拭き続けた手は、赤い。
 罪に塗れた手が、赤い]

 落ちない……落ちない、落ちないよ……。

[ぐす…っと。
 琥珀から涙が落ちる。

 床の赤い染みは涙を呑み込んで、じわりとただ滲むだけ。

 赤は――罪は、依然としてそこにあった]

(267) 2010/11/03(Wed) 11時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[ごしごしごしごしごしごしごしごし。
 幾ら拭いても、ただ薄く伸びていく床の赤。

 そこから虎猫の声が聞こえてきそうな気がして、
 床を拭くのをやめられないでいる]

 ……お前が悪いんだ。
 僕を置いて外に行こうとしたから。

 餌だって買ってきたのに、なのに……。

[ぽろぽろと。
 涙で濡れた琥珀が歪む]

 みんなみたいに、僕から離れようとするから――

(268) 2010/11/03(Wed) 11時半頃

【人】 召使い ユーディット

―病院内:玄関付近―

そう、ですか。
愛称って、なんだか
てれてしまい、ますよね。

[同じように慣れてない、というブリジットに
柔い笑みを向けた。]

…ええ、…さみしいですね。
落ち込んでいる人の肩も撫でられないし
握手も、できませんから……

[ふと、手を見る。緩やかに握った。]

――そう、それならば、よかったです。
私も、お話できて、楽しゅうございました。

(269) 2010/11/03(Wed) 11時半頃

【人】 召使い ユーディット

そうだ、…ハロウィンパーティーの
計画があるんですよ。
お菓子を配るの、仮装をして。

…よかったら、皆で一緒に、
遊びましょう、ね?

[そう謂う頃には
両手は体の前で揃えられ。
いつもの行儀よい格好となる。

医師のところへ行くというブリジットを頭を下げて見送った。]

(270) 2010/11/03(Wed) 11時半頃

【人】 神学生 ウェンデル

[拭いていた手が止まる。

 ガツッと。
 響く鈍い音。

 にゃあ、と。
 まるで虎猫の鳴き声が、聞えた様な気がして。
 少年は顔を歪ませた]

(271) 2010/11/03(Wed) 11時半頃

【人】 召使い ユーディット

[ヴィリーとすれ違う。挨拶を交わして>>263]

外は、寒いですから。お気をつけて。

[そう、声を掛けた。
眼で追う先、猫と戯れる姿。
小さく笑って、
黒い故に目立たないけれど
腕に猫の血がついていることに気づく。]

――……、…

[自分の腕をもう片方の抱いて
壁際により、眼を閉じた。]

(272) 2010/11/03(Wed) 11時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 12時頃


【人】 神学生 ウェンデル

 僕は悪くない……悪くない……。

[ぺたんと、力が抜けたように座り込んで。
 壁に背を預け、頭を抱える。

 猫の鳴き声が聞こえる。

 命を殺めた罪を責めるように。
 切々と、猫の鳴き声が――――**]

(273) 2010/11/03(Wed) 12時頃

【人】 召使い ユーディット

― →廊下―

[ごく軽い立ちくらみをやり過ごした後
またゆったりとした足取りで歩き始めた。
休憩所は談話室のような扱いで、
人の姿が在れば小さく頭を下げて挨拶をした。
少しだけ、煙草の匂いを探す。

なつかしいにおいを]

…――ハロウィンのことなんですけれど、
お菓子とか、簡単な衣装とかなら
お借りできるようですよ。

…できますね、パーティー。

[まだ、ひとがいれば、
看護師たちにハロウィンについて
お願いしたのだと口にする。]

(274) 2010/11/03(Wed) 12時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 12時頃


【人】 召使い ユーディット

―病室(4人部屋)―

[それから、その場を辞して。
自分の寝台、最期を迎えることになるであろう
その場所に向かう。白い。何処までも白い。

扉を開ける。]

…――あら
ベッティさん、お出かけなのでしょうか。

[空の寝台を見て何の気なしに呟いた。
同室のひとが、出かけたみたい、と教えてくれた。

それからぽつり一言、
泣いてたよ、とも。]

(275) 2010/11/03(Wed) 12時半頃

【人】 召使い ユーディット


――…。そう、ですか。

[少しだけ俯く。
祈るように両の手は胸の前で組む。

泣く声、嘆く声、
此処では少なくない。
死にたくない。
死にたい。
たくさん、聞こえてくる。

隣の大部屋の、お婆さんも
先日、静かに居なくなった。
編み物も一緒にやっていたのに。]

(276) 2010/11/03(Wed) 12時半頃

【人】 召使い ユーディット


…――だいじょうぶ、かしら。

[明日をも知れぬ命だけれども。

こん、と一つ咳をする。
すいません、とひとつ詫びて
口元を押さえながら自分の寝台に腰掛けた。
詰まれた猫の缶詰。
閉じられた日記帳の表紙は黒。
仕切るカーテンの色は白。
窓向こう、覗く窓から見えるのは
空の青――冬の海の蒼。*]

(277) 2010/11/03(Wed) 12時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 13時頃


【人】 小説家 ブリジット

― すこし前 ―

 手も、寂しいですよね。
 
 手助けしたい時に……。
 何も、できない、と……。

[>>269 何かの際に触れる事のできない思いは、この療養所にいる患者誰しも同じ思いなのだろう、か等と思う。

 行儀よい姿勢の彼女が穏やかに手を握ったのに、そう深く思った。]

(278) 2010/11/03(Wed) 13時頃

【人】 小説家 ブリジット

 ハロウィンのパーティーが――…。
 ふふっ、すごく楽しそう。

[昔読んだ物語の中で綴られた仄かな思い出が脳裏を巡り、懐かしむように目を細め、笑みが零れた。]

 入院患者の皆さんとも知り合えそう。
 仮装もだなんて、すごく楽しそう。

[主治医の許可は取れるだろうか、あまり興奮するのは良くないと言われている。
 でも、せめて楽しい一時を、命尽きる前に何かの思い出を刻みたいとの思い。

 ハロウィンパーティーに誘ってくれたことに感謝を述べつつ、彼女と別れた。] 

(279) 2010/11/03(Wed) 13時頃

【人】 小説家 ブリジット

― 階段近く ―

[>>255 気まぐれに起きる原因不明の発作が、身を心を苛む。
 せめて、発作が起きる時には看護師がいる場所で、ナースコールができる場所でと思うけど。でも、声は悲鳴をあげる心臓に押しつぶされて看護師を呼ぶ事さえできない。]

 ――…、…。
 はぁ、……ぁ、くぁ。

[苦しく歪んだ視界に、入るのは見た目は若い男性のよう。
 看護師を呼ぶ声に、お礼の言葉も満足に出せそうにない。苦しげに喘ぎ漏れる声で、言葉を伝えようとするけど、言葉にならないのがさらに苦しくて]

 ぁり、……が、
 はぁっ、……ぁ――…と……ぉ。

[落ち着かせるように、直ぐに看護師が駆けつけると告げる男に、微かに首を縦にふって。苦痛に歪む顔に笑みを浮かべようとした。]

(280) 2010/11/03(Wed) 13時頃

【人】 小説家 ブリジット

[看護師が来るまでの時間。
 きっと一人、誰も居ない廊下で発作が起きたのなら、そのまま絶望に塗りつぶされていただろう。]

 ――…。

[壁に寄りかかった身体は今では床に崩れるほどの姿勢になっていて。心臓の発作かと問う男を見上げるようにして、緩く頷く。]

(281) 2010/11/03(Wed) 13時半頃

学生 リディが参加しました。


【人】 学生 リディ

―病室―
[声にならない叫びをあげて飛び起きる。
カーテンから差し込む光、医療器具の動く微かな音。
夢じゃない。現実だ。]

朝…?

[今日も朝を迎えられたことに安堵の息を吐き。
自分の周囲を覆う環境が全く変わっていないことに憮然とする。

突然に入院する羽目になったのは数日前。
健康診断の再検査が終わった時のことだった。
変異性劇症膠原病。聞いたこともない名前と説明に愕然とし、
はじめて見つかった病気で死に至る率は非常に高いが治療法も余命すらもわからないとの言葉に絶望した。
もういっそのこと――… 何度そう思ったか知れないが自らの命を断つ勇気も持てずにそのまま燻っている。]

(282) 2010/11/03(Wed) 13時半頃

学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時頃


【人】 小説家 ブリジット

[遠くから微かに聞こえるは看護師の足音だろうか。

 身体に触れた気配、きっと看護師だろう。
 すぐさま看護師から発作を抑える処方がなされる。蒼白だった顔が落ち着いた頃に処置台へと移され、精密検査のためだろう、運ばれ始める。]

 ――…、たすかり、まし た。
 ありがと、う。

 お名前、よかったら――…。

[看護師を呼び、落ち着かせるように語りかけてくれたエーリッヒに掠れる声で、後でお礼を言いに赴けるようにと考えて**]

(283) 2010/11/03(Wed) 14時頃

【人】 隠居 エーリッヒ

 >>280…そうかそうか。なら無理はせんでいいぞ。
 多少服は少し汚れるだろうが、もたれかかった方がいい。

[目線を落とすためにも、中腰になる。
何十年ぶりかの体勢、それが安定する足腰に自分でも驚いた。]

(284) 2010/11/03(Wed) 14時頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時頃


【人】 学生 リディ

[身体は動くし軽い。
自分が病気― それも治る見込みのない ―であることが未だ信じられない。
…発熱していない時に限っては。
日に何度かくる急な高熱に魘されている時はこのまま死ぬのだろうと何度も思った。]

何度繰り返したら… 終わるの…?

[治ったら? 死ねば?
そもそも何のために生きてるの?
ベッドの上で白い壁を見詰めながら日課になりつつある自問自答を続けている。]

(285) 2010/11/03(Wed) 14時頃

【人】 小説家 ブリジット

[>>284 もたれかかった方がいいといってくれた言葉に従うように、身体はそのまま壁へ床へと体重を預けて行く]

 はぁ……、はぁ――…ッ

[呼吸が上手くできずに、男に対して上手く言葉を返すことができないのがもどかしいけど。]

 ――…。

[ただ、すこし先程から男の外見の姿とその口調との違和感を僅かに感じる。そして一見健康そうに見えることにも。この人も入院患者なら、なにかの病気に掛かっているのだろうか――…、苦しみの中、思考は浮かんでは消えて。]

(286) 2010/11/03(Wed) 14時頃

【人】 召使い ユーディット

―ユーディットの病室(4人部屋)―

…あ 、

[かしゃん


と、軽い音を立てて手にしていた小箱が落ちた。
幾度か瞬いて、咄嗟に動けない。]

… …?

[首を傾げてから、手を伸ばして
小箱を拾い上げた。
中には本当にささやかな装身具が入っている だけ。]

(287) 2010/11/03(Wed) 14時頃

【独】 召使い ユーディット

変異性劇症膠原病…
ラインハルトでございますね。

(-37) 2010/11/03(Wed) 14時頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時頃


【人】 隠居 エーリッヒ

 >>282ここじゃよー。
 はよせいー、給料貰った分は働くんじゃー!

[軽口を叩きながら、駆けて来る看護士を急かす。
分ってますよ、と返しながら、彼らは手際よくブリジットを連れて行く準備を始める。]

 なーに、気にしなさんな。
 私はエーリッヒ=レンドル。
 私っぽい輩がいたらまた声をかけてくれてかまわんぞい。

(288) 2010/11/03(Wed) 14時頃

【人】 学生 リディ

[勿論、結論は出たりしない。
死ぬとの結論を選べるほど諦めていないし…。
治ると信じられるほど楽観的にもなれない。]

進歩ないね。自分のことだけど。

[意識して軽口を叩いて頭の中のモノを振り払う。]

天気も良いし、外にでも行ってこようかな…。

[カーテンを開くと外を眺めながら呟きました。]

(289) 2010/11/03(Wed) 14時頃

学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時半頃


【人】 小説家 ブリジット

 私は、……ブリジットです。

 ――…はい。
 お会いできたら声をかけさせてください、ね。

[>>288 自分の名を名乗るのを忘れていて。はにかむほどの小さな声で名を告げた。
 エーリッヒ=レンドルの名を脳裏に刻み込んでから、処置台の上、瞳を閉じた**]

(290) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[>>290苦しいだろう人に長話をしないようにと軽く話を切り、運ばれる彼女を見送った。なるべく楽にできるよう頑張ってやってなと、看護士に囁いた。]

 ああこりゃまた、若い娘さんが…。
 全く、どうしてこう、だろうねえ…。

[喧噪が無くなり、普段に戻ったであろう廊下に、一つ息を吐いて、屋上の階段へと振り返った。]

(291) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時半頃


【人】 召使い ユーディット

―ユーディットの病室(4人部屋)―

……、

[掌に痣がある。鬱血したような痣だった。
何か、握ったときの形のような]

ああ…

[スコップかしら、と思う。
そんなにきつく握っていただろうか。
思考は自分の身体に残る幾多の痣に辿りつく]

……――

[ゆるく、手を握りこむ。
症状。痣。鬱血。治らない怪我、止まらない血。
少しだけ息を吐く。首を横に振って、そこで誰かが起き上がった気配に顔を上げた。]

(292) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時半頃


隠居 エーリッヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 14時半頃


【独】 召使い ユーディット



 たしかに、もうすぐ、しんでしまうのだわ。


 

(-38) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

【独】 召使い ユーディット


 わたし

      それまでに

  なにが、 できる  かしら

 

(-39) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

【独】 召使い ユーディット


  それとも

            なにも

  できない、

        かしら。

(-40) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

【独】 召使い ユーディット


   ――……

 

(-41) 2010/11/03(Wed) 14時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 15時頃


【人】 隠居 エーリッヒ

―屋上―

 ふ…触らないようにしないと。

[干された布に触らぬようにゆるゆると歩を進める。
その奥に見える金網は、この環境ゆえのものだろう。]

 確かに下でも空気はうまいんじゃが。
 今日は土と草という気分でも無いのでな。

[金網の前に立ち止まると、ゆるりと首を、視線を上に向けていく。]

 昨日の、を、見送ってやらねばなるまいに。

(293) 2010/11/03(Wed) 15時頃

ユーディットは、カーテンに仕切られたベッドの上、服のホックを外し、新たなものに着替える。身体に治らない痣が見えた。

2010/11/03(Wed) 15時頃


【削除】 学生 リディ

[自宅では狭いながらも個室があった。
大部屋という環境にはまだ慣れていない。
周囲の人に聞こえてなかっただろうか、と慌てて見回してみるとユーディットと目が合ったかもしれない。]

あ… ごめんなさい。うるさかったですか?

[ぺこっと頭を下げました。]

2010/11/03(Wed) 15時半頃

村の設定が変更されました。


【人】 学生 リディ

[自宅では狭いながらも個室があった。
大部屋という環境にはまだ慣れていない。
周囲の人に聞こえてなかっただろうか、と慌てて見回して。
カーテンの中に人の気配を感じて声をかける。]

あ… ごめんなさい。うるさかったですか?

[ぺこっと頭を下げました。]

(294) 2010/11/03(Wed) 15時半頃

【人】 召使い ユーディット

[新たな、まったく同じメイドドレスに袖を通し
首のホックを止める。

ふと、声が掛かった。
先日入院して来たばかりのひと。
服をすっかり調えて、カーテンを開く]

――いいえ、だいじょうぶ。お気になさらず。

[笑みを浮かべて答える。]

(295) 2010/11/03(Wed) 15時半頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 15時半頃


【人】 学生 リディ

ごめんなさい…。

[気を使わせてしまった気がしてもう一度謝っておきました。
続けて幾つか話をと思ったが相手の名前も知らないことに気付いて言葉に詰まる。
ほんの昨日までは自己紹介をするような心の余裕もありはしなかった。]

えっと… あ、わたし… エミリア・リタ・リディっていいます…。
挨拶が遅れちゃってすいませんでした。
一応、お隣ってことになるのかな。

(296) 2010/11/03(Wed) 15時半頃

【人】 召使い ユーディット

いいんですよ。

[もう一度、謂って。
行儀よく手を前でそろえる格好で向き合う。]

エミリアさん、でよいでしょうか?
私、ユーディットと申します。
どうぞお好きにお呼びください。

そうですね、お隣さん、ですね。
どうぞ、宜しくお願いします。

[笑みと共に頭を下げた。
握手、は。できない。差し伸べないのにも、慣れてしまった。]

(297) 2010/11/03(Wed) 15時半頃

【独】 学生 リディ

/*
ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン。

ん・・・? 貴族じゃない(・ω・。)

(-42) 2010/11/03(Wed) 15時半頃

【人】 学生 リディ

あ、はい。エミリアでもリタでもリディでも。
ユーディットさん… うん、覚えた。

[お行儀よくこちらに向く様子を見て慌ててバタバタと自分も整えた。]

こちらこそ、よろしくお願いします。

[手を差し出そうとしたが、頭を下げたのを見て手を引っ込めて。同じように頭を下げておきました。]

来たばかりであまり良くわかってないから… 変なことして迷惑だったら遠慮なく言ってくださいね。

まだ起きると自分の部屋の気がして…。

(298) 2010/11/03(Wed) 16時頃

【人】 召使い ユーディット

……うん。

[憶えた。そんな言葉にふと思い出す
赤い瞳の女性がいる。
彼女はまた「今日」を生きているのだろう。

頭を下げてくれる様子に
やわらかく笑みを浮かべた。]

はい、なにか分からないことがあれば
聞いてくださいね。
…私は、此処に来て、長い方だから……。

――……そう、ね。私も、そんな感じ、でした。
真っ白な部屋、慣れるまで、…難しいわね。

(299) 2010/11/03(Wed) 16時頃

【人】 学生 リディ

長い… んですか…。

[こんな生活をずっと。自分とは症状も程度も全く違うのだろうけれど、どれほどの期間ここへ居るのだろう?
とても口には出せないが、願わくば… そうなりたくはない… そう考えずにはいられない。

浮かんだ内容を振り払い明るい笑みを浮かべ。]

はい。遠慮なく頼らせてもらうことにしますね。
もう少し、同室の人に迷惑かけないようにしたいから。

少し外の空気吸ってきます。
また時間があれば中のこと聞かせてください。

[完全に今の状況を受け入れているように見えるこの人を見てるのが辛い。
出来る限り、忌避してるように思われないように自然な言い訳を作ったつもり。
返事を聞くつもりもなく逃げ出すように病室から出て行きました。**]

(300) 2010/11/03(Wed) 16時半頃

学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 16時半頃


【人】 召使い ユーディット


――…皆さんに比べれば、ですけれど。

[――末期の人ばかり。終末期。
だから、隣の人がいなくなって、
そんなことが、此処の日常だった。

まだ、自分は、もっている。
それは、幸か、不幸か。]

…ええ、いってらっしゃい。
もし、病院の外に行くようなら
なにか羽織ったほうが、いいですよ。

[出て行くエミリアを笑顔で見送って
足音が遠のけば、カフェオレ色の眼を、伏せた。]

(301) 2010/11/03(Wed) 16時半頃

【人】 ホステス レナーテ

― 病室(個室) ―

[彼女に個室が与えられたのは、最初は後ろ盾があったからだった。彼女自身の手持ちも多かったから。

 でも、直らないとわかって、見放された。
 幸せなことは、それを知ることもないこと。

 それでも個室だったのはその特有の症状から。
 昨日のことを忘れてしまう。そんな人間が同室でもいい、と思う人間はどれほどいるのだろう。
 もちろん、病室が足らなければ、それでも大部屋だろうが、空きがあるのなら、個室で、という、配慮だった。
 彼女のため?

 いや、彼女以外のため?]

(302) 2010/11/03(Wed) 16時半頃

【人】 ホステス レナーテ

 ――……

[看護士が出ていく。
 それを無言で見送って、心を整理する。
 看護士が出掛けに引き出しを見るように言った。
 開くとそこには日記がある。
 日付はきっちりつけてある。中身はとびとび、書いたり書かなかったり、

 昨日は、書いていない。その前も。]

 ――……私、………27歳?

[それが衝撃で、俯いた。
 日記は読みたい気もしたが、怖い気もする。
 それは自分が綴ったもの、だけど……。]

 ――……いや……。

[ぱたりと閉じて、引き出しを閉めた。]

(303) 2010/11/03(Wed) 17時頃

【人】 召使い ユーディット

―病室(4人部屋)→廊下―

[こん、と一つ咳をする。
ベッドの脇からフリンジのついた
白いストールを手にして、肩に羽織った。
ゆっくりと廊下に出て、窓の傍で立ち止まる。]

……あ

[白い猫が、樹の上で尾を揺らしていた。]

(304) 2010/11/03(Wed) 17時頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 17時頃


【人】 隠居 エーリッヒ

[医者に聞いた亡くなった者の名前を頭に浮かべると、空に向けたまま1分ほど黙祷をささげた。

目をあけ視線を下げれば、丘の下の街と、港の奥に見える水平線。更に下げれば、ここの患者が居る公園が見えた。]

 うーむ、お茶わすれたわい。
 …まあたまにはそういうのが無くても良かろう。

[啜るお茶を持ってこなかったことにかぶりをふると、金網の前ですとんと腰を下ろした。]

 お茶があると椅子の類でしかのんびりできんわい。

(305) 2010/11/03(Wed) 17時頃

ユーディットは、窓にそっと手を添えていたが、ふと思い立ったように屋上へと向かった。

2010/11/03(Wed) 17時頃


【人】 召使い ユーディット

―屋上―
[日も、そろそろと傾き始めるか。
夕焼けがいっとう綺麗に見えるのは
この丘の上のホスピスの、屋上だろう。

一番星を見つけ数えた少年も、自分より先に居なくなった。]

…さむ、

[扉を開けると吹き込んでくる風が強い。
ストールを両手できゅっと握る。]

(306) 2010/11/03(Wed) 17時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 17時半頃


【人】 隠居 エーリッヒ

 ん。
 だいぶ日が傾いているのか…?

[時が流れる間、暫く座っていたのだろう。
ふと見回した時に、遠巻きに見えた金網の近くに居た人影は居ただろうか。]

(307) 2010/11/03(Wed) 17時半頃

召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 17時半頃


【人】 隠居 エーリッヒ

 夕暮れ時、か。
 何もしなくとも時が経つのは早いものだな。

[半身を伸ばした後、軽く拳を握りジャブを数回、何も無い空間に放った。]

 おや、誰か来たのかな。
 それとも誰か出たのかな。

[小さくもドアの閉めるような音と少しだけ異なる風に、視線を向けず呟いて。]

(308) 2010/11/03(Wed) 18時頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[落ちる日が照らす赤と、その奥、水平線との境目に出来る僅かなグラデーションに目を細める。]

 うむ、懐かしいの。
 あれを見て、さあもう一踏ん張りと思っていた頃が懐かしい。

[>>306流れる風が少し冷たく感じた。中に入るべきかと逡巡するも。]

 いささか涼しさも感じるが、まあいい。
 あの頃出来ようも無かった、消えるまで見るというのを、させてもらうでな。

[一人首を横に振り、立ち上がるのをやめ、手を後ろについた。]

(309) 2010/11/03(Wed) 18時頃

【人】 召使い ユーディット

[長く伸びる影を追うように
そっとはためく洗濯物は迂回する。
金網の側、見つけたのは]

夕陽の見物ですか?
エーリッヒさん。

[ゆったり歩みより、尋ねた。]

(310) 2010/11/03(Wed) 18時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

 ほう、これはメイド殿ではないか。

[人の気配と緩やかな足音にちらりと向けてみる。
>>310彼女については服装の事もあり、よく知っていた。]

 まあそんなところじゃ。
 何ぞ座る場所ではない、立ったままにしておきなさい。

[と、一言彼女に告げれば、自らが立ち上がる。
立ち上がる際、よいしょという単語は自然と発さなかった。]

 若い頃はの、これを見ることは出来てもじっくりと眺めることはできんかったでの。

(311) 2010/11/03(Wed) 18時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[立ち上がれば、彼女にほこりが飛ばぬよう尻と手をはたく。夕暮れの景色は徐々に深淵へと変わっていく。]

 じっくり見れば余り変わっていない様に見えても、気づけばもう黒くそまっておる。何かに気を取られれば、其れこそ一瞬じゃ。
 実にこの時間のこの景色は不思議なものな。

[視線を時折ユーディットに向けるも、基本眼は夕陽に向けられていた。]

(312) 2010/11/03(Wed) 19時頃

隠居 エーリッヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 19時頃


リディは、ユーディットに話の続きを促した。

2010/11/03(Wed) 19時頃


学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 19時頃


学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 19時頃


【独】 学生 リディ

/*
ここのコアは21~23時くらいかな?
もう少し深夜組に慣れちゃったから平日は時間帯が合わないかもしれない。

(-43) 2010/11/03(Wed) 19時頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 19時半頃


【人】 学生 リディ

-休憩室-

[外の空気と言って出ては来たけど、はいそうですかと外へ出してくれる医者はいない。
病状が安定の兆しも見せない新種の病気の患者なのだから当然の対応だ。
幾らかごねてもみたが、はぐらかされるだけの結果に終わり休憩室で時間を潰している。]

外の空気が吸いたかったら屋上に出てもいいよ、だって。
そんなに外に出したくないのかな。
新型インフルエンザの患者かっつーの。

[ふてくされて口が悪くなってます。]

(313) 2010/11/03(Wed) 19時半頃

【人】 召使い ユーディット

ええ、メイドにございます。

[ゆったりお辞儀をした。
見た目と年齢が違う、病。
落ち着いた雰囲気は、確かに年月を感じさせる、不思議な感覚の人物だった。]

わかりました、
では、このままで…。

[たたずみ、空へと目を向けた]

―――慌ただしいですものね。
…ここは、ゆっくりしていて……

[そうして、死に向かう。
カフェオレ色の眸に、
夕陽を写して**]

(314) 2010/11/03(Wed) 19時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

― 回想 ―

[(>>256>>25)7白髪で目つきが悪くて……そのキャラにちょっと似ていると言われる度に、どう反応をしてよいのか困る。最終的に、それはアニメのキャラだと言うことしかしないが。]

 いや。くだらないとは思ってないよ。
 しかし、レナーテ嬢ちゃんの好みが面白いのは把握した。

[そう言ってにっと微笑む男は、毎回同じ会話の繰り返しを厭わない位は大人で。しかし、小さな驚きの演技を続けられるほど、器用な性質ではなかった。

そわりと身じろいだのは、タイミングがあっていれば(>>274)ユーディットの声がかかり、自分が何をしようとしていたか思い出したからだろう。
そうでなければ、自力で思い出したからだろう。]

 俺は、ハロウィンパーティーの菓子の調達するつもりだったんだ。
 じゃあ、またな。

[そう告げれば、レナーテは寂しげな表情を見せた。
その表情は、過去の記憶の中、見覚えがあって……だから、男はまたほんの僅かな苦みを笑みに混ぜる。]

(315) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 あはは、養う家族もいない独身貴族だったんでね。
 まだ、このくらいできる財力はあるんですよ。

[そして、レナーテと別れ向かった売店で菓子類を買い込むと、売店の妙齢の御婦人に揶揄いのような言葉を向けられれば、男はそう告げた。

ふっと思い出すのは、レナーテの去り際の表情。
きっと彼女は、明日には忘れてしまっているのだろうけれど……―――]

 もう、10年以上も前だもんなぁ。

[大量の菓子の入った紙袋を抱えて病室に戻りながら、小さく呟く。]

(316) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 ―――……ポチは、
 流石に、死んじまってるかね。

[どこからか、にゃぁと猫の鳴き声が聴こえれば、付け足される言葉。

いつもどこか寂しそうな顔をしていた女。
けれど拾ってきた猫に名前を付けてと言ってきて、困った挙句「ポチ」と男が名付ければ、「それじゃ犬だわ」と、その時は笑っていたと思い出す。]

 元気だといい。

[ポチもだけれど、彼女が。
己のことはレナーテのように記憶の片隅に忘れてしまって、幸せになってくれてればよいと。男は忘れることなど出来ずに、唯ほろ苦い想い出の中の女を想う。]

(317) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

それがいい。夕暮れの床は冷えるからの。

[このままでという彼女に頷き。]

>>314確かに、私の予想よりかなり忙しない。もう少しゆったりした場所を想像していたよ。

[息を吐くと、少し白くなった気がした。]

(318) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

―公園―

[流石に疲れてベンチに座った途端、
ぬくもりを求めたのか猫が2匹も膝に乗ってくる。
最初はすぐに病棟へ戻る予定だったが、
こうなっては仕方ないと、しばらく休憩する事にした。

玄関で会ったユーディットの姿が頭に浮かぶ。
もしかしたら、彼女なら猫が鳴いた原因を知ってるかも、
と思い付いた。
但し、いつからあの場にいたかにもよるけれども。

しかし、すぐに首を横に振って、その考えを追い出した。
見た所、何か問題が発生した訳じゃないから、
必要ないだろうと。

もしも、ユーディットが何故玄関にいたのか。
それを知ったならば、迂闊に猫の話を持ち出さなくて良かったと、
胸を撫で下ろしたに違いない]

(319) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

[他人の懐へは必要以上に入らない。
それは、身体の一部と表現しても過言でない習慣。

前の病院を逃げ出したのも、実はそれが理由だ。

……けれども、結局はそれも中途半端で、
何だかんだ言いつつも、人との関りを求めてしまう。
本気で徹底的に他人との付き合いのを避けるならば、
人里離れた山奥に行けばいいのに。
――しかし、今回も出来なかった]

(320) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[彼女の何かを宿した瞳は綺麗で、それ以上に儚く感じられた。]

 そうじゃの。
 ゆっくりじゃよ…

[小さくそれだけを呟くように言うと、一瞬目を伏せた。

その一瞬だけで、まるで陽が大きく傾いたように思えた。]

(321) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー




――俺は……、


既に死んだも同然な人間なのに。

[呟きは声にならず、
空中に白い吐息となって、霧散した]

(322) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 20時半頃


【人】 元記者 ハインリヒ

― 現在 ―

[ほろ苦い想い出の中に浸っていた男は、その後、薬を呑み自室で仮眠をとっていた。
目覚めれば、窓から差し込む陽の光は橙色に移り変わっていた。
それに気が付いて、男は夜へと移行する空の色を窓越し、じっと見詰める。]

 ヤニ、吸ってこようか。

[のろりとベッドより起きあがると、向かうのは屋上でなく喫煙室。
それは、この時間、屋上に行くとエーリッヒに会う確率が高いと知っているから。]

 人として嫌いな訳じゃないんだが、
 どう反応してよいか悩むんよなぁ。

[己より随分若い姿で、それで居て己より随分年上というエーリッヒ。
どう反応してよいか……という1点において苦手としていた。
ポツリ呟きながら、ペタペタとスリッパの音を鳴らして、男は喫煙室へと。]

(323) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【独】 学生 リディ

/*
肺がんなのに煙草吸うなよー(笑)
アレ、一生吸いたくなくなるくらい辛いと叔父はゆってました。
治ったらまた吸ってるけど。

(-44) 2010/11/03(Wed) 20時半頃

【人】 学生 リディ

[部屋に戻るとまた顔を合わせないといけない。
少し憂鬱で戻る気が起こらないが、休憩室にいてもやることがあるわけでもない。
数日前に来た身では医者や看護士なども知らない顔ばかりだ。
ポケットを探ってみて出てきたものに苦笑する。]

やめたんだけどなぁ…。
ま、今更だよね。

[それを握りしめて喫煙室へと向かいます。]

(324) 2010/11/03(Wed) 21時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

―喫煙室―

[ウィィィンと煙を排出する機械の音が、微かに響く部屋。
今のところ、そこに居るのは男1人だけだったか。]

 げほっ……―――。

[噎せている訳でなく、息を吸えば、単純に肺に掛る負荷に咳が一つ出る。]

 ん?誰か来たか……――。

[それでも、肺を満たす感覚に勝るものはないというように、吸い進めていれば、視界の端に見えた人影に、男は灰青の瞳をあげた。]

(325) 2010/11/03(Wed) 21時頃

【人】 学生 リディ

-喫煙室-

お邪魔しまーす。

[明るい声で中へと声を掛け。
煙草を1本銜えてポケットを探り…。]

…やめた時に捨てたんだったよ。
ごめんなさい。
できたら火を貸してもらえないかなって思うんですけど。

(326) 2010/11/03(Wed) 21時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 お?

[入って来た少女に近い年齢の女に、目礼だけを向けた後、火を求められる。一瞬、やめたのに吸うのかい?と言いかけて留まったのは、此処(日向が丘第四療養所)だから。]

 嗚呼、ほら、よっと。

[ポケットを探ると、あまり飾り気のない使いこまれた銀のジッポーを求めた相手に投げる。ライターは綺麗な放物線を描き相手の手元へと。
よほどのことがなければ、上手くキャッチ出来ることだろう。]

(327) 2010/11/03(Wed) 21時半頃

【人】 学生 リディ

ありがとう。

[受け取って手慣れた仕草で火をつける。
ジッポーを返しながら]

年季の入ったライターですね。
オジサンも此処に入院してる人なの?

[煙草をふかしながら聞いてみました。]

(328) 2010/11/03(Wed) 21時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 いえいえ、どういたしまして。

[若いのに手慣れた手つきに、少し苦笑しながらライターを受け取る。]

 まぁ、吸いすぎで此処に入院してる位だからなぁ。

[2つの質問を1つの答えに押し込むと、改めて煙草をふかす女の顔を見る。]

 お嬢ちゃんは、リディ……であってるかな?

[元記者の性か。
入れ替わり来る患者の名前の仕入れは、密やかに早い。]

(329) 2010/11/03(Wed) 21時半頃

【人】 店員 ベッティ

―― 屋上 ――

 へっくしゅ!

[長いこと屋上に居た所為か、少し身体が冷えたようだった。]

 エーリッヒさんと、ユーディット?

[自分のいる金網の傍とは別の方にいる二人。
 ぶんぶん、と手を振って近づいた。]

(330) 2010/11/03(Wed) 21時半頃

【人】 学生 リディ

吸い過ぎで入院してるなら吸っちゃダメなんじゃない?
お医者さん、怒るでしょ。

[此処に居る段階で手遅れなのだというのがいまいち感覚としてわかっていないようだ。]

何で名前知ってるの…? わたし、そんなに有名だった?
珍しい症例だとは言ってたけど…。

[訝しげな目つきで問いかけます。]

(331) 2010/11/03(Wed) 21時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 手遅れだから、吸ってもいいのさ。

[声音はあくまで悲観的でなく。けれど、唇の端に、微かに苦みを乗せて、男はおどけた仕草を見せる。
若く、来たばかりの彼女には、そういう此処での阿吽は、まだなじめないのだなと思う。]

 そんな怪しいもん見る目でみなくとも。
 俺、嗚呼……ハインリヒっていう。
 おっさんは、此処に入院する前は記者だったんでね。
 耳聡く、そう言う情報、ひろっちまうだけさ。

[相手の眼差しに、ホールドアップのように両手を上げて、事の真相を明かす。]

(332) 2010/11/03(Wed) 22時頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[ぶんぶんと手を振った少女が向かってきた。]

 >>330ほほ、成程お嬢ちゃんだったかの。

[気持ちは静かに、手を上げ返した。]

(333) 2010/11/03(Wed) 22時頃

【人】 店員 ベッティ

[二人に近づけば、エーリッヒをまじまじと見つめ]

 ……また、なんだか、若くなってるみたい。

[それなりにこの病院に居て長い私は、
 エーリッヒの少し前の姿なら知っている。
 もう少し刻まれた皺が深く、もう少し張りのない肌だった。
 彼はその疾患を私に話したことはあっただろうか]

(334) 2010/11/03(Wed) 22時頃

【人】 学生 リディ

[さらりと言われて改めて此処はそういう場所なのだと実感する。]

そっか…。

[やや沈んだ声でそれだけを返し少しの間考え込むように黙って煙を吐き出していたが続いた言葉に興味の色を湛えて目を向けました。]

へえ…? 元記者さんなんだ、オジサン。
名前覚えておくよ。
何か面白い話があったら教えてほしいな。

でも、やっぱり… 今は違うんだね。
わたしも折角苦労して浪人して大学入ったのにさ。
健康診断だけして退学になっちゃったのよ。
せめて授業を受けたかったなあ。

(335) 2010/11/03(Wed) 22時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 あ~……―――。

[少し沈んだ女の声に、男は頭を掻く。
しまったな……と、態度には出すも、慰める言葉は見つからない。
誤魔化すように、煙草を吸う間に、相手が己の元職業に興味を示したことにほっとする。]

 面白い話か、そうだなぁ。

[記憶をさぐるように目を細めていれば、また慰める言葉に迷うような言葉が聴こえる。ぐしゃっと頭のひとつも撫でてやりたい気にはなったが、此処では出来ない。だから、その代わりに]

 そういや、こんな話があったなぁ。
 ある犯罪を犯した男の話なんだが……―――

[ふっと思い出したように、話を始める。]

(336) 2010/11/03(Wed) 22時頃

店員 ベッティは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 22時頃


召使い ユーディットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 22時頃


ベッティは、ユーディットにも一寸視線を向けた。

2010/11/03(Wed) 22時半頃


【人】 学生 リディ

何かあるの? あるの?

[わくわくした様子ですぐ傍まで寄ってくると次の言葉を待っている。]

へぇ… 事件の犯人なんだよねぇ…?
そんなことがあったんだ。
そういうのって新聞に載ったりとかもしないよね。

[内容に心底感心したような声をあげ、聞き入っている。]

でも、オジサン、本当に記者だったんだね。

(337) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[>>334ベッティは多分知っている。その病状は察知できるだろう。]

 そうだのう。この前あった時より5位は若いと思うぞ。

(338) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 その男が犯罪を犯した理由ってのが、
 健康診断で不治の病だと診断されたって話でな。
 どうせ死ぬなら~で、やけになっちまったと。
 で、捕まって、再検査した結果なんともなくてなぁ。

 オチが、同姓同名の人とカルテが反対になってたらしい。

[その話をした理由を、彼女がどう捉えるかはともかく。]

 本当にって、嘘だと思ってたのかよ。

[話終えての感想に、相変わらずの苦笑を零した。]

(339) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【人】 召使い ユーディット

―屋上―

…忙しないついでにひとつ。
ハロウィンパーティの計画、してるんですよ。

[穏やかに言葉を続ける。]

是非、ご参加くださいな。

[年齢を重ねた相手へ、
不思議な感覚と共に敬意を。
夕陽を映して、眸が赤みを増した。]

ベッティさん。
こんばんは…かしら。

[緩やかに、頭を下げる]

(340) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

ユーディットは、エーリッヒの言葉に、彼の方へ顔を向けた。

2010/11/03(Wed) 22時半頃


【人】 流れ者 ヴィリー

―現在―

……さて、俺はそろそろ帰らなくちゃ。
[空に広がりつつある夕焼の色を認めて、
膝の猫に声をかける。
2匹とも素直にどいてくれたので、
どっこいせと言いながら立ち上がった。

足が少し痺れている。
そのせいか、一歩踏み出した途端ふらついてしまった。
立ち止まってじんじんする太股に手の平を当てる]

……へくしっ。
[気付かない内に身体が冷えていたらしい。
急にくしゃみが出た。

風邪をひいたら困るなあと思いながら、
再びふらふらと歩き始める]

― →病棟

(341) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【人】 店員 ベッティ


 そうよね。
 この調子じゃ……いつか私より、若くなるのかな。

[今、私が齢19。そこから更に下がっていけば――
 想像がつかなかった。]

 エーリッヒさんは、……突っ込んだ話だけど
 どうなると、思う?

 本当は、七十幾つだったわよね。
 そこから今の見た目まで下がって、
 ―――それから更に若返ったらどうなると、思う?

(342) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【人】 学生 リディ

[何処かで聞いたような話に一瞬固まった。]

再検査する前は… そうなんじゃないかって思ったこともあったな…。
同姓同名の別人、か…。

[思うところはあったようです色々。]

え~。だって。
記者なんてさー、言ったもん勝ちっぽいところあるじゃない?
フリーの人だって多いし。
素人じゃ嘘か本当かの区別なんてつかないもん。

若くてピチピチの学生と騙して… とか良く週刊誌とか載ってるし。

(343) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

ベッティは、ユーディットにも改めて挨拶した。「うん、こんばんは」

2010/11/03(Wed) 22時半頃


【人】 元記者 ハインリヒ

 そりゃま、そうだけどな。
 万が一があったら勿体ないから、目の前にピチピチのが居ても、
 おっさんはそんなことしないから、安心するといい。

[先程の話にひっかけて、そんなことを言う。
万が一がないのは、己が良く知っているけれど。]

 嗚呼、そういえば、ハロウィンパーティーする予定なんだ。
 準備もあるから、明日になるんかな?
 嬢ちゃんも、良ければ参加してくれ。

[万が一がない証のように、こふっと一つ咳を吐いた後、ハロウィンの誘いを向けた。]

(344) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
はっ!今気づいた

片思いがいるのか……
うわあ、ちょっと惹かれる。
ブリジット様に片思いしたいw

(-45) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
だがしかし

あなたは鱗魚人を希望しています。

敢えてこれでいく。

(-46) 2010/11/03(Wed) 22時半頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[>>340ハロウィンパーティーに目を細め。]

 ほーう、そいつはいいな。私も是非参加させていただくよ。

[笑顔を返すと、小さくステップを踏んだ。]

(345) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[院内は基本的にバリアフリー。
エレベーター完備だし、段差は無いし、玄関もスロープがついている。
例外なのは屋上へつづく階段。
段に腰掛けるようにして這い上がる事は出来なくも無いけど、そこまで苦労する程のことでも無いし。]

あ、今日は暗くなる前に帰ってきたな?
えらい、えらい。

[ヴィリーを玄関先で出迎えて、小さな子を褒める様な言い草。
なんなら、頭くらいなでてやっても良いくらいだ。]

(346) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 小説家 ブリジット

― 病室 ―

[階段下での一騒動の後。目を覚ませば、そこは自分の病室。
 付き添っていた看護師は意識を取り戻したのを確認した後、二言三言、言葉をかけてから出て行った。]

 何時まで、持つのかしら――…。

[胸の上に静かに手を添えて。]

 何度、味わえばいいの、かしら。
 この苦しみ……。

[療養所のある丘の下、夕刻に相応しい色に染まった海が視界に入る。今は、潮の規則正しいうねりに従うように、鼓動も落ち着いてはいるけど。
 いつ潮騒のようにざわめくか分らない不安に、窓から視線を離し瞳を伏せた。]

(347) 2010/11/03(Wed) 23時頃

小説家 ブリジットは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 23時頃


【人】 学生 リディ

まあ、そうだよね。
オジサンは世間体もあるし大変だ。
学生は気楽だよ。

[勿論、万一のないことは良く分かっている。
普通とは違う危険な気配のする咳にほんの一瞬だけ瞳に違う色が浮かぶがすぐに転換された話題で消え去った。]

ハロウィン? そういえば、そういう時期だっけ。
お化けに化けるのかな。ちょっと面白そうだね。
どうせ部屋に居ても退屈だもん。
喜んで参加するよ。

[参加できる体調だったら、と口の中だけで呟いておきます。]

(348) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 店員 ベッティ

 ハロウィン?

[ふと気付いたようにユーディットに問いかける]

 ハロウィンってあの、仮装したり、お菓子配る、あのハロウィン?
 お祭りみたいな―――

[言葉に詰まった。
 もしそれが、出来るなら、どんなに嬉しい、か。
 私は基本的にお祭りごとに縁遠い生活をしていた。
 いや、正確には、お祭りごとに乗っている状況ではなかった]

(349) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 おう。仮装出来るものも
 ちょっとは用意して貰えるんじゃないかね?
 是非、参加してくれ。
 菓子もいっぱい用意したしな。

[下手をすれば、娘ともいえるような年齢の相手の応えに、吐息を零すようにふっと微笑む姿は、年相応なものだろう。]

 しかし、するのはいいが。
 今日にするか、明日にするか決めてなかったなぁ。
 どっちがいいんだろ。

[すると決めた場に在った3人の顔を思い浮かべる。
各々の状況を知るべきか?と思えば、男は煙草の火を灰皿でもみ消すのだった。]

(350) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

― →玄関

……っ?!
[ゼルギウスに出迎えられる>>346とは思っていなかったので、
声をかけられて不覚にも、飛び上がりそうになった。

基本的にぼんやりというか、
たまにぼーっと魂が飛んでいる事があるから]

ええ、まあ。
その……ただいま。
[何が”まあ”なのか、自分でも不明だが。
頬を少し染めつつ、頭をかいた。
ついでに、謎の言い訳めいた事を口にする]

えっと、ハロウィンパーティーの準備もしなくちゃですし。
あまり遅くなるのもあれかなーと思いまして。

あれ、”いたずらするなら、お菓子を寄越せ!”でしたっけ?
[うろ覚えの阿呆な台詞が続いた]

(351) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

[ナースステーションへ戻る看護師が持っていた空のアンプル。
それに書かれた名前を見て、少し眉を潜めた。

特徴的な処方は大体の容体を連想させるから、
なるべくなら、普段はあまり見たいものではなかった。

持ちこたえてくれてるならいいのだけど。]

(352) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 学生 リディ

お菓子をもらうにはお化けにならないといけないね。
期待してるー。

[とりあえずは、後ろ向きなことは忘れようと思ったらしい。
楽しげに微笑んで。]

今日だと準備する時間もあんまりないね?
それは確認してもらいたいところかな。

(353) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 召使い ユーディット

―屋上―
[ベッティへ笑みを向けたが、
そのあとこん、とひとつ咳。]

はい、是非。
エーリッヒさんには若い方たちばかり、かしら。

[どう表現するのが適切だろうか。
結局はそのまま伝えた。
それから改めてベッティへ向き直り]

ベッティさん、
ハロウィンのパーティ、やろうと思ってるんです。
それで、許可が降りれば、ベースを聞かせていただければ、と思って…

(354) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【独】 流れ者 ヴィリー

/*
封印しようかも思いましたが。

ゼルギウス>>120おかしをやるから、いたずらさせろ…だっけ?
に対応する? 言葉>>351

御本人が声をかけたので、我慢出来ずに言ってしまいました(照)

(-47) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

いや、「お菓子もらうより、イタズラされたい」だったかも。

[もう、なにがなにやら。]

とりあえず、いこーぜ?
[両手でがらごろ車椅子転がした。]

(355) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 まあ、多分明日だと思うだけどな。

[愉しげな様子に、ふっと眼を細めた。
今日か、明日か、此処でなければ案外大したことのないことなのかもしれないが。1日ずれただけで出られない人があることを男は知っている。

自分も明日、こうして起き上がれるか、判らないけれど。
それは表面には出さずに]

 それじゃ、ちょっくら進行を確かめてきますかね。

[ひらり、手を振るとその場を後にした。]

(356) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 店員 ベッティ

 ベースを…?

[驚いた。ユーディットに鸚鵡返しになったあとで
 私の顔には喜色が滲んでいただろう]

 勿論、その……喜んで!

 本当はギターやボーカルがいればもっといいんだけど
 ベースだけでも、それなりに聞けるものは、出来ると思うし。

 うん。許可が下りればいいな。

(357) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 隠居 エーリッヒ

[>>342うーむと少し唸ると、一つ二つ頭を自分で小突いて、考える仕草をした。]

 まあ、理論上は私の存在が消え失せるのだろうな。

 しかし、恐らく私の存在が無くなる前に、胎児かはたまた精子か、自立出来ない肉体になれば、その時点で死を迎えるだろうね。

(358) 2010/11/03(Wed) 23時頃

【人】 店員 ベッティ

[エーリッヒの言葉に考える>>358]

 理論上は、そう、なる、のね。
 そうよね。

 ……。

 病気って怖い――

[とても今更だと思うけど。当たり前のことだけど。
 そう、ぽつりとこぼさずには居られなかった。]

(359) 2010/11/03(Wed) 23時頃

ハインリヒは、ゼルギウスとヴィリーと出会えたりするだろうか?

2010/11/03(Wed) 23時頃


【人】 学生 リディ

いってらっしゃい。

[ひらひらと手を振って。暫くの間、煙をふかしています。]

(360) 2010/11/03(Wed) 23時頃

学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/03(Wed) 23時半頃


【人】 隠居 エーリッヒ

 一つ悲しいのは、自然の摂理に則った死にならないことだの…。

[続く言葉…役目を終えた体で往生すると思ったよ…は、彼らを感じ、言うのをやめた。]

>>354そうじゃの。表現が難しいのう。まあ私も若返った気分で参加させてもらうよ。

[表現に疑問符を浮かべたユーディットにふふと小さく笑みを見せつつ。]

(361) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 召使い ユーディット

―屋上―

[ベッティが喜色の表情を浮かべるのを見て、
それはそれは嬉しそうに。]

はい、パーティなら、
きっと大丈夫だと思うんです。

ギター、はわかりませんが
誰か歌えるの、かしら……

[うーん、と悩む、それは楽しい悩みだ。]

ベースだけでもよいのですね、
楽しみです。

[両手を体の前で合わせ、
にっこりとした。]

(362) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

はー、いろんな説(?)があるんスねぇ。
[どこまでも生真面目にコメントする。
本当の台詞から脱線して、
何がなにやら状態になっているのには気付いてない]

[ゼルギウスの提案>>355に頷き、
車椅子の後ろに続いた]

はい、行きましょう。

(363) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
誰のところに向かおうかしらん

<<エルザ>>はどう?

(-48) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 召使い ユーディット

[病。
不思議な病を患うものも多い。
消えてしまう、のはどんな心地か。
気遣わしげに見て、
ひとのことは謂えぬと目を伏せた。
若い姿で、若返ったつもりで、というのはどんなにか―――]

ええ、ぜひそうなさってくださいな。
素敵な一日になりますよう。

[そっとストールを握り、]

―――さ、そろそろ冷えてきますから、
戻りましょうか…?

(364) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 店員 ベッティ

 自然の摂理――…うぅん。
 うん。

[上手く言葉に出来なかった。
 ただ、エーリッヒに滲む悲しさをそれとなく察する。

 怖いんじゃないか、と思う。
 日に日に若返る、それは、今はまだいい。
 だが、20から15になり、10になり、5になる。
 次第に幼くなっていく脳や身体に彼は何を思うだろう。]

 でもエーリッヒさんは、エーリッヒさんらしくいてね。

[そう言葉を掛けるのが精一杯だった。
 それも彼に取っては難しい、振りだったかもしれないが。]

(365) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
もう、エルザはいいですorz
勘弁してぇ――…。

これは引きこもりプレイをしろとの啓示?

(-49) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 ホステス レナーテ

― 病室(個室) ―

[看護士の話をそのまま信じるとすれば…。
 自分はなんて愚かしいのだろうと思う。

 毎日、記憶がなくなるなどということは、
 毎日……。]

 ああ……

[恥ずかしくなって、部屋を出ることができない。]

(366) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 店員 ベッティ

 伴奏するからさ、皆が知ってる曲、皆で歌おうよ。

[ね、と軽く笑ってユーディットに提案する。
 きっと愉しいだろう。それは、とても。
 想像するだけでわくわくする。

 私にとっては、そんな風なお祭りごとは本当に――愛しくて。]

 ん。そうだね、寒くなってきたし、私も戻ろう。

[自身の身体を抱いて、今一度、緋色から薄闇に変わる空を見た]

(367) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
レナーテやベッティとも絡みたいたい、な。
男子組にも、エーリッヒ以外接触していないし。

(-50) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 おう、ゼルギウスにヴィリー。
 ゼルギウスは、カボチャに顔彫るんだっけか?
 進んでるか?

[喫煙室を後にした男は、丁度外より戻ってきた男と、それを迎えた車いすの男とかち合う。
片手をあげて、ハロウィンパーティーの準備の進行度を尋ねた。]

(368) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 召使い ユーディット

みんなで、歌う…
ええ…、とっても素敵です。

うまく歌えるかしら…。

[頬に手を当てて、
考える仕草にも弾む心地がにじむ。

夕焼けの下、海も色づいた。
皆が戻るというなら、連れだって中へと。]

(369) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 流れ者 ヴィリー

どうも、ハインリヒさん。
[片手をあげて迎えてくれたハインリヒ>>368へ、
会えてちょうど良かったと返事をした]

さっき公園まで行きましたが、
猫があつまっているだけで、
特に何もなかったですよ。
一体どうしたんでしょうかね。

…で、ゼルギウスさんがかぼちゃ係ですか。
これは本格的ですね。

(370) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【削除】 店員 ベッティ

 気をつけてね、階段。

[ユーディットに手を差し出し、取って貰えるなら繋いで降りる]

 お爺ちゃんはその身体だから心配しないけど。

[冗談に出来る程度に。
 病を本気で受け入れたら、それは、重すぎる。
 だから時として、こうして笑うことも必要だ]

2010/11/03(Wed) 23時半頃

【人】 "元"薬剤師 ゼルギウス

おぅ、ちっちゃいのだけどそれ用のカボチャ何個か用意してもらったからやってたとこー。

[休憩室の隅のテーブルはあれこれ散らかしっぱなしだ。]

あとはさ、折り紙とか飾り付けのモールなんかはあっちの倉庫にあるってさ。

(371) 2010/11/03(Wed) 23時半頃

【独】 店員 ベッティ

/*
あああ削除残るのね。恥ずかしいw
ふつーに手を差し出してしまったw
結構この村の触れてはいけないローカルルールが頭から抜けることがある(^q^)

(-51) 2010/11/04(Thu) 00時頃

学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/04(Thu) 00時頃


【人】 店員 ベッティ

 気をつけてね、階段。

[ユーディットに自然と手を差し出そうとして
 ふと気づく。此処では触れることはご法度だった。
 少し曖昧な笑みで濁して、行き場を失った手を、空いた一方の手で握る]

 お爺ちゃんはその身体だから心配しないけど。

[冗談に出来る程度に。
 病を本気で受け入れたら、それは、重すぎる。
 だから時として、こうして笑うことも必要だ]

(372) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 元記者 ハインリヒ

 嗚呼、ヴィリーは、外見に行ったのか。
 そうか……どうしたんだろうなぁ。

 急に寒くなってきたから、その所為かね?

[ヴィリーの言葉に、少しだけ首を捻って見せる。
男もヴィリーと同じく、猫語が判るわけでもなく。
また、ウェンデルが1つの小さな命を屠ったことも知らない。]

 ヴィリーも、カボチャ係になるかい?
 ゼルギウスがやってたところ、
 ってことは終わってないってことだろう。

[だから、さらりと猫が騒いでいた件は流して、ハロウィンの話題を振り]

 ま、やっぱ、諸々考えると開催は明日かな。

[ゼルギウスの言葉に頷いて、そう結論を出した。]

(373) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【独】 小説家 ブリジット

/*
そろそろ、開始?

(-52) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 召使い ユーディット

あ。
……ありがとうございます。

[緩やかに、片手を胸の前で握る。
どちらも、曖昧に濁して。]

……ああ、そうだ、
ちょっとした仮装の衣装も貸してもらえるみたい。
付け耳とか、マントとか…

[ハロウィンに話題を移して、
ベッティがエーリッヒに声を掛けるのには
まだまだお若いですからね、と軽く続けた。]

(374) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【削除】 流れ者 ヴィリー

[ハインリヒと同様にウェンデルの話は知らないが、
振られたハロウィンの話題>>373に即乗った]

折り紙でわっかの飾り……イカリング繋げたみたいなの?
あれ作ってもいいですし。

明日開催なら、余裕で準備出来そうですね。

2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 流れ者 ヴィリー

いいですよ。
俺、こう見えても結構図工とか得意だったんで。

[ハインリヒと同様にウェンデルの話は知らないが、
振られたハロウィンの話題>>373に即乗った]

折り紙でわっかの飾り……イカリング繋げたみたいなの?
あれ作ってもいいですし。

明日開催なら、余裕で準備出来そうですね。

(375) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 学生 リディ

[ポケットに入れっぱなしだった煙草はすぐに空っぽになってしまいました。]

わたし、こんなにヘビーだったっけ。
久しぶりに吸うから…? 何か物足りないな。

[もらおうにも喫煙室には人の姿はない。]

休憩室には売ってたっけか。

[病院内に煙草を売ってるかは結構微妙だが、此処にこれ以上居ても仕方がない。
とりあえず休憩室へ向かってみることにした。]

(376) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 店員 ベッティ

 へえ、付け耳かー。

[じぃ、とユーディットを見つめ]

 猫耳とか似合いそう。

[くすりと笑みを浮かべる。]

 エーリッヒさんはドラキュラかな。
 うん、想像しただけてわくわくしてくる。

[そんな話をしながら階下へ。
 院内は空調がきいていて、ふわり暖かい]

(377) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【独】 店員 ベッティ

/*
リディィィィィィ

やめてたけど末期だからもう吸ってしまう、のパターンだよね。
読み違えてなければ。

いいなあ……

(-53) 2010/11/04(Thu) 00時頃

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。

2010/11/04(Thu) 00時頃


村の設定が変更されました。


学生 リディは、メモを貼った。

2010/11/04(Thu) 00時頃


流れ者 ヴィリーは、メモを貼った。

2010/11/04(Thu) 00時頃


【人】 元記者 ハインリヒ

 へぇ、じゃあ、カボチャは任そうかね。
 イカリングもどきは、俺でも作れるしなぁ。

[ヴィリーのイカリング発言に、ぷっと吹き出しながら相槌を打ち]

 ま、じゃあ、明日開催で。
 俺は、ユーディット嬢ちゃんとウェンデル少年に伝えてくるか。

[一応、主催と思ってる残り2人の名を出した。]

(378) 2010/11/04(Thu) 00時頃

元記者 ハインリヒは、メモを貼った。

2010/11/04(Thu) 00時頃


【人】 召使い ユーディット

……?

[きょとりと一つ目を瞬かせる。
付け耳、と小首を傾げて]

え、え。いえ、私はそんな。
ベッティさん、魔女のとんがり帽子とか
お似合いになりそうでは?

[魔女っこの格好で、ベース。
何だかかっこいい、とひとり頷く。]

ドラキュラ、すてきですね。
マントを翻すのかしら。

[下へ降りていくに従い暖かくなる。
ひとのこえも聞こえてきた。
ふと、何処かで猫の鳴き声がして、
埋葬した猫と、血を流した少年を、思った。]

(379) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 小説家 ブリジット

 ハロウィンの準備……。
 すこしだけど、しなくちゃ。

[病症の急変によっては参加できないかもしれないけど。
 暗い海に意識が沈み込みそうだったので。
 今は、少しでも明るい方へと向かいたいと考えて。]

 時間は、……大丈夫よね。

[身体を冷やさないようにカーディガンを纏い、売店へと向かった。]

(380) 2010/11/04(Thu) 00時頃

【人】 学生 リディ

―休憩室―
[入ってすぐに自販機のところまでやってくる。
煙草の販売機は見当たりませんでした。]

…ないし。
半年ぶりだってのにこの仕打ちはあんまりだと思うな。

[溜息をついてベンチへと倒れこむように座ります。]

(381) 2010/11/04(Thu) 00時頃

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生存者
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ヴィリー
2回
エーリッヒ
2回
リディ
0回

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エルザ
0回 (2d)
レナーテ
1回 (3d)
ウェンデル
0回 (4d)
ブリジット
0回 (4d)
ユーディット
14回 (5d)

処刑者 (3人)

ゼルギウス
0回 (3d)
ベッティ
0回 (4d)
ハインリヒ
11回 (5d)

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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